このページでは矢原秀男参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。矢原秀男参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○矢原秀男君 今回の台風八号及び梅雨前線による集中豪雨の災害についての状況の報告を受けておりますと、総額で四千五百三億九千二百万となっております。いずれにいたしましても今回の災害における多くのなくなられた方々に心からの御冥福を祈るとともに被災者に対しましてもお見舞いを申し上げる次第でございます。 私も災害特別委員会の一員としまして兵庫県の淡路島、岡山県、香川県の小豆島と視察をしてまいりました。その他にも兵庫県の相生、赤穂、上郡については七月の七日から八日にわたって現地救援に行っておりますが、これらを中心にして二、三点の質問をいたしたいと思います。 いずれにいたしましても、各地の要望について……
○矢原秀男君 三点にわたって簡単に質問したいと思います。 まず第一点は、中学教科書の問題を取り上げるわけでございますが、五十年度の検定の出願本が出されたわけでございますが、その「中学社会」の中に「世界、平和と日本の進路」のまとめとして日本書籍から出たわけでございますが、簡単に申し上げますと、この中でまあ私もいままでの現行の「世界平和と日本の進路」よりも、今度の五十年度の検定の出願本が非常によくまとまっている、集約されている、こういうふうに非常に感心をしておったわけなんでございますが、その中のまとめでは「世界平和と日本の進路」の中で、ちょっと時間がかかりますが、「わが国は憲法で平和主義を宣言し……
○矢原秀男君 関連。 三木総理にお伺いをしますが、いまやりとりされております独占禁止法改正については、これは国民の生活を守る経済の憲法であるから大事なのでございます。私はここで一点だけ、国民の立場からもう一回突っ込んでお伺いしたいのですが、原価の公表についてでございます。これは財界の要請について自民党政府の一連の骨抜きで形骸化されております。それが大企業の独占、寡占を許したのでございます。そういう立場の中で、三木総理にお伺いをしたいのは、高度の寡占企業の原価の公表を命令できるようにするのか。本予算委員会においてまだ御答弁がございませんので、あなたの姿勢をはっきりいただきたいと思います。
○矢原秀男君 関連でございますので、具体的な事項だけをいま皆さん方に質問したいと思います。 一つは、瀬戸内海の環境保全の臨時措置法、これは四十八年から三カ年の議員立法でございます。しかし、この条項の中で、第四条になりますね、「排出水の排出の規制の強化」のところで、環境庁長官に御質問したいわけでございますが、「産業排水に係る化学的酸素要求量で表示した汚濁負荷量」の問題でございますが、四十七年当時の二分の一程度に減少させることをめどと、こういうふうになっているわけです。ところが、現実にはこの問題が成果をおさめておらない。その点について、具体的でございますけれども、数字的にどの程度この三カ年の間に……
○矢原秀男君 長時間いろいろと質疑が交わされておりますので、重複する点は極力避けたいと思っておりますが、もし重複をしました場合には重要な観点から質問しておる、こういうことで答弁をいただきたいと思います。
大臣にお願いしたいのですが、今回の郵便法の一部を改正する法律案が提案されたこの理由について、何回もお話がございましたけれども、改めてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 大臣、たとえば郵政審議会とか、そうして労働大臣の私的な諮問機関とか、いろんな審議会があるわけでございます。で、まずひとつ大臣にお伺いしたいことは、郵政審議会の答申については、どの程度のウエートを持っていらっしゃるのか、審……
○矢原秀男君 時間の関係で一点だけにしぼって質問したいと思います。 いまどこへ行きましても、御父兄の方といろんなお話をしておりますと、高校入学に対するそういういろんな子の心配をこの一カ月間相談を受けたわけでございます。これは全国的に見ても非常に大変な状態でございますが、高校生の実態を見ておりましても、高校の生徒数が四百二十八万一千人おります。このうち全日制が四百万二千人、前年より〇・六%ほど高いわけでございます。こういう中で国立が〇・二%、公立が六九・二%、私立が三〇・六%でございます。学校数についても、四千九百十六校あるわけでございますが、文部省の高校以下の四十九年度学校基本調査の結果を見……
○矢原秀男君 ちょうど東参考人にお尋ねしたいと思っておりましたが、帰られましたので、成田参考人、よろしくお願いいたします。 実は五年前に私、灘高校の、いまはやめられましたが、トップの先生とお話をしましたときに、東大にあなたのところでは非常に努力をされていらっしゃいますが、そういう勉強方法を聞かしていただきたい、こういうことで私お尋ねをしましたら、返ってきた言葉が、あのような学校はつぶしたらいいんですわ、ああいうのが日本の国でどんどんふえ出すと大変なことになるんですと言う。私は、能あるタカはつめを隠すで、謙遜されて、自分の学校をそういうふうに謙遜されたのかと思ったわけですが、一面どうしてでしょ……
○矢原秀男君 まず、国立学校設置法の一部を改正する法律案の中で、医師、歯科の問題が取り上げられておるわけでございますので、先般は医師の関係については有田先生からもお話がございまして重複をしますので、歯科関係について御質問したいと思います。 現在、いま内田委員からお話のありましたように、歯科医師会の非常な混乱ぶりが日本国じゅうで大きな問題になっているわけでございますが、私もちょっと資料に目を通しておりますと、歯科医師の数が人口十万に対してわずかに三十七人強しかおらない。これが全国の総数になっております。そういうふうな中で各県の非常に少ないところをさらに見ておりますと、沖繩では一一・六人、青森で……
○矢原秀男君 午前中、文部大臣から、文化功労者年金法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の御説明をいただきましたので、時間の限定もございますので、簡単な質疑だけをやりたいと思っております。
まず、文化功労者年金についてでありますけれども、一つは文化功労者年金額決定の基本的な考え方、それからもう一点は、五十年度文化功労者年金額を二百万円から二百四十万円に引き上げたこの根拠、この二点について簡単にお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 その他に文化に関する年金制度として日本学士院会員の年金、これは日本学士院法でございますが、それと日本芸術院会員の年金、これは文部省設置法……
○矢原秀男君 私も時間が限定されておりますので、簡単に答弁を願いたいと思います。 まず最初に、私、文化財保護法の新旧対照表を、いまつくったわけでございますが、逐条的に簡単に質問申し上げますので、答えていただきたいと思います。 第一章の総則でございますが、この法律の目的について第一条には「この法律は、文化財を保存し、且つ、その活用を図り、もって国民の文化的向上に資するとともに、世界文化の進歩に貢献することを目的とする。」と、こうあるわけですね。「世界文化の進歩に貢献すること」、このことについて、いつも法律の目的にこういうふうに挙げられるのではなしに、具体的な計画というものを、将来、こういうふ……
○矢原秀男君 私、二点だけ質問をしたいと思います。 まず一点は、学校給食の問題でございます。 私たちを取り巻いております食生活の環境というものを見ておりましても、非常に危険な薬づけ畜産物から人体の安全をどう守るのか、こういう問題が取りざたをされているわけでございます。この問題についても配合飼料の中に多くの薬剤が混入されて、人体への悪影響となっていることは、これはもう承知のとおりでございますが、あるところでは大手の商社が介入をしたり、そして大量生産、大量販売、そして石油たん白にも目をつけていく、こういう中で飼料に対する添加物が全部で百六種類になんなんとしております。抗菌性製剤として抗生物質が……
○矢原秀男君 関連。 いま三木総理は、知恵をかしてほしいということでございますが、最初に自治大臣にお伺いをしますが、こういうふうな遊技場の組合から、国会の選挙のときに、自民党の議員さんに頭から選挙資金の割り当てがくる、これに対して大変困っているのだと、こういうふうな話があるわけです。で、自治大臣がそういう点において掌握している点を答えていただきたい。 そして三木総理大臣には、よい知恵というのは、こういう遊技場の組合から自民党さんの議員に選挙のたびごとにお金が出ていく、それさえ癒着を断ち切ったら、もっと国民の皆さん方に明快な結論が出るわけです。そういう点についてあなたはどう考えているのか、お……
○矢原秀男君 まず、石油たん白について質疑をいたします。
公害、環境汚染と農業の荒廃、そして生命の危機などをテーマとした、いま朝日新聞に連載中の有吉佐和子さん作の「複合汚染」というのが出ております。これについての感想を、まず安倍農林大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 続いて田中厚生大臣、感想をお願いいたします。
【次の発言】 農林大臣も厚生大臣も、為政者の立場から非常に努力をされていることがわかるわけでございますが、私は、きょうは三木さんがおりませんけれども、次期総理としては大平さんではないかなとも考えておるわけでございますが、総理大臣にかわって、大平大蔵大臣、あなたはどういうふう……
○矢原秀男君 午前中、郵政大臣から日本放送協会の昭和四十七年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書の概要についての御説明を受けました。そしてまたNHKからも補足の説明をいただいたわけでございます。 で、先ほども同僚議員からも質問がございまして、重複する点があろうかと思いますけれども、そういう点は極力簡略に申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まずNHKの財政事情でございますけれども、四十七年から赤字になりました。で四十七年につきましてはただいま御報告をいただいたとおりでございますが、本年は二百十六億円という赤字が計上されているわけでございます。まあこういうふうになりますと財……
○矢原秀男君 ちょっと関連。 いま第三種のお話しがちょっとございましたので、それを含めて関連して質問を簡単にしたいと思います。 ちょうど、きのうもミニコミの代表が参りまして実情を訴えておられましたが、そこで具体例が、月に三回、五千部の消費者レポートを出しているときに、年間百八万円の郵送料が五百四十万円にはね上がってしまう。ささやかなわれわれの声というものがなかなか今後は、いわゆる文化運動、そうして生活向上、そういうふうなことができない、こういうふうなお話もあったわけでございますが、いずれにしても、公共性を加味したこの値上げでございますので、そういうふうな人たちのささやかな状態についてのいわ……
○矢原秀男君 郵便法の一部を改正する法律案に対しまして、大臣並びに各局長に若干の御質問をしてまいりたいと思います。 まず、その前でございますが、郵政大臣、あなたにちょっと御質問したいわけでございますが、先般の郵便貯金の金利の引き下げの件でございますけれども、四十七年の前回の引き下げでは郵政省の抵抗が半年間も続いた、こういうことで非常に評価をされていたわけでございますが、今回は早くから大平大蔵大臣と村上郵政大臣の間によって引き下げの合意が非常に抵抗なくスムーズに動いていった、こういうふうなことで、私も村上郵政大臣の最初の姿勢とそれから後の姿勢、非常に不信を持っているわけでございます。それといい……
○矢原秀男君 関連。 三木総理、いまこの委員会でも長い時間議論が続いておりますのは、公共のためというのは非常に国民が信頼、そういうふうなことでございますから、その財源はどういうふうなところから出すべきであるかということで検討もされているわけです。いま、三木総理は、利用する人が負担、これが原則である、一般財源でやれというけれども国民の税金だからそういうことはやってはいけない、こういうふうなことで、どなたが見られてももっともなような理論になるわけです。 しかし、ここで三木総理に考えていただきたい一つは、一昨日も経企庁から来ていただきましたけれども、世界で一番高い、この五カ年の物価のあれは一七八……
○矢原秀男君 最初に、児玉問題について若干お伺いいたします。
本日までの衆参のロッキード調査特別委員会で安原刑事局長の答弁をお伺いいたしておりますと、一つは児玉ルートの金の流れの解明が最もおくれている事実を認められております。で、六月四日、児玉の外為法違反容疑での追起訴以後の捜査状況でございますけれども、この点についてまず御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 いま、局長のお話を伺いますと、周辺の捜査、金の流れ、もう一つは児玉の捜査がおくれていることは、昨日も、きょうまたお伺いしましたけれども、原因は児玉の病状であると、まあこういうふうに再確認するわけでございますが、三月の四日を第一回と……
○矢原秀男君 まず最初に、環境庁に質問をいたします。で、これは緊急でございますので、短い時間でございますが、まとめて御答弁いただきたいと思います。 瀬戸内海における赤潮対策についてでございます。これの原因とか、いろんな問題等については昨年も、おととしも、環境庁にも強く私は地元の議員として要請をしたところでございますから、くどくど申し上げませんけれども、私は公明党の赤潮対策本部の一員といたしまして五十一年の五月、七日と十五日の二日間洲本市を中心とする淡路島沿岸の赤潮発生状況を調査をいたしてまいりました。その時点からすでに志筑港から洲本市前面の海面に赤潮の発生を見たわけでございます。毎年同じよう……
○矢原秀男君 最初に大平大蔵大臣にお答えをいただきたいと思います。
一つは予備費の使用について昭和二十九年の閣議決定がなされておることは御承知でございます。その内容等々が今日まで遵守をされておられるわけでございますが、大臣として今日どのような理解をされていらっしゃるのか、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 予備費の使用については、二十九年の四月十六日閣議の決定がされました。ここには第三点までいろいろと述べられております。私もこの第一点の「財政法第三十五条第三項但書の規定に基き、大蔵大臣の指定する経費は別表のとおりとする。」云々。それからまた特に大蔵大臣にもう一度御答弁をお願いしたい……
○矢原秀男君 大蔵省にお尋ねします。 まず最初は、拘束預金実態調査についての政府の認識をお伺いするわけでございますが、六月の十五日、大蔵省は歩積み両建てなどの拘束性預金等に関する調査の結果を公表されました。同時に、歩積み両建ての自粛徹底についての銀行局長通達が出されております。今回行われた拘束性預金についての企業を対象とする特別調査は、中小企業等の収益悪化の大きな要因の一つとして、拘束性預金による実質金利の上昇が国会の内外においても問題とされておったわけでございますが、銀行の監督行政の強化が強く要請をされたために実施されたものであろうと思われます。この通達は、右の調査結果に基づいてその自粛徹……
○矢原秀男君 当局の皆さんには非常に遅くまでで申しわけないと思いますけれども、よろしくお願いを申します。
私はまず第一に、農村地域工業導入促進法、この問題について質問をしたいと思います。まずこの導入促進法の成立の経緯、時代的な背景についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいま農林大臣から御答弁をいただきましたが、確かに私も基本方針を見ておりますと、農村地域への工業の導入に関する基本方針というものが昭和四十六年法律第一一二号第三条第一項の規定に基づいて、農村地域への工業の導入に関する基本方針を次のとおり定めるということで、時の農林大臣の代理でございました山中さん、そうして通産大臣の田……
○矢原秀男君 都市公園等整備緊急措置法及び都市公園法の一部を改正する法律案に対して質疑を重ねたいと思います。 午前中も先輩委員から質問等がございまして、重複する点があろうかと思いますが、極力避けていくつもりでございますが、重複した場合には簡単で結構でございますから御答弁をお願いしたいと思います。 まず最初に、この法律案について基本的なことを若干お伺いしたいと思います。申すまでもなく、潤いのある都市環境を創造するということ、これはまあ都市公園、緑道の果たす役割りというものは非常に大きいと思います。その効果は都市生活環境、公害、災害の防止、レクリエーション需要の樹立、人間性の回復などはかり知れ……
○矢原秀男君 では、まず最初に大鳴門橋建設に関しての質問をしたいと思います。 昨日の夕刊も、テレビ等でも、環境庁の長官が建設に同意をした、こういうふうなことで公団が来月にも着工し、五十七年度完成を目指していくのではないか、こういう報道がなされておるわけでございます。きょうは環境庁長官も何か四国の方に用事で行っていらっしゃるそうでございますので、代理の方に質問をしたいと思いますが、まず環境庁の方に御質問申し上げたいのは、十二日に本州四国連絡橋公団に対して兵庫県淡路島と徳島県鳴門市を結ぶ本四架橋大鳴門橋の建設に同意を与えた、こういうことでございますが、この中で、長官の諮問機関でございます自然環境……
○矢原秀男君 じゃ、関連質問、一問だけ質問いたします。 今度の第四次下水道整備五カ年計画は七兆五千億でございますので、私、非常に期待をしております。ところが、水質環境基準の達成と下水道整備等々考えておりましても、現実には総人口に対する下水道の利用人口というのは二一%ですから、先進国では最低でございます。そういう観点の中で、大阪と尼崎に面しております神崎川の汚染浄化対策について質問したいと思います。 一つは、現在の汚染水質の実態はどうであるか。 第二点目は、水質環境基準設定水域と思いますけれども、これとの比較相対はどうなっておるか。 第三点には、公害防止計画策定区域と思いますけれども、そ……
○矢原秀男君 住宅金融公庫法の一部を改正する法律案についてお伺いをいたしますが、その前に住宅金融にかかわる基本的な問題について若干お伺いしたいと思います。 戦後三十一年になりますけれども、わが国経済もGNPでは自由世界第二位の規模に達しております。しかしながら、国民生活においては随所でそのひずみが散見されております。まああらゆる面で国民階層からその政策の見直しが叫ばれている現況でございますけれども、中でも最も立ちおくれておりますのが住宅という生活の基礎部門であります。その意味で住宅問題の解決は、政府の政策運営の基本的な課題でもあろうかと思います。 そこで、現今の住宅問題は量、質ともに、ある……
○矢原秀男君 私、明日の災害特別委員会で主体的ないろいろの質疑をしたいと思いますが、先ほども同僚の小谷議員から一宮の災害復旧についてのいろんな事項がございまして、私も災害が起きまして二時間後に現地に参りまして、対岸に渡りながら町役場の町長にお話をしますと、救助に向かった二百人以上の消防員たちも消息が不明であると、町役場としては情勢をつかんでおりませんということで、私、現地に向かって、無事逃れておるというのを自分の目で確かめて……。 ですから、きょうは私質問申し上げますので、あすのまた災害委員会において答弁等もお願いしたいと思いますが、きょう申し上げる一点は、一宮の山津波は基岩の崩壊である。こ……
○矢原秀男君 私も委員会の一員といたしまして、十二日から十三日までの二日間、長良、揖斐両川の被災状況を視察をして帰ったところでございます。ただいまも御報告があったように、私も十何年間にわたって災害現場を走り回ったことがあるわけでございますが、長良に行きまして一番びっくりしましたことは、木曽川を含めて木曽三川と言われるそうでございますが、これだけ巨大な川が、平素のときは結構でございますけれども、もし洪水時になれば本当にふん土のような河川になっていく。恐らく日本でも洪水状態になれば一番恐ろしいところではないかということを私は感じ得たわけでございますが、それを考えるたびに、非常にここだけは何とかして……
