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青島幸男 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

青島幸男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは青島幸男参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。青島幸男参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

8期(1968/07/07〜)

第59回国会 予算委員会 第2号(1968/08/10、8期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は青島幸男でございます。議員になりまして、バッジをいただきましてまだやっと十日目でございますので、このような重大な席に出席させていただきまして、かつまた発言を許していただき、たいへん光栄に思っております。  本日、私は公職選挙法について二、三質問したいと思っております。その前に、政局の長期展望というものを明らかにしておきたいために、次のことをまず総理にお尋ねしたい。  来たる十一月に自民党の総裁選挙が行なわれるというふうに伺っております。総理はこれに御出馬なさる覚悟がおありかどうかお答え願います。
【次の発言】 それでは、三木外務大臣に、あなたは自民党総裁の選挙におきまして佐藤……

第61回国会 逓信委員会 第4号(1969/02/25、8期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まず、大臣にお伺いいたしますけれども、いまやVからUに移行するということは専門家筋並びに放送関係者、それから委員会などではまあ半ば常識になっておるわけであります。私もこの席にこうして名を連ねて皆さんのお話を聞くのもまだ日が浅いことですし、全くしろうとの立場でたいへんにナンセンスにわたるような質問をするかもしれません。それはひとつ全く素朴な国民の立場に立った一人の人間の素朴な疑問だというふうにお考えいただいて、率直にお答えいただきたいと思います。  前郵政大臣は、今後十年間の間にVからUに全面的に切りかえていかなければならぬ事情がたくさんある。そういうつもりでいるんだということを談……

第61回国会 逓信委員会 第8号(1969/03/31、8期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まずこの四十四年度の日本放送協会の予算のうち、建設費、営業費その他の面でUHFへの移行のための費用と考えられる金額がかなり計上されておるようですけれども、会長には、先ほど来お話がありますように、長期構想というものがおありになる。その長期構想の中には当然、UHFへの移行ということもお考えの中に含んでいると思うのですけれども、そのための何年計画の初年度分というように、この四十四年度予算の中における費用を考えてよろしいわけでしょうか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 当然、億という数字のつく金額でございますし、たとえば実験局をつくって基礎的な資料を収集するためのものであっても、これ……

第61回国会 逓信委員会 第24号(1969/07/01、8期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まずNHKにお尋ねしますが、この損益計算書の内訳に、選挙放送関係交付金というのが収入の部にあるんですけれども、これはどういうかっこうで入ってきている金か、その内訳を説明していただきたい。
【次の発言】 そうなりますと、選挙放送にしても番組を制作するわけでございますから、スタジオ使用料とか、テープの使用料とか、そういう意味の実費として三千円自治省からもらったと、こういうことでよろしゅうございますか。
【次の発言】 そうすると、選挙のための放送が行なわれるとすれば、行なわれる分が空白で流れてしまうということはなく、当然予算上の処置としても、選挙の放送が行なわれるべきところにほかのレギ……

第63回国会 逓信委員会 第4号(1970/03/05、8期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、新大臣に、最近テレビ放送の分野で大きな話題を呼んでおりますUHFへのテレビ電波の移行と、それからCATVとそれに関する法案などについて若干の質問をする次第でございます。  本委員会の最初に森委員の質問にお答えになりまして、大臣は、前河本郵政大臣の御意思を踏襲なさるおつもりであるというふうに御発言なされましたが、このUHF移行の問題ですけれども、これは小林郵政大臣が閣議了承という形で発表なされました。向こう十年間の間に全面的にUにいくべきである、それから河本郵政大臣がこの意思を引き継がれまして、それから何やかやございますうちに、十年は長いのじゃないか、もう五年でいいのじゃない……

第63回国会 逓信委員会 第11号(1970/03/31、8期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、当初からこの委員会におきまして、UHFへの全面移行ということに、これから申し上げます三つの点において反対の立場をずっととってきておるわけでございます。その一は、まずUへの移行の具体的な計画あるいは見通しというものが技術的にも成り立たないうちに、そういうことが行なわれる。第二は、U移行による国民の経済負担の増加、国民の大多数の方々に経済的な迷惑をかけるということのほうにしかできないということ。これが二点。以上の二点のような重大なものを踏まえておりながら、なおかつ国会の審議というようなこともなく行なわれてしまった。この三つの点から、私はずっと反対を続けてきたわけです。  こうい……

第63回国会 予算委員会 第19号(1970/04/11、8期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、郵政省につきましては電波行政に関して、通産、文部両省につきましては映画に関して、それから法制局につきましては、これらの問題にからめまして、法的な立場からの御意見を、それぞれお伺いしたいと思うのであります。  まず最初に、CATV、有線放送に関する行政指導の問題について、郵政大臣に少しお伺いいたします。  まず、有線放送につきましては、一地区一公益法人が望ましいと、そういう考え方で「東京ケーブルビジョン」が発足いたしました。ところが、ごく最近、山梨地区で「日本ネットワーク・サービス」というのが誕生したそうでございます。これは、先ほど申しました政府の趣旨とは、はなはだ違うように……

第65回国会 逓信委員会 第7号(1971/03/23、8期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、郵政当局とNHKにVからUHFへの全面移行という問題についてお尋ねしたい。  まず、小林郵政大臣が閣議発表というかっこうで、このUHFの話が出てまいりました。それから河本さんにおかわりになったときに、私は小林前郵政大臣の意思をお継ぎになってそのまま十年間でUHFに全面移行ということをおやりになるおつもりかということをその際ただしたのですけれども、政府のやり方としては多少適当でなかった部分もあるかもしれないが、とにかくその意思は続けていくつもりですというふうにお答えになりました。きょうは井出さんがおいでになりませんけれども、私は、同様のことを郵政当局にお尋ねしたい。小林さんか……

第65回国会 逓信委員会 第16号(1971/05/13、8期、第二院クラブ)

○青島幸男君 相変わらずしろうとっぽい話が続きますことで、私の分につきましては恐縮に存じておりますけれども、何ぶんにも、もとより専門的な知識もございませんし、国民の一人といたしまして、このたびの改正についての感じを申し上げたいと思います。  データ通信への回線の開放とか、あるいは電報の料金の値上げ、設置料の値上げ――値上げに積極的に賛成するというわけにはまいりませんけれども、データ通信への開放は時の要求で当然だろうと思いますし、また値上げに積極的に賛成するわけではございませんが、あまりにも旧態依然たるいままでのあり方からすれば、料金の改定も当然だろうし、それから諸事物価高のおりから、五万円にな……

第65回国会 予算委員会 第23号(1971/03/29、8期、第二院クラブ)

○青島幸男君 本日は、政治資金規正法につきまして、総理並びに自治大臣に若干の質問をしたいと思います。例によりまして、たいへんに初歩的な質問にわたるとか思いますが、わかりやすく明確にお答えいただきたいと思います。  まず、自治大臣にお伺いいたしますが、政治資金規正法の改正の作業は現在どのような進展になっておりますか、その点をお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 先日の当委員会での市川房枝氏の質問に対して、今回の諮問委員会にはこの件に関してはまだ諮問していないというふうにお答えになりましたけれども、そのように了承してかまわないのでしょうか。  次に、総理大臣にお伺いしますが、せんだっての記……


9期(1971/06/27〜)

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第3号(1971/12/09、9期、第二院クラブ)

○青島幸男君 昨日来、当委員会におきまして、返還協定そのものもそうでございますが、たいへんに核の問題に議論が集中しておったように私は伺いました。この核の問題は、日本の外交姿勢あるいは安全保障の基本姿勢にもつながる問題で、たいへん皆さん重要にお考えになって、そこに議論が集中するのは私は当然だろうと思います。そこで総理は政府を代表されて、核は持たず、つくらず、持ち込ませずと、この三原則を厳守していきたいというふうに再三お答えになっていらっしゃいましたし、それから、経済的にもたいへん豊かになってまいりましたし、持とうと思えば持てる実力がありながら、世界で唯一の被爆国である日本がそういうことを、持つよ……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第6号(1971/12/15、9期、第二院クラブ)

○青島幸男君 過日、私は当委員会におきまして発言の機会を得まして、総理並びに外相にいろいろ御意見を伺ったわけでございますけれども、漏れ承るところによりますと、総理はたいへん私の質疑に関心と興味をお持ちになったということでございますし、せんだって二十分という短かい時間でございまして、十分に御意見を承ることもできませんでしたので、きょうあらためまして三十分というお時間をいただきましたので、再度質問することを許していただきたいと思います。  重複を避ける意味におきましても、ものを整理する意味から申しましても、せんだっての質疑に引き続いてお尋ねするわけなので、せんだっての件に関しまして簡単に振り返って……

第68回国会 逓信委員会 第6号(1972/03/23、9期、第二院クラブ)

○青島幸男君 このNHKの予算の審議にあたりまして、その前に、郵政当局の考え方あるいは施策に私たいへん基本的な疑問がありますので、その辺を明快にするところから進めてまいりたいと思います。  大臣がかわられますたびに私、同様な質問をしておるわけでありますけれども、小林郵政大臣が四年前に申されました、全面UHFへの移行ということです。その後、河本さんにかわられ、あるいは井出さんにかわられたということで現大臣に至っているわけですが、その間、小林郵政大臣が言われました趣旨は、そのまま逐次次々の大臣に受け継がれてきたわけでございますけれども、その点に関しまして現大臣の御意見を承っておきたいと思います。

第68回国会 逓信委員会 第7号(1972/03/28、9期、第二院クラブ)

○青島幸男君 先日に引き続きまして、私はたいへんにUHFにこだわっているのでございますけれども、まだ幾つかの疑点が残っておりますので、これを解消するところからきょうも始めさしていただきたいと思います。  前回の当委員会におきまして、私はNHKに対して、UHFの全面移行が可能であるか、経済的にあるいは技術的にその辺のところをお伺いしたい、こういう質問をいたしましたところ、五十一年を最終とする第四次計画というものも持っておるが、その最終年度になってもUHFへの全面移行ということは何ら考慮していないというような形でお答えをいただいたわけでして、また経済的には九百億から一千億円くらいのお金がかかるとい……

第68回国会 逓信委員会 第21号(1972/06/12、9期、第二院クラブ)

○青島幸男君 議題になっております有線テレビ放送の法案につきまして二、三質問をさしていただくわけですけれども、この法案が提出されました基本的なものは、有線放送が適正に運営が行なわれることによって、国民の福祉、あるいは健全な発展、あるいは増進に寄与したいということでしょうけれども、有線テレビ放送とは、「有線放送(公衆によって直接受信されることを目的とする……)」とございますけれども、この「公衆」ということばの解釈、これが、ここの「公衆」が、不特定多数を意味するのか、あるいは特定多数を意味するのかということが、この法案の賛否の基本的な一つの問題になっているように私は感じるんですけれども、どうもこの……

第68回国会 予算委員会 第20号(1972/04/28、9期、第二院クラブ)

○青島幸男君 本予算委員会も私の質問をもって終局を迎えようとしております。総理も、総理として予算委員会で答弁に立たれるのは、これが最後ではなかろうかと思います。佐藤内閣最後の予算委員会に、予算委員会締めくくり総括の最終の質問者として私立ちましたことは、たいへん重大な意義を感じておりまして、そこで総理の政治姿勢につきまして若干質問を試みたいと思いますが、まず最近よく取りざたされておりますが、五月十五日の沖繩の返還に伴って恩赦が行なわれるんではないか。しかも、これはかなり総理の周辺を見ておりますと、確定化しつつあるんではないかというように承っておるわけで、恩赦がもし行なわれるような場合に、選挙違反……

第71回国会 運輸委員会 第29号(1973/09/11、9期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、当委員会に出席させていただきますのは初めてでございまして、何ぶんにもしろうとでございますので、幼稚な質問が飛び出しまして御専門の方々には笑止にたえぬというような事態にもなりかねないと思いますけれども、その辺のところをひとつ御了承いただきまして、御答弁をいただきたいと思います。  まず大臣と総裁にお伺いしたいんですけれども、国鉄を公共企業体としてどういうふうに受けとめていらっしゃるかというところから御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 公社といいまして、すぐ私ども感じますのは、三公社――ほかに専売と電電があるわけですけれども、同じ公社、公共企業体でありながら、専売と電……

第71回国会 運輸委員会 第31号(1973/09/14、9期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、第二院クラブを代表いたしまして、ただいま議題となっております二法案につきまして、反対の立場から、意見を表明さしていただくものであります。  田中内閣発足以来、急激な物価の上昇によりまして、国民は怨嗟の声をあげており、一刻も早く物価の上昇を終えんせしむるために、一切の公共料金凍結をさえ望んでいるのであります。おりもおり、このようなときにあたりまして、国鉄赤字整理のためとは言い条、十年間に四回もの運賃値上げを試みんとする国鉄運賃法の改正は、庶民の願望を踏みにじり、国民生活を破壊するにひとしい無謀な考え方と言わなければならないと思います。  また、長年国鉄に勤務し、国民に奉仕して……

第71回国会 逓信委員会 第6号(1973/03/29、9期、第二院クラブ)

○青島幸男君 NHKの予算の審議にあたりまして、その前に、まず長年懸案の問題でもございますので、それからこの放送のあり方の基本的な形にも関係ございますから、その辺からお尋ねしたいと思うんです。  UV転換というお話が四十二年に小林郵政大臣のときに閣議で出まして、それから歴代大臣をずうっと通じて廣瀬さんまで、私はこのあとを追って次々に質問を続けてまいりましたわけですが、その辺の事情は大臣もすでにお聞き取り及びのことと思っておりますけれども、四十七年の三月二十八日に、私、当委員会におきまして廣瀬郵政大臣に質問をいたしました際に、どうも諸般の事情から考えて、小林さんが当時言っておったように十年でUV……

第71回国会 逓信委員会 第18号(1973/09/18、9期、第二院クラブ)

○青島幸男君 ただいま小笠原さんの質疑をいろいろ伺っておりまして、私も日ごろ経営委員会のあり方につきましてはたいへん疑問に思っている点がございますので、その辺からお伺いしてまいりたいと思います。  伺っておりますと、何となくばく然と経営委員会のメンバーがきまってきているというようなことも感じられますし、何よりこの問題の基本をなすものは、国民の一人一人あるいは受信者の一人一人がわれわれはNHKの経営に参加しているのだという自覚が持てない仕組みになっているからではなかろうかという気がするのです。と申しますのは、経営委員会のメンバーは国会で承認することになっておりますけれども、国会議員ですら隔靴掻痒……

第71回国会 予算委員会 第9号(1973/03/23、9期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、まず選挙制度の改正の問題と、それから恩赦の問題、政治資金規正法等につきましていろいろお伺いをしたい、こう思うわけです。  まず、選挙法の改正の問題でございますけれども、私いろいろお伺いしようと思いましたところ、先日の横川委員の質問に答えられましたお答えを私拝聴しておりまして、たいへん明確になりました。お答えはどういうかっこうでやられようとしているか――第七次選挙制度審議会の答申――答申という形じゃございませんですね、報告という形で一応まとまっているものを基礎にすると、あるいはどういう形で進めていくかということはいまのところきめておらない。ただ、いずれの場合にも資料が提出でき……

第72回国会 逓信委員会 第7号(1974/03/28、9期、第二院クラブ)

○青島幸男君 審議しておりますこの予算の問題に入る前に、各委員からもいろいろ発言があったようですけれども、あえて重複することを避けずに申し上げますけれども、「総理と語る」の番組でございますが、私ここでその放送法十六条を読み上げるというような意図もございませんし、そういうことをあえていたしませんけれども、NHKの体質あるいは使命からして、いまのまんまああいうかっこうでこの放送が続けられるということにはかなりの方が疑問をお持ちですし、私も重ねてここで重複を避けずに言うということは、ああいう形の放送があるということは、たいへん不満であると、これを何とか改善をする、あるいは継続をやめてほしいというよう……

第72回国会 予算委員会 第25号(1974/04/10、9期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、第二院クラブを代表いたしまして、若干の質問を試みたいと思います。  当委員会におきましても、国民の最大関心事でございます物価の問題につきまして集中的に論議が行なわれました。そのことは当然かと思います。しかし、最近の世情の物価の狂乱的な高騰あるいは悪徳商法の横行というようなことでたいへんに国民は悩んでいるわけですけれども、こういうことの背後には、政府と企業が癒着していることから起因することが幾つかあるんではなかろうかというような疑念が一般国民の間にもわき起こっているということも事実だと思いますけれども、この辺のところを総理はどういうふうに受けとめられているかというところからお……


10期(1974/07/07〜)

第74回国会 逓信委員会 第1号(1974/12/24、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私にも時間をいただきましたけれども、ただいまの木島さんの質問あるいはNHKのお答えで、私の考えますことも伺いたいと思うこともすべて網羅しておりました。この上、あえて数字をあげまして重複することは避けるつもりでおりますけれども、感じたままを気分の上から私申し上げまして、今度の予算の上にそれがどのようにいまのお話が反映するかということの幾つかの足がかりになればと、こう思うんですけれども。  どうも最近はNHKは非常に近代化されてきているし合理化されてきている。これも一つの社会の要求する方向にいっているので、まことにけっこうなことじゃないかといえばいえるのですけれども、どうも内部にばか……

