国会議員白書トップ参議院議員春日正一>委員会発言一覧(全期間)

春日正一 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

春日正一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
144位
委員会出席(無役)歴代TOP500
461位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
135位

7期委員会発言TOP50
30位
7期委員会出席(無役)TOP50
27位
7期委員会発言(非役職)TOP50
28位
7期各種会議出席(無役)TOP20
13位
8期委員会発言TOP50
34位
8期委員会出席(無役)TOP50
29位
8期委員会発言(非役職)TOP50
32位
9期委員会発言TOP50
27位
9期委員会発言(非役職)TOP25
22位

このページでは春日正一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。春日正一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

7期(1965/07/04〜)

第49回国会 予算委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本共産党)

○春日正一君 時間が少ないので、主としてベトナム問題についての政府の根本的な態度、これを中心にして幾つかお聞きしたいと思うのです。  この問題では、総理は、一日も早く戦火がおさまるように、それは結局話し合いで片づけるということで、そうしてそれに協力をすることが私どもの当然のつとめだと、こういうふうに言っているのですけれども、きょうまでのここでの論議を聞いておっても、総理が一体どういう原則的な立場でどういう解決というものを考えておるか、そこのところをひとつ聞かしてほしい。
【次の発言】 とにかく話し合いと、こういうのですけれども、やはりものごとには道理もあるし、経過もある。そういう意味で、アメリ……

第49回国会 予算委員会 第4号(1965/08/11、7期、日本共産党)

○春日正一君 政府が現在深刻な不況の状態のもとで、高度経済成長政策のひずみがある、それを直すのだと言っておるのですが、そのひずみというのは一体何をさしているのか、どういうものをいっているのか、ひとつ藤山長官にお聞きしたい。
【次の発言】 日本経済がここのところ急速に伸びている中で、独占資本がうんと肥え太って国民が貧乏した。これが、日本の国民の多くの人が見ておる高度成長政策の一番大きなひずみじゃないか、国民はみなそう見ている。そこのところはどうですか。
【次の発言】 高度成長政策というものを池田内閣がやり始めたときに、安保条約による日米経済協力、これをたてまえにして国際経済体制への適応、それから……

第50回国会 建設委員会 第2号(1965/10/26、7期、日本共産党)

○春日正一君 河川について、この前、大臣は新河川法の施行に伴って水系を一貫した河川管理を行なうとともに、水防体制の整備をはかり、その万全を期する、治水、利水対策の総合的な推進をはかりたいと、こういうふうに言われておると思います。これについて幾つか質問をしたいのでございますけれども、いま河川の問題についても説明があったんですけれども、この前の第一次五カ年計画から四年たっておる。その実際の進行状況ですね、直轄河川、中小河川、砂防事業、多目的ダム、こんなものについて、どういうふうな進行状況になっておるのか、お聞きしたいのですね。
【次の発言】 まあ大筋はそういうことだと思うのですけれども、いま言った……

第51回国会 建設委員会 第2号(1965/12/28、7期、日本共産党)

○春日正一君 大臣はお急ぎのようですので、こまかい具体的なことは、局長のほうから聞きますから、一つだけお答え願いたいのですけれども、本来の文化財の保護、史跡の保護、そういうことは文部省のやるべきことだし、それが一番道理にかなったことだと思っているのですが、今度の場合、これを建設省の管轄でやるというふうに提案がされており、それに大臣は、賛成であります、と言っておられるのでありますけれども、そこのところが、切実に賛成される立場というもの、そこをちょっとお聞きしておきたいのです。
【次の発言】 そうすると、結局、結論的にいえば、保存と開発とのかね合いということの中で、開発が、遺跡や文化財の問題につい……

第51回国会 建設委員会 第7号(1966/03/17、7期、日本共産党)

○春日正一君 私は、きょうはおもに住宅の政策ですね、特に公営住宅の問題をお聞きしたいんですけれども、一番先に、政府の発表された住宅五カ年計画、これについて、この計画が計画どおり行っても「一世帯一住宅」にはならぬじゃないかという気がするんですわ。それで幾つかお聞きしますけれども、この前本会議のときにも質問があって、建設大臣お答えになったんですけれども、最初七百大十万戸建設が必要だという数字があって、しかも、それを六百七十万戸というように減らして、これで五ヵ年でやるんだというふうに言われた。それについて、あのときの大臣の説明では、一世帯三・七人で計算したのを三・八人に変えたから数が約九十万ぐらい減……

第51回国会 建設委員会 第15号(1966/05/10、7期、日本共産党)

○春日正一君 首都圏近郊緑地保全法案について質問したいのですけれども、これは当然首都圏整備法の一部をなすわけですから、私はあの法律のできた昭和三十一年には国会にいなかったので詳しいことは知らないのですけれども、大臣のほうから、大筋でいいから、首都圏整備法というものがどういう考えでつくられたものか、それの構想は大体どういうものだったのか、その点、大筋でいいから聞かしていただきたいのですが。
【次の発言】 趣旨はわかったのですが、大体そういう趣旨だから、当然一つの構想があったと思うのですけれども、私ども聞いてる限りでは、たとえば首都の人口八百八十万ですか、その程度に押えて、グリーンベルトをつくって……

第51回国会 予算委員会 第4号(1965/12/27、7期、日本共産党)

○春日正一君 政府の政治姿勢、特に議会の民主主義的運営について各党それぞれ質問しましたけれども、特にこの国会のいまの運営の状態、これを見ますと、やはり非常に心配だというふうに思います。だから、その点から質問したいと思います。  先日の日韓臨時国会が初めから終わりまで不正常な状態で運営されておった。このために国会の権威、信頼というものを著しく傷つけたと思います。特にあの理事会の取りきめを破って一方的に質疑を打ち切り、採決を行なった十一月六日の衆議院特別委員会の採決、それから、議長発議によって先議案件であった石井法相の不信任案、しかも、これが審議中であるのに一方的にあと回しにして、そうして委員長報……

第51回国会 予算委員会 第14号(1966/03/19、7期、日本共産党)

○春日正一君 私、日本共産党を代表して、佐藤内閣の財政、外交政策について幾つかお聞きしたいと思います。  第一番にベトナムの問題ですけれども、政府はアメリカのベトナム問題平和解決への努力は真剣なものであるということを言っておるのですが、一体何を根拠にしてそのような断定をされるのか、この点からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ところでですね、一月三日にホワイトハウスが「ベトナム問題の核心」という文書を発表して、例の十四項目の和平提案、これを解説しておるのですけれども、その最後の結びとして、「言いかえれば、われわれはすでに平和の条件の中に、南ベトナムを放棄すること以外のすべてのものを入れたの……

第51回国会 予算委員会 第20号(1966/03/28、7期、日本共産党)

○春日正一君 私は先日、本院で矢山委員が質問した在日朝鮮人の教育問題についての文部大臣の御答弁、それから二十六日付の朝日新聞に報道された政府の学校教育法改正構想というものを読んでみますと、これは重大な問題が含まれておるというふうに感じるわけです。この問題からお聞きしたいと思います。それで政府は、朝日新聞が報道したような内容の学校教育法の改正案、これをこの五十一国会にお出しになる考えですか。
【次の発言】 いま、法案そこまでは煮詰まっていないということでしたけれども、相当検討もされておいでなようだし、この問題に対しての政府の基本的な考え方、それから法改正の、どういうところを変えようとしているかと……

第51回国会 予算委員会 第23号(1966/04/02、7期、日本共産党)

○春日正一君 総括質問の最後に、政府の東南アジア政策についてお聞きしたいと思います。  第一番に、近く開かれる東南アジア閣僚会議に臨む政府の方針、参加国の名前、おもなる議題について御説明していただきたいと思います。
【次の発言】 次に、朴政権が提唱しているアジア外相会議の性格、議題、参加国並びに日本政府のこれに対する方針、これをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それで、けさの新聞を見ますと、この会議にベトナム問題を中心とする集団防衛常設機構が提案されたというようにいわれておりますけれども、こういう提案をされた場合に、日本はこれに参加するかどうか、この点をお聞きします。

第52回国会 建設委員会 閉会後第2号(1966/10/06、7期、日本共産党)

○春日正一君 さっきの報告でもあるように、今度の災害の特徴は、非常にたくさん人命が失われたということ、もう一つは、非常に広い範囲にわたっている、被害も大きいということなんで、それでしょっちゅうあることなんで、最初にお聞きしておきたいのですけれども、こういう災害の予防、災害というものに対する政府の基本的な考え方というか、方針というか、つまり災害対策を、一体産業基礎の整備だとか、いろいろそういうものの中で何番目くらいに位置づけてやっているのかということと、それから政府の考えとしては予防を主とするのか、復旧を主とするのか、どっちでやるのか、その点をまずお聞きしたいのですが……。

第52回国会 予算委員会 第3号(1966/07/21、7期、日本共産党)

○春日正一君 アメリカのハノイ、ハイフォンに対する爆撃がその後都市、道路、水路などの無差別爆撃にまで発展しております。これはベトナムの人民に対する残虐な侵略の拡大であるし、同時に社会主義体制に対する正面からの攻撃であります。これはアジアと世界の平和に対する新たな挑戦だと思います。これに対して世界の多くの国々が非難し、イギリスのウィルソン首相すら、支持しない、こういうふうに言っております。わが国でも、これに対する非難、抗議というものが国民の間に高まっております。ところで、政府は、これもやむを得ない行為だと言って、ハノイ、ハイフォン爆撃を肯定するような態度を表明しております。  そこで総理に質問し……

第55回国会 運輸委員会 第22号(1967/07/21、7期、日本共産党)

○春日正一君 私は、日本共産党を代表して、外貿埠頭公団法案に反対するものであります。  第一に、海上物資輸送のコンテナ化をされるその当初から貿易・為替、資本取引の自由化を背景としたアメリカの日本海運に対する強い要請によって始められたものであります。したがって、本公団の設立は、この要請を全面的に受け入れ、最近急速にその体制を固めつつある日本と北米、欧州、豪州各航路のコンテナ化に対し、国家独占資本主義の機能を最大限に動員しようとするものであります。  第二に、海上輸送のコンテナ化は、日本郵船とアメリカ海運独占資本、またその会社との従属的な業務提携、またその他関連産業におけるアメリカ資本の進出などに……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第6号(1967/06/02、7期、日本共産党)

○春日正一君 本土の放送を視聴したいという沖縄県民の要望にこたえて施設をつくり譲与するというこの目的はけっこうなんですけれどもね、実際に譲与したあとの維持管理、それが譲与の目的にかなうように十分運営されるようになっているのかどうか、その点について政府の説明を求めたいと思います。
【次の発言】 その点でですね、この宮古、八重山に施設をつくってやると、しかし、これが、それを維持するだけでなくて、いま言われた沖縄放送公社ですか、そういう形で、沖繩を全域とする官営局ですね、これを設立するという構想を出して、すでに去年九月ですか、アメリカの民政府の許可を得ているという話ですけれども、その間の経緯、許可の……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第9号(1967/06/23、7期、日本共産党)

○春日正一君 総務長官時間がないというので、ちょっと……。
【次の発言】 防衛庁長官はこの次に聞かせてもらいますから。だいぶ議論を売られたような気がしますから。  沖縄の渡航の問題ですが、これに限って総務長官にお聞きしたいのですけれども、政府はこの委員会で四月二十一日、沖縄の渡航手続の簡素化、迅速化のための措置が昭和三十九年九月以来現在までに三回にわたってとられているというふうに言っていますけれども、その結果、渡航の実績というものは具体的にどういうふうになっているのか、そこの数字をひとつ示していただきたいと思います。
【次の発言】 そういうことでだいぶ行けるようになったというのですけれども、実……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第10号(1967/06/30、7期、日本共産党)

○春日正一君 私、前回に引き続いて渡航問題でお聞きしたいんですけれども、それと関連して、一番先に小笠原への渡航の問題ですね。渡航申請書というものを取ってみますと、こういうことになっているのです。こういう英文のもので、日本語に訳してみますと、この書類は、「太平洋諸島信託領土を旅行するための申請と許可書」、「自己経歴書」、こういうふうになっているんですね。つまり、旧南方諸島ですか、あれの中に小笠原が入れられてしまって、小笠原に行くには、アメリカの太平洋信託統治領土、これに行くのと同じ手続になっている。そういう扱いになっているわけですね。そうしてその中身も、だから非常にひどいものでして、たとえば「自……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第11号(1967/07/07、7期、日本共産党)

○春日正一君 きわめて、お話しになったところについて、即してお聞きしますけれども、いまのいろいろ被害があって、それに対する請求権がない、全く一方的な恩恵になっているというような状態のもとで、実際にとの損害賠償というものがどの程度行なわれておるか、ごらんになってきた点でどうですか。
【次の発言】 結局、あれですか、そういう場合、不当なというか、少ない補償しかくれないという場合ですね、結局、異議の申し立てもできない、泣き寝入りということになるのですか。
【次の発言】 それで賠償の請求権もないあてがいぶちというようなことが、いわゆる近代国家であるべきことかどうか。

第55回国会 建設委員会 第5号(1967/05/09、7期、日本共産党)

○春日正一君 住宅問題について建設大臣に質問したいのですけれども、この四十二年度の予算を見ますと、公営住宅八万一千戸ということになっておりますね。そして五カ年計画を通じて五十二万戸、これでは低所得者に対する一世帯一住宅という立場から見れば、私は非常に少な過ぎるのじゃないか。その点で私は去年もこの問題質問して、当時の瀬戸山建設大臣は、低所得者の住宅、公営住宅というものを最重点に行なわなければならない。そのために努力するというような答弁をされているのですけれども、この数字を見ますと四十一年度の七万二千一尺四十二年度の八万一千戸とわずかしかふえておりませんね。まあほとんどその必要に及ばないというよう……

第55回国会 建設委員会 第7号(1967/05/16、7期、日本共産党)

○春日正一君 法案の内容について、いま詳しく質疑があったのですが、この法案の中身でなく、直接まあ関係することですが、この法案は、まあ宅建業者が不当あるいは不正な取引をして一般国民に迷惑をかけないようにという趣旨だと思うのですがね。ところで、もう一つこれと関連して、やはり国あるいは公共団体のやる事業における不当な取引、そういったようなものを防止するという措置ですね、こういうことは考えられておるのですか。
【次の発言】 私の言っておるのはそれじゃないんですわ。そこへいく前の、たとえば今度の国会でも問題になったし、これまで問題になってますけれども、光明池の団地の問題というようなことになりますと、その……

第55回国会 建設委員会 第11号(1967/05/30、7期、日本共産党)

○春日正一君 この資料を見ますと、下水道整備五カ年計画で、金額で言えば従来の三千三百億を九千三百億にふやした、約三倍ということになっているわけですけれども、これは事業量としてどのくらいふえることになりますか。
【次の発言】 そうすると、まあ工事費、物価矛の他の値上がりですね、そういうものは見込んでいないということになるわけですか。
【次の発言】 それで、ちょっといま言われた千二百平方キロですか、それだけやると、いま必要としておる下水道事業全体の何%ぐらい完了するという予定になっているのですか。
【次の発言】 そこで、九千三百億という額を出してこられたわけですけれども、これの資金計画ですね、国庫……

第55回国会 建設委員会 第12号(1967/06/06、7期、日本共産党)

○春日正一君 補助率を十分の四に引き上げるということですけれども、四十一年度に比べて四十二年度どれくらいふえるか、わかりますか。
【次の発言】 それでその程度ふえる。私のほうでは都市局関係予算説明というと、四十一年度の事業費千九十一億円、国庫補助金二百三億円、一八・六%。これはパーセントは私のほうで計算を出しております。それから四十二年度が千二百五十八億円、国庫補助金が二百七十億円、二一・二%。若干パーセントがふえておる。この計算でいくと百六十七億ふえておるのですけれども、これだけふえたということは、きっきも話のあった物価の値上がりその他から言えば、そうたいしてふえたということにならない。この……

第55回国会 建設委員会 第14号(1967/06/13、7期、日本共産党)

○春日正一君 いま提案されてます下水道整備緊急措置法案これに対して私は日本共産党を代表して反対いたします。  今日、下水道の早急な完備は、国民の切実な要望となっています。にもかかわらず、わが国の下水道事業が諸外国に比べて著しく立ちおくれ、東京ですらボンベイ以下の二四%という低い普及率にとどまっていることは、政府も認めているとおりであります。わが党は、このような状況のもとにある下水道施設の緊急な整備を強く要望するものであります。しかし、この法案に基づいて策定される新下水道整備五カ年計画と、政府の下水道政策は、決してこの要望にこたえるものではありません。  反対理由の第一は、新五カ年計画の遂行によ……

