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二宮文造 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

二宮文造[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは二宮文造参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。二宮文造参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
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■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

6期(1962/07/01〜)

第41回国会 商工委員会 閉会後第1号(1962/11/01、6期、公明会)

○二宮文造君 当局に綿製品の対米輸出、特にブラウスとそれからズボンの問題について若干お伺いしたいと思うのですが、八月の三十一日にこのブラウスとそれからズボンは全面的に船積みが停止になっております。当時は日米間の船積みの実績が数量計算に食い違いがあるということで、綿製品の賦課金問題もありまして、アメリカ側を刺激をしてはおもしろくないということで、政府のほうでとられた措置だろうと思うのですが、その後業者あるいは政府の代表と順次交渉を持たれているようでございます。しかも大平外務大臣が渡米されたときにも、国務長官と会ってこの問題にも触れておるようでありますし、また朝海大使を通して数回の会合も開かれてい……

第43回国会 商工委員会 第2号(1963/01/26、6期、公明会)

○二宮文造君 これも新聞の報道なんですが、付近の人の話によれば、しょっちゅうこういうふうに漏洩していたというふうなことを書いてあったように思いますが、そういう点についてはどうですか。
【次の発言】 もう一つお尋ねしておきますが、この導管の工事はいつの工事です。

第43回国会 商工委員会 第9号(1963/02/26、6期、公明会)

○二宮文造君 アメリカに対する問題の綿製品の交渉についてちょっとお伺いしたいと思います。この問題につきましては、ききに衆参両院の緊急質問の議題に上程されまして、大体の方向は示されておりますけれども、なお若干不十分なところがございますのでお伺いしたいと思います。  まず、考え方を整理する方法としまして、現在までのことを振り返って見ますと、一月一日に、それまで七年間にわたって自主規制に基づく短期取りきめで割合スムーズに行なわれてきたこの綿製品の貿易が、突然アメリカのほうから、ジュネーブの綿製品の国際貿易に関する長期取りきめという条項をたてにして、第三条の市場撹乱のおそれがあるということ、及び従来の……

第43回国会 商工委員会 第10号(1963/02/28、6期、公明会)

○二宮文造君 だいぶ時間がおそくなりましたけれども、きょうで質疑を終わりたいというようなお話でございますので、あえて続けさせていただきます。  先ほどからの説明で、プラントの輸出は漸増してきた、だが本法が施行されて、その利用者が一件であった、少なかったということを中心に話を進めて参りたいと思いますが、初めに、措置法の第二条の五項に「この法律において「プラント類輸出者」とは、プラント類の輸出契約の当事者のうち日本国内に住所又は居所を有する者をいう」この住所または居所の考え方についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 と申しますのは、アメリカとの間には、友好通商航海条約ですかありまして、内国待……

第43回国会 商工委員会 第14号(1963/03/14、6期、公明会)

○二宮文造君 この計量法施行法の一部改正の問題で、先ほども松澤先生から、四つにしぼるのはけっこうだけれども、将来特例という問題が出てこぬかというふうに問題で質問があったようでございますけれども、私もそのような意見があるわけです。たとえば、この農業白書ですね――この間出ました農業白書、これが一体その計量法施行法第三条、第六条及び第九条第三項の計量等を定める政令、これの第三番目に該当するものですか、第三項。
【次の発言】 農業白書がこの政令の第一条の第三項に該当するものですかと聞いているのですよ。第三項には、「国が行う農家経済調査、養蚕収繭量調査、漁業経済調査」と、こうあげられておりますが……。ち……

第43回国会 商工委員会 第33号(1963/06/20、6期、公明会)

○二宮文造君 一点だけお尋ねいたしますが、いただいた資料によりますと、今問題になっております金属鉱業の安定のための臨時措置法といいながら、今までの審議の過程では非常に見通しが暗いわけです。しかし、この資料によりますと、各部門にわたって中小企業の占める比率がふえて参っておりますが、これはどういうふうに理解したらよろしいですか、資料の一ページです。
【次の発言】 私は、中小企業の背に腹はかえられない執着というものが、やはりこういうふうな数字に表われてくるのじゃないかと思うのですが、特に気になりますのは、水銀の欄を見ますと、従業者がずっと減ってきております。水銀鉱では、四百三十四ですか、三十七年の十……

第43回国会 商工委員会 第35号(1963/06/26、6期、公明会)

○二宮文造君 午後、五人の方の貴重な御意見を排聴いたしまして、流通革命というお言葉の中に、非常にきびしい試練を受けていらっしゃる中小企業の問題について、今基本法を中心に一段と脚光を浴びたわけですが、きょうの午後の五人の方の御意見を見ましても、消費者を代表する主婦連の方は不満の意を表明されている、また労働組合を代表されている方は、これまたその立場から不満の意を表明された。また、今度は業界を代表された三人の方は、満足はしないけれども、次善、三善の策として、この法案のすみやかなる成立を願って、さらにそれをよりどころにして、的確な中小企業の政策を進めてもらいたいという御意見でございました。またその三人……

第43回国会 商工委員会 第36号(1963/06/27、6期、公明会)

○二宮文造君 私は、公明会を代表しまして、ただいま上程になりました中小企業基本法案につきまして、共同提案にかかる修正案並びに修正部分を除く原案及びただいまの附帯決議案に対しまして、賛成の意を表するものであります。  ただ、この際一言申し上げておきたいことは、昨日の参考人の意見でも、業界代表の方々の御意見の中にありましたように、この基本法は不満足ではあるけれども、これをよりどころにして一歩前進を期待したいというのが業界の方々の意見でございまして、実態のつかみにくい、この中小企業を一本の法案化にしようとしたこの基本法に不満足な性格が現われてくるのは、業界の方々の指摘したとおりでありますが、激しい経……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1963/05/23、6期、公明会)

○二宮文造君 要望ですが、小野田の大浜炭鉱ですか、あの事故につきまして、次の委員会にでも説明を受けたいと思います。

第43回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1963/05/29、6期、公明会)

○二宮文造君 先ほど阿具根委員から非常に御心配されておったのですが、大浜炭鉱は、その後希望退職を募集いたしましたところが、非常に大ぜいの方が希望退職の申し出をした。かえって会社側のほうでは慰留させるのに大わらわだったというような新聞の報道を見たように思うのです。このことは、現地で作業されている労務者の方は非常に危険性を感じておられる。先ほどの当局の説明では、中小炭鉱としては非常に希望のある炭鉱だというようにいわれていたわけですが、当局の見ためど、それから、現地で作業に従事される方の考え方と、その事故を契機に、大いに変わってきたと思うのですが、その面はいかがですか。

第43回国会 予算委員会 第5号(1963/03/04、6期、公明会)

○二宮文造君 だいぶ長時間になりまして、大臣各位も、また先輩の諸兄も御苦労さまでございます。私は昭和三十八年度の予算につきまして、主として外交問題に関連しまして、政府の所信をお尋ねしたいと思うのでありますが、質問に先だちまして申述べたいことは、率直に申しまして、国民は政治の方向、特に外交については何も知らされていない、言いかえるならば、政府がきわめて不親切であるということを申し述べたいのでございます。大平外相は、日本は外交が必ず内訌を引き起こしてやりにくいという旨を漏らしておられますが、もちろん外交は超党派でやるべきものであります。しかも、それが国民の利益に向かって進んでいくものであることは当……

第46回国会 外務委員会 第5号(1964/02/25、6期、公明会)

○二宮文造君 国際価格の対比をちょっと教えていただきたいのですが、国内産との。

第46回国会 外務委員会 第7号(1964/03/05、6期、公明会)

○二宮文造君 さっきの事例ですがね、こういうふうに理解すればいいんですか。日本人が本国法の方式に適合する条件を備えておれば、イギリスにある財産についてもその遺言の方式によって参照される、有効である、こうなるわけですか。
【次の発言】 それはイギリスの国内法には抵触しても……。

第46回国会 外務委員会 第9号(1964/03/17、6期、公明会)

○二宮文造君 先ほどのに関連してちょっと伺っておきたいんですが、一九一一年の当時の資源の状態はどうですか。
【次の発言】 それから、海上猟獲については、先ほどからたびたび問題になったんですが、陸上の猟獲については、何か規制の方法ありますか。
【次の発言】 それからもう一つ伺っておきたいのですが、配分を受ける毛皮の性別ですね。これも細目の協定はあるのですか。
【次の発言】 それを聞きましたのは、先ほどの説明では、大体雄の場合は七万円ぐらいするような話でございましたのですが、国庫に入っております金額は、一万五千枚で大体二億円と、荒らい計算をしますと、六千何百円というような単価になるのですが……。

第46回国会 外務委員会 第15号(1964/04/14、6期、公明会)

○二宮文造君 一時輸入の件についてお伺いしたいのでありますが、すでに質問があったかわかりませんが、台数の制限などというものはどういうふうに判断したらよろしいのですか。といいますのは、こちらへ入ってきた、一時に入ってきた人一人についてですか、一家族についてですか。そういう台数についての考え方はどういうふうにしたらよろしいのですか。旅行者が入ってきますね。その家自用車として輸入税なんかを一時徴収しないわけですから……。
【次の発言】 その辺わからなかったのですが、どういうことですか。世紀の運転免許証を持っている人が三人入ってきた、一家族で……。

第46回国会 外務委員会 第16号(1964/04/21、6期、公明会)

○二宮文造君 オーストラリア連邦との協定についてお尋ねしたいのですが、手元にある資料を見ますと、オーストラリアに対する輸出実績で、輸出額は一九六〇年に七千八百万ドル、六三年に一億五千八百万ドルで、倍増しております。ですが、その繊維品の中で綿織物の項目を見ますと、一九六〇年に三千六百万ドルで、でこぼこがありますが、六三年には三千五百万ドルに減っておりますが、これには何か考えられる理由がありますかどうか、まずその点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この綿織物がオーストラリアの輸入全体の中で占める割合は、どれくらいのパーセントになっておりますか。

第46回国会 外務委員会 第22号(1964/05/21、6期、公明会)

○二宮文造君 私は公明会を代表して、本条約の承認について賛意を表するものであります。  われわれは、従来から、いかなる理由を問わず、核兵器の製造、実験、使用については人命を脅かすものとして反対する、これを戦争に使用する国々の責任者に対しては、人類の生存権を否定するものとして極刑に処すべきであることを、全人類の名のもとに決意すべきであることを提唱してきたのであります。その意味から、今回の条約は一歩前進であるとして賛意を表するものであります。もちろん、本条約は幾多の問題点をはらんでおります。たとえば、核実験の全面禁止が全人類の要望であるにもかかわらず、地下実験を除外して核兵器に今後の開発の余地を与……

第46回国会 決算委員会 閉会後第2号(1964/08/31、6期、公明会)

○二宮文造君 時間がありませんので、具体的な問題で一つだけお伺いしたいのです。北区のあれは赤羽にありますか、陸上自衛隊の武器補給処十条支処のこの問題ですが、これは当局とも相談をし、かつまた、地元の住民の意向もありまして、施設の移転を願いたいというふうな動きを聞いておりますが、どの程度まで当局として理解されているか、これをお伺いしたい。
【次の発言】 説明ですが、地元ではもうすでに十万名に及ぶ署名運動をしまして、早く移転をしてもらいたいと、これはもう切なる要望です。  それからもう一つは、これが毎年毎年、一年の契約で更改されている。いまの説明にもありましたように、これは一時使用だと。しかも、その……

第46回国会 決算委員会 閉会後第3号(1964/09/01、6期、公明会)

○二宮文造君 先ほど相澤委員が大臣に質問したのですが、同じことですが、国立高専の用地の問題ですが、先ほど相澤委員が地方財政法の十二条に違反するのじゃないかというふうに申し上げた。ところが、それに対する大臣の答弁が、どうも地元が熱心だということを強調されて、大蔵省当局としては、その地財法に違反するのかどうかということに対する答弁がなかった。さらにまた、その後国会で非常に問題になりまして、いま盛んに等価交換の手続を進め中であると言う。作業をお進めになっておる限りにおいては、どうも違法性がくさいというふうに御了解になっておるのかどうか、この点をまずお伺いしたい。

第46回国会 決算委員会 第7号(1964/03/18、6期、公明会)

○二宮文造君 総理にお尋ねしますが、公社だとか公団だとか、あるいは事業団だとか、いわゆる政府関係機関、あるいは特殊法人が最近ずっとふえてきております。そのあり方について、いまいろいろと批判の的になっておりますが、つい先ごろ、本院で鉄道建設公団が議決を見ました。そういうふうな新設の意義とか、あるいは既設のものに対する整理統合とかということが、いまいろいろ言われておりますが、それに対するお考えをまず承りたい。
【次の発言】 いろいろと法を見たんですが、なるほど業務目的に向かって単独立法になっておりますから、いろいろなやり方はあると思うのですが、並べてみますと基本的なものはあるわけです。ですから、そ……

第46回国会 決算委員会 第9号(1964/05/13、6期、公明会)

○二宮文造君 大臣に時間の制限があって、どうも映画のこま切れ撮影みたいで都合が悪いのですが、質疑を進めます。  今度の三十七年度の会計検査院の決算報告、これを見まして、相変わらず、不正とか不当とかの支出が非常に多いわけです。私は、きょうは、この決算の性格の上から、会計検査という問題で大臣にお伺いしたいのですが、従来からも会計検査院からたびたび指摘を受け、改善の意見が出ております。また、総理大臣も、三十七年の決算委員会ですか、当院の決算委員会で、あらゆる機会に、あらゆる方法で、このような不正不当支出はなくするという御答弁ございましたし、また、ことしの予算委員会でも、不正不当事項について質問があり……

第46回国会 決算委員会 第11号(1964/06/10、6期、公明会)

○二宮文造君 文部大臣の御出席をお願いしたのですが、衆議院との関係でおいでになれないというようなので、大臣への質問は、後日所管別にやりますときに譲りまして、きょうは、具体的な問題でひとつ文部省にお伺いをしたいと思います。  その前に、教育費の住民負担の問題につきまして、解消あるいは軽減について、文部省がこれまで次官通達とか、あるいは局長通達でもって、それぞれ関係当局に行政指導しておりますが、その年次及びそのあらましについて最初にお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 ちょっと会計検査院にお伺いしたいのですが、教育費に限らず、警察とか、消防とか、あるいは土木事業とか、そういうものについての……

第46回国会 予算委員会 第18号(1964/03/24、6期、公明会)

○二宮文造君 早川国家公安委員長にお伺いいたしますが、つい先ごろライシャー大使が危害を受けられたそうでございまして、私ども公明会もたいへん遺憾の意を表明するものでございますが、大臣のもとに送られた報告、その状況についてまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 何かたいへんな不祥事件でございまして、お手元のほうでそういう不穏な空気というものを察知をされたような形勢はありましたですか。
【次の発言】 私どもは、在日公館の生命財産というものは、われわれの責任においてお守り申し上げるのが当然だと、また、これが国際慣習でもありますし、こういうふうな手落ちがあってはならないと思うのでございますが、今……

第47回国会 決算委員会 第1号(1964/11/27、6期、公明党)

○二宮文造君 文部省の決算の審査に入ります前に、お忙しいところ会計検査院の院長に御出席を願っておりますので、まず院長に会計検査の態勢あるいは姿勢というものをお伺いしておきたいのですが、これは前々回も前任の院長にお伺いをして、はなはだ要領を得なかった部門です。したがって、きょう、繰り返すようですが、もう一度お伺いしたいのですが、会計検査院というのは独立の部門で、非常にその職責は重大な立場にあるのですが、国が法令に違反してその予算の執行がうまくいっていない場合、すなわち、それが地方団体にはね返った場合、会計検査院としては、検査の段階でそういうことを指摘する権限といいますか、あるいは報告のほうから言……

第47回国会 決算委員会 第2号(1964/12/02、6期、公明党)

○二宮文造君 ちょっと関連して。いま総裁の御答弁があったわけです。要するに、交渉に負けたと言うけれども、私たちが感じますのは、やはり交渉に負けたと言われる総裁のそのおことばが、国民に実害を与えたという結果にやはりなってくると思う。  そこで、会計検査院の方にお伺いしたいのですが、この検査報告の中で、この問題を、処置当を得ないもの、こういうような項目で取り上げていらっしゃる。さらに、検査報告を見ますと、不当事項、あるいは不正行為、そうしてまたその他の中には、処置当を得ないもの、こういうふうに分類をされていらっしゃいますが、その不正のほうはわかりますが、不当行為と、それから当を得ないと、こう判断さ……

第48回国会 決算委員会 第3号(1965/02/10、6期、公明党)

○二宮文造君 先ほど私聞き漏らしたのですが、きょうは大蔵大臣はお見えにならないのですか。――そうしますと、大蔵大臣はまた後日この席にお見えになるわけですね。  それじゃあ、次官も何か退席されるような御都合伺いましたので、資料だけ提出をお願いしたいと思うのですが、御承知のように、地方財政再建促進特別措置法で、「地方公共団体は、当分の間、国に対し、寄附金、法律又は政令の規定に基かない負担金その他これらに類するもの(これに相当する物品等を含む。」云々、カッコを閉じて「を支出してはならない。」というふうな、あとにただし書きをもって規定もしておりますが、こういう法律がございます。ところが、実際には、地方……

第48回国会 決算委員会 第5号(1965/02/17、6期、公明党)

○二宮文造君 私はやはり綱紀粛正の問題で総理の御意見をお伺いしたいのですが、三十七年度の批難事項の具体的な例につきまして先ほど横川委員からお話がありました。最近はまたそれが続発してまいりました。警察庁のほうでも初めて汚職白書をつくる、非常に好ましくないような状態が起こっておりますが、こういうふうな公務員や、それから公社、公団のいわゆる政府関係機関に勤務する人たちの最近の汚職事件、それについて総理はどのような見解を持っておられますか、まず最初にそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 最近一、二カ月の新聞の報道を見ましても、運輸省、それから建設省、さらに郵政省、大蔵省、法務省、労働省と、ずい……

第48回国会 決算委員会 第6号(1965/02/19、6期、公明党)

○二宮文造君 本論に入ります前に、決算並びに検査報告の取り扱いについて、会計検査院長にお伺いしておきたいのですが、憲法第九十条の「国の収入支出の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査し、内閣は、次の年度に、その検査報告とともに、これを国会に提出しなければならない。」こういう規定がございますが、私ども常識で考えてみますと、提出しなければならないということは、承認も含むのではないかと、こういうふうな常識的な解釈があるわけです。ところが、この点非常に不勉強であったのですが、この委員会で問題になりますのは、決算並びに検査報告の承認ではなくて、従来の慣例として審査報告を承認するないしは不承認というふう……

第48回国会 決算委員会 第8号(1965/05/07、6期、公明党)

○二宮文造君 資料の関係で着席のままで質問させていただきたいと思います。予備費の使用に先立ちまして国有財産のことでちょっとお伺いしたいのですが、この国有財産について私が調査を進めておりますと、非常に親しい友人ですが、色を変えまして、最近、政界のスキャンダルといいますか、それにつながるような問題、政界の内部事情に詳しい人が、故意か偶然かわかりませんけれども、変死をしている。国有財産の調査を進めていると必ずそういうことにも関係するから、よしたほうがいいでしょうというふうなまじめな顔をして忠告をしてくれました。そのときの名前として、池田前総理の秘書官の変死の問題とか、それからまた、言論時代社の倉地何……

第48回国会 地方行政委員会 第7号(1965/02/18、6期、公明党)

○二宮文造君 銃砲刀剣と申しますと、大体暴力団に関連すると思うのですが、手元に昨年の一月現在の暴力団と称するものの実態を資料にいただいておりますが、昨年はことにこの摘発について心を砕いていただいたのですが、その後の実態というものについて、昨年の摘発がどのように効果をあらわしているか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの説明でございますが、大体三百九十九団体、人数で七千九百人が組織としては壊滅状態になったのですか。個々の人間は、やはり他の組織に入る、それが正業についていない限り、やはり構成人員が減ったというふうには感じられないのですが、そういうふうな指導とかなんとかいう面については……

第48回国会 地方行政委員会 第16号(1965/03/23、6期、公明党)

○二宮文造君 消防法の改正などにつきまして若干お伺いしておきたいのですが、まず最初に、こまかい問題ですが、条文第四条の二ですが、今度の改正で、市町村長を抜いているのですが、これはどういう意味ですか。
【次の発言】 それを受けるわけですね。
【次の発言】 次に十条の第二項ですが、どうも私、条文を見てみますと、何か現行法のほうが、えらくはっきりしているような感じがするのですが、たとえば現行法では「危険物で別表に掲げる類を異にするものは、これを同一の貯蔵所」云々とこうなっているのですが、改正のほうは足して二で割って、その和が一になる、こういうふうな改正の条文ですが、非常に難解なようなんですが、こうい……

第48回国会 地方行政委員会 第19号(1965/03/30、6期、公明党)

○二宮文造君 地方税法の一部を改正する法律案につきまして、すでに種々の点にわたって審議が重ねられたわけですが、私のほうから、若干の点についてお伺いしたいと思います。  これは、午前中も質疑があったようですが、七十五条に、ボーリング場が、いわゆる娯楽施設利用税の対象施設として、この中に挿入されたということについてお伺いしたいのですが、前回も、いろいろと質疑があったようですが、私たちとしても、ボーリングのスポーツ性というものは、いまの利用者の状況から見て、漸次、これが向上していくというふうな見方をしているわけですが、舞踏場や、あるいはゴルフ場、パチンコ場、射的場と並んで、ここヘボーリング場と掲示さ……

