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向井長年 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

向井長年[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは向井長年参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。向井長年参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

5期(1959/06/02〜)

第32回国会 建設委員会 閉会後第6号(1959/10/10、5期、日本社会党)

○向井長年君 私も実は災害地を若干回って参りまして痛感している問題を二、三具体的に質問いたしたいと思うんですが、先ほど須藤さんから質問されました点をもう一度一つはっきり確認したいと思うんです。大臣にお聞きしたい。と申しますのは、いわゆる災害復旧事業費の国庫負担率の引き上げ、いわゆる昭和二十八年の災害復旧の例に準じて、大幅な引き上げをする特別立法を考えておるかどうか、まずこの問題。
【次の発言】 もう一つは大体小災害の問題になるかと思いますが、特に災害査定基準の緩和の問題、いわゆる都道府県の十五万円、あるいは市町村の十万円、この問題についてこれを緩和するという建前で進んでおるのかどうか。

第33回国会 議院運営委員会 第18号(1959/12/26、5期、社会クラブ)

○向井長年君 私の方は、大体この法案が出された主因は、だれが何と言っても十一月二十七日のあの不祥事だと思います。こういう立場から考えまするならば、こういう法案は絶対賛成しない立場であります。しかしながら、一応昨日いろいろ質問がなされ、なおわが会派からもこれに対しての質問をいたしましたが、完全な答弁がございません。まあこういう中で、この内容を審議するという前に、私たちは少なくとも、こういう不祥事を起こした問題について、現在衆議院におきましては副議長は辞表を提出しておる。あるいはまた議長もこれに対する責任の追及がなされておる。こういう中で、参議院の議長は、これに対して非常に、何と申しますか、無関心……

第33回国会 内閣委員会 第9号(1959/12/10、5期、社会クラブ)

○向井長年君 関連。今伊藤さんから言われましたその四月実施の問題ですが、特にあすの本会議で私人事院総裁にも質問する予定になっておりますが、先ほどから四月実施が望ましい、こううことを言われておりますが望ましいということは、四月に実施すべきであるという考え方を持っておられると思うのですよ。しかし政府はやらない、こういうことだと思いますが、政府がこれに対して勧告に応じて実施しないということについて、人事院総裁は非常に遺憾だという考え方を持っておるのか、やむを得ないと思っているのか、この点明確に一つ答弁して下さい。あした私重ねて質問いたしますから。

第33回国会 風水害対策特別委員会 第4号(1959/11/05、5期、社会クラブ)

○向井長年君 ただいまの報告に若干関連を持ちますが、特に今の報告は、いわゆる被災事業に働く労働者の失業問題が中心だと思いますが、工場を持たないところのいわゆる山林労務者の関係、こういう人たちの現在の失業状態について、これにかわる何らかの措置を考えておられるかどうか、この点。
【次の発言】 農家とは違うと思うのですよ。いわゆる純然たる林産部面における労働者だと、従って県道、林道等が破壊されて、ほとんど林産部面の仕事ができ得ない。従って配給される米すらもらえない、こういう状況が特にこれは奈良県において多いと思います。吉野あるいは宇陀方面、こういう地域の山林労働者が、つまり千名程度そういう状態であろ……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第19号(1959/11/27、5期、社会クラブ)

○向井長年君 私はまず、岸総理に質問いたしたいと思いますが、昭和三十四年の七月以降、今次の伊勢湾台風による風水害の被害は、天災とはいえ国土保全及び国民生活安定よりいたしまして、当然海岸の保全あるいは堤防の完備並びに治山治水等に対する砂防補強を怠っておった結果、五千名の人命をより多くなくし、なお被害を拡大せしめたと言えると思うのでございます。この実例は各所に現われております。特に先般来のわれわれ災害対策の予備審査、あるいはまた建設委員会等でいろいろと各大臣に質問いたしました中で、あらゆる事業を完備いたしたいと考えておるけれども、やはり予算の点で十分ではなかったということを認められております。従っ……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第20号(1959/11/30、5期、社会クラブ)

○向井長年君 私は社会クラブを代表いたしまして、今次災害に対する二十七件の法案に対しまして、賛成するものであります。必ずしもこの二十七件の法案によって十分とは考えてはおりません。しかしながら、先般も岸総理初め各関係大臣が、今次の災害が非常に政府の災害対策に不備な点もあったということを率直に端的に認められ、反省をされておる、今後これが恒久的ないわゆる対処をしなければならぬということも言われております。従って、恒久的な対処が特に治山治水あるいは高潮対策、こういう問題に今後十分なる予算をとり、そうしてその中からこれに対する対策をとってゆく、こういう意味から賛成をするものであります。  なお、特に要望……

第34回国会 議院運営委員会 第7号(1960/02/11、5期、民主社会党)

○向井長年君 私は、いよいよ本日から本法案を参議院で審査に当たるわけでございますが、特に提案者に冒頭にお尋ねしておきたいことは、衆議院におきましては、いわゆる自由民主党単独で審議せられてこちらに回されたのでございますが、参議院におきましては、少なくともわれわれがしばしば述べているように、議会制の民主主義を貫くことが良識の府として当然のわれわれの責務である、こういう立場から、議運の理事会におきましても、相当これは慎重に審議しようということを申し合わせております。こういう立場で、特に昨秋の十一月二十七日の国会デモ乱入事件につきまして、衆議院におきましては、議長あるいは副議長が責任をとって辞任いたし……

第34回国会 議院運営委員会 第9号(1960/02/16、5期、民主社会党)

○向井長年君 まず委員長にちょっと苦言を呈したいのですが、先週の理事会において、本日のこの委員会に議長に出席していただきたい、こういう要請をしておきましたが、なかなか議長が出て参りません。ただいま出て来られましたが、こういう要請に対しては、少なくともやはり冒頭に出ていただくように、今後取りはからっていただきたい。  そこで、まず議長に質問をいたしたいのですが、先般の当委員会におきましても、こういう法案が出た契機は、あくまでも十一月二十七日のあの問題である。これはいなめない事実であると思います。そういうところから、二十七日のあのデモ乱入事件があった当時、議長は院内におられたのかどうか、まずお聞き……

第34回国会 議院運営委員会 第10号(1960/02/18、5期、民主社会党)

○向井長年君 関連ですが、どうもわからないので一つ私はお聞きしたいのだけれども、「講ずるようにしなければならない。」こいうことについては、これは期待であって義務性じゃない、こうたびたび言われるのですよ。「しなければならない」というのは、これは義務じゃないですか、明確に言って。法律用語で「ように」ということを入れるか、あるいは「講じなければならない」と、これだけの違いと言っておりますが、「しなければならない」ということは義務づけておるのじゃないですか、これは。こういう点、どうもこの期待しておるだとか、あるいは無理にごたごたしないのだとか、こういう想定のもとに言うのじゃなくて、言葉そのものを明確に……

第34回国会 議院運営委員会 第15号(1960/03/08、5期、民主社会党)

○向井長年君 ただいまの委員長のお話は賛成であります。ただいま阿部理事からも言われました、佐々木さんのこの間の御答弁で読まれましたもの、あれをもう一回部屋に帰って明確に提案者として考えていただきたい。そうしませんと、あいまいな形で委員会を開いても同じだと思いますから。

第34回国会 議院運営委員会 第20号(1960/03/17、5期、民主社会党)

○向井長年君 私は二点質問をしたいと、こう考えておりましたが、重複いたしますので、一点にとどめます。  その一点は、本法が出されたゆえんのものは、何をおいても昨年の十一月二十七日のあの国会への乱入事件、これが基因になったと思うんです。まことにこれは、自民党の諸君だけじゃなくて、われわれも非常に遺憾とするところであります。そういう点につきましては同感でございますけれども、岸総理にお尋ねしたいことは、この法案を作って、そういうことが防止できるか、あるいはまた、それによってああいう問題はなくすることができるかという点をまずお聞きしたいと思います。ほかに方法があるかどうか。

第34回国会 議院運営委員会 第21号(1960/03/21、5期、民主社会党)

○向井長年君 私は民主社会党を代表いたしまして、本日まで審議をいたして参りました国会の審議権の確保のための秩序保持に関する法律案は全く不必要と考えまして、反対をいたします。  私は、反対の理由を述べます前に、本法案の審議過程においての最終段階に現われた与党の態度について、まことに遺憾の意を表するものでございます。私たちは、去る第三十三国会の終末に、各党の申し合わせ通り、第三十四国会において慎重に審議を行なうことが申し合わされて、継続審議ということになったのでありますが、審議過程を顧みますと、実に四十時間有余の審議、なおまた、その間、合同審査三回あるいはまた公聴会等を行ないまして、長く審議したこ……

第34回国会 議院運営委員会 第27号(1960/04/20、5期、民主社会党)

○向井長年君 官房長官、これは今、社会党の皆さんがいろいろ御意見を出しておられますが、先ほど委員長も言われましたように、社会党だけじゃない、きのうの理事会におきましても、各党、あるいは与党の理事も、当然である、こういう立場に立っていろいろ努力されたのです。従って、今の官房長官の答弁では理由がつまびらかでない、こういうことを言われておりますけれども、理由は明確ですよ、これは。われわれこの問題について、いろいろとどういうわけか調査いたしましたが、与党の理事が、いわゆる衆議院の安保特別委員会においてやはり審議を続けねばならぬ、こういう立場に立っておるのは与党の理事なんです。まことにけしからぬ話で、先……

第37回国会 議院運営委員会 第4号(1960/12/15、5期、民主社会党)

○向井長年君 ただいま人事案件の提案がございましたが、この中で公共企業体等労働委員会公益委員の任命について伺いたい。これについて、公益委員の人事に対する手続上の問題をただしたいと思うのであります。この公益委員を選ぶためにはどういう手続をもってやられておるか、まず聞きたい。政務次官から答弁されるようにお願いいたしたい。
【次の発言】 大体そういう手続だと思うのですが、労働者側委員の任命についてでございますが、御承知のごとく、今公共企業体の中には二つの労働組合があると思います。数の大小は別といたしまして。従って、この点において一方の組合に対する意見を聞いておるかどうかという問題、この点をまずただし……

第37回国会 商工委員会 第2号(1960/12/15、5期、民主社会党)

○向井長年君 質問は後日に譲るのですが、先ほど吉田委員から言われましたように、どうなんですか、公聴会を開くということを了解されたわけですか。
【次の発言】 ああ、そうですが。それは、大体決定ですか。
【次の発言】 九州ですか。九州の現地において。
【次の発言】 この場でやるというわけじゃないのですね。

第37回国会 予算委員会 第5号(1960/12/21、5期、民主社会党)

○向井長年君 私はまず総理並びに通産大臣にお伺いをいたしたいのでございますが、特に池田内閣の経済成長と所得倍増、物価政策に最も関係の深い電気事業について質問いたしたいと思います。ちょうど昨日は、九州電力の電気料金値上げに伴いまして、福岡において聴聞会が開かれております。なお、近く東京電力におきましても、値上げに対する準備を行なっているようでございます。こういう中において、特に私まずただしたいことは、電気事業は公益事業に規定された私企業である、こういうことでございますが、これについて電気事業の公益事業としての概念をまず聞きたいと思います。なお、電気事業の供給責任をどう考えているか、こういう二つの……

第38回国会 議院運営委員会 第30号(1961/05/24、5期、民主社会党)

○向井長年君 意見はありますよ。今質問でしょう。意見はやらないのですか。
【次の発言】 私は民社党を代表いたしまして、会期延長には反対をいたします。その反対の理由は、政府、自民党は、重要法案の会期内成立が困難なることを理由にして、会期延長を企図しておるのでございますが、法案の成立を困難ならしめた責任は、これは何といっても主政府、自民党の不手ぎわな国会運営にある。特に常任委員長をほとんど独占しておりながら、かかる事態を惹起したことは、その責任をよろしく痛感すべきだ、こういうふうに考えるわけでございます。国会の会期は、国会法で定められた国会運営上の重大な原則であって、みずからの不手ぎわのしりぬぐい……

第38回国会 議院運営委員会 第34号(1961/06/08、5期、民主社会党)

○向井長年君 許可をいただきましたので意見を申し上げたいと思います。今、岡さんからいろいろ言われておりますが、先ほど議運の理事会で、ただいまのこの議運でかける案件を委員長から説明されて、その中に今申しました継続審査要求の件も全部言われたんだと思います。これを私たち確認をいたしておきます。従って、これを順次かけられておるわけなんです。そういう中で、政防法の問題も議運にかけるということを各党あるいは各会派の理事は了承しておりました。従って、今これがかかってきて実はいろいろ問題になっているわけなんです。しかしながら問題は、今、社会党の方からいろいろ言われている問題は、いわゆる継続審査要求について、所……

第38回国会 商工委員会 第2号(1961/02/09、5期、民主社会党)

○向井長年君 きょうの通産大臣の産業政策の重点についての説明に直接関係あるわけじゃないのですが、ちょうど昨年の末の特別国会で、私が予算委員会で通産大臣に、あるいは総理大臣に質問をいたしました電気、ガス税の問題でございます。その後いろいろと聞いておりますけれども、非常に最近の情勢では、何と申しますか、通産省の意図が、地方自治の財源、こういう立場から、自治省とその見解が非常に違うように聞いております。従って、私はあの予算委員会で大臣なり、あるいはまた総理大臣に質問いたしましたときに、こういう悪税は一日も早く撤廃をすべきである――これはもう総理大臣も言っておりますし、通産大臣も言われました。で、そう……

第38回国会 商工委員会 第6号(1961/03/09、5期、民主社会党)

○向井長年君 提案者を代表しまして、小規模事業者に対する金融特別措置法案の提案理由を説明いたします。  本案は、中小企業等協同組合法第二十三条の三の「政府は、事業協同小組合の組合員に対し、税制上、金融上特別の措置を講じなければならない」という規定のうち、金融上の特別措置について、具体的立法を提案するものでありまして、組合員以外であっても、常時使用する従業員の数が五人、商業またはサービス業を主たる事業とするものにあっては従業員数二人以下の小規模事業者に対して、この特別措置を適用するものであります。  特別措置の内容としては、第一に、商工組合中央金庫及び中小企業金融公庫の一事業年度間の貸付総額のう……

第38回国会 商工委員会 第12号(1961/03/30、5期、民主社会党)

○向井長年君 若干重複する点もあるかと思いますが、この法案は、特に貿易自由化の推進に対処して品種の専門化あるいは大量生産、そうしてコスト・ダウンという形を目途として出されていることはわかるんですが、しからば、先ほど説明のあった品種、三十九品種ですか、これにしたいということですが、これの現在の大企業と中小企業と申しますか、これに対する分布状態はどうですか、現在わが国の……。
【次の発言】 ほとんどが中小企業である、こういうことでございますね。そこで、特に、そういうことになりますならばですね。中小企業を保護するという立場もあるわけなんですが、第二条二項の第三号で、先ほども椿君の質問でございましたが……

第38回国会 商工委員会 第15号(1961/04/06、5期、民主社会党)

○向井長年君 ただいま議題となりました中小企業の産業分野の確保に関する法律案外三件につきまして、提案理由の説明をいたします。  まず、中小企業の産業分野の確保に関する法律案の提案理由を説明いたします。  昨今、大企業の中小企業産業分野への進出は著しいものがあります。現に、大紡績会社が縫裁部門に進出して、学生服、労働服、ワイシャツなど、二次加工、三次加工の生産部門にまで進出し、製紙工場がノートブックや便せんを製造する等、大企業は利潤を追求して、大資本の持つ高度の合理的生産並びに資本圧力をもって、中小企業を圧迫しているのであります。  もちろん、憲法は職業選択の自由を認めていますが、この自由は、公……

第39回国会 予算委員会 第5号(1961/10/17、5期、民主社会党)

○向井長年君 私は、まず最初通産大臣に質問いたしたいと思うのでございますが、きょう突然各委員の机の上に電力白書が出ておるようでございますが、特にこの問題は、高度の経済成長の過程にありまして電力需給の危機がただいまきておる、こういう中からいろいろと発表されておると思いますが、具体的にかかる問題について通産大虎にお聞きいたしたいと思うわけでございます。  この問題につきましては、まず第一は、激増する電力需用、なおまた拡大する電源の開発、あるいはまた資金調達、あるいは供給の安定、こういう四つの問題から、今後電力というものはどういう形に、あるいはまたどういう運営をやっていかなければならぬかというところ……

第40回国会 予算委員会 第19号(1962/03/24、5期、民主社会党)

○向井長年君 私はまず、通産大臣と自治大臣に、そして大蔵大臣に関連いたしまして質問いたしたいのですが、今回政府が出されました地方税法の一部を改正する法律案の中において、さきの国会でもいろいろと取り上げて質問いたして参りましたが、電気ガス税の問題でございます。これについて政府はさきの国会で池田総理を初めとする各関係大臣は、現在の実情の中においてはこういう税金は必要悪の税金である、あるいは非文明的税金である、したがって、一日も早くこれを撤廃する、こういうことを言われておるわけであります。それに対しまして、今回この内容を見ますならば、非常に不合理な形においての一部軽減を行なおうといたしております。そ……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 商工委員会 閉会後第1号(1962/11/01、6期、民主社会党)

○向井長年君 ちょっと大臣にお聞きしたいのですが、先般来の東北電力の料金問題は閣議で決定したようで、十二月一日から実施ということでありますが、この内容については、いずれ日をあらためてお聞きしたいと思いますが、それに関連して、昨日の朝日新聞に東北電力の堀社長が、その電気料金の値上げに伴うところの東北地方の大口の需要者に対して、十分に了解を得るに至らなかった、そういうところから、通産大臣に辞意を表明して辞職するということが出ているようでありますが、この点についての真相をお聞きしたいと思います。なお新聞の記事におきましては、いわゆる会社の内部からでなく、外部からその後任を求めたい、こういう意向だ、こ……

第41回国会 商工委員会 第3号(1962/08/30、6期、民主社会党)

○向井長年君 ただいま上程になりました小売商業調整特別措置法の一部を改正する法律案外二案につきまして、民主社会党を代表いたしまして、提案の説明をいたしたいと存じます。  まず第一に、小売商業調整特別措置法の一部を改正する法律案の提案理由の説明をいたします。  現行法は小売商と購買会並びに小売市場との関係を調整することをもって、小売商の事業活動の機会を適正に確保し、かつ小売商業の正常な秩序を阻害する要因を除去するという目的を遂行するものとしております。しかしながら、本法の小売市場に対する規制は、現状に対してきわめて不十分であります、また、小売商業者と製造業者との調整は、本法第十四条だけでは全く不……

第42回国会 議院運営委員会 第5号(1962/12/22、6期、民主社会党)

○向井長年君 まず意見はあとにいたしまして、一つ質問があるのですが、これは特に今期一日の会期延長に伴って、今、野々山君から言われたように、理由は述べられておりますけれども、しからば、これに対して一日延長して、今懸案であるところの予算並びに法案、これを全部この一日の会期中に通す見通しを持っておるのか。これは議長にお伺いしたい。なお、与党の理事にもこれはひとつお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 ちょっと待って下さい。先ほど与党の鍋島委員から……
【次の発言】 理事から、予算なり法案が残っておるので、どうしても今期国会中には無理である。したがって、一日延長してこれを上げたい、こういうことを……

第42回国会 予算委員会 第4号(1962/12/21、6期、民主社会党)

○向井長年君 私は、民主社会党を代表いたしまして、政府提案の本年度予算補正三案に対しまして、反対の意向を明らかにいたしたいと存じます。  本国会は、石炭対策をめぐって大混乱を招き、重政失言、自民、社会両党の執行部の二転三転した交渉経緯など、醜を天下にさらしたものと言うても過言ではないと思います。――私は、民主社会党だけがひとり正しいというのではありません。国会運営の健全化を目ざす議員全体の自己反省として、本院はどうしても国民の信託にこたえ、石炭政策の確立をはからなければならないのであって、各種政策補強のためにも、補正予算を一千億円規模で編成せねばならないと存じます。この立場に立って政府補正予算……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1963/07/06、6期、民主社会党)【議会役職】

○委員長(向井長年君) 就任にあたりまして一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  田上前委員長のあとを受けまして、ただいま委員の皆様方から推挙を賜わりました。もともと、浅学非才であり、全く事情につきまして不案内でございますが、この重責を全うするためには、各位の一そうの御協力を賜わりたいと思う次第であります。今後ともよろしくお願いいたしたいと思います。(拍手)
【次の発言】 それでは、まず、請願第二九六二号を議題にいたしたいと存じます。  まず、私から概要を説明さしていただきます。  本件は、原子力関係災害救助法成立促進に関する請願でありまして、その願意は、原子力関係従業員が、研究、実験等の……

第43回国会 商工委員会 第6号(1963/02/12、6期、民主社会党)

○向井長年君 まず、石炭対策の問題について、これはエネルギー特別委員会でやる問題ですが、さきの国会でも問題になり、あるいは今国会で終結をつけなければならぬというような問題でございますが、これについて石炭需要の立場から、三十八年度は電気においては千八百万トン、それにプラス二百五十万トンを各社の社長は了解した、こういうことを聞いておるのです。もちろんこれは条件付きであるということを聞いておるが、これは事実であるかどうか。
【次の発言】 それからガスとかあるいは鉄鋼等では割当総額について、非常に難色を示しておる、こういうことをこれまた聞くわけですが、これは事実であるかどうか。

第43回国会 商工委員会 第7号(1963/02/14、6期、民主社会党)

○向井長年君 ただいま議題となりました中小企業者の産業分野の確保に関する法律案外二件に対しまして提案理由の説明をさしていただきます。  まず、中小企業者の産業分野の確保に関する法律案の提案理由を説明さしていただきます。  昨今、大企業の中小企業産業分野への進出は署しいものがあります。現に、大紡績会社が縫裁部門に進出して、学生服、労働服、ワイシャツなど、二次加工、三次加工の生産部門まで進出し、製紙工場がノートブックや便せんを製造する等、かつまたスーパー・マーケットの形態をとった大企業の小売商業部門への進出など、大企業は利潤を追求して、大資本の持つ高度の合理的生産並びに資本圧力をもって、中小企業を……

