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内藤功 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

内藤功[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
436位
委員会発言歴代TOP500(参)
114位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
306位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
101位

10期委員会出席TOP10
2位
10期委員会発言TOP10
5位
10期委員会出席(幹部)TOP25
20位
10期委員会出席(無役)TOP10
9位
10期委員会発言(非役職)TOP10
5位
10期各種会議出席(幹部)TOP10
7位
11期委員会出席TOP25
12位
11期委員会発言TOP25
20位
11期委員会出席(幹部)TOP10
5位
11期委員会発言(非役職)TOP25
20位
11期各種会議出席TOP20
14位
11期各種会議発言TOP20
11位
11期各種会議出席(無役)TOP10
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11期各種会議発言(非役職)TOP20
11位
13期委員会出席TOP50
29位
13期委員会発言TOP50
29位
13期委員会出席(幹部)TOP25
21位
13期委員会発言(非役職)TOP50
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14期委員会発言TOP25
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14期委員会出席(無役)TOP50
38位
14期委員会発言(非役職)TOP25
11位

このページでは内藤功参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。内藤功参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第73回国会 決算委員会 閉会後第9号(1974/11/07、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず、法制局に対してお尋ねしたいと思うんです。  田中首相が一億円に満たない申告所得で目白に広大な時価二十四億円もの私邸を持ち、軽井沢に三つの別荘を持っている、文藝春秋が報道しております。いま国会の国政調査権というものをもって必要な資料を要求し、参考人の喚問を要求する、当委員会でも各委員からこれが要求されておる。こういう状況のもとで、先ほど国税庁あるいは自治省の担当官がお答えになった、秘密であるから資料の提出はできない、こういうような答弁は国会が国権の最高機関であるという権威、国会というのは民主主義の政治の上において最高機関である、その権威のもとに国政調査権を憲法第六十二条で持って……

第73回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1974/11/08、10期、日本共産党)

○内藤功君 兵庫県の朝来町を中心とする但馬地方一体におきまして、特に本年の九月以降、私ども日本共産党の国会議員、具体的に言うと、衆議院議員の木下代議士、さらに県会議員、町会議員あるいは党の支部長その他の住民の方に対して、いわゆる解放同盟、解放同盟沢支部あるいはそういうような団体に属している人たちによりまして、集団的な、公然とした、しかも相当残酷な形態を含めた集団暴力事犯が相次いで起きております。これはまだ報道が十分でないという関係もあって全国的に関心を集めるに至りませんが、この事実がもし明るみに出た場合には、この兵庫県但馬一体は文字どおり無法地帯、暴力地帯と言っても過言でないような状態も現出し……

第73回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1974/08/09、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず、人事院茨木給与局長にお伺いをしたいと思います。  現在審議をされております人事院勧告というのは、言うまでもなく、国家公務員の給与に関するきわめて重要な勧告であり、またこれは地方公務員、自衛隊、警察などの職員、さらには政府関係の各種法人の職員などの労働条件にも、直接間接に影響を及ぼすものであります。これがまた、憲法でいう生存権あるいは団体行動権の代償である、こういうことも最高裁の判例その他でも指摘をされておるところであります。私は、必ずしも争議権の代償という評価には賛成はしませんけれども、きわめて重要なものである。私どもは、この公務員の給与は本来、これはイギリスあるいはフランス……

第73回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1974/09/30、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず自衛隊員の精神教育の問題につきましてお尋ねをしたいと思います。  七十二国会におきまして、わが党の松本、東中両議員と山中長官との間で、相当詳細な問答がかわされたわけでありますが、その結果として、本年の五月の三十日に防衛庁は事務次官の通達の形で、これに対する一定の措置をとられたようでありますが、この精神教育参考資料の問題について、防衛庁として本年の五月以降おとりになった措置についてまず御説明願いたい。
【次の発言】 いま海上自衛隊のお話がありましたが、陸上自衛隊の精神教育参考資料についてはどのように処置をされましたか。
【次の発言】 そうしますと、部内の文書、図書についてはまず廃……

第73回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1974/10/31、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は四つの点について質問をいたしたいと思います。  第一は、山中長官の訪米の問題です。二番目には、いわゆる核持ち込みと領海通過の問題、三番目は、安保条約五条に関する日米間の協議、そして四番目に、日米共同対潜訓練、この四点につきまして、政府の御見解を伺いたいと思うのであります。  まず防衛庁に、特に長官にお伺いしたいのは、今度の長官の訪米というのは、時期的に非常に重要な時期に行なわれたわけですね。長官の出発なさる数日前に、このラロック証言というものが、日米両国をはじめ全世界の耳目を聳動させた。長官の滞米中は、ニューヨーク・タイムズによって、次々とこの日本政府と違う見解、記事が、権威あ……

第73回国会 法務委員会 閉会後第4号(1974/11/28、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず、私は労働省にお伺いいたします。  これは先ほども質疑がありました全自運の片岡運輸の事件、さらに大阪の港湾の上組の事件、このように労働組合の役員の方に対する狂暴な暴力、殺人事件が最近相次いで起きておるわけであります。これは最も現代の労働関係において徹底的に排除すべき問題であります。古くは自動車交通労働組合、いわゆる全自交の三光タクシーの丸山委員長刺殺事件、これはいまだにその犯人が見つかっておりません。さらには全港湾における神戸の組合役員の殺人事件というような不祥事件が相次いで起きています。  そこで、事実関係はさきの御質疑でだいぶ詳しく出ましたので、私は簡単に、一体どのようにし……

第74回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1974/12/24、10期、日本共産党)

○内藤功君 法務省と警察のほうにお伺いいたします。  さっき警察のほうから「四十九年七月参議院議員通常選挙違反検挙状況」、これをいただきました。しかし、これは報告のしかたの問題であるけれども、これを見ただけでは一体どういうような党派の人が買収が一番多いのか、ほかの罪種はどういう党派が多いのか、特に国民が一番関心を持って政治の判断の材料にしよう、今度投票するときの材料にしようとしているのは、買収をするのは何の党が一番多いのかということを端的に数で示してもらうことが選挙の啓蒙の上でも非常にいいと思うんです。また、各党派がいろいろ反省なさる上にも非常に大事なものだと思うんです。そこで警察並びに法務省……

第74回国会 内閣委員会 第3号(1974/12/23、10期、日本共産党)

○内藤功君 先ほど来、給与の口座振り込み制の問題について政府並びに人事院からいろいろお話がございましたが、この制度をとれば非常に便利であるとか、それから職員の承諾、同意を得ているから問題がないとか、大体この域を出ない法律論のように承っておったのであります。私は、まずこの口座振り込み制の問題について、それが便利だからとか、労働者のほうの承諾を得ているから問題なかろうというような議論では、これにからまる法的ないろんな疑義が十分解消できておらないと思いますので、しかと見解をお確めしておきたいと思うのであります。  まず、これは諸外国でも、イギリスをはじめとする各国で現物給与制が十九世紀から禁止をされ……

第74回国会 内閣委員会 第4号(1974/12/25、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、質疑にわたらない範囲で、この際、大臣に申し上げておきたいことがございます。  この問題は、十月三十一日の参議院内閣委員会において、いわゆる事前協議条項にいう核弾頭の持ち込み、こういう概念の中に、核積載軍艦のわが領海の通過が含まれるかどうかという問題について論議されたところであります。しかるに、この本日の政府の見解は、これにまともに答えていないということを最初に申し上げておきたいと思います。  それから第二点としては、政府の解釈が、昭和四十三年の衆議院予算委員会及び衆議院外務委員会、それから予算委員会の分科会、これらの討論においては、特にいまの総理である、当時の外務大臣三木武夫……

第75回国会 議院運営委員会 第22号(1975/07/03、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、まず次の理由によりまして、福田自治大臣問責決議案を本会議にぜひとも上程すべきであると考えます。  以下、簡単に理由を三点にわたって申し述べます。  第一点は、民主主義と言論の自由を抑圧する反民主主義的公職選挙法改悪案を、多くの国民の反対にもかかわらず国会に提出し、審議時間を不当に制限し、衆議院に引き続いて参議院でもこれを強行的に採決せんとしておる、この責任者であるということ。  第二に、福田自治大臣は、審議において誠実な答弁をなさず、また、国民の自由にかかわる重大な問題についても、しばしば事実上答弁を拒否されるなど、憲法六十三条に抵触する答弁拒否の行為をなしておられる。また、……

第75回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1975/06/18、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は日本共産党を代表して、わが党国会議員団提出による公職選挙法の一部を改正する法律案並びに政治資金規正法の一部を改正する法律案の提案理由とその改正点の要旨について御説明申し上げます。  初めに、公職選挙法の一部を改正する法律案について申し述べます。  そもそも、選挙制度は議会制民主主義の根幹をなすものであり、主権者たる国民の意思をいかに正確に議席に反映させるかを保障するものでなくてはなりません。  日本共産党は、公職選挙法第一条に明記されるごとく、「その選挙が選挙人の自由に表明せる意思によって公明且つ適正に行われること」を実現するため、本改正案を提出した次第であります。  昨年行わ……

第75回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号(1975/06/20、10期、日本共産党)

○内藤功君 私はまず機関紙号外の問題について御質問したい。  機関紙号外のうち選挙に関する報道評論を掲載したものとしからざるものを分けて、前者を禁止し、掲載行為などを処罰をする、こういう改正案であります。  そこで、選挙に関する報道評論でないものは何かという問題。六月の十八日福田自治大臣はこの選挙に関する報道評論でないものを二つ挙げた。一つは地方の選挙でもって防衛外交など、国政レベルの問題を〇〇党の政策として掲載しておる場合、もう一つは、自由主義、民主主義という思想上の論争や経済、福祉などについての従来からの政策を掲載している場合が挙げられると、こういう答弁であります。  そこで、まず伺いたい……

第75回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号(1975/06/25、10期、日本共産党)

○内藤功君 最初に資料要求の問題について発言したいと思うんです。それは六月の二十日の本委員会において選挙に関する報道評論というのはいかなる範囲かと、その認定権を持っているのはだれかという点に関して、政府側はこの認定は司法当局、一次的には警察当局にあるという答えです。それでは警察の中で第一線警察官の職権の行使の基準を書いてある文書があるはずだ、つまり選挙関係質疑回答集というものが、これがあるはずだと、これをこの委員会に出すようにということを要求をして、その後の理事会で委員長がこの問題を警察庁当局に要求することになった。委員長の手元に警察庁からA4判だそうですが、この選挙関係質疑回答集というものが……

第75回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第8号(1975/06/27、10期、日本共産党)

○内藤功君 委員長、私からも一言。
【次の発言】 すでに委員長が理事会を運営する、委員会を運営する場合には、各党の理事の意見をよく聞いて、そうして十分に意見を聞いて進行するというようにということを先日私は理事会で委員長に懇々と申し上げたつもりです。すでに、そんなにたくさんの日にちがたってない。だのに、きょうのやり方は、われわれ理事には何のお諮りもなく、突如理事会を休憩しますということを宣告された。何のことかわからない。ちゃんとこの理事会の協議事項には、一が委員会の運営、二が視察に関する件、休憩なんというのは全然書いてないです。こういうことはわれわれに一言相談してくれれば、道理のあることだったら……

第75回国会 内閣委員会 第3号(1975/03/13、10期、日本共産党)

○内藤功君 寒冷地手当の問題につきまして、まず人事院にお伺いしたい。  この基準日以後に職員となって寒冷地に在勤するということになった人に対しても、寒冷地手当を支給するようにすべきであると思うのです。この対象者の数は、計算をしてみると、そう多くはないので、恐らく予算上の措置もそう困難ではなかろうと思います。また、特に私どもの方にはこれらの人たちからの切実な要望が出ております。燃料費、衣料費、あるいは家屋修繕費というものの必要性は、こういう人たちであっても全く同じです。かえって切実度は大きいと思うのです。さらに公社、現業の方ではこういった方に対しても支給をしているとのことですが、一体どうか、この……

第75回国会 内閣委員会 第4号(1975/03/27、10期、日本共産党)

○内藤功君 文部大臣に、まず幼稚園の教員の問題についてお伺いしたいと思います。  最初にお伺いしたいことは、この人事院勧告の中でも、幼稚園の教員については、今回国立公立を問わず手当の対象から除外をされておるというような措置をとられていますけれども、幼児教育、人間の成長の基礎をつくるのは幼児教育、この重要性はもう申すまでもないと思います。文部省としては、就学前教育といいますか、この幼児教育について、基本的にどういうお考えを持ち、またその中での集団教育施設である幼稚園というものについて、どういう位置づけを持っていらっしゃるか、これをまずお伺いしておきたい。

第75回国会 予算委員会 第4号(1975/03/07、10期、日本共産党)

○内藤功君 関連質問。  いま議論されていますのは、憲法と地方自治法に関する重要な論議でございます。ただいまの御答弁では渡辺議員の質問にまともに答えていることにならぬと思います。憲法十四条、これは人種、信条、性別、社会的身分または門地によって人は政治的、経済的、社会的関係において差別をされないという、人間は皆平等だという大原則でございます。また、地方自治法十条は、地方の住民は地方公共団体の役務を等しく受ける権利を有すると、これも憲法に基づく当然の条項であります。  そこでお伺いしたいのは、一般行政たると同和行政たるとを問いませず、保育所にお子さんを入れる、幼稚園に入れる、小中高校に入れる、ある……

第75回国会 予算委員会 第8号(1975/03/12、10期、日本共産党)

○内藤功君 最初に、前総理大臣田中角榮氏のいわゆる金脈、人脈問題の一番大きな問題でありました税金の件について、先ほどもお話が出ましたように、追徴金というものを支払うことで田中個人の税金問題を解決するという方向が出ておるようであります。  そこで、まず大蔵省にお伺いしたいのですが、いままでの田中氏に対する調査の過程で、田中角榮氏本人を呼んで事情聴取、お調べをしたことがありますか。また田中氏関連会社の取り調べの中で、田中氏自身をお調べになったことがあるかないか、この点をまず確かめておきたい。
【次の発言】 今後はありますか。
【次の発言】 実は、この田中角榮さんの管轄税務署は、私の管轄税務署と同じ……

第76回国会 内閣委員会 第2号(1975/11/06、10期、日本共産党)

○内藤功君 あなたが召集を受けて昭和十八年に出られたときお子さんは何歳と何歳だったんです。
【次の発言】 あなたも当時は三十を超えたばかりぐらいのときですね、三十二、三ですね。そういう方、つまり家庭を持っていて乳飲み子を持っておられる方もおるだろう。お子さんを置いて出てきた方はさっきの三百八十人の中で何人くらいいたか、もしわかれば。
【次の発言】 もう一つだけ伺います。  あなたが、そうすると、宿毛の県立病院をやめられたときの一時金というのは、これはさっき金額言われましたが、そこで働かれた六年間の分だけということですね。
【次の発言】 あなた方の気持ちとしては、非常な御苦労された外地での抑留期……

第76回国会 内閣委員会 第8号(1975/12/18、10期、日本共産党)

○内藤功君 去る十一月の二十五日に、「むつ」総点検・改修技術検討委員会の第一次報告というのが出されましたが、原子力船第一船である「むつ」の開発計画も含めて、まず今後の原子力船の開発の将来的な見通しということについて、概括的に技術庁長官にお伺いしたいと思っております。
【次の発言】 いま、ことしの三月と言われたが、これは五月ですね。ことしの五月にニューヨークで国際会議が開かれた。原子力商船に関する国際会議ですか、これが開かれた。そして、日本からも代表が行ったらしい。この会議でも、いまから十年後、一九八〇年代の後半におきましては原子力船時代が来るということがそこで議論をされた、そういう確認になった……

第76回国会 予算委員会 第5号(1975/11/04、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、共産党を代表しまして、国民の生活の問題、政治姿勢の問題、安保、外交、防衛の問題につきまして、三木内閣の所見をただしたいと存じます。  まず、政府は石油業界の赤字などを口実として最近ナフサ、C重油の値上げを指導し、さらに灯油やLPガスなどの値上げを計画していると言われております。しかし、これから冬の寒い時期でもあり、少なくとも家庭用の灯油、LPガスを初め、学校、病院、福祉施設で使う石油は昨年並みの水準に据え置くことが、現在のインフレ、不況下で国民生活を守る上で重要な事柄であると考えておりますが、この点どうお考えになりますか。十月の二十九日に、通産大臣は、日本共産党のこの点の申し……

第76回国会 予算委員会 第8号(1975/11/07、10期、日本共産党)

○内藤功君 じゃあ、簡単に関連質問をいたします。  通産大臣にお伺いいたします。細部にわたって政府委員からお答えになっていただくことは構いませんが、通産大臣にお伺いしたい。  いまの質問の中であったいわゆる輸出の三原則というものは、これは憲法の趣旨から出てきたものだと、これは国会の答弁でもしばしばなされておる。そこで、通産大臣が、外国に戦争の火種かあったときに、それを求めむさぼるように日本の企業が人殺しの武器を輸出をしないというのが、この三原則の趣旨だと思うんですね。この運用について、いままで、たとえば田中角榮元通産大臣は、鉄かぶとであっても軍隊の用に使う場合には、これはここに言う武器であると……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第1号(1976/05/27、10期、日本共産党)

○内藤功君 外務大臣にお伺いしたいと思いますが、外務省としては、このロッキード社から航空機の売り込みに関しまして日本政府を含む幾つかの国の政府に金が送られているというこの事件が存在しているということを初めて知ったのはいつですか。
【次の発言】 八月二十五日のプロクシマイヤー委員会では、答えの中には日本という名前が出てきていなかったということですか。それともプロクシマイヤー委員長などの問いにも一切このジャパンというのは出なかったという意味ですか。そこを正確に。
【次の発言】 いま局長が言ったように、日本という名前は答えには出てきてないけれども、プロクシマイヤー委員長の質問の中で、ロッキード社は日……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第6号(1976/06/16、10期、日本共産党)

○内藤功君 最初に法務大臣に。いまロッキード事件の刑事責任の追及のポイントは、何といってもロサンゼルス連邦地裁における嘱託尋問、この問題が一つあると思う。そこで、法務省にお伺いしたいんですが、この嘱託尋問は、コーチャン氏らの尋問は何日ごろから始められる見通しですか。現地の検事からはどんな報告を受けていますか。
【次の発言】 これは刑事局長に伺いますが、アメリカの訴訟法上は、こういう場合に、抗告を証人側が申し立てたという場合には、訴訟法上何日ぐらいまで許容期間があるか。また、その期間を連邦高裁の側で短縮することができるか。これは余りこれが長引きますと、四十八年六月から七月ごろのこの賄賂事件が時効……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第8号(1976/06/24、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず私どもは、対潜哨戒機――いま問題になっておる大型のP3Cクラスの対潜哨戒機は日本の安全にとってこれは不必要であり、かえって憲法の立場、国際関係の立場あるいは軍事技術的な立場に立ってみても不必要であり、非常に国の財政を圧迫するも一のだと、何しろ一台六十億円、国産にすると倍かかるとして百二十億円、百機購入するとして六千億から一兆二千億かかるというものですから、こういう立場をとっております。あなたと結論を同じくする点があるのかもしれませんが、まず立場の点を最初に申し上げてから御質問に入りたいと思います。  先ほどの林田委員の御質問に対して、あなたは大型対潜哨戒機、P3CやPXLという……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第11号(1976/06/30、10期、日本共産党)

○内藤功君 先ほどの御証言で、前装備局長の蒲谷さんの路線をそのまま踏襲していきたいという記者会見をやられたいというお話でした。そこで、あなたが装備局長に就任された際の引き継ぎの中では、次期対潜哨戒機の基本設計を含む開発についてはどのような引き継ぎがなされましたか。
【次の発言】 そうしますと、昭和四十七年度の予算要求で非常に御努力をなさったという証言でありますが、このPXLの基本設計を含む開発要求を四十七年度予算に含んで要求をされたと。当時の状況としては、この基本設計の予算が通れば、この次はいわゆる装備品の制式に関する訓令というやつで、防衛庁長官が技術本部の部長に何というか命令を出して、基本設……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第14号(1976/07/13、10期、日本共産党)

○内藤功君 最初に法務大臣と、国税庁、来ておられますね、お伺いしたいと思いますが、小佐野賢治とその関連企業に対する捜査あるいは調査はやっているのかという問題であります。  小佐野は、アメリカの上院チャーチ委員会のコーチャン証言でも、児玉とともに真っ先に名前の挙げられた人物であります。児玉とともに真っ先に捜査、調査の対象となるべきであることは、これは捜査の常道からいっても当然だと思う。コーチャン証言では、「我々は小佐野氏にも売り込み戦略について相談した。例えば、わが社の製品の特徴をどう売り込むか、だれに会うか、またそのようなことで紹介状をもらったりとかいうようなことだ」、それから「日本社会のシス……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第24号(1976/08/18、10期、日本共産党)

○内藤功君 昨日、田中角榮前総理が保釈で釈放されたわけであります。検察側当局としては、あくまで罪証隠滅のおそれありということで、この保釈申請には不相当の理由をつけておる。しかも、その不相当の理由は罪証隠滅のおそれがあるということであります。ところが、保釈の決定が昨日午後東京地裁であった。これに対して検察側は、罪証隠滅のおそれがあるというならば、一つ合法手段が残っておったわけですね。それは準抗告を行って、そうして身柄をもとにしておく、身柄をとどめておく、これで証拠隠滅は防げるわけです。ところが、それをしなかった。これはやっぱり重大な責任があると思うんです。ただ、もう出ちゃったんだから、出ちゃった……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第28号(1976/09/07、10期、日本共産党)

○内藤功君 ロッキード疑獄というのは明治以来の最大の規模の疑獄、アメリカと日本と韓国にまたがっておる、元戦争犯罪人、右翼、さらにCIAというようなものも絡まっておる。さらに、戦後の三十一年の金権政治というものが絡まっているという点で、規模の大きい疑獄だと。  いまわれわれの仕事は、歴史始まって以来初めて、まあ大げさに言えば、刑事責任を問われないが、なおかつその政治的道義的責任の追及のために、重要な関係者の氏名とそのかかわり合いというものを国民の前に国会の力で発表して、そしてそこで政治的道義的責任の追及と、将来同じような事件が再発しないようにしっかり固めておくということが任務だと思うんですね。ぼ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第29号(1976/09/10、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず、法務省に伺いたいのですが、刑事局長、先ほどの御答弁で、橋本登美三郎及び佐藤孝行について本日勾留期限が満期なので何らかの処理ということを言われましたが、これは公訴の提起という意味に理解をしてよろしいですね。それから、公訴事実は、基本的には逮捕令状の記載の被疑事実が基本的に認められて公訴の提起をする段階に至ったと、かように理解してよろしいですね。
【次の発言】 このように、全日空関係の捜査、起訴というものはいろいろ問題をはらみつつも進んでおるんですが、もう一つの軍用機の問題、PXL、P3Cにかかわる問題につきましては、これはその陰でこのままに終わってしまうんじゃないかと、何かやっ……

