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谷口弥三郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

谷口弥三郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは谷口弥三郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。谷口弥三郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
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委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 厚生委員会 第5号(1947/08/06、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 私はこの際三つばかりのことについてお伺いいたしたいと思います。先づ第一番には、予算の関係でございすまが、これは既にたびたび各委員から申し出でもあつたり、御説明も頂いておるのでありますが、とにかく今囘保健所の機能を拡充強化しようという目的に改正案が出ましたのでありまして、これは我々國民として、而も敗戰國の今の現状からして是非十分にやつて頂かなければならんと思つておる際で、誠に喜んでおるのでございますが、聞くところによりますれば僅か二千八百万そこそこの予算額でやつて行こう、この案を見れば、極めて沢山な項目に亙つた公衆衞生の増進事業があるのにも拘わらず、このくらいの金で実際に、只今中……

第1回国会 厚生委員会 第7号(1947/08/09、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今御説明を聴いておりますと、この法案が出まして施行される場所は、六大都市と福岡だけでありましようか。或いはそれとも全國的に早速行うことができるのでありましようか。そこをはつきりして置いて頂きたいと思います。

第1回国会 厚生委員会 第10号(1947/08/22、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今の質問とよく似た名称のことについて私もお尋ねする次第でありますが、兒童福祉法が今囘できるということにつきましては、我我の多年の希望が実現するという時機が來たと思つて誠に喜んでおる次第であります。尤も只今の御説明で、兒童が主であるから、幼兒が主であるからというお話でございますから、そうすればそれでも結構でありますが、御承知のように子供を立派に育てる、立派な子供を持とうといいます場合には先ず結婚から注意をして行くことが必要であると思いますので、個々の場合では妊産婦、或いは分娩後一年とかいう母性も入つてはおりますけれども、結婚というところまで遡つておりませんために、生れる子供に対……

第1回国会 厚生委員会 第13号(1947/09/18、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今草葉委員並びにこれまで数囘いろいろの有力な御質問がありましたので、私は幸い大臣がお見えになつておりますので、三つの点にのみについて質問いたしたいと存じます。まず第一はこの第一條にありますように「健やかに生まれ、且つ、育成されるように努めなければならない。」という、この全体の趣旨から考えまして、健やかに生まれさせるというのには、どうしても結婚というところまで進まんければならん。無論只今も國民優生法などでいくらか触れているところもありますが、あの國民優生法などにおきましては、唯單に精神病患者の優生手術をやるということになつております。けれども、やはり手術はほんの有名無実でありま……

第1回国会 厚生委員会 第19号(1947/09/27、1期、民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて……。
【次の発言】 お諮りいたしますが、災害救助法案に対する質疑はもうこのところで打ち切ることにしてよろしうございましようか。
【次の発言】 それではこれで質疑を打ち切ります。それでは本日はこれで以て閉会いたします。次回は明後日本会議に引続いて厚生委員会を開くことにいたします。    午後零時十二分散会  出席者は左の通り。    委員長     塚本 重藏君    理事            今泉 政喜君            谷口弥三郎君            宮城タマヨ君    委員            ……

第1回国会 厚生委員会 第24号(1947/11/11、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 お伺いいたしたいと思います。今回できました兒童福祉司と申しますのは、有給の者を主として採用するというお話もありましたが、これには学識経驗などを入れる場合におきまして、有給でなくて無給でも、無給ならば入れて頂きたいというのが可なりあるだろうと思います。又この本質から申しましても、学識経驗者を採るという上においては、有給でなくてもよいのではなかろうかと思いますが、これは嘱託というようなふうにすることができるものでございましようか、どうでございましようか。
【次の発言】 それではもう一度お伺いしたいと思いますが、聞きますところによると、少年保護司などにおきましては、無給で嘱託制が採用……

第1回国会 厚生委員会 第28号(1947/11/25、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今の御説明によつて大分はつきりいたしましたが、もう少し具体的におやりになるようにするお考えがないか。言い換えれば予めそういうふうな機会を考えて、包括的にやりたいという御意見でありますが、これはどうしても災害救助とかいうような方面から申しましても、又以前の災害救助法案の時にも、説明がありました時に、赤十字社は、各地方の團体と平素から緊密な連絡をとらなければならんということになつておるのでありますからして、例えば医師会のごときと、平素こういうような緊急事態の場合には、赤十字社の記章を持つてやつて行く。これは全部を救助して、できる限り早く目的を達したいというような目的で、地方の医師……

第2回国会 厚生委員会 第1号(1948/01/30、1期、民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) それでは定数に達しておりますから、只今から委員会を開催いたします。先ず第一に厚生常任委員会の小委員会の設置につきまして皆樣の御意見をお伺いいたしたいと思います。第一回の國会におきましては、三つの小委員会を挙げておつたのでありますが、それを又今回の第二回においても、三つ存続することが必要でなかろうかと思うのでありますが、如何でございましようか。
【次の発言】 只今の草葉委員の御提案に別に御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは三つの小委員を置くことにいたします。それではその三つの小委員会を置きますことにいたしまして、これを議長に調査承認を求めることにいたしたいと思い……

第2回国会 厚生委員会 第3号(1948/05/06、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 私共一行は三月の一日から十三日間に亘りまして九州各地の厚生並びに衞生行政を調査視察をいたした次第でございます。一行には今泉、内村、小林、中平、三木委員の方と、私の六名でありまして、それに草間專門調査員、佐藤参議院参事、政安参議院主事の三名と、厚生省から小澤、寺尾両事務官が案内役として同行せられましたので、一行十一名となりまして、先ず福岡を振出しに、佐賀、長崎、熊本、鹿兒島という順序に視察をして参つたのでございます。  視察に当りましては、各縣共に当局の方々がすでにこちらから送つておりましたところの調査事項につきまして印刷をして、而も詳細にいろいろ説明して頂きましたので、その十三……

第2回国会 厚生委員会 第4号(1948/05/19、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 敬愛園のことでちよつと附加えます。只今中平議員から敬愛園のお話がございましたが、私も至極同感でございます。尚もう一つ附加えて序でにお聞きしたいのですが、療養所の患者の希望でございますが、御承知のように癩の治療藥というのは現在ありませんために、まあこれまで大風子油が用いられておつたのでありますが、併し患者用として大風子油は非常に困乏しておる。この大風子油がこれまでの配給量よりか非常に少いのでそれに対する希望が満たされぬために余程大風子油の増額を切望しておつたのであります。併し今の事態ですから大風子油がなかなかむずかしいということも私共存じておりますが、最近御承知のように紅波が癩病……

第2回国会 厚生委員会 第5号(1948/05/25、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 先日お伺いして置きました藥品のことは……。
【次の発言】 それは違います。先日星塚敬愛園へ行きましたときに、會社が頻りに藥品、特に大風子の配給をお願いしたい、今までに比べるというと、最近は大風子の配給が非常に少い、無論原料は得にくいのでしようけれども、何とか大風子を昔通りに頂きたいというようなことを話しておられましたから、先日お伺いいたしましたのは、その大風子が差當り完全に配給ができないのなら、却つて大風子よりももつと效きそうな、特に紅波などを用いれば、結節癩などには可なり效力があるからして、ああいうのをお用いになつたら如何でしようか。それでもやつて頂いたら患者は如何に喜ぶだろ……

第2回国会 厚生委員会 第11号(1948/06/12、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今御質問になつたのと同じようなものですが、第三條、第四條においても、あまり徹底せんような事柄が出ておりますが、併しこれは多分第二條のところの性病の治療及び豫防に關する知識の普及を図らねばいかんということに關係しわせんかと思います。これはどのくらいの程度、どういう方法を以て治療、豫防というような知識を向上させるという方法を、如何にお考えになつておりますか。ちよつとそれを詳しく御説明を願います。
【次の発言】 只今ので大體が分りましたが、尚知識の普及ということは、先日の「肉體と悪魔」などを見せて頂きましたので、ああいう方法もお取りになるということも存じておりますが、その以外に何か……

第2回国会 厚生委員会 第13号(1948/06/19、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 それでは優生保護法案の提案の理由を御説明いたします。  我が國は敗戰によりその領土の四割強を失いました結果、甚だしく狭められたる國土の上に八千万からの國民が生活しておるため、食糧不足が今後も当分持続するのは当然であります。総司令部のアツカーマン氏は「日本の天然資源は必ずしも貧弱ではないが、未だ十分開発利用されていない。併し山岳溪谷に富んでいるから、灌漑と発電の惠沢大きく、漁場にも惠まれているので、科学を発達利用すれば、八千万人口までは自給自足し得るも、それ以上は困難である」と言つております。現在我が國の人口は昨年十月一日調査では七千八百十四万人余、本年の人口自然増加は百二十万人……

第2回国会 厚生委員会 第14号(1948/06/22、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 都道府縣には現在におきまして一個の社團法人である医師会がどこにもできておりまして、これは公的なものでございまして、この方におきましては無論会員は任意加入でありまするから、会員になつておる者とおらん者がございますけれども、その医師会におきまして、その統轄管下におけるところの医師の技術或いは施設などについてはよく分つておりますので、そういうところに指定をして貰う方が特に必要であると考えております。お尋ねの都道府縣における優生保護委員会と申しますのは、これは優生施設の方の審査をいたすのでございまして、ここで申しますのは人工妊娠中絶をする医者を指定する方に用いますから、どうしても医師会……

第2回国会 厚生委員会 第16号(1948/06/25、1期、民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) 只今から委員会を開会いたします。本日は先ず健康保險法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聽くことにいたします。
【次の発言】 それでは次に恩給法の一部を改正する法律案について提案理由の説明をお願いいたします。
【次の発言】 次に國家公務員共済組合法案について提案理由の説明を願います。政務次官。
【次の発言】 次に理容師法特例案につきまして先ず提案理由の説明をして頂きます。
【次の発言】 理容師法特例案につきまして、その内容の説明をして頂きます。
【次の発言】 これから理容師法特例案につきましての質疑應答を始めたいと思います。

第2回国会 厚生委員会 第17号(1948/06/26、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 大体におきまして、今度の國民健康保險の改正によつて我々がかねがね思つていたところが可なり改善されたと思つて喜んであるのでございますが、只今藤森委員が修正意見を出されたことに対しては、私は全面的に賛成する者でございます。何故かと申しますというと、例えば第八條ノ七のごとき、算定会という、私もその算定会にも出ますし、末端の診療もいたします人間でございますが、今までこの算定におきまして三対一とかいうふうな関係で、どうも医師側の希望が容れられませんで、從つてそれは被保險者も実は喜んでおらんのでございますが、或いは差別待遇とかいうものはやはりここが基点であつて、そのためにいつも診療費が余り……

第2回国会 厚生委員会 第18号(1948/06/28、1期、民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) それでは只今より厚生委員会を開会いたします。前会に引続きまして温泉法案の質疑を始めたいと思います。御質問のある方はどうぞ。
【次の発言】 それでは討論を省略いたしまして、早速採決に移りたいと思います。温泉法案を原案通り可決することに賛成の方は挙手をして頂きたいと思います。
【次の発言】 総員挙手と認めます。全会一致を以て可決いたします。よつて本案を原案通り可決すべきものと決定いたしました。尚本会議における委員長の口頭報告の内容は、本院規則第百四條によつて予め多数意見者の承認を経なければならんことになつておりますが、これは委員長において、本法案の内容、この委員会における質……

第2回国会 厚生委員会 第19号(1948/06/29、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 私は原案に賛成をいたす者でございます。特に衆議院において修正されました案に対して、例えば免状の更新など或いは試驗の科目の配置などは最も結構なことであると思うて賛成するのでありますが、尚この際一つ希望を申上げて置きたいのは、この藥劑師法を見ますと、藥劑師の身分なるものが出ておりませんので、成るべく近い將來に藥劑師の身分法を作つて頂きたいということを、希望を述べて原案に賛成をいたします。

第3回国会 厚生委員会 第2号(1948/11/11、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今厚生大臣からいろいろと各方面に亘り今後の対策をお話頂きまして、非常に心強くいたしておるのでありますが、ただ一つその中にお話の出ておらんことについて、大臣の御所見を伺いたいと思います。  それは御承知のように只今我が國の人口問題、人口政策について今度は大いに一つやつて頂きたいという考えを持つておるのであります。御承知と思いますが、第二國会におきまして優生保護法というのが通過いたしました。まだ施行細則が出ておりませんけれども、近々出るそうでありまするが、これによつて可成りの国民の素質の低下を防ぎ得るとは思いますけれども、どうもこれでは私は非常に不十分である、不徹底であると存じま……

第3回国会 厚生委員会 第5号(1948/11/25、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今委員長がお示しになりました、大阪の脳神経病院並びに京都におけるジフテリア予防接種の災害問題について、調査をいたしました報告を簡單に申上げたいと思います。この十八日に私ども草葉、中平、谷口の三議員と、それに草間專門員、佐橋調査主事の五名の一行が当地を立ちまして、十九日に大阪に到着いたしまして、先ず府廳に参りまして、府の関係者、或いは市の関係者、市会、府会の議員の方とか、又は続いて地檢の檢事正の方々に、いろいろと状況を調査聽取いたしたのでございます。尚続いては脳神経病院を檢査に参りまして、状況を見ました。翌日は大阪のジフテリア予防血清を作りましたところの、大阪日赤病院にあります……

第4回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1949/02/07、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 ちよつと只今のこの三日間におけるいろいろの説明をお聞きしましたが、その次はいつおやりになる予定でしようか。やはり今度の國会の開会後に、議会では三月の五日頃始めるとかいう予定ですが、その後におやりになるわけなんでしようか。
【次の発言】 このビヴアリツヂの案を見ましても、全体に、例えば引退年金あたりをつけましても、いわゆる社会的恥辱又は経済的恥辱にならないように、言い換えれば、いろいろの議員とかにも出られるとかいうように、全部法律的の恥辱が全然ないようなふうに、英國はなつておるようですが、アメリカの方はどういうようになつておりますか。

第4回国会 厚生委員会 閉会後第3号(1949/02/09、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 ちよつとお尋ねいたしますが、家庭医の方はそういう登録制になつておるようでございまはが、專門医に対しては登録制というものがないようですし、イギリス辺りでは最近どういうふうになつておりますか。

第4回国会 厚生委員会 第4号(1948/12/20、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 私はこの前視察に行く当時でありましたが、その当時の話を聞きますというと、京都における被害者の死亡した方には、國家は一人に対して十万円くらいは出す予定である。大藏省と交渉する予定であるというようなお話を聞いたように思うのですが、只今のお話によると、非常に薄くなるようであります。これはどういうような関係でそう薄くなつたのですか、それを先ず第一にお伺いして置きたいのです。
【次の発言】 先刻のお話を聞きますと、或いは傳染病の場合とか、或いは災害の場合を比較して、或いは一、一、一とか、又はもう少し多くとかいうようなふうのお話を聞いておりますが、今度の事件は、私は災害方面とか、傳染病と非……

第5回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1949/06/25、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 社会保障制度審議会が御承知のように先月の十九日に第一回の審議会が開かれました。そのときには会長、副会長、それに常務委員の選挙をいたしまして、その後の審査方針について討議をいたしました。次いで同月の二十四日に第二回の社会保障制度審議会がありました。その場合にはいろいろと協議の結果特に山下委員、姫井委員などからいろいろと御提案がありました結果、五つの部面に分けて小委員会を作ることになりまして、五つの委員会ができたわけでございます。その中で私は社会医療部の方に入つておりますので、社会医療部の面のみを申上げまして、その他の方面は各部の方面からお話を願いたいと思います。  社会医療部の小……

第5回国会 厚生委員会 第2号(1949/03/24、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 このプリントの衞生関係の第一にある優生保護法の改正という問題に対しての、地方の要望が來ておるようでありますが、この点につきましては、私ども前回に提案をいたしました議員の者が、先日來研究を続けて來ておるのであります。尚明日午後再度の研究をいたそうと思つておりますからして、よろしければこの方は又後に讓つて頂きまして、今日はこれ以外のところで進めて頂きたいと思います。
【次の発言】 國民健康保險についてお伺いしたい。今度の組合が市町村の町村組合になります場合に、今までの小さい組合は非常に弱体であつて、危險分散をさせるために二つ以上、できるならば郡の出張所單位にして、比較的大きい國民健……

第5回国会 厚生委員会 閉会後第5号(1949/09/16、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今中山委員からの御報告で大体盡きております。只今お話になりましたように前回に出しましたところの社会保險の危機突破対策に関する勧告案につきまして、その交渉します先が單に事務的になつておりますために、我々の勧告案が非常に狹い範囲の方面にのみ走つておるので、言い換えれば單に政府管掌の健康保險のみが解決すればそれで十分かのごとく思われておつたのでありますが、この十三日の総会、引続いて十四日の社会医療、社会保險の合同委員会において再び是非そういうような一部分の保險でなしに、全部の疾病保險に及ぶものであるということが強調されまして、只今お話のように國会議員たる委員が林副総理、大藏大臣、増……

第5回国会 厚生委員会 第6号(1949/04/12、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 先ず人口対策に関する調査、人口対策についてからお伺いしたいと思います。実は大臣がお見えになりますというと、大臣に対して人口政策の確立に対するお考を伺いたいと思いますけれども、他の方がお見えになつておりますからして、それに対する点についてお話を伺いたいと思います。その前に尚種々調査の條項をお伺いしたいのですが、これも丁度人口問題の関係の方もお見えになつておられるのですけれども、どなたからそれに対するお話を願いたいと思います。先ず、第一赤に質問をいたしたいと思いますことは、日本の現在の耕地面積からいたしまして、どのくらいの人口が日本には適当であるかというようなことに対しまして御研究……

第5回国会 厚生委員会 第8号(1949/04/15、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 ちよつとこれに関連してお伺いいたします。私がお伺いしたいと思いますのは、人口審議会というようなものができます場合に、とにかく人口問題というのは、單純な或いは政治的とかと言わないで、経済的なものもあれば、いろいろなことが入つて参りますし、殊に学問的に、或いは將來のことを考えなければならんのでありますから、或いは部局といわずにまあ私共の何では、人口問題研究所みたいなところが主としてやつて頂いたら、実際の学問的並びに政治的、いろいろなものを付け加えて一緒にして、是非一つ附属させるような場合には、そういうような方面に持つて行つて頂きたいと思いますけれども、今の山下議員の御質問に私も一つ……

第5回国会 厚生委員会 第12号(1949/04/21、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今の関係でお話にならなかつたと思いますが、最近婦人團体の会合などにに行つてよく聞かれるのでございますが、どうも産兒調節とかいうものには男子の理解が最も必要であるが、どうもやつておることは殆んど女子ばかりを目的にして、或いはいろいろの処置を女子に專門にやるような嫌いがあるから、男子にやる方法を今少し徹底させて貰いたい。(小杉イ子君「同感」と述ぶ)折角ですからそこを少しお話頂きたい。

第5回国会 厚生委員会 第14号(1949/04/23、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 ええどうぞ一案ごとに……
【次の発言】 本日はこの提案につきまして説明を聞くという程度にしておいたら如何ですか。