○矢原秀男君 今度東京都で太陽のシビルミニマム、非常に私も評価をしているわけでございます。そこで、具体的に時間が限定ございますので質問申し上げたいのですが、日照基準についてでございますが、東京都の太陽のシビルミニマムを三時間から六時間とされております。そうして第一種の日照保全の地域が五時間、第二種が四時間、第三種が三時間、第四種二時間、こういうふうになっている中で、規制の際にはこの基準を敷地境界線上五メートルの高さ、こういうふうにされておるわけでございます。そこで私は、本日お見えでございます東京理科大学教授の大河原先生の「用途地域制・高度地区制と日照保護」の論文の中で、先生が東京都の太陽のシビ……
○矢原秀男君 建築基準法の一部改正について質疑を重ねたいと思います。 まず最初に、遡及適用の件について御当局にお伺いをしたいと思います。 一つは、二十七日、きのうですね、大火の大洋デパート倒産という報道もされたわけでございますが、やはり事前に手を打てば、公害のときもそうでございますが、企業もやはり公害にはお金がかかるからということで手が打てなかった。被害が出る、そうして実際にはかえって多額なお金がかかったというふうな実態があるわけでございますが、やはり人命の立場であるそういう観点から考えると、予防的な予算措置というものが最善の最少の経費にかえってなるんではないかという教訓をここに持っている……
○矢原秀男君 十月八日現在の台風十七号による災害の報告を受けたわけでございます。不幸に残念なことでございますが死者百五十七人、建物等についても全壊流失が千六百三十三一戸いずれにいたしましても罹災世帯数が十万九千四百八十六世帯、罹災者の数が三十八万七千六百六十五人、こういうふうになっております。金額的にも七千四百六十七億二千百九十九万、こういうふうな被害総額でございますが、質問をする前に、いろいろこういう被害を受けられた皆様にお見舞いを申し上げながら質問を進めてまいりたいと思います。 まず、国土庁長官にお伺いをしたいわけでございますが、政府が八日の閣議で今年度一般会計予算に計上された公共事業等……
○矢原秀男君 日ソ漁業暫定交渉について伺いたいと思います。 まず、新聞の報道等によりますと、きのうまでの新聞では政府の、総理を初め閣僚の皆さん方でございますが、十七日までの好結果というものについて、非常に浮わついた感じがあるんではないかというふうに私感じたわけでございます。 そういう中で、首相の親書が交渉進展の決め手になった、こういうふうにも出ているわけでございますが、親書の内容についてはこれは当然明らかにされないと思いますけれども、私は、親書の中には、自信たっぷりのああいう姿を見ておりますと、日ソ経済協力の中のシベリア開発の問題、二番目には対ソの長期借款供与の問題等々、それから三番目には……
○矢原秀男君 波多野先生にちょっと二、三質問したいと思います。
一つは、こういう国際情勢ですけれども、韓国政府と五十年に及ぶ協定が時宜に適しているのかどうかという問題があるのですけれども、そういう点については、先生いかがでございましょうか。
【次の発言】 そこで私の一面心配しておりますのは、いま地図でも明示されていらっしゃいますように、やはり外交には常に隣国というのか、たとえばこの問題でも中国の問題であるとか北朝鮮の問題であるとか、非常に絡みの、もう少し明確化の、地質の問題もございますけれども、そういう関係で、私も少しこれ隣国に対して、関係国間のこういう外交交渉というものが韓国オンリーでいい……
○矢原秀男君 日韓大陸だな関係協定について、まず第一段階としては簡単に質問をしておきたいと思います。
まず最初に、日韓大陸だな共同開発協定への経緯というものについて御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 世界に例のないジョイントベンチャーでございますが、一九七二年九月の日韓閣僚会議、ここで共同開発構想が出たわけでございますが、それが続いていると思います。しかし、この時点において、中国、北朝鮮等々の関係諸国との話し合い云々というものが出されたのか、それともそういうものは一片すらも出なかったのか、そういう点お伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 二点ほど宮崎さんに質問いたします。 一つは、経済水域制度と大陸だなの今回の問題でございますが、私たちは経済水域の制度によって、これはもうすでに国際慣習で二百海里にこれがなっている大勢でございますけれども、日本の中間線の主張というものは私はもう当然だと思うわけなんです。そういう意味で先生もお話がございました第三次の海洋法会議の動向というものを待って、それから慎重審議と、こういう形の進めをしなさいと、こういうふうに言っているわけでございますが、外務省の方では海洋法会議も余り重視をされてないようにも思うし、そういうことで先生の御意見をお伺いしたいのが第一点。 もう一点は、海底油田の……
○矢原秀男君 今度の日ソ問題については、農林大臣、本当に御苦労さんでございました。国民も、非常によくやったというような感触もございます。しかし、日ソ問題と言えば北方四島の領土問題、そうして日本の将来の食糧問題を解決するかどうかというこの漁業問題というものに非常に関連をしておりますので、大国のソ連の無理押しに非常に日本が犠牲を払った、こういうふうな国民の方々の大半の声があるということはこれは私はもう当然だ、こういうふうに感じておるわけでございます。 そこで第一点は、反省の意味でこの点をまず尋ねたいわけでございますが、経済水域の二百海里というものは、昨年ごろは漁業専管水域という形で世界の趨勢とい……
○矢原秀男君 まず、就任されました田中通産大臣に、中小企業保護育成の立場から課題を申し上げながら、基本的な姿勢を二点ほどお伺いをしたいと思います。 現在、民間の信用機関が十三日まとめた昨年十二月の全国企業倒産、負債が一千万円以上の状況によりますと、件数は、危機ラインと言われます千五百件台を大幅に突破しております。そうして千六百件台になっており、負債額も二兆二千億円台となっております。この結果、昨年の一月から十二月の累計は、企業倒産件数が一万五千六百件台、負債額も二兆二千億円台と、過去で最高を記録いたしておるわけでございます。今後の見通しにつきましては、年末の決算、借入金の、いわゆる借り入れ金……
○矢原秀男君 まず第一点は、学校公害について伺いたいと思います。
一つは、全国的に実態はいかようであるか、第二には、どういう具体的な救済対策をとっているのか、第三には、最近の五ヵ年間の予算的な面においてはどういう形で推移をしているのか、当該局長で結構ですから、まず三点を伺いたいと思います。
【次の発言】 全国的な対策についてはほぼいまお伺いしたとおりでございますが、私はいまから具体的な問題を取り上げて質問をしたいと思います。
いま私が学校公害の具体的な問題と申しておりますのは、兵庫県の尼崎、西宮、芦屋に関する四十三号線付近の件についてでございますが、この近辺については騒音、振動、排気ガス、……
○矢原秀男君 宅建業法について質問する前に、きのう、きょうと報道されております住宅ローンの引き下げ関係について少しだけ質疑を交わしていきたいと思います。 四月十九日、きのうでございますけれども、公定歩合の再引き下げ、そしてまたきょうは住宅ローンの引き下げ、こういう問題が、福田総理の発言が報道されているわけです。きょう大蔵省の方にも来ていただいたんですが、私も十二日の予算委員会で、大蔵大臣と日銀の副総裁にこの問題お伺いしましたら、いまから見ますとまあしゃあしゃあというのか、そんなことは全然ありませんいうふうなことで、これは非常に複雑な社会情勢の中で、人をだましてでも抜き打ちにやらにゃいかぬのか……
○矢原秀男君 私は、公明党を代表して、昭和四十八年度決算外二件に対して反対を表明し、委員長提案の内閣に対する警告案に対しては賛成をするものであります。 ここにその主な反対の理由につき申し述べます。 第一は、経済政策の失敗である。 昭和四十八年度は、国際収支対策に政府の政策が適切を欠いたため、円の変動相場制への移動という事実上の円切り上げを余儀なくされ、また、同年の後半には石油ショック等に便上し、一部の大資本による買い占め売り惜しみはその極に達した。政府はただ傍観し、ついに狂乱物価となり、国民生活を破壊したのである。 四十九年二月には、卸売物価は対前年同月比で三七%、消費者物価は同二六・……
○矢原秀男君 二点について質問をいたしたいと思います。 まず第一点は、下水道の整備についてでございますが、まず大臣に基本姿勢をお伺いする前に、よく聞いていただきたいことがございます。 下水道の整備及び管理について、五十一年の十二月の二十日、行政管理庁が建設、厚生、農林の三省に対して行政監察の結果に基。つく勧告をしております。それを見ておりますと、下水道は、一つは、国民の快適な生活環境確保と公共用水域の水質保全を図るための基幹的な施設であるという中で、わが国の普及率は五十年度末現在二二・八%にとどまっており、欧米では普及率が七〇%を超えている国が多く、中にはイギリスのように九四%というところ……
○矢原秀男君 提案されております治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案について若干の質問をいたします。重複する点は極力避けてまいりたいと思いますが、もし重なるところがございましたら御容赦をいただきたいと思います。 まず、提案の理由といたしまして伺っておりますと、第一回は、国土の保全と開発を図るために、第二点は、治水事業の五カ年計画の対象となる治水事業には市町村長が行う準用河川に関する事業を追加する必要があるということに尽きると思います。 そこで、私も同感でございますけれども、まず大臣にお伺いをしたいことの第一点は、治山治水についての基本的な姿勢はいかにあるべきであるか。そうして第二点目は……
○矢原秀男君 NHKの決算に入る前に、朝刊に各紙が公定歩合引き下げ等について取り上げておりますので、郵政大臣にお伺いしたいと思うんです。 私、四月十二日に、予算委員会で公定歩合の再引き下げにつきまして日銀の副総裁と大蔵大臣にお尋ねをしたんですね。そうしたら、御両名とも、いやいや、そんな全然そういうことはいたしませんとけんもほろろに言われておったわけなんですが、一週間たたないうちに、こういうふうなことを平気で言われている。私は、日本の社会情勢の中で、やはり否定をしながらやるときには抜き打ちでやらなくてはならないという、投機的な、いいのか悪いのか、そういう面があるからこういうことになったんかなと……
○矢原秀男君 関連。
【次の発言】 厚生大臣に質問いたしますけれども、いまあなたは答弁の中で、この問題は末端の問題、こういうあなたの答弁があったわけです。こういう大事な大問題がなぜ末端の問題なんですか。あなたは厚生大臣としてもっと真剣に人間の生命という、そういう大事な立場の中で、厚生大臣としてこういう問題が明らかになってどう手を打つべきであるか、末端の問題とは一体何をあなたは言っているのですか。まずこの問題について、もう一度あなたの見解を聞きたい。
【次の発言】 そして、いまあなたが言われておりますように、現場の問題という話が出ております。いま末端の問題については訂正されたからそれで承知します……
○矢原秀男君 まず、お伺いをいたしますが、いま問題になっております日ソ漁業交渉の推移は国民にとってもきわめて関心のある問題でございます。本委員会におきましても再三議論をされておりますけれども、私は政府の明確な態度が示されていない、こういうふうに感じるわけでございます。現在、ソ連との交渉中で、微妙な点もあることは十分に理解をできますけれども、昨日の鈴木・イシコフ会談の結果並びに政府の見通しについての考え方をまず明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 では、現時点での政府の見解を具体的に二、三お伺いしたいと思います。
一つは、日本の十二海里内のソ連漁船の操業は正式に撤回されたのかどう……
○矢原秀男君 P3C関係について、防衛庁長官、まずあなたにお伺いをいたしますが、防衛庁長官としての国際政治の分析、アメリカやソ連、そういうことを中心として、あなたの考え方を教えていただきたいと思います。
【次の発言】 いま長官の軍事面の分析等をお伺いしたわけでございますが、私もこの二年間、アメリカの首脳、中国の首脳とは軍事面を中心とする国際政治の分析はお伺いをしましたので、いまは披瀝をいたしませんけれども、まず長官の姿勢を伺ったわけでございますが、第二点目は、防衛庁の方にお願いしますけれども、アメリカとソ連の潜水艦の実態、これについてお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 二、三点、簡単に質問を申し上げたいと思います。
重複するかと思いますが、最初でございますので、まず大臣に郵便の将来展望といいますか、こういう多様化の中で基本的な見解、これをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 では、郵貯の利下げ及び進学ローン制度の創設問題等について数点ただしたいと思っております。
郵便貯金の金利引き下げについては、一昨日の委員会においても各委員の方から質疑が行われておりますので、重複は避けたいと思っております。
私は、今回の諮問のあり方についてお尋ねをするわけですが、去る五月の利下げの際、郵政審議会への一発諮問、一発答申、すなわち、諮問に当たって具体……
○矢原秀男君 日本放送協会昭和四十九年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書については、冒頭に御説明をいただいたわけでございます。 そこで、私は概況を考えるに、経常事業収支は昭和四十七年度から赤字基調となり、それが五十年度まで続いていたのでありますが、この間、四十八年度における東京放送会館の売却収入三百五十四億円余りの活用等により経常事業収支の赤字をカバーしてきたと理解をしております。そして四十九年度は、同売却収入の一部繰り延べによる事業安定化資金三十五億円の充当、その他減価償却方法の変更、建設投資規模の圧縮などの支出抑制により収支均衡予算を編成されたものであると考えて……
○矢原秀男君 関連。
【次の発言】 通産大臣、景気の回復についても、非常に円高の問題から、雑貨、繊維などの輸出環境も一段と厳しくなるという分析もある中で、政府がいまとっている繊維に対する救済策、特に日本全国に散らばっております地場産業の救済でございますけれども、たとえば絹織物業界、全国で一万六千三百の企業数がございます。生産数量が年間に一億三千万平米近くも出されておりますけれども、この地場産業に対する政策の中で、不況対策として政府の最大の救済策は何かと言えば、機械を取り壊してしまう、それが最大の救済策だといま言われているわけです。専門的な言葉では設備共同廃棄事業というわけでございますが、現地に……
○矢原秀男君 近くは歴代の総理が唱えておりましたけれども、福田総理、あなたの、福祉国家として、近代日本の進路についてという角度から、またあわせて、現今における社会保障、福祉に対する基本姿勢について、具体的に四点ぐらいにわたってお伺いをしたいと思っております。 現在、国民の多くは暮らしの先行きに対しまして大きな不安感を抱いております。見通しが全くわからないことにいら立っているのではないでしょうか。低成長時代にわが国をいかに適合させるか、確かにむずかしい時代を迎えております。雇用不安は深刻さを増そうといたしております。こうした困難な問題を解決するためには、総理は、今後の見通しを明らかにした上で経……
○矢原秀男君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十二年度補正予算三案に対し賛成の討論を行うものであります。 公明党は、現下のきわめて困難な経済情勢の克服は、一刻の猶予も許されない深刻な事態であり、国民生活を守る緊急避難的な意味から、補正予算三案に賛成の立場をとるものであります。 明確にしておきたいのは、これによって福田内閣の経済政策の万般を認め、かつ、今回の総合経済政策を肯定するものでは断じてありません。むしろこの機会に福田内閣の諸政策に対し、反省と政策の転換をより一層強く求めたいのであります。 さて、現在の深刻な経済情勢によって、国民生活、中小企業など、あらゆる面に……
○矢原秀男君 先ほども話が出ておりますけれども、当委員会の、国民の立場から見て、このロッキード疑獄、これが国民の前に解明をされていかなくてはならない、これは非常に重大なことであろうと思います。それだけに特別委員会の権威というものも考えていかなくちゃいけません。で、いま大臣席を見てもどなたもお見えになっておられない。いろいろの事情等が御報告ございましたけれども、やはり主管大臣である、私は、法務大臣が主管大臣であって、その他の大臣についてはいろいろの要求があれば出席をしていただく、そういう権威あるものでなくてはならないのに、こういうふうな形の中で審議が続けられようとしていることを非常に遺憾に思うわ……
○矢原秀男君 ちょっと関連。
先ほど、沿道ステーションが〇・〇六をオーバーするのは五三%ですか……。
【次の発言】 以下が五三%ですか。じゃ、以上が四七ですね。
そこで、二、三ちょっと質問したいんですけれども、通産省は〇・〇六を超えること、これは生ずいと。いま小平委員は国民の健康の立場から非常に心配をされて御質問をされている。それに対してそういうように答えていらっしゃる。恐らく環境庁もそういう考えであろうかと思うんですけれども、〇・〇六を超えた場合にはどういうふうに責任をとられるのか、その点まず答えてください。
【次の発言】 いま通産省も言われておりますのは、〇・〇六を超えれば健康に対して……
○矢原秀男君 まず第一点は、五十三年度は五十一年から五十三年、この経営計画の最終年度でございます。そこで、この経営計画の実施状況についてまず御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 第二点は、五十三年度の収支予算を見ておりますと、事業収入の対前年度伸び率が二・五%に対し、事業の支出は一一・二%となっております。この結果、単年度収支では二十九億三千六百万円の赤字。この赤字は五十一年度と五十二年度からの繰越金の一部で補てんをし、残余の繰越金八十八億九千四百万円も全額債務償還に充てられてしまうことになるわけです。
そこで、五十四年度以降の財政の見通し、どのように見ているのか伺いたいと思います……
○矢原秀男君 委員会における質問の重複もあろうかと思いますけれども、大事な問題でございますので御了解をいただきたいと思います。
まず、大臣にお伺いしたいわけでございますが、国民全般の中で郵便貯金に関する預貯金の金利の引き下げが昨年も二度行われたわけでございますけれども、本当にどういうふうに政府は考えてくれているのか、われわれの国民生活という立場から政治が行われているのか、こういう問題がこの預貯金の金利引き下げ問題の中に出ておるわけでございます。まず、その理由と言いますか、大臣の本日の時点における御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 私は、郵政大臣としましては、国民の側に立って、いわゆる……
○矢原秀男君 今回電信電話拡充・改良第六次五カ年計画がスタートしたわけでございます。そういう意味で、昭和五十三年度の運営の基本方針、郵政大臣、一番最高責任者として、その後総裁からも御見解をそれぞれお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 六次五カ年計画、これ三本の基本的な重要課題というものを明示をされておられます。そういう意味でまず簡単にお伺いをしたいと思うわけでございますが、一つは、公社の方では、第一の柱の中では、電気通信設備の整備が遅れた地域におけるサービスを改善、社会福祉の向上に寄与するサービスを充実すると、これが重要課題の第一の柱になっているわけでございますが、まず簡単で結構でございま……
