谷口弥三郎参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○谷口弥三郎君 只今議題となりました請願並びに陳情に関する厚生委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 厚生委員会に付託になりましたこれらの請願並びに陳情につきましては、五月十九日医療制度調査に関する小委員会に付託いたしまして、小委員会において審議をいしました。尚、更に本委員会にかけ六月八日審議の決定を見た次第でございます。その中、請願文書表第八号國立富山病院拡充に関する請願、請願文書表第百十三号看護服並びに予防衣の特別配給に関する請願、請願文書表第四百九十一号看護課設置に関する請願、請願文書表第四百九十三号國立小浜温泉療養所拡充に関する請願、以上四件につきまして、或いは厚生当……
○谷口弥三郎君 只今議題となりました優生保護法案に関しまする厚生委員会における審議の経過と結果を御報告申上げます。本法案は本院議員提出法案でありまして、谷口より提案か理由及び内容の説明があつたのでございます。その要旨を簡單に申上げますと、我が國は敗戰によりまして、その領土の四割強を失いました結果、甚だしく狭められました國土の上に、八千万からの國民が生活しておりますために、食糧不足は尚今後も当分持続するのは当然であるのでございます。尤も我が國の天然資源は、貧弱ではありますが、まだ十分開発利用されてはおりませんので、或いはその方面に対して灌漑、発電などの施設をなしますとか、漁業の開発をいたしますと……
○谷口弥三郎君 私は問題が余程違いますが、人口政策の確立をこの際特に希望したいと存じておるのでございます。(「自由討議はそういうことを言うて貰わねばならん」と呼ぶ者あり) 我が國の人口の状況は、皆さん御承知の通りに、実に飽和状態になつておるのでございます。即ち國土の関係から申しましても、この戰争のために、敗戰の結果、四割三分強の國土をなくしておるのでございます。從つて只今のところでは、國土におきまして耕地面積が僅かに六百万町歩しかないのでありますから、これに生存するのには六千万ぐらいの人口でなければ、なかなか食糧問題その他に困難をいたして來るのでございます。それに拘わらず、昨年度のごときは、……
○谷口弥三郎君 只今上程されました医療法の一部を改正する法律案並びに医師法及び歯科医師法の一部を改正する法律案に関する厚生委員会における審議の経過並びにその結果を簡單に御報告申上げます。 先ず医療法の一部を改正する法律案について申上げます。本法案の提出理由を申しますと、医療法は「第二國会におきまして制定され、現在に至つておるのでございますが、医業、歯科医業等に関する廣告につきましては、それが適正に行われる場合は一般國民が診療を受けます場合において有益であることは勿論でありますが、半面に、これらの廣告を自由放任にいたしますと、とかく國民保健上著しい弊害を生ずる虞れがあるのであります。この点に鑑……
○谷口弥三郎君 只今上程せられました傳染病予防法案の一部を改正する法律案、國立公園法の一部を改正する法律案並びに死体解剖保存法案に関する厚生委員会における審議の経過並びにその結果を報告いたします。 先ず傳染病予防法の一部を改正する法律案についてその提出理由を申上げます。我が國の傳染病対策は明治三十年に制定せられた傳染病予防法を基幹として、コレラ、赤痢、腸チフス等十種の急性傳染病の防遏を規定いたしましたが、その後この法律に準じました、結核、癩等の慢性傳染病にはそれぞれ單行法が制定されているのであります。爾來本法律は部分的改正が行われて、又終戰後においては日本脳炎を新たに指定傳染病として適用して……
○谷口弥三郎君 只今議題となりました優生保護法の一部を改正する法律案並びに國立身体障害者更生指導所設置法案につきまして御報告申上げます。 先ず優生保護法の一部改正からその提案の理由を簡單に申上げたいと存じます。優生保護法は昨年の第二國会を通過いたして、昨年の九月十一日から施行されているのでございますが、その後の実績と社会情勢の急激なる変化に鑑みまして、或る程度人工妊娠中絶の施行範囲を拡げる必要が起りましたこと、同時に、受胎調節に関する適切な方法の普及指導が必要になつて参りましたので、この法律の一部改正を提案するに至つたのでございます。 その内容を極く簡單に申上げますと、優生保護法の第三條に……
