このページでは松本英一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。松本英一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○松本英一君 国際空港の問題に関しまして、私は新関西国際空港について御質問を申し上げたいと思います。新関西国際空港の計画並びに予算についての具体的説明をお願いいたします。
【次の発言】 それでは当面、本年度の関西国際空港の調査費の予算について、並びにその候補地として予定される五つの地点について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 いま五つの候補地の地点について航空局長から御説明がございましたが、五月の終わりに各新聞で報じておりますのは、奈良の大和高原に新国際空港を誘致するという鍵田市長の声明が出されたと報じておりますが、この奈良の件につきましては、運輸省のほうにおいて、特に航空局において……
○松本英一君 私は昭和四十四年度建設省関係予算に伴う全国高速自動車道の建設並びにそのうちの一区間の建設問題を例にあげて若干の御質問をいたします。
建設省所管の道路整備による道路公団四十四年度予算支出の総額及び前年度に対する比率を御説明願います。
【次の発言】 四十四年度の新規五道高速を含めて八百三十億の予算をもって、全国の高速道路の延長千八百キロの建設を、まさに高速道時代の本格的幕あけを迎えたとも言えるものです。それゆえに道路の新設、そのことを効果的に効率的に行なうことによって、円滑な交通に寄与するための建設の計画、調査測量、設計、用地等々において建設省並びに道路公団の御苦心はなみなみならぬ……
○松本英一君 高度の福祉国家の実現を目ざすわが国において、最低水準に置かれたままの住宅事情の改善をはかることは、現段階におけるきわめて重要な国民的課題であります。佐藤総理も、社会開発のうち第一の基本は、住宅政策の拡充であると言い、福田大蔵大臣も、かなり住宅対策には意を用いている予算であると発言をされておりますが、政府はどのような基本姿勢のもとに住宅問題に対処しておられるのか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 大蔵省のほう、答弁願えますか。
【次の発言】 昭和四十五年度の最終年度で一〇〇%の公的資金による住宅建設を目標とする住宅建設五カ年計画は、確実に実行できるのかどうか、御説明を願い……
○松本英一君 関連して。ただいまの大臣の答弁の中に、新五カ年住宅計画、昭和六十年までの長期展望に立った答弁がございました。私はこの前新聞社の名前は言っておりませんが、三月二十日の「公営住宅しぶる自治体」――これは朝日新聞の記事であります。このことについて質問をいたしました際に、大津留局長は、「一口に申しまして、新聞の報道は事実に全く反しておる」という御答弁をなさいました。このことにつきまして、新聞社のほうへ何か申し入れられたことがありますか。大津留局長御答弁願います。
【次の発言】 その朝日新聞の記者の方の所属は政治部ですか、社会部ですか、経済部ですか。大津留局長がお会いになった記者の人は。
○松本英一君 私は、ただいま議題となりました同和対策事業特別措置法案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民主社会党、四党の意向をそんたくし、無量の感慨をこめつつ質問をいたしたいと思います。 明治四年の太政官布告から九十七年、同和対策審議会発足から八年、そして同和対策審議会答申が出されてより三年十ヵ月、思えば本法案誕生への道はあまりにも遠くきびしいものがございました。しかし、これまでに時の政府が歴史的、社会的、文化的差別が現存することを認め、部落解放のために法案をつくったことはいまだかつてその例がありません。法案自体にはまだまだ不十分なところはあるにしましても、本法案が過日、満場一致、衆議……
○松本英一君 私は、去る二月六日に徳島県小松島市市議会における教育委員選任議案に反対発言をした尾崎巍議員の未解放部落いわゆる同和地区並びに部落の人々に対する差別事件と、二月二十二日同事件に関連して行なわれました部落解放同盟中央委員の二名及び小松島支部役員四名の不当逮捕問題について、法務省、警察庁、自治省の責任ある見解と措置を問いただしたいと思います。 国民的最大の課題である部落解放の直接の責任を持たれますのは国と自治体であります。その自治体を統括される自治省の部落解放行政における役割りは大きいと言わなければなりません。そこで、まず自治省から、全国の地方自治体に対して、部落解放への行政指導につ……