第55回国会 建設委員会 第19号(1967/06/29、7期、日本共産党)

○春日正一君 大臣いなくなるというので、結論を先に聞くんで、どうもぐあいが悪いんだけれども、との法案が通って、非常にたくさんの道路をつくる、その場合当然道路を通すためには、従前から住んでおる住民に対して相当な犠牲をしいるようなことになるし、特に人口の密集した市街地、こういうところに通そうということになれば、非常に大きな犠牲をしいることになる。そういう点を十分配慮してきめるのか。道路と住民の犠牲との調整ということについて、大臣としてどういうふうにお考えになるのか、基本的な態度として。
【次の発言】 そういうことで道路の計画はおきめになる、しかしこれをきめる場合、やはり極秘できめるようですね。つま……

第55回国会 建設委員会 第22号(1967/07/11、7期、日本共産党)

○春日正一君 私は時間が限られておりますので、総理のほうから限られてきたんですけれども、それで基本的な問題だけ二つあるいは三つお聞きしたいと思うのですけれども、現在土地収用法あるいは各種の計画法とか整備法とかいうことで、土地の収用が大規模に行なわれているわけですけれども、こういうものの中には憲法二十九条三項「私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。」と、この明文に明白に違反するものが、そういうものが多分に行なわれておると思います。第一に、公共性の拡大解釈によるこの収用権の乱用ですね、これがあると思います。それで、土地収用法三条あるいは各種の計画法、整理法なんかによる……

第55回国会 建設委員会 第23号(1967/07/13、7期、日本共産党)

○春日正一君 いままで法案の中身について質問ありましたけれども、私の聞きたいと思うことも、その中で聞かれているところがありますから、そういう点はできるだけ重複しないように、先ほどの質問の中でも、法改正の理由、あれがいままでここで出たことでも、社会開発を促進するためと、それから地価対策という面もある、それからごね得をなくす面もあるというふうに言われたのですが、これの改正を三回も出してきて、まだ出そうというこの改正の政治的、経済的な背景といいますか、動機といいますか、そこはどうなんですか。
【次の発言】 やはり社会開発ということのために土地がうんと要る、それを早く収用しなければ事業が進まないという……

第55回国会 建設委員会 第24号(1967/07/18、7期、日本共産党)

○春日正一君 今度の災害について、私のほうでも兵庫、広島、長崎、五島列島のほうまで含めて調査団を出していろいろ調べてみました。私自身もおととい神戸まで行って、現場をよく見てきたのです。やはりこの前の、去年の四号から二十六、七号ですか、あのときにも私は行ったのですけれども、異常な集中豪雨があったという条件があるにしても、やはり人災、もっと言ってみれば政災――政治からくる災害だという印象がますます強くなるんです。  で、私具体的な事実について幾つか調べてみたところでお聞きもし、また、大臣なんか御存じないこともあるかもしれませんから注意を促したいと思いますが、今度の災害の特徴は、人口密集地帯で中小河……

第55回国会 建設委員会 第25号(1967/07/20、7期、日本共産党)

○春日正一君 私は、日本共産党を代表して、ただいま提案されています中部圏の都市整備区域、都市開発区域及び保全区域の整備等に関する法律案並びに近畿圏の保全区域の整備に関する法律案に反対するものであります。  反対理由の第一は、この二つの法案が、労働者と動労人民の犠牲によって、独占資本の利益をはかる近畿圏、中部圏の開発を一段と促進するためのものだからであります。  わが党は、歴代自民党政府が進めてきた首都圏、近畿圏、中部圏の整備、あるいは新産都市の建設を含むいわゆる地域開発に反対してきました。それはこの政策が、独占資本の産業経済に対する支配と、人民に対する搾取と収奪を強めるための産業の開発、整備を……

第55回国会 予算委員会 第5号(1967/04/01、7期、日本共産党)

○春日正一君 関連。とにかく選挙をやっておって、その候補者なり弁士なりが暴力を加えられる。これは選挙法の上でも選挙妨害をしてはならぬといわれておるんだけれども、さらにその道具としてこういう暴力が加えられてくる。そうしていろいろなけが人を出すということはこれは重大なことだと思います。こういうことが度を増していけば、結局、総理の言う議会制民主主義というようなものは当然こわれてしまう。そこで、どうしてこうなったのか。いままでもこれに類する事件というものはしばしばあったわけであります。たとえばこの前の選挙のときに、わが党の野坂議長が大阪で演説会をやっておるときに、関西の右翼の団体の者が演壇にかけ上がろ……

第55回国会 予算委員会 第12号(1967/05/12、7期、日本共産党)

○春日正一君 私は三次防全般の問題について質問します。  最初に、二次防と三次防はどこに変わりがあるのか、新しい点はどういうところか、この点説明願いたいと思います。
【次の発言】 それをひとつ言ってくれませんか。
【次の発言】 それで装備はそういうことですけれども、今度の三次防の計画の大綱を見ると、きわめて重要な内容が含まれていると思います。まず第一に、通常兵器による局地戦以下の侵略事態に対して――これはいままで使っていることばですけれども、最も有効に対応し得る効果的な防衛力、こういうと、これはどういうことになりますか。
【次の発言】 現状でそこまでカバーしていないということは、これは私もわか……

第55回国会 予算委員会 第17号(1967/05/20、7期、日本共産党)

○春日正一君 社会保障の問題、非常に深刻になっていますけれども、きょうは、とりわけ老人対策について質問したいと思います。  それで、最初に、政府の老人対策に対する基本理念というものを聞かしておいていただきたいと思います。
【次の発言】 私は基本理念を聞きたいのです。ざっくばらんに言えば、老福法の第二条ですね、その点をはっきり聞かしておいてもらいたい、こういうことなんです。これが議論の前提になるんです。
【次の発言】 そういう立場から、政府は老人の実情をどのように現実に把握して、どういう施策をやっておいでになるか、大筋を説明してほしいと思います。

第55回国会 予算委員会 第20号(1967/05/26、7期、日本共産党)

○春日正一君 締めくくりの意味で幾つかの問題を総理にお聞きしたいのですが、初めに在外財産の補償問題について、これは新聞を見ますと、まあごく近いうちに政府が最終決定するというようなことが言われておりますけれども、戦争犠牲者として特別に打撃を受けた者ということになれば、引き揚げ者だけではないと思います。戦死者もおれば、戦災者もおれば、あるいは原爆の被爆者、戦争未亡人、未帰還者、あるいは学徒動員その他でいろいろ犠牲を受けた人たちがたくさんおる。そういうときに、この戦争犠牲者だけ差しおいて在外財産の補償だけを行なうということは、これはどう考えたって筋の通らないことであります。国民の間でも非常に批判のあ……

第55回国会 予算委員会 第21号(1967/07/14、7期、日本共産党)

○春日正一君 私、この間、日弁連の沖繩問題調査特別委員会、あの現地調査第一回報告書を読みました。そして本院の沖繩問題等に関する特別委員会でも、調査団の副団長丸尾氏、人権問題担当の兼藤氏の報告、意見を聞きました。それによると、沖繩県民が戦後二十二年たった今日なおアメリカの軍事占領下で近代国家の国民として考えることのできないような無権利な状態、屈辱と苦痛に満ちた生活をしいられておる。たとえば、軍人軍属の犯罪に対する琉球政府警察の捜査権は、完全に否定された、限定された、犯罪の現行犯を逮捕するだけ、それも直ちに米軍に引き渡さなければならない、引き渡し後の処置については全く知る権利がないというふうに言わ……

第56回国会 決算委員会 閉会後第6号(1967/11/14、7期、日本共産党)

○春日正一君 午前中同僚委員のほうから、浜原ダムの浮戸流失問題について具体的にいろいろ事実関係について質問があって、非常にこれは大きな問題を含んでいるということで、建設省としても、それから会計検査院としても、あるいはこの委員会としても実地を調査して見る必要があるし、そうしてほしいというような意見が出されましたけれども、私もその点では、やはり調査をしてほしいということを委員長、理事のほうにもお願いしておきます。  それで、重複するところは避けますけれども、第一番に大臣にお聞きしたいんですけれども、ダムをめぐっていろいろ被害が起こって問題になっておりますけれども、特にいま問題になっている浜原ダムの……

第56回国会 法務委員会 閉会後第1号(1967/10/16、7期、日本共産党)

○春日正一君 いまの関光汽船の殺人事件ですね、これは非常に重大な問題だと思うのですよ。どこかでさっとやられたということではなくて、事前にそういう危険のあることがわかって、労働組合としては異例なことだと思うのですが、警察に保護を依頼するというようなこと、それまでやられておって、いま亀田委員がるる究明されたように、警察の目の前で殺されるというような事件が起こるということになると、これはもう一体どこにどうして身を守ったらいいかということが大事な問題になってくる。そういう重大な問題だと思います。私いま亀田委員の質問を聞いておって、やはり警察のほうの警備に重大な手落ちがあったのじゃないかという印象、これ……

第57回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第3号(1967/12/22、7期、日本共産党)

○春日正一君 沖繩、小笠原問題で核基地をどうするか、自由使用をどうするか、これからどんな形で返ってくるのかということが一番大事な問題ですし、いままでもそこにいろいろ質問がなされておりまして、私たちも今後どうしてもこの問題は明らかにしていきたいと思っておりますけれども、きょうは時間が非常に短かいものですから、そういう問題と別に二つぐらいお聞きしたいわけです。一つは、この六七年度でも、アメリカは五百四十一万ドルぐらいかけて、陸海空、海兵隊の基地の整備ですね、これをやっております。その中には、小学校を建てることであるとか、特に現地の新聞あるいは人から聞いてみても、かまぼこ兵舎を鉄筋コンクリートの、本……

第57回国会 予算委員会 第4号(1967/12/19、7期、日本共産党)

○春日正一君 今回発表された日米共同声明、将来国の運命にかかわる重大な内容を含んでおります。そこで総理に質問しますが、総理は所信表明で、両三年内に沖縄返還の時期について合意に達するものと確信するというように言い、十一月二十一日の記者会見では、国民がみずからの国を守る決心がつけばもっと早く返ってくる、こういうふうにまで言っておるんですけれども、二、三年のうちに核基地の撤去されるという見通しを持っておられるのかどうか、その点から。
【次の発言】 この問題については、総理は白紙で臨むというふうに言っておりますけれども、実際には核基地を認めるという方針で着々手を打っておるというふうに見られるんですけれ……

第57回国会 予算委員会 第6号(1967/12/21、7期、日本共産党)

○春日正一君 初めに、企画庁長官、六四年から六五年へかけてのあの不況から立ち直ったおもな要因ですね、これを説明してほしいのですが。
【次の発言】 大体そういうことだと思うのですけれども、広い意味のベトナム特需ですね、これが非常に多くなったと思います。それから東南アジアへの資本輸出、特に日韓会談以後のそれ、それから先ほど言われた赤字公債を出しての公共事業の振興、それに設備投資と、いま長官の言われた中身は大体こんなものだと理解しますが、それでいいですか。
【次の発言】 四十年九月から四十二年九月までの工業生産指数、生産性の伸び率、製造業の労働者数の増加率、卸売り物価指数と消費者物価指数の上昇率、こ……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第8号(1968/04/19、7期、日本共産党)

○春日正一君 私きょうの議題になっているUHFの問題をお聞きするのですが、その前に、いまの渡航の問題ですね。これはいま岡田委員のほうからもいろいろ出ましたけれども、一体化ということになれば、やはり渡航の自由――自由に往来できるということが、人的に言ってもその他の関係から言っても一体化の一番先にやらなければならぬことだと思うのです。ところが、これが観光客その他では幾らか広がったとは言っておるけれども、ことしになってからでも、たとえば原水協の人たちが三月一日の沖繩の集会に出たいと二百人ぐらい申請しているのですけれども、一人も許可にならない。また、平和委員会の人たちが申請したのも百数十名、一つも許可……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第9号(1968/04/24、7期、日本共産党)

○春日正一君 この前の委員会で質問した渡航の問題ですね、私と田代衆議院議員に対してきのう総理府のほうから不許可になったという通知が来たのですけれども、それで、その間の事情、そこに至るまでの事情をひとつ説明していただきたいのですけれどもね。
【次の発言】 それで、いろいろ向こうに連絡したと言うのですけれども、もう少しそこのところを具体的に言ってほしいのですがね。
【次の発言】 この理由は、向こうは、好ましくないということを正面は書いてきている。しかし、その好ましくない理由というものは言わないわけですね。しかし、政府としてはわかっているのですか、大体どういうことかということは。

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第10号(1968/04/26、7期、日本共産党)

○春日正一君 いまずっと法案自体に対しては非常に詳しい質問があったので、私は基本的な点だけ確かめておきたいと思うのですけれども、この諮問委員会を何のためにつくったかという目的ですね。
【次の発言】 その一体化ですがね、何を一体化するのかもう少し具体的に。一体化と言えばいろいろあるわけですわ。この委員会でやる一体化というのは何と何だと、そこを少しはっきり聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、教育、社会保障ですね、主としてそういうものですか。警察はどうなんですか。
【次の発言】 前にここへ沖繩の代表が来まして、私、一体化ということであなた方は何を望むかという質問をしたら、一言……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第11号(1968/05/08、7期、日本共産党)

○春日正一君 二十八億円ですか、財政資金を投資するわけですけれども、その渡し方ですね、これはどういう形になるわけですか。
【次の発言】 つまり、こういうことですか。日本政府から直接に琉球政府の産投会計に入ると、それが今度は、いま言った琉球開発金融公社ですか、それにこう入ってくると、こういう経路をとるわけですか。
【次の発言】 そうすると、その使い道はどうなっておりますか。
【次の発言】 そうするとあれですか、二十八億入れてやって、そういう形で琉球政府がきめる、どこへどれだけ分配されて、どう使われるということははっきりしてないのですか。

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第12号(1968/05/15、7期、日本共産党)

○春日正一君 この間の質問、一つ漏れがあったので、それを確かめておきたいのですが、いまもお話しになった産業開発等資金融通計画、この第一ページを見ますと、第二項に、「鉱工業の振興に必要な資金」として産業開発金融公庫(新設予定)十二億六千万円、それから「中小企業の振興に必要な資金」、大衆金融公庫九千万円、こうなっておるわけですね。そうすると、この間の私の質問のときには、産業開発公庫が琉球政府に移管されるということがおくれているので、それで大衆金融公庫にこの十二億六千万円を繰り込むということだったのですね。そして、それを聞いてみると、何か速記録を調べてみると、私の印象がそうだったから調べてみたのです……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第15号(1968/05/22、7期、日本共産党)

○春日正一君 この暫定法で、旧島民ができるだけすみやかに帰島し、生活の再建ができるよう配慮すると、こうなっているのですが、大体これが実現していく、つまり復興計画というのですか、これはいつごろになる見通しですか。
【次の発言】 具体的な復興計画は復興法でやると、これはわかるのですけれども、小笠原島民は、御承知のように、ああいう事情で軍事的な必要から強制疎開した、それでずいぶん苦労してきた。そこで、返ってきて、帰れる事態になって、どうして帰れるかという点について非常に不安に思っている。いまの暫定法の段階でも、その点、自分たちの力だけで帰れるものじゃない、どうしてくれるのだということで、非常に不安に……

第58回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第4号(1968/02/28、7期、日本共産党)

○春日正一君 私、共産党の春日ですが、沖縄の問題については、私ども、やはり本土と一体のものだ、沖縄の皆さんが脅威にさらされる、戦争の危険にさらされるというような事態になれば、日本の本土も同じようにさらされるだろう、そういう意味では一体だというふうに思っております。いろいろお聞きしまして、私の聞きたいことも、だいぶほかの委員から質問がありましたので、私も二つだけ質問したいと思うのですが、一つは基地の問題、ここの国会でも基地の問題は非常に論議されております。核基地つき、あるいは自由使用というような、こういう条件を許すのかどうするのかという問題は論議されておりますし、きょうの参考人の発言でも、核の持……

第58回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第6号(1968/03/15、7期、日本共産党)

○春日正一君 私もB52の撤去の問題もこれにだけ限って質問しますけれども、御承知のように、この委員会でも琉球立法院の全員一致の決議をもって撤去の陳情があったのですが、あれで見ると、「県民の生命と財産を守り、その安寧を図るため、B五十二爆撃機の飛来に抗議し、同機の即時撤収を要求するとともに沖縄の出撃基地化に反対し、沖縄を戦争に巻き込む一切の戦争行為を即時取り止めることを強く要求する」、こうなっておる。そこで、立法院のわれわれに対して、日本政府に対して望んでおる、このB52が入ってきたこと自体大問題だと言っておる。常駐であろうが臨時であろうが、とにかくB52が入って来た、これはたいへんなことだと言……