第43回国会 商工委員会 第9号(1963/02/26、6期、民主社会党)

○向井長年君 ただいま議題となりました中小企業基本法案の民主社会党案の提案理由とその概要を説明いたします。  中小企業基本法の成立が何ゆえに必要か、それは今さら申し上げるまでもありません。わが党を初めとして与野党三党とともに、それぞれの中小企業基本法案を提出し、かつまた今回は政府案が提出された事実こそ、本案の重要性並びに一日も早く成立をはかるべき緊要性を立証しているのであります。  わが国の中小企業は、雇用面では全労働者の約七割を占め、生産においては全生産額の約六割を生産し、輸出面では輸出総額の五割強を受け持っております。わが国経済において、中小企業が実際に果たしている役割の大きさは、何人とい……

第43回国会 商工委員会 第14号(1963/03/14、6期、民主社会党)

○向井長年君 関連。今答弁されましたけれども、大体七十二カ国が強制されている、そうして十七カ国が任意をとっているということですが、十七カ国のほうでは、いわゆるメートル法に切りかえの促進をしておりますか。
【次の発言】 そうすると、結局、今近藤委員が言われたように、外国のそういう努力促進が実を結ばなければ、この法律は当分々々ということで延びていく、結論はこういうことですね。

第43回国会 商工委員会 第15号(1963/03/19、6期、民主社会党)

○向井長年君 今、久保委員から詳細に質問がありましたので、若干重複するかと思うのですが、特に今回の高圧ガス取締法の一部改正案の一番大きな問題は、保安協会を作って、いわゆる自主的にこの調査研究あるいは指導、検査、こういうところに眼目があると思うのです。もう一つはこれは特にプロパンガスの災害の防止、規制の強化というか、この二つが中心になっておるのじゃないか、その他は大体いろいろ規制いわゆる整備ですね、そういうように感ずるのですが、もちろんこれは最近ひんぱんとして事故が起きておりますが、これに対するところの人命の安全なりあるいは保障、こういう目的はわかるのですが、特にこの中でいわゆる保安協会を作られ……

第43回国会 商工委員会 第16号(1963/03/26、6期、民主社会党)

○向井長年君 この間、政府委員に質問いたしましたが、特に二点ほどただしておきたいと思います。一点はいわゆる免許制度の問題で、いわゆるプロパンガスの販売者が今後主任者免許をとらなきゃいけない、そういうことになりますが、それについていわゆるプロパンガスの営業を営んでいるのはほとんど元薪炭業者であって、非常に年輩者が多いわけなんですが、それの免許制度についていわゆる自分は講習にいくにも、あるいは免許試験を受けるにも非常に困難である。したがって、だれか免許をとった人を雇い入れる、こういうことが往々にしてあるわけなんです。こういう問題について、どういう処置を考えておるのか、その点、もう少し明確に、ほんと……

第43回国会 商工委員会 第18号(1963/03/28、6期、民主社会党)

○向井長年君 政府委員に聞きたいのですがね、これは、こういうようにして衆議院で修正されて参議院に回らされた。参議院においてこれが通過する。そうすると、四月一日から実施だと、こういうことを言われるわけなんですが、その政令は、いわゆる今後基本法が検討されますが、この検討、一カ月あるいは一カ月半向こうに決定されると思いますが、それまでにやはり政令を作ろうということなんですか。その点はいかがです。
【次の発言】 そうなると、結局四月一日から実施々々とこう言われるけれども、今の答弁を聞いておりますと、各都道府県等の準備段階に入ると、こういうことが主眼であって、事実上の直接の実施ですね、税制の問題とか、あ……

第43回国会 商工委員会 第20号(1963/05/07、6期、民主社会党)

○向井長年君 ただいま議題となりました中小企業者に対する資金の確保等に関する特別措置法案の提案理由を説明いたします。  本法案は、わが党提出の中小企業基本法案が第十八条「資金の確保」、第十九条「金融の円滑化」において定めましたところにより、中小企業者の事業に必要な資金の確保と中小企業金融の円滑化をはかるため、国及び地方公共団体の講ずべき措置を定め、かつ金融機関の業務について必要な基準を定めることを目的としております。  本法案において、第一に、中小企業者に対する国の出資について定めました。最近における国の財政投融資が、次第に中小企業向け金額をふやしているのは事実でありますが、国民経済全体におけ……

第43回国会 商工委員会 第21号(1963/05/09、6期、民主社会党)

○向井長年君 ただいま議題となりましたスーパーマーケット法案の提案理由の説明をいたしたいと存じます。一、スーパーマーケット進出の実態  最近、流通革命という流行語ができ、その特徴的な内容として、セルフサービス方式をとるスーパーマーケットやスーパーストアの出現が大きな問題として、取り上げられております。  セルフサービス小売店の続出する原因として、労働力不足が次第に表面化してきたので、多くの店員によるサービス販売が困難になった点、消費財の大量生産が進んできたので従来のメーカー、卸、小売という流通機構ではさばき切れなくなった点、また消費者購買力が手間のかからない半成品や加工品の食料の買いだめをする……

第43回国会 商工委員会 第23号(1963/05/16、6期、民主社会党)

○向井長年君 一つだけ。今、松澤委貫から質問がございましたこの三十二条の規定ですがね。これは、この法律は大体採石業者に対する公益上の保護の規制、こういうことが主眼だと思うのですが、そこで採石業者じゃなくて、いわゆる土木建築家ですかいわゆる道路をつける、あるいは隧道を堀る、こういう場合に、先ほど言われたダイナマイト等の破片のいわゆる危害、こういう問題もこの法律で規制する、こういうことを先ほど答弁されたように思うのですが、この点どうなんでしょう。
【次の発言】 そうすると、そういういわゆる道路をつける。あるいは隧道を掘る中においての、いうならばダイナマイトに対するいろいろ危害があると思うのです。現……

第43回国会 商工委員会 第28号(1963/06/04、6期、民主社会党)

○向井長年君 今度のこの法案で設立される中小企業投資育成会社ですね、これにつきまして、この会社は特殊会社であるという考え方を持つわけなんですが、端的にいうといかなる種類の会社であるか。ということは、この八条の規定で、新株の引受業務、それからコンサルタント業務、こういう二つの業務が規定されているのですが、大体新株の引き受けが中心と見られるわけです。そこでこの会社は一種の証券業務の会社であると思うのですが、そういう会社であるのかどうか。
【次の発言】 非常に、ほんとうに特殊ないわゆる業務を行なうわけなんですが、こういう特殊な業務は、これは今度日本に初めてだと思うのですが、諸外国にこういう例がござい……

第43回国会 商工委員会 第29号(1963/06/06、6期、民主社会党)

○向井長年君 一点だけです。このたびの通常国会で通産省から出されておりますこの法案の中で、特に今審議をいたしております硫安の問題につきましては、三月上旬上程の予定としてこういう名称を仮称としてつけているわけなんです。商法の特例に関する法律案、これはもちろん仮称ですが、こういう形で出されておったのが、今回この輸出硫安売掛金経理臨時措置法案、こういう法案の名称に変わってきたわけです。これは何か特別なものがあったわけですか。どういう意味でこの予定がこのように変わられたのか。
【次の発言】 そうすると、事実上は商法の特例であるというやつをこういう名前で提出したということですか。商法の特例、そういうこと……

第43回国会 商工委員会 第31号(1963/06/13、6期、民主社会党)

○向井長年君 今まで大体、硫安政策なり肥料政策の問題の質問がございましたが、私は特に、この法案の商法との関係について、若干お聞きしたいと思います。  先般、通産大臣に質問いたしまして、この名称の問題について、商法の特例法ということが、この名称に変わっておるわけでありますが、これについては他意がない、こういうことが答弁されておるのであります。しかし、この法案の第一条を見ますと、輸出会社に対する売掛金の取立不能見込額を「貸借対照表の資産の部に計上することができる。」こうあるわけなんです。これは商法の規定では本来やってはいけない、いわゆる不可能であるということになっておるやつを、この法案で可能にする……

第43回国会 商工委員会 第35号(1963/06/26、6期、民主社会党)

○向井長年君 磯部先生にちょっとお伺いいたしますが、先ほど近藤委員からも御質問がございましたが、現在の経済の二軍構造の中で大企業との関連で、ますます中小企業が圧迫されつつある、こういう状態の中で、今度基本法を作り、その中から育成強化しよう、こういう形で出しておるわけなんですが、特にまず第一に、何といってもこれは中小企業自体の組織ですね、先ほどちょっとお話がありました協同組合、こういうお話がございましたが、まず組織を強化しなければならぬということが一つあるし、あるいは次には、まあ現在の不合理なと申しますか、金融あるいはまた税制、こういう問題の今後の対策も必要である。なお、もう一点は、いわゆる受注……

第43回国会 商工委員会 第36号(1963/06/27、6期、民主社会党)

○向井長年君 今の近藤委員の質問に関連するんですが、一番最初の「補正」と「是正」の問題ですね。これにつきましては、若干補正よりも是正のほうが強い意味を持つのだ、こういう答弁ですが、補正といえば、大体中心があって幾らか手直しをしようというのが補正のように思いますが、是正といえば、やはり根本的な問題に若干触れるんじゃないかと思いますがね。この点やはり根本論になってくるかもしれませんが、この点重ねて近藤委員の質問に関連してお伺いしたい。
【次の発言】 したがって、根本的な問題もここでやれるというふうに解釈してもよろしいんですね。
【次の発言】 今の近藤委員の質問に若干重複するかと思いますけれども、ま……

第43回国会 予算委員会 第4号(1963/02/15、6期、民主社会党)

○向井長年君 私は、政府提出の昭和三十七年度予算第二次補正三案に対して、民主社会党を代表いたしまして、反対の趣旨を明らかにいたしたいと存じます。  政府案に反対する第一の理由は、政府は、何ゆえに財政法の運用を曲解して、多額の産投会計資金への繰り入れを行なったのか、根本的な問題として、この点について了解できないところであります。  政府案は、一般会計予算補正八百二十一億円のうちで、義務的諸経費の不足補てんと、地方交付税交付金の合証約四百七十一億円を除けば、残りの三百五十億円はすべて産投会計資金への繰り入れであり、これが唯一の政策的補正であります。しかも、三百五十億円のうち、本年度内に使われるもの……

第43回国会 予算委員会 第15号(1963/03/19、6期、民主社会党)

○向井長年君 関連。サケ、マス漁業の問題とははずれるのですが、先ほどから韓国漁船の拿捕の問題につきましてもお述べになりましたが、これに関連してきょうの読売新聞にも出ております。あるいは昨夕のニュースでも明確にされておりますが九州の福徳船員組合から正式に声明を発表いたしております。これは韓国の不法拿捕に対しての、いわゆる政府の態度が非常になまぬるい、これではわれわれ自体で自衛の立場をとらなければならぬ。こういうことで、今後韓国の警備艇に対して、みずから追突と申しますか、激突をして、そうして自分たちを守るんだ、こういうことを正式に発表いたしております。非常に問題が大きいので、国際的な問題にもなるか……

第43回国会 予算委員会 第19号(1963/03/29、6期、民主社会党)

○向井長年君 日米カ漁業委員会の中間会議の模様につきまして、まず農林大臣に聞きたいのですが、三月の二十五日に、水産庁からオヒョウ漁業の船団に対して操業中止指令を出されております。この委員会は三国の協定、いわゆる条約的な委員会である。こう私たちは理解しておりますが、この中止命令を出した理由と、なおそれに対して日本政府がどういう態度をもって措置をしたか、この二点をまずお聞きしたい。
【次の発言】 この日米カナダ三国の中間会議といいますか、ここでそういう結論が出されて、これに対しましては、カナダのなくなられたそうですが、漁業次官が出席されて、これは一つの条約としての効力は発しておるものと解釈するわけ……

第44回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1963/10/18、6期、民主社会党)【議会役職】

○委員長(向井長年君) ただいま御推挙いただきました向井でございます。非常に微力でございますが、どうかひとつ委員各位の一そうの御支援と、なお御協力をお願いいたしまして、簡単でございますが、ごあいさつにかえます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。  本委員会の理事の数は四名として、互選は、投票の方法によらないで、便宜その指名を委員長に御一任願うことといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは大谷藤之助君、丸茂重貞君、小林武君及び松澤兼人君を指名いたします。
【次の発言】 鹿島科学技術政務次官から発言を求められておりますの……

第45回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1963/12/04、6期、民主社会党)【議会役職】

○委員長(向井長年君) 再び委員長の重責をにないましたが、どうぞひとつ変わらない御支援をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。  本委員会の理事の数は四名として、互選は、投票の方法によらないで、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは大谷藤之助君、丸茂重貞君、小林武君及び松澤兼人君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時三十人分散会

第45回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1963/12/12、6期、民主社会党)【議会役職】

○委員長(向井長年君) ただいまから、科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  佐藤科学技術庁長官及び鹿島科学技術政務次官から発言を求められております。これを許します。佐藤科学技術庁長官。
【次の発言】 鹿島科学技術政務次官。
【次の発言】 それでは日本原子力研究所に関する件を議題といたします。  同研究所の東海研究所に建設されておりました動力試験炉は、去る十月完成し、このほど引き渡しが行なわれたそうでありますが、同炉の運転が停止されるなど、問題があったやに聞いておりますので、この間の経緯について説明を聴取いたしたいと思います。島村原子力局長。

第45回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1963/12/17、6期、民主社会党)【議会役職】

○委員長(向井長年君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  請願第一号を議題にいたします。まず、私から概要を説明いたします。本件は、原子力関係災害救助法成立促進に関する請願でありまして、その願意は、原子力関係従業員が研究、実験等のため死亡した場合、その遺家族を救助するため、すみやかに原子力関係災害救助法を制定されたいというものであります。  その内容は、第一に、原子力平和利用のための災害救助は、現行の労働者災害補償保険法では不十分であります。  第二に、災害原因の認定を公平に、客観的に行なうよう処置されたい。  第三に、労働基準監督局その他の公共機関では、原子力関係の専……

第45回国会 内閣委員会 第3号(1963/12/16、6期、民主社会党)

○向井長年君 今回の公務員の給与に対する人事院の勧告につきまして、内容につきましてはいろいろといま、鶴園委員からも指摘されておりますし、私も理解できない点がたくさんあるのです。この問題はまた適当な時期に回しまして、まず第一に人事院総裁にお聞きしたいことは、わかり切ったようでございますが、この勧告は三十八年八月十日付で勧告されておりますが、これは何年度の給与改定に実施さすつもりだったのですか。
【次の発言】 しからば三十八年度から実施ということですね。
【次の発言】 そうしますと、人事院といたしましては、少なくとも五月から実施ということを政府に勧告したと思うのですが、五月実施さすために人事院総裁……

第45回国会 内閣委員会 第5号(1963/12/18、6期、民主社会党)

○向井長年君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっている一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案外二案に対し反対の意を表明いたします。  反対の理由は、給与改定の内容についても、民間との是正あるいは生計費指数の取り方等、全般にわたって不備の点が多く、了解できないものであり、なお、人事院の勧告をあくまで尊重、完全実施をすべきであるという立場に立って、政府は毎年々々人事院勧告を尊重して実施したいと口で言いながら、完全実施しない同法案は、まことに遺憾のきわみであります。反対する大きな理由はここにあるのであります。団交権、罷業権のない公務員の給与改定については、一にかかっ……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1963/12/20、6期、民主社会党)【議会役職】

○委員長(向井長年君) 引き続きまして委員長の重責をにないましたが、何ぶんよろしくお願いいたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行ないたいと思います。  本委員会の理事の数は四名として、互選は、投票の方法によらないで、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に大谷藤之助君、丸茂重貞君、小林武君及び松澤兼人君を指名いたします。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査のため、委員派……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1964/02/13、6期、民主社会党)【議会役職】

○委員長(向井長年君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る十二月二十三日岡三郎君が委員を辞任され、その補欠として松本賢一君が選任されました。
【次の発言】 本日は、昭和三十九年度科学技術庁の施策及び予算について説明を聴取することにいたします。  初めに佐藤科学技術庁長官から基本施策についての説明をお願いいたします。
【次の発言】 次に、科学技術庁関係予算について説明を聴取いたします。
【次の発言】 ただいまの説明に対する質疑は後日に譲ることにいたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時五十四分散会

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1964/02/21、6期、民主社会党)【議会役職】

○委員長(向井長年君) ただいま科学技術振興体策特別委員会を開会いたします。  まず、日本科学技術情報センター法の一部を改正する法律案を議題といたします。これより提案理由の説明を聴取いたします。佐藤科学技術庁長官。
【次の発言】 本件に関する質疑は後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  これから審議を行なう予定の昭和三十九年度科学技術庁の施策及び予算に関する件について必要と考えますので、参考人として日本原子力研究所理事長菊池正士君、同副理事長森田乕男君及び同理事菅田清治郎君の出席を求めることといたしましたが、御異議ございません……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1964/03/25、6期、民主社会党)【議会役職】

○委員長(向井長年君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四日高瀬荘太郎君が辞任され、その補欠として椿繁夫君か選任されました。
【次の発言】 初めに参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  日本科学技術情報センター法の一部を改正する法律案の審査のため、参考人の出席を求めて、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1964/03/27、6期、民主社会党)【議会役職】

○委員長(向井長年君) ただいまより科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  前回に引き続き、日本科学技術情報センター法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、参考人の御出席をお願いいたしておりますので、初めに各参考人から御意見を聞かせていただくことにいたしたいと思います。  私から参考人の方に一言ごあいさつ申し上げます。  参考人の皆様方は非常に御多忙中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。当委員会といたしまして、ただいま審査中の日本科学技術情報センター法の一部を改正する法律案について、皆様方の忌憚なき御意見を伺いまして参考といたしたいと存じ……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1964/05/08、6期、民主社会党)【議会役職】

○委員長(向井長年君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  日本科学技術情報センターの運営状況に関する件、原子力施設の周辺地域整備に関する件及び原子力政策に関する件の調査のため必要な参考人の出席を求めることとし、その人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは、日本科学技術情報センターの運営状況に関する件を議題といたします。  御質疑がおありの方は順次発言を願います。

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1964/06/26、6期、民主社会党)

○向井長年君 過去一年間非常に微力でございましたが、各位の御協力をいただきまして、本日まで大過なく過ごさしていただきましたことを心から厚くお礼を申し上げます。事情によりまして、本日委員の交代をいたすとともに、新しく村尾委員が本委員会の委員になるわけでありますので、何ぶんひとつよろしくお願いをいたします。(拍手)

第46回国会 商工委員会 第34号(1964/06/12、6期、民主社会党)

○向井長年君 先ほど通産大臣が言われたように思っておりましたが、しかし私が質問しようとする問題につきましては、先ほどから岡委員から、あるいは阿具根委員からほとんど言われましたので、重複を避けたいと思います。  労働大臣に一点申し上げたいことは、特に今回のこの災害について、先ほどいみじくもこの科学の進歩に従って危険防止のいわゆる技術的な措置が十分でないということが明確に言われております。したがって、これに尽きると思いますけれども、しかしながら、特にこれは工場安全管理、あるいはまた労務管理この二つの不備というものがこういう危険、いわゆる災害を起こしておる、こう言えると思う。そこで問題は、この川崎の……

第46回国会 商工委員会 第35号(1964/06/16、6期、民主社会党)

○向井長年君 時間もだいぶ経過いたしまして、参考人の方々もお疲れと思いますし、なお私がいろいろとお聞きしたい点は、先ほど藤田君から大半聞かれたような状態もございます。したがって、端的に各参考人に若干、重複しない形でお聞きしたいと思うわけです。  まず、いま藤田君に答弁になられました勝又さんからお聞きしたいと思います。まず第一に、先ほどこの法案の中で検査機関をつくる、こういうところにひとつ加盟さしてもらいたい、こういう要望がございますが、現状におきましては、電気工事協同組合のいわゆる傘下組合員の方々が特に工事をやる立場に立っております。そうすると、工事をやる立場に立ちながら、検査も付与してやると……

第46回国会 商工委員会 第36号(1964/06/22、6期、民主社会党)

○向井長年君 関連して。いま藤田君から質問の問題につきましては、他の委員会で私は労働大臣にいろいろ質問をいたしました。今後撤廃への方向を持ちつつ、労働省としても検討したい、こういう答弁を他の委員会で伺っているわけです。ただ問題は、いま藤田委員からもいろいろあらゆる角度から質問されましたが、私はこの問題は総理が出られるときに質問をしたいと思っておりますが、特に池田内閣は、常にいわゆる東西の緊張あるいは平和というものは、武力の均衡の上にこれが保たれておる、こう言っているのです。したがって、先ほどの労働大臣の答弁から考えるならば、いわゆる現状においては、現状認識はそういうものを必要としない電気労働者……

第46回国会 商工委員会 第37号(1964/06/23、6期、民主社会党)

○向井長年君 私は民主社会党を代表いたしまして、原案に賛成する立場で討論を行ないたいと思います。  少なくともこの法案が今国会に提案されましたことは全くおそきに失したという感じをいたしておるのであります。そういう関係で、いま政府から出されましたこの法案をいろいろ逐条審議いたしてまいりましたけれども、これがすべて万全であるという立場に立っての賛成ではないのであります。しかしながら、現在まで全く古い寄せまぜのいわゆる法のもとにやってまいっておりますが、こういうことではやはり電気事業の将来の運営、あるいはまたすべての問題について非常に何と申しますか、困難な状態があるように私たちは考えております。した……

第46回国会 商工委員会 第38号(1964/06/25、6期、民主社会党)

○向井長年君 関連から関連して…。  先ほど赤間委員が質問をされましたように、これはいかなる手を講じても、中小企業と大企業との問題については、やっぱり何といっても産業分野を確保しなければこれは、なかなかたいへんだと思うのですよ。この産業分野の確保というものが事実上できないのですか。この点行政指導もやられているけれども、明確に――下請の問題もありますけれども、こういう問題を適正規模とも言われているが、こういう形の一つの法案等をもってやはり産業分野というものを、中小企業を侵してはいけない、こういう立場に立った一つの方向性をとっていかなければ、これから開放経済下において、大企業がますます進出する、あ……

