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藤原房雄 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

藤原房雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
313位
委員会発言歴代TOP100(参)
51位
委員会出席(幹部)歴代TOP100
87位
委員会発言(議会)歴代TOP500
474位
委員会発言(非役職)歴代TOP50
46位
各種会議発言歴代TOP50
46位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
41位

8期委員会出席TOP50
46位
8期委員会出席(幹部)TOP10
1位
9期委員会発言TOP50
48位
9期委員会発言(非役職)TOP50
47位
9期各種会議発言TOP20
20位
9期各種会議出席(無役)TOP20
15位
9期各種会議発言(非役職)TOP20
16位
10期委員会発言TOP25
13位
10期委員会発言(非役職)TOP25
13位
10期各種会議発言TOP20
11位
10期各種会議出席(無役)TOP20
16位
10期各種会議発言(非役職)TOP10
10位
11期委員会出席TOP50
50位
11期委員会発言TOP25
25位
11期委員会出席(幹部)TOP50
37位
11期委員会発言(議会)TOP10
10位
11期委員会発言(非役職)TOP50
27位
11期各種会議発言TOP20
20位
11期各種会議発言(非役職)TOP20
20位
12期委員会発言TOP25
20位
12期委員会出席(幹部)TOP25
25位
12期委員会発言(非役職)TOP25
18位
12期各種会議発言TOP20
11位
12期各種会議発言(非役職)TOP20
11位
13期委員会発言TOP25
16位
13期委員会出席(幹部)TOP50
28位
13期委員会発言(非役職)TOP25
14位

このページでは藤原房雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。藤原房雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

8期(1968/07/07〜)

第59回国会 建設委員会 閉会後第1号(1968/09/09、8期、公明党)

○藤原房雄君 災害についての問題につきましては、いまいろいろお話がございましたので、私は別な問題についてお伺いいたしたいと思います。  首都高速道路公団に伺いますが、首都高速の羽田―横浜間の建設に際しまして、子安浜並びに西神子安浜漁業協同組合に対し、道路築造工事に伴う損失補償を行なっておりますが、地元におきましては、この配分をめぐって相当の不満の声また黒いうわさが流れております。こういう問題について御存じかどうかお伺いいたします。
【次の発言】 首都高速では、事業計画作成のときにおいて予算は幾ら計上したのか、また、両組合に対しまして損失補償が最終的には一億八千五百万、このように話し合いがついた……

第59回国会 建設委員会 閉会後第2号(1968/10/09、8期、公明党)

○藤原房雄君 いまお話がございましたが、私も災害の問題につきましてお話をお聞きしたいと思うのであります。特に私はいま河川のお話がございましたが、海岸施設、これらのことを通しまして現況、それから政府の見解をお聞きしたいのでございますが、時間がないということで、具体的な問題について取り上げることができませんで、まことに残念でございますが、大臣にお聞きしたいことは、たとえば具体的な例としては、静岡県の富士市とか吉原市、富士海岸、ここの所でございますが、一つの海岸の防波堤を築く、堤防を築くにも、県と農林省、また建設省、運輸省というように各省でばらばらに工事しておる。こういうことがございまして、しかも、……

第59回国会 建設委員会 閉会後第3号(1968/11/12、8期、公明党)

○藤原房雄君 このたび東北地方における建設事業の調査の視察に委員の一員としてまいりまして、そのおり地元の陳情もあり、また実際に視察してまいったわけでありますが、そのときに、ぜひ対策を講じたい、講じなければならないという何点かについて、この機会に質問または要望申し上げたいと、このように思うわけであります。  最初に道路の問題がございますが、先ほどもいろいろお話ございましたが、何といいましても、公共施設の整備は、地元民に大きな希望と確信を与え、生活に意欲をもたらすことと思います。さらにまた、東北地方のこの過疎対策の点からも非常に重要なことと思うのであります。このようなことから秋田、青森両県が地方単……

第59回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第1号(1968/09/26、8期、公明党)

○藤原房雄君 関連。いまもいろいろ議論があったわけでありますが、私も炭鉱災害のことについてちょっとお聞きしたいのでありますが、いまもお話がありましたように、非常に機械が進んでおりながら事故が一向に減っていない、こういうことを非常に憂えるわけでありますが、炭鉱災害を防ぐということは困難な問題だということがいつも言われ、今後しっかりやっていくというようなことでいつも終わっているわけでしょう。これはちょっと聞きたいわけでありますが、やはりこういう災害が起きるには起きる原因があるわけであります。この問題につきましては、いろいろな研究機関等において研究もし、対策もいろいろ講じられているのではないか、この……

第59回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1968/08/07、8期、公明党)

○藤原房雄君 このたびの災害は、とかく現在まではガス爆発の事故が大きな原因になっておりまして、これに関しましては、非常に神経を使って今日まできたわけでありますが、坑内火災という今回のこの事件、このことについてはいまもいろいろお話がございましたが、非常に近代的設備が整いながら、こういう問題についての事故防止対策が非常におくれておるのではないか、このように考えるのであります。  私が聞きたい第一点は、視界がゼロになるほど煙が立ち込め、そうしてこういう状態になったわけでありますが、この消火にあたりまして、水をかけて消火したというのですが、消火施設についてお聞きしたいと思います。

第59回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第2号(1968/10/28、8期、公明党)

○藤原房雄君 いまもいろいろ議論が出まして、まず何と言いましても答申のまだ出ない現在でございますから、多くのことは答申が出たときになると思います。そういうことで要望またお聞きしたいことを二、三お話ししたいと思いますが、先ほどからもいろいろお話ございまして、ダブる点もあると思うのでありますが、何といいましても、いまお話ございましたように不安な気持ちにかられている元凶は、答申がおくれているというところにございます。さらにまた、予算措置を講じなければならぬ現時点においてもまだはっきりしたものは出ていない。先ほどからも各委員からお話ございましたが、この答申の一日も早く出るように心から促進をお願いしたい……

第59回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第3号(1968/11/11、8期、公明党)

○藤原房雄君 いまもいろいろ議論がございましたが、一つだけお聞きしたいと思いますが、いろいろな諸条件がございまして、一がいにはきめ得ないいろいろな問題がございまして今日まで答申がおくれておるわけでございますが、何といたしましても、もう期日も非常に詰まっております。関係者は答申の一日も早く出ることを心から願っておるわけでございます。先ほど植村さんからもお話がございましたが、先ほどのお話では、大体今月の末ごろというめどのお話もございましたが、必ず今月の末ごろ答申を出される自信がおありかどうか、この点をはっきりお話し願いたい、このように思います。

第59回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第4号(1968/11/30、8期、公明党)

○藤原房雄君 ただいまもいろいろ先輩委員の方からお話がございまして、また当局の御意見もございまして、基本的な大事な問題についてはお話がございました。まあ現実の問題といたしまして、答申が非常におくれまして、当初は八月ということでございましたが、これが今日になったわけであります。その間につきましては、おくれた理由ということについてもいろいろお話がございました。しかし、現実の上に立ちまして、これから答申が出ていろいろ審議になって予算措置が講じられるわけでありますが、非常に時というものは大事である、これはどんなことでも言えるかと思います。たいへんおくれたこの答申、これがまあ今月には必ず出るだろうと期待……

第60回国会 建設委員会 第2号(1968/12/17、8期、公明党)

○藤原房雄君 先ほど大臣から今後の方針についてお話ございました。私もいま当面している重大な問題といたしまして住宅問題についてお伺いしたいと思います。  先ほどもお話あったんでございますが、このたび第一次住宅建設五カ年計画、この問題がございますが、この達成率はいまや三年を過ぎようとしておるんでございますが、まだ五〇%しか達成していないという、こういう現状でございます。あと残された二年間でこの五〇%が達成できるかどうか非常に心配されるわけでございます。先ほど大臣の決意のほどは聞いたのでございますが、いずれにいたしましても、たいへんな予算の措置がなければならないときでございます。現在また予算措置の、……

第61回国会 災害対策特別委員会 第6号(1969/05/14、8期、公明党)

○藤原房雄君 私は、過日、農林水産委員会で大綱のことにつきましては長官にもいろいろお聞きいたしましたので、二、三点細部にわたってお聞きしたいと思います。  まず最初には、火災が起きて、それに対してどうするかという対策のこともさることながら、それ以前の予防という問題について、少しく考えてみたいと思うのでありますが、まあこのたびの火災につきましては、出火原因についてはここにございますが、いずれにいたしましてもこの大きくなった山形村については、炭焼きがまということでございますが、最近は非常に山林に入る人口といいますか人が多くなったという、こういうことが言えるのじゃないかと思うのであります。こういうこ……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1969/01/09、8期、公明党)

○藤原房雄君 いま大矢委員からもいろいろ核心に触れる質問がございましたが、私はこの大事なこのたびの再建抜本策に対しましていろいろ考えもございますが、四千二百億からのこういう大きな多額な資金を使うわけであります。抜本策と銘打ち、再建策と言われるからには、国民の前に、これだけの多額の税金を使う以上は説得力のある、いままでの対策とは違って今回のものはこういう面で石炭産業を再建できるのである、こういう説得力のあるものがなければならない、こう思うのであります。今日までもいろいろ議論されてきたのでありますが、大臣といたしましては、このたびの再建策はこういう点で従来とは違うのだ、であるからこれだけの巨額の金……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1969/02/26、8期、公明党)

○藤原房雄君 保安局長にお聞きするのですが、事故があったときには事故の現況というか、報告があるわけです。大体そのときには原因不明ということで原因がその当時はあからさまでない。これはまあいろんな事情でやむを得ないと思うのでありますが、あとになってその原因がわかったときには、その原因を明らかにし、それに対する対策というものを委員会等できちっと報告すべきであると、このように思うのでありますが、いかがでありますか。
【次の発言】 運輸関係の方お帰りになってしまったんですが、先ほど石炭局長やなんかのお話ございましたが、現在閉山ということでいろいろ新聞をにぎわしております明治鉱業のことなんかも長時間にわた……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1969/04/09、8期、公明党)

○藤原房雄君 いまも大矢委員からいろいろ質問がございましたが、私も災害のことについて二、三の点についてお聞きしたいと思います。  いまも赤平の市長さんのお話がございましたように、非常に地方自治体の心配、これが今後石炭産業にどういう影響を及ぼすのかということで、この心配ははかりしれないと、このように思うのでございます。いまのいろんなお話を聞きますと、本来ならば会社が真剣になって通産省にお願いしなきゃならないところを自治体の方がいまもいろんなお話がありましたように、真剣に訴えていらっしゃる。こういうことを考えましても、ほんとうに産炭地としまして重大な問題であり、さらにまた、このたびの事故がどれほど……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1969/04/23、8期、公明党)

○藤原房雄君 二、三お聞きしたいと思いますが、まず、現在この法律によって手帳を受けておる数というものは、おおよそどのくらいか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 新聞にいろいろ批判され、また当委員会においてもいろいろ議論されておるのでありますが、今後ある程度の終閉山が見込まれる。こういうことでこの離職者対策というものが非常に重大な問題になってくると思いますが、この問題につきまして、おおよそ当局といたしましてはどのくらいの数を見込まれていらっしゃるか、この点をちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この離職者に対しては、あくまでも石炭産業は前向きで進めていただきたい。これはわれわれの……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1969/04/24、8期、公明党)

○藤原房雄君 私は公明党を代表して、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案並びに石炭鉱業再建整備臨時措置法の一部を改正する法律案について賛成の討論を行なうものであります。  すでに質疑の過程において明らかなように、今回の新石炭対策については、はたしてこれで石炭鉱業の再建が可能であるかどうか、はなはだ疑問が残るのであります。新石炭対策は、石炭産業が持っている基本的な問題である明確なビジョンに欠けていること、さらに労働対策の推進、閉山対策、産炭地振興対策の強化等、何らの具体的な解決策を示さず、従来の施策の延長ないし手直し程度であるにもかかわらず、多額の国費を支出することとなったのであります……

第61回国会 農林水産委員会 第6号(1969/03/25、8期、公明党)

○藤原房雄君 いまもるる先輩の方々から質問ございまして、基本的なことについてはお尋ねする何ものもないのでありますが、一、二点だけちょっとお聞きしておきたいと思います。先ほどの質問の中にもあったのかもしれませんが、確認の意味でお話したいと思います。  先ほど大臣のこの漁港整備計画の提案理由の説明の中にございましたが、「最近における漁業情勢その他経済事情の著しい変化に伴い、このたびこの計画を実情に即するよう全面的に変更する」というこういうお話で、第三次計画を四十五年を待たずしてこのたび変更することになった、それには漁業情勢とか経済事情とかこういうことがあるんだ、こういうことでございますが、具体的に……

第61回国会 農林水産委員会 第12号(1969/04/24、8期、公明党)

○藤原房雄君 午前中から先輩委員の方々がいろいろ質問なさいましたので、二、三点についてだけお尋ねしたいと思います。大臣もおりませんので、ほんとうは基本的なことについていろいろお尋ねしたいことがあったのでありまするが、私どもはこの農業振興地域の整備、この問題につきましては基本的には賛成なのでありますが、しかしこれを進めるにあたりましていろんな問題を考えなければならない、こういうことで質問するわけであります。  この法律の第一条に「総合的に農業の振興を図ることが必要であると認められる地域について、」云々とございまして、最後に「農業の健全な発展を図るとともに、国土資源の合理的な利用に寄与することを目……

第61回国会 農林水産委員会 第13号(1969/04/25、8期、公明党)

○藤原房雄君 これは日本だけではなくて、外国でも同じようなことが言えるんだろうと思いますが、いまいろいろお話を聞いたわけでありますが、原因等についてはある程度明確のようでありますけれども、治療方法、それもいまのお話ですと、大体安静を保つというか、確定的な治療方法がないようなお話ではないかと思いますが、これの研究の状況とか、そういうことはどうでしょうか。
【次の発言】 現在の日本の国において、この病気について先生のように専門に研究なさっておるという方、またその治療について、まあ指導的な立場の方というのはどのくらいいらっしゃるのでしょうか、わかりませんでしょうか。

第61回国会 農林水産委員会 第16号(1969/05/09、8期、公明党)

○藤原房雄君 去る六日の国有林野から出火いたしました岩手県における山林火災の問題でございますが、被害状況について概略説明願いたいと思います。
【次の発言】 本日はたいへん時間もございませんので、るるお聞きしたいことがございますが、二、三点にしぼってお話したいと思います。  この六日の日は山形村だけではなくして岩手県下およそ十ヵ所ぐらいに火災が起きた。このように言われております。しかもその火災の起きた原因というものはいま長官のお話になった山形村については炭がまの不始末といいますかの問題である。そのほかの火災の原因につきましては無届け火入れとか、またはたばこの火の不始末、たき火のあとの不始末、こう……

第61回国会 農林水産委員会 第19号(1969/06/05、8期、公明党)

○藤原房雄君 漁業近代化資金助成法案、この法案については漁民も一日千秋の思いで待っている大事な法案だと思います。まあこれには直接関連しないのでありますが、この日本国民の動物性たん白質を供給する大事な漁業問題、特に沿岸漁業、中小零細漁業に対して必要な措置だと、このように思うのでありますが、ここでちょっとお尋ねしたいことは、沿岸漁業の将来といいますか、これからどのように発展さしていこうという見通しといいますか、ビジョンを持っていらっしゃるか。この点についてお聞きしたいと思うのであります。御存じのとおりの日ソ漁業交渉によりまして、だんだん北洋関係については手詰まりのような問題もございます。新しい漁場……

第61回国会 農林水産委員会 第33号(1969/07/17、8期、公明党)

○藤原房雄君 農業協同組合法の一部を改正する法律案につきましては、だいぶ審議も進んでまいりまして、わが党の沢田委員からも多方面にわたる質疑がございましたので、何点かにしぼりまして要点だけ申し上げてお聞きしてみたいと思います。  まず第一点は、この社会の大きな動きにつれまして、各方面にいろんな問題が起きているわけでありますが、同様に日本におけるこの農業につきまして、特にまたこの協同組合の問題につきましてもいろんな問題が起きております。このことにつきましては簡単に一、二聞きたいと思うのでありますが、この法律案の提案理由の説明の中に、「組合をめぐる諸情勢に対処し得るよう、国が昭和三十六年以来進めてま……

第63回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1970/09/08、8期、公明党)

○藤原房雄君 若干時間をいただきまして水産関係の問題についてお聞きしたいと思います。  今日までの産業公害特別委員会等におきまして、種々いろんな角度から論議されております。多少そういう問題とダブる点もあると思うのでありますが、基本的な問題についてお聞きしたいと思うのであります。  最初に水産庁長官にお尋ねするわけでありますが、過日も新聞で全国の漁場を総点検する、こういうことが出ておりました。水産庁といたしまして、積極的にこの公害問題、海水の汚水、汚濁の問題について、実態を洗い直すのだ、こういう趣旨のことが出ておったのでありますが、水産庁のほうから行なわんとする総点検の趣旨についてまずお聞きした……

第63回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1970/10/27、8期、公明党)

○藤原房雄君 私は最近沖縄のほうに行ってまいりました。いろいろ感じたことございまして、また倉石農林大臣も最近沖縄のほうにいかれておりますので、つぶさに農林水産業の現状調査並びに地元の陳情等を聞かれたことと思います。私もまいりまして感じましたことは、本土復帰の喜びとともに、まあ次にくる経済的不安、特に基盤の弱い農林水産関係についてはたいへん窮状を訴える声が大きいと、こういうことを聞いてまいりましたので、本日、大臣は非常にお忙しいということでございますので、総括的になるかと思いますが、若干の問題について御質問したいと思うのであります。細部につきましては、特別委員会等もございますので、ここでは避けた……

第63回国会 農林水産委員会 第5号(1970/03/24、8期、公明党)

○藤原房雄君 だいぶ時間もたちましてあれでございますが、過日の大臣の所信表明に対しまして若干基本的な問題についてお伺いしたいと思うのであります。一つは総合農政の推進についてということで、総合農政というものがいろいろ論じられて今日までまいりました。まあ具体的な問題になりますといろいろなことがあるんでありますが、現在減反の問題からいたしまして土地政策、土地の問題が大きくクローズアップされまして、総合農政の目ざす方向が大きくゆらいだのではないかというような感じがするのでありますが、国全体の土地利用計画、先ほども任田議員からお話があったんでありますが、総合的なものは将来を見通して策定するということはな……

第63回国会 農林水産委員会 第7号(1970/03/27、8期、公明党)

○藤原房雄君 たいへん時間がございませんで、局長は一時にお帰りになるそうでありますので、私もこまごまとした問題についてお伺いしたいのでありますが、一点にしぼってその所見をお伺いしたいと思います。  いま、ずっと先輩議員の方々からお話がございまして、畜産のことが中心になって話が進んできたのでありますが、非常に大まかな話でありますけれども、総合農政の中で酪農振興というのは非常にこれから重要な立場になり、また役割りをになっているわけでありますが、この酪農も現在当面するこの乳価問題を中心といたしまして大きく転換が迫まられておるという、こういう現状に来ているわけであります。率直な酪農に携わる方々の意見に……

第63回国会 農林水産委員会 第10号(1970/04/14、8期、公明党)

○藤原房雄君 時間もおそくなりましたんで、二、三基本的な問題だけお聞きしたいと思います。  この林業種苗法は、どちらかというと規制的な性格を持っているというふうにいわれております。きょう午前中からいろいろ議論されておりますように、将来の日本の林政という上において非常に重要な位置を占めることになると思うのです。苗の生産をもっと積極的に進めるべきだという議論も積極的に出されておりますが、こういう観点からいたしまして、本法――林業種苗法の規制に対応いたしまして、第三十条に「国及び都道府県は、優良な種苗の供給を確保し、及びその普及を図るため、森林所有者、生産事業者及びこれらの者の組織する団体に対し、必……

第63回国会 農林水産委員会 第15号(1970/05/06、8期、公明党)

○藤原房雄君 私は本会議で、この農地法、農協法について質問しております。また先般は同僚議員からもいろいろな面について質疑がございました。総括的なことについては今日までもただされてまいりましたので、この農地、農協法につきまして二、三の点にしぼってお伺いしたいと思うのであります。  まず、午前中もいろいろ議論がございましたが、農業の生産性を高める、そして農業従事者が他産業に伍していく、この所得を得る、規模拡大、また農地の集団化と導入機械化と、こういうことを進めて他産業との均衡ある所得を確保する、こういうことでわが国の農業が体質改善しなければならないということは言を待たないと思うのであります。そこで……

第63回国会 農林水産委員会 第16号(1970/05/07、8期、公明党)

○藤原房雄君 私はただいま可決されました農地法の一部を改正する法律案並びに農業協同組合法の一部を改正する法律案に対する自由民主党、公明党及び民社党の三党共同のそれぞれの附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。  次に、  以上でございます。

第63回国会 農林水産委員会 第18号(1970/05/11、8期、公明党)

○藤原房雄君 いままでもいろいろお話が出ておりましたように、新しい日本農業を経営するといいますか、大きな役目をになっている団体職員の方々に対するこのたびの年金の問題でございますが、いまも前川委員からお話ございましたように、この団体職員の方々の給与水準とか身分の安定というのは非常に大事なことだと思うのです。  私もなるべく重複を避けて二、三の点についてお聞きをしたいと思うのでありますが、何といいましても、いかなる職場にありましても、やはり魅力ある職場でなければならない。その魅力のある職場として、やはり第一にあげられることは給与ということが大きな問題になるだろうと思うのであります。いまも質問があっ……

第63回国会 農林水産委員会 第20号(1970/05/13、8期、公明党)

○藤原房雄君 ただいま可決されました農業者年金基金法案について附帯決議案を提出いたしますので、御賛同願います。  案文を朗読いたします。
【次の発言】 私は公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました農林物資規格法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行なうものであります。  反対理由の第一は、現在食品に関する表示の規制関係法として、独禁法、不当景品類及び不当表示防止法並びに食品衛生法があります。一昨年、消費者保護基本法が成立いたしまして以来、これら関係法の抜本的な整備強化を要望しているにもかかわらず、本法改正案をもって既存の法体系の中で整備しようとすることは、制度の統一化に反し、行……

第64回国会 地方行政委員会 第3号(1970/12/10、8期、公明党)

○藤原房雄君 去る十一月、消防庁から消防白書の発表がございました。  それからまた、十一月の二十六日から十二月の二日まで秋の全国火災予防運動がございまして、そういうことを、またこれから火災の多い時期にもなりますので、これらを含めまして消防関係に  つきまして若干の質問をしてみたいと思うのであります。  消防白書にもございましたが、火災の状況、最近は出火件数、損害額とか火災による死者が非常にふえておる。前年を上回っておるという、こういう報告がございますが、また昨日も死傷者が出ておりますが、こういうようなことを考え合わせまして、一応四十四年度、また本年の上期をかみ合わせた消防白書がありますけれども……

第64回国会 地方行政委員会 第4号(1970/12/15、8期、公明党)

○藤原房雄君 だいぶ午前中から議論が進みましたので、重複する点は省きたいと思うのでありますが、新聞の報ずるところによりますと、十一月は公害防止運動月間ということで、この公害問題については、いろいろ都及び警視庁で、COの濃度検査とか、いろんなことをやったようでありますが、この公害防止運動月間における担当当局の成果といいますか、また今後についての参考になるいろいろな問題があったろうと思うのでありますが、その点についてお聞きしたいと思います。担当はだれですか。
【次の発言】 最近はいろいろな世論調査等が行なわれております。大都市におきましては、たとえば、東京都におけるいろいろなデータもありますが、交……

第65回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1971/07/13、8期、公明党)

○藤原房雄君 ただいまの東北の視察団に参加させていただきまして、私も感じた点二、三ございますので、その点についてお伺いしたいと思いますが、一つは冷害の発生でございますが、二年に一ぺん、三年に一ぺんこういう冷害がありまして、それでたいへんな農家の方々が被害を受け、それに対する対策もたいへんな経費を必要としますので、毎年このことで同じようなことばが繰り返えされておるわけでありますが、私はこういうことを考えますと、どうしても予防体制というものを整備強化しなければならないということを痛切に感ずるわけでありますが、そのためには、これは技術の進歩、具体的には気象観測とかいろいろなことがあるだろうと思うので……

第65回国会 災害対策特別委員会 第3号(1971/02/17、8期、公明党)

○藤原房雄君 火災関係のことにつきまして二、三の問題をお聞きしたいと思いますが、最近の社会情勢の非常な変化というものはほんとうに目をみはるものがございます。いまお話がございました建築材料にいたしましても、また先ほどの都市の過密化またビルの高層化、こういうものがもたらす影響というものは、特に火災面につきましてはいままで考えられないようないろいろな問題を巻き起こしております。こういう観点から消防庁関係としまして、また細部にわたりましてはいろいろ消防庁に地行委員会等で御質問したいと思いますが、きょうはこの中で特に何点かにしぼりまして、基本的な考え方また今後の対策についてお聞きしたいと思います。  ま……

第65回国会 災害対策特別委員会 第7号(1971/05/24、8期、公明党)

○藤原房雄君 先ほど御報告がございましたが、私もいろいろ報告を聞きまして感ずることがございますが、時間がございませんので、二、三点だけにしぼってお話申し上げたいと思いますが、一つはいまお話ございましたが、気象観測長期予報で、確かにことしは北方の寒気団の影響というものがあるんだという予報があったようでありますが、しかしここずっと豊作が続いておりまして、技術的な向上もありましたでしょうし、天候もまた順調だったこともございます。まあ比較的この長期予報が発せられたわりには、ことしはたいへんだというそういう意識というものがなかったのではないか。こういう点からまあ言わせる人に言わせますと、気のゆるみといい……

