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安恒良一 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

安恒良一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは安恒良一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。安恒良一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

11期(1977/07/10〜)

第81回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第1号(1977/09/09、11期、日本社会党)

○安恒良一君 小野委員長、それから阿部理事、田渕理事、二木委員、降矢委員、穐山委員、山中委員と私の八名は、八月三十一日から九月二日までの三日間、沖繩県における交通事情、交通安全対策及び交通方法の変更問題についての現地の実態を調査してまいりました。  以下各事項につきまして簡単に御報告をしたいと思います。  まず、沖繩県の交通事情でありますが、本県には鉄軌道がなく、陸上交通はすべて道路交通に依存をしております。道路の整備が県民生活に与える影響はきわめて大きいものがあります。一方、本県における自動車の増加は著しく、復帰当時約十四万台であった自動車登録台数は、本年五月には約二十八万台となっております……

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1977/10/26、11期、日本社会党)

○安恒良一君 一九七三年の七月、ドバイのハイジャック事件以来、政府及び各航空会社のハイジャック防止対策に私ども社会党としましては重大な関心を持ってまいりましたし、また、その事件が起こった都度、私どもといたしましては、それなりに防止対策について提言をしてきたつもりなのであります。しかしながら、これまでの対策は、政府並びに各航空会社の対策というのが十分でなかったのじゃないか、遺憾ながらきわめて不十分であったのではないだろうかと思います。特に日本航空会社――日航が、安全対策は営業とのバランスで行うと、こういう方針で安全第一の姿勢をとってなかったところに、たとえば今回の一九七七年九月二十八日の日航のダ……

第82回国会 社会労働委員会 第2号(1977/10/25、11期、日本社会党)

○安恒良一君 厚生大臣並びに担当の局長に御質問をしたいと思うんですが、問題は二つあります。  まず最初に、一つについてやりたいと思うんですが、WHOの委員会がことしの三月に、エックス線などの放射線を医療に無差別に乱用することは、人体にとって原子力産業よりも総体的に危険が大きいとして、放射線の使用を厳重に規制するような要請を各国にいたしたことは大臣御承知のとおりだと思います。もちろん私は、今日の社会におきまして放射線の応用が私たちの社会の中で重要な役割りを果たしていることを否定するものではありません。しかし、同時にその使用を一歩間違えますと、人体に大きい影響を与えて、その結果恐ろしいものになると……

第82回国会 社会労働委員会 第3号(1977/10/27、11期、日本社会党)

○安恒良一君 雇用失業状況についてこれから何点か御質問をしたいと思います。  率直に申し上げて、かなり衆参の予算委員会でも議論をされてますから、できるだけ重複を避けてやりたいと思いますし、また衆参予算委員会の中で大臣が御答弁をされた点などについて、若干その日によって中身の食い違いもございますから、そういう問題等含めてただしていきたいと思います。  まず最初に、雇用全体の問題についてでありますが、最近の円高の状況はもう皆さん御承知のとおりであります。そして、昨日EC諸国の失業者がついに九月に六百万人の大台を突破したということが新聞で報道されました。こういう情勢の中で円高問題一つを考えましても、E……

第82回国会 社会労働委員会 第4号(1977/11/01、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、本日は医療機関における不正防止、それから所得税問題等の医療費控除等の問題をめぐりまして、領収書発行問題について、大臣並びに関係局長さんに御質問を申し上げたいと思います。  いずれ健康保険法が、審議がこちらに回ってきそうでありますから、不正防止の問題はそのときゆっくりまた時間をかけてお聞きをすることにいたしますが、きょうは主として税金の方に重点を当てたいと思いますが、まず前段で少し不正防止の問題でお聞きしたいのですが、医療機関の架空請求とか水増し請求等がいろいろあるというふうに、ちまたでもうわさされていますし、また現実に健康保険組合等におきまして、それぞれ審査をいたしますと出……

第82回国会 社会労働委員会 第5号(1977/11/15、11期、日本社会党)

○安恒良一君 ただいま厚生大臣から、国民が重大な関心を寄せております健康保険法等の一部改正の法律の提案がありましたし、さらに衆議院におきますところの修正をされたことについても衆議院側から趣旨説明がございました。  私は、いま厚生大臣の趣旨説明を承っておりますと、五十二年度末まで出ました政府管掌の累積赤字約千六百億でありますが、その赤字対策のみを厚生大臣はお考えになっているのではないかというふうに思います。もちろんその中には、傷病手当の支給期間を、現行六カ月を一年六カ月に、すなわち一年間延長する、このことを除きますと、政府管掌の赤字を、被保険者、中小零細企業でありますところの保険者の負担によって……

第82回国会 社会労働委員会 第7号(1977/11/22、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、先日赤字の原因問題について、それからいわゆる今回の改正の財政措置についていろいろお伺いをいたしました。率直に申し上げて赤字の原因というのはたくさんあるわけでありまして、私はきょうはわが党に与えられた時間が二時間四十分でありますから、その範囲内で全部を済ますことができません。そこで、赤字の中の一つの大きな問題点と言われておりますところのいわゆる薬価問題について、少し厚生大臣以下関係の局長にお聞きをしていきたいと思います。時間がありますれば、さらに赤字問題に関連をいたしまして老人問題等その他いろいろのことについても聞きたいと思いますが、まず私は、今日日本の国民が、日本の医療は薬……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1978/04/14、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は沖繩県における交通方法変更に関する問題について、まず御質問したいんでありますが、最初に総理府長官にお聞きをしたいのであります。  二月の十日の日に総理府長官が本委員会におきまして本年度における交通安全対策の基本について触れられました。実は沖繩県における交通方法の変更問題は、総理府長官も御承知のように、三十四年にわたる交通上の慣習を一挙に変更するという重大な事業であり、県民生活にも多大な影響を与えることが予測されておるわけでありますが、それらの問題について何一つお触れくださいませんでした。  それから、いま一つ、私はこのことに本当に熱心なのかどうかという心配をしておりますが、こ……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1978/04/21、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、本年度に入って事故が非常にふえている、特に交通安全週間に事故がふえているということについていろいろとお聞きをしたいと思いましたが、自民党の野呂田さんがかなり聞かれましたので、その点の重複は一切省略します。省略して、中身についてもう少しお聞きをしたいと思いますが、数字的なことは野呂田さんの御質問で明らかになりましたので、それはそれで結構です。  そこで、総理府長官並びに交通局長は、昨年まで場合によれば年五%の減少を上回って減少しておったのが、ことしになってこのように急激にふえているということ、それから特に私は交通安全週間にさらにその増加率が多いということはどうしても理解できま……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1978/06/07、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、自動車損害賠償保障法に基づきまして、今回保険金額の引き上げに関してこれから質問をしたいと思いますが、その前にひとつ経過を明らかにしておかなきゃなりませんのは、百五十分ということで、やや自民党の先生方からもほおっというような顔をされましたが、それは少しいきさつがあるわけでありまして、これは大臣のお耳にも入れておかなきゃいかぬと思うんでありますが一実は今回、この七月を目指して改正が進められているということでありまして、小野委員長の方には、運輸省の方から、衆議院の交特でこれが問題になった後、運輸省がこのようにして引き上げたいということが来ておったそうであります。委員長から私に対し……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1978/06/16、11期、日本社会党)【議会役職】

○理事(安恒良一君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  小野委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を代行させていただきます。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  昨十五日、佐藤三吾君が委員を辞任され、その補欠として小柳勇君が選任されました。
【次の発言】 次に、委員長辞任の件についてお諮りいたします。  ただいま申し上げましたように、小野委員長から委員長辞任の願いが提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。

第84回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1978/07/17、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は質問に入る前に、本委員会の運営について委員長以下各理事が御苦労だと思っていますが、一、二点要望を委員長にしておきます。  まず第一に、休会中の委員会というのは法案を抱えておりませんから、時間をかなりとってお互いが議論をすべきだと思います。まあ、しかしきょうは五十五分というふうに私どもの理事から聞きましたのでその範囲内でやりますが、法案を抱えているときにはともすれば時間がとれませんので、今後の運営にひとつそういうことについて御配慮をいただきたい。  第二番目には、与党側の御出席が理事二名です。野党側はほとんどみんな出てきている。私は質問をしないからということで欠席をしたんでは、……

第84回国会 社会労働委員会 第5号(1978/03/23、11期、日本社会党)

○安恒良一君 いまも私どもの調査報告の中にありましたように、長期不況下における雇用・失業情勢というのは、いろんな努力を政府は政府なり、民間は民間なりにされているようでありますが、私は今日厳しい状況になっていると思います。そこで、きょうは、雇用問題に問題の焦点をしぼって、大臣以下、関係各省に御質問をしたいと思います。  まず第一に、予算委員会等でもいろいろ大臣の見解を表明されておりますが、今日の一番新しい雇用・失業状況について御報告をお願いをしたいと思います。
【次の発言】 私は、雇用の安定は、何といっても、四年間連続の不況状態を脱して経済の回復にあるというふうに思っていますが、問題は、その経済……

第84回国会 社会労働委員会 第7号(1978/04/11、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、きょうは厚生行政の基本に関することを、一般を質問するということでありますが、四月八日に厚生大臣が社会保険審議会に諮問をされました健康保険の改正案の考え方についていろいろこれから質問をし、さらにこれは審議会に諮問をされておりますし、いずれ国会にまた出てまいるものでありますから、その場合に、それまでの間にぜひ検討していただかなきゃならぬものがたくさんありますので、私の意見等を含めながら質問をしていきたいと思います。  そこで、新聞で見ている限りにおいては承知いたしておりますから、ごく簡略に昨年のこの臨時国会の中で、前厚生大臣は健康保険制度の抜本的改善について十四項目の約束をされ……

第84回国会 社会労働委員会 第8号(1978/04/13、11期、日本社会党)

○安恒良一君 財形法に関しての関連の質問をしたいと思いますが、すでに同僚委員が二人質問をされていますから、できるだけそれとの重複を避けながら、少し問題点をお聞きをしてみたいと思います。  まず第一に、私は、どうも財形法というのは、名前が示すように、本当に、勤労者の自主的努力、それに国や事業主の援助のもとに、財産形成法になっているかというと、制度発足、日が浅いというものの、むしろ、いわばマル優の枠を拡大した勤労者貯蓄法のようなことに現実がなっているということを実は大変遺憾に思います。そこで、少しでも名前が示すような財形法に改正をしていかなきゃならぬと思うんでありますが、これは高杉委員、広田委員も……

第84回国会 社会労働委員会 第11号(1978/04/25、11期、日本社会党)

○安恒良一君 これから与えられた時間、年金問題について御質問をしたいと思いますが、昨日一晩じゅう寝てませんので、ちょっと声なんかかれていると思いますが、御容赦を願いたいと思います。  まず第一に、大臣にお聞きをしたいんですが、本格的な老齢化社会を迎えつつあるわが国にとりまして、老人の所得保障、それから保健医療対策、さらに福祉サービスなどの問題は、いま最も大きな国民的な課題となっているというふうに私は思います。すなわち、老齢化社会におきまして社会保障がいかにあるべきかということについて、私は今日の時点でその理念と明確な計画、これを早急に図る必要があるというふうに私は痛感をしているものであります。……

第84回国会 社会労働委員会 第12号(1978/04/27、11期、日本社会党)

○安恒良一君 これから私は、許された時間の範囲で、職業訓練法の一部を改正する法律案について二、三の質問を行いたいと思いますが、その前にまず労働大臣並びに経企庁にお伺いをしたいのであります。  まず、労働大臣につきましては、最近の雇用、失業の情勢ですね、できるだけ新しいやつ。それから、それらに対する対策。  それから、経企庁には、一月から四月――四月はまだ終わってませんが、いわゆる経済情勢、景気の動向、それと雇用との関係、こういう問題について、これは労働省との関係があると思いますか。  以上のことについてまず明らかにしていただきたいと思います。

第84回国会 社会労働委員会 第14号(1978/05/11、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は与えられました時間が五十分ありますが、ちょうど昼の休みの時間にもかかりますので、テーマが二つありまして、一つのテーマは、ゴム産業に働く労働者の問題であります。それから第二番目の問題は、林業労働者のチェーンソーの特別教育の問題についていろいろ関係大臣並びに関係の所管庁から承りたいわけですが、午前中はゴム産業問題だけに限定をして少しお聞きをしたいと思います。  すでにこの問題は、二月二十八日に衆議院の予算委員会で同僚の水田委員から、さらに私は三月三十日、参議院の予算委員会におきまして、通産大臣、関係局長、これは労働省、通産省にわたって問題の提起をいたしました。そのときに私は、近い……

第84回国会 商工委員会 第9号(1978/04/20、11期、日本社会党)

○安恒良一君 まず最初に、本法の対象になる業種の数でありますが、本法では法定四業種が明確にされておりますが、残りは政令で定めることを予定しております。ですから、政令で定められる、予定をされておる業種は幾つあるのか。衆議院の審議の過程等では九つぐらいだろうと、こういうことがされておりますが、まず最初にどういう業種を予定をしているのか、このことをひとつ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 これからの御答弁は通産省中心でありますが、いま言われたように、運輸省、農林省等々関係がありますから、それぞれ関係局長も御出席いただいていると思いますから、所管事項についてはそれぞれ所管省の方でひとつ……

第84回国会 商工委員会 第10号(1978/04/25、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私はこの前、今回の特定不況産業安定臨時措置法によるいわゆる設備廃棄に伴って雇用がどれだけ、いわゆる余剰人員が出てくるかと、こういうことについてこの席上で徹底的に関係各省に答弁を求めたのでありますが、残念ながら答弁がありません。  その後私の部屋に、委員長の御指示だと思いますが、関係各行の局長がお見えになりましたが、これも残念ながら答弁がないのであります。しかし、もう残された時間は三十分しかありませんので、またこれだけでやっておったのでは公取委員長以下にも御出席を願っていますからこの問題は、数の問題については、私は次のことを言っておきたいと思います。  三局長にも言ったのであります……

第84回国会 予算委員会 第15号(1978/03/20、11期、日本社会党)

○安恒良一君 まず最初に環境庁長官に質問をいたします。  私は昨日環境庁で発生した事態を大変実は遺憾に思います。というのは、水俣病患者が国の具体的解決策を求めて二十三日間にわたって環境庁に座り込みを続けている、その水俣病の患者並びに支援団体の八十名に対しまして、環境庁は突如として昨日、警官隊や同庁の職員、守衛を動員して強制排除に踏み切ったと、こういうことが報道されています。このようなやり方については、環境庁の中の職員の多くからも「環境庁はついに三月倒産した」と、こういうつぶやきが出ているというふうに報じられています。また、強制排除の際に患者の中には激しいけいれんの発作が起こったということも報じ……

第84回国会 予算委員会 第17号(1978/03/24、11期、日本社会党)

○安恒良一君 時間がございませんから、もう細かい数字はのけまして、まず運輸大臣に御質問したいんですが、私は、この前、国税、地方税について、国と公営と私鉄バスの違いについていろいろ質問いたしました。  そこでお聞きしたいんですが、運輸省としては、国営、公営と全く同様とはいかないが、公共性の高い部門は減免に努力をしている、こういうことが言われておりますが、この五十三年度税制改正に当たって、運輸省として国税、地方税で努力をされた点、それがどの程度認められたか、こういうことについて明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣と自治大臣にお伺いいたします。  私鉄バス産業における諸税の中……

第84回国会 予算委員会 第20号(1978/03/28、11期、日本社会党)

○安恒良一君 昭和五十三年度の一般会計予算では、いまも真鍋さんも触れられましたように、公共事業費が対前年度当初比で三四・五%という史上最高の伸び率を示している。これに対して社会保障費は一九・一で、一般会計全体の伸び率二〇・三%を下回っています。私はこのことを大変に重要視するのですが、その理由の一つは、社会保障費の対前年度の伸び率が、昭和四十九年の三七%をピークといたしまして、五十二年に一八%まで下がっていまして、しかし、四十七年以降絶えず一般会計の対前年度伸び率を上回っていたのに今回一つ下回ったということ、これが一つであります。  それから第二番目には、このことは、物価調整減税を含め所得減税が……

第85回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1978/09/22、11期、日本社会党)

○安恒良一君 派遣報告をいたします。  小柳委員長、それから田渕理事、野呂田委員、降矢委員、勝又委員、上林委員、森田委員と私の八名は、去る八月七日から九日までの三日間にわたり、七月三十日から施行された沖繩県における交通方法の実施状況及びこれに伴う諸問題の調査を行ってまいりました。  調査に際しましては、それぞれの機関から詳細な資料が提出されておりますので、以下各事項につき、簡単に御報告いたします。  まず、沖繩総合事務局における関係者の説明について申し上げます。  事務局長より沖繩県勢の概要について、また総理府交通安全対策室長より沖繩県における交通方法変更のこれまでの経緯及び沖繩県交通方法変更……

第85回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1978/10/18、11期、日本社会党)

○安恒良一君 それでは、これから私は持ち時間五十分ございますから、この持ち時間五十分の中で両参考人並びにきょう出席要求をしております政府関係の各委員に質問をしていきたいと思います。  まず第一に、きょう大臣がおいでになれば大臣にお聞きをしようと思ったのですが、大臣がおいでになっておりませんから、私は、指定自動車教習所のあり方という問題で、これは法九十八条に基づいて警察庁が実際のすべての面に当たっている、そこにひとつどうも無理があるんじゃないかというような気がいたします。たまたま近代化という問題は警察庁の交通局と通産省との間でやられたようでありますが、いまも自動車学校の状態が説明されましたように……

第85回国会 社会労働委員会 第1号(1978/10/17、11期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、ことしの二月に医療費の改定が行われていますが、その後七月分までの医療費の伸びの状態はどういうふうにあるのか。すでに細かい資料は私の手元にいただいていますから、これは一々読み上げられたらかないませんから、大体医療費の伸びが全体でどの程度伸びているのか。ことしの改定率は、すでに二月の改定率はわかっていますが、どのくらいの医療費が伸びているのか、こういうことについてお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 いや結構です。聞かないことは結構ですから。  大体、非常に自然増を含めて依然として医療費が二けた、特に歯科の場合には三けた、これをいま中身を五十分で分析し、論争する時間があり……

第85回国会 社会労働委員会 第2号(1978/10/19、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、いま片山議員の質問の中で、まず労働省にお聞きをしておきたいのは、今後のこの雇用情勢について、どうもやや少し労働大臣以下労働省の幹部に楽観的な物の見方があるんではないかというふうに思うんです。それはなぜかというと、いわゆる完全失業者が百十何万でおって、その点が少し計画よりも上回っていると、こう言われているんですが、私はまず、今後のこの雇用情勢についてどう見られているのかということが、総論ではなくして具体的に少しお聞きをしたいと思うんですが、どうもこれは予算委員会や、それからこういう席上で労働大臣なり総理に追及しますと、経済指標を挙げられて、このように経済が上向きになれば、そこ……

第86回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1978/12/11、11期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、道交法関係について質問をいたします。  道交法が改正をされて、いま御報告をいただいたようなりっぱな成績を上げられている点は大変喜ばしいことだと思いますが、そういうことを前提にしながら一、二お聞きをしたいのですが、まず、自転車横断帯等の新規交通規制の実施状況について、いま横断帯が約七千本設けられたとか、交差点進入禁止が五百と、これは今後ふえるんだと言うのですが、両方ともまだ施行されてすぐですから、最終的にはいっごろまでにどのぐらいの数が設けられるのかということを、まず自転車関係について。  それから第二番目にお聞きをしたいのは、暴走族の問題については非常にいま成績を上げている……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1979/01/25、11期、日本社会党)【議会役職】

○理事(安恒良一君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会をいたします。  小柳委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長職務を代行させていただきます。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月二十六日、片岡勝治君、勝又武一君及び佐藤三吾君が委員を辞任され、その補欠として、志苫裕君、小山一平君及び浜本万三君が選任されました。  また、去る二十二日、浜本万三君が委員を辞任され、その補欠として竹田四郎君が選任をされました。
【次の発言】 次に、委員長辞任の件についてお諮りいたします。  ただいま申し上げましたように、小柳委員長から委員長辞任の願いが提出をされ……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1979/02/28、11期、日本社会党)

○安恒良一君 前回の本委員会に報告をされましたが、わが国の交通事故による死者の数は、昭和四十六年以来連続八年にわたって減少を続けており、昨年一カ年の死者の数は、対前年比で一・八%の減、八千七百八十三人となりました。このことは、総理府、警察庁、運輸省、建設省等の関係官庁並びに民間の交通安全対策協議会を初めとする関係各団体の努力、さらに国民各位の協力の成果だというふうに私は考えます。私はこれらの各位に対して心から敬意を表するものであります。  ところが、死者の数は減少いたしましたが、その中身を見ますと、やはりすでに警察庁の報告によりますといろいろ問題点がございます。たとえば問題点の一つといたしまし……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1979/05/09、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は三月二十日、上越新幹線大清水トンネル内に起きました坑内火災事故に関しまして、十六名というとうとい人命を失っておりますこの問題について、本日は、それぞれ、運輸大臣を初め関係の皆さん方にいろんなことをお聞きをしたい。  それはなぜかというと、結論から言いますと、私はこれは過ぎた日に衆議院の運輸委員会においてもかなり議論されておるんでありますが、私は人災だと、避けようと思えば避け得たことを十分やらなかったから起きたんじゃないかというふうに実は考えて、大変遺憾に思っています。そこで、そういうことが再び起こらないようにきちっとしなければならないというふうに考えます。たとえば五十二年の七……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1979/06/14、11期、日本社会党)【議会役職】

○理事(安恒良一君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  竹田委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を代行させていただきます。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  去る五月九日、内藤功君が委員を辞任され、その補欠として山中郁子君が選任をされました。  また、昨十三日、小山一平君が委員を辞任され、その補欠として目黒今朝次郎君が選任をされました。
【次の発言】 次に、委員長の辞任の件についてお諮りをいたします。  ただいま申し上げましたように、竹田委員長から委員長辞任の願いが提出をされております。これを許可することに御異議ございませんか……

第87回国会 社会労働委員会 第4号(1979/03/27、11期、日本社会党)

○安恒良一君 それでは、政府側と参考人と、両方に漸次お聞きをしていきますから、ひとつお答えを願いたいと思います。  まず第一に、いまクリーニング業界の現状について、賛成、反対の両派から、率直に言って自分の方が多数だ多数だと、こういう話があったんですが、その実態について、厚生省、私が資料要求をしておきましたから、まずクリーニング業界の実態について説明をしてください。
【次の発言】 そこでお聞きをしたいんですが、これをちょっと見ますと、東京なんかはアウトサイダーの方がこの資料で多いわけですよね。東京の場合は五千八百五十三名と六千六百三十九と、こういうことなんです。明らかにアウトサイダーの人はみんな……