第77回国会 運輸委員会 第4号(1976/05/18、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず、この法案の提案説明によりますと、海上災害の防止と海洋汚染の防止という二つの目的をもって新たな改正を行う。まあ名称も「及び」という言葉でこの二つをつなげておるようであります。私の疑問とするのは、今日この海上災害の防止というのが非常に重視をされている。この時期において海洋汚染というものの防止と海上災害の防止という二つの目的、これは関連があると言えばあるんだけれども、その二つの目的を形式上一本の法律にまとめた理由についてお伺いしたいと思うんです。  先ほど同僚議員の御質問に対するお答えの中にも多少は出ておりましたが、もっと端的に言いますと、この海上災害の防止という問題についてはやは……

第77回国会 運輸委員会 第5号(1976/05/20、10期、日本共産党)

○内藤功君 日本は四面を海に囲まれている国であります。私どもとしても港湾の整備そのことについて少しも異論があるわけではない。ただ、今度の五カ年計画なり、あるいは改正法案なり、あるいはこれの予算の裏づけなどに貫かれている考え方を見ると、私どもの言っておるつり合いのとれた港湾の整備という面から非常に問題が多いと思うのです。私はこの面で一番問題が多いのがこの離島の港湾の整備の問題じゃないかと思うのです。伊豆七島へも私はしばしば行っておりますが、やはり島民の人たちから一番出る要求の一つがこの離島の港湾問題であります。  そこで、まず五十一年度予算について伺いたいんですが、離島振興法に定められた離島の港……

第77回国会 決算委員会 第6号(1976/05/12、10期、日本共産党)

○内藤功君 質問の機会を得ましたことを感謝いたします。  私はロッキード問題の最大の焦点、一兆円の商戦といわれたPXL対潜哨戒機の売り込み問題についてまず質問をしたいと思うんです。この質問の視点は、一つはT2、FST2改というものが国産化の道を歩みながら、田中前総理などによりまして、突如輸入の方向へ一たん逆転をする、そうして四十七年十月九日にまたそれが田中氏の裁断で国産に戻され、それと引きかえにPXLの白紙還元となる、この経過に関してであります。第二は、白紙還元とともに時間をかせぎながら、P3Cの導入の方向に進んで、特に防衛庁高官などに対する各種の工作をはらみながら、P3Cリリースオーケーの回……

第77回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1976/05/10、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず定数是正の問題について、福田自治大臣。日本の最高裁はめったに違憲判決をしない、一般の学者のこれは一定の批判があります。違憲の法令についても、学界では違憲論が多くても、憲法に違反するという判決はめったにこれ出しておりません。三度目だと言われている。一回目が尊属殺の違憲判決、二回目が薬局の距離ですか、に関する判例、そしてこの三番目が今度の判決であります。そういう最高裁でさえ史上三度目の違憲判決をこの定数不均衝についてあえて行った、これはやはりよほど重大な違憲の事態と最高裁が見たためだと思うんです。  まず最初に、これは前の質問者も聞きましたが、最初でありますから、自治大臣に、この判……

第77回国会 予算委員会 第5号(1976/04/27、10期、日本共産党)

○内藤功君 関連。
【次の発言】 いま法務大臣は今後の立法の検討を約束されましたので、鋭意これの努力を要望する次第でございます。  私は関連質問として、情報の自由、知る権利という問題について総理並びに法制局長官にまず御質問をしたいと思うのであります。  いま国民が、このロッキードの論議を通しまして一番関心持っているのは、国民の政治に対する知る権利というものが脅かされているじゃないか、無視されているじゃないかということだと思うのであります。知る権利というのは、これは世界の人権宣言、あの人権宣言の十九条にはっきりうたわれておるのです。言論、表現の自由というものは、その言論、表現を行う自由だけではな……

第77回国会 予算委員会 第10号(1976/05/08、10期、日本共産党)

○内藤功君 質問に入ります前に、私は、ただいま行われた採決については、私どもは本来国会の場で討議、論議すべからざる判決の内容の当否、これに関する資料要求は許されない、憲法違反の不当な措置であるという考え方をはっきりと申し上げて、厳重に抗議をしておきます。  そこで質問でありますが、まず本論に入ります前に、植木総務長官と坂田防衛庁長官にお伺いしたい。  さきの四月二十七日の本委員会でわが党上田委員が、植木総務長官については、総理府時代の内閣調査室の文書に「連絡すべき外国機関」としてCIAの名前が明記されておった、この問題について調査の結果を報告されたい。  もう一点、坂田防衛庁長官につきましては……

第78回国会 運輸委員会 第2号(1976/10/12、10期、日本共産党)

○内藤功君 運輸省は造船各社を呼んで事情聴取、ヒヤリングを始めて操業短縮の勧告案を示す予定だということが報道されておりますが、この事情聴取はすでに開始しておるのか、あるいは近く始めるのか、またそれに対する運輸省がどういう考え方で臨んでおるのかという点をまず御説明願いたいと思います。
【次の発言】 聞くところによりますと、三つのランクに分けて、それぞれ操業短縮の目標を示した勧告案を出す、こういうことも言われておりますが、そういうお考えですか。
【次の発言】 その三グループにどのような所要の措置を講じられようとしているか、その点を具体的にちょっと説明してください。

第78回国会 運輸委員会 第3号(1976/10/14、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本航空の業務の問題に関連しまして、日本航空の国際線におけるお客さんに出す機内食、食事ですね、それから日本航空の乗務員の海外における宿舎の問題、それから日本航空と国際興業との間のホテルブロック契約、この三点の問題についてお聞きしたいと思うんです。  私は、この質問は、ロッキード事件で大きな疑惑を受けている小佐野賢治との関係をきっぱり清算をするということが、いま政治姿勢としても非常に大事であり、また国民からも要求されておるし、日本航空に働く人たちからも要求されているということで非常に大きな問題だと思うんで、そういう観点から質問をしたいと思うんです。  航空局長に伺いますが、まず……

第78回国会 運輸委員会 第5号(1976/10/22、10期、日本共産党)

○内藤功君 この国鉄二法案に対しては、わが党は十月七日に、「国鉄を民主的に再建する道」と題する三つの大きな柱からなる政策を発表いたしました。この対案に基づいて、このような二年連続一年間五〇%以上に及ぶ大幅な運賃の値上げ、これには強く反対し、また、このような運賃値上げを繰り返してきた国鉄財政に深くメスを入れて民主的な転換を進めること、そうして第二番目には、大企業本位でなくて国民本位の輸送力の増強政策に転換をすること、そうして三番目には、こういう転換を保証するための国鉄の管理、運営の民主化を行うということ、こういう三つの大きな柱による具体的な対案を発表しております。以下、私はこの二法案に関連する質……

第78回国会 運輸委員会 第6号(1976/10/26、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず私は、石田運輸大臣が先日民間放送の記者会見で国鉄の問題に答えられた中で、昭和五十二年度の値上げの問題について触れて発言をされたように伺っております。昨年末に決定された政府の閣議了解との関連で、一体これは真剣に石田運輸大臣が発言されたことなのか、あるいは、いわゆる選挙戦を前にしての発言ではないかという見方も一部に行われているようなんで、まずこの大臣が二年目で値上げの問題については消極的な趣旨の御発言をされたこの真意について伺っておきたいと思います。
【次の発言】 この二年連続の値上げが仮にやられるとした場合どうかということは、この間の七十七国会の衆議院運輸委員会で、わが党の三浦委……

第78回国会 運輸委員会 第8号(1976/11/02、10期、日本共産党)

○内藤功君 委員長、大分長時間にわたりますが、このまま続けていっていいんですか。――大分お疲れのようですが、よろしいですか。
【次の発言】 昭和五十年度末で累積赤字三兆一千六百億円、長期債務残高が六兆七千七百九十億円、こういう重大な破綻を来したこの責任は一体どこにあるか。私どもは、これは昭和三十九年から赤字になっておる、この三十九年からずうっと政権を担当しておるのは、ほかならぬ自民党政府でありますから、この自民党政府の責任だと、しかも、この赤字の責任は深い、非常に遠いところにある、そういう失政の積み重ねが今日の破局をもたらした。しかも、この破局に至るまでに、わが党はもちろん各党、さらに国鉄内部……

第78回国会 運輸委員会 第9号(1976/11/04、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず、三木総理にお伺いをしたいと思うんです。  六兆八千億に上る長期債務、さらに三兆一千億に上る累積赤字、こういう事態に至らしめた歴代政府の責任と、それからそれを深く政府として反省をしておるかどうかという問題が、まず総理にお伺いしたい点であります。  民間の会社ならこういうことは許されないということが国鉄の論議でよく言われますね。民間の会社でしたら、これだけの債務、国家予算が二十四兆円なんですから、そのうちの七兆円というような長期債務を出したようなケースについては、この債権者の追及というのは非常に厳しいものです。まずこの企業をつぶすのか再建するのか、本気で再建するのか、頭を百遍ぐら……

第78回国会 予算委員会 第2号(1976/10/05、10期、日本共産党)

○内藤功君 関連。  自由と民主主義に対する三木内閣の姿勢がいまの盗聴器の問題でまさに問われておると思うんです。  私は一点だけにしぼりまして、北辰電機、日産自動車など、いわゆる民社党一党支持の同盟系の組合において、会社と結託をして、共産党支持者など、自分たちと考え方の違うことを理由に、一人に十数人が寄ってたかっての集団的な暴行傷害を加えている。この問題について三木内閣の閣僚各位の政治姿勢を問いたいと思うのであります。  これは多くの事実が明らかにされております。いま言った二つの会社のほかにも、たとえば日立武蔵であるとか、あるいは芝信用金庫であるとか、多くのものがいま摘発されております。ちょう……

第80回国会 決算委員会 第5号(1977/04/27、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、運輸省と会計検査院に対しまして、日本航空のリベート問題及び同社に関係する外一件、もう一件の問題について質問をしたいと思います。運輸大臣は初めて聞く話が多いと思うんですが、よくひとつ聞いておいてもらって、後であなたに大きなところから聞きますから、あらかじめ申し上げておきたいと思う。  その日本航空の問題そのものに入ります前に、今度は海の方でありますが、海の運賃のことをちょっと引き合いに出すわけなんであります。これは航空局長にお聞きしたいんですが、海運の運賃の決定は届け出制ですね。ところが、航空運賃の決定は認可制であります。そうむずかしく考えなくていいんですが、航空運賃の方が海よ……

第80回国会 社会労働委員会 第5号(1977/03/10、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、安宅産業と伊藤忠の業務提携、それから会社合併という問題に関連をして、労働問題として労働省当局はどのように認識をし、またこれからの対応を考えておられるかという点についてお尋ねをしたいと思うんです。  この安宅産業と伊藤忠の業務提携それから合併ということが言われていますが、私はいろんな資料をずっといままで調べてみた、社内の文書もずっと調べてみましたが、いわゆる会社間の合併というような実態よりも、これはもう被合併会社である安宅産業をいろんな部門別に、たとえば鉄鋼とか化学とか建材とか繊維とか、あるいは工作機械とか不動産とかいういろんな部門がありますが、部門ごとにばらばらにして解体して……

第80回国会 社会労働委員会 第6号(1977/04/21、10期、日本共産党)

○内藤功君 本年度の春闘、まだ民間企業にはたくさん未解決の企業がありますから、山を越えたという実感はまだ出てこないのですが、しかし、ある意味では、今月の半ば過ぎからJC四単産に対する賃金回答、それから私鉄の賃金交渉、そうして昨日の公労協に対する調停委員会の見解、こういうことで、一つの山はここで越えたという見方ができると思うのです。  それで、大臣はこの経過に担当閣僚としてずっと携わってこられた責任者の一人であります。私は、今度の春闘は、八%以内に消費者物価の上昇を抑えるという政府の目標にもかかわらず、これが九・二%ということになってしまった。そういうところで、これから健保の値上げもある、公共料……

第80回国会 社会労働委員会 第7号(1977/04/26、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず、歯科医療問題についてお尋ねをしたいと思います。特に私は子供の虫歯の問題、非常にいま深刻な問題の一つでありますので、この点にしぼってお考えをお伺いしたい。  厚生省の方からいただいた数字によりますと、虫歯の有病者総数の率、これはたとえば一歳から十五歳未満の人について言うと、昭和三十二年が六六・一%である。三十八年に五八・三%に戻ったんですが、四十四年―五十年とずっと上昇傾向にあって、五十年の数字を入れますと六二・五五%、こういうふうな状況ですね。それから、一人平均の虫歯、これは一歳から十四歳までの数字をずっと見ましても三十二年、三十八年、四十四年、五十年と、ずっと総体として上昇……

第80回国会 社会労働委員会 第8号(1977/05/12、10期、日本共産党)

○内藤功君 最近、私どもがいろいろ見聞きする中で、職業安定法の四西条違反、それからそれに関連をして労働基準法の六条違反、二十四条違反、こういう事案が大分ふえているようであります。一ころは造船関係でありましたが、いまはたとえば民間放送、テレビの部門、あるいは国際的な航空会社ですね、こういうところでふえておる。これはどういうのかというと、大体お調べだと思いますが、親会社と下請会社とそれから下請の労働者というのがあって、親会社と下請会社の間は請負契約、下請会社と労働者の間は雇用契約になっておる。そして、その下請の労働者が親会社に何というか派遣をされているという形なんです。ただ、実際親会社の中ではもう……

第80回国会 社会労働委員会 第10号(1977/05/19、10期、日本共産党)

○内藤功君 いま、内田委員からも問題が提起され、委員長の方からもさらに問題を深める必要があると言われましたが、今度の守秘義務及びそれに伴う罰則の問題は、非常に重大な内容があると思うんです。  まず伺いたいのは、いま刑法改正草案が審議されておる。私は刑法改正草案の中の企業秘密漏示罪の規定に反対であります。反対でありますが、この刑法改正草案の企業秘密漏示罪の条文よりも、今度の労働安全衛生法の条文はもっと悪い。なぜかというと、さっきも指摘されたように、刑法の改正草案には「正当な理由がないのに」というのがあるんだが、こっちの方にはない。さっき聞いていると、いや、「正当な理由がないのに」と書いてなくても……

第80回国会 社会労働委員会 第11号(1977/05/24、10期、日本共産党)

○内藤功君 本年は被爆三十二年目に当たる年であります。被爆者の方の援護と核兵器の廃絶をめざす運動の統一も、国民の悲願によりまして実現されつつあります。また、ことしの八月には、国連の非政府機構による国際シンポジウムが開催をされる。来年には、国連の軍縮特別総会が開かれる。こういう状況の中で、被爆者の方々は、一つには、原爆投下によって起きた被害に対して国は責任をもって償いをしてほしい。補償をしてほしい。二つ目には、被爆者の体、暮し、心の苦しみに対する保障をしてほしい。そして三つ目には、将来にわたって広島、長崎を繰り返させない平和の保証をしてほしい。こういういわば三つのホショーを求めて切実ないろいろな……

第80回国会 社会労働委員会 第12号(1977/05/26、10期、日本共産党)

○内藤功君 議事進行についての発言をお許しください。  実は、本日審議される労安法の改正案、非常に関心の高い法案であることは委員長も御存じのとおり。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)それで、きょう私のところを通しまして、この審議を傍聴したいという人がかなり来ておるわけなんです。ところが、いま見るというと、いない。これは、委員長のサインがあれば入れると思うんですが、やはりこれ重要な法案でありますから、せっかく私を初め各委員が質問をするというときに、傍聴人がいないところで質問して、途中で入ってくるということはやっぱりよくない。せっかく来ているのでありますから、私のところへさっきあいさつに来たんですよ、……

第80回国会 社会労働委員会 第13号(1977/06/09、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は政府提出の法案並びに自民党より提出の修正案に反対し――まだ提出していないですか。
【次の発言】 私は日本共産党を代表して、政府提出の法案に反対し、守秘義務条項及び罰則規定を削除する内容の修正案を提出いたします。  私は第一点として、このような守秘義務条項及び罰則規定は、医師、科学者その他の関係者が労働者の労働災害、職業病や国民の健康を守る上で、やむにやまれぬ正義感から事実を明らかにしたり、論文を書いたり、報告や講演をしたりあるいはマスコミの取材に応じたりする行為も含めて禁止、処罰の対象とするおそれがあるということを深く憂うるものであります。このようなことは、憲法に定める言論、表……

第80回国会 内閣委員会 第12号(1977/05/15、10期、日本共産党)

○内藤功君 五月の十四日の経過をもちまして、沖繩公用地等の暫定使用法の二条に基づくアメリカ軍の基地、自衛隊の基地などに対する使用権原がなくなった。直ちにこれを遅滞なく返還しなければならぬ、原状回復しなければならぬ。本朝米同僚議員からこの点を質問されて、政府側は、法文上は確かに返さなくちゃいかぬ、原状回復をしなけりゃいかぬ、こういうことを何回も認めております。ならば、すぐやるべきなんです。返還の義務と原状回復義務だけでしょうか。その土地を使用しないと、こういう義務も負うことになると思うんですが、法制局長官どうでしょう。
【次の発言】 法文に書いてあるのだけではなくて、使用権原がなくなるという法律……

第80回国会 内閣委員会 第15号(1977/05/18、10期、日本共産党)

○内藤功君 ことしの五月の十五日午前零時をもって、この暫定使用法の二条の期限が切れた。そして、四条に基づいて米軍の基地や自衛隊の基地などを返還するという、そういう義務が明確になったわけです。このことは、十五日以来の当委員会の論戦、さらに五月の十五日に出されました政府のいわゆる統一見解、この統一見解というのは、当日ここにおられた数名の方がおつくりになったというもので、統一見解と言うにふさわしいかどうかは問題があるが、当日出された見解、これでも、十五日以降においては第二条による国の使用権原はなくて、そうして四条の返還義務があるということを明確にうたってある。問題はその次であります。いま政府側の御議……

第80回国会 予算委員会 第3号(1977/02/22、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました政府提出の昭和五十一年度補正予算三案に対して反対の討論を行うものであります。  不況の長期化とインフレ、物価高によって、勤労者、中小業者など国民大衆の生活と営業は極度の苦しみを味わっています。中小企業を中心とする企業倒産、完全失業者数も約百万台を続けています。二けたに近い激しい物価上昇により、勤務者世帯の実質収入は長期にわたって前年を下回り、老人の世帯、生活保護世帯、さらにきょう参考人がお話しになった母子家庭などの生活は、さらに困難を加えております。  わが党は、昨年の十一月、日本経済再建五カ年計画を発表して、大資本優先の従来型景……

第80回国会 予算委員会 第19号(1977/04/12、10期、日本共産党)

○内藤功君 本論に入ります前に、大蔵大臣と運輸大臣に一つだけお伺いしますが、鉄道新幹線の凍結解除、五つの新幹線の凍結解除の問題についてどういうふうに考えておられるか、まずこれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 国の財政が第一ですから、参議院選挙対策というような観点で国の財政が間違ってはならぬと思いますが、どうです。
【次の発言】 本論に入ります。  まず、行政機構改革についての政府の基本的な考え方を官房長官に伺います。
【次の発言】 特殊法人の新設改廃についての政府の考え方を官房長官と行管長官に伺います。
【次の発言】 行管長官に伺いますが、特殊法人の数は最近十年間でどのように変わってお……

第80回国会 予算委員会 第22号(1977/04/16、10期、日本共産党)

○内藤功君 委員長、関連。
【次の発言】 これは自治大臣にお伺いしたいと思うのですが、いまお話が出ました、旭川の第二師団の管内で一軒一軒に配られた文書というのはこれなんです。  まず四つございまして、いいですか、一つはこのあるお方ですね。この方のリーフレットです。前防衛庁長官の推薦の言葉がございます。そして、政界に送り出すことを推薦すると、当選を得しめる目的です。それから二番目が寄付金、選挙のための寄付金の募集の振替伝票。それから三つ目が推薦なさるお方のお名前を書いた推薦人名簿と、そして、同じく後援会会長坂田道太と書いてありますが、この方の募金のお願いです。よろしいですか。そして最後に、四つ目……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 運輸委員会 第2号(1977/10/25、11期、日本共産党)

○内藤功君 時間がありませんので朝田参考人に二点聞きたいと思います。  一つは、先ほど関川参考人も言われた点なんですが、この空港の地上作業員といいますか、給油だとか食糧を運ぶとか、機内の仕事をするとかということで飛行機に接近する人、あるいは飛行機の中に入る人、こういう人の身元をしっかりさしておかなくちゃいけない、こういうさっき御意見であったと思います。そういう意味では、たとえば日本航空の下請あるいは孫請といいますか、そういう形でこういう仕事をしている人たちとの雇用関係、労働契約関係というものは、やはり直接日本航空がお雇いになるというような形ですっきりさしておく必要がこの際あるんじゃないか。下請……

第82回国会 運輸委員会 第3号(1977/10/27、11期、日本共産党)

○内藤功君 一昨日の参考人の質疑のときも問題が非常に出されておったんですが、ハイジャッカーを飛行機に乗せないこと、それから武器を飛行機に乗せないこと、まずこの対策が一番大事だと思うのですね。それで、今回の事件の場合でも、武器の搬入に、空港内に自由に出入りできて、そして飛行機に近づくことのできる、飛行機に乗ることのできる地上作業員、そういう関係者と犯人側との連携ということが一つ疑問点として投げかけられているわけですよ。  それで、いままでのいろんな御答弁を聞くと、まずダブルチェック、飛行機の機側でのチェックをやるということは非常に強調されているのですが、この地上作業員の関係ですね、その身分関係と……

第82回国会 運輸委員会 第4号(1977/11/01、11期、日本共産党)

○内藤功君 国鉄の東北新幹線に関連して御質問を申し上げたいと思います。  最初に、まず東北新幹線の工事の現在の進捗状況ですね、これは後で詳細には資料をもらいたいと思うんですが、現在の工事進捗状況の概要を、これ簡単で結構ですからお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 これは私、詳しい質問通告を出していなかったので、後で結構ですから進捗状況を文書で、資料で出してください。
【次の発言】 そこで、新幹線問題、全体もこれ大問題なんですが、これはまた別に時間をゆっくりいただいて他の機会にやることにしまして、まず、東北新幹線が東京都内の北区ですね、上野から考えを進めてみると、上野からずっと在来線に沿って計……

