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北村暢 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

北村暢[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP100(参)
99位
委員会発言歴代TOP50(参)
27位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
218位
委員会出席(無役)歴代TOP100
96位
委員会発言(議会)歴代TOP500
239位
委員会発言(非役職)歴代TOP50
26位
各種会議発言歴代TOP100
62位
各種会議発言(非役職)歴代TOP100
58位

4期委員会出席TOP25
17位
4期委員会出席(無役)TOP25
12位
4期委員会発言(非役職)TOP50
46位
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14位
5期委員会発言TOP10
6位
5期委員会出席(無役)TOP10
6位
5期委員会発言(非役職)TOP10
6位
6期委員会出席TOP25
17位
6期委員会発言TOP25
16位
6期委員会出席(無役)TOP50
41位
6期委員会発言(議会)TOP25
13位
6期委員会発言(非役職)TOP25
14位
6期各種会議出席TOP20
16位
6期各種会議出席(幹部)TOP5
4位
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20位
7期委員会出席(幹部)TOP50
49位
7期委員会発言(非役職)TOP25
20位
7期各種会議出席TOP20
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7期各種会議発言TOP10
6位
7期各種会議発言(議会)TOP10
7位
7期各種会議発言(非役職)TOP10
8位
8期委員会発言TOP10
7位
8期委員会出席(幹部)TOP25
17位
8期委員会発言(議会)TOP25
18位
8期委員会発言(非役職)TOP10
8位

このページでは北村暢参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。北村暢参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

4期(1956/07/08〜)

第25回国会 農林水産委員会 第3号(1956/11/27、4期、日本社会党)

○北村暢君 北海道冷害地緊急救急救農対策の中で、資料の四という中に、「土地改良その他生産基盤の整備、畑作及び酪農の振興、水稲作の安定、これに伴う試験研究機関の整備拡充等、寒冷地農業安定のための恒久対策を別途講ずるものとする。」ここにこういうふうにうたってあって、今度の冷害に対する緊急の措置は、行政措置でできるものについては、ほとんどこれを実施すると、こういうような報告があったわけでございますが、この中で私は、特に開拓営農の関係で、戦後の開拓農業が、政府の施策というものが非常に不徹底であり、しかもその保護政策というものが非常に徹底しなかったために、今度の冷害によって特にひどい被害を受けているのは……

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○北村暢君 私は現在出されております調停案につきまして、林野庁と全林野労働組合との間に団体交渉が持たれておりまするので、この点について御質問をいたしたいと思います。  なお、本委員会の性格上、一般の給与等については、これは省略いたしまするので、調停案は林野庁長官としてこれについて処置をしなければならない責任を持っておりますし、またこの成否のいかんは、国有林野事業運営の上に非常に大きな影響をもってくるものである、そういう観点から、調停案をめぐっての質問をいたしたいと思いまするので、ごく簡単にいたしますので、丁寧にお答えを願いたいと思うわけでございます。  調停案の第一項については、林野庁職員の給……

第25回国会 農林水産委員会 第6号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○北村暢君 ただいまの調停案をめぐりましての団体交渉を持っておられる進捗状況を、まず御報告願いたいと、こういうふうに思います。
【次の発言】 今御説明いただきましたが、調停案の主文第一項の給与の体系なりの問題について、客観的な条件の成熟を待って、そして団体交渉の中で給与体系と勘案して解決したいという意向のようでございましたが、この調停案は三月に出ておりまして、団体交渉を続けてやってきておられるのでありますが、実際、現在の団体交渉の中で妥結する場合において、実施の時期等が相当問題になると思うのでございますが、その場合における実施の時期はいかように考えられるか。たとえば妥結したその月から実施するの……

第26回国会 内閣委員会 第16号(1957/04/03、4期、日本社会党)

○北村暢君 官房長見えておりますか。
【次の発言】 それじゃ農林省関係につきましていろいろあるのですが、まず総括的に農林省全体の問題でお伺いしたいと思いますが、行政管理庁の配付されましたこの資料を見ていただけばわかるように、定員七万九百四十四名、欠員が九百六十六名、非常勤職員四十一万七千九百三十四名、休職者五百七十八名、それで非常勤職員が各省の全体の合計五十四万八千九百六十名、そのうち四十一万七千が農林省ということになっておる。従ってこの表から見ましても、いかに非常勤職員が他省に比較して多いか。約八〇%は農林省が占めておるということになっているわけであります。この点から考えまして、私は過去三回……

第26回国会 内閣委員会 第17号(1957/04/04、4期、日本社会党)

○北村暢君 私は農林省の農地局の問題に限って質問いたしたいと思います。  まず農地局の仕事が、公共事業の関係で、昨日も岡部管理部長から言われているように、従来の公共事業、災害があったりあるいは予算がつかなかったりして一部の工事の事業所が予算の関係その他でロスがあった、こういうことが指摘されておった。従ってそれによる定員の配置ということが合理的になされるということが一つ考えられるべきであったということでありますが、私も率直にその意見は認めたい。そこで昨年の公共事業特別調査委員会の答申に基いて、今度の特定土地改良特別会計が創設せられまして、それらの事業のロスというものをなくして、継続事業が計画的に……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1957/06/06、4期、日本社会党)

○北村暢君 簡単にですが、今調査会で結論が出るとか、調査会にまかせるように受けとれて、その日程について自信がないように言われておるのですけれども、私は、この調査会で審議する資料というものは、厚生省で集めることを命ぜられておる。環境衛生部で集めているわけです。そういう中に、あなた方はどれだけの結論が出るということは、もうそろそろわかっていいし、あなた方の準備した資料の中から、どういう結論がつくかということは、これは厚生省は膨大な機構を持っているのですから、調査会はあなた方の集めた資料でもって判断する、その努力が今なされてきた段階において、環境衛生部長は大体その見通しというものがつくはずなんです。……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1957/06/08、4期、日本社会党)

○北村暢君 一点だけ。今農林省と公団との間で円満に話がついてということでございますが、この計画は五カ年計画で、すでに二年たっているわけです。そして今告示の段階に入っても、本年度に着工してやるということは、技術的にいってなかなか困難な問題があるというふうに私どもは聞いておるわけです。それで、本年着工しないということになれば、もう三年ほったらかして、そしてあとの二年で工事をやるという結果になるわけです。従って、これは公団は、愛知用水公団だけじゃなしにほかにもあるわけで、いろいろな事情はあるにしても、そういうふうに延びてきたという事実は事実として、厳然としてあるわけです。従って、これが当初計画した五……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1957/07/09、4期、日本社会党)

○北村暢君 今の政府の決定した生産者米価、消費者米価によって、一般会計の赤字の見通しは一体どの程度になるか。これは消費者米価の実施の時期によって違うだろうと思うのですが、一体どの程度になるのか。わかっていたら、一つお聞かせを願いたい。
【次の発言】 その赤字百十六億、少く見積って百十六億ですが、当初の政府の考え方としては、コスト主義に立つ、こういう考え方に立っておったようでありますが、この当然出てきた赤字について、その処理について、将来再び希望配給というような形で、米審の結果を経ないで、希望配給というような形で赤字を処理するというような考え方を持っていないかどうか。

第26回国会 農林水産委員会 第7号(1957/02/19、4期、日本社会党)

○北村暢君 全体のことで、寒冷地対策その他について特別の室を設けられるとかいう、あるいは食糧の調査の機構は農林省としてどんな構想で今進められているのかちょっとお伺いします。
【次の発言】 その食糧管理の機構そのものをどうということをまあ農林省として考えておらぬ、そういうことを聞いておるのでなくして、実際に内閣にこれを協議会を置くわけなんですが、実際の事務は農林省が担当せられるだろうと、こういうふうに想像するので、実は人選の方法とかそういうものを一つお伺いしたいんですが、どんな考え方で人選を進められておるか。調査のための委員の人選の考え方ですね、これをちょっとお伺いしたい。

第26回国会 農林水産委員会 第8号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○北村暢君 農業災害の方で、反建制を石建制にするという問題が出ているようですが、それに対して統計調査部の方で、今度の農業災害関係の仕事をやっているわけなんですが、それに対して、当然制度の問題が関係してくると思うのですが、そういう点についてどういう配慮が今度のあれになされているのかどうかということを、ちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 この問題は非常に金の問題と直接関係を持って参りますので、非常に責任があると思うんですよ。それで今の制度からいくと、郡別にやっているのでしょう、郡別に集計している。そうすると、実際に被害のできた所が、郡別では実際に出てないということが起ってくる。それがはっきり現わ……

第26回国会 農林水産委員会 第9号(1957/02/22、4期、日本社会党)

○北村暢君 今の国鉄運賃の値上げが諸物価に影響がくるのはまずないだろう、企業内でやられるだろう、こういう答弁に対して私はまだ納得がいきません。さらに私は、農産物、林産物、水産物、これが特に遠距離逓減というものが今度の場合、これの制度を変えて、国鉄の運賃の値上げだけでなしに、制度を変えることによって遠距離逓減というようなことから、農産物については、一般に言われておる運賃値上げよりも、今度の値上げを契機として、大幅に農産物にしわ寄せがくる、こういうふうに言われておるし、また考えられているということが、はっきり出ておるわけでございます。これに対して、農林大臣としては、この実態を認めるつもりなのかどう……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第9号(1957/09/11、4期、日本社会党)

○北村暢君 先ほどの藤野委員の質問に対して、澱粉とカンショの政府買入価格の決定について、今年は早目にやる。それでまあ本月末までに決定したい。それで来月しか委員会は開かれないのですから、そのうちにきまってしまうことになるわけですから、どうしてもここで、今価格の決定について研究中ということであるけれども、ここで確かめておきたいことは、この価格の決定が、昨年度よりも価格が下るということを聞いている。今、藤野委員からも言われているように、運賃諸掛りも上っている、米価も上っている、こういう形において、この政府買入価格が下るということは、私どもとしてはちょっと考えられないようです。こういうふうに思うのだが……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第10号(1957/10/09、4期、日本社会党)

○北村暢君 私は、島村委員の質問に対して、農林白書というものは、ここに書いてあるように現状と問題点を出すだけで、政策等は直接密接な関係がなくて、問題点を出しただけである、こういうふうに受け取れるような言葉であったのですけれども、私は、少くともこの農林白書というものは、そういう簡単な問題ではないと思う。で、農林省が今度初めてこの農林白書というものを出したということは、白書そのものの内容については、私も私なりにまだ批判もあり、突っ込み方の足りない点についても批判はあるわけですけれども、とにかくこの農林白書で訴えていることは、私はやはり今日の農林政策なり農林行政というものが非常に後退の一途をたどって……

第26回国会 農林水産委員会 第12号(1957/03/01、4期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっと、私は資料だけ要求したい。開拓の営農振興のための特別措置の法案というようなものを出そうと、こういうことのようですが、そのために必要な資料として、現在までの未墾地の取得の年次別の状況、それから実際に払い下げた状況、それから不適地として元の所有者に返したというような状況、それからこれに対するいろいろな自作農開拓の融資をなされておるわけですね。こういうような、いわば今までの開拓の成果というものがわかる資料を一つほしい。そして、それは今度の営農振興と同時に、今度の大臣の言っておるような、米麦の主穀偏重から、畜力なり畑作なりというようなものの振興に変えていく、こういうようなことのため……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第12号(1957/10/11、4期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっとお伺いしますが、生乳取引の合理化のための酪農振興基金、それから取引関係、これを一つの法律として出す、こういう考え方を引っくるめたもので一つの法律を出す、こういう考え方でございますか。
【次の発言】 それから、取引の交渉の場合の団体協約ということを言われておるのだが、これは酪農の協同組合とか、これが団体協約の対象になるのですか。それとも個人といいますか、そこまで引き下げて交渉の対象に考えるのか。そこはどうなんですか。
【次の発言】 それから次に、飼料の問題をちょっとお伺いしたいのですが、夏の乳価の高いときは草を食べさしている、ところが、秋から冬にかけての乳価が安くなってくると……

第26回国会 農林水産委員会 第15号(1957/03/12、4期、日本社会党)

○北村暢君 まず第一番に、私は今度の予算におきますところの、農林一般会計の予算が年々削減されまして、今年度も政府の一千億積極予算、こういうものの中における農林予算の実態というものは、この積極予算にもかかわらず、農林予算は、昨年度に比較して、予算の全体の規模からするところのパーセントは、昨年度よりも下っている。いわゆる二十八年、二十九年には一一・二%、三十年度が九・五%、昨年度が八・五%であったものが今年度はさらに七・九%になっておる。こういう実態からして、農林施策そのものがジリ貧的になってきているのじゃないかというふうに考えるわけでございます。  そこで私は、大臣は就任当初記者会見の際も、基本……

第26回国会 農林水産委員会 第19号(1957/03/22、4期、日本社会党)

○北村暢君 「我が国林業の長期見透し」という資料、それの十四ページの上から四行目のところに、「昭和三十年度における木材の消費量は、一億四千五万石に達し」ということがあるのですが、その次のページの、十五ページのまん中辺に、「昭和三十年度の用材伐採量一億八千万石は既開発林の年生長量の約三倍に近い。」こういうふうになっていますね。この数字がちょっと、どうしてこういうふうに違うのか。それからもう一つは、今もらった林業関係資料のうちの三十七ページの三十二表ですね、「昭和三十――七十年の造林計画に基く森林成長量の推移」というところに、三十年度が用材と薪材とで一億八千万石の生長量がある、こういうふうになる。……

第26回国会 農林水産委員会 第20号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○北村暢君 私は、この法案につきまして付帯決議案を付して賛成をいたしたいと思います。  ここで述べられておりますように、森林の伐採は、毎年の生長量に比較いたしまして相当の過伐になっているのが現況であります。この際において、広葉樹の伐採規制の緩和をするということは、これの裏づけとなる造林事業の強化がなければ、はなはだ危険であると思うのであります。しかも、今度の改正案の趣旨によります林種転換を主体とするところの造林事業、これは従来の造林未済地の解消を主体とする造林事業よりも、はるかに技術的にも経済的にも困難であると思われるのであります。そういう点からしまして、私は、林種転換を主体とする今後の造林事……

第26回国会 農林水産委員会 第21号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○北村暢君 私も同じような質問になるのですけれども、まず第一に、水資源というものについて、私は、水は非常にたくさんあるようだけれども、水資源は実際は枯渇している、こういうふうに思っております。大体工業都市付近の工業用水の一立方メートルの水が七円も八円も十円もするような状態になってくると、水というものが、非常に洪水が出るようであるけれども、実際に使える水というものは非常に枯渇してきておる、こういうように理解しております。従って、今後の電源のための水、水力発電のための水、工業用水、水道等の水というものを考えていくときに、これを水行政としてやっていく上において、その各産業部門における用途別の配分とい……

第26回国会 農林水産委員会 第22号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○北村暢君 まずお伺いしたいのは、従来の河川行政の主眼は、今大臣も言っているように、治水にある。従って、河川の行政の大部分というものは、洪水を防ぐためのダムの建設あるいは河川改修、これらが明治以来ずっととってこられた河川行政の主なるものだと、私はそう思います。従って、この水に対する河川局河川行政の見地からする考え方というものは、物理的に洪水を起さないようにする、これが考え方だったと思うのです。従って、この河川法も明治以来の法律で、そういう精神でずっと来ておったと思うのですね。従って、先ほど来、それでは河川行政としてはこれは満足できなくなってきた。電源に使い、水道に使い、農業用水に使う。こういう……

第26回国会 農林水産委員会 第40号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○北村暢君 評価についてでありますが、組合が評価して連合会が評価をする、そしてその際農林省へ来たときの統計調査部の資料をもって最終的に評価する、こういうことでありますが、そこで統計調査部の今のやっておりますサンプリング調査、これがこの保険の対象の単位ごとに集計されるのか、郡段階、または先ほどのお話だと県別程度に集計する、こういうもので最終評価をする、こういうふうに言われているのですが、その点をもうちょっと詳しく説明してもらいたい。
【次の発言】 そのために、統計調査部の今までの業務というものはふえないですか。
【次の発言】 それでは、その評価をやるのは、御存じのように、定員外の職員を使ってやっ……

第26回国会 予算委員会 第29号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○北村暢君 私は、質問者が三人、四人出まして、裁定の問題、処分の問題等について相当詳しく具体的に質問が進められましたので、なるべくこれとダブラないように簡単に質問をいたしたいと思います。  まず第一点は、処分の問題についてでございます。このたびの処分問題が、二十三日のいわゆる抜き打ちの実力行使、これに関連する問題が非常に大きい、また世論の最も大きな批判の出たのもこれである。これに対して、今度の春闘全体についてと言われて説明されておる処分について、不当であるということを私どもは主張している。それは、その処分というものが一方的であるというところに私どもはこれを主張をいたして、それで、同僚の岡田委員……

第27回国会 農林水産委員会 第2号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○北村暢君 それでは、行政管理庁の局長が見えるまでに、一つお伺いしておきたいのは、戸叶さんから、今、白書及び新政策についていろいろ質問があったわけでございますが、ただし、ここで一つ聞いておきたいことは、白書でも新政策でも言っておるように、生産性の向上をはかる、こういうことを言っておるのですが、日本の農業の決定的な弱点というのは、やはり規模が零細であるというところが非常に大きな問題である。これを解決していくということが、日本の農業を今後発展さしていく非常に大きな要素になるじゃないか、そういうふうに考えるのですが、この生産性の向上ということは、零細な農業を生産性の拡大に持っていくという場合に、一体……

第27回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1957/12/11、4期、日本社会党)

○北村暢君 そこで、短期給付、長期給付合せて千分の九十五もしくは千分の百五十ということが出ておりましたが、これは政府の国庫負担を含めた数字ですか。これは、そうしますと今考えておるのは、国庫負担とそれから組合の負担との率は、やはり三分の一ということになって、国家公務員と同じような……。
【次の発言】 そうすると、実際に無期長期を含めて、組合員の負担する分というのは、千分の百五十の半分と、こういうふうに見ていいですか、
【次の発言】 市町村の例は半分になっておらないです。
【次の発言】 それで、まず農協の職員の大体の数ですね。それから千分の百五十とした場合の大体国庫負担の予算の額というのは、どのく……

第27回国会 農林水産委員会 第5号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○北村暢君 委員長、今の木炭の問題で、それに入る前にちょっと関連質問したいのですが、今林野庁長官からいろいろ説明があったのですが、木炭の需給とそれから価格というものは、いろいろ変動の経過等説明をお伺いしたのですが、今林野庁として、需給の調整なり価格の調整なりという方法が、行政的な手段として一体どんな方法があるのか。全くなしに、自由な形でその現象だけを説明されたのか。その需給なり価格というものに対して、行政的な処置をとれる方法があるのかないのか、これを一つお伺いしたい。  それから、今非常に価格の面において、都内においても木炭の値段というのは異常に高いわけでございますけれども、生産者価格と卸売………

第27回国会 予算委員会 第4号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○北村暢君 私は、山田委員に続きまして労働問題について二、三質問をいたします。時間が制約されておりまするので、具体的な問題について簡明に質問をいたしたいと思います。  まず第一に、本年の六月、ILOの第四十回総会において、労働者側代表から出されました一九四八年の結社の自由及び団結権の擁護に関する条約の未批准国による批准の促進に関する決議案、並びに一九二八年の最低賃金決定制度条約の未批准国による批准の促進に関する決議案が提出され、六月の二十五日の本会議においてこれが承認を受けたのは御存じの通りでございますが、この二つの決議案を出すに至りましたことは、私は最近の労働問題の中で非常に重要な意義がある……

第28回国会 議院運営委員会 第4号(1958/01/27、4期、日本社会党)

○北村暢君 今の田中委員の与党である第一党が第一に質問をしてもおかしくない、これはかつての自由党、それから民主党、社会党も右、左に分れる、こうたくさんの政党があったときにきめるのにきめにくいから、まあ第一党からやろう、こういうことはそれはあったと思う、慣行として。その慣行が続いてきて、この前の国会あたりでも第一党が先にやられた、こういう慣行がある、こう言われるんですけれども、それはまあ慣行で来たと、私はそういうふうに理解するんですが、しかし今日やはり衆議院とは違うとはいえども、緑風会もちろんあります、ありますけれども、とにかく二大政党対立下の政党政治としての一つの大きな形ができた。確かに参議院……

第28回国会 議院運営委員会 第8号(1958/02/03、4期、日本社会党)

○北村暢君 私は今の意思ということだけれども、意思を変更されたものが修正で、それから意思は変っていないのだけれども、何かの違いでこれをまあ正誤でいったと、こういうようなこと、意思が変っているときには修正だと、こういうふうな意見だったのですがね、まあそれはそのようなのは法律解釈でも何でもない解釈で、そういう考え方をとられるというのは、私はそれはそれなりにいいと思います。それで私どもは、それじゃ政府の意思がどこにあったかということを、私ども国会議員が議案をもらったときに、これはこういうことを政府は考えておったのだけれども、それが出ておらなかったということは、そういうことまではわからないはずです。こ……

第28回国会 議院運営委員会 第17号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○北村暢君 今の政務次官の問題ね、政務次官が副大臣の形でやられるとなると、官房長官にお伺いしたいのだが、北海道開発庁というところのね、あれはまだできて六、七年にしかならないのだが、政務次官は何人変っておりますか。
【次の発言】 私の記憶が誤まりでなければですが、大体、七年間に十四人か十五人、政務次官が変っております。ひどいのになると、何日もやってない政務次官がおるんですよ。一体それで政務次官として、副大臣として、政府委員として一体責任が負えるような答弁ができるかできないか、大体考えてもらえばわかる。今までの政務次官の取扱い方が、私どもはやはり国会の運営上から見て、これはまあだれがなってないから……

第28回国会 議院運営委員会 第20号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○北村暢君 いま質問している事項も、ほんとうは本会議へ持って行くということで、委員会省略で持って行こうということで具体的な質問が出ているわけですから、こういうことを議運でやらないで、社労に一つ付託してやろうというなら、そのようにもっと突っ込んでこの問題をやる。社労に付託するなら付託するで、それならそれでいいと私は思うが、そこまでいかないでも……。
【次の発言】 だから、私も何か専門的なもので、それは委員会を省略するものだから必然的にここへ出るので、ですから、まだ質問というものは終局していないのですから。

第28回国会 農林水産委員会 第4号(1958/02/11、4期、日本社会党)

○北村暢君 私は過日の大正臣の、本年度に当りましての重点政策についての説明に対して質問をいたしたいと思います。  まず第一番目にお聞きしたいのは、農林白書、それから新しい新農林政策、これとの関連においていろいろな施策に基く予算化ということについて、いろいろ説明を伺いましたが、私はまずこの政策を見せていただきまして感じたことは、政府は一体これらの生産基盤の確立なり、あるいは畑作の振興、あるいは有畜農家の導入、畜産の振興、こういうようなことを掲げておりますけれども、これらのことが、白書にもいっておりますように、五つの赤信号を掲げて、これらの赤信号を解決するためには、農業の生産性を向上することにある……

第28回国会 農林水産委員会 第7号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○北村暢君 まず、第一にお伺いしたいのは、この法律の目的がどうもはっきりしない。一体農林省は有害鳥獣の駆除ということが重点なのか、野生鳥獣の保護ということが重点なのか、あるいは狩猟行政といいますか、狩猟の適正化ということが目的なのか、ちょっと重点がどこにあるのだか、こるわけでございます。いわばサービスの提供ということになりまするというと、これは加工品の試食でありましても、それをそのまま違法だという取り上げ方も困難である、かように考えます。
【次の発言】 保護鳥獣の育成といいますけれども、今農薬等が非常に進んで参りまして、益鳥というものが、確かに害虫を駆除する意味において、益鳥の作用というものが……

第28回国会 農林水産委員会 第9号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○北村暢君 今度の法律改正の目的が、今、東委員が指摘いたしましたように、税を免除するということに裏の目的があるようでありますが、農業協同組合法の第六条には免税の規定があるわけです。この規定は、組合員に剰余金の配当に対するものについて租税を課さない、こういう規定があるのでありますが、この条項と、従来農業共済事業を行っておりました法人に対する課税がなされておったということとの、何ゆえそういうような課税がなされておったか。今聞くところによるというと、法人税から、政令で除外するということのようですけれども、もっと早くこれはなされるべきでなかったかと思うのですがね。どういうことで今まで課税の対象になって……

第28回国会 農林水産委員会 第11号(1958/03/01、4期、日本社会党)

○北村暢君 大体この問題は、この前の年末のときに、この委員会におきまして私どもが伺いましたのによりますというと、一応のめどがついて、年末ぎりぎりまでに解決をするということで、一応報告を受けた。それで、清澤委員からもしつこく、この点については、もしそれがだめならどうかということについて念を押しておる。そうして、二カ月過ぎて、今ここでわれわれはそういう報告を受ける。まだ何だかおかしい。きまっておるのかどうだかわからない。もうとっくに私は東マルの売場は開設されて、三社でもって使ってやっておるのだろう、こういうふうに思っておったところ、二ヵ月もたってまだ解決しませんではなはだ申しわけないようなことを言……

第28回国会 農林水産委員会 第13号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○北村暢君 それでは、私は、ただいま議題になっております狩猟法の改正につきまして、社会党を代表して賛成の討論をいたします。  このたびの狩猟法の改正が、従来の衆参向防におきます長い間の経過を経まして、今国会へ提案されて参りましたが、その提案の過程におきまして、まず審議会を設けて、その答申を得てこの改正案となってきた、こういうことを申しておりますが、この法律は、大正七年の制定になっております。なぜこの審議会においてこの法律の根本的な改正がなされずに、一部改正しいうことで出てきたかということについて、非常に疑問に思っておるのでございます。しかも出て参りましたものは、いろいろ利害関係者の間における調……

第28回国会 農林水産委員会 第16号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっと基本的なことでお伺いしたいのですが、農林経済局の統計調査部から出ている日本の農業の動向と見通しという統計の資料がある。これによりますと、繭の価格というものが値下りをした、今度の三十二年度の下期でですね。今までの売手市場から買手市場に変った。そしてこの問題は非常に注目すべき問題である。こういうことを言っているのです。そしてその結論の、今後の見通しのところでは、糸価は安定するだろうと、こういうような見通しをつけているのですがね。これは今出ております特別会計の問題と繭糸価格安定法の一部改正と、これから見ますと、この見通しはあまり合っていないようですが、ここで私お伺いしたいのは、こ……

第28回国会 農林水産委員会 第18号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○北村暢君 私からお伺いしたいのは、今の大河原さんの質問とも重複する点もありますが、関連的にまず質問いたしますが、この前の二十六国会の定員法通過の際における付帯決議、これについては、衆議院の方は入っておりませんが、参議院の方には、明らかに非常勤職員中その職務の性質、勤務の状態からいって、定員法上の定員と何ら変らないものが多数に上っておる、こういうものについて定員化するんだ、こういうことですね。それから、常勤職員についてはもちろんのことですが、これは触れませんが、そういう付帯決議がなされておるわけです。ところが、今聞いておりますというと、岡部局長の、今回における定員の査定の基準というものが全くあ……

第28回国会 農林水産委員会 第19号(1958/03/19、4期、日本社会党)

○北村暢君 まず第一点としてお伺いしたいのは、この肉の輸入価格は、国内のこの価格と比較してどういうふうになっているか。それから品質はどうか。それからお伺いしたい。
【次の発言】 そうしますと、先ほどの説明を聞いておりますと、二万五千ドンという大量の輸入がなされたのですが、これは国内の肉資源が非常に倒されておる、そこへこの輸入がふえたのだ、こういう説明のように伺いましたがね、この輸入については、畜産局は何らかそういう国内の資源の減少に伴う行政措置として輸入を奨励したことによって入ってきたのですか。それとも、これは業者の自主的な形で入ってきたのか、どうなんですか。

第28回国会 農林水産委員会 第21号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○北村暢君 私は、今大分質問出ましたから、重要な点について二、三点だけ質問いたしたいと思います。  ます、この公団の主たる事業評価は、三十四年の三月、来年大体終るわけですね。来年の三月までに終ってしまう。こういう予定になっておるので、先ほど来、この公団が将来の事業計画として継続するのかしないのかということについて、長官は何回も答弁されておりますが、やるとすればあとというようなことで、継続するということをはっきり答えておられないようです。そこで私はお伺いしたいのは、この森林開発公団によってやる事業というものが、この剣山、熊野地区でやった実績の中で、非常に短期間に、しかも経済効果の上った事業をやっ……

第28回国会 農林水産委員会 第22号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○北村暢君 私は一点だけお伺いしたいのですが、この共済制度が農協の発展のために、農協職員の生活、身分を安定するためにという趣旨でできておるわけですが、ところがこの共済制度をやりますというと、相当この事務負担というものが出てくるのでありますが、前の質問で田中委員もこの点非常に指摘しておられるのですが、私も実はそういうふうに思うのです。それで、非常にまあこの農協の特性からいって、非常に弱小な単協もずい分たくさんあるわけでございますが、そういう弱小な単協のあるところで共済事業の事務負担というのは相当な事務負担になる。まあこういうふうに思うのですが、ここにもありますように、相当多数の農協、あるいは森林……

第28回国会 農林水産委員会 第24号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○北村暢君 私はこの非補助小団地等土地改良事業助成基金というのは、三十二年度の予算説明の当初にお伺いしたときには、補助の対象にならない小団地、こういうふうに理解しておった。従って国営あるいは県営の事業の付随する団体営であるとか何とかいうものではなしに、非常にそういう今までの補助対象にならない小団地に対して、低利資金で融資をするのだと、こういうふうに私どもは説明を聞いておった。そういうふうに理解しておった。ところが、今の話を聞いているというと、補助を打ち切る、そして融資に切りかえるというようなことも出ているようですから、これは私は非常に当初の私の聞いたのは間違いなのか、当初そういう考え方であって……

第28回国会 農林水産委員会 第27号(1958/04/04、4期、日本社会党)

○北村暢君 まずお伺いしたいのは、今度の改正点の第二の問題で、過当競争を抑制するために前渡金あるいは奨励金の問題について規制をする、このことは流通の面からいって合理化する意味においては私は当然考えられるべきことだ、こういうふうには思いますけれども、今度の改正がいわゆる菊の問題に端を発しておる、従ってきのうの参考人の意見におきましても、東対策としての法律の改正だ、こういうふうに理解されておったのですが、こういうなまぬるいことでは、私は現実に起っておる東問題を含む問題の解決にはならないでないか、非常にいい方法ではあるけれども、直接の解決にはならないんじゃないかと思うのです。  それからもう一点は、……

第28回国会 農林水産委員会 第28号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○北村暢君 ただいまもらいました和歌山県の陳情書ですね、それとこの統計調査部で出された被害の報告概況について、だいぶこれは違っているのですね。和歌山県のは被害軽微の見込みと、こう統計調査部の被害概況ではなっていますが、和歌山県のこの陳情書によるというと、十三億に上る被害だとこう言っておる。これはですね、私は、だいぶこれは差があるのじゃないかと、こういうふうに思うんです。それでですね、まだ報告が詳しくきてないからわからないのか。また、この種の被害等の調査には、一体この統計調査部の現在の機能を動員してやるというと、大体どのくらいでその的確な数字が把握できるのか、お伺いしたいのですけれども。

第28回国会 農林水産委員会 第29号(1958/04/09、4期、日本社会党)

○北村暢君 私は、まず第一点にお伺いしたいのは、今度の基金法案による債務の保証ということによって乳価の安定をしよう、こういうことを考えておられる、これは提案理由の説明の中にありますように、これだけでやろうとは考えておらぬ、学校給食なりいろいろな方法を考えておると思うのでありますが、しかし根本は、やはり酪農振興法により、急送に酪農が振興いたしまして、現在相当な過剰生産的な形になってきておるということが言えると思うのです。そこで、そういうような過剰生産になりつつある現状において、なおかつ政府の政策は、酪農を振興しよう、こういうことでございます。従って、ここで言っておりますように、従来の三倍もの生産……

第28回国会 農林水産委員会 第30号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○北村暢君 一点だけ。ここの目的と業務と、それから罰則の関係についてお伺いしたいのですが、この罰則は相当厳重にわいろその他の問題について規定をしておるのでありますが、昨日来の梶原委員の質問に対する局長の答弁を聞いて参りますと、これは正常なものに融資の保証をするのでなくして、まあ過剰になったストックに対しての融資の保証をするのだと、こういうことを言っておるのでありますが、目的を見ましても業務のところを見ましても、その過剰になった分に対しての融資をするのだということが、どこにも出ていないようです。そうしてまた、その過剰になったものであるかどうかという判定をする基準というものが、どこにも出ていないの……

第28回国会 農林水産委員会 第34号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○北村暢君 まず第一点にお伺いしたいのは、農林金融の全般のことについて簡単にお伺いいたしたいと思いますが、農林関係の金融が、農林中金の系統金融と、それから公庫の政策的制度金融と、この二つからできておりますが、従来この金融のあり方について、いろいろ論議をされておるところでございます。まず、この農林中金と信連との二本立の点からいって、中金の立所と信連との関係で、二重の機構があるために、これが資金コストに影響をしてきているということは、意見として出ておるので、何とかここら辺を合理化しなければならないという強い意見も出てきつつある段階におきまして、公庫が今度また四つの支所を設ける、こういうことになって……

第28回国会 農林水産委員会 第35号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○北村暢君 私は、社会党を代表いたしまして、本案に対して賛成の討論をいたしたいと存じます。  まず、最近の農林金融の状態は、農林中金並びに農林漁業金融公津等、金融機関が発足いたしまして、すでに十年になんなんとして参りまして、その発足の当初から見ますというと、規模におきましても、取扱い金額にいたしましても、格段の相違をいたしておりまして、情勢は一変をしている状態であろうと思います。しかも、これに伴う信用保証制度等におきましても、各種の保証制度がありまして、今日これらの農林金融全体について、当初と情勢は一変してきている。その中において、農林金融がいろいろな意味において輻湊し、調整を要するという点も……

第28回国会 農林水産委員会 第36号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○北村暢君 まずお伺いしたいのは、肥料二法のうちの硫安工業の合理化、並びに硫安輸出調整臨時措置法、これも時限立法でございますが、この法案の施行によって、前の質疑の中でも出ておりますが、まだ相当のバルク・ライン以下の工場がある、こういうふうに言われておるのですが、来年の七月三十一日までということでございますから、この法律の効果によって、どの程度の合理化が促進されたのか、これはまあ農林省の所管事項ではないわけなんですが、状況をお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの説明は平均だと思うのですが、この平均の二万五百円に達しないところがあるわけですね。それがあと一年ぐらいの期間の間に、この……

第28回国会 農林水産委員会 第37号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○北村暢君 ただいまの水産庁長官の答弁では、県を指導して円満な解決をさせるように努力する、こういう御答弁ですけれども、実は、東委員からもその内容について言われておりますように、実際補償を受くべき非常に多数の漁民が、いまだに補償を受けないで、一部の人にその補償が繋断されておる、こういう問題なんですから、円満に解決するということになりましても、今まで使いました補償額について、再配分をするというのかどうかということが非常に問題なわけです。すでにその補償額の金が使ってあるとするならば、これは再配分するとすると、非常に問題が起ってくるわけであります。ところが、この事件のいきさつから考えまして、非常に現在……

第28回国会 農林水産委員会 第38号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○北村暢君 先ほどの約束は十一時半で終るという約束ですから、これで一時休憩していただく。しかしながら、ごらんのようにこの問題についての質疑はですね、相当やはりみんな不満を持っているようですから、あとの理事会等で、会議の運営についてもう一度はかるというふうにして、休憩していただきたい。こういうふうに提案をいたします。

第29回国会 議院運営委員会 第8号(1958/06/27、4期、日本社会党)

○北村暢君 一つ小林さんの質問と同じなんですけれども、政党の分野も変りまして、当時は政党によるより仕方がなかったから、そういう行き方もあったかもしれません。これが国会議員の代表だという選び方をするのか、それとも政党に割り振って、政党の出してきたものはそのまま認めるか、そこのところのけじめがはっきりしてないと思うのです。でありますから、国会議員の代表を出すということであるならば、国会の構成が非常に変ってきておるということになれば、その中において、やはり政府として、国会議員の代表が衆参を通じて適正に出されるということも、あらためてやはり慎重に考えてやられるべきである。こういう指導があってしかるべき……

第29回国会 農林水産委員会 第3号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○北村暢君 今、清澤先生から出ていた問題なんですが、水産庁長官、農地局管理部長の主唱しているあっせんもしくは調停が、できれば仲裁、こういう措置までやるということを希望したい、こういうことを言っておるのだが、基準を作るだけなら、これは作ったって作らなくたって同じで、守られるか守られないかという問題で、ざる法を作ったって、基本法として何べん作ったってだめなんですね。そこでその水質の基準を審議会で作ったものがいかに守られるかということを監督することについて、それを通産省なら通産省に一つ監督権がいく、通産省側も工場を認可する場合において、その毒水排除の施設をしなければ工場を認可しないというなら、それが……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1958/09/10、4期、日本社会党)

○北村暢君 まず文部省の職業教育課長に御質問いたしたいと思いますが、今度の教育課程の改訂に当りまして、特に農林関係の分についてだけ御質問いたしたいと思いますが、この今度の改訂の趣旨からいきまして、特にこの科学技術関係の教育を強化する、そういう観点からして今度の改訂がなされるというふうになっておるようでございますが、その中で、農業関係の中から、従来の農業関係の中に林業関係と造林関係と、それから養蚕関係が含まれておったのですが、今度の改訂によりまして、教育課程の中から林業と養蚕が落されているようでございます。きょういただいた資料によりますというと、全然落されているようでございますが、この林業と造林……

第29回国会 農林水産委員会 第4号(1958/06/26、4期、日本社会党)

○北村暢君 今の説明を聞いておりますと、たとえば国鉄の貨物を扱う量も最近ぐんと減ってきている、そういうことで、今回は特別割引の三分の一だけを一つ上げたい、こういうことのようですが、これは運賃審議会でこの秋から審議されてやるということですか、それまでに三分の一ずつ削っていって、運賃審議会の結論が出るころまでには、この特別割引を全部なくしていこう、こういう考えなんですか、どうですか。
【次の発言】 今のその等級を決定して、それでなおかつ調整ができなくて公共の政策割引をやった、こういうことで二十五億の問題が出ておるが、それでは、その国鉄の側からいっての都合はわかったのですが、公共政策割引をこの三分の……

