質問内容絹織物業及びその関連業種の経営危機は、日毎に深刻さを増しており、救済は緊急の課題である。
これは、構造不況にあえぐ繊維業界全般に亘ることでもあり、近代の我が国の経済発展への貢献からすると、隔世の感がする。
特に、「但馬ちりめん」を始めとする絹織物は、本来地場産業として、我が国古来の風土と伝統の中に育つたにもかかわらず、繊維産業の構造変革の波を正面から受けて、その存続すら危ぶまれており、加うるに…
答弁内容一について
(一)
1 協議結果の内容
(1) 大韓民国
ア 生糸・絹糸については、我が国は、一九七六年四月から一九七七年三月までの一年間に、三万六千俵を輸入する。
イ 絹織物については、一九七六年四月から一九七七年三月までの一年間に、大韓民国側は、一九七五年の実績水準で輸出自主規制を行う。
(2) 中華人民共和国
ア 生糸・絹糸については、我が国は、一九七六年四月から一九七七年三月…