第48回国会 地方行政委員会 第20号(1965/03/31、6期、公明党)

○二宮文造君 私は公明党を代表いたしまして、ただいま提出されました修正案の趣旨に賛成し、政府原案に反対するものであります。  昭和四十年度の地方財政における歳入構成を区分にしてみますと、地方税の場合に四二%、地方譲与税で一%、地方交付税で二〇%、国庫支出金で二七%、このような状態になっております。いわゆるこれが地方財政力あるいは地方自治が三割自治といわれる実態であります。しかも市町村によりますと、その自主財源、いわゆる税収入が歳入総額の十数%という状態で、これでははなはだ好ましくない状態といわなければならないのであります。しかもなお、地方団体におきましては、給与費や、あるいは公共施設の充実など……

第48回国会 地方行政委員会 第30号(1965/06/01、6期、公明党)

○二宮文造君 関連。いまの乱用のことで。先ほど乱用を防止するということで、だいぶ議論があったわけです。この提案理由の説明の中に「たとえば、このたびの東京都議会の場合のように、議会が自主的に解散することによって、選挙を通じ、」云々と、この一項についてですが、「東京都議会の場合のように」と、こう指定された内容ですが、たとえば総辞職の気配にあって少数の人が辞表を出さないがゆえにこういう道を開いていかなければならぬということに解するのか。あるいは総辞職をしなければならぬような要件、たとえば今度の東京都議会のように議長選挙にからんで贈収賄の事件があった、それに対して世論の高まりがあった、そういうものを前……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 決算委員会 第2号(1965/08/06、7期、公明党)

○二宮文造君 三十八年の決算の審議にあたりまして、いまも相澤委員からお話がありましたが、国有財産の管理をめぐりまして、非常に私ども遺憾な点か多いわけです。佐藤総理も、特に今回の所信表明で責任のある政治とか、あるいは清潔な政治ということをスローガンに掲げて苦労なさっているようでございますが、また、ついせんだっての東京都議会のあの解散問題に関しましても、世論は清潔な政治を非常に要求していると思うのです。いまもお話がありましたけれども、私はそういう意味で国有財産の管理について、さらに厳格な運営をお願いしておきたいと思うわけです。  そこで三十八年度の決算に関する検査報告書を拝見いたしたのですが、この……

第50回国会 決算委員会 第8号(1965/11/05、7期、公明党)

○二宮文造君 ちょっと関連。先ほど東海興業のことにつきまして営繕局長さんにお伺いしたのですが、この東海興業へ川合氏が入社をした年月日並びに東海興業の設立年月日、そうして東海興業が設立されて川合氏が入社するまでの建設省との請負金額を、年次別の資料として御提出願いたいと思いますが、よろしいですか。

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第5号(1965/11/26、7期、公明党)

○二宮文造君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま上程になっております日韓案件について若干質問を進めてまいりたいと思います。  その前に、本案件をめぐりまして、衆議院におきましては強行採決という暴挙がなされましたし、それに伴いまして、国会の混乱という状態で、国民がいま注視しておりますのは、明らかに政治不信につながるようなことではないかと思うのです。国会の一院として、私どももこういう状態は非常に残念であります。そのことにつきましては、本委員会におきましても、たびたび論議をされましたし、政府あるいは与党のほうにも若干反省の色もあるかと思いますが、なお、重大な問題でございますので、この取り扱いに……

第51回国会 決算委員会 閉会後第1号(1966/06/29、7期、公明党)

○二宮文造君 三十九年度決算の審議に入るのですが、この会計検査院の三十九年度の決算検査報告を見ましても、いま非常に問題になっております国有財産について、非常に会計検査院としては私、異例と申し上げたらどうかと思うのですが、異例と思われるほどの精力的な調査をされているわけです。検査報告を見ますと、十ページ以上にわたりまして、是正改善の措置を要求し、あるいは意見を付して関係当局にも回されているわけです。そういう事態の中で、私どもこの委員会で、かつては国有財産に関する小委員会もありましたし、その中で種々審議をされてまいりましたが、その一つ一つの問題について、その後の経過を伺って、三十九年度の決算審議の……

第51回国会 決算委員会 第2号(1965/12/27、7期、公明党)

○二宮文造君 三十八年度の決算の審査にあたりまして、三十八年といいますと、ちょうどあの炭鉱の閉鎖ですね、それが非常に問題になっていた期間です。私いまお伺いしたいのは、端的に申し上げますが、昭和三十二年に第一次が始まりまして、四十年の三月に引き揚げてきまして、それで一応打ち切りになりました西ドイツに対する炭鉱労務者の派遣の問題についてお伺いをしたいわけです。  まず最初に、この派遣計画の成立の経緯、それからその内容について、アウトラインだけお伺いしておきたいんです。
【次の発言】 いまお伺いしまして、ほぼ明らかになったのは、名目は技術研修という名目でありましたけれども、内容はやはり、日本の炭鉱の……

第51回国会 決算委員会 閉会後第2号(1966/06/30、7期、公明党)

○二宮文造君 私、前日に引き続きまして、かって本院の決算委員会、あるいは国有財産に関する小委員会で問題になりました件につきまして、そのつど当局の処理をお願いしてきたわけでございますが、その後の経過を伺いながら、今後の審査の過程に資してまいりたい、こう思います。  まず最初に、大蔵省にお伺いしたいんですが、日銀のダイヤのことにつきまして、近々にその何分の一かが処分される。それについて私どものほうから、管理を厳正にしていただきたい、さらに価格の点についてとかくの批判もあるようですので、再鑑定をし、評価の点に遺憾なきを期してもらいたい、あるいは処分の方式につきましても、少なくとも疑いを呼び起こさない……

第51回国会 決算委員会 閉会後第3号(1966/07/01、7期、公明党)

○二宮文造君 ちょっと関連。地方財政再建特別措置法とか、そういうものの趣旨というのは、地方財政が非常に逼迫している、それで、国立高専の場合もよく議論になるわけですが、国側は、地元の熱心な行動によってこういうことになりましたと、いわばその熱意を買うわけですが、地方側としますと、身銭を切って迎え入れようという、背に腹はかえられない事情があるわけです。そういうことをやらせて地方財政を窮迫させちゃならぬというのが、今度のこの趣旨だろうと思うのです。で、私伺っておりまして、この気仙沼の問題については、問題がすでに二十九年に起こっておる、それの延長であるから、いま云々されている措置法の問題には触れないのだ……

第51回国会 決算委員会 第4号(1966/02/07、7期、公明党)

○二宮文造君 ちょっと関連して。資料の形でお伺いしておきたいのですが、この発起人代表の小島忠という方は、前回私がニューエエンパイヤーモーターの関係で種々当局の答弁を求めましたときに、あのニューエンパイヤモーターが大蔵省と売買契約を結ぶその以前に、小佐野賢治という方と根抵当権を設定した。この小佐野賢治という方はたしか国際興業の有力な方であると思いますが、その国際興業のたしか代表取締役に小島忠氏はいたと思います。したがいまして、いまこの池袋交通センターの問題にも小島忠氏が顔を出してきた。かつて問題にしたニューエンパイヤモーター株式会社の、あの虎の門公園の問題についても、間接的にでも小島忠氏が顔を出……

第51回国会 決算委員会 閉会後第4号(1966/07/02、7期、公明党)

○二宮文造君 だいぶおそくなりましたので、簡単に質問申し、また要領よく答弁を願いたいのですが、従来、非常に私ども関心を持ちながらその機会がなくて、不勉強のまま今日まで終わってしまいました。幸い、ここに資料も出していただきましたので、二、三点お伺いしたいわけです。  その初めに、国会の事務局の職員の採用とか、あるいはその後の配置転換、まあ特に私がお伺いしたいのは採用の大綱です。その事務局の職員の場合と、それから、ここにあります常任委員会の調査室の室員、この採用のほうはどういうような経路をたどって、手続をもって採用されますか。それをお伺いしたい。

第51回国会 決算委員会 第5号(1966/02/09、7期、公明党)

○二宮文造君 前回の委員会で、国有財産に関する小委員会で問題になりました接収ダイヤの問題とそれから碑文谷のマンションの件につきましては、当局からその後の経過の御説明がありました。私は、きょう冒頭にお伺いしたいのは、これまた小委員会で問題になりました若松町の経理学校あと地並びに虎の門公園、このその後の経過についてお伺いしたいのですが、前者については、そのときの当局の御発言では、国に返還をさせて東京都に住宅用地として払い下げると、こういう方針で進むと御答弁でございましたが、その後の経過、それから虎の門公園につきましては、根抵当権が第三者によって設定されておる。これが抵当流れになっては困る、したがっ……

第51回国会 決算委員会 第6号(1966/02/14、7期、公明党)

○二宮文造君 冒頭に、相澤理事から国有財産の管理処分について質疑がございました。私もその小委員の一人として審議に参加してまいりました。その過程を振り返ってみて、次の三つの問題につきまして総理の御見解を伺いたいと思うのです。  その第一点は、先ほども相澤理事が国有財産の管理処分をめぐって政党人が介在をする、これは政治の姿勢を正す上においてはなはだ好ましくない、こういう御発言がありましたけれども、事実そのような問題が当委員会の、しかも小委員会で問題になりました軍、学校のあと地を幽霊法人の法人名で借り受け、それを他に転貸しをする、しかもその代表者が政党人である、国のほうはしばしば返還要求をし、未契約……

第51回国会 決算委員会 第7号(1966/02/16、7期、公明党)

○二宮文造君 私は前回総理大臣に、また前々回の本委員会でも問題にいたしました高輪の旧御用邸のこれから行なわれんとする交換契約、それを、当局の考え方を聞いたわけですが、それに重大な関連を持ちます問題として、きょうは新たな時点からもう一つの問題をお伺いしたいと思うのです。といいますのは、四十年十二月の二十八日、まさに御用納めのそのときですが、国と財団法人中央労働福祉センターとの間に交換契約が取りかわされ、一月の二十五日にこの契約が実施されました。ついては、この交換に至る経緯を大蔵省のほうから簡単に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 いまの答弁でございますが、実は前回も申しましたけれども……

第51回国会 決算委員会 第9号(1966/02/23、7期、公明党)

○二宮文造君 私はベトナム救援費の問題についてお伺いをしたいと思います。この件につきましては、本委員会で昨年の五月七日稻葉委員が、そしてまた、昨年の十月の二十五日に黒柳委員が、それぞれ質問をいたしております。時間の関係でそれらのところをはしょりまして、直ちに本論に入ってまいりたいと思うのですが、このベトナム救援費が東南アジア文化友好協会を通じて行なわれたという時点から始めてまいりたいと思うのです。  昨年の五月七日の会議録を読みますと、稻葉委員が、この品物や何かを送るときに、これは本来赤十字を通じて行くべきなのに、赤十字を通じなかったというのはどういうわけかというのに対しまして、外務省の広瀬参……

第51回国会 決算委員会 第10号(1966/02/25、7期、公明党)

○二宮文造君 農林省の方に御出席を願って、私いまこれからお伺いしたいことは、江戸川区の堀江町にあります国有農地についてのことでございますが、実は昨年の三月の末ごろでございますが、読売新聞に――約二万坪のこの土地が払い下げになる、そうして現在の農地法の売買価格から計算すると坪当たり三十幾円になる、農地法の関係からいくと、東京にある土地が坪当たり三十幾円で当然の権利として払い下げを受ける、こういう段階になって、これはいかにも常識を逸脱した金額ではないか、またその経緯をたどっていくと、ここに非常にあいまいもことしたことがあるというので、新聞に取り上げられまして、都議会の公明党のほうでもこれを問題にし……

第51回国会 決算委員会 第11号(1966/03/28、7期、公明党)

○二宮文造君 いまの相澤委員の御提案のことで、前段のことについて私は全然異論はありません。しかし、後段の泥亀町――「でいきちょう」と読むそうですが、泥亀町の六万七千坪のうち、二万二千坪を横浜市が国に提供してもよろしいというふうなお話のようでありましたけれども、この点をひとつ国有財産局で御調査願いたいと思うのです。私どもが調べた範囲内では、あの泥亀町のハス沼――どろ沼は、横浜市と京浜急行との契約で、土地が造成されますと、京浜急行のものになることになっておると私承知しているのですが、それがいまのお話ですと、横浜市が国に提供してもいいということであれば話は別問題、この点を御調査願いたい。後日、資料と……

第51回国会 決算委員会 第12号(1966/04/04、7期、公明党)

○二宮文造君 私は、前回に引き続いて、住宅公団関係についてお伺いしたいと思うんです。  最近、住宅団地とかあるいは工業団地について、住宅公団のほうが多角的な活動をされておる。今後もますますそういうふうな需要が多くなってくる。その際に、その用地の取得とかあるいは団地の処分にあたって若干疑義のある面もありますので、前回以来問題にしてきたわけですが、この前は光明池団地についてそのアウトラインだけお伺いしたわけですが、きょうは時間の関係で順序を変えまして、工業団地の問題についてまず最初にお伺いしたいと思うわけです。  大都市周辺とかあるいは産炭地の周辺に住宅公団が鋭意工業団地をつくられている。そうして……

第51回国会 決算委員会 第15号(1966/05/30、7期、公明党)

○二宮文造君 いまお話を承っておりまして、原子力潜水艦の横須賀入港の問題に関連して、一、二お伺いしておきたいのですが、いまお話しになったことは、大体基地周辺の住民の生命あるいは財産に支障がない、そういう論点でお話が進められたと思うのです。しかし、いま国民がこの原潜の入港について関心を寄せておりますのは、やはりベトナムの戦争との関連において関心を寄せておると思うのです。政府のほうもたびたび国会答弁で、ベトナムの和平は望むところで、それに対するところの努力は、あらゆる努力を惜しまない。たとえば、伝えられるところによると、外務大臣がソ連へ飛んだそのときの話にも、和平の打診の意図があった、あるいは特使……

第51回国会 決算委員会 第16号(1966/06/06、7期、公明党)

○二宮文造君 私は昭和四十年度の特別会計の予備費使用についてお伺いをしたいわけです。  使用総調書によりますと、交付税及び譲与税配付金特別会計におきまして、借り入れ金の利子の不足を補うために必要な経費七千七百万円が計上されて承諾をいま求められているわけです。これは御承知のように、地方公務員の給与ベースの引き上げによりまして、この特別会計が借り入れ金をしなければならないという事態に基づいて出てきた問題であると思うのです。で、この問題が起こりまして特別会計法、その特別会計法の附則の第十四項、第十五項、第十六項で、それぞれ措り入れ金の規定、あるいは年間控除の規定、さらに、第十六項では、「前二項の規定……

第51回国会 決算委員会 第17号(1966/06/08、7期、公明党)

○二宮文造君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和三十八年度一般会計歳入歳出決境外三件を承認できないことを表明するものであります。  ただ、この際特に申し述べたいことは、先ほど朗読されました本件審査の結果に関する案文は、今後の予算執行及び国有財産の管理処分にあたって、政府みずからの姿勢を正しくするためには、まことに重要であり、まさしく国民大衆の政府に対する警告であります。したがって、それに異議を抱き、あるいは反対いたそうとするものでないことを明らかにしておきます。  不承認の意思は、前記決算審査報告案文の「(二)前記決算については右の警告を与えることとしたほか、異議がない。」と……

第52回国会 決算委員会 第1号(1966/07/18、7期、公明党)

○二宮文造君 私、宮内庁に資料提出をお願いしたいと思っておるわけですが、八項目ほどありますので、ひとつお願いします。  その一つは、高輪南町にあります通称高輪御殿と言われておるあの土地についてでございます。第一に、東久邇家がこの高輪御殿に居住されましたその事情、及び、もし賃借り料を取っているのであれば、その有無、私は特にこの中でお伺いしたいことは、東久邇家のほうから申請をされて、そうして、そこに居住されたのか、あるいは宮内庁のほうの意図によって東久邇家がそこに居住されたのか、その辺を知りたいわけです。もしも東久邇家からの申請によるものであれば、その申請願いの写しを御提出いただきたい。  第二番……

第52回国会 決算委員会 閉会後第3号(1966/09/01、7期、公明党)

○二宮文造君 本日は大蔵省所管の案件につきまして決算委員会で審査を始めるわけでございますが、その前に、いま非常に問題になっております田中彰治代議士の逮捕事件につきまして、私どもとして一言ここで触れておかなければならないような時点にあると思うわけでございます。同僚委員の方の御了解もいただきまして、その件に触れさせていただきたいと思うわけですが、なぜかと申しますと、虎の門の公園あと地の払い下げにからみまして、関係者であるところの小佐野賢治氏に対して、参議院決算委員会における会議録を示して、それはすなわち、伝えられるところによりますと、昨年の五月七日付の私の質疑の部分であると承知しておりますが、それ……

第52回国会 決算委員会 閉会後第4号(1966/09/02、7期、公明党)

○二宮文造君 関連して。いまの局長の答弁ですがね、この予備費の使用額の中に出ておりますベトナムの生活安定救援費に要した経費という、これは五億円の問題だと思うのですが、これは当委員会でもたびたび問題になりまして、局長は調べて御返事しますというお話でございますが、委員会で明らかになったところによりますと、目録をつけて日本を出発したことははっきりしております。それから大使館の関係のところで受け取ったことまではっきりしておる。ところが、その品物が間違いなくベトナム政府に渡されたという、そういう証拠書類といいますか、そういう権威のある書類は外務省にはお手持ちでないはずですが、いま調べて御返事しますと局長……

第52回国会 決算委員会 閉会後第6号(1966/09/28、7期、公明党)

○二宮文造君 委員長ちょっと関連して。私、昨日からずっとお伺いしておったんですが、農林中金の理事長が退席されたので、ちょっと要領を得ない部面も出ますが、問題はいまの担保物件の問題です。昨日から担保物件がダブっているのではないかと、三行の間で過当に融資されているんじゃないかというので、いまも岡委員から担保物件の明細を明らかにしてもらいたいという御要望があったわけですが、私もそういう同じ心配をするわけです。といいますのは、宝不動産という会社が中央区の日本橋牡蛎殻町に不動産――土地、建物を持っております。その土地、建物について一応公庫のほうでは五千百万円と、こう評価をしていらっしゃるようでございます……

第52回国会 決算委員会 閉会後第7号(1966/09/29、7期、公明党)

○二宮文造君 いま小林委員から質疑がありましたが、私もそれに関連して、時間がございませんので、項目別に分けてお伺いしたいと思います。  まず第一点は、三十八年度の決算検査報告を見ますと、天塩第一それから天塩第二、それから雨竜と、しかもこれが面積においては演習林の九五%を占めている。しかもその指摘した事項を見ますと、 全部三十七年四月からと、こうなっております。そうしますと、三十七年以前にはこういう問題はなかったのかどうか、三十七年からこういう経理のしかたをし始めたのか、あるいは所長とか事務長がかわってこういう経理の方法を始めて問題になったのか、いわゆる以前に問題があったのかなかったのかという点……

第52回国会 決算委員会 閉会後第8号(1966/09/30、7期、公明党)

○二宮文造君 私も、いま岡委員、仲原委員からそれぞれ御発言がございまして、私もいまの資料の提出の問題につきましては、委員長から御発言がありましたような与党の内容のものであっては、絶対に承服できない。論点がダブりますからあえて詳しくは説明いたしませんが、いまも再び岡委員が指摘されましたように、現在の決算委員会の審議にあたりましては、問題になっている、しかも、焦点としてしぼられた領収書というものが提出されなければ、問題の本質は解明できない時点に到達しております。それを出さないということは、これはむしろ委員会の審議がこれ以上入れないということを意味する致命的な問題になってくる。  さらに、政府が責任……

第52回国会 決算委員会 閉会後第9号(1966/10/01、7期、公明党)

○二宮文造君 二十七日以来いろいろ問題になりまして、審議が進められてきたわけですが、冒頭に私公庫のほうにお願いいたしたいことは、開銀資金の流れという、こういう非常に簡明な資金の流れの表が出てまいりましたので、たいへん恐縮でございますが、私の質疑を続けております間に、ひとつ公庫の資金の流れという表も出していただきたい、こう思うわけです。お願いできましょうか。
【次の発言】 時間の関係で私も問題を整理したいと思いますが、きょう私が質疑をしたいと思っております第一点は、先日に引き続きまして、農林開発興業株式会社との交換の問題、第二点は、ブドウ糖工業会に対する融資の概略、第三点は、問題になりました宮崎……

第52回国会 決算委員会 閉会後第11号(1966/11/18、7期、公明党)

○二宮文造君 共和グループに関しますいわゆる政府の調査報告をめぐりまして、昨日来、鋭意審議が重ねられてきたわけでございますが、いまこの問題を振り返ってみますと、九月の一日に高槻の国有林の交換に際しての評価が三千五百万円だと、それに対して農林中金あるいは株式会社東食が四十億円足らずの根抵当権を設定しておる。これははなはだ疑問点が多いじゃないかというところから出発したことを私思い出すわけであります。当初林野庁はこれは適正な評価である、あるいは農林中金は添え担保だから問題はないのだ、こういうふうな答弁で終始しておったわけでございますが、しかしそれが今日、松野大臣のことばをもってすれば、政府が持ってい……