第75回国会 逓信委員会 第6号(1975/03/27、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まず、UHFの試験放送の点からお伺いいたしますけれども、この予算書を読みますと、東京、大阪でいままで行われておりましたU実験放送局がこの実験を中止するというようなふうに見受けられますけれども、その事実はどうなっておりますか、その点からお尋ねいたします。
【次の発言】 お説のとおりでして、ただ、ちょっと私の考え方あるいは記憶と違うのは、四十二年に将来はVをやめにして全面的にUに移行しようじゃないかという意図を郵政省はお持ちになって始めたように私は記憶しております。  で、そのためには実験局としてさまざまな障害を克服して、それに至ることで御努力なさったのだろうと思いますけれども、何さ……

第75回国会 予算委員会 第9号(1975/03/13、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、第二院クラブを代表いたしまして、若干の質問をさせていただきます。  まず、この委員会でも再三問題になりましたが、田中金脈問題の決着がきのう、個人的な部分につきましては出たと、こういうことでございます。一般庶民といたしまして大変納得できない部分がございますのは、意図的な脱税ではないという判断に基づいて、追徴金三千五百万円で、これ以上の追及をしないというようなかっこうになっておりますけれども、三年間にわたって約六千万ぐらいのお金が申告漏れをしておった。それについて意図的な脱税ではないという判断が行われているわけですけれども、大蔵大臣、これは事前に通告してなくて大変恐縮ですけれど……

第75回国会 予算委員会 第16号(1975/03/26、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、大蔵大臣に主として銀行の融資のあり方についてお尋ねをしたいと思います。  自民党が幾つかの銀行から百億近い借金をしておるというふうに言われておりますけれども、この内訳を、もしできましたらどこの銀行から幾ら、どこの銀行から幾ら借りているんだということがおわかりになったらお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは申し上げますけれども、毎日新聞の、去年の話になりますけれども、十一月の六日に、金融筋が明らかにしたところによると、自民党への貸し付けは以下の表のとおりであるという表を掲げておりましてね、第一勧銀約十一億ですね、富士十一億、住友十一億、三菱、三和、三井おのお……

第76回国会 逓信委員会 第4号(1975/12/09、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 NHKの決算についての御質問の前に、郵政省にまずお尋ねしておきたいんですけれども、毎回、委員会で私質問に立ちますと、このUHFへの全面移行の問題をまず冒頭にお伺いするんですけれども、前回も御質問申し上げましたけれども何ら明確なお答えがいただけませんので、私、大変不満でした。  いままでもるる御議論がありましたように、NHKを取り巻く環境もかなり厳しくなっておりますし、全面移行が閣議決定されました昭和四十二年でしたか、あのころから経済事情もかなり変わってまいりました。それに経済事情のほかにもそれを取り巻く諸状況もかなり変わってまいりまして、そして全面移行ということは物理的にも大変に……

第76回国会 逓信委員会 第5号(1975/12/11、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、郵便の事業に対しましては素人でございまして、当委員会は、大臣御経験者を初めといたしまして専門家がかなり大ぜいおいでになりますし、私ごときが何をか言わんやということからみずから恥じている次第でございますけれども、まあ素人の見解がおおむね――いや、たまたま専門家の思考を触発いたしまして大発見のもとになったというような事例も間々ありますし、そのことも期待いたしまして私も発言をさしていただくわけでございます。  いままでの御議論を承っておりますと、郵政省が独立採算の形をこれをよしとして絶対に動かさないものだとする。しかも一方では、それに従事している労働者の生活の保障も考えなければな……

第76回国会 逓信委員会 第7号(1975/12/18、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 今回のこの法案の改正につきましてさまざまな議論がなされてきたわけですけれども、一番基本的なものは、独立採算制を貫くということと公共性を守るということはもともとこれは矛盾した問題ですね。ですから国鉄なんかの場合と同じように赤字線だから切ってしまえばいいということではなくて、それは公共性のたてまえから赤字線も残さなきゃならないということで赤字がますますふえているというのが実情でしょう。一つの実情の意味をあらわしていると思いますけれどもね。ですから公共性をどうしても保持していこうということと独立採算制を貫いていこうということは、どっかに矛盾が出るわけですよ。その矛盾を押しつけてしまうの……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第14号(1976/07/13、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 当委員会におきましてはさまざまな論議が尽くされてまいったわけでございますけれども、いずれにいたしましても、いま内藤委員からのお話も出ましたが、議員を含む証人を当委員会に喚問するということが全貌を明らかにする上に大変に重大なことであるということは、もうどなたの目にも明らかであるわけでして、昨日も野党四党から自民党に対して申し入れがあったわけであります。二院クラブとしては別に名を連ねてはおりませんけれども、私どもといたしましてもこの趣旨には無論賛同するわけでございまして、そういう形で当委員会の全貌究明の進展が著しく進むことを私も望んでおるということをまず申し上げておきたいと思います。……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第16号(1976/07/21、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まず、お考えをお尋ねしたいと思いますけれども、総理にお願いいたします。  「ロッキード事件の解明は、日韓関係を洗った方が近道だ」と閣僚経験豊かな人物が語ったとか、あるいは「これが知れたら大変なことになる」と宰相の地位にあった人が日韓関係について語ったというようなことを、現職の自民党の議員さんがある雑誌に書いておられるわけです。これは私は大変大きな意味合いを持ったことで、軽々しく扱うことができない問題だと思うんですけれども、日韓関係の解明もロッキード真相究明の一環として追及をするという御決意があるんでしょうか。その辺をまずお伺いしたいと思います。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第27号(1976/09/01、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 せんだって私、当委員会で発言の機会を得ましたときに、法務大臣に、今回のロッキード事件の究明の終着はどこだと、逮捕者が出る、あるいはそういう時点でこれはおしまいにするのか、あるいは、もし動いた金があれば、その金はどういうふうに流れていって、どういうふうに使われたのか、その辺まで究明しなければ当委員会の役目は果せないだろうし、国民の疑惑にもこたえることはできない、そういうことをお尋ねいたしました際に、当然そうあるべきだ、最終どういうことになったかということが解明できなければこの構造汚職と言われている現今の疑惑は晴れないだろうという御回答をいただいたわけです、というふうに私は認識してお……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第29号(1976/09/10、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 前回も私、質問をさせていただく機会を持ちましたときにお尋ねをいたしたんですけれども、収賄の容疑のあるなしということの基本は、金品の授受の裏に職務権限があったかどうかというようなことが実は大きな意味合いを持ってくるんだろうと思いますけれども、その意味で、現今の、いまの絶対多数の与党が長年にわたって政府をつくっているというような状況の中で考えますと、その職務権限というものが大変にあいまいなとらえ方をされているというふうに考えますけれども、ここでどの程度までを国会議員の場合検察側は職務権限と考えておられるかというような漠然とした質問をしても、あるいはお答えしにくいかと思いますけれども、……

第77回国会 決算委員会 閉会後第2号(1976/06/10、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私も時間が大変限られておりますので、ただ一点だけかねて疑問に思っております点をお伺いしたいと思うんです。  大蔵大臣、大変しつこいと思われるかもしれませんけれども、かつてお伺いしました問題をここでまた蒸し返さしていただきますけれども、政治家個人で受け取った政治資金はその個人の収入として総額を一応明らかにすべきではないか。そのうち控除されるもの、あるいは必要経費として認められるものは無論それはそれでいいんですけれども、一回総額を出すというようなかっこうにしないと、一般の国民の方々の疑惑がますます深まるんではないかというお話を申し上げました。その際に、大倉主税局長の答弁では、政治資金……

第77回国会 逓信委員会 第3号(1976/05/11、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まず、郵便貯金の金利の問題からお尋ねいたします。  昨年十一月に、国民の大多数の反対を強引に押し切りまして引き下げられました。インフレ傾向の世の中にありまして、さなきだに預金、貯金の目減りということが問題になっている折から、そういう国民の要望、希望を強引に踏みにじって貯金金利を引き下げられたということは、大変私は不適当な処置だったと思うのですけれども、どうしてこういうことが行われたのかという御説明をいただきたいと思うのです。
【次の発言】 大蔵省側でそういう見解を出しまして、それに対して郵政省は預金者の利益を守るという立場から、そうおいそれと貯金金利を引き下げることはできないぞと……

第77回国会 逓信委員会 第7号(1976/05/20、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まず、五十一年度のNHKの予算審議に先立ちまして、一言申し上げますけれども、長時間にわたりまして各委員の方々から御熱心な質疑がありまして、私もさまざまな問題につきまして用意いたしましたが、先に立たれました委員の方々の質問の中に納得のいく点も多々ございました。その部分は重複を避けまして省略させていただきます。私、このたび、ただ一点、きわめて基本的な問題につきまして御質疑申し上げたいと思います。  このたびの予算の、少なくとも値上げを含んだ予算の審議に当たりまして、どの委員からも発言があったことですけれども、ただ単に計数上あるいは金銭上の問題ではなくて、NHKの基本姿勢というものにつ……

第77回国会 予算委員会 第10号(1976/05/08、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、まず総理にお尋ねいたしますけれども、主に政治姿勢についてでございます。  現今、一般国民の間に大変な政治不信の念が蔓延しておりますけれども、その主なものが大体金銭にまつわるものというふうに見られております。政治家とお金の問題というものがすっきりいたしませんと、どうしても国民の間の政治に対する不信をぬぐうことはできませんので、その点明確にするべきだという考え方が一般に言われておりますし、政治家自身がその政治活動の資金について明確にすることが、これはもう絶対必要だというふうに私感じますけれども、総理、その点いかがお考えでございましょうか。

第78回国会 逓信委員会 第2号(1976/10/12、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私、当委員会におきまして発言の機会を得るたびに、また大臣が新しく御就任になるたびにこの問題をしつこくお尋ねしていて、通告してありますんで大臣もある程度の御答弁御用意になっていらっしゃると思うんで申し上げます。  長年懸案になっておりますオールVをUに転換するというお話でございます。四十二年、小林郵政大臣の際に、閣議決定ということで方針が打ち出されまして、その当時、十年を目途にそういうことにするんだというお話でございましたけども、もはやことしは五十一年でございまして余すところ一年、その間に何人か大臣がおかわりになられまして、そのたびにこの御質問を申し上げますと、狭い日本でなぜにそん……

第78回国会 逓信委員会 第7号(1976/10/28、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 もう当委員会におきましても本法案につきましては、専門的なお立場から皆様かなり深く検討なされまして、私はもとより専門的な知識もございませんが、しかしながら、ユーザーとしては日ごろ電話のご厄介になっておる者の一人でございます。ユーザーの立場から主に本法案について、日ごろ疑問に思っております問題の幾つかを御質問申し上げたいと思います。  本法案の審議に先立ちまして、私のところへ奇妙な陳情と申しますか、問い合わせというのが参りましたので、その点からお尋ねしたいと思うんです。  先般、本法案が衆議院を通過いたしました際に、もうこれはやがては事実上値上げがあるんではなかろうかと感じました一人……

第78回国会 逓信委員会 第8号(1976/11/02、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 すでに当委員会では長時間にわたりまして、かなり専門的な分野にわたりまして質疑が行われたわけでございます。私、専門外でございますので、日ごろ感じておりますことを、重複を避けまして、ただ一点にしぼりまして総理に御見解を承りたいと思うんです。  総理は、御就任以来、物価の鎮静安定ということが焦眉の急である。インフレというようなものが高度に進みますと、まあかせぐに追いつく貧乏なしという言葉が昔ありますけれども、幾らかせいでも楽にならないであろう。そうなりますと、勤労意欲を失うようになりますしね、政治不信にも陥るということで、この辺のことを申し上げるのは釈迦に説法だと思いますけれども、そう……

第80回国会 逓信委員会 第5号(1977/03/29、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私、大臣がかわられるたびに、恒例のようにUHFへの全面移行の問題についてお伺いしているんですけれども、ここ十年来、一向にらちが明かないんで大変にしびれを切らしておるわけでございまして、大臣すでに御了解いただいていると思いますけれども、昭和四十三年ですから、厳密に申しますと九年前ですけれども、全面的にUHFにテレビが移行をしてVをあけて、ほかの重要無線のために開放されるべきであるという趣旨から、閣議了承を得て、その方針で十年後をめどとしてそういうふうにしようじゃないかというふうに言われておりまして、それが三年たち五年たち、経済状況もいろいろ変わってまいりまして、今回のNHKの予算の……

第80回国会 逓信委員会 第8号(1977/04/19、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 質問に入ります前に、大変気になることで、木島さんからもいま発言がありましたけれども、大臣の御発言で、どうも不適当な番組を流しているようなテレビ局に対する免許の更新の際にこれを留保する、あるいは免許交付の際に考慮するというような御発言をなさったように、私もはっきり伺いました。これは大臣のお立場からする発言としては実に重大な問題を含んでおりまして、少なくとも監督指導に当たる立場の方の最高の責任者としての発言としては、放送法の精神にももとるし、あるいは放送自体の今後のあり方について権力が介入するということをほのめかすものであるみたいな気もいたしますし、この辺を明確にもう一度確認をしてお……

第80回国会 予算委員会 第3号(1977/02/22、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私に与えられました時間はごくわずかでございますので、主に総理に御質問に及ぶことになると思いますけれども、単刀直入にまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 私に許されております時間はごくわずかでございますので、単刀直人にお尋ねいたします。  佐藤総理、それから三木さん、田中さんと、それぞれの御意見なども承ってまいりましたが、多少のニュアンスがありますが、政治資金については似通った考え方を持っていらっしゃったように私は拝見するんですけれども、政治資金というものについてどういうお考えを福田総理はお持ちか、まずこの辺の見解から明らかにしていただきたいと思います。

第80回国会 予算委員会 第9号(1977/03/31、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私も選挙の問題につきまして二、三お尋ねしたいと思います。  ただいま前質問者との質疑の中で明らかになりまして、私も多少安心した部分もございますが、新聞の報道によりますと、総理のおっしゃったことは、五十五年の参議院選挙には全国区に拘束比例代表制を取り入れることになろうとおっしゃったと、こういうふうに書かれておりますので、この辺のニュアンスをそのまま受け取りますと、再三総理がおっしゃっておられますように、選挙制度のあり方は、共通の土俵だから、なるべくなら全党一致、むしろ国罠的な合意の上になされるべきが本当だろうと常日ごろおっしゃっておられる総理の御見識からして、総裁のお立場で、しかも……

第80回国会 予算委員会 第18号(1977/04/11、10期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、私立の医科大学の問題につきまして二、三お尋ねをしたいと思いますけれども、世間で言われておりますところの裏口入学というのがございまして、私などには想像もつかなかった話でございますけれども、三千万、五千万、中には八千万というようなお金を学校に寄付をするということで、成績のいかんにかかわらず入れてもらうことができるのだというようなことで、教育基本法の三条からかなりかけ離れたような状況が現実にあるということでございますけれども、その点、少し考えておりますうちに奇妙なことに気がつきまして、実は裏口入学金が通常の寄付金として扱われる場合は控除があるわけですね。これは、文部省にお尋ねする……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 逓信委員会 第3号(1977/10/27、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まず、郵便預金の金利の引き下げの問題につきまして最初にお尋ねをいたしますが、当委員会の質疑を通じまして、これはわが国の経済の上で仕方がないことだったんだというようなことになっております。少なくとも国の経済の運営の上で金利というものが重大なかなめになることは十分でございますし、その国の経済の上に大きな影響を持ちます郵便貯金の金利の問題が、日本の経済の運営にかかわりが深いこともよくわかっております。  この郵便貯金の金利が下がりましたことについては、法律の運用あるいは手続上の間違いというようなものは当然ないですね。決まるに従ってそのように行われたということはわかっております。しかし、……

第82回国会 逓信委員会 第4号(1977/11/01、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 前に質問に立たれた同僚委員のお話をそのまま引き継ぎさしていただきますと、そのまま議論を続けさしていただきますと、本当にNHKがわれわれ国民のものなんだという認識が行き届いてこそ初めて支持と信頼がかち得られて、不払い運動にしても、そういうものはなくなって、本来NHKを盛り立てていこうという支持がおのずと沸き上がってくるものだと思います。  そのためには経営委員会のメンバーが真に国民のために見解を代表する立場になきゃならぬということを私も再三申し上げておりますし、当委員会でも再三出ております。私は元来、ですからそれがゆえに公選制にしたらどうだろうかという持論まで持っているわけでして、……

第84回国会 逓信委員会 第5号(1978/03/30、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、NHKに関する質問を申し上げます前に、まず郵政当局にお尋ねをいたしますけれども、長年懸案になっておりましたVHFをUHFに全面移行するという問題でございます。このたびこれを断念されたということが発表になりましたが、この経緯につきまして御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 過日もこの問題で、当委員会で中野委員から質問がありまして、私もそれをつぶさにお伺いいたしましたが、中野委員も、どうも省のお答えには釈然となさっていない部分がおありのように私、お見受けいたしました。私も当然のことのように考えまして、月日のたつのは早いものと申しますか、私も当委員会に発言の機会を得るよう……

第84回国会 逓信委員会 第7号(1978/04/11、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、本日、多重放送について幾つかお尋ねしたいと思うんですけれども、何分にも多重放送という言葉も耳なれませんし、私自身がどういうものがこの実態なのかということもよく把握しておりませんので、その点疑問に思いつつお尋ね申し上げる次第でございますけれども、いずれにいたしましても、近年は大変に科学技術が進歩しておりますし、また企業の営業活動も盛んでございまして、あっと言う間にいままで見たこともないものが多数でき上がりまして、あっと言う間に既得権と申しますか、そこから利潤を生ずるような、少なくともシステムというものはもはや確立しておりまして、これを監督、行政指導に当たる立場がむしろ戸惑うと……

