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内田善利 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

内田善利[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
261位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
481位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
238位

9期委員会発言TOP50
44位
9期委員会発言(非役職)TOP50
43位
10期委員会出席TOP25
14位
10期委員会出席(幹部)TOP25
11位

このページでは内田善利参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。内田善利参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

8期(1968/07/07〜)

第59回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 閉会後第1号(1968/08/26、8期、公明党)

○内田善利君 再び自賠法について御質問いたします。警察の結論がまだ出てないようでございますが、あとまだ一週間から十日間もかかるということでございますが、この点については慎重を期せねばなりませんが、犠牲者の立場に立ちまして早急に結論を出して、犠牲者に対する損害補償をしていただきたい。このように思うわけでございますが、警察当局でいまだに結論が出ない理由が知りたいのですが、わかりましたらお願いしたいと思います。
【次の発言】 早急にお願いしたいと思いますが、考えられる補償はどういうものがあるか、お教え願いたいと思います。非常に素朴な質問でございますが。

第59回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 閉会後第2号(1968/11/22、8期、公明党)

○内田善利君 厚生大臣にお伺いしたいと思いますが、対馬の東邦亜鉛の対州鉱業所ですけれども、そのカドミウムの汚染について厚生省で順次調査をなさっておるわけですけれども、その調査についてはいつ結論が出るのか、お伺いしたいと思いますが、四十年度、四十一年度の調査では、もうすでに、カドミウムが川の水あるいは井戸水あるいは農作物等にも大量に見出された結果が出ております。その結果が出ておりますが、四十二年度は全然調査を打ち切り、ことしになって初めて八月に厚生省の調査が再び行なわれたわけですけれども、その結果が出るのは来年のいつなのか。それまでお米は、厚生省の調査結果によりますと、最低と最高を申し上げますが……

第59回国会 商工委員会 閉会後第1号(1968/10/08、8期、公明党)

○内田善利君 通産大臣に質問しますが時間がありませんので簡潔にしていきたいと思いますが、対馬の東邦亜鉛の対州鉱業所で昭和三十二年に鉱毒事件が起こっておりますが、このことについて説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 この事件に関しましては、厚生省関係は厚生省関係に、所管関係に質問したいと思いますが、このときの昭和三十三年――二年、三年にかけてのこの公害事件、鉱毒事件で現在の汚染地区が関係がないかどうかということをひとつお願いしたいと思います。
【次の発言】 非常に手の打ち方がおそいと思うわけですが、昭和三十八年、三十九年、岡山大学の小林教授、また富山の萩野博士等がもうすでに現地調査してデ……

第59回国会 文教委員会 第2号(1968/08/08、8期、公明党)

○内田善利君 三点だけお尋ねしたいと思いますが、まず第一番は、いまの小学校学習指導要領についてですが、この問題については、神話をどう取り扱っていいかどうか、現場の教員は非常に困惑しているような実情でありありますし、これは日本の教育の悲劇であると思うのです。こういったことに対して、文部省としては根本的な明確な態度が必要ではないかと、このように思いますので、二、三質問したいと思いますが、まず、大臣は、この神話というものをどのように定義づけて考えておられるのか、明確にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 神話を歴史で教える場合に、教師の技能、生徒との対話、そういったしかたによって、神話と史……

第59回国会 文教委員会 閉会後第3号(1968/10/05、8期、公明党)

○内田善利君 まず最初に、大学問題について一言お尋ねしたいと思いますが、先ほどの文部大臣の説明では、大学の自治にまかせるということでございますが、文部大臣としてはこの大学問題について対策は何もないと、こう受け取ったのですが、それでいいでしょうか。
【次の発言】 いままで文部大臣の考え方なりを聞いてきたわけですが、この大学問題は、学生運動は世界的な問題でもありますし、また日本でも相当大学がこういった問題で、非常にわれわれ国民としても不安に思っている実情があると思うのです。で、政府にこの大学問題に介入しろとは言いませんけれども、やはり国として何らかの確固たるビジョンですか、大学当局と学生との一体化……

第60回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1968/12/20、8期、公明党)

○内田善利君 経済企画庁の方にお伺いしたいと思いますが、水質審議会が十七日に、メチル水銀排出のおそれのある工場五十工場、その水域として三十七水域を水質保全法による指定水域に答申したわけですが、その問題について御質問したいと思いますが、この中に阿賀野川が指定されていないのですが、この点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 昭和電工だったと思いますが、あれだけ第二水俣病として騒がれました工場ですが、その被害というものがその川の流域に残っていないかどうか、その点について私ども心配するわけですが、この点はどうでしょうか。事業場が閉鎖になったからといって安心できるかどうか。この点が心配なんです……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第4号(1969/02/28、8期、公明党)

○内田善利君 カドミウムの汚染について聞きたいと思いますが、厚生省としては、昭和四十三年度の公害調査研究委託費で環境汚染の調査をしておられるわけですが、長崎県の対馬、群馬県の安中、宮城県の鶯沢、長野県の諏訪湖、大分県の奥岳川、この調査について日本公衆衛生協会に委託して調査研究しておられるわけですけれども、その経過を簡単に教えていただきたいと思います。
【次の発言】 二月二十六日の朝日新聞でございますが、「カドミウム汚染は決定的、川や井戸水から検出、厚生省の委託調査、田畑からも多量に」と報じておりますが、その内容も詳しく報じておりますが、これについてどういう見解を持っておられますか。

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第7号(1969/04/09、8期、公明党)

○内田善利君 私の質問も先ほど田中委員がされたわけですが、亜硫酸ガス媒体説ですけれども、対馬にしても安中にしてもカドミウムあるところ亜硫酸ガスがあるわけですが、亜硫酸ガスが水に溶け込むときに一緒に溶け込むのか、その辺をお伺いしたいのですが、またこのことについてまことに恐縮ですが、小林教授にも見解をお聞きしたいと思いますけれども、参考意見として。
【次の発言】 時間がありませんので簡単に質問したいと思いますが、萩野博士にお願いしたいと思います。  まず第一点は、工場からカドミウムが地域を汚染していくわけですが、いま排水と排煙について論ぜられておりますが、その他には地域汚染の状況は考えられないかど……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第8号(1969/04/18、8期、公明党)

○内田善利君 去る四月九日の日に、本委員会にカドミウム汚染について五名の参考人をお呼びして、いろいろ貴重な御意見を伺ったわけですが、そのことに基づきまして二、三政府当局に質問いたしたいと思います。  橋本公害課長にお願いしたいのですが、健康調査の発表は五月ということでございますが、私は対馬地区について質問したいと思うのですが、去る二月十八日の日に、対馬地区の重金属中毒による障害者審査会、この第一回の審査会を開いたわけですが、その中で長崎県の衛生部長が、「厳原町の樫根、下原、床谷地区に住む四十歳以上の住民二百六十人の健康調査結果について四十四人が尿中の糖、タンパクに変化を起こしたり、血液中のアル……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第9号(1969/06/04、8期、公明党)

○内田善利君 関連して一点だけ交通局長に質問したいと思いますが、任意保険は大蔵省管轄というのですけれども、任意保険の未加入者と交通事故との関係がおわかりだったら教えていただきたい。  もう一つは、きょう、いろいろむち打ち症の悲惨さをお伺いしたわけですが、むち打ち症に対する現在の予防対策、そういうものがどのように打たれているか、お聞きしたいと思います。以上二点。

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第10号(1969/06/06、8期、公明党)

○内田善利君 委員長の選任につきましては、投票の方法によらないで、委員長に瀬谷英行君を推薦することの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、去る五月の二十九日に、厚生省に大分県の奥岳川の流域における環境汚染につきまして要観察地域としての指定をされたわけですが、この奥岳川の流域の汚染について住民の不安を一日も早く除去していきたい、そういう立場で質問をさせていただきたいと思います。去る七月ごろからこの奥岳川にもカドミウムが発見されまして、多量の坑内水の中にカドミウムがあることが発見されまして、各いろいろな調査が行なわれておりますけれども、抜本的なといいますか、厚生省としてのもっと強力な調査を要……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第11号(1969/06/13、8期、公明党)

○内田善利君 同じ問題で引き続き質問したいと思いますが、まず第一に、いまの点ですけれども、整備部長は、事故が起こってみて欠陥車であるかどうか判定したということですけれども、これは人間尊重の意味からいって、人命尊重の意味からいってたいへんな問題だと思うんですけれども、この点についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまの松澤委員からの質問がありましたように、事故が起こってから車の欠陥を知るという考え方は、監督官庁として改むべきではないか、そのように思います。今度のような対外関係、国際関係の信用を落とすようなそういうことを見落としているわけですから、やはりメーカー自体でそういうことをなく……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第12号(1969/06/27、8期、公明党)

○内田善利君 私も水質行政についてまずお尋ねしたいと思いますが、先ほど長官は、工場排水規制法などは業種別に、各官庁が別々にやってもいいんだ、何ら差しつかえないと、このような御答弁があっておりましたが、たとえばいまの木曽川の問題につきましても、一体これをどこが責任を持ってやるのか、まずこれをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 水質基準をまず経企庁がおやりになりますが、アユの変死の状態、これはどこがまず検査するのですか。どういう理由でアユは変死したのか。これはどこでやるのか。その変死の理由をまず調査したならば、その原因者は何なのか、そういったことを次々に、一体だれが責任を持ってやるのか。一……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第15号(1969/07/18、8期、公明党)

○内田善利君 藤野参考人にまずお尋ねしたいと思いますが、先ほどのお話の中に、四日市ぜんそくにかかっている四百八名の内容をお示しになったわけですが、特に六才から十二才と六十才以上が多いわけですが、これは何か根拠がございますか。
【次の発言】 こういった若年層と老齢者に非常に被害が多いようですけれども、先ほどの松澤委員の質問の中にもありましたが、亜硫酸ガスそのものが、たとえば環境基準以上であろうとなかろうと、低硫黄酸化物でも非常に影響があると。特に動物実験によって影響が出ておるということですけれども、そういった低硫黄酸化物でもそのようなことになれば、もう、煙突を高くするとかどうとかということも一つ……

第61回国会 文教委員会 第3号(1969/03/18、8期、公明党)

○内田善利君 文部大臣の所信表明の中に、「わが国の教育は、世界的にも高い水準にあると思うのでありますが、なお、社会の変化に対応して、学問の世界的水準と、高度の科学技術の維持発展のための研究と教育体制を早急に改善するなど、検討すべきいろいろの課題があると思うのであります。これにつきましては、今後それぞれの課題の本質を見きわめ、その解決につとめ、国民の信頼にこたえる所存でございます。」と、このようにあるわけでございますが、世界的高い水準というようなことなども純学問的な問題だと私は思うのですが、この中に、いま高等学校の卒業式が非常に荒れておるようでありますけれども、人間性教育ということについて、人間……

第61回国会 文教委員会 第5号(1969/03/25、8期、公明党)

○内田善利君 札幌オリンピック大会について二、三質問したいと思います。今度の札幌冬季オリンピック大会の全体の事業費は大体どれくらいになるものか、教えていただきたいと思います。  それから、その事業費の財源について、国及び地方公共団体の補助並びにスポーツ資金財団の資金調達計画とその見込みについて教えていただきたい。
【次の発言】 総額はわかりませんか。
【次の発言】 この大会の国内及び国外に対する宣伝啓蒙ですが、この宣伝啓蒙について、具体的にどのようにやっておられるか、お聞きしたいと思います。東京オリンピックは五輪協力メーカーの広告大会というような悪評も招いておりますし、東京でまいた種がグルノー……

第61回国会 文教委員会 第6号(1969/04/03、8期、公明党)

○内田善利君 私は、去る三月二十九日に社会教育審議会から出ました答申について若干質問したいと思いますが、現在テレビによる放送大学ということに対する期待は非常に高まってきておるわけですが、わが国の状況は大学講座にしても教養番組程度でありますし、公明党でもこのマスメディアの利用についていろいろ提案しておりますが、卒業資格あるいは単位修得資格を得るというようなことは現在のわが国ではできないわけですが、これを放送大学のような形に改めて資格が得られるようにして広く一般国民に公開すべきであると、このように思うわけですけれども、この点についてどうお考えになるか、社会教育局長にお願いしたいと思います。

第61回国会 文教委員会 第7号(1969/04/08、8期、公明党)

○内田善利君 私は国立大学の付属学校の問題についてお聞きしたいと思いますが、昨年度も福岡の付属小学校で不祥事件があったわけですが、ことしの入学試験はどのように行なわれたか。一部の話ですけれどもまたうわさも聞いておりますし、また入試が特殊な進学化された姿はなかったか、そういったことについてまずお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 大体国立大学の付属学校ですか、どれくらいありますか。
【次の発言】 いまいろいろな入試のしかたをお話しされたわけですが、大体どういう入試のしかたがあるのか。抽選ということばも出ましたが、それからテストをやる方法、いろいろあると思いますけれども、入試の方法にどのような……

第61回国会 文教委員会 第9号(1969/04/15、8期、公明党)

○内田善利君 今度のこの法改正によって、義務教育の諸学校の教職員の定数の増減についてまずお聞きしたいのですが、五カ年計画が終了した四十八年にどのくらいの教員の増加になるのかお聞きしたいと思います。退職と転職、その他いろいろ減少すると思いますが、純増は幾らになるかお聞きしたいと思います。
【次の発言】 現在、国で教員養成を目的とした大学学部、この教員養成の大学を卒業する学生数についてお聞きしたいのですが、今後五カ年の間に、大体でいいですがどのくらいの学生が卒業するのですか。
【次の発言】 四十三年三月で一万七百十七名が教員になったわけですね。そうしますと五年間で大体六万人ということになりますか。

第61回国会 文教委員会 第13号(1969/05/06、8期、公明党)

○内田善利君 大体私が質問しようと思っていたことを質問になったわけですけれども、この中で返還免除の対象をふやしていくということは非常に賛成でありますし、また返還義務の対象をふやし、将来は返還の義務をなくしていきたい、このようにも思うわけですが、この中で貸与金額について一言も触れていないわけですが、現行の貸与金額でいいのかどうか、諸物価の値上がり、あるいは学費の値上がり等を勘案してもこの辺で貸与金額についても考えるべきではないかと、このように思うわけですが、この点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 先ほど質疑の中にもありましたけれども、この法案は昭和四十八年三月三十一日までの時限立法……

第61回国会 文教委員会 第14号(1969/05/08、8期、公明党)

○内田善利君 同法案につきまして一、二質問したいと思いますが、まず提案者に質問いたしますけれども、僻地の定義が変わっておるようですが、「交通条件及び自然的、経済的、文化的諸条件に恵まれない山間地、離島その他の地域に所在する公立の小学校及び中学校をいう。」というのが、今回は、「交通条件及び自然的、経済的、文化的諸条件に恵まれず、他の地域に比較して住民の生活文化水準が著しく低い山間地、離島」云々と、このように変わっておりますが、これによってどのように僻地が変わるのか。要すれば、僻地学校はどのように変わってくるか。この辺についてお伺いしたいと思います。

第61回国会 文教委員会 第15号(1969/05/15、8期、公明党)

○内田善利君 去る四月の二十二日、文部省から、国立の紛争大学に対して予算の配分のたな上げ、カットの通達がなされたわけですが、その内容と、その後どのようになっているか説明していただきたいと思います。
【次の発言】 この特別措置の対象となる大学は何校か。それからたな上げされる金額ですね、その総額。それからたな上げ分の内訳、これについてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 施設、設備と言われましたが、具体的にはどういうものがあるわけですか。
【次の発言】 五百六十億円の膨大な予算がたな上げされているわけですが、これは各大学にとっては非常に大きな影響を与えている。このように思うわけですが、このような……

第61回国会 文教委員会 第22号(1969/07/08、8期、公明党)

○内田善利君 いろいろ質問がありまして、重複するかもしれませんが、その点はごかんべん願いたいと思います。  まず、私学共済についての質問に入る前に、私学全般についての問題についてお尋ねしたいと、このように思います。まあわが国における私立学校の重要性については、文部省が昨年発行されました「わが国の私立学校」に詳しく出ておりますし、文部省の認識がよくうかがわれるわけなんですが、まあ最近の新聞によりますと、佐藤総理のお声がかりで私学振興について政府が本腰を入れる、そのような報道もされておりますし、非常に歓迎すべきことだと思いますが、そこで文部大臣にお聞きしたいと思いますが、まあ私学振興と一言で言って……

第61回国会 文教委員会 第23号(1969/07/15、8期、公明党)

○内田善利君 前回に引き続きまして私は私学共済について質問したいと思います。いままでに何回となく各委員から質疑が行なわれてきておりますが、今回はこの中で特に共済事業の実態というか、それとその事務機構について、少しこまかくなるかもしれませんが、お聞きしたいと思います。  それからいままでに種々論議された中で、多小まだ不明確な点あるいは疑問になるような点も二、三ございますので一緒に質問したいと思います。  まず共済の中で給付についてですけれども、この給付金の支給ですけれども、この給付金は非常に私たちの組合員の生活に密接になっておるわけですが、支給される人にとっては非常にかけがえのない貴重なお金にな……

第62回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1969/12/02、8期、公明党)

○内田善利君 四点だけお尋ねしたいと思います。  公害にかかる健康被害の救済について、本法案は医療費等の支給にとどまっていて、生活困窮者、生活援護の手当措置が除外されております。この点についてお聞きしたいと思いますが、たとえば弔慰金、患者の更生費、生計維持を援助するための事業資金、あるいは技能習得資金などの貸付制度を設けるとか、あるいは償還不能の患者に対しては償還免除の制度を設けるとか、こういったことが除外されておるようでございますが、公明党としては、こういったことについても法案を提出しておりますが、この救済内容の拡大を大臣は考えておられるかどうか、その点についてお聞きしたいと思います。

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第3号(1970/08/10、8期、公明党)

○内田善利君 いままで公害問題に対していろいろ問題が提起されておりますが、カドミウム関係、あるいは重金属関係あるいは亜硫酸ガスあるいは一酸化炭素等いろいろ問題が起こっておりますが、先ほども鈴木委員から問題が出されておりますように、パルプ工場ですが、全国的に製紙工場は非常に問題が多い、このように思うわけです。 もうこの製紙工場の問題は早急に対策を講じなければたいへんな問題になるんじゃないかと、このように思うわけです。私もせんだって鹿児島の川内川の状況を見に行ったわけですけれども、ここにパルプ工場がございますが、有名なウナギとかコイとかあるいはシジミ貝とか、そういったものが全然とれなくなった。また……