第87回国会 社会労働委員会 第5号(1979/04/24、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私の要求した出席者、来ておりますか。厚生省、大蔵省、それから総務長官、以下関係者。――来ていませんね、委員長。
【次の発言】 私は、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に関連をするものとして、次のことを質問をしたいと思うのでありますが、もともとこの戦傷病者戦没者等は、この法律の規定をするとおりでありまして中身はよくわかっているんです。 しかし、これも衆参の社労委員会なり関係委員会の中でいろいろな努力はされまして、今回この法律改正と同時に、その一部として、前日赤従軍看護婦への慰労金が年間交付される、一定の年齢制限等ございますが交付されると、こういうことについて政府が昨……

第87回国会 社会労働委員会 第6号(1979/04/26、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、きょうは労働大臣の前回の所信表明に対する一般であります。持ち時間が五十分でもありますし、それからすでに私の先輩委員が二人質問をされましたので、いわば三番手ということですから少し細かい中身のことのお聞きをお許しを願いたいと思います。  それからいま一つは、質問の通告を本当ならきのうしなきやならなかったんですが、きのうの朝までストライキ回避のためにお互いに努力して徹夜しておりましたもので、質問の通告がけさになりました点もおわびをしておきたいと思います。  そういう点で、まず、大臣の所信表明の中で、雇用問題の解決は国政の最大の課題となっておると、そしてそれに自分も全力を挙げたいと……

第87回国会 社会労働委員会 第7号(1979/05/08、11期、日本社会党)

○安恒良一君 本日は、国民年金法等の一部修正に対する議論でありますが、すでに委員長の御裁断で十一日の日に年金の集中審議をやると、こういうことを聞いております。これは、御承知のように年金懇の答申が出たし、それに基づいて厚生省の作業も始まっている、こういうことを聞いております。そこで、きょう私に与えられました時間は五十分しかございませんので、その範囲内で、まあざっくばらんに申し上げますときょうと十一日と二日間にわたって質問をする、こういう・前提の中で問題をお聞きをしていきたいというふうに思います。  わが国が急速な高齢化の社会になる、こういうことについてはすでにもうお互いに議論がないところでありま……

第87回国会 社会労働委員会 第9号(1979/05/24、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は与えられた時間で港湾労働法の一部改正について質問をしたいと思います。  一時間しかありませんからこれもまたお断りしておきますが、各審議会の答申であるとか、それから衆議院のやりとりは十分承知をいたしておりますから、そこらはダブる必要はありません。  そこで、端的にまずお聞きをしたいんでありますが、今回の港湾労働法の一部改正は、きょうも大臣から提案説明がありましたように、港湾の雇用調整手当、これが経営者の負担が非常に大きくなった、かつ赤字が累積をしている、このままでしておきますと雇用調整手当制度自体を維持することが困難になる、そこで緊急対策としてこの雇用調整手当関係についての収支……

第87回国会 社会労働委員会 第10号(1979/05/30、11期、日本社会党)

○安恒良一君 きょう年金の集中審議で、私が出席を要求しておりました大臣は厚生大臣、労働大臣、大蔵大臣、自治大臣、運輸大臣、官房長官、こういうふうにお願いをしておったわけです。しかし、大蔵大臣の場合には、ほかの委員会、決算委員会との関係があるということでやむを得ないのですが、官房長官の場合にはきのう都合が悪いなどという話は聞いていません。聞いていませんが、きょうになって何か都合が悪いということで、これは大変遺憾であります。法案があればここで法案審議ストップと、こういうことになるんですが、法案がなくて集中審議ですから。で、なぜかというと、皆さんがお並びにならないと質問がしにくい部面がかなりあるわけ……

第87回国会 社会労働委員会 第11号(1979/06/07、11期、日本社会党)

○安恒良一君 六人の参考人の方に私ども社会党が与えられている時間は往復で五十分なんです。しかもそれは三人で質問する、こういうことでありますから、まことに六人の参考人の方には失礼に当たると思いますが、国会の運営上でありますのでお許しを願いたいと思います。そこで私は六人の方に全部お聞きする時間がありません。私には三十五分ということであります。これは皆さんのお答えを含めて三十五分ですから、どうか簡潔にお答えを願いたいと思います。  そこで、まず私は、きょうは大変御不自由な体でおいでいただきましたスモン患者の井上さん、それから奥さんがスモン患者で大変お気の毒な体をお持ちになります気賀澤さん、このお二人……

第87回国会 予算委員会 第15号(1979/03/26、11期、日本社会党)

○安恒良一君 まず運輸大臣に御質問を申し上げたいのですが、昭和四十六年の七月三十一日の日に、運輸政策審議会から総合交通体系に関する答申が出ていると思いますが、一言でこの答申の重要的な部分について御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 四十六年答申で昭和六十年を目標にしておりますが、四十五年価格でどのくらいの資金を投入するという計画だったのでしょうか。
【次の発言】 私がお聞きしましたのは、昭和六十年を目標に、昭和四十五年価格で総額幾ら投資をする予定だったのか、こういうこと聞いている。
【次の発言】 総額約百兆円を昭和四十五年から六十年まで投入して、総合交通体系の整備を図る、こういうふう……

第87回国会 予算委員会 第16号(1979/03/27、11期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、郵政大臣にお伺いをしたいんですが、俗にいまマル生問題ということでこの成り行きについて大変国民も注目をしているわけですが、私は、この郵政事業というのはいわば労働力集約産業であります。でありますから、何といってもまず労使関係の安定ということが郵政事業を遂行する上できわめて重要なことだと思いますが、その点いかがですか。
【次の発言】 そこでお伺いしたいんですが、すでに昨年末この問題が問題になりまして以来、本国会におきましても、わが党の多賀谷書記長を初めとしまして約三十名に及ぶ衆参両議院の議員から労使問題の改善に関しての質問がされています。ところが、どうも郵政省当局の御返事を見ます……

第88回国会 社会労働委員会 第1号(1979/09/06、11期、日本社会党)

○安恒良一君 薬事二法問題については、私どもの片山理事からすでに詳細に聞かれましたし、やりとりを聞いておりまして大分不十分な点があると思います。しかし、時間がございませんので、追ってこれらはこの二法が成立をし、行政の場において、実行の段階においてさらにいろいろ御質問をしたり御要望申し上げたいと思います。そこで私は、この法案と非常に関係のありますところのスモン問題の全面解決に問題をしぼってこれから質問をしたいと思います。  御承知のように九つの判決、国並びに製薬会社が全面的敗訴しました。それを受けてスモン問題の速やかな全面解決のためにスモンの会全国連絡協議会、いわゆるス全協及びこれに加入する各地……

第90回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1979/12/10、11期、日本社会党)

○安恒良一君 目黒委員長、高橋理事、阿部理事、森田委員と私の五名は、十二月六日から八日の三日間、福岡、宮崎の両県の交通事情及び交通安全対策の実態調査を行ってまいりました。  まず、福岡県では、亀井知事出席のもと、県の各担当部長、県教育長、県警察本部長、建設省九州地方建設局長、運輸省福岡陸運局長、日本国有鉄道門司鉄道管理局長、日本道路公団福岡管理局長等の関係者から交通安全対策の実施状況についての説明を聴取した後、国道三号線福岡南バイパス、博多バイパス、都市高速道路、地下鉄建設現場等福岡市内の交通事情を視察いたしました。  次に、宮崎県では、宮崎空港で概況の説明を聴取し、運輸省付属の航空大学を視察……

第90回国会 社会労働委員会 第1号(1979/12/10、11期、日本社会党)

○安恒良一君 ただいまから質問に入りたいんですが、時間が遅くなっておりますから、時間が制限をされておりますので、簡潔にお答えを願いたいと思います。  そこで、本法案の通過に当たって、衆議院で野呂厚生大臣、田中医務局長との間に一問一答がなされています。そしてこのことはもう承知をしている上で質問をさせていただきますから、このことはダブって答えてもらう必要はありません。衆議院であった質問は、今回の立法についての厚生大臣の所見がいかんということ。死の判定はどのような基準で行うかということ。三番目は、あっせん業者の実態はどうか、また、今後どのように指導していくのか、営利目的になるおそれはないかということ……

第91回国会 社会労働委員会 第3号(1980/03/18、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、まず最初に、老人医療制度について御質問したいと思いますが、本格的な論議はいずれ関係法案の中でやるといたしまして、御承知のように、老人医療制度は急速に高齢化社会を迎えるわが国において、高齢者の医療保障問題として私はきわめて重要だと思うんです。しかるに一方、政府自民党内では、健康保険の赤字の要因として財政面から現行の七十歳以上の無料化の見直しを検討している。厚生大臣とそれから大蔵大臣と自民党三役立ち会いで、メモであるとか覚書であるとかそれぞれが各人思い思いに言われていますが、あるといわれています。そういう中で、厚生省は近く社会保障制度審議会にこの問題について諮問をする、こういう……

第91回国会 社会労働委員会 第6号(1980/04/09、11期、日本社会党)

○安恒良一君 労働行政一般についてきょうは質問をする日でありますが、御承知のように春闘がまさにたけなわという状況でございますので、きょうは主として、私に七十分の時間が与えられておりますから、まず春闘問題を申し上げ、時間があれば労働行政全体について御質問をしたいと思います。特にお忙しい中に官房長官に御出席を願っておりますから、官房長官にかかわることだけ先に取り出してやるのは大変やりにくいんですが、一応官房長官の時間もありますのでそういうやり方で少しちぐはぐ、相前後することがあると思いますが、その点は御了解を願いたいと思います。  昨日も衆議院の社労委員会の中で、これは主として労働大臣に対して春闘……

第91回国会 社会労働委員会 第7号(1980/04/22、11期、日本社会党)

○安恒良一君 政府は、昨年の十二月二十八日、行政改革の方針を決めました。その一環としてこどもの国協会を五十五年度末までに廃止をし、その業務の運営を社会福祉法人に行わせる、こういうことを閣議決定いたしまして、この国会にその法案が提出をされていますが、こどもの国は、御承知のように次代を担う児童の健全育成を目的にし、国民からの寄付金と国の援助により建設されました。そして、いまや人口の都会集中における劣悪な環境のもとで、豊かな自然の中で子供の一つのオアシスとなって開花しています。そして、すでに年間に約百二十万人にも及ぶ利用者でにぎわっているのであります。私は大変結構なことだと思います。また、このこども……

第91回国会 社会労働委員会 第8号(1980/04/24、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、中小企業退職金共済法、今回の諸改正については賛意を表するものでありますが、衆議院におきましても、賛意を表するという意味でいろんな問題が掘り下げて議論されています。しかし、時間の制約等もあって十分でなかったと思いますので、これからこの問題について少し中身を掘り下げて質問し、またある場合には若干の提言もやって、それについてぜひとも労働大臣を初め関係局長等の意欲的な取り組みをお願いをしたい、こういう角度から質問をしていきたいと思います。  まず、御承知のように中小企業退職金共済法というのは、中小企業の労働者の福祉の増進とそれから中小企業の振興に寄与する、こういう法の目的を持ちまし……

第91回国会 予算委員会 第6号(1980/03/12、11期、日本社会党)

○安恒良一君 いま先公害問題で政府との間にやりとりがありましたが、私はその関連のスモンの解決問題についてお聞きをしたいと思いますが、御承知のように、昨年の九月十五日にスモンの早期全面解決を目指す確認書が関係者で結ばれました。自来スモン問題は解決の方に向かっていると思いますが、前橋本厚生大臣との間に年内の解決を目指すということが実現できなかった点を遺憾の意を表すると同時に、早急に解決に進めてもらいたいと思います。  そこで、なぜ解決をしてないかというのは二つあるわけでありまして、第一は、いわゆる既判決者四百九十七名の和解がおくれている、第二番目には、いわゆる投薬証明のない方々との和解がおくれてい……

第91回国会 予算委員会 第8号(1980/03/14、11期、日本社会党)

○安恒良一君 日本の経済の先行きが大変不安である、不透明の問題がありますが、それと同じように、私はわが国の福祉政策のあり方も大変むずかしい時点に立たされていると思います。世界でまれに見るこの急激な高齢化社会の到来、低経済成長への移行と、それに関連をいたしましたところの財政悪化による財源難、社会的生活環境の変化に伴いますところの福祉重視の国民的なニーズの高まり、このように見てまいりますと、福祉政策は三重苦を背負わされているというふうに私は思います。八〇年代のわが国の福祉政策の推進に政府はどう取り組むのか、総理のお考えをお聞きをしたいと思います。  さらに、社会保障関係予算について、わが国の経済、……

第91回国会 予算委員会 第13号(1980/03/22、11期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、きょうは外務大臣おられませんので、主要な所管事項である大蔵大臣にちょっとお聞きをしたいのですが、きょうの新聞で、中国のIMF及び世界銀行加盟問題について、加盟か、このように報道がされておりまして、IMF、世界銀行の代表団を近く中国に派遣するかどうか、こういう問題が報道されていますが、これらの具体的事実について、大蔵大臣はどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 早ければ六月に加盟が実現するのではないかと、これも報道されていますが、いま大蔵大臣が言われましたほかに、問題点といたしまして、現在加盟をしている台湾の取り扱いの問題とか、それから台湾の持っておる負債の取り扱いの問題……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 社会労働委員会 第1号(1980/10/21、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、芙蓉会富士見病院事件とスモン問題、この二つについて大臣以下関係局長に質疑をしたい思います。  まず、芙蓉会富士見病院事件でありますが、これは高価な最新式医療機械、器具をふんだんに備えまして、そしてスマートな病院とデラックスな附属施設とで患者を引きつける、そういう近代病院の中で起こった、私はまさに医療犯罪だと思います。  私たち社会党は、十月の四日に芙蓉会富士見病院による被害者の方々八名、うち子宮または卵巣の摘出もしくは子宮、卵巣全摘出を受けた方が六名ありますが、協力を得まして実態調査を行いました。その調査を中心に、再度私はこのような事件が起こらないように、さらに重要なことは……

第93回国会 社会労働委員会 第2号(1980/10/23、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は労働問題一般について、実は三つのテーマで質問をしたいと思いましたが、いま理事の皆さん方からの時間の関係がございますので、その中の一つは障害者の雇用問題、それから第二番目には女子労働者の雇用促進の問題、この二つのテーマにしぼってお聞きをしたいと思います。  まず第一に、国際連合は御承知のように「完全参加と平等」をテーマといたしまして、一九八一年を国際障害者年とすることを決定しました。私は、社会参加の基本は労働参加、すなわち働く意思のある者すべての障害者に対し、就労の機会と雇用の場を具体的に保障することが重要だと思います。  そこで現状認識でありますが、二つの資料がございます。一……

第93回国会 社会労働委員会 第3号(1980/10/28、12期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、私はこの厚生年金保険法等の一部を改正する法律案について質問をしたいと思いますが、第九十一国会では、衆議院におきまして政府・自民党が健康保険法の改正案と絡ませたために、すでに中身についてはかなりの議論がされておったのに成立することができなかった点を、大変私はこの点について残念に思っています。今日多くの年金受給者が本法案の通過を一日千秋の思いで待っていますので、この参議院におきましては今回が初めての審議でありますが、私は、すでに衆議院で、前九十一国会において、社労委員会においてわが党の大原委員を初め各野党の議員からいろいろ質問がされておりますから、これとはタブらないような形で、……

第93回国会 社会労働委員会 第4号(1980/10/30、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は労働省と大蔵省の二つの省に対しまして、特にきょうは主として労働省でありますが、前回の一般質問のときに同僚の高杉委員から、中高年の雇用促進問題についていろいろ質問がされましたが、率直に申し上げて時間が十分でなかったので、十分な議論ができなかったと、こういうふうに連絡も受けましたので、私若干同僚の高杉委員とダブるところもあるかと思いますが、本年度から以降一九八〇年代、それから一九九〇年代は非常に中高年問題は重要な問題だと、こう思いますので、それらの点について御質問をしたいと、こう思います。  まず、一九八〇年代は世間一般では不確実だとか、不透明の時代と言われています。また、世界的……

第93回国会 社会労働委員会 第5号(1980/11/06、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、今回の労働者災害補償保険法等の一部改正によって各種の給付の改善、前払一時金制度の新設、スライド制の改善等、労災年金受給者の生活保障に一定の改善が行われたことに対しては私なりに評価をしているものでありますが、御承知のように労災保険給付と民事損害賠償との調整問題については、衆議院の社労委員会におきましても、また、本日の本参議院の委員会におきましてもいろいろ私ども日本社会党の同僚議員が議論を重ねてきているところであります。特に民事損害賠償がなされた際の労災年金の支給調整問題は、労災年金受給者にとってはとりわけ影響の大きい問題であります。そこで被災労働者及びその遺族の実情や、年金で……

第93回国会 社会労働委員会 第7号(1980/11/18、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は十一月の十二日参議院本会議、並びに十一月十三日の当社労委員会において厚生大臣から提案がありました健康保険法等の一部を改正する法律案並びに同法案に対する衆議院の修正部分について質問をしたいと思います。  なお、私は本会議におきまして社会党を代表して質問で明らかにいたしておりますが、私はまず本案の審議に当たって考えなきゃならぬことの第一点は、富士見病院、十全会病院、豊洲病院等に見られるような乱診乱療事件や不正請求、脱税等の事件、これらはわが国の医療の荒廃ぶりを象徴する事件としまして、国民の間に深刻な反響を巻き起こしています。すなわち、今日医療をめぐる諸問題が社会問題化し、医療に対……

第93回国会 社会労働委員会 第9号(1980/11/25、12期、日本社会党)

○安恒良一君 大蔵大臣に来ていただきましたから、許されました時間の範囲内で、国庫補助連動問題に限定をして大蔵大臣に質問をします。  四十八年に保険料率に弾力条項が導入されました。それと同時に定率の国庫補助制度が設けられた。それまでは、実を言うと政府管掌健康保険は定額の補助であったわけであります。そこで、四十八年、それができるときの議論でありますが、政府管掌健康保険は体質的にも財政基盤が、保険料収入それから給付の両面で非常に脆弱である。これはなぜかというと、民間の中小零細企業の労働組合でつくっている。そこで、社会保障的な立場から政府が一定の財源を負担をするのが当然である、こういうことで実は四十八……

第94回国会 運輸委員会 第8号(1981/04/28、12期、日本社会党)

○安恒良一君 大変長い名前ですから、初めは広域臨海環境整備センター法案、こういうふうに呼びますが、後は質疑の中ではセンター法案、こういうことでひとつお許しを願いたいと思います。これが一つであります。  まず、質疑に入る前にちょっと両大臣にお尋ねをしたいんでありますが、実はこの法案と非常に重要な関連のあります運輸省、厚生省が広域処分計画調査というのを国費を八億投資して行った、こういう中で、衆議院の運輸委員会におきましてもそれを出してもらいたいということがかなり議論をされたようであります。参議院に送付されまして、すでに私ども社会党の目黒理事から、理事会の方にも早急にひとつその資料を出すようにと、そ……

第94回国会 運輸委員会 第9号(1981/05/07、12期、日本社会党)

○安恒良一君 余り資料の事務手続のことだけでやり合っておると本論に入らないまま時間が終わりますからやめたいんですが、やはりちょっと各委員にもお耳に入れておき、大臣からも釈明していただかなきゃならぬ。というのは、二十八日の日に私はこれを見せまして、これはほかに出してくれるなということでありますから、出さないようにしてやろうということを言ったわけであります。その後、大臣からも資料が要るものは全部要求しておって早く出すようにという事務当局に御指示がありましたから、細大漏らさず資料はいただいたと思っておったんであります。そこで、これを勉強しましたらこれのまた肝心の部分が抜けていることがわかったわけです……

第94回国会 社会労働委員会 第4号(1981/03/19、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、大臣の所信表明の中の失対問題に、時間の関係がありますから、しぼってお伺いをしたいと思います。  まず最初に、大体承知しておりますからごく簡単に最近の失対の現状について御説明ください。
【次の発言】 そこで今度は大臣にお聞きをしたいんですが、研究会の報告が出ました。これを大臣としてはどのように具体化をするのか、また具体化するに当たっての大臣の考え方を、これもごく簡潔にひとつお願いいたします。
【次の発言】 問題は、正常なところに戻す戻し方にある。それはなぜかというと、あえて私が失対の現状を言わせましたのは、失対にいまは従事してらっしゃる方は非常に高齢化されていますから、若い方……

第94回国会 社会労働委員会 第6号(1981/04/09、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、ただいま議題となりました雇用に係る給付金等の整備充実を図るための関係法律の整備に関する法律案について、以下の質問をしたいと思います。  まず第一に、御承知のように五十四年八月の十日に第四次雇用対策基本計画が決定をされておりますし、また新経済社会七カ年計画が策定をされています。そういう中におきまして、八〇年代前半におけるところの完全失業率の問題とか有効求人倍率問題等もおおよそ計量的に計算をされておりまして、私がこれらのものを読む限りにおきまして、大体八〇年代の前半、八五年といいますかぐらいのところで完全失業率一・七%程度以下、それから有効求人倍率一・〇に近い水準というふうにほ……

第94回国会 社会労働委員会 第7号(1981/04/14、12期、日本社会党)

○安恒良一君 本来でありますならば、いま提案をされました法律の中身に、直ちに質疑に入らなきゃなりませんが、委員長からも特別に御発言をされまして、大臣に報告を求められました問題について、まず私はそのことについてきょうはひとつ質問をせざるを得ません。それはなぜかと言うと、厚生行政に対する信頼の問題でありますから、信頼のないところに法律の審議をやってもまた裏切られてはいけませんので、あえてそういうルールを百も承知をしながら、きょうは薬価問題について質問をしたいと思います。  まず第一に、いま大臣は大変部下をかばわれまして食言をしたとか、自分が事務的に告示ということについてそれまでの日程とか手段、そう……

第94回国会 社会労働委員会 第8号(1981/04/16、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、昨日、二公社五現業に対してことしの賃上げに対する有額回答が出されておりますから、そのことについて御質問をして、政府の所見をただしたいと思います。  まず、公共企業体労働者の賃金は昭和三十九年、当時の池田総理と太田議長の会談に基づきまして、自来、民間賃金準拠によって決められてきているのが歴史的なことだと思いますが、まず私は労働大臣に、民間賃金の準拠ということはどういうことなんだろうか。その政府のお考え方をひとつお聞かせをお願いをしたいと、こう思います。
【次の発言】 私は労働大臣にお聞きをしているんですが、ですから、歴史的に太田・池田会談の中から、公共企業体等の労働者の賃金は……

