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成瀬幡治 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

成瀬幡治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは成瀬幡治参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。成瀬幡治参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 文部委員会 第5号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 お尋ねいたしたいのですけれども、その全面的な法の根本的なものについて、研究をするとこう言われるわけですけれども、文部大臣としては新任早々で云々と言われると思うのですけれども、文部委員の方についてはこの問題について十分私は討議されておるとこう思う。そこで法の根本改正をするときに医者などでも同じような、こういう免許法の問題が出て来たと思う。そのときに医者の方々は既得権が尊重されておる。我々はこの既得権が殆んど無視されるような形になつておる。この点についてどんなふうに今までお考えになつているか、この点をお尋ねいたします。

第8回国会 文部委員会 閉会後第11号(1950/11/14、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 学校教育法の第一條だと思いますが、その中に環境保全のことが謳われているのですが、左の語われている趣旨というものですね。それからあの條文だけで言うと、こういつた問題が起つて来るということは予期されておつただろうと思うのです。それに対して文部省はどういうふうな方法で防ぐか、第一條に関連して、保全だけしておいて、次に作つてはいけないものをあとからそういうものを作られる、それに対してどういう態度で行くか、これに対してこういう法律を提案されるときから方針が決まつておつたと思う。その点どんなおつもりですか。
【次の発言】 そこで今非常に重要だと、こうおつしやるのですが、文部省の態度というもの……

第8回国会 文部委員会 閉会後第12号(1950/11/17、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 小野政務次官にお尋ねいたしますが、概算拂いで交付金が渡つておる関係上、愛知県で例えば名古屋の例なんか取つて見ますと、返さなければならない。それで教員に対する皺寄せが出て、金がないということで、退職しても退職金を支拂つてない現状がある。そこであなたのお話を聞きますと、大いに考慮しようという、こういうことは出ておりますが、それで実際問題として法律にあるから嚴重に取立ててしまうのか、それとも一千五十億の一割の百五億あるから、それで勘案して何とかそこの打開策を講じて行こうとしておるのか、或いはそれについての見通しは或る程度立つておる、徹底的に取返してしまうのだと、この大きなコースが二つあ……

第9回国会 文部委員会 第1号(1950/11/28、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 今のことですね。道徳的な言葉を信用して、文部大臣としては傍観しておる、というと言葉は悪いかも知れませんが、何ら積極的な手を打たないのか。そこはどうなんですか。
【次の発言】 骨を折つているのですね。
【次の発言】 もう一つ、これは別のことですが、平衡交付金をもらうところはまだいいかも知れないが、実情は三十五億今度殖えても、なお頂けないようなところがありはしないかということを非常に心配するわけです。今度は県に行つた場合に、そういうことに対して返すというのですか、或いは全然貰い過ぎてしまつておるところに対して、何ら裏付がないわけですね。そういうような点をずつと勘案して来ると、やはり私……

第9回国会 文部委員会 第2号(1950/11/29、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この八十三億が三十五億に減らされたわけなんですけれども、この八十三億を要求される場合の中には、地方公務員の年末手当とか、ベースアツプに必要な経費というものは、この中に入つているかどうか。
【次の発言】 そうしますと、それが三十五億にまあ減つておるわけでありますが、その場合にもこの両者が入つておるかどうか。ちよつと、減つたというのは惡いですが、節約された、こういうことになりますと、当然そのものが入つておる、三十五億の中に入つておると我々は了承してもいいわけですね。
【次の発言】 私は八十三億が三十五億になつた、そこのところがよく分らないのですが、一応御説明願います。

第9回国会 文部委員会 第3号(1950/12/01、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 岡野國務大臣、天野文部大臣は大臣としての所管事項といわないで、閣議の一員としてお尋ねしたいと思います。と申しますことは、この七億を出さないということは政府のこれは一つの法律違反になつて来ると思うのです。そこできつとその閣議でこういう問題について非常にお考えになつておると思うのです。政府はこれを閣議においてどういう形にして出すか、とにかく法律違反にならなくて而も定質的に金を出して行かなければならない。そういう対策を私は閣議において大いに検討されたと思う。そこう辺のところを一つ御説明をお願いしたいとこう思います。

第9回国会 文部委員会 第5号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この法案がいろいろな意味合いにおいて提案された、そうしてあなたから、重大なる云々ということを聞きましたから、私はそこに政治的な陰謀があるのじやないかというようなことは、そういうことは別個として、一応運輸省に、運輸大臣の下に十二人の委員からなつておるところの船員教育審議会というものが設けられておる。そうしてその結論をやはり若し水谷文部次官が言われるように、四月に云々ということであれば、私たちは、そういうことは慎重に考えて進められておつて、そうしてやはり結論というものを私はどこでお出しになると思う。ところがその結論が出ない前に、こういうものが出たのだということについては、私は何か釈然……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第4号(1951/07/28、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちよつとお伺いいたしますが、抑留者の還えらないということは人道上の大きな問題であつて、政府もそういうふうに非常に強調されて来たと思います。ところがその発表の時期の問題でございますが、六月十九日に国連へ報告されたということは、私は相当政府においては責任を持つて確認をされた数字だと思います。それをやはり早く国民に知らせるということは、非常に私は重大問題だと思います。それについて七月二十五日まで放つたらかしておいたと言つては非常に言い過ぎかも知れませんが、少くとも在外同胞の委員会はこの七月中には、私は前に持たれておると思う。たから政府としてもやろうと思えばやる機会があつたと思う。それに……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第8号(1951/03/24、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 シンガポールの捕虜を早く帰すということをルーガー氏が言つたということですが、時期は四月だとばかにあつさり言つたわけですが。
【次の発言】 日本の新聞が相当先走つて記事を書いて、それが相手の国に知れて非常に不利になつたというようなことで、非常に愼重に扱つてくれ、余りそういうことはやつてくれるなということで、そういうようなことをルーガー氏が折衝しておつて……、そういうことはたびたびあつたわけですね。
【次の発言】 ローマ法王庁に、今までのものが軍に抽象的なもので、具体的な資料がなくて非常に困つたというお話ですが、それから国際赤十字社のほうでも、個人カードというものを作つてなくて非常に……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第11号(1951/05/15、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この出し方は合同提案にするわけですか。

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第12号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 先ほどの紅露委員の動議、これを一つ……。

第10回国会 文部委員会 第12号(1951/02/19、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 進藤さんにお伺いいたします。二十五年の四月から始まつたわけですから、今までに約十カ月あるわけですが、この間にそのモデルケースをお作りになるのにどのくらい期間をおかけになつたかということが一つと、それからまあ手続の問題ですが、そういうことですつたもんだをおやりになつたと思うが、事実審理に当つてそういう点についてどのくらいおかかりになつたかという期間問題です。それからあなたは公開審理ということを否定されるのか。そういうものはやはりあつたほうがいいのじやないかとこうお考えになるのか。どつちか見解というものをお持ちになるだろうと思う。ですからどちらか知らないが、その見解をお聞きして、その……

第10回国会 文部委員会 第13号(1951/02/20、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちよつと恩給のことについてお尋ねしたいのですが、実は小学校或いは高等学校の先生で三十何年になられたものはぼつぼついわゆる停年というようなことで自分の退職などを考えておられる。これが三月どうしようかという人が相当あるわけなんですが、それに関しまして恩給がどうなるかというふうなことで非常にその態度を決するに困つておられるから、その点を一つ明瞭にして頂きたいと思います。恩給が早急に改正されて来るようなふうに人事院として何か準備をしておられるか、そうしてこの改正をあなたのほうでこのマイヤーズの勧告などを標準にしていつ頃という時期をふんでおられるか、その時期を先ずお伺いいたします。

第10回国会 文部委員会 第24号(1951/03/22、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 前のですね、免許法の一部を改正する法律の第七項ですが、稻田さんの説明によりますと、山間僻地の教員の差違をなくするということは、都道府県の教育委員会の問題である、従つてそちらの方で考慮すればいいという建前で話を進められておると思う。私の方としては、そういう山間僻地、いわゆる僻陬地に勤務するような人たちに臨免を持つておる人たちが非常に多い。言葉尻をとらえるわけじやないのですが、あなたがそういうことに対して、都道府県が何かそれを僻陬地手当というものをやつて行きさえすればそういう心配はないのだということを言われるのでありますが、都道府県教育委員会がそういうことをやればいいのだというので、……

第10回国会 文部委員会 第28号(1951/03/27、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 市町村立学校職員給與負担法の第二條によりますと、定時制の教員は全部県に移管されることになると思いますが、併しこれと私は関連して御質問申上げたいのでありますが、大臣にお願いしたいのですが、五大市におきまして高等学校で市立の高等学校と県立の高等学校と入り組んでおりまして、そして而もそこに教育委員会が設置されておるわけです。そこで人事の交流は勿論、教育の画一というわけではございませんけれども、いろいろな内輪揉めとか、或いは困難を来たしておると思う。そういうものに対して、例えば今まで県立のすべてのものを教育委員会が市にできたわけですから、市のほうに移すというようなことを文部省としてお考え……

第10回国会 文部委員会 第30号(1951/03/29、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 第三条に委員の数が十人になつておりまして、そして高い識見を有する者のうちから文部大臣が任命すると、こうありますのですが、実際問題として文部大臣は独断でこういうおかたから選ばれるのか、それとも何か適当なかたに相談してやろうというような御意思があるのか、その点一つ伺いたい。
【次の発言】 只今の大臣の答弁は非常に是とするものであります。私たちの心配しておつたことは、実際この十人の委員によつて非常に派閥的な或いは何というのですか片寄つたことがあると、非常に面白くないと、こう思つて質問しましたが、只今の文部大臣の答弁は非常に是とするものですから、是非広く民主的な、例えば日本学術会議の代表……

第10回国会 文部委員会 第33号(1951/05/11、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちよつとここでお尋ねするのは筋違いであるのですがね、意味のおかしいことになるかと思いますが、例えば〇・七坪に対して負担分があつて、そしてなお単価が昨年なら昨年、或いは今年なら今年の予算において単価がずつとして来た。六三建築の問題、それについて主計局長のほうとしては補正予算を組んでそういうものをやるような意思がないのかどうか、六三の問題です。
【次の発言】 何をつまみ食いとか、何を先するとかといういろいろな論争もあつたわけですけれども、少くともあなたのほうで予算を計上されて、そして各県が六三校舎の建築に入つたわけです。ところが単価が上つてしまつて非常に地方は困つておる、そういうよう……

第10回国会 文部委員会 第34号(1951/05/15、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 これは西村さん、中島さん、どちらでもよろしうございますが、この法案の中に、第三條の第五項に「産業教育の実施について、産業界との協力を促進する、」こういうことが誰つてあるわけですが、このこととは別個といたしまして、只今矢嶋委員のほうからも定時制高校などというような話もありました。或いは戦時中におけるところの青年学校と申しますか、ああいうようなこともあつたわけでございますが、例えばまあ今いう中学校ですね、新制中学を終つて出た子供さんをあなたのほうでも採用されて、そこでまあ会社に役立つような教育を会社自体として、例えば半年乃至一年間くらいやつて行つて、そうして何というのですか、会社の本……

第10回国会 文部委員会 第35号(1951/05/17、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 福島さんにお伺いいたします。第一点といたしまして、国立大学の審議会の権限につきまして現段階においてはこのくらいで止むを得ないのじやないかというふうに御意見を伺つたのでありますが、特に予算のことにつきまして普通の義務教育費につきましては教育委員会がございまして、御承知のように教育委員会は二重提案をするところの権限が与えられておるわけであります。大学が非常に予算が少いということも私ども聞かされておるのでありますが、そうしたような場合にいま少し大蔵省と申しますか、或いは国会と申しますか、そういうような所に対して強力に働きかけて予算を確保するということが必要ではないであろうか、私たちはこ……

第10回国会 文部委員会 第38号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は素人だから参考に、まあ私もよくわかりませんですけれども、例えばそういう誤つた考え方でこういう法案を立案し、或いはこれを担当するというような人と一緒に行つてそこで一杯飲んだというようなそういうものに使つたのじやないか、こう疑われるようなことをした場合にそれはどうなりますか。

第10回国会 文部委員会 第39号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 昭和二十二年より民間研究機関に補助金として交付されておるように稻田さんの書かれたものに書いてございますのですが、その場合には……。委員長、六條までとおつしやいますのですが、少しよそへ跨がつてもよろしうございますか。
【次の発言】 その場合にどういうような形で、例えば第五條のこういう基準を設けておやりになつておつたと思いますが、この五格の一、二、三の項目に該当するような基準でおやりになつておつたのかどうか、その点を一つ……。
【次の発言】 続いてなお経理の面、第八條になるわけですけれども、こういう第八條の経理の面、或いは第九條の公表の義務であるとか、或いは第十二條にかかつて来るよう……

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第2号(1951/08/21、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 先ほど曾祢委員からもあなた方に対する決意というような動きをちよつと尋ねられたのですが、ちよつとあいまい模糊としておりますからもう一度お尋ねしますが、我々が今日ここに集つたのは補正予算の件について大蔵省に折衝しようというので来たのです。ところが伺いますと予算上財源は他へ廻さない、流用しないと一本とつたのだからもう厚生省援護庁はそれを呑んで行きたいというような態度になつてしまつたように思うのだ。そこで我々が大蔵省への鋒先を厚生省乃至援護庁の方へ尻を叩きに出かけなければならないと、そういう感じがするのだ、あなたのを受取るとね。もう一度あなたの方からこれは徹底したものかどうか、どういう態……

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第3号(1951/10/04、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は安井さんのおつしやるようにここで討論と言つちやおかしいですが、原則的には最後まで見てやるという点で、木村さんが言われたのは特別のことで、これで全体をどうこうするという判断をすることはいかないと思う。ですから最初のようにどこまでも見るのだという立場に立つて一つ勘案するというなら異議ありません。
【次の発言】 倍額になつておるのですが、八百円が千六百円、最高は何か三万八千円ですか、三万八千円ですが、これは他のべースと比較してどういうことになるのかちよつとわからないのですがこれを出して来た。今度修正を倍にしたということですね。これについてどういう基準ですね、どこからそういうべースを……

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第4号(1951/10/05、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 遅刻して参りましたので、ダブると、ダブつたら一つダブつたとおつしやつて頂かないと……。これは未確認のを非常なスピードでやつて結論をお出しになるようなふうに今承わつたところですが、仮に今若し実施に関する法律案が通過して、そうして支払が開始されるような場合は、確認書の出たものから、日本銀行は現金で以てさつさと払つて行くのが、おおよそ六ヵ月ということは出ておるわけですが、この公布の日から起算して六カ月を超えない期間内において政令で定める日から施行するということになつておるのですが、これをおおよそ目標を掲げて、これが六ヵ月と出ておるのが、これ以内に完了せなかつた場合は未確認のままで残して……

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第6号(1951/10/09、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 問題は、委員長が言つたように問題が出て来た、そこで当委員会としてはそれを立法を進めることがいいというのか、悪いというのかということを結論を出して、それで以て委員長を通して折衝させる、こういう意味で委員長は問題を提出して出しておられるわけですね。

第12回国会 内閣委員会 第6号(1951/11/06、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちよつと今の数字ですね、今の数字はちよつと聞き落したのですが、二千三百十六を内訳されたのですか。
【次の発言】 そしてこれは直ぐ増員をされる予定なんですか。これでずつと当分行かれる予定なんですか。
【次の発言】 又この問題は定員法で……。
【次の発言】 この委員会でどうこうということはちよつと私も疑問なんですが、第八條の四号で、まあこの表現の仕方で千島というのが、その他の地域というところへ千島が入つてしまうのだという表現の仕方で千島というのを落してあるのか、この所属の問題乃至歯舞等、いろいろな問題があつて、そうしたような意味合いも勘案されてここからこういう島の名前が落ちておるとい……

第12回国会 内閣委員会 第8号(1951/11/08、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 国民七人半当り一人の公務員だ、こういうのに対して、それは間違つておる国民十九人当り一人の割合である、こういうふうに今発表をされて数字を出されたわけですけれども、これはどこで御調査になつたものか、或いは官庁で調査された数字か、その辺ちよつと。
【次の発言】 工業試験所というようなものは民間に任したほうがいいじやないかというような御意見に伺つたわけですが、実は私の直接聞いておるのは陶器の工業試験所に関してですけれども、中小企業の人、つまり輸出貿易に携わる人たち、その経営者の人たちからこういうものは是非潰してくれちや困る、そうしてくれなければ私たちの自己資本の小さなものでは何も研究がで……

第12回国会 内閣委員会 第9号(1951/11/13、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 三好委員の質問に関連して経費の問題で、三好委員の問題は数字の問題ですが、とにかく経費節約になり、そうしてその数字は正確でなければならないのだ、こういうことに対して食糧庁の問題について例をとらえて言われたわけです。それに対して橋本長官の言は、そうではなく、それはとにかく手数料であろうと経費であろうと、そうした人を減らせば実際経費は減るのだ、こういうような観点の御答弁だと思います。そうしますと、今そこに非常勤の問題が出たわけですが、使えば養蚕の指導員のようなおかたに例をとりますと、たしかに整理されて一昨年そういう人たちの経費が相当養蚕連合というか、何かそういう民間団体に負担されている……

第12回国会 内閣委員会 第12号(1951/11/16、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 先ほど団体等規正令のお話が出まして、全然別にというお話があつたのですが、日本人が、日本人同士を追放するのはおかしいじやないか、そういう点が非常に有力な意見で目下研究中である、こういうふうに了解してよろしうございますか。
【次の発言】 先ほどもお話が出ました追放令との関係なんですが、私もどうもよくわからないのですが、今後そうすると、政令で出たものは残して行かれると思うが、書簡で出たようなものはあると思う。それで追放されたもので、そういうようなものは先ほど山花君の質問によつて明らかになつたのですが、受付けるし、講和発効されて来ると、そういうものはどんなことになるのですか。

第12回国会 内閣委員会 第13号(1951/11/17、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 二十四年度のときに定員法が大幅に改正されたのでございますが、そのときの速記録をちよつと調べてみたのでございますけれども、或いはその誤りがあるかも知れませんが、私の見た範囲内によりますと、機構改革とやはり行政制度の問題が非常に論議されておるのでございまして、その中に吉田首相それから本多国務相の答弁の中にこういうことがあります。将来行政整理をやるというような場合は行政制度審議会というものがあるからそういうものの答申を待つて行政機構の改革をやらなければ、再び人員整理をやらないのだというような意味のことが述べられておるのでございまするが、あの二十四年今から二年前のこの総理乃至本多さんのも……

第12回国会 内閣委員会 第14号(1951/11/19、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 要求して下さい。委員長。
【次の発言】 そうすると、予定されておる五千名の問題ですね。これの人たちは試験は終つておつたとか、いわゆる採用通知が出ておるというような点をお尋ねしたいのですが、採用通知は出ていたのですか。
【次の発言】 そこで私はおかしい、どうも納得が行かない。採用者があつても、二千四百名ですか、採用せずに首切る、だからそれは行政整理だという理論は、何か今聞いておりますと、幸いにしてどうやら自治警から一万三千人ですか、予定しておつたよりは三千名殖えたのだから行政整理をやるのだ、こういうことをおつしやつたけれども、採用せずにおつて行政整理と言つたら理窟に私はならんと思う……

第12回国会 内閣委員会 第15号(1951/11/20、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 私がお聞きしたいのは、特審局が出ておるようですからお聞きいたしたいと思いますことは、前に内務省に特高というのがありましたが、大体それがやつておつたのと同じ仕事をやつておると思うが、特高時代には大体定員がどのくらいおりましたか、それが若しわかつておりましたら一つお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 今お伺いしておりますと、この特審局が非常に人権擁護のような仕事をせねばならんと言われたが、それは「仕事も」ですか、「仕事を」ですか、その辺のことをもう一度伺います。
【次の発言】 特審局の定員を見ますと、この資料ではわからないのですが、一回、二回と殖えて参りまして、例えば第一回が百……

第12回国会 内閣委員会 第16号(1951/11/21、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 やはり資料なんですけれども、例えば今城等の修理が議題に上つたと思います。そういうものに対して私は予算関係との一応折衝了解のできた計画がございましたらそれを頂きたい、こう思うのです。
【次の発言】 継続的にやつておいでになるのが一つあるのですね。それでしたら私は一応あなたのほうが要求されましてあなたのほうの計画を一つ出して頂きたい。予算折衝で非常にむずかしいのですかね。
【次の発言】 私もその資料要求に対して、予算折衝をする段階いあるのは提出が非常に困難である、こういうふうに思うのですが。
【次の発言】 実は私が要求しておる気持のものは、確かに竹下委員からも発言がありましたように私……

第12回国会 内閣委員会 第17号(1951/11/22、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 最初に農林大臣宛に淺井人事院総裁から、農林省農地事務局管下各事務所に勤務する職員の勤務条件についてという人事院勧告が私はなされているのは当然だと思います。それにつきまして内容をまあ私はここに申上げなくてよいと思いますけれども、とにかく定員が足らないのだ、だから何とかしなくちやいかんじやないかという点が第一点と、それから超勤がしつかり払われてないから、そういうことのないように注意すべきである、こういうふうになつていると思います。これを受け取られてあなたのほうはどういう処置をされ、それがこの今回の整理とそれがどういうように関連をしておるかというような点を一つ明らかにして頂きたいと思い……

第12回国会 内閣委員会 第18号(1951/11/24、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 今の六十人いるからその五%……、何人おるのですか。例えば、職業補導とか、義肢をやつておる現在人員は何名ですか。
【次の発言】 麻薬の取締ですね。これ私はまあヒロポンやああいうものが出ておるのですが、これはいろいろな点で警察官が入つておるのですが、あういう業務を持つておるのですか。それから中央の警察官にこういうものをすべて委譲してしまうという態度ですか、どうなんですか。その点を御説明願いたい。
【次の発言】 私はああいう麻薬が街に氾濫しておりまして非常に害毒を流しておると思うのですが、整理を十六人と意図せられておるようでありますが、どうも不完全なような気がして、もつとやつて頂かなけ……

第12回国会 内閣委員会 第19号(1951/11/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 その資料は出されるわけですね。
【次の発言】 今までの質疑或いは御意見を聞いておりますと、非常勤職員というものがあつて、その非常勤職員は人事院規則、或いは国家公務員法において超勤手当とか、或いは石炭手当とか、或いは勤務地手当というようなものがもらわれないで、併し実際非常勤職員という名前であつても、具体的に田中委員のほうから指摘されたように、会計に一年ついておる、いろいろなことがあるから、これはやはり非常勤職員という名前であるけれども、実際はつけているから無理があるというので、私はあなたのほうがこの十一月以降から実施をされているところの準職員取扱要領なるものをお出しになつたと思うわ……

第12回国会 内閣委員会 第20号(1951/11/27、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 細かいことで恐れ入りますが、階級差があるということでしたが、この点例えば具体的に言つて加算、そういうことを指しておられるのですか。例えば外地に行つた場合と内地の場合と、加算がございますね、そういう点を指しておられるというふうに了解していいわけですか。
【次の発言】 加算は当然認められるわけですね。
【次の発言】 昭和十六年ですね、あの頃までの恩給の総額と申しますか、その中の私は本当に聞きたいのは、あの当時軍人ももらつておつたと思いますね。軍人と文官とのパーセンテージですね。それから現在の総額は問題にならないわけですが、その占めておるパーセンテージですね。それから若し今度こうしたも……

第12回国会 内閣委員会 第23号(1951/11/30、2期、日本社会党第二控室(左))

○成瀬幡治君 私は社会党第二控室を代表いたしまして、只今議題となりました行政機関職員定員法の一部を改正する法律案に対しまして反対をいたすものであります。以下本案に対しまして若干の批判を加えつつ理由を申上げたいと思います。  先ず原則論的に申しますと、人員整理と行政機構改革は不離一体のものでございます。官庁関係の事務が煩瑣で、非能率的であり、国民一般大衆が迷惑をしておるということはすでに定評のあるところでございます。從つて思い切つた行政機構改革を断行いたしまして、官庁機関が真に国民のサービス機関となることを熱望せない者は一人もないと思うのであります。ところが今回政府はこの不離一体であるべきところ……

第13回国会 内閣委員会 第1号(1951/12/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私政府の閣議で決定された方針というものは、定員法においてはただ員数を減らすというそういう方針なのか、例えば公立学校の教官が首切り対象になる、そのときにその方針というのは、閣議の方針ということがよくわからないのですが、それは首切りという方針なのか、教育内容がこういうふうにやつて行くんだからここで教員が余るんだという解釈をあなたのほうはとられて整理対象が出た、そこで教育方針が変つた、その方針なのか、そこのところをもう少し私は具体的に伺つてみたい。
【次の発言】 私もこの問題についてはあとでどういう結果が出て来るかという点について、又いろいろ問題は出て来ると思いますが、一点承わつておき……

第13回国会 内閣委員会 第4号(1952/02/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 二十八年の三月三十一日までは現在のものも有効として、その期間に審議会を設けて答申案を得てやつてしまうのだという政府の御意向と承わつたのですが、その場合に、今やらない理由を聞くと結局金の問題に落着くようでございます。考えられておる点を伺いますと遺家族の問題、或いは傷痍者との均衡という面をお挙げになりましたが、文官との関係というようなことについてはどんなふうに考えておるでしようか。その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 それからもう一点ですね、今度いわゆる人事院で恩給法をマイアース勧告によつて検討されておるように承わつておりますが、その場合とこれとの関連が一つなんですね。  もう……

第13回国会 内閣委員会 第17号(1952/04/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は海上保安庁法の一部を改正する法律案に対して反対をいたします。  理由は、三好委員或いは上條委員から縷々述べられた通り、法の一部改正とは謳つておりますけれども、やはりこれは私は根本的に憲法九條に違反するところの再軍備への第一歩を意味するものであつて、見出しと申しますか、表は一部改正とはなつておりますけれども、私たちはこれは根本的な改正である、こういうふうに見なければならないと考えております。従いまして、憲法違反の虞れのある法律に対して私は反対するというのが第一点であります。  なお法文を一応見て参りましても、個々に若干の疑点を挾む点があるのでございます、と申します点は、第四條の……

第13回国会 内閣委員会 第22号(1952/05/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 内閣と文部との合同審査においていろいろなことは盡されておると思いますが、私としても納得の行かない点がございますので、重ねて、お尋ねするわけでございますが、中央教育審議会の委員十五名の候補者というような恰好で大きく実は新聞に取上げられたのを私は見たのでありますが、文部省もそれを承知しておみえになると思います。そこでお伺いしたいことは、文部省があの十五名に対して内交渉をしたのか、或いはどういうところでそういうような氏名が漏れて行つたのか、そういうような点について文部当局の計画といい、或いはどうしてあんなことが出て来たのかというようなことについて、私はやはり文部省としても責任はあるので……

第13回国会 内閣委員会 第24号(1952/05/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は能率ということについては異議ないのです。ただいろいろな点で制限するということはいけないことだから、能率一本の楠見さんの意見に賛成です。

第13回国会 内閣委員会 第26号(1952/05/21、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 学制のことでちよつとお尋ねいたしますが、六三を動かさない、そういう学制についてはどうせ今後議題として取上げられるだろうと思いますが、その六三は絶対に動かさないということを聞くのですが、若しかしたらこの中央教育審議会において、六三のほうを動かすというような意見が出て来ることがあるだろうと思うが、天野文部大臣は今としては六三は絶対に動かさないと、但しあとの三四は動かすという意志があるわけですか。そこのところが……、その審議会の答申したものに非常に盡力はされるけれども、六三は絶対に動かさない、あとの三四のほうは文部省のほうとしても若干動かしてもよいという意向があるやに今の答弁だと聞きと……

第13回国会 内閣委員会 第31号(1952/05/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 引揚援護庁についてちよつとお尋ねしますが、まあ中共とかソ連におるということは、私たちも見て来たわけではなく、まあ政府の報告とか、或いはいろいろなものによつて知らされておるわけですが、こうしたものを促進するというような意味で私は外局であつたのが内局に変えられたのだろうと思いますが、今までやつておられて、非常にまずくてこれじやいけないから内局にするのだというような、根本的な私は一つ理由が承わりたいと思います。
【次の発言】 私がお伺いしたいのは引揚援護庁でやつて行けない、あなたがおつしやるようにやつて見なければわからんとか、どうこうという問題は私も同感なんですが、私はあえて機構をなぞ……

第13回国会 内閣委員会 第33号(1952/05/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私も栗栖委員の請求された資料が出ましたならば、改めて質問さして頂きたいと思いますが、差当つてお尋ねしたいのは、野田長官にお尋ねいたしますが、この行政機構改革に関する説明の中に、簡素且つ能率的なものとするのだというような趣旨の下に、こういうことが行われた。行政機構改革をやるのだということはわかりますが、そこで一、二と挙げられた二の中に、「各省の外局たる庁は原則としてこれを廃止し、各省の内局又は附属機関とすることであります。」と、こうなつておりますが、内局を外局にするとどれだけ事務が増すか、且つ能率的になつて来るかという点を原則的な問題として承わりたいと思います。

第13回国会 内閣委員会 第35号(1952/06/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 教育施設部、それを廃止してどうなるのですか。管理局で事務はやるというわけですか、それを例えば課に落すとかというようなことでやつて行くわけですか。
【次の発言】 そうすると施設課なら施設課はそのまま、ただ田中部長がいなくなる。そういうわけですか。
【次の発言】 部長がおつても結局何の役にも立たんのだ、だからやめさせたという結論になつてしまうのですが、何かうまい説明はないのですか。ただここで言うと、今まで要らんものを設けておつたけれども、こういうことになつてしまつて、実際運営の上に非常にいいところが……、部長がいないほうがいいのだという理窟はないのですか、どうですか。

第13回国会 内閣委員会 第36号(1952/06/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 この前の定員法の改正のときに、臨時職員というようなものが非常に多いということが問題になりまして、それについてたしか委員長報告にも、この常勤的非常動職員の取扱いということが非常に私は問題になつておると思うのです。それで恩給の問題であるとか、昇給の問題であるとかいうようなものに対して、その後どういうふうに取扱つておられますか、一応お聞きしたい。
【次の発言】 私それは大変遺憾なことであつて、実際常勤的非常勤の諸君の身になつて見れば、昇給であるとか、いろいろな点において継子扱いになつておるわけです。ですから私はこれはいつまでも捨てて置かれては大変な問題だと思いますから、やはり委員長報告……

第13回国会 内閣委員会 第39号(1952/06/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 大臣にお尋ねしますが、この食糧庁と林野庁を内局にいたしますことについては、今後の行政機構改革の主要な目的である外局の整理の方針に即応するものでありますと、こう提案理由に説明してあるわけでございます。私は大臣は前に幹事長をやつておみえになつたときに、一つの行改機構改革というものは私は大きな自由党のスローガンのように了承しておるわけでございます。そうした場合に農林大臣をやられて機構改革をする場合に、何か積極的に農林省において食糧庁乃至林野庁を内局にすべき理由が私はなければならないと思いますので、私はほかのおかたなら、まあほかできめられたのなら私は反対であるけれども、まあこういうふうだ……

第13回国会 内閣委員会 第40号(1952/06/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 一点だけお伺いします。先ほど次田さんが申されましたように、戦力というものに対する常識が、戦争中におきましては、例えばB二九に竹槍を持つて向つても戦力だという解釈が私はあつたと思います。最近は木村法務総裁の言葉を借りれば、一千億や二千億の予算を使うものは戦力ではない。或いは原子爆弾みたようなものを持たなければそれは戦力にならないのだというような、私は常識的ないろいろな動きはあると思いますけれども、ここであなたのお述べになりました一定の大きさとか力というようなものも、一つの判断の資料になると私は思いますが、ここに仮定といたしまして、例えば木銃で訓練を幾らでもしている。ところがこれに一……

第13回国会 内閣委員会 第43号(1952/06/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私最初に資料を一つお願いいたします。今度の機構改革について七億の節約ができろ、こういうふうに、御答弁がございましたが、実は農林省で例えば木曾福島から彦根に移つた、或いは前橋から福島に移つたというのでは、私らがちよつと見たところでは二億或いは三億というようなことでちよつと考えただけでも五億くらい私は要るだろうと思います。それが差引勘定して七億も減るという、或いは人員の問題で見ましてもそれが八割も退職金が殖えているというようなことでも、七億あるというのはちよつと合点が行きませんから、その内訳の資料を一つこの次の委員会に出して頂きたいという点が一つと、それからもう一つの資料は、これは前……

第13回国会 内閣委員会 第44号(1952/06/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 社会不安の問題ですが、私いろいろ意見があと思いますが、一つは失業者がどのくらいあるかということも私は大きな問題だと考えております。労働省で何かそういうことについて調査されたというふうに聞いておる。ところがその数字が、発表することはやめたほうがいいといつて、全然出ていないのでありますが、実際は調査していないのですか、調査されたけれども、数字は発表されないのですか。
【次の発言】 私は失業と言つたが、これは私もよくわからなかつたのでありますが、今聞きますと、何かそれは臨時工の調査をやられた。臨時工の調査をやられて、それを何か棚上げされたという、どつかで何か聞いたのですが、そういうこと……

第13回国会 内閣委員会 第45号(1952/06/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 この長野、前橋両営林局移転に伴う予算的措置という資料が頂いてあるのですが、それぞれ約一億五千万円程度の経費を要するものと見込まれると、こうありますが、土地購入費とか、或いは庁舎等新築、新営費とか、こういうもうちよつと内訳はわからんでしようか。
【次の発言】 実は栗栖委員或いは竹下委員の質疑で大体尽きたと思いますが私は一点承わりたい。これはこの前の野田長官にお願いした資料の問題でも七億プラスになるからという問題の資料を、私は出ていないと思いますから、その資料は一つ早急にお出し願いたいと思います。
【次の発言】 その点了承します。先程栗栖委員の話にもありましたように、例えば受入態勢な……

第13回国会 内閣委員会 第46号(1952/06/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 ダブつたら一つ委員長のほうから御注意を願います。  大臣のお話を承わつておりますと、政党政治であるから大臣が責任を負うてやるのが妥当であるというような考え方だと私は承わりました、これは一つの妥当な考え方だと思います。併しこれはまあ選挙戦に現われたことで、誠に私も申しにくいことだと思いますが、率直に申上げますと、我々は、この人を今度県知事にしてくれるなら今度平衡交付金をふやすというようなことを相当やつておられるようなふうなのです。この点につきまして、非常に政党政治を謳歌される委員長としての大臣として、こういうことは私はそこにやつぱり弊害があろうとは思います。それについて一つ地方財政……

第13回国会 内閣委員会 第47号(1952/06/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 どうも私もはつきりしないのですが、端的にお伺いしますと、とにかく軍人恩給のこととは一応切り離しても、一応財源というものは主計局としては用意ができておる、併しそれをここではつきり言うということは補正予算と関係があるからできないのだ、それでそれを言わんがために、一応ぼやかすために、軍人恩給の問題を出しておられるのか、本当に軍人恩給のことと関連をしてやつて行こうとしておられるのか、そのところを明確にしておいて頂きたいと思います。
【次の発言】 提案者にもお伺いいたしますが、相当私は折衝されたと思うのですよ。ですからそういうことは言えないのだけれども、ここの公式の文書では私はないと思うの……

第13回国会 内閣委員会 第49号(1952/06/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 二十七日、二十八日とがちつときめられてしまうとちよつと変ちくりんなことになるが、目標ならば私は異議がない。
【次の発言】 併し保安庁ばかりでなくて私は例えば鉱山の保安問題につきましても最近ああいうような問題がたくさん起きているから、そういう点も一応質したいと存じております。なお特別調達庁関係でいうならば、警察予備隊の営繕関係で、移るということはわかつたけれども、その場合にも特調で今度首になる人たちがこちらに廻るのかどうかということはなお若干明瞭にしなければならない点があります。
【次の発言】 それはあとで行政機構改革問題をやつてみますと、予算は全部どこどこへ行くと書いてある。とこ……

第13回国会 内閣委員会 第50号(1952/06/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 何か大臣が大変お急ぎらしいようでございますから、簡單に一つ要点だけお尋ねしたいと思うのです。  実は国連軍の駐留と今度の講和條約との関係におきまして、講和條約の前文乃至五條の(b)項、或いは国連憲章の第二條などに関連しましてこの国連軍の駐留をどのようにされるのか、或いは今話合いというようなことが一応新聞に過日出たかに聞いておりますが、今どんなふうに話が進んでおるのか承わりたいと思います。私が承わりたい趣旨は、調達庁が人員整理されたり、或いは呉調達庁というようなものが廃止されることが政府原案として出ておるのですが、私はこの国連軍との関係が明確にならなければ、若し国連軍が今後もおると……

第13回国会 内閣委員会 第52号(1952/07/07、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は装備のことについてお尋ねしたいと思いますが、政府が要請しているとか何とかいうことは別個といたしまして、まあ船舶の問題で申しますならば、千五百トン級十隻、二百五十トン級五十隻ということを言つておられるのであります。又新聞の報ずるところによりますと、只今三好委員が指摘せられたように、駆逐艦をアメリカが貸してやるとかいうことがアメリカの国会に上程されているということを聞いて、こう何か政府のやつておられることが、これはまあ邪推といえばそういうことになるかも知れませんけれども、アメリ効との間において何かの黙契とかいうようなものか、秘密裡に何とかいうものを手交されて、だんだんとふくらんで……

第13回国会 内閣委員会 第55号(1952/07/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 まあ政府のその借受の場合に、閣議で協議してそうして見通しが付いた。だからこそ私は海上保安庁のあの人員を殖やす設置法案が、改正法ができたと、こういうふうに実は了承しておつたわけです。併しここにおいていろいろとあなたも答弁されたり、或いは岡崎外務大臣の答弁、又運輸大臣の答弁、この三者が実は食い違つてしまつておる。そこでこういうふうに一本に出て来たということになれば、これは私は正しい姿だと思いますが、私はその食い違つておるということは知らんで、食い違つたというよりも、むしろ意識的に何か隠して通して行こうといつたようなふうに、これは誤解かも知れませんけれども、実際とれると思うのです。と申……

第13回国会 内閣委員会 第56号(1952/07/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 修正案に賛成です。
【次の発言】 私のほうもこの法案に対して反対でございます。但し人権擁護局に修正されたことについては非常に敬意を表するものでございます。なおこの問題についての助長関係と申しますか、予算関係などについては、只今述べられた御意見に全く賛成のものでございます。なお入国管理の問題では……、中央更生保護観察委員会などの問題について、私どもは上條委員と中央更生保護委員会においては同じ考え方でございまするが、入国管理の問題については運営並びにそういう機構についていろいろな見解を持つて反対をするものであります。細かい点と申しますか、いろいろな問題については私たちは本会議におきま……

第13回国会 内閣委員会 第57号(1952/07/21、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は、この前のときに自由党のほうのかたから、外局、内局の問題に関連して、若干時間延ばしてくれというような御意見があつて、私は納得したと思う。従つてもう結論が出ておるとするならば、そして今日議決をするというならば、自治庁、農林省、というようなふうに上げて行つて頂きたいと私は思う。若し自由党のほうでそれができないというならば、私は今の楠見さんのような順序で異議はございません。
【次の発言】 それは、私のほうは実はこの自治庁の問題については非常に意見がある。異議もある。これを先にやると、自由党のほうから出たのをちよつと待つというのは私は異議があるわけです。私は一歩を讓つても、それは大い……

第13回国会 内閣委員会 第58号(1952/07/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は本修正案に対して反対をするものでございます。政府原案と修正案と比較した場合には、修正案のほうがより進んでおるということは認めますけれども、遺憲ながら反対をしなければならないと思います。以下簡單に反対の理由を申上げたいと思います。  地方自治制度の民主化ということは、地方税の体系を確立することと、行政事務の再分配と、平衡交付金制度のこの三本足の上に立たなければならないと思いますが、政府は行政事務の再分配を神戸委員会の勧告があつてもこれを黙殺し、又ここに地方財政平衡交付金制度の確立、或いは大きな力を取扱つておるところの地方財政委員会を骨抜きにしてしまうというような点は、私はこの地……

第13回国会 内閣委員会 第60号(1952/07/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は、憲法第九條の解釈について三好委員と大橋国務大臣との間にいろいろと論議が交されたことについて十分承知しておりますから、ただ一点だけ明確にしたいと思いますからお尋ねしたいのですが、と申しますことはあの憲法が制定された当時ですね、自衛戦争を認めるか認めないかというような点につきましては、とにかく今までの戦争というものが自衛戦争という名の下において戦われたのだ、だから我々としては自衛というような場合においてもこういうものは放棄するということが私は大体主旨だと思うのです。それが今度変つて来てこの警察予備隊のいろいろな場合の論議を聞いておりますと、外敵の侵入があつた場合には、国内治安と……

第15回国会 期限等の定のある法律につき当該期限等を変更するための法律案特別委員会 閉会後第2号(1953/03/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 菊川君や小笠原君に関連してですけれども、中共からの引揚の事務が多くなつたからそれで外局にしなくちやならんという理由が私には納得ができない。と申しますことは、例えば引揚援護庁の職員の定員が殖えたとか、事務が多くなつたからそれで員数を増したとかいうことならまだわかるのです。定員関係も何も殖やさないで、事務が殖えたのだ殖えたのだし…、私は今まで事努力もしていろいろやつて来たと思う。なお考えて見ると十三回国会において政府提案としてこれは内局に切換えるように出て来た。そうして今度の国会で衆議院のほうに出て来たのは、議員立法として而も出て来ておつた。事務が停滞するわけではないのです。緊急性が……

第15回国会 決算委員会 第3号(1952/12/03、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(成瀬幡治君) それでは総括的の質問は一応終えたものとして、本日はこれを以て散会したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないものと認めます。  本日はこれを以て散会いたします。    午後三時十九分散会

