このページでは堀江正夫参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。堀江正夫参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○堀江正夫君 私は、先般出されました防衛白書で提起をされた問題のうちの若干について質問をいたしたい、このように思うわけでございます。 質問に先立ちまして、私のこういった防衛についての基本的な認識、姿勢、こういったものについてちょっと申し述べたい、このように存じます。 一昨年でございましたか、内閣が世論調査をいたしました。これによりますと、自衛隊を支持すると答えたのが七九%あった、このように承知をしておるわけであります。もちろん自衛隊に反対をする回答もあったわけでありますが、ほとんど八〇%近い国民が自衛隊を認めておる。これは私、まず十分認識してかかるべき問題じゃないかと、こう思うわけでござい……
○堀江正夫君 私は、防衛二法に関連しましては第三航空団の三沢移駐に関連をする問題についてお尋ねしたいと思いますが、そのほか私の長い自衛隊の体験を通しまして、きわめてじみではございますけれども、日本の国の防衛にとって、また自衛隊にとってきわめて重要であると考えておりますところの幾つかの問題点につきまして質問もし、また一緒に考えさしていただきたいと、このように思います。 まず第一点の、第三航空団の三沢移駐に関する問題であります。 十八日には委員会でもって地元の視察が行われるようでございますが、もう何年もかかっておりますこの三沢移駐の問題につきまして、いままで防衛庁が実施をしてきたところの地元対……
○堀江正夫君 まず初めに金丸長官、先般の訪米、訪欧、大変御苦労でございました。 私は、まず初めに長官の訪米、これによって大きな問題になったと思いますアメリカのアジア離れの問題につきましてお尋ねしようと思います。 先ほど黒柳議員の方から七艦隊の増強のお話が出ておりました。新聞等でも、長官がアメリカにおられる時期だったと思いますが、米当局によって示された七艦隊の増強が強く強調され、それが大きく新聞等にも出ておったわけでありますが、私はこの七艦隊の増強、これはわれわれが懸念をしておるところの一九七九会計年度の国防報告、これでもって生じたそのアジア離れの懸念というものを否定する一つの要素にはならな……
○堀江正夫君 私はきょう四、五点の問題につきまして質疑をし、かつ一緒に考えさしていただこうと思っておりますが、その第一点は、この間六日でございますか、衆議院の決算委員会で論議されました限定的小規模侵攻の問題でございます。私があえてこの問題を取り上げましたのは、どうも新聞で出ておりました状況だけから見ますと、いろいろと国民の皆さん誤解をされる面もあるんじゃないかと、このような気もするわけでございまして、やはり正しく国民に理解してもらわなきゃいけない、このような観点からして質問をしたいと、こう思います。したがいまして、私の質問に対しましてやっぱり答えられないことがあるんじゃないかと思います。答えら……
○堀江正夫君 実は、きょうは最初に奇襲対処の問題、有事法令の問題を、意見も申し上げ、またいろいろとお尋ねをするつもりでございました。ところが、何か衆議院の本会議があるとか、また長官の方の御都合もおありというふうに承りましたので、これは十九日にまた質問の機会もあるようでございます。次回に譲りまして、きょうは、現在来年度の概算要求を大蔵省にしておられ、その内容の中の幾つかの問題につきまして質問をし、防衛庁のこれに対する取り組み、取り組む姿勢をお尋ねしたいと、こう思う次第でございます。 一番初めにお尋ねするのは、情報能力の向上の問題であります。ことしの五月一日に、五十四年度の業務計画の作成に際して……
○堀江正夫君 私の質問時間五十分になりましたので、実は一昨日に続いて特に防衛上非常に重要な継戦能力、特にその中の弾薬の備蓄の問題、抗たん性の強化の問題、こういったような問題についてもまずお聞きをするつもりでありましたが、これ時間がありましたら後からお聞きさしていただきたい。 まず初めに、きのうの朝の日本経済新聞に載っておりました、ここには「五次防」というような表現で書いてございますが、五十三年度の中期業務見積もり、これについてお伺いしたい、こう思います。これは、去年の四月に出された防衛計画作成に関する訓令に基づく中期の統合防衛見積もり、そして中期の業務見積もり、これに関連をしたこの内容だと、……
○堀江正夫君 もう二分あるそうですから、木村参考人に簡単に申し上げてみたいと思います。 木村参考人がキリスト教の立場からいろいろ意見を言われたのは、それなりに私は理解できますけれども、事実認識において、神社関係者だけがいかにも中心になってやっておるようなお言葉のように私は受け取りましたけれども、実際はこの問題やっているのは神社関係者だけじゃない、仏教信者、いろんな人もいますし、学者もいますし、その最高の地位でやられたのは元最高裁判所の長官でございますし、その辺やっぱり私は正しく、幅広い国民というサイドからこういった元号なんという問題は考えるべき問題で、確かに信仰の自由ですけれども、こういった……
○堀江正夫君 それじゃ私は、ジャーナリストでいらっしゃる堀参考人に世論調査というものにつきましてひとつ御意見を承らしていただきたいと思います。 今度の元号の法制化の問題につきまして各新聞社がそれぞれ世論調査をやっておられますが、その成果もはっきりと出ておるわけであります。まあ民主主義体制下において世論を尊重しなけりゃならない。これはもう言うまでもないことでございますけれども、しかし、この世論調査というものにはおのずから、何といいますか、限界があるんじゃないかと私は思うわけでございます。で、今度の場合も、各新聞社が、慣習がいいのか、内閣告示がいいのか、法律化がいいのかと、こういつたような問題に……
○堀江正夫君 私は、まず最初に、北海道の防衛に対する当面の措置につきまして幾つかの点を御質問したいと思います。 まず、全般的な質問に先立ちましてお伺いいたしたいのは、けさの新聞によりますと北方領土地域、これは単に部隊配置が報ぜられておりますところの択捉、国後、色丹島だけじゃなくて、歯舞諸島も含んで一個師団規模の毒ガス戦の訓練が統合的に行われたということが報ぜられております。この問題につきましてその実施の真偽ですね、報道の真偽。それから、もしもやっておるとするならばその実態。それから三番目は、過去にこの種の訓練が行われたことがあるのかどうか。この三つにつきましてまずお聞きしたいと思います。
○堀江正夫君 本日は、国民が長く待望しておりました安保特別委員会が参議院にも設けられて実質的な審議を初めて行う日でございます。そこで私は、今日以降の当委員会の審議に臨む政府、特に防衛庁の基本的な姿勢について一言申し述べてみたいと思います。 従来は、国会におきまして、野党のほとんどが自衛隊違憲、日米安保否定、こういった立場から、およそ世界の情勢、日本をめぐる情勢とは関係のない、いわゆる不毛の論議が多く展開されてまいりました。こういうようなことから、政府はいわば専守防衛に徹してひたすら刺激を避け、消極的な姿勢を堅持しながら、この間を縫うようにして少しずつ実質的な成果を積み上げるのにきゅうきゅうと……