第94回国会 社会労働委員会 第9号(1981/04/21、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、向陽会サンメディック倒産問題の事件について、少しきょうは大臣並びに関係局長にいろいろ御意見を承るとともに、善処方をお願いをしたいと思います。  御承知のように高齢化社会を急速に迎えつつあります。こういう中においてお年寄りの方々の安住の地をどこに求めるかということで、いろいろわが国において問題が出ておりまして、その一つの問題として公的な老人ホームというのがございますが、なかなか急速な高齢化社会を迎える場合に、御希望されるすべての方々をそこで収容できない、こういう中で、最近新しく有料老人ホームというものが建設をされつつあることは御承知のとおりだと思います。どうもこれがまたお年寄……

第94回国会 社会労働委員会 第11号(1981/05/12、12期、日本社会党)

○安恒良一君 昨年の十月二十八日に本委員会で、厚生年金等の一部改正を、大改正をやっておりますから、率直なことを言ってまだ半年ぐらいしかたっておりません。こういう中で出てきましたところの国民年金法等の一部改正に関する問題でありますから、本質的な議論はかなり昨年やっておりますので、それらを避けまして、私は過ぐる本会議におきまして日本社会党を代表して、今回の改正に対する法律について鈴木総理並びに厚生大臣に御質問いたしましたが、率直に言って、本会議で時間が十分でありませんでした。そういう角度で、御答弁の方もやや平板と申し上げると大変失礼でございますけれども、そういう点がありましたから、まずそこらの問題……

第94回国会 社会労働委員会 第13号(1981/05/26、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、本日議題となっております二つの議案の中で、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を中心に質問を行いたいと思いますが、たまたま、本法案審議の過程におきまして村山大臣からごあいさつがありましたように、大臣がおかわりになりました。そして、大臣が厚生行政の一端についていわば基本的なお考えも述べられましたので、まず、そのことについて一、二お伺いをし、続いて、原子爆弾被爆者に関する援護法等についての質問をしたいと思います。  まず私は、これは全般的なこととしてお聞きをしておきたいんですが、たとえばこの法律ならこの法律の議論の際に、園田厚生大臣がかなり前向きに衆……

第94回国会 予算委員会 第7号(1981/03/12、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、午前中に大木議員との間に若干のやりとりがありましたところの実質賃金の目減り問題について、少しお聞きをしたいと思います。  まず第一に、総理にお聞きをしたいのでありますが、八〇年春闘は七九年から続きます第二次石油危機を背景に決着を見ましたし、いままさに八一年春闘がその調整過程の中で始まろうとしております。私は、八〇年春闘がこの第二次石油危機の調整過程の中において日本経済に与えた影響、果たした役割りを正しくこの際評価しておく必要があると思いますが、その点について総理の所見を承ります。
【次の発言】 いま総理、経営者も組合もと言われましたが、もちろんそれは両方があると思いますが、……

第94回国会 予算委員会 第8号(1981/03/13、12期、日本社会党)

○安恒良一君 事務的なことは両大臣謝っていただきましたが、資料要求の件については資料が出てこないそうでありますが、これで時間をとるわけにいきませんので、集中審議の際にその問題はやることにいたしまして、次の問題に入ります。  去る十日、関係審議会に諮問されました老人保健法案要綱について質問します。  この老人医療の無料化問題は、美濃部前知事を初め革新自治体が国よりも一歩先んじて行いました福祉政策であります。四十八年に国が後追い福祉の形で追認実施をして現在に至っておりますが、その制度は今日老人の福祉向上に大きく貢献をしています。法案要綱の中で最も注目すべき点は、現在原則として無料である七十歳以上の……

第94回国会 予算委員会 第12号(1981/03/18、12期、日本社会党)

○安恒良一君 官房長官が外国の大統領がお見えになってお急ぎのようですから、順序を不同にして始めたいと思いますし、また、大臣おそろいでないのですから、その点もあれしてやります。  まず私は、運輸大臣、大蔵大臣、自治大臣にお聞きをしたいのでありますが、地方陸上公共交通整備維持に関する問題が、五十三年の十月の十八日に衆議院で六党満場一致で決議されまして以来、これに対して私は母国会のたびにその所要立法、行政措置について財源を含めて講ずるように議論をしてまいりました。昨年も大平総理から実のある報告ができるように努力をいたしますということで、総括でやりとりをしておりますから、この一年間にまず運輸大臣、大蔵……

第94回国会 予算委員会 第17号(1981/03/26、12期、日本社会党)

○安恒良一君 総理が午後でありますから大変質問がしにくいんですから、その点で各閣僚の皆さんのところには私の資料をまず全部配っておいていただいていますから、参議院社会労働委員会の二号、二号、それから労働省から出してあります雇用率の問題がございます。これはひとつお読み置きを願うということで質問に入ります。  まず私は、総理府長官と厚生大臣、総理がおいでになりませんからお二人にお聞きをしたいのであります。簡潔にお答えを願いたいんですが、長期行動計画は中央心身障害者対策協議会中心に策定すると、こう言われています。それは当然であります。しかし、私は国際障害者年に当たりまして、この際わが国の障害者対策を総……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第3号(1981/11/04、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、いまの野田さんの質問に関連しまして総理と防衛庁長官にお聞きしたいのでありますが、防衛庁長官は減らすものは減らすんだ、だからわからないんだとこう言われますが、いま野田委員の指摘のとおりに、防衛費はふくれ上がる一方じゃないですか。だから、減らすものは減らすと言いながら、どこを減らせるのか。  そこで、私はそのことについてまず総理と防衛庁長官にお聞きしたいのでありますが、「観艦式、八年ぶり復活」こういう見出しで各紙が一斉に報道しています。その中で燃料費一億二千万円、こういうことが出ているわけであります。  私は、今回の行財政改革に当たって総理が、国民の各層とも痛みを分けたい、お互……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第4号(1981/11/06、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、行財政改革問題の質疑に入る前に、これと重大な関心のあります昨日のロッキード裁判の諸判決、すなわち児玉ルート、小佐野ルートの判決公判が昨日東京地裁刑事二十五部で開かれ、公判で半谷裁判長は、ロ事件に関与しながら国会でうその証言をしたとして議院証言法違反に問われた国際興業社主小佐野賢治被告に対し、懲役一カ年の実刑の判決を言い渡しました。この判決は、ロッキード事件全般に重要な影響を与えるものだと私は考えます。また、国民もロッキード事件について、政治の最高の地位にあった人のかかわりについて重大な関心と不信を持っています。昨日の判決を見て、やっぱりだなと、こんな印象を受けたというふうに……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第6号(1981/11/10、12期、日本社会党)

○安恒良一君 中がとぎれたわけですが、この前の質問の場合に、御承知のように医療費の伸び率を一二%程度と見込んでこれを九%に抑える、三%節約を行う、こういうことによって合計で千百七十億の節減ということでありましたから、具体的にどのような方法でされようとしているのか、簡潔に御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 私が聞いていることはそんなことじゃないのです。それはもう前に何遍も言われていますから。この前の私の質問は、たとえば指導監査の強化とかレセプトの云々で具体的にどの項目で何%、幾ら節減できるのか、こういうことを聞いている。というのは、合計で千百七十億節減できるというふうに明確に書いてあります……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第9号(1981/11/18、12期、日本社会党)

○安恒良一君 各公述人の方にはお忙しいところ本日はほんとうに御苦労さんでございます。私ども社会党に与えられている質問の時間は多くて三十分でありますから、四人の公述人の方にごく簡単にお聞きしますので、お答えをお願いしたいと思います。  まず私は樫原公述人にお聞きしたいのですが、どうも総論賛成各論反対のように聞こえてなりません。それはなぜかと言いますと、行政改革でこの特殊法人はこの際整理をしなければならぬとおっしゃいましたが、私ども全くその点は賛成なんです。高度経済成長の間に雨後のタケノコのようにふえまして、いま百八もある、それがいま高級官僚の天下りに利用されておりましたり、諸官庁の外郭団体の人事……

第95回国会 社会労働委員会 第1号(1981/10/08、12期、日本社会党)

○安恒良一君 去る七月二十三日から二十五日までの三日間、粕谷委員長、佐々木理事、田代委員、沓脱委員、山田委員と私、安恒及び現地参加の対馬委員の七名は、本年が国際障害者年であり、また老人保健法案が提出されていますので、調査の目的を心身障害児者の福祉、医療、雇用及び老人保健・医療等とし、その実情を調査するために北海道に行ってまいりました。  調査は、これに関連して、北海道における民生、衛生、労働行政の現況を聴取するとともに、道立福祉村、三かめ製綿工業、北湯沢リハビリテーションセンター、同リハビリセンター療護部、センター内に併設されておりますところの大滝村立の特養・北湯沢温泉ふるさとホーム、それから……

第95回国会 社会労働委員会 第2号(1981/10/22、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私もきょうは夕張新鉱災害についていろいろお聞きをしたいということで、関係各省出てきていただいていましたが、先輩でありますし、また炭労出身の対馬さんから専門的に聞かれました。そこで私がお聞きをしたいと思っておりましたことの大部分がもう解明されましたので、そういう点は時間の関係がありますから重複を避けて、ひとつ万全にやっていただきたいということで、私自身も、炭労の出身ではありませんが、炭鉱で育ったことは事実なんで、そこで少し一、二点だけお聞きをしておきたいと思う点があるのです。  まず、対馬さんが述べられたところでなかなかこの場では歯切れよく明確にならなかったのですが、私は生産性を上……

第95回国会 社会労働委員会 第3号(1981/10/27、12期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、私はスモン訴訟問題についてお伺いをしたいんでありますが、特に十月二十二日に、東京地裁におきまして和解が成立したもの及び勧告がなされたものがあると聞いていますが、それがどうなってるのか。それからスモンの解決状態、全体は私承知いたしておりますから、これはごく簡略に説明していただきたいと、こう思います。
【次の発言】 全体の状況はわかりましたが、東京で今回出るであろうと思われた中で保留された数。和解成立したのはわかっていますが、和解が勧告で、その諾否について態度を明らかにしていないところがあると思いますから、その中身について説明してください。

第96回国会 社会労働委員会 第3号(1982/03/30、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、厚生大臣並びに農林省の方にすでに質問を通告いたしておりましたカネミ油症第二陣判決問題と行政という関係についてこれからいろいろお聞きをしたいと思います。  御承知のように、このカネミ油症事件が発生しましてことしで十四年目になります。そして今回で三回目の第一審の判決が出たわけでありますが、ところが早速鐘化はこれを控訴する、こういうことで、このままでまいりますと延々とさらに裁判が続きそうであります。しかしその陰には、御承知のように、家族ぐるみあるいは三代にわたる認定患者だけでも千七百八十八名が油症に苦しみ、いまなお救済をされておりませんし、全体では一万四千人以上の被害者があると言……

第96回国会 社会労働委員会 第5号(1982/04/01、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私の持ち時間は八十分で、テーマが厚生、労働両省にわたってたくさんございますから、私もできるだけ簡潔に質問いたしますから、お答えの方もひとつ簡潔にお願いをしたいと思います。  そこで、けさほど新しく通告しました厚生省の高級官僚でありますところの舘山官房審議官の問題について残念ながら聞かざるを得ませんので、そのことについてまずお聞きをしたいと思います。  舘山氏の現在のポスト、それから二月、三月における出勤の状況。それからついでに聞いておきますが、私が新聞で知る限りにおいて、非常に特定の地域に出張が多いようでありますが、二月、三月で欠席をされた日数と、それから公費で福井に出張された日……

第96回国会 社会労働委員会 第7号(1982/04/08、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、予算の委嘱審査の際に時間が十分でなくて問題を残しましたところの高齢者雇用問題について、きょうはさらにお伺いをしたいと思います。  この前のときに、まず思い起こしていただきたいんでありますが、現在も含め今後の労働行政において最大の課題は高齢者の雇用対策であると。このことは労働大臣と私の間に意見が一致したことでありますし、それから、私の推計でも労働省の推計でも、今後十年間、昭和六十五年までの間に高齢者約三百万人の雇用創出が必要だ、こういうことについても数字的に意見が一致したところであります。そして、その一つの重点的なやり方として、六十歳定年制の昭和六十年実現ということについての……

第96回国会 社会労働委員会 第8号(1982/04/13、12期、日本社会党)【議会役職】

○理事(安恒良一君) 速記をとめてください。

第96回国会 社会労働委員会 第9号(1982/04/20、12期、日本社会党)【議会役職】

○理事(安恒良一君) 沓脱さん時間です。

第96回国会 社会労働委員会 第11号(1982/04/26、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、まず、参考人の皆さん、大変お忙しいところありがとうございました。また、国会議員になる前に親しい友人ばっかりでなかなか質問がしにくいんですが、社会党を代表しまして、往復六十分でございますので、私も簡潔に質問をいたしますので、参考人の皆さん方からも簡潔にひとつお答えをぜひお願いをしたいと思います。それからいろいろ意見の食い違いの点もございますから、私の意見を申し上げるときに失礼な言葉があるかもわかりませんが、それはよりよい法律をつくる、こういう意味に参考人各位の方も御理解をいただきたい、こういうふうにお願いを申し上げて、御質問を申し上げたいと思います。  午前中に六名の参考人の……

第96回国会 社会労働委員会 第13号(1982/05/11、12期、日本社会党)

○安恒良一君 質問に入る前に委員長にお願いしておきたいんですが、いま野党側はこれだけたくさんおるんですが、与党側の委員の御出席を委員長の方からひとつ。野党側は十名全部おるわけですから、重要法案ですから、直ちに与党側の出席をひとつ。三名しかおいでになりません。これじゃとても私質問をする気になれませんので……。質問を続行しますから、すぐひとつ集めてください、委員長、お願いしておきます。  それでは、私は、きょうは一時間でありますから、主として、もうすでに私どもは本法案の修正について十項目の態度を明らかにいたしていますから、その中で、なぜ修正をしなきゃならぬのかということを御理解いただける二、三点に……

第96回国会 社会労働委員会 第14号(1982/05/13、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、私の持ち時間であります九十分の範囲内で、財形法の改正について、労働省、それから大蔵省はきょうは主計局次長、それからそれぞれ関係局の審議官においでを願っているはずでありますから、質問をしたいと思います。  まず第一点は、財形持家個人融資に対する利子補給制度であります。これは目黒委員からも少し触れられましたが、現在まで約九十万人余の勤労者に対しまして、五十六年でほぼ二百七十億の税控除を行った実績があります。これは住宅貯蓄控除が今回廃止をされたわけであります。そのいきさつについては、いま目黒さんと労働大臣の間にやりとりがあったわけでありますが、私は、これは労働省が主体的に選択をし……

第96回国会 社会労働委員会 第16号(1982/07/27、12期、日本社会党)

○安恒良一君 老人保健法案について、私は、すでに多くの同僚委員から質問がありましたので、それらの重複を避けながら何点かただしたいと思います。  まず第一は、森下厚生大臣にお伺いをしたいのでありますが、医療法の改正の提出についてであります。大臣はしばしば今国会で、できればこの国会に医療法の改正を提出する旨の発言を各党の質問に重ねて御答弁をされております。たとえば四月二十七日の参議院社労委員会、これは一つの例であります。なぜ公約どおりにならないのか、具体的にひとつ大臣として責任ある説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 何か臨調絡みなどという新しい要素が入ってきているようなことを言われま……

第96回国会 社会労働委員会 第17号(1982/08/03、12期、日本社会党)

○安恒良一君 きょうはいよいよ老人保健法を最終的に討論、採決をする段階になりました。すでにわが党の同僚委員、私を含めまして老人保健法の全般について議論をしてまいりました。きょうは最終的にいままで議論を深めてまいりましたことについて確認をしたい点が数点ございますので、これから主として厚生大臣にその点をお答えをお願いをしたいということで質問をいたしたいと思います。  まず、支払い方式についてでありますが、もう議論の中身は御承知でありますから端的にお聞きをいたします。  老人保健審議会に戻すか、戻すことが一番いいと思いますが、中医協で審議することがやむを得ないとすれば四者構成とすること、それも困難な……

第96回国会 社会労働委員会 第18号(1982/08/05、12期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、私の時間は九十分で、問題がたくさんございますから、どうぞ御答弁側も簡潔にお願いを申し上げます。それから資料はたくさんいただいておりますから、資料の説明はほぼ省略していただいて結構だと思います。  まず最初に、私は労働大臣にお伺いいたしたいんでありますが、今国会もいよいよ残すところが非常に少なくなってまいりました。三公社五現業の公労協の労働者に対する八二年春闘の賃上げは、御承知のように、政府が公労委の仲裁裁定を五月十八日に国会の議決を求めるということでこの国会に提出をされたまま、お聞きをしますと、まだ衆議院の議運においてつるされたままになっている。これは本来社会労働委員会で扱……

第96回国会 予算委員会 第4号(1982/03/10、12期、日本社会党)

○安恒良一君 関連。
【次の発言】 私は一月二十九日の本会議で、総理並びに関係大臣に産業用のロボットが雇用に与える影響についてお聞きをしたのでありますが、新聞の報道によりますと、今度のパリ・サミットで参加国は産業用のロボットの発達などが、技術革新が雇用や経済成長に与える影響について議題にするということが大きく報道されておりますが、政府としては準備会の段階でそのような議題を受け取られたのかどうか。それから政府としてこれらの問題に対し臨まれる態度について、サミットでありますから総理からのお考えをお聞かせいただきたい。
【次の発言】 いまのところ受けてないというんですが、新聞はかなり具体的に世界的レ……

第96回国会 予算委員会 第8号(1982/03/15、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、国民のための行財政改革の推進問題にしぼって、かなり重点的にまずお聞きをしたいと思います。  総理並びに行管長官には議事録を差し上げておりますが、私は昨年の行革国会の中で、特殊法人の改革が大事だということの論議を重ねました。そして私が指摘した問題に対しまして両大臣は、傾聴に値すると言われておりますが、その気持ちには総理並びに行政管理庁長官お変わりはございませんか。
【次の発言】 その際両大臣からは、真剣に改善に取り組むと。しかもその際に私は、五十七年度から実施できるものについても指摘をしました。そしてそのことについては納得をし、約束をされたのでありますが、この約束の中で、五十……

第96回国会 予算委員会 第10号(1982/03/17、12期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、公共交通問題で保留された運輸省、環境庁それぞれ御答弁願います。
【次の発言】 いま公共交通の維持、整備とモータリゼーション対策についての保留点について御答弁がありましたが、これ以上これを議論する時間がありませんから、これはまた改めて一般等で議論を深めたい、こう思います。  次に、総理並びに中曽根長官にお伺いしますが、閣内不統一の御意見ございまして、あえて私は反乱軍などということを申し上げたのですが、この問題についての意思統一をどのようにしていただいたでしょうか、総理並びに長官からお伺いします。
【次の発言】 総理にお聞きしたいのですが、昨年、植民地化大事については、まじめに……

第96回国会 予算委員会 第12号(1982/03/20、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、総括でいろいろ議論をした点、また残した問題点等について少しお聞きをしたいと思いますが、まず老齢福祉年金の水準とその引き上げ幅の問題でありますが、来年度の福祉予算については、福祉水準を引き下げないように努力をしたと盛んに宣伝されておりますが、私は、この論議自体は現在の福祉水準は正しいという前提に立った論議だと思います。  そこでお伺いしますが、無拠出の老齢福祉年金の水準は来年度はどのように改善されますか。
【次の発言】 答弁不十分です。それだけじゃないでしょう。二万五千百円だけですか、そうじゃないでしょう。
【次の発言】 物価スライドの適用になる他の年金のスライド幅はどうなっ……

第98回国会 運輸委員会 第3号(1983/03/23、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私の持ち時間も一時間しかございませんから、事前にいただいております資料は目を通しておりますので、資料はこの資料だということで一々読み上げるのは御遠慮いたしますから、そういう観点で御答弁をお願いしたいと思います。  まず、私は臨調答申についてお聞きしたいのですが、運輸省にかかわる問題で許認可の整理合理化についての提言がありますが、許認可案件の最も多い運輸省としてはこれをどう受けとめられているか。  それから、続いて関連でこの点質問しておきますが、事務次官は、許認可官庁から政策官庁へ脱皮する、そのために許認可事務を見直し、大幅に整理を進めたい、こういうふうに述べられています。これは三……


13期(1983/06/26〜)

第99回国会 決算委員会 第1号(1983/07/21、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  去る十八日、院議によりまして本委員会の委員長に選任をされました安恒良一でございます。はなはだふなれでございますが、皆さんの御指導と御協力を賜りまして厳正、公平な委員会運営を行い、この重責を果たしたいと念願をいたしておる次第であります。どうぞよろしく御支援、御鞭撻のほどをお願いを申し上げます。(拍手)  この際、前委員長の竹田四郎君から発言を求められておりますので、許したいと思います。竹田四郎君。
【次の発言】 まず、理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は六名でございます。  理……

第100回国会 決算委員会 第1号(1983/10/03、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから決算委員会を開会をいたします。  調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和五十六年度決……

第100回国会 決算委員会 第2号(1983/10/05、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  昭和五十六年度決算外二件を議題といたします。  本日は総括質疑第二回を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時二十分まで休憩いたします。    午後零時二十七分休憩
【次の発言】 ただいまから決算委員会を再開いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、木本平八郎君が委員を辞任され、その補欠として前島英三郎君が……

第100回国会 決算委員会 第3号(1983/11/26、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十月七日、前島英三郎君が委員を辞任され、その補欠として木本平八郎君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第101回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1984/10/23、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私は安恒ですが、まず国鉄問題で大変御苦労をいただいています監理委員長に、大変御苦労さまということを申し上げます。  それと同時に、私たちも国政にあずかる者として国鉄再建問題には重要な関心を持っておりますし、私は私鉄の出身で私鉄なりの経験を持っていますから、もう少し監理委員長には、今既にお約束されましたが、時間をたくさんとっていただいて、いろいろ議論をさせていただきたいものだと思います。  きょうは、同僚議員が既に本委員会では六月二十八日、衆議院では七月二十五日に監理委員長とやりとりをされていますから、それらの問題を智略いたしまして、ただ私の感想をちょっと申し上げますと、監理委員会……

第101回国会 運輸委員会 第3号(1984/04/06、13期、日本社会党)

○安恒良一君 それでは、何か国鉄総裁風邪を召されているようですから、私の質問が終わりましたら国鉄総裁どうぞ御休憩ください。  そういう意味でまず最初に国鉄総裁と運輸大臣に一言だけお聞きしたいんですが、実は東海道新幹線が開通して以来、この三日で乗客が二十億に達した。この間、太平洋ベルト地帯としての重要な任務を果たして、しかもいわゆる人身事故もなくて大変結構なことだと思います。非常に国鉄の労使が御努力されたことに私は敬意を表するんです。しかし、依然としてドル箱であるが、近距離におけるところのいわゆる競合、特に国鉄が、マイカーやそれからいま一つは飛行機との競合、こういう意味でこれから六十六年度最高二……

第101回国会 運輸委員会 第5号(1984/04/19、13期、日本社会党)

