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三好始 参議院議員
「質問主意書」(全期間)

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質問主意書歴代TOP100(参)
68位

1期TOP10
7位
2期TOP5
4位

このページでは、三好始参議院議員が提出した質問主意書に関する情報をまとめています。質問主意書の提出数、質問主意書の件名、質問と政府からの答弁の冒頭部分を一覧にしています。質問と答弁については参議院ウェブサイトの本文に飛ぶことができます。

ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/16

質問主意書提出本数(参議院)

在籍期
提出数
順位



1期(1947/04/20〜)
20本
7位
TOP10

2期(1950/06/04〜)
2本
4位
TOP5



参議院在籍時通算
22本
68位
TOP100


質問主意書・政府答弁書一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

学制改革並びに教員優遇に関する質問主意書

第1回国会 参議院 質問主意書 第5号(1947/07/05提出、1期)
質問内容
既に発足した学制改革は未だその全貌が明らかでないため、各方面に混乱と支障を生じているので、特に左の諸点につき政府の計画を明らかにしていただきたい。
一、六・三・三制に於ける高等学校の性格と経営方法。特に
1.フルタイムとパートタイムの各高等学校の設立並びに経営上の相異点。
2.パートタイムの高等学校の内容を充実し、有名無実に終らしめないための具体的計画。
二、教員養成機関を如何にするかにつ…
答弁内容
現在学制改革は諸般の事情から、未だその具体的な全貌を発表する域に至らないため、各方面に混乱と支障を生じているので、政府は速かに具体的計画を発表して社会不安を解消したいと考えているが、御質問の点については概ね次の通りである。
一 新制高等学校の性格については、従来の高等学校とは全然その性格を異にしているのであつて新制中学校を卒業した一般大衆青年に高等普通教育及専門教育を施して一般教養を高めると共に…

農業技術指導に関する質問主意書

第1回国会 参議院 質問主意書 第38号(1947/08/18提出、1期)
質問内容
農家に対する直接の農業技術指導に関し、現行制度並にその運用の現実については各種の批判があり得るが、農業技術の現状を考えるとき、技術指導機構の確立、合理化は農業生産力を高める上に必要であると考えられる。これは恒久的な問題としての農業生産の合理化のためだけでなく、緊急的な食糧対策にも至大のつながりを持つものと言える。
そこで特に左の諸点につき質問する。
一、現在、農家に対する直接の技術指導は専ら農…
答弁内容
一、農業会が解散され農業協同組合が設立された場合における農業会技術員に代る技術指導方式については、目下連合軍最高司令部の助言を受けて立案中であるが当局としては昭和二十年以降設置して来た農業技術指導農場を充実し末端における農業技術の指導普及機関とする方針である。
尚現在の農業技術員の活用方法については、技術員中適格者は指導農場の陣容拡充に伴う技術員に、又近く農業生産調整法案が議会に上程可決された場…

供出制度の理論的立場に関する質問主意書

第1回国会 参議院 質問主意書 第79号(1947/09/30提出、1期)
質問内容
過去に於ける食糧供出制度は、既に成立した食糧需給関係を基礎として、如何にして生産された食糧をより多く政府管理下に置くかの、いわば対策的性格を持ち、再生産を重視する創設性に乏しかつたことは否定し得ない。過去の供出制度の欠陥は正に生産増加に対する創設的意図を充分織込み得なかつた点にあつたとみてよい。しかもかかる欠陥は生産増加の障害たりしのみでなく、供出確保の上にも失敗を繰返さざるを得なかつたのである。…
答弁内容
一 実収主義と責任主義について
(1) 従来政府は、国内食糧の公平なる分配を最高度に実現せしめんがため、食糧の生産者たる農民も自家保有量を除くすべての食糧を供出する責務を負担せしめる建前をとり所謂実収主義を採用した。但しこの場合における「実収」とは、供出割当がなるべく早く割当てねばならぬという必要性から、むしろ最終予想収穫高の意であり、従つて供出割当量はその最終予想収穫高から一定の農家保有量を差…