第46回国会 商工委員会 第39号(1964/06/26、6期、民主社会党)

○向井長年君 両委員の質問に若干関連しておりますが、特に電発の基本的な開発の問題について、先ほど大堀副総裁から九電力の水力等の開発が困難なところを国策的に開発していくべきだと、こういうことが中心になっておりますが、このただいま問題になっているところの九頭竜の問題は、おそらく北陸電力との競合地帯であったと思う。これは間違いないと思うが、北陸電力はおそらくこれに対しましては、死命をかけて自信を持ってやるのだということでいろいろとこれに対する対策を進めておったと思う。ところが、これはわれわれ聞く範囲におきましては、地元においてのいわゆる補償問題が問題になって、いわゆる補償のせり上げといいますか、北陸……

第46回国会 内閣委員会 第14号(1964/03/12、6期、民主社会党)

○向井長年君 関連して。いま山本委員が言われたことに関連するのですが、大体、長官どうなんですか。徳川時代からいわゆる役人といってきたのですよ。いまなお役所といっておるのですね。こういうことばがやはり何としても国民にぴったりこないのですよ。いま公務員でしょう。言うならば、公務員は国民の公僕である、こういう心がけを持って、いろいろサービスなり、あるいは仕事をしておられる。ところが、名前がやはり役人あるいは役所と、こういうようなことをいわれるので、現在もやはりそういう形が何としてもどっかにあらわれてくる、こういう感じがします。たとえば最近、各役所と申しますか、こういう職場におきまして、部長なり局長な……

第46回国会 内閣委員会 第19号(1964/03/31、6期、民主社会党)

○向井長年君 関連して。その定時制の差別待遇の問題ですが、大体定時制といえば、職を持っている人が多いわけです。まあ昼、どこかで働いて夜、学校に行く、こういう人たちが多いのですが、その人たちが一応中学校卒業程度の待遇を受けているのですよ。定時制を卒業して、少なくとも高等学校待遇で、給与、待遇の問題、この問題は直ちに上げないのですな。だから、そういう差別というものが、やはり出てきておると、こういう問題については、将来、文部省として経営者団体なり、そういうところへ、通産省の関係もあるかもしらぬが、どういう態度を持って臨むのか、先ほど、言ったように、まず採用のときの差別という問題もありましょうが、いわ……

第46回国会 内閣委員会 第23号(1964/04/14、6期、民主社会党)

○向井長年君 いまのストに対して関連した質問ですが、先ほど鬼木先生の質問に対しましていろいろ万全の措置を講じておる、こういうことなんですが、これは、よってきたるゆえんのものはいわゆる賃上げなんですね。したがって、それに対する、決行した場合のこと、あるいはまた、これを未然に防ぐという問題、この未然に防ぐ問題の中には、いわゆる公労協なり公労委なりで仲裁問題が二十日前後に出るとか出ぬとかいわれております。で政府も重要視して、先般関係の次官会議をやったり、あるいはまた、官房長官がいろいろ努力をしておる。まあこういうこともいろいろと新聞に出ておりますが、やはりまず第一に、こういう国民に大きな迷惑をかける……

第46回国会 内閣委員会 第27号(1964/04/27、6期、民主社会党)

○向井長年君 一つだけ。宮内庁病院ですが、あれの所管は宮内庁が所管されていると思うのですが、あの使用範囲はどうなっておりますか。
【次の発言】 ベッド数はどれくらいあるのですか。
【次の発言】 あれはテレビ等でいろいろ見るわけですが、非常に何というか、昔のままですが、あれは何か改造する予定を持っておるのですか。

第46回国会 内閣委員会 第28号(1964/04/28、6期、民主社会党)

○向井長年君 関連。いま山本議員が質問しておる問題は、この代行と委任の問題でしょう。これは代行といえば、ある時期、何らかの理由で継続して行なう場合を代行といって、特定の問題については場合によれば委任すると、こういろことの解釈でないのですか。そう私たちは解釈するのですが。
【次の発言】 その文言ですが、代行、委任というものと、したがって、憲法の四条にいう委任ということばは、これは特定の国事行為に対して特定の場合に、これをかわらしてやらしめるというのが憲法の四条の委任といろことであって、いわゆる今度の法律案の改正の中で代行という問題は一つの理由があるから、ある程度継続して特定の問題だけ、国事行為じ……

第46回国会 内閣委員会 第32号(1964/05/19、6期、民主社会党)

○向井長年君 特に自動車行政についてまずお伺いいたしたいのですが、今度のこの法案の中でも、東京陸運局の中で自動車部にかえて自動車第一部、第二部を置く、こういう形になっておりますが、現在全国で陸運局あるいは陸運事務所、この分布状態とそれからその範囲、これはどういうことになっておりますか。
【次の発言】 この分布はそういう形で大体ブロックといいますか、そういう形が行政区画的な、こういう形で出しておられると思うのですが、特に自動車の数ですね、こういう問題をここに加味されておるのですか、それともただ行政区画を中心にしたブロックで考えておられるのですか。

第46回国会 内閣委員会 第33号(1964/05/21、6期、民主社会党)

○向井長年君 三点ほどお聞きしたいんですが、時間もございませんから、一点だけ外務大臣にお聞きしたいわけです。それは何かというと、むしろ防衛庁が中心になる問題かもわかりませんけれども、外務省にも大きな影響を持っているわけです。水戸の射爆場の問題ですが、この問題につきましては、相当長い間返還なりあるいは移転問題が強く地元から要望されております。これは日米合同委員会でも問題になっているようですが、特に東海村等の日本の科学の粋をいく原子力センターがあるわけですね。その地続きになっているのが水戸の射爆場ですが、これについて地元におきましては、一日も早く返還あるいは移転をしてもらいたい、こういうことで強い……

第46回国会 内閣委員会 第37号(1964/06/04、6期、民主社会党)

○向井長年君 大臣にお伺いいたしますが、特に直接この法案の、いわゆる地方公営企業には直接関係ない問題でございますが、特に地方自治の確立、いわゆる最近言われておる広域行政、この問題についてお聞きしたいのですが、池田内閣のいわゆる歴代の大臣、いわゆる篠田大臣、あるいは早川、赤澤と、こう三大臣かわられているんですが、かわるたびにこの方針というものは変わってきているんですよ。たとえば篠田大臣のときには合併論を非常に強く出されておる、それから早川大臣のときには府県連合方式ですか、この問題を強く提起されておる、現大臣の赤澤大臣のときには地方行政連絡協議会ですか、こういう形で進みたい、次々とこういうように広……

第46回国会 内閣委員会 第38号(1964/06/09、6期、民主社会党)

○向井長年君 私の質問は、主として労働大臣の見解をお聞きしたい。七項目ほどの質問をしたいと存じますが、時間の関係もございますので、重点的に質問していきたいと思います。よろしくお願いいたします。  まず第一に、たびたび労働大臣にも個々にお会いいたしまして見解をただしておるわけでございますが、電気事業と石炭鉱業の保安に対して、昭和二十八年の八月、突如として時限立法で規制をいたしたわけですが、この問題については、憲法論と、また現実論と、二つに分かれるかと思います。したがって、まず憲法論からいえば、憲法の二十八条の、いわゆる「勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する……

第46回国会 内閣委員会 第39号(1964/06/11、6期、民主社会党)

○向井長年君 法案に直接の問題じゃないのですが、一点だけただしておきたいと思うのですが、先般これは国会でたびたび問題になっている問題で、歩積み、両建ての問題で、先般大蔵省から一応解消への基準と指導方針を出されておるわけですね。これは非常にけっこうだと思うのですが、これについて大蔵省の方針は、いわゆる検査報告とかあるいは自粛決定とか、こういう問題を中心にして出されておるのですが、面接、これから歩積み、両建ては全然やらさないという方針から出ておるのか。あるいは漸次漸減をするという立場から、少しずつはやむを得ないと、こういう方針なのか。基本的にどうであるかお聞きしたい。

第47回国会 予算委員会 第3号(1964/12/09、6期、民主社会党)

○向井長年君 関連。いま田畑委員の質問に際しまして、総理は、各党の党首会談、これは必要があれば聞く、こういうことを言われたんですが、どういう場合に必要があると考えられるのか。一般世論のやはり各党は国内的な代表である、こういう立場から、来年早々アメリカでジョンソン大統領に会われる前に、国内の世論という問題を、必要があればということは、どういうことで必要があると感じられるのか、その点をお聞きしたい。
【次の発言】 国内世論を佐藤総理は一応胸におさめて会われるんじゃないかと思うんです。そうして国際的な各国の情勢もにらみ合わせて最終的な判断をきれると思うんですが、国内世論の統一という問題については、こ……

第47回国会 予算委員会 第5号(1964/12/11、6期、民主社会党)

○向井長年君 関連。いま浅井委員から国鉄総裁に答弁を願って、国鉄総裁は国鉄の立場から現在の問題をるる説明があったと思うのです。その国鉄総裁の今後の国鉄のあり方について、いわゆる政府出資の問題とか料金問題とか、こういう問題を強調されて、それに対して運輸大臣は政府としてどうなんだ、こういう質問を浅井委員がやっておるはずなんです。ところで、いま聞いておりますと、松浦運輸大臣は、国鉄総裁が先ほどから訴えられた問題の補足をしているにすぎないのです。あなたは政府のいわゆる運輸大臣である。国鉄総裁ではないはずです。しからば、国鉄総裁がるる述べられた問題について、浅井委員が今後政府としてはそれに対してどう対処……

第47回国会 予算委員会 第6号(1964/12/12、6期、民主社会党)

○向井長年君 私は、総合エネルギー政策につきまして、まずお聞きしたいと思うんですが、時間の関係もございますから、その中の原子力開発につきまして質問をいたしたいと思います。  まず、原子力はいま理論の問題からいよいよ実用の段階に入ってきておると思います。そこで、ちょうど本年の八月三十一日にジュネーブで国連主催の第三回の平和利用の国際会議が開催されまして、日本代表もそこに出席されて、いまさらながら、わが国の原子力の立ちおくれを痛感して帰ったようでございますが、この立ちおくれに対する理由というものはどういうところにあるのか、おくれた理由、こういう問題につきましてまずお聞きしたいと思います。これは科学……

第47回国会 予算委員会 第7号(1964/12/14、6期、民主社会党)

○向井長年君 私は、民主社会党を代表いたしまして、政府提案の昭和三十九年度予算補正三案に対して、遺憾ながら反対の意を表明いたします。  前内閣の諸案件を前内閣の政策方針どおりに編成されたものでありまして、次のような憂慮すべき問題点を内包いたしておると思うのであります。  本案第一の問題点は、物価値上げ容認予算であります。佐藤総理は、本国会の所信表明の中で、物価抑制を強調しながら、実は国民生活の根底である主食と医療費の値上げについて、前内閣の方針をそのまま引き継いでおるのであります。  本案第二の問題点は、歳入補正編成にあたり、無定見な財源かき集め予算である点であります。  その一つは、既定経費……

第48回国会 商工委員会 第3号(1965/02/09、6期、民主社会党)

○向井長年君 一言だけはっきりしておきたい問題があるのですが……。
【次の発言】 簡単に。ちょっと大臣、時間ございませんし、藤田君のに関連した問題で、一つだけ確認しておきたいのですが……。
【次の発言】 委員長に指名してもらったのだから。
【次の発言】 簡単です。いいですか。

第48回国会 商工委員会 第14号(1965/04/22、6期、民主社会党)

○向井長年君 大臣、私もすわって質問いたしますから、どうぞひとつすわって答弁してください。  三案一括して上程されたのでございますが、具体的な問題に入る前に、中小企業政策の基本的な問題について、大臣に質問をまずいたしたいと思います。  そこで、三十九年度は中小企業にとっては非常に苦しい年であり、四十年度、本年度はますますきびしいのではなかろうか、特に、実際最近におきましては六月危機が叫ばれておると思います。したがって、こういう中小企業の危機に対して、政府はどういう施策をもって臨もうとしておるのか。いま出された三法案もそういうことを意味しておるものとは考えまするけれども、しかし、具体的に金融の問……

第48回国会 商工委員会 第15号(1965/04/27、6期、民主社会党)

○向井長年君 先日大臣が出られまして、政務次官に中小企業政策についての行政のあり方について一応ただしたんでございますが、この際大臣にひとつあらためて見解を述べていただきたいと思うわけであります。  それは、実は先般も申し上げましたように、中小企業者が日本には約四百万ある。なおここで働く人たちを含めますと、平均をとりまして五名といたしましても二千万、その家族を含めますならば二・五人なりあるいは三人なり、こういうことを考えますと、約四千万から五千万、日本の人口の半分が中小企業の中において生活をしておる。こういう重大な中小企業に対して、政府はもちろんいろいろな政策をとってまいっておりますけれども、十……

第48回国会 商工委員会 第17号(1965/05/11、6期、民主社会党)

○向井長年君 ちょっと私わかったようでわからないのですが、小規模企業振興対策の一環としてこういう共済法案なるものを出して救済しようということなんですが、これはいわゆる退廃業後における生活の安定あるいは事業の再建、転業、こういうところを中心に実施しよう、こういうことになっておりますが、これは結局一般にいう共済制度でしょう。しからば六十五歳という形、三十年満期掛金の場合六十五歳というのはどういうわけでそういうものを出したのか。一般的にいえば五十五歳が定年になり、あるいは共済関係の適用もあるわけですね。これを六十五歳という形で出されているのは何か意味があるわけですか。

第48回国会 商工委員会 第19号(1965/05/18、6期、民主社会党)

○向井長年君 いま提案理由の説明がございましたように、この法案は社会党の中田委員が発議されまして、各党、会派、商工委員が共同賛成をして理事会で決定されたものでございますが、当然かかる改正は政府みずからがやらなきゃならぬものだと、こう考えるわけなんです。こういうことが今日までやれ得なかった理由、それからこの法案に対しての所見を通産大臣から伺いたいと思います。

第48回国会 商工委員会 第20号(1965/05/19、6期、民主社会党)

○向井長年君 基本的な問題ですが、この第二条に、「通商産業大臣の諮問に応じて、」ということ、それから特に「エネルギーの安定的かつ合理的な供給」、そうして「総合的かつ長期的」とこういうことをいわれておるのですが、これは通産大臣、現在までは通産省所管として石油にしてもあるいは石炭、電力、ガス、すべてが通産省所管です。これが現在までは安定かつ合理的な総合的な長期計画、こういうことがやられておらないのかおるのか。これをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 たとえば先般審議しました石炭の問題ですが、かかるような問題は、一応石炭の合理的ないわゆる安定のためにああいう措置をとったと思うのです。これは長期で……

第48回国会 商工委員会 第22号(1965/06/01、6期、民主社会党)

○向井長年君 委員の任命の問題は別として、この総合エネルギー調査会が発足して通産大臣から諮問をする、この諮問のあり方ですが、これは総合エネルギーですね、今後わが国の総合エネルギー対策行政はどうしたらいいか、こういうかっこうの諮問のしかたもありましょうし、あるいは具体的には先般の石炭のような状態を電力とのかみ合わせ、あるいはその他石油とのかみ合わせというかっこうで部分的に諮問をするという問題もあると思うんですよ。この諮問のしかたは、大臣どういうい考え方を持っておられるのか。すべて総合エネルギーという立場から、具体的に調査会で一つの結論を出してくれ、わが国の総合エネルギーはどうしたらいいか、これを……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1965/03/31、6期、民主社会党)

○向井長年君 議事進行について。阿具根委員の質問中でございますが、大臣がまた予算委員会に出られると思います。ですから、局長その他政府委員の答弁はあとでできますから、まず大臣に質問を集中していただきたい、私も大臣に質問がありますから。
【次の発言】 基本論で大臣にお聞きしますが、いま阿具根委員からも質問がございましたが、大体佐藤内閣、あるいは所管の櫻内通産大臣は、総合エネルギー政策の中で石炭鉱業をどういう位置づけをしようとしておるのか。いま第二次有澤答申を実施するために一生懸命努力されておることはわかります。ところが、今後将来にわたって、やはりエネルギーの中においての石炭をどう持っていこうとする……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1965/04/02、6期、民主社会党)

○向井長年君 関連。石炭局長、あるいは参考人でもけっこうなんですが、これは一応受諾されたというのは、四十年度の引き上げ価格等ですね、いま参考人が言われましたのは。そうすると、四十年度だけがこういう形で了解はした、しかし、四十一年度以降はこれは別だ、白紙だ、数量も価格も白紙だと、こういうことなんですか。
【次の発言】 石炭局長、この間の質問の中でも、この価格を上げてこれを実施したところで、大手十社の中で、四十二年度までに立ち直れるところは三社程度だ、その他はまだまだ赤字である、あるいは中小炭についてはなおさらたいへんだ、こういうことを答弁されたんですよ、政府は。そうして四十一年度には軽減に努力す……

第48回国会 予算委員会 第8号(1965/03/10、6期、民主社会党)

○向井長年君 まず総理にお聞きしたいのですが、これは実は通告いたしておりませんので、ひとつ聞いていただきたいと思います。ちょうど先般わが党の曾祢委員から質問をいたしました、ベトナム問題のいわゆる平和解決への熱意を示せ、こういう点について総理に伺ったのでございますが……。
【次の発言】 特に、昨日の夕刊に出ておりますけれども、このベトナム解決に対して、国連の事務総長であるウ・タント氏から、新しい平和解決へのいわゆる提案がなされております。これに対しまして、わが国はアジアの一員とし、あるいはまた国連加盟国として、これを積極的に支持すべきである、こういうようにわれわれ考えるわけでありますが、総理の見……

第48回国会 予算委員会 第21号(1965/03/31、6期、民主社会党)

○向井長年君 私は、民主社会党を代表いたしまして、政府提出の昭和四十年度の予算三案について反対の意向を明らかにいたします。  一月末以来、今日までの衆参両院にわたる予算審議の期間を通じて、私が非常に遺憾に思いますことは、政府の答弁が現在の不況の本質と物価高に苦しむ国民生活の実態につき、十分なる検討がなされていないことであります。なお、また、この反省が非常に足らないことであります。  私が政府案に反対する第一の理由は、不況と物価高の克服について真剣に取り組む方針もなければ、具体策も貧弱な政府案に対して、基本的に賛成する余地が全くないからであります。昨年秋から最近に至る大企業倒産の続出は、山陽特殊……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1965/08/04、7期、民主社会党)

○向井長年君 ちょっと委員長……。どうせ次に、この所信表明に対する質疑が行なわれると思いますので、資料をお願いしておきます。特に、原子力船の平和利用に対する、現在開発されつつある五カ年計画ですか、そういう計画資料、これをひとつ配付していただきたい。これを要望しておきます。

第49回国会 予算委員会 第3号(1965/08/10、7期、民主社会党)

○向井長年君 私はまず外務大臣に質問をいたしたいと思いますが、シンガポールがマレーシアを脱退して独立が伝えられております。これにつきまして見通しと、なお詳細をどう政府はつかんでおるか、外務大臣から答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 いま外務大臣がいろいろと情勢なり見通しを説明されましたが、非常に複雑な状態を持っていると思うのです。ところが、まっ先にインドネシア・スカルノ大統領はこれに対する承認を与えるというようなことが報道されておりますが、こういう状態の中で、やはり日本といたしましても、相当関連を持つシンガポールだと思うのです。そういう中から日本政府はこれに対してどういう態度で臨むのか、……

第49回国会 予算委員会 第4号(1965/08/11、7期、民主社会党)

○向井長年君 私は、民主社会党を代表いたしまして、政府提出の昭和四十年度補正予算(第1号)に反対の意向を表明いたすものであります。  第一の理由は、国際通貨基金及び国際復興開発銀行に対する出資増額に伴う歳入補正について、政府案によれば、日銀保有の金の帳簿価格の再評価とインベントリーの一部取りくずしによる、いわゆる無理やり節段の結果、臨時的な収入に依存しようとしております。すでに大蔵省筋からは、本年度の租税収入は約一千七百億円程度の減収を見込まれております。また、政府は、財源調達にからむ公債発行は、昭和四十三年度までは絶対に行なわないと言いながら、幾変転の末、遂に年度内に全額日銀引き受けの赤字公……

第50回国会 商工委員会 第2号(1965/10/21、7期、民主社会党)

○向井長年君 関連。大蔵省が去年から一回か二回にわたって厳重なる行政指導なり勧告をやった、こういうことで、若干比率が成果をおさめつつある、こういうことなんですが、実は実態どういうようにつかんでおるのか。こういう実例があるのですよ。ということは、大蔵省がそういう形で非常に監督を強化していく。こういう状態になってくると、銀行は非常にずるくなって、いわゆる歩積み・両建てじゃない、あるいは拘束預金ではございません、まあしかし、これだけ貸し出ししたんだから、一挙に要らなければ預金をしてくれ、これは自発的預金ですね。非常にこれはいいことを言っているわけなんです。ところが、その中で何ぼか預金をさして、裏で念……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1966/02/24、7期、民主社会党)

○向井長年君 ちょっと関連。  いま、今後督励してやるのだということで、非常にけっこうなんですが、代々、科学技術庁長官が就任されたときは、同じような、やはりことしこそはという表明をされるのです。しかし、実際政府自体として裏づけも十分ではない。こういうことで消極的にならざるを得ない。これはやはり、科学技術庁という存在をもっと大きいものにしなければならぬと思うのです。したがって、やはり前のときにも、科学技術省にしなさい。昇格して省にして、もっと大きな規模で、そうして裏づけをとって、本気に取り組むという姿を打ち出すべきではないかということで、いまの佐藤総理の科学技術庁長官の時代にも、そういう意見を出……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1966/04/14、7期、民主社会党)

○向井長年君 まず、直接この法案に関係ございませんが、長官にお尋ねしたいんですが、長官は、所信表明の中で、科学技術基本法を今国会にぜひ出したいという意向を述べられたと思うんですが、しかし、これについて何か調整が難行しているようなので、現在どういうようになっておるのか、またその原因はどこにあるのか、この点、ひとつまずお聞きしたい。
【次の発言】 いま長官が言われるように、これはもう過去六年間慎重にいろいろ検討されて、少なくとも今国会へはこれは提案したい、こういう意欲を持っておったにかかわらず、自民党の文教部会ですか、まあ新聞紙上でも出ておりますが、こういうところで横やりが入って、いまだにそれが非……