○安恒良一君 多少古い事件になるかもしれませんが、ことしの二月十八日の朝日新聞に首都高速道路における過積載、運転手のいろいろの事故の問題が出ていまして、これは新聞が特に取り上げておりますのは、事故による渋帯により一億一千五百万円も経済的損失を与えた、こういうことで警視庁の交通部が初めてこういう計算をしたいということを新聞は強調しているわけです。  そこで私は、その記事の中身を見ますと、国民的経済的損失を与えたことも非常に重要でありますが、実は三つの問題点を含んでいると思うのであります。この新聞はお持ちだと思いますから省略しますが、その中で一つは、三重県の業者が千葉から名古屋、大阪へと運んでいる……

第101回国会 運輸委員会 第7号(1984/05/17、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、まず最初に、この関西国際空港が必要があるということについては、現在の大阪空港の騒音問題の解決、それから航空需要の増加、特に我が国には二十四時間使用できる空港が存在をしない、また、一九七〇年代以降世界第二の経済大国となった我が国に対する世界各国からの、並びに世界各国の国民との間における経済的交流や文化的交流、こういうことをやらなきゃなりませんし、そういうまた国際的責任もあると私は思います。  ですから、二十四時間営業のできる空港建設が絶対に必要であるということについては、私どもはそう考えているわけであります。  ところが、まずその前提を明らかにした上で、しかしながら問題は、そ……

第101回国会 運輸委員会 第9号(1984/06/26、13期、日本社会党)

○安恒良一君 関西国際空港問題の質問に入る前に、運輸に関係する緊急の問題が出ておりますから、若干時間をとって、それから関西空港の中に入っていきたいと思います。  それは、実を言うと函館ドックにおきまして、現在の人員が、一般社員が千五百六十九人、管理職が百四人で、合計千六百七十二人の中で、一般社員を七百五十名、管理職を四十名、こういう人員削減が出ております。これは総体の人員の約五〇%に当たりますと同時に、函館ドック所在の地域にも重大な影響を与える緊急問題でありますから、若干質問して、それから中に入ります。  御承知のように、六月の六日の日に、突如函館ドック株式会社の方から、今私が申し上げたような……

第101回国会 運輸委員会 第10号(1984/06/28、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、小柳先輩の残りの時間と目黒先輩の時間を十分いただいて、国鉄の当局の姿勢の問題について少しお聞きをしたいと思うんです。  というのは、仁杉総裁が総裁になられて、働く気を起こせ、サービスに徹せよ、こういうことを民間の経営の中から言われていることは非常に結構なことだし、それから、私は私鉄の出身ですが、前高木総裁が盛んに私に言われたことは、どうしても労使の相互信頼を私鉄並みに取り戻したいものだ、こんなことを何回となくお聞きをしたんです。私は、国鉄の再建というのは、労使が本当に、今小柳先輩が言われたように相互信頼を持って、本当に再建に努力する気にならなきゃならぬと思うんです。  その……

第101回国会 運輸委員会 第11号(1984/07/05、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、港湾運送事業法の一部改正案について、これからまず総論、それから第三条関係、それから十六条の関係について質問をしたいと思います。  そこで、まずお願いをしておきますが一時間が限定をされておりますので、衆議院における答弁については十分議事録を読ませていただいております。それを承知の上で質問をいたしますので、答弁については、それらの点は簡潔にお願いを申し上げたいと思います。  そこで、まず今回の法改正の理由を、私が衆議院における議事録並びに本参議院における本会議における大臣の趣旨説明、答弁等を承りますと、すなわち輸送革新が進み、港湾も革新荷役が多くなった、現行法は在来型荷役を主体……

第101回国会 運輸委員会 第13号(1984/07/12、13期、日本社会党)

○安恒良一君 前回の委員会でいろんな資料の提出を求めまして資料が出ておりますから、その中で二、三点念を押しておきたいこと、解明をしてもらいたい点があります。それをやります。それが終わったら、前回やれなかった十六条関係について質問をしたいと思います。  まず、お手元、私の方にいただいた資料の中で、「新基盤の創設による離職者対策について」というところがあります。そこをひとつ見てください。それについて少し質問をしたいのであります。  前段に、「該当事業者の基本方針は、自社内の他職種への配置転換(そのための職業訓練等は当然のこととして行う)、或は、自社と関連のある他社への出向等により退職者を出さない方……

第101回国会 運輸委員会 第15号(1984/07/31、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、きょうは四十分しか時間が与えられておりませんので、七月の十三日の日に私ほか、社会党の細谷代議士、八木代議士が一緒に、佐賀県のいわゆる国鉄の過貝センター、営業開発センターの実情調査に行ってまいりました。そのことに基づいて少し国鉄総裁、それから運輸大臣にいろいろ所見を承り、ぜひとも改善をしていただきたいと思う点があるわけであります。  そこで、まず前提としてお断りしておきますが、今国鉄に出ている二万四千五百名の過員をどう処理するかということについては、既に国鉄当局から労働組合に問題の提起がされ、労働組合側は公労委にこれを提訴した結果、公労委が労使団体交渉事項として話し合いをしな……

第101回国会 決算委員会 第1号(1983/12/26、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、理事の辞任についてお諮りいたします。  太田淳夫君から文書をもって都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に服部信吾君を指名いたします。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 ……

第101回国会 決算委員会 第2号(1984/01/19、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月二十八日、仲川幸男君が委員を辞任され、その補欠として松尾官平君が選任されました。  また、一月十七日、大城眞順君が委員を辞任され、その補欠として岩本政光君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第101回国会 決算委員会 第3号(1984/01/20、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、木本平八郎君が委員を辞任され、その補欠として喜屋武眞榮君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十六年度決算外二件を議題といたします。  本日は、農林水産省、建設省、北海道開発庁、国土庁、農林漁業金融公庫、住宅金融公庫及び北海道東北開発公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。……

第101回国会 決算委員会 第4号(1984/01/25、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  一月二十一日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として木本平八郎君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十六年度決算外二件を議題といたします。  本日は、文部省、労働省及び科学技術庁の決算について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  それ……

第101回国会 決算委員会 第5号(1984/02/03、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二日、井上計君が委員を辞任され、その補欠として柄谷道一君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十六年度決算外二件を議題といたします。  本日は、法務省、自治省、警察庁、裁判所及び公営企業金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第101回国会 決算委員会 第6号(1984/04/16、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二月三日、柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として井上計君が選任されました。  また、四月十四日、三治重信吾及び井上計君が委員を辞任され、その補欠として柄谷道一君及び関嘉彦君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十六年度決算外二件を議題といたします。  本日は、厚生省、行政管理庁、防衛庁、環境庁、医療金融公庫及び環境衛生金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれ……

第101回国会 決算委員会 第7号(1984/04/23、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月十六日、柄谷道一石及び関嘉彦君が委員を辞任され、その補欠として三治重信吾及び井上計君が選任されました。  また、去る四月十七日、木本平八郎君が委員を辞任され、その補欠として喜屋武眞榮君が選任されました。  また、本日、杉元恒雄君が委員を辞任され、その補欠として柳川覺治君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十六年度決算外二件を議題といたします。  本日は、内閣、総理府本府、外務省、通商産業省、沖縄開発庁、中小企業金融公庫、中小企業信用保険公庫及び沖縄振興開発金融公庫の決算につい……

第101回国会 決算委員会 第8号(1984/05/12、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月二十二日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として木本平八郎君が選任されました。  また、去る四月二十四日、柳川覺治君が委員を辞任され、その補欠として杉元恒雄君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十六年度決算外二件を議題といたします。  本日は、皇室費、国会、会計検査院、大蔵省、経済企画庁、日本専売公社、国民金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検……

第101回国会 決算委員会 第9号(1984/06/25、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二十三日、三治重信君及び佐藤昭夫君が委員を辞任され、その補欠として柄谷道一君及び小笠原貞子君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十六年度決算外二件並びに昭和五十六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、昭和五十六年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、昭和五十六年度特別会計予算総則第十一条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その2)、昭和五十七年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書、昭和五十七年度……

第101回国会 決算委員会 第10号(1984/07/09、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る六月二十五日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として佐藤昭夫君が選任されました。  また、去る六月二十六日、柄谷道一君、竹山裕君、浦田勝君、水谷力君及び下条進一郎君が委員を辞任され、その補欠として三治重信君、出口廣光君、岩本政光君、倉田寛之君及び河本嘉久蔵君が選任されました。  また、去る七日、井上計君及び石本茂君が委員を辞任され、その補欠として柄谷道一君及び岡野裕君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十六年度決算外二件を議題といたします。  本日は、前回に引き続き締……

第101回国会 決算委員会 第11号(1984/08/06、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る七月九日、柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として井上計君が選任されました。  また、去る七月十日、岡野裕君、岩崎純三君及び内藤健君が委員を辞任され、その補欠として石本茂君、倉田寛之君及び杉元恒雄君が選任されました。
【次の発言】 継続審査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和五十七年度決算外二件並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお審査及び調査を継続することとし、継続審査要求書及び継続調査要求書を議長に提出いたし……

第102回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1985/08/02、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私も、まず質問に入る前に、きょうはこれだけの大きい答申が出されまして第一回の運輸委員会ですから、ぜひとも総理それから大蔵大臣、運輸大臣、そして亀井国鉄再建監理委員長、皆さん御出席の中で質問をしたかったのでありますが、しかし、どういうふうに与党側がお考えになったのか知りませんが、与党側の賛成が得られなかったということは大変残念に思います。そこでやむを得ませんので国務大臣である運輸大臣にこれらの点を総合的にお答えを願わなきゃならぬと思います。万が一できないものは正直にできないと言っていただいて、次回なら次回には必ず総理や大蔵大臣、それから亀井監理委員長の御出席をいただいて真剣な議論を……

第102回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1985/09/11、13期、日本社会党)

○安恒良一君 高木参考人は御退席されましたが、いずれ日航問題はまた高木さんにもお見え願って詳しくお聞きをしたいと思いますが、ただ一言だけ申し上げます。  私もまず冒頭に、八月十二日、五百二十名の方が亡くなっておりまして、事故に遭われた御本人それから御家族に心から御冥福を申し上げながら、運輸大臣に一つだけお聞きをしておきたいのであります。  実は、既にこの事故が起きて高木さんが社長をやめたいということが出ております。思い起こしてみますと、三年前に羽田の事故が起こったときに私どもは、やはりあれだけの事故を起こしたんだから高木社長みずから退任をされて、ただ社長だけではなくしてしかるべき社内の責任体制……

第102回国会 運輸委員会 第5号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、私の交通政策の本論に入る前に瀬渡し船のことでちょっと聞きたいんです。  私はかねがね、釣り人口がふえ、瀬渡し船がふえることによっていろいろなトラブルが起こることについて実はこの委員会で何回となく警告をしたと思うんです。私の心配が当たりまして、今度鹿児島で起こりましたところの開洋丸の事件を見ますと、強風にもかかわらずに船出をしたとか定員オーバーしたとか、それから乗客船名簿が全然なってなかったと。こんなことで、今のところ新聞で報道する限りは死者が五名、二十二名行方不明だということになっていますが、まだその後の状況わかりませんが、大変心配すべき状況にありますが、これの現状と今後の……

第102回国会 運輸委員会 第7号(1985/04/11、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、まず冒頭に、近年の行政改革の中の一つとして特殊法人の整理統合、それからいま一つは民活、民営の活力を生かす、こんな趣旨で日本自動車ターミナル株式会社を廃止する、そして民営に移行するということで、前回いろいろ提案理由を聞きました。それからまた諸資料もいただきましたが、大臣、どうも私はすとんと落ちないんですよね。  なぜすとんと落ちないかということの理由を申し上げますと、そもそもこれができてもうかれこれ二十年近くなるんですが、これはいわゆる公団でやったらどうかという議論も当初あったわけですね、膨大な資金を要しますから。運輸省側は大体そんな気持ちが強かったようです。ところが大蔵省側……

第102回国会 運輸委員会 第8号(1985/04/16、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(安恒良一君) ちょっと社労へ行っておりましたものですから……。  私は吉田先生に少し具体的にお聞きをしたいと思いますが、きょうは私どもは、国鉄をどう再建をすればいいかということの再建の具体策について各先生から御意見をぜひ聞きたいものだなと思っておりまして、具体的な提案をされた方もございますが、そうでありませんので、まず吉田先生にちょっとお聞きをしたいんです。  交通産業と自動車産業の例を挙げて、トヨタの再建をすばらしいものだということで御指摘されましたが、私は、交通産業と生産産業の違いが基本的にあるんじゃないか。というのは、自動車産業というのは、御承知のように、生産それから消……

第102回国会 運輸委員会 第10号(1985/05/21、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私も、既に瀬谷先輩から海難救助のことについて聞かれましたが、大変気になりますから、このことについてちょっとまずお聞きをしておきたいと思います。  流氷の海から奇跡的な生還をした北海道稚内の沖合底びき漁船第七十一日東丸、三人の乗員が奇跡的生還をされたわけであります。生還をされたときに、これは総理だったですか、外務大臣でしたか、運輸大臣でしたか、海上捜索救難活動のあり方を見直したいということを言われたわけですね。今、瀬谷先輩とのやりとりを聞いておりましたが、どういう点を具体的に見直すのかということが明らかになっておりませんので、これは長官なり大臣、具体的にどこの点をどのように見直しを……

第102回国会 運輸委員会 第12号(1985/05/30、13期、日本社会党)

○安恒良一君 既に提案説明で今回の法改正についての趣旨はお聞きをしましたが、私は結論的に言って、なぜこんな改正をしなきゃならぬかというのがどうしてもわからないんです。ですからその点にある程度絞りながら聞きたいんですが、まず数字的に少し正確に把握しておきたいと思います。  ここ数年間の観光、特に今回の場合は日本人が海外に行く場合の問題でありますから、日本人の海外観光の数、これが一つです。それからいま一つは、一回行かれる方と二回、三回と行かれる方の内訳、これをひとつ聞かせてください。それから三つ目には、振興会に関する相談の内容についてですが、今回は、旅行の安全に関する情報の提供のみをやる、こうされ……

第102回国会 社会労働委員会 第12号(1985/04/09、13期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、私は大臣 に直接お聞きしたいんですが、現在議題となっています年金改正案の国会審議に対して、大臣並びに政府はどのような態度で臨んでおられますか。
【次の発言】 できるだけ早く通してくれ、できるだけ御理解をと、こういうことなんです。  そこでお聞きしたいんですが、実は私予算委員をしておりまして、予算が上がった本会議の夜、今度の社労で質問をするということになりまして、官房長がその夜よろしくというごあいさつにお見えになったんです。今私の手元にこれだけ資料がたくさんございます。これは審議促進のためにもぜひ必要な資料なんですが、土曜日全然お持ちになりませんから、厚生省だけは週休二日を完……

第102回国会 社会労働委員会 第15号(1985/04/16、13期、日本社会党)

○安恒良一君 前回、基礎年金の財政調整のところで行き詰まって資料がなくて保留になりましたから、いただいた資料を確認をしていきたいと思います。  まず、基礎年金の、この前問題にしましたのは、六十一年度における国民年金加入者の中の基礎年金受給者数、給付総額、それから厚生年金の加入者のうち、基礎年金受給者数、給付総額というのは資料六の十五ページ、この数字ということでいいですね。
【次の発言】 それから、同じく厚生年金加入者の国民年金拠出分はどのようにして計算をしたかという計算方法はきょう朝持ってこられた資料Eの三、これでいいですね。
【次の発言】 それから次は、したがって六十一年度からの拠出金額はど……

第102回国会 選挙制度に関する特別委員会 第4号(1985/06/24、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、委員長に原文兵衛君を推薦することの動議を提出いたします。

第102回国会 予算委員会 第6号(1985/03/14、13期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、資料を配付したいと思います。
【次の発言】 私は、まず最初に、政府の経済見通しの実現性の問題について関係閣僚に質問したいと思いますが、政府は五十九年度の経済見通しを当初四・一%から、これは実質ですが、五・三%へと上方修正をされましたが、主要需要項目についてその中身を説明していただきたいと思います。表をいただいていますから、実績のところだけ簡単に、当初これだけだったのをこう変えた、こういうふうに御説明願えれば、時間がありませんので結構ですから、何%に変えたと、こういうふうにお願いします。
【次の発言】 答弁をひとつ大臣にお願いします。  ところで、政府は経済問題あるいは経済課……

第102回国会 予算委員会 第8号(1985/03/16、13期、日本社会党)

○安恒良一君 通告をいたしておりました質問の順序を若干変えまして、四番の労働者派遣事業問題についてまずお聞きをしたいと思います。  政府は、昨日三日十五日、閣議でいわゆる人材派遣法案を今国会に提出することを決められました。そこで、この法案を国会に提出しなければならない理由について簡単に説明してもらいたい。
【次の発言】 本来、労働者派遣事業は、労働組合が労働大臣の許可を得て無料で行う以外は職安法第四十四条で禁止されている。したがって、現在の労働者派遣事業はこの禁止の網の目をくぐり、労働者派遣ではなく請負契約だとしているが、実態が明らかに私は違法であると思います。そこで、摘発し、取り締まるのが当……

第102回国会 予算委員会 第9号(1985/03/18、13期、日本社会党)

○安恒良一君 お忙しい中を瀬島委員には御出席いただきまして、ありがとうございます。  早速質問をしたいと思いますが、まず、六十年度予算編成の段階で、臨調答申の基本である増税なき財政再建は実行困難といった声が自民党の幹部から出てきたことは御承知のとおりですが、この点を臨調はどうお考えになりますか。
【次の発言】 さらに、政府税調の答申で税制の抜本的見直しが取り上げられたのを契機に大型間接税の論議が高まり、税制面からも増税なき財政再建に大きな影響が出てきていますが、この点を臨調はどういうふうに御判断されますか。
【次の発言】 今お伺いいたしますと、臨調、行革審はあくまでも増税なしの財政再建を推進す……

第102回国会 予算委員会 第15号(1985/03/27、13期、日本社会党)

○安恒良一君 最初に、ちょっと自治大臣にお伺いしたいんですが、きょう本会議で同僚議員から、最近の警察官ないし警察をやめた方の不祥事件について質問がありまして、総理が大変丁重に頭を下げ、わびられておったんですが、国家公安委員長である自治大臣から何か一言あったらと思ったんですが、ありませんでした。どういうお気持ちなんですか。
【次の発言】 二十一世紀の高齢化社会を目指して、また人生八十年時代を迎えますが、私はどうも政府の対応が非常に不十分で、甚だ心もとないような感じがいたします。総理は、これは所信表明の中でこのことについていろいろ触れられておりますが、そこで、高齢化社会での課題は何であるというふう……

第103回国会 運輸委員会 第1号(1985/11/21、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、きょう与えられました四十分の間で二つのことをお聞きをしたいと思います。  まず、ちょっと大臣にお聞きをしたいんですが、昔から蛇がカエルをのむということわざがありますが、またそういう事実もありますが、カエルが蛇をのむということわざとか事実はないと思いますが、大臣その点どうでしょうか。
【次の発言】 今交通営団をめぐる一元化問題について実を言うと私はそういう印象を受けるものですから、ちょっととっぴな質問だと思ったが大臣に申しました。  そこで以下漸次聞いていきたいと思いますが、御承知のように、東京都知事が中曽根総理を直接お訪ねになりまして、今度国鉄が民営化をする、その場合、交通……

第103回国会 運輸委員会 第2号(1985/12/10、13期、日本社会党)

○安恒良一君 ちょっと最初にお断りをしておかなければなりませんが、私きのう質問通告するときに監理委員長もお願いしたいと言ったんですが、外国に行っておられると聞いて、加藤さんが出ておいでになるということを聞きませんでしたから質問通告しておりませんが、貨物のことでございますので、運輸省や国鉄とやりとりする中で加藤参考人の御意見も承りたいと思いますので、お許しを願いたいと思います。  まず、今瀬谷先生から国鉄の貨物のあり方について質問があったんですが、これは本当にこれで貨物が立ち直ると思ってお書きになったのかどうかというのが非常に私は疑問であります。なぜかというと、まず鉄道貨物の輸送システムは、オン……

第103回国会 内閣委員会 第2号(1985/12/03、13期、日本社会党)

○安恒良一君 まず最初に、法案を代表して提案されました後藤田提案者に御質問をしたいのであります。既に本会議におきまして同僚委員の野田さんから、この種の八省にまたがる法案を一括して出してくるという点の不合理についでいろいろ問いただされました。総理並びに長官にも問いただされたんですが、そのことが明確になりませんでした。  そこで、私は重ねてこの点についてお聞きしたいのであります。今回の一括法案にされた趣旨は、今長官が述べられたとおりであります。すなわち「時代の変化等に伴って不要ないし過剰あるいは不合理となっている規制を是正すること」、そして「民間活動に対する制約を除去し、あわせて国際的に遜色のない……

第104回国会 運輸委員会 第4号(1986/03/27、13期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、この法に基づく指定及び整備の状況についてひとつ説明をしていただきたいと思います。資料もらってますから結論のところだけで結構ですから、踏切道の指定及び整備状況について説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、これは大臣それから関係者にお聞きするんですが、せっかく指定をされておりましても、例えば立体交差なら立体交差の三十六年から四十年のやつでまだ工事中が八カ所ある、それから未着工が十五カ所あるということで、私は最初は五十六年から六十年のこの五カ年のやつがたくさん残っているのかなと思っておったんですが、かなり古いやつが工事中もしくは指定を受けておきながらまだ未着工……

第104回国会 運輸委員会 第5号(1986/04/02、13期、日本社会党)

○安恒良一君 きょうは、私は造船問題についていろいろお聞きをしたいと思います。  まず、日本は四面を海に囲まれて、工業立国、貿易立国を旗印に今やGNP世界第二位の経済大国になってきましたが、これからも我が国の大きな基本政策としてはいわゆる貿易、工業立国ということは変わらないと思いますが、大臣どうでしょうか。
【次の発言】 そこで、貿易立国ということになりますと、かなり今日では航空機が発達をしております。しかし、航空機で運べるものというのは、私はある程度特殊なものではないか、だから主要な貨物の大部分はやはりこれからも海上輸送、これが中心になると思いますし、今後もこのことのパターンは長期的に変わら……

第104回国会 運輸委員会 第6号(1986/04/08、13期、日本社会党)

○安恒良一君 まず私は、今度の提案の中で基本的なことをちょっと、一つ聞いておきたいのですが、今回非常に長い法律の名前になっていますね、法律の一部を改正する法律の一部を改正するという、こういうことになっていますが、これはリベリアが世界の船舶の保有国の最大の国であって、リベリアの態度によってこういうふうに差しかえになったということになっていますが、どうも見通しを誤ったのじゃないか。まず一つはリベリアが議定書の批准を保留したというこの理由をまず最初にひとつ聞かせてもらいたいんですが。
【次の発言】 そこで、この条約の批准状況、それから各附属書の受託の有無、これをちょっと説明してみてください。