○堀江正夫君 私は二つの問題を質問さしていただこうと思います。 最初は白川参考人にお尋ねいたします。 先ほど、防衛力の質を高めるためには訓練を精到にしなければならない、装備品も近代化されたものにしなければならない、同時に国家的な規範になる施策をしっかりと整備しなければならない、こういうお話がございました。まさにそのとおりでありますが、同時に人の問題、単に訓練を精到にする、本当に使命感に徹した自衛官にする、さらに誇り高い自衛官にする、それで初めていざというときに近代的な装備を使ってその仕事を達成することができると私は思うわけですが、人という問題について、特に自衛隊の現状、自衛官の社会的地位、……
○堀江正夫君 総理、きょうはお忙しいところを御出席いただきまして大変ありがとうございます。 私は、先陣を承りまして二、三の点につきまして総理のお考えを承らせていただきたい、このように存ずる次第であります。 その第一は、二、三日前でございますが、防衛庁の原事務次官が部外での講演で、「防衛計画の大綱」とGNP比一%の問題とは必ずしも関係ないので、この一%の問題は閣議で決定すればあの枠というのはどうにでもなるんだ、こういうようなお話があったということを聞いたわけであります。私も全く事務次官の考え方には同意をするわけでございます。と申しますのは、防衛計画を国防会議、閣議で決められた、その後一週間ぐ……
○堀江正夫君 私は自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラグの共同提案に係る北方領土問題等の解決促進に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 北方領土問題等の解決促進に関する決議 (案) 今日まで、北方領土問題解決促進に関する国会決議が再三行われてきたところであるが、いまなお解決をみないのは、誠に遺憾である。 よつて政府は次の事項につき適切な措置を講ずべきである。 一、北方領土の早期返還の実現を促進するため、諸行事等の設定などを検討すること 一、北方地域旧漁業権者等及び北方領土元居住者等に対する……
○堀江正夫君 本日まで、四日間にわたりまして、参考人の意見聴取を含めまして詳細な審議が行われてきたわけでございますが、恐らく私の質疑の後採決に移ると思います。 最後に、私は特に北九州財務局の南への統合による福岡の財務支局の問題につきまして四つの点をお尋ねをいたしたいと、このように思うわけでございます。と申しますのは、今度の地方支分部局の統合の問題で北から南に財務局を統合する、大が小に統合されるというきわめて特殊なケースでございまして、統合された後の北の方の運営というものは大変な問題を抱えておると、このように思うからでございます。もう予定の午前中の審議時間もずいぶん超過をしておりますから、私は……
○堀江正夫君 私は最初に、野田議員も取り上げられましたが、短SAMの検討会、この問題につきましてお尋ねしようと思います。 野田議員は、私聞いていまして、大変穏やかにこの問題を質問されたと思います。国民の理解を深めるためと、こういう名目でこの検討会をつくられた。本来、装備品の決定は防衛庁が責任を持ってやるべきことである。この基本的なルールを崩される、大変な問題だと、実はそう思っておるわけであります。と申しますのは、けさの一部の新聞にも出ておりましたけれども、防衛庁自身が性能等の正当性を判断し切れなくなったことを示すことになるじゃないか、このことは防衛庁に対する国民の信頼感を失わせることにもなる……
○堀江正夫君 ただいま外務大臣から米国の原子力潜水艦事故の米側の最終報告の内容及びそれに対応する日本政府の姿勢についての御報告がございました。アメリカの誠意ある態度、これを十分にくんで、これをもって政治決着を図ろうという政府の態度に対しては、日米関係の重要性から考えまして私は至極もっともである、そういう決断をされたことに対して深く敬意を表したい、こう思います。 でございますが、きのう衆議院で外務委員会が行われて、その報道が行われておりますが、一部の報道によりますと、米国海軍の規則を人命優先に変えてもらうよう申し入れるというような報道が見えております。日本でももちろん自主性を持って何でもやるわ……
○堀江正夫君 財団法人の平和・安全保障研究所というのがございますが、それと防衛庁とのかかわり合いはどういうことになっておるのでございましょうか。まず、それをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その平和・安全保障研究所の猪木所長がことしの一月の中央公論に「防衛論議の虚実」という論文を発表されております。精読をしてみますと、全般的には防衛力整備の重要性とその急務というものを訴えておられる。そしてまた、ソ連の軍事力の増大についても認めておられるわけです。しかし、私あえてこの委員会でその論文の言葉じりをとらえるつもりは毛頭ありませんけれども、たとえて申し上げますと、「ソ連が極東方面の軍事力を増強し……
○堀江正夫君 きょうは外務大臣、防衛庁長官大変お忙しいところを本委員会に出席していただきまして、大変御苦労に存じます。私は日米首脳会談に関連した諸問題、それから五六中業作成の問題、最後に有事法制の問題の三つについて御質問をいたしたい、このように思います。例によりましてきわめて限られた時間でございますので、簡明な御返答を賜るようにあらかじめお願いを申し上げておきます。 まず第一に、日米首脳会談に関連した問題でありますが、この会談に備える意味もあると思いますが、防衛庁は明日の国防会議で昭和六十二年度に防衛計画の大綱の水準を達成するという方針の承認を求める、こういったようなことが報ぜられておるわけ……
○堀江正夫君 与えられた時間が三十分だけでございますから、率直に私は個々の問題につきまして御質問します。お答えの方もそのように簡明にしていただきたい、こう思います。 まず第一でございますが、それは野田議員も御質問になりました現在の情勢認識に関連をした問題であります。 ことしの五月以来の総理以下各段階における数次の日米会談を通じて、現情勢に対する認識についてはいろいろな経緯ございましたけれども、最終的には一致しているんだと、このように政府では申されております。そこで、具体的に次の点について承りたい、こういうことでございます。 その一つは、日本に予想される武力侵略の態様についての認識でありま……
○堀江正夫君 私は、五十六年度の恩給改善及び目症の問題につきまして、何項目かにわたって政府の見解をお聞きいたしたいと、このように思います。私の時間はきわめて限られておりますので、お答えの方は特に簡明にお願いをいたしたいと、こう思います。
まず、五十六年度の恩給改善の問題でありますが、その第一番目は、本年度普通恩給の改善を六月にされることになっております。ところが公務扶助料や傷病恩給等の改善は八月になっておる。その理由をまず承りたいと、こう思います。
【次の発言】 そのとおりです。
【次の発言】 いまの点、私も十分わかるわけでありますが、基本的にはやはり同じ時期にやるという、特に公務扶助料なり……
○堀江正夫君 私は、防衛問題、特にわが防衛政策の基本に関すると思われます若干の事項につきまして、関係の各大臣から直接率直な御見解を承りたいと、このように存ずる次第であります。特に、きょうは外務大臣も官房長官もいろいろ御日程の都合があるようでございます。お答えの方もできるだけ簡明にしていただきまして、全部の議事進行に御協力いただければ幸いであります。 まず初めに、鈴木内閣の対米外交姿勢と事態認識について承りたいと、このように思うわけであります。御承知のように、大平前首相が昨年の夏訪米をされまして表明をされましたところの、日米は同盟国であるというところの認識、そしてまた米国との共存共苦の精神をう……
○堀江正夫君 私はまず最初に、五十七年度の防衛庁の要求予算の問題に関連しまして二つの点を御質問したいと、このように思います。