第15回国会 決算委員会 第13号(1953/02/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 処置がむずかしいというのはどういうことですか。

第15回国会 決算委員会 第16号(1953/02/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 創設費用の中に募集費用というものが入つておるのかどうか。それから募集費用の中にそういう宿舎などを、あなたが言われる便乗して、何というのですか、補強工作をし、或いは修理するというような費用が入つておるのか、そこらあたりの解釈を私ははつきりして頂けば問題は解決すると思います。
【次の発言】 そうすると、施設費がが入つておるが、今お聞きしておりますと、何か十月一日以降は別な所へ予備隊の人たちを送り届けるという計画書が出ておるような話を先ほど承わりましたですね。そうするとその施設というものは、あなたのほうの解釈で言うと、何といいますか、この仙台に例をとつてみると倉庫、物置及び貯炭場の新設……

第15回国会 決算委員会 第21号(1953/03/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 これは厚生委員会で、街娼などの問題を私はとり上げるのが本当だと思いますけれども、街娼に対する検診というのは、強制的なことがやれないわけでしようね。
【次の発言】 これは厚生委員会の問題だね。
【次の発言】 この間も横須賀のおかたに、或いは板付附近のおかたたちの話を聞いてみますと、相当街娼というのですか、あなたたちの言葉でいうと、それに対するあれですが、風俗問題なんかでもいろいろなことになれば、結局問題をこれだけに絞つてしまつて、検診問題に絞つてしまつて、大体解決しているけれども、問題はそういうことじやないのだと、こういうようなお話で伺つて参りますと、私はこういう問題に対して国が実……

第15回国会 内閣委員会 第5号(1952/12/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 宇佐美さんにお尋ねしますが、有栖川宮から高松宮へ別邸が移つておるわけですが、そのときに、有栖川宮が土地或いはそうしたものを買上げられるときに土地と何か約束があつたのだろうという点を我々聞いておるわけですが、今度払下げになることについて、高松宮からあなたは何かそういうような点についてお聞きになつたことがあるかどうか。
【次の発言】 それはあなたのお調べになつたものですね。
【次の発言】 念のために、私たちとれは地元の人からお伺いしたわけですが、当時買収に立ち会つたと申しますか、当時の役場に勧めておちれたその人の話によりますと、不要になつた場合には地主に返すのだと、現存しておられて非……

第15回国会 内閣委員会 第6号(1952/12/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 ちよつと私も腑に落ちませんから……。何でこう十ぱいだとこの前のときに盛んに主張されたのが十八ぱいになつてしまつたのか、そこらあたりの経過を一応御説明願いたいと思います。
【次の発言】 私はアメリカがどうしようと、日本の自主的な問題であるから、日本がどうしてそれを呑まなければならなくなつたかという、その説明が……。
【次の発言】 長官、それはちよつと子供だましみたいな話だと思いますがね、ということは予算もきめ、定員もきめて、十ぱいでやるという一つのコースは決定しておつたと思うのです。それがどうしてそんな決定して国会に諮つたものがひつくり返るというのは、どうも納得行かないですね。そん……

第15回国会 内閣委員会 第7号(1952/12/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 外務大臣にお伺いするわけですが、昨日の御答弁によりましても、この交換文書と申しますか、吉田書簡については知らなかつた、こういう御発言なんでございますが、若し本当にあの当時知らなかつたということになりますと、私はこの交換文書というものは国際間の約束と申しますか、広義の条約にも匹敵するような重要なものについて知らなかつたということでは、私は若し知らなかつたということで済ますと、例えばこうした重要な問題を知らなかつたということになると、あなたが外務大臣に四月三十日頃おなりになつたときに、事務引継ぎにもこの問題が出なかつた、或いはこうした重要問題が閣議にも報告されずに、独善的に、秘密的に……

第15回国会 内閣委員会 第8号(1953/02/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は恩給のことに関して基本的なことで承わりたいのは、先ほど松原委員も話されましたですが、マイヤース勧告に基くところのあの方針を基本的なものとして考えて今後も推進されようとするのか。まあ、ああいうときにやられたものは、すべて日本の制度に合わないから、一つやめて行うじやないかというような、世間で言えば、一つの逆コースだと言われておるようなものを、今の内閣はちよいちよいおとりになつておられるようですが、事恩給に関しては、基本方針はどんなふうにしておられますか、それを承わりたい。
【次の発言】 今のでは私は答弁にならないのですが、私のお伺いするのは、そうではなくて、基本方針が、マイヤース……

第15回国会 内閣委員会 第10号(1953/02/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は大変ポイントの違つたことを率直に御質問するわけですが、実際日常新聞などを通ぜられて、政府は栄典法案を作るとか、作らないとかいわれておるが、あなたの接せられる範囲内におきまして、一体国民はこの問題につきまして関心を持つておるのかどうか。ざつくばらんに申して、あなたに対して、参考に御意見を承わりたいという通知が行つて、あなたはこの法案をよく見られて、そうしてこのことをよく考えられたのか、新聞などを通じて承知しておられて一つの結論めいたものを持つて来られたのか、その点のところを一つお尋ねしたい。
【次の発言】 私は実はあなたが産業と文化を切離さずに一本にやつたほうがいいだろう。これ……

第15回国会 内閣委員会 第13号(1953/03/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 密貿易が非常に多いとおつしやつたのですが、その密貿がどういう工合に行われておるか、想像してやはり九州地方が多いと思いますが、少し具体的に御説明願えないでしようか。
【次の発言】 今中川委員の質問されたような点に関連するわけですが、予算、決算ですね、特に予算の編成権は国全体のものをここで一つやつてしまうということも明確化されたわけですね。今までやつていたと、こう言われますけれども、こういうのを改めて明文化されておるわけですね。その理由をもう一度承わりたい。
【次の発言】 ちよつと資料の要求ですが、米軍の顧問というかそういうものが配置されておるのですが、どんなふうになつておるかお出し……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 水産委員会 第17号(1953/08/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(成瀬幡治君) 大変恐縮でございますが、お許しを得まして、最初に調達庁、或いは外務省両方とも関係がありましたらお答え願いたいと思いますが、占領軍或いは駐留軍が個人或いは公共団体などに与えましたところの損害、或いは個人や公共団体が提供しましたところの物件に対する損害補償と申しますか、そうしたものの手続或いは補償基準というようなものがございましたら簡単に一つ御説明が願いたいと思います。
【次の発言】 手続規定というものが法律にあつてそれで行うのだと、こういう御答弁でございますが、私はもう少しそこを具体的に御説明が願いたいと思うのです。と申しますことは、損害の賠償補償要求を出しましても、……

第16回国会 大蔵委員会 第4号(1953/06/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 この前ですね、こういうものを換えられたとき、あのときはとうとう紙屑になつてしまつたから無駄になつてしまうということがあつた、そういう十一億何ぼあるうち何パーセントくらい大体貨幣回収ができないものだと考えておられますか。この前たびたびこういうことをやられた、そういうものの例に倣つてどのくらいと予想されますか。
【次の発言】 そうすると、この前やられた昭和二十三年のときはどのくらい……、あのときはこうだと思つておられた金があるわけですが、それにどのくらい回収せられたかという、そういう資料はありませんか。
【次の発言】 この答申はいつできているのですか。

第16回国会 大蔵委員会 第7号(1953/06/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 政務次官に聞いておつてもらつたほうがいいと思いますから、政務次官の来るまでちよつと答弁は……。

第16回国会 大蔵委員会 第12号(1953/07/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 大蔵大臣にお尋ねいたしますが、富士山の八合目以上の問題につきまして、浅間神社に対しまして約五万坪を譲与するということの決定をこの委員会がされて、それに対して不服だというので、こういう意味で浅間神社では何と申しますか、訴えをしておるというのですが、審査会に対して再審査を要求しておるという恰好になつておるそうでありますが、この約五万坪を渡すことにつきまして、何か条件みたようなものが付されておるのかどうか。或いはそれに対して再審査と申しますか、そういうものを要求したことに対しまして、大蔵省のほうとしてはその後どんなふうにしておられるのか、そういうような点について若干御説明を願いたいと思……

第16回国会 内閣委員会 第13号(1953/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 大野木さんにお願いするのですが、質問じやなくしてお願いなんですが、昭和二十八年度でしたか、七年度のときですか、去年でしたかね、機構改革をやりましたね。そして何か伺いますと八項目ぐらいの監察する目標をお立てになりまして監察をされたわけですね、各監察局が。それで内容をお聞かせ願うというのは少しおかしいかも知れませんが、その目標を立てられたいきさつと、調査監察されたその結果。それから機構改革をやつたことが非常にそれでよかつたのか悪かつたのかということについて、あれは実際はあなたの方の原案に対しまして委員会でたしか修正したと思いますから、それについて若干責任もあると思いますから、どんなふ……

第16回国会 内閣委員会 第14号(1953/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 漁業補償は二十七年度からやり始められて一万三千件あるというが、そのうち解除したものはどのくらいあるのですか。一万三千件の処理と申しますが、そこのところを説明して頂きたい。
【次の発言】 大体この一万三千件は、二十五名増員すれば、例えば今年いつぱいとか、本当で言うならばもつと早く解決しなければならないわけですが、もうすぐ大体解決の見通しがつくわけですか。
【次の発言】 使用物件の解除のほうはどのくらいありますか。向うが使つておつたのを解除されてそれに対する補償ですね。これは現在どのくらい残つていますか。
【次の発言】 私はこういうふうに聞いておるわけです。例えば家屋などの返還された……

第16回国会 内閣委員会 第16号(1953/07/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 ちよつと竹下さんの質問にも関連して、農地局長にお伺いするわけです。まああなたのほうで部内監察と申しますか、その部とかいうような所で、自分で設計をさして机上でそれを査定されて、そうして現地に調査にと申しますか、監察にお見えになる。こういうふうに伺つたのですが、そうした場合にこれは不在であつたと、こういうふうに報告をされることがあるわけですね。或いは不正であるということを発見されたような場合にどんな処置をしておいでになるのですか。
【次の発言】 それが今言つたように三割五分の、先ほどの言葉で言えば二重契約になつているというのが非常に多いと思うのですよ。そういうものに対して人にやらせる……

第16回国会 内閣委員会 第19号(1953/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 武器等製造法ですが、これは仮に通つてここで二十名になるわけですが、仮にこういうふうになつて来ると、なお発展してふやさなければならんということになるでしようか。
【次の発言】 この製造許可ですが、そうすると例えば一応どの会社は何をやる、どの会社は何をやる、こうなつて来て出そろつてしまえば、新らしい会社が年々歳々ふえるというわけじやなくて減るということがあるわけですね。
【次の発言】 減少のほうの三つの聴聞制度の廃止に伴う地方の人が二十九人というのは地方だけですか。
【次の発言】 中央には幾人残つておりますか、こういう聴聞制度に関しておやりになる人は。

第16回国会 内閣委員会 第20号(1953/07/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 部長さんにちよつとお伺いいたしますが、その広報事務の三割減ですね、そうしますと今度の整理で総体で何名減になりますか。ということは内閣の総理府の中に、例の広報事務を拡張されるわけですね、二十七名ですか、それと関連して減少して行くのは何名あるのか。
【次の発言】 併しこれは人事異動ともからみ合うわけですが、総理府の考えておる人、整理になつた人がそちらへ入つて来るというのは、そういうこととは関係ないわけですか。
【次の発言】 これは定員法そのものを承わつたわけですが、例の非常勤職員ですね、これに対して今後あなたのほうはどうやつて行こうという基本方針があるわけですか。

第16回国会 内閣委員会 第21号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 長官にお尋ねするわけですが、長官が丁度自治庁と行政管理庁となお郵政省と兼務でございますから、まあ自治関係に関連して若干お尋ねしたいと思います。  今次災害においていろいろなこともお考えだろうと思いますけれども、その前に会計検査院の報告によりますと、農業災害復旧工事に非常に不正が多い。或る県のごときは九〇%以上も不正がある。そうしてその不正の根本原因はいろいろあるけれども地方自治体の財政が貧弱だというようなことが言われておるわけでありますが、これも一つの理由になると思うのであります。そこであなたは行政監察をされるその管理庁の立場と、自治庁の両方の立場に立つておられるのですが、こうい……

第16回国会 内閣委員会 第22号(1953/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 その加給問題についてはなぜ飛ばしたかといえば金がないということが一つと、もう一つはそれとバランスをとつている。併しバランスはベースが一本になつているからバランスはとれているのだと、こういうふうに恩給局長は御説明になつた。併し実態で今度調べたのですが、例えば今松永委員の言つておられる鉄道工事における蒸気機関士の問題ですね、実際それではベースはどうなつているかというようなことをあなたも実地にお聞きになつておわかりと思うのですが、私は一つ委員長に是非運転局長か何か実態を知つておられる人、或いは二九ベースに切換えるときに人事院はどうやつてやつたか。

第16回国会 内閣委員会 第23号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 将官であつたわけでありますからざつくばらんにお尋ねしたいと思いますが、この戦争がどうなつて入つて行つたかということについて私がつかんでおるのが誤りであつたら指摘して頂きたいと思います。五・一五事件或いは、二・二六事件、或いは相澤中佐事件或いはその前に表面に出なかつたといいますか、余り我々に知らされずにいた三月事件或いは十月事件こういつたものからずつと来て、そしてこれは財閥ないし政界の腐敗堕落というような結論、併しその基本になつておるものは結局農村の人たちが非常にかわいそうであるからこうこうというようなことが私は一つの大きな論点になつておるんじやないかと、こう思つておるのです。結局……

第16回国会 内閣委員会 第24号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 只今農林省関係で予算上の常勤的な非常勤職員と申しますか、労務者のことをお尋ねしましたら、本庁に三千五百十一名、食糧庁に二千八百十八名、林野庁九千六百三十九名計一万五千九百六十八名というのが大体常勤的な非常勤職員をやつておる。まあ大体お聞きしますと、給与であるとか、或いは勤務地手当であるとか、或いは扶養手当であるとか起動などもまあ特別に悪いというふうなことでなくて大体出ておるようであります。そうしますと大体普通の公務員と同じ取扱を受けておる。強いて言えば昇給、昇格が予算に抑えられておるから普通の公務員が半年、八月で上る場合にそれが二月か四月遅れるということがあるというふうに聞いてお……

第16回国会 内閣委員会 第25号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 緒方副総理に伺いますが、今度の改正によりまして、軍人の恩給が復活するわけでございますが、私はそういうことではなくて、恩給全体に対しましてどういうお考えを持つておるのか、恩給に対する私は基本的な理念というものを、一応お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 国家公務員の老後の生活を保障するのだという、従つてこれは恩恵的な意味ではないと思うのですが、当然国家公務員の老後というものは、こうしたものにおいて保障されるのだという、こういうふうに解釈して、いわゆる一つの国家公務員のこれは何と申しますか、権利と言つては少し言い過ぎかも知れませんけれども、大体そうした賃金の後払い、老後の生活を……

第16回国会 文部委員会 第18号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は文部委員会に初めて代つて来たわけで、よくわかりませんですけれども、この文部委員会に付託されておる審議法案を見ただけでも、振興法というやつが三つも掲げてある。この間の国会でも理科教育振興法というのがある。その前に産業教育振興法、何か振興々々という言葉がたくさん付いております。教育は文部当局にこれは伺わなければならないと思うのですが、社会教育局長に一つ答えてもらいたいと思うのですが、全体こういう振興法というものを作らなければ文部省はやつて行けんと思つておるのですか、どういう意味でこういう振興々々という名前が出て来るのですか。文部省が大体仕事をやつていないからこういう法律が出ている……

第16回国会 文部委員会 第19号(1953/08/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 勤労青年を対象として定時制とそれから青年学級の二本建で、まあ或いは通信教育もありますが、それを入れれば三本建でございますが、三本建で一つ何とか勤労青年を見て行こうじやないか、趣旨は私たちも了とするわけですが、文部省としては学校教育というものと、それから青年学級というものは一つの社会教育に私は重点が置かれると思うのです。文部省としてはどういうお考えなのか、いわゆる学校教育というもので勤労青年というものを対象として救つて行こうじやないかという考えが重点であるのか、まあ定時制をここらあたりにそろそろして置いて、一つ今後は社会教育の一環であるところの青年学級というようなものに重点を置いて……

第16回国会 文部委員会 第20号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 資料を頂いたのですが、大達文相は荒木委員の質問に対しましても定時制高校においてもこれを救うことのできない多くの勤労青年がある、だからこういうものが必要だというような御趣旨の御答弁がございましたが、全くそういう点において勤労青年が定時制高校にも学べないという人があるということは私も認めます。併しその前に私は問題になるのは義務制である小学校中学校においてその教育すら受けない生徒が約二十四万名あるというふうに材料が出て参りました、そうしてそれに対しまして四点の対策が上げられているわけでございます。こうした対策は非常に結構なことだと思いますが、簡単にどのくらい成績を数の上において上げて来……

第17回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1953/11/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 今井さんが今触れられた点ですが、実はここに私は十一月六日衆議院であなたがおつしやつたように、当局側に再三再四賃金の問題について、ベースの問題についてお願いをした。そうしたら当局側は呑んだ、組合のほうは大会決定などがあつて非常にむずかしかつた、結果的に言えば調停案通りになつてしまつた、こういう恰好であなたが裁定を下されておる。私お尋ねしたいのは、当局側が調停案の金額は正しいという御見解を頂いたわけであります。こうあなたはおつしやつております。その金額は正しいということは、大体において一つの企業体でございますから、大体その企業の中においてやり繰りをすればこのくらいのベース・アップは可……

第17回国会 内閣委員会 第3号(1953/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 参考資料として頂きましたこの一にあります海岸延長のキロ数でございますが、愛知が一一五・四キロ、三重県が九五・五、それから静岡八〇〇と、こう出ておりますが、これは決潰箇所の総延長キロ数か。或いは福井と書いてあります、これは福江の誤りだと思いますが、福江海岸とか田原海岸とか、或る程度ちよいちよいと刻んだそのトータルであるのか。そこを一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 大変念を押すようで相済まないと思いますが、そういたしますと、これは決潰箇所全部入つておる、こういうふうに了承してよろしうございますか。
【次の発言】 それからこの災害のほうの立法関係で申しますと、昭和三十九年度……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第4号(1953/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 そんな御趣旨に副うとかいうようなことでなく、あなたのほうがはいつておらんとするならばここで入れるから、はつきり……。
【次の発言】 三条の簡易水道のところですが、昭和二十九年三月三十一日までに復旧又は布設しようとする、こうなつているわけですが、実は愛知県とか三重県のように堤防が完成しなければ、恐らく完成が昭和二十九年の三月三十一日までにはむずかしいと思います。そうしますと、その後にそこへ又家を建てるような場合には、この二分の一の補助がこれだとなされないわけですか、私はここで法律を修正しようとは思いません、そういう場合にそういうことを考慮されて、この法律はそうなつておるけれどもあな……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第6号(1953/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 建設委員長にお尋ねするわけですが、前回申入れを議決された場合、或いは質疑討論の過程において、速記をつけておやりになつたのですか。
【次の発言】 私はここで氏名を挙げたり、政党の名前を挙げてどうすることは差控えたいと思いますが、必ずしも私が聞き及んだのは全会一致ではない、こういうふうに聞き及んでおります。私も若し速記がついておるとするならば、一応ここで調べて、私は又あとでそれに対して、あなたは全会一致だ、私が聞いておりますのは全会一致じやない、こういうふうに聞いておりますから、このことについてあとでもう一度確かめて重ねて私はその点について御質問申上げたいと思います。

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第7号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 櫻井建設部長の昨日までですが大蔵省と折衝したりいろいろしても結論が出なかつたというのですが、こういうふうに衆議院で立法されたときもそういう考えであり、これは併し大蔵当局の考え方は今日になつてそういう考えになられたのか、衆議院が立法されてそういう考えになつたのか、その辺一つお答え願いたいと思います。
【次の発言】 大変私に言わせれば不満なといいますか、怠慢といいますか、少くとも衆議院の人たちがこれだけ一生懸命騒いで、或は罹災民の身になれば重大な問題なんです。それを忙がしかつたからやらなかつたというのは実に私は怪しからん答弁だと思います。(「今責任問題を言つてもしようがない」と呼ぶ者……

第18回国会 大蔵委員会 第5号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 ちよつとお伺いしますが、李承晩ラインとか或いは濠州の大陸棚といつたような、そういうものに対する水産庁の見解と申しますか、外務省と当然話合われておると思いますが、どういうふうな考えの下に折衝しておられるかということを一つお伺いしたい。
【次の発言】 そうしますと、話合の途中に実際真珠貝などを採りに出かけるわけでしよう。そうすると、それを向うは拿捕する、或いは李承晩ラインでそういうふうに出かけて行くと拿捕する、こういうことがあり得るわけですが、そうすると、その場合そういうことをやつてもいいのだ、かまわないから入つて行け、こういうようなことを、漁業者なり組合なりにそういう意思が、あなた……

第19回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1954/08/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 金融引締めと言いますか、そういうものをやつて、まあ貸付も実際少くなつておる、それから日銀の発行高も適正と思われるような大体五千億ベースになつて来た、従つてそういうようなことをやつたために、狙いであるところの物価も昭和二十九年三月以降大体卸値において七・六%下つた、小売はまあ一%弱、併しこれは、この小売、卸売の差は時期的な差であります。だから、まあこのデフレ政策が成功したのだというような受取り方になるわけですが、それかといつて片方のほうでは、豊田君のほうから出ました中小企業の辛さというものが出たわけですが、或いは購買力が全然下つていないじやないか、例えば農村関係にいたしましても、い……

第19回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1954/08/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 今菊川君からの質問に関連して、宿直、日直料は実際はこういうことになつております。日直をする教員の場合をとりますと、女子は労働基準法でいうと四十八時間以上勤務をする場合は次の週において一日休ませなければならんと、こうなつておる。一週に四十八時間以上やつてはいかんのに、実際は日直をしなければならんというのです。これは労働基準法違反をやつておる。そうしてもらう日直料は大体名古屋の場合で二百四十円、男子は宿直した場合大体百八十円です。これが何回廻つて来るかということは、小さい学校ならば一週に一回、今は女子と男子は大体半々ですから、十四、五人の学校ですと、一週に一遍ずつ廻つて来る。弁当を持……

第19回国会 大蔵委員会 閉会後第4号(1954/09/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 理窟は抜きにして、中小金融公庫のあれを、この前いろいろないきさつがあつて何とかせなければならんという話が出ておりましたが、あなたのほうとしては、こんなふうにするというような具体的な案は出ていないのですか。例えば成るべく小口貸付をもう少し殖やしてやるとか、そういう具体的なことは全然検討しておいでにならないわけですか。
【次の発言】 あなたも先ほど、設備から長期運転資金に切換えたほうがいいだろうと言われたが、実際、例えば原料で設備に対して割当になるというような、例えば肥料会社でいえば燐酸であるとか、硫安とか、まあ砂糖とか、そういうようなところでいろいろ聞いてみると、国内需要と申します……

第19回国会 大蔵委員会 第5号(1954/02/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 簡単に二点だけお尋ねしておきます。公共事業費の不正の問題ですね、或いは造船疑獄等いろいろな問題が出ておるわけですが、政府はやはり今度の行政機構改革に絡みまして私はいろいろなことが行われて来ると思うのです。又政府はたびたびこの綱紀粛正の問題を取上げておいでになつておるわけですが、この際こうしたようなものを予算の執行の監督というのですか、そういう責任にあるところの大蔵省として行政機構改革について何かこういつた問題を未然に防ぐ、そういうような方途を考慮されて、行政機構改革本部などと何か打合せをされておいでになるのかどうか、何も考えはないのであるか、そういう点が第一点でございます。  第……

第19回国会 大蔵委員会 閉会後第5号(1954/10/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 今大蔵省に対する新規要求、定員の問題は承わつてよくわかるわけですが、やはり資金ですね、総額の問題がどうしてもやはり足らないのじやないかということ、それと人員と絡んで、資金のほうのことについては何か大蔵省に対する要望をしておるのですか。
【次の発言】 もう一つ、旅費の問題ですね、調査しに行くのに、非常に遠隔のところへ行くのに少し行つたくらいで、旅費がなくて困つてしまうということを、私はその取扱つておる公庫の人からよく承わるのですが、こういうものに関連してはどんな処置を考えておるのですか。
【次の発言】 一言、簡単に一、二お尋ねしたいと思います。前に池田大蔵大臣が大蔵大臣になられると……

第19回国会 大蔵委員会 第6号(1954/02/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は菊川委員の質問に関連してでございますが、松田さんにお尋ねいたしますが、海運局から出て来る船主の推薦順位というものは、あなたのほうの出されるA、B、Cという同じような順位が出て来て、あなたのほうが選ばれる場合に、その推薦順位の中にあるものをあなたのほうから選ばれるわけですか。そうでなくて全然別の角度からあなたのほうへ申出があるときに、資産、信用、経営能力というもので選んでおられるのですか。
【次の発言】 そうすると、大ざつぱに申しまして、大体あなたのほうがそれは八月二十二日に締切られて、そうしていろいろと調査をされた。併し非常にいいもの、あなたのほうで言えばAに適合するところの……

第19回国会 大蔵委員会 閉会後第6号(1954/10/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 大臣に対しお尋ねしますが、補正予算のことにからみ合いまして、まあ冷害とか十五号がひどかつたわけですが、当然まあ組まれるというようなことを聞いておるわけですが、これには山本政務次官もおつしやつておるのですが、そこで臨時国会とのからみ合いになつて来ると思いますが、これはまあ野党のものが五十三条の手続を経てやつておる、それをまあ受けて立つということになると思うのですが、時期とかいろんなことになるのですが、私はそういう意味じやなくて、一つこういう冷害があつたという、これも思わない予想以上の大きなものだ、十五号の災害よりも大きかつた。ですから当然開かれるものと、こう考えてよろしうございまし……

第19回国会 大蔵委員会 第7号(1954/02/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 まだほかにあるようですし、時間も来ておるようですから、簡単に一、二お伺いしたいと思いますが、先ほど小林委員などの発言を聞いておりますと、二十七年の二月七日のときに、もうすでにこういつた問題を大蔵委員会で指摘しておるわけです。何とかしなくちやいかんじやないか、それから二年たつたわけです。そうしてこういう結果になつた。被害者がどのくらいおるかわかりませんが、新聞の報ずるところによると数十万人ではないか、こう報じておるわけです。大災害です。これを事前に防ぐ努力というものが、銀行局なり或いは大蔵省と申しますか、或いは法務省でなされておつたかどうか。今までいろいろと各委員の質問に対して答え……

第19回国会 大蔵委員会 閉会後第8号(1954/11/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 もう一人山田さんという方お見えになりますね。そのかたの御意見を聞いて、又併せて質問があつたら一緒に、そういうふうに運んで頂きたいと思います。

第19回国会 大蔵委員会 第9号(1954/02/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 ちよつとこれに関連して、今度の税法改正というものですが、そういうものに関連して、モーターボートの納付金が、たしか地方に移管されておつたり、或いは競輪の納付金も地方に移管されておりますが、方向としては、こういう宝くじが廃止されるわけですが、モーターボートとか、競輪というようなものは、およそ方針としては廃止の方向にあるのか、或いは廃止とまでは行かなくても、徐々にそういう方向に持つて行こうとしておるのか。それはこれと関係があるのかないのか。
【次の発言】 モーターボートの法案の成立のいきさつは、あなたも御承知だと思う。こういうのは運輸省ですか。それから競輪は通産省ですか。或いはあなたの……

第19回国会 大蔵委員会 第16号(1954/03/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 法人税のことなんですが、同族会社というのですか。大体個人のようなものが多いのじやないかと思います。法人で。そういうような点についてはどんなふうにお考えですか。
【次の発言】 もう少し私は何か結論めいたものがなかつたかと思うのです。

第19回国会 大蔵委員会 第19号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 ちよつと物品税に絡んでお尋ねしておきますが、今度この物品税を改正されて、而も法律の附則のほうの九項乃至十項に絡んで、これでどのぐらい増徴される予定をされておりますか。
【次の発言】 こういう税のとり方は、税率を上げれば又とつて行く、下げれば返して行くと、こういうのが原則であろうということは私もよくわかるのです。そこで今まであなたのほうが、シヤウプ勧告以来やつておいでになつたこと、例えば織物消費税がなくなつたときに、返さずにおいでになつている。それから酒税の場合には、これは返しておいでになる。今度の場合にはどうだろうか。併し前の物品税改正をされた場合には全然返しておいでにならない。……

第19回国会 大蔵委員会 第20号(1954/03/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 一つお伺いいたします。税率が非常に高いというので、引下げの運動を、あなたのほうというわけではなくて、文化人などと一緒に相当やられて、実際成果が上つたわけなんです。そのときは私は相当大衆の支持の下に闘われたと思つたのです。ところが実際それじや税率は下つたから入場料金というものが十割のものが五割になつたのだから相当下るのじやないか。こう思つておつたところが、実際下らなかつたというような点、これは私はあなたのほうの経営内容というものがそうなつたのかどうかという点はよくわかりませんですけれども、若干大衆はその期待を裏切られたやに思つておるわけなんです。その間の事情を御説明願いたいと思いま……

第19回国会 大蔵委員会 第23号(1954/03/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 アメリカが最近関税をグツと急に上げたようなものはないですか。
【次の発言】 陶磁器の七宝焼は……。
【次の発言】 私はさつきこういう質問をしたのは、ランドール委員会の結果、あなたは非常に楽観的な見方を話されて、本当にそういうふうになれば非常にいいかと思つておるわけですけれども、そういうあまいものではないのじやないかと実は私は考えておるのです。併しランドール委員会の報告のようなふうにアメリカがやつて行かなければ、私はアメリカは国際的に孤立しなければならんだろうと片方では思つているのですが、併し国際情勢はそれを許さんのじやないか。それに対して、こうした関税の全般に対して、菊川君が言つ……

第19回国会 大蔵委員会 第24号(1954/03/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 小瀧さんのほうに関連してお尋ねいたしますが、具体的な問題としてお尋ねしたいのは、ワシントン・ハイツの問題ですが、これも合同委員会で決定して、すでに工事に着手しておるわけですが、なぜ都議会とか或いは渋谷の区会の意向とか、或いは住民の意向を聞かずにやつておるのですか。国有地だから、そういうものは勝手にやつてよい、こういう態度ですか。
【次の発言】 責任があなたのほうでなくて、調達庁がやつたということなのですか。
【次の発言】 だから形式的な決定はあなたのほうと大蔵省とでやつたということは分りますが、調達庁が米軍との間に事前折衝をして、話を決めてしまつた。調達庁としては周囲の関係なども……

第19回国会 大蔵委員会 第25号(1954/03/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私は調達庁と、それから特にこれを昭和二十九年度だけでやめてしまつて、あと延ばさないと、こういうことを菊川君の質問に対して正示さんがお答えになつておりますけれども、私は正示さんがどうこうというわけでなくて、こういう重大な問題を単に次長だけの言明で了承するわけには行かないですから、大蔵大臣とか、或いは副総理とかいうかたがやはり出てもらいたいと思つて、そういう希望を申しておつたわけです。
【次の発言】 外務省のほうはどうなんですか。
【次の発言】 何か時間的に少し余裕はつかないかな。
【次の発言】 お願いいたします。この頂いた資料を中心として、若干いろんな点についてお伺いしたいと思いま……

第19回国会 大蔵委員会 第27号(1954/03/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 今度の関税の総収入が八億六千四百万円ばかり少くなつておるわけです。それはどういうわけなんですか。税率が引下げられるわけじやなくて、何か奢侈品的なものとか高級品的なものを抑えて行こう、一つはドルの割当とかそういうような問題に関連しての収入減ですか。
【次の発言】 MSAで入つて来る小麦は、普通の輸入の小麦のものと同じような扱いをされるわけですか、関税においては……。
【次の発言】 無税ですね……。
【次の発言】 当然二十九年の三月三十一日までになつておるわけですか。これは十二条に基いて、今度又これを一カ年とかいうふうに政令で定められるわけですね。

第19回国会 大蔵委員会 第38号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 社会党の第四控室でございますが、私のほうはこれは反対でございます。東委員のほうから修正案が出て、これに対していろいろな意見を開陳され、或いは一つの法案まで用意されておつたわけでございますが、そうしたような趣旨における、即ち積雪寒冷地などにおけるところの、私たちは繰越しというようなことにつきましては、確かにそういう考慮をすべきであるということについては、実は了承するわけでございますけれども、併し枠を拡げることによつて、とかく会計検査院の指摘しておるごとく、予算の執行においてはとかくの疑惑が私たちは持たれると思います。今度こういうことを又やれば、ずるずると国の予算というものがだらしな……

第19回国会 大蔵委員会 第39号(1954/05/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 今、小林委員の質問に対する納期の問題ですけれども、たしか各地方によつて相当の弾力的なものがあつたが、今度の法律は翌月納めなくちやならない。併しお聞きしていると弾力性のあるような取扱いも、若干、過渡的の間にやつてみたいようなふうにも聞き取れるものがあるのですが、それと関連して、この方法の十九条で、入場券の交付と申しますか、渡すようなときに、大体一カ月ずつに区切つてやれば、そのときに納税がしてなければ入場券を交付しないといつたような点があるのですが、それと絡み合せて、もう一度どういうふうに取つて来るかということを、弾力性があるのかないのか、或いは過渡的な弾力的な取扱いをするのか、それ……

第19回国会 大蔵委員会 第41号(1954/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 この第一条の「工業の助成その他本邦の経済力の増強に資するため必要な費途に充てるために、」云云、こういうふうに目的が出ておるわけですが、これと、安全保障で、例のMSA法の五百十一条によりますと、大統領が、こういうような援助を与える場合、米国の安全を強化するものであると認めた場合で、且つ被援助国が、御承知のように援助に四つの条件が出ておつて、その六条件を承認した場合において援助するというように、アメリカのほうにおいて立法されておるわけですが、それと、これとは少し矛盾していやしないかという気持がするわけですが、どういうものであるか。それに対する所見を伺いたい。

第19回国会 大蔵委員会 第42号(1954/05/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 そう突つ放さないで、やはり私らは、試案というものは持つていて、大蔵省なら大蔵省が、通産省なら通産省で話されていると思うのです。例えば今小林委員が指摘したのは、これは私はやはり大蔵、通産、外務と一応まとまつた腹案としてアメリカ政府に出される試案としてのものだというふうなぐらいのことは認めていいと思うのです。余り隠すことは、アメリカとしてもあることですから、日本はこういうことでやつているのだというくらいまでは話されていいと思うのです。それを全然ないのだ、ないのだと言うことは、少し何というか、言質を取られてあとで尻を引つ叩たかれるのをいやがるように思えてしようがない。どうなのですか。

第19回国会 大蔵委員会 第45号(1954/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 修正案について、例えば自由党の総務会と、あなたを含めた大蔵省との間に、何か下相談、或いはこういうふうに修正しようというような意見交換、或いはそういうようなことを打合せなどをやつておいでになつたのか、ならないのか。
【次の発言】 局長はその総務会に行つて、政府案は事前にも当然打合せがあつたのだ、そうしてそのときは一応総務会でも決定し、そうして政府提案として出て来た。ところが情勢の変化、こう言われておるのですが、情勢の変化によつて与党として修正をしなければならなくなつた。そこで、あなたはそういうことについての下相談といいますか、打合せ会に出席されておられるかどうか。

第19回国会 大蔵委員会 第51号(1954/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 一億七千万の一億で、それで含計二億七千万。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第2号(1954/03/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 民間団体に対して補助金が出ていると思うのです。その法律に基く補助金とそれから法律にない補助金もあるのじやないかと思うのです。その両者の補助金と率と或いは受けておる全部の会社というのですか、そういう団体名、こういうのはこれは困難かと思いますが、そういうようなものもできたら一つ知らして頂きたいと思います。
【次の発言】 国から出ているのですよ。
【次の発言】 私もそういうものがあるとはわからないので、それを頂いて一度それによつて検討してみて私はそれでもなお不十分であるというならあとでやりたいと思います。呈非それを皆さんに分けて下さい。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第4号(1954/03/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 風巻さんにお尋ねするわけですが、先ほど定時制高校のところで、給食というようなことが、後援会ができておつて給食をやつておるというようなお話ですが。
【次の発言】 私実は愛知県の瀬戸という陶器の産地におるのですが、瀬戸の定時制高校の生徒さんなんかの考え方を聞いてみると、一日仕事をして働いて、そして学校へ行きたい、但しその間に弁当を二度持つて行くのは困る。だから何か給食施設というようなものをやつてもらつたら非常に有難いからやつてもらいたいというようなことの要望が非常に強かつたわけです。そういうことについて、神奈川のほうで或る工場地帯だと思いますけれども、それに対しては経営者が相当協力し……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第8号(1954/03/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 大臣にお伺いしますが、補助金とか負担金、或いは交付金、補給金ですね、こういうようなものが総額をざつと見まして四十億近くあるだろうと思います。で、その中で今度のこの法律或いは法律に基かずに落されるのが大体六十億ぐらいあると聞いております。こういう予算を削られたと言つて、そうしてそれを地方に廻されるわけですが、自治庁との間に十分話合ができて、地方財政を圧迫せないだけの財政計画とか、そういうようなものが十分見てあるかどうか。その点についてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 先ほども大臣の見える前にここで話題に出ておつたのですが、こういうようなものを突如としてと言つてはいけないかも……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第15号(1954/04/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 通産省の補助金が出ておるのは、大体これを参考にして、この昭和二十八年度の補助金、負担金、交付金、補給金、国際分担金及び委託費に関する調べというもの、これは昭和二十八年度のを大蔵省主計局で出しておる。この法律に基かない補助金を出しておられるのが大よそ五億何がしあるようになるように思つておるのです。細かく計算をして見ると、五億五千二百十六万ばかりあるわけですね。このうちで昭和二十九年度にはどのくらいこれを落しておるのか。
【次の発言】 それからこの十七条に基くので、やはりこの前の資料によりますと、機械貿易総合陳列館建設費補助金とか、或いは自転車検査設備及び性能検査補助金というような名……

第20回国会 建設委員会 第1号(1954/12/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 ちよつと、荒船次官にお尋ねしたいのですが、就労対策が出て来たのですが、官房長の説明を聞きますと、何か道路或いは、都市計画、都市災害等のそういう事業をピックアップして来て、そうしてここへつけられた。而もこれによつて失業者が救われるんだ、こういうように御説明になつた。今まで道路とか、或いはこちらに組んである道路或いは都市計画、都市災害等で、こういうところにはどういう人たちが働いてやつておつたか。全然新らしいそういうところには、そういう人たちが今度職を失うことに逆になると思う。若しそういう人たちをここで使わなくなるならば、特別な失業対策の関係の就労対策だと、打出されておる趣旨ですね、何……

第20回国会 建設委員会 第3号(1954/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 法律の形としてはこういうものがあるだろうが、併し本当を言うなら、ないほうがスツキリしている。
【次の発言】 ちよつと、石破さんに私お聞きしたいのですが、私はちよつとここへ数字を持つて来ていないので非常にいけないのですが、私のちよつと見ました数字の中に、災害がこうあつた、そして災害復旧のお金を出した。だがその災害の額よりも災害復旧に出した、注ぎこまれた金のほうが多い。併し現に災害は残つておるということは、災害があつたら、それに対して三カ年に或いは五カ年に直してみたら、金を入れてみたけれども、又ちよつとしたものを入れてみて、壊れてしまつた。又そうなつて、入れる、壊れるで、賽の河原式に……

第22回国会 内閣委員会 第22号(1955/07/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(成瀬幡治君) お許しを得まして、大へん時間もたっておりますから一つ簡単にお尋ねしたいと思います。  この前の本会議における質問に対しまして、答弁は、十一条ないし十三条、あるいは十五条、十二条が全然抹消されいおるわけですが、具体的に立ち入りをされるような場合に、私は日の出前や、あるいは日没後に私有地に入っておやりになることはないだろうか、あるいはさくが結ってあるような所に対して断わってお入りになるだろうと思います。そのことは十二条の規定に基いておやりになるんじゃないかと思う。常識でおやりになることはないと思う。だから十二条というものを全然黙殺して私はやれないんじゃないか、少くとも受……

第22回国会 法務委員会 閉会後第1号(1955/10/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務委員会を開会いたします。  検察及び裁判の運営等に関する件のうち、まず人権擁護に関する件を議題に供します。本件について御質疑を願いたいと思います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  それでは本件につきましては一応この程度にいたしまして、次に売春対策に関する件を議題といたします。本件について御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 私から一言お尋ねしたいのですが、九月二十三日の毎日新聞の夕刊に、閣議で花村法務大臣から、協議会の答申案は尊重するが、転落女性等の保護更生をするというような教育偏向の傾きがあるので、社会、政治問題を加味した……

第22回国会 法務委員会 閉会後第2号(1955/10/15、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務委員会を開会いたします。  検察及び裁判の迎営等に関する調査を議題に供します。本件について御質疑を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記を起して下さい。
【次の発言】 速記をやめ  て。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと、私やはり人権問題に関連するのですが、実は先ほど羽仁委員も指摘されました、点取り主義と申しますか、そういうようなことのために、やはり人権が侵される。警察の点取り主義と申しますか、そういうものは片一方では職責に非常に熱心であって、犯罪捜査……

第22回国会 法務委員会 第3号(1955/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより委員会を開会いたします。  今度私が藤原委員長のあとを継いでやることになりましたから、どうぞよろしく一つお願いいたします。  それでは商法の一部を改正する法律案、及び少年院法の一部を改正する法律案、両案を便宜上一括して議題に供します。  まず両案につきまして、政府から提案理由の説明をお願いいたします。
【次の発言】 引き続き、商法の一部を改正する法律案の逐条説明をお願いいたします。
【次の発言】 商法の一部を改正する法律案の逐条説明は、都合により次回に行いたいと思います。また両案に関する質疑は次回以後に譲りまして、次の議題に移りたいと存じますが御異議ございません……