第65回国会 地方行政委員会 第3号(1971/02/10、8期、公明党)

○藤原房雄君 だいぶ時間がたちましたのであれですが、地方交付税法等の一部を改正する法律案につきまして、ひとつ時間もありませんので、主要な項目といいますか、基本的な問題について二、三お伺いしたいと思います。  先ほどもちょっとお話があったのですが、さきの六十四回の臨時国会で、国家公務員に準じて地方公務員のベースアップをするということで、財政措置財源として五百五十億を借り受けて地方交付税の改正をする特例法案を設けたわけでございますが、先ほどもちょっと御説明がございましたけれども、今回は給与改定分として六百五十二億計上されておるが、差額、差があるわけでありますが、これはおもにどういう理由によって差が……

第65回国会 地方行政委員会 第4号(1971/02/16、8期、公明党)

○藤原房雄君 時間もたいへん進みましたので、簡単に二、三の問題について、過日の国家公安委員長の所信表明に対してお伺い申してみたいと思います。前段につきましては、和田委員からいろいろお話がございましたので、交通問題に限って何点かをお伺いしたいと思います。  交通問題につきましては、道路交通法をあらためてまた審議することになっておりますので、詳細の部分につきましては、そのおりにいたしたいと思っております。大綱的と申しますか、基本的な考え方等について、この所信表明をより具体的に御説明願いたいと思うんでありますが、最初に関係省庁と密接な連絡をとり、歩行者保護を重点とした積極的な交通安全対策を強力に推進……

第65回国会 地方行政委員会 第5号(1971/02/23、8期、公明党)

○藤原房雄君 過日の大臣の所信表明に対しまして若干の質問をいたしたいと思います。  最初に、広域行政のことについて大臣も触れておりますが、午前中もいろいろお話があったろうと思いますが、時代の変遷に伴いまして、この地域の問題、過密過疎を中心とする地域問題等からいろいろなことが出てくるわけでありますが、現在まで広域行政に施してきた施策、また、今後に対する大臣の考え方といいますか、まずその点についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いま大臣のお話もございましたが、広域市町村圏の振興整備に関する施策をさらに積極的に推進するというお話でございます。また、一応進んできたものに対しても検討する時期にも……

第65回国会 地方行政委員会 第6号(1971/02/25、8期、公明党)

○藤原房雄君 消防法の一部改正の法案の審議に入ります。まあ、前回の災害対策特別委員会、それからまた前の当委員会においても、火災問題についてはいろいろお聞きしましたので、二、三の問題について考え方をお聞きしたいと思います。  まず最初に、非常に最近は火災が年々ふえておる。これだけの多くの火災を未然に防がんという、こういう趣旨のもとに消防法の一部改正という法の一部の修正をし、それに対処しようということであると思うのでありますが、高度経済成長におきまして、危険物の施設とか構造とか地下街とか、ほんとうに社会の急激な発展によりまして様相が変わっております。大局的に見ますと、いろいろな統計がございますが、……

第65回国会 地方行政委員会 第8号(1971/03/04、8期、公明党)

○藤原房雄君 ただいま議題になっております銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案につきまして若干の問題、質問をいたしたいと思います。過日もいろいろな観点から質疑が進んでおりまして、なるべく重複を避けたいと思っておりますが、このたびの改正になる何点かにつきまして、順次考え方等についてお伺いしたいと思います。  最初に、銃砲刀剣類等の取り締まりにつきましては、四十年、それから四十一年改正されまして、今回は三回目である、このように思うのでありますが、わが国は他国に比べまして、こういう銃砲刀剣につきましての取り締まりというものは非常に厳格である、こういうことを今日まで私どもも認識しておったわけで……

第65回国会 地方行政委員会 第12号(1971/03/18、8期、公明党)

○藤原房雄君 地方税法の一部を改正する法律案につきまして、二、三の問題につきましてお伺いしたいと思います。  最初にお伺いしたいことは、この地方税法は毎年改正がございます。昨年のやはり審議のときに附帯決議がついておりまして、この附帯決議には、すでに御存じのとおり、「最近における社会経済情勢の著しい変化に対応するため、国、県、市町村間、なかんずく市町村に重点を置いた税財源のあり方について根本的な検討を加える」という、こういうことが附帯決議の中にあったわけでありますが、それから一年を経過しているわけでございますので、この一年間、自治省としてどのように検討してこられたか、そしてまたその検討したことに……

第65回国会 地方行政委員会 第13号(1971/03/23、8期、公明党)

○藤原房雄君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行なうものであります。  まず、反対の第一の理由は、住民税の課税最低限についてであります。今回の改正案によりますと、給与所得者の夫婦子三人世帯における課税最低限は八十六万円となっておりますが、住民は戦後最高といわれる消費者物価の騰貴、生活水準の向上によって、住民税に対する重税感は依然として解消しておりません。総理府の家計調査によると、四十五年度の四人家族においてすら、その生活費は百方をこえると推計されております。このような状況下において、住民税の課税最低限の引き上げ幅があまりにも少な……

第65回国会 地方行政委員会 第14号(1971/03/25、8期、公明党)

○藤原房雄君 最初に、地方交付税の基本的な問題を二、三お聞きしたいと思いますが、これは毎年の附帯決議で確認されているわけでありますが、地方交付税の性格といいますか、地方交付税は地方の固有財源であるという観点から、最初にこういう問題が、交付税の性格というか、この問題が議論されるわけでありますし、また地方の固有財源であるという性格を明確にする措置を講ずベきであるということがいつも議論されるわけでありますが、昨年の附帯決議にもあったと思います。その後どのような経過をたどって、また見通しはどうかという、まずその点、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 それから国の施策、地方がその国の施策を受けていろ……

第65回国会 地方行政委員会 第15号(1971/04/27、8期、公明党)

○藤原房雄君 だいぶ時間もおそくなりましたので、二、三に問題しぼりましてお聞きしたいと思いますが、本日は公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律案でございますが、午前中からいろいろな角度から条文につきましては質疑がありましたので、この法案そのものの以前に、公害に対する考え方といいますか、基本的な問題について二、三総理府  ほんとうはこれは長官にお聞きしなければならないことかもしれませんが、お聞きしたいと思います。  最初に、現在起きている公害についてどう対処するかということについては、昨年の末十四の法律をつくりまして、いろいろこれから対処することになっておりますが、先ほども……

第65回国会 地方行政委員会 第16号(1971/05/13、8期、公明党)

○藤原房雄君 午前に引き続きまして、午後だいぶ問題がありましたので、なるべく重複を避けまして、三、四点だけお伺いしたいと思います。  最初に、午前中もいろいろ議論がございましたが、このたびの道路交通法の改正につきましては、まことに時宜にかなったものであり、また当然そうあるべきということで、大筋においては了解されるんでありますが、この道路交通法ということ、これは私どもの生活にどれほど密着したと申しますか、重要な法律であるかという、この法という、道路交通法という文言をまず考えてみたいと思うのでありますが、こういう点からいろいろ察してまいりますと、過日、わが党が去年の十一月、交通安全対策の実態調査を……

第65回国会 地方行政委員会 第17号(1971/05/17、8期、公明党)

○藤原房雄君 山本先生はだいぶ詳しくなさいましたので、根本的な二、三の点だけちょっとお聞きしたいと思います。  最初に、このたびの地方公務員等共済組合法の年金額の改定は、恩給制度の改正に伴ってのことでございますので、恩給のことについて二、三お聞きしたいと、こう思うわけでございます。この点についてもいろいろ午前中質疑がございました。総括して二、三のことだけお聞きしたいと思うのでございますが、最初に、恩給審議会の答申に沿って、三カ年計画で改定措置がなされてきたわけでございますけれども、年度ごとの改定率の経過ですね。それをちょっとお聞きしたいと思います。

第65回国会 地方行政委員会 第21号(1971/05/21、8期、公明党)

○藤原房雄君 数日間にわたりましてこのたびの地方自治法の一部改正論議を続けてまいりました。各条文等につきましても相当やりましたので、私は総括的といいますか、何点かの問題、ダブる点もあるかもしれませんが、なるべく重複を避けて、政府の見解をただしたいと、こう思います。  まず第一点は、このたびの連合制度でございますが、まあいろんないきさつがあって、このたび一部事務組合の連合制度に踏み切ったと思うんでありますが、確かに過日の参考人の方々も、行政事務担当者、その立場からいろいろな意見が述べられておりました。賛成を表しながらも、まあ何点かの点については問題があるという意見もございました。私は、社会の大き……

第65回国会 予算委員会 第19号(1971/03/20、8期、公明党)

○藤原房雄君 私は公害問題、農林水産関係につきまして関係の各大臣に所見を承りたいと思います。  最初に、カネミ事件に見られますポリ塩化ジフェニール、いわゆるPCB公害について最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 ポリ塩化ジフェニールというのはわれわれ耳なれない名前ではございますが、三年前ですか、カネミ事件を通しましてこのPCBの実体というものが研究され、浮き彫りにされてきたわけであります。いま局長からいろいろむずかしいお話ではございましたが、しかし重要な、自然に還元しにくいものであるということで、鋭意研究しなければならないということでありますが、研究しなければならないということは、まだ十分……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 地方行政委員会 第1号(1971/07/23、9期、公明党)

○藤原房雄君 所信表明なさった大臣がいなくなってしまったんで、ちょっときょうは時間もあまりないようなんで大綱的なことだけ申し上げまして、事務局から、それに対して大いにこれは取り組んでいただいて、今後委員会の席上で一つ一つの問題については詰めていきたいと思いますが、大臣の所信表明の中に「一九七〇年代は内政充実の年代といわれ、過密過疎」云々と、こうあります。その中には「交通対策、公害対策、福祉対策等数多くの内政上の問題に適切に対処し、豊かで住みよい地域社会を建設することが国及び地方を通ずる最大の課題となっております。」と、冒頭、「内政を充実することが大きな政策課題となっているこの時期に自治大臣を拝……

第66回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1971/09/16、9期、公明党)

○藤原房雄君 昨年から不況が続いておりまして、やや好転かといわれておりましたところ、これにニクソン・ショックで、地方財政に対する影響というものにつきましては、これは多方面にわたっております。その面につきましては、いまいろいろお話がございました。こういう観点から私も二、三の問題についてお伺いしたいと思います。  きょうは成田空港で痛ましい惨事があったように聞いておりますが、そのことについては後ほど報告があるようなんで、地方財政のほうにすぐ入りたいと思いますが、先ほどからもいろいろな問題について、現時点において政府の考え方等についてお話がございました。私もようやくこの公害問題等が非常に問題になりま……

第66回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1971/10/09、9期、公明党)

○藤原房雄君 成田の問題につきましてはいろいろ議論がございました。私は成田の問題につきましては、先ほど来のいろんな議論を通じまして、もっともっといろんな考えていかねばならない、また今後改めねばならない点が多数あろうかと思うのでありますが、この過激派集団の取り締まりに対することもさることながら、過日はわが党の竹入委員長が襲われるという、こういう事件も起きまして、こういうことと、ずっと最近の世相の動き等を考えあわせまして、これはただ単に突発的に起きた問題ではない、こう考えるわけであります。これにはいろいろな問題がございますので、いろんな角度から検討しなきゃならぬことだと思います。  しかし、私は、……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第8号(1971/12/22、9期、公明党)

○藤原房雄君 私は公明党を代表いたしまして、沖繩返還協定につきまして若手の質問をしたいと思います。  現地の公聴会も終えまして、いよいよ当委員会の審議も終盤を迎えるに至りましたが、衆議院、参議院通じましていろいろな問題が提起されたのであります。しかし、いま、およそ七十日近いこの衆参両院における返還協定の審議を通しまして、私どもが最も残念に思うことは、これは過日の衆議院における強行採決であります。ああいう強硬手段に出たということは、そうでなくても沖繩県民はいろんな面で不信感が取れない。全く疑惑の念がさめない。こういう状況の中にありながら、この強行採決によって、より不信感を高める結果になったのでは……

第67回国会 地方行政委員会 第3号(1971/11/30、9期、公明党)

○藤原房雄君 午前、午後いろいろ質疑がございましたが、最初に当委員会のことでございます。まあいろいろな事情があったと思いますが、きのうおそく、開会されることがきまったようでありますが、非常に大事な法案でもございますし、いろいろな事情のあることはよくわかるのでありますけれども、やはり慎重審議が必要だと思いますし、今後こういうことのないようにひとつ委員長にも十分に取り計らいをお願いしたいと思います。特にまた、大臣の出席もないようでありますけれども、やはりきちっとした方向でやっていただきたいということを一言お願い申し上げておきます。  このたびの地方財政の落ち込みということにつきましては、同僚委員か……

第67回国会 地方行政委員会 第4号(1971/12/07、9期、公明党)

○藤原房雄君 大臣からも御報告がございまして、おおよそのことはわかりました。官房長もいらっしゃいましたので一つだけちょっとお伺いしたいと思いますが、このたびの事件が、ずっと連続して起きたというところに私ども非常に残念といいますか、何とかこういうことのないようにしなければならないという、こういう気持ちでありますが、この原因につきましても、先ほどからいろいろ大臣から御報告がございましたが、先ほどおっしゃっていた点につきましても、確かに一つ一つ解決しなければ――解決といいますか、適当な処置をしなければならないことだと思います。  それらのことの中で、同僚議員からもただいま大事な問題についてお話がござ……

第67回国会 地方行政委員会 第5号(1971/12/21、9期、公明党)

○藤原房雄君 時間もありませんので一言お聞きしたいと思いますが、先ほど来いろいろ同僚委員からお話ございまして、思想的な背景とかまた社会的な問題につきましては先ほどいろいろお話があったとおりでございますが、私はまあ一番おそれることは、最近こう連続的に事件が続いてだんだんだんだんエスカレートしておるという、こういうことから当初は非常に真剣に取り組んだ問題が、またかという慢性化していくような方向になったらこれはたいへんなことだと、こういうことからいたしまして、先ほど公安委員長からも捜査には全力を尽くす、徹底的に捜査に当たり解決していくように全力を尽くすという決意がございましたけれども、何といたしまし……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1972/03/22、9期、公明党)

○藤原房雄君 ただいまお話しございました外務大臣の外務省所管事項の説明に対しまして、若干御質問をしたいと思います。  最初に、沖繩に関する問題から入りたいと思うのでありますが、先ほどもお話しございました三月十五日に批准書の交換という、いよいよ沖繩返還五月十五日が間近に迫ってまいりました。沖繩の返還の一日も早からんことを願わない人はいないと思うのでありますが、昨年、数十日間、当委員会をはじめといたしまして、この沖繩返還につきましていろんなことが検討されました。そのときに出た問題につきましては、政府といたしましても謙虚にそれを聞き、そしてまた、できるだけ沖繩県民の立場に立って実現するという、こうい……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1972/04/21、9期、公明党)

○藤原房雄君 沖繩復帰もいよいよ二十数日に迫ったわけであります。本日は総務長官の所信表明に対する質問ということでございますので、沖繩に関する何点かについて御質問したいと思います。  所信表明の中で長官は、「残された期間に、琉球政府をはじめ沖繩県民と力をあわせ、心おきなく復帰が迎えられるよう全力を尽す所存」であという表明をされております。今日までいろいろ御努力なさったことにつきましては、私どもも十分その点については認めるところでございますが、現在報じられるところによりますと、この県政に移行の問題とか、軍用地の契約のこととか、それから米軍基地の従業員の間接雇用移行、こういうような問題につきまして、……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1972/04/26、9期、公明党)

○藤原房雄君 北方領土問題対策協会法の一部を改正する法律案を本日審議するわけでございますが、北方領土問題につきましては、ただいまも戸叶議員からいろいろなお話がございましたが、領土問題または漁業権の問題、触れなきゃならないいろいろな問題がございますが、本日は法案の審議でございますので、基本的な大事な問題につきましては後日に譲るといたしまして、協会法の中の何点かについてお伺いしたいと思います。  まず最初に、これはいままで、北方地域旧漁業権者等に対する特別措置に関する法律――昭和三十六年ですか、これに基づいておるわけでございますが、この当時のいろんないきさつがあるわけでございます。  最初にお伺い……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1972/05/24、9期、公明党)

○藤原房雄君 沖繩が復帰いたしまして十日たったわけでございます。先ほども同僚委員から、いろいろな観点からお話がございましたが、この十日間を顧みまして一番問題になっておりますのは、何といいましても、基地の問題、それから物価の問題、さらに総合事務局ができたわけでありますが、行政事務の問題、いずれも県民に直結する問題が山積しておるといっても過言でない、このように思うわけであります。どの一つを取り上げてみましても、早急に対策が処置されなければならない、こういう問題であるわけでありますが、本日はわずかの時間でございまして、一つ一つお聞きすることはできませんが、この中の何点か、概括的に御質問申したいと思い……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1972/05/31、9期、公明党)

○藤原房雄君 先週も沖縄における異常な物価高につきましていろいろ審議いたしました。きょうも同僚委員からいろんな角度からお話がございましたが、さきの沖縄国会におきましても、復帰時点における混乱ということにつきましてはいろいろ質疑がございました。また、山中長官も万全の対策を講ずるということで精力的に取り組んでいらっしゃった、このように私どもも見ておったわけでございますが、現実のこの復帰時点におきまして、新聞等で報道される範囲内で見ましても、想像以上の混乱が起きておる。沖縄の人にいろいろお話聞きましたけれども、復帰になって一体どうなるのか、この不安というものはたいへんなものでありまして、現金で持って……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1972/06/09、9期、公明党)

○藤原房雄君 先ほども川村委員からお話ございましたが、本日の委員会がこの六十八国会の最後になるという、こういうことを考えますと、沖繩・北方領土問題、いろんな懸案の問題がございます。本来ならばその個々の問題につきまして政府の見解をただすという、それだけの十分な時間がほんとはほしかったのでございますが、本日は限られた時間でございますので、項目的に何点かについてお聞きするようなことになると思いますが、その点ひとつよろしくお願いしたいと思います。  時間の制約もございますので、最初に北方領土の問題からお聞きしたいと思うのでありますが、私がここで長々申し上げるまでもなく、過日東方条約が批准され、ヨーロッ……

第68回国会 建設委員会 第12号(1972/05/11、9期、公明党)

○藤原房雄君 下水道事業センター法案について伺うのでありますが、午前、午後にわたり同僚委員からもいろいろな質問がございましたので、なるべく重複を避けながら質問を進めてまいりたいと思います。  最初に、基本的な問題について大臣にお伺いしたいと思ったのでありますが、大臣がいらっしゃられないようでありますので、後ほどこれはお伺いしたいと思います。  何と申しましても都市下水というのは都市計画上、最も根幹的な都市施設として市街化区域の整備のために必要不可欠のものであるということは論を待たないと思います。この下水道整備の状況が非常に不十分であるということが、そのために水質汚濁、公害発生という問題に波及い……

第68回国会 建設委員会 第15号(1972/05/23、9期、公明党)

○藤原房雄君 河川法の一部を改正する法律案並びに特定多目的ダム法の一部を改正する法律案についてお伺いをするわけでございますが、事の重要性にかんがみ、富士山の大沢くずれ対策について最初にお伺いしたいと思います。  大沢くずれのことにつきましては、今月の一日、五日たいへんな崩壊の現象がございまして、新聞紙上、また有識者からいろいろ憂慮されておりますので、この問題を取り上げるわけでございますが、最初に大沢くずれの歴史的な経過について、あらまし御説明願いたいと思います。
【次の発言】 年間いままではどれくらいの崩壊の量が今日まであったのか、それとここ数年の間、その量がだんだんふえているのかどうか、その……

第68回国会 建設委員会 第16号(1972/05/25、9期、公明党)

○藤原房雄君 日本勤労者住宅協会法の一部を改正する法律案につきまして、いろいろお話がございましたので、基本的なことを二、三だけちょっとお伺いしたいと、こう思います。  最初に日本勤労者住宅協会が発足して五年ですか、経過いたしまして、各都道府県の労働金庫と生活共同組合とタイアップいたしまして、勤労者に住宅を供給するということで大きな実績をあげてきたと、こう思うわけでございますが、現在までの住宅供給の実績ですね、四十七年の事業については、先ほどちょっとお話があったようでございますが、今日までの実績と本年の事業計画を概略御説明いただきたいと思います。

第68回国会 災害対策特別委員会 第2号(1972/02/07、9期、公明党)

○藤原房雄君 午前中もずいぶんこのたびの低気圧の被害につきまして質疑がございましたが、まあ若干ダブる点も出てくるかと思うのでありますが、とにかくこのたびの低気圧の被害は宮城、岩手県を中心にしてでありますけれども、太平洋沿岸の各県につきましては多少なりとも被害を受けております。総体的な金額にいたしますと、これは四十五年のあの台湾坊主から見ますと、農作物に対する被害というのは少ないかもしれませんけれども、集中的に宮城、岩手県にあったというこの事実につきましては当局もお認めだろうと思うのであります。午前中の質疑のときもいろいろ地元の声を中心にして質疑がございました。天災融資法につきましては今明日中に……

第68回国会 地方行政委員会 第6号(1972/03/23、9期、公明党)

○藤原房雄君 時間もだいぶたっておりますので、各委員からいろいろお話がありましたので、なるべく重複を避け、項目的に何点かお聞きしたいと思います。  最初に、お話が出たかもしれませんけれども、地方行政連絡会議、これが四十年から発足するに至りましたその背景といいますか、知事会議とか、ブロック会議とか、こういうことはあるわけでありますけれども、そのほかにこれを設けなければならなかった背景という、この問題についてどうであったのかということからお聞きしたいと思ったのです。しかも四十年からずっと開催された状況を見ますと、これは各ブロックにより地区別によりましていろいろ状況は違うようでありますけれども、最近……

第68回国会 地方行政委員会 第8号(1972/03/31、9期、公明党)

○藤原房雄君 ただいまもお話がございましたが、航空機燃料税の譲与税ですか、これの関係する市町村、まず空港の所在する市町村及び隣接市町村、これは「自治大臣が指定する」となっておりますけれども、先ほど数がお話ございましたが、内容的にちょっとわからぬところもあるんですけれども、民間共用という、これは入るわけですね、北海道の千歳のようなところについては。それで、これは各市町村については大体自治大臣が指定するわけでありますから、まあきまっていらっしゃるだろうと思うのでありますけれども、隣接する市町村ということについてはいろんな条件がありますので、その点についてはいろいろ御検討なさったと思うのでありますけ……

第68回国会 地方行政委員会 第12号(1972/04/25、9期、公明党)

○藤原房雄君 昭和四十七年度分の地方交付税の特例等に関する法律案の審議でございますが、最近といいますか、昨年から著しい不況のために、地方政財におきましてもたいへんな財政面におきましていろんな問題が起きております。こういう四十年、四十一年の当時と比較いたしまして、いろんな点で不況感というものは違うだろうと思うのでありますが、特に昨年八月のドルショック以来、ただ日本の産業構造の上の問題だけではなくして、国際的な問題においてもそれがさらにまた拍車をかけるような現況になっておるわけでありますが、こういう点では四十年、四十一年の不況のときとは、いろんな点で景気の落ち込みの要因というものがあるわけでありま……

第68回国会 地方行政委員会 第20号(1972/06/01、9期、公明党)

○藤原房雄君 公有地の拡大の推進に関する法律は、同僚委員からいろいろな角度から質疑がなされてまいりましたので、なるべくは重複は避けながら御質問したいと思います。  時間もあまりないので、何点かにしぼりながらお聞きするわけでございますが、まず最初に、土地問題といたしまして、今日私がここで長々申し述べるまでもなく、土地の問題につきましては、今日非常に大きな問題としていろいろな角度から議論がなされております。また逐次この土地問題に対する制度というものにつきましても対策を講じられてきているわけでありますが、この法律案にありますように、公有地の拡大ということにつきましては、ますますこの地価の高騰とともに……

第68回国会 地方行政委員会 第23号(1972/06/08、9期、公明党)

○藤原房雄君 ただいま議題となっております風俗営業等取締法の一部を改正する法律案につきまして二、三お伺いしたいと思いますが、ただいまも同僚委員からいろいろな質問がございましたので、一部ダブる点もあるかもしれませんがお聞きしたいと思います。  最初に、いま警察庁長官からお話ございましたけれども、確かにモーテルの本来の目的といいますか、こういうモータリゼーションの普及という社会情勢の中にあって、必要があってこういうものがどんどんつくられていったんではないかと思います。これは社会の大きな変化の中にあって当然なことであろうと思うのでありますが、それが提案理由の説明の中にもありますけれども、享楽的な社会……

第68回国会 地方行政委員会 第24号(1972/06/12、9期、公明党)

○藤原房雄君 だいぶいままで議論もございましたので、ちょっと二、三点だけお伺いしたいと思いますが、まず最初は、総括をしまして一このたび、この地方公務員等の共済組合に関する改定というのは毎年行なわれるわけでありますけれども、全体の中で、このたびの改定によって、この法律案の提案理由の説明のところでおおよそどういうことかということはわかりますが、これが、質・量ともに、どのくらいの方々がどれだけの恩恵を受けるのかという、こういうことはちょっと私どもにはわからないわけなんで、このたびのこの改正によりまして通算をどう見るか、こういうことによってどのくらいの人たちが救われるのか、そういう全体的なことを通じま……

第69回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1972/09/08、9期、公明党)