第55回国会 決算委員会 第2号(1967/03/22、7期、公明党)

○二宮文造君 私は、会計検査院の三十九年度決算検査報告に指摘されております補助金の項の「日本ベル福祉会館の建設計画が当を得ないため補助の目的を達していないもの」、こういう項目で指摘を受けております日本ベル福祉協会の件についてお伺いをしたいわけであります。  検査院が指摘をしておりますこの問題につきましては、すでに本委員会におきまして再三質問をいたしましたが、その項目は大体土地に関する問題でございまして、御承知のようにこの土地は国が社会福祉法人楽石社に用途指定をいたしまして払い下げをしたもので、それがその用途指定に反して転売されたということで、国は一昨年楽石社を相手取りまして、特別違約金の請求の……

第55回国会 決算委員会 第3号(1967/03/23、7期、公明党)

○二宮文造君 私は、会計検査院の三十九年度の検査報告に指摘されております農林省の関係分におきまして、漁船の再保険金の支払いにあたり処置当を得ないもの、こういう指摘事項でございますが、この件について若干お伺いしたいと思います。  会計検査院の指摘によりますと、「実地に検査したところ、組合の損害調査が十分でなくてん補額が過大に認定されているものをそのまま認めて再保険金を支払っているもの五十一事項、保険事故でないものに対して再保険金を支払っているもの四事項、保険引き受け以前の事故に対し再保険金を支払っているもの二事項および損害額が誤って過大に計算されているものをそのまま認めて再保険金を支払っているも……

第55回国会 決算委員会 第4号(1967/03/24、7期、公明党)

○二宮文造君 午前中の質疑におきまして、会計検査院から不当事項として指摘をされた問題について若干説明がありましたが、要するにそのときの御説明としては、この高度化資金の貸し付け金を財源とするものに対しての運営が当を得なかったという、大きな理由としては、事前の調査が不十分であったというふうな答弁をいただいたわけでありますが、このように事前の調査が不十分であって、せっかくの貸し付け金が還付を命ぜられるという事態があるかと思いますと、三十九年度におきまして、高度化資金貸し付け金予算額四十三億九千百万円に対しまして、何と二十億六千三百七十三万七千円の不用額を計上されておる。予算額が四十三億で、不用額が二……

第55回国会 決算委員会 第9号(1967/05/18、7期、公明党)

○二宮文造君 公団の総裁にお伺いしたいのですが、本委員会でも昨年問題になりました深谷の工業団地ですが、その当時、買い戻しの特約があるのでその件に該当して買い戻しの請求をするという答弁はいただきました。その後の経過を伺っておりませんので、この深谷の工業団地につきましてのその後の経過についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この場合は、いま公募されたというお話ですけれども、この公募は一般公募で、しかもその価格については入札のような価格になったんですか。また公団で払い下げ価格をきめて、そうして日東と交渉されたのか、その点はどうですか。

第55回国会 決算委員会 第11号(1967/06/14、7期、公明党)

○二宮文造君 時間が非常に短いので二点にしぼって総理の答弁をお伺いしたいと思います。  その第一点は、先般の予算委員会で総理の答弁をわずらわしたベル福祉協会の問題でございますが、そのときに事態もお話を申し上げましたように、一般番付金あるいは国庫の補助金あるいは競輪等の補助金等を得て、その総額が約一億、さらにまた社会福祉事業関係の融資を受けて設立された、ろうあ者関係の長年待望しました会館が二億数千万円の負債をかかえて現在経営が行き詰まっている。これはろうあ者の福祉の問題にも関係する問題ですから、総理のほうも鋭意この問題の解決をはかっていただきたい、こう私のほうから要望をし、総理のほうからも、事態……

第55回国会 決算委員会 第12号(1967/06/21、7期、公明党)

○二宮文造君 私は、公明党を代表して、昭和三十九年度決算に対し、不承認の討論をいたすものであります。  御承知のように、三十九年度決算が本委員会に付託されましてより一年、鋭意二十八回の委員会審議を重ねて、今日ようやくその終結をみようとしているのであります。この間、国有財産の管理処分につきましては、前年度決算審議に引き続き、本委員会としても特に考慮を払って審査をしてまいったのであります。  その中におきまして、高槻、剣谷等の国有林の交換処分に端を発し、いわゆる共和製糖事件として世間の耳目を集めましたことは、いまだわれわれの記憶に新しいところであります。すなわち、共和グループに関する政府関係機関等……

第55回国会 予算委員会 第11号(1967/05/11、7期、公明党)

○二宮文造君 私がいま用意してまいりましたのは、さきの衆議院における、いわゆる矢野発言に関する予算委員会の会議録であります。この会議録を見ますと、わずか一ページ、四段にわたる部分の中で、九カ所の削除があります。それは、いわゆる字数を表示する削除ではなくて、発言の多少にかかわらず、一行の棒線で削除になっております。しかも、その手続を見てみますと、問題の発言のありました翌々日、三月二十五日に、衆議院予算委員長のこういう発言で削除になっております。「去る二十三日の矢野絢也君の発言の中には、世間に誤解を与え、議院の品位を傷つけることはなはだしい点がございます。不謹慎な発言があったと認められます。よって……

第56回国会 決算委員会 閉会後第4号(1967/10/27、7期、公明党)

○二宮文造君 まず、大臣にお伺いしたいと思うのです。午前中も、柴谷委員のほうからはなはだ言いにくいことではあるけれどもという前置きをされて、最近の運輸省の問題につきましてお話がありました。私も懸命に仕事をなすっておるその運輸省の方々には、たいへん残念なことだろうと思うのですが、ちょっと見渡して見ましても、あまりにも事件が多過ぎると思います。たとえば七月には、たしか広島の陸運局の関係で暴力団の運営するタクシーに有罪が確定したあとで、増車を割り当ててあったということが発覚して、県警本部のほうから、きわめてきびしい注意が陸運局にあったというふうなことが知らされております。さらに、それに引き続いて、冷……

第57回国会 予算委員会 第4号(1967/12/19、7期、公明党)

○二宮文造君 私は政治姿勢の問題について二つほど伺っておきたいのですが、五月の本委員会において問題を提起いたしておきました社会福祉法人ベル福祉協会の経理の内容につきまして、厚生省で鋭意その後調査をしていただいたと思うのです。その後の経過について報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 私が伺った範囲内におきますと、二千二百万円が使途不明である、要するに、どこへいったかわからない。また、二千二百万円は帳簿には載っておるけれども、領収証がない。合わせて四千四百万円について疑義が生じている。その中には、大臣のおっしゃったように、当然銀行に払って領収証がない、そういうものも一応含まれておりますが、……

第57回国会 予算委員会 第5号(1967/12/20、7期、公明党)

○二宮文造君 関連。いま総裁の説明でありますが、手元に資料がありますが、たとえば協和電設の社長の平山さんは、四十一年の五月に同社に入社をして、四十一の十一月に社長に就任しておりますよ。それから常務の久保さんは、三十七年の六月に入社して、三十七年の十二月に常務に就任しております。さらに今度、日本通信建設のほうも、専務の船津さんは、四十一年の五月に入社をして、四十二年の一月に専務に就任しております。さらに常務の佐藤さんは、四十二年の二月に入社して四十二年の八月に現職に就任しております。相当の間ほかの役職についてという総裁の答弁は訂正していただきたい。

第58回国会 予算委員会 第9号(1968/03/28、7期、公明党)

○二宮文造君 まず総理にお伺いをしたいと思います。  当面、日通の問題があれほどの事件の内容を持って世間で注目をされております。事件の推移は別としまして、この取り上げ方というのは、結局は日通王国と、あるいはその独占事業の弊害と、そういうことでマスコミなんかも非常に注目をしておる。私ども考えますのに、あれは一つのうみであって、中にやっぱりそうさせるものがある、こういうふうな見方もされているわけです。で、特に私ども考えるのは、許可あるいは認可の事務について問題が非常に多いということで許認可という、認可料金などというものは一方では業者を保護する、しかし、それがまた半面は独占という形を形づくってくる、……

第58回国会 予算委員会 第11号(1968/04/02、7期、公明党)

○二宮文造君 私も引き続き公明党を代表して、この問題についてお伺いしたいんですが、外務大臣の報告を聞いておりますと、確かに今回は一方的な措置、こういうふうな御理解のようです。われわれは共同声明なり、あるいは南ベトナムの緊急援助なり、そういう政府の姿勢を見て、やはりそこに重大な変化があった。今回の事態は重大な変化だと見ざるを得ないわけです。公明党は、さきに平和維持会議の開催を提唱しました。その前提条件として北爆の無条件停止、これを提唱してまいりました。結局そのとおりになった。いまの外務大臣の報告を聞いておりますと、その辺に政府の見通しに誤りがあった。総理は北爆を支持してないと、こう言われますが、……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 決算委員会 閉会後第6号(1968/11/01、8期、公明党)

○二宮文造君 大臣の時間の関係もありまして、本論をかいつまんで申し上げておきたいと思うのですが、と申しますのは、昨年の十月の二十七日の本委員会でございますが、問題の宇野――高松のフェリーの免許につきまして相当に疑義を残しておりますし、同時にまた利用者に不便をかけておる、運輸省当局の方針はどうなのかというふうに私のほうから質問をいたしました。その後どのように運輸省でこの問題につきまして検討を願いましたか、まず、大臣からお伺いをいたしたい。
【次の発言】 大臣の御答弁によりますと、前向きにこの問題を解決されるように運輸省は姿勢をとっておられる、非常に了といたしますが、ただ四回にわたって調査をされた……

第59回国会 決算委員会 閉会後第7号(1968/11/29、8期、公明党)

○二宮文造君 私は、ことしの二月の二十八日に、国と京浜急行との間に等価交換をいたしました例の高輪の旧御用邸、この問題に関連をしまして、中央労働福祉センターないしは宮内庁が新たに求めました下田方面の御用邸、これらの問題につきましてお伺いをしたいと思うわけであります。過去にも決算委員会とか予算委員会で断片的に問題を出しておりますので、過去の経緯ははしょりまして、時間もありませんから、問題点だけをお伺いしてまいりたいと思うわけであります。  まず、大蔵省のほうにお伺いしたいことは、この高輪の旧御用邸は、御承知のように、東久邇氏が国を相手どって訴訟を提起しております。それが、三十六年の六月二十七日から……

第59回国会 予算委員会 第2号(1968/08/10、8期、公明党)

○二宮文造君 昨日来、衆参両院の予算委員会におきまして、米価の問題あるいは公務員給与改定あるいは安保体制とか沖繩返還、当面の重要な問題について論議が重ねられてきたわけでありますが、私はこの際、持ち時間の関係もありますので、質疑の順序を変更しまして、国有財産の管理の問題について若干お伺いをしてまいりたいと、このように思うわけであります。  その第一点は、高輪の旧御用邸の交換払い下げの問題でありますが、総理はこの点についてお聞き及びでありますか。
【次の発言】 ならば、経緯をひとつゆっくりお聞きをいただいて、あとで総理の御所見を伺いたいと思います。  大蔵大臣、報告を受けておりますか。

第60回国会 決算委員会 第2号(1968/12/18、8期、公明党)

○二宮文造君 先般来高輪の旧御用邸の等価交換ないしは新しい御用邸の購入等につきまして質疑をさせていただいたわけであります。その時点におきましては、主要な部分において明確になりませんので、理事あるいは委員各位の御協力をいただきまして、参考人の御出席をいただくようにきめていただいたわけでありますが、病気その他お仕事の都合もございまして、私のほうからお願いをいたしました、当時の国有財産局長の江守堅太郎氏は出張中という御意向でございますし、また交換の相手方であります京浜急行の関係者におかれては、片桐専務がやはり御病気ということであります。また、その他の関係の方も、社用か何かで御出席がかなわない、あるい……

第60回国会 予算委員会 第1号(1968/12/16、8期、公明党)

○二宮文造君 申し合わせの時間も短うございますし、あらかじめ通告をさしていただきましたけれども、その順序があるいは変わらなければならぬようなことになるかもわかりませんが、御理解をいただきたいと思います。  まず私は最初に、日本近海、特に日本海におきます米軍の演習あるいは行動と、それから漁船の安全操業、こういう重大な問題につきまして従来どういうことになっておりますか、まず政府の見解をお伺いしたい。
【次の発言】 抽象的な外務大臣の答弁をいただいたわけですが、日本海は日本の漁業にとりましては重要な漁区でございます。したがって、農林省もこの安全操業については従来とも心を配ってこられた、こう私は思うわ……

第61回国会 建設委員会 第3号(1969/02/25、8期、公明党)

○二宮文造君 ただいまのような事情なので、しぼってお伺いしたいと思います。  建設大臣、本土と四国の連絡橋の問題でありますが、これはもう御承知のように、十数年来の懸案事項です。また、地元では推進母体をそれぞれつくりまして、異様なまでのあの運動は、これまた大臣御承知のとおり。また、その間に政治的な発言が各所から報道されました。そのたびに地元のほうでは一喜一憂を繰り返しているわけであります。先般も衆議院の予算委員会で質疑もあったようでありますが、その点確認の意味も含め、またあわせて疑問点を若干お伺いしたいと、こう思うわけです。要するに、そういう政治的な発言がたびたび挾まって、地元も混乱している状況……

第61回国会 建設委員会 第15号(1969/05/15、8期、公明党)

○二宮文造君 公営住宅法の一部を改正する法律案につきましては、当委員会でわが党の宮崎委員が大筋について質疑を展開いたしました。その後やや若干の問題を残して中断されたようなかっこうになっておりますので、私はそのあとを受けまして個々の問題についてお伺いしたいわけであります。  まず、用地費を含めた補助金の融資制度への切りかえについてお伺いしたいわけでありますけれども、結局、今度はこの法によりますと、補助は打ち切る、それを融資に切りかえていく。しかし、その場合に、国が土地と建物について、融資単価をきめるわけでありまして、この単価が非常に実勢単価より低い。結局、その差額分は自治体の持ち出しとなるという……

第61回国会 建設委員会 第19号(1969/06/12、8期、公明党)

○二宮文造君 大臣にお伺いしたいんですが、大臣は衆議院の建設委員会でこのように答弁されているわけですね。「地価問題、土地問題に対するところのいままで政府がとってまいりました施策といたしましては、当面する問題を取り上げて、抜本的といいますか、基本的な問題に対する検討、施策というものがいささか不足がちであったということについては、私は否定するものではございません。」 さらに「私も就任いたしまして以来、すべての住宅、都市開発に優先するものは地価問題であるという考えのもとにおいてこれに取り組んで、」と、こういうふうなお話でありますけれども、前段は非常に悲観的な――悲観的といいますか、消極的なんです。そ……

第61回国会 建設委員会 第21号(1969/06/19、8期、公明党)

○二宮文造君 前回も若干の質問をさせていただいたわけでありますけれども、落ち穂拾いのようなかっこうになりますが、なお具体的な問題について当局の御説明をいただきたい。こういうわけで質疑に入りたいと思いますが、まず最初に、現在やっぱり問題になるのは、土地利用の問題が何かと議論の的になっております。そこで、現在の土地利用に関する立法が各省ばらばらに行なわれている。たとえば建設省の都市計画法、通産省の工業立地適正化法あるいは農林省の農業振興地域の整備に関する法律等々、各省のいわゆる土地利用の施策があります。しかし残念なことに、総合的な土地利用計画に対する法律がないわけであります。聞くところによりますと……

第61回国会 予算委員会 第4号(1969/02/22、8期、公明党)

○二宮文造君 関連。先ほどの外務大臣の答弁、またいまの総理の答弁を伺っておりまして、疑問が出てまいったわけであります。総理のお話を伺いますと、外務大臣は、出て行って向こうの言い分を聞くと、またこちらの考え方も話をする、その感触によっては、総理の訪米、ただいま十一月ごろとおっしゃいましたが、その訪米も延期される可能性がありますかどうか、この点お伺いしたい。

第61回国会 予算委員会 第8号(1969/03/08、8期、公明党)

○二宮文造君 第四日目を迎えまして大臣の各位もお疲れだろうと思いますが、ひとつ具体的に御答弁を願いたい、こう思います。  最初に総理にお伺いしますが、総理は二月の二十五日に、前任の陳国府大使と会談をされたようでありますが、その会談の模様をお伺いいたしたい。
【次の発言】 お答えするのにやぶさかでないと、こういうお話でありますから、あえて二、三お伺いをしたいと思うわけです。総理は、まず中国と日本との基本的な関係にはいささかの変動もない、こういうようなお話であります。その場合に国際情勢が動いているけれども、日華間の基本的な関係はいささかも変わりはないと、こういうふうなお話をされたように伺います。国……

第61回国会 予算委員会 第12号(1969/03/13、8期、公明党)

○二宮文造君 議事進行について委員長にお願いをしたい点がございますが、ただいま市川委員の御発言の中に、公明党に関しまして数字をあげられての質問でございました。何かその発言の中に生むような件もなきにしもあらずと、このように私は多少心配をいたしますので、速記録を見られて、委員長の誤解で善処をしていただきたい。これをお願いいたしたいと思います。

第61回国会 予算委員会 第13号(1969/03/14、8期、公明党)

○二宮文造君 ただいまの国税庁長官の補足説明を受けまして、昨日の長官の答弁がやや意図が十分に表明されてなかったということについては、了解をいたしました。ただいまは秋山委員から、国会議員という立場での発言がございました。言うまでもなく、国会議員は国民の信頼の上に立っていくのをその使命としております。したがって、秋山委員の御発言はもっともだろうと思いますが、私は観点を変えまして、政党というものも同じく生命体であります、修正申告云々が、その本意がどうであったかということはただいまの説明で明らかになりましたけれども、少なくとも今朝の段階におきましては、国会議員ないしは政党、それも国会議員の所属する政党……

第61回国会 予算委員会 第22号(1969/04/01、8期、公明党)

○二宮文造君 関連。先ほど来の質疑なりあるいは答弁なりを伺っておりまして、従来、総理は沖繩が返還されれば、特別のとりきめがない限り日米安保条約の適用になる、こうおっしゃっております。そこで、いま、多田委員の質問は、現に沖繩にかくかくの基地があり、かくかくの装備がある。したがって、それが安保条約の事前協議の対象になるのじゃないか、こういうふうな質疑をずっと続けてきたわけです。それに対する総理並びに外務大臣の答弁を要約してみますと、沖繩の基地の態様はどうするかということは、返還交渉にゆだねる問題であって、いわゆる返還がされてから安保条約が適用になるのだから、この場合、安保条約の事前協議の問題として……

第63回国会 決算委員会 第2号(1970/03/11、8期、公明党)

○二宮文造君 ちょっと関連して。  ちょっといま規則のほうを調べてもらっているんで、まだ条文が届きませんが、会計検査院の方が冒頭に何か規則の十一条とかいうのを引用されましたが、その条文なりその解釈なりを、もう少し御説明をいただきたいと思うわけであります。またあわせて、いま答弁をお伺いをしておりますと、この外務省の、あるいは在外公館の報償費の検査については、会計検査院としては確信のないような御返事が非常に多かったと思うんですが、こまかいことを伺うようですけれども、報償費に限りましょう。どういう検査の方法をなさっているのか、その規則との関連での御説明をいただきたい。院法ですか。

第63回国会 決算委員会 閉会後第2号(1970/07/08、8期、公明党)

○二宮文造君 ちょっと各省にまたがるような問題になりまして、たいへんお手数をわずらわして出席をいただいたわけでありますけれども、これから質疑をさしていただきたいと思います。  最初に、非常に大綱的なことでありますけれども、建設政務次官あるいは農林政務次官が御出席でございますので、法律的な解釈は別として、運用の問題で、どういうお気持ちでいらっしゃるか、それをまず冒頭にお伺いをしたいわけであります。  御承知のように、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律、この第三条に「各省各庁の長は、その所掌の補助金等に係る予算の執行に当っては、補助金等が国民から徴収された税金その他の貴重な財源でまかなわ……

第63回国会 決算委員会 閉会後第4号(1970/09/02、8期、公明党)

○二宮文造君 だいぶ時間もおそくなってまいったわけでありますが、私は港区の北青山に所在いたします国有地の払い下げ、または貸し付けを中心にしながら国有財産の管理の問題について若干お伺いをしたいわけであります。  そこで、まずその経緯でございますが、いま申し上げました北青山二丁目に所在いたします国有財産を、昭和二十六年でございますが、それを社団法人日本ボウリング協会に払い下げないし貸し付けをいたしておりますが、その今日までの経過についてあらましを説明していただきたい。
【次の発言】 それで、こまかいことをお伺いするようになります、といいますのは、やはり管理の問題でございますので、地番とそれから坪数……

第63回国会 決算委員会 閉会後第5号(1970/09/03、8期、公明党)

○二宮文造君 私は、厚生省関係として主として食品添加物の問題、チクロの問題と、それからあと農林、通産に関係をいたします果汁の問題についてお伺いをいたしたいと思うわけであります。ちょっと問題が多岐にわたる面もあると思いますので、整理しながらやってまいりますが、答弁のほうもよろしく簡潔にお願いしたいと思います。  昨年の十一月十日にいわゆるチクロが使用禁止になりました。その使用禁止に伴ってとった行政措置、このことについてまずお伺いしたい。
【次の発言】 当時、そういう措置をとられたときに世間の評判がきわめて悪かったわけです。なぜ、政府が、厚生省がチクロの使用禁止をしたか、これはもう申すまでもなくア……