第104回国会 運輸委員会 第8号(1986/04/17、13期、日本社会党)

○安恒良一君 きょうから審議に入りますところの特定都市鉄道整備促進特別措置法案の目的は、前回もお聞きをしましたのでありますが、「大都市圏における鉄道の輸送需要の増大に対応して、都市鉄道の輸送力の計画的な増強を促進することにより、都市鉄道の利用者の利便の向上を図り、もって大都市機能の維持及び増進に資することを目的にする」こういうことの御提案でありました。  まず私は、大都市圏の交通体系のあり方ということを抜きにして、この法案を議論をすることはできないと思うわけであります。  そこで質問をいたしたいことは、大都市圏における交通体系のあり方、特にこれは首都圏といいますか、それから関西圏、中京圏等々の……

第104回国会 運輸委員会 第9号(1986/04/22、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、ただいま可決されました特定都市鉄道整備促進特別措置法案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    特定都市鉄道整備促進特別措置法案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項につき、適切な措置を講ずるべきである。  一 特定都市鉄道整備事業計画の認定に当たっては、特定都市鉄道工事の工事費について適正な額となるよう厳正に審査すること。  二 本制度によるいわゆる上乗せ運賃についての認可・実施に際しては、制度の趣旨・内容の周知に努めるとともに、鉄道利用者の利用の……

第104回国会 運輸委員会 第10号(1986/05/08、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、本日議題となりました法案について、次のような質問をしたいと思います。  まず、私の手元には既に「二十一世紀への港湾」というのと、それからここに立派なまたパンフレット、これ昨年の四月に運輸省の港湾局で二十一世紀を展望しておつくりになったものです。副題が「成熟化社会に備えた新たな港湾整備政策」というレポートを運輸省の港湾局が出された。そして、「二十一世紀への港湾整備のシナリオ」といたしまして、目標の第一は「総合的な港湾空間の創造」ということになっております。でありますから、問題はこのいわゆる「二十一世紀への港湾」という問題と、それから今回の港湾整備緊急措置法、これに基づく整備計……

第104回国会 運輸委員会 第13号(1986/05/20、13期、日本社会党)【議会役職】

○理事(安恒良一君) 資料を配付してください。
【次の発言】 最初に大臣にお聞きをしたいんですが、きょうも朝十時からもうやがて二十一時になろうというのに、延々とこの問題の重要性にかんがみて審議をしています。これから私の持ち時間は百四十八分あるわけであります。でありますから、その質問が終わり、そして討論、採決ということになるとほぼ二十四時になってしまうのではないかと思います。私は、これからこの中身を詰めることについて努力をすることはやぶさかではありません。  ただ、大変気になりますのは、どうも周辺の方で、特に中曽根総理を中心に、臨時国会をこの国会が終わったら早急に召集したい、円高問題でと、これを……

第104回国会 運輸委員会 第14号(1986/05/21、13期、日本社会党)

○安恒良一君 これから持ち時間で質問をいたしますが、質問通告をしてなかったものですから、その点についてはお許しを願いたいと思います。  まず、この法案を提案される「目的」といたしまして、「外航海運をめぐる経済的事情の著しい変化にかんがみ」、こういうことなのであります。そこで、ここに言われている「経済的事情の著しい変化」ということの中身はどういうことなんですか、ちょっと答えてみてください、
【次の発言】 担当局長は今淡々と、経済情勢の変化でいかにもやむを得なかったような印象を与える説明をされていますが、この法律は「経済的事情の著しい変化にかんがみ、特定外航船舶の解撤を促進するための措置を臨時に講……

第104回国会 環境特別委員会 第3号(1986/03/28、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私もまず水俣病についてちょっとお伺いをしたいんですが、昨日の熊本地裁の判決の中身はもうおわかりだと思います。水俣病の認定制度の認定基準を厳しく批判していますね。それから昨年の八月十六日の熊本地裁の判決も同じであります。ですから、私はもう司法の判断としては、水俣病の認定制度のもとでの認定基準の誤りを正すべきだ、こうする点が既に司法としては定着したと思うのです。これだけ判決が次から次に出ています。  そこで、私は大臣にひとつ勇断を求めたいと思うんですが、私は実は公害問題ではスモン病を手がけてきました。全国の患者からミスタースモンとあだ名されているんですが、スモンは既に九九%解決してい……

第104回国会 社会労働委員会 第5号(1986/04/02、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、先国会で成立をいたしました労働者派遣法の政令、省令さらに行政指導などの行政の姿勢について少し質問をしたいと思います。  まず、さきに業務処理請負事業の実態に関する統計的な調査が発表されています。これは私の手元にいただいていますが、その就労状況を見ますと、通常の始業、終業の時間をだれが派遣労働者に指示するのかということについて、主として自社が指示をしているというのが、この統計で見ると、ビル管業務それから警備業務で九四・二%、通信業務で七八・七%、医療関係業務で七七・六%となっています。さらに、派遣先で残業が必要となった場合にだれが指示するのかというのは、就労先が直接行うと、こ……

第104回国会 対フィリピン経済援助に関する調査特別委員会 第2号(1986/04/24、13期、日本社会党)

○安恒良一君 両大臣、私はさっきからの私ども同僚委員とのやりとりを聞いておって大変憤激にたえないのです。それはなぜかというと、日本の対外経済援助というのはこれからも拡大をしていかなきゃなりません。ですから、それは正当にやらなきゃならぬと思うんです。それはなぜかというと、国民のとうとい税金や貯蓄、これが使われているわけです。ところが、いろいろなことを聞きましても何一つ、対相手の政府との関係だ関係だということで逃げる。というのは、疑惑があるならばそれを解明して、なかったというならなおいいことじゃないですか。どうして同僚委員がいろいろなことを言っていることについて、まず相手側の了解がなければ出せない……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第8号(1986/04/26、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、きょうは連休前の土曜日でございますので、できればきょうこの委員会が連休明けにあればと思っておったのでありますが、政府・与党のたっての強い希望でありました。  そこで、ひとつ問題にして、どなたがお答えになるのかお聞きをしたいんですが、私は大臣を、十大臣御出席をお願いしました。ただし、そのときに、いわゆる政府の代理としての公用であるとか、私の用事でも例えば御親類に御不幸があったとか、こういうことがあればお申し出を願いたい、その大臣についてはと、こう言ったんです。官房長官は、御承知のように、きょうは本四架橋の問題で政府代表ということですから結構でございますと言って、あと建設や国土……

第104回国会 予算委員会 第5号(1986/02/26、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私は日本社会党の安恒であります。  香西先生の貴重な御意見をお聞かせいただきまして大変ありがとうございました。なお、先生がお書きになりました「ESP」の「六〇年代財政政策の課題」と、「経済評論」にお書きくださいました「昭和六〇年代の日本経済」、こういうものを読まさしていただきまして、さらに本日の先生の貴重な御意見について若干質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、先生から財政を長期的に見るべきである、そして二正面作戦と、こういうことで成長のための財政政策についても述べられました。私も大変参考になったわけでありますが、その中でただ一点だけ大変気になりますのは、いわゆる個……

第104回国会 予算委員会 第8号(1986/03/12、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、まず総理に、財政再建の破綻と今後の対応策についてお伺いをしたいと思います。  総理は、従来の財政再建の失敗は赤字公債脱却の期間が短いと、こういうことで七年に延長されました。五十八年度赤字公債発行額七兆円をスタート台に、毎年一兆円ずつ赤字公債発行の減額を行う計画でしたが、その実行状況及び目的達成の成算についてお考えを聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣、聞いたことだけ答えていただきたい。  五十九年から六十一年度までの赤字公債発行額は今わかりましたが、一兆円の削減計画との差について今聞いた年度だけ言ってください、五十九年から六十一年まで。

第104回国会 予算委員会 第9号(1986/03/14、13期、日本社会党)

○安恒良一君 前回、平和相互銀行の不正融資の問題、第三分類、第四分類の金額についてお聞きをしましたが、お答えができませんでした。私の調査では八百十三億、また今大蔵大臣のお手元にも新聞を差し上げていますが、金財等の数字は当たらずといえども遠からずと、こういうことでいいでしょうか。
【次の発言】 御指摘と異なることではないということですから、大臣がやはり第三分類、第四分類八百十三億を事実上暗黙に認められたというふうに私は理解をします。  そこで、検査の結果の数字が言えないならば、内容はどうなっていますか。
【次の発言】 今回の検査に関連しまして、二月七日付で我が党の目黒議員より平和相互銀行が購入し……

第104回国会 予算委員会 第15号(1986/03/25、13期、日本社会党)

○安恒良一君 六十一年度の予算衆議院通過の際に、与野党で申し合わされましたところの所得税減税を初めとする税の負担軽減についての部分について、蔵相、説明していただきたいと思います。
【次の発言】 大臣、私の質問にお答えになっていないですよ。  六十一年度予算通過のときに申し合わせた二項目について御説明を願いたい。  ですから、全然あなたは去年の話を……。
【次の発言】 衆議院通過の際の与野党幹事長会談と言いました。
【次の発言】 正確を期す意味で事務当局、二項目読み上げてみてください。
【次の発言】 官房長官並びに大蔵大臣、当然国会の申し合わせ事項ですから最大限に尊重し、全面協力をされると思いま……

第104回国会 予算委員会 第16号(1986/03/28、13期、日本社会党)

○安恒良一君 質問の順序をちょっと変えさしていただきまして、琉球バスと銀バスの二社合併問題についてお聞きをしたいんですが、これは八四年六月、沖縄県知事の提言に基づきまして、公共交通の抜本改善を目指して、八五年の七月に労使間で基本的に合意を見たところであります。ところが、その後会社側はそれぞれ企業利益のみを追求し、新会社の主導権をねらって、社会的公約や労使協定を無視をして合併を断念するという暴挙に出ています。この問題に当たっては、組合側は三百五十名の人員整理を初め退職金の大幅引き下げ等の合理化をも合意しているにもかかわらず、このような社会的使命を放棄をしているわけであります。この点について、関係……


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 運輸委員会 第1号(1986/12/16、14期、日本社会党)

○安恒良一君 私に与えられた時間は一時間で、三つのテーマがありますから簡潔にお答えを願いたい、資料をいただいているものは資料で。  まず最初に、委員各位のお手元に私の方で入手をいたしました資料を配付いたしております。これは清和商事株式会社、いわゆる佐川急便と言われていますが、そこの五十九年十一月二十一日の社長通達、それから同じく六十一年十月二十一日の社長通達、それから同じく不良店(ワースト店)の処罰の状況、この三つの資料を入手しましてこれを全員にお配りしていますので参考にしていただきたいと思います。  まず、担当局長に聞きますが、佐川急便というのは既に私の方では日本通運に次ぐ大きなトラック運送……

第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第8号(1986/11/25、14期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、本日この質問の中で雇用問題それから長期債務の問題、長期債務の方は土地の問題、清算事業団の問題、年金それから長野県における三分割問題等を質問したいと思いますが、まず雇用問題に入る前に、雇用問題の前提として、この委員会でもしばしば話題になりました人活センターの問題について質問をしたいと思います。  実際に調査をした同僚の大木委員がこれを関連質問としてまずやりますので、委員長、お許しを願いたいと思います。
【次の発言】 まず私は国鉄の退職にかかわる諸条件について少しお聞きをしたいと思いますが、改革法の二十三条で政府答弁を聞いておりますと、新会社の職員となる者は国鉄を一たん退職し、……

第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第9号(1986/11/27、14期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、きょうは一つは資産の承継、それから清算事業団における長期債務の処理の問題並びにこれと非常に関連のある土地問題を質問したいと思いますが、まず最初に同僚の久保議員から資産承継問題について関連質問をいたしますので、その発言をお許し願いたいと思います。
【次の発言】 私は、まず最初に清算事業団における長期債務の処理と国民負担についてこれから質問をしていきたいと思います。  まず、論議に入る前に、監理委員会と政府の計算では長期債務の額は若干違うようですから、議論の前提として確定値をひとつ述べてみてください。
【次の発言】 確定額ははっきりしました。  そこで、今度は六十二年度予算概算……

第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第10号(1986/11/28、14期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、ただいま可決されました日本国有鉄道改革法案外七案に対しまして、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び新政クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     日本国有鉄道改革法案、旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律案、新幹線鉄道保有機構法案、日本国有鉄道清算事業団法案、日本国有鉄道退職希望職員及び日本国有鉄道清算事業団職員の再就職の促進に関する特別措置法案、鉄道事業法案、日本国有鉄道改革法等施行法案並びに地方税法及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律案に……

第107回国会 予算委員会 第3号(1986/11/07、14期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、総理に経済見通しについてお伺いをしたいんですが、対前年度比実質四%の達成に総理は本当に自信を持たれているのだろうかどうかと。それはこの国会では修正をされないわけですから四%責任を持つと、こういうふうに国民は思いますが、それを裏切ることはないでしょうね。総理の御見解を聞きたいと思います。
【次の発言】 全力を奮っているということですが、経企庁長官に伺いたいんですが、四%の経済見通しは当初から少し無理があったんじゃないか。昨年の暮れに企画庁自身が三%の前半ということを言っていましたし、その当時民間の各経済見通しは三%が非常に多かったわけです。ところが、こういう実態を無視して何ら……

第108回国会 運輸委員会 第1号(1987/03/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は、私の持ち時間の中で、まず最初に特定船舶製造業経営安定臨時措置法案についてお伺いをしたいと思います。  この法律で造船の不況対策としてやろうとしていることは、法律の中身はもうわかっておりますから繰り返して言っていただく必要はないのですが、この法律のほかにいわゆる造船不況対策として何をやろうとされているのか、まずそれを答えていただきたい。
【次の発言】 不況カルテルの申請については、どう考えられていますか。
【次の発言】 ちょっとお願いしておきたいんですが、私風邪を引いていますので声が少し聞き苦しいと思います。それから、向こうのしゃべることも耳ががんがんいってまして聞こえにくい……

第108回国会 運輸委員会 第2号(1987/03/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は、ただいま可決されました特定船舶製造業経営安定臨時措置法案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     特定船舶製造業経営安定臨時措置法案に対する附帯決議(案)  政府は、本法施行に当たり、次の事項について配慮すべきである。 一 当面の新造船需要の著しい減少にかんがみ、官公庁船の代替建造の促進、経済協力の推進による船舶の建造促進、船舶解撤の促進等による需要創出対策を強力に推進すること。 二 特定船舶製造事業者が実施計画を作成するに際しては、事業者の自主的な努力と……

第108回国会 運輸委員会 第4号(1987/05/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は運輸大臣の所信表明にかかわる問題について何点か問いただしたいと思います。  まず第一点でありますが、この所信表明の第六項に「地域交通政策の推進」ということで、「地域交通は、地域社会づくりの基盤であり、地域における交通のあり方について長期的な展望を踏まえた計画を策定し、その計画に基づき地方公共団体と連携しながら、効率的で質の高い交通体系の形成を図っていく必要があります。」というまことに立派なことが書いてあります。  そこで問題は、数日前の新聞の社説にも、まあ今度は国有鉄道もJRで民間になったんですが、大都市圏において新聞が読めるような通勤電車にしてもらいたい、こういうことが社説……

第108回国会 予算委員会 第3号(1987/04/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 衆議院で予算を十分に議論されないまま来ておりますからいろんなことをお聞きしたいんですが、きょうは国際経済と通貨問題に限定をしてお聞きしたいと思います。  そこでまず円高問題でありますが、四月の二十四日に一ドルが百四十円台を突破しまして、本日は百二十七円七十銭ということで、もはや私は底なしではないか、こういうふうに円高の加速が続いておりますが、この状況を総理、大蔵大臣、日銀総裁はどう受けとめられておりますか。また、この円急騰の原因、それから今後の見通しについてお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 この二十四日の外為市場では、円だけではなくてスイス・フラン、西ドイツ・マルクも……

第108回国会 予算委員会 第8号(1987/05/09、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は、まず最初に、中曽根内閣の経済政策の失敗問題についてお聞きをしたいと思います。  総理が就任をされまして、「一九八〇年代経済社会の展望と指針」というのが総理の諮問に基づいて発表されました。問題は、我が国は今日非常に経済的に困難に直面していますが、総理が就任されて今日までの間にこの「展望と指針」が本当に実行されたのかどうか、実行したんだが諸般の情勢で日本経済が困難に陥っているのか、それとも実行が不十分だったのか、こういうものを検証する必要が私はあるだろうと思います。  そこでまず第一に、「展望と指針」では、この間のGNPの実質、名目成長率をどういうふうに計上されていましたか。

第108回国会 予算委員会 第9号(1987/05/11、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 宮澤大蔵大臣はそう答えられていますが、ちょっとひとつお聞きしたいんですが、報道では、九日、参議院予算委員会の休憩中にあなたと官房長官が、臨時国会の開催を前提に今通常国会で廃案になる税制改革法案と補正予算の関係について意見を交換した。売上税関連法案を臨時国会に再提出しないと補正予算が編成しにくいという見解をあなたが示した、こういう報道が一つあるわけですね。それから、今山口委員が言ったように、おたくの事務次官の吉野さんがやはりそういうことを述べたというふうに各紙がすべて、これは扱いは大きいか小さいかはありましてもあるわけですね。  ですから、まず私がお聞きをしたいことは、九日の参議院……

第108回国会 予算委員会 第14号(1987/05/18、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 百七国会で政府は、整備新幹線問題については検討委員会を設けて六十一年度末までに結論を出すということでございましたが、検討の結果について、座長であります官房長官、報告してください。
【次の発言】 この検討委員会に検討の資料として収支の見込みが出されたというふうに聞いていますが、予測表が出されたというならその中身を説明してください。
【次の発言】 資料をいただいていますが、もうちょっと詳しく話してみてください、そこのところを。
【次の発言】 今言われたとおり、大きな赤字が出るということを記憶にとどめておいていただきたい。  それで、議論しますが、どうも三菱総研の行った経済効果予測、こ……

第109回国会 運輸委員会 第2号(1987/08/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 今、青木先輩の質問とも若干関連をするわけですが、私はまず四全総と交通網の整備について少しお聞きをしたいと思います。  四全総のねらいは、今大臣がおっしゃったように、東京集中型を是正する多極分散型国土形成が描かれているわけであります。そうなりますと、今も青木委員からも御指摘があっておりましたように、交通体系の整備というのが大きな私は役割を果たすことになると思います。そんなことで、三全総のときには交通問題は三ページしか書いてありませんでしたが、今回は十ページ交通問題のことが書いてあります。時間がありませんから、四全総の中で交通問題が記述されていますが、その概要と中心的なねらいですね、……

第109回国会 運輸委員会 第5号(1987/09/03、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 ちょっと各派のお許しを得て、今緊急に起こった問題について運輸大臣にお伺いをしたいんですが、それは日本籍タンカー日信丸の被弾についてでありますが、九月二日二十三時四十五分、日本時間にいたしますときょうの午前四時四十五分に、日正汽船の日信丸、これは十八万トンで、乗組員は全部日本人でありますが、ペルシャ湾内で被弾をしたという事件が起きたということでありまして、幸い、どうも今聞きますところによりますと火災とか死傷者はなかったようでありますが、それらの事実について大臣から事実関係並びにこういう問題がしばしば起こっては大変なことになるわけですから、今後の対処方針についてお聞かせをください。

第109回国会 運輸委員会 第6号(1987/09/10、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 午前と午後に分かれますものですからちょっと質問がしにくいですが、本質的な問題は午後少しお聞きをすることにして、それに関連のありますところのリニアモーターカーの状況についてまず少しお聞きをしたい。  リニアモーターカーの開発状況ですが、プロト車がもう既に実験の段階に入っていると思いますが、この点について鉄道技術研究所から簡単に現状を説明してください。
【次の発言】 超電導の研究が世界的競争で展開されていますね。ですから、これが常温において超電導が得られるようになれば、リニアの開発は飛躍的発展が期待されるように私は考える。そこで、これらの問題を含めて鉄道総合技術研究所としては将来をど……

第109回国会 予算委員会 第2号(1987/07/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 マル優に限って総理に問いただしたいんですが、今も総理は、貯蓄がたまるから円高になるとか、外国からいろいろ批判があると言われましたが、今外国から批判があるのは税制の批判というよりも金の使い方じゃないでしょうか。国内を需要不足型経済にして、余った金がどこに行っているか。ニューヨークでビルを買ったり土地を買っている、そういうことで買いあさりに狂奔する。国内ではそれが土地や株に踊る。いわば本当にお金を生かして使っていない。ところがこれを総理は、すりかえているのか、間違っているのか、もしくはこのマル優廃止をどうしても実現したいというあなたの野望のためにこの外圧を利用されているのじゃないかと……

第109回国会 予算委員会 第3号(1987/07/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 まず、緊急経済対策について総理にお聞きしたいんですが。どうも当初事務当局が四兆円というふうに考えておったのが六兆円に訂正をされた。建設大臣や通産大臣が大型補正を要望されたということで、一晩で七千億も上積みになったと報道されていますが、四兆円がどうして六兆円になったかということと、一晩で七千億も増額する場合には、どんな事業の増額を総理としてお認めになったのか、御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 もう一つエンジンをと言われましたが、私はどういう歳出項目についてお考えになったのかということをちょっと聞いているんですけれども。

第110回国会 運輸委員会 第1号(1987/11/10、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 第一班の派遣報告をいたします。  去る十月一日から三日まで三日間にわたり田代委員長、吉村理事、坂元委員、山崎委員、田渕勲二委員及び私の六名で北海道及び青森県において、国、JR旅客鉄道会社の地方機関、北海道庁、青森県、函館市等からそれぞれ管内の事情を聴取いたしました。また、来年三月十三日から供用予定の青函トンネル建設状況のほか、函館市では空港、港湾及び函館どっく、青森県では空港、港湾、十和田観光船並びにJRバス路線の運営状況を視察いたしました。  以下、主要な調査事項について申し上げます。  最初に、北海道及び青森県における運輸事情について申しますと、まず、北海道は、近年の産業構造……

第110回国会 土地問題等に関する特別委員会 閉会後第1号(1987/11/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 ここ一、二年の土地の高騰は、土地の所有者と土地を持たない者との間の資産の格差が拡大し、国民の間に非常に不公平、不平等が増幅しています。ひいてはこれは勤労意欲を失うことになると私は思います。  第二番目には、住宅の価格が国民の住宅取得能力をはるかに超えて、特に大都市圏では国民は住宅の取得をあきらめざるを得ない、また家賃の高騰も甚だしいのであります。加えて、二十一世紀の高齢社会を前にして急がれる社会資本の整備が、地価高騰のためにおくれて、これが非常に困難になっている。いわば我が国にとって政治の最大の課題であり重要な問題だと思います。その解決には私は政治の決断と実行が必要だと思います。……