その第一は、後年度負担の均等化の問題でございます。総理が均等化について防衛庁に検討を指示されておるようでございますが、その総理の御指示の内容をまず承りたい、このように思います。
【次の発言】 いまの御返事を承りますと、どうもやはりちょっとはっきりしておらないんですが、総理の基本的なお考えの中には、現在防衛庁が要求をしておる事業規模、これを縮小するという考え方は、私は基本的にはないんじゃないか、こう思うんですが、その点はいかがでございますか。
○堀江正夫君 本日はハワイ協議にしぼりまして質問をいたしますが、まず最初に、先般のハワイ協議出席の皆さんの御苦労を多といたします。 今回の協議では毎日マスコミに対するレクチュアが行われたと聞いております。したがって、ことしの協議内容についての報道は比較的正確に行われたのじゃないかと思っております。そこで、私の質問はこの報道をもとにして行いますので、もし間違っている点がありましたならば御指摘をしていただきますが、同時に協議内容は大体承知した上での質問でありますから、一つ一つの質問に端的にお答えを願いたい。あらかじめその点をお願いをして質問に入らしていただきます。 まず、今回の協議の総合評価で……
○堀江正夫君 私、予定をしました質問をいたします前に、いまの坂垣君の質問に関連をしまして一言だけ申し上げてみたいと思います。
まずお聞きしたいのは、長官御就任以来軍事情勢について国防会議あるいは国防会議議員懇談会、あるいは総理に対して何度御報告しておられますか。軍事情勢ですよ。
【次の発言】 いま関心を得るようにすると言われましたが、関心じゃないと思うのです。私は正しい理解をやはり関係閣僚、総理が持たれることが内政、外政の総合的な政策を遂行される上のきわめて大きな柱であろうと思います。
今度のフォークランド諸島の問題についても防衛庁がこの軍事情勢について報告されたかどうか私は知りません。し……
○堀江正夫君 冒頭に伊藤防衛庁長官から五六中業についての御説明をいただきましたが、今回五六中業で平時必要最小限の防衛力であります計画大綱水準の能力の達成を図られる、そして相当程度の能力の向上が見られるのはそのとおりでありますが、これで整備をされる防衛力が完全に実戦力化するのは昭和六十二年の後さらに数年かかる。一九八〇年代の終わりである。しかもその正面兵力さえも完全には達成できるようにはなっておらないことは御報告のとおりであります。 率直に言いまして、私はこれでは時期的にも能力的にもいわゆる一九八〇年代の危機に対応して日本の平和と安全を確保することはほとんど不可能じゃないか、したがって、大坪議……
○堀江正夫君 私、実はきょうは、この前の予算委員会の一般質問のときに官房長官が言っておられました双葉山専守防衛論、これについてお尋ねするつもりでございましたが、時間があったら最後にこれはお尋ねすることにしまして、まず、先日来日をされたワインバーガー長官の千海里シーレーン防衛能力向上の要請の問題について幾つかお伺いしたいと、こう思います。 これにつきましては、けさの新聞を見ますと矢田統幕議長がきのうの記者会見でもいろいろと申しておられるようでありますが、まず最初に、ワインバーガー長官の要請の内容はどういうものであったか、これをひとつ御報告いただきたいと思います。
○堀江正夫君 私は、まずトロトラストの患者の国家補償の問題につきましてお伺いをいたしたい、このように思います。 戦時中ドイツで開発、輸入をされ、主として軍病院等で戦傷部位の外科手術を行うときに血管や肝蔵等のレントゲン撮影の造影剤としてトロトラストが使われた。このトロトラストは、御承知のように放射性物質である二酸化トリウムを成分としており、一度体の中に入ると血管壁や肝臓等に沈着をしてしまって、生涯排出をされることなく、そこにとどまって半永久的にアルファ線を放出をする。その結果、肝造血器、リンパ組織等に強い影響を与えて、肝がんであるとか肝腺維症であるとか白血病等の悪性疾患を誘発をする危険性が高い……
○堀江正夫君 私は、ますます厳しさを増す現在の世界情勢を見た場合、今日の政府の防衛に対する姿勢や施策で、果たして日本の平和と安全を確保することができるのだろうかと心から憂慮をしている一人であります。そこで、本日は防衛政策に対する政治の基本姿勢の若干につきまして政府の見解を伺いたいと、こう思います。できるだけ国民にわかるように、具体的にお答えいただくようにあらかじめお願いをいたしておきます。 そこでまず第一は、わが国の防衛政策を決めるに当たりまして、もちろん憲法が基本となる、その内容によっては財政上の制約等も受ける、これはもう当然のことでありますが、同時に、軍事的合理性も欠くことのできない最も……
○委員長(堀江正夫君) この際、皆様方に一言ごあいさつを申し上げます。
このたび皆様方の御推挙によりまして、当委員会の委員長の重責を担うこととなりました。はなはだ微力ではございますが、皆様方の御協力を賜りまして、円滑公正な運営を行ってまいりたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
次に、加藤前委員長からごあいさつがございます。加藤武徳君。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(堀江正夫君) 一言ごあいさつを申し上げます。
前国会に引き続きまして私が委員長に選任されました。どうかよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に大坪健一郎君、竹内潔君、勝又武一君、渋谷邦彦君、上田耕一郎君、柳澤錬造君を指名いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時十八分散会
○委員長(堀江正夫君) ただいまから安全保障特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、柳澤錬造君、上田耕一郎君及び源田実君が委員を辞任され、その補欠として柄谷道一君、立木洋君及び大島友治君が選任されました。
【次の発言】 国の安全保障に関する調査を議題といたします。
国の安全保障について、谷川防衛庁長官から所信を聴取いたします。谷川防衛庁長官。
【次の発言】 次に、安倍外務大臣から所信を聴取いたします。安倍外務大臣。
【次の発言】 次に、昭和五十八年度防衛関係予算について説明を聴取いたします。矢崎経理局長。
○委員長(堀江正夫君) ただいまから安全保障特別委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に立木洋君及び柄谷道一君を指名いたします。
【次の発言】 国の安全保障に関する調査を議題といたします。
本日は、シーレーン(三海峡を含む)防衛の本質と問題点に関する件について、お手元に配付いたしております名簿の方々を参……
○委員長(堀江正夫君) ただいまから安全保障特別委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に上田耕一郎君を指名いたします。
【次の発言】 国の安全保障に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時五十分まで休憩いたします。
午前十……
○委員長(堀江正夫君) ただいまから安全保障特別委員会を開会いたします。
まず、理事の辞任についてお諮りいたします。
大坪健一郎君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に板垣正君を指名いたします。