米価決定におけるパリティ計算に関する質問主意書

第1回国会 参議院 質問主意書 第91号(1947/10/14提出、1期)
質問内容
本年産米価はパリテイ計算で決められることになつているが、現下の米価問題の重点は、米価をパリテイ計算で決めるか、生産費計算で決めるかにあるのではない。パリテイ計算における農家買入れ品目の数や、そのウエイトのつけ方にあるのでもない。むしろ、供出制に伴う米価の固定性−くわしく言えば一定期間内に一定米価で供出すること−が、インフレ昂進の経済状態の下において、農家経済に与える影響にあると考えてよい。
「パ…
答弁内容
一 物価体系の一構成要素として米価に将来における他物価の値上りを見込むことは、将来に生ずる物価騰貴を現在に招来することであつて、インフレを助長するものであるから、現在の物価水準に基いて米価を決定せねばならない。
二 昭和二十二年産米価は、今次一般物価体系の一部として決定されるものであるが、この体系は一定の方針の下に、七月以来累次決定されて、今日は既にその全体系が略々確立出来たとみられる。
今般…

農産物供出理論の適用に関する質問主意書

第1回国会 参議院 質問主意書 第92号(1947/10/14提出、1期)
質問内容
供出制度の理論的立場に関する質問主意書(質問第七十九号)に対する内閣参甲第九一号の答弁に対し、主として末端割当に関して再質問したい。
一、供出制度における実収主義が厳密な意味では予想収穫高から農家保有量を差引いて供出量が決定される方式になることは技術的に当然といえる。従つて誤差の補正も必要となる。ところが現実的に問題なのは、実収主義による割当が末端に於て貫かれていたかどうかである。即ち、耕地面積…
答弁内容
一 従来の実収主義に基く供出割当が、末端において往々にして政府の意図に反し、耕地面積の多い農家の過剰保有を可能ならしめるような形において決定され、従つてこのような割当を基礎とする超過供出報償制が、やゝもすれば富農的な性格を帯びていたことは否定できない。しかしながら、このような不公正な供出割当を排除しようとするならば、それは単に政府当局者の努力のみによつては、期しうべくもないのであつて、むしろ耕作農…

パリティ計算による米価決定に関する質問主意書

第1回国会 参議院 質問主意書 第108号(1947/10/31提出、1期)
質問内容
質問第九十一号「米価決定におけるパリテイ計算に関する質問主意書」に対する政府の答弁(内閣参甲第一〇八号)は極めて明瞭な趣旨の質問に答えず、且見当外れの答弁をしている部分もあつて、政府の態度を甚だ遺憾とするものである。特に左の二点につき重ねて質問致したい。
一、質問第九十一号における質問の第一点は、昭和二十一年産米価がパリテイ計算によつて五百五十円と決定されたが、計算当時採用した農家購入品目の値上…
答弁内容
一、昨年産米及び本年産麦類の価格決定のときのパリテイ方式は尚慎重研究を要する点があつたので関係方面の意嚮もあり之が公表を見合せているものであつて之を基礎にして指数を算出することは差控えたいと考えるが計算当時後諸物資は相当値上りしているので、其の指数も相当高くなつていることは想像に難くない。
二、一定時点に於て決定せられた米価が其後の物価騰貴によつて如何に調整せられるかの問題は結局国民経済全般の状…

食糧価格のパリティ計算方式に関する質問主意書

第1回国会 参議院 質問主意書 第117号(1947/11/11提出、1期)
質問内容
単一公定価格制による農産物の価格統制は、今後相当継続されるものと考えられる。従つて、理論的に妥当な価格を設定し、一面において消費者の負担を適正にすると共に、他面において農家経済及び農業再生産に支障を来さないための考慮を必要とする。
そこで、昨年より採られているパリテイ計算方式を今後も農産物価格決定の方針として継続するとすれば、上述の立場殊に農家経済及び農業再生産への考慮の点において疑義があるから…
答弁内容
二十二年産米の価格決定に際し採られたパリテイ計算の方式は農家の購入する農業経営用品及家計用品の価格と均衡のとれた米価を求め、これによつて農業再生産を確保しようとするものであつて、ひろく一般工業生産物と農産物との価格の均衡を図らうとするものではないのであるから、御説のようにパリテイ計算では生産費は償われないということにはならないと考える。
現実の米価率は経済上、社会上種々の条件により必ずしも御説の…