第29回国会 農林水産委員会 第6号(1958/07/01、4期、日本社会党)

○北村暢君 今の問題に関連しまして、今の類似市場は届出制だからこれを禁止する規定というのは法律的にはないと思うのですが、それはその通りですか。
【次の発言】 そうしますと、類似市場が中央卸売市場の非常に近い場所で開設されて、それが業務上あるいは市場そのものの目的の面において、非常に思わしくない形が現在起きている。これは現在あるものについてはなかなか簡単にできないとしても、江東の場合は今建設しているのですから、まだできていないのですよ、そのできていないところにもう敷地を買って整地をやっているわけです。これが類似市場であるということははっきりしている。こういうのはまだできないのですから行政指導をし……

第29回国会 農林水産委員会 第7号(1958/07/02、4期、日本社会党)

○北村暢君 まずお伺したいのは、今反の臨時措置法を出すに至った原因についてきのう説明がありましたけれども、春繭の五万俵のたな上げというここが、需要の減った分と、それから豊作による増収分という面からして、従来の繭糸価格安定の措置ではまかない切れなくなってきた、こういうことで臨時措置法が出ているようでございますが、この豊作ということと、従来農林省、政府のとって参りました蚕糸の振興政策、こういうものの関連について若干お伺いしたいのですが、大体三十三年度の政策面における状況を見ましても、政府は、今までの政策の中で価格安定に対する処置として、この前の二十八国会で、一応の処置として四十億の買い入れ限度額を……

第29回国会 農林水産委員会 第8号(1958/07/03、4期、日本社会党)

○北村暢君 今の問題ですが、これは百五十億そのものも実は農林中金から融資を受けて今回は処理して、それについて一年たってもなおかつ売り渡しができないで、残った損害を受けたものについては、政府として予算――穴埋めをすると、こういうふうになっていると思うのです。従って、この法案自体が百五十億という金を、予算ということを頭に入れれば、これは補正予算を組まなければ、繭価安定特別会計ですか、この特別会計の補正予算を組まないと、私は簡単にできないのだろうと思うのです。従って、一時農林中金から融資を受けて、そうして処理をしよう、こういう考え方でこの法律そのものができておると思うのです。従って、この考え方を敷衍……

第30回国会 農林水産委員会 第4号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○北村暢君 それでは蚕糸問題については、まだ大臣の答弁で納得しないものがあるのです。あるのですけれども、時間が時間でございますから、これは次回に私は譲りたいと思います。  それで、きょう予定しておりました災害の問題について、時間がございませんから、簡単にお伺いいたします。当委員会から埼玉それから福島、宮城、岩手と視察に行くのでございますが、それに差し当って一つ、災害対策について、これからどんな対策を農林当局は持っておるのか逐一御質問申し上げたいと思います。私の方も簡単に御質問いたしまするので、一つ簡単にお答えを願いたいと思います。  まず第一に、静岡県その他から数ある陳情書が出てきております。……

第30回国会 農林水産委員会 第5号(1958/10/16、4期、日本社会党)

○北村暢君 農地の問題では今詳細に伺いましたが、千田委員からも質問がありましたように、水産関係の災害復旧について、まあ漁具については、これは災害の補助で適用されるが、カキの養殖だなとか、こういうものは、沿岸漁民にとっては、やはり生産の手段であって、農民にとっての農地と漁民にとっての養殖だなというものは匹敵するものである。しかし、農地と同じような永久性のあるものでない。これは何年かたてば使えなくなってしまうというものですから、そういう差はあるとしても、やはりこの対象は生産の手段なんですから、これは災害の復旧でもって高率補助の特例を今回認めるべきでないか、こういうふうに思うのですが、その点、どうい……

第30回国会 農林水産委員会 第8号(1958/10/22、4期、日本社会党)

○北村暢君 今、清澤委員の聞いておることで、まだはっきりしないのですが、この賦課金の千分の一ですか、これを増徴する一つの大きな理由として、旧丸東の売り場を残った三つの御売業者に配分をする、そのことによって収益も上るのだと言ったのだが、丸東の持っておりました売り場がどのように配分されて、どれだけずつ三者に利益になるような配分がなされたか、それだけ答えてもらえばいい。整備計画とかなんかによって、何かほかのものと一緒になってしまって、それがさっぱりだれが利益したのだかわからぬような説明をされても困る。東印さんの方では、丸東からもらったものがないようなことを言っておられるから、それを一つはっきりしても……

第30回国会 農林水産委員会 第9号(1958/10/23、4期、日本社会党)

○北村暢君 きのうの問題を蒸し返すようで非常に悪いのですけれども、前の行きがかりからいって経済局長の答弁ではちょっと納得しかねるものがありますので、重ねてお伺いしたいと思うのですが、何ですか、きのうの財団法人による債務の処理の機関を設ける、こういうことであったのですが、これがいつごろできるかどうかということについて、なるべく早い機会に作る、こういう考え方のようですが、なかなか、きのうの論議を聞いていますというと、希望する人も協会の中に入ってもらえないような状況が出ているようですが、従来のここの委員会での論議の中では、やはりあの機関を、協会を早く成立させて農林省が資金のあっせん等をして、そして、……

第31回国会 法務委員会 第3号(1958/12/18、4期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっとお伺いしますがね。今度の法案の趣旨の一つの中に、大学の優秀な新卒の卒業生をほかの職業分野に逸しないように考慮する。この従来の試験の結果を見ますと、なるほど、ここでいっているように、学生の合格者がずっと減つてきているようでございます。それにもかかわらず、この受験者が非常にふえてきている。これは、そういう欠陥を是正するために、短答式と論文式の筆記試験にわけたと、こういうのですが、どうもわからないのは、短答式を採用してやるというと、学生の合格するような事実が多くなるのかならないのかですね。そういう点について、どういうような考え方からこの形をとつたのか、お伺いしたい。それは、ここで……

第31回国会 法務委員会 第5号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。今の変質者の決定をするときに、非常に慎重にやらなきゃならないということは当然なんですけれども、今、大臣の言われる再犯の防止をする、保護をした者を観察を十分にして、それから矯正が完全にできたというところで出すのがいいんですが、最近の科学的な診療なり何なりによって決定をするというなら、今までのやり方は非常にマンネリズムだった、これがやっぱり大きな原因をなしているのではないかと思うんです。今やっているのは、やっぱり科学的じゃない。しかも、非常に事務的に、何カ月たったら、あとから来るからもう置こうといったって置けない、予算上もこれしかだめだ、こういうような形が現実にはあるのじゃな……

第31回国会 法務委員会 第7号(1959/02/24、4期、日本社会党)

○北村暢君 ただいまの高田委員からの質問ですが、大川委員からのこの前の説明にもありましたように、この報告はまあなるべく簡単に申し述べて、具体的関係に関する詳細は、必要に応じて御説明申し上げることといたしますと、こういうことになっておるのでございます。それで、実はそういう関係からして説明はいたすのでありますけれども、何せ一日の調査でございましたから、各関係者の言い分を聞いたという形になっておりますので、まあ十分の答弁ができるかどうかわかりませんけれども、知っている範囲において御答弁いたしたい、こういうふうに考えております。
【次の発言】 それじゃお答えいたしますが、この地域、仁淀村の所在地が非常……

第31回国会 法務委員会 第10号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○北村暢君 法務省の方に、資料を一つ要求しておきます。これは、法務省の定員外職員の資料でございますが、各部局別に定員外の職員の員数並びに勤続年数、できればその学歴、ほんの簡単な、大学出とか高校出とかいうのでけっこうですから、そういう程度の資料を一つ出して下さい。  それから、保護観察所の内勤の保護司の定員の実情、何といいますか、定員化するための資料、これを一つ出していただきたい。私は、これらの資料の要求をしておきます。  それから、裁判所に一つお伺いしたいのは、この表を見ますというと、タイピストとか廷吏という職種の人がおられるようですね。この職種の人が任官することはあるのですか。

第31回国会 予算委員会 第13号(1959/03/18、4期、日本社会党)

○北村暢君 まず第一番目に、国鉄運賃の等級の問題について、運輸大臣並びに関係者に御質問申し上げます。  まずお伺いしたいのは、国鉄では、現在、貨物運賃の制度調査会が設けられてこの審議をしてきているようでございますが、概略その経過を御説明願いたい。国鉄総裁にお願い申し上げます。
【次の発言】 大体この結論が五月の予定だったがまだ延びるだろうと、大体この経過は承知いたしておるのですが、この貨物部会の中に、中間報告がなされて――これは国鉄に正式にしたものでないというのは、一昨日の西田委員の質問に対しても答えられておりますから承知いたしておりますが、この中に、貨物の等級の専門委員会というのを設置せられ……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 決算委員会 閉会後第1号(1959/10/19、5期、日本社会党)

○北村暢君 私も、相澤君の質問に関連をして、東南アジアの貿易の問題について簡単に質問いたしたいと思いますが、まずその前に、大臣は、アメリカとの貿易が入超であったものが輸出超過に転換した、こういうことですが、これは貿易額の総体において、どういうことになっておるのか。輸入がうんと減って、そうして輸出が若干伸びたために輸出超過と、こういうような形で、総体的にどういうことになっておるかということを一つ御質問申し上げます。  それから、それに関連をいたしまして、貿易の大宗をにぎっておるのは、やはりアメリカとの貿易が、今非常に大きいと思いますが、今説明を聞いておりますと、東南アジアとの貿易の場合において、……

第32回国会 決算委員会 閉会後第4号(1959/10/23、5期、日本社会党)

○北村暢君 一点だけお伺いしますが、厚生保険特別会計の中で、収納率が非常に悪くて、四〇・三%の徴収不足の面がある、こういうふうに言われているのですが、それにもかかわらず、本年度の利益は昨年度よりも五十三億七百余万円増加いたして、約百億七千七百万円の利益を上げている、こういうことのようでございますが、この利益は、相当な利益を上げているというふうに見えるのでありますが、その内容が一体どのようになっておるのか。それからもう一つは、この利益がどういうふうに運用されておるのか、これをお伺いいたしたい。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 ただいまの利益は積み立ててあると言ったのですが、積み立てるのは……

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1959/08/11、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は今議題になりました合川事件について御質問申し上げますが、最初にまず法務省、警察庁が合川事件の概況を御承知であるかどうか、お答え願いたい。
【次の発言】 いや違う。時間がございませんから、内容がわかっておればくどくど必要ないのです。わかっておればわかっておることを前提にして御質問いたしますし、全然わからないということになると各委員も御存じない方も多いですから、それを若干話さないと質問ができませんから、そういう意味で質問をしておるのです。
【次の発言】 法務省の公安課長はわかっておられるのかどうか、それだけ簡単に。
【次の発言】 ただいまの警備第三課長の事件の概要の説明をお伺いいた……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1959/07/06、5期、日本社会党)

○北村暢君 この問題は非常に世論をわかした問題なんですが、ただ私は内容等についてきょうは質問いたしませんが、これの、今検討しておると言われるんだが、法案は臨時国会または通常国会に間に合って出すようなことになるのかどうか。今検討しておる農業問題の基本問題調査会そういうところとの関係で、早急にことしあたり結論が出るのか出ないのか、法案としてことし出すのか出さぬのか。この点を伺いたい。

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1959/08/10、5期、日本社会党)

○北村暢君 今の論議を聞いておりますと、私は、これは二カ月間延長いたしましたが、二カ月間延長するのには延長した理由があったと思う。その三カ月間の間にどれだけの努力がなされて、この八月末日で期限がくるのだが、そのときに一体この二カ月間において農林水産委員会においても決議をいたし、それからあらゆる努力をしてきたと思う。そうしてこの八月末日で、延期した期間においてどういう条件が変って廃止してもよろしいということになるのか、そうでないと二カ月延ばしただけ、ただ解決する努力をしなかった、何らの条件が変っていないのに、延期するときの条件と同じ条件で八月末日がきてしまったら仕方なしに打ち切ってしまう。これで……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1959/09/10、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は、今度の帝麻と中繊の合併の申請に対しまして、過日公聴会が開かれたのでございますが、この公聴会を私も終日拝聴さしていただきまして、この公聴会の公述人の意見等も一通り全部聞かせていただきました。そこで、公聴会の問題の意見の中でいろいろ出ておるのでございますけれども、賛成の方が圧倒的に多いのでございます。これは亜麻の同業者あるいはその関連の繊維産業の各種団体あるいは生産品の販路における関係業者あるいは通産、農林、北海道農務部長、こういう関係の官庁の意見がそれぞれ出ておるわけでございますが、この中には、私はそれぞれの貴重な意見を出しておられると思いますけれども、その趣旨が独占禁止法の趣……

第33回国会 決算委員会 第10号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○北村暢君 大臣お急ぎのようですから、簡単に、二、三の点について御質問いたしまして、後日にまた大臣に対して、各般にわたって御質問いたしたいと思いますが、当面の災害の問題について、特に決算に関連をいたしまして御質問いたしたいと思いますが、先ほどの会計検査院の説明によりましても、当局の努力によりまして、指摘事項が非常に少なくなってきた、これは最近二、三年災害が少なかったために、私は指摘事項も少なかった、このように考えておりますが、今度のかつてない大災害が起きたのでございますが、災害復旧に対する指摘事項は、従来も非常に多かったわけでございます。これに対する、今後のこの大災害に対して、今までの轍を踏ま……

第33回国会 決算委員会 第11号(1959/11/27、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は、最初農地局関係の問題を先にやりたいと思いますが、まず災害関係について、海岸法によりまして三十三年の十二月から実施されておるわけでございますが、この海岸保全の設備築造基準によりまして、この今次の伊勢湾台風によって破壊せられた鍋田干拓の防災堤防工事というものは、この海岸法に照らして十分であったのかどうなのか、このことをお伺い申したいと思います。
【次の発言】 発言中だけれども、それは災害の方でやっておりますから、時間の関係があるので、ごく簡潔に一つやって下さい。
【次の発言】 今度の伊勢湾台風の経験にかんがみまして、鍋田干拓が、農林省が二十二億の巨費を投じて十年がかりで作った六百……

第33回国会 決算委員会 第14号(1959/12/04、5期、日本社会党)

○北村暢君 時間の関係がありますから、簡単に御質問いたしますが、貨物運賃の問題についてお伺いいたします。内容は私は触れません。これはもらずいぶん論議をしておるところでございますから。  まず国鉄の貨物運賃の等級の改正、これを延ばしておるわけでございますが、これの実施について、どんな考え方を持っておるか、また公共政策割引の問題について、国鉄の負担分並びに荷主の負担分に掛けられない分は、農林省、農林当局として政府が、これを見てもらいたいという要望が、国鉄等から出ているのでありますけれども、これらのいきさつが、どのような形になっておるか。  それから国鉄の貨物の取り扱い駅の縮小の問題について、これも……

第33回国会 決算委員会 第15号(1959/12/07、5期、日本社会党)

○北村暢君 私二点だけお伺いしますが、このアラスカパルプの、これは日米合弁会社なんですが、この合弁会社でありながら、従業員の大部分はアメリカなんですが、これの原因はどういうふうに見ておられるのでしょうか、この点まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それはね、向こうのアメリカの木材の労働組合が、当初やはり入れるという意思はだいぶあったのだけれども、これは日本の労働者は賃金が安いのでね、それで日本の労働者が入ってきたのじゃこれはもうアメリカの労働者は太刀打ちできぬ、それで荒されちまう、こういうことで、アメリカの木材の労働組合が――カナダとあれはアメリカと一緒の労働組合ですがね、その労働組合が……

第33回国会 決算委員会 第16号(1959/12/09、5期、日本社会党)

○北村暢君 先ほど延滞のことについて賛同があったのですが、私重ねて質問いたしたいのですが、この延滞の状況の調書が資料によって出ておりますが、これは年々歳々延滞の額が大きくなっておりますし、また件数も多くなっておるわけですが、これは六ヵ月以上の延滞というふうに書かれておりますけれども、長期にわたって延滞になっているものが固定してあってそれに年々歳々一億、三億という延滞が重なっていくのか、この点についてその内容を着手御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それからお伺いしたいのは、先ほどの支店の設置の問題と関連してお伺いしますが、支店を設置しますと公庫の人件費その他がかさんで参ります。従ってこれ……

第33回国会 農林水産委員会 第3号(1959/11/06、5期、日本社会党)

○北村暢君 一つお伺いしますが、従来の小麦協定に参加しておって、この協定最高価格の、何といいますか、協定による恩恵をこうむったという効果、これは過去どんな工合になっているのでしょうか、お知らせ願いたい。
【次の発言】 そうしますとね、国際的に小麦は今、相当生産が過剰になっている、そういうようなことからすれば、最低の価格で五〇%ですか、輸入しなければならない義務を負っているわけでしょう。でありますから、そういう義務の方が、輸入の方の義務の方だけ負う形が出てくるのじゃないか。この協定に参加する利益というものが、義務だけ受けて、権利の、そういう国際的な小麦の過剰の状況において、この協定に参加している……

第33回国会 農林水産委員会 第4号(1959/11/10、5期、日本社会党)

○北村暢君 今度のこの措置が二十八年災より上回っているのは何々か、それからもし、そういうことはないと思うのだけれども、二十八年災より比較して下回っているものはあるのか、これをちょっとお知らせ願います。
【次の発言】 そこでお伺いしたいのは、果樹の償還期限七年というのでございますが、これは果樹は連年の作物ではありませんから、当然据置期間というのを考えるべきだと思うのです。それで、これは例がないのではなくして、前の国会で造林の据置期間を相当延長しておる例はあるわけです。従って、果樹が収入を得なければ償還できない、こういうことになるのですが、据置期間を設けなかった理由はどの辺にあるのか。果樹をやると……

第33回国会 農林水産委員会 第6号(1959/11/13、5期、日本社会党)

○北村暢君 一つお伺いいたしますが、今度の災害の原形復旧主義と改良復旧主義の問題ですが、改良復旧の構想が出てきたのは非常に前進していると思うのですが、その改良復旧の査定といいますか、それを、原形復旧なら簡単に出るだろうと思うのですが、改良復旧をする場合には、この認定の仕方というのは一体どういうふうにしてやられるのか。それからまた、特に必要な新設工事というものも認めるようですが、この程度の問題をどの程度に考えておられるのか、お伺いしたいのですが。
【次の発言】 もう一つの点の、この災害復旧に関連して施行する、特に今必要な新設の工事というものをやられるようでございますが、こういうものの査定もどうな……

第33回国会 農林水産委員会 第12号(1959/12/11、5期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっと、答えが出てしまうというと質問がしたくなるから、内容についてもう少し質問をしたい。今、小笠原さんからの決意を表明していただく前に若干お伺いしたいのですが、公共政策割引の点について、目下経済企画庁で検討中ということですが、これには農林省からどういうことで参画しておられるのか、だれが参画しておられるのか、お伺いします。
【次の発言】 そこで、農林省当局が、従来の当委員会における決議なり、あるいは審議経過からいって、公共政策割引の存置の問題について主張せられるのは、当然でありますけれども、少しくその審議経過の内容についてお話し願いたいのですが、聞くところによると、この関係各省の協……

第33回国会 農林水産委員会 第17号(1959/12/22、5期、日本社会党)

○北村暢君 私、資料要求をいたしておきたいと思いますが、昭和三十三年の繭糸価格安定特別会計の、三十三年、三十四年の経理内容についてわかる資料を提出していただきたい。  もう一つは、保管会社の損失に対する補助金の交付があれば、その内容もわかるように至急出していただきたい。この二つの資料を要求しておきます。

第33回国会 農林水産委員会 第18号(1959/12/23、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は、まず第一にお伺いしたいのは、最低価格と最高価格の問題についてお伺いしたいのですが、衆議院段階で、この問題について法令上の最高価格、最低価格、それから実質的な措置法による最高、最低価格、こういうことは大臣の統一見解として出ているのでございますけれども、そこで、その論議は、私は衆議院段階でだいぶやっていますから避けたいと思いますが、お伺いしたいのは、三月の審議会におきまして諮問をいたしております実質的な最高最低価格、これについて諮問の内容によりますというと、最高価格だけを諮問しているようでございます。これが俵当たり十八万、こういうことになっているようでございますが、この最低価格に……

第34回国会 決算委員会 第3号(1960/02/17、5期、日本社会党)

○北村暢君 農林大臣が見えましたから御質問いたしますが、私は、この前の質問の中で、大臣が見えなくて残っている賛同をこれからいたしたいと思います。  最初に、農業災害補償法の改正の問題について、これは本会議でも施政方針の演説に対して、同僚議員の大河原君から質問をいたしたのでありまするが、前の本委員会においても政務次官にこの法案の準備について、ぜひ今度の国会に提出するように要請をいたしたのでありますけれども、その際に小枝政務次官から、今度の国会に必ず提出するということは受け合いかねるけれども、誠意をもって努力すると、こういう答弁があったわけです。それから大臣の本会議の答弁においても、すみやかに提出……

第34回国会 農林水産委員会 第6号(1960/02/16、5期、日本社会党)

○北村暢君 きょうは林野庁長官が見えておりますから、先ほど触れられておる貿易自由化の問題についての、南洋材と北洋材の輸入に対する影響がどんなふうになっているか。ラワンはもうすでにはずされておるわけです。その結果が一体どういうふうになっておるか。  それからもう一つは、アラスカ。パルプの輸入がどういうふうな影響を持ってくるか。それから特にアラスカパルプはことしから生産に入るわけですが、それの国内の影響の見通し等について御説明願いたい。
【次の発言】 まずラワンの輸入の問題について、フィリピンの生産が奥地になって、あるいは原木という形でなしに、加工してくるというような、加工が進んできたというような……

第34回国会 農林水産委員会 第8号(1960/02/23、5期、日本社会党)

○北村暢君 その問題に関連してちょっと……。大豆の価格支持の問題につきましてお伺いするのですけれども、私ども自由化の問題で心配するのは、大豆の問題が今出ておりますから、それに関連してお伺いしますが、価格支持政策でもって大豆の生産農家に対して心配のないようにするのだ、こういうことについては価格支持政策の限界というものはやはりあると思うのです。その輸入大豆が相当量出てくるということになれば、これは大豆だけの価格でなくて、菜種に関係出てくる。油脂の原料としての菜種に関係が出てくる。こういうことはすでにもういわれている通りでおわかりだと思います。そういうような点で、大豆の問題について価格支持する限界と……

第34回国会 農林水産委員会 第9号(1960/02/25、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は、まず第一点にお伺いいたしたいのは、大臣の農林水産委員会における説明の中の、今回の重点施策の第一が、生産基盤の強化拡充、こういうことになっておりまして、その中に林業問題について触れておられるわけですが、それについて治山、造林、林道ということについての将来の木材需給の見通しに即応して森林資源育成開発に努める、こういうことを言われているのですが、私は、治山並びに林道は、生産基盤の拡充強化ということにはある程度該当するでしょうけれども、造林というものは生産基盤の拡充強化ということに全然関係ないとは言いませんけれども、感覚的にいって、林業というものに対して、森林の保安機能というものに対……

第34回国会 農林水産委員会 第10号(1960/03/01、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は資料を要求しておきたいと思いますが、やはり問題になっているのは、各委員から出ているように、制度金融と、それから制度金融の混淆している問題からいって、この際公庫の金融と中金、それから市中銀行との比較をしてみたいと思うんです。それのわかるような資料を一つ出していただきたいと思うんですが、このいただいている関係資料の中の十四ページのところに、公庫の貸付金の種類の利率の最高について表が出ているのですが、これは最高でありますから、最低の区分したやつを一つ知らしていただきたい。最高だけになっていますから……。それを一つ知らしていただきたいことと、それから今度の改正の中で一点だけ質問しておき……

第34回国会 農林水産委員会 第11号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○北村暢君 きょういただいた資料について簡単に質問だけをしておきます。第二表の農林中金の制度金融による貸出残高が出ておるのですが、これの種数別の大体この金利はどのくらいか。それからその次の表の共済資金の農村還元状況の、これも貸出金利の信連を経由するものが幾らの金利か、それから直接貸しは幾らかということです。それからもう一つは、単協、信連、中金の貸付残高の推移について出ておりますが、これも一般の貸付の場合の場所によって違うでしょうけれども、大体単協、信連、中金の金利はどの程度か、それだけお伺いしたい。
【次の発言】 それから最後に十一表のところに、公庫資金のいろいろな貸付条件の一覧表がありますが……

第34回国会 農林水産委員会 第12号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○北村暢君 最初に質問いたしたいのは、標準鶏というのを設けるわけですが、今度法案で出ております種卵のための種鶏業者あるいは孵化業者、こういう品種改善のための、改良普及のための施策というのが種畜牧場との関係で一体どういうことになるのか、ちょっとこの法案だけではわかりませんので、全国の種畜牧場との、業者との関係を一つ説明をしていただきたい。
【次の発言】 この国立牧場の所管の区域、まあ全国に五カ所ですから、所管の区域がきめられておると思いますが、大体この原々種ともいうこの国立牧場の種鶏が、この全国的な種鶏の上に及ぼす影響というものは大体どの程度に影響を及ぼしているのか、この種鶏の今度の制度を設けた……

第34回国会 農林水産委員会 第13号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○北村暢君 この法案の審議とは直接関係はございませんが、農林金融の全般の問題について御質問をいたしまして、それから今度の改正点についての質問に入りたいと思いますが、まず第一番目にお伺いしたいのは、ここ二、三年農林金融の交通整理の問題がやかましくいわれてきたのでありますが、この点については、私ども何回か質問をしてきておりますけれども、一体、これがどういう結末になっておるのか、一体、どういうような状況になっておるのか、この点についてまず御説明を一ついただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま説明がありましたけれども、交通整理の問題点が自分ははっきりつかめないのでございますが、まず、この交通整理……

第34回国会 農林水産委員会 第14号(1960/03/11、5期、日本社会党)

○北村暢君 お伺いいたしますが、まず第二条の果樹振興資金の貸付のことについてお伺いいたしますが、この法律によりますというと、計画の認定を受けたものに対して、その計画を達成するために必要な資金を公庫から融資をするようになっておりますが、この果樹農業振興資金のことですね、公庫法の第十八条の第一項第一号、第一号の二、第七号または第八号と、こうなっておりますが、従来の公庫の果樹関係に対する融資の状況を見ますというと、主務大臣の指定する施設の果樹だな、それから主務大臣の指定する施設の災害復旧のための果樹貯蔵庫、まあこれが貸付の対象になっておるようでございます。そのほか農林漁業者の共同利用施設の改良、造成……

第34回国会 農林水産委員会 第15号(1960/03/15、5期、日本社会党)

○北村暢君 簡単に二、三点だけ質問をいたしますが、農林漁業の組合の再建整備法が実施せられて、なおかつ今日整備促進法をもってやらなければならない最大の原因は、そういうふうに促進法でやらなければならなかった、再建整備法で完全に再建できなかった最大の原因は何であるかということですね、これはいろいろ抽象的な説明はお伺いしたのですけれども、どういう欠陥があって再建整備法では再建ができなかったのかということを一つ御説明願いたいのです。それで、そういうことは協同組合自体の問題だけでなしに、やはり沿岸漁業全体の問題として私は解決しないというと、協同組合だけで整備促進をやってもなかなか簡単にいかないのじゃないか……

第34回国会 農林水産委員会 第18号(1960/03/25、5期、日本社会党)

○北村暢君 簡単に二、三の点についてお伺いいたしますが、今回の改正案によりまして、趣旨は、政府の御説明をお伺いしましてだいぶわかりましたが、ただお伺いしたいことは、現在の普通損害保険の引き受けの問題で、在籍隻数の加入率の問題でございますが、現在動力船で二十トン未満のものが四二%の加入率、トン数が大きくなるに従って加入率も大きくなっておりますが、無動力船については一二・二形、こういう率で、加入率が無動力船または小さな船の加入率が非常に悪い。ところが、一番やはり保険にこれは加入したくなくてしないのじゃなくて、加入の必要は確かにあるのだけれども、なかなか趣旨が徹底しないので加入ができない、また加入す……

第34回国会 農林水産委員会 第19号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○北村暢君 お伺いしますがね、今度の出資金を一億増資するということになったようでございますが、先ほどの森委員の質問に対して、保証の限度額を増強するために増資する、こういうことのようでございますが、それが百四十億が対象であるというふうに御説明になったんですが、いただいた資料によりますと、この基金の対象になるのは営農振興資金ということで、三十四年度で、七千七百十五万円ですか、これが対象に出ておるように思うのですけれども、この点今年度の貸付予定額の百四十億全体に対して、この保証をすると、こういうことになるのですか、その点もう一度、さっきも説明なされたのですが、ちょっとわからなかったものですから教えて……

第34回国会 農林水産委員会 第20号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○北村暢君 大臣が見えましたのでお尋ねしますが、先般の当委員会において、資金構成の問題について御質問をいたしたのですが、大野政務次官は、今年度は、産業投資特別会計の無利子の政府出資というものを、前年同様にとどめるかわりに、資金運用部からの借入金を増加して、そして公庫の資金のワクを拡大することで折り合ったと、こういうふうにおっしゃっておるわけでございます。もちろん政府の出資金の増額に努力をしたけれども、これができないために、資金の総額をふやすことで折り合ったのだ、それから坂村局長は、産業投資特別会計の今後の見通しについての答弁では、三十四年度が三百二十八億であったものが、三十五年度は二百六十億、……

第34回国会 農林水産委員会 第22号(1960/04/05、5期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっとお伺いしたいのですが、外資導入のことでお伺いいたしますが、先ほど来森委員の質問にもあったのですが、外資導入についての説明をちょっとお伺いいたしましたが、これを導入する場合の影響というのが私非常に大きいのじゃないかと思うのですが、まず第一点お伺いしたいのは、外資の導入の状況でございますが、三和銀行の調査部の資料によると、三十四年四月から七月までの累計で株式投資が八千三百億ドル、それから貸付債権が、これが大きく六億一千百万ドル、そのほか非常に小さいのですが、ありますが、計で六億九千五百万ドル、こういうふうな外資の導入の状況になっているのですが、その状況なんですが、大ざっぱでけっ……

第34回国会 農林水産委員会 第23号(1960/04/07、5期、日本社会党)

○北村暢君 私も時間がないようですから簡単にお伺いしますが、森委員も心配しているのですが、やはり公団の性格として臨時的なものである。これはもう当初から予定せられていた通りなんです。これは森林開発公団の経験から見て、三年の事業が終了して、なお、他に事業を求めて今継続してやっている実態があるわけです。それで特別会計との関係もあるでしょうけれども、特別会計と競合しない新規事業として予定せられるもの、これを愛知用水の事業として、まあ森さんも言われているように、この愛知用水のように規模の大きなものというのはそうはないのですから、分かれるとしても、これはやはり当初から実は心配の種であった。われわれも愛知用……

第34回国会 農林水産委員会 第24号(1960/04/14、5期、日本社会党)

○北村暢君 まず第一にお伺いいたしたいのは、今回の整備法によりまして、整備を行なう対象の組合について、赤字組合と、それから超不振の組合と考えておるようでございますが、これは再建整備法で、現在まで整備をやってきて、なおかつ整備ができなくて、残ったものを整備するのでありますから、今後の対策として、私は、この法律でも五カ年計画で大体実施して、なお整備できないものが、超不振組合等が残るということのようでございますが、それについて、この法律の五カ年計画後における対策というものは、なお考えられておるのかどうか、この点を一つお伺いいたしたい。それは、なぜそう言うかというと、この法律の実施によって、超不振組合……

第34回国会 農林水産委員会 第27号(1960/04/21、5期、日本社会党)

○北村暢君 きょうは私は、開拓三法案が提案になっておるわけですが、今度の国会では開拓関係の法案に対して開拓者は非常に大きな期待を持っておっただろうと思うのですが、実際に出た法案を見て、開拓者はどちらかといえば、がっかりしているんじゃないか、まあこういうふうに思うのです。そういうような点からいたしまして、私はまず開拓の現状について一つ質問をいたしたいと思うのですが、まず第一番にお伺いいたしたいのは、開拓が実施せられて、その結果、非常な不振の農家が出て、開拓の成果というものが非常に進んでいない、こういう段階の中で開拓営農振興臨時措置法が三十二年に制定されたわけでございますが、まず、この開拓営農臨時……

第34回国会 農林水産委員会 第28号(1960/04/26、5期、日本社会党)

○北村暢君 それでは質問いたしますか、まず、前回開拓営農振興臨時措置法について質問をいたしたのでございますが、その際に開拓営農改善計画についていろいろお伺いいたしたのでございますが、その際に出ました当時企図いたしました営農類型の問題についてお伺いいたしますが、三十三年度に新しい営農類型に基づいて試験的にこれを実施したのではないかと思うのですが、この実施の経過について御説明を願いたいのです。
【次の発言】 ただいまの営農類型の内容については、当時の安田局長からも十分説明はお伺いして、内容的なことは大体わかっておるわけですが、これを三十三年度、相当な試験的な意味でモデル地区、北海道九十戸、内地百四……

第34回国会 農林水産委員会 第29号(1960/04/28、5期、日本社会党)

○北村暢君 小笠原さんに関連して。小笠原さんが非常に心配されている点については、私もこの前も質問したのですが、今庄野参事官の説明をお伺いしていると、一応振興計画を実施して完了するというと、相当な振興ができるのだ、こういうことのようですが、この前の農地局長の答弁からいっても、私はこの点はしつつこく聞いたのですが、振興計画が完全に実施されても、その振興計画そのものが財政資金のワクにはめられて、そしてほんとうの意味の振興計画になっていないものに押しつけられている、こういうことは確かにあるわけです。そしてまたその振興計画について訂正を申し入れても、なかなかこの訂正に応じない。いや、それは応じているのだ……

第35回国会 決算委員会 閉会後第2号(1960/08/01、5期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。今いただいた資料でちょっと計算してみますと、日当二百三十円、宿泊三百五十円ということですけれども、これだと五百八十円になりますがね。ところがこの三池の出動人員と、それから使用されている六月三十日までの一億四百万、これとはちょっと計算してみますと五百六十円何がしにしかならないのですよ。そうすると、これは日当、宿泊旅費とこういうことになっておりますが、交通費ということでございますがね、交通費なんか払う余地がないんじゃないかと思う。そうするとこの実費というのは規則にはこういうふうにあるけれども、これよりも低い額で支給することがあるのか、それとも活動旅費の中で何か公共の施設に宿泊……

第35回国会 決算委員会 閉会後第4号(1960/09/03、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は主として補助金の問題について関係各省にお尋ねいたしたいと思いますが、まず、御提出いた、だきました資料によっても明らかなように、一般会計の所管別の補助金等の調べによりますと、その予算額並びに月数にいたしましても年々その額が増大いたしておる。しかも三十五年度においては一般会計並びに特別会計の補助金を合わせますと、約五千億に上るのでありまして、一般会計予算の約三分の一を占める状態になっておるようであります。従って、補助金の運用というものは、きわめて財政の運営の上においても、行政上においても重大であるだろうと思うのです。従って、この補助金問題については何年決算委員会においてきびしい批判……

第35回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1960/08/10、5期、日本社会党)

○北村暢君 開拓の問題で千田さんの御質問に対しまして関連してお伺いいたしますが、今度の予算の中に、開拓者の間引きの予算が組まれておったと思いますが、これの進捗状況はどのようになっておられるか。また見通しについてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、間引きのネックは、やはり転業もしくは他の開拓地、まあ海外、いろいろ種類はあるようでございますが、それの援護措置が僅少なために成果が上がらない、こういうことのようにも考えますが、そうしますと、本年度の計画は計画としてやはり一戸十五万、海外の場合二十五万、その程度の援護をする、それをまあ増額するというようなことは考えられないのか、予定より……

第35回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1960/09/07、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は、先ほど九州その他の旱害の問題についての御答弁があったのでありますが、台風十一号、十二号、十六号の各種災害について資料が出ておりますけれども、これについて、現在国会中開会中でもございませんし、また臨時国会も選挙後というようなことになるわけで、従来の特別立法を実施したというようなことにはちょっとできない状態にあるわけでございます。しかしながら災害は、これは何としても処置しなければならない問題でございまするので、私の要望としては、特別立法に下回らない措置を政府はぜひ一つとってもらいたい、こういう希望なんでございますけれども、大臣として今度の災害に対しまして、どのような基本的な考え方……

第36回国会 決算委員会 第2号(1960/10/19、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は最後に今、教育研究団体等の問題について、矢嶋委員そのほか外からいろいろ出ておるのですが、この問題について、予算の執行上ももちろんでありますが、文部大臣の教育行政に対する考え方というものは、私は国会以外のところでは、ちょっと慎重を欠いて軽卒な点もあったと、こういうことを今、言われておりますけれども、私はこの池田内閣における、いわゆる低姿勢の池田内閣の中において、ただ一人の高姿勢の文部大臣、これは私が言うのじゃなくて、今世間一般が言っております。そういう中で、私はやり文部大臣としては相当の信念があって、教育基本法その他の問題について出されている、このように思うのです。  従ってこれ……

第36回国会 農林水産委員会 第2号(1960/10/21、5期、日本社会党)

○北村暢君 今の問題ですね。これは大蔵省の税関の関係もあるようで、その所管が違うようでございますから、委員長において、この仮陸揚げの状況等について、それから数量その他について、資料として文書で報告を願えるような手続をとっていただきたい。これを一つ委員長においてそういう措置をとるように資料要求をいたしたいと思います。
【次の発言】 一点だけ申しておきたいと思うのですが、大体この学校給食の補助を出して需給のため余った牛乳を学校給食に振り向ける、当時は確かにそういう理由でできたということは、予算の編成の建前からもそういうふうになっているというのでございますけれども、あの当時ですね、やはりあの論議せら……

第37回国会 農林水産委員会 第2号(1960/12/15、5期、日本社会党)

