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藤野繁雄 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

藤野繁雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは藤野繁雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。藤野繁雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 農林委員会 第2号(1947/08/01、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 米價についてお尋ねしたいと思います。農林大臣は新米穀年度においては大幅の引上げをするという話でありますが、どのくらいの引上げをされる御豫定であるか、又麥及び馬鈴薯の價格を決定しておられると想像するのでありますが、その大幅引上げというのは、現在の米價に對してであるか、豫想米價であるか、又新物價體系から考えて見ましたならば、先に決定せられましたところの豫想米價なるものが、現在の情勢からして、尚引上げなくちやできないからということから最初に豫定されたものよりも、更に大幅に引上げられる御豫定であるか、この點についてお伺いしたいと思うのであります。又供出末済の米に對しては幾らで買つて供出を……

第1回国会 農林委員会 第8号(1947/08/20、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 政府から出して頂くところの補助金であるとか、今囘の融通資金であるとかいうようなものは、できるだけ早く出して頂くようにお願いしたいと思うのであります。地方においては非常に資金に困つておりまするし、又これが遅れたならば、事業遂行上にも支障を來して、或いは中止しなければならないというようなことにもなるのでありまするから、どうぞできるだけ早く出して頂くようにお願いいたします。

第1回国会 農林委員会 第12号(1947/08/26、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 大臣から今度の協同組合は自由の原則で立てたというお話であつて、私などはこれについては先見の明あることを喜ぶのであります。然るに縣段階の事業をやるのについては、今まで私の仲間が申上げた通りに自由の原則を缺いておるのであります。町村では自由の原則を認め、縣段階では自由の原則を認めないという理由がどこにあるか、私などは過去の實驗に徴して見ますると、産業組合を奬勵する際においては、信用事業とその他の事業とは區別しなくちやできない。こういうような政府の指導方針であつたのであります。又産業組合中央金庫ができて、各縣の産業組合連合會が中央金庫の代理業務を營む際においては、兼營の組合であつたらば……

第1回国会 農林委員会 第13号(1947/08/28、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 十六條の規定によつて見ますと、「書面又は代理人を以て、議決權を行うことができる。」とこう書いてあるのであります。その代理人は組合員に限るという限定がないのでありますから、誰でも差支えないと解釋して差支ないかどうか、若しそういうような場合に誰でも持つて來て代理人としたならば、協同組合を攪亂するような虞れがないかどうか。又代理人を持つて來ていいということであれば、而もそれが組合員でない者でも差支ないということだつたら、四十五條には、「議長は、總會においてこれを選任する。」となつておりますから、その場合の議長も、組合員外の者を議長にして差支ないようになるじやないか、そういうふうなことだ……

第1回国会 農林委員会 第15号(1947/09/17、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 今囘の農業協同組合法は農産物の生産の増進ということに主力を置いて作成されたということであるのであります。從つてもしそうであるとしたならば、事業の場合においても主力の點を先に書いて行かなくちやできないのじやないか。ただ第十條と關係して見まするというと、組合員の事業又は生活に必要な資金の貸付というようなことが一番先に書いてあるが、これは立法の精神上、生産の増加ということに主力を置いて前に書かなくちやできないぢやないか。現在の農業團體法を讀んで見ましても、農業の指導奬勵であるとか、そういうふうなものを先に書いてあるのであるが、今囘特に組合員の事業又は生活に必要なる資金の貸付、それから何……

第1回国会 農林委員会 第17号(1947/09/23、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 定款例を見ますると、普通の場合においては目的が書いてあるのでありますが、今囘の定款例に目的が書いてないのはいかなる理由であるか、お尋ねしたいと思うのであります。  それから定款例の第七條の第二項によりますというと、團體は準組合員となることができると書いてあるのでありますが、農業協同組合法案の第十二條の第一項の第二號の「者」というのは、これは自然人及び法人でありますから、法人も正會員になることができると考えておるのでありますが、それが、團體は準組合員であると書いてあるのは、どういうふうな理由であるか、これをお尋ねしたいと思うのであります。  それから若し任意團體であれば、これは準組……

第1回国会 農林委員会 第19号(1947/09/27、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 第二條に「肥料その他の資材で命令で定めるもの」と書いてありますが、この命令で定むるところの資材はどういうふうな資材であるか、又その資材は一時に定められるのであるか、必要に應じて次々に定められるのであるか、それをお伺いしたいと思うのであります。  次は第三條に「命令で定める農産物」と書いてあるのでありまするが、この命令で定むるところの農産物というものはどういうふうなものであるか。  第四條に「都道府縣知事は……命令で定める農産物以外の農産物」ということが書いてありますが、この点は知事が必要と認めたならば、いかなるものであつてもその農産物はいいのであるかどうか。又「実施に関し必要な事……

第1回国会 農林委員会 第20号(1947/10/02、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 只今簡單な肥料の状況の印刷物を頂いたのでありますが、私などは農業の生産には肥料が最も必要であると考えるのでありますから、重要な肥料の需給状況の現在の状況はどうであるかということを、今少しく数字を以て説明して頂くと同時に、將來に対する政府の方針はどういうふうであるかということを詳細な御説明をお願いしたいと思うのであります。  第二の点といたしましては、今申上げましたように、肥料というものは農業生産上非常に必要であるのでありますから、この法律が廃止された後と雖も、この法律の趣旨に基ずいて肥料の需給の圓滑及び價格の公正を図つて、肥料製造業及び農業経営の改善発達を期さなければならないので……

第1回国会 農林委員会 第22号(1947/10/04、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 最近における薪炭の需給状況と今後の見透しによつて見ますというと、計画と実績とに非常に差があるのでありますが、この差があるところの理由、即ち計画通りに品物が出ないところの根本の理由はどこにあるか。もしその原因が分つたといたしましたならば、それに対して政府は如何なる対策を取ろうとお考えになつておるのであるか、その対策。二番目には現在の薪炭代金が未拂いの金額があつたならば、その金額は幾らであるか。その金額は又いつ支拂われるところの御予定であるかどうか。  それから十八條の「必要な事項は、政令でこれを定める。」とこう書いてあるのでありますが、必要な事項というものはどういうふうな事項を政令……

第1回国会 農林委員会 第23号(1947/10/07、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は協同組合法案についてお尋ねしたいと思うのであります。法律の第二十七條には、出資口数の減少を認めるように書いてあるのでありますが、從來の産業組合法を見ましても、こういうふうなことが書いてないのであります。私の過去の体驗からいたしますというと、出資口数の減少を認めるということは、將來における農業協同組合の経営に大なる支障を來すと考えるのであります。然るにも拘わらず、法律で減少を認めた理由は何処にあるか。これをお尋ねしたいと思うのであります。  それから法律の第四十六條でありますが、組合の経営の基礎となるところのものは、普通決議によらずして、特別決議によらなくちやできないのでありま……

第1回国会 農林委員会 第24号(1947/10/09、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 只今農村向けの繊維について、いろいろ御説明を頂き、且將來に対するいろいろの御計画を承つたのでありますが、私は現在行われておりますところの問題について、一、二お伺いしたいと思うのであります。卸賣業者のことでありますが、過去における所の農業会のことを考えて見まするというと、縣の農業会も全國の農業会も、その実績において、又経驗において、又その能力において、衣料品の配給をするのに十分なる力があると考えるのであります。それでありますから、縣農業会においても、全國農業会においても、衣料配給の規則によりまして、申請書を出したのでありますが、聞くところによりまするというと、中央の諮問委員会におい……

第1回国会 農林委員会 第26号(1947/11/01、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 現在の肥料の配給状況を考えて見ますというと、肥料は現場に着きながら、町村役場の手続が遅れたために農家に配給ができないというような状態になつておるのでありますが、これは配給に関する通帳その他に記帳するために、町村役場には人員の増加をせずして現在の者でやらせておるところの結果、こういうふうな事務が澁滯して今日に至つておるのじやないかと思うのであります。それで今後において政府はこういうふうな事務をとるのについては、市町村に対して或る一つの経費を計上して仕事を促進させる意思があるか、どうであるか。若しそういうふうなことがなかつたならば、肥料配給公團の今度の肥料配給は失敗に帰するのじやなか……

第1回国会 農林委員会 第31号(1947/11/12、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 事務的の問題で逐條的に大體御質疑申上げたいと思うのであります。  第十五條の第一項の組合員の資格に關する命令事項でありますが、命令事項の第一に書いてあるのでは、資格が明らかでないように考えられるのであります。今配付して頂いた定款例によつて見ますというと、第五條で明らかになつておるのでありますが、これは命令事項でもう少し定款に書いてあるように明らかにする必要があるんじやなかろうかと思うのであります。それを命令事項では明らかにせずして、定款で明らかにしてあるところの理由はどこにあるのであるか。それから第二號の種豚でありますが、種豚というのは雄だけであるかどうか。繁殖用に供するところの……

第1回国会 農林委員会 第34号(1947/11/27、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私の質問に対して、まだ答弁ありませんですが……。

第1回国会 農林委員会 第37号(1947/12/05、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 農地調整法及び自作農創設特別措置法案の改正案に對しましては、衆議院の修正通りに可決することに贊成する者であります。ただ本法の實施に對しましては、特に次に申上げるような諸點について政府當局の反省と善處方を要望する者であります。  農地改革は農村民主化の基本方策として農業生産力を高め、農民の社會的、經濟的、竝びに文化的地位を向上するために、これを斷行すべきものであることは何人も異論がないところでありまして、それはいわば民主的農村建設の土臺であり、前提であるのであります。從いまして新らしい農村の建設と發展は實に農地改革ができるか否かにかかつておるのでありますが、實情を見まするに、改革の……

第2回国会 農林委員会 第14号(1948/06/23、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 肥料公團で取扱われる農藥の種類はどんなものであるか。若しその農藥の種類によつて特殊のものがあるとするならば、特殊の技術を持つていなくては取扱ができないのではないか。そういうふうな場合に特殊な技術をどうやつて養成するのであるか。或いは特殊の技術を持つておる者を採用されるのであるか。嘱託されるのであるか。そういうふうな点についてどういうふうにお考えであるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 農業用藥剤の特殊のものは特殊の技術を持つていなくては取扱はできない。過去において農業会あたりが取扱う場合においては、特殊な技術を持つていないから、農業会は取扱うことができない。但し特殊の講習……

第2回国会 農林委員会 第15号(1948/06/25、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 獸医師会及び裝蹄師会の解散に関する法律の結果、全國地方、府縣を区域としたところの、これらの團体がなくなるということになれば、その後に何とか團体ができなければいけないと思うのでありますが、その團体は如何なる形で作られると考えるのであるか、又現在の進行状態はどういうような程度まで進行しておるのであるかこれが質問の第一点であります。  第二点はこれらの團体が持つておるところの資産はどういうふうに処分される考えであるのか、例えて申上げますならば農業会で解散した場合においては、新たにできたところの農業協同組合に讓り渡すというような規定が現在設けられておるのでありますが、新たにできるところの……

第2回国会 農林委員会 第16号(1948/06/26、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 指定農林物資檢査法案の別表を見ますと、食糧事務所で檢査をするものと、都道府縣知事で檢査するものとの二通りがあるのであります。この二通りに区分したところの理由はどこにあるのでありますか。その基準をお示しを願いたいと思うのであります。又配給統制を行つておるところのものを國営とするということであつたならば、薪炭であるとか、木材とかというものを都道府縣知事の檢査にしたところの理由はどこにあるのでありますか。  次に食糧事務所は現在においても供出配給に非常に多忙を極めておるのであります。その食糧事務所が更にこういうふうないろいろのものを檢査するといたしましたならば、一方の方において重要なる……

第2回国会 農林委員会 第18号(1948/06/29、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 第二條の雜穀でありますが、食糧管理法によつて雜穀ということは何々ということを定めてあるから、ここには雜穀と書いたらば分つてる。こういうふうなことでありますけれど、これは特別な法律でありますから、別な法律に如何に雜穀の内訳は書いておつても、ここでただ雜穀というだけで、その名称を書いていないのは、立法技術として手落ちじやないか、こう考えるのであります。他の法律に雜穀の名称が書いてあるから、この法律には雜穀ということを書かなくともよいという理由があつたならば、その理由を承わりたいと思うのであります。  次に、第三條の第一項の「農林大臣の指定する雜穀」というのは、どういうふうなものである……

第2回国会 農林委員会 第20号(1948/07/01、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 十二條の問題はいろいろ各議員からお話があつて、これに対して大臣からの答弁があつたのでありますが、私は單刀直入に、こういう制限をされたならば、これに対する助成の方法を如何なる程度でやられる予定であるか、二十三年度の計画をお示しをお願いしたいと思うのであります。若し立つていなかつたならば、速かに計画を立てて、その計画をお示し願いたいと思うのであります。

第2回国会 農林委員会 第21号(1948/07/02、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 食糧供出確保の際にも申上げて置いたのでありますが、我が國の現在の状況から考えて見まするというと、赤松の虫害のために松が立枯れしつつあることは皆さんの御承知の通りであるのであります。又今朝のラジオによつて見まするというと、東京にもこの害虫が入つて何とか対策を構じて東京より北に行かないようにしようという、東京の対策も聞いたのであります。この害虫を駆除すると駆除しないとによつて、我がの國森林資源が涵養されるか、されんかの境であるといつても差支ないような重大な害虫であるのであります。又一方食糧増産から申しますと防護林をなくなしてしまい、食糧増産にも支障を來たすのであります。又我が國は観光……

第2回国会 農林委員会 第22号(1948/07/04、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は第一條のことで昨日いろいろ申上げたのでありますが、この法律から見ますれば、今山崎委員からお話のあつたように、蚕糸業を分けておるということを遺憾に感ずるのであります。又農業という中に畜産を含んでおるということでありますが、いろいろの点から考えて見まして、畜産の振興が我が國の現在の状況で重要であるのにも拘わらず、内容を見てみると畜産振興に関するいろいろの点が欠けておるように考えるのであります。將來本法の運用によつて、又近く本法を改正して畜産の振興も同時にやり、又蠶糸業も本法において同時に行うというような態勢をされるような希望を述べて本案に賛成する者であります。

第3回国会 農林委員会 第2号(1948/11/15、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 今馬の脳炎のお話でありますが、長崎縣に対して脳炎のために仔馬の市場を中止されるような指令を出されたのであるか、どうであるか。例年の馬市よりも今年は一ケ月以上遅れて開かれたのであります。その理由は脳炎のために移動禁止のためだということであるのであります。一ケ月以上仔馬を飼養したために、それに要するところの飼料が相当多額に上つておるのであります。又親の体に影響を與えておるのであります。それで縣といたしましては、馬の取引に対する課税の際に、どれだけの期間農家が飼養したのであるから、それだけは課税の標準から控除して貰いたいという強い要求があるのでありますが、こういうような点について畜産当……

第3回国会 農林委員会 第3号(1948/11/16、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 農業の生産にはその主なる資材である肥料を適正に配給することが最も必要であると考えたのであります。  そういうふうな意味からいたしまして、取引高税の施行現則によつて見まするというと、第三條の第四号に、硫安、石灰、窒素、過燐酸石灰、硝安及びカリというようなものは取引高税を廃止するということになつておるのでありますが、現在実際然らばどういうふうになつておりますかと申しますると農家が購入しておるところの硝安に対しても塩化カリに対しても取引高税が課せられておるのであります。それは取引高税法を見てみまするというと、政府が價格調整補給金を支出してないところの肥料に対しては取引高税を課せない、こ……

第3回国会 農林委員会 第4号(1948/11/18、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 遅れて参りまして、重複する点があるかも知れませんが、家畜市場法が廃止されたならば、その後にはどんな方法で取引をした方が最も適当であるというお考えであるか、具体的の案がありましたならば、それを示して頂きたいと思うのであります。家畜市場が廃止されたならば、私の考えでは、状來牛馬の取引が混乱するような状態に陥りはしないか。購入するところの者も、生産するところの者も非常に不利な状態に陥るのではないかと考えるのであります。そういうふうなことについて当局はそういうふうなお考えであるが、この点をお尋ねしたいと思うのであります。又畜産の奨励をするのについて、牛馬の籍を明かにせなければできないので……

第3回国会 農林委員会 第5号(1948/11/22、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 馬匹去勢法の廃止の趣旨は了承するのでありますが、馬匹の所有者の任意にしておいたならば、それで完全なる所の去勢ができるかどうかということが疑われるのであります。そこで政府は去勢が完全にできないということであつたならば、何らかの監督方法を講ぜられる考えであるかどうか。獣医の不足であるとか、去勢料金の高い値段であるとか、或いは所有者の無意識等のために、去勢ができないということになつたらば、その結果は治安上又は使役上に故障が來るようなことはないか。特に春の発情期において危険なようなことがありはしないか。私は治安上又は使役の便宜上から考えても、所有者が必ず去勢するように指導監督を要すると考……

第3回国会 農林委員会 第7号(1948/11/30、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は若干の希望條件を附しまして、本案に賛成する心のであります。即ち農地改革が順調に進捗して、農地の買收百八十万町歩、賣渡百五十万町歩に達し、予定の通り本年末で一段落の運びに至りましたことは、日本農業の將來のために誠に喜びに堪えないのであります。尚買收未済の農地は速かに買收賣渡を完了し、一日も早く日本農業再建の基盤の確立せんことを衷心より希望すものであります。併しながら右の結果、地主、小作は殆んど減滅し、大部分の農家が自作農となりましたので、これらの階層区分には大きな変化を來しており、農村の構成要素は全く新らしい段階に達しておるのであります。この実情から地主、自作、小作の階層区分に……

第4回国会 農林委員会 第1号(1948/12/10、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 今度二合七勺増配について、持込配給その他の関係から五千数百人増加せられるようになつたということでありますが、本会議で岩本國務大臣の説明によつて見れば、公團の人員は二割節減するということを言明せられたのでありますが、食糧配給公團の人員の増加と岩本國務大臣の説明とは齟齬するような感がするのでありますが、この点どういうふうな事情になつておるのか、お尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 この際甘藷の生産供出についてお尋ねしたいと思うのでありますが、政府は甘藷の生産供出について量より質への轉換計画を進めておられるというような話を聽くのであります。若しさようでありといたしましたならば……

第4回国会 農林委員会 第2号(1948/12/11、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 只今の説明で大体了承したのでありますが、今お話の通り本省の方でやられるというようなお考えであつたならば、農業会の資産を農業協同組合に引継ぐ場合において、そのつもりで引継ぐことが適当であろうと考えるのでありますが、引継ぎの場合に、分散したところの各連合会に引継ぐというようなことであれば、又それを合併する際に非常な支障を來すというようなことがないとも限らんのでありますから、この際できるだけ速かに方針を決定せられて、農業会の資産を連合会に引継ぐ場合に支障がないように、何とか手を打たなければできないと、こう考えておるのでありますが、これに対するところの案があつたならば、お示しをお願いした……

第4回国会 農林委員会 第3号(1948/12/13、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 食糧管理法の一部を改正する法律案は、次の要望を述べて賛成する者であります。  一、食糧配給公團の運営については遺憾の点が少くないのでありますから檢討の上速かに改善せられたいのであります。  二、食糧配給公團の人員増加は、政府の方針でありまする行政整理に反するのでありますから、実施に当りましては愼重に考慮をお願いしたいのであります。  三、甘藷の作付轉換に当りましては具体案を成るべく速かに農家に知らしむると同時に、種甘藷の手配に留意しまして万全を期せられたいと思うのであります。  四、甘藷及び馬鈴薯の貯藏及び加工の方法を研究し、腐敗の防止対策を講じ、食糧確保に努められたいのでありま……

第5回国会 決算委員会 第1号(1949/03/30、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 今御説明の通りであるといたしましたならば、國庫資金及び國庫の金額は現金として運用資金明細表の中に書かなくちやできないのじやないかと考えますが、それを一方の方の明細表に落してある理由はどういう理由です。
【次の発言】 そうすると、現金で保管しておるから運用じやない、こういうふうな意味なんですね。

第5回国会 農林委員会 第1号(1949/03/26、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 農林省が大体構想を画いておられるところの大要について、更に詳細に御説明をお願いした方が、審議の都合上いいと思いますから、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 大臣の御答弁は非常に総括的でありましたが、今後私共審議をするためには、やはり更に一層くだいた打合会で御発表になつたような程度のことまでこの際速記録に載せて御答弁になつた方が審議上都合がいいと思いますが、そういうふうなことに御取計いをお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 大体において公団の改廃の構想を承つたのでありますが、徒らに改廃をしただけではその効果を現わさないのであつて、木に竹を接いだような改廃をしたならば、……

第5回国会 農林委員会 第2号(1949/03/28、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 各配給公團の関係法規は、今回のところはただ三ヶ月延長ということであるのでありますが、これは政府の御意見によるというと、根本的に改められたいという希望があるように考えられるのであります。それについて安本は如何なる構想の下に改めようとお考えであるか、その構想を承わりたいと思うのであります。
【次の発言】 今のお話で大体の構想は分つたのでありますが、一番問題になるのは独立採算制の問題であろうと思うのでありますが、独立採算制にしたならば、現行制度と比較いたしまして、どれだけの経費が軽減されるかどうか、又経済されないということだつたならば、なぜ軽減されないのであるか、こういうふうな点につい……

第5回国会 農林委員会 第3号(1949/03/29、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 食料品配給公團等配給五公團の存立期間をそれぞれ三ヶ月間延長するということは、今日の情勢において止むを得ないものとして、賛成するものであります。併しこの際公團今後の問題について、若干の希望條件を申し述べたいと思うものであります。公團の存立期間については、その設立の当初において、すでに問題となつておつたのでありまして、この三月末を以てその期間が切れることは予め分つておつたにも拘らず、その措置について、政府の研究対策が十分でない。政府の言うところ、或いは民自党の言うところ、その他諸説紛々として定めらないために、職員の動搖を來たし、或いは末端配給に支障を來たす等の惧れを生じましたことは極……

第5回国会 農林委員会 第6号(1949/04/16、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 只今提案の理由は伺つたのでありますが、畜産の奬励については家畜の現在数を知つて置く必要があるのであります。このために馬籍法というものは非常に有効であつたと思うのでありますが。馬籍法が廃止になつた後はどんな方法で馬の現在数を知ることができるようになるのであるか、馬であるとか、牛であるとかというようなものの現在数を知る組織について、政府はどんな方法で知るというお考えであるのか、この点を伺いたいのであります。  第二点は第二國会で通過いたしました家畜登録協会の現在の状況であります。この家畜登録協会で登録しておるところの牛馬豚というようなものの数が分つておつたならば、その数をお示しをお願……

第5回国会 農林委員会 第7号(1949/04/18、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 前回加賀委員が質問された点でありますが、このセンサスによつて現在数は分るのでありますが、その後の移動というものがセンサスだけでは分らないのでありますが、飼料の配給をやる場合においては、搾乳牛であるとか、或いは挽牛馬であるとか、種畜、種禽というようなものに飼料をやらなくてはできないのであるが、そういうふうなものは何を基準にして、どんな調査方法によつて飼料の配給計画をやられるのであるか、その点お伺いしたいと思うのであります。
【次の発言】 そういたしますというと、そういうふうな関係の家畜というものは登録によつて頭数が分るのであつて、その他の方法によつて知る方法はない、又農林省は知る必……

第5回国会 農林委員会 第8号(1949/04/20、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 災害補償は農作物、蚕繭、家畜の三つになつているのでありますが、農作物のようなものは強制加入の方法をとられ、家畜の方は任意に加入するということでやつておられるのでありますが、今後畜産の獎励をやり、且つ又いろいろの畜産をやつているもののことから考えて見ましても、やはり家畜保險の中の死亡廃用共済というようなものは強制加入というような方法をとられる方が適当であると考えるのでありますが、將來においても任意加入の方法をとられるのであるか、政府の方針を承わりたいと思うのであります。
【次の発言】 それから農作物の超異常災害でありますが、今までの説明によつて大体了承したのでありますが、超異常災害……

第5回国会 農林委員会 第9号(1949/04/26、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 競爭関係にあるということは、名目上であつても、実質的であつても、競爭関係にあるものはいけないと私は考えております。いろいろな点から考えて、名目上であるとか実質上であるとかいうことから競爭関係にないとかあるとかいうようなことが、過去においての物議の因であるから、役員となるところの者は、或いはここに書いてあるような者は、名目上でも実質上でも競爭相手になる者はいけない、こういうふうなことをはつきり政府は方針を定めて貰いたいと思つております。
【次の発言】 農民の福利増進をするためには、どうしても農業協同組合を強化して行かなければならないのでありますが、十六原則にも書いてあるように、日本……

第5回国会 農林委員会 第11号(1949/04/28、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 農業成同組合を健全に発達せしむめためには、農業協同組合の経営に過ちなからしむるように、善道し、且つ監視することが肝要であります。この意味におきまして監査連合会は設立以來効果を上げて來たのでありますが、現行の農業協同組合法の建前からいたしますれば適当でないのでありますから、本案には賛成するものであります。併しながら前にも申上げました通り、農業協同組合の経営に遺憾なきを期することが、農業協同組合を健全に発達せしむる土台でありますから、政府は速かに幹事に監査知識を與えて自治監査を励行せしむると共に、農業協同組合連合会に監査指通員を設置せしめて、所属組合からの希望に應じて経理の方法を指導……

第5回国会 農林委員会 第14号(1949/05/09、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 さつきも申上げましたように、農民に対する十六原則は極東委員会からマッカーサー元帥に出されたものであつて、日本政府にはまだ通知がないというようなことでありますが、私などが今後の民主的に仕事をして行くのにつきましては、十六原則の趣旨に從いまして、平等の位置に立たせて衣料の登録というようなものはやらすべきものである、又安本も商工省も農林省もそうせられるのが民主的の方法であると信ずるから研究する必要があるということでありますが、今直ちにそういうふうなことは決定されても差支ないんじやなかろうかと思うのであります。衣料品については毎國会ごとにいろいろの話をしておりますのですけれども、未だ曾て……

第5回国会 農林委員会 第15号(1949/05/10、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 只今のお話を承わりますというと、全く差別待遇はしていないという御言明を得まして、安心したのであります。又そうなくてはならないのであります。然るに先般の登録の更新の際には、過去におけるところの既得権を楯にして、何割は從來のものだ、その残りのものを登録を改めるのだというようなことは、ここに差別待遇があると思うのであります。その他の登録の場合においては一切すべてのものを平等にして登録させるのに、衣料品の登録に限つて、過去に実績があるからということでやるということは、これが差別待遇でなくて何であろうかと考えるのであります。  又極東委員会から、司令部に対して、十六原則として、差別待遇はす……

第5回国会 農林委員会 第16号(1949/05/11、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 只今大臣から明確に答弁して頂いて、私など安心いたしたのであります。どうか一つ今後の運用について一層の御善処をお願いしたいのであります。ただ昨日政務次官のお話によつて見まするというと、騙されないようにして行けというふうなことのお話があつたのであります。これはちよつとおかしい言葉じやないかと考えるのであります。日本國憲法の第十五條によつてすべて公務員は、全体の奉仕者であり一部の奉仕者ではないというようなことを書いてあるのであつて、公務員は騙すようなことはないと考えるのであります。果してそういうふうなことがあるのであるかどうであるか、これをお尋ねしたいと思うのであります。(笑声)  二……

第5回国会 農林委員会 第17号(1949/05/13、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 この理由からよつて見ますると、未拂代金が月平均二十億円程度である。こういうふうなことでありますが、輸入するところのものは食糧公團の食糧も輸入しておりますし、肥料も輸入しておるのであつて、肥料及び食糧の輸入に対する関係公團の増資はしないで油糧公団のみ増額させなくちやできないところの理由を先ずお尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 油糧の分は輸入金額が大きいということでありますが、果して然りといたしましたならば、肥料の輸入金額と油糧の輸入金額の最近における数字的の説明をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 運轉資金に困るからということであつたならば、どの公團でも同樣に困つて……

第5回国会 農林委員会 第18号(1949/05/14、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 それで食糧確保臨時措置法のことで少し質問したいと思います。
【次の発言】 十一條の陰樹の伐採問題でありますが、これは前回もお尋ねし、又いろいろと長官、次官から御説明を頂いたのでありますけれども、陰樹の伐採を市町村農業調整委員会に全然委せるというようなことであれば將來物議を起すところの因になると考えるのであります。それでありますから陰樹の伐採については、或る程度の條件の下に市町村農業調整委員会に委任すると、こういうふうなことでなければならないのじやないかと思うのであります。例えて申しましたならば第十一條の第一項のところに、「農業用施設の共同利用等に関し必要な事項を指示することができ……

第5回国会 農林委員会 第19号(1949/05/16、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 獸医の充実ということは我が國畜産奬励上重大なことであるのであります。而して現在の獸医師及び獸医手については、まだ知識が十分でない点もあるかと考えられますから將來においては講習、講話等の方法を以て十分なる知識を與えられてその技衡を向上し、より一層に畜産界に貢献するように努められる措置を講ぜられたいと思うのであります。次に、獸医手は今も申上げましたように我が國畜産発展上に相当の成績を收めておるのでありますから、この獸医手が獸医師の試驗を受くる場合においては特段の御考慮をお願いいたしまして、万遺憾なきを期して我が國畜産界に貢献するように努められるようにお願いしたいと思うのであります。

第5回国会 農林委員会 第20号(1949/05/17、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は土地改良事業というものを、政府は公共事業と考えておられるかどうかということをお尋ねいたしたいと思うのであります。  先ず第一條の第二項によつて見まするというと、土地改良事業は「國土資源の総合的な開発及び保全に資するとともに國民経済の発展に適合するものであり、且つ、土地利用、森林その他資源の保全、開発に適切な考慮を拂つて」計画せねばならんとこういうふうなことを書いてあるのでありますから、土地改良事業のうち、個々の農家の耕地に関するものといいましても、決して私企業的の立場にあるものではなくて、公共事業として取扱うべきものであると信じておるのでありますが、これに対する政府のお考えを……

第5回国会 農林委員会 第21号(1949/05/18、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 昨年の十一月二十九日に市町村農地委員会及び都道府縣農地委員会の委員の選挙特例に関する法律案について、政務次官の説明によつて見まするというと、農地改革後において自作農が八〇%乃至九〇%にも及び、地主、小作がおのおの五%前後を占めておるに過ぎない現状となりましたので、現在の地主三、自作農二、小作五という階層別委員の定数が農村の実情に副わないことは当然であります云々、かかる措置は暫定的でありますので、できるだけ早い機会に農地委員会の機構を全面的に改めるため、農地調整法の改正法律案を國会に提出したいのであります。こういうふうに述べておられるのであります。  そこで私は只今の説明にもありま……

第5回国会 農林委員会 第22号(1949/05/19、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 只今安本長官から農業を非常に重大視しておるというお話を承つたのでありまするから、果して重大視しておられるということであつたらば、資金を融通されるような場合においても、鉄以上に重大視して資金融通の第一位に食糧増産の費用を持つて來られるお考があるかどうか、又対日援助資金によつて或る程度の資金の融通を考えておるというお話でありまするが、災害復旧その他の土地改良というものは非常に急がなくちやできないのであります。対日援助資金が廻つて來るということになれば、相当の期間を要するのではなかろうかと思うのであります。その空白な間におけるところの金融的措置を講じまして、今年割当てられておるところの……

第5回国会 農林委員会 第23号(1949/05/20、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) 只今から農林委員会を開催いたします。本日は輸出食料品檢査所及び輸出農林水産物檢査所の支所及び出張所設置の承認を求める件及び地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き作物報告事務所の新設に関し承認を求めるの件を議題といたします。
【次の発言】 以後注意します。
【次の発言】 質問がありますか。
【次の発言】 これはまだ予備審査でありますから、このくらいのことで止めたいと思います。これにて散会いたします。    午後四時十九分散会  出席者は左の通り。    理事      石川 準吉君            藤野 繁雄君    委員      大畠農夫雄君          ……

第5回国会 農林委員会 第24号(1949/05/21、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。最初に社会党の羽生さんがお辞めになつて、岡田さんが新たに農林委員になられたのでありますから御紹介申上げます。
【次の発言】 農林委員会の理事は、羽生さんが理事であられたのでありますが、その欠員の理事を補充しなくちやいけないのでありますが、これはどういたしたらいいか、皆さんにお諮りいたします。
【次の発言】 それでは理事に、岡田さんにお願いすることにいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 次は今まで本委員会で小委員会を作つて、水稻單作地帶の対策と、農林関係配給公團制度の対策を研究しておつたのでありますが、これを……

第5回国会 農林委員会 第25号(1949/05/22、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 六月という月は、農家には賣る品は一つもないのであります。麦も何も賣るのはその後になる、それであるから金が入つて來なかつたならば、納税するものがないのだから、麦が收穫されて、これが金になつたときに、税金を取つて頂きたい、そうしたならば税金の成績がよくなるというようなことになりますから、六月と十月ということになつておるのですが、その六月を八月まで延期する特例を作つて貰いたい。

第5回国会 農林委員会 第26号(1949/05/23、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 食糧増産確保基本法案に対して私は賛成するものであります。今日徒らに農民に対する食糧供出の義務のみを強化し、食糧供出の根本であります食糧の増産に対する施策の見るべきものがないことは、誠に遺憾に堪えないのであります。併しながら楠見委員長が特に日夜の別なく努力せられたのと、又委員各位の眞撃なる御協力によりまして、食糧確保臨時措置法の一部を改正する法律案と同時に、食糧増産確保基本法案が提案せられる運びに至りましたことは、食糧増産に対する一歩前進でありますから、次の事項を強く要望して本案に賛成するものであります。即ち今日課税問題は農村にとつて最大の問題であり、特に超過供出報奬金に対する課税……

第5回国会 農林委員会 第27号(1949/05/30、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 第三條の家畜商になろうとする者には自然人と法人とを含んでおるのかどうか。第十五條によつてみますと、法人も含んでおるようにも考えられますが、その点をお伺いしたいと思うのであります。それから手数料は千円を超えない範囲内において定めるということになつておりますが、大体どのくらいの程度に決められようというお考えであるか、その点をお尋ねしたいと思います。

第6回国会 農林委員会 第2号(1949/11/14、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 家畜伝染病予防法は根本的に改正されるというような話を聞いておつたのでありますが、今回提出されたところの法律案によつて見まするというと、ただ第二十四條だけの改正になつておるのでありますが、その他の点においても近く改正される意思があるのであるかどうか、又今回ただ第二十四條だけの改正に止められたところの理由はどこにあるのであるか、この点お伺いしたいのであります。家に、三万円を九万円に改められたということは、提案の理由によつて、物価が騰貴したからということでありますが、現在の家畜の値段からいたしますというと、九万円も余りに高いところのものに比較するというと、安過ぎるのじやなかろうかと、こ……

第6回国会 農林委員会 第3号(1949/11/22、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 我が国の農業の維持発達を図るためには、家畜の導入が先決問題であると考えるのであります。然るに家畜の価格は昂騰いたしまして、家畜を導入することが非常に困難な状態になつておるのであります。若し不幸にして伝染病によつて家畜を失うようなことがあつたならば、家畜を再入手することは非常に困難であるのであります。こういうふうな状態であるのでありますから、今回家畜伝染病予防法の一部を改正されて、手当金を増額せられたということは喜びに堪えないのであります。ただ、増額せられたところの金額が、私などが考えておつたよりも少額であるということは遺憾に堪えないのであります。その増額せられたところの手当金と、……

第6回国会 農林委員会 第4号(1949/11/26、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 所得税法の臨時特例に関する法律案の第一條の別表ですね、控除金額の算定算出方法ですね、これも一つ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 それから続いてこの特例法によつて見ますと、シャウプの勧告案よりも扶養親族の範囲を狭くしておるように考えられるのでありますが、どういうふうな理由で狭くして作られたのであるかシャウプ案と同樣に拡大した方がいいと思うのでありますが、そういうふうなことを、理由を承わりたいと思います。
【次の発言】 今お話の青色申告ですね、青色申告の帳簿は記載事項を示して、内容についてはその仕事の大小によつて差があるから相当に適当にして貰いたいというふうなお話であつたの……

第6回国会 農林委員会 第9号(1949/12/02、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は肥料配給公団の基金として三十二億七千八百万円を今回計算せられた計算の基礎をお尋ねいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 只今の説明によるというと、提案理由に書いてありますように、常時在庫に必要な資金は借入金によらず基金によつた方がいいからだということになつて提案の理由と一致するのであります。然るに補正予算に出しておられるところの提案の理由を拜見して見まするというとこういうようなことを書いてあるのであります。肥料配給公団は、從来農家の需要時期と無関係に毎月平均的に肥料の配給を行なつて来たが、農家経済の状況及び一般経済状況の変化に即応しで需要時期に適期に配給を実施することに……

第6回国会 農林委員会 第10号(1949/12/03、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は肥料配給公団の基本金を増額せんとする今回の改正は、今日の事態において止むを得ぬ措置として賛成の意を表明するものであります。尚この際、次の三点につき要望いたしたいと思うのであります。第一点は、肥料の増産と官給体制の確立とで、あります。即ち肥料は農業生産のために最も重要なる資材であり、而も国内食糧増産と自給度の向上とが日本農業当面の課題でありますので、その原料を外国に仰がねばならないところのものは別といたしまして国内でできる肥料については極力増産に努めまして自給の体制を作るべきであると考えるのであります。従つて肥料の生産に必要な電力その他の資材は優先的に確保するような措置を講ぜら……