○藤原房雄君 本日は、川村理事からもお話ございましたように、就任されて初の委員会でございます。また、十一日から沖繩に私どもは委員派遣で行ってまいりますので、そういうことを考え合わせますと、本格的な議論というのは、実際に沖繩に行って、現地のいろいろな事情を聴取したそのあとになるかと思うのでございますが、当面する問題、何点かにつきましてお伺いしたいと思います。  最初に、新聞社の世論調査等からみましても、復帰してよかったというのは五五%、よくなかったというのが二二%ですか、その他が一三%、よかった理由として、日本は祖国だからというのが二〇%、そのほか渡航の自由とか、異民族支配から脱却したとか、日本……

第69回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第2号(1972/10/11、9期、公明党)

○藤原房雄君 過日の本委員会の沖繩派遣委員の一員に加えさしていただきまして、各地をつぶさに視察さしていただきまして、地元からのいろんな要望事項、また、私どもの気のついたこと、いろんな問題がございました。短時間でもありますので、一つ一つ申し上げる時間もございませんが、おもなことにつきましては、ただいま同僚委員からも質問ございました。私も二、三の点につきまして、本日、長官並びに関係省庁の方々の御見解をお伺いしたいと、このように思う次第であります。  最初に、ただいま沖繩開発庁の組織のことについてお話がございましたけれども、発足してまだ数カ月でございます。そういうことからいたしまして、まだ軌道に乗ら……

第70回国会 内閣委員会 第2号(1972/11/10、9期、公明党)

○藤原房雄君 農林省設置法の一部を改正する法律案の審議に当たりまして、まあ、農業を取り巻く内外の諸情勢、たいへんに複雑多岐にわたり諸問題が山積しておりますが、これはまあ二十分か三十分で討議するということもできませんし、その大まかな、大綱的な、基本的な問題がはっきりしなければ、どんなに機構を改革してみても、日本の農業を新しい方向に持っていくことはこれはできないんじゃないか。こういう点で、時間がまああまり与えられておりませんので、当面する問題二、三点だけお伺いしたいと思います。  この提案理由の説明の中に、いろいろ今回の改正についての問題点が列記されておりますが、これの中に、第四に、「試験研究機関……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1973/05/09、9期、公明党)

○藤原房雄君 沖繩の問題につきましては、先輩議員の方がいろいろな角度からお話ございました。まだまだ問題は山積しております。私もそれらの問題についていろいろお聞きしたいと思っておりましたが、次回に譲りまして、まあこれは毎年のことでございますが、やはり北方領土のことにつきまして、時期からいいましても、ここでひとつ、毎年毎年行なわれますので、またかという気持ちじゃなくして、ひとつ非常に大事なときを迎えておりますので、この問題につきまして、真剣にひとつお考えいただきたい、ともに考えてまいりたい、こういうことで北方領土の問題につきまして、二、三お伺いしたいと思うのであります。  まず、いろいろな問題がご……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1973/07/13、9期、公明党)

○藤原房雄君 いま固有の領土ということを、クーリール・アイランズをどう見るかということにつきまして、法的な問題についてはいまいろいろお話がございました。これをこれ以上ただそうとしましても、地理学的な、またいろいろな問題があるだろうと思いますので、私はちょっとその問題は別にしまして、いま復帰運動が盛んになっておるわけでありますが、事を思い起こせば、先ほどお話もございましたように、昭和二十年、安藤根室町長がマッカーサーに運動したということから始まっているわけでありますが、沖繩が返還されて、沖繩の次はいよいよ国民の悲願たる北方領土ということで、非常に形の上では北方領土返還の運動というものは高まってい……

第71回国会 建設委員会 第25号(1973/09/13、9期、公明党)

○藤原房雄君 私は公明党を代表いたしまして、公有水面埋立法の一部を改正する法律案に対しまして、反対の討論を行なうものであります。  反対理由の第一は、環境保全に対してしかるべき配慮を欠いているということであります。すなわち改正案は、基本的には従来の傾向と何ら変わりなく、埋め立てによる生態系への悪影響を忘れ、われわれの生活環境を悪化させることについて十分な手当てもしないまま、むしろ埋め立て促進の手続法のワク内にとどまっているのであります。すでに大正時代から行なわれてきた公有水面の埋め立ても、戦後の政府自民党による高度経済成長政策と相まって急速に拡大されてきたのであります。そうしてこの埋め立てを土……

第71回国会 災害対策特別委員会 第8号(1973/06/29、9期、公明党)

○藤原房雄君 最初に、このたびの根室沖地震は十七日、マグニチュード七・二という――後ほど七・四に修正されたようでありますが、二十四日、それから本日もまた相当大きいのがあったようでございます。この十七日の根室沖地震につきましては相当な被害があったわけであります。局地的なものであるかもしれませんけれども。二十四日は幸いに大きな被害はなかったようでありますが、まだ復旧の手も届かないうちに、人心に大きな不安を抱かせたことは御存じのとおりであります。  地震の、この最初にお聞きしたいのは、地震は全然予期しないでくるものではなくして、やはりある程度観測可能であると、そういうことから建設省の国土地理院等にお……

第71回国会 地方行政委員会 第5号(1973/04/24、9期、公明党)

○藤原房雄君 午前中いろいろ質疑がございまして、私は、固定資産税及び電気ガス税また特別土地保有税、これらのことに関しまして若干の質問をいたしたいと思います。時間も十分にないようなんでありまして、条文につきまして、さらに概括的な問題点句点かにつきまして御質問いたしたいと思います。  最初に、この法案の問題でありますが、本来、これは四月一日施行の法案にもかかわらず、たいへん今日までもおくれたことは、これはたいへん地方自治体にとりましては迷惑千万な話でありまして、本来ならば、これは十分に時間をかけ、また自治体に迷惑のないようにしなければならない。理由につきましては、いろいろな理由はあろうかと思います……

第71回国会 地方行政委員会 第8号(1973/06/05、9期、公明党)

○藤原房雄君 きょうは自治大臣の所信表明に対する質疑ということでございまして、全般的にわたる問題、いろいろなことがあるわけでありますが、自治省の関係といたしましては、地方行政委員会といたしましては、やはり地方財政のことが一番問題だろうと思うのであります。急激に膨張する都市化、これに対応するいろいろな諸問題があることはもちろんでありますが、この地方財政の逼迫というものは非常に緊急を要する。これに対する本国会におけるいろいろな処置につきましても、これからいろいろな議論をしなければならないことだと思うのでありますが、この地方財政の圧迫、逼迫といいますか、この問題につきましてはいろいろな原因があり、い……

第71回国会 地方行政委員会 第10号(1973/06/14、9期、公明党)

○藤原房雄君 時間も十分にございませんので、はしょって、しかも根本的な問題を二、三御質問したいと思います。  最初に、地方財政計画の問題でございますが、昭和四十八年度地方財政計画の策定方針の冒頭の部分を四十七年度のそれと比べまして、大きな差異があるように感ずるわけであります。四十七年度の財政計画の策定方針の冒頭に、「景気の停滞による地方税及び地方交付税の伸びの鈍化、地方税負担の転減についての強い要請、生活関連施設等各種社会資本の整備、社会福祉の充実等のための財政需要等きびしい財政環境の下において、国と同一の基調により」云々、このようにありまして、景気後退に伴う一種の危機感といいますか、こういう……

第71回国会 地方行政委員会 第13号(1973/07/03、9期、公明党)

○藤原房雄君 参考人の方々におかれましては、本日、たいへん御苦労さまでございました。  時間もありませんのであれでありますが、広岡参考人につきましては、先ほど、交通政策という観点から貴重な御意見がございました。この第一次の再建計画が失敗に終わった原因、いろいろあるわけでございますが、このたびの措置につきましても、政府の考えておりますことはわからないわけじゃありませんが、今日のこの高度な経済成長の中にありまして、このぐらいの、今回の政府のとる措置ぐらいでは、これはもうとても、たちまちまた同じことが繰り返されるだろうと。やっぱり抜本的な改革がなければならない、こういうことから、先ほど広岡参考人のお……

第71回国会 地方行政委員会 第15号(1973/07/10、9期、公明党)

○藤原房雄君 与えられた時間がわずかでございますので、何点かにしぼりまして、また、同僚議員からだいぶ質疑がございましたので、なるべく重複を避けて若干の質問をしたいと思います。  最初に、基本的なことになりますが、このたびの健全化促進に関する法律案につきましては、当面の緊急措置としては一応私どもも認める点もございますが、しかし、現在のこの激しくゆれ動く社会の中にありまして、特にこの交通問題につきましては、非常に根の深いと言いますか、大きな問題をかかえております。それで、緊急措置を財政的な面でとられただけでは、決して今後の対策を講じられるということじゃありませんで、同じことが繰り返されるんじゃない……

第71回国会 地方行政委員会 第17号(1973/07/17、9期、公明党)

○藤原房雄君 公有地の拡大の推進に関する法律の一部を改正する法律案、これは法案、条文、そしてまた新しくこのたび改正になる問題につきましては、だいぶ先輩委員から質疑がございました。時間もありませんので、現実的な問題、何点か質疑をしたいと思います。  公有地を拡大するということについて、これは当然現時点においては大事なことだと思います。これは昨年六月ですか、この法律ができましてから一年間の実績、いろいろデータをいただきました。まああまり実績が上がってないようにも見受けられるわけでありますが、きょういろいろ議論のありましたように、まだまだ公有地拡大のためには考えなければならない諸問題があろうかと思い……

第71回国会 地方行政委員会 第18号(1973/08/23、9期、公明党)

○藤原房雄君 過日、この公有地拡大の法案につきまして質問しておりましたが、異常事態の発生のために途中でとぎれてしまいまして、その間、相当な日数がたってしまったわけでありますが、前回、問題になります諸点につきましては、同僚委員のほうからだいぶん問題の提起がございました。現在、この公有地拡大を推進するということは非常に重要なことでございまして、しかし、現状等に照らし合わせるときに、いろいろな問題点があるだろうという提起がございます。私どもも、公有地拡大を推進するということは、これはもう現在どうしても大事なことだと思うのでありますが、しかし、日本列島改造のあの旗が非常に高く掲げられてからというものは……

第71回国会 予算委員会 第13号(1973/03/28、9期、公明党)

○藤原房雄君 私は、公明党を代表いたしまして、若干の質問をいたします。  最初に経済問題に入りたいと思いますが、田中内閣成立以来、物価上昇は目に余るものがあります。最近の新聞をにぎわしているものだけでも、毛糸や綿糸やマグロ、大豆、木材、セメント、そのほか日用品に至るまで数えれば数限りないほどの物価上昇の様相であります。これらの商品の異常な暴騰は、インフレ基調の上に、政府の言うように大商社をはじめ一部の買い占めによるものであるということは疑いのないことだと思うのであります。株式の利回りを見ましても、日本を含めて先進諸国はいずれも、四十五年、四十六年ともにこれは三・五%前後から四%前後で動いていた……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1974/04/03、9期、公明党)

○藤原房雄君 本日は、沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案、この法律の審議ということでございますが、この内容については、過日御説明もございましたように、「流域下水道の設置または改築に要する費用に係る国の補助の割合」を引き上げるということでございまして、このこと自体には大きな問題があるわけじゃございませんが、少しく下水道のことについて、特に沖繩の下水道整備対策についてお伺いをしたいのであります。  これにつきまして、本土におきましても下水道事業というものは思うにまかせない現状というのはよく御存じだと思います。しかし、この流域下水道の問題につきましては、これは公害問題等も考え合わせますと、……

第72回国会 地方行政委員会 第8号(1974/04/23、9期、公明党)

○藤原房雄君 地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問をしたいと思います。  ただいま提案理由の説明がございまして、理由、そしてまたその御説明があったわけでございますが、その提案理由の説明の中にもございましたように、最近の社会経済情勢の大きな変動の中にありまして、このたびの改正はこれは当然のことだろうと思うのでございますが、最初にお伺いしたいのは、労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案と、国家公務員災害補償法等の一部を改正する法律案、これが今国会に提出されておりまして、これらとの均衡をはかるためにこのたびの地方公務員災害補償法の一部改正が提案されたのであるという……

第72回国会 地方行政委員会 第12号(1974/05/14、9期、公明党)

○藤原房雄君 消防法の一部を改正する法律案につきまして、二、三点お伺いしたいと思うのでありますが、最初に総括的に、ここ数年の間、大阪の千日デパートですか、熊本の大洋デパートの悲惨な惨事が繰り返されました。さらに、最近の大きな経済発展に伴いまして、生活様式、建築用材、すべてのものが非常に大きなテンポで変わりつつある、こういう時代に即応して消防法も変えなきゃならぬということは私どもわかるわけで、今回のこの法改正というものは当然のことだろうと思います。何といいましても、今回の法改正は、ここ数年、悲惨な惨事が起きたことが一つの大きな教訓となって、もっともっときびしくあらなきゃならないものもあったろうと……

第72回国会 地方行政委員会 第13号(1974/05/21、9期、公明党)

○藤原房雄君 議題になっています政府提出の共済年金改正について、若干の質問をいたしたいと思います。  まず、この年金額の増額改定について伺いたいんでありますが、この法案によりますと、昭和四十五年、四十六年、四十七年の各年度は、公務員の給与引き上げ率で、昭和四十四年度以前は、恩給水準と給与水準との格差の是正を含めて一九・七%から一六・三%を退職の時期の区分によって引き上げる、このようになつでいるわけでありますが、これで既裁定年金の給与改定率はすべて改められたことになるのかどうか、この点についてはどうでしょうか。
【次の発言】 ところで、まあ改定率一五・三%は、これは公務員の給与引き上げ率というこ……

第72回国会 地方行政委員会 第14号(1974/05/28、9期、公明党)

○藤原房雄君 地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、わずかの時間でございますし、今日までまた審議を続けられてまいりましたので、一、二点だけお伺いしたいと思います。  今度のこの一部改正では、われわれが今日まで主張しておりました点についてはだいぶまあ織り込まれておりますし、一部の疑義はあるといたしましても、私どもは賛成するものでありますので、個々の問題についてはまたの機会にひとつさせていただくことにしまして、広域市町村圏のことについて。  まあ今度地方自治法の一部改正によりまして、複合的一部事務組合などの広域行政が進められるわけでありますけれども、現在まで、広域市町村圏振興整備措置要綱に……

第72回国会 内閣委員会 第18号(1974/05/14、9期、公明党)

○藤原房雄君 このたびの中小企業庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、審議時間もだいぶ過ぎたようでございますので、一、二点だけちょっとお伺いしたいと思うのであります。  最初に、このたびの法案自体につきましては、小規模企業部を設置するということでありますから、これは時にかなったといいますか、きめのこまかい施策はできるであろう、具体的な問題になりますといろんなことがあろうかと思いますが。この法案のことについてはそれなりに評価するのでありますが、しかし、今日の中小企業を取り巻く環境というものは非常に悪化し、日を追うごとにその状況が拡大しつつあるというこういう現況の中にありまして、まず最初に、……

第72回国会 予算委員会 第15号(1974/03/23、9期、公明党)

○藤原房雄君 私は、公明党を代表いたしまして、予算三案並びに財政投融資計画に対する質疑を行ないます。  最初に政治姿勢といいますか、最近の政治の問題につきまして若干質問したいと思います。議会制民主主義におきましての根本ともなります、民主政治の根底ともなります選挙のことについてでございますが、事前の運動等につきましては相当法的にもきびしくこれが規制されておるわけであります。しかし、案外投票したあとの、開票後における問題につきましても、最近はいろいろ新聞をにぎわわせる事件が起きております。これ、自治省にお願いいたしまして、事例についてちょっとまとめていただいたわけでありますが、最初に自治大臣から、……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1974/08/21、10期、公明党)

○藤原房雄君 愛知県及び三重県における昭和四十九年台風第八号及び梅雨前線豪雨による災害の実情調査の御報告を申し上げます。  去る七月七日より八日までの二日間、八木委員森下委員、加藤委員、三治委員及び私藤原の五名が、愛知、三重両県下の台風八号及び梅雨前線豪雨による被害の実情の調査を行いました。以下調査の概要を簡単に御報告いたします。  七月七日朝、豊橋の東三河事務所に到着、直ちに愛知県及び地元関係者から今回の災害の状況及び要望等を聴取しました。  愛知県においては、本年六月から七月にかけ梅雨前線及び台風八号の影響等により、県下各地に五回にわたり集中豪雨があり大きな被害を出したのであります。  特……

第73回国会 逓信委員会 閉会後第1号(1974/10/29、10期、公明党)

○藤原房雄君 きょう午前、午後、当委員会におきまして、一番関係のございます郵便料金やまた電話料金等、公共料金の問題がたいへん問題になったわけでありますが、今日、この異常な物価高の中にありまして国民のだれもが最低公共料金だけは凍結してもらいたいという、こういう気持ちのあることは、これはもう御存じのことだろうと思います。それにもかかわらず値上げということが考えられておるということでありますので、非常に私も遺憾に思うのであります。  電話料金の値上げの理由としまして、収入の鈍化とか建設費、人件費の高騰、こういう財政上の赤字が理由としてあげられておるわけでありますが、現在も第五次五ヵ年計画が進んでいる……

第74回国会 逓信委員会 第1号(1974/12/24、10期、公明党)

○藤原房雄君 午前中も御質疑があったわけでございますが、村上大臣は初めて当委員会にいらっしゃったわけでございます、大臣に就任して。先ほどごあいさつがございましたが、臨時国会ということもございますし、また明日で会期は終わるわけで、通常国会にその所信が表明されるんだろうと思うんであります。  かつて郵政大臣をなさっておった経験者でもございます大臣が再び大臣に就任なさったわけでございます。十九年といいますと大きな時の流れがございます、先ほども大臣のあいさつの中にもあったのでございますが。しかし、現在、当委員会としまして非常にもう関心を持たねばならない問題が山積いたしております。それは非常な物価上昇に……

第75回国会 災害対策特別委員会 第4号(1975/05/30、10期、公明党)

○藤原房雄君 当委員会、稲葉さんの問題があったりいろいろございまして、ちょっと時間経過したかもしれませんが、しかしこれは非常に大事なことなんで、二、三点現場にございまするいろんな問題を徴しまして御質問申し上げたいと思うんですが、一つはことしの一月、二月低気圧によります被害があったわけでございますが、特に東北の宮城県や福島県で人工造林の被害がございました。これは全国的にわたりまして一月から二月にかけて兵庫県やまた島根県の方にもあったわけでございますが、もう一月、二月のことですから相当月日も経っておりますし、調査も進んでおるだろうと思うのでありますが、この低気圧による被害、特にこの森林に対する、人……

第75回国会 災害対策特別委員会 第7号(1975/06/27、10期、公明党)

○藤原房雄君 先ほど高田浩運委員から群馬県の状況について御報告がございましたが、私も一員に加えさしていただきまして、地元で先ほど報告にもございましたような諸点につきまして、強い要望があったわけであります。特に昭和村ですか、あそこへ行っていろんなお話あったわけでありますが、あそこでは後継者の方が非常に意欲的に農業に取り組んでおるという、ほかのところには見られない、そういう現場のお話しでございました。ところが、農林省でもすでにもう御存じのとおり、あの昭和村の被害というのは農民にとって最も大事な農地、これが先ほどの報告にございましたように、表土が押し流されまして、その下にあります軽石状のものが山積し……

第75回国会 逓信委員会 第4号(1975/03/18、10期、公明党)

○藤原房雄君 今国会が始まりまして最初の委員会でございますし、過日は大臣の所信表明がございまして、また電電公社の総裁から事業概況の説明がございまして、これに対する質疑ということでございますが、公明党を代表しまして、与えられたわずかな時間でございますので、総括的なことにつきまして二、三の質問を申し上げたいと思います。個々の問題につきましては、また法律改正等ございますので、そのときにやらしていただきたいと思います。  最初に、大臣の過日の所信表明の中にございましたが、「現下の厳しい経済社会情勢の中で、さらに公共の福祉増進に資するよう私どもに課せられました重大な使命を果たし、国民の皆様の御期待に沿う……

第75回国会 逓信委員会 第5号(1975/03/25、10期、公明党)

○藤原房雄君 一時間で五十年度の日本放送協会の収支予算や事業計画のことについてお尋ねし審議するわけでありますので、十分に私どもの意を尽くせないところもあるわけでございます。どちらかというと、大きな項目的な概括的なことになろうかと思いますが、若干の質問をいたしたいと思います。  最初に、放送開始満五十年を迎えたということで、関係者の方々の努力に対して心から敬意を表するとともに、ただ五十年の経過をたどってきたということではございませんで、今日非常に大きな社会的な激動の中でこの五十年を迎えたということであり、また国民の皆さんの多様化の中で、いかに放送事業というものが時代にマッチした方向に進んでいくか……

第75回国会 逓信委員会 第8号(1975/06/03、10期、公明党)

○藤原房雄君 午前中も非常に幅広いといいますか、国際電電の抱えております諸問題につきまして同僚委員から質問がございました。なるべく重複を避けまして数点に分けて簡単に御質問申し上げますので、的確な御答弁をいただきたいと思います。  私が申し上げるまでもなく、今日の多様化する現在の情報化社会におきまして、国際電電の持つ重要性というものは日に日に高まっていると言えると思うのであります。本日、営業報告、それからこれからの事業計画等についての御説明があったわけでございますが、本日のこの報告の中身、まあ一々御説明いただく時間もございませんが、一点だけお伺いしたいのは、四十九年度の決算、これをもとにしてまた……

第75回国会 逓信委員会 第11号(1975/06/24、10期、公明党)

○藤原房雄君 郵便法の一部を改正する法律案につきまして若干の質問をいたしたいと思います。  先週、二日間にわたりまして広い角度からいろんな論議がございました。また、私は私の立場でいろいろお聞きしたいと思います。なるべく重複を避けたいと思うんでございますが、いろんな論議の過程で重複する点もあろうかと思いますが、どうかひとつ物価抑制という非常に大きな課題の中で、このたびのこの郵便料金の値上げが審議されるわけであります、普通のときとは違うわけでございますので、国民が本当に納得のいくような懇切丁寧な御答弁をいただきたいと思うのであります。  最初に、私ども公明党といたしまして、この郵便料金の値上げ、結……

第76回国会 災害対策特別委員会 第2号(1975/10/20、10期、公明党)

○藤原房雄君 本日の質疑は、天災融資法の融資枠を倍にするというわけでありますから、このことについては時宜を得たといいますか、遅きに失した面もあるかもしれませんが、実際、被害を受けた農家の方々にとりましては、長い間待望しておったものだと思います。このことについては私も異議をはさむものではございませんが、それに関連いたしまして、この激甚災の指定とかまた融資のあり方等について若干御質問をしたいと思うのであります。  いまもいろいろ議論がございましたが、激甚災害法の指定を受けるということになりますと天災融資法、特に激甚災害法、公共事業、また農家を経営なさっておる方、それぞれの立場立場でこの災害を受けた……

第76回国会 災害対策特別委員会 第3号(1975/12/12、10期、公明党)

○藤原房雄君 時間がございませんので、いつもこの災害対策は時間が少ないのできりもみみたいな質問になってしまうんですが。  本年もいよいよあと残すところ幾らもなくなりましたが、ことし振り返りまして、御多分に漏れず災害が非常に多かった年だったと思います。そしてまた非常に激甚な災害が続いたわけであります。これは役所の仕事としましては会計年度からというと、そういう言葉は当てはまらないのかもしれませんけれども、年の暮れということもございますし、一応これからの問題は豪雪による災害ということで、本年ございました災害について総括的にちょっとお尋ねしたいと思うのでありますが、最初にこのたびの本年の災害で激甚災害……

第76回国会 逓信委員会 第5号(1975/12/11、10期、公明党)

○藤原房雄君 郵便法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問を申し上げたいと思います。  最初に、前通常国会におきまして廃案になった法案が再び提出されたわけでありますが、通常国会で、およそ公聴会を入れますと三十七時間審議をした、このように計算されるわけでありますが、当局の皆さん方にいたしますと、三十七時間も慎重審議したんだと、こういうお考えの上に立つかもしれませんが、問題の多い、そしてまたこういう時節柄でございますので、いろんな意見が寄せられたわけであります。三十七時間、郵政にかかわります諸問題についての討議が行われ、最終的にはこれが廃案という形になったわけであります。  これは手続上ど……

第76回国会 逓信委員会 第6号(1975/12/16、10期、公明党)

○藤原房雄君 大臣、いま竹内参考人のお話を聞いて非常に参考になる御意見だというお話ですけれども、どういう点がこれ参考になったのか、ひとつ具体的にお聞かせいただきたいと思います。  それから、いまの局長の話ですと、個人の差し出す郵便というのはだんだんだんだん少なくなってきたんだという、電話も普及したんだし、企業が多いわけだからもうこれを個人で差し出す手紙についてはまあある程度は泣いてもらわなきゃいかぬという、そういう意味にもとれるようないまの発言だったと思うんです。先ほど具体的なお話ございましたように、消費者の意識の変化というものもあり、また消費者団体の立場からしまして非常に個人の手紙というもの……

第76回国会 逓信委員会 第7号(1975/12/18、10期、公明党)

○藤原房雄君 私は、公明党を代表して、わずかの時間しか与えられておりませんので、いま委員長からもお話ございましたように、ひとつ簡潔に御答弁いただきたいと思います。  私も、ここで総理にはっきり訴えておかなきゃならないことは、やはり諸物価高騰の中での公共料金がどうあるべきかということや、またこの独立採算制、受益者負担ということについての当局の考え方、これは当委員会におきましてもいろんな角度から論議をしてきたところでありますが、いままでの条文やそのほかのものに固執をして、なかなかガードがかたいといいますか、これはやはり総理からひとつ大きな政治的な立場から御判断をいただかなきゃならぬという、こんな感……