○谷口弥三郎君 只今議題に上りました昭和二十二年度の一般会計及び特別会計の歳入歳出決算につきまして、決算委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 右の決算は第五国会に提出されまして、決算委員会におきまして審議を進めたのでありますが、審議半ばで会期が終了しましたために審議未了に終りました。又第六国会におきましても引続き審議をいたしましたが、会期が短かかつたために終了するに至りませんで、今回に至つてその全部の審議を終つた次第でございます。尚、会計検査院の昭和二十二年度決算検査報告に記載されております既往年度の検査未確認額の検査確認、既往年度並びに昭和二十三年度に関する批難事項及び昭……
○谷口弥三郎君 只今提案されました社会保障制度推進に関する決議案に対しまして、私は国民民主党を代表して賛意を表するものでございます。 昨年の五月に社会保障制度審議会が設置せられまして、その後愼重審議の結果、我が国の社会経済事情並びに日本国憲法第二十五條の本旨に鑑みまして、緊急に社会保障制度を整備確立するの必要を認めまして、同年十月十六日に吉田総理に対しまして、社会保障制度に関する勧告をしたのでありますが、不幸にもまだ総合的に見るべき反応がないのであります。従つて去る十月二十日に更に社会保障制度の推進に関しまして、九項目に亘つて勧告をしておりましたところ、自由党の諸君は国民医療の確保を図ること……
○谷口弥三郎君 私は自由党を代表いたしまして、只今議題になりました厚生年金保険法を改正する法律案につきまして、二、三の質疑を行いたいと存じます。 先に社会保障制度審議会におきましては、年金制度の準備改革に関する勧告といたしまして、年金制度の改正を行う場合には、将来全国民を対象とする国民年金制度を確立するための礎石として、先ず現在の被用者に関する各種の年金制度を整備して一元的な制度とすること、次いで現在漏れておりますところの五人未満の事業者の被用者もこれに加え、又自営業者でも特に年金的保護を必要とするような人々をも加えられるような制度に発展せしむべき希望を持つて申出ておられるのでございますが、……
○谷口弥三郎君 私は自由民主党を代表して、総理並びに関係大臣に対し、若干の質疑を行ないたいと思います。 まず最初に、最近の経済情勢に関連して、池田内閣の主要な政策である高度成長政策の諸問題を取り上げたいと存じます。高度成長政策は、内政上における池田内閣の最も重要な政策の一つでありまして、その成り行きは国民の注視の的であります。 第一は成長のテンポについてであります。国民所得倍増計画は、昭和三十五年から十年間に、国民所得を倍増させることを目標として、そのためには、毎年実質七・二%の経済の成長の必要があるのであります。ただ最初の三年間は、過去の経済の実勢から見て、九%程度の成長が予想されるとい……
○谷口弥三郎君 ただいま議題となりました、あん摩師、はり師、きゅう師及び柔道整復師法等の一部を改正する法律案について、社会労働委員会における審議の経過並びに結果を報告いたします。 本法律は、前国会に当院で可決せられましたものと同内容でありまして、すでに所定の届け出を行なって、あん摩、はり、きゅう及び柔道整復以外の医業類似行為を業とする者、並びに、あん摩師以外で指圧を業とする者が、その業務を行なうことができる期間、並びにこれらの者が特別のあん摩師試験を受けることができる期間を、本年末から昭和三十九年十二月三十一日まで、三年間延長せんとするものであります。 委員会においては、厚生大臣、政府委員……
○谷口弥三郎君 ただいま議題となりました九法案について、社会労働委員会における審議の経過並びに結果を報告いたします。 国民年金法の一部を改正する法律案は、死亡一時金の支給、老齢年金の繰り上げ支給、準母子年金、準母子福祉年金の創設などの改善整備を国民年金制度に加えんとするものであります。
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