第58回国会 建設委員会 第5号(1968/03/12、7期、日本共産党)

○春日正一君 私、公営住宅の超過負担の問題と、米軍の通信施設による電波障害制限区域の問題について質問したいと思うのですが、最後にはやはり大臣の考えを聞きたいと思うのですが、大臣の都合で出席されないというので、その点は大臣見えられたときに残すということにして、事務当局に質問させていただきます。  米軍のほうから十二カ所の電波障害制限区域の設置を要求してきているというふうにいわれていますけれども、その十二カ所はどことどこですか。
【次の発言】 その制限区域に入る面積ですね、各十二カ所について言ってくれませんか。
【次の発言】 そうすると、ただ十二カ所について制限区域を設けたいということが言われてき……

第58回国会 建設委員会 第9号(1968/04/04、7期、日本共産党)

○春日正一君 関連してちょっといまの問題。  いま大臣ですね、まあ誤解もあるし、抗議というのではなくて話し合いでということを言われたのですけれどもね、実情を言いますと、そういう非常な差別をされている、不利益な扱いを受けている、あるいは労働組合から抜けろと言われたというような訴えを、私ども聞いて現場に行っても――そこで実情を聞こうということで、私らは一方の話だけ聞いてそれを取り上げたんじゃ不公平になるから本人連れていって突き合わせてみたら一番いいだろうということで現場へ行って、たとえばそこの管理者なり何なりに会いたいと言うと、これは手を広げて絶対に労働組合の者は入れない。先生だけなら入れますとい……

第58回国会 建設委員会 第14号(1968/04/23、7期、日本共産党)

○春日正一君 都市再開発法案について質問する前に、一つだけ。  三月二十五日に名神国道で、京都の山科の外郭環状線と交差するところでトラックが中間地帯に飛び込んで中ずりになったという事件がある。大臣御存じですね。あれについていろいろ地元では意見があるわけです。非常にあそこは京都で一番、下は交通の多い道路ですね。あれが中ずりになったからいいけれども、あれ、もし落ちたら必ず大きな人身事故でもあったのじゃないかということがいわれておるのですね。それで、新聞を見てみますと、名神国道全体があれと同じような薄いものですね、一トンの重量しか耐えないような。ああいう交差点ができているように公団側は言っているので……

第58回国会 建設委員会 第15号(1968/04/25、7期、日本共産党)

○春日正一君 この前の続きで質問しますけれども、この参加組合員という制度について、この法案の二十一条で、再開発組合で施行する場合、不動産賃貸業者、商店街振興組合その他政令で定める者で定款で定められ、参加を希望するものは参加組合員となることができると、こういうふうにいっているのですけれども、「その他」というものの中には、どういうものが大体考えられておりますか。
【次の発言】 すると、それ以外には考えていないわけですか。
【次の発言】 それで実際見ますと、たとえば渋谷の再開発促進協議会という団体がありますね。それの参加メンバーを見ますと、放送協会から帝都高速度交通営団、京王帝都電鉄、小田急、それか……

第58回国会 建設委員会 第20号(1968/05/16、7期、日本共産党)

○春日正一君 総理に基本的な点だけお聞きしておきたいんですけれども、先ほど来議論になっている人口の都市への集中の問題ですね。これはスプロール現象その他の都市問題の一番大きな根底になっていると思うんですけれども、全国的に見ても大体東海道メガラポリスというか、太平洋ベルト地帯というか、そこにずっと集中する傾向がありますし、それから各県で見ても、大体その県の中心の都市に集中する。そして農村といっても特に山村地帯ですね、これはどんどん離農していわゆるさびれていっている。だから投網を投げてぐっと引っぱったように、ぐっと集まってきてそして一方は荒されっぱなしという、そういう現象になっているわけですけれども……

第58回国会 法務委員会 第15号(1968/05/09、7期、日本共産党)

○春日正一君 今度の刑法二百十一条の改正点ですけれども、業務上過失致死傷罪、それから重過失致死傷罪の法定刑を、五年以下の懲役を新たに加えた、禁錮刑、懲役五年にする、罰金をかけるというような改正ですけれども、これを改正する動機、趣旨ですね、これをひとつ簡単に。
【次の発言】 まあ理由はそういうことですけれども、業務上過失致死傷罪ということになると、これは自動車運転以外のものも当然含まれると思うのですけれども、この法の対象になる業務上という中身は、どのくらいの範囲にわたるものですか。
【次の発言】 非常に広いものですね。私どもしろうとではどうもちょっと思い及ばないくらいな広い範囲にわたって適用され……

第58回国会 予算委員会 第10号(1968/03/30、7期、日本共産党)

○春日正一君 私、政府の政策に関しては、政府の住宅政策、これには根本的な批判を持っていますけれども、きょうはそのことはおいて、四十三年度の予算がそのまま執行されても政府施策住宅の計画は五〇%、あと二年間で残りの五〇%をおやりになるのかどうか、この点、総理にお聞きしたいんですが。
【次の発言】 必ず達成する、建設大臣としてはそうですけれども、大蔵大臣、どうですか。
【次の発言】 特に、低家賃の公営住宅ですね、これは大都市において特別要求が強い。だから、これをふやす必要があると思うんですけれども、計画以上ふやす考え、ありますか。
【次の発言】 そうすると、公営住宅、改良住宅の建設戸数と進捗率、これ……

第58回国会 予算委員会 第11号(1968/04/02、7期、日本共産党)

○春日正一君 ジョンソンの演説は、アメリカのベトナム政策が、少なくともこれまでのベトナム政策が破綻したということははっきり示していると思います。これは同時に、このベトナム政策を一貫して支持してきた佐藤内閣のベトナム政策の破綻でもある、こう思います。そこで、政府はこの際ベトナム政策を根本的に考え直す必要があると思うけれども、いままでどおりのベトナム援助とか、その他をやっていくつもりなのかどうか、これに対してお聞きします。
【次の発言】 サンアントニオ方式が持ち切れなかった。しかも今度の声明の背景ですね、ドル危機、テト攻勢による敗戦、こういうものを見て、だれでもが破綻と判断しておる。そこで、ジョン……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1968/10/25、8期、日本共産党)

○春日正一君 いまの話のように、総務長官、時間がないそうですから、どうしても長官にお聞きしたいことだけ先にお聞きしますけれども、例の沖繩渡航の問題ですね。私ども、沖繩の渡航は、だれでも行けるようにしなければならないという立場でおりますけれども、同時に、こういう問題は具体的にあらわれた個々のケースについても解決していくことがその促進にもなるという立場で、特に共産党議員の渡航拒否という問題を重視してこれまでもずっと質問をいろいろしてきたのです。で、いままでの現状を言いますと、ごく最近、九月二十日に春日、小笠原、衆議院の田代と、三人の議員が沖繩の事情視察と三大選挙の支援ということで申請して、これが拒……

第59回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1968/08/09、8期、日本共産党)

○春日正一君 国政参加の問題についてお聞きしたいのですけれども、いまも質問があったのですけれども、施政権返還以前に一体化する、その一体化政策を進めるということをずっと言って努力しておいでなんですけれども、この一体化政策を進めるということの上で国政参加ということが一番かなめをなす問題なんじゃないか。だから、沖繩の県民も何としても国政に参加さしてほしいということを要請しているのじゃないかと思うのですけれども、その点、総務長官のお考え方を聞かしていただきたいと思うのですが。
【次の発言】 私、時間がありませんから、まとめてお聞きしますけれども、そうしますと、第一点で、今度、きのうの新聞を見ますと、沖……

第59回国会 建設委員会 閉会後第1号(1968/09/09、8期、日本共産党)

○春日正一君 十号台風と関連して、天竜川の治水問題ですけれども、いま松永委員からも質問があったように、天竜川の佐久間、秋葉の下流で横山その他三十六年、四十年に出た個所が同じような状況でやはり相当大きな被害を出しております。被害の状況を私ここで言いませんけれども、この前四十年災のときに私この問題でやはり質問して、それで大臣の答弁、局長の答弁でも、あそこの川のはんらんというものが本流そのものの増水と同時に、かなり大きな支流があって、支流の水が非常に大きく出るために、それが重なってああいうことになる、だから、総合的に施策を講じなければならぬということが答弁されておったんですけれども、四十年からいまま……

第59回国会 建設委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本共産党)

○春日正一君 初めに防衛施設庁のほうにお聞きしますが、九大にジェット機が落ちてたいへん問題になって、当時板付の米車基地を移転してくれという具体的な自治体の決議もありましたし、それから世論も相当ありましたけれども、その問題の扱いですね、その後現在までどういうふうに考えて、どういう努力をしてきましたか。
【次の発言】 この問題についてはこれ以上深くお聞きしないことにしておいて、こういう墜落事故とか何とかいう基地につきもののことが全国で起こっているわけですね。そういう意味でこういう米軍基地による墜落その他の事故の件数ですね、それから国民の被害状況というようなものはまとめて調査されて掌握しておりますか……

第59回国会 建設委員会 閉会後第2号(1968/10/09、8期、日本共産党)

○春日正一君 現在、市特に建設省において進めておられる流域下水道整備事業計画これについて具体的にお聞きしたいのですが、で、荒川左岸流域の下水道計画について、その規模、それから目標、事業内容、それから工事期間、事業費の分担というようなものについて大筋を説明してほしい。
【次の発言】 そこで、そういう計画で四十八年までに完成するということになっているわけですけれども、この計画自体としては、これだけやったらあとは熊谷まで延ばすというようなことで、一応この地域の下水道の幹線としてはこれでいいというような考えでやっておられるのか、それともこれはとりあえず、それからあと当然必要なものは補充するというような……

第59回国会 建設委員会 閉会後第3号(1968/11/12、8期、日本共産党)

○春日正一君 この間視察に行って、大間から函館へ行く大きなトラックが通る、大きなトラックが通るので、あの道路が非常に狭くて危険な状態になっておったんですけれども、建設省としてあの輸送路ですね、大間から函館、そしてあそこを通るむつ―大間間の主要地方道ですね、あれについてどういうように評価しておるのか。またあの線の将来について発展性といいますか、そういうものについて、どういうように考えておられますか、この点お答えいただきたい。
【次の発言】 私が聞きたいのはですね、あそこは戦後トラック輸送が始まってから新しく開発された北海道との連絡路ですね。そうすると、これを政府として、あるいは建設省として将来発……

第59回国会 文教委員会 閉会後第4号(1968/11/29、8期、日本共産党)

○春日正一君 初めに、きわめて一般的なことですけれども、最近宅造とか道路、その他開発事業が非常に急激に進んで、貴重な埋蔵文化財が見つかるんだけれども、それが次々にこわされていっている、これが実情だと思うんですよ。こういう状態で、この文化財を保護する責任者である、いわゆる文化庁として特にこういう状態のもとで、この文化財を保存していくという点について、基本的にどういうふうなお考えを持って、どういうふうに対処しておいでになるか。そこから聞かしていただきたいんです。
【次の発言】 まあいろいろ説明あったのですけれども、結局非常に重要なものはいろいろな形で保存する、そうしてどうにも、それほどでないものは……

第60回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1968/12/18、8期、日本共産党)

○春日正一君 時間があまりないから端的にお聞きしますけれども、さっきも問題になった、施政権の返還のめどをつけるときに基地の態様もきめる、この問題ですね。これは外相のきのうの発言では、ワン・パッケージだというようにお答えになった。これはあたりまえだと思うのですけれども、総理の予算委員会の答弁を聞いてみると、とにかく早く返すこと、早く返すことが大事だと、基地の態様はそのあとでもいい、そういうような印象を受けるわけですが、これは非常に大事な問題ですから、外相と総理との間に食い違いはないのか、外相の言われるのがほんとうなのか、この点お答え願いたいのです。

第60回国会 建設委員会 第2号(1968/12/17、8期、日本共産党)

○春日正一君 私の質問のねらいといいますかね、それは古都における歴史的風土の保存ということと、保存地域における宅造事業、これとの関係で出てくる幾つかの問題についてお聞きしたいということです。  最初に、古都保存法が施行されて二年数カ月になるわけですけれども、その間の地域指定その他の執行状況について、概略説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、そういう指定がされて、法に基づいて保存計画というものが決定されるわけですけれども、鎌倉市についての鎌倉市の歴史的風土の保存計画、これはどういうことになっておりますか。
【次の発言】 そういう説明を聞いたのじゃなくて、内閣がきめた歴史的風土保存計画で……

第60回国会 予算委員会 第1号(1968/12/16、8期、日本共産党)

○春日正一君 私は、日本共産党を代表して、大学問題について総理に質問いたします。  初めに、現在東大はじめ五十に近い大学で紛争が続いておるわけですけれども、このように長期かつ深刻化しておる原因、これについて総理がどうお考えになっているか、これをどういう方向で収拾していったらいいとお考えになっているか、その点お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 非常に複雑な原因を持っているんですけれども、新聞の世論調査によると、いまの政治社会に対する不満が原因だと、こう答えている人が七〇%を占めているんですね。この点について、総理の反省といいますか、所感といいますか、聞かせていただきたいと思うのですが。

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1969/04/12、8期、日本共産党)

○春日正一君 星参考人にお尋ねいたします。  施政権返還の問題、基地の態様その他で各党の意見の食い違いがある。しかし、少なくとも国政参加の問題では、全面的な参加という点ではいささかの食い違いもないということですね。

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1969/05/07、8期、日本共産党)

○春日正一君 私は、もう聞きたいことをみんなほかの人が聞いてくれましたから……。
【次の発言】 時間がないから、ざっくばらんというか、ぶっきらぼうな質問になるかと思いますが、外務大臣来月二日おいでになるという新聞報道ですが、当然それまでには、基本的な交渉の態度といいますか、それはきまっているものだろうというふうに私ども考えているし、世間でも考えている。最近の新聞では、討議資料として核抜き本土並み、これで交渉する政府は腹をきめたようだという報道もあるんですけれども、いままでの大臣の答弁を聞いていますと、何かそういうふうにきまってない、まだそういう態度はきめていないんだという印象を受けるんですが、……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1969/05/14、8期、日本共産党)

○春日正一君 今度の法案は、引き揚げてきている人たちの援護の問題と、それから領土の返還の問題と、二つの内容を含んでおりますので、両方お聞きしたいのですけれども、まあ、外務大臣に、ちょっとお急ぎのようですから、領土の問題のほうから私は順序を変えてお聞きいたします。  この北方領土の問題では、私ども共産党も、あの千島列島というものは、南千島、北千島を問わず、全体として日本の領土である。戦争で取ったものでもなければ侵略で取ったものでもないと、だから当然日本の領土であるべきものである。したがって、サンフランシスコ条約で放棄させられたということは、やはり戦後処理において不公正な扱いがあったというふうに思……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1969/06/11、8期、日本共産党)

○春日正一君 私も同じ問題で質問するわけですが、六月五日にアメリカで愛知外相がロジャーズ国務長官と会談して、アメリカ側の考え方を理解するというふうに述べていた同じときに、沖繩の全軍労のストライキに米軍が銃剣で弾圧を加えたというのは非常に象徴的なできごとだというふうに私は印象を受けたわけです。そこで、経過その他は長官のほうからいろいろお話があったので、直接問題になる幾つかの点でお聞きしたいんですけれども、この弾圧の責任問題ですね。それと政府の態度の問題。先ほど来責任はどこにあるかよくわからぬというようなことを長官言われるんですけれども、明らかにこれは軍にあると思うんですよ。軍の命令でMPが銃剣で……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1969/06/18、8期、日本共産党)

○春日正一君 時間が非常にないので、かみしもを脱いだ形でお聞きしますけれども、やはり一番沖繩の問題で問題にされているのは、一つは核の問題だと思うのです。そこで、いろいろお話がありましたけれども、最近の国会で法制局長官は、核の持ち込みは憲法の違反にはならぬと、憲法上の問題ではないと、政策上の問題だというふうに法解釈を出しておりますし、それから総理も非核三原則というのは佐藤内閣の政策であるというように言っているんですね。そうすると、佐藤内閣のもとでも状況判断が変われば持ち込みを許すというような政策の変更というものは論理上当然あり得るわけだし、佐藤内閣の一貫性からいって、佐藤内閣である限りはその政策……

第61回国会 建設委員会 第7号(1969/04/03、8期、日本共産党)