第76回国会 逓信委員会 第8号(1975/12/23、10期、公明党)

○藤原房雄君 三案一括して質疑ということでございますが、与えられたわずかな時間でございますので、基本的な問題だけにしぼってお尋ねを申し上げるわけでございます。  今回の改正部分につきましては、私どもは、それなりに時代に即応したものとして、そういう態度をとっておるわけでありますが、いずれにしましても、先ほど来論議のございましたように、郵便貯金または簡易生命保険というものが一つの大きな時代の変化とともに、いろいろな角度で考えなければならない問題が出ておるという、これはこういうことを一々挙げておりますと、与えられた時間の中での質疑ができませんので、次の機会にまた詳細については述べたいと思います。  ……

第77回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1976/07/08、10期、公明党)

○藤原房雄君 時間もございませんので、大分問題点提起されまして、お話がありましたこととやや関連あることだろうと思いますので、一括してひとつお答えいただきたいと思いますが、表先生のお話から、やっぱり建造物の強度というものは非常にないがしろにできないことはこれは当然のことだと思いますが、経済性とその建造物の強度というのはどうもいつも問題になるわけでありますが、たまたまここで大分でこういう型の地震が起きたということですが、こういう可能性のあるところがあらかじめこれが予知されてなかったろうと思うんですけれども、こういうような形のものが起きる可能性の地域というのはやっぱりお考えになることができるのかどう……

第77回国会 災害対策特別委員会 第2号(1976/01/23、10期、公明党)【議会役職】

○理事(藤原房雄君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  和田委員長から委員長辞任の申し出がございましたので、私が暫時委員長の職務を行います。  委員長の辞任の件についてお諮りいたします。  和田委員長から文書をもって委員長を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。
【次の発言】 これより委員長の補欠選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの上田稔君の動議に御異議ございませんか。

第77回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1976/07/09、10期、公明党)

○藤原房雄君 与えられた時間が四十分ということでございますので、余り詳しいお話もできませんが、ちょっと話があちこちにいくようになるかもしれませんが、二、三点についてお伺いしたいと思います。  四日の日私も鹿児島に行ってまいりましたので、鹿児島のことをちょっと、一番当委員会の中心になっておりますので、気のついた点ちょっとお伺いしたいと思いますが、鹿児島市のとうとい人命を失う被害につきまして、午前中もいろいろ審議がございました。この急傾斜地の下に家を建てる、これがどれほど急傾斜地の土質や構造によって大きな被害をもたらすか、これは今日までいろいろな事例があるわけでありますが、また午前中もその点につい……

第77回国会 災害対策特別委員会 第5号(1976/05/14、10期、公明党)

○藤原房雄君 五十一年度の大臣の所信表明ですかございまして、本日はもう限られた時間でございますので、本当に中心的な問題二、三点にしぼってお伺いしたい、基本的なことについてお伺いしたいと思うんでありますが、大臣のこの前のお話の中にも、時代の推移に即応した災害対策を推進することが一層強く要請されているという、こういうお話がございました。まあその弁のごとくでございます。去年五十年度の災害を振り返ってみましても、非常に被害回数から、金額から例年に見ない大きなものがある。石狩川のはんらん等におきましては計画流量以下であったにもかかわらずこれがはんらんをしたということで、いままでの考え方というものを、気象……

第77回国会 逓信委員会 第3号(1976/05/11、10期、公明党)

○藤原房雄君 大臣の所信に対して若干の質問をしたいと思いますが、非常に広範囲な諸問題がございますので、どうしても問題になる何点かになるだろうと思いますが、個々の問題については後日の委員会で詳細にまたいろいろ問いただしたいと思うんでありますが、そこでちょっとのどを痛めておりまして聞き取りにくい点もあるかと思いますが、与えられた時間若干の質問をしてまいりたいと思います。  最初にお聞きしたいのは、前国会におきましてあれだけの長時間にわたる国会審議が行われました、大幅値上げということで、また国民生活に与える影響が非常に大きいということで私どもは断固反対をいたしたわけでありますが、値上げは決定し、去る……

第77回国会 逓信委員会 第5号(1976/05/18、10期、公明党)

○藤原房雄君 きょう午前中から長時間にわたりまして精力的に審議が進められておるわけでありますが、大変お疲れのところではございますが、公明党を代表いたしまして非常に世間の注目を浴びております重要な問題でございますので、少々時間をいただいて質問さしていただきたいと思います。  昨年、放送五十年ですか、五十年の歴史を祝ったわけであります。その間にいろいろなことがあったろうと思いますが、放送事業に携わる皆様方の御苦労に心から謝意を示すものでございますが、それと同時に、去年もまた大変な年でございました。そしてまたこのたび五十一年度この予算案が審議されるに当たりまして内外の非常な批判を、批判といいますか、……

第77回国会 逓信委員会 第6号(1976/05/19、10期、公明党)

○藤原房雄君 ばば参考人は何せ現場で二十年近くお仕事をなさっている、そういう体験からにじみ出たお話でございますので非常に貴重なお話と思います。私も、昨日、三時間近くいろんな質疑をいたしましたが、私どもも感じておったこと、それをさらに敷衍して具体的にお話しなさった点も多々ございまして、私ども、今後の審議の中で大いにまた考えさせていただきたい、また生かしていきたい、こういう気持ちで先ほどから拝聴いたしておりました。  で、世界的な一つの大きな変動期の中にあって、特に公共放送というものにつきましては昨日もいろいろ申し上げたんでありますが、西欧におきましても国営放送または公共放送、イギリスにおきまして……

第78回国会 災害対策特別委員会 第4号(1976/10/27、10期、公明党)

○藤原房雄君 いま冷害対策につきまして農林省から報告があったわけでありますが、十五項目にわたります検討事項につきまして詳細な御説明がありました。まあほぼ、関係団体の方やまた農家の方々の要望が盛られているようであります。詳細のことについてはまた後ほどお聞きしたいと思うんでありますが、八月に入りましてからの日照不足とか長雨ということのために今回のこういう五十年来、六十年来と言われる冷害に見舞われたわけでありますが、それに対して、東北では、山間地ではもう雪が降っておるという条件もございます。農林省でも一生懸命御努力なさって今日のこの取りまとめができたんだろうと思います。その点については心から敬意を表……

第78回国会 逓信委員会 第2号(1976/10/12、10期、公明党)

○藤原房雄君 きょうは、大臣がかわられて初めて御出席なさっての委員会でございますので、郵政事業全般につきまして、当面する問題についてお尋ねしたいと思うのでありますが、それはさることながら、現在、逓信委員会としましても電報電話料金の値上げという大きな課題も抱えておりますので、これはまた後日あらゆる角度から十分な審議をさしていただきたいと思います。この当委員会としまして今臨時国会での最大の問題は、やはりやがて審議が始まるでありましょう電報電話料金の値上げ問題だと思いますが、この問題につきましては国民も非常に強い関心を持っているだけに、十分な慎重な審議を尽くさなければならない、このように考えます。こ……

第78回国会 逓信委員会 第5号(1976/10/21、10期、公明党)

○藤原房雄君 公衆電気通信法の一部改正に当たりまして、若干の質問をいたしたいと思うわけであります。  当委員会におきましても、何点かの角度から質疑が交わされて同僚委員から進められてまいりましたので、なるべく重複しないようにということを念頭に置きながらと思いますが、一体、私ども専門家ではないわけでありまして、専門的なことになりますと、どうしてもわからないといいますか、なかなか理解のできない点もございます。そういうことがございますので、一部重複するところがあるかもしれません。また、私の質問が非常にまあ常識的過ぎるという、そういう場合もあろうかと思いますが、私ども各地回ってまいりまして、やはりこのた……

第78回国会 逓信委員会 第8号(1976/11/02、10期、公明党)

○藤原房雄君 せっかく総理に来ていただいたわけでありますが、三十分という枠の中で集約して質問せよということなんで、なかなかむずかしいわけでありますが、与えられた時間で二、三の点についてお伺いしたいと思います。  最初に、同僚委員からさっきお話ございましたが、公社の五十一年度の予算削減ですね、事業計画の変更という基本的な問題の変更があったわけでありますので、これは軽々しく処理してはならぬ。先ほど大蔵大臣がいろいろ答弁しておりました、実際いつ成立してどうなるかわからない、成立した段階で考えたいという、そういうお話でございましたが、しかし、とにかく六月成立を期しておったわけですから、六、七、八、九、……

第78回国会 逓信委員会 第9号(1976/11/04、10期、公明党)

○藤原房雄君 郵便貯金法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問をいたしたいと思います。  最初は、同僚委員からも質問ございましたが、この郵便貯金に関しますいろんな投書なり、また諸問題がマスコミにのっていろいろ論議されております。論議というより、そういう非常に不当性といいますか、改善すべき、われわれの立場からしますと、これはただ一記事としてとどめるんじゃなくて、やっぱり真剣に受けとめなきゃならぬと、そういうことで私どもは考えておるわけでありますが、先ほどの答弁で、まあ調査をし、適切な処置をということのようでありますが、この郵便貯金の目的ということからいたしまして、これは決して放置できるこ……

第80回国会 災害対策特別委員会 第2号(1977/01/31、10期、公明党)【議会役職】

○理事(藤原房雄君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  工藤委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を代行させていただきます。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十八日、宮之原貞光君が委員を辞任され、その補欠として志苫裕君が選任されました。
【次の発言】 委員長の辞任の件についてお諮りいたします。  去る二十九日、工藤委員長から文書をもって委員長を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。

第80回国会 災害対策特別委員会 第4号(1977/03/02、10期、公明党)

○藤原房雄君 本日は、青森、また新潟の県を代表なさっていろいろ陳情がございました。私どもも現地を見さしていただきまして、先ほど来お話ございましたことを集約いたしますと、何点かにしぼられるだろうと思うのであります。  冒頭に同僚委員からもお話ございましたように、毎年当委員会が開かれて豪雪の問題を論議するわけでありますが、全然前進がないと言うとこれは語弊があるかもしれませんが、地元の方々の悩みの何万分の一ぐらいしか実際解決してないというのが現状です。こういうことで、私どもは毎年現地を視察をし、住民の声を聞くにつけて、もう少しこの豪雪というものに対する考え方、当局の担当大臣の真剣な考え方が必要であろ……

第80回国会 災害対策特別委員会 第6号(1977/04/27、10期、公明党)

○藤原房雄君 きょうは、過日御説明ございました各省の防災に対する予算についての質問ということで、本来は相当時間をかけてそれぞれの省庁に対してのこの災害に対する取り組みについて御質疑しなけりゃならぬことでありますが、時間の制約もございますので、過去にございました災害のことや、それから今後の取り組み等について、二、三点御質問申し上げたいと思います。  先ほど自治省から特別交付税のことにつきましては御説明ございました。これは、今回の豪雪につきまして、私、現地視察をしてまいりました問題については過日審議がございまして、それに対してのいろいろな処置をとられたということでございますが、続きまして、農林省か……

第80回国会 逓信委員会 第4号(1977/03/24、10期、公明党)

○藤原房雄君 昭和五十二年度NHKの収支予算それから事業計画、資金計画等につきまして、若干の質問をさしていただきたいと思います。  最初に、午前中からいろいろ論議がございましたので一部重複する点があるかと思いますが、できるだけその点はひとつ避けて核心に迫りたいと思うんでありますが、ダブる点はひとつ御了解をいただいて、限られた時間でもございますので、ひとつ端的に御答弁をいただきたいと思います。  最初に、当委員会は、考えてみますと坂本会長が就任になって最初の予算の審議という、こういうことでございます。坂本体制のもとに、体制というのはおかしいかどうかはわかりませんが、坂本会長のもとに組まれたこのた……

第80回国会 逓信委員会 第7号(1977/04/12、10期、公明党)

○藤原房雄君 過日、郵政大臣の所信の表明がございまして、各段にわたります郵政事業の問題についての御所見がございました。私は、非常に広範囲でありますので、本来はその中の何点か大事なことを取り上げようかという気持ちもしたのでありますが、国会開会に当たりまして、全般的にやはり所信をただすといいますか、基本的な考え方をお聞きすることも大事なことだろうと思いますので、あらあら過日の所信表明をもとにいたしましてお聞きしたいと思うのであります。  まず最初に、大臣の所信の中に「現時点において何をなすべきか、また、将来に向かっての課題は何であるかを絶えず考えながら、私どもに課せられました重大な使命を果たし、国……

第80回国会 逓信委員会 第9号(1977/04/26、10期、公明党)

○藤原房雄君 非常に専門的に多方面にわたりますので、二、三点だけお伺いしたいと思います。  午前中の社長さんの御説明の中にもございましたが、「世界のいずれの国と比較いたしましても決して遜色のない国際電気通信サービスを御利用いただけるようになりました。」と。技術的には非常に高度なものになっておるということとともに、経営全体といたしましても非常に安定した状態の中にあると。昨年どこの企業も大変不況でのたうち回っておったわけでありますが、しかしKDDは、ここでは「貿易が比較的順調に伸びたことを反映しまして、国際通信需要は当初の予想を若干上回る結果となりました。」と。当初の計画より電報は二・五%ほど減っ……

第80回国会 逓信委員会 第10号(1977/05/17、10期、公明党)

○藤原房雄君 午前中もいろいろと質疑があったわけでございますが、最初に、郵便貯金法の一部を改正する法律案につきまして、若干、御質問をしたいと思います。後日、保険の方に入りたいと思いますので――。  郵便貯金法の問題につきましては、午前中の審議もございましたが、やはり私もこの郵便貯金法の法の改正そのものにつきましては特に異議を申し上げる問題はございません、今回の改正につきましては。しかし、このたび二十一日から金利が引き下げになるということを通しまして、郵便貯金というのは一体何なのかということを、ここで政府の考え方をお聞きしなければならないと思うわけであります。  今度の利下げのことが中心になるわ……

第80回国会 逓信委員会 第11号(1977/05/24、10期、公明党)

○藤原房雄君 過日の質疑に続きまして、郵便貯金法と簡易生命保険法の一部改正について質問を続けさしていただきます。  変な形で委員会が中断してしまったんであれでありますが、限られた時間でございますから、一々また繰り返して申し上げるのも何かと思います。  前回の委員会でいろいろ御指摘申し上げた点は、要約いたしますと、郵便貯金と一般金融機関との相違ということや、それに伴います預金者の保護という立場から、公定歩合の引き下げに連動して郵便貯金の利子が下がるということでありますと、これは郵便貯金法の精神からいきましてもいささか疑義があるのではないか。審議会における審議というものも十分な審議を、時間の長短は……

第80回国会 予算委員会 第10号(1977/04/01、10期、公明党)

○藤原房雄君 私は、公明党を代表いたしまして、五十二年度予算関係三案について若干の質問をいたす次第であります。  最初に、現在一番国民の注視の的になっております日ソ漁業交渉のことにつきまして、これは外交的なこともありますのでいろんな問題があろうかと思いますが、基本的なことについてお尋ねをしておきたいと思うんであります。  最初に、鈴木・イシコフ会談の際に長期協定については何も話し合われなかったのかどうか。これは御存じのとおり、たとえばいつごろから長期協定について交渉を進めるとか、そういうことについてお話し合いになっていなかったのかどうか。また、交換書簡の中に長期協定については何も触れていないわ……

第80回国会 予算委員会 第11号(1977/04/02、10期、公明党)

○藤原房雄君 昨日に続きまして、質疑をさせていただきます。  ゆうべ突然のことでございますが、園田官房長官が首相代理として局面打開のために訪ソすることになっておったわけでありますが、これがビザがおりなかったということを新聞報道で知ったわけでありますが、そのいきさつについて御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 外交慣例としまして、少なくとも総理の代理としていらっしゃる方がこういうことで、まあそれは日曜をはさもうが土曜をはさもうが、ビザをおろすということについては支障がないと思うのですけれども、いままでこういうことはあるんですか。


11期(1977/07/10〜)

第81回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1977/07/30、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、本特別委員会の委員長に選任されました。微力ではございますが、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、重責を果たしてまいりたいと存じます。  よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に森下昭司君、塩出啓典君及び佐藤昭夫君を指名いたします。  なお、あと二名の……

第81回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1977/09/16、11期、公明党)

○藤原房雄君 時間もございませんから簡単に申し上げますが、一つは、この事前の対策といいますか、これは非常に大事だということはいまもずっとお話があったわけでありますが、気象庁ではA、B、C級に分けているということですけれども、確かにA級指定で観測しなければならないところのことはわかるのでありますが、有珠山のような場合には実際は事前の観測には間に合わなかったというようなことですね。北海道でも、樽前山についても、いま学者によっては変化が非常にあるんじゃないかというお話もございまして、そういうことからいたしますと、やはり休火山といいましても可能性のあるものについては相当力を入れなきゃならぬ、このように……

第81回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1977/09/22、11期、公明党)

○藤原房雄君 過日、災害対策特別委員会がございまして、そのときただいま何点かお話ございました点についてもお話があったわけでありますが、何せ国土庁が中心になってやります災害対策委員会でございますので、農林水産関係の問題については、私ども最も信頼いたしますやっぱり大臣がいらっしゃいませんとどうにもこう安心できないということで、再度質問させていただくような形になるわけですが、当面する問題として、もう北海道はやがて冬将軍がやってくる、こんな時期でもございますので、早急にやっていただかなきゃならぬ問題もございますから、そういう点も勘案いたしまして、二、三点御質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1977/10/03、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、再び本特別委員会の委員長に選任されました。皆様方の御指導、御協力を賜りまして、重責を果たしてまいりたいと存じます。  よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 それではただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に源田実君、藤川一秋君、森下昭司君、塩出啓典君及び佐藤昭夫君を指名いたします。  本日……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1977/10/28、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十七日、松前達郎君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君が選任されました。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にいたしまして、午後三時三十分まで休憩いたします。    午後零時十三分休憩
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  本日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として和泉照雄君が選任されました。

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1977/11/02、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  去る十月二十八日、久保亘君が、昨日、和泉照雄君が、本日、柿沢弘治君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として、松前達郎君、塩出啓典君及び森田重郎君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 委員の異動に伴い、現在理事一名の欠員が生じております。この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に塩出啓典君を指名いたします。……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1977/11/11、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十一月四日、森田重郎君が、昨十日、中山太郎君が、本日、山崎竜男君、望月邦夫君及び安田隆明君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として柿沢弘治君、田代由紀男君、成相善十君、下条進一郎君及び鈴木正一君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案並びに核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  ただ……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1977/11/16、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十一月十二日、下条進一郎君が、十一月十四日、中村利次君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として望月邦夫君及び向井長年君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案並びに核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、明十七日午後一時、参考人の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1977/11/17、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案並びに核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  本日は、両案について参考人の方々から御意見を聴取することといたします。参考人としてお手元に配付の名簿のとおり、東京大学教授安藤良夫君、立教大学助教授服部学君、佐世保市議会議長井上末雄君、長崎県漁業協同組合連合会長住江正三君、元むつ市助役浜谷一梅君、前むつ市長菊池漢治君、以上六名の方々に御出席を願っております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げま……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1977/11/18、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、源田実君が委員を辞任され、その補欠として中村太郎君が選任されました。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査のうち原子力発電の立地問題等に関する件について、来る二十一日午後二時に参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1977/11/21、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  一昨十九日、中村太郎君、寺田熊雄君、穐山篤君、三治重信君、北修二君、伊江朝雄君及び高平公友君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として源田実君、松前達郎君、栗原俊夫君、中村利次君、玉置和郎君、永野嚴雄君及び後藤正夫君がそれぞれ選任されました。  また、本日、塩出啓典君及び栗原俊夫君が委員を辞任され、その補欠として和泉照雄君及び久保亘君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任につきましてお諮りいたします。  ただいま御報告いたしました委員の異動に伴い、理事……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1977/11/25、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二十二日、久保亘君、田代由紀男君、金丸三郎君及び鈴木正一君が、昨二十四日、和泉照雄君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として栗原俊夫君、中山太郎君、山崎竜男君、安田隆明君及び塩出啓典君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任につきましてお諮りいたします。  ただいま御報告いたしました委員の異動に伴い理事が欠員となっていますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたい……

第82回国会 災害対策特別委員会 第3号(1977/10/26、11期、公明党)

○藤原房雄君 大臣の時間が三十分足らずだということですから、大臣にまずお聞きすることだけ何点かお話ししたいと思うのであります。  一つは、いまお話ございました火山周辺の、このたび有珠山の爆発によりまして一番問題になっている点、何点かしぼられておるわけでありますが、その中で一番地元地方自治体として困るのはこれは降灰の問題、灰の処理。これは農業関係ですといろんな施策もあるようでありますが、やっぱり市街地におけるもの、それから桜島のようなところになりますと、恒久的な施策ということで灰を除去するような施設、こういうものがなければならぬ、こういうことだと思います。いずれにしましても、全国的な様子について……

第82回国会 農林水産委員会 第2号(1977/10/28、11期、公明党)

○藤原房雄君 いままでいろんな論議がありましたのであれですが、現在、農業、漁業いずれにわたりましても当面いたしておる問題は、いまだかつてない非常に大きな問題ばかりでございます。それだけに、私どもも真剣に現状というものを的確に把握するということ、それに対する的確な処置、対策、こういうものが今日ほど望まれる重大なときはないだろうと思うんであります。  いろんな問題があって、わずかの時間ではその一つ一つ挙げることはできませんが、その一つに過剰米の問題があるわけであります。これはいままで議論もございましたけれども、確認という意味においてお尋ねするわけでありますが、御承知のとおり、本年は天候に恵まれて大……

第82回国会 農林水産委員会 第7号(1977/11/22、11期、公明党)

○藤原房雄君 同僚委員から各方面にわたりましての質疑がございまして、公明党といたしましても、生産者の立場、また消費者との関係、これらの問題につきまして今日までいろいろただしてきたわけでございます。私は、わずか三十分か四十分しか時間が与えられておりませんので、たくさんいろんな問題についてただしたい、このように思っておったわけでありますが、総括的に二、三点にしぼってお伺い申したいと思います。  まず、糖安法そのものについてでございますが、この問題については後から申し上げますけれども、砂糖というのは、何といいましても国民生活に重要なものであることは論を待たないことだと思います。それだけに、砂糖に対す……

第83回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1977/12/07、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。皆様方の御指導、御協力を賜りまして、重責を果たしてまいりたいと存じます。  よろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 それではただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に源田実君、望月邦夫君、森下昭司君、塩出啓典君及び佐藤昭夫君を指名いたします。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1977/12/19、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。  さきの国会におきましては、日本原子力船事業団法及び核規制法について慎重審議を行い、また参考人の出席を求め質疑を行う等、精力的に取り組んでまいりましたが、今国会におきましても、科学技術振興対策樹立に資するため、原子力問題に関する件、海洋開発に関する件及び宇宙開発に関する件並びにエネルギー問題等についても集中審議を行う等、当面する科学技術振興に関する諸問題について鋭意調査を進めたいと思っております。皆様方の御指導、御協力を賜りまして、委員長の重責を果……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1978/01/31、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月二十二日、赤桐操君が委員を辞任され、その補欠として小柳勇君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任については、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に吉田正雄君を指名いたします。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1978/02/10、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず熊谷科学技術庁長官から科学技術振興のための基本施策について、その所信を聴取することといたします。熊谷科学技術庁長官。
【次の発言】 次に、昭和五十三年度科学技術庁関係予算について説明を聴取いたします。半澤官房長。
【次の発言】 以上で所信及び予算の説明を終わりました。本件に関する質疑は後日に譲ります。本日はこれにて散会いたします。   午前十時三十六分散会

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1978/03/24、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に塩出啓典君を指名いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題とし、昭和五十三年度科学技術庁関係の基本施策に関する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1978/04/07、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記を起こして。本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後零時四分散会

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1978/04/14、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時十分まで休憩いたします。    午後零時十五分休憩
【次の発言】 ただいまから科学技術振興対策特別委員会を再開いたします。  午前に引き続き、科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言がなければ、本日の質疑はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1978/04/21、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、吉田正雄君が委員を辞任され、その補欠として山崎昇君が選任されました。
【次の発言】 ただいまの委員異動に伴い、理事に一名の欠員が生じておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長に御指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に松前達郎君を指名いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  これよ……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1978/04/26、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  去る二十二日、森下昭司君が委員を辞任され、その補欠として吉田正雄君が選任されました。
【次の発言】 原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。熊谷科学技術庁長官。
【次の発言】 この際、本案の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員小沢一郎君から説明を聴取いたします。小沢一郎君。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明及び修正部分についての説明は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ります。……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1978/04/28、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  原子力基本法等の一部を改正する法律案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1978/05/08、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、本案について参考人の方々から御意見を聴取することといたします。参考人としてお手元に配付の名簿のとおり、東京大学名誉教授有澤廣巳君、東京大学工学部教授内田秀雄君、早稲田大学理工学研究所教授道家忠義君、早稲田大学理工学研究所教授藤本陽一君、以上四名の方々に御出席を願っております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、皆様方には御多用中のところ、本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  本日は、……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1978/05/10、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案に対する質疑はこの程度にとどめ、本日はこれにて散会いたします。    午後六時四十八分散会

