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竹田四郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

竹田四郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは竹田四郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。竹田四郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

8期(1968/07/07〜)

第59回国会 地方行政委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 いまのアンケートの集約をそういうような形で最終案につくっていくと、こういうお話なんですが、実際上府県から上がってきたものをそのまま形式的にまとめるだけではなしに、何らかの形で体系的にされるだろうと思うのです。ただそこで一つ問題が出てくるだろうと思うのですよ。府県の中でも、考えてみると、財政上の事情等々で、自治大臣が最初に言った住民福祉という立場でこの問題を必ずしも回答していないところも多々あるわけです。そういう意味では、かえって、それが全部とは私も言いませんけれども、一部では住民福祉をねらっていながら住民福祉に相反するような事案というものもおそらくこの中に盛られてくる可能性はある……

第59回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1968/10/22、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 関連して。ゆうべの新宿のデモについては、私もずっとテレビの報道を実は見ていたわけですが、たしか昨日の午後十一時半に秦野警視総監が記者会見をやられたと思うのです。そのときの記者会見の内容は、現在の状況は騒擾罪を適用するぎりぎりの限界だ、こういうふうに記者団の諸君に話をしておったということが報道をされました。その記者会見の途中におきまして、新宿の南口の階段に放火がされた。それによって三十名程度の駅員の生命の危険が感じられる、こういう事態が起こった。したがって、この放火を契機として騒擾罪の適用に踏み切ったと、こういうふうにその後の記者会見――おそらく零時二十分ごろの記者会見だったろうと……

第59回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1968/11/19、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 四、五点特に都市交通の問題についてお伺いをしたいと思いますが、去る十四日に赤澤自治大臣と総評の岩井事務局長との会談によって、十五日の朝に予定されておりました都市交通関係の始業時から八時までのストライキが一応回避されたということは、御同慶にたえないわけであります。その会談の中で、去年の八月分からの貸し付け金の形で地方公営交通企業の職員に支給されている平均三千円の金額を正式に賃上げ分として制度化させる手続を各地方自治体のほうにとらせるように行政指導される、こういうように承っているわけでありますが、これによって各市の企業管理者と労働組合との間の話し合いが進んだわけでありますが、自治省の……

第59回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1968/09/10、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 ちょっと一言企画庁長官にお尋ねしたいと思うのですが、ここ非常に物価が次から次へ上がってきて、きょうの毎日新聞を見ますと、物価値上げの政府主導型の台風が日本の南の海岸に押し寄せているというような表現で出ているのですが、経済企画庁としては、これは当然物価の問題を所管されて、物価を押えていくというお立場にあるだろうと思うのですが、しかし、きのうのサッポロビールですか、ビールの三円値上げについては、どうも政府間で意見が違っているように思うわけです。たとえば、国税庁のほうは、もうすでに、前の七円の税金の値上げのときにはちょっとぐあいが悪いから、これはある程度先にいって上げることを認めよう、……

第59回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第3号(1968/11/14、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 先ほど鈴木先輩のほうから経済の動きについて質問がありましたから、その辺も省略しますし、四時までというお時間ですから、若干形容詞抜きでしゃべっていきますから、その点でひとつ御答弁をお願いしたいと思いますが、まあ長官は、どちらかと言うと、私ども聞いている点では、所得政策の推進論者だと、こういうふうに聞いておりますけれども、まあ所得政策の中で述べられていることは、誘導と説得ということがかなり大きい問題点であるというふうに言われているわけですが、先ほども、本年度の上期の物価上昇が五・七%であって、年間の物価上昇の政府の見通しでありました四・八%は堅持しているつもりだと、まあこういうふうな……

第60回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1968/12/18、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 たいへん時間がおそくなりましたから、簡単に、横浜の中央卸売り市場の問題について二、三お聞きしたいと思います。  ちょうどいま年末で、先ほども正月用品の問題についての物価規制の問題があったわけですが、横浜の中央卸売り市場は、御承知のように、計画が大体百万人の規模の中央卸売り市場ということですが、実際は、人間がふえちゃっていますから、いま二百万人の台所ということになっておりますが、特に最近は混雑がすごいということは、施設庁のほうも御存じであろうと思いますから、そういう点についてはあまり触れませんけれども、とにかく、小売りの八百屋さんにしてみると、もう朝の三時ごろから二人ぐらいで市場に……

第61回国会 地方行政委員会 第7号(1969/04/03、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 地方税の一部改正の法案が出たわけでありますが、まあ地方税がシャウプ勧告できまってから、日本の経済情勢というものはたいへん大きな変化を来たしていると思うのです。たとえば、かつての自転車に対するような税金というようなものも、もういまはなくなってしまっておりますし、まあ今日、軽自動車税なんかもありますけれども、モータリゼーションという形でまいりますと、おそらくこういう軽自動車税というような税収というようなものも、今後非常に伸びるよりもむしろ減少していくんではなかろうか。あるいは、当時は予測できなかったわけでありますが、現実には首都圏あるいは近畿圏、先ほども論議がありました名古屋を中心と……

第61回国会 地方行政委員会 第8号(1969/04/08、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 電気ガス税についてお尋ねをしたいと思いますが、今回の免税点の引き上げで、電気については四百円から五百円ですか、それからガスについては八百円から千円に上げるそうですが、電気のほうは百円だけしか上げてない。ガスのほうは二百円上げられた。どうして電気とガスとそのように差をつけて上げられたのか、その点の根拠について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 かつては、この間にこんなに大きな差額はたしかなかったと思うのですが、いま片方が八百円、片方が四百円、だから、その上げる割合が同じだと、こういうあり方は、いつからそういうふうになったのですか。

第61回国会 地方行政委員会 第12号(1969/05/06、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 大臣の時間の都合がありますので、主として大臣への御質問を先にさせていただきたいと思うのですが、第一番目に、六百九十億の問題についてお伺いしたいわけですが、この六百九十億の問題というのは、一月六日の大蔵大臣と自治大臣との覚え書きによってこういう措置をされるということになったと思うわけでありますが、この六百九十億というのは四十五年度に返還をされるということが大筋として書かれているわけですが、場合によっては四十六、七年度になることもある、こう書いてあるのですが、四十六、七年度になるというそういう事情というのは、大体どういう事情のときに、六、七年度に延ばされるというそういう条件というもの……

第61回国会 地方行政委員会 第13号(1969/05/08、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 一昨日自治大臣の行ってしまわれてからあとの論議というのは、自治大臣がおっしゃっていたことの内容がはたしてわれわれが受け取ったような状態ではないんではないかという疑問がたいへんわいてまいりました。特に年度間の調整に対する問題について、大臣は、それは自主的に調整していくんだ、こういうお話でありまして、私ども大蔵省のいろいろな関与なしに自治省がやっていくんだという理解をしたつもりではございましたけれども、あとの議論で、どうも大蔵省の国の財政状況とかあるいは自治省と相談をしてというようなことばが出ましたし、あるいは、これは正式のときではなかったかもしれませんが、また国から借りなくちゃなら……

第61回国会 地方行政委員会 第14号(1969/05/15、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 この前のお約束で、きょう和田さんの質問に関連さしていただきまして、若干消防関係のことについて御質問したいのであります。  この単位費用算定の基礎の五ページ、六ページに市町村の消防関係の標準団体の規模が出ております。これによっていきますと、たとえば救急車が、消防ポンプ七台の基準の中に一台入っておるわけでございますけれども、消防吏員の配当のほうですね、全部で七十一名ということになっておりますが、この中に救急業務を担当する人、職員の配当というものは、一体具体的にどこでどのように配当されていくのか、その点御説明いただきたいと思います。

第61回国会 地方行政委員会 第15号(1969/06/05、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は日本社会党を代表して、内閣提出の地方交付税法の一部を改正する法律案に反対の討論をいたすものであります。以下その理由について述べます。  まず、第一は、地方交付税総額についての特例についてであります。昭和四十三年度において、四百五十億円を国に貸し付けるという特例がありまして、その際においても今後かかることをしない旨、自治大蔵両大臣の間においても、本委員会の附帯決議においても決定されました。しかるにもかかわらず、本年度において再び六百九十億円を国に貸すことに相なってしまいました。この点、また本年度限りというただし書きつきでありますが、二回にわたって交付税総額がかかる形で国によって……

第61回国会 地方行政委員会 第16号(1969/06/10、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 いま山本委員から大綱については質問がありましたから、そういう面は避けていきたいと思いますが、あしたストライキをやるわけですが、一方国鉄は、この間も話が出ましたが、かなり大きな赤字をかかえていながら、本年度の賃金について、政府としても仲裁裁定をのむということになったわけですが、考えてみれば、都市交通の場合には、去年の実は賃金問題では、都市交通だけが賃金がおくれているというようなことで、横浜あたりでも、市につとめる職員は、についてはかなり長い間、実は都市交通の人だけがその責任を負うべきでないということで、かなり長い間実は待ちに待っていたわけです。しかし、これはおのおの生活を持っており……

第61回国会 地方行政委員会 第17号(1969/06/12、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 一時間の時間でありますから、あまりこまかいところまで入れないと思いますので、概括的にやっていきたいと思いますが、地方自治体がみずから経営しているいわゆる公営企業の料金の決定のしかたというようなものの基本的なあり方というものはどういうふうになっているのか、概括的に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そういう手続の問題ももちろんありますけれども、料金の決定の基本的な、どういうふうな形で料金を――手続ではなくて、計算的に、原価構成とかいろいろあろうかと思いますが、そういう料金というのはどういうふうな計算――手続じゃなくて計算の面で、どういうふうな基本的な考え方できめらるべきも……

第61回国会 地方行政委員会 第18号(1969/06/17、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 自治省のほうに府県合併の要請といいますかあるいは陳情書といいますか、そういうようなものがある程度来ているんではなかろうかと思うのですが、来ているのですか、来ていないのですか、要請書だとか陳情書は。早く府県合併してくれというような要望とか、そういうような書類というものは自治省には来ていませんか。
【次の発言】 できましたらね、そういう要望を――おそらく口頭で来ているものもあるでしょうが、口頭で来ているものはどれだけつかんでおられるか、これはなかなかつかめないと思います。文書で来ているものをひとつ、何年には何通、どういう団体からどう来ているというものを明らかにしてほしいと思います。い……

第61回国会 地方行政委員会 第19号(1969/06/24、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 ちょっと関連。いま川崎―木更津の横断堤の話がありましたが、技術的には可能であると。大体どのくらいの将来の貨物流通量を考えながら、どういう構造を構想になっておられるのか。たとえば若干聞いている点では、この横断堤を――自動車道路はこれはもちろんのことだと思いますが、ここに房総と京浜工業地帯をつなぐところの貨物幹線あるいは旅客幹線という新しい幹線鉄道、こうしたものもこの横断堤の中に含めよう、こういうような構想もあるというふうに聞いておりますけれども、その辺鉄道との関連、それから道路はどのくらいの輸送量を想定しての横断堤をつくろうとしておられるのか構想を承りたい。

第61回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1969/04/16、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 きょうはいよいよ八幡・富士の合併問題の正式の、おそらく審査が始まっていると思いますが、そういうことで、実は委員長さんに出てきてもらいたかったわけですが、審査のほうがきわめて忙しいというようなことで、事務局長さんにおいでを願ったわけですけれども、いろいろ八幡・富士の合併問題は、たいへん長い間世論をにぎわしてきたわけですが、しかし、実際問題として、新聞が推測をした報道程度しか、実は国民には何もわかっていないわけです。事前審査であるから、これは企業の機密に関連することであるから、こういうようなことで、新聞の一方的な推測以外にしか国民はこの問題を知らないわけであります。しかし、独占禁止法……

第61回国会 物価等対策特別委員会 第7号(1969/06/11、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 菅野企画庁長官にお伺いしたいと思いますが、去る四月の中旬でありますか、物価安定推進会議というのが一応その任務を終わりまして解散をいたしまして、そして今度は、物価安定政策会議ですか、というものに発展的解消を遂げるということであります。そして、その代表者を物価関係閣僚協議会に参加をさせていくというようなお話を承っているわけでありますが、これは私は一つの進歩であろうとは思います。しかしながら、その前に、物価安定推進会議が四月の十六日の総会に、総括的な政府に対する提言を内容とした「物価安定対策の実施状況と今後の基本的方向について」というものを決定して出したと思いますが、まず、政府のほうは……

第62回国会 地方行政委員会 第1号(1969/12/02、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず最初にちょっとお聞きしたいんですが、二百億円を借り入れるということでありますが、四十四年度の当初の地方財政計画で手当てをしてある分が、五%分として、災害復旧費等を含めてたしか八百五十億ぐらいは措置をしてあると思うんですけれども、今度の一〇・二%の国に準ずるところのべースアップを地方公共団体がやるということになりますと、一体総額どのくらいになって、その財源は一体どういうふうになるか、その点をまず御説明いただいて、それから次の質問に入りたいと思います。
【次の発言】 その三百七十億ですね、それをどういうふうにするのか、二百億円は借り入れるとして、あとどうなるのか、その辺少し御説明……

第63回国会 地方行政委員会 第3号(1970/03/03、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 いろいろありますが、ついでですからいまの公職選挙法との関係をちょっとお聞きしたいのですが、公職選挙法の十五条ですか、「都道府県の議会の議員の選挙区は、郡市の区域による。」と書いてあるのです。現実にその郡というものは、なるほど呼び名としてはあるのだけれども、行政単位としては、実はないわけですね。しかも、その郡というのが実際に町村合併等々を通じまして、一つの郡の中で非常に飛び地になってしまっている。それが二つに分かれた区域というものが、両方が大体人口的に同じぐらいである場合はいいんですけれども、これがおそらく人口的にも非常なアンバランス、地域的にも非常に離れている。そういう郡が、まあ……

第63回国会 地方行政委員会 第6号(1970/03/17、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 自治大臣にお伺いしたいのでありますが、昭和三十年以降の経済の高度成長、こういうことによって三つの経済圏に人口が集中して過密現象を起こしておる。ここにおいては、公害を初めとする、過密によるところのいろいろな障害がますます多くなっている。そして将来新全総によりましても、太平洋ベルト地帯に日本の工業のほとんど半分に近いようなものがこの地域に集中している。人口もおそらく相当、四割あるいはそれ以上のものがこういう地域に集中しておる。この反面、一方においては過疎現象という問題が非常に強く起こっている。そういう点が今日の日本の全体の国土の総合発展という立場からは非常に大きなアンバランスになって……

第63回国会 地方行政委員会 第8号(1970/03/24、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 前回大臣がたいへんお忙しくて時間がございませんでしたから、お尋ねする機会もなかったわけでありますが、私ども、四十四年度の当初予算に関連して六百九十億の地方交付税の分を国に貸してやる、こういうことで、去年の初めの国会ではたいへん私もこの問題について議論をしたわけであります。ところが、一年たつかたたないうちに、さらに国のほうが三百八十億を返却をする、こういうふうに変えてきたわけであります。しかし、いまの地方自治体というものを考えてみますと、あれもしなくちゃならぬ、これもしなくちゃならぬ。一方それに対する財源というのは非常に困っているわけです。たとえば、今度も土地開発基金として交付税を……

第63回国会 地方行政委員会 第9号(1970/03/26、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 きのうからきょうにかけていろいろ農林省や建設省のほうから御意見を伺ったわけでありますが、先ほど来から総合問題についてはいろいろ御議論がなされてきておるわけでありますが、これだけ大きい空港ができてくるということになりますと、周辺の河川というものの改修計画というものと空港の事業の進捗状況というものとを考えてみますと、雨季の場合の河川のはんらんということが非常に心配されるわけであります。きのうも取香川ですかについて御説明を伺ったのですが、この沿岸の耕地というものは二百五十ヘクタールもあるというところでありますが、いまだ取香川につきましては土地の買収問題も解決をしていない。これが解決され……

第63回国会 地方行政委員会 第11号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 建設省のほうにお伺いするんですが、どうも建設省のつくる道路というのはいろいろありまして、道路局のつくる道路と、都市局ですか、計画局ですか、計画局のつくっておる道路とが、どうも道路が違うようなんです。これは最近どうなっているか。どうも道路局が補助金を出してつくる道路というのは、都市間の道路という考え方のように私は承っております。  現実に私の住んでいる地域でも、実にその点困りに困り抜いているわけでありまして、これは市が事業主体の道路でありますけれども、建設省のほうから補助金が出ている道路ということで、横浜――上麻生線という道路でございますが、これが実は小机の町を通っているわけです。……

第63回国会 地方行政委員会 第12号(1970/04/07、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 運転免許の取り消し等を受けた後の免許の欠格期間のものが、一年というのが三年をこえない範囲内できめるということになったわけでありますが、その内容は政令にゆだねられているわけでありますけれども、その政令の基準というものは具体的にどういう内容なのか、わかっていればひとつ教えていただきたい。
【次の発言】 もう一つの点は、今度は安全運転管理者ですか、これに対する酒酔い、無免許運転、あるいは過労、積載制限違反、こういうようなものに対する罰則の引き上げが運転者の罰則と同一になる、こういうことでありますが、しかし、特に積載制限違反運転というようなものは、おそらくこれは運転手自体というよりも、あ……

第63回国会 地方行政委員会 第13号(1970/04/09、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 先ほども大都市の方々の大都市財源をふやしてくれという陳情をいただいたわけでありますが、日本の経済成長というものが非常に急速な形でいままで行なわれてきているわけであります。これからも、政府の発表でも経済成長率を一〇%と見て進んでいくわけでありますが、税全体の国、県、市町村という三つの団体への配分というのを考えてみますと、国の場合には、所得税とかあるいは法人税とかあるいはその他の税金にいたしましても、経済成長の結果あらわれてくる所得に対する税金という形で、経済成長と所得の伸びと税収というものがかなり比例的に出てくる形になっておりますし、また都道府県の場合においても、たとえば事業税ある……

第63回国会 地方行政委員会 第14号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 まだよくわからない点があるんですが、このいわゆるコーレス燃料というものは、何か毒性があるんではないかと一部にいわれておりますけれども、具体的に何か毒性があるのかないのか。九州大学で何か調べた点によりますと、「本剤の人体に対する有害性について考察すれば、成分であるトルエンは印刷用インキや家庭用塗料の希釈剤としても広く使用されているとおり、多量かつ長時間吸引しない限り、危険性はない。」、こういう分析試験書というものが九州大学から出ているわけなんですけれども、この間からのやりとりの中で、どうもこのコーレス燃料というのは、燃料としてのそのものとしてはあまり毒性の強いものではないようであり……

第63回国会 地方行政委員会 第15号(1970/04/16、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております地方税法の一部改正法案について反対の意見を申し上げるものであります。以下その理由を申し述べたいと思います。  その第一は、住民税の課税最低限の額であります。住民税は所得課税を主たる内容とする地方税であります。しかるに、国の所得税の課税最低限に比べまして、相変わらず三十万円という大きな差額を生じているだけでなく、今日の物価高騰のおりにおきまして、前年度の所得に対する課税ではありますが、徴税では現年度である関係もありまして、場合によっては生計費に食い込むおそれすらあります。課税最低限の額の低さが、低い所得層に対し、地方税の負担感……

第63回国会 地方行政委員会 第16号(1970/04/23、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 すでにいろいろ御質問がありましたので、あるいは重複する面も若干出てくるかと思いますが、その面についてはお答えをいただかなくてもけっこうなんでありますが、まず自治大臣にお伺いしたいと思いますが、こうした競馬、競輪、オートレース、モーターボート、こういうようなものが非常に伸びておりまして、売り上げ高から見ますと毎年二割程度くらいずつ伸びているわけです。そのほかに、最近テレビのクイズ番組とかあるいはいろいろな番組というのがたくさんありまして、たとえばハワイ旅行とか、あるいはヨーロッパ一周だとか、こういうようなものもテレビ番組でかなりやられているわけでございます。そうなってまいりますと、……

第63回国会 地方行政委員会 第18号(1970/05/07、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 ちょっと関連。ちょっといまの件でお尋ねしますが、中小都市は確かに最近、下水道の受益者負担の省令に基づく条例ですか、これで大体やっておりますね。それでお聞きしたいんですが、この省令はその都市ごとにつくられていくわけですか。その際の住民負担の割合というのが各種各様なんですね。一番少ないところは八分の一ぐらいから、大体重いところで三分の一ぐらいにいままでの実績はなっておりますけれども、これはその市町村の意思でかってにやっていいものなのかどうか、あるいは建設省のほうでそれについてある程度統一的な住民負担の割合というのを示しているのかどうか。それから大都市においては、広域下水道の場合には当……

第63回国会 地方行政委員会 第20号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 厚生省の食品衛生関係について若干追加してお聞きしたいと思うのですが、資料のほうはいただいたわけなんですが、この実施率というのと衛生法の政令によるところの、政令の三条の表がございますね、年に何回とか、たとえば飲食営業については年十二回とか、これとこの表との関係は一体どんなふうになっておりますか。
【次の発言】 そうしますと、この政令で、たとえばこの政令を読みますと、「次の表の上欄に掲げる営業等の施設につき、それぞれ同表下欄に定める回数を基準として行なわせるものとし、」、こういうふうに政令はなっております。たとえば年十二回、これは基準でありますから必ずしもやらなくちゃならぬという義務……

第63回国会 地方行政委員会 第21号(1970/05/13、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 関連一問。非常に凶悪な犯罪であることはもちろんでありますけれども、大阪府警から射撃の名手が来たといいますけれども、おそらく本人を射殺するということが当初の意図では私はなかっただろうと思う。船と射撃する場所との距離等の関係もいろいろあったろうし、犯人の具体的な行動も私はあったろうと思うのです。どこか足か手か撃って負傷をさせることによって逮捕する、そしてその後いろいろ調べて処罰すべきものは処罰する。こういうふうに私はあるべきではなかったか。私もテレビで見ているだけですから、具体的にそういうことが可能であったかどうか、それはわかりませんけれども、先ほども長官おっしゃったように、おそらく……

第63回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1970/06/09、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 先に、去る六月三日の朝日新聞に出ておりましたタラコの発色剤の問題についてお尋ねをしたいと思いますが、これから六月、七月に入りまして、タラコの消費需要というものがふえてくる時期になっているというふうに聞いておりますけれども、しかし、前には、何か、タラコをまっかに染めてありまして、それに対する批判が出ましたけれども、今度はああいうふうに赤く染めないで、亜硝酸ソーダとかあるいは硝酸ソーダという発色剤を、加工の過程において使用しているというわけでありますが、この発色剤というのは一体厚生省のほうではどういう基準でその使用を認めているのかどうなのか、その辺をひとつお聞きしたいと思います。

第63回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1970/02/14、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 委員長の選任は、委員長にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第63回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第2号(1970/08/11、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 公正取引委員会が従来から独禁懇話会等々を通じまして管理価格あるいは独占価格について、たいへん御研究をなさっていらっしゃって、ある程度意見の取りまとめができたようでございますが、その中では、特にこれからの独占価格に対する監視を強めていくということが強く述べられておりますし、公取委員長も、そういうつもりで、いまの独禁法では管理価格に対する調査あるいはそれに対する介入というようなこともできないから、独占禁止法の改正というようなことも新聞紙上伝えられているわけでありますが、まあそれと関連いたしまして、最近特に経済の急激な成長の過程であらわれている一つのことに、企業と企業との業務提携という……

第63回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第3号(1970/09/10、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 最近、非常に各種の物価が、価格を引き上げるということが行なわれておるのですが、お酒問題で、ほとんど一律という形で、特級酒は九十円、それから一級、二級は六十円という形が出てまいりました。私も、これはどうも裏のほうでだれか操作をしておるのではないだろうか、こういうふうに思っていたところが、けさの新聞で、公取委員長の公取における調査結果と警告というものが出されたわけです。まず、公取委員長に、今回の酒の値上げについて、まあ新聞にはある程度報道されておりますけれども、特に具体的に、国税庁が価格指導をされたのではないかという形での御発表をなさっておりますが、その調査の結果わかっておる点につい……

第63回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1970/03/11、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず最初に、私と同じ選挙区でともに戦ってまいりました佐藤さんが今度経企庁の長官になられまして、いま政府の中で一番重要な物価担当をお引き受けになっておりまして、こうした点では祝意を表するとともに、まず、今後の御健闘をお願いをしたいと思います。  そこで、問題の第一番目でありますが、総需要の抑制問題についての御見解をいただきたいと思いますが、何せ時間が非常に限られておりますので、御答弁のほうも簡明にひとつお願いをいたしたいと思います。  そこで、来年度の予算に関連いたしまして物価安定政策会議が去る一月の二十日に提言を行ないまして、物価上昇機運を払拭するために物価安定を経済政策の第一義……

第63回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1970/03/18、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 私に、限られた時間もあまりありませんので、なるべく鈴木委員の御質問とダブらないようにいたしたいと思いますが、新しく委員長になられました――しかし、いま経済界というものを考えてみますと、たいへんな企業の集中あるいは合併というような形がかなりたくさん出てきております。しかし、独占禁止法というようなものが、たいへんじゃまになるということで、いろいろな形で独占禁止法の抜け道をさぐって、そうして、実際上の経済界におけるところの独占的な支配力を確立しようという動きが各所にあらわれているわけであります。それに対して公取委員会が、独占禁止懇話会を通じて寡占価格あるいは独占価格の研究というものを進……

第63回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第5号(1970/11/09、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 時間がありませんから、一問だけ御質問いたしたいと思います。  この間は、出かけてまいりまして、たいへん御懇切な御説明をいただきまして、ありがとうございました。  そこで、通産省が最近出しました指導方針といいますか、その第四項に、共同仕入れなどをして小売りの協業体制の確立ということを一項うたっております。もちろん、これ一つだけでカラーテレビの値段が下がるというふうには私ども思いませんし、最近やっております新しい型のテレビを出すということは、私は、全体的にカラーテレビの価格を引き下げて行くという方向に必ずしもならない、場合によっては、その実売価格との差額をなるべく縮めようということで……

第63回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1970/04/08、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 きょうもたいへん時間がないそうですから、非常に残念だと思っておりますけれども、ことばの上や政策の上では、たいへん物価の問題がやかましくいわれているわけですが、実際上は、委員会ですら、口ではやかましく言っているんですが、実質上の審議ができない。こういう状態も非常に遺憾だと思うんですけれども、しかし、物価に悩んでいる国民のことを考えると、まあ少しの時間でもやはり審議を進めていくということが必要ではなかろうかと、こういうふうに思いまして、急に、詰めて質問をしたいと思います。  一昨六日の日に、物価安定政策会議が、御承知のように、行政介入と物価についての提言をまとめまして、これを政府に提……

第63回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1970/04/24、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 このセンター法案の目的に「国民生活の安定及び向上に寄与するため」云々と、こういうふうに書かれているわけであります。国民生活という範囲は各種各般にわたっていると思うんです。たとえば、税金の問題も国民生活の一部でありまするし、あるいは医療問題もまた国民生活のかなり大きな部分を占めておるわけでありますが、こういう各般の全体のものにわたってセンターが情報の提供あるいは調査研究を行なうのだ、このようにおっしゃっているわけでありますが、一体、百数十名の人数で、すべてのことが私はできるわけがないと思うのです。むしろ、そうした点では、この国民生活センターというのは、本委員会にもかかっている面もあ……