第63回国会 決算委員会 閉会後第7号(1970/10/07、8期、公明党)

○二宮文造君 東北開発株式会社の総裁にお忙しいところ御出席をいただきまして厚くお礼を申します。  私は、「昭和四十三年度決算検査報告」、この一六〇ページに掲載されております経済企画庁所管の東北開発株式会社、この問題について若干質問をいたしたいと思うわけであります。  この検査報告によりますと、「東北開発株式会社の昭和四三営業年度末の資本金は一〇五億一〇〇〇万円(うち政府出資一〇四億〇七五〇万円)で、前営業年度末に比べて一五億増加している。」、さらにその末尾には「しかして、四三営業年度末における累積欠損金は人八億一五九三万余円で、」云々と書かれております。ここで理解できますことは、百五億一千万の……

第63回国会 決算委員会 閉会後第8号(1970/10/08、8期、公明党)

○二宮文造君 午前中に引き続きまして、たいへん長時間の質疑になっております。関係者の方もさぞお疲れであろうと思いますけれども、私も問題点を集約し、限られた時間の中で質疑をきしていただきたいと思うわけであります。  私の質疑は、渋谷区広尾四丁目一番地に所在いたします社会福祉法人福田会、大蔵大臣の福田と同じ書き方ですが、福田会に対する国有財産の貸し付けの問題を中心にお伺いをするわけでありますが、なぜこういう質問をするかと申しますと、御承知のように日建グループによる事件というものが社会をにぎわしまして今朝来の質疑によりますと、富士銀行の十九億円にのぼる融資の問題、これまた世間の問題となっておりますけ……

第63回国会 決算委員会 閉会後第12号(1970/11/06、8期、公明党)

○二宮文造君 参考人の方にはたいへん御多忙の中を御出席をいただきまして、ありがとうございました。厚くお礼申し上げます。  私は、住宅問題特にマンションの建設の問題に限りまして、若干具体例も引きながらお伺いをしたいと思うのですが、最初に、東京都首都整備局の方にお伺いしたいわけでありますが、伝えられるところによりますと、都では来月の七日に予定されております都市計画地方審議会で、日照権の保護のため、これが主題みたいなかっこうになって、都内四カ所の住宅地に第一種高度地区と、このように指定を追加すると、こういうふうな趣旨で提案するようでありますけれども、それに至った趣旨について、概略だけ御説明を願いたい……

第63回国会 建設委員会 閉会後第2号(1970/08/18、8期、公明党)

○二宮文造君 申し合わせの時間がございまして、あらかじめ通告をいたしておりました質疑の内容に及ばない場合がございますが、お許しをいただきたいと、このように思います。私お伺いしたいのは、先般来新聞等をにぎわしました日本住宅総合センターあるいは日本建設協会など数多くのマンションにからみます事件が発生をしております。その売買取引やあるいは投資経営をめぐりまして多くの問題を引き起こしております。で、ここ数年来東京や大阪では、いわゆるそういう大都市におきましてはマンションブームというのを起こしておりますだけに、この問題は世間で大きな注目を集めております。そこで概略でけっこうでございますから、建設当局から……

第63回国会 建設委員会 第9号(1970/04/02、8期、公明党)

○二宮文造君 午前に引き続きまして建築基準法の改正案について質疑を続けさしていただきたいと思うわけでありますが、この基準法の改正にあたりましては、大臣の提案理由の説明の冒頭にもその趣旨が載っておりますし、またいろいろな変遷をたどりながら今回の改正案の提案をされたと私は思います。そしてその中身につきましては、提案理由の説明に四つほど柱を掲げてわれわれに説明をしていただいているわけでありますけれども、私、このような法改正をやってみたところで、しょせんはやはり違法建築をどういうふうに取り扱っていくか、どう規制していくかということが、今回の改正の趣旨を生かすあるいは殺す、こういうことになるのではないか……

第63回国会 建設委員会 第12号(1970/04/16、8期、公明党)

○二宮文造君 さきに当委員会でも私質問をしたわけですが、補足の意味で要望を兼ねて三点ほどお伺いしたいと思うわけでございます。と申しますのは、いわゆる質問権の問題でございますが、第十二条第四項の質問権で、この前にお伺いしたときには無用のトラブルは避けたいと、また違反建築を識別する、あるいはそういうための質問権をもっと明確に運用できるようにしたらどうかという意味の質問をいたしました。また衆議院で修正された部分が一部削除されている。したがって、そのために混乱が起きるのではないかという心配に立って質問をしたわけであります。御承知のように、この建築基準法の第二条の用語の定義のところでは第十八号でしたか、……

第63回国会 建設委員会 第14号(1970/04/25、8期、公明党)

○二宮文造君 いまの局長の答弁を受けてちょっと関連して質問をしたいわけですが、実は先般委員会から派遣をいただきまして、私も現地を見てまいりました。先ほどの道路局長の答弁の中にも、阿蘇の有料道路といいますと県営のものと、それから道路公団のものだけしか頭の中にないようですけれども、いまお話があったように一の宮町営の非常に赤字を出している道路もあるわけです。確かに公団とそれから県の分は交差しています。それから一の宮の分はもう全然別コースを走っております。しかしどちらもロープウェイにつながりまして、いわゆる山上の景観というものを相当にあてにした道路のラインになっているわけですね。御承知のとおり一の宮町……

第63回国会 建設委員会 第17号(1970/05/09、8期、公明党)

○二宮文造君 申し合わせの時間がありますので、十分意を尽くさないと思いますけれども、私は本州四国連絡橋公団法の問題について若干お伺いをしたいと思います。  この問題に入る前に、どうしてもやはり先ほど松本委員が触れられましたように、これまでの経緯というものについて、やはり若干われわれも反省をしなければならぬと思うわけです。といいますのは、もうずいぶんお話がございましたので、省略をいたしますけれども、この連絡橋の問題についてあまりにも政治があおり過ぎた。歴代の大臣の食言、あるいは選挙のたびに地元出身の政治家がそれを自分の選挙に利用した、こういうふうなことが先ほども松本委員から明らかになりましたけれ……

第63回国会 地方行政委員会 第5号(1970/03/12、8期、公明党)

○二宮文造君 今朝来長時間にわたる審議でありますけれども、同僚の委員の皆さんの御理解を得て若干質問を続けさせていただきたいと思います。  国家公安委員長の所信表明につきましては、その全般についてお伺いをしたいわけでありますけれども、時間的な関係もございますし、また、いま山本委員からの発言もありましたので、重複を避けまして、問題を限ってお伺いしたいと思うわけであります。  大臣は、所信表明の中で、「警察といたしましては、これらの趨勢に対処して国民生活の安全と平和を確保するため、絶えず組織、体制のあり方や警察諸活動の方法について検討と改善を加えるとともに、諸活動の重点を真に国民の期待し、要望すると……

第63回国会 予算委員会 第7号(1970/03/25、8期、公明党)

○二宮文造君 初めにお断わりをするわけでありますが、昨日の質疑通告のあとで、繊維規制の問題につきまして非常にあわただしい空気が伝えられております。非常に大事な問題でございますし、また、新聞報道によりますと、二十五日の朝、すなわちけさですね、堀越経団連副会長と大屋帝人社長が総理官邸にお伺いをすると、こういうふうな新聞報道が出ております。また、その際業界の意向も伝えたい、こういう趣旨のものが出ておりまして、また、先ほど耳に入ったところによりますと、官邸ですでにお会いをなされて、堀越副会長はブラジルへいらっしゃる、それからまた大屋社長はトルコへいらっしゃる、そういうふうなごあいさつで総理のところへ行……

第64回国会 建設委員会 第4号(1970/12/15、8期、公明党)

○二宮文造君 私は、下水道法の一部改正案につきまして若干質問をしたいと思いますが、午前中から質疑が続けられております。したがって、重複を避けながらお伺いをしたいと思うわけであります。  最初に大臣にお伺いしたいのですが、ことしの七月三十日付で都市計画中央審議会にあてて下水道部会の報告書が出ております。御存じのとおりだと思います。この内容を見ますと、非常に前向きないわゆる危機感を持った報告を評価の中に掲げております。その内容を見ますとこういうようになっておりますね。『さらに、過去十年間のわが国経済の驚異的な高度成長は、量においても、また質においても、従来みられなかったような急速かつ深刻な河川等公……

第65回国会 決算委員会 第2号(1971/02/17、8期、公明党)

○二宮文造君 四十三年の通産省関係の決算に関連をしまして、いわゆる自由化の問題に問題をしぼって質問をさしていただきたいと思うわけです。  この残存輸入制限につきましては、ガットの場とか、あるいは対米貿易の交渉の場合に非常にいままで問題になってきたわけですが、現在進めている自由化のスケジュール、これはどうでしょうか。この点概略御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 その残存輸入制限品目が四十と、それから義務免除の四十三品目がありますから、ことしの十月一日現在においては、輸入割り当ての対象になるのは合わせて八十三品目、こういうことでございますね。  そこで、いまそれぞれ自由化が進んでおります……

第65回国会 決算委員会 第3号(1971/02/19、8期、公明党)

○二宮文造君 毎年、人事院のほうから「営利企業への就職の承認に関する年次報告書」、あるいはそれが出たとき、またあるいは公社とか公団とか特殊法人とか、そういう政府関係機関へ高級公務員が天下りをするということで世間の批判を受けておるおりであります。私、きょうは地方自治体―都道府県庁に対して国のほうから――各省庁にまたがりますが、相当の、出向と称しております職員が出ておりますが、その実態についていろいろな問題点をあげてお伺いをしたいと思うわけであります。  まず最初に、これは自治省からお願いしたいのですが、各省庁別に都道府県への出向者の人数は幾らになっていますか。これはもうそれぞれの役職がありますが……

第65回国会 決算委員会 第4号(1971/02/24、8期、公明党)

○二宮文造君 大臣がやがて退席されるそうでございますので、総括的にお伺いしておきたいんですが、どうでしょう。私きょうは郵便切手の問題について若干お伺いしたいと思うわけです。  大臣、郵便切手は何のために発行されるか。非常に常識的な質問ですが。
【次の発言】 じゃいずれも、一般の通常の郵便切手であろうともあるいは自然とかそういう記念のものを表徴するための特殊切手であろうとも、郵便料金を納付する、そういう趣旨には変わりはないわけですね。  そこで、またもう一つ。郵便切手、印紙もそうですが、これは定価で販売されるということが御承知のように法律にきめられ、また売りさばき所の規則ですね、これにもそのこと……

第65回国会 決算委員会 第5号(1971/02/26、8期、公明党)

○二宮文造君 ちょっと関連。お話伺っておりましてちょっとわからないのですが、さっき総長、皆さんの答弁を伺っておりますと、志村さんと――いま参議院と訴訟の係属されている人――この人との関係が、非常に物件を通じて縁が深かったように思うのです。その点で私お伺いしたいのは、まず函館ドックと参議院との間で売るとか買うとかという契約をした。そのどき、まあお金の受け渡しは別として、契約をしたときの代理人が志村さんだった。それから今度は納富組とそれから参議院との間でそのいま言ったような賃貸契約をしたとき、このときもおそらく志村さんがその交渉に当たっていると思うのです。それから、その次に今度は国が、予算がつきま……

第65回国会 決算委員会 第6号(1971/03/03、8期、公明党)

○二宮文造君 本日は行政管理庁の関係の決算の審議と、こういうことになっております。  そこで、行政管理庁の職務の中で特に行政監察、特に私はその中で取り上げまして、郵政事業の行政監察について御意見を伺いたいと思うわけです。  前々回の決算委員会で私、郵便切手の問題で郵政当局に質疑をいたしました。やや答弁があいまいでもありましたし、また、はたしてそういう運営のしかたがよろしいものかどうか、行政管理庁の御意見も伺いたいということで、本日また再びその機会をいただいたわけです。  で、管理庁では、三十六年の八月ないし三十九年の六月に、それぞれ郵政事業の監察経過を述べられております。しかし、それらは、郵便……

第65回国会 決算委員会 第7号(1971/03/05、8期、公明党)

○二宮文造君 午前中に引き続きまして、私も、雇用促進事業団の運営につきまして、若干お尋ねをしたいと思っております。ただ申し合わせになりまして、時間が一時間程度ということになっておりますので、答弁のほうも的確に要領よくお願いしたい、このように思います。けさほど鈴木委員からの質疑によりまして、事業団が時代の趨勢とともに業務内容も、あるいはまた陣その容も格段の成長発展を遂げたという模様を理事長さんの答弁で伺いました。私、事業団の業務の中でただ一つだけ、宿舎等の問題を取り上げてお伺いをしたいと思うわけです。  最初にお伺いしたいのですが、事業団が移転就職者用の住宅あるいは港湾労働者のための宿舎、あるい……

第65回国会 決算委員会 第8号(1971/03/10、8期、公明党)

○二宮文造君 私は、外務省の四十三年度の決算に関連をしまして、青年海外協力隊の問題について若干お伺いをしたいと思うわけであります。  まあ、この青年海外協力隊は日本版平和部隊と、このようにもその別名をあげられているほど、いろいろの面で成果を上げてきたと私は聞いております。しかしまた、その運営につきましては若干政府の考え方ないし事業団の考え方というものをお伺いしたい、こういう点がありますので、あえて問題にするわけでありますが、この海外協力隊の目的といいますか、事業内容といいますか、そういうものについてまずお伺いをいたします。
【次の発言】 先ほど大臣から、この海外協力隊は、いわば中道にかかったと……

第65回国会 決算委員会 第10号(1971/03/19、8期、公明党)

○二宮文造君 本日は四十一二年度決算審議、その総括に関する審議でございます。そういう意味合いにおきまして、前回問題にいたしました郵便切手の問題につきまして、非常にくどいようになりますけれども、やはりその方向性というものも明確にしておきたいと、こういう意味で、三度になりますけれども、この問題を提起をいたしまして、郵政省の的確な指導といいますか、それをお願いしたいと、 こういうわけでございます。  いろいろ問題がありまして、そのこまかい問題につきましては、たとえば売りさばき人のところで定価販売されるべきものが、切手収集家の希望に応じるという意味で大口団体に何十万枚と売り渡されると、それが発売日にす……

第65回国会 決算委員会 第12号(1971/03/24、8期、公明党)

○二宮文造君 関連して。自治省とそれから建設省にお伺いしたいんですが、まず自治省にお伺いしたいことは、やはり一部事務組合というものは、そのまあいわば理事者といいますか、その方々は、共有財産の善良な管理ということは、やはり理事者として当然の責務だろうと思います。いま伺ったところによりますと、年額一坪七円で貸与した、貸し付けた、その貸し付けを受けたものがそこに記録されているような法外な価格で転貸をする、これは、そういうことを許すということは、事務組合の理事者としていわゆる共有財産の善良な管理という、そういう責任にはずれているんじゃないか、こう私は思うわけです。しかも、聞いたところによりますと、三島……

第65回国会 決算委員会 第14号(1971/05/17、8期、公明党)

○二宮文造君 私は公明党を代表して、昭和四十三年度決算について政府に対する警告決議を除き、不承認の意思を表明するものであります。  以下本件決算審査の過程で、わが党各委員の質疑によって明らかになった幾つかの点に触れつつ不承認の理由を申し上げたいと思います。  第一は、国庫補助金の問題であります。開拓パイロット事業国庫補助金及び団地造林事業国庫補助金が農林事業の振興政策として国から支出されたのにその事業対象地域が前者は民間ゴルフ場に、後者は民間ゴルフ場付属の別荘地に転用された例であります。  いま一つは、町道改良事業国庫補助金が地元観光企業のために不当に支出された事例であります。  いずれも地元……

第65回国会 決算委員会 第15号(1971/05/21、8期、公明党)

○二宮文造君 四十四年度の決算の総括質疑の冒頭でございますが、私は、昨年、四十三年度決算の途中で決算委員に入ってまいりまして、もうすでに審議が相当回数重ねられたあと決算委員になったわけです。さて、四十二年以前、それから四十三年、四十四年と、このように会計検査院の検査報告を見た場合に、報告の掲記のしかたが変わっております。特に会計検査の基本方針の変更を思わせるような掲記のしかたになっている。そういうところに私気がついたわけです。で、問題はどういうところにあるかと言いますと、四十二年度決算検査報告の十七ページによりますと、「国の会計」について、「決算の検査確認」という項で、表示のしかたが歳入金額云……

第65回国会 建設委員会 第3号(1971/02/16、8期、公明党)

○二宮文造君 先日大臣の所信表明を伺いました。この所信表明を伺いまして、その中身はそれぞれのおもだった年次計画というものを頭に置きながら、都市の対策については健全な都市の発展と秩序ある整備、こういうことあるいは住宅対策、住宅難の解消、それからまた土地対策あるいは国土の保全、こういうふうに前向きの青写真といいますか、それにまた着手していくべきいろいろな方向というものを方向ずけられた、こう伺ったわけですが、いまも松本委員からお話ありましたように先日のロスの地震がございました。またあの地震にかんがみまして、私この所信表明をあらためて読み直して、ここ一、二年幸いにして記憶に新しいようないわば台風の被害……

第65回国会 建設委員会 第5号(1971/02/23、8期、公明党)

○二宮文造君 参考人の方々にはたいへんお忙しいところ、ありがとうございました。ただいま貴重な御意見を伺いまして若干私お伺いしたいと思うのでございますが、まず最初に内山先生にお伺いしたいと思いますが、御承知のように、今度の業法の改正の提案理由として、「近く予想される全面的な資本の自由化に対処して国際競争力を強化するため」、こういう重要な一項目がうたわれております。ただいまも御意見の中で、たとえば指名入札制度に混乱が起こるのじゃないかという若干の御意見はいただきましたけれども、その外国資本の進出に対しましてわが国の建設業がはたして太刀打ちできるかどうか、いろいろな影響が考えられるわけでありますが、……

第65回国会 建設委員会 第6号(1971/02/25、8期、公明党)

○二宮文造君 建設業法の法改正の法案審議にあたりまして若干質問を述べてみたいと思うわけでありますが、前回の当委員会でも参考人の意見を徴しました。まあ大手業者、あるいは中小業者の団体の方、あるいは各社の御意見まちまちでございました。まあ大体業界としてはこの改正案については前向きに検討をしていくようなニュアンスでありました。ですが、また一部零細業者、特に一人親方といわれる部面におきましてはやはり相当の抵抗といいますか、反対意見が述べられておったかのように私伺いました。ただ私は業界の方がいろいろな意見を述べられるにあたってもそれぞれの立場でやっぱり御意見が非常に幅広く展開されているように感じました。……

第65回国会 建設委員会 第9号(1971/03/18、8期、公明党)

○二宮文造君 議題となっております法案について、前回あるいは本日の午前中に田中委員のほうから総括的な質問がありました。私、もっぱら条文にのっとりましてこまかい問題を若干お伺いをしたいと思うわけであります。  まず第一条に「住宅不足の著しい地域」と、こういうふうに問題の土地が提起されておりまして、第二条に入って、第二項ですか、「大都市及びその周辺の都市に係る都市計画区域」云々と、こういうふうにきめられ、さらに政令で、政令の案のほうで、「首都圏の既成市街地若しくは近郊整備地帯、近畿圏の既成都市区域若しくは近郊整備区域、中部圏の都市整備区域、人口五十万以上の市の区域、新産業都市の区域、工業整備特別地……

第65回国会 建設委員会 第11号(1971/03/23、8期、公明党)

○二宮文造君 私は、ただいま議題となりました建設業法の一部を改正する法律案につきまして、公明党を代表し、反対の討論を行なうものであります。今回の改正は、申すまでもなく、業種別許可制度の採用、契約関係の適正化、下請保護規定の強化をおもな内容とするものでありますが、これらの改正内容を検討してまいりますと、審議の過程においても明らかになったように、業者の乱立による過当競争にもとづくダンピングの防止、技能労働者の恒常的な不足の解消、業界特有の複雑な重層下請制度の改善等、今日、建設業が直面している諸問題の解決に有効適切な方策であるかどうか、きわめて疑問であります。  建設業法の改正よりも、建設業界の体質……

第65回国会 建設委員会 第12号(1971/03/25、8期、公明党)

○二宮文造君 提案者の方まことに御苦労さまでございます。私は特殊土じょう地帯災害防除及び振興臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案者の方並びに関係当局に若干の質問をしたいと思うわけであります。  まず第一に、政府にお伺いしますが、本法は昭和二十六年のルース台風の際において特殊土壌のがけくずれによる災害が非常に多く発生をした、それが契機になって昭和二十七年に時限立法で成立したと聞いておりますが、本法の指定地域の分布状況はどうなっておりますか。まずそれをお伺いしたい。
【次の発言】 続いて第四次特殊土壌地帯対策計画、こういうものがあるそうでありますけれども、その進捗状況はどうなっており……

第65回国会 建設委員会 第13号(1971/05/13、8期、公明党)