第22回国会 法務委員会 第4号(1955/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務委員会を開会いたします。  まず、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題に供します。まず、提案理由の説明をお願いいたします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  前回の委員会で提案理由の説明だけを聴取いたしました少年院法の一部を改正する法律案の逐条説明をお願いいたします。
【次の発言】 本件に関しましては御質疑もあろうかと存じますが、議事の都合上、次の議題に移りたいと思いますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 それでは、検察及び裁判の運営等に関する調査として、昭和三……

第22回国会 法務委員会 第5号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務委員会を開会いたします。  まず、理事補欠互選の件を議題に供します。理事の八木幸吉君の委員辞任に伴い、理事が一名欠員のままになっておりますので、その補欠互選を行いたいと存じます。この互選の方法は、成規の手続を省略して、便宜上その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは私から市川房枝君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案及び出入国管理令の一部を改正する法律案、両案を便宜上一括して議題に供します。まず、政府から提案理由の説……

第22回国会 法務委員会 第6号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務委員会を開会いたします。  まず、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題に供します。特に法務行政に関する件について御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。  それではこれより秘密会に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、これより秘密会に入ります。  それでは委員、政府関係者及び事務担当者域外の方は、恐縮ですが御退場を願います。    午前十一時四十八分秘密会に移る
【次の発言】 秘密会を閉じます。速記をとめて下さい。

第22回国会 法務委員会 第7号(1955/06/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務委員会を開会いたします。  まず、下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案を議題に供します。  本案に対する質疑は一応終了いたしておりますが、別に御発言がなければ、直ちに討論に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 別に、御意見もないようでございますが、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこれより採決に入ります。下級裁判所の設立及……

第22回国会 法務委員会 第8号(1955/06/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務委員会を開会いたします。  商法の一部を改正する法律案を議題に供します。本法案に対し御質疑のおありの方は順次御発言を願います。  村上局長にお伺いしたいと思いますが、質疑を省略するというような意味で、昨日の公聴会で野津公述人の公述は改正法に対する反対意見と申しますか、見解が述べられたのでございますが、これに対しまして政府の所見をこの際お述べ願いたいと思います。
【次の発言】 別に御発言もございませんようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討議に入ります。御意見のおありの方は賛否を明……

第22回国会 法務委員会 第9号(1955/06/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務委員会を開会いたします。  まず、少年院法の一部を改正する法律案を議題に供します。本案につきまして御質疑のおありの方は御発言を願います。
【次の発言】 念のために申し上げておきますが、大臣たびたび衆議院の方に要請がありますから。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 それじゃ速記を起して下さい。  少年院法の一部を改正する法律案に関しまして、東京家庭裁判所判事佐藤信一郎君、多摩少年院長徳武義君、愛光女子学園長大平エツ君、久里浜少年院長小川洋君から参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第22回国会 法務委員会 第10号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務委員会を開会いたします。  本日は少年院法の一部を改正する法律案について参考人から御意見を承わることになっておりますが、その前に御報告申し上げます。  本月九日、本委員会の決議をもって要求いたしました逮捕権乱用についての調査のための資料要求に対しまして、二十三日付をもちまして法務大臣からお手元に配付してありますような回答がありました。  第一、 昭和三十年六月初大阪市警察当局が同市東淀川区自動車運転者山下喜久次氏(被害者)の強盗殺人罪被疑者として同市同区南方町橋本良人氏を逮捕した事件は、未だ検察庁に送致されておりませんので、資料を提出致しかねる次第であります……

第22回国会 法務委員会 第11号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務委員会を開会いたします。  まず検察及び裁判の運営等に関する調査のうち、裁判所制度に関する件を議題に供します。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して下さい。  それでは裁判所制度に関する件につきまして、牧野英一君、塚崎直義君、小野清一郎君、團藤重光君及び正木亮君の五名から参考人として意見を聴取することに御異議ございませんですか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたします。
【次の発言】 ただいま一松委員のほうからの動議が出ておりますが、それで決定してよろしゅうございましょうか。

第22回国会 法務委員会 第12号(1955/07/01、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して下さい。  別に御発言がなければ質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方はそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います(「討論なし」と呼ぶ者あり)  別に御意見もないようでございますが、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより採決を行います。出入国管理令の一部を改正する法律案を問題に供します。  本案を原案通り可決することに賛成の方の挙手を願います。

第22回国会 法務委員会 第13号(1955/07/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務委員会を開会いたします。  まず、検察及び裁判の運営等に関する調査として、大阪刑務所看守の暴行凌辱致死事件の件を議題に供します。まず井本政府委員から事件の概要について御説明願います。
【次の発言】 本件について御質疑の方は御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して下さい。
【次の発言】 それでは本件に関しましてはこの程度にいたしまして、次に、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題に供します。本案につきまして御質疑のおありの方は御発言を願います。
【次の発言】 御異議ございませんか。

第22回国会 法務委員会 第14号(1955/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務委員会を開会いたします。  裁判所制度に関する件を議題に供します。本件につきましては予定しておりました五名の参考人のうち団藤重光君、正木亮君の御両人は万やむを得ない事情のため、本日は出席いたしませんので、御了承を願いたう存じます。  参考人のお方にはお暑いところを御多忙中にもかかわらず御出席をいただきましてまことにありがとうございます。これから裁判所制度につきましてあらかじめ御連絡申し上げてあります諸点につきまして御意見を承わりたいと存じます。参考人の発言時間は別に制限はございませんが、大体一人三十分程度でお願いできればけっこうと存じます。なお、参考人に対す……

第22回国会 法務委員会 第15号(1955/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務委員会を開会いたします。  売春等処罰法案を議題に供します。本案につきまして提案者から逐条説明をお願いいたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して下さい。本案に対する質疑は次回から行うことにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それから売春等処罰法案につきまして、参考人から意見を聴取することとし、その人選及び日時等は、これは委員長に御一任願いたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。さよう決定をいたします。午後一時まで休憩をいたします。    午前十……

第22回国会 法務委員会 第16号(1955/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務委員会を開会いたします。  まず、少年院法の一部を改正する法律案を議題に供します。本案について御質疑のおありの方は、御発言を願います。
【次の発言】 速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記を起してさい。
【次の発言】 ただいま羽仁委員あるいは宮城委員から御要求のありました大蔵当局に対する措置は、適当な機会に御要望に沿うようにしたいと思います。  他に御発言がなければ、本案の審議は一応この程度にいたします。
【次の発言】 次に、日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法の一部を改正する法律案を議題に供します。  本案について御質疑のおありの方は、御発言願います。

第22回国会 法務委員会 第17号(1955/07/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務委員会を開会いたします。  まず、少年院法の一部を改正する法律案を議題に供します。  本案について御質疑のおありの方は、御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。    午後三時十九分速記中止
【次の発言】 速記を起して下さい。
【次の発言】 別に御発言がなければ、本日はこの程度で散会をいたします。    午後四時三十八分散会

第22回国会 法務委員会 第18号(1955/07/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務委員会を開会いたします。  売春等処罰法案を議題に供します。本案につきまして参考人の方々から御意見を伺いたいと存じますが、参考人各位におかれましては御多忙のところわざわざ御出席いただきましてありがとうございました。御礼を申し上げます。  つきましては、本案の重要性にかんがみ、それぞれのお立場から一つ忌憚のない御意見を承わりたいと存じます。  念のため申し上げしますが、参考人の発言時間は一人二十分程度でお願いすることにいたし、参考人に対する質疑は午前と午後に分けまして一括して行いたいと存じます。御了承をお願いいたします。  それでは最初に国学院大学教授瀧川政次……

第22回国会 法務委員会 第19号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより法務 委員会を開会いたします。  まず、少年院法の一部を改正する法 律案を議題に供します。本案について 質疑のおありの方は、午後一時半の再 開からお願いすることにいたしまし て、暫時休憩をいたします。    午後零時五分休憩
【次の発言】 これより法務委員会を再開いたします。  少年院法の一部を改正する法律案を議題に供します。本案について御質疑のおありの方は御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もございませんようですから、質問は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方は……

第22回国会 法務委員会 第20号(1955/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより委員会を開きます。  まず幼児誘拐(かい)処罰法案を議題に供します。本案について提案者から提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本案につきましての質疑は、後日の委員会に譲りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法の一部を改正する法律案を議題に供します。本案について御質疑のおありの方は御発言を願います。
【次の発言】 御趣旨よくわかりました。
【次の発言】 他に御発言がなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。

第22回国会 法務委員会 第21号(1955/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより委員会を開きます。  裁判所法の一部を改正する法律案を議題に供します。  本件について、まず発議者から提案理由の説明をお願いします。
【次の発言】 本案につきましては、本日は説明を聴取するにとどめたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めまして、次の議題に移りたいと思います。
【次の発言】 それでは次に、接収不動産に関する借地借家臨時処理法案を議題に供します。  本件について、まず発議者から提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本案につきましては、本日は説明を聴取するにとどめたいと思いますが御異議ございませんか。

第22回国会 法務委員会 第22号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより委員会を開きます。  まず接収不動産に関する借地借家臨時処理法案を議題に供します。提案者から逐条説明を願います。
【次の発言】 本案に対しての御質疑は、提案者が何か衆議院等で非常にお忙しいようですから、後日に回すことにいたしまして、次に、本案に対する政府の見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 ちょっと皆さんに申し上げますが、最高裁判所の関根民事局長もお見えになっております。
【次の発言】 私からお尋ねしておきたいと思いますが、御承知の接収不動産に関する借地借家臨時処理法案が今議題になっておるわけでありますが、この法案が通過した場合と申しますか、この法案に対す……

第22回国会 法務委員会 第23号(1955/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより委員会を開きます。  まず弁護士法の一部を改正する法律案及び訴訟費用等臨時措置法の一部を改正する法律案、両案を便宜一括して議題に供します。  両案についてまず提案者から提案の理由の説明を願います。衆議院議員、法務委員会理事古屋貞雄君。
【次の発言】 両案について御質疑のおありの方は、御発言を願います。なお、最高裁判所の方からは民事局長の関根さん、磯崎総務課長、法務省からは官房調査課長の位野木さんがお見えになっております。衆議院の方からは古屋さんのほかに椎名、吉田両委員がお見えになっております。
【次の発言】 速記をとめて下さい。

第22回国会 法務委員会 第24号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) これより委員会を開きます。  お諮りいたしますが、幼児誘拐等処罰法案及び検察及び裁判の運営等に関する調査につきましては、会期も切迫し、本会期中に審査または調査を完了することは困難でありますので、本院規則第五十三条によりまして、それぞれ継続審査要求書及び継続調査要求書を議長に提出したいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたします。  なお、要求書の内容及び手続等は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたします。

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 総理にお尋ねいたしますが、原水爆の貯蔵の問題について、総理はアメリカは日本に無連絡あるいは無警告が持ってくるようなことはないであろう、アメリカはそういうことをせないであろうというような希望の御意見をここで述べておられるわけですが、私たちはそういうアメリカだけがそういうことをせないであろうというような、そういう甘い気持で実は安閑としておられない。特に台湾をめぐるところの緊迫した情勢に対しまして、アメリカは原水爆を用いてまでやるんだというような基本方針を確定しているわけでございますが、総理は進んでアメリカに対して、もし日本に原水爆等を持ち込むような情勢があるなら、事前に連絡をせよとい……

第23回国会 大蔵委員会 第2号(1955/12/07、3期、日本社会党)

○成瀬幡治君 二十九年の、いつ改正になったかちょっとわかりませんが、実はその前の所得税法の、第八条の六項の八号に基きまして、各都道府県におきまして、地方公務員関係において、県条例にて共済組合制度というものをやっておったわけです。実際それが改正されまして、こうした共済制度のものが、所得税法から落ちた、こういうことになったわけですが、これは私はちょっと今そこでお聞きしたわけですが、何もこういう県条例に定めて地方公務員関係が相互援助の格好でやっているものが、非常に悪いものであるからこれをねらって法律改正をしたわけではなくて、市町村に共済組合法というものが特別になかったんだから、それとからんで立法した……

第24回国会 大蔵委員会 第6号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○成瀬幡治君 先ほど藤野委員の質問にからむわけですが、専従者控除の問題ですね、それからこの提案理由の説明などによりますと、臨時税制調査会を設けて検討しておる、こういう話ですが、結局三十二年度から実施することになれば、もうすでにある程度の結論あるいは大まかな線というものが出ておらなければならぬだろうと思うのであります。そういうようなことについて、あるいは基礎控除をどういうふうに持っていこう、これでは八万円に上げるわけでありますけれども、将来はこれをどういうふうに持っていこうとかいうようなことについて、もう少し基本的な問題について構想を一つお聞かせ願いたいのであります。

第24回国会 大蔵委員会 第14号(1956/03/29、3期、日本社会党)

○成瀬幡治君 文部省が教科書無償配給に関する方針を変えたのか、それとも財政上やむを得ないからというので、大蔵省の方針とかいろいろなことがあって、そうして文部省はこれを受け身の形において変えざるを得なくなったのか、方針が変った変ったとおっしゃるのだが、どういうところで変ったのか。
【次の発言】 文部省を聞きたい。
【次の発言】 そうすると復活するということはわかったのだが、廃止する、今度今まであった無償のやつを廃止する、それはどういうことでやってきたのか、どういう経路で廃止するということに方針が決定したのですか。去年は片方では復活ではなくて続いておったのです。ある程度やっておったのです。

第24回国会 大蔵委員会 第28号(1956/05/24、3期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私はたばこのことは全然しろうとで、わかりませんのですが、一体タバコの葉を総額でどのくらい輸入しておるのかということが一つ。  第二点として、もうかったことは一般会計等に入りますからよくわかりますが、あなたの方がほんとうに売られる総収入と申しますか、あなたの方で申しますと総収入はどのくらいあるのか。  第三点として、これの輸出があるだろうと思うのです。どのくらい輸出をして、収入をあげておいでになるのか。その辺のところをちょっとお聞かせ願いたいと思います。私は正確な数字でなくていいのです。概数でけっこうです。
【次の発言】 二十五億というのは葉だけですね。製品は別ですね。

第24回国会 文教委員会 第30号(1956/05/19、3期、日本社会党)

○成瀬幡治君 荒木君や矢嶋君、あるいは吉田萬次君、あるいは委員長等のお話が出ておりますが、私は一つ委員長の心がまえをお尋ねしておきたいと思います。御承知のようにこの法案は衆議院においては中間報告を求められてやってきた私は大事な問題だと思うのです。そうしてまた、今度参議院で中途で質疑打ち切りが出て、そうしてごたごたやって、そうしていったというような私は幕切れにしたくないと思うのです。委員長もその点では御同感ではないかと思うのです。委員長が今まで努力されたのは、私はやはり円満に事を運ぶ、そういう点だと思うのでございますから、一つその点に立って私は審議日程等は理事会でやっぱりきめていただきたい。十分……

第24回国会 文教委員会 第33号(1956/05/23、3期、日本社会党)

○成瀬幡治君 文部大臣は何か、こういうような法律の趣旨とかあるいは総則、目的、定義とかいろんなことがあるわけですが、こんなものは本屋が勝手につけたようなものだから、あまり意味がないというので、ここらあたりで軽く逃げていくようなつもりでおっしゃっただろうと思うのです。まあお年のせいか、私は弁護士をやっていたあなたとしては不見識だと思う。(「聞き違えているのだよ、そんなことは言うておらぬ」と呼ぶ者あり)何が聞き違いだ、聞き違いじゃない。本屋が勝手にこんなものはつける、こういうことを言っているのです。(「そういうことは昔あったと言うのだ」と呼ぶ者あり)だからそんなごまかしの法律をやっちゃいけない、法……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 議院運営委員会 第9号(1956/11/24、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は初めてですから先例はよくわかりませんですが、寺本委員の意見を拝聴しますと、自民党の方としては、半数改選の行われたような場合には、今までの恒例として事務総長は一応議長に辞表を出されるようにになっておった。だからお出しになったのだと私は思いますが、それに対して、もうそういうことはなくて、ずっとやっておった方がいいんだというような意見のように伺ったのですが、そうでなくて、やはり半数改選の場合には出されるのがそれが恒例だ、それが先例だということ、そういうことについてはそういう意見なんですね。

第25回国会 議院運営委員会 第11号(1956/11/28、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 公安審査委員会関係についてお尋ねいたしますが、これは委員補佐というのがありますね。三人、委員長の任命によって。その三名のお方の氏名あるいは略歴、そういうものがわかりましたらお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 いや違います。委員補佐というのです。委員会に委員補佐三名を置くという……。
【次の発言】 どうも準備もできておらないようですが、私がお聞きしたのは、委員補佐三名は「弁護士その他法律事務に学識経験を有する者のうちから、委員長が任命する。」とあります。お聞きしたい趣旨は、大体三人が弁護士の方だということですが、たとえばその弁護士が、今お話のありましたように、検事をやってお……

第25回国会 地方行政委員会 第2号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっとお尋ねするわけですが、国家公務員に準ずるというあなたの意味は、法律に、年末手当はどれだけ出すということは決定をされております。しかも、それは、地方自治体においては、財源措置等は、あなたの方から見て、そういうことは大体やってあるわけです。だから、あなたのおっしゃるのは、プラス・アルファーを含んでの、プラス・アルファーというものが大体決定をされるということを見越して、それの財源措置をやるのだというふうにお聞きをしておるわけですが、それで間違いございませんか。
【次の発言】 太田自治庁長官の御答弁を聞いて、大へんうれしかったわけですが、こういうことですか、財源措置を考えるという……

第25回国会 地方行政委員会 第3号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は、今日は定期昇給昇格、その財源のことについて、しかもその基本的なことだけお尋ねしたいと思うのですが、お聞きしておりますと、地方財政は非常に苦しい、だからそのしわ寄せが人件費やあるいは投資的な事業に行くのはやむを得ないじゃないかというような考え方に立って、大体事を進めておいでになるわけですが、その場合に、人件費にしわ寄せがくるのは当りまえじゃないか、こういうことですか。そのしわ寄せは、たとえば中央政府では盛んに行政整理というもので大体やってきたわけです。ところが実際やってみると効果はなくて、員数を減らしたけれども、また入れておりますから、退職金だけよけい取るというのが中央政府で……

第25回国会 地方行政委員会 第4号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 その他の起債に比較してですか。
【次の発言】 それは一任するというわけですが、およそのめど――いつごろというめどと、行かれる場所ですね。そのことについてどんなふうに……
【次の発言】 実は私どもの理事の加瀬君からも若干いろいろの点をお聞きしていると思いますが、問題は愛媛の問題については、少くとも私は希望的には、この臨時国会のうちに大体関係の知事等に来ていただいて、その実情等を実際ただしたい。ということは、ここで質問をやって明らかになったことは、自治庁がつかんでおる情勢と、私たちが聞き及んでいる情勢とまるっきり違っている。そこでこれを明らかにするためには、一番いいのは来てもらって意……

第25回国会 地方行政委員会 第5号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 責任のある地位の方にお聞きだというお話ですが、それは氏名等を明らかにすることはできないのですか。
【次の発言】 この前資料要求として、たとえばどこの県でもいいと、こう申したのですが、財政再建計画で人件費がずっと落ちてくるわけなんです。それをどういうふうにしてやっておるのか、単に愛媛の問題で申しますと、昭和三十年度は五十一億九千七百万円のが三十一年度になると五十一億九千五百万円というふうに二百万円もダウンするのですが、そのダウンする内容は、たとえば定期昇給等を大体何パーセントをストップさせるか、あるいは高額所得者と若い層と入れかえるとか、あるいは人員整理をするというふうな内容がなけ……

第26回国会 議院運営委員会 第15号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ジェファーソン・ハイツというのですか、どこですか。
【次の発言】 先ほど委員長からあったもう一つの、三宅坂のほかに、人事院ビルのこちら側にあるのは……。
【次の発言】 それはどのくらい、何世帯くらいですか。
【次の発言】 この人たちは全部軍関係、いわゆる部隊関係、そういう関係の方ばかりですか。
【次の発言】 リンカーンは。
【次の発言】 これはちょっとこちら側の方へ計画をお聞きいたします。今お聞きしますと、ジェファーソン・ハイツの方で衆参両院の議長公邸を作りたい、そういう計画がありますが、計画を立て放しではなくて、若干調達庁や関係省の方で御折衝になっておられるかどうか。

第26回国会 議院運営委員会 第21号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 いやいや、そうでなくて、都心から都外へということだったから、大体東京都内であるならば、これはどこへ持って行くかというような計画というものが立っているのじゃないか、あるならば、その計画を出してほしいと、こういう資料を要求したのです。
【次の発言】 今お話しになりました趣旨と少し違うかもしれませんですが、そういう計画を立てておやりになっておることはよくわかるのですが、こういうようなハイツ式のものも大体都心から都外へと、こうなると思うのです。だから、もう数年だというなら、数年前に大体ここは都心から移して行こうというような計画を立てておったのだろうと思います。だからそれの資料と、こう言っ……

第26回国会 地方行政委員会 第2号(1956/12/24、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 二十五年から、勤務評定等も作られた条例をもって、そうして定期昇給昇格をやっておいでになりますが、少くとも今までやられた場合には、たとえば九〇%であるとか、九〇何%というようなパーセントが完全昇給のパーセントの数字だと思いますが、その数字はおよそどのくらいの額なんですか。
【次の発言】 大体九三%ないし九四%は普通の昇給である、ところが今度再建団体に入った。特にあなたのお話を聞いておりますと、あなたが成績主義を採用するというのではなくて、県議会の方の意向が非常に強くて、そうしてこれをやむなくとり入れた。従って今度の成績主義をとり入れての問題は、十月の昇給に当てはめた、そしたら七〇%……

第26回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1957/07/12、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は本多委員長とともに去る六月四日から十一日まで大分、福岡、佐賀各県下にわたり県、市町村の行財政の実態、特に再建計画実施状況及びこれに関連する教職員整理問題、その他警察に関する事件等について調査を行なって参りましたが、その詳細につきましては別途報告書を提出する予定でありますので、本日はとりあえず口頭によりまして問題点の概略について御報告いたしたいと存じます。  まず財政関係について申し上げますと、福岡県は比較的税財源等に恵まれて健全財政を維持していますが、大分、佐賀両県はともに累年の赤字に悩み、大分県は三十年度末実質赤字約四億八千万円を、昭和三十一年度から八年度間において自主再建……

第26回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1957/08/12、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この資料に、中田さんは資料にならないとおっしゃったが、この資料に基いてお尋ねするわけですが、厚生省関係で申しますと、その点はこうだ、伝染病等の心配はない、何もないから書く必要がないというので書いてないのか、その辺はどうなっているのでしょうか。
【次の発言】 対策で特別なものはないと、こういうことですね。  次にお尋ねしたいのは、地すべり、あるいは山すべりというお話を小柳委員の方からお話が出ましたのですが、愛知県でも、瀬戸でやはり二十二名ですか、陶土の上土を盛ったボタ山の上に家を建てて落ちた。今度の災害の特徴は、局所的なものなんですが、要するところは、その穴埋めは考えるということは……

第26回国会 地方行政委員会 第5号(1957/02/26、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この五億のことなんですが、これは駐留軍関係だけは明確になっておるのですが、自衛隊は除外されておるのですか。自治庁は初め要求しておる。で、除外されたいきさつ。大蔵省は切ってきた。あなたの方は要求されたと思うのですが、大蔵省の方は削ってきたわけですが、どういう理由で削ってきたか、いきさつを御説明願いたい。
【次の発言】 そうすると、大蔵省は自衛隊も含めておるのですか。
【次の発言】 そうすると、この予算書の中に、『「日米安全保障条約」に基く「行政協定」による国有提供施設等の所在する市町村に対し、助成金を交付するため必要な経費』とこうなっておりますね、説明が……。これでその中に自衛隊が……

第26回国会 地方行政委員会 閉会後第6号(1957/10/11、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この前、この委員会のときに、この六ページの(2)にある、いわゆる越県合併と申しますか、あれについて、十月中旬頃には大体結論が出るような話に承わっておりましたのですが、今お聞きしますと、中央審議会に付託して、そうして審議中だと、こういうお話なんですが、その後、こういう事態がどのくらい前進しておるのか。
【次の発言】 私、それもともに問題があって、この次、たとえば新市町村建設促進法の改正と申しますか、何かについて検討をしたというようなことなので、少し実は要望を申し上げておきます。まだ通常国会等にも期間がございますから、まだ検討等もしてお見えにならぬかと思いますけれども、非常に心配する……

第26回国会 地方行政委員会 第7号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この次にやる場合に、ちょっと資料をお願いしたいのですが、ただいま私の聞き間違いかも知れませんが、立会演説の回数が何か実績に基いて三十回分だから、前に組んだよりも落すと、こうおっしゃるのですか。
【次の発言】 私の資料要求は衆参ともにですが、最も近いのでいいと思いますが、立会演説会がどのくらいずつ各所において行われておるかというのに対する資料要求が一つ。それからもう一つは、選挙公報に若干、たとえば山口なんかでトラブルが起きておる、ああいうものに対して何かあなたの方で御調査になって、これはどうもこういうふうにせなくちゃならぬという何か意見めいたものがあると思うのです。そんなのを次回ま……

第26回国会 地方行政委員会 第8号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私もよくわかりませんですがね。この業務ですね。ここには、交通、水道と出ているわけですが、ほかは何か、政令で定めるということになるわけですか。その政令も、何か案がありましたら、ちょっとお知らせを願いたい。
【次の発言】 案がないのですか、まだ。

第26回国会 地方行政委員会 第9号(1957/03/12、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この前ちょっと資料をお願いしたととろ、ことに出ておりますので、一つ資料の問題について。
【次の発言】 資料の説明わかりましたのですが、若干意見を加えながら御質問したいと思いますが、第一点は立会演説の回数なんですけれども、選挙の公営に、次にはやはり立会演説などを多くふやした方がいいと思います。ところがこの資料を見ましても、衆議院を見ましても、これは候補者数との関係もございますが、大体において回数が減っていく。あるいは参議院の方を見ますと、高知県において候補者が二名ある。これはわが党の方と保守党とのいわゆる保守、革新の両派なんですが、保守の方が全然拒否されるということによって立会演説……

第26回国会 地方行政委員会 第10号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 地方財政で問題になりますのは、何と申しますか、財源、片一方では整備を指定されている、片一方は、不交付団体みたいなような、非常にいいところと、まあ並みのところと、あるいは市町村でいうと、個々アンバランスの問題が非常にたくさんあると思うのです。そういう問題についてですね。これは、地方おのおの自主性であるから、やむを得ないとかなんとかいうことでは、私は、片一方の理屈は立つと思いますけれども、それかと言って、片一方では非常に貧弱町村として、何と申しますか、苦しんでおる、片一方はゆったりしておられるというのではですね。どうもそこに、済まぬような気がすると思うのです。そういう抜本的な問題につ……

第26回国会 地方行政委員会 第11号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に、消防のことでちょっとお尋ねしたいわけですが、消防施設強化促進法というのがありまして、そこで補助金を出すことになっているわけですが、一体、財政計画の方で、どのくらい今年度出ることになっていますか。
【次の発言】 そうすると、私は、また改めて質問してもいいわけですが、資料として、消防施設の補助額が、何か基準財政需要額の三分の一ときまっているようですが、そうしますと、昭和二十九年、三十、三十一年か二年までぐらいで、補助額を義務制というのですか、消防手が常駐しているというのと、非常勤のところと、二つに分れると思いますが、それに対して、どのくらい出しておるかということ、それから、あ……

第26回国会 地方行政委員会 第13号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 消防庁の会議が一時からおありだということですから簡単に……。お出ししていただいた資料で私が知りたいことは、十カ年計画をお立てになっておるようでございますが、そういうものではなくて、もっと消防施設というものが完備していかないと、火事が一ぺんあれば、たとえ一カ所にしましても、大へんなことじゃないかと思いますから、一体消防本部として、施設はどのくらいあるかというような、たとえば、消防組織法に基き、どのくらい完備しておったらいいだろうということは、ただ単にポンプをふやせばいいというだけではなくして、水槽とか、あるいは水道とか、いろいろな問題があると思いますが、そういうような問題について、……

第26回国会 地方行政委員会 第15号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連して。公債費対策は、先ほど長官は自由党の看板としてあげたという、ですからここで、公債費対策をどう解決するかというようなことは、もし自治庁でまとまった一応自治庁としての案があるなら、関連してお答えが願えたいと思うのです。たとえば交付税の外か中か、あるいは期間の延伸の問題もございましょうし、あるいは交付税の一定率の中で自由に地方自治体でやれとか、いろいろ問題があると思うわけですが、そういうような問題で、もし固まったものがあるとするならば、お答え願いたいと思う。

第26回国会 地方行政委員会 第16号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 井藤さんにちょっとお伺いしたいと思います。  地方の自治の主体は、市町村に置くのか、あるいは県に置くのか、いろいろ意見があると思うし、また、地方自治でいくのをこいねがいたいそのときに、地方の独立財源が非常に少いということ、しかも非常にアンバランスだという点を指摘されたわけですが、それではその対策としてどうするんだというので、一つ交付税法のワクを広げる、しかしそれよりも平衡交付金の方がなおよかったんじゃないかという御意見だったようでありますが、一体先生たちがお考えになりますと、市町村の規模を大きくしたらいいんじゃないか、あるいは府県がそういうふうにアンバランスだったら、もう少し府県……

第26回国会 地方行政委員会 第18号(1957/03/31、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 これは資料なんですが、遊興飲食税の客体別の税収、どのくらい税金を集めておるかというその見込と申しますか、あるいは欠損と申しますか、そういうものを資料があれば、いただいた資料の中のどこかにあれば教えていただきたい。もしなければ、資料として御提出を願いたいと思います。

第26回国会 地方行政委員会 第19号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 主として遊興飲食税のことについて質問を申し上げたいと思いますが、遊興飲食税の昭和二十六年から以降の大体決算並びに税収見込額の報告を見ますと、二十六年に約百十二億、二十七年で百三十一億、二十八年で約百四十二億、二十九年度で百四十億、三十年度の見込みが約百五十一億と、こうなっているんですが、これも決算が大体出ているんじゃないかと思います。これを一つお答え願いたいと思います。  それから、三十一年度は、資料によりますと、三十一年度の見込みが約百六十二億と報告されているのと、百六十六億と報告されているのと、二つあるわけであります。そこで、これはどちらの方のが……。三十二年度は約百六十九億……

第26回国会 地方行政委員会 第20号(1957/04/03、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 刑事部長さん大へん忙しそうですから、大へん鈴木君の質問の途中にはさんで申し訳けないのですけれども、お伺いしたい点は、例の風俗営業のことなのですが、あなたの方が風俗営業の取締りと申しますか、飲食店から申請があった場合に許可される、あるいは大衆飲食であってもこれはどうも風俗営業に見られるじゃないか、だから内面指導等をされて、風俗営業にもって行かれる、こう思うのですが、実際の実情として、ここはわれわれが見たって大衆飲食でいいじゃないか、ここは風俗営業でなければならぬが大衆飲食になっておる、実は私たちもよくわかりませんけれども、業界の人に案内をしてもらって二、三時間都内を見て回ったのです……

第26回国会 地方行政委員会 第26号(1957/04/18、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 小林委員の質疑に関連するわけですが、この別の小林委員の質問に対して、長官の態度を、私は速記録を読んでおるわけですが、若干はすかい読みしましたから、違うかもしれませんが、あのときの兼職の調査のウェートが、市町村長に大体置いておられるようです。それに対して、小林委員の方から、それは大きい市町村あるいは知事もだというようなふうに、あなたの考えとは逆に出ているようなふうにおっしゃったように受け取ったのであります。今開きますと、兼職禁止の必要のあるものは、むしろ県知事であるとか、あるいは大きな都市の市長ですか、そういう人に大体必要であるというようなふうになっております。そこのところに、若干……

第26回国会 地方行政委員会 第30号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 藤井さんにちょっとお伺いしますが、私ちょっとわからぬから教えていただきたいのですが、二十九条の二ですね、いわゆる不正受給者の費用を徴収する場合あるいは医者が診断書に虚偽の記載をしたもの、これは取るわけですが、組合が取るわけですね。その場合に、出す方が出さぬと、こういった場合に、心配をする点はこういうことなんです。お前は不正なことをやったのだから、出さないのだから、保険証を停止するとか、それから保険医を除外するとかなんとかいうような、そういうようなことに、金を取るためにいろいろなことをやるような、そういう運営の面で、つまらないトラブルが起きてくる。一番いけない点は、保険証を停止され……

第26回国会 地方行政委員会 第34号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 今の刑事局長のお話を聞いておりますと、初めのときは、教委あるいは校長が承認したものは、有給休暇あるいは一斉早退等が行われても争議行為ではない、こういうふうな断定的なことがあった。次には、思うというふうにぼかされてきたんですが、少くともこの問題については、警視庁並びに検察庁は、十分打ち合せられて、慎重の上にも慎重な行動をされたもんだと思っている。ですから、校長が許可をしておれば三十七条違反でない、こういうふうに断定されておるかされておらないかを明確に一つしていただきたいと思う。
【次の発言】 これは、一つの最高検とそれから検察庁と合議された結論であるというふうに了解して差しつかえご……

第26回国会 地方行政委員会 第36号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 小林さんにお尋ねしたいと思います。単位費用の点で、まあ消防が非常に問題になるわけですが、消防と警察とを比較するのはかえっていけないかもしれませんが、しかし、一応比較してもいいと思うわけですが、大体警察の方は、今度改正になって、一人当り三十六万四千六百円です。ところが、消防の方を見ますと、こちらは警察職員だ、こちらの方は人口だからということもあるかもしれませんが、五十円ばかり人口一人についてふえている。それで、総額予算で見ますと、一億円くらいふえているように、予算書か何かに出ておったわけですが、何にしても、消防の施設等から考えてみて、いま少し費用等をふやさなければ、たまったものじゃ……

第27回国会 地方行政委員会 第2号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 少しこれと離れるかどうかわかりませんけれども、期末手当と給与の切り換えの問題と暫定手当、この三つについて順次お尋ねしたいと思います。  まず最初に、期末手当の問題ですが、国家公務員が予算の節減においてやる。だから、地方公務員も予算の節減で出せるのだ。もし足らないところについては、融資を一つ考えようじゃないかというような御説明だったと思うのですが、実際それだけでやっていけるという見通しがあるわけなんですか。それで、大体十二月中に金をもらえるという見通しはあるわけですか。
【次の発言】 私は、去年の資料を全然持っておりませんからわかりませんが、去年、実際問題として、十二月に全部渡して……

第27回国会 地方行政委員会 第3号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 政府が減税をやるかやらないかということについては、相当議論がある。新聞等を見ておりますると、国税の方で若干減税を考えるというような大筋が出てくるかもしれません。そういう場合には、地方税の方において減税というものを考慮されるかどうかということが一つと、それは今、大沢さん等の意見もあって、均衡ということ、そういうことを考えるかということが一つと、もう一つは、給与所得者と他の所得者とのアンバランスということがしばしばいわれるわけなんです。実際給与所得者が高いじゃないかということは、私はだれもこれについて異議をはさむ者はないと思う。そういうことに関連して、やはり、片一力増にするということ……

第27回国会 地方行政委員会 第4号(1957/11/14、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 簡単にお答え願えればけっこうだと思うんですが、実は私が質問したい趣旨は、二点でございます。  第一は、このごろスパイ事件ですか、というようなことがございまして、私は、まあそれ相当には理由もあるだろうと思っておりますけれども、何にいたしましても好ましくないことだと思う。それから、あなたの方も、これは干渉しておられないことだと思いますが、むしろこういうことはやらない方がいいんじゃないか。やってはいかんというようなふうに指令しておいでになるのじゃないかと思いますけれども、これはどちらなんですか。
【次の発言】 山口さんはごまかしたような――私が言うのは、スパイと、こう言って実は特定をし……

第28回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1958/06/06、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 兼子局長は、今度の選挙法の改正をやって一向差しつかえないというような、大へん自画自賛のことを聞いたわけですが、それに対するわれわれの意見もありますけれども、それはそれとして、またいっか、もう少し私の方に資料等を整えて、機会を得て一つやらしていただきたいと思いますが、今度の選挙を通じて感じました点で立会演説の点ですが、これを、代理なんかが立った方がいいのじゃないか、代理が立たねばならないというような規定を入れられた方がいいじゃないかと……。なぜそういうことを申し上げるかといいますと、六人ぐらい一組になりまして、まん中ごろ二人が棄権します。そうしますと、四十分間穴があいて、あとへ続く……

第28回国会 地方行政委員会 第7号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 自治庁の方にお伺いしますが、私もよく勉強をしておらないからわからないわけですが、水道料金は、私は特別会計でやっておみえになると思うのです。ところが、自治体を実際に中にわたってみますと、たとえば水道を一リットル使った、そうすると下水もそこに出てくるのだから、水道料金を徴収するとあわせて下水料を取る、そうして上ってきたお金を水道の整備拡充というようなことに充てなくて、下水にプラス・アルファ水道料というものをつけて、そうしてそれを道路の側溝に充てておるというような会計をやっておるという市があるわけです。そういうものに対して、自治庁としては内政指導上どういう態度をとっておいでになるのか、……

第28回国会 地方行政委員会 第9号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 四十億の問題でございますが、これは決算じゃないからいいといえばそれまでかもしれませんが、一体歳入という一つのあり方ですが、地方計画という計画をお立てになっている、それがもう四十億ふえる、収入においてふえる、歳入においてふえるということは、支出においても必然的にふえるものであると思います。こういうことになると思うのです。そとで、少くとも四十億自然増というものが見積られるならば、私はこの計画の上に、表現の仕方というものは必然的に、たとえば支出の上においてもこうふえてくるのじゃないか、こう考えてもしかるべきじゃないか、こういう考えから、そういう点についてどういうふうにお考えになるか、こ……

第28回国会 地方行政委員会 第13号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 青少年問題協議会というのに対しまして、今までも青少年の非行防止に関して調査研究をされて、意見書というものを正式に私は出しておると思うのです。正式にそういうものをお出しになっておるとすれば、そういうものを出していただきたい。

第28回国会 地方行政委員会 第15号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 警察法改正に伴いまして、衆議院の付帯決議がつけられておることは御承知だと思います。その後まあこの三、四年経過しておるわけですが、あなたの方でも付帯決議は尊重されて、衆議院の意向のあるところを示しておるのでありますから、そういうものに対してまあいろいろと研究されたと思いますが、一向、付帯決議とは意に反したような格好に今までなっておるのですが、どうですか、その辺のことについて長官から、あるいはその関係の方から一つ御説明を承わりたいと思います。
【次の発言】 これは私ここで議論を蒸し返して、こういう付帯決議がどうだということはやりたくないと思う。しかし、この問題は、私はやはり装備の問題……

第28回国会 地方行政委員会 第16号(1958/03/19、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 警察庁の方から最近における少年非行の傾向及び警察の対策に関する資料等をいただきまして、あるいは新聞紙上等を見まして、非常に青少年の問題がやかましいわけであるわけですが、検察、あるいは警察に御厄介にならない前に、一ついい環境と申しますか、そういうものを作つてやることが必要じゃないか。それには国会で決議になっておる青少年問題協議会ですか、そういうものがあつて、そういうところでいろいろと御努力願つておる、あるいは厚生省、文部省それぞれおやりになっておるようですが、一つ最初に総理府の方にお尋ねしたいと思いますことは、ここで主として取り上げられておつて、そしてどういうような構想と申しますか……

第28回国会 地方行政委員会 第19号(1958/03/26、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 林さん、私は北海道の津別という町はわかりませんが、もう少し人口ですね、それから予算総額ですね、あなたの方の。それはどのくらいのものでしょうか。
【次の発言】 今度あなたの方で税法に定めてある以外に、何か財政が非常に困難というか、私はよくわかりませんが、税法外に町村として特別に税を定めてやっておいでになることありましょうか。あるいは住民税はオプションの一、二、五とありますが、そのどれをとつておいでになりましょうか。
【次の発言】 税法上きめて取らなくちゃならないものがありますね。しかしあなたの方として、自由裁量といいますか、法定外に取ってもいい税がありますね。そういう税を伺か取って……

第28回国会 地方行政委員会 第20号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 減税ということは、私たちは歓迎しなければならぬことなんです、大筋としては。しかし、今度減税されますと、地方自治体についてのやりくりの問題がある。ですから、あなたの方としては、大きく地方財政の立場から、どういうような結論が出て、減税をおやりになるのか、いわゆる財政計画との関連が出てくると思うのです。そういう点について、一つ基本的なお話を承わりたいと思います。
【次の発言】 私もあなたと議論をどうこうするというわけじゃございません。そういう理屈は非常にたくさんあるのですが、それはさておきまして、激変の問題で、昨日も私は承わっておりますが、木引税の問題でございます。それから自転車荷車税……

第28回国会 地方行政委員会 第22号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 奥野さんにお尋ねしまが、大工とか左官とか板金の人たちの事業税の問題ですが、二種から三種に移行する、これはもし二種から三種に移行した場合、いわゆる六%が四%になった場合は、およそ減税額というものはどのくらいになりますか。
【次の発言】 私の方は勉強不足でよくわかりませんですが、そうしますと、この人たらの言っておられる、大体その三種に移行せよということはほぼ目的を産しておる。いわゆるその人が個人営業と申しますか、個人でそういうことをやっておる人たちは、大体三種の税率が適用されておる、実質的には適用されておる、そういうふうに了解していいわけですか。