○矢原秀男君 郵便貯金法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問をいたしたいと思います。 数多くの質疑が重ねられておりますので、重複する面もあろうかと思いますけれども、その点は御容赦をお願いしたいと思います。まず、郵貯金利引き下げによる影響等々の面から質問をしてみたいと思います。 今回の郵便貯金の金利引き下げに先立ちまして、国民は目減りを少しでも防ごうと、預けがえや駆け込み預金が相当なものになったと話題になっております。まず、四月の郵貯の増加額は幾らであったのか、また、対前年同月比は何%になっておるのか、伺いたいと思います。
○矢原秀男君 最初に、八月の二十八日午後、日本記者クラブでの講演においての大臣発言についてお尋ねをいたします。 報道によりますと、二点が浮き彫りにされております。その大臣発言の第一点は、全部平等でなければいけないという戦後教育は、重大な間違いかあったと、教育基本法に基づいた戦後教育に否定的見解の表明をなされていることか一点。第二点は、教育勅語についても、勅語には人間として本来的に持つべき温かみ、連帯感か書かれてあるが、戦後教育では投げ捨てられたと、これを再評価する姿勢を明らかにしておる点でございます。まあ、現職の文相か公式の場で、戦後教育を正面から批判したのは初めてであると論評をされているわ……
○矢原秀男君 昭和五十二年度第二次補正予算について質問をいたします。なお、関連してその他諸問題についても若干の質疑を重ねたいと思います。
まず、日中平和友好条約の早期締結についてであります。日中国交回復が実現いたしまして五年有余になりました。わが国は、平和共存五原則に基づき日中両国の友好と相互理解を一層深めてアジアの平和と安定に寄与すべきであると思いますが、まず総理のこれに対するお考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 日中復交以来、航空、貿易、漁業、海運など日中実務協定が締結されておるわけでございますが、今日までのこれらに対する実績、もしおわかりでございましたら具体的に示していただき……
○矢原秀男君 通告はしておりませんけれども、緊急な問題でございますので、まず最初にロッキードの問題について質問をいたします。
まず第一点は、福田総理、昨日の大久保証言をあなたはどう思われるのかお伺いいたします。
【次の発言】 大久保が証言したいわゆる三十ユニット、三千万円を受け取った高官について、いずれも強く金銭の受け取りを否定しております。国民の立場から見た場合に、国民としてはどちらが正しいのかわからないし、大久保証言が正しいとすれば、六氏についてうち四名は起訴されていず、どうしてそうなったのかという疑問がございます。すっきりできないものがあるわけでございます。これでは政治不信を増すばかり……
○矢原秀男君 まず、大蔵大臣に伺いますけれども、経常収支が政府の見通しでございます百億ドルを突破して、五十二年は百三十億ドルを超えようとしております。こういう現況の中で各報道に目をつけておりましても、十六日にはロンドンの市場においても一ドル二百三十一円と、二百三十円を割れようと一歩迫っている状況でございます。こういう中で政府・日銀が十五日に発表いたしました、一つは公定歩合の〇・七五%引き下げ、二番目には為替管理の強化策、こういうのが効果がなくして逆に円高をあおっているのではないか、こういう国民の中にも政府に対する不信がわき起ころうといたしております。一ドル二百三十円割れも現実的な問題でございま……
○矢原秀男君 かつての高度経済成長政策、まあこの効果も認めざるを得ない状況でございますけれども、反面、その行き過ぎが国民生活に不平等、不公正などのひずみをもたらしたことは明らかでございます。いま国民福祉優先への政策転換、これは佐藤総理、そうして田中総理、三木さん、福田さんと続きますけれども、しきりにこの点は強調されました。ところが、予算面においては経済の動向によって極端にその数字が増減いたしておることは明らかでございます。いずれにいたしましても、社会保障の充実という面は景気がよくても悪くても当然これはなしていかなくてはいけない大きな政治に課せられた至上の命題であることは間違いないと思います。 ……
○矢原秀男君 三点にわたって質問をいたしたいと思います。 まず、宇宙通信についてでございますけれども、いま日本の宇宙開発の体制を見ておりますと、宇宙開発委員会の中で郵政省、そうしてそのもとにおける宇宙開発事業団、それからもう一方は電波研究所等々で非常に重要な開発体制のもとで一つ一つの業績が上がっておるようでございます。宇宙開発事業団の方では、宇宙開発に関する基本計画に基づいた開発、そういうことで一つは人工衛星の開発、二番目にはロケットの開発、三番目には人工衛星等の打ち上げの追跡、四番目には必要な方法、施設及び設備の開発。一方の電波研究所の方におきまして、一つは人工衛星の研究、二番目には実験用……
○矢原秀男君 まず年金の問題について質問をいたします。
高齢化社会の訪れとともに、国民の年金に対する高まりもウナギ登りになっております。そういうことで、年金は一体幾らもらえるのかということは、年金が老後の所得保障であるならば当然のことだろうと思うわけでございます。国民が、自分の年金額を知りたい、こういう場合に、どこへ問い合わせたらいいのかというのは、皆さんは大概わかっておられますけれども、国民の一部の方方からとりましても非常に重大なことだと思うわけでございます。この点についてはいかがでございますか。
【次の発言】 一日二千件ということ、これは社会保険庁の業務課にかかってくる電話での年金相談の……
○矢原秀男君 まず、法務大臣にお伺いをいたします。
法務大臣、灰色高官名の件でございますけれども、ロッキード事件のときには、三木内閣ではいわゆる灰色高官名を衆院ロッキード特別委員会の秘密会に報告をしました。古井法務大臣は、先般の新聞報道を私読んだわけでございますけれども、この三木内閣の姿勢を変更されるやに思うわけですけれども、その点はまずいかがでございますか。
【次の発言】 いま私が灰色問題を取り上げておりますのは、あなたが公表せずという観点のお話をされていらっしゃるから、それについてのあなたの姿勢を伺っているわけです。で、いまどしどしやっていただきたいという御答弁もありました。しかし、これ……
○矢原秀男君 防衛庁長官御用事があるそうでございますので、最初に質問を申し上げたいと思います。 私は、きのうの松野証人の質疑応答、これを中心にしましてきょうは若干ただしてみたいと思います。いずれにしましても、国民は商社と政界中枢が結びつき、多額の献金、そうして見返りとして政策決定がなされたのではないか、こういう形の非常にすっきりしない気持ちで見詰めていることも事実でございます。私はきのうの関連の中から具体的にただしてみたいと思います。 まず長官にお伺いをいたしますけれども、二点だけお伺いをいたします。 一つはE2Cの問題でございますけれども、きのうの松野氏の証言の中からは、E2Cの代理店……
○矢原秀男君 重複を避けながら質問をいたしたいと思います。 まず、放送大学についてでございますが、放送大学学園法案が提案されております。この趣旨は、放送を通じて教育の機会を拡大することであり、これについては異論はございません。しかし、この立法化の経緯や法案の内容を見ますと、先日も中野議員も指摘をしておりましたが、多くの問題点を含んでいるように思います。そこで二、三、簡単に質問したいと思います。 まず、放送大学ができれば、国が建設し、大部分を国の予算で賄うということになりますと、実質的には国営放送局が出現するわけであります。結果的には民放とNHKの二本立て体制が三本立てになると思いますけれど……
○矢原秀男君 官房長官に伺いますけれども、政府調達の門戸開放について新聞紙上、衆参の委員会でいろいろ質疑が交わされておりますけれども、日米の事務当局の間でどの程度の合意が図られているのか、改めて伺いたいと思います。
【次の発言】 総理は、昨日の衆議院の逓信委員会で、今回の訪米のねらい、これは国際収支の解決を図るためではなく、日米首脳の間断なき対話を保つものであると、こういう答弁をされたと聞いております。日米経済摩擦が訪米で決着できなくてもよいという意向も述べられたようでございますけれども、逆に米側の考え方、それはきょう現在ではどういうふうに分析をされていらっしゃるのか、向こうの姿勢を説明してい……
○矢原秀男君 まず、電波法の一部を改正する法律案について質問をいたします。
わが国の宇宙利用については、実験用の中容量静止通信衛星、CSの「さくら」及び実験用中型放送衛星のBS「ゆり」、この開発成果を踏まえて通信衛星、放送衛星の実用化をしつつある。こういうふうな形の中で急速な進展を見せているわけでございますが、まず一つは中容量静止通信衛星、二番目に中型放送衛星の開発成果はいかなるものであるか、この点をまず簡単にお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 どうもありがとうございました。
現行の電波法は宇宙の無線局を予想したものではなく、人工衛星局など無線局に適用するには不十分な面があると、こう……
○矢原秀男君 まず最初に、航空機の輸入疑惑問題について質問をいたします。
まずグラマン社海外不正支払いの関係でございますけれども、SEC報告書の日本関係部分が司法共助によりまして手に入ったわけでございますけれども、この問題についてどういうふうに感じていらっしゃるのか、まず法務大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 SEC報告書の日本関係部分で大きな課題になっておりますのは、GI社が日本で雇う米人コンサルタントに流れ、さらにその一部がこの米人コンサルタントから一人もしくはそれ以上の日本政府高官に流れるかもしれないという可能性、この問題でございますが、グラマン・インターナショナル社長と私たちが話……
○矢原秀男君 まず総理に伺います。 航空機問題に対する政治姿勢でございますが、先般、郷証人も上申書云々の問題の中から、民間人は二度も三度も等々の話がございました。野党が一致して証人要求していた政治家二人及び外国人二名の証人喚問要求は、自民党側の反対で実現をしなかったわけです。私は、政治家二人が潔白と言うなら疑惑を晴らすためにも自発的に出られた方がよいと思います。外人もわれわれの感触では喜んで出たいと何回も意思表示があったわけであります。 そこで総理は、自民党の総裁として指導性を発揮されたらどうかと思うわけでございますが、この点いかがでございますか。
○矢原秀男君 経企庁長官、この一カ月生鮮食料品でも特に白菜、キャベツが高騰したわけですけれども、物価の大番頭としてあなたは市場に行って消費者や小売業者の方々と何回ぐらいお話をされて現況を視察されましたか。
【次の発言】 そういうのが机上の空論になるわけです。私たちも十日近く市場で、やはりキャベツが七百円、白菜が五百十円、こういうときから何回も消費者の方、小売業者の方々、そうして生産の現地へ行ってまいりました。農林大臣は所轄であっても、あなたはやはり物価の安定の大立て者として国民の立場から行くのが当然でありながら、報告だけを聞く、こういうところに物価対策の手おくれがあるわけです。
総理大臣、ま……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
去る十八日の本会議におきまして運輸委員長に選任されました矢原秀男でございます。本委員会の運営に当たりましては、委員各位の御協力のもとに、円滑公正に行ってまいりたいと存じます。いずれにしましても、非常に微力でございますので、今後とも御指導、御支援を賜りますようよろしくお願いをする次第でございます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ござ……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、運輸事情等に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
運輸事情等に関する調査のうち、大韓航空機撃墜事件……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。 これより請願の審査を行います。 第一四七号交通損害保険士(仮称)の業務資格認定制度創設に関する請願外七十八件を議題といたします。 本委員会に付託されました請願につきましては、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。 これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第一四七号交通損害保険士(仮称)の業務資格認定制度創設に関する請願外七十八件はいずれも保留とすることに意見が一致いたしました。 以上、理事会協議のとおり決定することに御異議ございませんか。
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、運輸事情等に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 日本国有鉄道総裁から就任のあいさつがあります。仁杉国鉄総裁。
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
下条進一郎君が一たん委員を辞任されたため、現在、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に内藤健君を指名いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
運輸事情等に関する調査のため、本日の委員会に日本開発銀行総裁吉瀬維哉君及び日本鉄道建設公団理事萱場英造君を参……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
運輸事情等に関する調査を議題といたします。
まず、運輸行政の基本施策に関し、運輸大臣から所信を聴取いたします。細田運輸大臣。
【次の発言】 次に、昭和五十九年度運輸省及び日本国有鉄道の予算に関し説明を聴取いたします。津島運輸政務次官。
【次の発言】 以上で運輸行政の基本施策に関する運輸大臣の所信並びに昭和五十九年度運輸省及び日本国有鉄道の予算に関する説明の聴取は終わりました。
なお、本件に関する質疑は後日に譲ります。
本日はこれにて散会いたします。
午後五時二十五分散会
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
運輸事情等に関する調査のうち、国鉄問題に関する件について、本日、参考人として日本国有鉄道再建監理委員会委員長亀井正夫君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 運輸事情等に関する調査のうち、国鉄問題に関する件を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 亀井参考人におかれましては、お忙しい中を本委員会に御出席くださいましてありがとうご……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
去る三日、予算委員会から、四月六日及び七日の二日間、昭和五十九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、運輸省所管及び日本国有鉄道について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
本件に関する説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 午後一時十五分に再開することとし、休憩いたします。
午後零時十二分休憩
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
前回に引き続き、予算委員会から委嘱がありました昭和五十九年度総予算中、運輸省所管及び日本国有鉄道についての予算を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 これをもって昭和五十九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、運輸省所管及び日本国有鉄道についての委嘱審査は終了いたしました。
なお、委嘱審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
運輸事情等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 午後一時二十分に再開することとし、休憩いたします。
午後零時三十二分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度とし、これにて散会いたします。
午後三時四十五分散会
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、地方運輸局及び海運監理部の設置に関し承認を求めるの件を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。細田運輸大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないよう……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。 関西国際空港株式会社法案を議題といたします。 この際、参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ、本委員会に御出席を賜りましてまことにありがとうございます。本日は、本案につきまして、それぞれのお立場から忌憚のない御意見を賜りまして、審査の参考にいたしたいと存じます。どうかよろしくお願い申し上げます。 次に、議事の順序について申し上げますが、日向参考人、五十嵐参考人、川島参考人の順で、お一人十五分以内に取りまとめてお述べいただきまして、その後委員からの質疑にお答えをいただきたいと存じます。 な……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
関西国際空港株式会社法案を議題といたします。
前回に引き続き、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時十分に再開することとし、休憩いたします。
午後零時十二分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。
休憩前に、引き続き、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
関西国際空港株式会社法案を議題といたします。
前回に引き続き、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時十五分に再開することとし、休憩いたします。
午後零時十一分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
運輸事情等に関する調査のうち、国鉄問題に関する件を議題といたします。
本日は、日本国有鉄道再建監理委員会委員長亀井正夫君が参考人として出席しております。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 以上をもちまして参考人に対する質疑は終了いたしました。
亀井参考人におかれましては、お忙しい中を本委員会に御出席くださいましてありがとうございました。(拍手)