第5回国会 厚生委員会 第17号(1949/04/27、1期、民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) これより委員会を開会いたします。「医療法の一部を改正する法律案」につきまして、前回政府からいろいろと御説明を頂いたのでございますが、本日すでに多数の質疑應答もございましたが、尚その他に御質疑がありますればお願いいたします。
【次の発言】 只今草葉委員の御動議のように、質疑はすでにもう大体済んでおりまするので、討論を省畧して早速本案についての採決をいたしたいという御動議でございますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 別に御異議ないものと認めまして直ちに採決に入ります。本案に対しまして御異議のない方は御起立を願いたいと思います。

第5回国会 厚生委員会 第18号(1949/05/06、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 優生保護法の一部を改正する法律案に関する提案理由の説明でございますが、優生保護法は昨年の第二國会を通過いたしまして、去年の九月十一日から実施になつているのでございますが、同法が施行せられまして以來の実績と、社会情勢の急激な変化に鑑みまして、人工妊娠中絶の施行範囲を拡げる必要に迫られましたことと、受胎調節に関しまする適正な方法の普及、指導を差当り優生結婚相談所にして貰いたいと思うことと、並びにいろいろの手続きの簡素化を図りますために、その基本法規に改正を加える必要が生じたためでございます。  今その内容を少し詳細に説明申上げますと、本法の第三條の中におきまして、最近精神病並びに遺……

第5回国会 厚生委員会 第19号(1949/05/07、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 午後にまだ沢山あるようでございますからこの辺で休憩を願いたいと思います。
【次の発言】 ちよつとお尋ねしたいのでございますが、今回できます死体解剖保存法案の中、この保存の方につきまして、大学又は総合病院ということになつておるようでありますが、これは單科の病院ではできんことになるのですか、それとも單科の病院は府縣知事の許可を得てやらせるというようなつもりでございましようか、その点を一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 次にお尋ねしたいと思いますのは、胎兒の方の保存でございますが、今回は四ヵ月後の胎兒もやはり同様に保存され、或いは解剖などにも手続をとるようにはつきりとなつて來……

第5回国会 厚生委員会 第20号(1949/05/09、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今証人の四名の方方から順次いろいろの点について御説明を頂きまして誠にありがとうございました。私は提案者の一人といたしまして、只今のお話のあつたうちで一、二申上げておいた方がよかろうと思いますので申上げておきます。岡本檢事さん並びに森山保健部長さんのお話は共に御賛成を得ておりますので申上げることもございませんが、山田悦世さんのお話の中に十三條の四号につきまして、四号は只今のところではあのままに留めおきまして、改正の方では入れておらないのでありますが、第四号につきまして民生委員としては非常にあの点に困つておられるということをお伺いしまして、誠にさようであると私共も思うておるのであ……

第5回国会 厚生委員会 第21号(1949/05/10、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 これはもうすでに大体質疑の済んでおられることが了解されておりますから、この辺で質疑を打切つて頂きたい。
【次の発言】 討論を省略いたしまして、早速採決にして頂きたいと思います。
【次の発言】 それでは続いて傳染病予防法の一部を改正する法律案について説明を求めます。
【次の発言】 それでは先ず先刻御説明を頂きました國立公園法の一部を改正する法法案について御質問がございますならばお願いいたします。
【次の発言】 外に御異議もないようでありますから、それでは質問を終えまして、早速討論に入りたいと思います。
【次の発言】 別に御異議もないようでありますから、それでは早速採決をいたしたい……

第5回国会 厚生委員会 第22号(1949/05/12、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 前回國立身体障害者更生指導所の設置につきまして厚生大臣に属するような部分もありましたりしますので、厚生、労働大臣と協議の上にその更生指導所をして職業補導を委託させるというようなことが必要であるという話もあつたので、それに対しまして修正案を出したいと思うのですが、如何でございませうか。
【次の発言】 只今申しましたように、更生指導所に対しまして労働大臣の委嘱を受けまして職業補導を行わせることが極めて適切であると思いますので、ここに修正動議を出したいと思いますが、如何でございますか。
【次の発言】 第二條のうちの第一項の次に第二項を参考といたしまして、こういう一項を加えたいと思いま……

第5回国会 厚生委員会 第24号(1949/05/17、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 妊婦にはもう皆でるだけ早い時期から妊娠の診断をして貰いまして届出まして、妊婦手帳というものを貰つておるのであります。そうして妊婦手帳があればそれで十分代用はできる、特別に外の証明書とかいう必要は全然ないと思います。
【次の発言】 質疑を終りまして、討論を省略いたしまして、直ちに採決になりますように願います。

第5回国会 厚生委員会 第26号(1949/05/21、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 すでに多数の御質問もありましたししますので、大体盡きたと思います。私から一、二お尋ねして置きたいと思います。  先ず第一番に先刻山下委員、中平委員のお尋ねのお話の中にありましたように、この今回お調べになつた数の中に多数の違反者があつたということを一口に申しまするというと、すべての正直な医者までが疑われるということが、非常に私はその結果はよくないと思います。從つてすべての医者を御面倒ではあつても一度ずつとお調べになつて、それからその中の何名ということを発表されんというと、眞面目にやつておる医者が非常に疑われる。例えば福岡縣の医者は全体におきまして今はつきりは存じませんが、二千五、……

第5回国会 厚生委員会 第27号(1949/05/23、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 私はこの機会に優生保護法の一部改正のその後の経過を御報告し、私の考えを少し申したいと思います。優生保護法の一部改正につきましては、皆さんの努力によつて無事参議院を通過いたしまして、衆議院の方に送られました。ところが衆議院におきましては、その中の第十三條の第二号、第三号を修正いたしたのでございます。その修正は第二号、第三号を一緒にして修正いたしました結果、その文句は「妊娠の継続又は分娩が身体的又は経済的理由により母体の健康を著しく害する虞れのあるもの」という一号にいたしましたため、今後の運用が非常に困難な状況になると存じておるのであります。殊にその中でも妊娠及び分娩が身体的理由に……

第6回国会 厚生委員会 第1号(1949/10/26、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 理事の選任につきましては、選挙その他もありますけれども選挙の煩を省きまして、委員長にその指名を一任したいと思います。
【次の発言】 事務費の総額は……。
【次の発言】 国民健康保険だけはどのくらいですか。
【次の発言】 去年七億で今年が十億ですか。
【次の発言】 只今二十五年度の予算につきましていろいろ御説明を聞きましたが、二十四年度今年度の補正予算と申しますか、本年度におきまして実は社会保障制度審議会などにおきましても、社会保険の治療費の一部負担だとか事務費の全額負担だとかいうようなことの勧告が出ておるようでありますが、あの状況はどういうようなことになつておりますか御説明を願……

第6回国会 厚生委員会 第2号(1949/10/27、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 実は公衆衛生局の方と医務局の両方に関連した問題でございますから……公衆衛生局も直ぐお見えになりますか。
【次の発言】 それでは関連事項を後にいたしまして医務局の方にお伺いいたしたいと思います。これも保險局の方との関係があるのでございますが併し医務局の問題にもなつておりますのでお尋ねいたしたいと思います。実は国立医療機関、或いは国立病院とか又は国立療養所などにおきまして特殊の診療取扱が始まつておる。詳しく申しますというと、例えば共済組合の組合員、学校職員の組合員とかいうのが国立病院、又は国立の療養所に診察を受けました場合には、それらのものに対してのみいわゆる一部負担と申しまして、……

第7回国会 決算委員会 第3号(1950/03/24、1期、民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から決算委員会を開会いたします。昭和二十二年度一般会計歳入歳出決算及び昭和二十二年度特別会計歳入歳出決算を議題に供します。  先ず、各分科会の主査から御報告をお願いします。第一分科会主査柴田君……。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 第一分科会の御報告がありましたが、続いて第二分科会副主査來馬君から、第二分科会の模様を御報告願います。
【次の発言】 次に、会計検査院から三月十七日付を以ちまして、検査院報告第三百十七号について検査報告を追加したいという申出が、第一分科の柴田主査の方に参つております。柴田主査の方から、この委員会でこれに対する審議をして貰い……

第7回国会 決算委員会 第4号(1950/04/05、1期、民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から決算委員会を開催いたします。先ず第一番に、昭和二十三年度国有財産増減及び現在額総計算書並びに昭和二十三年度国有財産無償貸付状況総計算書につきまして、大蔵省からの説明を聽取することにいたします。
【次の発言】 只今の御報告に対して、何か御質問がございますか。
【次の発言】 それでは次に検査院の方から検査報告をお願いします。
【次の発言】 それでは只今質疑を願つておりました国有財産関係の二件は、本日はこの程度にしておきして、昭和二十三年度の一般会計並びに特別会計の歳入歳出決算の審議をいたしておりました場合に、先日千田委員からの申出がありまして、人事院に対す……

第7回国会 厚生委員会 第1号(1949/12/15、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 社会保障制度に関する庁さ承認要求の件でございますが、これは前毎会から、すでに社会保障制度の確立が極めて必要であるという関係上、殊に各国の模様とか、或いは日本にこれまで行われておつた制度などにつきまして種々検討を加えて、社会保障制度を一日も早く確立したいということで調査をやつておつたのでありますが、まだ十分な目的を達成いたしませんので、今国会におきましても、引続きこの調査をいたしたいというので承認要求を提出したわけであります。
【次の発言】 先程御採択を得ました社会保障制度の委員会における小委員会の設置並びにその方法その他につきましては、同様に委員長に一任したいと思います。

第7回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1950/06/14、1期、国民民主党)

○委員外議員(谷口弥三郎君) この昭和こ十五年度の社会保険のところでございますが、国民健康保險、とれの吸入の部において、国庫補助というのは十二億四千六百幾らになつておりますが、事務費だけでも支出の方で十五億九千六百万ということになるど、事務費の全機国家負担はできておらんような勘定にはなりはしませんか。
【次の発言】 そうすると、事務費は無論全額負担でございますね。

第7回国会 厚生委員会 第3号(1950/01/26、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今御説明を頂きましたけれども、初めに申上げましたようなふうに、十分材料も持つて来てもおりませず、又そちらからも頂いておりませんので、今日これから直ぐ質問ということは少し無理ではないでしようか、よければそのようにして頂きたいと思います。

第7回国会 厚生委員会 第4号(1950/01/30、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 優生保護法の施行状況についてお伺いいたします。強制優生手術の数が少いので本法の目的が違せられないとの声を聞きますが、二十四年度に実施した数をお伺いいたしたい。又精神病院、刑務所等には是非徹底さして頂きたいが、どういう方法で徹底さしたか御説明を願います。
【次の発言】 ついでに一つお尋ねして置きたいと思います。この強制優生手術は、これは御承知のように精神病者、特に性格の異常者などで、言い換えれば放火犯とか殺人犯とかいうようなことを行なう人間の殆んど五分の四までは性格異常者であると精神病学者が言うくらいの多いのであります。同時に又性格異常者の方には遺伝が多いのでありまするからして、……

第7回国会 厚生委員会 第5号(1950/01/31、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 ちよつと予算とは関係は違いますけれども、最近医薬分業に対しまして薬務局といたしましてどういうようなお考えを持つておられるか。或いは御方針が定まつておればそれを承わりたいと存じます。実はこの問題につきましては、もうすでに七十年からの問題になつているのであります。なかなか簡單にこれを解決することが困難なのです。この問題は、單に医師とが薬剤師のみの問題では絶対なくして、国民全体の大問題であると思うておるのであります。従つてこの問題を解決します場合には、どうしても医療費が高くならんようにしてあげんというと、国民全体が非常に困るだろう、又患者に激しい不便を起させんようにせんければなるまい……

第7回国会 厚生委員会 第27号(1950/04/11、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 ちよつとお尋ねして置きますが、この機関を指定するよりか医師を指定することは、治療上、或いは管理上、或いは申請書を出したりする面から申しまして、指定医を置くということは非常に必要なことと存じますが、この指定医はどういうようなふうにして指定する予定でございましようか。これを都道府県の知事などが勝手に或る人だけに相談して指定するようなことでは、どうもよくないと思いますので、実際に言うたら医師会に指定をするような医者をずつといわば申請させて、そうしてその中から医師会がこの者がよかろうというのを推薦して、都道府県の知事がそれを指定するというようなふうになるのでございましようか。どういうよ……

第7回国会 厚生委員会 第35号(1950/04/28、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 この生活保護法の医療扶助の問題でございますが、これによりますというと、国民健康保險のあるところは国民健康保險を利用させよう。そうして若しないような場合には健康保險を利用するというようなことが出ておりますが、実際におきまして国民健康保險は御承知のようにないところも沢山ございますし、それからありましてもその治療の方法が非常に違いまして、或る場合には国民健康保險組合自身がいろいろまちまちな状況になつておりますので、これはどうしても健康保險によるべきものである。健康保險ならば国家がおやりになつているので全国同一ですからして、これが最もいいのであつて、何のために国民健康保險をここに利用す……

第7回国会 厚生委員会 第36号(1950/05/01、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 委員長に一任したいと思います。
【次の発言】 ここで一つお伺いして置きたいと思いますが、これは第一回の兒童福祉法が出ましたときに、私共も虚弱兒童とか、肢体不自由者の兒童とかいうふうな方面の審査をしたこともございますけれども、今回幸いにこれが分れて出ましたので、この際一つ折角ですから質問して置きたい。  先ず第一番に四十八條のところですが、「虚弱兒施設」と言いますのは、その内容はどういうふうになつておりますでございましようか、それについて御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ツベルクリンの反応というようなことをいたしまして、先ず新たに陽転したというようなものを入れて暫くやつ……

第7回国会 地方行政委員会 第15号(1950/02/24、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今現在でも十五万以上の人口を有する市には保健所は独立さしておるのではなかろうか……。
【次の発言】 只今の入場税がこれまで非常に高過ぎる、従つて何とかしてもつと下げてやることは文化国家をつくる全体の希望を満たす上において極めて必要であるというように考えておりますので、或いは百分の七十ということになることは非常に結構なことであると思いますし、又これは一日も早く実施されることを大いに希望いたしますが、先刻吉川委員の言われましたように、前売券に対しましては、何とかの方法を以てこれを前買うた者に対して余り損害にならんように何かの方法を講ずるということの條件さえあれば私共は結構なんじや……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 決算委員会 第3号(1950/07/21、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 この年度繰越の件でございますが、これに対しまして決算検査報告、又は只今頂載しました説明書などを見てみますというと、年度区分をみだるものが段々こう非常に多くなつておるような傾向もあるし、非常に多いように思われるのでありますが、殊に答弁書の中あたりにおきましても大義省の承認が非常に遅れるというのを理由にしておるようなものもあるようでございますが、これに対しまして何とかこういう年度区分をみだるというものに対する措置が必要であろうと思うが、これに対して先ず御説明を頂きまして、それからいろいろと質問を続行したいと思いますがどうでしようか。

第8回国会 文部委員会 第4号(1950/07/25、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 私は国民民主党を代表いたしまして、この法案に賛成するものでございます。そのお話のように、教育委員会並びに国勢調査、共に極めて重要なものでございまして、殊に国勢調査は、現在世界各国の文明国においては、全部すでに国勢調査なるものをやつております。しておるのでございますが、そのかかる重大な国勢調査と、今回は不幸にも極めて接近したということは、どうしてもこれをその期間を分離する必要がありまするので、本案を賛成するものでございます。

第10回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1951/07/26、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 私から一つ二つお伺いしておきます。先ず来年度の予算におきまして、癩に対する関係がどういうようなふうな面に出ておりましようか。最近癩の問題はだんだん先が見えで来たような気持もいたしますけれども、なお日本にはかなりのまだ地方にも癩患者がおりますし、従つてこれを収容する上におきましても、或いは癩を研究するということがどこでも、世界各国にもできておらんような関係でありまするが、特に日本におきましては癩患者がほかの部面と違つて非常はたくさんあるのでありまして、是非この際癩の研究を国家が十分にやらせる、言い換えれば、結核の国立の療養所などはすでに数カ所できておりますが、癩に関する国立の療養……

第10回国会 厚生委員会 第2号(1950/12/12、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 ちよつと伺います。この病院と診療所の数はどのくらいですか。病院が幾つ、診療所が幾つ、それから同時にわかればベツドの数は、病院で幾つ、それから診療所で幾つ……。

第10回国会 厚生委員会 第5号(1951/02/05、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 私からむ二、三お尋ねしたいと思いますが、只今あん摩、マツサージの問題が出ておりましたが、あん摩を養成しているところの学校の数、それからマツサージもやはりやつておると思いますけれども、マツサージをやつておる学校の数というようなものも一つわかつておりますなら……。
【次の発言】 マツサージの方はどうでございますか。
【次の発言】 続いてお尋ねいたしたいと思いますが、この柔道整復師、この方には何か養成機関ができておりますでしようか。
【次の発言】 今回提案されております中に審議会の規定が出ておるのですが、これは中央地方とはつきり分けたようなふうに書いてありますが、この地方といいますの……

第10回国会 厚生委員会 第7号(1951/02/16、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 只今石原委員からいろいろと質問をして頂きましたので、私の質問したいと思つているようなことが殆んど全部出ましたが、なお一つ、二つだけちよつと極く簡單なことをお伺いして置きたいと思います。この十三条の中央審議会、それから都道府県審議会のことでございますが、先刻も話がありましたように、これはまだ実施されておらんものであれば、今回はこの部分は改正せんでも、前のほうが却つていいんじやなかろうかと思いますので、御質問したいのですが、試験に対して大体的の、原則的のものは中央から指示するから、全国各府県が別々になつたり、非常に厳格にやるところと疎漏と言つたら失礼なんですが、極めて簡單にやるとい……

第10回国会 厚生委員会 第9号(1951/03/07、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 私から一つ御希望を申上げたいと思います。御承知のようにこれはもう説明する必要がないと思いますが、日本は未だに癩の非常に多い国で、東洋におきましても、最も多いし、世界中で最も多い国でありますので、これを何とかするためにこの厚生委員会において、癩の研究に関する小委員会を一つ作つて頂きたいと思いますから、一応その希望を申上げて置きます。
【次の発言】 別にありません。

第10回国会 厚生委員会 第15号(1951/03/19、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 ちよつとお尋ねしますが、今現在、旧制度のいわゆる看護婦が十三年間を超えました場合に、厚生大臣が定める講習をやると、この講習はどのくらいの予定でございますか、そういうことまでは進んでおりませんか。
【次の発言】 もう一つ、この前もちよつと話が出ておつたようでございますが、いわゆる六三を出て二年やります、あの二年のほうの養成機関は、今まで通りでありましようか、或いはそれとも今まで通りと申しますのは、これまでは総合病院でないとできなかつたのが、それを今度はほかの單科病院の集まつたものでやれるというような話が出ておつたのですが、如何になりましたか。

第10回国会 厚生委員会 第17号(1951/03/22、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 私は民主党を代表して、一言希望を申上げて賛成の意を表したいと思います。  この大事な大きい法案が、而も非常に短い期間でこれを審議せいということでありましたので、私どもとしては実はもつといろいろと愼重に審議をし、希望も申上げて見たかつたのでございますけれども、それが十分にできませなんだが、併し幸いにいたしまして小委員会が作られ、而もその小委員会におきまして要望事項その他のことが決議されて、これを先刻小委員長から御報告を頂き、又それに対して木村局長から十分なる御意思の発表もありましたので、是非これが今後の機会にでき得る限り早い時機に我々の申出ておる要望事項が現われて参りますように、……