○春日正一君 こういう事故の起こった、新しい工法だと思うのですけれども、この工法の安全性について、これは始めるときに十分確かめられて、これでだいじょうぶということになっておったのですか。これを取り入れるときにですね。
【次の発言】 いまのそこの問題ですね、同じやり方でもダイヤが小さければこれは安全だけれども、先ほどのあなたの説明でも、ダイヤが大きくなるといろいろな変圧がかかってくる。そういう可能性が出てくるということになると、これはまあ私技術者でないから詳しいことわからぬけれども、常識的いっても、どのくらいな広さまでが限度とか、どのくらいな直径が限度とか、あるいはそれ以上になった場合にはどうし……

第61回国会 建設委員会 第9号(1969/04/10、8期、日本共産党)

○春日正一君 山田さんに一つ、二つお尋ねしてみたいのですが、さっきも話聞いていますと、東京都としては公共施設を整えるという役割りを主として持っておる、なかなか再開発というようなものには手が回らぬし、どうしてもなかなかそれではどうもいかぬ、だから民間の発議にまかせることがいいというような見解なんですけれども、やはりあなたが東京都の建設局長ということで、そういう面での責任の立場にあるから慎重――私に言わせれば逃げているという感じがするのですが、しかしこの再開発法案が通ったあとで、東京都としてはこの再開発事業というものを都として独自にやっていこうというそういうもくろみというか、見込みというか、そうい……

第61回国会 建設委員会 第10号(1969/04/15、8期、日本共産党)

○春日正一君 この前都市再開発あるいは都市計画の根幹になる総合開発計画の問題についてお聞きしたんですけれども、この際大臣にお聞きしたいんですが、まあ都市再開発あるいは都市計画というような町づくりですね。これは当然住民の福祉、そういうことを考えて、住民の発意といわゆる納得のもとに施行させるべきものだと、そこを主にしなきゃならぬというふうに考えますが、その点どうですか。
【次の発言】 主観的に福祉に通ずるというのですけれども、それを受けるほうで、そういうものとして納得されなければぐあいが悪いし、そういう意味でやはり制度的にもそういう計画をつくる場合に、住民の意思が十分くみ上げられるという仕組みにな……

第61回国会 建設委員会 第11号(1969/04/17、8期、日本共産党)

○春日正一君 再開発問題に関して、大都市における再開発の目標その重点をどこに置くか、政府として。その点お聞きしたいと思うのですが、総理も御承知のように三十七年以来、国土総合開発計画がいわゆる拠点開発計画という形で、ずっとやっておいでになった。その結果政府も自慢しておるように、いわゆる生産が上がったわけですけれども、同時に反面において、非常な住宅難、あるいは通勤難、それから交通事故、公害、災害というようなものがもうがまんがならぬところまできてしまっている、そういうことを考えてみますと、やはり都市を、私は再開発ということばは好まないのですよ。開発というと観光開発とか何とか、営利につながるようなこと……

第61回国会 建設委員会 第12号(1969/04/22、8期、日本共産党)

○春日正一君 まあずっといままで同僚議員の御意見、まあ尽きるところは尽きておると思いますけれども、私まあ太郎杉の問題は、実際行って見てきましたが、坪川さんはどこにあるのかわからぬ人がかれこれ言うのは無責任だというけれども、それは確かにそうだと思う、しかし私は行って見てきましたよ。特に建設行政というものは、いままであるものをこわして新しいものを建てていくという仕事ですからね。そこのところでやはり一番腹を据えておかなければならぬことは、どうしても残さなきゃならぬ大事なものは残すのだということだと思うのですよ。私はあそこに行ってみてやはり杉の木は何千本かあるけれども、そして大きいのはたくさんあるけれ……

第61回国会 建設委員会 第14号(1969/05/08、8期、日本共産党)

○春日正一君 初めに、公営住宅を中心とする政府の住宅政策について、大筋をお聞きしたいんですが、この公営住宅法によると、低所得者のための低家賃住宅を供給するというふうになっていることになっているのですが、この低額所得者というのはどこまでを低額所得者というように見ているのか。その点ひとつ。
【次の発言】 その説明ですが、具体的に言えば、現在入居基準が四万円ということになっておって、これにいろいろの控除その他を入れると八十三万五千ですか、年収にすると。大体そういうことになっておるのですけれども、そうすると、ことしの税法で言うと、五人家族で免税点が九十三万ということになっているわけですね。それより低い……

第61回国会 建設委員会 第15号(1969/05/15、8期、日本共産党)

○春日正一君 関連。いまの高山委員のお話を聞いておって、いまの結論の趣旨からちょっとさかのぼるわけですけれども、いまの説明聞いていますと、百六十万という計算はあなたの説明では、いわゆるそこの借りている本人だけの計算でいっていますね。 大学卒業して初任給が幾らでそれをずっと上がっていくと五十五歳定年になって百六十万になる。高校卒ではそこまでは一生かかったっていぬかとかという計算をして、だから百六十万ということはめったにあり得ないことだとか、そんなに御心配及びませんというような説明に感じるのですよ。ところが、実際には先ほどの質問にもあるように生計費非常に高いし、それから、いまの世の中ですから、いろ……

第61回国会 建設委員会 第18号(1969/06/10、8期、日本共産党)

○春日正一君 最初にこの地価公示制度のねらいですね、そこをはっきり聞かしておいてほしいと思います。何をねらいとするのかということ、それでどういう効果を期待しておるのかということ。
【次の発言】 そうすると、このねらいは地価の高騰を抑えるという意味と、不正な取引といいますか、そういうものを防ぐというような意味だというふうにお聞きしたんですが、そこでこの法案で地価公示制度を設ける目的、第一条で「正常な価格を公示することにより、――適正な地価の形成に寄与する」と、こうなっているわけですけれども、この正常な価格というのは、一体何を基準にして正常というふうに言うのか、そこのところですね。

第61回国会 建設委員会 第20号(1969/06/17、8期、日本共産党)

○春日正一君 江戸さんにお伺いしたいのですけれども、あなたの言われたように、公示制度で土地の値上がりを規制するということを期待するわけにはいかぬ。先ほど需給関係がどうということを言われたのですが、あなたのほうは土地を供給する仕事をしておられる。その立場から見て、需給関係を緩和するときはどうすればいいかというようなお考えがあったら、ひとつ聞かしてもらいたい。  もう一つは、不動産協会のほうの意見として、公示価格をやる場合に、造成地に対する価格の公示というのではなくて、もっぱらもと地というか、そういうものに対して公示してほしいというような意見があるように言われたように思うのですが、そこのところの理……

第61回国会 建設委員会 第21号(1969/06/19、8期、日本共産党)

○春日正一君 日本共産党を代表して、地価公示法案に対する反対討論を行ないます。  反対理由の第一は、この法案が、適正な地価の形成、すなわち、地価の抑制を目的としながら、何ら地価の抑制に役立たないのみか、逆に、大資本の農民からの土地取得に有利な口実を与え、より大きな利益を彼らに保障するものになりかねないからであります。  政府は、正常な価格を公示し、不動産鑑定士の評価に公示価格を基準とすることを義務づけることにより、民間の土地取引きに指標を与え、ある程度の地価抑制を期待できるとしています。  しかし、正常な価格そのものの評価が、今日の資本主義体制のもとでは、客観的。科学的根拠を持ち得ないのみなら……

第61回国会 建設委員会 第23号(1969/06/26、8期、日本共産党)

○春日正一君 この法律が適用される対象として建設省の調べでは危険個所が七千三百四十二カ所、五十戸以上が七百カ所、三十戸から四十戸のところが四百カ所というように言われているのですけれども、大体これだけやるのにいまの時点で考えて非常に大ざっぱなことしか言えないと思うのですけれども、どのくらい予算が必要だというふうに思いますか。
【次の発言】 ところで、いままでのあれを見ますと、法律前ですからそういうこともあると思うのですけれども、四十二年度が二億、四十三年度が六億、四十四年度が八億というテンポなんですね。そうするとこれはこのテンポでいったら、実際上はもうとても間に合わぬということになるわけですわ。……

第62回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1969/12/02、8期、日本共産党)

○春日正一君 もう一つ簡単なことですが、この法律はこの前六十一国会で通すということでお出しになって、ああいう経過で通らなくて今になったのですが、今年度分の三万トンですか、これの向こうへの引き渡しというようなことについてはスムーズにいくようになっておりますか。その点心配ありませんか。

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1970/06/01、8期、日本共産党)

○春日正一君 最初に、いま問題になってきた毒ガスの撤去の問題ですけれども、ずっと、長官の考え方なりおやりになったことも聞きましたから、そこから先の問題として、いままでこの問題について日本政府とアメリカとの間にどんな折衝があったのかということです。その結果、いつごろ撤去できるというような見通し、こういうものはついているのか、この二つの点をお伺いしたいのですが。
【次の発言】 その点、先ほど長官も、アメリカのヒューマニズムというものはそういうものかということをランパート弁務官に言われたということですけれども、沖繩の県民にしても日本の国民にしても、その気持ちでは変わりはないと思うのですよ。何というこ……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第2号(1970/07/13、8期、日本共産党)

○春日正一君 最初に渡航の問題ですけれどもね、国会議員の渡航は共産党でもできるということで、私、行ってきました。しかし、半面で、一般の民主的な団体とか、そうでない人でも、渡航を思想、信条、政治的な立場というものによって制限するというような動きが、従来よりもきびしくなっているというふうに感じるのですけれども、これは一体どういうことですか。
【次の発言】 事実をあげますと、たとえばこれは総理府でも御存じだと思うのですけれども、杉本先生といって、沖繩民謡のことで毎年夏休みに八重山からあっちまで行って掘り出してきては研究している先生がいるのです。ところが、この先生がことし渡航しようと思ったら許可がおり……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第3号(1970/08/10、8期、日本共産党)

○春日正一君 沖繩返還交渉の問題についてですけれども、先ほど外務大臣の御答弁で、この交渉はかなり順調に、ひんぱんに進められておるということですけれども、この交渉で取り上げるべき主要な課題と項目ですね、それから、それぞれの項目における問題点、これを知らしていただきたいのですけれども、時間がありませんから、これ、まあ一々言っておったら、その説明だけでも相当時間がかかりますし、きょうの時間がありませんから、これを一覧表にして出していただきたいと思うのですけれども、それやっていただけますか。
【次の発言】 それで、いまの御説明だけではあれですし、五月二十六日の商業新聞には、「沖繩返還協定の主要項目と問……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1970/03/18、8期、日本共産党)

○春日正一君 大臣お急ぎのようですから、できるだけ簡単にしたいと思うのですけれども、例の渡航の問題ですね、自由の。あれ、まあいままでも私どもはしばしば質問もし、要望もしてきたことなんですけれども、いままでに、その後政府としてどういう努力をなさって、どういう進展があったのか、その点を第一点としてお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そういう面での努力ですね、手続を簡素にするということはずいぶんやられたように聞いてもおりますが、しかし、許可する基準といいますか、中身といいますか、そういうものについてはあまり改善されてないのじゃないか、たとえばここにこういうのがありますけれども、結婚式の出席も……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第4号(1970/09/12、8期、日本共産党)

○春日正一君 簡単に長官に一つだけ。  例の渡航の問題ですけれども、この問題、私は沖繩の祖国復帰一体化の一番大きなかなめの問題だということで、この委員会ができてからも、初めから繰り返しそのことを質問し、問題にしてきたわけです。特に国政参加の選挙が迫っているということで、七月のこの委員会でしたか、このときもこの問題は質問して、長官も、努力するということを言われたのですけれども、その後どういう努力をされてどういう結果になっているか、簡単にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 そういう努力をされても、まあ無視しているというか、非常にがんこな態度をとっている。特に国政参加の選挙もあと一カ月もすれば……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1970/04/03、8期、日本共産党)

○春日正一君 去年の十月に総理府のほうから「沖繩経済振興の基本構想(試案)」というのが発表されていますけれども、これはその後も変わりないわけですか。
【次の発言】 それで、これを見ると、大体第一に「畜産物、生鮮食料品の本土への供給基地として」というふうになっている。これは、この間長官もここで構想を発表されたし、これは一応わかるのですがね。第二に、「本土の中央ベルト地帯に立地できなくなった大規模工場の適地として」、こういうものがあるのですね。これは一体どういうものをさすのか。
【次の発言】 私もその点で非常にひっかかったわけですが、公害産業を沖繩へ持っていけという印象を私は受けたものですから、そ……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第5号(1970/10/21、8期、日本共産党)

○春日正一君 簡単に具体的にお聞きしますけれども、新聞の報道によると、沖繩の米軍当局が去る十二、十三、十四日の三日間、嘉手納その他の基地を報道関係者に公開していろいろPRをやったようですけれども、その際、海兵隊の普天間基地司令官のラマー大佐がこう言っております。「この基地」――すなわち普天間基地――「もチャプマン最高司令官が沖繩を訪れたさい言明したように、無期限に常駐しよう。現在のところ、基地の縮小や統合整理の計画は全然ない。むしろ、施設がせまいので、兵舎の増強を実施している段階である」、こういうふうに言っております。それからさらに米軍当局は、この「海兵隊は、国府や韓国、南ベトナム、タイなど東……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1970/04/10、8期、日本共産党)

○春日正一君 復帰準備委員会の性格、任務というようなことからお聞きしようと思ったんですけれども、いままでの質問をずっとお聞きしておって、大体こういうふうに理解していいですか。日米協議委員会があって、ここで基本的な点、原則的な問題をきめる。そうすると、それを準備委員会が受けて、そうしてそれに基づいた具体的な処置、そういうものを行なっていくような仕事をすると。だから、私いまお聞きしておって、準備委員会だけのことではないというふうに大臣言われましたけれども、防衛庁もあるし、いろいろ役所がそろって進めていって、だから、日米協議委員会で話が進められていくその進行に応じて、現地では具体的な手が打たれていっ……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第6号(1970/11/17、8期、日本共産党)

○春日正一君 私は、この前の委員会で、沖縄に進出している外資、とりわけ、その代表的なものとしてのガルフの進出の問題についてお尋ねしたわけですけれども、そのときに長官から、ガルフが復帰までに本土資本との提携もしないというような場合には、まあ、フリーゾーンみたいにして島に封じ込めて、その製品は全部日本の国外に向けさせるというような御答弁があったと思います。そこのところで私、質問を切っといたんですけれども、きょうその続きを質問しようということにしておったら、この前の委員会の翌日ですね、十月二十二日に琉球政府の発表によってアメリカの民政府が金武湾の約十平方キロメートルにわたる海域の運営管理権をガルフ社……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1970/04/24、8期、日本共産党)

○春日正一君 私は日本共産党を代表して、沖繩復帰のための準備委員会への日本国政府代表に関する臨時措置法案に対し、反対の態度を表明するものであります。  この法案は、「準備委員会への日本国政府代表を長とする代表事務所の設置」等を定めようとするものでありますが、その任務として、「沖繩復帰準備に関し必要な事項」について「在沖繩アメリカ合衆国政府機関との協議に当たること」を定めています。その「協議」は、愛知・マイヤー交換公文にも明らかなように、昨年の日米首脳会談と日米共同声明が敷いた路線の上に進められようとしております。  本来、わが国が沖繩問題についてアメリカ合衆国との間でとるべき態度は、すでにわが……

第63回国会 建設委員会 閉会後第1号(1970/07/13、8期、日本共産党)

○春日正一君 大阪のガス爆発事故が起こってから百日近くになるわけですけれども、そういう意味で、私はガス導管事故の防止対策について、私の意見もまじえながら幾つか質問したいと思います。  初めに、東京その他大都市におけるガス漏れの状況ですね。これ通産省の人来てもらうように言っていますけれども、それと、政府としての事故防止の対策、いま、どういうふうに考えて進めておられるか、その点御説明願いたいと思います。
【次の発言】 状況はそれでわかったのですけれども、漏れているという数になると非常に多いのですね。事故になったのはいま言ったような程度ですけれども、東京だけでも四十四年度ですか、二万一千百七十五件、……

第63回国会 建設委員会 閉会後第3号(1970/09/10、8期、日本共産党)

○春日正一君 都市の過密化が非常にひどくなっている中で、大都市の災害防止という問題が非常に重要な政治問題になってきていると思うんです。この前七月のときに私はそういう意味でガス管の埋設の問題でいろいろ私の意見を加えて質問したんですけれども、きょうは特に東京での地震対策ですね、これにしぼってお聞きしたいと思います。  御承知のように、関東大震災並みの地震が起こったらということで、昭和四十二年にこれは建設省のほうでの委託研究だったと思いますけれども、都市計画学会の報告で、もしそうなれば江東地区だけでも生存率が四五%、四十一万人の死者が出るだろう、あるいは向島では生存率三%というような非常に深刻な報告……

第63回国会 建設委員会 閉会後第4号(1970/10/09、8期、日本共産党)