食糧価格のパリティ計算方式に関する質問主意書

第1回国会 参議院 質問主意書 第128号(1947/11/21提出、1期)
質問内容
質問第百十七号「食糧価格のパリテイ計算方式に関する質問主意書」は、二十二年産米の価格決定に際してとられたパリテイ計算そのものを問題にしての質問ではない。かかる計算方式が将来長期に亘つて継続される場合、農産物価格と工業生産物価格の人為的並行化が、合理的なりや否やの理論的問題なのである。然るに内閣参甲第一三〇号の答弁において、政府は自らとつた政策を弁明せんとするに急にして、質問の意図を正しく判断せられ…
答弁内容
(一) パリテイ方式の基本概念として一定時に於ける農業生産形態及び農業生活形態を前提としていることは否めないが現実にパリテイ計算を行うに当つてはなし得る限り最近年次の農家経済の実情を反映せしめる様に努めている次第である。
(二) 現実の米価率についてのべたのであつて理論的意味に於ける米価率が漸増の傾向にあることを否定したのではない。
(三) 現実の物の価格は各般の社会的経済的事情に左右せられる…

主要食糧の供出価格と配給価格の差額等に関する質問主意書

第5回国会 参議院 質問主意書 第1号(1949/02/11提出、1期)
質問内容
主要食糧の生産者供出価格と消費者に対する配給価格の差額並にその差額の計数的根拠について御尋ねする。
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著作権
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ご意見・ご質問
All rights reserved. Copyright(c) , House of Councillors, The National Diet of Japan
答弁内容
現行主要食糧の消費者価格は、米麦、甘藷等の生産者価格を基として、その各々に超過供出特別価格の増嵩分、保管料、運送賃、加工賃等の政府諸経費、早期供出奨励金、配給諸経費等を加算して、精米、精麦、小麦粉、甘藷等のそれぞれのコストを算定し(別表(二)乃至(四)参照)更に別紙(一)の通り、新米及び甘藷を新価格決定前に旧価格で配給したことによつて政府に生じた欠損額等も織込んで、各品目間に適当な価格比を保つ様に…

農林水産物の輸出入情況に関する質問主意書

第5回国会 参議院 質問主意書 第2号(1949/02/11提出、1期)
質問内容
日本農業の将来を展望するとき、農林水産物の貿易振興に期待するところが極めて大きい。今日の貿易は通常の情態にあるとは認められないが、将来を予想する有力な材料たることは勿論である。
そこで最近における農林水産物の輸出入状況に関し左の諸点をお尋ねする。
一、農林水産物の品目別輸出入情況
二、主要輸出農林水産物の外国における需要情況並びに将来における伸縮性についての見解
三、農林水産物の品目別為替…
答弁内容
農林水産物の品目別輸入状況
一、主要食糧
輸入穀類の中で最も入荷の多いのは小麦で、輸入総量の半分以上を占めている。今後は欧州向輸出増大とアメリカ西海岸出廻り減で多少減少するかも知れない。小麦粉は小麦に次いでいる。玉蜀黍は昨年度米国の飼料用作物の不作が原因し、余り輸入せられなかつたが、今年は六月までに相当量の輸入が実現する見込である。
その他大豆粉、豆類、サゴ澱粉等が南方より入荷している。

輸入食糧価格等に関する質問主意書

第5回国会 参議院 質問主意書 第52号(1949/04/08提出、1期)
質問内容
敗戦に伴い、食糧の自給力を著しく弱化した我が国にとつて、食糧輸入をめぐる経済関係は、国民経済上の大問題として、今後長く国民経済を規制する一大要素となつた。豊富なる食糧を安価に輸入し得ることは、一面望ましいことでもあり、他面農業恐慌を招来するものとして農村の脅威でもある。殊に輸入食糧の価格がもつ経済的影響力は重大である。
右に関し、最近の実情について左の諸点を質問し、詳細なる数字的答弁を希望する。…
答弁内容
一、輸入食糧の各生産地における価格(単位一ブツシエに当り)
(1)