第63回国会 公害対策特別委員会 第4号(1970/03/11、8期、公明党)

○内田善利君 時間の関係で、私も大臣の所信表明につきまして二、三お聞きしたいと思います。  非常に前向きの姿勢の所信表明で賛意を表明するわけでございますが、公害防止計画について「昭和四十五年度早々には、千葉県市原市など三地域についで計画の策定作業が完了する予定であり、」と、このように所信表明されたわけでございますが、この問題につきまして、具体的に実施面において多くの問題があるわけでございますが、特に費用関係につきましてお聞きしたいと思いますが、費用の負担研究会を設けて五月には結論を出される、このように聞いておりますが、企業の負担が明確にされていない点があった、そういうことなどから地方自治体の関……

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第4号(1970/09/10、8期、公明党)

○内田善利君 九月二日より五日まで四日間、占部委員長、久次米理事及び私、内田理事は、本委員会の決定に基づきまして、熊本、山口の両県下における公害の現状とその防止対策の実施状況を調査してまいりました。なお、森中委員は派遣委員外委員として熊本県下の調査に参加されました。  以下、調査の概要を簡単に御報告いたします。  両県におきましては、まず、県庁におきまして、県下における大気汚染、水質汚濁、振動、臭気等公害の発生状況とその防止対策、既設企業及び進出企業と県及び市等の間の公害防止協定の締結状況、県下における公害に対して県民の苦情、陳情の実情とその処理状況等につきまして、知事以下関係当局者から説明を……

第63回国会 公害対策特別委員会 第5号(1970/04/17、8期、公明党)

○内田善利君 関連。いま水銀の話が出ておりますが、今日まで水俣病として、あるいは第二水俣病として水銀が大きくクローズアップして、大問題になったわけですけれども、その場合に、メチル水銀だけを考えられたのか。当然科学的な態度として同じくエチル水銀も考えるべきじゃなかったか、一応トータル水銀についてはどうこう、無機水銀についてはどうこう、有機水銀についてはどうこう、こういったことはもういままでこの水俣病についてるる話がされているわけです。その間にどうしてエチル水銀が今日まで考えられなかったのか。出てきて初めてこれが人体に害があるとするならば、規制しますと、こういう行政的な態度について、私はいま聞きな……

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第5号(1970/10/08、8期、公明党)

○内田善利君 関連質問からしたいと思いますが、ただいま小平委員から東洋バルヴの降下ばいじんについて非常に驚くべき数字が発表になったわけですが、特にカドミウム五二〇PPM、鉛に至っては一〇万PPMといいますと〇・一グラム、それから亜鉛が七〇万PPMですね、これがPPMで言わないでグラムで言いますと〇・七グラム、これが粉じんとして降下しているということになればたいへんなことじゃないかと、私はいままでのいろいろな降下粉じんの調査データから想像してこれが真実ならばたいへんなデータであると、このように思います。したがいまして、まず最初に、ばい煙の場合はどうしようもないということでありますが、着地濃度の降……

第63回国会 公害対策特別委員会 第6号(1970/04/24、8期、公明党)

○内田善利君 私も時間が限られておりますので、この紛争処理法案につきまして、六十一、六十二国会ですでに審議されておりますが、水俣病にいたしましても、その他四日市、阿賀野川等、発病以来十五年ないし二十年にして初めて公害病として認定され、またその後いまだに補償すら確立されていない、こういう現状でありますが、一日も早くこういった紛争処理法案が早く発効されんことを――慎重審議の上発効されることを希望するわけでございます。本日は、この紛争処理法案の中で問題とされておる中央公害紛争処理機関の性格について、次に仲裁申請にあたって当事者双方の合意を必要とすることが妥当であるかどうか、次に、基地公害の適用除外の……

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第6号(1970/10/09、8期、公明党)

○内田善利君 関連質問しますが、喜多方のアルミ工場の弗素については、昨年斉藤厚生大臣のときに質問しまして、また現地からも御婦人が六名参りまして厚生大臣に、直接いろいろ農作物を持ってきて、こういうふうに被害を受けておりますと陳情をして、そのときに厚生大臣も九月には厚生省は健康調査をやりますといって調査もなさったわけです。そのなさった調査結果はおわかりなんですか。
【次の発言】 そのあとはやっていないわけですか。
【次の発言】 昨日洞海湾について小野委員から質問があったわけですが、私も少し質問しまして、それから有明海域について質問してまいりたいと思いますが、きのうの質疑の中で、洞海湾の水域指定のこ……

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第7号(1970/11/11、8期、公明党)

○内田善利君 最初に、いま問題になっておりますプラスチック製品の燃焼によって生じます塩素ガス及び塩化水素の被害問題について大臣にお伺いしたいと思いますが、具体的には、八月の一日高知県の須崎市で、農家から持ち込まれたビニールあるいはポリエチレンの焼却によって塩素ガスが発生して、子供たちをはじめ四十二名の被害者が出ております。その中で現在通院中の人あるいは病床に伏している人がおるということでございますが、さらにさかのぼりまして七月の二十二日、七月の二十四日には、宝塚市でこの塩化水素によると思われる被害が発生しております。宝塚小学校並びに付近の住民で、のどが痛いと訴えた人が五十九名、呼吸するときに胸……

第63回国会 公害対策特別委員会 第9号(1970/05/12、8期、公明党)

○内田善利君 私は、委員長に占部秀男君を推選することの動議を提出いたします。

第63回国会 文教委員会 閉会後第2号(1970/08/28、8期、公明党)

○内田善利君 私も教員の給与問題について若干質問したいと思いますが、今回積年の問題であった教員給与の人事院勧告の完全実施が閣議決定を見たということは非常に意義があると思いますが、しかしながら歴年の努力の結果、こうなったことでございまして、いま一度この時点におきまして質問をしたいと、このように思います。  教員の給与の本質的な問題でありますけれども、教育基本法の第六条に、最初のほうは省きますが、「法律に定める学校の教員は、全体の奉仕者であって、自己の使命を自覚し、その職責の遂行に努めなければならない。このためには、教員の身分は、尊重され、その待遇の適正が、期せられなければならない。」と、このよう……

第63回国会 文教委員会 閉会後第3号(1970/09/22、8期、公明党)

○内田善利君 私は文化財保護に関して質問したいと思いますが、前回このことについては御質問したわけですけれども、飛鳥地区の保護のことについてですけれども、歴史的風土審議会と文化財保護審議会とで意見の一致を見ない部分があったわけですけれども、今後、全国的にも十七万カ所も遺跡をかかえている日本としては、非常に大きな問題ではないかと思うんですが、先日は、不一致の点について、文部大臣は、山中長官にお会いして話し合いをしたいと、こういうことでありましたが、その後、話し合いの結果はどうであったのか、いつこれがまとまるのかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 時間の関係で太宰府に移りますが、きのう、太宰府史……

第63回国会 文教委員会 閉会後第4号(1970/10/23、8期、公明党)

○内田善利君 私は、現在政府で考えられておる放送大学の構想についてお聞きし、また私たちの意見もお願いしたい、そのように思いまして、まず放送大学について質問したいと思いますが、昨年の三月でしたか、社会教育審議会で答申があり、さらに放送大学問題懇談会が、またいまは放送大学準備調査会でいろいろ調査がなされ、答申がなされておるようでありますが、当初の開校予定も四十七年と聞いておりましたが、さらに四十八年になったように伺っておりますし、この放送大学につきまして最近疑義に思っておりますことは、この放送大学がいわゆるアメリカ方式の純然たるテレビ大学なのか、ほんとうに内外ともに開かれた、イギリス方式のオープン……

第63回国会 文教委員会 第5号(1970/03/17、8期、公明党)

○内田善利君 私は、大臣の所信表明について最初に二、三質問したいと思いますが、まず大学問題ですけれども、昨年の八月、あのような参議院では全然審議することなしに臨時措置法が通過したわけですが、私たち委員としてはまことに残念であったわけでございますが、その後臨時措置法がどのような効果をあげておるのか。大臣はよく大学紛争の収拾は大学運営臨時措置法の効果によるものであると、このように宣伝しておられますけれども、同法の運営状況と、どのような効果があったか。この点についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御答弁をお聞きしまして、確かに大学当局の自主的な努力が非常に多大であったと、このよ……

第63回国会 文教委員会 閉会後第5号(1970/11/12、8期、公明党)

○内田善利君 私は先月の十五日告示になりました高等学校の新学習指導要領について若干お伺いしたいと思います。  まず第一番目は、この学習指導要領というのは、私たちはこれに基づいてカリキュラムを組み、またこれに基づいた授業をやってきたわけですけれども、この学習指導要領は一つの単なる基準なのか、それとも一つの規範としてのきびしいものなのか、この点をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そういう意味であれば京都市の教育委員会、それから京都府の教育委員会、また諸澤審議官の意見が食い違っておるわけですが、これは十月二十日の新聞報道で、確かなことは私もよくわかりませんけれども、京都府では、「学習指導要……

第63回国会 文教委員会 第8号(1970/04/07、8期、公明党)

○内田善利君 私は、国立学校設置法案の中で、大学院に焦点をしぼって、大学院設置についての文部省の基本的な考え方あるいは長期的なビジョン等についてお伺いしたいと思います。  まず、文部大臣にお聞きしたいと思いますが、大学院の役割りをどのように考えておられるのか、まずその点について。
【次の発言】 もう一つお願いしますが、大学院大学の場合に、学部を伴った大学院大学の構想なのか、それとも、いまのお話でおおよそわかりますけれども、大学院のみの大学というものを将来考えておられるかどうか、この点についてお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 村山局長にお願いしたいんですが、大学院大学の調査をしたわけです……

第63回国会 文教委員会 第12号(1970/04/23、8期、公明党)

○内田善利君 限られた時間でございますので、きょうは特に参考人にもおいでいただいておりますので、きょう聞いておいたほうがいいと思われる二、三の点についてお伺いしたいと思います。  まず、引き続いて野村参考人には申しわけございませんが、いまの問題につきまして、ブラッセル規定批准は急ぐべきだという御趣旨だったと思いますが、このブラッセル規定批准について、審議会ではどのような審議がなされたのか。また、外務省等とも打ち合わせ、審議が行なわれたのか。この点についてお伺いしたいと思います。  と同時に、「当分の間」ということが問題になりましたが、この問題についてはどのように進めていくのか。この点についてお……

第63回国会 文教委員会 第13号(1970/04/28、8期、公明党)

○内田善利君 ただいま議題となりました学校給食法の一部を改正する法律案について提案理由及び改正の内容を御説明申し上げます。  わが国の学校給食は、戦後の経済的困窮と食糧不足から児童生徒を救済するための応急的措置として始められたのでありますが、その後学校給食法の制定的、予算的措置の改善により、今日のような普及を見るに至りました。  近年、わが国の児童生徒は戦前に比べ著しくその健康が増進され、体位が向上しつつありますが、これは学校給食の普及により食生活と栄養の改善が推進された結果によるものと言っても過言ではありません。今後においても学校給食が心身ともに健全な国民の育成を目ざす学校教育の充実、また食……

第63回国会 文教委員会 第15号(1970/05/07、8期、公明党)

○内田善利君 いままでいろいろ審議が尽くされてまいりまして、私も若干質問したいと思いますけれども、重複しないように質問していきたいと思います。  今回の私学振興財団法案は非常に画期的な法案として、戦後の私学の演じた役割りを大きく評価しての法案であると思います。  ところが学校、私学関係全部この法案の実現を待望している、そのように思っておったわけですが、最近私のところにたくさんの陳情がまいりまして、この法案には反対であるという陳情を見まして私もびっくりしたわけですが、その内容は、この私学振興財団法案はいままでの私学振興会法と別段変わりはない、むしろ文部省の圧力が強化される法案であると、そういった……

第63回国会 文教委員会 第16号(1970/05/12、8期、公明党)

○内田善利君 昨年の国会でだいぶこの共済組合につきましては論議されたわけですが、私はその後の状況をお聞きしたいと思います。  まず、私学共済の事務につきまして、こまかいことになりますが、新設の係に機械化係――事務機械化がさらに促進されることになったというようなふうに、組合の概要に出ておりますが、昨年の審議のときに、事務の機械化につきまして関野理事から四十三年、四十四年、四十五年の三カ年計画で事務機械化を完成したいと、このように述べられたわけですけれども、現在その促進状況はどのようになっているか。
【次の発言】 事務の機械化ということはどこの職場でも非常に必要な、時代の要求ではないかと思いますが……

第64回国会 公害対策特別委員会 第3号(1970/12/14、8期、公明党)

○内田善利君 関連。  一言お聞きしますが、どの工場も排出基準を守っている、ところが、環境条件が悪くなったためにたくさんの人が病気でなくなった、こういう公害病とも匹敵するような、たくさんの人がなくなったという場合には、公害罪は適用されないんですか。
【次の発言】 関連。  私が連合審査で質問した問題に関係ありますので、質問したいと思いますが、私が懸念するのは、環境基準は国民と関係がありますから、これはもう一律にわっときめることはできます。健康に関する基準あるいは生活環境基準はランクがつけてありますけれども、これはけっこうだと思います。しかし、排出基準は、同じ系統の、同じ生産量の、排水量の工場で……

第64回国会 公害対策特別委員会 第4号(1970/12/15、8期、公明党)

○内田善利君 大喜多参考人にお伺いしたいと思いますが、大気汚染法でも水質汚濁法でもそうですけれども、監視体制ですが、たれ流しによる監視体制、特に大気の場合ですね、煙突から出てくる排煙をどのようにして具体的に監視しチェックするのか、そういった具体的な監視方法ですね。また、水の場合も一体排水口から出てくる水をどういうふうにして監視することができるか、その方法を教えていただきたいと思います。  それから自然公園法の罰則がないということでしたが、その具体例があればお教えいただきたいと思います。  それから助川参考人にお伺いしたいと思いますが、何回も話題になりましたけれども、脱硫開発ですね、この脱硫の技……

第64回国会 公害対策特別委員会 第5号(1970/12/16、8期、公明党)

○内田善利君 私は、事業者負担法を中心にして質問したいと思います。  その前に、長崎県の対馬の佐須川流域はカドミウム汚染の要観察地域として、いままでいろんな検査も行なわれてきておるわけですが、前に、昨年は長崎大学には三名精密検診のために入院したということもありますし、また、ことしになってから、第一次、第二次検診が行なわれているわけですが、その結果について厚生省に簡単に報告をお願いしたいと思います。
【次の発言】 あまりそっけない返事だと思います。私が答弁するような答弁だと思うんです。いままで、あの佐須川流域というのはたいへんなところなんです。二人もなくなった患者がイタイイタイ病患者であった、そ……

第64回国会 公害対策特別委員会 第6号(1970/12/17、8期、公明党)

○内田善利君 関連して。  いま厚生省に一言お伺いしたいと思いますけれども、昨日の新聞だったと思うのですけれども、イタイイタイ病の人体実験の記事が出ておりましたが、私も水俣に三回行きましたけれども、あのリハビリテーションセンターの胎性水俣病の子供たちがひとつもよくなっていない、こういう事実ですね。また、イタイイタイ病患者もほんとうになおったという姿を見ない、こういうことから、一体この公害病として認定された水俣病にしてもイタイイタイ病にしても、治療効果といいますか、完治する方法といいますか、そういうものが得られるのかどうかですね。  せんだって、十月ごろ、東大の研究室で朴という韓国の博士が、PP……

第64回国会 公害対策特別委員会 第7号(1970/12/18、8期、公明党)

○内田善利君 いままでの質問とダブる面もあるかと思いますが、確認の意味もあって質問いたしますので、御了承いただきたいと思います。  まず最初に、政令についてお伺いしたいと思いますが、先日の質問では、水質汚濁防止法で一律に基準を設定する場合に政令できめるわけですけれども、この政令は法律が施行と同時に発令すると、このように答弁をいただいたわけですが、同様なことが大気汚染防止法でも言えるのか。大気汚染防止法の場合は、厚生省令と通産省令に分かれて出ることになるわけですが、この省令はいつ出されるのか。大気汚染は水質汚濁防止法同様、法の施行と同時に省令は出されるのかどうか、通産、厚生両省にお伺いしたい。

第65回国会 公害対策特別委員会 第3号(1971/02/17、8期、公明党)

○内田善利君 さきに十四法案が、公害法案が成立したわけですが、今回その公害予算について大きな期待を持っておったわけですけれども、予算を見ますと、幾多のこれではたして公害がなくなるのかという疑問を抱くわけですが、そのうち私は、きょうは対馬のカドミウムを対象に質問したいと思いますけれども、その前に二、三この予算について質問したいと思います。  まず第一点は、騒音規制法の一部を改正する法律案に対する附帯決議で、本委員会で竹田委員がこの附帯決議を朗読したわけですけれども、特にこの附帯決議の中で、「政府は、本法施行にあたり、左記事項につき適切な措置を講ずべきである。一、鉄道、軌道、とくに新幹線による騒音……

第65回国会 公害対策特別委員会 第4号(1971/03/12、8期、公明党)

○内田善利君 私は、先日の質問にさらに追加いたしまして質問してまいりたいと思いますが、その前に、先日の委員会でお願いしておりました、お尋ねしておりました件について、まずお尋ねしたいと思います。  厚生省の曾根田部長にお願いしておりました山田喜平次さんが四十五年、昨年、長いことじん臓障害で休んでいて亡くなっておりますが、これは御夫婦――うわさでは骨がくずれて非常に苦しんで死んだということを聞いておるわけですが、この方は、厚生省が、要観察地域になってから健康診断を一次、二次とやってきたその中に入っているかどうか、この間お聞きしたわけですが、この件について、まずお聞かせ願いたいと思います。

第65回国会 公害対策特別委員会 第5号(1971/04/28、8期、公明党)

○内田善利君 関連で質問したいと思いますが、いままでカドミウムの汚染源といったら亜鉛の製錬工場が主であったわけですね。ところがいまお聞きしますと、カドミウムそのものを粉砕して炭酸カドミウムをつくっておるということでありますと、もうその工場全体がカドミウムそのものであると、このように判断し、その結果このような大きなデータが出ているんじゃないかと、このように思うのですが、この松代工場は大体いつから操業をしておったのか、その他の二つの工場もいつから操業をしておったのか、また閉鎖の原因は何なのか、それと閉鎖後その工場に対する公害防止といったようなものはどのように考えられてこられたのか、お聞きしたいと思……