第82回国会 運輸委員会 第7号(1977/11/22、11期、日本共産党)

○内藤功君 運賃法案は法定制緩和という名目のもとに、前の質問者も言われましたように、緩和どころじゃなくて、実際は法定制そのものを骨抜きにする、いわば財政民主主義の根幹を脅かすそういう法案であると言わざるを得ません。また、いまの不況、インフレ、あるいは円高という経済状況の中で非常に苦しんでいる国民、勤労者の方々の生活を、物価高の契機となることによって一層強めるだろうと思います。  それから何よりも、その国鉄をどのように再建するか、また、政府が国鉄をどのように真剣に国民の足になるように助成をしていくかという決意が、本日までの質疑討論の中でも十分伺えない段階で、ひたすらこの運賃値上げを自由にするとい……

第82回国会 予算委員会 第4号(1977/10/20、11期、日本共産党)

○内藤功君 関連。
【次の発言】 いまの有事立法の点ですが、防衛庁長官にお伺いいたします。  私は、いまの御答弁では単に勉強を指示したと言うんですけれども、長官の御指示というのはやはり立法を目指しての勉強の指示だと、こう解釈をせざるを得ないんです。私は、有事立法というのは、防衛庁なり自衛隊の部隊の指揮官が国民のいろんな自由ですね、財産、営業、これに侵害を加える内容のものでありますから、これはもうきわめて重大な国の将来にかかわる問題だと思うのです。私はいま二つの事実を指摘したいんです、時間がありませんから。  一つは、アメリカ側がいま非常に日本の非常事態立法というものを要求しているという、こうい……

第82回国会 予算委員会 第5号(1977/10/21、11期、日本共産党)

○内藤功君 大蔵省にお伺いしたいのですが、報道によりますと、米軍の立川基地の全面返還の日から六カ月間、引き続き自衛隊が暫定使用すると、こういうふうに国有財産の関東地方審議会が決めたというふうな報道がされておりますが、そのいきさつをまず御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いまの内容では一つ問題がありますが、これは後でやることにして、大蔵省にもう一点。  東京都と地元の立川市、昭島市から立川基地の跡地をこういうふうに利用したいという利用計画書が国に出されておると聞いておりますが、これはどういう内容か。
【次の発言】 そういうふうな具体的な計画も出ておったやさきであります。  ところで、現在、……

第82回国会 予算委員会 第6号(1977/10/22、11期、日本共産党)

○内藤功君 日造協の宇野会長にお伺いしたいと思います、二点。  一つは、先ほどのお話の中にはお触れになっておりませんでしたが、日造協として不況対策をお出しになった中の一つとして、専用バラストタンクをタンカーに設置すべきである、こういうような御要望があるやに聞いておりますが、もしそうだといたしますと、その点について一言御説明をいただきたいということです。  もう一点は、先ほどの御説明でもありましたように、昨年夏までの一年半の間に二万三千人もの大量の協力工の方の離職が生み出されたという深刻な事態でありますが、このような事態の原因はいろいろありますが、私どもの見るところで、その一つに、最近における親……

第83回国会 運輸委員会 第1号(1977/12/08、11期、日本共産党)

○内藤功君 十二月の六日夜以来、わが党を除いての本法案を含む幾つかの法案の議了についての約束があって、いまこの委員会もそのレールの上をいわば動いているわけであります。各党間で一致しないこの法案、廃案になった。そうして廃案の半月もたたないうちに、わずか四日間という短期の臨間国会で、質問も十分に尽くさないまま、公聴会等も今国会ではやらないまま、急いで成立させていこうという動きが見られます。私はこういうやり方には反対であります。  こういうことをしたら、国会は政府の提出法案を承認する機関になり下がってしまうおそれがある。議会制民主主義の大きな問題だと私は思うのであります。新聞の中でも、異例な事態であ……

第84回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1978/07/27、11期、日本共産党)

○内藤功君 最初に鉄建公団に、上越新幹線の榛名トンネルの陥没事故の問題につきまして、これは先ほど茜ケ久保先生から質問がありましたが、非常に重大な事故だと思いますので重ねてお伺いをしたいと思うんです。  実は私も一昨日、この事故の現場を訪ねまして、村長さん初め村当局の人にも会いまして、それから被害者の方から事故当日のお話も聞いてまいりました。陥没口のすぐ手前ですね、これが地元の新聞に載っておるカラー写真です。こういう大きな穴があいておって、ここからわずか十メートルぐらいこっちの方にある、これは酒屋さん、食料品店の御主人にお話を聞いてきたんですが、初め地震のような揺れがあって、そうしてズドーンとい……

第84回国会 運輸委員会 第4号(1978/03/28、11期、日本共産党)

○内藤功君 三月二十六日の白昼に起きた成田空港の事件につきましては、これは私どもは非常に重大な暴力事犯だと思います。その根源は、やはりいままで多くの国民から警告、指摘されておったにかかわらず、多くの警察官は動員しながら、効果的な的確な対処というものにおいて非常に欠けるところがあった。また、今度の事態は非常な重大な失態である。そして私は、こういう重大な失態は、単に政府当局者が今後繰り返さないように反省するというそれだけで済む問題ではなくて、やはりいままでの政府の一貫した態度の中にこういう過激派暴力集団――私どもはこれをにせの左翼だと言っております。政府の言葉で言う過激派暴力集団に対する一つの非常……

第84回国会 運輸委員会 第5号(1978/04/06、11期、日本共産党)

○内藤功君 まず、公団にお伺いしたいと思いますが、公団からいただいた資料によりますと、公団の所有地上の不法占拠の問題については、昭和四十八年の十月から三百六十四・一三平方メートル、四カ所にわたって不法占拠がなされておる。これに対して告訴をされたということですが、これは何罪で告訴をされたのか。
【次の発言】 公団としては警察に対して参考人を出し、あるいは現場の実況見分だとか資料の提出だとか、そういう警察から求められた捜査、調査に対しては協力はずっとされてきたのですか。
【次の発言】 自分で告訴を出しておいてそして四年も結論が出ないと、こういうことに対して告訴をされた側として、当然督促をされて調査……

第84回国会 運輸委員会 第6号(1978/04/11、11期、日本共産党)

○内藤功君 私は日本共産党を代表して、ただいま議題となりました特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法案に反対する立場から討論を行います。  反対の第一の理由は、この法案が実施される特定空港周辺の一定の範囲内において、厳しい立地規制のため、著しく私権が制限されるという問題であります。わが党は、立地規制そのものを全面的に否定するものではありませんが、私権の制限という憲法上の重大な内容を含んでいるからこそ、その実施に当たっては、関係住民の意見が十二分に反映される民主的な協議機関等の制度を確立することが重要であると考えるのであります。ところが本法案の内容には、そのような条項が何ら保障されておりません。 ……

第84回国会 運輸委員会 第7号(1978/04/25、11期、日本共産党)

○内藤功君 まず土居参考人と畑田参考人のお二人、労働組合の執行委員長でいらっしゃいますから率直なところをお伺いしたいんですが、私もこの間、佐世保重工を初めとする長崎、佐世保方面の調査に行ってきたわけですが、佐世保重工では約八百人の退職募集に対して、約二倍の方が応募をした、こういう実態がありました。そのほか、関係者の方にお聞きすると、これは佐世保重工だけじゃなくて、ほかにも大分そのようなところがある。そこでお伺いしたいのは、こういうような一種のなだれ現象というものが今日の造船の労働者の中では一般的な傾向だというふうに見ていいのか、あるいは佐世保の特殊な例だと見ていいのかという点の御両人のお考え。……

第84回国会 運輸委員会 第8号(1978/04/27、11期、日本共産党)

○内藤功君 この一ヵ月の間に、二度にわたる造船問題での参考人の意見聴取もいたしましたし、また私自身、本委員会の長崎、佐世保地域の委員派遣の一員として参加をいたしました。また、その他関係者に私なりにいろいろと当たってみまして、一番深刻なのはこれは最も弱い立場にある下請の方とそこで働く労働者、それからいわゆる本工と言われる方々、労働者ですね。この方々の雇用、失業問題というのがきわめてこの造船業において深刻だということを、本当に短い期間の調査でありましたが、痛感をしておるところでございます。いわゆる設備廃棄ということがいま盛んに言われておる。物というものは廃棄をしてもまたつくることができるかもしれま……

第84回国会 運輸委員会 第9号(1978/05/09、11期、日本共産党)

○内藤功君 まず、会計検査院にお伺いをしたいと思います。  四月の三日の予算委員会で東北及び上越新幹線の高架排水設備工事の材料費の問題を取り上げて私が質疑をいたしました。特に新幹線の排水管ですね、ここにも私写真を持ってきましたが、特に一見しただけでは変哲のない雨どいのようなものであります。これが非常に値段が高くつり上げられておる、そして元請、下請、孫請の各契約ごとに――これは図表でありますが、元請契約、下請契約、孫請契約、契約ごとにピンはねされておる。ピンはねはほかに例があるかもしれないけれども、四三%もピンはねされておる。これはちょっと多いですそういう問題。これを実は取り上げて聞いたわけです……

第84回国会 運輸委員会 第10号(1978/05/11、11期、日本共産党)

○内藤功君 この法案はまさに空港公団に関する法案なんですね。その法案の御審議を願うという立場にある方が、しかも参考人として理事会でも決定されておる方がおられないために、さっきの話だと役所に帰ったというお話、十五分間の中断をしましたね。ひとつあなたの方からその点の釈明をまず求めたい。私はそれをいただけなければ入りません。
【次の発言】 冗談じゃないですよ。こういう空港公団に関する法律が審議されているときは、そう長い時間じゃないんですから、ずっとやはりここに座っていて、自分に質問がなくてもどういう審議がなされているかということを虚心坦懐に聞くのがあなた方の務めだと思います。終わってから帰って仕事を……

第84回国会 運輸委員会 第11号(1978/05/12、11期、日本共産党)

○内藤功君 私は日本共産党を代表して、本法案に反対の討論を行うものであります。  私は、今回の新立法のきっかけとなった管制塔襲撃事件に対する政府、警察当局の対処、この問題についての深刻な反省の上に責任を明らかにして、現行法を十分に活用して、暴力行為に対する徹底的な対処をすることが現在最も必要であり、前提だと思うのであります。本法案のごときはその必要性が認められませんし、また法案の内容には幾多の重大な疑念があります。  第一の理由は、現行法による取り締まり捜査においてすべての手を尽さず、手抜かりがきわめて多いということであります。昨日私は当委員会の質疑において、三月二十六日の管制塔襲撃事件に関連……

第84回国会 運輸委員会 第12号(1978/06/01、11期、日本共産党)

○内藤功君 私はまずタクシーの運転者の労働条件の問題につきましてお尋ねをしたいと思うんです。  昨年の五月の六日に、東京を初めとして六大都市のタクシー運賃が二〇%値上げをされまして、続いて各地方でも一五%から二〇%の値上げが実施をされました。その際の値上げ申請で、これらのタクシー経営者はいずれも労働条件改善ということを値上げ申請の理由に挙げまして、また値上げを認可した方の政府・運輸省も、昭和五十二年四月二十六日の関係閣僚会議の決定として、乗客へのサービスと労働者の労働条件の改善ということを条件に据えておるのであります。そこで、労働条件の改善について二、三お伺いしておきたいと思います。  まず第……

第84回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1978/06/07、11期、日本共産党)

○内藤功君 まず、衆議院の法制局にお伺いしたいと思いますが、改正案の中で、「専ら」「選挙運動のために使用される自動車又は船舶の上における選挙運動のために使用する者」と、こうあるわけですね。「専ら」それから「上に」と、こういう文脈になるわけです。アナウンサーの仕事は車の上また車の中が中心ですが、状況によって車の外におりてアナウンスをする、路地に入っていくとかあるいは路上での演説、候補者について行くとかいう行為がありますが、こういう行為が付随し、またこういう行為をやることがあっても報酬支給は妨げるものではないと、こういうふうに解釈すべきだと思いますが、この点をひとつ明確にしていただきたい。

第84回国会 法務委員会 第2号(1978/02/16、11期、日本共産党)

○内藤功君 プロ野球の健全な発展を望むという私どもの方の党の立場からも、私自身がプロ野球が職業野球と呼ばれておった当時からの非常に熱心な関心を持っている人間の一人であるという点からも、ぜひ若干の質問をしておきたいと思うのです。  私は、基本的には野球というものは選手というものが基本であって、この選手の意思、選手の待遇、選手の心構え、やる気というものが、やはり見る者から見ても野球を非常におもしろくさせるものだと思う。そういう観点で御質問をしたいと思うのですが、まず荒川さんにお尋ねいたします。  さっきもあなたがどのようにして小さいときから巨人軍に行きたいという気持ちを持っていたかというあなた自身……

第84回国会 法務委員会 第3号(1978/03/02、11期、日本共産党)

○内藤功君 私は、前回のプロ野球関係者の参考人喚問の後を受けまして、プロ野球などのいわゆる見るスポーツを健全に発展させるという立場と、職業スポーツマンの生活と権利を守っていくという観点から、政府に若干の質問をしたいと思います。  この問題が国会で取り上げられる発端になったドラフト制度につきましては、近くセントラル・リーグの実行委員会その他の投員会で選手の球団選択の自由の問題を含めて改善策を論議されるというような方向が打ち出されたので、私はしばらくその努力を期待し、見守っていきたいというふうに思っております。  本日は、その根本問題、午前中も寺田委員などから非常に詳細に出ましたプロ野球選手の特に……

第84回国会 予算委員会 第11号(1978/03/15、11期、日本共産党)

○内藤功君 関連質問。(発言する者あり)

第84回国会 予算委員会 第19号(1978/03/27、11期、日本共産党)

○内藤功君 まず現状について若干質問したいと思いますが、警察庁にお伺いしたい。  現在この空港周辺にはどのくらいの過激派暴力集団のセクト、それから常駐者がどのくらいおり、また常駐者の宿舎がどのくらいあるのか、これが一点です。  それから二点目は、国または公団あるいは県名義の土地の上に耕作をしている、農作物や米、野菜などをつくっている、こういう面積がどのくらいあるかという問題。  それから三番目には、いままで警備対策に要した経費は、これは大きな枠でいいですが、国、地方自治体、それぞれどのくらいの金額になっておるのか。  それから四点目は、こういう暴力集団に対する成田空港にかかわる不法事犯について……

第84回国会 予算委員会 第23号(1978/04/03、11期、日本共産党)

○内藤功君 まず、成田空港問題について、総理並びに関係大臣にお伺いしたいと思います。  成田空港のいわゆるやり直し開港の時期についてのお考えと、それに対する安全確保のお見通し、これを伺いたい。
【次の発言】 三月二十六日のいわゆる管制塔襲撃事件について公安委員会と警察に伺いますが、報道によれば、暴力集団が管制室に到着、突入する前に、警察官の一隊が管制室の反対側の外側に到着しておったことが写真入りで報道されております。これらの警官は何の目的で上がったのか、上で何をしたのか、何でおりたのか、また、このことを警察はなぜ発表していなかったのか、この点を伺いたいと思うんです。

第84回国会 予算委員会 第24号(1978/04/04、11期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、昭和五十三年度予算三案に反対の討論を行うものであります。  本予算案に反対する第一の理由は、この予算案かアメリカの要求と日本の財界、大企業の要求に従って七%経済成長を至上命令とし、このために大型プロジェクト中心の公共投資を三四・五%も拡大させているという点であります。  高速自動車道路は、その工事の八・五%を中小企業に発注しているにすぎないのであります。逆に、新幹線工事の中小企業発注率は七%、本四架橋建設に至ってはわずかに三・五%にすぎません。大型プロジェクト優先のやり方では、中小企業は救済できないことを示しております。大型プロジェクトなど産業基盤整備型……

第85回国会 運輸委員会 第2号(1978/10/17、11期、日本共産党)

○内藤功君 法案の条文に即して御質問する前に、法案に重大なかかわりがあると思いますので、最初に九州の大分県の臼杵鉄工所の問題につきまして若干お尋ねをしておきたいと思います。  七月の二十八日に大分の地方裁判所に会社更生法の適用を会社から申請をいたしまして、聞くところによりますと、本日十月十七日じゅうにあるいは裁判所から更生開始決定の決定があるのではないかと、かようなことも聞いております。負債総額が約二百三十九億という九州ではこれまでになかった大型の造船関係の倒産であります。当然これは地域経済に与える影響ははかり知れないものがあるのでありまして、佐伯市では地元の労働組合、それから地元の商店の組合……

第85回国会 運輸委員会 第3号(1978/10/19、11期、日本共産党)

○内藤功君 本法案の条文の質問に入ります前に、一点だけこの機会にお考えを聞いておきたい問題がございます。  これは現在国鉄の周辺が、いろいろ環境が変わってくる、それから国鉄の線路をはさんだ両側の通行のいろいろな問題が起きてくるということに絡みまして、国鉄の跨線橋なり自由通路の使用問題というのがあっちこっちで非常に多くなってきているのです。それで、緊急にいま一つお聞きをしておきたいのは、国鉄当局が――国鉄常盤線の水戸駅の跨線橋の問題なんですね。これはまず建設はいつで、どのくらいの資金がどこから出ているのかという点をちょっと御説明願いたい。

第85回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1978/10/18、11期、日本共産党)

○内藤功君 まず九月十一日の高裁の第九民事部の判決が出た後で選挙部長が妥当な判決だということを言われた。選挙部長の言われた内容と、それを言われた真意をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 そのほっとしたというのは、この安藤判決と言われている主文のことでほっとしたのか、理由のことでほっとしたのか、どういうことなんです。
【次の発言】 そうすると、あの談話は判決の中身は全然読まないで、合憲だという結論だけ聞いたところで発言したんですか。
【次の発言】 そうすると、あの談話は大臣の御了解なり大臣の意見を聞かないで発言したんですか。
【次の発言】 いや、大臣の了解を得ないでの発言ですか。

第85回国会 予算委員会 第4号(1978/10/11、11期、日本共産党)

○内藤功君 まず防衛庁にお伺いいたしますが、今臨時国会で大きな問題になったいわゆる航空自衛隊の領空侵犯に関する対処の内訓ですね、この内訓について伺いますが、防衛庁の中では、内局、さらに航空自衛隊、この両面におきましてどの範囲の人がこれを知ることができるのか、この点をまず伺います。
【次の発言】 ミサイルの一発で日本の国が交戦状態に巻き込まれるこの内訓というものが国会にも法制局長官にも知らされずにやられている。この問題は引き続き徹底的にわれわれは究明したいと思うのです。  さて、総理にお伺いいたします。総理は、自衛隊法の秘密保護の規定に触れまして、自衛隊法のようないまの刑で十分かどうか将来検討す……

第85回国会 予算委員会 第5号(1978/10/12、11期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、昭和五十三年度政府補正予算三案に反対の討論を行います。  以下三点にわたり反対理由を申し述べます。  反対理由の第一点、この補正予算は大企業本位高度成長型の本年度本予算の延長にすぎないことであります。長期不況と円高、深刻な失業と倒産など、今日の経済危機をもたらした根本の原因が発達した資本主義国にも類を見ない低福祉、低賃金を土台とした大企業本位の高度成長政策とエネルギー、食糧危機や国際通貨政策に典型的にあらわれているわが国経済の深刻な対米依存にあることは、わが党の繰り返し指摘してきたところであります。したがって、今日の危機を打開する最良の道は、この低賃金、……

第87回国会 運輸委員会 第3号(1979/03/20、11期、日本共産党)

○内藤功君 二月十五日の当委員会で大臣は所信表明をされました。運輸行政の進むべき方向として、国民の要請を的確に把握し、あくまで国民本位の姿勢に立って、国民が真に必要とする良質の輸送サービスを確保することが基本だ、という決意を表明されております。これはまことに総論としてはそのとおり、一点の非の打ちどころもない問題なんですが、さてこれが具体的にどう実行されていくかということにつきまして御質問申し上げたいと思うんであります。  同僚委員からすでに国鉄運賃の問題出ておりますが、三月十四日の新聞の投書欄「気流」というところですが、六十八歳の東京都世田谷区居住の方の投書に私非常に引かれたんですが、昨年の十……

第87回国会 運輸委員会 第4号(1979/04/24、11期、日本共産党)

○内藤功君 観光行政の運用について、ひとつ実態に関連をしてお伺いしたいと思うんです。  実は、運輸省にも調査を要求しておきましたが、大手の会社の一つである株式会社日本旅行が昨年の十二月三十日から一月六日までの予定で企画をし実施した、いわゆる主催旅行、アテネとエーゲ海八日間、というテーマの団体旅行、これをギリシャに送ったんですが、帰国が二日おくれて、そのときの会社側の対応などについてお客との間にトラブル――お客さんの方から抗議が出されたと。会社は、一月二十二日付の文書で釈明を出しまして、予定していた航空便が大幅に遅れ、やむを得ず二日遅れで帰国していただく結果になった、できるだけの努力をしたのだが……

第87回国会 運輸委員会 第5号(1979/04/26、11期、日本共産党)

○内藤功君 今回の法改正の眼目の一つは、公団による債務保証基金として二億円を予算化した、このことでありますが、まず確認的に伺っておきたいんですが、この二億円はもっぱら債務保証業務のためのみの資金と、かように理解してよろしいわけですね。これは確認をしておきたい。
【次の発言】 公団の亀山理事長に伺いたいんです。  過日の衆議院での答弁でも、公団の財政状況につきまして、昭和五十年、五十一年、五十二年度とも実質的な赤字続きであったと、五十三年度は一億二千六百万円程度の赤字が見込まれる旨の答弁、説明をしておられますが、簡潔で結構ですが、その赤字の原因、今後の赤字克服の対策について参考人からお述べ願いた……

第87回国会 運輸委員会 第6号(1979/05/08、11期、日本共産党)

○内藤功君 村上参考人にまずお伺いをします。  いわゆる高度合理化船あるいはまあ超合理化船と言われておりますものがどういうふうなものになるか、いろいろと議論がありますが、二十六人の人間を十八人で運用するということが言われておる。現在のまあ雇用不安が増大をしておるという中で、またいろんな海難事故が頻発しておるという状況の中で、海員組合の委員長としての村上参考人がこの点についてどういうお考えをお持ちかということをまず一点お聞きしたいと思います。  それから二点目は、技術革新に伴う部員の再教育というものが現状におきましてどのように進められておるかという進みぐあいですね、特にこの中年あるいはまあ中高年……

第87回国会 運輸委員会 第7号(1979/05/24、11期、日本共産党)