第84回国会 逓信委員会 第9号(1978/04/18、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私はまずテレビ用の回線の使用料につきまして若干お尋ねをするんですけども、大変隔絶の地にあります沖繩の民間テレビ局から、知事を通じあるいは直接に もしくは民放連の代表を通じて大臣のところへ、非常に条件の悪いところにあるもんで、回線の使用料が大変高い、率直に申しまして何とかまからないかというようなお話の趣旨の陳情あるいは要望が出たように私も知っております。承知しております。大臣も当然御承知のことと思いますし、これに対してのお答えは、おっしゃることはわかるけどもちょっと検討したいという旨の御発言があったように伺っておりますが、その後その検討の結果がどういうふうになって、どういう展望で将……

第84回国会 逓信委員会 第14号(1978/06/01、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 幾つか用意いたしました質問も、先に質問に立たれた方の質疑の中にありまして、了承した部分もございますし、ますます絶望的になった部分もあるんですけれども、進学ローンにつきまして、当局からも御説明をいただきましたし、この委員会における質疑の内容を拝聴しておりまして、理解が進むに従いましてだんだん絶望的な気分になるんですけれども、積立金利のあり方にしても貸出金利のあり方にしても、あるいは返済期間にしても保証人についても、何一つ利用者の希望するようなかっこうにはなかなかならな下ということもかなり明白になってまいりました。  しからばどういうことなのか。私がだんだん絶望的な気分になったという……

第84回国会 逓信委員会 第15号(1978/06/06、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 偶然のことながら、私、最後になりますので、なおちょっと疑点として残っております部分を確認いたしまして終わりたいと思うんですが、まず母子家庭、交通遺児等の家庭でも、きちっと積み立てをしていさえすれば、おおむね大丈夫だろうという御答弁をいただきまして、これはそのとおり私も理解いたしました。もともと悪意を持って事を行うような方以外は、あるいはよりより、まあ特別の事故とか、そういうことのない限りは、おおむねあっせんを受ければ借りられるであろうと、これは了解いたしました。  それから貸出利子の七・一%、これは動かないこと、もう再々承りました。  もう一つは、預け入れ金利の問題ですけれども、……

第84回国会 予算委員会 第1号(1977/12/21、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まず、せんだって十一月十日の予算委員会で、第二院クラブの市川議員が、円高差益の問題につきまして、これが一向に消費者に還元されているという状況がないという趣旨から、灯油あるいはガス、電気料金の値下げを行政指導すべきだと、こういう主張をいたしました。その際、通産大臣は、物価担当官会議の第五項で、石油製品をも含めて民間取り扱い物資について必要に応じて適切な対応を図ることになっておると、こういうお答えをいただいたわけでございまして、またエネルギー庁長官は、灯油については、今後のレートの推移もあるし、あるいは十二月に予定されておりますOPECの総会の状況なんかも見ながら適切に対処したいと、……

第84回国会 予算委員会 第24号(1978/04/04、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まず、私は、総理の政治姿勢等、基本的な問題について少しお尋ねするところから始めたいと思いますけれども、現行の政治資金規正法に改正されましたころ、つまり三木総理のころですけれども、そのころ与党自民党さんは、この政治資金の体制は企業献金から個人献金に五年を目途に移行したいというようなことをおっしゃられていたんですけれども、その後、一向にそういう気配か見えませんけれども、そういう体質はもう破棄なすったと、あるいはそういうふうな意向はもう断念なすったと、こういうことでございましょうか、その辺をまずお聞かせいただきたいと思います。

第85回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1978/10/18、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 先ほどから先に質問されました方々の御意見と御答弁をずっと伺っておりまして、私も十一日、十三日に出ました東京高裁の判決について種々お尋ねしようと思いましたが、論点が核心に触れてまいりますと、司法の最高の機関の決定を見てないからということでしょう、御答弁を避けられているようでして、これ以上何回同種の質問を繰り返してもただ反復するのみで、何ら結論が得られないと思います。  繰り返し反復することの繁雑さを避けまして省略さしていただきますけれども、しかし五十年の改正を見るまでにかなり国民的な規模で論議はなされていた問題なんですね、これは、定数是正は。しかも国勢調査の基本になったのが戦後間も……

第85回国会 逓信委員会 第2号(1978/10/17、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私、せんだって多重放送の問題につきまして幾つか御質問した際に、著作権のことに触れましていろいろお話を申し上げたんですけれども、その際に、テレビの画像の中にもう一つ違った画像が映るというような機器が開発されつつあるということを申し上げたんですが、幸か不幸かその機械がすでにできまして、カタログまで、私、持参しましたが、もう御承知と思いますけれども、こういうものでございまして、一つの画像の中のすみに他局の画像が同時に映るという筋合いのものです。  これは宿命的に著作権を侵害する可能性を持っている機器だから、こういうものが次々に開発されたりふえていったりするということが、著作権というもの……

第85回国会 逓信委員会 第3号(1978/10/19、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、今度郵政省が計画しておられる、あるいは一部実施にもうついているということも聞いておりますが、郵貯のオンライン化の問題についてお尋ねをしたいと思います。  このオンライン化を進めておられるのは伺っておるんですが、完成するのはいつごろの予定か、まずその辺からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もう五、六年のうちに完成するという御予定のようですね。大変すばらしいシステムで、便利で、いいことはいいと私も思うんですけれども、最終的にはキャッシュディスペンサーといいますか、カードによりまして預金を引き出すというような機器も取りつけられて採用になるということになりましょうか。

第87回国会 逓信委員会 第3号(1979/03/01、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、もっぱら電気通信事業につきまして若干の質問をさせていただきたいと思います。  最近、一般に市外通話料金が高過ぎるんではないかという声がしきりに言われておりますけれども、公社はこれについてどういうふうにお考えになっていらっしゃるか、まずその見解から承りたいと思います。
【次の発言】 よくわかるんですけれどもね、しかし、独占事業でもございますし、外国のことは別といたしましても、実際に電電でやっていらっしゃる事業のほかに扱っているところはないわけですから、他と比較検討して高いか安いかと言うようなこともできませんし、実態としてはほかにないと、だからこそ料金の問題については国会の承認……

第87回国会 逓信委員会 第5号(1979/03/29、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まず、放送大学についてお尋ねをいたしますけども、当委員会でも、すでに何人かの委員の方によって問題が提起されておりますけども、放送法と学問の自由というのは、元来相入れぬものじゃないかという認識を私は持っているんですけども、その点、どううまく調整できるのか、手だてをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 どうも大学教育のあり方については、私と郵政省とかなり見解が違うような気がするんですけども、自主規律でフィルターを通して同色だかわかんなくなったようなものは学問ではない、学問の自由に値しないというふうに私考えるわけですよ。  もともと学問というのは反権力的なもんで、コペルニクスやガリレ……

第87回国会 逓信委員会 第6号(1979/04/26、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 続いて御質問申し上げますけども、お話の中に通信機器の本体の一部を開放というような言葉が再々出てまいるんでございますけれども、電電では、本体というのは大体どういう部分を指しているのかというのが、私大変明確に把握できないんで、その点御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 つまり末端から、リレーから、ワイヤーから全部包含して本体と、こういうことなんですね。
【次の発言】 それじゃ、全部ですね。
【次の発言】 そうすると、その通信機本体以外のものだったら、多少違ったメーカーの製品が入っても事業に支障を来さないというようなことも考えられるわけですか。

第87回国会 逓信委員会 第8号(1979/05/29、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 せんだっての委員会で、私もこの放送大学法案の問題につきましては申し上げたんで、それから大臣にもこの問題について篤とお考えいただきたいというふうに御要請申し上げたんですけれども、いまの木島さんとのやりとり伺っておりまして、何と申しますか、絶望感に突き飛ばされたといいますかね、こういう認識でこの重大なことを決められるということがどんなに大変なことか、私、いま木島さんのお話伺っていまして、私、間違ってましょうかという御質問がありましたけれども、私も全く同感でございまして、木島さんのおっしゃるそのとおりだと思っています。この重大な折にこんなことで進められてしまっては、それこそ取り返しのつ……

第87回国会 予算委員会 第10号(1979/03/17、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、今回の航空機事件を一般納税者の立場から見て、どう感じるかというような考え方から御質問申し上げるわけですけれども、一般納税者の立場にいたしますと、どっかでだれかが莫大にうまいことをしているんじゃないかというような感じてごらんになっているんじゃないかと思うのです。  特に、先ほども黒柳委員の質問にもありましたが、海部氏の資産と収入の割合というようなことを考えまして、きちんと働いて税金を払っている人間がそう莫大に資産を急激にふやすということは大変むずかしいという実情の中で、大変に疑問に思うと言われるのは当然のことかと思うのですけれども、その点に関しまして国税庁はどういう調べ方をし……

第87回国会 予算委員会 第11号(1979/03/19、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 第二院クラブの青島幸男でございます。よろしくどうぞ。  私に与えられました時間はきわめて限られておりますので、簡潔にひとつお答えをお願いしたいと思うんですけれども、まず、商社の企業活動の前提といたしまして、情報に非常にたけておらなければならぬというのは常識だと思うんです。特に売り込みの際にそれを成功させるためには、あらゆる情報を集められるというのは当然だと思うんですが、その辺のところからお尋ねしますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 ちょっとさかのぼることでございますけれども、御記憶をお呼び起こしていただきたいんですが、ハリー・カーン氏と交渉を持たれるころ、E2Cに関し……

第87回国会 予算委員会 第12号(1979/03/22、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 第二院クラブの青島幸男でございます。よろしくどうぞ。  まず冒頭お尋ねいたしますけれども、証人は、先ほど同僚委員の質問に答えられまして、海部さんはどうも錯乱しておったんじゃないかと、こう御発言になっておるわけですけれども、海部さんの先日の証人としての発言を注意深くごらんいただいているはずでございますけれども、要点ですけれども、例のアメリカの架空名義の金の出入りであるとか、あるいは交互勘定であるとか、その他犯罪容疑事実に関するような問題につきまして、海部さんは、これは営業の責任ではない、私は一切関知しておらぬということを言われておるわけですけれども、その発言につきまして、証人の目か……

第87回国会 予算委員会 第19号(1979/03/31、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 第二院クラブの青島幸男でございます。  まず、四十七万ドルの使途不明金について辻社長から島田氏によく注意しろというおしかりを受けたということをいま伺いましたけれども、よく注意しろということとよく調査しろということとは私は違うと思うのですけれどもね、意味合いが。ということは、社長の職責から言えば、よく調査して報告しろと、こういうことだったと思うのですけれども、いかがでございましょう。
【次の発言】 いずれにしても、あなたは島田さんにそのことを問いただして、そのあげくに社長に報告する責任がおありになったのじゃないでしょうかね。ということは、あなたはその時点ですでにもう熟知しておられた……

第87回国会 予算委員会 第20号(1979/04/02、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まず、法務大臣は航空機疑惑が表面化した折に記者会見で、この事件は大変に重大で、かつ根が深いというおっしゃられ方をしたと記憶しておりますけれども、私もいろいろ調査をした過程で、まさにおっしゃられるとおり、大変に大きなものを背後に持っているんだという認識を持ちました。  ちょっと話が錯綜しますので、お手元に、御了解を得て資料を――図かあるはずでございますけれども、これで御説明さしていただきます。まず、トルコにおきましてボスポラス大橋というのをつくるという計画がございまして、これに伊藤忠、日商岩井機械部が幹事会社となりまして、幾つかの企業が入札に参加をするために国際建設協会というのをつ……

第88回国会 決算委員会 閉会後第2号(1979/10/12、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まず運輸大臣からお尋ねしたいと思いますけれども、ただいまの三治委員の御質問に対しまして、まさにわが意を得た質問だということで、もとはといえばカラ出張の問題は、何度もおっしゃられましたけれども、いわゆるやみ賞与に問題の起点を発する……
【次の発言】 大部分ですね。これで不足した分を補てんするためにカラ出張が行われた、だからこそ個人支給分二億三千万という金額と、その足らなかった分というものは暗合するではないか、こういう御所見のように承りました。間違いございませんね。
【次の発言】 そういたしますと、一方では労使間で決まりました金額が一律支給されるわけですね。もう一方では、公団側も会計……

第88回国会 逓信委員会 閉会後第1号(1979/10/29、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 いままで伝えられておりました報道を見ましても、実にあいまいもこでございまして、今朝来行われております当委員会の質疑を伺っておりましても、ますますその疑いを深めるばかりでございまして、何一つ明らかにならなかったという点、私聞いておりまして大変残念でございました。  いま天下りの問題が木島委員の口から出ましたけれども、実際に先輩、後輩、同輩がそこの部署に分かれていて、片方は監督する側にある、片一方は監督される側にある。ついきのうまで机を並べておったというような、そこまでいかないにしても、そういう関係の人間が片一方を監督したり監督されたりというようなことでは、事態がシビアに行われないと……

第90回国会 逓信委員会 第1号(1979/12/06、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 せんだっても当委員会で質問の機会を得ましたので、そのフォローからまずお伺いしていきたいと思うんですけれども、郵政省にお伺いいたしますけれども、先日の委員会でKDDから郵政省へ、省の方々に何かいろいろ贈られているんじゃないかという疑惑も一般にある、その点について調査をしたかという私の質問に、省ではその辺のところはいますぐ直ちにはわからないと、調べてお答えをいたしますと、そういうお答えをいただいておるんですが、その後の調査の結果をお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 お互い戒め合うというかっこうでそういう調査機関みたいなものをお設けになるのは当然だと思いますけれども、しかし……

第91回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1980/04/02、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まず、私、政治家への個人献金の問題につきましてお尋ね申し上げるところから始めたいと思いますが、自治省の方で、政治家の個人献金に非常な疑問が一般に持たれておるというところから、法的にすっきりしたものにして、疑問の残らないようにしていきたいという意欲をお持ちになりまして、いろいろ検討なさっているということにつきましては大変評価をすると申しますか、そのとおりお願いしたい。それできちっとしたかっこうに早くなるように心待ちしておる者の一人でございます。先ほども矢追委員とのやりとりの中でその意欲もうかがわれましたが、私もかねがね疑問に感じていた部分なんですけれども、政治家個人になされた分につ……

第91回国会 逓信委員会 第2号(1980/03/06、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 せっかくKDDの経営刷新委員会の方がおいでになっているんですが、私はそれなりに質問の準備をしたんです。大変な期待を寄せて、どういうことをおやりになってくだすっているかということで見守っていたんですが、先ほどの中野委員の御質問にお答えになっている様子から、どうも一般の国民が抱いているような期待に沿って事がなされているということがないと、ちょっと失望したんです。  KDD刷新委員会がつくられまして、だれに対して何度ぐらい事情聴取を行ったか、そこからどんなものが出てきたかというようなことを事細かにお伺いするつもりで準備をしておりました。しかし、先ほどのお答えでこの質問は用をなさないこと……

第91回国会 逓信委員会 第4号(1980/04/22、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 日ごろ疑問に思っております一点だけをお尋ねして質問を終わりたいと思うんです。  ちょうど折あしい時期に大西郵政大臣は大臣に着任されまして、非常にこの郵政の信頼危うい時期で御苦労も多かったことと思うんですけれども、特に国民の注視を浴びておりますのはKDD事件でございますが、このKDD事件の基本的な原因はどの辺にあったとお考えになっておられますでしょうか、まずその辺からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 郵政省がKDDを監督するという主たる目的も、いま大臣おっしゃられたことを厳正に行うためにすることだと思うんですね。おっしゃられたとおりに行われれば問題はなかったはずだとも思うんで……

第91回国会 逓信委員会 第5号(1980/04/24、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 ただいまNHKの経営委員の公選制のお話が出ましたので、その辺からお話を続けて伺いたいと思うんですけれども、私はかつて、NHKと一般の視聴者ががっちり信頼関係で結びついていないとNHKの基盤は成り立たないというところから、NHKに深い信頼と関心を常に抱いておられるようにするためには、どうも非常に不明朗な経営委員会のメンバーの選び方あるいはあり方、それがもうちょっと明朗化しなきゃならないんじゃないかということで、NHKに受信料を支払ったその領収書をもって投票券として、NHKの経営委員を公選制にしたらどうだろうかということを、もう七、八年前に提案したことがあるんですが、そのときにはもう……

第91回国会 逓信委員会 第6号(1980/05/13、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 若干の質問をさしていただきます。  NHKさんにまずお尋ねをしますけれども、ますますふえつつあります難視聴の対策につきまして、今後ともますますふえる傾向にあることは事実でございまして、それに今後どういう基本的な方針で臨まれようとしているのか、その辺をまず承りたいと思います。
【次の発言】 日進月歩する技術的な進歩に伴って、解消されることに期待するというのは、これはもう何よりだと思いますけれども、おっしゃられますように、原因者を特定することもできませんし、都市型のふくそうした受信障害になりますと、何が原因かということを突きとめることすらむずかしいわけですね。ですから、NHKさんのや……

第91回国会 予算委員会 第16号(1980/03/26、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 綱紀粛正に関しまして二、三御質問申し上げますけれども、まず政治家自身がえりを正すという立場で始めなければ目的を遂げることはできないというふうに総理も当然お考えになると思いますが、公務員も含めまして、この程度ならいいだろうという程度の問題がだんだんと高じて、先ほど来当委員会で問題になっておりますように、通常のつき合いの範囲でこの程度ならいいだろう、あの程度ならいいだろうと言われていたのがだんだんマンネリ化して、罪の意識も軽くなってきて重大な間違いを犯したということにつながっていったと思いますけれども、こういう倫理の問題につきまして、法で縛るというようなことは大変私は情けないことだと……