第10回国会 厚生委員会 第18号(1951/03/26、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 只今山下委員、有馬委員又松原委員からの申されたことは実に適切な言葉でございますし、実際にこれを審議する上において、そういう方面を十分検討することが必要であると思いますので、私賛成いたします。

第10回国会 厚生委員会 第19号(1951/03/27、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 私から緊急動議を提出したいと思います。実は前回の委員会において御採択を得ておつたわけでありますが、癩に関する小委員会というのを設けまして、その数を七名といたし、選出の方法は成規の手続を省略しまして、委員長が指名することの動議を提出する次第であります。

第10回国会 厚生委員会 第20号(1951/03/28、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 只今有馬委員の言われました通りでありますが、とにかく本日は参考人としてわざわざ御三方においでを願つておるしするので、先ず武見君からいろいろとこういうことを書かれたというので、書かれただけで十分であるか、もう少し書きたかつたが、頁の関係で書けなかつたのか、或いはこういうことを書いたが、これに対して今後は御自分としては如何なる対策を持たれているかということを武見さんから先ずお話を聞くことが、我々が今後いろいろ審議をする上に非常に参考になると思いますから、早速そういうふうにお進めを願いたい。
【次の発言】 緊急動議ですが、只今参考人のかたからいろいろと必要なお話を承わることもできまし……

第10回国会 厚生委員会 第21号(1951/03/29、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 実は診療エツクス線技師法案を私ども一同において作つたのでございますが、これは中山委員から御説明して頂こうと思つておりましたけれども、私から説明せよという前前からの約束がございましたので、私から申上げます。  只今、提案になりました診療エツクス線技師法案の提案理由について御説明申上げます。  現在の医学界におけるエツクス線の利用は極めて広く、疾病の診断に、又その治療に欠くべからざるものとなつておりますることは、皆様のすでに御承知の通りであります。医療法におきまして、病院に対してエツクス線装置と、これが操作に当るべき技術者の設置を命じておりますことはエツクス線と疾病の診断治療との密……

第10回国会 厚生委員会 第24号(1951/05/07、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 先刻高田課長の御説明のあとで、谷口委員は終始この会合に出ておつたからしてよく知つておるから間違つた点があつたら申してもいいというようなお話がありましたから、私からこの際に二三申上げてみたいと思います。  先ず第一番にこの委員会と申しますのは、実は昨年の七月の二十八日並びに三十日の当委員会におきまして、この委員会は法的根拠のない、いわゆる非公式のものである、従つてその委員会のできたのは決して重要なものじやないが、参考に供する程度であるという御説明があつたように聞いておつたのであります。又その委員会ができましたときにも、いわゆる多数決によつてこれを決定するということはせんように聞い……

第10回国会 厚生委員会 第26号(1951/05/11、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 先日書類を以て各委員のかたがたに申上げて置きましたが、最近全国各地から、例えば平塚市、或いは大分県或いは宮崎県の延岡市、青森県とか或いは長野県とか又は福井県とか或いは島根県その他多数の方面からいたしまして医薬分業に関する法律改正についての各種の陳情書が参つておるのでございますが、その陳情書によりますというと、日本医師会長であるどころの私が、法律改正による医薬分業に同意したというようなことを記載しておりますので、如何にも現在提出中の該法案にでも賛成しておるかのごとき感を與える虞れがございますので、ここにその経過を極く簡単に発表させて頂きたいと存じます。  従来日本医師会におきまし……

第10回国会 厚生委員会 第27号(1951/05/15、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 極く簡単な質問でございますが、高野証人に対しまして一、二お尋ねをいたしたいと思います。只今ここに出ております医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律案、この法律案は先にありました医薬制度調査会におけるあの三案のうちのどの案とお考えになつておるのか、それを先ず一応お聞きしたい。
【次の発言】 それではお尋ねいたしますが、この第三案に対しまして、その当時調査会におきまして、日本医師会長である、又同調査会の委員であつた私並びに日本医師会の委員はその第三案に賛成をいたしておりましたでしようか、反対をいたしておりましたでしようか、その点をはつきりとして頂きたい。

第10回国会 厚生委員会 第28号(1951/05/16、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 私から一つ村上証人にお尋ねしたいと思います。先刻来医師の数は或いは過剰になりはせんかという心配もあつて、医師の数ということについてはすでにお尋ねをして、又御証言もあつたのでありますが、医学の方面では現在どういうふうになつておりますでしようか。それを一つこの際御証言願いたいと思います。
【次の発言】 先刻医科のほうでは、例えば大きい所で今年から八十とか、小さい所は四十とかいうお話がありましたが、あなたのほうの学校は去年と今年とは入学生は変りはありませんでしたか。

第10回国会 厚生委員会 第29号(1951/05/23、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 只今問題になつております診療上特別の場合ということにつきまして、今後こういうふうなことにしたらどうかということが、先日も医薬制度調査会の特別委員会の場合にあつたのであります。その場合の條項と言いますのは、処方箋の内容を患者に知らせたために支障のある場合、それから診断未確定の場合、第三には、症状の変化が激しい場合、第四には重篤なる症状のある場合、第五には救急の場合、第六には診断的投薬の場合、それから第七には疾病の早期発見を要する場合、それから第八には市販されておらん薬品の調剤の場合というような場合だけが、そのときの問題に出ておりますので、丁度こういうようなふうの覚せい剤というもの……

第10回国会 厚生委員会 第30号(1951/05/24、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 私から一言お尋ねしたいと思いますが、意見局長にお尋ねするのでありますが、医者が調剤能力を持つておりまして、すでに多年調剤をやつておるのであります。又今回の改正法案にも出ておりますが、あれにいたしましても、或る場合には医者に調剤をさせてもいいということがあるのは、医者に調剤能力があるということになると存じます。この医者の調剤というのは既得権である、従つて医者が調剤投薬をするということが公共の福祉を害しない以上は、これはその既得権を取上げるということは憲法違反であるというふうに考えてもおりますし、又そういうふうなことを問題に法務庁などの方面でされておるようなこともありますようですが……

第10回国会 厚生委員会 第32号(1951/05/26、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 去る五月二十一日の午後一時に、婦人の時間におきまして放送された薬務局の薬務課長中村光三君に二、三質問をしたいと思います。  先ず第一番に、中村課長はこの二十一日の日の午後一時の婦人の時間に放送されましたでしようか。
【次の発言】 只今医薬分業と一般に言われております問題につきまして、国会におきまして極めて慎重に審議されておつて、併しなおまだ結論を出しておらんということも御承知でございますか。
【次の発言】 承知しております。それでは二、三御質問したいと思いますが、この放送のうちに、例えば従来長い間医薬分業問題がやかましく言われておる。ところがそれがやかましく言われておる元は何か……

第10回国会 厚生委員会 第33号(1951/05/28、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 この際私から皇太后陛下の思召を継承して記念事業をいたしたいということにつきまして、厚生委員会の御了承を得たいと思います。皇太后陛下がにわかに崩御せられましたことにつきましては、我が参議院におきましても、院議を以て誠に哀悼に堪えません旨の弔詞を去る十九日に捧呈したことは、御承知の通りでございます。同陛下が御在世中に数々の仁慈を垂れさせられました中にも、救癩事業につきましては、特にその方面にお力を入れて頂きまして、光明皇后様と相対して、或いはそれ以上にこの事業の癩の撲滅などにつきまして、御仁慈を垂れさせられたことは、国民の深く感謝感銘いたしておるわけでございます。従つて私どもは、同……

第10回国会 厚生委員会 第36号(1951/05/31、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 昨日癩に関する小委員会を開きましたところが、この休会中におきまして、地方に出張いたしまして癩に関する調査研究をしたいという問題が起りましたところが、全員これに賛成したのでございます。従つて来る六月八日から一週間ぐらいの予定で、議員五名以内の者が熊本、鹿児島の両療養所を視察したいということを決議した次第でございます。委員長におかれましては右小委員会の決議事項を御採用頂きまして、この目的が達成されるようにお取計らいをお願いいたしたいと思います。

第10回国会 厚生委員会 第37号(1951/06/01、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 私は本法案、特に修正案に対しまして賛成をいたすものでございます。併しこれに二三の希望條件を附けておきたいと存じます。先ず第一の條項は、この修正案の第二十二條の但書の場合であります。この場合におきましては、こういうような八カ條の條項が備わりますように希望をしたいと存じます。その第一は、処方箋の内容を患者が知ることから来るところの支障のある場合、例えば医者の十分な指導にもかかわらず半可通の内容批判によりまして恐怖、不安、誤つた断定などを下しまして、治療上に障害を来たす虞れのある場合、或いは暗示療法を要する場合、又は不良なる予後を患者が察知する虞れがある場合、又は薬名を知りましてその……

第11回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1951/09/12、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 御指名ですから申上げますが、保険診療は無論適正な、いわゆる学術的に考えて十分な診療をいたしております。併し或る点では贅沢治療というようにも言われもいたしますけれども、例えば非常に弱つておる或いは疲労しておる患者に葡萄糖を注射するとか、何とかいうようなことは、成るべくせんようにと言うておるものですから、自然三等で目的地に達するというようなことを言うのだろうと思いますが、決して日本医師会ではそういうことは指導しておりませんから……。それからついでに私からも一つ、二つお伺いしたいと思いますが、先刻来いろいろと御説明を頂きましたことで大体よくわかつて参つたのでございますが、只今一点単価……

第11回国会 厚生委員会 閉会後第2号(1951/10/09、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 癩に関する小委員会の経過を御報告申上げます。この十月五日に第一回の小委員会を開催いたしまして、その際癩予防の現況と二十七年度の概算予算案につきまして説明を聞きますと同時に、併せて貞明皇后様の記念救癩事業の説明を聴取したのでございます。その概略は、先ず第一番に推定癩患者の総数は一万五千人ほどになつております。二十六年の六月現在の収容癩患者数は九千百八十七人でございまして、未収容患者がなお五千七百五十五人ほどおるのでございます。現在の収容病床数は一万一千床ほどございまして、患者総数に比較いたしますとなお四千床ほど不足しておるような現状でございます。従つてこれに対しまして二カ年計画で……

第12回国会 厚生委員会 第5号(1951/10/24、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 癩に関しまする小委員会の経過を御報告申上げます。  前国会の休会中に小委員会を開きまして、政府当局から説明を聽取いたしましたことにつきましては前回御報告申上げている通りであります。今国会におきましてこの十月の二十二日に小委員会を開きまして協議いたしました結果、我が国の癩患者の分布状況と、療養所の諸種の問題とか、将来癩患者收容に対するところの問題でありますとか、又癩の予防、治療の問題でありますとか、貞明皇后様の記念事業の問題でありますとか、国立癩研究所設置の問題でございますとか、その他癩予防上参考となるようないろいろの問題につきまして、学者、專門家、権威者などのかたがたから厚生委……

第12回国会 厚生委員会 第7号(1951/10/29、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 私からこれ以上に、これはもう殆んどわかつておると思いますけれども、念のために伺つておきます。旧規則によつて免許をもらつておる者は勿論のことでありますが、旧規則によりまして、例えば本年の八月三十一日現在助産婦養成所などにおいて在学中の者は、旧規則によりますと、卒業すれば旧規則の助産婦になることができることになつておつたのでありますが、その在学中の者も卒業したならばこれと同じような恩典を受けることと思いますが、さようでございますか。
【次の発言】 この法案ができますと、先刻来お話のように、これが通過いたしますというと、現在の者はみんな免許を厚生大臣に頂くことになつておりますし、又同……

第12回国会 厚生委員会 第8号(1951/10/31、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 二、三御質問をしたいと思います。先ず第一番に、「診療上やむを得ない事情がある場合」、これはよほど含みのあるように書いておられるのですが、「事情のある場合」というのは、例えばどういうような場合でございましようか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 只今のでよほどわかりましたが、なお患者が希望します以外に、やはり是非その医師をと言うて、家族の者も是非希望しておるような場合がかなりあると思います。殊に小児科などにおきましては、是非このお医者さんにというのは家族の者がよく言うのでありますが、こういう場合も無論含んでおりまするか、どうか。

第12回国会 厚生委員会 第9号(1951/11/05、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 この提案されておる法案につきましては、すでに前回にも質疑がありましたので、質疑をこれで打切つて、討論を省略して、早速採決あらんことの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第12回国会 厚生委員会 第10号(1951/11/08、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 それでは質問をさせて頂きますが、一問一答の形で一つずつさして頂きたいと思います。只今のお話で、例えば朝鮮などの模様もわかりましたが、今外国ではどのくらいの癩の患者がおるものでしようか。どなたからでもよろしうございますから……。
【次の発言】 南北アメリカに……。
【次の発言】 内地の癩患者でございますが、これは大体どういうような分布になつておりますでしようか。どなたからでも……。
【次の発言】 見通しでございますが、今の状態を続けたら、どちらのほうが一番早く少くなるというような模様はわかりませんか。
【次の発言】 先刻來いろいろお話の中にも出たようでありますが、癩の患者も浮浪者……

第12回国会 厚生委員会 第11号(1951/11/19、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 前回小委員会の中間報告をいたしまして、厚生委員会に参考人の出席を求めることの御賛同を得ましたのであります。厚生委員会にありましては、十一月八日に癩の学会長、国立療養所長、及び国立の予防衛生研究所長など六名の参考人から貴重な意見を得たのはすでに御承知の通りでございます。先ず参考人の意見を要約いたしますと、次のようなことになります。  第一に国立癩研究所の設置につきましては、癩は現在世界に五百万といわれ、うち三百万は中国、インド、日本、フイリピンなど東洋諸国に分布するが、癩研究可能の状態にありますのは東洋では我が国のみでありますから、癩の研究は日本医学の負うべき使命であることでござ……

第13回国会 厚生委員会 第3号(1952/01/09、2期、国民民主党)

○谷口弥三郎君 前理事の有馬英二君がやめられまして、その補欠選挙があることと存じますが、これは成規の手続を省略いたしまして、委員長の指名によられるほうがよくはなかろうかと思いますので、動議を提出いたします。

第13回国会 厚生委員会 第10号(1952/02/28、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 私は政府の御意見を一つ聞きたいと思うのですが、過剰人口対策に関する政府の御意見はどういうものでございますか。御承知のように我が国のこの狭い所に、而も耕地面積などにおきましても六百万エーカーぐらいしかない所に、すでに八千四百万からに人口が殖えておりまして、それが毎年百万以上或いは三十万も毎年人口の自然増加がありますし、又ここ当分の間は九十万からに及ぶ新らしい就職者が出て来るという状況でありますので、この過剰人口に対して政府は如何なる御所信を持つておられるのであるか。実は一昨年本委員会におきましては、この問題について特に総理、厚生大臣その他の御意見を伺つたり、又その当時早速人口問題……

第13回国会 厚生委員会 第12号(1952/03/25、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 只今議題となりました優生保護法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由と内容の概略を御説明いたします。  優生保護法は不良なる子孫の出生を防止するという優生上の目的と、妊娠から生ずる母体の健康障害を防止するという母体保護の目的とを併せ持つていることは御承知の通りでございます。今回の改正案は、この二つの目的を達成することを企図しまして、一方においては優生手術の可能範囲に必要な是正を加えますと共に、他方におきましては、人工妊娠中絶の手続の適正化を図りまして、又受胎調節に関連する條項を整備することを主な内容としているのでございます。先ず最近受胎調節が奨励されまして、その普及成……

第13回国会 厚生委員会 第16号(1952/04/24、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 私は民主クラブを代表いたしまして。本修正案に賛意を表するものでございます。勿論この修正案は長い間各派各党が協同一致いたしまして種々協議をし、又政府の意向も聞きまして十分なる検討もいたして見たのでありますが、なお今回の修正案につきましては決してこれを或いは二百万の英霊に対し、又遺家族に対して十分なるものと思つておらぬのでございます。なおいろいろの点におきましてもう少し何とかしてもらいたいという部分もございますが、とにかく国家予算の現状等も考えて見ますと、又殊に実はこの年度初め頃にできんければならんものが遅れまして、まさに全国的な慰霊祭が行われようとしているにもかかわらずこの案が十……

第13回国会 厚生委員会 第17号(1952/04/28、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 今回の法律案の第二條の「第三條中「妊娠第四箇月」を「妊娠第四月」に改め、」ということになつておりますが、学界におきましても、もうすでに長い間、妊娠何カ月というよりは何月というほうが適当であるということを言つておるのですが、今度はこれ以外の部分も皆何箇月というのを取るお考えですか、如何ですか。
【次の発言】 第五條の所ですが、この死産の届出には、まあ四カ月になりますと男女の区別は無論ついておるはずですけれども、区別がつかん場合もあると思いますが、そういう場合には不詳という字があつたと思いますが、今度は不詳はなしにおやりになるのですか。

第13回国会 厚生委員会 第18号(1952/05/07、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 ちよつとお尋ねいたしますが、この国立病院の移讓は地方の公的機関に移讓しようというのでありますが、例えば私立の大学とかというようなところにはこれは認めるわけには行きませんか、如何ですか。
【次の発言】 それでは例えば医師会などが或る国立病院をもらいたいというようなふうの場合はどうですか、それはとてもできませんか。

第13回国会 厚生委員会 第19号(1952/05/09、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 今回の家庭麻薬には阿片、それからモルヒネ剤を取り除かれたのですが、これにはどのくらいの中毒者が殖えたとかいうような統計がございますか。
【次の発言】 この麻薬中毒者がだんだん殖える、とにかく或いはヘロインとかモルヒネなどにおきましては、まあ百人のうちの八一%くらいがそれである。それからそのほか阿片とか、コカインというものがあつて、そのほかに一一%、約一割くらいのものがその他の麻薬というようなこの前資料を頂いておりますが、その一一%の麻薬というのは一体どういうものでしようか、どの種類からできておるのでございましようか。
【次の発言】 今回の麻薬の取締も大勝の問題が出ておりますが、……

第13回国会 厚生委員会 第22号(1952/06/05、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 第三班の視察状況を御報告申上げます。第三班はこの十二日から十八日の一週間梅津委員長、それに谷口、それに新田調査員の三名が参つたのでございます。先ず兵庫県、広島県、山口県という順序で視察をいたしました。そのうちの視察した場所につきまして、簡単に御報告しておきたいと思います。  先ず第一番に姫路の国立病院を視察いたしますために兵庫県に参りまして、知事に今回の国立病院の移譲に関する意見を聞いてみますと、兵庫県としては財政上の負担に堪えにくいので、国立病院の移管は希望しておりません。但し姫路病院は姫路市に移譲をしてもらいたいという希望もあるそうでありますが、県といたしましては、これは余……