○委員長(堀江正夫君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十七日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として青木茂君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に市川正一君を指名いたします。
○委員長(堀江正夫君) それでは一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして当委員会
の委員長に選任をされました。まことに微力でございますが、皆様の御協力を得ましてこの重責を全うしてまいりたいと存じます。どうぞ今後とも格別の御協力をお願い申し上げたいと思います。
板垣前委員長からごあいさつがございます。板垣君。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。
岩崎君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行……
○堀江正夫君 私は、防衛政策の問題につきまして幾つかお尋ねいたしたいと思いますが、初めは、今だんだんと大きく問題になっています防衛力の歯どめの問題でございます。 防衛力は、一般に認められておりますように、侵攻を抑止し、これを排除して国の安全と独立を確保するための最後の力である。したがって、防衛力の規模は本来は相対的なものであって、国の安全と存立を確保するために日米安保体制下でどれだけの自衛力が必要かといった性質のものだと思います。したがって、初めから予算の枠を決めてしまう、特に変動するGNPを基礎として何%という歯どめをかけて、その範囲でやれというのはどう考えてみても合理的とは言えないのじゃ……
○堀江正夫君 まず初めに、両大臣が世界の平和、我が国の安全確保のために、直接の責任大臣として極めて積極的に御活躍、御尽瘁いただいておることに対しまして、国会議員として、また国民の一人として心から敬意を表し、感謝申し上げます。 当委員会は、御承知のように、参議院改革の一環として昨年設けられ、今日まで勉強を続けてきましたが、やがて一年になって、そろそろこの一年分の取りまとめをする時期になった。そこで本日両大臣においで願ったわけでございます。そのようなことでありますので、以下私の持論を踏まえながら、総合安保の観点につきましては極めて初歩的なことになりますけれども、幾つかの御見解を承りたい。さらに、……
○堀江正夫君 ただいまの委員長報告に関連し、直接平和と安全を確保するための両輪である外交と防衛のうち、国の安全確保の最後の保障である防衛の問題について、四点ほど意見の一端を申し述べます。 まず、力の均衡による抑止と、軍縮・軍備管理の問題であります。 私は、もちろん核戦力と通常戦力とを問わず、侵略を阻止、撃破するに足る防衛力、すなわち相手の力と均衡のとれた防衛力があって初めて侵略を抑止し、平和を確保することができると考えるものであります。このことは、我が自衛隊と日米安保による戦後の日本の平和確保の現状を見るだけでも明瞭であります。したがって、ソ連の急激かつ劇的な軍事態勢強化に対し、均衡の回復……
○堀江正夫君 私に与えられました時間は三十分だけでございます。そこで初めに、五十九年度の防衛庁予算の中で何点かについて御質問をさせていただき、時間が余れば、今大変問題になっておりますシーレーン防衛の問題、ジェーン海軍年鑑で指摘をしました北海道侵攻の問題、こういう問題に触れさせていただきたいと思います。 まず初めに、五十九年度予算についての栗原長官の全般的な評価というものを承りたいわけでありますが、私は五十九年度予算はこの厳しい国際情勢、そして自衛隊の現況を踏まえて防衛庁も本当に精いっぱい努力された。政治的にもいろいろと配慮した、そういうような意味においては十分に評価さるべきものだと思いますが……
○委員長(堀江正夫君) 一言ごあいさつを申し上げます。
前国会に引き続きまして私が委員長に選任をされました。
どうぞよろしく御協力のほどをお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に板垣正君、岩本政光君、鈴木和美君、中野明君及び市川正一君を指名いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時十一分散会
○委員長(堀江正夫君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち一言申し上げます。
皆様既に御承知のとおり、本委員会委員でありました村田秀三君は、去る一月五日逝去されました。まことに哀惜痛恨にたえません。
同君の長年にわたる御功績をしのび、委員会を代表いたしまして、委員長より供花をささげ、弔意を表したことを御報告申し上げます。
【次の発言】 まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一月七日、村田秀三君の逝去に伴う委員の補欠として、菅野久光君が選任されました。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査を議題とし、昭和六十年……
○委員長(堀江正夫君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。 この際、御報告を申し上げます。 去る三月二十九日、予算委員会から、四月三日の午後三時より四月四日の正午までの間、昭和六十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち総務庁北方対策本部、沖縄開発庁及び沖縄振興開発金融公庫について審査の委嘱がありました。 本委員会といたしましては、理事会で協議の結果、本日は、沖縄開発庁予算及び沖縄振興開発金融公庫を、明四日は総務庁北方対策本部予算をそれぞれ審査することといたします。 これより昭和六十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関……
○委員長(堀江正夫君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、松尾官平君が委員を辞任され、その補欠として浦田勝君が選任されました。
【次の発言】 昭和六十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総務庁北方対策本部予算を議題といたします。
まず、後藤田総務庁長官から説明を求めます。後藤田総務庁長官。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 以上で総務庁北方対策本部予算に対する質疑は終了いたしました。
これをもって……
○委員長(堀江正夫君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、井上計君が委員を辞任され、その補欠として栗林卓司君が選任されました。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査のうち、北方領土問題の解決促進に関する件を議題といたします。
この際、便宜私から、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラブ、二院クラブ・革新共闘の各会派共同提案に係る北方領土問題の解決促進に関する決議案を提出いたします。