第6回国会 予算委員会 第7号(1949/11/27、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は過賦納金の拂戻しについてお伺いいたしたいと思うのであります。税金拂戻しに必要な経費として補正予算に五億円余りを計上してあるのでありますが、過賦納金が幾らあるか。その金額もお伺いしたいのであります。
【次の発言】 過賦納の税金は判明次第直ちに拂戻すのが適当であると考えるのでありますが、現在の実際の状況を調査して見まするというと、いろいろの手続を要しまして、年度内に拂戻すことは殆んどないというような状態であるのでありますが、拂戻しの状況はどういうふうな状況であるか、承りたいと思うのであります。
【次の発言】 大蔵大臣は分つたならば直ちに拂戻すと今お話になつたのでありますが、私の知……

第6回国会 予算委員会 第8号(1949/11/28、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は気象に関する件について運輸大臣にお尋ねいたしたいと思います。気象の観測をするのには、必要人員と設備と、これに要する諸経費が必要であるのであります。然るに政府は先の行政整理において、余りに沢山の整理をやつたために、気象の観測が十分でないということを政府みずからが認識せられた結果、今回の補正予算によつて二千余万円の増額をし、人員において四百四十七人の増加をされたということは喜びに堪えないのでありますが、これで細長いところの日本の気象が完全に観測ができると考えられるのであるかどうか、この点についてお伺いしたいのであります。

第6回国会 予算委員会 第9号(1949/11/29、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 只今の大体の報告によつて了承したのでありますが、更に二、三質問を申上げて見たいと思うのであります。薪炭需給特別会計へ今回繰入れられた五十四億七千万円の算出の基礎がどこにあるのであるかということ。次には昭和二十四年度予算補正の説明によつて見まするというと、本繰入による同特別会計の赤字は殆んどその全額を消すことができるのみであるのであります。そういたしますというと、五十四億七千万円を繰入れられるのは赤字を消されるところの目的であると考えられるのでありますが、そういうふうなのであるかどうか、これをお伺いしたいのであります。
【次の発言】 只今の説明によりますというと、今回の繰入は赤字を……

第6回国会 予算委員会 第11号(1949/12/01、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は本予算案と関係がある法律案について質問したいと思うのであります。予算案によつて見まするというと、油糧公団に十億一千六百万円、肥料公団に三十二億七千八百円の出資をするということになつておるのでありまするが、未だ私共の手許にはこの両公団の改正法律が出ていないのであります。從つてこの予算案を通過させるといたしましても、予算の執行上に支障があると考えるのでありますが、農林大臣のこれに対する御意見を承わりたいと思うのであります。

第7回国会 農林委員会 第3号(1950/02/09、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私などは過去における農村恐慌の対策としては、農家が持つておつたところの土地を担保にして長期金融をやつたのであります。然るに今度の農地改革で長期金融が全くできないような状態に政府が処置したのでありますが、これに対して何とかの方法を講じなくては、将来において農業がいろいろの施設をする際に金融的に困難な状態に陷るのじやないかと思つております。そういうふうに政府が土地を長期金融の担保にすることができないようにいたしました今日、どういうふうな方法で低利の長期金融をしたらいいかと考えておりますか、その点一つお伺いいたしたい。さつきちよつとお話はありましたけれども、もう少し突込んでお話を願いた……

第7回国会 農林委員会 第5号(1950/02/14、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 今の箇所の数ですが、全体を五百ヶ所としましたならば、大体、平均して一府県十ケ所になるのでありますが、そうするというと、さつきの説明では、管轄区域は大体において郡の区域による、こういふうなことでありますが、そうしますと、郡が小さい所は二郡或いは三郡、こういうふうな計画でありますか。その点一応お伺いしたいと思つております。
【次の発言】 只今の御説明の通りといたしますと、この保健所を作ろうと思つて知事の方からこれだけの区域だけ、こういうふうなことで申請したらば、大体において大臣は無条件でお許しになる考えでありますか、或いはそれに何とか指示をされるのでありますか。その点を伺いたいと思い……

第7回国会 農林委員会 第6号(1950/02/20、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 今の還元米に関係がありますが、実收査定委員会を作つて、本当に困つたところの農家には免責する、こういうふうな方針を決めておられるようでありますが、実收査定委員会がどういうふうに設立状況がなつておるか。又実収査定委員会の指導については、各地方ごとに違つておるようなことも考えられるのであります。でありますから、この実收査定委員会の指導方針というようなことを先ず最初にお伺いして、次に質問を続けたいと思うのであります。
【次の発言】 そういたしますと、先般免責数量を各都道府県ごとにお定めになつたと考えておりますが、その免責数量の範囲内において実收査定委員会で決定する、こういうふうなことにな……

第7回国会 農林委員会 第7号(1950/02/28、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 農産種苗法の第一條によつて見まするというと、この法律において「種苗とは農作物の繁殖の用に供される種子」云々と、こうあります。而して農林大臣が指定した種苗の種類を見てみますると、主食であるととろの米麦というようなものがここに入つていないのであります。農産種苗法を研究するというようなことであつたらば、先ず第一に米麦というようなものから取上げなくちやできないのであるにも拘わらず、これを取上げてないということは、この点については別な法律で何か制定せられるところの考があるかどうか。又現在の米麦の種子の取扱のようなことでは、優良なる種子を普及し増産するということは不可能であると考えるのであり……

第7回国会 農林委員会 第8号(1950/03/01、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 買上金額が一世帯一回限り額面五千円、こういうふうになつておるのでありますから、「一回限り」だから何回でもできるとこう解釈してもいいことになると思いますが、「一回限り」といふのは、今回の償還は一世帶一回でなくちやならないという意味であるかどうか、「一回限り」の解釈を的確にして頂きたいと思うのであります。
【次の発言】 今回償還されるのは一定の限度があるのでありますから、その限度内に償還して貰わなくては償還して貰うことができない、こういうふうなことになりますというと、すべての者が急いで償還して貰わなくてはならないというようなことで、支拂銀行の本支店或いは出張所というようなところに沢山……

第7回国会 農林委員会 第9号(1950/03/02、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 我が国の将来の農業の方針については羽生委員から質問があつたのでありますが、私もこの問題についてお尋ねしたいと思うのであります。農業改良局は我が国の農業の指導方針をどういうふうにとつておられるか、その具体案をお示しを願いたいと思うのであります。
【次の発言】 農業改良局ではいろいろ調査もしておられるのでありますが、農業改良局の調査の結果は、農家の収支計算が現在どういうふうな状態になつておるか、又将来どういうふうな状態になろうとしておるのか、農村恐慌が今にも来ようと農家は非常に憂えているのでありますが、こういうふうなものに対する対策を考えておられるならば、その具体的の事項をお示しを願……

第7回国会 農林委員会 第11号(1950/03/07、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は農業災害補償法については、本委員会が要望した事項は、常に次の国会では改正案として出されておるどいう政府当局の御努力に対して謝意を述べるものであります。ただこの際二、三お伺いしたいのでありますが、昨年の六月八日付法律二百一号で改正されました八十四條の規定に基いて、農業共済組合の共済事業となつた事業が現在どういうふうな状態になつておるか。又これに対する政府の指導方針はどういうふうであるか。こういうふうなことをお伺いしたいのであります。政府の方から示された「農業災害補償制度のあらまし」というものの三頁の四によつて見ますと、特に家畜共済は農家から非常に獄迎され、発展の途上にある。こう……

第7回国会 農林委員会 第14号(1950/03/16、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私はこの法律案が成立したならば、提案の理由にありますように、中央開拓審議会はなくなると信じておるのであります。又なくなるのであります。然るに昭和二十五年度の予算を拜見して見ますると、中央審議会委員出席旅費及び中央審議会金融部会委員出席旅費というのが、おのおの二万四千八百円ずつ計上してあるのであります。この理由をお伺いしたいと思うのであります。
【次の発言】 現在予算は審議中であるのでありまするから、要らなかつたら、不用額というのでなくして、要らなかつたならば、別な面に流用することができる、こういうふうにならないものか、この点をお伺いしたいと思います。

第7回国会 農林委員会 第16号(1950/03/28、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 大臣は、本会議でも、予算委員会でも、本委員会でも農協の強化策を講ずると、こう言つておられるのでありますが、強化策に基いて講ずるものについては相当の予算を組まなければならないのであります。然るに現在の農協に関する予算は非常に貧弱であつて、且つ又この法律が通過されてもこのくらいの予算では改正法は実行できない、こう考えるのであります。強化されることについて如何なる具体的な予算的措置が考えられておるか、お伺いしたいと思うのであります。
【次の発言】 補助政策はやらないことにいたしましても、今度の法律が若し通過したとしたならば、適当の検査をしなくちやならんのであります。適当の検査をすること……

第7回国会 農林委員会 第18号(1950/03/30、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 油糧配給公団に砂糖を取扱わしめるのと、食料品配給公団を残して置いて砂糖を取扱わせるのと比較いたしましたならば、政府の案が食料品配給公団に砂糖を取扱わせるのと、事務上、経費上どれだけの利益があるかということをお尋ねしたいと思うのであります。私の考といたしましては、事務は複雑になり、経費は増加いたしまして、閣議決定と相反するところの結果になるのではなかろうかと思うのでありますが、この点お伺いしたいと思います。
【次の発言】 只今のお話によりまするというと、砂糖は近く統制を外ずすことになる見当であると、こういうふうなことでありましたならば、徒らに食料品配給公団を廃止して行くよりも、事務……

第7回国会 農林委員会 第26号(1950/04/17、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 第一條によつて見まするというと、公正なる取引を確保するためということで、公正な取引をすることが本取締法の目的であつて、農業生産力の維推増進ということは従たるようにこの法律では読まれるのでありますが、私らから申上げるというと、農業生産力の維持増進のために肥料の取引を確保すると、こういうことになつて来なければいけない、こう考えるが、この関係を一つ御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 今肥料公団の問題が出たのでありますが、肥料の配給について、近く肥料公団はなくなると思うのでありますが、いつ頃廃止して、廃止後におけるところの肥料配給の組織及び方法はどういうふうにお考えになつてお……

第7回国会 農林委員会 第27号(1950/04/18、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 新旧の指定品目改正表を拝見して見ますというと、新らしいものに菜種が削除されておるのでありますが、菜種を削除されたところの理由を先ずお伺いいたします。
【次の発言】 政府が購入するところの甘藷、馬鈴薯は検査がその方にあると思うのでありますが、政府が購入せないところの甘藷、馬鈴薯は検査せられない方針であるかどうか、この点をお伺いいたしたいのであります。
【次の発言】 甘藷、馬鈴薯は我が国食糧の将来においても重要なものと信ずるのであります。重要な物の取引の円滑を図るためには、どうしたつて検査が必要であろうと考えるのでありますから、研究中であるといたしますならば、検査をせられるように取計……

第7回国会 農林委員会 第28号(1950/04/19、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 現在農村は行詰りの状態に陥つておるのでありますが、農村不況の原因はどこにあると大臣はお考えになつておるか、又どうすれば農村は立直るとお考えになつておるか、その点先ず最初にお尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 農村不況の原因は只今大臣からのお話の通りであるといたしましたならば、私などは農村不況打開のためには、過去において農村が行詰つたときの例に倣いまして、農村の経済更生計画を立てると同時に、一方の方においいては農協自体が農協の拡充計画を立てまして、両々相俟つて行かなくちやできないと思うのであります。ただ政府に縋るだけではできないのであつて、農協にみずから立ち上るような方策……

第7回国会 農林委員会 第29号(1950/04/20、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 二十五年度の援助資金によつて、土地改良費には、私の知つてる範囲内においては十七億円ぐらいの資金を運用するというような話であるのでありますが、只今までの話によると、困難だということでありますが、十七億万円ぐらいの金額を運用するということはできないような状態であるかどうか、この点を重ねてお尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 昭和二十五年度の政府の予算拜見して見ますというと、土地改良事業費として八十五億円、耕地災害復旧の経費として七十二億、合計百五十七億円を計上してあるのであります。併しこれに対しては、地元負担金が七十七億円あるのでありますが、この七十七億円は資金の融通をしな……

第7回国会 農林委員会 第30号(1950/04/21、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 提案の理由書によつて見まするというと、九州で生産される輸出農林水産物は、種子、百合根、花莚、木材、木ろう、毛皮、こう書いてあるのでありますが、水産物はないのでありますか、伺いたいと思うのであります。
【次の発言】 私の知る範囲内においては、ここに書いてある百合根でありますというと、九州では長崎県、佐賀県が最も主なる産地であります。従つて、そういたしますといたしましたならば、長崎に出張所を置くことが、この点から考えて見ますというと適当であろうと考えるのでありますが、この点お伺いしたいと思うのであります。

第7回国会 農林委員会 第31号(1950/04/24、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は最初にお断りして置きますが、この前の委員会に出席しておらなかつたために、重複する虞れがあるかも分りませんけれども、その点は惡しからず御了承願いたいと思います。  先ず逐條的に申しまして、第三條の第二項「牧野管理規程案を十日間公示しなければならない。」こういうようなことになつておるのであります。公示の方法は恐らく県公報によるというようなことではなかろうかと思うのでありまするが、交通不便な所を沢山持つておる所では、十日間くらいの県会報による公示では、県公報が発行されてから十日間……公報が到着するまでにすでに十日間経過する。こういうふうなことで、公示の効果が全くなくなるようなことに……

第7回国会 農林委員会 第32号(1950/04/26、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は農林金融の問題でお尋ねしたいと思うのでありますが、少しく我が国における農林金融の沿革を述べ、こんな沿革ででき上つたのであるからかくすべきであるというようなことに進めて見たいと思うのであります。この点御了承の上、一つお尋ねいたします。我が国における農政事務を回願して見ますというと、明治四十年以来特に問題が取上げられたのが二回あると考えるのであります。そのうちの一つは大正十一年、十二年の農村振興運動と、産業組合中央金庫の設立であります。第二の点は昭和七、八年の農山漁村の経済更生運動と、産業組合拡充五ケ年計画、これは五ケ年計画が済んだ後に更に第二次産業組合三ケ年計画、こういうような……

第7回国会 農林委員会 第33号(1950/04/28、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 只今拜見したので、余り詳しいことは存じませんが、第一の、この理由に書いてある保護鳥獸と特別狩猟鳥獣の区別を一つ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 それで具体的に狩猟鳥獸としてはまあ一、二の例を挙げて頂いて、それから特殊狩猟鳥獸というものは具体的にこういうものを申すのであるということを、こういうことをお聽きいたしたいと思います。
【次の発言】 それからこの理由書の第三の裏の方の、第二條の特別捕獲許可による外は、狩猟鳥獸の捕獲は全く禁ずる旨の規定を明らかにいたしておるのでありまするが……。
【次の発言】 第四の手数料ですが、これには五百円と書いてあるし、又第二には三千六百円と……

第7回国会 農林委員会 第35号(1950/05/01、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 先に来朝したシヤウプ使節団は「中央政府は災害復旧に対する財政上の全責任を引受けてよいであろう」と勧告しており、災害復旧が国家再建上最喫緊の要務であるの鑑みまして、勧告の有無に拘わらず、政府は災害の速かなる復旧に対し最善の努力を拂うべきであるのでありまして、況んや勧告がありました以上、当然その勧告に従うべきものと考えます。現に別途提案をられております、昭和二十五年度における災害復旧事業費国庫負担の特例に関する法律案においては、一般土木関係の復旧に対しては、全額国庫が負担することになつているのであります。然るにひとり農林水産業施設の復旧に関しては、部分的補助となつていることは全く了解……

第7回国会 農林委員会 第36号(1950/05/02、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 自作農創設特別措置法の第三條第一項でありますが、これによつて見まするというと、昭和二十五年の二月十一日を限つて認定買收というようなものが廃止されるということになるのでありますが、従来認定買收の対象となつておるような農地はどう処分される考えであるか。又認定買收廃止の結果、農地の利用が不適正に陷つて、農業生産の減退を来たすようなことになりはしないか。こういうふうな心配をしておるのでありますが、これに対する御意見を承りたいと思うのであります。
【次の発言】 次は第六條第三項でありますが、これは四月の二十七日の日に岡田委員が一応質問して、局長から答弁があつたのでありますけれども、私の考え……

第7回国会 予算委員会 第6号(1950/02/27、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は中小企業に対して質問したいと思うのであります。私共先日予算委員の数人の者が、足利と桐生の中小企業の状態を視察して参つたのであります。その視察の結果は、何とか手を打たなくては、現在の中小企業は行き詰つてしまうという状況にあるのであります。安本長官は二十三日に、我が国中小企業の実情に即しつつ、その企業内容の強化、金融上の措置、技術指導等について能う限りの努力をする、こういうふうに演説しておられるのでありますが、現在行き詰つておるところのこの中小企業に対して、具体的に直ちに実行しようというお考えの事項があつたらば、先ずそれを承わりたいと思うのであります。

第7回国会 予算委員会 第9号(1950/03/08、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は最初に、昭和二十四年産米確保の報奬物資についてお尋ねしたいと思うのであります。報奬物資を出されるところの根本の目的は、農民に対して強制供出をやらせたいからその報奬として農民が希望するところのものをできるだけ安く出してやる、これが目的であると考えるのであります。然るに現在配給しておられるところのものを拜見してみまするというと、その後市価が下つた結果でもありましようが、市価よりも高く、且つ品質が悪い、こういうふうなことでありますから、報奬物資を農家が受取ることを好まない。従つて農協も商人も、この報奬物資を取扱つているところのものは、非常に困難な状態に現在陷つているのであります。こ……

第7回国会 予算委員会 第10号(1950/03/09、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は気象問題についてお伺いしたいと思うのであります。  先ず昭和二十四年における気象に原因した損害額がどのくらいだつたか、これをお尋ねしたいと思うのであります。私の調査したところによつて見ますると、風水害その他による大きいところの損害の回数が十七回あつたと考えるのであります。その外に突風その他によつての被害は相当甚大であると考えるのでありますが、この被害額の大体の数字をお示しを願いたいと思うのであります。
【次の発言】 数字はあとで頂戴することにいたしますが、然らばどうすればこの気象に原因したところの災害を防除することができるかということについてお尋ねしたいと思うのであります。

第7回国会 予算委員会 第24号(1950/03/29、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は経済危機を打開する国民運動について御質問したいと思うのであります。マツカーサー元帥は昨年十二月十五日農協成立二週年の記念日に当つて声明書を発表されたのであります。その声明書によつて見まするというと、農業協同組合が設立せられたのは千九百四十七年二月十五日であつた。この日以來日本の農民は恐らく世界協同組合運動史上にも例を見ない、組織の拡大を果した、こういうふうにお述べになつておるのであります。然るにその後数ケ月になる今日の状態はどうであるかと考えて見まするというと、農民が低米価、肥料、電力料金等の値上り、課税の重圧等のために、赤字経営となつて資金難に陷つて、その結果農業の生産力の……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 経済安定委員会 第1号(1950/07/20、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 私などは経済安定の委員になつたのは初めてであつて、経済安定のすべての施策をまだ十分に呑み込んでいないのでありますから、最初に経済安定に関するいろいろの方面からの説明を承わりたいと思つております。
【次の発言】 及び関係の事項までです。
【次の発言】 ええ。

第8回国会 経済安定委員会 第2号(1950/07/26、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 今実際の市中の織物などの状況を見てみますと、綿製品その他は急激に上つておる。小売商のようなところも非常に困つておるし、このままにして行つたならば、更に再統制をして貰わなければできないようになりはしないか、併し再統制をしたならば出廻りが少くなつて又困るようになつて来る。それでこの際再統制はせないのだ、品物は大丈夫あるんだからというようなことを声明して頂くと同時に、又そういうふうな品物はできるだけ現在の小売商を通じて流すんだという、こういうふうなことにして頂けば上る率も少くなるし、又小売商のようなものも安心してできる。こういうふうなことを言つておる。又一方の方では非常に生糸が高くなつ……

第8回国会 経済安定委員会 第3号(1950/07/29、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は朝鮮事件の結果、対馬の国土計画についてお尋ねしたいと思うのであります。我が国の防衛の第一線であるところの対馬の現状はこの間配付されました未開発の宝庫対馬の実態報告というのに詳しく書いてあるのでありますから、大体の説明をしてみたいと思うのであります。対馬は日本海の西の果である九州と朝鮮との間にあつて、釜山へは三十五海里、博多へは七十二海里、平戸へは五十三海里というような地点にあつて、南北が十八里、東西が四里、総面積が七万一千四百三町、そのうち農耕地が二千四百七十三町というようなところで、総面積に対する農耕地の割合は僅かに三・四%であるのであります。町村の数は十三で、人口は五万七……

第9回国会 予算委員会 第3号(1950/11/30、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 再建整備に対してもう少し具体的に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 それでは只今から午前に引続いて公聽会を再開いたします。清船工業会事務局長吉田佳雄さんにお願いいたします。
【次の発言】 速記を始めて。  それでは本日の予算委員会公聽会はこれを以て閉会といたします。明日は午前十時から開きます。    午後三時五分散会  出席者は左の通り。    委員長     波多野 鼎君    理事            野田 卯一君            羽生 三七君            伊達源一郎君            藤野 繁雄君            櫻内 義雄君     ……

第9回国会 予算委員会 第5号(1950/12/02、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は地方財政平衡交付金仮決定に当りまして、單位費用が、試算の際の單位費用と、仮決定規則による單位費用とが相違しているところの理由をお尋ねしたいと思うのであります。例をとつて見まするというと、土木費については、道路費が試算の際の單位費用は九円八十九銭であつたのが、仮決定の場合には八円十三銭となつております。橋梁費が試算の際は百三十七円三十七銭が仮決定の場合は九十六円十六銭になつております。河川費について見まするというと、試算の場合は三十四円八十九銭であつたのが、仮決定の場合には二十四円四十二銭となつているのであります。このように試算の場合の單位費用と、仮決定の場合の單位費用とが相違……

第9回国会 予算委員会 第6号(1950/12/04、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 警察予備隊についてお尋ねしたいと思うのであります。警察予備隊は我が國の平和と秩序を維持し、公共の福祉を保障するのに必要な限度内で、國家地方警察及び自治体の警察の警察力を補うために設けられたものであつて、総理大臣の命を受けて、治安の維持のため特別の必要がある場合に行動する。その行動は警察の任務の範囲に限られておるのであります。去る十月二十八日警察予備隊本部を視察した際の増原長官の話では、警予備隊は元の軍隊のよなものでもいけない。警察のようなものでもいけないというようなことであつたのでありますが、警察の任務の範囲と、警察のようであつてはいけないということと、その間にどのくらいの差があ……

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/06、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は国民財産を完全に保管、管理し、人権を擁護し、又政府の牧人を増すために法務局関係の登記事務、人権擁護事務、庶務事務について質問したいと思うのであります。昭和二十五年の七月に土地台帳法、家屋台帳法の一部の改正によりまして、従来税務署所管であつたところの土地台帳及び家屋台帳の登記事務が法務局及び地方法務局の管理に移管されたのであります。台帳の登記事務は正確迅速を旨とすることが必要であるが、地方税の唯一の財源である固定資産税の基本となり、又国民経済取引り対象となる土地家屋の所有、種類、容積及び権利者等を明確にするのに絶対的に必要な事務であつて、この登記事務を怠るときには国民の受けると……

第9回国会 予算委員会 第9号(1950/12/07、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) 木村さんに御相談しますが、衆議院から大蔵大臣は呼ばれておるそうですから、一つできるだけ簡單に願います。

第9回国会 予算委員会 第10号(1950/12/08、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) 予算委員会を開会いたします。
【次の発言】 私は電柱敷地手当金についてお尋ねしたいと思うのであります。現在の電柱敷地の手当金は、明治二十三年に電信電話線建設法によつて定められたものであつて、一ヵ年一本について四銭の手当金を出す、但し所有者又はその権利者において手当金を望まないときにはこの限りではない。こういうふうなことになつておるし、昭和二十年の電柱敷地手当金支給に関する閣令によつて見ますると、一本につき一ヵ年十六銭の補給金を支拂う。要しまするのに、現在においては四銭の手当金と十六銭の補給金と、合せて二十銭となつているのであります。この二十銭の算出の基礎を先ずお尋ねしたい……

第9回国会 予算委員会 第11号(1950/12/09、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 只今の動議に賛成いたします。

第10回国会 経済安定委員会 第2号(1950/12/14、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 この大豆の輸入ですね。この輸入ができるか、できないかによつて私どもの食糧の味噌、醤油に重大な影響を及ぼすのですが、上半期は五一%、下半期は二一%とすれば、大分予定の数量よりも減るようになるが、これで国民の必需品であるところの味噌、醤油に支障はないのですか。

第10回国会 経済安定委員会 第4号(1951/02/05、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 理事の補欠選任は、成規の手続を用いず、委員長にその指名を一任することの動議を提出いたします。
【次の発言】 現在問題になるところの、人口の発表が多過ぎるというお話があるようですが、そういうことはどういう意味のことかもう少し具体的に……。
【次の発言】 併し、人口は死んだ者も生れた者も、戸籍ですべてを報告するのだから、多過ぎるとか少な過ぎるというようなことがあるはずはないと思つておりますが、どういうふうなことで推定で行くのですか。確実な数字が、あるはずと思つておるが……。

第10回国会 経済安定委員会 第7号(1951/03/22、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 物調法を改正するということは、まだ改正が必要であるということは、二十三年の十二月九日の本会議で質問して以来、引続いて政府にもいろいろと意見を述べておるのでありますが、物調法を存続しなければいけないという理由から先ずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、今資料を頂いておるのによりますと、生産資材二十五品目、消費物資の八項目というようなものを統制をしておられるのでありますが、この二十五品目及び八項目というものは引続いて統制せられる考えであるかどうか、或いはこのうちに速かに統制を外す予定のものがあるかどうか、若し外す予定のものがあるとしたならば、いつ頃外される予定である……

第10回国会 経済安定委員会 第9号(1951/03/26、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 物資需給審議会のことにつきましては、この前の委員会でも質問したのでありますが、今日の東京新聞によつて見まするというと、経済官庁の政策審議会からは民間人を排除するという方針のようであるのであります、そういたしまするというと、この前に質問した場合の答弁と齟齬することになるのでありますが、この点についてどういうお考えであるか、伺いたいと思うのであります。
【次の発言】 この前に要望して置きました政令案はまだ配付されておりませんが、政令案はどういうふうになつているか、お尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 いろいろの重要問題が外部に漏洩する慮れがないようにするためには、委員は公務……

第10回国会 経済安定委員会 第10号(1951/03/29、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 臨時物資需給調整法の一部を改正する法律案に対し、私は若干の希望条件を附して賛成するものであります。  元来この法律は国家総動員法等のあとを受け、戦後経済統制の根拠法としし制定せられ、今日まで運用されて来たものでありますが、その内容においては極めて包括的な委任立法であり、経済統制に関する全面的な権限を政府の手に委ねているのであります。このような法律の条項が、戦後の民主々義の要求や、或いは経済の実情に合致しないことは、すでに各方面より指摘せられて来たところであり、この意味において臨時物資需給調整法の全面的な改正が年来強く要望されて来たことは、極めて当然のことと申さねばならないのであり……

第10回国会 経済安定委員会 第11号(1951/03/31、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 外国為替管理委員会は過去一年余の体験に鑑みまして、今回改正せられることになつたのでありますが、外国貿易を健全に発達せしめることは我が国の再建上にも、又重要産業の振興促進上にも緊要でありますから、私は外国為替管理委員会設置法の一部を改正する法律案に賛成するものであります。ただ外国為替及び外国貿易管理事務は、各官庁に関係があり複雑であるから、今回の改正によりまして外国為替管理委員会が主となつて、よく官庁相互間の連絡を円滑ならしめて、外国為替の取引及びこれに関連する外国貿易の取引の手続に遺憾なきを期すると共に、外国為替銀行その他の関係金融機関をも十分に監督して、失敗を未然に防止する等万……

第10回国会 経済安定委員会 第12号(1951/05/12、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 説明をずつと聞いたらよくはないですか。
【次の発言】 年間計画です。

第10回国会 経済安定委員会 第14号(1951/05/22、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 今までは連合委員会があつて、それで質疑があつておつたのでありますが、又その間に質問があつたのにお答えになつた点と重複する点があるかも知れませんが、以下幾らかお尋ねしたいと思うのであります。本法案に基きまして実際に測量調査を行おうとするのについてはどのぐらいの人間が要る予定であるか、これをお伺いしたいと思うのであります。例えていいますと、測量士であるとか或いは測量士補であるとか、その他の技術者であるとか事務員等をどのくらい予定しておられるか、お尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 次は測量法によつて測量しなくちやできないのでありますが、その測量士法による測量士及び測量士補と……

第10回国会 農林委員会 第33号(1951/05/16、2期、緑風会)

○委員外議員(藤野繁雄君) これについて少しく国有林野法及び国有林野整備臨時措置法についてお尋ねしたいと思うのであります。昭和二十六年度の予算の審議に当りまして、取上げられた大きいところの問題の一つは、地方財政平衡交付金の増額であつたのであります。この問題は予算委員会でも、地方財政委員会でも、文部委員会でも取上げられて、予算委員会では予算を修正しようと計画したのであります。関係方面の了解を得ることができなかつたのであります。なぜ地方財政平衡交付金がこのように論議されたかということは、御承知の通りに、国税は年々軽減せられておりますが、これに反して地方税が増額せられて、その負担に堪えないからである……

第10回国会 農林委員会 第36号(1951/05/22、2期、緑風会)

○委員外議員(藤野繁雄君) 国有林野整備臨時措置法の第三条によりまして延納の特約をした場合に徴しまする確実な担保というのはどんなものであるか、国債以外に不動産のようなものも認められるのであるか、お伺いしたいのであります。
【次の発言】 竹林、特用樹種についても部分林を設けられる考えであるかどうか、お尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 国有林野を売払つた代金の延納については借入金の範疇に入るのであるかどうか。範疇に入るといたしましたならば、地方の公共団体の起債の枠に入れるものであるかどうか、この点お伺いしたいのであります。
【次の発言】 国有林野整備臨時措置法によつて国有林を地方公共団……

第10回国会 予算委員会 第1号(1951/02/03、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 農業共済組合連合会事業不足金に対する政府の方針は、一月三十一日の本会議において、岡村委員の質問に対し、大蔵大臣から答弁があつたのでありますから、大体は了承したのでありますけれども、これについて今少しくお伺いしたいと思うのであります。農業共済組合連合会は、この法律の規定するところによつて業務を執行して来たのでありますが、最近数年間に予定以上の災害があつたために、二十数億円の不足を生じたのであります。このように多額に上る不足金があつても、法律に定めておられるところの保險金は連合会は支拂わなくちやならないのであります。然るに連合会は、法律で定められたところの二百億円を支拂うところの金が……

第10回国会 予算委員会 第4号(1951/02/08、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 只今お話があつた一般鉱害ですね、一般鉱害はどのくらいの程度に今審議会で話が進んでおるか。進んだ状況のお話を承わりたいと思います。
【次の発言】 一般鉱害も特別鉱害と同じように非常に困つている地方が多いのでありますから、速かに案を樹立して着手して頂くようにお願いいたします。
【次の発言】 只今の説明によつて八月以降の分からは補給金がなくなるという、こういうようなお話でありましたが、この三月までに輸入されたものまで補給金があるのですか。或いは契約をしておつたところのものであつたならば、あとで入つたものに対しても補給金があるのかどうか、この点お伺いしたいと思います。

第10回国会 予算委員会 第5号(1951/02/09、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 食糧問題から取上げて……、食糧問題について更に説明をして頂いたら如何ですか。
【次の発言】 それなら蚕糸局長からか、あの順序でずつとやつて頂きたいと思います。
【次の発言】 最近生糸の値段が非常に上つて来たのでありまするが、将来における生糸の見通しをお伺いしたいと思います。又アメリカで価格に対する制限を与えるような新聞記事がありますが、この点についても併せて御説明をお願いします。
【次の発言】 急激な増産をやるということであつたならば、如何なる方法によつて増産をされる計画であるか、増産計画の大要を承わりたいと思います。
【次の発言】 技術を奨励するということになれば、いい生糸を生……

第10回国会 予算委員会 第6号(1951/02/10、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 雑穀の統制が解除されるかどうかということを非常に各方面で注意をしておられるのでありますが、雑穀の統制がいつから外されるのであるか、雑穀は全部統制が外されるのであるのかどうか、この点お尋ねしたいのであります。
【次の発言】 さつき佐多委員からも話があつたのでありますが、現在のような状態からいたしますというと、外地におけるところの買付の価格も、食糧は自然高くなつて来る、又運賃も高くなつて来る、こういうふうなことであつたならば、昭和二十五年度の価格補給金も不足を訴えて来るのじやなかろうか。これも補正しなくちやできないじやないか。又二十六年度の予算も現在の状況から言えば不足するのじやなか……

第10回国会 予算委員会 第7号(1951/02/12、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) 只今より予算委員会を開会いたします。  初めに建設省の政務次官から御説明をお願いいたします。
【次の発言】 今日お見えになつているのは建設政務次官の渡邊さん、建設省の河川局長の目黒さん、建設大臣官房会計課長の植田さん、建設省の道路局長の菊地さんがお見えになつております。
【次の発言】 それじや次へ。
【次の発言】 速記をちよつととめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 よろしいですか。……では都市局長。
【次の発言】 皆さんにお諮りいたしますが、余り遅くて御迷惑ですけれども、説明員として農林省の農地局建設部長の櫻井さんが見えておりますので、それだけ……

第10回国会 予算委員会 第8号(1951/02/13、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 これに配付して頂いておる商品別輸出入実績というのはこれは実際我が国に言つて来た数量であるかどうか。これを先ずお尋ねいたします。
【次の発言】 若し実際に入つた数字であるとしたならば、このほかに買付の契約をやつた数量がどのくらいあるか。それは食糧及び飲料について御説明を願いたいと思つております。
【次の発言】 私がお尋ねするのは、これだけが実際到着したものであるとしたならば、あと二ヵ月あるからどのくらいの数量が入つて来るか、その数量と二十六年度の四億五千六百万ドルの比較はどうなるか、こういうふうなことを見たいと思つているんです。この実績からしますというと、二十五年度と二十六年度は非……

第10回国会 予算委員会 第10号(1951/02/16、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は、第九国会において述べて置いた電信柱等の敷地の使用料についてお尋ねいたしたいと思うのであります。これは目下検討中であるから次の二十六年度予算には計上する予定だというようなことを大臣から聞いておつたのでありますが、幾らの單価で、そのくらいの金額を予算に計上してあるか。これをお尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 只今の御説明の通りであるといたしましたならば、現在の予算には組んでないのでありますから、補正予算にこれを出されるお考えであるかどうか。この点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 大臣は就任以来いろいろと郵便事業、電信事業の改善に努力しておられるということは喜……

第10回国会 予算委員会 第11号(1951/02/19、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は労働組合の福祉活動助長について最初にお尋ねしたいと思うのであります。  労働組合が行いますところの生活協同組合というようなものを積極的に育成助長して、労働者の福祉厚生を図ろうとしておられるのでありますが、具体的にどんなことをやつて福祉をやられるお考えであるか。
【次の発言】 その次は失業保險ですが、市町村あたりで農業協同組合であるとか、或いは漁業協同組合であるとかいうようなものに奉職しておる者が失業した場合においては、自分の家が農業をやつておるとか或いは漁業をやつておるとかいうことで、失業保險の保險金をもらえないような事実があるのでありますが、そういうふうなことに取扱つて差支……

第10回国会 予算委員会 第12号(1951/02/20、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 政府では警察制度を改めようとしておられるようでありますが、若し国家警察と自治体警察とを或る程度変更せられるというようなことであれば、それに対する予算はどういうふうにお考えになつておるのであるか。又警察力を強化するために人員の増加を計画しておられるようでありますが、そういうふうなものは二十六年度の予算に計上されてあるかどうか、お尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 次に私は海上保安庁のことでお尋ねしたいと思うのでありますが、この間材料を頂戴したのによつて見るというと、拿捕せられた漁船がソ連関係で九十五隻、中国関係で四十六隻、韓国関係で四十一隻計百人十二隻というようなものが拿……

第10回国会 予算委員会 第15号(1951/02/23、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 さつきの御説明で昭和二十四年度までの税金がまだ滞納が四百十九億ぐらいあるというお話でありますが、この四百十九億のものはどんな方法で、或いはいつ頃までに收入ができるのであるか、見当が立つておられたらばお伺いしたいと思うのであります。
【次の発言】 税金を決定する際において、できるだけ公平に決定するというような意味から、国税庁には国税庁の協議会、国税局にはその協議会というものを設けられて円満な解決をして行つておられると考えるのでありますが、こういうふうなものが設けられた結果、納税にどんなふうな好成績を及ぼしておるか、その実情を承わりたいと思うのであります。

第10回国会 予算委員会 第17号(1951/03/02、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) 要求してはおりますけれども、まだ見えないということなんです。(「何をしているんだ」「何をしているんだ」「衆議院のほうはもう済んだはずだ」「散会々々」「何をしているかが問題だ」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 今確かめますから……。

第10回国会 予算委員会 第20号(1951/03/06、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) 只今から公聽会を開催いたします。  公述人のおかたには御多忙のところ、おいで下さつたことを厚く感謝いたします。公述と質疑とで大体お一人三十分間くらいの予定でおりますから、そのつもりで一つお願いいたします。  全日本中小工業協議会中央委員長櫻田巖さんにお願いたします。
【次の発言】 御質問のかたがあつたらどうぞ。
【次の発言】 よろしうございますか。  では次に武藏大学経済学部長鈴木武雄さんにお願いいたします。
【次の発言】 どなたか御質問ございませんか。
【次の発言】 よろしうございますか。では午後は一時半から開くことにいたしたいと思います。暫く休憩いたします。    午……