第13回国会 厚生委員会 第24号(1952/06/10、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 今回のこの法律が出ました場合に、先刻の説明にもありましたように費用が僅か三千二百いくらですか、三千二百万そこそこの金でありますし、殊に審議会に対する費用が、聞くところによると三十万円そこそこしかないというような話を聞いておりますのですが、このくらいのことではなかなか今後大いに発展する上において非常に困難だと思いますので、是非ともこの次には何かの機会にできるだけ費用をとつて、折角できた栄養改善法が実際に活用されまするようにやつてもらいたいという希望を持つております。それからなおその上に、この第二十条の所を見ますと、第十一条の第一項に対する罰則がございますが、即ち集団経営者が報告を……

第13回国会 厚生委員会 第25号(1952/06/13、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 私から一、三お伺いしたいと思います。今回の機構改正によりますというと、公衆衛生局には次長を置いて、環境衛生部などは廃止するということでございますが、そのほうが実際によく運用ができるとお思いになつて、こういうふうに御改正になろうというのでありましようか。それらの点の可否を一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうですが。そうすれば単に環境衛生部とかいうものを除けたままで、そのままでやつて行けるというわけですね。
【次の発言】 そうですが、又あとで……。この統計調査監を今度はこしらえて調査部を廃止すると、この調査部を廃止するということは、現在のような極めて統計調査部は厚生省方……

第13回国会 厚生委員会 第28号(1952/06/20、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 先日連合委員会の場合に、厚生大臣から厚生省の機構改革につきましてお話を聞いたのですが、あの節も申上げましたように、どうもあれでは私どもとして納得することができないので、更に今日特に大臣の御出席を求めてお伺いしたいと思うのです。  先ず第一番に取上げたいことは、今回のあの機構改革によりますというと、例えば医務局のごときにおきまして、而も本年度は国立病院を地方に移譲しようというような際でもありますし、なおいろいろと医務局には非常に忙がしい事情がたくさんありますので、或いはそういう場合に次長をなくしてしまうということは今後の運営に非常に困るのじやなかろうか、大臣はその際に総務部長、総……

第13回国会 厚生委員会 第31号(1952/07/04、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 癩に関する小委員会におきましての請願の審査の結果について御報告申上げます。  大月二十日審査いたしましたものは、請願第五百六十一号及び六百二十四号、らい研究所設立等に関する請願でございます。なお千五百八十七号、国立らい療養所菊池惠楓園の病床増設に関する請願の三件でありましたが、審査の結果、いずれも議院の会議に付して内閣に送付を要すべきものと決定いたした次第でございます。  以上御報告申上げます。
【次の発言】 ちよつとお伺いしたいと思いますが、先刻来の藤森委員等のお話を聞いて見たり、又先日の小委員会において局長がわざわざおいでになつておつて、まだ審議会がないからというので発表せ……

第13回国会 厚生委員会 第32号(1952/07/24、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 私も病院の点でちよつとお伺いいたしますが、先刻来いろいろとお話がありました中で、まあ赤十字病院或いは赤十字の診療所というものは、公的医療機関だということはこれは言うまでもないことであります。殊に特殊法人になろうとしておるような次第でありますから、地方に参りますというと、最近でも診療所を作られて、やはりその設備費は全部その診療所の負担においてさせるという向がかなりあるので、非常に支部並びに診療所の主任が困つて、何とかしてそれは独立採算制で働きはいたしますけれども、経営の面には参加いたしますけれども、その設備までをやらせられることは非常に困るということをよく聞くのでございますが、多……

第13回国会 厚生委員会 第35号(1952/07/29、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 山下委員の動議に賛成いたします。
【次の発言】 癩小委員会に関する経過を御報告いたしたいと思います。  この問題につきましては、前回中間報告をいたしておいたのでありますが、御承知のように、なお国立の研究所の問題につきまして、十分なる予算その他の研究が進んでおりませんので、なお従前は癩予防協会と申しておりましたあの協会が、皇后協会なる名称を変りまして、先日来貞明皇后様の記念救癩事業、救癩募金をやつておりますのでございますが、非常に成績がよかつた関係上、この方面からも癩に関する研究所或いは研究費等も何とかして頂くことに話は進めておるのでございますが、来年の十日になりませんと、理事会……

第15回国会 決算委員会 第16号(1953/02/25、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 昨日小委員会におきまして、委員会からの新たに御付託になりました、只今御提出の第六管区海上保安本部不当経理問題につきまして、三名のかたを証人として三月五日の午後一時にお呼出しを願いたいと存じます。なお本件につきましては、若しその後の審査の状況によりましては、更に証人喚問の必要を生ずる場合があるかも存じませんから、さようの場合には、小委員会において一応審議をいたしましたら、それを委員長に報告をいたしますので、委員長は更に委員会を開いて、それを御審議になるというような煩を省きまして、この件に関しましては早速委員長においてお取計らいのできるように同時に御審議を願いたいと思います。

第15回国会 厚生委員会 第3号(1952/11/25、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 理事互選は成規の手続きを省略いたしまして委員長の指名によられんことの動議を提出いたします。

第15回国会 厚生委員会 第7号(1952/12/05、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 私も一、二厚生大臣にお伺いするし、なおお願いしておきたいと思うのであります。御承知のように最近日本民族の逆淘汰が現われて来るように考えられるのであります。なぜかと申しますと最近の新聞などでも御承知のようにだんだんと精神薄弱者が殖えて参つております。最近には精神薄弱者のいわゆる蒙古病などがだんだん殖えている、或いは町のいわゆる街娼などにおきましても二〇%か三〇%以上の精神薄弱者がおりますとか、又いろいろの重大犯人におきましても、非常に精神異常者が多いので、或いは心神喪失者として遂に殺人をやつたが刑の執行を受けんというような者がだんだん殖えているように思うのであります。それに対しま……

第15回国会 厚生委員会 第8号(1952/12/09、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 私は実はこの前公衆衛生局の予算の場合、丁度或る事情でお伺いする時間がありませんので、公衆衛生方面の、特に癩の問題につきまして一、二お伺いしたいと思います。  御承知のように去る第十三回国会当時におきましては、癩の問題につきまして、癩に関する小委員会におきまして、是非とも国立の癩研究所を作つてもらいたいということを頻りと委員会でお願いをして参つたのであります。ところが国立の研究所を作るように大体二十八年度の予算には出ておるような模様でありますが、確かにこれができるようなお見込みがありましようか。若しそれがうまく行かんようであれば何とか方法を講じて頂きたいと思うのでございます。実は……

第15回国会 厚生委員会 第10号(1952/12/16、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 それでは私から御説明申上げます。  只今提案になりました母子福祉資金貸付法案につきまして、提案の理由を御説明申上げます。  御承知のように配偶者のない女子、なかんずく子供を抱えた母親が独力で生活して参りますには、経済的にも精神的にも、幾多の困難が伴いがちであることは申すまでもないのでございます。これらの母子世帯に対して助成措置を講ずることは、その母親の自立の上からも、又その家庭に育てられている児童の福祉の上からも緊急な問題でございまして、国や地方公共団体はその責任上一日もゆるがせにすることのできない事項であると存ずる次第であります。然るに、これらの母子世帯に対する従来の施策とい……

第15回国会 厚生委員会 第12号(1952/12/19、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 船員保険法の研究は本日はこの程度にて次に廻しまして、そうして戦傷病者戦没者遺族援護法の提案説明というのを承わるということを提案いたします。

第15回国会 厚生委員会 第13号(1952/12/20、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 只今局長のお話によりまして、国会の審議権をどうこうするなんという考え方は毛頭ないというお話でございますので、大いに安心いたしました。この程度で質疑を打切つたら如何でしようか、提案いたします。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

第15回国会 厚生委員会 第15号(1953/02/05、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 それでは私から大臣に一、二のことについてお伺いしておきます。  まず第一番目に、今回社会保険、特に国民健康保険について、一割五分の医療給付の面に御努力を頂いておることに対して非常に感謝しておるのですが、実は御承知のように、最近次々と公務員に対してベース・アップがありましたが、社会保険をやつておるもの、或いは官公立の病院にいたしましても、又は各府県の問題となつて、どうしても今のような診療報酬ではやつていけん、やはり又診療報酬を何かの方法によつて、或いは単価を上げるか、或いは点数を上げるか、何かの方法をやつて頂かん限りは、社会保険がやれんということを、しきりと方々で決議したり何かし……

第15回国会 厚生委員会 第16号(1953/02/06、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 医務局長にお伺いしたいと思いますが、今まですでにたびたびこういう問題も出ておりますが、インターン生の問題でありますが、インターン生がかなり各地で、或いは全国的に働いておることは御承知の通りであります。あのかたがたの希望しておるのは、とにかくインターンというのを置く以上は、それに対する経済的並びに身分上の保障をして頂きたいということを頻りと言つております。又学校方面の模様を見てみますというと、やはり国家がインターンの必要を考えて、置く以上は何とかインターンが本当に一年間余分に存続させて研究させておかなければならんというのであれば、それに対する何かの方法を講ずるべきじやないかという……

第15回国会 厚生委員会 第19号(1953/02/19、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 私はこの際簡単に動議を出したいと思います。これまで第十三回国会までございましたらいに関する小委員会、これがあつたのですが、今それが杜絶しておりますので、らいに関する諸種の調査を行うために、らいに関する小委員会を設けまして、その数、小委員の指名及び小委員長は厚生委員長の指名としたいという動議を提出いたします。
【次の発言】 私ちよつとほかの用事でどうしても外さんならんことで失礼いたしましたが、このインターンの問題は実際申しますと、大体周囲の或いは学校における或いは医師会における又は学生における結論はもうできておると思うのです。それは簡単に申しますと、インターンを是非必要とするなら……

第15回国会 厚生委員会 第20号(1953/02/25、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 只今の山下委員の動議に賛成いたします。

第15回国会 厚生委員会 第21号(1953/03/03、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 私から一言お伺いする前に申上げてみたいと思います。只今も兵庫県で、例えば六〇%の不正があつたとか何かというのが新聞に載つたとか言いますが、これは私はいつも言つているのですが、この監査をされるような方は、まあいろいろ問題がある方のみでございますから、その問題のある方の監査をしてみて、そのうちの六〇%に悪いのがあつたのだということでありますからして、全体の、例えばいつかあつたことでございますが、福岡県で百何十人を調べてみましたら六十何人か悪いのがあつたから、それじや保険医の中に六〇%から不正があるというようなことを発表したことがありますが、私はそのときに早速抗議したのでありますが、……

第15回国会 厚生委員会 第23号(1953/03/05、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 質問ももうないようですから、この辺で質問を打切りまして、討論を省略して、採決されんことの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第15回国会 厚生委員会 第24号(1953/03/06、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 それでは私から一二……。先日長崎並びに広島の医師会代表が来ての話を聞きましても、又実際にこれまでの状況を見ましても、やはり以前にありましたような指導監査がどうしても行われん限りはいろいろの問題が起るだろうと思いますが、指導監査をする上においてはどうしても政府が直接に一々おやりになることは困難だからして、やはり各地の医師会にそういうことの指導方面を任せるというようなことはできぬものですかしら。それに対してすでに保険局長はこの間の話の関係上十分お考えおきになつておると思いまますので、一応それからお伺しておきたい。
【次の発言】 只今のお話やら、お心持はわかりますし、又実際の法律が現……

第15回国会 厚生委員会 第25号(1953/03/09、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 私からも……。すでに先刻もちよつと御説明になつておつたようですが、この診療報酬の支払を健康保険並じやなしに国民健康保険の実施されておる所は国民健康保険の診療報酬規程によつてやる、こういうことでありますが、とかく国民健康保険は御承知のように或る所では開店休業とかいうような場所がたくさんありますし、又いろいろとその診療報酬単価にいたしましても非常な違いが国民健康保険にあるのでありますからして、ここはやはり是非健康保険と同様にするということが、国からやる、一まとめにしてやられる仕事であるからして、そうやつて頂いたほうが診療担当者においては一本で仕事ができるから、非常にしよいと思うので……

第15回国会 厚生委員会 第26号(1953/03/10、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 それでは一つ、二つお伺いしてみたいと思いますが、この家庭麻薬のほうは、これまでと今度の改正に希望されておる点がどの程度まで違うのでございましようか。先ずそれから……。
【次の発言】 只今の御説明によりますというと、コデインとか、或いはその製剤がこれまで千分の二入つておつたのが、今度からは千分の十というような分量になりますると、従来でもコデインにはコデイニスムスみたいな中毒症状がかなり起るのでありますからして、これを十倍にしたものを制限なしに皆に飲ませるということは、これはかなり危険なことで、この点は非常に危くないかと思いますが、如何ですか。

第15回国会 厚生委員会 第27号(1953/03/11、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 異議ありません。

第15回国会 厚生委員会 第28号(1953/03/14、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 只今議題となりました覚せい剤取締法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申上げます。  この法律案は、昭和二十六年に制定されました覚せい剤取締のその後約二カ年間に亙る運用上の経験から、その改正の必要性が痛感されました次の四点を内容としたものでございます。  先ず第一に、最近、現行法の適用を受ける覚せい剤と同様の覚せい作用を有する他の化学的合成品を製造することができることが明らかになつて来たのであります。従いまして、このようなものを覚せい剤の範囲に包含して、その取締の完全を期そうとする趣旨より覚せい剤の定義を改めたのであります。  次に、従来から覚せい剤の製造原価の安い我が国に……

第15回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第1号(1953/03/03、2期、民主クラブ)【議会役職】

○仮委員長(谷口弥三郎君) それでは年長のゆえを以ちまして、私が選挙管理者となり、只今から中共地区からの帰還者援護に関する特別委員会委員長の互選を行いたいと思います。
【次の発言】 只今の動議の通りに行うことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よつて選挙管理者は大谷瑩潤君を中共地区からの帰還者援護に関する特別委員会委員長に指名いたします。(拍手)これより大谷委員長に交替いたします。

第15回国会 内閣委員会 第19号(1953/03/13、2期、民主クラブ)

○委員外議員(谷口弥三郎君) それでは委員外の発言をさして頂きます。  厚生省設置法の一部を改正する法律案の提案理由の説明をお伺いしていますと、どうも腑に落ちん点がありまするので、それにつきまして以下数項目お伺いしてみたいと存ずるのであります。  先ず第一番にお尋ねいたしたいのは、実は昭和二十四年頃、厚生委員会におきまして、人口問題の必要なることを縷々説明し、又大いに論議が交わされたことがあるのであります。その当時政府におきましては、突然閣議を以て人口問題審議会なるものをお作りになつたのでございます。ところがその審議会におきまして、人口対策の基本方針を取上げて、政府に建議されたのでありますが、……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 決算委員会 第3号(1953/06/22、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 先刻のお話によりましても、虎の門の事件でございますが、初めは木造で建てたというような建物であつたのが鉄骨の建物になつておる。又この前の二月六日の参議院決算委員会でのお話によりましても、これは牧野課長のお話であつたのですが、鉄骨の建物で而もその上にはコンクリートが十分詰めてあつた、それにもかかわらずその下の地下のほうに或いは石油タンクがあるとか、或いはいろいろの大きい工作物などを置いてあつた、従つて非常に取除きにも困難を来たしておるような状況であつたようなお話であつたのでありますが、これは一体どこの誰がそういうふうの施設をするように命じられたのでしようか、又お許しになつたのでしよ……

第16回国会 決算委員会 第10号(1953/07/08、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 只今議題になりました決算審査に関する小委員長の報告を申上げます。  本小委員会は、本年二月四日の委員会の決議により、昭和二十五年度決算検査報告中における架空審議を付託され、二月二十六日以来四回にわたつて関係各省及び会計検査院等から関係者の出席を求め、慎重審議を重ねた。その審議の経過及び結果につき報告する。 一、本案の内容   小委員会が架空経理事案として採択したものは、法務府一件、大蔵省十件、文部省二件、厚生省五件、農林省一件、郵政省一件、電気通信省十三件、労働省二件、建設省三十六件、経済安定本部三件、日本国有鉄道一件、合計七十五件である。これら七十五件を便宜上左の四項に分類す……

第16回国会 厚生委員会 第15号(1953/07/14、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 私から一言お伺いしたいと思いますが、インターン制度の必要なことは誰も……、私ども自身も是非インターン制度を必要と考えておりますのでありまするが、とにかく今の現状ではなかなか思うようにインターン制度がうまく行きませず、又先刻柳さんからのお話のように僅かな予算というので、これもなかなかいかんために、現在相変らずインターン制度についてのいろいろな問題を起しているのでありますから、これは学校のかたにお伺いしたいと思いますが、今の四年の教育におきまして、これで一応国家試験というのを昔みたようなふうに四年の卒業の場合に国家試験を一緒にやつておいて、そして最も必要な実地開業でもしようというよ……

第16回国会 厚生委員会 第18号(1953/07/21、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 只今北野さんのお話によると、いわゆる作業を患者の軽症者にはお願いしている。従つて少しは報酬もやらなければならん。併しできるならば職員を増してそういうことはやはり療養所は療養所らしくやらせたほうがよかろうというようなお話に聞いたのでありますが、そういうような場合には、例えば看護婦にいたしましても、大体今のお話を聞きますと四割くらいがかなり重症な患者であるからして、それで重症者には相当、言い換えるならば結核療養所などで扱つているような看護婦数を基準とすることが必要である。それから又軽症者にはそうは要らんが、極く僅かの看護数が要る。或いは食糧運搬などにもやはり一定の従業員を置くことが……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第3号(1953/09/16、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 私からもちよつとお伺いしたいと思いますが、今回の水害の対策におきまして、最も我々が重点を置いているのは、国民健康保険の事業方面で、国民健康保険の事業資金とか貸付金というようなものは、いわゆる補助いたします貸付金というようなものが、大体もうすでにどのくらいというような見当がついておりますでしようか。又同時に、これは或いは大体のところでも、撃ぎ資金なんかでもよろしうございますが、一応幾らかの金でも組合に出される時期はほぼ大体どのくらいの見当になつておりますでしようか。それらの点について伺いたいと思います。
【次の発言】 私からただ一つお伺いしておきます。今までの、殊に新谷委員の御質……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/07/07、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 只今のお話によりますと、私学振興会から私立学校の方面にできるだけの援助をしてやろう。これに対しまして私学振興会会の会費が幾らというのは大体きまつておるのだししますので、この場合に特に今度のような災害を受けた所には是非そこを先ず優先的にやるようにというお世店をしてもらうことができるのでしようか。
【次の発言】 只今の予備資金というのは一体どれくらいあるのですか。
【次の発言】 この表には出ておりませんが、例えば福岡でも久留米の大学だけでも今度一億一千万円とかいつておつたのですが、それから熊本大学は国立じやないですか。
【次の発言】 そうすれば熊本大学の国立のところでもかなりの損害……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第9号(1953/10/09、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 先刻局長からのお話によりますというと、今回出されました私立学校、国立学校には大学がないから、それで私立学校のほうにも出ておらん、併しこれは大いに今後交渉して、必ず出すというお話でございますが、実は前回の出されました資料のときには、私立学校に対する大学の或いは一坪幾らというようなふうの案も出ておつたのですが、これは一つできるだけ早くお出しを願つてお示しを願いたい。そうすれば、又我々もそれに対していろいろとお伺いすることもできますからして、是非とも急いで一つやつて、見せて頂きたいと思います。  それから、なお、ついでにお伺いいたしますが、以前からこの会合のあります場合に、私立学校に……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第26号(1953/08/07、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 国民健康保険事業に対する資金の貸付及び補助でございますが、大体この点については今までのお話で質疑も殆んどもう終つておると思いますけれど、念のために一つ二つお伺いしておきたいと思います。この貸付及び補助に要する費用は大体五億ぐらいと聞いておりましたが、どのくらいでございますか。
【次の発言】 只今の貸付の大体四億或いは補助の一億とかというのは、主としてこれは診療報酬の支払い或いは事務費というような方面に使われるものと思いますが、その内訳は大体どのくらいになつておりますか。
【次の発言】 そういうふうなのは、いずれ十一条のところにもありますように、政令で出て来るわけでしようね。

