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中村鋭一 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

中村鋭一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
347位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
312位

12期委員会発言TOP50
42位
12期委員会発言(非役職)TOP50
41位
15期委員会発言TOP50
40位
15期委員会発言(非役職)TOP50
39位

このページでは中村鋭一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中村鋭一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

12期(1980/06/22〜)

第93回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第2号(1980/10/29、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 初めての質問でございますので舌足らずな点もあるかと思いますけれどもお許し願います。本委員会で先ほどから質疑を伺っておりまして、鯨岡長官がたてまえではなく本音で答弁をしておられるということを、午後一時以来私実感として受けとめております。そのことをまず評価させていただきたいと思います。  二、三質問させていただきます。環境庁、十月二十日に湖沼水質保全特別措置法を、仮称でございますが、制定する意向で中公審に諮問をされたということでございますけれども、その趣旨をごく簡略にお話し願います。
【次の発言】 滋賀県は琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例、関西では普通、洗剤条例、こう言っております……

第93回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第3号(1980/11/12、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 昨年度の交通事故死者数と負傷者数に分けてお教えを願えますか。
【次の発言】 そのうち自動車事故は死者は何人でございますか。
【次の発言】 免許を取得して一年未満、二年未満、五年未満、免許を取って余り年数がたたなくて事故を起こした人は何人ぐらい昨年でいらっしゃいますか。失礼いたしましたこの数年来ですね。
【次の発言】 そうしますと、免許を取ってから事故を起こす確率は、たとえば免許を取って十年、十五年無事故で経過する人に比べれば非常に高いわけですね。五割以上になるかと思いますけれども、そういった点で免許取得というのは車を安全に運転するということで非常に大切なことだと思います。免許を取……

第93回国会 逓信委員会 第1号(1980/10/21、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 初めての質問でございますので、重複したり舌足らずな点もあると思いますが、お許しをお願いいたします。  初めに、電話のことでちょっとお尋ねしたいんですけれども、キャッチホンというのがございますね、通話中の電話に割り込めるシステムですけれども。このサービスを電電公社が提供なさいましたのは何年何月ごろからでございますか。
【次の発言】 大変便利なシステムだと思いますけれども、先ごろこれが欠陥がありまして、AとBが電話をしておりますときにCが割り込む、そのときにAとCが通話できる、それがキャッチホンのシステムだと思うんですけれども、ちょっとお待ちくださいと言って、最初に通話をしておりまし……

第93回国会 逓信委員会 第2号(1980/10/28、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 会長さんにお伺いしたいんですけれども、公共放送だとわれわれNHKを承知しておりますけれども、NHKで理解をしていらっしゃる公共放送の定義についてお話し願いたい。
【次の発言】 冒頭に公共放送についてどのようにお考えかを伺いまして、五十二年度の決算に関連して二、三質問をさしていただきます。  NHKは、われわれが一般に言っております民間放送を民間放送と呼んでいらっしゃいますか。それとも商業放送というふうに呼んでいらっしゃいますか。
【次の発言】 大分以前になりますけれども、民間放送が波を出したのは昭和二十六年でございますけれども、そのころにNHKは民間放送とは呼ばない、営利を目的と……

第93回国会 逓信委員会 第5号(1980/11/13、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 ことしの消費者物価の政府の見通し六・四%ということでございますけれども、よほど努力しないとこの目標を達成することは困難である。これは、ほかの委員の先生方もそのことについてはこれまで何度もお尋ねだと思いますけれども、特に郵便料金も公共料金でございますからこれがやはり他の消費者物価に影響する、ひいては六・四%を上回る物価の値上がりを誘発する大きな要因になる、こう思うのですけれども、その点についての大臣の御判断をお願い申し上げます。
【次の発言】 いま御答弁いただいた数字は〇・O四%ですね。これは郵便料金の家計支出の中に占める平均的な支出の割合でございますね。  昭和五十四年度における……