○二宮文造君 思わぬ時間が早く回ってまいりました。私、引き続きまして現在の提案になっております二法案につきまして若干の質疑をいたしたいわけであります。  まず、昨年、大臣も御承知のように一連のマンション事件というのが起こりまして、大臣も非常に心を痛められ、またそれが従来問題になってきた宅建業法を早急に改正をしようというひとつの気運にもなったかと思うのですが、まず最初にお伺いしたいのですが、あのマンション事件で相当の被害者が出たわけであります。まあ業者に対しては免許の取り消しとかあるいはまたその告発とか、いま裁判の状態が係属されているわけでありますけれども、被害者、あるいはまた業者に対する業務改……

第65回国会 建設委員会 第14号(1971/05/18、8期、公明党)

○二宮文造君 前回あるいは今朝来各委員から提案の二法案についてあらゆる角度から質疑がございました。私も重複をなるべく避けながら問題点をお伺いをしてまいりたい、このように思うわけです。  最初にお伺いをしたいのは、けさほど松本委員からも若干質疑があったわけですが、宅地建物取引業法、要するに現行法の第二条に宅地の用語の定義がきめられております。「建物の敷地に供せられる土地をいい、都市計画法第八条第一項第一号の用途地域内のその他の土地で、道路、公園、河川その他政令で定める公共の用に供する施設の用に供せられているもの以外のものを含むものとする。」と、こういうようにはっきりといわゆる宅地建物取引業法にお……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 建設委員会 第1号(1971/07/23、9期、公明党)

○二宮文造君 私、河川管理とそれに関連する建設行政の問題について若干お伺いしたいわけです。  と申しますのは、地番は神奈川県川崎市河原町五〇三の一、こう申しましてもはっきりしませんが、多摩川の下流で東海道線が渡っております、それから約千メートルぐらい上流の多摩川右岸、向かいは六郷のゴルフ場になっております、その河川保全区域、要するにその堤防の中ですね、河川保全区域に指定されて、堤防の中にある。しかもその辺一体は都市計画事業で緑地に指定されておる。しかもその六千平米にわたるその用地は、建築基準法でいう全く道路がない、そういうところに五階建てのボーリング場がまさにいま建とうとしている。いま建築確認……

第66回国会 建設委員会 閉会後第1号(1971/08/10、9期、公明党)

○二宮文造君 だいぶ時間もおそくなってまいりましたし、概略かいつまんで御質問をしたいと思うのですが、私は砂利採取の問題についてお伺いをしたいわけです。近く当委員会で四国地方の視察が予定されておりますので、具体的な問題につきましては、視察を終えましてデータなどをそろえてお伺いをしたいと思うのですが、その前に一般的な問題について若干質問をさしていただきたいと思います。  最近の動向で、いわば経済の高度成長に伴う設備投資の増大とか、あるいは社会資本の充実の要請からくる公共投資の拡大、こういうものによりまして、いわゆる骨材に対する需要が年々急テンポにふえております。そこで、まず骨材の需要の動向について……

第68回国会 建設委員会 第5号(1972/03/16、9期、公明党)

○二宮文造君 申し合わせの時間がありますので、私も引き続きまして住宅の問題と、それから若干、本州四国連絡橋の問題と、この二点についてお伺いをしたいと思うわけです。  質問に先立ちまして、ちょっと数字を伺っておきたいのですが、第二期五カ年計画の四十六年から五十年までの数字が、あらかた出ております。公営住宅五十九万、改良住宅八万、公庫住宅百三十七万、それから公団住宅四十六万、その他の住宅九十二万。約二七%弱の数字ですが九十二万戸という、その他の住宅が出ております。この内訳はおわかりでしょうか。
【次の発言】 それで、あるいは数字がありますか、どうか。先ほど茜ヶ久保先生が質問されたときに、公的資金に……

第68回国会 建設委員会 第7号(1972/04/13、9期、公明党)

○二宮文造君 私は、治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案についてお伺いをしたいわけでありますけれども、すでに今日までに各委員がそれぞれ質疑をされておりますので、なるべく重複を避けながら質問をしてまいりたい、このように考えております。  そこで、河川行政にしぼってお伺いをするわけでありますけれども、要するに、河川行政というのはなかなか私なじめません。いままで具体的な、あるいは局部的な問題につきましては質問もいたしたことはありますけれどもなじめませんので、非常に概括的な諸般の問題についてお伺いしたい、このように思うわけです。河川行政といいますのは、すでに申すまでもありません。国土の保全、開発、……

第68回国会 建設委員会 第9号(1972/04/20、9期、公明党)

○二宮文造君 議題となっております都市公園整備緊急措置法案について質問をいたしたいわけでありますけれども、各委員の質問の要所要所にやはり緑と空間を取り戻せ、こういうことでいま都市公園の整備が緊急な課題だということを中心に議論が進んでまいりました。建設省あるいはその外郭等で出されたパンフレットを見ましても一九六八年十月の緑地協会のパンフレットにしましても、もう冒頭に都市公園、そしてその「失われた太陽と緑と空間を取りかえせ!」強烈なキャッチフレーズになっております。それから最近の広報室で編集しましたこの「都市公園」というパンフレットを見ましても、その冒頭に「太陽と緑ゆたかな都市環境を」ねらっている……

第68回国会 建設委員会 第10号(1972/04/25、9期、公明党)

○二宮文造君 住宅金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、若干質問をいたしたいと思うわけであります。  午前中に田中委員から非常に専門的なといいますか、よく御存じの方で、問題点について重点的に質疑をされているようでありましたけれども、私もそれに続きまして、若干重複する面もあるかもしれませんが、進めてまいりたいと思います。  御承知のように、昭和六十年を目途とした新全国総合開発計画、これによりますと、日本の総人口が一億二千万人、その七〇%が市街地に居住する、こういうような方向が読まれております。ごたぶんに漏れず、いまでさえも都市公害、あらゆる形の都市公害、しかもそれが地方都市にまで及んでい……

第68回国会 建設委員会 第20号(1972/06/08、9期、公明党)

○二宮文造君 午前に引き続きまして、いま提案になっております新都市基盤整備法の関係について若干質問をいたしたいと思います。  質問に入る前に、けさほど配付されましたこの資料についてちょっと局長にお伺いしたいんですが、「新都市基盤整備事業について」と、これは四十七年四月建設省と、こういうあれになっておりますが、どれぐらい印刷されて、どういうところへ配付されているか、それをお伺いしたい。
【次の発言】 何ですか、宅地開発協会でつくったと、それでも建設省という表題をつけていいんでしょうか。
【次の発言】 私、これを大急ぎで読ましていただきました。私のようなしろうとには非常に法案の中身が集約されており……

第68回国会 建設委員会 第22号(1972/06/16、9期、公明党)

○二宮文造君 私は、首都圏整備法等の一部を改正する法律案について若干質問をいたしたいと思いますが、すでに主要な部門についての同僚委員の質問もありましたので、極力、重複を避けながら進めてまいりたいと思います。  まず最初に、昨年の十月二十一日に首都圏整備審議会から「首都圏における人口、産業の集中抑制のための施策について」と題する第一次答申がなされておりますが、この首都圏整備審議会に対する諮問はどういう諮問がなされたのか、そしてまた、その審議会における審議の経過というものはどういう経過であったか、まず、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 ちょっと確認しますが、いま首都圏整備委員会からの諮問は、昨……

第69回国会 建設委員会 閉会後第3号(1972/10/09、9期、公明党)

○二宮文造君 私、土地問題の総括的な問題と、それからいまちらほらと話題にのぼっておりますゴルフ場の運営の問題、この二点にしぼってお伺いしたいと思うのでありますが、いずれも総論的な問題であります。  ただその前に、これは午前中に同僚委員の方から何か発言があることだろうと思って、私もその節に関連してと思っておったのですが、どうしても無視できません。といいますのは、大臣の各地における発言であります。このことについては、私もあんまり事こまかく申し上げるつもりはありませんけれども、大臣が就任されて早々の当委員会で、茜ケ久保委員から、いわゆる国家公安委員長と、それから建設大臣いずれも要職である、きわめて忙……

第71回国会 決算委員会 閉会後第1号(1973/10/11、9期、公明党)

○二宮文造君 四十六年度決算の総括の質疑にあたりまして、沖繩の問題を中心に質疑をいたしたいと思っておったんですが、開発庁長官が記者会見の都合でおくれられております。ですから、順序が逆になりまして、琉球切手を中心にしまして、切手の問題を最初にお伺いさせていただきたいと思うんです。  切手の問題につきましては、私もこれで取り上げるのが四回目です。今日、切手人口が三百万人とか、あるいは四百万人とかいわれて、一種のブームを起こしておりますし、その広がりはますます大きくなってくると、こう私は思います。で、ただいわゆる切手に関心を持つ人たちの間には子供たちも非常に多いわけでありまして、このあり方というもの……

第71回国会 決算委員会 閉会後第4号(1973/11/28、9期、公明党)

○二宮文造君 私、先月の本委員会で那覇空港の問題で若干お伺いしたんですが、当時関係各省の御出席の要求もしてございませんでした。そのために、明確を欠く点が多々出てまいりましたので、きょうはそれと米軍基地の問題で若干質問をさしていただきたい、こう思います。  最初に運輸省のほうにお伺いしたいんですが、那覇空港が運輸省の管理に入った時期並びに最近の一日の交通量といいますか、使用状態、それをひとつ御説明いただきたい。
【次の発言】 局長の答弁をふえんしますと、いただいた資料によりますと、一日の交通量が民間で百一、軍、これは米軍と自衛隊と両方含むんでしょうが、それで百四十二、合計二百四十三という、これは……

第71回国会 決算委員会 閉会後第5号(1973/11/29、9期、公明党)

○二宮文造君 大臣、御就任おめでとうございます。  どうも就任早々の質問としては、建設行政の本来の姿からちょっとわきへはずれますので、しばらく話を聞いていただきたいと思います。  といいますのは、昭和二十七年の法律第百八十一四号、公共工事の前払金保証事業に関する法律、これに基づきまして、いわゆる公共工事の前払い金の保証システムができ上がりました。したがって、ここでシステムの概要、それから今日までの経過等、あらまし御説明いただきたい。
【次の発言】 それでは現在、その法律に基づいてできた保証会社、それの所在、それからその代表者、それから代表者の方に、もし官庁の経歴があればその経歴、これをお伺いし……

第71回国会 決算委員会 第6号(1973/04/20、9期、公明党)

○二宮文造君 私は大手不動産業者のダミー商法のあり方について、こういう趣旨で質疑の通告をしたわけですが、はたしてこの表題が適切なのかどうか、ちょっと疑問です。  ただ本論に入ります前に、数点ちょっとお伺いしておきたいのですが、御承知のように、昭和四十三年の六月、都市計画法が改正されまして、いわゆる線引きというのが規定されました。今後十年間に市街化を促進するための市街化区域、それから農地あるいは緑を保全するため、いわば市街化を抑制するための市街化調整区域と、こういうようないわゆる線引き作業というものが都市計画法の中に盛り込まれたわけでありますけれども、そこでお伺いしたいんですが、大分市の場合、九……

第71回国会 決算委員会 第12号(1973/06/15、9期、公明党)

○二宮文造君 予備費の審査にあたりまして、ただいまも小谷委員から総括的な質疑があったわけですが、私は、申し合わせの時間もありますので、若干本論からはずれるかもわかりませんけれども、心身障害者対策、この問題について関係各省の見解を伺いたい、このように考えております。  心身障害者対策といいましてもなかなかこれはたいへんなものでして、健康の問題とかあるいは生活の問題とか、あるいは就職を含めた社会参加といいますか、社会復帰といいますか、そういう非常に広範な問題をかかえているわけですが、私きょうは心身障害者の足という問題に限って、非常に問題は小さくなりますが、非常に切実な問題が提起されておりますので、……

第71回国会 建設委員会 第3号(1973/03/29、9期、公明党)

○二宮文造君 私は先般の金丸大臣の所信表明に対しまして、主として土地政策について質疑を続けてまいりたいと思うわけであります。  午前中は同僚の田中委員から住宅政策について質問があったわけですが、一月二十六日に地価対策閣僚協議会、これを開かれまして、いわゆる土地対策要綱というものが決定を見て、今国会にそれを中心にしてもろもろの施策が提案される、こういうお話になっております。大臣もまた所信表明の中に、そのことを冒頭に掲げられて、土地政策に取っ組む姿勢というものを明確にされているわけですが、ただ私、この大臣の所信表明を見ましても、それからまた、土地対策要綱ですね、これを見ましても、これほど緊急性を要……

第71回国会 建設委員会 第6号(1973/04/19、9期、公明党)

○二宮文造君 いま大臣から明確な答弁がありましたので、あえて根掘り葉掘りという態度をとることもどうかと思うのですが、ただ一言、私、気になりますのは、大臣がそう判断されたときに、政府委員のほうから、衆議院の建設委員会に出てもらいたいと、こういうお話があったので、そこで大臣が判断をされて、参議院と話し合いがあったのか、それじゃそっちに出ていいのかと、こういうふうにからだが衆議院のほうに動かれたような趣旨の発言がありました。その政府委員にお伺いをしたいのですが、その場合、大臣に、衆議院の建設委員会に出席をするように連絡をした政府委員の判断は、参議院の建設委員会と了解がついたと判断をしてそう言われたの……

第71回国会 建設委員会 第7号(1973/04/24、9期、公明党)

○二宮文造君 関連。  ここに「など」が入っていれば、局長のおっしゃることはわかるのですよ、「講習会など」と入っておれば。ところが、これが文言どおりになりますと、「など」が入ってないと、いわゆるこの法律に基づく講習会しか規定されてないでしょう。田代委員はそれを言っているわけです。だから、局長のおっしゃるような拡大解釈は、この文言から出てこない。ところが、あなたのおっしゃる趣旨はそういう趣旨なんだ。ここで質問と答弁が食い違っているわけです。明確にいえば、「など」が入れば一番あなたのおっしゃるとおりになるわけです。なぜそれを抜いているかという説明をしていただいたらわかると思います。

第71回国会 建設委員会 第8号(1973/05/08、9期、公明党)

○二宮文造君 すでに大臣からお話がありましたので、もう何をか言わんやという段階にきておりますが、私は二点、さらにこの問題についてお伺いをしておきたいと思います。  その一点は、いまの都市局長の説明によりますと、田中委員が委員会のこの席上で資料を要求された、そして夕方までに出してもらいたい、時間的な問題は別として、少なくとも委員会の席上で要求されたその資料を提出をされた。それを単なる事務的な折衝が不十分であったというような釈明では、今後、私どもは建設省から提出される資料について、一々これは討議が十分になされたんでしょうかどうでしょうかと、こういうふうな詰めをしなければなりません。事はさように簡単……

第71回国会 建設委員会 第11号(1973/06/07、9期、公明党)

○二宮文造君 私は道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案につきまして、前回に引き続いて質問をさしていただきたいと思います。なるべく重複を避けながら進めたいと思いますが、若干部分に重複があるかもわかりません。お許しをいただきたいと思います。  まず最初に、この道路整備五ヵ年計画、この今日までの推移を見ますと、第一次計画が昭和二十九年に策定されて、これが四年間で改定をされた。第二次は三十三年から三年で改定された。第三次は三十六年から同じく三年で改定をされた。第四次は三十九年からこれまた三年で改定をされた。第五次は四十二年からやはり三年で改定。第六次は四十五年から三年でこの問題の第七次計画に引き……

第71回国会 建設委員会 第12号(1973/06/14、9期、公明党)

○二宮文造君 私は公明党を代表して、道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案に対し反対の討論を行ないます。  まず反対の第一は、昭和四十五年度に発足した第六次道路整備計画を達成しないまま三カ年で打ち切り、田中首相の日本列島改造計画の中核として、十九兆五千億円という膨大な事業規模の第七次道路整備計画を繰り上げて実施しようとしている点であります。このような産業基盤整備主導型の道路への過剰投資は、必然的に今日の景気過熱に一そう拍車をかけ、インフレを促進させ、国民生活をますます圧迫することは必至であります。  反対の第二は、財源計画があいまいな点であります。御承知のように、第七次道路整備計画の十九兆……

第71回国会 建設委員会 第13号(1973/06/19、9期、公明党)

○二宮文造君 私は、水源地域対策特別措置法案、この問題に関連して質疑を続けさしていただくわけでありますが、その前に、本論に入ります前に基本的な問題として若干お伺いしたいと思うのです。  といいますのは、けさほども田中委員からお話がありました公共の福祉とそれから基本的人権、この関連性についてけさほどもるる質問があったわけです。私も若干それを受けて質疑を続けていきたいと思うのですが、確かに公共事業に対する需要というものは膨大になってきました。また反面、それに協力をするという形で、けさほどは憲法の条文などを引いてお話があったわけですが、その憲法の条文に照らしてみるまでもなく、基本的人権との調和という……

第71回国会 建設委員会 第15号(1973/06/26、9期、公明党)

○二宮文造君 私は公明党を代表して、水源地域対策特別措置法案に対し、反対の討論を行ないます。  申すまでもなく、ダムの建設は、他の大規模公共事業の実施が当該地域に何らかの開発利益をもたらすのに比べ、その効果がほとんど期待できないばかりでなく、地域社会の生活基盤の消滅、人口の流出、産業基盤の崩壊などをもたらし、地域社会生活の維持及び地域の開発阻害要因となっているのが実態であります。  これに加えて、水没地域住民が新たな土地を求め、生活の転換をはかることに対する不安ははかり知れないものがあり、ダムの開発による受益者に対する被害意識と相まって、その建設に多大の摩擦を生ずる結果となっております。  こ……

第71回国会 建設委員会 第16号(1973/06/28、9期、公明党)

○二宮文造君 私は地価公示法の一部改正案について若干質疑をいたしたいわけですが、その前に、河川局長、非常に大事な問題が出てまいりましたので、その点について、本論からちょっとはずれますけれども、行政の姿勢という問題について若干お伺いをしたいと思うわけです。  九州管区の行政監察局で二十六日、建設省関係の昭和四十八年災害査定設計単価表と昭和四十八年災害査定設計標準歩掛表、その他運輸省関係の書類等を含めまして、出てならないこういう資料が業者に渡っているということで、そのことがわかって、行政監察局ではこれは問題であると、このようにとらえて調査を開始した、こういう報道がされております。この件について、二……

第71回国会 建設委員会 第18号(1973/07/05、9期、公明党)

○二宮文造君 私は、公明党を代表して、地価公示法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行ないます。  反対の第一は、地価公示法が、高騰を続けている地価の安定に効果をもたらしていないという点であります。  申すまでもなく、地価公示法は、正常な土地の価格を公示することによって、土地の取引価格に対して指標を与えるとともに、適正な地価の形成に寄与することを目的として制定されたものであります。  ところが、現実は、単なる目安としての役目しか果たさず、また、異常な高騰を追認する形で地価公示が行なわれていることも手伝って、かえって地価の高騰をあおっているというのが実情であり、地価政策として効果をもたらし……

第71回国会 建設委員会 第20号(1973/07/12、9期、公明党)

○二宮文造君 私、都市緑地保全法案について若干質疑をいたしたいと思います。  連日の審議で関係の皆さんもたいへん精力的に問題に取っ組んでおられることにまず敬意を表します。特に大臣も毎日御苦労さまでございます。ただ御承知のように、国土の乱開発あるいは環境破壊、そういうことがいま大きく問題としてクローズアップされております中で、政府のほうでも何とかこれに取っ組みたいという姿勢は示しておりますが、しかし現状はあまりにもきびしいと、こう判断をしなければならないと思います。特にいま課題となりました緑地の問題にしましても、ほんとうに緑が消えていく、こういう状態が目に映ります。  そこで非常に概括的な質問に……

第71回国会 建設委員会 第21号(1973/07/17、9期、公明党)

○二宮文造君 私も角坂参考人にお伺いしたいんですが、結局、田中委員のお話を受けた質問になるんですが、私もう七、八年になりましょうか、浦安のオリエンタルランド、あの問題を県庁まで参りましていろいろ御説明も受けたんですが、正直なところ公有水面の埋め立てがこういう方式でやられていいもんだろうかと、もういまなら申しますけれども、率直にそう感じました。あのときのちょっと記憶をたどりながらお伺いするので、若干誤りがあるかもしれませんけれども、あの浦安のオリエンタルランドの埋め立てば建設大臣の認可をとって、県が、知事が、――そして知事は、県は全く手をおろさないで会社と契約をして、造成をしてください、造成をし……

第71回国会 建設委員会 第23号(1973/08/30、9期、公明党)

○二宮文造君 おはようございます。  私は公有水面埋立法の一部を改正する法律案に関連をいたしまして若干質問をしたいと思うわけでありますが、大臣の御都合で当委員会の御出席に時間の制限がある、このようにも伺っておりますので、ちょっと話の筋道が飛び飛びになりますけれども、大臣の御所見をお伺いすることをまず最初に持ってまいりたい、このように考えます。  まず第一番に大臣にお伺いしたいことは、なるほど今回公有水面埋立法の一部改正、これが提案をされました。しかし、聞いたところによりますと、この親法になる海域を管理するという基本姿勢について、たしか昨年の十二月六日でございましたでしょうか、沿岸海域の公共的管……

第72回国会 建設委員会 第5号(1974/03/28、9期、公明党)