○松本英一君 第二班は、中国地方における建設事業の実情調査のため、去る六月三日より六日までの四日間、大森理事、高橋委員、高山委員と私は、広島県、島根県及び鳥取県に行ってまいりました。その調査の概要を御報告申し上げます。 山陽、山陰の地域性は それぞれ異なっておりますが、三県共通の問題としては県及び地元市町村から促進について強い要望がありました国土開発幹線自動車道建設法に基づく中国縦貫自動車道等があります。この自動車道は、すでに吹田から下関間五百四十一キロが基本計画で決定され、うち広島県千代田から山口県鹿野間の約百キロを残して整備計画も決定され、日本道路公団が施行中であります。しかし、本自動車……
○松本英一君 建設業法の一部改正案が本院委員会において継続審議となっている今日的時点に立って、私は建設業の当面する問題特に建設業界が多年にわたり陳情、要望事項の一つであります指名願い、詳しくは建設工事入札参加資格審査申請書の様式の統一及び提出の方法について質問をいたします。 建設業者にとって重要な関門は三つあります。まず、指名業者の名簿に加入を許されなければなりません。次に工事の入札指名参加をもらわなければなりません。最後に予定価格以内で見積もり競争に勝たなければなりません。すなわち、この三つの関門を通過しなければ、建設業の営業も経営も事業も成り立たないのは周知のとおりであります。 そこで……
○理事(松本英一君) ただいまから建設委員会を再開いたします。
建築基準法の一部を改正する法律案を議題とし、午前に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 出席につきましては、与党の理事の方とよく御相談をし、出席の促進方をお願いしたいと思います。
○松本英一君 私は本法案の審議に入る前に、本委員会の運営について質問をいたします。ことに経済企画庁長官は、本院議員出身の国務大臣であることを強く指摘しながらお尋ねをいたします。 委員会の開会の日時、会議室及び会議に付する案件は、あらかじめ参議院公報をもって通知をされます。三月十六日月曜日の参議院公報第四十四号によれば、建設委員会は午前十時、第十五委員室において、会議に付する案件として国土調査促進特別措置法の一部を改正する法律案と記録してございます。そうして参議院規則第十章第百五十六条の「会議録には、速記法によつて、すべての議事を記載しなければならない。」と規定され、したがって三月十七日火曜日……
○松本英一君 本州四国連絡橋の問題につきまして、まず、冒頭に二点について特に強調をしておきたいことがございます。 その一つは、本州四国連絡架橋の関係各県の四国四県、中国側三県につきましては、昨年と本年において私は実際に視察に行っております。それが第一点。 第二点は、いろいろな問題に関して新聞の記事が信用にならないというような答弁があるかもわかりませんけれども、新聞の必要性は、政府が新聞紙の必要なことを痛感して正式にその発行を認めたのは、明治二年二月八日の新聞紙印行条例によってで、これが始まりとされております。政府が必要を認めた新聞記事でありますので、数字は若干五十や三十とかいうように違うか……
○松本英一君 私はただいま可決になりました本州四国連絡橋公団法案に対し、自由民主党、社会党、公明党、民社党の四党共同による附帯決議案を便宜私から提出いたします。まず案文を朗読いたします。 本州四国連絡橋公団法案に対する附帯決 議(案) 政府は、この法律の実施にあたり、左の事項 について措置すべきである。 一、各ルートの基本計画は、瀬戸内海沿岸の地 域開発と調和を図り、すみやかに決定するこ と。 一、国費の大幅な投入を図り、地方財政の圧迫 を防ぐとともに、資金コストの低下に努める こと。 一、用地、漁業、運航営業等の補償は、生活再 建の方途に配慮す……
○松本英一君 私は建設業法の一部を改正する法律案の質疑に先立ち、昨年の八月十八日、本委員会における審議の中で、建設工事入札参加資格申請書、通称指名願い一の様式の統一、並びに簡素化についてその早急な実施方についてお尋ねをいたしました。これに対し、建設省においては行政管理庁の改善所見と相まって、三カ月の短い期間にその作業を進められ、十一月二十七日付建設事務次官より主要公共工事発注者に対する通達が発せられました措置に対し、大臣のすみやかな決断と関係局及び課の方々の御努力に敬意を表するものであります。様式の統一並びに簡素化の施策として、十六様式中、八様式が廃止され、残りの八様式についてもその改正の内容……
○理事(松本英一君) 本日の質疑はこの程度とし、これにて散会いたします。 午後四時散会
○理事(松本英一君) それではこれより直ちに本案に対する質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こして。
○理事(松本英一君) 次に、農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法案を議題とし、質疑を行ないます。
本法案に対し質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度とし、午後一時四十分まで休憩いたします。
午後零時四十分休憩