○北村暢君 定員の問題についてちょっと森委員の質問に関連してお伺いいたしますが、常勤作業員は定数が幾らで、一体今欠員がどのくらいあるのか。それから今度の特別国会に出ておるのは七千二十五名かの新規事業に対する定員の改正だけでありますけれども、それを前の三十四国会ですか、あのときに大体与党との間に修正をする案というものが話し合いがついておった。ところがああいう国会で流れてしまって、今度の国会にこう来ておるわけなんですが、その約二万名を定員修正する、こういう案が出ておったはずなんでありますが、今度の特別国会でもおそらくこの定員法については修正ということを相当根強くやられるのではないか、こう思います。……

第37回国会 農林水産委員会 第3号(1960/12/20、5期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。この問題は、今三重県の漁業の実態調査、伊勢湾の具体的な請願の問題について出てきている。これは今千田委員も言われる通り、大へんな問題になっている。実際に漁民から漁場を取るということは、これは工場を設置するために農地をつぶすというのと非常によく似て、生活権を剥奪する問題なんですね。ですからこれは調査だの何だのと言っている段階じゃない、もうすでにあなた、漁民から漁場を取られてしまえば、これは生活の手段を失うという問題です。しかも、これは今四日市等における工場の集中的な計画というものが、現実にあるわけです。そういうような点からいって、これは今水産庁なり企画庁、通産関係の答弁を聞い……

第38回国会 決算委員会 第3号(1961/02/08、5期、日本社会党)

○北村暢君 今、御答弁を聞いておりますと何か用地取得のために不確定要素があって、それが取得できないとかなんとかいう答弁をされておりますけれども、今、大倉委員が指摘しておる点は、いずれも航空機、艦艇の建造費、これは明確なものですよ。そういうことで予算を計上するときと予算の運用面においての質疑をしておるので、その予算の流用の場合に、こういう予定をしているものが、しかも明確であるものが繰り越しをし、あるいは不用額になり流用している。これについて会計検査院もまた、財政法に違反しない程度であればやむを得ないのだといったような答弁をされていることはまことに遺憾なのであって、これはやはり予算は予算として実行……

第38回国会 決算委員会 第4号(1961/02/13、5期、日本社会党)

○北村暢君 きょうは決算全般について御説明があったわけですが、これは大蔵省所管の中でも細部にわたって今後詳しく審議されますから、その点はきょうは一切質疑を省略いたしたいと思います。  なお、大蔵関係は私どもの都合で恐縮ですが、阿部委員が担当することになっておりましたのですが、きょう都合でどうしても出れないということでございまするので、後ほどまた阿部委員からも質問あるかと思いますので、これについてはあらかじめお断わりをしておいて質問をいたしたいと思います。  まず租税関係についてお伺いいたしますが、三十三年度の租税の状況を見ますと歳入予算収入決定済額、収入済歳入額、これらを見ますと大体予定通りい……

第38回国会 決算委員会 第5号(1961/02/15、5期、日本社会党)

○北村暢君 先ほど大倉委員から質問のありました墜落したのは何機かというお答えを。
【次の発言】 それじゃお伺いしますが、F86Fの部品補給からいって、今後四、五年間は、F86を使う、こういうことのようですがね。それをロッキードにかえていくという考え方があるようですが、一体このロッキードの性能について若干お伺いしたいのですが、このロッキードの飛び立つときの音響、あるいは射撃する場合の演習のときの音響ですが、これはF86と比較してどの程度の音響を出すように試験でなっておるのか。  それからもう一つは、離着陸する場合における滑走距離の問題ですが、これについて、一体ロッキードは、どのくらいの滑走距離を……

第38回国会 決算委員会 第6号(1961/02/20、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は、日高の牧場の件について畜産局長並びに政務次官にお尋ねいたします。  まずお伺いいたしたいのは、現在まあ有畜農業が、畜産というものが非常に振興する、こういう傾向にあるわけでございますが、馬産について、農林省は一体どのような考え方で臨もうとしておるのか、この点、まずお伺いいたしたい。
【次の発言】 今の方針、お伺いしたんですが、どうもはっきりわからないのですが、そうしますと、戦後の馬政は 農耕馬を中心とする生産というものが中心になるようにお伺いいたしましたが、それも、農業機械化との関係からいって、今後減少をしていくであろう、このことは、私どもも否定するわけではないのでございますけ……

第38回国会 決算委員会 第13号(1961/03/27、5期、日本社会党)

○北村暢君 ただいまの運輸大臣の答弁はさっぱりあいまいもことしてはっきりしないのですがね。あれは新線審議会ですか、その審議会の二十七年以降の現在までの新線建設計画の建設の実施状況と、今後の新線建設の計画について、だんだん減らしていくようなふうにも聞こえるのですけれども、どういう計画になっているのか、これは一つ発表願いたい。私の聞いている範囲ですと、この新線の建設が、そんなに運輸大臣の言われるように減っていくようには聞いておらないわけです。従ってお伺いしたいのは、今後の建設計画というものが従来の実施してきたものとの比較において、どの程度に減らしていこうと計画されておるのか、この点について御答弁願……

第38回国会 決算委員会 第14号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は、だいぶ時間を急いでおるようですし、私も急ぎますもので簡単に御質問いたしますが、まず第一点でお伺いしたいのは、職業訓練の問題でございますが、昨年の予算において、農山村における職業訓練ということで、特に農林省と労働省との間で話し合いができて、職業訓練所というものを特に設けたはずでありますが、その実施の経過についてどのような成果が上がったのか、どらなのか、これに対する経過を一つお伺いいたしたい。  それから、三十六年度の――これはまあ決算じゃなく非常に恐縮でございますけれども、三十六年度における職業訓練の問題については、雇用促進事業団というようなものを設けて、職業訓練の施策として、……

第38回国会 決算委員会 第15号(1961/04/03、5期、日本社会党)

○北村暢君 今の山田委員の質問に対して因っておられるようでありますが、いずれにせよ、これは許可制でしょう。許可制ですから、許可しなければいいのです、あなたたちの方では。ところが許可しているからこういう毛のが出てくる。許可以外のものが出るというと、これはあなたの方で取り締まる権限があるでしょうけれどもね。許可して出ているものは、これは仕方がないじゃありませんか。しかし、今、山田委員の質問のように、大体これは許可すべきじゃないのですよ。たばこによっては封印しているものもあるのですし、ピースとか何とか固い箱のものは封印はしていない。封印をして、やはり品質に権威を持ち、責任を持つというのだったならば、……

第38回国会 決算委員会 第16号(1961/04/05、5期、日本社会党)

○北村暢君 ただいまの説明では景気が悪いからということで手控えたようですが、収入面では予算現額から五十八億の増収になっておりますね。これが増収になっておるのでありますから、今言った景気が悪いから手控えるという、そういう見方自体が誤りでなかったかとこう思うのですが、その点はどういうふうにお感じになっておりますか。
【次の発言】 どうも資料がなくてわかりませんがね。先ほど総裁は三十一年度は景気が悪くてと、相澤君、納得したようでございますけれども、私はちょっと納得できないのは、あなたのところの決算の報告の説明書を見ますと、建設勘定で大体九十七億の繰り越しをしたのは三十三年の前半で、不景気で工事を押さ……

第38回国会 決算委員会 第18号(1961/04/12、5期、日本社会党)

○北村暢君 私がまずお伺いいたしたいのは、政府の出資金と借入金の状況がどのような状況になっておるか、この点を第一にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、借入金が増加してきている、しかも全体からいえば資金は増加しているようでありますから――資金運用部の資金が大部分のようであります。三十六年度を見れば二百六十八億というものを資金運用部資金から借りて、前年は九十九億でございますが、そういうような状況でこの資金運用部資金からの借入金が多くなるということは、公庫の金利について相当やはり運用の面が苦しくなってきているのじゃないかというふうに考えられるわけでございます。これは一部回収金と……

第38回国会 決算委員会 第19号(1961/04/14、5期、日本社会党)

○北村暢君 今、相澤委員からいろいろ意見が出ていますが、これは今住宅金融公庫の方の利子を見ましても、貸付の利回りが五分五厘くらいでしょう。地方自治体が宅地造成する金を借りるのに七分五厘で借りて、これで七分六厘のやつを三厘にするとか言っているのだが、そんなことで営利団体でない地方公共団体に貸付をするというようなことは、大体公庫の存在意義というものがないですよ、ほかの公庫から比べてね。農林漁業金融公庫なり中小企業金融公庫の利回りにしても、大体五分五厘から六分なんか行っているところはないでしょう、それなのに、営利団体でない地方の公共団体に金を貸すのに、七分だなんてこんなばかげたことはない。大体私は公……

第38回国会 決算委員会 第20号(1961/04/17、5期、日本社会党)

○北村暢君 北海道東北開発公庫の貸付の件についてお伺いいたしますが、貸付の実績におきまして、いろいろございますが、そのうちで木材利用工業に貸し付けているものについてお伺いいたしますが、これは額においても、ほかの部分から比べれば非常に多いわけでございますが、このうちで木材糖化のために融資をしているということを聞いておるのですが、これの状況についてお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 これは北海道開発に非常に大きな役割を果たすのじゃないかと思いますが、すでに敷地の選定、その他行なわれておるようでございますが、審査中ということは、木材糖化工業の状況についてどのような調査の結果が、申し出はある……

第38回国会 決算委員会 第21号(1961/04/19、5期、日本社会党)

○北村暢君 ただいま委員長からお聞きになりましたように、中央卸売市場に関連する問題で前回御質問いたしましたのですが、その際数々の問題について答弁が不十分でございました。そこで引き続いて御質問いたしたいと思いますが、それに先だってこの前の質問に対し不明な点は文書をもって、私の手元まで一応回答が寄せられているのでございます。これに対しましてまず御質問いたしたいと思いますが、第一点は、神田分場における敷地の払い下げの問題についてお伺いいたしますが、払い下げの価格は東京都財産価格審議会の承認を得て八百六十二万四千百円で払い下げをされたようでございますが、払い下げた土地は五百坪でございまするので、坪当り……

第38回国会 決算委員会 第26号(1961/05/17、5期、日本社会党)

○北村暢君 相澤君から言われているからいいのですが、政務次官が、そういうふうに答えられて、その点は、それでいいと思うのです。ただ、官房長が見えておりますからね。官房長は、外務省の国会係なんですから、官房長に、私はちょっと言っておきたいと思うのですが、外務省というところは、えらい人の非常に多いところです。参事官も、全省の半分ぐらいは外務省が持っておる。従って、政府委員も一人ではないはずです。外務省の政府委員、一体何名おる。とにかく会計課長が出れないということであれば、当然それにかわった政府委員が出てくるべきである。そして関係のない政府委員でも出て、そして説明員として、会計課長代理をこまかい点につ……

第38回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1961/09/01、5期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。今の清澤さんの疑問私もごもっともだと思うのです。これは今、林野庁の出しておる臨時措置の税の軽減措置というのは切ったものに対して、出てくるものに対して所得の減税をする、こういうことでしょう。だから、税金の減税した分よりか置いた方が得だといえば、この効果は指導してやったとしても、山持ちの方で判断をしてどっちが得かという計算をして、置いた方が、今の値上がりの方が得だという判断をすれば出てこないと思います。だから、一応考えられたことのあるやはり立木について、持っておることについて税金をかける、これは持っておると税金がかかるから切らないと損だ、こういうことだとすると出てくるんですよ……

第38回国会 農林水産委員会 第9号(1961/02/23、5期、日本社会党)

○北村暢君 私はただいまの堀本委員の麦対策に関連してお伺いいたしたいと思いますが、今堀木委員の主張せられる麦対策の転換の一つとして、果樹振興の方向へ持っていくということは、私は主張として非常にいいことだと思うのです。ところが、全農林省が考えている麦対策の、大、裸麦の作付転換にあたって、小麦の増産、それから菜種、ビート、これに作付転換を指導していく、このように伺っておるのでございますが、私はこの転換について非常に疑問を持っている。一つは小麦に転換をして、小麦の増産をやっていくというのでありますけれども、これは国内小麦の用途の関係からいって、増産してはたして結果的にいいかということになりますと、パ……

第38回国会 農林水産委員会 第10号(1961/02/28、5期、日本社会党)

○北村暢君 資料要求をいたしておきます。森林開発公団の従来の事業の内容、経理内容のわかる資料を一つ出していただきたい。これは年度別に出していただきたいと思います。それから次に、造林事業の実行についての、先ほどいろいろな人員の発表がありましたけれども、これは現況でいいですから、一つ官行造林事業を実施して参りました組織の機構、人員構成、それから年度別の事業量、これに応ずる人員ですね、これを一つわかるような資料で、印刷物で出しいていただきたいと思います。それから官行造林の現況ですね、これは三十五年現在でようございますから、ここにも一部資料が出ておるようでございますが、内容的には各営林署別に、都道府県……

第38回国会 農林水産委員会 第11号(1961/03/02、5期、日本社会党)

○北村暢君 今の櫻井さんの質問について、長官は答えられておるのですが、人工林の被害の状況というものは、天然林と一緒になっていてわからないと、こうおっしゃるけれども、あなたの方で出した林業統計要覧には、民有林の人工林の災害による被害状況という中にはっきり被害額が出ておるんですよ。だからわからないのではなくて、わかって、統計としてはある。これはどこの調査か知りませんけれども、統計は出ておるのですよ。それによりますと、今桜井委員の心配している問題が出ているわけなんです。そこでお伺いしたいのですがね。病虫害の被害について、統計は三十一年度までしかこれには出ておりませんが、まさしく三十四年は天然気象災害……

第38回国会 農林水産委員会 第12号(1961/03/03、5期、日本社会党)

○北村暢君 今林野庁長官から説明がありましたが、病虫害の被害等における統計要覧と、実際の従来の林野庁の行政として予算折衝その他に使った数字と、非常に大きな食い違いを出しておるということは、これは少々けたが違うほど違っておるわけなのでありまして、それじゃ私どもは一体何を信用して見ればいいかということについて、疑義を持たざるを得ないのです。今の説明によりますと、大へんな差でありますから、そうするとまあこれは相当金をかけて林野庁でこれを毎年出しておるわけなのでありますけれども、発行の責任だの何だのということになってくるというと、国費を使ってやっておるのだろうと思うのですが、非常にまずいということにな……

第38回国会 農林水産委員会 第14号(1961/03/10、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は一応質問を終わっておったんですけれども、また疑問な点が出て参りまして、ちょっとお伺いいたします。前の質問で、契約件数が減って契約の面積並びに保険金額が非常に増加しておる。これで保険運営面から非常に合理化した、こういうふうに申し上げておったのでありますが、ちょっと疑問なのは、農業共済等においても相当保険料金の未収入というような問題が非常に大きな問題になっておると思いますが、この保険における保険料の収入関係は未収入というようなものがないのかどうか、この点を一つお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 その点、契約と同時に全額料金を払い込むということになると、保険の期間の長いもの……

第38回国会 農林水産委員会 第15号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○北村暢君 まず、あの開拓者資金融通法による政府の貸付金の償還条件の緩和等に関する特別措置法が、この前の国会ですでに通過しておるのですが、これの政府資金の償還条件の緩和についての実情は、一体どういうふうになっておるのか、概略御説明願いたいと存じます。
【次の発言】 それで借りかえが、二百三十一億かのワクでやろうとしておるのですが、この前の委員会で資料要求をしておりました、開拓関係の政府、公庫並びに系統資金の総額についての資料要求をしておったのですが、きょうの配付された資料の中にあるようでありますが、きょう今いただきましたのをちょっと見ているひまがないので、大体開拓者のこの借入残高等について概略……

第38回国会 農林水産委員会 第19号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○北村暢君 先ほど四十万トンの農協団体、農民の直接に希望のあるものにもものをやりたい、こういうことだったようですがね。そこで精麦業者の方を通すものと農協を通じて直接利用したいものとの比率はどのように考えておられるか、これはまた年間を通じてでしょうから、毎月の需給計画というものですか、そういうものも考えておられるのだろうと思うのですが、そういうものと関連してどのように配分を考えておられるか。
【次の発言】 それから畜産局長にお伺いしますが、きょう資料をいろいろもらいましたが、こまかい資料で私はまたこまかく検討させていただきたいと思いますが、需給安定法によります関係の資料が非常に多いわけです。私は……

第38回国会 農林水産委員会 第20号(1961/03/24、5期、日本社会党)

○北村暢君 資料を要求しておきますが、昭和二十六年以降の年度別の公庫資金の運用の利回り、それから資金原価、それから滞貸償却費引当率、これの前年度比というものがわかるような資料を一つ出していただきたい。それだけ資料を一つ要求しておきます。  それから質問いたしますが、資金運用部並びに簡易保険からの借入金の利子は、一体どのくらいで借り入れておるのですか。
【次の発言】 文書で出してもらった方がいいですね。
【次の発言】 両方とも六分五厘でございますか。
【次の発言】 次にお伺いしたいのは、改正点の第二点の、林業経営の維持及び改善資金の新設でございますが、これの改善資金というのは、今後の基本問題調査……

第38回国会 農林水産委員会 第21号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○北村暢君 公庫の法案について今度は出資の増額と、新たな林業関係の新しい制度金融が出てきたのでございますけれども、従来この農林金融についての交通整理の問題が出ておりまして、今度も農業近代化資金という新しいものが出て参りましたが、制度金融としてのこの交通整理問題に関する従来の検討をされて参りました内容等について状況を一つ御説明を願いたいと思う。どういうことなのか。
【次の発言】 今のお伺いした点で状況は概略わかったわけですが、この制度金融の中における公庫資金の問題で、公庫のこの融資の拡充ということでもって融資対象の融資額の拡大であるとか、あるいはこの公庫に対する政府の出資の増額、そのほか外部資金……

第38回国会 農林水産委員会 第22号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○北村暢君 大臣にお伺いいたしたいのでございますが、公庫法の改正と関連をいたしまして、来年度の公庫の貸付予定計画、これに伴います自作農維持資金の問題についてお伺いいたしたいと思いますが、まず、過日の衆議院の委員会におきまして、大臣は小作料の統制問題に関連をして、現在の統制小作料は現実に沿わなくなっており、土地の収益性を考慮して検討を加えたい、こういう趣旨の御答弁をなさっておるわけでございますが、統制小作料について検討を加えるというのは、具体的に一体どのようにされるおつもりなのか、現状とそれから今後の対策についてまずお伺いいたしたいと思います。

第38回国会 農林水産委員会 第23号(1961/03/31、5期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。具体的に一つお伺いいたしますが、この全購連主要取扱品日別手数料率というところの無機質肥料、これの率はこういうふうになっていますが、取扱数量並びに金額ですね、経済連においては、これは各県でございましょうから、総額と、経済連の数で、一体県の単位でどれくらいになるのか、それから総合農協では一体どのくらいの手数料の総額になるのか。これを一つ御説明願いたい。  それから末端においては、農家の庭先価格で無機質肥料が系統の組合肥料よりもかえって一般の商社の肥料の方が安いというような場合がちょいちょい出てきておる。これはやはり一時的な現象で、商社は商業の戦術として、一時安く売ってお得意を……

第38回国会 農林水産委員会 第28号(1961/04/11、5期、日本社会党)

○北村暢君 関連で簡単に一つ。今の問題、ただいまの石谷委員の御質問に関連してちょっとお伺いをしたいのですが、今、林野庁の説明によりますというと、開発する林道は長期計画によりましても相当あることは事実です。それを他の産業との関連において、林道だけで開発していくということについてはいろいろ問題があり、ほかの産業とも関連して開発していくということになりますというと、従来の補助林道、林道のみについての補助をやるというやり方、これよりも公団等のような性格のものが、もっと多角的な目的による林道、他産業も利用できる林道という幅の広いものが考えられるならば、そういうものはやはり単独の林道の補助金、補助林道、融……

第38回国会 農林水産委員会 第29号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○北村暢君 私はまず、質問に入る前に資料の要求をいたしたいと思いますが、官行造林の既契約分のうち、造林未済地の件数、面積、これは一般造林と水源林造林とに分けて。それから分収造林実施の概要、若干資料は出ておるようでございますが、三十三年度以降の年次別、件数別面積、金額、それから分収造林年次別費用負担者調べ、個人、会社別に出してもらいたい。それから分収造林年次別、所有形態別実施状況、同じく分収造林年次別、林相別実施状況、それから分収造林年次別分収歩合の実施状況、それから公団の三十六年度水源林造成計画、支署別、県別件数、面積・事業費、それから公団、林道開設改良事業の事業費の資金の内容、今後の運用計画……

第38回国会 農林水産委員会 第31号(1961/04/18、5期、日本社会党)

○北村暢君 きょう提出していただきました資料につきましては、まあきょう出ないのかと思っておりましたけれども出ましたので、十分検討させていただきましてまた質疑させていただくことにいたしまして、きょうはまず森林開発公団の、公団自身の問題についてこれから質問をいたしたいと思います。  ちょっと速記とめてくれませんか。
【次の発言】 まずお伺いいたしたいのは、森林開発公団の公団林道の実施の状況、それから関連林道の実施の状況ですね。資料において数字等は提出を願っているのでありますが、お伺いしたいのは、どういうこの事業のやり方をやって今日に至っているか、その現況を御説明願いたい、このように思うのです。これ……

第38回国会 農林水産委員会 第32号(1961/04/20、5期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。今の指示がいったかいかないかそれはわかりませんけれども、現実の問題として、伊那市等においては、例年であれば、もう今ごろ植栽をやっておるわけでしょう。ところが植栽が、植付が延びておることだけは事実なんじゃないですか。その点はどうなんですか。
【次の発言】 私の聞いておるのは、四百町歩の既契約分の面積がありまして、そのうちことしは何町歩やるか毎年計画を立ててやっておるわけですよ。四百町歩全部植えるとか植えないとかということは計画によってやっておるのですから、今後二年かかるか三年かかるか、かかるわけですね。そのうち毎年計画によってやっておればこの春植えに、植える時期というものが……

第38回国会 農林水産委員会 第33号(1961/04/21、5期、日本社会党)

○北村暢君 関連。ただいま次官は、治山治水五カ年計画でやれるから一般会計から公団へ金がいく、こういうような趣旨の御答弁のようですが、五カ年計画でなく、治山治水十カ年計画、治山治水特別措置法によって十カ年計画が立っているわけですよ。その十カ年計画の中に水源林造成事業というものが含まれておりますか、おらないのですか、どうでしょうか。
【次の発言】 政務次官、政務次官にはちょっと無理かもしれませんから、あなたの方からいただいたこの資料の中の治山治水十カ年計画の中に、水源林のことは載っておらないのですよ。ですから、治山治水十カ年計画で金を出すということには、私はならないだろうと思うのですが、この点は後……

第38回国会 農林水産委員会 第34号(1961/04/24、5期、日本社会党)

○北村暢君 きょうは十時から約二時間近く待たされたわけですが、この自治省に対する連絡は、当委員会として先週の金曜日の日にすでに質問することを決定をして通知をしてあったはずでございます。まあ、手続上土曜日になったそうでございますけれども、とにもかくにも二時間も、しかも予算委員会その他があって大臣が手離せないとか何とかという無理な要求をしているならばいざ知らず、どうも自治省というところは、参議院の他の委員会に呼ばれたときはこういうおくれるくせがついているのかどうか。こういうことは私どもは非常に理解に苦しむところです。非常に浪費をしているのですが、この点について亀田理事がおられませんので、かわって私……

第38回国会 農林水産委員会 第35号(1961/04/25、5期、日本社会党)

○北村暢君 きょうは一つ分収歩合の問題についてお尋ねいたしますが、分収造林特別措置法による分収歩合の実施の状況はどのようになっておるか、これを一つ御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの説明のありましたこの二者契約の場合の造林者の六〇%、土地所有者四〇%、並びに五〇%・五〇%のこの分収歩合について土地所有者の五〇%というのは、これは官行造林とほとんど同じであります。特に二者契約の場合は、造林者というのは費用負担者でありますから、この歩合は官行造林の歩合とほとんど同じだと私は思うのですが、そういう土地所有者の五〇%というのは分収造林の契約としては非常に高いのではないか、こういう……

第38回国会 農林水産委員会 第37号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は、過日の国有林の従業員に対する仲裁裁定が出まして、その実施の問題について若干質問をいたしたいと思いますが、まずお伺いしたいのは、先日閣議において国有林の増伐問題が出ておりますが、これは三十六年度の収入に対してどのような影響が出てくるか、この点おわかりになっておったら一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 約一千万石くらい増伐するというようなことを聞いていますが、その大体のワクもわかりませんか。
【次の発言】 増伐すれば、収入増になることは間違いございませんか。
【次の発言】 木材の価格の値上がりの傾向がありますが、これによる三十六年度予算編成当初における価格と、その後にお……

第38回国会 農林水産委員会 第44号(1961/05/17、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は大臣が三時ごろまでいいんですか……、それでは大臣のおられる間にごく大ざっぱな問題についてお伺いいたしますが、まずこの基本法の性格といいますか、ずっとこう見せていただきますと、この法律のねらいというものはいわゆる農業の憲法だと、こういうふうに言われておる。また農民も農業の他産業における産業構造の中における農業の地位というようなものをはっきりさせて、安心して農業が営めるように、いわゆる従来の農業政策というものが、いわゆる農業を中心として行なわれてきましたが、やはり農民というものを主体に考えて、そして農民の経営なり、あるいは所得なりこういうことが今日問題になってきた、こういうふうにね……

第38回国会 農林水産委員会 第49号(1961/05/27、5期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっと関連……。農地の価格の問題について関連してちょっとお伺いいたしたいと思いますが、今度の農業法人との関連もありまして、農地を出資した場合の対価としての配当、こういうものについて小作料との関係で、一体どのように考えておられる。これを一つ御説明願いたい。
【次の発言】 そうしますと、出資の場合と、法人が借地で事業を行なう場合と、同じ土地の収益価格、そういうものの見方というものが変わってくるというふうに理解できるのですが、実際問題として、現在の統制小作料というものを維持していこう、こういう考え方から立てば、この農地の出資について小作料の範囲内でいけば安くなるから、とてもそれでは出資……

第38回国会 農林水産委員会 第50号(1961/05/29、5期、日本社会党)

○北村暢君 それではまず、愛知用水の、牧尾ダムの竣工式も終わられて、いよいよ待望の水が流れるわけですが、これの当初計画と、それから工事竣工にあたっての事業計画、資金面等について、どのような状況になっておるか、これをまずお伺いいたしたいと思うのですが。
【次の発言】 ただいまの愛知用水の事業計画の変更に伴ういろいろな点について説明があったのでございますが、これについて、まず資金調達の面で今ちょっと説明がございましたが、調達計画の国庫の補助の分、あるいは世銀、余剰農産物見返り資金、資金運用部資金の中で世銀に対する借入金については、これは返還はどのようになるでしょうか。

第38回国会 農林水産委員会 第51号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○北村暢君 今、阿部委員の質問に関連して一つだけお伺いいたしますが、農村を対象にして三十五年十四カ所、三十六年十八カ所を新設をして、非常にまあ評判がいいようなことのようでございますが、これは、希望者はだれでも入れる、まあ数が多ければだれか選ばなければならないわけでしょうけれども、だれでも入れる、こういうことでやっておられるのか。それから、希望されておる人はどういう人なのか。先ほど次、三男対策と、こう言われたけれども、この希望される人の内容は、一体どういう人が希望してきているのか。それから、これは非常に大事なんでありまして、今、農林省が考えているのは、都市へ出ていく人はなるべく帰ってこないように……

第38回国会 農林水産委員会 第52号(1961/05/31、5期、日本社会党)

○北村暢君 議事進行。
【次の発言】 委員長、私は亀田理事から意思表示がなされているように、この質疑打ち切りの動議を出して、そして強行する、こういうようなことは私は従来の農林水産委員会ではやっておりませんね。そういうことがわれわれの耳に入るくらいであるから、与党の委員長だって知らないとは言っておりますけれども、私は知らないでは済まされない。従ってあなたが知らないというんだったら、委員長としてそれじゃこの通産大臣の質問をやっている間に質疑打ち切りなんということはやらないのだ。その後において理事会等において議事の取り扱いについて協議をするということをはっきり言っていただきたいと思う。これはそういう……

第38回国会 農林水産委員会 第53号(1961/06/01、5期、日本社会党)

○北村暢君 きょうは私は豊川の問題から御質問いたしたいと思いますが、引継ぎ要領その他資料をいただきましたが、これはちょっと見ないというと質問できませんから、これはあとに譲りたいと思います。まず、豊川の問題について御質問いたしますが、今度の豊川を引き継ぐにあたって、従来とちょっと変わっておるのは、干拓事業を引き継ぐわけでございますが、この干拓事業を引き継ぐということは、今後の、ただいまも御説明がありましたように、水資源公団というものへ合併するということを考えますときに、このことが水系別の水資源の開発、特定水域の水系別の開発ということと関連をして、干拓までやることが、今後合併する場合に干拓をやって……

第38回国会 農林水産委員会 第54号(1961/06/02、5期、日本社会党)

○北村暢君 私はいろいろ御質問したいことはあるのですが、水資源開発公団の連合審査もございますから、そちらの方へ質問を大部分譲ります。従って、本日はごく簡単に、愛知用水の豊川への引き継ぎの場合、それから水資源公団への移行の場合のことについて、簡単にお伺いいたしたいと思います。  森委員も触れられておりましたのですが、愛知用水がいわゆるこの当初臨時的な事業ということで、職員は将来に不安というものを持っておったのですが、それが豊川の事業を引き継ぐことになり、いろいろ苦労をされて一応の解消の見込みがついたようでございます。これは私ども非常にその点においては御同慶にたえないのでございますが、その場合に、……

第38回国会 予算委員会 第17号(1961/03/20、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は主として農業問題並びに今問題になっております国鉄運賃の値上げの問題が、農産物に及ぼす影響、こういう問題について各関係大臣に御質問をいたします。  まず第一番目にお伺いしたいのは、昨日水戸市におきまして、池田総理一家が参りまして、農業基本法の推進のための演説会が開催されたようでございますが、その演説会において、社会党の言う共同化はソ連のコルホーズ、中国の人民公社に通ずる共産党の赤の思想だと、こういうふうにこきおろしたと伝えられております。わが党の基本法並びに生産協同組合法のすでに要綱が発表されておりますが、この点について一体いかなる根拠に基づいてこのようなことを言われるのか。まず……

第38回国会 予算委員会 第19号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○北村暢君 ただいまの答弁では、私はこの了解事項を撤回を要求しているんです。で、撤回をするかしないかということを答弁していただきたいと思ったんですが、今のような答弁でございましたので、私は承服しかねます。従って、この問題については、分科会並びに農林水産委員会等において、再びこの問題をとり上げていきたい、かように思います。時間がございませんので、これ以上の質問は省略させていただきます。

第39回国会 決算委員会 第2号(1961/10/25、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は、総理が四時二十分ということのようでございますから、ごく簡潔に、問題を通告しておりますように、旧地主の補償問題についてだけ、お尋ねをいたします。  この問題について、決算委員会の総括質問で、私がこういう質問をしなければならないということは、私は非常に遺憾に実は思っておるのです。なおかつ、この問題を取り上げなければならないというのは、最近における地主のいわゆる全国農地解放者同盟という団体があって、これの動きが最近目立って問題になってきた。いわゆる十月の十日の日に、日比谷で全国からの旧地主が集まって大会を持った。それで決議をして、政府に対して、あるいはこれの調査会に対しまして要請が……

第39回国会 農林水産委員会 第2号(1961/10/05、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は、第一点に食管問題についてお尋ねいたしたいのですが、これは、先ほどもお話がありますように、後刻相談をしてやるということですから、こまかい問題はお伺いいたしませんが、今日この食管の問題が、まあ今までの統制の基本はくずさないんだ、それで単にやみ米を自由米に切りかえるだけだということのようですが、ただそれだけのことであれば、今日こんなふうに騒がないと私は思うんです。ですから、大臣は、心にもないわれわれの反対しそうな意見に、かくして答弁をして何とかして押えつけちまう、こういう態度では、私はやっぱりいかんと思うんです。で、心にもないことは言わないで、やはり食管のこの重大な問題に対しての将……

第39回国会 農林水産委員会 第4号(1961/10/10、5期、日本社会党)

○北村暢君 資料の要求をしておきますが、まず、畜産局には畜産関係の法令集といったようなものはないのかどうなのか、たとえばこの政令等にゆだねている点がだいぶあるので、政令を持ち合わせないので、わかるように政令を出していただきたいと思います。  それから、産地家畜市場の再編整備の実施状況がわかる資料を提出してほしい。それについては、予算の実施状況もあわせて出していただきたいと思います。以上です。

第39回国会 農林水産委員会 第5号(1961/10/11、5期、日本社会党)

○北村暢君 家畜の売買の方法についてただいまだいぶ質疑がなされているのですが、これについて私ももう少しはっきりさせたいと思いますので、御質問いたしますが、今度の改正案では、改正前の法律では、「特殊な資質を有する家畜の売買を行う場合」に限ってせり、または入札以外の方法でやる。これは説明のありましたように、種牛であるとか何とか非常に特殊なもので、値段を決定するのにせり、入札では不適当だ、そういう場合は都道府県知事の許可を受ければ業務規程でもって定められる。ところが、今度の改正案ではそうではなしに、それももちろん含んでおるが、それと同時に家畜市場の施設の状況から見て、非常に上場頭数が多くて適正な取引……

第39回国会 農林水産委員会 第6号(1961/10/13、5期、日本社会党)

○北村暢君 ただいまの亀田委員の問題、きのうから問題になっておるわけなんでございますが、この点について、もう少し詳しくお尋ねをいたしたいと思いますが、きょういただきました資料、要求いたしましたものに対してもらいましたが、それを見ますというと、家畜市場の再編整備計画、これにつきまして再編整備という解釈と、それから尾道の施設を拡充するということは、これは再編整備という法律の解釈の中でできることなんでしょうか。というのは、この再編整備というのは、どう考えてみても、ここにも出ているように、計画にもありますように、三十五年度から三十九年度までの一応の計画があるようでございまして、三十六年度を例にとります……

第39回国会 農林水産委員会 第7号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○北村暢君 ただいまの回答は、おのおのの法案の説明をされただけのことで、私にはその理解がいかないのですが、いずれも公正取引をするという点に重点があることは、ただいまの説明でもわかるわけなんですが、その公正取引をするということを重点とするならば、中央卸売市場法における類似市場というもの、確かに家畜取引法ではいわゆる産地市場、集散地市場、その市場指定区域は、確たるものがないにしても、その周辺地域は市場というものができる気づかいがないのだ。そうだとするならば、家畜商法によって個人の売買というものを認めておる限りにおいて、そういう点からいけば、私は公正取引をするという度合いからいえば、さらに個人の取引……

第39回国会 農林水産委員会 第8号(1961/10/19、5期、日本社会党)

○北村暢君 家畜改良増殖法の一部を改正する法律案についての質問をいたしたいと思います。  まずお伺いいたしたいのは、この家畜改良増殖法の第一の改正点である目的の改正でございますが、この家畜改良増殖法の目的は、いわゆる種畜と、それから家畜の人工授精という問題についての非常に技術的な家畜の改良増殖ということをもってこの法案の内容としていると思うのでございますが、それに付加いたしまして、今度の改正では、この目的をさらに拡大をして、畜産の振興あるいは家畜の増殖というところに重点を置いたような目的に変えられたようでございますが、こういう無理をした――私から言わせれば非常に無理をしておるのじゃないかと思う……

第39回国会 農林水産委員会 第10号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○北村暢君 まず第一点にお伺いいたしたいのは、今度の農業近代化資金の貸し付ける資金の内容についてでございますが、従来の有畜農家創設資金――有畜農家創設特別措置法による国庫の補助というものと、今の金利の問題とも関連するんですが、そういうものが入ってきている。それからもう一つは、従来の公庫資金でありました共同利用施設の資金、こういうものも入ってきているようでございますが、まず第一点お伺いしたいのは、この公庫との関係の問題なんですが、今度の近代化資金によりまして、公庫の資金でこちらのほうに移った状況、それと貸付条件というものが、どういう関係にあるのかこの点をまずお伺いいたしたいと思います。

第39回国会 農林水産委員会 第11号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○北村暢君 関連。
【次の発言】 関連。答弁をやらせる前に関連をさせなければ……。
【次の発言】 今、清澤さんが言っているのは、その五千坪は、馬事公苑の今の施設を改良し、さらに五千坪必要だというわけで、だから、その五千坪のものは国有地なんだから、国有地と隣接合わして、何か垣があれば垣をとっ払って、そして同じように使う、施設の国有地と今の馬事公苑の六万坪ですか、それと合わせて使用するようにやればいいじゃないかと言っている。何も競馬会の土地に所有を移転しなければ施設ができないというものではない。競技ができないというものではない。できると言っているのですよ。なぜそういう、払い下げて、また競技が終わっ……

第39回国会 農林水産委員会 第12号(1961/10/28、5期、日本社会党)

○北村暢君 ただいまの問題につきまして加工品の問題は、今度の答申案には、明らかに生鮮食料品の問題でございますから、加工品の問題については流通面について諮問されておらないわけですから、それは論議にならなかっと思うのですが、今、清澤先生も御指摘になっている点は、はっきり申し上げまして、その生鮮食料である、まあ特に魚のほうですか、これが卸売人が、いわゆる荷受人が五大水産の資本の支配を受けている。これはもう現実にそうであるわけです。したがって、そういう面からいきますというと、この中央卸売市場といういわゆる公共的な性格を持っているものが、その卸売人が資本の支配を受けているということは、適正な取引というも……

第39回国会 農林水産委員会 第13号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○北村暢君 ただいまの清澤委員の質問の点で私もひとつ尋ねたいと思いますが、まず臨時生鮮食料品卸売市場対策調査会設置法案の提案理由の説明をひとつ読んでいただきたいと思うのですが、それから始めないというとこの問題は解決しないと私は思っているのです。そこには、この調査会を設けるに至りました理由といたしまして、「中央卸売市場の開設、取引機構、取引方法などに関する現行制度につきましても、生鮮食料品の流通事情の変化にかんがみまして根本的に検討すべき点が多いと存ずるのであります。さらに生鮮食料品の卸売市場としましては、中央卸売市場法の対象とならない一般の消費地卸売市場及びこの水産物の水揚地に開設されておりま……