第91回国会 予算委員会 第17号(1980/03/27、11期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まず通産大臣に二、三の点をお伺いするところから始めたいと思いますけれども、このたび予定されておりますところの大幅のガス・電気料金の値上げでございますけれども、先般のこの円高差益の問題の折にも、なかなか還元というものは一般の消費者の手元に届かないという状態はもう御存じのとおりだと思うんですけれども、特に小麦だの灯油だのというように、直接影響力の強いものを即座に還元してもよさそうだという気がするんですが、原油価格も円高も非常に不安定なので即座に対応するわけにはいかない。もし円高の分で利益が残ったら、その差益は次の値上げを少しでもおくらせるということに働けばいいんじゃないかというような……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 逓信委員会 第2号(1980/10/28、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 NHKの経営基盤に多少かかわりがある問題かもしれませんが、ペイテレビの問題について二、三質問をしたいと思います。  先ほど大森委員並びにほかの委員の方々からの御質問にもお答えになりまして、電監局長、大変に扱いにくいものが出てきたというようなお立場で、大変苦しげな御答弁をなすっておいでのようでした。実際にこれがどういう形で具体化するかということは私どもにはちょっと想像がつきませんけれども、実際行われておりますアメリカの動向などについてはすでに御調査なりが行き届いているはずと思いますが、どういう形で推移しておるか、把握しておいでのものがありましたらお知らせいただきたいと思います。

第93回国会 逓信委員会 第5号(1980/11/13、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 改正法の質疑に入ります前に、小さい問題を二、三お尋ねしたいと思います。  いまの中村委員の質問の中でお答えがあったんですけれども、実は私のところへも陳情が来ておりまして、速達の未配達のところと一日五回配達されるところが通り一つ隔てて向かい合っておるのが実に不合理に考えられてしようがない、こういうことですね。この場所はいまここで申し上げませんけれども、後ほどお調べいただいて早速手当てをしてくださいという意味じゃございませんけれども、こういう場所が幾つかあるように伺いました。それに対する手当ての方も十分に御勘案になっていらして、逐次できるところから合理性を持たせてまいりたいという御答……

第93回国会 逓信委員会 第7号(1980/11/20、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 引き続き、いまの白木委員の質問の続き、気になりましたのでお伺いしますけれども、特に記念切手となりますと、コレクションのマニアの方がそのコレクションに加えられて保存されてしまうというケースが多いわけですね。そうなりますと、実際には郵便業務の対価として、有価証券としてお求めになられたものがコレクションに入ってしまうわけですから、実際には郵政省はそれに見合った業務を行わずにそれだけの金をいただいてしまうことになるわけですね。いわばその部分丸もうけと言っては失礼かもしれませんが、そういうことになるわけで、しかもお買い上げになる方はそのことを重々御承知の上でお買い上げになるわけですから、そ……

第93回国会 逓信委員会 第8号(1980/11/25、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まず、せんだって来話題になっております年賀葉書のデパートでの売り出し分につきまして、どなたもやっぱりすっきりした気持ちでおいでになるわけじゃないような気がするんですね。郵政省でお売りになった葉書に多少の印刷を施してかなりの金額で改めて売り出すということについては、何人かの委員が話題に取り上げられましたけれども、皆さん何かどうもすっきりしないという印象をお持ちのようですね。郵政省自体も余り喜ばしいことではないというような御認識もあるように承りましたけれども、この問題が議論に上りましてからもう何日かたちましたですけれども、この問題に対して省内でとりあえず法律的にこれを問題にすることが……

第93回国会 予算委員会 第2号(1980/10/14、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、主に選挙制度と政治資金の問題について若干お尋ねしたいと思います。  まず最初に、総理の基本的な御認識からお尋ねしたいと思いますけれども、現行のこの衆参両院による議会運営、つまり二院制のありようについてどういうふうにお考えか、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 まさにお説のとおりの御理解で私も安心したんですけども、大多数の人間もそのように二院制をとらえていると思いますし、ですから、一院で誤りを犯しがちなものを二院で相互にチェックし、バランスをとった運営を行っていくということが基本的な趣旨だと思います。そのためには衆院と参院が質的に異なったものであることが必要だと私は思……

第94回国会 逓信委員会 第2号(1981/03/03、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 予定にはございませんが、まず電電からお伺いをしたいと思います。  けさほどから当委員会でも再三問題になりました、このたびの電電公社の不祥事につきまして、公社はみずから反省をなさっておいでのようですし、郵政省も命令といいますか通達といいますか、そういうかっこうで綱紀粛正を意味する内容のものをお出しになっていらっしゃるということは十分よくわかるので、こういうことの二度と起こらないようにということで、事件発生の背景とか原因につきまして、究明、改善の方策をとられておるということに対する努力は重ねていただきたいと思うんですけれども、内部で努力していただくことも、省でそういう通達をお出しにな……

第94回国会 逓信委員会 第3号(1981/03/26、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 NHKが真に公共放送として国民の皆さんから信頼され親しまれるというふうにしていくためには、基本的にその経営の最高責任を担当する経営委員会のありようにかなり左右されるのではないかということを私がねがね申し上げておりまして、そのためには経営委員会の人選がもっと開かれたものになっていなければならないんじゃないかということを再三申し上げてきているわけでございます。大臣がおかわりになられるたびにそのことを申し上げて、経営委員の方々の人選のありようについてもう少し開かれた御配慮はなされないものだろうかということを常々申し上げております。  一番極端な例で申しますと、NHKの受信料の領収書をも……

第94回国会 逓信委員会 第5号(1981/04/14、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 保険なんかでもそうですけれども、物価上昇による貨幣価値の下落というのは長い年月かかればかかるほど問題になりますわね。十年たてば貨幣価値が二分の一、二十年たてば四分の一ぐらいになるんじゃないかという計算さえする人もおりますし。先ほど郵政省は、公的な年金というのは画一的に行われるわけで、それよりも国民の多様なニーズに対応するためにできたんだ、中にはもうちょっと豊かな生活を望みたい、老後を望みたいという方もおいでになるので公的な年金のほかに個人任意があるんだという趣旨で御説明になりましたけれども、それにしては七十二万という最高額がちょっと低過ぎるんじゃないかという気がするんですね。特に……

第94回国会 予算委員会 第16号(1981/03/25、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 多くの国民が待ち望んでおりました減税というものが期待が持てないというような状況になっておるわけでございます。そうなりますと、物価が劇的に上がるというようなことなく推移するということに望みをつなぐしかないと思いますね、一般の国民の方々は。そこで、物価の抑制、物価に影響力が非常にありますところの公共料金あるいはそれに準ずるものをできる限り抑えていくということが一番望ましいことではなかろうかという気がするのですが。と申しますのは、一番直接的にふところなり家計なりに響いてくる、心理的にも実際的にもですね。ですから、その辺のところをまず突き詰めてきょうはお尋ねしたいと思うのですが、郵政大臣……

第94回国会 予算委員会 第20号(1981/04/02、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 時間の関係もございますし、重複を避けるために、まず参議院の全国区の選挙制度に的をしぼってお尋ねを申し上げたいと思います。  先ほどの質問者にも総理お答えになりまして、現行の衆参両院による二院制の議会運営を高く評価なさっていらっしゃるというふうに伺っております。私もそのように思っております。大事にしたいことだと思っているのですが、本来、衆議院と参議院はそれぞれどういうふうな性格を持っているべきだというふうにお考えになっていらっしゃいますか。その点、まず確認をいただきたいと思います。
【次の発言】 確かにおっしゃるとおりの部分もありますが、一般に制度として相互にチェック・アンド・バラ……

第95回国会 逓信委員会 第4号(1981/11/26、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、NHKに対する質疑の時間をいただきますたびに経営委員の任命のあり方についてもう少し何とかならないものかというお話を申し上げていて、受信料の領収書をもって一票の権利として公選にしたらどうだろうというお話を毎回のように申し上げているんですが、一向に進展を児ないようでございます。これが最善の策とは私別に思っているわけじゃございませんが、省が推薦をして国会で承認をする、そういう形で任命ざれるということ自体が国民の方々の理解に遠いところにある。しかも、そういうかっこうで任命されているのをそのまま放置しておりますから、いまだにNHKは国営放送なんじゃないかという認識をお持ちの方もおいで……

第96回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1982/04/23、12期、第二院クラブ)

○委員以外の議員(青島幸男君) まず、自治大臣にお尋ねをいたしますけれども、選挙制度について最も早急に手をつけなければならないとすれば、さまざまの問題がありますけれども、衆議院で最高裁の違憲判決さえ出ております定数是正の問題が先ではなかろうかという気がするのですが、優先順位から言うとこれがまず焦眉の急ではないかという気がするのですが、その点についてはどういうふうに対処なさるおつもりですか。
【次の発言】 このままの状態で推移いたしますと、やがては地方区の問題にも大変なことが生じてまいりまして、ついには憲法上にのっとってない、正規に認められないような議員さんによって立法府が構成されるというような……

第96回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号(1982/04/28、12期、第二院クラブ)

○委員以外の議員(青島幸男君) 前回の委員会におきまして、私は今度の法改正の理論的な根拠あるいはたたき台になります資料提出を要求いたしました。昨日資料として私どもの方にお渡しいただきましたものは、この法改正の論理的な根拠あるいは立法根拠になるとはゆめゆめ思えないほどのものでございます。さらなる詳細な資料をお出しいただくことを改めて要求いたしますから、委員長並びに理事の方々にこの旨十分御検討いただきたいと思います。  残りの時間は保留させていただきます。

第96回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第10号(1982/06/18、12期、第二院クラブ)

○委員以外の議員(青島幸男君) 参考人お手洗いのようですから、ちょっと御出席をお待ちしたいと思うのですけれども、いかがでございましょうか。
【次の発言】 どうも参考人の皆さん方御苦労さんでございます。  私も一、二点御質問させていただきますけれども、お三方の御意見をお伺いしておりますと、おおむね原則的には賛成なさっておられるようにお伺いしました。しかし、それぞれに大変厳しい条件もお設けになっておられますようですし、まず共通してお三方の御意見に見られるのは、とにかく選挙制度を変えるというようなことは実に日本の国の民主主義政治にとって重大な問題である、このことを国民の多くの方々に実情を周知徹底せし……

第96回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第12号(1982/06/24、12期、第二院クラブ)

○委員以外の議員(青島幸男君) どうも三先生お忙しいところ御苦労さんでございます。  長谷川先生、佐竹先生は、直ちにただいま社会党並びに自民党が提出しております法案で臨むということははなはだ疑問があるというお考えのようで、私もそれには全く同感でございます。ただ、堀江先生が賛成の御意見をお持ちのようなので、私は大変はらはらしておったのですけれども、よく伺ってまいりますと、名簿作成について解決不可能に近いような深い疑念をお持ちのようなんで、このままいったのではとても承服しかねるというような御意見とも承りましたので、大変安心したような次第でございますけれども。  いまこの両法案が出されておりますとこ……

第96回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第14号(1982/07/02、12期、第二院クラブ)

○委員以外の議員(青島幸男君) 憲法問題についてお尋ねをしたいと思いますけれども、選挙権、被選挙権が基本的人権かどうかというようなことをまた蒸し返しておりますと、それだけで似たような答弁、やりとりをしておりまして三十分、四十分すぐたってしまいますので、それはちょっと後ほどに譲るといたしまして、それよりも、前に質問に立たれました委員との質疑応答の中で気になった部分がございますので、その点からまずただしてまいりたいと思います。  先ほど前島委員の発言の中にございまして、名簿に従って議員の資格を得られた方が選挙後他の政党に移られた、その際は議員の資格は剥奪しない、そして得た票はその政党が得た票である……

第96回国会 逓信委員会 第2号(1982/03/23、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 幾つか質問を用意いたしましたけども、重複する部分もありますので、それを避けまして、関心の高いところから二点ばかりお尋ねをしてみたいと思います。  先般、広告入りのはがきがつくられまして、出たのは七月ですか、やがて半年を越えようとしておりますが、これができました後の効果と申しますか、どういうメリットが生まれたかというところの御説明から、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それはつくった方がつくらなかった方よりよかったということをお聞きして、私もちょっと安堵している部分もあるんですけれども、それでは企業の片棒を担ぐというかっこうで、郵政百年の歴史の上に根差した伝統を安売りした……

第96回国会 逓信委員会 第3号(1982/03/30、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 話の流れのついでに予定を変えまして御質問申し上げますけども、本日も朝からNHKの職員の処遇につきましていろいろ御議論あったわけでございますけども、確かに職員の情熱に報いるためにそれだけのことを考えなきゃならぬというのも当然の話でございますけども、職員ばかりで放送が成り立つわけじゃございませんで、NHKの制作に関与なすって、あるいは協力してくださる外部の方々、特に最近、過酷な労働条件を強いられております下請の方のことを考えますと、それこそ胸の詰まる思いもするんですけども、放送作家の方あるいは音楽を担当していらっしゃる作山家、編曲家の方、あるいは出演なすっている俳優さんたち、そういう……

第96回国会 逓信委員会 第5号(1982/04/01、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 昨今、大変問題になっておりますのは、当委員会でも当然取り上げられておりますけども、郵便貯金事業の行き先に大変かげりが見えてきておる、予定も縮小しなければならないし、またその縮小した予定額にも到達するのほかなり困難であるというような状況にあるように伺っておりますけども、私は、先ほども話に出ましたけども、グリーンカード実施という問題がかなりこの問題に影響を及ぼしているんではなかろうかというふうに勝手に考えるわけですけども、その辺のところいかがお考えでございましょうか。
【次の発言】 その三点をお挙げになっていらっしゃいますけれども、可処分所得のことは認めましょう。しかしローンは、グリ……

第96回国会 逓信委員会 第8号(1982/05/11、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 今回のこの法案の審議に当たりまして、正直申し上げまして私は大変に困っております。と申しますのは、この放送法の改正の問題が特にそうなんですけども、実際に多重放送というものは、具体的なイメージとしてどうしても私の頭の中にわいてまいりませんで、それなのにこういう法案が出てまいりまして、賛否を明らかにしろというようなかっこうで臨まれますことに大変に私はちゅうちょをしておりまして、困惑をしております。どうしてもよくわからないわけですね。皆さん方の御審議を私としては大熱心に注意を込めてお伺いしているわけでございますけれども、どうしても明確なイメージがわいてまいりません。  ただいまの中村委員……

第96回国会 予算委員会 第17号(1982/03/29、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 まず私は、グリーンカードの問題についてお尋ねするところから始めたいと思います。  大蔵大臣は、常々、議会で議決をしたことでもあるし、不公平税制の是正ということからもグリーンカードの実施については大変に意欲的になっていらっしゃるということをかねがね拝察しておりますけれども、昨今では反対の意見がかなり方々に起こりまして、もううんと延ばしてしまえば事実上無効になってしまうのじゃないかとか、極論などは。そういう御意見もあるやに伺っておりますし、さまざまなところからそういう意見も噴き出しておりまして、日常、新聞雑誌などでこの問題が活発に論じられておりまして、かなり反対の火の手も方々に上がっ……

第96回国会 予算委員会 第20号(1982/04/05、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私は、もっぱら選挙制度のことに関しまして総理にお伺いしたいと思います。  先ほどもお話が同僚委員から出ましたけれども、昨日京都におかれまして、総理は記者会見をなさって、その中でいま提案されております全国区の改革制度につきまして、その推進に大変意欲を燃やしておられるというふうな発言があったように新聞紙上承りましたけれども、その問題につきましてまず確認させていただくところから質問さしていただきます。
【次の発言】 ただいまマスコミでも、当然国会の中でも、大変に議論を呼んでおる改革案でございまして、この際、この改革案につきまして逐一また総理から御説明をいただこうとも思いません。  ここ……

第96回国会 予算委員会 第24号(1982/07/01、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 とうとうこの予算委員会も私が最後ということになりました。長時間皆さん御苦労さんでございますけれども、私もかなり疑点がございますので、若干の質問をさせていただきます。  まず総理にお伺いいたしますけれども、この大幅に延ばしました国会でございますけれども、いま国民が注視しておりますけれども、この国会で何をしてもらいたいかと、一番重点において願っておることというと、どのように御認識になっていらっしゃいますか、その点からお尋ねいたします。
【次の発言】 公選法の改革の問題につきましては、後ほどまたお尋ねを申し上げますけれども、いま行われております予算委員会等におきましても、一般の方々は問……

第98回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1983/04/15、12期、公明党・国民会議)

○青島幸男君 技術士の試験を民間に委嘱することにするということがこの法案の趣旨のようでございます。しかも、その目的の一つに行政改革の一助になるだろうということを掲げておられますけれども、私いろいろ資料を調べましても、技術士会の規模とか実態とかというものはなかなかつかみにくい。従来行われていた試験の規模さえ的確につかめないんです。それと、技術士会の規模、実態が明確でないので、具体的に委嘱したときにどういう結果が生まれるかというイメージがなかなかつかみにくいんですが、それが明確になるようにまずひとつ御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 技術士会にしてみれば、そんなものを押しつけられて、事……

第98回国会 逓信委員会 第2号(1983/03/22、12期、公明党・国民会議)