第63回国会 物価等対策特別委員会 第10号(1970/05/08、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 時間がありませんから、続いてやりたいと思いますが、一つお聞きしておきたいことは、このセンターがいろいろな情報を提供するわけですが、その情報提供の手段としては、テレビ、ラジオあるいは新聞、こういうものをおそらくお使いになるだろう。物価の問題で、マスコミに対する批判というようなのはわりあい少ないわけであります。特に新聞料金の値上げとか、あるいはテレビ、ラジオ料金の値上げとか、こういうものがよくあるわけでありますが、これは、そういうセンターの情報を伝達するものがそういうマスコミ機関だということになりますと、たとえば、新聞料金がどうも不当に高過ぎるという場合も私は場合によっては出てくると……

第64回国会 公害対策特別委員会 第3号(1970/12/14、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 公害問題がたいへん大きな世論になってまいりまして、政府も今度は十四法案を国会に提出するという運びになった点は、非常に一つの前進ではあろうと思います。しかし、本会議から、あるいは連合審査、こうしたものを通じて、公害防止に対する政府の基本姿勢というものについて、私は、いささか疑問を持たざるを得ない点がいろいろあるわけであります。したがいまして、まず、私は、総務長官から、政府の公害に対する基本姿勢というものは一体どういうものなのか、あらためてお伺いしたいと思います。  最近、未来学者のいろいろな意見等もたいへん新聞紙上に言われてきております。一体、地球というものはどうなるのだろう――こ……

第64回国会 公害対策特別委員会 第4号(1970/12/15、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 助川さんにお聞きしたいと思うのです。  公害防止協定を横浜ではお結びになりまして、それによって私的な契約ということで、実際かなり立ち入りとか、いろいろな排出の基準をお互いに定めるとか、こういうふうなことをやられておりまして、あれはたしか電源開発の会社が来るときにそういうことをお始めになったと思いますが、公害防止協定が、その後ずっと各自治体でもかなり進めてきておりまして、いままでの公害の法律の穴埋めをしてきたような感じを受けるのでありますが、今度の法律の改正に基づいて、いままで進められてきた公害防止協定というものに何らかの影響というものが一体出てくるのかこないのか。もし影響が出てく……

第64回国会 公害対策特別委員会 第5号(1970/12/16、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 労働省の方、いらっしゃいますか。  公害の防止ということをやっていくにしても、結局、水質汚濁、大気汚染、まあその他の粉じん等々にいたしましても、その内容を一番よく知っているのは、私は工場の中に働いている労働者だろうと思います。どんな物質がこの廃液の中に入っているか、あるいは一体どのくらい出ているか、それをどうコントロールするかということは、これは何といっても労働者が一番、そういうことでは地域の人に比べて、よく知っている。この間もいろいろ話がありましたように、夜陰にまぎれて河川に廃液をどっと流すとか、あるいは夜陰に乗じて、ばい煙を多く出すとか、実際こういうのは、日曜なんか見ています……

第64回国会 公害対策特別委員会 第7号(1970/12/18、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 きょうは、若干、公害防止事業の負担問題についてお伺いをいたしたいと思います。  公害防止事業というものが公害防止事業団によって実際に行なわれていくわけでありますが、いろいろな事業が計画されているようでありますけれども、この事業の、国、それから県、市町村、あるいは事業者、これの負担割りの原則というものは一体どういうふうになっていますか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 事業団の方にお伺いしたいと思いますが、公害防止事業団でなさっております事業の概略、各事業におけるところの国・県・市・事業者の負担割合、こうしたものを、わかっている程度でお示しいただきたいし、第二点としては……

第64回国会 地方行政委員会 第2号(1970/12/08、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 きょうは、若干皆さん御承知だと思うのですが、神奈川県の津久井郡モーターボート・レース組合に関連して、政府のこうしたギャンブル関係についての指導の問題についてお聞きをしたいと思いますが、まあギャンブルについては、通常国会のときにおきましてもかなりいろいろな御意見があったことでありますが、このギャンブルの行政上の所管というと、かなりいろいろあるわけなんです。  オートレースとか競輪については通産省とか、モーターボートについては運輸省とか、あるいは地方競馬については農林省とかいう形での監督機関があるわけですし、その財政面から見ますと、それは自治省のほうの監督指導ということになっていくん……

第64回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1970/11/24、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 委員長の選任は、主宰者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第65回国会 公害対策特別委員会 第7号(1971/05/14、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(竹田四郎君) ただいまから公害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、山本敬三郎君が委員を辞任され、その補欠として長田裕二君が選任されました。
【次の発言】 今度の、この特定工場における公害防止組織の整備に関する法律案でありますが、これの中に公害防止統括者、公害防止管理者、主任管理者、代理者、こういう者を設けなくちゃならないということなんですが、統括者になる人というのは一体どういう人が当たるふうに考えておられますか。この点をひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 こういう統括者的な職務というのは、ほかの鉱山保安法あるいは消防法にもそういう……

第65回国会 公害対策特別委員会 第8号(1971/05/19、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 非常にいい機会ですから、大臣にちょっとお伺いをしたいのです。特定な工場が、具体的に言いますと、この例は富山県の婦中町のことでございますが、神岡鉱業所のカドミウムによってイタイイタイ病の原因であるということがはっきり厚生省のほうでもそうした見解を出し、したがいまして、通産省のほうでもそうしたイタイイタイ病の実態にかんがみて被害者の救済のためにはあらゆる行政上の措置を適用することが必要だというような通知も出しているわけです。そこで、まあ、そういう重金属による被害を受けた当人に対して会社が損害賠償を払うことは、これは当然だろうと思う。しかし、そういうことが原因であるというふうに調査をし……

第65回国会 地方行政委員会 第5号(1971/02/23、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 ちょっとかぜを引いているものですから、お聞きにくいかもしれませんけれども、その点は御了承願いたいと思います。  暮れに公害関係法が十四成立をしたわけでありまして、その公害関係法の連合審査のときに、山中総務長官から政府の統一見解というものが出たのは御承知だろうと思います。公害対策の財政上の責任においても、国がその第一義的責任を持とうということであの連合審査は終わったわけであります。で、四十六年度の公害関係の予算を見ますと、総額で九百三十億円、そのうち実に下水道の整備が六百六十五億円であります。ですから、ほとんどのものが下水道の整備に食われているということであります。そこで秋田大臣に……

第65回国会 地方行政委員会 第15号(1971/04/27、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず最初に、この特別措置に関する法律案が、昭和四十六年度から十カ年というふうな時限立法になっているわけですが、この十年間という根拠は一体何なのか。十年間たてば一応いまいわれている公害というものは解消してしまう、こういうふうな考え方から、この十年間というものを出したのか。何か十年たてば公害というものはなくなっちゃうというような感じを国民に与えるのではなかろうかと思うのですが、この十年間の根拠というものを明確にしておいていただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、一応十年間で公害を解消するということを期待しているということで、将来は当然これが持続して期限を延長することがあり……

第65回国会 地方行政委員会 第16号(1971/05/13、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 今日の交通混雑というものはたいへんなものなんですが、車が込んでくると道路をつくれという話になりますし、今度道路をつくると、一、二年のうちにその道路というのはもうすでに混雑状態になってしまう。実際は車の増加量のほうが道路の建設投資に比べてずっと急速度だと、こういうふうになってしまっているわけなんですけれども、こういう形で、いまの形で進めていって、一体いつになったら、安全な交通あるいは自動車の機能を果たし得るような交通というものが一体できるのかどうなのか。これはもう、私ども全く悪循環と言うか何と言うか、この問題がひとつ解決されていかなければ、交通事故の起こる可能性というものも非常にふ……

第65回国会 地方行政委員会 第20号(1971/05/20、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 今度の地方自治法の一部改正の中に、地方公共団体のやる仕事の中に公害の防止ということが加わるわけでありますが、そこで厚生省の方にお聞きしたいんですが、特定工場の公害によって、公害防止あるいは住民の健康の維持のためにいろいろ国、県、市町村、こういうところで費用をかなり出していると思いますが、どのくらい出しているもんですか。全体的にはなかなかつかめないかもしれませんが、大体どういうところを主にしてどんな費用が出ているか、もしおわかりでしたらお示しいただきたい。
【次の発言】 特別にどこかの市をあげて、あるいは市町村をあげて、そういうことで一体どのくらい、どういう費用がどうなっているかと……

第65回国会 地方行政委員会 第21号(1971/05/21、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 今度のこの連合に関する法律というものと、自治省のほうで資料として出されてまいりました四十四年十月十五日の地方制度調査会との関連ですね。これはどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 答申を今度のこの法案の中に入れてない部分というのは、答申のどの部分ですか。
【次の発言】 いまのその取り上げなかった理由ですね、それをひとつお述べいただきたい。
【次の発言】 市町村制というものは、地方自治の中でやはり一番大きい役割を私は占めているのじゃないかと思います。一番住民に直結をしているところの行政というのは、これよりも密着をしているものはおそらくないと思います。そういう点で、地方制度調……

第65回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1970/12/26、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 委員長の選任は、主宰者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第65回国会 予算委員会 第4号(1971/02/12、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、日本社会党を代表し、昭和四十五年度補正予算三案について、反対の討論をするものであります。  一つ、本予算案を見ますと、政府は国民の切なる願いにこたえていないということであります。国民は公害の絶滅、物価の安定を喫緊の対策として望んでおります。佐藤総理も、公害と物価の年だというふうに指摘をされております。昨年は、不十分ではありましたけれども、一刻も早く公害対策を進めるということで、公害関係十四法をつくることに私どもも協力をしてまいりました。しかしながら、いまこの瞬間においても悩み苦しんでいるところの公害による疾病患者がたくさんおります。この治療、救済、あるいは公害監視の強化など……

第65回国会 予算委員会 第9号(1971/03/06、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 関連。  文部大臣に伺いたいと思うのですが、監督官庁は文部大臣になっているだろうと思います。実際にこういう事態を起こした責任というものを一体どう考えているのか。この返済というものは確実にこの規定どおりにできる可能性が武道館の収入から見てできるのかどうなのか、その辺をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 返済計画の見通しはどうですか。
【次の発言】 これからの返済も募金でやるの。
【次の発言】 その募金の計画というのはまだできていないのですか。できたら早く出してください。その募金をいまからするいとうのだけれども、具体的な募金計画はいつまでにできるのですか。

第65回国会 予算委員会 第11号(1971/03/09、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 関連。  この問題は業界の自主規制宣言ということによって行なわれたと。政府の通産貿易に対する外交交渉の大きな責任を業界に転嫁をしている。こういうことで、政府自体の外交交渉が失敗であった、こういうふうに思いますが、この点はどうですか。  それから第二点は、米国の業者のほうでは、この自主規制宣言に満足しないで、さらに政府間の交渉を強く要望しているようでありますけれども、現在の外交ルートの折衝によって今後そういうようなことはないのかどうなのか。先ほども、政府は、客体がなくなったから交渉は打ち切る、こういう態度を表明しておりますけれども、そういうことがあるのかないのか。  第三点は、この……

第65回国会 予算委員会 第13号(1971/03/13、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 関連。  大蔵大臣に伺いたいと思うのですが、先ほどの第一と勧銀との銀行の性格をお述べになったわけですけれども、勧業銀行のほうが中小企業向けが多くて、第一銀行が旧財閥的なほうへの貸し付けが多い、こういうお話でありましたけれども、この合併によりまして資金コストあるいは資金の合理化というような面から、かつても中小金融機関の資金を大企業のほうが利用しようという形で、たいへんいろいろ動きがあったようであります。こういう形になりますと、中小企業金融のそうしたワクが、かなり大企業のほうに回っていく、こういう心配を私どもは非常にするわけです。そういうものに対する歯どめがなければ、全体的な経済の構……

第65回国会 予算委員会 第14号(1971/03/15、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 関連。  いま石油問題というのがたいへん大きな問題になっておるわけでありますが、OPECとメジャーとの話し合いにも日本としては一言の言を差しはさむこともできなかったわけです。しかしながら、考えてみますと、世界で石油の輸入量の多いのは日本が一番多いわけです。しかも八社ですか、このメジャーから日本には買っていると、こういう事態になっているわけですが、実際にはOPECの国々とメジャーとの間で石油の価格というものはきまってくるだろうとは思いますが、さらにそれが日本に対する販売ということになりますと、石油関係の国際カルテルというものがもうでき上がっている、こういうふうに見てよかろうと私は思……

第65回国会 予算委員会 第16号(1971/03/17、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 関連。参考人の方にお聞きしたいのですが、先ほども高圧ガスの破裂というのが十数カ所、ロサンゼルスの場合にあったということですが、このガス管に使っている材質、あるいはその規格というのですか、こういうものが、たとえば石油なんかの場合にはおそらくアメリカにAPI規格というようなものがあると思うのですが、そういうような規格的なものを使っているのか、あるいは日本なんかの場合には、おそらく鋳鉄管なんかを水道、ガスに使っている場合が多かろうと思うのです。そういう材質は、一体ロサンゼルスの地震の場合の高圧ガスの場合にどんな材質を使っていたのか、その点もしおわかりだったらお答えいただきたい。

第65回国会 予算委員会 第20号(1971/03/22、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 関連。この一本化ですね、足立さんにお願いして一本化をした時期というのは、一体何年何月何日ですか。それと、もう一つは、三十一社の申請が出ました。そこで、それを一本化するということで足立さんに頼んだ、そうして、それと同時に、その一本化した時期がいつですかわかりませんが、取り下げ願いを郵政省の職員が持って歩いているわけですね。ここに郵政省の取り下げ願いというのがありますが、これは郵政省で歩いて、一体取り下げ願いというのは何通もらったのか、何月何日から始まって、何月何日に最後に取り下げ願いを受け取ったのか。それと、一本化の時期との関係はどうなっているのか。

第65回国会 予算委員会 第22号(1971/03/27、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 きょうは総理の古希のお祝いでおめでとうございます。このあとでいろいろ選挙違反の問題をお聞きするわけでありますが、あるいは失礼になるかと思いますが、その点をお許しをいただきたいと思います。  まず、自治大臣、国家公安委員長にお聞きしたいと思いますが、ここに東京都教育振興連盟、これは全国の中学校長会の団体だということでありますが、ここでこういうビラを出して町内会を回覧をしているという話であります。さらにここには「都議会自由民主党」という文字がありまして、やはりこういうビラが十八日の毎日新聞の朝刊に折り込んで三多摩のほうをまかれたというわけであります。こういうのは一体選挙違反のビラでは……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1971/09/02、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 まあ今回の円の切り上げ問題、変動為替相場制の問題、こういう点を新聞等で拝見していきますと、何かこれは一方的にアメリカが悪いのだ、こういう論調がかなり多いし、また政府においてもそうした発言が非常に多いわけでありますが、確かにアメリカに対しまして――六八年でありますか、例のポンドを中心とした国際通貨危機のときに、西欧の財務関係の閣僚は、アメリカにその財政運営の節度を非常に強く求めた。このことは私どももそのとおりであると、こういうふうに考えていたわけでありますが、それにもかかわらず、佐藤政府はベトナム戦争の支援ということを発言したりいたしまして、そうした点ではアメリカの財政運営の節度を……

第66回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1971/10/07、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 長官にお聞きしたいと思うのですが、あとで視察報告もあるわけでありますが、ここでまとめてひとつお聞きしたいと思います。  一つは、いま、野菜にしても肉にしても、生産の問題が非常に大きな問題でありますが、しかし、流通機構の問題というものが、これまたたいへん大きな問題であるわけであります。おそらく、生産地から出される価格の三倍が、大まかに言って、消費地の皆さんの買う値段だと、こういう話でありますが、まず一つの問題として、これは新聞にも出ておりましたが、町田市の境川団地というのと、福島県の岩瀬農協、あそこは、夏秋のキュウリですか、これの生産地なわけです。ここが実は交流しているわけです。そ……

第66回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1971/07/24、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、委員長に長屋茂君を推選することの動議を提出いたします。

第67回国会 大蔵委員会 第3号(1971/11/11、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 先ほど戸田さんの発言に関連して若干お聞きしたいと思いますが、新聞報道によりますと、コナリー長官は十三日か十四日あたりに帰るんではないかという話でございますが、昨日会談をして、大蔵大臣は、コナリーの日本を離れるまでにまだ今後会見の予定があるのかないのか、この点が第一点であります。  それから、きのうの会談の中でEC関係の話、特にフランス関係の話も出たと思いますけれども、まあ非常にきのうの会談も――通貨の安定を早くしてほしいという要望というのは各方面からかなり出てるわけです。きのうの会談を通じまして、どうも大蔵大臣の、先ほども自主的な立場というものがかなり欠けてるというお話があったわ……

第67回国会 大蔵委員会 第4号(1971/11/12、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 ことしの自然増収見込みというのは、当初一兆五千億円を見通ししたと思うんですけれども、今回の場合ですね、それが一体どういうふうになって、見通しとして今日どういう状態になってきているのか教えていただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、今度のこの減税の趣旨というものは、特に後半期におけるところの景気不況に対する減税によって、その景気不況の浮揚力をつけていく、まあこういう趣旨が税制調査会の答申にも書いてありますし、今度の減税というのは、佐藤総理のほうからむしろこうした減税をやれと、こういうことで出てきたと思うわけでありますが、この千六百五十億円というのは、全体の数字でどういうふうに……

第67回国会 大蔵委員会 第5号(1971/11/16、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 関連。いまの保険制度というのは、米作とか果樹とかというようなものですけれども、実際、農家の所得という面から考えてみますと、米が余って困るということは、結局米が非常に換金――金にして安定した収入を得るということが、米をつくっていく大きな私は原因であろうと思うんです。最近野菜等を見ますと、もう毎年上がったり下がったり、これは天然現象や、あるいは病虫害ということではなしに、むしろ供給の不安定というようなものから非常にそういうことになっておるわけでありまして、そういう意味では野菜によるところの農家の安定した所得というのはいまの形ではとられないわけです。消費者のほうはまた消費者のほうで、上……

第67回国会 大蔵委員会 第6号(1971/12/07、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 関連で。今度のローマ会議でのわれわれの受けた印象というのは――いままでは円の切り上げということが国際的には非常に問題だったわけです。たとえば二〇%の切り上げとか、二五%の切り上げ等が当初から出されている。ところが今度のローマ会議では、日本に対する要請というものは、いまの御報告の中でもあまり問題になってきていない。むしろいまの細見財務官の話では、日本はアメリカと貿易その他についてはチャネルができているということでありまして、むしろ問題は、ECとアメリカとの関係が解決すれば、一瀉千里に解決をしていくというような感じを受けたわけでありますが、この会議で日本に対する要請というものは実際は……

第67回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1971/11/05、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 委員長の選任は、主宰者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第67回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1971/12/08、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 境川団地の池谷さんと鈴木先生にお願いしたいと思います。  先ほど、産直で野菜を持ってきてもらうと生産者のほうで一割くらい多くなる、それから消費者のほうで三割ぐらい安く買うことができる、こういうお話でありますが、私ども承知しているところによりますと、小売り店あたりで大体四割くらいのもうけといいますか、すべての収益をとっている、こういう話を聞きますけれども、そうしますと、いまのところは、自治会の役員の純粋なサービス、労力奉仕という形でやっているわけでありまして、従来の役員の方は、先ほどおっしゃられたように、専門的な知識もおそらくおありにならないだろうし、本職のほうもおありになるという……

第67回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1971/12/22、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 経済企画庁の長官にお尋ねしたいと思いますが、しばらくぶりでございますので、若干うしろへ戻ることもあろうかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。  まず、この十九日に円・ドルレートが決定をされたわけでありますが、経済運営の担当企画官庁として、今度のこの四カ月来の問題というものについては、いろいろ内部でも御討議があり、それに対して対処するあり方というようなものもたくさんあろうかと思いますが、木村長官に、まずお尋ねしたいことは、こういうような事態になった、しかもかなり大幅に、国民が予想していた以上に大幅な切り上げということになったわけでありますが、私の予測も二円ばかり違うてしま……

第68回国会 商工委員会 第19号(1972/06/12、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 平田参考人にお尋ねをしたいと思うんですけれども、一つは、最適ルートの中で病院、学校あるいは土地改良、都市計画、こうしたことについて考慮を払わなければならないというふうにおっしゃられたんですが、具体的にはどういう考慮を払わなくちゃならないか。この点が一点。  それから、これは三人の先生が同じようにおっしゃっておられるんですが、パイプを良質の砂で慎重に突き固めろといま三人の先生方おっしゃったんですが、具体的な工事のやり方ですね、どういうふうにやるのがほんとうの意味で突き固めるのかという点です。  それから、平田先生にお伺いしたいと思うんですが、乱流方式で油を送る場合に、おそらくその境……

第68回国会 大蔵委員会 第2号(1972/02/03、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 今国会で総理も、去る一月の二十九日の本会議のときに、「発想の転換」ということばを使われました。大蔵大臣も、きょうの所信表明にはございませんけれども、当日の財政演説においては、「発想の転換」ということばを使っておられるわけでありますが、「発想の転換」というのは、一体、具体的にどういうことなのか、この点について、まずお尋ねしたいと思います。―
【次の発言】 いまも財政政策あるいは金融の問題にもそういうところがおそらくあるのではないかと、こう思うのですが、具体的にはどういう個所が、どういうふうに悪かったから今後どう改めるというふうに、いま財政運営の中でというおことばがあったわけでありま……

第68回国会 大蔵委員会 第3号(1972/02/28、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 この際、米の生産調整について若干お聞きをしておきたいと思うんですが、まず四十六年度産米の生産調整はどういうふうになっているのか、あるいは休耕、あるいは転作面積の状況は予定に比べてどうなっているのか、お示しをいただきたい。
【次の発言】 転作の方向に、かなり方向づけられたということですが、具体化には、転作の内容は、どういうようなものを、どのような形で転作に移っているのか、農林省としてどういう面を重点にして転作を奨励をして、その作付のものは一体どういうものなのかお聞きしたい。
【次の発言】 転作という方向が一つの方向であろうとは思うのですが、しかし転作を進めても、いまの御答弁の中にも……

第68回国会 大蔵委員会 第4号(1972/03/02、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 公定歩合の引き下げというのは、かなり、ここ一年半くらいに行なわれまして、四・七五という形になっております。コールレートも、日本の金融のあり方の一番批判されていた問題でありますが、これも大体五%くらいに下がっておりますが、市中銀行の一般貸し出しの金利というのはなかなか下がらない。公定歩合は下がり、コールレートは下がって、まあ一般的な引き下げの方向にあるにもかかわらず、市中の貸し出し金利が下がらないのは一体どういうところに原因があるか、この点を御説明いただきたい。
【次の発言】 まあ、預金の資金コストの関係から、預金金利の引き下げということが当然、それが下がっていかなければ資金コスト……

第68回国会 大蔵委員会 第5号(1972/03/09、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 証券局長さんせっかくおいでですからちょっとひとつ資料をお願いしたいと思いますが、この金融緩和基調に入って、まあ大体九月からの資料で、金融機関の株の取得の割合ですね。どのぐらい取得が伸びているか、その辺の資料が、できたら月ごとぐらいに最近までおわかりいただいたら資料をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 銀行局長のお考えをちょっと聞きたいんですが、いままで金融機関の一般事業、企業を、言うならば貸し出し金によっていろいろ支配をしていたということばが適当かどうか知りませんが、そういうことをやっていたと私は思いますが、金融が緩慢基調にこうなってまいりますと、貸し出し……

第68回国会 大蔵委員会 第6号(1972/03/10、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 三十分しか私持ち時間がございませんので、ひとつ要領よく答えていただきたいと思いますが、先ほどの戸田委員の質問に関連して、大臣は、内需を旺盛にしてそれによって景気浮揚をはかる、まあこういうお話しであったわけですが、その中で、賃金問題を中心としてお話しがあったわけでありますが、内需を旺盛にするということであるならば、私は賃金だけに目標を置かなくても、たとえば減税手段ということが一つあると思うんですね。この前の年内減税にいたしましても、当初は四十七年度でその減税をやる予定であった。しかしドルショック以来の景気の停滞があるから、景気を回復するために早く繰り上げなきゃいかぬ、こういう理由で……

第68回国会 大蔵委員会 第7号(1972/03/14、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 関参考人にお伺いしたいと思うんですが、いま成瀬委員からもお話がありましたのですが、私は生保の資金というのは若干違うのじゃないか、銀行の資金より若干違うのじゃないのか。いうならば、国が社会保障を徹底してやれば、おたくのほうは、そう言っちゃあ悪いけれども、なくてもいいというようなことも私は言えると思うんです。そういう意味で、一種の老後保障といいますか、社会保障の一環の金であるし、しかもこれはかなり各個人の金だ。こういうふうな立場で考えますと、どうも準備金というものが、他の、まあ先ほど館先生は、あまり信用創造については変わりがないんだというふうにおっしゃられたのですけれども、私はかなり……

第68回国会 大蔵委員会 第9号(1972/03/21、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 全般的な問題もありますけれども、時間がありませんので個別問題に入っていきたいと思いますが、今度の関税の改正品目を見てみますと、まず第一に生活関連物資の関税引き下げ七十三品目というふうにありまして、引き下げの具体的なものは、コーヒーとか紅茶とか大豆とかなたね及びからし菜の種、ウイスキーとか写真機だとか、いろいろあるわけです。これらがそれぞれ何%かの――大きいものでは一五%からあるいは無税というようなものもあるわけでありますが、これらの関税の引き下げが消費者物価にどう関連を具体的にしてくるのか。おそらくこれはある一定の関税率の引き下げということが生活関連物資に、あるいは輸入量を多くす……

第68回国会 大蔵委員会 第10号(1972/03/23、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 先にちょっと、この問お願いをした資料、関税の引き下げによって想定される物価面への影響の試算という資料をきょう出していただいたわけですが、先ほども大蔵大臣は、円の切り上げによる輸入物品の消費者物価への影響、あるいは関税を下げてそれで消費者物価が下がっていく、そういうようなことがなければ、大蔵大臣お目当ての付加価値税もなかなかできない、こういうさっきお話がありまして、まことにそういう考え方は、私消費者物価を引き下げていくということについてはたいへんりっぱだというふうな発言をしたわけでありますが、出していただいたこの資料について若干説明していただきたいと思うのですが、何といいますか、あ……

第68回国会 大蔵委員会 第11号(1972/03/24、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 関税局長は税関研修所の所長をいま兼任されておられますか。
【次の発言】 税関研修所の新人教育の指導方針といいますか、教育の方針というのはどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 新しく研修所に入る人たちの、あとでもけっこうですから、年齢別、学歴別、この資料をひとつ出していただきたいと思います。いまはわからないでしょうけれども。
【次の発言】 局長は、そうした研修所の所長を兼務されているわけですが、月にどのくらい研修所にあなたは行かれますか。そうして指導官の指導とかそういうようなことを当然おやりになっているだろうと思いますが、あなたはどのくらい現場を見、現場へ行ってそうした教育に……