第51回国会 商工委員会 第4号(1965/12/27、7期、民主社会党)

○向井長年君 前にも一回お尋ねしたのですが、とにかく、中小企業問題は非常に問題点が多いし、重要な繰越なんですね。したがって、今回の法案もそういう一つの一還として出されたこと、よくわかる。ところが、大臣にお聞きしたいのは、以前にも私は質問したのですが、とにかく、中小企業に取り組む姿勢が、実はどうもわれわれは納得できない点があるのです。これははっきり言いまして、中小企業庁長官は、意気込んで中小企業に取り組むような姿で、おそらく任命されてそのいすにすわると思うのです。ところが、一つの国会が済めば、言うならば通常国会済めば直ちにかわっているという、こういう実情が例年のようにあるわけです。これはやはり中……

第51回国会 商工委員会 第7号(1966/02/24、7期、民主社会党)

○向井長年君 ちょっと関連で一つ。  いま官公需の問題が出ているのですが、これは先ほど皆さんが言われたとおりなんですが、実際問題として、最終的にはやはり入札で大企業に負ける可能性があると思うのですよ。負けるというか、実際問題としてはそういうかっこうになってくるおそれがあるのです。それをカバーしようとすれば何といっても、これは建設問題だけじゃありません。一般の産業ですが、いわゆる産業分野を確立しなければならぬのじゃないかと思うのです、根本は。したがって大企業が中小企業の分野までいま大きく系列的に進出してきている、こういう状態が強いわけでしょう。したがって、やはり産業産業によってこれは第一次産業で……

第51回国会 商工委員会 第9号(1966/03/08、7期、民主社会党)

○向井長年君 それに関連して。公取委員長、先ほど数字を示して、若干実績は上がっている、こういうことなんですが、いま大蔵省なり公取がやかましいからということで、その裏を考えて、本人の意思でという立場から、念書を入れさしてですよ、そういう形をとられている事実があるわけです。そういう問題はその比率の中に入っていますか。
【次の発言】 入っている。
【次の発言】 それは大体借りるときに歩積み・両建て式のようなかっこうで預金されるのではなくて、若干日にちをおいて、適当な時期に自分がみずから預金をしたと、こういう形を用いておる状態があると思うんですよ。そういう問題はどうなんですか。

第51回国会 商工委員会 第13号(1966/03/24、7期、民主社会党)

○向井長年君 直接この法案には関係ないかもしれませんが、ちょうど島田局長が来ておられますからお聞きするのですが、先般、特に予算委員会でもちょっと大臣に質問いたしましたが、いま大企業が独禁法に抵触しない状態であるならば、個々に企業の合併、こういう問題が自動車の場合でも、あるいは繊維の場合でも、いま起きてきているわけです。過去において通産省から特振法が一回ならず二回出されてきて流れておる。こういう問題については、いまやはりそういう特振法はもう見合わせたのだ、自主的に個々にやるやつに対して助成というか行政指導をやろう、こういう考え方でおるのか、この点どうなんですか。

第51回国会 商工委員会 第17号(1966/04/12、7期、民主社会党)

○向井長年君 ちょっと一、二点質問いたしますが、私は不勉強でよくわからないのですが、特に近年、計量器産業の技術水準が高まったこと、一般の消費者の保護と、こういうところから基本的な必要が生じてきたと。これはどういうことなんですか、具体的に。この趣旨説明の中にあるわけですがね。

第51回国会 商工委員会 第18号(1966/04/14、7期、民主社会党)

○向井長年君 二、三点お聞きいたします。特に先般の委員会で永岡委員の質問の途上で私ちょっと質問しましてそのままになっておりますが、大体このいわゆる電気の測定器ですね、これについて今度は計量法に入れる、こういうことなんですが、技術水準が上がったということは、一般の度量といいますか、計量がそういう方向になったと、こういうことなんですか。
【次の発言】 電気計量器については、これは過去においては、明治以来ですが、ずっと検定は当時逓信省、ただいま通産省、こういうところで実施してきておりましたが、昨年、日本電気計器検定所法案というものを出されて、そこで一本化されてやることになりましたが、そうしますと、一……

第51回国会 商工委員会 第27号(1966/06/02、7期、民主社会党)

○向井長年君 大臣、非常にいわゆる前向きの法律でけっこうだと思っているのですが、具体的な問題はいずれまた質問いたしますけれども、現状、この官公需に対しては、これは事務的にどのくらいの。パーセンテージがいま現状として発注されているのか、こういう問題をつかんでおりませんか。  それからもう一つは、一応官公需という立場からこの法律が出ているわけなんですが、公共企業がありますね。特に公益事業、こういう問題、これの範疇には入らないと思いますけれども、そういうものに対してもこういう方向で指導するのか、しないのか、この点ひとつお伺いしておきたいと思います。

第51回国会 商工委員会 第32号(1966/06/25、7期、民主社会党)

○向井長年君 関連。通産大臣非常に国際的信義の立場から、まことに重要な法案であるから、今国会はあと余すところわずかですが、ぜひ通していただきたいと、こういうことでありますが、これは衆議院でいつ国会に提案されたのですか。
【次の発言】 通常国会の四月と言えば、必ずしも早いわけじゃありませんけれども、一応会期内でこれを審議して通過せしめようという重大な法案であるということですね。五月十七日で通常国会は終わっておるんですよ。その間に国会審議の最も責任ある委員長を出している与党は、なぜそれに対する促進を本日までしなかったか。いわゆる国会の四十日間の延長をして初めてこの問題が軌道に乗ったような感じなんで……

第51回国会 商工委員会 第33号(1966/06/27、7期、民主社会党)

○向井長年君 時間がございませんし、各委員からの質問もございましたので、私は一、二点簡単に質問をいたしたいと思います。  非常にむずかしい質問なんですが、堀田あるいは井上両副会長どちらからでもけっこうですが、本日まで特に会場を中心とし、いろいろな計画を立てて推進されてきておりますが、特に先般来、府が中心となったと思いますが、土地の買い上げ、これが非常に問題であって、大体これが済みつつあると、こういう中で今後推進されるうちで最も困難だと予想される問題はどういうことであるか、まずお聞きしたいと思うのです。  それからもう一つは、特に井上副会長からも先ほどお話がありましたが、会場整備はいいんでござい……

第51回国会 予算委員会 第4号(1965/12/27、7期、民主社会党)

○向井長年君 私は、民主社会党を代表いたしまして、政府提出の昭和四十年度予算補正案につき反対の趣旨を表明するものであります。特にわが党は本会議において反対討論ができないようでございますので、わが党の態度を明確にいたしたいと思います。  今回の政府案は、一般会計予算補正規模を六百五十一億円とし、歳出面では、人事院勧告に基づく公務員給与改善、災害復旧対策費、地方財政の赤字補てん等増額補正が千四百十二億円、これに対して、既定経費の節減、出資の減額、予備費の削減等で減額補正が七百六十一億円、歳入面では、公債発行二千五百九十億円を含む増額補正が三千二百六十一億円、これに対して税収減による減額補正が二千六……

第51回国会 予算委員会 第7号(1966/02/22、7期、民主社会党)

○向井長年君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま提案されております昭和四十年度政府関係機関補正予算(機第3号)に対し、次の理由から反対の意を表明いたしたいと存じます。 私の反対する第一の理由は、本案が、昭和四十一年度よりの国鉄運賃値上げを意図する国鉄運賃法改正案と一体化して初めて国鉄予算の審議となり得るものであります。私どもは、一方では全面的な値上げを策しながら、他方では借入金によって建設資金を調達しようとする国鉄予算のあり方に対して断じて承服できないのであります。  第二の反対の理由は、本案の趣旨が、四十年度において、輸送量の減少により、その収入減を安易な運賃値上げによって補おうと……

第51回国会 予算委員会 第13号(1966/03/16、7期、民主社会党)

○向井長年君 午前中の冒頭に、社会党の鈴木強君から沖縄防衛問題につきまして質問がございまして、これに対して総理が答弁されておりますが、一応了解はできますけれども、特にこの沖縄防衛に対しまして、わが党が一つの見解を出したのでございますが、この見解について総理はどう考えられますか、お尋ねをいたしたいと思います。  で、沖縄防衛に関するわが党の見解でございますが、三項目にわたって出しております。  一、沖縄はわが国の領土であり、憲法第九条がわが国の自衛措置まで禁止しているものでないと解する限り、基本的に沖縄に対するわが国の防衛権が存在することは当然である。  二、しかし、平和条約第三条によって沖縄の……

第51回国会 予算委員会 第23号(1966/04/02、7期、民主社会党)

○向井長年君 私は総括質問を行なうのでございますが、非常に時間が短時間に制約されておりますので、主として総理にお聞きいたしたいと思います。  まず第一に、先般来問題になっております韓国の拿捕問題につきまして、特にわが党は日韓条約に賛成した立場でございまして、かかる事件の惹起したことはまことに遺憾しごくでございます。今後こういう事犯が絶対起こらないために真相を究明し、これに対する措置をとらなければならぬ。先般の予算委員会におきまして、外務大臣はこれに対して来週くらいに賠償を請求する、こういうことを言われておりますが、この点、当然かと思います。したがって、外務大臣なり総理の決意のほどをまずお聞きし……

第52回国会 商工委員会 閉会後第4号(1966/10/31、7期、民主社会党)

○向井長年君 大臣にお聞きしますが、鉱毒問題がいろいろと質問されておりますが、実は私は奈良県宇陀郡菟田野町で、野村鉱業所の大和水銀鉱業所というのがございますが、ここの水銀等の被害でございます。これについてまずお聞きしたいことは、鉱害の定義、と同時に、その責任の帰属はどこにあるのか、まず第一にお聞きしたい。鉱害の定義、鉱害というか鉱毒の定義。なお、責任の帰属。
【次の発言】 しからば、鉱毒の発するような設備、この設備の改善と申しますか、こういう問題については、少なくとも監督官庁というか、これが責任があると思うのですね。で、この問題について、ちょうど具体的な問題を申し上げますと、奈良県の宇陀郡の菟……

第52回国会 予算委員会 閉会後第1号(1966/11/10、7期、民主社会党)

○向井長年君 総理にお尋ねいたしますが、十二月一日に自民党の大会をやって、その後直ちに内閣改造するというようなことを言われておりますが、これはさようですか。
【次の発言】 ちょうど三カ月ほど前に佐藤内閣が改造されて、りっぱな大臣方を任命された。それを、少なくともその後三カ月たつかたたぬ間に、改造しようとするのは、適格者がいないと、こういうように判断されておるのですか。
【次の発言】 しからばなぜそういう国民の批判を受ける大臣をやめさせないのですか。
【次の発言】 これはやはり佐藤内閣の、総理の責任ですね。したがって、そうなればやはり総辞職か、総辞職しなければ、その問題を国民に信を問う、こういう……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第19号(1967/07/21、7期、民主社会党)

○向井長年君 時間がございませんから、二、三点質問いたしますが、特に総理、いままでお答えありましたように、いま社会問題化している公害の問題について、今回、国民の要望にこたえてこの基本法ができることは、非常にわれわれは賛同いたしておるんでございますが、そういう意味から考えて、先ほどからお話ありましたように、この法案の中で、いわゆる十数省にわたりいろいろな関連を持っておると思いますが、そういう中で一元化するために公害対策会議なるものをつくられるわけですが、これは総理、相当強いリーダーシップをもって当たらなければ、どう考えても現在の各省のなわ張り根性というか、これは非常に強いと思うんですよ、われわれ……

第55回国会 商工委員会 第3号(1967/03/29、7期、民主社会党)

○向井長年君 阿部委員から質問がございましたが、この時限立法というか、これは四年ごとにやるが、この四年の根拠は、先ほど言ったように見通しが立たないものか。立たなければ四年にしても八年にしてもいいが、その根拠がわからないが、それはあれですか、こういうプラント輸出の法律を出すということについては問題は、業界にそういうことを促進するために政府保証の問題、あるいはまた場合によれば、不安定の国々に対していわゆる国が保証しているのだという信用を持たす目的であるのか、目的はどちらに持っているか、この点いかがですか。
【次の発言】 佐藤総理の所信表明の中でも、中小企業対策に万全の方策を講じていく、こういうよう……

第55回国会 商工委員会 第5号(1967/05/23、7期、民主社会党)

○向井長年君 情報センターは科学技術庁でしょう。あれ二年前に移転したじゃないですか。したでしょう、しましたね。このときには私は科学技術庁やっておったのですが、そのときに、先に移転というかっこうでこの問題出されたのですよ。いま例がないと言うけれども、二年ほど前に情報センター移転したでしょう。
【次の発言】 都内でも移転して工事をやったでしょう。そのときにその問題について科学技術庁から出されたですよ。
【次の発言】 もちろん予算も含めて出したですよ。

第55回国会 商工委員会 第7号(1967/05/30、7期、民主社会党)

○向井長年君 中小企業問題につきましては、特にいま当面する問題は、何といったって税制、金融、労働力、発注、こういう問題が中心ですが、これはまあ時間がございませんから私は後日に譲りますが、ただ一点だけ、この法案も課税の特例法ですね。したがって、税はあくまでも公平でなければならぬ、こういう立場で実は先般の予算委員会でも通産大臣にお聞きいたしましたが、不公平な税金をいま中小企業で取っていますね。それと同時に、政府の力で直ちにでも改正できるやつをしてないんですよ。もっと大きな問題は、税の公正から考えて、先般予算委員会で質問しました中小企業に対する電気ガス税はどうしようというのですか。大企業には免税をし……

第55回国会 商工委員会 第16号(1967/07/11、7期、民主社会党)

○向井長年君 本案に対して特に衆議院におきましては二十一回の審議を行ない、相当長期間にわたってこの審議がなされておりまして、いろいろ不明確な点がある程度明らかになったと思います。そうかといって、本院におきましても慎重審議をしなければならぬ使命を持っておりますし、しかし会期もわずかになっておりますから、こういう点を勘案いたしまして、できるだけ簡明な形で質問もし、また答弁を願いたい、こう思うわけであります。  まず、実はこの法案が本会議において趣旨説明がなされたときに、私がまず第一に質問したことは、今後この科学技術の振興は二十世紀後半の各国の課題であるということ、したがって資源の乏しいわが国におい……

第55回国会 商工委員会 第17号(1967/07/13、7期、民主社会党)

○向井長年君 一昨日、概略の質問を長官はじめ科学技術庁にいたしたわけでございますが、特にその中で、まあ通産にも関係いたしますけれども、この今回の事業団発足に伴って、今後の原子力行政という立場で、今度の事業団発足も、御承知のようにまず科学技術の振興という立場、それからもう一点はエネルギー政策という立場、二つの両面を持っておると思います。したがって、事業団ができた、あるいはある程度軌道に乗ったということで、すべて原子力の開発がこれで緒についたということではまだないと思うのです。この点について、少なくとも今後原子力はエネルギーの最先端をいくという立場を持ちますから、これに対するいわゆる原子力開発につ……

第55回国会 商工委員会 第19号(1967/07/20、7期、民主社会党)

○向井長年君 関連。いま近藤委員から大体触れられたと思うのですが、この現行法はそのままにして、新しく創設するということですが、今後しからばこの現行法は今度創設されるほうに吸収していくと、こういう基本的な考え方を持っておられますか。この点どう考えるのですか。
【次の発言】 有利な点があると思いますが、したがって、将来その有利な点を今度の法に繰り入れてこれは将来これに吸収していく、こういう基本的な考え方ではないかと思うのですが、あくまでも二本立てでずっといくと、こういう考え方でいくのか、この点いかがですか。
【次の発言】 時間があまりないようでございますので、二、三点ちょっと質問いたしますが、いま……

第55回国会 予算委員会 第12号(1967/05/12、7期、民主社会党)

○向井長年君 私は、ただいま問題になっております核拡散防止条約問題につきまして、特に政府の態度並びに現在の情勢の認識、そうして今後の政府の行動、決意等をお聞きしたいと思うんです。外務大臣が四十五分に来るということですが、まだ見えておりませんが、特にこの問題につきましては、たびたびの委員会なりあるいは本会議でも質問をいたしておりますが、拡散防止条約草案について、米ソの案が近々中にまとまるようであったかと思ったのですが、昨日の新聞を見ますと、アメリカがこれに対する修正案なるものを出しております。したがって、まことに微妙な形に動きつつあるのではないかと、こう考えますが、政府の今後の見通し並びにこれに……

第55回国会 予算委員会 第20号(1967/05/26、7期、民主社会党)

○向井長年君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和四十二年度予算三案に反対の討論を行ないます。  申すまでもなく財政が景気安定的要素として働くためには、景気浮揚だけではなく景気の鎮静にもその機能を発揮しなければなりません。今年度の経済は、すでに明らかのように、自律的成長段階に入り、過熱のおそれありと判断されております。したがって、財政の景気調整政策の首尾一貫した運営をはかるためには、当然財政の姿は引き締め基調に転ずべきであります。  以上の観点から、私の反対第一の理由は、本予算案が景気を刺激するような大型予算であり、景気過熱を助長するおそれがあるからであります。……

第58回国会 予算委員会 第20号(1968/04/15、7期、民主社会党)

○向井長年君 私は、まず外務大臣にお聞きいたしたいと思いますが、いまベトナム和平の交渉する具体的な問題で候補地が問題になっておりますが、この候補地が、いまどういう国々が候補地にあり、あるいはまた、どの国でやられるか、その見通しについてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 日本が候補地にあがらぬのは、これはどういうわけですか。アジアの先進国と言われておる日本が、しかも、地理的にも最も適当だと思うのだが、そのあがらない理由はどういうわけですか。
【次の発言】 わが国の憲法の前文にこういうことがあるのですよ。「われらは、平和を維持し、専制と隷従、壓迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてみる……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1968/09/10、8期、民主社会党)

○向井長年君 議事進行ですが、きょう朝、おそらく理事会できょうの委員会の進め方について打ち合わせられたと思います。これをひとつ、一応どういうかっこうであるか、発表していただきたい。  そしてまた、担当大臣が出ていないんですよね。どういう都合でそうなっておるのか、これは理事の方は知っているかしらない。出ていなければわからない。これはひとつ委員長のほうから報告願いたい。
【次の発言】 たいへん忙しそうでありますから、私は二点大臣に特に質問いたします。  いま同僚議員からも言われましたが、九月五日に米審の答申が出ておりますが、大体有力意見としては、消費者米価は再検討しろ、こういう答申のように伺うわけ……

第59回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1968/10/25、8期、民主社会党)

○向井長年君 九月十日の本委員会で私は西村農林大臣に鶏卵価格基金問題でお尋ねいたしましたが、大臣は、不勉強で十分今後勉強して後日答弁をいたします、こういうことであったわけでございますが、その後研究されたかと思いますが、しかしまあ大臣非常にお忙しいからまだかもわかりません。そういうときには局長からもお答えいただきたいのですが、その委員会におきまして、私は農林省の平松参事官ですか、これから答弁をいただきましたが、納得できない。これはなぜかというならば、まずこの安定基金というものはどういう目的でつくられたものか、この点をまずお聞きしたいと思う。したがって、この目的に沿うてこの運用をやらなければならぬ……

第60回国会 商工委員会 第2号(1968/12/17、8期、民主社会党)

○向井長年君 いまの質問に関連してですが、物価の問題で、ここにあるのはなかなかりっぱなことを書いておりますが、これは非常に具体性がないのですね。ただ抽象的に書いておるだけで、先ほども話がありましたように、この経済の成長が一二%だと。そうするとこの経済の成長に見合って物価はどうせ上がりますよ。これは若干の上がりは認めなければならない。どれくらいが適正だと思っておりますか。いま何か来年度五%だと大臣は言っておりますけれども、経済の成長に見合った物価の上昇というものは適正がどのくら  いか、この点を伺いたい。
【次の発言】 私は、その経済の成長が一二%だったら適正の物価はどれくらいかということを聞い……

第60回国会 農林水産委員会 第2号(1968/12/19、8期、民主社会党)

○向井長年君 実は私は三十分時間をいただいているのですが、若干ほかの委員会もございますので、基本問題について大臣に質問いたしたいと思います。  実はたびたび大臣が交代して就任した際には、常にこういう所信表明がなされます。この所信表明は、ほんとうにこれはもう簡単であって、同じようなことを常に言われるんです。しかし、私は所信であるから取り組む姿勢、あるいはまた心がまえと、まあこういう形で言われたものであるということで、私は一応了解しておるわけでございますけれども、しかし、先ほども言われましたように、またここにも書かれてあるように、「日本の経済の豊かな繁栄は」と、まあこういうことが書かれております。……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1969/04/16、8期、民社党)

○向井長年君 全く不勉強で申しわけないのですが、参考人の御三方にお尋ねいたしますが、宇宙開発委員会の性格、特に先ほどからも意見として言われております、今後早急に事業団をつくって、宇宙開発に備えたい、こういうお話もございましたが、大体、宇宙開発委員会というのは、先ほど森先生も言われたように、ビジョンをつくり、あるいは計画を持ち、実施に移していこう、こういうことだと思うのですが、そうなりますと、その実施部隊は、どこでこれがおのおのやられるのか、あるいは、今後事業団がつくられれば、その事業団というのがいわゆる研究開発部隊になるのか、あるいはまた、ただそこの一つのボード的な性格になるのか、この点ちょっ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1969/06/06、8期、民主社会党)

○向井長年君 長官にお伺いしますが、先ほどから、今回の事業団は一元化したと、実施機関として一元化したということをたびたび言われておるのですが、非常にけっこうなことであります。一元化ということはいいことであります。ところで、政府の今日までの態度として、そういう機関を一元化していく方向を、今日までほかのものはとっていないのです。特に、三年前につくられました原子力の動燃事業団、これに対しまして、特に、当時は二階堂長官でしたか、鍋島さんもおられますけれども、われわれが当時、なぜ原子力開発を一元化しないのかと、事業団をつくるならば、特に東海の研究所もあるのではないか、これを合わせて原子力開発の一元化をは……