第28回国会 地方行政委員会 第23号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 長官もっと率直に、五カ年計画の一千九百億というのを自治庁としては承知しておるのかいないのか、そのイエスかノーという態度でお返事をいただかなければ、ちょっと私ともわかりかねますから……。
【次の発言】 奥野さんにお尋ねいたしますが、今度固定資産税の問題あるいは電気ガス税の問題、これは市町村になりますが、国税関係で申しますと、いわゆる法律改正に伴って市町村ですか、市町村あるいは府県税ですね、そういうものを含めて、国税関係で減税になる総額は、この資料に出ております十九億なのか、十九億が本年度で、平年度は三十三億なのか、それに六ぺ―ジの資料によっておりますが、六ぺ―ジの資料にある、(注)……

第28回国会 地方行政委員会 第24号(1958/04/02、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 二百五十二条の十八に、当該都道府県の職員となった場合においては、「政令の定める基準に従い、」と、こうなっております。その政令というものは出ておるのか出ていないのか。
【次の発言】 そうすると、その前文にうたっている――私もこれよくわからないわけですけれども、「市町村立学校職員給与負担法」云々と、こういうふうにずっとありますが、こういうものも、当該府県の教職員になった場合も通算できる、こういう基準が出ているということなんですれ、こういうことの政令が出ておると……。
【次の発言】 それから、今、指導目標になっておると、「在職期間に通算する措置を講ずるように努めなければならない。」と、……

第28回国会 地方行政委員会 第25号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連して。今、立木を九〇%とおっしゃいましたが、今までの実績は何%ですか、立木の場合は。
【次の発言】 そうすると九〇%という数字は何も根拠なしで、ただ単にここに出てきた腰だめ的な数字で、大体このくらいとれそうだという、そういう数字なんですか。
【次の発言】 百三十五も未指定の営林署があるということを先ほどおっしゃいましたが、この百三十五も未指定になっておる理由は、その町村が条例で定めないのか、あるいはあなたの方が拒否されたのか、あるいは両者間において円満な話の妥結ができなかったという格好になっておるのですか、その辺どういう事情でしょうか。そしてそれが方向は、東京を境にして東の部……

第28回国会 地方行政委員会 第26号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大沢委員も質問しておいでになったのですが、十二条の二の「法律又は政令で定める場合は、この限りでない。」、この「政令」なんですが、当局においては、研究しておいでになればどんなものか、承わりたいと思います。
【次の発言】 火災共済はおっしゃるように信用保証協会の中に含まれておる、こう解釈していいのですか。
【次の発言】 この問題は、御承知のように中小企業団体法が成立し、それにからんで中小企業等協同組合法の一部改正で火災共済が入った。その成立の経緯にかんがみて、今おっしゃるように、現にやっておるものは、これは当然のことだと思いますけれども、これから、四月一日から施行されるのですから、そ……

第28回国会 地方行政委員会 第28号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私はやはり問題になっておるその政令の問題について、特に火災共済に限って一つお尋ねしたい。  御承知のように、団体法の成立の当時に、その経緯にかんがみて、特に郡長官は参議院の当時の自民党の幹事長をやっておいでになった、党の幹部で、この経緯等は十分御承知だと思います。ところが、こういうふうに、政令の中で火災共済が一体入るのか入らないのかということが非常に重要な問題なんで、だからそれがどういうふうに取り扱われるかということについて、明確に御見解を承わりたい。
【次の発言】 特に心配しておるのは大蔵省ですね。あるいはまあその裏にあるいわゆる火災保険事業団体ですか、一つのプレッシャー団体に……

第28回国会 地方行政委員会 第29号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この前、小林さんに、学校の標準定数の問題にからんで交付税算定の基準が変っている、そこで、文教関係の方と打ち合せをしまして、そのときにも指摘したわけですが、一番心配していることは、標準をとったわけですから、いわゆる高いところの、先生の数の多いところと低いところの中間をとったわけですから、低いところは引き上げるということは歓迎すべきであるけれども、高いところを下げることになりますから、そこには必然的に教員の整理が行われる。言葉をかえていえば教育水準が、片一方は水準的には上ったのではないかということがいえるのですけれども、局所的に見ると、部分的にいえば、そこのところは水準が下ったという……

第28回国会 地方行政委員会 第31号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は簡単に一つお尋ねいたしたいのでありますが、例の新市町村建設促進中央審議会の議決を経まして、三月二十五日に総理大臣に対して答申がなされておる。そうして、国会では法律が九月まで延期されたということも承知しておりまするが、それはそれとして、いつごろこの答申に基いて内閣総理大臣の勧告をお出しになる予定なのか、これが一つでございます。
【次の発言】 そうしますと、今、大臣の御答弁を聞きますと、答申そのものが、それがイコール内閣総理大臣の勧告にならないこともあり得るやに聞き取れるわけですが、そういうふうに私が聞き取っていいものか、あるいはまた、そうではなくて、一つ、おっしゃることは、冷却……

第28回国会 地方行政委員会 第32号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 具体的な例は別として、当選をした場合に、たとえばこの前、楠見さんの問題にからんでああいう、佐野市ですか、佐野市の選管の手落ちに基いて、本人が被害をこうむったといえば私は被害をこうむったといえる、あるいは投票用紙が事前に渡って、そうしてそのことが問題になって、選挙をやり直したというようなことが起きたと思うのですが、そういうことに対して、何かその賠償と申しますか、本人にとっては非常に不利なことなんです。で、いわゆる選挙管理委員の手落ちに基く損害と、もう一つは、保管をしておくべき投票用紙の金庫の不備と申しますが、そういう器物が不備のために紛失したと申しますか、何かそういうような若干いわ……

第28回国会 地方行政委員会 第33号(1958/04/21、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 今局長の方から一応スケジュールが出ましたのですが、大体六日から立会演説を始めようじゃないか、わかりますですが、これは最長、最も長くとった場合であって、これを手回しよくやれば一日は繰り上って、五日目から大体やれるところができてくると思う。たとえば、ことしできると思いますが、そういうことはやってもいいわけであって、ですから、できるだけ早くやれと、一応のスケジュールはこうだけれども、早くやって差しつかえない、こういうようなふうに大体あなたの方からの何と申しますか、指令と申しますか、指示はそういうふうに出ておると、よろしゅうございますか、それで。

第28回国会 法務委員会 第28号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 何か総理大臣の予定の時間よりもこしておるようでありますから、簡単にお尋ねしたいと思います。汚職、暴力の追放に関して、法律だけではだめだ、だから一つ国民運動等に訴えて、こういう問題を根本的になくしていきたい、こういうお考えのように承わるとして、そういう点については、私も頭から反対するものではございません。ただ、その国民運動というようなものになれば、私は一つは監視するとかいろいろな点で国民の協力を得る点が一つと、それからもう一つは、新しい一つの道徳教育というか、道徳というものを新しく作り上げていかなければならない、こういう立場をさしておられると思うのです。そこで、戦時中に行われたよう……

第29回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1958/08/29、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 そのことにちょっと関連するわけですが、先ほど、吉江さんとの関連で、あなたが職員団体との関係交渉にならないという理由は、少くとも法律にきまっておるから、これをやるとかやらないとか、あるいはきまっておることをやめようというような、そういうことは団体交渉にならない。しかし勤務評定というものが勤務条件に直結しておることは事実なんです。従って、内容の問題については、私は、団体交渉の対象になるというようなふうに吉江さんとの話では私は聞いておったのです。ところが今、占部君とのやり取りを聞いておると、まるで勤務評定の問題は一切団体交渉の対象にはならぬと、こういうふうに解釈をしておると、こうおっし……

第29回国会 地方行政委員会 第4号(1958/06/26、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣にちょっとお尋ねしたいのですけれども、来春地方議会選挙を控えておるわけですが、各都道府県で各地区の選挙区の区割というものももうぼつぼつ始めておる。そういうものに対して、公職選挙法が一部改正をされたのですね、それに準じてやってくれればそれでいいと、こういうふうにお考えになっておるのか、それに対して行政指導上おやりになろうとするようなことがあるのかないのか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 重ねてお尋ねをいたしますが、何ら指示をしないのですか。
【次の発言】 人口増に伴い地方議会の議員の数がふえるわけですが、それに対して、あまりふやさない方が好ましいじゃないかというようなこ……

第29回国会 地方行政委員会 第5号(1958/07/04、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 戦災復興事業と申しますか、何か承わりますと、三十三年度で一応ピリオドを打って、そうしてしかし、それにしてもまだ残っているものがあるから、新らしい観点に立って措置していこうというようなふうに聞いておりますが、その辺がどうなっているのか、関係の都市としては非常に心配をしておりますから、まず最初に、今後どうなっていくかという点に  ついて伺っておきたいと思います。
【次の発言】 承わりますと、大体三十三年までには約八十の都市が完了をして、三十四年になると残りの三十一になりますか、東京、名古屋、大阪、神戸等を除きますと三十一になるかと思いますが、その三十一の都市は大体、三十四年度で完了を……

第30回国会 地方行政委員会 第3号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は全然わからないわけですけれども、奥野さん、大ざっぱに言ってどのくらいのものだということを全然つかめないわけですか、あなたの方で。
【次の発言】 そうすると、先ほどあなたがおっしゃったように地方債ですね。それから特交で見ることは見ても、精一ぱい見ましても、それからはみ出しておるということになるわけですが、そういう場合には、まあ他の省の予算等も来ると思いますけれども、これはほんの私の感じなんですけれども、何か特別な措置をしなければ、今度災害をこうむられたお方が立ち上る、あるいはそこの町村が立ち上っていくというのは困難じゃないかと思うわけですが、その辺はどういうふうに感じておられま……

第31回国会 地方行政委員会 第12号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 結局、警察が青少年問題で出るといったつて、取締りという形になると思うんですが、問題はやつぱり予防の、環境の浄化の方にかかってくるということになれば、警察から離れて行政部門の方にいくじゃないか、だから、吉江さんも言っているように、それとの調整問題じゃないかという話も出たんですが、これが悪影響を及ぼすのが何かといえば、まあ映画、雑誌、あるいは広告、それから危険玩具というようなことも出ておるわけでありますが、これをいい方向へ持っていこうとするのに、たとえば、一学区のPTAの人たち、あるいは母の会の有志の人たちが少し立ち上って環境浄化に努めているわけです。そうすると、とかく今まであった一……

第31回国会 地方行政委員会 第13号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 児童局の方にお尋ねしたいと思いますが、実は、警察から出ました資料によりますと、十四才未満の検挙数が非常に多いわけです。そこで私は、児童局にお尋ねしたいのは、児童福祉法にのっとりまして十八才と書いてあります。私は、中学ぐらいまでだと思いますが、一体中学卒と十八才との間の人に対して、児童福祉法にのっとってどういうようなことをやっておいでになるのか、一つ承わりたいと思います。
【次の発言】 まあ少年院であるとか、教護院のことはわかりますが、私は、環境の浄化とか何とかについて児童委員ですか、というようなものが設けられてありますね。そういう人たちの活動あるいはそれの予算の裏付けはどんなふう……

第31回国会 地方行政委員会 第15号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 事業計画でお尋ねしたいのですが、上水道関係は、これができたら相当進展するだろうと思う。進展はしていると思うが、希望に対して、ワクがあって、百パーセント応じられてはおらないようでありますが、どのくらい近い数字になっておりますか。
【次の発言】 あなたの方は、一定のワクをもって、上水道はどのくらいだと、こういうふうにワクをきめておられるから、百パーセントになるのだろうと思いますが、自治体としては、実際上水道については力を入れてやろうとしておるわけですから、これは、そちらの方の比率が知りたい。百パーセントと仰せられればそれまでですが……。

第31回国会 地方行政委員会 第16号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっとそれに関連して。今のあなたの全然持ち出しがないということは、人夫賃はあなたの方の基準の五%ですね。演説会場等もやっている。あるいは事務費、いろいろなものがあるのを、全部五%ずつ引き下げてやっていると、そういうことなんですか。
【次の発言】 一体今度上げたのは、どうして上げたんですか。単価、たとえば人夫賃とか、立会人とか、そういうものの手当……。
【次の発言】 そうすると、まあかりに人夫賃を上げましたね。そうして五%落しますね。それだけ逆に言うと事務費に食い込んでくるわけですね。そういうことですか。
【次の発言】 そうすると、事務費はまだ余裕があるのですか、そういうふうに減……

第31回国会 地方行政委員会 第18号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣にお伺いしますが、この前のときに、消防施設税というような言葉がございましたが、たとえば、ガソリン税が一つの目的税の性格を帯びていることは、十分わかっているわけですが、今度は消防施設税というように、名目をはっきりされたということは、目的税というものに踏み切られたかのごとき感があります。名前から受ける感じなんですけれども、一応内閣として、目的税にいこうじゃないかというふうに考え、あるいは大蔵省とも了解をとりつけられて、そういう方向に踏み切られたものと了承していいものかどうか。目的税をやるかやらぬかという点についての御見解を一つ承わりたい。

第31回国会 地方行政委員会 第22号(1959/03/27、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣に、来年の大略のことをお聞きするわけなんですが、たとえば、税制調査会の答申案に出ておる消防施設税の問題についても、この前ちょっとお伺いしましたところ、何とかしなくちゃならぬじゃないか、その取り方については、前のときには、損保関係に対するものがあり、今度は固定資産関係のものが答申されている。しかし、何とか消防関係をしなくちゃならぬということをおっしゃっていられたが、これが来年度はどう見通しがつくのかどうか、あなたの方として。おそくとも九月、十月ごろに結論が出てこなきゃならぬ。予算編成期前に結論をお出しになる、そういうことはどうなるのか。  それから、先ほどここでお聞きしておりま……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 大蔵委員会 閉会後第3号(1959/10/19、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 出席のほうは……。
【次の発言】 財務調在官というのは……。
【次の発言】 あなたの範囲かどうか、そういう点よくわかりかねるのですが、手形が非常に落ちなくて、というのですか、実際問題として下形の問題で非常に困っておる。それに対して、銀行協会あるいは財務局等━━出先の東海財務同等、そういうところで非常に御協力を願っておるわけです。そういう点で、不渡り等が非常に出たら大へんなことになるのですが、そういうものに対してどういう応急対策、まあこれはもちろんだと思いますが、しかし、いっかはどうせ詰まってくるわけですから、応急対策にからんで、恒久対策といいますか、そういう大筋のものについてお答……

第32回国会 文教委員会 閉会後第6号(1959/10/15、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私もちょっと時間がございませんから、非常に簡単に一つお尋ねいたしたいと思います点は、実は名古屋市の方から陳情もあったと思いますけれども、それに対して次官の方からお答えをいただいておりますが、一番心配しておる点は、学校に今九十ほど避難民が入っておる。その避難民の人はどういうお方かといえば、これは小林局長も現地に行ってみられて御存じだと思うけれども、大体ロー・クラスの人なんですね。親戚やなんかに頼っていけない人、それから便乗といっては悪いけれども、駅裏の浮浪者も実は入ってきたということも実情なんです。この人たちがいつ出ていくかといえば、住宅が建たないから出ていけないじゃないかというこ……

第33回国会 大蔵委員会 第5号(1959/12/01、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 今まで青色に対して白紙は、個人関係でいうと非常に、何といいますか、帳簿が完備しておらぬ、そういうことがあって、この四月改正をされるときにあと回しになったというか、抜いたというか、こういうことがやられておらなかったのが、今回の改正でやられるということに承っておりますが、先ほどちょっとプライベートにお話をしたときに、帳簿の整備がなかなか困難じゃなかろうかというような理由も、三年、五年にからんであったわけですが、今後こういうふうになっていけば、あなた方の方で帳簿記載の面について行政指導か何かおやりになるお考えがあるのですか。
【次の発言】 ことしの四月に、こういうたなおろし決算の繰り越……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第2号(1959/10/31、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 資料要求を一ついたしておきたいと思います。二十八年度以降災害の特別立法と、それから政令、これが第一。それから第二番目には、災害復旧の進捗率を昭和二十八年度以降、年次別で、しかも各省別に項目別に御提出が願いたい。これは建設省だけでなくて全体に……。これは委員長において取りまとめて一つやっていただきたいと思います。  それから大臣は、愛知県の業者で、大きいところを知っておるとおっしゃるが、不適当と思われるというわけじゃないでしょうけれども、あまり言うと問題になるから……しかし現地では、あなたが土建業者であり、何か知事との関係も、そういうようなものがあって、非常に不適当な人が実際契約し……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第3号(1959/11/04、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 一つだけ。災害救助の概算がここに出ているわけですが、たとえば十五号のときと、それから前にある七号あるいは五号ですが、非常に災害救助の単価が、基準率が実際問題として変わってくることになる。それで、十五号のときは非常に不満ではございますけれども、五号、七号に比較すればいい。五号、七号の方は非常にお気の毒だと思う。そこでこれを厚生省としては、調整とか何かおやりになるようなお考えがあるのかないのか。報告を見ますと、五号、七号じゃ精算はしてないようですけれども、どういうふうな基準でおやりになるのか。たとえば一つ給食の例をとりましても片方は五十円、片方の十五号になると五十円でもらって、七十五……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第5号(1959/11/06、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 第二堤防を築くときに、第一堤防を築くから手を抜くということがあったかどうかということがあると思いますが、それはさておいて、そういう場合の技術指導というようなものを市がやってきておったのか、県の河川課がやっておるのか。どらも今度の締め切り全体について、桑名においてそれを一つ見るだけでなく、全体について非常に技術が悪かった、下手だったということを現地で聞くのです。僕らが見るのじゃない、現地で聞く、あるいはくろうと筋が皆そういうことを言っているのです。で、桑名のそういうような問題については、どこがそういう技術的な指導をしておられたのか、伺いたい。

第33回国会 風水害対策特別委員会 第6号(1959/11/09、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私も時間がありませんから一言だけお聞きしておきたいと思います。  最初に温室はこの中に入っているのか。別途農業とかいろいろの施設関係の方でめんどうを見られるかどうかということです。  それから干拓の問題が出れば、私はこれは留保になると思いますけれども、とにかく農林省の干拓が今度一番ひどいわけですよ。ですから農林省は堤防について深い反省をしておられると思います。それをまた干拓の復元方針だということを言われる以上は、非常なことになると思いますから、これはあとで議論したいと思いますが、さしあたって栗山委員の質問と関連するのですが、共同化というようなことのお考え、確かに一毛作をやるような……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第8号(1959/11/11、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 小酒井君の質問に関連するわけですが、問題は、激甚地の問題が一つと、そうでない政令関係のものがあるわけです。で、小酒井君の趣旨も、二十八災のときは議員立法でやった、だから政令はいろんな点を政令に委譲した。今度は政府提案であって、政令でなくて、実際は法律案に出てくるぐらいの処置をとられてしかるべきじゃないか、政府が災害に対して熱意がないじゃないか、怠慢じゃないか、こういうことが私たちは言いたいわけなんです。従って、政令をお出しになる場合は、いわゆる激甚地も含めてお出しになるといろのか、それとも、たとえば農林関係だけの政令に委譲してあるようなところだけ、地域指定は別だ、他のものはこらだ……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第10号(1959/11/13、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 小酒井君から話が出ましたが、私もこまかいことをずっとやらずに、長官に一言だけお伺いしますが、実は災害救助法、あるいは今までも各種法令以外に、長官が名古屋においでになっていろいろとおやりになりましたことに対して、名古屋市民あるいは関係者みんな感謝しておりますが、御承知のように、警察官がここにつけておる階級章等を取って、実は警官か消防かわからないような格好にしておかなければ、非常に秩序が保たれない。あるいは、もし戦前で旧軍部があったようなときには、おそらく戒厳令がしかれておった。そういう危険な状態であったことはよく御存じと思いますが、あそこで非常に平穏裏にああいう事態収拾がされたとい……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第12号(1959/11/17、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 災害救助関係でお尋ねしたいと思いますが、例の救助法の三条に関連して、何か協議会というようなものが中央に持たれたか、あるいはまた地方に、あるいは三県にまたがってか、そういうことはよくわかりませんが、そうしたものは持たれておったかどうかということについて、まずお答え願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、くどくど言っても切りがございませんから順にお尋ねしたいと思いますが、第二十三条でその救助の種類あるいは程度と方法、期間というようなことが書いてございます。しかし、あれだけの長期、広範になって参りますと、ただ単にこれだけでは少しやっていけんではないだろうかというのは、私が申し上げな……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第13号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私もちょっと住宅関係でお尋ねしたい。  最初に、建設省は三〇%の債務保証ということを方針としてきめられた。しかしこれはここで私が自治庁の代弁をするわけではないけれども、あなたはこの前のときにも住宅公庫と自治庁と折衝されたことがあったと思います。前に。そうしてそのときには物別れになっておるということも実は私たちも調べて知っております。こういう方針をきめられるということは、市町村が保証をしてスムーズに貸し出されるという点についてはいいと思いますが、初めから債務保証――焦げつくということを前提として貸し付けることもおかしいことになると思います。そこで、これは政府の政治的責任において、初……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第15号(1959/11/20、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 今の小酒井君の質問に関連するんですけれども、県の商工課が中に入りまして、おっしゃるように、団体等とうまく調整をしてやるというわけですが、そういうようなことを一切県の商工課と、それから地方の財務局にあなたの方としてはまかせておやりになるのか、あるいはこの法律案では、時価の五割以内ということになっている、それをたとえば三割五分引きで交換するというようなことをきめることも財務局なりあるいは県の商工課も中に入れて大体決定をされるのか、その辺を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 それからなお在日米軍からの返還機械を優先的に取り扱う、その期間は昭和三十五年十二月末日までである、そうしま……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第16号(1959/11/24、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 母子福祉の資金量というようなものについては、実際問題としては相当なワクを県なりあるいは市町村関係で広げなければならないと思っております。建前で言えば、児童局のあなたの方は受けて立たれるというような形になっておると思いますけれども、そうは言うものの、やはり一定の限界というものを大体予定しておるだろうと思いますし、それから負担額についても衆議院の方でいろいろな話し合いをされておると承っておるのですが、その辺のところはどうなっているのか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 まあ私はこの資金量が妥当かどういうものかということはよくわかりませんが、少なくとも私が一、二聞いた例によりま……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第17号(1959/11/25、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に、今度の緊急締め切りについてサンド・ポンプ等で吸い上げられたわけですが、それが漁場と申しますか、たとえばノリを取る所あるいはアサリ等を養殖しておった所でサンド・ポンプで締め切りをおやりになった。これは緊急の歩合でやむを得ないことであると思いますが、また当然なことだと思いますが、しかし、考え方によれば、そこに漁業権としてせっかくアサリを養殖しておった人たちからみれば、やはりそれで損害を受けたわけです。あるいはノリでノリそだ等を立てる場合に、非常に深くなってしまって、その損害等があるわけです。しかし、そういう人たちも、この緊急締め切りであったらやむを得ないということは十分わかっ……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第18号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私、まだ資料が届いていないのですが、地方税と国税の関係で申しますと、国税関係は減免がさかのぼるわけです。たとえば所得税に例をとれば、すでに納めたものすら返されるという、そういう処置がとられておる。それに対して地方税はなかなかそういうわけに参らない事情等があるわけであります。衆議院の方の速記録を読んでみますと、市町村がそういう処置をしたら遡及してもいいようにもとれるし、それとも、どうもそうでないようにも解釈ができるような気がするわけであります。そこで一体、国税とのバランスの上において地方税というものは全然遡及できないものか、できるものかという点を一つ明確にしていただきたい。できると……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第21号(1959/12/14、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 今村説明員にお尋ねしますが、半壊で三〇%、全壊で六〇%、こう抑えられるわけですが、地元の希望としては、半壊では何%くらい出ておるか。それから全壊では何%くらい改良復旧を希望しておられるか。査定とは別にしてですね。それがわかっておったらお聞かせ願いたい。
【次の発言】 込みで。
【次の発言】 関連してですが、補正予備費要求予定のものとして、排土事業というのが出ておりますが、すでに要求をしているわけですが、およそどのくらい要求されているのか。
【次の発言】 それはそれとして、次の公共下水道の復旧事業費……。
【次の発言】 排土事業の話は、非常に被害額よりも実際査定が少なくなるというの……

第34回国会 商工委員会 第32号(1960/05/18、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 長官にお聞きしますが、名古屋で災害のあった、あのときに警官の人が、非常にいろんな問題で出ましたが、しかしとてもいかないというので、実は警官の階級章を取り、あるいは警官服を脱いで、消防の服装をして出動された、そうしていろんな仕事につかれたということをお聞きになっておりますか。
【次の発言】 それは、作業のためにそういう必要があっておやりになったのか。普通の警官の服装をしておらない方が……、どちらかが便利なためにそういうことをやられたのか、それともそうでない、別な悪味があってやられたのか、どういうふうにそこのところをお聞きになっておりますか。

第34回国会 大蔵委員会 第4号(1960/02/25、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 今も野溝委員が退席されるときに、私にちょっとことづけされていったんですけど、一つのこういう重大な政策の問題であとから、ぜひ一つ大蔵大臣等が出席せなければ質疑は留保すると言って出られたんですが、それと関連して、今ここに資料として、一月五日あるいは十二日の閣議決定事項、あるいは資料として提出された「国内産業の適応体制」の問題等で、問題が羅列してある。で、これに対しての対策立案等は五月を目途としてやるというようなふうに説明も承ったんですが、これは一つ私が聞き間違いかもわかりませんが、しかし、そういうことじゃなくて、やはりこういう重要な政策を決定される上においては、大蔵大臣あるいは経企長……

第34回国会 大蔵委員会 第9号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 利潤を大体一〇%ずつ認めていく。この船の方の利潤一割ですね。何か政府事業、こういうものは一割の利潤というものは公定で認める、ということはおかしいかもしれませんが、何かそういうような一割、利潤は一割分だと、どういう基準できめてあるのか。  それから、政府の仕事をやれば必ず一割というものはもうかるんだ、利潤というものはあるんだ、こういうふうに決定をしておる。だから、船もそうです。今度は飛行機も、政府の方でやはり一割というものは最低保証してくれるというような、そういう基準があるのですか。
【次の発言】 そうすると、これは建造いたしますと、契約にあたって超過利潤一割というものは、アメリカ……

第34回国会 大蔵委員会 第10号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 資料の二ページにあります「技術者及び技術援助」なんですが、どのくらい技術顧問の人が来られるものと予定されているのですか。
【次の発言】 マンマンスというのは延べ数という意味ですね。
【次の発言】 設備に相当な金もかかると思うのですよ、片一方にはそういうものの償却等もあると思いますから。それで、金利ですね、金融上のですが、そういうものについては何か便宜もはかっておみえになるだろうし、またこうだからこうなるのだというようなことがあると思いますが、それはどんなふうになっていますか。
【次の発言】 それを具体的に説明はできませんですか。

第34回国会 予算委員会 第4号(1960/02/17、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に、追加予算を組まれた理由が、すでに木村委員等からも見解が表明されているわけでございますが、私もやはり同じ立場に立って、何か、景気過熱というようなことについて心配をされて提案されたのじゃないかという点ですが、これは水かけ論にもなることであり、また資料が出ましてから他の委員からもそれに関連してあると思いますが、歳入の面について、この前、第二次補正のときには、これでもうある予算をかき集めたのだ、ところが、若干の期日がたったらもうすでに税収が変わっておる。どうも、国民負担の側に立てば、税を納める側に立てば、そうその見込みが勝手に、ふえた、減ったというようなことになっては大へんだと思……

第35回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1960/08/11、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと関連してお尋ねしておきますがね。政府は順法ということを盛んに言っておりますから、私は、当然五月から政府はおやりになるものと思います。自治体もおやりになるものと思います。そういうときに立ちますと、当然財政的なものが一番問題になる。しかも、政府は新しい立場に立っていろいろ施策を大体九月上旬ごろに発表されるやに承わっておる。特に減税の問題もあるわけです。ですから、財源の問題からいろいろと考えてくるときに、今考えておられる減税の方向がどんなふうであるかという問題が一つと、それから、財政措置財政措置とおっしゃいますけれども、やはり交付税の率等の問題も私は大きな問題になってくると思う……

第38回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1961/08/31、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は、わずかの時間で、木村さんとダブリますから、簡単に申し上げたいと思います。  大体、所得倍増計画を立てられるときの問題点は、現在でもすなわち輸入、それに見合う輸出、結局国際収支はどうなるかということが初めから考えられる問題だと思うのです。設備は過大投資になるだろうということもほぼ想像されておる。それから、物価の問題も大体想像されておる。それから、もう一点は、労働力の不足というようなことも当然思考されてくる問題だろう。それから、二重構造を持っているから、なお所得格差というものが開いてくるだろう。その所得も、所得別と地域別のそういう問題が起こると思うのですが、ここらあたりが問題点……

第38回国会 大蔵委員会 第6号(1961/02/24、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 いろいろとうわさを聞いておるわけですが、実はこの法律案を提案するのにあたって、若干問題があって、そして同じようなものであるけれども、提案が少しおくれたように聞いておるのですが、それは旧軍用地払い下げのその金利の問題にからんでおるというふうに聞いておるのですが、その辺の事情を一つ聞かせていただきたいと思います。
【次の発言】 次に、旧軍用地が大部分であるというような、今度払い下げられるところは、百八のうちでどのくらいが軍用地で、他の部分というのはどういうようなところをいうのか、ちょっと説明していただきたいと思います。
【次の発言】 わかりました。  その次に、土地を私は地元が相当要……

第38回国会 大蔵委員会 第10号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと、資料がないから数字は省略さしていただいて、何か三十八年ごろが償還のまあピークになるのじゃないかということなんですが、その場合、大体まあこういう財政法第六条だけの規定で、まあ経済成長率等を勘案して 大体手をつけずにやっていける見通しがあるのかないのか、その点。
【次の発言】 まあ一般会計、たとえば三十八年は、総合計ですね、大ざっぱに国債外債合わせて約六百五十億くらい、九年度が六百八十億ぐらいに大体なると思いますが、一般会計から繰り入れるという方針なのか、まあ大体借りかえができるのじゃないか、そういう方針なんですか、今までの例からいって。

第38回国会 大蔵委員会 第14号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと、よくわからないからお聞きしたいのですが、日赤なんかを見ますと、非常に待遇改善の問題が出ておるわけです。国立はそういう声が出ておらぬということですが、日赤などに比較して、たとえば看護婦さんであるとか、あるいは事務員さんの給与が高いということを意味しておるのか、それともまあ同じぐらいだけれども、非常にまあ何というのですか、あまり生活権を主張してもどうかというようなことで遠慮しておられるのか、その辺のところわかりかねておりますが、どうでしょう。
【次の発言】 これは当然委員長にお願いしておきたいのですが、この三法律案を上げるというような場合は、やはり大蔵大臣の出席、まあ関税に……

第38回国会 大蔵委員会 第15号(1961/03/27、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私としては、特別会計をあまりたくさん設けるようなことは、一般会計との関係もありまして、あまり好ましくない方向だと思う。今度の法律案は、いや、そうじゃなくて、特別会計を設けるんじゃなくて拡大したのだという、こういう御答弁かもしれませんけれども、一体特別会計全体について、大蔵当局と申しますか、政府当局と申しますか、まあ政務次官に御答弁願うことでもないかとも思いますけれども、それはそれといたしまして、一応そういう問題についてのお考えをこの際お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 五カ年間で二千五百億になる。だから、もう一つ金額も大規模だから、何とかこの際規模を大きくしようじゃないか……

第38回国会 大蔵委員会 第16号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 社会党を代表いたしまして、この法律案に反対をいたします。  その理由は、第一は、原資である百二十億は、第二次補正予算の審議の際にも問題になったことでございますが、財政法二十九条の違反の疑いがあるのじゃないか、この点がまだ解決しておりません。  第二の点は、昭和三十六年一月現在の貸付残を見ますと、一千三百七億でございますが、うち四分という低利で貸し出されている輸出関係のものが千四十六億でございます。しかも、質疑で明らかになった点は、銀行と協調融資をする場合には、業務方法書の中に七対三を原則としているとはありますが、原則はそうなっているが自由裁量で貸し出されるというようなことになって……

第38回国会 大蔵委員会 第17号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連。この前に資料要求もありますし、今のことに関連して、この前のときに十年計画を実は聞かしていただきましたし、それから資料として昭和三十六年度に甘味資源に投与する予算として約三十億五百万円、これはまあ貸金になりますが、大体約三十億投下されるのですが、まあそういうざっと見て、土地改良ですから、ある年限が来れば土地改良をやることは私ないと思いますが、大ざっぱにいって大体投下資本を、この計画で大体七十五万トンの甘味資源を確保するために、大体国費をどのくらいつぎ込まれるかということはお答えできませんか。
【次の発言】 私はあなた方に、その数字がどうだといってあまり責めたくはないわけですけ……

第38回国会 大蔵委員会 第18号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 簡単に一つお尋ねしますが、バスの運賃は一体どうなのです。国務大臣としてお答えを願いたい。認めますか、認めませんか。
【次の発言】 当分ということには非常にこだわるわけですね。今度ガソリン税を値上げしたら運賃にはね返るかどうかということは、十分検討するだろうと思う。従って、今年度、予算年度ですよ、予算年度中ははね返らない。運賃はそれはほかの理由もあるだろうとおっしゃるけれども、まあ大体ベース改訂はどのくらいになるとかなんとかいうことは、あなたの方がおおよその見通しも持っていると思うのですが、そういうものは織り込み済みで、運賃に対してはどういう見解を持っているか。当分の間上げないとい……

第38回国会 大蔵委員会 第23号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に、法律案をちょっと見て、政令というところがどのくらいあるのでございますか、勘定し切れないくらいたくさんあるんです。この政令全部できているとは思いませんけれども、どのくらい準備されておりますか、あるいは政令要綱ですか、そういうものがあるなら御提出願えるものかどうか。
【次の発言】 資料というのは、法律案等要綱というその中にあるわけですか。
【次の発言】 今もらったばかりですから、ちょっと検討する時間がございませんですが、そうしましたら、また内容に触れて御質問申し上げたいと思いますが、最初に、今回改正を提案された大きな理由として、一般競争が原則であったけれども、一般競争の行なわ……

第38回国会 大蔵委員会 第28号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に、私の方が勉強不足でございまして、実は「法人に対する政府の財政援助の制限に関する法律第三条の規定にかかわらず、」こういうことがございますが、この「三条の規定」というのは、内容はどういうふうになっておりましょうか。
【次の発言】 今までこういうふうに外債を借りました例というのは、何か関東大震災のときに東京都があるように承っておりますが、その辺はどうなっておりますか。
【次の発言】 提案理由によりますと、七百七十億のうち関係地方公共団体が何か三百六十億ですか、そのうち九十億を本年度外債にとる、こういうふうなことになるわけですか。

第38回国会 大蔵委員会 第29号(1961/06/02、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 今ちょっと御説明を承っておって、何か非常に日本が有利である、シンガポールに比較して有利であるという御説明でありますが、どういう点が有利なんですか。
【次の発言】 何か、一五%ないし一〇%にこの条約で下がるわけなんですが、今ちょっと聞いておりますと、シンガポールは四〇%というようなこと、これは利子課税をする場合ですが、日本国でいえば所得税というともう少し安くて――段階的になるから大ざっぱなことしか言えませんが、少し安いと思いますが、諸外国は税法が違うかと思いますが、大体その税率としては高いわけですか、日本と比較してみて。それは総体的な話じゃなくて、今、七番目とおっしゃいましたが、今……

第38回国会 大蔵委員会 第30号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと、関連して。先ほど答弁を聞いておりますと、四十六条のうちで三項だけでやったと、こうおっしゃるのですが、四項、五項と上がっておりまして、そういうものを適正な判断でやるというのが規定だと私は思っておりますが、違いますか。
【次の発言】 それはわかりますですが、たとえば固定資産税は、御承知のように、三年に一ぺんということなんです。それに対して大蔵省は毎年通達を出しておりますが、この場合やられたのは、今年度いつ売却されたのか日にちも知りませんけれども、そのできた年度のときの固定資産税の評価基準を基とされておるのか。たとえばまだ大蔵省は持ち出していない、従ってきょう払い下げるという……

第39回国会 大蔵委員会 第4号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ずっと前に一応の質疑が終わっているわけですが、それはそれといたしまして、随契あるいは指名が主になっているわけですが、中小企業の業者を擁護するためにどういうような措置が今後とられようとしているのか。それはなぜかというと、信用とかいろいろな問題もございましょうから、お前のところはだめだだめだと、こう言ってしまうと、永久に中小企業者はそれにはいれなくなってしまうという点が一番心配されますから、選択権が施行者側にあるということになれば、中小企業の人たちはとかく残されがちになってしまう。そういうものに対して、どういうような方向でこれから進めようとするのか。

第39回国会 大蔵委員会 第7号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ただいま小平長官の方から一点、二点についての御説明がございましたですが、一点については、まあこれは事務的な手続の間違いであるとして了承いたします。  第二点の問題については、先ほど理事会等でもいろいろと議論があったわけでございますが、要は、衆議院においてこういう提案がなされておる、それで参議院でこれを変えることはできない。元来ならば、変えてもらいたい。また、あなたのほうもそれに応ずる用意があるけれども、そういうことができないから、まあ今そこで釈明をいただきましたような格好な取り扱いにする、こういう点でわれわれのほうも了承せざるを得ないと思うのです。時間的な進行状態において了承する……

第39回国会 大蔵委員会 第9号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初にお尋ねしたいのは、この法律の名前なんですが、助成資金となっていますね。こういう場合に、基金と使われる場合がありますが、どういうふうに違ってくるのか。資金と基金はどう違うか。
【次の発言】 これは金の使用の仕方によって、たとえば元本というようなことですね、片っ方は利子だけ、両方使うというような、資金の使用方法によって区別されているということはないですか。
【次の発言】 この農業近代化助成資金は、三十億の六分で、一億八千万ですか、利子一億八千万のみを使うだけであって、元本のほうへ食い込むのですか、ないのですか。
【次の発言】 そうすると、第六条の「予算の定めるところ」によります……

第39回国会 地方行政委員会 第6号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最近、各府県で、と申しましても、全部とは申しませんが、少し公安条例の改正を見ております。そこで、公安条例のことについて、若干お尋ねしたいと思います。  最初に、公安条例の実施状況は、現在どんなふうになっておるか。中身の点ですが、こういう制度のあるところ、ないところ、これは私どもにも大体わかっておりますが、そういうところ、それからそれにからんで、違反事項と申しますか、それで検挙されたのがどのくらいあるか。それから、現在起訴されている件数はどのくらい。あるいは、判決がもしあったとすれば、どんなものかというようなことについて、御説明願いたいと思います。

第40回国会 大蔵委員会 第14号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 これはちょっと城戸さんに、本日の課題とは若干はずれておりますけれども、団十郎の襲名ですね、まあこれは週刊誌が伝えていることですから、デマゴーグかと思いますけれども、六千万円かかるとか一億かかるとかいうことがいわれております。ほんとうかどうかという点、非常に疑問に思っておるのです。そういうことに対して、御所見を伺えればと思います。
【次の発言】 関連して。ちょっと主税局長にお伺いしますが、これは行政指導でやりますか、それとも政令でやらせますか。
【次の発言】 今度物品税法の改正等もありますけれども、酒税、入場税等すべて減税したものを全部そういうふうにやれと、こういうふうにやらせます……

第40回国会 大蔵委員会 第16号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 委員長から一つ……。こういうとになるのじゃないですかね。補足説明がないということは、審議せぬでもいいということになる。そこを……。
【次の発言】 大体項目的に簡単にお尋ねしておきたいと思います。  その第一は、日本で現に、文化の興隆と申しますか、振興ということについて、助成をしておるものがあるだろうと思うのです。これは入場税に関連してですね。ですから、入場税を取っているようなものについて、逆にいえば助成金を出しておるようなものがあるかについて、まず承りたい。
【次の発言】 そうすると、政府として、まあ非常に文化の興隆に資すというようなものについて補助金を出すということのほうが主で……

第40回国会 大蔵委員会 第19号(1962/03/28、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 恐縮なんですが、今税法関係のことでございますけれども、ちょっとそれとは少しそれたことですが、大臣にちょっとお尋ねしたいと思います。お許し願います。予算委員会でありませんから長くやりません。  大蔵大臣に私は聞いてもらいたい。実は日銀券の発行高のことですが、昭和三十六年度はどこらにとどめようじゃないかといういわゆる日銀政策委の決定があったと思うのですが、それに対して実際は出過ぎているだろうと思いますが、そうした経緯について。それから、三十七年度末は、出ていなければそれまでですけれども、どんなふうになるのか、見通し。決定ができていなければそれまでですが、見通しがあるなら見通しでお答え……

第40回国会 大蔵委員会 第20号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連して。たとえば実際個人経営でもって法人経営のものが幾らでもあるわけですね。そこで、資本金たとえば百万だとか百五十万というような場合が多いわけです。そうして十割配当をやるというので、実は百万とか百五十万の経営者が配当をもらうわけです。完全な所得になっている、事業所得ではなくて。そういうものに対するものが、今言っているように、何か二重課税になるのだから、うんと安くせなければならぬというようなことになってくると、どうもやっぱりそういうところの個人経営、これは例が悪いですけれども、大株主もあるわけですけれども、何かやりくりさんだんというのですか、どうも納得がしにくいわけなんですよ。あ……