○春日正一君 たいへん高通な論議のあとできわめて具体的な問題二つぐらい質問したいと思います。  一つは例の東京外郭環状道路、あの問題についてでありますけれども、この前昭和四十二年六月二十九日の建設委員会であの問題、私再検討したらどうだという質問したときには、慎重に検討するという答弁をいただいておったわけですけれども、その後どういう検討がされて、現在どうなっておるか。その辺を聞かしていただきたいのです。
【次の発言】 いまの御答弁聞きますと、何かあの計画決定された路線はどうも動かしようがない。ただやり方としてどういうふうにやっていったらいいかということを検討しているというような印象を受けるのです……

第63回国会 建設委員会 第8号(1970/03/26、8期、日本共産党)

○春日正一君 非常に時間がないようですから、だいぶはしょらにゃならぬのですがね、いままでのいきさつは私ほかの方の質問などでわかりましたけれども、私は、法律がそうなっておるからだからこれでしようがないのだという考え方というもので、先ほどからもみんな言われておるけれども、河川の防災対策その他が十分にやれるのかという問題ですね。減らされるのはわずか六十一億という、一年のあれはそういうことですけれども、しかし、そういう考え方でこの河川行政やられていったら、この河川事業というものは一体いつまでかかったらやれるのかということですわ。  私、聞こうと思っていろいろ準備もしてきたのですけれども、こういうことで……

第63回国会 建設委員会 第11号(1970/04/14、8期、日本共産党)

○春日正一君 いま問題になってる建築基準法の改正案について、幾つか具体的な問題でお聞きしたいと思います。  最初に、新しくできる八種類の用途地域ですね、これの適用についてお伺いしますけれども、第一種住居専用地域、これは低層住宅にかかる良好な住宅環境を保持する地域、第二種住居専用地域、中高層にかかる良好な住宅環境を保持する地域、それから住居地域、住宅環境を保持する地域、近隣商業地域云々と、こうなってます。こうずっと八つありますけれども、この改正で、いままでの用途地域、地区の指定を大幅に変更するようなことになりますか。
【次の発言】 もう少し具体的にお聞きしますけれども、たとえば、東京二十三区の外……

第63回国会 建設委員会 第12号(1970/04/16、8期、日本共産党)

○春日正一君 私は、日本共産党を代表して、建築基準法の一部を改正する法律案に反対の討論を行ないます。  この法案は住居専用地域におけるボーリング場、トルコぶろの排除など用途地域の純化、建蔽率の若干の緩和、有毒ガス発生建材の規制、避難用昇降機の設置など、防災対策の強化など一定の積極的な側面を持っています。しかし同時に、都市の中高層化を促進しながら、それに伴って激しくなる関係住民の生活環境の破壊については、現行規定のまま放置するなど都市住民の生活を守る上で、どうしてもわが党の反対せざるを得ない内容を含んでおります。  その第一は高さ制限の廃止、容積制度の全面的な適用など、都市の既成市街地内の中高層……

第63回国会 建設委員会 第14号(1970/04/25、8期、日本共産党)

○春日正一君 道路整備五カ年計画については、予算委員会のときに幾らか質問したのですが、きょうは有料道路の問題についてお聞きしたいのですけれども、国道あるいは都道府県道、これを有料制にする場合には、どういう条件のものをするんですか。
【次の発言】 それで、この道路整備特別措置法の第三条に、有料制にするものについて出ているんですけれども、「当該道路の新設又は改築が国の利害に特に関係があると認められるものであるときに限り、」ずっといって「建設大臣の許可を受けて、当該道路を新設し、又は改築して、料金を徴収することができる。」こうなっておりますけれども、この国の利害に特に関係があるという場合の、特に関係……

第63回国会 建設委員会 第17号(1970/05/09、8期、日本共産党)

○春日正一君 橋をかけること自体私は反対しない、これははっきり言っておきます。しかし三本のルートをどうかけるかでやはりいろいろ問題が出てくると思います。そこでこの三本のルートをかけるのに、先ほどのお話では一兆円前後かかるだろうということであったのですけれども、この財源をどう確保するかという点では、どういうようにお考えですか。
【次の発言】 全体としての資金計画はきまっていないというように聞いておりますけれども、大蔵省なんかでは国の出資が一、財投が四、地方出資が一、それから民間融資が四というような割りに考えておるということですけれども、この点についてはどうなんですか、建設省としては。

第63回国会 建設委員会 第18号(1970/05/12、8期、日本共産党)

○春日正一君 さっきの話の中で、いわゆる上から――俗なことばで言えば、天下りにきめられてくるから困るという話があったんですけれども、この移転の問題について、各省の研究者や職員に対してどんな相談があったのか。そこのところ、どういう仕組みになっているのか、実際を聞かしてほしいのです。
【次の発言】 もう一つお聞きしますけれども、もうこの移転話が出てからかなり日数がたつわけですね。どうせ越していくだろうということで、いわゆる研究機関の設備なんかがおくれている。いわゆる移転待ちでもって研究が渋滞する、おくれるというようなことがないのかどうか。あればそういう事例を出していただきたい。

第63回国会 予算委員会 第19号(1970/04/11、8期、日本共産党)

○春日正一君 私は日本共産党を代表して、主として、交通安全対策を中心にして政府の施策を関係大臣にお伺いしたいと思います。  それで、最初に、最近交通事故が毎年記録を破ってふえているわけですけれども、最近の交通事故の実情とその特徴的な傾向を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いまの、所得層別の事故ですね、被害者、加害者加えての。これはぜひやはり調査をする、統計をとるというようにしていただきたいと思うのですけれども、どうですか。これをやらないと救済対策というものもほんとうに身の入ったものにならないのじゃないか、そう思いますけれども、その点どうですか、政府の考えは。

第64回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1970/12/23、8期、日本共産党)

○春日正一君 コザ事件でお聞きしたいのですけれども、外務大臣が、こういう大事な問題のときに、何をおいても特別に開かれたこの委員会に出てくるということをしてくれなかったということの中に、政府のこういう問題に対する姿勢のゆるみといいますか、軽視といいますか、そういうものを私は感じます。しかし、まあ総務長官がおいでになっていますから、総務長官にお聞きします。  この事件の原因は何と考えるかということについて、総務長官は、起こるべくして起こったものだ、戦後二十五年の異民族支配、そこから来る民族的な屈辱や、いろいろな人権じゅうりんや、そうした問題に対する沖繩県民のうっせきした不満の爆発だ、というふうにお……

第64回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1970/12/16、8期、日本共産党)

○春日正一君 時間がないようですから私は資料要求の点だけにしておきますが、この前、十一月十七日の委員会で提出を約束されたガルフの金武(きん)湾管理権に関する資料十一点のうち、指令の正文、訳文のほか四点はいただいたのですけれども、肝心の六十年の期限を定めておる水域使用許可その他五点についてはまだいただいていないわけですが、これが一番大事なものですし、これは別に秘密文書でもないし、コピーをとりさえずればできるものだというふうに私ども考えるのですけれども、これが一月たってもまだそろわぬというのは一体どういうことなのか、これはいつ出していただけるか、この点、ぜひ提出していただきたいということで、そのお……

第64回国会 建設委員会 第5号(1970/12/17、8期、日本共産党)

○春日正一君 具体的な質問に入る前に、公害防止の問題についての大臣の基本姿勢をひとつ聞かしておいてもらいたいと思うのです。というのは佐藤総理は「福祉なくして成長なし」ですか、そういうことを言いますけれども、私は「反省なくして改善なし、」そう思うのです。政府の反省というのはあまり聞いてないんです。だから非常に公害がこんなにひどくなってきたのかということへの反省と、それから公害防止についての大臣の決意、そういうふうなことをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 具体的な問題についてお聞きします。やはり下水道を整備するといっても、これは入れものですから、結局中身がどれだけきれいにされるかというこ……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1971/05/07、8期、日本共産党)

○春日正一君 この法案は、本土復帰を控えて沖縄県及びその市町村の財政需要の増大に対処する、そういうことを目的として出されておるわけですから、そういうものと関連して沖縄の財政問題について幾つか聞きたいんですが、最初に四十六年度予算、これはおそらく復帰前の最後の予算になるだろうというふうに予想されますけれども、その財政計画の中で、沖縄県に対して百五億、そのうち四十九億円の二分の一、二十四億五千万円をこの法改正とからんで計上されているんですね。あとの半分はそのあとということで留保されてこういう金額になっているんですけれども、まあこれだけで十分間に合うのかどうかということと、それからまた、この数字は、……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1971/05/21、8期、日本共産党)

○春日正一君 きょうは米軍基地の地先水面の問題、海上演習場の問題などいろいろ質問するつもりでおったのですけれども、時間がないようですから、もう少し単純な問題にしぼってお聞きしたいと思います。  そこで最初に、沖繩に現在ある米軍基地というのは、一体幾つあるのか、それを教えてほしいのです。
【次の発言】 百五十ぐらい、では困るのですよ。というのは、沖繩の基地の機能とか沖繩の基地の量が本土の比でないということで、ここで何回も論議されておるわけですけれども、しかし、基地の量とか密度が論議されながら、一体基地の総数が幾つあるかということを政府からはっきり聞いたことがないのですね。それで中間報告によれば、……

第65回国会 建設委員会 第5号(1971/02/23、8期、日本共産党)

○春日正一君 そちらの小川さんと鈴木さんにお聞きしたいのですけれども、この許可制にする理由として、業者が非常にふえて、過当競争を防止するというようなことを言われたのですけれども、そこのところをもう少し詳しく聞かしていただきたいのです。つまり、私はそういうことに表ると、どの程度までじゃ減らせば現状でいいとお考えになっておるのか、あるいは過当競争といっても、こうして並んでおいでになるのを見ると、非常に大きい仕事から、それぞれの仕事の対象が違うわけですね。と、その過当競争というのは、たとえば小川さんの協会の中のワクの中での過当競争、鈴木さんの協会のワクの中での過当競争ということを言っておいでになるの……

第65回国会 建設委員会 第8号(1971/03/16、8期、日本共産党)

○春日正一君 業法の改正の理由についてこれを読んでみますと、「施工能力、資力、信用に問題のある建設業者が輩出して、粗悪工事、各種の労働災害、公衆災害等を発生させるとともに、公正な競争が阻害され、業者の倒産の著しい増加を招いている」ということもあるし、「ほか、建設技能労働者の不足」という理由もあるし、」加えて近く予想される全面的な資本の自由化に対処して国際競争力を強化する」というような理由もあって、非常に何かあれもこれも寄せ集めたようで、相互に矛盾するような理由がたくさんあげられているような感じがするわけです。そこで、ほんとうのところこの業法の改正というものは何をねらっているのか、その点をはっき……

第65回国会 建設委員会 第9号(1971/03/18、8期、日本共産党)

○春日正一君 ちょうどいま管理の話が出たのですけれども、私も、ほかはだいぶいろいろ聞かれたので、住宅を建てるほうの援助についてはこの法律きめているのですけれども、しかし二ヘクタール、二百五十戸以上というような規模で貸し家が建つということになれば、当然これは管理をどうするかという問題が出てきます。これは大臣がいま言われたような意味での農民自体直接管理の能力はないと言うと悪いけれども、そういうあれだからというような、そういう意味だけでなくて、たとえば今度そこに入っている居住者との関係で管理の問題が出てくる。これらについてどういうふうに考えておるのですか。

第65回国会 建設委員会 第11号(1971/03/23、8期、日本共産党)

○春日正一君 私は日本共産党を代表して、建設業法の改正案に対する反対討論を行ないます。  この改正案は第一に、建設業者の認定を登録制から許可制に変えることをおもな内容としています。政府はその理由を、経験や財産的基礎の乏しい不良業者を業界から排除し、これによって発注者を保護するとともに、過当競争を防止するためであるとしています。しかし、この許可制への切りかえは大工、左官など町場の親方や職人に大きな不安を与えています。それはこれらの人たちが技術と信用をもとでに、裸一貫、腕一本で仕事に携わってきたため、この改正案で認定する財産的基礎など許可業者としての必要条件を満たすことが困難であるからにほかなりま……

第65回国会 建設委員会 第14号(1971/05/18、8期、日本共産党)

○春日正一君 最初に青田売りの問題ですけれどもね、広告や契約の開始時期について、まあいままででも開発許可、建設確認のときにするか、あるいは基礎工事の完了したとき、あるいは本体工事が完了したとき、保存登記の可能な時期というようないろいろな段階でやるべきだというような議論があったわけですけれども、この改正案で開発許可、建設確認時ということにした理由を聞かしていただきたいんですが。
【次の発言】 現在でも宅地建物公正取引協議会に加盟しておる団体では、開発許可、建築確認後に広告販売あっせんをするようにということにしておると思いますけれども、そうすると、この改正では現状からあんまり大きく前進しないという……

第65回国会 予算委員会 第12号(1971/03/12、8期、日本共産党)

○春日正一君 本論に入る前に、一つ予定外の質問をいたしますが、愛知外務大臣はきのうの衆議院の外務委員会で、わが党の松本善明委員の質問に答えて、自衛隊は通俗的に言えば事実上の軍隊であると、こういう答弁をしております。言うまでもなく、日本国の憲法では陸、海、空軍その他一切の戦力の保持を禁止しておるというたてまえから見てですね、総理は自衛隊は軍隊であるというようにお考えになっておるのかどうか、この点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この問題では、昨年の五月八日の参議院の本会議で、社会党の羽生三七議員の質問に対して、中曽根防衛庁長官が自衛隊のことを空軍、海軍と、こう言って大問題になって取り消さ……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1971/09/17、9期、日本共産党)

○春日正一君 初めに簡単な問題を一つお聞きをします。これは防衛施設庁あるいは外務省のほうになるかもしれない。で、先ほども質問のあったCリストに載せられておる久場サイトについて、在沖繩陸軍工兵隊が復元補償をしなければ十二月三十一日までに地主に解放する、しかし、復元補償を要求すれば、解放がかなり長引くが、四軍の話し合いで返還後も使用するということもあり得るということを通告して復元補償要求を放棄する文書を出したという話は、先ほど質問もありましたけれども、まあそれについて、先ほどの説明ではきわめて軽く出先が地主と事前の話し合いをしたんだというような意味に言われたんですけれども、私はこの問題で先ほど喜屋……

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1971/07/24、9期、日本共産党)

○春日正一君 だいぶ緊張緩和の論議がされているときですけれども、時間がないから、具体的な問題一つ、二つ聞きたいのですが、エンタープライズが横須賀に入ってくるんじゃないかというようなことがいわれているのですけれども、それについて何かアメリカのほうから話があったかどうか、その点からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 現在までそういう話がなかったということですけれども、状況として、たとえば、エンタープライズがこの七月十二日から第七艦隊に帰属になったというようなことが発表されておりますし、そうすると、横須賀は第七艦隊の旗艦のおるところで、まあ第七艦隊の一つの港になっておる。そういう点からいうと、当……

第66回国会 建設委員会 第1号(1971/07/23、9期、日本共産党)

○春日正一君 私の問題も非常に具体的な問題なんですけれども、奥沢の防災建築街区造成事業が行なわれて、それがいま非常に困難な状態に立ち至っておるというふうに聞いております。この防災街区建築事業の計画の概要と経過、それから現状をあまりこまかくても困るけれども、要所要所をひとつ説明していただきたいんです。
【次の発言】 非常に簡単なんだけれども、分譲できないで困っているということではないようですね。つまり最初に計画された資金計画が狂って、そのために建設会社とかあるいは信用金庫というようなところから高い金利の金を借りて建物ができたけれども、しかし建築代金を払うこともできないというような状態で、現在全部……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1971/12/26、9期、日本共産党)

○委員以外の議員(春日正一君) 先日の連合審査会のときに、佐世保市の水道局と佐世保の米軍との給水契約の問題についていろいろお聞きして、特にその中に、第十三条というところに、条例、規例とこの契約の規定条項の不一致があるときには契約の規定が優先するという条項があることについてお聞きしたところが、その点については調べて後刻返事をするということになっておったんですけれども、お調べになった結果を聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 じゃ、私は英語はあまり強くないので、まあそう読まれてみたところで、ほんとういえば英語の専門家に鑑定してもらわなければ、それで承知したというわけにはいかないのですけれ……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第3号(1971/12/09、9期、日本共産党)

○春日正一君 私は日本共産党を代表して、沖繩協定について質問いたします。  質問に入るに先立って一言申しますけれども、沖繩の返還は国民すべての望むところであります。わが党も一貫して、核も基地もない沖繩の返還というために努力してまいりました。しかし、沖繩がどのような形で返るかということは、国の進路と国民の運命に重大なかかわりを持つ問題であります。その意味で、このたびの沖繩協定は多くの国民の疑惑と不信を招いております。それにもかかわらず、政府・自民党が衆議院で、何ほどの審議もしないで強行採決を行ない、参議院での自然成立をはかったということは、議会制民主主義を破壊するファッショ的な暴挙と言うべきもの……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第7号(1971/12/16、9期、日本共産党)