第65回国会 公害対策特別委員会 第6号(1971/05/07、8期、公明党)

○内田善利君 悪臭につきましては、公害対策基本法が制定されて以来公害として取り扱われておるわけですけれども、また、へい獣処理法とか、あるいは清掃法等でも悪臭の発生源の規制をする法律があります。 しかしながら、公害防止ということについてはほとんど役立っていないと、このように思われるわけです。その証拠には、各地方公共団体で一番苦情が多いのが騒音とともに悪臭であるということから、早急にこの公害防止対策が講ぜられなければならないわけですけれども、実情は、昨年の臨時国会でも見送られ、今日に至ったわけでございますが、この法案が成立することによって法制面では一応整備されることになると思いますけれども、はたし……

第65回国会 公害対策特別委員会 第7号(1971/05/14、8期、公明党)

○内田善利君 大臣がおられないので省略してまいりますが、この法案はいま質疑が行なわれましたように、工場長以下の工場に属する人たちの責任は盛ってありますけれども、事業者に対する責任は全然盛ってないわけですが、この点については、先ほどから論議がありましたので、後ほどもう一度大臣にお聞きしたいと思っております。  少しこまかいことになるかと思いますが、十四法案のときもそうでしたけれども、政令あるいは省令によって定めるというような項目が非常に多いわけですね。この法案も十八条から成る法案ですけれども、そのうち政令事項が十九、それから省令委任事項が十二と、このように三十一も委任事項があるわけですが、その中……

第65回国会 公害対策特別委員会 第8号(1971/05/19、8期、公明党)

○内田善利君 この法案につきましては、先日若干質問をしたわけですけれども、まだ納得のいかないことがございますので、もう二、三質問させていただきたいと思います。  この間も少し申し上げましたけれども、産業構造審議会の中間報告では、事業者間の協力ということが必要であると、このように指摘されておるわけですけれども、本法案では、その点について何も触れておりません。そうですね、その理由。  それから地域ごと、あるいはまた業界ごとでの事業者間の公害防止についての協力ということについては、どのように考えられておるのか。中間報告に基づいての法案がありませんし、どのように考えられておるのか、その対策もあわせてお……

第65回国会 文教委員会 第5号(1971/02/25、8期、公明党)

○内田善利君 私はきょうは特殊教育を中心にして質問したいわけですが、その前に教科書について、いままでいろいろ論議されてまいっておりますが、私も二、三疑問点がありますのでそれをお聞きして、はっきりしてから本論に入りたい、このように思います。  大臣の所信表明の中に「初等中等教育の改善充実について」という項で、「教育内容の改善につきましては、新年度から新しい小学校学習指導要領を実施することといたしておりますが、さきの国会において制定、改正された公害関係法律の趣旨を考慮して、公害に関する教育をより一そう充実させるために、小学校学習指導要領及び中学校学習指導要領を一部修正いたしました。」とありますが、……

第65回国会 文教委員会 第6号(1971/03/11、8期、公明党)

○内田善利君 じゃ大体問題出ましたので、私は柱だけ質問したいと思います。  この刑務所で印刷をやり始めたのはいつごろからなのか、またそれを文部省は認めてこられたのか。その点お伺いしたいと思います。  大学の入試だけか。高等学校の入試問題その他も刑務所で印刷しておるのかどうか、これを黙認してこられたのか、その点お伺いしたいと思います。  それから、私立大学の医学部の入学のときの準備金といいますか、父兄の負担額ですね。この実態を文部省は把握しておられるのかどうか。最高、最低、非常に父兄の負担は大きいわけですが、これを掌握しておられるのかどうか。おられましたらお聞きしたいと思っております。  先ほど……

第65回国会 文教委員会 第8号(1971/03/18、8期、公明党)

○内田善利君 短大関係でまず御質問したいと思いますが、昭和四十三年ですか、大阪大学に次いで今回九州大学に医療技術短期大学部が設置せられるわけですけれども、その短大への改組の理由、これは何でしょう。
【次の発言】 現在この大学付属病院にたくさんの医療技術関係の各種学校があるわけですが、大体どれくらいありますか。
【次の発言】 この各種学校が短大化されるわけですが、短大との相違点はどういうところにありますか。
【次の発言】 非常にたくさん医療技術関係の各種学校があるわけですけれども、こういう各種学校をやはり大阪あるいは九州のように今後も短大化を進めていかれるつもりか、そういう経過があるかどうかお聞……

第65回国会 文教委員会 第11号(1971/04/20、8期、公明党)

○内田善利君 この法案につきましては相当もう話題も出尽くした感じでございますので、重複する面もあるかと思いますが、避けて質問を二、三したいと思います。  非常にいま文部大臣の文化ということについて広い意味の文化をさしているのだと、こういうことであったように受けとめたわけですが、先ほども安永委員から質問がありましたが、昭和二十六年にこの法律が制定されたときには、最初は学術、芸術その他の文化の向上、発達という内容であったものが、それでは学術、芸術に片寄り過ぎるということで広く文化を定義したといういきさつのお話もあったわけですけれども、また、いま文部大臣からもそういうことについて広く取り上げていきた……

第65回国会 文教委員会 第13号(1971/05/11、8期、公明党)

○内田善利君 この定通法につきましては、いろいろいままで論議されてきておりますが、私も特に定時制教育の現況について質問したいと思います。  その要点は、いままでいろいろ論議されておりますが、まず第一は、定時制振興のためにもう少し全日制並みにでも施設設備の補助その他をしていただきたい、そうすべきであるということを中心に。その次には、生徒のための教育の門戸をもっと開いていただきたいということ、開くべきである。もう一つは、昭和三十六年でしたか、連携教育が学校教育法の一部改正によって認められたわけですが、この連携教育がだんだんだんだん趣旨に反してゆがめられて、現在は企業のための連携教育になっているよう……

第65回国会 文教委員会 第16号(1971/05/18、8期、公明党)

○内田善利君 私も四点ほど質問したいと思いますが、槇枝参考人にお願いしたいと思いますが、参考人は先日、文部省で西岡政務次官とこの問題について会っていらっしゃるわけですが、そのときの話し合いの経過、内容を簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 いまのお話を聞きまして大体わかってまいったんですが、これからも文部省側とは、こういった問題について話し合いをしていかれるお考えですか。
【次の発言】 この時間割り増し賃金の件ですけれども、労働基準法どおり要求されておるわけですが、この割り増し賃金の超勤を完全に時間で掌握できると、そのように考えておられるのか。

第65回国会 文教委員会 第18号(1971/05/21、8期、公明党)

○内田善利君 ただいままでこの教特法について種々質疑が行なわれてきたわけですが、まあ私は重複しないように質問をしていきたいと思います。  この間、大臣からはこの法案の目的をお聞きしたわけですけれども、その法律の中には趣旨ということで目的がないわけですが、大臣の目的は、まあ要約すれば、この法案によって、教育は重要だから人材を集めて、その先生方が安んじて教職につくようにしていきたいという意味が含まれておったと思いますが、この法案が成立したならばほんとうに人材が集まり、先生方が安んじて職務に精励できるようになるとほんとうに思っていらっしゃるのかどうか。いままでの質疑の内容から、昭和四十一年度の文部省……

第65回国会 予算委員会 第17号(1971/03/18、8期、公明党)

○内田善利君 最初に私は、土壌汚染について質問したいと思います。重金属による土壌汚染は、前国会で土壌汚染法が成立したわけですが、カドミウムによる土壌汚染地帯についてその後どのような改良あるいは対策がなされておるのか。法律が施行されるのは六月ですけれども、その間の土壌汚染に対する対策を農林省にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この土壌汚染対策というのが非常におくれておる、このように私は思うわけです。対馬にいたしましても、安中にいたしましても、あるいは磐梯等、非常に対策が遅々としておくれておる。対馬のごときは非常に土壌汚染がひどいわけですけれども、これに対する対策、こういうものは非常におくれ……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 議院運営委員会 第4号(1971/07/23、9期、公明党)

○内田善利君 その前に、三点だけ関連質問したいのですが。
【次の発言】 私も先ほどから聞いておりまして、三点だけその話し合いに入る前に聞いておきたいと、こう思うのですけれども、その一つは、非常にかみ合わない質疑でこういう問題になったわけですけれども、国家公安委員長は、この問題について刑事上の問題が解決しなければと、あるいは捜査がはっきりしなければということですけれども、道義上はどのように国家公安委員長は感じられておるのか。自治大臣もどのように感じておられるか。道義的な責任についてちょっとお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 高級公務員の立候補制限については審議会の答申を得た上でと、こう……

第66回国会 公害対策特別委員会 閉会後第1号(1971/08/26、9期、公明党)

○内田善利君 先日の本委員会で隠れ水俣病のことについていろいろお聞きしたわけですが、長官の前向きの答弁もあり、また今回の裁決もありまして、たいへん現地では評価しているわけですが、今回の裁決で公害病患者をできるだけ広くとらえて救済しようという長官の姿勢、これは非常に高く評価するわけですが、私も、その後また水俣に行ってまいりまして、いろいろそういった観点から調査をしてまいりました。裁判も進行中でありまして、微妙な関係もあると思いますが、まだたくさん未認定患者が残されておる。特に天草方面に例の毛髪中の水銀量が多かった方がたくさんいるということと、現在の認定患者の家族の中の調査をしたところ、その九〇%……

第66回国会 公害対策特別委員会 第2号(1971/07/24、9期、公明党)

○内田善利君 時間が限られておりますので、端的に質問しておきたいと思いますが、その前に、先ほどの答弁の中で、大石長官は、次期通常国会で無過失賠償責任制度を必ず提出すると、こうおっしゃったのですが、いままで公害の大多数は複合汚染であります。特に大気汚染では亜硫酸ガスの汚染、これは十年計画で川崎とか、四日市等は対策が講じられておるわけですが、これに対して救済あるいは公害対策として無過失賠償責任制度はどういうように考えられておるのか、あるいはまた光化学スモッグに対しても無過失賠償責任制度をどのように組み入れていかれるつもりであるか。また、この複合汚染をはずしては公害防止はできないのじゃないか。抜本的……

第66回国会 公害対策特別委員会 閉会後第2号(1971/09/17、9期、公明党)

○内田善利君 私、局地的なことではなはだ恐縮でございますが、福岡県の大牟田、それから北九州の大気汚染について、ぜんそく様の疾患あるいは肺気腫等で悩みながらいま治療されている、そういった方々の立場から質問したいと思いますが、ひとつこういった方々を何とかして救済するという立場から当然お願いしたいと思います。  まず第一は、大牟田地区から質問したいと思いますが、厚生省が五カ年計画で昭和四十五年から大牟田市の疫学調査をやっていらっしゃるわけですけれども、最初の一年の調査結果はどのような調査結果になっているか、まずこの点からお伺いいたしたいと思うのです。

第66回国会 文教委員会 閉会後第1号(1971/08/19、9期、公明党)

○内田善利君 時間も来たようですから、そして人事院給与勧告についてはるるいま質疑がかわされましたので、一問だけ総裁に念を押す意味でお聞きしたいと思いますが、先ほどの人事院総裁の御答弁は、四月一日実施について、実施するお考えがないということのようでありましたが、その理由が、聞いておりまして、非常に薄い。これでは国民が納得しないのじゃないかと、そのように思ったわけですが、五月一日実施が間違っているとは思わないとか、民間の実態の調査が、四月一日からが夏から冬にかけてもやる企業があると、こういったことだけでは、四月一日実施できないという理由にはならないのじゃないか、国民はこれでは納得しないのじゃないか……

第66回国会 文教委員会 閉会後第2号(1971/09/09、9期、公明党)

○内田善利君 私は文化財の保護について質問したいと思いますが、高度経済成長が人間の生命をむしばむほどの公害をもたらしましたが、いまはわれわれ祖先の国民遺産である文化財が開発によって破壊されつつあるということを強く感ずるわけですが、この文化財の中で特にきょうは埋蔵文化財についてお聞きしておきたいと、このように思うわけですが、最初に文化財の予算関係について聞きたいと思います。この開発関係の予算と文化財の発掘、保護関係の予算との比率は大体二百対一と、このように聞いておりますが、そうですが。
【次の発言】 二百対一よりもまだ大きいということですが、来年度の史跡等の買い上げ補助金についてですけれども、昨……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第8号(1971/12/22、9期、公明党)

○内田善利君 いま小野委員から質問がありましたので、私は二点だけお聞きしたいと思いますが、その一つは、西井先生と新川先生にお尋ねしますけれども、あのようにして衆議院で強行採決されまして、二十三日にはもう、この協定は成立するわけですが、そこで、衆議院で非核決議と基地縮小決議がなされたわけですが、これをどのように評価されておるか、一点お聞きしたいと思います。  それから、沖繩の経済開発について、先ほどから公害企業である石油がたくさん進出しているということでございますが、沖繩開発公庫にいたしましても一本化してしまって、大企業が優先するのではないかと、中小企業はどうなるのかということで憂慮されておるわ……

第67回国会 公害対策特別委員会 第2号(1971/11/12、9期、公明党)

○内田善利君 一言お聞きいたします。  いまの製紙関係と同じでしょうけれども、この表を先ほど見せていただいたのですが、CODに関する瀬戸内海の汚染の状況なんですけれども、この表で見る限り、CODに関する限りまだ清らかな瀬戸内海だと私は思うのです。ほとんど基準以下のCODで、これだけだったらりっぱな瀬戸内海じゃないか。ところが、先ほどの答弁を聞いておりますと、水質が二二五〇PPMだ、そしてそういう大王製紙の場合は、昭和四十七年の四月から二〇〇PPM以下にするんだ、二〇〇PPM以下にしても、環境基準はすでにこのように非常にきれいなCODの状態で、ほかにも岩国の山陽パルプなども同じサルファィトパルプ……

第67回国会 公害対策特別委員会 第3号(1971/12/17、9期、公明党)

○内田善利君 関連。このPCBのことについて一言お聞きしておきますが、コンデンサーとかトランスの場合は密閉されておるから大丈夫だと、そしてそれはメーカーで焼却させるようにするという御答弁があったんですが、実際はテレビの中、ラジオの中等にもコンデンサーがあり、トランスがあるわけです。あの中にもPCBがある。こういったものはメーカーに返ることなしに廃品として、廃棄物として海に出ていく、そういう危険性が非常に強いわけですが、こういったものに対する何といいますか、処理方法、対策も考えておかないと、ただ発生源のメーカーだけで処理するということでなしに、もういまは全世界じゅうにPCBは充満――充満と言うと……

第67回国会 予算委員会 第3号(1971/11/02、9期、公明党)

○内田善利君 委員長、関連。  いまの答弁ですけどね、通産省が調査をしてそれが発表できないという法的根拠はどこにあるのか。いまの重要法案の中にあるのかどうか。  それから環境庁長官もこの措置については通産省にけしからぬということを言っておられるようですけれども、この点を環境庁長官は了解をなさっておるのかどうか。この二点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いまの答弁ですけれど、あの内容は非常に重要法案が通過したあとの重金属の排水状況のデータで、非常に国民にとっては悪いデータが多かったわけですね。発表後の状況を見ますと、非常にひどい汚染なんです。こういった汚染の状況を通産省が調査しておきなが……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1971/12/29、9期、公明党)

○内田善利君 私は、沖繩の公害を予防するという立場から、いまも質疑の中にありましたような、山紫水明な沖繩を日本本土のようによごしたくないという立場から、若干質問したいと思います。  沖繩の公害問題についてお聞きする最初に、沖繩の公害について、どのような公害予防ということについてのビジョンを持っておられるか、まず、総理にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 環境庁長官にお聞きしますが、それと農林省にもお聞きしたいと思いますが、本年の三月ですね、那覇と糸満の間の瀬長海岸で魚が数万匹上がった、斃死した、打ち上げられたという事件があったわけですが、この事件の経過を、まずお聞きしたいと思います。

第68回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1972/03/22、9期、公明党)

○内田善利君 先日も亜砒酸公害が議題になったわけですが、私、あちこち亜砒酸鉱山を見てまいりまして、どうしても疑問に感ずる点がまだありますので、この点についてお伺いしたいと思うわけですが、環境庁長官、午後はいらっしゃらないという話なので、環境庁関係に焦点をしぼりながら質問していきたいと思います。  先日の委員会だったと思いますが、どうしてこういう亜砒酸公害がいままでわからなかったのかという質問があったと思いますけれども、これも私は強く感ずるわけです。どういったことでこのような亜砒酸鉱山による公害がわからなかったのか、こういう被害の状況がわからなかったのかと非常に疑問を感ずるわけですが、先日、大分……

第68回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1972/04/26、9期、公明党)

○内田善利君 私は最初、予算委員会で質問いたしましたことについて、もう少しお聞きしたいと思う点をこの委員会でお聞きしたいと思いますが、まず瀬戸内海沿岸の日東化学のアクリロニトリルの廃棄物の問題ですが、この問題をお聞きしたときに、海上保安庁長官が、三月の十一、十二、十三の三日間、操業停止したということなんですが、これについて万全の処置がなされたかどうかということについてお聞きしたいと思いますが、この操業停止をした理由は何でしょうか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 このアクリロニトリルは、御承知のとおり劇物であり、毒劇物取締法の対象になっているわけですが、そういう操業停止をするときが私……

第68回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1972/05/12、9期、公明党)

○内田善利君 本委員会においてももう一回、PCBについて政府当局の見解をお聞きしたいと思いますが、一番国民がいま不安に思っておることは、このように環境が汚染されてきて、一体どのような食生活をしたらいいのか、生まれてくる赤ん坊は、健康な子供が生まれてくるのかどうか、非常に国民はその点を不安に思っているわけですが、このままじわじわいって汚染されてしまうのではないか、カネミ油症患者のような悲惨な状態がやってくるのではないかという不安が、一番いま国民の最大関心事であり、また心配であると思うのですけれども、長官といたしましては、いまのこのPCBによる汚染状況を、非常に差し迫った心配な状態にあると判断され……

第68回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号(1972/05/24、9期、公明党)

○内田善利君 関連。終わります前に一言お聞きしておきたいと思いますが、長官、先ほどの答弁の中で、渡り鳥条約についてモスクワで何とか早く処置をきめてきたい、またカナダともそうしたいという御意向でしたが、これは地球全体の問題として、せっかく開かれる人間環境会議に、こういった鳥類の保護について提案される気持ちがないかどうか。  それともう一つは、鯨が問題になっているわけですが、十年禁止協定についてどのように考えておられるのか。修正案を出されるということも聞いておりますけれども、お差しつかえない範囲でお願いしたいと思います。  それから森林伐採の問題、東南アジア地域ですね。  それと、海洋汚染防止法が……