第68回国会 大蔵委員会 第22号(1972/05/09、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 この振興法案に入る前に――十五日に沖繩が返ってくるわけです。――その前の事項として、二、三お聞きしておきたいと思いますが、大蔵大臣、けさの閣議に御出席になりましたか。けさ閣議ありましたか。
【次の発言】 それで、御出席になったと思うんですけれども、私、ここへ来るまでに、十時からニクソンがベトナム問題で何か重要演説をするということであったんです。私がここへ来るまででは、その内容がどういうものであるかということは具体的に述べていなかったわけでありますけれども、おそらく閣議では、きょうのニクソンの重要演説というものはある程度問題になったんじゃないかと私は思うんですけれども、問題になった……

第68回国会 大蔵委員会 第23号(1972/05/11、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 おとといの委員会で、本土の銀行あるいは保険会社、こうしたものは当分の間沖繩に進出することを自粛する、あるいは大蔵省のほうの権限でつくらせないということでございますが、沖繩の銀行、それから金融機関の本土進出という面についてはどのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 銀行はそうですが、その他の保険会社なんかはどういうふうになりますか。
【次の発言】 沖繩におけるいままでの金利、預金と貸し出し金利の状況というのは、これはどういう状況になっておりましたか。
【次の発言】 今度本土復帰で、さらにまた国内の預金金利の引き下げも近くあるだろうというふうに言われております。さらに貸し出……

第68回国会 大蔵委員会 第24号(1972/05/12、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 非常に短い時間ですから、十分私のほうも意を尽くせないと思いますけれども、沖繩復帰を目前に控えて、一体沖繩の復興というのはどこからどう手をつけられていくのかというようなことがきわめて不明確であります。おそらくそうしたものは、通貨調整なり国際的な景気の変動なり、こうしたものが非常に大きく作用していると思うのです。それだけに私は、政府として沖繩復興の手順といいますか、そういうものをより明確にしてやるという責任が本土政府側に私はあると思うのです。その点では、いまの松永委員の質問についてもある程度はお答えになっているとは思うのですけれども、長期計画といえども、一体いつきまっていくのか、これ……

第68回国会 大蔵委員会 第26号(1972/05/23、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 いまの点ですけれどもね、いまの戸田委員あるいは横川委員から言われた問題ですね、これはほかの銀行なら、私はそういう考えでもいいと思うのですよ。ここでわざわざ銀行の目的事項を変える時期にきておる、この変えるというのは、ただ銀行のほうから主体的に変えるということではないと思う。やっぱりいまの時勢というものが、昨年以来のあるいは公害問題、その前からの公害問題、あるいは過密、過疎の問題、あるいは人間性の尊重の問題こういう問題が国民の間で非常に強く議論をされている。こういうものを踏まえて、いままでの産業開発という、戦後のあり方から銀行のあり方が変わっていかなければならぬ、社会のあり方が変わっ……

第68回国会 大蔵委員会 第27号(1972/05/25、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 ちょっと本法案とは関連いたしませんけれども、非常に緊急性を要するという点につきまして、お時間をいただきまして、国有財産の貸し付け関係の問題で若干お尋ねをいたしたいと思います。  最近、昨年の十二月二十八日ですか、建設省が告示を改正いたしまして、家賃地代等の統制令を改正をいたしているわけでありますが、それに伴いまして国有地の貸し付けの貸し付け料というようなものがだいぶ上がってきている、こういうふうに思いますが、東京近辺の、まあいろいろ例があると思うのですが、実はいままで坪五十円ぐらいのものがもう二百円以上、四倍ぐらいに上がっている。こういうような状態とからみまして、もうあちらこちら……

第68回国会 大蔵委員会 第28号(1972/05/30、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 最近、政府は、新円対策七項目を決定したようでありますが、その前に、大蔵大臣が、現在の景気動向、これをどのようにお考えになっていらっしゃるのか御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 いまの御発言の中にも、昨年の補正予算による年末減税、それから公共投資の拡大というようなことが行なわれたんですが、具体的には、それらの効果が、いまどの辺にまで及んできているのか、まあ業種別にいいますと、建設産業とか、あるいはセメント産業とか、そういうところにはかなり波及効果が及んでいるようにも思います。その波及効果は、一体どの辺まで行っておるのかどうでしょうか。

第68回国会 大蔵委員会 第29号(1972/06/01、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 この前時間が十分ありませんでして、老齢者の扶養控除について、年齢的な問題について若干質問したんですが、その前に厚生省にお聞きしますが、老齢者の、この前は生計をどうしているかということについてちょっとお尋ねしたんですがね、いま一番困る問題は、その同居か別居かということが、老齢者をかかえた家庭の中でたいへん問題だと思うんですね、まあ一時、家つき、カーつき、ばばあ抜きということばが実はたいへん流行いたしましたけれども、その辺の老齢者、まあおじいちゃん、おばあちゃんと同居をする状況が、どういう状況になっているのか。老齢者は一体どう考えているのか。新しいその実際に扶養をしようとしている子供……

第68回国会 大蔵委員会 第30号(1972/06/06、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 金子先生にひとつお聞きをしたいんですが、この相続税の場合、特に寡婦の場合に、扶養親族がなくて死別したもの、しかし、現在はかなり生別の人があるわけですから、それはちょっと、公平の立場でいきますと、それは生別したときのいろんな事情はあろうと思いますが、それはそれである、今後の生活の面でいけば、扶養親族がないわけですから、ぼくは生別の場合もあまり変わらないと思うんです。  それからもう一つは、ハイミスの場合です、これもかなり、職業は持っている人がかなりあるとは思うんですけれども、しかし、これもかなりの年齢に達するまで職業は持てるかどうかという状況では必ずしも私はないと思います。これが抜……

第68回国会 大蔵委員会 第31号(1972/06/08、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 税法の審議でありますけれども、若干金融問題についてお伺いをしたいと思います。  いま国内の預貯金の金利の引き下げということが政治の大きな課題になっております。その焦点が、郵便の預貯金についての金利の引き下げということでありますけれども、過日総理大臣は、郵政大臣に対しまして金利を引き下げなさい、このようにおっしゃったというふうに聞いているわけであります。御承知のとおりに、郵便貯金は、一般的にやはり大衆の零細なものが多いわけです。しかし、この預金の全体の金利の引き下げ、こういうことによって大企業はたいへんな金利引き下げに基づくところの利益が出てくるわけであります。安くなりますから、そ……

第68回国会 大蔵委員会 第32号(1972/06/09、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 一点だけ法人税についてお伺いをしたいと思いますけれども、最近の企業のあり方というものが、いままでみたいに、一つの企業というのがそれが単独で存在をしている、単独で利益計算を出している、そういうようなものではなくなってきていると思うんです。たとえば自動車会社一つとってみましても、自動車をつくる会社があり、その下には必ずいろいろな名前のついた販売会社というものがあるわけです。これは電機関係でも、何々商事という形で、製品をつくるところと、製品を売るところというものが違っておりますし、それのさらに下に、いろいろな関係の特約店とか、あるいはそれに似た専門的なメーカーの専門的な販売店というよう……

第68回国会 大蔵委員会 第33号(1972/06/12、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております所得税法の一部を改正する法律案、及び法人税法の一部を改正する法律案の二法案については反対、相続税法の一部を改正する法律案には賛成するものであります。  政府は、さきの年内減税における所得税の一般減税をもって、本年度の一般減税を見送っておりますが、国民の側からいえば、物価の値上がりなどからして減税が切望されることはきわめて多大であります。  政府の税制調査会においてさえも、本年度でき得れば年内減税を主張しているくらいであります。  国民の税制改正に対する要望は、法人税においても、個人企業、中小企業等、企業税制に関する基……

第68回国会 大蔵委員会 第34号(1972/06/16、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 アジア開発銀行の点について二、三伺いたいと思いますが、この通常資金の使用というのを見ますと、台湾が一八・九%、韓国が二四・九%と、非常に台湾、韓国が多いわけであります。それから特別基金のほうを見ますと、インドネシアが非常に多いということで、この三国、あるいはこれはシンガポールも普通資金の場合には多いわけでありますが、こういうところに集中的に金が流れていくということは、アジア開発銀行の目的から見て、どうも数カ国に集中しているという感じを強くするわけですけれども、これはどういう事情でこういうふうになってきているのか。むしろ、台湾、韓国、あるいはシンガポールもそうだと思うのですが、そう……

第68回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1971/12/29、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 委員長の選任は、主宰者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第68回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1972/06/07、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 当面の物価問題でいろいろお聞きしたいことがたくさんあるわけでありますが、きょうは主として家賃地代統制令改正後の地代・家賃の問題についてお伺いをしたいと思いますが、まず、建設省の方はお見えになっていると思うんですが、昨年の暮れ、建設省の家賃地代統制令の告示が改正になったと思いますが、その改正の趣旨はどういうことでございますか、この点についてお尋ねします。
【次の発言】 いま、東京付近の例をお述べいただいたわけですが、今度の告示改正で、いま申されましたように坪当たり百二十円のものを千四百八十円、それから地代で坪当たり四十円のものを百四十円、その線にこの告示によって上げたのである、こう……

第68回国会 予算委員会 第3号(1972/03/31、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 総理は今回もまた、予算がおくれたということについて遺憾の意を表明されたわけでありますが、確かにこんなに予算がおくれるということは、途中に解散とか何かあれば別でありますけれども、おそらくそういうことでなしに一カ月もおくれるということは、まさに私は異例のことだと思うんです。ただいまも、一カ月おくれたことにつきまして、政府としては責任を痛感している、こういうふうに総理はおっしゃられましたけれども、どのように責任を痛感しているのか、その責任を一体どう国民に表明するのか、具体的な行動をどう表明するのか、この点については少しもお触れになっておりませんし、きのうの衆議院の予算委員会を見てみまし……

第68回国会 予算委員会 第7号(1972/04/07、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 関連して。  先ほど総理は六月十八日の毎日新聞を見られて、あなたは前言を取り消したわけですね。いままで、西山記者はそういうニュースを手に入れたならばそれは自社の新聞で書けばいい、そういうことを西山記者はやっていないからけしからぬと、いままで言い続けてきたわけですね。それを取り消したということになれば、あと西山記者のどこが悪いのですか。なぜ告発をし送検をしなければならないのですか。身柄を、そういう意味では、さっそく釈放すべきだと思います。どこに原因があるのですか。
【次の発言】 そうしますと、総理はいま検察がそういうふうにして身柄を拘束しているということが、これは間違っているとは思……

第68回国会 予算委員会 第9号(1972/04/10、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 委員長。
【次の発言】 どうも、ずっと聞いていて全然わからないわけであります。国民も、おそらく私この点については全然わからないと思う。しかしあなたは、裏も何もないと、こう言われる。そして先ほどの話では、三通の電報に限ってはこれは極秘扱いを解除したと、こう言っておる。しかし愛知前外相は、この間に百十数通の電報があったと、こう言っている。おそらく、私は、その他にも、議事録なりメモなりが内外において書かれていると思う。国民全体が、このくらいわからないのですよ。一体この問題が国益に反するかどうかという判断は国民がするべきものであるということは、先ほど総理が言ったとおりなんです。そういたし……

第68回国会 予算委員会 第10号(1972/04/11、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 関連。
【次の発言】 せっかく伊達参考人においで願いましたので、国家の国益という問題とそれから機密という問題、この二つがずいぶんこう議論をしたのですが、実は少しも明らかになっていないわけです。官房長官の国会討論会を聞きますと、国益というのは、総理が言ったように、国民が判断する。しかし、国民といってもこれは不特定多数だから国会がそれを判断する。しかし、いまの内閣は議院内閣制だから国会が選んだ内閣が結局は国益は判断するのだ。まあこういうふうな答弁を一回なさいまして、後にこれは若干修正をされたようでありますけれども、まあそういう意味で国益というもの、この点は実はあまり明らかでないわけで……

第68回国会 予算委員会 第11号(1972/04/14、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 大蔵大臣、四十七年度予算の柱というのは、景気回復と国民の福祉の充実の二本柱だと、こう考えてよろしゅうございますか。
【次の発言】 国民福祉の充実ということでは、どういう点に重点を置かれて予算を組まれたんでしょうか、その点をお尋ねします。
【次の発言】 確かに、前年度の金額に比べますと、住宅とかあるいは生活環境整備の金額はふえているわけです。しかし、構成比という形から見ますと、必ずしもそんなに大きくなっているというふうには私ども受け取るわけには実はまいらないと思います。公共事業関係費の予算の構成比を見てみますと、むしろ、産業基盤整備関係というものは、昭和三十五年の七一・七%から、四……

第69回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1972/09/19、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 時間がたいへん少なくなってしまったので、お聞きしたいことの十分の一くらいしか聞けないだろうと思いますが、答弁のほうもひとつ当を得て簡略にお願いをしたいと思いますが、田中総理になりましてから、今度の来年度予算についてとやかく言われております。最近各省の概算要求見ましても十四兆幾ら、十五ケ月予算にすれば十五兆というような数字になってくるわけでありますし、それから財投関係を見ましても、大体十兆になるのではないか、倍近くも、本年度から伸びるのじゃないか、こういうふうに言っているわけですが、それは具体的に幾らになるか。これはまだわからないだろうと思うんですが、その辺もしわかっていたら、ひと……

第69回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1972/10/13、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 質問に入る前に大蔵大臣に。  まあ前回の委員会においての大臣答弁というものは、あらゆるものを洗いざらい出して、その中でかってに選べというような、質問事項とは著しくかけ離れたような御答弁を繰り返しておられたわけですが、きょうはそういうような御答弁をされるということになりますと、前回と同じような事態に私はなるのじゃないかと思います。最初に、そういう前回と同じような形での答弁をなさるつもりなのか、あるいはこれを改めるのか、的確に答えてくれるのか、前回はまるで何を聞いているのかわけがわからぬ。こういうことでは、金融、財政事情の非常に困難な現在を迎えて国民は何が何だかわからぬ。いかなる態度……

第69回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1972/08/10、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 外務政務次官、いま相模原補給廠に何台の戦車があるかということを杉原委員から質問があったんですが、その点についてあなた答えてないんですが、それを答えてください。
【次の発言】 それは日本の政府はどこもキャッチしていないんですか。
【次の発言】 はなはだそういう点から米軍に従属している態度だと私は言わざるを得ない。少なくとも今回の横浜の村雨橋に起きた戦車輸送計画を阻止する戦い。これ、実際に全体の戦いを統括された片岡参議院議員もここに現実に聞いているわけですから、だから私は初めからではありません。さらに今後それは追及されるかと思います、私だけじゃなしに。  そこで、この間の米軍の相模原……

第70回国会 予算委員会 第2号(1972/11/09、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 官房長官にお尋ねしますが、昨晩、相模補給廠からM48戦車が二十六台搬送されたのですが、これはどこへ向けられるものですか。
【次の発言】 あなたは、九月十二日でありましたか、衆議院の内閣委員会において、相模補給廠の戦闘車両は、これはベトナムに送らないように善処をする、こういう答弁をされたのです。まあ私が関知しているだけで、いままで戦闘車両約百五、六十両、それにきのうの晩からあしたの朝にかけてのM48四十八両、これが出ていくわけですね。これだけの車両の中で、ベトナムに行かなかった車両は何両ありましたか。
【次の発言】 それじゃ、あなたが善処をするということは藤一体これについてどういう……

第71回国会 大蔵委員会 第4号(1973/02/22、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 前回所信表明を伺ったわけでありますが、それに引き続きまして、今回の、ただいまの、追加の所信表明といいますか、されたわけでありますが、この前の、今後の政策運営の課題という項目の中で、「今後の政策運営の基本は、長期的展望のもとに、積極的に国民福祉の向上につとめ、物価の安定をはかりつつ、国際協調の実をあげ国際収支の均衡を回復することにあると考えます。」と、こう述べて、いわゆる例のトリレンマの解消というようなことで、新聞にも喧伝されましたし、大蔵大臣自身も、そうした席上において、トリレンマの解消ということで強調をされていたわけでありますが、円の変動相場制へ移行した現在、この三つの課題につ……

第71回国会 大蔵委員会 第5号(1973/03/06、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 証券局長にお尋ねしますけれども、最近の協同飼料の例の時価発行に基づくところの株価操作について、東京地検が協同飼料の副社長あるいは日興、大和の横浜支店長ですか、こういうものを逮捕したわけですが、私ども時価発行の問題はよくわからないのですが、これは一体どういうことなのか。詳しいことはもちろん地検の手にあるわけですから具体的にはどうこうというわけにはこれはいかないでしょうけれども、おおよそのところどういうことなんですか、ちょっと協同飼料の件について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 いま、三つか四つおっしゃいました、粉飾決算とか、あるいは仮装売買、インサイダーの取引の禁止、こ……

第71回国会 大蔵委員会 第8号(1973/03/27、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 こういう機会でないとなかなか財投の中身を議論する機会というのはないと思いますから、財投の中身について少し触れていきたいと思うんです。  まず、まあたいへん、毎年毎年最近の財投の伸び率というものを見てきますと、かなり大きいわけですが、財投の規模というものは一体どのくらいまではいいんだと、どのくらいが一体適当なのかと、そういうような見通しといいますか、一応の基準といいますか、そういうものはお持ちなんでしょうか、どうでしょうか。
【次の発言】 財投、特に資金運用部資金の原資というのは、先ほどから御議論が出ておりますように、郵便貯金というものがほとんど大部分と、あと簡易資金、さらに強制的……

第71回国会 大蔵委員会 第9号(1973/03/29、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 関税政策の基本的な方向といいますか、特に貿易政策の中で輸入政策を一体どう考えるのか、この辺、私、いまの大蔵省の考え方の時点で、まだいままでの考え方とあまり変わっていない、こういうふうに思うんですが、なくなられた方の論文を引き上げて、ちょっとその点悪いのですけれども、前の関税局長が月報にお書きになっているトップに「関税は、本来、国内産業を、これと競争関係にある外国産品の輸入から保護することをその基本的機能とするものであり、従来は関税政策も、主として、このような機能の観点から運営されていた。」と、こういう趣旨の御発言がトップにあるわけですけれども、この考え方でいきますと、関税政策とい……

第71回国会 大蔵委員会 第10号(1973/03/30、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず、理財局長にお伺いいたしますけれども、今度の場合、五年以上の長期運用の資金については議決の対象になる、五年以下のものというのは、対象にしないわけなんですが、具体的にその対象にしない金額というのは、四十七年末ぐらいでいいのですけれども、一体どのくらいあって、それは一体どのように使われているのか、五年未満のものですね。その具体的にどういうふうに使われておるかという内容を示してほしいと思うのですが。
【次の発言】 そこで、こういうものが、まあこの金額の幅、ワクというものがどのくらいになるかというのは、おそらくそのときに長期運用したものと、入ってくる金との差し引きが、まあこういうふう……

第71回国会 大蔵委員会 第13号(1973/04/05、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 退職金の今度の改正でありますけれども、大蔵省からもらった資料によりますと、二十年、二十五年、三十年、三十五年、これによって、今度の改正案でも、それぞれの控除額の限界をオーバーしたものが相当あると思うのですね。たとえば、人事院の数字にあるわけでありますが、二十五年で会社を都合によって――大学卒の場合に、今度の改正案では四百五十万、ところが、実際四十五年十月から四十六年九月まで人事院の調べによりますと、平均で五百二十二万八千円と、こういう数字が出ております。三十五年では八百九十万五千円。中央労働委員会の調査でも、たとえば三十年、今度の改正案で六百万のところが、大卒で八百八十六万六千円……

第71回国会 大蔵委員会 第15号(1973/04/12、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 時間がごくわずかでございますから、ひとつ御答弁のほうは簡略に、明快にお願いしたいと思いますが、まず一つは、四月二日に公定歩合の引き上げがありまして、五%になったんですけれども、大蔵大臣として、一年後のGNPの実質成長率、これはどのくらいになるというふうにお考えですか。
【次の発言】 そうしますと、政府の四十八年度の経済見通しはたしか一〇・三%ということでありますが、実質です。いまの瞬間のGNPの成長率というのは実質一五%ぐらいだ、こういうふうに一般にいわれているわけでありますが、そうしますと、上半期の経済の実質成長率というのは、やはりかなり高い水準で移行していく、こういうふうに私……

第71回国会 大蔵委員会 第16号(1973/04/17、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 大蔵大臣に、まず最初にお聞きしたいんですが、四十七年度の補正で国債の発行、たしか三千六百億組んだわけですが、最近の税金の収納状況が非常によいと、予定よりもかなり大幅に伸びるということで、三千六百億の国債発行をやめるんではないかという意見もあるようでありますが、さらにそれに続いて、四十八年度の予算通ったわけでありますが、これも二兆三千四百億ですかの国債発行というものがあるわけでありますけれども、これはまあとりあえず、四十八年度は今後の問題だと思いますが、四十七年度の補正で組まれた国債発行、これは早急に発行をするということですか。これはとりやめてしまうということですか。その辺をひとつ……

第71回国会 大蔵委員会 第17号(1973/04/19、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 資料をいただいたわけでありますが、まず、この資料の中で、四十三年以前と、四十三年以後との数字が出ているわけです。「産業別・資産区分別の土地保有及び取得の状況」というのを見せていただいたわけですが、この二枚目の一番最後のところに(A)(b)と書いてありますが、B欄のこれでいきますと、たなおろしの土地が四千三百ヘクタールですか、これだけあるということになっているのですが、一体四十三年度までに取得したこの四千三百ヘクタールというのは、おそらく建設省の調査は、四十一年から四十三年までというこの数字じゃなかろうかというふうに私は思うのですけれども、ひとつこの四千三百ヘクタールの、四十一年、……

第71回国会 大蔵委員会 第19号(1973/06/05、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 五月の三十日に公定歩合の引き上げが行なわれたわけです。六月の十六日から第三次の預金準備率の引き上げが行なわれるということをおきめになったわけですが、こうした情勢の中で、本年度の下半期の景気動向というものは一体どうなるのか。この公定歩合の引き上げの前の総裁の記者会見の談話等では、下期においても相変わらず強い景気の上昇場面というものが出てくるだろう、こういうお話だったわけですが、今度の金融引き締め政策、これによってどう変わっていくのか、その辺のお話を承りたいと思います。
【次の発言】 スローダウンするというのですが、先ほど具体的に五月段階で一五%というお話があったのですが、秋、六カ月……

第71回国会 大蔵委員会 第20号(1973/06/07、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 大蔵委員会がだいぶしばらく聞いておりませんので、当面の金融、財政についても、この際、大蔵大臣に若干お聞きをしておきたいと思いますので、委員長においてよろしくお取り計らいをいただきたいと思います。  まず、四十七年度の税収でありますが、新聞発表によりますと、予算よりも約六千億余分に徴収されたと、こういうことでありますが、おそらく、今日の経済情勢から見ますと、四十八年度もかなりの税の徴収というものが、予算額よりも上がってくるだろうと、こういうふうに思われるわけでありますが、当初、私ども三千百五十億の減税というのでは、あまりにも小さ過ぎるのではないかというようなことを、当委員会でもかな……

第71回国会 大蔵委員会 第22号(1973/06/19、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 参考人のお二方に、いまいろいろ概況説明あるいは御要望いただいたわけでありますが、なお、若干の点についてお開きをしておきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  まず、最近は若干金利が上がってきたという面もあろうと思いますが、全体的に、中小金融機関の資金コストの問題という問題は、かなり経営にとって重要なポイントではないだろうかというふうに、私、日ごろ考えているわけでありますけれども、やはり中小企業相手の機関でありますから、あんまり金利を高くするということになりますと、これまた一方に問題が出るわけであります。その資金コストの引き下げということが、やはり非常に大きな問題の……

第71回国会 大蔵委員会 第23号(1973/06/21、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 大蔵大臣にちょっとお聞きしますが、まず、最近の中小企業金融、特に中小企業に対する金融の状況、金融環境といいますか、こういうのは、大臣自体どういうふうに御判断になっておりますか。新聞等で拝見しますと、まだまだ企業の手元流動性には余裕があるから、金融引き締めという問題はさらに進めていく方向、おおむねそういう方向のように私は伺っているわけであります。しかし、全般的にはそうでありましょうけれども、個別的に中小企業というものと、大企業というものとをやっぱり分けて考えてみるほうがよかろうと思うんですけれども、そういう点で中小企業者に対する最近の金融環境というものは一体どういうふうになっている……

第71回国会 大蔵委員会 第26号(1973/07/05、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 国有財産法の二十二条の一項一号という条文は、公園、緑地については、これは無償貸し付けをすると、まあ、できるということでございますけれども、そういうことがあるわけですが、これは実際、県市町村等が公園、緑地の計画を持ってそこの国有地というものを無償貸し付けあるいは無償払い下げを要求される場合には、その計画を検討して、無償で貸し付けあるいは払い下げをすると、こういうことは間違いないわけですか。
【次の発言】 それどうして、無償で譲与はできないということなんですか。
【次の発言】 今日の都市においては、特に、公園、緑地の要求というのは、私は非常に強いと思うのですよ。ただそれが公園、緑地だ……

第71回国会 大蔵委員会 第27号(1973/07/10、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 ATA条約に関連する法律案に入る前に、幸い大蔵大臣御出席でございますから、大蔵省内部の綱紀の問題について一問だけお尋ねしておきたいと思います。  過日、安川国税庁長官が、あるハイヤー会社の車に追突をされたわけでございます。追突したということは、これはハイヤー運転手に、私は、重大な問題がもちろんあろうと思います。その点については、必ずしもまあ雨の降った日ではあるけれども、適切な運転ではなかったと思うのですけれども、追突されたからといって、運転手を往復びんたでなぐるということは、これは私は、だれが追突されたにしても、感情として憎む、あるいはおこるという感情は、私はわからないことはあり……

第71回国会 大蔵委員会 第28号(1973/07/12、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 国有財産について若干お聞きしたいと思うのです。  私、きのう横須賀のベースの中を実は見てまいったわけでありますが、あそこの基地の中のブルックス湾を埋め立てて、横浜の海浜一号住宅地ですか、あそこの二百四十七世帯ですか、六世帯ですか、それをブルックス湾に移すということの話が進んで、それの準備がされているわけでありますけれども、きのう見に行った点では、ブルックス湾に直接その二百四十七世帯というのを住まわす家を直ちに建てるという方向ではちょっとないようでありまして、周辺の既存の将校宿舎ですか、こうしたものを建てかえる方針のようであります。それはおそらく防衛施設庁のほうの話だと思うのですけ……

第71回国会 大蔵委員会 第29号(1973/07/17、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 証券業界はいままさに大揺れに揺れていると、こういうふうに言ってよいと思いますし、同時に、証券業界というものが、国民から非常に離れた場所で問題が起きたと、しかも、それが、明らかに最近は公正であるべき取引所あるいは大蔵省までその癒着が進んでいるということは全く許されないし、こうした事態が続くということは、おそらく日本の資本主義そのものにも、私は、相当大きな問題点を提起をしているものであろうと、こういうふうに思うわけであります。  まず、森永さんに、今回の事件について、少なくとも高田上場部の次長ですか、きのう起訴されたようでございますが、一体こういう事態というのは、おそらく高田次長だけ……