第17回国会 文部委員会 第2号(1953/11/04、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 只今のに関連してですが、私も資料を一つ頂きたいと思うのです。先ほど高田先生、長谷部先生からお話がありましたように、女教員の分娩前後の休養ということは非常に大事な問題でありますが、それに対して或いは一方定員の減少というような関係で心配されておる向きもありますので、私よく数とか何かは知りませんので、折角資料をお出しになるそのついでに、全体の女教員の数、それも府県別にいたしまして、できれば男の教員さんと女教員さんとの比率、それからこれは少しむずかしくはないかと思いますけれども、わかりますならばその産前、産後の休養した十六週とか十二週とか、今言われておるのがどのくらいしておられるか、そ……

第19回国会 決算委員会 閉会後第3号(1954/09/01、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 先刻来のお話を聞くと、どうもますますわからないようになります。例えば先刻の御説明の中にも、動物――鼠の体重百グラムに対して幾らやつたと、普通毒物学的に研究いたします際には、動物差を先ず第一に基にします。そうして又動物差が似ている場合には、その場合は一キロに対して何%とかいうのが、普通の毒物試験のやりかたでございます。その説明がどうもはつきりいたしませんので、誠にわかりにくいのでございます。殊に先刻木村委員のお話の場合に、醤油に対して一〇%を用いる。これに対しての御説明に三点を挙げられましたが、第一番に発酵作用を起す場合には毒力が減るという御説明或いは推測の説明がございましたが、……

第19回国会 決算委員会 閉会後第23号(1954/11/27、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 この千七百八十三号の鉄道会館、その他の問題については非常に慎重に審議する必要があると思うわけです。先ほど委員長からもこの問題は今日の委員会で結論を出すということにはしないで、更に審議をしようというようなお言葉がございましたが、そうすれば折鶴の今日のお集りですから、やればどんどん時間がたつので、これも審議上はいいことだと思いますけれども、若し併し更に時間をかけてよく徹底的にやるというなら、程度の問題ですけれども、適当のところで一応打切つて、その後に廻して、今日は全体の取りまとめということも続いてあるようでございますから、別に急ぐわけではありませんけれども、この次に徹底的にやるとい……

第19回国会 決算委員会 第24号(1954/04/21、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 私は自由党を代表いたしまして、二、三この問題に対して申上げてこの報告書には賛意を表するものでございます。  毎年のこの決算の報告書を見てみますというと、やはり相変らず不当事件が引続いて起つておりますし、又特に補助金問題などにつきましても、昭和二十六年度だけでも五百件に及ぶほどの不当事項が出されておるのでございますが、これらについてよく一々調ベてみますというと、これに対するところのいわゆる会計検査院などが摘発をいたします場合にも、十分に入手が足らんで完全なことができなんだようなのにかかわらず、それだけの不当事項が現われておるというのでありますから、もつと会計検査院の機構が発達して……

第19回国会 決算委員会 第30号(1954/05/21、3期、自由党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) 本日はこの程度で終えまして、次回は二十五日火曜日の午前十時に開会する予定でございます。  これを以て散会いたします。    午後一時三分散会

第19回国会 厚生委員会 閉会後第9号(1954/10/21、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 私から、只今御審議になつておる新医療費体系について、厚生大臣から御説明がございました点に関連いたしまして、一、二お伺いいたしたいと思います。  今度の新医療費体系なるものは、医薬分業とは不可分のものである、或いはこのものは最も重要なもので、無論医療費体系なるものは今後も第二次、第三次として出しはするが、今度の医療費体系なるものは極めて重要なものである。而も今回のこれによつて医療の内容の向上に寄与したいという思し召しでお作りになつたということに対しましては、私どもも多年技術料などに対しまして何ら特別の評価がされておらなんだのが、今回の医療費体系において技術料も評価しておるというよ……

第19回国会 厚生委員会 第14号(1954/03/16、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 児童福祉法ができた当時におきましても、すでに身体障害者、殊に小児麻痺或いは先天性骨間関節脱臼、特に〇バインそれからXバインというような方面も是非やるべきものであるというような、その当時話が出たのが遂にできませんでしたけれども、本日ここにこういうようなふうに一部改正をしてもらえるような時期になつたことは、而も只今竹中委員の言われたように、極く少数であつても、ここに進んだことは非常に私ども結構と思つておるのですが、ただ先刻高野委員の言われましたように、いろいろと名称を変えられまして、殊に社会保険などにおきましては、もう同じような仕事をするのに名前ばかりたくさん付けられて、末端に働い……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第14号(1954/11/09、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 私から一つお伺いしておきたいと思います。今回の新医療費体系というのは、我々が前から考えておりましたような大当の医療費体系なるものができれば、医薬分業が自然に行われるようになるのだというような体系を作つて頂くつもりであつた。ところが、今回の体系なるものは単に、昨日も大臣から山下委員の御質問に対して御説明がありましたように総医療費を上げんようにするというのが、ざつくばらんに言えば、総医療費を上げんようにするというようなお話であつたが、無論これは総医療費を上げんようにするのではなしに、総医療費が上がらんように中の分配をしたというのみに正まつておるのではなかろうか。殊にこれに対しまして……

第19回国会 厚生委員会 第15号(1954/03/18、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 先ず一、二お尋ねをいたしますが、現在一般病院の病床数並びに診療所における病床数はどのくらいありますか。
【次の発言】 九万四千と申しますと約三〇%ですか。
【次の発言】 この診療所における」九万ほどの病床があるのを、これを完全に利用させる上から言うて、どうも四十八時間という制限は面白くないというようなふうに感ずるのですが、それに対してどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 只今のお話のように、診療所における病床の利用率が少いということは、取りも直さず四十八時間を超えてはならない。これはいわゆる修身規定くらいのようであります、罰則もなければ……でありますから良識のある而もまじ……

第19回国会 厚生委員会 第16号(1954/03/22、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 この前も質疑をいたしたのでございますが、医療法第十三条というのは、私どもこれはいつそのこと、削除してもらつたほうがいいという考えを持つておるのでございますが、併しいろいろの関係で四十八時間というのが多い。而もこれは教育規定であつて、全然罰則を伴つておらんということでもありますし、又先日の質疑の場合にも、患者並びに家族が希望する場合には、いずれの診療所で入院し或いは手術してもよろしいというような御答弁でありますので、そこまで進めば、あつてもなくてもいいようなものでございますから、先日折角質疑して、少しこれを変えてもらおうと思つておりましたけれども、その点ならばまあよかろうと思いま……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第19号(1954/11/25、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 藤井長官にお尋ねいたします。先刻高野委員からもお尋ねがありましたのに関連いたしまして……。先刻警視総監から頂いた表によりましても、密造者は朝鮮人に多くて日本人に少い。併しこれを使用しておる者は日本人が七倍も、それ以上にあるというような状況でございますが、私の聞いたところによりますと、或る地方におきまして朝鮮人の密造者のそこに一緒におつた連中は、若しその者がヒロポンを使用いたしますというと、早速リンチなどをしてかなりの刑罰をするために、内輪では割りに使用者が少いのである。併しこれを日本人の場合には、どんどん注ぎ込んでおるのである。従つて或る警察署に朝鮮人が保護を頼みに来た、保護を……

第19回国会 厚生委員会 第20号(1954/03/29、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 齋藤さんにちよつとお伺いしたいと思いますが、この狂犬はまあ地方的に、例えば九州のごときは殆んど狂犬なんというものはいないように聞いております。この表によりますと、二十三年に人間で狂犬病が一人だけ出ているというのでありますが、大体東京附近に非常に多くて、そうして九州方面に非常に少いというのは、何か地方的に特に多い、又地方的に少いというのはどういう理由であるかというようなことは何らわかつているようなことはありませんですか。
【次の発言】 一つついでにお伺いいたしますが、犬の狂犬病という数は全国でどのくらいであるか、おわかりになりませんか。

第19回国会 厚生委員会 第25号(1954/04/09、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 大体只今のお話でよくわかりましたが、このあへん法を見ますと、甲種研究栽培者というのがありますが、この乙種というのもございますか。
【次の発言】 只今のお話もございましたが、このあへんの中に一〇%以上のモルヒネを含有しているというような優良なけしのできる所は、大体戦前の状況でわかつておりましようが、どの地方が一番いいのができましたですか。
【次の発言】 そうしますと、大体この栽培者などは、この法律でまあ一年一年で許可になるようでございますが、大体これはもうさようなふうの知識を持つた者とか、或いはそれに経験のある者でなければならんわけでございますからして、大体もう栽培者というものは……

第19回国会 厚生委員会 第27号(1954/04/13、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 只今の大谷議員の修正の動議に賛成いたします。
【次の発言】 らい予防法の一部改正に対しまして二、三の御質問を……。
【次の発言】 それでございましたら、私少し質疑がございますからして、実はこの次の十五日の日はおりませんので、来週の月曜以後にして頂きたいと思います。そのようにお願いしたいと思います。

第19回国会 厚生委員会 第30号(1954/04/19、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 私から二、三お尋ねしたいと思います。この癩は疫学的に申しましても、寒いところからだんだん暑いところに残つて行くということが言われておりますので、我が日本におきましても、現在は九州においては総数の三分の一ぐらいの患者が九州に来ているように思いますのですが、現在我が国における十カ所ほどの国立の癩療養所並びに二、三の私立の療養所におきましての入院患者はどの程度になつておりますか。これは大臣でなくてもほかの方でも結構です。
【次の発言】 それでは医務局長が来られてから二三続いてお話を聞きたいと思いますが、先刻高野委員からもお聞きになりましたので関連してお尋ねしたいのですが、実は二、三年……

第19回国会 厚生委員会 第31号(1954/04/20、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 私はこの際自由党を代表いたしまして、本案に対し次の二項目の希望条件を附けまして賛成したいと思います。  先ず第一の希望条件は、先刻も藤原さんからもお話がありましたように、又昨日もございましたように、昨年の本会議においての九項目の附帯決議があるその中で、而も緊縮予算と言つておる際にかかわらず、家族の援護、国立研究所等の設置というようなことができたことは、政府当局の努力の結果といたしまして、大いに敬意を表する次第でございますが、その他の項目につきましても、是非一日も早くこれが目的を達しますように希望をいたす次第でございます。  それから第二の希望事項は、国立癩研究所ができましたとい……

第19回国会 厚生委員会 第34号(1954/04/30、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 ちよつとお伺いいたしたいと思いますが、前回御説明を頂きました厚生年金を一万八千円を二万四千円に上げますというと、三億ほどかかるというお話でございましたが、船員保険並びに交渉法案でのやつを加えますというと、どのくらい増額になるのでございますか。

第19回国会 厚生委員会 第35号(1954/05/06、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 私から一つお伺いしたいと思います。今回の厚生年金保険法案、これにつきまして衆議院のほうにおいて一部修正が行われました結果、例えば年金の基本額が一万八千円が二万四千円になつたようでありますが、なお一方から申しますと二万四千円ではどうしても少いから、三万六千円というように是非してもらいたいというような希望もかなり出ておるようでありますが、三万六千円ずつ出すということにいたしますというとどのくらいの増額になるのでしようか。又とにかくこの年金保険は長期の関係もありますので、三万六千円ということにすれば、到底今後の運用がいかんとかいうようなことであるために、それに出しにくいのでありましよ……

第19回国会 厚生委員会 第38号(1954/05/11、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 有馬委員の動議に賛成します。
【次の発言】 只今の有馬委員の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は自由党を代表して、只今提案になつております厚生年金保険法案について賛成の意を表するものでございます。  今回政府炉提案されました厚生年金保険法は、長期保険の中核として先ず一歩を踏み出したものであると思います。なお、それに衆議院におけるところの修正を加えました原案に私どもは賛成するのでございますが、なおこれだけでは今後十分とも思えませんので、できるだけ今後調査研究をされて、一日も早く内容がなお充実をいたしますように、そうしていろいろの整備をされることを希望いたしますので、只今有馬……

第19回国会 厚生委員会 第41号(1954/05/15、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 只今のこの請願は、ほかのほうとの関係上、やはり二十歳まで延長したほうがよくはないかと私は思います。

第19回国会 厚生委員会 第42号(1954/05/20、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 お尋ねしておきたいと思いますが、同じ放射能力を持つておりますラジウムなどにおきましては、ラジウムの一定のエマナチオンになると、或いは身体を障害したり或いはほうほう破壊したりするが、併しエマナチオンの少いもの、そういうものであつたら却つて植物の発育をよくするとか、或いは枝葉なども却つて反対に増殖されて困るというようなことが大体わかつているように思うのですが、従つて今度のやつに入つている物質の性質がはつきりわからん結果、そういうようなふうに不安が非常にあると思いますけれども、今度のやつにしましても、もらすでに二ヵ月余りもやつておるのでございまして、或る程度以下は人体に障害を及ばざん……

第19回国会 厚生委員会 第43号(1954/05/21、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 昭和二十六年度におきまして医薬分業問題が検討されました場合にいろいろ検討はいたしましたが、なおまだ、例えば医療費などがどういう程度になるか、医療費は絶対に高くならずに済むだろうか、言い換えれば国民の経済に及ぼす影響はなかろうかどうかというようなことが非常に心配されて、種々検討はいたしたのですが、到頭その検討が十分できんうちに非常に急がれまして、遂に医薬制度調査会並びに臨時診療報酬調査会も終つたような状況でございます。併しもうすでに三年間経過いたしているのですから、厚生省におかれてはかなりいろいろな資料ができていると思いますので、それを一つ十分に納得の行くように御説明を願いたいと……

第19回国会 厚生委員会 第44号(1954/05/24、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 前回の厚生委員会に大臣のおいでがなかつたので、私は医務局長に対しまして新らしい医療費体系ができた場合に、国民の医療負担は増加はせんかというような質問をいたしたのでありますが、その際医務局長は現行の医療費体系では余り増加せんというお答えであつたのでありますが、昭和二十六年度に医薬分業問題が討議されました際に、政府側からは約一乃至三%ぐらいは増加しはせんかというようなお話がありました。又医師会のほうにおきましては、一二%ぐらいは増加するだろうというようなことを申しておつたのでございますが、ここで特にお伺いしたいことは、前回の医薬分業法案の出ました場合、政府に対しまして新医療費体系と……

第19回国会 厚生委員会 第46号(1954/05/26、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 只今の動議に賛成いたします。
【次の発言】 只今の竹中委員の動議に賛成いたします。

第19回国会 厚生委員会 第47号(1954/05/27、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 それでは私から先ず昨年の風水害におきまして非常な水害のために各医療機関は激しいところの災害をこうむつたのでございます。その際に参議院におきましても水害地緊急対策特別委員会というのができました。そうして或いは診療所に或る程度の融資をしようというような話が出まして政府にも申入れ、又政府もそれに対して必ず融資をやるということを言つておつたのですが、その状況について先ず一応お伺いしてみたいと思います。
【次の発言】 只今のお話によりますというと、十一月の二十四日付で中小企業金融公庫などから或いは国民金融公庫ですか、そういう方面から金を出してもらえるからいわゆる被害を受けた診療所、病院の……

第19回国会 厚生委員会 第50号(1954/06/01、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 只今のに関連してでございますが、衛生工学という名前で特に学校で教育しておるようなところはどういうところがございましようか。
【次の発言】 現在では衛生工学を専攻したもの、或いは私の聞いておるのでは公衆衛生院などでもやつておるような話をちよつと聞いたのですが、全体でどのくらいおりましようか。
【次の発言】 お伺いしておきたいのは、簡易水道の件でございますが、簡易水道の中でゆう泉、井戸水とかいうのが出ておりますが、これには伏流というような横のほうから出て来るような水はこの中に入るのでございますか、或いは入つておらんのでございますか。

第19回国会 厚生委員会 第51号(1954/06/03、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 只今の竹中委員の御提案について賛成いたします。

第22回国会 社会労働委員会 第11号(1955/06/02、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 ただいま医薬分業並びに社会保険問題のお話がございましたが、その点について私も一、二お伺いしたいこともございますけれども、きょうはそれを差し控えまして、先刻川崎大臣がおっしゃられました受胎調節の問題についてお伺いしたいと思います。受胎調節に対しまして、この前の川崎大臣のお話によりましても、家族計画などの思想を普及させるし、なおその上に生活困窮者、貧困者に対して今回は三千二百万円ばかりの金を出して、そうしていわゆる避妊用の器具または薬品を無料あるいは低額でこれを貧困者に渡す。従ってそれによってかなりの人口増加を防ぐことができるだろうというようなお話であったと存じますが、私どもは実は……

第22回国会 社会労働委員会 第15号(1955/06/14、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 ただいまの経過のお話も出たようでございますが、医療金融公庫を初め作ろうと言った時分、四十億が出ぬためにだんだん狭くなりまして、五億になりました当時におきましては、結核とか精神病を重点にするか、それを主にするというようなことは絶対になかったと存じます。医療機関におきまして、どうも、あるいは先刻榊原委員が言われましたようなふうに、火災におうたような場合、あるいは新築改善をぜひせにゃならぬような場合に、金を何とかして金融をしてもらいたいというのがもとであったのですから、中途において、結核とか精神病に重点を置くというふうにお変えをいただきますというと、これは医療機関の整備は絶対にできぬ……

第22回国会 社会労働委員会 第20号(1955/06/27、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 私どもかねがね赤痢が爆発した場合に、これはやはりダイアジンを容易に用いて、しかも最後まで検便など完全にせずにおいたために、保菌者がいる、その結果爆発するというので、ダイアジンあたりの販売について、よほど注意をしていただきたいということは、いろいろの機会にも言っておったのでありますが、ただいまの第七号の場合に、処方せんまたは指示というときに、電話というのを用いるというようなことは、私は今まで存じませんが、そういうような書類がありますでしょうか。あれば一つお見せを願いたい。
【次の発言】 ただいまの「指示」の点でございますが、電話という文句があると今も読み上げられてもおりますけれど……

第22回国会 社会労働委員会 第21号(1955/06/28、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 ただいまのに関連いたしまして、いま一つお伺いしておきたいと思いますが、これには中性はありますか。
【次の発言】 右旋性のものは普通光学的に調べます場合、たとえば乳酸のようなもののときにでも左旋性のものを右旋性にするとか、右旋性のものを左旋性にするというような場合には、人体を濾過するとか、人体の組織を通過させるとかいうことをやれば行くのですが、この方はいかがですか。
【次の発言】 突っ込んで聞くようでまことに恐縮でございますが、日本の薬理学者、あるいは薬学者におきましては、これについて研究した者は今現におりませんですか。