第68回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第8号(1972/06/07、9期、公明党)

○内田善利君 私は初めに、もう一度PCB汚染問題を取り上げたいと思うのです。  その中で母乳、それと牛乳、こういった私たちの健康に直接関係のある問題が一番いま国民が心配している点じゃないかと、このように思うわけですが、厚生省の見解では、母乳は〇・七PPMでもだいじょうぶだという見解のようでありますが、最初にお聞きしたいのは、人体に入ったPCBが一番蓄積され、そして排出されるところは、胎児――胎児はまあ出産してくるわけですが、胎児と母乳だと、このように聞いております。母乳と胎児にPCBは出てくると。そうしますと、カネミの油症患者の場合も胎児性油症患者が相当数おったわけですが、生まれたときは健康で……

第68回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第9号(1972/06/09、9期、公明党)

○内田善利君 それでは、私も関連して一言聞きたいと思いますが、非常に御苦労さまでございました。あの中で、戦争こそ最大の環境破壊であるということが新聞に出ておりましたが、このような問題はどのように扱われたのか、お聞きしたいと思います。  それと、環境基金一〇%というのは、金額にしますと日本円で幾らになりますか。
【次の発言】 無過失賠償責任制度と光化学スモッグの関係がどうなるか、まずお聞きしたいのですが、光化学スモッグは、昨年でしたか、環境庁長官にお聞きしたときには、公害であると思うということだったのですが、いまだに公害としては認められていない。原因が何であるかはっきりしない、分析方法もいまだに……

第68回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第10号(1972/06/16、9期、公明党)

○内田善利君 先日の委員会で、私はこの法律案の審議に基づいて、長崎県の対馬のカドミウム汚染のことについてお聞きしたわけですが、その実情をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 先ほど答弁いただいたわけですけれども、これはどういう調査をやったかという答弁であって、私の質問しているのは、なぜ本人たちに、一・〇PPM以上の米ですよ、食べてはいけませんよという知らせをしなかったのかということを質問しているわけであって、どういう調査がなされたかということを質問しているわけじゃないのですね。農地局による特殊調査を県までは公表したということですけれども、そのあとはどうなっても農林省はノータッチであるとい……

第68回国会 公害対策特別委員会 第2号(1972/02/02、9期、公明党)

○内田善利君 時間がありませんので、端的に土呂久の問題についてお聞きしていきたいと思います。  まず、通産省にお聞きしたいと思います。  私、二十一日に現地を調査して参りましたが、まず行って驚いたことには、亜砒焼きがまがブルドーザーでつぶされて姿、形もない。それこそブルドーザーのわだちの跡があるだけでありましたが、これをだれが命じて、どういう理由でつぶしたか、お聞きしたいと思います。土呂久の亜砒焼きがまです。
【次の発言】 私が聞いたのは、だれが命じて、どういう理由でやったかということを聞いているのだ。県が立ち会ったとか、だれが立ち会ったとかということは知っているわけですから。

第68回国会 公害対策特別委員会 第3号(1972/03/11、9期、公明党)

○内田善利君 私は、いろいろ開発に伴って自然破壊が非常に多くなってきているわけですが、自然保護ということと開発ということについて、その調和の原点といいますか、そういったことを中心にして質問していきたいと思いますが、その実例として、いま問題になっております鹿児島県の志布志の開発問題を中心にして問題を取り上げてまいりたいと、このように思います。  その前に、先ほどの関連質問として久良知局長にお聞きしたいと思うんですが、亜砒酸鉱害があのようにして問題になりまして全国の総点検が行なわれるという先ほどの答弁があったわけですが、私は、これに金山を加えていただきたいと、こう提案するわけです。と申しますのは、……

第68回国会 文教委員会 第3号(1972/04/27、9期、公明党)

○内田善利君 私も安永理事の一番最後の質問をしたいと思っていたわけですが、毎年、国立大学設置法の一部改正法案は十分審議をしないで、きょうのような状態でいつも通過しているわけですが、大学の学部の設置、大学の新設ということは、非常に重要な問題であると思うのです。こういった大事な法案は、毎年あることですが、ひとつ慎重に審議して早く間に合うようにしていただきたい、このように要望いたします。  私も一問質問しますが、人間科学部というのが大阪大学に新設されますが、この人間科学部というのは、どういう趣旨で、どういう内容のものか、お願いしたいと思います。  もう一点は、大分大学の工学部が地域産業の振興等の観点……

第68回国会 文教委員会 第6号(1972/05/25、9期、公明党)

○内田善利君 私は、当委員会で前回にも質問したことがございますが、中学校に行けない生徒についてまず最初にお伺いしたいと思います。  現在、全国で中学校の未修了者はどれくらいおりますか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 前回質問しましたときに、前宮地初中局長は、中学校未修了者については関係官庁と連絡をして未修了者が絶無になるように持っていくよう血の通った施策を講じたい、そういった意味のことを言われまして、本来の義務教育、これを一そう充実して、夜間中学は廃止する方向に持っていくのがやはり本筋だと。まあそのとおりだと思います。そして、高齢の未修了者に対しては生涯教育の観点からも今後の研究課題と……

第68回国会 文教委員会 第8号(1972/06/06、9期、公明党)

○内田善利君 私も、同じく文化財で質問したいと思いますが、いま文部大臣並びに文化庁の次長の答弁をお聞きしましてその方向がわかるわけですが、私の場合は佐賀県の中原町の栗崎かめ棺遺跡についてお伺いしたいと思うのですけれども、私も最近見てまいったのですが、文化庁としてはこの遺跡をどのように評価されておるのか、まずお聞きしたいと思いま。
【次の発言】 私は文化庁の評価をお聞きしたわけですが、現在わかっているところでは、かめ棺が約二百基、人骨が八十体発掘されたようです。そういうことで、西日本あるいは全国でも有数な古墳群であろうと、このように佐賀大学の先生も言っておられるわけですが、そういった重要な評価す……

第68回国会 文教委員会 第9号(1972/06/08、9期、公明党)

○内田善利君 私も若干質問したいと思います。  一番最初に、いま話題になりましたように、どういうわけで理科に関する教育の振興だけを充実振興することをはかっていくのか。提案理由によりますと、「今日の社会の著しい発展に対応するためには従来の理科に関する教育の振興のみでは十分でなく、これにあわせて算数及び数学に関する教育の充実振興を図ることが緊要であると痛感するのであります。」ということですが、いまもお話がありましたように、今日の社会の著しい発展に対応するためには、全般的なバランスのとれた教育振興が考えられなければならない、このように考えるわけですが、この点をもう一度お尋ねしたいと思います。

第68回国会 予算委員会 第16号(1972/04/20、9期、公明党)

○内田善利君 私は、いま問題になっておりますPCBについてお聞きしたいと思いますが、私は主として今後の対策についてお聞きしたいと思うんですけれども、今日まで通産省、環境庁、厚生省がPCB対策についてとられた処置、結果そして今後の対策についてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 通産大臣にお聞きしますが、このPCBを含んだ感圧紙がまだだいぶ残っているということですが、これの処分方法はどのように考えておられますか。
【次の発言】 閉鎖系のコンデンサー、トランス、これの回収方法、処分方法はどのように考えておられますか。
【次の発言】 まあ全部回収されるのかどうか、国鉄等はまだ使用したいというこ……

第69回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第1号(1972/07/25、9期、公明党)

○内田善利君 私も四日市のことをいままでお聞きしておりまして、環境庁長官の答弁を聞いておりまして、ほんとうに国民の健康を守る立場の環境庁なのか、政府側の環境庁なのか、非常に不審に思いながら聞いておったわけですが、きのうの判決でも、工業立地ですね、これが不適正であったと、こう言っているわけですね。災害対策も十分でなかった、また公害対策も十分でなかった、このように言っているわけですけれども、これをどのように企業が受けとめておるのか。きのうの状態、あるいはきょうの企業の状況をお聞きしまして、私は、ぜひ次の本公害対策委員会に、委員長にお願いしまして企業の責任者を呼んでいただきたい、どういう考えでおられ……

第69回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第2号(1972/09/22、9期、公明党)

○内田善利君 私は一昨年、また昨年、北九州と大牟田の大気汚染について、健康にかかわる被害の救済措置法の適用をすべきじゃないかということで、いろいろな調査データをあげ、また地元の医師会が調査いたしました児童の調査、そういうものを例をあげて、既指定の、いま指定されておる四日市あるいは川崎あるいは尼崎等と比較しながら、早急に救済措置法を適用すべきじゃないか、指定地域にすべきじゃないかということで、一昨年、昨年、いろいろ質問したわけですが、回答は、資料不足であるということが中心であったように思うのです。  しかし、現にぜんそく病患者、気管支炎あるいは肺気腫、そういった方々が、他地域、対象地域よりも多数……

第69回国会 文教委員会 閉会後第1号(1972/09/29、9期、公明党)

○内田善利君 私たち、永野委員長、二木、内田の三名は、九月十八日から二十二日まで四泊五日の日程で、広島及び山口両県の教育、学術及び文化財の実情について、現地調査を行ないました。以下、その概況を事項別に御報告いたしたいと存じます。  第一初等中等教育の実情についてであります。  まず、広島県は、人口密集の瀬戸内海沿岸部に比べ、山間部が広く、過疎地域対策緊急措置法により一市、四十六町が過疎市町村に公示され、全国でも北海道に次ぐ過疎地域であります。  これらの地域は、過疎現象に伴う諸種の障害に悩むとともに、不幸にもことし七月の集中豪雨により大水害を受けたのであります。  私たちは、被害の最もひどかっ……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1973/03/02、9期、公明党)

○内田善利君 最初に、先ほど所信表明のありました中から、長官に一言お聞きしたいと思いますが、冒頭に、「わが国は、従来久しく経済成長を促進することを軸に内政の展開をはかり、その結果、所得水準も大幅な向上を示してまいりました。しかしながら、その反面、大気汚染、水質汚濁等の公害の発生と自然環境の破壊が急速に激化し、国民の健康と生活環境が脅かされるという深刻な事態が発生しました。」と、このようにお認めになっておるわけです。  公害国会でもあのように法律がたくさんできました。にもかかわらず、環境庁も発足し今日に至っておりますが、いまだに公害がなくならない。このような、公害発生政策と私は言いたいのですけれ……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1973/03/28、9期、公明党)

○内田善利君 ただいま三木長官は、水俣に堆積している有機水銀のヘドロの処理を四十八年度から着手する、このように述べられたわけですが、運輸省としてはこれに対して直ちにその対策に移ると思いますが、 どの程度ヘドロがどうなったらしゅんせつをやめるのか。現在水銀の環境基準は、水質汚濁防止法の排水基準と公害対策基本法による環境基準しかきまっていないわけです。ヘドロの環境基準はきまってないわけですが、このヘドロの中の環境基準はどうされるのか。これがきまらなければ、しゅんせつなどはできないと思うのですけれども、この点はどうなさるのか。
【次の発言】 これは水俣ばかりじゃなくて、田子の浦とか洞海湾とか、全国の……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1973/06/06、9期、公明党)

○内田善利君 私もPCB問題、水銀問題について質問したいと思います。  いま三木長官からお話を伺ったわけですけれども、私は水銀問題、また四大裁判、さらにPCB問題と、ここで環境庁長官が三木副総理であるときに、私たち日本国民がほんとうに日本列島の周辺を、いままで祖先以来ずっとたん白資源として漁業にその食糧を求めてきた、ここでほんとうに漁業を失わないでいくか、日本の近海にまだまだ工業をつくっていくのか、これをはっきりしないととんでもないことになるのじゃないか。先ごろ予算委員会では石油たん白が問題になりましたけれども、石油たん白どころじゃない、日本周辺の大事なたん白資源が失われつつある。こういうとき……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1973/06/20、9期、公明党)

○内田善利君 いまの質問にさらに私も関連質問したいと思うのですけれども、私は、藤田委員のおっしゃったことが全国民の声じゃないかと思うのです。一体、公害問題は最近問題になってきたわけですけれども、やはりその間の対策というものを反省すべきじゃなかったか、このように思うわけですね。  一番私がいま深刻に思うのは社会問題じゃないかと思うのですが、社会問題と申しますのは、結局、日本の今日までの豊富なたん白資源であった魚介類、そういったたん白資源、いままで有史以来われわれ日本国民のたん白資源であったものをとってきた漁業が非常に窮迫しつつある、こういったことで非常に不安に思っているわけですけれども、国民の側……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第8号(1973/06/27、9期、公明党)

○内田善利君 私も引き続き同じような質問いたしますが、一番最後の質問と関係あるかと思いますけれども、二十二日の閣議の模様が新聞等にも不確定のまま出ております。私も読ましていただいたわけですが、きょうの本会議で田中総理が、わが党の小平委員の質問に答えて、二回にわたって、公害などに目を奪われてというような発言があったわけです。私はあの二十二日の新聞報道と、きょうの本会議での質問を聞いておりまして、その関連性があることを感じたわけですけれども、これが政府の公害に対する基本姿勢なのかということで、きょうはあ然としたわけですが、こういうことでほんとうに人間の生命を奪った公害がなくなるのだろうかと、このよ……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第10号(1973/07/06、9期、公明党)

○内田善利君 私は三点だけ質問したいと思いますが、まず吉田参考人にお尋ねしたいと思います。将来の公害による汚染を電算機でどの程度予測できるのかどうか。それともう一つは、このように総量規制、環境容量がいま問題になっておりますが、四日市ではいまなお新しい工場の増設計画などをやっておるわけですけれども、こういったことについてはどのようにお考えなのか。この二点についてお伺いしたいと思います。  それから加藤参考人に、悪臭の測定機器についてはいまお話しいただいたわけですが、これを防止する機器の開発ですね、これはどのようになっているのか。測定もそうですが、悪臭を出さない、悪臭をなくする機器の開発、これはど……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第11号(1973/07/11、9期、公明党)

○内田善利君 質問に入る前に、本日の本会議で、三木長官、開発か環境破壊か、いずれをとるかという場合には環境保全をとると、このように御答弁いただいて非常に心強く思ったのですが、私は、現段階に立ち至って、いろいろ開発と破壊というものを見ておりまして、環境破壊のない開発というものがあるのだろうかと、このように思うのです。まあ少しぐらいは破壊しなければ開発はできないと思いますけれども、広い意味の開発か環境破壊かということであったろうと思うのですが、この環境の破壊ということを、この自然環境保全法の前回における成立のときの審議の場合にも、これは問題になったわけですが、私は、環境破壊か開発かという、どのよう……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第13号(1973/08/29、9期、公明党)

○内田善利君 関連。私は別名でもいいから、医学関係でつけられなくても、別名でもいいから別の名前をつけたほうがいいと思います。  それともう一つは、これだけ五月二十二日以降、政府も行きますし、政府の各省庁も行きますし、また各政党、また各委員会、水俣に行ったわけですが、その後の国の施策、国の対策、そういうものが全然私は感じられないんです。県は総合予算で本年度は水俣病関係予算として十六億三千八百万円、そして六月の補正予算で七億と使っておるわけですが、国は五百万円しか使っていない。この事実からも、私はもう少し国としても対策を講ずべきじゃないか、このように思うわけです。それと、政府はもう少し水俣病に対し……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第15号(1973/09/12、9期、公明党)

○内田善利君 藤野参考人にまずお願いしたいと思いますが、先ほど指定地域で線引きするのは非常にむずかしいということでございましたが、私も、北九州市が大気汚染によって指定地域になりまして、いろいろその線引きの結果ごたごたを聞いておるわけですが、どうして一体北九州市全域を指定地域にしなかったのかなと思うのですけれども、先ほどは、非特異性疾患なのでやっぱりこういうところに線を引かなければいけないのかなということも考えたわけですが、やはりああいう四日市とかあるいは川崎とか、あるいは北九州市みたいなところは、先ほどおっしゃられましたようにNOxの影響もあろうし、また重金属による、浮遊物質による影響もあろう……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第16号(1973/09/14、9期、公明党)

○内田善利君 私は、直接公害問題ではないかもしれませんが、別の委員会で質問すべきかと思いますけれども、やはりこういう工場災害というようなものは二度と起こってはならない、そういう立場から、きょうはこの点について質問したいと思います。  それは八月十二日午後十一時十分、大分市の住友化学の大分製造所の製品倉庫から出火した事件でございますが、その前にはこの住友化学では毒ガスが流出した事件がありまして、周辺の住民が千数百人被害を受けたということで、大分県からは公害罪法で告発されておるわけですけれども、約二カ月間全面操業停止処分を受けて、七月九日操業開始したばかりのところに、こういった火災事故が起こってお……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第18号(1973/09/20、9期、公明党)

○内田善利君 初めに、十八日にパリでOECDが理事会を開いて、水銀の規制を勧告しているわけです。特にこの中で、紙・パルプ産業におけるすべての水銀化合物の使用の禁止という項目がありますが、この項目について、日本では水銀法を隔膜法にかえるということでございますが、私は特に岩国地域が汚染されているその原因の一つに、やはり紙・パルプ産業において水銀を使用してきたということが原因であると思うのです。あそこは山陽パルプですか、もうすでに隔膜法に切りかえたのか、まだ水銀法でやっているのか。その切りかえはどのようになっているのか。この点をまずお伺いしたいと思います。

第71回国会 地方行政委員会 第6号(1973/04/25、9期、公明党)

○内田善利君 私は公明党を代表して、ただいま議題となっております内閣提出の地方税法の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行ないます。  反対理由の第一は、健全な地方自治の育成をはかるためには、その裏付けとなる財源の確保をはかる必要があることは、従来から指摘されているところであります。それにもかかわらず、四十八年度地方財政計画に占める地方自治体の自主財源である地方税の構成比率は、わずか三八・一%と、依然として低迷を続けており、三割自治の汚名を返上することができておりません。特に、本年の地方財政白書によっても、東京、大阪の大都市は赤字となっております。これは都市財源の不足を如実に物語っている……

第71回国会 文教委員会 第3号(1973/04/05、9期、公明党)