第10回国会 予算委員会 第22号(1951/03/08、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は先ず講和問題に関して吉田首相にお尋ねしたいと思うのであります。  ダレス特使の来朝を機として講和條約の締結が促進せられ、又その問題点が漸次明確になつて来たことは喜びに堪えないのであります。又この点に関する総理大臣の御努力に対しては感謝の意を表したいと思うのであります。併しながらこの国の将来にかかる重大問題でありますから、全国民がひとしくその推移を注視しておる事実に鑑みまして、その取扱いは飽くまでも愼重を期し、いやしくも独断や偏見に陷ることがなく、虚心に全国民の声に耳を傾くべきものであるのであります。この意味におきまして、私は先に施政演説に対する質問演説において、講和問題は党利……

第10回国会 予算委員会 第23号(1951/03/09、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) 午前に引続き予算委員会を開会いたします。  只今の出席は池田大蔵大臣、岡野国務大臣、地方財政委員会委員の青木さん、地方財政委員会財務部長の武岡さん、大蔵省主計局長の河野さんが見えております。西郷さん。
【次の発言】 私は第一に食糧問題について、重ねてお尋ねしたいと思うのであります。  政府が昭和二十五年度より食糧増産興農運動を絶叫いたしまして、食糧の増産に邁進しておられることは認めるのであります。又昨日私の質問に対して総理大臣から、現内閣の食糧政策に関する基本方針を説明して頂いたことも了承したのであります。なお昭和二十六年度の予算におきまして、廣川農林大臣が非常な努力をさ……

第10回国会 予算委員会 第27号(1951/03/14、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は人権擁護の関係と、事務的で小さい問題のようであるけれども、私などの財産に重大な関係がある土地台帳及び家屋台帳についてお尋ねしたいと思うのであります。先ず最初に人権擁護問題から入りたいと思うのでありますが、人権擁護の必要であることは今更私が申上げるまでもないのでありますが、国民中に人権擁護ということがどんなものであるかということを知らないものが非常に多いのであります。昨年の十一月国立世論調査所調査の結果によつて見ますれば、先ず人権という言葉はどういうふうなものであるかと、こういうふうなことを聞いたところが、人権擁護という言葉がわかつているのは僅かに三〇%であります。又人権擁護局……

第10回国会 予算委員会 第28号(1951/03/15、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) 農林次官が見えておりますが、大臣から答弁されることま……。
【次の発言】 岩間さん、どうぞ。

第10回国会 予算委員会 第29号(1951/03/17、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は最初に観光事業と国立公園及び温泉問題についてお尋ねしたいと思うのであります。終戦後期せずして観光事業の振興が叫ばれて、国並びに地方公共団体において積極的に乗出して来ましたことは、美しいところの国土の保持上からも、国民の保健上からも、貿易外収入の増加を図る上からも、又国際親善の上からも機宜に適したことと思うのでありますが、昨年中における観光による貿易外の収入がどのくらいであつたかということを先ず最初にお伺いしたいと思うのであります。
【次の発言】 では答弁は後でお願いすることにいたします。  我が国では昭和九年の三月には瀬戸内海、雲仙、霧島の三カ所を国立公園に指定し、更に同年の……

第10回国会 予算委員会 第30号(1951/03/23、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 御報告いたします。第三分科会に審議を付託せられました件は、昭和二十六年度一般会計予算、昭和二十六年度特別会計予算及び昭和二十六年度政府関係機関予算中、農林、通商産業、建設及び経済安定本部各省所管の予算に関するものであります。これら付託されました予算の説明は省略させて頂き、直ちに分科会における主なる質疑応答を御報告申上げます。  最初に、農林省所管について申上ぐることにいたします。先ず蚕糸業関係では、朝鮮事変以来糸価の高騰は顯著なものがあり、政府もこれが増産を呼称しているが、養蚕農家は将来を考え不安を抱いている、この際糸価高騰の事情を述べ、農民をして安心して増産に向わしめる意向はな……

第10回国会 予算委員会 第31号(1951/03/24、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 この平衡交付金に関する小委員長の報告は一般予算と同時に採択するのが適当と考えるのでありますが、今回採決することになりましたので、縁風会としては小委員長の報告の趣旨には賛成の意を表するものであります。併し小委員長が報告いたしました金額、時期、方法等については、今後なお愼重に検討を要するという意味を以ちまして賛成いたします。

第10回国会 予算委員会 第33号(1951/03/27、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は緑風会を代表して、本予算案に対し次のごとき要望を附して賛成いたします。  緑風会は、昭和二十六年度予算案についてその編成の根本方針並びにその施行上の支障等に鑑みて重大な危具の念を抱くものでありますが、予算案が年度内に成立を要する事情を考えてこれに賛成いたします。本予算案に対して我々の最も危惧するところは、第一に、国際情勢の緊迫化によるところの政治的要請並びに講和受入態勢等に果してよく適合し得るか否かという点であります。第二は、国際政局の激変による国外物価の騰貴、及びこれに基く国内物価の上昇等が、この予算案編成成当時の予算単価との間に相当大幅な開きを生じ、それがために施行上重大……

第10回国会 予算委員会 第35号(1951/03/31、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 大蔵大臣の説明によれば、日本開発銀行は長期資金の供給を行い、又は一般の金融機関が行う長期資金の供給を容易ならしめることにより、経済の再建及び産業の開発を促進するため、一般金融機関が行う金融を補完し又は奨励することを目的として設けたものであるということであるのでありますが、一般の金融機関が行う長期資金の供給を如何なる方法で容易ならしめられるか、具体的にこの点から説明をお願いしたいと思うのであります。
【次の発言】 そういたしますると一般の金融機関が行う金融を如何にして補完し又は奨励するか、今ので大体説明があつたかも知れませんが、更に具体的に説明をお願いしたいと思うのであります。  ……

第10回国会 予算委員会 第36号(1951/05/09、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 六三型の電車というのが問題になつておりるようでありますが、六三型の電車はどういうようなものか、それがどのくらいの数であつて、この事件を動機に六三型の電車は全部廃止せられるかどうか、そういうような点を伺いたいと思います。
【次の発言】 それから弔慰金の関係でありますが、私の手許にある資料では香典として一人当り五万円、及び供物、負傷者に対しては、入院しているものには一人当り一万円、その他のかたには五千円というようなことを書いてありますが、こういうふうな資料を持つておりますが、将来においてこういうふうな弔慰見舞というものはどのくらいの程度まで増加される見込であるかどうか、この点お伺いし……

第12回国会 経済安定委員会 第1号(1951/10/15、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 今月末までに十九の特定地域の決定の法律が出るといたしますれば、その特定地域には一、二、三というような順序を定めて、上のほうのものには補助助成を多くし、下のほうのものには補助助成が少いというふうなことになりますか。
【次の発言】 今御説明の通りであるといたしますれば、十九カ所を指定をされるけれども、政府の投資が少ないということであつたならば、どれもこれも虻蜂取らずということになつて、指定はしたけれども効果はないというふうなことになりはしないかという心配がありますが、その点は如何ですか。

第12回国会 予算委員会 第1号(1951/10/17、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 昭和二十六年度の地方財政平衡交付金及び公共事業費を中心として地方財政の実情を調査するため宮崎、鹿児島の両県に派遣されました第二回現地調査第四班の報告をいたします。  本調査班は私と専門員の野津高次郎君の一行でありまして、九月五日東京を発し、両県下の地方財政を調査の上、同月十三日帰着いたしました。宮崎県においては県財政と延岡、宮崎両市の財政を調査したのでありますが、先ず県財政について申上げます。本年八月末における宮崎県一般会計の二十六年度予算は、歳入歳出とも四十七億一千百余万円でありまして、これを前年度、即ち二十五年度の最終予算五十三億八千九百余万円に比較しますと、六億七千八百余万……

第12回国会 予算委員会 第3号(1951/10/26、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 私肥料問題でお尋ねしたいと思うのですが、本年の二、三月頃には過燐酸肥料が非常に不足したために、各方面でいろいろな陳情その他が行われて困つておつたことを聞いております。今年の計画においては、これだけあつたならば過燐酸肥料は需給の調節ができるとお考えになるかどうか、この点を先ず最初にお尋ねする次第であります。
【次の発言】 只今の御説明で日本全国としては、需給のバランスがとれるかわからないのでありますけれども、不幸にして九州方面に過燐酸肥料工場が少いのであります。でありまするから過燐酸問題は常に九州から起つて来るのであります。然るに九州の肥料工場では更に全能力を発揮すれば、より以上に……

第12回国会 予算委員会 第9号(1951/11/05、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 この給与改訂によるこれだけの金額によつて地方公務員の給与は千五百円引上げられる予定であるか。引上げることができるのであるか、どうであるか、最初にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 聞くところによれば、教員の俸給は千五百円のベースよりも三百七十五円、県庁関係の者は四百六十円くらい減じて計算をして、この数字になつておるという話を聞いておるのでありますが、そういうふうなことはないのであるのか、更に重ねてお尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 次に住民税の問題でありますが、住民税の問題は前年度の所得に課せられる結果、異動が多いところの地方であれば課するときにはすでに課すべきも……

第12回国会 予算委員会 第10号(1951/11/06、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 東支那海その他において漁船その他が拿捕されたために非常に損害を受けつつあるのであります。これに対する政府の補償その他の方法はどういうふうにやつておられるのであるか、終戦処理費に直接関係がないかもわかりませんが、戦争に関係があることだからお尋ねしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
【次の発言】 食糧管理収入の食糧売払代のうちには、聞くところによれば、麦の統制は一月から撤廃されるということであるのでありますから、麦の売払代はこれのうちに含まれていないのかどうか、それをお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは次に価格差追払金の算出の基礎をお尋ねしたいと思うのであり……

第12回国会 予算委員会 第11号(1951/11/07、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 自治警察が国家警察になつた場合において全員が編入されたものではないと思つておるのでありますが、自治警察の者であつて国家警察に編入せなかつた者がどのくらいあつて、そうしてそれはどういうふうな理由でそういうふうなことになつたかということをお尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 自治警察を現在存続しておるところの主なる理由はどういうふうなものであるか、その点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 自治警察が国家地方警察になるのについては、いろいろと理由もあるのでありましようが、一方においては経費節約ということも考えなくちやならないと思つておるのでありますが、従来自治警察で使つ……

第12回国会 予算委員会 第12号(1951/11/08、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 もう四時にもなりますから、行政整理のことについてはいろいろ問題がたくさんあろうと思つて、短時間にはどうかと思いますから、このまま一つ今日はこの程度で……。

第12回国会 予算委員会 第13号(1951/11/09、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) 御質問があつたらばどうぞお願いいたします。
【次の発言】 御質問ありませんか。
【次の発言】 私から一つ二つお尋ねいたしたいと思います。公団引継債権整理収入として四億円の減少になつておりますが、公団の引継債権は公団別にすればどのくらいの金額であるか、又どの公団の債権が減収の見込であるか、又減収見込の債権の今後の取立て方針はどうであつて、それはいつ回収する見込か、こういうふうなことをお尋ねしたいと思のであります。
【次の発言】 引続きお尋ねしますが、そうしますれば公団の引継債権は総額が二十一億四千三百万でありますか、それをお尋ねしたいと思うのであります。

第12回国会 予算委員会 第14号(1951/11/13、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 講和条約の締結を機に、我が国もいよいよ独立国家として進むべきときを迎えるというようになつたのでありますが、条約の締結に当りまして吉田総理大臣が老躯を提げて遠く米国飛び、いろいろと努力せられて参りましたことは、その労を多とするものであります。併しながら、賠償、外債、防衛分担金等いろいろの重荷を負つて参りまして、一人立ちして行かなければならん我が国の前途は誠に多難を予想されるのであります。従つて吉田内閣の責任も又重且つ大であると申さねばならないのであります。国民といたしましても、講和後の負担がどのように具体化して参るかということを憂慮するとともに、これらに対する財政経済政策において、……

第12回国会 予算委員会 第15号(1951/11/14、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は昨日の質問でまだ明らかになつていないところの点をお尋ねしたいと思うのであります。麦の作付けが今始まろうとしておるのでありますが、麦の統制撤廃の時期が、昨日の答弁では明らかにならないので、この問題を承わりたいと思います。
【次の発言】 若し統制を一月以降できるだけ早い時期に解消されるといたしましたらば、その統制の解除の方法といたしましては、法律の改正によるか、或いは政令でやられるのであるか、この点お尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 次は漁業債券の償還と災害対策についてお尋ねしたいと思うのであります。漁業改革のために発行せられました漁業債券は、現在幾らであつて、そのう……

第12回国会 予算委員会 第17号(1951/11/16、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 今食管特別会計の予算は定員法が変つてでも予算を組替える必要はないと、こういうふうなことでありましたが、若し農林省の統計調査のほうの定員が変更せられるというようなことになつたならば、その際においては予算の組替の必要がありますかどうか、この点お尋ねしたい。
【次の発言】 私の質問したいところは一方のほうにおいては不足をしており、一方のほうには余るようになつたといたしましてでも、いろいろの予算の総則なんかに制限されるために何かそこに法的措置を講ぜられる必要があるというのであるかどうか。予算総則その他を変更しなくちやできないということになるのか、或いは大蔵大臣だけでやり繰りができるのかど……

第12回国会 予算委員会 第18号(1951/11/19、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 電力問題についてお尋ねしたいと思います。現在聞くところによれば自家発電の電力は余つておるところがあるし、その他の電力は不足をしておるところが多いのであります。そういうふうな場合において、現在の組織では自家発電を不足しておるところの方面に廻すことができるという説と、できないという説があるのでありますが、或る地方はやつておるし、或る地方は中止しておるのであります。これができるか、できないかということをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 法律上の問題があるというようなことで、噂に聞けば或るところは実行しておるが、或るところは実行しておるのを止めたというような話も聞くのでありますが、……

第12回国会 予算委員会 第22号(1951/11/24、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 只今内閣委員長から話があつた点について、この前質問しているのでありますが、まだ十分でない点がありますから重ねて定員法の修正があつた場合のことをお尋ねしたいと思うのであります。政府機関職員定員法が修正せられて、農林省統計調査関係定員が大幅に復活する場合には、退職手当において剩余を生じ、職員基本給において不足を生ずる結果となるのでありますが、その過不足はどういうふうに経理すべきでありますか、これをお尋ねするのであります。退職手当は行政部費として農林大臣官房に計上され、職員基本給は産業経済費として農林統計調査事務所に計上されているために、二十六年度一般会計予算総則第十條但書によりまして……

第12回国会 予算委員会 第24号(1951/11/29、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 昭和二十六年度の補正予算が今審議されておるのでありますが、定員法の改正に伴うて予算のいろいろと修正すべき点があるのじやないかと想像されるのであります。この点についてはすでに三回に亘つていろいろお尋ねしたのでありますが、まだその点が明らかでないのであります。それは第一の方法としては当該予算を組替えるのが最も適当であると思うのでありますが、若しこれができないといたしましたならば予備費から流用するような方法もとらなければできないのであります。併しそういうふうなことは非常に厄介でもあるのでありますから、予算総則を変更したらどうだろうかと、こういうふうなことを考えておるのであります。從いま……

第12回国会 予算委員会 第25号(1951/11/30、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 予算補正総則の修正に関する提案を昨日したのでありますが、大蔵大臣にお伺いしたいことは、大蔵省事務当局がこれまで言明されておるように、補正予算の切替え、又は総則の修正なしに行政措置のみで事務の運用に支障を来たす虞れがないかどうか、本席において改めてはつきりと大蔵大臣の言明を得たいと思うのであります。
【次の発言】 只今の大蔵大臣の言明によりまして行政機関職員定員法の修正に基く定員の異動によつて二十六年度において職員基本給に不足を生ずる部局においては政府の責任を以て行政措置により職員の給與の支給その他の業務の運営に支障がないようにすることができるとの確答を大蔵大臣から得ましたので昨日……

第13回国会 地方行政委員会 第4号(1952/02/05、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(藤野繁雄君) 一年延期する、将来において検討した上で更に考慮するということになつておるわけであります。
【次の発言】 只今の問題については今交渉中であつて、交渉の結果は金曜日の閣議くらいに出したいという希望を持つておるのであります。
【次の発言】 御意見の通りです。

第13回国会 地方行政委員会 第9号(1952/02/22、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(藤野繁雄君) 地方税法の一部を改正する法律案は、すでにその要綱が閣議で決定したのでありますから、できるだけ速かに提出する予定であるのであります。町村職員恩給法、地方公営企業法、こういうふうなものも、できるだけ早く提案すべく今検討を進めておるような状況であるのであります。
【次の発言】 できるならば、今月末までのうちには提案したいと思つているような次第であるのであります。
【次の発言】 最初に鈴木次長から説明したような法律案を提案すべく、今準備を進めておるのであります。すべて提出予定の法律案については、只今相馬さんから御希望のように案件をしたためまして御報告することにいたしたいと思い……

第13回国会 地方行政委員会 第29号(1952/05/09、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(藤野繁雄君) 重大な問題であつて、すぐ大臣が見えますから大臣から詳細に亘り答弁して頂きたいと思うのであります。現在のところでは、私の知つている範囲内においてはまだ完全に了解ができていないのじやないかと、こう想像しているわけであります。確実なところはあとで大臣から御返事することにいたします。

第13回国会 地方行政委員会 第36号(1952/05/21、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(藤野繁雄君) 衆議院のほうでは、第七條の第四項の「当該都道府県」というのを当該都道府県だけに限定するよりも「他の地方公共団体」にも委託したほうがいいというふうなことで第四項の修正をしたのであります。従いましてこれに関連して、第九條第九項においても、「都道府県」というのを「地方公共団体」と改め、又「当該都道府県」というのを「他の地方公共団体」、こういうふうに改めて、公平委員会を置く地方団体の委任するところの範囲を拡大したのであります。それによつて公平委員会の運用をよりよくしよう、こういうことなのであります。

第13回国会 地方行政委員会 第62号(1952/07/16、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(藤野繁雄君) 只今上程されました地方制度調査会設置法案につきまして、提案の理由を御説明いたします。  民主政治の健全なる運営発達を期するためには、地方自治の円満なる育成発達が必要不可欠でありますことは申上げるまでもありません。この見地から政府は、国民と共に終戦以来今日に至るまで、地方自治の充実強化のため、あらゆる努力を重ねて参つておるのでありまして、今後といえども日本国憲法に淵源する地方自治制度の基本理念と基礎構造においては、特別の変更はあり得ないのであります。併しながら地方制度につきましては、過去六年有余における運営の実際の経験に徴し、且つ独立後の新事態に鑑みまして、検討を要すべ……

第13回国会 地方行政委員会 第66号(1952/07/22、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(藤野繁雄君) 昨日委員長から委員の構成はどうするかということは書面によつて提出するようにという御要求があつたのでありますから、お手許に書面で出しておるのであります。それは地方制度調査会の委員には国会関係者、各省関係者、地方公共団体関係者、及び学識経験者のほぼ同数を選任する予定である。四つの団体がありますから、四つの団体からこの間も申上げましたように、四分の一ぐらいずつを選任したらどうだろうかと、こういうふうに考えておるのであります。どうぞよろしくお願いします。
【次の発言】 只今申上げたのは、現在における私などの考えであるのでありますが、皆さんのほうで、各四つの団体の者を四分の一ず……

第13回国会 地方行政委員会 第67号(1952/07/23、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(藤野繁雄君) 昨日の岩木さんの御質問に対してお答えいたします。  国会議員を構成委員とする審議会等の調べを御参考のためにお上げしておるのでありますが、国会議員をどのくらいの委員の数にするかというようなことについては、皆さんの御意見を尊重いたしまして、できるだけ希望に副うようにきめたいと思うのであります。又衆議院と参議院との割合は、今の差上げた参考の資料にもあるのでありますが、こういうふうなものを参考にして、できるだけ皆さんの希望に副うようにきめたいと思うのであります。
【次の発言】 岩木さんの御心配御尤もでもあるのでありますから、できるだけ御意見を尊重して行きたいと思います。どうぞ……

第15回国会 農林委員会 第8号(1952/12/10、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 只今三橋委員、岡村委員から詳細に急傾斜地の問題は取上げて、又佐竹さんからもいろいろ御答弁があつたのでありますが、岡村さんがお話の通りに、急傾斜地は全く農業をやるのに困つた所であるのでありますから、五割以上の補助金を出して頂くように私からもお願いしたいと思うのであります。又今佐竹さんのお話によるというと、金融の方面も何とか考慮中であるというようなことであるのでありますが、如何なる方法で金融のことをお考えになつているのであるか。この前の全国の会議においても金融問題はいろいろ取上げられたのでありますから、この際承わることができたらば幸いと思う次第であります。

第15回国会 農林委員会 第9号(1952/12/12、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 各地方とも災害を受けておるところのものは、非常に経済的にも困つておるのでありますから、災害復旧事業の補助金の交付については、できるだけその手続を簡単にして、補助金を速かに交付して頂くようにお願いいたしまして、本法律案に賛成いたします。
【次の発言】 今楠見さんからいろいろお尋ねがあつたのでありますが、大体了承したのでありますが、運賃の改正は国会の同意を得なくちやできないのですが、等級の改正は国会の同意を得なくてもいいと、こういうふうなことであれば、この等級の改正で国鉄の収支には非常に関係があるのでありますから、等級の改正も国会の同意を得るのが、或いは承認を得るのが適当であろうと思……

第15回国会 農林委員会 第10号(1952/12/16、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 急傾斜地帯農業振興臨時措置法の制定の経過及びその制定の趣旨に基きまして、私は次のような申入をしたいと思うのであります。お手許に配付しておりますから、これを朗読いたします。   急傾斜地帯農業振興対策に関する申入(案)   「急傾斜地帯農業振興臨時措置法」制定の趣旨並びにその経過に鑑み、政府は、急傾斜地帯農業振興対策の樹立及び実行に対し、関係地帯からの要望に即応して、十分にして且つ高率なる助成を行うと共に、事業実施に必要な資金の供給を豊富円滑ならしめることとなし、これがため必要な経費の予算的措置に遺憾なからしめられたい。   而して右に対する政府の方針を速かに決定し、その結果を今国……

第15回国会 農林委員会 第11号(1952/12/17、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 現在の特別会計では、どのくらいの申込みがあつて、その申込みに対してどのくらいの貸付がみえておるか、その資料があつたならば御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると提案理由では相当量増加が見込んであるように書いてあるのでありますが、資金量は公庫になつたらばどのくらい増す御予定であるか、先ず資金量のます量の御見当があつたらばお伺いしたいと思います。
【次の発言】 次は今この仕事をするのに二十四人のおかたが従事しておられるということであるのでありますが、資金量がまし、公庫ができたとこう仮定したならば、どのくらいの人員でやられる御計画であるか。大体そういうふうなことがわかつて……

第15回国会 農林委員会 第12号(1952/12/18、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 只今の楠見さんのお尋ねなさつたと同じことを、もう少し、一つあとで資料でよろしうこぎいますから、資料の御提出を願いたいと思います。それは最近数カ年間の砂糖の輸入量、それから金額、それを輸入国別に一つお示しを願いたいと思います。それから二番目には我が国のてん菜糖と甘蔗糖の生産数量、若しできるならば、生産原価、消費者価格、こういうふうな数字をお願いしたいと思つております。それからてん菜と甘蔗の栽培をしているところの府県別の作成反別、それから我が国における砂糖の最近における川遠別の消費量、そういうふうなものを資料としてお願いいたします。

第15回国会 農林委員会 第13号(1952/12/19、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 この法律によつて見ますると、「公布の日から施行する。」と書いてあつて、それから法律の効果は三十七年三月三十一日だから、十カ年になりますが、今の資料では五カ年計画になつておるのでありますが、十カ年間では日本の消費に必要な砂糖を、この法律によつて奨励して消費量を充たすようにされるという計画であるかどうか、その点を。
【次の発言】 そうしますと、第一次の五カ年計画に要する経費は、大体どのくら、の経費であるとお考えになりますか。その点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 砂糖の国民に必要な最小限度をこの法律によつて確保しようとすることであれば、必ずその目的を達成するためには、できるな……

第15回国会 農林委員会 第15号(1952/12/22、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 この農業改良計画の技術上のことについて、三条と四条と五条との関係をお尋ねしたいと思つております。先ず五条から行きますというと、五条では農林大臣は農業改良計画を立てる場合においては、県が立てたところの計画を勘配して、審議会の議、決を経て湿田単作地域をきめる。そうしてそれで国の農業改良計画を定めると、こういうふうになつているのであります。第三条では市町村が、市町村、長が農業改良計画を立てる場合においては、あらかじめ当該市町村農業委員会及び当該地区内における灌漑排水施設、その他農業用施設を管理する者の意見を聞いて定めると、こう書いてあるのであります。然るに第四条では、都道府県知事が定め……

第15回国会 農林委員会 第16号(1952/12/23、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 衆議院の農林委員会でも、別表の貸付金の八の原案は五年であるのを十五年に改めておられるようですが、十五年に改められたところの理由をお尋ねしたいのでありますが、償還期限が十五年というようなことになつておつても、これは最高期限であつて、それ以内でありますから、元のように或いは五年以内になるかもわからないのでありますが、若しこういうふうに改めるということであるならば、償還期限というようなもものをここに書いてあるのを最短期限としてこれ以上というようなことに直すべきではなかろうか、こういうふうに考えるのでありますが、その点お伺いしたいのであります。

第15回国会 農林委員会 第17号(1952/12/24、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 いも切干の価格安定に対する申入を決定して頂いたことは喜びに堪えないのであります。政府がさきに甘藷の価格維持のために澱粉の一等品十貫目を千八百五十円で無制限に買上げるということになつたのでありますが、これを生甘藷に換算してみますると一等十貫が二百八十円になるのであります。昨年は切干は無検査のものの八貫で千百円ぐらいで取引されておつたのであります。本年の現在の状況から考えてみますると、それが六百円乃至六百五十円で取引されておるのであります。切干甘藷の八貫俵を作るためには生甘藷に換算してみますると、二十四貫要するのでありますから、十貫で二百八十円として二十四貫をかけると六百七十三円にな……

第15回国会 農林委員会 第21号(1953/02/18、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 昨年の十二月二十四日の日に当委員会の総意によつて申入れました、農業金融疏通に関しては只今政府から報告を伺つたのでありますが、申入に対する結果は再開国会の当初において当委員会に報告して頂くように申入れてあつたのであります。然るにその後約一カ月たつておるのでありますが、こういうふうに期限が遅れた結果は、政府においても、さぞかし充実したところの報告がせられるものであると大いに期待しておつたのでありますが、只今御報告を伺つたのによつて見まするというと、余りにも簡単にして要領を得ないというのは誠に遺憾に存ずる次第であるのであります。只今の報告によつて見まするというと、目下再建整備の実施の状……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 図書館運営委員会 第1号(1953/05/26、3期、自由党)

○藤野繁雄君 理事の互選は、成規の手続を省略いたしまして、委員長の指名に一任することの動議を提出いたします。

第16回国会 図書館運営委員会 閉会後第1号(1953/09/11、3期、自由党)

○藤野繁雄君 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 この概算要求書は、ただこういうふうな希望だというて出されるだけの概算要求書であつて、大蔵省の意見と図書館のほうの意見とが違つたならば、国会に二つのものを出すという段取りのものにまで行かないということなんですか。
【次の発言】 そうしますというと、こういうふうな概算要求を一応出しておいて、そうして査定されて図書館運営委員としてはどうもそういうふうに削減されては困るというような場合においては改めて更に考慮をして、これだけのものは絶対的に必要だから査定された金額では困る、こういうふうなことも将来においてはなされる意思があるのであるかどうである……

第16回国会 図書館運営委員会 第4号(1953/06/22、3期、自由党)

○藤野繁雄君 さつき説明があつたように、主事を減らして司書、調査員というような者を殖やすとなれば、現在の予算で支障ないのであるかどうか、この内輪の増減と予算との関係を御説明願いたい。
【次の発言】 国会図書館で購入される図書の金額は予算にあるのはどのくらいになつておりますか。
【次の発言】 そういうものは、或る程度図書館の図書を財産として計算する場合においてはどういうふうなことで計算されるのであるか。或いはそういうふうなものについて何か特別な規定があるかどうかということですね。
【次の発言】 そういたしますと、図書館で国費を使つて購入したところのものは、何年たつてでもその時価でなくて、買つたと……

第16回国会 図書館運営委員会 第5号(1953/07/20、3期、自由党)

○藤野繁雄君 これについて予算は何か計画しておられますか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第2号(1953/07/03、3期、自由党)

○藤野繁雄君 昨日ですか、新聞で発表になつておる対策本部の数字なんでありますが、例えば熊本県が四百億とかいうようなものは被害の総額であるかどうであるか。あれは公共事業だけではないと思つておりますが、被害の総額でありますかどうでありますか。この千四百億の内訳を或いは書いてあるのか、それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今御説明によつてみれば、長崎県は八億というようなことになつているのですが、私などの手許に来ているのは四十億以上になつているが、八億に決定せられたところはどういうふうなところにあるのでございますか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第2号(1953/09/15、3期、自由党)

○藤野繁雄君 今いろいろ話があつたようでありますが、田中官房副長官の話もありますから、実際出て来られるところの日と時間とを確めまして、今日そういう出席ができないということであつたならば、明日でも改めて出席ができる機会に、又明日は必ず出て来て頂くというようなことで、話を進めて頂いて如何でしようか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第3号(1953/09/16、3期、自由党)

○藤野繁雄君 建設省河川局から九月十二日現在で昭和二十八年発生災害復旧事業検査進捗状況調というのが出ております。これによつて見ますというと、六、七月の災害の被害額、検査対照額、決定額、未検査額、検査進捗率というふうなのが出ておりまして、検査進捗率は四五・二%になつているのであります。そこでお伺いしたいのは、今度の補正予算で予算を組もうと旧しておられるのはこの四五・二%を対象として予算を組まれる計画で進んでおられるのかどうか、これを先ずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 今建設大臣のお話のように、検査が済んでいるのが四五・二%あるから、これだけは今のお話によるというと全部予算化したいというよ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第4号(1953/09/17、3期、自由党)

○藤野繁雄君 私は被害農家に対する米麦の売渡についてちよつとお伺いしたいと思います。農林省ではこの問題については適切なる措置をとつておられるということでその点については感謝に堪えないのでありますが、一体どのくらいの米麦の数を被害農家に売渡すようなことになつているか。その数量とそれから売渡の手続を農林省令で定めておられたらば大体の手続をお尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 そうしますと、大体において麦の値段はどのくらいの値段でやるということを近いうちにおきめたさるのかどうか。それからこの法律を作る際においては約一億五千万くらいの費用がかかるというような予定であつたのであるが、その予定の……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第6号(1953/09/19、3期、自由党)

○藤野繁雄君 私は農林、水産、運輸、通信関係に関する政令の基準調査に関する小委員会経過を報告いたします。昨日午前十時から小委員会を開きまして、先ず政府から提出されました政令の原案と、衆議院できめられた政令基準案とについて政府から関係者の出席を求めて、その説明並びに意見を聞いた、そのうちで問題のあつた数点について説明したいと思うのであります。  第一は農林水産施設災害復旧事業国庫補助の暫定措置に関するものでありますが、政府原案は市町村を単位として実情に応じて地域を指定しようとしたのに対して、衆議院修正案では都道府県を一括して指定するというようにしておるのであります。そこで政府においては衆議院の修……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第7号(1953/07/09、3期、自由党)

○藤野繁雄君 今西岡知事からお話があつた三千万円というのは問題が二つあつて、第一回と第二回とであつて、第一回の場合がそれだけであつたということであつて、第二回の問題と切り離しておる、こう考えておるが間違いありませんか。
【次の発言】 そうしますと第一回のは三千万円、県から五千万円を農信連に預託をされて、そうしてそれに対して三千万円がやつて来たからどうやら第一回分はそれで間に合う、こういうふうなことになるのでございますか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第16号(1953/10/24、3期、自由党)

○藤野繁雄君 農林、水産、通産、運輸、通信関係法律の政令の基準の調査に関する小委員会における調査の概要について御報告申上げます。若し報告漏れがあつた場合においては、各委員のほうから後刻補足をお願いいたしたいと思います。  先ず運輸省関係の昭和二十八年六月及び七月における大水害による地方鉄道等の災害の復旧のための特別措置に関する法律、及び通産省関係の、昭和二十八年六月及び七月における大水害による被害小企業者に対する資金の融通に関する特別措置法中の「六月下旬から七月まで」というのは、改正しても実質的には影響がないのでありますから、改正の必要がないものと認めることにいたしたのであります。  農林省関……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第17号(1953/10/26、3期、自由党)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) 只今の松岡委員のお話の通りに取計らうことにしてよろしうございますか。
【次の発言】 ではそういうふうに決定いたします。ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 この問題は松岡委員からお話の通りに非常に重大な問題でありますから、特例法の趣旨に従つて政府のほうで政令案を改めて頂くと、こういうようなことに決定してよろしうございますか。
【次の発言】 そういうふうに決定いたします。  暫時休憩いたします。    午後一時三十一分休憩

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第21号(1953/07/30、3期、自由党)

○藤野繁雄君 地辷り対策についても、委員長は何か話があつたようなことを承わつたのでありますが、話がなかつたのでございますかどうか承わりたいと思います。
【次の発言】 台風二号に関する大体の予算の内容を御説明願います。
【次の発言】 本案についても、大体、の国の負担金、補助の金額が見当がついておつたら、大体でいいですから、それを御説明をお願いします。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第25号(1953/08/06、3期、自由党)

○藤野繁雄君 衆第六十六号です。「昭和二十八年六月及び七月の水害による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する特別措置法案」これの第三条の十三によつて見まするというと「農業共済組合連合会に対し貸し付けた建物共済資金」こういうふうになつているのでありますが、私の知つている範囲内では農業共済組合連合会の建物共済資金として、風水害の共済は農政局長の通牒によつて農政局長が了承せなくてはできない、こういうふうになつているように考えるのでありますが、農政局長が了承して、風水害の建物共済をやつているところの連合会が大体この地域にどのくらいあるのであるか。実際あつたらばそれをお示しを願いたいと思います。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第26号(1953/08/07、3期、自由党)

○藤野繁雄君 競輪を新たに許すというふうなことになれば、地方自治庁の関係もあるのでありますから、よく地方自治庁と連絡をとつて、公平な処理ができるように希望いたしておきます。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第27号(1953/08/08、3期、自由党)

○藤野繁雄君 地辷りのは八月中に大体の調査が終るというようなお話しでありますが、さようですか。
【次の発言】 今の補正予算の場合に、公社の予算の範囲においてやられるということは、この次の補正予算の際に公社のほうでできるということですか。
【次の発言】 配付してもらつた被害会社、資本金、配当金という調べの中に、長崎県の私鉄が入つてないのは被害がないということで入れておられないのであるかどうか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第28号(1953/08/10、3期、自由党)

○藤野繁雄君 本年の水害のために田植が遅れる、従つて苗が軟弱に育つ、その後の天気の模様からしてでも病虫害発生に絶好の天候のようであるのでありますが、この病虫害防除に対する手当をしなくては、更に大なるところの被害が増大しようと思うのでありますが、現在病虫害の発生状況がどういうふうな程度であつて、それに対するところの対策をどういうふうにとつておられるのであるか。大体の状況を承わりたいと思うのであります。
【次の発言】 農薬を撒布するという段階には、それに必要な防除機具が必要であるのでありますが、防除機具対策は現在どういうふうになつておりますか向いたいと思います。

第16回国会 大蔵委員会 第2号(1953/05/28、3期、自由党)

○藤野繁雄君 この現行法の第一条の第一種の甲類の一、四、五、六、七、八ですね。これは従来は百分の五十であつたのを改正案では百分の二十にする、こういうようなことになつておりますが、こういうようなものこそ賛沢品であつて、税率を引下げる必要はないと思いますが、税率を引下げなくちやいけないという理由はどこにあるのですか。
【次の発言】 それから敷物類が従来の一〇%が五%に引下げられておりますが、この敷物類の中に花莚というものが含まれておるだろうと思います。又その花莚が現行の最低限を二百五十円から三百円まで引上げたということは尤もと思いますが、この花莚の意義についていろいろと疑問の点があるのでありますが……

第16回国会 大蔵委員会 第4号(1953/06/18、3期、自由党)

○藤野繁雄君 さつきからお話を聞いていると、現在今度の法律の対象になるのは十一億八千万円ですか。
【次の発言】 それなら十一億八千万円でさつき種類から言えば五十九種類とおつしやつたが、五十九種類別に内訳すればどういうような数字になりますか。若しそれがわからなかつたら、あとで資料として出して頂きたい。
【次の発言】 さつきの問題に関連しますが、第一条によると、一円以下の臨時補助貨幣、こういうふうになつておるから、将来においてはこの一円以下を取扱わないということになれば、  一円紙幣とか或いは一円に関するところの貨幣はなくなつてしまうことになるのでございますか。

第16回国会 大蔵委員会 第7号(1953/06/25、3期、自由党)