○理事(松本英一君) 建設業法の一部を改正する法律案を議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 外務省のほう、もうお帰りになってけっこうです。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度とし、これにて散会いたします。
午後零時二分散会
○理事(松本英一君) 午前中の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。
午後零時九分休憩
【次の発言】 ただいまから建設委員会を再開いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。本日、高田浩運君、山崎竜男君、矢野登君及び小山邦太郎君が委員を辞任され、その補欠として中津井真君、柳田桃太郎君、山内一郎君及び小林国司君が選任されました。
【次の発言】 休憩前に引き続き、建設業法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
○松本英一君 本法の改正が交通事故対策上占める意義はどこにあるのか御説明を願いたい。
【次の発言】 いわゆる高速道路公安官の構想が一部にあると聞いておりますが、これについてはどのようにお考えになっておるのか、御答弁を願います。
【次の発言】 道路交通法に基づいて、公安委員会による通行規制が現在実施されておりますが、本改正法にある道路管理員による規制との調整は、どうなるのか、重複規制となるのではないか、また道路監理員の人員整備について、現在の定員の中でそれはやっていけるのかどうか、御答弁を願います。
【次の発言】 道路管理者は第四十七条の二の規定で、自動車の構造、積載する貨物の特殊なものについて……
○松本英一君 このたびの宅地建物取引業法の一部を改正する法律案の提出は、昨年土地建物に非常に関心を持っておる人々が非常なショックを受けました日本住宅総合センター事件並びに日本建設協会グループ事件等の相次ぐマンション詐欺事件、あるいは業者の倒産等により、多額の前払い金が返済不能となり、利用者に多数かつ多大の損害を与え、大きな社会問題となった事件を契機として消費者保護の強化を目的として提案されたものでございますから、その趣旨には賛成をするものであります。しかし、まだまだ不十分な点が多く、今後さらに検討される必要があろうと考えるのであります。 まず、大臣にお伺いをいたしますが、今回の改正で消費者の……
○松本英一君 下水道事業センターの質疑にあたりまして、まず、名称の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 昨年五月、建設大臣は、下水道事業を推進するための執行体制はいかにあるべきかとの趣旨のもとに、都市計画中央審議会に対して諮問をなさいました。自来、これを受けて、審議会は五回にわたり当局、都道府県及び市の下水道担当部局並びにコンサルタント業界及び水処理業界の代表者から事情を聴取して審議を進め、昨年八月十六日に、国の立場で緊急にとるべき下水道事業の執行体制の整備の方策として、下水道事業団の設立を要する旨を骨子とした答申がなされております。その答申がなされております。その答申の中で、「当審議……
○理事(松本英一君) 本日はこれをもって散会いたします。 午後三時四十三分散会
○松本英一君 わが国の災害史の中では、水禍の苦しみが一番多いようでございます。まさに水害国日本であります。こうして日本人は「災害進化民族」との説をなす人もありますが、このたびの水害をみますと、進化したのは災害であって、政治は退化しておるのではないかとさえ思わざるを得ないのであります。そのことは、実は新しい国、土の病を身をもって現出しているのではないでしょうか。われわれは政治のゆがみと行政の貧困さを厳重に指摘しなければなりません。国土のつくり方、住み方、産業配置のしかたが全体としてバランスを欠いているということであります。 復旧計画も、治山だ、治水だ、砂防だ、住宅だと、ばらばらであってはなりま……
○松本英一君 私は日本社会党を代表して、ただいま提案された修正案並びにそれを除く残りの部分に対しても反対の意思を表明するものであります。 都市の美観風致の維持、あるいは危険防止を目的として本法が制定されてから約十四年、二回の改正を経てきたわけでありますが、この趣旨かどれだけ国民の意識の中に浸透しているか、その程度は疑わしいものがあると考えざるを得ません。他国に例を見ないほど屋外広告物ははんらんして目に余るものがあるということは事実であります。しかしながら、違反広告物に対する規制措置の強化ということで、手続が簡略化されることは、何ものにもかえがたい政治活動の自由の確保に大きな危惧の念が持たれる……