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1978/05/12、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午後零時十二分休憩
【次の発言】 ただいまから科半技術振興対策特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、玉置和郎君が委員……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1978/05/26、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十三日、片山正英君が委員を辞任され、その補欠として玉置和郎君が選任されました。  本日、熊谷弘君が委員を辞任され、その補欠として成相善十君が選任されました。
【次の発言】 原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午後零時九分休憩
【次の発言】 ただいまから科学技術振興対策特別委員会を再開いたします。  休憩前に……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1978/05/31、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十七日、成相善十君が委員を辞任され、その補欠として熊谷弘君が選任されました。
【次の発言】 原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時三十八分休憩
【次の発言】 ただいまから科学技術振興対策特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 ……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1978/06/02、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。まず、連合審査に関する件についてお諮りいたします。  原子力基本法等の一部を改正する法律案について、商工委員会からの連合審査会開会の申し入れを受諾することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。なお、連合審査会の日時については、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1978/06/05、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二日、野末陳平君、本日、中山太郎君、山崎竜男君及び態谷弘君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として柿沢弘治君、山本富雄君、降矢敬雄君及び田代由紀男君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案についての質疑は、科学技術庁を初め、通産大臣及び運輸大臣の出席を求めるとともに、参考人の出席を求めて質疑を行い、また、商工委員会と連合審査を行う等慎重審議を行い、質疑は尽きたものと理事会で合意しております。  それでは……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1978/06/14、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る六日、山本富雄君、降矢敬雄君及び田代由紀男君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として中山太郎君、山崎竜男君及び熊谷弘君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ただいま同僚委員から、一昨日の宮城県沖地震のことについてちょっとお話ございましたが、同僚委員からは、それが原子力発電所そのほかのものについてどういう影響があるかというお話ござい……

第84回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1978/06/23、11期、公明党)

○藤原房雄君 大臣の時間が非常に限られておるということで最初三十分にちょん切られての質問なんで、ちょっと中途半端のような感じがしますが、拾って大臣にだけひとつ御見解いただくところお話し申し上げます。  最初に、このたびの災害で亡くなられた方々、また罹災なさった方々に対してお悔やみとまたお見舞いを申し上げるとともに、政府もまたわれわれも心を一つにしてこの災害の対策に対処していきたい、このように思う次第であります。  最初に、地元から声を大にして叫ばれておりますのはやっぱり激甚災、この指定を何とかしてもらいたいということでありますが、これには法律上いろいろな基準がありますので一概に大臣に言ってここ……

第84回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1978/07/04、11期、公明党)

○藤原房雄君 午前中、同僚委員からいろいろお話がございましたが、私も公明党を代表いたしまして、二、三の問題について御質疑をいたしたいと思います。  きょうは大臣が午後でなければいらっしゃらないということで、話がちょっととぎれるようなことになりますので、主要な問題につきまして、また核心に触れるような問題につきましては、午後の大臣のいらうしゃったときにまた詰めさしていただくといたしまして、基本的なことをまずお聞きしたいと思います。  ここ数日、各地方におきまして農民の方々の大会が開かれまして、米価をめぐります厳しい諸情勢についての討議が行われ、討論が行われ、そして今回のこの米価についてのそれぞれの……

第84回国会 農林水産委員会 第4号(1978/03/23、11期、公明党)

○藤原房雄君 北海道寒令地畑作営農改善資金融通臨時措置法及び南九州畑作営農改善資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案、これにつきまして若干の質問を申し上げたいと思います。  最初に、過日大臣の提案理由の説明の中に、この法律を延長したいと、その必要があるんだということの理由としまして、「両畑作振興地域内には、度重なる災害の発生等により未だ安定経営に達しない農業者が数多く存在し、また最近における農業をめぐる情勢の変化にかんがみ我が国主要畑作地帯である北海道及び南九州の畑作振興地域における農業経営を安定させる必要性が高まっていること等今後とも本資金制度を継続する必要が」あると、このように述べておる……

第84回国会 農林水産委員会 第8号(1978/04/18、11期、公明党)

○藤原房雄君 森林組合法の審議に当たりまして若干の質問を申し上げたいと思いますが、きょうも午前中からいろいろ論議がございまして、広範にわたりましてのお話がございましたが、一部重複する点もあるかもしれませんが、与えられた時間、御質問を申し上げたいと思います。  最初に、過日林業白書が閣議了承になりましたですね。ここでは非常に林業を取り巻く厳しい諸情勢が訴えられておるわけでありますけれども、きょうも午前中からいろんなお話がございましたんで、一々お話しすると大変な時間になろうかと思いますが、この五十二年度の林業白書に盛られている主要項目、そうしてまたそれに対する施策、これをひとつ概略でよろしゅうござ……

第84回国会 農林水産委員会 第10号(1978/04/21、11期、公明党)

○藤原房雄君 昨年から本年にかけまして、日本の農業を揺り動かすといいますか、大きな問題になりました水田利用再編対策、いよいよ春を迎えまして具体的に施行ということで各地で、市町村、各種団体それぞれで実施のためにいろんなトラブルといいますか、問題になっておりまして、こういう問題について具体的にいろんな政府の見解というものをお聞きしたいと思っておったわけでありますが、本日は大臣初め政務次官その他の方々それぞれ所用があっておいでにならないようでございますので、この問題は後日にいたしまして、本日は麦作についていろいろお聞きしたいと思うのであります。  麦作についてもわが国の需要がおよそ八百万トン、こう言……

第84回国会 農林水産委員会 第13号(1978/05/09、11期、公明党)

○藤原房雄君 農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案について、若干の質問をいたしたいと思います。  最初に、過日マル寒マル南の法案の審議もございまして、そのときにも畑作の今後のあり方等についてはいろんな議論があったわけでありますが、これはまあきょうは法案の審議でありますから、今後の日本農業の中で畑作というものがいかに重要であり、農林省としてもそれに対するいろんな施策を打ち出しておるわけでありますけれども、これを畑作の重要性にかんがみましての諸施策、そしてまた基本的な考え方等いろいろただしたいところでございますが、これはまた後日詳細については論議するといたしまして、本日は少なくと……

第84回国会 農林水産委員会 第14号(1978/05/11、11期、公明党)

○藤原房雄君 前回、この共済法につきまして総括的な面からいろいろお尋ねをしたわけでありますが、今後の畑作の日本農政の中での位置づけやまた振興策、共済制度の今後の課題、こういうことについていろいろお尋ねいたしました。時間もございませんから、もっともっといろんな問題を私は提起をしたいというところでございますが、限られた時間でございますから、前回申し上げた諸点につきましては、ひとつ、それとともにさらに稲作振興という現在の日本の農業の置かれている現状というものを踏まえまして、さらに拡充強化のために推進をしていただきたい、このように思うわけであります。  残された時間はわずかでございますから、総括的とい……

第84回国会 農林水産委員会 第19号(1978/06/06、11期、公明党)

○藤原房雄君 国有林野事業改善特別措置法案について、同僚委員から前半基本的な問題についていろいろお話がございましたので、私は時間はわずかでございますが、一、二点この法案に関連することとしてお聞きをしておきたいと思うのであります。  先ほど相沢委員からもお話しございましたように、今回の国会では林野関係の法案が非常に多うございまして、私も前に森林法のことにつきまして、公益的な機能という問題や山村振興、こういうこと等につきまして、与えられた時間ですから意も尽くせない面もございましたが、いささかいろいろ御提言を申し上げて今日まで来たわけでありますが、そういうことを一々繰り返していますと時間もございませ……

第85回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1978/09/18、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。  皆様方の御指導、御協力を賜りまして重責を果たしてまいりたいと存じます。  よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に源田実君、望月邦夫君、松前達郎君、塩出啓典君及び佐藤昭夫君を指名いた……

第85回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1978/10/13、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。   この際、お諮りいたします。  望月邦夫君から、文書をもって、都合により理事を辞任いたしたい旨の申し出がございました。  これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。   つきましては、引き続き理事の補欠選任を行い  ます。   理事の補欠選任は、先例により、その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ござ  いませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。   それでは、理事に亀井久興君を指名いたします。

第85回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1978/10/20、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成については、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立……

第85回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1978/11/22、11期、公明党)

○藤原房雄君 時間、短時間ですからかいつまんで申し上げたいと思いますが、最初に私は、北海道の有珠山の問題について若干質問したいと思います。  政務次官にまず御質問申し上げるわけでございますが、去年八月に噴火がございまして、当委員会でもいろんな論議をいたしたわけでありますが、私どもが最も心配しておりました二次災害のために、とうとう先日死者が出たということで、まことにざんきにたえない次第であります。しかも、まだ行方不明の方がいらっしゃるということですから、その被害の大きさ、はかるべきもないと、こう思うわけであります。お亡くなりになられた方々に対してはお悔やみを申し上げるとともに、これは関係省庁全力……

第85回国会 災害対策特別委員会 第2号(1978/09/19、11期、公明党)

○藤原房雄君 限られた時間ですので、端的にいろいろお聞きしたいんでありますが、先ほど同僚の遠藤委員からもいろいろ指摘がございましたが、今回の数々の被害、これは風水害による被害、そしてまた農業被害、閉会中およそ三ヵ月の時間が経過しておりますのでいろいろな問題があるわけですが、余り間口を広げてもしようがありませんので、私は宮城県沖地震にしぼりまして何点かお聞きしたいと思います。  当特別委員会は、国土庁が中心になるんだろうと思いますけれども国土庁を中心にしまして建設省、それから農林省、文部から各省庁にわたっておるわけですね。先ほどもお話ございましたが、災害対策局ですか、やっぱり一元的な行政が必要で……

第85回国会 農林水産委員会 第1号(1978/10/03、11期、公明党)

○藤原房雄君 午前中も同僚委員からいろいろな角度から御質問がありましたんですが、毎年この時期になりますと、この畑作三品を中心といたしましての価格問題が当委員会で取り上げられるわけでございますが、例年それぞれの年の傾向といいますか、諸問題がありまして、いろいろな問題が論議になるわけであります。本年もいままでとは違いまして、この畑作の大豆、てん菜等の価格決定に当たりましては、従来の状況とは大分違っております。  御存じのとおり、昨年打ち出されて本年から始まりました水田利用再編対策、こういうものによりまして作付面積がいままでよりふえておる。また、作物によりましては過剰傾向、午前中も質疑ございましたけ……

第86回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1978/12/06、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。  よろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に亀井久興君、源田実君、松前達郎君、塩出啓典君及び佐藤昭夫君を指名いたします。
【次の発言】 次に、派遣委員の報告に関する件についてお諮りいたします。 ……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1978/12/22、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。  よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に源田実君、長谷川信君、松前達郎君、塩出啓典君及び佐藤昭夫君を指名いたします。
【次の発言】 今般、科学技術庁長官に就任されました金子岩三君及び科学技術政……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1979/01/23、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十二月二十六日、村田秀三君が委員を辞任され、その補欠として大木正吾君が選任されました。
【次の発言】 この際お諮りいたします。  塩出啓典君から、文書をもって、都合により理事を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 一言ごあいさつを申し上げます。  私、委員長在任中、おかげさまで大過なくその職責を果たすことができましたことは、皆様方の絶大なる御支援と御協力……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1979/03/02、11期、公明党)

○藤原房雄君 午前中に引き続きまして質疑をさしていただきたいと思いますが、きょう時間の関係で十分な質疑ができませんけれども、何項目かにわたりまして、過日大臣の所信がございましたが、それをもとにいたしまして数点についてお尋ねをしたいと思います。  午前中も御質疑ございましたが、イラン情勢をめぐりまして日本のエネルギー問題というのはにわかにいろんな論議を呼んでいるわけでありますが、私どもこのことについては非常に大きな関心を持ち、一月二十三日の委員会にも一部この点についてはお尋ねをしたところでございますが、このたびの大臣の所信の中にございます、これは午前中にも指摘があったんですけれども、「エネルギー……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1979/03/30、11期、公明党)

○藤原房雄君 過日当委員会におきまして趣旨説明がございまして、きょうから核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案、この法案の審議ということになっておるわけでありますが、ただいまも同僚委員からいろいろ御指摘がございましたように、余りにも大きなといいますか、いままで憂慮されておりました問題が、わが国ではないとはいたしましても、問題が起きた、事故が起きたということで、私はやはりこの問題について、先ほどいろいろな角度からお話ございましたんですが、二、三点政府の考え方を聞きたいと思います。  最初に、私どもは新聞、テレビ、そういう報道機関によります情報というものがまず目に……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1979/04/13、11期、公明党)

○藤原房雄君 午前中も同僚委員からいろいろお話がございましたが、私もこの規制法に入る前に、今回起きましたアメリカにおきまするスリーマイル島原発事故につきまして二、三の問題についてただしたいと思います。  最初に、午前中にも指摘があったのですが、間もなくといいますか、わずかな時間ですが、後から参るようでございますけれども、原子力安全委員会の委員長のこの発言というのは非常に大きな意味を持つことだと思います。一つは、住民に不安を与えないという、不安感を除去するといいますか、不安を与えないような一面の考え方と、それから事実は事実として明確にしなきゃならないという、この二面性がありまして、それをどう判断……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1979/04/25、11期、公明党)

○藤原房雄君 午前中から午後引き続きまして、いろいろ同僚委員から質問ございましたが、私も法案に入る前にスリーマイル島発電所の被害に伴います問題について過日もいろいろ御提言を申し上げ、または質疑をいたしましたが、二、三点についてまたお聞きをしたいと思うんであります。  先ほども同僚委員からいろいろお話ございましたが、私も過日も触れましたあの災害対策基本法にのっとってどういう対処をするかということ等についても、わが国の対処としましては、このたびのこの問題が起きたということで各省庁間のいろんな連絡会議を開いている段階のようで、具体的なものはまだ出ていないように思うわけでありますが、私も長く災害対策の……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1979/04/27、11期、公明党)

○藤原房雄君 法案の審議に先立ちまして、ちょっと一点だけスリーマイルアイランドの事故についてお聞きをしておきたいと思いますが、これは今日までの委員会におきましてもいろんな角度から質疑をし、答弁をいただいておるわけでありますが、まず、ちょっと整理をするというか、そういう観点からちょっときちっとしておきたいということですが、それは、事故が起きましてから科技庁、通産省それぞれの立場の方々がアメリカの事故現場へ参りまして、現場といいますか、アメリカに参りまして、NRCの情報収集とか、現場の様子とか、いろんなことについて調査をしておるということであります。科技庁関係の方も何人かの方が現地へ行ったという報……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1979/05/09、11期、公明党)

○藤原房雄君 前回はアメリカにおきますスリーマイル島事件等につきまして若干御質問を申し上げ、本法案につきましても若干の質問をいたしたわけでありますが、衆議院におきましてもあらゆる角度からいろんな点について質疑があったようでございますが、大別いたしますと、アメリカとの日米交渉に関連いたしますこと、それから再処理というものが――これは過日来御質問申し上げておるわけでありますが、世界の再処理工場、しかも民営ということになりますと、相当大きなもので――大きい小さいは別にいたしましても、いろんな成果を上げている工場が非常に少ない。こういう中で、技術的に未成熟というか、原理的にはいろんなことが確立されてい……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1979/05/25、11期、公明党)

○藤原房雄君 この法案の審議も大分審議の時間が重なってまいりまして、私もその都度いろんな問題について政府の見解を問いただしてまいったわけでありますが、御存じのとおり、東京サミットを中心といたしまして、エネルギー問題というのは非常に重要な問題としてここでも討議をされるだろうという、国際問題として非常に大きなウェートを占める今日、日に日にいろんな問題が提起されておる。またアメリカにおきますスリーマイル島事故、これをめぐりまして原子力に対しますいろんな角度からの論議、また諸外国におきましても、原子力発電をめぐりましてのいろんな問題が起きているようでございます。そういうことですから、議題になっておりま……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1979/05/30、11期、公明党)

○藤原房雄君 時間も非常に短いので端的にお尋ねいたしますが、いまもある程度触れられたんですけれども、この法案によりまして、わが国も自主的な核燃料サイクルが確立するということになるわけでありますが、それに伴いまして、いまもいろいろお話ございましたアメリカの核不拡散のこういう制約や、また、日米原子力協定、こういうものによりましてある程度の制限を受ける、いまも総理からお話ございましたように、国際的にその理解を深めるということでありますけれども、これは日本としては相当な努力をいたしませんと、まあINFCE等の動きを見ますと理解が深まりつつあるということも言えますけれども、これは国際的な問題でありますか……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1979/06/01、11期、公明党)

○藤原房雄君 原子力損害の賠償に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問を申し上げたいと思います。  このたびのこの法案につきましては、原子力事業従業員にかかる損害賠償、それから賠償措置額の引き上げ、適用期間の延長、こういうことが骨子になっておりますので、現時点におきまして私どもはこれはこれなりの評価をいたしております。しかしながら、この法律のできた当時、そしてまた途中で一部改正になりました時点でいろいろな経過があったわけでありますが、本年に入りましてスリーマイル島の事故がございまして、これは起きるであろうとか、そういう問題についてはいろいろ処置をしなきゃならないということでは……

第87回国会 災害対策特別委員会 第5号(1979/05/30、11期、公明党)

○藤原房雄君 大臣の時間が何か限られているようでありまして、同僚委員より先にさしていただくのは非常に申し訳ないんでありますが、十分という限られた時間でございますので……。  当委員会にも先ほど報告のございましたように、宮城沖と、それから有珠と視察に行ったわけでありますが、これは、宮城沖の地震の跡につきましては御存じのとおり、昨年の六月の十二日ということですから、間もなく一年を迎えるということで、 この一年の間、関係当局の大変な御努力によりましてそれなりの結果はあると、私どもそれなりの評価はいたしておるわけでありますが、何せ都市型のかってない大きな事故であったということで七割方、八割方はやっと片……

第87回国会 農林水産委員会 第5号(1979/03/16、11期、公明党)

○藤原房雄君 過日、大臣の所信表明があったわけでございますが、各般にわたります諸問題について端的にお述べになっていらっしゃる。私どもの同僚委員も農業問題それから林業問題いろいろお話しになったようでございますので、私もかいつまんで二、三点酪農問題と漁業問題についてお伺いをいたしたいと思います。  大臣もこの所信表明の中で「農林水産業の健全な発展を図り、民族の苗代である農村社会の安定をもたらすことが、今後の農林水産行政にとって基本的な課題となっております。」といろいろ前段で述べられて、農林水産業を健全に発展させることが非常に重要であるというお話が各所で強調されておるわけでありますが、昨日からですか……

第87回国会 農林水産委員会 第8号(1979/03/29、11期、公明党)

○藤原房雄君 では、沿岸漁業改善資金助成法の法律案につきまして、若干の質問をさしていただきます。  午前中も同僚委員からいろいろお話がございましたが、わが党といたしましても、このたびのこの法案につきましてはそれなりの評価をし、遅きに失したということでございますが、当然農業、林業合わせましてこういう制度は早くにできてなければならないという感じがいたします。その点では、中のことにつきましての二、三の問題はまたお尋ねするといたしまして、それなりに評価をいたしますが、現在の日本の漁業全体がどういうことになっておるのか、またその中で沿岸漁業がどういう状況かという、この沿岸漁業を取り巻く諸情勢についてまず……

第87回国会 農林水産委員会 第12号(1979/05/29、11期、公明党)

○藤原房雄君 農業者年金基金法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問を申し上げたいと思います。  この法案のこのたびの改正趣旨につきましては、年金給付額の物価スライドとか、後継者の加入の救済措置とか、こういうことにつきましては、私どもはそれはそれとしてまことに時宜を得たものだろうと思います。しかしながら、この農業者年金の持っております法の趣旨、また農民の期待、こういうものから考えますと、このたびの改正は改正といたしましても、今後に対してまた大きな期待がかけられておるわけであります。その間のことにつきまして、順次御質問いたしたいと思うんであります。  まず最初に、この制度そのものについて……

第87回国会 予算委員会 第15号(1979/03/26、11期、公明党)

○藤原房雄君 今日までも同僚議員から各方面からいろいろな問題が提起されましたが、私も国際問題として一点だけお尋ねしたいと思いますが、最初に対外経済政策、なかんずく民間対外融資のあり方について若干質問したいと思うのでありますが、まず昨年一年間の長中期融資額はどうなっているか、これはドル建て、円建てに分けてそれぞれ報告願いたいと思いますが。
【次の発言】 合わせますと百五十億ドルにも達するというような状況ですが、対前年比の伸び率について、また世界の中長期融資総額に占めるシェア、とりわけ昨年十月から十二月期に増加しているということがいろいろ見られておるわけでありますが、この期間におけるシェアはどうな……

第90回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1979/12/07、11期、公明党)

○藤原房雄君 午前中に引き続きまして質疑をしたいと思いますが、特別国会、また今回の臨時国会と、時間も非常に限られておりますので、また限られた中ではございますが非常に多範な問題もございまして質疑をするわけでございますが、新しい大臣を迎えまして、逼迫するエネルギー問題を中心といたしまして将来大きな役割りを担わなければならない科学技術の振興対策を担当なさることになりました新大臣の、今後の長官としての国務大臣としての基本的な考え方、長期エネルギー見通しの問題や、また原子力発電につきましても山積する問題が続発いたしておるわけでございますが、そういう問題等を含めまして冒頭に大臣の基本的な考え方をお伺いした……

第90回国会 農林水産委員会 第2号(1979/12/07、11期、公明党)

○藤原房雄君 大臣がいらっしゃらないようなんで、特別国会それからの臨時国会を通じまして、きょう二回目ですか、私としては初めてのことなんで、当初、新大臣に、農水大臣になりましていろんな抱負を語っておりました、それらの中から基本的なことをお尋ねしたかったわけでありますが、衆議院の方に行っていらっしゃるようなんで、政務次官と言えばこれはもう副大臣ということで、同じ立場のうちに立たれるだろうと思います。  ただいままでの大臣の言葉の中に、農政も産業政策のらち外ではない、経済的な観念をさらに入れて国民的、国際的視野を進める必要があるのだという、産業政策のらち外ではないというような言葉を使ったり、通産行政……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 エネルギー対策特別委員会 第4号(1980/11/12、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 先ほど同僚委員からいろいろお話がございましたが、きょうの委員会は石炭を中心にしてということでございますから、私も当面その中で最も緊急を要するのは北炭の再建問題だろうと思います。きょうは大変お忙しい中、本当に一日も一時間も貴重な時間だろうと思いますが、当委員会においでいただきまして心から感謝するとともに、私も北海道出身ということで、よく夕張にも参りまして存じておるわけでありますが、何も私がそういうことだということだけじゃなくて、いま石炭を取り巻く諸情勢の中で北炭の再建というのは、もう地域はもちろんのこと、あらゆる角度から検討しまして、これは非常に要望されることだろうと思います。また……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第3号(1980/10/31、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 外務大臣がお忙しい中いらっしゃいましたので、外交面についてもいろいろお話をお聞きしたいところでございますが、きょうは特別委員会の性格上、過日大臣が――二十五日ですか、参りました北方問題のことについて、感想も含めて、また現地に立たされたその状況等についてお伺いしたいと思います。  大臣は、現職大臣として三人目ということで、地元でも大変な歓迎であったようであります。しかも、懇談的にいろいろお話ししたということで大変好評のようでございまして、これは各大臣がやっぱり――退任になる前に行くというのじゃなくて、現職として、これから何かをやるぞと、そういう意気込みで現地に乗り込まれた、そういう……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第6号(1980/11/26、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 過日も外務大臣がいらっしゃいましていろいろ御質疑を申し上げたところでございますが、北方領土、現職の総務長官また外務大臣がいままでですともう任期ぎりぎりになりましてからお伺いするというところを精力的に訪ねられた、また現地のいろいろな陳情を受けられた、現状を視察なさった、こういうことで地元の方は大変に歓迎をいたしておるところであります。  きょうもいろいろお話がございました。時間もございませんので一つだけお伺いを申し上げたいと思うのでございますが、先ほどもちょっとお話ございましたが、根室地域の振興開発について総理から御発言があり、閣議で援助を許可することにしたというお話がございました……

第93回国会 農林水産委員会 第3号(1980/10/23、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 過日の委員会、そしてまたきょうも午前中から、深刻さを増しております冷害問題についてはいろいろ議論がございました。私もあの調査団の一員に加えさせていただきまして、北海道、またみずから東北各地を回ってまいりました。五十一年と違って大変な深刻さがますます深まっておるのが現状だと思うのであります。過日もいろいろ議論がございましたのですが、まだ検討ということが非常に多い現状でございまして、こういうことで――時間もございませんから重複は避けるようにいたしたいと思いますが、確認という意味で二、三問題をお聞きしたいと思うのであります。  最初に大臣に。このたび大臣も精力的に各地を回られて、その状……

第93回国会 法務委員会 第1号(1980/10/16、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 午前中もいろいろ質疑がございましたが、私も当面する当委員会としまして関連ございます憲法のことや金大中の問題、また、最近世間で社会問題としていろいろ取り上げられている諸問題につきましてお尋ねをしたいと思います。限られた時間でございますので、また、きょうは最初の委員会ということでもございますので、余り立ち入ったといいますか、深い掘り下げたことよりも、大臣の所信といいますか、こんなことでお尋ねを申し上げたいと思うんであります。  大臣、就任なさいましてからは施政方針というものはございませんで、特別国会から臨時国会、就任のごあいさつはございましたが、そういうことで法務大臣としてのお考え、……