○内藤功君 運輸省は、四月の四日に五十四年度以降三年間の計画造船建造要領を作成をして、船主協会など関係先にこれを通達しました。この中でも明らかにされておりますが、今回の法改正によって進められるであろう計画造船の対象になる船舶は、「国際競争力のある船舶」、「合理化の促進」について「十分な配慮をしているもの」というふうに規定をしておりますが、これは具体的にどのような合理化を考えているのか。まずその点からお伺いをいたします。
【次の発言】 この建造要領の第二項、「対象事業者」のところで、「激しい国際競争に対処することができる者とする。」、これは具体的に何を意味するのか、御説明願いたいと思います。

第87回国会 運輸委員会 第8号(1979/05/31、11期、日本共産党)

○内藤功君 本法案につきましては、深刻な雇用不安のもとにある船員、さらには失業船員の状況から見まして就職促進給付金の支給は失業を余儀なくされた人たちに対する救済措置として一定の効果を持つものであって、その延長は必要であり当然と言えると考えております。しかしながら、本法案に関連をしてなお若干の質疑を行いたいと思います。  まず本法の実施に関連をして、失業船員の再就職の業務を扱っております船員職業安定所における就職の指導、それから職業相談、求人開拓の点について触れておきたいと思います。  運輸省からいただいた資料を見ますと、船員職業安定所は、昭和四十八年と五十四年で比べると、四十八年当時が全国で五……

第87回国会 運輸委員会 第9号(1979/06/05、11期、日本共産党)

○内藤功君 きょうは航空機の安全の問題にも関連をいたしまして、日本航空の労使関係に絡らむ問題について航空行政上の観点からの質問を行いたいと思います。  日本航空株式会社に対しては、政府が予算の範囲内で出資をし、補助金を交付するほか、監督、指示、認可などの権限を日本航空株式会社法によって持っております。航空安全のためには当然この労使関係がどうなっておるか、特に乗務員の労働条件なり待遇、安全衛生関係がどうなっているかということについて関心を持ち、適切なやはり対応をすべきだと思うのであります。また、これは日本航空に限りませんが、運航乗務員あるいは客室乗務員の労働条件の維持向上ということは、航空機の航……

第87回国会 決算委員会 第2号(1979/02/28、11期、日本共産党)

○内藤功君 昭和五十年度の防衛庁関係歳出決算の審議に当たりまして、最近の一連の動きの中で、昭和四十年代以降、航空機の購入につきまして新たな疑惑が提起をされ、またはそれは日増しに増幅しておるように思うのであります。そこで、最もその中で象徴的なグラマンのE2Cの問題につきまして本日は質問をしたいと思います。  まず法務省の刑事局長にお伺いをいたしますが、グラマンのSEC関係の資料が共助協定によりまして現在日本に参りまして、東京地検などを中心に解読、分析中というふうに伝えられておりますが、この解読ということは、恐らく英文を日本文に直していままでの資料と突き合わせるという作業というふうに推察をいたしま……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1979/05/09、11期、日本共産党)

○内藤功君 国鉄の安全の中心というべき車両の安全問題に関連をしまして、車両の購入問題の具体的な例を挙げて御質問したいと思います。  まず、国鉄の資材購入の中に占める車両の購入費について、昭和五十二年度の実績の金額及び全体に占めるパーセンテージはどんなふうになっておりますか。
【次の発言】 車両は国鉄の資材の中でも最大の買い物であります。そこで、昨年十月のダイヤ改正で国鉄から姿を消しましたディーゼル機関車のDD五四、この問題についてお尋ねしたいんですが、このDD五四のメーカー、それから年度別の導入台数、配置個所、それから一両当たりの購入価格はどのくらいであったか。

第87回国会 予算委員会 第3号(1979/03/09、11期、日本共産党)

○内藤功君 委員長、議事進行について。  いま上田委員が指摘されましたように、この千島列島の中に択捉、国後が入っているという明確な地図がすでに出されたわけです。そして条約局長はこれはきょう初めて見たと、こう言っておるんです。国立公文書館に行ってこれを調べると言っているんですから、これを調べた資料を上田委員のもとに速やかに提出をしていただきたい、これが審議の前提でございます。そして、その後に――質問というのは論理的に組み立てられているのでありますから、それをまずお出し願うように委員長の方からも強く言っていただき、外務省当局も努力をしていただきたい、これが先決でございます。はっきり申し上げます。

第87回国会 予算委員会 第6号(1979/03/13、11期、日本共産党)

○内藤功君 去る三月十日の当委員会で玉置委員から宮本顕治議員の資格問題についての質疑がなされました。これは、いままでのこの種の質疑、特に同議員が昨年の四月十三日に本院の法務委員会で行った質問の繰返りしであります。しかし、すでに明確なこの問題をあえてこの時期に蒸し返されました以上は、これに対して法的に明確にしておかざるを得ません。したがって、この点について端的に私はお伺いをしたいと思うのであります。  まず、自治省にお伺いしたいのですが、宮本顕治議員は昭和三十年の総選挙及び昭和五十二年の参議院選挙に立候補しておりますが、この二回の立候補に際して被選挙人資格については全然問題にならなかったはずであ……

第87回国会 予算委員会 第11号(1979/03/19、11期、日本共産党)

○内藤功君 グラマン・インターナショナルの前の社長をしていたチータムという人とあなたは何回ぐらい会ったことがありますか。
【次の発言】 端的に何回ぐらいか、それだけ答えてください。
【次の発言】 約でいいです。
【次の発言】 私もこのチータム氏に会ってきたんですけれども、海部氏、島田氏についてこういうふうに言ってるんですね、日本では政治家に賄賂を払うのは当然のことだというように非常にはっきり語っていたと、政治家に金を握らせれば商社としては思いどおりにやらせることができると、こういうのがあった。たとえば海部氏らは田中内閣が成立した際にも、これでうまくいくと言っていた、こういうことを私どもに言って……

第87回国会 予算委員会 第15号(1979/03/26、11期、日本共産党)

○内藤功君 関連。
【次の発言】 通産大臣に関連質問でお伺いいたします。  いまの御答弁なんですが、政治的に企業が中立であるべきだというお話です。ところが、積極的に特定政党の政治活動に乗り出して、その活動を業務の一つにしているような企業の一つが実は関西電力なんですね。関電は昨年の十月三十日に出身議員約九十人を招待しましてパーティーをしました。このパーティーには会長の芦原さんがあいさつをしているんです。ここにそのテープがあるんですが、芦原会長は次のように述べている。「議員の皆さん方は常に当社事業を陰に陽にバックアップしていただき感謝する。それは当社の発展にとっても非常に大きな成果があったと確信す……

第87回国会 予算委員会 第19号(1979/03/31、11期、日本共産党)

○内藤功君 共産党の内藤功でございます。  先日の井上証言では、外国に架空口座をつくるというようなことは、これは社長といえどもやってはならないことだと、こう言っておりました。あなたもそれと同じ考えですね。
【次の発言】 しかるにカリフォルニア・ファースト・バンクに架空口座ができておったと、このことを聞いたとき、あなたは社長として架空口座をなぜつくったかという理由を山村氏なり島田氏なりに正面から聞いていると思いますが、どういう答えが出てきたのか。
【次の発言】 そうすると、本人が否定した場合に、海外の支店関係者を調べるなどして、徹底的にこの口座をつくった理由を調べるということはなさらなかったとい……

第87回国会 予算委員会 第21号(1979/04/03、11期、日本共産党)

○内藤功君 最初に法務省にお伺いをしたいと思います。  昨日の海部氏の逮捕によりまして、海部氏がいままで証言で述べておりました百五万ドルについて自分は関知せずという証言については偽証の疑いが客観的に明白になってきた、かように思いますが、法務省のお考えを伺いたい。
【次の発言】 偽証罪の告発状が提出をされますと、罪名の追加がなされて、偽証罪としても本格的に検察の取り調べが始められる、かようなことになりますか。
【次の発言】 海部逮捕は捜査の新たな段階、私は第三段階だと思うのです。新たな発展が当然あるべきものであります。たとえば、海部八郎は機械本部の管掌役員であります。航空機部でつくられた裏金がプ……

第88回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1979/10/11、11期、日本共産党)

○内藤功君 鉄建公団は、国民の税金に基礎を置く補助金などで八百九十八億円、それから、郵便貯金など、これも国民の負担に由来する財政投融資で二千六百八十九億円、こういうような貴重な国民の文字どおりの血税で賄われておる団体であります。法人であります。しかるに本朝来の答弁で明らかなように、会計検査院の調査では約八千五百万、それから、これと別個に公団の調査によって別途五千万、合わせると一億三千五百万と、こういう膨大な雑費的なものにカラ出張分が向けられておる、この究明が徹底的にやはりなされなければならぬと思うんです。  そこで、まず、この根本にさかのぼって問題を提起したいんですが、鉄建公団の交際費です。こ……

第90回国会 運輸委員会 第1号(1979/12/06、11期、日本共産党)

○内藤功君 鉄建公団の経理に絡む疑惑について、具体的に指摘をしておきたいと思います。  これは上越新幹線の建設用地をめぐる補償金の問題なんです。高崎市の飯塚町に新幹線の建設用地として予定をされた東金井市営住宅、この古い住宅を取り壊して移転の補償金一億百七十三万八千九百七十円と、一億余りの金を鉄建公団が出した。ところが、これは前に建設省から補助金をもらってちゃんと除去もし、そして新しい建物十階建ても建っておる。そういう後になって鉄建公団が一億円出した。とんでもない話がありますので、真相をちょっとお聞きしておきたいと思います。  もともとこれは、私の調べたところですが、これが新幹線の上越の予定の線……

第90回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1979/11/26、11期、日本共産党)

○内藤功君 委員長の選任については、主宰者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第90回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1979/12/05、11期、日本共産党)

○内藤功君 まず警察庁にお伺いしたいのですが、衆議院選挙での千葉二区の宇野派の買収資金に充てられた総額は、報道によりますと、三億円にも達するというふうに言われておりますが、さっきのお話で二百九十二人、六百六十二万円という御報告でございました。これはいま捜査進行中であって、いわば氷山の一角、全貌はもっと大きなものだというふうに理解をしてよろしゅうございますか。
【次の発言】 大臣に伺いますが、こういう千葉二区というのは三区とともに金権選挙区の代名詞のように言われておるところですね。それで、宇野派だけでも現金を受け取った人が二百九十二名。いま局長のお話しのようにもっと広がると。そこで、大臣は、同じ……

第90回国会 予算委員会 第1号(1979/12/04、11期、日本共産党)

○内藤功君 まず、法務省にお伺いをしたいと思います。  KDD事件で、本日、警視庁の捜索がございましたが、検察当局としては本件にどう対処することになるのか。また、押収物を検討して金の流れ、人の流れというものをずうっと追っていくと、単なる関税法違反だけではなくて、KDD上層部のかかわる贈収賄事件の捜査という段階にも発展すると思われますが、この点はどうなっておるか、お答えを願いたい。
【次の発言】 かようにKDDの事件、それから鉄建公団の不正腐敗は、政官界を巻き込んだ汚職事件として発展をするという可能性を大きくしておる中で、住宅公団の会議費などを使った不正腐敗の実態が明るみに出されております。昨年……

第91回国会 運輸委員会 第3号(1980/04/10、11期、日本共産党)

○内藤功君 今回の国鉄運賃値上げ答申の特徴は、法定制緩和が昭和五十二年の十二月になされまして以来、国鉄がずっと行ってきた取りやすいところから取る、こういう傾向が今回もまた一層強く行われているということだと思います。とりわけ私がきょう取り上げたいのは通学定期の問題。通学定期の値上げ率は一一・五%と非常に大幅なものであります。今回の値上げを加えますと、昭和五十二年の法定制緩和、国鉄運賃自由化法ができて以来二年余りの間で、実に約二倍近くに引き上げられるということになると思います。  まず数字的な事実を確認をしておきたいのですが、国鉄当局に伺います。  法定制緩和以後の一九七八年の七月、七九年一月、五……

第91回国会 決算委員会 第5号(1980/03/26、11期、日本共産党)

○内藤功君 まず法務省にお伺いをいたしますが、これは一般論としての質問でありますが、刑法の賄賂罪の中で請託という概念がたびたび出てまいります。この請託というのは黙示的なものも含めているのかどうかという点についてどのようにお考えになっていらっしゃるか、まずこの点をお伺いしたいと思う。
【次の発言】 これはかなりよく知られた大審院の判例、それから東京高裁、それから最高裁の判例があるということは、もうこれはあなたに申し上げるまでないと思うんです。「一九七条第一項後段にいわゆる「請託」とは、公務員に対して、その職務に関して一定の行為を行うことを依頼することであって、必ずしも事前に明示的にされることを必……

第91回国会 決算委員会 第6号(1980/03/28、11期、日本共産党)

○内藤功君 増田社長、御苦労さまでございます。  まず、時間がありませんので、ずばりお聞きいたしますが、KDDが大阪にある三英商事という会社から、昨年、昭和五十四年、事務用の机、いすなどを購入されたことがございますね。
【次の発言】 この三英商事という会社とのお取引をいまお認めになりましたが、この会社が本社がどこにあるか、また、家具や事務机の専門店なのかどうか、この点はいかがでございましょう。
【次の発言】 私の方は確たる関係者の方からの聞き取りも行いまして調べておるんですが、この三英商事という会社は、私の方で調べておることを、それではあなたの方に申しますから至急に調査をしてもらいたい。  大……

第91回国会 決算委員会 第8号(1980/04/09、11期、日本共産党)

○内藤功君 昭和五十二年の十二月に国鉄運賃の法定制緩和、いわゆる運賃自由化法というものが通りまして以来、国鉄はこれまでに旅客については四回の値上げを実施して、普通運賃が三二・四%、特急、急行、寝台などの料金二一・二%、通勤定期が三九・六%、通学定期が六二・九%と、二年五カ月くらいの間に大幅な値上げがなされたわけであります。一方、貨物運賃の方は二回値上げがなされましたが、平均一四%上がったことになっております。  具体的に旅客と貨物運賃がいわゆる自由化法以後どういうふうになったか調べてみますと、貨物については、たとえば日産自動車の栃木工場で生産した自動車を宇都宮の貨物ターミナルから積み込んで神奈……

第91回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1980/04/02、11期、日本共産党)

○内藤功君 まず、聴力障害者――耳の不自由な方の政治参加の問題についてお伺いをしたいと思います。  来年は国際障害者年というふうに決められておる非常に重要な年であります。国の政治が障害者の政治参加の権利を保障するのにふさわしい制度として確立をされるということが強く望まれておると思います。  そこで、まず自治省にお伺いしますが、立会演説会における手話通訳の実施状況は現在どうなっておるかお伺いをしたい。
【次の発言】 私の承知しておるところでは、この聴力障害者の方たちがみんなで零細なお金を出し合って通訳者に謝礼を支払うと、こういう連動から、たしか昭和四十年に東京中野区で初めて手話つき立会演説会とい……

第91回国会 社会労働委員会 第4号(1980/03/25、11期、日本共産党)

○内藤功君 まず、ソ連地域の抑留者の墓参、遺骨収集の問題についてお伺いをいたしたいと思います。言うまでもなく、関係者の方々の切なる願いであります。本年の七月には、全国抑留者補償協議会の方々も民間使節としてソ連に行きたいという希望を持っておられるというふうに伺っております。  そこで、昨年の十二月に日ソ両国の共産党の会談が開かれました。この席上で、この問題が一つのテーマになりまして、ソ連側の正式な意思表示として、墓参、遺骨収集は一挙に解決はできない、しかし、できるだけ好意的な態度をとりたい、日本で具体的な墓参団が形成をされたら言ってきてほしい、こういう意思表示がソ連共産党の代表からなされたわけで……

第91回国会 予算委員会 第2号(1980/02/13、11期、日本共産党)

○内藤功君 これまでも予算委員会の質疑などにおきまして政府の国鉄再建策の抜本的見直し、とりわけ、国鉄の設備投資にかかわるむだ遣い体質を改めることの重要性につきまして、具体的な事例を示していろいろ質問してまいりました。それは国鉄の設備投資が借金に依存して行われ、その利子負担が国鉄財政を大きく圧迫しておる、その中身の解明がどうしても必要である、こう考えたからにほかなりません。  そこで、運輸省にまずお聞きしますが、これまでの借金依存による利子負担が国鉄の赤字の中でどのくらいのウエートを占めているか、昭和五十四年度の数字をもとに明らかにしていただきたい。

第91回国会 予算委員会 第3号(1980/02/14、11期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本共産党を代表し、政府提出の昭和五十四年度補正予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。  反対理由の第一は、国民生活と日本経済の危機に対する緊急対策においてきわめて不十分であることであります。  今日物価の急騰は危機的事態に立ち至っております。一月の卸売物価は年率換算で二八・三%、一九七四年当時の狂乱物価以来の大幅上昇を示し、電力、ガスを初め相次ぐ公共料金の引き上げは国民生活を直撃しております。他方、中小企業の倒産は一月に史上第二番目の件数を記録し、失業率も依然として高い水準であります。今日、このような国民生活と経済的危機に対する緊急対策こそが強く求められておるにも……


13期(1983/06/26〜)

第99回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1983/08/09、13期、日本共産党)

○内藤功君 人事院勧告の問題、それから公務員給与の問題について、最初に人事院総裁に基本的な姿勢をお伺いしたいと思うんです。  昨年の人事院勧告の実施見送りによりまして、全国で数百万の規模に上ります公務員とその家族、それから恩給、共済、各種年金、各種手当への影響、こういうふうに人事院勧告の昨年の見送りの影響を直接、間接受けた人たちは、私どもの方の計算によりますと、結論で言いますと、約二千五百七十万人、金額にして一兆二千七百七十億円に達する、こういう試算が出ております。非常に深刻であり、大きいのであります。  さらには、たとえば私学、私立学校の教職員の国庫補助あるいは民間の賃金、これはパートタイマ……

第100回国会 災害対策特別委員会 第3号(1983/10/19、13期、日本共産党)

○内藤功君 私は日本共産党を代表して、まず被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。また、関係者の御努力に感謝を申し上げる次第でございます。  わが党は、十月四日に党中央に三宅島噴火災害対策本部を設置しまして、その日の午後、当面の緊急対策に関する四項目の申し入れを政府に対して行いました。また、十日から三日間、党の現地調査救援団を派遣しまして、ちょうど台風十三号の風雨の中でありましたが、被災地をつぶさに調査してまいりました。これらの活動を踏まえながら、以下御質問申し上げたいと思います。  最初は噴火の予知体制の問題であります。今度の三宅島の噴火はわが国の火山噴火予知体制の不十分さというものをは……

第100回国会 内閣委員会 第5号(1983/11/25、13期、日本共産党)

○内藤功君 本法案の趣旨説明によりますと、「この法律案は、臨時行政調査会の行政改革に関する第三次答申の趣旨にのっとり、高齢化社会の進展に対処するための公的年金制度の再編統合の一環」である、こういうのであります。昭和五十七年九月二十四日の閣議決定、「今後における行政改革の具体化方策について」、これを見ますと、ここには「公的年金制度全体の再編・統合の第一段階として」本法案を提出する、こう書いてあります。  そこで、まず本法案がなぜ公的年金制度の再編統合の一環あるいは第一段階と言われるのか、昨日の御質問でもかなりこの点についての論戦はあったようですが、なおその深いところが私にはわからないんです。その……

第100回国会 内閣委員会 第6号(1983/11/26、13期、日本共産党)

○内藤功君 防衛二法案及び最近の防衛の問題について御質問したいと思います。  まず、日米首脳会談の問題です。本年十一月の日米首脳会談及び引き続く米韓の首脳会談によりまして、私はレーガン政権の意図する米日韓の軍事的協力体制が一段と進んだという印象を強く受けるものであります。特に、レーガン大統領が十一月十三日の未明、ソウルでの全米向けラジオ放送におきまして、防衛面では軍事的分担強化の約束を中曽根首相から取りつけたと、こういうふうに演説で述べておるわけです。  防衛庁長官、谷川長官にお伺いいたしますが、長官はこの軍事分担強化の約束ということにつきまして、その中身につきまして中曽根総理から何かお聞きで……

第100回国会 内閣委員会 第7号(1983/11/27、13期、日本共産党)

○内藤功君 質問に答えてないじゃないですか。ILOでもって、どういうふうに政府としては次の機会に実行できなかったことを言うのかという質問なんですよ。全然答えてない。
【次の発言】 委員長。
【次の発言】 質疑継続の動議を出します。質疑は尽くされてないですよ。十分間ですよ、われわれの質問はね。
【次の発言】 私は、日本共産党を代表して、一般職職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案外二件に対し、反対の討論を行います。  まず初めに、一般職職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案についてであります。本法案に盛り込まれた改定内容は、いずれも現状より もましな改良案でありますが、同時に、行革と……

第100回国会 予算委員会 第2号(1983/09/22、13期、日本共産党)

○内藤功君 私がお聞きしたいのは、元総理の田中角榮被告が国会の国政調査権の行使を妨害し、証拠隠滅などの工作を行った、この問題に関してであります。  まず、いま私の申したような点につきまして、ロッキード事件の公判の中で検察官の論告ではどのように書いてありますか、お伺いしたい。
【次の発言】 論告の四百五十五ページ、四百五十九ページ、五百六十ページ、こういったところに書いてありますが、この点の要旨をお述べいただきたい。
【次の発言】 ちゃんと書いてあるわけであります。  内閣法制局長官にひとつお伺いしたいんですが、いま憲法第六十二条の国政調査権とはどういう権利かということをここで確認しておきたいん……

第101回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1984/11/08、13期、日本共産党)

○内藤功君 まず、いわゆるフリーアックス85演習、この問題についてお伺いしたいと思います。  アメリカ海軍が十月から太平洋及びインド洋にかけて行っているこの演習につきまして、その期 間は一体いつぐらいの期間か、また演習の実施される海面、場所、それからそれに参加する艦船、部隊の規模、この演習はどういう目的を持った演習か、またもう一つ、日本の海上自衛隊はこれと時期を同じくして訓練を行うと言われておるけれども、この日本の自衛隊の訓練とのかかわり合い、こういった点についてまず具体的にお答えいただきたい。
【次の発言】 このフリーテックス85というアメリカ海軍の演習は、私は今外形的な御説明が局長からあり……

第101回国会 内閣委員会 第3号(1984/04/06、13期、日本共産党)