第40回国会 予算委員会 第15号(1962/03/19、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に、外務大臣に沖縄のことについて伺いたいと思いますが、発表はあすだと思うのですが、あす何時ごろ、同時発表かどうか。
【次の発言】 外務省にすでに内容が報知されておると思います。御承知のように、もう新聞も声明も、それから六項目等についても報じておるわけですが、内容について御説明願えませんか。
【次の発言】 実は、新聞のこれは情報なんですが、発表がおくれたのは、日本が、内示されたものに対して検討を加え、そうして申し込むためにおくれたということですが、その間の事情を御説明願いたい。
【次の発言】 日本側の基本的な態度なんですがね、国会の議決等もございましたが、施政権の返還というのが……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1962/10/31、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 例のスズライトに端を発しておるわけですけれども、亀田委員がただいま欧米出張中でございますから、その問題については保留という形になっておりますが、私は税制から少しお尋ねしておきたいと思いますが、一体乗用車と貨車の区分というのは、これは大蔵省は税法上独自でおやりになるのか、あるいは運輸省と相談しておやりになるのか、あるいは運輸省が乗用車と貨物車との区分は別にやっているのか、その辺のところから伺っておきたいと思います。あるいは歴史的にあるものなら、ひとつ歴史的にも御説明が願えればけっこうだと思います。
【次の発言】 もうちょっと説明して下さいませんか。

第41回国会 大蔵委員会 第2号(1962/08/21、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 昭和二十四年の三月までの援助総額と輸出入額を、年次別に、昭和二十年、二十一年、二十二年、二十三年、そういうふうに分けてやってもらいたい。そうして、それとからんで輸出入補給金に支払っておられるわけです。その額、それも年次別に引き当てて、そうして特に輸出入補給金に支払っておるわけですから、そのときの国内価格とアメリカ価格との比較をしてもらいたいと思う。これだけ高いものを買ったんだが国内へこれだけ安く売ったのだ、これだけやったのだと、それを品目別に全部もらいたいと思うけれども、そうもいかぬと思うから、私は、あなたのほうでお気づきになった、こういう品目を出したらいいだろうということで十ぐ……

第41回国会 大蔵委員会 第3号(1962/08/23、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大蔵大臣に伺いますが、本来ならば、新しく内閣改造をされて、そうして臨次国会が召集されたので、私は本会議場で大臣の所信表明が行なわれるものと実は期待しておったのです。ところが、そういうことはなしで、総理だけになってしまった。しかも、現状は非常に成長政策の失敗で、国民が物価高あるいは金詰まり等で苦慮しています。ああいうときには、大臣が所信表明をすべきだと思う。国民に、こういうふうにするのだという所信を明らかにして、協力を求めるなら協力を求める、あるいはそれに対して手はこう打っておるのだということを国会を通しておやりになるのがあたりまえだと思うのです。なぜおやりにならなかったのですか。……

第41回国会 大蔵委員会 第4号(1962/08/24、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 今最初に企業局次長の言われるのと、それから外務省関係のおっしゃることと、若干違っておると思うのです。紛失したというものが若干あるとか、まあいろいろな言葉で通産省関係のほうは言われたわけです。それから、アメリカ局長のほうの答弁を聞いておりましたら、その散逸したものは、十九億五千万ドルとそれから十七億九千万ドルとの差が約一億六千万ドル、その受取書は紛失をしておって、あとの資料は全部通産省に残っている、こういうふうに確認をしていいわけですか。
【次の発言】 そうでございます。
【次の発言】 君が紛失したということを言ったわけだ。だから、紛失したものは、じゃ、何だというなら、逆算していえ……

第41回国会 大蔵委員会 第5号(1962/08/28、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連。ちょっと大蔵大臣の答弁に私はこだわるわけですが、貿易を向こうで管理しておりましたですね。そこで、バイヤーなら、あなたが言うように損しないで向こうがもうけたということはわかるわけですが、一体当時の貿易のやり方なんですが、軍政府が買って、そうして業者との間で、アメリカから来ているバイヤーとそれに日本の業者とが話し合って、それで占領軍がこれこれとこういってきめたものか。どういうふうにそのときの商契約を結んでしたのか、その間の事情はわかりましょうか。

第41回国会 大蔵委員会 第6号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連。ちょっと、JES統計と、あなたのほうの通産省、ガリオア・エロアの援助の伝票の仕訳の仕方なんですが、どうもJES統計のほうでは、非常に個票があって、そうしてずっとあるのだというお話なんです。で、それが十一億九千万ドルあった。で、通産商のほうは、それを審査してみたら八億四千七百万ドルになったのだと、こうある。そこで、両方のその資料を突き合わされて調査はされたことがあるのかないのか。
【次の発言】 客観的なものですね、あなたが言われるように、非常に統計的で客観的に残したただ一つの資料としてJES統計があると、そうしてそれは援助と商業とに分けておる、向こうは。しかも、それは一つ一つ……

第41回国会 大蔵委員会 第7号(1962/08/31、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 少しお尋ねしたいのです。まず第一は、アメリカの関係は、対米関係は、講和条約等があり、それで借款でいえばガリオア関係だけで終わってしまう、いろんなことが終わってしまう形になるのですが、在米資産の問題について、この前、アメリカ議会にしばしば出されておるのだが、日独の凍結資産の問題がしばしば出されておる。しかし、これは講和条約では放棄したものである。しかし、返ってくるということになると、これはその個人に返るのか、国の財産になるのか、どういうことになりますか。
【次の発言】 僕は、返った場合のことを、仮定の問題だから云々とおっしゃるかもしれませんけれども、もし返ったとすると、片一方のほう……

第42回国会 大蔵委員会 第3号(1962/12/14、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 審議するに際しまして、資料要求をやらしていただきたいと思います。  第一は、先ほどちょっと理事会でお話し申し上げました自作農創設法そのものが違憲の疑いがあるというので、ずっと裁判が進行し、そして最高裁で合憲判決が出ていると思います。その資料をまずいただきたいと思います。二つ目は、農地被買収者問題調査会が設置された。それに対しての諮問の答申案と、それから若干の経過めいたものがあればいいと思います。  それから、第三番目は、自作農創設法そのものはなるほど国会で法律化されたわけですが、大体占領軍の当時の至上命令として出されたものであります。したがって、当時の占領軍の指令書があると思いま……

第42回国会 大蔵委員会 第4号(1962/12/17、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 まず最初にお尋ねしたい点は、今衆議院のほうに継続審議になっておるいわゆる綱島提案にかかわる国民金融公庫法について、生業資金ではなくて、他の小口生活資金を貸すべきだというような、例の五カ年間に限った限時立法が提案されておりますが、政府はこの法律案に対して反対なのか賛成なのか、あるいは局長はこれに対して賛成なのか反対なのか、私は検討されておると思いますから、まず最初に御意見を承りたいと思います。
【次の発言】 そうすると、これは大蔵省全体が反対であるというふうに了解していいわけですか。
【次の発言】 政務次官のほうに、竹内さんにお尋ねしたいのですが、党の立場もさることながら、あなたが……

第42回国会 大蔵委員会 第5号(1962/12/19、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 先ほどの理事会で、大体大蔵大臣は一時半からだということでございますが、それで一時半、時間がきちゃっておるわけですが、ちょうどだまされたような格好で始めておるわけですが、そういうことはないものと思っております。  そうすると、大蔵大臣がお見えになったら、次の大蔵大臣のほうにすぐ入る、そういうことでいいですか。
【次の発言】 それじゃ、たいへん悪いですけれども……。あ、見えましたから……。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 先ほどから石田さん長いことお待ちですし、質問を始めようと思ったら、ちょうど大蔵大臣がお見えになって、話が宙ぶらりんになってしまったわけですが、最初に承り……

第42回国会 大蔵委員会 第6号(1962/12/20、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ついでに資料ですがね、この調査会の、あなたのほうから資料としてお配り願いました表紙を入れて三ページの終わりから七行目くらいのところから読むと、「これは、農地改革が社会的経済的基盤に大巾な変動をきたし、調査の結果においては、被買収世帯の中には、現在生業に困難をきたしている者もあるという事実に基づくものである。」、こうなっているのです。そこで、調査をされて、私は全部だとは思いません、したがって何軒調査をしたら現在生業に困難をしている者は何%あるのだという調査はあると思う。だから、その資料を出しなさい、こう言っておるのですから、この資料もあわせてお出しを願いたい。

第42回国会 大蔵委員会 第7号(1962/12/21、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 二十億の出資なんですが、かりに二十億貸し出しが全部ワクを引き当てておっても、それだけ借りられないということが想定されるわけです。特別にこの二十億のワクを作ってしまっておいて、他には一切使わないというのか、そうではなくて、他にもこれを使っていかれるというのか、その辺はどうなっております。
【次の発言】 二十億を限度として貸す、またもし余れば一般のほうに回すという、これも了解いたしましたが、普通、審議会というものは年四回しか開かれないようになっております。普通、審議会のときの資金の貸付計画でありますが、たとえばこれは小口にこれだけ貸す、あるいは何と申しますか、七つくらいあるようですね……

第43回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1963/03/07、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は、簡単に御答弁願うし、それから、よくわかるようにひとつ説明してもらいたいと思う。  問題は、地位利用の問題なんですが、特に、今度の選挙法で、現職で立候補ができます。県知事を初め市町村長が現職であるわけです。そのときに、行政行為と、いわゆる選挙運動に関しての行為というものが混同をされはしないか。特に問題になりましたのは、例が悪いですけれども、たとえば宮城県で、県知事が、あるいは会館を建てた、あるいは橋を竣工したといって、名前入りの手ぬぐいを配ったり、あるいは、ふろしきを配るということは、そのこと自体、私は全部悪いと言うわけじゃないけれども、たとえば、案内状を出して、それに参画、……

第43回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1963/06/06、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 今説明を承ったわけですが、記号式の採用等をやったと、そういうところには問題がなかった、相当数あったが問題がなかったと、こうおっしゃいましたが、もう少しその点について御説明願えますか。
【次の発言】 それから、選挙違反の件数等はわかりましたが、現在係争中になっておる件数ですね。たとえば、四年前に地方議会統一選挙が行なわれて、そうしてまだ結論が出ずに、係争中になっておる事件は、件数はどのくらいあるか、わかりませんか。
【次の発言】 法務省の刑事局長にちょっとお尋ねしたいのですけれども、四年前の地方統一選挙のとき違反がありましたけれども、現在系争中になっておる件数というのは、どういう分……

第43回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号(1963/06/28、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に、松村選挙局長にお尋ねしたいのですが、今、選挙制度審議会が発足をして動いておると思いますが、主としてどういう点の答申を求められておるのか、進行状態を最初に御説明いただきたい。
【次の発言】 これは、月に何回というか、週に何回というのですか。
【次の発言】 そうして答申案は、最終的にはいつごろ出してほしいというような期限を切っての話ですか。
【次の発言】 提案者のほうにお伺いするわけですが、選挙制度審議会が設けられて、それぞれ調査あるいは研究等をしておみえになることは十分御承知の上で、なおかつ、四点あるいは五点にわたるほどの修正案をお出しになっておるわけですが、そういう点につ……

第43回国会 文教委員会 第11号(1963/03/19、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連して。御両人の質疑に関連して、一、二ただしておきたいのですが、一級、二級と待遇上また身分上の差別がないのなら、それでは二級でもけっこうじゃないかということにも逆に聞こえるのですが、そうすると、一級と二級の何で差をつけたかということなんですが、それは指導主事や何かになる場合は、これは二級ではなれない、一級の免許状を有しなければなれないというふうに考えておるのかどうか、これは違いはないか、これは文部省のほうに伺います。
【次の発言】 だから二級でもけっこうなんだと、こういう結論ですか。
【次の発言】 もう一点お尋ねしておきますが、二級の免許状を持っておって一級になりたい、先生の一……

第43回国会 文教委員会 第16号(1963/05/14、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 今の、出てきたのですがね、まあ大体私の考えでは、はしなくも今大臣から、制度がということが出てきたのですが、根本問題は、夜間中学の問題を解決する前に一番問題になるのは、やはり未就学児童ですね。先ほど報告された七万二千なら七万二千名の者は貧困で、もし夜間中学があれば中学の義務教育だけでも受けられるという者があるとするなら、一体夜間中学をこれからふやしていこうとするのか、それともそうじゃなくて、今言ったように、これはもう未就学児童の七万二千名というものはもう病欠等で、あるいは知能指数等からいって全然就学の見込みがないものと、こう判断されておるのか、その辺はどういうふうに把握しておられま……

第43回国会 文教委員会 第18号(1963/05/21、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連して。補充が困難だというより、実際行なわれていないわけです。それに対して文部省は、どういう対策を立ったかということについても資料を出していただきたい。

第43回国会 文教委員会 第19号(1963/05/23、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 お説のとおり、訓示規定としては入れておりますけれども、具体的に労働時間の短縮等という文字でうたっておりますから、入ってくると思いますが、元来は、八時間労働なら八時間労働を適切にやっていただく、いわゆる超過勤務等を排除していただくというようなやり方でも大体やっていけるのじゃないだろうか。あるいは勤務時間を八時間のワク内においても、八時なら八時に始めますと、八時間でいえば大体四時半なら四時半に終わるというようなことをやるとかいうようなことで、何も労働時間を特別に短縮するということではなくて、趣旨は、八時間なら八時間の中で大体操作がやっていけるというようなふうにしていただいたらどうだろ……

第43回国会 文教委員会 第26号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 僕は最初に、委員長に心がまえとして伺っておきたいと思いますが、議員提案と、それから、なるほど、政党政治ですから、与党の方の政府提案というものが議員立法と同じようにウエートがかかって、そして与党の方がそれをなお尊重される気持はわかりますが、本院としては、これに軽重があるのかないのか、同じなのか、どういうお考えなのか、それを伺いたい。
【次の発言】 私は与党の方たちが、いろいろとこの法律案について努力してお見えになることは十分わかります。そこで、これはここまでくると僕らもちょっと引っ込みがつかぬですよ、実際問題として。そこで、とにかく党の文教部会等で、これだけの努力をしてきた、この法……

第43回国会 文教委員会 第27号(1963/06/25、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 北島さんに伺いたいと思うのですが、出版に携っておられるわけですが、今後、教科書というものは一体どんな方向に育てあげていくか、いい教科書にしていくには。たとえば、吉村先生は現場でこういうようなことで苦労しておる、こういうことについてのお話があったわけですが、出版社というのですか、教科書を作られるほうの側としてはどんなふうにお考えになりますか、どういうふうに組んだらいいか、こういうことをお尋ねするわけですが、その趣旨は、先ほどちょっと私が、海後先生はどうだ、無償のことについてはいいが、無償の方法は二つあるじゃないか、貸与と支給の二つあるじゃないか、したがって、貸与にしたほうが安上がり……

第45回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1963/12/04、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 委員長の互選は、投票の方法によらないで、委員長には小柳牧衞君を推薦するという動議を提出して、皆さん方の御賛同を得たいと思います。

第46回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1964/02/18、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は、青柳、市川の両委員とともに、去る一月八日から六日間、大阪、和歌山の両府県下に参りまして、選挙管理委員会、公安委員会、議会側及び婦人、青年等の公明選挙推進関係団体のほか、別途このたび特に御参加をわざらわしました学識経験者、言論、労使、婦人団体、公明選挙、推進団体、議会等の各界代表の方々から、最近における国会議員の選挙、地方選挙の実情と公職選挙法の実施状況、その他選挙制度上の諸問題及び公明選挙推進の状況等について、親しくお話を承り、懇談してまいりましたので、その概要について御報告申し上げます。  御承知のように、一昨年の春、選挙制度審議会の答申を受け、また世論にもこたえるために……

第46回国会 大蔵委員会 第6号(1964/02/18、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 瓜生さんにお尋ねしたいんですが、これは台帳価格で土地等の問題出ておりますが、いつごろの台帳価格ですか。これはあなたのほうの資料じゃない……。
【次の発言】 そうすると、大体これは時価とどのくらいの開きがございますか。
【次の発言】 二分の一。
【次の発言】 これで最後ですが、今後十三条の規定に基づいて規定されますね、それには時価のものもあるわけです。また、これから出そうとするものもありますが、総計皇室用財産は、大ざっぱにあなたがいま言ったように、土地等は大体時価の二分の一になっていますが、総計どのくらいになりますか、額は。皇室用財産と称するものは時価に換算してどのくらいになります……

第46回国会 大蔵委員会 第11号(1964/03/04、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連して。これは外務委員会じゃないから、私たちも遠慮しいしい聞くわけなんですけれども、そうすると、OECDに加盟することによって、日本も何らそれに対する義務というものはないわけなんです。ということは、逆にいえば、権利もないと、こういうことになるわけなんです。それじゃ、権利があるなら、ぼくは、逆にいえば、義務があるじゃないかと、こういうふうに考える。そこで、いま木村委員の発言が、逆にいえば、日本が受諾せなければならない義務になると、そういうものが全部で三百三十二項目あると、それに対して日本の国は十六、七項目のものを留保しているのだということはわかるけれども、その項目はどれだけあるか……

第46回国会 大蔵委員会 第12号(1964/03/06、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 これは一体幾らぐらいするのですか、市価では。
【次の発言】 これに、販売業者のいろいろな何か許可基準というのですか、この人はやってもいいんだという何かそういうことに対してどういうような基準があるのですか。
【次の発言】 今度、それじゃ国内で製造にとりかかったとしますね。そうすると、それはそのメーカーの人が登録をすれば無条件でそれの製造者にはなれる、こういうことですか。
【次の発言】 その能力のある者と言われるのですがね、そのメーカーが、私はこういうことがやりたいのだ、こういって商売をやる場合は、何か基準とか、許可制になるとか、あるいは登録だけで済ませられるのか、あるいはそれに対し……

第46回国会 大蔵委員会 第13号(1964/03/10、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 時間がございませんですから、簡単に伺いたいのですが、答弁を聞いておりますと、これは高級クラブです。で、拘束をする決定をすることもあるし、勧告をすることもある。しかし、そういうものについて不同意だと言えばそれでおしまいなんだ。まるで何のためにあるかわからなくて、雑談をするところであるというように思うわけです。しかし、それは私は相当な負担金もあるだろうし、加盟した以上は相当な人がそこに派遣されるから、相当な経費もかかると思うのです、どのくらいになるか私は知りませんが。あるいは委員会が二十二ですか、特別委員会あるいはその他の委員会等もあって、相当な人を派遣しなければならぬと思うのですが……

第46回国会 大蔵委員会 第14号(1964/03/12、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 簡単に申し上げて御答弁をいただき、明らかにしておきたいと思います。  その第一は、今回相当の出資をするということになっておりますが輸出振興のために出資が多くなるだろう、またそういうことはやむを得ないだろうということは、私たちもばく然とわからぬわけではございませんが、しかし、金額を切ってお出しになる以上は、それ相当の根拠があるだろうと思うので、その点を最初に承っておきたいと思います。
【次の発言】 いままでは、法律をそのつど改正をしておったわけですけれども、今回は、予算の定める範囲内、こうなるわけですね。そうしますと、国際収支の問題等いろいろな意味合いにおいて、その応急の措置をとろ……

第46回国会 大蔵委員会 第15号(1964/03/13、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に、農林関係でお尋ねしておきたいと思いますけれども、政府の国際収支の特に輸入で大きく数量が一、二狂ってきたわけでありますが、その一つのものに砂糖の問題があるわけなんですが、私は農林委員会に所属しておらないので、あまり、甘味資源対策等の問題については勉強不足でございまして、本会議等で承っており、あるいは他の何かの資料等で拝見している程度ですが、農林省としては相当この問題については力を入れておられる。もっといえば、消費者の側からいえば、商い砂糖をなめさせられて、そうして、しかしそれは、長い目で見れば、国産である数量だけ確保していくのだ、だから消費者は砂糖は高いけれどもしんぼうして……

第46回国会 大蔵委員会 第16号(1964/03/17、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 いまの鈴木君の質問に関連して。外国資本の投下、そういうようなものは、何か為替管理法とおっしゃったけれども、外資法関係でそういうことをきめているのじゃありませんか。
【次の発言】 これはまた逐条に入ったときに質問することにして、高橋さんが、銀行局長がお急ぎのようですから、一言。今度の開放体制にからんで金融政策についてちょっとお尋ねしたいと思うのです。ということは、国際収支が赤字になれば引き締めていく、端的にいえば公定歩合等の引き上げでこれをやっていく。それから、そういうことだけで、実際のこの――それのみだけで一体国際収支の赤字に対する対策がいいものかどうか。いわゆる国内均衡と国際均……

第46回国会 大蔵委員会 第17号(1964/03/19、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 もう一ぺん説明してください。よくわからないので……。
【次の発言】 それにからんで、今度火災保険控除を創設するわけですが、火災保険は保険料率を私は最近ずっと下げてきていると思うんですよ。それから、益金ですね、益金をどういうふうに処分しているか。あるいは地方自治体に対して何らかの寄付をしているのか、そういうふうなことについて、大蔵とは直接関係はなく、地方行政との関係になりますか、少なくともこういう火災保険控除を創設されるのですから、そういう資料がほしいと思います。
【次の発言】 最初に、これはまあいろいろな問題等あったと思いますけれども、税制調査会の答申と、それから今度の税法改正と……

第46回国会 大蔵委員会 第20号(1964/03/26、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 先生に二つの点についてお尋ねしたいと思うのです。その第一は所得税法の問題、二つ目は租税特別措置法の問題であります。  所得税関係では、私は臨時答申及び、何というのですか、その審議の内容と経過というのですか、税制調査会のお出しになりました本を参考にしてお尋ねしたいと思いますが、最低課税限の問題については、それは国内的にも、あるいは国際的にも、いろいろ御検討になってお出しになっておりますが、一体今度の改正をあなたのほうの答申どおりやったとしたら、これは一体国民の総平均に対して何%くらいにおさめようとしておいでになるのか、また何%くらいになっておるのか、あるいは生計費との関係もいろいろ……

第46回国会 大蔵委員会 第21号(1964/03/27、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣に特に御発言を願いたいと思うのですが、先般来から祖税特別措置法のうち、輸出振興の問題について今回の租税特別措置法の改正の中でいろいろ議論をしてまいりました。で、当局においても、種々努力されたということは、われわれも十分了解をしておるわけであります。しかし、付かもの足らないではなかろうかというようなことも、また事実の問題でございます。そこで、大臣のお手元にもお渡しておるようなことにつきまして、各党同の理事におきましても一応いろいろと検討をしてみました。しかし全会一致というのではなしに、全会一致ということになるといろいろな問題がございますから、若干のズレはございましょうけれども、……

第46回国会 大蔵委員会 第24号(1964/03/31、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連して。いま、委員長のほうから、文教委員長に対して連合審査等の問題について設問をされて、そうしてなかったということは、きょうの時点ではなくて、私は、ある時間的にいえば、前の話だと思うのです。きょう私のほうが承知をしておる点は、文教委員会において、わが党のお方からその問題が文教委員会に持ち出されまして、結論が出ておりませんけれども、申し出があったという事実は、これはもう確かなことなんですから、そういう点については、わが党の文教委員のほうから全然連絡がない、あるいはそういうようなことについて論議をされなかったというのじゃなくて、十分なる意思表示があったという点は委員長にこの際申し上……

第46回国会 大蔵委員会 第26号(1964/04/03、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は、社会党を代表いたしまして、本政府原案並びに修正案に反対をいたします。  理由を簡単に申し述べます。  第一は、予算で一般会計から特別会計に移し、そして法律案を四月一日から施行するということになっておるものでございますが、こういうことは、法案が成立しないと、予算の中で一般会計から特別会計になってしまっておりますから、支出することができないのであります。ここで説明によりますれば、たとえば入院患者に対して食事を与えることができない、注射投薬等ができない、あるいは収入受け入れの取り扱いができないというようなことになってまいり、そしてそういうことができないということになりますれば、こ……

第46回国会 大蔵委員会 第27号(1964/04/14、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと、私は、あさって大蔵大臣がお見えになって、それに対して質疑等が予定されておりますが、そういうことにからんで、事前に六つほど資料要求をしておきたいと思いますが、その柱になるものは三十九年度の経済の見通しの内訳になるようなものでございますが、その第一は国際収支の実績と見通し、これは資料は実はあるわけですけれども、狂ってきたりいろんなことですから、最近のがほしいわけですが、国際収支実績と見通しですね、三十九年度。三十八年度の実績、三十九年の見通し。  それから、二番目に、総合資金と産業資金の需給の見込み、これも実績と見込みになるわけですが、三十八年と三十九年。それから、鉱工業生……

第46回国会 大蔵委員会 第28号(1964/04/21、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 時間で……。直接これには関係ないのですけれども、天田さんの発言もあり、私も資料として保険料率、それから会社の利潤、あるいは積み立て、いろいろなものを調べておって、いわば意見が非常にあるわけですよ。しかし、まあそういうことをここで私がくどくど申し上げるよりも、一度保険行政全体について大蔵省としても検討をしていただきたいと思うのです。木村委員からも被保険者の問題、天田委員からも被保険者の問題、われわれのほうからも被保険者の問題も、そういうものが少しも擁穫されていないのじゃないかということが言いたいわけです。また、数字の上からもそういう質問出てくると思うんですから、一度ぜひ検討していた……

第46回国会 大蔵委員会 第29号(1964/04/28、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 あなたのほうのお出しになっておる資料があるわけですが、八まで資料があるんですけれども、一体いま再評価積み立て金を持っておる会社数はどのくらいあるんですか、その額はまたどのくらいあるんですか。
【次の発言】 それは資料にありますか。
【次の発言】 先ほどの最初の質問のときに六千五百十一億という金の数字をおっしゃいましたが、これは積み立て金残のほうですね。
【次の発言】 そうしてこれは、各会社によっていろいろあると思いますが、大体これは運転資金に使われておると見て差しつかえございませんか。これがどういうふうに使われておるかというようなことを御調査になったことございませんか。

第46回国会 大蔵委員会 第30号(1964/05/07、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 資料をいただきましたが、資本組み入れがゼロのところもあるのですね。たとえば西武鉄道、これは再評価を全然やっておらぬところと見て差しつかえございませんか。
【次の発言】 これは、よそを見ましても、運輸関係はグループ的に悪いというお話で、ここに抜き出して資料としていただいたわけですが、西日本ですか、二八・一%組み入れをやっておるわけですが、片一方では、西武なんかはゼロということですが、行政指導というものは全然ないわけですか、あるのですか。行政指導というのはやっておいでになりますか、やっておいでになりませんか。
【次の発言】 そうすると、今度の法律改正が、これで三べん目ですか四へん目で……

第46回国会 大蔵委員会 第31号(1964/05/12、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 具体的に、大臣ですね、私は一時間ほどでございまして、五点お尋ねしたいと思って用意はしておりますが、そこまでいけるかどうか心配しております。押し問答するのもいかがかと思いますが、まず第一に伺いたい点は、金融引き締めの問題についてでございます。  これで今度は三度目の公定歩合の引き締めと申しますか、金利引き上げがあって、いわゆる金融引き締めが行なわれたわけでございますが、約二カ月経過しております。大蔵省は、新聞を通しますと、財務局長会議、あるいは日銀は支店長会議、通産省は通産局長会議、それぞれどのくらい効果があがってきたか、あるいは摩擦はどのくらい出てきたかというようなことを検討をし……

第46回国会 大蔵委員会 第33号(1964/05/26、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 よくわからないから……。外務省関係に、例のチンコム、ココム、こういうようなことについて。南北問題を中心として木村委員がいま伺ったのですが、東西関係のことも出てきたのですが、こういうようなことについて何か話が出て検討されておるとか、そういうようなことがあるのかないのか。
【次の発言】 たとえばトラックなんかで、いままでは二トンくらいのトラック、あるいは六トンだとか八トン、十トン、いろいろなものがありますが、そういうような場合に、ここまでがいわゆるリストに適用する、いわゆる軍事力関係になる、それからミトンとか、五トン、六トンくらいまではいいという、そういう同じトラックでも積載量によっ……

第46回国会 大蔵委員会 第34号(1964/05/28、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 社会党を代表して、次の二点から本法律案に反対をいたします。  その第一は、第二世銀の持っている性格でございますが、確かに低開発国に対する開発を促進するという美名であること、そういう目的をさしているというようなこともわれわれは認めているわけではございますけれども、もともとそのよってくるものは、西陣営が東陣営に対抗してのいわゆる後進国家、低開発国に対する援助をしようとする、その対抗上の一つのものということも判断ができると思うわけでございます。したがって、われわれは、東西両陣営の激発と申しますか、衝突というようなことを歓迎するのではなくて、むしろ融和の方向に努力するのが政治のあり方じゃ……

第46回国会 大蔵委員会 第37号(1964/06/09、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この前、いわゆる地方審議会というものは有名無実なのか、それとも妥当な審議をしておみえになるのか、実はわれわれとしては、速記録もございませんから、議事録等も手元にございませんから、公的な場でなくてもいいが、ひとつお知らせが願えないものであろうかということを申し上げたときに、それじゃひとつ何とか説明をしようじゃないかということになっておるが、まだ実は私も承っておらなかったわけですが、で、こういう公的な場で御質問するのもいかがかと実は思っておるわけですが、あなたのほうに、地方審議会で、たとえばある案件、特に私は問題になっておるようなところの案件について、地方審議会でどういう審議をしたか……

第46回国会 大蔵委員会 第38号(1964/06/11、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 これに関連しての資料要求なんですけれども、これはたしか最高裁で合憲判決が出ておるのであります。しかし、それまでに行くのには、高裁あるいは地裁で議論されているわけですが、提訴された個所が一カ所だけじゃなくて、二、三カ所あったかと記憶しておりますが、そこで、提訴をしておられるその主たる理由ですね、理由、それから法廷で本人または代理弁護人等がこうなるという主張をされていると思いますが、それに対する主たる主張の点。それに対してだれが国側からは出ておみえになるか知りませんけれども、それに対する反論ですね、そうしてそれに対する判決、主文だけではなくて理由ですね、それを地裁は地裁関係一カ所じゃ……

第46回国会 大蔵委員会 第39号(1964/06/16、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この国会で特に歩積み・両建ての問題が取り上げられて、衆議院等ではおっしゃるような小委員会もできた。それから大蔵省もやる気になったというわけですが、何もこれは今年度始まっただけじゃなしに、去年もおととしも、ずっといままであったことだと思うのですよ。そういう経過と申しますか、あったことなんですが、そういうときには、局長はもちろん検査部長もおられますから、いままではどういうようなことをしておみえになって、今回こうやらなければならなくなったということになるわけですが、事前にこういうようなことがなぜ防げなかったものであろうかという点については、どういうふうにお考えになっておりますか。

第46回国会 大蔵委員会 第40号(1964/06/22、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと、本案に入る前に緊急事態で……。  大臣等も、新潟に思わない災害が起きまして、現地等にもお出かけになっておる。そこで、現地を御視察になり、当然大蔵省としては全般的な、たとえば補正予算等をどうするかというような問題があると思いますが、その点についての意見もございますが、その前に、緊急に、まず大蔵関係としてどういう処置を講ぜられるようとしておるのか、新聞等ではたとえば保険の問題がどうだとかそういうようなことも出ておるわけでありますが、そういうような点について一応の処置をされておる、あるいはされようとすること、そういうようなことについての御抱負をお聞かせいただきたい。

第46回国会 大蔵委員会 第41号(1964/06/23、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は、社会党を代表いたしまして、ただいまの上程されております国有財産法の一部を改正する法律案と、それから附帯決議に対して賛成をいたします。  御案内のとおり、今回の改正点は、皇室財産の取得の場合、あるいは公園または広場の公共用財産の減少の場合等、一件当たり従来は三百万円、年度間合計額三千万円であったものが、今回三千万円、三億円に引き上げられる、あるいはまた、予算に計上されたものは国会の議決を必要としない等々の改正につきましては、党としては非常に不満でございます。しかし、こういうようなことに対しまして、局長は、非常に慎重に扱うというような答弁もございまして、われわれはその局長の答弁……

第46回国会 大蔵委員会 第42号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣にお尋ねいたしますが、この前たしか栗原委員の質問にも少し出たかと思いますけれども、土地の問題なんですが、特に農地にも関連してくるわけですが、あるいは閣議等におきましても、地価の騰貴に備えていわゆる地価対策というようなものをいろいろお考えになっておる。一体土地を私有するということですね、片一方の自作農創設法、ああいうものについては農地は農地そのものでなければならぬという、占有というようなものの考え方もあるわけなんです。そこで、土地の私有と申しましょうか、もう一つは、片一方でいえば、原則的に私有、これは異議のないところ、ところが、片一方には公共性というようなことも十分考えなくちゃ……

第46回国会 大蔵委員会 第43号(1964/06/26、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は、本法律案に対しまして賛成をいたします。  もともとこの法律案は、三十六年の公認会計士審査会の答申が大体においてそのまま盛り込まれておるという点は私たちも認めます。他面、こうした審査会が設けられたところが、いつもの例によりますと、大体政府は自分の都合のいいところだけとって形式的な審査会の答申を受けておるというようなものが過去の実例であったんですけれども、今回はそうしたものではなくて、大体において取り入れられておるという点に、われわれはまず第一に賛成の理由を見るものでございます。  それから、いままで計理土間の問題は、一応この法律案がと申しますか、会計業務に関しまして公認会計士……

第47回国会 大蔵委員会 第3号(1964/12/14、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 例です。全部とは言わない。二百十五億の中身を全部とは言わないのだから……
【次の発言】 木村委員あるいはその他、提案あるいは補足説明等からお聞きしまして、元来ならば地方交付税法でベースアップ等があった場合にまかなわれれば一番いいわけですね。ところが、それができないのだ。総額はとにかく六百億要するのだ。そこで、百五十億はこうして、あとの四百五十億の問題は三税の、いわゆる交付税の伸びなり、あるいは経費節減その他等でまかなっていくというお話でありますが、ですから、元来、本質的な話からいえば、これは大蔵委員会でなくて、地方行政委員会に関係するわけでございますが、交付税の基準単価の改正とい……

第47回国会 大蔵委員会 第5号(1964/12/17、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣にお尋ねいたしますが、この前、木村委員の質問に対して、例の預金準備率の引き下げの問題にからんで、あるいはあなたの新聞記者会見の記事もここに持っておりますが、その点はそれとして、山際さんがおやめになって後任の方が決定したと聞いておりますが、山際さんはどんなふうにおやめになったにしろ、おそらく病気だと言うでしょうけれども、そういうふうな理由でございますか。
【次の発言】 私は、病気なら別に理屈を申し上げる必要は全然ないと思います。しかし、いまお聞きしますと、すでにもう十一月三十日を期してやめたいというようなお話があり、しかも十二月一日にはあらためて辞表等が提出されておったというこ……

第47回国会 大蔵委員会 第6号(1964/12/18、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 先ほどの理事会の決定の報告事項がございましたが、「さらに協議すること」ということになっておりますけれども、ただ単なる「協議」ということばは、今後、各党が話を進めていく場合に、各党が納得をしないようなことがあったような場合でも、多数を持っておられる自民党は、強行採決等はやらないという趣旨に理解していいかということを……。

第48回国会 大蔵委員会 第3号(1965/02/09、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣、たいへんお忙しくて、しかも昼食も抜きにしてきよう動かれなければならぬ、こういう点もございますから、非常に簡単に質問を申し上げておきたいと思います。と申しますことは、国務大臣として、大蔵大臣としての立場から御答弁が承りたいと思うのです。  日本の食糧をどういうふうに確保していくか、あるいは外貨をどういうふうに大事にするかという点は、いろいろと抱負がおありになると思いますが、今年度の予算の説明書を見ますと、輸入食糧管理勘定で大体三十九年度は八百四十二億、それから四十年度は千九十億と、こういうふうに伸びておるわけです。逆なことばでいえば、食糧がそれだけ国内で確保がされない、また外……

第48回国会 大蔵委員会 第5号(1965/02/16、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 会計法のことで簡単に御説明を承りたいと思いますが、これは臨時行政調査会から答申があって初めてこの改正案が用意されてきたものなのか。この改正は非常に賛成なんですが、こういうことについては、なるほどどちらも得るところがあって失うところはないと判断するわけですが、これはもう少し早くやってもいいという感じがするわけです。だから、臨時行政調査会の答申を待ってやられたのか、それとも、大蔵省としてしばしば検討しておったんだけれどもこんなことでまあまあ延びてきてしまったというようなことになっておったのか、経緯のまず御説明を承りたい。
【次の発言】 臨時行政調査会は会計法改正に関して、まだほかにも……

第48回国会 大蔵委員会 第6号(1965/02/18、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 前回お尋ねをしておったことに対して引き続いてお尋ねしたいと思うのですが、いままで各省あるいは各庁の長が大体その責任者になっておられたわけですが、今度はそれを部下の職員に委任して行なわせることができるように改正をされるわけですが、大づかみにいって、長が責任者であったのを、今度は部下の職員ということになるわけですが、どの辺のところにその責任者というのですか、委任をされる人はいろいろと違うかと考えますが、大づかみにいって、たとえば農林省では何々のものはどこが最終の責任者になるかというようなことを御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 弁償する場合、この前の質問で、どういう場合に故意……

第48回国会 大蔵委員会 第7号(1965/02/23、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 質問というよりも、私は第一に資料をほしいのですが、第一点は、たとえばアメリカとの関係は一九六二年に行なわれているようですが、たとえば出てくるフランスは一九六四年の十一月十七日ですか――十一月二十七日ですね、二十七日になっています。そこで、一体フランスの国会が――あるいはそういうこの関係にあるスウェーデン、あるいはアメリカ、あるいはカナダは、もう法律案を向こうが通しておるのか、通っていないのかということ。もし通っておるとするならば、これはいつ、条約はどうなっておるか、国内法の整備はいつ終わっているかということをまず知らしていただきたいということが第一点です。資料としていただきたい。……

第48回国会 大蔵委員会 第8号(1965/02/25、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この際、専売関係のことについていろいろとお尋ねしておきたいと思いますが、まず第一に、いまちょっといろいろ事務当局のほうから御説明を伺い、あるいは別途の予算書の説明読んだらわかったわけです.が、この「昭和四十年度予算の説明」、六二ページに専売公社が一番最初に載っておるわけですが、(3)のところに収入と支出が項目別に書いてあるわけで。普通でいうなら、この(3)のこういう書き方がいいか悪いかといういろんな意見のあり方があると思うのですが、元来なら、私たちが見たときに収支がバランスしておって、これだけは専売益金ですよということまで書いて、収支決算の合計額が合うようにしていただいたほうが、……

第48回国会 大蔵委員会 第9号(1965/03/02、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 資料を御提出願いましたので、資料に基づいて簡単にお尋ねしておきたいと思います。  第一は、総裁の権限事項で手数料がきめられておるわけですが、いままでは六%、八%、九・四%であったのを、今回一〇%に引き上げて、十二万円以下を一〇%、十二万円から五百万円までが八%、五百万円以上が六%という手数料になっておるわけですが、この原則は小売り人一人が一店舗という原則だと思います。十二万円以上のものが、員数になっておりますが、これは店舗と見ていいと思いますが、九万五千六百三十九人。このことが軒になると思うのですが、一体十二万円以下と、こうなっておりますが、ここでほんとうに十二万円以下の九万五千……

第48回国会 大蔵委員会 第10号(1965/03/09、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この前アメリカとの関係についてお尋ねをしたと思いますが、一部修正でありまして、たとえば、昭和二十九年のときに、資料によりますと、ワシントンで署名をして、三十二年にあって、そのときにもう二重課税の国内法が成立しておるかどうかということ、私知りませんが、三十五年のときにまた補足修正が行なわれておる。このときも当然国内法が変わっておる。三十七年にも修正補足されておりますから、国内法が一部改正されておると、こう思うわけですが、ところが、実はその昭和三十七年のが今度の昭和四十年度の四十八国会に提案されておる。この間にまあ二、三年あるわけですが、いま私が申し上げたように、昭和三十二年あるいは……

第48回国会 大蔵委員会 第11号(1965/03/11、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私も、二点ほどお尋ねしておきたいと思います。  これは粉飾会計をやっておったわけで、ああそうだったか、どうにも気づかなんだと、これで済まされてしまっても、下請でいえば間接的に殺人行為をやられたようなことで、死んでいかなきゃならないような人が出てくるかもしれない。こういうことについて一体だれの責任だと。それは会社の責任だというだけで話は済みません。これは公認会計士はおそらくその実情を知っておったかどうかということで、職業資格なんかの剥奪あるいは営業の停止というようなことになると思いますが、一体こういうことをただ単に会社の責任で、ははあ不正でございましたということで、それだけで道義的……

第48回国会 大蔵委員会 第12号(1965/03/12、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 国税庁の次長さんにお尋ねいたしますが、先ほどもちょっと雑談のときにお話ししておったのですが、滞納の一番多い税は大体法人税というふうに承ったのですが、総額どのくらいあるかというのが一つと、まあどのくらいで切ったらいいかわかりませんけれども、億単位のものがございましょうか。
【次の発言】 たいへんな額だといえばたいへんな額だということになるわけですが、最初に、源泉でどうして滞納になるのか、どこで一体とまっておるかですね。
【次の発言】 普通でいうと、おっしゃるように源泉徴収は天引きのものでございますから、もし滞納があるとするならば、たとえばボーナスでこれは所得税対象にならぬであろうと……

第48回国会 大蔵委員会 第13号(1965/03/16、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 物品税法のことでお尋ねをしたいと思うわけですが、物品税法の最高の率はいま二〇%に押えておられますね。三〇%のがございますか。
【次の発言】 いろんなこともありますけれども、製造あるいは小売り、そこでおのおの税を取られるわけですが、問題は、そういうものを一律にぱっとおしなべていったときに、普通いえば消費者がそれに対して負担をすることになるわけですが、実質的に消費者が負担する最高の税率というものは何%ですか。それは何がありますか、最高と思われるものは。それは小売り価格に対してです。
【次の発言】 いままでもずいぶん社会党としては、戦時立法の関係もあるから、物品税というものは廃止をして……