午後一時に再会することとし、休憩いたします。
午後零時二分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。
運輸……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
港湾運送事業法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、既に趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時十分に再開することとし、休憩いたします。
午後零時十七分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度とし、これにて散会いたします。
午後四時十二分散会
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。 港湾運送事業法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本委員会に参考人として、社団法人日本港運協会会長高嶋四郎雄君、全国港湾労働組合協議会議長吉岡徳次君、成蹊大学法学部教授谷川久君が御出席しております。 この際、参考人の皆様に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。各参考人におかれましては、本案につきまして、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。どうかよろしくお願いを申し上げます。 次に、議事の進め方につ……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
港湾運送事業法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午後零時二分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 当局は誠意を持って明確に答えてください。
じゃ、審議を続けてください。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 それでは、午前中の目黒今朝次郎君の質疑に対する労……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
運輸事情等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午後零時七分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 本日の調査はこの程度とし、これにて散会いたします。
午後四時散会
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
運輸事情等に関する調査のため、本日の委員会に、日本鉄道建設公団総裁内田隆滋君、同公団理事萱場英造君及び同松屋昭吾君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、運輸事情等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度といたします。
【次の発言】 次に、道路運送法等の一部を改正する法律案を議題といたします。……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
道路運送法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、水資源開発公団理事大嶋孝君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 道路運送法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、既に趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午後零……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第一六号国鉄松前線の存続に関する請願外二百五十九件を議題といたします。
本委員会に付託されました請願につきましては、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれの請願も保留とすることに意見が一致しました。
以上、理事会協議のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。
船員法の一部を……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
内藤健君が一たん委員を辞任されたため、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に大木浩君を指名いたします。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、運輸事情等に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提……
○矢原秀男君 重複の点がございましたらお許しを願いたいと思います。 新聞紙上では、国鉄を六ブロックに分割等々の報道がなされたわけでございますけれども、当委員会におきましては、先ほどの御答弁の中で明確に国鉄六ブロックに分割というお話を伺ったわけでございます。 私は、国民の立場から見て、現行の旅客運賃だけを見ておりましても、安定している日本の国民生活のように見えますけれども、物流というものが日本じゅうに動いていく、そこに国民生活が成り立っている、こういう観点から見ておりますときに、いろいろの、今回も梅雨、台風、そういうものが今後も来るわけでございますけれども、安全の総点検も、国鉄すらも、計画は……
○矢原秀男君 一言お礼のごあいさつを申し上げます。 私、一昨年七月運輸委員長に就任して以来、昨年末までその職にございましたが、この間大過なくその職責を果たし得ましたことは、ひとえに皆様方の温かい御協力のたまものと衷心より感謝いたしております。特に、昨年の関西国際空港株式会社法案審査に当たりましては、委員の皆様の真摯かつ熱心な御審議と特段の御高配は、私の議員生活中はもとより、終生忘れ得ぬ思い出として深く感銘をいたしております。 私は、運輸委員長を退きました後も引き続き委員として本委員会に残りますので、今後ともよろしく御交誼のほどをお願い申し上げます。 重ねて皆様方の御厚情に厚く御礼を申し上……
○矢原秀男君 まず国鉄総裁に伺いますけれども、午前中も論議をされたわけでございますけれども、国鉄がこの改革の現状まで来るまでに、この破綻の原因というものは何回でも我々は再確認をして、そこから出発するのがやはり将来の大きな成功のもとになると思うわけでございます。そういう意味で、破綻の原因、常に四点挙げておられますけれども、改めて国鉄総裁に、現場の総指揮官のあなたにまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 既に御承知のとおりでございますけれども、昭和六十年度予算においても実質的な赤字が単年度で二兆三千億円、また毎日六十三億円近くの赤字が増加していく勘定である。また、借金の残高も一昭和六十年度末……
○矢原秀男君 今回の日本航空の事故で亡くなられました方々の御冥福をまずお祈りを申し上げる次第でございます。また、御遺族の方々に謹んでお悔やみを申し上げる次第でございます。 まず、私は捜索救難活動の件についてお伺いをするわけでございますが、先ほど防衛庁、警察庁から克明な救援活動の実態を御報告いただきましたのでほぼ了解をしているわけでございますが、重ねて現地の指揮の中からお伺いをしたいわけでございますけれども、私たち公明党も鶴岡委員長、私、公明党の対策本部を現地に設置をしておりまして、昨日まで現地におったわけでございます。 先ほどもお話がございましたように、非常に険しい山岳地帯の中で、警察庁、……
○矢原秀男君 私は、まず、国鉄再建監理委員会の進めていらっしゃる一つ一つに簡単にお伺いをしたいと思います。 振り返ってみますと、五十七年の七月三十日に国鉄関係の臨調の基本答申というものが出てまいりました。この中には、経営悪化の原因、二番目には、新形態移行までにとるべき措置、赤字増加の食いとめ、債務増加の抑制、三番目には、経営形態、地域分割を基本、各分割地域内において機能分離等、四番目には、新形態移行に際して解決すべき問題点、それからその中には五番目として改革の手順等々が出てまいったわけでございます。そういう形の中で、国鉄再建監理委員会緊急提言として五十八年八月二日、この概要を見ておりますと、……
○矢原秀男君 まず日航問題を質問したいと思うんです。 七年前の大阪空港でのしりもち事故、事故機のことですが、五十三年六月二日十五時一分ごろ、大阪空港に着陸の際後部胴体の下部が滑走路に接触をした件につきましては、私も現地から帰りまして、八月十六日当運輸委員会で、ここに金属疲労の大きな原因があるのではないか、こういうふうに質問をしたわけでございます。その後いろいろの状況を見ておりますと、これらの応急措置をしたボーイング社に対しまして運輸省としては、修理の欠陥が、今後もう少し事態の究明があろうかと思いますけれども、ボーイング社自身が表明をしている欠陥修理というものの表明、こういうこともあるんですけ……
○矢原秀男君 実は、過日釣り舟が転覆をいたしまして、五人の遺体、二十二人が絶望である。昨夜のニュースによりますとまた遺体が発見されたそうでございますけれども、これが運輸省並びに農水省の関係でもございますので、まず二、三点にわたりまして御質問をしたいと思います。 この不幸な出来事でございますけれども、いろいろ報道されている段階の中では、無理な出船もございましたけれども、管理に盲点があるのではないか、こういうふうに議論されているわけでございます。そういう中でちょっとお伺いをしたいわけでございますけれども、まずは、運輸省でつかんでいらっしゃいますただいままでの調査内容、そういうことについて御報告を……
○矢原秀男君 大臣が途中で退席されるようでございますので、法案審議の前に緊急課題として数点ちょっとお伺いをしたいと思います。
一つは、日本貨物航空の四月から米国乗り入れをめぐる日米航空交渉の件でございますけれども、三月の二十八日からワシントンで開かれた協議も不調に終わり、交渉再開の見通しも立っていないのでございます。運輸大臣は、十三日に訪米する安倍外務大臣に、早期に交渉を再開し最終合意に至るように働きかけることを依頼すると報道されているわけでございますけれども、今後の見通しについて伺いたいと思います。
【次の発言】 最終段階で交渉が非常にまとまっていないこの最大の理由の一つの中で、二月の東京……
○矢原秀男君 どうも御苦労様でございます。 では数点にわたって質問をしたいと思います。 まず一問は、重複すると思いますけれども、中間答申の件についてでございます。この問題は、国民的な課題で非常に重要であることは既に周知のとおりでございます。そういう中で私も、国民の各層の代表である当該委員会に中間答申というものがやはり論議をされるかなという期待性を持っておりました。今もお話を伺いながら、いろいろの問題もあるなと思いながら、亀井委員長が五十九年の六月二十八日の当該委員会においては、各階層の意見を聞きたい。そして、それは今御報告がございましたように、労使、学者、そしてまた内外の視察をされながら報……
○矢原秀男君 本題の前に、重複するかと思いますけれども、日東丸の件について質問したいと思います。 四月の二十三日午前零時四十分、僚船との無線交信後沈没した沖合底びき漁船の第七十一日東丸、百二十四トン、十六人乗りでございますが、サハリンのチェルペニア岬から南南西約百三十五キロの水深三百六十八メートルの海底に沈没されたと思われるわけであります。この中で、同僚議員からもいろいろ御質問がございましたので、重複するところは、はしょって御質問したいと思うのでございますが、一九七四年SOLAS条約、海上人命安全条約でございますけれども、これが一九八三年の条約、そして来年一九八六年には発効される予定になって……
○矢原秀男君 本題の前に時事的な関連問題を二点ほど簡単に御質問したいと思います。 第一点は、五月の二十六日午前、スペイン南部のアルヘシラス港におきましてタンカー二隻の爆発、沈没事故が報道をされております。この内容を見ておりますと、同国史上最大の海上事故ということでございます。現地の警察からの報道等によりますと、日本人の船員四名を含む三十四人が死亡ないし行方不明となっております。あと日本人二名を含む三十四名が負傷したと発表されております。 ここでお伺いいたしたいのは、爆発の原因、被害の状況、そうしてこういう外国船に乗り込んでいく出稼ぎ船員等の安全をどうするのか、そういうことを簡単にお伺いをし……
○矢原秀男君 本題の前に一件だけ質問を申し上げたいと思います。
既に報道で御承知のとおりでございますけれども、五月二十八日午前十一時十四分ごろ、那覇空港におきまして、全日空機と防衛庁の航空自衛隊機の接触事故があったわけでございますけれども、その被害の概要、わかる範囲で結構でございますけれども、まず御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 これは、運輸省関係の管制塔の指示の問題と航空自衛隊の方のパイロットの問題というものが取りざたをされているわけでございますけれども、管制塔からの指示は、一つは飛行計画の承認の許可、それからスポットからの移動許可、その次には滑走路指定の許可、侵入許可、出発……
○矢原秀男君 四氏の参考人の方々には、非常に貴重な御意見を伺いまして非常に参考になった次第でございます。先ほどまで同僚委員からいろいろの質問がございましたので、御答弁もいただいておりますけれども、極力重複を避けながら質問を申し上げたいと思います。 まず山本参考人にお伺いをしたいわけでございますけれども、先ほどもお話がございましたが、委員会におきまして亀井委員長も、非常に国として重大なことであるから、まず中間報告を関係委員会にして、そうしてまたいろんな論議を受けたい、それと同時にああして各階層の御意見も伺いたい、こういうふうにお話を委員会でされておりましたけれども、先ほど伊東先生からもお話がご……
○矢原秀男君 ます、これは瀬谷先生もよく質問されていらっしゃるわけでございますが、整備新幹線について少々質問したいと思います。 報道にも出ているわけでございますけれども、国鉄南建監理委員会が、国鉄再建最終答申に、東北新幹線盛岡以北など整備新幹線に関する提言を盛り込まない方針を固めた、こういうふうにいろいろと報道されているわけでございます。その理由としては、当初、巨額の経費がかかる整備新幹線について国鉄再建の足かせになりかねないと消極的な姿勢を示していた。また逆に、地元の要望が極めて強いことから着工の是非については財源負担を含めて今後の政府の選択に任せるべきと判断をした、こういうふうに言われて……
○矢原秀男君 どうも御苦労さまでございます。 本日は、我々運輸委員会といたしましても、政府が亀井委員会にお願いをして、一つは国鉄の経営形態の分割民営、二番目には長期の累積債務をどうしていくか、三番目には余剰人員の解決、四番目には年金というこの大きな四本の柱の中で、亀井委員長の答申される問題については、中曽根総理を初め内閣として最大限にそれを重大視して実行に移すというような発言をされております。運輸大臣もそれに沿った方向でやはりやってまいりたい、こういうふうに言われているわけでございます。 そこで、私たちは、もし経営形態が六分割になった場合に九州や四国、北海道は大変ではないかというようなこと……
○矢原秀男君 短い時間でございますので、極力重複を避けてみたいと思います。 まず、長官にお伺いをしたいわけでございますけれども、七月三十日に政府・与党対外経済対策推進本部が発表しました「市場アクセス改善のためのアクション・プログラムの骨格」でございますけれども、経済摩擦を緩和する効果の観点からいろいろの厳しい評価が下されているわけでございます。そういう中で、この行動計画というものが八月八日、明日開催されますアクションプログラムを見ておりましても、実行推進委員長には藤波さんがなっていらっしゃるようで、十一の省庁というものが基準・認証、また査察官、いろんな問題が含まれておりますけれども、肝心の長……
○矢原秀男君 まず、外務大臣に御質問いたします。 今大きな懸案事項になっております日米経済摩擦の打開のために、レーガン米大統領の特使として三月の三十一日の午前十時、シグール大統領特別補佐官とオルマー商務次官がまず中曽根総理と会談をされました。そういう中でいろいろ報道を分析いたしておりますと、大統領親書の中で、大統領が憂慮しております、このままでは対日報復法案が議会を通過する情勢にあると、こういうふうに非常に懸念をする中で、このままであれば保護主義の動きを食いとめることも心配であると、こういうことでございますけれども、その夜安倍外相との懇談が行われております。その一部をちょっと見ておりますと、……
○矢原秀男君 第二班の派遣報告をいたします。 去る十月一日から三日まで三日間にわたり、内藤委員、小柳委員、山田委員及び私の四名で、岡山、香川、徳島、兵庫四県所在の運輸省、国鉄、本州四国連絡橋公団の地方機関並びに各県、坂出市、神戸市の管内事情を聴取するとともに、同公団の施行に係る児島―坂出ルート、大鳴門橋のほか、新高松空港及び神戸港の建設状況をそれぞれ視察いたしました。 以下、調査の概要について申し上げます。 最初に、本四連絡橋の建設状況について申しますと、この連絡橋は、全体計画規模三兆三千六百億円でありますが、当面、早期完成を図るための道路鉄道併用橋として児島―坂出ルート、地域開発橋とし……
○矢原秀男君 運輸大臣途中で退席されますので、大臣関係の御質問の分を先に質問しておきたいと思います。 一つは、航空政策の抜本的な見直しを進めておりました運輸政策審議会の航空部会、これが報道によりますと、九日、昨日、事業分野に対する規制の撤廃を骨子とした中間答申を山下運輸大臣に提出をされた、こういうふうに出ているわけでございます。こういう紙面を拝見させていただいておりますと、具体的には、日本航空が独占している国際線に他社の参入を認める。二番目には、日本航空を完全に民営化する。三番目には、国内線でも競争を促進するため一路線に二、三社の乗り入れを認める。こういうふうな中で航空行政の転換というものに……
○矢原秀男君 第百四回の国会におきまして、運輸委員会における運輸大臣の所信表明を先般伺ったところでございます。順次簡単に数点にわたりまして、前後いたしますけれども質問をしてまいりたいと思います。 まず運輸大臣に質問したいと思うんでございますけれども、前回山下運輸大臣には当委員会でもいろいろと国鉄分割・民営問題で論議をされました。きょうはまた小柳先生からも論議が、しかも非常に深く論議が交わされたところでございます。 私は法案が出ました段階から質疑を重ねてまいりたいと思いますが、きょうは運輸大臣初めてでございますので、国鉄改革に関する基本的な見解だけをまずお伺いをしておきたいと思うわけでござい……
○矢原秀男君 重複等があるかもわかりませんけれども、御了承をお願いしたいと思います。 踏切道改良促進法の一部を改正する法律案について質問をしたいと思います。 本法案は踏切道の改良措置を講ずる期間を昭和六十一年度以降さらに五カ年間延長し、踏切道の改良をさらに促進するために提案されたものでありますが、確かに近年の自動車保有台数を資料等から見ておりますと、昭和四十五年を一〇〇とする指数の中で、千八百五十八万六千五百三台、こういう形のものが昭和五十九年には、四千六百四十一万七千四十八台という実に指数といたしまして二五〇になっているわけでございます。一台当たりの人口も二・六人、こういう形でございます……