第71回国会 大蔵委員会 第30号(1973/09/11、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 渡邊参考人にちょっとお聞きしたいのですが、この間の政府の財政面からの公共投資繰り延べですね、八%の繰り述べですが、これは、率直に言ってあまり効果をそう期待することはできないのじゃないだろうか。たとえばことしの公共事業の予算現計から見ていくと約七兆弱ですね。そのうち昨年度の繰り越し分が約七千億入っているわけですよね。そうしてみると、ことし八%減にするということを考えてみましても、六、七千億円ということになるわけですね。そうするとえらく、今度のそうした繰り延べ措置は、私はそんなに大きな効果を期待することはできないのじゃないかという気がまずします。  それからもう一つ、そうした公共事業……

第71回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1973/11/13、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 まだ大臣が出席されませんけれども、時間の関係で質問できるところから進めてまいりたいと思いますが、そうした点では公取委員長が御出席でございますので御質問をいたしたいと思います。  まず、再販価格の改定ですが、当初来年の四月一日から改定をすると、こういうことを言っていたのですが、最近の話になりますと、九月一日に延ばした。まあ延ばした点は、非常に物価高騰のおりでもありますだけに、私は、何で延ばしたのか、むしろ早くやるという政府の姿勢、公取委員会の姿勢というものがほしかったわけであります。こういうものを半年も先に延ばす。これはおそらく業者団体の私は圧力だろうと思うのです。一体、なぜ延ばし……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1973/04/19、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 いま、大橋委員から土地の保有の問題が出ましたんですが、私どもの調査でも、丸紅さんは、まあ歴史的な条件も違うかもしれませんが、ほかの商社に比べますとだいぶたくさん持っておる。で、いまおっしゃられたんですが、なるほど、計画的におやりになるということは、確かに計画的におやりになるんだろうと思うのですが、大体何年ぐらいで回転をさせるつもりでいらっしゃるのですか。それでなければ、結局買い占めということになると思うんですね。三年なら三年で回転をしていく、二年で回転をしていく――何年ぐらいでおたくではお持ちの土地を回転するつもりなんですか。その点を明確にしていただかないと、土地というものは再生……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1973/05/11、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 企画庁長官にお聞きしたいと思います。  ここ数日来、総合商社の三月決算の実情というものが出ているわけであります。たいへんぼろいもうけをしているということがわかるわけです。まあ、計上利益にいたしても、丸紅、伊藤忠、こういうのも倍あるいは倍近く利益を得ているわけです。それから安宅産業ですか、こういうのにいきますと、もう四倍近くも前期比の利益を得ているわけです。しかも、これは新聞が各社に聞いたところを総合しての記事であろうと思いますけれども、総合商社九社の一番問題になった木材、これだけで九社がもうけた利益というのは二百三十一億だと、こういうわけですね。  一方では、うちを建てたいという……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1973/06/13、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず企画庁長官にお伺いしたいんですが、提案されている法律案というのは、内閣が提出したのは三月十日なんですね。参議院に付託されて参議院で本格的に審議を始める態勢になったのは四月二十六日です。五月十一日に一回審議をして、きょう二回目なんですね。もう今月の二十六日ということになれば、例の六十日間という期限が来るわけです。この間に私ども、長官が参議院の物特に出て答弁をするべきことを何回か要求した。しかし、長官はなかなかお出にならない。きょうも危うく流れる心配すらあったわけです。そうした点で長官は一体この法律というのは、あなた提案理由の説明のときには、すみやかに御賛同をお願いしますと、こう……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1973/06/15、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 企画庁長官にせっかくきょうもおいでいただきましたから若干御質問を申し上げて御意見を承りたいと思いますが、御承知のように、昨日ニクソン大統領がアメリカのインフレ退治をやるということで、物価の凍結六十日間ですかというものを出してまいりましたし、そのほかにもいろいろな対策を出してきたわけでありますけれども、この措置が日本に一体どう影響してくるかということでありますけれども、特に物価関係に及ぼす影響というような点について、企画庁長官としては、いまの日本の物価情勢に対してプラスになってくるのかマイナスになってくるのか、こういう点はどのようにお考えでございますか。

第71回国会 物価等対策特別委員会 第7号(1973/06/22、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 小坂長官にお伺いするわけですけれども、けさの新聞を見ますと、田中総理は、インフレではないと。それで、まあ経済関係に非常に明るいといわれております福田行政管理庁長官は、これはほかの席で、インフレなんだと、ほかのことはやめてもまずインフレ対策をする必要があると、こう言っているわけなんです。言うならば田中内閣の一方は首班だし、一方は首班ではないにしても現実的にはかなり大きな田中内閣の柱をなす人、この二人の人が意見が違うわけなんです。インフレであるかないか、これによってはおそらく政策もかなり違ってくるだろうと思います。で、物価担当の大臣として、一体、どうなのか。これは私どもどういうふうに……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1973/06/27、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 私ども、商品投機の事態を引き起こしてから、早急にこの法律を通そうと考えたわけであります。しかし、実際には、総理みずから提案した小選挙区制の問題によって中断をし、さらに経済企画庁長官がヨーロッパに出張をしたということでさらに中断し、増原発言によってさらにまた中断をした。私どもは二十二日に総理の出席を強く要望していたわけでありますけれども、これまた総理は出席をなさらない。今日まで延々と総理の出席を待っていたわけであります。きょうその機会を与えられたことについては感謝をいたします。  そこで、率直に国民の疑問を総理にお伺いしたいと思いますが、消費者物価も、また卸売り物価も、関係機関の発……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第10号(1973/09/19、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 参考人の皆さんには、たいへん貴重な御意見、業界の現状をお述べいただきまして、ありがとうございました。  そこで、まず伊藤参考人にお尋ねしたいと思うのですけれども、非常に塩ビ管が足りないことは私も地元から強く要請を受けているわけでありますけれども、いまのお話では徳山の工場が爆発したということが非常に大きな原因のようなお話でありまして、私はどうもこれ一つだけでこんなに物が足りなくなってきたというふうには考えられないのですけれども、これは他のお二方も私は大体同じだろうと思うのですけれども、私は資材がかなり偏在しているのじゃないかというふうに思うのですけれども、その辺について、何か報告書……

第71回国会 予算委員会 第10号(1973/03/24、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 先に福田長官にお聞きしたいのですが、神奈川監察局から、おそらく戦時中の防空壕の問題については報告が来ていると思うのですけれども、全国的にそういう話があるのか、ないのか。あるいは、特にそういう問題で御調査なさったことがあるのか、どうなのか。それに対する御感想を、まず長官のほうからお聞きしたいと思います。
【次の発言】 しかし、この防空壕の問題は、いま長官おっしゃられたように、もう戦後長い間放置されているわけです。具体的に藤沢あたりでは、その中に落ちて、死んだということはありませんけれども、けがをした人がある。あるいはそれによって家が傾いている。あるいはそういう防空壕の中が不良少年の……

第72回国会 運輸委員会 第5号(1974/02/19、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 運輸委員会の審議に初めて参加したわけでありまして、船舶職員法の一部を改正する法律案の趣旨説明もこの書類で読ましていただいたわけでありますが、今度の船舶職員法の改正法案の趣旨の重点というのは一体どこにあるのか。読んで見ますと、モーターボート、小型漁船の増加という問題について、かなり強く述べられているわけでありますが、モーターボート、小型漁船について免許制度をつくって、そして事故防止の万全を期すということが今度の改正の趣旨なのかどうなのか、その辺をひとつ大臣からお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 私は衆議院における交通安全委員会の記録もざっと読ませていただいたわけでありま……

第72回国会 大蔵委員会 第8号(1974/03/05、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 これは銀行局長に聞いたのがいいのか、政務次官に聞いたのがいいのか、よくわかりませんけれども、今日の日本経済の中における過剰流動性というものは、一体どんな状態になっているのか。一面では、最近の過剰流動性は〇・八二カ月ぐらいになっているという情報もありますけれども、現実には、今日の過剰流動性というのはどうなっているのか、説明いただきたい。
【次の発言】 それは一般的に、全国的平均でいえば、確かに前よりは流動性は減っているし、日銀の発券率も確かにおっしゃるように下がっていると思いますが、しかし、昨年の秋からの石油危機の中で、各企業の手元流動性というのは、均一な、平均的な形じゃなしに、非……

第72回国会 大蔵委員会 第14号(1974/03/28、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 田中総理にお尋ねをしたいと思いますけれどもね、個人の預貯金の物価上昇によるところのキャピタルロス、普通、目減りと、こういうふうに言っておりますが、私は目減りではないと思っているわけです。むしろ収奪だと思っております。その目減り額が、いろいろの調査があるわけでありますけれども、日銀の調査によると、四十八年三月末で個人の預貯金総額六十二兆円、これが今年二月の消費者物価指数の対前年度同月比で見ますと、二四%上がっているということになりますと、目減り額が実に十二兆円になるわけです。それから経済企画庁の経済白書からの推計によりますと、個人預貯金の総額が五十二兆円で、目減りの額が十兆円。それ……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1973/12/19、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 最初にちょっとお願いをしておきたいのですが、児玉参考人からはいいと思うのですが、他の四人の参考人の方からおたくの個人の会社でけっこうです、出荷、入荷、これの高――金額じゃなくて量ですね、その資料をぜひお示しいただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。各社でけっこうです。業界といってもなかなかたいへんでしょうから、社でいいです。もしできれば業界でお願いしたいのですが、そこまではちょっと無理だろうと思いますから、各社の出荷高、入荷高をお願いしたいと思います。パンなどは種類がいろいろあると思いますから、出荷のほうはいいですから、粉の入荷だけ、ここ少なくとも値上がりが始まりました九月以……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1973/12/21、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 年末年始のマイカーのガソリン問題でありますけれども、きのう、通産省は、正月の一、二、三、これはガソリンスタンドを休業させるという方針を出したようであります。いままでの方針も、日曜あるいは土曜、これを売らせないと、こういうことでありますが、特にこの年末は、二十九日が土曜日、三十日が日曜日という事態であります。三十一日は月曜日でありますが、多くの業者はおそらくこの三日間も休業をするという方針のようであります。そうしますと、年末年始にかけて六日間というものがマイカーに対するガソリンの供給というのはストップされてしまうわけです。マイカーのガソリン節約というものは、原則的には私もある程度し……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1974/03/27、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 時間がたいへん制約されておりますので、二、三お聞きをしておきたいと思います。  私の手元に塗料関係の販売店に対しますところの値上げ通告の資料があるわけでありますけれども、たとえば、これは尼崎市の川上塗料、これが各特約店に対しまして十一月の一日にニュース特報をマル秘で出して、十一月十日出荷のものから大体全品目三五%から七五%値上げをするという通知が出ておりますし、また、鈴鹿塗料、これは四日市にありますが、これが十一月の十六日に特約店各位へやはりニュースを流しておりまして、これにおいても十一月の十六日即日出荷分から五〇%以上の塗料の全製品に対しての値上げ通告をしておりますし、また、斎……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第9号(1974/05/17、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 長官にお聞きしたいと思います。新価格体系とかいろいろな構想がされているわけでありますけれども、今後の物価情勢というのは一体どうなっていくのか、この点をまず第一点として聞きたいわけです。  田中内閣は、大体卸売り物価の上がる割合が若干鈍くなったということで、物価の危機は避けられたと、こういうふうに言っております。しかし、実際問題、消費者物価は、三月、四月を比べますと実に三・五%、これで閣議は大騒ぎをしたように新聞は伝えております。メロンが悪いんだ、統計局長の統計のとり方が悪いんだというところまで問題は発展してしまったようであります。一体、これからの消費者物価の動向というものはどう考……

第72回国会 予算委員会 第21号(1974/04/02、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、伊藤忠商事関係、特に伊藤忠燃料問題について二点お聞きをしたいと思います。その一点はLPガス問題第二の点は通産省と伊藤忠燃料との関係、この二点についてお伺いをしたいと思います。  まず、四十九年四月一日の「日刊LPG通信」という通信が出ております。これによりますと、四十八年度の全店総売り上げが一千億円が予想されると、こう書いてありまして、四十九年度の目標は、設備投資については、四十八年度はLPGの充てん所六ヵ所新設して八十五ヵ所になっている。それからオートガススタンドは、五ヵ所新設して六十二ヵ所になっているということであります。特に伊藤忠燃料は、九州方面では大きなシェアを持っ……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1974/08/02、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 今回、福田前大蔵大臣から、新しく大平さんが大蔵大臣になられまして、この点はおめでとうございます。  福田さんは、いまの田中総理に対しまして、たとえば日本列島改造論批判等もなさいましたし、あるいは総需要の抑制ということについては、かなり福田さんは強く当初から申し述べていたわけです。退任されるにあたっても、物価問題はすでにレールが敷かれているんだ、あとだれがやっても同じなんだということばを残してやめられたわけでありますけれども、大平さんは、いまの田中内閣の中では、田中首相に一番近い、こういうふうに言われているわけであります。また、外務大臣というお仕事をやっていた関係もあろうかと思いま……

第73回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1974/10/22、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 時間がだいぶ迫っておりますので、総論的なものは先ほど野々山委員のほうから出されましたから、その他のことについてお伺いをしたいと思いますが、一つは、今度相続税、贈与税、こうしたものを改正をしていこうと、こういう動きのようでございますが、一体、先ほども大蔵大臣としては、国際的な食糧事情の緊迫というものについてはたいへん深い関心を示さなければならない、こういうようなお話がありましたけれども、その農地の相続税、まあこれは実はたいへんなものであります。特に、私、横浜でありますけれども、神奈川県あたりを見ますと、固定資産税の評価額の五十倍から百倍、あるいは百倍以上というふうな事態なわけです。……

第73回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1974/07/27、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出をいたします。

第73回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1974/09/04、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 企画庁長官にお伺いしますけれども、よく国民にわからないのは、あなたが最後に言った、「政策手段を立体的に組み立てる」と言うんですか、どうもこれどういうことかさっぱりわからないのですが、これをひとつ御説明いただきたいということと、最後に物価局長もおっしゃっていたんですが、若干ここ、いままでの物価動向に比べたら、やや鎮静したと言うんですが、それでも卸売り物価前月比一%といったら、年に直せばこれはたいへんなものですよね。だから、昨年に比べればやや騰勢は鈍ったという程度であって、私は物価が鎮静したなどというふうなことは、これは少しも考えられないと思うんです。一方では、先ほど申しましたように……

第73回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第2号(1974/10/25、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 十一時半から日銀総裁がお見えになるということで、約三十分というお約束でございますので、長官に対する質問はそのあとからひとつ本格的にやってまいりたいと思いますから、先に日銀総裁お見えになるまで若干こまかい点お伺いしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  通産省の方、工業技術院の方お見えになっておりますか。――実はこの間、神戸へ行きまして、消費者との懇談会やった際でございますけれども、電気洗たく機の洗たく物の容量、このことが実は問題になりました。普通の表示には何キログラム洗たくができるんだ、こういうことでありますが、実は洗たく物の内容によってかなり違っていると思うので……

第74回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1974/12/09、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第74回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1974/12/14、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、委員長に岡本悟君を推選することの動議を提出いたします。

第75回国会 予算委員会 第16号(1975/03/26、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 時間があと二十八分しかございませんので、ひとつ答弁の方は簡略に御答弁をいただきたいんですが、まず副総理にお聞きしますが、本予算委員会に提出されました「年間収入五分位階級及び職業別収入と支出(全国勤労者世帯)」、これは十分御検討になりましたか。
【次の発言】 副総理に尋ねますが、いままでの経済の高度成長の中では、ある程度余裕があったと思うんです。これから経済はいままでのような成長はできないということは、恐らくこれは世界的に見ても日本的に見てもコンセンサスを得られている点だと思うんです。こういう中で、いままでのつくられたインフレ、あるいはつくられた総需要抑制、こういうことで、インフレ……

第76回国会 大蔵委員会 第3号(1975/11/18、10期、日本社会党)

○委員以外の議員(竹田四郎君) 私は、日本社会党、公明党、民社党、第二院クラブの提案者を代表いたしまして、ただいま提出されました昭和五十年分の所得税の臨時特例に関する法律案につき、提案理由及びその概要を御説明いたします。  今日の不況の原因は、民間設備投資の縮小、輸出の減退などありますが、それを一層深化さしたものは、過去の不況期の例とは異なって、国民の個人消費支出が景気を下支えする機能を失い、インフレと先行き不安によって極端に消費支出を締めたことによるものであり、政府が物価にのみ目を奪われ、勤労国民の所得を抑えたことにあります。中でも低い所得階層の消費が特に減少した結果、国民消費支出が景気の下……

第76回国会 逓信委員会 第4号(1975/12/09、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、もう全くこの郵政事業には素人でありまして、素人の目から質問するんですが、まあ並みいる人は全部郵政のベテランばかりで、そういう意味では的外れな質問もあるいはあろうかと思いますので、その点はひとつお許しをいただきたいと思います。  まず、郵政大臣にお聞きしたいんですが、郵政大臣の郵政に関する姿勢というようなものを私ちょっとお聞きしたいと思っておるわけですけれども、とりあえずどんなふうに郵政というものをお考えになっているのか、ひとつ所信を聞かしていただきたい。
【次の発言】 郵政省にはいろいろな部門があるわけでありますが、いろんな機関が国にもあります。大蔵省もあれば通産省もある。……

第76回国会 逓信委員会 第8号(1975/12/23、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 若干二、三お聞きしておきたいと思いますが、この間、郵政省が抵抗しましたが、貯金の利子の引き下げをしたわけです。第五次の公定歩合の引き下げが来年じゅうにある。これは具体的にどのくらいの幅になるかわかりませんけれども、恐らく〇・五ぐらいの引き下げがあるだろうと思いますが、そのときには、一体、郵便貯金の金利の引き下げに応ずるのかどうか。恐らく、私は、郵政大臣は応じないだろうと思っているんですが、その辺ここで明確にしておいていただきたい。これが一つ。  それから預金のコストは、一体、都市銀行と地方銀行と比べてどうなっているのか。これは資料でいいですから、後でひとつ出していただきたい。  ……

第77回国会 外務委員会 第6号(1976/05/18、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 先に米軍の鶴見の貯油施設の問題を、なるべく短い時間でお伺いをし、後に国際経済問題についてお伺いをしていきたいと思っております。  施設庁の方、お見えになっていると思いますが、米軍の鶴見貯油施設の第一工場、第二工場を結んでいる道路の油送管がいけてあると思うんですが、その道路の油送管の状況というのは現在どんなふうな状況になっておりますか。
【次の発言】 使用状況はどうなっていますか。二本と四本の埋設時期とか、今日の状況とか、その上を通過する車両の状況とか、そういうようなものはどんなふうになっていますか。
【次の発言】 そのいま生きている、現実に油を送っている二本のパイプ、これは圧はど……

第77回国会 外務委員会 第7号(1976/05/20、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 私に与えられた時間がこの四つの案件で五十分ということでございますので、ひとつ答弁側の皆さんに簡略に要を得て御答弁をいただかないと、時間がすぐ過ぎ去ってしまいますので、お願いをしておきたいと思います。  まず、米州開発銀行に関する件について若干質問をいたしたいと思います。今度、域外国から金を集めるということになるわけでありますが、米州だけで資金が調達できないという理由は一体何なのか、その辺をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 アメリカはこれに対していままでどういう努力をしてきたんですか。少なくともいままでの形では、米州のことは米州でという形でのモンロー的な考え方というものが私は……

第77回国会 外務委員会 第9号(1976/05/22、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 今度のこの第二次改正の主眼点というのは、恐らく固定相場制というものが現状の変動相場制という、現状を一つ追認したということにあるし、もう一つは、IMFが持っていた金を返却ないし売却をするという問題と基金の出資の問題、あるいは途上国に対する貸付枠の拡大というようなものが大体主眼になっているように思うんです。そこで、変動相場制ということがこれから公認になって、いつ固定相場制へ返っていくかということは、これはちょっといまのところ考えられないことだし、また、固定相場制に返るにいたしましても、これはかなり問題があるんではないかというふうに思うんです。  そこで、この協定の改変とこれからの日本……

第77回国会 建設委員会 第9号(1976/05/24、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  去る二十一日、初村滝一郎君及び佐多宗二君が委員を辞任され、その補欠として増原恵吉君及び古賀雷四郎君が、また二十二日、増原恵吉君及び吉田忠三郎君が委員を辞任され、その補欠として大森久司君及び私、竹田四郎がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  本日の本会議におきまして建設委員長に選任されました竹田四郎でございます。  皆様方の全面的な御支援、御協力を切にお願いいたします。私といたしましては誠意を持って当委員会の公正な運営を行ってまいりたいと存じま……

第77回国会 予算委員会 第3号(1976/04/24、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 関連。
【次の発言】 通産大臣にお聞きしたいんですが、いま中小企業の手形サイトの問題がありまして、手形サイトが非常に延びているというんですが、一体その手形サイトの日、どこから始まるのか。取引が行われるわけですね。品物が導入されますよ。導入されたその時期に始まるのか、あるいは検収ということが行われますね、品物が確実かどうか、数量がどれだけあるか、それが検収が終わってから一体手形というのは切るようになっているのかどうなのか。私の知っている例によりますと、これは名前を挙げても結構でありますけれども、最近の下請等に対する支払いというのは、検収を非常に引き延ばす、ひどいのになりますと二カ月……

第77回国会 予算委員会 第6号(1976/04/28、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 稻葉法務大臣にお伺いいたしますけれども、きのうの夕刊、一部の夕刊を見ますと、野党は学力不足だということが書いてあるわけですが、どうもこの学力不足というのはどういう意味なのか、実はよくわからないわけですが、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ちょっとわからないのですが、何だか。
【次の発言】 どうもよくわからないんですが、そういうことを言いましたか、どうですか。
【次の発言】 言いましたか、どうですか。
【次の発言】 重ねて法務大臣に質問を申し上げますけれども、さらにあなたはきのうの閣議後の記者会見で、中曽根派の政治資金の収支の問題について「うそであったことを(中曽根氏が……

第78回国会 建設委員会 第1号(1976/10/07、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  議事に入るに先立ち一言申し上げます。  すでに皆様御承知のことと存じますが、本委員会理事として長くその職責を果たされました大森久司君が去る八月十三日逝去されました。まことに痛惜哀悼の至りにたえません。  ここに謹しんで同君の長年にわたる御功績をしのび、各位とともに黙祷をして御冥福をお祈りしたいと存じます。  どうぞ御起立を願います。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  大森久司君の逝去に伴い、同君の補欠として去る八月十六日、神田博君が、九月二十二日、山内……

第78回国会 建設委員会 第2号(1976/10/19、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日、参考人として地震予知連絡会会長萩原尊礼君、日本道路公団総裁前田光嘉君及び同公団理事吉田喜市君の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、まず先般当委員会が行いました台風第十七号による長良川などの被災状況及び河川事業等の実情調査につきまして、派遣委員から報告を聴取いたします。坂野君。

第78回国会 建設委員会 第3号(1976/10/21、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い理事が欠員となっておりますので、この際、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に沢田政治君を指名いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  建築基準法の一部を改正する法律案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。

第78回国会 建設委員会 第4号(1976/10/26、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十月二十二日、中村波男君が委員を辞任され、その補欠として前川旦君が、また十月二十五日、前川旦君が委員を辞任され、その補欠として片山甚市君が選任されました。
【次の発言】 建築基準法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本法律案につきまして、本日はお手元に配布いたしております名簿の方々に参考人として御出席をいただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  皆様には御多忙中のところ御出席いただきまして、まことにありがとう存じます。皆様から忌憚のない御……

第78回国会 建設委員会 第5号(1976/10/28、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告申し上げます。  去る十月二十六日、片山甚市君が委員を辞任され、その補欠として川村清一君が、また十月二十七日、赤桐操君及び川村清一君が委員を辞任され、その補欠として小谷守君及び中村波男君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 建築基準法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。    午後零時十分休憩
【次の発言】 これより委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を行います。 ……

第78回国会 建設委員会 第6号(1976/11/02、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十月二十九日、青井政美君、森下泰君、初村滝一郎君、稲嶺一郎君及び宮崎正義君が委員を辞任され、その補欠として古賀雷四郎君、増田盛君、望月邦夫君、神田博君及び二宮文造君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い理事が欠員となっておりますので、この際、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第80回国会 建設委員会 第1号(1976/12/30、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会においても建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行うこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  自然休会中の委員派遣につきましては……

第80回国会 建設委員会 第2号(1977/02/05、10期、日本社会党)

○委員以外の議員(竹田四郎君) 今回、都合によりまして、任期の途中ではございましたけれども、建設委員長を辞職いたしました。在任中皆さんに大変御支持、御協力をいただきましてありがとうございました。ひとつ今後ともよろしくお願いを申し上げたいと思います。  後任者の小谷委員長は私以上にベテランでございますので、みごとな委員長としての職責を果たされるだろうと思いますし、それを私は期待いたしまして、今後ともひとつよろしくお願いしたいと思います。(拍手)

第80回国会 大蔵委員会 第3号(1977/03/10、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 大蔵大臣が御出席がわずかな時間でありますから、私も夜はちょっとぐあいが悪いものですから、短い時間ですがその間お聞きしておきたいと思います。  まず第一に、私は、予算委員も務めているわけでありますけれども、五十二年度予算の実際上の責任者といいますか、審議の実際上の責任者は、私、大蔵大臣だろうと、こういうふうに思うわけでありますけれども、しかし、参議院の予算委員会の総括質問に移るときに、実は新聞報道ですと、私ども、総理はアメリカへ行く、こういう話を、実はこの間の補正予算のときも、大蔵大臣のいる前で、総理は十九日かに出発をして二十五日に帰ると、こういうことを明言をされたわけでありますか……

第80回国会 大蔵委員会 第5号(1977/03/24、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 印紙税法について若干お尋ねをしておきたいと思いますが、印紙税法を見ますと、下が五十円を百円に上げている、上の方で一億円を超すものは幾らか段階をつけてやっているということに全体的にはなっているように思いますけれども、たとえば不動産、鉱業権、無体財産権云々、航空機または営業の譲渡に関する契約書とか、これ調査室でまとめてくれたようでありますけれども、これを見ると中は動かしてないわけですね。下を上げて、上を上げているけれども中は動かしてないと、これは一見非常に何かおかしいのですがね。全体的にこう上げているというならわかりますけれども、下だけを上げている。これは一体どういうことなんでしょう……

第80回国会 大蔵委員会 第10号(1977/05/12、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 大変ロンドンの会議はハードスケジュールのようでございまして、その辺ではまことに御苦労さま、こういうふうに申し上げておきたいと思いますが、まあ私ども見ておりまして、あるいは報道なんかによりまして、どうも大変大きな荷物をしょわされてきたという感じがするわけですけれども、大蔵大臣はどのような所感をお持ちになっておるでしょうか。
【次の発言】 それは当然おっしゃるように、大きなエンジンカントリーという言葉がよく使われておりますけれども、その役割りを果たさなきゃいけないわけでありますけれども、まあ国際的な監視の中で機関車を動かしていかなきゃならないということでですね。いままでは日本独自の考……