第93回国会 法務委員会 閉会後第1号(1980/12/18、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 閉会中のことでございまして長い時間とれませんので、先輩委員からもいろいろお話ございましたが、法務行政に関係いたします諸問題いろいろなことがございますが、わずかな時間の中でのことでございますので、先ほどもお話ございましたが、再審の問題と、また十五日から三日間私ども視察に参りましたので、それも踏まえまして若干の質問を申し上げたいと思うのであります。  去る十二日ですか、免田事件の再審が最高裁で確定したということでございますが、死刑の確定判決に対してのものとしてはこれは初めてということで、再審問題につきましては私どもも非常に関心を持っておるわけであります。きょうも先輩委員からいろいろ質……

第93回国会 法務委員会 第2号(1980/10/30、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 法務委員会もこの臨時国会で二回目ということで、過日の委員会でいろいろ法務大臣を中心にいたしまして問題提起といいますか、改憲問題についてのいろんな議論がございまして、そのことを中心としまして、また過日も視察をいたしましたことで二、三御質疑いたしました。きょうもちょっと憲法のお話もございまして、またいろんな法務当局にかかわる諸問題がございます。何点か取り上げて大臣の所信、また関係の方々の御説明、そしてまた、基本的な考え方をお尋ね申し上げたいと思うのであります。  それで、憲法のことについては今日までいろんな議論もありましたし、先ほどお話ございましたが、さっきのお話で一点だけちょっとお……

第93回国会 法務委員会 第3号(1980/11/20、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 本日は、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案と検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案、この二つの法案が当委員会に付託されておりますので、この法案につきまして、順次質疑をいたしたいと思います。  これは一般公務員に準じて行われるわけでございますので、毎年といいますか、そういうことで、人事院の勧告がございますと、それに伴って一部改正ということで、今日までいろいろ論議されてきております。私は当委員会、初めてのことでございまして、一般公務員の場合については、ある程度いろんなことについては承知をいたしておるわけでございますが、裁判官または検察官のことにつきましては初め……

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1981/03/25、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 総務長官から過日所信表明がございましたが、そのお話の前段は沖繩のことに触れておりまして、後段は北方問題についての所信が述べられておるわけであります。  まず、北の方からということで、私はこの北方問題について二、三点だけ所信に関連してお伺いをしたいと思うのであります。  この大臣の所信につきましては、最初、北方問題についての歴史的な経過やいろいろ述べられておりまして、二月七日の北方領土の日の制定に当たりましてのことが触れられておるわけでありますが、これは中山大臣が就任以来非常に御努力いただいてこの二月七日の推進というのはできたのだと思います。この日が定められたということについての、……

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1981/04/27、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 北方問題につきまして、外務大臣に若干の質問を申し上げたいと思うのでありますが、外務省所管の事項につきまして、過日いろいろお話がございました。私は、鈴木内閣としましては、確かに、外務大臣みずから、また総理府総務長官、現地へ参りまして、また北方の日を設定するとか、こういう運動面につきましては、また国内世論、これを背に受けてそれを一歩でも二歩でも前進させようというその意欲は私は十分くみ取れるのであります。それは碑を建てるとか日を決めたとかいうことで達成できることじゃございませんで、今後とも粘り強い推進というものが大事なことになるのだろうと思うのでありますが、しかしながら、日本とソ連との……

第94回国会 決算委員会 閉会後第1号(1981/07/08、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 最初に現在進められております行政改革の問題について二、三お尋ねをいたしたいと思うんであります。  まず行政管理庁長官にお伺いするのでありますが、新聞の報ずるところでは、行政改革に伴います臨時国会、これが九月中にということもいろいろ言われておるわけであります。まあ閣議でのお話、断片的に入ってまいります報道しか私ども聞く機会はございませんが、現在この行政改革の進行状況の中から、行政改革のための臨時国会というものはいつごろ開けるような状況に見通しを持っていらっしゃるのか。また、この臨時国会に提出する法案、これもまあいろいろ論じられておりますが、二の法案の本数やまた法案の種類とか、こうい……

第94回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1981/08/19、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 限られた時間ではございますが、過日視察に参りました北海道のこのたびの災害につきまして御質問を申し上げたいと思います。  最初に被災者の方々に心からお見舞いを申し上げるとともに、人命にも多大な被害がありました。お悔やみを申し上げるわけでございます。  このたびの災害については、午前中から先輩議員いろいろ御意見がございました。私ども一緒に参りましたし、またいろいろ話し合ってまいりましたからそう変わった意見があるわけじゃございませんが、何点かについてはもう少しはっきり御答弁をいただきたいし、また質疑していきたい、こういうことで何点かについて御質問申し上げるわけでございます。  最初に、……

第94回国会 農林水産委員会 第3号(1981/03/20、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 大臣の所信に対しまして若干の御質問をいたしたいと思います。  現在農林水産省の当面いたしております諸問題、一つ一つ非常に重要な問題ばかりでございまして、これは後日その個々の問題についてはまだ議論をいたすことにいたしまして、大臣も所信で最初に去年の冷害のことについても触れられ、そしてまた森林被害の非常に大きいことについても適切な対策を講じていくということでお述べになっていらっしゃいます。また、私ども過日福島を中心にいたしまして森林被害の実態を調査さしていただきました。一月に私は北陸の方にも参りまして、新潟にも参りましたが、相当な雪で全貌はわからないといたしましても、相当な被害の状況……

第94回国会 法務委員会 第3号(1981/03/19、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 過日の法務大臣の所信表明をお伺いいたしまして、それに関連いたしまして若干の御質問をいたしたいと思います。きょうは予算委員会の開会中でもございまして、長い時間お伺いする時間もございませんので、何点かにしぼりまして、基本的なお考えについて大臣の所信をお伺いをしたいと思うんであります。  冒頭にもございます、また、ただいま同僚委員からもお話があったわけでございますが、大臣は内外の諸情勢の厳しい中、わが国の国民生活が比較的安定しているというのは、法秩序が揺るぎなく維持され、国民の権利がよく保全されていることにある。国の安定のためには、法秩序の維持と国民の権利の保全というのは重要なことであ……

第94回国会 法務委員会 第4号(1981/03/24、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、若干の御質問をいたしたいと思います。  今回の法律案は、一つは、判事の員数を十六名増員するということと、それから裁判官以外の裁判所の職員の員数を十三名増加するということでございますので、私ども、この法律そのものにつきましては何ら異議をはさむものではございません。それに関しまして、せっかく法案が提出され審議するところでございますので、裁判所のことにつきまして二、三お伺いをいたしたいと思うのでございます。  まずその一つは、このたびのこの法案の増員いたすにつきましては、裁判所でも、これは人数ということになりますと十三名、十六名という……

第94回国会 法務委員会 第5号(1981/04/23、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 ただいま議願となりました集団代表訴訟に関する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  欠陥商品、やみカルテルによる価格引き上げ等の一企業または数企業の違法行為によって無数の消費者が損害を受けているという現実があるにもかかわらず、現行民事訴訟制度は、原則的には、一対一の対等な当事者間の紛争を解決することを念頭に置いて紛争を解決するための手続を定めているにすぎないから、このような原則に基づく現行民事訴訟制度のもとでは、一対無数すなわち企業対無数の消費者の民事訴訟を解決しようとしても、その訴訟追行は事実上不可能であります。すなわち、今日の消費者問題は、訴訟を通じては事実……

第94回国会 法務委員会 第6号(1981/05/21、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 商法等の一部を改正する法律案並びに商法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案、この質疑をさせていただくわけでありますが、全面改正ということを大きな旗印といいますか、一つの目標として御努力をいただいたわけでありますが、諸般の事情によりまして全面改正とまではいきませんでしたが、やはりこのたびもこれは大幅な改正と見てよろしいのではないかと思います。そういうことで、これはきょうも同僚委員からもいろいろ質疑ございましたように、それぞれの項目に分けて、やはり時間をかけていろんな問題についてただしてまいりたいと思います。  私どもこのたびのこの法案につきましては、それ……

第94回国会 法務委員会 第7号(1981/05/26、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 前回の委員会におきまして、このたびの商法改正に伴います審議会で精力的な審議がいろいろな手続を経て行われてきた、この辺のことにつきましてるるお話をいただいたわけでございます。  今度は、各論に入りまして、それらの所要手続を経て現実的な法案となったわけでありますが、このたびの改正は全面改正には至りませんでしたが、改正部分につきましては相当な思い切った改正もございます。その間につきましては、それなりのいろいろな議論があり今日の結果となったんだと思います。特に、このたびの改正の中で最も柱といいますか、大きな改正部分といいますか、目玉といいますか、そういう大きな改正は株式制度、ここにあるん……

第94回国会 法務委員会 第8号(1981/05/27、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 きょうは、参考人の方には大変お忙しいところありがとうございます。  私ども審議の中にございまして、今日までもそれぞれの分野について議論もしてまいりましたし、また現場の声といいますか、きょうもまたいろいろなお話ございまして、十分ということですからまだまだいろんなことでお述べになりたいことやら、また御主張になりたいことも多々あるだろうと思うのであります。そういう点につきまして率直にお述べいただき、また今後の審議の過程に生かしていきたいと、こういうふうに思います。ただし、わずかの時間でございますので、そう多くの問題を取り上げることはできませんが、私どもいろいろ検討しております中で、制約……

第94回国会 法務委員会 第9号(1981/05/28、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 過日来、商法等関係二法案につきまして質疑を重ねてまいりましたが、株式制度のことや株主総会、こういう問題についてお伺いをしてまいりました。細部にわたりましていろいろお聞きしておかなければならない問題もあるのでございますが、きょうはそういういろんな問題の中から何点かお話しを申し上げ、総括的にまた御質問をしたいと、こう思うわけであります。  その第一点は、監査役、この監査役制度というのは四十九年の法改正でいろいろ処置をしたわけでありますが、さらにまた、このたびもこの監査役の監査権限の充実強化ということについては配慮をしておるわけですが、これをずっと見ますと、四十九年の法改正というのは、……

第94回国会 法務委員会 第10号(1981/06/02、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 出入国管理令の一部を改正する法律案、これと難民条約と相関連するわけでありますので、それらのことにつきまして基本的なことをいろいろお尋ねを申し上げたいと思います。  大臣ちょっといらっしゃらないようなので、お帰りになりましたらこれらの問題についてお尋ねを申し上げたいと思いますが、最初に、総括的なことは大臣が来てからお伺いするといたしまして、このたびの法律は二つに縦分けすることができるだろうと思います。  最初には、長期在留外国人の法的な地位を在留実態に合わせて安定したものに改正するというのが一つですね。それと、それから時代の要請に伴いまして、出入国の数が急増しております。それに対し……

第94回国会 法務委員会 第11号(1981/06/04、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 過日もいろいろ基本的なことをお聞きしたわけでありますが、きょうも同僚委員からいろいろお話ございました。このたびのこの法律は、出入国管理及び難民認定法、こういうことで装いも新たにということで、装いといいますか、今度大きくこういうことで提出になっているわけであります。  最初に、過日も、出入国管理というのは非常に大事な国の玄関を守る仕事でありますので十分な配慮がなければいかぬ、こういうことをいろいろ申し上げたわけであります。また、大臣からもそのような意味のお話がございましたが、五十五年版の「出入国管理の回顧と展望」、この中にもはっきり「出入国管理行政は、外国人の人権に深いかかわりを有……

第94回国会 予算委員会 第2号(1981/02/12、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 私は、公明党を代表いたしまして昭和五十五年度補正予算三案に対しまして質疑をいたします。山積する国内外の諸問題につきましていろいろ御質疑をいたしたいところでございますが、時間の制約もございます。しかしながら、多般にわたります問題につきまして政府の基本的な姿勢を中心といたしましてただしてまいりたいと思うのであります。  最初に、外交問題でございます。いろいろございますが、いま私どもが最も関心がございますポーランド情勢の悪化の問題でございます。憂慮するところでございますが、もしソ連軍がポーランドへ軍事介入するということになるならば一段と国際情勢は緊迫したものにならざるを得ない。このよう……

第95回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1981/11/13、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 今国会は、御存じのとおり、行政改革ということが一つの大きな主題になっているわけでございまして、関連法案につきましてはそれぞれ行政改革特別委員会、またはそれぞれの委員会でやっているわけでありますが、当特別委員会といたしましてもそのことについて無関心ではいられない、こういうことで、少しくこの問題についてお尋ねをしたいと思います。  しかし、行政改革云々ということよりも、この最近の厳しい財政状態の中で各省庁それぞれ大変な御努力をいただいているわけであります。また、明年度の予算ということになりますと、政府の方針もございまして、それぞれ、補助金のカットとか、ゼロシーリングとか、いろいろな制……

第95回国会 商工委員会 第3号(1981/10/27、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 過日、衆参の調査団の一員として参加さしていただきました。つぶさにまた関係の方々とのお話し合い、事情聴取をさしていただきました。そういうことで、痛ましい犠牲者の方々に心からお悔やみを申し上げるとともに、きょうも午前中からいろいろ質疑があったわけでございますが、これらのことが今後のひとつの大きな保安体制の確立というか、今後の災害防止のために大きな効果を上げることを心から期待せずにはおられないのであります。  最初に私は、午前中、午後にわたりまして同僚委員からもいろいろ御指摘がございましたが、大臣がいらっしゃらないようで、いらっしゃいましたらまた改めてお聞き申し上げますが、政務次官も実……

第95回国会 法務委員会 第2号(1981/11/10、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 供託法と外国人登録法案が付託されておるわけでありますが、その前に、いま問題になっております大臣の発言問題についても、これほどいろいろな論議を醸しておるわけでございまして、しかし、国会におきましても内閣委員会や、また行財政改革特別委員会等におきましても、また本日先輩議員からもいろいろ御指摘がございました。大臣の率直な御意見、そしてまた、ちょっとどうかといういろんな問題点につきましては、私なりにある程度理解もし、また問題点も整理されてまいりましたが、このことに多くの時間をとるわけにもいかぬ法案を抱えておりますのであれですが、また重複する点もございますので、いろいろ考えておりましたこと……

第95回国会 法務委員会 第3号(1981/11/12、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 前回に引き続きまして供託法、この法律の成立当時の趣旨、それから今日に至ります経緯、いろいろ御質疑いたしたわけでございますが、現状は、現在この法律が当委員会に付託になってお帆まずその趣旨は、行政改革というその中でのことでありますから、それが中心課題でなければならないわけでありますが、何せ八十年の長い歴史の中で今日まで来ておりまして、そういう中での現状が、成立当時から見まして、立法の趣旨が今日妥当であるかどうかという、こんなことの危惧を抱く点が二、三点ありますので、そういう点について供託法に関連することとして二、三点だけお尋ねを申し上げたいと思うんであります。  一つは、最近供託全体……

第95回国会 法務委員会 第4号(1981/11/26、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 供託法につきましては、それぞれの関連いたします問題についておおよそ質疑をいたしまして、またそれに追加すべきこともございませんので、本日は外国人登録法の一部を改正する法律案、このことについて一、二の点についてお伺いをしておきたいと思うんであります。  前回もお話しございましたように、このたびの供託法にいたしましても外国人登録法の一部改正にいたしましても、行革がらみといいますか、こういう中での問題でありますので、そういう点につきましての合理的な運用、簡素化、こういうことを中心にして過日いろいろお尋ねをしたわけでありますが、これは業務の簡素化とか行政上の手続の簡便さとか、こういうことで……

第96回国会 災害対策特別委員会 第2号(1982/03/31、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 時間もありませんから端的にお答えいただきたいと思いますが、先ほど災害復旧について進められている現状については御報告がありました。それは概括的な報告でございまして、まず災害につきましては、地震災害ですから、一つは予知体制、これが現状でいいのかということがあろうかと思いますが、これについては先ほどちょっと話がありましたけれども、浦河測候所を、これは気象庁所管のものでありますけれども、いずれも気象庁の地震観測施設というのは、これは小さい地震についての観測の施設であり、それから微小地震観測所、これはいずれにしても小さい地震を連続的に観測するというようなことのようですね。これは特定観測地域……

第96回国会 農林水産委員会 第5号(1982/03/30、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 本日、漁港法第十七条第三項の規定に基づき、漁港整備計画の変更について承認を求めるの件、このことについての質疑でございますが、最近漁業を取り巻く諸情勢が非常に窮迫を告げておるといいますか、いろんな言い方があろうかと思いますが、まず大臣の、漁業を取り巻く危機的状態といいますか、諸問題、どういう認識をお持ちなのかということについて、これはもう詳しく言うと非常に問題が山積いたしておるわけでありますけれども、概括的な御所見をお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 日本の漁業、言うまでもなく動物性たん白質、日本民族のおよそ半分を賄ってきた、こういう経緯これありで、漁業は日本にとりまして……

第96回国会 農林水産委員会 第7号(1982/04/01、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 五十七年度一般会計予算外二件の委嘱審査に当たりまして若干の御質問をいたしたいと思うのであります。  最初に、アメリカ及びECからの貿易自由化、輸入拡大の強い要請があるわけでありますが、このことをまず論ずるに当たりまして日本の農業の現状というものを見きわめなければならないと思うのであります。わが党といたしましては、民族生存の基本産業としまして食糧基本法という位置づけを明確にすべきだということを年来主張いたしておるわけでありますが、私ども国会におきましても自給率向上についての決議がなされましたが、それぞれの社会情勢の大きな変化の中で食糧というのは非常に他産業とは比較にならないいろんな……

第96回国会 農林水産委員会 第9号(1982/04/22、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 本日、漁業災害補償法の一部を改正する法律案、この法案の審議をいたすわけでありますが、過日は参考人からいろいろ意見を聴取いたしまして、またこの非常に基盤の弱いといいますか、非常に激変する社会情勢の中で水産業は、最もその波の中に大変な激流をしながら今日までがんばってきたわけでありますが、その中でこの漁災法のまた持つ役割りというものも非常に重要であり、非常に大きな推移の中で当然改革をしなきゃならぬ、こういうことでこのたびそれらの諸問題、まあ大きく分けると三つほど柱があろうかと思うんでありますが、このたび改正いただきまして、私どももこの改正につきましてはそれなりの評価をいたしているわけで……

第96回国会 農林水産委員会 第12号(1982/05/13、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 きょうは午前中参考人から、それから午後大臣が出席しまして、いろいろいま日本農業の一つの大きな課題でございますこの自由化問題につきましていろいろ質疑をいたしておるわけであります。  まあ、私ども農林水産委員という立場からいたしますと、どちらかといいますと農業を守るという、またそれなりにそういうことに関係のある方が多いわけで、どっちかというとそっちの方にウエートが置かれるのかもしれません。しかしながら、それは古今東西どこの国におきましても、農林水産業という一次産業は非常に弱い構造的な体質を持っておるという、そういうことだけに、また私どもの命を支える大事な食糧であるということからいたし……

第96回国会 農林水産委員会 第18号(1982/08/03、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 農業団体職員共済組合のことにつきまして若干の御質問を申し上げたいと思います。  これは毎年のことでありますので、これらの諸問題については問題点何点かにしぼられて今日まで議論されてまいりました。この年金の問題に入る前に、やっぱり農業団体に所属していらっしゃる職員の方々の環境、また日本の農業全体について、諸問題についてもこれは考えなければならないことだろうと思います。限られた時間ですからそんな大きなことばかり並べているわけにもまいりませんが、最初に農水大臣、このたびは日豪の経済閣僚会議ですか、御出席になられてその前には総理とともに南米ですか、ことし、――ことしになってからということよ……

第96回国会 農林水産委員会 第19号(1982/08/19、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 同僚委員からもお話ございましたが、このたびの風水害による被害ですね、非常に広範多岐にわたり、また激甚な災害の被害を受けているわけでありますが、これに対しましての対策について、いろいろ法的にはあるわけでありますが、現状としましては被害状況の把握ということであって、これが今月いっぱいまでにおよそ大体集計ができるだろう。そうした段階でどの法律によってどうするかということがいろいろ検討されるというふうなお話がございましたが、農業に関しましても農用地を初めといたしまして被害がございましたけれども、山林につきましても、林野関係のことにつきましても被害が相当あった。このように私どもも認識をいた……

第96回国会 法務委員会 第1号(1981/12/22、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 裁判官の報酬等に関する法律並びに検察官の俸給等に関する法律の一部改正案ということでございまして、これは毎年行われておることでございますが、二、三点、この問題お尋ねをいたしたいと思いますが、それに伴います法務行政につきましても二、三お尋ねを申し上げたいと思います。  最初に大臣から所信といいますかごあいさつがございましたが、法の秩序の維持のため、また国民権利の保全のために真剣に取り組んでいきたいという力強いお話がございましたが、いま同僚委員からもお話ございましたように、非常に大事な時点でもございますので、ひとつせっかく御努力をいただきたいものだと思います。詳細なことについては、再開……

第96回国会 予算委員会 第14号(1982/03/25、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 公明党・国民会議を代表いたしまして、一般質疑を若干さしていただきたいと思います。  最初に、同僚委員からも今日までいろいろ指摘がございましたが、景気の低迷状況につきましては、数値的にはいままでもいろいろ論議ございましたから一々挙げませんが、いずれにしましても、政府の経済見通してあります五・二%、これが四・一、現状では三%もむずかしいのではないかという、こういうことが言われておるわけでありますが、こういうことになりますと、これはきょうも午前中同僚委員からもいろいろお話ございました。質疑があったわけでありますけれども、これは景気浮揚という対策につきましては、すでに、三%といたしまして……

第98回国会 エネルギー対策特別委員会 第4号(1983/05/25、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 同僚委員からいろいろお話がございましたが、まず、石炭政策につきましては、日本の石炭エネルギーの安全保障上これは国の責任でやるんだということと、さらにまた、地域の問題につきまして、特定地域の振興につきましては国もそれぞれの法律をもって臨んでおるわけでありますけれども、夕張におきまする石炭産業というのは非常に大きなウエートを占めておるということで、大臣が非常な決意でこれに臨んでおるということ、先ほど来のお話、このように確認してよろしいかどうか、最初にお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 時間もありませんから、長いお話ができないわけでありますが、何点かにしぼってお話を申し上げた……

第98回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1983/06/17、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 このたびの災害に遭われた皆様方には心からお見舞い申し上げます。  本日も午前中から同僚議員からいろいろ質疑がございましたが、若干御質問申し上げたいと思います。  わが党もすぐ対策本部を設けまして、副委員長も当日参りましたし、私も現地へ参りましたが、大臣もいち早く現地へ行かれましていろいろ施策を講じられたということで、その点につきまして大変敬意を表する次第であります。岩手県を中心といたします山火事があって直後ということでございまして、そちらの方のお仕事をなさっている最中にまたこういう大きな災害ということでございましたので、大変だったろうと思いますが、それで仮設住宅につきましても、過……

第98回国会 災害対策特別委員会 第3号(1983/05/13、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 このたびの火災につきまして先ほど報告があったわけでございますが、私も四十四年に、あの岩手県の山形村を中心としまして大変な被害を受けました当時、現地にも参りました。このたびも、これは大変なことだということで、二十八日地元へ参りましたが、やはり先ほど大臣からもお話ございましたような、想像を絶するような状況でございました。ただ、被害面積とか、また非常に強風にあおられたということで、限られた地域が集中的にやられたということで、それは久慈市の漁村は集中的にやられましたけれども、何村かが広範囲にわたってやられたという、被害を受けたという、このたびはそういう状況ではなかったということでありまし……

第98回国会 農林水産委員会 第3号(1983/03/22、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法及び南九州畑作営農改善資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案、この法律案につきまして若干の御質問を申し上げたいと思います。  いままさしく乳価、それから肉の価格決定の大事なときでもございますから、その問題を外してこの論議はないんだろうと思いますが、まあ後日そういう問題についてもお話しする機会もありますので、この法律に沿った問題、また若干それに付随する問題について御質問をするわけでございますが、最初に、大臣の所信の中にもございますが、大臣の所信は、農業に対する認識というのは私どもとそう変わらないと思います。しかしながら、これの施策というこ……

第98回国会 農林水産委員会 第9号(1983/04/26、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 私は、農業改良助長法の一部を改正する法律案について若干の御質問をいたすわけでございますが、目まぐるしい社会情勢、農業を取り巻く環境の激変に伴いまして、いままでの体質のままで物事がいいとは思いません。そこには何らかの対応策が必要だろうと思います。そういう点では、今日まで法案のいろいろ提出がございましたが、それらの問題についても一歩前進という感じも受けますが、また非常に危惧の念を抱く、そういうものもございます。  そういう点で、何点かについて御質問申し上げるわけでありますが、最初に同僚委員からもお話があったようでございますが、日本農業がいま当面しております大きな問題といたしまして、日……

第98回国会 農林水産委員会 第11号(1983/05/12、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 酪農振興法の一部を改正する法律案並びに家畜改良増殖法の一部を改正する法律案につきまして若干の御質問をいたしたいと思います。  ただいまも同僚委員からいろいろお話がございました。私どもも酪農振興法の一部改正につきまして、今度、肉牛のことにつきまして基本計画を立ててやろうというわけであります。このたびのこの法律の改正につきましては、私どももそれはそれなりに評価をいたしました。また、家畜改良増殖法につきましても時宜を得たものだろうと、時の推移の中で必要なことであろうと、こう思うわけであります。しかし、最近、肉牛、酪農、いずれにいたしましても、取り巻く諸情勢というのは非常に国際環境や国内……