第61回国会 議院運営委員会 第4号(1969/02/14、8期、民主社会党)

○向井長年君 防衛庁長官に質問しますが、衆議院では九時四十分に呼び出しを受けておる。参議院においては本会議が十時である。そうなれば大体衆議院の予算委員会は十分程度で自分は参議院に来られる、こういう一つの判断を持たれたのですか。それであるならば話は別でありますが、そうじゃなくて、その質問におそらくある程度時間がかかるということで、参議院本会議が十時からということであるならば、長官としても事前にその問題の了解を得なければならぬ責任があると私は思うが、その点いかがですか。
【次の発言】 防衛庁長官、そうであるならば、入ったときに、参議院では本会議が十時にあるのだから、十時にはぜひ出していただく、十分……

第61回国会 議院運営委員会 第21号(1969/05/23、8期、民主社会党)

○向井長年君 今回の会期延長の根拠まことに薄弱である、あるいはまた、衆議院においての会期延長に対するルールを踏みにじっている、こういう点もあわせまして反対いたします。

第61回国会 議院運営委員会 第27号(1969/07/03、8期、民主社会党)

○向井長年君 関連して。これはどうなんですか、ちょっとわからないのですが、こういう公団というものは大体政府出資で、そういう性格をもっている。その人がほんとうに御苦労いただいて勇退される、やめていかれる、これは当然退職金は支給しなければならぬと思います。その人がその公団をやめて、また同じ政府から出る職に転向される。いわゆる土地鑑定委員はそうなるのですが、そういったものについても同じように考えられるわけですか。退職金というものは、これはちょっと性格が一いままで政府出資公団でやられておった、それが続いてほかへかわられるという場合の支給と、ほんとうに御苦労いただいて勇退するのと、やはり性格は違うと思う……

第61回国会 商工委員会 第19号(1969/07/15、8期、民主社会党)

○向井長年君 あまり私時間がございませんので簡単にいたしますが、特にさきに各委員から質問されたことで重複するかと思いますが、その点よろしくお願いをしたいと思います。  特に最近出願が非常にふえている、こういう問題で特に政府としては、こういう出願がふえることは望ましいことであるのか、あるいはまた処理上困ることであるのか、どういうことなんでしょうか、まず第一に。
【次の発言】 一面歓迎であって、一面質の向上、こういう二面を持っておる、こういうことなんでありますが、こういう改正案を出さなければならぬという理由は、ここに補足説明の中に書いてありますけれども、やっぱり一つには技術革新に伴っての出願が多く……

第61回国会 農林水産委員会 第30号(1969/07/08、8期、民主社会党)

○向井長年君 関連。いま沢田議員から質問されましたが、特に公職といってもいろいろな公職があると思います。しかしながら国会、いわゆる衆参両院でございますが、この議員は、幾ら一つの職業を持っておっても、専門的に農協関係だけの業務じゃないと思います。議員の立場から考えますならば、すべての、あらゆる国政に対するいろいろな角度から勉強して、そして推進しなければならぬ、こういう一つの使命を持っておる、国民を代表するという、憲法において。そういう中から、そういう兼職は好ましくないという考え方が大臣、あってもしかるべきだと思う。したがって、まあ法律で禁止するとか、そういうことは別といたしまして、そういう重大な……

第61回国会 予算委員会 第10号(1969/03/11、8期、民主社会党)

○向井長年君 まず、総理大臣にお伺いいたしますが、沖繩問題につきまして、総理は昨日まで、白紙である、現在まだ白紙であるということを、各委員会なり、あるいは本会議で主張されてまいりました。ところが、きのう突如として、本土並み、核抜き本土並みというような形で答弁されておるわけです。これはわが党が長年主張してきた問題でございまして、好感をもってこの問題につきましてはわれわれ迎えております。しかしながら、まだ、これに対して不安を感じる面があるわけであります。その点について若干質問をいたしますけれども、その前に、総理が昨日突如として、社会党の前川君の質問に対して、そういうような表現の答弁をされた。これは……

第62回国会 議院運営委員会 第1号(1969/11/29、8期、民社党)

○向井長年君 後ほどお答えになることでけっこうでしょうが、この問題ではなくて、会期のきめ方に、私はいつも毎国会、疑義を持っているのですよ。これは、両院議長が協議してきめるとなっておりますね、そうですね。両院議長が協議してきめるということになれば、まず、参議院が二院として、法案にしても、すべてがあとにかかってくるのですから・常にこれは日にちが短期間で審議する、こういう結果になってきて、毎国会、参議院はこれに苦労しているのですよ。そうすれば、会期のきめ方については、かえって参議院が、それに対する主導権といえばおかしいけれども、それの主張というものは強くあってしかるべきだ。それに対して、ただ協議する……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第4号(1970/09/12、8期、民社党)

○向井長年君 外務大臣も見えたようですし、総務長官への質問時間もありませんので、三、四点、簡単に質問いたしますので、御答弁願いたいと存じます。  琉球政府がさきに立てた長期経済開発計画、この問題について、特に本年度の計画では、年平均千億円の本土からの援助額を必要としておると思います。そういう中で本年度はこの予算をどう立てられるのかということがまず第一と、それから、こうした復興計画を推進する上では特別措置法というものが必要ではないかと思うのです。そうであれば、次の通常国会で――あるいは臨時国会になるかもしれませんが――特別措置法を提案される意思があるのかないのか、これをまずお伺いしたいと思います……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1970/03/17、8期、民社党)

○向井長年君 もう四時でございまして、時間もあまりありませんから、二、三ごく簡単に質問いたします。  特に私は、この場所で長官に言うことはおかしいと思うのですけれども、いま岩動委員からもお話がありましたが、佐藤総理というか、日本政府は、確かに、直接国民生活に直結する年度々々の問題については、これは圧力団体もありますし、そういう中から、非常に積極的に予算なりその他はやると思います。科学技術の問題につきましては、これは非常に重要であり、しかもまた、推進しなければならぬ重要なものを持っていながら、どうも消極的ではないかというような感じが何となくするわけであります。まことに申しわけないことであります。……

第63回国会 商工委員会 第17号(1970/05/06、8期、民社党)

○向井長年君 ちょっと関連をして。  いまの鈴木さんへの答弁聞いておりますと、行管のほうがいわゆる事業団をつくることはあまり好ましくないということで、それをできるだけ制限しようと、これはわかるんですよ。しかし、必要な事業団はつくるべきなんです、これは。そこを無理やりにつくったらいかぬと言われるものだから、こういう特別の特殊法人をつくっていこうとするところに無理があるので、この点、政府は少なくともやっぱり自信を持ってこれは事業団として必要だというやつは出していいんじゃないですか。私は、事業団をやたらにつくって、必要でない事業団をつくって、そして役人天下りのいわゆる就職口にしてみたり、あるいは国家……

第63回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1970/10/27、8期、民社党)

○向井長年君 大臣は二時半に退席ということになっておりますね。委員長、時間が延びて、十分で大臣に私と河田君とが質問すると、こういう時間しかないのですが、そういうことですか。大臣の時間はそれぐらいですか。二時半に退席されるのでしょう。
【次の発言】 そうすると、河田君と十分で分け合って質問すると、こういう結果になりますので、そのあとは林野庁長官に私は具体的にお聞きいたしたいと思います。  実は、私は、林野行政全般について大臣並びに林野庁長官に質問いたすわけでございますが、これについては一般林政、あるいはまた国有林改革、こういう二点に分かれるかと思います。先ほど北村君から除草剤の問題あるいは特別会……

第63回国会 農林水産委員会 第5号(1970/03/24、8期、民社党)

○向井長年君 もう時間が六時でございまして、大臣朝から予算委員会でおつかれと思いますので、実は米の生産調整の問題、減反あるいは転作、休耕、いろんな問題について具体的にお聞きしたがったのでありますが、これはまたの機会にいたしたいと思います。  そこで総合農政、総合農政と言われているのですが、この問題について国民はこれはあまり総合農政といってもわからないのですよ。これは私はこういうように解釈するのですが、こういうことでいいのかひとつ大臣にお聞きしたい。  先般りっぱな所信表明を拝聴いたしましたが、実は総合農政というものは、国民の生活は衣食住の三つの問題が中心ですね。ところで衣やあるいは住という問題……

第63回国会 農林水産委員会 第16号(1970/05/07、8期、民社党)

○向井長年君 今回農地法、農協法の改正の法案が出ておりますが、これに対して農政の基本的な方向として倉石農林大臣にお聞きしたいと思いますが、わが国の農地法は世界にもまれにみる特殊な法律を位置づけしてまいったのであります。一つは、戦後の食糧不足に対応して農民に土地の所有権を持たせることによって所有意識を増産の方向に意欲を持たそう、こういうことが大きな目的であった。と同時に、もう一つは、やはり国民経済の要求を解決するものとして、根本的には農村の民主化が必要である、農地所有関係者を民主的に改革するという両面があったと思うのであります。そういう中で特に今回、今日のごとく高度工業社会において非常に農業のあ……

第63回国会 農林水産委員会 第18号(1970/05/11、8期、民社党)

○向井長年君 一点だけお聞きしますが、この法案の骨子は、大体外国へ日本米を売るということですが、売り渡しの問題ですが、これは政府直接の問題と、もう一点はその他の、というのはこれは業者だと思いますけれども、この二点に分れておりますが、これは重点をどっちに置いているのですか、重点を。政府が直接外国政府なりあるいはまたその他これに類するところに積極的にこれを売り出そう、こういうことであるならば、それに対する現在の見通しはどういうところに持っておるのか、あるいはそのベースはどれくらいの政府ベースをもって進もうとするのか、この点。それから民間の場合には、民間に委譲して民間がやるということになれば、これま……

第63回国会 農林水産委員会 第19号(1970/05/12、8期、民社党)

○向井長年君 議事進行について。  私は理事に出ておりませんので、打ち合わせの内容は存じておりませんけれども、この法案が、いま委員長が発言されましたように、質疑が尽きたということのようでございます。質疑が尽きれば直ちに討論採決をする、あるいは附帯があれば附帯をつける、こういうことが本来の議事の進め方かと思う。私は政府に特別協力する意味じゃございませんけれども、いわゆる会期末二日、あす一日になって、質疑が尽きたものを採決せずしてそのまま持ち越そうということはどういうことか、ひとつ説明を聞きたい。(「理事会できまっているのだよ」と呼ぶ者あり)だから、その理事会できまった理由を聞いている。

第63回国会 農林水産委員会 第20号(1970/05/13、8期、民社党)

○向井長年君 まず大臣にお聞きしますが、一般論として、年金の概念というのはこれは何ですか。一般論としていえることは、年金の概念、先ほど国民年金局長からも若干言われましたけれども、年金の概論ですね、これはまずどういうように考えておられるか。
【次の発言】 いま大臣が言われましたように、当然そうでなければならぬと私も思います。いわゆる連帯的な社会保障制度である。老後のやはり安定でなけりゃならぬ。生活安定ということが重点となってくると思うのですが、そうならば、これは農業者年金の場合においても、先ほども沢田君から質問がございましたが、全般はそうあらねばならぬと思うのです。たとえば先ほど言った漁業の問題……

第63回国会 予算委員会 第4号(1970/03/04、8期、民社党)

○向井長年君 関連。ただいまの質問で、査察についてユーラトム諸国とIAEAの査察の不平等を解消していくのだ、こう言われておるのです。具体的にしからばどうするかといえば、管理制度等の簡易化を主張している、こういうことですが、このユーラトムのほうではわが国の主張に対してこれまた反対するでしょう、おそらくや。そこで、この簡素化の具体的措置というものは、これは不明確だと思うのですよ。この点ひとつ科学技術庁のほうで具体的にどういうように、燃料の問題等もあわせて御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 私は民社党を代表して、ただいま議題の昭和四十四年度補正予算両案に次の理由から反対いたします。  そ……

第63回国会 予算委員会 第9号(1970/03/27、8期、民社党)

○向井長年君 きょうは佐藤総理の誕生日のようでございまして、おめでとうございます。さぞかし私の質問に対しましては満足のいける答弁があろうと期待いたしております。  そこで、本論に入ります前に、二点ほどお伺いいたしたいと思いますが、その一点は、きょうのニュースで私聞いたんでございますが、この四月の早々にソ連が日本海といいますか、能登近海並びに土佐沖の近海、しかも接近した近海で射撃演習をやるようでございますが、これに対して、これは当然公海上でございますから、やる権利もありましょう。しかしながら、いろんな情勢で中止を要請する権利もあると思います。日本政府としては、これに対してどういう態度をもって臨む……

第63回国会 予算委員会 第10号(1970/03/28、8期、民社党)

○向井長年君 関連。今回のこのソ連の演習を新聞でながめ、先ほど外務大臣から報告を聞いておりますと、これは日本本土を目標にしたような演習のように私は考えるわけです。そこで、これに対して特にソ連側はあまり深刻に考えていないような報道のように聞くんですが、特に防衛庁長官にお聞きいたしたいんですけれども、通常演習であるから通報の義務はないというようなことが新聞に出ております。通常演習と特別演習とどういう違いがあるのですか、これをまずお聞きいたしたいと思います。  なおまた、国際法上、公海においての通常演習であればこれは通報しなくてもいいが、特別演習であれば通報しなければならぬことになるわけですか。そし……

第63回国会 予算委員会 第12号(1970/04/01、8期、民社党)

○向井長年君 関連。  最善の努力をされていることはよくわかりますが、乗客の中にも、もう精神的にも、何とか早くおりたい、こういうことから、北鮮、目的地に行くような要請があるようでございますが、特に人命の安全という立場から考えまして、昨日、板付から金浦飛行場へ参りましたけれども、これはすべて石田機長の判断のもとにやられたということを報告されております。そうしますと、最終的に、場合によれば、北朝鮮に石田機長も人命尊重の立場から行かなければならぬという事態も起き得ると思います。そうしたときに、昨日の飛行に対して、いま鈴木君からも話がありましたが、三十八度線のあたりで対空発砲があった、あるいはアメリカ……

第63回国会 予算委員会 第16号(1970/04/06、8期、民社党)

○向井長年君 突如として起きた問題ですから、これは政府当局も最善を尽くして、結果的には人命の救助ができたということにつきましては、これは私たちも喜ぶものであります。ところが、率直に言って、結果論になるかもしらぬが、この問題に対して、特に当初板付飛行場に着陸した当時のこの状態の中では、政府の意思統一が事実上できておらなかったのではないか。先ほど鈴木君からもお話がありましたが、外務は外務、運輸は運輸、あるいはまた防衛は防衛と、こういう立場で、それぞれの立場で人命救助のための努力をされた。こういうことで政府の意思統一がほとんどなかった、こういうように私は考えるのですが、この点いかがであったか。  あ……

第63回国会 予算委員会 第19号(1970/04/11、8期、民社党)

○向井長年君 ちょっと関連。先ほど萩原委員の質問中に、大蔵省の主税局長が、法務大臣の答弁ではなく一政治家としての答弁であるというような、こういうことを言われておりますが、これはまことにけしからぬことだと思います。質問の趣旨を十分聞かずして、それに対する答弁が若干あいまいであったことは事実であります。それに対して、政治家としての答弁であって法務大臣の答弁ではないというようなことを、主税局長がそういうことを言っている。これはどういうことなんですか。
【次の発言】 法務大臣の答弁に触れたでしょう、法務大臣の答弁はそれは法務大臣としての答弁ではなく政治家としての答弁だというようなことをあなたは言われた……

第63回国会 予算委員会 第22号(1970/04/17、8期、民社党)

○向井長年君 私は、民社党を代表して、ただいま議題の昭和四十五年度予算三案に、次の理由で反対をいたします。  理由は多くありますが、ごく簡単に、抽象的でございますが、四点を指摘したいと思います。  その第一の理由は、切実な勤労国民の一致した要求であります大衆減税について本格的に取り組まなかったこと、そして利子配当課税、法人税、交際費課税などの不合理に対し、一部手直しした程度でお茶を濁したことに対する不満であります。  第二にあげます理由は、防衛関係費の大幅増加、すなわち専守防衛について国民合意の確立に努力もせず、ただ自主防衛の名に隠れ、ひとり政府ペースで防衛力の増設をはかろうとする姿勢に対する……

第64回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1970/12/16、8期、民社党)

○向井長年君 関連。そういう問題について戸別訪問を禁止しておる、この立法精神というか立法趣旨は那辺にあるかということですよ。問題は、私たちから解釈するならば、いわゆる金品の授受がそういう公の場所でなくて個々の場所でそういうものが行なわれ得る要素があるというところからこれはやっぱり禁止しておると思います。そうなれば、その政策ポスターとかあるいはビラを渡すとか、そういう問題について戸別訪問の問題について、そういうふうに解釈されるということは私は非常におかしいと思う。だから私が聞きたいことは、戸別訪問のいわゆる禁止しておる立法精神は何かということをまずお聞きしたい。だから、たとえば私の言うようなそう……

第64回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1970/12/18、8期、民社党)

○向井長年君 私は本法案に、まあやむを得ず、現状、賛成する立場でございます。そういう立場から基本的に選挙は、あるいは選挙運動は自由でなければならぬ。こういうことを私は思うわけなんです。ところが、現状、有権者と申しますか、あるいは選挙運動員というか、こういう中で、まだ政治意識が十分ではないというような点もあるわけです。そういう中から何らかの規制あるいは限界があろうかと思うのですが、しかし、こういう問題について根本問的に選挙で、自由を奪っていくということは、これはいけないということじゃないかと思うのです。この点についてまずやはり基本的な問題あるいはまた現状においてやむを得ないということを、どういう……

第64回国会 農林水産委員会 第5号(1970/12/17、8期、民社党)

○向井長年君 さきの質問者が質問されて重複する点があるかもしれませんが、私五点ほど質問いたしたいと思います。  まず農用地の土壌汚染防止法案が成立した場合の効果についてでありますが、本法案は従来の鉱毒対策土地改良事業によって救うことのできない人為的な土壌汚染防止を補ったものであるが、その限りにおいては私は非常に意義があると思います。しかし問題は汚染地域の指定をして、対策計画を定めた後、実効について本案は何も規定してない、こういうことでございます。これでは本案の役割りを果たせないのではないか、こういうふうに思うわけです。この点についてお伺いいたしたい。

第64回国会 予算委員会 第1号(1970/12/15、8期、民社党)

○向井長年君 まず、最初、日米繊維交渉についてお伺いいたしたいと思います。  総理は、日米繊維自主規制の問題については、アメリカと互譲の精神、こういうことでいろいろと折衝を続けると、こう言われておりますけれども、互譲というよりも、押され押され、いまや後退一方になっておるのじゃなかろうかと、こういうように私は感ずるのであります。そういう意味で、ただいまの日米交渉の現況を、これはまあ通産大臣であろうと思いますが、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 政府は、日本政府案を示して、業界の意見を聞かずして、まず政府みずからの案をもって訓令等で折衝を続けたと思いますが、先般自民党の福田代議士はじめ……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1971/04/16、8期、民社党)

○向井長年君 まず、長官にお伺いしますが、国会で法案を審議した過程で附帯決議をつけるわけですが、この附帯決議に対して、長官は、もちろん、尊重しなければならぬと、こういう形で言われておりますけれども、これをどう解釈されておるのか、国会の附帯決議というものは、これはやはり尊重して、生かして、それを次の法案改正等、あらゆる政策の中で入れなければならぬということに私たちは思うのですが、この点について、附帯決議に対するものの考え方、これをひとつお聞きをしたい。
【次の発言】 では、三十六年に通りましたこの法案に対する附帯決議が衆参両院でつけられておりますね。特に従業員災害について万全の保護措置をつけよ、……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1971/04/17、8期、民社党)

○向井長年君 ぼくは、きのうそれでやりまして、きょうはもう関連質問やらぬと思っておりましたけれども、言わなければならなくなっちゃった、これはもう。だから言いますがね。先ほど久保君の質問で、五十年度は九百四十万キロ、六十年度は六千万キロというふうに、次々と促進しているわけですね。昔は水力が主で火力が従だった。これからは原子力が従になる方向をただいまとっているでしょう、通産省も、そうですね、どんどんと。そういう中で、先ほど言うような、こういう従業員に対する災害補償という問題については十年前から今日まで、これは重要視してきているはずなんです。そこで、きのうの質問で言いましたように、何らかしなければな……

第65回国会 大蔵委員会 第15号(1971/03/23、8期、民社党)

○向井長年君 質問時間が短時間でございますが、大臣、戦前は、国民は三大義務がありましたね。御承知のごとく、義務教育、あるいは納税、そして徴兵。まあ、しかし、戦後は徴兵というのはなくなりましたが、義務教育はあります。納税の義務について、これは国民は当然納税しなければならぬという義務があるわけですが、しかし、現在の実情に応じての課税でなければならぬ、こういうことであろうと思いますが、そういう意味で、私は、二、三点お聞きいたしますが、特に所得税が毎年毎年自然増収があるわけであります。それは相当今後も見込まれると思います。この自然増収に伴っての減税は、直接減税あるいは間接減税、こういうような形でやって……

第65回国会 大蔵委員会 第17号(1971/03/26、8期、民社党)

○向井長年君 大蔵大臣にお伺いいたしますが、私の持ち時間が、持ち時間というのはおかしいのだが、与えられた時間が、前半十五分と後半五分。したがって、全く短時間でございまして、こま切れな質問をいたしますから、簡明な答弁をお願いいたしたいと思います。  まず、私は、税制の一つの焦点であるところの直接税と間接税との関係についてお伺いいたします。  政府は、よく、現在の直接税・間接税の比率は、直接税に片寄り過ぎていると、こう言われているが、正常な直間比率はしからはどれくらいが正確と考えておられるのか、これを伺います。
【次の発言】 今後、五年後あるいは十年後においては、現在のように毎年十万円ずつ免税点の……

第65回国会 大蔵委員会 第20号(1971/05/18、8期、民社党)