○矢原秀男君 まず第一に、第五次空港整備五カ年計画の策定につきまして若干の質問をしたいと思います。 昭和六十一年度を初年度とする第五次空港整備五カ年計画、投資規模一兆九千二百億円を策定されているわけでございます。この件につきましては、空港整備五カ年計画というのが六十一年二月の二十五日閣議了解にも出ておりますし、第五次空港整備五カ年計画の策定について運輸省からも計画策定の趣旨等が述べられておるわけでございます。 この第五次空港整備五カ年計画、昨年の八月は航空審議会から中間のまとめとして公表され、五カ年の事業計画一兆九千二百億円計上されました。詳細については今後の検討課題を待つことになるわけで……
○矢原秀男君 今回の法律案は、MARPOL73/78条約の附属書Uが明年、昭和六十二年四月六日をもって実施をされることになる国内法の整備のためのものでございます。
この点につきましては既に御承知だと思いますけれども、MARPO
【次の発言】 今局長から伺いましたが、御答弁の中でタンカーからの洗浄水の大体年間発生量が約七万立方と伺いましたが、あと有害物質の既存受け入れ処理施設の中でちょっとお尋ねしたいんですけれども、一つは産業廃棄物の処理業者が大体日本でどのくらいなのか。二番目には、化学工場の自家処理施設、この実態がどうなのか。三番目には、地方公共団体の持つ廃油処理施設、この実態はどうなのか……
○矢原秀男君 特定都市鉄道整備促進特別措置法案について、若干の質問をしたいと思います。 まず、この法案の趣旨、法案の内容等々いろいろと検討をしてまいったところでございます。 では、まず最初に、この法案は大都市圏において、要約いたしますと、通勤通学等の著しい鉄道混雑を緩和するために、特定都市鉄道整備積立金制度を創設して、鉄道の複々線化あるいは大規模改良工事に充当しようとしているものであります。積立金の資金源は、乗客の運賃値上げての増加の部分であり、これは非課税扱い、こういうことになっておるようでございます。 この中で、問い一でございますが、この法案の概要でございますけれども、積立金の支出、……
○矢原秀男君 港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案について若干の質疑を行います。 提案理由にも、一つは、港湾は、交通、産業、住民生活等を支える重要な基盤である。 二番目には、整備推進が国民経済の健全な発展にとって、必要不可欠であると、こういうふうに述べていらっしゃるわけでございますが、まあ私もそのとおりだと思っております。 今回も「二十一世紀への港湾」という形で重点事項七点を拝見さしていただいておりましても、一つは複合一貫輸送の進展等高度化する物流に対応した港湾の整備。 二番目には、臨海部の活性化を目指した港湾の再開発及び人工島の整備。 三番は、地域の産業の振興の基盤となる港湾の……
○矢原秀男君 国鉄改革のための基本的方針について、まず、昭和六十年十月十一日閣議決定に対する質問を数点に分けてしたいと思います。 まず一つは、再建監理委員会の設置を定めた日本国有鉄道の経営する事業の再建の推進に関する臨時措置法の第六条では、内閣総理大臣は、委員会から第五条第一項または第二項の意見を受けたときは、これを尊重しなければならない。と定めております。法律では、意見の尊重義務を課しているにとどまっているわけでございます。したがって国鉄改革の実施に際しては、政府みずからの判断と責任において成案を得て国会に提出するものと考えるわけでございますけれども、この政府の立場に違いはないかどうか、ま……
○矢原秀男君 特定外航船舶解撤促進臨時措置法案について数点にわたって質問をいたしてまいります。 まず一つは、円高の外航海運業への影響に関する質問でございますが、五月十三日の日経の報道によりますと、「海運千3百億造船は3百億1ドル160円での損益悪化試算」という形で、 運輸省は十二日、円高が海運、造船業界に与える影響を試算した。今後一年間一ドル=一六〇円の状態が続くと、六十一年度の営業損益は一ドル=約二四〇円だった五十九年度に比べ外航海運業界(欧米向け航路)で約六百億円、近海海運業界(東南アジア航路)で約七百億円、造船で約三百億円悪化する。試算は外航海運六社、近海海運二百五十一社、造船九社を……
○矢原秀男君 柳田先生にちょっとお願いいたしますけれども、よく簡単明瞭に私たちにわかりやすいようにお話をしていただきましてありがとうございました。 具体的な例でございますけれども、先般のスペースシャトルですね、これもやはり新素材の開発というものの効用が非常にあるわけなんですけれども、これは端的に事故との関連性とかそういう面について、先生は権威者としてどういうふうな面を今後注意していかなくてはいけないのかということがまず一つ。 それからこれは山本先生と柳田先生と共通のものがあると思うのですが、国内の産官学の協力体制ということに関連して、これだけ将来非常に重要なものに対して、我々政治家としての……
○矢原秀男君 私、三点にわたりまして質問したいと思います。
第一点は大島問題についてでございます。第二点は今大臣との質疑がありましたが、整備新幹線の問題について伺ってみたいと思います。三点は造船不況対策に関する問題でございます。
まず、第一点の大島問題でございますけれども、結論的に申し上げまして避難体制についてどうしていくかという問題が大きな課題であろうと思います。緊急避難体制、こういうことについては国土庁としては現時点の中でどういうふうに具体的に検討しているのか、まず伺ってみたいと思います。
【次の発言】 いろいろと問題点もあろうかと思いますけれども、気象庁の方では今でも現行では十分でな……
○矢原秀男君 今三木委員からお話がございますように、今回の六十二年四月末で三十七兆以上の累積の赤字という問題の中でこの国鉄の再建、改革というものが今進められているわけでございます。その中で、国民の立場から見て、家庭の人たちは国鉄が改革されることによって我々はプラスになるのかどうか、そういうことを非常に考えられております。私もこういう問題の中で、例えば教育を受ける子供たちの定期はどうなるのか、そういう問題、それからお体の悪い身障者の方々が喜んで社会活動に参加ができるかどうか、その他もございますけれども、この二点について、政治に温かいものがあるのかどうか、そういう観点の中から質疑をしてまいりたいと……
○矢原秀男君 まず最初に、緊急災害の件につきましてお尋ねをいたしたいと思います。 この昭和六十一年伊豆大島噴火の問題につきましてでございますけれども、こういう自然の不可抗力に近い大災害につきましては、いつも生命の安全の問題、財産その他大被害に対する一日も早い原形復旧の中で安心をする対策というものを常に考えるものでございます。そういう意味で、被災者の方々には本当にお気の毒という言葉以外にないのでございますけれども、どうか元気で頑張っていただきたいと、こういうふうに切に祈るものでございます。 この間、関係方面の方々の御協力というものも非常にすばらしいものがあったと感激をいたしております。私も昨……
○矢原秀男君 私は、国鉄共済年金一つに問題点を絞りまして質疑を行いたいと思います。 一つは、財政調整期間中、六十年から六十四年における収支の見通しと赤字負担の問題が大きなものだと思っております。もう一点は、昭和六十五年度以後における年金財政の見通しの問題でございます。この二点とも今日までの審議の御答弁ではもう一つの点がございますので、明確にお答えをいただきたいと思うわけでございます。順次質問に移らしていただきます。 財政調整五カ年計画期間中は、次の対応策で年金の支給がなされております。それは、一つは、国 鉄の自助努力といたしまして、一、保険料の引き上げ、標準報酬に対する率千分の八十四・九五……
○矢原秀男君 まず最初に、法案の審議の前に一点だけお伺いをしたいと思います。 全国、造船の町と言われる城下町が造船不況のために非常に大きな影響を受けております。そういうわけで、石川島播磨、兵庫県の相生市にあるわけでございますが、先般視察に参りまして、企業の方も大変でございますけれども、その影響を受ける城下町が非常に大きく混乱、心配を重ねている、こういう問題点を如実に、現場に参りまして私もいろいろと相談に乗ったわけでございますけれども、兵庫県の相生市ではIHIの合理化に伴い事業所職員の五一・四%に当たる二千六百四十八人が結局退職をし、八十年来の造船の歴史を持つ相生市も現在深刻な雇用問題を抱えて……
○矢原秀男君 まず最初に、ペルシャ湾における日本の輸送船団の安全性についての質問をいたします。 イラクの空軍機が十七日の夜、ペルシャ湾で米国海軍のミサイル積載のフリゲート艦を攻撃をいたし、命中して多数の死傷者が出たわけでございます。米国の国防総省は、誤爆であったという立場の中でいろいろと対応をしているようでございます。そういうことになりますと、逆にイラクの空軍が標的の識別能力に欠けている問題、大型船舶と見ればすぐにミサイル攻撃をしかけていく無差別攻撃の状態に陥っているということも一面ではうかがえるわけでございます。 また、一方ではイラン海軍の船舶の攻撃も出ております。これは五月の五日、日の……
○矢原秀男君 本改正案は、衆議院における委員長提案によるものでありまして、我が党も賛成の立場をとるものであります。 一つは、電気工事業界は、事業者のほとんどが中小零細事業者でありまして、本改正案はこれらの経営基盤の脆弱な電気工事事業者に対して直接的な影響を与えるものであります。それで、法律の施行に際しましては十分な配慮が必要であろうかと思います。こういう点からと、また二点目には、情報化社会の進展に伴い質の高い電気の供給に対して高い信頼性が求められている点から、本改正案がこれら社会の要請や今後の電気保安行政を考える上で重要なものであるという点から、数点、通産当局の具体的なお考えをお尋ねしてまい……
○矢原秀男君 前後しますけれども、質問してまいりたいと思います。昨日の夕刊でございますけれども、私今、日経の夕刊を広げておるわけですが、各社も報道されておられると思います。米側が外為法改正を評価していると、こういうふうな文の中で、通産省の輸出管理体制の強化に対する三点の中の最終的な問題として、人員がなお不十分であると、こういう考え方を示している、こういうことを言われておりますね。 通産省としては、ココムの担当者を四十人から八十人でございましたか、増員をすると。こういう問題が前にもありまして、その後、大臣はさらに増員目指して検討したいという報道が確かに載っておったと思うんですね。その延長の中で……
○矢原秀男君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。 まず、反対理由の第一は、今回の改正案が、対外取引が自由に行われることを基本にうたった外為法の第一条目的に逆行し、安全保障を優先する余り、この自由貿易の原則を崩しかねない危険性を持っていること。また、輸出貨物に対する「国際的な平和及び安全の維持」条項の新設は、国内の処罰法規には全く類例を見ないものであり、しかも、処罰の具体的基準がすべて内閣の定める政令にゆだねられることは、拡大解釈のおそれがあります。保さらに、通産大臣と外務大臣のいわゆる法……
○矢原秀男君 公明党を代表いたしまして、数点にわたり質疑を交わしていきたいと思います。 中曽根総理、あなたは政権を担当されて四年有半となられます。この間、国民の賛否の採点評価がなされておるわけでございます。このことは中曽根総理御自身がまた一番よくかみしめておわかりのことと思います。私は、この機に当たりましてまずお伺いをしたいわけでございます。 今世界の人口が五十億となっております。増加の一途をたどるでしょう。共有する緑の地球、限られた資源、食糧、環境もこのまま推移すると遠き将来必ず森林の消失、環境破壊、やがて砂漠化の加速、地球は滅亡の道を歩むことになります。多難な国際政治と経済、すべての警……
○矢原秀男君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております昭和六十二年度補正予算三案に対し反対の討論を行うものであります。 反対の理由を述べる前に一言政府に申し上げます。 今回の補正予算は、売上税が既に廃案となっているにもかかわらず、何らその補正を行っておりません。このような法律の裏づけのない歳入と売上税分が水膨れの歳出という欠陥予算の補正を行わず、六十二年度補正の骨格、歳入補正二兆七百九十三億円だけを行うとは国会を弄するものであり、二度とこのようなことがないよう強く政府に要求するものであります。 以下、反対の理由を順次申し述べます。 反対の理由の第一は、後手後手に回……
○矢原秀男君 総理に質問したいと思いますが、私もきのうの衆議院の予算委員会の質疑の中で総理の答弁を伺っておりまして、先般売上税を拒否しました国民の意思と違う、総理は一般の消費税、幅広く国民の皆さんにという考えの中で、パーセンテージは違うけれども、売上税に執着をされているなという感じを私きのう受けたわけでございますけれども、総理の心中改めて伺いたいと思います。
【次の発言】 六十二年度の自然増収が三兆数千億円、一兆八千億円の所得税を減税いたしましても一兆円を超える余剰財源。またNTT株の売却益も本年は五兆円、あと二百六十万株が残っている。私は、現行税制の不公平を検討する、そうしてそれをまず是正を……
○矢原秀男君 通産大臣にまずお尋ねをします。
この三月の十九、二十日、急遽西ドイツのコンスタンツにおいて貿易大臣を中心とする会合に御出席をされたようでございますけれども、その目的の内容と成果についてまず簡単に伺いたいと思います。
【次の発言】 通産大臣にお伺いしますが、一つは米の包括通商法案についてでございますが、これは報道また議会でもいろいろと論議をされておられるところでございますけれども、今後この米の包括通商法案というものが三月末――昨年四月に下院を、そして七月には上院を通過しておりますけれども、両院の協議会でもいろんな論議が出ているようでございます。今年の三月十五日には米上院、そうして……
○矢原秀男君 数点質問したいと思いますけれども、まず第一点は六十三年度通産予算の中で長寿社会に関連する福祉関係について質問をしたいと思います。 身体障害者対策としましては、完全参加と平等をテーマにしました昭和五十六年の国際障害年を契機とした障害者福祉の必要性についての認識が深まり、昭和六十年度には身体障害者雇用促進法、身体障害者福祉法、それぞれの改正がなされたものでございます。そういう観点から、先ほど申し上げました六十三年度通産省予算に関する長寿社会への対応関係、この予算の中に、一つは質の高い国民生活の実現に資する内需創出関連予算、こういうことで概要があるわけでございます。六十三年度通産政策……
○矢原秀男君 中小企業信用保険法及び中小企業信用保険公庫法の一部を改正する法律案、異分野中小企業者の知識の融合による新分野の開拓の促進に関する臨時措置法案、二案について質疑を簡単に重ねてまいります。
まず総論でございますが、質問の第一点は通産大臣にお願いしたいと思いますが、円高に加え、技術革新、国際化の進展など中小企業を取り巻く経済環境は厳しいものがございますが、この点について大臣の所見をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 円高のもとで、今景気が好転をしていると言われているのでございますが、中小企業では転廃業が非常に増加している面も顕著でございます。こうした実態について、政府はどのように……
○矢原秀男君 法案審議の前に、政治課題の一点について質問いたします。 四月の十八日に、ペルシャ湾にあるイラン洋上石油施設二カ所を米軍が攻撃いたしております。これについては、米国はこの攻撃が十人の負傷者を出した十四日の米フリゲート艦触雷事件に対する報復であると強調をしているわけでございます。また、イラン側はこの攻撃に即刻応戦をして、数時間後には同湾内の米国系企業が操業する場所について砲撃をいたしております。英国旗を掲げた香港船籍のタンカーも攻撃をしている。こういう状況の中で、ペルシャ湾情勢が双方の報復合戦によって一気に緊張が高まっているのは事実でございます。 まず先に、外務省に、これらの軍事……
○矢原秀男君 まず、豊田商事被害国家賠償請求訴訟に関する質問をいたしたいと思います。 四月二十三日土曜日の各新聞報道の夕刊によれば、「豊田商事被害 国家賠償を請求 詐欺商法規制怠る 大阪地裁へ提訴 九百五十六人、総額十七億円」の請求をいたした訴訟でございます。これらを見てまいりますと、悪徳商法を放置したという理由で国に対する責任、消費者行政の見直しというものを非常に厳しく要求をいたしております。結論からいえば国は無策ではないのかと、こういうふうなことで憤りの訴訟になっているようでございます。数点この点につきまして質問をしたいと思います。 先ほど申し上げましたように、二十三日に豊田商事事件の……
○矢原秀男君 本田参考人にまずお願いしたいと思います。 八田さんも、木村さんも、本田さんも同一的に指定商品の撤廃をすべきであると、こういうふうにお話をされていらっしゃいますが、一つは西ヨーロッパ諸国で指定商品制自体をとる国が非常に少ないと、なぜそうなのかということが一つと、二番目には消費者を守る意味で、訪問取引という取引形態の中で、先生は結論的にクーリングオフ権と解除権との二つの救済手段で重畳的に保障することが真の意味で消費者被害の救済という観点からは望ましいものと考える、この二点を非常に強調されておりますが、この点についてお願いしたいと思います。 一応私の時間ございませんので、質問をまと……
○矢原秀男君 産構法につきましても、私の方も原則的には賛成でございますが、短い時間でございますので、重複を避けて質問をしたいと思います。 当局にちょっとお伺いをしたいんですが、通告以外で申しわけないんですけれども、特定産業構造改善臨時措置法の特定産業の現況についても、電炉、アルミ、ビスコース、アンモニア、尿素、湿式燐酸、経常の損益としては電炉関係をとりましても、六十一年度でも百三十九億円の損になっているわけですね。ずっと損益が上がってきている。そして当局としては大体目標は達成をした、こういうことになるわけでございますが、赤字はふえているけれども、目標は達成したというふうな数字的な分析はどうい……
○矢原秀男君 税制調査会長の小倉参考人には、きょうはお出ましをいただきまして非常に感謝を申し上げます。 まず小倉会長に伺いますけれども、政府税調、すなわち新型間接税についての答申は今国会に提出されるんではないか、こういうことが定説になっているように思うわけでございますけれども、まず一つ、提出の時期がいつなのかをあらあら決めていらっしゃるのであれば明確にしていただきたい。第二点は、いろんな情報等によりますと、会長を中心とする政府税調ではEC型を主張されていると、このように思っておりますけれども、この点はどうなのか。第三番目には、きょうも名古屋からお帰りをいただいたわけでございますが、全国の公聴……
○矢原秀男君 公明党・国民会議を代表して、ただいま議題になりました昭和六十二年度補正予算三案に対し反対の討論を行います。 反対の第一の理由は、大幅な税の自然増収があるにもかかわらず追加の減税が実施されていないことであります。 我が国の所得税制においては、累進税率の適用区分見直しがおくれてきたことから、毎年なし崩し的に実質増税が行われてきました。私たちは、六十二年度当初予算審議の際、このことを指摘し、大幅な所得税減税を要求してきました。ところが、六十二年秋に確定した減税は、所得税減税一兆五千四百億円と我が党が要求した二兆円を値切り、しかも住民税減税が六十三年度実施に先送りされており、極めて不……
○矢原秀男君 六十二年の七月二十三日に企業年金等研究会の山下座長から当時の厚生大臣斎藤十朗殿に対して、「厚生年金基金の育成普及方策のあり方について」の中間報告が出されております。この中で資産の運用について、一つは「厚生年金基金の積立金は、毎年二〇%近い伸びを示し、昭和六十二年三月末で、計約十四兆五千億円の巨額に達しており、さらに、今後とも、増大を続けることが確実である。この積立金から得られる資産運用収入が掛金を上回っている厚生年金基金がかなり見られるように、資産運用の重要性は高く、その成果は将来の掛金や給付水準に大きく影響する。」、こういう云々の中で今日まで検討が進められているわけでございます……