○青島幸男君 十五分しかございませんし、私の質問は最後でございまして、皆さん方御質問なされましたし、またそれに対する答弁で大方了解したつもりでおる部分もあります。  一つわからないのは、電話加入権の質の問題でございますけれども、再三お話も出ましたけれども、特に山中さんからは設備料を下げるという方向で検討することが望ましいんではなかろうかということをおっしゃられました。この経緯を見てまいりますと、三十年代に電話の需要、供給の差が非常に大きくて、相当の金を払っても電話がほしいという状況がありましたね。だからこそ、当時で莫大な債券で協力をしなければならないにしても電話がほしいということで、債券を引き……

第98回国会 逓信委員会 第4号(1983/03/24、12期、公明党・国民会議)

○青島幸男君 昨日来さまざまな議論が交わされてまいりましたけれども、技術革新が日進月歩ということでございまして、目まぐるしく新しいものが次々に出てくる。それに法的にも制度的にも対応していくのは大変むずかしいことだというふうに私も考えておりますけれども、そのうちでもキャプテンシステムというものの進行状況を郵政省にお尋ねをしたいんですけれども、どういうふうなかっこうで検討がなされているか、それから将来展望などについてもお伺いしたいと思いますし、実際に行われている外国の諸事情なども郵政省御存じでしょうから、そういう状況も踏まえて、わが国でどういうかっこうに進展していくであろうかということも含めてお尋……

第98回国会 逓信委員会 第5号(1983/03/30、12期、公明党・国民会議)

○青島幸男君 いま、放送衛星の問題につきましてかなり突っ込んだ御議論がありましたので、私伺っていて多少疑問に思う点がございましたので、その点からまず順序を変えてお尋ねをしてまいりたいと思います。  私の考えでは、難視聴対策のために放送衛星を使うのだというのがまず話の始まりであったということからしますと、総合と教育をそのままの形で放送するのが一番望ましいし、疑問がないのではないか、こう思うわけですね。しかし、衛星放送の普及、進展を図るためには多くの方に、ただ単に四十何万世帯という、何台という受像機の数ではなくて、もっと多くの方々に幅広く興味を持っていただいて普及に尽くしていただこうという考え方も……

第98回国会 逓信委員会 第6号(1983/05/10、12期、公明党・国民会議)

○青島幸男君 ただいま議題になっておりますこの法案につきましては、私は基本的には賛成でございまして、とかく申し上げることはないんですけれども、ただ一、二点ただしておきたいと思うことがございますので、お尋ねをする次第でございます。  先ほども議題に出ましたけれども、簡保では加入者サービスとして、宿泊所とか保養センターとしてそういうものを幾つかお持ちできましたけれども、大体総数がどのぐらいありまして、その内訳とか規模、それから利用率なんかを、もし資料がありましたらお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 この年間八百万、利用者がおいでになるということですけれども、この施設のキャパシティーから……


13期(1983/06/26〜)

第100回国会 逓信委員会 第1号(1983/10/04、13期、参議院の会)

○青島幸男君 五十五年度決算に関しましては御報告も承りましたし、同僚議員たちの質疑の中でおおむね了解をいたしまして、格段の疑念を差し挟むものじゃございませんが、せっかくの機会でございますので、経営のありようその他につきまして若干質問さしていただきます。  日進月歩と申しますか、大変に技術革新が進んでおりまして、伝達の手段、ハードの方もかなり新しいものが続々と出ておりまして、CATVなどがかなりの普及度を示しているように見受けております。CATV網が全国に張りめぐらされるようなことになると、NHKとしてはどういう影響を受け、それに対してはどういう対応をしていかなきゃならないとお考えでしょうか。

第101回国会 エネルギー対策特別委員会 第3号(1984/04/20、13期、参議院の会)

○青島幸男君 先ほどからの質疑を私も拝聴しておりまして、いかにエネルギーが我が国にとって大事であるかということも痛感している次第でございます。しかし、それにいたしましても、資源の安定性を含めて考えます長期的、将来的展望に立ちますと、これから先は新エネルギーの開発というものに本腰を入れて取り組んでいかなきゃならないんじゃないか。特に二十一世紀を迎えるに当たってはそういう心構えが非常に大事だろうと思いまして、まず通産大臣の取り組む姿勢についてのお考えからただしたいというふうに考えたんですけれども、今他の委員の御発言にお答えになりまして、新エネルギーの開発にも本腰を入れて取り組んでいかなきゃならぬと……

第101回国会 逓信委員会 第3号(1984/03/31、13期、参議院の会)

○青島幸男君 事業計画と予算のお話に入る前に、まず、他の委員から経営委員のありよう、人選の問題などについて幾つかお話がありましたので、日ごろ私が考えておりますことをひとつ大臣にもお聞き取りいただきたいということで申し上げるんですけれども、郵政当局の御答弁では、いつも経営委員になっていただくにふさわしいような方で、しかもそれは人格高潔、識見豊かで、不偏不党の精神の持ち主で、そういう方にお願いをしたい、そういう方を日ごろから心がけておいて、欠員ができたときにそういう方に御依頼申し上げて、両院の了承を得て就任していただくというようなことなんですね。両院の承認をいただくんだから、直接聴視者の皆さんから……

第101回国会 逓信委員会 第5号(1984/04/07、13期、参議院の会)

○青島幸男君 私が最後でございまして、今までにもそれぞれ御専門の立場で大変な経験と知識をお持ちの方、諸先輩並びに同僚議員が、重要問題につきましては再三質疑を繰り返されまして、私ごとき若輩、素人が蛇足を重ねることはないと思うものですから、日ごろ疑問に思っていることを一、二点お伺いしてみたいと思います。  先ほどからの御議論でもそうですけれども、ニューメディアの発展に伴って、どうも郵政事業は先細りになりつつある、これはやっぱり時代の推移でいたし方のないことである、それぞれ対応できるように省内の配置転換をするなり何なりして対応していけばいいことであって、そういう新しい分野の需要を喚起し、あるいはそれ……

第101回国会 逓信委員会 第6号(1984/04/17、13期、参議院の会)

○青島幸男君 先ほどの中村さんの御質問に答えられて大臣は、郵政事業を所管される責任者として、郵便事業というのはやっぱり基本に据えなきゃならないというお考えを述べられて、私も大変心強く思ったんです。その中で、例えば手書きの信書を人力によって運ぼうが馬で運ぼうが、あるいは銅線を使って記号で運ぼうが声で運ぼうが、とにかくある一つの情報を他へ伝えるということからすれば、これはもう郵便事業と考えなきゃならないというようなお話でございまして、極めて常識的にあるいは情熱として取り組む姿勢としてお伺いするにはそのとおりだと私も思うんですけれども、この問題が実に明確でないために、さまざまのトラブルのもとになって……

第101回国会 逓信委員会 第7号(1984/04/19、13期、参議院の会)

○青島幸男君 ただいま議題になっております公衆電気通信法の一部を改正する法律案の内容につきましては、いずれにしても実質値下げでございますので私は異を唱えるものじゃございません。賛成でございますので、これにつきましてさまざまな角度から質問をするという気持ちはないんですけれども、冒頭から議論を伺っておりますと、どうも遠近格差というものの実態が昔とかなり違ってきているんじゃないかということを実感しているんですね。  遠いところへ物を届けたり、遠いところと話をしたりするのは金がかかると。昔の飛脚のころは確かにそうですね。ところが、確かに初期の電話では、それこそ、東京から京都、大阪なんかへかけましても、……

第101回国会 逓信委員会 第8号(1984/05/17、13期、参議院の会)

○青島幸男君 電波法の一部を改正する法律案につきましては、先に質問に立たれた方々から大変詳しい質問あるいは答弁もありましたので重複を避けまして。ただ、今度の放送衛星のことにつきまして、同じように大変深いお話し合いもありましたが、聞いておりまして大変疑問に感じた点だけ二、三お尋ねしまして私の質問を終わるつもりです。  まず、今大臣言われましたように、国民全体の大きな期待のもとにこの計画が立てられ、実行されたというお話ですけれども、私は必ずしもそうではないと思うんですよね。むしろNHKは四十一万の難視聴解消のためにだけ手伝わされているわけですな。新たな一波あるいは二波を設けて放送しなきゃならないと……

第101回国会 逓信委員会 第9号(1984/06/28、13期、参議院の会)

○青島幸男君 二度にわたりまして詳細に質疑が行われましたので、私も大方のことは理解いたしました。ですから、重複を避けまして、くどくどしいことは申しませんけれども、ほんの二、三、皆さん方のお話を伺ってまして凝固に思った点だけをお尋ねして終わりたいと思います。  今度のことは大変残念で、私も非常に悔しいといいますか、腹立たしい思いをしております、皆さんもそうだろうと思うんですが、前回も私はちょっとこれは技術的な問題も踏まえて時期尚早ではなかったか、何も世界に先駆けて実験的なことをやる必要はなかったんじゃないかということを再三申し上げましたけれども、できてしまったことは仕方がありませんで、くどくどし……

第101回国会 逓信委員会 第10号(1984/07/12、13期、参議院の会)

○青島幸男君 五十六年度の決算の件でございますけれども、この時期は経済的にも環境が非常に安定しておったということと、NHKの皆さんの大変な努力が実って事業計画のとおりに予算が執行されて大過なく決算を終了されたというふうに拝聴しました。金額的なものあるいは詳細なその項目につきましては、今まで同僚議員から詳細かつ丹念な質疑がありましたので、私も大方のことは了解いたしました。計画どおり事が行われましてまずまず大変結構なことでなかったかと、会計検査院の御報告にもあるとおり問題はないということですし、まあ皆さんの御努力を私は大変評価したいと思っております。  さて、その細々した事情は重複を避けますけれど……

第101回国会 逓信委員会 第12号(1984/07/31、13期、参議院の会)

○青島幸男君 私まず申し上げたいのは、第一回の一巡、まだしませんけれども、議題になっております三法案についての第一回の審議、やっと私の番まで来たところでございますけれども、ここまで来る間にも、省令に残された疑点だとか、その他さまざまな、もし本当に民営になった場合はどういう形をとって公社が運営されるのか、そこにそごはないか、あるいは不安がないかという点をさまざまな形から皆さん方追及をなさいましたけれども、たった一巡をもってしても、余りといえば疑点が多過ぎる。そういうところから、ちょっと準備が足らなかったんじゃないかという気がして仕方がないわけでして、なぜこんなに急いで、まだ疑点も明らかになってい……

第101回国会 逓信委員会 第14号(1984/08/06、13期、参議院の会)

○青島幸男君 参議院の会の青島でございます。お忙しいところを参考人の方々には貴重な御意見を御開陳いただきまして、心から感謝申し上げます。私は、今後の審議に皆さん方の御意見を反映さしていただこうと決心している次第でございまして、特段に質問申し上げることはございませんので、ありがとうございました。

第101回国会 逓信委員会 第15号(1984/08/07、13期、参議院の会)

○青島幸男君 今度は民営に移るわけでございまして、それにしても公社には三十万を超す方々がおられるわけでして、三十二万と言いますと大変な規模の会社になるわけであります。これだけの方が苦心をしてやってこられたから今日の施設もできた、皆さん方の御労苦には切に私は敬意を表する次第ですけれども、新会社になりますと新たな対応をしていかなきゃなりませんし、今のままの組織そのままではとても新しい事態に対応するということになりませんでしょうし、またそのままでは新しい事態に対応するための意味がないということを考えますと、配置転換とか、あるいは新しい組織を別につくってその中で十分能力と知識を発揮してもらった方が個々……

第102回国会 決算委員会 第5号(1985/04/04、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 先ほども衆議院の定数是正の問題が取り上げられまして議論が行われたところでございますけれども、私もこれはまたゆゆしき問題だと思っております。いつ選挙が行われるかということははかり知れませんけれども、いつになっても、いつ行われても国民、有権者の立場からしますと何とか早く定数を是正して、一人一人の人権が確実に守られるということにならなきゃならないのは司法も指導するところでございます。  と申しましても、当該選挙区において選挙を闘おうとしていらっしゃる当の御当人にしてみれば死活問題ですし、特に減らされる方は、それから、今までの歴史的な経緯もあり、政党間のいろいろないきさつもあり、同じ一つ……

第102回国会 逓信委員会 第3号(1984/12/06、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 私、参考人の御意見その他もよく拝聴いたしましたし、当委員会の意見なども十分お伺いした上で、なおかつ申し上げるんですけれども、今もって公社が民営化をしなきゃならぬという理由がどうしてもわからないですね。それぞれ利害関係をお持ちの方あるいはそうなった方がいいとお考えの方のお立場はわかるんでありますけれども、それが本当に国民の財産として今まで大事に培われてきたもの、しかもそれが上手に機能している状態の中で、しかもこのままの状態では決して日進月歩する電気通信技術に対応できないというネックは今までの論議の中からは一つも実感としてわいてくるものはない。しかも、なおかつ民営化しなきゃならないと……

第102回国会 逓信委員会 第4号(1984/12/13、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 今までの質問を伺っておりまして、大方了解もしくは甚だ疑問に思う点も幾つかあるんですけれども、一点だけ明確にいたしまして、私の意見なども少し申し上げて質問を終わりたいと思います。  振興機構の問題でございますけれども、ただいま同僚議員の質問の中で大臣の不退転の御決意なども伺いましたけれども、それはそれなりに御努力があってしかるべきだと思いますけれども、水を差すようで甚だ恐縮なんですが、既に新聞の一部は中央突破ならずかとか、振興機構はどうにもできそうにないとか、やはり電電売却益は一般会計に入って、それからおこぼれにあずかるというようなことしかできないんではなかろうかというようなことを……

第102回国会 逓信委員会 第6号(1985/03/26、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 まず、大臣の所信を拝見いたしまして、郵政事業に対する熱意のほどもよく理解をいたしまして敬服をしておる次第でございます。私は、一般の方々が常々疑問に思っている、あるいは不安に思っているというような事柄について、その面から幾つか質問をしていきたいと思っております。  まず、いまだに残っております難視聴問題でございますけれども、難視聴対策の話になりますと必ず放送衛星のことが出てまいりまして、放送衛星が非常に機能的な働きを持てば、辺地にあろうと遠隔の地にあろうと良質の画像なり音声なりが得られる、難視聴問題は一挙に解決に近づくのではないかと大変期待を持たれていたわけですけれども、現状といた……

第102回国会 逓信委員会 第7号(1985/03/28、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 まず衛星放送のことでお尋ねをいたしますけれども、むしろ私は今、田委員とのやりとりを拝聴しておりまして、ちょっと考え方がおかしいんじゃないか、NHKさんに対してちょっと憤りすら感じました。前回もこの問題で会長とお話し合いをしたはずなんですけれども、放送衛星の主たる目的は難視聴解消であった、しかし放送衛星に可能性があるものだから、その可能性をフルに活用したらいいんじゃないかという考え方も一つはあるんですが、違った編成の放送内容を送りたいんだというお話のときに、それがちょっと違うんじゃありませんかと申し上げましたね。全く新たな放送システムを一つつくるのと同じことになるわけですね。そんな……

第102回国会 逓信委員会 第9号(1985/04/03、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 ここ数日来、熱心な質疑が行われまして、私も政府委員を通じて幾つかの質問の通告は出してあるんですけれども、詳細かつ熱心に質疑が行われまして一応御意見も承りましたし、重ねてお伺いしても見解はお変わりにならないでしょうし、御答弁について不満の点もありますけれども、重複を避けまして、重ねてお尋ねはいたしません。しかし、せっかくの機会でございますので、直接予算には関係ありませんけれども、ふだんから疑問に思っていることを若干お尋ねしてみたいと、こう思っているわけです。  私自身、身の周りについて見てみますと、電気機器とかそういうものがやたらに発達しましても、便利なことが果たして幸せなことかと……

第102回国会 逓信委員会 第10号(1985/04/23、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 ただいま議題になっております二本の法案、私は基本的に賛成でございまして、利用者の利便をいかにして増していくかという知恵と工夫があらわれているというふうに評価をさしていただいております。  愚痴めいたことを言うわけじゃございませんけれども、私は当委員会におきましても発言の機会がいつも最後でございまして、私の時間に至るまでに既にたくさんの経験と専門的な知識をお持ちの先輩方が詳細にわたって御質疑を行いまして、それにまた省も大臣も懇切丁寧に答弁をなさいまして、私もいささか用意した質問もあるんですが、ことごとく出尽くしまして了解をいたしております。  せっかくの機会ですから気のついたことを……

第102回国会 逓信委員会 第11号(1985/05/28、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 まずお尋ねいたしますのは、私設郵便の話でございまして、ちまたで、たしか郵便法五条で、何人も郵便の業務を業としてはならない、「何人も、他人の信書の送達を業としてはならない。」とはっきりうたわれているにもかかわらず、何がしかの料金を取ってそういう違法行為をするという方々がおいでになるということは薄々私も承知していたのですけれども、過日の新聞報道によりますと、これがこのごろかなり大っぴらになってまいりまして、月額幾ら幾らくれれば、かわりに書類の配送、郵便代行業務を引き受けるというようなことを宣言したり、あるいは各家庭のポストへの投げ込み広告を一手に引き受けますからどうぞ御利用くださいと……