第93回国会 逓信委員会 第7号(1980/11/20、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 先ほど山中委員も御質問になりましたけれども、本日の新聞各紙に、五十七年度から電話料金を値上げしたい、そういう意向を電電公社総裁が表明をなさいましたけれども、総裁にお尋ねいたしますが、昨日の記者会見でお述べになった値上げについての骨子をいま一度お教え願います。
【次の発言】 黒字の間に値上げをしたい、骨子はそういうことだと思いますけれども、これ総裁、一般の企業で考えてみますと、いまわが社は、大変お金がもうかって株主の皆さんにも喜んでいただいている、もうかっているけれども、さらにもっともうけたいから値上げをするんだ、そういう理屈が一般の企業で通ると思いますか。

第93回国会 逓信委員会 第8号(1980/11/25、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 大臣は、今回の郵便料金の値上げの一部改正案の趣旨説明の中で、五十五年度中は葉書を三十円にしたいということをおっしゃっておいでになりますね。この真意といいますか、どうして五十五年度中は三十円にするということを趣旨説明でなすったんでございますか。
【次の発言】 段階的に中間とおっしゃいますけれども、どうしても値上げが必要であれば、別に段階でなくても二十円から四十円でも差し支えないんじゃないですか。郵務局長、その辺を。
【次の発言】 段階的に三十円にする。いま局長がおっしゃったように、国民生活に影響を与えるから、だから、それでよろしゅうございますね。――ということであれば、どうなんでし……

第94回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 閉会後第1号(1981/09/17、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 委員派遣の報告を申し上げます。  去る八月三十一日より九月二日までの三日間、鳥取県及び島根県の公害及び環境保全並びに交通安全対策の実情調査のため、坂倉委員長、梶原委員、関口委員、本岡委員、中野委員及び私中村の計六名の派遣が行われました。  なお、増岡理事及び沓脱理事も現地参加されて派遣団と同行し実情調査に加わっております。  日程の第一月は、鳥取県庁におきまして、県の自然環境保全と公害対策の概要、交通事故の発生状況と交通安全行政の概況及び境港の港湾施設の整備計画並びにマツクイムシの被害、対策等について県当局より説明を聴取し、その後、東郷池の汚染及び環境整備状況等を現地視察、次いで……

第94回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第3号(1981/03/18、12期、民主社会党)

○中村鋭一君 午前中の本委員会の坂倉委員の質問に対する答弁の中で、長官は、今国会で、予算委員会等で公害行政について言及されることがはなはだ少ないというふうにお答えになったわけですけれども、それはどこにそういう理由があると長官はお考えでございますか。
【次の発言】 私も同感でございまして、この国会で目先のお金をどこへ幾らつけるか、金の話ばかり。まあ私も新人議員でございまして、来てびっくりしたのですけれども、百年の大計というよりも、国会というところは銭の話ばかりしているわけですね、朝から晩まで赤字をどうするとかこうするとか。それも大事なことです。それは債券を出して国が国民に借金しているわけですから……

第94回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第4号(1981/03/25、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 四月から政府の第三次交通安全基本計画がいよいよスタートするということなんですが、この第三次交通安全基本計画につきましてその主な目的といいますか、達成したいという目標をまずお伺いいたします。――答弁者はどなたですか。
【次の発言】 私は質問しているんですからね、明確に大きな声でやっているんですからね、私が質問終わってからあなたいまお立ちになるまで二十五秒ぐらいたっていますよ。時間短いのですから、正確に、うろたえないで答えてください。  八千人以下に抑えるというのが目標であるといまおっしゃいましたね。これは昨年の十二月の読売新聞ですけれども、厚生省がまとめた統計によりますと、昭和五十……

第94回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第6号(1981/04/17、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 前の三月二十五日の委員会で、私は道路面の標示について、法定速度がたとえば高速車六十キロ、中速車五十キロでありましても路面に標示が「4〇高中」となされている場合は最高速度四十キロを守らなければいけない。それは見ればわかることですから「高中」の二文字を外したらいかがでございますか。その「高中」の一文字を書くについての単価のとり方は政府の方は大変安くおっしゃいました。われわれの試算では、「高中」二文字を書くのに最低で一万五千円かかるというふうに申し上げて善処を要望したのでございますが、その後これについてどういう検討をお加えになりましたか。