○春日正一君 通告した質問に入る前に、通告はしてなかったんですけれども、非常に単純明快な問題ですから一つ質問さしていただきます。  わが党の松本善明議員が衆議院の予算委員会でCSG――陸軍混成サービス・グループについて質問しようとしたときに、とたんに福田外務大臣が、これは七二年七月一日までに撤去するというアメリカ側からの通知があったんだと、たぶん十分前ぐらいだと思いますけれども、まあそういうことがあったんですけれども、そうしますと、撤去したあとは空白になるわけですから、当然基地リストA表七十一に載せられておる地域というものは復帰のときには返還されるものだと、こう思いますけれども、その点どうです……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第8号(1971/12/22、9期、日本共産党)

○春日正一君 四人の方全部にお聞きしたいんですけれども、今度の沖繩協定の前文では、共同声明を基礎にしてといって、六九年の佐藤・ニクソン共同声明が土台になっております。ところで、その共同声明の第七項というのを読んでみますというとですね、日本の安全は極東の安全が保たれなければならないから、極東の安全を保つということは日本にとって非常に大事なことだという認識を日本の総理大臣は持っておるから、だからアメリカが極東の他の諸国ですね、つまり米韓、米台、米比というような国との条約上の義務を効果的に遂行することを妨げないようにするということを、はっきり約束しておるわけですね。  そこで私皆さん方に率直にお聞き……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1972/05/24、9期、日本共産党)

○春日正一君 物価の問題に関係して、幾つかお聞きしたいんですけれども、   まあいろいろきょうの話聞いておっても、それからいろいろ書いたものを見ても、今度の異常な物価値上がりの原因というものが、円・ドル交換の不手ぎわといいますか、これが適正にやられなかったと、そこにやはり一番大きな原因があるように私は思うんです。そこで、具体的にお聞きしますけれども、まあ官公労とか、その他沖繩の労働組合のある大きな企業では、まあ賃金の三百六十円という読みかえが行なわれた。ところが、中小零細なところではそれが行なわれていない。大体沖繩の全部の労働者の中で、三百六十円に読みかえられた部分がどのくらい人数があるのか、……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1972/05/31、9期、日本共産党)

○春日正一君 沖縄の物価の問題ですけれども、これは先ほどからだいぶ質問がありましたのですけれども、最近帰って来た人から聞いてみますと、ひとつの恐慌状態のようなことで物価が急騰しておるというようなふうに言われておるのですけれども、この原因について、新聞で見ますと、長官の閣議への説明として、一ドル三百五円に対する心情的不安が買いだめを招いた。そうして、それと結んで便乗値上げがあったと。それから賃金の三百六十円読みかえのために、許認可料金も三百六十円で読みかえたほか、八十億円の零細企業長期低利融資制度を設けたが、賃金の三百六十円換算が保証されないような階層が出てきた。それから政府の融資などの各種の特……

第68回国会 建設委員会 第5号(1972/03/16、9期、日本共産党)

○春日正一君 私は、生活環境と道路の問題についてお聞きしたいと思います。  昨年の五月二十五日に、「騒音に係る環境基準について」というものが閣議決定されたのですけれども、その内容と、建設省としてこれをどのように実施しようとしておいでになるか、そこから聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 いまのお話ですけれども、道路に面する地域については、A地域、つまり第一種、第二種の住居専用地域、それから住居地域は四五ないし六〇ホン、B地域は、近隣商業地域、商業地域、準工業地域、工業地域が五五から六〇ホン以下、それからAA地域、療養施設とか社会福祉施設、文教施設が集合して設置されている地域は三五から……

第68回国会 建設委員会 第7号(1972/04/13、9期、日本共産党)

○春日正一君 最初に、この法案の出し方について、少しお聞きしたいんですけれども、こういう治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案関係資料という形で、これだけのものをいただいているのですが、それで、そこの法律を見ても、中身とすれば「第三条第一項中「昭和四十三年度」を「昭和四十七年度」に改める。」と、「(施行期日)」を「四十七年四月一日から施行する。」と、まあそれに関係の法案の一部を手直しするというだけの法律なんですね。そうして、提案理由説明でも一枚ですね、「この間、国土の利用開発が著しく進展しました結果、山地及び大河川における災害の被害がきわめて深刻なものになるおそれが生じ、また都市近郊の山地及……

第68回国会 建設委員会 第9号(1972/04/20、9期、日本共産党)

○春日正一君 初めに、いわゆる第三セクターの問題といいますか、それをお聞きしたいのですけれども、これまで都市公園法では都市公園の設置者は地方公共団体に限られておるわけですけれども、この法案では新たに国、それから第二条の三号で「国及び地方公共団体以外の者」が加えられているわけですけれども、この「以外の者」というものはどういうことを想定しておいでになるのか。
【次の発言】 そこで、ついでですからあれですけれども、この官民一体のそういう施設ですね、会社ですか、そういうものについて民間のあれをして官民一体でやるというそこの構想をもう少しですね、たとえば会社にしてどのくらいの会社で、どういうふうなことを……

第68回国会 建設委員会 第13号(1972/05/16、9期、日本共産党)

○春日正一君 第三次下水道五カ年計画の進捗状況について、昭和四十六年、四十七年度の事業額、それから普及率、それから普及の見込み率はどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 まあいまの答弁にもあるように、四十六年で三千七百八億円かけて二四・九%、これ前年が二二・八%ですから、それだけかけて一年に二・一%ですか、そのくらいしか普及率はふえてないわけですね。そうすると、昭和四十七年度の事業費は三千四百九億円、四十六年度の補正分含めた分三千七百八億円に比べても少なくなっているわけですね。そうすると当然四十六年度ほど普及率が上がらぬ、まあそういうことになるわけですけれども、そういう状態で五カ年計画の……

第68回国会 建設委員会 第18号(1972/06/01、9期、日本共産党)

○春日正一君 幾つかあるのですけれども、最初に岩井先生に、私が聞いておったのでは、一メーター半下げれば、南湖の深さは大体平均四メーター半くらいなものだから、こうなっている性質のものだから、一メーター半下げれば水の量はほぼ半分くらいになるだろう、そうすれば、汚水は濃縮される、そうしてすでに先ほど話しのあったように、「イトミミズ」の住むような状態になっているものが死んでしまうだろう、これも私は学者の、これは滋賀大のあそこに、地について研究している学者の研究を聞いてきたんで、やっぱり私は道理があると思う。ところが、先生の説明では、水をよけい取れば、流れるから、薄くなるだろうと。川なら私はそれでいいと……

第68回国会 建設委員会 第19号(1972/06/06、9期、日本共産党)

○春日正一君 これは、近畿地建で出したパンフレットを見ると、計画高水位がプラス一・四メートル、それから補償対策水位がマイナス二メートル、それまでの工事をするということですから、だからワク組みとしては一メートル四十プラス二メートル、三メートル四十の幅で水位が変動が可能だという施設は一応つくる。その中で先ほど局長の言われたように、プラス三十からマイナス一メートル半という運用を考えておるということだと思います。この三メーター四十という幅は私はおそらく近い将来に必ず問題になってくる、そういうものを含んでいるように思います。しかし、いまここではそういう懸念を表明しておくだけで、本論に入りたいと思います。……

第68回国会 建設委員会 第21号(1972/06/12、9期、日本共産党)

○春日正一君 新都市基盤整備法というこの法律で、これを適用して大規模な団地造成が行なわれるというためには、どういう条件の整っている場合ですか。
【次の発言】 そうすると、まあそういうところ、この法律第三条にいろいろ書いてありますけれども、私も読みませんけれども、そういうところを首都圏なり近畿圏、中部圏で具体的にさがすと、どういうところが想像されますか。大体何カ所ぐらいのところですか。
【次の発言】 そうすると、それは限界地の外側になるのですか。限界地の内側ということになれば、土地所有者から見れば、すでに相当負担がかかっておって、開発しても必ずしも開発利益も期待できないということになりましょうし……

第68回国会 建設委員会 第22号(1972/06/16、9期、日本共産党)

○春日正一君 首都圏整備審議会の出した「首都圏における人口、産業の集中抑制のための施策について」、四十六年十月二十一日の文書ですね。これの七ページのところに、「工業等制限区域をとりまく臨海地域および内陸地域においては、制限区域からの移転と集積の利益を求めて集中する新規工場の立地によって工場の激増を招いており、過密の弊害は次第に拡大している。」こういうふうに言っております。この過密の弊害と言われるものの中身ですね。あるいはその範囲というか、そういうものをどんなふうに考えておりますか。
【次の発言】 そこで、そういう過密の弊害の予防を必要とするということで、この答弁では、「従って既成市街地のうち現……

第69回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第2号(1972/10/11、9期、日本共産党)

○春日正一君 私は、沖繩の米軍との水道契約問題について、これはわが党も非常に重要な問題と考えて、八月二十九日の参議院の社労委で小笠原委員が、それから九月十二日の衆議院の社労委で寺前委員が、この問題について質問して、やはり日本の水道法に基づいて早急に解決してほしいということを要望もし、また塩見厚生大臣も、これは一刻も早く解決すべき問題であるし、水道法に基づいてやるべきものと考えるというような答弁がありました。しかし、これは非常に大事な問題ですから、私、実はきょうは、その後政府がどういう努力をされたのか、それから進行状況がどういうふうになっておるか、どんな解決上困難な問題があるか、いつごろをめどに……

第69回国会 建設委員会 閉会後第1号(1972/08/10、9期、日本共産党)

○春日正一君 大臣、一言申し上げておきますけれども、先ほど茜ヶ久保委員からも言われましたけれども、まあ大臣も大事な仕事だし、人一倍も働いて両方完全にやりたいといっておられるし、私も大事な仕事だから、だからまあできるだけたくさんの問題を出していきたいというふうに考えておるんですけれども、しかし実際には、たとえばきょう一時間という時間を要求しておったんですけれども、大臣の都合で三十分しかできない。ところが災害の問題なんというのは、ただ三十分発言すればそれでメンツが立ったという問題じゃないんですね。やっぱりことこまかく質疑応答もし問題も出していく、そこに建設的な意味もあるんで、そういう意味では、大臣……

第69回国会 建設委員会 閉会後第3号(1972/10/09、9期、日本共産党)

○春日正一君 区画整理の問題で質問したいのですけれども、最初に、戦災復興区画整理事業の進行状況について簡潔に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 まあそういう状況ですね。  そこで、もう二十六年になるわけですか、始めてから。四半世紀とよくいわれるけれども、それ以上になってもまだ四四%が換地処分できない部分になっているというふうな状況ですね。こういうことで、長引いている理由は、一体、どういうことになっていると建設省は考えていますか。それからまた、それを早く片をつけるにはどうしたらいいと考えておりますか。
【次の発言】 いろいろ理由をあげられましたけれども、結局、一番ネックになってひっかか……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1973/06/06、9期、日本共産党)

○春日正一君 私、沖繩海洋博の問題と関連して、海洋博をこのままの計画でやっていいのかどうかという点をお聞きしたいんですが、御承知のように、三月二日に起工式をやって、四十八年度から予算がついて、これから海洋博の準備が始まるという段階で、すでにこれとの関連でいろいろな困難な問題が起こって、現地でも、県民の生活が圧迫され、新聞の世論調査を見ても、去年の段階では八三%が賛成といっておったのが、ことしの段階では、延期、再検討ということまで含めて賛成は五八・四%というような状態で、県民の中でも、このままやることがどうかという考えが非常に強まってきておるし、現地の政党、労働組合なども再検討ということを言って……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1973/06/20、9期、日本共産党)

○春日正一君 私、この前、海洋博との関係で、沖繩県の公共事業の執行が渋滞している問題、それから農業が非常に困難におちいっている問題について質問したんですけれども、きょうは、沖繩の文化財と自然の破壊をどう防ぐかという問題をお聞きしたいと思います。  もう政府のほうでも御承知だろうと思うんですけれども、共同通信社の調査で、ことし二月末現在で、上位の五十社ですね、一万一千四百五十一ヘクタール、それからもう少し小口の二十ないし一ヘクタールぐらいなのを買っておる会社四十五社で五百六十四ヘクタール、合計一万二千十五ヘクタールというものが買い占められておると、ここに、これは会社の名前全部入れて、どこの会社が……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1973/07/13、9期、日本共産党)

○春日正一君 私、共産党の春日ですけれども、念のために、私の立場をはっきりさしておきますけれども、私どもも、国後、択捉はもちろん、占守島までの千島全部が本来日本のものなんだし、あれをソ連が取ったということは不当だし、返してもらわなければならぬ、こういう立場をとっておる。ただ、どういう手続でという点でいろいろ政府なんかとも違っている面があります。  その点をはっきりさしておいて前原さんにひとつお聞きしたいんですけれども、法理論の上からいって、サンフランシスコ条約二条(C)項で放棄の決議をしたりしておるし、それからまた日本の国会でも、これが審議されたときの条約局長の説明で、千島という中には南も北も……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1973/09/26、9期、日本共産党)

○春日正一君 この請願に出されておる歯舞、色丹、国後、択捉の四島の返還ということについては、わが党も異議はないわけでありますけれども、しかし、わが党の千島列島返還についての方針とこの請願の趣旨にあるこの四島の返還を平和条約締結の前提条件とするということとは非常に違っておりますので、わが党のほうは、日ソ共同宣言に基づいて平和条約を結んで歯舞、色丹を受け取って、しかる後千島全体の返還は日米安保条約の解消その他と合わせて実現するというような方針をとっておりますので、非常に残念ですけれどもこれには賛成しかねるわけです。  しかし、この請願を出した人々の気持ちはよくわかりますので、私どもはこれについては……

第71回国会 建設委員会 第8号(1973/05/08、9期、日本共産党)

○春日正一君 広告物条例についてお聞きする一つの前提として――日本国憲法の二十一条、これには「集會、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。」と、無条件で書いているんですね。そこで、これは憲法学者その他の間でも、主権在民という憲法の体制、それに基づく議会制民主主義、国民の権利、そういうものを守っていく上で、この表現の自由というものは、憲法のほかにきめられておるいろいろな財産の自由その他もあるけれども、とりわけ民主主義の体制を守る上で重要な権利なんだということが定説になっております。そこで、大臣は、この主権在民の憲法と表現の自由という問題についてどういうふうにお考えになってお……

第71回国会 建設委員会 第10号(1973/06/05、9期、日本共産党)

○春日正一君 公団、公営住宅の払い下げの問題、これは住宅政策の根本にかかわる問題なんで、時間も短いのですけれども、幾つか質問したいと思います。  で、一番先に、今度公団――公営もそうですけれども、特に公団住宅、バラ売りまで含めて払い下げをするというようなふうに方針が転換してきた理由ですね、そこを聞かしてほしいのです。
【次の発言】 大臣の考えはどうなんですか。
【次の発言】 新聞なんかの報道からみると、だいぶん慎重になされたようですけれども、しかし私この間、衆議院のこの問題の質疑を、ちょっと行って聞いておったのですけれども、まあ理由として大臣は、持ち家を持つというのは人間の本能だから、何とかそ……

第71回国会 建設委員会 第12号(1973/06/14、9期、日本共産党)

○春日正一君 最初に、これ、この前、治山治水のときにも一度意見を出したことがあるんですけれども、この改正案は、中身は五カ年計画の発足年度を変更するということだけになっているわけですね。しかし実際には、この五カ年計画の中身というものは、十九兆五千億というような国費を使っている。国の今後五カ年間の道路行政の基本をきめるという性質のものでもあるし、だから当然、現行計画がどこまで到達したか、そして改定を要する問題点がどこにあるかというようなことをやはり国会にかけて審議をするということにしなければ、国会というものは何というか、めくら判を押さされるような形になるわけですね。五カ年計画をきめなさいと、そうい……

第71回国会 建設委員会 第15号(1973/06/26、9期、日本共産党)

○春日正一君 水源地域対策特別措置法案について幾つか問題点質問したいんですが、最初にこの法案の目的にも書いてある生活再建、地域再建という問題についてお聞きしたいと思います。それで、この法案読んでみますと、生活再建の範囲、内容というものが非常に狭く取り扱われておるという感じがするわけです。たとえば第八条では、宅地、農地取得のあっせん、住宅、店舗等取得のあっせん、職業の紹介、指導または訓練に関すること、環境の整備というようなことで、これ非常に実際ダムにからんで出てきた問題から見ると、対象が狭く限定されているように思うんですけれども、もっと広くする必要があるんじゃないかというふうに思うんですけれども……