第112回国会 運輸委員会 第3号(1988/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 きょうが委嘱審査、あしたが運輸事業一般、それから三十一日がまた委嘱審査、こんなことですから、時間がたっぷりありますので、運輸省全般についていろいろお聞きをしたい、こう思っているわけです。  そこでまず最初に、新しく運輸大臣になられました大臣に、一般の生産産業ですね、鉄をつくったり物をつくる、それと、運輸は人だけじゃない物や人を運びますが、運輸の中で特に中心は主として人を運ぶ鉄道、飛行機、いろいろあるわけです。これの違いについて運輸大臣はどうお考えになっておるか、これをひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 生産産業と運輸産業の違い、特徴点について、運輸大臣としてどういう御認識をお……

第112回国会 運輸委員会 第4号(1988/03/31、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 まず政府側にお願いしておきますが、百分間で六件ぐらいいろいろなことを聞きたいと思います。私も簡単に聞きますので、お答えをできるだけ簡潔に要領よくお願いします。  まず最初に、トラック運送業における増車のあり方についてちょっとお聞きしたいんですが、現在は、増車申請があったらどういう形で増車は認められていますか。
【次の発言】 そこでちょっと大臣その他にお聞きしたいんですが、実は佐川急便、問題を起こしまして、これは異例のことですが、全国特別査察を行いました。九州の例だけ挙げますと、査察が行われ処分が決定をされていないのに、例えば九州佐川急便は六月三十日に申請を受け付けています。ところ……

第112回国会 運輸委員会 第5号(1988/04/14、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 まず、経企庁に伺いたいんですが、六十年九月のプラザ合意以降の円高、それから原油価格の下落によるいわゆる差益とその差益の還元状況。それから還元をされた主要な内訳ですね、例えば電力とかガスとか。それらについて、還元の内訳、それから還元額、これについて説明してください。
【次の発言】 いや、時間が四十分しかないからね。資料をいただいているから細かい点はいいから。  そうすると、差益の未還元額は約八兆九千億ぐらいあるんじゃないかと思うんですが、これは今後どのように還元をしていくつもりですか。
【次の発言】 今の約三〇%未還元があることはあなたも認められて、私の計算でもそうなるんですが、ど……

第112回国会 運輸委員会 第6号(1988/04/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 まず最初に、船舶整備公団法のこれまでの主な改正の経緯について、簡単に説明してください。
【次の発言】 今説明されましたように、公団は、順次業務の範囲を拡大してきております。  そこで、公団が、我が国の経済及び海運業界にどのような貢献をしてきたのか。また、今後どんな役割を公団として果たしていくつもりなのか。公団の理事長、大臣から、それぞれ所見を承りたいと思います。
【次の発言】 私は実は公団をめぐるさまざまな課題について勉強してみましたが、中でも一番問題になるのは、公団の財政悪化が相当深刻な状態になっていると、こういうふうに思います。  そこで、公団が赤字経営に追い詰められた要因を……

第112回国会 運輸委員会 第7号(1988/04/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 まず、近年、港湾の整備については、総合的な港湾空間の整備、それから臨海部の活性化、民活による港湾の整備など二十一世紀を目指して港湾をめぐる開発の動きが非常に活発になっています。まあ結構なことだと思うんですが、ただこれに対する施策として、一つは民間活力の導入ということでその関係をちょっと見ますと、まず、民活法特定施設整備事業、港湾機能総合整備事業、特定民間都市基盤施設整備事業、リゾート地域整備事業、そして今度NTTの売却益活用の社会資本整備事業が既に可決され、A型とB型とこうあるわけですね。そのほかに、これは予算補助で六十二年度から六十四年度までの事業としてやられている港湾利用高度……

第112回国会 運輸委員会 第9号(1988/04/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 まず、日本企業が支配をしております便宜置籍船の隻数、総トン数は幾らでしょうか。  それから、それに日本船員はどの程度乗っているんでしょうか。その点について伺いたい。
【次の発言】 把握していないというのがまず私は大変問題があると思うんです。  私は、日本企業が支配をしている便宜置籍船に日本人の船員を配乗せしめることを制度化すべきではないだろうかというように思う。例えば千五百隻として三人乗れば四千五百人の船員の雇用が助かるわけですね。ですから、こういうことについて、なぜ運輸省は積極的にこれをやらないのか。なぜかというと、言うことだけはちゃんと言っておるわけです。ことしの運輸大臣の所……

第112回国会 運輸委員会 第10号(1988/05/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は、まず最初に杉浦理事長にお聞きをしたいんですが、清算事業団としては、現在清算事業団におる職員に対して、再就職希望調査というのを五月二十日締め切りでやられたんですね。まだ五月二十日のきょうですから、なかなかその傾向値等はわかりかねると思いますが、締め切られた後の傾向はどのような方向にあるというふうに御判断されていますか、まず聞かせてください。
【次の発言】 もちろんこの調査は、調査表を見ますと、「関連企業」、「民間産業界」、「本州・四国地域の承継法人」、「公的部門」、「自営業」、「その他」と、こう分けてありますから、いろんな傾向が出てくると思いますが、まあ私が聞きます限り、また……

第112回国会 社会労働委員会 第12号(1988/04/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 まず、私は、今回の法改正のポイントは波動性への対応と技能労働力の確保だと思います。  そこで、お尋ねしたいんですが、六大港の荷役量のうち、コンテナ荷役の比率は四一%、革新荷役は全体の比率が約七〇%と言われております。革新荷役が進行しても波動性はなくならないから新たなプール制度が必要だということだと思います。また、技能労働者の確保ということはわかりますが、波動性ということで考えますならば、革新荷役よりも在来荷役の方が波動性が大きい「また六大港よりも地方港の方が波動性の影響を受けていると思いますが、そういう観点から、現在の時点で地方港への本法案の適用が予定をされていないのはなぜでしょ……

第112回国会 土地問題等に関する特別委員会 第5号(1988/05/18、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 まず、今度の本法は国の行政機関の移転、それから地方の振興開発、大都市地域の秩序ある整備、住宅の供給促進、地域間の交流促進、こういう大きな柱から成り立っていまして、書いてある文章は非常に立派なんですが、どうも中身がない。酷評するならば、この法案は薬にもならなけりゃ毒にもならぬ、そんな印象を実は受けるわけです。  というのは、四全総の実施法としてこの法律が国土形成に大きな役割を私は果たして果たすことができるんだろうかと非常に疑問に感じる。すなわち、下敷きは四全総がなっていることは事実ですね。ところが、具体策がないんですよ、全然。財政的にもない。ですから、どうもこれではスローガン倒れに……

第112回国会 予算委員会 第2号(1988/02/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は、まず冒頭に、六十二年度補正予算、特にこの税収の過小見積もり問題についてただしたいと思います。  私ども、六十二年度当初予算を審議をしましたときは、与野党の議員とも税収増収分は六千三百四十億、こういうふうに信じておりました。ところが、今回の補正、さらに昨年のいわゆる減税等々で六十二年度の税収増は三兆六千億を超えることになっていますが、当初の約六倍になります。財政当局はどうしてこんな大きな間違いをしたんだろうかと。それはなぜかというと、適正、的確な税の見積もりは各年度の予算及び財政運営には不可欠だと思いますので、大蔵大臣の答弁を求めます。

第112回国会 予算委員会 第7号(1988/03/15、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は、質問を通告した順序を少し変えて御質問したいと思います。  まず最初に、最近外国人の不法就労が急増しています。今後の政府の対策について尋ねたいと思いますが、まず法務省が三月五日、六十二年度出入国管理法違反事件の概要を発表いたしました。本論に入る前に法務省、労働省から説明をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 以上のような状況で、法務大臣にお伺いしたいんですが、厳重な警戒が必要であるという方針を打ち出されているようですが、今後どのように法務大臣としては対応されていくつもりですか。
【次の発言】 我が国において不法就労している外国人の労働者は、今も御指摘のとおり単純労働が多い……

第112回国会 予算委員会 第9号(1988/03/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 せっかく整理をしていただいたんですが、すべて物事を税調に逃げられる。今度の税改革に竹下総理は総理の政治生命をかけてやるとまで頑張っておられる方が、そういう言い方では全く不満であります。しかし、これをまた押し問答しても時間がたちますので、私はこの文章から次のように読み取りたいんですが、竹下総理、どうでしょう。  あなたが五十年度を挙げられました。五十年度の所得税の構成比は六七・二、消費課税は二六・八、資産は六とこう挙げられました。さらにこの中で勤労所得税の数字も具体的に挙げられました から、あなたの言下を読み取りますとそういう税の構成に直したい、こんなお気持ちをお持ちだというふうに……

第112回国会 予算委員会 第13号(1988/03/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 まず私は通産大臣にお伺いしたいんですが、政府は石炭の液化に非常な補助金を出されていますが、具体的にそれらの事業とその成果についてお聞かせください。
【次の発言】 大臣、ちょっと少し詳しく聞きたいんです。何かえらい成果があったように言われていますから。  日本とアメリカ、西独によるSRCプロジェクトは一九八一年に私は失敗をしていると思いますが、その理由は何でしょうか。
【次の発言】 もう少し正直に答えてもらわぬと、後でだんだん行き詰まっちゃうからね。  米国のEDSプロジェクトが一九八五年に終了して、その後継続されていません。十分な成果が出て、世界のエネルギー事情に問題が生ずればい……

第112回国会 予算委員会 第17号(1988/04/05、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 総理は巧みに、また、言語明瞭意味不明瞭のことをおっしゃるわけですね。  報告を受け取っておると言われますから、三月八日の与野党国対委員長合意は、「社公民三会派の要求する所得税、法人税、相続税等の減税は実施する。」、こう書いてありますね。そして三月三十日の与野党国会対策委員長会談の確認事項の第三項に、「六十三年度の減税の規模については予算成立までに結論を得る。」と、しかもその第一項に、「野党三会派の要求する減税は実施する。」と、こういうふうに定性的な、その減税をどことどこをどうやるのかということについては既に一致しているわけなんですね。しかも、同じく三月三十日の中において、例えば所……

第112回国会 予算委員会 第18号(1988/04/06、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 まず最初に、六十二年度税収の過小見積もり問題についてお聞きをしたいと思います。  私は二月十九日、六十二年度補正予算の審議の折に、六十一年度税収の過小見積もりの実態を明らかにし、さらに六十二年度補正で減税分を除く税収増加一兆八千九百三十億の政府見積もりが過小であることを指摘しました。三月三十一日発表の二月の税収実績等から、私の指摘が的中しておったと思いますが、どうも巨額な年度内増収になりそうですが、どのくらいふえると思いますか、大蔵大臣御答弁願います。
【次の発言】 当初六千三百四十億、補正段階で三兆五千七百十億、そして二月の税収の実績から私なりに推計しますと一兆五千億から二兆円……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第5号(1988/12/06、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 まず、証人尋問に入る前にお願いしたいんですが、質問時間が限定されておりますから、お答えをひとつ簡潔にお願いしたい。それから、委員長の質問でお答えいただいた点はもう結構でございますから、その点は委員長のときに答えたと、こう言っていただきたい。  それではまず、式場証人と江副さんとの関係について教えてください。
【次の発言】 今、委員長の尋問によりましてコスモス株五千株を引き受けたということを言われましたが、引き受けの時期は六十一年九月ということですか。
【次の発言】 現在もその株を保有しているという御証言がございました。これは報道でありますからわかりませんが、売却されたんじゃないか……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第7号(1988/12/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私はまず冒頭に、リクルートコスモス社の株の売買に伴う宮澤大蔵大臣の問題について質問をしたいと思います。  きのう、証人喚問が終わって、長時間にわたる私ども同僚委員や各党の委員と宮澤さんのやりとりを整理いたしますと、次のように宮澤さんは再再答弁をされたというふうに承っていいでしょうか。  購入契約は六十一年九月三十日付、払い込みは六十一年十月十五日。この間はファーストファイナンス社が仮払いをして処理をしていたと。株券はリクルート側から直接証券会社に持ち込まれ売却されていたと。要約をしますと、そういう新事実をあなたは明らかにされ、そしてこれに基づいてあなたは、仮払いの処理については服……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第11号(1988/12/14、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 実は私はきょう、竹下総理に税制問題について十分な質問をしたいと思っておったんですが、けさの新聞によりまして御承知のように、このリクルート問題は私は新たな第三段階を迎えたと、こういうふうに思います。このことを緊急にまず郵政大臣に質問をしたいと思います。  けさの新聞が一斉に報道いたしましたように、真藤会長の元秘書村田さんに贈呈をされたと言われるコスモス株の売却益金、それの半分ですね、新聞報道によりますと一千万とか九百万というのが、これが真藤会長の口座に振り込まれている、こういうことが明らかになったということでありますが、この点について郵政大臣はどこまで調査をされているのか、事の真相……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第13号(1988/12/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 右山さんにお聞きしたいんですが、どうも私はあなたの税制論を聞いていますと、やや、十八世紀に返ったのかなとか、もしくは貧乏人は麦飯を食えという有名な総理がおられましたが、あなたは応能負担の原則についてどうお考えか、ちょっと簡単にお聞かせください。
【次の発言】 それでは今のところについて、これは和田先生、応能負担の原則ということについて先生のお考えをひとつ聞かせてください。  それからいま一つ、和田先生、地方の財源論に触れられたんですが、二十一世紀の高齢化社会を展望した改革と政府は言っています。その役割を地方自治体がうんと担うわけですね。その点からいくと、どうも今度の改革は逆行して……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第16号(1988/12/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は前回、消費税の弾力運営についてお聞きしたんですが、時間がなくなって途中でやめました。  総理にお聞きをしたいんですが、きょうの新聞で、消費税の半年間延納を認める、こういうことで自民党はいわゆる腹を決めて本案の成立のための野党折衝に入ると、こういうことが大きく報道されているわけですが、この点の事実について総理のお考えをお聞かせください。
【次の発言】 実はこういうふうに報道されているんですが、「四月実施の消費税の執行に当たって」は半年間弾力的運営を行うとした衆議院段階での修正、これは前代未聞なんですが、法律を修正しないままお話し合いができたと聞いているんですね。それを具体化する……

第114回国会 運輸委員会 第1号(1989/06/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は、持ち時間の範囲で少しお聞きしたいんですが、まず、大臣の所信表明の四ページに、「高速バスにつきましても路線網の充実等サービスの向上を図ってまいります。」ということをここにうたわれているわけです。まことに結構なことです。それはなぜかというと、今や我が国の高速自動車道が一応北海道から九州まででき上がって、縦ができ上がったので、今度は横にいわゆる高速自動車道ができている、こういう状況に今なっています。そういうものを受けて、大臣が所信表明の中で高速バスにつき路線網の充実、サービス向上を図りたいということ。  そこで、ぜひ検討して大臣に実現に御努力願いたいと思いますのは、今長距離高速バ……

第114回国会 運輸委員会 第2号(1989/06/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は、きょうは主として、今読み上げられました法律とも関係ありますが、常磐新線の建設について関係大臣並びに関係の各省に質問をしたいと思います。  本来でありますと、これは建設委員会と合同でやりたいなと思ったんですが、建設委員会の日程の都合で合同審査ができませんので、主として鉄道にかかわるところを中心にしながら、若干それ以外のことも聞かざるを得ませんので、よろしくお願いしたいと思います。  まず、四全総では多極分散型国土形成、そして、その中における鉄道の持つ役割というのが非常に重要であるということが書いてあります。しかし、現実の事態は東京一極集中になって発展していまして、きのうも運輸……

第114回国会 運輸委員会 第3号(1989/06/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 与えられました時間で二つの法律をやるのは大変時間が足りないわけですが、同僚の穐山さんから鉄建公団建設、それから新幹線保有機構の一部改正が中心にやられましたので、私はまず最初に、特定船舶製造業安定事業協会法の一部改正をやりまして、残された時間であとさらに今の法律について質問をしたいと思います。  そこで、今回の法律改正の内容はいろいろ書いてありますが、簡単に要約しますと、高度船舶の技術に関する試験研究のための資金援助や研究等を行えるようにする、従来の特定船舶製造業安定事業協会の業務にこれを追加する、ですから名前も造船業基盤整備事業協会に改める、法律を要約するとそういうことだというふ……

第114回国会 商工委員会 第3号(1989/06/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 それでは、きょう両大臣からの所信表明、さらに加えて今の法律の提案がございました。それらを踏まえてお聞きをしたいと思います。  この法律の関係上、運輸大臣にも御出席をいただいてますし、できれば建設大臣、郵政大臣もと思いましたが、それぞれきょうは法案を持った委員会が開かれておりますから、建設省やそれから郵政省は担当の審議官に来ていただいてます。それらを踏まえて質問させていただきます。  まず私は、今回の民活法の改正案と各省の利害という問題点、それから第二点目には、社会資本の整備と今回の民活法、第三点目は、中曽根民活の問題点と今回の法の改正、第四点は、民活と東京一極集中の問題、以上の問……


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 運輸委員会 第2号(1989/11/30、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私の質問時間は三十分しかありません。ただ、大臣がかわったり局長がかわられていますから、ちょっと経過を正確に御理解願っておかなきゃならぬと思いますが、御承知のように、私は昭和六十一年のこの運輸委員会で橋本運輸大臣のときに初めて佐川急便の問題を取り上げまして、橋本運輸大臣も、我が国においてそんなことがまかり通っているとは知らなかったということで、大々的な全国的な監査を運輸省、労働省、それから警察当局まで含めてやられました。その結果が昭和六十二年の六月十一日に当時の中島流通局長から清和商事、佐川の代表取締役佐川正明に文書が渡されると同時に、大臣からも厳重な注意がされた。  そこで、その……

第116回国会 運輸委員会 第5号(1989/12/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 まず、貨物運送取扱事業法の法案の中身に入る前に、関係がございます一般質問の中で、佐川急便グループの各種の違反、問題点等を指摘いたしまして、大臣以下関係省庁にその善処方をお願いしておきました。それがその後の経過としてどのようにされたかということを、簡単にひとつ答弁してもらいたい。
【次の発言】 この前の一般質問を受けて、早速、大臣が佐川商事の会長を呼んでじきじきにお話をされた。さらに、局長名でいわゆる会長あてに改善すべき諸点について文書が出された。また、労働省からもそういうことをされているということでありまして、十二月いっぱいにそれらについての回答が来るということでありますから、私……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第4号(1989/11/15、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は、消費税廃止についての提案者の基本的認識を承りたいと思っておりましたが、既に本岡さんの質疑を通じて明らかになりましたので、早速今一番大きい問題とされております代替財源問題を中心に発議者にお聞きをしたいと思います。  まず、代替財源案が、四会派並びに賛同される皆さんの御努力によってこれがまとまりましたことに私は心から敬意を表するものであります。戦後の政治史に貴重な一ページを記すことができたと高く評価をさしていただきたいと思います。  本来でございますと、この代替財源案については、参議院選挙で国民の厳粛な審判が下されました以上、政府・自民党の手によって消費税の廃止とその穴埋めの政……

第116回国会 予算委員会 第6号(1989/10/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は一年前の予算委員会で税の適正見積もりについていろいろ議論しました。その当時私は、六十二年度の税は補正後見積もり一兆八千九百三十億の追加でしたが、これで大丈夫なのかということを何回も念を押しました。それからまた、六十三年度は間違いないかということも念を押したんですが、現実は大きく食い違ってきているのであります。  そこで、まず大蔵省から六十二年度、六十三年度について当初、補正、決算額及び当初と決算、補正と決算の誤差並びに誤差率を総額と主要税目について説明してもらいたい。
【次の発言】 所得税と法人税だけで結構です。
【次の発言】 総理、大蔵大臣に聞きます。  今数字を読み上げて……

第118回国会 運輸委員会 第3号(1990/06/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 労働省も来ていただいていますから、まず両省にまたがっているやつをちょっとひとつ先にお願いしておきたいと思います。  私は、常々佐川急便グループの問題の改正についてずっと取り上げてきました。その中で前大臣それから現大臣にも、一つは清和商事に対する支払い金の比率が非常に高い、このことが労働強化や事故やその他いろいろ起こっているということで、これの是正について指導するように適正な比率に改めるようにという報告をいただきましたら、これはほぼ直ったように思いますが、これらの点はどうなったのか。  それから、一番最大の佐川急便の問題点は、ドライバーの売り上げによってすべての賃金が決まる。しかも……

第118回国会 運輸委員会 第4号(1990/06/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 まず、清算事業団の要債務処理問題を、私ちょっときょうは三重野君が登院をしたものですから、御案内をしておって聞いておりませんでしたが、恐らく同僚の穐山委員からいろいろあったと思います。そこで私は後で資料だけ持ってきてもらいたいということで言っておきますが、長期債務の金額は合計で三十七兆一千億だったと思います。これが債務残高の推移がどうなっているかということについて、ここでもう恐らく穐山委員に説明されたことを繰り返してやっていただく必要はありませんので、資料をいただきたいということだけ申し上げておきます。  そこで私は、国鉄清算事業団の補助金のあり方について少し聞きたいのですが、昭和……

第118回国会 地方行政委員会 第10号(1990/06/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は、まず今議題になっております二つの法案の策定の過程について少し質問をしたいと思います。  まず、この法案を警察庁が発表されたのは本年の四月九日、このように新聞にでかでかと発表されました。その前にかなり長い間これを検討しておったと聞きますが、どのくらいの期間これは検討されて四月九日の発表になったのでしょうか。
【次の発言】 答弁者にお願いします。一時間しかありませんから、私も簡単に聞いていますから簡単に。私はいつごろから始めたかと聞いただけですから、長々長々としゃべるのは頭が悪い証拠です、率直に言って。  そこで、私は今お聞きをしましたところ、もう約一年前からこの検討にかかられ……

第118回国会 予算委員会 第2号(1990/03/23、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は、補正予算の本論の審議に入る前に、今度の補正予算の審議が約十日間ぐらいおくれましたその理由と責任について総理にただしたいと思います。  自民党によります衆議院でのこの予算審議の空転に、総理はこの間何を指示され、補正の早期成立のためにどんな努力をし、どんな汗を流されましたか。総理の御見解をお聞きしたいのであります。
【次の発言】 今の総理の答弁は、予算提出責任者は総理なんです。ですから、黙って聞いておりますと何かニュース解説のような総理の御答弁を大変私は遺憾に思います。  それはなぜか。政府は賃金の分割払いという失政を犯しているではないですか。また、災害復旧の補正やゼロ国債の利……

第118回国会 予算委員会 第4号(1990/04/04、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 前予算委員会できょうお答えを願うとお約束いただいています深谷郵相に係るリクルート疑惑問題の調査の結果について御報告を願います。
【次の発言】 以上の報告に基づいて、まず深谷さん自身にお聞きしたいんですが、後援会の会費については今の報告では三年間というふうでありましたが、報道では七年ないし八年というのがありますが、あなたは絶対三年間で間違いございませんか。
【次の発言】 私は確認したか確認してないかと聞いているんじゃないんです。あったかなかったかと聞いているんです。
【次の発言】 自分の後援会に会費が入っているかいなかったかというのがわからぬというのは非常に残念ですが、まあこれは後……