第39回国会 農林水産委員会 第14号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○北村暢君 これは提案者がおらないので、質問は提案者に対する質問じゃなしに、私は政府に対して質問いたしたいと思いますが、今、安田委員からもありましたように、一体、この法律が突如としてこういうふうに出てこなければならなかったといういきさつについては、私は非常に遺憾に思っておるのですが、こういう突如として出てこなければならなかったというのは、やはり政府の施策において欠ける点があったからこういうものが出てきたのだろう、こういうふうに思うのです。それで、政府に私は質問をいたしたいのですが、その点ではこの農家負債の整理の問題を自創資金の北海道における特例だけで処理をしよう、こういう問題については、従来自……

第40回国会 決算委員会 第4号(1962/03/16、5期、日本社会党)

○北村暢君 この問題について、私も関連してお伺いいたしますけれども、今の事情を聞きまして、また特に調査された部面その他の説明を聞きましても、私はやはり、この問題は慣行水利権の問題に関係をしてきている、このように思うんです。したがって、演習をやるために土砂が流れて従来の慣行水利権というものが維持できない、そういうことから、この工事をやれ、こういうことになって、地元からの、要請が出てきて、特撮法を適用して工事を実施した、このように理解するのでありますが、会計検査院の指摘からいたしまするというと、この工事をする必要がなかったということは、一体それじゃ、この工事をしないでおったならば、土砂が流れて従来……

第40回国会 農林水産委員会 第5号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○北村暢君 関連。今資料が、豚の生産費の資料があちこちあいまいで、ないというようなことをいわれているのですが、これは統計調査部で生産費調査というのをやっているはずなんですね、統計的には私はないとはいえないと思うのです。ですから地域別、それは北海道、東北なんというような形ではあるかもしれないけれども、生産費の統計がないということは、これは膨大な金をかけて統計調査部は一体何を生産費調査をやっているかということになるので、それは、大臣としてはちょっとまちまちでできぬということは、私は了承できないと思うのですが、資料、それはあるのじゃないですか。

第40回国会 農林水産委員会 第9号(1962/02/22、5期、日本社会党)

○北村暢君 私も資料をちょっとお願いしたいと思与のですが、それはイタリアへ調査団を派遣してやったと言いますが、その報告を、どういう内容になっているのか。これによって府県のテンサイの自信がついたということのようでございますから、これについての報告が一体どんなになっているのか、この資料をひとつ出していただきたいと思います。
【次の発言】 いや、そういう資料じゃなくて、報告を、どういう、イタリアの事情はどうだったかという報告されたものの内容が知りたい。

第40回国会 農林水産委員会 第13号(1962/03/06、5期、日本社会党)

○北村暢君 私はまず補足説明にもあったのですが、開拓営農振興審議会の答申案が示されておるようでございますが、この答申案を受けた政府の態度について質問をいたしたいと思います。  この答申案は相当開拓の根本的な問題と既入植者の現状における振興対策と二つから分かれているようでございますが、まずこの開拓の今後のあり方の問題について答申案は相当基本的な答申をしているようでございます。それで内容的には畜産の拡張に伴います飼料の消費の増大による国内資源の開発という点からいって、今後の農用地の開発ということは非常に大切である。それからもう一つは、農業の構造改善の根幹である生産基盤の拡大、こういうことについての……

第40回国会 農林水産委員会 第14号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。これは林業のほうの構造改善事業も、それから農業のほうの構造改善事業でも、全部法律根拠はないのですよ。林業のほうが、今度二十億かそういうものを公庫で準備するでしょう。それから農業のほうは、これはたいへんなものですよ。それで、しかも近代化資金とごっちゃになって、構造改善事業というものはやるようになっている。何が何だか、どういう金でどういうふうになるのだか、実際わからないのですよ。だから私どもはあの問題については、非常に疑義がある。農業構造改善事業なんというのは、あの予算は、事業費というものは膨大ですから。そういうものを法律根拠に基づかないでやろうとしているわけなんです。これは……

第40回国会 農林水産委員会 第15号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○北村暢君 私はちょっと時間がおくれまして、天田さんがどういう質問を最初のほうにされたかちょっとわかりませんが、今度の開拓融資保証法の改正にあたって、特に大臣に出席を求めましたゆえんの一つは、開拓政策に対する政府の根本的な考え方、これをお伺いしたい、こういうことに一つの理由があったわけでございますが、ということは、まあ米麦中心の農業から、選択的拡大の畜産化というものを主体にした農業の形態に持っていこう、こういう考え方が強く打ち出されて参りまして、米麦については大体食糧の需給の点からいっても、現状ではそう今までのように増産々々というような形でいく必要がなくなってきた。そこでまあ選択的拡大でいくの……

第40回国会 農林水産委員会 第16号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○北村暢君 まず私はこの法律案が森林法の一部改正ということで提案されてきたのでございますけれども、今安田君からの資料要求がなされましたので、そういう資料が出て参りますというと、非常に質問に都合がいいのでありますが、これが出てこない中で質問を始めるということになると、今資料要求をしたものにも若干関連をして質疑をするようなことにもなるのじゃないかと思いますから、最初にこの法律案の提案するに至りました動機といいますか、そういう問題について基本的な問題でお伺いしたいと思いますが、御存じのように農業と同様に基本問題の調査会ができて答申がなされたわけでございます。この答申の内容は相当膨大なものであって、生……

第40回国会 農林水産委員会 第17号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○北村暢君 まず蓄積と成長量と伐採量の推移の問題についてお尋ねいたしますけれども、まず中央森林審議会の中間答申が出まして、計画制度の中間答申の際にも出ているようでありますけれども、いわゆる林業の基本政策というものがはっきりしていない段階において、計画制度について検討するということについては問題があるけれども、その基本政策が出たならばまた検討する、こういう意味のようなことが答申の前文みたいなものに書いてあるようでございますが、それを見ますと、見て感ずるのでありますけれども、今度の計画制度とも関連をして全国森林計画というものを、一体どのような構想を持っておるのか。この点について私は概略のことをまず……

第40回国会 農林水産委員会 第18号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○北村暢君 この小笠原委員の質問するのも無理ないですよ。だから、私もこの問題は最初から言っているので、一体林業の、きのうかおとといですか配付になりました参考資料を見ますというと、あらゆるところから基本問題について、林業のあり方について意見が出ている。中央森林審議会、それから林業基本問題調査会の答申案、これは正式のもので、それ以外は全部経団連だとかなんとかの要望事項なんですよね。そしてみんなそれはそれなりに林業の基本というのはこういうふうにあるべきだ、こういうふうな意見が出てきているのですよね。こういうものを国会に正式に配付しておいて、肝心かなめの農林省は一体こういう意見をどういうふうに取り入れ……

第40回国会 農林水産委員会 第19号(1962/03/23、5期、日本社会党)

○北村暢君 関連。この土地の利用区分の明確化の問題については、先般の当委員会において、開拓関係の法案、開拓融資保証法の一部改正案がとおるときに、農林大臣が明確に私の質問に対して答弁しているわけですが、思い切って農用地の開発をやるんだということを言明をいたしております。そして先般大臣が岐阜県等へ行って、その構想を発表したところが、いわゆる山地主と称する山を持っている人から、大臣は相当猛反撃を受けた。山林の所有権にまで関連する問題について、岐阜県等の航空写真等をとって、土地利用の非合理的に利用されているものについては、もっと合理的な使い方をするんだ、そういうようなことで、大臣はおそらくこの国会の委……

第40回国会 農林水産委員会 第20号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○北村暢君 以南の流し網の二割を休漁するということは、あす高碕代表が出発するようですが、最終的にきまりましたか。
【次の発言】 きまらないままに高碕代表が出発するのですか。
【次の発言】 大体そうすると、漁業交渉をやっている間において、交渉最終までにはこの全鮭連と日鮭連との二割休漁という問題は解決する見通しがあるのかどうか、また解決しないということになると、この漁業交渉に一体どういう影響があるのか。また、どうしても交渉期間中にこの二割休漁というものを結論を出させる、そういうつもりでおられるのか、ここら辺のところをひとつ御説明いただきたいと思います。

第40回国会 農林水産委員会 第21号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○北村暢君 それでは、本日の新聞報道で高碕代表が出発いたしますと同時に、ソ連側の規制区域の拡大の問題が、二十八日の本会議の規制区域の強化に関するソ連側の見解として発表せられたようでございます。これによりますというと、サケ、マスの生息する全水域について規制をするという非常に強いソ連側の提案のようでございます。これに対して日本側からは自主規制でいいのだと、そういう積極案を出して対抗する、こういうようなことが報ぜられておりますが、前のこの委員会におきまして質疑がかわされたように、その自主規制の問題においてすら、国内でまだ結論を出ないまま高碕代表が出発をせざるを得ない、こういう状態であるわけでございま……

第40回国会 予算委員会 第19号(1962/03/24、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は当面の物価対策として、農林関係で流通機構の問題について非常に力を入れておられる、河野農林大臣も非常に積極的にやっておられるということについて、まず敬意を表したいと思うのですが、取り上げられたのはよかったのでありますが、その内容的な問題について相当業界に問題を起こしております。そういうような点についてひとつ具体的にお尋ねいたしたいと思います。  まず第一点は、東京、大阪等の大消費地についての中央卸売市場について国営的な、国の管理を強化したい、直轄をしたい、そういうものを新たに設けていきたいというような意向の記者発表もあったようでございますが、この点についての構想、それからもう一つ……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 決算委員会 閉会後第2号(1962/09/04、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は失業保険特別会計の問題についてお伺いいたしますが、この会計における失業保険法の政令改正ですか、によりまして、この農林水産業の関係労働者が失業保険の対象になったようでございますが、これが当初は北海道のみに適用されて試験的に実施されたようでございますが、その後昨年からか、全国的にこれを実施する、こういうことのようでございますが、これの大体内容がどういうふうになっておるのか、資料をいただいたのでありますけれども、一応この実施状況を御説明を願いたいと思うわけでございます。
【次の発言】 今、概要の説明があったわけでございますが、三十六年度の試験的に北海道に適用をして実施した状況は、資料……

第41回国会 決算委員会 閉会後第3号(1962/09/05、6期、日本社会党)

○北村暢君 関連。今、相澤君から指摘されておるのですが、これはあとにないわけじゃなくて、岡山県にこのあとに二つある。しかも、これよりはるかに大きいものが実はあるのです。それについて、会計検査院は、検査院法の三十六条の規定によって、改善の意見を農林省に通達を出しておるのですね。農林大臣はこれを受け取っておるのです。六月の二十一日付でもって出されている。したがって、これは岡山県の農地事務局の二つも、これもまたたいへんな額になっておるのですね。公有水面の百三十万坪の干拓をやりまして、そのうち二十四万三千六百坪を当時の所有者といいますか、公有水面ですから、共有か何かになっておったのでしょう、仁科某外六……

第41回国会 決算委員会 閉会後第4号(1962/09/06、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は今問題になっておりますこの肥料問題について若干質問いたしたいと思いますが、肥料審議会で、肥料の基本対策についての計画、基本対策について政府がこれを決定するように、しばしば要請せられておるわけでございます。で、今回も十日から肥料審議会が開かれるわけでございますが、これについて私は、通産当局において、この問題について今度の肥料審議会に基本対策を出される準備があるのかないのか、この点についてまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 十日の肥料審議会に今案がなければ、これはもう出ないことははっきりしているわけでございますが、これでは、この肥料問題の問題点について若干質問をいたしま……

第41回国会 決算委員会 閉会後第6号(1962/10/30、6期、日本社会党)

○北村暢君 今の米価の集荷手数料、配給マージン、この問題は、相澤委員が憤慨するごとく、これは今直ちに回答を求めているんじゃないので、もう二カ月以上も前からやっている問題です。それによると、総務部長の言によるというと、三十八年度から実施する予定だ、こういう発言があったように聞くのですけれども、これは正式な決定はどういう機関で決定されているのか。ということは、食糧庁内部でそういう意向なのか、農林省の省議で来年度からやるのだということを決定したのか、そこら辺のところをはっきりして下さいよ。何だか次官の話を聞いていると、もう少し検討して、もう少し待てば上がるような気もするし、来年のしかやらないというふ……

第41回国会 決算委員会 閉会後第7号(1962/10/31、6期、日本社会党)

○北村暢君 先ほど土地の価格の暴騰の問題について政務次官から答弁がありましたが、全く土地価格の暴騰に対しては、全然政府として手がないというふうに受け取れたのでございますけれども、今日土地の暴騰によって、庶民はもう住宅を建てることは不可能のような状態に私はきておるのじゃないかと思います。これをほうっておくということは、これはどうも現状から言って許されないのじゃないか。経済情勢も、こういう状態になっておるので、株を買うよりも土地を買っておいたほうが安全だというので、土地が投機の対象になっておる、こういうふうな状態の中で、一体住宅等の建設において私は、一体用地確保のために住宅公団も宅地の造成等をやっ……

第41回国会 決算委員会 閉会後第12号(1962/12/06、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は関連をいたしまして、一、二点お伺いしておきたいと思いますが、今、地価が非常に暴騰をしていることは、大臣御存じのとおりですが、この地価に対する根本的な考え方を実は第一点としてお伺いしたいのですが、たとえばこれは宅地にしても、工場用地にしても、あるいはそれ以外のところでも、問題が出てくるわけなんです。  たとえばひとつ林道をつける、林道をつけた場合に、奥地で全然採算のとれない山林、今までは採算がとれないから切れない。ところがそこへ林道がつくというと、そこの価値というものは非常に上がってしまうという問題が出てくるわけです。宅地においてもしかり。道路が一つ、いい道路ができるというと、そ……

第41回国会 内閣委員会 第11号(1962/09/02、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は内閣委員会は初めてやって参りましたので、勝手がわかりませんのでございますが、しかも機構答の問題につきましてもしろうとでございまするので、ぶしつけな質問になるかもしれませんが、あらかじめ御了、永いただきたいと思いますが、まず、今度の機構改革案は、前回の改革案――試験研究機関を中心とする機構改革案に続きましての農林省としては相当思い切った大幅の機構改革だと思うのであります。そこで、この大幅な機構改革案が提案されるにあたって、まず行政管理庁にお伺いいたしたいのでありますが、参っておりますか。
【次の発言】 それじゃ行政管理庁への質問はあと回しにいたしまして、まず大幅機構改正の理由であ……

第41回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1962/10/01、6期、日本社会党)

○北村暢君 今の渡辺委員の質問に関連してお伺いいたしますが、今、渡辺委員の質問で、この次の委員会においてはこの資料が間に合って、論議ができるようになるかどうか、こういう質問でございますが、私は資料というのもはう一カ月かかっているんですから、今調製中という言葉もあるんですが、いつごろその結論が出るのかどうなのか。それによって委員会は来月とか何とか言わずに、これは招集できるわけですから、一応のめどが立てば、そのめどに合わせて委員会を開いていいんじゃないか、こう思うんです。したがって、その結論が出て、なおかつ来月の委員会、こういうことでなくてもいいんじゃないか。したがって、政府当局で、一体その作業が……

第41回国会 農林水産委員会 第3号(1962/08/23、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は、いろいろ各委員から流通問題で質問が出ているようでありますが、私もこの流通問題について質問をいたしたいと思いますが、まず、政府のとっております物価の値上がりに対する、特に生鮮食料、特にそのうちでも野菜その他の値上がりが非常にはなはだしいということでもって、生鮮食料品の価格安定対策というものの具体化について対策をとっているようでございますが、そのうちで、すでに大臣からも説明ありましたように標準小売店の指定、公認小売市場の新設の問題、そのほかに、天田君からもありました国営の中央卸売市場の制度、これは法律改正とも関連するんだろうと思いますが、そういう問題、そのほか水産物価格安定事業団……

第41回国会 農林水産委員会 第4号(1962/08/28、6期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっと関連して。  過去五カ年間の手数料の値上がりの状況はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 私は、北海道、東北に起こっておりますカラマツの先枯病の被害の問題について御質問をいたしたいと思いますが、まず、被害状況を簡単に御説明をいただきたいと思うのであります。その点からひとつお伺いいたします。
【次の発言】 今被害状況について御報告がありましたが、大体北海道等において、現在北海道を例にとりますと、約三十一万七千町歩の造林地に対して八%程度の二万六千程度の被害区域が発生しつつある。こういう状況でございまするので、これはこの病気の状況からいって、新芽に菌がついて生長がとま……

第41回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1962/12/07、6期、日本社会党)

○北村暢君 森さん恐縮ですがね、私は今の論議を聞いておると、どうも森さんの憤慨されるのも無理ないと思うのですが、食糧庁長官のとっている態度ですが、そういう価格決定だの何だのというのは、行政措置なんだから国会でとやかく言われる必要はない、意見は意見としてお伺いいたしますと、こういう態度にしか聞こえない。これはやはり私どもは集荷手数料にしても価格にしても、これはすべて食管特別会計の予算に関連する問題でありますし、当然これは十分国会で審議してしかるべき問題である。このように思うのですけれども、何か国会の場で論議することが適当でないようなふうに私どもは論議を聞いていて受け取れるのであります。そうでない……

第42回国会 内閣委員会 第2号(1962/12/11、6期、日本社会党)

○北村暢君 きょうは、前の臨時国会で一応質問がとぎれておりますので、それに引き続いて質問をさしていただきたいと思います。  今度のこの設置法の一部改正案は、農林省にとっては相当大きな機構改革でありますし、さらに農業の転換期にあたりまして、農林諸政策の転換期にあたりまして、いわゆる構造改善事業その他の政策問題とも非常に関連をする重要な法律改正だと、このように考えまするので、ぜひひとつ慎重に審議をさしていただきたい。他の委員会から参りまして発言するのでありますが、ひとつ委員長においてもそういう点を十分しんしゃくをして質問させていただきたい、このように冒頭にお願いを申し上げておきます。  きょうは午……

第42回国会 内閣委員会 第3号(1962/12/13、6期、日本社会党)

○北村暢君 この質問に入る前に、きのうの衆議院における問題で、本会議と予算委員会の答弁の食い違いの問題について、大臣の考え方をひとつただしておきたいと思うのです。われわれこの委員会における今度の設置法の審議の中においても、一部大臣の発言について不穏当な発言があったということで、鶴園理事からも反省を促した場面があったわけでありますけれども、どうも農林大臣の発言についてわれわれは信頼をおいて審議をする、こういうことに疑いを持たざるを得ないのじゃないか。どちらかといえば、きょうあたりも実はこの委員会が開かれるに当たって、理事同士の話の中でいささか食い違いがあったようでありますけれども、国会対策として……

第42回国会 内閣委員会 第4号(1962/12/20、6期、日本社会党)

○北村暢君 前回御質問いたしました地域統計と、それから地域農政――この地域というものに関連する農林省の統一見解、これを求めておいたわけでございますが、現在食糧関係、統計関係それから今度の地方農林局関係、これに対する農林省の地域の統一見解がどうもはっきりしていないようです。まちまちであるようでありますが、これに対する統一見解を求めておったわけでございますが、これはいかようになったか、この点からお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 理事さんの約束で、統計の問題については質疑をあの程度で終わってくれと、こういうお話のわけでありますから、統計の問題は、私理事の約束に従って省略いたします。ただ、私……

第42回国会 内閣委員会 第5号(1962/12/21、6期、日本社会党)

○北村暢君 関連。通勤手当の問題について、今、横川委員から質問されておりますけれども、私は特に人事院で今後通勤手当の問題に取り組む際における考え方として、一つ御質問しておきたいのですが、それは民間の場合の大企業の通勤の状態と、公務員一般の通勤の状態と、私若干違う要素があるのじゃないか、このように考えております。というのは、大企業等は工場が建てばその周辺に社宅というものを建設をして、そうして今日の設備投資の中においても大部分そういう形態をとっている。したがって、民間の給与と比較して公務員給与というものができているのでありますから、そういう比較の上においては民間の交通通勤手当の調査そのものが直ちに……

第43回国会 建設委員会 第23号(1963/06/20、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから委員会を開会いたします。  本日の議事に入ります前に、皆様に一言ごあいさつ申し上げます。  去る十四日の本会議におきまして建設委員長に選任せられましたが、まことに浅学非才であり、かつ、この道におきましては、ずぶのしろうとでございますので、今後の本委員会の運営におきましては、皆様の格段の御支援と御鞭撻を賜わり、審議の公正、円滑を期して参りたいと考えておりますので、一そうの御配慮、御指導のほどをお願い申し上げまして、簡単でございますけれども、就任のごあいさつにいたします。(拍手)
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告いたします。  去る十三日、田上松衞君及……

第43回国会 建設委員会 第24号(1963/06/25、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開催いたします。  それでは、これより本日の議事に入ります。近畿圏整価法案を議題といたします。  本案は、すでに提案理由の説明は聴取いたしております。これより質疑を行ないますが、本案は、衆議院において修正議決されておりますので、修正個所について説明を求めます。
【次の発言】 それでは、これより質疑に入ります。質疑のおありの方は順次御発言を願います。  なお、当局の出席者は、徳安総理府総務長官、松永総理大臣官房審議室長、それから関盛首都圏整備委員会事務局長が出席せられております。
【次の発言】 なお、その後、経済企画庁総合開発局玉置参事官、通産省企業……

第43回国会 建設委員会 第25号(1963/06/27、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の結果について御報告いたします。  本日は、近畿圏整備法の質疑の後、討論採決を行なう予定であります。
【次の発言】 それでは、本日の審議に入ります。前回に引き続き近畿圏整備法案を議題といたします。  御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記始めて。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記を起こして。  他に御質疑はございませんか。――他に御質疑もなければ、これにて質疑は終局した……

第43回国会 建設委員会 第26号(1963/07/06、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまより建設委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打合会の結果を御報告申し上げます。  本日の議事の進め方についてでありますが、最初に、新住宅市街地開発法案の質疑の後、討論、採決を行ない、次に、関越自動車道建設法案に対する提案の理由の説明の聴取後、質疑、討論、採決を行ないます。次に、請願の審査をお願いいたし、継続審査及び調査をお諮りいたし、最後に、委員派遣承認をお願いするという順序で進めて参りたいと存じます。
【次の発言】 では、本日の議事に入ります。  新住宅市街地開発法案を議題といたします。  前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のおありの方は順次発言……

第43回国会 商工委員会 第30号(1963/06/11、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は商工は初めて参りましたので、勝手がちょっとわかりません。したがって、勝手がわからないで質問をいたしまするので、若干失礼な点になるかもしれませんので、御容赦いただきたいと思いますが、発言の機会をいただきましてまことにお礼を申し上げる次第でございます。  ます、今度の輸出硫安の売掛金経理臨時措置法案につきまして、これはいわゆる従来から問題でありました硫安工業の合理化対策の一環としての関連する法案でございまするので、したがって、これから御質問申し上げる点もそういう面にわたりまするので、あらかじめ御了承をいただきたいと思います。  まず第一番目にお伺いしたいのは、硫安工業対策としての第……

第43回国会 農林水産委員会 第5号(1963/02/08、6期、日本社会党)

○北村暢君 何か大臣に都合があるようですから、時間はなるべく正確にやりますので……。  それではまず私は流通について簡単にお伺いいたします。三十六年の法改正後における中央卸売市場審議会、これは一体何回くらい開かれたのでしょうか。
【次の発言】 中央卸売市場の開設及び整備に関する計画を立てることになっておりますが、またそれについて勧告をすることもできるようになっておりますが、計画はできておるかどうか、また勧告をした例があるかどうか。
【次の発言】 今の答弁だと、来年度というのは、三十八年産のやつをこれからやる、それから三十七年度のはこれから報告して承認を受ける、こういうことですか

第43回国会 農林水産委員会 第6号(1963/02/12、6期、日本社会党)

○北村暢君 私、ちょっと今私用で出なければなりませんので、資料要求をしておきたいと思いますけれどもね。この開拓営農振興審議会の答申案が出ておるわけなんですが、この答申案を作成するにあたっての検討資料が出ておると思うのですよ、審議会のですね。それの、全部というのはこれは大へんだろうかと思うのですが、これを審議するにあたっての主要な資料があったと思うので、それをできる限りひとつ出していただきたい。それからそれを出していただければ、大体現在の開拓農家の実態がわかるだろうと思うのですが、それに伴って第二次の振興計画というものを作っておるようですが、その第二次の振興計画というのはどういうふうにできておる……

第43回国会 農林水産委員会 第9号(1963/02/19、6期、日本社会党)

○北村暢君 私はまず第一にお伺いいたしたいのは、開拓営農振興臨時措置法が昭和三十二年に制定せられておるわけでございますが、この臨時措置法によりまして実施をいたしました振興の計画が、大体三十四年までに計画案を提出することになっておりますから、それ以降はないだろうと思うのですが、その振興計画が一体今日までに終わっておるのかどうか。それからまた、今度の資金融通法の改正による融資の条件緩和の措置がとられておりますけれども、問題は、第二次計画というものが私は基本的に問題にならなければならないこのように思うのでありますが、この第二次の開拓営農振興計画と、この臨時措置法の関係でございますが、今お尋ねしました……

第43回国会 農林水産委員会 第12号(1963/02/26、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は資料をひとつお願いしたいと思うのですが、研究職、教育職に似ておると、こう言うのですから、弥富研究所の資料ができれば、その研究職というものの給与のほうがどういうふうになっているかということがわかるようになっておれば要りませんけれども、研究職、教育職の給与の内容がどういうようになっておるか、それのわかる資料をお願いしておきます。  それから、農林省には普及関係の水産、林業、その他たくさんあるわけですが、こういうものの比較が、一体どのように検討されておるか、それをひとつ、ほかのものを、わかるように出していただきたい。
【次の発言】 これは不公平になってしまいますから、やっぱりほかのも……

第43回国会 農林水産委員会 第13号(1963/02/28、6期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっと関連して。今ちょうど林業その他の問題が、蚕糸関係、水産関係、開拓関係出ているようですから、そこでちょっと官房長にお伺いしておきますが、蚕糸関係の指導所の職員の次官通達ということになっておるというのですが、それの任用の資格試験というようなものは、これはどういうふうになっていますか。これは蚕糸関係、林業関係、水産関係、開拓関係、ちょっと実情を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 私の知りたいことは、そういう雑駁なことでないんで、これはやはりあとの給与、それから普及員の資質の問題とも関連するので、今答弁のあったようなことでは、ちょっと実情がはっきりいたしませんので、これ……

第43回国会 農林水産委員会 第14号(1963/03/01、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は昨日から質問をいたしまして、大体問題点ははっきりしてきているのでございますが、まず、今度の普及員の普及手当以外の給与の予算の問題について、まず第一点として大臣にただしたいのですが、昨日の質問でも明らかになりましたように、現在の普及関係の予算の積算の単価が七等の四号を基準にして予算単価を組んでおる。ところが実態は、これは蚕糸関係、林野関係、水産関係、農地関係の開拓指導員、農業改良普及員を含めて、その予算単価では実態に合わないということは、きのうのいろいろの資料からはっきりしたわけであります。したがって、その実態にそぐわない予算を組んでおるのでありますから、しかも二分の一、もしくは……

第43回国会 農林水産委員会 第17号(1963/03/08、6期、日本社会党)

○北村暢君 委員長……。
【次の発言】 今、安田君から林業の基本法ともいうべき性格の法案がいつできるかということで論議になっておるようでありますが、私はきのう林野庁当局が説明いたしました「林業施策に関する説明資料」というので、これの説明の前段で非常に長々とお話ありましたが、これ一つ見ましても、非常にその説明に矛盾がある。今、矢山君の質問に対して家族経営林業というものをやはり考えていくのだということを言われておるわけです。それからまた、大規模な林業は林業としてまた考えていく、国有林は国有林として考えていく、こういう御意見のようですが、このいただいた説明資料を見ましても、それじゃ家族経営林業という……

第43回国会 農林水産委員会 第18号(1963/03/12、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は、まず今合併の問題でいろいろ出ておるんですけれども、森林組合そのものの、この前もお話しましたように、性格の問題に非常に大きな問題があると思うんです。制度上の問題ですね、性格というよりか、制度上の問題に大きな問題があると思うんですが、まず第一にお伺いいたしたいのは、森林所有者の数は幾らか、それから林業の従事者は幾らか、事業所、それから数はどういうふうになっているか。それから組合員の数はどうなっているか、これひとつお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 数を言って下さい、見るのめんどうくさいから。
【次の発言】 それから林業従事者というのは幾らになるんですか、それから林業労働者……

第43回国会 農林水産委員会 第19号(1963/03/14、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は委員会にあまり出ておりませんので、質問がダブるといけぬですから、委員長のほうで、それはもう聞いておるということでしたら、差し止めて下さい、けっこうですから。  それでは、時間もないようですから要約してお伺いいたしますが、先ほど安田君から基本問題に対する、林業の基本法的なものを提出する問題について触れられておりましたけれども、私は基本問題調査会の答申案が三十五年十月二十六日に出まして、中央森林審議会の最終答申が昨年の十月二十六日に出た、そういう過程を経ているわけでございますけれども、今日これがおくれているという点については、まことに遺憾であります。これは森林法の一部改正をしました……

第43回国会 農林水産委員会 第23号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。私突然であれですけれども、今の問題に関連して。政府出資のものは、従来も公庫の資金内容を低利に持っていく、資金コストを下げるためには、政府出資が一番いい、無利子でありますから。したがって、そういうことが要望されて、ことしは二百二十億ですか、くることになっておるようですけれども、これは実際は毎年定期的に必ずしも計画的にくるというのは実績においてもないわけですね。ゼロの年もあるし、くる年もある。まあこういうことなんで、今おっしゃったように、農業構造改善事業というものが非常に計画的に、しかも、内容のはっきりしたもので今後行なわれるのですから、そうであったとするならば、財政投融資計……

第43回国会 農林水産委員会 第31号(1963/06/06、6期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっとさっきの問題で関連質問したいのですが、先の質問で、水稲の引き受けの率が低下しているという問題で、今の局長の説明によるというと、零細なものが明き受けするのをやめたから減ってきたのだと、こういうような説明であったのですが、これは確かに蚕繭共済についてはそういうことが言い得るような資料になっているようですね。配付された資料による十六ページと十七ページの表見ますというと、面積、それから箱の引き受けの率が出ておりまして、夏秋蚕については、蚕繭共済については確かに三十六年の引受率が八〇%、それの戸数は蚕繭共済においては九六%に九七%、こういうふうに戸数が引き受けの関係は合っているような……

第43回国会 農林水産委員会 第32号(1963/06/07、6期、日本社会党)

○北村暢君 私はまず農業災害補償法の一部改正ということで出ておりますこの法案の持つ意義でありますけれども、これについては政府の説明によるというと、相当抜本的な改正である、まあこのように言われておるのでありますけれども、私はこの法案が三年にわたって問題があり、継続審議または廃案というような形でやって参りまして、衆議院の修正案に基づいて今度の改正案が出てきているのでありますけれども、これを見ますというと、私は抜本的な改正というふうには実は受け取れない。昨日も藤野委員その他から御発言があり、質疑が行なわれておりますけれども、現状の共済制度というものをやや有利にしたと、こういう程度にとどまるのではない……

第43回国会 農林水産委員会 第33号(1963/06/11、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は、まず、前回の大臣に対する質問の残りを、きょう、やらしていただく前に、資料の要求の問題について、大臣に、ひとつ十分今後の委員会運営の点について、御要望を申し上げたいと思います。というのは、渡辺理事が、きょうは、災害の委員会から派遣されておられませんので、渡辺理事が再三にわたって、資料の提出については、法案審議に当たって、時間節約という点からいっても、要求しなければ資料を出さないという、そういうことではいかんじゃないか。積極的に法案を審議するという建前に立つならば、関係資料というものは、積極的に提出をして、そして審議を尽くすという、その心がまえというものが農林当局にあってしかるべ……

第43回国会 農林水産委員会 第34号(1963/06/13、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は、この法案は、質問はやればやるほど幾らでも出てくるわけなんですが、まあ将来の問題とも関連しまして、私はもう少しやはり協議会において答申されたことが、政府の当初の原案、今度の案でなくて当初の原案でも載っておると。それからまた、今後まあその問題について問題があるだろうと思いますけれども、機構の問題についてお伺いいたしたいと思うのでありますが、今度の協議会の答申の中で一番重要な問題は、農家単位制の問題と機構の問題が入っていない、二段階制の問題、これが入っていないということでございますが、これについて私質問するわけでございますが、実はこれを質問するのには、この前要求しておりました連合会……

第43回国会 予算委員会 第3号(1963/02/14、6期、日本社会党)

○北村暢君 関連。私は今の吉田委員の質問に関連して、鉄鋼産業の不況というのは、これは相当将来に向かって問題があるのじゃないか。それでまあ吉田委員もこれについて具体的に下請に関連して質問をしているわけなんですが、通産大臣の答弁では、ことしの秋になったら景気も上昇するだろうから、親企業がよくならなければ下請もよくならないのだ――そういう一般的なことでは、答弁にならないのじゃないかと思うのです。吉田委員の質問しているのは、やはり鉄鋼産業というものに関連して具体的にお伺いしておるんですから、秋になってそれじゃあ鉄鋼産業は景気がよくなって下請がどんどん仕事ができるという見通しに立っておるのかどうか。私は……

第43回国会 予算委員会 第8号(1963/03/07、6期、日本社会党)

○北村暢君 関連質問。ただいまの大蔵大臣、総理大臣の答弁で、現在はやる意思はない。これは私ども現在やれるような条件にあるとは考えておりません。またこれは通貨の上しに非常に影響あることは事実なんでありますから、そういう影響のないような時期にやるというのは、われわれも条件が整ったときにやるべきだということは当然のことなんで、ただこれを切りかえる場合に、相当な準備期間というものはやはり要るわけであります。したがって、山本委員も今直ちにやれというのじゃなくして、国際的な為替の自由化等において、もうそろそろやはり考えなければならない段階にきているんじゃないか。したがって、政府としては通貨に対して相当検討……

第43回国会 予算委員会 第9号(1963/03/08、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は、日銀総裁のせっかくの御出席でございますので、関連をして一問だけ質問をさしていただきたいと思いますが、これはデノミに直接関係のある問題でなしに、低金利政策の問題についてでございます。前にすでに金融懇談会等が持たれまして、池田総理も低金利政策で行くことを強く金融機関にも要望したようでございます。したがって、この問題については私どもは非常に関心を持っておるわけでありますが、戦後のこの経済の、特に池田内閣になりましてからの高度経済成長というものが、世界に類例を見ないオーバー・ローンによってなし遂げられた。それが過熱状態になって、引き締めになり、さらに昨年から二度にわたって公定歩合いの……

第43回国会 予算委員会 第13号(1963/03/13、6期、日本社会党)

○北村暢君 関連。一つお伺いいたしますが、今の御答弁聞いておりまして、買い入れの期間がだらだらと延びだという行政のまずさが一つ。それから、メーカー等に対して復元について要望した際に、メーカー側は、買い上げをしたことによって価格にまだ影響がきておらぬ、こういうことであるが、せっかくの大臣の要望であるから検討したい、こういうことのようでございます。それに対して、今大臣は、農民のことでもあるからと、こうおっしゃられるなら、一体この買い入れをしたことによってメーカー側の価格に影響を及ぼしておらないということは、大臣、お認めになるのかどうなのか。価格に影響を及ぼさないということであれば、何のために十八億……

第43回国会 予算委員会 第16号(1963/03/20、6期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっと関連して質問いたしますが、先ほどの厚生大臣の答弁を聞いておりますというと、早期発見をすればなおる可能性もあるのだ、こういうことのようでございますが、現在、私も全然しろうとでわからないのですが、ガンを早期に発見する方法というのは、一体そう簡単に発見できるような予防医学的に方法があるのか。私のしろうと的に聞いている範囲でも、ガンにかかっていても、ガンが自覚症状としてわかった段階では、もう相当ガンが進んでおったということで、それ以外の自覚症状のないときにこれを発見するということは、相当多くの医者にかかって、相当進んだ時期でないというとガンであるということがわからないというような経……

第43回国会 予算委員会 第18号(1963/03/28、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は、まず最初に、外交問題でお伺いいたしたいと思いますが、「わが国は、その国力の伸張と、国際的地位の向上に伴いまして、世界の平和と繁栄に対し、ますます重い責任を負担するに至りました。」、こういうことが外交の方針の中でうたわれて、それに対する核兵器の実験停止の問題について、米ソ両国の交渉が行なわれているが、「有効な……協定がすみやかに締結されますよう強く要望するものであります。」、そこの中で、そのために政府は積極的な働きかけを行なっていきたい、こういうことをはっきり外交の演説の中でおっしゃっておるわけでございますが、それでは一体いかなる具体的な動きをされたのか。特に、今度の三月十八日……

第43回国会 予算委員会 第19号(1963/03/29、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております昭和三十八年度一般会計等、予算三案に対して反対の討論をいたします。  まず、第一は、予算の背景をなす政府の外交政策について簡単に申し上げます。その一は、核実験停止並びに軍縮の問題であります。昨年のキューバの危機は、ソ連の譲歩によって辛うじてこれを避けることができました。しかしながら、その後の米ソ間の核停交渉は遅々として進まず、反面、フランスのサハラの核実験並びに中国の原子爆弾の保有が伝えられるなど、核兵器に対する国民の不安は一そう強まっております。しかるに、政府は、この国民の不安を解消するために何らの積極的対策もなく、放任して……

第44回国会 建設委員会 第1号(1963/10/16、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまより建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本月十四日、谷村貞治君が辞任せられ、重宗雄三君が選任せられました。
【次の発言】 次に、調査承認要求についておはかりいたします。  今国会におきましても、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行なうこととし、このための承認要求をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成等につきましては、委員長に御一任願います。
【次の発言】 次に、継続調査承認要求についておはかりいたします。  建設事業並びに建設諸計画に……