○藤野繁雄君 今松永さんのお話もあつたのでありますが、対外決済の準備に充てるために政府が金を買上げるということでありますが、これはどのくらいの分量を買上げるという大体の方針があるのかどうか。さつきからの話によると三分の一を買上げるということであるが、その三分の一は海外決済の準備に充てる政府の金に該当しているのであるか、金額が……。
【次の発言】 それならば、現在政府はどのくらいの金を持つておるのでございますか。
【次の発言】 そうすると、政府は金の産額を年々何とか奨励の方法で増加させようという考えでおられるか。若しそういうふうなことであつたならば、どのくらいの金額を目標にしておられるか。産金の……

第16回国会 大蔵委員会 第14号(1953/07/08、3期、自由党)

○藤野繁雄君 この提案理由の説明の中に、運用の実情に省みというのは、必要がないという意味でございますか。
【次の発言】 そういたしますというと、稀少物資というものはこれ以上には買入れる必要がないということであるか、或いは購入ができないのであるか、その点を一つ……。
【次の発言】 補助貨幣の製造に要する経費ですが、これはどのくらいですか。
【次の発言】 続いてこの会計の固定資産の拡充及び改良に要する費用はどのくらいですか。
【次の発言】 それから決算上の利益金を回収準備資金に繰入れるということでありますが、どのくらいの利益金がある御予定であるか、その予定のお知らせを願います。

第16回国会 大蔵委員会 第15号(1953/07/09、3期、自由党)

○藤野繁雄君 昭和二十八年度の塩の需給計画表によつて見ますると、合計が三百三十万トンになりますね。この間の説明によるというと、食料塩が百万トン、工業塩が百万トン、自給が五十万トン、輸入が百五十万トン、こういうふうに御説明のようであるが、この表と数字の異なつているところの理由はどこにありますが。
【次の発言】 そうすると、百万トンの越しということは、それだけの数量がなくては、塩価の平準が保てないというふうな意味でございますか。
【次の発言】 政府では塩の自給の限度をどのくらいとお考えであるのであるか。  又この法律の施行によつて現在よりも自給度が増すとお考えであるかどうか、増すとすればどのくらい……

第16回国会 大蔵委員会 第19号(1953/07/15、3期、自由党)

○藤野繁雄君 地方公共団体が国の直轄事業をやつて、そうして負担金になる場合の地方債証券ですね、その地方債証券で納付するか、納付しないかということは、それは誰がきめるのでありますか。
【次の発言】 只今の御説明によつて見まするというと、地方公共団体から地方債証券で取つてもらいたいということであれば、無条件で政府はそれを承諾する、こういうふうに解してよろしうございますか。
【次の発言】 そういたしますというと、地方債証券の利率、償還の方法、収納価格、そういうふうなものは政令で定めるというようなことになつておりますが、その政令は利率、償還方法、収納価格についてはどういうふうにお定めになる御予定ですか……

第16回国会 大蔵委員会 第20号(1953/07/16、3期、自由党)

○藤野繁雄君 本年度に入つてから絶無というお話ですが、本年度に入つて絶無になつた理由はどこにあるのですか。
【次の発言】 どの特別会計にも同じことが書いてあるから、例を印刷局にとつてみたいと思うのですが、この第一条に収入の増加の場合を書いてあるから、収入の増加の見込が立つておるかどうか。立つておつたならばどのくらいの見込であるか。収入増加分の見込ですね。それから経費の節減と書いてあるから、経費節減における見込が立つているなら経費節減の見込、それをお尋ねし、更に予算の定めるところというのは、予算の範囲内ということであるかどうか、その三点についてお尋ねいたします。

第16回国会 大蔵委員会 第21号(1953/07/17、3期、自由党)

○藤野繁雄君 納税貯蓄組合に対する補助金交付状況調、これについてちよつと説明をして下さい。

第16回国会 大蔵委員会 第23号(1953/07/22、3期、自由党)

○藤野繁雄君 私は只今議題となつている国有財産法等の一部を改正する法律案の原案、それから小林さんの修正案に次の条件を付して賛成したいと思います。  旧軍港の所在地の旧軍用財産を転用いたしまして、平和産業を経営していますところのものは、転換当時から非常な悪条件と闘つて今日に至つておるのであります。現在におきましても、工場の位置であるとか、すべて能率上不利な点が多いのであります。然るに旧軍用財産の貸付料は昭和二十一年以来五回に亘つて改正増徴せられまして、更に二十八年度においても増徴せられる方針のようであります。そこで昭和二十八年度で貸付料を決定せられる際に当りましては、旧軍港市転換法の制定の趣旨に……

第16回国会 大蔵委員会 第25号(1953/07/24、3期、自由党)

○藤野繁雄君 資料の、この二十七年度輸入塩の輸入国別数量並びに単価表、これは御質問があつたのでございましようか、あつたのだつたら質問しませんが……。これによつて見まするというと最高と最低とが非常な差があるのです。それで最高と最低と非常に差がありますが、この輸入計画及び輸入数量の決定はどういうふうな方法でやられるのかお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 二十七年度の表によつて見まするというと、トン当りの平均が一万四千五百六十円、それから政府が出されたトン当りの収納価格の算定基礎を調べて見ますというと、一万三千百五十四円五十銭で、これを査定して一万三千円で現在塩は収納されておるようでありますが、……

第16回国会 大蔵委員会 第26号(1953/07/27、3期、自由党)

○藤野繁雄君 第八条の第八号ですか、「その他政令で定める有価証券の譲渡」、その政令に定める有価証券とはどういうものでしようか。
【次の発言】 そういたしますというと、特別の法律によつてできているところの特別法人ですね。特別法人の出資証券の譲渡のような場合においても課税される見込みであるかどうか、伺いたいと思います。
【次の発言】 非課税にするということは考えていないということでございますが、非課税にしたらどうかというようなことのお話はなかつたのであるかどうか、初めから非課税にすべきものじやないということで進まれたのであるか、そこまで結論が出た道程を伺いたいと思います。

第16回国会 大蔵委員会 第27号(1953/07/28、3期、自由党)

○藤野繁雄君 大分たばこの問題ではお尋ねしたいことがあるのでありますけれども、百大分時間が切迫しているようですから、二、三お尋ねしたいと思つております。第三十四条の「需要の増加、経済事情の変動」こういうふうなことで、たばこの需要が非常に増しておるのでありますから、このたばこの需要が増したのに即応するためには、どうしてもたばこの耕作面積を増加しなければできないということになるのでありますが、公社のほうではたばこの増産計画をどういうふうにしておられるか。御説明を願いたいと思うのであります。
【次の発言】 公社の計画によつて見るというと、たばこの耕作面積は順次増加しておるのでありますが、これは日本が……

第16回国会 大蔵委員会 第29号(1953/07/30、3期、自由党)

○藤野繁雄君 租税特別措置法の一部を改正する法律案に対して、衆議院の委員会で修正されたという修正案が参つておるのでありますが、それの第八条の五の第二項の「当該法人の各事業年度開始の日におけるこれらの積立金の金額の合計額が同日における出資総額の四分の一に達しないときは、当該法人の各事業年度の所得のうち積み立てた金額に対しては、当該事業年度の所得に対する法人税は、これを課さない。」、こういうふうになつているのでありますが、ちよつと解釈がややこしいのでありますから、お尋ねしたいと思うのでありますが、これは簡単に申しましたならば、内部に保留しているところのものに対しては課税をしない。外部に出すところの……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第1号(1953/10/30、3期、自由党)【議会役職】

○仮委員長(藤野繁雄君) それでは年長者の故を以ちまして、私が選挙管理者になつて、只今から風水害緊急対策特別委員会の委員長の互選を行いたいと思いますが、その方法はどうしたらいいかお伺いいたします。
【次の発言】 只今の三浦さんの提出の動議の通りに行いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、選挙管理者は矢嶋三義君を風水害緊急対策特別委員会の委員長に指名いたします。(拍手)

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第2号(1953/10/31、3期、自由党)

○藤野繁雄君 風水害緊急対策特別委員会第二小委員会における審議の状況について御報告申上げます。  本日午前十時開会いたしまして、関係政府当局を招致し、小委員会へ付託されました件について実情を聴取いたしました後、大よそ次のように意見がまとまりましたので、その概要を御報告申上げます。  一、淡水魚の養殖及び放流に関して国費を助成すべきであるとの件につきましては、今後予算措置をすることといたしまして、政府に対して要望することに意見が一致したのであります。  第二に、風水害によつて被害を受けた製炭窯の構築に対して政府が助成すべきであるとの件につきましては、これ又今後予算措置をとるべきであるということか……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第4号(1953/11/04、3期、自由党)

○藤野繁雄君 これはすべての法律に関係があるのでありますが、第一条のところで法律の題名が「昭和二十八年六月及び七月の大水害並びに」と書いてあります。そうして次の第一条中には「大水害又は」と書いてある。「及び」と「又は」ということを使い分けたところの理由がどこにあるか。「及び」と「又は」は違うのであるか違わないのであるか。この点をお尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 若しそうであつたらば「並びに」というのも並行的であるのでありますが、「又は」というとそうではないような感じがするのであります。なぜ使い分けなくちやいけないかということでありますが、「又は」と書いてでも「並びに」と書いてでも……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第7号(1953/11/07、3期、自由党)

○藤野繁雄君 継続留議の必要はないじやないかと思つております。

第18回国会 図書館運営委員会 第1号(1953/12/02、3期、自由党)

○藤野繁雄君 減少額についてもう少し御説明を願います。
【次の発言】 そうすると四百二十九万三千円というのは、既定の予算の中の五分の天引ということになつておるのですか。
【次の発言】 そうすると別な方面も大体においてこういうふうな建物というものは五分引の予算になつておるのでしようか。
【次の発言】 今これを読んでみるというと、あの敷地内にまだ残つておる者がおつて、立ち退き命令をしているけれども立ち退きをしないというようなことを書いてありますが、どのくらいの人間が立ち退きしていないものでしようか、その大体の状況を……。

第18回国会 大蔵委員会 第2号(1953/12/02、3期、自由党)

○藤野繁雄君 租税特別措置法の一部を改正する法律案については、次のような修正をいたしまして、賛成の意を表します。  修正案を朗読いたします。    租税特別措置法の一部を改正する法律案に対する修正案   租税特別措置法の一部を改正す   る法律案の全部を次のように修   正する。   租税特別措置法の一部を改正す   る法律  租税特別措置法(昭和二十一年法  律第十五号)の一部を次のように改正する。   第七条の六第一項各号列記以外の部分中「取引に困る収入金額」の下に「(製糸業者、紡績業者又は織物業者(織物の販売を業とする者で他の者に原料等を供給して織物の製造を委託するものを除く。以下同じ。……

第18回国会 大蔵委員会 第5号(1953/12/08、3期、自由党)

○藤野繁雄君 資料として配付してある拿捕一覧表によつて見まするというと、まだ帰つて来ていないものが二百四十九隻、乗組員で帰つて来ていないところの人が最近に韓国から帰つて来たために、残りが四百九人になつておるのでありますが、この残りの船及び乗組員がいつ頃になつたらば帰る見込があるのであるか、或いは帰るについて何か中国、韓国、ソ連或いは国府に交渉がしてあるのであるか、見通しがわかつたらばお知らせを願いたいと思うのであります。
【次の発言】 漁船及び乗組員が、こうたくさんまだ抑留されておるのでありますが、こういうふうなために我が出の漁獲高に対してどのくらいの損害があつたのであるか、若しその数字がわか……

第19回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1954/08/19、3期、自由党)

○藤野繁雄君 これはこの前のピースを値上げする場合においては、さつきお話のあつたように減収するのじやないかと言つて心配して、値上げしても減収にならないという表を作つてもらつたのですね、この前は……。それで結果によつて見るというと最初の計画と反して減収になつて来た。そういうふうな減収にならないという表を作られたときの考えと実際とを対照しまして、将来どういうふうな対策をとるのですか。
【次の発言】 現在の販売店を増して量を殖やし、金額を殖やすというような考えはないのですか。余りにも現在は四角四面で、例えばここに百軒の家がある、何軒から何軒までだ、それには一軒でなくてはならない。然るにその近くには大……

第19回国会 大蔵委員会 閉会後第5号(1954/10/12、3期、自由党)

○藤野繁雄君 この資料についてもう少し説明して頂きたいと思います。
【次の発言】 只今国民金融公庫の現況について御説明を伺つて、非常に活動されておるということを知ることができて、この点については喜びに堪えないのであります。ただお尋ねしたいのは、今もお話がございましたように、国民金融公庫の取扱数、それは今お話によるというと、銀行全体が取扱つているところの数、それから公庫が取扱つているところの数について比較があつたのでありますが、これは例えば、農林中金であるとか或いは中小企業金融公庫であるとか、その他この公庫に類したところのものの取扱つているところの人員及び件数と比較するというと、どういうふうな率……

第19回国会 大蔵委員会 第13号(1954/03/04、3期、自由党)

○藤野繁雄君 租税特別措置法のこの改正案に対する政令の案が大体できておりますか
【次の発言】 若しできておつたらば、それによつて検討してから……。  第五条の十二ですね、第二項の一番末項のところに、「命令で定める資本又は出資のない法人については、これを適用しない。」ということでありますが、これはどういうふうなものを予定しておられるのでありましようか。
【次の発言】 それから第八条の五の第二項です。これを、字句が明らかでないから、わからないからお尋ねするのでございますが、第二項のところのこの両方の改正の対照表の上の段のしまいから括弧の中に「当該農林漁業組合が再建整備と整備」、こう書いであるが、そ……

第19回国会 大蔵委員会 第15号(1954/03/09、3期、自由党)

○藤野繁雄君 今配付された資料によつて見ますというと、各年度の決算を見てみまするというと、収入未済の金額がだんだん殖えているのでありますが、この収入未済の原因はどこにあるか、又将来においてこれをどうやつて回収しようと思つておられるか、その点お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そうしますというと、現在回収不能に陥る虞れがあるところの金額はどのくらいですか。
【次の発言】 法人税法の第十六条の第二項ですが、新旧対照表では十六ページ、これによつて見るというと、「法人税として納付すべき金額及び地方税法の規定により市町村民税として納付すべき金額は、前項の留保した金額には、これを算入しない。」と、地方……

第19回国会 大蔵委員会 第17号(1954/03/12、3期、自由党)

○藤野繁雄君 今度の改正案のようにして、一キロリツター当りの一万一千円から一万三千円に上げると仮定したならば、運賃はどのくらいはね上るお見込であるか。その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 自動車は年々増加して参つておりますね。だんだんと経営が困難になるということであれば、自動車は増加せないはずだというようなことにも考えられますが、経営が非常に困難になりつつあるのにもかかわらず、自動車が増加しつつある理由はどこにあるのでしようか。
【次の発言】 この自動車に関係があるいろいろの税金ですね。いろいろの税金は、揮発油のほかに、自動車税であるとか、今聞いて見るというと、実際は取つていないとか……

第19回国会 大蔵委員会 第18号(1954/03/15、3期、自由党)

○藤野繁雄君 資料を頂いておるうちに、私、素人だからお尋ねするのですが、日系外国銀行、この日系外国銀行の資金の構成その他、大体を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その資本の内訳は。
【次の発言】 これも素人でお尋ねするのですが、政府が手持の外貨を、どういうふうな銀行にどのくらい預けておられるか。その資料があつたらば、一つ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 今の銀行別に一つ数字を明らかにすることができたならば、お願いしたいと思います。若し秘密であつたならば又いずれ伺いたいと思います。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 ここに外国の為替銀行や何かの数字が、銀行名が出してあるのであ……

第19回国会 大蔵委員会 第19号(1954/03/16、3期、自由党)

○藤野繁雄君 所得税法についてお尋ねしたいと思いますが、農業所得の計算の際、一体昭和二十八年産の米価が幾らと算定せられる予定であるか、これは別な言葉でいえば、減収加算額は収入のうちに入れるか入れないかということです。
【次の発言】 それで供出された場合においては、減収加算額はそれに加えられるから、或いはお話の通りであつてもいいかわかりませんが、自家消費の保有米を持つている場合において、この減収加算額を入れるか入れないか、これは自家消費だから、入れるべきものじやないとこう考えておるのでありますが、どうでありますか。
【次の発言】 只今の御説明で、実際からいえば供出したものに対しては減収加算額が来……

第19回国会 大蔵委員会 第21号(1954/03/19、3期、自由党)

○藤野繁雄君 この法律に該当する再評価積立金はどのくらいあるのでございましよう。
【次の発言】 これは有価証券取引税は課せられますか。

第19回国会 大蔵委員会 第22号(1954/03/22、3期、自由党)

○藤野繁雄君 罰則についてお尋ねいたします。罰則の百九条、百十条、百十一条、百十二条というふうなものを見て見ますというと、五年以下の懲役若しくは五十万円以下の罰金、或いは三年以下の懲役若しくは三十万円以下の罰金、五年以下の懲役若しくは五十万円以下の罰金というようなことで、大体において一年が十万円になつておるわけであります。然るに百十三条だけが三年以下の懲役若しくは十万円以下の罰金、こういうふうになつて、百十三条だけが特に十万円と金額を減じておるところの理由を承わりたいと思います。
【次の発言】 それから同じ罰則ですが、百十一条。これは三年以下の懲役、三十万円以下の罰金、これを改正前ので見てみま……

第19回国会 大蔵委員会 第23号(1954/03/23、3期、自由党)

○藤野繁雄君 今、話を聞いてみるというと、量的にも需要に応じ得るところの態勢が整つておる。こういうふうなお話でありましたから、そうすると、現在の設備では、現在ではフルに働いていないのですか。どのくらい働いているのですか。
【次の発言】 六〇%働いているのですか。
【次の発言】 そうすると、それは六〇%働いているというのは、輸入があるから、全部働かせると、能率を全部上げると過剰になるからということなんですか、その六〇%働いているところの理由は。
【次の発言】 さつきもお話のあつたように、アメリカのカーボン・ブラツクの種類は四十種類ぐらいある。日本には十種類ぐらいしかないということで、どう見たつて……

第19回国会 大蔵委員会 第28号(1954/03/29、3期、自由党)

○藤野繁雄君 今、小林委員の質疑に対して、現在千九百七十五万石という話でありますが、二千百万石に対する残りはどういうふうな方法で供出される御予定であるか、対策を伺いたいと思つております。
【次の発言】 そうしますと、予定の二千百万石は集荷できる見込みでありますか。如何でございますか。
【次の発言】 新聞や何やで配給辞退が大分多いという話でありますが、配給辞退は外米のみでありますか。或いは内地米の配給辞退もありますか。又、内地米の配給辞退があるとしたならば、その数量はどのくらいですか。
【次の発言】 そうすると、東北地方においては内地米の配給辞退も幾分ある。内地米の配給辞退が幾分あるということは……

第19回国会 大蔵委員会 第30号(1954/03/31、3期、自由党)

○藤野繁雄君 さつきの懇談の際に私、申上げたのでありますが、念のためにお伺いしておきたいと思うのであります。今の生活協同組合の問題ですね。生活協同組合の中の「但し、当該事業年度において、その組合員その他命令で定める者以外の者にその事業を利用させた場合においては、この限りではない。」これは、若しも生活協同組合が命令で定めた者以外の者に売る生活協同組合があつたならば、その生活協同組合はこの法律の特典から除外する、こういう意味でございますか。

第19回国会 大蔵委員会 第34号(1954/04/12、3期、自由党)

○藤野繁雄君 今度の入場税の引下げによつて、入場者の負担は減ずる見込みでありますが。どうですか。
【次の発言】 この委員会で三月の十八日に日本興行組合連合会の事務局長の加藤巖雄さんのお話によつてみまするというと、あれだけ税率は引下げたけれども、何とかかんとかいつて話があつたが、実際には入場者の負担は減じていない結果になつている。そういうふうな数字になつております。そうしてみまするというと、今お話のあつたように、今度の税率の引下げによつて入場者の負担は減ぜられないというようなことが大部分じやなかろうか、こう考えられるのです。ただ、それだけの金が或いは設備の充実ということには廻るかわかりませんが、……

第19回国会 大蔵委員会 第37号(1954/04/22、3期、自由党)

○藤野繁雄君 従来の恩給金庫の業務をこの国民金融公庫がやるということになつておるのでありますが、この従来の恩給金庫の仕事を国民金融公庫はなぜ、せなかつにのか。せないように規定したところの理由はどこにあるのか。こういうことをお尋ねしたいと思います。それは従来は恩給金庫というものがあつて、そうして恩給担保の貸付をやつておつた。然るに今度国民金融公庫ができたとき、なぜそれをやめなければならないようになつたのか。それから今度それを復活せなければならなくなつたのはどういう理由なのか。
【次の発言】 そうしますと、陸海軍の恩給とその他の者の恩給の受給者の数は、当時どういうふうになつて、金額の割合はどういう……

第19回国会 大蔵委員会 第38号(1954/04/27、3期、自由党)

○藤野繁雄君 保安林整備計画は十カ年で五十万町歩ということですが、その整備計画に必要の金額を基金として積立てられるのですか。その点如何ですか。
【次の発言】 そうしますと、さつきの説明を聞いて見るというと、現在の基金に百六十億円くらいのものがあるから、これ以上に積立てることはどうかというようなお話のようでしたが、一体どのくらいの金額を積立てられる御計画ですか。
【次の発言】 これは保安林整備計画のところで話があつたろうと思うのでありますけれども、保安林等の国有林を買上げる場合には、いろいろの問題があるだろうと思つておりますが、その買入価格がどうも所有者の意見と一致しないような場合が若しもあると……

第19回国会 大蔵委員会 第40号(1954/05/07、3期、自由党)

○藤野繁雄君 私は本案に対し修正案を提出いたします。その修正案は次の通り   附則第一項中「日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の効力発生の日」を「公布の日」に改める。  修正の理由は、先刻税関部長からも説明がありましたように、日本国とアメリカ合衆国との問の相互防衛援助協定は五月一日から効力を発生しておりますのでありますから、この法律は遡及して施行すべきものでないからであります。

第19回国会 大蔵委員会 第41号(1954/05/10、3期、自由党)

○藤野繁雄君 この小麦の輸入ですね、最初外貨で百九十六万二千トンの輸入をするというような際に、国際小麦協定で百万トン、アルゼンチンから三十万トン、カナダから残りというようなことになつておつたように聞いているのでありますが、今度の五千万ドルのMSAの関係で小麦を輸入されるということになつたならば、この関係では幾らか違うのじやございませんか。
【次の発言】 そうすると、国際小麦協定で買うのは百万トン、その他の六十六万三千トンのうち、五十万トンが今度のMSAで買うということになるのでございますか。
【次の発言】 そうすると、国際小麦協定で買うとするならば、国際小麦協定は、大体輸出する国は、オーストラ……

第19回国会 大蔵委員会 第47号(1954/05/21、3期、自由党)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) それでは衆議院の修正の説明に黒金さんが見えております。黒金さんに御説明をお願いいたします。
【次の発言】 どうぞ。

第19回国会 大蔵委員会 第51号(1954/05/28、3期、自由党)

○藤野繁雄君 これはその後の補修や何かにどのくらいの金を投じておるか、各所在地別にわかつておりますか。
【次の発言】 今、苫来地さんのお話は、市町村が出したのが一億で、国が出したのが一億七千万で、合計が二億七千万ですね。間違いじやないですか。
【次の発言】 そこで、これは設立当時に国庫が負担し、市町村が負担した金額なんですか。
【次の発言】 その後、維持管理のために市町村がどのくらいの負担をして補修をやつておるか、補修の総額なんです、今尋ねているのは。提案の理由の中に「その後も今日に至るまでこれが補修維持に多額を費用を投じて参り、」とこういうことだが、どれだけの金を出しておるか。

第19回国会 大蔵委員会 第53号(1954/05/30、3期、自由党)

○藤野繁雄君 信用金庫が員外貯金を取扱つたらば、その資金の運用については或る程度の制限があると思つております、然るに信用組合であつたらば、その資金の運用が信用金庫とすればルーズの点があるんじやなかろうかと思つておるのです。それでありますから、信用金庫が現在の法律そのままで大蔵大臣から認可を受けたからと言つて、資金の運用面に対して何らかの制限を与えなくては、折角預けたところの員外者に損害を及ぼすようなことになりやしないかと、こう考えるのでありますが、員外預金に対するその資金の運用についてはどういうふうなお考えを持つておられるのであるか、お尋ねいたします。

第20回国会 図書館運営委員会 第1号(1954/12/03、3期、自由党)

○藤野繁雄君 今の野本さんのお話のように新営費の節約と言われたが、一体どんなことを節約するのですか。

第20回国会 大蔵委員会 第1号(1954/12/02、3期、自由党)

○藤野繁雄君 これは資料はないのですか。

第20回国会 大蔵委員会 第2号(1954/12/03、3期、自由党)

○藤野繁雄君 この昭和二十八年度農業勘定収支調、この資料の裏のほうの第三行目ですね。昭和二十七年度収入未済金収入というので五千八百四十一万五千円繰入れてありますが、二十七年度の収入すべきものは更に残つているのかどうか。
【次の発言】 そうしますというと、次いで二十八年度の収入状況は幾らですか。
【次の発言】 二十八年度はないというのですか。
【次の発言】 そうすると、保険金というものは二十七年度までは、過去の分は全部完納だ、こう承知してよろしゆうございますか。
【次の発言】 それからその次の積立金より受入というので五億数千万円あるのでありますが、これは積立金はこれで全部繰入れてしまつたことにな……

第20回国会 大蔵委員会 第3号(1954/12/06、3期、自由党)

○藤野繁雄君 二十九年度は終戦以来最も災害が少い年であつた、こういうふうな話でありますが、この最も災害の少い年に当つて、今回更に十二億の繰入をしなければできない、こういうふうになつているということは、これは二十八年度の結果がこういうふうになつたのであるか。これだけのものを繰入れたならば、昭和二十九年度分としては更に繰入れする必要がないようになつている見込であるかどうか。その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この再保険特別会計に最も重大な影響を及ぼすのは、異常災害の調査如何による。私は先般も申上げたように、現在の異常災害の調査方法は適当じやない、こう考えておるのでありますが、政府におい……

第22回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1955/10/18、3期、自由党)

○藤野繁雄君 先般大蔵省と郵政省と自治庁と連合して郵便貯金奨励の通知を出されましたですね。あれはどういうふうな意味で出されたのであるか、まずそれからお伺いしておきたい。
【次の発言】 郵便貯金の奨励をするというのであれば、郵政省が出されるのは適当であるかわかりませんが、大蔵省と自治庁とがこれに参加せられなくてはできない理由はどこにありますか。
【次の発言】 郵便貯金のみに、こういうふうに郵政省の所管であるところのものに、大蔵省であるとか自治庁であるとかいうようなものが入るということは、政府は郵便貯金のみを奨励するのだという誤解を招くような御心配はございませんですか。

第22回国会 大蔵委員会 第8号(1955/05/24、3期、自由党)

○藤野繁雄君 農協等の整備促進がどんどん進むに従って、今問題になっておる点が二、三点あります。退職給与積立金という規程があって、その規程によって積み立てたところの金額に対しては所得税の場合において課税の標準になるかならないかということをお伺いします。
【次の発言】 最近経済連の整備促進がだんだん進んできておるのですが、そういうふうな場合において退職給与積立金積立規程によって積み立てたところの金額があまりに大きいというようなことで、それは一部分は免税にすることはできるけれども、全部は免税にすることはできないというようなことがあったように思う。それは退職給与積立金はあなた方のほうでは何か一定の制限……

第22回国会 大蔵委員会 第9号(1955/05/26、3期、自由党)

○藤野繁雄君 砂糖消費税法の第八条の「砂糖類の製造者」というものはどういうふうなものであるかということをお尋ねしたいと思うのであります。それは地方の実情をまず申上げてみまするというと、農家が作ったところのカンショは、ある一定の製造の免許を受けているところの場所に持っていって、各農家が個々にその機械を利用して砂糖を製造して持って帰る。であるから、砂糖類の製造者といえば、農家であるか、あるいはその機械を持っているものであるか、こういうふうなことなんです。もしこの第八条の「砂糖類の製造者」というものが、今申し上げたように、機械を所有しているものだったならば、その人のみの、自己又は同居の親族の用に供す……

第22回国会 大蔵委員会 第13号(1955/06/07、3期、自由党)

○藤野繁雄君 第五条第一項の改正で、これに該当するところの地方公共団体名を一つ資料として出しいただきたいと思います。  それから第二は、第九条の二の旧軍用財産のうち、くず化するところのものがあるとしたならば、そのくず化するところのもの、大体の予定、そうしてくず化したために現在の国有財産がどれだけ減ずるかという数字、それだどうぞお願いします。

第22回国会 大蔵委員会 第14号(1955/06/09、3期、自由党)

○藤野繁雄君 この資料ですね、この資料で見てみると、大和証券だけが追加型の投資信託をやっているが、その他のものは追加型はやっていないんですか、現在。
【次の発言】 もし現在大和証券だけであるとしたならば、今度の法律改正によって、別な証券会社のようなものも追加型をやろうという希望があるというようなことをお考えですか。
【次の発言】 そうしますというと、この法律改正の結果は、各社とも追加型の投資信託が増加するものであると、こういうふうなお考えですか。
【次の発言】 きのうからの説明を聞いてみるというと、しかし追加型の投資信託の方が大体において有利だからというようなことで今回法律を改正されるというよ……

第22回国会 大蔵委員会 第15号(1955/06/10、3期、自由党)

○藤野繁雄君 昭和二十九年度分の農業勘定の共済金というものはもうすでに各農家に支払い済みであるかどうか、もし支払い済みでなかったならば、どのくらい未済があるか、あるいはこの法律案が通過後に支払われる考えであるかどうか、その点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 四件で十億円ぐらいが未決定であるということであったならば、それはいつごろ決定して、いつごろまでに支払われる御予定であるか承わりたい。
【次の発言】 それでは次に農業再保険費のうちの再保険金が前年度よりも三十億円くらい減っておるが、その理由はどこにあるか。また一方予備費の方は一億六千万円以上も増加しておるが、一方の方が減り、一方の……

第22回国会 大蔵委員会 第16号(1955/06/14、3期、自由党)

○藤野繁雄君 農業協同組合中央会が不動産に関する権利を取得する場合における登録税の臨時特例に関する法律でありますが、これの、「命令で定めるところにより」ということになっておりますが、どういうふうに命令で定められるお考えであるか。お伺いいたします。
【次の発言】 そうしますと、指導連から中央会に現在引き継いで登記済みのものがあるやに聞いておりますが、どのくらいあって、どのくらいの登録税を払っているか、御承知でございましょうか。
【次の発言】 そうすると、今問題になっているのは、過去において登録済みのが、私の調査によれば三件ぐらいあるのじゃないかと思っておりますが、そういうふうなものはすでに登記が……

第22回国会 大蔵委員会 第19号(1955/06/21、3期、自由党)

○藤野繁雄君 日本開発銀行の電源開発株式会社に対する出資の処理に関する法律案についてでありますが、これの資料によって見まするというと、開発銀行が貸し付けておるところの資金のうちで、復金の継承によるところのものが非常に回収率が悪いのであります。例をとってみまするというと、その資料によれば、その他のものは三月末現在と延滞額とを比較してみまするというと九三・二%の滞納であります。繊維工場は八九%の滞納であり、窯業は八五・三%の滞納であり、運輸業は七二・一%の滞納であり、機械工業は五二・八%の滞納、また水産業は四九・三%の滞納というように、ほとんどすべてのものがこういうような滞納になっておるというのは……

第22回国会 大蔵委員会 第20号(1955/06/22、3期、自由党)

○藤野繁雄君 輸出入銀行が非常な皆さんの努力によって年々発展し、わが国の貿易上貢献しているということはまことに喜ばしいことと思いますが、二十九年度の予定損益計算と三十度の予定損益計算とを比較研究してみまするというと、二十九年度の予定損益計算では、国庫納付の引当金、本年度利益金というようなものも相当額計上してあるのにもかかわらず、三十年度においてはこれらの金額が全くないというのはいかなる理由であるか、これをお伺いしたいと思うのであります。
【次の発言】 ただいまのお話の通りであるといたしましたならば、今後資金をさらに多く要する場合になれば、さらに多く要するときに、借入金によってやるというようなこ……

第22回国会 大蔵委員会 第21号(1955/06/23、3期、自由党)

○藤野繁雄君 この連合国占領軍に接収せられた貴金属等でその後占領軍から政府に引き渡されたものの種類別、数量、それから引き渡された当時の価格、それから現在の価格というような一覧表をお願いしたいと思います。それから国有になるものと民間に渡されるものと、あるいは国有になるところのものは一般会計に入るもの、あるいは特別会計に入るものというようなことに区別して、その資料も出していただきたいと思います。

第22回国会 大蔵委員会 第23号(1955/06/27、3期、自由党)

○藤野繁雄君 所得税法の改正の事務的の問題ですが、二十六条の第四項です。「命令の定めるところにより、その年中に支払った生命保険料の金額その他同条の規定の適用に関し必要な事項を証する書類を、確定申告書に添付し、又は確定申告書の提出の際呈示すべきものとし、」この問題であります。これは実際問題といたしましては、税務署のほうと申告者とは、普通の場合は、一カ所に集まって、そして、いろいろと検討もして参っているのでありますから、その際に領収書なり何かを示したならばそれでいいと思うのでありますが、具体的にはどういうふうなことを要求されておるのでありますか。それをお尋ねしたいと思うのであります。

第22回国会 大蔵委員会 第24号(1955/06/28、3期、自由党)

○藤野繁雄君 文部省関係ですが、今日の社会情勢からいうならば、公民館運動というものは非常に盛んにやらなくちゃいけないという段階に入っていると思うのであります。しかるに今度の改正法によってみまするというと、公民館に関する補助金が削減されておるように見受けられるのであります。それでその補助金が削減されるのは、公民館の職員に対する補助金が減ぜられるのじゃないかと思っているのであります。社会教育法の第三十六条によってみますると、第一項の第一号には「公民館の職員に要する経費」、第二号が「公民館における基本的事業に要する経費」、第三号……と、こうなっておりますが、社会教育上公民館の職員を減じても社会教育に……

第22回国会 大蔵委員会 第25号(1955/06/29、3期、自由党)

○藤野繁雄君 小林委員の質問されたのと同じ問題でありますが、御承知の通り、日本では蛋白資源が少いために国民の健康上も非常に重大影響を及ぼすのであります。こういうふうな蛋白資源の資源としては、現在政府においても畜産の奨励をやっているのでありますから、この畜産の奨励に応じてできたところの牛乳の処理に対しては、政府は相当責任を持ってこれの育成強化に努めなくちゃできないのであります。もしもこれに課税をするというようなことになって参りますというと、練乳の生産が減じ、練乳の生産が減ずるということは、一方においては畜産の奨励に反比例するということになってくるのであります。でありますから、また農林省との打合せ……

第22回国会 大蔵委員会 第27号(1955/07/12、3期、自由党)

○藤野繁雄君 この営農及び共同製作の資金、それから営農促進対策資金、こういうふうなものの貸付金の償還状況を承わりたいと思います。
【次の発言】 そうすると、三十年度の予定貸借対照表によれば、収納未済が一億九千万円ありますね、こういうふうにたくさんありますのは、これは滞納の結果であると思うのでありますが、その状況はいかがでございますか。
【次の発言】 入植した者で離農する者、これは現在の開拓の経営方法がどうも収支計算が立たないというような状況から離農するのじゃないかと、こう思うのですが、そういうようなことであれば、今後開拓者に対して、いかなる方法で開拓が良好に進むように、また貸付金の回収がよくい……

第22回国会 大蔵委員会 第28号(1955/07/14、3期、自由党)

○藤野繁雄君 付則の六項ですが、毎会計年度における郵便貯金特別会計の歳入不足をうめるためというようなことになっておりますが、郵便貯金の特別会計に歳入の不足を生ずるところの理由と、将来におけるところの不足せないような対策についてお伺いいたします。
【次の発言】 ただいまのお話によってみますというと、金利コストが高いから赤字になるのだ、こういうふうなことであれば、この国会で議決しました郵便貯金の金利は引き上げられたということになっておるのでありますが、そういうようなことであれば、ますますコストが高くなって赤字がふえるようなことになるおそれがありはしないかという心配でありますが、その点いかがでありま……

第22回国会 大蔵委員会 第29号(1955/07/19、3期、自由党)

○藤野繁雄君 恩給担保の貸付ですが、「国民金融公庫が行うし恩給担保金融に関する法律」によって見ますると、その第二条第一項で第一号、第二号、第三号というようなふうに区別されておるのであります。それで現在国民金融公庫が貸付けておられるのは、この今申し上げた第二条第一項の第一号、第二号、第三号のいずれにも貸しておられるのであるか、どうか、またその貸付の件数、金額はどういうふうになっておるのであるか、おわかりであったらば承わりたいと思うのであります。
【次の発言】 今の御説明によってみますというと、市町村及び共済組合のようないろいろな方面にも出しておられるようなんでありますが、実際からすれば、こういう……

第22回国会 大蔵委員会 第30号(1955/07/21、3期、自由党)

○藤野繁雄君 最近輸入せられましたマイロは、その用途は飼料として輸入せられたところのものが相当多数あれはあるのでありますが、これが輸入せられた後には飼料以外に転用せられたというようなうわさを聞くのでありますが、そういうふうなことがあるかどうか、まずお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 御承知のようにわが国の畜産奨励上飼料が重大なるものであるということで、政府においては飼料の需給安定審議会というものを設けまして、毎年々々必要な飼料の輸入計画を立てたわけであります。今御答弁によってみまするというと、飼料で輸入したかどうか、不明のようなことでありますが、もし飼料用のものとして政府が計画した需給……