案文を朗読いたします。
北方領土問題……
○委員長(堀江正夫君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る六月十九日、栗林卓司君が委員を辞任され、その補欠として井上計君が選任されました。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査を議題といたします。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
本調査のため、日本電信電話株式会社常務取締役寺島角夫君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○堀江正夫君 一言ごあいさつを申し上げます。 昨年の八月、不敏の身をもちまして委員長に選任されましてから今日まで、理事並びに委員の皆様方の一方ならぬ御協力、御鞭撻を賜りまして大過なく職責を果たさせていただきました。特に、去る四月二十四日には、皆様方の御協力を得まして北方領土問題の解決促進に関する決議を行い得ましたことは、光栄のことで感謝にたえないところであります。ここに厚く御礼を申し上げる次第でございます。 なお、私も引き続き当委員会に籍を置くことになっておりますので、当委員会の円滑な運営を期するよう微力でございますが一生懸命に微力を尽くしたい、このように存ずる次第でございますし、同時に、……
○堀江正夫君 まず最初に、両大臣に、先日はそれぞれ御外遊されまして立派な成果を上げてこられましたことに対して、心から敬意を表したいと存じます。大変御苦労でございました。 外務大臣に一点だけお伺いいたしたいと思います。 それは、先日の訪欧でポーランド、東独両国等においでになったその目的の中には、グロムイコ外相の訪日の地ならし、その機運の醸成ということもあったのだと報道されております。確かに、現在いろいろある外交懸案の中で、対ソ外交は日本の外交にとって大変重要な課題であって、その最大のポイントはグロムイコ外相の訪日がいつごろ実現するかという点にあると私も認識しておるわけでございます。 報道に……
○堀江正夫君 私の持ち時間はわずかに二十五分だけですから、以下五九中業にしぼって質問をいたします。背景等の説明は結構ですから、結論だけをずばりお答え願いたいと思います。 まず、五九中業の作業の現状等であります。これについては委員会審議で六十一年度の概算要求に間に合わすために八月中に国防会議の了承を得ると言っておられますが、そのことは同時に例年五月に出されておる長官の業計指示に間に合わすことでもある、当然それまでに中業の基本的事項について主要な内容も含めて大蔵省との事前折衝もしなきゃならない、こういうことじゃないかと思います。となると防衛庁試案は四月中旬、遅くも月末ごろまでには少なくともその骨……
○堀江正夫君 私は、次に質問いたします板垣委員と共通のいろんな問題点を抱えておるわけでございますが、限られた時間でございますので、三点だけ御質問したいと思います。 まず初めにお伺いいたしますのは、満州国軍の日本人軍官関係の問題でございます。これにつきましては、五十八年に当参議院で請願が採択されました。続いて、五十九年には衆議院で採択されておるわけでございます。そしてこれらについてはそれぞれ政府の見解も既に出されております。また昨年の恩給法の改正のときには、「旧満州国軍内の日本軍官の処遇問題について検討すること。」という附帯決議も出されておりますことは御承知のとおりでございます。また当参議院に……
○堀江正夫君 極めて限られた時間でありますので、私は防衛問題に限定をして質問をいたします。 前国会からこの臨時国会を通じて総理も加藤防衛庁長官も一貫して計画大綱の水準達成が基本であり、これが優先するということを言明しておられます心その中でこの国会における現在までの防衛論議に対してマスコミの多くは、もう少し具体的な深みのある論議を進める必要性を主張しておるわけであります。これらのことを踏まえながら、きょうは時間の関係上総括的な面の、しかもその一部にとどまらざるを得ないと思いますが、主として中期防衛力整備計画に関連をして若干の問題について質問をいたします。 まず第一は、計画大網の水準の達成につ……
○堀江正夫君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、ただいま議題となりました国家公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案並びに自由民主党・自由国民会議、民社党・国民連合提出の修正案に対し、賛成の討論を行うものであります。 今日、我が国の経済社会は、人口の高齢化、産業構造、就業構造の変化等により大きく変動しているのでありまして、これに伴って年金制度のよって立つ基盤にも大きな変化が生じております。こうした変化に対応し、二十一世紀においても、安定的な年金制度の運用が確保されるよう、制度全般にわたる改革を推進していくことは、極めて重要な課題であります。今回の共済年金改正法案は、このような課題に……
○堀江正夫君 ただいまの委員長の趣旨に基づきまして、安全保障の基本にかかわる問題の中で、時間の関係上三点に絞って総理の御見解を承りたいと思います。 持ち時間が二十五分でございますので、私は各項目ごとに初めにまとめて申し上げ、それに対して総理のお答えを賜りたい、このように思いますので、よろしくお願い申し上げます。 まず第一は、総合安全保障の観点からする総理の現状認識と今後に処する決意についてであります。 総理は、総理に御就任以来、山積する困難な内外の諸問題を、経済大国日本の総理にふさわしい卓越した御見識と強力なリーダーシップによって立派に処理をしてこられました。その結果として今日、米国を初……
○堀江正夫君 私は、きょうは宮内庁に対して、質問というよりは、最近感じていることの一端を申し上げてみたいと思います。 国民統合の象徴であられます天皇陛下が、本年御在位六十年をお迎えになって、加えて八十五歳の御長寿で現在なおお元気であられますことは、これは国民にとって最大の喜びでもありますし、また国としてもまことにおめでたい限りだと思います。また、最近はいろんな人から天皇陛下のお人柄等もだんだんと紹介をされまして、国民の天皇として、国民からひとしお敬仰と親愛の情が寄せられ、これが国民の意識の中に幅広く定着をしておりますことは、日本の将来にとって非常に幸せなことだと思っておるわけでございます。 ……
○堀江正夫君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、昭和五十八年度決算外二件に対して、これを是認するとともに、委員長提案の警告案に対しても賛成するものであります。 昭和五十八年度の我が国の経済は、五十八年二月を底に戦後最大の不況と言われた第二次石油ショックの後遺症から回復に向かった結果、同年度の政府経済見通しの実質成長率は、当初三・四%と見込まれていたのが、三・九%と見通しを上回りました。これは五十六年度の五・三%が三・三%に、五十七年度の五・二%が三・三%というように実績が見込みを大きく下回ったことと比較して大きなさま変わりであります。 このような背景から昭和五十八年度の決算における……
○堀江正夫君 私はまず恩給に関連した問題について三点ほど御質問したいと思います。