第44回国会 建設委員会 閉会後第1号(1963/12/03、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまより委員会を開会いします。  まず、先ほどの理事会の結果を御報告いたします。  本日は、最近における建設工事の事故について、建設省当局より説明を聴取の後、御質疑をしていただくことで進めてまいりたいと存じます。
【次の発言】 では、これより議事に入ります。  まず、委員の異動について御報告いたします。  十月十六日、重宗雄三君が辞任せられ、小沢久太郎君が選任せられました。また、同月十八日、三木與吉郎君、米田正文君がそれぞれ辞任せられ、小西英雄君、天埜良吉君が選任せられました。
【次の発言】 次に、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  本日は、最……

第45回国会 建設委員会 第1号(1963/12/04、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  調査承認要求についてお諮りいたします。  今国会におきましても、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行ならこととし、このための調査承認要求をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成等に関しては、委員長に御一任を願います。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時二十三分散会

第45回国会 建設委員会 第2号(1963/12/17、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  本日は、請願の審査を行ないます。  お手元に配付の一覧表の順序により進めて参ります。整理番号一、二及び三を議題といたします。専門員に説明をいたさせます。  速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  それでは、整理番号一、三は、採択することに決定し、二は、保留することに決定いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時二十五分散会

第46回国会 建設委員会 第1号(1963/12/20、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  初めに、調査承認要求についておはかりいたします。  今国会におきましても、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行ならこととし、このための調査承認要求をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成等に関しましてぱ、委員長に御一任願います。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求についておはかりいたします。  委員派遣を行なら場合には、その取り扱い等を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第46回国会 建設委員会 第2号(1964/01/30、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る十二月二十三日藤田進君が辞任せられ、その補欠として小柳勇君が選任せられました。
【次の発言】 次に、先週の委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  当面の委員会の日程については、お手元にお配りしてあります日程表の順序で進めてまいりたいと存じます。  本日は、初めに建設大臣の建設行政に対する基本政策の所信表明、次に政務次官から、昭和三十九年度建設省関係予算の概要説明、首都圏整備委員会事務局長並びに近畿圏整備本部次長から、それぞれ関係予算及び提出予定法案の説明を聴取し、北海道開……

第46回国会 建設委員会 第3号(1964/02/04、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまより建設委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  昭和三十九年度建設省関係予算に関し、各局別予算について説明を聴取いたします。  初めに、官房関係についてお願いたします。平井官房長。
【次の発言】 次に、計画局関係についてお願いいたします。町田計画局長。
【次の発言】 次に、河川局関係についてお願いいたします。畑谷河川局長。
【次の発言】 以上をもちまして官房、計画及び河川局関係の予算の説明は終わりました。  御質疑のある方は順次御発言を願います。  なお、会計課長、国土地理院長、設研修所長、建築研究所長、土木研究所長……

第46回国会 建設委員会 第4号(1964/02/06、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  前回に引き続き、昭和三十九年度建設省関係予算に関し、各局別予算について説明を聴取いたします。  初めに、都市局関係についてお願いいたします。鶴海都市局長。
【次の発言】 次に、住宅関係についてお願いいたします。前田住宅局長。
【次の発言】 次に、道路関係についてお願いいたします。尾之内道路局長。
【次の発言】 次に、営繕関係についてお願いいたします。建部営繕局長。
【次の発言】 次に宅地開発関係予算についての資料の説明が抜けておりましたので、補足説明をしてもらいます。前……

第46回国会 建設委員会 第5号(1964/02/11、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  本日は、去る一月三十日聴取いたしました河野建設大臣の建設行政の基本政策及び昭和三十九年度建設省関係予算に関し、質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の審議はこの程度にとどめまして、これにて散会いたします。    午前十一時十一分散会

第46回国会 建設委員会 第6号(1964/02/18、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打ち合わせの結果を御報告いたします。  本日は、初めに、去る一月二十九日予備付託になりました首都高速道路公団法の一部を改正する法律案、本月三日予備付託になりました日本住宅公団法等の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聴取した後、前回行ないました建設大臣の建設行政の基本政策に対する質疑を続け、先般実施いたしました近畿地方における建設事業の調査につきまして、派遣委員の報告を聴取することにいたしたいと存じます。
【次の発言】 それでは本日の議事に入ります。  首都高速道路公団法の一部を改正する法律案、日本住宅公……

第46回国会 建設委員会 第7号(1964/02/20、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打ち合せ会の結果を簡単に御報告いたします。  本日は、初めに、本月十日予備付託になりました産業労働者住宅資金融通法等の一部を改正する法律案、十一日予備付託になりました公営住宅法第六条第三項の規定に基づき、承認を求めるの件の提案理由の説明を聴取した後、前回に引き続き、建設大臣の建設行政の基本政策及び昭和三十九年度建設省関係予算に対する質疑を行ない、一昨日の田上委員の派遣報告に関し、政府側より答弁を聴取し、質疑を行なう予定であります。  次に、本日の議事に入る前に御報告を申し上げたいことがございます。  本委員……

第46回国会 建設委員会 第8号(1964/02/27、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、去る二十一日予備付託になりました道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聴取いたし、次に、首都高速道路公団法の一部を改正する法律案、日本住宅公団法等の一部を改正する法律案及び産業労働者住宅資金融通法等の一部を改正する法律案の三案並びに公営住宅法第六条第三項の規定に基づき、承認を求めるの件について、逐条説明を聴取し、次に、建築基準法施行令に関し、建設省側から説明を聴取いたしたいと存じます。

第46回国会 建設委員会 第9号(1964/03/03、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、去る二十六日予備付託になりました河川法案及び河川法施行法案の提案理由の説明を聴取し、次に、首都高速道路公団法の一部を改正する法律案の質疑を行ないます。
【次の発言】 それでは、本日の議事に入ります。  河川法案及び河川法施行法案を一括して議題といたします。  まず初めに、河川法案の提案理由の説明をお願いいたします。鴨田政務次官。
【次の発言】 次に、河川法施行法案の説明を願います。鴨田政務次官。
【次の発言】 ただいま聴取しました二法案に対する質疑は、後日に……

第46回国会 建設委員会 第10号(1964/03/05、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、首都高速道路公団法の一部を改正する法律案について、前回に引き続き質疑を行ない、討論の後採決を行なう予定であります。
【次の発言】 それでは本日の議事に入ります。  首都高速道路公団法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日の出席者は、鴨田政務次官、鶴海都市局長、荒井内閣法制局総務主幹、山口行政監察局長、参考人として、首都高速道路公団神崎理事長、川村理事、村田業務部長が出席しております。  御質疑のある方は、順次御発言願います。

第46回国会 建設委員会 第11号(1964/03/10、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る六日渋谷邦彦君が辞任され、その補欠として中尾辰義君が選任せられました。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、初めに二月二十七日予備付託になりました地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、近畿圏整備本部大阪事務所の設置に関し承認を求めるの件について、提案理由の説明を聴取した後、前回に引き続き、首都高速道路公団法の一部を改正する法律案の質疑後、討論、採決を行ない、次に、日本住宅公団法等の一部を改正する法律案の質疑を行なう予定であります……

第46回国会 建設委員会 第12号(1964/03/12、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、理事会の結果を御報告いたします。  本日は、議事の都合上、建築基準法に関する件の調査案件を初めに行ない、次に、日本住宅公団法等の一部を改正する法律案の質疑を行ないます。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  最近の高層建築物によるマイクロウェーブ回線障害が多いように聞いておりますが、建築基準法との関連から、この点について調査を進めます。  郵政省より藤木無線通信部長が出席しております。  御質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件に関しては、この程度……

第46回国会 建設委員会 第13号(1964/03/17、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、前回に引き続き、日本住宅公団法等の一部を改正する法律案に対する質疑を行ないます。  次に、本日の議事に入る前に、御報告申し上げたいことがございます。  本委員会の委員であります田中清一君は、リューマチと高血圧のため、本年一月中旬より、沼津の御自宅において療養されておりまするので、一昨日、委員会を代表するという意味で、中島調査室長と委員部の渡辺参事の両君がお見舞いに参りました。さよう御承知を願いたいと思います。  ちょうど本院医務室の山田医師が診察に見えたそう……

第46回国会 建設委員会 第14号(1964/03/19、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、前回に引き続き、日本住宅公団法等の一部を改正する法律案に対する質疑の後、討論、採決を行ないます。  次に、産業労働者住宅資金融通法等の一部を改正する法律案の質疑を行ないます。
【次の発言】 それではこれより本日の議事に入ります。  日本住宅公団法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の質疑を続けます。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  他に御発言もなければ、質疑は尽きたものと……

第46回国会 建設委員会 第15号(1964/03/24、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  初めに、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたし、次に、産業労働住宅資金融通法等の一部を改正する法律案に対する質疑の後、討論、採決を行なう予定であります。
【次の発言】 では、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  産業労働者住宅資金融通法等の一部を改正する法律案の審議のため、東京商工会議所調査部長田原大千君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  それではこれよ……

第46回国会 建設委員会 第16号(1964/03/27、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打ち合わせの結果を御報告いたします。  本日は、公営住宅法第六条第三項の規定に基づき、承認を求めるの件に対する質疑を行ないます。
【次の発言】 それでは本日の議事に入ります。  公営住宅法第六条第三項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  本件に対し、質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 いま主計局のほうへ連絡をしております。出席できるかどうか、まだわかりませんが、連絡のつき次第報告をいたします。
【次の発言】 自治省の山本参事官が出席されております。

第46回国会 建設委員会 第17号(1964/03/30、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまより建設委員会を開会いたします。  まず、先ほどの委員長及び理事打ち合わせの結果を御報告いたします。  本日は、去る二十六日付託になりました道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案について審議を進めて参ります。
【次の発言】 では本日の議事に入ります。  道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、本案審査のため、石油連盟専務理事池田欽三郎君及び全国石油商業組合連合会会長益田晋君を参考人として御出席をいただいております。  参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は御多忙のところ本委員会のためまげて御出席を賜わり、厚くお礼……

第46回国会 建設委員会 第18号(1964/03/31、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまより建設委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせの結果を御報告いたします。  本日は、道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案及び公営住宅法第六条第三項の規定に基づき、承認を求めるの件の質疑、討論、採決を行なう予定であります。
【次の発言】 それでは本日の議事に入ります。  道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  御質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記起こして。  別に御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。

第46回国会 建設委員会 第19号(1964/04/07、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、近畿圏整備本部大阪事務所の設置に関し承認を求めるの件の質疑を行ないます。
【次の発言】 それでは本日の議事に入ります。  地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、近畿圏整備本部大阪事務所の設置に関し承認を求めるの件を議題といたします。  御質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 ただいまの田中君の要求に対して、提出できますか。
【次の発言】 別に御発言もなければ、本日はこの程度でとどめます。  これ……

第46回国会 建設委員会 第20号(1964/04/09、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、近畿圏整備本部大阪事務所の設置に関し承認を求めるの件について質疑の後、討論、採決を行ないます。
【次の発言】 それでは本日の議事に入ります。  地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、近畿圏整備本部大阪事務所の設置に関し承認を求めるの件を議題といたします。  御質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 八巻次長、いまの田中委員の発言のとおりなんですが、きのうの資料要求では、経歴の概略をわかるような資料……

第46回国会 建設委員会 第21号(1964/04/14、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、河川法案及び河川法施行法案の逐条説明を聴取いたし、それに対する質疑を行ない、次に、参考人の出席要求に関する件並びに連合審査会の開会についておはかりすることで進めてまいります。
【次の発言】 それでは本日の議事に入ります。  河川法案及び河川法施行法案を一括して議題といたします。  河川局長から逐条説明を願います。畑谷河川局長。
【次の発言】 ただいま聴取いたしました逐条説明に対し、御質疑のある方は、順次御発言を願います。  ちょっと速記をとめて。

第46回国会 建設委員会 第22号(1964/04/21、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。先ほどの委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、去る十三日本付託になりました住宅地造成事業に関する法律案に対する提案理由の説明及び逐条説明を聴取した後、質疑を行ないます。
【次の発言】 それでは本日の議事に入ります。  住宅地造成事業に関する法律案を議題といたします。  まず、提案理由の説明をお願いいたします。河野建設大臣。
【次の発言】 次に、逐条説明を願います。前田住宅局長。
【次の発言】 速記をとめて
【次の発言】 速記を起こして。  本件に対し質疑のある方は、順次御発言を願います。

第46回国会 建設委員会 第23号(1964/04/23、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、先ほどの委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、前回に引き続き、住宅地造成事業に関する法律案に対する質疑を行なう予定でありますが、この際、連合審査に関する件についておはかりいたします。  住宅地造成事業に関する法律案について、農林水産委員会からの連合審査開会の申し入れがございますので、これを受諾することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査は、本日の午後三時より行なうことに御異議ございませんか。

第46回国会 建設委員会 第24号(1964/04/28、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) これより建設委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせの結果を御報告いたします。  最初に、理事辞任に伴う補欠互選を行ない、次に、河川法案、河川法施行法案の両案について、参考人より意見の開陳をお願いいたし、それに対する質疑を行ないます。
【次の発言】 それでは本日の議事に入ります。  武内君から、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございますので、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。

第46回国会 建設委員会 第25号(1964/05/07、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。まず、先 ほどの委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、前回に引き続き、住宅地造成事業に関する法律案に対する質疑を行なう予定であります。
【次の発言】 この際、委員の異動について報告いたします。  本日、中尾辰義君が委員を辞任せられ、その補欠として牛田寛君が選任せられました。
【次の発言】 それでは、これより本日の議事に入ります。  住宅地造成事業に関する法律案を議題といたします。  本案の質疑を続けます。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。  ちょっと速記とめてください。

第46回国会 建設委員会 第26号(1964/05/14、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、四月二十四日予備付託になりました土地収用法等の一部を改正する法律案、同月二十五日予備付託になりました国土開発縦貫自動車道建設法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聴取した後、河川法案、河川法施行法案に対する総括質疑を行ないます。
【次の発言】 それでは、これより本日の議事に入ります。  最初に、委員の異動について御報告いたします。  本月九日、牛田寛君が辞任せられ、中尾辰義君が選任せられました。

第46回国会 建設委員会 第27号(1964/05/19、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、先ほどの委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、今月一日予備付託になりました首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律案及び近畿圏の既成都市区域における工業等の制限に関する法律案、同月七日予備付託になりました近畿圏の近郊整備区域及び都市開発区域の整備及び開発に関する法律案の提案理由の説明を聴取した後、前回に引き続き、住宅地造成事業に関する法律案に対する質疑の後、討論採決を行なう予定であります。
【次の発言】 それでは本日の議事に入ります。  この際、委員の異動について御報告いたします。  本……

第46回国会 建設委員会 第28号(1964/05/21、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、河川法案及び河川法施行法案に対する総括質疑を行ないます。
【次の発言】 それではこれより本日の議事に入ります。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十日山本杉君が辞任せられ、その補欠として田中清一君が選任せられました。
【次の発言】 次に、河川法案及び河川法施行法案を議題といたします。  両案に対し、質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。

第46回国会 建設委員会 第29号(1964/05/26、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、前回に引き続き河川法案、及び河川法施行法案に対する質疑を行ないます。
【次の発言】 これより本日の議事に入ります。  河川法案及び河川法施行法案を議題といたします。  両案に対する質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいまの田中委員の資料要求は、個々の事例についての集計したもの、こういうふうに受け取れるのですが、そういうものが近い機会に資料として提出できるかどうか、河川局長からひとつ御答弁願いたいと思います、いま要求されておりますから。

第46回国会 建設委員会 第30号(1964/05/28、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、初めに参考人の出席要求に関する件についておはかりいたし、次に、国土開発縦貫自動車道建設法の一部を改正する法律案に対する質疑を行ないます。  では、参考人の出席要求に関する件について、おはかりいたします。  国土開発縦貫自動車道建設法の一部を改正する法律案審査のため、本日、日本大学教授桑原彌寿雄君、日本道路公団副総裁佐藤寛政君、同公団理事藤森謙一君を、なお、六月九日には、長野県知事西澤権一郎君、山梨県身延町長佐野為雄君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異……

第46回国会 建設委員会 第31号(1964/06/02、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打ち合わせ会の結果を御報告いたします。  本日は、前回に引き続き河川法案、河川法施行法案に対する質疑を行なう予定であります。
【次の発言】 この際、連合審査会に関する件についておはかりいたします。  河川法案、河川法施行法案について、農林水産委員会からの連合審査会開会の申し入れを受諾することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第46回国会 災害対策特別委員会 閉会後第4号(1964/10/16、6期、日本社会党)

○北村暢君 台風二十号による被害状況の調査について御報告申し上げます。  小平委員長、日高委員及び私の三名は、十月五日から九日までの五日間、鹿児勘県並びに宮崎県両県下の被災地における被害状況及びその復旧状況をでき得る限り調査するとともに、被災者に対してお見舞いと激励のことばを述べ、現地における切実な要望を聴取してまいりました。以下その概要について申し述べます。  台風二十号は、九月十八日ごろサイパン島に発生した熱帯性低気圧で屋久島、種子島を通過して大隅半島の大根占町付近に上陸し、最大風速は六十メートルで都城付近を通過し、宮崎市から豊後水道に抜けました。その通過地のある地点では、明治以来有数の大……

第46回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1964/10/01、6期、日本社会党)

○北村暢君 関連。いまの矢山君の質問に対してちょっと明確でないのですが、台湾の貿易関係者から、そういうきびしい制約を受けて、そうして日本の輸入団体が指示をして、一種の誓約書的なものを現実に入れているわけです。その入れている状況については、園芸局長は、だれがどうしているかということはまだはっきりつかんでおらない、こういうふうな御答弁のようでありますが、バナナの輸入業者のうちには、中央卸売り市場の荷受け人が輸入業者になっているものが相当ある。そうしてその輸入業者の、中央卸売り市場の荷受け業者がほとんど大部分――全部といってもいいくらい誓約者を入れているのです。入れてないのがたった一つあるぐらいです……

第46回国会 農林水産委員会 第41号(1964/06/04、6期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。いまの大量仕入れの問題で答弁を聞いているとわからないのですけれども、商品の共同仕入れというのは、そうすると管理会のいま設けようとする総合小売り市場が幾つか集まって共同仕入れするということかどうかということですね。それから都内でも、いま考えておられる総合仕入れをやっている大きな業者は、都内に何店舗か、十か十以上の店舗を持っている業者がいるのです。小売り業者が。そういうものが一括仕入れをして自分の店舗に分ける、これは簡単にいくだろうと思うのですけれども、共同仕入れということを言われたんだが、共同仕入れということはどういうことなのか、ちょっとそのことを説明していただきたい。

第46回国会 農林水産委員会 第42号(1964/06/05、6期、日本社会党)

○北村暢君 まず私は第一にお伺いしたいのは――その前に、きょうは大臣も見えておりませんし、時間も時間ですから、ごく簡単に、法案そのものに触れる質問も後ほど大臣の見えたところでゆっくりやらしていただきたいと思いますし、また資料が膨大な資料をいただきましたので、これはきのうもらったんで、これはとても読み切れませんので、きょうとあすとあさってかけて一生懸命勉強して、ひとつ火曜日にゆっくり質問させていただく、こういうようにさせていただきたいと思います。  それで、まず今度の総合小売市場の管理会というものをつくるにあたって、「生鮮食料品等の流通の合理化を促進して適正な小売価格の形成」をするということを目……

第46回国会 農林水産委員会 第43号(1964/06/09、6期、日本社会党)

○北村暢君 きょうの大直の出席はどうなっておりますか。ぼくのこの間受けた理事からの連絡では、火曜日に大胆が出てくるはずであるから、ひとつ質問をしてくれ、こういう連絡を受けています。
【次の発言】 それまで待ちましょう。せっかく大臣くるのだから。
【次の発言】 私は衆議院の審議の会議録は全部読ましていただきましたが、参議院のほうは出ておりませんので、見ておりません。したがって、前にどういう質問があったのかわかりませんので、質問はなるべくダブらないようにしたいと思うのですが、参議院の場合は、私の出たのは、この前しか出ておりません。それ以前は、重複するところが他の質問者の中で、あるかもしれませんけれ……

第46回国会 農林水産委員会 第44号(1964/06/11、6期、日本社会党)

○北村暢君  私は余裕金の運用状況のわかる資料を、あすの審議までにひとつ間に合わしていただきたい。運用状況と今後の計画、大体の見通しですね、どのくらい余裕金というものが出てくるか、四、五年の見通しでいいですから、そういうもののわかる資料をひとつ出していただきたい。  それからこの余裕金のところの改正案で、農林漁業団体への貸し付けで、農林省令で定める、この省令の案があったら出していただきたい。なければ方針でもいいですから出していただきたい。  それからもう一つは農林年金の職員の給与の問題ですが、他の政府関係機関との、全部じゃなくていいわけですが、給与の比較ができるようなもの、これを出していただき……

第46回国会 農林水産委員会 第45号(1964/06/12、6期、日本社会党)

○北村暢君 参考人に意見を聞けということですが、参考人から意見を聞いてやっていくというものではなくて、質疑の中で参考人にも意見を聞くときに、お答えを願いたい。こういうことで、参考人に初め聞いてということでなしに、取り扱いしていただきたいと思います。  私は、年金の事業運営に関連をいたしまして、農林漁業団職員の共済組合の関係する職員の給与の問題についてお尋ねをいたしたいと思いますが、現在、農林漁業団体職員の共済組合の職員の給与は、他の政府関係機関の給与と比較して低いように私は伺っております。現在のこういう格差が、他の政府関係機関の給与との差ができたのは、一体どのような原因によるものか。まず、この……

第46回国会 農林水産委員会 第46号(1964/06/16、6期、日本社会党)

○北村暢君 関連。いま大河原君から合理化の未達成の問題が出ておるのですけれども、法律がなくなっても、需給計画、合理化計画というものがなくても合理化は進むのだ、こう思うのですが、その合理化の、電力料金、労務費のほうは、いま大河原君が質問しましたからお答え願いますが、これからの合理化の内容をひとつ説明してください。どういうふうに合理化するのか。私はもう硫安工業は相当合理化されてきていると思っているのですよ。今後合理化する点は、技術的にいってどういう内容の合理化をメーカーは考えられ、通産省はどういう指導をして合理化をするのか、その内容を言ってください。そうでないというと、もうこのいただいた資料により……

第46回国会 農林水産委員会 第47号(1964/06/23、6期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっと関連して。そうしますと、あれですか、消費者側の場合、全購連は五〇%以上のシェアをもっているということで、全購連以外は、そうすると団体交渉をやるのは、どんなに集まってもないということですね。そういうことですか。
【次の発言】 ちょっとその問題で……。それじゃ赤字を転嫁しないならば、輸出会社の赤字が累積していくという結果になると思いますが、軽工業局長にお伺いしますが、この前のとった特別措置は、今後そういう措置はとらない、いかなる措置もとらないということで輸出会社に対する措置をきめたと、こういうふうに思うのですが、いまの農林大臣の答弁を聞いているというと、輸出価格は、生産コストを……

第46回国会 農林水産委員会 第49号(1964/06/26、6期、日本社会党)

○北村暢君 林業の基本法の質問をするにあたりまして、実は与えられた時間が三十分程度だそうでございます。大体五十時間質問しようと思っておったのですが、三十分ではどうにも質問のしようがございませんので、私は法案の内容、そういうようなものについては、一切質問はもう省略してしまおう、こう思っているのでございます。  そこでまず、お伺いしたいのは、林業基本法と森林法との関係でございますが、林業という経済政策の面から見た基本法が今度出た林業基本法だ、こういうふうに理解するのでありますが、ところが、もう一つ森林法というのは、森林に関する基本法だと、こういうような認識もあるようでございます。それで、まずこの森……

第47回国会 農林水産委員会 第4号(1964/12/16、6期、日本社会党)

○北村暢君 どうも委員会が険悪な空気のようでございますが、おとなしく質問いたしますから……。  食料品総合小売市場管理会法案の、第一条の目的というところに、「生鮮食料品等の流通の合理化を促進して適正な小売価格の形成に資し、もって国民生活の安定に寄与することを目的とする。」、なかなか遠大な目的を持っておるのでありますが一体この食料品総合小売市場管理会というものが、国民生活の安定にどの程度寄与すると、このように判断されておるか、まず、その点からお伺いいたします。
【次の発言】 ちょっと大臣の言っていること、はたでがたがた言っているものだからわからない。  実はこの点について、最初の間、東京都に二十……

第47回国会 予算委員会 第6号(1964/12/12、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は、最初に災害問題について若干お伺いいたします。  天災融資法の問題については、改正案が昨日出たようでございますから、その点は農林水産委員会、他の委員会に譲りまして、北海道を中心とするところの災害に対する融資のワクの問題について端的にお伺いいたしたいと思いますが、北海道の災害の被害額五百七十三億といわれておりますが、これに対する融資のワクはどのように考えておられるか、まず御答弁をいただきたい。
【次の発言】 大体天災融資法と自作農資金の融資で八十五億程度と聞いております。これは三十一年災害の際に被害額三百九十六億程度であったときに百億の融資をしております。それに比べれば被害額等に……

第48回国会 決算委員会 第1号(1964/12/23、6期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。いまの定員の問題で若干関連をして御質問いたしますが、これは陸上自衛隊に欠員が非常に多いということのようですが、総体的にいって、定員の何%ぐらいが欠員になっておるか、そのパーセントをひとつ教えていただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、総体的にいえば、充足率が八六・三%ですか、ということのようですと、一般の官庁の欠員の率と比較して大体どうなっておるか。そうして、いま一般官庁では、大体欠員は不補充の方針のようですが、いまいろいろ説明がありましたけれども、志願者さえあれば全部定員を埋めていく、そういうことで運営がやっていけるのかどうなのかということです。この決算報告……

第48回国会 国際労働条約第87号等特別委員会 第5号(1965/05/10、6期、日本社会党)

○北村暢君 まず私は、臨時行政調査会の答申について、公務員制度に関する答申がなされておりますが、この答申によれば、国家公務員、私は主として国家公務員についてきょうは質問いたしまするので、国家公務員について労働基本権としての団体交渉権というものを与えるべきでないか。こういう趣旨の答申がなされ、その形は、たとえば中央の場合、英国のホイットレー方式による。こういう技術的な問題がありますけれども、そういう答申がなされているわけでありますが、この問題に対して、この答申に対して政府は一体どのように検討されておられるか、政府の態度をお伺いをいたしたいと思います。

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1965/01/29、6期、日本社会党)

○北村暢君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1965/05/12、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は、厚生大臣お急ぎのようですから、厚生大臣に一点二点お伺いいたしたいと思います。  まず、各委員が指摘いたしておりますように、日本は、先進国から比べて非常に公害対策がおくれている。おくれているのは、まあいろいろ理由はあるでしょうけれども、その公害の程度にいままで気がつかなかった点があると思うのですね。 ところが、何といっても、日本は人口の密度からいくというと、世界より非常に密度において高いわけです。でありますから、公害が起きていていままで等閑視されていたということは、ふしぎなくらいで、そういう事態ですから、やはり公害というものに対して今後もっと積極的な政府の考え方というものが出て……

第48回国会 農林水産委員会 第5号(1965/02/23、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は、まず農林年金の職員の給与の問題についてお尋ねいたしますが、昨年の通常国会における当委員会でこの問題を取り上げまして、その際の状況は、昨年の二月十三日に農林年金の当局と労働組合との間に、労働協約が結ばれておりまして、その協約の中に、「一九六四年度中に他の政府関係機関との本給格差を解消することを目標において努力する。」こういう労働協約が締結されておりまして、その協約に基づいて昨年度のベース改定の際にこのことの、労働協約の実施についていろいろ質問をしたのでありますが、その際に農林大臣は、他の政府関係機関、特にまあその場合比較に出されたのは愛知用水公団というのが出されました。事務当局……

第48回国会 農林水産委員会 第6号(1965/03/02、6期、日本社会党)

○北村暢君 関連してひとつ。
【次の発言】 簡単にお伺いしますが、いま矢山君の指摘している、自立経営農家で他商業従事者との所得の均衡をとっていくということは、もうすでに困難でないかと、こういう質問なんですよね。それは私も、自立経営農家の粗収入、またそれの従事者がたしか二・何ぼかですよね。したがって、他産業従事者の所得と農家の構成、自立経営農家の構成人員からいくというと、一人当たりの所得もこういうものと比較すると、三分の一である、以下にしかならないんじゃないか。自立経営農家という想定しているものの所得がそんなに低いものでないのだ。したがって、そういう低い所得のものを自立経営農家に持っていけば、農……

第48回国会 農林水産委員会 第9号(1965/03/11、6期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっとお伺いしますが、昭和三十八年度と昭和三十九年度、両年度で、通産省は、小売り商の経常形態の近代化ということで、店舗の共同化を進める施策をとっておるのですが、そのうちに、スーパーマーケットは会社経営のものが二十一、三十八年度で二十一、それから協同組合方式で三軒、約二十四軒の店舗の共同化をやっている。三十九年度は約三十五カ所ぐらいスーパーマーケットを設けておるのですが、これを御存じでしょうか。
【次の発言】 そうすると、そのスーパーマーケットをやっているのに対して、政府は都道府県を通じて金の貸し付けをやっているのです。それについて、あなたのところの鮮魚関係の入居している、そういう……

第48回国会 農林水産委員会 第10号(1965/03/16、6期、日本社会党)

○北村暢君 私、資料を要求しておきますが、東京と大阪の公設市場の店舗の使用料、その使用料を中心として公設市場の構成といいますか、運送されている状態がわかる資料をひとつ出していただきたい。  それから小売り店の、もちろんいま対象になっている青果、鮮魚、食肉の小光り店の、これはまあ東京都ぐらいでいいと思うのですが、これらの小光り店の資金の利用状況、これは国民金融公庫、中小企業金融公庫、商工中金、信用金庫、地方銀行等のそういう面、その他の金融機関もあるでしょうが、それの資金の利用状況のわかる資料を出していただきたい。  それから、これらの小売り店の年齢構成ですね。それからスーパーの、これは規模別に従……

第48回国会 農林水産委員会 第11号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○北村暢君 お伺いしたいのは、一月十九日ですか、総理大臣が生鮮食料品価格についての対策本部を設置をする、こういうことで、首相がこれに対する検討を指示をしたという新聞の記事が出ておるのでございますが、この問題に対する消費者物価対策本部というものの構想を検討するようにということを指示したということが新聞に出ておるのですが、これのいきさつをひとつお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 総理大臣は、過日中央卸売り市場の視察をされ、生鮮食料品の価格安定のために非常に努力せられて、関心を持たれておるということのように私どもも新聞で承知をしておるわけなんですが、まあ、そういうことから関心を持っていること……

第48回国会 農林水産委員会 第13号(1965/03/26、6期、日本社会党)

○北村暢君 まず行管長官にお伺いしますが、臨時行政調査会の答申に対する政府の態度ですね、いつごろこの答申に基づいて政府は行政機構改革について結論を出されるおつもりなのか、この点についてまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと各省庁で、法律その他によらないものでできるものは、どんどん進めている、こういうお話しでございましたが、法律を要するものは尊重するという立場をとつて、法律を要しないものはどんどんやっているのだと、こう言っているのですけれども、政府の総体的な答申に対する結論といいますかね、そういうものはいつごろ出るのですか。たとえば、私お伺いしたいのは、この臨時行政調査会の……

第48回国会 農林水産委員会 第17号(1965/04/13、6期、日本社会党)

○北村暢君 建設大臣に質問する前に、農林大臣が見えましたから、ちょっと農林大臣に先に、質疑を再開するにあたって御要望を申し上げたいと思うのですが、この法案の審議にあたりまして、金曜日の日に秘密理事会が行なわれて、その後不幸にして単独審議、こういうことが行なわれたわけなんですが、このことについては、手続上その他において違法行為ではない、しかしながら、国会の慣例を破ったということ、いわば道義的な問題として非常に遺憾であったと思うのです。その際に、実はわれわれ秘密理事会に入っている間に、ある新聞で見たのでありますけれども、来たことのない事務次官がこの委員会へ参りまして、われわれいないところでありまし……

第48回国会 農林水産委員会 第18号(1965/04/22、6期、日本社会党)

○北村暢君 いまの渡辺さんの質問に対する答弁ですが、大体この農業機械で、大型機械ですけれども、道路を一つ隔てて次の作業場に行くといった場合に、これはもう動けないのですよ。大型機械を入れて、それを通るというとおこられるし、どうにもならない。それで、一回一回それを搬送するトラックで、日通で運んでもらわなければならない。そういうややこしいことで大型機械を入れても、非常にそういう支障の問題が起こっておるわけなんです。ほんとうに入れたところは困っておるわけなんですね。これは何とか解決方法を講じないというと、せっかく入れた機械が使えないという状況がもうすでにあるわけです。ですから機械を入れることだけは農林……

第48回国会 農林水産委員会 第19号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は、まず第一点として渡辺委員の触れられましたように、このスーパー林道といういままでの概念から、林道の概念からははるかに高級な林道というものの観念が新たに出てきたわけですが、こういうものに対して最初に、これはまあ答弁は先ほどされておりますからいいんですが、基本法に基づく林道という法体系について、また、この林道計画について、こういうものが出てくるのにかかわらず、林業基本法に伴う林道関係の法案の整備が今国会に出されないということについては非常に遺憾であります。しかも、林業基本法を通す際に、私どもは、この基本法が一年おくれれば、関連法案がそれだけおくれるから、すみやかに通してくれといった……

第48回国会 農林水産委員会 第20号(1965/05/11、6期、日本社会党)

○北村暢君 私は、この前の行政管理庁長官に対する質問は、主として流通部門における行政の分野における混乱を起こすのではないか。いわゆる流通行政の末端行政は総合行政であるから、その末端行政を、農林大臣が直接監督をする管理会が、食料品総合小売り市場を農林大臣の監督のもとに置くということについては、どうも行政の、縦割り行政とはいいながら、末端行政の総合行政は農林大臣の監督下に置くということは適当ではないんではないか、こういうことで質問をいたしたのですけれども、これについての、最後のほうで長官がお見えにならなかったので、この点を今後の方針として私は一応お尋ねしておきたいと思うのです。それは、この食料品総……

第48回国会 農林水産委員会 第22号(1965/05/13、6期、日本社会党)

○北村暢君 まず、私は干拓事業の今後の方針について承りたいのですが、干拓による造成耕地面積は、最近五ヵ年の年度別にどのような状況になっておるか、まずお尋ねをいたしたいと思うわけです。
【次の発言】 そこで、干拓の大がかりな八郎潟干拓というようなものができれば、相当面積も一時的にはふえるのじゃないかと思うのですが、将来の干拓適地というか、それと関連もしますが、その点からいって、技術的に可能な干拓の将来の見通し、適地との関係もあると思うのですが、今後の方針として干拓事業というものは大幅にやっていくおつもりなのかどうなのか、この点をお伺いしておきたいのですが、最近、干拓事業による土地造成費が非常に高……

第48回国会 農林水産委員会 第23号(1965/05/18、6期、日本社会党)

○北村暢君 時間がございませんので、ごく簡潔にお伺いしますが、現在の国営八郎潟の干拓事業法人の事業概要は大体出ておりますから、これは質問いたしませんが、大体どの程度の人員がおされるのか、そしてこの干拓事業が終わったならば、この国営事業に従事している人々の配置転換その他についてどのような計画になっておるのか、この点についてまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 この四百二名のうち、技術者はそういう形で配置転換が可能でしょうが、地元採用で、なかなか中海その他長崎干拓等へ移るといっても簡単にいかない人がだいぶおるのじゃないかと思うんですが、その数はどのくらいになっておりますか。

第48回国会 農林水産委員会 第24号(1965/05/19、6期、日本社会党)

○北村暢君 農地開発機械公団の従来の事業の内容について、いままでは公団自体が事業を実施するということをやっていないので、その機械なり何なりを国もしくは地方公共団体等に貸与して、そしていわばその機械を貸すというような仕事のほうが主体であるというように思っておりますが、今度の目的改正によって事業そのものを実施する、こういうことになったようでございますが、そうしますと、従来の機構もしくは陣容でそういうことが可能なのかどうなのか。現在の事業でそういうことができるのかどうか、こういう点についてまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 確かにそういうことですな。それは農地の造成ということで、今度は農……

第48回国会 農林水産委員会 第25号(1965/05/25、6期、日本社会党)

○北村暢君 ただいま可決されました農地開発機械公団法の一部を改正する法律案について、附帯決議案を提案いたしたいと思いますので、御賛同を願いたいと思います。  案文を朗読いたします。    農地開発機械公団法の一部を改正する法律案附帯決議案   政府は、農地開発機械公団の事業量を計画的に調整し、その能率的運営について指導し、経理内容の改善に一層努力するとともに左記事項の実施に努力すべきである。      記  一、政府は、牧場の建設に関する調査計画の立案にあたつては、予定される経営主体の経営陣の構成、経営方法ならびに技術訓練等をも十分に検討し、経営主体に対する事前の連絡、指導に遺憾のないよう措置……

第48回国会 予算委員会 第17号(1965/03/24、6期、日本社会党)

○北村暢君 まず第一に、日韓の漁業交渉が本日妥結したと、こう伝えられておりますが、その概要について説明を願いたいと思います。
【次の発言】 専管水域のくぼみの問題について、直線に線は引いたが、くぼみのところには日本の漁船は当分入らないというふうの話のようでございますが、それでは実質的にくぼみというものを認めた結果になるんじゃないかというふうに思われますが、この点は一体どうなのか。  それから第二点は、李ラインの撤廃は要求が通ったと、こう言うが、これは記録に残すということを言われておるのでありますけれども、この確約が記録に残すようになったのかどうか。  それからもう一つは、この出漁する隻数であり……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1965/08/17、7期、日本社会党)

○北村暢君 その資料はどこにあるのか。

第49回国会 内閣委員会 第4号(1965/08/11、7期、日本社会党)

○北村暢君 私は提案理由の説明にありますように、近年の土地高騰に伴う宅地関係の行政施策が非常におくれているために、国民生活の安定なり経済成長のために寄与する点について、今度の設置法の改正でそれらの施策を重点的に強化していく。そのために計画局に宅地部を設置するということについては、私は、この点については非常に時宜に適した施策であると、このように思いまするので、宅地部の設置については賛成の意見を持っておるのでございますけれども、この宅地問題についてひとつお伺いしておきたいのは、いろいろこう資料等を見せていただきましたが、宅地部の所掌事務というのは、大体従来の計画局あるいは住宅局等の所掌事務を寄せ集……