第98回国会 農林水産委員会 第12号(1983/05/17、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 沿岸漁場整備開発法の一部を改正する法律案、また、漁業法及び水産資源保護法の一部を改正する法律案、いま同僚委員からこの法案の問題については、いろいろお話があったようでございますので、それに関連します諸問題について若干御質問申し上げたいと思います。  最初に、沿岸漁場整備開発法でございますが、この事業は今度は第二次ですね。五十七年から四千億ということでございますが、第一次はそれなりの、先ほど午前中ですか、第一次の計画につきましては、それなりの成果があったことをいろいろお述べになっておりましたが、私は確かに全国各地へ参りまして魚礁を設置するということで、そういう漁業振興のための施設、そ……


13期(1983/06/26〜)

第100回国会 農林水産委員会 第2号(1983/10/05、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 農業を取り巻く諸問題はいろいろ山積いたしておりまして、今回の国会はこれは第百臨時国会という非常に意義のある国会なわけですが、行革ということが一つの大きな課題になっておる。そういう中での本日の委員会もわずかの時間しかございませんで、それらのことをいろいろお尋ねしたいと思っておりますが、時間がございませんので、基本的なことだけお話し申し上げたいと思います。  何といっても、いまのこの問題の中で避けて通れないのは農産物の自由化問題だろうと思います。このことにつきましては、同僚の鶴岡議員からまたお話がありますが、一点だけ、先ほど同僚議員の質疑の中でいろいろお話がございましたが、農林大臣は……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1984/11/28、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 同僚委員からいろいろお話がございましたが、私も現地を視察した者といたしまして、地元からいろんな要望がございました。 それらのものを時間もありませんから集約いたしまして、何点かの問題についてお伺いをしていきたいと思うのであります。  最初に、後藤田長官から北方領土の問題については国民的課題であるというようなお話がございました。大臣、大変お忙しい立場にあることは十分にわかるのでありますが、今度は北方対策の本部長という責任ある立場でこの北方領土の今後の国民的な世論形成ということや対外的な問題や、また元居住者、また地域振興、こういう問題について御推進をいただくわけでありますが、先ほどはあ……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1984/04/09、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 私、大臣にお伺いをいたしておきますが、大臣は就任早々、ことしの一月十七日ですか、北方領土視察をなさいまして、北方領土返還運動の新しい展開を求めていかなければならないというような記者会見の御発言があったようでありますが、この大臣の御発言の中には、これから新しい展開というか、運動論、こういうものを何か示唆しているようにも思うのですけれども、実際に御視察なされて、またこういう御発言をなさったその真意といいますか、その辺ちょっとお伺いしておきたいと思うのですが。
【次の発言】 当委員会では、私も十数年所属しておりまして、いろいろな角度から議論がありました。そういう中で、やはり国内的な啓蒙……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1984/04/27、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 南の方から北の方、北の方からまた南の方で申しわけございません。  過日、予算委員会の委嘱ということで予算のことについていろいろお尋ねを申し上げ、また今後のあり方等についても意見を述べたわけでありますが、総体的に財政の非常に逼迫した中ということでありますけれども、特別措置法までつくりながら現実は予算が非常に少なくなっている、減少傾向にある、こういうことで、大臣に申し上げましたが、それは私の就任前の話でなんということでしたけれども、就任前であろうが、まあそういうことなら来年はしっかり頑張るんだなということでこの前もお話はお聞きしておったんですが、今度、北方領土の返還要求運動については……

第101回国会 建設委員会 第9号(1984/07/12、13期、公明党・国民会議)

○委員以外の議員(藤原房雄君) ただいま議題となりました都市緑化促進法案につきまして、提案の理由及びその要旨について御説明申し上げます。  都市における緑は、都市景観を向上する機能を初め、防火・延焼の防止等の都市防火機能、気候の調節・大気の浄化・騒音防止・生物の生息空間の形成等の保健休養機能など多様な機能を持ち、安全で快適な潤いのある都市環境を形成するために大変重要な役割を持っております。  ところが、昭和三十年代に始まった政府の亜工業中心の高度経済成長政策のもと、産業基盤整備が着実に進められる中で生活基盤整備が後回しに、されてきたため、産業と人口の都市地域への過度集中に伴う無原則的な宅地造成……

第101回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1984/09/04、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 百一国会では輸入牛肉のことや米のことが中心になりまして、漁業白書等が発表になっておりましたが、これらの問題等については触れる機会もございませんでした。さっきも同僚委員からいろいろお話もございましたが、漁業の問題について二、三若干質問をしたいと思います。  白書の中にもございますが、一千万トンの漁獲高というものを維持しておるということで高らかにうたいとげておるのですが、金額で言いますと約二兆九千億ですか、一千万トン台をずっとこことっておるのです。しかし、きょう同僚委員からもお話がございましたように、そういう中にありましていろいろな変化がここに出ておるということを申し上げなきゃならぬ……

第101回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1984/11/08、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 きょうは大臣が大臣に就任なさって初めて当委員会に御出席いただいての審議でありますが、午前中からいろいろお話がございました。私も、新大臣としての決意というか、就任早早ですが、農林行政についてどのようなお取り組みをいただくのかということで、ダブるところがあるかもしれませんが、基本的なお話をいたしたいと思うのであります。  大臣はけさのNHKに出られまして、質問者から、運輸関係の方は非常にベテランでいらっしゃるけれども、農水の方は初めてでどうですかというような御質問があって、私はお米が好きですからということでお話があったようであります。お米の好きな大臣は農林省がりっぱにやっていけるとい……

第101回国会 農林水産委員会 第3号(1984/03/02、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 時間がありませんから、また後日それらのことを踏まえてお話ししたいと思います。  きょうは、大臣はまた衆議院の方にいらっしゃるということで、時間が非常に短いものですから、ここで同僚議員の方が後になると時間がなくなるというので、大臣にちょっと御質問したいということなものですから、お譲りしたいと思います。
【次の発言】 それでは食糧問題といいますか、当面する問題をちょっとお伺いしたいと思うのでありますが、国民食糧の安定供給を確保するということは政府にとりましては非常に重要な役割、責務だろうと思うのであります。このことについては大臣も所信の中で「今後の世界の食糧需給の展望を見ましても、中……

第101回国会 農林水産委員会 第4号(1984/03/23、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 過日の委員会におきましてもいろいろ大臣の所信を中心といたしまして御質問したわけでありますが、本日は、今月の末に畜産物の価格が決定するという非常に大事な時点にかかっておりまして、これは生産者はもちろんのこと、消費者にとりましても非常に重大な関心事であります。こういうことから、この畜産物の価格問題についてきょう同僚委員からもいろいろお話がございました。私もやはりその問題について大臣の 基本的な考え方、また農水省としての取り組み等についてお伺いをしたいと思うのであります。  それの前に、何といいましても今月いっぱいで東京ラウンドでの取り決めが一応期限が来るということで精力的に交渉が行わ……

第101回国会 農林水産委員会 第5号(1984/03/29、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 最初に、過日来当委員会で議論をいたしておりまして大詰めにまいりました農産物交渉でございますが、今日までもいろいろその経過とか、それからまた、大臣の決意ということについてはいろいろ伺ってまいりました。そういうことですから、多くを聞こうという気持ちもないのでありますけれども、委員会でのいろいろな私どもの各同僚委員からの質問の中にもありましたように、農産物交渉ということで一番の責任者は農水大臣。農水大臣が当委員会の決議とか、また申し入れとか、こういうものを踏まえまして対処するという決意は何度も披瀝をしているわけでありますけれども、頭越しに政治決着のような形を一番おそれ、そういうことのな……

第101回国会 農林水産委員会 第6号(1984/04/06、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 最初に、今佳境にあります農産物交渉ですが、毎日同じことを聞いて本当に申しわけないのですが、刻一刻とその状況を私どもは心配をするからお尋ねを申し上げるわけであります。日を一日延ばすということですから何らかの手がかりがある、見通しがある、こういうことで連絡があったのだろうと思います。この委員会では、公の場では交渉の数字的なものについては差し控えたいというものですから、靴の上からかゆいところをかくみたいなものでさっぱり話が通らない。こういうことの押し問答が今日まで繰り返されておるのですが、中西臨時大臣といいましても農政に明るい方でもございますから、また、閣僚の一員ということですから、こ……

第101回国会 農林水産委員会 第7号(1984/04/10、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 今度の交渉に当たりましては、局長さんには大変御苦労さまでした。問題については今同僚委員からお話がございましたそれらの問題が主要な問題だろうと思います。大臣がいらっしゃったらまたお聞きするといたします。  今日まで二年半にわたりまして佐野局長が交渉に当たっていらっしゃったわけです。長きにわたっての交渉経過、一番身をもって体験していらっしゃるわけです。そこで、一般国民からしますと、ちょっと日本の国情、アメリカの国情を知っている方ですと、国際収支の経常収支からいうと、ことしは目標の二百三十億ドルですか、上回って、三百億ドルの黒字じゃないかというようなことが言われております。今度の予算委……

第101回国会 農林水産委員会 第8号(1984/04/12、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 土方参考人と、また草野参考人に関係することだと思うのでありますが、どちらかというと原材料の輸入依存度の高いものについては非常に将来先行き不安材料というか、こういうものもなきにしもあらずという感じがするのです。これは構造改善のためのいろいろ御努力をなさって、また将来計画、施設を処置しなきゃならないというようなことでいろいろ御努力をいただいていらっしゃるわけですが、そういう中で、原料の安定輸入ということ、またそのための省エネとかいろいろな対策が講じられなきゃならぬわけです。五十二年ですか、この構造改善の目標というものは実際現実問題としては非常に厳しいものがあろうかと思うのです。そして……

第101回国会 農林水産委員会 第9号(1984/04/13、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 過日の委員会で日米交渉について御質問申し上げ、また、大臣の交渉に当たりましての経緯、経過、それから今後のことについていろいろお伺いをしたわけであります。今同僚委員からもお話しございましたように、日米は終わりましたと言っておられない、豪州との交渉が始まっておるということで、これは輸出入、貿易問題等、アメリカとオーストラリアでは環境は違いますから、何といってもアメリカとの交渉は最大の難関事である。こういうことで、当委員会でも大臣の基本的な考え方、決意のほどというのは何度も確認をしたわけであります。アメリカとの交渉が決まり、大変な御努力をなさったことについては敬意を表するものであります……

第101回国会 農林水産委員会 第11号(1984/04/19、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 いわゆる林野三法についてきょうから審議に入るわけであります。それぞれこれからまた、いろいろ議論が出るだろうと思うのでありますが、私は、総括的といいますか、全体的な問題、また、国有林の問題等についてまずお伺いをしておきたいと思うのであります。  最初に大臣、過月は日米農産物交渉ということで、大変な立場で交渉に当たられたということでありますが、きょう審議をいたします国有林を初めといたします森林問題も、これは国土保全という意味からいたしますと非常に重要な問題であります。これもまた危機的状況にございまして、今回の法改正を伴って提出されているわけであります。いみじくも大臣は、林野に関係のあ……

第101回国会 農林水産委員会 第12号(1984/04/20、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 本日は大変御苦労様でございます。  最初に、現場で御苦労なさっていらっしゃいます湯本参考人にお尋ねいたしたいわけでございますが、全国町村会の副会長さんということで、山村を抱えているところの地方自治体、そういうところの責任ある立場におありだということでお尋ねを申し上げるわけであります。  過日も林業白書が出まして、数字的なことは出ておりますけれども、法的には山村振興法とか、そのほかいろいろ法律はあるわけでございます。緑の重要性は重要性といたしましても、本当に緑も生き生きとしなきゃなりませんけれども、そこに住む方も生き生きとしなきゃなりません。そういう中で大変な御苦労をなさっていらっ……

第101回国会 農林水産委員会 第13号(1984/04/24、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 過日の質問で留保しておった点がありますので、ちょっと補足して二、三の問題についてお伺いしておきたいと思うのでありますが、青森の県安林火事のことについては、いろいろ御説明いただきましたが、攻道としてやむを得ないものだという説明がございました。それはそれで一応了解いたしておきましょう。  その節にお話し申し上げましたが、林政審の答申の中にも、「自己収入の確保・増大」ということで、積極的な資産の処分、分収育林の国有林への早期導入、森林レクリエーション事業の積極的拡 大、林野、土地売り払い等について六十三年度までに過去五年間の実績約一千億円のほぼ三倍程度の確保ということ言っているのですね……

第101回国会 農林水産委員会 第14号(1984/04/26、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案について二、三お伺いをするわけであります。  一つは、災害がここ例年非常にふえたというのか、被害額が金額的にも非常に大きな金額になっておるというふうに統計上見ざるを得ないと思うのです。災害は深化するということも言われておりますが、最近の気象状況というものもいろいろあるのだろうと思いますし、それに対する災害復旧事業というものが適切だったかどうかということや、また、山村振興ということ、工事のことから、こういうものと関連いたしまして総合的に考えなきゃならない。ですから、一概に軽々には論じられないことかもしれ……

第101回国会 農林水産委員会 第16号(1984/05/10、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 最初に大臣の御意見を固くことになるのですが、大臣もお疲れのようですが、まず、この法律に非常に意欲を燃やしているというお話が先ほど来いろいろございました。地力増進というものは非常に大事だということは私どももそれなりに認識をいたしておりますが、大臣からまず冒頭に、この法律に取り組む決意というのですか、就任以来いろいろ農林水産業についてのお勉強をなされまして、この法案に特に強い意欲を持たれておる、その辺のことをちょっとお聞かせいただきたいと思うのです。
【次の発言】 鶴岡委員からもお話がありましたように、どんどん視察をして現場を見ていただきたい。開会中ですから今行くわけにいかないけれど……

第101回国会 農林水産委員会 第18号(1984/06/21、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 午前中からいろいろ質疑がございましたが、このたび集中的にお米のことについて今議論になっているわけでありますが、これは食管法から言いましても、また国を守るという食糧安全保障ということの上から言いましても非常に重要な意味を持つということでございますから、これはきょう一日の質疑応答で簡単に終わるということではないだろうと思います。  実は去年の春から、どうも減反が厳し過ぎるということで、米不足ということがいろいろ議論になっておりました。当委員会でも同僚委員から何度かありましたし、また本年に入りましてからいよいよ切迫した状況の中でこの問題の提起がございました。しかし、そういう一年有余にわ……

第101回国会 農林水産委員会 第19号(1984/06/25、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 今も同僚委員からお話がございましたが、本日、大変多忙な中、総理が当委員会にいらっしゃって、二時間にわたりまして私どもいろいろ質疑する時間をつくっていただきましたことは、これは大変多忙な中でのことですから、それはそれなりの決意をお持ちになっていらっしゃる、そういう気持ちで私ども受けとめております。  当委員会におきましても、去年の春先から米の不足状況というのは非常に心配されておりまして、この問題は当委員会の一つの大きな議論の的であったのであります。また本年に至りましても、さらにこの問題についてはいろいろ議論になりましたし、また五十三年産米のことにつきましても当然議論があったわけであ……

第101回国会 農林水産委員会 第20号(1984/06/26、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 私は、農業振興地域の整備に関する法律また土地改良法の一部を改正する法律案につきまして若干の質問を申し上げますが、きょうも同僚委員からいろいろな問題の提起がございました。総体的にはこの法律はやはり時代に即したものということで、農振法につきましては四十四年ですか、制定以来今日まで何度かその時代の要請に応じて改善をしてきたわけであります。今回の改正も急激な社会の変化に対応しようということで、追認的な意味もあるかもしれませんが、その動向に即したものだろうと思うのであります。  しかしながら、農業全体を見まするところいろいろな法律があり、それにいろいろな計画がございますけれども、他産業に比……

第101回国会 農林水産委員会 第21号(1984/06/28、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 きょうは参考人の皆さん大変御苦労さまでございます。  最初に、限られた日本の土地をいかに有効に利用するかということは非常に大事なことでありますし、それなりに国土利用計画法というもので今日まで推進されてまいりましたが、全体的に見ますと、これは四十四年農振法、都市の方では都市計画法、こういうもので始まったわけでありますが、人口急増といいますかこういう都市化の波に押されて、都市計画法の方がどちらかというとどんどん農村の方を侵食するような感じを受けるわけであります。しかし、国民的な合意がございますように、主要穀物についてはやはり日本でも自給をする体制をつくるべきだということも言われており……

第101回国会 農林水産委員会 第22号(1984/07/03、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 この二法案につきましては、過日もそれぞれの問題につきまして質疑をいたしましたし、現地調査をいたしました。また、参考人をお呼びいたしましてそれぞれの学識経験という立場からのお話をお伺いいたしたところでございます。きょうはそれらのことを踏まえましてまとめといいますか、二、三の問題についてお伺いをするところであります。  今度の農振法、土地改良法、いずれにいたしましても今日までこの法律の果たしてきた役割、そしてまた現時点の混住化の進んでまいりました農村におきまして、さらにまた農業の形態も大きく変わりつつある、こういうものを踏まえまして農業振興地域整備計画の拡充、交換分合の制度とか協定制……

第101回国会 農林水産委員会 第24号(1984/07/10、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 農林水産省も過日人事がございまして、長官はまた前も次長ですか、ずっとやっていらっしゃって、食糧管理のことについては詳しいのだろうと思います。今まで畜産局長さんで、これもまた日本にとりまして、農業にとりましては非常に重要な位置にあったわけでありますが、法案の成立や、また日米交渉の後のいろいろな諸問題についてお取り組みになりまして、今度はまたさらに、一番今国民の関心事であります食糧問題について長官として携わることになったわけでございます。現下のこの厳しい諸情勢について、個々の問題についてはこれからいろいろお尋ねをするわけでありますけれども、長官に御就任の決意のほどをまずお伺いしておき……

第101回国会 農林水産委員会 第25号(1984/07/12、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 ただいま議題となっております農林漁業団体職員の共済年金について若干御質問するわけでありますが、大臣の提案理由の説明の中に、「この法律案は、農林漁業団体職員共済組合による給付に関し、恩給制度、国家公務員等共済組合制度その他の共済組合制度の改正に準じて、既裁定年金の額の引き上げ等」云々とあるわけですが、私どもも、年金横並びで、いわゆる共済グループという年金の中での物の考え方というのは、飛び抜けて農林漁業団体年金だけがひとり歩きするということは、これは財源とかいろいろな諸情勢の中から、そういうことは別にいたしましても、年金の制度そのものからいいますとわかるのです。しかし私は、きょうは本……

第101回国会 農林水産委員会 第26号(1984/07/19、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 過日の当委員会におきましても、きょうの前広米審、それから二十四、二十五の本米審に向かいまして、農家の方々が一年間汗を流してつくったものが価格決定される、しかも、諸情勢の非常に厳しい状況がある中でのことでありますので、今までとは違った情勢にあることをいろいろ述べました。  特にことしは先ほどお話がございましたように、米価審議会が当初予定されましたよりも二週間程度日にちがずれたということに対しまして、これはためにするものではないかということで、この前厳しく申し上げたところであります。長官初め大臣は、そういうことはございませんということでございましたが、そうであるかどうかというのは、こ……

第101回国会 農林水産委員会 第27号(1984/07/25、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 もう自民党の星先生でもこのようにお怒りになっているのです。私も過日申し上げました。(発言する者あり)
【次の発言】 こういう食糧問題については、政党政派じゃございません。そういう意味じゃない。一億一千万の国民にこの主食を安定的に供給する責任は農林大臣にある。農林大臣は就任のときに、非常に厳しい農業問題、農政問題の矢面に立たされたということで、農林大臣を受けるということは大変な決意が要るようなことをお話しになったことがございました。しかし一たび引き受けました以上は、これはもう男山新じゃないけれども、どんなつらいことがあろうと、どんなことがあろうとそれを必ずやってみせるという強いお気……

第101回国会 予算委員会 第18号(1984/04/05、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 公明党・国民会議を代表いたしまして、内政を中心といたしまして質問いたしたいと思います。  最初に、経済、景気問題でございますが、過日、経済企画庁から国民所得統計速報が発表になりましたが、これによりますと相当強気な、景気回復が定着したというようなことを中心といたしまして発表があったようでありますが、その辺のことについてお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 マクロ的に言って、米国の景気の先行きに対する不安材料もこれはあるだろうと思いますし、また昨日あたりですと、ECでも造船関係が経済摩擦の火種になるのじゃないかというようなことも報じられておりますが、日米の経済摩擦、それからE……

第102回国会 エネルギー対策特別委員会 第8号(1985/05/22、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 先月の高島炭鉱の災害の一カ月経過をした後にまたこのような大きな南大夕張の災害がございました。しかも同一の企業であるということであります。多くのとうとい人命を失ったということに対しましてまことに遺憾であり、また犠牲者に対しましては衷心より御冥福をお祈りを申し上げる次第であります。また遺族の方々にもお見舞いを申し上げる次第であります。  きょう、同僚委員からいろいろお話がございましたが、私も再び同じ災害を起こしてはならないという、こういう立場から、それぞれの立場で今取り組んでおります原因の究明、また残された遺家族に対する対処、また今お話もございましたが、今後の石炭産業、石炭政策という……

第102回国会 エネルギー対策特別委員会 第9号(1985/06/05、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 過日、調査団の一員に加えさせていただきまして現地へ行ってまいりました。同僚委員からもいろいろな問題点について指摘がございましたが、まず第一点は、早期の原因究明ということであります。  この問題については、非常に専門的な問題でもございますし、私どもが軽々に憶測で云々するわけにはいかないかもしれませんが、今日までも同僚委員からもお話ございましたし、また現場でもいろいろお話ございました。その点については先ほどお話の中にも出ておったところでございますが、肝心なところへまいりますと、調査委員会で調査中でございますということで、どこまで究明が進んでおるのか、我々の手の届かないところにあるとい……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1985/04/04、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 予算の委嘱としまして、わずかな時間ではございますが、予算関連と当面する諸問題についてお伺いしておきたいと思います。  先ほど来同僚委員からもお話がございましたように、戦後四十年ということで一つの節目を迎え、また、ソ連におきましては政権が若々しい方にかわられたということ、そういう一つの流れの中で何かがという期待感というのは地域住民及び国民の心の中にはあるのだろうと思います。そういうことで、長官も担当なさっていらっしゃって、やはりその決意というのは同じだろうと私は思うのでありますが、まず、その御決意のほどをお伺いしておきたいと思います。  さらにまた、これは去年の委員会におきましても……

第102回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1985/07/10、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 限られた時間でございますので十分に意は尽くせないかもしれませんが、大臣に対する質問として二、三の問題をまずお聞きをしておきたいと思います。  同僚委員からもいろいろお話がございました。私も同感でありまして、このたびの農業団体が要求いたしました要求米価一万九千三百八円というのは、去年の試算米価より七十六円も引き下げたぎりぎりの要求である。農業団体が試算して前年より低い要求米価を出すなんということはこれは今までもなかったことであり、いろんな角度から検討して、やはりこれはぎりぎりこれだけのものをという要求であったろうと私思うんです。先ほど同僚委員からもお話がございましたように、米審が始……

第102回国会 農林水産委員会 第2号(1984/12/11、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 今年一年間を顧みまして、農林水産関係につきましても非常に波乱に富んだ一年だったと思うのであります。また新しい国会が始まりまして、これらの問題につきましての対応等につきましては、まだ国会も始まったばかりでありますから、今後の問題につきましてはいろいろ議論の場もあり、今後もそれらの問題については論議をしていくことだろうと思うのであります。  昨年の暮れからことしにかけましては、三期対策のスタートに当たりましての他用途利用米の問題や、また米不足、加工用米とはいいながら不足を来したということや、それから日米農産物交渉の中で、日本の畜産の基盤がまだ確立されていない現在の中で、諸問題がありな……

第102回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1985/10/09、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 最初に、七月ですか、委員会が開かれましたときにいるいろ申し上げたことについての経過について、調査をいたしますということで終わっておりましたので、まずその問題からちょっと入りたいと思います。  実は、我が党の刈田委員から当委員会におきまして、カドミ米の問題についていろいろ議論がございまして、富山県の問題でございますが、その実態をよくひとつ把握していただきたいということでお願いをしておりました。米価審議会等で長官もいらっしゃいませんで、次長さんがいらっしゃっていろいろお話をいただいたのでありますが、詳細については後日報告ということでございましたので、富山県の問題についてのその後の経過……

第102回国会 農林水産委員会 第4号(1985/02/26、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 本日は、過日の農林水産大臣の所信に対します質疑ということで、また限られた時間でもございますから、何項目かにわたりまして基本的なことをお尋ねを申し上げたいと思うんであります。  ただいまも同僚委員からいろいろお話がございました。わずかな時間でありますからそう突っ込んだお話もできないんですが、率直に大臣にお聞きしたいのは、佐藤大臣は今日まで郵政とか運輸とか、こういうところには非常に携わっていらっしゃいまして大変御経験も深いし、また御造詣もあろうかと思うんでありますが、去年の十一月、組閣がありまして農林水産大臣を受けられ、委員会がありましたとき、日本の国にとって重要な意味を持つ農林水産……

第102回国会 農林水産委員会 第5号(1985/03/26、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 六十年度の畜産物価格の決定を目の前にしまして、鋭意、審議会でこれから価格決定に至るわけでありますが、大勢として報じられるところ、先に据え置きありきじゃないけれども、ムードとしてはそういう方向にあるみたいな雰囲気といいますか、これは非常に遺憾なことだと私は思うんです。過日、十九日の日に、大臣にも私ども公明党としまして申し入れをいたしまして、何項目かにわたりましてお話を申し上げましたが、私が長々申し上げるまでもなく、もう既に御存じのとおり、五十三年以来わずか一・四%そこそこの乳価のアップ以来ずっと推移しておる。しかし、生産資材や生活費は、それぞれの地域もございますが、全国平均というこ……