○二宮文造君 関連して三点お伺いしたいと思うんですが、まず一点は、先ほども大臣から答弁があった公営住宅ですね。公営住宅の入居のための収入基準、これが従来も上限が低いところに押えられているということで当委員会でもたびたび問題になりました。たしか昨年でしたか、一年ごとに見直して実情に合うように手直しをしていくと、こういうような方針を伺っておりますが、現行の収入基準がすでに実情に合わない。ちょっと私いま雑な計算で、はっきりした数字を持っておりませんが、一種住宅で標準四人家族で大体百五十万見当、これをこえると入居資格がないと、こういうふうなことに押えられているがゆえにせっかくの公営住宅も利用できないと……

第72回国会 建設委員会 第7号(1974/04/23、9期、公明党)

○二宮文造君 私は、日本道路公団法の一部を改正する法律案についてお伺いしたいわけでありますが、法案の細部につきましては、同僚の田代委員も質問を準備をいたしております。したがって、大半そちらのほうへ譲ることにしまして、また、いま大臣も御出席なので、絶好の機会でありますので、道路行政の基本問題、これもお伺いしようというつもりでもありましたけれども、だいぶ時間も経過をしてまいりましたので、きょうは問題を一部整理をしまして、通告をしたのを前半、後半に分けまして、後半の部分を質問さしていただく、このようにしたいと思います。  まず、道路局長ないしは道路局の方、どなたでも、こまかい問題ですから、けっこうで……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1974/11/18、10期、公明党)

○二宮文造君 私の申し合わせの時間が三十分、十二時半までです。ですから要を得ません。したがって、私は長官が御出席の前に、われわれ現地へ参りました報告書を先ほど稲嶺委員から報告をしてもらいました。すでにそのことは関係方面にも連絡があったと思います。したがって私は、やはりこのせっかくの報告書に対して、関係の当局のほうから基本的な問題の御答弁をいただかなければならないんじゃないかと、こう思います。  すでに御承知のことで、時間もありませんから説明を抜きにしますが、項目は相当多数にわたっております。  まず第一番に小禄の爆発物の処理のこと、これは先ほど稲嶺委員が若干質問をいたしました。  第二番目には……

第73回国会 決算委員会 閉会後第7号(1974/10/24、10期、公明党)

○二宮文造君 ちょっと関連して……。  関連で一言お伺いしたいのですが、私いま参考人として御出席になった堺会長が、いまこの瞬間にでも地方の純朴な都市で契約をし、被害が拡大していることを思えばほんとうにもう胸が迫ると、こういう御発言をされましたことが非常に気にかかります。と言いますのは、すでにもう状況を各省が掌握をされてこれは問題があるというふうに認識をされながら、じんぜんと二カ年も時を経過してきた。さらにまた、いまお話を伺いますと、少なく見積っても五万二千人の被害者がある、潜在被害者を加えればそれ以上になる、こういう様子でございますと、いまのお話のように一人当たり百万円としますと、五万二千を掛……

第73回国会 決算委員会 閉会後第8号(1974/10/25、10期、公明党)

○二宮文造君 ちょっと関連。  国有財産法の解釈をお伺いしたいのですが、国有財産法の十三条の一にこういう規定があるのですが、「公園又は広場として公共の用に供し、又は供するものと決定した公共用財産について、その用途を廃止し、若しくは変更し、又はこれを公共用財産以外の行政財産としようとするときは、国会の議決を経なければならない。」、で、あとただし書きが若干載っておりますが、ここで言う「公共用財産」とはどういうことなのか。  それから、田代委員がいままで指摘をしてきました、昭和三十二年に建設省告示で都有地にあるその当該地点が大手町公園用地として指定をされた。そして指定をされたまま四十五年――これはま……

第73回国会 決算委員会 閉会後第11号(1974/11/14、10期、公明党)

○二宮文造君 関連。  次長、おかしいですよ。それでは、あそこの品川の駅前の元東久邇宮の御用邸のあと地については、各社から事前に幾つもの払い下げ申請書を受理しているじゃないですか。その関東地方審議会にかける前に払い下げてもらいたいという競願になった申請書を受け付けて、そうしていろいろなものがありますけれども、この払い下げが一番妥当でございますがと地方審議会で案件に付しているじゃありませんか。払い下げ申請書が出なければ、地方審議会の議案に出せないじゃないですか。口頭で相手方から話を聞いた、社印もない、正式な払い下げ申請書もないものを地方審議会の議案に付することはできないじゃありませんか。いままで……

第73回国会 決算委員会 閉会後第12号(1974/11/15、10期、公明党)

○二宮文造君 ちょっと関連して。  また妙な答弁になってきたんですが、公園地の指定を廃止しただけであって、公園の指定してあったんでしょう。それが必要がなくなったからというので廃止したんでしょう。そういう答弁をなさるならわかりますけれども、国有地と交換が急がれて、急がれたから公園を廃止しましたという答弁になりましたね、いま。この辺はっきりしなさいよ。もう一ぺん確認します。私らの理解は、公園に指定しておった、それが必要がなくなったから廃止した。あと何に使う使わないは問題でない。問題にあかっておらぬと理解して――そういう答弁が出てくると理解しておった。ところが、いまの局長の答弁は、都有地と国有地と交……

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1975/06/13、10期、公明党)

○二宮文造君 時間がありませんので端的にお伺いしたいと思うのですが、御承知のように、沖繩海洋博があと一カ月と少々です。この開催につきましては、沖繩の県民の方方は、果たしてこれがメリットがあるのかデメリットがあるのか、こういう議論が沸騰する中で工事もいよいよ進捗をして開会の日を迎えるわけであります。  したがって、それに関連をして、気にかかる問題を若干お伺いをしたいのですが、まず最初に、今日の時点で、この海洋博の観客数、これをどういうふうに押さえていらっしゃるのか、お伺いしたい。
【次の発言】 いま御説明いただきましたのは延べ人数。したがいまして、私のいただいた資料でもっと追加をしますと、たとえ……

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1975/06/25、10期、公明党)

○二宮文造君 話が北から南へ飛ぶわけでありますが、大臣の所見を若干お伺いしたい点があります。  それは御承知のように、沖繩に米軍基地があるのではありませんで、米軍基地の中に沖繩がある、こういうふうな理解でいま沖繩の人が非常に問題にしている点があるわけであります。御承知のように、沖繩にあります米軍の関係者は、軍人、軍属家族を含めて六万人を超えました。これは沖繩全人口の、県民人口の六%、あるいは基地の面積は御承知のように全沖繩の陸地面積の一二%、沖繩本島の四分の一を米軍基地で占めております。こういう関係で、しばしば問題になりますように、沖繩では、たとえば伊江島の米兵の発砲事件だとか、あるいはアメリ……

第75回国会 決算委員会 第3号(1975/01/23、10期、公明党)

○二宮文造君 国税庁次長、ちょっとお伺いしたいのですが、私どもが所得税法とかあるいは法人税法の罰則を読みますと、この事案についてはそれぞれの罰則の条項に触れるんじゃないか、こういう場合も間々あるわけです。そういう場合はおそらく罰金刑ないし懲役刑というあれがありますから、告発ということを伴ってその罰則が適用になると思うんですが、いままでの調査の内容でこの罰則に触れるような問題があったかどうか、またそういうことも頭に置きながら調査をなさっているかどうか、これをひとつ御答弁願いたい。
【次の発言】 たとえば、いま偽りとか、不正とかいうことを例にあげられましたけれども、提出の期日までに提出しなければな……

第75回国会 決算委員会 第4号(1975/02/05、10期、公明党)

○二宮文造君 関連してちょっとお伺いしますが、いまは計算上のいわゆる集計事務が電算機によってうまく出てこなかったということですね。ですが、輸出保険の保険料を徴収するとか、あるいはまた保険金額を支払うとか、そういう場合には一件一件伝票を置きますね。国の歳入歳出は全部付属書類が起きて決算ができるわけですね。だから、電算機による集計はこういうふうに推定が出たかもしれぬけれども、一件別のそういう金が入った、出た。で、毎月のいわゆる現金支払い、そういうものはもう必ず出しているはずですから、そういうものを積み上げていけば実態の上から来る金額は出てきますね、推定ではない。付属書類の方からは私は出てくると思う……

第75回国会 決算委員会 第5号(1975/02/25、10期、公明党)

○二宮文造君 関連。  大臣、いま私ちょっと中座しておりましたから理解の仕方が違っているかもしれませんが、いわゆる超過契約、これはわかったときには一たん結んだ契約は有効なんですね。解約しないんですね。で、それが超過契約とわかったときには外務員に対する募集手当は一たん渡していた分を取り返すのですね。
【次の発言】 取り返さない、渡した分はそのまま。――それじゃ表彰なんかの枠から外していく、こういうことですか。これはやはり、郵政省の保険事業の立場から考えますと、上限をくくってあるけれども、それを超えた場合にはその契約は有効だという措置をそのまま残しておくのは、どうしてもやはり外務員の皆さんにも、そ……

第75回国会 決算委員会 第7号(1975/03/14、10期、公明党)

○二宮文造君 先ほど特殊法人の問題が議論になりましたけれども、私たしかあれ四十四年じゃなかったかと思うのですが、管理庁の中の行政監理委員会、あそこが特殊法人に対して答申を出したと思うのです。いまこの四十九年八月一日現在の特殊法人の一覧表を見ますと、当時廃止または統合の答申のあったものが相変わらず名を連ねている。たとえば記憶を思い出しながら申し上げてみますと、公団の中で首都高速道路公団だとか、阪神高速道路公団、これは道路公団とたとえ首都とか阪神とかいう違いはあっても、道路公団に統合できるのじゃないかという答申だったと思うのです。それからまた年金福祉事業団とか、それから公庫の中の医療金融公庫あるい……

第75回国会 決算委員会 第8号(1975/05/07、10期、公明党)

○二宮文造君 大臣ね、私、先ほどから質疑を伺っておりまして、きょうの時点では大臣の答弁は非常にまずいんではないかと、これじゃ収拾にならない、こういう気がしてならないんです。と言いますのは、官房長官の談話が出た。なぜ出たか。峯山委員が言いましたように、やはりそこに軽率であったかあるいは疑義を国民に持たせるとかそういう内閣の配慮があったればこそわざわざこの官房長官の談話が出たわけです。その出た直後に、大臣がここへ来て釈明をされているわけです。しかも議論の行き着くところ辞職、辞任すべきではないか、こういうやりとりまで出てくるようなそういう質問を引き出すような大臣の答弁が――よろしいですか、こういうふ……

第75回国会 決算委員会 第10号(1975/05/23、10期、公明党)

○二宮文造君 時間が非常に制約されておりますから、説明抜きにしまして端的にお伺いしたいと思います。  沖繩は復帰しまして三年を超えました。しかし、まだその対策のおくれというものは非常に目に映るものがあります。そういう問題についていろいろ深い問題もあるわけですが、時間の制約もありますから、数点に限って総務長官をメインにしてお伺いをしたいと思うんですが、まず、昨年の七月にいわゆる放棄請求権、返還協定で日本政府がアメリカに対する請求権を放棄したと、しかし占領中いわゆる沖繩の県民が人身ないしは財産の上で受けたもろもろの請求、これはまあ当然日本政府が肩がわりをすべきだという発想のもとに、いわゆる返還協定……

第75回国会 決算委員会 第12号(1975/06/04、10期、公明党)

○二宮文造君 私は、年金福祉事業団の業務に関連する問題で若干お伺いいたしたいわけでありますが、問題の焦点は、大規模年金保養基地、この問題にしぼってお伺いをしたいと、このように思います。  まず、厚生年金制度が創設されて満三十二年、いま民間企業で勤務する者なら、だれしも標準報酬月額の三・八%――女子の場合は二・九%のようですが――の保険料が天引きされております。したがって、年金支給分を差し引いた四十九年度末の積立金の累積見込み額、これをまずお伺いしたい。  それにあわせて、国民年金とそれから船員保険の年金も、これも項目別に御報告いただきたい。

第75回国会 建設委員会 第5号(1975/03/18、10期、公明党)

○二宮文造君 私も引き続きまして、さきの所信表明につきまして若干質問を続けたいと思うわけであります。  まず建設大臣。建設大臣、先日の所信表明で住宅対策につきまして、「より良い住まいを求める国民の切実な要求に応え、住宅事情の改善を図ることが現下緊要の課題であります」、このように表明をされておりますが、さてその五十年度の住宅予算、これを拝見しましたときに、賃貸し住宅の建設が戸数において減っております。もう数字的には明らかになっている問題ですが、計画におきまして国庫補助住宅では前年度から一万二千戸減って九万一千、それから公団住宅では賃貸しが前年度の三万五千戸からまた一万一千減って二万四千戸と、こう……

第75回国会 建設委員会 第6号(1975/03/20、10期、公明党)

○二宮文造君 私も引き続いて下水道事業センター法の一部を改正する法律案について若干質問を続けさしていただきたい、こう思うのですが、昼飯抜きで大変恐縮ですが、まず私お伺いしたいことは、下水道の普及率を急速に伸ばすことは、これはもう建設行政として既定の重点政策、このようにまず名実ともに理解されておりますが、普及率、四十九年末で大体どれぐらいでしょうか。
【次の発言】 四十九年。
【次の発言】 大臣、日本の地勢とか、人口密度とか、あるいは生活環境を守っていくとか、そういうふうなことをいろいろ勘案して、日本で、わが国で好ましい普及率、いわゆる最終普及率ですね、それは一体どの程度と、総人口に対してどの程……

第75回国会 建設委員会 第8号(1975/03/27、10期、公明党)

○二宮文造君 午前中に引き続きまして、提案になっております奄美群島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案、これに関連をしまして若干質問をさしていただきたいと思うんですが、法案の中身は、これきわめて何といいますか、国道昇格に伴う国費の負担の割合、こういう一点にしぼられているようでありますが、この機会に奄美群島にかかわるいろいろな問題についてその考え方を聞いておきたい、こういう趣旨で質問を続けていきたいと思います。  まず、けさほども話がありましたように、この奄美群島はいわゆるアメリカの統治のもとに戦後ありまして、二十八年の十二月の二十五日に日米協定に基づいて返還をされた、こういう歴史的な過程を……

第75回国会 建設委員会 第10号(1975/06/03、10期、公明党)

○二宮文造君 私は、宅地開発公団法案について、それに関連する問題等々若干お伺いしたいわけでありますが、宅地開発公団、これはまあ御承知のように大都市周辺における住宅用地の確保、これが至上命令になってきていると思うんです。先般大臣の所信表明に際しましても、私は住宅対策について大臣のお考えを聞いたわけでありますけれども、やはりこの問題を扱う上には、住宅対策というものから入っていかなければなりません。  そこで、若干前文になりますけれども、大臣にお伺いしたいんですが、公共事業が非常に圧縮をされました五十年度予算のうち、住宅関係費は一般会計で前年比二〇%増、財政投融資で三二・四%増と、かなりふえているよ……

第75回国会 建設委員会 第14号(1975/06/19、10期、公明党)

○二宮文造君 ただいま提案になっております二法案につきまして、要点についてお伺いをしたいと思いますが、午前中も沢田委員から実は非常に法律が多過ぎるのじゃないかということで、大都市法案について関連する法律等々について質疑がございました。私もこの法案審議に入るに当たりまして、いわゆる広い意味での都市再開発、あるいは都市改造といいますか、そういう手法がこれまで幾つか試みてこられたわけです。したがって、これまで都市再開発ないしは都市改造という意味で手がけられてきた手法、それの親法、そういう関係をひとつ御説明いただきたい、こう思うのですが。
【次の発言】 それらのいろいろないま伺っただけでも一、二、三、……

第76回国会 建設委員会 第3号(1975/12/11、10期、公明党)

○二宮文造君 午前中に引き続いて、港湾ないしそれに関連をしまして、道路行政にかかわる問題について若干質疑をさしていただきたいと思います。  午前中も若干触れておられましたけれども、現在道路整備は、四十八年に決定されました総事業費十九兆五千億円の第七次道路整備五カ年計画に基づいて実施されているわけでありまして、この第七次計画は、いわばわが国の経済が高度成長期にあったその時代に策定をされたものですが、内容としては高速自動車道を期間中に三千百キロ供用開始する、こういう内容のものでございまして、しかし、御承知のように一昨年の石油危機以来わが国の社会経済を取り巻く環境が一変をいたしまして、低成長時代に移……

第77回国会 建設委員会 第7号(1976/05/18、10期、公明党)

○二宮文造君 午前中に引き続いて質問をさしていただきたいと思いますが、先ほども議論がありましたように、下水道の早期整備はもはや国民的な要請と、こうなっております。しかし、それに対して現状は、整備の状況がきわめて不十分で、水質の汚濁による公害の発生とか、あるいは生活環境の劣悪化、こういうふうな社会問題を惹起しておりますが、まず冒頭に、そういう下水道施設の整備の現況の中から、大臣のいわゆるそれに取り組む基本的姿勢、それをお伺いしておきたい。
【次の発言】 そこで、昭和四十六年いわゆる第三次五カ年計画、これが始まりましたが、四十六年以降昭和五十年までの総人口普及率の推移、これをひとつ御報告願いたい。

第77回国会 建設委員会 第8号(1976/05/20、10期、公明党)

○二宮文造君 私は、ただいま議題になっております住宅金融公庫法の一部を改正する法律案に対する日本社会党、公明党及び日本共産党の各派共同提案による修正案について御説明申し上げます。  修正案の案文はお手元に配布しておりますのでこれを省略し、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、修正の要旨を申し上げますと、第一に、政令で定める、所得が比較的多い者、規模が比較的大きい住宅を建設する者等に対する貸付金に関する規定を削除すること、第二に、政令で定めることとなっております既存住宅購入資金貸付金の利率を年五・五パーセント以内で政令で定める率とすること、第三に附則第八項の規定を削除すること等であります。  ……

第78回国会 建設委員会 第1号(1976/10/07、10期、公明党)

○二宮文造君 このたびの台風十七号の災害は、御承知のように千葉県を除きます全都府県を襲いまして、けさいただいた建設省の資料によりましても、死者、行方不明者が百六十七名、罹災世帯が十万九千四百八十六世帯、罹災者が三十八万七千六百六十五人と、大変な災害を引き起こしたわけであります。で、ある人が、今回の台風の災害を分類をしまして、この長良川の堤防決壊に見られるような大河川の災害、あるいは東海地方や瀬戸内海沿岸の各地に起こりました、堤防が破れたり、あるいは河川がはんらんしたという中小河川水害、それから高知なんかで見られる都市災害、あるいは香川県の小豆島で見られたような土石流災害、こういうふうな災害の実……

第78回国会 建設委員会 第3号(1976/10/21、10期、公明党)

○二宮文造君 私、引き続いて建築基準法の一部を改正する法律案について若干お伺いしたいわけですが、なるべく重複を避けたいと思いますが、問題によりまして若干重複する部面も出てくることを御容赦願いたい。  御承知のように、この法律案は四十九年三月十一日、七十二国会に提案されまして、すでに二年半という長い年月を経過してまいりました。その間、衆議院においては相当に紆余曲折のあった審議が行われたと、このように伺っております。そこで私は、この参議院当委員会におきましても先国会の最終日、五月の二十四日に提案理由の説明があって、御承知のように継続審議として持ち越されてきたわけです。  そこで、ちょっと先ほど来の……

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1977/04/27、10期、公明党)

○二宮文造君 引き続いて、私も沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部改正、いま提案されておりますが、その件についてお伺いしたいのです。  まず長官、先ほど御説明いただきました提案理由の説明、これによりますと、「内国消費税及び関税に関する特例について、その期限の延長」をすると、こういうふうな、またその後第一点、第二点と御説明がありますが、この提案理由に関する限りは、現在沖繩が受けている特別措置、それがそのまま期限が延長されるような趣旨の提案理由の説明になっておりますが、先ほどの対馬委員のお話を伺っても、今後この特別措置がだんだん漸増する、漸増するということは後退をしてしまう。沖繩が受けている……

第80回国会 建設委員会 第3号(1977/02/22、10期、公明党)

○二宮文造君 提案されております昭和五十年度における道路整備費の財源の特例等に関する法律の一部改正案、これにつ察て質問をしたいわけでありますが、きわめて短時間でございますし、要点だけお伺いして、また別途、その基本的な問題については別の日を選んで質疑を続けたいと思うんですが、まず揮発油税等の特定財源が道路整備費に充当されておるのは御承知のとおり。この件について、国鉄を含む交通体系のための財源に考え直したらどうだという意見も出ておりますし、あるいはそのもとが石油、そういうものに関連するんですから、いま当面の課題になっております石油備蓄の財源にも充当すべきではないかと、関係方面からこういうふうな批判……

第80回国会 建設委員会 第5号(1977/03/22、10期、公明党)

○二宮文造君 私、きょうは住宅の問題だけに限って、大臣あるいはまた政府のいろいろな御意見をお伺いしたいと思うんですが、まず大臣、先般の所信表明の中でまず住宅を第一に挙げられて、しかもこういうふうにおっしゃっているわけですね。「住宅対策につきましては、すべての国民がその家族構成、居住地域等に応じて良好な水準の住宅を確保できるようにすることを長期目標として」と、その言葉としては非常にいい言葉なんですが、果たしてこの「すべての国民がその家族構成」云々についてですね、良好な水準の住宅を確保できるような長期目標というのは一体どういうことをお考えになってこの文言を述べられたか、この点をお伺いしたい。

第80回国会 建設委員会 第6号(1977/03/24、10期、公明党)