○松本英一君 昨年の十月以降、木材の暴騰をきっかけに、鋼材、セメント等、一連の建設基幹資材が高騰し、これがため、中小建設業者あるいは五人、十人を持っておる一人親方、そうしてマイホームの願いを込めていた庶民大衆にまで甚大な被害を与えておることは、これまでの衆議院、参議院における各委員会の席でも質問があり、御承知のことと存じます。鹿児島では三十六歳になる四、五名の弟子を持った親方が資金繰り、木材の高騰等に悩み抜いて首をつって自殺をいたした事例がございます。三十六歳にして四人の子供を残しておるということは、これは幼い子供であるということと理解をしなければなりません。大阪ではマイホームの夢がくずれた主……
○松本英一君 私は、ただいま可決されました道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、社会党、公明党、民社党及び第二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 政府は、本法の施行にあたり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、第七次道路整備五箇年計画の策定にあたつては、財源対策を早急に検討し、一般財源の大幅な投入、特定財源の確保等、適切な財政措置を講ずること。 二、道路の整備にあたつては、地域住民の意見を尊重するとともに、緩衝緑地を設置する等の改善策を講じ、良好な環境の保全に努めること……
○松本英一君 十一月の十一日に大臣に就任をされた小沢建設大臣にお尋ねをいたします。
この約十日間における間に、大臣に対して閣議の席で、あるいは閣議後の記者会見等において、本州四国連絡橋の問題について質問がありましたか、あるいはみずから発言をなさいましたことがありますか。その点について御発言があったならば、その発言の内容について御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 そもそもこの本州四国連絡橋、三つの橋に関しまして、最初に建設省が一級国道の路線として政令によって指定されたのはいつでありましょうか。
【次の発言】 昭和二十七年十二月四日に政令によって指定をされましたこの神戸―徳島を結ぶ国……
○松本英一君 宅地開発公団の構想は四十八年度予算編成の大詰めの段階で当時の自民党橋本幹事長によって提唱されたものであります。当時の福田行政管理庁長官が、住宅公団に加えて宅地開発公団を設立することは屋上屋を架すことになり、二重構造機構になると反対をされ、一年間見送られた経過がございます。その後紆余曲折を経た後、四十九年の法案編成の段階で、附則に宅地開発公団の設立後は住宅公団の宅地部門は同公団住宅建設のため必要な宅地の開発に限定される旨の規定を設けて両公団が実施する宅地開発事業の分野調整を図ることになったのであります。また宅地開発公団が発足する時点で住宅公団が実施している宅地開発事業についてはなお……
○松本英一君 昭和四十四年に都市再開発法が制定をされた際に、特に国会の要望に基づき、第五条の「住宅建設の目標の設定義務」の規定が加えられました。住宅不足の著しい地域における市街地再開発事業に関する都市計画においては、住宅不足の解消に寄与するよう、市街地再開発事業により確保さるべき住宅の戸数、その他住宅建設の目標を定めなければならない旨規定をされましたが、今日まで住宅不足の著しい地域での市街地再開発事業はどのくらい実施をされ、また、それによりどれほどの住宅が建設をされ、また、建設が予定をされておるのか、三点につき具体的に御説明を願いたいと思います。
○松本英一君 私は、過日本委員会で行われました竹下建設大臣の所信表明に関連いたしまして、当面する諸問題について質問をいたします。 その第一は、景気対策と公共事業についてであります。竹下建設大臣は所信の中で、「昭和五十一年度予算の編成においては、」「公共事業費の充実を見たところでありますが、景気の回復を図るため、事業の円滑な執行について特に配慮してまいりたいと存じます。」と述べられておりますが、 果たして五十一年度予算で公共事業費の充実を見たのでありましょうか。なるほど一般会計予算で公共事業費として三兆五千二百七十二億円が計上されており、この金額は対前年当初比で二一%の増加でありますが、補正後……
○松本英一君 昭和三十年代の後半から高度経済成長を続けてきた日本経済は、四十八年の木材、続いて四十九年の石油危機を境に、いまや安定成長への移行を余儀なくされております。かかる経済社会の変貌する中で、公害のない豊かな生活環境の実現は国民の切実な要望となっており、その声は従来よりも高くなっておることは御承知のとおりであります。すなわち、産業行政にかわる環境行政の拡充が要請されております。そのための中心施策として位置づけられているものが下水道整備であると言っても過言ではありません。七兆五千億円の規模に上る第四次下水道整備五カ年計画はこうした背景の中で策定されようとしております。今回の法改正の目的も新……