第22回国会 社会労働委員会 第24号(1955/07/11、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 私も一言お伺いしたいと思いますが、ただいま特例技工士という話が出ましたが、特例技工所というのは、今現在、先刻来のお話によりますと六千ばかり技工士がおる。その方々を、この法が適用されたらさっそく特例技工士という名前で三十五年まで、いわゆる技工の仕事ができるというようなふうにやられる気持ですか。
【次の発言】 ただいまの、現在技工士としてやっておられる方を特例技工士というという、私はよくわかりますが、すでに何年か技工士としてやっておったものは既得権としてこの際技工士にするというお気持は全然ないのでございますか。
【次の発言】 まあ、診療エキス線技師あたりの万の試験を受けますときと同……

第22回国会 社会労働委員会 第26号(1955/07/14、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 ただいま議題となりました優生保護法の一部を改正する法律案について提案理由を御説明申し上げます。  昭和二十七年五月第十三国会において優生保護法の一部が改正されまして受胎調節の実地指導の制度が設けられ、その後現在までに講習を終えた者が約三万六千人、うち約二万八千人が知事の指定を受け、その中の多数の者が現に実地指導に従事しておりますが、現在のところでは、これらの指導員が指導に際して受胎調節のために必要な用具の購入を取り次ぎあるいは販売することはできますが、避妊薬の販売は薬事法の規定により不可能な状態にあります。ところが一方において、実地指導を受ける婦人の心理上の理由等もありまして、……

第22回国会 社会労働委員会 第28号(1955/07/19、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 昨日来石原委員その他の御質問によって大体わかったのですが、この点を一つはっきりしておきたいと思うのです。国民健康保険の中には普通組合、特別組合などがございますが、特別組合の方もやはり同じように二割の国庫補助があるようになっているのでありますか。
【次の発言】 ただいまのお話を聞きますと、これまでは一割五分というところにしてあるというのですが、今度は、先刻もお話のあるように、十分の二を下らざるものとするというのであれば、特別組合の方もやはりそういうふうに考えていいのでございますか。また同時に予算を出します場合にも、一応二割というところで組んで出すことができるのでございましょうか、……

第22回国会 社会労働委員会 第29号(1955/07/21、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 ただいまの御質問、まことにさようだろうと思いますが、私どもが今回提案をいたしております優生保護法の一部改正というのに、薬事法の方面でやったらよかったのはでなかったか、薬事法の体系をくずようになりはせぬかというような御質問であると思います。薬事法は御承知のように、医薬品販売業についきまして規制を加えておる法律でございまして、その一つは、薬品についての知識のない者が販売に当るということを排除するということが第一の目的であると思っております。ところが、この法案で対象となりますところの受胎調節実地指導員と申しますのは、避妊薬に関する限りは十分な知識を講習によって与えられておるのでござい……

第22回国会 社会労働委員会 第30号(1955/07/22、3期、自由党)

○谷口弥三郎君 前回の社会労働委員会におきまして、本問題について御質疑がありました場合に、山下委員のお言葉に対しまして提案者としてお答えをいたしたいと思います。その一つは御心配をいただいておりますところの、本法が可決されました後に、指導員が各婦人に対しまして、半ば強制的に薬剤の使用をしいるような場合がないように、もちろん診察をするとか、または状況調査の結果、個々の場合におきまして、その人に適合するところの薬を自分の判断によりまして、との品物をと言うて推薦をすることはこれは当り前でございますがその推薦しました薬に対しまして、もしもいろいろと先方において、十分な納得をされないというような場合に当り……

第23回国会 社会労働委員会 第4号(1955/12/13、3期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 厚生大臣にお伺いしたいと思いますが、すでに昨年来問題になっておりましたいわゆる新医療費体系、これがその後いろいろと御研究になった結果、あるいは中間報告が出たとか、また近々出すとかいうようなことを聞いておるのでございますが、近々お出しをいただけるのか、あるいはどういうふうになっておるのかをどなたかに説明さしていただくとか、それらの点について大臣に一応お伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいま大臣のお話によりまして、いろいろと検討されておるということをお伺いいたしましたが、すでに私ども聞いておりますところでは、かなりできておるというようなお話でございますから、事務当局の方から……

第23回国会 社会労働委員会 第6号(1955/12/16、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) よろしゅうございますか。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めて。
【次の発言】 よろしゅうございますか――中山委員外議員。
【次の発言】 本問題に対する本日の質疑はこの程度にいたしたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。この際参考人の各位にお礼を申し上げたいと思います。皆様方は最近お帰りになって非常にお疲れのところにもかかわらず、本日は御出席をいただいて長時間にわたって非常に貴重な御意見を御開陳いただきましたことに対しまして、今後の引き揚げ促進及び善後対策につきましても非常に参考になったと存じま……

第24回国会 社会労働委員会 第1号(1955/12/20、3期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 先日の委員会で、新医療費体系ができましたら、当委員会にさっそく出してもらうようにということを厚生省の方にも確認していただいておるのでございますが、聞くところによると、今月の二十五日ごろその新医療費体系ができるそうでございます。従ってできましたらさっそく当委員会に送ってくると思いますが、それはさっそくわれわれの手元に送っていただいて、なお休会中に一つ、委員会をできるだけ早く休会中にお開きいただいて、その内容の説明をしてもらいたいと思いますから、どうぞよろしくお願いしたいと思います。

第24回国会 社会労働委員会 第2号(1956/01/20、3期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 ただいまの山下委員の提案、これに賛成いたします。実は前回の臨時国会の最後の日に、十二月十六日でございますが、あのときに厚生大臣においでを願って、私どもは新医療費体系というのができたら、これは国会の方にまず中央医療協議会にかける前に出してもらいたいという要望をいたしました場合に、前にと言わずに同時にならば都合がいいというので、同時に出すということになっておりましたが、なおその場合にも中央社会保険医療協議会で決定をして、われわれの方はそのままに審議中にでも決定されるというようなことがあったらいけないから、まずわれわれの審議を十分に開いてから進めてもらいたいというようなことを言ってお……

第24回国会 社会労働委員会 第3号(1956/01/26、3期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 ただいまのに関連して二カ所ばかりお聞きしたいと思います。  ただいまの高野委員の発言によりますと、月に一億五千万、一億三千万というような不正の払うべからざる診療費が出たということは、私もむろん前の久下局長から聞きましたが、その当時には一億五千万円というのはあるいは生活保護法の方面をしぼったような金も入ったりなんかしておるのです。と減ったということを言っておりますが、いかにも保険医の中には不正請求をするのが非常に多いようで、私は保険医の代表者じゃございませんけれども、そういうような方の言論をここでやられたら非常に保険医に対しても相済まぬと思いますので、これは一つはっきりと保険局の……

第24回国会 社会労働委員会 第4号(1956/01/30、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて……。
【次の発言】 速記を始めて。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十七分散会

第24回国会 社会労働委員会 第8号(1956/02/16、3期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 私から一、二質問をしたいと思います。ただいま各参考人からいろいろと質問事項についてお話を聞きますと、今度出されました新医療費体系というのを、もしこれを行ったら現在非常な問題になってくる、あるいは医療の向上を企図してこしらえたものが全然医療の内容は向上どころか低下する、あるいは医療関係者までやめてしまわなきゃならぬというようなお話をお聞きしたのでございますが、この医療費体系の調査をいたします場合に、質問事項には出ておりませんが、調査をいたします場合に、厚生省からあるいは医師会のどこそれの部分に対して、こういうことを調査するから協力してくれとかいうようなことがこれまでありましたでし……

第24回国会 社会労働委員会 第9号(1956/02/17、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) それでは休憩前に引き続きまして、新医療費体系に関する件について参考人の御意見を聴取いたします。なお守安参考人は地方へ旅行のため出席いたしがたいとの御連絡がございましたことを御報告いたします。  この機会に委員会を代表いたしまして、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。参考人の方々におかれましては、御多忙のところ特に御出席下さいまして、まことにありがとうございました。新医療費体系の制定は厚生行政特に医療行政に関する重要な問題でありまして、国民保健の向上に直接関係を有しまする各種の要素を含んでおりますので、本委員会におきましては、厚生省当局から説明を聴取いたしますとと……

第24回国会 社会労働委員会 第11号(1956/02/24、3期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 ただいま曾田局長からいろいろなお話がございましたが、先日の公聴会におきまして参考人の言われたところのほとんど全部が、この新医療費に対してかなり非難攻撃しておったことは十分御承知と思います。ただいまお話になりましたうちの一つ、二つだけを私は申し上げてみたいと思いますが、注射料にいたしましても、技術料というものを診察料の中に先払いの式で入れておるのだというのだからして、その方で十分いくんじゃないか。短かい患者の場合はかえってごほうび式によけい高くなるというような考えは非常に間違いじゃなかろうかと思います。注射というものは局長もお医者さんでありまするからして、十分御承知と思いますが、……

第24回国会 社会労働委員会 第14号(1956/03/09、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) ちょっと速記をとめて……。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 それでは本日の審議はこの程度で終りたいと思いますが……。
【次の発言】 次は今月十五日に次回をやることにいたします。  それではこれで散会いたします。    午後一時六分散会

第24回国会 社会労働委員会 第15号(1956/03/15、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) ちょっとお諮りいたします。厚生大臣は、予算委員会の方でしきりと早く来てもらいたいということを言ってきておられるそうでございますから、厚生大臣に特に御発言があれば、その方を先にしていただきたいと思います。
【次の発言】 本日は質疑はこれで打ち切りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それでは本日はこれをもって……。
【次の発言】 それでは、ただいまの吉田委員の御発言に御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。  これをもって散会いたします。    午後二時五十一分散会

第24回国会 社会労働委員会 第21号(1956/04/06、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) 本案に対する本日の質疑は、この程度にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは本日はこれで散会いたします。    午後四時五十九分散会

第24回国会 社会労働委員会 第26号(1956/04/20、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) それではただいまから開会いたします。  まず、委員の異動を報告いたします。四月二十日付で紅露みつ君が辞任されまして、長島銀藏君が選任されました。
【次の発言】 次に御報告いたします。本日の委員長、理事打合会におきまして、左の通り申し合せをいたしましたから御報告いたします。  四月二十四日及び二十六日の委員会において、健康保険法等の一部を改正する法律案の質疑をいたします。二十七日に、大阪におきまして健康保険法等の一部改正につきまして、現地の意見を聴取することとし、委員派遣を行います。  なお公聴会は開きませずに、大阪における意見聴取及び東京における参考人の意見聴取によって……

第24回国会 社会労働委員会 第27号(1956/04/24、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を起して。  それでは午前の質疑はこの程度でやめておきます。午後は一時半から再開いたします。  それでは休憩いたします。    午後零時二十三分休憩
【次の発言】 それではただいまから再開いたします。  初め本日の理事会の経過について御相談いたします。  健康保険法の一部を改正する法律案ほか二件の審査上の参考に資するため、大阪において地方聴聞会を開く場合の出席者といたしまして、重盛委員長、山下、谷口両理事、ほかに森田、横山の各委員が出席することに決定いたしました。なお、正式の委員以外に、御出席御希望の向きは多数御出席をお願いした……

第24回国会 社会労働委員会 第28号(1956/04/26、3期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 私はこの機会に外務大臣がおいでになっておりますので、一言だけお伺いしておきたいと思います。  現在特に九州、中国方面の方々は、朝鮮にいまだに多数の方々が拿捕されておるのに対して非常に御心配をいたしておるのですが、今現在どのくらい拿捕されておりますのでございましょうか。またなかなか見通しもおつきになりますまいれけども、いつごろになったら帰してもらえるようなお見込みでございますか。それを一言ちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。  それでは本日の質疑はこの程度で終りまして、本日はこれで散会いたします。    午後四時四十……

第24回国会 社会労働委員会 第30号(1956/05/02、3期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま山下理事から御提案になりました動議に賛成をするものでございます。今回、朝日新聞社がきわめて難事とされております、しかも特に親は子を思い、子は親を探す、日夜そのことに明け暮れしておる者が、しかも十年に及ぶ長い期間その苦しみにおる者を、特にそういう方々を見出すためにあらゆる機能を発揮されて、そうしてここに親探し運動を、画期的の仕事をされたということに対しては、まことに心から感謝する次第でございますし、特にただいまいろいろと御報告を聞くというと、きわめて精密なる、きわめて緻密ないろいろの方面のお考えをもってその運動をやられたということに対し……

第24回国会 社会労働委員会 第31号(1956/05/04、3期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 御報告申し上げます。  本委員会の決議に基きまして、去る四月二十七日、大阪府会議事堂におきまして、健康保険法等の一部を改正する法律案に関する聴問会を開催するために、横山、竹中、藤原、森田、谷口の五委員が派遣されましたが、当日の聴聞会におきましては、谷口が座長をつとめ、被保険者、事業主、医療担当者、保険者、支払基金の関係団体代表者及び新聞代表者、学識経験者の十三名を参考人として招致し、その公述を聴取して熱心に質疑を行なったのであります。当日の傍聴者は約百数十名を算したのでございます。  なお、参考人の公述要旨は、別にプリントにして配布いたしましたので、詳細はそれによってごらんを願……

第24回国会 社会労働委員会 第33号(1956/05/10、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(谷口弥三郎君) それではただいまから再開いたします。  本日の委員長理事打合会の協議事項を御報告申し上げます。  健康保険法等の一部を改正する法律案審査の便宜上、小委員会を設けること。  明日の委員会の案件は、左の順序によって審査を進めることにいたします。午前中は、へい獣処理場等に関する法律の一部を改正する法律案、採血及び供血あっせん業取締法案、右二案の質疑、討論、採決をいたします。午後は健康保険法等の一部を改正する法律案のほか健康保険関係二法案の質疑をいたします。残余の法律案審査は次週の、次の週において審査することに決定いたしました。

第24回国会 社会労働委員会 第36号(1956/05/17、3期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 薬務局長にお伺いいたしますが、ペニシリンを製造いたしまして、検定して販売するという場合には、抜き取り検査とかいうような方法で検定いたしておりますが、その後におきまして、あるいは温度などの関係でいろいろと変化をする場合が多いことは十分御承知の通りだと思います。従ってアメリカあたりでも、温度が一度高くなった場合があったら、それはもう使わせぬようにまでしておるというようなこともあるようでございますから、何か再検定をするような規定がありますでしょうか、あるいは製造後何年たっても、それは一度検定したらそのままで販売させておるのでございましょうか、その点を一つお伺いしたいと思います。

第24回国会 社会労働委員会 第43号(1956/05/29、3期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 議事進行について……。


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 社会労働委員会 第3号(1956/11/22、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 ただいまの御説明を聞いて大いに安心したのです。私どもはこの十年間の計画というものをぜひ五年ぐらいにしていただきたい。予防的に早くやらないと、一たん入り込みますとなかなかなおりませんので、しかも、最近は肝臓に注射いたしまして、そうしてその注射の方法によって割合に早く見出すことができております。従って一方にはそういうような診察方面とかというのでできるだけ早く見出す方法もいたしますけれども、アンチモンを用いましてもなかなかなおりませんのでございます。従って予防的に、早くこの工事を完成するというような方面に全力を尽していただくのには十年じゃ、あまり長過ぎるので、五年計画あたりにぜひして……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1957/06/10、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 関連してちょっとお伺いしますが、先刻来水質検査とか何とかという話がたびたび出ましたが、聞きますというと、ただいまは二名だけ出ているということですけれども、その他の方々について身体検査をされておりますでしょうか。あるいは血液のスペクトロンなどの検査ができておりますか。それがあれば大体わかりゃせぬかと思うのですが。
【次の発言】 実は戦争中に徳山の海軍病院に四塩化鉛の中毒があったわけでございますが、その場合に患者が出たが、それ以外の方に血液検査、ことに分極光器でスペクトロンを見てみると、容易にそのあるなしがわかるのですから、その方法をとってやってみたら、かなりの人に障害があるもので……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1957/07/04、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 ただいま遺伝のお話がございましたが、ストロンチウム90はむろんですけれども、それよりかセシウム137が最も遺伝に関係がありますし、よそからの報告によりましても、セシウム137につきましてはだんだんとふえて参っておりますので、必ず遺伝に関係があるというようなことを言っておる学者もかなりおるようでございます。私どもも実はこの七月一日から日本全体の分娩の奇形児について遺伝の方面を研究し始めたのでありますが、とにかく厚生省もその方面も一つ大いに御指導と言いますか、御協力をいただいて、ぜひともこのセシウム137がどういうような状況にあるかをときどきあなたの方からこういう機会にでも御報告い……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1957/08/09、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 ただいま勝俣さんの御質問に関連してですが、実はこの諌早市は災害が非常に強い――私の方の大学からも二十六日から一日までに一班、二日からまた第二班を出しておるのです。その報告によりますというと、非常に皆われわれ同僚の診療所のごときは、看護婦、患者が十数名も流失してしもうたというようなところもありますので、とにかく資材がないから、たとえ一応はずっとおさまりましても、なかなか品物に困る。ぜひ一つ品物を学校からもどんどん送ってくれというような頼みを受けて、第一班が行っております。従ってただいまのお話のように、現在いろいろ前からおりました者には、一つ資材もぜひやっていただくし、なおまた、こ……

第26回国会 社会労働委員会 第4号(1957/02/28、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 ただいま高野委員の御提案されました点につきましては、賛成でございます。

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1957/08/10、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 私からただいまの問題についてお伺いいたしたいと思います。  わが国の人口情勢が、最近、受胎調節の普及の結果、出生率は著しく逓減いたしまして、昨年度において、人口の自然増加は百万を割るというような状況になってきました。一方、死亡率もだんだん低下して参りました結果、わが国の人口は、昭和六十五年ごろが最高であると言われておるのですが、私どもの最も心配しておることは、最近、精神異常者がだんだんとふえておるという事実でございます。また一方、有識者の方におきましては、しきりと受胎調節などをしますので、出生率が非常に滅って参ります。それにもかかわらず、精神異常者の方、特に精神薄弱者などにおき……