(2) ドル建輸入価格を三三〇円の比率で換算した円単価(単位一屯当り)
小     麦
三三、八二五円
CIF価一〇二、五として算出した
玉  蜀  黍
二六、〇七〇〃

七九、〇〃

五二、八〇〇〃

一六〇、〇〃
二、従来の輸入レート及び単価(単位一屯当り)
従来の輸入レート
単  …

農家の麹共同製造場許可に関する質問主意書

第5回国会 参議院 質問主意書 第53号(1949/04/08提出、1期)
質問内容
農家が昔からの生活慣習として、祭等の際に甘酒を製造し、或いは、味噌、醤油等を多く自給して来たことは、農民経済の必然の情態であつたと言える。然してこれらの原料としての麹は、麹製造業者に製造を依託する場合と、自家製造する場合とがあつたが、近時協同組合活動発展の気運に伴い、共同製造場設置の傾向が強くなりつつある。
然るに、自家製麹には制限を設けないに拘らず、これを合理化するものとしての麹共同製造場の許…
答弁内容
農家の麹製造に関しては、現在政府は農民が都道府県知事の定める数量の範囲内で、その保有主食の中から米麦等を麹の自家製造又は製造業者に対する委託製造の目的で使用することを認めている。
米を原料とするものの製造は、それは酒類密造の具に供せられる虞が充分あるので、慎重を期し、目下のところ何人に対しても、新規に免許を附与しない方針を採つている。
又米以外の原料を使用するものについては、法定の要件を具備し…

農家の麹共同製造場許可に関する質問主意書

第5回国会 参議院 質問主意書 第87号(1949/05/10提出、1期)
質問内容
質問第五十三号「農家の麹共同製造場許可に関する質問主意書」に対する政府答弁は問題の焦点が外れているので重ねて次の点を明らかにせられんことを要求する。
一、農家の自家製麹を認めながら、それを合理化するものとしての農業協同組合等による共同製麹に何故免許を与え得ないのか。この場合の共同製造場の免許は実質的には自家製麹が共同製麹に移行するものであり、部分的に製造業者に依託していたものが共同製造場に移行す…
答弁内容
一 農業協同組合等による共同製麹に対する御説は御尤と考える。ただ然しながら、御承知の通り、最近における酒類密造の弊は殊に由々しいものがあり、麹が密造酒の根源である実情に顧み、少くとも新規の免許は原則として与えないこととしているものも亦止む得ないところと了解され度いのである。
農家の麹共同製造については、協同組合等における味噌、醤油の共同製造場において使用する麹の製造免許については、特別にこれを附…

食糧輸入情況に関する質問主意書

第6回国会 参議院 質問主意書 第1号(1949/10/25提出、1期)
質問内容
食糧輸入をめぐる経済関係が国民経済上の重大問題であることはいうまでもない。これに関し、終戦後最近までの実情について、左の諸点を質問し、詳細なる数字的答弁を希望する。
一、終戦以来最近までの各年度における品目別並びに産地別食糧輸入数量
二、終戦以来最近までの各年度における食糧輸入金額の全輸入金額に対する割合
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ご意見・ご質問
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答弁内容
一、終戦以来最近までの各年度に於ける品目別並びに産地別食糧輸入数量輸入食糧買入数量(トン)
品   目
主なる産地(国)
二〇、一一−二一、三
二一、四−二二、三
二二、四−二三、三
二三、四−二四、三
合  計