○内田善利君 まず、提案者の三原衆議院内閣委員長にお尋ねいたしますが、この法案は、日曜日が祝日になった場合には、月曜日と限定しておりますが、この月曜日の限定については、いま話題になりました週休二日制も考慮に入れた上でおきめになったのか。先ほどの答弁の中には土、日が非常に多かったようですけれども、週休二日制ですね。その場合に土、日、月と、こういう休みも出てくることになりますが、こういったことも踏まえて月曜日になすったのか、この点をちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は、最初労働省にちょっとお伺いして、それから総理府、文部省とお伺いしたいと思います。  質問がダブらないようにしたいと……

第71回国会 文教委員会 第5号(1973/04/19、9期、公明党)

○内田善利君 私は、高等学校の教育について若干お聞きしたいと思いますが、生徒の適性、能力、進路に対応した教育をという目的で、現在、高等学校教育は非常に多様化が進められておるわけですけれども、生徒に真に人間らしい教育を保証するということは非常に重要な問題だと思うわけですが、特に高等学校の職業教育、この中にいま言いました問題が端的にあらわれておると、このように思いますので、何かまず、職業教育、高等学校の職業教育の現状と問題点についてお伺いしたいと思います。  まず第一点は、職業教育が袋小路になっておるということですね。高等学校の教育が事実上複線化しておるということについてお伺いしたいと思いますが、……

第71回国会 文教委員会 第9号(1973/06/05、9期、公明党)

○内田善利君 いま騒音防止、防音ということが話題になったわけですが、その予算の中で、「公害対策、学校保健、学校安全の改善充実」という項がございますが、この中で「公害対策等」というところで六項目にわたっておりますのですけれども、この「公害対策等」、その中で(3)が「公立学校施設公害防止工事費等」、約四十八年度は十七億計上されておりますが、この公立学校施設公害防止工事費の中のこの公害というのは何をさすのか。
【次の発言】 どういうわけで、その公害対策基本法の六つの典型公害の中で、大気汚染と騒音だけが入ってあとは入らないのはどういうわけですか。

第71回国会 文教委員会 第13号(1973/06/21、9期、公明党)

○内田善利君 ただいま議題となりました図書館法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。  近年目ざましい経済成長と技術革新の進展により社会構造は急激に変化し、複雑高度化してきております。その結果、一面では物質的生活はある程度豊かになり、余暇時間が増大し、学習、レジャー等物心両面での行動選択の範囲が拡大しつつあります。しかし、その反面、いわゆる人間疎外、世代間の断絶、交通災害、自然環境の破壊等人間の存在自体にとってきわめて深刻な問題が発生しているところであります。過去百年間の目ざましい物質的繁栄は人類史上未曽有ではありましたが、今日では、従来の経済優先……

第71回国会 文教委員会 第14号(1973/06/26、9期、公明党)

○内田善利君 いまの問題で一言関連質問して本論に入りたいと思いますが、職員会議と組合の分会会議といいますか、組合会議と一緒にした考え方で警察庁は臨んでおられるんじゃないかということをいまの質疑を通して感じたわけですが、私の知っている限りでは、職員会議は職員会議としてはっきり、まあその学校によって違いますけれども、司会を立ててきちっとしてこれは校長が出席してやっておりますし、また、組合の分会会議になりましたら、分会長を中心にしてこれから分会会議を行ないますとか、組合会議を行ないますとか、はっきりして組合会議を行なっている。そういう現場の姿を知っていての先ほどのことであったのだろうかと非常に不審に……

第71回国会 文教委員会 第17号(1973/07/05、9期、公明党)

○内田善利君 関連。  付属高校とか付属中学が付置研究所と同じだとおっしゃっているわけですか。
【次の発言】 それは付属高校の、たとえば付属高校に農芸高校があるとすればその農芸高校の研究所であって、大学そのものの研究所ということは言えないと思うんですが、この点をはっきり伺いたい。

第71回国会 文教委員会 第19号(1973/07/12、9期、公明党)

○内田善利君 私は、きょうは、幼稚園教育から小・中・高と、その免許状を中心にして質問していきたいと思います。  まず、幼稚園教員の免許の状況ですけれども、この現状についてお聞きしたいと思いますが、昭和四十五年度は、一級免の大学卒が千百九十四名、短大卒が二級免が二万三千八百十三名と、このように聞いておりますが、昭和四十七年度においてこれがどのようになっておるのか。それと、臨時免許状を持っている免許取得者がどうなのか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いま伺いますと、四十五年度もそうですけれども、四十七年度も二級免許取得者が非常に多いわけですけれども、大学卒の一級免が非常に少ない。昭和四……

第71回国会 文教委員会 第27号(1973/09/13、9期、公明党)

○内田善利君 私は、筑波大学の問題と関連しますが、七月十七日当時、福岡で起こっておりました福岡歯科大学の問題、これを質問する予定でございましたけれども、強行採決のために質問できませんでしたので、それときのう、おとといの文部省の医科大学、歯科大学に対するやみ寄付金の問題、あるいは今後の歯科大学、私立大学に対する助成、予算の関係、そういったことを、まず、質問していきたいと思います。特に、福岡歯科大学の現在の理事会のあり方、これがやはり筑波大学の評議会、あるいは参与会等の基本的なあり方と関連があると思いますので、そういったことなどから質問を始めていきたいと思います。  まず、第一に、今日までの――警……

第71回国会 文教委員会 第28号(1973/09/19、9期、公明党)

○内田善利君 それでは北沢参考人にお伺いします。  この新大学構想は、非常に旧式化するおそれがある、長期的でないということでございますが、これは東京教育大が移転するということと新構想大学が打ち立てられておるということと非常にあいまいといいますか、先ほど井上参考人でしたか、洗い直すべきであるというような、このようなお話がございましたが、こういったこともあわせて長期的でない、まあ背後にありますいろいろな近代主義その他経済構想等もあると思いますけれども、もう少し、その辺をお伺いしたいと思います。  それから、産学協同構想であると、私も、そのように思います。この点も具体的な例があればお教え願いたいと思……

第71回国会 文教委員会 第29号(1973/09/20、9期、公明党)

○内田善利君 この間、管理のところから質問を保留しておきましたけれども、公聴会並びに昨日の参考人のお話の中から二、三質問を最初にさしていただきたいと思います。  まず、カリキュラムについてですけれども、昨日の御意見の中に、まだ講義題目もできてないし、担当教官もきまってない。そういうことで、たしか大江参考人のお話では、少なくとも、初年度分はもう決定していなければならないと、そういうお話がありました。そうして山形大学の医学部についてももうすでに、昨年の十月大学審議会の決定を経ておると、そういうようなことも聞いておりますが、また旭川医科大学のほうももうできておると、そういうことですが、まだ筑波大学に……

第71回国会 予算委員会 第11号(1973/03/26、9期、公明党)

○内田善利君 開発と保存ということで質問したいと思うのですが、三木環境庁長官お見えになっておりますが、開発と保護、特に文化財、埋蔵文化財の保護ということについてどのようにお考えか、聞きたいと思います。
【次の発言】 文部大臣にお聞きしたいのですが、大体文化財を保護するためにどれだけの予算が必要なのか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 文部大臣にもう一回お聞きしますけれども、日本列島改造論にも国土総合開発庁設置法案にも、文化財の保護ということは何も触れてないのですが、この点についてどのようにお考えですか。
【次の発言】 文部大臣、そんなにおっしゃるけれども、そういうふうにならざるを得ない状……

第71回国会 予算委員会 第12号(1973/03/27、9期、公明党)

○内田善利君 理事会で結論が出ておりますけれども、その問題には触れないで、一言、二階堂官房長官にお聞きしたいと思いますが、政府見解として、現在南ベトナム政府と臨時革命政府などの間で話し合いが続けられている最中であり、その一方だけが、復興のためにとして来日申請しても、これは事実上困難であり、立場を変えて南ベトナム政府代表が申請してきても原則は同じだと、こういうふうに言っておられますが、その真意をお伺いしたいんですが。
【次の発言】 それでは昨日の問題に触れますが、興人はグルタチオン並びにCDPコリンを医薬品としてつくっておるわけですね。

第72回国会 法務委員会 第10号(1974/03/28、9期、公明党)【議会役職】

○理事(内田善利君) 速記とめてください。
【次の発言】 速記起こして。  委員の異動について御報告いたします。  小枝一雄君が委員を辞任され、その補欠として稲嶺一郎君が選任されました。
【次の発言】 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き、質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  野坂参三君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。

第72回国会 予算委員会 第16号(1974/03/25、9期、公明党)

○内田善利君 まず私は、高度経済成長下で起こったひずみである物価高騰の問題、それと公害問題について質問したいと思いますが、まず、公害問題について最初質問したいと思います。  その前に、東邦亜鉛の対州鉱業所で社会的正義を踏みにじった隠蔽工作が行なわれたわけですが、通産大臣に、これに対する対策がどのようにされたか、まず、この点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 通産大臣は、どのようにお考えになっておられますか。
【次の発言】 通産大臣、私は、企業のモラルの問題もですけれども、やはり政府に責任があると思うんです。というのは、水質汚濁防止法ですけれども、これと大気汚染防止法、これがPPMだけ、濃……

第72回国会 予算委員会 第17号(1974/03/26、9期、公明党)

○内田善利君 物価問題についてお伺いしたいと思いますが、インスタントラーメンですけれども、これは私も大好きだし、国民に非常に定着しておる食品の一つでございますが、また前回は公取委の勧告もあっておりますけれども、私は、まだまだこの業界に対して非常に問題が多いので、この点についてお伺いしたいと思います。  まず最初に、インスタントラーメンの生産量、それから売り上げ高についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 売り上げ高。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 合計。
【次の発言】 四社の合計。
【次の発言】 昨年の十一月ですね、即席ラーメンの販売価格指導について食糧通達が出されておるわけです……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第1号(1974/08/09、10期、公明党)

○内田善利君 私はきょうは時間がありませんので、具体例は次の機会に譲りますが、環境影響評価について一般的にお聞きしていきたいと思いますが、きょうの所信表明にも、大臣は「環境に及ぼす影響や防止策を事前に十分に審査する環境影響評価をさらに積極的に推進し、その確立を図ってまいりたいと考えております。」と、こういう所信表明でございます。また先日、わが党の二宮文造氏から、環境影響事前評価法制定について、総理大臣に対し質問主意書を提出しました。その回答が参っておるわけですが、これは総理大臣じゃございませんが、環境庁で作成したものと見て質問したいと思いますが、環境影響のチェックの徹底をはかる観点から、環境影……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第2号(1974/09/20、10期、公明党)

○内田善利君 いままで参考人の方、あるいは質疑者への答弁をお聞きしておりまして、結局ただいまも質問ございましたが、環境基準の〇・〇二PPMを守ることはできないというふうに私は推察したわけですけれども、四十七年にきめた、四十七年十月三日の時点におきまして、企業ではむずかしいけれども、困難であるけれども、何とかして達成したいということで出発したと、ここに至りましてそれができない、また学者の先生も不可能であると、このように言っておられたように思いますが、こういったことで一番困るのは国民であるわけです。環境基準の〇・〇二が達成されない、いまだにもって酸化窒素の中で生活しなければならないと、そういうこと……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第3号(1974/10/18、10期、公明党)

○内田善利君 私は、きょうは水俣病対策についてお聞きしたいと思いますが、長年の間水俣病につきましてはいろんなことがあり、いろんな問題が起こってきたわけですが、四十八年には地裁の裁決もありまして今日に至っているわけですけれども、公害健康被害補償法に基づいて、あるいは旧法の救済法に基づきまして、未認定の方々が水俣の周辺で育ち、また生活し、そして自分は水俣病ではないのかといって不安にかられて申請をしている方々が約二千六百名。いまの状態は検診もストップの状態、また認定審査会のほうもストップの状態、そういう状態で、健康被害者を救済する、あるいは補償をするという立場でできた法律もいまはあってなきが状態、そ……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第4号(1974/11/11、10期、公明党)

○内田善利君 田島参考人にまずお聞きします。先ほどお話の中で原子力長期計画として考えるときに六十年六千万キロワットの線が、先生のお考えでは昭和五十五年二千万キロワットというふうに、三千五百万キロワットから二千万キロワットに減っているわけですが、この根拠は何なのか。あまり住民の反対が大きくなったので減らすべきなのか、あるいは政府の高度経済成長政策がこれではいかぬ、見直すべきである、こういう立場で二千万キロワットとおっしゃっているのか、あるいはほかに御理由がありましたら……。
【次の発言】 それと今度は放射性廃棄物ですけれども、放射性廃棄物が昭和五十二年には未処理のものが五十トン、五十三年二百トン……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第5号(1974/11/25、10期、公明党)

○内田善利君 きょうは公害環境影響調査について申す予定でありますが、その前に本年三月予算委員会で生野鉱山のカドミウム障害のことをお聞きしたわけですが、そのときの三木長官並びに橋本部長の答弁の中から、この問題については早急に調査を進めて結論を出したいと、こういうふうに橋本当時の審議官は答弁されておるわけですが、その早急に調査を進めて結論を出したいということがいつになるのか、それから三木長官も、その問題は再調査をしてそういう人たちにできる限り救済の手を差し伸べたいと、こういうふうに答弁されているわけですが、一体どのようになっておるのか、十二月にはなくなられて、また一月にもなくなられたお年寄りがおら……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第6号(1974/12/06、10期、公明党)

○内田善利君 昭和四十七年、中間答申が行なわれまして、そうして今回あのような答申が出たわけですが、その専門委員会の先生方もほとんど同じメンバーで、そしてあのような答申が出たということがどうしても私には解せないわけですが、特にこの専門委員会は技術の問題だけを取り扱ってきた、そういうことでございますから、技術の問題について四十七年にこういう答申ができて、そして告示にまで出した、それがこのような結果になったということについてはどなたが責任を負われるのか、まずその点をお聞きしたいと思います。――環境庁お願いします。
【次の発言】 五十年規制はやれと言われた告示が出た段階で、やはりいまと同じように各企業……

第74回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1974/12/25、10期、公明党)

○内田善利君 いままでこの排気ガス規制の問題についてはいろいろ論議されてきたわけでございますが、私は現段階で三点にしぼって長官にお伺いしたいと思います。  まず第一に、この自動車排気ガス規制については、何よりも優先して国民の健康を考慮すべきであると、このように思いますが、この点いかがですか。
【次の発言】 国民の健康が優先されるならば、たとえば東京都内におきましてぜんそく様被害者、こういう方々が現在まで過去五年なりあるいは七年なり自動車の排気量とともにどれだけその被害者が出てきたか、そういうことは環境庁のほうでお調べになっておると思いますが、この点いかがでございますか。

第74回国会 文教委員会 第1号(1974/12/24、10期、公明党)

○内田善利君 それでは、私は国立及び公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案並びに文化功労者年金法の一部を改正する法律案、両方とも賛成の立場で、時間の許す限り質問さしていただきたいと思います。  いままで安永委員から、学校事務職員の待遇の問題について質問がありましたが、人確法もはずれたと、また、この教特法にも調整額の中からはずれていると、こういう実態で、先ほどのようなお話しがあったわけですが、それではこの学校事務職員の待遇改善について、文部省はどう対策をとろうとなさっているのか、この点をお聞きしたいと思うんです。

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1975/02/19、10期、公明党)

○内田善利君 所信表明を承ったわけでございますが、まず第一番目に、「わが国における環境問題は深刻かつ多様なものとなっており、その解決は緊急な政治課題の一つであります。」と、こういう文章が冒頭にあるわけですけれども、「深刻かつ多様」ということはどの大臣もいままでおっしゃってきたように思うんですけれども、これを具体的にどのように受けとめていくかということが問題ではないかと思います。そして「環境行政は、人の生命及び健康の保護を図ることを第一義とすべき」であるということですが、この問題も、いままでの開発その他公害問題を考えてみますと、どうしても二義的にしか考えられていない。先ほどから問題になっている排……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1975/02/21、10期、公明党)

○内田善利君 前者の各委員会の質問に関連しまして、私は、ただいま一番最後に入間の健康を守るという立場から云々という言葉がございましたが、それでは大気部会におきましてどの専門部会で――人間の健康を守ると、NO2の毒性あるいは光化学スモッグ、こういった点がどれだけ排気ガスとの関係があるか、そういった点についてどのような専門部会が開かれたのか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 その内容が、私は、今回の答申の一番基本にならなきゃいけないと思うんです。国民がそういった光化学スモッグで突然倒れるような、あの四人のような、ああいう被害が起こらないようにするためには、ここのところを基本に私は諮問すべ……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1975/02/28、10期、公明党)

○内田善利君 最初、消防庁にちょっとお伺いしますが、前回本委員会でこの問題を取り上げましたときにお聞きした問題なんですけれども、完成検査をした場合、二百七十号タンク――ほかのタンクは全部そのまま合格になっておりますが、当該事故のあった二百七十号タンクだけが補修後合格、こういうふうになっていることでお聞きしたわけですけれども、その当時はまだ的確な答弁がいただけなかったわけですが、一遍補修したところはやはり何でももろいわけですね。私はその補修したところが何らかの作用で油が漏れるようなことになったんじゃないかと、そう疑って質問したわけですが、その点はどのようになっておるのか、まずお聞きしたい。

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1975/03/07、10期、公明党)

○内田善利君 引き続き御質問いたしますが、中島参考人にお聞きしたいと思いますけれども、先ほどの委員会でも三菱石油の代表者の方が、いまだ原因は言えませんと、こういう答弁なんですが、私は事故を起こした当事者がその原因を待っていると、第三者事故調査委員会に待っていると、こういう姿勢が私は現在の企業の姿勢の最も悪い点だと、こう思うのです。自分の企業からそういった漏出事故を起こしたわけですから、ここが間違っていたというものをきちっと言えるのが企業の立場じゃないか、また技術者の立場じゃないか。そういった点から見ますと、企業の経営能力という面から見て、そういう企業は技術能力も乏しいんじゃないかと、疑わしいと……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1975/03/26、10期、公明党)

○内田善利君 午前中からいろいろお聞きしておりまして、 果たして行政当局は国民の健康を守る立場にあるのかどうかということを非常に心配するわけですが。というのは、いろいろ質問の中から申し上げていきたいと思いますけれども、他の委員の質問の中で、現在合成洗剤は適切な使用をすれば安全であると、こういう御答弁がありました。ところが、発がん性の問題、催奇性の問題いろいろ問題があるので、目下研究班は研究中であると、そういう非常に矛盾する御答弁なんですが、さらに他の委員が幾つかの例をいろいろ挙げられたわけですが、それは承知しておると。それは申し上げませんが、ところが、そういった多数の、幾らかの学者の合成洗剤に……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号(1975/05/23、10期、公明党)