○向井長年君 大臣が出席したときに質問できなかったんですが、いまも若干質問がございましたが、食糧庁長官に聞きますが、政府の食糧行政というものは非常に一貫しないんじゃないかという考え方を持つわけです。ということは、国民の食生活、これに対して、あるときには米が足らぬからパン食を指導してみたり、米が余ったから今度は米をできるだけこれを用途に供するとか、こういう形に変わりつつございます。なおまた、生産と需給の問題に対しても、十分なこれに対する対策が練られておるのか、非常に不均衡な状態が特に野菜生産に対しましてもあると思う、米だけじゃなくて。その他魚介類に対しましてもそういう状態があらわれておるんじゃな……

第65回国会 大蔵委員会 第21号(1971/05/20、8期、民社党)

○向井長年君 日銀総裁に質問をいたしますが、私の持ち時間は六分であります、わずか。したがって、三分間で六点にわたって質問いたしますから、三分間で答弁していただきたいと思います。  最近における国際通貨危機を招いだ根本の原因は、米国の国際収支が大きな赤字を出していることにあるといわれているが、日銀総裁としてどのような見解を持っておられるか、これが一点であります。  二点は、アメリカのニクソン政権は、昨年末以来低金利政策をとり、米国内経済の景気上昇を促進しようとしているが、その結果、ドル資本は高い金利を求めて、海外、特に欧州に流出する傾向を強めております。ベトナム戦争や開発途上国に対するドル支出な……

第65回国会 大蔵委員会 第23号(1971/05/24、8期、民社党)

○向井長年君 この法案は、本院においては、御承知のごとく、短時間でこれを議了するというような方向でございますが、大蔵大臣としては私たちはこの問題については必ずしもそう急がなくてもいいんじゃないかという考え方を持っておるのですけれども、それくらい重要な歳入法案ですか。どうしてもこの国会でやらなければならぬというような、そんな重要な歳入法案ですか。
【次の発言】 いま大蔵大臣の答弁によりますと、まことに重要な歳入法案であると、こう解釈しますが、それでいいんですね。― 委員長ね、いま大蔵大臣から非常に重要な発言がされましたから、私は委員長に聞きたいのだが、重要な歳入法案というものは、国会法の第五十一……

第65回国会 農林水産委員会 第14号(1971/05/11、8期、民社党)

○向井長年君 非常に私の質問する時間が短時間でございますから、大臣並びに長官は簡単明瞭に答弁をお願いいたしたいと思います。私は、特に国有林野の活用に関する本法案に伴う林野行政全般について質問をいたしたいと思う次第でございます。  そこで、まずお聞きしたいことは、最近、私有林経営が衰退の度を深めつつある。この原因は那辺にあるのか。また、それに対して、政府としてはどういう措置を今日までとってきているか。この点をまずお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 それに対して、林野行政としてどういう措置を今日までとってきておりますか。
【次の発言】 いま幾つか言われましたこの林道の整備とか、構造改善事業……

第65回国会 予算委員会 第22号(1971/03/27、8期、民社党)

○向井長年君 私は、まず、日中問題についてお伺いいたしたいと思います。  特に、私は、この際、佐藤総理が国民の要望にこたえて、沖縄の返還、いわゆる核抜き本土並みという形で返還にこぎつけたこと、まだまだ協定の中で問題点はあろうかと思いますけれども、これは、私はまず高く評価していいのではないか、こう思うわけであります。そこで、次に来たるものは、もう御承知のごとく、日中問題であろうかと思うのです、外交問題の大きな課題というものは。そういう中で、日中問題については、午前中羽生委員から、いろいろと詳しく質問がございました。私は、この問題について、まず、総理の決意のほどを伺いたいんです。ということは、巷で……

第65回国会 予算委員会 第23号(1971/03/29、8期、民社党)

○向井長年君 私は民社党を代表してただいま議題の昭和四十六年度予算三案に以下数点の理由を付して反対の意向を表明いたします。  第一の理由は、予算規模が一般会計で対前年度比一八・四%というかつて類例のない大幅増加にもかかわらず、何ら国民生活をよくするという特徴のない点であります。相変わらず従来どおりの情勢に流れた総花予算で、ただ各項目ごとに一律、平均十数%の伸び率を示し票田対策を意図したおおばんぶるまいだけが目立つ予算案となっております。申し上げるまでもなく、明年度予算は七〇年代の関頭に立つ新たな認識の上に立つべきであったと思います。これまでの産業優先政策から、人間優先への福祉重点に大きく転換す……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 予算委員会 第1号(1971/07/22、9期、民社党)

○向井長年君 関連して。  いま総理が簡単にお答えになりましたけれども、これについては国民は非常にただいま不安を持っている。したがって、関連でございますけれども、私は四点にわたって総理並びに厚生大臣にお聞きいたしたいと思っております。  まず、一つは、昭和三十六年に国民皆保険が達成された後、各方面から医療制度に対する矛盾や、あるいはまた諸種の提案がたびたびなされてきておると思います。にもかかわらず、この抜本改正の努力を怠って今日に至っておる。したがって、この累積というものがただいまの事態を招いておると、こう私は思うわけであります。そういう点から考えますならば、一にかかって政府は重大な責任を負わ……

第67回国会 予算委員会 第1号(1971/10/23、9期、民社党)

○向井長年君 いまの山崎委員の質問に関連して質問いたしますが、先ほど大蔵大臣から言われましたように、実体はわかるんです、実体は。しかし、財政法第四条から見て、一兆六千億、こういう範囲内であるから赤字公債もいいのではないかという政策上の形でとったと思いますけれども、これは少なくとも、昭和四十年の問題に触れられましたけれども、やっぱり特例法を出すべきではないか、こういう感じがいたします。政府としては、今回特例法を出す意思はないのかどうか、この点を関連してお聞きしたいと思います。

第67回国会 予算委員会 第4号(1971/11/04、9期、民社党)

○向井長年君 私は、日中問題、沖繩経済、そして減税、なお国鉄再建、こういう立場から質問をいたしたいと思います。  それに入ります前に、きょうの新聞にも出ておりますが、アメリカのアムチトカ核実験の問題について、さきに政府は抗議をしたということを聞いておりますけれども、きょうの報道では、これが延びたようであります。六日に延びたと、こう言っております。しかも、これはアラスカ、カナダあるいは日本に対して津波の来るおそれがあると、こういうように報道されておりますが、これに対して政府はどういう態度をもって臨もうとしているのか、お伺いいたしたいと思います。

第67回国会 予算委員会 第7号(1971/11/09、9期、民社党)

○向井長年君 いま総理が、ニクソンのドル防衛から、こういうことでございますが、これはアメリカ独自の、私たちから言うならば、アメリカ独自の政策の誤り、たとえばベトナムに対するあの戦争、紛争、軍事費の増大、あるいは国内のインフレ、あるいは失業、あるいは産業不振というようなアメリカ自身の欠陥を、ガットの精神に反して、日本がなぜ犠牲をこうむらなければならぬのかということを私はまず質問したいと思います。なお同時に、これを素朴な国民の立場から言いますならば、アメリカは、ドル防衛という、言うならば、大きな病気になったということだ、したがって、重病になって入院をしなければならぬ、あらゆる治療をしなければならぬ……

第68回国会 災害対策特別委員会 第4号(1972/05/17、9期、民社党)

○向井長年君 私は、先ほどから各委員が質問されましたので、重複する点が非常に多いかと思いますのでこれはもう省きたいと思います。  基本的な問題について特に消防庁長官あるいは建設省等に質問いたしますが、どうでしょうか、今回の惨事といいますか、この事故ですね、これは私の知る範囲においては、これは戦争は別ですよ、戦争で人の殺し合いをするのは別、あるいは私たちが子供のじぶんの関東大震災これも別です。その後、言うならば、船の事故あるいは飛行機の事故、こういう以外を除けば地上の火災事故でこれだけの災害を出した、あるいは人命を、いわゆる死傷者を出したということは私は初めてだと思うのですよ。おそらく皆さんもそ……

第68回国会 内閣委員会 第12号(1972/05/18、9期、民社党)

○向井長年君 非常に短時間でございますので、要点だけ申し上げて簡単な答弁をいただきたい。簡便にいただきたいと思います。  新聞の伝えるところによりますと、米国務省高官筋では、この記者会見で、沖繩は、返還されても、極東の安全保障に果たす軍事上の役割りで重要な要点である、したがって従来と変わりはないということを言っております。また、沖繩を去ったランパート前高等弁務官も、最後の記者会見で同じことを言っておるわけです。これに対して総理はどう考えられますか。
【次の発言】 従来と変わらないという形ですが、日本の基地、日本に帰った沖繩の基地がそういう重要な要点であるということで、こういう同じ考え方ですか。

第68回国会 農林水産委員会 第14号(1972/05/16、9期、民社党)

○向井長年君 農林大臣、お疲れだと思いますので、答弁はひとつおすわりでやってください。私もそのかわりすわって質問させていただきます。  土地改良法の改正案につきましては、これは総合的に土地改良を行なうことであろうと思いますので、この点については、われわれも非常に了としておりますが、しかし、この法案を提出した政府の基本的態度について、私は質問したいと思います。  まず、これは昭和四十年度を初年度とする土地改良長期計画が、わが国の経済社会開発等の情勢の変化によって、合理的にこれを推進することができなくなった。したがって、土地改良法を全面的に改正をしなければならぬ、こういうように判断されて、提案され……

第68回国会 農林水産委員会 第17号(1972/05/26、9期、民社党)

○向井長年君 実は私は、わが国の林政全般、民有林あるいは国有林について質問いたしたい、こう考えておりましたが、時間もございませんので、民有林関係等につきましては若干これは次の機会に回しまして、特に国有林関係の問題について三、四点質問をいたしたいと思います。したがって、端的に質問いたしますから、答弁もそういう意味で明快に端的に答えていただきたいと、こう冒頭に要望いたしておきます。  まず第一に、わが国の林業の中核をなしておるのがまず国有林であろうかと思います。この国有林の経営が特に昭和四十五年以来赤字の経営に入っておるのではないか、赤字財政ではないかと思いますが、このまま放置するならば恒久的な赤……

第68回国会 農林水産委員会 第18号(1972/06/01、9期、民社党)

○向井長年君 大体きょうまで各議員がほとんど質問をされておりますので、私は二、三点だけお聞きして終わりたいと思いますが、特にこの中小漁業振興特別措置法の一部を改正する法律案の中で、いまごく零細な沿岸漁業に従事するこの漁業者は、全くいま老齢化しておるのじゃないか、そう思います。したがって、この実態を見たときに、やはり漁具の問題とか、あるいは漁網、あるいは漁業に対する技術指導、開発、こういう問題がいま急務ではないかと思います。これに対して基本的に水産庁のほうでは、どう対処する予定があるのか、この点まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この技術指導の問題、普及員の問題ですね、これは実態は現在で……

第68回国会 予算委員会 第3号(1972/03/31、9期、民社党)

○向井長年君 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま提案の昭和四十七年度暫定予算に反対をいたします。  まず、一兆一千十七億円の暫定予算は、膨大な予算案であります。暫定としてはまことに膨大であります。この予算案をわずか一日で審議をしなければならないという羽目になったことは、これは一にかかって政府の責任と言わなければなりません。私は、その点に対してまことに不満であり、遺憾であります。私は、この予算案の内容には触れようといたしませんが、ただいま衆議院で審議中であるところのこの本予算に対して、わが党をはじめ野党とともに組みかえ動議を出しております。そういう観点から考えまして、この本暫定案に対しまし……

第68回国会 予算委員会 第5号(1972/04/05、9期、民社党)

○向井長年君 議事進行。  ただいま委員長から提案されました質疑順序につきましては、本日の総括質疑の順序については理事会においてその決定を見ない案件であります。したがって、委員長の職権において提出されたものと私は解釈をいたします。私は、この委員長提案に対しまして賛成するわけにはまいりません。よって、民社党と公明、共産党と共同いたしまして、その順序についての提案をいたします。  本日二日目の質疑者は、まず公明代表の鈴木一弘君、民社代表の田渕哲也君、共産代表の岩間正男君、社会党代表の矢山有作君の順で行なわれるように提案をいたしたいと存じます。  その提案の理由を私は申し上げたいと思います。  わが……

第68回国会 予算委員会 第8号(1972/04/08、9期、民社党)

○向井長年君 関連。  ただいま総理から、その問題につきまして政府のとっておる態度が正しいのだと言わんばかりの答弁がございましたが、私たちはこれは理解できません。なぜならば、佐藤内閣の、言うならば秘密外交という問題が、連日御承知のごとく新聞報道されております。しかしながら、これに対して国民は非常に疑惑を持っております。政府の言っておることが正しいのか、一般世論的に新聞が報道しておることが正しいのか、この点について非常に疑惑を持っておる。もとをただせば、これは何ですか、政府が今日までとってきた問題に対してかかる問題が惹起した。言うならば、外交には秘密があることもわかります、しかしながら国民の税金……

第68回国会 予算委員会 第10号(1972/04/11、9期、民社党)

○向井長年君 関連。  いまの中沢委員の質問ですね。総理、これはわが党の田渕君が八日の日に質問をしたわけでありますが、これは、自民党の中の一部でそういうことを幾らか検討されておるということを耳にいたしまして、おそらく総理はそういうことを考えていないであろう、こういう立場から田渕君が質問をしたのであります。これに対して、総理から、かかるような答弁がありまして、非常に国民は不安を感じておる。しかも、総理はこれに対して、私の信念である、こういうことまで言われた。私は、信念は変えるわけにはいきませんから、これはやむを得ないと思います。しかし、一議員とか、あるいは総理が引退された後においてそういう問題を……

第68回国会 予算委員会 第17号(1972/04/21、9期、民社党)

○向井長年君 関連。  総裁、先ほど中村委員の質問に対して、組合と暴力追放について話し合って、実施しようという形がとられたと、こう言っておりますが、そのとられた後、四月十七日、八日以降、しかも甲府あるいは八王子等において、再び暴力事件がいま発生しているじゃありませんか。話し合いしてそういうものを追放しようではないかと言いながらも、すぐこういう問題が職場で起きている。こういう点に対してあなたはどういう態度で話し合ったのか。また、話し合いがどういう形で進んだのか。それが組合内部に十分に徹底ができたものか、そういう問題に対して、ただ上のほうで話し合っただけで、下部においては直ちにそういう問題が起きて……

第68回国会 予算委員会 第20号(1972/04/28、9期、民社党)

○向井長年君 現下の情勢が、一部ではあるけれども、今日まで過激派学生の行動、皆さん御承知のとおり。今度また、ごく一部であっても、しかも国民が最も信頼しておる自衛隊の中でこういうような要求書が生まれた。こういう現状を政府はどう見ているかと、こう私は聞きたい。  ということは、ただその内容の問題だけではなく、また五人の諸君の要求だけではなくて、いま黙々とこの国の安全のために自衛隊の諸君が任務を果たしておる、こういう中で、その他の諸君がどうこれを受けとめているかという問題だと思う。これは私からいうならば、少なくとも今日まで一部において、日本が軍国化しつつある、こういう意見があるのですね。また一部では……

第70回国会 予算委員会 第4号(1972/11/11、9期、民社党)

○向井長年君 私は、まず総理に、総理の施政方針並びに政治の基本についてお伺いいたしたいと思います。  田中総理は、熾烈な総裁選挙を争われて当選せられ、総裁となり、総理になったわけでありますが、ただいまこの総理に対する国民の期待というものは、ほのかにあるのではなかろうか。これは、長年の官僚総理にかわりまして、庶民総裁として、しかも身近な総理であるという、そういう立場から、国民はほのかに期待を持っておると思います。しかしながら、いま総理が一番最初打ち出した問題は日本列島改造論なるものであり、これに対しまして、国民は何かやってくれるんだろうと、こういう期待があるわけでありますけれども、これを分析する……

第71回国会 内閣委員会 第32号(1973/09/26、9期、民社党)

○向井長年君 長官にお聞きしますが、金大中事件は、国民からして見るならば、これは全く非常に疑惑の多い問題であって、大多数の諸君は、わが国の主権の侵害である、こういう立場をとってこの問題をとらえておると思います。政府は侵害であるとはまだ言っておりませんけれども、そういうような情勢の中で、一昨日報道された中に、現職自衛隊員がこれに関連しておった、こういうことが報道された。これに対して、昨日の本会議で、田中総理なり、あるいは防衛庁長官、あるいは国家公安委員長、それぞれの立場から解明がなされまして、事実、その解明についてはわれわれもわからぬことはありません。しかしながら、国民はあの報道を見たときに非常……

第71回国会 農林水産委員会 第15号(1973/06/21、9期、民社党)

○向井長年君 私はただいま議題になっておる四法案、これについて個々の質問はいたしません。それよりも農政全般にわたって総括的に政府にお聞きしたいと思います。  少なくとも大臣は、先般どっかで、国民のすべての食生活は農林省の所管である、こういうことを言われましたね。もっともそうだと私たちは思っておりますが、したがって、今国会の重要法案である国鉄運賃にいたしましても、食糧全般の輸送という問題がかかっておりましょうし、あるいは国民の不安の中にある食品公害、これもすべて農林省との関係が非常に深いわけなんです。あわせて土地問題から住宅、木材を合わせまして、あるいは環境全体、緑地、こういう形で大きな関連を持……

第71回国会 予算委員会 第7号(1973/03/20、9期、民社党)

○向井長年君 関連。  総理、この永末質問の要点をどう解釈されておるか知りませんが、永末君は、核を持たない理由をまず明確にせよ、こういう質問をしておるんですよ。それに対して総理は、まあ速記録を読みますと、自由民主党からずっと出てきておりますが、三原則は確実に堅持いたします、非核三原則は堅持いたします、しかし、私の考え方は、核というものはこれは攻撃的な兵器でございますと、こう断言されておるんですよ。よろしいですか。こう断言されて、その上で、攻撃的兵器であるということは、これはこの兵器を持つことは憲法に背反するということを云々と言っておるんですよ。これは明確に言っておるじゃありませんか。したがって……

第71回国会 予算委員会 第9号(1973/03/23、9期、民社党)

○向井長年君 関連。  厚生大臣あるいは総理、ちょっとお聞きしたいんですがね。四十八年度の一般会計予算が十四兆二千八百四十億円、前年から比較すると二四・六%増なんです。そこで社会保障費がこれが二兆一千百四十五億円、前年度から比較すると二八・八%の増。そうなりますと、自然増収から引きますと四・二%しか社会保障関係がふえていないんです。こういうことであって、それで、本年度は福祉予算だということが言えますか。公共事業におきましてもやっぱり四・何ぼふえている、こういう比率が前年から比較したら出ておるんですよ。したがって、それは、額としてはずっとふえておりますけれども、自然増収から見た場合は四・二しかな……

第71回国会 予算委員会 第13号(1973/03/28、9期、民社党)

○向井長年君 関連。  関連でございますので簡単に申し上げますが、国鉄総裁、先ほどルールを守らない組合である、そういう組合があるのだと、これは動労をさしておるのでしょう、おそらくね。あそこにはたくさん組合があるようですが、動労をさしていると、私はそう理解するのですが、ルールを守らない組合ということは、これは健全な組合ではないということですね。健全な組合ではない。それは言うならば国鉄という企業の中で労使問題を解決するところの組合ではないと、こうあなたは考えられますか。したがって、もっとことばをかえて言うならば、何らか目的を別に持った組合のような感じがするわけです。たとえば革命という問題、そういう……

第71回国会 予算委員会 第17号(1973/04/04、9期、民社党)

○向井長年君 ちょっとそれに関連して。  その答弁の前に、関連して申し上げますが、おそらく通産当局は電調審の決定を促進する意味で努力されておると思います。しかし、これは通産だけではできないんですよ。きょうは農林大臣が来ておりませんが、やはり農林省に関係あり、自治省に関係あり、あるいは各省にまたがるもろもろの地域の問題があるはずですよ。したがって、いま中村委員が言われたように、いま電力が不足した場合どうなるか。いま現に不足の状況が出てきておる。電調審の決定が進まない。先ほど言われた公害の問題から地域立地問題で進まない。こういう状況の中で、政府自体各省がその危機感を持ってそれに当たっておるのかどう……

第71回国会 予算委員会 第20号(1973/04/11、9期、民社党)

○向井長年君 きょうから東京においてエカフェ総会が開かれますが、今回の総会は、中国が初めて参加しておるということ、それから、ベトナム、ラオスの停戦後の総会であります。私は、まず、こういう中で、この総会に臨む政府の態度を、外務大臣から聞きたいんです。
【次の発言】 まず、農業開発問題、それに重点を置いてやりたいということでございますが、資本及び技術の協力、このほかに、民間の資本導入、こういう問題について、政府はどういう展望を持っておられますか。
【次の発言】 民間はどうなんですか、民間の資本。
【次の発言】 そこで、中国代表が特に協調の実をあげたいと、こういうことを言っておられるようでございます……

第72回国会 予算委員会 第4号(1973/12/13、9期、民社党)

○向井長年君 まず、私は総理に質問をいたします。それは総理の政治姿勢についてまずお伺いいたしたいと思います。  少なくとも、総理は庶民宰相として国民は淡い期待を持って迎えられたと思います。しかし、政権を担当してちょうど一年半になります。今日、国民は全く期待が裏切られたと、こういう感じが非常に強いかと思います。たとえば総理の一枚看板である日本列島改造論、これは今日、インフレと物価の高騰、物の不足、これを現在かもし出しておる。これに対して総理は責任を痛感されておりますか、あるいは反省をされておりますか。
【次の発言】 今後国民生活に生かすために努力されることはわかります。しかしながら、今日のこの状……

第72回国会 予算委員会 第25号(1974/04/10、9期、民社党)

○向井長年君 関連。  いま総理は、国民は理解しておると、こう言われましたが、私はこれは非常に疑惑を持っておると思います。ということは、今回の春闘共闘のゼネストは、賃金だけではなく、スト権奪還、これを加えておりますね。したがって、民間を別といたしましても、公労協並びに公務員も含めてのストライキを敢行しようと、こういうことでしょう。これに対して、政府は、ただ自粛の要望を今日までしてきただけであって、どこまでの努力を今日までしたかと、これは国民は疑惑を持っておりますよ。したがって、この点は、いま言われたように、必ずしも国民は納得しておるという問題ではないと思う。  それから第二点は、特に国民の疑惑……


10期(1974/07/07〜)