アメリカ、シヤム
一五、七〇八
一六、四二一
三、二五六
四三、一三二
七八、五一七
小   麦
アメリカ
オーストラリヤ
八、一五四
五九八、…

行政機関職員定員法の運用に関する質問主意書

第6回国会 参議院 質問主意書 第2号(1949/10/25提出、1期)
質問内容
行政機関職員定員法は第五国会の中心問題として、激しい論争と対立の中に成立し、政府は同法に基く人員整理が終了したことを発表している。
しかるに、最近の実人員は、理解し難い情況にあると認められるのである。例えば食糧庁の定員は二九、二〇二人であるのに対して、十月一日現在の実人員は三五、三三五人となつており、その差は臨時職員並に他の部局よりの応援でまかなわれている情況であると聞いている。
臨時職員等が…
答弁内容
一、臨時職員の制度は本年六月一日に廃止されているから、質問は定員法第一条においてその適用を除外されている二箇月以内の期間を定めて雇傭される者及び非常勤職員を指すものと考えられる。
二、これらの職員は主として労務者の範ちゆうに属するから定員の制度はなく、予算上給与の年間総額について制約を受けるのみである。しかもその経理は各省庁の地方支分部局が取扱つている関係上適確な実数を早急に把握することは極めて…

新集荷制度の実施に伴う食糧事務所の事務の実情に関する質問主意書

第6回国会 参議院 質問主意書 第6号(1949/10/26提出、1期)
質問内容
昨日来、主要食糧の新集荷制度が実施せられ、各市町村の現地で食糧検査官による供出代金の支払証票発行が行われているが、支払に誤りが多く、これに関して、過般会計検査院は内閣の委嘱に基き、検査を実施したと聞くのである。
供出代金の支払に誤りが多いことは、会計上は勿論、農家の立場からも看過できない重大問題であつて、私はこれに関し、次の諸点を明らかにせられるよう要求する。
一、新集荷制度による支払証票発行…
答弁内容
一、新集荷制度による支払証票発行業務の実施並びに従前の支払方法との比較
各市町村の食糧検査官は、生産者から主要食糧の売渡の申込を受けたときは主要食糧検査令による検査をした後、これを買入れると共に遅滞なく主要食糧買入代金支払証票を発行してこれを生産者に交付するのでありますが、支払証票は原則として各生産者別、買入食糧の種類別に発行交付しなければならないので、毎日の発行枚数も相当多数になり又支払証票の…

新集荷制度実施に伴う食糧事務所の事務の実情に関する質問主意書

第6回国会 参議院 質問主意書 第22号(1949/11/17提出、1期)
質問内容
本件に関し、さきに質問第六号に対する答弁書を受領したが、重ねて左の諸点を明らかにせられたい。
一 前回の質問に対する答弁書によると、新集荷制度による支払証票発行業務は、発行枚数が多数であり、生産者に交付される以前にこれが正否を検討して過誤を防止するための他の機関がなく、食糧検査官はその発行について特に慎重を期する必要があるとのことである。ところが、支払証票の金額計算及び記載は、集荷業者又は農協に…
答弁内容
一、支払証票発行の業務は迅速且つ正確に行わねばならないのであるが食糧検査官は、さきに答弁せるごとく、人員の不足により的確に支払証票の事務をなすことができないのみならず、検査官は殆んど技術者であるため、一部に経理事務は不慣れ等の理由から、支払証票の金額計算並にその他記載は指定集荷業者に行わしめ、支払証票発行に当り検討することとなつているが、時期的には的確なる過誤の発見にいたらないものもあり、遺憾なが…

国家公務員法附則第九条による試験に関する質問主意書

第7回国会 参議院 質問主意書 第15号(1950/01/19提出、1期)
質問内容
国家公務員法附則第九条に基いて一月十五日行われた公開競争試験は、わが国官吏制度上画期的な方式を示すものであるが、その試験結果の重要性にかんがみ、左記諸点を明らかにせられんことを要求する。
一、右試験の出題並びに解答方法は、課題に対する解答を、示された解答案中から選出する形式をとつているが、客観的な唯一の正解があり得るかどうか疑問に考えられる。課題によつては主観的にのみ解答し得るものがあり、従つて…
答弁内容
一、一月十五日に行われた一般行政の試験については、人事院としては、色々の資料及び経験等に基いて客観的に正当と認められる唯一の解答を用意しております。
人事院においては問題の解答の客観性を更に確実にするため試験の採点を行う外各問題の解答の分布状態を客観的に差別が現れている基準と照合してその問題の適否を判定します。
その際解答の分布の状態によつては、充分検討の上更に正答を加えるとか或は問題そのもの…