第26回国会 社会労働委員会 第6号(1957/03/07、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 関連して。ただいま森中委員の言われたこともごもっともと思いますし、厚生大臣のおっしゃることもまことに適切なことと思いますが、私どもの聞いている範囲におきましては、この疾病は一、二、三月ごろは一例も起っておらない。そして四月から八月までの期間に多数起っているというような関係からして、あるいはウイルスの関係ではなかろうか。あるいはまた、日本窒素工場の方の廃水の関係ではなかろうかというような、何か異様な、死体を解剖されたことがあるのではないかというようなことをぜひお聞きして、そしていろいろとまた申し上げてみたいと、大臣にも要望したいと思いますので、まず第一に、松田部長もせっかく行かれ……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1957/09/12、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 ただいまの問題は、この四月ごろ出ましたときに、その後各省でいろいろと御協議になって、そうしてすでにもう第一回はその協議になった結果を私どもでは聞いたこともございます。だから、ただいまのお話の森中委員のおっしゃるように、今後次々とそういうようなふうの連絡会議をお開きいただいて、そうして早く解決していただきたい。なおまた、私どもの聞いておる範囲では、マンガンがかなりこれの中毒の原因になっておるというようなこともだいぶ進めておられるようですからして、研究と同時に各省連絡を今後相変らずおとりを願ったらいいのじゃないかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第8号(1957/10/12、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 時間がありませんから、私も一点だけお聞きしておきたいのであります。今回の厚生省から出されましたいわゆる事務局案なるものは先刻来もお話がございましたように、昭和二十七年三月のいわゆる医療経済調査ですか、というものを土台にしておやりになった。なお、その上に専門部会の方面の答申など加えて大いにそれを尊重しておやりになったということは何度もお聞きしておるのでございますが、実は昭和二十七年三月の医療経済調査というのは、これは完全なものじゃない、かなり不的確なものであるという説明になっておるのでありますが、そういうのを土台にして、しかも専門部会というものの方面から聞きましても、専門部会では……

第26回国会 社会労働委員会 第17号(1957/03/30、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 健康保険法等の一部を改正する法律案、船員保険法の一部を改正する法律案及び厚生年金保険法の一部を改正する法律案の修正案につきまして、緑風会と自由民主党の共同によりまして、ここに提案の理由を説明申し上げます。  政府提案の健康保険法等の一部を改正する法律案は、国民多年の要望でありまする国民皆保険の実現に当り、その一大支柱ともいうべき健康保険制度の基礎的な地固めをなし、これが健全な運営をはかろうとする趣旨に出たものでありまして、その趣旨は了とするところでありますが、改正案の規定中医療担当者の協力を得て、被保険者の福祉を増進する制度本来の建前に照らし、現下の諸情勢のもとにおいては必ずし……

第26回国会 内閣委員会 第27号(1957/04/26、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 私、一、二の質問をさせていただきたいと思います。まず、この一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の第十九ページの医療のロ、医療職俸給表、これの(二)の備考のところに書いてございます「その他の職員」というのがございますが、これはどのような職種が入っておるのでございましょうか。まず、それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまお話のございましたエキス線技師というのは、この表の何等級に格づけされる予定になっておるのでございましょうか。
【次の発言】 ただいまの御説明によりますと、レントゲン技師は五等級、技師長は四等級ということでございますが、ただいまレントゲン……

第26回国会 文教委員会 第33号(1957/05/19、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 この提案を見ますというと、ミス・プリントがあるようですから、一つお直しいただきたいと思います。それは健康保険法の一部改正でございますが、今回これを、政府が出されたときは最低三千円を四千円にと書いてありますけれども、参議院で修正いたしまして、やはり三千円だけは据え置いておりますから、最高の方は三万六千円を五万二千円にしましたけれども、最低の方はそのまま据え置いておりますから、その点を一つ直していただきたいと思います。そのついでにちょっと今度はお尋ねを一つ。今まで最低が四千円であったのが六千円にされておりますが、もしわかりまするならば六千円にするとどのくらい収入が多くなりましたでし……

第27回国会 社会労働委員会 第4号(1957/11/07、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 私から二、三紀南病院その他の病院関係についてお尋ねをしてみたいと思います。  今全国に配置されております社会保険病院なるものは、保険診療機関としては最も重要な役割を占めるものでありますが、これが設置と経営について当局はどういう方針をとっておられるのでございましょうか。また、これをいかに指導されておるのでございましょうか。その点について、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 公立病院または私立病院が社会保険病院に肩がわりをしたいという希望がある場合には、どういう標準のもとにこれを受け入れることができるようになっておるのでしょうか。または原則として肩がわりは認めぬようなふうの……

第28回国会 社会労働委員会 第14号(1958/03/18、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 一言はっきりと、簡明直截に御返事をいただきたいと思います。  ただいまのお話を聞いておるというと、今現在、十五人委員会とかなんとか、名前はどうでもいいが、そういうものをこしらえても、特別に役にも立たぬから、それで、当分こんなものはこしらえぬつもりである、作らぬつもりであるというようなお考えのように受け取れましたが、さようでございますか。

第30回国会 社会労働委員会 第6号(1958/10/28、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 私は、昨年健康保険法の改正法案が出て以来、各方面でいろいろ問題を起して陳情したりいたしておるようでありますが、この中で国民健康保険について、そのうちの一、二を大臣から御所見を承わりたいと思います。  今度の国民健康保険法によりますというと、普通の健康保険法は主として指定医療機関と保険医という二本立てでおやりになっておりましたのが、今回は指定医療機関というのを主体にされておるようでございます。ところが、医療保険と申しますものは、御承知のように、これは何と申しましても、被保険者に対しまして実際の療養を確保することが最も必要なことであるので、この療養を確保する観点から申しますと、医療……

第31回国会 社会労働委員会 第11号(1959/02/17、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 私から一言お願いしておきたいと思います。  今度精神薄弱者の十八才以上の者をわずかであるけれども、収容されるようになった。しかも大臣は、今後こういう方面には大いに力を注ぐ、あるいは精薄児童の学級増設までおやりになるというような関係から、この方面に特に力を入れていこうというお言葉に対しては、まことに私どもも大いにそれに敬意を表しておる次第であります。  ただ、一言申し上げてみたいと思いますのは、先刻来お話のございますように、二十九年度に精神障害者の調査がございましたが、その後調査が進められておりません結果、私どもの考えでは、精神薄弱者はだんだんふえておると思っております。二十九年……

第31回国会 社会労働委員会 第25号(1959/04/07、4期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 簡単に御報告申し上げます。  第二班は、去る四月四日、宮城県議会におきまして、国民年金法案に関する地方聴聞会を開催するため、坂本、谷口の両委員が仙台市に派遣されましたが、当日の聴聞会におきましては、谷口が座長を勤め、地方における利害関係者及び学識経験者の六名を公述人として御出席を願い、その意見を聴取し、委員からも質疑を行なったのであります。当日の傍聴者は約三十名ほどでありましたが、報道関係者も多数出席し、最後まで熱心に傍聴されましたので、国民年金制度に対する関心の高きを知ることができました。  なお、公述人の開陳されました意見の要旨は、別にプリントして御手元まで配付しております……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1959/09/08、5期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 私から一、二お伺いしておきたいと思います。  まず第一番に、国立あるいは公立、組合立病院なるものが都心に非常に集中して参りまして、しかも医療が充実しておるところにひどくそういうやつが入り込んで参りまして、たとえば、一例でございますが、熊本市では大学病院もございますし、公立病院その他があるし、その上に非現業共済組合の病院があるのです。その非現業共済組合の病院というのは、普通の健康保険の診療報酬よりかずっと安くしてやっておる、従って、その周囲の開業医者は、最近では夜間に急患でもあったときに患者が来る、あるいは日曜祭日のみに来るというようなふうで、ほとんど医業らしい医業はできぬような……

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第7号(1959/10/02、5期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 私は最近起っております保険医の自殺問題について質問をしてみたいと存じます。  保険監査におきまして、これまでいろいろの問題が起ったこともございますし、また、保険医が自殺したような悲惨事もなかったではないと思うのでございます。ところが、今回埼玉県の一農村に起りました保険医の不祥事件は、しかもその保険医は兄弟三人ともに医者でございまして、しかも学位をともに持っておるような人でございます。その本人は父祖三代にわたりまして医者をやっており、しかもうちはきわめて質素で、看護婦も事務員も置くこともできぬというような無医村に開業しておったのでありますが、これまでにすでに二回も表彰されたことも……

第33回国会 社会労働委員会 第3号(1959/11/19、5期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 前回のこの委員会で御報告になった――個々の経緯としてお話しになったのですが、この前の熊大で尾崎研究班長がやっておった当時はマンガン、セリュウムというのが原因じゃなかったか。水銀の原因というのはごく最近に、ことに魚類解剖の結果から言われていると思いますが、いつごろから水銀の方に出て参ったのですか、それが第一点。  それから第二点といたしまして、無機水銀が有機水銀に変わるという状況の調査はこれはなかなか困難なことで、いつまでかかるかわからぬ。今現に出ている有機水銀の中毒の症状はちょっとわれわれが見ておりましてもわかりませんような有機水銀の中毒ばかり出ておりますが、それよりか、すでに……

第34回国会 社会労働委員会 第4号(1960/02/11、5期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 私も一言ただいままでの高野委員とその他の方並びに厚生省からのお話によって、まあ大体のことはわかりましたが、とにかく私どもの医療方面といたしまして、最も不安にたえぬのは、今日のような場合に乱売をする、しかも乱売されるというのであるからして、かなり品質などの悪いものが出ておりはせんか。むしろ先刻来薬務局長がおっしゃるように、監視員というのがおって、かなり監視をしていただいておるし、また抜き取り検査などによって検査されておるとは思いますけれども、そのことが製造番号までも削っているというような状況でありますやつが、しかも非常に安い値段で一般に市販されているというような場合におきましては……

第34回国会 社会労働委員会 第12号(1960/03/10、5期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 私から、時間もありませんししますから、ごく簡単にお伺いしたいと思います。  先刻もちょっと話が出ましたが、医療なるものは公私二本立でやらんければならぬということは昔からの定説でございますが、最近、私的医療機関がだんだんと先細りして非常に悲観の状態になっておりますのが、幸いにして今回は医療金融公庫などができるようなふうな話で、幾らか私的医療機関にも潤いがきそうな気配でございますが、 とにかく、御承知のように、医療費はきわめて低廉なために、私的医療機関は非常に困っておるのであります。従って、社会保険だけのいわゆる課税問題はただいま二八%の課税標準になっておりますけれども、これはいわ……

第34回国会 社会労働委員会 第19号(1960/03/29、5期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 ただいま議題となりました優生保護法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  まず第一点といたしまして、現行優生保護法におきましては、都道府県優生保護審査会の決定に基づく優生手術に関する費用につきまして直接国庫が支出することとなっておりましたが、優生手術の実施及びその支払い事務等が円滑に行なわれるようにするため、この費用を都道府県が支弁することとし、国庫はその費用を負担することといたしました。  改正第二点といたしましては、都道府県知事の指定を受けて受胎調節の実地指導を行なう者は、受胎調節のための医薬品で厚生大臣の指定するものを販売すること……

第34回国会 社会労働委員会 第30号(1960/05/09、5期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 先刻の話によりますと、農林省から見えておられるということでありますから、医薬品の問題についてお伺いする前に農薬について少しお伺いをしておきたいと思います。  聞くところによりますと、農薬によりまして、あるいは中毒あるいは死亡という例が毎年かなり出ておりますようでございます。ことにこの五月ごろから農薬による災害がかなり多いように思いますが、農薬に関係いたしまして、その取り扱い、取り締まりと申しますか、取り締まり法あるいは取り扱いとかというのは一体どういうようなふうな方式でおやりになっておるか、それと同時に将来についてお話願いたいと思います。

第34回国会 社会労働委員会 第31号(1960/05/10、5期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 ただいまの竹中君の御質問に関連いたしまして、私も医療用具について一つお伺いしておきたいと思います。医療用具の製造販売、これは、製造の方は許可制、販売は届出制というようなふうになるのでございますか、どうなんですか。
【次の発言】 その医療用具は先ほど来のお話のように、きわめて種類が多くて、ある方面からの話によると、六千五百種類もあるだろうというほどの多数の種類がありますが、この中で、ごく軽微なものに対しては、さほど心配も要りませんけれども、いろいろと注意をせんければ、かなりの激しい障害を起こすというような器械もかなりあるようでございますが、そういうふうな、ひどく人体に障害を起こさ……

第34回国会 社会労働委員会 第36号(1960/06/09、5期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 関連しまして。ただいまのお話を聞くというと、医療金融公庫というのがようやくできたと、しかし、これはわずかな金でありまして、これから災害が起こったらすぐ食い込むとかなんかいうんでは、医療金融公庫の今後の運営が非常に困難すると思いますので、先刻お話のように、二本立というのは、医療金融公庫の中にそういうふうな災害費というのを特に繰り込んだ場合は別問題ですけれど、今回は私の聞いておる範囲では別にそういうものは繰り込んでおらぬと思いますから、今回は医療金融公庫は医療金融公庫で、今度は、せっかくただいまお話のように特別立法ができるんですから、その方から一億五千万にしましても幾らにしても出し……

第35回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1960/09/07、5期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 それでは私は関連事項だけお伺いいたします。実は先刻来聞いておりますと、医療費を上げるということは必要であるが、これは各方面にいろいろ関係があるから十分検討しなければならぬというお話ですが、実は昭和二十六年に医療費を一円五十銭上げていただきましたときに、その当時のいろいろの計数を見ますというと、十七円ぐらいに上げてもらいたいというのが、わずかに一円五十銭だけ上がったのでございます。そのかわりに、あるいは保険収入、保険財政につきましては、特別な措置、言いかえれば、初めは二五ないしは三〇、あとに二八%の課税措置が行なわれたのであります。そうして同時にこの一円五十銭上げるということは、……

第38回国会 社会労働委員会 第20号(1961/04/11、5期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 熊本県の模様を聞きまして、ことに九州にかなり発生しているし、死亡者も多いようですが、罹病者などの治療という関係から、鉄の肺は今どのくらい九州にありますでしょうか。先日、私、久留米から……、久留米の大学で一つだけ鉄の肺を入れてやっているのですが、どういうような状況に今配置されておりますかどうか。
【次の発言】 昨年北海道で大いにしょうけつをきわめましたが、北海道にはかなり鉄の肺が行ったようですが、ああいう所はあまり使用になっておらぬなら、なるべく九州、山口という、今現にはやっておる所に一つできるだけ早く配置をするようにお世話願いたいと思います。

第38回国会 社会労働委員会 第29号(1961/05/18、5期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 関連して。今回の問題について、いろいろ皆さんの御意見も聞きましたが、まず第一番に、先刻のお話のうちに、療術医療行為者、療術行為をやっておる方に対しての、医者の中では、すぐそれをいかぬと言って、反対する人がかなりいわしないかというようなお話もあったようですが、事実は、われわれといたしましては、全部の方を、療術行為を否定しているわけじゃありません。まず第一番に、やはり医学的によく診察して、そしてよく見てみないというと、案外何でもないと思ってあん摩をしてもらっておったり、あるいは指圧してもらっておった方が、案外ひどい大きな重症を中に持っておって、その後発見されたときには、手術の時期を……

第38回国会 社会労働委員会 第33号(1961/06/02、5期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 ちょっと私から一つ二つお伺いしたいと思うのです。もうすでにいろいろな問題が出て、お話があったのですから、それ以上申し上げる必要はありませんが、今回児童福祉法が一部改正になって、たとえば三才児の検診をやるとか、あるいは昨年からでありますか未熟児の対策なども出て、まことにけっこうなことと思いますが、先刻来のお話の中に、たとえば、保健所の中には助産婦さんが足らぬから、開業助産婦さんあたりを大いに委嘱して、そして妊婦の検診を大いにやるというようなお話がありましたが、この際に、これは予算が足らぬためでございましょうが、ぜひともその検診をする際には、妊娠中毒症を特に大いに見つけ出しまして、……

第39回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1961/11/01、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それではただいまから社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動を御報告申し上げます。本日付をもって、紅露みつ君が辞任され、堀本宜実君が選任されました。
【次の発言】 本委員会においては、社会保障制度に関する調査、労働情勢に関する調査について閉会中も継続して調査を行なうことになりましたが、今後の方針について打ち合わせを行ないたいと存じます。  今後の方針につきましては、ただいま申し上げましたように、委員長理事打合会におきまして、委員派遣を行ない、九州方面に参りまして炭鉱地方の生活の実態、豪雨による災害その他を調査することにいたしたいと思います。なお、派遣期間……

第39回国会 社会労働委員会 第2号(1961/10/04、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それではただいまから開会いたします。  開会前に、ただいま理事会を開きまして、そうして理事の方々に御相談を申し上げましたところ、本日の日程は、社会保障制度に関する調査、これにつきましては、灘尾厚生大臣がもうすぐ見えますが、灘尾厚生大臣、きょうは、あちらの方に呼ばれているので、早く帰りたいと言っておられますけれども、これに対するおもな質疑をいたしまして、そうしてそのほうは終えたいと思います。  それから次回の日程は、明日の午前十時から、前どおりお話しておりましたように、労働行政に関する調査、これにつきましては、福永労働大臣の所信表明、これに対する質疑などをいたしたいと思……

第39回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1961/12/08、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは、ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について御報告申し上げます。堀本宜実君が辞任されまして、紅露みつ君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人から送付して参りました文書の取り扱いについてお諮りいたします。去る十月十七日に、当委員会におきまして、身体障害者の福祉に関する件に関し、参考人から意見を聴取いたしましたが、その際、まだ十分に述べられていなかった方や、補足すべき事項などがあった方から、その後書類が提出されております。つきましては、これらの意見を会議録の末尾に記載してはいかがかと存じておりますが、いかがでございましょうか……

第39回国会 社会労働委員会 第3号(1961/10/05、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それではただいまから社会労働委員会を開会いたします。  労働情勢に関する調査を議題といたします。福永労働大臣から労働行政の基本方針について、その所信を聴取することにいたします。
【次の発言】 労働大臣の所信表明は終わりました。本件に関し、御質疑のある方は、順次御発言を願います。  速記をとめて下さい。
【次の発言】 それでは、速記を始めて下さい。  本問題について御質疑のある方は、どうぞ御発言を願います。ただいまこちらに見えておられますのは、加藤労働政務次官、村上官房長、冨樫労政局長、大島労働基準局長、谷野婦人少年局長、堀職業安定局長、松永職業安定局失業対策部長、三治……

第39回国会 社会労働委員会 第4号(1961/10/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  この際お諮りいたします。理事の高野一夫君から、御都合によりまして理事を辞任したい旨の申し出がございましたので、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。この互選の方法は慣例もあり、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは私から申し上げます。村山道雄君を理事に指名いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件につきましてお諮りいたします。  ……

第39回国会 社会労働委員会 第5号(1961/10/17、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それではただいまから本委員会を開きます。  開会前に申し上げましたように、理事会におきましてまず第一番に、病院の管理及び看護に関する件について質疑がございます。それからそれに続きまして、ただいま出ております五法案の提案理由の説明を聴取いたします。これは提案理由の説明だけにとどめておきたいと思います。それから次いであん摩師、はり師、きゅう師及び柔道整復師法等の一部を改正する法律案の質疑を続行したいと思っております。それからその後、午後社会保障制度に関する調査、身体障害者の援護及び福祉に関する件、これを参考人から意見を聴取するという話の取りきめになっております。

第39回国会 社会労働委員会 第6号(1961/10/19、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは、ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  本日の委員長及び理事打合会において申し合わせました事項につきましては、先刻申し上げたとおりであります。先刻申し上げたとおりと申しましたのは、本日は、最低賃金法の一部を改正する法律案の提案理由の御説明を聞いて、次いで、労働情勢に関する調査、これには身体障害者雇用促進法の施行状況に関する件、雇用促進事業団の運営に関する件、港湾労働者問題に関する件、駐留軍労務者問題に関する件などの事項について御質問をいただくことにいたしております。  それではさように決定しておきたいと思いますが、理事並びに委員長の話し合いは御承認に……