第74回国会 予算委員会 第3号(1974/12/23、10期、民社党)

○向井長年君 関連。  ただいまの木島質問の政治姿勢に対しまして、二、三点質問いたしたいと思います。  これは、言うまでもなく、今日の国民が大きく政治に対する不信感を持っている、これを回復しなければならぬということを三木総理は当初から言われております。当然のことだと思います。しかしながら、これはもちろん金脈問題もあり、あるいはまた国際的なインフレ問題もないとは言えぬと思います。しかし、過去の自民党内閣の政策の誤謬というものは見のがせない事実だと思います。これに対して、言うならば、三木総理自体も当時の閣僚の一人であり、あるいはまた自民党の大幹部であったと思います。そこにおられる各大臣は、永井文相……

第75回国会 農林水産委員会 第5号(1975/02/20、10期、民社党)

○向井長年君 時間がだいぶ経過いたしておりますが、私は端的に質問いたしますから、端的に答えていただきたいと思います。  大臣初め皆さん方お疲れと思いますけれども、しばらくしんぼうしてください。  実は、この毎通常国会なり、あるいはまた大臣、新大臣就任、こういうときには、常にりっぱなこういう所信表明が出されております。非常に、一読いたしますならば、われわれはこれに対して難点があるというわけではありません。すべて賛同すべきことが書かれております。しかし、これは、一つの意欲を持ってやるという、意欲精神的なそれであって、事実上これがやれ得るかと言えば、先ほども質問がそちらでありましたように、やはり予算……

第75回国会 農林水産委員会 第13号(1975/06/05、10期、民社党)

○向井長年君 農林大臣にまずお聞きいたしますが、大臣は守りの農政から攻める農政へと言っておられるのですが、その根本は、一億国民に安定した価格で食糧は国の責任において確保する、こういうことだと思います。これは、もちろん、生産者並びに消費者あわせての問題だと思うのですが、この点について、農業基本法の中にはこれは見当たらないですね、こういう精神が。これはどういうように考えておられるのか、ちょっとお聞きしたい。
【次の発言】 当然そういう答弁だと思いますが、そうなれば、まずやはり政府は一刻も早く食糧基本法なるものを制定して、そうして国民に明確にしなければならぬのではないか、こういう感しがいたしますが、……

第75回国会 予算委員会 第2号(1975/03/05、10期、民社党)

○向井長年君 私は、討論の前に委員長に質問いたします。  きょう、初頭に発言順序を委員会で諮られたときには、大臣全員おられる中で諮られておりながら、いま大臣を全部休憩で出して、そしてこの討論をやるということはどういうことであるか、私は質問いたしたい、まず第一に。後で答弁いただきます。  そこで、私は民社党を代表いたしまして、ただいまの委員長の提案に反対をいたします。公明党の矢追委員の意見に賛成するものであります。その理由を簡単に申し上げます。  本院予算委員会においては、過去、昭和三十九年までは、総括第一陣は完全な一巡方式をとってまいりました。しかるに、昭和四十年に何を思ったか、社会党が突如と……

第75回国会 予算委員会 第6号(1975/03/10、10期、民社党)

○向井長年君 関連。  いま総理から特に社会保障を重点として政府は力を入れた、こう言われております。いま和田委員が質問いたしておりますように、社会保障費、昭和四十九年度は三六・七%、五十年度は三五・八%、こういう形で率が伸びておると思います。ところが、政府の当初物価の見込みが、四十九年度には九・六%、それから五十年度には一一・八%、こういうことを見込んでおられたと思うのですよ。そうなってまいりますならば、四十九年度は二七・一%である。それから五十年度は二四・〇%である、こういう数字が出てくるのです、その率で言いますと。額ではふえておりますよ、物価は上がっておりますから。ところが、率から言うなら……

第75回国会 予算委員会 第9号(1975/03/13、10期、民社党)

○向井長年君 関連。  先ほどから栗林君が質問いたしておりますように、この格差がこれだけ大きく生じたという原因は、副総理もお話しになりましたようにインフレの傾向であるということだと思います。しからばインフレはなぜ起きたかということで、やはり政府も大きな責任を痛感しなければならぬと思います。そうなってまいりまして、いま指摘されておりますように、低所得階層が一番その打撃が大きいということであります。その中でも、衣食住の中で住宅問題がいま取り上げられておりますけれども、これに対しましてもまだまだ不十分であり、今後その意欲を持っておるということでありますけれども、たとえば公営住宅あるいは公団住宅、こう……

第75回国会 予算委員会 第13号(1975/03/20、10期、民社党)

○向井長年君 関連。  国家公安委員長にお尋ねしますが、最近、何と言いますか、一部の暴力団がわいせつなる図画を写真に撮って、そして適宜販売していることがあるわけです。その内容を見たときに、ここに出ておるようなこういう状態が写真に撮られて高く売っておるんですね。そういうものはやはりこの刑法に触れるのか触れないのか。それが触れるとするならば、当然こういう写真が配布されておるという問題については刑法に触れるという感じを私たちするんですよ、常識的に考えて。この点どうですか。そういう写真図画を販売しておる、それに対しては警察は、やはり違反であるということからこれに対する捜査をしておると思います。そうなれ……

第75回国会 予算委員会 第15号(1975/03/25、10期、民社党)

○向井長年君 関連して。  国鉄総裁なり政府側に質問いたしますけれども、政府が、こういう違法ストをやって国民に迷惑かけることは何とか良識をもって行動を期待すると、この要望は私はわかります。しかしながら、ストの処分問題とはおのずから別だと思います。昨年度のいわゆる春闘に対する処分についてはこれは別に考えなけりゃならぬ問題でしょう。それを今回の二十七日のストに対してこの処分問題を取り上げて延期するとか留保するとかいうことは、少なくとも取引をしたというように考えられますが、そうではありませんか。私は、少なくとも今日までの違法をやったやつに対しては、これは厳然たる態度で臨むべきである。政府が、国民に迷……

第75回国会 予算委員会 第21号(1975/04/02、10期、民社党)

○向井長年君 私は、三木総理の政治姿勢につきまして質問をいたしたいと思います。  その前提といたしまして、今回の公労協の春闘をめぐる問題につきまして、関係大臣並びに三公社の総裁にまず質問をいたします。そこで、誤解があってはいけませんので一言申し上げておきますが、私たちは違反者に対して処分を強要しておるのではありません。ただ、現在わが国に悪法もございますけれども、幾ら私たちから考えて悪法であっても現在守らなければならぬという前提に立ってこの質問をいたしたいと思います。  そこでまず第一に、三公社五現業の総裁にお聞きいたします。  こういう例年のごとく春闘がございますが、これに対して毎年の処分はい……

第76回国会 農林水産委員会 第3号(1975/11/18、10期、民社党)

○向井長年君 きょうは十時からで、まだあとも質問者があるようですが、大臣大分疲れておるようですし、したがって、私はごく簡単に二、三の質問をいたしたいと思うんです。  最初、余剰米の問題、政府買い入れの問題について各党から質問が出ておりますし、それに対して明確な答弁がないということでございますから、この問題については今後の問題に譲りたいと思います。ただ、大臣が農民に迷惑をかけないように最終結論を出したいということでございますが、この問題はもう現に、これから農民が迷惑するような状態が生まれてくるのではないか、このままいけば。たとえばやみ米が正規ルートじゃなくて出てくるという状態、業者が買い付けると……

第76回国会 文教委員会 第4号(1975/12/16、10期、民社党)

○向井長年君 短時間でございますので、文部大臣に端的に答弁を願いたいと思いますが、私は不勉強でよくわからない。いま、なぜこの主任制度の問題について、言うならば、一方ではその職に携わっている先生方、日教組の皆さんが違法ストまでかけて闘うんだという体制を持っておられる。非常に重大な決意のもとに反対されておると思うんですよね。また、文部当局は、どうやら何が何でもこれを制度化するんだという方向がとられておると思う。まことにこれは、私は解釈に苦しむわけです。なぜそういう状態であるのか。いいものであればつくっていいではないか、いけなければこれはやめるべきである、そういう立場に私は立っておるわけであります。……

第76回国会 予算委員会 第7号(1975/11/06、10期、民社党)

○向井長年君 関連。  午前中に栗林議員から、財政問題、経済問題の中で雇用問題について取り上げて質問をいたしました。そういう中で、特に政府が狂乱物価を抑えるためになりふり構わずにあらゆる措置をとってきたと思うんです。これは総理、認めなけりゃならぬと思いますよ。幾らどう言おうと、こういう不況の状態があらわれるということもこれは予想したかもしらぬけれども、あるいはまた失業者の増大、倒産、破産、こういう問題が出てくることはこれはもう当然経済の仕組みになっておるのだから、これは認めなけりゃならぬと思います。そういう中で、特に雇用問題について午前中、栗林君からいろいろと政府に愚見をただしましたけれども、……

第77回国会 外務委員会 第8号(1976/05/21、10期、民社党)

○向井長年君 私は、全く短時間しかございませんので、二、三点、特に条約の第五条、核爆発の平和利用について若干お聞きしたいと思います。  核防条約では、核爆発装置についてそれが平和利用のものであっても禁止し、そのかわりに、核保有国が核爆発の平和利用については非核国に利益を供与する、こういうことになっていますね。  そこで、一九六八年の国際会議で、わが国の鶴岡代表が、核爆発装置のうち、核エネルギーを制御されない形で放出するように設計されていない高速炉、あるいは臨界実験装置、原子炉暴走実験装置、核融合発電炉等はその条約の禁止の対象にはならないんだということを言われておりますが、これは政府の公式見解で……

第77回国会 農林水産委員会 第4号(1976/03/05、10期、民社党)

○向井長年君 大臣に質問いたしますが、きのう、きょう二日間にわたって各党、各議員がそれぞれ農政問題について質問されました。私の質問もこれに重複する点もあるかと思います。そういう中で特に私は、いま大臣にまず聞きたいことは、わが国の一番重要な政治課題は何であるか、これまず聞きたいんです。
【次の発言】 大臣としては当然だと思うんですよ。しかし、政治家としては、いま最も大きな問題は食糧の確保、いま言われたとおり。あわせてエネルギー問題、そして私たち教育問題、こう三つが私は、これからの大きな政治課題だと、こう考えるわけです。そういう中でも、いま大臣が言われましたように、この食糧問題については、これはそ……

第77回国会 予算委員会 第7号(1976/04/30、10期、民社党)

○向井長年君 関連。
【次の発言】 答弁の前に関連があるんです。
【次の発言】 ただいまわが党の藤井君が質問いたしましたが、先日、共産党の上田議員の質問の中での三木総理並びに法制局長官の答弁は国民に疑惑を招くおそれが私はあると思います。言うならば、この問題につきまして、特に上田議員が旧憲法並びに戦前の治安維持法、そして現憲法等を提起いたしまして政府の答弁を求めたと思います。こういう中で、特に共産党の上田君が、わが党の春日委員長なり塚本書記長の名を挙げての質問になっておりますが、あたかもわが民社党の委員長なり書記長が、法制局長官の答弁にあったように、裁判の内容、判決、これに対して何らか介入してい……

第77回国会 予算委員会 第10号(1976/05/08、10期、民社党)

○向井長年君 関連。  三木さん、そんな無責任なおざなりの答弁、だめですよ。昨年の六月の公選法改正、政治資金改正、このときに参議院においてどういうことがあったか、あなた御存じですか。ことしのこの国会の冒頭に、しかも三木総理の所信表明に対して野党各党が、社会党、公明党、共産党、わが党、四党がそろって地方区定数是正問題を取り上げた。そのときの答弁といまの答弁、ほとんど変わらない。そのとき私は特に当時の問題を指摘いたしまして、総理の前にこの文書を渡したはずです。見られましたね。いま参議院において公選法特別委員会でこの問題を二、三日前から審議をしておるんです。その中であなたが率いる自民党がこれに対して……

第78回国会 外務委員会 第1号(1976/10/07、10期、民社党)

○向井長年君 外務大臣、短時間でございますからもうしばらくごしんぼうお願いします。  言うまでもなく、政治の根幹というのは内政、外交、防衛と、まあこうなっておると思います。内政の場合においては経済、財政という問題が中心であろうと思いますが、そういうことで考えてみたときに、今回の第二次三木内閣改造、これに対しまして、御承知のごとく経済を担当しておるというか福田副総理、あるいは財政担当と申しますか大蔵大臣、それから防衛の坂田長官、これ三人皆留任しとるんです。ところが外務大臣だけがこういう非常に多端な折に更迭され、また小坂外務大臣が就任された。われわれは小坂外務大臣就任歓迎しておりますよ。先ほどもご……

第78回国会 社会労働委員会 第2号(1976/10/14、10期、民社党)

○向井長年君 労働大臣就任早々質問いたします。時間が余りないようでございますから簡潔にひとつお答えいただきたいと思いますが、労働大臣、労働省の使命は簡単に言えばこれは何ですか。政策はいいですよ、簡単に労働省の使命というものはどういうものであるか。
【次の発言】 戦前は労働省というのはなかったんですよ。戦前は労働者というよりも経営陣の方に力があって、労働者は非常に低く見られておったわけですね。発言権もなかった。こういうことだったと思うんですよ。そこで、労働省の使命というものは私は労働者の社会的地位を高める、いまも婦人の問題ありましたけれども、そういう立場とやはり労働者の優遇の立場から行政が行われ……

第78回国会 社会労働委員会 第3号(1976/10/19、10期、民社党)

○向井長年君 ぼくは委員長にまず苦言を呈しておきます。大体きょうは厚生であって、大臣初め各関係者に質問をしておりますが、各党の割り当てをやって時間いっぱい使われて、一番最後のところにしわ寄せをされると、何か決算委員会に大臣が行かなきゃならぬということのようですが、これはそういうことわかっているんだから、当初から割り当てなりいろんなことは考えていてもらいたいということを要望しておきます。  きょうはそういうことのようでございますから私は協力いたしまして、いろいろな質問もございますが省略いたしたいと思います。特に私は年金問題についていたす予定でおりましたけれども、そういうことでございますから、時間……

第78回国会 予算委員会 第2号(1976/10/05、10期、民社党)

○向井長年君 関連。  私はただいまの質問の関連といたしまして、特に日ソ友好の立場から総理並びに防衛庁長官にお聞きいたしたいんですが、昨日もこの領空侵犯に対する問題が質疑されました。これに対しまして政府は、まあ言うならばこういう統一見解を出して明確に答弁されたのでございますが、私は法制局長官なり、あるいは防衛庁の答弁、全く言うならば国民に対して明確に答えてないと思う。ということは、これはもう国際法的に、いわゆる各国が認めている問題は、言うまでもなく、国家はその領土・領水上の区域に対し完全かつ排他的主権を持つ。この主権を制限する一般慣習法はまだ成立していないから、国家は外国航空機の自国領空への飛……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1977/04/26、10期、民社党)

○向井長年君 私は、いま小巻さんの質問を聞いておりまして、若干長官にお尋ねしたいと思います。  いま学術会議の会員であり、しかも原子力研究所の所員であると、公務員ですね、一般公務員ですね。こういう人たちの今後の問題、それと同時に、委員長、私も約二十年ほど国会におりますが、一般公務員を参考人に呼ぶということはありません。少なくとも、政府委員はもちろんおりますけれども、それの所属責任者、管理者、これは呼んでおりますが、一般公務員からあらゆる参考人意見聴取ということはないんであります。先般の予算委員会でも共産党から、いま言った中島先生を参考人にということで要望がございました。いろいろ研究いたしました……

第80回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1977/04/27、10期、民社党)

○向井長年君 私は、大臣が衆議院のようでございますから、政務次官並びに提案者に確認を含めた質問をいたしたいと思います。  いま中西議員の質問を聞いておりますと、委員会で質問は自由でございますから、これは結構でありましょう。しかし、いま提案をしておる定数是正の問題とあわせて、制度問題、参議院の制度問題、あるいはまた機能、参議院の機能、こういう問題を含めての質問であると思います。これは、質問は自由でございますから結構でございますけれども、履き違ったらいかぬのであります。制度というものは、これは言うまでもなく大きな問題でございますから、今後十分検討しなければならぬ問題であります。たとえば、自民党さん……

第80回国会 商工委員会 第10号(1977/05/19、10期、民社党)

○向井長年君 まず通産大臣にお伺いしますが、今国会におきましても、もろもろの多くの法案が制定されておりますし、なおまた、今回この法案は各党一致の法案であり、幾らいい法案ができましてもあるいはまたそれが制定されましても、少なくともこの法の運用、解釈あるいは行政、こういうものが非常に重要になってくるわけなんです。そう考えますならばこの法律の制定された精神、言うならば立法趣旨と申しますか、これが那辺にあるかということを十分明確にしなきゃならぬと思う。こういう考え方から、私はこの分野法に対する基本的な問題として、まず二点ほど通産大臣にお伺いしたいと思います、いま私が申し上げたことはおそらく是認されるこ……

第80回国会 商工委員会 第11号(1977/05/24、10期、民社党)

○向井長年君 質問時間一時間もらっておりますが、簡単に要点だけを質問いたしたいと思います。  この独禁法改正問題は、当時のインフレ、異常なインフレを背景にして昭和四十九年から論議され、昭和五十年に政府が提案されたものでございます。その後経済情勢は非常に変化をしております。いまでは景気回復が大きな課題になっておりますけれども、そこで総務長官に伺いたいことは、独禁法改正の必要性はこのような経済情勢の変化は関係なく、現在の独禁法行政の不備な点を改めるということが、これが普遍的なものであるかどうか、普遍的に解釈されておるのかどうか、こういう点について背景をまずお聞きしたいのです。

第80回国会 商工委員会 第12号(1977/05/25、10期、民社党)

○向井長年君 酒井参考人に一点お聞きしますが、いまもお話ありましたが、先ほど労働者の意思を無視して本案を通されることは非常に不満であるという意見を述べられ、非常に生活上不安を感じる、こう言っておられます。なお、組合の立場あるいは心情を含めて先ほど意見陳述があったこと、これは私たちよくわかります組合的な立場から考えておられることは。  ところが、あなたたちは、陳述にありましたように、生産性にも取り組む、あるいはまた社会的責任も痛感し、そして労働者の言うならば労働条件の改善、維持、こういう形で今日まで進んでこられた。この点は私たちも同感でございますが、しからば、この本法に対して、最低限これだけはや……

第80回国会 農林水産委員会 第10号(1977/04/07、10期、民社党)

○向井長年君 私に与えられた時間が非常に短時間でございますから、次官もあるいはまた長官も簡明に答弁を願いたいと思います。  そこで、私は松くい虫法案に対する質疑の前に林野行政についてお伺いしたいと思います。  まず第一に、林野行政はただ国有林だけではないと思います。民有林が少なくとも三分の二程度あるわけでありますから、この目的は水資源、あるいは緑化、あるいは治山治水、そして木材生産ということで、大きく国土保全も含めましての大きな使命を持っておる。そういうことであるにもかかわらず、今日までの林野行政はただ国有林に偏った形で全般的な総合林政というものに目を開いていないのではないか、こういう感じがい……

第80回国会 農林水産委員会 第11号(1977/04/19、10期、民社党)

○向井長年君 文部省、来てますか。  主として文部省にお聞きいたしますが、わが国の食糧自給率を拡大しなきゃならぬ、これは農林省の一つの方向でもございますし、こういう中で農業後継者の育成確保というものが大変な問題だと思います。こういうことから新規学卒者の就農状況ですね、昭和三十五年には十二万人、そして四十年には六万人、四十五年は三万人、五十年は一万人、これはもう激減しておるんですね、現在。もちろん、これは特に高度成長の中から若年層が、労働力がどんどんと流出したという傾向もあると思いますけれども、私はこれはやっぱり一つには農業に対する魅力という問題、それとやはり農業情操教育というか、こういう問題の……

第80回国会 予算委員会 第3号(1977/02/22、10期、民社党)

○向井長年君 私は、まず総理に、総理の施政方針についてお伺いいたします。  総理は、先般の施政方針演説の中で、変化の時代だ、あるいは資源有限時代だ、経済の年だ、まあ言うならば、ことさらのごとく強調されております。総理は、歴代自民党内閣の重要な地位におられた方であります。しかも、三木内閣の時代においては、副総理の立場で経済を主に担当されておった。こういうことであって、今日の不況、財源難、その他内政面、もちろんこれは国際的な要因のあることはわれわれ存じておりますが、こういう中で反省と責任をどう痛感されておるか、この点についてまずお伺いいたします。

第80回国会 予算委員会 第11号(1977/04/02、10期、民社党)

○向井長年君 関連。
【次の発言】 いま総理から答弁がございましたが、私は、特に外交問題の基本について総理に意見をただしたいと思いますが、内政問題については、それぞれ各国民の考え方あるいはまた各政党の政策、主張というものがあると思います。しかしながら、事外交については少なくとも国益、いま総理が、言われた国益あるいはまた国民の利益と申しますか、こういう中から外交問題は対処しなきゃならぬ、これは私基本だと思うのです。これは家庭においても家庭の内部でいざこざがある。しかしそれは外へ出したくない。外に出すのは、やっぱり一個の一つの考え方としてすべておつき合いしておると思います。同じことだと思うのですよ……

第80回国会 予算委員会 第13号(1977/04/05、10期、民社党)

○向井長年君 いま参加問題で質問がされておりますが、私は、産業政策という立場から一言だけ質問いたします。  通産大臣、電気事業法の八十七条、八十八条を御存じですか。――わからぬでしょう。わからぬでいいんですよ。これは恐らく突然のことだからわからぬのがあたりまえです。これは電気事業の施策を進めるために審議会を設けるということです。御承知でしょう。したがって、委員二十名より成る学識経験者等を含めた審議会、これは任期は二年です。ところが、これは私たちが七、八年前に改正してつくったんですが、これが発足して十分な機能を果たしていない、あるいはまた委員の補充もしていない、いまだにそのままになっていると思い……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1977/11/16、11期、民社党)