その第一点は、昭和六十一年度の恩給等の国家補償にかかわる改善措置が従来の慣例を破って当初の大蔵原案で計上されたことを多として、政府の国家補償としての認識に基づく姿勢を明確にされたものと、これを高く評価するわけでございます。そして、このことは来年度以降もぜひ慣例化されることを願うわけでございますが、まずこれについての長官の御決意を伺いたい、このように思います。
【次の発言】 来年度以降もことしの慣例を踏襲する御決意と、このように拝聴したわけでございまして、ぜひそのように来年度以降もしていただきたい、重ねて申し上げ……
○堀江正夫君 私は、防衛庁に対する質問に先立って、SDIの研究参加と安全保障室について御質問いたしたいと思います。 まず、SDIの研究参加の問題でありますが、私も二点だけお尋ねいたします。 その第一点は、現在いろいろの観点から、かちっとした枠組みの中でなるべく早く民間の研究参加が行われるように最善の努力を尽くされておるところでございますが、新聞の報道によりますと、第二回の交渉を十二月に行って来年一月中の取り決めを目指すように報ぜられておりますね。果たしてこの交渉、取り決め、今後どのような見通しに立ってやっておられるのか、これをまずお尋ねいたします。
○委員長(堀江正夫君) ただいまから外務委員会を開会いたします。 議事に入るに先立ちまして一言ごあいさつを申し上げます。 このたび本委員会の委員長に選任されました堀江正夫でございます。 御承知のように極めて菲徳不才の者でございますけれども、委員の皆様方の御鞭撻、御協力によりまして、本委員会の公正円滑な運営を心がけてまいる所存でございます。皆様方の格別の御支援を心からお願いを申し上げまして、委員長としてのごあいさつとさせていただきます。 どうかよろしくお願いを申し上げます。(拍手) 森山前委員長からごあいさつがございます。森山眞弓君。
○委員長(堀江正夫君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
国際情勢等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の調査はこの程度にとどめ、午後四時十分に再開することとし、休憩をいたします。
午後零時二十五分休憩
【次の発言】 ただいまから外務委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、国際情勢等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
【次の発言】 時間をオーバーしておりますので、もう一問ぐらいでひとつおやめいただきたいと思います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度とし、これにて散会いたします。
午後六時散会
○委員長(堀江正夫君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
先般、小西博行君が一時委員を辞任されたことに伴い現在理事が一名欠員となっております。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に小西博行君を指名いたします。
【次の発言】 次に、継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。
国際開発協力基本法案につきましては、本案の継続審査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(堀江正夫君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、国際情勢等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、宇野外務大臣及び牧野外務政務次官より発言を求められておりますので、順次これを許します。宇野外務大臣。
【次の発言】 宇野外務大臣の今後一層の御健闘、御活躍を心からお祈りをいたしたいと思います。
次に、牧野外務政務次官。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
自然休会中……
○委員長(堀江正夫君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二月十五日、林田悠紀夫君が委員を辞任され、その補欠として堀内俊夫君が選任されました。
【次の発言】 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。宇野外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にとどめ、午後一時二十分に再開することとし、休憩をい……
○委員長(堀江正夫君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る三月二十九日、小野清子君及び木宮和彦君が委員を辞任され、その補欠として堀内俊夫君及び原文兵衛君が選任されました。
また、昨日、堀内俊夫君が委員を辞任され、その補欠として坂元親男君が選任されました。
【次の発言】 投資の奨励及び相互保護に関する日本国と中華人民共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。宇野外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次……
○委員長(堀江正夫君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月十二日、坂元親男君、松浦孝治君、柳川覺治君及び及川順郎君が委員を辞任され、その補欠として堀内俊夫君、最上進君、倉田寛之君及び黒柳明君が選任されました。
【次の発言】 国際情勢等に関する調査を議題といたします。
三塚外務大臣から就任のごあいさつがあります。あわせて所信を聴取いたします。三塚外務大臣。
【次の発言】 以上で三塚外務大臣の所信表明は終わりました。
引き続き、田中外務政務次官から就任のごあいさつがあります。田中外務政務次官。
○委員長(堀江正夫君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十七日、三治重信君、大島友治君、関口恵造君、田代由紀男君及び増岡康治君が委員を辞任され、その補欠として小西博行君、大鷹淑子君、嶋崎均君、倉田寛之君及び堀内俊夫君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(堀江正夫君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、上杉光弘君が委員を辞任され、その補欠として倉田寛之君が選任されました。
【次の発言】 常時有人の民生用宇宙基地の詳細設計、開発、運用及び利用における協力に関するアメリカ合衆国政府、欧州宇宙機関の加盟国政府、日本国政府及びカナダ政府の間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
本日は、本件審査のため、参考人として、宇宙開発事業団副理事長園山重道君、中央学院大学地方自治資料センター助教授龍澤邦彦君のお二人の方に御出席をいただいております。
この際、参考人の方々……
○委員長(堀江正夫君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、木宮和彦君、松前達郎君、広中和歌子君、原文兵衛君が委員を辞任され、その補欠として最上進君、丸谷金保君、伏見康治君、井上吉夫君が選任されました。