第22回国会 大蔵委員会 第31号(1955/07/26、3期、自由党)

○藤野繁雄君 改正案のうちに今回小麦を免税のうちに入れられた理由を伺いたいのでありますが、最近の外国の小麦はだんだんだんだん安くなりつつあるのでありますが、小麦をここに入れられたというのはそういうふうな関係であるのであるかどうか、お伺いしたいと存じます。
【次の発言】 農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の第三条ですか、これは「日本国の学校児童の福祉計画を拡大するため」に輸入するところのものが、小麦と脱脂粉乳と綿花と、こうなっておりますが、小麦、綿花はどういうふうにして福祉計画を拡大するために配給されるか、その内容を承わりたいと思います。

第22回国会 大蔵委員会 第32号(1955/07/27、3期、自由党)

○藤野繁雄君 片柳委員との問答を聞いておりますというと、この特別会計は黒になるというふうなお話のように承わったのであります。予算書を見てみますと、前年度までには約一億三千万円の黒字があるが、三十年度の損益計算の予定によると約五億円の赤字になっておる。そうするというと、今ままでの予算書とは違っておるようなことになるが、その相違の理由はどこにあるか。
【次の発言】 そうすると今御説明になったような理由で赤になるのだ、しかし実質的には黒だと、そうしますというと、今度繭を買い入れるということになり、繭の買い入れということになったらば、その数量は幾らかわかりませんが、それには保管料も金利も要る、保管料、……

第22回国会 大蔵委員会 第33号(1955/07/29、3期、自由党)

○藤野繁雄君 入場税を全部地方譲与移に繰り入れるというようなことにしても、入場譲与税が前年度よりも二十億減ずるというのは、どういうふうに考えてよろしいのでございましょう。これは入場税が非常に減収になった関係でございましょうか。
【次の発言】 前年度の決算で十億円も剰余金が出ているようでありますが、剰余金を出さなくても、前年度に適当に処理すべきものであると考えるのですが、どうして譲与金を生じたのでありますか。

第22回国会 大蔵委員会 第34号(1955/07/30、3期、自由党)

○藤野繁雄君 昭和三十年産米穀を生産者が政府に売り渡すところの日は政令で定める、こういうふうに書いてあるのでありますが、政令ではどういうふうに売り渡しの日を定めようと思っていられるのですか、それを伺いたい。
【次の発言】 本年の天候は幸いにして増産のようでありますから、非常に喜ばしいことであるのでありますが、増産をするということであれば、今お話しの八月三十一日までにはどうも申し込みができなかったから、その後に申し込みをしたいというようなもの、すらわち追加申し込み、その追加申し込みについては何とも考えておられないか、農林大臣はこの点については何とか善処するというようなことを返事しておられるように……

第23回国会 大蔵委員会 第2号(1955/12/07、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案の資料として、昭和三十一米穀年度の食糧の需給計画、それから米の第一次の予約集荷予定数量と、今まで実際に集荷したところの数量、第二次同じく。それから今後の第一次、第二次に漏れたところのものの集荷予定計画、次には米の等級別の集荷数量、次に早期供出の奨励金の期別、都道府県別の集荷数量と、それに対して交付したところの金額、次は出荷数量別の農家の戸数調べ、これは最近五ヵ年間、以上。

第23回国会 大蔵委員会 第3号(1955/12/13、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 米の第二次予約集荷の結果によって、生産したところの数量、それから農家の配給辞退の問題、そういうふうなものを差し引いてすら、なお相当多額の量がありますが、この相当多額の量を、どうやって政府は集荷しようとされているか。その対策は何かということをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、今後の約一千万石くらいの集荷は匿名集荷によるのであるか、あるいは、いつか新聞でも発表になったような特別集荷というような形でやられるのであるか、まだその根本方針はきまっておりませんか。
【次の発言】 この資料によって見ると、集荷の成績は八O%以上になって、まことにいいのでありますが、なお二〇%く……

第24回国会 議院運営委員会 閉会後第5号(1956/10/22、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 鉄道の災害復旧については、どういうふうなことをやっておられますか。
【次の発言】 たとえば、長崎県の島原鉄道のようなものが今年の九号台風、十二号台風で、非常な災害を受けまして、そういうふうなものに対する対策……。

第24回国会 大蔵委員会 第4号(1956/02/23、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 昭和三十一年度の砂糖の需給計画、それから関税定率法の一部を改正する法律案の提案理由によってテンサイ糖の国内生産の保護というものに資するということになっておりますが、現在の国内産のテンサイ糖の生産状況及びこれに対するところの対策は政府はどういうような方向をとっておるかということ。またこの前の二十二国会に出されたところの法律案によって見るというと、砂糖の価格というものは、澱粉とかテンサイ糖の価格とかいうものを勘案して値段をきめなくちゃできないということになっておるが、今度の関税定率法の改正によって澱粉などの値段をどういうふうにすることになるか。その澱粉等の値段に関するいろいろな資料を……

第24回国会 大蔵委員会 第6号(1956/03/06、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 昭和三十年度の水稲所得の問題についてお尋ねしたいと思うのであります。これは一応お話を承ったのでありますが、国税庁からは水稲所得の標準を、石当り標準から反当り標準に変えたために、所得税が増加するようなことがあってはならないというような閣議決定の通知を出しておられるようであるのであります。しかしながら、このことは作況と価格による所得の増減に触れるものではない、こういうふうになっているのでありますが、昭和三十年度においては、しからばどういうふうな作況で、どういうふうな価格であったために、どのくらいの既定の予算額に増加の見込みであるか、それを伺いたいと思うのであります。

第24回国会 大蔵委員会 第7号(1956/03/08、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 この関税定率法の提案の理由によって見ますというと、今も話がありましたが、「関税収入の増加を図るとともに、てん菜糖等の国内生産の保護に資する」というようなことになっておりますが、さっき主税局長の話では、テンサイ等の方はまだ十分ではないというようなお話がありました。その点はどういうふうにお考えになっているか、それをお伺いいたしたいと思っております。  それからその次が「てん菜糖等」と書いてあるが、「等」とはどういうふうなものであるか、この二つをお伺いしたい。
【次の発言】 それから三十四国会に提出予定の法律で、仮称ではありますが、砂糖価格安定法案、これを本月の九日ごろ提出するというよ……

第24回国会 大蔵委員会 第9号(1956/03/13、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 抑留の乗組員は、今説明によってみますと、七百七十一人が抑留されて、そのうち保険を受けているのが四百八十二人、こういうようなことでございますが、この保険を付していない人に対して、いろいろ見舞金をやっておられる。こういうことで見舞金をやっておられることはまことに喜ばしいことだが、それももう現在の状態から非常に生活に困っているものが多いようであります。またその抑留されたところの人の家族の数によって、生活も非常に困っているようなものも多いのでありますが、政府においてはそういうふうな抑留者については、一律にやっておられるのであるか、あるいは家族のようなものも考えて、その人の実生活に即したよ……

第24回国会 大蔵委員会 第10号(1956/03/15、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 きょう資料を頂戴した「昭和三十年産米買入実績表」によって見ますると、まだ売り渡し申し込み数量に二月末現在で達していないところの県が七県あるようです。それから備考を読んでみると、本年度末までには補正済みの数量には達する見込みである、こういうふうなことでありますが、この前の委員会で、私は、予約集荷が終了するまでは特別集荷はやるべきものじゃないと、こういうふうなことを申し上げておいたんでありますが、その趣旨によって政府が予約集荷のほとんど終了するまで特別集荷を延ばされたというととは、政府の処置として、時宜に適したものとしておるのであります。しかし一方においては、これでもなおかつ予約の数……

第24回国会 大蔵委員会 第12号(1956/03/23、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 日本人の通弊として、金は大切にするけれども物を大切にしないところの習慣がある、こういうふうなことが土台になって物品の管理がおろそかになってくる。そういうふうな際に、この法律を政府が作られるようになったということは、まことに喜びにたえない。しかしこの法律を読んでみますると、非常に政令事項が多い。それで運用というものは、この法律によれば政令が出なくてはほとんど運用のことはわからない。その政令案ができているならば、その政令案を示してもらいたい。また政令案ができていなかったらば、どういうふうな政令を出す予定であるか、こういふうなことを示してもらわなくては、この法律の審議はできないと思って……

第24回国会 大蔵委員会 第13号(1956/03/27、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 昭和三十一年度のは、今御説明を聞いたのでありますが、第二十二国会に提出された資料によって見まするというと、バナナとパイナップルカン詰で大体七億七千万円くらいの予定であったのが、本年の計画ではその計画の倍以上の収入があるように今説明を聞いたのであります。よけいにとれることは幸いでありますが、どういうふうな理由で前年度と三十一年度の予算とこういうふうな急激の差があるのか、その差がある理由を承わりたいと思います。
【次の発言】 これは新聞の記事であるから正確のことはわかりませんが、新聞の記事によって見まするというと、三十年度の下期の外貨予算による台湾産のバナナの三十万かごの輸入権の入札……

第24回国会 大蔵委員会 第15号(1956/04/06、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 ただいま御説明の別表の取扱い金額及び船の数の大体の模様は御説明になっているのでありますが、この小名浜、水俣、板付、こういうふうなところの商品別の輸出入別の数量と金額を資料として出していただきたい。わかっておったら御説明願いたい。
【次の発言】 水俣と三角ですね。同じ熊本県で非常に接近しておりますが、接近していても三角に影響して問題が起るということはないのですか。
【次の発言】 それから資料の説明ですが、事故品によるミルク払い下げ数量調べですね、これがどういうふうなことか、私不案内のためにお尋ねするのですが、関税手続のところの「未」というのはどういうことなのですか。

第24回国会 大蔵委員会 第16号(1956/04/10、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 僕も資料をお願いします。さっきの説明によるというと、現在大体貸付金は需要領の七%だ、向うの方の希望は一五%くらいが希望だと、こういうふうなことですが、現在の各種の金融機関がどのくらいの金額をどのような用途に出しておるかという調べを一つお願いいたします。  それからその次には、北海道開発債券の発行の限度がここに書いてあるが、期限であるとか金利であるとか額面額であるとか、あるいはその額面額に対する売出価格ですね、そういうふうな債券のいろいろの条件を一つ資料としてお出し願いたい。

第24回国会 大蔵委員会 第18号(1956/04/17、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 二十一条に、この各号に該当するところの債権の見込み額がわかっておったらばお示し願いたいと思います。ことに第三号の債権のようなものは、昨年東北地方を視察に回った際においては、具体的にいろいろと金額を書いて、こういうふうな小さい債権はなるたけ早く整理するようにしてもらいたいと、こういうふうな希望もあったから、政府に申し入れておいたところ、今回この法律によって、そういうふうなものは整理することになったのでありますが、そういうふうな点から言えば第一号、第二号、第三号に該当するところの債権は、ある程度大蔵省の方ではわかっているはずと考えておりますので、それを御説明願いたいと思います。

第24回国会 大蔵委員会 第19号(1956/04/19、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 まず最初に資料を要求しておきます。これは第一次五カ年計画のうちの二十七年度から三十年度までは実績が出ているはずであるから、計画と実績との対照の表を出していただきたいと思います。それから実施計画の第一編は配付してあるが、第二編特別会計その他に関する分が配付してないから、これも後刻出していただきたいと思います。出してありますか。
【次の発言】 それから資金計画ですね、資金計画の「昭和三十一年度北海道開発公庫法業種別投資資金計画試案」、これによって見まするというと、設備資金が七十億、長期運転資金が十億と、こうなっておる。それから別な資料によって見まするというと、貸付金が七十四億、出資金……

第24回国会 大蔵委員会 第22号(1956/04/27、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は、北海道における産業の振興開発を促進し、国民経済の発展に寄与するために、若干の希望を付して賛成するものであります。  本公庫は、長期の資金を供給すること等によって、民間の投資及び一般金融機関が行う金融を補完し、または奨励することを目的とするのでありまするから、その任務というものは重かつ大であるのであります。そこで事業計画及び資金計画を作成せられるに当っては、万遺憾なきを期せられたいということであります。次には、事業の遂行に当りましては、常に失敗を未然に防止するように善導せられたいということであります。  以上をもって私の賛成討論を終ります。

第24回国会 大蔵委員会 第23号(1956/05/09、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 今まで朝鮮銀行に関しては清算後のいろいろの問題が取り扱われていると思いますが、台湾銀行は一つもお話がなかったが、清算後台湾銀行はどういうふうな形で処理されるのか、あるいは新しい会社を作られるのであったらどういう会社を作られる構想であるか、それだけお伺いいたします。

第24回国会 大蔵委員会 第24号(1956/05/15、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は自由民主党を代表して、次のような付帯決議を付して本案に賛成いたします。

第24回国会 大蔵委員会 第26号(1956/05/22、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) 速記を始めて。  国際金融公社への加盟に伴う措置に関する法律案を議題として質疑を行います。
【次の発言】 加入資格のある五十六カ国のうちで、加入の手続が済んだもの、あるいは手続中のものというようなものを、五十六カ国について一覧表として資料として出して下さい。それから、さっき世界銀行の話がありましたが、世界銀行から日本が借りているところの金額、そういうふうなものの資料を出していただきたいと思います。

第24回国会 大蔵委員会 第28号(1956/05/24、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 余剰農産物の会計で、昭和三十年度と昭和三十一年度の損益計算を見てみますと、昭和三十年度の貸付金は百七十七億円、三十一年度は三百九十一億円、そうすると貸付金は、昭和三十一年度は昭和三十年度の二・二倍になっている。しかるに損益計算によってみますと利益金は五分の一に減少している。貸付金は多くなっているのに利益金が五分の一に減少した。その理由はどういう御関係か、お尋ねいたします。
【次の発言】 三十年度は百二十三ページ、三十一年度は百二十二ページ、特別会計の……。
【次の発言】 僕のは一つ数字だけだから、あとでやります。
【次の発言】 余剰農産物の貸付金の額が、昭和三十年度は百七十七億、……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/12/04、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 指定集荷業者が代位弁済をした場合において、金利を三分五厘とかあるいは六分五厘とかというものの場合に、その償還期限は、三分五厘の場合でありたならば何カ年間、六分五厘であったならば何カ年間ということで内定があれば、その内定のことを伺いたいと思います。
【次の発言】 ちょっと、三年以内あるいは五年以内という場合に、据置期間がありますか。
【次の発言】 それから適用地域の決定の場合でありますが、郡を、あるいは市町を区域とするというのが一つの前提になっているようであります。しかし被害の状況から考えてくるというと、郡の一部が非常に被害があり、その他のものが被害がないということであれば、そうい……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1957/06/08、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 南九州地区の本年の天候は非常な雨量のために、麦においても菜種においても、各方面に減収を見、かつまたとれたところの品物も、品質不良のために政府の買い上げに応ずることができないような状態であったのであります。かてて加えて、本月の五日の大雨のために、ちょうど麦は収穫の最盛期であったのが雨でやられたために、ますます品質が悪くなったというような状況であるのであります。今例をもって申し上げますというと、鹿児島県の一例でありますが、麦については、今回の豪雨の前の統計でも約六〇%くらいの被害であるのであります。また販売予定数量を具体的に申し上げてみますというと、十万石の予定であったのが八五%が等……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1957/07/09、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 予約集荷の目的を達成するのにも、どうしても完全な倉庫が必要だということは、御承知の通りでありますが、行政管理庁の調査した結果を新聞で拝見しても、倉庫が悪いために鼠害がある、あるいは保管が悪いというようなことになっておるように考えられますが、今後保管の完全を期し、集荷したところのものを品質を落さないようにするというようなことについては、どうしたって完全な倉庫が必要でありますが、食糧庁は将来において倉庫政策をどういうふうに考えておられるか。従来のように、あるいは過去にやっておったように、農業倉庫に対してはある一定の助成金でも出して、さらに完全な倉庫を作ろうというお考えであるのか、お伺……

第26回国会 農林水産委員会 第5号(1957/02/07、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 山口県及び高知県について報告をいたします。  派遣せられました委員は、北村暢委員と上林忠次委員と私の三名でありますが、一月二十一日に東京を出発し、八日間の日程をもって、山口県及び高知県を視察いたしました。  まず、山口県に参り、下関市において漁港の現状及び整備状況を視察しました後、韓国に拿捕抑留されている漁船乗組員の留守家族の方々から窮状を聞き、また関係漁業者の代表と日韓漁業問題について懇談いたしました。次いで、山口市の県庁に参り、知事を初め、県当局並びに農林水産関係の団体の代表者から、農業委員会、農業会議、農林漁業協同組合再建整備、新農山漁村建設、その他県下の農林水産事情につい……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第6号(1957/07/11、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 今月の三、四、五にわたる被害の状況でありますが、長崎県の諌早、守山というのが、長崎県における米の産地でありますが、被害が甚大であるから見てくれ、こういうふうな要求があって、見て参ったのでありますが、数百町歩が、浸水のために、一たん田植えしたところのものが、水が数日間引かないために、植えかえなくてはいけない、こういうふうな被害の状況であるのであります。その他にも多々あろうと思うのでありますが、これは一方からすれば、排水事業が悪い結果であるのであります。排水事業が悪いというのはなぜかというと、一方の方に干拓事業がだんだん、だんだん進んでいき、その干拓事業のために、現在の土地よりも干拓……

第26回国会 農林水産委員会 第7号(1957/02/19、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) 以上の説明に対して、御質疑があったらば順次御質疑をお願いいたします。  御質疑がなかったらば……。

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第7号(1957/09/09、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 七月の九州災害の際は、農林省においては農林大臣、官房長、その他各部局長の方がおいでになって、いろいろと実地調査をしていただき、また参議院としては国会を代表して視察していただいて、大体の状況はごらんになり、またその際もいろいろと意見を述べておき、農林大臣もそういうふうなことをしよう、こういうふうな話まであっているのでありますが、その後その問題がどういうふうになっているかということを、まず最初にお伺いしたいのであります。  それは、さっき重政委員もお話があったように、長崎県の今回の水雷は未曽有の水害であって、長崎の海洋気象台の報告によってみるというと、世界始まって以来の大水だった、こ……

第26回国会 農林水産委員会 第9号(1957/02/22、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 二月の五日に、農林大臣から、農林水産行政の根本方針を承わったのでありますが、この点の二、三の問題についてお尋ねしたいと思うのであります。  第一は、新農山漁村建設事業であります。これは大臣の御努力によって、前年度よりも十五億増額になったということは、まことに喜ばしいことであって、大臣の労に敬意を表する次第であるのであります。しかし、新農山漁村の建設ということは、現在実施しておられるのは、また現在地区として指定せられておるのは、優良なる地区を指定されておるような気がするのであります。それであるから、優良な所はますますよくなるが、指定されないところのものは、悪い所が指定されないという……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第9号(1957/09/11、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は、当面の問題についてお尋ねしたいと思うのであります。それは、いよいよイモ類も出かけるのでありますが、昨年は、農産物価格安定法によってのイモ類の価格の決定が非常におくれたということで、イモ類の適正価格が実行されずに、非常に安い値段で取り扱われて、イモ作農家が多大の不安を感じたのであります。でありますから、本年はできるだけ早くイモの値段を決定していただきたい、こういうふうなことを要求しておったのでありますが、聞くところによれば、九月中に決定せられるというようなふうに聞いておるのでありますが、九月中に決定せられる予定であるかどうかということが一つ。  それから、いよいよ農産物価格安……

第26回国会 農林水産委員会 第12号(1957/03/01、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  前回に引き続いて、農林水産基本政策について御協議したいと思います。  本日は、農林大臣の出席を求めて、かねて農林大臣に対する質疑の御通告を受けて、まだ残されております河野、東、北村、秋山及び千田の各委員の御質疑を済ましていただく予定でありましたが、農林大臣は急によんどころない用件のため、御出席が得られないのでありますので、右の御質疑は他日に譲ることを御了承をお願いしたいと思うのであります。  本日も、引き続いて、農林省の長官及び局長の説明を聞くことにいたします。本日はまず、安田農地局長から説明をいただくことにいたします。

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第12号(1957/10/11、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 粉乳で給食やっている。今度、一合について四円の補助金をやって生乳を給食することは、父兄の負担はどれだけ違いますか。
【次の発言】 そうするというと、現在農家から乳業会社その他に渡しているところのものは、現在七円以下、六円か五円、四円五十銭くらいじゃなかったのですか。そうすると、四円五十銭くらいの値段で売るということの仮定のために、四円というものが出てくるのですか。こういうふうにするのは、会社に売るところの値段より幾ばくか高くしようというようなことで、算定してあるのですか。その点どういうふうに算定の基準を置いてありますか。

第26回国会 農林水産委員会 第13号(1957/03/05、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 資料としてお願いします。この法律を読んでみるというと、政令や主務省令にまかせているのが非常に多いので、政令、主務省令というものを見なくちゃどういうふうに運用されるかわからない。であるから、まだできていないだろうが、草案があったらば、それをこの次の機会に資料として出していただきたい。
【次の発言】 日本の外貨関係からも、国内に砂糖の奨励ということは最も必要なことです。そこでテンサイ糖の問題が出てくる。そしてテンサイ糖の法律を通過させる際には、カンショ等も同一の方法をとるようにという要望をして、あの法律は通ったんであります。その後、政府はカンショ等に対するところの政策を考えられたかど……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第13号(1957/10/29、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は、本月の十六日であったか、佐賀県の農協大会に出席したのでありますが、その席上、佐賀県における冷害の状況を承わって参ったのであります。また現物も見せてもらったのであります。私は昨年北海道の冷害を視察したのでありますが、その現物の状況を見てみまするというと、昨年北海道の冷害を見たのと全く同一であるのであります。  なぜ、こういうふうに佐賀県が冷害を受けたかと申しますと、本年の天候の関係が重大な影響を及ぼすものであるのであります。また、高い所に晩稲を植えているというようなことも、一つの原因になっているのであります。この品種の問題については今後研究を要するのでありますが、本年は、今申……

第26回国会 農林水産委員会 第14号(1957/03/07、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 前の河野農林大臣は本委員会で、農産物の価格が支持価格を割った場合においては、予算がなかったらば、予算は移用してでも買い上げて、支持価格を割らないようにすると、こういうふうな声明を本委員会でしておられるのであります。現在カンショ澱粉及びバレイショ澱粉は支持価格を下回っているというお考えでありますか、維持しているというお考えでありますか、また需給関係はどういうふうになっているというお考えであるか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 現在、それではどのくらいの、需給関係で過剰があるとお考えですか。その過剰があるために値段が押えられているということだったならば、それだけの数量……

第26回国会 農林水産委員会 第15号(1957/03/12、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 ただいま配付になった資料に関する大体の御説明をお願いします〇
【次の発言】 強制か任意かのところを、もう一度……。
【次の発言】 指定貨物を特定の地域に輸出する場合には、一般の検査基準より高い基準を適用するようにしなくちゃいけない、こういうふうなことになっているが、どういうふうな物をどこに輸出する場合か、例をとって一つ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 今、例が温州ミカンについてお話しだったが、そんならば、カナダとアメリカとに行く温州ミカンの検査基準、これは両方で違っておりますか。あるいは、最初はアメリカ及びカナダにやらないような方針で考えておったのが、その検査を受けてお……

第26回国会 農林水産委員会 第16号(1957/03/14、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) 委員会を再開いたします。  特定土地改良工事特別会計法案に関する件を議題といたします。  この法律案は、去る三月四日、内閣から閣法第七十五号をもって予備審査のため送付、同日大蔵委員会に予備付託となって審査中のものでありますが、農業上大きな関係があるものと考えられますので、当委員会においても当局から説明を聞き、その取扱い方について御協議を願っておく必要があると存じまして、本日議題といたしました次第であります。  なお、この問題について政府から出席者は、大蔵省主計局法規課長中尾君、農林省農地局長。  まず、当局から説明を求めます。

第26回国会 農林水産委員会 第17号(1957/03/15、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 七十九品目については、大体話が進んでおるということであるのでありますが、その残りの品目について農林省と交渉中のものは、いつごろ大体の見当がつく予定であるか、その見当を承わりたいと存じます。
【次の発言】 私から申し上げるまでもなく、農林水産物資というものは、日本の現在の地形上、そういうふうな作物を作らなければできない、あるいはそういうふうな漁業をしなければできない、こういうふうに地形的に追い込まれておるのであって、現政府が重大政策としているところの新農村の建設、こういうふうなことにも重大影響を及ぼすのでありますから、できるだけすみやかに農林水産物資というようなものが、今回の運賃の……

第26回国会 農林水産委員会 第18号(1957/03/19、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 第一条に、「昭和三十一年の政令で定める災害」、こういうふうになっておるのでありますが、この「政令で定める災害」とはどんなものであるか。従って、本法の適用地域は、具体的にいえばどういうふうな地域をさしておられるのであるか、これをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それから第二条の「災害による著しい減収」というのは、どういうふうな程度の減収を考えておられるのか。また「農家の飯用消費量に著しく不足する」というのは、どういうふうな程度を考えておられるのか、これをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それから第三条です。「飯用消費量を基準として」と、こういうふうに書いてございますが、……

第26回国会 農林水産委員会 第19号(1957/03/22、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 国有林野が国有林野整備臨時措置法または町村合併促進法によってだいぶ払い下げがあったのでありますが、地元市町村からの申請と実際に払い下げされた割合は、どういうふうな大体状態になっておるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますというと、国有林野整備臨時措置法によって払い下げられたのは十三万九千町歩くらい、町村合併促進法によって払い下げられたのが三千町歩くらいあるんじゃなかろうかという考えがあるのでありますが、そうするというと、今のとだいぶ数字が違ってくるようになりますが、その関係はいかがでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、大体において申し込みが約十三万町歩というこ……

第26回国会 農林水産委員会 第23号(1957/04/02、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私も資料をお願いします。昭和三十二年度のこの計画の各事業別の事業費の二〇%、ただし三十一年度以降支出事業費にあっては五%、こういうふうな負担をすれば、各事業別にはどういうふうな金額になるかという資料を出してもらいたいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 第27号(1957/04/11、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 再建整備法が成立の当時の大蔵大臣であって、いろいろな事情を御承知の現大蔵大臣から、さっきいろいろと含みのある答弁をしていただいたことは、まことに喜びにたえないのであります。ただし、そのうちで、再建整備ができたところのものについてはというのがありますが、これが問題であるのであります。現在の再建整備ができたところの単協及び府県区域の連合会でありましてでも、奨励金をいただいたから再建整備ができたのであって、もらったところの再建整備の金をもし返すというようなことであったならば、その金を他から見つけてこなければ、できないのであります。他から見つけてくるということは、別な言葉で言ったならば、……

第26回国会 農林水産委員会 第32号(1957/04/23、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 ただいま委員長からお話があったように、午前に鹿児島県の経済連の会長からいろいろと陳情を受けたのでありますが、まず最初にお尋ねしたいのは、第一次の買い入れの際に、私などはこの委員会で、カンショ澱粉七百万貫、バレイショ澱粉百万貫、こういうふうに買い上げてもらいたい、あとでバレイショ澱粉は二百万貫、こういうふうなことになったのでありますが、政府の方では第一回の買い入れを、カンショ澱粉が五百万貫、バレイショ澱粉が百万貫、こういうふうに買い上げていただいたのであります。しこうして、その買い上げについては、昨年のこの委員会で私なども希望しておいた下見検査をしておいていただいた関係上、契約が成……

第26回国会 農林水産委員会 第35号(1957/05/07、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私詳しいことは存じませんが、今度のこの法律で地籍調査をやる。そうすると、その区域内の田が幾ら、畑が幾ら、宅地が幾ら、こういうふうな台帳の面積があり、それで今度新たに調査した結果、また面積が出る。出るということは、その面積が延びておっても縮んでおっても、過去の反別に按分して所有者に渡すということじゃないんですか。
【次の発言】 実績に応じてということは、たとえば甲という者は一町持っておった、乙という者は二町持っておった。そうすると、合せて三町ですね。しかし、実際の結果は三町三反であったというようなことだったらば、おのおのが二町と一町だから、三反ふえているんだから、一町の者には一反、……

第26回国会 農林水産委員会 第36号(1957/05/08、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 総論的なことは今までいろいろお話があったから、条文の解釈その他過去における実例について、逐条的にお尋ねしたいと思うのであります。  最初は三十二条の二、これによって見まするというと「役員は、法令、法令に基いてする行政庁の処分、定款及び総会の議決を遵守し、農業共済団体のため忠実にその職務を遂行しなければならない。」、二項では「役員がその任務を怠ったときは、その役員は、組合に対し連帯して損害賠償の責に任ずる。」、三項にも大体同様なことが書いてあるわけでありますが、過去において損害賠償の責に任じた実例があるかどうか、お伺いしたいと思うのであります。

第26回国会 農林水産委員会 第40号(1957/05/14、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は、自由民主党を代表して、ただいま提案されております農業災害補償関係の三案に、次の付帯決議を付しまして、賛成いたすものであります。   農業災害補償法の一部を改正する法律案    付帯決議案   災害常襲のわが国情において、農業災害補償制度の完璧を期することは喫緊の要務である。   ここにかんがみ、政府は、今回の法律改正に安んずることなく、制度をして総ての農業者から真に喜ばれるものたらしむべく、これが改善に対し一層の努力を尽すこととし、差当り左記の措置を講ずること。  一、従来法律の規定が充分に励行されていない憾があるが、今回の改正を契機として、法律の厳正な施行を期することとし……

第26回国会 農林水産委員会 第41号(1957/05/16、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 蚕糸業の問題のまず一番土台である、もとになるところのものは繭の問題であるのであります。今政府から提案されたところの繭の代金について調べてみまするというと、昭和三十一年の生繭一貫当りの生産費は千八百十二円であります。しかるに繭の値段は千五百七十円であって、差引赤字が二百四十二円であるのであります。こう考えてきてみまするというと、養蚕農家は養蚕をすることによって一貫当り二百四十二円の赤字になる。農家は赤字をするために養蚕をやっておるのじゃなかろうと思うのであります。ある程度収益があるようにと思って、養蚕をやっておるのだろうと思っているのであります。しかし、一方の方において、政府の資料……

第27回国会 農林水産委員会 第4号(1957/11/11、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 大体全体的なお話を承わったのでありますが、この税制改革によって、恩典によって、農林水産物の輸出に及ぼす影響、平易な言葉で言ったならば、輸出は、農林水産物はどの程度伸びる見込みであるか、またどんな事業が、品物が伸びるのか、この点お伺いしたいと思います。
【次の発言】 この法律を作った結果、たとえば新農村建設とかなんとかということで、園芸作物が非常に多くなる。ミカンの栽培がふえる。そういうようなことからすれば、ミカンのカン詰の販路の拡張ということもしなくちゃいけない、また生産物の販路の拡張というようなこともしなくちゃいけないが、そういうような方面に対して、この法律の結果がどのくらい好……

第27回国会 農林水産委員会 第5号(1957/11/12、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) これらの件については、本日はこの程度にいたします。
【次の発言】 水産物価格支持の件を議題にいたします。  この件については東委員から質問の御要求があるので、この際御発言をお願いすることにいたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  本日は、これをもって散会いたします。    午後四時五十二分散会

第28回国会 農林水産委員会 第1号(1957/12/20、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。十一月十八日小林孝平君が辞任され、安部キミ子君が選任され、本日島村軍次君が辞任され、北勝太郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、調査承認要求書に関する件についてお諮りいたします。農林水産政策に関する調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の案文の作成及び手続等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第28回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1958/06/03、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 政府がすみやかに対策を決定していただいたということはまことに喜びにたえないのであります。しかしこの資料九ページによって見まするというと、九州各県のうちで、これに該当していない県は長崎県だけになっていますが、九州各県で長崎県だけが該当しなかったのであるかどうか、被害額は一億九千万円とか報告があるはずでありますが、その点どういうふうな査定になっているか、伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいま雨雲の問題が取り上げられたのでありますが、九州各県の模様を見てみまするというと、長雨のための雨害、これに伴うて病害が非常に発生した結果、私らのところで調査した五月二十日現在によって見ますると……

第28回国会 農林水産委員会 第9号(1958/02/27、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 多年の懸案でありました農業協同組合及び農業協同組合連合会が行う共済事業の責任準備金の積み立て義務の法制化について、今回ようやく政府から法律の改正が提出されるに至りましたことは、おそきにすぎるうらみがあるのでありますが、この点については、政府の労を多とするものであります。私は、この機会に、農業協同組合及び農業協同組合連合会に関して、諸般の事項にわたって問題を究明し、政府の所見をただし、その誰処を求めたいのでありますが、責任準備金を積み立て義務の法制化は、法人税の取扱い等との関連において急を要し、従って、この法律のすみやかなる成立が要望されておりますので、農協の基本的な問題に関する審……

第28回国会 農林水産委員会 第12号(1958/03/04、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 二、三の問題についてお尋ねいたしたいと思います。  農業協同組合整備特別措置法関係資料に基いて見ますというと、だいぶん合併も進んでおるようでありますが、一体、合併をさせるについてはいかなる基準によって合併させられるか、経営規模はどのくらいの規模でなければできないというような、規模を土台にして合併せられるのであるかどうか、合併についての適正規模についてお尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 そうすると、三十一年度及び三十二年度で合併したところのものの規模はどういうものであるか、過去の事実があるのでありますから、過去の事実を説明してもらいたいと思います。

第28回国会 農林水産委員会 第13号(1958/03/06、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 今、仲原委員の質問に対して、政務次官から、政府の決意の点を示されたのでありますが、私も同様に、政府はこの問題については、重大なる決意を持って進まなくちゃできないと思うのでありますから、重ねて私も申し上げてみたいと思うのであります。それは今回の法律改正によって、政府は、なお残っておるところの不振の協同組合を整備拡充して不振を解消するようにされるということについて、今、政務次官の決意を聞いて喜びにたえないのであります。しかし、今残っておるところの不振の組合は、不振組合中の不振組合であって、整備計画を立てることも非常に困難である、整備計画を立てたといたしましてでも、その整備計画の遂行と……

第28回国会 農林水産委員会 第14号(1958/03/07、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記始めて。  本日の審議は、この程度にいたします。  本日は、これをもって散会いたします。    午後四時十一分散会

第28回国会 農林水産委員会 第15号(1958/03/11、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 大河原委員の質問に対して、次官からお答えがあったから、この点は重複するかわからぬけれども、私は昭和三十二年度において、開拓者の振興組合、またその組合員に対して貸しつけられた開拓者資金の償還期間について、政務次官の御答弁を求めて、政府の方針を確認しておきたいと思うのであります。  それは、今回の開拓者資金融通法の改正によって、昭和三十三年度以降、開拓営農振興臨時措置法による開拓営農振興組合またはその組合員に対して、開拓者資金融通法によって貸しつけられる中期営農資金の償還期間は、八年から十二年に延長されることになるのであります。ところが、開拓営農振興臨時措置法は、昭和三十二年四月から……

第28回国会 農林水産委員会 第16号(1958/03/13、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 繭の共同保管、これはもとはだいぶやっておったのだが、最近においては、繭の共同保管が重んぜられないようになった結果、共同保管の設備が現在なくなってしまっているのではないかと思っておりますが、糸価安定法によって、もし繭の共同保管をするということであったならば、現在保管をするに足る完全な倉庫がありますか。もしあるとしたらば、どういうような所に、どういうふうなあんばいに配置されているか。養蚕地帯にまでそれが配置されているか。もし繭で保管するならば、だいぶ違い所に保管しなくちゃできないような気がするが、そういうふうな保管、あるいは輸送というような点について、共同保管に対する対策があれば、そ……

第28回国会 農林水産委員会 第18号(1958/03/18、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 今までいろいろと大きい問題で質疑があったのでありますが、私はこの法律案について、二、三質問したいと思うのであります。  第一番目は、第九条の三の「政令で定める期間」となっているのでありますが、その「政令で定める期間」は六カ月であるかどうか。もし六カ月であったならば、六カ月ということはどういうふうな基準によって六カ月と定められたのであるか。これをお尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 次は第三項の「農林大臣の定める数量の範囲内」、これはどのくらいの数量であって、その数量を決定せられるところの基礎についてお尋ねしたいと思うのであります。

第28回国会 農林水産委員会 第22号(1958/03/27、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 この法律を読んでみまするというと、第五十三条に組合員の福祉を増進するための必要な事業ということについていろいろ規定してあるのであります。それでこの組合員の福祉を増進するための必要な専業というものはどんな構想であるかということをお尋ねしたいと思うのでありますが、私など農業関係者におきましては、農業協同組合の役職員のための共済事業を行う目的をもって、昭和二十六年の四月に、財団法人全国農業協同組合役職員共済会というものを設立して今日に至っているのであります。しこうしてこの共済会の目的というものは、将来においては年金制度にまで発展せしむる目的を持って作られたのでありますから、言いかえれば……

第28回国会 農林水産委員会 第23号(1958/03/28、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 地すべり及びぼた山の崩壊のために国土の保全及び民生の安定に及ぼす影響は非常に大であるのであります。それでありますから、昭和二十八年災の易くにおいては、地すべりの特別法を作って対策を練ったのでありますが、今回、政府がいろいろと協議の結果、こういうふうな法律を作られるということは、まことに喜びにたえないのであります。しかし、このために要するところの資金及び要するところの面積というようなものと、三十三年度の予算とを比較して見るというと、こういうふうな重大なものであるのにもかかわらず、予算が非常に少ないために、すみやかに国土の保全及び民生の安定ができない。こういうふうなことになるだろうと……