第49回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1965/08/09、7期、日本社会党)

○北村暢君 私ちょっとお伺いしたいのは、副長官にお伺いしたいのですが、この「国民生活に関する世論調査」というのは、行政目的はどういうところにあるのでしょうか。それをまずお伺いしたいと思うのです。というのは、先ほども、世論調査という形ですから、設問をして、それにあった人が瞬間的に答える、こういうものですから、出てくる数字も科学的なものではない面が多分にあるわけですね。したがって、これで見ますというと、物価の値上がりについて、三〇%上がったというのが一〇%、二〇%というのが一八%とか、こういうようなことで非常に物価の値上がりについても、現実の消費者物価の値上がりというのは科学的に総理府等で、統計局……

第50回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1965/10/06、7期、日本社会党)

○北村暢君 私はただいまの森君の動議に賛成いたします。

第51回国会 内閣委員会 第8号(1966/02/24、7期、日本社会党)

○北村暢君 資料の要求をしておきたい。第二次防の計画に対する実施の状況ですね、これのわかる資料をひとつ比較したものを出していただきたい。

第51回国会 内閣委員会 第12号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○北村暢君 委員長のせっかくの要望ですから、時間の点は協力をいたしたいと思います。  第一点お伺いをしたいのは、島松大演習場のミサイル、ホークの基地というのですかね、陣地というのですかね、構築等に伴う被害の問題でございます。内容的なこまかいのは政府委員に聞きますから、防衛庁長官に、まずこういう工事をやる場合に、被害が起きてから防災工事をやるというのは非常にどうかと思うのですよ。しかも乱暴な、水源地の突端で土砂を、土砂といったってこれは火山灰地帯ですからどうだと思うのですがね。それを沢へどんどんほうって、そして陣地をつくる、そういうことをやれば、これほもう河川にどろが流出するということはもうわか……

第51回国会 内閣委員会 第16号(1966/03/30、7期、日本社会党)

○北村暢君 私は、この設置法の改正に直接関係のあります山村振興の関係について御質問いたしたいと思いますが、まずこの山村振興法の、これは議員立法で十年間ということでやるわけでありますが、大体の目標的な計画、これは一体どのようになっておるか、この点ひとつ伺いたい。
【次の発言】 それで相当の数のようでございますが、最初七十二地域来年度振興山村として指定をするということのようでございますが、これを五、六年の間に都道府県の振興計画をきめて申請してくるという形になってくるのでしょうけれども、相当いまおっしゃったように、政令で適用される条件を持っている市町村の数が千三百四十市町村というと、これは相当なもの……

第51回国会 内閣委員会 第19号(1966/04/14、7期、日本社会党)

○北村暢君 時間があまりないようですから、質問を集約してお尋ねいたしますが、まず第一に、化学肥料関係の問題について御質問申し上げますが、肥料二法が廃止になりまして現在施行されている肥料新法が現在施行されておるわけでございますが、その間肥料事情における国際的な環境はまあ若干よかったわけでありますが、この化学肥料関係の合理化が今日までどのような形で進んできているのか。この点について、まず概略のことでいいですから御説明を願いたい。
【次の発言】 大体事情わかりましたが、肥料二法廃止当時の硫安輸出会社の、赤字ということではないのですが、輸出赤字を背負ったような形になっておりました硫安輸出会社のその後の……

第51回国会 内閣委員会 第20号(1966/04/19、7期、日本社会党)

○北村暢君 いま伊藤さんの質問が下田発言からそれていくようですから、下田発言について関連してお尋ねいたしたいと思うのですが、先ほどの伊藤委員の質問に対して、アメリカの「核のかさ」の問題について、大臣は広義の「核のかさ」という点と狭義の「核のかさ」ということで、広義の場合はアメリカの核の抑止力にはたよるけれども、これは「核のかさ」とは言わない。狭義の「核のかさ」というのは、国内に核の機器を持ち込んだりなんなりする、こういうのを狭義の「核のかさ」と言って、その場合においては、狭義の「核のかさ」の中には入らないんだ、こういうような御答弁のようでありましたが、この点は、いま申したことの私の理解で間違い……

第51回国会 内閣委員会 第21号(1966/04/21、7期、日本社会党)

○北村暢君 私は、ベトナム問題に関連いたしまして、十八日の日ですか、民主党のマンスフィールド上院院内総務がアメリカ議会で演説している中で、ベトナム問題についてマンスフィールド議員がベトナム戦争解決のための関係会議をアジアの地域で、しかもアジアの関係国のイニシアチブで平和会議を開催したらどうか、こういう演説がなされて、これに対するアメリカ政府は全面的な支持をしたということが新聞で報道されているわけでございます。この内容等についても若干新聞で報道されておりますが、これはジュネーブの国際会議で、イギリスなりソビエトがこの会議を持つことを努力しながら、なかなかそれに至らなかったという経験の中から、アジ……

第51回国会 内閣委員会 第24号(1966/05/12、7期、日本社会党)

○北村暢君 まず大臣に、主として航空関係の問題について御質問いたしたいと思いますが、現在航空再編成の問題がたいぶやかましい問題になっておるのでございますが、これの最近の動きについて概略御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 いま概略の説明がありましたが、航空審議会の答申を得て、その答申を尊重するという考え方で進められるんだろうと思うのですが、その石坂さんと植村さんの両所にあっせんを依頼しなければならなかった理由は一体どういう点にあるのかですね、この点をひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 一応あっせん案というものが報告されたわけでありますが、その際に、国際線を日航が将来担当する、国内線に……

第51回国会 内閣委員会 第25号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○北村暢君 私は、この法案に関連して二、三の質問をいたしますが、この相談委員の制度とよく対比せられる人権擁護委員、それから民生委員、特に人権擁護委員は法務省所管でやっておられるおけですが、人権擁護委員というのは全国にどのくらいおられて、そうしてどういうような執務の内容になっているか、それとの比較において行政相談委員というのは今後どのような運営をしていくのか。この人権擁護委員との比較でどういうような形になるのか、これをまず説明していただきたい。
【次の発言】 行政監察を通じて人権擁護委員がどういう成果をあげているかということは行管ですから御存じだと思うのですが、大体、人権擁護の事案というのは人員……

第51回国会 内閣委員会 第26号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○北村暢君 前回若干事務的に臨時家内労働調査会の報告の内容等についてお伺いいたしたのでありますが、きょうは大臣が見えておりまするので、この家内労働調査会の報告と、今回の家内労働審議会設置に関連をいたしまして質問をいたしたいと思いますが、まず、この報告並びに見解を述べておりますが、その見解によりますというと、家内労働の問題に関しては、まあ長期的に継続して調査審議を行なう機関を設ける必要がある、こういうことを述べておりますが、ところが、審議会の設置の期間は三カ年に限定しているわけであります。この意図はどういうところにあるのか。普通の審議会であれば、その審議会の基本になる法律があって、そして問題を継……

第51回国会 内閣委員会 第29号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○北村暢君 まず、私は恩給法との関連における国家公務員共済組合関係の今度の改正案でありまするので、大体質問が若干ダブるかと思いますけれども、年金制度の総体的な問題について若干御質問いたしたいと思いますが、そのうちの一つであります所要財源率の問題についてお伺いいたしますが……。
【次の発言】 まず、この共済組合の長期給付の運営にあたって国家公務員関係の所要財源でありますが、これについては相当将来の見通しを持ってやっていかなければならないと思うのでありますが、三公社等の各組合でもこれの検討をされているようであります。が、将来にわたって相当現在の状況でいけば赤字が出ていくんじゃないかというような見通……

第51回国会 内閣委員会 第30号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○北村暢君 私も伊藤委員が逐条にわたりまして、しかも政令案等につきましても詳細に質問されましたので、 各条文についてのこまかい点については私はあまり触れないことにいたしますが、ただ第五条の特定飛行場周辺の移転の補償等の問題について、「当該飛行場の周辺の一定の区域を、政令で定めるところにより、指定することができる。」こういうふうに防衛施設庁長官が指定することができるというふうになっていますが、先ほど説明されたことで大体は了解されるのでありますけれども、従来のこの種の行政措置による取り扱いと、この法律施行によりましてどういうふうに変わるのかということなんでありますが、特に航空法の第二条第七項並びに……

第51回国会 内閣委員会 第31号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○北村暢君 山本委員の質問に関連をして簡単に五分ぐらいのようですから、一点だけ御質問いたしますが、いま総務長官は、管理職の範囲等については国家公務員の場合、人事院規則によって決定せられるということなんでありますが、私どももそのように理解しておるのですが、実際にどういうことが行なわれているかというと、この規則というものができる以前に、政府は、まあ行政当局はかくかくのものは管理職に将来なるであろうという想定のもとに、すでにたとえていえば四等級の者――しかも、その四等級の者で出先の支所長というようなものについては、組合を自主的に脱退するようにという指導が行なわれておる。これは、私は、まことに先走った……

第51回国会 内閣委員会 第32号(1966/06/25、7期、日本社会党)

○北村暢君 私は、前回に引き続きまして、共済組合制度の運営の民主化の問題についてお尋ねいたしますが、きょうは実は今井共済組合連合会の理事長に出席要求しておりましたが、御都合で見えないようでございまするので、若干質問がしにくいのでありますけれども、政府当局にこの問題について法律の解釈、その他をめぐって若干質問いたしたいと思います。  まず、共済組合の運営についての民主化の問題についてでありますが、現行の共済組合制度は給付に要する費用を労使で折半負担をしている保険制度をとっているのでありますから、組合員の相互扶助的な面からいって組合員の生活の安定をはかる、こういう趣旨でできておるだろうと思うんです……

第51回国会 内閣委員会 第33号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○北村暢君 一点だけ関連して御質問しておきますが、いま伊藤委員から委員の整理の問題についてお話があったのですが、たとえば農林省の畜産関係の委員会は四つか五つを一つにする。それに国会議員が委員として従来参加しておるわけなんですね。そうしますと、二十名ということでやりますと、国会議員を参加させるかさせないかという問題が一つ問題になるだろうと思う。いまこれがいろいろな問題で論議になっている問題でありますから、この新しく再編成する審議委員の中には国会議員というものを入れられるつもりなのか、国会議員というものは今後審議会に入れないという方針なのか。直ちに現在参加しているものがあるのですから、七月もしくは……

第51回国会 農林水産委員会 第12号(1966/03/25、7期、日本社会党)

○北村暢君 関連。
【次の発言】 いまの大臣の答弁の中に、積極的に検討をするとおっしゃいましたね。それは積極的に拡大をしということではないですか。読み違えているのじゃないですかな。

第51回国会 農林水産委員会 第27号(1966/05/27、7期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっと関連して、委員長にあらかじめお願いしておきますが、私の質問と中村委員の質問とやや同じような点で質問しますので、関連がその問題ごとに出てくるだろうと思うのですが、その点ひとつあらかじめ御了承いただきたいと思います。  それで、いまの観点ですが、月給制と日給制との比較ということでものごとを考えて聞いているわけなんです。したがって、給与の改定を行なわれる場合に、賃上げが行なわれる場合に、基準内賃金について何%というようなことで仲裁も出るわけです。したがって、そういうものではじいてもらわないと、基準内と基準外と合わせて幾らでございますと言ってもこれは比較にならないですよ、月給制との……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1966/02/25、7期、日本社会党)

○北村暢君 関連して、ちょっと……。  不況カルテルの、「不況」というものに対する概念をちょっと説明願いたいと思うんですけれどもね。というのは、たとえは精糖業――精製糖ですか、精製糖の不況カルテルやっているわけですね。その場合に、設備が過剰で、これは一般の経済の不況だからカルテルを認めるというのと、この設備過剰の状態は一般経済の好況、不況にかかわらず、その精糖業から見れば過剰生産になって、これは不況ということを言い得るのでしょうけれどもね、どうもそこら辺の「不況」の判断のしかたがいつまでたったってこれは解消しませんよ。そうすると、合理化がなされて、スクラップなりなんなりやるとか、その精糖工業会……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第7号(1966/04/06、7期、日本社会党)

○北村暢君 私はちょっと意見も入るかもしれませんけれども、まず産地のほうから申し上げますと、石田次長から説明ありましたけれども、産地の要望している大衆魚の冷蔵庫――豊漁のときの冷蔵庫というのは、産地の冷蔵庫に行ってみればわかるのですが、これは冷蔵庫の経営そのものはやはり品物の出入りが多くて年間ふさがっていないと採算とれないわけですよね。ところが、産地の冷蔵庫というのは、毎日豊漁であるわけじゃないので、使わない場合が多いのです。これは、それで冷蔵庫そのものの採算がとれない。これは、その点は水産庁、何も見ていない。いまおっしゃるように、冷蔵庫建設のための補助金は出すけれども、その後の、建設したあと……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第9号(1966/06/03、7期、日本社会党)

○北村暢君 私は、先ほど大竹さんが触れられました物価の行政の問題についてお伺いしますが、臨時物価対策閣僚協議会というものがあり、そして、最近また物価担当官というものを置いてやるということでございますが、そのほかに、きょうの議題であります生鮮食料品の物価対策については、臨時生鮮食料品物価対策協議会というものがあるようです。そして、とんでもない官房長官が野菜大臣と称して、それの主宰をやったりしているようですね。そして、藤山さんの私設機関である物価問題懇談会は、この前も生鮮食料品のうちの魚介類についての改善対策を、これはまた勧告をするといっているんですが、この性格の問題について私は非常に疑問を持って……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第10号(1966/06/10、7期、日本社会党)

○北村暢君 まだ若干時間があるようでございますから、私、この際ですから、経企長官に御質問いたしたいと思いますが、この前、あなたのところの物価懇談会から生鮮魚介の価格安定の報告がなされており、昨日ですか、大阪のほうに行かれまして、中央卸売市場の視察もされたようでございます。そこで、私はこの内容についてほんとうはきょう詳しくお伺いしたがったんですが、時間がございませんので、一、二点についてだけ簡単に質問いたしたいと思います。  まず、報告の第一点にある生鮮魚介の価格安定のために、また、物価政策として引き下げる方向として生鮮魚介類の海外からの水産物の輸入を拡大せよということが報告されておるわけであり……

第51回国会 予算委員会 第3号(1965/12/26、7期、日本社会党)

○北村暢君 関連、同じ問題だから。  私も鈴木さんの意見と同じですけれども、人事院が代償機関であり、その人事院の勧告が代償措置である、これはもうはっきりしている。したがって、政府は特別な理由のない限りは、これを当然の経費として予算編成をする義務があると、私はそう思っている。それを法律的な拘束力がないとか、あるいは国会にもかけておるのだから国会の意思にもよるというけれども、これは第一に政府は代償措置としての当然の経費として組む義務があるのですよ。それをいままで一回もやったことがない。ことしは財源も苦しいからこれはやむを得ないというのなら、まだ理屈はわかるが、自然増収が二千億、四千億あった当時です……

第51回国会 予算委員会 第7号(1966/02/22、7期、日本社会党)

○北村暢君 最初に、昨日の鈴木委員の運賃改定の遅延に伴います財源についての大蔵大臣の答弁に対しまして私は不満であります。それで二百六十二億の補正のうち、きょうまでですでに約四十億でございます。決してこれは少額とは言えない。したがって、これについてやりくりで何とかすると、こういうことのようですがね。それでは二百六十二億の補正ということは、やりくりできるものを二百六十二億の補正を出すということ自体が不見識じゃないですか。どうでしょうか。
【次の発言】 その瀬谷君の質問の、売却できる資産はひとつはっきりここで出してもらいたい。  それからもう一つ、国鉄総裁の言う旅客並びに貨物の輸送量の減少に基づくこ……

第51回国会 予算委員会 第8号(1966/03/07、7期、日本社会党)

○北村暢君 先ほども触れておるんですが、航空機の性能が、非常にスピードの時代になってまいりまして、これを扱うのに人間の能力ではなかなか把握しにくい。特に離着陸等については、これは操縦士の目測と勘にたよっている、こういうようなことが指摘されております。これが、完全な自動着陸装置というようなものの開発というのが、経済的に見て可能なのかどうなのかという点、それから、民間機の気圧高度計――民間機は気圧筒度計というものを使っておるが、これを電波高度計にかえたらどうかというような意見が出ておるのであります。で、こういうような点についての、一体そういうことがすでに指摘されているのに、なぜ電波高度計というよう……

第51回国会 予算委員会 第10号(1966/03/09、7期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっと、関連して御質問いたしますが、確かに兼業農家がふえている。面積の移動からいえば、大きな方向へ専業農家のほうに面積的な移動は若干移動はしておる。しかしながら、そういう移動をしながら、なおかつ兼業農家がふえていくという傾向にある。これは農業基本法でいう自立経営農家というものを育成するという方針、これとは逆な方向に現実には進んでいるわけなんです。したがって、今日兼業農家対策というものは非常に大事であるということだけは、大臣のおっしゃるとおり、これは圧倒的なものが兼業農家なんですから、兼業農家対策は対策として重要でありましょうけれども、今後の日本の農業の方向として、基本法では、専業……

第51回国会 予算委員会 第13号(1966/03/16、7期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。ただいまの総理大臣のおっしゃることは、私は非常にもっともだと思うのですが、そこで、建設大臣にお伺いいたしますが、官庁営繕と建設省の仕事というのは、これは相当公共事業等、多いわけであります。これを発注する場合に大企業が落札する。その場合に、建設業者と施設関係業者、この施設関係業者というのは、暖房をやったり、衛生施設をやったり、こういうのが圧倒的にこれは中小企業なわけです。その場合に、建設業者が一括して落札をする、そうしてやらせるのは下請でやる。その場合に、設計では明らかに建設費と施設費と予算の査定がなされている。その査定をなされている施設費のピンはねをやるわけです、大建設業……

第51回国会 予算委員会 第15号(1966/03/22、7期、日本社会党)

○北村暢君 私は、まず第一に、本月十四日、韓国警備艇が第五三海洋丸を臨検、捕獲した事件について質問をいたしますが、その一点は、韓国側は、第五三海洋丸に専管水域を侵したというたてまえを堅持しておるようでございますが、共同規制区域まで追跡して捕えたというようなことになるんじゃないか。そういう主張をする可能性があるわけでありますが、この場合、追跡権というものについて、共同規制区域に対する追跡権について、追跡権はあるのかないのか、政府当局の見解を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 その特別国会の論議にもかかわらず、捕獲されたのが共同水域であるということは、もう政府の主張しているとおりであり、現認……

第51回国会 予算委員会 第20号(1966/03/28、7期、日本社会党)

○北村暢君 委員長。

第51回国会 予算委員会 第23号(1966/04/02、7期、日本社会党)

○北村暢君 関連。なお、いま木村委員からの要望もありましたが、答弁は要りませんから、私もひとつこれについて要望いたしたいと思います。  同法が改正されるにあたりまして、衆議院の大蔵委員会、地方行政委員会におきまして、附帯決議がつけられております。その内容は省略いたしますが、簡略に二点だけひとつはっきりさせておきたい。生活水準の向上、物価の上昇並びに現職公務員の給与に即応して年金を引き上げ得るよう措置すること、短期給付については医療費の増加に対処し組合財政の健全化及び組合員の負担が過重にならぬよう国庫負担制度について検討すること等の附帯決議が行なわれているのであります。政府はこれに対してすみやか……

第52回国会 決算委員会 第1号(1966/07/18、7期、日本社会党)

○北村暢君 ただいまの報告に基づきまして、若干御質問申し上げますが、その第一点は、予備費の使用に関する事項でございますが、予備費の使用額のうち、報償費並びに庁費が相当額予備費から使用されております。特に報償費につきましては、予算額七百二十七万九千円に対しまして、予備費からの使用が二千六百二十六万八千円と、大体予算額の三倍以上になっているようでございます。これは一体いかなる理由によって予算額の三倍以上にも及ぶ予備費が必要になったのか、庁費においても一億八百九十六万六千円に対して六千二百三万円の予備費でございます。いずれも相当多額にのぼっておりまするので、その理由をひとつ明らかにしていただきたいと……

第52回国会 決算委員会 閉会後第5号(1966/09/27、7期、日本社会党)

○北村暢君 一つ関連してお伺いしますが、いま弟子屈町長から、この地域を農業構造改善事業の指定地域にするということを申請するということを私聞いておるのです。したがって、いま観光事業というものが農業の指導の中に入るのか入らないのかというのが、いま問題だと思うのです。この点をひとつはっきりしておいてもらいたいと思うのですが、農協の組合員であれば、観光事業をやっても、農協という、それが主体である場合ですね、これは農協法の点からいっても、農協の事業というものはきめられているわけですから、該当しない、しかも、農業構造改善事業というものの指定地域ということになれば、これはやはり農業のあり方としての一つの模範……

第52回国会 決算委員会 閉会後第6号(1966/09/28、7期、日本社会党)

○北村暢君 関連。いまの答弁が、大森委員の指摘している問題について、土地、建物等の実際に支払った額と、融資対象にして公庫、開銀等がとっているものと食い違いができてきておる。したがって公庫、開銀が融資の対象としているものは設備資金である、建設資金である。ところが、それよりも大幅に上回ったものをかりに融資しているということになれば、これは経営資金まで運用するという結果になる。そういう点からいって融資の対象としたものについての厳正さというものがなかった、こういう結果になるんじゃないかと思うんですね。したがって、これに対しては、はっきり大森委員から、建設資金として発注したものに対してこれだけ払っている……

第52回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1966/08/26、7期、日本社会党)

○北村暢君 関連。この問題は人事院の勧告の時期の問題、いま伊藤委員から質問されたのは、どうも四月の民間給与を調査して八月に勧告したのでは、さかのぼって実施するということについて予算上からもなかなか問題があるということで、それじゃ、あらかじめそういうことを予測して年度当初に予算を編成したらいいじゃないかとか、あるいは勧告が八月になるからおくれるので、その勧告が早くなるような方法はないだろうかというようなことが前任者においていろいろ検討されたわけですよ。その結果、従来どおり四月調査、八月勧告、こういうことになった。これはおそらく政府と人事院と協議されておるのじゃないかと思います。それは前任者は人事……

第52回国会 内閣委員会 第2号(1966/07/19、7期、日本社会党)

○北村暢君 大体管理職の範囲というものをきめる場合に、根本的なものの考え方として、業務上の管理をするというだけの考え方ならばこれでいいかもしれないです。しかしそうじゃなくて、労働組合というものを対象にものを考えなくてはいけないと思う、根本的な考え方として。いまILOでまだ公務員の団体交渉権の問題は結論出ていませんから、でありますけれども、大体管理者というのは、末端の職場で団体交渉というものが、将来交渉権が復活した場合に交渉する能力があるのかないのかという問題が、この管理職の問題に大きく影響してくると思うのですよ。団体交渉をやる権限も全然なければ、能力もない者を管理職の中へ入れておくということは……

第52回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1966/09/26、7期、日本社会党)

○北村暢君 私は、給与問題に入る前に、災害の問題について政府の取り組み方について簡単に一問だけ質問をいたしたいと思いますが、今度の台風二十六号による東日本における被害は、予想以上に、三百名以上の死者を出すというたいへんな被害を出したのでありますけれども、きのう、おととい、台風の時期から私は注意して見ておったのですが、どうもニュースその他に政府としての対策なり何なりというものは、ちょうど日曜であったせいもあろうかと思いますけれども、何ら報道されておりません。この点は非常に異様に感じておったのでありますが、これらに対する政府の取り組み方について、姿勢の問題ですが、まあ外遊、内遊なかなか政府としても……

第52回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1966/10/17、7期、日本社会党)

○北村暢君 父兄会か。
【次の発言】 私は、この前からの委員会で森給与担当大臣が、人事院の勧告を尊重するというたてまえで努力をする、こういうことをしばしば申してまいりましたが、十四日の閣議において、この人事院の勧告によるベースの改定は九月実施ということで、昨年と同様のようになったように聞いておりますが、まず、どういう理由でそういうことになったのか、この点について森長官からお伺いいたします。
【次の発言】 まあ力足らずしてということでございますが、大体人事院の勧告というものに対する政府の考え方、これに対して人事院総裁は、人事院勧告というのは三公社五現業の仲裁裁定と同じ性格のものであるということを……

第52回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1966/10/28、7期、日本社会党)

○北村暢君 関連して一、二点お伺いいたしますが、あなたは、きのう衆議院の内閣委員会において、アメリカのマクナマラ国防長官との会見において、中国の核装備についての情報の交換等もやってこられた。その際に、たしか従来もそう言っておられたのですが、先ほどICBMの実現についてはもう十年かかるだろう。中距離弾道弾についてはそれより早い機会、まあ四、五年はかかるだろう、こういうことが従来、何回かの国会の審議においても防衛庁長官は言明しているところであります。昨日の衆議院の内閣委員会においても、あなたは、核兵器の運搬手段の開発というものはまあ四、五年はかかるであろうというような趣旨の報告をされたと思う。とこ……

第52回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1966/11/21、7期、日本社会党)

○北村暢君 私は、台湾バナナの問題について、きょうはこれを論議する余裕ございませんから、論議はいたしませんが、だいぶこれ問題になっておりまするので、この台湾バナナの輸入についていろいろな指摘がなされておりますから、これについて通産当局は、今後どのようなことで対処しようとするのか。まあ黒い霧があったとかなかったとかいう問題だけで私は済まない問題だと思いまするので、この方針だけをひとつお伺いしておきたいと思います。  それから、今後の審議の問題として資料を要求いたしておきたいと思いまするので、これも出せるか出せないか、ひとつ御答弁をいただきたいと思います。  一つは、日本バナナ組合員の過去の輸入実……

第52回国会 予算委員会 閉会後第1号(1966/11/10、7期、日本社会党)

○北村暢君 関連。ただいまの問題は、政治資金規正法による自治省に対する報告は明らかに虚偽の報告をしているということがここで明らかになったのでありますから、その明らかになった段階における自治省の措置として一体どういう措置をとるのか、これをはっきりさせていただきたい。
【次の発言】 問題は、佐藤榮作さんが実際ふところから出したのではないということにはっきりなった。しかも報告は佐藤榮作で出ている。だから、自治省はほかの報告を出し直させればそれで済むという問題ではない。そういう指導をすべき筋ではない。どこから出たかということをはっきりあなたは検討、調査をするということにならなければならないのじゃないで……

第55回国会 内閣委員会 第5号(1967/04/20、7期、日本社会党)

○北村暢君 いま鶴園委員のおっしゃるとおりなんでね。仏の顔も三度ということがあるけれども、これは三度どころじゃないわけですね。ですから、これはやはり人事院の勧告で公務員は生活しておるわけじゃないのだから、現金が入らなけりゃね。どんなに紙で書いたものでこれだけの生活できますと言ってみたところで、できないのですよね。金入ってこないのに、これだけの生活ができるわけがない。したがって、必ず赤字かなんかになっている。非常に無理をしておるわけです。そのことはもうだれしもわかり切っているんですね。わかり切っているので、したがって、今日公務員の諸君が人事院の勧告というものに対して信頼性を持たない。出されたって……

第55回国会 内閣委員会 第12号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○北村暢君 最初に、昨日の広島県の大竹市における三井ポリケミカルの工場の爆発の問題について若干御質問いたしますが、この石油コンビナートの爆発事故のこれまでの調査はされているんだろうと思うのですが、知り得た程度でようございますが、原因は一体何であったか、この点について知り得た範囲で御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この種の石油コンビナートですが、全国で相当多数あるんじゃないかと思うのですが、前の昭和電工の川崎工場の爆発事件等、工場の爆発災害というものがちょいちょい起きているわけなんでありますが、こういうものに対する工場立地の問題についてどんなような指導なり何なりがなされているかというこ……

第55回国会 内閣委員会 第13号(1967/06/01、7期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっと関連。たとえば移転料の問題について、これはみんな等級に差がついているのですよね。これは六等級の人と一等級の人との荷物を運ぶのまで差をつけるというのはおかしいじゃないですか。一等級から六等級、これはだいぶ差がありますよね。六等級の人は半額輸送でもしてくれるというのなら、トラックをまけてくれるというなら話はわかるけれども。したがって、いま言っていることは、実態を調べられたとおっしゃるのだけれども、移転料については、実費支給そのもので、この定額によってでなしに、制度そのものをひとつ再検討すべきでないかというのが趣旨だと思うのです。いままでは移転料というのは、等級によって距離に応じ……

第55回国会 内閣委員会 第14号(1967/06/06、7期、日本社会党)

○北村暢君 ただいままで熱心な質疑を聞いておったのですが、私は、まずお伺いしたいのは、原子力関係の新長期計画ができたようでございますが、この点についてお伺いいたしたいのですが、まず、原子力の基礎的研究の段階から、応用、利用の段階へだんだん入ってきたということで、新しい長期計画が立てられたようでございますけれども、これの、どうも聞くところによるというと、長期計画にしては抽象的であるという批判が少し出ていますね。最も科学的である長期計画が抽象的で、たとえば、この数字の面においてもどうも明確性を欠いておるという点があるようでございますが、この大体基本的な考え方については、一応読ましていただきましたか……

第55回国会 内閣委員会 第15号(1967/06/08、7期、日本社会党)

○北村暢君 前回に引き続いて御質問申し上げますが、あす本会議で動力炉開発事業団の法案の本会議質問があるようでございますから、これに関してはごく簡単に質問いたしたいと思います。  まず、この公社、公団、事業団の問題について、きょうの議運委員会においても取り上げてやるようでございますが、この前の質問で若干意図がわかったのでありますけれども、どうもわからないのは、臨調の答申に対する燃料公社の問題についての改善意見というものが出ているわけですけれども、今度動力炉開発事業団に発展的に改組する、こういうことなんですが、それにあたってどのように燃料公社の指摘ぜられたことが改善されて、動力炉開発事業団に取り入……

第55回国会 内閣委員会 第16号(1967/06/13、7期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。いま前川委員から、だいぶ運用時間の問題、第二種、第三種空港の安全確保の問題についての勤務体制について質問があったんですけれども、第二種、第三種の空港における運用時間と専門職、専門職が交代制をとっているというけれども、専門職一名しかいないという空港があるんですね。これは日曜祭日なし、ぶっ通し、おらなければそれにかわる人が実際にいないわけですね。そういう専門職が一名、照明なら照明の専門職が一名しかいない空港がたくさんあるんです。これじゃ年がら年じゅうこの人は休まれないですよ、実際問題として。先ほど言われたように、そのうちから研修に行っちまうというのでは、これはゼロになってしま……

第55回国会 内閣委員会 第17号(1967/06/15、7期、日本社会党)

○北村暢君 私は、ここに質問を用意してきたのですけれども、もう時間ですからやめますが、ただ、いま伊藤委員が基本的な問題について臨調答申に対する態度をお尋ねしているわけでありますが、私は、厚生省はどちらかというと、戦後の役所であり、古い役所から比べれば機構その他において整備はまことに行き届いておらぬ、相対的に言ってそういうことが言えるだろうと思うのです。また、新しい時代の要求に従う行政需要というものは厚生省の場合非常に多くなってきておる、こう思うのです。しかしながら、いまの状態ではなかなか思うように人員その他増加するということができない状況のようです。したがって、厚生省の各職員は相当無理をして仕……

第55回国会 内閣委員会 第18号(1967/06/20、7期、日本社会党)

○北村暢君 資料要求。  先ほどの前川君が海上保安庁の減員について質問を保留されましたがね、私もこれは非常に大きな問題だと思う。ということは、海上保安庁というところは、職員は非常に一生懸命やっておるのでしょう。そしてまた、その欠員ができた原因がね、私は問題だと思うのです。業務量が減ったり何だりして欠員が出てきたんなら、それは凍結定員も一般の原則でいいと思うのだけれども、どうも労働条件、給与その他一切比較してみて、なかなか欠員が出ても簡単に埋まりそうな条件にないのじゃないかと思う。それで欠員がどんどんふえていくということのように思われますのでね。しかも海上保安庁というのはこれは労働組合をつくれな……

第55回国会 内閣委員会 第19号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○北村暢君 それでは稲葉君が来られるまで私が。  私は職員の待遇問題について昨年から予算委員会、決算委員会等で質問してまいりましたが、それの待遇の改善策について御質問いたしますが、まず第一番目に、宮内庁は特殊な役所であるために、非常に一般の国家公務員等から比べるというと、職員の平均年齢が非常に高い。特に五等級、六等級のところでは頭打ち傾向が非常に強くなっているのでありますが、これは人事院でも特に配慮をしてその改善のために努力するということを言われておりましたが、この点についてどのように改善がされてきているか、この点、第一点としてお伺いいたします。

第55回国会 内閣委員会 第20号(1967/06/27、7期、日本社会党)

○北村暢君 今度の設置法の改正で、日本道路公団の監理官の定数を二名から一名に減らすことになっておるようでありますが、その理由は一体何なのか、この点をまずお伺いいたします。
【次の発言】 その高速国道課というのと有料道路課という二つをつくるようでございますが、高速国道課というのをつくるに至った高速自動車国道法というものが新しく制定されるようですが、これに関する日本道路公団との関係はどうなるのか。この点について、御説明いただきたい。
【次の発言】 建設は道路公団が行なう。で、現在、高速自動車道路を、有料道路を、国道にして無料にするという国道がだんだんふえてきているということなんですが、いまのところ……

第55回国会 内閣委員会 第22号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○北村暢君 私はまず土地の地価の問題に関連して大臣にお伺いいたしまして、それから陸運関係と、それからあとでまた全般的なことをお聞きいたしたいと思います。  まず、今度、飛行場部を設置するということでございますが、これに関連をして新国際成田空港の用地買収について、いまのこの買収価格というのがもうそろそろ折衝の間で出ておるわけなんですが、大体この買収価格というのはいまのめどはどのくらいで買収できるのか、めどを持っておるのか、この点についてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 いま一応の目標として、同一地域内における公共事業の買収価格というものが百十万から六十万、こういうところでございますが、……

第55回国会 内閣委員会 第23号(1967/07/06、7期、日本社会党)

○北村暢君 まず私がお伺いしたいのは、日本道路公団の組織、人員等はどのようになってるか、この点。概略でいいです。
【次の発言】 次にお伺いしたいのは、東名中央道も四十三年完成の予定であるようでありますが、今後における新規の高速道路の事業計画、これは先ほど来御説明がありましたから、その点は省略いたしますが、大体この事業の伸び率は一体どのような形でいくのか、日本道路公団の高速道路の伸び率はどんなような程度でいくのか、この点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 次にお伺いいたしたいのは、日本道路公団の収支関係でございますが、そのうち名神高速道路の収支でありますが、いただきました資料によりまし……

第55回国会 内閣委員会 第25号(1967/07/13、7期、日本社会党)

○北村暢君 私は、法案と関連いたしまして、労働災害の問題について御質問いたしますが、まず、労働災害の状況を見ますと、いただきました資料によりましても、労働災害は、絶対数はふえておりますけれども、死傷者の千人率等は若干改善されてきているようでございます。したがって、労働省当局の今日までの努力がだんだん成果をあげてきている、こういうことをこの統計資料等より見ますというと理解できるんでありますが、しかし、何といっても欧米先進国なり何かから比較すれば、まだまだ労働災害は非常に多いということになっていると思うのであります。したがって、そういう点からいたしますというと、今後の労働災害防止のための安全衛生局……

第55回国会 内閣委員会 第27号(1967/07/17、7期、日本社会党)

○北村暢君 農林省の設置法のいろいろな今度の改正点の問題については、食糧庁の次長並びに水産庁関係の試験研究機関の整備等あるわけでありますが、その中で従来農林省は一番行政機構の改革等の問題について多くの問題を臨調答申等においても指摘せられているところでございますが、きょうは時間の関係から、各般にわたり質問したいのでありますけれども、限定をいたしまして、特に新しい行政需要に対する組織機構の整備ということが臨調答申においても指摘されております。それは、一つには流通機構の整備というものが大きく取り上げられているわけであります。したがって、お伺いいたしたいのは、農林省関係の新しい行政需要に対する組織機構……

第55回国会 内閣委員会 第29号(1967/07/19、7期、日本社会党)

○北村暢君 私は、すでに稲葉委員、山崎委員から今回の公務員部の設置に伴いますいろいろな問題について質疑が行なわれ、それなりの答弁がございましたのでありますが、大臣も御答弁にありましたように、決して公務員部の新設は労働組合の弾圧等をもってする公務員部ではない、いわゆる労使間の問題と、その他公務員制度の近代化の問題について、公務員の処遇の改善を目的として公務員部というものを設けるのである、このことを答弁としていただいておりまするので、私もそのようにぜひひとつやっていただきたいと思いますが、しかし、最近における労働問題に対する政府のやり方を見ておりますというと、いわゆる民主主義というものがまだ浅いの……

第55回国会 内閣委員会 第31号(1967/07/21、7期、日本社会党)

○北村暢君 私の実はお聞きしたいのは、伊藤委員からもう恩給共済のこまかい点について質問がございましたから、そういうことは一切省略いたしますが、私は先般、社会保障制度審議会から申し入れのありました各種公的年金の給付額の調整等についての申し入れについてお伺いしたいんですが、どうも質問をする対象の人が、この答申でも言っておりますように、年金等を主管する官庁がまちまちでありまして、どこにどういうふうに聞いたらいいかちょっと判断に苦しむんですが、大体こういうものの相談の最後の締めくくりのところへいけば、大蔵省給与局へすべてこれはいくんじゃないか。こまかい点についてはその監督官庁でやられるんでしょうけれど……

第55回国会 農林水産委員会 第5号(1967/05/17、7期、日本社会党)

○北村暢君 関連。ただいまの国勢調査の結果と、それから――私も農林省の統計表を持っているのですが、その統計は三十五年四十万というのですね。それは農林統計による統計表なんですが、この数字が違うというのは、これはやはり説明してもらわないというと、一万や二万違う数字じゃないわけですね。片一方は四十四万が二十六万に減ったというのだし、それから農林統計の統計表のほうを見ると、四十万が三十七万に減ったというわけですから、十一万差があるわけです。十一万というか、差し引き十五万くらい差があるのです。これは従来統計が非常に不備だということで指摘せられて、林野庁から出る統計表というものは発行停止になっているわけで……