第71回国会 建設委員会 第18号(1973/07/05、9期、日本共産党)

○春日正一君 最初に、地価公示制度を四年間やってきて、どれだけ効果があったのかという点、これはいままでもほかの委員からも何回も質問あったことですけれども、やはり問題の出発点はここからだと思うのでお聞きしますが、どのぐらいな効果があったのか、その点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そういう説明では、効果があったかなかったかという質問には答えたことにならぬと思うんですよ。というのは、この法律をつくった目的が、私、正確のために速記録を持ってきましたけれども、時の大臣は坪川さんでしたね。こういうふうに言っていますよ。「要旨を御説明申し上げます。近年における地価の高騰は、基本的には、産業、人口の……

第71回国会 建設委員会 第20号(1973/07/12、9期、日本共産党)

○春日正一君 最近の大企業による土地の買い占め、地価の高騰、それから公共用地や住宅地の取得難というようなことで、その解決策は今度の国会ではずいぶん議論され、今度の国会の一つの特徴にもなっていると思うのですが、そういう中で、大企業の買い占めた土地を開放させて公共用地に使ったらどうかという意見は、私なんかも出しましたし、ほかの党からも出ております。そういうことですが、きのうの新聞を見ますと、「大手の土地」「建設省が放出要請」「首都圏の住宅用地指定」というようなことで、建設省として大手の不動産業界に、首都圏の住宅地の適地を放出してほしいという要請をし、業界でも相談してというようなことが、これ新聞に出……

第71回国会 建設委員会 第25号(1973/09/13、9期、日本共産党)

○春日正一君 いま提出されている公有水面埋立法改正案については非常に不徹底なもので、改正の名に値しないというような意見は、ずっといままでの質問者のほとんどから一致して出されております。私もそういうふうに思うんですが、御承知のように、公有水面埋立法というのは大正十年に制定されているんですが、あのときの、制定のときの説明でも言っておりますように、私権があって、それが妨げになっていって埋め立てが進まないのを取り除いて、埋め立てを促進するという立場からこれはつくられておる。歴史的な背景からいえば、第一次世界大戦を通じて日本の産業が非常に大きく発展する、そういう時期にやはり海岸地域その他に工業用地を求め……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1974/04/03、9期、日本共産党)

○春日正一君 最初に沖繩の下水道についてお聞きしたいのです。  今度の仲縄振興開発持別措置法の一部を改正する法律案、この流域下水道の設置又は改築に要する費用に係る国の補助の割合の引上げに伴い、沖繩振興開発計画に掲げる流域下水道の設置又は改築に要する費用に係る国の補助の割合についてもその引き上げられた割合によることとする必要がある。」という理由になっているんですね。それで、結局これは、下水道については国庫補助のかさ上げをやらないということになると思うんですけれども、かさ上げの必要がなくなったのかどうか、この点、開発庁どうお考えですか。
【次の発言】 私は、かさ上げする理由がなくなったのかどうかと……

第72回国会 決算委員会 第11号(1974/05/15、9期、日本共産党)

○春日正一君 時間が非常に限られているので端的にお聞きしますがね。総理は三月二十八日の衆議院の本会議、その翌日の予算委員会でも、何も教育勅語そのものの復活を考えているわけではないが、という前置きはつけておりますけれども、教育勅語の中にも多くの普遍的な人倫の大本を示した部分があり、形式を越えて現代にも通ずるものがある。それらについては、国民の共感を得られるような状態で世論に問うべきではないかと考えるという答弁をしております。それからNHKテレビの総理の対談では、教育勅語だけでなくて、軍人勅諭にもいいところがある、こう言って、いまは排除されているが、もっと国民の共感を得られるような状態で世論に問う……

第72回国会 建設委員会 第5号(1974/03/28、9期、日本共産党)

○春日正一君 私は、住宅政策について幾つかの点でお聞きしたいと思います。  御承知のように、現在、公営住宅、公団住宅など公共の賃貸し住宅の建設難が非常に深刻になってきております。そこで、お聞きしたいんですけれども、四十九年度予算における計画戸数の減少、四十八年度計画戸数の建設のおくれなど、年度の途中で削減してもなお着工できないような状態があるわけですけれども、現在どういう状況になっているのか、その点の状況の説明をお願いします。
【次の発言】 非常に深刻な状態だと思うんですね。先ほどの説明で年度内ということですから、まだ二、三日残っているわけですけれども、私のほうで建設省からお聞きした数字でも、……

第72回国会 建設委員会 第8号(1974/04/25、9期、日本共産党)

○春日正一君 道路公団法の一部改正に関連して幾つか質問さしていただきます。  最初に、貨物輸送需要のこれからの見通しと交通運輸政策のあり方について政府の考え方をお聞きしたいんですけれども、御承知のように、石油危機というような事態にあって、従来の重化学工業中心、資源多消費型の産業というものを省資源型の産業、省エネルギー型の産業に転換するというような問題がこの国会でも問題になりましたし、これからの日本の産業のあり方としては、やはり一番中心的な問題が課題になってくると思います。そういう面から見ても、これからの貨物需要というものが、産業構造の変化とからみ合わせて、どうなっていくかということは、新しい角……

第72回国会 建設委員会 第11号(1974/05/16、9期、日本共産党)

○春日正一君 できるだけ簡単に大筋について質問したいと思うのですけれども、この第一章総則、第一条の目的というところで、「この法律は、国土利用計画の策定に関し必要な事項について定めるとともに、土地利用基本計画の作成、土地取引の規制に関する措置その他土地利用を調整するための措置を講ずることにより、総合的かつ計画的な国土の利用を図ることを目的とする。」と、こうなっているわけですね。  ところが、私、これ聞き違いかもしれませんけれども、前回の前川委員の質問に対して、この法案は土地利用に限定しているんだというようなことを言っておられるんですけれども、この総合的かつ計画的な国土の利用といい、国土利用計画の……

第72回国会 法務委員会 第4号(1974/02/14、9期、日本共産党)

○春日正一君 私は、ただいま上程されております法案について日本共産党を代表して幾つか質問をしたいと思います。  そこで、その前に法務大臣にお伺いしたいんですけれども、前回、十二日の委員会での大臣の所信表明、大臣は、「現下の社会情勢にかんがみ、経済秩序を乱す企業の悪質な違法行為に対しましては、現行の各種法規を活用して、その効果的な取締りを図り、秩序の確立を期したい」というように述べております。私はこれは非常に時宜に適した発言だと思いますけれども、しかし、まあ歴代の法務大臣の中で、経済秩序を乱す企業の悪質な違法行為を取り締まると所信表明をされたのは中村大臣が初めてだと思うんですけれども、どうですか……

第72回国会 法務委員会 第5号(1974/02/19、9期、日本共産党)

○春日正一君 この前、監査役の地位、権限というようなものについて質問したのですけれども、それに続いて会計監査人の問題ですけれども、監査役は株主総会で選任されますけれども、会計監査人の選任というのはどこでどうなっていますか。
【次の発言】 そこで、監査役のほうは解任については直接に株主総会で意見を述べることができると、こうなっているわけですけれども、会計監査人の場合はどういうことになりますか。
【次の発言】 そうすると、会計監査人は自分の解任に関する意見を文書をもって会社に通知し、取締役を通じて間接的に株主総会に訴えると、こういうことにとどまっておるわけですけれども、これでは取締役の会計監査人に……

第72回国会 法務委員会 第6号(1974/02/21、9期、日本共産党)

○春日正一君 私は、前回、大蔵省証券局から答弁がなくて質問を留保した問題について質問したいと思います。  それは昭和四十五年版の大蔵省証券局年報の「第五章 企業財務公開制度の展開」という章の「第二節 商法と企業会計原則との調整」の中で、この本のページ数で言えば五二ページに当たりますけれども、負債性引き当て金について企業会計審議会の審議の内容が要約されているようですけれども、この点について当局のほうから説明をしてほしいと思います。
【次の発言】 結局、この書いたのをそのまま読んでもいいのですがへ修繕引き当て金のようなものは、企業会計原則上は負債性引き当て金だけれども、商法上では債務ではないので計……

第72回国会 法務委員会 第9号(1974/03/26、9期、日本共産党)

○春日正一君 今回の定員法改正では、裁判官五名、職員二十五名の増員ということになっておるんですけれども、いままでの衆議院の委員会などで行なわれた質疑を見ておりますと、やはりこの程度の増員では、国民が憲法で保障された裁判を受ける権利を保障するということにはほど遠いものであるという印象を深くしておるわけであります。私ども共産党は去年の第十二回党大会でも、憲法に規定された国民の裁判を受ける権利を保障する措置をとるということを党の方針としてきめ、いままでにもそういう立場からいろいろ政策も出して努力をしてきたんですけれども、現在訴訟が遅延し、国民への著しいサービスの低下が起こっているというような重大な問……

第72回国会 予算委員会 第11号(1974/03/18、9期、日本共産党)

○春日正一君 きょうから政府は石油製品を一キロリットル当たり八千九百四十円値上げをしましたけれども、これは昨年の暮れ以来の便乗値上げの上にメジャーの利益を組み込んだ価格をきめたものであって、政府がみずから介入してやったやみカルテルであるといっても言い過ぎではないと思います。この値上げが国民生活と日本経済に与える影響というものは深刻なものがあると思います。政府は、価格を凍結すると言っておりますけれども、これは一時的な麻酔薬にすぎないものであって、おそらくすべての物価が高騰を誘発されるでしょう。  そこでお聞きしますけれども、去年の石油危機のときの値上げ幅はどれだけだったか。去年上半期と去年の十二……

第72回国会 予算委員会 第12号(1974/03/19、9期、日本共産党)

○春日正一君 きのうも申しましたように、今日の事態は、米騒動のとき、第二次大戦直後のあの混乱した時期、あれに匹敵する歴史上まれな異常な状態であるというふうにいわれております。こういう異常な事態のもとでは、やはりそれにふさ・わしい思い切った手段をとる必要があるんじゃないかと、そう思います。そこで当然石油の値上げということになればこれはすべての物価に影響してくるわけでありますから、原油が上がったから石油製品を上げるというようなありきたりの手段ではこれどうにもならない。政府のやり方を政治抜きの算術計算だという批評をしておる人もあります。その気になれば対策は当然あるはず、その点で政府はどれだけ苦心をさ……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 建設委員会 閉会後第2号(1974/10/15、10期、日本共産党)

○春日正一君 十月十二日の朝日新聞で報道された「労組役員や革新政党員 昇任・昇格させぬ」、こういう表題の報道について、これは憲法第十九条、思想及び良心の自由、第二十一条、集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由、さらに二十八条の勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の権利、こういう憲法上の国民的な基本的な人権にかかわる重大な問題だと思います。この問題から質問したいと思います。  それで、午前中この問題について沢田委員のほうから質問がありまして、この十二日の朝日新聞の記事は事実かどうかということについて、建設大臣は、点検したがそういう事実はなかったというお答えだったと思います。それから、か……

第73回国会 建設委員会 閉会後第4号(1974/11/26、10期、日本共産党)

○春日正一君 田中総理大臣のいわゆる金脈問題、これはいま日本の民主政治の根幹にかかわる問題として国会でも論議をされ、国民の注目も集まっておるわけでありますけれども、これは総理がきょうおやめになるという意思表示をしたそうですけれども、総理がおやめになったからそれでいいという問題ではないと思います。将来の民主政治のためにはっきりするものははっきりしておくというようにしなければならぬ問題だと思います。特にこの問題では、鳥屋野潟の問題にしてもあるいは信濃川の問題にしても建設省に関係する問額、そういう問題が非常にたくさん含まれておるわけであります。だから、そういう意味で建設行政の根本をやはり正していく、……

第73回国会 懲罰委員会 第1号(1974/07/31、10期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(春日正一君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。  一言ごあいさつ申し上げます。  このたびはからずも懲罰委員長に選任されました。はなはだふなれでございますが、公平無私にその任を全うしたいと存じますので、委員各位の御指導、御協力を賜わりますようお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、これより理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は二名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に木村睦男君及び塩見俊二君を指名いたします。 ……

第74回国会 建設委員会 第1号(1974/12/24、10期、日本共産党)

○春日正一君 十一月二十六日の本委員会で、私は室町産業、新星企業、東京ニューハウス、この三つの会社が宅建業法違反の行為をしているんではないかという問題を提起して建設省に説明を求めたんですけれども、当時建設省の答弁では、目下調査中であって、一、二週間のうちには結論が出るに違いないと思うというような答弁があったので、二週間をめどに調査の結果、またその内容についての資料、そうしたものを出してほしいということをお願いして、委員長のほうからも特に確認をしていただいて、建設省のほうは二週間をめどということで努力するということだったわけであります。ところが、あれからちょうど一ヵ月たっているわけですけれども、……

第75回国会 建設委員会 第3号(1975/02/27、10期、日本共産党)

○春日正一君 初めに、昨年の十一月二十六日の建設委員会で、私、前の小沢建設大臣のときですけれども、例の田中金脈問題に関連して、室町産業、新星企業、東京ニューハウス、この三つの会社の行った行為、これは宅建業法に違反するのではないかという質問をいたしまして、当時局長の方からは、時間がかかるけれども二週間をめどに資料をつけて結論を出すという話で、これは委員長からも確認していただいたんですけれども、その後なかなか出てこないんで、十二月の臨時国会で大臣がおかわりになってから、この点をさらに催促しまして、大臣も、正月休み中に自分も勉強して、しっかりした答弁するというお話だったんですけれども、まあ機会がなく……

第75回国会 建設委員会 第7号(1975/03/25、10期、日本共産党)

○春日正一君 下水道事業センターを改善して事業団にするという法律はこれは一つの改善だと思います。しかし、そういう仕組みができても魂が入らなければ十分成功というわけにはいかぬわけですから、私、下水道一般について幾つかの問題点をお聞きしたいと思います。  最初に、下水道五カ年計画の問題ですけれども、いまの下水道整備五カ年計画、これは五十年度で最終年度を迎えるわけですけれども、政府からいただいた資料によりますと、この五年間で予算として二兆五千二百七十九億、予備費一千億を除くと五カ年計画の当初予定というのは一〇〇・六%、ほぼ予定額はこなされておるということになっております。ところが、その整備の最初の見……

第75回国会 建設委員会 第8号(1975/03/27、10期、日本共産党)

○春日正一君 最初に、奄美の物価の問題からお聞きしたいのですけれども、前回もこれ問題になりましたけれども、奄美の物価というのは日本一高いというふうに現地の人は言っております。事実、鹿児島県や名瀬市の調査など見ても高いという結果が報告されておるんですけれども、政府としてこういう高い物価に対してどういう対策をとっておいでになるのか、そこら辺お聞きしたいのですが。
【次の発言】 そうすると、いままでそういうことはやっておいでにならなかったのですか。私は非常に意外に思うのですがね、ここまで戦後三十年ほうっておいたということになると。まあそれはそれだけ、私の言い分だけ言っておきますよ。  そこで、鹿児島……

第75回国会 建設委員会 第11号(1975/06/05、10期、日本共産党)

○春日正一君 大臣がお見えにならないので、まあもう少し後になってもいい問題として、最初に大阪の茨木市でいま開発されておるサニーニュータウンの問題について公団の方にお聞きしたいのですが、このニュータウンの開発者である昭和土地開発株式会社から住宅公団に土地売り渡しの申し出があったというふうに聞いていますけれども、それは事実かどうか。それから公団として、この申し出についてどういうふうにしておいでになるのか、その点をお聞きしたいのですが。
【次の発言】 このサニータウンが、昭和土地開発株式会社が公団に土地を売り渡したいといって申し入れてくるまでの経過、そういうような事情はどうなっていますか、御存じです……

第75回国会 建設委員会 第12号(1975/06/12、10期、日本共産党)

○春日正一君 ほかの方からいろいろ御質問があると思うので、一つだけ聞きたいんですが、さっき海面の埋め立てをぜひ公団でというようなお話があったんですけれども、あれは大体どの辺を考えていらっしゃるのか、あなたの頭の中でですね。首都圏か近畿圏か中部圏か、どの辺の埋め立てが可能だと考えているんですか。
【次の発言】 私、小沼参考人にお伺いしたいんですけれども、私どもは、近郊緑地といいますか、あるいは近郊農業といいますか、そういうものは都市というものを形成していく一つの条件としても非常に大事なものだというように考えていますけれども、その点についてあなたの御意見をお聞かせいただきたい。  それから、ついで……

第75回国会 建設委員会 第13号(1975/06/17、10期、日本共産党)