○矢原秀男君 在韓米軍の関係について若干の質問をいたします。私も朝鮮半島の南北の平和、これを願っている者でございますけれども、現実的な具体的な問題を数点伺ってみます。
まず、防衛庁長官にお尋ねいたしますけれども、今年の一月訪米をされました際に国防長官及びその他の軍関係者と会談をされたとございますけれども、韓国情勢についての会談というものはどうだったのでございましょう。
【次の発言】 今、韓国情勢については、当時は大統領選の行方、そうして米国の国防費の削減に伴う在韓米軍の維持の問題、また大韓航空機の問題、ソ連機の日本領空権侵犯の北朝鮮飛来の問題等々ですね、非常にいろんな問題が現実的に山積をして……
○矢原秀男君 まず最初に、暫定予算の問題について伺います。
総理大臣、別な話でございますけれども、私、予算の空白という問題をいろいろと連想すると、私もスポーツマンでございますので、ジァイアンツの江川選手の入団時の一日の空白ということを考えるわけですが、それについての所感はどうでございますか。
【次の発言】 私は、この江川問題も、すべての関係の法律は人がつくっていく、法律も悪用すれば、善と悪、そういうふうな善用と悪用がございます。ですから、私は今から質問申し上げますけれども、今回の暫定予算の問題についても、法律というものは政権政党としては正道の立場の中でやはり判定を下していかなければいけない。……
○矢原秀男君 ただいま外務大臣から御報告をいただきました件につきまして疑義がございますので、猪熊委員から関連質問をお願いしたいと思います。
【次の発言】 まず、私は減税問題で質問したいと思うんです。
同僚議員からも質疑があったと思いますけれども、与野党の国会対策委員長会談、衆議院の確認事項で、一つは、「野党三会派の要求する減税は実施する。」、こういうふうに四項目にわたって、最終的には、「六十三年度の減税の規模については予算成立までに結論を得る。」、こういうふうな四項目にわたる確認事項があるわけでございます。
そこで、私がやはり要求をしたいことは、この減税規模につきまして社会、公明、民社の三……
○矢原秀男君 ベトナム漂着難民に対する政府の対応に関して、これは将来非常に大変な問題になる、こういうことで、黒柳議員と私、矢原はベトナム難民の急増に対して現地の議員と一緒に八月二十八日に現地視察、長崎県の大村難民一時レセプションセンターの視察、八月二十九日には東京に引き返しまして、首相官邸にて四点にわたり対応策を早急に講ずるよう、石原官房副長官を通じて海部総理大臣に申し入れました。そして八月三 十日には姫路の定住促進センターを視察いたしまして、いろいろと要望を伺ったわけでございます。 そういう中で対応していただいていると思うのでございますが、今回、国際救援センターの九月十六日の乱闘事件を見ま……
○矢原秀男君 参考人の諸先生には本当に御苦労さまでございます。 まず井上先生に御質問をいたしますけれども、私たち公明党もこの消費税は早く廃止をしなければいけない、これが民意であると受けとめております。そういう意味で、公約違反についての御見解を伺いたいのでございますけれども、これは六十一年、先ほど中村先生のお話もございましたけれども、特に私が印象深いのは中曽根総理が私たちの神戸の三宮の大丸前の駅頭で数千人の党員の方々、一般の方が集まっている中で、私の顔がうそを言う顔に見えますかとこう断言をしながら、国民が嫌がる大型間接税、自民党の党員が嫌がるものは絶対にやりませんと、こういうあれで三百の議席を……
○矢原秀男君 さきの参議院選挙の最大の争点は、消費税に対し国民はノーという明確な審判を下したのであります。また、この参議院選挙の結果を受け、このように議員提案による法案が本格的に本日まで審議されましたことは、我が国の議会史の上からも、また議会制民主主義の面からも極めて大きな意義がございます。 公明党は、消費税廃止に全力を上げております。野党四党の皆さん一緒になって闘っておるわけでございます。顧みますと、昭和六十一年の衆参同日選挙における当時の総理大臣の大型間接税は導入しないとの公約を踏みにじり、三百議席という数の力で消費税を強行導入したことであります。これはいけないことであります。また、議会……
○矢原秀男君 この改正の経緯を見ておりますと、現行民事訴訟法における仮差押え、仮処分制度は明治二十三年制定の民事訴訟法第六編強制執行第四章として定められたものであって、大正十五年の民訴法大改正のときにも、また昭和五十四年の民事執行法制定の際にも仮差押え、仮処分の命令手続に関する部分には手がつけられずに今日までの検討、特に四十八年に公表された強制執行法要綱第二次試案の中にもこの命令手続に関する改正の具体案は含まれておりましたけれども、結局民事執行法制定の際にも見送りとなった。 今回の改正作業は昭和五十八年十月に着手され、まず仮差押え及び仮処分の命令及び手続に関する検討事項について各界の意見照会……
○矢原秀男君 参考人の皆さんには本当に御苦労さまでございます。十分の時間をいただいておりますので、その意を尽くせませんけれども、簡単に質問を申し上げたいと思います。 本法案の趣旨でありますけれども、保全命令に関する審理及び裁判はすべて決定手続によるという、こういう決定主義を採用されているようでございます。保全命令申し立て段階においてでありますけれども、現行法ではその審理方式は口頭弁論、審尋及び書面審理の三点とされ、そのいずれにするかは裁判所の裁量にゆだねられているように思います。しかし口頭弁論によった場合は必ず判決により、それ以外は決定による仕組みになっておるようでございますが、本法案ではそ……
○矢原秀男君 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について質問をいたします。 午前中も法務大臣から趣旨の御説明をいただいたわけでございますが、下級裁判所における事件の適正迅速な処理を図るため、こういう大きな項目の中で裁判官の員数の増加五名、そして民事訴訟事件、民事執行法に基づく執行事件及び破産事件の適正迅速な処理を図るために二十五名の職員の増加、こういうことでございます。 それで、私も昨日簡裁の方に視察をさせていただきました。その一つの大きな理由は、ちょうど昨年の七月から八月にベトナムの難民の問題がございまして黒柳委員長と私で政府に対しましても十二省庁に対して十数項目の政策的な要求と、そ……
○矢原秀男君 日韓問題を中心に、関連する問題等で具体的に質問したいと思います。 五月二十四日、本日、盧泰愚韓国大統領が国費として来日をされました。私たちも心から歓迎を申し上げるものでございます。 この日韓関係は、一つは激動する国際情勢の中での日韓関係、二番目には日韓関係の基本テーマ、三番は過去に起因する諸問題の解決、四番は青少年文化学術交流の強化、五番は未来志向的協力関係の構築、こういう形で込み入った深いいろんな討議がなされるんではないかなと思っております。 私、重複を避けて質問したいと思いますが、まず外務省に、外相定期協議、そういうものを含めた日韓の協定関係について御報告をお願いしたい……
○矢原秀男君 まず、平成二年度の法務省所管の予算関係の中から二、三点質問をしたいと思います。 まず、第一点でございますけれども、私も兵庫県でございますが、毎年行われますボランティアの大きな表彰式等に出させていただきまして、ボランティアそのものにはいろんな幅広い活動が設けられているわけでございますが、法務省というこの関連の中では、非常に刑罰を受けた人も新しいまた社会で再出発をする、そういうようなことで非常に大切な部門を預かっていただいておりまして感謝を申し上げているわけでございますが、その関連で二、三点について伺ってみたいと思います。 まず、篤志面接委員制度というのがございます。非常に御苦労……
○矢原秀男君 法案審議の前に、委員の皆様の御了解をいただきまして時事の一点を質問したいと思います。
昨日の夕刊から朝刊にかけて、この六月の十三日までに関東一円の地域において、都内を中心にして千人に近いタイの女性がだまされて売春目的で来日し、そして売春組織が非常に動いている、こういうことで警察庁では一生懸命努力をされていらっしゃるわけでございますが、その摘発された実態とまず今後の対応について伺いたいと思います。
【次の発言】 どうも御苦労さんでございます。
法務省としても、短期滞在という形に該当するのかなと思いますが、平成元年は二百二十一万九千人、このぐらい入国をされておられるわけでございま……
○矢原秀男君 法制審議会商法部会において、昭和五十年意見照会の対象とした会社法改正に関する問題点のうち、昭和五十六年の商法等の一部を改正する法律により改正の範囲外であった最低資本金及び大小会社の区分並びに合併について、昭和五十七年末から引き続いて検討をされていた経過というものをいろいろと熟知をしているわけでございます。 今私も資料の中で、ちなみに大小(公開・非公開)会社区分立法及び合併に関する問題点を法務省の方で提起をされて検討されている、これを箇条的にちょっと見ておりまして、一つは設立に関する問題点で十七事項というものが検討されていらっしゃる。二番目には取締役・取締役会に関する問題点が十七……
○矢原秀男君 参考人の諸先生には、本当にきょうは御苦労さまでございます。簡単に質問申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず、錦織参考人にお伺いをいたします。 今、各諸先生のお話を承っておりまして、中小企業の皆様方にある面では非常に厳しいお話もあったなと承っているのでございますが、中小企業の実態については錦織参考人もお話がございましたように、今、会社数は、法務省の資料によれば二百六十万社、国税庁の立場からいけば百七十七万社、総務庁の事業所統計からいけば百三十二万社。それから、個人事業者を含んだ我が国全体の事業所の総数というものは、先ほどもお話にございましたように、事業所統……
○矢原秀男君 企業合併、買収に関連しての質問をしたいと思います。 昨年から今年にかけて報道でもいろいろと株式の持ち合いとか企業買収、MアンドAの記事を見かけることは皆さんも御承知のとおりかと思います。今までは海外の問題として非常に多かったわけでございますが、最近では日本でもごく身近な問題としてやはり見過ごしてはいけない問題等もあるわけでございます。このMアンドAの形態については御承知のとおりでございますけれども、一つは国内企業対国内企業の合併、買収、二番目には国内企業対国外企業の合併、買収、三番目には国外企業対国内企業の合併、買収、四番目には国外企業対国外企業の合併、買収等々が考えられておる……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから法務委員会
を再開いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
私、このたび法務委員長に選任され、その重責を痛感しております。
本委員会の運営に当たりましては、委員各位の御協力のもと、円滑公正に行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしく御指導、御協力をお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
先ほど、下稲葉耕吉君、櫻井規順君、三重野栄子君及び黒柳明君が委員を辞任され、その補欠として井上章平君、八百板正君、久保田真苗君及び中野鉄造君が選任されました。
○委員長(矢原秀男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、林田悠紀夫君及び山本富雄君が委員を辞任され、その補欠として星野朋市君及び成瀬守重君が選任されました。
【次の発言】 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、検察及び裁判の運営等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。
去る七月三十一日から八月二日まで本委員会が行いました委員派遣に……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、検察及び裁判の運営等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 梶山法務大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。梶山法務大臣。
【次の発言】 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から両案について順次趣旨説明を聴取いたします。梶山法……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一月九日、山岡賢次君が委員を辞任され、その補欠として井上裕君が選任されました。
また、昨日、山田耕三郎君、斎藤十朗君及び山本富雄君が委員を辞任され、その補欠として高井和伸君、井上章平君及び真島一男君が選任されました。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。
まず、法務行政の基本方針について、左藤法務大臣から所信を聴取いたします。左藤法務大臣。
【次の発言】 この際、吉川法務政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。吉川法務政務次官。
○委員長(矢原秀男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二月二十一日、井上章平君及び真島一男君が、また二十五日、井上裕君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として斎藤十朗君、山本富雄君及び田辺哲夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題とし、法務行政の基本方針に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(矢原秀男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る七日、高井和伸君が委員を辞任され、その補欠として山田耕三郎君が選任されました。
【次の発言】 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。左藤法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより裁判所職員定員法の一部を改正する法律案及び検察及び裁判の運営等に関する調査を便宜一括して議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査につきましては……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に中野鉄造君を指名いたします。
【次の発言】 次に、罰金の額等の引上げのための刑法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
去る三月二十九日、予算委員会から、本日四月九日午後の半日間、平成三年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、裁判所所管及び法務省所管について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
裁判所及び法務省関係予算につきましては、去る二月二十一日に説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 以上をもちまして、平成三年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、裁判所所管及び法務省所管についての委嘱審査は終了いたしました。
なお……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。 司法試験法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案につきまして御意見を伺うため、日本弁護士連合会会長中坊公平先生並びに東京大学名誉教授三ケ月章先生に参考人として御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙の中、本委員会に御出席をいただきまして、心から御礼を申し上げます。 両参考人におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお聞かせいただき、本案審査の参考にさせていただきたいと存じます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 次に、議事の進……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。左藤法務大臣。
【次の発言】 この際、本案の衆議院における修正部分について、衆議院法務委員長伊藤公介君から説明を聴取いたします。衆議院法務委員長伊藤公介君。
【次の発言】 以上で趣旨説明並びに衆議院における修正部分の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時……
○委員長(矢原秀男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十六日、会田長栄君が委員を辞任され、その補欠として八百板正君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。第一号夫婦同氏別氏の選択を可能にする民法等の改正に関する請願外五百九十九件を議題といたします。
今国会中、本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第二二二二号法務局、更生保護官署、入国管理官署の大幅増員に関する請願外三十四件は採択すべきものにして内閣に……
○矢原秀男君 九カ国の首都機能移転のデータをいただきまして、またオーストラリア、イギリ ス、スウェーデンと別途にやっていただいておりますけれども、国土庁としてはこのデータ、この三つの国ぐらいが日本と割に合うんではないかというふうな考え方を持っていらっしゃるのかどうか。それが一つ。 もう一つは、今諸先生方のお話でございますが、やはり東京の一極集中というものは避けなければいけない。当然それの先例としては各国とも非常に参考になると思っておりますけれども、そういうことを含めながら、国土庁としては三つの国を抜粋されているから、ここらに非常に皆様方の御検討のできる一点があるかと僕は思うんですけれども、そ……
○矢原秀男君 では、一点だけお願いいたします。 先生のリニアと拡都構想の中で、この四つ子の首都に非常に興味を持ったわけでございますが、これは十二省と八庁というものは、この四つの都にどういうものの分割を具体的に考えていらっしゃるのか。
○矢原秀男君 NHKにお尋ねいたします。
一つは、アトラスロケットの失敗に対する調査、結果、対応、こういう三点について伺いたいと思いますけれども、まず御説明をお願いいたします。
【次の発言】 これらの問題については、これにかかった費用というものは大体総金額どの程度ですか。
【次の発言】 じゃ、後で御報告をお願いしたいと思うんですが、こういう多額な金額で、しかも先ほどからいろんなお話があるとおりでございますが、やはり国民の一つ一つの大きな財産というものがここにかけられているわけでございます。私が今御報告を聞くだけでも、ターボポンプの異物が問題になっている。ごみあるいは水分か氷粒、こういうような……