第28回国会 農林水産委員会 第27号(1958/04/04、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) 本日は、これをもって散会いたします。    午後四時二十二分散会

第28回国会 農林水産委員会 第28号(1958/04/08、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 四月四日衆議院から送付されましたたばこ耕作組合法案によって見まするというと、たばこ耕作組合は、農林漁業団体職員共済組合に加入することができるようになっておるのであります。これでは、いろいろと農林漁業団体職員共済組合の指導監督上にも問題が起るのでありますから、この際、たばこ耕作組合法案に関する申し入れを、大蔵委員長にしたいと思うのであります。その申し入れから案文を朗読いたします。    「たばこ耕作組合法案」に関する申入れ(案)   ただいま貴委員会において御審査中の、去る四月四日衆議院送付にかかる衆議院提出の「たばこ耕作組合法案」に関し、別記のように御措置願いたく当委員会の総意を……

第28回国会 農林水産委員会 第29号(1958/04/09、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は中央卸売市場法の一部を改正する法律案に対し、自民党を代表して、各党の話のまとまった次の付帯決議を付して賛成したいと思うのであります。中央卸売市場法の一部を改正する法律案に対する付帯決議案わが国民経済の現状において農畜水産物の流通の改善を図ることは喫緊の要務であって、青果物及び魚肉類等の生鮮食料品については特に急を要するところである。ここにかんがみ政府は、次期国会に法律案を提案して調査会を設け、衆知に諮り、農畜水産物の流通改善対策を確立し、現行中央卸売市場法を再検討し、実情に即し根本的改正を行い、且つ施設の整備等必要な措置に遺憾なからしめること。以上。

第28回国会 農林水産委員会 第30号(1958/04/10、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 ごく簡単に評議員会の運営についてお尋ねいたしたいと思っておるのであります。「評議員は、政令で定めるところにより、」ということになっていて、その評議員の数は「十五人」ということになっておるのでありますが、十五人の内容、及び政令の内容、これをまず最初にお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 それから二十七条、「評議員会は、理事長の諮問に応じ、基金の業務の運営に関する重要事項を審議する。」、こういうふうなことが書いてあるのでありますが、この重要事項というのは、第五条の「財務及び会計」に関係がある。「毎事業年度、収入及び支出の予算、事業計画並びに資金計画」、こういうふうなものを諮問さ……

第28回国会 農林水産委員会 第38号(1958/04/24、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 ただいま議題となりました農業協同組合法の一部を改正する法律案の審議に当って、私が政府の意見を尋ねたのに対して、本名政務次官はこんなことを言っておるのであります。「大蔵当局とも完全な折衝をいたしまして、必ず御要望の通りの実現を期することを確信いたしております。従いまして、この点については何ら御懸念をいただかなくても、本法案の成立後において、ただちに法人税の政令の改正を行いまして、本年度内に実施いたしますことを、ここにはっきりと申し上げて、お答えにかえたいと思います。」こう話をしておられるのであります。その結果、農林省においては農業協同組合法の一部を改正するところの法律は三月二十七日……

第28回国会 農林水産委員会 第39号(1958/04/25、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) ただいまから、農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の異動について御報告いたします。  本日、西岡ハル君が辞任され、有馬英二君が選任されました。
【次の発言】 赤城農林大臣の御出席を得ましたので、ただいまから日ソ漁業に関する件を議題といたします。  一言ごあいさつを申し上げます。  赤城農林大臣におかれましては、日本の首席代表としての大任を帯び、長途モスコーに出向かれ、長期間にわたりほんとうに骨身を砕いて交渉に当られ、難題の解決に御尽瘁を願い、その心労に対して心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。  当委員会におきましては、その職責からいたしましても、常にこの問……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1958/07/31、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 政府は旱害対策及び台風の対策について、すみやかに方策を立てて、具体的に進行されたということは、まことに喜びにたえないのでありますが、ただいまの説明によって見ましてでも、今までやられたところの対策は、すべて水田に対する対策、水田に対する対策はもちろんやらなくてはできないのでありますが、現在雨が降っていない九州方面は相当な畑地があるのであります。この畑地に対する対策は、いつどんな方法を立てようと思っておられるのであるか、政府の方針を伺いたいと思うのであります。

第29回国会 農林水産委員会 第2号(1958/06/20、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 霜雪害に対する手当は、早急にしていただいたということは、まことに感謝にたえないのでありますが、続いて起った長雨の問題は、すでにお話があったから繰り返して言いませんけれども、霜雪害の場合においては、自作農資金が七十五億のうち五十二億出ている、こういうふうな数字でありますが、今統計調査部長の話によって見ますというと、長雨の被害が約百億、こういうふうなことになるといたしましたならば、この被害を受けた農民を立ち上らせるためには、どう見たって、ある一定額の自作農創設資金を増してやらなければできないのじゃないかと、こう考えますが、百億の被害に対し、自作農創設の資金はどのくらい増される計画であ……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1958/08/01、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 きのうもお尋ねしたのでありますが、早書対策であります。早書対策の水田に関することは、いろいろと御配慮をいただいて、ある程度進行しつつあるのであります。さらにこれを強化していただかなくちゃできないのでありますが、畑作に対する早書対策は、全くされていないようであるのでありますが、畑作に対する早害対策を農林大臣はどういうふうにお考えであるか。また、立てておられるとしたならば、どんな方法でやるということを立てておられるのであるか、それをお伺いしたいと思うのであります。
【次の発言】 畑作農家は、御承知の通り、大体において規模が狭小である。また経済的にも貧困である。負担能力も、水田農家に比……

第29回国会 農林水産委員会 第3号(1958/06/24、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) それでは次に、農林省農地局管理部長の庄野五一郎君に説明をお願いいたします。
【次の発言】 それでは次は、通産省の企業局長。
【次の発言】 次は、通産省鉱山保安局長。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  それでは次に、経済企画庁調整局参事官の説明を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  ここでしばらく休憩して、午後は一時から再開いたします。    午後零時一分休憩

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1958/09/10、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 第一班の御報告を申し上げます。  第一班は大河原委員、北條委員と私の三人で、八月四日から九日までの六日間、主として長野県の養蚕事情、木曾国有林の現況、愛知用水事業の施工状況、及び岐阜県における内水面漁業の実情について関係当局との懇談、あるいは実情調査等の方法により調査いたして参った次第であります。その概要を順次御報告いたします。  まず長野県の養蚕事情について申し上げます。本県の蚕糸業は古くから農家経済の中核をなして発達し、県経済の消長にきわめて大きい影響を与えてきており、昭和五年に至り最高の発達を示し、すなわち当時の全国産繭額の一二・二三%を占めていたのでありますが、戦時中の食……

第29回国会 農林水産委員会 第4号(1958/06/26、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。昨日、柴田栄君が辞任され、斎藤昇君が選任され、本日、斎藤昇君が辞任され、草葉隆圓君が選任されました。
【次の発言】 次に、柴田栄君が辞任され、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠互選を行います。互選の方法は、成規の手続を省略し、委員長より指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、私から、堀本宜実君を理事に指名いたします。

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1958/09/11、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 農産物価格安定法によって、澱粉、カンショ、バレイショ、カンショなま切りぼしの支持価格はいつ決定されるお考えであるか。昨年は九月に決定されて、非常に取引上に便宜をはかったのでありますが、本年も九月中に決定される御意思であるかどうか、お伺いしたいと思うのであります。
【次の発言】 本年は、地方によっては非常な旱害を受けておるのであります。たとえて申しまするならば、カンショなま切りぼしの主産地である長崎県、愛媛県というような所は、非常な早害を受けて、カンショの生産は少いのであります。こういうふうなことから考えてきてみまするというと、カンショあるいは澱粉、カンショなま切りぼしの価格という……

第29回国会 農林水産委員会 第9号(1958/07/08、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 この問題ではないのですが、この前の委員会で問題になっておった、長雨の政令はすみやかに作るというようなことであったが、その状況がどういうふうになっているか。また旱害に対する政令案が別にできるのであるか。もしできるとしたならばいつごろできるのであるか。また今度のこの問題も政令案ができるのであるかできないのであるか。この関係の三つの政令案についてお伺いしたいと思います。

第31回国会 農林水産委員会 第12号(1959/03/03、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 市町村合併の結果、農業共済が合併したならば、従来と合併後と農民の経費上の負担がどういうふうに軽減せられたか、パーセントで示すことができたら、それをお示し願いたいと思います。
【次の発言】 さっきのお話で出たのですが、牛馬が死亡、廃用になった場合、農家は必ずそのかわりのものを直ちに購入しなければいかぬ、しかし、資金は出てこない、こういうふうなことであれば、農家はわきの方から資金を借りて牛馬を入れなければならない、こういうふうなことになるから、家畜共済についていろいろと問題が起っているのでありますが、何とか特別の方法をもって農耕用に飼養しているところの牛馬が死亡、廃用、疾病、あるいは……

第31回国会 農林水産委員会 第14号(1959/03/06、4期、自由民主党)

○藤野繁雄君 こういうふうな問題はどうですか、伺いたいのですが、事実の問題なんです。これはもと団体でやっておるから、その設備が古くて、また小さくて、昼間は全く動力がないのです。しかるに、現在の設備がもう古くなって改めなくちゃならない、改めるのについては改める能力がない、それが離島なんです。長崎県ですが、長崎県は、離島だから、できるならば、九電の所だから九電から海底ケーブルで持ってきてもらって、そうして現在夜分だけであるのを昼間の動力にもそれを使用することができるようにしてもらいたいという村民全体の希望なんです。そういうふうなことができるかできないか、またそういうふうなことが離島振興法でやられる……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1959/08/10、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私はただいま農林省から配付になった「7月豪雨による被害概況」を見てみまするというと、農林水産業施設等被害状況は総額が六十二億円という多額に上ったようであります。また八月台風の被害もあるのでありますから、さらにそれに倍加するもみであろうと思うのであります。しかして九州、山口各県知事からの陳情についで福岡県の方から午前陳情があったのでありますが、今回の七月の豪雨というものは非常に大きいのであって、かつ同じ県であっても、局地的に被害が大きいのであります。それでありますから、被害が大きいのと、その局地的に被害があるというようなことから考えて参りまするというと、どうしたっても今回の七月豪雨……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第6号(1959/09/28、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 森委員その他からいろいろと適切なお話がありましたから、重複するところは避けてお尋ねしたいと思います。現在カンショ作の農家は、カンショ以外の作物はほとんどできません。こういうような状態であるのでありますから、どうしたってもカンショ以外の作物に転換することが困難であるとしたならば、このカンショに対する対策を講じなくちゃできないのであります。そうして今まで問題になっていないのは、日本の畜産奨励上飼料が非常に必要である、しかして、飼料はたくさん外国から輸入している、こういうふうなことであるのでありますから、もしも畜産奨励のために、また外貨節約のためにカンショを飼料に振り向けるというような……

第33回国会 農林水産委員会 第4号(1959/11/10、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 この漁船で「政令で定めるものに限る。」というのはどういうふうな政令で定めるものですか。
【次の発言】 そうすると、大体どのくらいの金額以下とお考えですか。
【次の発言】 それから、「果樹の栽培をおもな業務とするとということですが、「おもな業務」ということは、どういうふうなことで「おもな業務」ということを判定されますか。
【次の発言】 それから「貸付資金に果樹の栽培に必要な資金」と書いてあるが、果樹栽培という範囲はどういうふうなものですか、たとえば苗木を買うて植えつけるというようなことであるか、何かその果樹栽培の範囲ですね。

第33回国会 農林水産委員会 第7号(1959/11/17、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 少しくさかのぼってお尋ねしたいと思っておるのでありまするが、農業共済基金は、農業共済基金法によって、今、お話があったように、農作物、蚕繭、家畜の必須共済にかかる保険金の支払いであって、会員である農業共済組合連合会が必要とする資金以外には貸し付けることができないと、こういうふうになっておるのでありますが、過去において、この必須の事業以外に貸し付けられたことがあったかどうか、これをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 今お話のあったように、昭和二十八年台風第二号による被害農家及び被害漁業象に対する資金の融通に関する特別措置法、この法律によって、福岡県では菜種を対象として貸し付けられ……

第34回国会 農林水産委員会 第8号(1960/02/23、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 時間がないのでありますから、当面の問題だけお尋ねしたいと思っております。  澱粉問題では農林大臣に常に御迷惑をかけておって、昨年には、政府の買い上げる澱粉は政府の支持価格で原料を買ったものでなくちゃいけない、こういうような声明を出していただいたために、イモの値段がある一定の価格を維持した。また引き続いて澱粉が非常に安くなった際においては、本年度内において五百万貫の澱粉を買う、こういうような声明をしていただいた。これによって非常に澱粉の値段が下がるのを押えていただいたのでありますが、いよいよ澱粉も買っていただかなくてはならない時期になって、また政府においても買われる時期になっておる……

第34回国会 農林水産委員会 第13号(1960/03/10、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 第三条ですね、貸付条件の。第三条には「年七分以内」と書いてあって、附則の別表中の「一の二」果樹の植栽に必要な資金、年八分」こう書いてあるのはどういうような関係でしょうか。さっきの説明と違っているようにも思われるが。
【次の発言】 果樹振興法の目的は将来における日本の農村の振興のために非常に必要であるということは、私なども非常喜んでおるのでありますが、一体この法律から私などが考えてみるというと、一番先に、日本の南から北に非常に長くなっておるところの、地形が変化し、気候が変化しているところに、いかなる果樹をどの地方に栽培するか、こういうふうなことが一番最初の問題じゃないかと思っている……

第34回国会 農林水産委員会 第14号(1960/03/11、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私、飼料検査所のことでお尋ねしたいと思いますが、最近、畜産の奨励、発達に伴って、飼料の需要が増加して参った結果、今回飼料検査を設けられたということはまことに喜びにたえないのでありますが、これは中央における検査であって、地方においてはこれに対応して何か方法を講じておられるのであるか、それをお伺いしたいと思っております。
【次の発言】 そうすると、肥料の検査は、各県に肥料検査官を設置してあるわけですね、そういうように、今後は、肥料よりもかえって飼料が検査の必要があると考えるのでありますが、そういうふうな、省庁に飼料検査官というようなものを置かれる意思があるかどうか、お尋ねしたいと思っ……

第34回国会 農林水産委員会 第15号(1960/03/15、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 質問の前に、幸いにしてここに漁業協同組合整備促進法に関する参考資料というのが出ておるから、これについて大体説明していただきたいと思います。
【次の発言】 要点だけでいいですから。
【次の発言】 どうも勉強してないから、あるいは私の質問が資料に出ているかどうかわかりませんけれども、そういうふうなお断わりをして質問します。漁業協同組合整備促進法案の一つの柱である漁業協同組合整備基金について質問したいと思うのであります。漁業協同組合の整備をせなくちゃならないことは私が申し上げるまでもないのでありますが、これをするために特に基金という団体を作って、その団体に指導までやらせるという理由がど……

第34回国会 農林水産委員会 第20号(1960/03/30、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 さっき農林大臣は、酪農事業と果樹というものについては、積極的に力を入れていくということで、政府の酪農事業に対するいろいろの施策で酪農事業が発展しつつあることは、まことに喜びにたえないのでございます、しかし、その奨励の結果、年々百五十万石ないし二百万石の乳ができる、これには加工をやっていかなければいけない、そうしてこの加工が完全にできるかできないかということが、また酪農事業が伸展するかどうかということになってくるのであります。これは御承知の通りであります。しかしてこの酪農事業の施設を改善をするためには、少なくとも毎年毎年五十億ないし六十億円の金が要ると考えられるのであります。そうい……

第34回国会 農林水産委員会 第24号(1960/04/14、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 まず漁業協同組合整備促進法案についてであります。この整備促進法の整備計画、この整備計画のいいか悪いかということが、整備ができるか、またできた後にそれがいい漁協になるかならないかの境であるのであります。従いまして、整備計画の適否を認定する方法が最も妥当でなくちゃできないと思うのであります。しこうして、第五条によってみまするというと、第五条の第三項で、整備計画の認定の基準は農林省令で定める、こう書いてあるのでありますが、まず第一に、農林省令で定めるところの基準はどういうふうになっているのであるか、これをお伺いしたいと思うのであります。

第34回国会 農林水産委員会 第27号(1960/04/21、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 開拓事業の行き詰まっているやつを打開するためには、今までの国会でいろいろ検討されたのでありますが、今回政府がこれらの点にかんがみまして、開拓に関する三法案を提出して、開拓事業の推進に努めるようになられたということは、まことに喜びにたえないのであります。今、開拓者資金融通法による政府の貸付金の償還条件の緩和等に関する特別措置法案の提案の理由を見てみまするというと、こういうふうに提案理由に述べておられるのであります。「従来、大部分の貸付金は、開拓農業協同組合に貸し付け、その組合員たる開拓者に転貸せしめる方式をとって参りましたが、その方式では、弁済充当の関係から、転借人たる組合員の償還……

第34回国会 農林水産委員会 第31号(1960/05/17、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 僕は質問はこの次に譲りますが、資料だけをお願いしておきます。政令で指定される果樹の種類ですね、八つか九つかありますね。その果樹が、日本全国のどの県にどのくらいできておるかということ、それからそれらの果樹は生果で売られているか、加工して売られているか、加工であったらば、その加工はカン詰になっているか、ジュースになっているか、干果に、ほしたものになっているか、こういうふうな点。それからそれらのものは日本からどこの国に輸出しておるか、そうしてそれらのものが外国から日本にどのくらいの数量入ってきているか、こういうふうな資料を一つ出していただきたいと思います。  それからいま一つは、今病虫……

第34回国会 農林水産委員会 第34号(1960/06/09、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 いろいろ問題がありますけれども、さっき真珠の話があったから真珠の話を少し資料としてもらい、また答弁できたらば答弁していただきたいと思っております。  御承知の通り、真珠は日本におけるところの重要輸出の特産品であります。それでどのくらいの程度まで真珠は養殖するかということを政府は計画を立てておられると考えておるのであります。その計画に対して、伊勢湾台風のためにどのくらいの損害を受けて生産率が減ったのか、また今回の災害によってどのくらいの生産が減る見通しであるか。生産が減じてきたならば真珠の価格に影響を及ぼしてくる。であるから、従来の真珠の値段と伊勢湾台風の影響を受けた真珠の値段と今……

第34回国会 農林水産委員会 第38号(1960/07/08、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 だいぶ話が進んだから、今求める価格が九千九百七十四円ですね。それからいろいろなものを――時期別格差であるとか、歩どまり加算であるとか、運搬費を引いたものが九千七百四十五円である。今例を時期別格差にとって見まするというと、最高の近くはどこであるかといえば、北陸です。これは平均して石当たり五百九十五円、それから九州は九十円、その差が五百円あります。それで、ここでは二百三十円というようなことになっているけれども、こういうふうな数字を加減したならば、ある地方においては生産費を補償するところの価格になるかもわからぬが、ある地方においては生産費を割る価格になってくるのです。そうしてみると、米……

第35回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1960/07/23、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  七月二十一日田中茂穂君が辞任、その補欠として松野孝一君が選任されました。同月二十二日松野孝一君辞任、その補欠として田中茂穂君が選任されました。
【次の発言】 この際お諮りいたします。  理事仲原善一君から理事を辞任いたしたい旨の申し出がございます。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって許可することに決定いたしました。  ついては、理事の補欠互選を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。

第35回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1960/08/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  この際、お諮りいたします。  理事田中啓一君から理事を辞任いたしたい旨の申し出がございますが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたしました。  次いで、理事の補欠互選を行ないたいと存じます。互選の方法は、成規の手続を省略して、便宜、委員長から指名することにいたしまして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって委員長は、理事に櫻井志郎君を指名いたします。
【次の発言】 開拓に関する件を議題といたします。  本件について御質疑の御要求があり……

第35回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1960/09/07、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  九月一日、大河原一次君が辞任、その補欠として大和与一君が選任されました。また、同月二日、大和与一君が辞任、その補欠として大河原一次君が選任されました。  委員の異動に伴い、理事が欠員となっております。ついては、この際理事の補欠互選を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  ついては、互選の方法は、成規の手続を省略して、便宜委員長から指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長は理事に大河原一次君を……

第35回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1960/09/22、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日小笠原二三男君が辞任、その補欠として岡三郎君が選任されました。
【次の発言】 旱害に関する件を議題といたします。本件については、質疑の要求がございますのでこれを許します。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 他に御発言はございませんか。  速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  ただいま委員各位において御協議いただきましたところにより、この際、本件についての決議案を便宜私から御提案申し上げ、各位の御賛同をお願いいたします。まず案文を朗読いたします。    決議案   干害及……

第35回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1960/10/15、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。十月四日岡三郎君が辞任、その補欠として小笠原二三男君が選任されました。十月十二日大河原一次君が辞任、その補欠として永岡光治君が選任されました。十月十四日永岡光治君が辞任、その補欠として大河原一次君が選任されました。
【次の発言】 理事補欠互選についてお諮りいたします。委員の異動に伴い、理事が欠員となっておりますので、この際補欠互選を行ないたいと存じます。互選の方法は、成規の手続を省略して便宜委員長において指名することに御異議ございませんか。

第36回国会 農林水産委員会 第1号(1960/10/18、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  農林水産政策に関する調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたしました。  なお、要求書の作成、手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  ただいま御決定をいただきました農林水産政策に関す……

第36回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1960/10/25、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  ブドウ糖工業に関する件を議題といたします。  農林省は去る十月十一日「ぶどう糖工業育成要領」を決定したようでありますが、本日はこの要領、さらにこの機会にブドウ糖工業の現状及び今後の見通し等について、食糧庁当局の御説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 ただいまの説明に対して、御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いします。
【次の発言】 他に御質疑もなければ、本件については、本日はこの程度にいたします。
【次の発言】 次に、硫安価格に関する件を議題といたします。  本年八月ないし十二月までの間の硫安価格について、その決……

第36回国会 農林水産委員会 第2号(1960/10/21、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  水産政策に関する件を議題といたします。  本件についてサンマ漁業に関する件、輸入魚粉に関する件及び韓国ノリに関する件に関して質疑の御要求がございますので、これを許します。  なお、本件について関係当局からの出席の方は、ただいま農林省畜産局参事官の花園一郎君、水産庁次長高橋泰彦君であります。  それでは順次御発言を願います。
【次の発言】 通商産業省通商局次長山本重信君、農水産課長西尾八起君が出席になっております。
【次の発言】 承知しました。  他に御発言もなければ、本件については本日はこの程度にいたします

第36回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1960/11/30、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日亀田得治君が辞任、その補欠として江田三郎君が選任されました。
【次の発言】 米穀事情に関する件を議題とし、本年度産米の収穫予想、予約申し込み、集荷実績及び今後の見通し、十一月から始まった本米穀年度の米穀の需給計画、食糧管理特別会計の状況等米穀事情に関し農林省当局から説明を聞くことにいたします。須賀食糧庁長官が出席されております。
【次の発言】 ただいまの御説明に対し、御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いします。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本日はこの程度にいたします。……

第36回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1960/12/01、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  酪農に関する件を議題といたします。  初めに、先般欧米の酪農事情を調査して最近帰朝されました農林省の安田畜産局長から欧米の酪農事情について説明を聞くことにいたします。  なお、本日は、昨日申し上げましたように、正午正面玄関を出発いたしまして、神奈川県中央養鶏農業協同組合を視察する予定でございますので、委員会はおそくとも十一時二十分ごろには終わりたいと存じますから御了承願います。
【次の発言】 ただいまの説明及び酪農の問題について御質疑のある方は、順次御発言をお願いします。ただ時間がないのでできるだけ簡単にお願いします。

第37回国会 農林水産委員会 第1号(1960/12/07、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。十二月三日江田三郎君が辞任、その補欠として亀田得治君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求の件に関してお諮りいたします。  農林水産政策に関する調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたしました。  なお、要求書の作成及び手続等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第37回国会 農林水産委員会 第2号(1960/12/15、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。十二月十四日、田中茂穂君が辞任され、その補欠として河野謙二君が選任されました。
【次の発言】 周東農林大臣並びに井原農林政務次官から発言を求められておりますので、この際お聞き取りをお願いいたします。  なお、ここで御発言に先立って周東農林大臣並びに井原農林政務次官の御就任をお祝い申し上げます。  御承知のようにわが国の農林水産業は、ただいま重大な転換期に逢着しておりまして、新しい農林漁業政策を確立、これを強力に実行することが強く要望されているのであります。このときにあたって、農林水産業政……

第37回国会 農林水産委員会 第3号(1960/12/20、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  仲原善一君か辞任され、その補欠として白井勇君か選任されました。
【次の発言】 埋立及び水質汚濁等による漁業被害に関する件を議題といたします。  本件について森委員から発言を求められております。これを許します。なお、関係当局からの出席は次の通りでございます。経済企画庁調整局水質保全課長古沢長衛君、通産省企業局工業用水課長藤岡大信君、水産庁次長高橋泰彦君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて下さい。ここでしばらく休憩して本会議散会後直ちに委員会を再開いたします……

第38回国会 農林水産委員会 第1号(1960/12/26、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  十二月二十一日白井勇君が辞任、その補欠として仲原善一君が、二十二日青田源太郎君及び岡村文四郎君が辞任、その補欠として木暮武太夫君及び館哲二君が選任されました。また本日、館哲二君及び木暮武太夫君が辞任、その補欠として岡村文四郎君及び青田源太郎君が選任せられました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  今国会も農林水産政策に関する調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により、議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。

第38回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1961/06/30、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る六月十日大森創造君が辞任、その補欠として亀田得治君が選任されました。
【次の発言】 農林畜産関係物資の国鉄貨物運賃に関する件を議題といたします。  本件につきましては、かねて本委員会の問題になっております公共政策割引の制度化、及び本年四月の運賃改訂に伴う引き上げ率の調整の問題に関し、その後の事情についで関係当局の説明を求めます。
【次の発言】 他に御質疑もなければ、本件についてはこの程度にいたします。
【次の発言】 次に、木材の需給及び価格に関する件を議題といたします。  本件につ……

第38回国会 農林水産委員会 第2号(1961/02/08、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  昨年十二月二十六日、藤田進君、中田吉雄君及び小笠原二三男君が辞任、その補欠として安田敏雄君、小林孝平君、阿部竹松君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 この際、理事の辞任についてお諮りいたします。理事大河原一次君から理事を辞任いたしたい旨の申し出がございます。辞任を許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって理事の辞任を許可することに決定いたしました。  ただいまの理事の辞任に伴う補欠互選は、成規の手続を省略して、便宜委員長において指名することに……

第38回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1961/07/01、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  船舶の廃油による漁業被害に関する件及び伊勢湾周辺の水質汚濁による漁業被害に関する件を一括議題といたします。両件について質疑の要求があります。御発言を願います。なお、本件について政府からの出席は、ただいまは水産庁から漁政部長、漁業振興課長、経済企画庁から水質保全課長、外務省からはアメリカ局中南米課専務官、海上保安庁は警備救難部長、それから運輸省は海運局海務課長、海運局参事官等であります。通産省から企業局次長が見えております。
【次の発言】 見えておりません。
【次の発言】 他に御発言もなければ、両件についてはこの程度にいたし……

第38回国会 農林水産委員会 第3号(1961/02/09、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  昭和三十六年度農林省関係予算に関する件を議題といたします。  前回に引き続き各局、各庁ごとにそれぞれの当局から説明を聞くことにいたします。  まず、畜産局関係について説明を求めます。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ただいまの畜産局長の説明は印刷で資料として一つ御配付をお願いします。  ただいまの説明に対して御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いいたします。  御発言もなければ、畜産局関係については、この程度にいたします。  次に、蚕糸局関係について説明を求めます。  な……

第38回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1961/08/01、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る七月二十六日、堀本宜実君が辞任、その補欠として田中茂穂君が選任されました。  七月三十一日、小林孝平君及び北村暢君が辞任、その補欠として松澤兼人君及び江田三郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選に関する件についてお諮りいたします。委員の異動に伴い、理事に欠員がございますので、この際、補欠互選を行ないたいと存じます。ついては、互選の方法は成規の手続を省略して委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第38回国会 農林水産委員会 第4号(1961/02/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  昭和三十六年度農林省関係予算に関する件を議題といたします。  本日は水産庁関係について御説明を聞きます。説明は三十分以内に願います。まず説明を求めます。
【次の発言】 他に御発言もなければ、水産庁関係についてはこの程度にいたします。  以上をもちまして、昭和三十六年度農林関係予算の各局、各庁等よりの説明聴取を終わります。なお、河野委員要求の資料はなるべく早く御提出願います。
【次の発言】 次に、今期国会農林省関係提出予定法律案に関する件を議題といたします。  本件について説明を求めます。なお、時間が予定をだいぶ過ぎておりま……

第38回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1961/08/31、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。去る八月九日、羽生三七君、米田勲君及び岡三郎君が辞任、その補欠として阿部竹松君、北村暢君及び小林孝平君が選任されました。
【次の発言】 次に、派遣委員の報告を議題といたします。先般二班の委員派遣を行ないました。それぞれの班から順次御報告を願います。まず、第一班の報告を願います。
【次の発言】 以上で第一班の報告は終わりました。  なお、報告に対する御質疑等は、第二班の報告後、あわせて行ないたいと存じます。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、小林孝平君が辞任……

第38回国会 農林水産委員会 第5号(1961/02/14、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農林水産政策に関する件及び昭和三十六年度農林省関係予算に関する件を一括議題といたします。  両件は、去る二月八日の委員会におきまして、周東農林大臣及び井原農林政務次官から、それぞれ説明を聴取いたしましたが、本日はこれら二件についての農林大臣への質疑を行ないます。質疑御要求の委員の発言は、委員長においてこれを順次指名いたします。なお、質疑は、理事会の申し合わせにより、一人、質疑と応答とを含めて三十分間以内に願います。
【次の発言】 それでは、質疑を行ないます。
【次の発言】 簡単にお願いします。

第38回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1961/09/01、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  木材価格安定緊急対策に関する件を議題といたします。  本件について質疑の御要求がございます。御発言を願います。
【次の発言】 私一言。民有林対策で伐採のために税制上の措置をとると、こう書いてあるが、私が各地を回った結果によるというと、これが十分効果を表わすということを聞いておるのでありますから、すみやかに決定して、そうして実行に移されんことを希望しておきます。  他に御発言もなければ、本件についてはこの程度にいたします。  ここでしばらく休憩し、午後は二時から再開し、都合によって議題の順序を変更して、第一に漁船拿捕の件、次……

第38回国会 農林水産委員会 第6号(1961/02/15、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農林水産政策に関する件及び昭和三十六年度農林省関係予算に関する件を一括議題といたします。前回に引き続き、両件についての農林大臣に対する質疑を行ないます。  なお、質疑応答を含めて三十分以内ということになっておりますので、念のため申し上げます。質疑の方の発言は、順次委員長から指名いたします。岡村文四郎君。
【次の発言】 だいぶ時間が経過した、もう十五分経過しましたが、大がいのところでお願いいたします。
【次の発言】 本日はこれをもって散会いたします。    午後零時十一分散会

第38回国会 農林水産委員会 第7号(1961/02/17、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  雪害に関する件を議題といたします。  まず、農林省当局から、今次の豪雪による被害の状況及びその対策について説明を求めます。
【次の発言】 次に、本院から派遣されて北陸地方における降雪による被害状況を調査してこられました櫻井委員から御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 先ほどの説明に対し、御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件については、本日はこの程度にいたします。  本日はこれをもって散会いたします。    午後二時二十二分散会

第38回国会 農林水産委員会 第8号(1961/02/21、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  森林開発公団法の一部を改正する法律案、公有林野等官行造林法を廃止する法律案、森林火災国営保険法の一部を改正する法律案、以上予備審査の三案を一括議題といたします。  まず提案の理由の説明を求めます。
【次の発言】 以上をもって提案理由の説明聴取を終りました。  これらの法律案の審議は日をあらためて行なうことにいたします。  速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。  農林大臣の都合により、予定を変更して、これでしばらく休憩し、午後三時から再開する予定であります。    午前十一時二十三分休憩

第38回国会 農林水産委員会 第9号(1961/02/23、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農林政策に関する件及び昭和三十六年度農林省関係予算に関する件を一括議題といたします。  両件についての農林大臣に対する質疑を行ないます。質疑の方の発言は、順次委員長が指名いたします。なお、質疑応答を含めて三十分以内にお願いいたします。堀本宜実君。
【次の発言】 農林大臣は、非常に時間の関係があるとかですから、十二時には切り上げるようにお願いをいたしておきます。
【次の発言】 今のような問題だったら、大臣に対する質問でなければ、大臣十二時まで行かなければいかんのですから……。

第38回国会 農林水産委員会 第10号(1961/02/28、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  魚価安定基金法案(閣法第七四号)及び漁業生産調整組合法案(閣法第七五号)、いずれも予備審査の二案を一括議題といたします。  まず、両案について提案の理由の説明を求めます。
【次の発言】 以上で提案理由の説明を終わりました。  二案の審議は後日日を改めて行なうことといたします。
【次の発言】 森林開発公団法の一部を改正する法律案(閣法第四五号)、公有林野等官行造林法を廃止する法律案(閣法第四六号)及び森林「火災国営保険法の一部を改正する法律案(閣法第四七号)(以上いずれも予備審査)の三案を一括議題といたします。  三案につき……

第38回国会 農林水産委員会 第11号(1961/03/02、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案(閣法第九八号)、果樹農業振興特別措置法案(閣法第九九号)、及び開拓融資保証法の一部を改正する法律案(閣法第一〇〇号)、以上いずれも予備審査の三案を一括議題といたします。  まず、三案について順次提案の理由の説明をお願いをいたします。
【次の発言】 以上で三案の提案理由の説明は終わりました。三案については、本日はこの程度にいたします。
【次の発言】 農業基本法案(閣法第四四号)及び農業基本法案(衆第二号)いずれも予備審査の二法案を一括議題といたします。  両案について順次提案の理由の……

第38回国会 農林水産委員会 第12号(1961/03/03、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  南九州防災営農振興法案(衆第一号)及び南九州防災営農公団法案(衆第三号)、いずれも予備審査の二案を一括議題といたします。  同案について、順次提案理由の説明をお願いいたします。衆議院議員片島港君。
【次の発言】 以上で両案についての提案理由の説明を終わりました。  両案については、本日はこの程度にいたします。
【次の発言】 次に、森林火災国営保険法の一部を改正する法律案(閣法第四十七号)予備審査を議題といたします。  前回に引き続き質疑を行ないます。なお、御質疑の前に、きのうの委員会における北村委員の質疑に対する答弁を求め……

第38回国会 農林水産委員会 第13号(1961/03/09、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  昨三月八日、棚橋小虎君が辞任、その補欠として赤松常子君が選任されました。
【次の発言】 農業近代化資金助成法案(閣法第一〇八号)、農業信用基金協会法案(閣法第一一一号)、農業協同組合合併助成法案(閣法第一一二号)、農業協同組合法の一部を改正する法律案(閣法第一一三号)、農地法の一部を改正する法律案(閣法第一一四号)、大麦及びはだか麦の生産及び政府買入れに関する特別措置法案(閣法第一三五号)、愛知用水公団法の一部を改正する法律案(閣法第一四〇号)、以上、いずれも予備審荘、の七法案を一括議……

第38回国会 農林水産委員会 第14号(1961/03/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。本日赤松常子君辞任、その補欠として、棚橋小虎君が選任されました。
【次の発言】 森林火災国営保険法の一部を改正する法律案(閣法第四七号)を議題といたします。  本法律案は、昨三月九日、衆議院から送付され、本委員会に付託されました。本法律案についての質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  他に御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。

第38回国会 農林水産委員会 第15号(1961/03/14、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第一五一号)参議院先議、及び畜産物の価格安定等に関する法律案(閣法第一四三号)、大豆なたね交付金暫定措置法案(閣法第一四六号)、漁業権存続期間特例法案(閣法第一五〇号)、いずれも予備審査の三案、以上四件の法案を一括議題といたします。  まず、四案について順次提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 以上で四案についての提案理由の説明を終わりました。予備審査の三案については、本日はこの程度といたします。

第38回国会 農林水産委員会 第16号(1961/03/16、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  肥料等の国鉄貨物運賃に関する件を議題といたします。本件についての質疑の要求があります。これを許します。  なお、本件についての関係当局の御出席の方は、農林政務次官井原君、農林省農林経済局長坂村君、運輸省国有鉄道部長広瀬君、日本国有鉄道営業局長遠藤君、通産省軽工業局化学肥料部長久宗君、経済企画庁調整局交通課長岩渕君であります。河野君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第38回国会 農林水産委員会 第17号(1961/03/17、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  果樹農業振興特別措置法案(閣法第九九号)予備審査を議題といたします。  前回に引き続き、本案に対する質疑を行ないます。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  本案については、本日はこの程度にいたします。  本日はこれをもって散会いたします。    午後四時三十四分散会

第38回国会 農林水産委員会 第18号(1961/03/22、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。去る三月十七日阿部竹松君が辞任、その補欠として久保等君が選任されました。
【次の発言】 果樹農業振興特別措置法案(閣法第九九号)を議題といたします。この法律案は、去る三月十七日衆議院から送付され、本委員会に付託されました。この際特に安田君から質疑の要求がありますのでこれを許します。
【次の発言】 以上をもって質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。

第38回国会 農林水産委員会 第19号(1961/03/23、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  この際、お諮りいたします。雪害対策について他の委員会との連合審査会に関しては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ござい玄ぜんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 飼料に関する件を議題といたします。本件について質疑の要求がありますので、発言を許します。
【次の発言】 委員の変更について御報告いたします。  本日、久保等君が辞任、その補欠として阿部竹松君が選任せられました。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。