○内藤功君 日米共同演習及び日米共同訓練の問題につきましてお伺いをしたいと思います。  我々がこの問題を重視するのは、今、日米安保条約下における自衛隊の機能、あり方と、日本の平和と安全のためにこれをどう認識をするかという上で、我々国民が表から見るには共同演習の問題を見ていくのが一番現実的であると考えるからであります。  そこで、まず防衛庁に伺いたいのは、日米安保条約締結以来、海軍、空軍の面での共同演習は頻繁に行われておりましたけれども、我が陸上自衛隊と米陸軍、これは海兵隊をあわせてもいいと思いますが、こういう地上部隊の共同訓練が私の見るところ、実動部隊は昨年、通信訓練やCPX訓練は一昨年まで行……

第101回国会 内閣委員会 第4号(1984/04/07、13期、日本共産党)

○内藤功君 最初に、総務長官にお伺いしたい。  まず、戦争中に救護看護婦として旧軍の召集命令を受けて陸海軍病院等に配属されて戦時衛生勤務に従事し、戦傷病者の救護に従事し、軍の将兵と同様の苦労をして、敗戦と同時に外地に長期抑留をされた方もいる。こういう旧日赤及び陸海軍の従軍看護婦さんの慰労給付金について私からもお尋ねしたいと思うんです。  この慰労給付金制度が発足したのは、昭和五十四年度から旧日赤看護婦、五十六年度から陸海軍の看護婦と二度にわたって実施されてきました。しかし、この間給付金が一度も増額されていないわけであります。受給者の多くは老齢期に入りまして、多くの切々たる手紙も寄せられておりま……

第101回国会 内閣委員会 第6号(1984/04/17、13期、日本共産党)

○内藤功君 まず、宮内庁にお伺いいたしたいんですが、現在、政府は臨調行革路線というものに基づいて、国の財政が非常に苦しい、国民の生活面、福祉、社会保障、医療、教育等々で犠牲を求め、痛みを分かち合うのだ、我慢してくれ、こういうことを政府は求めておるわけですが、宮内庁の場合には、このいわゆる臨調行革の範囲内にあるのか、範囲の外にあるのか、どのように御認識でございますか。
【次の発言】 昭和五十九年一月二十五日の閣議決定「行政改革に関する当面の実施方針について」、これをずっと見ましても、各省庁それぞれ書いてありますが、宮内庁はここには書いてないんですね。今まで、この臨調行革路線というものの範囲内だと……

第101回国会 内閣委員会 第7号(1984/04/19、13期、日本共産党)

○内藤功君 国家公務員等共済組合法の一部改正法案に関連しまして、質問をいたしたいと思います。  特に、国鉄の共済組合の問題にまず絞ってお尋ねしたいと思うんですが、その前提として最初にお伺いしたいのは、国鉄の今日の莫大な赤字の問題であります。国鉄だけではどうにも処理されないところへ今追い込まれておる、この点では大蔵大臣もまた国鉄当局も十分に御認識は一致しておると思います。国鉄財政、ひいては国鉄共済年金制度が今日このように悪化して破綻をするようになった主要な原因はいかなる点にあると考えているか、この問題をまずはっきりさせることが必要だと思います。国のお台所を預かっていらっしゃる大蔵大臣からこの点に……

第101回国会 内閣委員会 第9号(1984/04/26、13期、日本共産党)

○内藤功君 まず、国鉄の問題からお聞きしたいと思います。  国鉄ができてから百十一年という長い歴史であります。現在は、国鉄のほかにも陸、海、空でそれぞれの交通手段の発達が非常に顕著に見られております。しかし、なお国鉄は国民の足である、さらにもう一歩進めて国鉄はやはり今の時世でも国民の共有の重要な財産である、こういうふうに言われております。私も、そういう面は確かにやはりある、否定はできないと思うんです。細田運輸大臣は、ずっと鉄道省以来の国鉄のことにはみずからもタッチしてこられた御経験もあり、これについていろいろな御見識もお持ちだと思いますので、冒頭から失礼でございますが、細田運輸大臣に、国民の共……

第101回国会 内閣委員会 第11号(1984/05/10、13期、日本共産党)

○内藤功君 まず、戦後問題の処理、この問題についてお伺いをしたいと思うのであります。  最初に、いわゆる戦後問題の処理、あるいは戦後処理問題と言っておりますが、これはどういうことを言うのか。特に、この戦後問題処理の際の基本理念、行政が当たり、政治が当たる場合の基本理念、基本精神というのはどうあるべきと考えるのか、ここらあたりから御見解を伺いたいと思うんですが。
【次の発言】 こういうふうにお考えになったらどうでしょうか。  これは、やはり二度と戦争が起きない、日本が二度と戦争に巻き込まれない、もちろん日本は戦争を起こさない、ここのところに強い政治の念願、理念の基礎があるのであって、その上に国家……

第101回国会 内閣委員会 第12号(1984/05/17、13期、日本共産党)

○内藤功君 去る五月三日に、アメリカ下院外交委員会アジア・太平洋問題小委員会の対日公聴会で、ロング前太平洋軍司令官が三海峡の封鎖、機雷敷設などについて証言をしたと報道されておりますが、この証言の内容の概要をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 海峡の封鎖、機雷敷設能力についての部分は、どういうふうに述べておりますか。
【次の発言】 そこもひとつ調べて、後で報告をしていただきたいということをお願い申し上げておきます。  私が日本での新聞報道を総合するところ、ロング証言では次のようなことを指摘しております。  第一に、シーレーン防衛には三海峡の封鎖が不可欠である。二つ目には、三海峡の封鎖……

第101回国会 内閣委員会 第14号(1984/06/21、13期、日本共産党)

○内藤功君 まず、郵便貯金の昭和五十八年度末の現在高、それから簡易保険の同じく五十八年度末の契約件数、保険金高の数字をお示しいただきたいことと、それからその両方について、ここ五年間の増加の大まかな推移を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 私、最近、臨調の部会長をやった加藤寛氏ほかの著書「郵貯は崩壊する」という本を読んだんですが、その中で、この木の二十一ページのところですが、「郵貯特会のコストであるが、預託利率の決定責任のある大蔵省(理財局)は、定額貯金の預入時期別、適用金利別の残高など承知していない。郵政省が教えてくれないという。」、こう書いてあるんです。これはどういうふうに理解した……

第101回国会 予算委員会 第2号(1984/02/23、13期、日本共産党)

○内藤功君 この点は同僚委員からも本日いろいろ御質問がありましたが、総理の御答弁非常にわかりにくいのであります。 昨日来の新聞を見ましても、自民党の中でも非常にわかりにくいという御意見があるやの報道もあります。私は、GNP一%枠を守るということ、防衛費は削らぬという御答弁もある、人勧は最大限に尊重する、この三つを、三つの政治目標というものを一緒に実現しようとしたらこれはもう大変な矛盾が露呈するばかりだと思うのです。今予算の審議でありますから、特に公務員の給与に関連しまして多くの人がこの総理の考え方はわかりにくいとみんな言っておりますよ。私はそういう意味で、ぜひ今の近藤委員の質問、繰り返しになり……

第101回国会 予算委員会 第3号(1984/02/24、13期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の昭和五十八年度補正予算二案に反対の討論を行います。  本補正案の審議を通じ、中曽根内閣が、総選挙で示された国民の願い、要求に背いて、レーガン戦略に加担しての軍備拡大、大企業優先、国民生活無視の路線を拡大推進しようとしていることが一層明らかにされました。さらに、中曽根内閣は、田中議員辞職勧告決議案の本会議上程に消極的姿勢をとり、政治倫理の名のもとに政党法制定を前面に押し出すなど、政治倫理確立についても甚しく国民の期待に背いております。  本補正予算案は、臨調行革の路線に基づいて、軍事費を上積みし、総額を対GNP比〇・九八八%に引き上げる一方で、福……

第101回国会 予算委員会 第6号(1984/03/17、13期、日本共産党)

○内藤功君 今の中曽根総理の発言と伝えられるのは、昨年の三月二十一日の日本経済新聞、ここに書かれている記事なんですね。  それで、私はこれに関連してお尋ねしたいんですが、安保条約の事前協議条項、核の持ち込みの中に、核積載艦船の通過、寄港が含まれるかどうか大きな問題であります。私は、日本政府、日本外務省は、一九六〇年の安保条約ができてから六八年ぐらいまでの間、この期間明らかに核積載艦の通過、一時寄港は持ち込みに当たらない、こういう見解をとっていた時期があったと、こういうふうに指摘せざるを得ないんです。  それは、昨年の十一月二十五日付の日本経済新聞の「私の履歴書」で、当時の外務次官、第二次佐藤内……

第101回国会 予算委員会 第13号(1984/03/28、13期、日本共産党)

○内藤功君 共産党は商売のこともよく調べ、また法律制度もよく調べて質問をしておりますので、一言申し上げておきます。  先ほど、入居者の立ち退きに関する御質疑また御答弁がありました。そこで、今問題の新宿・西戸山の公務員住宅に現在入居しておられる方にとりましては全く突然の話だったわけですね、大臣。私自身も二度にわたりましてこの現場を足で歩いて調査をしまして、関係者の方のお話も聞いてまいりました。その中で特に深刻なのは、中学二年生、三年生などというお子さんを抱えておられる家庭であります、おわかりになると思うんですが。  私は、まず大蔵大臣に基本的なことをお聞きしたいと思うんですが、このような居住者の……

第101回国会 予算委員会 第14号(1984/03/30、13期、日本共産党)

○内藤功君 今回、沖縄に配備のグリーンベレー、特殊作戦部隊の正式名称、目的、任務、それから編成、装備、指揮系統、上級部隊、こういった点を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 指揮系統と上部組織。
【次の発言】 返還前沖縄にいましたグリーンベレーはどういう部隊であったか。
【次の発言】 返還当時、中曽根総理も佐藤内閣の閣僚であったと思いますが、この部隊が撤退して施設が廃止されたのはなぜか、この点をお伺いしたい。
【次の発言】 第三国人を訓練しているということもその理由の一つですか。
【次の発言】 当時の福田外務大臣は、グリーンベレー、これが第三国人の訓練をいたしておるわけで好ましからざる……

第101回国会 予算委員会 第16号(1984/04/03、13期、日本共産党)

○内藤功君 その同じ場所で他国の船舶も同様の事故に遭っていると思いますが、その状況をあわせて御報告願いたい。
【次の発言】 この機雷敷設は、ニカラグアの前の独裁政権であるソモサ軍の残党、いわゆるFDNがやったと報道されております。機雷による商業港の封鎖というのは、人道上も国際法上も許すべからざる行為だと思うんです。政府は、この事故発生以後どういうふうに対応されてこられましたか。
【次の発言】 私はレーガン政権の責任は重大だと思うのですね。すなわちワインバーガー国防長官は、去年の三月にニカラグアの反政府勢力にあらゆるレベルの軍事援助を与えていると言明しております。アメリカの雑誌「タイム」も去年の……

第101回国会 予算委員会 第18号(1984/04/05、13期、日本共産党)

○内藤功君 行政管理庁にお伺いしますが、昭和五十六年の十二月に工業再配置施策に関する行政監察の報告を出されたと思いますが、この監察の目的、内容、結果についてお述べいただきたい。
【次の発言】 利子補給金はどうですか。
【次の発言】 通産大臣にお伺いしたいんですが、こういう行政管理庁の勧告を受けまして、どのように対応されてきたかを伺いたいのです。  今、一般国民にとっては歳出カットで児童扶養手当を削られたり、心身障害者の社会復帰予算を削られたり大変な状況です。国民の納得を得られるかどうかという問題ですね。特にこの利子補給金は厳しく抑制をするというような勧告もたされておりますが、どのようにこの計画……

第101回国会 予算委員会 第20号(1984/04/10、13期、日本共産党)

○内藤功君 ニカラグアの情勢について伺いたいと思うんですが、アメリカのABC放送は、六日のニュースで、レーガン大統領が八三年の十一月に機雷封鎖指示の大統領指令に署名していたというニュースを流しました。ニカラグア政府は、国際司法裁判所への提訴もやったようであります。外務省に伺いたいんですが、機雷封鎖とアメリカ政府、アメリカの国家機関との関係についてどういう認識か伺いたい。
【次の発言】 機雷封鎖は国際法上も人道上も許せない行動だと我々は思っております。  そこで、先日我が国の輝潮丸という船が機雷に触れましたが、この輝潮丸の積み荷と経路はどういうものであったか御説明願いたい。

第102回国会 決算委員会 第8号(1985/05/29、13期、日本共産党)

○内藤功君 私の方から最初に、いわゆるロッキード事件の控訴趣意書に関する質問をさしていただきたいと思います。  最近の報道によりますと、いわゆるロッキード事件の丸紅ルート、田中元総理の側の控訴趣意書が五月の三十一日の趣意書提出期限までに提出をされると、こういうふうに報道されております。通常これに対する検察側の答弁書が出されるものと思われますが、これはいつごろ出されるという見通しなのか。まずこの点。
【次の発言】 例えば夏休みを返上して秋にお出しになるとかあるいは年内とか、今からそういうせっつくような意味で聞くわけじゃないんですが、どんなお見通しでございましょうか、重ねてお伺いいたします。

第102回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1985/08/27、13期、日本共産党)

○内藤功君 私は、まず最初に、去る八月十二日に起きました日本航空のジャンボ機の墜落事故に関して官房長官にお伺いしたいと思います。  今回の事故は世界最大の悲惨な事故であります。そこで、この事故の真の原因を追求することが非常に重要なことであると思いますが、政府としてのこの事故に対する基本的な原因究明のお立場をまず表明していただきたいと思います。
【次の発言】 その事故調査委員会の実情でございますが、現在の委員及び事務局職員の人員はどのくらいか、また年間の予算はどのくらいか。それから、それに関連をして年間の航空事故件数は、最近数年間で結構ですが、どのくらいか。長官おわかりでございましょうか。

第102回国会 内閣委員会 第3号(1984/12/20、13期、日本共産党)

○内藤功君 給与三法案に関連しまして、幾つかの問題点につきまして御質問申し上げたいと思います。  まず最初に、私たちの基本的な立場から質問をしてみたいと思うんです。人事院は国家公務員一般職の給与引き上げについて六・四四%の勧告を行ったのに対して、政府が十月三十一日の給与関係閣僚会議におきまして三・四%内という形で引き上げを認める、それが閣議決定されたわけですが、私はこれは憲法にも保障された公務員労働者の団体交渉権、ストライキ権、こういう基本権を奪ったものである、そして奪ったかわりに代償措置というふれ込みでこの人事院勧告制度というものがある、こういうふうに言われておるんですが、これさえも無視した……

第102回国会 内閣委員会 第6号(1985/03/28、13期、日本共産党)

○内藤功君 まず後藤田長官にお伺いいたしますが、人事院勧告が再三にわたる不完全実施、今回は退職手当の切り下げ、さらに公務員の共済年金掛金の引き上げというようないろいろな悪条件のもとで職員の生活も非常に厳しいものになっておりますが、こういうことに対する担当大臣としての御認識を伺いたい。  またあわせて、従来の人事院勧告を不完全にしか実施しなかったということについての公務員一般職員の生活の実損について、これをどのように補償されるというお考えであるか。また昭和六十 年度の人事院勧告完全実施に対して臨む御決意というような諸点をお伺いしたいと思います。

第102回国会 内閣委員会 第7号(1985/04/02、13期、日本共産党)

○内藤功君 人事院にお伺いをしたいと思います。  現在、人事院によりまして公務員制度の見直しの作業が進められてきておるわけでありますが、この見直し作業は現在どこまで進んでいるか、まずその点からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、その見直し作業の一つの柱となっております俸給制度の関係の中で今お述べになった専門職の関係についてお聞きしたいと思うんです。  この問題につきましては、一昨年の人事院勧告の際に「職務の複雑・専門化、職務段階の分化等に対応するとともに、職務に応ずる給与の原則への一層の適合を図り、また、在職期間の長期化等に適切に対応するため、俸給制度について所要の整備を行う。具体……

第102回国会 内閣委員会 第8号(1985/04/03、13期、日本共産党)

○内藤功君 去る三月二十六日以来、横浜の米軍用埠頭ノースドックに停泊中のアメリカ海軍輸送船「カリフォルニア」という船から米軍の車両、トラック、大型ジープ、トレーラー、乗用車など約数百両が陸揚げされて、これが四月一日以降相模補給廠の方に搬入されていると、こういう情報を我々は得ております。ここにその陸揚げされている写真もございます。さらにこのノースドックから大量の資材が国鉄の列車によりまして青森県三沢空軍基地に輸送されているという、そういう情報も得ておるわけでありますが、外務省はどのような情報を得ておられるか、まずこの点を伺います。
【次の発言】 これはかなり大きな規模の搬入が行われておるわけであ……

第102回国会 内閣委員会 第10号(1985/04/23、13期、日本共産党)

○内藤功君 まず、昭和五十四年度以降の各年度別で公務に起因する死亡と認定された方の数はどのようになっておりますか。
【次の発言】 そのうち心不全、心臓の病気ですね、それから脳卒中、こういうことで亡くなられ公務上死亡と認定された方の数は何件ぐらいですか。
【次の発言】 非常に少ない感じがいたしました。  ところで、気象庁にお伺いいたしますが、気象業務法によれば気象業務の目的というのはどういうふうになっておりますか、気象庁。
【次の発言】 第一条を私は言ってもらいたかったのですが、第一条によると、「災害の予防、交通の安全の確保、産業の興隆等公共の福祉の増進に寄与するとともに、気象業務に関する国際的……

第102回国会 内閣委員会 第12号(1985/05/23、13期、日本共産党)

○内藤功君 まず、人事院にお尋ねをしたいと思います。  公務員の現在の生活、さらに士気の面から見ましても、人事院勧告の完全実施はまさに至上命題というべきだと思います。夏の人事院勧告へ向けての作業状況は今どんな状況か、これをお伺いいたします。
【次の発言】 憲法に定める労働基本権の代償という国の基本的な制度の問題であります。内閣官房長官、この人事院勧告完全実施へ向けての官房長官の姿勢とまた御決意を伺いたいと思います。
【次の発言】 国政全般の中でも人間を大事にするというのが私は政治の基本だと思います。行政の中では、第一線で働く職員の生活というものを安定さして、思い切って仕事をしていただくというこ……

第102回国会 内閣委員会 第13号(1985/05/30、13期、日本共産党)

○内藤功君 まず本法案に対する私どもの方の態度ですが、今回の改正は人事院勧告のスライド制、物価スライド制をないがしろにしたものだ、かようにとらえているわけです。また実質的には給付水準を引き下げるものである、年金生活者の生活にも重大な影響を与える、かように考えているわけでございます。また、今日の国鉄共済年金の財政破綻の原因は、主に国と国鉄当局の従来の施策と経営の失敗が招いたもので、起こるべくして起きた危機と言わざるを得ないと思うのであります。 したがって、国鉄の一般の労働者にはこの責任を問うことはできない。しかるに、今回も国鉄共済の受給者にはわずかのスライドさえも認めない、改定を据え置くという措……

第102回国会 内閣委員会 第15号(1985/06/11、13期、日本共産党)

○内藤功君 まず、結核予防法に基づく結核審査協議会の設置基準の緩和についてお尋ねをしたいと思います。  現行法では、結核予防法第四十八条に基づいて各保健所ごとに結核審査協議会の設置が義務づけられております。この審査協議会で審査される件数は年間どれくらいありますか、最新の数でお答えいただきたい。
【次の発言】 全国でどのくらいですか。
【次の発言】 年間で全体で三十万件を超える結核審査があったと。数字は大変大きいという感じがいたしました。確かに終戦直後から比較すると大幅にこの数字は減っているのであります。しかし、まだこれは撲滅されておりません。そこで、この審査会で年間どれくらいの新たに発病された……

第102回国会 内閣委員会 第16号(1985/06/13、13期、日本共産党)

○内藤功君 環境庁にお尋ねしたいと思います。  水質汚濁防止法第二十一条の改正で、都道府県水質審議会を都道府県公害対策審議会に統合するという内容であります。私は大変疑問に思うところ、あるいは不安を感ずる点もありますので御質問したいと思うんです。  そもそもこの水質汚濁防止法は、それまでの旧水質二法、すなわち水質保全法及び工場排水規制法の二本を、昭和四十五年の公害国会と言われた第六十四国会におきまして一本にまとめられたわけであります。しかも旧二法は、環境庁水質保全局監修の「水質汚濁防止法の解説」を読みますと、まず第一に、排水基準の遵守のための規制が不十分であった、二番目に法体系が多元的であった、……

第102回国会 内閣委員会 第17号(1985/06/20、13期、日本共産党)

○内藤功君 まず防衛庁に確認のために聞いておきますが、日本周辺海域というのはどこからどこまで何海里をいうんですか。
【次の発言】 次に、周辺空域というのはどこからどこまで何海里ぐらいですか。
【次の発言】 周辺空域の定義はあるんですか。
【次の発言】 周辺空域の定義はどうなんですか。
【次の発言】 その周辺空域というのは何海里という規定はあるんですか、ないんですか。
【次の発言】 その統一見解はいつの統一見解、だれが言ったやつですか。
【次の発言】 もう少し周辺空域に密着した防衛庁長官の見解はなかったんですか、今までないんですか。
【次の発言】 しっかりしてくださいよ。昭和五十六年五月十五日、……

第102回国会 予算委員会 第3号(1985/02/13、13期、日本共産党)

○内藤功君 米ソが核兵器の廃絶を目指していろんな会議をやっているというのは、やはり基本的には世界の平和運動というものが一番大きな力だと私は思うんですね。  そこで私が伺いたいのは、レーガン政権のシンクタンクであるヘリテージ財団の援助で一九八二年に「ハイフロソティア――新国家戦略」という報告書が米政府に出されているんです。これはSDI構想の基礎になった文献だと言われております。これを書いた研究グループの代表は、元CIA次長で国防情報局長を務めた退役陸軍中将のダニエル・グラハムという人であります。この報告書によりますと、相互確実破壊戦略にかわって確実生き残り戦略、これを採用するように強く勧告してい……

第102回国会 予算委員会 第5号(1985/03/12、13期、日本共産党)

○内藤功君 そこで伺いますが、海上自衛隊に第二術科学校――二術校という略称ですが、この学校で「応急教科書」というのがあります。「CBR戦防御」という名前がついております。これには非常に詳細に具体的に核兵器対策が書かれているのですが、その内容を御説明いただきたい。
【次の発言】 具体的に爆発点ではどういう対策をとるか、爆発時に艦艇の中ではどういう号令をかけて、どういう号笛が鳴るか、そこのところをちょっと説明してください。
【次の発言】 艦艇の中。
【次の発言】 極めて具体的に書いてある。  次に、陸上自衛隊の大宮の化学学校、ここでは核兵器の対策についてどんな研究、教育をやっておりますか。