○向井長年君 長官ね、この国会で原子力三法が提案されましたね。そして、そういう中で基本法はまだ衆議院段階で審議途中である。参議院に回付された二法案は言うなれば大骨を抜かれたというか半舷上陸のような形で国会で修正がされて送られてきておる、こう私は思うんです。そういう立場から私は、政府の原子力行政について言うならば若干欠陥があるのではないか、こういう感じがいたします。まあ宇野長官は相当熱意を持って原子力開発その他科学技術庁として取り組んでおることはわかりますけれども、先般も私はこの委員会で申し上げましたけれども、これからのわが国のエネルギー問題、これは船も含めまして非常に重大な時期を迎えつつあるの……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1977/11/17、11期、民社党)

○向井長年君 私は民社党の向井長年でございます。きょうは参考人の先生方、非常に長時間にわたって御苦労さんでございます。  実はきょう参考人の皆様方にいろいろと陳述いただきましたが、本院の本委員会におきましては、御承知のようにこの日本原子力船開発事業団法が時限立法でございまして期間が来た、したがって、これを十年間延長という形で政府は出してまいりました、これを衆議院段階においてこの問題について、「むつ」の問題もろもろございますが、何はともあれ四年八ヵ月の延長、そして今後研究機関として設置していこうではないか、こういう形で本院に送られてまいりまして昨日からこの審議をいたしております。したがって、この……

第82回国会 地方行政委員会 第4号(1977/11/01、11期、民社党)

○向井長年君 私は一時間の持ち時間がございますが、実は今後の地方自治のあり方並びに来年度以降の財源の見通し、主要財政計画の見直し、あるいは地方交付税制度の改善、その他地方税全般について質問をいたしたいと思っておりましたが、もう時間も大分まいりましたし、先ほどからの質疑を聞いておると重複する点がたくさんあると思います。したがって、私はかかる問題については、特に大臣が、次期には大臣は私はやめているかもわからぬという弱気を出しておりますけれども、そういうことじゃなくて、先ほどからの質疑を通じて熱意を持って取り組んでいただきたいということをひとつ要望いたしたいと思います。したがって、先ほど申しました問……

第84回国会 地方行政委員会 第4号(1978/03/28、11期、民社党)

○向井長年君 大臣初め関係者に私はまずお聞きしたいのですが、この成田問題について昨日から昨晩にかけて、どのテレビのチャンネルをひねっても、御承知のようなあの状態が国民に知らされております。一方においては、火炎びんを投げる、そしてレーダー初め管制塔に上ってハンマーで破壊している、この姿。一方においては、警察当局が警備に当たられて、放水並びにガス弾の発射。こういう状態を見たときに、国民はこれに対してどう考えるか。あなたたち、どう見ているのですか。恐らく近代民主国家でこんなことがあっていいのであろうかという感じです、国民の気持ちとしては。非常に不思議ですよ、これは。赤軍過激派の行動に対してはもちろん……

第84回国会 地方行政委員会 第5号(1978/03/30、11期、民社党)

○向井長年君 大臣もうしばらく……。  そこで、私は特にこの租税体系について非常に問題点が多いと思うのです。これは国税、地方税含めまして。たとえば国が強化されて、地方税が非常に困難であるということもわかりますし、そういう過程で、特にこれは昭和二十五年占領時にいわゆるシャウプ勧告のこれによっての改正、これが骨子となって今日きておると思うんですね。したがって、こういう問題について詳しく掘り下げて、きょうはひとつ討論、討議してみたいと、こう思っておりましたけれども、時間の関係でこれはひとつ後日に譲りまして、実は先ほど地方税の問題で上林さんが質問され、そして局長から答弁をるるされておりましたが、私はま……

第84回国会 地方行政委員会 第10号(1978/04/26、11期、民社党)

○向井長年君 長時間、先生方、御苦労さんでございます。  本委員会において今日、地方交付税の一部改正について審議をいたしておりますが、先ほどから各先生方の御意見を伺いまして、まずまず今回の場合は暫定緊急問題としてやむを得ないであろうと、しかしながらこれで満足ではない、少なくとも制度問題、財政構造問題、緊急にやはり改正を行うべきである、こういう意見のように拝聴いたします。  そこで私は、横山市長さんと、それから宇田川先生に一言だけお聞きしたい。ちょうど、地方自治制度が施行されて約もう三十数年になろうといたしております。しかしながら、事実上、これはもう成熟度といいますか、未成熟の状態ではないんであ……

第84回国会 地方行政委員会 第11号(1978/04/27、11期、民社党)

○向井長年君 大臣、あっち行ったりこっち行ったり御苦労さんですが、実は私もいろいろと質問事項を用意してまいりました。ところが、先ほどから他の議員の質問を聞いておりますとほぼ同じような質問になります。  要は、昨日も参考人を招致いたしましていろいろと意見聴取をいたしました。そうしますと、現在の実情の中で、この交付税については緊急やむを得ないものである、これは根本的にわれわれがいいということではないけれども、まあ現状やむを得ないというような参考人のそれぞれの大体意見ですよ。  われわれもこの法案に反対をしておりますけれども、先ほどから、各党の議員の皆さんが質問されておる内容を聞いておりましても、言……

第84回国会 地方行政委員会 第13号(1978/05/11、11期、民社党)

○向井長年君 大臣、先般の大臣の所信表明で、最近の流動する社会情勢に的確に対処するため警察体制の充実強化を図ることが急務である、このためには昭和五十三年度においては人口が急増しておるし、新興住宅地域がどんどんふえてきている、したがって、ここに派出所等の増設をやらなければならぬ。あるいはまた日本赤軍の今日の状況に対する対策も進めなければならぬ。あるいはただいま問題になっておる新国際空港の警備問題等々ですね、そういう問題について地方警察官のいわゆる増員、三千四百人の増員を行うこととしたい、こう言っておられるわけです。また、警察官の質の向上並びに処遇の改善についても配慮してまいらなければなりませんと……

第85回国会 地方行政委員会 第2号(1978/10/17、11期、民社党)

○向井長年君 時間も大分迫っておりますから、簡単に二、三点私から質問をいたしたいと思います。  総理府並びに自治大臣にお聞きいたしますが、同和対策特別措置法がいよいよ期限が近く来るようでありまして、これに対してそれぞれの各市町村なり団体から延長の申し入れが各党にも来ておりますし政府にも来ておると思います。この問題に対して先ほどからもいろいろ言われておりますが、地方自治には大きなこれはウエートがあるわけですね。したがって、そういう立場から今後延長に取り組む姿勢として――恐らく延長せざるを得ないという結果になると思いますが、この年限もまだ明確に決まっておりませんし、したがって取り組む姿勢として、今……

第87回国会 内閣委員会 第6号(1979/04/26、11期、民社党)

○向井長年君 実は、質問時間が二十五分でございますし、先ほどから各委員が質問をそれぞれされておりまして、私が聞こうとすることがほとんど答弁されております。したがって、ごく簡単に念を押す意味で二、三点を質問して終わりたいと思います。  まず、医学的治療から職業訓練に至る総合的なリハビリテーションセンターが発足することはまことに結構なことであると、こう思いますが、ただ、それが真に身体障害者の更生、自立に役立ち得なければならない。そういう観点から若干の質問でございますけれども、ここには一貫したリハビリテーションを行うことから、病院でできるが、ここで加療される患者をどのように限定されるのかということで……

第87回国会 内閣委員会 第10号(1979/05/25、11期、民社党)

○向井長年君 私は、ただいま参考人の先生方から賛成の立場、反対の立場、それぞれ貴重な御高見を拝聴いたしました。  私は法制化賛成の立場をとっておる一人でございます。そういう中で、私は、全参考人の先生方に、簡単に一言ずつ、私二点ほど質問いたしますから、これについてお答えを賜りたいと思います。  現在、昭和という元号でございますが、これは、先生方御承知のごとく、過去においては旧憲法時代、言うならば、皇室典範で定められた昭和でございますが、これが現在、慣習的に国民の中に使われておる、あるいは生活に溶け込んでおる、こう言われておるわけであります。したがって、この慣習が一つあるわけであります。一方におき……

第87回国会 内閣委員会 第11号(1979/05/26、11期、民社党)

○向井長年君 各参考人の先生方から見識ある並びに信念を持った公述をいただきまして非常に参考になりました。私はそういう意味で皆さん方に質問をしようという気持ちはもうないわけであります。  ただ一言実体論として聞いていただき、場合によれば堀参考人にお答えがあればしていただきたいと思いますが、これは常識的な実体論であります。先ほどからも世論問題が出ておりますが、実はこの法案が参議院あるいは衆議院で審議される中で賛否の団体、方々が国民の中から多くの諸君が私たちに要請、陳情がございます。で、そういう中でほとんど毎日のようにくるわけであります。私は反対をする人に特に時間をかけて会います。こういう中で私は説……

第87回国会 内閣委員会 第12号(1979/05/29、11期、民社党)

○向井長年君 休憩ないようでございますから、引き続き私から質問を若干いたしますが、政府委員の皆さんお疲れでしょう。まあ簡便に私はやりますし、それから先般来本委員会においては慎重審議という立場から参考人を十名を招致いたしまして、参考人賛否両論の意見をわれわれが聴取いたしましたが、政府委員の方は御存じじゃないと思います。そういう中で私の判断では多くのそういう参考人の皆さんがこの本法案について、一つには思想的に、一つには法理論的に、あるいはまた実態論から、そしてまた過去の歴史の慣行、こういう問題を主体にしてそれぞれ賛否が述べられた、こう私たちは見ておるわけであります。もちろん賛同することもございます……

第87回国会 内閣委員会 第14号(1979/06/05、11期、民社党)

○向井長年君 総理、本院におきましては長時間にわたってこの元号法案を審議してまいりましたが、その間にいろいろと意見なり質問が出ておる中で、ただいまも出ておりますように、靖国問題が非常にいろいろと論議されるわけです。これはあくまでも宗教法人であるという立場、それから憲法の二十条、これによって疑惑が持たれるという中で、先ほどからも出ておりますように、総理が参拝した問題も出てみたり、いろいろ疑惑を招いておるわけです。そうかといって、国民感情としては、少なくとも国に殉死した人たちを国が守るのはあたりまえではないかという国民感情は多くの国民は持っておりますよ。私自身も持っているわけです。ところが、憲法二……

第91回国会 エネルギー対策特別委員会 第2号(1980/02/22、11期、民社党)

○向井長年君 私も両大臣に質問をしたい、こういうつもりでおったのですが、通産大臣はまだ見えておりません。  これは俗に、一般的に言われている問題、これは石油関係湾なると思いますが、世界の石油が現状のままで推移するならばあと三十年あるいは三十数年で世界から石油が消える、こういうことが一般論として言われています。これは事実ですか。大体わが国はどういうようにつかんでいるのか、この点、まずお聞きしたいと思う。
【次の発言】 OPEC初め産油国が昨年から輸出規制してきております。この原因は何ですか。生産ができないから輸出規制しているのか、あるいはまたそういうことも含めた感じから輸出規制をしてきたのか、ど……



各種会議発言一覧(参議院)

5期(1959/06/02〜)

第33回国会 風水害対策特別委員会厚生、労働小委員会 第1号(1959/11/28、5期、社会クラブ)

○向井長年君 ただいまの保険の待期の問題ですが、一週間ですね、一応待期期間を設けてあるという、これは精神はどこにあるのですか。
【次の発言】 とにかく待期期間の七日というのは、一応失業してその間次の職業を探す、こういう一つの理由ということに考えられるか、あるいは失業して一週間程度は十分生活に余力がある、こういう考え方で見ていくのか、この点について明確じゃないと思いますが、どういう趣旨から一週間の待期期間を設けたのか、設けた趣旨ですね。
【次の発言】 今、大臣の言われた通りだと思うんです、普通の場合においては。しかし災害という特別なこういう事態の中においては、いわゆる工場があるいは会社が流失して……

第34回国会 議院運営委員会公聴会 第1号(1960/03/02、5期、民主社会党)

○向井長年君 私は北岡先生にちょっと御質問したいと思うのですが、その前に、先ほどから諸先生の御意見を伺っておりますと、特に毛利先生は純法理論からいろいろ指摘されておると思いますし、なおまた、野田先生も、国民の立場に立ち、基本的人権というところから、法理論と現実面をあわせての御意見が述べられたと思います。北岡先生は、ただ先般十一月二十七日に行なわれたあのデモ乱入事件を中心にした常識論でいろいろとお話があったように伺うのです。そういう立場からちょっとお伺いいたしますが、特に今度出されましたこの法案は、いわゆる公安条例なり、あるいはまた現行法規、こういう形においていろいろな取り締まりの法があるわけで……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 エネルギー対策特別委員会、商工委員会連合審査会 閉会後第1号(1962/10/22、6期、民主社会党)

○向井長年君 私は、先ほどからの質問の中でほとんど尽くされておるわけでありますが、若干重複する点があるかもわかりませんが、一、二点だけ質問させていただきます。  特に今回のこの答申につきましては、石炭産業の安定なり、あるいはまた雇用の促進というところに重点が置かれておるわけでございまして、この点、精神的には非常に了とするわけでございますけれども、具体性が非常に乏しいのじゃないか、こういう気がいたすわけでございます。先ほどの質問者も言われましたように、事、石炭の今後の安定のために、今回の答申については、政府の今後の行政措置といいますか、ここにほとんどがゆだねられておるのであります。しかし、石炭の……

第47回国会 石炭対策特別委員会、商工委員会連合審査会 第1号(1964/12/17、6期、民主社会党)

○向井長年君 時間がないようでございますから、ちょっと要点だけ、要点といいますか基本的な問題ですが、これは場合によれば参考人の皆さん方では答えられない問題であって、政府に聞くほうが正しいかもわかりませんけれども、現在、御承知のごとく、石炭産業が私企業であり民営である。しかしながら、現状においては、政府の特別な措置を講じなければこれは立ち行かない。こういう形で有沢答申が出、これに対しての炭価問題、補給金の問題が出て、いわゆる消費者に――消費者といいますか大口の消費者にしわ寄せが行きつつある。これはひいては国際収支にも影響するであろうし、あるいは一般国民消費者に対しましても、いろいろな角度から影響……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1965/03/29、6期、民主社会党)

○向井長年君 大臣にお聞きいたしますが、いま白木委員が言われたこと、私も質問の中でしようと思っておったところですが、従来、科学技術庁長官は、これは内閣改造とか、あるいはまた各大臣任命の中で、ほんとうに本腰を入れてやるという体制があまりにも少なかったんじゃないかという気がするのです。担任された方はそうではないと、こう言われるかもしれませんけれども、事実上何だか隠居役かあるいは兼務役で、愛知長官は非常に優秀な大臣ですから、文部あるいは科学技術庁は関連があるから一生懸命取り組んでおられると思いますけれども、しかし、どうもそれがいままでの長官が、悪く言えばおざなり的な形があったんではなかろうか。ここに……


7期(1965/07/04〜)

第51回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1966/03/29、7期、民主社会党)

○向井長年君 政務次官も来ておられますが、郵便事業近代化に関する答申が郵政審議会から出まして、今後特に郵便法改正、まあそれに伴って料金値上げ、郵便料の値上げ、こういう問題が出ておりますが、大体近代化という問題ですね。これは何を中心に考えておられますか。いわゆる項目としては何ですか。
【次の発言】 しからば、この答申に基づいて新規事業というものはどこに重点を置かれておりますか。
【次の発言】 おそらくそうだろうと私も思うのですが、いわゆる番号制度の採用とか、あるいは局内作業の機械化。ところが、もう一つやはり航空郵便ですね、こういう問題が入るのでしょう。今度大きい問題としまして、翌日配達の達成とい……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1966/03/30、7期、民主社会党)

○向井長年君 私は主として林野庁関係に質問をいたしたいと思います。特に主査、副主査のほうから話がありましたように、時間の制約もございますから、端的に質問もいたしますから、大臣初め関係者も端的に、簡潔にひとつ答弁を願いたいと思います。  まず、三十八年六月農林大臣から出されました中央森林審議会の答申に基づいて、いま農林省のほうにおきましてはいろいろ検討がなされておるようでございますが、大臣は、これについてどういう所信を持って、どう処置しようとされるのか、まずお聞きしたいと思います。大臣から……。大臣が時間を急いでおるようなので、先に大臣のほうに聞いているのですが……。


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 建設委員会公聴会 第1号(1969/05/06、8期、民主社会党)

○向井長年君 私はこの法案に反対をされる方々に、四人の方にまずお聞きをしたいと思います。この法案の骨子が三つの要素を持っております。明け渡しの問題、資金融通の問題あるいは建てかえの問題こういう要素であろうと思いますが、反対される方々、それぞれ先ほどから公述者述べられておりますが、重点的に何が最も問題であるのか、それぞれ違うと思います。この点を皆さん方の中からお聞きをしたいと思います。それと合わせて、特に時任さんと森山さんにお聞きしたいのですが、皆さん方がいま居住されております、そういう中で、高額所得二百万ですか、こういう諸君は何人ぐらい入っておられるか、あるいはまた、これは全国で百四万戸といわ……


9期(1971/06/27〜)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会、大蔵委員会、社会労働委員会、商工委員会、運輸委員会連合審査会 第2号(1971/12/26、9期、民社党)

○向井長年君 山中総務長官、そして通産大臣並びに大蔵大臣――いま、おられないんですが、その関係もあると思うんですが、私は沖繩の電力の今後のあり方について質問をいたしたいと思います。  特に、この国会に出されました中で、いま沖繩の電力問題は御承知のごとく、アメリカが持っておる公社、これが発送電を担当して、配電は別の会社に、私企業になっておるわけでありますが、この点についていま、現状を今後どうするんだ、こういう問題について、ひとつまずお聞きいたしたいと思います。と申しますのは、公社の場合は特殊法人の沖繩電力をつくるということ、これはわかりました。ところが配電は、いまそれぞれ小っぽけな配電が五社ある……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1972/04/25、9期、民社党)

○向井長年君 長官、大体、二階堂原子力長官から次々と大臣や長官がかわられております。あの当時に設立されました動燃事業団、これはもう大体五年近くなりますね。この間、この動燃事業団の高速増殖炉等の国産炉に対する取り組みの状態は現在どうなっているのか。それからなお、これは十年間で政府は二千億の金を出すと、こういう形をきめておりますね。これが現状どれくらい出されて、見通しはどうなっておるのか、まずこれをお聞きしたい。
【次の発言】 じゃ時間がないから簡単に答弁してください。
【次の発言】 大体動燃事業団の使命は、もちろん国産炉の開発という問題が中心であろうと思いますが、これに加えて濃縮技術、それから先……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1973/04/05、9期、民社党)

○向井長年君 まず、農林省にお伺いいたしますが、きょうの新聞で拝見いたしましたが、丸紅が、米の買い占め数千トン、食管法違反の容疑、こういうことが出ております。この実態について調査されましたか、食糧庁。
【次の発言】 実はこの買いだめ、売り惜しみ、こういう問題が世間でやかましくいわれましたときに、大体二月の末だったと思いますが、わが党は調査団を派遣をいたしまして、大手商社、丸紅なり、日商岩井、あるいは三井物産、あるいは伊藤忠、こういうところを、実態を聴取しに参ったんですよ。もちろん丸紅にも参りました。私自身も参りました。そういう中で、もちろん穀物をはじめ、木材なり、あるいは糸、その他問題について……


10期(1974/07/07〜)

第75回国会 建設委員会、地方行政委員会、農林水産委員会、運輸委員会連合審査会 第1号(1975/06/16、10期、民社党)

○向井長年君 私は時間が短時間のようでございますから、要点を率直に質問いたしますのでお答えいただきたいと思います。  まず建設大臣にお伺いいたしますが、この法律案は特にかつての前総理の田中総理の列島改造論の一環としてこういう問題が法案として今日出てきておるのではないかと、その前に橋本氏の一つの構想があったと思いますが、必ずしも私は列島改造論すべてがいかぬとは言っておりませんが、その一環のこの宅開公団という形で今日提出されているのじゃないかと、こう思いますが、この点いかがです。
【次の発言】 この法律案の趣旨は、一つには投機と乱開発の排除、こういうことをうたわれておりますね。そして第二番目には、……

第80回国会 予算委員会公聴会 第1号(1977/03/30、10期、民社党)

○向井長年君 矢島先生、御苦労さんでございます。  ただいま二点を中心にして概略をお聞きいたしました。なるほど短期、それから中期から長期にかけてエネルギー問題は取り組まなけりゃならぬということを私たちも痛感いたしております。しかしながら、今日までの現況を見ておりますと、言うならば国家的エネルギー対策というものが非常に欠乏しておるんではないか。言うならば資本主義社会において企業依存という問題が余りにも今日まで表に出過ぎたんではないか、こういう感じをいたしております。特にいまもお話がありましたように、エネルギーと言えば何であるか。まず第一に、基礎エネルギーというものは石油であり、あるいはまたただい……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1977/04/13、10期、民社党)

○向井長年君 大臣にお聞きしますが、私は地方税の基本についてお伺いしたいんです。  この間の予算委員会で私が質問いたしましたときに、地方自治体から正規の手続が出ておるから、手続はそろっておるから認可したと、こういうことを言われた。税金で手続だけでいいのかね。もっと大きく、やはり地方財源をいかなる目的で取るか、あるいはこれがどう今後使われるか、それが他府県に対してもどう影響があるか。もろもろの問題を考えてその問題を自治省でそしゃくをしなければならぬと、こう思うんです。  たとえば、核燃料消費税の問題なんです。この問題について、突如として福井県が出してきた。これに対して、自治省はそのまま認可した。……


11期(1977/07/10〜)

第84回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1978/03/31、11期、民社党)

○向井長年君 三十分の持ち時間でございますから余り詳しくは聞けないんでございますが、特に私は原子力行政にしぼって若干お伺いいたしますが、一番原子力に対する関心を持たれております熊谷長官が就任されて、今後わが国のエネルギー問題の一環として最も重要な問題は原子力開発ではなかろうか、こう考えるわけであります。こういう中で、政府が今後エネルギーの平和利用、特に原子力の平和利用についてどういう形においての取り組みをしようとするのか、まずその姿勢をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 時間がないので簡単に答弁願います。政府が、あるいはまた長官も積極的に取り組むということでございますが、これは政府部内……


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データ更新日:2022/12/09

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