第39回国会 社会労働委員会 第7号(1961/10/24、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について御報告いたします。十月二十三日付をもって村山道雄君が辞任され、堀本宜実君が選任されました。また、本日堀本宜実君並びに紅露みつ君が辞任されまして、村山道雄君並びに泉山三六君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選挙を行ないたいと存じます。  ただいまの報告中にありましたとおりに、村山理事が一時委員を辞任されましたため、理事に一名の欠員を生じておりますので、この際、理事の補欠選挙を行ないたいと存じますが、その方法は慣例により、その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませ……

第39回国会 社会労働委員会 第8号(1961/10/26、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それではただいまから社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について御報告申し上げます。  本日付をもって相馬助治君が辞任され、曽祢益君が選任されました。
【次の発言】 本日の委員長及び理事打合会の事項については、ただいま申し上げたようなわけであります。  それでは、労働行政に関する調査の一環として、駐留軍労務者問題に関する件を議題といたします。  本件に関し、ただいま林調達庁長官、加藤労働政務次官、その他の方はおっつけ見えると思います。  どうぞ御質疑を始めていただきます。
【次の発言】 外務省はすぐ参りますが……。

第39回国会 社会労働委員会 第9号(1961/10/30、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは、ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について御報告します。十月二十八日付をもって泉山三六君が辞任され、堀本宜実君が選任されました。十月三十日付をもって堀本宜実君が辞任され、紅露みつ君が選任されました。
【次の発言】 それでは、環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。まず、提案理由の説明を願います。発議者小沢辰男君
【次の発言】 次に、医師及び歯科医師の免許及び試験の特例に関する法律案及び医師国家試験予備試験及び歯科医師国家試験予備試験の受験資格の特例に関する法律案を一括して議題といたし……

第39回国会 社会労働委員会 第10号(1961/10/31、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、国民年金法の一部を改正する法律案(閣法第二二号)、年金福祉事業団法案、児童扶養手当法案、通算年金通則法案、通算年金制度を創設するための関係法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それでは速記を中止して。
【次の発言】 速記を始めて。  委員長の手元に村山理事から国民健康保険の国庫負担等に関する決議案が提出されました。本動議を議題として、その趣旨の説明を求めます。

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1962/01/24、5期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 それでは、ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、委員長の互選を行ないたいと存じます。  つきましては互選の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの横山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、私から委員長の指名をいたします。森八三一君を委員長に指名いたします。(拍手)

第40回国会 社会労働委員会 第1号(1961/12/09、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは、ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。社会保障制度に関する調査及び労働情勢に関する調査、右の調査は、従来のとおり、今期国会開会中においてもこれを行なうことにいたしまして、本院規則第七十四条の三により、調査承認要求書を議長に提出することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、要求書の案文の作成及び手続などは委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  次回の委員会は、委員長理……

第40回国会 社会労働委員会 第2号(1961/12/12、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは、ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、先刻理事及び委員長の打合会をいたしました結果を御報告しておきます。本日の日程は、社会保障制度に関する調査、このうちで労働情勢に関する調査を午前にまずいたしまして、続いて厚生行政に関する調査を御審議いただく。まずその前に、きょうは派遣委員のほうからの御報告を願うことにしております。
【次の発言】 それでは、まずこの際、さっそく派遣委員の御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの報告に対しまして、御質疑のおありの方はお述べ願います。
【次の発言】 それではただいまの派遣委員の御報告に対する質疑はな……

第40回国会 社会労働委員会 第25号(1962/05/02、5期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 私も一、二お伺いしたいと思いますが、ただいま厚生大臣のおっしゃられました気持はよくわかります。ことに去年の暮れ、臨時国会において、数年来問題を残しておったいわゆる中央医療協議会、この問題をまずまあ解決し、改組ができたということは、これは非常によかったと思います。なお、続いて地方医療協議会も、それと同時にそれが改組されたのでございますが、幸いにして地方医療協議会は、たしか今年の二月十七日ごろから全国的にこれができておるようでございます。中央医療協議会が今にまだできておらぬので、いろいろと御苦心をされているようですが、それをひとつぜひ急速にやるように、むろん努力されていることは十分……

第40回国会 社会労働委員会 第26号(1962/05/04、5期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 安田さんに一言お伺いしておきたいと思います。  先刻来のお話によりますと、中央医療協議会が今度三者構成のもとに出てくる。これに対して、それ以外に、あるいはこのような臨時医療報酬調査会ができるということには賛成だとおっしゃられましたが、御承知のように、昨年暮れの臨時国会におきまして医療費の問題がやかましくなっておりますし、これまでの医療協議会がどうもうまくいかぬというので、あの場合には中央医療協議会と地方医療協議会の二種類ができたのでございます。したがって、中央医療協議会というのも、やはり聞くところによると、地方の保険者団体あたりからなかなか委員をお出しにならぬために、いつまでで……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 決算委員会第二分科会 第1号(1947/07/29、1期、民主党)【議会役職】

○假主査(谷口弥三郎君) 第二分科會を開會いたします。私が年長という關係で座長を勤めさせて戴きます。これから主査、副主査の互選をいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは山下さんに主査を、副主査に千田さんをお願いする次第でございます。では散會いたします。    午前十一時五十四分散會  出席者は左の通り。    主査      山下 義信君    副主査     千田  正君    委員            吉川末次郎君            谷口弥三郎君            小野  哲君            新谷寅三郎君

第1回国会 厚生委員会住宅問題に関する小委員会 第3号(1947/10/18、1期、民主党)

○小委員外委員(谷口弥三郎君) ちよつとお伺いして見たいと思いますが、この住宅を建築いたしますのに、非集團的に建築するというようなことは今後共できんものでございましようか、何故かと申しますというと都市におきましては、これは十五坪以内ぐらいの住宅を以て資材の関係上いろいろな関係で大きい家はできんのでございましようが十五坪以内ぐらいの家を建てておつたのでは、都市の今後の兒童などの発育に非常な影響があるだろうということが思われるのであります。それは何故かと申しますと、從來ですらも都市の兒童というものは段々と体質が惡くなりまして、あの徴兵檢査の当時に至りますというと、都市の兒童と田舍に生れた兒童との発……

第2回国会 厚生委員会医療制度に関する小委員会 第1号(1948/03/26、1期、民主党)

○谷口弥三郎君 只今の中山委員の動議に賛成いたします。


2期(1950/06/04〜)

第13回国会 内閣・厚生連合委員会 第3号(1952/06/09、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 私から一応お伺いしたいと思います。今回の厚生行政の機構改革に当りまして、厚生省内に今現にありまするところの引揚援護庁とかというのが内局になりましたり、又統計調査部なども廃止されるというのでございますが、特に最近の情勢から申しますというと、統計調査部のごときは極めて必要な部でございまして、而も聞くところによりますというと、この本年の八月から七週間に亘りまして西大西洋地区の衛生統計ゼミナールを開催される、それには而も我が日本にその全体を委託されているというような場合でありまするので、厚生省の統計調査部というものの部の活動が極めて必要な場合に、これを廃止するとか或いは部長がなくなると……

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第1号(1953/02/26、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から決算委員会の決算審査に関する小委員会を開催いたします。  先ず第一番に、大蔵関係の方面から先に御審議を願います。
【次の発言】 それでは第百五号、第百六号、第百七号、第百八号の四件につきまして、大蔵省のほうから一応説明を願います。只今四件と申しましたが、ここに一列になつておりますから百九号、百十号、百十一号、百十二号までの八件について御説明願います。
【次の発言】 それでは検査院のほうから今までの三点について御説明を願います。第一局長。
【次の発言】 羽柴さんにはそれでよろしうございますか。
【次の発言】 国税庁次長。

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第2号(1953/03/05、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から決算審査に関する小委員会を開会いたします。  本日は海上保安庁第六管区海上保安本部経理に関しまして証人の出席を求め、慎重審議することにいたした次第でございます。本小委員会におきましては、証人の喚問を必要といたしました趣旨は、第六管区海上保安庁保安本部経理に関しましては種々の不当事項が見受られるのでありますが、これらのうちには架空経理を伴う事項なども含まれておるかに見られるのでありまして、当然会計検査院の検査報告に指摘されねばならん性質のものと考えられますが、只今のところ検査院からは指摘されておらないのであります。従いまして本小委員会は本件の事情を慎重に……

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第3号(1953/03/09、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から決算審議に関する小委員会を開会いたします。  先ず第一番に農林省関係の五百六十八号について農林当局から先ず一番先に御説明を願います。
【次の発言】 右に対しまして会計検査院のほうからありますか。
【次の発言】 委員のかたに何か御質問でもございまするか。別にございませんなら、一応これは承認することにして、先へ進みたいと思います。それでは農林省関係のかたはこれでよろしうございます。有難うございました。次は、郵政省関係。それでは郵政省関係におきましては六百七十八号の件につきまして先ず当局から何か御説明ございますか。

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第4号(1953/03/12、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) 開会いたします。  それでは只今から第六管区海上保安本部訓練所の汚職事件につきまして、いろいろと説明をお伺いしたいと思います。先ず、只今出席されておりますかたは、海上保安庁山口長官、それに最高検察庁の熊沢検事、それに会計検査院の佐藤院長であります。どうぞ御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 ちよつと委員のかたにお諮りいたしますが、会計検査院の佐藤院長は止むを得ん用事で早速ほかのほうに行かなければならんそうですから、何か御賛同があれば今のうちにして頂いて、そうでなければ佐藤院長だけはお帰りを願いたいと思いますが如何でしようか、別にございませんか。

第15回国会 厚生委員会母子福祉に関する小委員会 第1号(1952/12/06、2期、民主クラブ)

○谷口弥三郎君 横からですが、僅かの統計の中には堕胎のやり損いでとか、早産のためにという例があつたかも知れませんが、全体といたしましては、堕胎のやり損いで生まれた子供が低能見だとか、或いは早産児が低能児とかいうのは全然認められておりません。ただ先刻委員長がおつしやつたようなふうに、パンパンさんには低能見が非常に多いのでございます。精神薄弱者が多いのです。従つてむずかしい仕事はしたくなくて、安易な仕事のほうにというので行つている者が多いものですから、それの遺伝的に薄弱者が多いということはあると思います。けれども堕胎のやり損いで低能というのま……。


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第1号(1953/06/23、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から小委員会を開催いたします。  本日の小委員会は、二十五年度の決算審査に関する小委員会でございまするが、どういう方法で今後進んだらよろしゆうございましようか、先ずそれをお諮りしたいと思います。実は今年二月四日の委員会の決議によりまして、架空経理に関する小委員会が設けられるようになりまして、小委員会で数回いろいろと協議をいたしたわけでありますが、その結果大体いろいろのまとまつた案もできたのでありますが、それの大要を読み上げて、それについて御討議を願うようにいたしたほうがよろしゆうございましようか。それとも全体をいま一度初めからやり直して審議したほうがよろし……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第1号(1954/02/16、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から第三回決算審査に関する小委員会を開会いたします。  本小委員会付託案件は二月十二日の理事会並びに委員会におきまして、昭和二十六年度の決算補助金関係批難事項並びに補助金関係の諸問題の調査でありますが、その点につきまして再び確認をされたので、この際ちよつと御報告いたしておきます。本件につきましては審査並びに調査につきまして、前回専門員から補助金に関することについて一言されたのでありますが、本日は引続いて国庫負担法に関する補助金関係不当事項の発生原因などについて説明を聴取したいと思つております。実は前回は速記をつけておりませんので、専門員がこの前話しましたこ……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第2号(1954/02/18、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から決算審査に関する小委員会を開きます。本日は、補助金関係の批難事項のうち、建設省、農林省及び運輸省関係のものについて、前回に引続いて御検討を願いたいと存じておりますが、先ず最初に前回専門員室で印刷して御配布いたしてありますところの書類にいろいろの問題点が記されおりますからして、それを中心にして先ず建設省当局からお考えのほどをお伺いしたいと思います。第四ページの一番しまいのところから五ページの始めのところにかけまして、不当事項、不当事実の発生原因及び防止対策というようなことについて、次々とお話を願いたいと思います。先ず第一番に、植田河川局次長。

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第4号(1954/03/02、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から第六回決算審査に関する小委員会を開会いたします。  本日は前回に引続きまして国庫負担法による補助金及び農林水産業施設災害復旧事業費国庫補則の暫定措置に関する法律に基く補助金につきまして、不当事実の発生原因及びその防止対策につきまして、先ず農林省関係の補助金問題につき、二十六年度検査報告の五百二十三号から七百七十一号及び八百七号から八百二十九号を一括して議題に供したいと存じます。  先ず専門員の調査に基きまして問題の所在点の説明をお願いいたします。
【次の発言】 次に会計検査院から一つこれに対しまして……。

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第5号(1954/03/04、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から第七回決算審査に関する小委員会を開催いたします。  前回におきましては農林省関係国庫負担法並びに国庫補助法による補助金につきまして、その不当事実発生の原因とか防止対策などについて専門員、会計検査院、農地局、林野局、水産庁などから説明を聴取したのでございまするが、本日はこれに続きまして、只今会計検査院長、水産庁長官、農地局長などがお見えになつておりますからして、どうぞ御質疑並びに御意見のおありの方々は順次御発言を願います。
【次の発言】 只今の飯島委員の御意見、私も感じているところであつて、いずれその中に、できるだけ早く機会を作りまして懇談したいと思いま……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第6号(1954/03/09、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは委員の方々から何か御意見がありましたらどうぞ。
【次の発言】 それでは委員各位に差当り御質疑がないなら専門員のほうから一つ……。
【次の発言】 それでは柴田林野庁長官。
【次の発言】 ほかに御意見ございませんか。それでは農林関係のほうは一応これを以て終りまして次にはほかのほうへ進みたいと思います。  本日はこれを以て散会いたします。    午後零時四十四分散会

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第7号(1954/03/12、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) 只今から第九回小委員会を開催いたします。  本日は文部省所管補助金関係事項四百六十一号から四百六十四号までと、文部省関係の補助金につき、その不当事実発生原因と防止対策について検討を進めたいと思います。これらにつきまして、先ず専門員から問題の所在点について説明を願います。
【次の発言】 それでは只今問題になつておりまする部分、特に専門員からの問題点を一緒にいたしまして、先ず会計検査院上村第二局長。
【次の発言】 それでは文部当局からこれに対しまして御説明をお願いいたします。
【次の発言】 それでは委員の方々から何か御質問その他ございますか。

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第8号(1954/03/16、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から第十回決算審査に関する小委員会を開催いたします。  本日は二十六年度決算厚生省所管補助金関係批難事項の四百六十六号から四百七十号及び五百三号の六件を議題に供します。なお、併せて厚生省関係補助金の不当事実発生原因及びその予防対策について検討を進めることにいたします。それでは初めに専門員から説明をいたさせます。
【次の発言】 それでは以上の問題につきまして会計検査院の上村第二局長から……。
【次の発言】 それでは厚生当局から以上に対しましてどなたからでも……。
【次の発言】 楠本環境衛生部長から何かありますか。

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第9号(1954/03/30、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) 只今より第十一回決算審査に関する小委員会を開会いたします。  本日は初めに目下政府において提案を準備いたしております「補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律案」の要綱につきまして、大蔵省より説明を聴取いたしたいと存じます。本要綱は補助金等の交付の不正な申請及び不正使用の防止その他補助金等に係る予算の執行の適正化を図ろうというのでありまして、本小委員会においても、この目的のため既に検討を進めて来たところでありますので、政府の提案の前に一応の説明を聴取し、なお、取扱い等につき御協議をお願いしたいと考える次第であります。それでは大蔵省より御説明をお願いいたします。ちよ……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第10号(1954/04/02、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から第十二回決算審査に関する小委員会を開会いたします。  前回までにおきまして文部、厚生、農林、通産、労働、各省所管の補助金関係批難事項につきましては一応審議を終了いたしたので反ります。建設省及び運輸省関係の国庫負担法に基く補助金批難事項については不当事実発生原田及びその防止対策につきましては、一般的質問を行うたまま、具体的事項については、まだ質疑を終了いたしておりませんので、本日は両者についての質疑を続けることにお願いしたいと思います。なお共に、負担法に基く補助金批難事項を中心といたしまして、本小委員会の結論をまとめるための一つの段階として御質疑並びに御……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第11号(1954/04/06、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から第十三回決算審査に関する小委員会を開催いたします。  前回までにおきまして補助金関係批難事項について不当事実発生原因並びにその防止対策及び所管別事項別の審議は一応終了いたしたわけでありますが、本日は本小委員会の結論をまとめますための一つの階段といたしまして、国庫負担法並びに国庫補助法に基き補助金を中心として総括的な御質疑並びに御意見などをお述べ願いたいと存じます。  なお、前回千五十六号の問題がその後どう解決されたかにつきまして説明が残つておりましたが、それについて先ず専門員から報告を願います。

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第12号(1954/04/20、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(谷口弥三郎君) 只今から第十四回決算審査に関する小委最会を開会いたします。  補助金関係の批難事項につきまして、前回において審議を終了いたしておりますので、本日は先日来配布いたしてあります報告案について御協議の上御決定を願いたいと存じますのでございます。皆様から何か御意見がございましたらどうぞ。もう別に御意見はありませんでございましようか。先日一乗お配りをしておきましたので御覧頂いたことと存じますが、ほかに御意見もなければ、御異議ないものと認めて、これを小委員長報告として決定いたしてよろしゆうございましようか。
【次の発言】 では御異議ないものと認めまして、さように決定をいたします。……

第24回国会 社会労働委員会保険経済に関する小委員会 第3号(1956/05/18、3期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 その間に私から一つ厚生省の方に……。今までのお話によるというと、大体において日本医師会の方から出されたこの表は、やはり自分たちもこの通りであると思うているというようなふうのお話であったと思います。なおしかし、これをこのまま利用するというと、あるいは増加率などにおいて心配なところがある。予算をよげい反れば反るほどいいというふうな、先刻お話があったように心配があると言っておりますけれども、大体いろいろのあるいは日本医師会の図表はまだごらんになっておらぬという点を、見込みといたしましてやられた厚生省の三十年度の案というものは、厚生省はお出しになるときには必ず今まで御説明のように、前年……

第24回国会 社会労働委員打合会 第1号(1956/01/23、3期、自由民主党)

○谷口弥三郎君 私から二、三大臣にお伺いしたいと思います。  今回出されております、まだ詳細について御説明を得ておりませんが、出されております新医療費体系なるものは、これまでしばしば言われておったように、いわゆる科学技術によるところの医療費体系を作るという意味でお作りになったものであるから、むろんお作りになった体系なるものは、先刻大臣もおっしゃられましたが、完全なものとは言われぬけれども、とにかくその方面に非常に熱心に御勉強になって作ったものと思っておるというお話でございましたが、私どもの聞いておりますところによりますと、各団体または国民の医療に対して、今度の新医療費体系ではかえって医療が低下……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

谷口弥三郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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