第48回国会 大蔵委員会 第15号(1965/03/19、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 物品税法についてこの前いろいろなことをお尋ねしたわけですけれども、それに続いて、今度の改正、四十二年で基本税率に全部なるわけですが、小型のうちでも一九〇〇cc以下一本になるわけですね。そういうようなことについては、これを二つに、たとえば一〇〇〇を境にして分けたがいいとか、どうしたらいいかというようなことについては、全然お考えになっていないのかどうか。  それから、それと関連して、自由化のことが、この間うちの新聞見ますと、やれ六月であるとか、いや九月であるとか、あるいはこの間の新聞によりますと、ホテルオークラでですか、何か通産大臣が関係者とお会いになったときにいろいろと話が出ておる……

第48回国会 大蔵委員会 第16号(1965/03/23、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 津島さんの質問に続いて少しお尋ねをしておきますが、国債あるいは政府保証債として大体両方で、億三千万ドルのものが入ってくるわけですね。それがどこに引き当てられるかということについては、いままでのお話を承っておりますと、大体電電にそのうち二千万ドルを当てるんだ。他の問題については全然予定をされておらないのか、まあそういう問題についてあなたのほうとしては一応積み上げた数字であるから、こういうようなものは予定しておるということは言えましょうか。
【次の発言】 そうすると、産投に行く六千五百万ドルは別として、他の六千五百万ドルはこれを下回る場合もあり得るんだと。必ず六千五百万ドルは、予算総……

第48回国会 大蔵委員会 第18号(1965/03/25、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 今度酒類業組合で地方税の固定資産税、都市計画税を免税するという恩典を与えられておるわけですが、その法律改正を地方税法のほうでやらずにこちらのほうの法律でやっておるのですが、こうした前例というものはたくさんあるわけですか。
【次の発言】 もう一点。ちょっと私のほうの党の大蔵委員のところで打ち合わせしたいと思うので、一つだけお尋ねして、また次の機会にお尋ねしていきたいと思いますが、小売りの方が、資料によりますと、登録しておる人で組合に入っておる人が十万五千百十三人、免許者は十二万四千百二十二人あるわけです。したがって、約二万名の人がアウトサイダーであるわけですね。そういう中で今度合理……

第48回国会 大蔵委員会 第19号(1965/03/26、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 議題から若干はずれるわけですけれども、まず一つだけただしておいて、あとはまあ大体議題のほうに戻っていきたいと思うのですが、大臣、この大蔵委員会は、まだきまってはおりませんけれども、例の農地被買収者報償法案と称するものが本委員会にどうも付託になる気配があるわけです、まだきまっちゃおりませんが。そういう関係上、しかも会期の関係がありますから、問題になっている日銀法は一体この国会に提案されるとするなら当然この委員会に付託されるわけですが、一体日銀法はどうされるのか。この大蔵委員会全体の進行状態とも関連しますから、これをまず最初にお答え願いたいと思います。

第48回国会 大蔵委員会 第20号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 その問題に関連して、資料として御提出を願った「果実について」ということで、二枚目に数量、価格というものがございます。これは単位は何ですね。
【次の発言】 わかりました。なかなか日本のくだものは、世界を回った人の話を聞いてみますと、非常においしいものであるといわれておるわけですが、しかし、輸出関税を見ますと、かん詰め類が相当出ておるわけですが、たとえば桃とかカキというようなものはあまりないようですね。まあしかし、リンゴとかナシは出ておるといえば出ておるわけですが、もう少し輸出が伸びていいように思いますが、これは農林省関係の話になるかと存じますが、もう少し伸びてもいいのじゃないかと思……

第48回国会 大蔵委員会 第21号(1965/03/31、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 法人税法のことで少しお尋ねしておきたいと思いますが、「役員の報酬、賞与及び退職給与等」というのが、三十四条、三十五条、三十六条ですかね、これはそれぞれ政令で定めるということが出ておるわけですが、三十四条の場合、あるいは三十五条、三十六条、おのおのどのくらいの金額を予定しておみえになるのか、あるいは何か基準があると思いますが、一応政令の内容を承りたいと思います。
【次の発言】 説明は説明だと思うのですよ、聞いておりまして。さて、それでは同等のあるいは同種の類似のものだと、こうおっしゃるのだが、あるいはまたその報酬限度額を定款ということで定めておると、こう言われるのですが、定款で定め……

第48回国会 大蔵委員会 第24号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 実は、衆議院の大蔵委員会でも、その道の権威の方に来ていただきまして、意見を伺っておるわけです。そこで、私は重複したりいろろなことは避けたいと思いますが、私はあまりよく知りませんですが、湊さんが、公社債引受協会の会長をやってみえる湊さんが、業界の方の中で資本市場対策特別委員会なるものをつくっております。そうしてその中でもいろいろと研究をしておるのだが、実は中間報告がもう間もなく出るのだ、こういうようなことをやっておみえになるのですが、たいへん失礼ですが、私はこの中にたとえば阿部さんなんかが入っておみえになるのじゃなかろうかと、これは私の想像なんです。間違っておりましたらごめんなさい……

第48回国会 大蔵委員会 第25号(1965/05/07、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣はしばらくぶりと言っちゃたいへん失礼かもしれませんけれども、いろいろと大臣はそれ相当のお仕事がございましてあれですが、私のほうもこの証券取引法の法案の審議が先になるわけですけれども、しかし、いま新聞をにぎわしている吹原産業事件は、やはりこれは大蔵省として重大な問題であると思うので、私どもとしても関心を持っておりますし、大臣もいろいろと心痛をされておると思います。そこで、まだこの理事会ではどうしたらいいかということについては話し合いができておりません。しかし、この問題を参議院の大蔵委員会が全然取り上げずにいくということも許されないことだと思います。そこで、別の機会と申しますか、……

第48回国会 大蔵委員会 第29号(1965/05/18、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は、社会党を代表いたしまして、本法律案茶並びにただいま日高委員提案にかかわる附帯決議案に賛成をいたします。  本法律案は、免許制と職能分離、あるいは外交員の問題についての制限、あるいは保全命令等、非常にいろんなことを内容とした画期的な法律案だということがいえると思います。  ところが、そのよってくるところは、なぜかと申しますならば、投資家保護というようなことを一つの大きな理由にしておみえになりますが、もともと、株価がこういうふうに暴落をしてきたということは、なるほど制度的に見ればいろいろな問題がありますから、これを免許制にせよということでありますが、根本の問題は、やはり政策的に……

第48回国会 大蔵委員会 第31号(1965/06/01、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 時間の制約等いろいろございますから、簡単に一、二点だけ質疑で明らかにしておきたいと思うのですが、先ほどの補足説明等でもわかった点ですが、この国際会議場が完成をされて委託管理等を受ける、関係地方公共団体ということを言われましたね、これは京都なんですが、京都だけなのか、これに対して滋賀とかあるいはその他のこのを含むのかどうか。
【次の発言】 そうすると、関係地方公共団体とはいうけれども、それは京都なんだと。わかりました。  それから、二つ目に、管理委託費と収益との見合いになると思いますが、私たち少し考えてみて、収益よりもやはり管理維持費のほうがお金がかかるんじゃないだろうかというふう……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 大蔵委員会 第2号(1965/08/06、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 委員長、ちょっと……。

第49回国会 大蔵委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大蔵大臣に恐縮なときに来ていただいて何ですが、しかし、どうしてもただしておきたい点はたださなければならぬ。  まず第一にお伺いしたい点は、何といっても、専売公社の未曽有の選挙違反であります。大臣はその総裁の任命権者であって、当然その責任を痛感されておることと思うのです。あまりくどくど申し上げませんが、本院の議院運営委員会において総裁は辞意を表明されております。しかし、そのことを大蔵大臣に口頭で申し出たと新聞は報じておりますが、そのことの真相は、どういうような話があなたのところで口頭でなされたか、まずお聞きしたいと思います。

第49回国会 大蔵委員会 第4号(1965/08/11、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 同僚大矢正君が間もなく参りますが、いま議運の懇談会のほうに出席しておりますから、その間最初に私から、刑事局長、何か衆議院の決算委員会あるいは参議院の予算委員会等にいろいろあるようでありますから、最初に刑事局長にお尋ねしておきたいと思います。  大蔵委員会として専売公社の運営等に関して、今後のあり方についていろいろと検討をしてまいらなければならない責任が当委員会にあるわけでございますが、何にいたしましても、その発端になりましたのは新聞等で報ぜられておる小林議員の選挙違反にからむ問題でございますが、いままであなたの手元にどんなふうに報告をされておるのか、大略をと申しましようか、わかっ……

第51回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1966/07/06、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  六月二十三日、土屋義彦君が委員を辞任され、その補欠として園田清充君が選任されました。また、本日、羽生三七君、宮崎正義君、白木義一郎君が委員を辞任され、その補欠として戸田菊雄君、鈴木一弘君、小平芳平君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  本日は、台風四号による災害対策に関する件、六月、七月の集中豪雨による災害対策に関する件等について調査を行ないます。  最初に、台風四号並びに六月、七月の集中豪雨による被害状況等について、関係政府当局より説……

第51回国会 災害対策特別委員会 第6号(1966/05/11、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) 成瀬幡治でございます。  一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆さんの御推薦によりまして、委員長の重責をになうことになりました。御案内のとおり、はなはだ微力でございますが、誠心誠意その職務の完遂を期したいと念願しております。今後とも皆さん方の御協力、御指導を心からお願い申し上げます。一言ごあいさつを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それではおはかりいたします。  白木義一郎君の委員辞任に伴い理事が一名欠員となっております。この際、その補欠互選を行ないたいと思います。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか……

第51回国会 災害対策特別委員会 第7号(1966/06/01、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日武内五郎君、鈴木力君、浅井亨君が辞任され、その補欠として羽生三七君、林虎雄君、黒柳明君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  本日は松代地震について調査を進めます。初めに、松代地震の現況並びにその後の対策について、まず政府当局より説明を求めます。細田総理府総務副長官。
【次の発言】 この際、出席政府委員を御紹会いたしますと、細田副長官、川瀬気象庁観測部長、それから木村地震課長、山田消防庁総務課長がお見えになっております。何か補足説明が……

第51回国会 災害対策特別委員会 第8号(1966/06/13、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  六月一日、高山恒雄君が委員を辞任され、その補欠として中沢伊登子君が選任されました。  六月四日、中沢伊登君が委員を辞任され、その補欠として瓜生清君が選任されました。  六月六日、米田正文君が委員を辞任され、その補欠として小山邦太郎君が選任されました。  六月九日、瓜生清君が委員を辞任され、その補欠として高山恒雄君が選任されました。  六月十日、小山邦太郎君、黒柳明君が委員を辞任され、その補欠として、米田正文君、浅井亨君が選任されました。  また本日、吉田忠三郎君、林虎雄君、羽生三七……

第51回国会 災害対策特別委員会 第9号(1966/06/22、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告を申し上げます。  六月十四日、浅井亨君が委員を辞任され、その補欠として宮崎正義君が選任されました。六月十五日、園田清充君が委員を辞任され、その補欠として土屋義彦君が選任されました。また本日、大倉精一君、伊藤顕道君が委員を辞任され、その補欠として羽生三七君、鈴木力君が委員に選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  本日は、松代地震に関する件、降ひょうによる農作物等の被害対策に関する件の順序で調査を進めます。  なお、政府側の出席者につきましては、お手元に配付……

第51回国会 大蔵委員会 第2号(1965/12/29、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この問題につきましては、ただ一つだけお尋ねをしますから、大蔵当局のほうから明確な御答弁が願いたいと思います。  御案内のとおり、災害等がございまして、黒字の県もございますけれども、赤字の県が多い。そして基金の状況を見ますと、四十二億ある。それは出資金とそれからいままでの利息等の積み立て金十二億、寄せて四十二億ある。しかし、その金では足りませんから、六億農林中金から借り入れをしておるというのが実情だと思います。  そこで、三十九年度のときは、なるほど、御指摘のとおり、これは衆議院で岩尾次長が答弁された速記録の要点でもございますけれども、なるほど四十八億に対して一銭五厘の利息を取って……

第51回国会 大蔵委員会 第3号(1966/01/17、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 有井参考人に一つだけお伺いいたします。公債は原則、原理的に賛成だと。それは景気調整、景気変動というものには全然無関係に、財政需要の緊急性と申しますが、そういうような名目でも公債というものは出してもいいんだ、こういうことなんですが。まあいわば。プレッシュアー団体がおって、出せ出せと突っついてまいりますから出されるというのが、かつての過去の例なんですね。だから、あなたが原則的に賛成だ、賛成だとおっしゃられると、どういう場合でもいいように受け取られるのですが、そうじゃなくて、一定の条件があるのだ、こういう場合だということを明らかにしてもらいたい。

第51回国会 大蔵委員会 第4号(1966/01/18、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、本法律案に反対をいたします。  第一の理由は、二千六百億の赤字を生じたということは、とりもなおさず経済の見通しを誤ったからでございます。したがって、その責任は、政府として当然追及さるべきものと考えております。御案内のように、山陽特殊鋼をはじめ山一証券等々、大中小をあわせて一年間に倒産件数は約六千件ございました。このことは循環変動かあるいは経済構造の変化か、どちらに、その根本原因があるかというようなことについて、政府の対策と申しますか、分析というようなことが全然的をはずれておって、その対策が二転三転したというよりも、むしろ政策がなかった。いわゆる……

第51回国会 大蔵委員会 第5号(1966/02/14、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣は全然出てこないのか。
【次の発言】 長官にお尋ねしますが、資料としていただきました四十年度あるいは四十一年度の需給実績あるいは計画なりは、一体どのくらい米を、何というのですか、翌年のために保有しておくというか、繰り越しておかなければならぬというのですかね、いろいろなことがあると思いますけれども、どのくらいが妥当な数字だというふうに押えておるのですか。
【次の発言】 米が不足しておりますから、相当輸入もあるわけですが、これはいま何%ぐらいになるのですか。大ざっぱに申しまして、内地米に対して輸入米というものは、総生産に対して……。

第51回国会 大蔵委員会 第8号(1966/03/01、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと関連して。いまの答弁でいうと、そういうことを聞いているわけじゃない。そんなごまかしじゃいかぬわけですよ。そうじゃなくて、初めからちゃんと見積もりの基準、数字があって、ちゃんとお立てになってあなたのほうは一応科学的に計算してお見えになったじゃないか、その基礎が狂っているということが明確になったじゃないか、とすれば、税に弾力性があることはだれでもわかっているから、それはいいですよ。ところが、こういうふうに狂っていることが明確になった、明らかになったじゃないかと言っているのに、答弁は税の弾力性ということを言っている。これではすれ違いの答弁でしょう。いまの瓜生君の質問に対する答弁……

第51回国会 大蔵委員会 第9号(1966/03/03、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は、社会党を代表いたしまして、本法律案に反対をいたします。  第一は、今回の改正によりまして、二等寝台の上中下が、六百円、七百円、八百円であったのを、二百円ずつ上げて八百円、九百円、千円になる。千円になって税金がかかるのだから、たいへんですから、減税をします、善政ですよと言っているが、問題は、その前の二百円上げたところに問題があるということを申し上げたいのが第一でございます。  二つ目に申し上げたい点は、福田さんは、地方、中央通じて三千六百億の減税をした、あるいはしばしば有史以来の大減税をしたということを御宣伝になっております。初年度二千五十八億減税をされるわけです。そのうちに……

第51回国会 大蔵委員会 第10号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 官房長に伺いますが、いま野溝委員も触れられましたが、一体、農業の近代化について近代化資金というものが果たしてきた役割りですね、いろいろな所得倍増計画に基ずく農業の近代化のプランが提示されておったわけです。それが実効があるといえばある。ないといえばない。計画が非常に狂っておるということは政府自身もお認めになっておるだろうし、農林省もそういうことはよく御存じのはずだと思うが、どういうところに――こういう近代化資金等を設けられたのもその一翼だろうと思うのですけれども、どういうふうに評価しておみえになるのか。行き詰まった――官房長にお答え願うというのは非常におかしいかもしれませんけれども……

第51回国会 大蔵委員会 第12号(1966/03/24、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大蔵省のほうに伺いますが、インベントリーの取りくずしは、これと、それから外為ですね。これでインベントリーは全部なくなっちゃうのですか。
【次の発言】 これが設置された趣旨は、一つは財政の健全化ということがあると思うのですが、公債等を発行しなきゃならない、資金のやりくりがどうにもつかないから、この際全部裸になってしまう、公債を出すくらいだから、そういうような含み資産と称するものは全部出してしまうのだ、こういうふうに受け取ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 近代化の資金のあれはどうだこうだということは、私は百も承知しておるんです。そうでなくて、インベントリーを取りくずすという……

第51回国会 大蔵委員会 第13号(1966/03/25、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 一ぺん参考人に呼ぶか……。  ちょっとそれに関連して。木村委員の心配しているのは、大蔵大臣が一点だけだなんて言い切られて、しかもそれはいま自分がそう思っておっても、そう解釈するのが妥当だというようなところにちょっと引っかかるのです。そうじゃなくて、今後公債等を発行するのだけれども、やはり精神はあの当時制定された精神で、それがたとえば軍事費に行かない。そうして租税の前取りであるから、何と言ったって。いろいろなことがあるから、そういうようなことについても、償還計画の場合についても慎重にやっていくのだと、こういう態度なら納得されると思うのです。  そこで、もしいろいろな、参考人と言った……

第51回国会 大蔵委員会 第14号(1966/03/28、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 一言だけ。木村委員も物価との関係で減税をやらなくちゃならぬじゃないかという趣旨を織り込んだことと思われるのですがね、質問は。これは先生のテーマには三法ということになっておりますが、実は、相続税もありますし、物品税も出てまいりますし、まあ物品税で今度は相当大幅な減税をするわけです。そうして通産省は、減税した分だけは物価を上げちゃいかぬということだけは言っておるわけです。そういう法律案と関係なしに、それでも消費者物価は上がってくるわけです。それから、卸は、政府は横ばい、横ばいと言っておりますが、若干上がりつつある。そういうふうなことを、私たちの立場でいえば、これは合理化等いろいろなこ……

第51回国会 大蔵委員会 第15号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 これは少し物品税関係ではいかがかというような意見もあるかと存じますが、自動車全体が今後自由化というような大きな問題に対しているわけですが、そこで一応通産省のほうから、自動車は一体大きくどんなふうになっていくのか、いわゆる資本の自由化まで法律は一応予定しておるわけですが、そういうようなことについて、一応将来の展望というようなものを、まずお知らせ願いたいと思います。――通産省はだれも見えませんか。  それでは、私は、自動車がいろいろのことはあるけれども、大体将来輸入というようなことを考えられるような情勢になってくると思います。そういった場合、左ハンドル、右ハンドルというようなことにな……

第51回国会 大蔵委員会 第16号(1966/03/30、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 時間がありませんから、端的にひとつお答えいただきたいわけですが、スクラップ化の問題ですがね、スクラップ化の減税、これはよくわからないので、少しスクラップ化の問題でこういうところのものを減税するのだということを、大略の説明をお願いできませんか。
【次の発言】 そうしますとね、一定の産業と、こう一つのワクがかかるのですね。ですから、その産業とは何になるのかというのが一つと、それから、あなた老朽化ということを言いましたから、そうすると、工作機械は少なくとも何年使ったということになってこなければいかぬと思うのですよ。もしそれが二年だったとか、五年だったとかでもいいのであるというようなこと……

第51回国会 大蔵委員会 第18号(1966/04/14、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 国金関係ではこれはほんとうにしばらくぶりで、行管の勧告があったのが三十七年、それから何かの場合には当然監事の機能強化の問題と申しますか、そういうようなことは当然行なわれてこなければならなかったわけですけれども、そういうので国金の必要な法律がなかった。ただ、いえば、二十億の問題があったのでありますが、しばらくぶりでございますから、大ざっぱに最近における国民金融公庫の業務と申しますか、実態と申しますか、大ざっぱな御説明が願えんでしょうか。
【次の発言】 ぼくはね、あまり時間もとりたくないですから、そういうことじゃなくて、まあ貸し付けの実情なんですね。たとえば件数にして何%ぐらい融資を……

第51回国会 大蔵委員会 第19号(1966/04/19、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 一体、私も、火災保険はなかなか普及いたさないわけで、実際はしてもらいたい。地震保険というものは、新潟のときにやれやれということになったが、一体これをやってもどのくらい加入があるだろうかということが非常に問題になると思います。どのくらいのことを一体想定されたわけでしょうか。
【次の発言】 私は民営か国営かという議論になると思うのです。ということは、逆にいえば、強制加入か民営加入かということです。自動車保険等は一つの強制加入をさせておりますね。元来は私たちはこういう損保の保険が発達してというか、なるたけたくさん入ってもらったら好ましいと思います。しかし、なかなか火災保険等でも、実際は……

第51回国会 大蔵委員会 第20号(1966/04/21、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣、きょうは五十分くらいいるそうで、証券大会で……。そこで証券のことにからんで一言伺っておきたいのです。日銀特融というのは、対象は確かに山一、大井にされております。しかし、ただ単にこれは山一、大井を救うということではなくて、そこに大きく融資しておる銀行というようなことも当然お考えになってされておるものとわれわれは理解しておった。そうではなくて、これはあくまでも山一の問題であり大井の問題であるから特融をしたということなのか、関連があるのかないのか。
【次の発言】 私どもそういうふうに理解をしておるわけです。そういう中で、こういう非常に日銀特融というようなことはあまりやって好ましい……

第51回国会 大蔵委員会 第22号(1966/05/10、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に、これは政務次官ですか、あるいは他の方でもけっこうでございますが、まあ天変地異といいますか、こういう災害は営利会社が大体やるべきものかどうかというところが非常に問題だろうと思うのです。だから、営利会社に倒れられてしまったら困るから、三千億という限度をきめたのだろうし、あるいはまた九十万、六十万という限度もそこから出てきたと思うのです。一体こういうようなことは、大きな社会保障制度の立場からいえば、国がやってもいいような感じもするわけです。一つの災害というものに対する、水害でいえば堤防とかいろいろなものを強化するとか、いろんな関係も出てきて、そこにあると思いますが、地震というの……

第51回国会 大蔵委員会 第24号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は、実は大臣に金融関係の問題、いろんな問題についてお尋ねしたかったわけですが、そういう問題はあと回しにして、簡単に公認会計士のことについてお尋ねしておきたいと思います。  その前に、商法の四百八十九条ですか、会社の財産を危うくすること、これについていままで一体、粉飾決算とからんでまいりますが、告発というか、起訴された件数がどのくらいありますか。
【次の発言】 あのね、まあそれじゃ何件といってはっきりした件数じゃなくてもいいんですが、こういう法律が確かにあることはあるわけです。そして粉飾決算というものがやかましくなってきたわけですが、最近ですね、起訴されたのは私も承知をしておりま……

第51回国会 大蔵委員会 第26号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 三十分の予定でございますから、簡潔にお伺いしたいと思いますが、先ほどのお話で、経済の見通しは大体底を入れたんだと、簡単にわれわれも了承するわけです。しかし、資金需要の特徴と申しますか、そういうようなものから見てまいりますと、日銀の政保債も含めての国債手持ちは大体ふえてきておる、それから日銀の貸し出し残も、一進一退はございますが、昨年に比べて同月比などをやっていけばやはり増をしておる、ふえておる、こういうようなことについて総裁はどういうふうにお考えになっているかという点をお尋ねしたいわけです。  たとえば、先ほども短資業者あるいは政府の大蔵証券での発行額が引き上げられてまいりました……

第51回国会 大蔵委員会 第28号(1966/06/24、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 議事進行について。これはしかし、はいそうですかといって済まされる問題じゃない。たとえば農業関係なら、農林省なら農林省は知っておるだろうと思う。中小関係なら、中小で通産省が知っておらなくちゃならぬと思うのですよ。これまで知らぬといったら、これはおかしなことになっちゃう。ですから、もしこの際できたら、農林の担当官に来てもらうように。それから、どこまでか知らぬけれども、たとえば中小企業のそういう労働問題なら労働省か、あるいは農林省なら知っておらなくちゃならぬけれども、そういうのに来てもらう以外にない。

第51回国会 大蔵委員会 第29号(1966/06/25、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 沖繩の実情をちょっと聞きたいんですが。何か日本の労働者はアメリカの人たちの給料の十分の一ぐらい、同じ運転手にいたしましても、フィリピン人は日本人よりも大体多いわけなんですね、沖繩の基地に働いている人。これは一体いまいう低開発国に対して貧困と文盲をなくせなければならぬという大きな立場から見たときに、日本国民がそういうかっこうでいま沖繩でやられているということは事実だと思う。そういうことに対しては、日本政府はいまどういうような手を打っておみえになるのか。
【次の発言】 あのね、大臣、ぼくはそういうことを言っておるのではないですよ。同一労働で、同一技術ですよ。たとえば基地に働く自動車の……

第51回国会 大蔵委員会 第30号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 まあ地価の値上がりというのが物価全体の張本人という、ことばは悪いですけれども、何にしても物価のことを最近議論するなら地価のことを議論しなければならない。この地価が一番問題である。そこでですね、農地法というのがございまして、働く農民でなければ農地は保有することはできない。ただし、それは地主等の保有は認めましたけれども、原則として働く農民でなければ農地は持つことはできない、こういう思想があって、そうしてああいう農地改革というものが行なわれてきたわけですか、したがって、普通の何というのですか、土地を対象にして金もうけをするという、そういうことも片一方ではあるわけですが、これは農地法等と……

第52回国会 災害対策特別委員会 第1号(1966/07/11、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま、皆さまの御推薦によりまして、前国会に引き続き、委員長の重責をになうことになりました。今後とも皆さま方の御協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)  本日はこれにて散会いたします。    午後五時三分散会

第52回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1966/08/09、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまより災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  八月八日、黒柳明君が委員を辞任され、その補欠として白木義一郎君が選任されました。  また本日、近藤英一郎君、杉山善太郎君、高山恒雄君が委員を辞任され、その補欠として佐藤芳男君、大倉精一君、片山武夫君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  本日は、先般本委員会が行ないました委員派遣について、派遣委員から報告を聴取いたします。  最初に第一班、新潟県、石川県について御報告を願います。青田君。

第52回国会 災害対策特別委員会 第2号(1966/07/22、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、吉田忠三郎君が委員を辞任され、その補欠として杉山善太郎君が委員に選任されました。また本日、大森久司君が委員を辞任され、その補欠として小柳牧衛君が委員に選任されました。
【次の発言】 ただいまから理事の互選を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。  それでは理事に青田源太郎君、稲浦鹿藏君、永岡光治君、浅井亨君を指名いたします。……

第52回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1966/09/09、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  八月二十六日、小柳牧衛君及び佐藤芳男君が委員を辞任され、その補欠として大森久司君及び近藤英一郎君が選任されました。  九月八日、藤田正明君が委員を辞任され、その補欠として佐藤芳男君が選任されました。  また、本日、米田正文君及び戸田菊雄君が委員を辞任され、その補欠として吉武恵市君及び吉田忠三郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事会の協議事項について御報告いたします。  本日は、蕪栗沼周辺農地の災害の状況を聞いた後、台風十三号、十四号及び十五号並びに八月の集中豪雨等……

第52回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1966/09/29、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず委員の異動について御報告いたします。  本月二十七日大森久司君が委員を辞任され、その補欠として吉江勝保君が選任され、また昨二十八日武内五郎君が委員を辞任され、その補欠もて鈴木強君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事会の協議事項について御報告いたします。  本日は、去る二十四日から二十五日にかけ関東地方を襲った台風二十四号及び二十六号による災害対策その他について調査することになりましたので、御了承を願います。
【次の発言】 それでは災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず台風二十四号及び二十六号の……

第52回国会 災害対策特別委員会 閉会後第4号(1966/10/11、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず委員の異動について報告いたします。  去る九月三十日、斎藤昇君が委員を辞任され、その補欠として田村賢作君が選任され、本月七日、瀬谷英行君、藤原道子君及び大和与一君が委員を辞任され、その補欠として武内五郎君、大倉精一君及び鈴木力君が選任され、本月八日、片山武夫員が委員を辞任され、その補欠として高山恒雄君が選任されました。  また、本日、武内五郎君、大倉精一君が委員を辞任され、その補欠として藤原道子君、鈴木強君が選任されました。  また、ただいま鈴木力君が委員を辞任され、その補欠として戸田菊雄君が選任されました。

第52回国会 災害対策特別委員会 閉会後第5号(1966/11/08、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから、災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  本月四日、土屋義彦君、石原幹市郎君、佐藤芳男君及び吉武恵市君が委員を辞任され、その補欠として和田鶴一君、山内一郎君、藤田正明君及び高橋雄之助君が選任され、昨七日、戸田菊雄君、鈴木強君及び藤原道子君が委員を辞任され、その補欠として鈴木力君、大倉精一君及び武内五郎君が選任されました。  また本日山内一郎君、高山恒雄君及び武内五郎君が委員を辞任され、その補欠として小山邦太郎君、瓜生清君及び小林武君が選任されました。
【次の発言】 次に、本日の理事会の結果につきまして御報告いたしま……

第52回国会 大蔵委員会 第4号(1966/07/21、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 総務長官に伺いますが、その前提はアジア開銀になりますが、もう一つ前提として、低開発国に対して一%援助してしかるべきだろうというようなことがいわれておりますが、まあそういうようなことがいわれることを受けまして、日本国の方針も、何年か先には大体一%援助に踏み切られると思います。そうなってまいりますと、諸外国と申しますか、いわゆる後進国家に対する一%というものはそれでいいとして、国内はどうなるかという問題があると思います。いわゆる国内の低開発国に対してどうするかという問題が出てくると思いますが、そのときに、沖繩の問題も当然考えなければならない問題だと思います。沖繩は日本人――国衛が日本……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第1号(1967/02/21、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  はからずも、ただいま当委員会の委員長に選任されまして、まことに光栄の至りでございます。私は不なれでございますので、この重責を全うし得るやいなや憂えるものでございますが、どうか委員各位の御指導、御鞭撻によりまして、この職責を全うしたいと思います。何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続きまして、理事の互選を行ないます。  理事の数は五名でございます。互選は、先例によりまして、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1967/05/12、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る三月二十二日、相澤重明君が委員を辞任されその補欠として大和与一君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  本日の委員会に参考人として公害防止事業団理事長原文兵衛君の出席を求め、その意見を聴取したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めさよう決定いたしました。
【次の発言】 それでは、産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、昭和四十二年度産業公害及び交通対策の基本施策……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第3号(1967/05/17、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、交通対策に関する件について調査を行ないます。  まず、総理府総称長官から所信を聴取いたします。
【次の発言】 質疑のある方は御発言を願います。
【次の発言】 建設省、だれか見えますか。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 建設省は、道路局次長が来ております。
【次の発言】 本日の調査はこの程度とし、これにて散会いたします。    午後四時五十八分散会

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第4号(1967/05/26、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、小平芳平君が委員を辞任され、その補欠として矢追秀彦君が選任されました。
【次の発言】 船舶の油による海水の汚濁の防止に関する法律案を議題といたします。  まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。大橋運輸大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は、後日に譲ることといたします。
【次の発言】 産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、産業公害対策に関する件について調査を行ないます。  御質疑のある方は順次御発言を願います。

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第5号(1967/05/27、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 一言ごあいさつ申し上げます。  ふなれな私が、委員長として大過なく過ごすことができましたのも、皆さん方の御協力のたまものだと思いまして、深くお礼を申し上げる次第であります。ほんとうに、どうもありがとうございました。(拍手)

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第9号(1967/06/16、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連でございますから簡単に伺っておきたいと思うのですが、御案内のとおり、ここが穀倉地帯であることは私が申し上げるまでもない。また弥富の金魚、金魚で有名なところです。そこで、責任は会社にないということになるのですね。水質基準等を守っておる、ですから、責任、手落ちというものは会社になかったのだ、そういう観点をとられるものなのか、どうなんでしょうか。その辺のところをひとつ、まず明らかにしていただきたい。それはどこになるか。これはいわゆる水質ということになるなら、経企になるのか通産になるのか、どちらになるのですか。
【次の発言】 いや、責任はどこにあるかということだけ明らかにしてもらいた……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第13号(1967/06/30、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 厚生省の資料になると思いますが、例の陸軍の毒ガス製造を広島県の大久野島でやっておりまして、ここに従事しておった人たちのことでいろいろな問題が起きたということをこの間テレビがやっておりましたですがね。そのくらいのことしか私にはわかりません。ですから、これはその後どんなふうになっておるのか。あなたのほうで、実態なりあるいは対策、そういうようなものについて何かの資料がございましたらお願いしたいと思います。  それから二つ目の資料としてお願いしたいのは、あなたのほうの公害課がお出しになっております「公害対策の現状と課題、四二・三・二〇」の九ページの8番に「水俣、阿賀野川流域におけるメチル……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第12号(1968/05/22、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この際、二つの点についてお尋ねしたいと思いますが、その第一は、公害の問題、それから第二は、県条例なり、あるいは市条例等、地方公共団体の条例に基づいて、現に公害を出しておるところが立ちのきなりその他いろんなことをやっていく場合に、どのような措置がとられておるか、こういうおもな点二つについてお尋ねしたいと思うんですが、そこで、まず第一に、三興製紙の問題についてお尋ねしたいわけですが、過般、松澤委員長等にも現地を見ていただいたわけでございますが、それと前後いたしまして、各社の新聞に三興製紙の問題につきましていろいろと記事が書かれておったわけです。しかし、その記事はいろいろなニュアンスを……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1968/08/23、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 委員長、それに関連して。  実は私もこの災害対策委員会がいつ開会をきめられたかということを承りますと、十九日の日にきめてお見えになるようです。きめられれば当然関係各省には御連絡があってしかるべきです。運輸大臣は少なくとも十九日の夕方には承知しておったと思うわけです。お互いに公務とか私用というものはあることは当然なことでございます。しかし、こうした重大な問題について、重大な関係でございますから、きょう御出席の各委員等もいろいろなことを繰り合わせて御出席になっているものと考えております。しかるに一番関係の深いと思われる運輸大臣が、閣議終了後記者会見をして郷里に帰っておるとは何事なんで……

第59回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1968/09/09、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私も激甚地指定のことについて、いま大体再検討を進めておる基準の問題が一点と、それからもう一つ、もし基準を直すことができないとするならば、局所の災害がある、だからそういう場合にはどうするかということを検討中だと思います。一つの例として申し上げたいんですが、愛知県の北設楽郡の豊根村というところは、大体財政規模が一億数千万円でございます。被害総額はまだ孤立しておりますから、食糧等もございませんですから、自衛隊のヘリコプター等が飛んで食糧を補給しておるということでございますが、総額はしっかりわかりませんけれども、とにかく十五億から二十億くらいと推定をされるわけです。いまの災害関係のどの法……

第59回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1968/09/16、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 矢野先生にお尋ねしたいと思うのですが、国立もございますですね。国も防災研究所を持っておりますが、それとの関連は何かございましょうか。
【次の発言】 たいへん失礼な話ですけれども、どのくらい予算を使っておみえになるか。それから一つは先ほど連絡はあるがといったようなお話が前提にありながら、国が要請したもので緊急的なものをやる。大学は若干自主的に好きなと、こういう表現もございましたけれども、そういうような方針でやっていることになりますと、協調的でない問題がございます。そこで国が私はある程度金等もあなたのほうに御援助しておるかどうかわかりませんが、あるとすれば一番最初におっしゃいましたよ……

第59回国会 災害対策特別委員会 閉会後第4号(1968/10/08、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 運輸大臣が運輸委員会との関係があり、二時ごろまでというような理事会等のお話もあるそうでございますので、私はこの際、特別に、もう大臣から先ほど所見、あるいは私の考えというふうに述べられましたことについて、とやかく申し上げることもございませんし、またその考え方を私たちも十分納得ができるものでありますから、大臣のお考えになっておることが一日も早く実現ができると申しますか、実行に移されるよう特に希望を申し上げるわけでございますが、なかなか関係各省庁との意見調整等、むずかしい問題もあるかと思いますが、まあせいぜいいつごろまでですということが、大体無理な話かもしれませんですけれども、迅速、早……

第59回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 閉会後第1号(1968/08/26、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 中曽根運輸大臣にお尋ねいたしますが、何かお昼までというようなこともございましたから端的に伺いますが、いまおっしゃった自賠法適用に対する運輸省の姿勢というものは大体わかりました。そこで、民法なりあるいは自賠法で故意または過失ということがございます。これは警察あるいは検察庁の起訴を前提とされておらない、こういうふうに了解してよろしゅうございましょうか。
【次の発言】 自動車局長、少しまわりくどい話はやめて、ここに書いてある民法の七百九条あるいは自賠法の三条であなたのほうが運用されるわけですが、そのときには故意または過失の認定は必ずしも刑事上の責任が問われない場合でもあり得ると解釈され……

第59回国会 文教委員会 閉会後第2号(1968/09/11、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連。総務長官、安永君がいま指摘もしておりましたが、前からいろいろと問題に出ておりますように、金が足らない場合には補正を組んでまでやるという一つの姿勢があるわけなんです。それは必要があると認めたときなんです。給与を完全実施するには財源がないんだ。だから、補正予算を組まなくちゃならぬことになるということになるかもしれないのだけれども、そういうことまでする必要はないんだ、金がないとするならば必要はないんだと認定をしたということになると、七人の給与関係の大臣がお見えになるようだが、いまお聞きしますと、田中総務長官もどうも賛成をせずに、大体ここで聞いておりますと完全実施の御意見のようです……

第59回国会 文教委員会 閉会後第3号(1968/10/05、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大蔵省にお尋ねしておきますがね、いま灘尾文部大臣が、閣僚懇談会ですか閣議決定ですか、そういうものにされたことについて大蔵者のほうはどういうお受け取り方をされておりましょうか。これは大蔵大臣も中に入っておみえになると思いますが。ですから、来年度の予算編成に関連をすることですから、大蔵省としてはどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 そうすると、大蔵省の考え方はあくまでも、人事院勧告というものがあるんだけれども、しかし金を扱う手前上、無条件に完全実施はできないんだと。いつも大蔵省が一つのブレーキ役だと思うのです。ですから、大蔵省は人事院勧告を尊重するんだという基本路線というものが……

第60回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1968/12/20、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私も一言だけ要望しますが、予算編成期前ですから、交通関係で一言だけお願いしておきたい。  遺児の問題が出ましたが、たとえば車庫規制がございますが、十分に活用されておらぬと思う。あるいはパークの規則等がございます。それから駐車場の問題等があります。それから、いま出ました強制保険の問題に対して、自賠法の問題、それとともに交通裁判等、何かいろいろとこれに対して、私は新しい制度と申しますか、いまあるものを強化しなければとてもたいへんだと思うのです。あるいは排気ガスの問題も重大な問題です。  そこで、いま予算編成の前ですから、四十四年は何を重点的にやっていくのか。どうやったらこういうことが……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第14号(1969/07/09、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 愛知県の木曾川と言うんですか、岐阜県というか、三重県、そういうところでアユが大量に死んだ。そのことで何が原因であろうということでアユの内臓等を検査してみたら、その中からカドミウムが出てきた、あるいは亜鉛が出てきた。あるいは木曾川の底層の珪藻を検査してみたらカドミウムがあった、亜鉛があった。また、銅も検出されておるというような問題が出てきておるのです。そこで、愛知県なり岐阜県等があわてまして、各工場の立ち入り検査等もやっておるようでございますが、私が問題にしたいと思いますことは、もうすでにカドミウムあり、亜鉛もあり、銅もある。あるいはシアンもあるというような毒物なり、あるいは重金属……

第61回国会 文教委員会 第3号(1969/03/18、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ドクター・コースの問題が出ましたから、ちょっと資料だけをお願いしたいと思いますが、例のウエスタン・リザーブ方式というのがありますね、何と読むのか、LOWA大学の方式もあるようなんですが、これちょっとわかりかねますから、恐縮ですが、資料を取り寄せていただきたい。LOWA大学、アメリカです。
【次の発言】 私が特別に言わなくてもいいと思いますが、例のアメリカでドクター・コースの問題について非常にもめまして、そうして五、六年かかって産出された案がどうもLOWA大学のシステムらしいんです。ですから、一ぺんぜひ調べてもらいたいと思います。あることは間違いございませんですから。

第61回国会 法務委員会 第13号(1969/07/10、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私これ勉強不足でよくわかりませんが、名古屋で中学校の――これある中学校ですが、あるいは小学校でもあったかと思うのですけれども、指紋を警察がとっているわけです。それは防犯と、それからやはり災害のときに死亡したような場合指紋があったほうがいい、そういう説得がありまして、学校も、校長さんたちも、教育委員会も黙認をしておるというのです。それからPTAの役員会などでも、まあやったほうがいいじゃないかというような意見の人もあるようなんですね。それでやっているのだと。ところが、これは非常に父兄のほうからも反対の声が出てきているので、最近やめられたというのです。全体として警察行政の中では、防犯な……

第63回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1970/08/12、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣にお伺いしますが、金融引き締めで昨日も何か日銀との間に懇談会というんですか連絡会等が開かれておるようですが、一体、この金融引き締めは、何が目的で、どうなっておるやら、どうだというようなことをやはりみんな心配をしておるわけですけれども、新聞の報ずるところによると、まだ引き締めの基調は変えないという。しかし、実際各都銀なり市中銀行が融資しておるのは、どうも含みをもって貸し出しておることも事実であろうと思っております。だからこそ、日銀券の増発というようなところも見れるのじゃないかと思っております。それに対して、今度は、ほんとうのものを出せとかなんとかという日銀が指導をしておるとかと……