第118回国会 予算委員会 第12号(1990/05/23、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は、まず特例公債脱却後の財政再建のもくろみ問題について、目標について聞きたいのでありますが、御承知のように、好景気それから税収の増加等々で昭和六十二年以降特例公債の削減が急速に進んでいます。平成二年度には特例公債脱却というところまで来ていますが、一方、どうも私は歳出面の緩みが出てきたんじゃないかということを非常に心配しています。  そこで、六十一年度以降の一般会計及び一般歳出の伸び率を金額を含めて説明してください。
【次の発言】 大臣、今主計局長が説明したとおり、六十三年度以降、それまでは数年間マイナスだったのが六十三年度から急激に一般歳出が伸びていますね。例えば二年度は三・八……

第118回国会 予算委員会 第17号(1990/06/04、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 昨日終わりました米ソ首脳会談の評価は、今外務大臣からあったのでありますが、私は歴史の流れは大きくかつ急速に変わりつつあると思います。これを単によい方向だとか期待している、こういうふうに漠然とした態度で表明するならば、余りにも傍観者的であるし他人事にすぎない。このままでは私は日本の外交、政治は歴史の流れに大きく立ちおくれることになるだろうと思います。  そこで、私は総理に伺いたいのでありますが、日本としては何をやるのか、特に対ソ関係において具体的にどのようなイニシアチブをおとりになるつもりですか、総理のお考えをお聞かせください。

第118回国会 予算委員会 第20号(1990/06/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となっております平成二年度総予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。  世界は今戦後四十年間続いてきた東西の冷戦構造に終止符を打ち、本格的な緊張緩和と軍縮の時代に入っております。一九八七年末のINF全廃条約を初め、東西間の相次ぐ軍縮提案、そして昨年十二月のマルタ島での米ソ首脳会談、さらに今年六日の米ソ首脳会談による大幅な核軍縮への着手など、デタントは急速なスピードで進んでおります。にもかかわらず、政府は旧態依然たるソ連脅威論に取りつかれたまま、やみくもに軍事力拡大の道を推し進めてまいりました。その結果、今や我が国は世界有数……

第120回国会 運輸委員会 第2号(1991/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は持ち時間十六分ですから、質問も簡単にしますので、簡単に答えていただきたい。  近畿運輸局が十二日に大阪府下のタクシー運賃の値上げを認可いたしました。これは大阪市A地区と大阪府B地区でありますが、私はこの値上げそのものに異論があるわけではありまません。特に、大阪と関東のいわゆる格差からいぅと、値上げがされることは非常にいいことで、これで格差が埋まる。ところが、その値上げの過程の中で、いわゆる大阪市内でありますが、三菱タクシーグループ五社六百二十二両は運賃申請を見送ったという事態が出てきているわけですね。  そこで、この二十日を前に私のところに地域交通局長が説明に見えましたから、……

第120回国会 運輸委員会 第6号(1991/04/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 たくさんの問題をお聞きいたしますから、簡潔に答えてください。私は、長い答弁は頭が悪い証拠だと思いますから。  まず、既設の四新幹線の譲渡価額が九・一兆円というふうに決定しました。具体的理由を説明してください。
【次の発言】 今までのいろいろな議事録を見ますと、市町村別、用途別に新幹線施設を分けて平均価額を求めた、こういう説明がされています。私は、きのう資料要求をしておったのですが、この資料要求で都道府県別を出していただきました。それから、市町村別は静岡県をモデルに出していただいて、さらに今度は熱海市の場合、形態A、形態Bで、形態Aというのは駅区等の用地、形態Bというのは線路等の用……

第120回国会 予算委員会 第8号(1991/03/19、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 世界の耳目をくぎづけにしました湾岸戦争が終わったことは、私は大変よかったと思います。しかし、この戦争でイラク軍による海水汚染、油井放火、さらに目に余る略奪等、その傷跡が大きく残っています。また、戦場となりましたクウェート、イラクでは軍人以外の市民も多数死亡する等、悲惨な戦争のつめ跡を残しました。どんな戦争でも人の命が犠牲にされます。  私どもは、湾岸戦争の回避に向けて、また開戦後は一日も早く停戦ができるようにという努力を政府に求めてきたところであります。海部総理は米国の行動を断固支持するだけでした。米国に追随して果たして我が国の国際責任を果たすことになりましょうか。その点を総理に……

第120回国会 予算委員会 第11号(1991/03/28、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 東京都知事選の磯村候補が都民税を一兆円減税するというのを公約されて、二十六日の日に総理を訪れて総理に協力要請をされたら、総理は全面的に協力すると答えられたと新聞に報道されています。そうしますと、総理としては何を協力するのか、どういう方法で協力するのか、具体的に説明してください。
【次の発言】 新聞に報道されているのは、一兆円の減税に協力する、こう言われているんですから、そんなあいまいな答弁では困ります。  そこで、総理に重ねて聞きますが、個人都民税の税率を半分に引き下げるという構想ですが、地方税法で規定している税率をそんなに簡単に変えることが実際上の問題としてできますか。総理はそ……

第120回国会 予算委員会 第18号(1991/04/10、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 外国人労働者問題で質問をしたいんですが、現在いわゆる不法就労者と言われている人々の人数、就労状況を、労働省、法務省、説明してください。
【次の発言】 この問題は既に同僚委員から指摘をしています。私は、これは労働力の需給関係のアンバランスという経済現象で起こったことに起因していますから、取り締まりで排除するということだけの旧態依然たる入管行政や労働行政の感覚だけでは対処できないと思います。特に最近人権問題まで起こってきています。ですから、私はこうした行政姿勢というものはもう改めるべきところに来ていると思いますが、この点について、労働大臣、法務大臣、最後に総理、今も言われたように十万……

第121回国会 環境特別委員会 第1号(1991/08/05、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして委員長の大任を仰せつかりました。  地球環境を初め環境問題への関心がますます高まっている中で、本委員会の使命はまことに重大であります。この重責を担う委員長として、委員各位の御支援、御協力を賜り、公正、円満な委員会の運営を行っていく所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続きまして、理事の選任を行いたいと思います。  本委員会の理事数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例に基づきまして、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議……

第121回国会 環境特別委員会 第2号(1991/09/25、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 本調査に対する午前の質疑はこの程度にとどめまして、午後一時まで休憩いたします。    午後零時九分休憩
【次の発言】 ただいまから環境特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 その点は食い違いがありますから、後ほどよくお話をして、資料の要求ですから……

第121回国会 環境特別委員会 第3号(1991/10/03、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第七号水俣病問題徹底解決のための裁判所和解(解決)勧告の国による即時受諾と和解交渉の国会による促進に関する請願外八十九件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。  以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第3号(1991/09/03、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は、まず最初に、損失補てん問題と大蔵省の通達行政についてお聞きをしたいと思います。  八月二十九日、野村証券の前会長は、損失補てんは大蔵省が損失補てん禁止通達を出した後、会社の意思で行った、しかも百六十億行った。日興証券の前社長も、日興の会社の判断で行った、こういうふうに重言をいたしました。私は、証券会社をかばう気はありませんが、公然と国の、大蔵省の通達に弓を引くような行動をとらざるを得なかった会社としては大変苦しい判断をしたものだと思います。一方、大蔵省がとっている態度は、営業特金は整理をしなさい、しかし他方では損失補てんはしてはいけませんよ、こういうふうに二律背反を強いられ……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第9号(1991/10/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私が資料要求いたしました十億円以上の損失補てん企業の損失発生額等の資料を実は受け取りました。なお、五億円以上のものも受け取りましたし、さらに平成三年三月期の十億円以上の分も資料を受け取りました。最後の二つはきのうからきょういただいたんですから、主として十億円以上の問題で質問を続けたいと思いますが、まずこの資料を見て、局長、特徴点を説明してください。
【次の発言】 特徴を簡単に言ってもらえばいいですから、これからの答弁も簡単にしてください。  結局、この資料ではっきりしたことは、実際に出た損失を補てんしたとか損失の何%をやったということじゃなくて、今言われたとおりに、損失が出ていな……

第122回国会 環境特別委員会 第1号(1991/11/05、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) 一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  ただいま委員各位の御推挙によりまして再び委員長の大任を仰せつかりました。委員各位の御協力をいただきまして公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 それでは、引き続きまして、理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、異議はございませんか。
【次の発言】 異議がないと認めます。  それでは、理事に石川弘君、森山眞弓君、西岡瑠璃子君及び広中和歌子君を指名いたします。 ……

第122回国会 環境特別委員会 第2号(1991/11/20、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  議事に先立ち、中村環境庁長官及び平野環境政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。中村環境庁長官。
【次の発言】 続きまして、平野環境政務次官からごあいさつがあります。
【次の発言】 それでは、公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、先般当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。石川弘君。
【次の発言】 これをもって派遣委員の報告を終了いたします。  なお、ただいま石川君の報告中、御要望のありました山口県及び福岡県からの要望書につきまして……

第122回国会 環境特別委員会 第3号(1991/11/25、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  本日は、本調査のうち、長良川河口ぜき建設問題に関する件につきまして、お手元に配布をいたしております名簿の参考人の方々をお招きいたしております。  なお、本日は、午前を塩害問題、午後を環境問題に分け、それぞれの問題につきましてお二人ずつから御意見を聴取することにいたしております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人の方々から忌憚のない御意見を拝聴いたしまして、……

第122回国会 環境特別委員会 第4号(1991/12/20、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第一号水俣病問題早期徹底解決のための裁判所和解一解決)勧告の国による即時受諾と和解交渉の国会による促進に関する請願外六十四件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会における協議の結果、第三七七号新潟水俣病の救済に関する請願は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとし、第一号水俣病問題早期徹底解決のための裁判所和解(解決)勧告の国による即時受諾と和解交渉の国会による促進に関する請願外六十三件は保留とすることに意見が一致いたしました。  以上のとおり決定することに御異……

第123回国会 環境特別委員会 第1号(1992/01/24、15期、各派に属しない議員)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして再び委員長の大任を仰せつかりました。  委員各位の御協力をいただきまして公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
【次の発言】 それでは、引き続きまして、理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に石川弘君、森山眞弓君、西岡瑠璃子君及び広中和歌子君を指名いたします。  本日……

第123回国会 環境特別委員会 第2号(1992/03/04、15期、各派に属しない議員)【議会役職】

○委員長(安恒良一君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、高桑栄松君が委員を辞任され、その補欠として太田淳夫君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、公害対策及び環境保全の基本施策について中村環境庁長官から所信を聴取いたします。中村環境庁長官。
【次の発言】 次に、平成四年度環境庁関係予算について説明を聴取いたします。森官房長。
【次の発言】 次に、平成四年度における各省庁の環境保全関係予算について説明を聴取いたします。八木橋企画調整局長。

第123回国会 商工委員会 第3号(1992/03/25、15期、各派に属しない議員)

○安恒良一君 時間がありませんし、もう同僚議員がたくさん聞かれましたから。しかし、どう聞いておってもはっきりわからない点があります。  というのは、石炭をゼロにするんじゃないんだ、セキュリティーの観点から、国民的経済の役割から、それからユーザーとの関係ということで均衡点が決められるんだ、こうおっしゃるんですね。一方、労働組合の皆さんその他からも、早く均衡点を決めてくれ、高い均衡点を決めてくれ、こう言われています。私は、やはりこれがはっきりしないと、どれくらいの人が要るのか、これは例えば新分野とか多角経営に乗り出すに当たっても、それがないとなかなか計画が立てられない。  なぜかというと、例えば観……


16期(1992/07/26〜)

第128回国会 法務委員会 第1号(1993/11/02、16期、各派に属しない議員)

○安恒良一君 内外大変問題が山積みしているときに法務大臣に御就任されました三ケ月法務大臣に心から敬意を表したいと思います。と同時に、大臣が言われましたように、法秩序の維持と国民の権利保全に当たりたいという決意を表明されましたが、大いに今後脚奮闘くださいますことをまず冒頭にお願い申し上げます。  そこで、私も時間がわずかしかありませんので一、二点、具体的問題でお聞きをしたいと思います。  まず、大臣の所信の中に、国民的見地を踏まえ、かつ時代に即した法整備の実現を図りたい、こういうことを言われております。その問題と、きょうもちょっと同僚委員も取り上げられましたが、榎井事件が高松高裁で再審が決定され……

第129回国会 法務委員会 第1号(1994/03/29、16期、各派に属しない議員)

○安恒良一君 まず、今回の人をふやすのには、ここに書いてあるとおり、民事訴訟の適正迅速な処理ということで判事補を十名ふやす、それから同じような理由で書記官五十名、事務官五名、こういうことでございます。  そこで、私が戦後どのような形になっているかということで昭和二十二年から調べましたら、裁判官、裁判官以外の職員もずっと一貫してふえてきているんですね。他の省庁では定員法に基づいて減らしているわけです。ここだけは裁判官も書記官もふえています。  それから、そのふえ方についても、裁判官の判事、判事補、簡易裁判所の判事、書記官、それがどういう理由でどれだけふやされたかというのを年次別に調べてみましたら……

第129回国会 法務委員会 第3号(1994/06/20、16期、各派に属しない議員)

○安恒良一君 まず、法務大臣御就任、心からお祝いを申し上げます。  私も十三分しかありませんので、お答えを簡潔にお願いいたします。  そこで、委員各位の皆さんのお手元に質問を簡略にするために諸外国の法律扶助制度の一覧表とそれから我が国における法律扶助協会補助実績一覧表を配らせていただきました。  まず、私大臣に御質問したいんですが、大臣が就任の中で、法務行政に使命感を持ってやる、こう言われていますが、現在法曹界では自嘲を込めて二割司法という言葉が言われています。大臣、まずこの二割司法という言葉を御存じなんでしょうか。それから、その原因は何でしょうか。金と時間がかかり、国民にわかりにくい裁判の仕……

第129回国会 法務委員会 第4号(1994/06/21、16期、各派に属しない議員)

○安恒良一君 先ほどから同僚議員が聞いた中で答えられていない点をまずただしておきたいんですが、全国九十九団体、百カ所の更生保護会に対する政府の委託金は年間で二十億だと、そして残りはいわゆるそれぞれがボランティアその他寄附で集めて運営しておると。  そうすると、残り、集められている金額は年間にどのくらいですか。
【次の発言】 そこで、大臣、こういう実態を御存じかどうか。ちょっと私は発想の転換をしてもらわなきゃならぬと思います。  例えば北海道であれば、冬場は非常に寒いんです。そうすると、ここに入られる方は定員をぐっと割るそうですね。割りましたら、結局、定員によって委託費が出されていますので補助金……

第129回国会 法務委員会 第5号(1994/06/22、16期、各派に属しない議員)

○安恒良一君 大臣は所信表明で、法務行政に課せられた使命は、法秩序の維持と国民の権利の保全と、こう言われているんです。ところが、きのう私は竹村委員との日本商事問題についてのやりとりを聞いておりまして、大臣じゃありませんが、関係各省庁の態度に激しく憤りを実は感ずるわけであります。  それはどういうことかというと、法の秩序を守るということは、例えば殺人、強盗などの凶悪事件はもちろんのことでありますが、いわゆる経済犯というのはとかく軽視されがちだということがよく言われます。そうあってはいけないわけです。なぜかというと、インサイダー取引というのは結果的にいうと株価の公平な構成とかそれから市場の確保、そ……

第129回国会 法務委員会 第6号(1994/06/23、16期、各派に属しない議員)

○安恒良一君 私は、きのうからずっと各先生方の御質問を聞いていましたら、特に昨日は御質問の先生が弁護士御出身のせいもあったかなという気がしますが、どうも法務省側の答弁が、例えば改正の基本的視点は何かとか、そういうことについて、どうもまず私が疑問に思いますのは、アメリカやEUからの要請が強かったということでやや受け身にこの問題をとらえられておると思うんです。私は、やっぱりこの問題は、日本が世界に置かれている立場から、今後こういう問題をそんな受け身に考えるべきじゃないと思うんです。  一つは、やはり国際的なグローバルな視点から物事を考える。二つは、やはり弁護制度を考えたときに一番必要なことは、国民……

第131回国会 法務委員会 第2号(1994/10/27、16期、各派に属しない議員)

○安恒良一君 私もこの原案にはまず賛成だということを明確にしておきます。  ただ、この際、大臣及び関係者にお願いしておきたいのは、戦後一貫をしてこの方式でやっておると、こう言われるんですが、法務委員会では毎年のように、高いのか低いのかとか、適正かどうかということでいろんなことの議論がされて、大体当局の答弁も同じことが議事録を見ますとほとんど繰り返されているんですね。  そこで私は、この際、一般的に一遍これを全部洗い直してみる必要がある。例えば一つの例を挙げますと、三権の長である総理大臣と最高裁長官といわゆるここの議長は私は全く同じだろうと思って調べてみましたら、議長は低いんですよね。年間に百万……

第131回国会 法務委員会 第3号(1994/11/08、16期、各派に属しない議員)

○安恒良一君 時間が二十分しかありませんので、私はこの犯罪白書の資料と原本は十分読んでおりますから数字的な説明は要りません。政策的なことを主として聞きたいので大臣に答えていただきたい。  今も何人かの先生から質問がありましたが、私はこの白書を読みまして、外国人犯罪がふえているということを大変心配しています。  そこで、最近の外国人の犯罪の特徴は、今さっき御答弁があったように、国籍の多様化、それから地方への拡散、それから凶悪化、三つが大きな特徴ではないかとこれを読んで思うんですが、間違いありませんか。
【次の発言】 そこで、警察庁がおまとめになったことしの一―六の外国人犯罪の刑法犯は一〇%ふえて……

第132回国会 法務委員会 第2号(1995/02/17、16期、各派に属しない議員)

○安恒良一君 まず私は、今回の兵庫県南部地震によって亡くなられた方々に哀悼の意を表すと同時に、負傷された方や、復興のために村山総理以下、法務大臣を含め、政府機関、関係者が全力を挙げてやっておられますので、そのことは既に多くの同僚委員から質問ありましたから、時間がございませんから質問を省略いたします。どうぞ一層の御尽力を大臣以下賜りますように、まず冒頭お願いしておきます。  そこで、時間の範囲で、私は大臣の所信の中で、去年も司法改革について質問をいたしましたので、ことしも司法改革について質問をしたいと思うんですが、最近、ロッキード・丸紅ルートの上告審の結審がありまして、判決はこの春にあるだろうと……

第132回国会 法務委員会 第4号(1995/03/10、16期、各派に属しない議員)

○安恒良一君 私は大臣の所信に対して、二割司法の解消問題、特に長期裁判の根本原因が法曹人口の不足と予算の貧弱にあるということを前回指摘をして、その改善を大臣に促しましたし、また最高裁にも促しました。私は、国民にとって身近な司法にするためには、やはり裁判にかかる時間と費用とアクセスの面で個人が利用しやすいような改善がどうしても図られなきゃいかぬと思います。  そこで、まず、きょうこの法案が出てきまして、私はこの法案に賛成ですが、どうも基本的な理念においてもしくは長期計画において、下稲葉先生も質問されましたが、裁判所の考えなり法務省の考えがすっきりしませんからまず一、二点聞きたいんです。  第一点……

第132回国会 法務委員会 第7号(1995/03/17、16期、各派に属しない議員)

○安恒良一君 時間がございませんので、主としてできれば大臣とやりとりをさせてもらいたいと思います。  まず、一つの問題は、いわゆる帰化申請の処理期間の短縮問題についてですが、これは去年の十一月八日、本委員会で荒木委員からも大臣に質問されまして、大臣は「一年以上経過するということについては短縮をする努力をこれからもしていかなければならない、」「鋭意取り組んでまいりたい」、こう答えられました。  私がこの問題を取り上げましたのは、もうちょっと古くなりますが、相撲の小錦関に対する帰化が非常に時間がかかったということで当時世論からかなり厳しい批判があっています。また、最近私の耳によく達しますのは、いわ……

第132回国会 法務委員会 第8号(1995/04/25、16期、各派に属しない議員)

○安恒良一君 三人の参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。  三人の先生からある程度今回の改正、評価をほとんどされました。私も評価しております。  ただ、私の実感を言うと、明治四十一年来、こんなものをよくほっでおいたなと。特に、近代憲法になって今日までこんなことでよかったのかなというので、これは法曹三者だけではなくて私ども国会議員を含めてこんなものを戦後これだけ長い間はっておいたなと、いけなかったなと、まず私は自分の実感として感ずる。  それはなぜかというと、かなり近代化されましたが、やはり罪刑法定主義からいいますと、私はやっぱり義務教育を終了した人がある程度読んでわかるようにしなきゃな……

第132回国会 法務委員会 第9号(1995/04/27、16期、各派に属しない議員)

○安恒良一君 二日間にわたって下稲葉委員を初め八名の人が質問されましたので、質問したいと思っておることはほとんど終わりましたから、私はいわば落ち穂拾い的に、もしくはある程度今までのやりとりの中でさらに納得いかない点を少し聞きたいと思います。  まず、今回の改正には私は賛成なんですが、実は驚きました。刑法制定から八十八年、改正刑法草案公表から二十一年、このままになっておったんです。だから、戦前の帝国憲法のときのことを今言ってみても意味はありませんが、少なくとも戦後の平和憲法になって約五十年間、こんな難解な言葉をそのままによく放置しておったなと。これは率直に言って、私は歴代法務大臣、法務省に大きな……

第132回国会 法務委員会 第10号(1995/06/08、16期、各派に属しない議員)

○安恒良一君 私は、空前の惨事となったあの地下鉄サリン事件で東京地検がオウム真理教の麻原彰晃を首謀者として殺人犯などで起訴し、またその他の重立った幹部も順次起訴されて、このオウムの類のない組織的犯行が三カ月に近い捜査の中で固まったと。私は、この間の警察当局、検察当局の組織の総力を挙げた劇夜の努力と苦労に対して、まず心から敬意と感謝の念をあらわします。  そういう状況の中で、ひとつ、危機管理という問題が非常な今議論になっていますから、きょうはその点に絞って、大臣や内閣からも来ていただいておると思いますから聞きますが、戦後五十年の節目であることしに、阪神大震災、地下鉄サリン事件、國松警察庁長官の狙……



各種会議発言一覧(参議院)

11期(1977/07/10〜)