○矢原秀男君 簡単に伺います。 私も中曽根総理のときに、予算委員会で皇居は残して首都移転すべきであるというような提案をさしていただいたことがありますけれども、各国を見て回っておりまして、そしてまた、日本の昭和二けた生まれの人たちの人生観や感覚的な生き方を見ておりまして、我々の考えとやはり大分変わってくるなど。そういう中で、今先生のお話を伺いながら、今後ぴたっと研究しなくちゃいけない問題があるなと思っていますのは、首都が移転をしても企業の六〇%は残りたい、経済活動は東京でやりたいと、ニューヨークのような。地方に行きましても、知事さんを初め、活性化のために公害のないいい企業をということで地方に引……
○矢原秀男君 北陸・信越班委員派遣報告を申し上げます。 私は、粕谷委員長、岡野理事、三重野委員、吉岡委員とともに、去る十月十七日から十九日まで、北陸・信越両地方における逓信関係業務の実情調査を行いました。 まず、北陸地方について申し上げます。 北陸郵政局は、豊かな創意、確かな前進を本年度の経営方針として掲げ、事業基盤の確立、質の高い営業活動、地域との連携強化に努めており、各事業とも前年度の実績を上回る成績をおさめております。 郵便局の窓口で住民票、戸籍謄本、抄本等の交付請求ができる住民票等郵送サービスは、六十四市町村において五千件を超える利用を見ております。 国際ボランティア貯金の申……
○矢原秀男君 重複すると思いますけれども、お許しをいただきたいと思います。
まず、本法律案の提出されました中身は、地域の伝統的な芸能、二番目には風俗慣習を主題として活用行事を実施する。そういう中で地域の活性化、また大きくは国際相互理解の増進等、こういうことを図ろうとされる趣旨だと思いますけれども、改めまして提案の経緯、そして法案の要旨等を簡単にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 先ほども大臣の答弁ございましたように、確かに国際化の観点から、またイベントという率直な面からいきますと思い切った手を打たなければいけない、観光という面から。また反面では、文部省を中心とするように、地域の歴史や芸能……
○矢原秀男君 郵政省は地球環境保全との関係性というものが非常に深い、そういうことを改めて痛感をしている立場から、まず数点御質問を申し上げたいと思います。 ジュネーブ四日共同で報道されているわけでございますけれども、世界保健機関が、国連環境開発会議、地球サミットでございますけれども、に向けた健康と環境に関する報告を発表いたしております用地球上で二十億人が健康を悪化させる危 険な環境に住んでいる。毎年約三千六百万人以上が感染症やがんなど主として生活環境に起因する病気で死亡していることを明らかにしております。これはこの六月にブラジルのリオデジャネイロで開かれる国連環境開発会議に向けて総点検をされた……
○矢原秀男君 限られた時間でございますので、極力重複を避けて質問をしてまいりたいと思います。 最初に、郵便法の一部改正法案でございますが、端的に二点だけまず質問したいと思います。 まず一点は、社会福祉の増進を目的とする事業を行う法人または団体というのがあるわけでございますけれども、これは社会福祉事業法の「寄附金の募集」の第六十九条一項、そして二、三というものが基調になっているようでございますが、特定の団体に限定する場合、公平の原則に関する問題で危惧が出てくるのではないか。というのは、この六十九条も、厚生省、また第二段階として地域の都道府県知事、こういう非常に手間のかかる状況で、「その募集に……
○矢原秀男君 重複がございますので極力避けて質問したいと思いますが、よろしくお願いします。
平成四年度NHK予算、川口新体制で編成をされたと思いますけれども、昨年と今年、こういうところが今度は変わった新しいものですと、こういうものがございましたら簡単で結構ですからお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 今会長のお話を伺いながら、やはり公正な言論報道にも努力をしていさたいという意欲、また創造的な教育や文化、世界に目を配ったそういう意気込みを非常に感じているわけでございますが、これは会長と大臣にお伺いしたいんでございますが、表現の自由を保障した憲法二十一条の趣旨に照らして、いろんなことを……
○矢原秀男君 二、三質問をさせていただきます。 実は、きのうの夕刊、きょうの朝刊等で、私たち参議院で第三種郵便の改正案というものが参議院先議で行われましたけれども、日本新聞協会の中江会長さんのお名前で、四月六日に、新聞などの第三種郵便物に対するチェック体制強化を盛り込んだ郵便法改正案についての反対文書をまとめられて郵政省に申し入れられたようでございます。 日本新聞協会の御主張をなさってらっしゃいますのは、郵政省が公共的な報道という従来の郵便法の規定を遵守すれば第三種郵便物制度を悪用している刊行物を排除できると指摘をされておりまして、一つは調査機関の設置、二番目は監査制度の実施は不要であると……
○矢原秀男君 郵便貯金法の一部を改正する法律案でございますが、これは提案理由をお伺いいたしておりますと、郵便貯金の預金者の利益の増進を図るとともに、金融自由化に的確に対応するため、市場金利を勘案して郵政大臣が利率を定める郵便貯金の範囲を拡大する等、所要の改正を行うために提出されたと理解をいたしております。 午前中も質疑があったわけでございますが、ちょっと伺いますけれども、郵便貯金の三月末現在高は百五十五兆四百七十億円でございますが、先ほど御答弁伺っておりますと百五十六兆六千億でしたね。総預金量の三〇・二%でございますか、この点もう一回お伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 日本電信電話株式会社法等の一部を改正する法律案について質疑をさせていただきます。 午前中の質疑を伺っておりまして、重複する面があろうかと思いますけれども、お許しをいただきたいと思います。 まず、この日本電信電話株式会社法等の一部を改正する法律案の提出を理由として、最近の電気通信事業における国際化の進展にかんがみまして、外国人等が日本電信電話株式会社及び国際電信電話株式会社の株式をその議決権の五分の一未満の割合の範囲内において所有できるようにするとともに、二番目には、これに伴い両会社及びその他第一種電気通信事業者の株券等の保管振替制度の利用に関し所要の規定を整備するほか、三番目……
○矢原秀男君 午前中から質疑が交わされておりまして、重複する面があろうかと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
大臣に率直にお伺いしたいと思うんですけれども、二十一世紀を志向する形の中で、先ほども二〇〇一年、非常に多くの需要を要するというものが推測をされておりますけれども、これは国民生活にもそして産業の面における波及効果も非常に大きいと思うんですけれども、どういう方向で進むべきであるか、こういうことをまず最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 確かに電波需要というものは急増しておりまして、午前中来お話がございましたけれども、七百万局が十年後には五千万局という予想試算もございま……
○矢原秀男君 まず最初にお伺いしたいことは、この二十一世紀以降日本海時代と言われているわけでございますが、なかなか関係各省庁それぞれの政策があるわけですけれども、非常に顔が見えない現況にございます。 先般も別な委員会で、富山、金沢、新潟、こういうところは空の場合はソ連との電波の競合の問題、そうしていろんな文化交流の問題、いろいろあるわけでございますが、特に私がきょうは質問したいのは、山口県、島根県、鳥取県、兵庫県、こういう日本海に向かった西側の方でございます。農水省としてやるべき問題というのは、まず栽培漁業というものは将来計画でやらなくちゃいけな いと思いますけれども、魚種の問題、そして水温……
○矢原秀男君 船舶安全法の一部を改正する法律案について若干の質問をいたします。
まず、今回の改正に至る経緯について伺いたいと思います。
【次の発言】 午前中から先ほどまで、いろいろ私が質問したいことも重複しておりますので、ちょっと角度を変えてまた質問させていただきたいと思います。
今、提案の経緯を伺いますと、「船舶安全法においては、船舶の堪航性及び人命の安全を保持するために、船舶の構造・設備についての安全基準を定める」、そういう底流の中に、「船舶がその安全基準に適合することについて検査を受けなければその船舶を航行の用に供することができない」というふうな感覚に私も受け取るわけでございます。
……
○矢原秀男君 ただいま平成五年度農林水産予算の御説明を大臣から伺ったところでございます。 平成五年度農林水産予算の概要説明を伺いながら、あらあらをちょっとまとめておりますと、農林水産予算の総額、関係省庁分を含めて三兆三千六百八十億円。内訳は、公共事業費が一兆八千二百二十六億円、非公共事業費のうちの一般事業費が一兆二千三百四十一億円、食糧管理費が三千百十三億円、そのほかにNTT事業償還時補助分として百七十四億円を計上されて、これらを含める農林水産予算の総額が三兆三千八百五十五億円となっているようでございます。 その中で、重点項目の一つ一つを拝見いたしておりますと、第一は、経営体の育成と農地の……
○矢原秀男君 今回「新しい食料・農業・農村政策の方向」についての農林水産省の政策というものが発表されまして、内外にも非常に大きな反響を呼んでおりまして、そしてまたその政策につきましても、将来の農業展望という非常に一面では大きな希望を見出していらっしゃる農村の方、また逆にその大きな影響をいただく消費者の皆さん方も期待をされていることも事実でございます。 そういう意味で順次質問してまいりたいと思いますが、一つはこの新政策にについてでございます。平成三年は農業基本法が制定されて三十年の節目を迎えたわけでございます。その翌年、平成四年六月にこの新政策は発表されたのであります。この三十年間には、先ほど……
○矢原秀男君 まず、お伺いいたしますけれども、雲仙・普賢岳の土石流等による農林水産関係についていろいろと被害が出ているようでございます。このことにつきましては、四月二十八日と二十九日と五月二日に発生した雲仙・普賢岳の大規模土石流の被害対策、こういうことを検討する第十回災害対策本部会議が七日に国土庁で開かれております。 私も心配をしているわけでございますが、農林漁業の再建問題というのは大きな現地ではテーマになっておるわけでございます。そういう意味におきまして、被害状況の実態の分析、そしてそれに対してどういうふうな対策をして、現地の被害者の皆さんの長年の御苦労に対し、またこういうふうな非常に厳し……
○矢原秀男君 まず第一点は、日本農業における担い手、すなわち後継者の問題について質問をしたいと思います。 既に関係者の方々も認識をされているわけでございますけれども、この農業従事の労働力不足の時代に対していろいろの観点から分析もされております。例えば、日本農業の担い手の労働力が量的だけでなく質的にもますます脆弱化しているという現実に、農業政策の将来にどう対応していくか、こういうふうな問題。そしてまた、農業の後継者難と言われて非常に久しい歴史過程があるわけでございますけれども、農業から労働力が流出をしたことはもう否めない現実でございます。そういう中で、日本のために尽くした農業の関係者の方々の功……
○矢原秀男君 農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律、JAS法の一部を改正する法律案につきまして若干の質問をいたしたいと思います。 改正の趣旨については、私もかくなければいけないなという同感の気持ちでいっぱいでございます。いわゆる豊かでゆとりのある国民生活の実現が現下の政策課題となっております。当然のことだと思います。食生活についても、一つは量から質への志向、二番目には健康について心配をしていく、三番目には安全の志向、四番目には本物志向等々の消費者ニーズの変化にこたえようとされておられる政策展開でございますので、基本的には了とするものでございます。 消費者に対する正確でわかりやす……
○矢原秀男君 本日は、参考人の皆様には、御多忙中のところを御出席賜りまして、本当にありがとうございました。時間の関係もございますので、数点にわたって質問させていただきたいと思います。 まず最初に、参考人の皆さんから先ほどお話を伺いました私の所感というものを申し述べたいと思います。 四人の参考人の皆さんのそれぞれのお立場から、経験豊かな、御苦労されたお話を伺いました。消費者の立場から見て、国民の立場から見て、本当に四人の参考人の皆さんが必死になって、国民の健康と安全、そういうふうなものを中心にして非常に努力をされていらっしゃることを伺いまして、心から感動を覚えているものでございます。そういう……
○矢原秀男君 まず、四点にわたりまして簡単に質問させていただきたいと思います。 まず最初の第一点は、運輸大臣も政策のすばらしい方でございますのでお伺いをするわけでございますが、二十一世紀における総合交通政策というものを長い間、当委員会でも国会でも論じてきているわけでございますけれども、非常にスピードの速い国際社会、国内、そういうふうな問題に対して非常に財源の巨大なものがかかるわけでございますからなかなか追いついていかない、こういうのが現況でございます。 しかし、国民の方々の交通に対する要請というものは非常に大きく変化をいたしております。国際間の移動が日常化しておりますし、日常的にも利便性と……
○矢原秀男君 叶参考人と中条参考人にお願いしたいわけです。 中条参考人の「豊かな暮らし」、「独身A君の一日」、「既婚者のB氏の日曜日」、こういうことで規制の影響と規制制度というものを拝見しながら、消費者、生活者重視への競争政策の政策転換についてはやはり力を入れなくちゃいけないなと私も思っているわけでございます。 なぜ規制緩和が進まないのかという問題の中で、一つは官僚行動様式、役所間の権限争い、二番目には民間の既得権益のやはり競いというふうなことが浮き彫りになっているわけでございますが、国会として第一段階はこういう点からこういう問題に取り組むべきではないのかこういうふうな所感がございましたら……
○矢原秀男君 公明党の矢原でございます。 まず、竹内先生に一点お伺いしたいんですけれども、三番目の「福祉の拡充等の効果」で医療の四点を挙げていらっしゃいますけれども、確かに院長が今は経営専門家にならざるを得ない、もう借金で病院倒産というような形も出てくるんではないかなと思うんですが、薬の宅配便の利用、漢方の保険化、こうありますけれども、薬剤が非常に高いためにという苦悩を持っているのでございますが、ここの点でちょっと具体的に詳しく御説明をお願いしたいことが一点でございます。 岡野先生にお願いをしたいことは、規制緩和の御意見、本当に一〇〇%そのとおりでございますが、先生は総合交通体系の構築の論……
○矢原秀男君 公明党の矢原でございます。 長官の格調高い所信表明の中から六点ほど選んで質問したいと用意をいたしております。時間の都合と重複等もございますので、一つ一つをこなしていきたいと思います。 私、用意いたしておりますのは、先ほどからも同僚委員の皆さんからお話がございますように、第一点は科学に対する人材という問題、第二点は八GeVの問題、第三点は重粒子に関するがん治療の今後の問題、第四点は太陽エネルギーというものに資源の少ない日本の国はさらに努力をしていかなくてはいけない問題、その次には核融合の問題等々を用意させていただいております。 まず第一点でございますけれども、具体的な問題から……
○矢原秀男君 数点にわたり質問させていただきます。 まず、大臣にお伺いをいたします。 基本的な問題でございますが、二十一世紀は長寿社会でございますけれども、これは若年も老年も活性化、輝きに向けていくような社会でなくちゃいけない、こういう観点から昨日大臣の提案理由を伺っておりまして本当に同感をいたしたわけでございますが、二十一世紀を展望する農林漁業団体職員共済組合制度全般にわたる必要な見直しに非常に熱意を示されておりますことは、私も心から賛同するものでございます。 しかし、我が国は本格的な高齢化、また少子社会の到来というものも数字的に非常に厳しくなっております。こういう中で、老後の生活設計……
○矢原秀男君 私は、ただいま可決されました宅地建物取引業法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、平成会、新緑風会、日本共産党及び新党・護憲リベラル・市民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 宅地建物取引業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用について遺憾なきを期すべきである。 一、宅地建物取引業の実態にかんがみ、悪質な業者を排除し、資質の向上及び業務の適正化に努めること。 二、重要事項説明の充実・合理化に当たっては、宅地建物の取引に関す……
○矢原秀男君 最初に、電線共同溝の整備等に関する特別措置法案について質問したいと思いますが、賛成でございますので、その立場から質問したいと思います。
まず最初に、関係の各省庁も来ていただいておりますので、今回の一月十七日の阪神・淡路大震災に対して、人的にも財産的にも大きな被害を受けたわけでございますが、種類は今回のしようとするものとは違うわけですけれども、共同溝がこの阪神間にも設置をされていたわけでございますが、大震災によってどういうふうな現況の状況であったのか、まずそれを伺いたいと思います。
【次の発言】 これに関連しまして、被害総額が大体十兆円を超えるわけでございますけれども、きょうは質……
○矢原秀男君 質問の前に、特に厚生省に来ていただきましたのですけれども、連日のテレビや関係の、きょうは建設大臣、長官も御一緒ですが、やはり大震災に御苦労をしていただいておりますけれども、私も緊急対策の措置状況については毎日県や市と連携をとらせていただいております。 一つはライフラインの対策。二番目には住宅の対策、これには一と二がございまして、一つは応急仮設住宅の建設、二番目には恒久的なそういうものを含めた公営住宅等への一時入居状況、さらにはその奥には恒久住宅政策というものもあるわけでございます。 そういう数字を見させていただいておりまして、応急仮設住宅の問題については今なお、もちろん焼失家……
○矢原秀男君 河川法の一部を改正する法律案に賛成の立場で一点だけお伺いをしたいと思います。 この法律案については、市街化の進展、都市における計画的な治水対策、また必要な用地買収、いろいろの観点の中で進められていると思っておりますけれども、私一点だけ伺いたいのは、この河川立体区域制度の中における地下河川型、これは私考えるに土木工学の範疇であるかなと思っておりますが、二番目の建物内設置型については建築学上のいろいろの態様があろうかと思いますけれども、ともに耐震を含めて安全性についてはどうなのかということを一点だけ伺っておきたいと思います。
○矢原秀男君 二点ほど質問させていただきます。 最初に、村上先生にお願いしたいんですけれども、このような大都市直下型において初動の救援対策の問題ですけれども、学校の体育館に各地区の被害の方が集積をされて集まられた。私も三日目に西宮から神戸に入るのに車で十時間かかるんですね、そのときに。 ですから、運動場の体育館に皆避難をされる、被災民が。運動場の中央部に、平素から住民に周知徹底をして、大型か中型かの自衛隊を中心とするヘリコプターが初動の中でおりていく。そうして、各地区の被災のところに散っていく。そうすれば、五千五百以上の亡くなられた方でやはり少しでも助けられる人たちを、お話をずっと聞いてお……
○矢原秀男君 では、まず最初に、コマーシャルの問題について大臣にお伺いしたいと思います。 いま家庭の中で大変コマーシャルについていろいろの声が起きております。これは一般新聞の投書欄でございますが、読んでまいりますとこういうことが出ておりますね。「テレビCMの音量を抑えて」いただきたい。「このごろはテレビのコマーシャルも華やかになり、あの手この手と、目と耳にうったえての商魂のたくましさに驚かされる。そして、番組を選ぶ自由と引換えに、コマーシャルの強要を、ある種のあきらめと、惰性の中で受けとめてきた。けれど、番組がコマーシャルに切り替ったとたん、急に音量が大きくなる。いやが上にも視聴者の耳にうっ……