第63回国会 大蔵委員会 閉会後第3号(1970/11/09、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 総裁、前置きは省略をさしていただきましてお尋ねをしたいと思いますが、今回、公定歩合の引き下げの措置をおとりになったわけですが、世俗では、初めから金融引き締めなんというものはやらなくてもよかったという無用論もございます。それから今度の引き下げ措置に対しましては、いや、そうでない、早過ぎるよと、こういう意見もあると思うんです。そこで、お尋ねしたい点は、日銀として当時公定歩合の引き上げを中心とした一連の金融措置をとられたとき、こういう措置を続けていけばこんなようなかっこうに大体なってくるんじゃないかということを予測されておったと思います。そして、今回公定歩合の引き下げをやられた。そうす……

第63回国会 大蔵委員会 第4号(1970/03/03、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 銀行局長は、きょう発令のことでございますから、いろいろな都合がございましたら、関係の方でけっこうでございます。  お尋ねしたい第一は、銀行業務関係についてでございますが、金利の引き上げはどんなかっこうになるやら、その根拠なり、そして今後に予想される影響と申しましょうか、そういうような金利引き上げについての一応の概略とその見通しなどを承りたいと思います。
【次の発言】 こういうまだ当然波及と申しますか足並みをそろえなければならないところが出てきますですね。それはいま調整最中と思いますが、いつごろまでに結論が出そうでございますか。

第63回国会 大蔵委員会 閉会後第4号(1970/11/17、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に銀行局長に簡単にお尋ねして、あと主税局長にお尋ねしたいと思います。  まず、最初に銀行局にお尋ねしたいのは、金融年報なりあるいは経済統計月報等によりますと、農協の預金が四十五年の六月に五兆一千億、それから政保が約五兆、損保が一千億、金融資力でパーセントに直しますと、農協が五・七%、政保が五・五%といえば相当な金融資力であると思いますが、こういうものが日銀の資金ポジション指導等のワク外にありますが、こういうものを今後ともこういうようなかっこうにしておくものなのか、何らか金融体制上いろいろな点で検討をされるのかどうかという点が一つ。  二つ目に伺いたい点は、銀行の自由化と言った……

第63回国会 大蔵委員会 第5号(1970/03/05、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 施行期日が、「公布の日」と、こうなっておるわけですが、かりにこれが三月の中旬なら三月の中旬に国会で成立したということになれば、その日からもうやられますか、どういうふうに政府当局としてはお考えになっておるのか。
【次の発言】 その日からほんとうにやりますか。法律はそれでいいわけだね。  それとともに、こういうふうに五十八ですかの関係法律で日歩を年利建てにされますが、たとえば地方自治体の問題がありますですね。それから民間でいえば、やみ金融――と言っちゃいかぬ、やみ金融のことは別として、金融機関もございますですね。それから政府関係の問題もございましょう。そういうところはどういうふうにさ……

第63回国会 大蔵委員会 第6号(1970/03/10、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に、資料要求ということで申し上げたいと思うのですが、今度の百五条に関連をいたしまして、旧所得税法あるいは旧法人税法では滞納処分の執行停止のことが書いてあったわけです。その条文があったのですが、新しい所得税法なり法人税法にはございませんですが、滞納処分の執行停止のことのあった旧所得税法、法人税法の写しがほしいと思います。  二つ目は、架空名義預金は国税庁としてはやらないようにということで、銀行局長というのですか、何か大蔵部内で話し合いがされておるようですが、それは文書でやられておるのかどうか。もう一つは、ここに銀行局はおられないですが、銀行のほうへは文書で出ておるのじゃないかと……

第63回国会 大蔵委員会 第8号(1970/03/17、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連して。質問調査権の問題はぼくもあとでやりたいと思っておりますが、カテゴリーとして、たとえば所得税法では第二百三十四条、法人税法では百五十三条、国税通則法では九十七条――今度の改正案ですよ、それから国税犯則取締法では一条にあるわけなんですよ。みんなあるわけです。それが、全部同じものじゃないのじゃないかという趣旨だと思うんですよ。ですから、こういうふうに、法律によって条文が全部違っているのじゃないか。しかも、それについての罰則規定も違っておるのじゃないか。したがって、たとえば審判所に異議申し立てをして、そうしていろいろとやってきたときにやられるところの質問調査権というものは、国税……

第63回国会 大蔵委員会 第10号(1970/03/24、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣の出席時間等の関係もございますから、なるたけ重複を避けて、あるいは若干重複するかもしれませんが、確認というような意味でお尋ねを申し上げていきたいと思います。  第一は、これはちょっと関係がありませんが、百五条の関連でありますが、青色申告の場合、旧所得税法なりあるいは法人税法では、不服申し立てをした者に対しては、裁決があるまでは納税者の立場を尊重して滞納処分の執行の停止または猶予という規定があったわけです。それがこの前の改正でなくなってしまった。しかし、これに対して、税法学会などでは、まあ実害がなかったじゃないかと。だから、逆にこうしたようなことが中小企業をいじめることになる、……

第63回国会 大蔵委員会 第11号(1970/03/26、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 提案理由の説明ですと、補足説明にありますですね、「自衛隊及び米軍の専用飛行場関係並びに航空路管制関係の事業は、その対象といたしておりません。」と、こうなっておりますが、実際問題として、航空路管制の主導権は、力関係でいえば、日本の手になくて、米軍に押えられておるのではないかということがいわれておるのですが、これはどうなんですか、航空路管制というのは。
【次の発言】 そうしますと、あなたがおっしゃる米軍専用で、しかも、一定の区域というのは高さもあり幅もある、その間のものは米軍がやっている。もし、そこで、衝突する場合がありますね、演習の関係上。そういう場合は、事前に米軍なら米軍からの申……

第63回国会 大蔵委員会 第12号(1970/03/31、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 鈴木君が質問があるので、私は一言だけにします。外務省がせっかくお見えになっておりますから、何か会議の途中から来てお見えになるようですので、時間の関係等もございますので、一言簡単にお尋ねし、あとの問題はまたあとで後刻質問したいと思います。  そこで、問題は、松原さん、こういうことなんですよ。航空路管制権は完全に日本の国が掌握をしておる、こういうふうに運輸省のほうから御答弁があり、非常にけっこうだと思うのです。それで、米軍の専用機が飛び立つような場合も飛行計画は日本に事前に通達をされておる、こういうふうになっておる、だから日本に完全にありますよと、こういう説明でございました。ところが……

第63回国会 大蔵委員会 第13号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 経済及び技術協力のため必要な今度の法律案のことについてお尋ねをいたしますが、まず、第一に、非常に形式的なことをお尋ねいたしますが、いままであった「物品」というのが「物品等」というのに改正をされますが、その「等」とは何を予測しておみえになるかというのが第一です。  二つ目は、「政令で」ということが書いてございますが、政令の資料が出ておらないわけですが、元来ならば、政令はこんなものですよという政令要綱等が出るわけでございますが、それが出せない理由があるとするならば、その理由、もし政令ではこんなことを大体考えておるということが具体的にございましたら、そのことについて御説明を承りたいと思……

第63回国会 大蔵委員会 第14号(1970/04/07、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 経済技術協力について簡単にお尋ねしておきたいと思います。  第一にお尋ねしたい点は、今度の提案を見ますと、船舶は入っておりますが、飛行機は入っておらない。今後ワクを広げて、「その他政令で定める」というものの中に飛行機というようなものが含まれるかどうかというのが一つ。  それから二つ目は、いままで相当プロジェクトされましたが、その中にチンコム、ココム協定の禁制品が入っておるのかどうか、いままでやったものの中で。それから今後船舶ということになれば、もうすでにココム協定には入っておるものだと思いますが、そういうココムなりチンコムとの関係はどのようなふうに見ておいでになるのか。  まず、……

第63回国会 大蔵委員会 第15号(1970/04/09、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連して。開銀が貸しておるのは三七%で、民間からも受けておられると思いますが、民間残とはどんな関係になっておるのですか。
【次の発言】 それなら、資料としてお出し願うなら、電力なり海運なり――ここに実は調査室のほうがつくった資料があるんですけれども、電力、海運、それから地方開発というとちょっとお困りになるかもしれませんけれども、あなたのほうでたくさん貸しておみえになるようなところに対する民間の融資残高との比率がもしわかれば、資料としてお出し願えれば非常に幸いだと思います。
【次の発言】 私は、一応海運が政策的にずっと転換をされてくることになると思いますから、そういうような点で、民……

第63回国会 大蔵委員会 第16号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 田中寿美子さんが希望でございますが、分科会の関係がありましてまだこちらへお見えになりませんから、その時間をお借りしまして少しお尋ねしておきたいと思います。  総裁、このごろ、たばこをテレビ等で広告しているのを拝見しておりますが、幾らぐらいお使いになっていますか。
【次の発言】 四十五年度が二億ですか。
【次の発言】 漸次少なくなるということは、今後新製品を開発せぬという意味で少なくなるということですか。
【次の発言】 おことばじりをとらえるわけじゃないのですが、消費をあおるような宣伝はやらないということは、裏には、害でもあるのであおるのをやめる、こういう意味ですか。新製品の紹介は……

第63回国会 大蔵委員会 第17号(1970/04/16、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 過般の大蔵委員会で通産省、大蔵省に資料要求の形でお願いしておいたわけですが、資料としてなかなか容易ではないというお話もございましたので、口頭でお答えいただけるものとして、まず答えいただきたいと思います。
【次の発言】 通産省、どうです。
【次の発言】 いま大蔵のほうからと通産省から答弁がありましたが、まず大蔵のほうからお答えになったことについて少しお尋ねしていきたいと思います。  先ほど来から新規課税物品については云々というお答えをいただいたのですが、一体、新規課税物品というものの解釈というのですか意味はどういうことなんですか。たとえば、自動車がいま物品税がかかっていますね。そう……

第63回国会 大蔵委員会 第18号(1970/04/17、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連して。一体、こういう公害は、姿勢として、会社が責任を負うてやるべきものか、国が負うてやるべきものかということの一つの根本的な基盤というものはどういうふうにお考えになっていますか、これが一つ。次に、もう一つ、大気汚染はわかりました。しかし、水質汚染というようなのも非常な大きな問題になっております。お聞きしておりますと、大気汚染のほうは脱硫にはたくさんにお金がかかるからとても採算が合わないから優遇しておると。そうすると、水質関係のほうでもこれに見合ったようなことをやられるのかどうか。そういうことになると、公害は国の責任で解決する、企業の責任じゃないんだと、こういうアイデアになるの……

第63回国会 大蔵委員会 第19号(1970/04/23、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣の出席が午後という話でございますから、それはそれとして、給与所得者の課税が捕捉率が一〇〇%あって、重税感、負担感というものがある。それから中小企業のほうは、これも税にあえいでおみえになりますが、トーゴーサン(一〇・五・三)というようなことで、事業関係はまあ五だと、農民は三だなんという世俗のことばもあるわけですが、そこで、事業所得のことについてちょっとお尋ねしたいわけですが、たとえば自動車に例をとりましても、メーカーに、原価は幾らですかと、こう言ったところが、なかなか物品税の関係がありまして言わない。そこで、集めるほうも非常に苦労しておみえになるようです。それから事業所得のほう……

第63回国会 大蔵委員会 第21号(1970/04/28、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣にお尋ねいたしますが、衆議院でも、三党いわゆる社会党、公明党、民社の三党で統一要求のような形で八項目をお願い申し上げたわけですけれども、なかなかうまくいかないようでありますが、特にその中でも重要視しておりましたのは所得税の定額控除の問題です。これは十万円になっておりますが、しかし、それは四十三年で、四十四年・四十五年と二度手直しが見送られているという形です。それまでは、毎年一万円引き上げられてきておるわけです。そこで、われわれとしては非常に残念であり、ぜひ修正案というようなことも実は考えてみたわけでございますけれども、別表の問題等これあり、いろいろな問題もあるかと思いますから……

第63回国会 大蔵委員会 第22号(1970/05/07、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 松井委員の質問に関連してお尋ねしておきたいと思うのですが、せっかく共済制度ができましても、なかなか加入が容易じゃないようです。制度になじまないという理由もさることながら、もう三十九年からやっておりまして相当な年数がたっておるわけです。一番ネックはどういうところにあるのですか。
【次の発言】 そうすると、あなた方も、制度の改善をやろうということを考えておみえになるわけですか。それじゃ、具体的には、漁獲のほうは、養殖のほうは、漁具のほうは、どの辺のところを一番ネックだから、例として三つなら三つのうち大まかに今後ここはこう改善します、これはここをこう改善しますというので、列挙していただ……

第63回国会 大蔵委員会 第23号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣に簡単に一、二お尋ねしておきたいと思いますが、まず第一は、銀行は自由化の対象にするのかどうか、するとすれば、三次、四次、どちらですか。
【次の発言】 そうすると、三次はちょっと準備不足、したがって四次は大体やるんだ、こういうふうに受け取ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 自由化の問題は別としても、いままで産業構造がいろいろ変わりまして、金融のあり方というものあるいは資金の流れにいろいろな問題が出てくる。たとえば、中小企業でいえば、長期安定資金がほしい。それにからんで中期預金をどうするというような問題が出てくるので、二年、三年というような案があるようですが、あるいはそれ……

第64回国会 大蔵委員会 第2号(1970/12/17、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 長官、ぼくは非常に簡単に相続税の問題について一言伺っておきたいと思いますが、相続税に対しましては、なるたけたくさん取ったほうがいいだろうという意見もあります。いやあまり取るとそれは貯蓄等に影響するのでいかぬよというような意見も、いろいろとあると思いますが、抽象的に伺っておきたい点は、たとえば同族会社の株の評価の問題を非常にシビアにやってきたときに、同族会社というものがどういうかっこうになっていくか、これが一つ。  それからもう一つは、市街地の中の農地の問題がございます。なるほど市街地でございますから、相続をすればいつかの時点では宅地になる可能性というものが非常に強いというのです。……

第65回国会 大蔵委員会 第4号(1971/02/12、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 これは全く突然の話で、あるいは突然といえば突然、あるいは前もってわかっているといえばそれまででありますけれども、ゆうべのテレビあるいはけさの「朝日新聞」に出ておりますが、カドミウム汚染、そういうようなものに対する補償金が出た場合に、大蔵省はこれに対して課税対象としておりますが、本法律案を議員提案されるようなときに、そういう問題について衆議院における審議で何か議論になったことがございましょうか。
【次の発言】 私は山下さんに質問はございませんですから、あとちょっと大蔵省のほうに聞いておきたいと思います。  こういうことは前々から予想されておることなんですね。そこで、たとえば災害の場……

第65回国会 大蔵委員会 第5号(1971/02/16、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 三笠宮の殿邸というのでしょうか、これが新築が行なわれておるようで、四十四年、四十五年で、予算で割り出せばわかるわけですが、大つかみに大体坪どのくらいで建てておみえになるのでしょうか、単価は。
【次の発言】 これは、もちろん、鉄筋で、そしてセントラルヒーティングでやられるわけですか。その中には、そうしたいろんな暖房なり冷房なり給水施設なりあるいは消火施設等も含めての場合ですか、そういう附属施設は入れずに五十万から六十万の建坪平均単価でございますか。
【次の発言】 いや、私は、もうこれは完了しておるわけですから、坪にそういう庭園まで入れてやるということはちょっと納得をしかねるわけです……

第65回国会 大蔵委員会 第7号(1971/02/23、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 その問題に関連をして。公開買い付け制度ですが、これは日本では乗っ取りといって罪悪視しておったんです。けしからぬことだと、こういうことになっておったと思いますが、これをやるんだと。そのやる理由は何だといったら、投資家保護だと、こういう。あるいは諸外国がやっておるからやると、こういうことだと思うんですが、ちょっとそれだけの理由では納得しかねます。たとえば、消費者がどれだけ保護されるか、産業界がどれだけ保護されるか、もっと言えば、民族資本というものがどれだけ保護されてくるか、どういうメリットがあるかということがちょっと根本的にわかりませんから、まず第一点はその問題についてお答えが願いた……

第65回国会 大蔵委員会 第9号(1971/03/02、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 小泉さん、伊原さんは委員をやっておみえになる。それから有光さんの前の会長さんが委員をやっておみえになる。ですから、有光さんは委員をやっておったというような、直接はないかもしれぬけれども、前任者のことをお聞きになったんですから、いろいろ御連絡等あって全部引き続いておみえになると、そういう意味で、委員をやっておみえになったというような意味で、あるいは委員じゃないからわしは知らぬとおっしゃるのならそれまでですが、そういう立場でひとつ意見をお聞かせ願いたいと思うんです。  その第一は、小泉さんがおっしゃいましたように、過保護じゃないかというような意見もあると。あるいは、恐慌が来るかもしれ……

第65回国会 大蔵委員会 第10号(1971/03/04、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 簡単に言って、三百五十億の資金が必要になってくると。だから、資金が必要なんだから、この資金全部をどこかへ払い下げをしてしまって出すというのか、それとも、三百五十億というものは全くこの跡地等を処分せずに国が出そうとされるのかどうかというのが一つ。  それからもう一つ、いや、そうじゃなくて、一部そういうことをやるんだというような場合、払い下げてほんとに金をとるのか。その場合でも、公共団体の建設省なり東京都なり、地元とおっしゃいますが、それは練馬区をさすものなのかよくわかりませんが、民間のものまで入って払い下げようとしておるのかどうか、その辺はどうですか。

第65回国会 大蔵委員会 第11号(1971/03/09、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 概算というわけじゃなくて、「昭和四十六年度予算の説明」という大蔵省主計局から出したもの、これで数字を見ますと、「貿易振興及び経済協力費」として、四十六年度、四十五年度、比較増と、こういうふうに出ておるわけでございますが、そこでお尋ねしたいのは、一体、経済協力費と称して、有償、無償の内訳と、その総額ですね、どのぐらいになるのか、お答えが願いたいと思います。
【次の発言】 その八百九十億のうち、有償、無償としますと、どのぐらいになります。
【次の発言】 私たちも、いろいろと政府のお出しになっておる資料を見ましても、おっしゃるように、有償、無償というのがどのぐらいになるのか、ただ単に外……

第65回国会 大蔵委員会 第12号(1971/03/11、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は、ざっくばらんに一言聞かしてほしいのですが、よく世にいう吉田書簡というのがあって制限するわけですが、輸銀ベースでいけば、全くコマーシャル・ベースだと思いますね。そこで、そういう制限、チェックするというのは、輸銀の理事会できめられることになっているのか、そうじゃなくて、これはとても中共にはいけませんよという指示があなたのほうに頭から来てしまっていてやれないものなのか、その事務的な話だけをまず第一に聞かしてもらいたい。
【次の発言】 いままで、そういうことは政府に伺ったことがあるのかないのかですね。
【次の発言】 そうすると、具体的な案件がなかったからやっておらぬので、やろうとす……

第65回国会 大蔵委員会 第13号(1971/03/16、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと関連して。これは意見なんですが、チンコム協定なりココムの協定を日本が結んでおりますね。それをアメリカとの間に結び、それを実施しておるわけです。それは何かというと、民生ではないんだ、これは軍事品ですよということの基準を日本政府は海外に示しております。だから、基準はあるんです。それは、バスは入りませんですよ。だから私は、日本の基準はあると思う。あなたはバスがないと、こうおっしゃるけれども、日本はそういうものを示しておるというふうに理解をしております。それが違っておるというなら、じゃチンコム協定やココム協定はどうなんだということをもう一ぺん政府は明らかにしなければならぬと思いま……

第65回国会 大蔵委員会 第14号(1971/03/18、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 よく直間比率の問題が言われますですが、徴税費のほうで見ますと、直間比率はどのぐらいの割合になりますでしょうか。
【次の発言】 こういうふうに滞納状況なんかが多くて争いになって、まあいろんなことをやってきて、餅よりも粉が高くなるというようなそういう間接税というものはないんですか。餅より粉が高くなってしまう。いわゆる徴税費のほうが非常に高くついてしまう。何年も争って、そして、結論的に言ったら、取るべきものだったと。たとえば、百万円取るのに――まあそういう百万ということになるといろいろあると思いますが、もっと少なくて三十万ぐらいの滞納をいろいろと追っかけてみたと。そうしたら、何年もかか……

第65回国会 大蔵委員会 第18号(1971/05/11、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 これは運輸なりあるいは外務等でいろいろ審議がなされておるかと思いますが、それはそれとして、一点だけと申しますか、これに関連をして若干お尋ねしておきたいと思います。  十一条で「(保証団体の認可等)」というところがございますが、保証を認可されると申しますか、あるいは申請をしてくるであろうと予想されておる団体は、大体どういうようなところがあるものなのかをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 国際団体に加盟をしておる法人であるということ、それが一緒になって何か連絡をとって一つで来ると予測されておるのか。たとえば、トラック、あるいは自動車、あるいは商船関係、そういうふうに個々ばらば……

第65回国会 大蔵委員会 第19号(1971/05/13、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと、資料要求というか、一応できるかできないか、ちょっと問題になると思うが、減反とか転作、いろいろなことがあって農民の方が自殺をされたということがしばしば言われておるわけですね。十四名というようなこと、これも巷間言われていることだからよくわかりませんですけれども、そういうしわ寄せが農民のほうにあるとするならば、これはたいへんな問題でゆゆしい問題だと思いますから、実態がどんなふうであるのか、資料としてそういうものがあればお出しを願いたい、これが第一。  二つ目は、過剰米処理に関する検討会ですか、何かそれをおやりになって、そうしてその中で有効な施策を推進することが必要であるという……

第65回国会 大蔵委員会 第20号(1971/05/18、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 法制局はお見えでしょうか。――私は法制局でお尋ねしておきたいと思いますのが二つございますが、まずその第一は、赤字が年々出ておりまして、今度の特別会計法の一部改正で、約十年、十一年でございましょうか、いままでは単年度で解決してきたものを、今後十一年かかって、あるいは十年かかって穴埋めしようと、こういうことになるようでございますが、特別会計は、私の受け取り方としては、特定財源を使って、特定事業で云々というようなことが書いてございますが、独立採算制というものをやるんだと、初めからこういう赤字ではっきりしてしまって、しかも、その赤字を、足かけと申しますか全部で十一年かかって穴埋めしようと……

第65回国会 大蔵委員会 第22号(1971/05/21、8期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に、資料が、まあ初めてのことで全然ないわけですが、そこで、便宜上、参議院の大蔵委員会調査室から資料が出ております。それが間違いないかどうか。これで間に合うということならば、これをもとにしていろいろ進めていけばいいと思いますから。  そこで、お尋ねするわけでございますが、まず、九ページの「道路運送車両法による自動車の種類」でございます。これは、道路運送車両法でございますから、運輸に関連するのか、あるいは大蔵に関連するのか、よくわかりませんが、こういうことでよろしゅうございますね。自動車の種類ですから、これはこれでいいですね。


9期(1971/06/27〜)

第67回国会 大蔵委員会 第3号(1971/11/11、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと関連して。あのね稲村君、みんなが心配していることは、とにかく七百五十億もうげたとか、八百億片っ方でもうけた、そういうことは国損をしたということなんです。だからそのもうけた人はけしからぬじゃないかと、こう思っているわけです。大蔵省はそう思っておらぬかもしらぬけれども、みんなそう思っているんだから、そういう姿勢で私は検査されるべきだと思うのです。だからあなたのほうは検査項目をきめて、十六名なり何名かを動員して監査されたと思うのです。だからその項目を全部正直に資料として出して、やったらこうなったんだ、そうしたらこういうものがこうなったんだということをただすことが非常に大切だと思……

第67回国会 大蔵委員会 第4号(1971/11/12、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ぼくも関連して。あなたの説明されたときに松永君が要求したところは、一番初めに申し上げましたように、減税を、たとえば、百万まで何人おる、年収ですよ。二百万までの人が今度は何人おる。三百万がどれだけおる、四百万がどれだけおるというようなふうの員数が出ないのか、議論がしたいというのは、あなたのほうは重役減税じゃない、景気浮揚のためにやっておるんだ。こういうのは、そうじゃなくて、景気浮揚とするならもっと下のほうの人たち、たとえば、二百万円末満の人たちは何人一体おるんだ、そしてそれが総額としてどれくらい減税分になるんでしょう、そうすると、それは貯蓄に回らず消費に回るのか。たとえば、年百万円……

第67回国会 大蔵委員会 第6号(1971/12/07、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連。細見さん、こういうふうに見ていいのか、ドルは切り下げますと、円は切り上げますと、課徴金はそうしたら取りませんよと、こう言っておるわけです。そして対日本との関係でいえば、佐藤・ニクソン会談でも、松永君が指摘した防衛分担金の肩がわりであるとか、アジアヘの援助の肩がわりというようなことはもうできてしまっておると、それからもう一つ、貿易の問題に対しては、日本が、八項目政府が発表していますね、それを完全に実施しますと、こういうようなことが背景にあるんだから、単に多国間調整の中で円の幅だけが問題だ、もう一つはワイダーバンドを何%にするかというような問題だけが残されているんだと、だから日……

第67回国会 大蔵委員会 第7号(1971/12/09、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと、いま、多田君の質問に対して三十四件と答弁されましたね。  政府はドルを守ると、絶対に円切り上げはやらないと、こう言ってきた。ところが、こうせざるを得なくなっちゃった。為替の買い取りを停止したというようなこと、いろいろなことが出てまいりました。ほんとうのドル・ショックというのはそこだと思うのです。それに対する答弁を聞いておりますと、約七億ちょっとだとおっしゃる。その七億ちょっとというのは、アメリカ自体がキャンセルをしたものと、それから日本の商社が見込み生産でやっておって、商社がキャンセルしたものも含まれているのか。アメリカ自体からキャンセル食ったのが日本円にして約二千五、……

第68回国会 大蔵委員会 第4号(1972/03/02、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと関連して。  これは次官に御意見を申し上げ、検討してもらいたいと思いますが、たとえば土地の問題については、税で一ぺんやったらどうだという考え方が一つありましたですね。これがよかったか、悪かったかというと、どうも失敗のように終わった。それでやめられた。それからその次に考えられたことは、今度、御案内の市街化地域と、そうじゃない地域と分けて、それで市街化地域の固定資産税の問題が出てまいりました。これも地価対策として私はお考えになったことだと思うのです。そういうふうに地価対策としていろんなことをお考えになるなら、いま指摘されておる金融の面でも何らか考えられてしかるべきではないかと……

第68回国会 大蔵委員会 第5号(1972/03/09、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 坂野さんね、あなたが大証券の法人営業活動がどうも好ましくないということで指導しておるとおっしゃいましたが、どういうことを具体的にやっているのか。
【次の発言】 いや、私はそういうこともあり得るし、名前を言ってはいかぬが、系列になってしまうわけですが、そのこと自体が悪いからとはなかなか言えない問題。そこで具体的に、それをひとつ慎みなさいよといって、四大証券なら四大証券にあなたのほうがおっしゃっている、それに対して四大証券はどういうふうなことで自粛しておりますか。
【次の発言】 証券局長、お尋ねしておる趣旨は、あなたが信用取引と一般取引と、それからもう一つは大証券のこの三本の柱と、こ……

第68回国会 大蔵委員会 第7号(1972/03/14、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に、準備預金に利子をつけてほしいという御意見が出ましたですけれども、どのくらいつけたらいいだろうというふうにお考えになっておるのか、どのぐらい利子をつけてほしいというお気持ちでしょうか。それは小山さん、小原さんお二人から出ておりましたが、どちらでもいいですが。
【次の発言】 館さんその点どうでしょうかね。
【次の発言】 もう一度館さんにお伺いしますが、過去一〇%、大体最高にどのくらいいったかというと、一丁五%くらいまでだと、こう言っておりますですね。これが二〇%と、こうなりますと、運用でどうなるか、どこまでいくかわかりませんけれども、かりに想像としてどういうふうになってくるか……

第68回国会 大蔵委員会 第10号(1972/03/23、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 資料をひとつ大臣にお願いしたいのです。  国債をどういうふうに売り出していくのか、販売計画といっちゃおかしいのですが、割り当てとかいろんなことがあると思いますが、もし許されるなら、月別にどういうふうに出していこうとか、それから発行条件等をもし変えるというような場合があるとするならば、これはどんなふうにするかというところだけ資料をお願いしたい。  もう一つお願いしたい点は、先ほど戸田委員の質問で直間比率の問題が議論されました。それに対して新しい税をつくるとかなんとかいうことになって、付加価値税の問題が非常にたいへんなことで、ちょっくらちょっとではできませんよ。大臣は何か野党が全部賛……

第68回国会 大蔵委員会 第11号(1972/03/24、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 長官お見えですから、同僚の議員も質問等があるようでございますから、意見を交えて若干お伺いをしたい。  まず最初伺いたい点は、いろいろと新経済社会発展計画等、いろいろな計画などをお出しになって、昭和五十年には、消費者物価の最終目標を三%にしたいというような、そうした案と申しましょうか、政府の方針が明らかになっているわけですが、今回五・三%に押えようじゃないか、持っていくのだ。努力目標といえばそれまでかもしれませんが、逆に言えば、五・三%というものは、単に思いつきの数字じゃないと思うのです。一つの、いろいろなデータをお持ちになって、そうして算定をされたものだと思うのです。したがって、……

第68回国会 大蔵委員会 第15号(1972/04/06、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連。  形式はあなたのおっしゃるとおりなんだね。しかし、実質的に上がってくるものは、横川君が指摘しているような結果が出てくるんだがね。これはどういうことなんですか。そのことについて、どういうふうに見ておみえになるのか。
【次の発言】 ところが、あなた聞いておみえになると言うが、現に横川君もよその県を言う、私は愛知県ですが、愛知県でもそういう事件が起きてまいりますと、やはり入っていない人にそういうことが起こるわけです、あなたも聞いているとおっしゃるとおり。だから、そのよってくるものは、何か形式的にはあなたのおっしゃるとおりそういうことが起こらぬはずなんです。ところが起きてくるのは……

第68回国会 大蔵委員会 第16号(1972/04/11、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと関連して。  これはちょっと理屈っぽい話をするといろいろありますが、要はこういうことだと思うんですね。勤労で働いたのには税金が所得税とか、ああいう段階でかかってくるわけです。配当とか利子というものは、勤労はなくて、貯蓄によって、親からもらったにしろ、自分が働いたにしろ、とにかく貯蓄して、そうして得たお金なんです。ですから不労だと、こういうことが言えると思います。片方は勤労やっているわけです。こういう不労のものについては、たとえば法人税が課税されておる。だから二〇%の分離課税の申請をすれば、もう二〇%以上は税は取りませんと、こういうことだと思うのです。つまり理想的な社会とい……

第68回国会 大蔵委員会 第17号(1972/04/13、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は、分離の問題でいろいろとあったんですが、広告費のことでひとつお尋ねしておきたいと思うんです。まあ、いろいろと検討しようじゃないかというような御答弁がありましたことは承知しております。補助金もちょっと調べてみたら、補助金の中で日本商工会議所へ三千ちょっとくらい、まあ四十六年度から始めたというんだが、二分の一、商工会議所なら商工会議所がある数量を計算すれば、二分の一それに対して補助しようというようなことが四十六年から始まっているようです。それは読んでみると広告の適正――消費者との話し合いをするとかなんとかということでやられているようですがね、さてその広告が過大だというような意味が……

第68回国会 大蔵委員会 第18号(1972/04/18、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 資料でもう少し――資金運用部のいろいろな点についていまお答えになったのを、もうちょっと年次別にやっていただきたいということと、それからこの今度の特会二つありますね、それの準備積み立て金というのですか、それがどのくらいいままでどう出てきたとか、これを二、三年分でけっこうですから、たとえばしっぽが金が余っちゃっているわけだね、そういうものを、金がどんなふうに余ってきているかというようなことに対する資料ができれば……。
【次の発言】 あとでいいです。資料として出して下さい。

第68回国会 大蔵委員会 第20号(1972/04/21、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 この失保の事務組合に対する補助金が出ておりますね。毎年これはどれくらいずつ出ておるものでしょうか。失保だけでなくてみんなでいいです。
【次の発言】 まあこういう報奨金ですがね、税を集めたところに対しても、いろんな意味で報奨金等が出ておりますが、一体大蔵省全体で、こういうような納税なり、あるいは保険関係で報奨金制度ですね、報奨金どれくらい出ておりますか。それから勘定はどれくらいでございましょうか、報奨金というのは。
【次の発言】 労働省のほうでこの報奨金というのは、これはまあいろいろと捕捉率がどれくらいのパーセントか私は知りませんが、報奨金というものがなければ、非常に捕捉率が悪くて……

第68回国会 大蔵委員会 第21号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 外務省でなくて、書簡というものがあれば、それは拘束されるのですから、その拘束されるのは長官が拘束されるのだから、おれは知らぬよというのは無責任ですよ。
【次の発言】 大蔵大臣と、環境庁長官にお尋ねいたしたいと思います。  まず、大蔵大臣にお尋ねします。  第一は、失業保険法の、いろいろと特別会計を審議しております中で、報奨金の問題が出てまいりました。なるほど報奨金といえば、補助金なり、あるいは助成金なり、いろいろなものがあると思いますけれども、どうも報奨金制度というのはあんまりかんばしくない。そのものが定着するような場合には、若干の報奨金制度というものはあっていいと思いますけれど……

第68回国会 大蔵委員会 第22号(1972/05/09、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 これは、大蔵大臣になりますか、主管がどうかという、いろいろと御議論もあるようでございますが、農林漁業金融公庫でお金を貸されるわけですが、御案内のとおり、内地と申しますか、本土関係は農地法というものがありまして、そして不在地主はなくなり、小作農民の土地という、そういうかっこうになっております。で、沖繩は農地法の適用を受けていないと思います。  そうしますと、内地と申しますか、本州関係の農民というものと、沖繩の農民というものとは、全く構造的に違ったところに位置しておると思う。それに対して、貸し出しをするんだということになると、いままでの内地並みと違うところへ、同じような条件で貸すもの……

第68回国会 大蔵委員会 第23号(1972/05/11、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 昨日のちょっと続きでお聞きしておきたいと思いますが、まあ十五日に復帰すると、そうすると、公庫は十五日から発足するということだが、実際の業務、その金を借りにくる人がいつくるのか、なかなか予想しにくいことだと思いますけれども、どんなふうに……。まあドルを円に切りかえるのに、二十日まで何か日にちを切っておいでになるようですが、実際、金を借りにくる人はいつごろからというようなふうに予想をしておられるのか。それにあわせて私は、役員の任命その他のいろいろなことをおやりになるだろうと思うのです。あるいは業務方法書というようなものもおつくりにならなくちゃならぬと思いますが、業務方法書にウエートを……

第68回国会 逓信委員会 第19号(1972/06/06、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと資料をお願いしたいのですが、保険関係のことで。岐阜郵便局でございますが、簡易保険の超過契約の疑いがありますから、この点についてどうなっておるかの点がひとつ資料としていただきたいのが第一。  それから第二の問題は、会計と申しますか、経理関係のことでちょっとお願いしておきたいのですが、昭和四十六年十一月十五日、静岡市の木材町の魚勝というところに経費が支払われておりますが、これはどういうことか。その内訳をしっかり聞かしてもらいたいと思います。二番目は、それと同じようなことでございますが、伊勢局のことでございますが、伊勢局で昭和四十六年一月から昭和四十六年三月までの間に、伊勢市の……

第68回国会 逓信委員会 第22号(1972/06/16、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 過般は、資料どうもありがとうございました。  過般、大臣も新聞をごらんになったと思うんですが、郵政省のマル生運動についての記事が出ております。そのことについて、何か郵政当局側に行き過ぎがあったんではなかろうか。これは、いろいろとお考えになっておると存じますが、もし、不当労働行為や不正行為があった場合には、厳重な処分をおやりになるかどうか、大臣の決意を伺いたいと思います。

第69回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1972/09/21、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に私は、過般、名古屋で新幹線公害の人たちの集まりがございました。で、国鉄当局のほうからもその会には御出席になり、名古屋の市長も出席しておられましたですが、まあたいへん、現地を実際運輸大臣なり、あるいは国鉄総裁等も御存じだと思いますが、われわれ普通行きましても、そのときに二時間もおるというのは全く難行苦行と申しましょうか、しんぼうしきれない、そういう状態だと思います。しかし、そこに何年か新幹線のもとでそういう被害に悩んでおられる方が多いわけです。ところが、四十二年制定の公害基本法からは、騒音の中で、御案内のとおり航空機と国鉄が抜かれておるわけです。しかし、そういう中で、航空機騒……

第69回国会 決算委員会 第1号(1972/07/12、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  一言ごあいさつ申し上げます。  このたび、はからずも決算委員長に選任されました。何ぶんにも決算委員はふなれでございまして、皆さん方のなれておみえになる方、ベテランの方たちの御援助によりまして、大任を果たしたいと思います。何ぶんよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  昨十一日、佐野芳雄君が委員を辞任され、その補欠として大橋和孝君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  本委員会は、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行なうこ……

第69回国会 決算委員会 閉会後第1号(1972/08/09、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず委員の異動について御報告いたします。  去る七月十九日、渡辺一太郎君が委員を辞任され、その補欠として世耕政隆君が、七月二十六日、青島幸男君が委員を辞任され、その補欠として野末和彦君が、また七月二十七日、鶴園哲夫君が委員を辞任され、その補欠として宮之原貞光君が、それぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についておはかりいたします。  中尾辰義君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。

第69回国会 決算委員会 閉会後第2号(1972/08/10、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  昭和四十五年度決算外二件を議題とし、昨日に引き続き総括質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  ただいま世耕政隆君が委員を辞任され、その補欠として山本茂一郎君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。  先ほど御報告のとおり、世耕政隆君の委員異動により理事が一名欠員になりましたので、補欠選任を行ないます。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第69回国会 決算委員会 閉会後第3号(1972/09/12、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る八月十四日、山本茂一郎君が委員を辞任され、その補欠として世耕政隆君が、八月二十三日、野末和彦君が委員を辞任され、その補欠として青島幸男君が、また八月三十一日、宮之原貞光君が委員を辞任され、その補欠として鶴園哲夫君がそれぞれ委員に選任されました。  また本日、大橋和孝君、佐々木静子君、藤田進君が委員を辞任され、その補欠として中村波男君、森中守義君、竹田四郎君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についておはかりいたします。  河口陽一君から、文書をもって、都合……

第69回国会 決算委員会 閉会後第4号(1972/09/13、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  昭和四十五年度決算外二件を議題といたします。  本日は、運輸省及び日本国有鉄道の決算につきまして審査を行ないます。  この際、おはかりいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたましす。それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 もう少し丁寧に答えてください。

第69回国会 決算委員会 閉会後第5号(1972/09/14、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) この際、委員の異動について御報告いたします。  ただいま佐藤一郎君が委員を辞任され、その補欠として嶋崎均君が選任されました。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、防衛庁の決算につきましてはこの程度にいたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時二十分散会

第69回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1972/09/19、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 補正予算の規模は幾らですか。
【次の発言】 人事院勧告は完全実施しますか。
【次の発言】 高木主税局長に聞きますが、税収はどういうふうに見ておりますか、四十八年。
【次の発言】 大臣、財政規模、予算規模と、物価というものは関係があるとお思いですか。ないとお思いですか。
【次の発言】 そうすると、予算規模というものが大きくなれば物価が上がるということですね、関係があるということは。
【次の発言】 好ましいのは、物価が安定するということが一番好ましいと思う。福祉ギャップ、国際収支ギャップ、六〇年代のしわが寄っちゃって、そこで物価も一つの問題になっておる。あなたのは全く抽象論ですよ。い……

第69回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1972/10/13、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと関連して。  いま戸田君の日本住宅公団のことですが、これはこういうふうにできませんか。たとえば昭和四十年ごろからでけっこうですが、一平米について取得した単価の実績ですね、そこで土地をどれだけ日本住宅公団が取得したかという実績があるわけですから、上昇しているわけですね。その実績と、それから昭和四十七年なら四十七年の見込みはどれくらいに押えて予算計上したかと、こういうふうに整理して資料を出していただきたい。

第70回国会 決算委員会 第1号(1972/11/07、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る九月十六日、岡本悟君、嶋崎均君、山本茂一郎君、高田浩運君及び高橋文五郎君が委員を辞任され、その補欠として石本茂君、佐藤一郎君、片山正英君、竹内藤男君及び河本嘉久蔵君が、また九月二十七日、中村波男君及び松本賢一君が委員を辞任され、その補欠として大橋和孝君及び佐々木静子君が、それぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 まず、調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  本委員会は、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行なうこととし、その旨の調査承認要求書を議長に……

第70回国会 決算委員会 第2号(1972/11/13、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十一月九日、竹内藤男君が委員を辞任され、その補欠として小笠公韶君が、また十一月十一日、小笠公韶君が委員を辞任され、その補欠として玉置和郎君が選任されました。
【次の発言】 それでは継続調査要求に関する件についておはかりいたします。  国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会の場合においてもなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、……

第70回国会 大蔵委員会 第2号(1972/11/09、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に、まあ新聞紙上等でドル売りと申しますか、日銀で申しますとドル買いになるわけですが、一体最近の情勢がどんなふうになっているのか、そういう点についてお伺いしたい。これは大蔵省の国際金融局も関連してまいりますが、それにからんで新聞のほうは、報道でございますが、為銀、商社等に大蔵省は調査に入っているというようなことが報ぜられておりますが、まあ時間の関係その他もございますから一そういうことは、調査に入ったということは投機があるという疑いを持っておやりになっておると思います。ですから大蔵省はそういう疑いを持っておられるということが明らかになったわけですが、日銀は、ドル売りと申しますか、……