第80回国会 大蔵委員会 第12号(1977/05/19、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 時間がありませんから、ごく、二、三点にわたってお伺いしたいと思いますが、この国債の償還計画というのは、予算書に出されているのは年次と金額しか書いてないわけですが、具体的にはその償還のお金というのはどういうふうになっているんですか。
【次の発言】 実際問題、前年度の剰余金を繰り入れるといっても、剰余金がうんと出るようだったら特例債というのはもともと出さなくていいわけですね、いままでもそうしてきているわけですからね。それから百分の一・六の問題は、これは主として建設国債を念頭に置いた償還財源の積み立ての問題だと思うんですよ。それからあとは一般会計から繰り入れるというのは、そのときになっ……

第80回国会 大蔵委員会 第13号(1977/05/24、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 航空貨物のコンピューター化の問題については私賛成でありますけれども、しかし、その輸出入貨物のいろいろな諸届けとか書類というのは、まあ大分簡便にはなりつつありますけれども、まだまだこの仕事というのは大変窓口は多いし、判この数はたくさんもらわなくちゃならないということで、港湾貨物についての処理というのはもう少しスピーディーにやらないと、これはせっかく船のスピードあるいは貨物の輸送についてはコンテナ化されるとか、あるいはラッシュボート化されるということで、荷物の動きは大変早くなっているのですが、どうも書類というのは手数ばかりかかりまして、窓口は多いしというのが業者関係の、もう少し簡素化……

第80回国会 予算委員会 第2号(1977/02/21、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 最初に委員長にお願いをしておきたいと思いますけれども、予算審議を円滑にするために、政府の方に、できる限りひとつ資料を出させるようにと委員長からお願いしたいし、総理にもこの点、いままで要求した資料をなかなか出してこないというのが実は私の経験であります。今度も余り出してきておりませんけれども、その点を委員長と総理にお伺いして、予算審議の円滑な進行に御協力するようにしていただきたいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 総理の政治姿勢についてお伺いしたいと思います。  総理は、この間の本会議におきまして、まあ大変な行動原理といいますか、そういうものを述べられまして、私ども昔の人間で……

第80回国会 予算委員会 第3号(1977/02/22、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、日本社会党を代表して、議題となっております昭和五十一年度補正予算三案について、反対の討論を行います。  反対理由を述べる前に、政府の行政執行についての怠慢に言及せざるを得ません。当初予算の審議に当たり、日本経済の景気を回復し国民生活の安定を確保するには、自主的な国内的な政策努力、特に国内の消費支出の増大によって、また地方財政を強化し、生活関連公共事業を強化せよと主張しました。しかし、政府は外的要因に期待し、集中豪雨的輸出増強を指向しました。その結果、警告いたしましたとおり、昨年一−三月期の好況を後半へと漸進的上昇につなげることができませんでした。また、自民党内の抗争に終始し……

第80回国会 予算委員会 第9号(1977/03/31、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず、総理にお伺いいたしますけれども、昨日わが党の成田委員長から総理に対しまして日中平和友好条約を早急に締結すべしというような要請をしたはずでありますけれども、私もこれについては早く締結をすべきだと思いますけれども、この要請を受けての総理の御決意を承りたいと思います。
【次の発言】 それでは、暫定予算に関する質問に入りたいと思いますけれども、このところ毎年暫定予算というのは必ず組むようになっていると思うのですけれども、昭和五十年だけが暫定予算を組まなかったようでありますが、あとはほとんど毎年暫定予算を組まなくちゃならない、これは異例のことだと私は思うのですけれども、毎年暫定予算を……

第80回国会 予算委員会 第21号(1977/04/15、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 総理と日銀の総裁にお伺いをしたいと思いますが、去る十二日にアメリカの連邦準備理事会の議長のバーンズさんが講演をなさっておりまして、その中に九項目の提案をなさっておりますが、詳しいことは別にしまして、その概要は御承知でしょうか。
【次の発言】 この九項目の提案について、わが国に関係ある項目というのはたくさんありますか、どうですか。
【次の発言】 この中で特に私はお聞きしたいのは、「黒字国は貿易相手国の競争力が回復するまで自国通貨の価値を上昇させるべきである。」という項目がありますけれども、これはどのようにお考えでございますか。

第80回国会 予算委員会 第22号(1977/04/16、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております昭和五十二年度予算三案について反対の討論を行います。  日本をめぐる今日の内外情勢はきわめて重大であり、かつ変転の激しさを見せております。この中で日本の行動は世界的注目を集め、内外に対する迅速な対応措置が求められております。これを実施するには国民の信頼と協力が必要です。このために総理も協調と連帯を強調されたのでありましょう。政府与党で要職につかれてきた福田総理に対する国民の期待もあったと思いますが、また、経済の名医と自他ともに許していたのに、経済の実態は政府の言明と異なりきわめて深刻であり、勤労国民は倒産、失業、生活水準の低……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 商工委員会 第2号(1977/10/27、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 きょうは経企庁の長官がお見えにならないようですけれども、政務次官が答弁に当たってくれるということなんですが、まだお見えにならないんですけれども、先に通産大臣にお伺いしたいと思いますが、大変十月に入って円高、ドル安という為替相場の変動が激しかったわけでありますけれども、今後の見通しとして通産大臣は、この為替相場というものが一体どんなふうになるんだろうか、これは通産大臣としてですよ、大蔵大臣、日銀総裁はまたそれぞれの考え方がおありだろうと思いますけれども、通産大臣としては、今後の為替相場というようなものは、どんなふうに推移していくだろうかとお考えになっておりますか。

第82回国会 大蔵委員会 第3号(1977/11/01、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 公庫関係の滞貸償却引当金の繰り入れ問題でありますが、これはたしか昭和五十年度から、いままでの積み立て方式から洗いかえ方式という方式に変更されたようでありますが、いままでの方式よりどう違ったか、具体的にどう違ったのか、その辺の御説明をまずいただきたいと思います。
【次の発言】 四十九年度までは累積制度、積み増し制度ということで、五十年度から洗いかえ方式にしたんですが、その際のそれぞれの公庫の積み立てばどれだけあったんですか。
【次の発言】 各公庫についておっしゃってください。
【次の発言】 そのときに、いまおっしゃられたその数字を、積み立てを取り崩していると思うんですが、どうもいま……

第82回国会 予算委員会 第2号(1977/10/18、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 最初に、総理並びに大蔵大臣にお尋ねするわけですが、今度のこの予算で輸銀、開銀等の貸し倒れ引当金の繰入率を少なくして、八百三十七億という国庫納付金を出して財源に充てた、このこと自体は私どもいいことだと、こういうふうに考えています。ただ、総理は、ことしの予算委員会でも連帯と協調ということを大変強く主張をいたしました。しかし、この案は、先ほど小柳理事の方からもお話がありましたように、昭和五十年、この席でうちの方の阿具根登会長が、共産党を除く野党の共同提案として出した修正案です。言うなれば特許権は私どもの方にあるわけです。それを一言のあいさつもなしに――使うことはいいと思うんですよ、私。……

第82回国会 予算委員会 第6号(1977/10/22、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 日合連の又賀さんにお尋ねしたいと思うのですが、合板の問題で、特に韓国との関係をお尋ねしたいと思うのですが、韓国から日本に輸入されているかどうか。輸入されていると、どのぐらい輸入されているのか。日本の消費量のどのぐらいの割合になるのか。なければ結構でございます。  それから韓国の合板業界というのは最近大変成長してきているというふうに伺っておりますけれども、それの単価差とか生産性の問題がどのぐらい違うのか。  それから合板業界には原料の購入とか製品の販売というものに商社がかなり介入しているという話を私は前に聞いたわけでありますが、そうした商社がどういう役割りをしているのか、あるいはこ……

第82回国会 予算委員会 第8号(1977/11/10、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 日銀の総裁がお見えになりませんから、若干私の質問の順序を変えていきますから、また後戻りすることがあるかもしれませんけれども、その点はお許しをいただきたいと思います。  きのうの衆議院の予算委員会で、総理は、緊急輸入の三十億ドルというのは、これは実は私の願望だと、こういうふうにお述べになったというんですが、これは本当でございましょうか。
【次の発言】 しかし、世界はこの三十億ドルというものの緊急輸入をただ単なるあなたの願望と見ているかどうかということになりますと、これは私は大変な問題だと思うわけです。  経済企画庁長官に伺いますけれども、あなたは二日の日に、三十億ドルの五項目等にわ……

第84回国会 大蔵委員会 第2号(1978/02/09、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 大蔵大臣、最近の国際収支あるいは貿易のあり方、こういうようなものについてお考えがあろうと思うんですけれども、私の方から問題を出していきますが、いままでの商品の押し込み輸出というようなあり方というのが今度の円高を招いた一つの原因であったと思うんですけれども、そういう意味では、プラント輸出あるいは国内におけるプラントというようなものというのが政府の産業構造の転換でも私は大きな役割りを果たすと思うんですが、大蔵大臣は、これからの産業構造の中で、そういうプラント等の焦点をなすところのコンサルタント企業といいますか、あるいはエンジニアリングという名前でも呼ばれておりますが、こういう産業の位……

第84回国会 大蔵委員会 第18号(1978/04/27、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 どうもいろいろありがとうございました。  まず、前川参考人にお尋ねをいたしたいと思いますけれども、経済情勢の御報告の中で、経済情勢に関連してでございますけれども、数目前に発表されたアメリカの経常収支の赤字というのがかなり大幅に縮小されたと思います。それが若干円高の急進というものを防いでいる点も一つあろうかと思いますけれども、アメリカの経常収支の赤字がこういう調子で月別に縮小をしていくのかどうなのか。この辺は今後の日本の経済情勢にもかなり大きな影響を持ってくるんですが、その辺の見通しをひとつお伺いをしたいと思います。  それから、在庫調整の話が実は出たわけでありますけれども、最近在……

第84回国会 大蔵委員会 第19号(1978/05/09、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず、日米首脳会談についてお伺いをしたいと思います。時間が短いわけでありますが、まああしたは本会議もあることでありますから、なるべく簡明にお願いをしたいと思います。  まず、私ども今度の日米首脳会談で共同声明が出されなかった。一体何がどう話されたのかはっきりしないわけであります。総理は向こうで記者会見をやって、総理が感じたことはそれで述べられていると思うんですが、アメリカの政府の方は、何か政府筋がこれ新聞発表して、われわれはアメリカ側のこの会談の評価というものはアメリカ側の発表でわかるわけでありますが、その二つの発表を見てもどうも食い違っているといいますか、触れている個所に一致点……

第84回国会 大蔵委員会 第20号(1978/05/11、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 大蔵大臣にまず伺いたいと思いますが、いまも証券局長のごあいさつがあったわけでありますけれども、政府関係の、特に大蔵省でありますから、金融機関に大蔵省から人を派遣するということが往々にしてあるわけでありますけれども、しかしそれぞれの機関として、この天下り問題ということについては大変そうしたそれぞれの機関の従業員の自主的な意思、あるいは企業に対する責任というものですか、そういうものが往々にして崩れる場合が私は多いと思うんですよ。でありますから、これは農林中金に限らないと思いますけれども、各そうした機関の中でもやはり天下りというようなことはなるべく避けて、あるいはそれをするにいたしまし……

第84回国会 大蔵委員会 第21号(1978/05/25、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず最初にお伺いしたいんですが、今度の増資に当たってそれぞれの額が割り当てられたわけでありますけれども、この割り当ての根拠ですね、どういう形で、たとえば今度の増資に当たって日本では、三億三千万ドルですか、アメリカは十、三億ドル、こういう数字がどういう形で出てきたのか。これは一定の基準というようなものがあるんではなかろうかと思うんですけれども、IMFにいたしましてもIFCにいたしましても、一定のそういう基準のもとに増資金額が割り当てられているだろうと思うんですが、どういう基準でこれはやっているのか、その辺の根拠をはっきり伺いたい。

第84回国会 大蔵委員会 第22号(1978/05/30、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 国民金融公庫法の審議に入るわけでありますが、きょうは十分時間がございませんので、私は主として参考人に対する質疑を中心としたいと思いますので、大蔵省あるいは公庫の総裁等に対する質疑は、後日また機会をお与えいただきますように委員長にお願いをして、おきます。  参考人にお伺いいたしますけれども、今度のこの進学ローンを国民金融公庫で扱ういきさつというのは、どうも余り明快ではございませんけれども、そういう意味におきまして、この進学ローンを国民金融公庫の業務の一つに組み入れた。このことについて、私はかなりいまの国民金融公庫の業務量というのを、これは神奈川下でありますけれども、ときどき行って見……

第84回国会 大蔵委員会 第23号(1978/06/01、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 今度の進学資金貸し付けの問題、私も基本的には賛成ではあります。しかし、国民金融公庫がこういう制度を新しくつくって果たして混乱なしにうまくいくのかどうなのか、この点が私にとっては一番まず心配なわけです。うまくいって初めて、たとえば保証人をどうするのかとか、あるいは卒業後に割賦返済をするとかという問題が起きるわけで、私はかなりいままでの国民金融公庫の業務とは異質なものがここに入ってきた、こういう感じを強くするわけです。  そこで、私は、国民金融公庫がこういう考え方を先に持って、それについて十分にいろんな面から検討をして、そして大蔵省と一緒になって法案として出してくるという手続が踏まれ……

第84回国会 大蔵委員会 第24号(1978/06/06、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 初歩的なことをちょっとお尋ねをいたしたいと思いますが、国民金融公庫業務方法書というのがございます。これの第二に「代理業務に関する準則」というところがございますが、これによりますと、公庫が委任をした代理機関に代理業務資金というものを交付したときに、その代理店というんですか、代理機関は業務資金に対して利息を払う。しかしその利息が年三・六五%というふうに規定をしてあるわけでありますが、同じような公庫、他の公庫の業務方法書等々を見てみますと、確かに利息は払わなけりゃならぬという規定はございますけれども、具体的に利率の数字というものは実は出ておらないわけですけれども、国民金融公庫だけにこの……

第84回国会 予算委員会 第3号(1978/01/30、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず、総理にお伺したいと思いますけれども、いまの日本の国民の気持ちを一言で言うと、物はなるほど豊かであるけれども心のどこかに不安の影が襲いかかっているというのが実態ではないかと思うのです。特に将来に対して真っ暗だというのが、これは経企庁長官も経済演説の中で、未来が不透明であるということを最後の方に述べられておりますけれども、国民が社会の一員として、あるいはまた国民の一人としてその責務と努力を払いさえすれば将来に心配はないと、このことを一番求めているのじゃないかと、こう思うのですけれども、どうも年金の問題にしても医療の問題にしても教育の問題にしても、あるいは雇用の問題にしても経済の……

第84回国会 予算委員会 第4号(1978/01/31、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 五十三年度予算が臨時非常な大型予算が組まれてしまって、財政再建の影が薄れてしまったんですが、これから財政再建をどうするつもりですか、大蔵大臣。
【次の発言】 国債依存度の見通しでございますけれども、私がきのう構想を聞いた範囲でありますと、三〇%の依存度を切るというのは実際はむずかしいと、恐らく五十七年度は別でありましょうが、五十六年度までは三〇%依存率は下らないと思いますが、どうですか。
【次の発言】 いずれにしても、増税はその種目が、税目が何であれ避けられないと思いますが、五十七年度までに最低でも五兆円を下らない増税を国民は受けなくちゃならないと思うが、どうですか。

第84回国会 予算委員会 第6号(1978/03/09、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 五十三年度予算についての自然成立の時期というのは四月の五日になるわけでありますが、そういたしますと、それまでの間、予算の空白ができるわけですが、暫定予算を組みますか。
【次の発言】 私ども理事会でこの審議の日程を組んでいるわけでありますけれども、五日まではどうしても審議がかかるわけであります。一日から五日まではどうしても空白になるわけでありますが、どうしますか。
【次の発言】 総理は、去年の五月にロンドンで首脳国会議を開かれたわけです。そのときに三つの機関車論という話がされまして、われわれもその話を聞きました。しかし、どうもその機関車がお互いにどっちを向いているか最近わからないん……

第84回国会 予算委員会 第14号(1978/03/18、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 一つは、いまお述べになったことは相当長期的、中期的な施策であろうと思います。緊急輸入の問題も、去年の十月からこれは問題になっているわけでありますけれども、どうも余り進んでいないというのが実態であろうと思いますし、そういう意味では、去年以来、政府は輸出によって景気をリードしていく、こういうことが腹の底にあった、したがって輸出入のバランスをとるという考え方が政府の腹の中になかった、こういう政府のいままでやってきた行政上の責任を私は痛感してもらわなくちゃ困ると思うんですが、これは特に大蔵大臣と通産大臣に、その責任をどう感じておられるのか、あるいはそういう考え方をこれからどうしていこうと……

第84回国会 予算委員会 第17号(1978/03/24、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 時間がありませんので簡単にやりますけれども、まず飛躍的に輸入をふやして黒字減らしをやるということでありまして、十一日宮澤長官を長とする輸入促進閣僚会議ですか、この四項目との関係ではあれだけでは足りないと、こういうふうに言っていらっしゃったわけでありますけれども、具体的にどんなものをどんなふうにこれから輸入をしようとお考えなのか。  輸出の方は数量ベースでは大体横ばいだというのですけれども、自動車なんかはふえているようでありますけれども、こういうもの、あるいは鉄鋼もふえる可能性があると思うのですが、これをどういうふうにするのか、これが二点目です。  それから三番目は、この間アメリカ……

第84回国会 予算委員会 第22号(1978/04/01、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 外務大臣にお尋ねいたしますけれども、日中平和友好条約の交渉再開のための訪中はいつごろになりますか。
【次の発言】 当初は四月になればすぐにでもというようなことでございましたけれども、恐らく自民党の総裁にお尋ねすることになるわけでありますが、最近自民党内部におけるところの慎重派が大変台頭してきているようでありまして、総理としては総理のいままでの中でこれができれば福田内閣の評価も高まるだろうと私は思うのですけれども、そういう意味ではひとつすっきりまとめて早急に調印できるように総裁として指導力をもっと発揮してもらいたいと、こういうふうに思うのですが、どうでしょうか。

第84回国会 予算委員会 第24号(1978/04/04、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、日本社会党を代表して、昭和五十三年度予算三案に対して反対の討論を行います。  第一は、国際経済上の観点からであります。  政府答弁を通じて明らかになったように、予算編成の前提たる五十三年度経済見通しの算出基礎の基準価格は一ドル二百四十五円とのことであります。それか今日二百二十円をさえ割っている異常な円高になってしまっており、本予算の土台は全く崩壊してしまっております。これは七%の成長達成が困難になるだけでなく、経常収支六十億ドルも実現できず、景気回復の足を引っ張り、国民の不安を一層強めております。私どもは特に円高対策を最重点として政府の対策をただしてきたわけでありますが、政……

第85回国会 予算委員会 第2号(1978/10/07、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 防衛庁長官に伺いますけれども、防衛庁が九月の二十一日でしたか、奇襲攻撃に対する見解というものを発表されたわけでありますが、それはどういう内容でございますか。
【次の発言】 そうしますと、防衛庁長官あるいは防衛庁の方々のお話の中では、万々奇襲というものはないんだと、その場合、非常に希有なレアケースについてはこれから検討していきたいということのようでありますが、当面は自衛隊法の範囲内でやっていくと、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 ところが、総理のゆうべの発言は、そこはやれないと、法の改正を考える、検討させる、こういうことでありまして、どうも私ども、その担……

第85回国会 予算委員会 第5号(1978/10/12、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、日本社会党を代表し、昭和五十三年度補正予算三案に反対の討論を行います。  まず指摘されるべきは、福田内閣の経済政策の失敗であります。六カ月前の当初予算審議に際し、政府は五十三年度経済成長率七%、経常収支の黒字六十億ドルの達成を約束し、折からの円高により追加補正必至とのわれわれの指摘に対し、追加補正無用との主張を強調しました。  われわれ日本社会党は、政府見通し実現の困難性を指摘し、国民福祉本位の財政政策への転換、すなわち一兆円減税、福祉年金の大幅かさ上げ、生活関連事業の増額こそが政府のとるべき道であり、それなくしては政府の目標達成もあり得ぬことを再三にわたって指摘したはずで……

第86回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1978/12/14、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 金子新蔵相、御就任おめでとうございます。中村、林両政務次官、おめでとうございます。  しかし、いまお話がありましたように、きわめていま日本の状況というものは非常に重大な転換点に差しかかっているというふうに私考えますけれども、まず、大蔵大臣にお伺いしたいと思いますが、この十二月における政権交代、こういうことで予算編成等の日程、こうしたものが若干例年より違ってきているように思うわけでありますけれども、来年度、五十四年度の予算編成方針等についてもまだ明らかになってないように私ども聞いておりますけれども、まず、予算の編成の日程はどんな日程でこれから消化され、国会に文書として提案されるのは……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1979/01/25、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員長に御推挙いただきまして、大変光栄に存じます。  委員会の運営につきましては、当然のことでありますが、公正中立の立場で運営してまいりたいと思いますので、今後とも皆さんの特段の御協力を心からお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)  なお、前委員長からごあいさつを受けたいと存じます。
【次の発言】 それでは、本日はこれにて散会いたします。    午後四時四十五分散会

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1979/02/14、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十五日、小柳勇君が委員を辞任され、その補欠として浜本万三君が選任されました。  また、昨十三日、山中郁子君が委員を辞任され、その補欠として内藤功君が選任されました。
【次の発言】 交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。  交通安全対策の基本方針について、関係大臣から所信を聴取いたします。三原総理府総務長官。
【次の発言】 次に、澁谷国家公安委員会委員長。
【次の発言】 次に、森山運輸大臣。
【次の発言】 建設大臣の所信につきましては、後刻聴取することにいた……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1979/02/28、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二月十四日、内藤功君が委員を辞任され、その補欠として山中郁子君が選任されました。
【次の発言】 交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、交通安全対策の基本方針等について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本件に対する本日の質疑はこの程度とし、本日はこれにて散会いたします。    午後四時二十五分散会

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1979/05/09、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨八日、山中郁子君が委員を辞任され、その補欠として内藤功君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  交通安全対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、日本鉄道建設公団総裁川島廣守君、同じく理事藤田雅弘君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発……

第87回国会 大蔵委員会 第3号(1979/02/15、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 経企庁は来ておりますか。――最近、海外市況が大変大きく上がっているわけでありまして、一月から二月、これにかけてフィナンシャル・タイムスの指数を見ても、あるいはロイター指数を見ても急激に上昇を続けているわけでありますけれども、ここ数カ月の海外市況というものを一体経企庁はどう把握しておられるのですか。
【次の発言】 私、時間ありませんから、そういうことをいま聞いているわけじゃないんです。  海外市況の今後の見通しはどうかということを聞いているわけであって、海外要因がどうだとか何とかという、卸売物価がどうなるかということは私はまだ少しも言ってない。だから、問いに対して正しくひとつ答えて……

第87回国会 大蔵委員会 第4号(1979/02/22、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 東京ラウンドの問題について若干質問をしていきたいと思うんですけれども、ガットの東京ラウンドの最終決着というのは、ボンのサミットにおいても一九七八年末にはこれは終結をするという申し合わせがあったように思います。また、昨年の十二月十八日ですか、ジュネーブにおいて日米間で大筋の合意ができたという共同声明を発表をしているわけでありますが、その共同声明の内容というのは具体的にどういうことでありますか、これ外務省から来ていたらひとつ説明していただきたいと思いますが。
【次の発言】 その最後の、全般の早期決着に貢献されるものと期待するという意味はどういう意味なんですか、それは。

第87回国会 大蔵委員会 第5号(1979/03/01、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 この前申し上げました、新聞に報道されている、データ通信などこれから発展性のあるところから開放をしていくというような、そういう決定はないんだということでありますから、その点は私心配が一つ解消されたわけでありますけれども、政府の方針としてそういう考え方が全然ないのかと言えば、どうも私、外務省あるいは大蔵省、こういう部門の考え方ではかなりの部門を開放をしていこうと、こういうような考え方がないわけではない、こういうふうに思いますけれども、これは政府として、ひとつ電電公社の問題では、具体的にどうやっていくかは別として、細かいことは別として、アメリカのこの開放要求に対しては応ぜざるを得ない、……

第87回国会 大蔵委員会 第8号(1979/03/22、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 大臣がお見えになりませんから、中村政務次官に大臣をひとつ代理していただいて御答弁をいただきたいというふうに思います。  最近、税金が不公正であるとか不公平であるとかいうようなことが盛んに言われているわけでありますけれども、公正な税金というのは一体どういうふうに考えていらっしゃるんですか、御答弁いただきたいと思います。――政務次官に聞いているわけで、局長に聞いているわけじゃございません。
【次の発言】 わかりました。  中村政務次官は山梨県の御出身でございます。山梨県にも大変たくさんの中小企業がおありであろうというふうに思いますが、私が山梨県のあなたを支持する有権者というふうにいた……

第87回国会 大蔵委員会 第9号(1979/03/23、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 いま市川先生のお話を伺っておりますと、大分政府税調の物の考え方と非常に違うということがかなり明瞭になったわけでありますけれども、市川先生にはもう少し一歩踏み込んで、こうした国税が、これは措置法及び法人税法両方だと思いますけれども、まあ非常に優遇措置とかあるいは資金の自己調達力を非常に認めているというような形に実はなっているわけでありますけれども、この地方税に及ぼす影響ですね。これがいま地方の時代とか言ってきておりますし、まあ福祉の立場から申し上げますれば、私は当然これからの高度成長から安定成長といいますか、あるいは低成長といいますか、まあそういう形になるし、政府税調あたりがまあ大……

第87回国会 大蔵委員会 第12号(1979/04/10、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 特例法案の審議に入る前に、園田外務大臣がアメリカへ行きまして、米国政府の首脳とお会いしている報道が新聞で言われているわけでありますが、この大蔵委員会でも三月初めでしたでしょうか、私は電電公社の調達問題につきまして新聞報道その他のことにつきまして質問をいたしました。  その後、金子大蔵大臣から、新聞に出ておりました外務省あるいは政府の電電公社の調達の市場開放について三項ばかりの項目がございまして、その中で、私は特にデータ通信など今後発展される部分から市場開放していくという外務省の方針、これは事実かどうかということを実はお尋ねをしたわけです。で、そのことについて金子大蔵大臣から政府の……

第87回国会 大蔵委員会 第13号(1979/04/11、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 どうもいろいろ御意見いただきましてありがとうございました。  赤司参考人にお伺いをしたいと思いますが、先ほどもお話しの中で、これからの限界預証率ですか、に関するお話があって、昨年は預金のうちの五五%を公債の購入に充ててしまっているというお話があったわけでありますけれども、いまちょっと国債の市場価格というものが暴落をしているわけでありますけれども、政府の方が現在の発行条件というものを変えるのか変えないのか。変えそうな空気もあるんですが、どのくらい変えていくのかまだ明らかではないわけでありますけれども。  きのうも理財局長が、現在の条件では五月の発行は非常にむずかしい、できないという……