第82回国会 法務委員会、運輸委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1977/11/21、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、社会党を代表いたしまして、持ち時間四十分でありますから、ごく簡単に、しかも法律の中身だけでなくてやはり行政の問題を含めて質問をしたいと思います。  それはどういうことかといいますと、率直に申し上げまして、今度出されました航空機強取等防止対策を強化するための関係法律の一部改正というのは、いわゆる罰則を強化して、そのことによってハイジャック等暴力行為を防いでいこうと、こういう趣旨に関係法律がなっていると思います。しかし、率直に申し上げまして、赤軍派の人々はこの罰則強化だけでは実効を上げることは不可能である。というのは、誤っていますが彼らは彼らなりに一定の信念に基づいて行動してい……

第84回国会 地方行政委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1978/05/10、11期、日本社会党)

○安恒良一君 今次の道交法の改正案は、国民皆免許時代といわれる新しい時代の要求に対して、大幅な改正である。こういうふうに説明を受けておるところでありますが、私は道交法の目的は第一条で規定をされているとおりでありまして、私は交通安全というものは総合的な安全対策が必要だと考えます。ところが今回の案が発表されまして以来、マスコミであるとか一般世論、さらに衆、参議院の関係委員会の今日の審議までの中でも、いろいろ指摘をされているとおりに、道交法の改正以前に、全国の危険な道の改修をやるとか、徹底した安全施設の拡充をやる。さらに自動車、自転車等の安全性の確保等、こういうものを関係各省で所管をされておりますが……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1978/03/29、11期、日本社会党)

○安恒良一君 まあ分科会でもありますから、少し細かい問題について質問をします。その点は御了解を願いたいと思いますが、五十二年の十一月二日付で、警察庁交通局長名で、各管区警察局長、警視総監、各道府県警察本部長、各方面本部長あてに、「指定自動車教習所における高速教習の充実について」という通達が出されています。中身はよく知っておりますから、時間の関係もありますから、簡潔に、どういう通達なのか、どういうことを考えているのか、こういうことについて、まず御説明をお願いをしたいと思います。
【次の発言】 任意の教習、それから希望者、こういうところを言われました。これらの問題は後から少し中身についてお聞きをし……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1978/03/29、11期、日本社会党)

○安恒良一君 時間が三十分しかありませんので質問も簡単にいたしますから、内容を要領よくお答えを願いたいと思います。  まず、きょうの本会議でもいろいろ問題になっています都心から新成田空港に至る足の問題についてお聞きをしたいのですが、私いろいろ方法はもうすでに知っておりますから、その中で一番いま時間的に迅速に行けるというのは京成電鉄の電車だと、こういうふうに聞いておりますが、その点は間違ありませんか。
【次の発言】 そこでお聞きをしたいんですが、京成電鉄からおりまして、バス輸送で六分間かかって、そして新空港ターミナルの四階に入る、こういう段取りになっているわけです。当初、計画をされたときに、いわ……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1978/03/31、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、まず厚生大臣の政治姿勢について、同僚の広田委員からも質問がありましたが、私も重ねてまず冒頭にお聞きをしたいんです。というのは、厚生大臣になられましたときに、同僚の広田委員も言われましたように、不公正の是正、それから公平にやりたいと、こういうことであったわけです。ところが、最近新聞を見ますと、医療保険制度の改正問題について社会保険審議会、社会保障制度審議会にかけられて、そして今国会に出される、これは前のいわゆる臨時国会の約束なんであります。ところが、その制度の改正問題についてしきりと日本医師会の武見会長と会談をされている、そのことが新聞にでかでかと報道されるわけです。私は一概……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1978/03/30、11期、日本社会党)

○安恒良一君 実は、私は、ゴム履物に関する問題を大臣以下関係局長に御質問をしたいということで用意をいたしておりましたが、大変遺憾な事態が出ましたので、通産省の勤務の状態ということについて、まず大臣に質問をしなければならぬことを大変遺憾に思いながら質問をしたいと思います。  実は、私は、きょうゴム履物問題に対していろいろ質問をしますので、昨日、生活産業局長の藤原さんとぜひ話をしたい、こういうことで政府委員室を通じて申し入れをしておきました。きのう二つの分科会をかけ持ちをしましたから、夕方、夜遅くなるので、けさでどうだろうということだったのですが、九時という約束が取りつけられました。そこで、私は九……

第87回国会 予算委員会公聴会 第1号(1979/03/20、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、今井先生が財政当局の資源の再配分、それから所得の再配分機能、それと財政健全化、こういうことを言われて大変共感を覚えるところですが、その角度で一、二点御質問申し上げたいと思います。  まず一つは、先生も言われましたように、どうも安上がりの政府ということの強調の余り、ことしはかなり福祉が後退をしているんじゃないだろうか。たとえば一般財政の伸びが一二・六、社会保障の伸びが一二・五なんです。これは昭和四十九年対前年比で三七%をピークとしまして五十二年までは一般財政の伸びよりも社会保障費の伸びが上回っていましたが、去年とことしは下回っているわけです。そこで、私は、やはりこのような国家……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1979/03/29、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、労働省所管の中の雇用問題について質問をしたいのでありますが、割り当てられた時間が三十分ですから、その中で造船産業に関する雇用問題について質問をしたいと思います。  まず、わが国の産業全体がかなり上向いてきたのでありますが、依然として造船、重機が非常に低迷をしている、こういうことを私は承知をいたしております。そこで、そういう関係の中で最近造船の大手、中小を問わず合理化が進められております。造船の大手七社の合理化がどのような形において進んでいるのかということについて、ひとつ労働省、それからいま一つは、運輸省関係等で把握をされておるなれば説明をしていただきたいと思います。ただし、……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1979/03/28、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、通産大臣初め通産省の関係局長、それから労働省の関係局長に対してわが国のゴム履物産業問題について質問をしたいと思いますが、昨年の三月三十日の予算委員会の第二分科会におきまして、当時の河本通産大臣を初め所管の生活産業局長、それから労働省の審議官に対して種々お尋ねをいたしました。  大臣がおかわりになりましたので、そのときの問題点をちょっと整理してみたいと思います。  第一点は、ゴム履物産業は典型的な労働集約型産業である。ゴム履物産業が発展途上国の追い上げによって国際競争力を失いつつある。そして輸入が非常に急激に増大をしている。さらに今日の円高が輸入促進に拍車をかけており、ゴム履……

第91回国会 予算委員会公聴会 第1号(1980/03/18、11期、日本社会党)

○安恒良一君 それでは、内山公述人と藤田公述人、二人の方に大変御苦労さまですが、時間の関係がありますから一括してお二人にお聞きしますので、どうぞお答えを願いたいと思います。  まず最初に内山さんにお伺いしたいんですが、私も高齢者問題というのは非常に大変な問題だと思うのです。そこで、内山さんも言われましたように、政府は行政指導で六十歳定年を六十年までにやると言っていますが、私は、なかなか行政指導だけでは片づかないのではないかと、こう思うわけです。そこで、ヨーロッパ各国におきまして高齢者の雇用及び生活安定のための方策としましては、一つはあくまでも高齢者の雇用維持安定を期する方法、これはたとえば内山……

第91回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1980/03/31、11期、日本社会党)【議会役職】

○副主査(安恒良一君) 以上をもって浜本万三君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際、分科担当委員の異動について御報告いたします。  本日、浜本万三君及び小野明君が分科担当委員を辞任され、その補欠として穐山篤君及び赤桐操君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  次に、穐山篤君の質疑を行います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それじゃ速記を起こして。
【次の発言】 以上をもって穐山篤君の質疑は終了いたしました。  次に、赤桐操君の質疑を行います。

第91回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1980/04/01、11期、日本社会党)【議会役職】

○副主査(安恒良一君) ただいまから予算委員会第三分科会を再開をいたします。  午前に引き続き、昭和五十五年度総予算中、郵政省所管を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。大森昭君。


12期(1980/06/22〜)

第94回国会 建設委員会、社会労働委員会連合審査会 第1号(1981/06/02、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、連合審査に当たりまして、本来でありますならば今回の財政再建、臨時行政調査会の提案等によりましてきょう審議している一ルート三橋自体が問題になりつつありますが、これらの問題は後から質問をしたいと思います。と言いますのは、運輸大臣が衆議院との御関係で本席上には二十五分ということを承っておりますので、大変質問はしにくいのですが、そこを跳び越えまして運輸大臣に係ることだけを質問をまず申し上げたいと思います。そこで二十五分でございますから、それらの問題についてはひとつ簡潔にお答えをお願いしたいと思います。  まず私は、連合審査の中で一番大きい問題といたしまして、本四架橋自体ができ上がり……

第94回国会 予算委員会公聴会 第1号(1981/03/20、12期、日本社会党)

○安恒良一君 本日は清水先生、高垣先生、北田先生大変御苦労さまでございます。貴重な御意見を賜りましたが、私の持ち時間は往復で二十三分、こういうことでございますので、各先生に簡潔に質問を申し上げたいと思います。  まず、北田先生でありますが、自動車を中心とする日米経済摩擦の問題について、その対応について基本的にどうあるべきかということについてはよく先生の御意見を承りました。その上に立ちまして、この問題はもう単なる経済問題だけではない。いわば大きい政治問題になっておる。そこで、いまの先生の基本的なお考えの上に立って政府はどう対処すべきであろうか、このことについて先生のお考えをひとつ聞かしていただき……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1981/03/27、12期、日本社会党)

○安恒良一君 まあ大臣、読まれてないということは非常に残念ですし、また国会開催中でもありますから、お忙しいということはよくわかりますが、ぜひひとつ一読をしていただきたい。  実は、私のところにきょうお客さんがありまして、安恒さん、どういうことをきょうやられるんですか、私は余りこの同和問題は詳しくないということから、ちょっとこれを見てくださいと読ました。そうしたら、そのお客さんびっくりしまして、今日の民主主義社会に、日本にこんなことがまだ残っているのでしょうかと、ああ、本当にいい勉強になりましたと言って、これを見てその方は、わずか十分か十五分、この中の主だったところをちょっと見られただけで、私た……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1981/04/01、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、本日は同和対策事業問題に限定をいたしまして、大蔵大臣及び関係各省に御質問を申し上げたいと思います。  まず大臣のお手元には「全国のあいつぐ差別事件」ということで、これは特別措置法の強化改正要求をしております中央実行委員会発行の資料をずっと前にお渡しをしていると思いますが、この冊子を読まれまして、大臣どのような御感想をお持ちでございましょうか。まず、渡辺大蔵大臣にお伺いを申し上げます。
【次の発言】 大臣お忙しいと思いますから、ところどころ見たということでありますが、ぜひ一遍、これは今後の同和対策事業を強化していく上でも重要な資料、御参考になると思いますから、時間を見てひとつ……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会公聴会 第1号(1981/11/12、12期、日本社会党)

○安恒良一君 各公述人の先生方、お忙しいところ本日大変貴重な意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。私に与えられております時間は往復で三十分なのでございますから、簡潔に関係の先生に御質問したいと思いますので、お答えをお願いしたいと思います。  私は、時間を節約する意味で三人の先生に一括質問をいたしまして、順次お答えをお願いできればと、こういうふうに考えます。  まず石田正實先生にお尋ねをしたいのでありますが、今回の行財政改革の必要性を説かれて、国民がひとしく痛みを分から合わなければならぬ、こういうことでございまして、私もその点について異論はないわけでありますが、今日この行財政機構……

第96回国会 予算委員会公聴会 第1号(1982/03/23、12期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、名東先生に質問を限らさしていただきたいんですが、往復十三分しかございませんので簡略に質問します。私は、名東先生の減税の必要論、興味深く聞かしていただきました。そこで、少し突っ込みまして、減税の必要性について私どもは、現在政府は公共投資の前倒しを言っておりますが、政府支出が経済成長に占める割合は二〇%しかないわけでありますから、個人消費が約五五%、そういう意味からも、私はきわめて減税の必要性が今日の景気動向ではあるだろうと思いますが、一つはその財源を何に求めるかというところに問題があります。いま先生から法人税を初めいろんな財源の提起がありました。大変注意深く聞かしていただいた……


13期(1983/06/26〜)

第101回国会 社会労働委員会,地方行政委員会,大蔵委員会,運輸委員会連合審査会 第1号(1984/08/03、13期、日本社会党)

○安恒良一君 質問に入る前に、御答弁に回られる大臣並びに政府委員にお願いしておきますが、持ち時間が少ないのですからごく簡潔に私も質問したいと思いますし、簡潔にお答えを願いたいと思います。  健康保険法の改正の最大の理由は、大臣もしばしば言われておりますように、二十一世紀へ向けて我が国の国民の健康の増進、こういうことに重点が置かれているというふうに聞いておりますが、私は、皆保険下における健康保険制度については二つの約束がなけりゃならぬと思うのでありますが、この点についてどうお考えになるか。一つは、国民皆保険下でありますから、国民がいつでもどこでもよい医療を平等に受けられる、これが第一。第二の約束……

第102回国会 社会労働委員会,内閣委員会,地方行政委員会,大蔵委員会,文教委員会,農林水産委員会,運輸委員会連合審査会 第1号(1985/04/19、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私は今国会に提出され、連合審査されておりますこの国民年金法等の一部改正に関する法律案は、所管庁である厚生省年金局、社会保険庁船員保険課が担当して立案したものであります。しかし、その法律の内容と構想は、共済年金それから恩給それから議員互助年金等々に影響をもたらす内容を含んでいるものだと思います。  しかしながら、今同僚に対する御答弁をお聞きしますと、大蔵大臣は国家公務員共済年金についてはこの国会に提出したいのだと、こういうことを言われていますが、その他たくさん関係するところの共済年金関係はどういうふうにされるか全然定かではないわけであります。そして、そういう中でただ単に国民年金と厚……

第102回国会 予算委員会公聴会 第1号(1985/03/26、13期、日本社会党)

○安恒良一君 社会党の安恒です。両先生には大変お忙しいところ御苦労さまでございます。  まず最初に貝塚先生にお聞きをしたいんですが、貝塚先生が今シャウプ勧告の中心である所得税中心はほぼもう見直すときにきたんだと、こういうことでいろいろ御説明いただいたのでありますが、そうしますと、貝塚先生のお考えとして、いわゆる税というのは所得の段階、それから資産、動産等の資産にかける段階、それから消費の段階、三つの段階があるわけですが、消費の段階で税をかけるというやり方ですね、貝塚先生としましては、この三つの段階について今の所得税中心を見直すということで、一部資産所得に公平にかけるということで低率で一律にかけ……

第104回国会 建設委員会,大蔵委員会,運輸委員会連合審査会 第1号(1986/04/23、13期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、建設大臣それから運輸大臣等関係大臣にお聞きをしたいんです。  民活ということで、本来でありますと道は御承知のように道路公団が中心につくっているんですが、どうも今回は殿上人のツルの一声といいますか、中曽根総理のツルの一声で、民活民活ということでこのような形になったと聞いているのでありますが、どうも今度やろうとされていることの中身が私はやや中途半端ではないかと思うんです。というのは、関西新空港を第三セクターでやることを決めました。その場合と今回の場合は、やはり必ずしも同じではないわけですね、同じ民活でやるといっても。  ですから、関西新空港を第三セクターでやるやり方と今回のやり……

第104回国会 商工委員会,運輸委員会,逓信委員会連合審査会 第1号(1986/05/07、13期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、冒頭に明らかにしておきたいんですが、この法案には実は反対なのであります。  そこで、おそろいの関係大臣に少しお聞きをしたいんですが、まず第一点は、これ四省にまたがって四大臣に関係があるわけです。にもかかわらず、メーンは商工になっているわけですね。ですから商工の分野が多いだろうかなと思ってこの法案を見てみますと、必ずしもそうではないんですね。なぜこれはメーンが商工が中心になってこのことを御議論されるのか。そこのところの法案の関係についてまず一つ明らかにしていただきたい。
【次の発言】 通産大臣の御説明、私は理解しにくいんですが、行政改革だということでおっしゃいますと、例えば国……

第104回国会 予算委員会公聴会 第1号(1986/03/20、13期、日本社会党)

○安恒良一君 黒川議長、江見先生、お忙しいところ大変ありがとうございました。私の持ち時間が二十四分しかございませんので、失礼でございますが、質問は二人の先生に一緒にさしていただいて、お答えを別々にお願いをしたいと思います。  まず黒川議長から今あと一部屋と九万円と、大変ユニークな、大変私は興味深く聞かしていただいたのですが、いま一つ「二十一世紀へ向けて生活改善のために我慢は世界で孤立、日本はライフスタイルを変えてみませんか」、こういう白書を出されているようでありますが、きょうの黒川公述人の御見解は主としてやや今年度の問題だったと思います。それらを含めまして少しライフスタイルを二十一世紀へ向けて……


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会公聴会 第1号(1986/11/14、14期、日本社会党)

○安恒良一君 本日は大変お忙しいところを吉田先生、中山先生に御公述いただきまして、ありがとうございました。  私の持ち時間が三十四分、これも往復でございますので、一人の先生に大体私十七分ずつぐらい、これは私がしゃべりますことを含めてでございますから、よろしくお願いをしたいと思います。  まず私、中山先生に少しお伺いしたいのですが、労組法、労働法の専門的な立場からいろいろ御開陳がございまして、分割・民営には反対だという立場の上で御開陳があったんですが、また先生が最近お書きになりました二、三の論文も読まさしていただいています。そういう上で次のようなことを御質問したいと思います。  まず、私ども、今……

第108回国会 予算委員会公聴会 第1号(1987/05/14、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 小林先生、肥後先生、大変御苦労さまです。  私は小林先生にまずひとつ質問をしたいんですが、政府が今度三十万人雇用開発プログラムを出していますが、相変わらずこれまでどおりの賃金助成が中心で旧態依然としていると思います。ですから私は、このような給付行政によって、今先生が御指摘をされた、大きく産業構造が転換をしょうとしているときに雇用問題にこれで対応できるんだろうかどうか。この点について先生の御見解をひとつ聞かせていただきたい。  それから先生が六十万人ぐらいは量的拡大が必要だという御指摘をされましたが、そこで私が質問したいのは、構造調整と完全雇用という課題を達成するためにはどの程度の……

第112回国会 予算委員会公聴会 第1号(1988/03/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 私は、富岡先生に三点伺いたいと思います。  一つは、今法人税のあり方についていろいろうんちくを傾けられたお話がございましたが、我が国の大企業のうちで、巨額な営業上の利潤を上げている、ところが日本の法人税はほとんど納めていないという企業があります。これは、現行の外国税額控除制度た大きな制度上の欠陥があるというふうに私は考えますが、これらの現行制度の問題点と改革について先生の御意見を聞かしていただきたい。  二つ目には、直間比率是正論や、所得、消費、資産に対する課税のバランス論から、一般消費税課税を非常に強調し過ぎる嫌いがありはしないかという、こういう問題点について。  それから三点……

第113回国会 運輸委員会,内閣委員会連合審査会 第1号(1988/07/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 まず、総理に二十分ということですから、総理に限定してお聞きをしたいと思いますが、私も総理への御質問に入る前に、今回の事故で亡くなった方の御冥福を心からお祈りいたしますと同時に、御遺族の皆さんに心からの哀悼の意を表します。また、負傷された方々にお見舞いを申し上げたいと思います。  そこで、総理にまずお聞きしたいのですが、本来、国民を守るべき立場の自衛隊が一般市民に危害を及ぼすということはあってはならないことだと思います。民間人を巻き込んだ今回の大事故は四十六年の雫石事件以来のものでありまして、私は海上自衛隊及び政府の責任は非常に重大だと思います。  そこで、総理に二つのことをお約束……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会公聴会 第1号(1988/12/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 社会党の安恒であります。  公述人の皆さん大変御苦労さまでございます。たくさんの方がおいでになりますし、私に与えられた時間は二十七分で、皆さんに御質問ができないのをお許し願いたいと思います。  まず最初に、粕谷晴江さんにお聞きをしたいのですが、御主張の中で今回の配偶者特別控除についての御批判があり、やはり基礎的な部分をふやすべきだという御意見を聞かせていただいたのですが、私はその点に賛成なんです。  そこで、ちょっとこれらの問題についてお聞きしたいのですが、ヨーロッパ各国、アメリカ等では二分二乗方式というのが取り入れられています。この点について、課税単位を世帯単位にした方がいいの……


15期(1989/07/23〜)

第115回国会 内閣総理大臣の指名両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号(1989/08/09、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 ただいまから内閣総理大臣の指名両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会を開会いたします。  本院規則第百七十七条の規定により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、議長及び副議長の選任を行います。  つきましては、議長及び副議長の選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの太田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、議長に鈴木和美君、副議長に及川順郎君を指名いたします。(拍手)  これにて散会いたします。    午後三時十七分散会

第118回国会 平成二年度一般会計予算外二件両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号(1990/06/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 ただいまから平成二年度一般会計予算外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会を開会いたします。  本院規則第百七十七条の規定により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、議長及び副議長の選任を行います。  つきましては、議長及び副議長の選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの白浜君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、議長に矢田部理君、副議長に太田淳夫君を指名いたします。  これにて散会いたします。    午後三時二十六分散会

第118回国会 平成二年度一般会計暫定補正予算(第1号)外二件両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号(1990/05/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 ただいまから平成二年度一般会計暫定補正予算(第1号)外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会を開会いたします。  本院規則第百七十七条の規定により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、議長及び副議長の選任を行います。  つきましては、議長及び副議長の選任方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの猪熊君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、議長に矢田部理君、副議長に太田淳夫君を指名いたします。  これにて散会いたします。    午後四時五十九分散会

第120回国会 平成三年度一般会計予算外二件両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号(1991/04/11、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 ただいまから平成三年度一般会計予算外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会を開会いたします。  本院規則第百七十七条の規定により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、議長及び副議長の選任を行います。  つきましては、議長及び副議長の選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの白浜君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、議長に私、安恒良一が、副議長に及川順郎君が選任されました。  これにて散会いたします。    午後零時三十六分散会

第120回国会 予算委員会公聴会 第1号(1991/04/02、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 大場先生、牛嶋先生、大変御苦労さまでございます。お二人の先生に質問したいと思いますが、二十八分しかありませんので、簡単にお答えを願いたいと思います。  まず、今も同僚の星野さんから言われましたように、これは大場先生にお聞きをしたいんですが、今の景気の動向をどう見るかというのは私は極めて大切なことだと思うんです。特に最近の減速過程をどう判断すべきかということだと思いますが、御承知のように、この予算委員会を通じて今星野さんが挙げられたようなあらゆる経済指標をつくって論争したんですが、どうも政府側はまだなだらかな拡大局面を続けていると、こういうふうに見ています。  私は、やはり今挙げま……

第120回国会 平成二年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号(1990/12/17、15期、日本社会党・護憲共同)

○安恒良一君 ただいまから平成二年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会を開会いたします。  本院規則第百七十七条の規定により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、議長及び副議長の選任を行います。  つきましては、議長及び副議長の選任方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの片上君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、議長に私、安恒良一が、副議長に及川順郎君が選任されました。  これにて散会いたします。     午後五時三十六分散会


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データ更新日:2022/12/09

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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。