第102回国会 予算委員会 第18号(1985/04/01、13期、日本共産党)

○内藤功君 まさに国家的な損失だと思うんですね。  そこで、私はもう一つ例を出したいんですが、岡崎から新豊田へ向かう岡多・瀬戸線の問題であります。この当初計画を説明してください。
【次の発言】 今お話しの既に開業している岡崎から新豊田の間ですね、この区間の鉄建公団から国鉄への貸付料の残高は一体どのぐらいになっていますか。
【次の発言】 それでは、今度は新豊田から高蔵寺の間の工事中の区間ですね。この区間を国鉄に貸し付けた場合の貸付料はおおよそどのくらいになるでございましょうか。
【次の発言】 何年間ですか。
【次の発言】 いや、何年間かかるかという……

第102回国会 予算委員会 第21号(1985/04/05、13期、日本共産党)

○内藤功君 まず公職選挙法についてですが、公職選挙法の第百九十九条及び二百条、それからそれに対する罰則はどういうような内容になっておりますか、この点をお伺いしたい。
【次の発言】 この条項の立法趣旨はどういうところにありますか。
【次の発言】 資料を配付してください。
【次の発言】 お名前の出ている現内閣の四人の大臣方にこれらについてのお考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 農林水産大臣に伺いますが、二月二十日に衆議院農林水産委員会でこの問題が指摘されて、それから訂正をされたわけですね。
【次の発言】 郵政大臣に伺いますが、あなたは九十六国会でこの前の総選挙のときも指摘されましたね。

第103回国会 内閣委員会 第2号(1985/12/03、13期、日本共産党)

○内藤功君 まず、本年七月に決定された、いわゆるアクションプログラムに関連して、とりわけ国民の食生活に重大な影響を及ぼします食品衛生法での措置についで伺いたいと思います。  まず初めに、基準・認証制度に関する改善措置、それから輸入プロセスに関する改善措置、こういうアクションプログラムで示された食品衛生法関係の措置は、現在どのように具体化され、あるいは実施されつつあるのかというその現況をまず概括的に伺いたい。
【次の発言】 そこで、具体的な問題についてお聞きしたいんですが、このアクションプログラムの中で「食品に使用されるかんすい及びタール色素製剤について、製品検査を廃止し、製造業者自らの責任にお……

第103回国会 内閣委員会 第3号(1985/12/06、13期、日本共産党)

○内藤功君 まず、航空法六十五条に関して質問したいと思います。  本年八月十二日に起きました日本航空一二三便の墜落事故についてまずお尋ねをいたします。航空機史上最大の事故、五百二十名の大量のとうとい人命が奪われた事件でありますが、この事故の原因究明は現在どこまで進んでおるか、運輸省の御見解を求めたいと思います。
【次の発言】 そうすると、これから究明に入る、本格的な究明にこれから入るという段階ですか。
【次の発言】 航空機の事故というのは一瞬にして大量のとうとい人命を奪うものである。それだけに、航空機を運航する機長を先頭とするいわゆるクルーのチームワーク、それから整備員など地上職の陰の力という……

第103回国会 内閣委員会 第4号(1985/12/10、13期、日本共産党)

○内藤功君 通産省に消費生活用製品安全法の問題についてお伺いしたいと思うんです。  まず最初に、この消安法の目的と立法趣旨はどういうところにあったのかということを伺いたいと思います。
【次の発言】 一般消費者の生命、身体を守る法律というふうに理解しておるわけであります。この法律が国会にかかったときに、衆議院の商工委員会で附帯決議がつけられて、その第一番目にうたわれたのは、消費生活用製品についてできる限り多く特定製品として指定するということであったんです。ところが、実際は通産省は特定製品の指定をふやさない、逆に五十八年一月、先ほど話題になりましたが、例えば金属バットの指定を解除するということが起……

第103回国会 内閣委員会 第5号(1985/12/12、13期、日本共産党)

○内藤功君 総理に御質問いたします。  二十六の法律、四十二の事項にわたるものを一括してこの法案として出してきたのであります。国会の審議権を侵害するものだと繰り返し主張してまいりました。例えば航空機関士を乗務させるべき航空機の基準の緩和。航空機関士の役割はあの日航機事件のボイスレコーダーを徹すればよくわかります。国民の生命に直結する、まさに国政の根本にかかわる問題だと思うんです。こうした法案だけでも運輸委員会で数日間の徹底審議にかけるに値する法案だと思う。それを一括の中に入れて二十六本のうちの一つとして処理せよと。これは常任委員会としての運輸委員会の審議権を無視することにほかならないと思うんで……

第103回国会 内閣委員会 第6号(1985/12/13、13期、日本共産党)

○内藤功君 最初に総務庁長官並びに人事院総裁にお伺いしたいと思います。  人事院勧告は労働基本権の代償である、政府はそういう立場をとられてきている。最高裁判所も昭和四十八年四月二十五日の最高裁大法廷での岸、天野両裁判官の補足意見、もう一つ、昭和五十一年五月二十一日の団藤裁判官の補足意見、こういうものでこれを理論化してきたわけですね。そして最近は十一月二十日に東京高裁が判決を出しました。この判決は、私はその主文においても理由においてもとても容認できない判決なんですが、ただ、東京高裁の判決がこの天野、岸補足意見、団藤補足意見を高裁の段階でそのまま承認したということは、今度これが最高裁に行きますと、……

第103回国会 内閣委員会 第7号(1985/12/17、13期、日本共産党)

○内藤功君 大蔵省に伺いますが、本法案の九十七条一項、二項、懲戒処分あるいは刑に処せられたる場合の年金の支給停止、これはどういう点が改定されたかということと、簡潔にその趣旨をお述べいただきたい。
【次の発言】 もう一点大蔵省に聞きますが、「支給しないことができる。」という文言です。裁量の余地を残すわけですが、そのするかしないかの裁量の基準、これはどういうふうになっていますか。
【次の発言】 人事院に伺いますが、国家公務員の職員団体の組合活動あるいは争議行為を理由として懲戒処分を受けた人の数は、この十年間以内で結構ですが、免職、停職、減給、戒告等処分種別で大体どのくらいでございましょうか。

第103回国会 内閣委員会 第8号(1985/12/19、13期、日本共産党)

○内藤功君 大蔵省にまず伺います。  行革関連特例法による厚生年金、それから旧船員、国公、地公、私学、農林の各制度別の昭和五十七年度以降国庫負担の繰り延べ額、これがどのぐらいになるか御説明願いたい。
【次の発言】 いわゆる繰り戻しの計画、その期間、利息の支払い、それからこの支払い方法、そういうような計画については現在どういうふうにお立てになっておりますか。
【次の発言】 厚生大臣に伺いますが、昭和六十一年度の予算編成について所管大臣として、年金財政、いわゆるこの繰り戻し、返済計画についてどういう態度で対処されるか、利息や運用益を含めて絶対にこれを確保し年金財政の基礎を確実ならしめる、こういう努……

第103回国会 予算委員会 第3号(1985/11/05、13期、日本共産党)

○内藤功君 結局「日本列島改造論」が原因なんじゃないですか。  国鉄に伺いますが、田中角榮元総理の「日本列島改造論」という本がありますが、この中で、昭和四十五年から昭和六十年までの十五年間に国鉄の見通しをどのように書いておったか、これを伺いたい。
【次の発言】 昭和四十八年二月の閣議決定十兆五千億円というのは、結局この「列島改造論」の見通しによったものじゃないんですか。
【次の発言】 当時の自民党の幹事長、その後総理になる人ですよ、これが最大の影響であります。  ところが、世界的な不景気で見通しが狂っちゃった。貨物は三分の一に減ったんです。四倍どころの騒ぎじゃないんです。田中角榮氏と歴代内閣の……

第104回国会 運輸委員会 第3号(1986/03/20、13期、日本共産党)

○内藤功君 まず、タクシー企業の労働者の労働条件の問題、さらに安全問題についてお伺いしたいと思います。  二月三日付の交通新聞によりますと、警視庁がまとめた東京都内の交通事故状況、昨年じゅうの状況によりますと、特に法人タクシーの事故率が総件数で前年比一一・三%増、さらにこの二年間でも三百九十五件の大幅増という数字が出ております。  まず、運輸省に伺いたいのは、安全第一という観点からこの種の法人タクシーの事故増加、どういう認識を持っておられるか、基本的にどういう姿勢で臨んでいかれるお考えか、これを伺いたいと思います。
【次の発言】 昭和五十九年の四月二十六日に、運輸省設置法改正案の審議に関しまし……

第104回国会 運輸委員会 第6号(1986/04/08、13期、日本共産党)

○内藤功君 昨年九月の海上保安白書、これによりますと、廃船等の投棄禁止規定、廃棄物の投棄禁止規定及び油記録簿備えつけ・記載・保存義務違反と、これらの違反件数が昭和五十四年以降では最悪の状況であります。これ以上の海洋汚染を許さないためにも、本法改正案の立法趣旨に基づいて万全の対策を講ずべきだと思いますが、まずこの点いかがでしょう。
【次の発言】 ところで、東京湾の問題ですが、東京湾には漁船、貨物船、旅客船、大型タンカー、あらゆる種類の船が年間で約二十七万隻、一日に七百四十八隻も通るという世界でも有数の過密な海だと言われております。湾内には特定重要港湾四つ、重要港湾二つあります。取り扱い貨物量は年……

第104回国会 運輸委員会 第9号(1986/04/22、13期、日本共産党)

○内藤功君 運輸省にお伺いをいたしますが、この法案の提案理由で、輸送力を増強して混雑を緩和するために、現在の利用者に前倒しの形で将来の費用の負担をお願いをする、こういうことを提案理由でも述べ、また衆議院の運輸委員会でも述べておられるわけでありますが、実際は巨額な資金が必要な大規模工事を、これまで以上にサービスを、一般利用者の犠牲において大手企業の利益を保証しようということになると私は思うんですね。私たちの党は、したがってこの法案には反対するものでありますが、お伺いしたいのは、政府は複々線工事や高架工事などの大規模工事には、新線建設のときのような開発利益は生じないと繰り返し述べておられます。しか……

第104回国会 議院運営委員会 第16号(1986/05/13、13期、日本共産党)

○内藤功君 お許しをいただきまして、私は日本共産党を代表して、発議に加わらなかった理由を申し述べたいと思います。まず第一に、参議院改革につきましては、全会一致の基本によって進めることとなっております。昨年十一月二十日、参議院改革協の席上我が党の橋本敦議員より、また昨年十一月二十八日、参議院各会派代表者会議において我が党の上田耕一郎議員より、それぞれ調査会設置については反対意見を申し述べているにもかかわらず、今回、調査会設置のための国会法改正が提出されるに至りました。これは参議院改革への進め方として賛成できません。  さらに、調査会は専ら長期的、総合的調査を行い、法案審査は行わず、議員間の自由討……

第104回国会 議院運営委員会 第19号(1986/05/22、13期、日本共産党)

○内藤功君 委員長のお許しをいただきまして、一言意見を開陳させていただきます。  衆議院公選法特別委員長提出の公職選挙法改正案に対する我が党修正案の提出に関連して意見を述べさせていただきます。  衆議院議員定数の抜本的是正は、裁判所の違憲判決でも明らかなように、議会制民主主義の確立のために国会に課せられた急務であります。しかし、衆議院から送付された公選法改正案は、違憲状況をなくすものとなっていない上、中選挙区制をゆがめ、二人区を残すなどの極めて不当なものであります。そのため我が党は、選挙権の平等を保障し、民意を公正に反映させるため、定数の抜本是正を図る修正案を提出し、本日の本会議でも趣旨説明の……

第104回国会 選挙制度に関する特別委員会 第2号(1986/03/07、13期、日本共産党)

○内藤功君 国会議員の選挙それから最高裁判所裁判官の国民審査の執行経費につきまして、国が選挙の執行を委託しております以上、地方自治体の経費を全額国として負担し、地方自治体に超過負担を生ぜしめないようにするということは基本でございます。そこで、参議院通常選挙での地方自治体への委託費の伸び率はどうなっておるか。昭和五十二年と五十五年の比較、五十五年と五十八年の比較、五十八年と今回の比較、それぞれの伸び率の比較を簡単でいいですからお聞かせいただきたい。
【次の発言】 伸び率はこのように過去九年間とりまして今回が一番低い。これはなぜでございましょうか。

第104回国会 対フィリピン経済援助に関する調査特別委員会 第2号(1986/04/24、13期、日本共産党)

○内藤功君 昨日の衆議院の委員会におきましても、政府は、フィリピン政府への資料要求、あるいは円借款についての日本政府資料の公表を拒否するという態度をとっております。その理由として二つ挙げておるわけであります。第一は、本件は第一義的にフィリピンの問題であるということ。第二点は、外国政府と企業の問題である、日本政府は第三者的な立場である、こういうことであると思います。私はこのような理由は断じて認められないと思うわけであります。  そこで、まず第一点から御質問をしたいと思うんです。  世にマルコス疑惑といいまして、政府は第一義的にフィリピンの問題だと言うわけでありますが、私はそうじゃないと。第一義的……

第104回国会 地方行政委員会 第4号(1986/03/27、13期、日本共産党)

○内藤功君 まず、住民税問題について御質問したいと思うんです。  数字的なことを伺うわけですが、昭和五十二年度から六十一年度まで、最近のこの十年間をとりまして、地財計画ベースでの個人住民税の自然増収額はどのぐらいになっておるかということが一つ。もう一つは、同じ十年間を基準といたしまして、政府が行った税制改正による減税額はどのぐらいになるか、この点をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 トータルだけで結構ですよ。
【次の発言】 大体自然増収額というものはベースアップや定期昇級などによってふえるものでありますが、課税最低限の引き上げ等による本格的な減税が行われないと累進で税負担がふえていくわ……

第104回国会 内閣委員会 第2号(1986/04/02、13期、日本共産党)

○内藤功君 シーレーン防衛に関する共同研究について御質問をしたい。  このシーレーン研究というのは、日米防衛協力ガイドラインに基づく共同作戦計画の研究の中の一つとして実施されてきたものだと、かように承ってよろしいですか。
【次の発言】 もう一回正確に僕の質問を聞いていただきたい。  シーレーン研究は、日米防衛協力ガイドラインに基づく共同作戦計画の研究の中の一つとして実施されているものですか。
【次の発言】 この独立した研究なんですけれども、その研究は、いわゆる昭和五十九年の十二月に総理に報告をされた共同作戦計画の研究、これとどういう関係にありますか。

第104回国会 内閣委員会 第3号(1986/04/15、13期、日本共産党)

○内藤功君 今回の恩給法の改正は「最近の経済情勢にかんがみ、恩給年額を増額する」ためのものであると、こういうふうに説明されております。ところが、その実施時期につきましては、四月実施ではなく三カ月おくれの七月実施ということになっております。  これは昨年の公務員給与改定の実施時期に合わせたんだ、こういうふうに説明されておりますが、恩給法の二条ノ二というのを見ますと、「年金タル恩給ノ額ニ付テハ国民ノ生活水準、国家公務員ノ給与、物価共ノ値ノ諸事情ニ著シキ変動ガ生ジタル場合ニ於テハ変動後ノ諸事情ヲ総合勘案シ速ニ改定ノ措置ヲ講スルモノトス」、こういう定めになっております。人事院勧告というものを尊重すると……

第104回国会 内閣委員会 第4号(1986/04/17、13期、日本共産党)

○内藤功君 恩給局にお尋ねいたしますが、昭和六十年度で恩給を請求する申請人の数、申請件数ですね。それから異議申し立ての件数、それから総務長官に対して審査請求をする件数、これらはどのくらいか。  また、もう一つはそれぞれの手続の平均月数あるいは年数ですか、それはどのぐらいというふうに把握されておるのか。
【次の発言】 窓口の人は一生懸命やっているんだろうと思うんですけれども、また総務庁の発行した文献を拝見しますと、総務庁が国民向けPR用につくった「わかりやすい恩給のしくみ」というのを読んでみますと、「恩給局に請求書類が提出されると、直ちに内容の審査に入ります。審査は原則として提出された書類につい……

第104回国会 内閣委員会 第6号(1986/05/08、13期、日本共産党)

○内藤功君 本法案によりますと、本年十月一日より国立武蔵療養所及び同神経センター、これは東京都小平市にあります。それと国立精神衛生研究所、千葉県市川市国府台にあります。これを統合することになっているんですが、統合して果たしてうまくいくか、こういう懸念が起きておるのを私聞いております。これは私のような医学についての素人が言うのではなくて、精神医学の専門家である医師あるいは研究者のプロの方の意見として私は承っておるのであります。  それは、現在の武蔵療養所神経センターにおいての研究の手法、それから研究の対象というものは、脳神経系の生理学的分野、いわゆる人間の体のメカニックといいますか、メカの部門に……

第104回国会 内閣委員会 第7号(1986/05/13、13期、日本共産党)

○内藤功君 本法案によりますと、国立柏病院、これは予算病床二百床と国立松戸療養所四百床、これを昭和六十一年度から統合に着手するということであります。合計すると予算上の病床は六百床となりますが、計画を見ると今後四年間で四百二十五床ということにする。つまり、百七十五床だけ減らして運営するということになっております。  そこで、次の二点、御質問ですが、第一点はなぜ柏と松戸を選んでそれを統合することにしたのかという理由、これが第一点。もう一つ、統合するといずれか一方の病院が移転するのか、それは決定しているのかどうか、それとも二つのいずれでもない第三の地点に施設を新設するということなのか。以上二点をまず……

第104回国会 内閣委員会 第8号(1986/05/15、13期、日本共産党)

○内藤功君 法案の一番大きな問題点が「重大緊急事態」、この解釈と運用にあると私は思うんですね。それで、従来、きょうの会議でも出てまいりましたように、ミグ事件などの過去の例を例示として挙げられておるわけであります。ただ、こういうミグ事件、ダッカ事件あるいは大韓航空機事件など、それぞれその時点、時点での閣議あるいは関係閣僚会議、あるいは各省庁のそれなりのやはり、何といいますか、平和国家的な知恵で処理をしてきた。その中には、私は前に置いて失礼ですが後藤田さんのいろんな活動も含められてあったと思うんですね。  そこで、今そういう既存の体制あるいは既存の法律でやってきたというものをここで安全保障会議とい……

第104回国会 内閣委員会 第9号(1986/05/20、13期、日本共産党)

○内藤功君 いわゆる国家機密法案、防衛秘密にかかわるスパイ防止に関する法律案、この法案の今国会提出を政府・与党は断念をする、こういう報道がされておりますが、政府としては、この間の経過とその理由について、どのように承知をしておられるかという点をまず官房長官に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 ところで、今後安全保障会議におきましてこれがもし設置された場合に、今の国家機密法案でありますとかその他のこういう秘密保護法制というものを、この法案の二条一項五号ですか、「国防に関する重要事項」、その他この安保会議の付議事項というふうに考えて、安保会議の中でこういう問題も語るんではないかと、こういう、ふ……

第104回国会 内閣委員会 第10号(1986/05/21、13期、日本共産党)

○内藤功君 いわゆる国防事態と閣議との関係についてまず御質問したいと思います。  昨日もこの点でいろいろ質問をいたしたわけですが、具体的に去る五月六日の衆議院内閣委員会で、後藤田官房長官の御答弁の中でこういう部分がございます。「今度の組織は、国防事態についてはそのまま引き継いでおるということでございますから、そういう点については別段従来と変わっておりません。しかし、いずれにせよ国防事態というものは全部最後の決定は閣議ということになりますから、従来とはいささかも変わるところはない、こういうように御理解をしていただきたいと思います。」、こういう答弁がございます。国防事態の最後の決定は閣議ということ……

第105回国会 議院運営委員会 第1号(1986/06/02、13期、日本共産党)

○内藤功君 日本共産党を代表して意見を申し上げたいと思います。  政府は、六月二日に第百五臨時国会の召集を決定しましたが、その理由として、議運委理事会における官房長官発言等で、円高対策を挙げながら、それにかかわる法律案等を政府はいまだ何ら具体的に明らかにしておりません。全く不明確であり、極めて遺憾であります。これは解散のためだけの臨時国会という不当な意図を隠し、国民を欺くものであります。これでは臨時国会召集の政府の真意は、国民にも全く隠されたままであります。  我が党は、既に議院運営委員会理事会でも主張し、また、五月二十九日付遠藤要議院運営委員長あての申し入れ書にも明らかにしてありますように、……


14期(1986/07/06〜)

第106回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1986/08/28、14期、日本共産党)

○内藤功君 人事院勧告が出ました。今度の勧告は現在の給与勧告制度が始まって以来の最低の二・三一%であります。この七年間にわたりまして公務員の給与抑制、その中には人事院勧告の不実施というまことにゆゆしき事態が続いてまいったわけでございます。私も現場の方々といろんな機会にお話をして、やはり税金が差し引かれる、それから年金、健康保険、こういったものが差し引かれるのを考えてみると、これでは実質的には賃金の引き上げどころか非常に苦しくなっているという声を現場の第一線の方から多く聞くのであります。特に、その低い二・三一%の完全実施が非常に問題になり、まだいつ決定されるかわからぬという事態は、現場第一線のま……

第107回国会 災害対策特別委員会 第3号(1986/12/05、14期、日本共産党)

○内藤功君 質問に入ります前に、このたびの三原山火山噴火によって島外避難をされた伊豆大島住民の皆さんに、心からお見舞いを申し上げたいと思います。また、すべての関係者の皆さんの御努力に感謝を申し上げます。  さて、一時帰島の第一陣が昨晩七時半に帰ってこられましたので、何人かの知り合いの方からも直接様子をお聞きいたしました。これらも含めまして、四点について質問申し上げたいと思うんです。  第一点は、伊豆大島の観光業を初めとする中小業者の救済策であります。  伊豆大島の年間観光客は昨年で四十万人と、島の最大の産業でございます。ホテル、旅館、民宿さらには売店を合わせて約二百三十軒。特に年末から正月、そ……

第107回国会 内閣委員会 第1号(1986/10/28、14期、日本共産党)

○内藤功君 まず、人事院総裁にお伺いしたいと思うのですが、人事院は従来四回にわたって較差が五%以下の場合であっても公務員の生活にとって影響が大きいということで給与改善勧告を行ってまいりました。私はこれは極めて当然のことだと思っておるのでありますが、人事院のこの点についての見解を、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 官房長官にお伺いいたしますが、十月二十一日の記者会見で、今のような経済情勢を考えると、人事院は国家公務員法の五%条項を十分検討していい時期に来ている、こういう御趣旨の発言をしたと報道で承りました。本日、同僚の野田委員の質問に対しましては、この発言の趣旨は、人事院が諸般の事情……