第91回国会 予算委員会 第4号(1980/03/10、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 経企庁長官、二十一日という日にしたのはどういう意味なんですか。私は実にいまの大平内閣は物価に対して鈍感だと言わざるを得ないと思うんですね。  総理、あなたはこの前白菜をどこか自宅の近くでお買いになって大変値段が高いことにびっくりされたというんですが、いまお宅の近くの金物屋でセメント四十キロ一袋どのくらいでお買いになれるか御存じですか。
【次の発言】 この間までは四百二十円で買えた、いま七百六十円ぐらいしている。しかもガラスなんかにいたしましても網入りの少し厚いガラスはもう店にないんです。もうそういうふうにこの二月末から三月にかけて物価は急上昇しています。そういうお感じには総理はな……

第91回国会 予算委員会 第5号(1980/03/11、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 建設大臣にお伺いいたしますけれども、最近の建設資材の非常な高騰、こういう中で公共事業を抱えている建設大臣はどんなふうにお考えですか。
【次の発言】 川崎から来ていただきました渡辺参考人にお伺いしたいと思いますが、渡辺さんの所属されている協会というのは余り大きな業者の協会ではないように伺っております。そして、各都道府県、市町村が「公共工事標準請負契約約款」というのに基づいて、都道府県それから市町村ではそれぞれ公共事業を出す場合の基準にしているようでありますが、渡辺参考人にお伺いしたいのですが、あなたの協会ではこの約款の二十一条に規定しております契約締結から十二カ月を経過した後でなけ……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 大蔵委員会 第1号(1980/10/23、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 渡辺大蔵大臣に最初の、当面の問題の質問をさせていただける光栄に浴しましてありがとうございます。  そこで、当面の経済動向について大蔵大臣はどうお考えになっているかということについて最初にお伺いをしたいと、このように思います。  大蔵大臣になった当時といまと大分情勢変わってきているんじゃないだろうかというふうに思います。この前この席上で、七月の二十四日でしたか、ごあいさつをいただいたときの大蔵大臣の考え方は、どちらかというと物価に重点を置いての両にらみという考え方、こういうものであったように私は理解をしているわけでありますけれども、当時と比べていろんな情勢も変わってきたように思うん……

第94回国会 運輸委員会 第6号(1981/04/16、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 埠頭公団の廃止及びその承継についての質疑をするわけでありますが、私に与えられた時間百三十分程度でございますので、時間が非常にありませんので、ひとつ簡にして要を得た御答弁をいただきたいと思いますが、まず今後の日本の輸出入港における貨物の量というものは一体どんなふうな見込みになるのか。政府の七カ年計画によりますと、六十年が四十一億トンですか、こういう大ざっぱな数字が出ているわけでありますけれども、五十四年度の数字によりますと二十八億九千万トン、二十九億トンでありますが、そんなに六十年に四十一億トンなんて一体入ってくるのかどうなのか。もしいままでの線を伸ばしていくということになりますと……

第94回国会 運輸委員会 第7号(1981/04/21、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 今度のこの港湾整備緊急措置法という法律でございますが、これ、聞いてみますと、どうも私は具体的なイメージがちっともわいてこない。聞きますと、まだそれはこれから決めることであるということで、非常に抽象的なものにすぎないわけでありますが、そしてこれは緊急措置法で、緊急性というのは一体どこにあるのか私はさっぱりわからぬ。この前の六次の総投資額が二百四十兆のときの旧の、旧のと言ったらいいですか、そのときの第六次計画にはいろいろ書いてあるようでありますけれども、今度はそれが一体どうなっていくのか、さっぱりイメージがわかないわけなんです。  運輸大臣も何か大阪のお近くだというんですが、運輸大臣……

第94回国会 運輸委員会 第11号(1981/05/28、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 私に与えられた時間は五十分ですから、これまた中途半端にならざるを得ないと思いますけれども、後はひとつ委員長で御配慮を十分いただきたい、このように思います。  きのう東京と川崎を見せていただきまして、大変参考になりました。二つが大変違っておりまして、山村部長は行かなかったんですが、課長は行かれたんです。川崎と東京で、点数つけたら何点と何点つけますか。
【次の発言】 港湾局長は何点と何点つけますか。
【次の発言】 私は、確かに見たところは川崎は非常によくて、東京は非常に悪い、こう思いますけれども、川崎の方も、川崎だけはいいんですけれども、まあ私は横浜に住んでおりますが、横浜の立場から……

第94回国会 運輸委員会 第13号(1981/06/04、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 提案者にお聞きしたいと思うんですが、御承知のように、私どもが物を言わなくても、すでに昭和五十九年には特例債をゼロにして財政再建をしようということは、私どもだけでなくて、恐らくこれは自民党の皆さんも承知をしているだろうと思うんですが、五十九年というと、あとわずかですわな。この五十九年のためには、財政の中期展望なども出して、あえて国民に理解を得ようと、こういうことで国費を使って大宣伝をしているわけですね。これはあなた方の親分の渡辺美智雄さんもその先頭を切ってやっているわけですわな。やっているわけです。そういう時期に、なぜいまこれをここで出さなければいけないのか。先ほどお話を聞いていて……

第94回国会 大蔵委員会 第12号(1981/03/30、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 先ほどの鈴木委員の質問に関連して大蔵大臣にお伺いしておきたいと思いますけれども、大蔵大臣が先ほど述べられた医療法人化、この問題は五十四年以前にも何か群馬県の方だか奥の方で二、三あるのを聞いていたと、こういう話でかなり前からあったというようなお話を承ったわけですが、それは税法上どういう取り扱いをしておりますか、ずっと。
【次の発言】 それはこれからの審議の上に非常に重要なポイントになる可能性が私は大いにあると思うんです。ですから、どういうふうな取り扱いをしたのか、それははっきりとあしたの冒頭までぐらいにどういう取り扱いをしたか、ひとつ調べた結果を報告してもらいたいと思いますが、どう……

第94回国会 大蔵委員会 第13号(1981/03/31、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 対馬さんが大所高所から日本の租税、財政ぶちまくりましたから、私は今度細かい方からお尋ねをしたい、こういうふうに思います。  まず、今度の所得税で控除対象配偶者あるいは扶養家族、この控除適用額が二十万から二十九万になったわけですが、給与所得等はそうでありますけれども、給与所得等以外のものはこれは相変わらず十万円だということなんですが、これはどうなんでしょうか。片っ方は二十万円から二十九万円になって、恐らく資産所得ということになる思いますのですけれども、そちらは十万円の枠、これから少しもふえないということでありますが、最近の奥さん方というのはかなりへそくりをためているような感じも実は……

第94回国会 大蔵委員会 第15号(1981/04/23、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 中曽根長官、何か御病気のようなところをきょう出てきていただきまして大変恐縮に存じます、なるべく早く長官に対する質問を終わりましてあと御静養いただきたいと、こういうふうに思います。  そこで、総理が五十七年度の増税はやらないという何か大変かたい決意をしたようでありますけれども、増税をしないということになりますと自然増収によって特例債二兆円前後、それから当然増の経費をそれて充当しなくちゃならないということになるんですが、恐らくこれは、大蔵大臣に後で聞くわけでありますけれども、大蔵大臣は何かこれも歯痛で医者へ行くというんですか。これは行ってきていただいて結構なんですが、そうなりますとこ……

第94回国会 予算委員会 第2号(1981/02/12、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず、鈴木総理の政治姿勢から伺っていきたいと思いますけれども、鈴木総理は事あるごとに現在の平和憲法は守っていくと、こういうふうにおっしゃってきたわけでありますけれども、これはまた何回か総理にもいままで質問があったことであろうと思いますが、この点、天地神明に誓って平和憲法を守っていくつもりがあるのかどうなのか、ひとつお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 最近、ある雑誌にこういうことが書いてありました。「鈴木内閣は明確な路線を示し得ないまま、ずるずると一つの方向に押し流されているように映る。なしくずし的な政治運営ほど危険なものはないが、鈴木政治はその傾向を一段と深めてきたよう……

第94回国会 予算委員会 第4号(1981/03/09、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 いま物価論争があったわけでありますけれども、物価が下がれば消費がふえるというふうに政府は宣伝をしてきたわけでありますけれども、その物価が、政府の見通しはだんだん上がっていくというようなことがここずっと続いているわけでありまして、こういう状態の中で設備投資の方も落ちてきております。恐らく景気はよくならないだろうと思うんです。  そういうことから、所得税減税ということが私は大きな意味があるわけでありまして、ただ単に税金をまけてやるという問題じゃなくて、五十六年度の日本の経済をどうするかはいま所得税減税にかかっている、私はこういうふうに考えるわけでありますけれども、しかし衆議院の事態を……

第94回国会 予算委員会 第8号(1981/03/13、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 外務大臣にこれはひとつ御注意いただきたいと思うんですが、この間、わが党の小野委員からジャマイカの円借款の質問に対しまして、当時外務大臣はまだ結論が出ていないと、こういう発言をしていながら――かなり問題としては重要だと思います。日本の外交方針にも影響のある問題であると思いますが、日ならずして報告をすると。私どもは大変国会軽視ではないかという疑いを持つわけでありますけれども、もう少しこの間の園田厚生大臣みたいに率直であってほしいというふうに私は思いますが、どうですか。
【次の発言】 宮澤長官は昨十二日、七月のオタワサミットを対ソ戦略の調整の場にするというレーガン大統領の提唱に呼応して……

第94回国会 予算委員会 第15号(1981/03/24、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 きょうは、国際障害者年ということで、特に文部大臣に御質問申し上げますけれども、盲学校で、児童生徒を先天的な失明と中途失明というようなことで分けてみますと、最近の盲学校の傾向というのはどんな傾向が出ておりますか。
【次の発言】 早急に、国際障害者年でもありますから、その辺のことの調査をやっぱりやっていただかないと、盲学校に対する適切な指導というものができないと思うのですが、その辺はどんなふうにこれから調査をやっていただけますか。
【次の発言】 年齢的にはどんなふうになっておりますか。
【次の発言】 私も、全国の全部の盲学校について調査したわけではございませんけれども、私の近くに横浜……

第94回国会 予算委員会 第16号(1981/03/25、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、きょうのこの会議には総理の出席を実は要求していたわけでありますけれども、総理が出席できない。きわめて遺憾でありますけれども、総理にかわってひとつ官房長官、御答弁いただけますか。
【次の発言】 それでは、こういうことはお答えになりますか。この間の参議院の本会議で大木委員の質問に答えて、五十七年度は二兆七千七百億円の赤字になるのだ、この赤字は消すことが、というような趣旨のことをおっしゃられた。また、けさの新聞を見ますと、きのう参議院の皆さんの集まりの中で、行革で二兆円削減という具体的な目安を出された、こういうことが載っておりますが、これは官房長官から大体その辺を目安にして行政改……

第95回国会 運輸委員会 第2号(1981/11/05、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 時間がありませんから答弁の方もひとつ簡単にやっていただきたいと思います。  五十七年度の概算要求という書類を実はいただいているわけでございますけれども、この中で特にお願いしたいことは、私の方がよく知ってない面がありますから、あるいは間違いがあるかと思うんですけれども、どうも去年に比べましてかなり財政投融資をふやしているような感じを概算要求を見て実はしているわけでありますけれども、それからまた国庫債務負担行為、こういうものもかなりふえているような感じがするんですが、できましたらその辺、大きなところで結構でございますから、個別におっしゃっていただきまして、総計とのぐらいふえているのか……

第96回国会 運輸委員会 第8号(1982/04/20、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 船員のことを実際経験していないからよくわからないわけでありますけれども、船員の近代化というのは一体なぜ必要になってきたか、その経緯をちょっと聞きたいと思います。
【次の発言】 いまも若干外国用船と日本船の関係が述べられたんですが、日本の商船隊の船腹というのは一体どのくらいあって、最近はそれがどんなふうな動きになっているのか。まあ外国の用船なども、たとえばチャーター船なりあるいは便宜置籍船なり仕組み船なり、あるいはマルシップ、そういうものを含めて日本の商船船腹というのは、ここ五年ぐらいで結構でありますけれども、一体どんなふうになってきているのか。その辺が明らかになっていかないと、船……

第96回国会 運輸委員会 第9号(1982/04/22、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず、船員局長にお伺いをして、そして若干答弁を訂正してもらわなくちゃいかぬと、こういうように思いますが、あなたは衆議院の運輸委員会でうちの方の関委員の質問に対しまして、近代化船の場合に十八名で運航が大丈夫だというような答申をもういただいているんだと、だから答申の中にもう十八名で大丈夫なんだというふうに書いてあるんだというような答弁をなさっていますね、衆議院で。しかし、私いろいろこの答申を見せていただいたんですが、十八名という文字はどこにも書いてないんですよ。ですから、その実験船が確かに十八名で運航されているということは事実であろうと思いますが、どうも十八名という文字は僕はないと思……

第96回国会 運輸委員会 第10号(1982/05/13、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 ちょっと一言。  権利創設税というのは、具体的にはどんな税金が権利創設税なんですか。いまの自動車の重量税以外に具体的にはどんなのがそういうことになるんですか。何か、当時細見さんの話では、登録免許税みたいなものだと、こういうようなことをおっしゃっているんですが、いまあなたは登録免許税ということを言っていませんから、権利創設税というのは、具体的に、ほかにいま大蔵省が持っている税金の中でどういう税金が権利創設税なんですか。
【次の発言】 あなた、私の問いに正確に答えてくれていないんですが、登録免許税に類似しているものということですが、じゃ、具体的にどういうものがあるんですか。類似してい……

第96回国会 運輸委員会 第11号(1982/07/06、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 少し違った観点からお尋ねをしたいと思いますが、まず、運輸大臣は業界で長くお勤めになっていた方ですから、産業界の実情が非常によくおわかりだろうと思いますが、いま陸上貨物運送の経営の現況ですね、こういうのは全体的にどのような状態にある、こういうふうに御判断になっていらっしゃいますか。
【次の発言】 そこで、労働省の方にお伺いしたいと思いますが、最近、いま大体局長の言ったような景況だろうと思います。特にトラック業界の業態というのは、大きいのから小さいのまで実はあるということでありまして、競争が非常に激しいということであります。  そこで、荷主から、競争関係で割り引かざるを得ないというこ……

第96回国会 運輸委員会 第12号(1982/08/03、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 この道路運送車両法の問題が参議院へ来てからもう二カ月以上にもなるということで、その間ちょびりちょびりと審議をやってきたというのが実態であろうと思うのです。その間にもいろんな疑問が出てきて、それに対する解釈があっちからこっちからいろいろ出てきているということで、ますますよくわからなくなってきたというのが実態であろうと思いますけれども、手短に言いまして、どういう場合にどういう人がどういう手続で過料を科せられるか。この点は、この前の連合審査でもたしか法制局の第四部長のお話が出て、何かひとつ書類をつくって何とかというようなお話も出ているんですし、どうもその辺のことをもう一回さらってみない……

第96回国会 決算委員会 閉会後第1号(1982/09/14、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十三日、三浦八水君及び北修二君が委員を辞任され、その補欠として岩本政光君及び板垣正君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は第一日目の総括質疑を行います。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。    午後零時十一分休憩
【次の発言】 ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、……

第96回国会 決算委員会 閉会後第2号(1982/09/16、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会します。  昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は前回に引き続き総括質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時零分まで休憩いたします。    午後零時四分休憩
【次の発言】 ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件を一括して議題とし、総括質疑を行います。  質疑のある方は順次御発……

第96回国会 決算委員会 閉会後第3号(1982/09/29、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告を申し上げます。  去る九月十六日、山田譲君が委員を辞任され、その補欠として赤桐操君が選任されました。  また、十八日、板垣正君及び岩本政光君が委員を辞任され、その補欠として北修二君及び三浦八水君が選任されました。  また、二十七日、目黒今朝次郎君が委員を辞任され、その補欠として山田譲君が選任されました。  また、昨二十八日、小谷守君、安武洋子君及び三治重信君が委員を辞任され、その補欠として対馬孝且君、小笠原貞子君及び田渕哲也君が選任されました。

第96回国会 決算委員会 閉会後第4号(1982/10/07、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。まず、委員の異動について御報告いたします。  去る九月二十九日、小笠原貞子君及び田渕哲也君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君及び三治重信君が選任されました。  また、三十日、対馬孝且君が委員を辞任され、その補欠として小谷守君が選任されました。  また、昨十月六日、粕谷照美君、山田譲君及び赤桐操君が委員を辞任され、その補欠として宮之原貞光君、戸叶武君及び対馬孝且君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたい……

第96回国会 決算委員会 閉会後第5号(1982/10/13、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十月十二日、戸叶武君及び宮之原貞光君が委員を辞任され、その補欠として山田譲君及び大森昭君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についてお諮りいたします。  本岡昭次君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異……

第96回国会 決算委員会 第9号(1982/07/05、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  去る五月十四日の本会議におきまして、本委員会の委員長に選任されました竹田四郎でございます。浅学非才の未熟者でございますが、その責任の重大さを痛感いたしております。幸い、皆様の御指導と御協力によりまして、過ちなくこの大任を果たしてまいりたいと存じますので、どうぞよろしく御支援、御鞭撻を賜りますようにお願いいたします。(拍手)  この際、前委員長和田静夫君から発言を求められております。和田静夫君。
【次の発言】 まず、委員の異動について御報告いたします。

第96回国会 決算委員会 第10号(1982/08/19、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る七月六日、木島則夫君、大森昭君及び田代由紀男君が委員を辞任され、その補欠として三治重信君、山田譲君及び塚田十一郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、継続審査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和五十四年度決算外二件、昭和五十五年度決算外二件並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお審査及び調査を継続することとし、継続審査要求書及び継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第96回国会 予算委員会 第4号(1982/03/10、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は社会党を代表して、これから総括質疑に入りたいと思いますけれども、その前に、衆議院の議長の見解によって、衆議院の方の減税問題が一応こちらへ来たわけでありますけれども、何かこの衆議院の議長見解を見ますと、参議院で予算が成立したならば直ちに衆議院の大蔵委員会に小委員会をつくってそこで検討をすると、こういう趣旨になっていると思うんですけれども、私どもが設計書に基づいてこれから三十日間家を建てていくわけでありますけれども、この設計書に基づいて家を建てるということになった途端に、インテリアはうんと変えるという条件づきで予算を審議しなくちゃならぬということになりますと、初めから壊されること……

第96回国会 予算委員会 第7号(1982/03/13、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 大蔵大臣に伺いますけれども、この〇・九のマイナス成長、これは補正予算を組んだときに予想しておりましたか。
【次の発言】 これは総理大臣と河本長官に伺いたいと思いますが、この発表というのは国民に相当なショックだと思います。直ちに対策をやらなくちゃいけない、こういうふうに思いますけれども、経済対策閣僚会議というものが当然それを発表せざるを得ないと思うのですけれども、総理、それはいつごろおやりになって、河本長官には、その内容は一体どんなものになるのか。  それから、大蔵大臣にまとめてお伺いしますけれども、これは五十七年度の税収減に関係あるのかないのか。それから、いまも河本長官からお話が……

第96回国会 予算委員会 第17号(1982/03/29、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、五十七年度の予算案を策定された当時と今日との経済の状況というものは大変大きな変化があったのではないだろうか、このように思います。その一つは、何といっても昨年の十―十二月の経済の落ち込みが年率で三・五%のマイナス、こういう事態になっておりますし、それからアメリカ、ヨーロッパからの貿易摩擦の攻勢がますます強くなってきたこと、これも見逃せないと思います。  それから、盛んに世界の景気は後半からよくなるというふうに言われておりますけれども、アメリカの高金利は依然として続いているということから考えてみますと、世界の不況がそう急激に回復するということも考えられない。また、特に最近の円安……

第96回国会 予算委員会 第19号(1982/04/03、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は過日、委員長に、政府の方が暫定予算を出したらどうだろうかということを実は申し上げたわけでありますけれども、非常に日にちがないということで、そのままに実はなっているわけでありますけれども、きょうはもう年度が変わりまして三日目ということであります。しかし、残念ではありますけれども、今日五十七年度の予算は成立をしていないわけでありますから、したがいまして、政府に対して国会はまだ歳出権限といいますか、こういうものを与えていない、こういうことであろうかと思いますが、しかし、たとえば刑務所から出所をしている人は恐らく、きょうを含めて三日間、おられるだろうと、こういうふうに思うわけでありま……

第96回国会 予算委員会 第20号(1982/04/05、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十七年度予算三案について反対の討論を行います。  和をモットーとして発足した鈴木内閣は、日に日に核戦争への道を突き進んでいます。  人間の命を守ろうという自然な簡明率直な反核運動は、欧州に始まり全世界を覆い、いまや米国議会内にも深くしみわたってきました。鈴木内閣は、常軌を逸したレーガン政権におもねって、防衛費を突出させ、反核運動の足を引っ張るなど、再び国民を核戦争の惨禍に陥れる政治行動に踏み出しました。  防衛費への傾斜とは全く反対に、鈴木内閣は、安らかな生活を願う国民の気持ちをじゅうりんするの挙に出ております。昨年度もわが……

第97回国会 決算委員会 第1号(1982/12/14、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十月十四日、大森昭君が委員を辞任され、その補欠として目黒今朝次郎君が選任されました。  また、去る十一月二十五日、柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として小西博行君が選任されました。  また、去る十一月二十六日、小谷守君及び中山千夏君が委員を辞任され、その補欠として志苫裕君及び山田勇君が選任されました。  また、去る十二月一日、亀井久興君、円山雅也君及び井上孝君が委員を辞任され、その補欠として杉山令肇君、竹内潔君及び井上裕君が選任されました。  また、去る十二月十日、目黒今朝……

第97回国会 決算委員会 第2号(1982/12/24、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十二月十四日、近藤忠孝君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任されました。  また、去る十二月十八日、山田譲君が委員を辞任され、その補欠として鈴木和美君が選任されました。  また、去る十二月二十日、中野鉄造君が委員を辞任され、その補欠として鶴岡洋君が選任されました。
【次の発言】 次に、継続審査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉……

第97回国会 大蔵委員会 第2号(1982/12/25、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 竹下大蔵大臣は前にも大蔵大臣をおやりになってて、しかも大臣になる前には自民党の幹事長代理というような職務をお持ちになっていたわけでありますから、ただ単に大蔵大臣におなりになった方とは違って、いろいろな責任の問題、あるいはいままでとの連続、継続的な問題、こういう問題ではなかり責任がおありだと、こういうふうに私は思いますけれども、その辺は、大蔵大臣はここで就任されて前との関連でどんなふうにいまお考えになっておりますか。
【次の発言】 それでは、今日の日本の財政事情については、当面の職にはなかったにしても、ずっと責任をお感じになると、こういうふうに承っておきます。  そこで、今日の大変……

第98回国会 決算委員会 第1号(1983/01/19、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず委員の異動について御報告いたします。  昨一月十八日、瀬谷英行君及び山田勇君が委員を辞任され、その補欠として茜ケ久保重光君及び中山千夏君が選任されました。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は今期国会におきましても国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御……

第98回国会 決算委員会 第2号(1983/01/20、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨一月十九日、三治重信君及び黒柳明君が委員を辞任され、その補欠として柄谷道一君及び渋谷邦彦君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件を議題といたします。  本日は、運輸省及び日本国有鉄道の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第98回国会 決算委員会 第3号(1983/02/09、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十日、柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として三治重信君が選任されました。  また、去る一月二十四日、渋谷邦彦君が委員を辞任され、その補欠として黒柳明君が選任されました。  また、去る一月二十八日、瀬谷英行君が委員を辞任され、その補欠として茜ケ久保重光君が選任されました。  また、昨八日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として佐藤昭夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件を議題といたします。  本日は自治省、警……

第98回国会 決算委員会 第4号(1983/02/10、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨九日、佐藤昭夫君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件を議題といたします。  本日は、建設省、国土庁、北海道開発庁、住宅金融公庫及び北海道東北開発公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございま……

第98回国会 決算委員会 第5号(1983/03/25、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に和田静夫君を指名いたします。
【次の発言】 この際、派遣委員の報告に関する件についてお諮りいたします。  先般、当委員会が行いました昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件の審査に資するための委員派遣について、その報……

第98回国会 決算委員会 第6号(1983/04/13、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会します。  まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に和田静夫君を指名いたします。
【次の発言】 次に、昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件を議題といたします。  本日は労働省の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、……

第98回国会 決算委員会 第7号(1983/04/18、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  去る四月十四日、中山千夏君が委員を辞任され、その補欠として秦豊君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件を議題といたします。  本日は、外務省及び防衛庁の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第98回国会 決算委員会 第8号(1983/04/25、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず委員の異動について御報告いたします。  去る四月二十日、秦豊君が委員を辞任され、その補欠として中山千夏君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件を議題といたします。  本日は文部省及び科学技術庁の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略し、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第98回国会 決算委員会 第9号(1983/04/27、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件の審査のため、本日の委員会に、参考人として日本銀行副総裁澄田智君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件を議題といたします。  本日は内閣、総理府本府、行政管理庁、沖縄開発庁及び沖縄振興開発金融公庫の決算について審査を行います。

第98回国会 決算委員会 第10号(1983/05/09、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件の審査のため、本日の委員会に参考人として税制調査会会長代理木下和夫君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件を議題といたします。  本日は、皇室費、国会、会計検査院、大蔵省、日本専売公社、国民金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行の決算について審査を行います。

第98回国会 決算委員会 第11号(1983/05/11、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は締めくくり総括質疑第一回を行いますが、質疑に先立ち、まず昭和五十三年度決算における警告決議に対して、その後、内閣のとった措置につきまして大蔵大臣からの説明を聴取いたします。竹下大蔵大臣。
【次の発言】 それでは、これより総括質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  和田君の質疑に対する答弁の途中ですが、本会議開会のため、午前の審査はこの程度とし、午後三……

第98回国会 決算委員会 第12号(1983/05/16、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、福岡日出麿君が委員を辞任され、その補欠として関口恵造君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十六年度決算外二件を議題といたします。  まず、昭和五十六年度決算すなわち一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書、政府関係機関決算書につきまして、大蔵大臣から概要説明を聴取いたします。竹下大蔵大臣。
【次の発言】 次に、昭和五十六年度国有財産増減及び現在額総計算書並びに昭和五十六年度国有財産無償貸付状況総計算書につきまして大蔵大臣から概要説明を……

第98回国会 決算委員会 第13号(1983/05/25、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹田四郎君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五月十七日、赤桐操君、対馬孝且君、村上正邦君、関口恵造君、梶原清君、長田裕二君、板垣正君、伊江朝雄君及び江島淳君が委員を辞任され、その補欠として藤田進君、鈴木和美君、大河原太一郎君、福岡日出麿君、三浦八水君、仲川幸男君、北修二君、福田宏一君及び河本嘉久蔵君が選任されました。  また、去る五月十八日、三木忠雄君が委員を辞任され、その補欠として黒柳明君が選任されました。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国家財政の経理及び国有財産の管理等に関す……