○二宮文造君 同僚の矢原委員から治山治水の総括的な問題についていま質問をしたわけでありますが、私、引き続いて河川行政にしぼって二、三御質問をしたいと、このように思います。  それに入ります前に、いただいております「第五次治水事業五箇年計画(案)」、五十一年八月の河川局の資料を拝見しておりますと、五ページに四十六年以来五カ年間、「最近の洪水による被害の実態」、これがまとめられております。とうとい国民の財産、その被害額が総計二兆五千九十三億円、こういうふうに表示をされております。また一方、三ページを見ますと、四十七年から五十一年にかけての第四次五カ年計画のいわゆるその整備計画、これは金額ベースで表……

第80回国会 建設委員会 第7号(1977/06/09、10期、公明党)

○二宮文造君 ただいま説明にありました本案について、若干質疑をいたしたいと思うんですが、まず、本法案を提出するまでに相当の紆余曲折があった、このように伺っておりますが、その経過はどうだろうか。また、どういうところから意見の聴取を行ったか、これはひとつ提出者の方からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 若干中身についてお伺いしたいんですが、本法案の第二条第一項に関しまして、「政令で指定する市町村」というのは流動人口の状況とかあるいは財政力を基準にして定めると、こうなっておりますが、具体的な状況としてどういう方法で把握されるのか、これをお伺いしたい。


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1977/10/26、11期、公明党)

○二宮文造君 御報告をいたします。  沖繩問題の対策樹立に資するため、岡田広委員長、志村愛子理事、堀江正夫委員と私の四名は、去る九月五日から八日までの四日間、沖繩県下を訪問し、現地の実情を調査してまいりました。  現地におきましては、沖繩総合事務局、那覇防衛施設局から所管概況等当面の諸問題につきまして、また沖繩県より振興開発計画の実施状況、基地返還後の跡地利用の状況と地籍問題、県・市町村行財政の概況、その他当面する県政の諸問題についてそれぞれ説明を聴取し、さらに、海洋博後の景気の落ち込みに関連する諸問題及び交通方法変更に伴う対応策については、民間団体の意見をも聴取いたしました。  このほか、石……

第82回国会 建設委員会 第4号(1977/11/15、11期、公明党)

○二宮文造君 私は、前回、前々回の当委員会で同僚議員の質問がございました。それとの重複を避けながら、非常に断片的になって恐縮ですけれども、当面の課題について若干お伺いをしてまいりたいと思うわけです。  まず最初に、公共工事におけるいわゆる共同企業体方式、ジョイントベンチャー、このあり方についてでありますけれども、このジョイントベンチャーの方式は、御承知のように中小建設業者の技術力の向上、あるいは地元の中小企業者の工事配分の増大と、こういうものを意図しまして、昭和三十年代の後半から公共工事にこの方式が取り入れられ、特に建設省が力を尽くしてこられた。 このあり方はよく承知しているわけですけれども、……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1978/03/29、11期、公明党)

○二宮文造君 提案の沖繩公庫法を中心にしまして、若干お伺いしたいと思うのですが、まず今回の改正の出資制度についてその趣旨を概略説明いただきたい。
【次の発言】 具体的に伺いますが、いま若干御説明がありましたけれども、沖繩公庫の業務の範囲として十九条の一の二に規定をされるようです。これは御説明もあったように北海道東北開発公庫の例にならって列記をされたのだろうと思うのですが、いまの説明でもわかりますようにイからホまで列記されているのですが、この列記の仕方は非常に抽象的であり包括的ですね。ですから、逆に言いますと、今回改正される沖繩公庫の出資になじまない業種をお伺いしておいた方がはっきりするのじゃな……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1978/05/31、11期、公明党)

○二宮文造君 私も時間が限られておりますから、問題を限って質問をしたいと思います。  一点は、いま伊江委員からもお話がありました航空運賃の問題、もう一点は、これまた包括的にお話がありました交通変更の問題、これに絡みまして、若干細かい点ですが、質問をしたいと思うんです。  先ほども答弁がございました航空運賃の件ですが、この二月に、同僚の喜屋武眞榮君から政府に対して沖繩の航空運賃の件につきまして質問主意書が出まして、値上げをする理由、あるいはまたそれに対する配慮はどうかという、概略こういうふうな質問主意書が出まして、政府の答弁書をいま手にしております。私は、この中で当該路線の特殊性あるいは当該路線……

第84回国会 建設委員会 第2号(1978/02/09、11期、公明党)

○二宮文造君 関連。  関連して二点だけ端的にお伺いしたいんですが、桑名委員の質問を通じて私、二点率直に疑問を持ったんです。  一つは、冒頭にいわゆる九条、十条の関係で個別原価主義というものを放棄したんじゃないと。しかしまた、不均衡の是正ということも、これはもういまの情勢の中からはどうしても捨てておくわけにいかぬと。こういうようなことで今回の値上げ案というものが申請されたわけですが、しかし、この考え方をずっと進めると、先ほどの議論のように、今後も値上げの理由としてこういう不均衡の是正という問題が出て、いわば今回の値上げというものが将来の、いままでは二十年間なかった、しかし、これからたびたびの値……

第84回国会 建設委員会 第4号(1978/03/28、11期、公明党)

○二宮文造君 私は、提案されております法律案並びに関連した問題について若干お伺いをしたいと思うんですが、まず大臣、提案理由の説明の中で、大臣は冒頭にこうおっしゃっています。「現行の第七次道路整備五ヵ年計画は昭和五十二年度をもって終了することとなりますが、わが国の道路整備水準は、なお著しく立ちおくれた状態にあり、また交通安全対策の強化、道路環境の保全、日常生活の基盤となる道路の整備等、道路整備に対する社会的要請はますます増大し、多様化しているところであります。」と、非常に道路整備については厳しい見方をされて本法案を提案をされている。そういう中で、投資規模が二十八兆五千億円という今回の第八次道路整……

第84回国会 建設委員会 第5号(1978/04/11、11期、公明党)

○二宮文造君 私は、住宅金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、午前中からの質疑、またいま同僚の桑名委員の質疑がございましたので、重複を避けて順次質問をしてまいりたいと思います。  まず最初、住宅局長にお伺いしたい。五十一年を初年度とする第三期住宅建設五カ年計画、これのうち公営住宅と公庫住宅と公団住宅につきまして、その概況と、それからその五十三年の計画を含めての進捗率、これをひとつ御説明いただきたい。
【次の発言】 ちょっと私がはじいたのと違うんですが、公団住宅の場合、五十一年度の実績見込み、それから五十二年度のまあこれも実績の見込みもほぼ出るんじゃないかと思うんですが、それと五十三年の……

第84回国会 建設委員会 第7号(1978/06/08、11期、公明党)

○二宮文造君 引き続いて、若干の点についてお伺いしたいと思うんです。  まず最初長地価対策、なかんずく国土法の規制区域をめぐる問題について若干お伺いしたいと思うわけです。  御承知のように、さきに五十三年一月一日付現在の公示価格が発表されましたが、それによりますと、昨年一年間で全国平均で地価の値上がりが二・五%、こうなっております。しかし、振り返ってみますと、例の地価狂乱といいますか、あの反動を受けた五十年は九・二%これは下がっておりますが、五十一年にはそれが逆に〇・五%の値上がり、五十二年は一・五と、そして五十三年の一月一日は今度は全国平均で二・五%、大体上昇率が大分アップしてきました。特に……

第85回国会 建設委員会 第2号(1978/10/17、11期、公明党)

○二宮文造君 私、非常に断片的になったんですが、四つほどお伺いしたいと思ったんですが、時間の関係がありますので、全部お伺いできるかどうかちょっと疑問ですが、最初にこれは大臣に冒頭にお伺いしておきたいんですが、御承知のように現行の昭和五十年代前期経済計画、これはもろもろの理由で、いわゆる中期経済計画に編成がえしようというので、いまもっぱら中期経済計画の策定を政府は急いでいると、十二月にはその大綱が示されると、こういうふうな模様にあることを伺っておりますけれども、この中期経済計画の策定に当たりまして、まず建設省としてはどうしてもこれからの日本経済を安定成長という路線にもっていくためには、いわゆる民……

第87回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1979/06/01、11期、公明党)

○二宮文造君 前回、当委員会がセットされたのが五月十六日でございました。御承知のように沖繩が本土に復帰をいたしまして八年目に入るその日でございます。委員長が特に配慮して、そういう劇的な日に当委員会を開催したい、こういうふうなお気持ちだっただろうと思うんですが、御存じのような国会の事情で本日に持ち越しました。したがいまして、私は、きょうは八年目というつもりでお話を伺いたいと思うわけです。  まず、大臣、沖繩が本土に復帰して八年目に入りました。しかし、先ほど来丸谷理事あるいは伊江理事が指摘されましたように、さまざまな問題がまだ残っております。したがいまして、所信表明も拝見はいたしましたが、八年目に……

第87回国会 建設委員会 第4号(1979/03/20、11期、公明党)

○二宮文造君 続けて質問をさしていただきますが、法案に入ります前に、住宅、宅地という全般的な問題で若干お伺いしておきたいんですが、去る三月九日に発表されました建築着工統計、これによりますと、一月度の新設住宅戸数が八万六千戸、前月比で三五・七%の減、前年同月比で二一・九%の減と、数字を見れば大幅に落ち込んでおります。で、月間八万台のまあいわば低調な着工と  いいますか、これは五十年二月の八万二千六百戸以来の四年ぶりと、こういうふうに発表と同時に報道されておりますが、この原因をどう分析されておりますか。
【次の発言】 何か御説明聞いていますと、公庫の受け付けによるタイムラグというふうな理由のように……

第87回国会 建設委員会 第5号(1979/03/22、11期、公明党)

○二宮文造君 関係各省庁からそれぞれ御出席をいただきまして本当にありがとうございました。お礼申し上げておきます。  私は冒頭に、この法律案の体裁についてお伺いしたいんですが、いま提案されていますのは、奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島復興特別措置法の一部を改正する法律案、こうなっております。考えて見ますと、全く地域の違う二つの地域を一本の法律案でまとめるというこの体裁ですね、これは私、先例は余りないんじゃないかと、こう思うんですが、ちょっとこれ、体裁としてよくないんじゃないかと思うんですが、いかがですか。
【次の発言】 次の問題まで御答弁いただいたんですが、無理しているんです、このまとめ……

第91回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1980/03/19、11期、公明党)

○二宮文造君 沖繩の本土復帰に伴います問題の一つ、政府は、さきの漁業補償に続きまして復帰前の米軍人、軍属らによる人身被害補償に充てるため、五十五年度予算案の中に一億三千万円の特別支出金、これを計上しているようですが、まずここに至る経緯を概略御説明いただきたい。
【次の発言】 それで、その大もとになる数字というのは、地元から上がってまいりましたのは第三次までで私の承知しているところでは、人身補償が百二十九件、総額十億一千万円、こういう数字が上がってきていると、こう私は承知をしております。また、開発庁としても当初一億五千万円の概算要求をした、それが一応一億三千万円に落ちついたと承知しておりますが、……

第91回国会 建設委員会 第3号(1980/02/21、11期、公明党)

○二宮文造君 私は、硫黄島の疎開島民の帰島及び復興計画をめぐる、いわゆる硫黄島問題について質問をしたいわけでありますが、御承知のように、この問題については、私は、五十三年十月十四日に、福田総理にあてて十四項目にわたる質問主意書を提出し、さらに、昨年の通常国会の代表質問でも大平総理にこの問題を取り上げて見解を伺い、また、昨年三月二十二日の本委員会でも取り上げた問題であります。そして昨年十二月に委員派遣として現地に行ってまいりました。それらのことを踏まえながら、この際、改めて問題を取り上げて見解をお伺いしたいと思うわけです。  まず、帰島及び復興計画の対象から硫黄島が除外されている。その理由は、い……

第91回国会 建設委員会 第4号(1980/03/18、11期、公明党)

○二宮文造君 私は、引き続いて公営住宅法の一部を改正する法律案について質問をいたすわけでありますけれども、その前に、住宅行政全般の問題について若干伺っておきたいと思います。  御承知のように、住宅建設をめぐる環境は、宅地供給の減少とか、それから地価の値上がり、それに加えて住宅ローンの金利のアップあるいは建築資材の高騰、手間賃の上昇などで、総体的にまことに厳しい状況にある、こう言わなきゃなりません。  ところで、先ごろ住宅問題調査会が五十五年度の住宅着工予測をまとめているわけですけれども、それによりますと、大分落ち込むんじゃないか。たとえば五十三年から五十四年は、これは五十三年度が百四十九万、そ……

第91回国会 建設委員会 第6号(1980/03/27、11期、公明党)

○二宮文造君 私は、国土調査促進特別措置法の一部を改正する法律案について質問を続けてまいるわけでありますが、ただいま同僚委員から法案の中身につきましては非常に広範な、また全般的な問題についての質問がございましたので、むしろその重複を避けて、後で申し上げますように、具体的な個別的問題について、それを重点にお伺いをしたい、こう思っております。  まず最初に、国土調査を行う国の機関を事業別にお伺いをしたい。
【次の発言】 いま答弁がありましたように、日本の行政がやっておりますいわゆる縦割り行政といいますか、そういうことが原因をして、それぞれの調査について各省が絡み合ってきている。これがうまくいけばい……

第91回国会 建設委員会 第8号(1980/04/10、11期、公明党)

○二宮文造君 私、引き続きまして、提案をされております幹線道路の沿道の整備に関する法律案について伺うわけでありますけれどもその前に、道路行政に係る若干の問題についてお伺いをしたいと思うわけです。  まず、身障者、ハンディキャップを持たれている方の道路交通に係る施策のあり方について質問をいたすわけでありますが、御承知のように、明年は国際障害者年、そういうことになっております。政府でも、去る三月二十五日の閣議で、総理大臣を本部長、総務長官と厚生大臣を副本部長にする推進本部を総理府に設置して四月の一日からそれを発足させる、こういう体制をとられたようでありますけれども、この国際障害者年の事業の実施につ……

第91回国会 建設委員会 第13号(1980/05/13、11期、公明党)

○二宮文造君 午前中に続きまして、都市再開発法の一部を改正する法律案についてただしたいわけでありますけれども、その前に、関連の問題につきまして具体的に若干質問をしたいと思います。  その第一の問題は、御承知のように、霞が関一団地の官公庁施設の計画区域、こういうものが指定されておりますが、そのあり方をめぐる問題についてであります。  まず、この霞が関一団地の官公庁施設の計画決定の告示の時期、計画決定に至る経緯、計画決定当時の区域面積、これを確認の意味でお伺いをしておきたい。
【次の発言】 要するに、二十年たっているということが確認をされました。  それから、この計画はどのような手続を経て決定され……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 建設委員会 第1号(1980/10/21、12期、公明党・国民会議)

○二宮文造君 続きまして、両大臣が御就任になって、きょうからまたいろいろとやりとりをお願いをすることになりますが、あらかじめよろしくお願いしたいと思います。  最初に、私はきょう四点ほど通告してあったんですが、時間の関係もありまして、三時十分まででございますので一つ省きまして、大変用意していただいて恐縮なんですが、建設技術評価制度、これは次回に譲らしていただきたい。関係の方、御了解をちょうだいしたいと思います。  最初に、去る八日でございましたか、御承知のように大蔵省の五十六年度予算で一般歳出の伸び率をゼロとした場合どのような問題点が起こってくるかというようなことで、主要経費六十九項目について……

第94回国会 建設委員会 第5号(1981/04/14、12期、公明党・国民会議)

○二宮文造君 私は、都市公園等整備緊急措置法の一部を改正する法律案をめぐりまして、若干の問題について政府の考え方等をお伺いしたいと思うんですが、まずこの緊急措置法の一部改正の要点は、大臣の提案理由の説明にもありますように、人口が五千以上で中心の市街地の人口が千以上である町村が設置する一定の公園または緑地の新設または改築に関する事業を都市公園等整備五ヵ年計画の対象に加えることが一つと、それからもう一つは、昭和五十六年度を初年度とする都市公園等整備五カ年計画、これは第三次になると思いますが、案を作成して閣議の決定を求める、こういうのがその内容になっていると思うわけであります。そう伺いました。  そ……

第94回国会 建設委員会 第9号(1981/05/12、12期、公明党・国民会議)

○二宮文造君 住宅・都市整備公団法案が提案されまして、今日まで同僚委員の方々から大変にきめの細かい質疑が展開をされてまいりました。承るところによりますと、私が最後の質疑ということになるわけでございまして、重要な問題でございますので、同僚委員の質疑を頭の中に浮かべながら私なりに質疑を進めさしていただきたいと思うわけであります。  その前に、住宅、宅地問題に関連をいたしまして、行政の落ちこぼれといいますか、非常に気の毒なような状況が出てまいっておりますので、ひとつ御検討をお願いしたいというわけで提案をしてまいりますが、東京緑地株式会社が造成、販売をいたしました千葉県印旛郡酒々井町に所在いたします酒……

第94回国会 建設委員会 第10号(1981/05/28、12期、公明党・国民会議)

○二宮文造君 午前中に続きまして、提案の議題につきまして若干質問をいたしたいと思います。やはり問題の性質上、少々茜ケ久保先生の御質疑に重複する面もありますが、お許しをいただきながら質問を進めたいと思います。  まず、本案の前に、本四架橋の実施に係る問題について若干お伺いをしておきたいと思います。  けさも質疑がございましたが、去る四月十七日に第二次臨時行政調査会の第五回会合で、二年がかりで審議する行政改革の基本的調査審議事項と、七月上旬をめどに答申をします当面の緊急課題が決められております。その当面の緊急課題の中で、支出削減策の一環として既存大型プロジェクトの一時凍結という問題が掲げられており……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1982/03/24、12期、公明党・国民会議)

○二宮文造君 提案の沖繩振興開発特別措置法の一部改正、この問題につきまして質問をさせていただきますが、午前中は第一次振興開発計画の結果を踏まえながら、目黒委員の方から重要な問題であります水資源とかあるいはエネルギー問題とか、さらには米軍基地の返還の問題等々について質問がございました。私も非常に関心を持つわけでございますが、時間もございますので、別の観点から進めてまいりたいと思っております。  ところで、いま沖繩県の振興開発審議会でいわゆるその第二次計画のマスタープランを審議中と、こう聞いております。この本案は一体いつ策定されるのか、また策定のいま途中にありますけれども、沖繩県と開発庁との問でも……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1982/03/31、12期、公明党・国民会議)

○二宮文造君 先日、この提案されております一部改正については大綱質問をいたしましたが、それに続きまして今日的な問題も含めて若干お伺いしたいと思います。  まず最初に、沖繩振興開発金融公庫法の第十九条の三号ですか、改正をされております。要するに借地権を取得しあるいはまた譲渡する事業にまで土地造成の貸し付けの対象が拡大をされたということでございますが、この改正の趣旨を最初にお伺いしたい。
【次の発言】 続いて、第二十七条の宅地債券から住宅宅地債券に改める、これの趣旨。
【次の発言】 先日も私質問をしたのですが、これは工業用地でございますけれども、工業用地の推定価格という資料をちょうだいしておるのを……

第96回国会 建設委員会 第3号(1982/03/30、12期、公明党・国民会議)

○二宮文造君 提案をされております議題につきまして質問を続行さしていただきたいと思いますが、私は、琵琶湖総合開発特別措置法の一部改正案、この問題を質疑をすることとしまして、残余の問題につきましては同僚の原田委員の方から質問をさしていただきたい、このような予定で進めさしていただきます。午前中に茜ケ久保委員からもこの問題につきましては質問がございましたが、それらも踏まえながら、なお若干質問を続けます。  湖沼の環境保全のための諸種の対策が講ぜられておりますけれども、御存じのように、栄養塩類の流入によりまして富栄養化が進行したり、そのために藻類などの水産生物が異常に増殖をいたしまして水産の被害あるい……

第96回国会 建設委員会 第5号(1982/04/01、12期、公明党・国民会議)

○二宮文造君 続いて若干質問したいと思いますが、五十七年度の建設省所管の公共事業関係費、これは事業費ベースで十二兆三千八百二十八億円、これに地方単独事業費の三兆八百九十五億円を加えますと、前年度に比べて三・五%の伸びが見込まれております。これは事業費のベースです。これを事業量ベースで見た場合はどうなりましょうか。
【次の発言】 私はやや落ち込むんじゃないかなという感じを持っておりますが、まあいいでしょう。  そこで、これは予算委員会でも議論になっておりますが、当面の大事な課題でございますのであえてお伺いをしたいわけですが、公共事業予算の執行方針について伺いたいわけです。  御承知のように、昨年……

第96回国会 建設委員会 第10号(1982/05/13、12期、公明党・国民会議)

○二宮文造君 一昨日の本委員会に続きまして、議題になりました法律の一部改正の問題について質問させていただきたいと思います。  最初に大臣にお伺いしたいんですが、わが国の都市は近代的な都市整備の歴史が浅い、したがいまして、当然のこととして社会資本のストックが少ない、これは一昨日配付されましたあの建設省の資料にも、欧米諸国に比べて云々というデータが上がっておりましたが、このように社会資本のストックが少ない、それから土地利用計画が不十分なまま狭い可住地に各種の土地利用が競合してきた、また地価の適切な規制指導が、誘導がなかったという問題もある。さらには、都市化が世界に例のないスピードで進んできたという……