第107回国会 内閣委員会 第2号(1986/10/30、14期、日本共産党)

○内藤功君 人事院にまずお伺いしますが、通勤災害についての問題ですが、「日常生活上必要な行為」これを定めるために人事院規則が制定をされるわけであります。現在、人事院としてはどのような内容を考えておられるか、その制定の手順は大体いつごろを目途にどのように行われるのか、この点をまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 労働省はどういう状況でございますか。
【次の発言】 労働省に伺いますが、内容についてはどうお考えですか。
【次の発言】 労働省に伺いますが、今回の改正で学校、職業訓練校、人工透析というのが加えられたのは一歩前進だと私認めます。  しかし、都市の勤労者の生活が非常に多様化しておりま……

第107回国会 内閣委員会 第3号(1986/11/27、14期、日本共産党)

○内藤功君 法案の質疑に入ります前に、内閣官房長官に三原山噴火につきまして御質問をいたします。  伊豆大島三原山火山噴火によりまして、島外避難をされた島民の皆さんに心からお見舞いを申し上げるとともに、関係者の方々の御努力に感謝を申し上げるわけであります。  私ども、とりあえず緊急の問題について官房長官に内閣の対応とそれから御判断をお伺いしたいと思うんですが、私は四つばかり緊急問題として指摘をしておきたい点があります。  一つは、一昨日の政府の第二回対策本部会議の重点事項にも書いてありますが、現地では一部地震計が破壊されるということなど観測の困難も生じている、特に観測機器の点検保守や異状の確認に……

第107回国会 内閣委員会 第4号(1986/12/04、14期、日本共産党)

○内藤功君 ことしの八月下旬から九月、十月にかけまして日本の周辺でアメリカの三つの艦隊による演習が相次いで行われたわけであります。まず一つが、ニュージャージーを旗艦とするいわゆるSAG、ロングビーチ、ビンセンス、メリル、これに洋上の弾薬補給艦、給油艦、戦闘補給艦を含めた部隊ですね。これが佐世保に八月二十四日に入ってきて九月二日に出て、それ以降、日本海においてウラジオストクの近くで演習を行う。さらにそれだけではなくて、カールビンソンを中心とする空母の機動部隊、これがフリゲート艦、ミサイル巡洋艦、駆逐艦、補給艦等を随伴して、八月二十五日から二十九日までベーリング海で演習を行い、引き続いて日本海に入……

第107回国会 内閣委員会 第5号(1986/12/09、14期、日本共産党)

○内藤功君 本年四月二日の当委員会で、当時の加藤防衛庁長官が私の質問に対しまして、有事における日米共同対処には二つのケースがある、一つは安保五条の施政権下有事、もう一つは施政権外、例えば公海上で日本船舶が攻撃された場合で、安保条約四条により協議をして共同対処があり得る、この二つのケースについてシーレーン防衛研究をしていると思うという趣旨の答弁をしております。外務省の御見解はどういう御見解でしょうか。
【次の発言】 そうすると、加藤前長官の見解と全く同じと伺っていいんですか。どうですか。
【次の発言】 そうすると、加藤前長官の答弁では、この二つの場合、「二つのケースがあって、その日米有事につき、……

第107回国会 内閣委員会 第6号(1986/12/11、14期、日本共産党)

○内藤功君 まず、総務庁長官にお伺いをいたしたいと思うんですが、本法案は、四十三法律六十一事項を一まとめにしたものでありまして、十一省庁にわたり、本来九つの各常任委員会に分けて付託すべきものであります。内閣委員会で、会期末の極めて短時間の間でこういう重大な内容を持つ法案を一括して審議をするということは、私は審議権の十全なる保障に当らないと考えるのであります。  国会法のもとで、各常任委員会はそれぞれの長い経験と蓄積を持っておりまして、各常任委員会中心の運営というものが現在の議会制民主主義の一つの骨格であると私は思っております。各所管の常任委員会で法案ごと問題ごとに十二分に審議を尽くすというのが……

第107回国会 内閣委員会 第7号(1986/12/16、14期、日本共産党)

○内藤功君 私は日本共産党を代表して、機関委任事務の整理合理化に関する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。  反対理由の第一は、本法案が、全体として地方自治の拡充や国民生活の向上に奉仕するものではなく、さきに施行された国庫負担率大幅削減一括法と表裏一体となって、国民に犠牲を強いるものであるからであります。  すなわち本法案には、児童福祉法に基づく保育所を初め身体障害者更生援護施設、老人ホーム、児童福祉施設、助産施設、母子寮、精神薄弱者援護施設の入所措置や、母子保健事業などを機関委任事務から団体委任事務に改めることが盛り込まれているからであります。これらの施設はいずれも、運営費などの国……

第107回国会 内閣委員会 第8号(1986/12/18、14期、日本共産党)

○内藤功君 法案の内容に入ります前に、伊豆大島の問題について質問をいたします。  三原山の噴火以来一カ月になりまして、全員帰島が明十二月十九日から実現するわけであります。関係者の御努力に感謝をするものであります。今後の課題のうち、観光、農業、園芸、水産加工初め島の産業の再建が中心課題になっておりますが、例えば先日私直接陳情を受けましたが、三原山乗馬組合員四十人、この方々は家族も含めて帰島即雇用危機に直面しておると、東京都とも連絡をとっていただいて、ぜひこういう方々に最大限の援助を要望する次第であります。  さて、島民の切実な要望といたしまして、生活基盤確立と町の再建のために第一点として、可能な……

第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第6号(1986/11/21、14期、日本共産党)

○内藤功君 私たちはこの法案に対しては反対の立場、国鉄分割・民営化に一貫して明確に反対の立場をとっております。  国鉄の赤字の原因、これは公社という形態にあるというのが政府の答弁ですが、私たちは、採算を無視した借金による膨大な設備投資、これが今日の膨大な赤字を生み出した最大の原因であるということを明確に主張しております。私自身も、昭和五十一年から五十五年までの四年間、運輸委員といたしましてこの点について強く党の立場から警告を発してきたところであります。  例えば、借金による設備投資をこれ以上進めないこと、それからモータリゼーションというものについては、総合交通政策その他適切な政策をとって国有鉄……

第107回国会 予算委員会 第1号(1986/10/06、14期、日本共産党)

○内藤功君 今の安全問題に関連をいたしまして、国鉄の土地の問題についてお聞きしたいと思うんです。  まず、国鉄から民営の旅客鉄道会社にいわゆる事業用資産を引き継ぐときに、時価評価でなくて帳簿の価格を基準として引き継ぐ、非常にこれは納得できない問題なんですが、これはどういう理由でございますか。
【次の発言】 それでは聞きますが、東日本旅客鉄道会社に引き継がれる予定の東京駅の構内用地の面積、それから帳簿価格は幾らになっておりますか。
【次の発言】 何とこれは坪当たりで計算しますと八千二百円ですね。驚くべき話であります。  もう一つお聞きいたしますが、東京山手線の用地の面積、帳簿価格は幾らになります……

第107回国会 予算委員会 第4号(1986/11/10、14期、日本共産党)

○内藤功君 外務大臣にお伺いしたいと思うんですが、広島、長崎に原爆が投下された直後の一九四五年の九月に、アメリカの調査団が広島から膨大な日本側の資料を押収して駆逐艦でアメリカに持ち去ったのであります。この間の経緯についてどのように御認識か、まずお伺いしたい。
【次の発言】 日本側の医学また科学の専門家が生命の危険を冒して集めた膨大な資料、未返還の部分がかなりある。ことしの三月に厚生省はいまだ海外に重要資料があるということを言っておりますが、どういうものですか。
【次の発言】 この中には、いわゆる解剖第一号所見報告書あるいは当時の住民の所在を示す米穀通帳、こういう貴重なものがあるはずであります。……

第107回国会 予算委員会 第5号(1986/11/11、14期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の昭和六十一年度補正予算三案に対する反対討論を行います。  以下、反対の理由を申し述べます。  反対理由の第一は、補正予算審議の過程でも明らかになったように、中曽根内閣は、いよいよ高まる国際世論に背を向けて、レーガン政権の核戦略を容認し、SDI戦略構想支持を表明しつつ、軍備拡大を推し進めていることであります。  本補正予算三案は、一兆二千五百億円を超える歳入欠陥により、四千五百二十億円の経費削減をしていますが、軍事費の減額はわずか三百五十三億円。しかも、これは円高と原油値下がりによる差益の一部にすぎず、軍備拡張推進の当初予算の性格は何ら変わってい……

第108回国会 社会労働委員会 第4号(1987/05/21、14期、日本共産党)

○内藤功君 今回の法改正におきましては精神薄弱者を実雇用率にカウントするということになっておりまして、精神薄弱者の雇用は確かに一歩前進するでありましょう。しかし、障害者の雇用促進の基本ともいうべき雇用率は最近伸びていないのではないかと思うのです。  去年の雇用率の状況はどうなっておりますか。
【次の発言】 まず、官公庁についてですが、身体障害者の雇用についても民間企業に率先して範を垂れるという立場にあると思います。機関別に見ますと、都道府県の非現業機関の雇用率が悪い状況にあるように思うんですね。昨年六月一日現在の状況を見ますとわずかに一・五七%で、一・九%の法定雇用率に到底及ばないという状況で……

第108回国会 社会労働委員会 第6号(1987/05/26、14期、日本共産党)

○内藤功君 私は、ただいま議題となっております三案のうち、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対し、日本共産党を代表して修正の動議を提出いたします。  その内容はお手元に配付されております案文のとおりでございます。  これよりその趣旨について御説明申し上げます。  本法による障害年金、遺族年金額の改定は昭和五十一年以来公務員の給与の引き上げの率と同率で毎年実施されてきました。  ところが、本年、政府提案の年金額の改定は昨年度の公務員給与の平均改善率二・三一%を下回る二・〇%となっているのであります。  本法は、戦争犠牲者に対する国家補償の精神に基づいた年金給付であり、当然、前年……

第108回国会 予算委員会 第6号(1987/05/07、14期、日本共産党)

○内藤功君 さらに重大な問題を指摘したいと思うんですが、この上田議員提示の資料の二−四というところですが、「その他」の丸の二つ目のところです。この文書には、「広報活動の展開の道筋を明らかにしていくための基礎資料として、各界主要人、団体等について税制改革に協力的な者、批判的な者等のリストを作成する必要がある。」と書いてありますね。このようなリスト、特に批判者のリストをつくるということは、これは政府、行政機関による言論統制以外の何物でもないと私は思うんです。どうしてこういうものをつくる必要があるのかという点を伺いたい。
【次の発言】 実際にリストができております。これも私の手元に入手したものですが……

第108回国会 予算委員会 第13号(1987/05/16、14期、日本共産党)

○内藤功君 東京の土地の価格は非常な急騰でございます。政府の四全総、東京改造計画、国公有地の相次ぐ払い下げ、それから金融の土地投機に対する大変な額の融資というような諸原因があると思います。  そこで、国土庁長官それから建設大臣、自治大臣、大蔵大臣、各大臣に対しまして、この東京都の地価高騰の原因をどう把握するか、それから今後の対策と見通しをどう考えていらっしゃるか、率直なところをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 建設大臣に伺いますが、あなたは三月二十六日の建設委員会で、国公有地の払い下げが地価高騰の原因であり、これを二、三年間抑える必要がある、こういうことを言っておられますね。この御見解は……

第109回国会 決算委員会 閉会後第5号(1987/10/26、14期、日本共産党)

○内藤功君 最近、簡易裁判所で支払い命令を発して債務者が自宅にいないということになりますと、民事訴訟法の百七十二条、百七十三条によって書留郵便に付する送達、こういう送達方法をとるということが多くなっております。これは届かなくても届いたとみなされます。こういう大変奇異な制度でありますから、大変紛争、問題が起きてくる。訴訟で争いになっているのもかなりある、こういうふうに私ども承知しておるんですが、まずいわゆる書留郵便に付する送達というのは、簡単に言ってどういう制度であるか。それから現在各庁でどのように実施されているのかということを御説明いただきたいと思います。

第109回国会 社会労働委員会 第3号(1987/07/30、14期、日本共産党)

○内藤功君 いわゆるアスベストの健康への有害性がかねて指摘されておりましたが、最近ベビーパウダーに含まれていたということが判明したり、この夏休みに各地の学校の天井などに吹きつけられたアスベストの除去作業を行うなど、社会的にクローズアップされており、対応策は当面の急務だと思います。  そこで環境庁に伺いますが、アスベストは環境蓄積性の高い大気汚染物質と見られるわけですが、その防止策や規制策が我が国の場合外国に比べて立ちおくれているのではないかという指摘もあるんですが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 次に、文部省に伺いたいんですが、各地の学校でのアスベスト材使用状況についての調査、さらに……

第109回国会 社会労働委員会 第5号(1987/09/10、14期、日本共産党)

○内藤功君 労働基準法の一部を改正する法律案、これは、一つは現在の八時間労働制を破壊するという点、それから二つ目は、変形労働時間制の導入と長時間の残業が相まって日本の長時間労働が温存されていく、それから三つ目には、週四十時間制というのは一体いつ実現されるのか皆目わからない、こういうような点で私どもは反対をするわけでございます。  まずお伺いしたいことは、先ほども御質問がありましたが、御答弁が甚だ不明確でありまして、このたびの建議の土台になっている労働基準法研究会の報告では、一日の労働時間のとらえ方としまして、一週の労働時間を冬日に割り振る場合の基準として考える、こういうことを打ち出しております……

第109回国会 社会労働委員会 第6号(1987/09/11、14期、日本共産党)

○内藤功君 参考人の皆さんには大変御苦労さまでございます。お疲れと思いますが、日本共産党の私、内藤功から若干の質問をさせていただきたいと思います。  最初に、牧野先生にお伺いをいたします。  八時間労働制を突き崩す法案であるという点については、私も同じ考え方を持っておるものでございます。先日、参議院の本会議で私は中曽根総理に、この法案は一居八時間というものを過労働時間の一日に割り振った場合の目安にしてしまうものじゃないか、それから非常に多くの変形労働時間制、みなし労働時間制等の導入で八時間労働制はもう崩されていると思わないんでしょうかという御質問をしましたら、総理は、この法案でも自分としては八……

第109回国会 社会労働委員会 第7号(1987/09/16、14期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、本法案反対の立場から質問をいたします。  まず、本法律案の中には政令で定めるとされている事項が四カ所あります。いずれも重要事項で、本来ならば法律本文、または少なくとも別表として記載をされて国会に提出をされなければならない性質のものであります。まず、その四カ所の内容をどう考えているかをお聞きをしたい。  第一は、第二条の「公的医療機関の開設者等」の「その他政令で定める者」。それから第二点は、同じく二条の職員の移行を伴う資産譲渡のうち、移譲の要件ですね。それから第三点は、第四条でありますが、二条、三条により無償または減額譲渡できる資産の範囲。それから第四点は……

第109回国会 社会労働委員会 第8号(1987/09/17、14期、日本共産党)

○内藤功君 労働時間と休暇の問題は、これは一つは日本の数千万の働く人たち、労働者の自身の生活、健康の問題である。また、その家族の人たちの問題でもあります。それから、日本のやはり文化、余暇というものがなければ文化というのは発展しませんから、それから民主主義のやっぱり基礎になると思うんですね。  労働基準法の立案に当たり、本院議員もおやりになった寺本広作さんは、この基準法について、   民主主義を支へるものは窮極において国民一人一人の教養である。国民の大多数を占める労働者に余暇を保障し、必要な物質生活の基礎を保障することは、その教養を高めるための前提要件である。   労働基準法は労働者に最低限度の……

第109回国会 社会労働委員会 第10号(1987/09/19、14期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案並びに日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合提出の修正案の両案に対し、いずれも反対の討論を行います。  本法案のうち、財形貯蓄の現行の範囲に加え、積立型損害保険の参入及び転職等による承継措置の拡充にかかわる部分については改善であります。しかし、財移住宅貯蓄の創設はマル優など少額貯蓄非課税制度の廃止に伴い一般財形貯蓄の利子課税を前提としたものであります。  特に、財形貯蓄制度の根幹である現行財形貯蓄非課税制度を廃止することによって一般財形貯蓄の利子所得に二〇%もの源泉分離課税が行われることになりま……

第109回国会 予算委員会 第5号(1987/07/23、14期、日本共産党)

○内藤功君 SDI参加協定は、中曽根内閣ができて以来行ってきましたアメリカへの軍事技術提供がいよいよ核戦略に組み込まれるというところまで来たことを証明しておると思います。SDIが宇宙にまで核軍拡を広げて、ソ連の核ミサイルに対する防御網によって対ソ核優位というものを実現するということはワインバーガー長官の議会証言でも明らかであります。  そこでお尋ねしますが、今回の協定は、研究参加のための協定とその実施のための取り決めというものが調印されたそうでありますが、具体的、実質的な内容を持っている実施取り決めが秘密、不公表になっている、これはなぜでありますか。

第110回国会 土地問題等に関する特別委員会 閉会後第1号(1987/11/20、14期、日本共産党)

○内藤功君 東京を中心とする地価の暴騰は狂乱と言うべき状態になってまいりました。深刻な社会問題であります。勤労者で東京都内に勤め先を持っていて東京都内に住居を求めるというのは本当に夢になってきている。さらに固定資産税、相続税の負担の増加、地代、家賃の高騰というのが国民生活を脅かしておる。深刻な状態であります。ことしは国際居住年でありますけれども、住宅確保というこの目的に逆行する事態が進行しております。  そこで質問でありますが、いわゆる土地臨調の先日の答申におきまして、地価高騰がもたらす問題点を幾つか挙げておりますけれども、こしに全く欠落しているのは、現在住んでいる人が長年住みなれた東京など都……

第111回国会 決算委員会 閉会後第2号(1987/12/17、14期、日本共産党)

○内藤功君 まず、労働大臣、御就任に当たりまして、労働省設置法の定める労働者保護、労働者の生活と権利を守るということにつきましての大臣の抱負と決意をお伺いしたい思います、
【次の発言】 今の御答弁の中にも出ましたが、円高不況を背景とする大企業の人員削減、さらに出向等の状況の御認識、それから雇用確保と生活防衛についての大臣の対策の基本を伺いたいと思います。保
【次の発言】 私の調査によりますとなかなか生易しいものじゃないですね。もうこれもやってくれ、これも突いてくれという要望がいっぱいありますが、大企業労働者の問題として、まずJR東日本東京電気工事事務所というところがあるんです。大臣よくお聞きい……

第111回国会 土地問題等に関する特別委員会 第2号(1987/12/07、14期、日本共産党)

○内藤功君 今回の地価狂乱は、列島改造論による昭和四十八、九年の地価高騰と異なりまして、東京を中心にした異常な高騰がさらに東京、京都、大阪、名古屋と波及をして重大な社会問題になっているというところに特徴があります。  東京では、今や勤労者の方が都内に住宅を持つということは夢とされ、相続税、固定資産税、地代、家賃の負担の増加、悪質な底地買いによる立ち退きの強要、これらが住民を脅かしております。地域社会が崩壊して商店はお客を失う、成り立ち行かない、小中学校は正常な規模を確保できないで統廃合する、さらに年金生活の高齢者の方は住める家がなくなる、区内に特別養護老人ホームや福祉作業所をつくろうとしても用……

第112回国会 建設委員会 第8号(1988/04/14、14期、日本共産党)

○内藤功君 この法案は、宅地建物取引業からの暴力団等の排除及び消費者保護を目的とするものと理解をいたしますが、不十分な点が幾つかあります。  まず、本法案の五条三号の二で、宅建業の免許を受けようとする者らが傷害罪等で罰金に処せられた場合も五年間は免許をしてはならない。また、既に免許を受けている者が該当するに至った場合は免許取り消しがされる、こういうふうになっております。  ところでお伺いしたいのは、刑法上の罪のうちで、傷害、傷害助勢、暴行、凶器準備集合、脅迫、背任、これに限った理由は何でございますか。
【次の発言】 私がこれを聞きますのは、これまでの東京を初めとする地上げに伴ういろんな事犯の数……

第112回国会 建設委員会 第10号(1988/04/21、14期、日本共産党)

○内藤功君 参考人の皆さん御苦労さまでございます。日本共産党の内藤功でございます。  佐長参考人に御質問をしたいと思うんですが、佐長さんは自治協の役員といたしまして全国の団地自治会八〇ないし九〇%を代表しておられるというお話でございました。このアンケートあるいは全国の団地自治会のいろんな活動を集約して大変な御奮闘をしておられると思うんです。  そこで、先ほどの御意見の陳述の中に、昭和五十八年家賃裁判の和解のときに、ルールの策定なしには次回家賃の値上げはしない、こういう公団自治協と公団との約束があったがこれが破られた、さらに家賃部会そのものの経過についても、居住者の皆さんあるいは自治協の皆さんが……

第112回国会 社会労働委員会 第4号(1988/03/24、14期、日本共産党)

○内藤功君 まずJR東日本におきます安全衛生委員会の問題を質問したいと思います。  最初に労働安全衛生法の目的、それから労安法、その前は労働基準法ですが、その労安法等において安全衛生委員会の設置、開催が義務づけられているその法の考え方というものを最初にお伺いをしておきたいと思うんです。
【次の発言】 この安全衛生委員会という制度が労 安法、その前は労働基準法時代もありましたが、労働基準法に規定があった時代もありましたが、実際に労働者の生命、健康を守り、職場の安全に資する上で果たしてきた役割、またこれから果たすであろう役割についてはどのように評価をされておりますか。

第112回国会 社会労働委員会 第5号(1988/03/28、14期、日本共産党)

○内藤功君 まず、生活保護行政の問題についてお伺いをしたいと思います。  現行の生活保護法は、日本国憲法第二十五条、「国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」この条項、その精神に基づいて具体的に権利を保護する、権利を保障する、そしてさらに自立を助長をするという目的でつくられた非常に重要な法律、制度であると理解をしております。すべての国民にとって病気、けがあるいは倒産、失業あるいは家庭内の不和、いろいろな災厄が襲いかかってきたときに、最後に国にこういう制度があるということは国民にとって限りない安心感というものをもたらすものだというふうに理解をするわけです。しかも、この受ける保護……

第112回国会 社会労働委員会 第8号(1988/04/14、14期、日本共産党)

○内藤功君 労働安全衛生法の改正案について御質問をしたいと思います。  まず、労働安全衛生の行政体制について御質問をしたいわけですが、現在、第一線の労働基準監督署で安全衛生に直接携わっている職員は労働基準監督官、産業安全専門官、労働衛生専門官、こういう専門官それから労働技官、いわば監督官、専門官、技官という三者の方がそれぞれ事実上連携をとってお仕事をされている、かように私ども伺いまた理解をしておるわけなんであります。  そこで、全国の労働基準監督署は幾つあり、労働基準監督官の人数、各専門官の人数、労働技官の人数、これはどのぐらいになっておりますか。