第98回国会 大蔵委員会 第10号(1983/03/30、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 大蔵大臣、この前も本会議で伺ったわけでありますけれども、どうも大蔵大臣の答弁ははっきりしないんで、非常に抽象的な投げやりな答弁であったことを私は遺憾に思っておりますけれども、きょうは少しじっくりお話を承りたいと思うんです。  いま、与野党間でも、また国会でも一番大きな問題になっている所得減税というのを一体どうするのか。私ども伺っているところによりますと、竹下大蔵大臣は御出席があったかどうか知りませんけれども、二階堂幹事長からは、私ども判断するには、少なくともかなり大型といいますか、大規模な景気を刺激するに足るような減税を五十八年中に、年度中ではなくて――年度というのはあのときに各……

第98回国会 大蔵委員会 第14号(1983/05/10、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 大蔵大臣には昨日来いろいろ御意見を承っておりまして、あるいはきょう若干ダブる部分があるかもしれません、なるべく避けるようにはいたしますけれども、ダブる部分についてはひとつお許しいただきたい、こう思います。五十八年度の予算も成立いたしまして、いよいよ大蔵省は五十九年度の概算要求の枠づくりのための検討に入っていると思うのですけれども、それはどんなふうなぐあいでございましょうか。
【次の発言】 検討中でありますから、必ずしも正確なお答えを私は求めているわけではございませんでして、ある程度は傾向的な状況でいいわけでありますけれども、ことしの一月末に出されました中期試算ですか、これによりま……


13期(1983/06/26〜)

第99回国会 決算委員会 第1号(1983/07/21、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(竹田四郎君) 十八日に決算委員長を退任いたしました竹田四郎でございます。  昨年の五月から一年数カ月にわたりまして、皆さんの大変な御協力で、異例とも言うべき二カ年間の決算審査を終了することができまして、ようやく決算も追いついてきたということで、まさに皆さんの大きな御協力があったものと、このように考えております。  どうぞ今後も決算委員会の一層の充実を図りますように、皆さんの大きな御発展を心からお祈りいたしまして、一言お礼のごあいさつにかえたいと思います。  ありがとうございました。(拍手)

第100回国会 大蔵委員会 第2号(1983/10/06、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 今度、議長国になるということでありまして、今度の出資の方も比例配分方式から選択調整方式ということで、円も大分たくさん出すわけです。いまこの円というのが自由取引通貨として認定されているかどうか、私よくわかりませんけれども、国際的に見れば、円で取引をするよりもまだドルで取引をする、こういう状態であろうと私は思っております。  そこで、たとえば他の国が日本の出資分の円を引き出すということで円を引き出しても、必ずしも自由取引通貨ということにはなっていないということになりますと、これは当然その引き出した国がこれをドルにかえてくれというふうに日本に要求してくる場合が多々あろうと思うんです。そ……

第100回国会 大蔵委員会 第3号(1983/11/24、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、日本社会党を代表して、昭和五十八年分の所得税の臨時特例等に関する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。  冒頭、まず指摘しなければならないのは、減税問題が全国民的課題であり、そのためには十分な審議を行う必要があるにもかかわらず、衆議院の大蔵委員会で満足な審議を行わずに、自民党単独で本法案を可決したことであります。このことは議会制民主主義を踏みにじるものであり、ここに自民党に対し猛省を促したいのであります。  また、参議院においても、政治日程の関係から、従来からのよき慣行であった審議期間二十日間という時間的余裕も与えず、財政再建を内容と するこの減税法案を短時日で審議……

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第2号(1984/02/01、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 竹内先生、ありがとうございました。  竹内先生の問題の立て方というのが、私なんかと非常に違っているような気がいたしますから、私の申し上げることがそのままの形で御理解いただけるかどうかわかりませんけれども、先生のお話をちょっと聞いておりまして、ソフトウエア、まあ先生の強調されたのはレジャーを楽しむというところにソフトウエアの重点がある、経済のサービス化といいますか、そういうところがあるようでありますけれども、最近あちらこちらでよく新聞社なんかがやっているカルチュアセンター、ああいうものは主婦の遊びだという感じすらするような御説のように感じまして、経済というのはやっぱりハードを担当す……

第101回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1984/11/20、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 時間が私、四十分しかございませんので、ひとつ簡明にお答えをいただきたいと思います。  そこで、今政府は非課税貯蓄制度の見直しをやっていらっしゃるというふうに報道されておりますけれども、この前のグリーンカードを凍結して、その凍結期間の三年間というのがやがて来るわけでありますけれども、グリーンカード制度というのが一回法律として通って、そしてそれによって、貯蓄に対する課税の中で総合課税というようなあり方をグリーンカードで追求しよう、こういうことがグリーンカード制度の一番大きい点であったと思うんですが、今度は大蔵省が見直し作業をやっている中でそうしたものが抜けてきている。例えば三五%以上……

第101回国会 大蔵委員会 第2号(1984/02/09、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず、大蔵省と農水省に資料要求をしておきたいと思います。農水省にまずお聞きしたいと思うんですが、この補助金の額ですね、十アール当たり五万円とか、三万五千円とか、三万円とかという数字があるんですけれども、これはどういう計算でこういう数字が出たのか。いまここで説明してもらいますと、私の時間は十一分でありますから時間がなくなりますから、後でひとつ文書でいただきたい、これが一つです。  それから大蔵省の方に伺いたいと思います。現実にいま減額総額十一億というお話でありますけれども、具体的にこれによって税金の負担がまかる人といいますか、負担しなくともよくなる人、これは具体的にそれぞれの補助金……

第101回国会 大蔵委員会 第4号(1984/02/24、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 大蔵大臣に聞くことではないかもしれませんが、最近の内外の経済動向、景気動向、こうした点について大蔵省としての考え方、これをお聞きしたいと思いますから、よろしくお願いしたいと思います。  まず、日本の現在の経済の景気動向というものを一体どんなふうにごらんになっているのか。今までとかく、日本の景気動向というのは、アメリカの景気動向に引かれて日本の景気動向が上向きになってきたんだ、こういうふうによく言われているわけですけれども、現在の状況は、日本独自で景気というのはもう上がってきているわけで、これからの日本の景気動向はアメリカの景気動向とは関連なしに上向いていくのかどうなのか、その辺の……

第101回国会 大蔵委員会 第7号(1984/03/29、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず、委員長にひとつお願いをしておきたいと思います。  きょうの審議は、六法案一括審議ということでございますが、大変たくさんな量の内容でございます。きょうは私は、直接税関係だけ質疑をいたしまして、間接税関係でも一つの大きな提案をしたいと思いますが、きょうはいたしませんので、次の機会にひとつ私にも質問する機会をお与えいただきますようにお願いを申し上げておきます。  次に、大蔵大臣に質問をさせていただきたいと思いますが、今度の国会というのは、政府が予算を出すのが非常に遅かったし、それに伴いまして、予算委員会の審議も大変おくれました。私ども大蔵委員会においては、法案の幾つかは、幾ら予算……

第101回国会 大蔵委員会 第9号(1984/03/31、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 全体の時間の関係もあるようでございますので、本来ならばまだ問題をたくさん持っているわけでありますけれども、あと五分ぐらいで私の質疑、答弁を終わりたいと思いますから、主として要望程度にとどまると思いますが、ひとつ御検討を賜りたいと、こういうふうに思います。  その一つは、この前もちょっとお話を申し上げましたんですが、家内労働法に基づく家内労働手帳を持っている人の税金というのが非常に優遇されていない。これはもう皆さんも御承知のとおりだと、こういうふうに思います。今度パートで働く人たちの減税額というのがかなり上がったわけでありますけれども、家内労働をやっている人たちの点は上がっていない……

第101回国会 大蔵委員会 第11号(1984/04/06、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、ただいま可決されました酒税法及び清酒製造業の安定に関する特別措置法の一部を改正する法律案、物品税法の一部を改正する法律案及び石油税法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、参議院の会、新政クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。  酒税法及び清酒製造業の安定に関する特別措置法の一部を改正する法律案、物品税法の一部を改正する法律案及び石油税法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について配意すべきである。  一、酒類の消費の実態等を踏まえ、酒類間……

第101回国会 大蔵委員会 第12号(1984/04/07、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 大蔵大臣に伺いたいと思いますけれども、最近の日本経済を見ておりますと、私は、貯蓄の過剰状況というものが少し大き過ぎるんじゃないだろうかと、こういうふうに感じます。これは一つは、こうした状況がある程度日本経済の中に定着したのか、あるいは今日の景気低迷ということによって投資先がないということがそうした現象を起こしているのか、その辺についてはまだはっきりどうだということにはならないと、こういうふうに思うわけであります。  トヨタというのは自動車の工場であるんだけれども、最近はトヨタ銀行と、こういうふうに言われているように、固定資産投資よりもむしろ金融資産の方が多い。これは日立にいたしま……

第101回国会 大蔵委員会 第14号(1984/04/17、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、ただいま可決されました特許特別会計法案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、参議院の会、新政クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。  特許特別会計法案に対する附帯決議(案)  政府は、本法施行に当たり、次の事項に配意すべきである。  一、特許特別会計の運営に当たっては、特許等工業所有権の理念及び公共性が損なわれることのないよう十分配慮するとともに、技術の高度化と工業所有権制度の国際化の進展に対応し得る体制を確立すること。  二、特別会計移行後に予定されているペーパーレスシステム……

第101回国会 大蔵委員会 第15号(1984/04/19、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 参考人の皆さん、きょうはどうもありがとうございました。  いずれにいたしましても、ワシントンにおけるところの日米の交渉、こういうのが一段落した。そしてアメリカの、特にユーロ円市場問題を中心としてその自由化の方向というのは、先ほどのお話の中で遅速はあるにいたしましても、かなりのスピードでこの問題というのは進んでくるだろう、こういうふうに思わざるを得ないわけでありますけれども、しかし、これをこうしたユーロ円市場の問題にして、例えばユーロ円のCDの発行あるいは円債の発行枠、こうしたものを見ましても、現在のままでアメリカがそれらの要求を素直に聞いて引き下がるということは、ちょっと私は考え……

第101回国会 大蔵委員会 第18号(1984/05/16、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 お三人の参考人の皆さん、きょうはありがとうございました。  時間がございませんので直截に御質問を申し上げていきたいと、こういうふうに思います。  まず、山田参考人の御意見の中で、財政のこれからの再建について明確な展望を持つべきだという御主張があったわけでありますけれども、今まで私ども政府から示されました財政の展望というようなものは、具体的には中期展望だとか中期試算だとかというようなものが出されまして、これは一定の仮定的な計算であるというもので、場合によってはABCとかというような形で出されてきたということなんですが、それも率直に言って、先ほどの石先生の話ではないけれども、過去の学……

第101回国会 大蔵委員会 第19号(1984/05/17、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず、国際復興開発銀行の今回の増資についてお伺いをしたいと思います。  今度の増資によって日本のシェアが今までよりも上がりまして、アメリカの次になる、こういうことが二月でありますか、世界銀行の理事会で決まったんだと、こういうふうに言われておりますけれども、しかしその後の新聞情報によりますと、アメリカは出資割り当て、出資比率ですか、これについてオーケーを出したことはないんだ、こういうふうに言っているというわけであります。その後四月の中旬でありますか、その委員会が開かれたようでありますけれども、一体その後どうなっているのか。アメリカがこういうことを言っているということは、アメリカは今……

第101回国会 大蔵委員会 第21号(1984/06/21、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 途中でございますけれども、質問者のお許しを得て、日銀総裁の御都合もありますので、関連して質問をさせていただきたいと思います。  ことしは、金融問題としては相当大きな問題のあった年だと、私はこういうふうに思います。いわゆる二つのコクサイ化ということによって金融の自由化というものがどんどん行われ始めてきている。この自由化については総裁の、国内から自由化を進めていくのが原則じゃないかという御意見を今まで拝聴してきたわけでありますけれども、しかしまだ国内でも四畳半金利の態勢は残っているわけであります。まあ若干崩れつつありまして、きょうあたりの新聞を見ますと、金融債と国債との利回りの逆点と……

第101回国会 大蔵委員会 第22号(1984/06/26、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 私に与えられた時間は六十八分でありまして、その間にも関連質問が入りますので、大蔵大臣、要領よく、お話はうまいから非常に結構でございますけれども、要領よくひとつ御答弁をいただきたいと思います。問題はまだまだ十分審議されておりませんので、竹下さんの博学のところをお伺いするのも一つの勉強でありますけれども、時間にかなりの制約がございますので、よろしくお願いしたいと思います。  そこで、まず昭和五十年度に借りました二兆二千八百億、これは当時の法案には借りかえ禁止の規定もなかったわけでありますが、来年にはその分が満期到来ということになるわけでありまして、六十年に返ってくる。これは一体どうい……

第101回国会 大蔵委員会 第23号(1984/07/17、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 私に与えられた時間は非常に短いわけですから、ひとつ答弁の方も簡明にしていただきたいと思います。  まず、今度の主婦のパートタイマーの減税、最低五十七万円プラス基礎控除で九十万円というものは、もちろん私どもこれでいいというわけではございませんでして、当然百万円以上を私ども要求してきたわけでありますけれども、今までの衆議院における折衝の経過ということでこの法案には私ども最終的に賛成をするわけであります。  しかし、この衆議院から送られてまいりました所得税減税は、私は、当然これは所得税法本法の中で決められるべきだと、こういうふうに思います。別にパートの主婦だけが対象になっているわけでは……

第101回国会 大蔵委員会 第25号(1984/07/26、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 今度の新しい会社になっていくということについて、何でこういう新しい会社にせざるを得ないんだろうか。あるいは一昨日来の大蔵大臣の答弁を伺っておりますと、今度のこの措置は恒久的なものなんだと。臨調は、むしろこれを一つの中間段階のものとして、競争力がつき、経営が安定した場合にはさらにそれを発展させて民営化するんだ、あるいはいろんな措置もそれに連なって開放されていくんだと、こういうようなことが臨調の方針であったろうと思うんです。中曽根内閣はこの臨調の方針というのに従って行財政改革を進めていくんだということを常に強調しているわけでありますけれども、これを見ますと、どうもそれとは違うんだとい……

第101回国会 大蔵委員会 第26号(1984/07/30、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 六人の参考人の皆さん、きょうは我々の委員会の審議のために陳述をいただきましてありがとうございました。逐次各参考人についてお伺いをしていきたいと、このように思います。  まず、岩村参考人にお尋ねをいたしますけれども、臨調は今参考人がお述べになりましたように民営化を最終の目標にいたしまして、それの一定段階としての特殊法人化というふうに規定をされているわけであります。その過程において、葉たばこ耕作の問題あるいは製造工程におけるところの過剰な人員の整理の問題、効率化の問題、こうした問題が整理されたあげくには民営化すると、こういうふうにおっしゃっておるわけであります。これに対して政府の方は……

第101回国会 大蔵委員会 第28号(1984/08/02、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、あと残された時間、数問、総理にお聞きしたいと思います。  私は、今度のこのたばこの審議を通じまして、この新しい会社の置かれている実態というのはどうももっとひどいんじゃないのか、こういうふうに思います。  その一つは、外国のたばこの葉に比べまして日本のたばこの葉がコストが三倍もするというのが実態のようであります。しかもそういう葉が一年分も余分に在庫がある。しかもこういう中で流通専売がなくなって自由に輸入ができるということになった場合に、果たして今まで専売公社という温室の中でたばこを売っていたような、そんなのんびりした競争が一体あるだろうか。例えばマージン一つとってみても、私は……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 閉会後第1号(1985/08/07、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 今次のアクションプログラムをおつくりになりまして、政府各省庁が大変御努力を払ったことについては敬意を表しますけれども、このアクションプログラムがそのとおり実行されたとして、現下の条件というものを一応前提にいたしまして、果たして日本の経常収支の黒字あるいは日米の貿易不均衡というのはどの程度是正されるのか。  今度の海外の評を見ましても、数字を見なければ評価しないと、こういうアメリカあたりの意見が非常に多いわけでありまして、そうした点では、アメリカの議会では十数本の対日報復決議案が準備をされていると言われておりますし、そしてこの九月、アメリカの国会の休会明けにはそうしたものが恐らく出……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第3号(1985/01/23、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 私、社会党の持ち時間の前半をやらしてもらいたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。  そこで、政府の経済見通し等々も出ておりますが、今まで五十三、四年と日本の景気が上向きになってきていたわけでありますが、これが、アメリカの経済が各国の経済を引っ張っていったというような形でありますけれども、まあこの一年一体どうなっていくのか。最近のアメリカの経済発展も第一・四半期一〇%、七%、一・何%、それでまたきのうの発表で三・六%ぐらいということで若干持ち直してきたような感じはいたしますけれども、経済企画庁及び政府としては、ことしの、六十年のアメリカの経済、どんなふうに見ていらっし……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第5号(1985/04/24、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 日銀総裁を初め、皆さん大変お忙しいようでございまして、御出席もいろいろ時間に切れ切れがありまして、あるいはそういう点ではまとまった形でなくて、あちらこちら飛び飛びの質問になると思いますけれども、その点はお許しをいただきたいと思います。  まず、日銀総裁にお伺いしたいと思いますけれども、総裁は最近IMFの会合にお出になりまして、各国の金融担当者とお会いになったと思いますし、ボールカー議長あるいはアメリカのベーカー財務長官等々ともお会いになったと思いますけれども、こういう方々とお会いになりまして、アメリカの現在のドル高、高金利あるいは日本の貿易の大幅黒字、こういう問題についていろいろ……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第6号(1985/06/12、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 大変多岐にわたっておりますので、どこから具体的に御質問申し上げていいかよくわからないんですが、まず、宝田参考人、幸重参考人にお伺いしたいと思うんです。  お二人とも、内需の拡大ということについては大きな目標に掲げておられるようでありますが、内需の拡大には、公共事業をふやすというようなこともありますし、民間設備投資をふやすというようなこともあるわけでありますけれども、そうしたものについてはある一定の限界が私はあるように思います。公共事業については財源問題が一つあるでしょう。それから、民間設備投資についてはやっぱり貿易との関係というものがありますから、簡単にそう伸ばすというわけにはい……

第102回国会 大蔵委員会 第2号(1984/12/06、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず、資料関係からちょっとお尋ねしたいと思いますけれども、十一月の十九日に日本経済新聞に六十年度のフレームワークとして出ていた数字がございます。それからさらに吉野主計局長が税調でお述べになった骨格がございますけれども、この二つの数字を比べてみますと大変大きな違いが実はあるわけであります。十一月十九日の紙上で出ておりますところのフレームには定率繰り入れを中止しているわけです。ところが、税調で述べているのを見ますと、一兆八千六百億の定率繰り入れを組み込んでおります。この結果が相当大きなものだとは思いますけれども、税収についても五千億ぐらいは違っておりますし、また税外収入についても約七……

第102回国会 大蔵委員会 第5号(1985/03/14、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 大臣の所信を繰り返して読ませていただきましたけれども、数字合わせは大変大蔵大臣お上手のようでありましてその点はよく書かれているわけでありますけれども、私ずっといろいろ調べてみましたのですけれども、大変ここ数年にわたって財政が厳しい苦しいやりくりをやっている。先付をやったりあるいはツケ回しをやったりということで、数字合わせもなかなかマジックみたいで大変だろうと思うんですが、それに従って、今日の財政法によるところの財政制度の枠組み、こうしたものが私は非常に崩れてきてしまっているというふうに思うわけです。  恐らく中曽根内閣の目玉も、この間予算委員会では戦後政治の見直しだ、こういうふう……

第102回国会 大蔵委員会 第7号(1985/03/27、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 時間が少ないわけでありますから、全部の参考人に対して御質問する時間がございませんので、若干の方には御質問を省略いたしますので、その点はお許しをいただきたいと思います。  まず、小倉先生にお伺いしたいわけであります。  政府税調の会長として長年にわたっての御苦労については敬意と感謝を表したいと思います。しかしどうも、ここ数年の税調の答申とそれから実際に政府の税制改正というものを見ていますと、政府税調の答申というのはいつの間にか消されてしまいまして自民党の税調答申がぐんぐんとのさばり出てきてしまって、そして何か最後には、政府税調の答申もそれを追いかけるような、そういうような事象という……

第102回国会 大蔵委員会 第8号(1985/03/28、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、ただいま可決されました法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法及び所得税法の一部を改正する法律案、入場税法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、参議院の会及び新政クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法及び所得税法の一部を改正する法律案並びに入場税法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一、税体系のあり方については、所得税負担のあり方を含め、国民……

第102回国会 大蔵委員会 第10号(1985/04/03、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 時間が余りありませんから、ひとつ簡明に答えていただきたいと思います。  まずODAの倍増計画ということが前々からずっと言われてきているわけでありますけれども、その経過はどんなふうになっておりますか。倍増できたんですか、できないんですか。
【次の発言】 ODAについてそういうことで努力してくれるのは結構ですが、ODAの内容なんかに私は大変問題があると思うんですね。  それで、この間雑誌を見ていたらカイロのオペラハウスの話が出ておりまして、三千万ドル日本の援助でオペラハウスをつくるということでありますが、この経緯というのは、一体どうなってこういうものを日本が引き受けるようになったのか……

第102回国会 大蔵委員会 第12号(1985/04/23、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 最初にちょっとお聞きしておきたいと思うんですけれども、最近、日本経済の内需の拡大という問題がかなりあちらこちらからお話が出ているわけであります。  特に、今東京で日米欧委員会が開かれておるわけでありますが、この中でフェルドシュタインは、前の経済諮問委員会の委員長だったと思いますけれども、日本問題に関して特に「日本の巨額の貿易黒字の基本的な原因は、異常に高い貯蓄率にある。日本が貿易黒字を減らす方法は国内投資を増やすことだ。投資優遇税制の導入や外国資本投資に対する障壁の撤廃がその方法になるだろう。」という示唆をしております。  大蔵大臣は前から、公共投資についてはこれはやっても貿易黒……

第102回国会 大蔵委員会 第13号(1985/05/23、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 大蔵大臣にまずお尋ねいたします。  アメリカの経済成長の数値が再改正をされまして、第一回の改正のときには一・三でありましたけれども、それが再改正で〇・七%という数字になったわけでありますが、これは当初の発表から比べますと大分下がったわけでありまして、恐らく一番最初はそういう予想をしていなかったと思 うのであります。  こういうふうに再度下方修正されたということは、日本に対する影響というようなものもいろいろ出てくるだろうと思いますし、それに対する日本の対応というようなものも急がれるだろう、こういうふうに思いますけれども、少なくとも四月の対外経済対策を決めるときには、この数字というも……

第102回国会 大蔵委員会 第15号(1985/06/06、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 この公社をつくるということが、実は余りよくわからないわけであります。  世界銀行については、今国会でもやりましたように、IFCというのがあるということはなるほどそのとおりでありますけれども、他の地域的な国際金融機関にはこのような公社というものがないし、また恐らく設立の必要もなかろう、こう思うのであります。また、アメリカ開発銀行ももう設立からかなりの年数がたっているわけでありますけれども、今までこの二十年間という間に開発銀行で処置をしてきたわけでありまして、特にここで急にこうした公社をつくらなければならないということは一体どういうことなのか。特に今、中米地域における政治情勢というの……

第102回国会 大蔵委員会 第18号(1985/06/14、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 お三人の参考人の皆さんには、大変お忙しいところを貴重な御意見を伺わせていただきまして、ありがたいと思っております。いろいろお聞きしたいことはたくさんあるわけでありますけれども、時間が限られておりますので、なるべく簡明にお答えをいただきたい、こういうように思います。  まず、貝塚先生にお伺いしたいと思います。  最近、財政再建について、現代総研あたりを中心といたしまして、国債の発行額をもう固定してしまってそれ以上はふやさない、しかしうんと今のような形で減らすということもしない、固定額にしてそのまま何年かずっといけば必然的に割合が減るから国債発行額というのは減るじゃないかというような……

第102回国会 大蔵委員会 第20号(1985/06/20、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 日銀の総務局長さん、御苦労さまでございます。  まず最初にお聞きしたいと思いますが、日銀が今蔵券の引き受けをほとんどおやりになっていると思うんですけれども、蔵券の引き受けの金利はどのくらいで、他の短期金利との差は大体どのくらいになっているのか、これは日銀でなくても大蔵省側でも結構ですが、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 続いてお伺いをしたいと思いますけれども、最近は余り主張が出ておらないようでありますけれども、前の前川総裁のころは特にTB市場をつくるべきだという主張を、大変激しくと言うと語弊があるかもしれませんけれども、大変強く主張をなさったわけでありますが、最近は……

第103回国会 大蔵委員会 第2号(1985/11/14、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 最近の外国為替関連のことについて若干お聞きをしたいと思います。  大蔵大臣それから日銀総裁には、G5の会議で御健闘をいただきましてありがとうございました。  私はどうもこの会議から、外国為替に対する対応というものが大変変わってきたのじゃないだろうか、一つの大きな画期的な仕事の始まりではないかという気がいたしますけれども、G5の意義、それからその合意の内容、細かいところはたくさんあるだろうと思いますけれども、合意の内容の主要な点だけで結構でございますから、あとは恐らく「ファイナンス」にあるようなことが実際の合意ではないだろうかと思いますけれども、主要なところを御説明いただきたいと思……

第104回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第3号(1986/04/11、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず長官に伺いたいと思うんですけれども、きのうあたりで六十一年度のいわゆる春闘と称する大きな山は越えたわけであります。ことしの春闘というのはいろいろな経営側からも附属物がありまして、例えば五島昇さんが賃金もっと上げてやったらどうだ、それでなきゃ景気がよくならないぞ、こういう話がありましたし、この間は佐治さんがこれもまたもっと上げてやったらどうだと、こういう普通はない付録がことしはついて若干それが話題を呼んだわけでありますけれども、この総合経済対策にはそういう問題が一言も実は入っていないわけでありますけれども、長官は直接の担当の省ではないだけに案外自由に物を言えるのだろうと思います……

第104回国会 大蔵委員会 第3号(1986/03/07、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 最初に大蔵大臣に質問すべきでありましょうけれども、公定歩合の引き下げの問題がきょう決定をされるということで、澄田総裁にも御出席を願っておりますので、それから入りたいと、このように思います。  きょうの日銀政策委員会で公定歩合の〇・五%の引き下げを決定するという新聞報道でございますが、この辺について日銀総裁のお考え方を伺いたいと思います。
【次の発言】 今度の場合、今までの公定歩合の引き下げとは私違うと思うんですね。今度の公定歩合の引き下げというのは既に待たれていたわけでありまして、アメリカがいつ公定歩合の引き下げをやるのか、西ドイツがやるのか、しかも一月のロンドンのG5で金利の協……

第104回国会 大蔵委員会 第4号(1986/03/20、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 竹下さん、去年の、NTTの株式を国債整理基金勘定へ入れるというふうになってから、あなたの発言もそうですけれども、大蔵省筋の発言というのは、非常にNTTが入ったから気強い、あるいは新しい要素が入ったという御答弁がずっと続いていますね。予算委員会でもそうですし、この前私がここで所信についての質問をしたときも竹下さんは新しい要素が入ったと、こう言うんですが、その新しい要素が入ったということは国債償還がそれでできちゃうという意味ですか。その辺が私明らかでないんですよ。私が計算して、NTTの株が五倍になったところで返せるものじゃないし、幾らを考えているのかこれはわからないし、市場の相場がど……