第71回国会 決算委員会 第1号(1972/12/22、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十一月十四日、玉置和郎君が委員を辞任され、その補欠として竹内藤男君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  本委員会は、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行なうこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第71回国会 決算委員会 第2号(1973/02/23、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月二十二日藤井恒男君が委員を辞任され、その補欠として栗林卓司君が、本年一月二十七日藤田進君、大橋和孝君、安永英雄君、水口宏三君、佐々木静子君及び鈴木省吾君が委員を辞任され、その補欠として藤原道子君、杉山善太郎君、村田秀三君、鈴木力君、片岡勝治君及び渡辺一太郎君が、一月三十日前田佳都男君が委員を辞任され、その補欠として松岡克由君が、二月二日小枝一雄君が委員を辞任され、その補欠として君健男君が、また二月十二日沢田実君が委員を辞任され、その補欠として二宮文造君がそれぞれ選任されま……

第71回国会 決算委員会 第3号(1973/03/02、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  昭和四十五年度決算外二件を議題といたします。  本日は、皇室費、国会、最高裁判所、法務省、会計検査院、内閣、及び防衛庁を除く総理府、すなわち総理府本府、警察庁、行政管理庁、北海道開発庁、経済企画庁、科学技術庁とそれに関係する北海道東北開発公庫につきまして審査を行ないます。  この際おはかりいたします。議事の都合によりこれらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明はいずれもこれを省略して本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。  ちょっと速記をと……

第71回国会 決算委員会 第4号(1973/03/29、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る三月二日、青島幸男君が委員を諦任され、その補欠として喜屋武眞榮君が、三月十九日、竹内藤男君が委員を辞任され、その補欠として斎藤寿夫君が、また本日、加藤進君が委員を辞任され、その補欠として塚田大願君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。  委員の異動に伴う理事の欠員一名及びただいま御報告の塚田大願君の委員異動による理事、計二名が欠員になっておりますので、この際、その補欠選任を行ないます。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に……

第71回国会 決算委員会 第5号(1973/04/06、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四月四日、黒柳明君が委員を辞任され、その補欠として鈴木一弘君が、四月五日、栗林卓司君、萩原幽香子君及び鶴園哲夫君が委員を辞任され、その補欠として向井長年君、藤井恒男君及び小林武君が、また本日、鈴木一弘君及び藤原道子君が委員を辞任され、その補欠として黒柳明君及び吉田忠三郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、黒柳君及び塚田君の委員の異動に伴い、現在理事に三名が欠員となりましたので、理事補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任……

第71回国会 決算委員会 第6号(1973/04/20、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は二つの点について伺いたいと思います。  その第一は、最近では飛騨川のバス転落事故に関しての判決が出たわけです。こういうような判決に関連をしながら、交通事故等も非常にふえてまいりまして、いまはないと思いますが、車道と歩道等の区別がなくて、交通事故等が起きてきた場合に将来どういうようなことになるだろうかという点で、道路の構造と申しましょうか、そういう点、それから判決ではほとんど管理、維持、そういうようなところに手落ちがあるというふうな指摘がされておりますからそういう問題が一つと、それからもう一つは、四十五年度あるいは四十六年度の会計検査院より決算報告が出されておりまして、そこで不……

第71回国会 決算委員会 第7号(1973/05/09、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四月二十四日、佐々木静子君が委員を辞任され、その補欠として鶴園哲夫君が、また昨八日、藤原道子君及び鶴園哲夫君が委員を辞任され、その補欠として森中守義君及び和田静夫君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席に関する件についておはかりいたします。  昭和四十五年度決算外二件の審査中、全日空機と自衛隊機の衝突事故に関する件について、本日全日本空輸株式会社常務取締役中塚良太郎君の出席を求め、その意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第71回国会 決算委員会 第8号(1973/05/11、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  一昨九日、森中守義君及び和田静夫君が委員を辞任され、その補欠として藤原道子君及び鶴園哲夫君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十五年度決算外二件を議題といたします。  本日は自治省とそれに関係する公営企業金融公庫の決算につきまして審査を行ないます。  この際おはかりいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれも口頭報告を省略して、本日の会議録の末尾に掲載したいと存じますが、御異議ございませんか。

第71回国会 決算委員会 第9号(1973/06/01、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  昭和四十五年度決算外二件を議題といたします。  本日は文部省の決算について審査を行ないます。  この際おはかりいたします。  議事の都合により、文部省の決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれも口頭報告を省略して、本日の会議録の末尾に掲載したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。  それではこれより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、文部省の決算につきましてはこの程度といたします。  次回の委員会は来た……

第71回国会 決算委員会 第10号(1973/06/06、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨五日、藤原道子君が委員を辞任され、その補欠として伊部真君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十五年度決算外二件を議題とし、本日は労働省、郵政省及び電信電話公社の決算について審査を行ないます。  午前中はまず労働省の決算につきまして審査を行ないます。  この際おはかりをいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれも口頭報告を省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第71回国会 決算委員会 第11号(1973/06/13、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る六月七日、竹田現照君が委員を辞任され、その補欠として鶴園哲夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和四十五年度決算外二件を議題といたします。  本日は締めくくり総括質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 答弁ありますか。

第71回国会 決算委員会 第12号(1973/06/15、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、鶴園哲夫君が委員を辞任され、その補欠として小野明君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十六年度一般会計国庫債務負担行為総調書、昭和四十六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外三件、昭和四十七年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外二件、以上八件を議題とし、便宜一括して審議を行ないます。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の国庫債務負担行為及び予備費関係計八件の質疑はこの程度といたします。  本日はこれにて散……

第71回国会 決算委員会 第13号(1973/06/18、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  昭和四十五年度決算外二件を議題といたします。  本日は前回に引き続き、締めくくり総括質疑を行ないます。まず田中内閣総理大臣に対する質疑を行ないます。総理に対する質疑時間等につきましては、本日の理事会におきまして確認をし、御通告を申し上げたとおりであります。たいへん窮屈な時間でございますが、質疑をされる方並びに答弁をされる総理の御協力をお願いいたします。  それでは、まず私から総理にお尋ね申し上げます。  それは会計検査院の待遇改善の問題でございますが、綱記を正す、いわゆる目付け役の会計検査院の中堅職員が五十五、六歳で定年退職を……

第71回国会 決算委員会 第14号(1973/06/20、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十九日、藤原道子君が委員を辞任され、その補欠として中村波男君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十五年度決算外二件を議題といたします。  本日は前回に引き続き、締めくくり総括質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 それでは暫時休憩いたします。    午後零時四十一分休憩
【次の発言】 ただいまから決算委員会を再開いたします。  午前に引き続き、昭和四十五年度決算外二件を議題とし、総括質疑を続けます。質疑のある方は順次御発言を願います。

第71回国会 大蔵委員会 第4号(1973/02/22、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと関連して。  大臣、いまの貿管令との関連ですが、大体フロートするのにおおよその何カ月ということは、大臣も言われませんけれども、この前のとき四カ月かかっておるではないかというのが一つのめどになっている。貿管令は半年ですね大体。しかも一月からやると、そしてこうずっといくと、固定相場に大体いつごろなるだろうということはおよそ見当がとれておるわけです。四カ月だというふうに織り込んできますと、そうしますと、貿管令で、たとえば、弱電関係でいえば二七%、ただしもうげたはいているから一一%だと、この一月からの――一一%増がある。ところが、実際はフロートしておりますからなかなか商取引ができ……

第71回国会 大蔵委員会 第5号(1973/03/06、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっとそれに関連して資料要求。通達を出したというのを一々お出しになるのが一つですね。それからもう一つついでに資料としてお願いしたいのは、しばしば四大証券なら四大証券の人たちが集まって何か申し合わせをしたということ、それからもう一つは、大蔵省であなたたちがそういう人たちと懇談をされたことが何回かあるだろうと思うんですが、そういうものの要旨、こまかい記録はいいですから、要旨をあわせて資料として出していただきたい。

第71回国会 大蔵委員会 第6号(1973/03/08、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 一番最初に、資料要求の問題でひとつお願いしたいと思います。税制調査会にいろんな点を大蔵省として諮問をされるわけですが、その場合に、税制調査会に対して相当な資料をお出しになるんじゃないか。たとえば、これから審議をしなくちゃならない所得税の問題、いわゆる物価の問題をどういうふうに調整をしていくとか、いろんな問題で相当な資料をお出しになっているんじゃないか。あるいは医療の問題に関連して前に東畑さんが責任云々という話もちょっと、これは公的な場じゃございませんけれども、私的な場で出ております。そういう税制調査会にお出しになった全部の資料を各委員全部にお渡し願うというのも私もいかがかと思いま……

第71回国会 大蔵委員会 第7号(1973/03/13、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと速記をとめてください。

第71回国会 大蔵委員会 第8号(1973/03/27、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣がお見えにならないし、政策的なことから入らなければならないのですけれども、お見えになり、採決するような、そういう機会がありましたら、そのときにひとつ議論することにいたしまして、事務的にひとつと申しますか、そういうようなところで御説明願いたいと思います。  私たち社会党の、これは第二の予算であり、産業的政策なり、あるいは財政的政策に重大な影響があるから、財政投融資計画というものは、国会の議決にしたらどうだという主張。それに対して、二重議決等も法律制度上の問題があるからということで、これが抜けてきたわけですが、それはそれとして、その議論はあるとして、今後報告されるということになり……

第71回国会 大蔵委員会 第10号(1973/03/30、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連。  そうすると、公募債借入金と地方債については、これから財投計画からは全然はずれちゃうのだ、それじゃ、地方債は各自治体がかってにやればいい、地方財政計画との関係は政府が一応チェックするわけでしょう、その点はどういうことになるのですか。いま話を聞いておると、われわれは公募債借入金の中に地方債は入るという理解をしておったのです。今度はこれを抜き出して出した。地方債というものは、財投計画資金の中から全然無関係、全然ないというのが。その辺のところ、ちょっといまの答弁を聞いていると、全然はずれるような気がする。
【次の発言】 「その他」のところで今度あがってくるのは回収金という項目が……

第71回国会 大蔵委員会 第13号(1973/04/05、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣、非常に簡単に二点だけお尋ねします。  その第一は、やっぱり税に対しての不公平が多いということであります。そういう中で、日米の大企業の税負担がどのくらいかということを、これは法人税とか地方税、それから雑税と申しましょうか、自動車保険まで含めて全部比較してみますと、大体アメリカが一〇〇負担しておりますと、日本が大体五三・九%という負担率になるわけです、全負担率ですね。アメリカのほうが非常に高くて、日本のほうが非常に少ないということ。それから、これは大企業と中小企業で言えば、租税特別措置法、法人税というものの比較がございますから、この比率は中小企業と大企業との比率とも言えると思う……

第71回国会 大蔵委員会 第17号(1973/04/19、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 実は、税制調査会に大蔵省はどのくらいの資料を出したか、それはもう国会にも出しなさいと、こう言ったら、これだけ資料が出た。これは全部か全部でないか、これは高木主税局長に聞かなければいかぬが、これは全部じゃないだろうと思うがどうだね。まあそう角ばらんで。
【次の発言】 そうしますと、発想の転換ということが非常にやかましく言われておるわけですが、残念ながらこの資料を見ますと、発想の転換は私は全然ないと思う。いわゆる福祉に何ら税調は諮問されていなかったかという気がしてしょうがないのです、これを見ますと。しいて言えば、それは若干はございますけれども、ほとんどない。そこで、先ほどもちょっと出……

第71回国会 大蔵委員会 第24号(1973/06/28、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に、先ほど大蔵大臣から遺憾の意を表されました殖産住宅の点でございますが、なるほど検察庁で取り調べ中でいろんな問題があると思いますが、しかし、いままでにこういうケースは初めてでございますが、いままでこういうような公開株がどのくらいあったかというような件数なり、それから、それがどんなふうになってきたかということ。それから、問題は、やはりあなた方も反省をされて、今後こういうことについて留意しなくちゃならぬと、こういうことをおっしゃっておりますが、こういうことについていままで担当官一人がチェックしていったものか、許可になるルートと申しましょうか、その処理のしかたというものは、どんなふ……

第71回国会 大蔵委員会 第28号(1973/07/12、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 関連ですが、畦畔とか河川敷とか、あなた方言うものは、国有財産に入れるとなっておるわけなんですが、ごくいなかで申しますと、地先の権利と申しまして、無料で十年、二十年、三十年、四十年と使っておる、そういうものがあるわけなんですよ。そういう場合に、これは国有地である、あるいは河川敷であって、民法上で言うなら、十年国から催促がなければ、それを使っておれば、その人の個人の所有に帰結するというような、民法上の問題があると思うのですが、一体里道、畦畔あるいは河川敷の地先の権利として、自分はいままで草を刈ってきた、あるいは竹やぶになっておって、その竹をとってきたとか、いろんな問題があると思うわけ……

第71回国会 大蔵委員会 第29号(1973/07/17、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 一言だけ瀬川さんにお尋ねしておきたいんでありますが、まあきょう理事会でその上場改善案と申しますか、策というものがきまるようでございますですね。まあ親引けはやらぬよと、できませんよということで、責任は、今度は幹事の証券会社に転嫁されていくような形になったんですが、さて優良株になると、あなたならあなたのところがやられるときに、行列がざあっと来ると思うのですね。ほんとうにそれじゃ公開株全株がそういうふうにみんなに公開されたら、あなたのほうが多年取引して顔のきいておるような人がございますとそこへはめ込む、あるいは特定の人が顔をきかして、たとえば私なら私が、弟の名前や親戚の名前やいろんなも……

第71回国会 大蔵委員会 第30号(1973/09/11、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 これはすわったままでひとつお願いしたいと思いますが、いま委員長からもお話がございましたですが、これだけ物価が上がると申しますか、インフレマインドと申しますか、の中で、日銀等は公定歩合、窓口規制を、あるいは預金準備率の引き上げ等、いろいろと手を打っておみえになりますが、これでほんとうにねらっているところの物価抑制というようなことができるのかできないのか、どの辺に――というのは、時期的な問題でございますけれども、めどを置いて進めておみえになるか。その場合に、ほんとうに日銀のそういう金融政策だけではいかぬ、財政のほうは予算の繰り延べというようなことが言われております。それからもう一つは……

第71回国会 大蔵委員会 第31号(1973/09/18、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 あと十分しか時間がございませんから……。  私も実は、四十九年度予算、補正予算のことをお聞きしたい、こう思っておりましたら、お答えいただきましたから大体見当がとれたわけですが、十、十一、十二月の大体物価――卸ですね、その後の上昇をどのくらいに大体踏まえておみえになるのですか。全然ないというわけじゃないと思います。どのぐらいに、こういままで緊急対策、金融引き締め、いろんなことをやってきた、結果としてどのくらいのものだというふうに、大体予測をしておみえになるのかお答え願いたいと思います。
【次の発言】 まあ数字は、検討しておみえになっても、言えないかもしれませんが、はずれるかもしれま……

第71回国会 地方行政委員会 第20号(1973/08/30、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 承りますと、同僚和田君が、私がお尋ねしようということについてはすでに詳細に質問し、答弁もいただいているようでございますから、私は非常に簡明にお尋ねをしてみたいと思っております。  その件は、あなたのほうからいただいたこの資料の二ページにございます、「その一」を中心としてでございますが、四十五年以前に退職した者については二三・四%、四十六年度の退職者については一〇・五%、それぞれ増額をするということですが、まず伺いたい点は、その一〇・五%あるいは二三・四%という数字は何を基礎にして出されておるかということです。
【次の発言】 わかりました。  そうしたら、その切ってあるのが四十五年……

第72回国会 大蔵委員会 第3号(1973/12/18、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣にお伺いいたしますが、あえて、というようなことばもございますが、決意のほどはわかったわけですが、実行というのは非常に困難だと思います。まあ総需要抑制ということで、非常に努力しておられるようですが、一体予算は年内編成をおやりになるのかどうか。それからやるとするなら、新聞紙上等で一般会計の額、あるいは財投の額等、伸び率等いろいろ出ておりますが、一体新聞紙上に報道されておるようなことになるのかどうか。もしここでおよその見当がつくとするなら、いつ、およその額は、目標はここら辺だという数字がお示し願えれば非常にいいと思います。

第72回国会 大蔵委員会 第5号(1974/02/14、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 昨日、衆議院でも大蔵委員会がありまして、物価の大体安定と申しますか、そういうような見通しを述べられておりますが、新聞紙上等に出ておりますが、大臣の言われる物価安定とは、どのぐらいのところを大体目標にしておみえになるのか。それから、いままでいろいろと施策をやっておみえになったと思います。しかし、それに対しては予期してなかったこともあったと、だから、想定をしておったものに対して若干狂ってきたこともあるだろうと思います。しかし、そういうものを克服して、なおいろいろと施策を講ぜられて、そしてこの辺のところに、このぐらいで大体物価を落ちつかせるという目標というものがあると思います。まず、そ……

第72回国会 大蔵委員会 第6号(1974/02/26、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 資料なんですが、こういう資料が出せるかどうかということなんです。金融制度調査会なりで、貸し出し金利についていろいろな点で議論されるのは、いろいろこまかい数字をもとにして議論しておいでになっております。大臣等の答弁を聞いておりましても、預金金利を上げたら、即それが貸し出し金利に影響してはね返ってくる、こういうことはおもわしくない、なかなか容易じゃないという、そのことも大づかみにはわからぬわけじゃございません。しかし、一体、預金のほうは、幾らの金利のものを幾ら集めたかということば大体わかるのです。ところが貸し出す場合には、大きな、たとえば自分の系列会社と今日いわれておる傍系の自分の会……

第72回国会 大蔵委員会 第8号(1974/03/05、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 時間的な制約がございますですから、一問ということで少しまとめて伺いたいと思いますが、いま直間比率はどのぐらいになっているのか、四十八年それから四十九年の、まあ、まだ四十八年の決算は出ておりませんですけれども、四十八年の見通し、それから四十九年の見通し、そしてこういう直接税が非常に多くて、間接税が少ないということについて、政府は、何らかの対策というものをお考えになっておるのかどうか、もし対策というものを税制調査会等で検討されるとするならば、どういうようなことをお考えになっておるのか承っておきたいと思います。
【次の発言】 確かに直間比率、七対三がいいのか、あるいは六対四がいいのか、……

第72回国会 大蔵委員会 第9号(1974/03/07、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 時間がございませんから、簡単にお尋ねしたいと思います。  第一は、先ほども、日銀法をまつまでもなく、貨幣価値の維持ということにあるわけでございますが、そこで、総需要を抑制して物価を下げる、これも貨幣価値の維持だと、あるいは硬直しておる金利を少し何とかしたらどうだろうという、預金金利等、金利の硬直化を少し是正していきたいということにあると思いますけれども、しかし、よく考えてみると、ここ何年もそうですが、金利では目減りがもうカバーできないというところにきておると思います。  そこで、日銀として、目減りに対して、あれこれいろいろなことはいいわけですから、元金の目減りに対して、独自の方策……

第72回国会 大蔵委員会 第10号(1974/03/12、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私はちょっと観点を変えて、世界各国の対応のしかたと申しましょうか、このオイルダラーの問題とか、あるいは石油危機に対して、どうも日本はおそくて、世界各国は速かった、こういうこと等がいわれております。ということは、その事が起きてから対処したというよりも、すでに事前にある情報というものが入っておったのじゃないかということが想像されるわけです。で、過剰情報時代で、どうも日本は情報に立ちおくれておったんじゃないかというのが、一つ心配でございます。ということは、今後これが連鎖反能的にこういうようなことがほかの資源に起きてこやしないか、そのときにどうするんだ、あるいは、いやそういうことが起きな……

第72回国会 大蔵委員会 第11号(1974/03/20、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 これは進め方になりますが、三法を同時にやってしまうと、行きつ戻りつになると思いますから、所得税にまず限って御意見を承りたいと思うのですが。実は、インフレに対して物価がこれだけ上がれば、東畑会長は、衆議院の大蔵委員会で、もう一ぺん減税を考えるというような発言をされたことは承知しておりますから、そういう個々のことは別として、まず最初に伺いたい点は、東京都が高額所得、これは個人、法人ともに所得が多くなれば税負担少なくなるというお話、それに対して、これは毎日新聞でございますが、大蔵省の高木主税局長は、資料が間違っておるんだ、だから、非常にオーバーなんだと、どうしてもと言うなら、ある程度の……

第72回国会 大蔵委員会 第12号(1974/03/26、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 過般、石油がたくさん入るか入らないかというようなときに、まあ、通産省の発表なり、あるいはまた、石油協会の発表等何かちぐはぐなものがございまして、何か石油、重油が非常に品不足でたいへんなことになるんじゃないか、あるいはLPガスもたいへんなことになるんじゃないかというので、ガソリンの配給等があった。ところが考えてみれば、LPは当時全然落ちていないということも片方じゃあるわけですけれども、そういうことがはっきりしておっても、なおかつ、ああいうLPの割り当てが少ないために、新しく個人タクシーの免許を受けられたお方が、LPの配給がもらえないというので自殺をされるというような悲惨なことがあっ……

第72回国会 大蔵委員会 第13号(1974/03/27、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 ちょっと関連して。  大臣、非常に問題になりますのは、東京都がああいうことをやりまして、しかも、今度東京都独自が、法人事業税の問題を一四にすると、二%上げるわけです。その理論根拠は、一つは、財源がないという問題もございましょうけれども、逆累進になっているじゃないかというのも一つの大きな理論根拠なんです。そうしますと、今度各地方都市が財源確保、いろんな大義名分を立ててやってまいりますと、せっかく国税と地方税を通しての税体系というものがどうなっていくかという問題、その根本は、地方が悪くなくて、やはり税は、一つは公平であるということが、富の再配分ということが一つあると思う。そうしました……

第72回国会 大蔵委員会 第14号(1974/03/28、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 あなたのほうでいただいた資料の11の、資本金一億円以上の法人の実効税率というのがございます。これがまあいま局長が指摘されたように、外国並みになりましたよという資料だと思うんです。ところが、もう一つ考えなくちゃならない実効税率というのでいえば、たとえば法人税法に基づく貸倒引当金なり、こういう引当金と、それから準備金との二つぐらいに分かれるかもしれませんけれども、こういう法人税法による引当金なり、租税特別措置法の準備金等を、あるいは特別償却等をやって、いろいろと損金算入等やってまいりまして、そして計算したものが、われわれはほんとうの税率じゃないかという考え方があるわけなんです。ですか……

第72回国会 大蔵委員会 第15号(1974/03/29、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 働いておる人に対する通勤手当の問題が一つございます。現行法と実情とがマッチしないというふうにわれわれは考えておりますが、当局のこれに対する見解を承りたいと思います。対策というものを考えておみえになるのかどうか。ですから、あなたのほうにお聞きしたい点は、現状と、それから――われわれは現状にそれが合っていないんじゃないか、こう判断をするわけですが、それに対する見解、二点をお尋ねいたします。
【次の発言】 まあ汽車で通勤すると申しましょうか、そういうのが柱になり、そして自転車で通ったり、自動車で通ったり、あるいは近くで通われるというような人もございますけれども、そういうのを込みにして、……

第72回国会 大蔵委員会 第18号(1974/05/28、9期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大きく問題点を整理をしますと、目的税というものが、今回初めて名実ともに出てきたという点が一点。こういう大問題が税調にもはかられずに提案をされたということも、異例中の異例の処置だと思います。それから三つ目は、特別会計というものと、予算との関係で、予算総則その他の関係上どうだということについては、しばしば議論が繰り返されたことでございますから、特別会計の問題については、私はきょうここで短い時間でございますから、議論は重複したくない。ずいぶんいままでやっておりますから、やりたいとは思いませんが、一体大蔵省は、目的税を設けるというふうに方針を変えたのか。いままでは、目的税というものはやら……



各種会議発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 厚生・文部連合委員会 閉会後第1号(1950/11/15、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 加藤さんにお尋ねしますが、池上の問題外に、学校の近くにこういうところがもうすでに建つてしまつておつて、非常に教育上お困りになつておる。昨日お聞きしますと、何か子供がパンパン遊びなどをやつている所があると、こういうふうにお聞きしたのですが、現に学校の近くにこういう池上のようなところが建つておる、そういうのがどのくらいございましようか、東京都内に。
【次の発言】 そういうところができてしまつて、而も亀有の問題で見ますと、子供さんが淋疾に冒されたことが新聞に出て、私ども承知したのですが、それでそこの亀有の方たちは非常に騒がれたわけなんですが、あなたの方として、そういうところが前にできた……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第4号(1950/12/07、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 実は今日の問題は重要な問題でございますから、これを一つ今の動議を委員長において適切なお取計らいを願いたいということを私からも重ねてお願いする次第であります。  この地方公務員法の案の内容説明の中に、政治活動の禁止の問題につきまして二、三その例として挙げてあるわけですが、何か職員の利益保護になることを明らかにすると共に、こういうふうにありまして、職員が政治活動をすると、何か使用者のほうからひどい圧迫があるから、それがために政治活動を禁止するのだというような意味の説明がこの前にあつたと思うのでございます。若し仮りそういうようなことがあるとするならば、それは政府は予想をしてそういうこと……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第5号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私も労働省が設けられた一つの根本的な理由というものが奈辺にあるかというその立場に立つて私は大臣に御質問申上げるわけでございますが、職員の不当処分のことでございますが、今度のやはり地公法を見ても国家公務員法と大体同じ段階にあると思うのであります。そうしてその不利益処分に対しましてどんなふうになつておるということに対しまして、ここに二つほどのデータを頂いておるわけでございますが、不利益処分の審査を要求しておる者が一千二百二十七人ある。そしてその処理した者が二百九十七人というように非常に少ないものでございます。データを見ますと…。若しこのデータを私たちが今まで考えておつたことが丁度この……

第12回国会 内閣・外務連合委員会 第1号(1951/11/05、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私全然わからないんですけれども、先ほど曾祢君の質問で、これは生糸というのは私は外務省で一本化するということについて、一長一短のような気がして、よくわからないんです。そこで功罪相半ばするものについて、どういうものが置かれているかということを調査して後ほど報告するというように聞いたわけなんですね。そこでそれを一つ明日でも調査されたものをここで功罪相半ばするものの報告を是非お願いしたい、こう思うんです。それからもう一つお尋ねしたいことは、各省で、例えば農林省の何が出たんですが、そういうものなど十分あなたのほうは打合せされて、この第二十二條の條文ができて、そうして只今あなたが解釈されてい……

第12回国会 内閣・人事連合委員会 第4号(1951/11/12、2期、日本社会党)

○成瀬幡治君 議事進行について……。御発言に対しましては緑風会もお見えにならんので、時間も五時近くなりましたから本日はこの程度で……。

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第5号(1952/05/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 ついでに、教科書がありましたら教科書も一緒に添えて下さい。それも隠す必要はないでしよう。

第13回国会 内閣・郵政・電気通信連合委員会 第3号(1952/06/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 連合委員会でございますが、私のほうでは余り発言いたさないほうが妥当だと思いますが、次に私の今後の審議の参考の資料にしたいために少しお尋ねしておきたいと思います。と申しますことは、国際通信はどのぐらいの資本が要りますか、そして資本が現に投資されておる、それに対してどのくらい年間において収益を挙げておるかという点を先ずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それに関連して国内のほうはどんなものでございましよう。
【次の発言】 大変念を押すようで相申訳ないのですが、国内のほらはプラスマイナスなし、片方の儲かるほうはお聞しますと、二十三億ちよつとで大体年間十三、四億プラスがある、こういう……

第13回国会 法務・内閣・地方行政・労働連合委員会 第2号(1952/05/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 法務総裁にお伺いしますが、四月七日に「破壞活動防止法案の概要」というので法務府が出された資料に基いて若干お尋ねしたいと思います。これの三行目の終りの所に、「現在行われているわが国内の一部分子の団体組織による危險な暴力主義的破壞活動のためである。」というような点、或いは二頁の終りのほうに、「今日の行われている国家社会に対する破壞活動の最も特質であり、しかも又その故に危險性も大きいのは、いうまでもなくその活動が、団体組織の力によつて行われているということである。」、こういうふうにまあ断定的にここに書いてあるわけでありますが、ここでいうところの一部分子の団体組織による危險な暴力主義的破……

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第1号(1953/02/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 こちらのほうに、なお関係者に対する処分については、目下審議中であるというふうに国税庁のほうから報告されておるわけですが、これは審議中ではなくて、およそ決定したのもあるかと思いますが、どんなふうになつておりますか。
【次の発言】 これはまあ二十五年度のことでして、二十六年度末ぐらいにかかりまして、二十七年度一カ年あるわけですが、お話を聞いておると、やつた者は厳重注意したくらいで、あと余りやつておられないようなふうに聞き取れるわけです。ここでお尋ねしたいと思うことは、処分については、こういう処分をしようと、あなたのほうは処分をする意図があつたと思う。その法的根拠と申しますか、そうした……

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第3号(1953/03/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 これですね、この問題とは全然無関係な話ですが、ちよつと大澤さんにお尋ねするんですがね。今あなたがおつしやつたような、こうやつたらいいんじやないかというような意見があるわけですね。会計問題について。そういうようなものを会計検査院全体としてまとめですね。どこかに出されるような機会とか、そういうようなことは今まであるのですか。
【次の発言】 例えば一つの工事に対して接待費と申しますか、そうした飲食費というか、そういうものはおよそ何%ぐらいあれば妥当だというような、そういうような結論もおよそ物差しとして持つておられるわけですか。


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 人事・文部連合委員会 第1号(1953/08/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 赤城さんにお尋ねしますが、大変給与のことに関心を持つて、こうした普通言われておる三本建をお出しになつたのですが、私はこういうことをおやりになるようですから、非常に賃金関係に御造詣が深いと思う。そこで賃金の性格と申しますか、そういうふうなものについてどういう考えをお持ちになつておるか、承わりたいと思います。
【次の発言】 非常に謙遜して浅学菲才とおつしやるけれども、私は少くとも人事院は片方において給与準則というものを勧告しておる。そうして、そういうことをせなければならないということもわかつている。そのくらいのことについては、少くとも法案を提案されるとするならば、人事院なんかについて……

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第1号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 ちよつと参考にお伺いするわけです。私は矢嶋君や菊川君の意見を支持するわけですが、木村保安庁長官は出席するとも出席しないともあなたはおつしやられない。緒方副総理については、一言も触れられておらないわけです。出席ができるかできないか、時間的に木村保安庁長官はいつ頃出る、緒方副総理はいつ頃出られるということをお聞かせ願いたい。
【次の発言】 私はですね、この連合審査は今日やることはずつと前からきまつておつて、緒方副総理まで連絡があつたと思うのです。御承知のようにこれがどういう法案の内容のものであり、或いは国の将来にどうこうするという重大なる問題だということはよくおわかりだと思うのです緒……

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第2号(1954/04/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 関連して。それじや観点を違えて長官にお尋ねしますが、人員装備をふやされることは、あなたのほうとしては具体的なものをお作りになつたわけですから、或いは間接侵略なり直接侵略を具体的につかんでこういう員数なり或いは装備をお出しになつたものか、研究中のものをまあここら辺だろう、こういう何と申しますか即ち当てずつぽうのものをお出しになつたのか、その点を一つ明白にして頂きたい。
【次の発言】 そうするとあなたはまあアメリカの駐留軍が日本にいるから直接、乃至間接の侵略はないのだ、だから逆に言えば、そういうものは全部米軍が撤退すればそういう装備と人員のものさえ持つておれば日本の国に対する間接乃至……

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第3号(1954/04/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 私はこういうふうに聞いていたのです。実は矢嶋君が質問をやつているときに、委員長もまあいろいろ苦慮されている点はよくわかります、併しあとの通告者もあるから時間をセーブしてくれと、こういうことで矢嶋君はまだ質問があるのをだんだんと整理されてやつておられたと思う。私のほうも当然委員長は発言をされるときにぱやられるものと了承を今か今かと実は待つていた、それを今やられんというようなのは、委員長の少し心境の変化ですね。矢嶋君に三十分ぐらい前に言われたことと今私に言われておることが全然違つていると思うのです。ですからそれは少し異議がある。促したとえどうあろうとも、私たちも少しは時間的なものとし……

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第4号(1954/04/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○成瀬幡治君 木村長官にお伺いいたしますが、MSAを受入れて自衛力の増強ということでございますが、国民が心配しておる点はどのくらいまでを限度として自衛隊員を殖やして行くかということ、その限度の点が私は非常に問題になると思うのです。又国民もそれがどういうふうになつておるか、経済上の点からもその他の点からもその点が心配だと関心を持つておると思うのです。そこでお尋ねしたいのですが、長官の答弁よりますと、日本の安全と申しますか、平和と自由が保たれておるのは在日米軍がおるからだ、そこで自衛隊を殖やして行く、そのことが延いては駐留軍が撤退して行くことになる、こういうような説明だと聞いておるわけです。承わつ……

第22回国会 法務委員会公聴会 第1号(1955/06/24、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(成瀬幡治君) ただいまから法務委員会の公聴会を開きます。  本日は商法の一部を改正する法律案につきまして、三名の公述人の方々から御意見をお伺いをすることになっております。  公述人の各位には、御多忙中のところ本委員会のために御出席をいただき心から御礼を申し上げます。なお念のため申し上げますが、公述人の方々の発言は大体一人三十分以内にお願いすることとし、委員各位の公述人に対する質疑は、公述人の全部の御意見を伺いました後まとめてお伺いいたしたいと存じます。  それではまず東京大学教授石井照久君。
【次の発言】 ありがとうございました。

第24回国会 商工・大蔵委員会連合審査会 第1号(1956/05/24、3期、日本社会党)

○成瀬幡治君 今委員長からお伺いしておりますと、何か商工委員会等で計画があるようでございまして、質疑をなるたけ簡単にというような希望もございましたのですから、それに沿うべく一つ要点的にお尋ね申し上げたいと思いますが、最初に通産の方の関係の方にお尋ねしたいのですが、法案を見て参りますと、五年以内にこれは廃止する、一つの限時法のような形をとっておるわけですが、あるいは私が主として立場上申しますと、いわゆる制限をされますから織機や紡機を作るメーカーの方の側から申しますと、非常に打撃が大きいと思うわけです。そういうことに関連して、しいてというのじゃなくて、関連すれば機械工業の振興臨時措置法というものが……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 内閣・地方行政・文教委員会連合審査会 第1号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 地方公務員に対しては、罷業権の問題やいろいろな問題で保護されておる面は地公法の問題だと思います。国家公務員に準ずるということが響いてある。再建団体は赤字だから、しかも低いからそれをとめおけということは法律には書いてないわけです。だから法律が優先するのか、赤字だから給与を上げないということが優先するのか。法律が優先するというふうにわれわれは解釈すべきだと思うが、大臣はどういうふうにお考えですか。給与担当大臣、あるいは法制局がお見えであったら法制局の見解をお聞きしたい。
【次の発言】 地公法に準ずと書いてある、法律に書いてありますよ。自主性の問題じゃない、法律にうたってある。だからあ……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私初めて来たものですから、ダブつたり何かしては御迷惑になりますから、そういう点については一つ御注意していただきまして、そして時間もあることですから簡単に……。  第一は、先ほど湯山君の触れておりました失業保険なんですが、この資料によりますと、三十一年度予算額に大体八十二億、そして三十二年度の予備費が百二十九億と上っておる。まあ決算額はどのくらい出ておるかわかりませんけれども、とにかく莫大なお金が残っておる、事実なんです。そしてそれとからみ合せて、大臣は、調査費等をもって一つこれから失業保険の対象の員数等をふくらまして行こうじゃないかという考えだと伺っておるんですが、これだけの金か……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1957/03/30、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 今の関連してお尋ねしますが、あなたは三本建とおっしゃったですけれども、そういう意味じゃなくて、今度示された三等級にわかれることによって、たとえば小学校長においても非常に問題が起るんじゃないかということが御指摘されておると思うのです。その例は、たとえばこの二等級をもらっておる人がまあ郡部で校長さんになるような場合には、大体十年やったら校長になられるような場合があるわけです。そうすると一万五千三百円でその人が校長になった場合には、一等級へいって一号の二万三百円になるものかならないものか、これは一つの例なのですが、あるいは十一年やられてもいいです、十二年やられてもいいですが、そういう場……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1957/03/31、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 防衛支出金のことなんですが、お聞きしたい点は、防衛支出金が、予算編成の場合にどうこうとかいろいろな問題もありましたのですが、それはそれといたしまして、聞くところによると、防衛庁費がふえる、それのふえた額の二分の一ですか、二分の一を大体防衛支出金の方で減らしていく、それに伴っては、この米軍の駐留兵力の減ることも考慮されて大体こうスライディングしていく、今までは年々予算編成の前に交渉せなくちゃならないのを、重光・アリソン会談とか何とかで、大体そういうスライディング形式がとられているというふうに承わっているんです。ですから、そういうふうになっているから、まあ少くとも表面上は、もう予算編……

第28回国会 建設・地方行政・大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○成瀬幡治君 最初に事務的なことで、ちょっと配られた資料についてお尋ねいたしますが、九千億の内訳についていろいろな話は、先ほど栗山委員の方ので話があったようですが、七千百億ですね、特にそのうちの五千六百億のいわゆる財源的な裏づけです。これはどんなふうに考えておいでになるか、内訳を一つ伺いたい。
【次の発言】 そうするとここに出ておる五千六百億の数字は、ガソリン税として三千六百億ぐらい入るだろう、あとは一般会計から入れるかあるいは借入金でやるか、それすら決定をしておらぬと、こういうふうに了解していいわけですか。
【次の発言】 もう一つ資料の方で、先ほど休憩に入るときにちょっとお尋ねしましたら、そ……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 風水害対策特別委員会農林水産小委員会 第1号(1959/11/28、5期、日本社会党)

○担当委員外委員(成瀬幡治君) 私は、小型の問題から若干問題がずれると思いますが、最初に小型漁船の問題について、これは農林省全体の問題になるから官房長にもお答え願わなくてはならぬと思いますが、共同化ということを取り入れられたわけなんですが、これは農業全体あるいは漁業全体の問題に当たっておりますが、大体共同化していかなければならないという方向にあることは、思想の問題ということよりも、一つの農業形態全体から見まして必要だと思うのですが、今後一応水産庁なりあるいは農林省というものは大体そういう方向にいくと。この災害に頭を出されたことに関連して、大体そういう方向にいかれることと了承していいか悪いか。

第33回国会 風水害対策特別委員会文部、通商産業、大蔵小委員会 第1号(1959/11/28、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣にお尋ねしますが、大臣もしばしば各方面から内容等を承って十分御承知の点だと思うのですが、今度の災害地の改良復旧にあたって、激甚地指定で、しかも半壊、全壊になっておる校舎のみに改良復旧を認めるというような意向もあるようです。それからまた大臣等からお話を承っておると、しかしまあそういう中であるけれども、被害常襲地帯と申しますか、長期湛水地帯のところは避難所と申しますか、せめて学校だけは安全なところにしてほしいという校区民の要請等もあるから、そういうところも一つ改良復旧にこの際加えていってもいいというような御答弁もいただいたわけです。この際、ここで一つ明瞭にどうなっておるのか、お答……

第38回国会 運輸、大蔵委員会連合審査会 第1号(1961/05/15、5期、日本社会党)

○成瀬幡治君 時間的な制限もございますですから、簡単に一つ御質問を申し上げたいと思います。  非常に船会社の内容が悪いということですが、ここに銀行関係の方はお見えになっておりますか……。普通、資本構成が、自己資本が二一・四%、そうして他人資本、借入金が七八・六%こうなっておるといわれる。他の会社、そういうものと比較しても、大体自己資本が三に対して負債が七というような率が大体今の大きな会社の率じゃないかと思います。それなのに、なおさらこれが非常に悪いのだといわれる理由はどういうところにあるのか、まず最初にお伺いしたい。
【次の発言】 これは開発銀行にお答え願うのはむしろいかなんだかもしれませんが……


6期(1962/07/01〜)

第43回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1963/03/25、6期、日本社会党)

○成瀬幡治君 大臣、一言だけ。大蔵大臣からすでに御連絡等ありいろいろやっておられると思いますが、例の所得税法の改正にからむ少額恩典の社内預金にそれが及ぶか及ばないかというそういう問題ですが、これは御案内のとおり、僕らの意見も大蔵省の見解も、そういうことは、恩典は社内預金には好ましくないのじゃないかという、大体大蔵省の意向はすでに御承知だと思います。私たちもそう考えておるわけですが、なるほど、社内預金のいい悪いの問題ではなくて、その恩典をどうするかということについて、まあ大臣は結論を出しておいでになると思いますが、どうなっておりますか。


7期(1965/07/04〜)

第55回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 特に長官、お忙しいようですし、ですから端的に伺いたいと思います。  愛知用水公団をどうするかという点。他にもこれは経済企画庁のほうにも伺わなければならない、農林省のほうにも伺わなければならないのですが、地元は、何といっても残しておいてくれよということで、その経過は私があまりくどく言わなくても、水資源公団があのときに、法律を制定するときにどうだったとか、その後制度的にどうなっておるか。あるいは整理するといいながら、環衛法の関係でいえば環衛公庫までつくろうということで自民党さんは選挙公約をされた。そんなことでいろいろなことがあると思いますが、要は、ああいう臨調の答申が出たことによると……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1968/04/10、7期、日本社会党)

○成瀬幡治君 私は最初に、加瀬君と若干ダブっているんですが、やっぱり都市問題です。その中でいま過密の問題が出ました。公害の問題もございました。そこでずばり言えば、一つは、地価対策、これは物価の問題も――国全体の問題ですから、地価対策、土地対策をどう考えるかという基本的な大きい問題があるわけです。もう各方面でいろいろと指摘されておりますのですが、対策は遅々として進まないというのが実態であろうと思うんです。  そこで大臣に、最初にお伺いしたい点は、どうするんだということを、国務大臣として希望なり、あるいは自分はこういうことを考えておる、こういうことを今後努力していきたいというよらな政見発表といって……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

成瀬幡治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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