13期(1983/06/26〜)

第101回国会 建設委員会 第3号(1984/03/31、13期、公明党・国民会議)

○二宮文造君 午前の審議に引き続いてお時間をいただいて質疑をするわけですが、まず私は、二つ最初に指摘をしておきたいことがあるわけです。それは法案の提案のあり方です。これは前回の五十四年のときにも申し上げたんですが、大臣も御存じのように、この法案は、いわゆる「奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興特別措置法の一部を改正する法律案」と複合法案という形で呼ばれておりますが、中を見ますと、整備の水準が全く異なっている二つの地域に係る法案を一つにまとめている、便宜主義ではないかという気がしてならぬわけです。小笠原は小笠原、奄美は奄美として、それぞれ特有な形の問題を抱えているわけですから、これはやっ……

第101回国会 建設委員会 第4号(1984/04/06、13期、公明党・国民会議)

○二宮文造君 先日建設大臣から、あるいは国土庁長官から所管の事項につきましてそれぞれ所信を伺いました。大事な問題でございますけれども、それは他日に譲らしていただいて、きょうは当面非常に話題になっております民間活力、この民間活力をどう生かしていくかという問題、あるいはまたその結果どういうことになるだろうかと予想されるような問題、細かい部分にわたりますけれどもお伺いしておきたい、こう思うわけです。  まず、総体的な問題でお伺いしてまいりたいんですが、御承知の昨年の二月中曽根総理が、景気浮揚の立場から巨額の赤字を抱える財政にかかわって民間活力を生かした公共的事業を推進しよう、いわゆる民間ニューディー……

第102回国会 建設委員会 第7号(1985/04/02、13期、公明党・国民会議)

○二宮文造君 委嘱審査に際しまして、本日、私は民間活力導入の問題で国公有地の民間開放と各種の規制緩和策、また別の問題として公共事業の執行にかかわる問題、この二点をお伺いしたいと思うのでございますが、最初にお断りしなきゃなりませんけれども、政府委員の御出席について注文をつけまして御協力いただいておると存じますので、おわびを兼ねてお礼申し上げたいと思います。ただ、時間が一時間でございますので、全部にわたることができないかもわかりませんけれども、その節はお許しいただきたいと思います。  まず、民間活力の活用に関する問題についてお伺いするわけですが、まず大臣にお伺いしたい。  大臣は、さきの所信表明で……

第102回国会 建設委員会 第8号(1985/04/03、13期、公明党・国民会議)

○二宮文造君 本論に先立ちまして、木部建設大臣に申し上げたいと思います。  私は、昨日の当委員会で、民間活力の導入、特に国有地の民間開放について港区六本木所在の林野庁宿舎用地を取り上げました。私は、別件の国有地払い下げに絡む問題もありましたので、あえて業者名を明らかにしませんでしたが、昨日の夕刊以来の新聞報道でどうやら覆面を脱がされたようです。それは、昨日も問題にしました森ビル株式会社です。この問題につきましては、今後、政府、特に建設省、住宅・都市整備公団の扱いいかんによりましては重大な政治問題になるやもしれぬ。また、木部建設大臣には、既に与野党間で合意を見ております政治倫理綱領を念頭に置きな……

第102回国会 建設委員会 第12号(1985/06/11、13期、公明党・国民会議)

○二宮文造君 本日は、法案審査の間を縫いまして一般質問の機会が与えられました。私は、この機会に建設省としてぜひやっていただきたいこと、それからまた、非常に細かい問題で余り手をつけたくないことですが、関係者にとってみれば一日千秋の思いで待っている問題もございますので、そういう問題を、一時間でございますが、取り上げてみたいと思います。  まず最初に、去る六月八日に大鳴門橋が開通をいたしまして、大臣を初めとして関係者各位の御苦労を多とし、まことにおめでたい限りだ、こう申し上げておきます。  全長千六百二十九メートル、五十一年に起工して九年の歳月と千六百五十億円を投じたいわゆる東洋一のつり橋、こう銘打……

第103回国会 法務委員会 第1号(1985/11/14、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(二宮文造君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る六月二十四日、小山一平君及び大川清幸君が委員を辞任され、その補欠として安永英雄君及び私、二宮文造が選任されました。  また本日、石本茂君、河本嘉久蔵君及び安井謙君が委員を辞任され、その補欠として竹山裕君、松岡満寿男君及び出口廣光君が選任されました。
【次の発言】 議事に先立ちまして、一言ごあいさつ申し上げます。  二宮でございます。去る六月二十四日、法務委員長に選任されて以来、皆様にはごあいさつを申し上げる機会も得られず、大変恐縮に存じております。微力ではございますけれども、理事、委……

第103回国会 法務委員会 第2号(1985/11/26、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(二宮文造君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十一月十五日、竹山裕君、松岡満寿男君及び出口廣光君が委員を辞任され、その補欠として石本茂君、河本嘉久蔵君及び安井謙君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前は質疑をこの程度とし、午後一時四十分まで休憩いたします。    午後零時三十九分休憩
【次の発言】 ただいまから法務委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、石……

第103回国会 法務委員会 第3号(1985/12/13、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(二宮文造君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十一月二十七日、岡野裕君及び石井道子君が委員を辞任され、その補欠として石本茂君及び河本嘉久蔵君がそれぞれ選任されました。  また、去る十二月十一日、寺田熊雄君が委員を辞任され、その補欠として上野雄文君が選任されました。  また、本日、石本茂君、河本嘉久蔵君、徳永正利君、藤田正明君及び安井謙君が委員を辞任され、その補欠として松岡満寿男君、竹山裕君、藤田栄君、石井道子君及び杉元恒雄君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給……

第103回国会 法務委員会 第4号(1985/12/19、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(二宮文造君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十二月十四日、佐藤昭夫君、石井道子君、杉元恒雄君、竹山裕君、藤田栄君及び松岡満寿男君が委員を辞任され、その補欠として宮本顕治君、藤田正明君、安井謙君、河本嘉久蔵君、徳永正利君及び石本茂君がそれぞれ選任されました。  また、去る十二月十六日、上野雄文君が委員を辞任され、その補欠として寺田熊雄君が選任されました。  また、本日、石本茂君及び河本嘉久蔵君が委員を辞任され、その補欠として吉村真事君及び杉元恒雄君がそれぞれ選任されました。

第104回国会 法務委員会 第1号(1985/12/24、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(二宮文造君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十二月二十日、吉村真事君及び杉元恒雄君が委員を辞任され、その補欠として石本茂君及び河本嘉久蔵君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、検察及び裁判の運営等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  検察及び裁判の運営等に関する調査のため、自然休会中に委員……

第104回国会 法務委員会 第2号(1986/03/06、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(二宮文造君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十二月二十四日、柳澤錬造君が委員を辞任され、その補欠として抜山映子君が選任されました。  また、去る一月二十二日、石本茂君及び河本嘉久蔵君が委員を辞任され、その補欠として林ゆう君及び大坪健一郎君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  法務行政の基本方針について、鈴木法務大臣からその所信を聴取いたします。鈴木法務大臣。
【次の発言】 以上で鈴木法務大臣からの所信聴取は終わりました。  ただいまの鈴木法務大臣の所信に対する質疑は後……

第104回国会 法務委員会 第3号(1986/03/25、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(二宮文造君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  議事に先立ち、一言申し上げます。  既に御承知のことと存じますが、本委員会の委員として長くその職責を果たされてまいりました安井謙君は、去る三月十日、急性心不全のため逝去されました。同君の急逝は、まことに哀悼痛惜にたえません。  ここに皆様とともに同君をしのび、謹んで黙祷をささげ、心から哀悼の意を表しまして、御冥福をお祈りいたしたいと存じます。  それでは、皆様の御起立をお願いいたします。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  安井謙君の逝去に伴い、本委員会は委員……

第104回国会 法務委員会 第4号(1986/03/27、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(二宮文造君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨三月二十六日、中村鋭一君、谷川寛三君及び吉村真事君が委員を辞任され、その補欠として抜山映子君、林ゆう君及び大坪健一郎がそれぞれ選任されました。  また、本日、林ゆう君が委員を辞任され、その補欠として倉田寛之君が選任されました。
【次の発言】 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案並びに検察及び裁判の運営等に関する調査のうち、法務行政の基本方針に関する件を便宜一括して議題とし、前回に引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第104回国会 法務委員会 第5号(1986/04/02、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(二宮文造君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る三月二十八日、倉田寛之君が委員を辞任され、その補欠として林ゆう君が選任されました。  昨日、寺田熊雄君が委員を辞任され、その補欠として秋山長造君が選任されました。  本日、秋山長造君が委員を辞任され、その補欠として寺田熊雄君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ござ……

第104回国会 法務委員会 第6号(1986/04/10、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(二宮文造君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、林ゆう君が委員を辞任され、その補欠として柳川覺治君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  扶養義務の準拠法に関する法律案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第104回国会 法務委員会 第7号(1986/04/22、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(二宮文造君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月十一日、柳川覺治君が委員を辞任され、その補欠として林ゆう君が選任されました。  また、本日、林ゆう君が委員を辞任され、その補欠として吉村直事君が選任されました。
【次の発言】 扶養義務の準拠法に関する法律案を議題といたします。  本日は、本案につきまして御意見を伺うため、お手元に配付いたしております名簿のとおり、二名の方々に参考人として御出席をいただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙中のところ当委員会に御出席をいただき、まこと……

第104回国会 法務委員会 第8号(1986/04/24、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(二宮文造君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月二十三日、安永英雄君が委員を辞任され、その補欠として久保田真苗君が選任されました。  また、本日、藤田正明君が委員を辞任され、その補欠として水谷力君が選任されました。
【次の発言】 扶養義務の準拠法に関する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ……

第104回国会 法務委員会 第9号(1986/05/08、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(二宮文造君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月二十五日、久保田真苗君及び水谷力君が委員を辞任され、その補欠として安永英雄君及び藤田正明君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法案を議題といたします。  本案の趣旨説明は四月二十四日の委員会において既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、午前はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時五十分休憩

第104回国会 法務委員会 第10号(1986/05/13、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(二宮文造君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨五月十二日、橋本敦君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。
【次の発言】 外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法案を議題といたします。  本日は、本案につきまして御意見を伺うため、お手元に配付いたしております名簿のとおり、三名の方々に参考人として御出席いただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙中のところ当委員会に御出席をいただき、まことにありがとうございます。皆様から忌憚のない御意見を拝聴し、今後の……

第104回国会 法務委員会 第11号(1986/05/15、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(二宮文造君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨五月十四日、岡野裕君、名尾良孝君及び宮田輝君が委員を辞任され、その補欠として星長治君、工藤万砂美君及び藤田正明君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 前回に引き続き、外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、午前はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。    午後零時十三分休憩
【次の発言】 ただいまから法務委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたし……

第104回国会 法務委員会 第12号(1986/05/20、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(二宮文造君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る五月十五日、工藤万砂美君及び星長治君が委員を辞任され、その補欠として名尾良孝君及び林ゆう君がそれぞれ選任されました。  また、去る五月十六日、橋本敦君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。  また、昨五月十九日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として佐藤昭夫君が選任されました。  また、本日、中西一郎君及び藤田正明君が委員を辞任され、その補欠として添田増太郎君及び水谷力君がそれぞれ選任されました。



各種会議発言一覧(参議院)

6期(1962/07/01〜)

第48回国会 決算委員会首都高速道路公団に関する小委員会 第4号(1965/03/24、6期、公明党)

○二宮文造君 この決算委員会で小委員会を設けられておりますが、御承知のような首都高速道路公団の汚職の事件について若干お伺いしたいんですが、その前に、法務省の方、刑事局長さんも見えておるようですから、事件の概要を確認の意味でお話し願いたいと思うんですが。
【次の発言】 ちょっと聞き漏らしたんですが、第二の事件のことについてもう一度。
【次の発言】 そうしますと、公判前であまり内容に立ち入ることはどうかと思うんですが、いま第二の事件と言われますのは、新聞報道によりますと??十二月十三日の新聞報道ですけれども、大成とか飛島とかの捜査の中から収賄の疑いが起こってきたということに関連する問題ですか。


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 第1号(1965/08/09、7期、公明党)

○二宮文造君 いま委員長からお話がありました虎の門公園の問題地につきまして、若干質問したいと思うんですが、質問に入ります前に、一般論として特にお伺いしておきたいと思うんですが、それは国有財産法の第二十九条に、用途指定の売り払いの条項がございます。一定の用途に供させる目的をもって「普通財産の売払をする場合は、当該財産を所管する各省各庁の長は、その買受人に対して用途並びにその用途に供しなければならない期日及び期間を指定しなければならない。」、こういう規定がありますが、その規定の趣旨をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 さらに一般論ですが、国有財産の払い下げを受けましたときに、手続的に合法的であ……

第49回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 閉会後第1号(1965/08/12、7期、公明党)

○二宮文造君 虎の門の公園地につきましては、前回並びに前々回でごくアウトラインが出てまいりました。大蔵省の答弁には、はなはだ不満足なところが多うございますので、さらに本日それらの点についてお伺いしたいと思います。特に最初にお伺いしたいのですが、法務省の御見解として、国有財産の売買契約書の場合に、必ず第一条に信義並びに誠実の原則というものをうたっております。これはどういう意味でこの信義、誠実の原則をおうたいになるか、さらにまたそれをその、項目は一体どういうふうにお考えになっているのか、この点について特に訟務局のお考えを聞きたいと思います。

第49回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 閉会後第2号(1965/08/30、7期、公明党)

○二宮文造君 いまの質問に関連して、最後に一言局長にお伺いしておきますが、五月以来問題にしてまいりました現在の経理学校のあとの問題につきましては、大体方針が、いま局長さんから話がされまして明確になってまいりました。したがって、八月の六日に、私が調査をしていただきたい、こういうようにお願いしておったことが、大体きょうの答弁に出てまいったわけですが、その中で特に気になることは、改良住宅地区に指定をしてもらう、その場合に東京都に払い下げる、そうして改良住宅地区に指定して、現在入っている方もそれに収容する、漏れなく収容するというふうに了解をしたんですが、ただその場合に問題になりますのは、家賃の問題です……

第49回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 閉会後第3号(1965/08/31、7期、公明党)

○二宮文造君 前回、すなわち八月の十二日に引き続きまして、主として競馬会の理事長並びに農林省の畜産局長にお伺いをしたいと思うのですが、まず、前回お願いをしまして資料をいただきました、畜産局から出していただきました資料の二枚目、建物の所有者は日本飼料工場会、こうなっておりますが、この地番を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 家屋番号はおわかりでしょうか。
【次の発言】 競馬会の方にお願いしたいのですが、競馬会と物産ビルとの交換契約書の中で、土地の価格は現在物産が建てております建物が終わったときに最終価格を決定する、こうなっているように思うのですが、それでよろしいのですか。

第49回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 閉会後第4号(1965/09/01、7期、公明党)

○二宮文造君 三十八年度の決算にあたりまして、きょうはたまたま日本専売公社に関する質疑が午前中にあったわけですが、幸い阪田総裁も御出席になったわけですが、質疑の予定者が非常に多かったことと、それからいま一つには、資料の関係もありまして、また、問題が公社の財産の契約に関する問題でございますので、同僚委員の御了解をいただきまして、いまから若干の時間質疑をしたいと思うのです。時間の関係で、あと先ははしょりまして、直ちに問題に入りたいと思います。  つい先ごろ、五月ですが、専売公社がその財産を小林章氏に売却の契約をした、こういう事実があると思うのですが、そのとおりでしょうか。

第49回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 閉会後第5号(1965/09/02、7期、公明党)

○二宮文造君 関連して。問題が解決の方向に進んだことはたいへんけっこうなことで、地域の住民の方もたいへん喜んでいらっしゃると思うのですが、ただ私心配なのは、いま東京都のほうで御説明があったのですが、改良に着手して完成までに二年かかるとしますと、当然その間に、いまお話を聞きますと、空地もないようですし、引っ越し先という、一時的に居住する地域が必要になろうかと思うのですが、その面についても、やはり都が目算を立てておいでになりませんと、地域の住民の方も安心して相談に乗れないということになりますが、この点はどういうふうにお考えになっておられましょうか。

第49回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 閉会後第7号(1965/10/04、7期、公明党)

○二宮文造君 ただいまの局長のお話がございました。先ほど小委員長からきょうの議事の進め方についてお話がございましたので、あえて私のほうでこの問題をさらに追及したい。本日の場合は留保しておきますが、ただいまの答弁の中に私ははなはだ不十分なところがあるんじゃないかと思うのです。たとえば、私どもが問題にいたしましたのは、売買契約書が忠実に履行されていない、その問題に対しては大蔵省はどういうふうな見解を持ち、また相手方であるところのニューエンパイヤモーターあるいはエンパイヤ興業、さらには朝日土地興業、こういう一連の会社の責任をどう追及するかということを私どもは問題にしたのでありまして、その間に売買契約……

第50回国会 日韓条約等特別委員会公聴会 第1号(1965/12/01、7期、公明党)

○二宮文造君 公述人の方々にたいへん長時間貴重な御意見を伺ってきたわけですが、なお、若干の点についてお伺いしたいと思います。  主要な論点につきましては、ただいままでにほぼ浮き彫りにされてまいりました。ただ、問題は、いまこの日韓の案件が十一日の自然成立というのを前にしまして、その直前にあって、ここ十日間、一週間の国会の審議あるいは国民の世論というものが非常に貴重になってまいりました。そういう時点を踏まえまして、私は、賛成の意見を述べられた、主としてお三方になお簡単に御意見をお伺いしたいと思うんですが、まず、最初に大平先生にお伺いしたいことは、結局大平先生が冒頭に述べられましたことは、この条約と……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 予算委員会公聴会 第1号(1969/03/17、8期、公明党)

○二宮文造君 尾関先生にお伺いしたいのですが、先ほどの物価の刺激の要因の中に、政治が顔を向けると物価を刺激してしまう、そういう場合にお米の例をおあげになりました。そういう面からは、四十四年度の予算編成にあたって政府が米価の据え置きを考えたという点をおあげになりました。これはお説のとおりだろうと思うのですが、ただ、御承知のように、今度は米につきましては、自主流通米と、こういうふうな道が開かれるわけであります。議論の段階として、うまい米とか、あるいはまずい米とか、こういうような議論の段階もございますけれども、この自主流通米という制度がそういう意味で消費者米価にはね返ってくるんじゃないか。うまい米を……

第61回国会 予算委員会公聴会 第2号(1969/03/18、8期、公明党)

○二宮文造君 藤澤先生にお伺いしたいと思います。先ほどのお話で、日本の場合、医療保険というものに追われて児童手当の創設ということもおくれてしまっている、こういうふうなお話がございました。もちろん児童手当の制度の創設につきましては、佐藤総理もたしかあれは、四十二年からは実施したいとか、こういうふうに言ったこともあるわけですが、現在御承知のように創設されておりません。そのおもな理由としては巨額の財源を必要とするとか、あるいは税法の扶養控除の問題、これとの関連ということで、いま児童手当懇談会での答申を待っている、答申待ちというふうな話で創設がおくれているわけであります。そういうような現在のもろもろの……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1969/03/29、8期、公明党)

○二宮文造君 時間がございませんので前置きを抜きにいたしまして、そのものずばりに入ってまいりたいと思うわけであります。去る二月の七日に神戸市の三宮市街地改造地区一、二丁目同志会というところから国と神戸市を相手にしまして、市街地改造法による改造事業の一方的な押しつけは住民の福祉を奪い、憲法違反だ、こういうような趣旨で神戸地裁に行政処分無効確認と取り消しを求める訴訟を起こしているようであります。都市再開発の立場から、特にこのような既成市街地の再開発について、それに関連する問題であると私たちも思うわけでありますが、大臣はこの種の訴訟についてどのようにお考えになるか、まず伺っておきたい。

第61回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1969/03/31、8期、公明党)

○二宮文造君 大臣に最初にお伺いしておきたいと思います。去る二十五日に、閣議決定として、空港整備五カ年計画、この閣議決定を見たようでありますが、 御承知のように、航空交通の安全の確保、あるいはもう目先に見えております航空機の大型化、高速化、あるいはそれらを含む航空需要の増大、こういうことを踏まえての五カ年計画であろうかと思うのでありますが、この基本的な考え方について大臣からお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 私は主として地方空港についてお伺いをしたいわけですが、私の住んでおります高松空港に例をとりますと、雨とか、あるいは霧とか、雲とか、風とか、そういうものの影響を受けまして、ちょっと調べ……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1970/04/15、8期、公明党)

○二宮文造君 私は時間をいただきまして、郵政互助会の問題と、それから郵便速達、あるいは電報の請負人の待遇改善などを伺い、なお時間がありますれば、CATVの問題について若干お伺いをしたいと思うわけであります。何しろ時間が非常にわずかでございますので、あるいはそちらのほうに入れないかもわかりませんが、あらかじめ御了承いただきたいと思います。  最初に、郵政互助会の問題でありますけれども、この財団法人郵政互助会は、御承知のように、昭和二十九年に発足をいたしまして郵政職員二十八万会員と伺っておりますけれども、それらの方々の退職給付あるいは災害給付を目的として月々の給与から三%を天引きして、それらを資産……


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データ更新日:2022/12/09

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