○矢原秀男君 では簡単に質問をしたいと思います。
まず、五十五年度に赤字国債発行をゼロにするためには歳入歳出両面での慎重かつ有効な財政運営が必要となるわけでございますが、今後の具体的な青写真を国民に示す必要があると思います。その内容、めどについてまず大蔵大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大蔵省の財政収支試算によりますと、五十一年度、五十二年度のケースAをとりますと、そのうち五十二年度、五十三年度の対前年比の税収の伸びが、五十一年度の試算では五十二年度が二四・三%、五十三年度も二四・三%となっております。そうして五十二年度に試算をされた面を見ておりますと、その方では五十二年度に一六……
○矢原秀男君 どうも御苦労さまでございます。具体的に質問を申し上げたいと思います。 まず地方財政でございますけれども、先生の分野かどうかわかりませんけれども、現在が補助金制度の形、こういうことで自治体の自主財源というものが非常に少なくなっておる現況でございます。そこで一つは、いま申し上げております地方自治体の自主財源を強化するためにはどうしたらいいかという問題が大きな課題になっております。第二点は国に偏重いたしております税財源の配分の割合をもう抜本的に変えなくてはならない。もう一点は、地方自治体では学校を建てる、住宅を建てる、こういう場合に法的な見直しができておりませんので、超過負担の問題が……
○矢原秀男君 行政管理庁が勧告しております中で、医薬品等の規制に関する行政監察結果、これに基づく勧告の内容、まずこれについて簡単にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまお話がありましたように、薬品公害、まあ悲しい歴史になりますけれども、数多く社会問題になっております。またそれは生命の尊厳から見ても、安全性というものは非常に大事なことであります。そういう立場の中で、薬品の見直し作業、これはどのような経過をたどっておりますか、お伺いいたします。
【次の発言】 じゃ、時間の都合がありますので、次に伺いますけれども、薬品の見直し作業は、皆さんの連絡を聞いておりますと約四万の品目、これを対象に四十……
○矢原秀男君 私は、日中問題について質問したいと思います。 まず、外務大臣、非常に日中国交回復を前にして御心労、一生懸命努力をされていらっしゃることに心から敬意を表するものでございます。ひとつ体を大事にされまして、成果を得るまでがんばっていただきたいと思います。 まず、最近の新聞報道を見ておりますと、私、機会があるごとに総理並びに外務大臣に質問いたしましたときに、この日中問題については国内には一切障害はありませんと、こういう御報告を伺っておりまして、対中国、相手方の方だけの動きというものを私もいろいろと考えておりましたが、最近の新聞報道によりますと、予測はしておりましたけれども、自民党党内……
○矢原秀男君 まず、五十三年度会計検査院予算についてお伺いをいたします。 五十三年度の会計検査院予算は、総額七十六億九十二万九千円となっております。その内訳を見ますと、会計検査院の事務処理に必要な経費、すなわち会計検査院法に基づく会計検査院の一般事務処理に必要な経費として六十七億一千二百九万四千円、検査業務に必要な経費、すなわち憲法及び会計検査院法に基づく国の収入、支出の決算の検査及び確認などに必要な経費として五億六千百五十二万八千円が計上されているほかに、会計検査院の施設整備に必要な経費として三億二千七百三十万七千円が上げられております。五十三年度の検査院予算の総額の対前年度伸び率は一一一……
○矢原秀男君 では、成田問題について法務大臣に質問したいと思います。 事件が起きましてから、報道によりましても、また国会にありましても、また世界的にも、外国にいろんな大きな影響をもたらしていることは事実でございます。結論から申し上げますと、参議院本会議においても、福田総理そうして法務大臣等々、ややもすれば、やはり現実直視はしていかなくてはならないけれども、感情的に流れている面もあるのではないかという一面も私は感じるわけです。そういう中で、まず第一点質問したいわけでございますが、この問題に対して、法治国家であるわが国として、その面における最高責任者でございますので、まず法相のこれに対する御見解……
○矢原秀男君 まず、八城さんにお伺いをしたいと思います。 いまいろいろな現況を伺いまして、時間がございませんので具体的に伺いたいと思います。現在、産油国の消費国との直接の取引、DD方式が強化をされておりますけれども、わが国の石油政策の中でこのDD方式の強化策をどういうふうに位置づけをするか、これが一点でございます。 それから消費国の節約が非常に必要である、こういうお話もございましたし、また議会でもいろいろ取り組んでおりますけれども、わが国の節約に対しての具体的な方途はどうすればいいのか。 それから三番目には、わが国の九十日備蓄政策、これはこの前も国会で取り決めまして実施中でございますけれ……
○矢原秀男君 糖業政策についてお伺いをしたいと思います。
砂糖を初めとする甘味資源に係る糖業政策についてでございますけれども、まず、近年における砂糖の国際需給のバランス、特に国際原糖価格の推移をまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 確かに、いま御説明がございましたように、非常に激しい変動の形が見えております。そういう激しい変動が与えていく業界の場合、そうして生産農家への影響、これらに対して政府としてその実態を掌握をされて対策を講じられてきたと思います。そういう点について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 糖価安定法、甘味資源特別措置法等の糖業政策の基本によって本来円滑な需……
○矢原秀男君 いま片山委員からもお話がございましたが、非常に重要な問題でございますので、重複する場合があるかもわかりませんが、この問題について質問をしたいと思います。
まず、外務省にお伺いをするわけですが、二十八日の午後、首相官邸において、東京ラウンドの政府関係者の方々が、河本さん、田中さん、それから牛場さんですね、協議をしながら、訪米をされたわけです。先ほども簡単に横で聞いておりましたけれども、いまの時点における日米の交渉、その結果を教えていただきたいと思います。
【次の発言】 この日米問題の中で、金額的にはどういう金額の面で折衝がされたのか、その点を伺います。
○委員長(矢原秀男君) ただいまから運輸委員会、地方行政委員会、建設委員会、環境特別委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして、運輸委員長であります私が連合審査会の会議を主宰いたします。
関西国際空港株式会社法案を議題といたします。
本案の趣旨説明は、お手元に配付いたしました資料のとおりでございますので、御了承のほどをお願い申し上げます。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午前十一時五十八分休憩
【次の発言】 ただいまから連合審査会を再開いたします。
休憩前に引き続き、質疑を行い……
○矢原秀男君 時間の関係で二点だけほど御質問いたしますけれども、よろしくお願いします。 まず一つは、電機労連の方では今後の対応として「ME化対応三原則」というものを基調にされていらっしゃいますけれども、歴史的にはまだ今からですけれども、その成果と、また懸念のところがあれば、それが一点。 最後の一点は、今お話がございまして、安全対策で完璧な研究もされておられないことに、非常に御心配をされていらっしゃいますが、我々から見ましても、今後これは非常に人体に大きな影響ございますので、もう少し、国に対する研究の御要望と、現場の御意見として具体的なものがございましたら、二、三ちょっと挙げて、こういう面で……
○矢原秀男君 二点ほどお願いいたします。 今先生がおっしゃいました、今から日本の高齢化社会のデータを見ておりますと、高齢者の活性化というのか、高齢者の方々の仕事の分野ですね、やはりこれは国としても基盤づくりをしていかなくちゃいけない問題が、今も年金問題でやってきたんですけれども、それだけでは追っつかない問題が、これを技術の進化の中で最適なものは何か、活性化という問題、これ一つお願いしたいことと、それから、先生は外国人の労働力、非常に難しい分析をされていらっしゃいますけれども、もし日本で今後可能となればどういうふうなものから外国人の労働力というものが入り込んでくるのか、この二点お願いしたいと思……
○矢原秀男君 どうも御苦労様でございます。 先生のお話伺っておりまして、知能の老化と老年痴呆というものが、非常に大変な一つの大きな課題であることを本当に恐ろしいような気持ちで伺ったわけでございます。 やはり先ほども先生、厚生省五千万のという予算の数字を挙げられましたけれども、医学的に基礎的な研究、これは長谷川先生が日本の一番のトップだと思うわけですが、重複すると思うんですけれども、もう少し具体的に基礎的な研究、これと行政と、行政がもちろんバックアップしていかなくちゃいけないんですけれども、基礎的な研究をもう一歩ちょっと詳しく教えていただきたいことが一つでございます。
○矢原秀男君 今回の政府案は、無年金者をなくし、国民がひとしく老後において健康で文化的な最低生活が営める恒久の年金制度を確立するという基礎年金導入の理念は十分に発揮されていないと、こういうふうに甚だ遺憾に思うものでございます。そういうようなところで問題点を列挙して見ておりますと、基礎年金の額五万円は最低生活も維持できない水準でもございます。また、老齢福祉年金受給者に基礎年金導入のメリットを全く与えていないことも問題でございます。また、従前の国民年金からの脱落者に対する救済措置が講じられてもおりません。そして国庫負担が従前の制度に比して低額に過ぎること、また基礎年金の定額保険料が高額過ぎて国民の……
○矢原秀男君 運輸業の規制緩和と航空法六十五条改正の関係に絞りまして質問をしたいと思います。 御案内のように、本法案は行革審、臨時行政改革推進審議会の答申(昭和六十年七月二十二日)、またそれを受けての閣議決定(昭和六十年九月二十四日)を実施に移すための立法措置であるわけでございます。本法案の中で運輸省関係としては、一つは海事代理士法、二番が道路運送法、三番が海上運送法、四がタクシー業務適正化臨時措置法、五が倉庫業法、六が内航海運組合法、七が船舶安全法、八が航空法、以上八つの法律の一部改正が含まれております。 そこで、この法案のもとになっております九月二十四日の閣議決定文書の別紙、個別の規制……
○矢原秀男君 内需拡大に関する対策の一環として、また公共事業分野への民間活力の導入等いわゆる大規模プロジェクトとしての今回のものでございますが、まず最初に東京湾横断道路の建設に関する全体構想ですね、重複するかもわかりませんけれども、事業の概要、同じく効果、計画について、簡単で結構ですのでまず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今の説明の中で、利用交通量が供用当初一日三万台、こういうふうに御説明があったわけでございますけれども、トンネルを抱えておりますので、どういう方法で概算をされたのか。そして、物流の移動というものが重点になろうかと思いますけれども、簡単で結構ですけれども、どういう車……
○矢原秀男君 民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法案について、若干の質問をしたいと思います。 通産大臣、途中で退席をしていただきますので、これに関係する一点をお伺いしたいと思います。 東京サミットの件でございます。議長国として御苦労が非常にあったと思います。通産大臣も参加をされて、非常に大変であったと思いますけれども、報道すべてを見ておりますと、円高の修正に関する合意が各国の首脳で不成立てあったと。そういうふうな波紋の中で、今後の円高対応として、中曽根総理としては通産大臣にも内需の拡大、中小企業緊急対策、こういうようなことの緊急政策というものの検討というものを……
○矢原秀男君 どうもありがとうございました。時間の関係もございますので、一言だけ質問したいと思います。 私たちも外国へ参りまして、逆にいろいろと日本の立場として勉強しなくちゃいけない、非常に教訓や反省というものを得ながら帰ってくるわけでございますが、最近、中曽根総理の知識水準の発言が非常に大きな波紋を起こしたんですけれども、ソロ参考人から見られて、それが総理の発言ということだけでなしに、日本人も含めて、厳しい批判やいろいろなものがあろうかと思うんですけれども、外国からどういうふうに日本を見られているのか、そういう点をお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 どうも御苦労さまでございます。時間の関係ございますので、二点だけにわたりまして御質問申し上げたいと思います。 一点は、先生は私たち日本人のことについて非常にやさしくおっしゃっていらっしゃいますけれども、私厳しく自己反省をいたしておりますと、日本人の基本的な性格というものが、いわゆる経済、政治、学術、文化にいたしましても、物質文明という中で欧米に目を向けている。そういうことが利害に強い、そして狭小な国でございますから競争の原理、強い者が栄えていく、そういう悪い面も非常に出ております。長期的に見て人を愛する哲学というものが、簡単な言葉で言いかえれば、基本的な教育というものの中に大き……
○矢原秀男君 まず、吉田先生にお伺いをしたいと思います。御苦労さまでございます。 今吉田先生のお話を伺っておりまして、二点ほどお伺いをしてみたいと思います。 国鉄のこの巨大な債務に対して、長い歴史の中で貢献とマイナス点がございますけれども、四つの問題点というものを監理委員会でも痛切に指摘いたしておりました。衆参の中でもそういう問題については責任論というものが非常に明確に浮き上がっておりますが、今後の問題といたしまして、先生がおっしゃいました民間会社に移行するこの六つの会社が自力でやってほしいと、こういう観点の中で三つの点を述べられました。蘇生の要件として、民間活力の経験という中から、一つは……
○矢原秀男君 具体的に質問申し上げます。私も、今の緊急経済対策の措置の御説明をきょう午前中から聞いているわけでございますが、一つは公共事業、そして二番目には減税、こういう中でいろいろと取り組んでおられるようでございます。 なぜ日本の国が何回も外部から注意をされながら長い年月をかけてぎりぎりにならないと政策の決定ができないのか。例えば今回も中曽根総理がサミットに出ていく、日本への批判をかわすためにどうしても緊急に、これはもう何年も前からいろいろとやっているわけですけれども、こういう形で腰を上げてきた。私は、皆さんもそうだと思うんですが、二十一世紀を志向する世界を見ておりますと、やはりまた国際分……
○矢原秀男君 まず、文部省に質問したいと思います。 その前に、注目しておるんですけれども、この緊急経済対策の根底にありました六月八日から三日間のベネチアでの第十二回先進国首脳会議、この内容を見ておりまして、通貨安定のための政策協調の強化、二番目には貿易不均衡の縮小と自由貿易体制の維持、三番、農業保護政策の段階的縮小、四番、累積債務国に対する先進国の支援、こういうことを盛り込んだ経済宣言が発表されて閉幕をしたわけでございますが、確かに、今、文部省のこれを見ておりましても、輸入の拡大の四点の項目、これも貿易不均衡の中から輸入の拡大、そして内需の拡大、こういうふうにされようとしておられます。努力の……
○矢原秀男君 内閣官房特命事項担当室にまず御質問したいと思います。
民間活力活用の主要施策ということで「公共的事業分野への民間活力の導入」、こういう項目で、技術高度化・情報化関連プロジェクト、こういうあれでテクノポリス構想の推進、ニューメディアコミュニティー構想、テレトピア構想等々がございますけれども、テクノポリス構想の推進について二、三点伺いたいんでございますが、今これは全国的にどういうふうに地域指定をして進めていらっしゃるのか伺いたいと思います。
【次の発言】 兵庫県では西播磨テクノポリス建設推進をしているわけですが、高度技術の工業集積地域開発、これで非常に努力をしているんですが、ここは……
○矢原秀男君 一つ内需拡大の意義と役割について申し述べます、 現在の貿易黒字拡大は、マクロ的に見るならば、国内の投資不足が海外への投資超過となってあらわれたものであり、六十一年度の貿易収支黒字額が約千億ドルを超え、経常収支黒字が約九百四十億ドルに達している。速報値でございます。この経常黒字額の対GNP比は八六年度で約四・五%であります、黒字削減は避けられない、こういう中で、対GNP比経常黒字率を四・五%から二%に低下させるということは、内需、家計消費、設備投資、公共投資、住宅投資等々、差額二・五%分、約八兆円を吸収しなければならず、ここに内需拡大の意義も役割も集約されていると思うのであります……
○矢原秀男君 時間が十五分でございますので一方的に質問申し上げますけれども、それについて御答弁をお願いしたいと思います。 まず、竹内先生と坪井先生御両名の方にお願いを申し上げたいんですが、今回の緊急経済対策の五兆円の問題につきましては、内需拡大、その中で国民生活の質を高めていくということも大きな課題になっております。で、数字的には、六十二年度事業費が、御案内のとおり、五兆円でございまして、国費が一兆七千五百五十億円、財投が八千億円、地方が二兆五百五十億円となっているわけでございます。これも、内需拡大の中で公共事業を中心とするこの仕事が国民生活の質を高めていく問題に顕著に出てくるのかどうかとい……
○矢原秀男君 今グランドデザインの概念の定義づけという問題からいろいろと御質問いただいたわけでございますが、私どもは二十一世紀の高齢化社会を迎えるに当たりましてトータルプランを研究、立案いたしました。それが昭和五十一年でございまして、それから中間報告を昨年の五月に発表をさせていただいたわけでございます。これは国民生活各分野にわたるナショナルミニマム、国民の福祉最低水準を設定して、それを実現する実行可能な福祉型経済成長の経済財政政策を提起したものでございます。 このビジョンの目的は、第一には国民的な目標の喪失の今日にあって新しい国民的目標を国民の皆さんに提案をしたということでございまして、第二……
○矢原秀男君 北村先生にまず数点お願いしたいと思います。 私、地球上の人類はやはり平和を求めて、戦争したらいけない、こういうことを肌身で知っておりますけれども、国という垣根でお互いの考え方が非常に手が届かない、こういうことを実感として感じていると思います。 そういう中でまず質問したいと思いますのは、世界の軍備や平和を考えましたときに、先ほどもお話ししたことがございますけれども、アメリカとソ連が軍備の関係でまず縮小していく、核も少なくしていく、そうして平和というものがやってくる、これは事実でございます。そういう意味で、INF全廃条約後の米ソの軍事費の削減というものは、将来的に先生が考えられま……
○矢原秀男君 時間がございませんので、最初私まず質問いたしますので答弁をお願いしたいと思います。 まず、国土庁でございますけれども、リゾート、こういうことがどんどん進んでくるわけでございます。まず限定をして申し上げたいのでございますが、私たちは瀬戸内海に面するところに住んでいるわけですけれども、やはり見ておりますと、まず沿岸地域においては整備計画に基づいた場合に事前の環境調査、こういうふうな実施というものが計画づけられないとだめだと思うんですけれども、こういう点をさらに厳正にしていかなければいけない。また、内陸の場合でございますけれども、開発によって生じる保水機能の低下、それに対応する治山治……
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