【次の発言】 常時有人の民生用宇宙基地の詳細設計、開発、運用及び利用における協力に関するアメリカ合衆国政府、欧州宇宙機関の加盟国政府、日本国政府及びカナダ政府の間の協定の締結について承認を求めるの件を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 丸谷君に申し上げます。
もし御疑念の点があれば、もっと……
○堀江正夫君 私は、大変限られた時間でありますから、幾つかの点について御質問いたしますが、ひとつ簡明にお答えいただきますとありがたいと思います。
まず最初は、鈴木内閣が発足をしてから今日までの間に、国防会議あるいは同議員懇談会、これは何回、いつ開かれたのか、またそのときの議題は何だったのか、まずそれを承りたいと思います。
【次の発言】 どうも鈴木内閣になりましてから総合安全保障と、こういうことが言われまして、その当時から一部ではいろいろと懸念をする声もあったわけでありますが、その後総合安全保障会議が何回か開かれる。しかし、実際現在のような厳しい情勢、特にレーガン大統領が防衛問題は最大の問題だ……
○堀江正夫君 佐伯先生、ただいまはきわめて明快で有益なお話を承りましてありがとうございました。 私は佐伯先生に二つの点で御質問をいたしたいと、こう思います。私の持ち時間は往復十二分間でございます。私、最初に御質問を申し上げますので、時間の範囲内でお答えいただきますとありがたいと思います。 一つは平和の維持、抑止力、こういったような問題であります。二番目の問題は自主防衛と、こういったものの考え方でございます。 第一の問題につきましては、戦後の平和は軍事面。経済面、政治外交面の総合された仕組みが有効に機能したことによって確保されてきたと、このように私は思っております。そしてこの三つの作用はど……
○堀江正夫君 私は、林公述人にお尋ねをいたします。 先ほどの外交、防衛についての林公述人の率直な御意見に謙虚に耳を傾けさせていただきましたが、せっかくのおいででございます。まず外交のうちで、御造詣の深い半島の問題につきまして、日本にとってはもちろん、東北アジア、世界にとっても大変大切である半島の平和と安定がこれからどうなるんだろうか、どうしたらよいのか、こういった点につきまして数点まず御見解を承らせていただきたいと存じます。 その第一は、不信と対立のもとにあります両国の厳しい現実、これはもうもちろん無視できないわけですね。したがって、この現実の上に立って、しかも半島の平和と安定を確保する、……
○堀江正夫君 堀江であります。 先ほど中西委員からもお話ございましたが、松尾参考人からは技術専門家としての立場からの極めて示唆に富んだ貴重な御提言をいただきまして、大変ありがとうございました。大いに参考になった次第でございます。また、そのほかの自衛隊出身の三人の参考人の皆さんからは自衛隊の現状、そして抱えておる広範なしかも深刻な問題について、赤裸々に極めて具体的なお話を承りまして、改めて私は政治の責任というものを考えさせられた次第でございます。総理も今五九中業によって計画大綱の水準をまず達成するのだということを言っておられます。防衛庁もそういうような態度で臨んでおるわけでございまして、新しく……
○堀江正夫君 伊藤参考人に私の意見を若干交えてお尋ねをいたします。 実は私、中座しまして、先生の御意見を拝聴しておらないわけでありますが、私は、戦後の日本が今日までそうでありましたように、見通し得る将来においても日本は日米の協力関係をあらゆる面において基軸として、日本自身の平和と繁栄を確保すると同時に世界の平和と繁栄に寄与しなきゃならない、こう思っておるわけです。そのためにはやはり日米安保条約というものの本質を十分に理解をして、そして信頼関係の上に立たなきゃいけないと思っております。 そのようなことから考えますと、実は私の手元に最近アメリカのポトマック・アソシエーツという世論調査所の世論調……
○堀江正夫君 ただいま小委員長から提出されました三つの問題につきまして順次意見を申し述べます。 まず第一は、自衛隊の現状と問題点についてであります。 一、防衛計画の大綱について 昭和五十一年に作成した防衛計画の大綱では、これによって達成する防衛力は、情勢に重要な変化が生じ、新たな防衛力の整備が必要とされるに至ったときには、円滑にこれに移行し得るよう配意した基盤的なものであることを明示している。 大綱制定以来約十年を経て、ソ連の一貫したかつ画期的な極東ソ連軍の増強による我が国に対する脅威の増大を初めとする全世界的なソ連の軍事力の強化、米ソ軍事力のバランスの変化等は、デタントを想定した昭和……
○小委員長代理(堀江正夫君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会を開会いたします。
安全保障問題に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 去る十一月二十日の外交・安保委員会で、私は、中期防衛力整備計画につきまして若干の質問をしたわけでございます。きょうはその続編としてさらに具体的に、まず計画実施による能力について、ここにも持ってきておりますが、「防衛アンテナ」の臨時増刊号の解説に基づいてお尋ねをいたしたいと思います。
私が特にこの問題を取り上げておりますのは、国民の中には、少なくも現体制からする限定……
○堀江正夫君 昨年十一月に開催された米ソ首脳会談において、世界の平和と軍縮に向け話し合いのスタートが切られたことはまことに有意義であったと考える。しかしながら、世界の現実は、ソ連による核及び通常戦力両面にわたる一貫した軍事力増強と、これを背景とする周辺諸国及び第三世界への勢力拡張の動きや地域的な紛争の継続もあり、依然として厳しい情勢にある。また、我が国周辺においても、ソ連の軍事力は引き続き質的、量的に増強を続け活発な活動を展開しており、真に憂慮すべきものがある。このような情勢の中でいかにして我が国の安全を確保するかは、言うまでもなく政治が取り組まなければならない喫緊かつ最大の課題であり、このこ……
○堀江正夫君 私は、国際政治及び軍事情勢に限定して申し述べます。以下私が申し上げる意見は、日本の安全保障に直接関係の深い極東における主要諸国に限定し、かつ我が国は自由民主主義を立国の基本とし、その安全は憲法の精神とその地政学的地位から今後も引き続きみずからの防衛力と日米安保体制によってのみ確保できるものであるということと、米ソ両国を中核とする世界規模の平和は、軍事的な抑止力が基本となって保持されているという、この二つの現実をスタンスとして申し述べるものであることをまず申し上げておきます。 第一、米ソをめぐる情勢について。 今日、各種要素が極めて複雑微妙に絡み合っている国際情勢の中で、安全保……
○堀江正夫君 今の志苫委員の御質問に対し私の考え方を述べさせていただきます。 確かにおっしゃるとおり、世界の百数十カ国をそれぞれ見ますと、その立国の基本なり態様なり政策は極めて多様でございますし、また、ある時期には二極から三極構造、五極構造と言われたこともあるわけでございます。しかし、これを世界的規模の平和と安全、そしてそれへの影響力という観点からとらえてみますと、世界の現実は多極化ではなくて、大きく言って二極というとらえ方をするのが今日の世界の実態であり常識ではないかと私は思っておるわけであります。言うまでもなく、一方は国民の自由を基本とする自由主義体制でありますし、一方は共産主義、全体主……