花き園芸に関する質問主意書

第7回国会 参議院 質問主意書 第25号(1950/01/30提出、1期)
質問内容
花き園芸は文化の進むに伴い発展する傾向をもつているが、最近、食糧事情の緩和と、貿易振興に促されて、わが国の花き園芸も漸く回復発展の気運が見受けられる。殊にわが国集約農業の特殊性から、花き種苗球根類の海外輸出は将来輸出農産物中相当重要の地位を占めるものと考えられる。
このような情況の下に於て、花き園芸の発展に対して、如何なる考慮を払いつつあるか、左記数点について明らかにせられたい。
一、戦時中遅…
答弁内容
一、我国の花き園芸は、戦争以来あまりふるわなかつたが、最近の農業事情や、貿易事情から漸次復興を見ている。
農林省においては、戦時以降退歩又は絶滅した花きの改良増殖を図るべく、戦後間もなく関係方面にその改良増殖のもととなる花きの原種子の輸入を懇請していた。
これに対しては関係方面の好意によつて、既に昭和二十三年十二月米国より一、二年生花き種子等約二〇種、二三、三七五ポンドの輸入をみたので、これ等…

農地証券の買上償還に関する質問主意書

第7回国会 参議院 質問主意書 第44号(1950/03/04提出、1期)
質問内容
本年一月、大蔵省告示第四十八号を以て「農地証券の買上償還に関する要領」を定めたが、これに関し、次の諸点をお尋ねする。
一、買上機関が政府より支払代金を受領する時期は何時であるか。もし買上請求者が請求する以前に、一括乃至分割して受領するものとすれば、これを一時的に他に融通することにもなり、弊害を生ずる場合も予想される(例えば買上請求者に対する支払事務の渋滞等)。この間の技術的問題について御説明願い…
答弁内容
一 農地証券の買上償還資金は、政府より日本銀行を通じ、同行の農地証券代理店である日本勧業銀行及び北海道拓殖銀行(以下買上機関という。)へ交付する。その交付時期及び金額については、買上機関より毎日提出させる農地証券買上償還金額報告書に基き、買上機関の買上資金に不足を生ぜず且つ買上資金の過大の保有を生じしめない配意の下に決定した適時必要額を毎月数回に分割して、交付している。従つて買上機関が買上資金を一…

2期(1950/06/04〜)

生松脂採取の促進に関する質問主意書

第8回国会 参議院 質問主意書 第1号(1950/07/12提出、2期)
質問内容
地形的に山林の多いわが国にとつて、産業的に山林を活用することは、当然努力さるべき問題であるが、この一部としての生松脂採取については、必ずしも満足すべき状態にあるとは言えないようである。生松脂を精製したロジン、テレピン油が数十種に及ぶ工業的な用途をもち、その需要は戦前から戦時中にかけ一ケ年三万トンを超えていたと称されるのであるが、内地生産は需要に遥かに及ばない情態であつた。今日においても、生産は到底…
答弁内容
一、(イ) ロジンの需要量は戦時中は最高三万トン近くあつたが、終戦直後は諸産業も枯渇状態になり極めて消費能力も薄弱であつたが、昭和二十二年頃から漸次復興の軌道に乗りきたり消費量も増大してきたが、現在需要量一万五千トンは戦前の約二分の一に過ぎず、此の数量は此処当分の間は不動の実数量と推測される。従つて国産も漸次軌道に乗りつつあるので指導と努力の如何により需要量を国産品にて全量供給可能であるので、これ…

農地の保全並びに復旧に関する質問主意書

第15回国会 参議院 質問主意書 第15号(1953/03/13提出、2期)
質問内容
食糧増産のための土地改良、開墾、干拓等が、多額の経費を使つて行われつつある一方において、既耕地の非農用地への転換が多く見られる。更に、旧農地であつたものの中、復旧可能と見られるものが、荒廃地のままで残されているものも見受けられる。耕地の潰廃は、駐留軍並びに保安隊関係で、今後一層深刻な問題になることを予想しなければならない。かくして農地造成政策は、総合的な角度から慎重な検討を要する段階にあると考えら…
答弁内容
答弁情報無し

※このページのデータは参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/16

三好始[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧議員立法 | 質問主意書



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