第102回国会 逓信委員会 第12号(1985/06/20、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 NHKさんは常々経済基盤の拡充のために聴取料の集金に心を砕いておいでだということは今次の決算を見ても明らかなんですけれども、ちょっと変な例なんですけれども、聴取料のありようについてはまだまだいろいろ疑問に思っていらっしゃって、これは放送を受ける側の対価として払うのか、あるいは税金みたいなもので一律みんな払わなきゃいけないのかというような格好の疑問もありまして、受像機を置くと即座に契約をしなきゃならないんだ、こちらから受像機を電気屋さんから買ってきただけで自動的に契約しなきゃならないという責めを負うというのは納得ができないというようなことで、視聴者の方々の中にまだ御理解の行き届かな……

第103回国会 決算委員会 第5号(1985/12/09、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 私もせんだっての国鉄に対するゲリラ事件からいろいろ想起したことでお尋ねするんですけれども、世の中が進んでまいりまして簡単に一本のケーブルでたくさんの情報が伝えられるというような高度化社会になりますと、それはそれなりに便利は便利なんですけれども、一面それが切れたらもう何も動かなくなるという実にアキレス腱と申しますか、複雑な機能を持っていれば持っているほど重大な欠陥を簡単に招いてしまうというおそれがあるということを、つくづくこの間実感したわけです。あの辺の線を切ったからといって、昔の市街電車のように運転手が前方を見ながら旗を振りあるいはポイントを手で動かしてあっちこっち走っているよう……

第103回国会 逓信委員会 第2号(1985/12/10、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 ただいまの田さんのお話にもありましたけれども、民主主義というのは大変に合理的な制度でありまして、多くの人間の集合体として国が成り立ち、社会が成り立っているところからすると、その一人一人の人間の人間的な尊厳を尊重するというところに基本原則を置いて、しかも言論の自由、表現の自由、思想、信条の自由というようなものを基礎にして、その上にお互いの権益を尊重し合う、考え方を尊重し合うということででき上がっている制度でありまして、その意味では大変に人間的だし、多くの人間を幸せに導く制度だと思って私も心からこれを大事にしたいと念願しておる一人でございますけれども、NHK会長は、先ほどからもNHK……

第104回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第3号(1986/04/11、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 経企庁にお尋ねをいたします。  内需拡大が叫ばれておりまして久しくなりますが、笛吹けど踊らずということで個人消費の伸びが依然として活発な動きを見せませんが、これの原因をどのようにとらえていらっしゃるか、そこからお尋ねいたします。
【次の発言】 確かに多少の伸びは見られないことはないんですけれども、一方、貯蓄とかあるいは財テク志向が非常に高くなって、消費するよりもむしろそっちへ回ってしまう率の方が高いんではないかという懸念もありますが、その辺の動向はとらえていらっしゃいますか。
【次の発言】 内需拡大をして貿易摩擦に対する抵抗をなくしていきたいというほどに内需は拡大しない。一方、財……

第104回国会 逓信委員会 第3号(1986/03/20、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 私の用意した質問ではないんですけれども、今の田委員と大臣とのやりとりを伺っておりまして、ジャーナリズム、報道機関に対する大臣の権限が、影響力がいかに大きいかということを考えまして、全く大臣の手元に認可の権限がおありになるということ、その法的な裏づけというものが民主主義的なルールにのっとっていると考えにくいので、この問題また改めて私自身も勉強し直してからお伺いするつもりでおりますけれども、やっぱり今の田委員もお話しのように、新聞社までが大臣の顔色をうかがって行動しなきゃならないというような状況がもし生まれれば、これもう重大な問題だと私も認識しておりますので、そのことをまず申し上げた……

第104回国会 逓信委員会 第4号(1986/03/25、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 議題になっております郵便法等の一部を改正する法律案につきましては、省の方からもいろいろ御説明を承りましたし、また当委員会の質疑を通じて私なりに理解をいたしまして、どれ一つをとっても理由のあることで、当然行われなきゃならない改正であって、私はこれについて反論を差し挟むことは申しません。賛成をいたします。  そのことで疑点はないんですけれども、いろいろ質疑を承っておりますうちに、特に小包郵便等におきまして、最近の民間の企業は大変に活発に動き回っておりますので被害を受ける部分があった、しかし郵政当局の努力で逐次改善もされつつあるというお話も今承りました。その上に心強いことは、大臣御答弁……

第104回国会 逓信委員会 第5号(1986/03/27、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 先ほどからテレビの報道の問題もさまざま論じられてまいりました。報道の格好も最近は変わってきておりまして、昔のようにラジオの報道番組をそのままテレビに持ってきたという感じの、ただアナウンサーがあらわれて記事を読み上げるというようなものではなくて、視聴者の方からの希望もありましょうが、優秀なキャスターの方を選んで解説を図る、あるいはデータを掲げる、あるいは生の映像をそこに挟み込んで解説を加えるというような格好で多面的にニュースも報道されるようになりましたし、その意味では民放に先駆けてかなり研究もなされ、実績も上げてこられたと大変に評価をしております。  しかし、どうしても報道というも……

第104回国会 逓信委員会 第6号(1986/04/02、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 私が最後のようですけれども、いろいろ質疑を拝聴しておりまして重なるところもございまして、私なりに納得したところもございます。なお疑問に残る点だけ若干御質問申し上げまして質疑を終わりたいと思うんですけれども。  私常々疑問に思っておりますのは、最近、はがきにしても封書にしても、あれはコンピューター処理をするせいでしょうか、封筒だのはがきだのの上に郵便番号を指定するように四角い升が書いてありますけれども、あの升にきちんと字が埋まっている方がむしろまれなくらいで、あて名を書いた紙をはがきの上に貼付してある、あるいは直接封筒に印刷してある。せっかくあそこに四角い升があってあそこへ郵便番号……

第104回国会 予算委員会 第5号(1986/02/26、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 先ほどから大変貴重な御意見を承っておりまして、ただお話どれ一つとりましても先々余り見通しが明るくなるというようなお話ではございませんで、五点もその具体的な例を挙げて、円高もこれがしばらくの期間定着するんではなかろうかというお話でございますし、五百億ドル対米輸出超過というようなことも経済摩擦の根源になっておりますし、どれをとりましても余り希望が持てるというお話ではございませんで、大変絶望的な気分になっているのです。  それで、国内の財政の立て直しに大型間税を認めるようなところまで踏ん切りをつけてもいいんじゃないかというお話もございましたですけれども、国内の財政の立て直しには、外部的……

第104回国会 予算委員会 第13号(1986/03/22、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 私は、二院クラブの青島幸男でございまして、選挙制度とそれから政治資金の問題を中心に据えまして幾つか御質問申し上げます。率直でわかりやすい御答弁を期待するものでございます。  ただいま国民の間でも国会の中でも最大重要事として検討されておりますのが、衆議院の定数是正の問題でございます。これはもう今衆議院が違憲の状態にあるというような異例なことでございますので、最も速やかに早急に手をつけなきゃならぬということだと思いますが、これを総理は緊急避難的に改正を行っていいものと思われていますか、それとも抜本的な改正がこの際必要だと思われていますか、どちらをお選びになるおつもりでございましょうか……


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 逓信委員会 第1号(1986/10/21、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 本日、開会当初から郵貯の非課税制度の問題についていろいろ論議が交わされておりまして、今やこの問題が大変重大事でございますので、重複することはあえて承知しておるわけですけれども、避けて通るわけにいきませんので、多少御意見を承ったり私の考えを申し述べたりしたいと思うんです。  本日の議論の経過からもわかりますように、脱税を目的として悪用する人を排除するためにそれにすがって老後を楽しみにしているという健全な方々の楽しみを排除してしまう。それはまさに本末転倒で、それはもう許すべからざることなんです。しかし、今までの経過を考えますと、歴史的な経緯なんかも含めて見ますと、今百兆あると言われて……

第108回国会 逓信委員会 第1号(1987/03/26、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 けさほど来放送衛星の問題がさまざまに論じられておりますけれども、私伺っておりまして大変奇異に感じておることがあるんで、その点からまずただしてまいりたいと思いますけれども、前回か前々回に私この場で同じ趣旨のことを申し上げたことがあるんですけれども、もともと放送衛星は難視聴解消のためという発想で事が行われまして、難視聴解消に一番関心を持たなきゃならない、あるいは責任を持たなきゃならないNHKが放送衛星打ち上げに関与してきたというのも、これもいたし方のない事実だったと思います。そして放送衛星を打ち上げて難視聴の解消に当たって、もう十万足らずしか難視聴で悩んでいる方がいなくなったという時……

第108回国会 逓信委員会 第3号(1987/05/21、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 先ほどもお話が出ましたけれども、郵便の独占がかなり侵されてきて、よくわからない郵便まがいの事業がたくさん出てきている。あれがますます繁盛するようになると郵政省にとっては脅威ではなかろうかという気がするんですけれども、郵便法にうたわれているところの「郵便の業務を業とし、又、国の行う郵便の業務に従事する場合を除いて、郵便の業務に従事してはならない。」という、かなり古い法律ですからわかりにくいんですけれども、この郵便が始まったころ、郵便の法律自体ができたころはちょっと想像がつかなかったぐらい今は通信といいますか、情報の時代になりまして、何千何万というようなダイレクトメールがこんなに頻繁……

第108回国会 逓信委員会 第4号(1987/05/22、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 本日議題になっておりますこの三法について、まず私の賛否を明らかにしたいと思いますが、各党の委員の方々の御質問で実に明らかになったんですけれども、郵便貯金法の一部を改正する法律案と郵政官署における国債等の募集の取扱い等に関する法律案、この一一案は、海のものとも山のものともわからない、あいまいもこたる税制改革に深くかかわり合っておりまして、その点各委員の御質問についても正当で合理的な答弁が一つもなされないということで、こういうものは法案として出てくること自体私は理解に苦しむわけでして、これは明確に反対をいたす立場でございまして、それから郵便為替法及び郵便振替法の一部を改正する法律案に……

第108回国会 逓信委員会 第5号(1987/05/25、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 本日の質疑を通じまして、微に入り細にわたりましていろいろ御議論が闘わされまして、こういう問題点が絞られてまいりますと、どうしても重複する部分が出てまいります。あれもこれも重複ということで苦慮しておるわけでございますけれども、二、三気づいた点だけを御質問申し上げて、また意見も述べさしていただきたいというふうに考えております。  まず問題になりましたのは、常時介護が必要になったときに保険金がおりるようにというのは大変な前進で、一番必要な時期にそれがなされるということで、長いこと求められていてそうなったという結果で、それは喜ばしいことだと思うんですけれども、ただその認定のありようについ……

第108回国会 逓信委員会 第6号(1987/05/26、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 まず、私は、国際放送の問題からお尋ねをいたします。  国際放送が国際間の理解を深めるのに大変役立つから、貿易摩擦だのあるいは国家間のトラブルなどを引き起こす前に、相互の理解を行き届くようにするために充実していかなければならぬというのは当委員会でも再々出ておりまして、郵政大臣もこれには強力にお骨折りをいただいておると評価をさせていただいております。  今度また相互交換中継方式などと呼ぶものも取り入れまして、拡充しろ拡充しろと言いながら、お金の方が伴っていかないから、そう一遍に皆さんの要望にこたえるようなわけにいかぬ。それで、金のないところからない知恵を無理に絞って、割合けちなことで……

第108回国会 予算委員会 第16号(1987/05/20、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 まず総理にお尋ねをいたしますけれども、人類にとって最も大切なことは、戦争のない平和な世界の実現だと思います。総理も常々このことに言及しておられまして、今や非常に平和に向かいつつあるという兆しを見ることで大変希望が持てるというような御発言も承りましたけれども、現今の世界の情勢についてどういう認識をお持ちか、改めてお伺いいたします。
【次の発言】 確かにおっしゃられるとおりだと思います。レイキャビクで米ソの首脳会談が行われまして、それまでお互いに許しがたいというような格好で対決していた双方の国でありましたけれども、レイキャビクで話し合いをするということ、これは世界じゅうが期待を持って……

第109回国会 逓信委員会 第2号(1987/09/17、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 せっかくの機会ですので、ただ一点、日ごろ疑問に思っておりますことを郵政省並びに大臣のお考え等をお伺いしたいと思うんですけれども、最近特に著しい傾向としまして、各テレビ局で二十四時間放送体制というようなものがとられ始めたようですけれども、これについて郵政省はどういうふうにお考えになっていらっしゃるわけですか。
【次の発言】 今さらのようで大変恐縮なんですけれども、放送法では大体何時ごろまでにしなさいとかということは定めていないわけですね。ただ各民放局が、もし採算ベースに乗れば、夜中やったって法的には問題はないということで、ただ従来の慣行上、やっぱり昼間起きて夜寝ているという、一般社……

第112回国会 逓信委員会 第5号(1988/03/31、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 まず最初に、地上波における衛星放送のコマーシャルの点についてお伺いいたしますけれども、再三当委員会の委員の方々からも御 指摘がありましたように、何となく大げさなんですよね。最近のを見ますと、もし衛星放送の受信設備をお持ちになれば、六時間おくれでアメリカの大リーガーの野球がそのままごらんになれますとか、あるいはワーグナーの楽曲、四日にわたって全曲楽しめるとか、つい最近は、報道番組を充実して、地球上に五十億ほどの人間がいるけれども、そこでさまざまの生活が営まれておる、それを世界じゅうのテレビネットワークを通じて、何万台というカメラで逐次追いかけて、その隅々の方々の日常の息吹をそのまま……

第112回国会 逓信委員会 第7号(1988/04/19、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 本法案につきまして、私はここで告白するのもなんでございますけれども、いろいろ先に質問に立たれました委員の方々の御発言を伺っておりますうちに、私の不勉強がだんだん身にしみて、後悔をされてくるような状態でありまして、甚だ不見識でありますけれども、もう一回勉強をし直してこの場に臨みたいというふうに思うくらい反省をしておるわけであります。  聞けば聞くほど問題点が多いんじゃないかという気が実はしているわけでありまして、この一貫した流れの中で、こういう問題が出てきておるというのをはたと悟ったのは、郵政省の考え方とか対応の仕方が実に行き当たりばったりで、基本に哲学がないというような印象がまず……

第112回国会 逓信委員会 第8号(1988/04/21、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 けさから大変詳細に本法律案につきましては論じられたところでございますが、私かねがね疑問に思っていたんですけれども、アメリカにはFCCというのがあるんですが、そこが大変に権限を持っていると言ってはなんですが、かなりきちっとした姿勢を示していて、放送の世界なんかにかなりな発言力を持っている、そこが三者機関として、私どもの放送はどうあるべきかということなんかにかかわる問題をいろいろ提起したりしているそうですけれども、我が国にも昭和二十五年に電波法ができたときに、電波監理委員会設置法をつくりまして、電波監理委員会というのをつくって、そこが主たる研究機関というのも何ですけれども、考え方を示……

第112回国会 逓信委員会 第11号(1988/05/12、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 先ほど来皆さん方の御質疑をお伺いしておりまして非常に不安に思いましたのは、料金の決定方法の改善と申しますか、改悪と申しますか、この法律が決まりますと、従来の法定による料金の決め方の枠が外れて、省令でいじれるということになるということで、現在の状況から考えますと、大変に収支もいいようでありますし、値上げが即に行われるということではなさそうなので、そこのところはちょっと胸をなでおろすところもあるんですが、これはこのまま今のような状態が幸いに続けば結構でございますけれども、一回法律になってしまいますと、局長もそれぞれの思いがあってこれ御提案になっていると思うんですけれども、その思いが局……

第112回国会 逓信委員会 第13号(1988/05/24、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 まず、六十年度の決算のお話でございますけれども、これが予算として提出された時期には私は賛成をしておりますし、いろいろ御報告を受けますと、NHKさんの経営努力のかいあってか、黒字まで出しておられて、会計検査院の報告によれば、何ら疑点を差し挟む余地はないということでございますし、そうした一連のことから考えますと、反対をする理由はないわけでありまして、本件についても、私は本日賛成に回るつもりでおります。  ただ、再々話が出ておりましたけれども、NHKのやっております事業の総合的な負担金として、そのことを受信者の方に理解していただいて、そのために受信料、名目は受信料ですけれども、負担金を……

第112回国会 予算委員会 第15号(1988/03/26、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 私は、まず原子力発電のことに関してお尋ねを申し上げたいと思います。  最近では余り世界各国で原子力発電に積極的でなくなってきているというふうに受けとめておりますけれども、先進諸外国の最近のこの原子力発電に対する対応の仕方、格好というものをまず通産省にお尋ねいたします。
【次の発言】 いや、一方でそういう動きがあるかもしれませんけれども、例えばスイスでは今後四十年以内に原発を全廃しようというような動きが出ておるようですし、エジプトも原発計画を変更した、これも首相発表でございますし、オーストリア、ツペンテンドルフ原発では解体、それからウィーン原発も解体、これ国民投票でそういう結果を得……