第112回国会 社会労働委員会 第12号(1988/04/28、14期、日本共産党)

○内藤功君 昭和六十一年における六大港の取扱貨物量、トン数及び港湾雇用調整計画による昭和六十二年度の六大港の港湾労働者の計画数と実数、これらをトータルの数字で結構ですからお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 以下、法案についての疑問にお答えいただきたいと思うんです。  まず、港湾雇用調整計画では、毎年当該港湾に必要な港湾労働者の数とそのうち登録日雇い港湾労働者の数を具体的に明らかにするということに第三条でなっております。  ところが、新法の港湾雇用安定等計画では「港湾労働者の雇用の動向に関する事項」、さらには「労働力の需給の調整の目標に関する事項」、こういうように漠然とした抽象的な表現……

第112回国会 社会労働委員会 第14号(1988/05/10、14期、日本共産党)

○内藤功君 私は、四月十八日の参議院本会議でも申し上げましたが、国民健康保険の今の大きな問題は、一つは、高い保険料、払いたくても払えないという人が続出をしておる、そうして滞納に対しては保険証の未交付、こういう深刻な事態が相次いでおる、この問題でございます。  まず、ことしの一月二十八日、保険局長から知事あての「昭和六十三年度国民健康保険の保険者の予算編成について」という通知が今大問題になっております。「予算編成の基本方針」の三のところで「保険料(税)の引き下げの措置を取るようなことは厳に行わないこと。」、続けて「なお、」「保険料(税)の引き下げの措置をとった保険者に対しては、財政調整交付金の配……

第112回国会 社会労働委員会 第15号(1988/05/17、14期、日本共産党)

○内藤功君 原爆被爆者特別措置法に関連をして質問をしたいと思います。  最初に、原爆病院に対する国の医療機械設備整備の予算は、昭和六十一年度、六十二年度にかけてどのくらい支出をされておりますか。また、六十三年度予算の計上額は幾らかということを、総額並びに病院別の数字でお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 六十三年度の見込み額をお示しいただけますか。
【次の発言】 私、昨年の八月に原爆病院の院長さん、それから医療関係者の方の切実な要望をお聞きしたわけでございますが、現在、原爆病院側の望むものと大分まだ距離がある、増額は図られてはおりますが非常に距離があるということを痛感いたしました。  ……

第112回国会 社会労働委員会 第16号(1988/05/19、14期、日本共産党)

○内藤功君 まず、公益委員の候補者名簿の作成を労使両側の委員の同意にかからしめるということは、私はもう余りにも当然のことだと思うんですね。衆議院での修正はこの余りにも当然なことを法文上確認したもの、かように受けとめておるわけですが、私は、今にして思いますと当初の法案がどうして「同意」という言葉を外して、大臣は同じだとおっしゃるんですけれども、言葉としてはこれは全然別の「意見を尊重」という言葉にしたのか、今にして全く理解に苦しむわけなんであります。  ところで、昨年十月十五日に中労委と国労委の統合の検討の方向が発表されて、これに基づいて法案がつくられたわけですが、先ほど同僚委員からも質問がありま……

第112回国会 土地問題等に関する特別委員会 第4号(1988/05/16、14期、日本共産党)

○内藤功君 奥野前国土庁長官の後を受けられて内海長官が就任されたわけですが、奥野前長官の参議院本会議における答弁というのを私は直接聞きました。いろいろな発言をしておりますけれども、特に中国との戦争の問題、これはやはり政治の原点にかかわる軽視すべからざる問題だと思いますので、あえて最初に所信をお伺いしたいと思うんです。  特に中国との戦争について、日本政府に侵略の意思がなかったと言い切っているようであります。それから、盧溝橋事件に端を発した中国との戦争は偶発的であったと。盧溝橋事件が偶発的だというんじゃない、日中戦争についてそういうことを言っておられる。この後者の方は、参議院本会議での、私も直接……

第112回国会 土地問題等に関する特別委員会 第6号(1988/05/20、14期、日本共産党)

○内藤功君 行革審が六月の十五日に基本答申を総理に出す予定と言われております。その中で特に遷都についての検討も促すということが伝えられております。国民生活にも重大な影響を及ぼす問題でございます。  総理のお考えを伺いたいと思うのですが、まず、私のいろいろ調べたところでは膨大な費用がかかる。国土庁の一九八三年の調査によりますると、仮に新首都建設を考えた場合に六十万人規模で五十五・四兆円という試算が一つあると。  国土庁の首都機能の移転に関する調査研究というのが行われましたが、この委託調査プロジェクトに参加をした日本開発構想研究所の飯田さん、鎌田さん、この両氏の試算によりますと、五十万から五十五万……

第112回国会 農林水産委員会 第6号(1988/03/31、14期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、漁港法の一部を改正する法律案について、日本共産党提出の修正案に賛成し、原案に反対する旨の討論を行います。  反対の理由は、今回の漁港法一部改正案に、漁港の整備の施設の追加だけでなく、日本電信電話株式会社、NTT・Aタイプ事業を新たに導入することとしていることであります。  NTTプロジェクトはもともと日本電信電話公社の民営化を固定するばかりか、本来、国債の償還財源にすべきものを他に流用するという性格を持っております。これは国民的利益に反するものと言わなければなりません。その上、今回のNTT・Aタイプ事業は、第一に、本来国が負担あるいは補助すべき事業に融資……

第112回国会 予算委員会 第9号(1988/03/17、14期、日本共産党)

○内藤功君 二月の三宅島の村議選はNLP基地問題が最大の争点でありました。この結果は反対派の議員が十四議席中十一を占める、反対の意思が明確に示されたと思いますが、総理のこの御認識を伺いたいと思います。
【次の発言】 今お話があったようなことを、繰り返し四年の間予算と人員を使ってやったんだが、選挙の結果は反対の意思が明確だと、このことはお認めになりますね。
【次の発言】 村議選で推進派の最高責任者が惨敗を自認しておるわけであります。島民の意思は明確であります。  総理に伺いたいんですが、当面、本年度内のボーリング地質調査はおやめになるべきだと思いますが、いかがですか。

第113回国会 社会労働委員会 第5号(1988/12/20、14期、日本共産党)

○内藤功君 私は、エイズ対策としては四つの大きなポイントがあると考えているのです。  一つは、一般国民に対するエイズの正しい知識を普及するということです。それから二番目は、エイズ患者及び感染者の二次感染の防止策を公衆衛生的に講ずるということ。三番目は、エイズ予防ワクチンの開発と治療法の確立のための研究を国際的にも推進するということ。そして四番目に、非常に大事なことですが、感染者の生活補償対策、そしてプライバシーの権利などの基本的人権の尊重擁護、差別を絶対にしない。こういう四つが私は今非常に大事だというふうに思っているんですが、大臣の御見解を伺いたい。

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第5号(1988/12/06、14期、日本共産党)

○内藤功君 私からお伺いいたしますが、宮澤大蔵大臣へのコスモス株譲渡の問題であります。  昭和六十一年九月中旬にあなたのところの役員または秘書がお邪魔をしたと、こういうことですが、役員または秘書というのは、具体的にどなたですか。
【次の発言】 どちらか特定できないんですか。
【次の発言】 お邪魔したのは大臣室ですか、秘書官室ですか。
【次の発言】 あなたがなぜ聞いてないんですか。こういう大事なことは当然報告を受けているはずですが。
【次の発言】 服部秘書官とはいつごろからのお知り合いですか。
【次の発言】 二、三年前というのは、今から二、三年前ですか。

第114回国会 社会労働委員会 第5号(1989/06/21、14期、日本共産党)

○内藤功君 まず、国鉄労働組合及び同組合員から申し立てられていた不当労働行為の救済事件について、現在まで地方委で三十一件、中労委で一件、合計三十二件の救済命令が発せられておると承知しております。救済対象となった組合員は約五千人に近いんじゃないかと承知しております。今後も約百六十件余の案件について命令が次々と発せられるであろうという見通しも聞いております。  戦後四十三年、たくさんの不当労働行為救済命令が出されましたが、JRの不当労働行為事件はその性質、規模におきまして今や全国的な社会問題、さらには政治問題であると思います。JRは国が一〇〇%株主の全国的な基幹大企業であります。このように全国各地……



各種会議発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第75回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会公聴会 第1号(1975/06/28、10期、日本共産党)

○内藤功君 八人の公述人の方々全員に伺いたいんですが、遺憾ながら時間の制約がありますので隅井さんにお伺いしたいと思います。私の後から橋本委員の方からまた質問があるかもしれませんが、隅井さんには二点お伺いいたしたい。  今度の公職選挙法並びに政治資金規正法改正案の一番大きな問題点は、一つは選挙期間中の言論規制の問題、もう一つは、「政治活動を行う団体」という概念の創設であると私は思います。その第一点の選挙期間中における新聞紙、雑誌の制限について御質問したい。政府側は、労働組合の機関紙なども選挙の期間中選挙に関する記事を載せるとこれは無償で配れなくなる、百四十八条の二項、有償でやるものとするという改……

第78回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1976/10/29、10期、日本共産党)

○内藤功君 清水公述人に若干お伺いしたいと思います。  まず、運賃法定主義の問題でございます。  財政法三条の特例法などができた時代と比べて、国鉄の独占性というものが著しく薄れたということが強調され、私はことさらにという感じもするんですが、強調され、運賃法定主義の功罪のうちの罪の面が非常に今日強調されている向きもあると思うんですが、私はやはり問題を全面的に見ると、特に、国民生活を相次ぐ高物価から防衛するという上での機能的な役割りというものも見ていかなくちゃいかぬのじゃないかというふうに思うんですね。  法律家的な言い方をしますと、憲法の八十三条以下に決めている財政民主主義というものに、この制度……

第80回国会 予算委員会公聴会 第1号(1977/03/30、10期、日本共産党)

○内藤功君 二点ほどお伺いをしたいと思うんですが、一つは、先生の本論に入られる前に、パートタイマー、臨時作業員の方の雇用対策の確立も重要な福祉政策の一つと理解しておられると、こういうお話です。私どももこのパートタイマー、これは特に婦人に多いわけですね、臨時作業員、この雇用対策をどう確立するべきかということを非常に考えているわけですが、先生の具体的な御提言がありましたらお伺いしたい。たとえば、いま議論されています最低賃金法の改正問題ですね、そういう中で、こういう方にも適用するんだということをはっきりいまうたうという問題も一つの問題だろうと思うんです。労働基準法の諸権利の中で、できるだけの保障をこ……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1977/04/13、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず外務省と図書館長にお伺いをいたします。  それはアメリカにいまあります国立公文書館、ここに包蔵されておりますGHQ関係の資料であります。私は昨年の三月から四月にかけまして渡米をして、このワシントンDCの国立公文書館、それからしてメリーランド州のスートランドにあるナショナル・リコーディング・センター、ここに参りましていろんな資料を見てまいりました。まあいろんな資料があるわけです。たとえばいまの日本の憲法ができるときのいろんなGHQからの連絡資料、それから日本の最高裁判所以下のこの裁判制度をつくるときのいろんな経過、それからまた、民法というものを新しく改正するときの資料、農地改革や……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1977/04/14、10期、日本共産党)

○内藤功君 信用金庫に対する大蔵省の指導監督問題について御質問したいと思います。  信用金面は、中小業者あるいは庶民の一般勤労者の金融機関として、国民生活に非常に近いところにある金融機関として、これらが健全な経営をやり、また、その中小企業や勤労者のための金融機関としての奉仕の姿勢を持つということが非常に大事だと思うんですが、この点についての大蔵大臣の基本的なお考えをまず最初に承っておきたい。
【次の発言】 そういう前提での大蔵省の指導監督がどのように行われているかという問題の一例としまして、東京信用金庫の問題をきょうは取り上げたいと思うんですが、警察庁にお伺いしたいんですが、東京信用金庫の中井……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1977/11/21、11期、日本共産党)

○内藤功君 岡田さんに三点ほどお伺いしたいと思うんです。  第一点は、先ほどのお話ですと、赤字の原因につきまして、適時適切な値上げができなかったという点をずっと強調されたわけでありますが、まあ、これはいろんな見方があると思いますけれども、非常に膨大な設備投資、負債による設備投資と、こういうものが私はやはり大きな原因を占めているということを思わざるを得ないんですが、この点にさっきお触れになっていませんでしたので、岡田さんのお考えを伺いたいこと。  それから二番目は、これは簡単な問題ですが、いわゆる値上げに伴う客離れ、これは値上げと言いましたが、値上げ以外のいろんな諸要因も加味していると思いますが……

第84回国会 商工委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、運輸委員会連合審査会 第1号(1978/04/28、11期、日本共産党)

○内藤功君 造船問題を中心にお伺いしたいと思います。  今日の造船不況のしわ寄せが最も集中的に寄せられておりますのが構内及び構外関連の下請であります。昭和四十九年の造船のピーク時には下請依存度は四二・五%、日本の造船界を支えてきたと言っても過言ではないのであります。しかし、今日、この造船の大きな不況のしわ寄せはこういう下請業者、労働者に寄せられている。果たしてこの法案がこの対策に役に立つかどうかというのが最大の私どもの関心事であります。  そこで、御質問をしたいのですが、運輸大臣、労働大臣、造船のピーク時の昭和四十九年から現在までの間に削減された下請工ですね、下請労働者の人数はどのくらいだとい……

第84回国会 予算委員会公聴会 第1号(1978/03/23、11期、日本共産党)

○内藤功君 時間が余りありませんので、雇用問題について富塚公述人にお尋ねしたいと思うのですが、まず第一点目は、先ほどから出ておりますが、減税についての勤労者の要求が非常に強い。きのうのある新聞の世論調査を見ましても四七%の人が景気回復にはまず減税という答えを出しておるんですね。それで国会の論戦なんかでもこの減税の効果というものを非常に軽く見るという考え方も出てきておって、たとえば貯金でみんな消えてしまうじゃないか、消えるというのは問題ですが、貯金になってしまう。それからビールを飲んでそれで消えてしまうじゃないかというような議論さえ出ておりますが、総評事務局長としての富塚さん、いまの労働者の状態……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1978/04/01、11期、日本共産党)

○内藤功君 まず私は、東京を中心とした環境公害問題についてお伺いしたいと思うんですが、第一は、首都高速湾岸道路並びに東京湾横断道路構想と環境問題についてお尋ねをしたいと思うんです。  建設省にお伺いしたいんですが、首都高速湾岸道路の現状はどうなっておるか、またこの湾岸道路の騒音、それから振動公害などの環境問題の問題点はどのように建設省として把握していらっしゃるか、まずこれをお伺いしたい。
【次の発言】 次に、もう一つの東京湾横断道路構想、この方は昭和五十一年度から道路公団の中に東京湾横断道路調査室というものが置かれて調査業務に携わってきているというふうに聞いておりますけれども、現在までの調査状……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1978/03/30、11期、日本共産党)

○内藤功君 まず、国鉄両毛線の前橋駅付近の鉄道高架事業の問題について質問をしたいと思うんですが、これは昭和五十年度以来、予備調査の段階から本調査、さらに地元説明会などが行われまして、ことしに入ってから建設省と群馬県の事前協議、三月末には国へ認可申請の運びというふうに聞いております。  まず、この高架事業の計画の概要、それから工事費、費用負担、影響を受ける住民の数とか戸数、こういった点につきまして、簡潔で結構でありますから、建設省から御答弁をいただきたい。
【次の発言】 それだけですか。いま聞いたのは費用負担と影響を受ける住民戸数。
【次の発言】 私は最近現場も行って見てまいりましたし、住民の方……

第87回国会 運輸委員会国鉄問題に関する小委員会 第1号(1979/05/30、11期、日本共産党)

○内藤功君 きょうは国鉄小委員会の実質的な審議の日としては最初の日であると思うのです。一昨年、昭和五十二年、一九七七年の秋の臨時国会に運賃法定制緩知法案が出されたとき、私は、この法案は国会の長年保有をしてきた審議権というものを奪い去るものだ。それから二番目には、戦後約三十年にわたって物価値上げの一つの歯どめの役目を果たしてきた法定制を取り去るということは物価騰貴の一つの引き金になるものである。三番目は、こういうふうに運賃の法定制を緩和することは現状で国鉄の財政にプラスにならない、経営にプラスにならない。むしろ安易な値上げというものを助長をして、値上げに安易に頼るようになって、国鉄自身の努力、政……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1979/03/29、11期、日本共産党)

○内藤功君 永野陸幕長が三月二十八日防衛懇話会での講演で、防衛計画の大綱の修正の方に頭を向ける必要があると、こう述べました発言は、陸幕長が事前に防衛庁と打ち合わせをしたり、あるいは事前に了承を求めた上での発言でございますか。
【次の発言】 防衛庁長官は、従前国会の答弁におきましては防衛計画大綱の修正の必要は認めないと、こう言ってこられたと思います。そうしますと、国会での長官の御答弁、政府の答弁としてははっきりその必要を否定していることを、制服のトップの地位にある陸幕長が国会の外の、しかも防衛関係産業のトップクラスの経済人の方々の重要な、これは公的な場と言ってもいいと思うんですね、そういうところ……

第91回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1980/03/31、11期、日本共産党)

○内藤功君 高等学校進学者の急増対策についてお伺いしたいと思います。  この春、中学校を卒業するほとんどすべての生徒が、高校進学を希望しておるという状況であります。複雑高度化する社会において高校までの教育を受けたい、これは人間としての生きていくための当然の要求であります。また、子供たちの健全な成長というものを願うすべての親の共通の願いでもあるわけであります。  そこでお伺いいたしますが、高校教育が事実上準義務教育化したという現状におきまして、また昨今地方自治体における深刻なる財政危機という状況のもとにおきまして、高校進学希望者の急増対策については、地方自治体はもちろんのことでありますけれども、……


13期(1983/06/26〜)

第101回国会 予算委員会公聴会 第1号(1984/03/29、13期、日本共産党)

○内藤功君 時間の関係がありますので、名東先生に一問だけお伺いしたいと思います。  大型間接税、一般消費税の決定についてのいろんなお話、非常に同感の点が多いわけなんですが、これが結局軍事大国化への道にもなるというお話もありましたが、今のこの軍事費ですね、これについてどういう歯どめをかけるべきか、またどのように、特にどの部門について縮小すべきかと、こういう点についてお考えがございましたらお話しいただきたいと、この点でございます。
【次の発言】 関先生にお伺いをしたいと思うんですが、現在、政府は民間活力の導入ということを景気対策の非常に重要な項目として挙げておりまして、例えば大型のプロジェクトをや……

第102回国会 逓信委員会,内閣委員会,地方行政委員会,大蔵委員会,社会労働委員会,商工委員会連合審査会 第1号(1984/12/07、13期、日本共産党)

○内藤功君 私は内閣委員といたしまして、また電電公社の民営化を内容とする本法案に反対の立場からいたしまして質問をいたしたいと思います。  まず、こういう点をお聞きしたいんですが、米軍の三沢基地における住宅建設に伴います電話の設置について、電電公社並びに防衛施設庁当局にお尋ねをしてみたいと思うんです。  防衛施設庁の昭和六十年度の概算要求を拝見しますと、三沢基地に関する予算が百五十三億二千四百万円組まれております。その中には、F16戦闘爆撃機の配備に伴う米筆家族のための住宅といたしまして二百四十戸の住宅を建設してやるという趣旨でありますが、まず最初に、この住宅建設の戸数並びにその総費用はどれぐら……

第102回国会 予算委員会公聴会 第1号(1985/03/26、13期、日本共産党)

○内藤功君 鷲見先生に二点だけお伺いしたいと思います。  第一点は、先ほど冒頭のお話の中で軍事費の四番目のポイントとして挙げられました後年度負担、非常に巨額になっておりますが、先ほどその点余り深くお触れになりませんでしたので、先生の御見解を伺いたい、これが第一点。  もう一つは、日米間の貿易摩擦、今、非常に激しくなってきて、開戦前夜のような空気だというような評論もございますが、そういう中でアメリカをなだめるためにやはりある程度の軍事費の増強をやるべきじゃないか、こういう意見がありますが、これについての先生の御見解をいただきたい。  二点でございます。

第104回国会 建設委員会,大蔵委員会,運輸委員会連合審査会 第1号(1986/04/23、13期、日本共産党)

○内藤功君 東京湾横断道路につきまして、建設、運輸両者に御質問したいと思います。  この横断道は、東京湾の船舶の航行安全初め環境問題、それから漁業への影響など、東京湾の将来にとって重大な悪影響を及ぼす面があることを指摘せざるを得ません。本日、私は主として船舶航行の安全問題を中心に御質問したいと思います。  まず、建設省は、川崎側約五キロメーターの橋梁案を変更して、トンネル方式にするというお考えのように承っておりますが、どうか。もしそのようにした場合に、そのようにした最大の理由は、船舶航行の関係を考慮したというふうに考えてよいかどうか。この点をまず伺います。


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会公聴会 第1号(1986/11/14、14期、日本共産党)

○内藤功君 両先生のお話、また、いろいろなお書きになったものを拝見いたしましていろいろなことをお聞きしたいと思うんですが、私に与えられました時間が少ないので、中山先生に一問、大きな問題ですがお伺いをしたいと思います。  現在の国鉄の大きな額の長期債務、これを生んだ責任は、私は率直に言って政府の政策、特に借金をつぎ込んで膨大な設備投資をやったという問題に基本的なものがあると考えておるんですが、それなるがゆえに国鉄の労働者に対するいろんな人権の侵害というものは私は非常に許せないことだと思っております。そこで御質問は、いわゆる人材活用センターについてであります。  本年の七月以降各地に設置をされて、……

第112回国会 予算委員会公聴会 第1号(1988/03/22、14期、日本共産党)

○内藤功君 公述人の先生、御苦労さまでございます。  伊藤滋先生にお伺いをしたいと思うんですが、三点ほどございます。  一つは、東京の都市問題につきましていろいろお話がございましたが、まず東京の遷都問題についてのお考えを聞きたかったんですが、先ほど大分お考えの一端が率直に出されましたのでもう聞く必要もないかなと思うんですが、ただ、いかにもこの遷都というのがもう当然の前提のような議論が世の中でなされております。私はむしろ長い間市民がつくり上げてきた東京は、政治、経済の中心であり、それから同時に、昔の下町以来市民がやっぱりその中で混在してといいますか、一緒に生活しているセンターなんですね。そういう……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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