第38回国会 農林水産委員会 第20号(1961/03/24、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  開拓融資保証法の一部を改正する法律案(閣法第一〇〇号)を議題といたします。  本案は、昨日衆議院から送付せられ、本委員会に付託されました。  本案に対する質疑を行ないます。御質疑のおありの方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御意見もなければ、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。

第38回国会 農林水産委員会 第21号(1961/03/28、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) 委員会を再開いたします。  午前に引き続き、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案(閣法第九八号)(予備審査)を議題として、本案に対する質疑を行ないます。  なお、参考人としてただいま副総裁北鳥武雄君が御出席であります。なお、経理部長葛西憲夫君も出席であります。従いまして、本案について参考人に御質疑のおありの方は、あわせて御質疑をお願いいたします。  それでは御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 それでは農林漁業金融公庫業務計画課長川島敬忠君を参考人としてその答弁を求めます。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本案についての参考人に対す……

第38回国会 農林水産委員会 第22号(1961/03/30、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) 委員会を開きます。  農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案(閣法第九八号)予備審査を議題といたします。  本日は農林大臣の出席をいただいております。御質疑を願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 北村さん、いいですか。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案については、午前は以上の程度とし、また飼料対策については、本日はこの程度にいたします。
【次の発言】 この際、委員、の変更について報告いたします。  三月二十八日、阿部竹松君が辞任、その補欠として吉……

第38回国会 農林水産委員会 第23号(1961/03/31、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから委員会を開会いたします。  この際、飼料に関する件を議題といたします。本件につきましては櫻井君から発言を求められております。これを許します。櫻井君。
【次の発言】 ただいまの櫻井君から提案になりました決議案を問題といたします。御意見等おありの方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 ただいまの決議案を本委員会の決議とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、桜井君提出の決議案は、本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議について発言を求められております。この際これを許します。井原農林政務次官。

第38回国会 農林水産委員会 第24号(1961/04/03、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。四月一日、小柳牧衞君、大泉寛三君及び後藤義隆君が委員を辞任、その補欠として河野謙三君、仲原善一君、及び重政庸徳君が委員に選任されました。また、本日、吉田法晴君が委員を辞任、その補欠として阿部竹松君が委員に選任されました。
【次の発言】 農林畜水産関係物資の国鉄貨物運賃に関する件を議題といたします。  本件について質疑の御要求があります。順次御発言を願います。  なお、ただいま本件について関係当局からの御出席は、農林大臣周東英雄君、運輸大臣木暮武太夫君、農林省経済局長坂村吉正君、運輸省鉄道監……

第38回国会 農林水産委員会 第25号(1961/04/04、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第一五一号)を議題といたします。  本案は、去る三月十四日提案理由の説明及び補足説明を聴取いたしました。  本日は本案に対する質疑を行ないますが、まずそれに先だって本日提出されました資料の説明を求めます。農地局長。
【次の発言】 御質疑のおありの方は、順次発言をお願いいたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  他に御発言もなければ、本案については午……

第38回国会 農林水産委員会 第26号(1961/04/06、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農業基本法案(参第一三号)天田勝正君外二名発議を議題といたします。  本案は、去る三月三十日本委員会に付託されました。まず提案理由の説明を願います。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  本案については、本日はこの程度にいたします。速記とめて。
【次の発言】 速記始めて。
【次の発言】 肥料取締法の一部を改正する法律案(閣法第一七一号)参議院先議を議題といたします。  本案は、去る四月三日内閣から本院に提出され、本委員会に付託されました。まず提案理由の説明を願います。

第38回国会 農林水産委員会 第27号(1961/04/07、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  肥料取締法の一部を改正する法律案(閣法第一七一号)参議院先議を議題といたします。きのうの提案理由の説明の聴取に続き、本日はまず本案についての補足説明を聴取いたします。
【次の発言】 以上で補足説明は終わりました。  次いで、本案に対する質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 本案については、本日はこの程度にいたします。
【次の発言】 農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案(閣法……

第38回国会 農林水産委員会 第28号(1961/04/11、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  この際、お諮りいたします。  森林開発公団法の一部を改正する法律案及び公有林野等官行造林法を廃止する法律案について、参考人から意見を聞くこととし、その人選及び手続等については、委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたしました。
【次の発言】 森林開発公団法の一部を改正する法律案(閣法第四五号)及び公有林野等官行造林法を廃止する法律案(閣法第四六号)両案を一括議題といたします。  両案は、去る七日衆議院から送付せられ、本委員会に付託されました。衆議……

第38回国会 農林水産委員会 第29号(1961/04/13、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  この際、お諮りいたします。櫻井志郎君から理事を辞任いたしたい旨のお申し出がございます。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。  ついては、理事の補欠互選を、成規の手続を省略して、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって委員長は、理事に石谷憲男君を指名いたします。
【次の発言】 森林開発公団法の一部を改正する法律案(閣法第四五号)、公有林野等官行造林法を廃止する法律案(閣法第四六号)以……

第38回国会 農林水産委員会 第30号(1961/04/14、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  漁業権存続期間特例法案(閣法第一五〇号)予備審査を議題といたします。  本案に対する質疑を行ないます。本案について御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いします。  まず、最初に政府から省令規定が出ておりますからこれについての説明を求めます。
【次の発言】 どなたかありますか。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記始めて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。

第38回国会 農林水産委員会 第31号(1961/04/18、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  この際、お諮りいたします。石谷憲男君から理事を辞任したい旨の申し出がありました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。  つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。その互選の方法は成規の手続を省略して、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは私より桜井志郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 沿岸漁業振興法案(衆第二三号)予備審査を議題といたします。  まず、提案……

第38回国会 農林水産委員会 第32号(1961/04/20、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  森林開発公団法の一部を改正する法律案(閣法第四五号)及び公有林野等官行造林法を廃止する法律案(閣法第四六号)いずれも衆議院送付の二案を議題といたします。  まず、両案について参考人のお方から、御意見を承わることにいたします。  この際、参考人の各位に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は御多忙中のところ、本委員会に参考人として御出席をいただき、厚くお礼を申し上げます。本委員会において、審査中のこの二法案につきまして、各位の忌憚のない御意見を述べていただき、委員会の審査の参考にいたしたいと存じます。  それではまず、参考人……

第38回国会 農林水産委員会 第33号(1961/04/21、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日、東降君、仲原善一君が辞任され、その補欠として田上松衞君、谷口慶吉君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事補欠選任についてお諮りいたします。  ただいまの委員の異動に伴い理事が欠員になりましたが、その補欠互選は便宜委員長において指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。よって、委員長は棚橋小虎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 肥料取締法の一部を改正する法律案(閣法第一七一号)参議院先議を議題といたします。  本案に対する質疑を行ないます……

第38回国会 農林水産委員会 第34号(1961/04/24、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  都合によって暫時休憩いたします。    午前十一時休憩
【次の発言】 ただいまから農林水産委員会を再開いたします。  この際、委員の異動についてお知らせいたします。  本日、委員岡村文四郎君、青田源太郎君、田上松衞君が辞任せられ、その補欠として後藤義隆君、上林忠次君、東隆君が委員に選任されました。
【次の発言】 森林開発公団法の一部を改正する法律案(閣法第四五号)及び公有林野等官行造林法を廃止する法律案(閣法第四六号)、いずれも衆議院送付の二案を一括議題といたしましす。  両案に対する質疑を行ないます。御質疑のおありの方は……

第38回国会 農林水産委員会 第35号(1961/04/25、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  森林開発公団法の一部を改正する法律案(閣法第四五号)及び公有林野等官行造林法を廃止する法律案(閣法第四六号)いずれも衆議院送付の二案を一括議題といたします。  前回に引き続き質疑を行ないます。両案について御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 ここでしばらく休憩し、午後は二時から再開いたします。    午後零時五十六分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  午前に引き続き、森林開発公団法の一部を改正する法律案(閣法第四五号)及び公有……

第38回国会 農林水産委員会 第36号(1961/04/26、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  漁業権存続期間特例法案(閣法第一五〇号)(予備審査)を議題といたします。  本案については、なお御質疑のおありの方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 この際申し上げます。日ソ漁業交渉の様子につきましては去る四月十四日の懇談会によって、西村水産庁長官から報告をお聞き取り願ったのでありますが、ただいま農林大臣の出席を得ましたので、農林大臣から日ソ漁業交渉のその後の模様について御報告を願いたいと存じます。  ちょっと速記をとめて。    午後二時十八分速記中止

第38回国会 農林水産委員会 第37号(1961/04/27、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) 委員会を再開いたします。  委員の異動について報告します。本日永岡光治君が辞任、その補欠として小林孝平君が選任されました。
【次の発言】 農業災害補償法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案(閣法第一八三号)予備審査を議題といたします。  本案について提案理由の説明を願います。
【次の発言】 以上で本案についての提案理由の説明は終わりました。本案については、この程度にいたします。
【次の発言】 この際林業労務に関する件を議題といたします。  本件について質疑の要求がございますので、これを許します。北村君。
【次の発言】 本件についてはこの程度にいたします。

第38回国会 農林水産委員会 第38号(1961/04/28、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十七日、永岡光治君及び後藤義隆君が辞任、その補欠として小林孝平君及び岡村文四郎君が選任されました。また本日、安田敏雄君が辞任、その補欠として松本治一郎君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の辞任についてお諮りいたします。  石谷憲男君から理事を辞任したい旨の申し出がございます。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。よってさよう決定いたしました。  ついては、理事の辞任に伴う補欠互選は、便宜委員長から指名することに御異議ございません……

第38回国会 農林水産委員会 第39号(1961/05/09、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまより農林水産委員会を開会いたします。  まず委員の異動について御報告いたします。  昨五月八日鳥畠徳次郎君が辞任され、その補欠として仲原善一君が選任されました。また本日、高橋進太郎君が辞任され、その補欠として岡村文四郎君が選任されました。
【次の発言】 農業基本法案(閣法第四四号)(衆議院送付)農業基本法案(参第一三号)、農業基本法案(衆第二号)予備審査、以上三案を一括議題といたします。  本日は内閣提出の農業基本法案について補足説明を求めます。政府委員大沢審議官。
【次の発言】 以上で、内閣提出の農業基本法案の補足説明を終わりました。  本日はこれをもって散会……

第38回国会 農林水産委員会 第40号(1961/05/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。本日、松本治一郎君が辞任、その補欠として江田三郎君が選任されました。
【次の発言】 農業基本法案(閣法第四四号、衆議院送付)、農業基本法案(参第一三号)、農業基本法案(衆第二号、予備審査)、以上三案を一括議題といたします。  この際、池田内閣総理大臣の出席を得ましたので、総理大臣に対する質疑を行ないます。質疑の要求の委員の発言は、委員長において順次指名いたします。江田三郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にいたします。  これをもって散会いたします。    午後五時二十一分散会

第38回国会 農林水産委員会 第41号(1961/05/11、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農業基本法案(閣法第四四号、衆議院送付)、農業基本法案(参第一三号)、農業基本法案(衆第二号、予備審査)、以上三案を一括議題といたします。  この際、主として農業基本法案(参第一三号)及び農業基本法案(衆第二号)(予)について質疑を行ないます。両案についての発議者の御出席は、天田勝正君、東隆君、北山愛郎君でございます。  それでは御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記つけて。  この際、委員の異動について御報告いたします。本日江田三郎君が辞任され、その補……

第38回国会 農林水産委員会 第42号(1961/05/12、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農業基本法案(閣法第四四号、衆議院送付)、農業基本法案(参第一三号)、農業基本法案(衆第二号、予備審査)、伊上三案を一括議題として質疑を行ないます。御質疑のおありの方は順次御発言をお願いします。
【次の発言】 それでは、本日はこの程度で散会いたします。    午後四時九分散会

第38回国会 農林水産委員会 第43号(1961/05/16、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。戸叶武君が辞任、その欠員として安田敏雄君が選任せられました。
【次の発言】 農業基本法案(閣法第四四号、衆議院送付)、農業基本法案(参第一三号)、農業基本法案(衆第二号、予備審査)、以上三案を括議題として質疑を行ないます。  御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 できるだけ簡単に。
【次の発言】 午前はこの程度とし、午後は一時三十分より再開いたします。  それでは休憩いたします。    午後零時三十七分休憩

第38回国会 農林水産委員会 第44号(1961/05/17、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから、農林水産委員会を開会いたします。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記つけて。
【次の発言】 続いて、農業基本法案(閣法第四四号、衆議院送付)、農業基本法案(参第一三号)、農業基本法案(衆第二号、予備審査)以上三案を一括して議題として質疑を行ないます。  御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いします。
【次の発言】 本日はこの程度にいたします。  これにて散会いたします。    午後四時三十二分散会

第38回国会 農林水産委員会 第45号(1961/05/18、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  この際、日ソ漁業交渉に関する件についてお諮りいたします。  きのうの委員長及び理事打合会において御協議をいただき、その了承を得まして、便宜私から本件についての決議案を御提案申し上げ、委員各位の御賛成を得たいと存じます。  まず、案文を朗読いたします。  以上が案文でございます。  別に御発言もなければ、本決議案を本委員会の決議とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたしました。  なお、本決議に対し、発言を求められております。この際、これを許します。周東農林大臣。

第38回国会 農林水産委員会 第46号(1961/05/19、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農業基本法案(閣法第四四号、衆議院送付)、農業基本法案(参第十三号)、農業基本法案(衆第二号、予備審査)、以上三案を一括議題とし、質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 大体三時ごろの予定です。
【次の発言】 本日はこの程度にいたします。  それでは散会いたします。    午後四時五十五分散会

第38回国会 農林水産委員会 第47号(1961/05/23、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動を報告いたします。  昨二十二日付、岡村文四郎君辞任、その補欠として木島義夫君が選任されました。
【次の発言】 農業基本法案(閣法第四四号、衆議院送付)、農業基本法案(参第一三号)、農業基本法案(衆第二号、予備審査)、  以上三案を一括議題として質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 午前はこの程度として、午後は一時から再開いたします。  それでは休憩いたします。    午後零時十五分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  午前に引き続き、農業基本法案(閣法第……

第38回国会 農林水産委員会 第48号(1961/05/26、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。本日木島義夫君が辞任され、その補欠として岡村文四郎君が選任されました。
【次の発言】 農業基本法案(閣法第四四号、衆議院送付)、農業基本法案(参第一三号)、農業基本法案(衆第二号、予備審査)、以上三案を一括議題といたします。  この際、三案の調査に資するため、広島、福島、富山、長野の各県に委員派遣を行ない、福現地において意見を聴取いたしましたが、その報告を派遣委員から順次求めることにいたします。それでは第一班からお願いいたします。

第38回国会 農林水産委員会 第49号(1961/05/27、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。森八三一君が辞任、その補欠として杉山昌作君が選任されました。
【次の発言】 農業基本法案(閣法第四四号、衆議院送付)、農業基本法案(参第一三号)、農業基本法案(衆第二号、予備審査)、以上三案を一括して議題として質疑を行ないます。  御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 委員の異動について追加いたします。高橋衛君が辞任、その補欠として高橋進太郎君が選任されました。
【次の発言】 本日はこの程度にいたします。  これにて散会いたします。    午後零時二十六分散会

第38回国会 農林水産委員会 第50号(1961/05/29、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日、高橋進太郎君が辞任、その補欠として高橋衞君が選任されました。
【次の発言】 急傾斜地帯農業振興臨時措置法等の一部を改正する法律案(衆第四六号)を議題といたします。  本案は去る五月十八日予備審査のため付託され、同十九日衆議院より提出せられました。まず本案の提案の理由の説明を願います。
【次の発言】 以上で本案の提案理由の説明は終わりました。については、本日はこの程度にいたします。
【次の発言】 愛知用水公団法の一部を改正する法律案(閣法第一四〇号、衆議院送付)を議題といたします。……

第38回国会 農林水産委員会 第51号(1961/05/30、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。杉山昌作君が辞任、その補欠として森八三一君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠互選についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い理事が欠員となっておりますので、その補欠互選を行ないたいと存じます。互選の方法は、成規の手続を省略して、便宜、委員長から指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって理事に森八三一君を指名いたします。
【次の発言】 農業基本法案(閣法第四四号、衆議院送付)、農業基本法案(参第一三号)、農業基本法案(衆第二号、予備審……

第38回国会 農林水産委員会 第52号(1961/05/31、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農業基本法案(閣法第四四号衆議院院送付)、 農業基本法案(参第一三号)、農業基本法案(衆第二号、予備審査)、以上三案を一括議題といたします。  この際、池田内閣総理大臣の出席を得ましたので、総理大臣に対する質疑を行ないます。質疑要求の委員の発言は委員長において順次指名いたします。亀田君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。    午前十一時十八分休憩
【次の発言】 委員会を再会いたします。  委員の異動について報告いたします。阿部竹松君が辞任、その補欠として戸叶武君が選任されました。

第38回国会 農林水産委員会 第53号(1961/06/01、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  愛知用水公団法の一部を改正する法律案(閣法第一四〇号、衆議院送付)を議題といたします。本案に対する質疑を行ないます。  御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いします。なお、公団よりは、浜口総裁が参考人として出席されております。浜口総裁は十二時までで、その後はやむを得ない御用があるとかいうことでありますから、御参考までに申し上げておきます。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  本案については、午前はこの程度で、午後は一時半から再開いたしま……

第38回国会 農林水産委員会 第54号(1961/06/02、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) 委員会を開会いたします。  愛知用水公団法の一部を改正する法律案(閣法第一四〇号、衆議院送付)を議題といたします。本案に対する質疑を行ないます。御質疑のおありの方は順次御発言をお願いします。
【次の発言】 以上をもって質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって質疑は終局いたしました。
【次の発言】 急傾斜地帯農業振興臨時措置法等の一部を改正する法律案(衆第四六号、衆議院提出)を議題といたします。  本案については、昨日質疑は終局されております。これより本案の討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを……

第38回国会 農林水産委員会 第55号(1961/06/06、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  五日、亀田得治君が辞任され、その補欠として大森創造君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事補欠互選についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い理事が欠員となっております。よって、理事の補欠互選を成規の手続を省略して、便宜委員長から指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長は理事に北村暢君を指名いたします。
【次の発言】 魚価安定基金法案(閣法第七四号)、漁業生産調整組合法案(閣法第七五号)、以上、いずれも衆議院送付の二法案を一括議……

第38回国会 農林水産委員会 第56号(1961/06/07、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農業近代化資金助成法案(閣法第一〇八号)、農業信用基金協会法案(閣法第一一一号)、農林中央金庫法の一部を改正する法律案(閣法第二〇三号)、以上いずれも予備審査の三案を一括議題といたします。  それでは、以上三案について御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いします。
【次の発言】 それでは三案についてはこの程度にいたします。
【次の発言】 農業災害補償法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案(閣法第一八三号、予備審査)を議題といたします。  本案の提案理由の説明は、去る四月二十七日聴取をいたしました。この際若干の補足説……

第38回国会 農林水産委員会 第57号(1961/06/08、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  この際、お諮りいたします。  農林水産政策に関する調査を行なって参りましたが、本院規則第五十三条により、継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、要求書の作成等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 なお、ただいまの継続調査の要求が承認せられた場合に、本調査による閉会中の委員派遣承認要求については、これを委員……

第39回国会 農林水産委員会 第1号(1961/09/25、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(藤野繁雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  今国会においても農林水産政策に関する調査を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。ついては、本院規則第七十四条の三により、調査承認要求書を議長に提出しなければなりませんが、要求書の作成、手続等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。    午前十一時十八分散会

第39回国会 農林水産委員会 第2号(1961/10/05、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 長い間農林水産委員長を勤めさせていただいたのでありますが、皆さんの御援助によって無事任務を終了したことを厚く感謝いたします。将来もどうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

第39回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1961/12/08、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 農林畜水産物関係の国鉄貨物運賃の公共政策割引については、毎々の国会で審議しておるのでありますが、そのたび、ことに短期間を限って公共政策割引の期間を延長するだけで、またこの割引は一応十二月末で打ち切ることになっているのでありますが、こういうふうなことでは、農業基本法が成立した趣旨から考えてみましてでも、これはどうしたっても臨時的の政策でなくて、恒久的の制度に変えなくちゃいけないと思っているのでありますが、その後の成り行きの状況、また、二月末になったらば、政府はどういうふうな対策をとろうというお考えであるか、一応お伺いしたいと思うのであります。

第39回国会 農林水産委員会 第5号(1961/10/11、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 家畜取引法の第二条の第三項によれば、家畜市場は「定期に又は継続して開場」するとこう書いてある。その「定期」はわかるが、「継続して」ということはどういうふうなことになりますか。
【次の発言】 そうするというと、法律第二十七条の「臨時市場」とどれだけ違いがありますか。
【次の発言】 そうするというとね、第二条の第三項には「定期」と「継続」とあって、「継続」も、これは家畜市場をやる際において登録しておかなくてはいけないのですよ。定期でやる、継続してやるというそういうふうなことはないのですか。継続ということは臨時ということになってしまうのですか。この「定期」と「継続」と「臨時」の三つの区……

第39回国会 農林水産委員会 第7号(1961/10/17、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 その家畜商のうちに二通りある。それはたとえば例を上げてみるというと、愛知県であるとか、千葉であるとかというのは家畜商人が非常に多い。その他のところは商人じゃない個人がやっている、こういうことなんです。それで、商人であるところの法人であるものと個人と二通りある。一体、法人である場合と法人じゃない場合との差はどういうふうになってくるのか。それで、そのうちで専業者というのはわずかであって、ほとんど大多数は農家の兼業である。将来、家畜商というものは兼業でやらせるのか、専業でやらせるのか、それもひとつお願いします。
【次の発言】 さっきの僕の返事がないが、さっきの僕の質問は、愛知と千葉は特……

第39回国会 農林水産委員会 第8号(1961/10/19、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 家畜改良増殖法の目的を見てみますると、従来の法律であれば種畜を確保して畜産の振興をはかる、こういうふうなことであったのでありますが、今回のは家畜の改良増殖の計画を立てて、そして最後には「農業経営の改善に資する」、こういうふうなことなのであります。成長部門である畜産でありますから、この畜産の奨励によって農業経営の改善をはかっていかなくちゃいけないのであります。しこうして、このためには国及び都道府県は積極的に施策を講じなくちゃいけないということを、第二条に書いてあるのであります。その積極的に施策を講じなくちゃいけないという、積極的に施策を講ずるには北村君からもお話があったのであります……

第39回国会 農林水産委員会 第10号(1961/10/24、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 今、近代化資金の話があったから、私も近代化資金から……。この近代化資金の債務の保証の問題、いろいろ内容を読んでみますというと、近代化資金も一般資金も、ともに債務の保証をする、こういうふうに書いてあるのでありますが、その協会の考え次第によっては、近代化資金のみの債務の保証をしていいのであるかどうか、両方ともやらなくてはいけないのであるかどうか、もし両方ともやるというようなことであったならば、一般の資金に対する債務の保証をやった結果、欠陥が生じたならば、協会の運営に支障を来たすようなことがありゃしないか、そういうふうなことを考えておられるかどうか、一応お尋ねしたいと思います。

第40回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1962/05/31、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 さっきの家畜の問題になりますが、家畜の輸送、これは常備しているのが五百六十車ですか。
【次の発言】 そうすると、五百六十の家畜車があったならば、現在の家畜の輸送には支障がないのですか。あるいはワムを使用しなければならぬような場合が起こることがあるかもしれないのですか。
【次の発言】 そうすると、ワムを使った場合に、前に家畜が落ちて損害を受けたと、こういうようなことがあるのでありますが、そういうふうなことがないようには何か特別の施策を講ぜられますか。もし講ぜられたとするならば、それに対する経費が幾らか加わるというようなことになるのですか、その点いかがですか。

第40回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1962/06/01、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 漁業以外のことで、ちょっとこの前の委員会で農林大臣が発言されておるのの実施状況をお伺いしたいと思いますが……。  四月の二十六日の日に本農林委員会が開かれて、櫻井委員からの質問に対して、大臣は、こういうふうに答えておられるのであります。それは鹿児島の豚の肉のことで、「私帰りますまでに具体案を作って、そうして明年度予算を待たずして、今年度中にその実行に入れと指示をいたしたようなわけでございまして、」またその次には、「実は今朝、私は北海道と九州の豚肉を、その地の豚を買い集めて、その地で屠殺をして、そうして冷凍車で運んでくる、殺して運んでくることは公団にやらせろ、損がいくだろう、損のい……

第40回国会 農林水産委員会 第11号(1962/03/01、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 二月の八日の畜産物価審議会の答申を見てみまするというと、二とおりの価格が出ている。一番目には、「現在の豚肉価格下落に対処して緊急措置の基準としては、豚枝肉一キログラム当り二四〇円を下らない額であればやむを得ないこと。」ということと、二番目には「市場諸般の状況を考慮するも法の趣旨にかんがみ豚枝肉一キログラム当り二七〇円以上でなければならないこと。」こういうふうな二つの答申が出ているのでありますが、私は、不幸にして、今までこういうふうな答申があったことがあるかどうかわからんが、ほとんどないと思っている。こういうふうな答申を出さなくちゃできないようになった理由を、まず、お伺いしたいと思……

第40回国会 農林水産委員会 第20号(1962/03/27、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私はただいま議題となりました燃油によるのり被害の件に関しまして、三月十六日本委員会有志委員とともに千葉県下木更津、富津、大貫の沿岸地域における被害状況について現地視察をして参りましたので、その概要を御報告いたしたいと思います。  視察に参りました各位は、木島委員、清沢委員、東委員、天田委員、森委員並びに現地で参加されました野上(元)議員と片岡議員と私の八名であります。本件は本委員会におきまして、すでに三月二日及び同月十二日の二回審議を行なっておりますので、その際の質疑応答にありました事柄については、省略して御報告いたしたいと思います。  当日は富津町役場に参り、直ちに船にて被害現……

第40回国会 農林水産委員会 第23号(1962/04/03、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は水産業協同組合法の一部を改正する法律案について質疑を行ないたいと思うのであります。  まず、水産業協同組合を政府はどういうふうな基本的信念によって指導していこうと考えておられるかということであります。水産業協同組合の内容についてば、資料で拝見しておるのでありますが、この資料によって見たところで、今後いかなる方針によって指導してゆくか、これをまずお伺いしたいと思うのであります。たとえてみますれば、現在の漁業組合は区域が小さいからあるいは新市町村の区域によるとか、あるいは組合員の数はどうだとか、あるいは自己資金はどういうふうにしていかなくちゃいけないんであるとか、こういうふうな問……

第40回国会 農林水産委員会 第24号(1962/04/05、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 水産業協同組合法の一部を改正する法律案関係政省令規定見込み事項、水産庁、この資料によって見まするというと、今もらったんですが、「1 漁業協同組合及び水産加工業協同組合にあっては、年六分」「2漁業協同組合連合会及び水産加工業協同組合連合会にあっては、年八分」こう書いてあるが、今の答弁とそごをしておりませんか。
【次の発言】 今これではそういうふうなことを考えていらっしゃるのじゃなくて、明らかにあなだ方の見込みは、協同組合は年六分と、それから連合会は八分の予定だ、こういうふうに考えておられるように印刷物を配付してある。それから言えば、あなたのほうの今の答弁においても、そういうような答……

第40回国会 農林水産委員会 第25号(1962/04/06、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 僕は資料の要求をします。  水産物及びその加工品の輸出入の最近の数年間の統計をお願いしたいと思います。
【次の発言】 その実績。それから、水産物の需給状況、どれくらいとれて、どれくらい消費しているか、それで何をどれだけ増さなくてはいけないか、輸入しなくちゃいけないかという関係で水産物の需給状況。それから、水産物の集散状況、どれだけのものがどこに集まってどういうふうに配給されているかという、これは一方のほうにおいては、貯蔵の関係があるから倉庫がある、倉庫が必要だ、冷蔵庫が必要だ、製氷能率がどういうふうになるか、こういうふうなこと、そうしてそれをどういうふうにして輸送計画をやっている……

第40回国会 農林水産委員会 第26号(1962/04/10、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 十分間ということだからできるだけ簡単にやります。玄海連合海区漁業調整委員会の委員の問題であるのでありますが、法律によって見まするというと、玄海の区域内に設置された海区調整委員会の委員が県ごとに互選した者を一人と、こういうふうなことでありますが、関係の県は福岡県、佐賀県、長崎県の三県であるのであります。そうして海区を調べてみますというと、福岡県が一つ、佐賀県が一つ、長崎県は二つ、こういうふうなことになっているのでありますから、また一方のほうにおいては、漁業の問題は海区ごとに定め、法律第六十五条の規定によって見まするというと、都道府県知事はいろいろの問題を定める場合は、関係の海区漁業……

第40回国会 農林水産委員会 第27号(1962/04/12、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 午前中に櫻井先生からお話があったのでありますが、農業基本法の第二条によって見まするというと、これにいろいろな事項が書いてありますが、政府が施策を講じなくちゃならないものの一つに、「農業の生産条件、交易条件等に関する不利を補正するように農産物の価格の安定及び農業所得の確保を図ること。」こういうようなことが書いてあって、これは政府がしなくちゃならないところの問題であるのでありますから、どうしても農業所得を確保するようにしていかなくちゃいけないと思うのであります。そこで各段の問題になるのでありますが、答弁の5の(ロ)によって見まするというと、「当面市場の混乱を避けるために急激な価格改訂……

第40回国会 農林水産委員会 第28号(1962/04/13、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 農業機械化関係資料の七ページの「農業固定資本形成の推移」というところで、三十五年度の数字を見てみまするというと、総金額は二千八百六十億九千万円になっておるのであります。しこうして、これをどういうふうな方面にこの金が使われておるかという点について構成比を見てみまするというと、農機具が三四・八%、土地が二八・七%、建物が一七・四%、動物が一二・七%、植物が六・六%、こういうふうになって、農業の固定化資金のうちで一番金額の多いのは農機具であるのであります。 そして農機具の比重は、年々増加しつつある状況であるのであります。こういうふうな点から考えられて、いろいろと今度の農業機械化促進法の……

第40回国会 農林水産委員会 第29号(1962/04/17、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 前回に引き続いて少しく質問いたします。提案の理由書を見ましてでも、農業構造の改善と農業生産性の向上等をはかるために不可欠のものは農業の機械化である、こういうふうに述べておられるのであります。特に機械化の中でも農耕作業用の軽自動車というようなものは非常な勢いをもって増加しておるのでありますから、近く各農家には一台ずつくらいは所有するようになろうと考えられるのであります。農家の使用しておりますところの軽自動車であるテイラーはもっぱら農耕の作業用のものでありますから、軽自動車の免許じゃなくて、特別に農耕作業用の自動車免許とするようにすべきであると考えますが、農林省はこれらの点について運……

第40回国会 農林水産委員会 第30号(1962/04/19、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 専売特許あるいは実用新案ですけれども、こういうふうなものの所有権と研究所の関係はどうされますか。
【次の発言】 その問題は、いよいよ今後専門的に研究する場合においては、実用新案と専売特許ということが非常にやかましくなってくる。研究する人からいえば、ほんとうに研究しようとするならば、研究した人に特許権及び実用新案権を与えたほうがいいと思っておる。しかしそれは研究所の職員として研究したということになれば、研究所が持たなくてはいけないというような結果にもなると思っております。その点はひとつ将来十分に検討してもらいたと、と同時に今度は実用新案及び専売特許権を持っておるものを研究所が取り入……

第40回国会 農林水産委員会 第33号(1962/04/26、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は農業協同組合法の一部を改正する法律案について質問を行ないたいと思うのであります。今回の改正は、提案理由にもありますように、一つは農事組合法人の問題、一つは農地等の信託制度の問題、その他ということになっておるのでありますから、まず農事組合法人について質問を行ないたいと思うのであります。今提案の理由を読んでみますと、「第一に、農事組合法人についてでありますが、農村の実態に即応し、農民の共同の利益の増進をはかるため農民によって組織された農事組合等団体の育成をはかり、これらのものが農業経営及び共同利用施設の設置等の事業を行なう場合には、農事組合法人として法人格を取得し得る道を開いて、……

第40回国会 農林水産委員会 第34号(1962/04/27、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 関連。長崎県の農協大会では、タバコの問題は、作るまでは農林省所管にすべきであると決定して、政府に要望しておるはずであるのであります。また、今後の農業構造の改善には、農地をいかに利用するかということを研究せられなければいけない。その農地をいかに利用するかという場合において、タバコのみは大蔵省の管轄であって、農林省の管轄外に置くということは、将来における農業構造改善、農業基本法制定の本質にもとると思うのでありますが、この点、そういうふうに農業基本法の精神にもとるというお考えがありませんか。
【次の発言】 資料要求します。  それはたばこ耕作組合の役員の過去数年間における調査をしてもら……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1962/09/10、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 警察庁から提出された資料によってみまするというと、三十七年の一月から八月までの災害の状況は、十六回の多数に上っておって、ほとんど日本全国に被害を及ぼして、その被害も非常に甚大であるのであります。私は常に災害を未然に防止し、また、不幸にして災害をこうむった場合には、被害を最小限度に食いとめるように措置すべきであると考えるのであります。災害対策はいろいろありましょうが、消防団と水防団の活動に期待するところが多いのであります。消防法によってみまするというと、「火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災又は地震等の災害に因る被害を軽減し、もっ……

第41回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1962/10/10、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 九州班、すなわち第二班について御報告いたします。  九州班は九月二十日から二十四日までの五日間にわたり、村尾委員、林委員及び私の三人が参加し、佐賀県、長崎県及び福岡県の三県下において、主として七月上旬における集中豪雨による被害の状況及びその復旧状況を調査して参りました。  この地方は、本年度におきましては、この集中豪雨による被害が最大のまたほとんど唯一の顕著な災害であったのであります。  その気象状況を三県の報告から総合いたしますと、七月一日以降、例年とは異なった気圧配置から梅雨前線による豪雨が八日までに前後三回にわたって降り続け、八日間に三百ミリから六百ミリ、はなはだしい所では……

第41回国会 災害対策特別委員会 第3号(1962/08/22、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 長崎県の江迎の地すべりが非常に大きく、国道、鉄道、そういうふうなものが全部こわれて、何とかこの土を処分しなくちゃいけない。その処分するのについて、一個所に処分するというようなことだったならば工事がおくれるから、右か左に分けなくちゃできない、こういうふうなことで計画を立てておられるのでありますが、一方のほうは、その泥を置く場所が干拓地である関係上、排土をするのに、なお研究の余地がありということで、工事に支障を来たしているような気がするのでありますが、その後この排土の処分について話がまとまっておるかどうか。まとまっていなかったらば、この次に、どういうふうな対策をとるのだということの説……

第41回国会 災害対策特別委員会 第4号(1962/08/27、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 参考資料についても簡単に説明してもらいたい。
【次の発言】 私は二、三の資料を要求いたします。水防の犠牲者ですが、公務のために水防の犠牲になった者が、過去五年の間に、どのくらいの人間があって、その身分ごとに、犠牲者に対する金の支給があったならば、その支給額は、どういうふうになっているか、公務というのは、たとえば消防であるとか、あるいは市町村役場の者であるとか、あるいは市町村役場から、こういうことでひとつ加勢してくれといわれて加勢したというような者ごとに、どういうふうに犠牲者に対する措置が講ぜられているか、こういうような資料をひとつお願いしたいと思います。  それからもう一つは、気……

第41回国会 災害対策特別委員会 閉会後第4号(1962/11/30、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は、この前の委員会及びその前の委員会において、第一次の査定は、災害の査定は円満に進んでおるが、問題が残っておるのは第二次査定である、第二次査定についても、建設省及び農林省はできるだけ災害の復旧のみならず、改良工事及び関連事業について大幅に取り入れるようにお願いしたい、こういうふうな希望を述べておったのでありますが、幸いにして建設省及び農林省は、現地において改良事業も関連事業も大幅に取り入れて査定されたということはまことに喜びにたえないのであります。また、この査定に対しては、大蔵省も立ち会って、両々相待って関連事業その他が大幅に決定せられたということはまことに喜びにたえないのであ……

第41回国会 災害対策特別委員会 第5号(1962/08/29、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 関連。この前の委員会で、資料として提出してもらいたいということを申し上げておいた長崎県の雲仙岳及び多良岳中間の気象関係についても御説明をお願いいたします。

第41回国会 農林水産委員会 第3号(1962/08/23、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は去る二十一日に農林大臣の所信表明を承ったのでありますが、それによってみますというと、「まず第一は、農業生産の選択的拡大を進めたいと存じますが、特に需要の増加に対応して畜産物、果実等につきましては、その生産の伸展を図るための施策を講ずること」としております。こういうふうになっているのであります。そこでこれに関連いたしまして食肉問題をお尋ねしたいと思うのでありますが、環境衛生法が衆議院を通過いたしまして参議院に参りました際においては、社会労働委員会と農林水産委員会は合同審査をやりまして、あとで農林水産委員会は、農林水産委員会の決定のもとに社会労働委員会に申し込んだのであります。そ……

第41回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1962/12/07、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 学校給食のことを一口お尋ねしたいと思っております。これは第三学期分はどういうふうな計画が進んでいるのか、大蔵省との交渉の模様を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 乳価の現在の状況からすれば、今、局長の話のとおりに三学期においても実施するように一そうのひとつ局長の御努力をお願いして、私の質問を終わります。