第55回国会 農林水産委員会 第7号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっと関連して。この問題は、実はこの委員会でずいぶん古く論議がやられている問題なんです。いま岩手県知事をやっております千田さんが非常に熱心にやった問題で、当時は、質疑応答を聞いておりますと、イルカというのは、漁業資源保護の意味からいけば、魚を食い荒らしているのだから、なぜこれをとることがいかんかということで――これは三陸沿岸ではイルカをとる業者がいるわけですね。それになぜ許可を与えないかというのでだいぶもめていた。それは、いまおっしゃるように、海獣保護の国際条約の関係からいってだめなんだというのでだいぶ問題になっておったわけなんです。これは、水産庁でも、いま答弁を聞いておりますと……

第55回国会 予算委員会 第10号(1967/05/10、7期、日本社会党)

○北村暢君 私は、まず第一に、四十二年度予算に関連をいたしまして、財政法第四条の問題についてお伺いをいたします。羽生委員の質問でも、四十二年度の国債の発行に伴う今回の措置というものは、財政法第四条の違反であるということを指摘しておるのでありますが、この点について私お伺いをいたします。まず、これを建設公債であるという解釈をとっておるのでありますけれども、これは明らかに一般会計の歳出に対する歳入不足ということであって、赤字公債と解すべきである、このように考えるのでありますが、この点についての見解をひとつ、まずお伺いいたしたい。
【次の発言】 財政法第四条は、明らかに「国の歳出は、公債又は借入金以外……

第55回国会 予算委員会 第12号(1967/05/12、7期、日本社会党)

○北村暢君 関連。ただいままでの論議で、亀田委員の対馬海峡その他海峡の封鎖の問題とも関連するのでありますが、その封鎖の問題については、すでにその封鎖のための強化をするということは三次防の中で考えられておる、これは事実であろうと思います。それで今度の合同演習についての目的を明らかにせいと言ったのでありますが、これがどうもはっきりしない。私は、この合同演習というものが、従来やってきたけれども、最近やはり特に潜水艦に対する演習訓練、また装備においても、三次防でも対潜監視のための装備を強化するということがもうはっきりしておるわけですね。そういう中で、私はベトナム戦争と関係あるのかないのかということをひ……

第56回国会 内閣委員会 第1号(1967/08/01、7期、日本社会党)

○北村暢君 私は、伊藤委員の質問で大体尽くされておりますから、しかも時間がございませんので、ごく簡潔にお伺いいたしますが、まず給与体系の是正の問題ですが、先ほど、初任給は労働力不足のおりから民間も非常に高くなっておる。それから、上級職は昨年、一昨年あたり相当改善されて高くなっている。先ほども質問がございましたが、そういう関係で、いわゆる中級職員の中だるみの現象が非常に強く起こっているんじゃないかと思うんですが、今度の勧告の中で、との中だるみの問題をどのような方法で、またどの程度の改善をしようとしているのか、この点をひとつ明らかにしていただきたいと思います。

第56回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1967/10/20、7期、日本社会党)

○北村暢君 関連。民泊する場合に、何か天幕露営が原則だというのだが、民泊をする場合に、御好意に甘えてただでやるのですか、それとも、民泊をしたならば、お礼とか、謝礼とか、一人幾らとかいうものを出すのですか、出さないのですか。
【次の発言】 その二百円というのは、旅費規程みたいな形で、二百円のところもあるし、三百円のところもあるし、それは話し合いによって百五十円のところもあるしと、こういうことですか、場合によって違うのですか。
【次の発言】 だから、そういう話し合いによって民泊した場合には、原則として食費とあれは持参するのだというような規程がないというのですから、それは向こうの御好意で、持っていっ……

第57回国会 内閣委員会 第4号(1967/12/22、7期、日本社会党)

○北村暢君 これはくどいようですけれどもね、いまの問題、せっかく大蔵大臣見えておりますから、重ねてお伺いいたしますが、この予算編成の方法として、この現在の財政硬直化の一つの解消策として、公務員の賃金がですね、従来のように上がっていくということについては、財政当局としての見解として好ましくないと、こういうふうな見解をお持ちであるようですがね。特にこの財政硬直化というのは、大蔵省から出てきている特異なキャンペーン張ったことばで、これを大蔵省が盛んに宣伝しておるわけなんだが、そういう理由のもとに、公務員の賃金は従来のような上がり方でいくということについては好ましくないと、こう考えておるのじゃないです……

第58回国会 内閣委員会 第7号(1968/03/28、7期、日本社会党)

○北村暢君 関連してちょっと。いまの伊藤委員の質問を聞いておりまして、収容の定員と実際に収容している人員とで非常に大きな差があるようですね。これは旭川に限ったことでないと思われるのです。それでお伺いするのは、全体的に言って、全国の刑務所の収容定員と、それから現実に収容しているものとの開き、あまり住みごこちよくなるとぐあいが悪いから、無理して入れたりして、住みごこち悪くするというのかどうか知りませんけれども、どうも、私もいつか刑務所を視察に行ったことがありますが、いま伊藤委員の質問のように、収容者についての面積的な基準というものがおそらくあるだろう。それをこえて収容するということになると、やはり……

第58回国会 予算委員会 第14号(1968/04/05、7期、日本社会党)

○北村暢君 まず企画庁長官にお尋ねいたしますが、最近の総理府の発表の労働力調査によりますというと、農林業就業人口が一千万台を割って九百六十六万人になった、で、全就業人口に占める比率が一九・三%で、欧米先進国型になってきたといわれているのでありますけれども、さらに企画庁の昨年十月の経済審議会の地域部会の中間報告によりますというと、二十年後にこの農林業の就業人口が約五百万人になるのではないかという想定をされているようでございますが、その根拠はいかなるものであるか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 計画の想定によりますというと、二十年後に五百万、この見通しはどうでしょうか、そんなふうにいくと……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1968/09/12、8期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。いまの取り扱い上の問題についていろいろ質問が出ておりますけれども、私も非常に遺憾だと思うのです。ということは、事務的な手続として、議長に手渡せば国会に勧告したことになるでしょうけれども、その勧告を受けた国会が、どういう意思を表明するかということは、まだ政府ははっきり受け取っていないだろうと思うのです。従来いろいろありましたけれども、昨年の衆議院においては、勧告を受けた各院として、やはり勧告に対する意思をはっきりすべきである、こういう考え方から、本会議の決議ではなかったけれども、委員会の決議として単独に、法案の出た際における附帯決議ではなくして、単独で委員会の決議として、勧……

第59回国会 内閣委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○北村暢君 私は、まず第一に、最近の基地問題について多くの事件が発生をいたしておりますが、この全般的な問題については、政府としてもいま対策を講じておるようでございますから、別の機会に譲りますが、ここで米軍のジェット機の九大構内墜落事件に関連をいたしまして、板付基地の撤去問題についてお伺いいたしたいと思うんですが、新聞の伝えるところによりますというと、米軍との間の協議で、基本的には撤去することの了解ができておる、ただし代替地の問題が見通しがつけば基地を返還するということのようでありますが、この問題の処理について、現在どのように考えておられるのか、この点を御説明願いたいと思います。

第59回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1968/09/26、8期、日本社会党)

○北村暢君 私は、山本さんからいまいろいろ基本的な問題についての質問ございましたが、私も行政改革の第一次案について発表された問題について若干お伺いいたしたいと思いますが、まず一つは、この定員の削減という問題が、行政機構の簡素化なり事務の地方委譲、許認可、報告等の整理、補助金の整理、そういう行政改革が行なわれて、そうしてこれだけ人員を減らしてもよろしい、これはまあ理屈的にいって当然そうでなければならぬ。まあその努力をいま行政管理庁真剣に取り組んでおる、まあこういうことなんでしょうが、ところが、それが、前提となるものがあまり徹底しない中で画一的に五%削減、これに対して山本さんも反対、これはそのとお……

第59回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1968/10/17、8期、日本社会党)

○北村暢君 私は、第一番目にFXの問題について質問いたしますが、それに先立ちまして、先ほど岩間君からありましたように、防衛庁長官の件に関しましては、出席の問題については次官からよくお話あったことだと思います。今後私どもも議院の権威のために努力したいと思いますが、長官においてもひとつ十分配慮していただきたい、こういうことを冒頭に申し述べておきます。  それで、第一番目に、十月八日の次期主力戦闘機のFXにつきまして、航空幕僚長から防衛庁長官に意見の上申があったようでありますが、その上申書の内容をここでひとつ説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの上申書の内容説明では、私ども了承しかねる……

第59回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1968/11/08、8期、日本社会党)

○北村暢君 ただいまの問題に関連してお尋ねいたしますが、企画庁長官は給与関係閣僚の一人でもあるし、あなたと大蔵大臣の考え方というものが、他の関係閣僚との間に常に意見衝突する状況にあるように、私ども新聞報道等で聞いているのであります。そこでその予算の組み方でありますけれども、いまそれを検討中のようですが、あなたは所得政策的な考え方から、いわゆる公務員の給与について、いわば民間であれば生産性向上の範囲内、その他生産性が上がれば給与は上がるということがあり得るのだけれども、公務員の場合はそういうものがない。にもかかわらず、給与がここ二、三年一〇〇%近く――これは定昇を含めてでありますけれども、上がっ……

第60回国会 内閣委員会 第3号(1968/12/20、8期、日本社会党)

○北村暢君 私は、ただいま総務長官から衆議院における一ヵ月繰り上げについての修正案について説明がありましたが、私どもは、新内閣になりましてからも、予備費の運用等において一カ月分の繰り上げは実施可能である、こういうことで行政府に対しても、特に給与関係の各大臣に対しても、私どもその理由を示して、何回か引き上げを要請してきたのでありますが、ついに行政府としては、この要望が入れられなかったわけであります。そこで私ども一部聞いたところによれば、八月実施の閣議決定というものにこだわらず、政府みずからが一ヵ月分繰り上げということについてもこだわらずに、真剣に誠意を持って検討したい、こういう旨の答弁をいただい……

第61回国会 内閣委員会 第6号(1969/03/18、8期、日本社会党)

○北村暢君 外務大臣に、外務省設置法の一部を改正する法律案の直接の質疑に入る前に、私は、昨日の本会議で、アメリカのABM問題に関連をいたしまして、核抑止論が破綻を来たしておるのではないかと、こういう問題について昨日本会議で質問をいたしたのですが、そのときの外務大臣並びに総理大臣から答弁もございますが、ABM網の配置によってICBMの基地が防御されることは、第二撃力の能力というもの、つまり報復能力というものを一そう有効にし、アメリカの核抑止力が高められた、こういう趣旨の答弁がなされておるのでありますけれども、私は、そういう一つの見方もあるし、一昨日のニクソン大統領のこの問題に関する声明においても……

第61回国会 内閣委員会 第7号(1969/03/20、8期、日本社会党)

○北村暢君 いまの事前協議の問題についての論争は、私は避けますけれども、事前協議の対象になる部隊の配置の問題、これは従来も陸上部隊であれば一個師団、海上の場合は一機動隊、航空の場合は一個師団以上のものは事前協議の対象になるということはっきりしているわけですね。  ところが装備の重要な変更というものについては、核兵器というものが一つあるのです。そのほかに、いわゆる誘導弾的なものというような、ある程度の説明はなされておりますけれども、装備の重要な変更というのは、一体事前協議の対象になるのはどの程度はっきりしているのか、これを一つ。  それからまあ一個師団であっても、一機動部隊、航空母艦五隻以上とい……

第61回国会 内閣委員会 第9号(1969/04/08、8期、日本社会党)

○北村暢君 まず、今度の設置法の改正について、きょうは時間がはんぱになるようですから、大体基本的なことをちょっとお伺いいたしますが、この設置法の改正は、通商産業研修所の新設、これを法律で規定をしようと、こういう簡単な設置法の改正です。ところが、昨年は設置法の改正が通産省はなかったようですが、一昨年の設置法の改正を見ましても、ごく簡単な設置法の改正にとどまっておりました。  そこで、基本的な問題としてお伺いしたいのは、行政改革の計画案というものが出され、各省とも、臨時行政調査会の答申を受けた以後、行政改革について検討が進められているのでありますが、通産省においては、これに対する取り組み方を見ると……

第61回国会 内閣委員会 第10号(1969/04/10、8期、日本社会党)

○北村暢君 関連してお伺いしますが、これはいま山崎委員が指摘しているように、付属機関ということで、法律を改正してまで新しい研修所というものをつくるというのでしょう。したがって行政組織上からいくというと、組織法からいっても、組織と定員というものは不離一体でなければならないはずなんです。法律で付属機関として認め、それが一等級の所長が妥当である、こういうことであるのに、組織ができて定員が割り当てがない、これはおかしいのじゃないですか。行管と大蔵省が認めなかったというけれども、新たに通商産業研修所というものを法律が認める限りにおいて、当然これは一等級の所長というものが妥当であるとするならば、同時に認め……

第61回国会 内閣委員会 第12号(1969/04/17、8期、日本社会党)

○北村暢君 関連して、一つだけ資料を要求しておきたいと思いますが、法律で定員を規定しておくというと硬直化する、弾力的な運営をやるために政令できめたい、こういう御意思のようですが、政令定員の五現業、これの政令後における毎年の定員の管理が政令でどのように運営されたか、過去においてどういうふうに運営されたかという資料を提出していただきたい。この点いかがですか。
【次の発言】 関連。いまの大臣の、予算の範囲内において定員を政令によって運用するという、こういうことが年度の途中において行なわれる。これは私は行政組織法十九条の二項の運用からして――先ほど山本さんが指摘しているように、十九条の二項というのは、……

第61回国会 内閣委員会 第13号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○北村暢君 いまの大臣の答弁は、これで三回か四回繰り返して答弁されているのですよね。同じことを答弁されているのですが、どうも大臣の答弁では私どもは非常に納得しないのですがね。ということは、各省庁は省庁なりに、標準の作業量、そして定員を設定する基準についてそれなりに検討しているのですよ。それをあなたは、何か課長なり、あるいは大臣なり力のある者が、ぶんどりでもって大蔵省を説得してとってくることばかりやるが、減らすほうはさっぱりやらないと、こういうようなことのようですがね。それ以前の問題として、定員を管理する場合に一体どうしたらいいのかということを、政府の中において、各省の中において科学的にそういう……

第61回国会 内閣委員会 第15号(1969/05/06、8期、日本社会党)

○北村暢君 なくするというのはどっちにするのです。定員の中に入れるのか、それとも首を切るのか。なくするというのはどういうことか。
【次の発言】 ちょっと関連して。いま山崎君からいろいろ意見が出て、しかも提案がなされて、行管長官も検討するというところまできましたが、この中で、私は総理府の調査がどういう趣旨のもとに、どういう目的で調査したのかわかりませんけれども、この調査はおそらく実態に合った結果が出ておらぬと思っております。まだ総理府の調査したこの表、この中でもいま山崎君が言っておりますように、北海道開発庁を見ましても、いわゆるカッコ書きのものは一名です。ところが実際には常勤的非常勤は北海道開発……

第61回国会 内閣委員会 第16号(1969/05/08、8期、日本社会党)

○北村暢君 総理にお伺いしますが、総定員法の審議に関連いたしまして、これも能率と非常に関係のあります給与の問題について最初にお伺いいたしたいと思いますが、まず、ことしの春闘は私鉄の六千七百円が春闘相場を決定づけまして、続く公労協の調停段階における事実上の妥結で春闘の山を越した状況でございます。前年に比べて千五百円前後も上回ったというのは初めてでありまして、額でも賃上げ率でも従来の春闘相場の最高になっているわけであります。物価高のおりから、また合理化で労働強化をしいられている労働者の、繁栄の中の貧乏から脱出する真剣な戦いの成果でありますが、私は十分なものとは考えておりません。まず総理に、このよう……

第61回国会 内閣委員会 第17号(1969/05/15、8期、日本社会党)

○北村暢君 だいぶ質問も出てまいりまして、相当審議も尽くしてまいりましたが、私はまず、提案理由の説明の中にある「行政需要の消長に伴う定員の配置転換を、各省庁内はもとより、」と、こういうことで、「定員の配置転換を、各省庁内はもとより、各省庁間を通じて強力に行なう必要があります」、こういうふうに提案の理由の説明で述べておりますね。まず、この定員の配置転換というのは一体どうやってやるのか。こういうことばは私はないと思います。定員の配置転換なんというものはない。したがって、この提案理由の説明は訂正すべきだと思うんです。こういうものを認めて提案理由として受け取るわけにはいかない。  それからもう一つは、……

第61回国会 内閣委員会 第18号(1969/06/05、8期、日本社会党)

○北村暢君 今度の設置法の内容に入る前に若干お伺いいたしますが、建設省設置法の一部改正のほかに、いま建設委員会で審議されております地価公示法の中の附則において建設省設置法の一部改正をやっております。これはもうすでに行政組織法の三条機関、八条機関の問題で、すでに質問がなされておりますけれども、それに関連をしてまずお伺いしておきたいと思いますが、最初に、中尾委員も先ほど住宅の問題で質問されておりましたが、住宅問題に入る以前の問題として、私は地価の問題が非常に物価との関連もあり、大きな問題になっていると思うのでございます。そこで今度の地価公示法もその地価対策の一環として法案が出されている。こういうふ……

第61回国会 内閣委員会 第19号(1969/06/10、8期、日本社会党)

○北村暢君 厚生省設置法等の一部改正案の内容について質問する前に、若干当面する重要な医療問題についてお伺いをしておきたいと思います。  今回四月に入りましてから健保特例法の二年延長をする法案の提出があったわけでありますが、その後、自民党の医療基本問題調査会等が試案を発表されておるようであります。で、政府は衆議院の予算委員会において、今会期中に医療問題の抜本改正案について審議会に諮問をするということを答弁されておるわけなんでありますが、さらに国会は七十二日間の大幅延長があったわけでありますが、一体政府は、この医療問題の抜本改正についてどのように対処していかれようとしておるのか。まずこの点について……

第61回国会 内閣委員会 第20号(1969/06/12、8期、日本社会党)

○北村暢君 総務長官せっかくおいでになっておりますから、まず宮内庁の設置法の審議に入るにあたりまして、若干総理府総務長官と宮内庁との関係についてお伺いしておきたいと思うのですが、提案理由の説明等は総務長官からお伺いしたのでありますが、総理府所管の外局には各国務大臣が充てられておるのでありますが、宮内庁だけは国務大臣が充てられていないわけです。したがって宮内庁だけは外局でありますけれども、総務長官が責任を持って国会の答弁、その他をされることになるのだろうと思うのですが、一体総務長官と宮内庁との行政上のつながりというのはどの程度あるのか、あまりこまかいことを聞いても総務長官おわかりになるのかならぬ……

第61回国会 内閣委員会 第21号(1969/06/17、8期、日本社会党)

○北村暢君 宮内庁長官見えておりますから質問いたしますが、総務長官は見えておりますか。
【次の発言】 まず総務長官に、来られていきなりで失礼ですが、基本的なことで伺っておきたいと思いますが、総理府の、特にきょうは宮内庁法でございますから、宮内庁の今後の行政機構の改革に対する基本的な考え方、これをひとつどういうふうに考えておられるか、総務長官にお伺いをいたします。
【次の発言】 突然ですから、そういう答弁しかできないのかもしれませんけれども、この行政機構の改革については、各省庁に対して具体案を検討するように行政管理庁から指示がなされ、すでに検討をして行政管理庁に報告がなされているわけですね。した……

第61回国会 内閣委員会 第22号(1969/06/19、8期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。いまの定員外職員の定員化の問題については、各省について総定員法審議の際に、まず行政管理庁も内容を明らかにしておらない。総理府の人事局も明らかにしておらない。したがって、政府としては早急に各省の実態を調査をして善処をしたい。まず、その実態を把握しなければいけないということからやりたいということが、これは総理大臣からも答弁されているのですよ。したがって、その中で法務省はいま指摘されているように、置いてはならない定員外職員が実はおるわけですね。これは北海道開発庁の実態についてもこれは明らかになったのですが、三年三十一日まで使っておって、四月一日一日だけを退職させる。四月二日から……

第61回国会 内閣委員会 第23号(1969/06/24、8期、日本社会党)

○北村暢君 関連してお伺いしますが、特に法務関係ですが、臨時職員の賃金は、予算の範囲内において採用しておるということがこの前の答弁にありましたが、一体一日幾らぐらい払っているのですか。
【次の発言】 七百二十円というのは、それは平均であって、だいぶランクあるでしょう。どのくらいからどのくらいいっているのですか。
【次の発言】 これは四十三年の一月のですから、私のいま持っている資料は。四十三年の一月ですから一年半ばかり前の昨年の賃金で調査した人員が五百三十一名のうち、七百円以上というのは四十一人しかいない。四百五十円未満というのもおる。大体多いのは五百円から六百円というのが、これは圧倒的に多いで……

第61回国会 内閣委員会 第24号(1969/06/26、8期、日本社会党)

○北村暢君 法務省の設置法につきまして、だいぶ法案に直接関連ある質疑も相当行なわれましたが、なお若干質疑を続けさせていただきたいと思いますが、行政管理庁にまずお伺いいたしますが、今度の法務省設置法の改正は、一つの行政改革の中の意見を法務省が行管に提出している、その一つとして、中央、地方矯正研修所の統合が行なわれておりますが、この統合にあたって、地方の矯正研修所が支所という形になって、そして従来法律で規定していたことを省令事項になるということで、結局、従来の法律改正をしなければならないというわずらわしさがなくなるわけです。そういう点について、どうも最近における行政の簡素化あるいは機構のその他の改……

第61回国会 内閣委員会 第25号(1969/07/01、8期、日本社会党)

○北村暢君 時間がはんぱになるかもしれませんから、直接宮内庁設置法そのものではないのですが、関係のある新東京国際空港公団法の一部改正案がいま運輸委員会にかかっているわけなんですが、この法案とこの三里塚の御料牧場並びに高根沢の新しくできる牧場、これとの関連性について若干お伺いしておきたいわけなんですが、これは航空局長見えているようですから、公団法の関係で、この三者の関係についてどういう関係になっているのか、そこのところを若干聞いておきたいのですがね。
【次の発言】 いや、そういうことを聞いているのではなくて、だから公団の総裁でなくて、運輸省側に――運輸側はだれですかな。公団法の一部改正は現物出資……

第61回国会 内閣委員会 第26号(1969/07/03、8期、日本社会党)

○北村暢君 前回に引き続いて空港公団の事業内容について若干質問をいたしたいと思います。  この前の質問で、空港関係の事業計画について説明を願ったのでありますが、その中で、用地の取得に関連をし、その経過もお伺いいたしたのでありますが、まず、用地取得の際における価格の問題でありますが、これについて、一体この用地取得のための公団の提示をいたしました基準価格というのが資料で配付されておりますが、この基準価格は、買収単価はいつの時点における価格であるか、この点まずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 四十三年の四月ということですが、それ以前に、四十二年の十月ごろに公団は基準価格というものを提示をし……

第61回国会 内閣委員会 第27号(1969/07/08、8期、日本社会党)

○北村暢君 私は、法案の審議に先立ちまして、きょうは資料の要求だけをいたしたいと思います。  一つ、昭和二十九年以降、自衛官の充足状況。これは年度末現在。四十三年度はもうできていると思いますが、できておらなければわかる時期でいいと思います。  二番目が、定員改正前後の自衛官の階級別内訳。  三番目、陸上自衛隊の師団編成並びに階級別定員配置。これは中隊以下の細部の編成までひとつ出していただきたい。  四番目が、陸上自衛隊師団別主要装備。先ほどの三番目のを補足して申し上げますが、これは九千人師団、七千人師団、それから特科師団別に出していただきたい。四番目の師団別主要装備も、同様に九千人、七千人、特……

第61回国会 内閣委員会 第28号(1969/07/10、8期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。きょうは外務大臣見えておりませんから、この問題は外務大臣が見えて聞かなければならないだろうと思うのですが、いまの前川君の質問の前提において、外務大臣が、沖繩の返還後における機能をそこなわないために十分な配慮が必要である――このことの前提が狂ってくるというと、沖繩の重要度というものが変わってまいりますので、防衛の構想も変わってくる、こういう問題だと思うのですがね。そこでこれは、核抜きということがいま長官言われましたから、核抜きということになればメースBの問題が出てくる。メースBがあるとないとで、沖繩の基地の能力というものは、性格というものは非常に変わってしまうわけですね。ま……

第61回国会 内閣委員会 第29号(1969/07/15、8期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっと関連してお伺いしておきますが、防衛庁長官は、BC兵器について開発の意思はない、こういうふうに言われましたが、開発の意思のないのはいいんですが、かつて旧軍隊がこういうものを相当研究したことはあるわけですが、したがって私は、研究したことがあるから、それで開発する意思があるとかないとかということで問題にするわけじゃないのですが、ただ問題がこれ、防衛の観点からいけばいま前川君の言われるように、攻撃用兵器にして開発する意思はなくても、相手側から使われた場合における防御のための対策というのは、これ検討する必要があるでしょう。それは全然考えておらないのですか。こういう兵器がいま問題になっ……

第61回国会 内閣委員会 第30号(1969/07/17、8期、日本社会党)

○北村暢君 前回は共産党の岩間委員から、農林統計の問題についていろいろ論議があったわけでありますが、私は観点を変えて農林統計の問題について質問をいたしたいと思います。  まず、農林統計の整備について、そのときどきの行政の変化あるいは政策の変化に基づいて、農林統計調査業務の変遷もそれなりに変化してきているわけでありますが、その大きな変化のうちに、統計のあり方として地域別統計というものを基礎として取り入れて、これを今日まで農林省はその方針で実施をしてきたわけであります。そのことが私は今日の段階において、大きな転換期にあるそのことは、一つには統計調査部が、本省の統計調査部から府県の統計事務所、出張所……

第62回国会 議院運営委員会 第1号(1969/11/29、8期、日本社会党)

○北村暢君 十四日間の会期を決定せられたと、こういうことでございますが、いまの世評一般に聞いているところによると、二日解散は決定的である。しかも、参議院においては、わが党の羽生議員会長が質問通告しておるわけですが、それすらもやらせないということがいわれておる。十四日間の会期をきめるにあたって、一体、この参議院というものをいよいよ無視されたような形になるのではないかというふうに思われるのですが、議長おられるようですが、議長、こういう点についていかなる努力をされておられるのか、その見通しについて、出しっぱなしでやらせないということにならないんだろうと思うのだが、見通しについてひとつ見解を明らかにし……

第62回国会 内閣委員会 第1号(1969/12/02、8期、日本社会党)

○北村暢君 私は、ただいま可決されました共済組合関係二法案に対して附帯決議案を提出いたします。
【次の発言】 ただいま議題となりました附帯決議案は自民、社会、公明、民社の四党共同提案にかかるものであります。まず、案文を朗読いたします。     共済関係二法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の諸点につき検討の上善処すべきである。  一、共済年金の調整規定については、本規定制定の趣旨にかんがみ、速やかにその制度化を図ること  二、制度改正等に伴う共済組合の給付に要する費用の負担については、組合員の負担が過重にならぬよう配慮すること  三、療養の給付については、組合員が退職後一定期間内に発病……

第63回国会 決算委員会 第2号(1970/03/11、8期、日本社会党)

○北村暢君 ただいまの四十二年度の外務省関係の決算について、会計検査院においては違法、不当の事項はなかったということでありまして、けっこうでございますが、二、三四十二年度決算に関連をいたしまして質問をいたしたいと思います。まず、この報告の中にございます、前年度から繰り越したものの内訳の中に、海外技術協力実施委託費五億七千百三十一万円というのがございますが、この海外技術協力実施委託費の繰り越した理由は、一体どういう理由によって多額の繰り越しがあったのかを、この技術協力関係の実施委託費の内容についてですね、説明をまずお願いしたいと思います。

第63回国会 決算委員会 第3号(1970/03/20、8期、日本社会党)

○北村暢君 まず第一番目に、建設省当局にお伺いいたしますが、昨日の衆議院予算委員会におい  て倉石農林大臣が、米の調整に伴います五十万トン分の水田十一万八千ヘクタール転用について、その用途別の目標を明らかにされたわけでありますが、その中で工場用地、住宅用地、道路その他の交通用地というふうなぐあいで、建設省に関係のある農地の転用の問題があるわけですが、倉石農林大臣の説明では、関係各省の協力を得てこの用途別の目標数字がきまったと、こういうふうに言われておりますが、当然建設省もこの協議に加わっているものと思われますが、工場用地の二万ヘクタール、住宅用地の五万九千ヘクタール等の用途別目標数字を明らかに……

第63回国会 決算委員会 第5号(1970/03/27、8期、日本社会党)

○北村暢君 きょうは、農林省関係の決算報告に関連いたしまして、国有林野特別会計の決算に関連をして御質問をいたしたいと思いますが、四十二年度の決算の報告では、損益計算で二百六十億余の利益金があがっておるようでございますが、最近における国有林野事業の特別会計の損益関係の状況について、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 それは四十二年度なんですが、四十二年度だけでなしに、最近における損益はどういう傾向にあるかということを御質問しておるわけです。
【次の発言】 国有林野の特別会計の損益の状況は、四十二年度についてそういう説明のようですが、特別会計は最近ずっと黒字を続けておるわけですが、……

第63回国会 決算委員会 第7号(1970/04/03、8期、日本社会党)

○北村暢君 郵政関係の決算についてお伺いいたしますが、まず第一番目に、郵政事業特別会計並びに郵便貯金特別会計、簡易生命保険及び郵便年金特別会計の従来の経理内容並びに今度の見通し等について、四十二年度においてはここで報告されておりますが、いま申した従来はどうだったのか、今後はどうなるのか、これは主としてこの特別会計の収支において赤字があったのかなかったのか、それが改善されて今後どうなるのか、運営の方針としてどういう方針をとっておられるのか、この点をまずお伺いいたします。
【次の発言】 私どもは、郵政特別会計は従来赤字であるというふうに認識しておったのですが、そうすると料金値上げによって赤字を克服……

第63回国会 決算委員会 第8号(1970/04/10、8期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。飛び立った事実についていいとか、悪いとか言っているのじゃないのですよ。で、あなた方は板付に着いている間、滑走路に自衛隊機を置いて発進できないようにやっておったわけですね。だから、あなた方は、これは警察行動ではない、こう言うのだが、警察行動とは言いにくいから言えないのかもしれない。しかし、現実問題は、天災でもなんでもない、犯罪行為が起こっているわけです。これをあなた方は人命救助でいくというのだから、それにはそれなりに運輸大臣からの要請なりなんなりあって行くのが――この法律のたてまえからいって、そうなっておるのじゃないですか。そのような何らの要請もなしに自衛隊独自の判断で行っ……

第63回国会 決算委員会 第9号(1970/04/13、8期、日本社会党)

○北村暢君 ただいま昭和四十二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書外三件並びに四十三年度の同様の案件の事後承諾を求める件が議題になって、その説明が省略されたわけでございますが、大体予備費の使用調書というのは、四十四年度の分についても、財政法第三十六条の規定に基づいて総調書をなるべく早い機会に承諾をいただくという考え方から、ただいまのこの特別国会に提出されております。そういう趣旨からいきましても、四十二年度、四十三年度の予備費の事後承諾が今日おくれていることについて、木村禧八郎さんが決算委員長をやっていた当時に、この予備費の事後承認の問題をめぐりまして疑義が出てまいり、今日までこ……

第63回国会 決算委員会 第10号(1970/04/15、8期、日本社会党)

○北村暢君 質疑に入る前に、四十三年度の予備費関係の資料要求をいたしておきたいと思います。四十三年度の予備費関係費目の移流用が非常に多く見受けられますが、決算書だけではその経過が明らかでありませんので、したがって決算審査の用に供するために次の資料を要求いたしたいと思います。  四十三年度の予備費関係の費目の移流用が行なわれているものの年月日及び金額を明確にした資料を提出願いたい。これは全部についてやれば一番いいのでありますが、非常に多くなりますから、農林省関係の農林水産業技術振興費、これは項ですが、目の試験研究調査委託費、これについての移流用の、先ほど申した年月日及び金額等について出していただ……

第63回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1970/07/07、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) 災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。去る七月二日村尾重雄君及び河田賢治君が、また昨六日中村波男君が委員を辞任され、その補欠として片山武夫君、渡辺武君及び加瀬完君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題とします。  まず、七月三日、四日の両日、当委員会が千葉県に行ないました委員派遣の報告を、派遣委員武内理事から聴取いたします。武内理事。
【次の発言】 以上で報告は終わります。
【次の発言】 次に、梅雨前線豪雨による千葉県等における被害及び台風第二号による被害に関する件について調査を行ないます。  まず、関……

第63回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1970/08/13、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る八月十日、片山武夫君、また十二日、渡辺武君、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として村尾重雄君、河田賢治君、加瀬完君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題とし、梅雨前線豪雨による被害に対する激甚災害指定及び梅雨前線豪雨後の集中豪雨による被害について政府から説明を聴取いたします。
【次の発言】 次に、ただいま説明のありました激甚災害指定等の問題を含め、質疑のある方は順次御発言を願います。

第63回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1970/09/09、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  昨八日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として達田龍彦君が選任されました。  また、本日上林繁次郎君が委員を辞任され、その補欠として中尾辰義君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  この際、おはかりいたします。  先般、当委員会が台風十号による被害の実情を調査するため四国地方に行ないました委員派遣につき派遣委員から報告書が提出されておりますので、これを本日の会議録の末尾に掲載し口頭の報告を省略いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。……

第63回国会 災害対策特別委員会 閉会後第4号(1970/10/08、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  災害対策樹立に関する調査を議題といたしま丸  まず、台風第九号及び第十号による被害に対する激甚災害の指定について、政府から説明を聴取いたします。湊総理府総務副長官。
【次の発言】 次にただいまの説明のありました激甚災害指定の問題を含め、質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 私からもちょっとこの問題、私も質問しようと思っておったので、ちょうど塩出君から質問が出ましたから、関連してこの問題のけりをつけておきたいと思うんですが、先ほど養殖漁業の漁網綱等は、これは漁具ではなしに施設だと、いまカキのいかだなんかも漁……

第63回国会 災害対策特別委員会 閉会後第5号(1970/11/12、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、中尾辰義君が委員を辞任され、その補欠として上林繁次郎君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査のうち、雪害対策に関する件を議題といたします。  初めに、雪害対策の経過と現状について政府当局から説明を聴取いたします。岡部経済企画庁総合開発局長。
【次の発言】 次に、豪雪地帯にかかる主要対策について関係各省から順次説明を聴取いたします。農林省農政局関発課長福島君。
【次の発言】 次に、石見自治省地方債課長。

第63回国会 災害対策特別委員会 第6号(1970/05/12、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいま皆さま方の御推挙によりまして、当委員会の委員長に選任されました。まことにふなれで微力でございますが、皆さまの御指導、御支援によりましてその職を全うしてまいりたいと存じます。どうぞ格別の御協力をお願い申し上げます。(拍手)  前委員長のごさいさつを受けたいと思います。西村君。
【次の発言】 これたり請願の審査に入ります。  第七号災害地における集落移転に対する助成措置に関する請願及び第五四九号岩手県下を襲った低気圧による災害対策に関する請願を議題といたします。  速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  それでは、両請願は、議院の会議に付するを要するものとして……

第63回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1970/06/04、8期、日本社会党)

○北村暢君 いま大臣は、まあ来年の見通しについては、推定することは不可能だと、こうおっしゃるけれども、今日の米価問題は、いま中村君が質疑しているように、生産費・所得補償方式を取ったと、こう言っておりますけれども、頭から据え置きということをきめて、そうして昨年の米価に合うように計算しただけじゃないでしょうか。そういう政治的な米価をきめておきながら、試算米価をきめておきながら、しかも、これは今後の農業政策上における重大な影響のある問題なんです、この米価のきめ方というのは。そういう意味において、将来の日本の農業なり、農民の再生産というものをどうやって確保するかということについて、基本的な考え方を持ち……

第63回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1970/08/13、8期、日本社会党)

○北村暢君 関連してお伺いしますが、大体食糧庁はその要監視地域の米はカドミウムの含有量について調査することなく無条件にもう配給しない、こういうふうに受け取れるのですがね。大体食糧庁は米を買い上げる際にカドミウムを含有しているかいないかということを調査する能力を持っているのですか持っていないのですか。持っていないでしょう。持っていないから地域の指定されたものだけは配給しないというだけで、買い上げるときにまたカドミウムを含んでいるか含んでいないかを調査しないわけでしょう、買い上げる際。したがって全国的の基準において一PPM以上は買い上げないといっても、監視指定地域以外の米であるのかないのかわからな……

第63回国会 農林水産委員会 第3号(1970/03/05、8期、日本社会党)

○北村暢君 御報告がありました中で、私ちょっと一つだけ尋ねておきたいと思いますが、有明干拓の地盤沈下の問題で、報告と同時に用排水の整備の問題について視察団の意見が述べられておりますが、この有明干拓の現状と、さらに長崎干拓、大規模な干拓が行なわれていると思いますが、長崎干拓の用水というのは一体どういうような設計になっているのか、有明干拓と同様に、ため池その他で地下水にたよるというようなことになっているのかどうなのか、この点御承知だったらひとつ承っておきたいと思うわけでございます。
【次の発言】 非常にけっこうだと思うんです。自民党さんの議員のほうから答弁があったようです。こういうことは珍しいこと……

第63回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1970/09/08、8期、日本社会党)

○北村暢君 私、質問というより資料を提出願いたいのですが、それは天災融資法の運用の状況を、最近の二、三の例でいいですから、昨年、一昨年あたりの例でどういうふうに運用されているか、その結果がわかるような資料をもらいたい。ということは、天災融資法は事実の面において実際はもう貸すといっても借りる人がいなくなっている。激甚災の指定で三分資金になると借りる人が出てくるというようなことで、天災融資法の運用についてどうも法律の趣旨が生きておらぬというふうに聞いておるのです。したがって、そういうことが事実なのかどうなのか、わかるような天災融資法の――普通六分資金ですね、それの貸し出しがどういうふうになっておる……