○内田善利君 私は、きょうは佐賀県の鳥栖市近郊の石谷山を通る九千歩林道と石谷山の自然林保護について質問したいと思います。  まず第一にお聞きしたいことは、人工林と天然林の比率ですが、全国的に見た場合、天然林の比率が人工林を大きく上回っていると、そういう県の具体例を二、三挙げていただきたいと思います。また逆に、天然林の比率が非常に少ない例を二、三挙げていただきたいと思います。
【次の発言】 佐賀県を挙げられましたが、三四%天然林の率があると。最も少ないのが福岡県の三二、佐賀県が三四と、このように非常に少ないわけですが、この林野庁からいただいた地図を見ますと、鳥栖市の近郊で石谷山周辺にわずかに残っ……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第10号(1975/06/20、10期、公明党)

○内田善利君 私はきょうは佐賀の原発の事故の問題と、それから中央高速道路の排気ガス公害の問題について質問したいと思います。  まず最初に原子力の問題ですが、佐賀の玄海原発ですけれども、営業開始を来月に控えて九州電力の玄海原発一号機が去る六月十日、試運転中に関電の美浜一号機、二号機に続いて同じような放射能漏れを起こしたわけですが、原発事故がこのように相次いで起こっている中で、地元住民もですが、私どももこの原発が安全かどうか確認する意味で注目をしておったわけですけれども、また九州電力の方でも安全性については総力を挙げていた、このように聞いておりますが、この事故を起こしてのショックが非常に大きいわけ……

第75回国会 文教委員会 第3号(1975/02/27、10期、公明党)

○内田善利君 私の持ち時間は二十分でございますので、大臣の所信表明を聞きまして、これに基づいた大まかといいますか、柱的な質問をしていきたいと思います。  まず第一番目に、この所信表明をお聞きしまして第一に感ずることは、「養護学校教育の義務制を昭和五十四年度から実施することといたしておりますので」云々とございますが、これは非常に重要な問題だと思います。「そのための諸準備を中心に、特殊教育の拡充整備を計画的に進めるとともに、これら児童生徒の実態を的確に把握し、適切な教育方法の研究を推進するなど、きめ細かな措置を講じてまいる所存であります。」と、このとおりと思いますが、これは非常に大事な問題と思いま……

第75回国会 文教委員会 第4号(1975/02/28、10期、公明党)

○内田善利君 私も福岡県民の一人として、現在の福岡の教育界の混乱、非常に遺憾に思うわけですが、こういった混乱はやはり遠因があり近因があると思うんですね。その遠因は歴史的な背景をたどらなきゃなりませんが、今度のこの混乱は私はその近因はどうしても一〇・四通達にあると、このように判断いたします。大臣はいま、政争の場から離していきたいと、こういうことですけれども、政争の場から離していくならば、こういう法律に違反しかねない――法律論私よくわかりませんが、この三十八条をどこから見ても、私はこの法律にかえって違反してる通達だと、このように私は考えるわけですが。ほかの条項云々で反論してこられるかもわかりません……

第75回国会 文教委員会 第5号(1975/03/25、10期、公明党)

○内田善利君 きょうはテーマが入試制度ですけれども、入試制度を論ずる、また、解決するためには、あらゆる問題を取り上げていかなければ入試制度は解決できないと、こう思いますが、きょうは時間の関係で入試制度について参考人のいろんな御意見をお伺いいたしましてその点に限って、質問したいと思いますが、槇枝参考人のお話の中で、統一テストですけれども、基礎学力についてテストをしたいということですが、私は、大学が積極的に学力テストをやってあらゆる方法を講じてとるべきだと思いますけれども、高等学校卒業のときに統一テストをやって決めるわけですが、学力テストが基礎学力に限るということはいままでと大体同じではないかと、……

第75回国会 文教委員会 第6号(1975/03/27、10期、公明党)

○内田善利君 ただいま議題となりました図書館法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。  近年目覚ましい経済成長と技術革新の進展により社会構造は急激に変化し、複雑高度化してきております。その結果、一面では物質的生活はある程度豊かになり、余暇時間が増大し、学習、レジャー等物心両面での行動選択の範囲が拡大しつつあります。しかし、その反面、いわゆる人間疎外、世代間の断絶、交通災害、自然環境の破壊等人間の存在自体にとってきわめて深刻な問題が発生しているところであります。過去百年間の目覚ましい物質的繁栄は人類史上未曾有ではありましたが、今日では、従来の経済優先……

第75回国会 文教委員会 第7号(1975/04/01、10期、公明党)

○内田善利君 国立大学設置法一部改正法案について、また、その関連についていろいろ御質問をしたいと思います。  まず第一に、憲法あるいは教育基本法で、国民は「ひとしく教育を受ける権利を有する。」あるいはまた「すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならないものであって、人権、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。」、こうあるわけですね。この基本的な理念については大臣がお見えになってから質問いたしますが、経済的地位で特に現状は差別されているわけです。ですから、経済的地位で差別されないという点にしぼってまずお伺いしたいと思いますが、……

第75回国会 文教委員会 第9号(1975/05/08、10期、公明党)

○内田善利君 昭和二十六年にこの法律ができたわけですが、その当時のことですけれども、今回は二百四十万円の年金額になるわけですが、昭和二十六年にこの法律ができたときは五十万円、そのときは先ほども答弁がありましたが、物質的顕彰ということで五十万円ということなんですが、この五十万円を決めた基準と申しますか、これは局長待遇ということで決められたように伺っておりますが、この点はいかがですか。
【次の発言】 そうしますと、先ほども答弁がありましたが、物質的顕彰に切りかえたということですが、当時は生活給ということも考えられたんじゃないかと、こう思いますが、この点はどうだったのか。それと現在の局長さんの年収は……

第75回国会 文教委員会 第11号(1975/06/03、10期、公明党)

○内田善利君 私は、理事長に主としてきょうは質問したいと思いますが、昨年、私学共済二十周年を終わりまして、本年新しい出発になったわけですが、理事長も本年初頭にある雑誌に次のように述べておられます。「人間は常に一つの機会をとらえて、それを飛躍台として将来に前進するきっかけをつくるか、それともその機会を惰性に追われて簡単に見送ってしまうかによってその前進が左右されるのと同様、私学共済はこの機会を重大に考えねばならぬと思う。」と述べておられます。二十周年記念に際して、この機会を重大に考えねばならぬと、こういうことでございますが、したがいまして私は、理事長の私学共済の今後のあり方についての抱負をお聞き……

第75回国会 文教委員会 第12号(1975/06/05、10期、公明党)

○内田善利君 最初に大臣にお聞きしますが、先ほど前質問者の答弁に、法の精神をどのように行政に生かすかということだと、協議制あるいは調査体制あるいは国と県市との連絡をよくしていくというようなお話でございましたが、この中で先ほど総則の問題でも問題があっておりますように、問題は、私はいままでの文化行政を見てきて、結局、基本的には開発か保存かということになってくると思うんですが、その開発か保存かという調和論がややもすると悪用されまして、の方に走っていったということが非常に多いわけですが、開発のための調和論というようなことでたくさんの埋蔵文化財が失われていった事実を見ております。こういった問題について、……

第75回国会 文教委員会 第13号(1975/06/10、10期、公明党)

○内田善利君 それでは、端的に時間の関係で御質問しますが、現段階では許可制はむずかしいと、櫻井先生並びに甘粕先生はそういうことだと思いますが、それでは現在では許可制はなかなかとれないけれども、将来は許可制をとるべきだと、こういうことのようでございますが、そうでございますか。
【次の発言】 それと、運用面に入りますけれども、いままでたくさん保存状態を見まして、まず、Aランク、Bランク、Cランクと文化庁の方で現場の方に行政指導があっているわけですが、このランクづけをするのは一体だれなのか、だれが責任を持つのかということです。私はやっぱりこれは発掘調査をやった後すべきじゃないかと、このように思うんで……

第75回国会 文教委員会 第14号(1975/06/17、10期、公明党)

○内田善利君 まず、図書館法を審議するにつきましては、いま御質問がありましたように、その基本姿勢が最も大事と存ずるわけでございますが、提案理由にも申し上げておりますけれども、その基本姿勢としては今日経済成長と技術革新の進展によりまして急激な社会構造の変化が行われておるわけでございますが、これに対応して今日ほど人間性の回復、人間尊重が強く要求される時代はないと思うのでございますが、このことはすべての人間が生涯を通じ、個人個人の立場を通じていかに生きるべきであるかということを主体的に考えなければならない時代に入ったことを意味しておると思います。このみずから考える行為、これが学校教育の改革と並行して……

第75回国会 文教委員会 第16号(1975/06/24、10期、公明党)

○内田善利君 せんだっての当委員会で、わが党の矢原委員からリジンの問題についてその安全性を問う質問があったわけですが、この問題について、せんだっての委員会では、まだ安全性が確立されてないと、厚生省の方でもまだ検討中であると、こういう答弁があったわけですが、ところが二十日の日に文部省としては安全であるという結論を出されて、各県の教育委員会に通知をなさっておりますが、私はこの点につきまして、この安全性の問題について二、三質問をしてから本論に入っていきたいと、このように思います。  この問題は非常に大事な問題だと思うんですね。子供たちの成長を促進しなきゃならないという立場と安全であるか安全でないか、……

第75回国会 文教委員会 第17号(1975/06/26、10期、公明党)

○内田善利君 それでは、まず槇枝参考人にお尋ねしますが、先ほどのお話の中で、知育、徳育、体育はおろそかにできない、不可分のものである、こういうお話がございましたが、私もそのように思いますが、特に知育と徳育の問題ですね。徳育のない知育というのはあり得るかもしれませんが、知育のない徳育というのはあり得ないと思うんですね。ですから、やはり徳育、知育、体育ともに教育の三育として考えなければいけない問題じゃないかと思うんですが、その徳育の方は大分薄れた状態で今日まで来ているんじゃないかと思うんですけれども、この辺はどのようにお考えなのかお聞きしたいと思います。  それから、全部質問してしまいますが、西谷……

第76回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1975/12/10、10期、公明党)

○内田善利君 私も引き続き塩ビモノマーについて若干質問したいと思います。  その前に、塩ビについて本委員会で質問しました件についてもう一度確認したいと思いますが、第一は、先ほど福間委員からも質問がありましたが、建材中の塩ビの件、それと塗料に使われている塩ビ、これの被害といいますか、毒性といいますか、とにかく塩ビ製品の廃棄物を焼却するときには塩化水素と塩素等のガスが相当出るし、また先ほどもお話がありました火災の場合もひどいガスが出るわけですが、これに対する規制をしますという建設省の答弁がそのときあったわけですが、これがどうなっているのか御存じでしょうか、通産省。

第76回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1975/12/17、10期、公明党)

○内田善利君 私きょうは四つのことについて、去る十日の日から実施になりました第二次の排出基準の規制について若干お伺いしたいと思いますが、まずその前に四十八年の五月、一時間値の一日平均値NO2〇・〇二PPmと、この環境基準が諸外国に比べて非常に厳し過ぎると、アメリカの環境基準よりも七倍であるというような厳し過ぎるという批判と、それから化学的根拠があいまいであるという批判が出ておりますが、このことについて、環境庁としてはどのようにお考えなのか、お聞きしたい。
【次の発言】 一番の違いは、日本の場合は長期目標であり、アメリカの場合は短期目標であるということだと思いますが、批判に対する違いですね、それ……

第76回国会 文教委員会 第2号(1975/12/09、10期、公明党)

○内田善利君 最初に、本委員会で四十九年二月人材確保法案が成立したときに、全会一致で附帯決議をつけたわけですが、この四項目の附帯決議の実施状況ですね。特に五段階給与について、「この法律における教育職員の給与改善は、現行給与体系に基づいて行なうこととし、いわゆる五段階給与制度はとらないこととする」というふうに附帯決議がついていますが、このことについて、その後の状況をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 五段階給与はとらないということなんですが、四十九年五月にいわゆる教頭職法案が成立したわけですね。このときには、給与体系は全然何もなかったわけです。ところが五十年の三月の第二次人事院勧告のときに、……

第76回国会 文教委員会 第3号(1975/12/11、10期、公明党)

○内田善利君 一昨日もまたきょうも質問通告をしておりますので、質問に入りたいと思いますが、その前に、主任制の問題できょうの質問の中から二、三お聞きしたいと思います。  まず第一は、主任とは何かを実態に即して正しく認識することであると。この主任とは何かという問題と必要性ですね。これはこの間の質問から大臣も必要だとそのようにおっしゃっているわけですが、その必要な主任を、また、現在、各学校で主任制度が実態として行われていると、これに何か欠陥があるのか。これに欠陥がないのにどうして手当をその人たちだけに上げて、管理職的なものから教育的なものに切りかえるんだと、こういうことなんですが、この間も、この点に……

第76回国会 文教委員会 第4号(1975/12/16、10期、公明党)

○内田善利君 私も主任制問題をもう一度質問したいと思いますが、有田委員並びに久保委員の質問を通して聞いておりましたことをまず確認したいと思いますが、最終的には、結論として職務命令は校長と教頭が出すものである、主任は指導助言に当たると、こういうふうに大臣お答えになったわけですが、この点、諸沢局長、異論はありませんね。
【次の発言】 主任について文部省では実態調査はされておると思いますが、完了されておりますね。
【次の発言】 この教務主任の仕事はどのように把握されておりますか。
【次の発言】 教頭任命制に切りかえられまして、いままで教壇に立っていた教頭が教壇から離れた授業時間数、これ幾らになってい……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1976/05/14、10期、公明党)

○内田善利君 いまの質問を聞いておりまして、もう少し純枠に検討していただきたいと思いますね。何といいますか、中立の立場といいますか、健康を守るという立場でやっていただきたいと思うんです。私もいま聞いておりまして、カドミウムを摂取したらまず腎障害が起こる。その腎障害から骨の異常までの間が学問論争がされておる。もう一つは、カドミウムを摂取したら骨に対して脱灰現象が起こるということも認められておるわけですから、その辺のところをはっきりして答弁していただきたいと思います。  私は、きょうは大臣がおられましたら大臣にまず所信表明の中の一部を質問いたしまして、それからこの問題に入ろうと思っておったんですが……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1976/05/19、10期、公明党)

○内田善利君 まず基本的な問題からお聞きしたいと思いますが、昭和四十九年に公害対策基本法ができまして、そして典型公害の一つの中に振動も入っておりますが、これが今日までその規制法が振動だけ残されたということにつきまして各委員からいろいろ質問があっておりましたが、私はここで振動の測定方法あるいは防止技術あるいは生理的な影響あるいは振動と生活環境、財産被害との関係、こういった点が十分解明されたので、今度こういう規制法に踏み切った、こういうふうに私は思いますが、そういうことでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、十分とまではいかないが、ほぼ解明されたので、この規制基準に踏み切ったということですが、公……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1976/05/21、10期、公明党)

○内田善利君 私もまとめて質問したいと思いますが、五十嵐参考人にお聞きしたいと思います。典型公害の一つであるこの振動公害について、中公審の審議の段階で規制基準だけでなくて環境基準についても論議がなされたかどうか。また、なされたとすれば、環境基準についてはどのような結論ができたか、お聞きしたいと思います。それから新幹線規制が除外されたことについて各委員からの質問で種々お答えになりましたが、その中から私が感じますことは、結局新幹線は現状では資金面その他で防止対策ができないので規制ができないんだと、そういうふうに私は受けとめたんですが、そういうことが言えるかどうか。  内野参考人にお伺いします。東京……

第77回国会 文教委員会 第4号(1976/03/04、10期、公明党)

○内田善利君 最初に委員長にお願いをしたいと思いますが、きょう大臣の報告があったわけですけれども、私は当然文書であるものと、こう思っておりました。ところが、口頭になりまして、局長の立て板に水を流すような報告で、書きとめることもできなかったし、内容もはっきりつかんでおりません。こういう報告のときには、前もって文書で出していただくようにお願いしたいと思います。
【次の発言】 私も主任問題について少し質問いたしまして、あと授業料の問題について質問したいと思いますが、ただいまも久保理事から質問があっておりましたが、今日のこの事態はペースであると、こういうことですけれども、昨年私たちもこの問題は慎重に取……

第77回国会 文教委員会 第5号(1976/05/11、10期、公明党)

○内田善利君 初めに、私も少し小中学校の授業時間数改善についての基本的な考え方について一、二問お聞きしたいと思いますが、まず、休憩、学校給食等の時間を十分取るようにするなど、日課が全体的にゆとりあるものにするということなんですが、全体的にゆとりあるものにすることは非常に結構なことなんですが、社会環境等を考えますと、いま受験一本の教育になっておりまして、そういうゆとりある時間数を取ったがために受験勉強の時間に振り当てられるようなことになりかねないという心配をするわけですが、この点はどのようにお考えなのか。  それからもう一つは、基準として示す授業時間のほかに、学校の創意に基づく教育活動の時間がで……

第77回国会 文教委員会 第6号(1976/05/13、10期、公明党)

○内田善利君 私もこの法案について大学院構想について質問したいと思いますが、永井文部大臣の一連の大学の改革構想があるわけですが、各大学間の格差を是正するという一つのビジョンがあるように思われるわけですけれども、そういう大学格差を是正するとか、あるいはそうした改革論も必要だと思いますが、まずその前に、教育白書にも指摘されておるように、教育内容の質的向上が図られなければならない、これが大前提であると、このように思うのですが、現在の教育行政を思いますときに、質的向上についてどのように基本的にお考えになっておるのか、まずお聞きしたいと思います。

第77回国会 文教委員会 第7号(1976/05/18、10期、公明党)

○内田善利君 関連。  先日、私は、いま白木委員が質問された問題で、最後になりまして時間が来まして質問をやめたわけですが、行政官の国内研究員の待遇の問題だったのですね。いままでこういったケースの国家公務員あるいは地方公務員の国内留学のケースがあるわけですが、その場合と今度の場合と非常に待遇に格差があるわけですね。いままで一生懸命になって休職になってもまた給料が削減されても勉強したいということで大学に行って勉強しておるそういう人たちと、今度の筑波大学に行ったこの国内研究員と、待遇の格差が出てくると非常に問題だと思うのですが、いままでの国内の留学――国外の場合は別ですけれども、国内の留学の場合のケ……

第77回国会 文教委員会 第8号(1976/05/20、10期、公明党)