第112回国会 予算委員会 第16号(1988/04/01、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 私は専ら海外援助の問題についてお尋ねを申し上げます。  我が国のODAは近来大幅に伸びておりまして、今や米国に次いで二位の地位にあるというようなことになってまいりまして、各界から非常に注目を浴びておりまして、世界的にも非常に評価が高くなっておるということでございます。その実績と役割の割には国民の方々の中に一般的に海外援助のありよう、実態というものが理解されていないような気がするんですね。それで、たまさかマルコス疑獄のようなことが起きましたときに大々的なニュースになりまして、そのとき初めて、ああそうか、我が国もこういうふうに経済援助をしていたのかというようなところで改めて驚いたりす……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第5号(1988/12/06、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 引き続いて質問をさせていただきます。  今、同僚委員の質問にもありましたけれども、企業と企業の間の取引であろうと契約であろうと、間に立つのは人と人でございますので、人と人との信頼関係というものは非常に大事なことだと私も認識はいたしております。しかし、その認識の上に乗って、個人で株を引き受けてくれないかと言われたときに、企業間の取引がこじれてしまうのを恐れて、取引上これはやむなく引き受けなきゃならないだろうという感じでお引き受けになられたと、こう申されております。その辺がほかの委員たちもちょっと理解の行き届かないところだと思うんですね。個人ではあっても、企業と企業の間の取引の問題で……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第6号(1988/12/07、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 先ほど来の繰り返しになりまして大変恐縮ですし、しつこいようでございますけれども、江副氏から、株を持ってくれということで小林社長がお見えになったときに、近いうちに上場するというようなお話はなかったかと、どなたも再三お尋ねになりましたけれども、証人はそういうことは一切なかったとかたくなに否定をなすっておいでですけれども、もう一度確認いたしますが、そのとおりでございますか。
【次の発言】 先ほど、小林社長からおかげさまで上場できましたと電話があったという御発言がありましたけれども、おかげさまでということをまず断って上場できたと言っていることは、事前に、上場するんだという話があなたに出て……

第114回国会 逓信委員会 第3号(1989/03/28、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 午前中の質疑から、NHKの経営委員会の問題に触れられる委員の方の御発言が多かったんですけれども、私はかねがねNHKの経営委員になられる方々は、視聴者のニーズを反映するNHKの意向からして、当然公選されるべきだという持論を持っておりまして、そのことをもう数年も前から申し上げているわけですけれども、郵政省としてはいや法律でそういうふうになっているわけだから公選の方法はこの際なじまないんではないか、こういうお答えを始終いただいているわけです。  今回のようなことになりますと、ますます私はNHKの行おうとしておることと国民が本当に願っていることの間には大きなずれが生じているんではなかろう……


16期(1992/07/26〜)

第125回国会 選挙制度に関する特別委員会 第2号(1992/12/08、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 私は二院クラブの青島幸男でございます。  今までお話を伺っておりましてちょっと気がついた点につきまして二、三お伺いしたいと思います。  提案者の方々、大変御苦労さまでございました。労をねぎらう気持ちはいささかも軽くはないんですけれども、どうもこの案がつくられた時点から衆議院の皆さん方が主として携わっておられたというんで、何か衆議院の選挙について非常に詳しくお考えいただいていますけれども、参議院の選挙につきましては割合、微に入り細をうがってとは申しませんけれども、軽く考えられているんじゃないかという気がいたしましてね。と申しますのは、参議院の比例区につきましてもかなり昔から疑念もあ……

第125回国会 逓信委員会 第1号(1992/12/09、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 私も幾つかの質問を用意いたしまして本委員会に臨んだわけでございますが、同僚、先輩委員の方々の複雑多岐にわたる質問で、また御答弁いただきました皆さんの懇切丁寧なる御説明でほぼ了解をいたしまして、新たに生じた疑問につきましては、私なりに詳細に検討調査いたしまして次なる機会に質問申し上げたいと思います。  ありがとうございました。

第125回国会 予算委員会 第3号(1992/12/04、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 二院クラブの青島幸男でございます。  総理は御存じないかもしれませんけれども、私は九月二十六日に、佐川急便問題での検察の対応に腹を立てまして、金丸氏議員辞職を求めてハンガーストライキをやったわけでございますけれども、元来、私は性直情径行と申しますか、思い立ったら即座に何か行動に移すという癖がございます。これはこれなりにかなり反響があったわけですけれども、ハンストのノウハウを知りませんでしたので残念ながら二ひ足らずで脱水症状になりまして断念しましたけれども、しかし、そのおかげで全国から電報やファクスが私のところへ山と参りまして、私ばかりでなく日本じゅうの人々がこのことについて怒って……

第126回国会 逓信委員会 第3号(1993/02/25、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 長々と皆さん御苦労さまでございます。私が最後でございまして、そう長くやるつもりもございませんので御安心いただきたいと思います。  まず、大臣に御就任早々でございますから一つだけお尋ねしたいんですけれども、我が国の放送の現状、一方ではNHKという公共放送があって、しかもこれは受信者による拠出されたお金でもって主に成り立っておりまして、しかも放送法によってかなり制約をされております。民放のようにただ流しさえすればいいというものではなくて、日本全国あまねく平等に良質の絵と音が流れて皆さんに享受してもらわなきゃならないというかせもはめられております。それで、先ほどから四十年という話も出て……

第126回国会 逓信委員会 第4号(1993/03/02、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 いろいろお話を伺っておりまして、私も今回の法律は実に時宜を得たものだという認識を持っているわけでございます。我が国の情報ネットワークの水準というのは国際的に見てどうなんだというお話が今もありましたけれども、ドイツだのアメリカだのイギリスだのという話を聞きますと、やっぱり信頼性においても普及度においても我が国の方がずっと進んでいるのではないか。さまざまな外国との通話の中で、あるいは通信の中で愚痴を聞いたりするんですけれども、おおむね向こう側に原因があって、割合こっちのものはしっかりしているんだというお話を承って非常に心強く思っているんです。  先ほどからのお話ですと、一応そういう基……

第126回国会 逓信委員会 第6号(1993/03/29、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 いろいろお話伺っておりまして、私は最後でございまして、なるべく重複を避けてお伺いしたいと思うんです。  いろいろ今後のあり方についてNHKもお考えいただいているようでございますけれども、まず会長にお尋ねしますが、ことしは既にもう一九九三年でございまして、あと七年かそこらで二十一世紀になるわけでございます。二十一世紀の頭、大体NHKのあらまほしきありさまと申しますか、どういう格好が望ましいのか、どんなふうになっていたら一番受信者の方々の信頼にこたえ、期待に沿うことができるようになっているんだろうか。おおよそで結構でございますが、どんな形を御想像になっていらっしゃるか、お聞かせくださ……

第126回国会 逓信委員会 第12号(1993/06/01、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 きょうは私は、実は私の同僚に下村議員というのが二院クラブにおりまして、この方が常々福祉の問題につきまして大変熱心にやっておられます。私はその下村さんの意向と意欲を踏まえましてきょうは質問させていただくわけですが、質問と申しましても、省の意向を確認するということと、あるいは要望などを含めてお話し申し上げたいと思います。質問の通告はしてございますので簡潔にお答えいただければ結構だと思います。  先ほどからお話に出ておりますかんぽ健康増進支援事業の助成対策として成人病予防などプロジェクトが用意されていると伺っておりますけれども、成人病以外にも、難病患者の支援のためのプロジェクト、例えば……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第7号(1994/01/06、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 ただいまのお話でございますけれども、私がこういう場で細川総理にその問題についてお尋ねするというようなことになるとは予想もしておりませんでした。  総理は当初、私の考え方ではやっぱり企業献金というのは廃止の方向に向けて考えた方がいいんじゃないかというようなお考えをお述べになられた記憶が私はあるんですけれども、もしそうなら、それは私はすばらしいことだと思っているんです。  こういうお話し合いをするのは、私はこの参議院に座を占めましておよそ二十五年ぐらいになりますけれども、最初に出ましたときは佐藤総理でございまして、佐藤総理にこの問題を追及といいますかお伺いしまして、企業献金というのは……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第12号(1994/01/13、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 長時間にわたります熱心な御質疑、皆さん方の御労苦に私は敬意を表します。  しつこいようで大変恐縮でございますけれども、私にとりましては大変重大な問題なので、冒頭、一月十日に行われました当委員会における公聴会日程に関する動議とそれの採決に関する問題を再度取り上げたいと思うわけでございます。  官房長官はあのときおいでになったかどうかわからないのでるる説明申し上げますけれども、実は私どもの下村委員がここの席で発言を終えまして、この席を立ちまして、自席へ戻ろうと歩き始めたわけです。その折に、「動議」という声がかかりまして、たらたらたらと大声で動議が語られまして、下村委員は事前に動議が出……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第14号(1994/01/19、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 再度の質問でございますけれども、まず冒頭にお尋ねいたします。  総理はいまだに、この制度が現実のものになったときには穏健な多党というようなものが成り立って、その穏健な多党の相互の切磋琢磨と申しますか議論と申しますか、そういうものの中から真の民主主義が生まれてくる、国民の理解を得られるに違いないと、こういうふうにお考えでございますか、いかがでございますか。
【次の発言】 それは大変ロマンチックな幻想のように私には思えるんですね。  総理とも私はかなり長いおつき合いになりまして、最初に自民党の参議院議員としておいでになったときはたしか二院クラブの渉外係というようなお立場だったと思いま……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第15号(1994/01/20、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 二院クラブの青島幸男でございます。会派を代表いたしまして、政府提出の四法案につきまして、反対の意を明らかにしながら討論を行うものでございます。  当委員会の質疑を通じまして、私は、この法案に反対する趣旨を延々述べ立て、また理由も皆さんに御理解いただけるように話をしてきたつもりでございますけれども、あえて、討論の機会を得ましたので、改めて反対の理由を述べさせていただきます。  まず第一に、今国民の皆さん方が国会に求めておられることは政治腐敗の是正でございます。ゼネコン汚職に代表されるようなそういう腐敗を一日も早く根絶してもらいたい、そういう願いをよそに、選挙制度の改変にすりかえたと……

第128回国会 逓信委員会 第1号(1993/10/28、16期、会派情報なし)

○青島幸男君 青島でございます。  昨今、放送の公正を守るというような議論がかまびすしく行われておりますけれども、その前に、まず放送の現実の状態を大臣がどうごらんになっていらっしゃるか、その辺からお尋ねしたいと思うんです。  民放キー局五局が開局しましてからもう四半世紀になりまして、余り問題も起こらずに推移してきたと私は思うんですけれども、一方ではNHKというものがありまして、これは公共放送として皆さん方から契約をいただいて、その契約金をお支払いいただくということを財源にして成り立っているわけでございます。これも放送法に規制はされておりますけれども、自主的な編集権に基づいて編集をして、国民の皆……

第129回国会 逓信委員会 第1号(1994/03/29、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 私はハイビジョン放送につきまして大変悲観的に考えておりまして、それでなくても今地上七波、衛星から三波、十波があって、それぞれ好みに応じて見るにしても、人間二十四時間しかないし、そんなに見ている時間はないんじゃないか。それに技術革新の成果としてハイビジョンというものが非常に有効な手だてであることは確かだけれども、白黒テレビがカラーに変わったほど劇的な変化はないわけですからそんなに進展はしませんよということを申し上げたんですが、会長を初めNHKの方々は大変熱心にハイビジョンを進められておられるようです。それにしてもまだ一般の方々の受像機、一般の家庭に二千万台とも三千万台とも言われてい……

第129回国会 逓信委員会 第4号(1994/06/10、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 ただいま議題になっておりますこの法案、私にとりましては急な話でございまして、不勉強で内容をよく理解していないところからくる質問がありましたらお許しいただきたいと思いますけれども、率直に申しまして、これは既存の映像、静止も含めまして映像と音のライブラリーをつくって、それで放送に携わる方々が自由に廉価に安全に活用できて、その眠っている素材を放送素材として自由に使って内容の質を高めるとかいうことのために便宜を図りたい、こういうことでおつくりになるということなんですね。
【次の発言】 そうなりますと、例えば民放各局とかNHKとがそれぞれが持っている映像が既にあるわけですね。それが相互に融……

第129回国会 逓信委員会 第6号(1994/06/22、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 ただいまもお話に出ました高度情報化時代ということでございますけれども、いつでもどこでもだれでもが良質で安全で安価な形で確実な情報が得られるというようになるのはとてもすばらしいことだと一見思うんです。アメリカなんかでも大変熱心にやっておりますし、ヨーロッパなんかもそれに追随して負けず劣らずと言っていいですし、我が国も、先ほどから話が再三出ておりますように、情報化社会のネットワークとそれからアプリケーションを確実なものにしていってということは結構なことだと思うんですけれども、これがどんどん進んでいって、究極我々の生活はどうなるかということに思いをいたすときに、大変そら恐ろしい気がする……

第129回国会 予算委員会 第10号(1994/06/03、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 私は、二院クラブの青島幸男でございます。  早速お尋ね申し上げますけれども、建設業界で事業にかかわる場合に談合が行われるということはしばしば言われておりますけれども、新しい創意工夫だとか今までの実績だとか資力に基づいて意欲的に事業に参画するために入札を通じて参画をするということ、それはどの業者の方も真摯な態度でお感じになっていらっしゃるし、新しい創意工夫を実現するという意欲は仕事に携わっている方としては当然お持ちになってしかるべきだと思うんですが、発注する側にそういう意欲をそぐような何かネックがあるんではなかろうかというふうに私は感じますが、その点ほどのようにお考えになりますか。

第130回国会 決算委員会 閉会後第2号(1994/08/25、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 二院クラブの青島幸男でございます。  両大臣とも、長時間にわたっての御答弁で御苦労さんでございます。  私は、きょうは一点だけ、長良川の問題についてお尋ねを申し上げます。  この長良川の河口ぜきの話が持ち上がって閣議で了承を得たのは、私の調べによりますと昭和四十三年ということで随分古い話でございまして、初めて私が当選してここへ参りました年でございますから、およそもう二十五、六年になろうと思うんですけれども、あのころから考えますと、経済的にも対外的にもいろいろ様相が変わってまいりました。ですから、当時考えられた河口ぜきの用途とか目的とかというものもかなり変わってきておるんじゃないか……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第6号(1994/12/07、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 私は、著作権の問題につきまして主に質問をさせていただきます。  まず著作者人格権につきまして、これはこの協定の中では特例事項、例外事。項だというふうなことになっているということ自体、私は納得がいかない思いがするんです。先ほど私の前に質問に立たれた方の発言に対して河野大臣が、それは各国はそれなりに議論をして了承しているんだからそれでいいじゃないか、しかしそれがフェアに行われるかどうかをシビアに見詰めればそれでいいというようなお答えをいただきましたけれども、特例になっていること自体がフェアではないのじゃないかという気が私はいたすのですけれども、この問題についてここで御議論申し上げよう……

第131回国会 逓信委員会 第2号(1994/11/15、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 ただいまのお話を聞いておりましても、NHKさんは大変な努力を重ねていらして、今回の審議に当たりました決算にあらわれているわけでございます。  少なくとも罰則もないというルールの中でこんなにきちっと受信料を収納していらっしゃるというのは、それは事に当たっている方々の努力と情熱のたまものだと私も思いますし、また放送を流していらっしゃって、全国の視聴者の皆さんから多大な信頼というものを受けていらっしゃるからこそ受信料もこれだけ集まる。世界に例を見ないというような状況だと思います。BBCなども非常に困窮しているようですし、アンテヌ2などというのはもう形をなしていないというようなことを伺っ……

第132回国会 逓信委員会 第4号(1995/03/10、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 先ほどもふみカードの問題が出ましたけれども、私もちょっとこれについてお尋ねをしたいと思うんです。  最近、カード型のもの、自動車の免許証までカード型で名刺のように小さくなって入るという、携帯にも便利だし、細かいお金をじゃらじゃら持って歩かなくて済むとか、非常に利便を与えてくれる、そのものは普及しているんですよ。  それはJRのカードを見てもわかるんですけれども、あのオレンジカードというやっとかあるいはメトロカードですね、地下鉄の。あれは切符の販売機の前に並んでがちゃんと入れて、方向を決めて料金を決めて切符をもらって、それで行かなきゃならないんですね。これ、余り便利じゃないんですよ……

第132回国会 予算委員会 第2号(1995/02/08、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 二院クラブの青島幸男でございます。  この場をかりまして、このたびの地震で亡くなられた方に心から御冥福をお祈り申し上げますし、被災をされた方々に心からお見舞い申し上げたいと思います。  またあわせて、総理もあの日以来、もう大変な心痛を抱えておいでになって御苦労さまだと心からねぎらいの言葉を失礼ながら申し上げたいと思います。長時間にわたりまして連日のように答弁にお立ちになって真摯な態度できっちりと対応されているお姿を見まして、私は心から敬意を表する次第でございまして、各閣僚の方々も皆さん頑張っておいでなのに敬意を表します。  さて、質問に移るわけでございますけれども、きょう私が最後……



各種会議発言一覧(参議院)

9期(1971/06/27〜)

第66回国会 運輸委員会、内閣委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 閉会後第1号(1971/08/05、9期、第二院クラブ)

○青島幸男君 今回の事故は起こるべくして起こったといわれておりますし、まあ運輸行政あるいは自衛隊のあり方、ひいては国の基本姿勢から生じたものである。これはいままで議論をし尽くされたところであります。で私は、いままでの佐藤内閣の国防の姿勢の欠陥がここに如実にあらわれたものだと、そういうふうにやっぱり考えます。  そもそも警察予備隊というようないかがわしい名前から発足いたしまして、保安隊、それがまた二年たちまして自衛隊、その間に一次防、二次防、三次防、四次防と、四次防に至りましてはその予算の規模も飛躍的に増大をいたしました。ついに五兆八千億という膨大な額にのぼってまいりました。一方では、この間に憲……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会、逓信委員会、建設委員会連合審査会 第2号(1971/12/25、9期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私も、先ほど来問題になっておりますVOAにつきましてお尋ねしたいと思います。  まず、与えられた時間も少のうございますので、簡潔に結論から先に申し上げますと、VOAの傍受の施設をおこしらえになって、しかも、それを傍受してチェックをするということに、たいへん熱意をお持ちのようでございますけれども、これは事実上意味のないことなので、やめたほうがいいんではないかということを私は結論といたします。以後、それについて、何がゆえにそうしなきゃならないかというお話をするつもりでございますけれども、それから外務大臣の御所見も承りたいと思いますけれども。  まず、その理由は、どの方から伺いましても……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 逓信委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1980/11/21、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 当委員会でも再び問題になりましたし、私も再三お伺いしているんですが、何回お伺いしてもどうも納得がいかないという点がございますので、局長に御足労願ってはなはだ申しわけないんですけれども、郵便料金が家計に及ぼす影響をどういうふうに郵政省考えていらっしゃるか、その算出の基準と結果をもう一度ひとつ説明していただきたいと思います。
【次の発言】 ですから、このぐらいのことだから大した影響はないじゃないかというようなお考えかもしれませんけども、しかし、実際に一種、二種等の郵便物数の動きを見てまいりますと、八〇%相当が企業間もしくは企業と一般の方々との通信が行われているわけですね。そうしますと……