○松本英一君 ただいま議題となりました住宅金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、私は、日本社会党を代表いたしまして、日本社会党、公明党及び日本共産党の共同提案に係る修正案に賛成し、原案に反対する意見を表明いたすものであります。 戦後三十年を経た今日、なお一千万世帯に及ぶ住宅困窮世帯が存在し、政府に対し住宅問題の解決を求める国民の要望はますます強くなっております。 しかるに、政府がこれまで実施してきた民間依存の住宅政策は、地価や建築費の大幅な値上がりと長引く経済不況によって破綻し、また公営住宅や公団住宅等の政府施策住宅の建設が完全に行き詰まり状況にあります現在、国民が期待できますもの……
○松本英一君 私は、日本社会党を代表し、本案に対し修正の動議を提出いたします。 その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。 これより、その趣旨について御説明申し上げます。 政府原案は、審議で明らかとなりましたとおり、勤労者の住宅金利と家賃を引き上げる内容となっており、福祉切り捨ての第二臨調をよりどころとした鈴木行革路線による国民の生活制度の改悪の一環であります。 日本社会党は、財界主導、国民不在の行政改革に反対し、国民の参加による国民のための行政改革を推進するよう主張してまいりました。政府は、防衛費の削減、談合入札の解消、不公平税制の是正にこそ力を入れるべきであり……
○松本英一君 本月の八日に、徳島県鳴門市と兵庫県淡路島とを結ぶ、本州四国連絡橋のうち、大鳴門橋が完成し、逆巻く渦潮をまたいで鳴門と淡路島を結ぶ開通式が行われました。 大鳴門橋は、歴史的に見ると、徳島県民、いや四国四県の人たちの悲願の達成であり、全国民の夢の成果であり、技術的には近代技術の粋を凝らした日本の架橋技術の傑作であると信じております。 しかも、私が十五年前の質問をいたしましたその思い出を振り返ってみますと、当時、我が党においても賛成、反対の声相半ばする中で、質問に対してもいろいろな支持に基づいての相半ばする賛否両論がございました。そのときに、我が党の建設部会の中で、兵庫県四区出身の……
○理事(松本英一君) 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 今回提案をされております東京湾横断橋の建設問題の歴史は古く、昭和三十年代の初め、電力の鬼と呼ばれた実業家、一八七五年十二月一日生まれ、一九七一年六月十六日没、即ち明治八年生まれ、昭和四十六年九十六歳の天寿を全うされた松永安左衛門翁の主宰する産業計画会議が昭和三十二年ごろ提唱をした東京湾の大規模埋め立て構想から出発したのであります。
松永翁は長崎県壱岐島の出身で、慶応義塾在学中に福沢諭吉先生の薫陶を受け、その娘婿福沢桃介氏と知友になり、生涯をかけて二人組んで実業界で活躍をされました。
松永翁は明治四十二年、一……
○松本英一君 まず、総理大臣にお伺いいたします。 昨二十四日、夕刊のトップ記事によりますと、ロジャーズ米国務長官は、二十三日の記者会見で、返還期日はまだ決定されていないが、七二年の中ごろのある時期となるであろうと述べておられます。この発言を常識的に解釈すれば、おそらく、返還の期日は六月か七月になると推定されます。この返還の期日から逆算すれば、二月末日までに沖繩返還協定の批准書を交換すればよいことになります。本委員会に付託されている公用地暫定使用法案をはじめとする関係国内法案が、米側が主張するように協定批准の前提であることを認めても、三月末までにこれら関連法案が国会で可決されればよいことになり……
○松本英一君 同和対策の問題を論ずる場合に、まず冒頭に、同和地区が貧困であり、困窮な生活をしておるから差別があるのではありません。差別のために貧困な生活を強いられ、困窮な生活にあえいでおるということをまず冒頭に御認識をいただきたいと思います。 なおまた、私の出身県は福岡県であります。福岡県の博多に生まれてまいりました。櫻内建設大臣の御出身の県は島根県でありますが、島根県の安来市に流れておる川はハカタガワ、その上流にあるのがハカタチョウ、これは大臣御承知と思いますけれども、次の機会による地名総鑑の問題、狭山裁判反対の闘争、そういう問題を含めての関連がありまするので、御確認の御答弁を願いたいと思……
○松本英一君 同和対策の問題を論ずる場合に、まず第一に、同和地区が貧困であり、困窮な生活をしているから差別があるのではありません。差別のために貧困な生活を強いられ、困窮な生活にあえいでおるということをまず冒頭に御認識をいただきたいと思います。 一九六五年、昭和四十年八月、同和対策審議会の答申が出され、一九六九年、昭和四十四年七月に十年間の時限立法として同和対策事業特別措置法が制定をされ、さらに一九七九年、昭和五十四年三項目の附帯決議をもって延長され、今日同和対策特別措置法の十二年を経過をいたしました。私たちの実態調査では、住宅問題等々において一定の成果は生活環境の改善を中心に、少しくは上げて……
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