第42回国会 災害対策特別委員会 第1号(1962/12/08、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもって私が選挙管理者となり、委員長の互選を行ないます。  つきましては、その方法はいかがいたしたらよろしゅうございましょうか、お諮りいたします。
【次の発言】 ただいまの米田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、私から辻武壽君を委員長に指名いたします。(拍手)

第42回国会 災害対策特別委員会 第2号(1962/12/12、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 あまりにも簡単な説明で、要領を得なかったのでありますが、ひとつ具体的にお尋ねしたいと思っております。  激甚災害指定基準のうちの、まず、公共土木施設災害復旧事業であります。これによって見ますと、「事業費の査定見込額が全国の都道府県及び市町村の当該年度の標準税収入の総額」をこえるもの、こういうふうになっておるのでありますが、この「及び」というのは、全国というのか。都道府県も市町村も入ってくるのですか。すなわち、都道府県も全国の都道府県だ、市町村も全国の市町村だ、こういうふうなことになってくるのですか。
【次の発言】 そこの「おおむね」というのはどういうのですか。これを上回っても下回……

第43回国会 災害対策特別委員会 第1号(1962/12/24、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもって私が選挙管理者となり、委員長の互選を行ないます。  つきましては、その方法はいかがいたしたらよろしゅうございましょうか、お諮りいたします。
【次の発言】 ただいまの田中君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、私から辻武寿君を委員長に指名いたします。(拍手)

第43回国会 災害対策特別委員会 第2号(1963/01/28、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 防衛庁から出した資料によりますというと、現在明らかにあがっておるのが、損害額百七十九億円、しかし、これは今後ますます大きくなるものと信じます。そういうふうなことになったらば、この災害というものは非常に大きいところの災害であるから、この災害の取り扱いというものは、激甚災害として取り扱うべきものであると信ずるのであります。激甚災害として取り扱うということについては、中央防災会議で決定しなければできないのであります。新聞の報ずるところによれば、防災会議を近く開くというような話も聞いておるのでありますが、一体防災会議はいつ開かれる予定であるか。また総理府においてこれをどういうふうに取り扱……

第43回国会 災害対策特別委員会 第3号(1963/02/11、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は、ただいま兵庫その他の諸県から陳情があったのでありますが、今回の豪雪のために多数の方がなくなられたということは、まことに同情にたえません。この方々の御冥福をまず最初にお祈りいたします。  次に、政府においては、今回の災害に対して、すみやかに対策本部を作られ、河野建設大臣が本部長になられて、いち早く陣頭指揮をやられ、その他各方面の方が協力されて、被害を最小限度にとどめていっておられるということは、まことに機宜を得た処置として感謝にたえません。この際私は、この雪害対策に対する根本問題に触れてお尋ねしたいと思うのであります。  参議院においては、一昨年の積雪の被害が非常に大きかった……

第43回国会 災害対策特別委員会 第4号(1963/02/26、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は、まず最初に、非常災害対策本部の所管事務についてお尋ねしたいと思うのであります。  そのうちの第一は、所管区域であります。所管区域はいろいろと御検討の結果、さらに前回示された後に岩手、青森、滋賀、兵庫、岡山というようなものを追加せられたということはまことに再びにたえません。しかし、今回の雪害及び寒波による被告は全国的に及んでおるのであります。ことに、この指定の区域からはずされた、たとえてみれば九州、四国のようなものの被告の金額を調べてみるというと、非常に大きいのであります。例をとって見まするというと、九州地方の知事会の資料によって見ますれば、今月十日現在で、農林水産関係で二百……

第43回国会 災害対策特別委員会 第5号(1963/03/01、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 だいぶ時間もたったから簡単にお尋ねしたいと思います。  この前の委員会でもお尋ねしておいたのでありますが、中央防災会議で今度の豪雪を激甚災害としていつごろ指定せられる御予定であるか、予定があったらば教えてもらいたいと思うのであります。
【次の発言】 どの都道府県を、どの市町村を指定するかということは詳細な数字が必要かわかりませんけれども、今度の豪雪なるものは異常の豪雪であって、日本全国に及んでおるのだということであれば、指定するという根本方針はきめておいて、その次に都道府県及び市町村を決定するという段階に進まれても、今回のは最初の結論があやまちであったというようなことはないと思う……

第43回国会 災害対策特別委員会 第6号(1963/03/27、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 雪の害は、雪が降っているからいろいろの公共土木災害は出て来ない。しかし、これからいよいよ融雪期になったらば、それが起こってくる。新聞の報ずるところによってみましてでも、次から次へ融雪の被害があっておる。こういうようなものは未然に防止する方法を講じていかなければならない、そういうことからいえば、気象に関係がありますが、総務長官は、融雪期における対策について、どういうふうな具体的な案をもっておられるか、お尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 それでは、各県やつておるというお話だつたが、各県とも防災会議はもうでき上がってしまつておりますか。また、市町村には全部防災会議ができ上が……

第43回国会 災害対策特別委員会 第7号(1963/05/17、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 ただいま総務長官から、いろいろと御苦心の点を述べられたのでありますが、また、私らの過去における委員会で要求した点について進めていただいているということは、まことに喜びにたえません。その激甚災害法の現在の法律では、今、総務長官がお話しになった豪雪等に対する問題は、まだ法の点において十分に明確でないから、すみやかにこれは法律を改正をするようにしていかなくちゃいけない。しかし今のお話では、与野党でこの問題について検討し、また政府においても検討中であるということでありますから、すみやかに成案ができて再び今回のような被害をこうむらないように進めていっていただきたいということをまず希望を申し……

第43回国会 災害対策特別委員会 第8号(1963/06/05、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 ただいま官房長から報告になった被害の金額は、あとで資料としてお願いいたします。  それから、こういうふうな被害があった場合においては、従来政府においてはそれぞれ対策をとられたのでありますから、対策を練っておられると思うのでありますが、今その対策をどういうふうな程度まで練っておられるか、まず、その概要を承りたいと思うのであります。
【次の発言】 農林省は、ただいまお話を承ってみますというと、万遺憾なき措置を講じておられるようであるので敬意を表します。ただ一番問題になるのは、種の問題ですよ。これは、おそらく今年は麦であるとか、菜種であるとかの種子の確保ができるかどうかということが非常……

第43回国会 災害対策特別委員会 第11号(1963/07/06、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 去る六月の十九日には、参議院本会議で長雨等による被害の緊急措置に関する決議がなされまして、これに対して池田総理大臣は政府の所信を表明されたのであります。私は右の参議院の決議にふさわしいところの法律案が提出されるものと信じておったのでありますが、今回提出されました法律案を見てみまするというと、長雨のみの対策で、関東地方における突風及び降ひょうの被害、北海道の旱害及び強風害奄美群島の旱害等に対する対策が落ちておるのであります。その理由はどこにあるのか、これをお伺いしたいとまず考えるのであります。
【次の発言】 当特別委員会では、まず関東地方の視察をやった、四国、中国もやったのでありま……

第43回国会 農林水産委員会 第5号(1963/02/08、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は最初に豪雪対策をお伺いいたしたいと思います。今次の全国にわたる異常な豪雪は、多数の人命を損傷し、国民生活及び経済に深刻かつ若しい影響を及ぼしたのはまことに遺憾であります。私はなくなられました多数の方のみたまを慰め、御冥福をお祈り申し上げる次第でふります。  私は、去る五日に参議院本会議において豪雪対策確立に関する決議が満場一致で可決せられたのでありますが、これはまことに機宜を得た決議であると思って、喜びにたえない次第であります。また私どもは右決議に即応する具体的の諸策を樹立せなければできないと思うのであります。  そこでお伺いいたしたいのに、農林漁業に関する緊急対策を農林大臣……

第43回国会 農林水産委員会 第6号(1963/02/12、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 北海道の例の酪農一の下に十と書いてあるのは何です。それから酪農二の下に十一と書いてあるのは……。
【次の発言】 北海道の酪農一と書いてあってその下に酪農十と書いてある、これは何の意味ですか。
【次の発言】 そうすると、そこには十から十一、十二、十三、十四、十五と書いてあって、一、二、三というのはどこにあるのですか。

第43回国会 農林水産委員会 第8号(1963/02/15、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 各委員からいろいろと質問があったのでありますから、私からは繰り返さないようなことで話を進めていきたいと思うのであります。  まず最初は、開拓営農振興対策の中で、まず第一に取り上げなくちゃならないのは、開拓農協と思っているのです。しかるにきょうの示された資料によって見まするというと、開拓農協は二十戸以下のものが二千三百六十、二十二月から百戸以下のものが千四百七十四、百一戸以上のものが三百五十三一尺こうなっている。こういうふうな小さい開拓農協では仕事はできないのは、当然と思っておるのでありますが、政府は開拓農協の合併をされる意思があるのであるかどうであるか、もし合併をされるということ……

第43回国会 農林水産委員会 第10号(1963/02/21、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は政府から出された資料についてお尋ねいたします。昭和三十六年度都道府県鳥獣行政費状況というのによって見ますると、収入は狩猟者の税金が五億三千八百万円、狩猟関係手数料が七千四百万円、計で六億一千三百万円。次に支出を見てみますというと、職員費が四千二百万円、鳥獣保護関係の経費が千七百万円、狩猟関係経費が三千四百万円、有害鳥獣駆除関係経費が千八百万円、合わせて一億一千三百万円、こうなっているのであります。これを見てみまするというと、収入の約六分の一が支出されておる。それで今回の改正もこういうふうな点に意図があるのであると思うのでありますが、今回の狩猟法を改正した結果は、地方税法の改正……

第43回国会 農林水産委員会 第15号(1963/03/05、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 できるだけ重複を避けて質問したいと思いますが、あるいは同じことに話の順序上進むことも幾らかありますから、前もって御了承をお願いします。  まず第一は、合併及び事業経営計画ということであります。政府のほうにおいては、合併及び事業経営計画の予想があると思っております。でありますから、こういうような場合においては政府は模範例を示されるのが普通であるのでありますが、政府では合併及び事業経営計画の模範例があるのであるかどうか、その構想を承りたいと思うのであります。現在なかったならばあとで資料として御提出をお願いしたいと思うのであります。

第43回国会 農林水産委員会 第16号(1963/03/07、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 この前の質問に引き続いて質問いたしたいと思うのでありますが、まず第一は、税制上の特例であります。提案理由の説明によっても、租税特別措置法の一部を改正する法律案、地方税法の一部を改正する法律案が出て、税制上の優遇措置を講ずることになっておるのでありますが、まだこの二つの法律案について詳しく勉強していないのでありますが、どういうふうな優遇措置を講じておられるのか、その内容の大体を承りたいと思うのであります。
【次の発言】 農業協同組合、漁業協同組合というようなものと比較検討してみるというと、今回の森林組合の合併には、法人税のうちで、今免税措置があるのもありますが、今回の森林組合に限っ……

第43回国会 農林水産委員会 第20号(1963/03/15、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は農業近代化資金助成法の一部を改正する法律案について質問をいたします。私の質問は、前段において政府が提出せられた資料について説明を求め、後段において改正法律案について質疑を行ないたいと思うのであります。  そこで、資料の一、昭和三十六年度農業近代化資金利子補給承認額調べが資料として提出されているのであります。これによって見ますると、融資目標額は三百億、承認金額は二百八十一億六百万円、そのパーセントは九三・七%となっているのでありますが、農業近代化資金利子補給希望の申し込み金額はどれだけであったか。
【次の発言】 あがってこなかったものがあったから、明確にはわからないということで……

第43回国会 農林水産委員会 第25号(1963/03/29、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は最初に、政府の提出した資料について質問いたします。それは農薬の生産状況でありますが、農薬の生産状況は、農薬を、殺虫剤、殺菌剤、除草剤、その他と、こういうふうに区別してみますると、時間がないので簡単にやりますが、農薬の生産は、最近の十カ年間に九十一億円から三百三十八億円に増加しておるのであります。そのうちの除草剤は、最近十カ年間に四億円から六十七億円に増加しておるのであります。全農薬に対する除草剤の割合は四・七%から二〇%に増加しておって、各農薬のうちで一番伸び率の多いのは除草剤であります。農薬の登録状況をみてみますると、除草剤のみについて考えてみますれば、三十六年度の登録件数……

第43回国会 農林水産委員会 第30号(1963/06/04、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 今の説明の中で、三十八年度の補助定員数は幾らですか。

第43回国会 農林水産委員会 第31号(1963/06/06、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私はまず最初に、政府から提出せられた資料について質問をし、それからその後に市町村営の任意共済事業、それから病虫害防除対策、全共連の再々共済と税、こういうふうな点について質問を続けていきたいと思うのであります。  まず、政府から本法律案の提案の理由を説明しておられますが、その説明によって見まするというと、「制度改正は農民の多年の要望でもあり、また、制度運営の現状を早急に改善する必要もあります」こう述べておられるのであります。そこでお伺いしたいのは、今回の改正によって農業者が不慮の事故によって受けることのある損失を補償して、農業経営の安定をはかり、農業生産力の発展に資することができ、……

第43回国会 農林水産委員会 第35号(1963/06/18、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は、政府委員である松岡局長の答弁は、政府の責任で答弁されたものとして、今まで松岡君と私と質疑応答をやったのであります。しかるに、松岡局長は懇切丁寧にあらゆる方面から説明をしていただいたのでありますが、なお不安の点が一、二あったのであります。しかるに、ただいま森君の質問に対して農林大臣は明快なる答弁をしていただいたということは、まことに感謝にたえません。しかし、要は、今お話しのあったことを実行することなんです。この実行がなかったらば、答弁というものは役に立たないのでありますから、私は、ただいま農林大臣が答弁されたことを、必ず実現するという決意をもってやっていただきたいという希望を……

第44回国会 災害対策特別委員会 第1号(1963/10/18、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、委員長の互選を行ないます。  つきましては、互選の方法をいかがするか、おはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの稲浦君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、私から石田次男君を委員長に指名いたします。(拍手)

第45回国会 災害対策特別委員会 第1号(1963/12/04、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が選挙管理者となり、委員長の互選を行ないます。  つきましては、互選の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの稲浦君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、私から石田次男君を委員長に指名いたします。
【次の発言】 次におはかりいたします。  理事の互選は、委員長が行なうことになっておりますが、所用のため委員長が欠席いたしておりますので、便宜、私がかわって行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。

第46回国会 災害対策特別委員会 第1号(1963/12/20、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が選挙管理者となり、委員長の互選を行ないます。  つきましては、互選の方法はいかがいたしましょうか、おはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの吉田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に石田次男君を指名いたします。(拍手)

第46回国会 災害対策特別委員会 第2号(1964/01/22、6期、自由民主党)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  石田委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が委員長の職務を行ないます。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十二月二十三日、米田勲君、藤原道子君が委員を辞任され、その補欠として矢山有作君、佐多忠隆君が選任されました。  また本日、田中啓一君が委員を辞任され、その補欠として温水三郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、委員長辞任の件についておはかりいたします。  石田次男君から委員長辞任の願いが提出されておりますので、これを許可することに御異議ございませんか。

第46回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1964/08/03、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 今回の新潟地震による被害の状況の調査について御報告申し上げます。  今回の調査班は、七月二十四日に出発し、同二十八日まで、新潟、山形及び秋田県下の被災地における被害状況及び復旧状況をでき得る限りつぶさに調査するとともに、罹災者に対してお見舞いと激励のことばを述べ、現地における切実な要望を聴取してまいりました。なお、新潟県におきましては、七月上旬から中旬にかけての豪雨による被害を受けました栃尾市及び見附市の被害状況をあわせて調査いたしました。  まず、今回の地震について申し上げます。  地震の発生時刻は、六月十六日十三時ごろで、震源地は新潟県村上市の西方約五十キロメートルの粟島付近……

第46回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1964/09/29、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 ただいままで吉田委員から各般にわたって詳細に御質問になり、また政府当局よりそれぞれ御答弁があったのでありますから、私は重複を避けて、まず第一に九州、四国における干害に関する件についてお尋ねしたいと思うのであります。  九州、四国地方は昨年長雨があり、本年も長雨があり、そのために政府においてもいろいろと施策を講じていただいたのでありますが、長雨があったと思ったら次には干害があって、この干害なるものは有史以来の大干害であったのであります。でありますから各地方とも長雨の被害、重ね重ねの被害のために非常に困難な状態に陥っているということは、私観察が少ないのでありますが、長崎県下は全部回っ……

第46回国会 災害対策特別委員会 閉会後第4号(1964/10/16、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 きょうは各委員から視察の結果に基づいていろいろ実地に適用する質問が、政府からは、またこれに対して熱心な答弁があったのでありますが、結論は、北海道と二十号台風をいかにして激甚法が適用されるようにするかというのが希望の大要であったように見受けるのであります。いま北村委員からもお話があったように、これを決定するのは御承知のとおり中央防災会議であるのでありますから、すみやかに中央防災会議を開きまして、そしてこれとこれとはこういうふうになるんだということを決定してもらわなくちゃできないと思っているのであります。いま材料が集まっていないからいつ開くということはわからないということであるのであ……

第46回国会 災害対策特別委員会 第6号(1964/03/13、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 昨年の九月以降の異常水害による全国の漁業者の被害が非常に甚大であったということは、御承知のとおりであります。ことに青森、岩手、宮城、福島、千葉、神奈川、愛知、三重、岡山、山口、熊本の十一県の養殖ノリ被害は、特に激甚であったのであります。政府の本年の二月十日現在の調査によって見まするというと、年度の初めには生産見込み額が二百十二億円であったのが、被害見込み額は九十三億円に達しておるのであります。そのうちでも被害の大きいのは、千葉県の五十二億七千余万円、宮城県の十一億五千余万円、三重県の八億七千余万円、山口県の八億二千余万円というように、非常に被害は大きいのであります。こういうふうな……

第46回国会 災害対策特別委員会 第7号(1964/05/13、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 武内先生が熱心にやられたから、私はできるだけ簡明にお尋ねしたいと思いますが、返事は要領よくひとつ御答弁をお願いします。最初に凍霜害、長雨対策、地すべり、こういうふうな順序でやります。何といっても凍霜害及び長雨あるいは地すべりというようなものは、これは今日の学問の進歩したところであれば、気象学上予想することができると私は信ずる。しかるに、年々その予想ができなかったのであるが、連絡が悪かったのであるか、災害を繰り返しておる。こういうふうなことはいかなる理由によって予報ができなかったのであるか、予報はしたけれども、それを実行しなかったのであるか、あるいは予防方法が十分でなかったのである……

第46回国会 災害対策特別委員会 第8号(1964/06/03、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は、凍霜害及び長雨についてお尋ねしたいと思うのであります。  この問題については、参議院としては緊急質問をやって、政府を督励し、善処方を要望したのであります。また、五月の十三日には、本災害特別委員会を開いて、いろいろと政府の説明を聞き、さらに質疑をして、今後進むべき道を明らかにしたのであります。それに対して政府は、ただいま説明をしていただいたのでありますが、その説明によって見まするというと、凍霜害に対しては、ある程度進行を見ているように見受けられるのでありますが、なお解決すべき問題が多々あるのでありますから、この問題については、すみやかに要望が達成せられるように御努力をお願いし……

第46回国会 災害対策特別委員会 第9号(1964/06/17、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 ただいま官房長から、いろいと微に入り細に入って検討の結果報告されたのでありますが、この前の本委員会、その前の委員会にも申し上げたように、今年の長雨は、昨年に続く長雨でありますから、この点については、きのうの農林大臣の記者会見でも発表しておられますように、適当な特例法をつくるべく政府が一そう努力していただくように要望しておきます。  また、最末端の共済組合の削減払いの問題でありますが、これもだいぶ検討していただいたようでありますけれども、これまた昨年に続く連年災害であるのでありますから、いかに積み立て金があるにしても、数年間のものが積み立ててあるはずはないのであります。でありますか……

第46回国会 災害対策特別委員会 第11号(1964/06/25、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は法律の各条項についてお尋ねしたいと思っておるのです。  第一条には、「昭和三十九年四月から五月上旬までの長雨及び当該期間内における長期にわたる高温」、こういうふうに書き分けてあるのですね。それで、長雨と高温というこの二つの関係、これは長雨であって高温であるか、あるいは長雨と高温は別々に考えておられるのか、まずこれをひとつお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そうするというと、その次の「麦等の農作物」と、こう書いてあるのは、麦と何を定める予定であるか。
【次の発言】 そうすると、麦となたねが高温だけで被害をこうむったところがあるのですか。

第46回国会 農林水産委員会 第3号(1964/02/06、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 ただいままで渡辺君から各方面にわたって、また各材料をとり集めて質問があったのでありますから、私から重ねて重複するようなことは質問せずして、その他の問題について、ある程度の質問をしてみたいと思うのであります。  その質問の第一点は、農林漁業に対する農林大臣の将来のあり方のビジョンについてお尋ねしたいと思うのであります。それは、農林大臣は農林漁業の現状がどんなものであるか。また農林漁業の協同組合等が、どういうふうな経営をやっておるのであるか。また町村長の連中が、町村の運営にいかに苦心しておるかというようなことは細大となく御承知であるのであります。こういふうに各方面の実情を詳しく知って……

第46回国会 農林水産委員会 第7号(1964/02/25、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私はこの委員会の運営方針について希望を申し上げておきたいと思います。農林大臣の所信に関する表明については、委員長はじめ各理事の強力なる一致行動のために無事終了したということは、委員長はじめ理事に感謝のまことを捧げます。  いま提案された法律案を見てみまするというと、本付託が二件で、その他が十一件のようであります。だいぶ法律案も多いようであります。そこで、私などもこの法律案については、本付託の法律案であってでも、予備付託の法律案であってでも、できるだけすみやかに各法律案についての提案理由の説明と、補足説明と、資料の説明をしてもらって、私などが今後すべての法律案を勉強する参考にしても……

第46回国会 農林水産委員会 第11号(1964/03/05、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は資料について最初に質問し、あとで法律問題について質問したいと思うのであります。いままで各委員から、あらゆる方面で詳細に質問があって答弁があっているのでありますから、できるだけ重複を避けていきたいとは考えております。  まず第一に質問したいと思うのは、水産庁から出しておられる中小漁業融資保証法の一部を改正する法律案の参考資料の二ページです。この二ページを見てみまするというと、漁業種類別保証額の推移ということで、三十七年度分を見てみまするというと、遠洋沖合い漁業に対する融資は七十三億円、沿岸漁業に対する融資は二十一億円、このパーセントを調べてみますというと、沿岸漁業が一であれば遠……

第46回国会 農林水産委員会 第12号(1964/03/06、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 資料を要求したいと思っております。  それは、この資料の一一ページによって見まするというと、1が役員、2が評議員。評議員のほうは詳細に関係が出ているが、役員のほうは理事長、理事、常勤、それから非常勤と、こうなっているが、理事長と常任の理事は、顔見知り合いであるから承知しておるのでありますが、その他の者は、私など承知しておりません。であるから、今後増員の理事も関係がありますから、非常勤の理事は、どういうふうなお方であるかということをひとつ資料として提出を願いたいと思うのであります。  それから、法律の第二十七条の第四項の第三号の関係であるのでありますが、これは評議員会に諮問しなけれ……

第46回国会 農林水産委員会 第13号(1964/03/10、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私はこの前の委員会で資料の提出をお願いしておきましたが、資料をただいま拝見しましたから、これについてひとつ質問を行ないたいと思います。それは毎年度の予算、事業計画、資金計画に関する件であります。法律第二十七条の四項の第三号によれば、理事長は、あらかじめ評議員会に諮問しなければならないと規定してあるのであります。それから第三十三条の第一項には、「基金は、毎事業年度、予算、事業計画及び資金計画を作成し、当該事業年度の開始前に農林大臣の認可を受けなければならない。」それから附則第十条には、「基金の最初の事業年度の予算、事業計画及び資金計画については、第三十三条第一項中「当該年度の開始前……

第46回国会 農林水産委員会 第25号(1964/04/14、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 いろいろと各方面から質問があって答弁があっているのでありますから、私は重複を避けて当面の問題を質問いたしますから、答弁は簡単にそういたします。よろしゅうございます。こういうふうに答弁していただきたいと思うのであります。  まず最初は、農業改良資金助成法の一部を改正する法律案なんです。この法律案で私などが多年要求しておいた農家の生活改善資金を出していくように法律を改めるということは、まことに機宜に適したことであると考えるのであります。でありますから、この点についてお尋ねするのでありますが、まず現在のところで農村の住宅を改善するためには、住宅金融公庫から金が出ている。これによって農村……

第46回国会 農林水産委員会 第27号(1964/04/21、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 午前中に専門家の山崎先生が微に入り細にわたり、かつまた要領よく質問があったのでありますから、質問はほとんど残っていないようでありますが、ただ重複せない点について一、二お尋ねしたいと思うのであります。  政府の提出せられた参考資料によってみまするというと、保安林の面積は昨年の三月三十一日現在で国有が百九十一万六千八百ヘクタール、民有が二百十三万四千四百七十五ヘクタール、計四百五万一千二百七十五ヘクタール、こうなっています。保安林は御承知のように立ち木等の伐採その他にいろいろの制限があって、利用価値が一般の山林よりも低いのでありますから、その点から考えてみまするというと、その価格も当……

第46回国会 農林水産委員会 第35号(1964/05/21、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 いまのでん粉問題で、二万五千トン買い上げたということは、一方から言えば、政府は二万五千トンでなくちゃ買い上げないのだから、将来は残るのだという観測のもとに私は値段が上がらない、かえって下がった、こう思うのであります。でありますから、この前のは第一次の買い上げである、市況を見て第二次、第三次と買って、それで、農安法でいう政府が予定している価格に達するまでは継続して買うのだ、そうして補正予算を組むということも一つの方法であるけれども、現在の予算の流用によって、政府は農林大臣、大蔵大臣が話をまとめたらば直ちに買い上げができると私は信じている。ただ、これを実行するかせないかということは、……

第46回国会 農林水産委員会 第46号(1964/06/16、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 いままでいろいろと根本問題に触れておられるのでありますから、私は、具体的の問題について申し上げたいと思うのであります。提案の理由にもありますように、肥料工業の合理化の推進に伴ってその生産能力は急速に増大して、現在では内需を充足した上でその生産量の四割以上を輸出に向ける状況となり、価格もだんだんと引き下げられつつある現在でありますから、この現況にかんがみまして政府は慎重に検討の結果、内需優先、国内価格の低位安定、輸出体制の一本化等の基本となる臨時措置法を今回制定されて、現行の肥料二法の失効後の肥料対策について遺憾なきを期せられようとすることは、まことに時宜に適したところのものである……

第47回国会 災害対策特別委員会 第1号(1964/11/09、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、次年長のゆえをもちまして、私が選挙管理者となり、委員長の互選を行ないます。  つきましては、互選の方法はいかがいたしましょうか、おはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの渡辺君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に白木義一郎君を指名いたします。(拍手)

第48回国会 災害対策特別委員会 第2号(1965/01/27、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は最初に、大島の大火についていろいろ説明をいただいたのでありますが、この対策について御質問申し上げたいと思うのであります。  過去におけるおもなる離島の大火について検討してみまするというと、被害が最も甚大であったのは、昭和三十七年の九月に長崎県の福江市の大火があったのであります。ここの大火に対しては、政府の特別なる御指導と、市当局の断固たる決意と、市民の協力によって、いまや西海国立公園の玄関口にふさわしい災害復旧土地区画整理事業が完成しつつあるということは、まことに喜びにたえないのであります。しかるに、今回離島であるところの大島に大火があったということは、まことに同情にたえない……

第48回国会 災害対策特別委員会 第3号(1965/01/29、6期、自由民主党)【議会役職】

○理事(藤野繁雄君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  白木委員長から、委員長辞任の申し出がございましたので、私が暫時、委員長の職務を行ないます。  委員長の辞任の件についておはかりいたします。  白木委員長から、委員長辞任願いが提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  よって、辞任を許可することに決定いたしました。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  本日、小柳牧衞君、西田信一君、白木義一郎君が辞任されて、その補欠として、大竹平八郎君、野知浩之君、和泉覚君が選任せられました。



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 司法・農林連合委員会農業資産相続特例法案に関する小委員会 第4号(1947/09/26、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 農業資産を算定するのは、時價でやられるのでありますか、或いは仕入價格でやられるのでありますか。
【次の発言】 例えば牛馬のようなものも時價でやるということであれば、數年前までは公定價格があつたから或程度で押さえられておるが、今であれば、生まれたての馬でも牛でも一頭一壱圓、二萬圓、或いは大きなつたのであつたならば四萬圓、五萬圓という、こういうふうな價格になつておりますが、そういうふうなものも時價でやられのでありますか。
【次の発言】 若し、そういうふうな農業収益を土臺にして計算されるということであつたならば、土地の現在の價格から言つたならば、農地調整法ですか、それによつて定めた價格……

第1回国会 司法・農林連合委員会農業資産相続特例法案に関する小委員会 第5号(1947/11/04、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 民法と同時に取扱つて行つた方がよくはないかと考えております。
【次の発言】 説明して下さい。

第5回国会 法務・農林連合委員会 第1号(1949/05/13、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 農業資産の算定基準についてお尋ねしたいと思うのであります。農業資産の主なるものは田畑であろうと考えるのでありますが、田畑の價格は一反幾らとして農業資産に計算されるお考えであるか、現在の値段からすれば、田が一反歩千円しないと、こう仮定いたします。牛馬の取引價格は一頭で十万円と仮定されます。又その他の農具の代金も最近の價格では相当大であるのでありますが、農業資産を相続する場合において最も重要なものは田畑であるが、その田畑とその他のものとの算定の基準をどこに置いておられるのであるか、この点お伺いしたいと思います。

第7回国会 予算委員打合会 第1号(1950/03/26、1期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は最初に農家に対する長期金融のことについてお尋ねしたいと思うのであります。現在の余剩金及び貸出しの状況を考えて見ますというと、余剩金は殆んど全国民から吸上げておるのにも拘わらず、貸出しは中産以上、殊に大企業者に対する貸付けが多いのであります。又貸出しは都会に多くて農山漁村に対して貸付けが少いのであります。又貸付けは大企業者に対しては無担保で貸付けが多いのであるが、農山漁村その他の中小商工業者に対してはこれが少ないのであります。これらのことは銀行の貸付けによつて明らかであるのでありますが、見返資金その他の貸付金も殆んど同樣であるのであります。従つて農山漁村も中小企業者も金融難に陷……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・水産・通商産業・運輸・予算連合委員会 第1号(1950/07/20、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は先ず市町村民税についてお尋ねしたいと思うのであります。地方自治法の二百九十六條によつて見ますというと、土地改良区というものに対しては、市町村民税を課せないことになつておるのであります。而して土地改良事業を行うのは、土地改良法によつて土地改良区及び農業協同組合が行うのであります。又土地改良区の行うところの土地改良も、農業協同組合の行うところの土地改良も全く同一の仕事をやるのであります。同じ法律によつて同じ仕事をやるところの二つの団体があるのに、一方の土地改良区には課税しないで、農業協同組合には課税する。こういうふうな異なつた取扱をせられる理由はどこにあるかお尋ねしたいと思うので……

第12回国会 内閣・運輸・労働・経済安定連合委員会 第1号(1951/11/14、2期、緑風会)

○藤野繁雄君 私は前に質問があつたか存じませれけれども、政令諮問委員会についてお尋ねしたいと思うのであります。政令諮問委員会の設置の目的と権限というものはどういうふうなものであるか、又その人選はどういうふうな方法で人選されたのか、これを先ずお尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 それならばあとに延ばします。
【次の発言】 別な機会に説明があつたのか存じませんけれども、政令諮問委員会の設置の目的、その権限、又政令諮問委員の人選の方針、これを承わりたいと思うのであります。
【次の発言】 その人選は官房長官からやられたから御承知でないということでありますが、国民の半数を占めるところの農林漁業……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第6号(1952/05/19、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(藤野繁雄君) 自治庁設置法案につきましてその提案の理由及び主要なる事項の概略を御説明申上げます。政府は先に、講和條約発効後の新情勢に対応するため、戰前戰後を通じ複雑厖大化した行政機構の簡素化を決定し、その一環として地方自治庁、地方財政委員会及び全国選挙管理委員会を統合し新たに自治庁を設けることといたしたのであります。政府はこれまで国政民主化の基盤である地方自治の拡充強化と公職選挙の普及徹底については特に意を用いてきたのであります。現在これらに関する事務は地方自治庁、地方財政委員会及び全国選挙管理委員会においてそれぞれ所掌せられいるのでありますが、これらの事務は相互に密接な関連を持ち……


3期(1953/04/24〜)

第22回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1955/06/20、3期、自由党)

○藤野繁雄君 今のお話のうちの事業分量に対する免税のお話があったが、事業分量に対する免税はしてあると思っておりますが……。
【次の発言】 今の問題は、事業の分量に対して、配当は経費と見積って損益計算を作るといろ場合において、損失に落して剰余金に上げないということになっているのじゃないですか、別な協同組合は皆そういうふうになっておりますが……。
【次の発言】 それから今お話の法人税は一般法人より一〇%軽減するというのは、今のところでは一般の方は四二%ですね、今度の改正によるといろと三〇%ぐらいになるが、そうするというと、この今度の改正で一〇%減税になるが、どのくらいの減税にしてもらいたいか。パー……

第24回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1956/03/19、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は地方法務局関係のことをお尋ねしたいと思うんですが、町村合併の結果、登記所の区域が市町村の区域とそごしておるような関係で、いろいろ町村行政に支障を来たした例が多々あると考えておりますが、そういうふうな関係の現在の状況がどうであるかということを承わりたい。
【次の発言】 それでは続いてさっきの速記タイプによる速記の方法ですね、これによっていったらば、どのくらいの人員が整理されるというようなことになりますか。あるいは人員の整理はできませんか。あるいは紙や何かの消耗品はうんと減ずるだろうと思っておりますが、そういうような節約見込み、人間を減らすならば減らすところの見込みはどういうふう……

第24回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1956/03/20、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 審議のために、この予算書の順序によって一つずつ片づけてやっていただきたいと思います。いいですか。
【次の発言】 内閣官房関係の新生活運動の助成費が前年度の倍額になっているが、新たに増額された金がどういうふうな方面に活用されようと思っているのか、その内容を承わりたいと思います。
【次の発言】 現在新生活運動でやったもので、あるいはやりつつあるもので、効果が上ったと認められるところの事項の数点について、御説明を願います。
【次の発言】 それでは、この新生活運動の各地方における優良な成績を上げたと思われるところのものの資料を、後刻でいいから御提出を願います。

第24回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1956/03/22、3期、自由民主党)

○藤野繁雄君 町村合併に伴う郵便局舎及び電信電話の局舎の問題でありますが、町村合併によって合理的に郵便局及び電信電話局の統合あるいは改廃というものをやられるのは理の当然と思うでありますが、郵便局舎については、市町村の統合の結果、従来の郵便局を廃止するというようなことで、非常に困難あるいは迷惑を感ずるようなことになるおそれが多々あろうと思うのであります。それで私の手元にもいろいろそういうようなことについては、電信電話局はある程度統合した方がいいが、郵便局舎については、従来の点を十分考慮して、市町村の合併と同時に、直ちに合併するというようなことがないようにしてもらいたい。こういうふうな意見も陳情者……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 風水害対策特別委員会農林水産小委員会 第1号(1959/11/28、5期、自由民主党)

○藤野繁雄君 農林水産施設の災害復旧についていろいろ御心配をしていただいているのはほんとうにありがたいんですが、ただ過去におけるところの体験から考えてみますると、農家は自分の農地を流されてしまったから、何とか金を手に入れなければいけない、そのために、農業に従事している者が工事の労働に出て行くのであります。しかしこの工事の労働に出て行くが、現在の請負制度では、その労働賃金を支払わないところの請負業者があるのであります。だから、働いたところの農家に対しては、必ず労働賃金だけは払うことができるような施策を講じてもらわなければいけないと思っておるのであります。また、農協あたりはガソリンその他重油を持っ……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 社会労働、農林水産委員会連合審査会 第1号(1962/08/30、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は、質問をする前提として、本法律案の成立の経過から申し上げてみたいと思うのであります。  昭和三十二年の四月二十七日に衆議院から参議院に送付されて、参議院は社会労働委員会に本案を付託されたのであります。参議院の農林水産委員会においては、食肉販売業をこの法律の適用業務とすることは、農林政策の遂行上に問題があるといたしまして、社会労働委員会に連合審査の申し入れをいたしまして、両委員会の連合審査が行なわれたのであります。また、農林大臣と厚生大臣及び自民党のほうでは話し合いが行なわれたのであります。そして、この法律案に対する政府の意見としては、農林大臣の意見を付して原案に同意する旨の閣……

第41回国会 地方行政、災害対策特別委員会連合審査会 第1号(1962/08/29、6期、自由民主党)

○藤野繁雄君 私は、激甚災害の指定基準についてまず最初にお伺いをしたいと思うのであります。災害をこうむった都道府県または市町村が特別の財政援助を受けるためには、法律第二条第一項の規定によって指定が必要であると規定してあるのであります。その規定の基準を見てみまするというと、「国民経済に著しい影響を及ぼし、かつ、当該災害による地方財政の負担を緩和し、又は被災者に対する特別の助成を行なうことが特に必要と認められる災害が発生した場合」こういうふうに抽象的に規定されておるのであって、どう運用されるかが明らかでないのであります。  ひるがえって過去の災害の実情を見てみまするというと、災害には風水害あり、長……


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データ更新日:2022/12/09

藤野繁雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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