第93回国会 逓信委員会公聴会 第1号(1980/11/12、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 第二院クラブの青島でございます。  お忙しいところお運びいただきまして、貴重な御意見をありがとうございました。  同僚委員からの質問に対する御丁寧な御答弁と、それから皆さん方のお話で十分にお立場と御意見は了解いたしました。今後の審議に十分参考にさしていただこう、こういうふうに肝に銘じておるわけでございます。  ただ一点だけ、私、この際に自分の立場を明確にしておくことが皆さん方に対する儀礼だと思いまして、そのことだけ申し上げますけれども、くどくなりますので避けますけれども、私は基本的には佐藤公述人がおっしゃっておられた御意見に同感でございまして、その趣旨でこの審議を闘っていきたい、……

第94回国会 大蔵委員会、農林水産委員会、逓信委員会連合審査会 第1号(1981/04/22、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 私ども小会派は、幸か不幸か質問の順位が最後になりますので、さまざまな先輩方の御質問並びにそれに答弁なさる方々のお答えで大方のことは拝察いたしました。かなり重複する質問もございますのでこれを避けまして、ただひたすら伺っておりまして疑問に感ずる一、二点のことだけ御質問申し上げたりあるいは御要望申し上げたりすることで、きょうの質問を終わりたいと思うんです。  まず大蔵省のお考えも重々わかりました。るる大臣から御説明がありました。しかし、私かねがね疑念に思いますのは、確かにおっしゃられるように一〇〇%政府出資で始めた政府機関には違いございませんが、出したお金が百八十八億ですか。で、現在は……

第94回国会 文教委員会、逓信委員会連合審査会 第1号(1981/05/26、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 続けて質問をさしていただきます。  勝又先生は発案者でおいでなすって、いまの中村さんに対する御答弁で言い足りないところがあって御不満のようでございますので、私の時間の中で差し上げますんで、同じ質問を申し上げますから、ひとつ……。  私、御質問申し上げるのは全く同様の趣旨でございまして、実際に学問というものは、少なくとも大学の学問というのは、ある種の情熱が支えになっている。実際に知識を授けるというだけならば、それはテレビやラジオでも十分だろうけれども、実際には、先ほどからも議論になっておりますように、放送法とのたてまえから、何か毒にも薬にもならないようなものをいろいろ突き合わせて無……

第96回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会公聴会 第1号(1982/07/06、12期、第二院クラブ)

○委員以外の議員(青島幸男君) 大変皆さん御苦労さまでございます。  まず、佐治さんにお尋ねを申し上げます。先ほどから実際に御友人の選挙に関与なさったという実体験から、大変に説得力のあるお話として私伺ったのですけれども、私も実際の事例を挙げましてお話し申し上げたいと思うのですけれども、先年お亡くなりになりましたけれども、市川房枝という参議院議員がおいでになりましたことは重々御承知のことと思いますけれども、あの方の選挙の場合ですけれども、あの方も全国区でお立ちになったんですけれども、小さな装備の車で町々を歩きまして、それこそほんの一握りの方々に御自分の主張を述べておられた。その際に、遠くから走っ……

第96回国会 内閣委員会、逓信委員会連合審査会 第1号(1982/07/02、12期、第二院クラブ)

○青島幸男君 ただいまも将来的展望に立ったお話が出ておりましたようでございますけれども、まず行管庁長官にお尋ねをいたします。  データ通信の自由化は、これからの電気通信政策のありよう、あるいは情報と国民の福祉、通信の秘密保護など、重要な問題を含んでおります。その上に、いまお話が出ましたように、これから先またどういうことが出てくるのかわからないと、その対応に戸惑いながらも現実の問題として処理しなければならない問題は山積し、これはどうしても処理しなければならない。それはわかります。しかし、これらを一括してとらえて許認可業務として処理されようとするような考え方は、効率第一主義という考え方で本質を見失……


13期(1983/06/26〜)

第101回国会 逓信委員会公聴会 第1号(1984/08/03、13期、参議院の会)

○青島幸男君 参議院の会の青島でございます。  本日はお忙しいところ公述人の皆さん方大変貴重な御意見を承りまして、ありがとうございました。  私も、皆さん方の貴重な御意見を今後の質疑に反映さしていきたいと、かように思っております。  特段に御質問申し上げることはございませんので、結構でございます。

第102回国会 商工委員会,逓信委員会連合審査会 第1号(1985/05/15、13期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 毎度のことでございますけれども、私ども小会派は最後になりまして、愚痴めいたことを言うつもりはないんですけれども、かなり綿密、詳細に質疑が行われておりまして、私があえて御質問申し上げるようなことは少なくなっているんですが、まずお尋ねしますのは、字句の解釈についてあげつらって揚げ足を取ろうという気は全くないんですけれども、何回か質疑を伺っておりましても、衆議院の議事録なんかを拝見しましても、どうも基盤技術研究の基盤ということの実態と、基礎と基盤ということの意味合いみたいなものがもう一つ明確にのみ込めないんですが、その辺のところをまず御説明いただきたいと思います。


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号(1986/10/08、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 私は、まず日米貿易のインバランスの問題からお尋ねをしたいと思うんですけれども、赤字体質がアメリカにあって我が国は黒字体質になっている、これが恒常的に何年も我が国に黒字をもたらしておる、なかなか抜きがたい状態になっておるというようなお話もありました。確かに、アメリカの生産設備は古くなっているとか、あるいは今度のアジア大会でも痛感したんですけれども、民族も老いるという感じがするんです。  かつて我が国でオリンピックが行われたころのあれに対する情熱というのは多少失われておりまして、今や韓国の青少年たち、スポーツマンが大変な情熱を持ってあのことに当たっている。我が国も敗戦後、産業界の復興……

第107回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1986/11/12、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 どうもお忙しいところ実のあるお話を同わしていただきまして感謝している次第でございます。私最後になりまして、時間も余りありませんので一点だけお伺いしたいと思うのです。  今の外交安保の重大な問題としてクローズアップされておりますのは、再三ここの場でも話題になりましたSDIですけれども、このSDIというのがそれほど論じられるほど実効性のあるものかどうかというものは私は大変に疑問に思っておりまして、いみじくも鴨先生言われましたように、レーガンが一つ宗教的な信仰に近いものにまで持っているのじゃないかということで、確かに私どもは今気象衛星を通じて気象情報をとっておりますし、頻繁に海外の情報……

第108回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1987/03/13、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 外交、安全保障の問題につきまして私が日ごろ感じておりますことの一端をここで述べてみたいと思います。もとより私はこの問題の専門家ではございませんし、素人考えのようなものですけれども、多くの国民の皆さん方の中には私と同じような考えをお持ちになる方もおいでになるのではないかという気持ちで、あえてここで意見を申し述べたいと思います。  ひところ安全保障の問題を論ずるとき、人間の性悪説、性善説が究極の議論になったことがあるように記憶しております。つまり、国家の安全保障をするためには軍備がなければならないと主張する方々は性悪説を採用される。いや、軍備は無用で話し合うことで安全を保たなければな……

第108回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1987/04/14、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 質問者の御趣旨あるいは御期待に必ずしも沿えないようなお答えになるのじゃないかと思いますけれども、むしろ私は教育というものは無国籍あるいは国籍不明みたいなものであるということの方が正しいのではないかと思います。それは世界の歴史を冷静な目で眺めて、おのれの国の位置はどこにあるかということを冷静に判断するという意味から申しますと、片寄った考え方で子供の教育に当たるということはむしろ間違うことだと思います。  私自身の体数から申しましても、私も昭和七年の生まれですから、小学校三年のときに尋常小学校が国民学校と改められまして、日の丸を揚げ、国体に多少の疑問を持ちながらも「君が代」を歌わされ……

第108回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第1号(1987/05/18、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 今、企業から全然ないということでちょっと愕然としたんですけれども、そういうところに限って政治献金は莫大に出しておるんですよね。どういうものですかな。  これは事業団にお伺いしたらどうかと思うんですけれども、一点だけ時間もありませんから御質問申し上げます。  ただいま我が国は大変に高齢化社会に向かっておりまして、年々それは進んでまいりますし、寿命が延びた分だけ、まだ血気盛んと言ってはなにですけれども、心身ともに健康な老齢者といいますか高齢者の方もたくさんおいでになられる。どういうことかシルバー・コロンビア計画などというのがありまして、通産省がこれはちょうちん持ちをしている、進めてい……

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1987/07/31、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 どうもお三方とも御苦労さんでございます。貴重な御意見をありがとうございます。  私で最後になりますんで端的にお尋ねいたしますけれども、今、核廃絶の方向に非常に明確に進んできているということは大変喜ばしいことだと思います。それは核は実際には戦争には使えないのだという認識が裏にありまして、そのことを一番よく知っているのはホワイトハウスとあるいはクレムリンだろうというのですが、その認識が世界じゅうに一般的になりまして、しかもサイロと標的が幾重にもコンピューターで結びつけられていて、もしどこかから発射されれば一発で済むという問題ではなくて、連続的に徹底的に発射されるとなりますと、先ほどの……

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第1号(1987/08/21、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 お三方とも大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。  お話通じて伺っておりまして私なりの理解をしたんですけれども、歴史的な経過を見まして、人から援助を受けているような状態だった我が国が急速に経済発展しまして、それで理念もノーハウも確立しないままに、もうにわか成金がつかみ金をやるようにやってきたということが疑惑を生んだり、あるいは相手国に最も必要な時期に必要なものを必要なだけというふうなことよりも、対外的に見えを張って、ほかの国もやっているんだか らうちもしようがない出そうかというんで、お祭りの寄附みたいに無目的と言ってはなにですけれども、そういった部分もあったんじ……

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 閉会後第1号(1987/09/25、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 御承知のこととも思いますけれども、私ども二院クラブと申しますのは、無所属の議員が院内での活動の場を保障、発展させるために結束いたしました院内会派でありまして、思想、信条につきましてはこれを全く拘束しない、相互に尊重し合うという立場であります。ですから二院クラブの統一見解というようなことではございませんので、あらかじめお断りしておきますが、私の日ごろ考えておりますことの一端を全く個人的な意見として申し上げさせていただくことをお断りいたします。  まず、我が国の政府開発援助は年間一兆円を超し、米国に次いで援助の規模は世界第二位になっているということでございますけれども、その規模に比し……

第111回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 閉会後第1号(1987/12/15、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 御出席いただきました皆さんのお話と各委員との間の質疑等で、私、かねがね疑念に感じておった部分もかなり消化いたしまして、理解も行き届いたと思って、出席したことに大変感謝をしている次第でございます。  今度のINFの全廃を見ましても、たったこれが数%にしか満たないということで、あとICBMだのSLBMだのというものの数の膨大さと、よくもこんなにたくさんのものをつくってきてしまったものだなというその量と力に愕然とした思いがしたんです。これはどなたもそういう認識はお持ちになっているだろうと思うのです。  それで、これが全廃になるということは大変すばらしいことだという認識で私もいるんです。……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1988/05/16、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 今もP3Cの話が出ましたけれども、私は大変基本的に疑問に思っていることがございまして、この際ですからお尋ねを申し上げるのですけれども、まず、我が国の憲法をベースに考えまして、外敵が侵入するようなことがあった場合まず水際でこれをたたいて自国の防衛を図るというのが最初のスタートでしたね、防衛の手段としては。それも水際でたたく程度のもので、必要最小限。水際でたたくのだったらどこに来るか わかっていた方が効率的に防衛がしやすいという立場から海の先まで哨戒するようになり、足の長いレーダーを持つようになり、領空侵犯などがあったときにはそれに対応するべく要撃の戦闘機も持つと。だんだんと防衛手段……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第1号(1988/02/19、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 私、皆様方同僚各委員の質問などを通じまして、あらかた疑点に思っているところは了解をたいしました。改めて皆さん方に質問をするというよりは、むしろ国民の一人として今までの経緯についてどういう考えを持っているか、どういうことを要望したいかということだけお話しして終わりにしたいと思いますけれども、歴史的な経緯から見ましても、確かに我が国は戦後海外に援助するどころか援助を受けるような状態が十年も続いておりまして、それから急激に経済的にも発展をしまして、おかげさまで海外に援助の手を差し伸べられるような立場になった。その歴史的な経緯から見ましても、とつおいつその都度逐次やってこられたということ……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第2号(1988/02/26、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 せんだって意見開陳の機会を得まして、そこで私いささか御意見申し上げたんですけれども、基本的には私の考えはそれに尽くしておりまして、あえて付言することはないというふうに感じてはおりますけれども、四省庁の方々の御意見などを伺いましたし、それから皆様方同僚委員の御意見などもいろいろ拝聴いたしまして、なお痛感したことを二、三述べさせていただいて意見にかえる次第です。必ずしも小委員長メモに沿ってというわけにいかないかもしれませんが、その点お許しいただきたいと思います。  今や経済大国になりました我が国の海外援助というものは、その額からしても莫大なものになっておりますし、国際的にもますます注……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会公聴会 第1号(1988/12/16、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 私は、第二院クラブの青島幸男で ございます。御承知のとおり私に許された時間はごくわずかでございますので、率直にお尋ね申し上げます。  まず、金子公述人にお尋ねを申し上げます。  先生は、この法案に賛成のお立場をとっておられるというのはよくわかるのですが、賛成の中にもいろいろあると思うんですね。ですから、時間の関係でこれから三つの考え方を提示いたしまして、それについてお示しいただければ効率的だと思いますので、失礼を省みずやらしていただきます。  まずAは、法案の内容については余り難点はない、このままいくことは時宜に即しておるので、これはこのまま原案どおり通して実行すべきである。Bで……

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1989/03/22、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 今日、世界の動きは軍縮に向かって大きく進展をしております。核兵器の歴史的蓄積とその大きさがすべての人々に新たな驚きと恐れを日々募らせ、核増強競争が必ず人類のみならず全地球に壊滅をもたらすということが明白になってきているからでありましょう。外交、総合安全保障の究極の目的は完全なる核廃絶以外にはないと私は考えます。世界で唯一の被爆国である我が国は、あらゆる機会をとらえて日々核廃絶に向かっての努力を積み重ねていくべきであることは明白であります。米ソの不信と対立が核兵器競争の原因であり、廃絶が現実のものとならない主たる原因であります。日米安保条約は米ソの対立を陰から支えてきているというこ……

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第1号(1989/03/22、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 先日、小委員会で対外援助の基本理念につきまして私は意見を申し上げました。その際の基本的立場は、その折にも申し上げましたので改めてここでつけ加えることはないと思いますけれども、最近は金額的にも対外援助はますます増大する折から、実態を一層明確化する必要があると考えております。  つきましては、理念・目的・諸原則あるいは質的向上、改善、その他実行についての行政府の取り組み方、責任の所在、それから国会の関与のあり方、あるいは一般国民への公開の手段とかその保障などにつきまして、基本法とも言われるべきものが法制化されることが一番望ましいとは思いますが、そこまで手が届かないという実情を踏まえて……

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員打合会 第1号(1989/03/08、14期、二院クラブ・革新共闘)

○青島幸男君 いろいろ議論がありましたとおり、行政の一元化を進めた方がいいとか、あるいは国会の関与の部分を含めたらどうだろうかという私どもの進言、これはODAの公開性と申しましょうか民主化ということについて進言をしてきたんですけれども、どうも遅々として進まないというか、その方向ではないように受けとめているわけです。そうなりますと、ますます増大化していきますこの経済援助、一般の国民の血税でもあるわけですから、国民の理解を求めて、少しでも内容をつまびらかにして国民の方々から理解を得られるようにしていくという方向で検討しなきゃならないと思うんです。だからこそ、外務省が窓口になっていますけれども外務省……


16期(1992/07/26〜)

第128回国会 政治改革に関する特別委員会公聴会 第1号(1994/01/17、16期、二院クラブ)

○青島幸男君 皆さん、御苦労さまでございます。  二院クラブの青島幸男と申します。  皆さん方のお話をお伺いしておりますと、早くこの問題を片づけてくれ、国民の方々の御要望の重大問題が山積しているではないか、こういうお話でございまして、私もそれは十分納得しているわけでございまして、早くそのようになればいいなと心から念じているところでございます。  しかし、次の選挙からただいま議題になっている法案で、このルールで行われるわけでございますから、最近特に国民の方々の政治意識が多様化しておりますし、そういう多様化した意識をストレートに議会に反映して民主主義的なルールにのっとった議会が実際できるんだろうか……


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データ更新日:2022/12/09

青島幸男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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