○春日正一君 この宅開公団法の附則の二十二条第二項、ここでは政府から公団に行っておる職員が宅開公団に移行しても、退職金計算の基礎となる勤務年数は通算されるということが規定してあるわけで、どうしてそういうことを規定するのかといって聞いてみたら、国家公務員の退職金に関する法律というのがあるから、それとの関連で規定したんだと、こういう説明だったんですけれども、そうしますと住宅公団なり他の公団から、そこでプロパーに雇われておる職員が宅開公団に移行する場合の退職金というようなものはどういう扱いになるのか、そこのところをお聞きしたいんですが。
【次の発言】 そこのところですね、できるだけというそこですね。……

第75回国会 懲罰委員会 第1号(1975/01/28、10期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(春日正一君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員異動により、現在本委員会の理事が一名欠員になっております。  理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。  それでは、理事に江藤智君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時四十六分散会

第76回国会 建設委員会 第3号(1975/12/11、10期、日本共産党)

○春日正一君 初めに、道路政策の基本的な考え方について大臣にお聞きしたいんですが、御承知のように、ことしの八月に国土庁が新全総の総点検の中間報告(素案)というようなものを出しまして、それの中で新ネットワークの形成ということが先行して生活圏が画一的な近代化が行われて、そうして水路の埋め立てとか屋並みの移転、農地、山林の道路への転用、文化財の破壊など自然的、歴史的風土の破壊が起こっておる。それから生活圏の個性が失われ、生活圏の存立自体が危ぶまれる。巨大都市圏に組み込まれてしまうというような否定的な面が出てきておるというようなことが指摘されておりますし、またこの自然環境の面でも、まあエネルギー革命に……

第76回国会 災害対策特別委員会 第2号(1975/10/20、10期、日本共産党)

○春日正一君 きょうは法案について聞いてくれという理事会の要請なんだけれども、法案についていえば、融資額を二倍に上げたということは一定の改善ということで評価できるんですけれども、先ほど来問題になっています融資の発動条件、融資の対象、こういうものはさらに検討すべきものが残っているんじゃないかというふうに思います。そこで、先ほど来の話もありますけれども、融資の適用の条件として、法律には、国の経済に重大な影響を及ぼすような災害ということになっていますから、そういうことになるとかなり大きなものということになると思うんですけれども、しかしいろいろお聞きしてみますと、政令で決まったとかどうというものでもな……

第76回国会 災害対策特別委員会 第3号(1975/12/12、10期、日本共産党)

○春日正一君 私は、石狩川の治水対策についていろいろお聞きしたいと思うのですけれども、時間が縮まったという関係もあるので、一番先に非常に簡単明瞭で大事な問題についてひとつ先にお聞きしたいと思うんですけれども、札幌郊外の茨戸川の逆流、それから内水対策ですね。御承知のように、茨戸川というのはもうこれは河川局の方は御承知だから、こっちへ向けて委員長に見てもらった方がいいと思うんですけれどもね。とにかく、これが旧石狩本川なんですけれども、これをショートカットして、これがずうっとこういって、ここはもうだからふさがっているわけですね。そしてここへ、本川へ流れるところはこんなに狭くなっちゃっている。だからこ……

第77回国会 建設委員会 第5号(1976/05/11、10期、日本共産党)

○春日正一君 初めに、簡単にこの改正法案の条文についてお聞きしますが、十二条の二で「都市公園の設置及び管理に要する費用は、この法律及び他の法律に特別の定めがある場合を除き、地方公共団体の設置に係る都市公園にあっては当該地方公共団体の、国の設置に係る都市公園にあっては国の負担とする。」ということで、負担の原則をはっきり出しているわけですが、第十二条の今度は三でもって「国の設置に係る都市公園で第二条第一項第二号イに該当するものの設置及び管理に要する費用については、当該都市公園の存する都道府県が、政令で定めるところにより、その一部を負担する。」、こういうふうになっているわけなんですが、こういうふうに……

第77回国会 建設委員会 第6号(1976/05/13、10期、日本共産党)

○春日正一君 最初に、中小建設事業に対する官公需の発注の問題についてお聞きします。  官公需の中小企業発注の問題については、国としても閣議決定で毎年発注率の目標、方針等を出して、これを促進するようにしていますけれども、建設省としてはこの問題についてどういう努力をしておられるのか、その点からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 まあこの方針は今後も続けて強化していかれるということだと思いますけれども、その点どうですか。
【次の発言】 そこで、まあひとつあれがあるんですけれども、そうやって建設省が努力されて実績も上げておられる、この点は評価するわけですけれども、ただ実際問題としまして、現在発注標……

第77回国会 建設委員会 第8号(1976/05/20、10期、日本共産党)

○春日正一君 最初に、住宅政策全体の中で住宅金融がどういうふうに位置づけされておるのか、その辺をはっきりのみ込んだ上で質問したいんですが、そこのところをずっと説明してほしいと思います。住宅政策の基本、新五ヵ年計画の目標、そういうものについて触れながら、住宅金融というものをどういうふうに位置づけておるかという点を聞かしてほしいんです。
【次の発言】 それは、非常に高いというその高い位置づけをどうしてしたか、そこを聞かしてほしいのですわ。
【次の発言】 どうもかみ合わぬあれですけれども、そうすると結局、良質の住宅建設、六十年度を目途に家族構成、居住地域に応じた良好な水準の住居を確保する、そういうこ……

第77回国会 災害対策特別委員会 第5号(1976/05/14、10期、日本共産党)

○春日正一君 国土庁長官に一番先にお聞きするつもりだったんだけれども、長官がいないんですが――初めから聞いておいて、またあと不十分なら長官が来たときにお聞きするということで聞いていきますから答えられるところは答えてください。  最近もイタリアの北部で直下型の地震があって大分大きな被害を出しておりますけれども、日本での大都市における震災対策ですね、これは政府がどういうふうな基本方針を持っているか、それを説明してください。
【次の発言】 そういう方針を立ててここでも大都市震災対策施設整備計画策定要領という形で立てておいでになるんだけれども、たとえば東京の場合、政府が例の十字架ベルト構想と言われる江……

第78回国会 建設委員会 第1号(1976/10/07、10期、日本共産党)

○春日正一君 今度の十七号台風関係の災害というのは非常に広範にわたっておりますし、特に建設省の治水関係その他の行政についてあらゆる角度から問題を提起しているというように思います。その問題については、私はこの次の機会に徹底的に掘り下げて質問をしたいというように思いますんで、きょうはもう一つの一級河川ですね、つまり長良川が、一級河川が破れたと。まさに危なかったと言われる鶴見川の問題について、しかもこれはできるだけ具体的な問題でお聞きしたいと思います。  御承知のように、今回の十七号台風で、上流、中流、下流でそれぞれ鶴見川は被害を受けておるわけです。建設省からもらった地図によりますと、こういうことに……

第78回国会 建設委員会 第2号(1976/10/19、10期、日本共産党)

○春日正一君 今度の水害、非常に大規模で、根本的に議論しなければならぬ問題たくさんあるわけですけれども、限られた時間の中で、この間、長良川も見てきましたから、そういうものを主にしながら幾つか質問をしたいと思います。  最初に長良川の治水対策の問題ですけれども、一級河川で、その中でも特に安全と見られておった長良川の本川の堤防が計画高水位以下で切れたということで、これについての批判というものは非常に強いものがあります。だから、それについて建設省はどう考えておいでか、ここを聞かしていただきたいと思うのですが。
【次の発言】 それで、数百年に一遍の洪水だからということで、外的要因でだけ片づけていいもの……

第80回国会 建設委員会 第4号(1977/03/10、10期、日本共産党)

○春日正一君 ただいま非常に深刻な道路の公害ですね、これはできてしまった道路が深刻な被害を及ぼしておる、どうするかという質問があったのですけれども、私は、これからつくる道路その他の公共施設がそういう被害を国民に与えないためにと、そういう立場から質問をしたいと思います。  そこで、第一に、昭和四十七年の六月に政府が公共事業に対する環境アセスメントの実施方の閣議了解をしたんですけれども、それからもう五年近くになっております。建設省としてはこの閣議了解をどう受けとめ、どのような方針のもとにどのように実施してきたのか、まずそこから聞かしていただきたいと思います。

第80回国会 災害対策特別委員会 第1号(1976/12/30、10期、日本共産党)

○春日正一君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任について議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの上條君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長には工藤良平君が選任されました。(拍手)

第80回国会 懲罰委員会 第1号(1977/02/22、10期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(春日正一君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。  理事の辞任についてお諮りいたします。  塩見俊二君から、文書をもって都合により理事を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  引き続き、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に剱木亨弘君を指名いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午後零時二分散会



各種会議発言一覧

7期(1965/07/04〜)

第55回国会 予算委員会公聴会 第2号(1967/05/17、7期、日本共産党)

○春日正一君 いまの、つまり防衛生産が新しい技術をほかの産業にも提供するという論点についての御意見はよくわかったんですけれども、私、もう一つ逆に、防衛力といいますか、軍事力といいますか、そういうものを拡大していくという中で、やはり事柄の性質上、産業のあらゆる分野の中での新しい開発というようなものが防衛産業に吸収されていく、そうしてまた、そういう目的から開発が進められていく、産業全体を軍事化していくような傾向、これが成長していくんじゃないか。そこのほうが、むしろ産業の軍事化という面では軍視すべき問題じゃないかというふうに考えるんです。その点のあなたの御意見を聞かしてもらいたい。

第55回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1967/05/22、7期、日本共産党)

○春日正一君 先ほど、羽生委員の質問で、資本自由化の問題等いろいろありましたけれども、大体いままででも外国資本が相当入ってきている。そうして、外資だけで新しい会社をつくるとか、あるいは合弁、それから、在来の会社の株式を取得するなど、いろいろな形で入ってきておりますが、今度、自由化が本ぎまりになって、本格的になっていく、こういう態様の中で、どこのところが一番ふくらんでいくというようなお見通しですか。
【次の発言】 こういう自由化に対応して国際競争力を強めるということで、先進部門の産業体制の整備、資本の集約化といいますか、こういうことを行なうということで、現在でも日産とプリンスの合併、あるいはトヨ……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1968/04/10、7期、日本共産党)

○春日正一君 ちょっと関連。いま聞いていまして、吉田・アチソン交換公文の中にはずっと国連決議が引用されている。その中には、三十八度線を突破していくというような問題も、それから中国や北朝鮮の側を非難するような問題も、みんないろいろ入って積み重ねられてきているわけですわ。そういうものがあって、それで休戦協定が結ばれて、その後、交換公文がきめられて、そこに地位協定の中にもそういうのがずっと引用されているということになると、やはりずっと国連決議は生きている。さっきの説明を聞いても、休戦協定になっているから、武力行使は考えていないと。それは、いまは考えていないでしょうけれども、休戦協定がどちらの側からか……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1968/04/12、7期、日本共産党)

○春日正一君 簡単な問題からお伺いします。  最近経済の基調が国際的にも国内的にも変わってきております。政府の財政経済政策も大きく変わらなければいかぬということは、施政方針その他でも言われておるのですが、それで、それと一緒に最近受益者負担の原則ということが盛んにいわれて、水田大蔵大臣もしばしば受益者負担の原則だ、こういってくる。これがどうもわかったようなわからないようなことで、実際出てきているところを見ると、どうも受益者負担じゃなさそうな私は気がする。だから、そういう意味で長官は、この受益者負担の原則というものをどいうふうに考えておられるか、どういうことが受益者負担の原則ということなのか、そこ……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 建設委員会公聴会 第1号(1969/05/06、8期、日本共産党)

○春日正一君 後藤公述人にお伺いしますが、さっき用地補助の問題これも公述人の賛成の方の意見聞いても、やむを得ないから賛成という趣旨だと、あなたの趣旨もそういうふうに聞こえたのですけれども、まあ先ほどの話だと、補助単価が低くて、超過負担がどんどんふえていって、とても背負い切れない。だから、むしろ融資に変えてもらったほうが資金が豊富になる。よけいうちが立つ、だから、そのほうがいいという説明なんですけれども、超過負担の解消という問題は用地の問題だけでなくて、地方自治体にとっては、もう一番大きな問題で、各自治体の当局は、みんな超過負担の解消ということを言っておられるので、大阪府でもそう言っておられると……

第61回国会 地方行政委員会、建設委員会連合審査会 第1号(1969/06/30、8期、日本共産党)

○春日正一君 ずっといま質問聞いていまして、どうもこの合併特例法というものをどうしても通さなければならぬ、やらなければならぬという必然性がちっとも感じられないのですね。大臣の話を聞いていますと、促進するつもりもないと、そうかといって、いまどうしてもこの法律つくってやらなきゃ困るという地域もないと。じゃあ何でこういうものを出してこなきゃならぬのか聞いておって疑問に思うんです。たまたま大臣になって、前から出ている法律、これを説明しなきゃならぬから何とか弁護しているんだという印象しか受けないんですね。そうならいっそおやめになったらどうかと思うんですが、どうですか。

第65回国会 外務委員会、沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/17、8期、日本共産党)

○春日正一君 沖繩の返還ということについては、だれでもが望んでおることだし、日本共産党も前からそのために努力をしてきておりますけれども、問題は、いま政府の進めておる返還の方針なり内容というものが国民にとって非常に不安の種になっておる、また、不信をさえ呼び起こしておるというところに一番問題があると思います。これを相当時間をかけて究明して、やはり国民のそういう意向を協定に反映するということをやるべきだと思いますけれども、きょうの会議に見られるように、時間が非常に少ないということを遺憾に思います。  そこで、一つだけ問題をしぼってお聞きしますけれども、政府のけさの報告でも「沖繩県民の方々からの要望に……


9期(1971/06/27〜)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会、逓信委員会、建設委員会連合審査会 第2号(1971/12/25、9期、日本共産党)

○春日正一君 私は水の問題をお聞きしたいんですけれども、その前に一言だけ、よく聞かれるんですけれども、例の辺野古のところのノンストップ道路というのですね、あれが今度は全面的に返ってくるんですか。その点、最初に。
【次の発言】 そこをはっきりしてほしいんですが、返ってくるというふうに。
【次の発言】 そうなれば当然ノンストップとか停車したら射撃されるとかというような、一切のそういうものはなくなって、日本の国道なり県道として自由に通行もできれば写真もとれると、こういうことになるわけですね。
【次の発言】 そこで、水の問題ですけれども、御承知のように、毎年沖繩では断水が起こる。特にことしはひどかった……

第68回国会 地方行政委員会、建設委員会連合審査会 第1号(1972/06/05、9期、日本共産党)

○春日正一君 きわめて実際的な問題をお聞きしたいと思うんですけれども、最初のは、再開発用地の先買いについてですね。御承知のように、区画整理や都市再開発事業を行なう場合に、減歩とか権利変換というものがやはり住民の協力を渋らせる一つの要素になっておる。だから、この場合、こういう地域の中でも公共が用地を先行取得して道路や公園に充てて、減歩や権利変換からくる圧力というか、損害というか、そういうものをできるだけ緩和するというようにすれば、防災のための都市改造というようなものもやりやすくなるんではないかというように考えるんですけれども、その点はこの法律ではどうなっておりますか。

第71回国会 運輸委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、建設委員会、公害対策及び環境保全特別委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/09/12、9期、日本共産党)

○春日正一君 時間が非常に短いものですから、あまりこまかいことではなくて、大きい筋で、特にまあ大臣と総裁にお聞きしたいんですけれども、今度の法案の提案の理由は、国鉄の財政を健全化するために運賃の値上げもし、あるいは建設計画も立てるということのようですけれども、ここで出されておる十カ年の試算というものを見ますと、初年度で約二三%ですか値上げして、あと五十一年、五十四年、五十七年と四回値上げをすると、それでこの財政を健全化するということになっているわけですけれども、この間の物価上昇の年平均を三・五%と見込んでの計算だというように聞いているんですけれども、これは間違いないですか。

第72回国会 商工委員会、物価等対策特別委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、農林水産委員会、運輸委員会、建設委員会連合審査会 第1号(1973/12/20、9期、日本共産党)

○春日正一君 私は、主として国民生活安定法について、幾つかの問題をお聞きしたいと思うんです。  それで最初に、この法律の立法の目的と国民生活の実情に関してでありますけれども、この法案は第一条で、「この法律は、物価の高騰その他の我が国経済の異常な事態に対処するため、国民生活との関連性が高い物質及び国民経済上重要な物資の価格及び需給の調整等に関する緊急措置を定め、もって国民生活の安定と国民経済の円滑な運営を確保することを目的とする。」と、こういうふうにうたってあります。そうして、この法律を適用する物質として、第二条で、「物価が高騰し又は高騰するおそれがある場合」、また「国民生活との関連性が高い物資……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

春日正一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。