第104回国会 大蔵委員会 第6号(1986/03/27、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 総理にまず、きのう通産省の幹部に対して警察の手入れが行われて逮捕されたという事件がありました。  この撚糸工連の問題は既に予算委員会でもいろいろ問題になっていたわけでありますけれども、現実に逮捕という事件になったわけであります。新聞報道でありますからわかりませんけれども、さらにこれは局長クラスのところにも行くであろう、あるいは場合によれば政治家のところにも及ぶんではないだろうか、こういうふうに言われておりますが、今日時点において総理の所感を伺いたいし、またこの設備廃棄事業というものそのものにやっぱりこういう温床をつくっておいたのではないかということもあるんじゃないかと思います。こ……

第104回国会 大蔵委員会 第7号(1986/04/02、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 オフショア市場というのは今度初めての試みてすし、なかなか国民にも理解しにくい問題が非常にたくさんあるわけでありますけれども、今日の世界の通貨状況、こういう点から考えて、このオフショア市場というものをつくる必要性というんですか、それはポイントはどういうところにあるのかというところからまず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 円の国際化なり、それの裏というんですか、表になるといいますか、金融の自由化の問題というものは、ここ数年来非常に国民もそのつもりになってきたし、大蔵省の方も国際化、自由化に対していろいろ努力をしていることは私どもも認めるわけであります。その方面は必ずしも十……

第104回国会 大蔵委員会 第11号(1986/05/13、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず最初に、根室市の花咲港の問題についてお伺いしたいと思います。  今開港されているのは、根室市は根室港だろう、こういうふうに思います。しかし、最近、根室から太平洋へ出る珸瑤瑁水道というのがソ連の境界線によって分断されている、あるいは浅瀬が多いというようなことで、かなり窮屈な航行を余儀なくされているし、それから、冬季は流氷等で根室港はほとんど埋まってしまうというようなこともありまして、地元の根室市から、ぜひ花咲港をひとつ新しく開港してくれないか、こういう要請が大蔵省の方にも出ているだろう、こういうふうに思います。  確かに北洋漁業の最近の状況からいいまして、いろいろ困難がこちらの……

第104回国会 大蔵委員会 第12号(1986/05/14、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 参考人の皆さんには、お忙しい中を我々の委員会の参考御意見を拝聴させていただきまして大変ありがとうございます。  お三人の方の御意見は、国債発行についてはかなり厳しい御意見であるように思います。必ずしも明確でない点があるんですけれども、荒木参考人も、財政再建は堅持しろ、減債基金制度は堅持しろと。それでいて、今の円高不況というものについては適切な政策をとれとおっしゃられている。水野先生も、前提は、国債発行をしなくてもいいような中期的な税制改革をやれというのがまず頭にあって、それから公債政策をお述べになっているような気がいたします。  しかし、これも歴代総理大臣、私非常に無責任だと思う……

第104回国会 大蔵委員会 第13号(1986/05/15、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 財確法に入る前に、当面の問題について二、三総理の所信をお伺いをしておきたいと思います。  日本時間ではけさの未明でありますけれども、ソ連の共産党書記長ゴルバチョフ氏が、チェルノブイリ原発の事故に関連して、ソ連はこの事故が制御を逸脱した核エネルギーの恐ろしい力に直面をしまして、事故の重大性とその原因並びに事故によるところの放射能被害、こうしたものの深刻さを受けて発言をなさっているようでございますけれども、その中でソ連は、核実験の凍結をことしの広島の原爆の日まで一方的に凍結をする。そして米ソの核実験の凍結について、欧州の都市、あるいは広島の地ということを言っておられるわけでありますが……

第104回国会 大蔵委員会 第14号(1986/05/20、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 二十分ばかり投資顧問業について私が質問をいたし、残余については村沢先生の方が四十分間質問をする、こういうことでございますのでよろしくお願いします。  投資顧問業の創設というのは、むしろ私ども遅過ぎたというような感じすらいたします。投資ジャーナル事件を初めとしてこうした事件が相次いでいたということでありますが、今日まで規制のなかった状態で、こうした類似行為をやっていた会社なりあるいは個人なり、あるいは扱っていた総額資産といいますか、大体どのぐらいでしたでしょうか。
【次の発言】 投資顧問業というのは、今おっしゃられたように、個人、会社合わせて四百もあるということでありますけれども、……



各種会議発言一覧(参議院)

8期(1968/07/07〜)

第61回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1969/03/31、8期、日本社会党)

○担当委員外委員(竹田四郎君) 私は、主として少年院の食糧費関係についてお尋ねをしたいと思いますが、ことしは、ちょうど、少年法が施行されましてから、二十周年目にあたるんだそうでありますが、今日、非行少年の問題、あるいはその善導というのは非常にやかましくいわれておりますが、しかし、とかく非行少年の問題が善導、矯正というような姿で考えられるのではなしに、むしろ、何かひとつそういう非行少年に対しては懲罰的な考え方がいま非常に多いように思いますが、しかし、いま少年法の問題についてもいろいろ論議がされておりますけれども、まあ法務省としても、ことしはそういう意味で一つの画期的な時期にきていると思いますが、……

第65回国会 内閣委員会、公害対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/21、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 他の委員会との関係がありましてまいっておりませんでしたので、あるいは重複する部分につきましては簡明に御答弁いただければ幸いだと思います。  今度できます環境庁、これ読んで見ますと、環境庁の事務の所掌あるいは権限というものから考えてみまして、名前は何か環境庁ということで、たいへんすぐれて、いい感じの名前をおつけになっているわけでありますが、それではほんとうに環境保全、それを優先的にやっていく役所なのか、それとも、公害基本法で述べられているところの公害、それの防止対策をやっていくのか、どうもその付近が明らかでないような気がいたしますが、要綱を読みましても、「公害の防止」という文言が一……

第65回国会 予算委員会公聴会 第2号(1971/03/11、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 公述人にお伺いしたいのですが、今年度の生産者米価のあり方なんですけれども、いま、米の自由化が二年後に出てくるというようなお話もあったんですが、そういうものと非常に関連があると思いますが、今年度の生産者米価のあり方というのはどうあるべきなのか。これは賃金も上がってきておりますし、物価も上がってきておりますので、はたしていままでの生産者米価でいいのかどうか。それと米の自由化というものはかなり密接な関係がある。  それから第二点は、私この間、比較的農村的なある地域へちょっと寄ってみました。そこには新しく東名道路なんかが入りまして、新しく小さな工業が入ってきている地域なんですが、その地域……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1971/03/23、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 主として防衛施設庁関係について御質問いたしたいと思います。  まず、大和市にありますイーストキャンプの返還はきまったわけでありますが、その後、このあと地をどのように利用していくのか、若干経緯があるように伺っております。ここ一年ぐらいでけっこうでございますが、イーストキャンプのその後の経過についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 前に、イーストキャンプの中にある米軍施設のリロケーションの話が出ていたと思いますけれども、その件は一体どうなりましたか。
【次の発言】 そうするとリロケーションの話というのは立ち消えになったというふうに解してよろしゅうございますか。

第65回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1971/03/25、8期、日本社会党)

○竹田四郎君 最近主要な日刊紙の値上げ発表が続いているようでありますが、きょう現在で最近における朝日とかあるいは毎日、読売、日経、こういうものの値上げ発表の現状はどうですか。
【次の発言】 公取委員長にお尋ねしますが、この前も、四十四年それから四十三年いずれも――この前は日経の上げ幅が若干違いましたけれども、今度は全部一律に百五十円の値上げということで、しかも四月一日からということでありますが、この購読料の値上げ発表について公取委員長はどういうように判断していらっしゃいますか。
【次の発言】 経企庁の長官にお伺いしたいと思うんですが、新聞値上げというのは購読者にとってたいへん情報の外に置かれて……


9期(1971/06/27〜)

第68回国会 予算委員会公聴会 第1号(1972/04/12、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 鈴木先生にお伺いいたしたいと思いますが、公共料金の問題も、上げてもいい料金と、上げてはならないという二つのものが私は考えられると思います。  ただ、先ほどもその財源をどうするかということが、たいへん御示唆に富むお話であったと思うのですが、ことしの予算でも、私は産業基盤、生活環境という二つの分け方をするわけですが、産業基盤強化の投資のためのお金というのは、税金といいますか、一般公共事業費の中で出されてる割合が多い。ところが、廃棄物処理なりあるいはごみとかし尿とかそういうような問題は、財投あたりの割合が非常に多い。この辺に、国民の日常生活に関連ある部分では料金が高くなる、こういう点は……

第68回国会 予算委員会公聴会 第2号(1972/04/13、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 鎌倉先生にお願いをしたいと思いますが、現実に公債が発行されているという事態になったわけですが、しかし、今日の事態というのは、昭和四十一年度の予算でも大体今日と同じような様相であったのです。こういうふうに思うのですけれども、その時代にも、たいへんいいことばが実は、はやったわけでありまして、財政主導型の財政経済にするんだということばが、財政新時代ということばと一緒に、その当時は、はやったわけでありますけれども、現実には、一年たってしまいますと、民間設備主導型という形になって、いままで、かつて見られない経済の高度成長が出てまいりました。それが一方では、過密、過疎という問題を引き起こし、……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1972/04/22、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 四十七年度予算は、たいへん公共事業が多いということでありますが、この公共事業の大幅な増加というものは、その事業の遂行上、当然相当多くの用地を必要とすると思います。特にことしの四十七年度予算の特徴は、国民の福祉の充実ということが非常に大きな柱になっているはずであります。そういたしますと、おそらくいままでの公共事業の用地費率よりもよけいにこの用地費率は上昇するのが常識的であろうと思います。さらにそれが、都市近郊においては地価の非常な値上がりということでありますから、同じ公共事業であっても、たとえば都市の再開発の問題だとか、あるいは都市計画の遂行の問題であるとか、こういうものではさらに……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1972/04/24、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 まず最初に、自治大臣にお伺いしたいと思います。  最近の円の切り上げ以降の日本経済のあり方、あるいは日本の財政のあり方、ひっくるめて政治のあり方という中で、特に国民の福祉充実ということが非常に強く反省をされている点だと思います。国民の福祉充実という立場に立ちますと、私は、地方自治体の役割りというものはたいへん大きな役割りになってきていると思うのです。しかし、いままでの状況を見ますと、どうも地方自治体行政というものが十分な財源も得ていないし、また権限等も必ずしも十分あるというふうには私は言えないと思うのです。そういう意味で、自治省の役割り自体というものも私はたいへん大きい役割りを持……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1972/04/22、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 食糧庁長官おいでですか――食糧庁が十四日まとめたお米の追跡調査ですか、これを発表されておられるんですが、これはどういうふうな結果が出ましたか。
【次の発言】 最近、これ一週間に一回ぐらいの追跡調査をしていると、新聞ではいっておりますけれども、一番最新の調査結果もいまと同じですか、変わりないですか。
【次の発言】 これは、あとでひとつ各週の調査結果、各県別のこの調査結果をひとついただきたいと思いますが、同時に、私ども物統令が廃止になってからの米価の動きというものは、当然私ども非常に関心がありますから、ひとつ今後も、少なくとも私には、ほかの方は御要求があるかないかしりませんが、私には……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1972/04/26、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 最近、アメリカの、日本に対するダンピングの問題というのがたいへんきびしくなってきているわけでありますが、最近、アメリカがその規則の運用を強化しようとしているという話でありますけれども、だいぶガットの国際コードとははずれた方向にこれを改正しようとしているように思うのですが、おもな改正点というのはどういう点なんですか。アメリカがガットの運用規則を強化、改正するという話でありますが、その改正点のおもなるものはどういう点ですか。
【次の発言】 最近、きのうは例の陶磁器の問題について、ダンピングだということで、この規則の適用をするという大統領の署名があったわけですが、その前は大型変圧器がや……

第71回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、農林水産委員会、商工委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/07/14、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 小坂長官お見えになっているわけでありますが、物価担当大臣として、いまたいへんな、物価を押えるという仕事をもっと強力にやることを国民から要求されているわけでありますけれども、国鉄運賃の値上げというのは、やはり他の料金の値上げあるいは地方的な公共料金もあろうと思いますが、そういう値上げに比べまして、国鉄運賃の値上げというのは政府として物価値上げを官許した、官が許した、これは消費者米価でも私は同じだと思うのです。そういう印象を強く与えると思うのです。そういう意味では、国鉄運賃の値上げというものは、ただそれが消費者物価に響く度合いが〇・三幾つだとかいうような数字上の議論では私はないと思う……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1974/04/05、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 私は、主として埋蔵文化財問題を中心にやっていきたいと思うんですけれども、国の埋蔵文化財に対する基本的な考え方というものは、文部大臣どのように考えておられるのか、その点をまず明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 それにしても、文部省というのは、どうも埋蔵文化財の調査費というもの、これはほとんど出していないと言ってもいいと思うわけです。この資料を見せていただいても、調査費これは三億五千百万円ですか、という形では、とても私、埋蔵文化財の調査というものは実際できないんじゃないかというふうに思うわけです。特に、私の住んでいる地域というのは、横浜の港北区というところに私は住んで……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1974/04/08、9期、日本社会党)

○竹田四郎君 通産大臣にお伺いしたいわけですが、三月の卸売り物価の騰勢が鈍化する、あるいはまた消費者物価、明確に出ておりませんけれども、これも大体幾らか騰勢が鈍化しようという情勢でありまして、まあ一般的には総需要抑制政策がだいぶ効果を発揮してきたと、こういうふうにいわれているわけです。こういう情勢の中で最近の経済関係閣僚が一斉にいろいろな発言を実はしているわけですね。あなたもたしかもう日本の経済危機は脱したんだというようなこともおっしゃっていたし、最近においてはまた、懐妊期間の長い民間設備投資についてはこれはゆるめておこうというようなことも新聞に書いてあったわけですし、内田経済企画庁長官も、電……


10期(1974/07/07〜)

第75回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1975/03/31、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 ここに建設省と国鉄の協定書というのが実はあるわけでありますけれども、この内容は、道路と鉄道とが交差するときの費用の分担が主としてこれによって決められているわけです。いろいろな構造なんかのことについても触れられておりますけれども、まあ主に工事費の算定基準だとかあるいは費用の負担区分だとか、こういうものがずっとむずかしく書いてあるんですが、その附則のところに、どうもこれは私ちょっとわからないんですけれども、この協定ができたのが実は昭和三十一年十二月十八日、当時の建設事務次官の石破二朗さんと国鉄総裁の十河信二さんですか、この二人の間で結ばれ、しかもそれに伴うところの細目協定というのが結……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1975/03/31、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 三十分の時間ですから、ひとつ適切にお答えをいただきたいと思いますが、私が伺おうと思うのは、乳幼児の被服に含まれていると言われるホルマリンなわけでありまして、これについては有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律というのができて、ことしの十月一日から実施されるわけでありますけれども、新聞報道その他によりますと、大変これは在庫がたくさんあって、全体でどれぐらいあるか私よくわかりませんけれども、業者によっては三、四カ月の在庫すらあると、この在庫の分はいままでのホルマリンが入っているそうしたはだ着類が三、四カ月分あるということで業者関係から大変陳情があって、いま御承知のように繊維は大……

第77回国会 予算委員会公聴会 第1号(1976/05/06、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 丸尾公述人にお尋ねしたいと思いますが、世界の景気動向というものと日本の景気動向というものが、今度の不況の場合には大変シンクロナイズされてきたところに世界不況の深さ、あるいは日本の不況の深さというのが私は出てきていると思うんですが、恐らく今後も景気動向というのは世界的にシンクロナイズされていく方向というふうに見ていかなくちゃならないのではないだろうかというふうに考えるわけであります。  そこで、先生が個人消費動向を中心としてお述べになったということについては私も同感でありますし、非常に敬意を表するわけでありますけれども、ただ、政府の景気回復政策というものを考えてみますと、最初は大変……

第80回国会 予算委員会公聴会 第1号(1977/03/30、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 時間もございませんので、二問だけお伺いをしたいと思います。  松本君の意見を聞いていますと、私は、コスト主義というか、能率主義というか、そういう感じで貫かれているというふうに感じられてならないのですが、まあ大学が産業大学ですから、そういう趣旨でいつも考えられておられるのかとも思うのですけれども、いま全体的に物を考えてみますと、ただ単に能率主義、コスト主義という論理だけが世の中に通用していかない、私はそういう事態になっているのじゃないのかという感じがいたします。そういう点で、政治、その政治の大きな物質的な表現としての財政ということを見ますと、ただ単に能率主義だけではやっぱりいけない……

第80回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1977/04/13、10期、日本社会党)

○竹田四郎君 時間がありませんから、全部お聞きするわけにはいかぬかと思いますが、主として教育放送の問題点とそれから報道関係の独占の問題をお聞きしたいと思うんですが、四月一日からNETがテレビ朝日というふうに変更されたんですが、その変更した理由と、それによってNETあるいは12チャンネルもそうでございますが、教育専門局あるいは準教育局というふうに発足はしたわけでありますが、それによってどんなふうに番組内容ですね、これが変わってきたか、その点を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 確かに、答申にも、営利法人が教育専門局になるのは適当でないというような趣旨のことがありましたけれども、具体的に事業……


11期(1977/07/10〜)

第84回国会 予算委員会公聴会 第1号(1978/03/23、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 青葉公述人にお尋ねをしたいと思いますけれども、先ほどのお話を伺っていますと、余り明るいお話がなくて大変残念に思うわけでありますが、一つは、在庫調整の終わったあとが一体どうなるのか、その付近が余り明らかでないわけでありますけれども、経済企画庁等は三、四月に在庫調整は終わって、そうして積み増しの在庫へとつながっていくんではないだろうかというような考え方が強いわけでありますけれども、その辺は一体どういう形で在庫調整と次の景気浮揚へつながっていくのか、ここら辺の道筋がどうも経企庁のお話を聞いていてもよくわからないのですけれども、その辺は青葉先生はどういうふうにお考えになっているのか、それ……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1978/03/30、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 私の時間は二十分ですから、お答えの方もひとつ簡明にお願いをしたいと思います。  大臣にお伺いしたいと思いますが、この不況の中で、そして国際情勢が大変いろいろ変わってきている、あるいは途上国のキャッチアップというようなこともあるわけでありまして、産業構造の転換ということをかなり積極的にやっていかないといけないように私は思います。  今度通産省で出されております不況業種の転換対策の特別措置にいたしましても、どちらかと言えば積極的に転換を進めるんじゃなくて、できたら昔の形へ返っていく、そういう空気が私は非常に強いように思うんです。たとえば設備にしても、初めは廃棄というような言葉が盛んに……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1978/03/31、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 私の考えていることと松前さんの考えていることは、全く実は同じでありまして、長官に私まず伺いたいと思うのですが、いままでの高度成長の過程というものを考えてみますと、やはり技術革新の果たした役割りというものが大変大きい。これは日本の高度成長の一翼を担っていたと言っても過言ではないと思います。松前先生の専門家からのお話がありましたように、いまや外国から輸入するところのノーハウ、技術というものは私はだんだん減ってきているというふうに思うわけです。ところが日本の経済の将来というものを考えますと、いまエネルギーのお話が出ましたけれども、エネルギーに限らず、いろいろな国内資源というものは限りが……

第87回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1979/06/06、11期、日本社会党)

○竹田四郎君 藤村参考人にお尋ねをいたしたいと思うのですが、私どももたばこの小売人組合の決議というものをいただいておりますけれども、この決議の中に、適時適切に定価改定は行うべきだというふうに示されているように記憶しておりますけれども、適時適切という意味はどういう意味なのか、ちょっと私どもわからないのですが、その点をひとつ御説明をいただきたいと思います。  それから第二点は、いまも御婦人の喫煙の問題が出ておりましたけれども、特に未成年の喫煙という問題は、法律でもこれはとめられているところでありますけれども、まあ一番問題になる点は、小売店が具体的にどう売るか、この辺が一番大きな問題点の一つだろうと……


12期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会公聴会 第1号(1981/03/20、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 両先生には、きょうはお忙しいところをおいでいただきましてありがとうございました。  まず、鶴田先生にお伺いしたいと思いますが、国民経済研究協会で出されている景気見通しの資料というのは、他の民間諸団体に比べまして、先ほどもお話がありましたけれども、大変高いわけであります。特にGNP、先ほど新推計でいって五・四というお話でございましたけれども、それでも政府の五・三よりは大きいわけでありまして、私のところにある資料でそれ以上のところは実はないわけでありまして、しかもその中で非常に著しく高いと思われるのは、私は民間設備投資、これが八・二、政府が七・三、こういうことになっているわけでありま……

第96回国会 予算委員会公聴会 第1号(1982/03/23、12期、日本社会党)

○竹田四郎君 時間が余りありませんので、詳しくお聞きするわけにはいきませんし、名東先生には後ほど安恒君の方から御質問があると思いますので、私は割愛させていただきたいと思います。  そこで、まず第一問は両先生にお聞きしたいんですが、今日の世界の不況といいますか、世界的に経済の発展が停滞しているということ、このことは私は少なくとも今日の軍事経済というものが大きな負担になっている、それがソ連圏にしてもあるいはアメリカにしても生産性の向上というものの大きな妨げになっているような気がいたします。その辺に今日の国際経済の問題点があるのではないだろうかというふうに思うわけでありますが、古田先生のお話、非常に……


13期(1983/06/26〜)

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会 第1号(1984/02/16、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 大変いいお話を聞かせていただきまして本当にありがとうございました。きょう一回では何かもったいないわけで、また引き続いてひとつ次の課題についてお話をいただきたいと思うんですが。  今やっぱりどこから手をつけていくべきかという問題が一つあろうというふうな気がするんですが、基本的には土地政策――土地が非常に細分化されている。それで、しかも非常に高いし、なかなか手に入れられない。それからある一部分では、もうこれはおれの財産なんだ、公共的なものというよりも私有財産なんだ、だから、これはもう余り土地が安くなってくれては、もう金借りるのもだめなんだから、なるべく高くあった方がいい、こういう思想……

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会 第2号(1984/04/25、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 経済企画庁の御説明について、ちょっと補足的に御答弁をいただきたいと思っておるんですが、その一ページの「「展望と指針」での経済の想定」の(1)のところですが、そのAに「家計貯蓄率は、次第に低下するが、」と書いてあるわけですけれども、具体的にどのぐらいになるというふうに、この七、八年間ごらんになっているのかということですが、私は、そんなに低下しないんじゃないか。高齢化社会に向かっているし、それから、年金その他等々もどうなるかわけがわからぬということもあるし、そうしたことを含んで考えますと、そう目立つほど低下しないんじゃないか。それから同時に、もう一つは、この貯蓄率が余り低下するという……

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会 第3号(1984/05/09、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 大変詳細にわたって、しかもラージスケールでお話を聞いて何か夢の国にいるみたいでございますけれども、そこで、これだけニューメディアというものが発展をしてくる、この最後の絵のところはわかるんですが、そこの過程ですね、ここが物すごく混乱があるんじゃないだろうか。  例えばある人は非常にさっきの通信施設にしても進んだものを取り入れる。しかしそこへはなかなかまず到達できないという個人的な差というものはやっぱり非常にあると思うんですね。そうしますと、ある者については情報が十分行く、あるいは場合によれば情報過多にすらなる。しかし半面情報が非常に少ない人、例えばそういう新しいニューメディアを利用……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会 第1号(1985/02/22、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 東京都の方にまずお聞きしたいわけですけれども、今国の方で都内における国有地の調査というのをやっておりますね。それで、それがまだ全部出ていないわけですけれども、現実にその辺のいろいろな施設の空き地ですね、これ が先ほどのお話の再開発にはかなり大きな影響があるわけで、うまくいくのもいかないのもその辺が非常に大きい問題だろうと思うんですけれども、まだ国鉄の用地というのがかなりあるだろうと思うんですが、これはこの前品川のどこかではえらい高い値段が出て我々びっくりしたということなんですが、そういうところがまだまだ恐らくあるだろうと思います。これは東京に限らぬ、大阪にもあるし、横浜にもあるし……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会 第2号(1985/04/19、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 座ったままで失礼いたしますけれども、大変短いお時間にたくさんの内容を盛り込まれたお話のような気がいたします。  事前に事務局から、先生の「コミュニティーの社会設計」という大部にわたる参考資料を読まして――読ましていただくというより斜めに読んだという程度でございまして、必ずしも正確に理解はしていないだろうと思うんですけれども、今の先生のお話で、「まち」というのは役所と住民との共同作品であるし、みずからが潜在性を引き出してつくっていく快適な生活環境、それは精神的な意味もあるでしょうし、また物理的な意味もあるだろうと思うんです。  私は、横浜に住んでいるということが、先生のお話の理解を……

第103回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会 第1号(1985/12/04、13期、日本社会党)

○小委員外委員(竹田四郎君) 先生のお話を承りまして、私どもも考えを新たにしなくちゃならぬことが多いわけでありますけれども、確かにITによって私ども雇用が減ってくるんではないかというのが、今まで一番心配していたことであります。今のようなお話で、確かに他の分野が充実をしてくることによって、そちらで新しい雇用が起きるという点はよくわかるんですが、ただ、今の最後のお話のところでありますけれども、労働者がそれにどう適応していくかというところが、短期間になかなか適応していかない、かなりの期間、時間、訓練しないとなかなか適応していかないという、その辺にやっぱり一番不安があると思うんです。その辺がシステム化……

第103回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会 第1号(1985/11/20、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 ちょっと文部省にお伺いしたいんですが、「社会教育指導者の充実」というのでは、社会教育主事が六千六百名全県で配置をされているというお話でしたが、この三ページの「社会体育指導者派遣事業」では、そういう専門的なスポーツ担当職員というのは何名ぐらいいるんですか。これはこの社会教育主事の中に入っているんですか、それとも別個なんでですか。
【次の発言】 それで、今のことに関連して、それは市町村なり地域のそうした社会教育なりあるいはスポーツ指導員を養成する目的を持った人たちだと思いますけれども、その人たちによって養成されて、その人たちでなくてもいいんですけれども、具体的に地域でそうした指導をし……

第104回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会 第1号(1986/02/20、13期、日本社会党)

○竹田四郎君 建設省の方にお伺いしたいんですが、建設省のプリントの十五ページですね、ここに許可実績というのが件数で出ているんですが、これは面積的にはどんなふうになっているんですか。公開空地整備実績百三十ヘクタールと、こう書いてあるんですが、年度別にはどうなっているのか。あるいは各年度の一件当たりの面積というのはどのぐらいになっているのかわかりますか。きょうで、今わかればその数字、後でもいいですが教えていただきたいというのが一つと。  それから緑化協定ですね。これ、何か全員の合意で緑の多い町をつくろうという約束を結び、市長の認可を受けることによって拘束力を持つというかなり強いものでありますけれど……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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