○内田善利君 まず最初に、国際連合大学と国際連合との関係ですね、国際連合による国連大学の位置づけと申しますか、この関係をちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、職員構成ですけれども、国際連合職員と、国際連合職員でない学長以下の研究教育職員、それから行政職員と、こういうふうになってまいりますが、そういう国際連合職員でない職員ですね、そういうメンバーはやはり国際連合のそういった目的の中に入ってしまうわけですね。任務といいますか、補助機関という立場で国連大学ができるわけですが、職員構成の任務といいますか、いろいろな人が各国から集まってくるわけですが、国際連合職員という職員とそれ……

第78回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1976/10/20、10期、公明党)

○内田善利君 初めて丸茂新長官にお伺いするわけですが、長官はお医者さんでもございますし、国民の健康を守るという基本姿勢に立って環境行政をしていただくと、このように考えておりますが、環境行政につきまして、水俣病のある患者が、自分たちは水俣病になった不幸の上に日本に生まれたという不幸を背負っておるということを叫んでおりますが、私は、公害の被害に遭われたそういう不幸な方々が、何とかして国の力によって救われるように、また、水俣病もいまだに治療方法は解明されておりませんし、カネミ油症の被害者の方々もそうですし、そういったことを踏まえて、国民の健康を守るという立場から環境行政をやっていただきたい。そういっ……

第78回国会 文教委員会 第2号(1976/10/14、10期、公明党)

○内田善利君 最初に、午前中、久保委員から質問がありましたが、私もあの記事を見まして非常に驚いたわけですが、文教予算が大幅削減ということで、しかもその内容がいままでの教育に逆行するものであり、基本に触れる問題だと、そういうことで質問通告をしておきましたが、先ほど大臣の答弁で、大幅削減については文部省は何も聞いていない。文部省の概算要求とは全然逆だというような意味の答弁があったわけでございますが、内容は、三十八年度から教科書の無償交付がなされておったわけですけれども、これを一部有料化を図るというような大事な問題。それから日本育英資金の給付額に利子をつける問題。それから国立大学の授業料を各学部ごと……

第78回国会 文教委員会 第6号(1976/10/28、10期、公明党)

○内田善利君 梅根先生どうもたびたび御足労でございます。私も若干梅根先生に御意見をお伺いしたいと思いますが、まず最初にお伺いしたいことは、教育課程審議会のあり方についてなんですけれども、先ほども出ておりましたが、天下りということですね、そういう審議会であるということですが、これをどう考えられるのか。また、この教育課程審議会のあるべき姿はどうあらねばならないかということについて、まず先生の御意見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 梅根参考人が中心となってまとめられました日教組の中央教育課程検討委員会の改革試案によりますと、授業時間数を大体三割減らすようになっておりますが、この三割減の根拠は……

第80回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1977/04/27、10期、公明党)

○内田善利君 先ほども寺田理事から質問があっておりましたが、今回の石原長官が水俣を訪問された、そのことについて、いろいろ長官が現地を見られて言っておられますので、そのことにいて、具体的にどのように実施されていくのかお聞きしたかったわけです。長官の意欲的な水俣の調査には大変敬意を表するわけですが、御病気のよし、大変残念ですけれども、環境庁当局にその具体的な方策について、いろいろまずお聞きしたいと思います。  水俣病につきましては、本委員会で何回も質問してまいりましたが、とにかく裁判でも不作為の裁判の判決があっておりますし、行政が怠慢であったということに私は尽きると思うんです。長官も水俣では深々と……

第80回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1977/05/25、10期、公明党)

○内田善利君 前回長官にお伺いしたいと思っておりましたが、御病気の由で質問できなかった分を補足質問さしていただきたいと思います。  歴代長官の中で、あのようにして水俣に行かれて、しかも精力的に水俣病の実態を見てこられた長官に敬意を表するわけでございますが、先ほども長官、とまっているものを一歩でも動かす努力をしていきたいと、こういう御答弁でございましたし、また水俣視察のときには、さびついた列車を動かすのだと、このようにおっしゃったと聞いておりますが、どういうことでとまっているのか、あるいはさびついたのか、どのようにお感じになったかお聞きしたいのであります。

第80回国会 社会労働委員会 第10号(1977/05/19、10期、公明党)

○内田善利君 今回の労働安全衛生法の一部改正案について質問するわけでございますが、私も、この法案を見まして非常に問題点が多い、こう強く感じました。その中で、守秘義務について、と同時に、罰則についてきょうは重点を置いてそれのみの質問をしていきたい。非常に問題が多いので、許されればもう一回質問をさしていただきたいと、このように考えております。  その有毒性調査についてですけれども、意見を求められた学識経験者、それから疫学調査に従事した専門家に対して守秘義務を課したことに対して、守秘義務条項は企業の労災、公害隠しに加担するもの、あるいはまた刑法改正案の中にある企業秘密漏示罪と同様、反公害の立場に立つ……

第80回国会 社会労働委員会 第11号(1977/05/24、10期、公明党)

○内田善利君 この原爆被爆者に対する特別措置法につきまして質問をしたいと思いますが、私もこの問題についていろいろ勉強いたしまして、三十二年前を思い起こし、いまだにこういう問題で被害者の皆さんに迷惑をかけているのかということについて、日本の行政また政治のあり方ということについて強く反省もし、この問題について早く解決をしなきゃならないと、そういう思いでいっぱいでございました。きょうはこの問題について質問する機会ができまして、まあいろいろ御質問したいと思いますが、まず最初に、野党五党提案の援護法についてどのようにお考えなのか、お伺いしたいと思います。  原爆被爆者対策について、私たちは国家補償に立脚……

第80回国会 社会労働委員会 第12号(1977/05/26、10期、公明党)

○内田善利君 いまの進行は、趣旨説明を求めているような感じなのですね。質問じゃないわけです。私は政府委員の趣旨説明がなかったものと判断し、時間外にいま説明を求められておると、このように判断いたします。ですから、このまま進めていったら早く終わるんじゃないかと、こう思います。

第80回国会 文教委員会 第6号(1977/03/15、10期、公明党)

○内田善利君 まず最初に、大臣に新聞その他で報道されておりますことなどから、二点ほど質問に入る前にお聞きしたいと思うんですが、それは教育権の問題ですけれども、教育権をどのようにお考えなのか。私は、まず教育というのは、国民の学びたい、学ぶということに基本が置かれて教育は行われなければならないと、このように思うんですが、教育権についての大臣のお考えをお聞きしたいと思うんです。
【次の発言】 よくわかりました。  やはり教育は国民の学ぶ、学びたいというところに基本を置いて教育行政なり、また教育がなされなければならないと、こう思います。それがやはりいままでだんだん、だんだん横道にそれてきているような感……

第80回国会 文教委員会 第11号(1977/04/19、10期、公明党)

○内田善利君 早速本法案の質疑に入りたいと思いますが、本法案の中での一番の問題はやはり入試センターの問題であると思いますが、これはもう衆議院でも参議院でも相当審議をいたしてまいりまして、参考人等も来ていただいて審議されたわけですが、その間、文部当局の御答弁を聞いておりますと、今回のこの入試センター設置によってすべて入試改善ができるとは考えていない、半歩でも一歩でも前進すればよい。そういう感触を得、そのような答弁がなされておったと思うんですが、一歩譲ってそうだとしても、大学改革を前提としない入試改善というものはあり得ないと、このように思うんですが、この点については間違いございませんか。


11期(1977/07/10〜)

第81回国会 運輸委員会 第1号(1977/08/03、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび運輸委員長に選任され、その重責を痛感しております。本委員会の運営に当たりましては、委員各位の御協力のもと、円滑公正に行ってまいりたいと存じますので、よろしく御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 上林前委員長から発言を求められておりますので、これを許します。上林繁次郎君。
【次の発言】 これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一……

第82回国会 運輸委員会 第1号(1977/10/13、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、運輸事情等に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、先般北海道に委員派遣を行いましたので、派遣委員からその報告を聴取いたします。瀬谷君。

第82回国会 運輸委員会 第2号(1977/10/25、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  日航機乗っ取り事件の調査のため、本日の委員会に日本航空株式会社社長朝田静夫君、日本定期航空操縦士会会長代行塚本雄之助君、慶応義塾大学法学部教授栗林忠男君、航空評論家関川栄一郎君、以上四名の方々を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 運輸事情等に関する調査を議題といたします。  日航機乗っ取り事件及びクアラルンプールにおける日航機墜落事故に関する件について政府から順次報告……

第82回国会 運輸委員会 第3号(1977/10/27、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、目黒今朝次郎君が委員を辞任され、その補欠として吉田忠三郎君が選任されました。
【次の発言】 運輸事情等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にとどめ、午後一時再開することとし、休憩いたします。    午後零時十一分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、運輸事業等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第82回国会 運輸委員会 第4号(1977/11/01、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十月二十八日、吉田忠三郎君が委員を辞任され、その補欠として目黒今朝次郎君が選任されました。
【次の発言】 運輸事情等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 いいですね、資料。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にとどめ、午後二時再開することとし、休憩いたします。    午後零時五十分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、運輸事情等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある……

第82回国会 運輸委員会 第5号(1977/11/15、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十四日、村田秀三君及び木村睦男君が委員を辞任され、その補欠として穐山篤君及び衛藤征士郎君が選任されました。
【次の発言】 国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、本案の趣旨説明並びに衆議院における修正部分の説明を順次聴取いたします。田村運輸大臣。
【次の発言】 修正案提出者、衆議院議員加藤六月君。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本案審査のため、明十六日、福岡市において現地の意見を聴取するため、委員……

第82回国会 運輸委員会 第6号(1977/11/17、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十六日、井上吉夫君が委員を辞任され、その補欠として増岡康治君が選任されました。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案審査のため、明後十九日、静岡県に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第82回国会 運輸委員会 第7号(1977/11/22、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十八日、増岡康治君が委員を辞任され、その補欠として井上吉夫君が選任されました。
【次の発言】 国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、派遣委員の報告に関する件についてお諮りいたします。  当委員会は、法案審査に資するため、去る十六日、福岡県に委員派遣を行い、いわゆる福岡地方公聴会を開会し、現地における意見を聴取してまいりました。  また、去る十九日、静岡県に委員を派遣し、つぶさに現地の実情を調査してまいりました。  つきましては、派遣委員……

第82回国会 運輸委員会 第8号(1977/11/24、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十二日、田代富士男君が委員を辞任され、その補欠として桑名義治君が選任されました。
【次の発言】 国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題といたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  本案審査のため、本日の委員会に、日本道路公団理事平野和男君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。

第82回国会 運輸委員会 第9号(1977/11/25、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、桑名義治君及び長谷川信君が委員を辞任され、その補欠として田代富士男君及び衛藤征士郎君が選任されました。
【次の発言】 国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 暫時休憩いたします。    午後五時五分休憩

第82回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1977/10/26、11期、公明党)

○内田善利君 環境庁長官の種々の発言問題が起こって、長官としても、長官としての発言の重みを痛感しておられると、このように思います。発言されたことが訂正されたり弁明があったりしないように、はっきりした姿勢で環境行政に臨んでいただきたい。こういう立場から現在環境行政を見ておりますと、いろんな面で、経済に押し切られておるような、あるいはその圧力のもとに、なかなか思うように行政が施行できないんじゃないかと、そういう面が多々受けとめられますので、具体的に私は例を挙げながら長官の行政に対する姿勢をお聞きしたいと、このように思います。  まず、環境アセスメント法でございます。もう三回、国会に提出されようとし……

第83回国会 運輸委員会 第1号(1977/12/08、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十一月二十六日、衛藤征士郎君及び岩崎純三君が委員を辞任され、その補欠として木村睦男君及び井上吉夫君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、運輸事情等に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございま……

第84回国会 運輸委員会 第1号(1977/12/19、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十二月九日、増岡康治君が委員を辞任され、その補欠として木村睦男君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、運輸事情等に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、本要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第84回国会 運輸委員会 第2号(1978/02/14、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月二十二日、穐山篤君が委員を辞任され、その補欠として茜ケ久保重光君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、本委員会の理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に青木薪次君を指名いたします。

第84回国会 運輸委員会 第3号(1978/03/23、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二十二日、内藤功君及び茜ケ久保重光君が委員を辞任され、その補欠として渡辺武君及び赤桐操君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  運輸事情等に関する調査のため、本日の委員会に日本住宅公団理事澤田光英君を参考人として出席を求めることを、また特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法案の審査のため、必要に応じ、新東京国際空港公団の役職員を参考人として出席を求めることとし、その人選等は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。……

第84回国会 運輸委員会 第4号(1978/03/28、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十三日渡辺武君及び赤桐操君が委員を辞任され、その補欠として内藤功君及び茜ケ久保重光君が選任されました。
【次の発言】 特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時三十二分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法案を議題とし、質疑を行います。  質疑の……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1978/02/22、11期、公明党)

○内田善利君 答弁の前に、私は、いまの答弁を聞いておりまして、そういう答弁ならば環境基準はもう問題でないじゃないか、こう思うわけです。いまの表で示されたのは、工場から直接排水が出てきて、たとえば水銀なら水銀を含む化合物が出てきて河川に流れてくるというんじゃなくて、昔の廃坑から――いま出されているんじゃない、昔の廃坑からこう出てきておるわけでしょう。この水に〇・〇五五PPmの砒素が含まれているということは大きな問題だと思うんです。普通の排水とは違うんです。もう昔の廃坑からそうして水の中に出てきておる。これは大きな問題だと思うんですね。その点は、考え方が環境基準を上回っているから、いないからという……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1978/03/22、11期、公明党)

○内田善利君 時間がありませんので端的に質問していきたいと思います。  まず第一にお聞きしたいことは、両参考人からお聞きしまして、日本の上水道の普及率は西欧並みであるのに、下水道の方が普及率二四%で非常に差があると、 私のお聞きしたところでは、ベルサイユ宮殿などはおまるを使っていた、そのころ日本ではちゃんと便所ができておったという、衛生思想においては日本が相当昔からその点は関心を持ち処理してきたと思うんですけれども、いまだに二四%であるその理由を、端的に両参考人にお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 次に、窒素、燐対策ですが、瀬戸内海等は閉鎖水域でありますし、窒素、燐が赤潮の原因になると……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号(1978/03/29、11期、公明党)

○内田善利君 法案について質問いたします。  きょうの長官の提案理由説明の中にもありますように、「公害健康被害補償法は、相当範囲にわたる著しい大気の汚染又は水質の汚濁の影響により健康が損なわれた人々に対して、その迅速かつ公正な保護を図るため」云々と、このように説明されておりますが、この「迅速かつ公正」が果たして現実行われておるかどうかということに私は疑問があると思うんですが、そういった観点から質問していきたいと思います。  まず附則の、自動車重量税の引き当て方式をさらに五十四年度までと時限的な措置がなされるわけですが、この法律の制定時附帯決議もなされて、恒久的な方策を確立することが求められてお……

第87回国会 建設委員会 第3号(1979/03/01、11期、公明党)

○内田善利君 大臣の所信表明の中で、私は時間の関係で水に関する問題についてだけ質問したいと思います。  実は、私は福岡市内に住んでいるわけですが、いまだに給水制限が行われております。夜の十二時から六時まではじゃ口をひねっても水は出てこない。一番ひどかったのは、午後の三時から午後の九時までしか水が出ない、そういう非常に厳しい条件下に私どもは住んでおったわけですが、福岡市民の皆さんも非常によく耐えられて水の節約ということに非常に協力した、私は住民の、福岡市民のこういった姿勢については、まだまだ日本の住民の皆さんはこういう問題については耐えていける、そういうふうに強く感じたわけですが、非常に節水につ……

第87回国会 建設委員会 第5号(1979/03/22、11期、公明党)

○内田善利君 私は主として奄美群島関係について質問したいと思います。  奄美群島は、御承知のとおり昭和二十八年十二月、日本に復帰し、復興特別措置十年間、さらに振興特別措置十年間、さらに振興開発特別措置五年間、合計二十五年間特別措置が行われてきたわけでございます。ところが、実態についてはいまだに生活保護率は全国平均の約五倍、所得水準も依然として低位にございます。それから市町村の自主財源も二〇%未満、地方税の収入も六・二%程度、財政力指数も〇・二五、昭和五十年度は〇・一でございました。全国平均の五分の一であった。こういうことで、事業量がふえても消化能力がないというようなこともありまして、このように……

第87回国会 建設委員会 第6号(1979/05/29、11期、公明党)

○内田善利君 ただいま住宅問題について質問があったわけですが、私も五十四年の三月、ことしの三月に行政管理庁の方で勧告が出ておりますので、この勧告について建設省はどのように対応していかれるのかということについて質問していきたいと思います。  その前に、法務省見えていますか。――法務省にお聞きしたいことは、建物の区分所有等に関する法律についてお聞きしたいと思うんですが、まず最初に立法の趣旨を簡単に説明願いたいと思います。
【次の発言】 もうすでに十八年たっておるわけですね。私はこの法律は現状にはちょっと合ってないんじゃないかと思うんですね。手直しする必要があるんじゃないかと思うんですが、この点につ……

第90回国会 建設委員会 第1号(1979/12/06、11期、公明党)

○内田善利君 私は、道路行政についてお聞きしたいと思うんですが、特に九州の十号線の建設進捗状況についてお伺いしたいと思います。  特にお聞きしたいのは、別大国道と言われている別府―大分間でございますが、五十年四月に九州地建の大分工事事務所が作成しておる。パンフレットを見ると、いわゆる別府―大分を結ぶ別大道路――現国道十号線の一部でありますが――には「代替道路もなく、一度交通事故が発生すると別府・大分両市内の交通にも多大な支障を与えている。したがって、早急に拡幅を行う必要がある。」こういうふうにあるわけですが、この認識は現在も変わらないのかどうかお聞きしたいと思います。

第91回国会 運輸委員会 第4号(1980/04/24、11期、公明党)

○内田善利君 私も引き続いて本法案について質問したいと思いますが、その前に出光タンカーの徳山丸の事件について二、三質問しておきたいと思います。  まず第一に責任問題ですが、衆議院でも参考人を呼ばれて質問があったようですけれども、出光が山水商事からさらに内外産業と、ワンクッション置いて仕事をさせて、そしてこういう事故が起こって、最後に責任はないというようなことを言っているようでございますが、その点。  それから第六条に、「船舶所有者は、」「油濁防止管理者を選任しなければならない。」となっておりますが、この船にその管理者が乗っていたのかどうか。  この二点についてお伺いしたいと思います。