○堀江正夫君 私、自民党の堀江でございます。 先ほど来大体、委員の質問は朝倉先生と茅先生に集中しておるようでございますので、私は二、三の問題につきまして末廣先生にお尋ねをしてみたいと思います。 御承知のようにこの両三年来、特にスウェーデンの王立アカデミーのアンビオ報告であるとか、あるいはNHKの「核戦争後の地球」という放送であるとか、これらによりまして我々は大きな衝撃を受けたわけでございますが、先生からはICSUの六十年の報告についていろいろとその概要を承らしていただきました。 先生のお話の中でも、またこのICSUの報告の今後の課題という中にも、現在の科学的結論には不確定要素が含まれてお……
○理事(堀江正夫君) 理事の辞任についてお諮りいたします。
中西一郎君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に林田悠紀夫君を指名いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時三十一分散会
○堀江正夫君 私は、まず外務省にお尋ねをいたします。 ただいまの御説明の中で、軍事面では日米間は基本的には緊密な関係にはあるものの、最近になって議会筋を中心にきしみが生じつつあるとの懸念をお持ちのように承ったわけであります。私もこのような日米間の現状に深い憂慮を持つものでありまして、何とか関係の改善充実を図って、その信頼関係を一層確かなものにしてこれを強化しなきゃならないと信じております。このようなスタンスに立って二点についてお尋ねをし、かつ意見を申し述べます。 第一は、外務省が主管されております極東有事研究の促進の問題であります。これにつきましては、私は過去二回ほど関係の委員会で研究の促……
○堀江正夫君 去る十月五日から七日までの三日間にわたり、本調査会一行、すなわち林田理事、志苫理事、和田理事、上田理事、下稲葉委員、矢田部委員、それに私、堀江正夫の七名が北海道において外交・総合安全保障に関する実情を調査し てまいりました。 第一日は、まず、航空自衛隊千歳基地を訪れ、同基地の概況について説明を聴取するとともに、施設、装備を視察いたしました。同基地には北部航空方面隊隷下の第二航空団、第三高射特科辞及び第一基地防空群並びに支援部隊等の計十個部隊が所在しておりますが、主力部隊である第二航空団は現在航空自衛隊唯一のF15要撃戦闘機だけの部隊となっております。また同基地を使用しての日米共……
○堀江正夫君 ただいまはお三方から大変貴重な御意見を拝聴しましてありがとうございました。まず御礼を申し上げます。 私は、今回の調印は確かに世界人類にとって画期的なことであって、まさに人類の希望、悲願に沿うものであることを高く評価するのにもちろんやぶさかではないわけであります。これが米ソともにただ人道主義で行ったなどというそういう所論もありますが、そのような説にはにわかに賛同できないわけであります。そこには両国の国益が大きな基本となっておる、これは当然でもありますし、間違いないことだと、私はそう受けとめております。特に最近、北大の木村教授も指摘しておられましたが、ソ連の一貫した力の信奉がこれに……
○堀江正夫君 去る二月三日から五日までの三日間にわたり本調査会一行、すなわち矢田部理事、和田理事、関理事、真鍋委員、鈴木委員、永野委員、志苫委員、田委員、それに私、堀江正夫の九名が沖縄県に派遣され、外交・総合安全保障に関する実情を調査してまいりました。 第一日目は、航空自衛隊南西航空混成団、陸上自衛隊第一混成団及び海上自衛隊第五航空群を訪れ、それぞれから業務の概況について説明を聴取 し、主要施設を視察いたしました。 航空自衛隊南西航空混成団は、南西防衛区域における防空行動及び領空侵犯に対する措置を主な任務としております。本混成団は、第八三航空隊、南西航空警戒管制隊、第五高射群、南西航空施設……
○堀江正夫君 まず初めに、宇野外務大臣と瓦防衛庁長官が御就任以来、ともに我が国の安全と世界の平和と安定のために八面六臂、獅子奮迅の御活躍をいただいておることに対しまして心から敬意を表したいと存じます。 本日は、当調査会調査の中間年としての締めくくりの審議のために、朝早くから初めて両大臣においでいただいたわけであります。限られた時間でありますので、早速当面の問題数点について、私の意見を交えて質問に入らしていただきます。 第一の問題は、安全保障面における国際的な貢献という問題であります。 日本の国際的な責任と貢献という問題は、言うまでもなく現在の日本における最大の課題でありまして、総理は施政……
○堀江正夫君 外交・軍縮問題小委員会における調査の概要を御報告申し上げます。 本小委員会は、外交・軍縮問題を調査するため、第百八回国会以降、各国会ごとに設置され、今国会においても引き続き設置されたものでございます。 小委員会においては、各会派からの調査事項案に基づき協議の結果、まず日米外交関係における緊急課題、次いで東アジアにおける緊張緩和と軍縮・軍備管理をそれぞれ調査事項として政府から説明を聴取するとともに、質疑を行いました。さらに、太平洋時代における二国間外交について参考人から意見を聴取した後、質疑を行っております。 政府及び参考人に対する質疑におきましては、まず日米外交関係における……
○小委員長(堀江正夫君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
本日の外交・軍縮問題に関する件の調査のため、参考人として上智大学教授蝋山道雄君、青山学院大学教授袴田茂樹君、東京都立大学教授岡部達味君、以上三名の方々の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 外交・軍縮問題に関する件を議題とし、太平洋時代における二国間外交について、参考人から意見を聴取いたします。
この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し……
○小委員長(堀江正夫君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会を開会いたします。
外交・軍縮問題に関する件を議題とし、本日は、委員の皆様に御発言いただくことになっております。
それでは、御意見のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ありがとうございました。
では次に、福間知之君。
【次の発言】 ありがとうございました。
次に、田英夫君。
【次の発言】 ありがとうございました。
次に、当小委員外の委員でございますが、関嘉彦君の意見開陳を願います。
【次の発言】 ありがとうございました。
以上で委員の皆様の御発言は終了いたしました。それぞれ率直かつ具体……
○小委員長(堀江正夫君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会を開会いたします。 調査報告書についてお諮りいたします。 本小委員会は、これまで日米外交関係における緊急課題、東アジアにおける緊張緩和と軍縮・軍備管理、太平洋時代における二国間外交の各テーマについて、政府からの説明聴取、参考人からの意見聴取、委員の意見開陳を行う等調査を進めてまいりました。 その調査経過につきまして、お手元に配付いたしました外交・軍縮小委員会報告書(中間報告)(案)を作成いたしました。 つきましては、本案を小委員会の中間報告として会長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか……
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