第63回国会 農林水産委員会 第4号(1970/03/13、8期、日本社会党)

○北村暢君 過日農林大臣の所信の表明がございましたが、これに対しまして若干質問をいたしたいと思います。  まず、今日の日本の農業をめぐる情勢というのはきわめてきびしい情勢にあることはいまさら申し上げるまでもございませんが、それに対して、政府は、総合農政の展開をはかることとしたと、こういうことを言われておるのでありますが、この総合農政というのは、いままでの六〇年代の基本法農政と一体どういうふうに違うと考えられておるのか、総合農政とは基本法農政と本質的に違うのかどうなのか、その点をどういうふうに考えておられるか、まずお伺いをいたしたい。
【次の発言】 いまおっしゃられたことは、まあ前段に述べられま……

第63回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1970/10/27、8期、日本社会党)

○北村暢君 私はきょうは林業関係、特に除草剤の問題についてまず質問いたしたいと思います。  現在の国有林、民有林を含めまして除草剤の使用状況というのはどのようになっておりますか、まずそれからお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 いま御報告がありました四十四年度の数値はもう過去四、五年の実績から見れば塩素酸塩系並びにフェノキシ系等飛躍的に増加しているわけでありますが、そこでそれらの安全性についてお伺いいたしますが、これは林野庁でも相当数買い入れているかと思うのですが、「林業用除草剤のあらまし」という林業薬剤協会の発行しておりますいわゆる林業用除草剤のPR誌だと思うのですが、それによりますと……

第63回国会 農林水産委員会 第5号(1970/03/24、8期、日本社会党)

○北村暢君 関連。いまの質問に対して長官は今後三年間に二八%ずつふやしていけば計画完遂できるという答弁のようですがね。これは第一次、第二次、第三次とやってきて、いずれもその進捗率は計画どおりにいっておらぬ、はっきりしているわけです。四次もおそらくこの状態でいけば計画は完全にできないであろうという想像はつくわけです。つくわけなんですが、私はこの一次、二次、三次、四次の進捗率が五%か一〇%狂ったというなら計画が狂ったということもあるかもしれないけれども、六三%で、三七%も不足なんというのは、これは計画と実行が全然なっておらないわけです。計画の間違いなのか、予算が要求したけれどもつかなかったのか、こ……

第63回国会 農林水産委員会 第8号(1970/04/07、8期、日本社会党)

○北村暢君 だいぶこまかい質問が出たようでございますから、私もなるべく重複しないように御質問いたしますが、まず需給計画、需給の問題についてお伺いいたしますが、消費構成の上からいって米の生産に対する肥料の使用量というのは非常に高いわけでありますが、 今度の米生産調整の問題が出てまいりまして約一割減反をするということになりますというと、大体趨勢的に見まして四十三年度の肥料年度における国内の需要に対して従来の需要の伸びからすれば低くなっておるわけです。特に肥料の内容等も硫安は前年に比較して四十三年度は減っておりますし、塩安は若干ふえておりますが、まあ肥料の、内容的には高度化成がふえてくる傾向にあるよ……

第63回国会 農林水産委員会 第9号(1970/04/09、8期、日本社会党)

○北村暢君 前回に引き続いて若干肥料の価格問題と、それの及ぼす農業所得の問題について御質問いたします。今度の白書によりましても、農家所得は若干伸びているのでありますけれども、それは農外所得の伸びが大幅に伸びておって、農業所得のほうは伸び悩みの傾向にある、こういうことが言われております。そこで農業所得の四十三年度の伸び、さらに四十四年度にはどういう傾向にあるか、まずその点についてお尋ねいたします。
【次の発言】 白書ではっきりしていますから、農業所得の伸び率は四十二年度二三・四%伸びたのが、四十三年度は三・三%の伸びということで、大幅に農業所得の伸びは後退しておりますね。伸びることは伸びたが三・……

第63回国会 農林水産委員会 第10号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○北村暢君 いませっかく大臣から中村委員に対して御答弁がありましたけれども、この問題、やはり私は非常に重要だと思います。それは、今日の造林の停滞している一つの大きな原因にもなっていると思います。いろいろ造林の停滞している理由について、先ほど来説明がございましたので、そういう点は私は特に触れませんけれども、いま中村委員の指摘せられました予算単価と実勢の差というのは、これ特に、私は、四十四年、四十五年ということになると、実にわかるのか、わからないのか、見込みだとかいうことで、答弁をずらされるというようなことで、確実な資料として四十三年度の造林単価について資料をいただいております。これによりますとい……

第63回国会 農林水産委員会 第12号(1970/04/23、8期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。いまの御答弁聞いておりまして、この長期の見通しを立てて、需要量というものを算定をした。それはあまり見通しにおいては間違いなかったと、こういう御答弁のようですが、それがことしの場合は異常乾燥で計画に狂いを生じて値が上がったと、こういうことのようですが、今度の一割減反の問題と関連して野菜の作付けに転換をしていくというようなことも考えられるわけですが、その場合に指定産地における指導というのは相当補助金等の関係で把握できるんだろうと思うんですが、指定産地外のところについてはどのようにいままで把握をし、指導されているのかわかりませんが、指定産地以外において今後野菜づくりに転換すると……

第63回国会 農林水産委員会 第13号(1970/04/24、8期、日本社会党)

○北村暢君 私は、だいぶ中村君がこまかい点をお伺いしましたから、最初に農業協同組合のあり方の問題について若干お伺いし、さらに、今度の国会に御提案になりました農協法の改正案について、前国会ですでに審議をやっている部分については省略をいたしまして、今国会に新たに提案、追加された分についておもに質問をいたしたいと存じます。  それに先立ちまして、ただいま中村君から農業会議所のあり方の問題について質問がありましたが、私も、この農業会議所のあり方には非常に疑問を持っております。法律に制定された任務というか――を若干逸脱した政治活動を行なっている、こういう面について非常に疑問を持っているわけであります。こ……

第63回国会 農林水産委員会 第14号(1970/04/28、8期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。  いま村田委員の質問で出ているのは、どうも聞いておると、農協の経営委託のほうが小作その他賃貸借よりも有利になるのではないか、したがって、今後の農業の行き方というのについて政府は、自立経営農家を中心として、中核として、自立経営農家を育成しながら今後の日本農業の近代化を進めていく、こういうように言われているのだが、どうも農業協同組合の経営委託のほうが有利になるので、そちらのほうに集中するのではないか、こういう予測がある、こう言っているわけですね。したがって、そういう面で比較検討の上においてどちらが有利なのかという点について村田委員は先ほどから繰り返し質問していると思うのです……

第63回国会 農林水産委員会 第15号(1970/05/06、8期、日本社会党)

○北村暢君 いま達田委員から繰り返し質問しているのでありますが、どうも政府の考え方がはっきりしないというので、質問も繰り返されているわけですが、一体政府は自立経営農家を育成していく、これは農業の中核的な役割りを果たすんだ、こう言っているんだが、達田君が指摘しているように、基本法農政下ではその育成をはかったけれども、少しも伸びておらぬ。逆に四十四年度では、生産者米価の据え置きというような点から、自立経営農家は逆に減ってきている。こういう現実が出てきた。  しかも反面、兼業農家はふえている。それはいままで、日本の農業の大部分を占めておった平均的な耕作反別からいえば、一ヘクタール程度のものが減って、……

第63回国会 農林水産委員会 第16号(1970/05/07、8期、日本社会党)

○北村暢君 私は、もう先ほどから質問が続けられておりますが、どうも時間の関係であと十五分くらいしか質問する時間がないようでございますから、ごく簡単に一、二の質問をいたしまして終わりたいと思いますが、いま川村委員からも出ておりますように、今度の農地法の改正は、農地法制定以来画期的な改正でございますが、そこで、いま大臣から御答弁がありましたように、農地法の精神はこれを守っていくのだ、こういうふうに言われておるのでありますが、まず第一点、農地の所有に関する上限面積の撤廃をした、このことについてとにもかくにも本人並びに世帯家族の者が農業経営をし、そうして常時農作業に従事しておれば、どれだけ農業労働者を……

第63回国会 農林水産委員会 第18号(1970/05/11、8期、日本社会党)

○北村暢君 ただいまの外国政府等に対する米穀の売渡しに関する暫定措置法案の直接の審議に入る前に、この法案を提出した目的の一つでもあると思われるのでありますが、この過剰米の対策の一つとして行なわれるようでありますから、それに関連して、まず最近の米の過剰の問題について若干前提となる問題でございまするので質問をしておきたいと思います。  そこで、現在の米の、政府の需給の推移等についてお伺いいたしますが、四十五米穀年度における米の余剰の問題について、一応政府の資料等によりましても、ことしの十月末新しい米穀年度への持ち越しが大体九百六十三万三千トン予定せられておるようでございますが、これの持ち越し米の内……

第63回国会 農林水産委員会 第19号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○北村暢君 関連。その点非常に便宜主義であると思うんですよ。これは公的年金だから基金を設けてやるということにして、徴収したものは農業協同組合等が運営するということについてはだめだと、こう言うんですね。で、料金の徴収のほうは、一番徴収するのに便利だから農協でやる。公的年金の料金の徴収は農協には責任はないんですよ。徴収するというだけの義務を与えられる。まあ若干の事務費その他やるんでしょうけれどもね、これは筋が通らぬですよ。やはり国民年金と同じような形で運営されるんですから、国民年金の掛け金徴収と同じ制度でやるべき筋合いのものだと、私はそう思います。したがって農協としてはまた徴収するのについても責任……

第63回国会 農林水産委員会 第20号(1970/05/13、8期、日本社会党)

○北村暢君 まず、この法律案の審議に入るにあたりまして、非常に会期も押し詰まった段階で、しかも衆議院の審議状況から照らしまして、時間的な関係からしても十分の審議ができるかどうか、非常に疑問に思うのでありますが、そういう点を配慮して、これから概略御質問いたしますが、まだ答弁者がそろっていないそうでありますから、消費者行政を含めて基本的な問題はあとのほうに譲るといたしまして、まず日本農林規格の内容についてお伺いをいたします。  日本農林規格の発足当初は生産物の規格でありましたが、最近、加工食品が非常にふえてまいりまして、これが農林規格の中に入ってくるようになりましたが、歴史的にも非常に浅いので、不……

第64回国会 災害対策特別委員会 第1号(1970/11/24、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) それでは、前国会に引き続きまして、私、委員長をさしていただくことになりましたので、よろしく御協力いただきますようにお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に佐田一郎君、増田盛君、武内五郎君、塩出啓典君を指名いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午後一時十分散会

第64回国会 災害対策特別委員会 第2号(1970/12/16、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  豪雪地帯対策特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、提出者より提案理由の説明を聴取いたします。衆議院災害対策特別委員長辻原弘市君。
【次の発言】 これより本案について質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。――別に御発言もなければ、質疑はないものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のある方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御意見もないようでございますから、討論はないものと認めて御異議ありませんか。

第64回国会 災害対策特別委員会 第3号(1970/12/18、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についておはかりいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本院規則第五十三条により本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  閉会中……

第64回国会 農林水産委員会 第3号(1970/12/15、8期、日本社会党)

○北村暢君 農薬取締法の一部改正案についての審議にあたりまして、私はまず政府のこの公害問題に対する基本的な考え方について大臣にお伺いしておきたいと思うのであります。それは、無過失責任の問題について、個々の事態についてこの問題を処理していくという考え方で今後検討するということのようでありますが、これについて農薬等についてもいわゆる農薬公害という問題が最近非常に強く出てきたわけなんですが、この問題について一体責任がどこにあるかというような点について非常に不明確な問題が次々に起きてきている。そういうことで、この農薬関係における無過失責任の問題について、一体大臣は今後どのように対処していこうとしている……

第64回国会 農林水産委員会 第4号(1970/12/16、8期、日本社会党)

○北村暢君 ちょっと関連をして。いま中村さんの御質問しているのは、山中長官の衆議院における答弁を引用して質問しているわけですね。ですから、農地局長の答弁が、原状に――公害を受ける前の状態に復させるという余分なことがついているわけですよね。それだからこんがらかっちまうのです。いま山中長官の答弁の中には、徳川時代からとかいう問題について、それは徳川時代から長い間かかっているのに、原状、公害を受ける以前の状態なんと言ったらどんな状態なのか、 ちょっとわからないでしょう。そんなことを認定するのがまたたいへんなことじゃないですか。じゃあかりにその被害を受けた人が前の状態に戻してくださいと、それ以上はやっ……

第64回国会 農林水産委員会 第5号(1970/12/17、8期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。きのうからこの論議をやっているわけですけれども、私、一つお伺いしておきたいのは、先ほど前川君から公害基本法との関係の問題、土壌の環境基準の問題について質問があったのですが、私もきのうの補償の問題と関連して、一・〇PPMの米の出るところに対しては損害補償をする。いわゆる企業責任において費用を負担するのだと、こういうことでありましたが、どうもまだ科学的なデータが出ていないからそうならざるを得ないのだろうと思うのだが、やはりそれでは実は不確実だと思うのですね。土壌の汚染なんですから、これが作物について、厚生省の許容基準でもって費用負担したり、しなかったりするということなんですけ……

第65回国会 災害対策特別委員会 第1号(1970/12/26、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) それでは、前国会に引き続きまして委員長の職をとらしていただきます。相変わらず御協力のほどをお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に佐田一郎君、増田盛君、武内五郎君、塩出啓典君を指名いたします。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  自然休会中、委員派遣を行なう必要が生じた場合は、これを行なうこととし……

第65回国会 災害対策特別委員会 第2号(1971/01/21、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る五日、中村波男君、鈴木力君が委員を辞任され、その補欠として松永忠二君、足鹿覺君がそれぞれ選任されました。  また去る九日足鹿覺君、江藤智君が委員を辞任され、その補欠として中村英男君、大谷藤之助君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題とし、山陰地方等における一月上旬の暴風と高波による災害に関する件について調査を行ないます。  まず、本件に関して先般当委員会が行ないました島根県の被害状況調査のための委員派遣について、派遣委員から報告を聴取いたします。……

第65回国会 災害対策特別委員会 第3号(1971/02/17、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十一日、中村英男君が委員を辞任され、その補欠として足鹿覺君が選任されました。また、去る一月二十七日、佐田一郎君が委員を辞任され、その補欠として鈴木省吾君が選任されました。
【次の発言】 これより理事の補欠選任についておはかりいたします。  委員の異動に伴い、理事に一名欠員を生じておりまするので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第65回国会 災害対策特別委員会 第4号(1971/03/19、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二月十九日、小林章君が委員を辞任され、その補欠として若林正武君が選任されました。
【次の発言】 災害共済法案を議題といたします。  発議者塩出啓典君から趣旨説明を聴取いたします。塩出君。
【次の発言】 本案の審査は、本日はこの程度といたします。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、先般当委員会が行ないました豪雪地帯における雪害の実情調査のための委員派遣について派遣委員から報告を聴取いたします。塩出君。

第65回国会 災害対策特別委員会 第6号(1971/05/14、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月二十八日、松永忠二君が委員を辞任され、その補欠として松本賢一君が選任されました。
【次の発言】 豪雪地帯対策特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず提出者から趣旨説明を聴取いたします。衆議院災害対策特別委員長代理理事天野光晴君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑のある方は、御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入りま……

第65回国会 災害対策特別委員会 第7号(1971/05/24、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  一昨二十二日、若林正武君が委員を辞任され、その補欠として山下春江君が選任されました。また本日、松本賢一君、足鹿覺君が委員を辞任され、その補欠として松永忠二君、小柳勇君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  初めに、個人災害共済制度に関する件について調査を行ないます。まず政府から報告を聴取いたします。湊総理府総務副長官。
【次の発言】 本件に関する質疑は、後日に譲ることといたします。  次に、本年四月及び五月の東北各県等における凍霜害に関する……

第65回国会 農林水産委員会 第4号(1971/03/11、8期、日本社会党)

○北村暢君 まず、冒頭に、佐藤造機の倒産に伴います全購連に関連する問題について、その状況と対策について御説明を願います。
【次の発言】 この佐藤造機に対する一つの商習慣的なことで前渡金を出しておる。それが十一月以降三月まで約三十一億くらい前渡金の支払いをやっておるようでございますが、それは佐藤造機の経営について相当経営内容が悪化しているということで、全購連の幹部を同社の社長に派遣して経営改善につとめる、そういうことをやっておる中で、なおかつこの前渡金を出した、また出さなければ経営がうまくいかなかったといういきさつもあるのだろうけれども、これに対してだいぶあちこちから批判が出ておりますね。そうい……

第65回国会 農林水産委員会 第5号(1971/03/18、8期、日本社会党)

○北村暢君 今度の家畜伝染病予防法の直接の審議に入る前に、若干畜産の施策問題についてお伺いいたしますが、配布いただきました参考資料によると、「家畜の飼養戸数及び飼養頭羽数の推移」によりますというと、近年逐次畜産全体の点はそれなりに進んでおると思うのでありますけれども、ここで若干停滞をしておるのは、肉用牛が四十五年度において停滞をしているようであります。それからもう一つ、豚ですが、これもまた、ことしはビッグサイクルの時期にありまして若干頭数がふえておりますけれども、ここ数年の傾向を見ますというと必ずしもふえていないのであります。したがって、前に農林省が発表しました「生産の長期見通し」、これを若干……

第65回国会 農林水産委員会 第6号(1971/03/23、8期、日本社会党)

○北村暢君 前のに続きまして先週保留しておりました原料乳保証価格の問題についてまずお伺いいたしますが、二十七日に畜産振興審議会を開きまして、そこに四十六年度の価格について諮問する予定になっているようでありますが、この価格の具体的な数字についてはもうすでに部内においては検討済みのことと思うのですが、従来国会で審議する際になかなかこの数字というものを示さない、審議会にはかるまでは国会には数字は出さない、まあこういうことできているようです。したがって、一般的な抽象論はいたしますけれども、なかなか具体的な数字についての審議というものができない、なかなか資料についても出さない、こういうことのようでありま……

第65回国会 農林水産委員会 第7号(1971/03/25、8期、日本社会党)

○北村暢君 今回の卸売市場法の改正は、長年業界の要望でありました法改正、抜本改正ということを期待しておりまして、それに対しますこの答申が出され、それに基づいて中央卸売市場、地方卸売市場を通じましての法改正がなされた、法の新しい制定がなされたということについては、その努力に対しては多とするところでありますが、この法案を一応見まして感ずることは、法律の体裁としては政令、省令というものが非常に多く盛り込まれておりまして、その流通機構全体に対する農林大臣の権限が非常に強化されたように思われます。  いま鈴木さんの触れられましたように、この法律が通りましたなれば、物価政策上においても非常にまあ有効である……

第65回国会 農林水産委員会 第8号(1971/03/26、8期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。いま助成並びに援助の問題が問題になっておりますから、ちょっと関連してお伺いしますがね。いままでは水産関係の産地市場、これは水産庁所管になって、経済局の所管ではないわけですね。それから青果物の産地市場、これは園芸局ですか、園芸局の所管という形で消費地市場が経済局の所管、こういうふうに分かれているわけです。それで実際に産地市場の水産関係は圧倒的に漁業協同組合が多いのですから、漁業協同組合の行なうものについては施設資金というものはそれなりに制度資金なりあるいは共同利用施設というたてまえからの助成というようなものも行なわれているのじゃないかと思う。そこでそういうものに系統だって区……

第65回国会 農林水産委員会 第13号(1971/05/07、8期、日本社会党)

○北村暢君 この国有林野の活用法案は過去提案されてから数ヵ年にわたりまして継続審議等を経ましてようやく参議院段階で審議することになったわけでありますが、今回の国会では次期選挙の関係もありまして会期延長等がない、そういうようなことで審議時間等も相当制約されるわけでありますが、特に例年行なわれております林業白書等についての本会議質疑等もできるかできないかわからない状況であります。したがってまことに恐縮でございますが、活用法に直接関係しないかもしれませんけれども、やや林政全般について質疑をさしていただきたいと思います。したがって若干時間的にも長くなるわけでありますけれども、しかしそのことがこの国有林……

第65回国会 農林水産委員会 第14号(1971/05/11、8期、日本社会党)

○北村暢君 時間の関係があるそうですから、私は残った質問一問だけに限って質問を終わりたいと思いますが、国有林野の活用にかかわる収入金の問題について若干お尋ねをいたしたいと思います。  今回の法律で売り払い等に対する延納の特約がきめられ、その収入金の使途が第八条で規定されているわけでありますが、こういう類似の規定が国有林野整備臨時措置法及び保安林整備臨時措置法等についても、保安林の整備臨時措置法はどうかですが、国有林野整備臨時措置法でも、延納、収入金の買い入れ等の使途に関する規定があるわけなんで、整備臨時措置法はもう廃止になっておりますが、継続してその実行にあたっては、なお、延納、収入金の買い入……

第65回国会 農林水産委員会 第15号(1971/05/13、8期、日本社会党)

○北村暢君 今回の農林年金の改正はいま説明がありましたように、大体国家公務員共済組合に準じて改正がなされておりますが、大臣がおられる際に簡単に二、三だけお伺いいたしておきたいと思いますが、それは社会保障制度審議会の答申にありますように、今度の年金額の改定に当たりまして依然として恩給の改定に追従する方法を踏襲している、こういうことで社会保障制度審議会では昭和四十二年以降公的年金制度調整連絡会議というものが設けられて、そこで年金のあり方について何らかの結論を出すようにということで社会保障制度審議会では答申しているわけですが、これらの結論が出ていないのは怠慢であると、こういうふうに言っているわけです……

第65回国会 農林水産委員会 第17号(1971/05/21、8期、日本社会党)

○北村暢君 通産大臣は午後は来られないようでございますから、まず通産大臣にお伺いいたします。  あなたのところで、昨年ですか、産業構造審議会産業立地部会で「農村地域工業開発の考え方と施策について」というものを出しておるわけであります。それを拝見させていただきましたが、この基本的な現在までの総合開発、新全総までの考え方というのは、先ほど御質問ありましたように、新産都市あるいは工業整備特別地域、こういうふうにして開発が拠点的に行なわれてきた、拠点開発をやってきた。したがって太平洋ベルト地帯、こういうものに集中しており、それをまた若干避ける意味で新産都市、工業整備特別地域あるいは低開発地域の工業開発……



各種会議発言一覧

4期(1956/07/08〜)

第31回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○北村暢君 今度の予算を拝見しまして、大体この予算総額から言って、午前中の鈴木委員の質問にありましたように、国家予算全体からいけば、その占める比率は低下してきている、こういうことを指摘しておりましたが、私はやはり、それと並行して、融資政策に変ってきている。融資というものが相当重点的に考えられてきているということは、農林中金の余剰金の問題、あるいは農林漁業金融公庫の充実の問題等からして、これは確かにその点は言い得るのじゃないか、こういうふうに考えているのでございますが、ところが、その融資政策なり何なりに切り変ったこの金融問題が、実際にそれではその農民のためになっているかどうか。こういう点について……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○北村暢君 昨日、農林金融の問題についてお伺いいたしましたが、途中で切れたような形になっておるわけでございまするが、金融問題は、簡潔に大体終りたいと思いますが、最後に一つだけお伺いしておきたいのは、農林中金の系統資金と、公庫の制度資金との金融問題の錯綜している問題について、この金融問題の実態について今後検討する必要があるのじゃないか、さらにまた、この金融問題に関連する債務保証関係のいろいろな機関、いろいろな法律によっていろいろな債務保証の制度の機関があるわけですが、これらも並行して、実際に農民が運営できる制度として自作農維持資金の問題にしても、農家の経営が安定するような計画というものがなければ……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○北村暢君 関連して、一つだけ。今の西田委員の質問について、私は大体、抽象的に熱意を示されるということでございますから、これはそのように理解しておりますけれども、ただ問題は、青函トンネルを完成するということは、これはもうその背後関係、たとえば北海道あるいは東北の、トンネルだけ通っても、これの負担にこたえる態勢というものがとられなければ、これはせっかくのトンネルが有効に使えない、こういうことが起り得るということは想像にかたくないわけであります。従って、まあこれは東北本線の複線の問題も出てきましょうし、それから奥羽本線についての問題も出てくる。そうでない限り、青函トンネルだけ引いても、これは実質的……


5期(1959/06/02〜)

第34回国会 建設・農林水産委員会連合審査会 第1号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○北村暢君 それでは私は今、東委員、石谷委員から主張されておりまする治山治水の根本的な考え方について両大臣の説明をお伺いしますと、治山も治水もどちらの方に重点があるということでなしに、平等に一つ考えていくのだ、こういうような説明でございますけれども、これは私はやはり、建設省の治水に対する力の入れ方と農林省の治山に対する力の入れ方とは非常に格段の差があると思う。まず農林省の治山の考え方については、やはり森林の政策、林業としての生産ということが第一義的にやはり農林省は考えている。従ってこれはある程度過伐、乱伐になりましても、木材の需要に応ずるための体制というものは整えなければならぬ、これが一つ大き……

第38回国会 運輸、農林水産、商工委員会連合審査会 第1号(1961/04/01、5期、日本社会党)

○北村暢君 発言する前に、大臣は農林大臣、通産大臣来ておりますか。
【次の発言】 国鉄運賃法の一部を改正する法律案に伴います国鉄運賃問題について質問いたしますが、ただいまの運輸大臣の説明、提案理由の趣旨説明があったわけでございますが、これによりますというと、今度の運賃値上げの大部分は、新五カ年計画の策定に伴います輸送力の増強に全部をつぎ込む、こういう御趣旨のようでございますが、国鉄の輸送力は、現状では国民の輸送需要をまかないきれない状態であって、今申されたように輸送力の増強をやる、こういうことでございますが、そのまかないきれなくなってきている理由は、一体どんな理由から出てきているのか、この点に……

第39回国会 建設、地方行政、社会労働、農林水産、商工委員会連合審査会 第1号(1961/10/27、5期、日本社会党)

○北村暢君 私は、まずお伺いいたしますのは、先ほどの藤田君の質問に対しまして、水資源開発水系の指定が、今のところ利根川水系と淀川水系、この二つである、こういうことのようでございますが、これについて、まず私は、どうも水資源の開発の促進法案、こういうことであれば、この指定がこの二水系に限られておる、将来、どういう計画を持っておるか、まずその点をお伺いいたしたいと思いますが、そのほかにも、この目的からいたしますというと、私は指定をしなければならない水系というのは、まだ相当あるのじゃないかと思うのです。そういう点について将来の見通しは、どのようにお考えになっておるか。この二つで終わってしまうつもりでお……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 社会労働、農林水産委員会連合審査会 第1号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○北村暢君 関連してちょっとお伺いしますが、理髪料金、風呂屋の料金等はいいですが、食肉の基準価格というものは一体どうやってきめるか。環境衛生審議会で食肉の基準価格というもの、また、最低価格というものをきめるのか。おそらく経済官庁でない、また、そういう性格でない審議会で、日日動くこの食肉の価格というものをどのようにこの規準をきめるのか、その方法について説明していただきたい。
【次の発言】 健全な経営とか何とかということの判断をするのに、その食肉の価格が何だかわからないで健全な経営ということは何もきめられないじゃないですか。それをきめるのには、そういうものをきめるものさしがなければ、健全経営だか何……

第43回国会 予算委員会公聴会 第1号(1963/03/14、6期、日本社会党)

○北村暢君 どちらの先生でも――私ちょっとお話のほうを聞いておりませんで、はなはだ恐縮なんでございますけれども、先ほどの御意見で、まあ一般会計のほうは赤字公債等を発行しないで三十九年度やっていけるんじゃないか、こういう見通しのようでございますけれども、確かに一般会計のほうはそういうような形でいくんだろうと思うんですけれども、しかし、最近の国家財政全体を見てみますというと、ことしももう財政投融資が一兆円をこしたと、こういう段階へ来たわけですね。したがって、一般会計で公共事業等でやらなけりゃならないものが、水資源開発公団だとか、道路公団だとか、こういうような形で、社会資本といいますか、公共投資とい……

第43回国会 予算委員会公聴会 第2号(1963/03/15、6期、日本社会党)

○北村暢君 それでは、景気の見通しについて若干北裏先生にお伺いしたいと思いますが、今おっしゃられました慎重な景気の見通しのようにお伺いしましたが、これは、ことしの下期にかけての御意見でありまして、今までの日本の経済の非常な高度成長が調整期にあって、これが景気回復するだろうと、悪くなることはもうない、継続されるだろう、こう見ておられるが、私もそうだと思うのですが、ただ、来年までかけて、この景気の循環の形からいって、実質一六%とか何とかいう非常に超高度の成長が今後に期待できるかどうかという点です。これが神武景気、岩戸景気と、第二ラウンドとか言っているのですが、今度は第三ラウンドが、そういう高度の景……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○北村暢君 私はごく簡単に御質問いたしたいと思いますが、まずお伺いいたしたいのは、農政の基本問題もいろいろ意見がありますけれども、きょうは時間が制約されておりますから一切やらないで、今閣議でも非常に問題になっております生鮮食料品の価格の値上がりの問題でございます。政府の物価対策といたしましても、経済企画庁長官の説明によるというと、最近の物価値上がり、五、六%の値上がりをしておるわけですが、その九〇何パーセントまでは生鮮食料品の値上がりによるんだ、したがって抜本的な対策を講じなければならない、こういうことを予算委員会でも言っておるわけです。したがって、これに対する農林省の物価政策についての根本的……

第46回国会 建設、農林水産委員会連合審査会 第1号(1964/04/24、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(北村暢君) これより建設、農林水産委員会連合審査会を開会いたします。  先例によりまして、私が連合審査会の委員長の職をつとめます。  それでは、住宅地造成事業に関する法律案を議題といたします。  御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こし  て。
【次の発言】 ただいまの答弁の中で、具体的な転用基準の改正の内容について質問が……

第46回国会 建設、農林水産委員会連合審査会 第2号(1964/06/04、6期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。いま建設大臣も、慣行水利権は尊重すると、こういうことですが、尊重せられるその意思はいいんですが、一体今日の水行政をつかさどる上において、従来の慣行水利権をそのまま尊重するようなことで水利用の合理化ということができるのかどうかということです。これは今日工業用水、上水道、並びにそういう水の利用度というものが非常に高まってきているわけです。したがって、この水利用ということからいけば、いまおっしゃられるような慣行水利権を尊重するというようなことで問題が解決するかしないか、これはたいへんな問題だと思うのです。私は、おっしゃるように慣行水利権は尊重してもらいたいと思う。しかしながら、……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1965/03/26、6期、日本社会党)【議会役職】

○副主査(北村暢君) 午後は引き続いて防衛庁所管について、審査を行なうことといたします。午後二時まで休憩いたします。   午後一時三十分休憩

第48回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1965/03/27、6期、日本社会党)【議会役職】

○副主査(北村暢君) 他に御発言はございませんか。――以上をもちまして通商産業省所管に関する質疑は終了したものと認めます。
【次の発言】 次に、昭和四十年度総予算中大蔵省所管を議題といたします。  時間の都合上説明はこれを省略して、お手刀に配付してあります資料をごらん願うこととし、なお説明資料は、これを本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  これより質疑に入ります。順次御発言を願います。


7期(1965/07/04〜)

第51回国会 逓信、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○北村暢君 いま山本委員の質問で、郵便貯金の剰余金、それから保険の関係の積み立て金の預金部資金に融資しているその利子は、一体年間どのくらい入ってくるのか。この点無利子で融資されているのじゃないので、入ってくるのじゃないかと思いますが、どのくらい運用利益というものが入ってくるのか、この点をひとつお伺いします。
【次の発言】 その年間の運用利益というものはどのくらい上がってくるのですか。

第51回国会 予算委員会公聴会 第1号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○北村暢君 中小企業の近代化、高度化ということが、近代化資金なり高度化資金がそれなりに成果をあげておると思うのですけれども、そのうらで零細商業の協業化ということが盛んに言われるわけです。そういうことで協業スーパーというようなものもできてきているようですが、それらのこの指導をされた後における結果が一体どのようになっているのか。成果をあげて、うまくその協業スーパーならば協業スーパーがやっていかれているのかどうなのか。それからボランタリー・チェーンということで、今度政策で打ち出されたようでございますが、そういうボランタリー・チェーンなり協業化という面における資金需要に対する対策、資金ワクですね。大ざ……

第51回国会 予算委員会公聴会 第2号(1966/03/18、7期、日本社会党)

○北村暢君 一つだけお伺いいたしますが、武田さんは、無気の回復は今度の財政投資型の形で回復するんじゃないかと。しかし、その回復のしかたが従来とは違って、設備投資型でなくして、消費拡大をする、こういうことによって景気回復をするんだ、こういうふうなお考えのようでございますが、その場合にですね、消費者物価はどうも政府の考えてるような形で下がらない、私どもはそう見ておる。そうしますと、物価が下がらないということになれば、これは先生のおっしゃる消費を拡大するということについてですね、そのことによって景気が回復していくということについて、物価が下がるという前提でなければ消費拡大はしないんじゃないか。そこに……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○北村暢君 関連して。コールド・チェーンの問題については、私ども科学技術庁のときに詳しくお尋ねすることにしているんですが、いまの木村先生のおっしゃっておるコールド・チェーンをやった場合にかえって価格が上がるんじゃないか、本格的に八〇%も冷凍食品ということでやれば、私はやはり上がるというふうに思います。ただ、現状において一七、八%くらいの冷凍やっておるわけですけれども、おっしゃるように、物価対策としてやるんだったならば、これは大漁のときにおける生産地における冷凍ということは、もうすでに現在でも産地における豊漁のときの冷凍というのは実施しているわけです。それで価格調整はある程度やっておる。たとえば……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1966/03/30、7期、日本社会党)

○北村暢君 私はまず中小企業問題についてお尋ねいたしますが、今回は、大臣もおっしゃっているように、中小企業の問題に非常に力を入れて、財政、予算面においても、一般の伸び率よりもはるかに上回った中小企業対策として力を入れた、このようにおっしゃっておられるわけでありますが、しかし、中小企業は、総体の予算からいえば、これは私はまだまだ問題にならない予算だと思います。それは農林業の予算と比べれば、同じような性格の低生産部門として今後国の重点施策として見ていかなければならない、高度成長下のひずみ是正の点からいっても、この点は努力はされたんでしょうけれども、まだまだ足りない、こう思っております。それの金融面……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○北村暢君 ひとつ関連して。いまの森委員の質問は何となしに帰ってきたのじゃないかということで、この拿捕されたのは共同水域で、専管水域を侵していないということの明確な取りつけができて帰ってきたのかどうか、これをはっきりさせていただきたい。どうなんですか。ここら辺の話し合いがついて帰ってきたのかどうか。

第55回国会 予算委員会公聴会 第1号(1967/05/16、7期、日本社会党)

○北村暢君 井手先生にお伺いしますが、総括的に井手先生の意見には私賛成でございますが、この財政の規模の問題を論ずるときに、昨年は財政指導型の、不況を克服するための景気刺激的な予算を組んだ、今年度は景気回復であるから中立型の予算であるということで、政府も五兆円というワクを予算編成方針として堅持した、復活要求の際も五兆円という総ワクの中で手持ち財源を出したということで、五兆円を突破しなかったのです。そういう意味において、政府は中立型の予算を堅持したと、こういうふうに言っておるんだろうと思うのですが、その場合に、財源関係については、いま八千億の公債の問題出ましたが、これは先生の御意見のとおりだと思う……

第55回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1967/05/22、7期、日本社会党)

○北村暢君 ただいまの日高君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 それでは御質問いたしますが、宮殿新営費についてお伺いいたしますが、これの当初の計画並びにその後の変更等について事情を知らしていただきたいと思います。
【次の発言】 当初予算と変更になりしました予算総額はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 百三十億というのは、四十年の九月には百十八億に変更したんじゃなかったのですか、その後またこれは百三十億にふえたのか、こういうことでしょうか。
【次の発言】 最初に、一般会計歳出予算各目明細書というのをいただいておるのですが、それといまいただきました予算の説明書との数字がどうも合わな……

第55回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○北村暢君 私は、まず、きょうの総理府関係の第一の問題として、交通安全対策の問題について御質問いたしたいと思いますが、まず、最近の交通事故の発生状況について概略御説明願いたいと思います。
【次の発言】 自動車の千台当たりの死者の数は、自動車の急激な増加傾向とは反比例して、自動車がふえたからといって死者がどんどんふえるという傾向にないことは、統計上はそのようでございますが、しかし、絶対数は、これはやはりふえていることはもう間違いないのでございます。四月現在で死者は五・四%減っておる。昨年から比べると減っておる。しかし、負傷者は一六%ふえているということですから、傾向としては、やはり交通事故という……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○担当委員外委員(北村暢君) 発言を許していただきまして、ありがとうございます。  ごく簡潔に御質問いたしたいと思いますが、大臣見えませんから、その間に、畜産関係のこと、特に畜産事業団の問題について御質問いたしますが、現在まで畜産振興事業団が、ことしは非帯に大きな役割を果たしたようでございますが、いわゆる不良豚肉の問題が出ておりまして、最近の新聞報道によるというと、百五十トン程度のものが、これは廃棄するわけじゃないようでありますが、一般の販売はやらない、それから六トン程度のものはこれは廃棄するということで、都の衛生局からそういう通告が、行政処分が出たようでありますが、これは畜産振興事業団が豚肉……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1968/04/11、7期、日本社会党)

○北村暢君 私は、この前の一般質問において若干残りました国有林野の作業員の労働条件の問題、それから生鮮食料品の流通関係の問題、二点についてこれからお尋ねいたします。  まず、第一にお伺いしたいのは、林野関係の作業員の雇用区分というものを就業規則できめておるわけでありますが、この就業規則できめている作業員の雇用区分というものは、どういう根拠に基づいて規定をしているのか。まず、就業規則そのものは、労働基準法のたてまえから就業規則をきめることになっていますから、それはいいんですが、そういう観点からして、雇用区分をきめたよりどころといいますか、これをまずお伺いしたいと思うのです。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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