第91回国会 建設委員会 第3号(1980/02/21、11期、公明党)

○内田善利君 先日の所信表明に基づきまして、特に大事と思われる地価対策と住宅政策について、国土庁長官並びに建設大臣に質問したいと思います。時間が三十分でございますので、要点だけを質問していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  まず、国土庁長官にお伺いしたいと思いますが、国土庁の地価調査によりますと、地価が全国的に非常に上昇しているわけですが、一年間で住宅地で東京圏が一六・四%、名古屋圏が一三・六%、大阪圏で一二・九%と、こういうふうに上昇しているわけですが、実際の取引はさらに一〇%も上回る、こういうふうに言われている。昭和四十七、八年当時のようなことが予想されるような危機的……

第91回国会 建設委員会 第9号(1980/04/15、11期、公明党)

○内田善利君 都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案について午前中に引き続き質問いたします。  一番最初に、法案とは直接関係ありませんけれども、「二十一世紀に向けての都市整備の課題」という昨年の答申の中で「大都市圏整備の基本方向」として「東京圏」というところで、途中からちょっと読ましていただきますと「そのため、資源依存型工場の地方分散はもちろん、文化、教育等の機能や中枢管理機能についても大阪をはじめ名古屋及び地方中枢都市で適正な機能分担が可能なものについては、その積極的な再配置を図るとともに、一極依存型都市構造を多核型都市構造へと誘導していくことが最も重要な課題である。また、首都機能に……

第91回国会 建設委員会 第10号(1980/04/22、11期、公明党)

○内田善利君 私も、先日、奈良県視察団の視察に行かしていただきましたが、私は観光で行ったわけではございませんけれども、 当委員会の委員派遣として行ったわけですが、初めて参りまして、私は日本の歴史に帰ったような、非常にごみごみした東京都から奈良に参りまして強い感激を覚えたわけです。そういった意味から、きょう三人の参考人の方々に、行政の立場から、また考古学の立場から、また文化財、歴史遺産保存の立場から種々お話しいただきまして、非常に感銘を受けているわけでございます。  今度のこの法案につきまして、時間がございませんので、三人の参考人の方々にそれぞれ私が思いつくまま質問をしたいと思いますが、まず最初……

第91回国会 建設委員会 第12号(1980/05/08、11期、公明党)

○内田善利君 先日、この法案について参考人の三人の方に来ていただきましていろいろ貴重な御意見をお伺いし、さらに前回の委員会におきまして同僚委員の質問があったわけでございますが、私も、この法案につきまして明日香村の歴史的風土の保存及び生活環境の整備に関する問題について御質問したいと思います。  まず、最初に、質問したいことは、明日香村の歴史的風土を保存することに関して問題になったのが、昭和四十五年九月、歴風審で答申があり、昭和四十五年十二月閣議決定して以来、昭和五十四年の七月、約十年後、歴風審の答申があって、今日、この法案の提出となったわけでございますが、この特別措置法が今日までおくれた理由をま……

第91回国会 建設委員会 第13号(1980/05/13、11期、公明党)

○内田善利君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました都市再開発法の一部を改正する法律案に対し、賛成の意向を表明するものであります。  御承知のとおり、わが国の都市は、都市整備の歴史が浅い上に異常なスピードで都市化が進展したために幾多の深刻な問題を抱えています。密集した木造低層狭小住宅に象徴される住宅問題を初め、道路、公園、下水道など社会資本の整備の立ちおくれ、脆弱な都市の防災構造、職住の遠隔化と都市交通の混雑化等、その解決が迫られています。  本法律案は、都市の再開発を通じてこのような都市問題に対処しようとするものであり、その運用に際しては幾つかの課題はありますが、昭和四十四年に都市……



各種会議発言一覧

8期(1968/07/07〜)

第64回国会 公害対策特別委員会、地方行政委員会、法務委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、商工委員会、運輸委員会、建設委員会連合審査会 第2号(1970/12/12、8期、公明党)

○内田善利君 私は、端的にまた具体的に質問をしていきたいと思いますので、具体的に端的にお答え願いたいと思います。  まず第一に、土壌汚染防止法についてお伺いいたしたいと思います。今度の農用地の土壌の汚染防止等に関する法律案の中に、第三条でありますが、「人の健康をそこなうおそれがある農畜産物が生産され、」云々という文字がありますが、これは、人の健康をそこなうおそれがある農産物が生産されるというのは、たとえばカドミウム汚染米で言えば、〇・四PPMから〇・九PPMまでを含むのか含まないのか、まずこの点からお伺いしたいと思います。農林大臣にお願いします。

第65回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1971/03/23、8期、公明党)

○内田善利君 私は離島関係について御質問したいと思いますが、昨年九月離島拡興対策審議会に出まして、いろいろ各議員からも要求があったわけですけれども、経企庁長官も、年に一回の審議会に約二十分しかおられませんし、また事務次官もわずか一人というようなことで、非常に離島振興について、軽視しておるといいますか、そういうことはないでしょうけれども、そういう感じを受けたわけです。したがいまして、予算委員会の一般質問で自治大臣に質問したいと思っておりましたけれども、時間の関係で質問できなくて、せっかく大臣に来ていただきながら申しわけないことだったと思います。きょうこの席をかりまして、離島振興について、特に奄美……


9期(1971/06/27〜)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号(1971/12/22、9期、公明党)

○内田善利君 私は、田中公述人と一泉公述人に一点ずつお伺いしたいと思いますが、田中公述人のほうに質問いたしますが、ただいまのお話をお聞きいたしましても、先ほどのお話も、沖繩、台湾の戦略的な位置づけということを、るるお話しになったわけですが、それに反して沖繩の県民の心――太平洋戦争で第一線に立ち、しかも二十六年間苦悩の生活を続けてきた沖繩の県民の心を、どのように把握しておられるのか。県民の心というものについて、先生の御意見をお伺いしたいと思います。  それと、あの戦略体制というお話をお聞きしまして、本土並みに基地も少なくなるんだと、二千八百二十四の基地が百十二の基地になったじゃないかと、沖繩もそ……

第68回国会 文教委員会女子教育職員育児休暇制度に関する小委員会 第2号(1972/04/06、9期、公明党)

○内田善利君 第五項の「(育児休暇の終了)」ですが、あとのほうはわかりますけれども、「本人が再出産したとき、……休暇は終了するものとする」という意味ですね、それから第六項の「身分を保有するが、職務に従事しない」、この「職務」は何を言っているのか、この二点をお願いしたいと思います。
【次の発言】 その場合は……。
【次の発言】 次の休暇申請ができるわけですね。

第68回国会 文教委員会女子教育職員育児休暇制度に関する小委員会 第4号(1972/04/13、9期、公明党)

○内田善利君 この問題はもうだいぶ煮詰められて、いまも話がありましたように、無給と、いろいろな取得しておる共済組合その他年金、退職金等の継続の問題、この二つに焦点はしぼられると思うのですが、無給ということについて財政上の問題点はないのかあるのか、この点をちょっといま私は明白にしないわけですが、財政上有給にしたら困るのか、無給にしなければならない財政上の理由があるのかどうか、この点ですね。  それと、もう一つは、無給にした場合に、休む先生を大体どれぐらい推定しているのか、やめられる先生をどれぐらい推定されておるのか、この点ですね。せっかく育児休暇制度ができるわけですから、いままでのやめるか継続す……

第68回国会 文教委員会女子教育職員育児休暇制度に関する小委員会 第5号(1972/04/18、9期、公明党)

○内田善利君 今回まで小委員会が発足してから数回この委員会を持たれているわけですけれども、各野党は有給の線であるということは小委員長も認識されておるところでありますし、大体結論を出すべき時が来ているのじゃないかと、そのように思うのですが、いま安永委員のお話で努力をされるように承ったわけですが、あとは自民党のほうをどのように小委員長が説得して結論を出されるか、ここに来ているのじゃないかと、このように思うのですね。文教委員会もことしの初めあたりから全然持たれていないような状況であるし、文教関係の調査案件もたくさんの問題を控えておるわけですから、委員長も見えていますけれども、文教委員会もなかなか開か……

第68回国会 文教委員会女子教育職員育児休暇制度に関する小委員会 第6号(1972/05/09、9期、公明党)

○内田善利君 無給ですけれども、紋切り型にただ無給だというのじゃなくて、無給の場合に考えられることはこういうことが考えられるというような具体的な考えはないのかあるのか。いままあ検討中だということだったんですが、無給にするならこういったことが考えられるというものがあれば、お聞きしたいと思います。

第71回国会 商工委員会、公害対策及び環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/19、9期、公明党)

○内田善利君 関連。  いまの答弁聞いておりますと、結局電化製品は回収困難である、そういう意味の答弁だったと思うんですけれども、私は、このPCBが問題になりまして、一番この環境を汚染し、また、いまPCB問題が起こっておりますが、その汚染源といいますか、汚染の実態は、この家庭電化製品が問題ではなかろうか、このように思うわけです。したがって、いまあちこちでPCB汚染が問題になっておりますけれども、その汚染源を断ち切るためには、この家庭電化製品の中のルームエアコンとか、あるいはテレビ、電子レンジの中のコンデンサー、あるいはトランス、こういったものを何とか回収しなければ汚染はまだまだ続くんじゃないか、……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1973/04/07、9期、公明党)

○内田善利君 私は、住宅積み立て郵便貯金制度について、まず質問したいと思うんですが、一昨年の通常国会で立法化され、昨年の一月一日から積み立てが開始されたわけですが、庶民にとっては、低利であり長期の住宅資金を融資しようとする制度ですから、非常に深刻化しつつある庶民の住宅取得難の時代で、この制度の活用が大いに期待されておるわけですけれども、この現状をお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 これ、いただいた書類ですけれども、この一万二千件ですけれども、発足の四十七年の一月は三千七百九十三件ですね。そして二月が千七百八十三件。ずうっともう減ってきておりますね。ふえたことは一ぺんもなくて、四月が千百……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1973/04/07、9期、公明党)

○分科担当委員外委員(内田善利君) 志布志が住民の反対によりまして、鹿児島県の大隅開発試案が一とんざしているわけですが、今度は奄美大島の宇検村ですね、今度は五十万バーレルという石油プラントをつくるということが打ち出されておるようですけれども、このことについては、どのように奄美大島を管轄しておられる自治省ではお考えになっているのか、掌握しておられるのか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 自治大臣も閣僚の一人として石油精製のプラントをまだ日本のどこかでやる必要があると、こうお考えか、石油コンビナートはもうこれ以上つくるべきでないとお考えか、この辺端的にお聞きしたい。

第72回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1974/04/04、9期、公明党)

○内田善利君 ただいま鈴木委員から、電力料金値上げの問題がいろいろ御指摘されておりましたが、私も、電力料金の値上げに経企庁としては踏み切られたということで、この問題について、石油ショックを受けた国民としては、さらに電力料金の値上げによって大きな不安をまた持つんじゃないかと、このように思うんですけれども、大体、物価安定とか、物価鎮静とかいわれますけれども、国民の一人として、鎮静ということばと、現実に国民として一体何が鎮静なのかという疑問が非常に大きいわけですけれども、この点についてどのように経企庁長官はお考えか、まずお聞きしたい。
【次の発言】 いまも鈴木委員から話がありましたが、電力料金が上が……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1974/04/08、9期、公明党)

○内田善利君 一番最初に通産大臣にお聞きしますが、四月九日から国連の資源特別総会が始まるわけですが、これに対する政府の基本的な態度、これをお聞きしたいと思うのですけれども、日本は資源小国ということで、先ほどは石油戦略によってたいへんなショックを受けたわけですけれども、今度の総会でもそういった資源ナショナリズムの色彩の濃い会議が持たれると思うんですけれども、これに対する基本的な姿勢、そしてなおそのあとを受けて六月には海洋関係、八月には人口関係、十一月には食糧問題と、このように国際会議が控えているわけですが、こういったことに対処する政府の長期的なお考えをお聞きしたいと思います。


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員打合会 閉会後第1号(1974/10/14、10期、公明党)

○内田善利君 いま、各研究機関の成果を検討するということはわかりましたが、実際、工業技術院なりあるいは通産省で実験車を開発して、こういう車ができたがどうだというふうにメーカーに政府側から、政府機関からそういうふうに指導していくと、そういうことはどうなんですか。
【次の発言】 基礎的な研究を積み上げていくというだけでは、いまのメーカーに対してやっぱり助言、指導というようなことはできないんじゃないかと思うんです。そういう開発を国でやって、政府機関でやって、研究所がやっぱりできておるわけですから、そういう試験車で、実験車で成果を得て助言していくというシステムですね、そういうことでもやらない限り五十一……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1975/03/29、10期、公明党)

○内田善利君 私は離島関係の運輸行政について御質問したいと思いますが、実は離島の港湾整備、これは四次にわたった五カ年計画で相当整備されていると、このように思っておりますが、私は最近奄美大島に参りまして、数年前にも経験したことを今度また経験したわけです。それは離島航路が整備されて大型客船が通るようになりました。ところが港湾の方は整備がおくれているために、はしけに乗って、はしけから本船に移ったわけですが、その日はちょうど天気も晴れておりましたし波もないので、岸壁ではできないのかと申しましたら、岸壁に最初は「クイーンコーラル」という六千四百トンですか、の客船が着いていたわけですけれども、それが離れて……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1975/03/31、10期、公明党)

○内田善利君 まず最初に、私は食品添加物の安全性について質問したいと思うんですが、あの防腐剤のAF2が問題になりまして一応この問題は解決したかのように見えますけれども、今回同じ主力防腐剤のソルビン酸が亜硝酸ソーダとの関連性において問題になっておるわけですが、私はかつてこの亜硝酸ソーダというのは前々から問題だと思っていたわけですが、今回また問題になっておりますが、ソルビン酸の方は、みそとかかまぼこあるいはソーセージ、ジャム、たくあん、こういったものの防腐剤として使われておるということですが、この亜硝酸ソーダが私は発色剤として使われておるということに非常に疑問に思うんですが、この安全基準との問題に……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1975/03/29、10期、公明党)

○内田善利君 私は、きょうはNOxの排出規制について、自動車排気ガス規制が、五十一年規制が五十三年まで延ばされたわけですけれども、これに関連いたしまして固定発生源のNOの排出規制の問題、そして総合的な総量規制の問題にまず入っていきたいと思うんですが、昭和四十八年の五月にNO2の環境基準〇・〇二PPmが決まりまして、この目標達成のために自動車では四十八年、五十年、五十一年規制と目標が決まって努力をされてきたわけですけれども、あのように五十一年規制は後退しておるわけですが、固定発生源のNOxの排出規制については、この環境基準達成のために四十八年の七月三十一日閣議決定で大気汚染防止法の施行令を改正す……

第80回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1977/04/14、10期、公明党)

○内田善利君 私は奄美群島のことについてきょうはお伺いしたいと思います。  実は国土庁にお願いすれば大体おつかみのことと思って、私の判断の誤りだったと思いますが、そういうことでお聞きする予定にしておりましたら、それぞれ問題点をお聞きしましたところ各省庁にわたっておることがわかりまして、きょうは大変各省庁においでいただきまして、しかも短い時間でまことに恐縮なわけでございますが、各省庁それぞれわずかの時間を御質問いたしますので的確にお答え願いたいと思います。  こういった事情については最後に国土庁長官にお伺いしたいと思いますけれども、とりあえず、奄美群島が昭和二十八年に日本に復帰いたしましてもう二……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 運輸委員会、大蔵委員会、物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1977/11/18、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会、大蔵委員会、物価等対策特別委員会連合審査会を開会いたします。  先例により、私が連合審査会の会議を主宰いたします。  国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は、お手元に配付いたしましたとおりでございますので、御了承のほどをお願いいたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時四十分まで休憩いたします。    午後零時四十四分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会、大蔵委員会、物価等対策特別委員会連合審査会を再開いたします。  休憩前に引……

第82回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1977/11/21、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(内田善利君) ただいまから運輸委員会公聴会を開会いたします。  本日は、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案につきまして、六名の公述人の方々から御意見を拝聴いたします。  この際、公述人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  公述人の皆様方におかれましては、御多忙中にもかかわらず、本委員会のため御出席を賜り、まことにありがとうございました。委員会を代表して、衷心より厚く御礼を申し上げます。本日は忌憚のない御意見を承り、今後の本案審査の参考にいたしたいと存じておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  次に、会議の進め方について申し上げます。  まず、六名の公……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1978/03/30、11期、公明党)

○内田善利君 私は、国土庁所管の奄美群島の振興のことについてお伺いしたいと思います。  御承知のとおり、奄美群島は昭和二十九年復帰後、土十九年から三十九年まで復興法、三十九年から四十九年まで振興法、四十九年から五十三年まで振興開発法というふうに約二十五年間にわたって奄美の振興をしてきたわけでございますが、まず最初に、本年度で期限が切れるわけですけれども地元鹿児島県で目下この振興法の延長について煮詰めておるようでございますが、地元鹿児島県から要望があった段階でこの振興法を存続、充実を図られるのかどうか、当然そうされると思いますけれども、確認のためお伺いしたいと思います。

第84回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1978/04/01、11期、公明党)

○内田善利君 私は、文化財保護法の現在の運用面等についてお伺いしたいと思いますが、まず第一に、私も昭和四十五年、あるいは昭和四十六年あたりに二、三の件でございますが、文化課と折衝したことがございますが、非常に担当の職員数が少なくて、これは大変だという思いをしたわけでございますが、最近非常に充実されてきておるように感ずるわけでございます。また、担当者の皆さんも文化財保護について、非常に熱心にやっていらっしゃるということを強く感じて、心強く思っておるわけですが、最初に担当者の問題についてお伺いしたいと思うんですけれども、文化財保護法の附則第二項が五十年七月一日に改正になったわけですが、その附則第二……

第91回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1980/04/01、11期、公明党)

○内田善利君 まず最初に環境アセスメント法案の要綱について質問したいと思います。  過去環境庁としては国会にこの法案を提出されて、四回も流れておるわけですが、私ども公明党としてはいち早く国会に提示いたしまして、何とかして公害の防止を図るべきだと、そういう立場から今日まで見てまいりましたが、今回二十八日、関係閣僚会議で環境アセスメント法案の要綱が決定したようでございますが、国会も会期末まであと一カ月半になっておりますし、一体今回は、また流れるのではないかという心配と、この法案の内容について、いつ法案が出てくるのか、この辺について法案のスケジュールはどういうふうになっているのか、まずお伺いしたいと……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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