第102回国会 農林水産委員会 第7号(1985/03/28、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 山村振興法の一部を改正する法律案、このたびはこの三月三十一日の期限をまた十年延長するということと、さらにまた一項を加えたということで、私どももそれなりに、それなりにといいますか、現時点におきます山村振興のためには必要欠くべからざることであったと思います。それなりに、提案者を初めといたしまして関係の皆様方に心から敬意を表するものでありますが、またこの法律案に対しましては賛意を表するものでございます。  しかしながら、今日までの山村振興というものがどういうようにこの法律のもとに遂行されてきたかということになり、また現時点では山村振興地域というのはどういう現状にあるかということを考えま……

第102回国会 農林水産委員会 第9号(1985/04/03、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 きょうは、予算委員会の委嘱ということで農林水産関係の問題についてお話をするわけでありますが、その前に、農林水産につきましては現在対外経済政策といいますか、対外経済問題の大きな諸問題が横たわっておりますので、最初にその問題についてお伺いをしておきたいと思います。  先日、予算委員会でも大臣にお尋ねをいたしたところでございますが、やっぱりこれは日に日に状況が報じられておりまして、私どもも公の場では、昨日もお話があったようでありますけれども、毎日毎日この問題が大きく取り上げられておりますので、また法案審議とは違って、きょうは各般の問題について論議をするわけでございますので、再びこの問題……

第102回国会 農林水産委員会 第10号(1985/04/09、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 最初に、繭糸価格安定法及び蚕糸砂糖類価格安定事業団法の一部を改正する法律案の審議に入るわけでございますが、過日発表になりました農業白書なんかを見ますと、農業白書の中で養蚕業についても一部触れているところがございます。  今、同僚委員からもいろいろお話ございましたように、しかも与党の先生からも厳しい御指摘がございまして、養蚕関係の厳しい現状についてはるるお話があったとおりでありますが、この白書の中で養蚕業の生産規模の縮小というのは避けられないだろうという、こういうところについてのお考えがいろいろ述べられているようでありますが、先ほどのお話にもございましたが、今後の養蚕業というのは、……

第102回国会 農林水産委員会 第11号(1985/04/10、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 公明党の藤原でございます。きょうはまた参考人の方々におきましては、大変お忙しいところまことにありがとうございます。  同僚委員からもいろいろお話がございましたが、先ほどお話を聞いておりまして、押しなべてきょう御出席の皆さん方、それぞれの団体の責任ある立場にいらっしゃるわけでございますが、このたびのこの法案につきましては御賛成の御意向のように承ったわけであります。しかしながら、この法案には、運用上の問題については大変に不安を持っていらっしゃる。二十六年にできましたこの繭の法律、これが八回も改正になり、昨年はまた期中改定とかいろんな対策を講じなきゃならぬということで、養蚕業界は非常に……

第102回国会 農林水産委員会 第13号(1985/04/16、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 金融三法の質疑に入るわけでございますが、その前に、過日来、当委員会で問題になっております農林漁業を取り巻きます諸情勢について、若干の御質問を申し上げたいと思うのであります。  最初に、過日も申し上げたのでございますが、日ソ漁業交渉がいよいよ期日も迫ってまいりまして、関係者はその推移につきまして大変憂慮しておるところでございます。これはもうもちろん外務省、また水産庁、それぞれの立場で積極的な今取り組みであるということについては報道等では聞いておりますが、交渉の責に当たっております農水省、なかんずく水産庁長官に、現在の交渉の現状について、いろいろな問題があるようでございますが、私ども……

第102回国会 農林水産委員会 第17号(1985/05/23、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 農業災害補償法につきまして若干の御質問を申し上げますが、これは同僚委員からもいろいろ問題の指摘がございました。  私は最初に、この農業災害補償法の一部を改正する法律案の提案理由の説明で大臣がその要旨を説明いたしておりますが、この法律を改正するに当たりましての理由といいますか、よって来るところの問題点としまして何点か指摘して、かくかくしかじかなるがゆえに今回の改正が必要なんだというお話でありますが、その中で、「近年、農業事情及び農家の保険需要が変化してきており、これに即応した制度の改善が求められるとともに、厳しい財政事情の下で制度の一層の合理化を図ることが必要となっております。」と……

第102回国会 農林水産委員会 第18号(1985/05/28、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 時間もございませんので、私は須藤参考人に一問だけお伺いするわけでございます。  いろいろお話しございましたが、私はこのたびの制度の仕組みそのものについての問題点については過日いろいろ質疑を通しまして訴えたところでございますが、金銭的なことである程度のカバーできる面、これも許されない、我々の立場から言いますと問題だという点は何点か指摘をいたしたところでございますが、さっき参考人のお話の中にございました小規模なところ、山間部とか都市近郊、それから未加入の方が散在する、こういうことのために防除等いろいろ問題が起きる。さらにまた農村の今日まで培われてまいりました相互扶助精神、こういうもの……

第102回国会 農林水産委員会 第19号(1985/05/30、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 今回のこの承認案件につきましては、行革絡みということであると思います。私どもが各山村へ参りますと、営林局、営林支局、営林署、こういう組織体系というのは長い歴史の中でできているわけでありますから、現在の地方自治体の形とは非常に異なった形態がなされているわけでありますが、しかしやはり山村では営林署がある、営林局がある、そういうことが一つの地域の振興といいますか、地域発展の一つのきずなであったということが言えるんだろうと思います。そういう中で、行政改革で営林署が十九も統廃合になるということは地元にとりましては非常に大変なことだ、私どもも地元のいろんなお話を聞くにつけ、市町村等につきまし……

第102回国会 農林水産委員会 第20号(1985/06/04、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 農業者年金基金法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問を申し上げる次第であります。  この農業者年金基金法、農業者年金は、この問題だけを取り出して云々というわけにはいきませんで、やはり農業を取り巻く諸情勢について深いかかわりを持っておると、こう思うのであります。その点につきましては広範にわたります問題、限られた時間で一々申し上げる時間もございませんので、何点かに絞ってお話を申し上げるわけでございます。過日の大臣の法律案の提案理由説明の中にもお話がございましたが、農業者年金制度、それは「四十六年一月に発足して以来、農業経営の若返り、農地保有の合理化等に寄与してまいりました。……

第102回国会 農林水産委員会 第21号(1985/06/06、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 本日は参考人の皆様方、本当にありがとうございました。  時間も限られておりますので、最初に池田専務理事にお伺いを申し上げるわけでございますが、確かにこの法律ができて、この十五年の間それなりの効果が、効果といいますか、それなりの評価すべき点については、先ほどもお話がございましたし、私どももやっぱり農家に行ってまいりまして実態としてそういう点はよくわかるわけでありますが、何せこのたびの改正は、老後の保障という根幹にかかわる問題、それから農畜産物の価格低迷という中での掛金の引き上げということで、農家にとりましても非常に厳しい状況の中でありますから、ほかの年金も横並びということで、他産業……

第102回国会 農林水産委員会 第22号(1985/06/11、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 ただいま議題になっております農林漁業団体職員共済組合の年金の問題について若干御質問する次第でありますが、共済年金については制度改革に関する問題と、それから年金の額の改定の問題、今日までもそれぞれのときに合わせまして何度かいろいろ改正もございました。  今回提出になっております法案につきましては、年金額の改定ということでありますが、しかし、これは年金額だけで論議や話が終わる問題でなくて、やっぱりそこには制度改革は一体どうなるのかという深い問題にもつながることになるわけでありますが、きょうはわずかの与えられた時間でもございますし、多般な問題についてはお話しする時間もございませんが、こ……

第102回国会 農林水産委員会 第23号(1985/06/20、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 農林漁業を取り巻きます諸問題は、非常に広範にわたっておりますが、基本的なことを中心にしまして何点かについてお伺いをしておきたいと思うのであります。  最初に、農林漁業に対します基本的な考え方としまして、大臣は口を開くと中曽根総理は非常に協力的である、深い御理解をいただいている、こういうことを再三再四おっしゃっているのでありますが、この理解の度合いというものが問題でありますし、さらにまた、これから当面いたします対外経済問題に対してどういう態度をとるかという具体的な行動でこれから評価がされるんだろうと思うのであります。閣議の席上やいろんなところで、この対外問題を中心としまして農林漁業……

第102回国会 予算委員会 第14号(1985/03/25、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 最初に、去る十六日の本委員会において同僚の鈴木委員より暫定予算を求めるべきであるという委員会としての態度を決めてほしいという発言がありまして、それに対して委員長は理事会で相談するという答弁がありましたが、委員会としての態度についてどうなったのか、既に十日もたっておりますので、当然暫定予算を求めるように決まるとは思いますけれども、このことについて委員長の御発言をお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 最初に、農業問題にちょっと触れたいと思いますが、五十八年度の食糧自給率は総合で七一%、穀物自給率では三二%、これは前年度よりそれぞれ一%下がって、史上最低ということであります。こ……

第103回国会 農林水産委員会 第1号(1985/11/22、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 臨時国会が始まりまして初めての今国会の委員会でございます。各委員からもお話しございましたが、私からもちょっと二、三点申し上げておきたいと思うのであります。  最初に、今、同僚の塩出委員から林業のお話がございましたので、それに関連する問題をちょっと申し上げたいと思います。  環境庁の方いらしていますか――過日来、群馬県の衛生公害研究所の研究の結果として、またこれは大気汚染学会等でのいろんな発表等をもとにしまして、杉枯れと酸性降下物との関係についていろいろ論じられております。これは、今日の状況がストレートで影響したという、全くこの酸性降下物そのものだけでそういう現象が起きたという単純……

第103回国会 農林水産委員会 第3号(1985/12/12、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 私に与えられた時間は十二分ということですから、簡潔にお答え願いたい。  せっかく大蔵大臣がいらっしゃったわけで、財政的なことについて二、三御質問を申し上げたいと思いますが、一つは、どの制度もこれは財政当局に深いかかわり合いがあるわけでありまして、今も大臣から同僚委員の質問に対して非常に人情味あふれるお話、本心であるのかどうか知りませんけれども、これは働く者の痛み分けなんというようなお話もありましたけれども、新しい制度がここから始まるというのだったら、いろんなことを審議し、いろんな意見を聞いてそこからスタートすればいいんですが、過去にそれぞれの設立の趣旨、そしてまた経過のあるそうい……

第103回国会 農林水産委員会 第5号(1985/12/19、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 私は、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合及び二院クラブ・革新共闘の各派共同提案に係る北洋漁業の安定確保に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     北洋漁業の安定確保に関する決議(案)   我が国の遠洋漁業は、二百海里体制の定着等に伴う沿岸諸国の漁業規制の強化により、深刻な影響を受けて、その対応に苦慮している。   このような情勢の下で、米国は、我が国北洋漁業において重要な地位を占めているさけ・ます漁業が、北米系さけ・ますを混獲しているとして、その禁止を要求するとともに、それに応じなければ、米国二百海里内にお……



各種会議発言一覧

9期(1971/06/27〜)

第66回国会 運輸委員会、内閣委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 閉会後第1号(1971/08/05、9期、公明党)

○藤原房雄君 私は、今回の全日空機の事故によってなくなられた方々の冥福を祈りながら、再び同じ事故の絶滅を期していかねばならないという強い決意の上に立ちまして、航空行政のあり方につきまして、政府の姿勢をただし、また、今後の問題について若干の質問を行ないたいと思うのであります。  昨日から本日、いろんな角度から論じられてまいりましたが、私はこのたびの事故にあたりまして、ちょうど岩手県におりました。事故発生後二、三時間で現場へ参りまして、その悲惨な状況をこの眼で見てまいりましたが、まことに言語に絶する状況でございました。運輸大臣もいち早く現場に参りまして、その悲惨な状況につきましては、あなた自身のは……

第71回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、農林水産委員会、商工委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/07/14、9期、公明党)

○藤原房雄君 本日、合同審査にあたりまして、若干の質問をさしていただきたいと思います。今日まで運輸委員会で相当な質疑が重ねられているわけでございます。きょうは連合審査ということでございますので、私どもの立場からぜひ問いただしていかねばならないという点を若干、まあ与えられた時間が四十分でありますから、そう質問はできないと思いますけれども、許される時間の間お聞きしたいと思います。  いろんな問題がございまして、このたびのこの国鉄運賃の値上げが国民生活にどういう影響を及ぼすかということ、さらにまた現在の国鉄のあり方が地方財政や、また地域にどういう影響を及ぼしているのかという、そういう問題等につきまし……

第71回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第1号(1973/03/15、9期、公明党)

○藤原房雄君 先ほど災害の状況についての報告がございました。また、ただいま大矢議員からの質疑がございまして、このたびのこの災害につきましての大要というのは大体理解できたわけでありますが、私から二、三の問題についてお伺いしたいと思います。  一つは、保安につきましては、ほかの山よりも非常に事故の発生も少ないという、先ほどデータをあげていろいろございました。しかし、事故が一たび起きますと非常に大きい事故が起きるということで、件数は少ない、しかし、一たび起きますと大きな事故につながるということで、その点は非常に考えなければならないいろいろな問題があろうかと思います。  それで、お伺いしたいのは、この……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1973/04/09、9期、公明党)

○藤原房雄君 ただいまも、峯山委員から、自然破壊の問題についていろいろ質疑があったようでございますが、最近の著しい開発ブームといいますか、この問題は、特に、昨年、日本列島改造というかけ声がかかりましてから一そう拍車がかかったように思うのであります。美しい自然の守られておりました景観の地が、大手の業者によってどんどん買い占められ、そしてまた、現在もその自然があとかたもなく破壊されているところ、さらにまた、これから開発されようとするところ、こういう問題が全国に山積しております。 これはもう早急に対策を講じなければ、現在までの政府のやり方は、対症療法的な、物事が起きてからということで、自然の景観をそ……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1973/04/06、9期、公明党)

○藤原房雄君 限られた時間でもございますので、端的にお聞きいたしますので、ひとつその点よろしくお願いします。  私は東北、北海道に関しまして最も関心の深い青函トンネルのことにつきまして、若干の質問をしたいと思うわけでありますが、この問題につきましては、昨年わが党の衆議院の古寺委員も現地におきまして問題になっております何点かにつきましてはいろいろ質疑をしておるようでありますが、世紀の大事業としてこの事業のりっぱに完成することを祈らずにはおれないわけでありますが、先ほどもいろいろお話ございましたが、愛される自衛隊ということばがあるわけですが、国鉄も最近いろいろな問題を起こしておりまして、決して愛さ……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1974/04/04、9期、公明党)

○藤原房雄君 第一分科会におきましては総理府関係ということでございます。私も北海道の者ですから、北海道開発行政のことについて二、三お伺いしたいと、こう思うわけであります。  北海道の開発のことにつきましてはいままでもいろいろ議論のあったところでございまして、また現在三期計画の推進というものが進行している途上でもございまして、現時点から考えましても私ども非常に考えなければならないいろいろな問題がある。三期計画の中の三つの柱といわれております苫東、また石狩新港、新酪農村、ここにも社会変動の大きな波が押し寄せておる。こういう観点からいたしまして、開発庁の姿勢といいますか今後の問題についてお伺いしたい……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1974/04/06、9期、公明党)

○分科担当委員外委員(藤原房雄君) きょう分科会において自治省関係の問題について二、三お伺いしたいと思うんであります。  最初に地方自治の確立また住民の声を政治にというこういう観点、私は大事な問題だと思うんでありますが、私は去る三月二十三日の予算委員会におきまして、北海道の大規模な開発、これは石狩新港の開発のことにつきまして開発庁長官に対しまして十分な住民の意思を反映したものであっていただきたい。まあ、いまはマスタープランの段階でありますから、基本計画の段階でありますから、それは当然できることなんで、この点十分にお話し申し上げました。現在小樽市と石狩町から、それぞれ議会から意見書が出ておる、こ……


10期(1974/07/07〜)

第75回国会 逓信委員会公聴会 第1号(1975/06/27、10期、公明党)

○藤原房雄君 時間もありませんので、端的にちょっと二、三の問題お伺いしたいと思います。  きょう、お忙しい中をおいでいただきました公述人の方のお話をお聞きいたしまして、どちらかというと実務担当者といいますか、実務を担当なさっている方は強い反対といいますか、とられているようでございますし、また理論的にまあ賛成だということですけれども、しかしそれも条件つきだというような、このようにいまお話を伺いまして感ずるわけでございます。  一つは、池田公述人にお聞きしたいんでございますが、池田参考人のお話の中に、やはり独立採算制、受益者負担の問題ございましたが、これを一種と二種の料金ですね、最初答申では五十円……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1975/03/29、10期、公明党)

○藤原房雄君 自治省関係の審議でございますので、与えられた時間がわずかでございますから、地方財政、地方自治法、これらのことにつきまして若干の質問をいたしたいと思います。  最初に、大臣にお伺いしたいんでございますが、これは、高度成長で国土が全く環境破壊をされた、こういうことで環境汚染というか、こういうことで非常な論議があり、臨時国会まで開かれましてこういうものについての法的な規制という、こういうことがなされたことはよく御存じのとおりであります。三木総理大臣もかつては環境庁長官であった、こういうことから非常に前向きにこれに取り組まれ、現在、三木内閣もまた、環境を保全するということにつきましてはど……

第78回国会 災害対策特別委員会、地方行政委員会連合審査会 閉会後第1号(1976/11/11、10期、公明党)

○藤原房雄君 このたびの酒田市の大火に際しましては最近にない大変な被害を受けたわけであります。罹災者に対しまして心からお見舞い申し上げるとともに、関係省庁はもういち早く現場に急行されましてそれぞれの立場で対策を講じられた、こういうことで関係者に対しましては心から敬意を表する次第であります。  私ども現地へ参りまして現状をつぶさに視察し、また状況等を調査をいたしてまいりましたが、やっぱりこの災害のよって来る原因といいますか、発生原因の究明ということと、二度と再び同じことを繰り返してはならないという、こういう観点からの究明、そしてまた改善、それと、それから罹災者に対してこれからりっぱに立ち直ってい……

第80回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1977/04/13、10期、公明党)

○藤原房雄君 限られたわずかな時間でございますので、運輸行政の基本の一、二点御質問を申し上げたいと思います。  最初に、大臣にお伺いするわけでありますが、本年の五十二年度予算というものは、福田内閣の閣僚としてもやはり今日の景気浮揚という、こういう点については十分な配慮も払われてのこのたびの予算編成である、私どもこのように認識をいたしておるわけでありますが、この間のことについて御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 論評するなんて私は言ってませんけれども、福田内閣の国務大臣として、このたびの予算編成に当たりましては、そういう点の配慮というものは十分なされた上で閣議でいろいろ御検討なさった……


11期(1977/07/10〜)

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会、商工委員会連合審査会 第1号(1978/06/05、11期、公明党)【議会役職】

○委員長(藤原房雄君) これより科学技術振興対策特別委員会、商工委員会連合審査会を開会いたします。  先例によりまして、私が連合審査会の会議を主宰いたします。  原子力基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。  峯山君の質疑については後刻に譲ることにし、次に、市川君の質疑に入ります。
【次の発言】 先刻、峯山君の質疑が保留になっていましたが、森内閣官房副長官が出席されましたので質疑を行います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本連合審査会はこれにて終了することに御異議ござい……

第84回国会 商工委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、運輸委員会連合審査会 第1号(1978/04/28、11期、公明党)

○藤原房雄君 特定不況産業安定臨時措置法、この法案の審議に入るわけでございますが、きょうは商工委員会、それから社会労働委員会、農林水産委員会、運輸委員会、この委員会の連合ということでございますが、私は農林水産委員会という立場から、当面する合板業界の問題について若干質問したいと思うわけであります。  最初に、この法案については今日までいろいろな論議があったことだろうと思いますが、大臣の提案理由の説明の中にも、最後の方に、本法が「構造不況業種の不況の克服と安定に欠くべからざるものであり、」と、こういうように述べておるわけでありますが、これは各委員からも指摘がございましたように、構造不況業種の不況の……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1978/03/30、11期、公明党)

○藤原房雄君 最初に大臣に総括的なことでお伺いするわけでありますが、何といいましても現在の福田内閣の当面の施策の最重点はいろいろな柱があると思いますけれども、公共事業によって景気を回復しようという、不況脱却という最大の眼目、大きな柱があると私ども思うわけでありますが、これにつきましては今国会におきましてもずいぶんいろいろな論議があったわけでありますが、特に建設省、通産省、まあ各省にわたってきめ細かな質疑が行われたわけであります。  それらのものはそれといたしまして、私はきょうわずかな時間でございますので広範な問題についてお尋ねすることもできませんが、まず最初にお聞きしたいのは、中小企業者に対す……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1978/03/29、11期、公明党)

○藤原房雄君 大臣、非常に短時間しかございませんので、ひとつ端的にお答えいただきたいと思いますが、同僚委員からいろいろお話ございましたけれども、総括して福田内閣の当面する最大の課題という、これは閣僚の一員としてどのように御認識なさっていらっしゃるか、これは当然不況克服ということだろうと思う。そういうことで、五十三年度の予算というものは公共事業を中心といたしまして不況対策、これの実効の上がるようにということが最大の眼目になっておるわけであります。こういう観点から見ますと、国鉄にいたしましてもいろいろな御意見はございました。私もこれからまた述べるわけでありますが、その中にありまして、やはりこの国鉄……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員打合会 第1号(1979/05/11、11期、公明党)

○藤原房雄君 本日は、参考人の皆様大変お忙しいところ御苦労さまでございました。  わずかの時間でございますので、何点かにしぼってお尋ねをするわけでございますが、最初に正親参考人に、先ほど来いろいろお話ございましたんですが、まあどちらかというと、エネルギーの日本の現状の中で――エネルギーの必要性の中から原子力の必要性、そしてまたその中から出てまいります再処理問題ということで、日本の現状の中で原子力発電というものの持つ意味合いというものを、先ほど来いろんな角度からお話ありまして、私どももそれはそれなりに認識をいたしておるところでありますが、さて、その必要論とともに、国際環境がそれを許すような状況で……

第87回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第1号(1979/05/29、11期、公明党)

○藤原房雄君 限られた時間でございますので、若干の問題について御質問申し上げたいと思います。  最初に、過日の静岡の藤枝市におきますガス事故について一点だけちょっとお伺いしたいと思いますが、これは衆議院でもいろいろ当事者といいますか、参考人の方をお呼びいたしまして論議があったようでございます。また、通産省におきましても、これをもとに今回の事故を反省いたしまして、各業者に対しまして改善といいますか、今後のあり方についていろいろ総点検を命じたと、こういうことも聞いておるわけでありますが、やっぱり今回のことで、ガス事業法によっていろいろな保安規程というのはあるわけなんですけれども、商工だけというより……


12期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1981/03/27、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 初めに、中曽根行政管理庁長官にお伺いするのでありますが、行政改革につきましての強い決意のほどは、それぞれ予算委員会を初めといたしまして管区行政監察局長会議とかいろいろな各種のところで力強くお話しになっていらっしゃり、またさらに、今回第二臨調の答申を実行するに際しましても強い決意のほどがいろいろ述べられておるわけでありますが、最初に、この財政再建、非常に重要な立場にございます長官に、行政改革に対しての強い決意のほどをお伺いいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 まあとかくに、総論賛成、各論反対というか、いままでも行政改革は決して手つかずで今日まできたわけではないわけでありまし……

第94回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1981/03/30、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 本日は予算委員会の分科会ということでございます。限られた時間でございますので、一、二点につきまして、当面する法務省に関係する問題につきましてお尋ねを申し上げたいと思うのであります。  最初に、来年度の予算に関連いたしまして、時間もございませんから、個々に一つ一つお尋ねする時間もありません。多方面にわたりまして複雑化する社会の中で、司法、法務行政の中でどれが比重が高いとか低いとかという、そういう判断はなかなかむずかしいことだと思うんでありますが、私は、本日、社会の大きな変化の中で非常に関心を持っております登記事務の問題、また、青少年の問題につきましてお尋ねをするわけであります。  ……

第94回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1981/03/31、12期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 予算委員会の分科会ということで、時間も限られておるわけでございますが、科学技術庁関係につきまして二、三の問題について若干御質問をいたしたいと思うんであります。  最初に、本年度の異常豪雪ですか、ことしの被害額は三八豪雪をはるかに上回るということで、政府といたしましてもこれに対しましての早急ないろんな対策を講じてきたことにつきましては、私どもも補正予算の段階でもいろんな議論をいたしましたし、また災害対策でもこの問題についてはいろいろ論議されまして、それなりの施策を講じておる、このように思うのであります。ことしの豪雪は去年の暮れから被害が出始めまして、現在およそ八百億ですか、順次また……


13期(1983/06/26〜)

第101回国会 大蔵委員会,地方行政委員会,農林水産委員会,商工委員会連合審査会 第1号(1984/08/01、13期、公明党・国民会議)

○藤原房雄君 たばこ事業法等関連の五法案に対します連合審査というものでございますが、私は農林水産といいますか、農業サイドから二、三の問題についてお伺いをしたいと思います。  総体的には今までの専売事業と大きな変更はないということで、大体今までの専売でやりましたものを継承するような形になっているようでございますが、しかしながら、国が携わって行うのと違って、またたばこ産業株式会社が携わって主体的にこれを行うということになりますと、現実問題としてはいろんなことが起きてくるんだろうと思います。特に葉たばこの価格、それから現在の消費の動向、在庫の問題、こういうことを考えますと、これは従来の専売事業のいろ……


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ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

藤原房雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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