第94回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第8号(1981/05/27、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 初めに、民社党・国民連合を代表いたしまして、運輸省が今回、従来、常識的に言うところの運輸行政の枠を超えて自動車事故被害者のために、またその家族のために法律案を提案なさったことについて敬意を表しておきたいと思います。  最初に、今回のこの整備するに至ったプロセスについて簡単で結構ですから御説明をお願い申し上げます。
【次の発言】 私、民社党・国民連合を代表して質問さしていただいておりますので、午前中以来、同僚委員の質問と私の質問が重複するところはあると思います。一々、午前中から申し上げておりますようにとお断りいただかなくても結構でございます。  運輸省の理解していらっしゃる自動車事……

第94回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第9号(1981/06/03、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 六月五日から環境週間が始まりますね。これはいつから、どんな趣旨でおやりになっているのか。これまで具体的な成果をどのように上げてこられたのか。  それから、特に今回の環境週間のメーンテーマといいますか、ねらいといいますか、これまでの環境週間とキャラクタリスティックに違った点があればお教えをお願いいたします。
【次の発言】 これまでやっただけの値打ちはあったんですか。成果は上がっておりましたですか。
【次の発言】 「よりよい環境を求めて 環境週間」「空カンはくずかごに捨てるか、家まで持ち帰るようにしましょう。カラオケ騒音や自動車のカラふかし騒音などの近隣騒音は、私たちのちょっとした心……

第94回国会 逓信委員会 第2号(1981/03/03、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 本委員会で午前中に郵政大臣の所信表明がございました。大臣の行政に対する熱意というものがうかがわれて私も感銘を受けた次第でございます、し  ただ一点、少し疑問に感じた点がございますのでお尋ねをさせていただきますが、「郵便事業の運営に要する財源の確保を図るため、郵便料金の改定等を内容とした郵便法等の一部を改正する法律がさきの臨時国会で成立し、去る一月二十日から施行されました。これにより懸案でありました郵便事業財政を改善する端緒を得ることができましたことに対し、厚く御礼申し上げます。」、このように大臣は所信を表明されたわけでございますが、大臣、端緒というのは手がかり、ちょっとしたきっか……

第94回国会 逓信委員会 第4号(1981/03/31、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 来年度の大河ドラマですね、冨川元文さんとおっしゃる方が脚本を執筆されると報じられておりましたけれども、これはどういうタイトルで、何曜日の何時からどれだけの期間放映されるものでございますか。
【次の発言】 朝日新聞の「ひと」欄を見ますと、この冨川さん、時代劇は初めてで、「敬語を使ったことがないので、一から勉強しなければ……」と、こうおっしゃっているわけですね。それは、脚本をだれに依頼するかについては一生懸命研究はされた結果だと思いますけれども、敬語を使ったことがないというような方に一年間の大河ドラマを担当させる。これは謙遜でおっしゃっているのかもわかりません、この方ね。でも、私はや……

第94回国会 逓信委員会 第5号(1981/04/14、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 いま国民の寿命が延びて、当然ながらお年寄りがふえているわけです。そこで、こういった年金が充実をされるということはまさに国民のニーズに沿って大変結構なことだ、こう思うんですが、ただ、この年金の仕組みがよくわからない。本屋さんに行きましても、最近たくさん年金等についての解説書が並んでおりますけれども、どうもよくわからない。  そこで、まずお伺いしたいんですが、現在行われております年金にどのようなものがあるか、簡単に御説明をお願いいたします。
【次の発言】 国民自助努力にまつという郵政省の今回の法改正にかけられた熱意といいますか、大いに評価するものでありますが、一方、公的年金もいろいろ……

第94回国会 逓信委員会 第7号(1981/04/21、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 真藤総裁は民間におられて、石川島播磨で敏腕をふるわれて、今回電電公社の総裁におなりになったわけでございます。今回この改正法が審議されて、市民にとっては遠距離の電話代が安くなるわけで、大変これは好ましいことだ、総裁の初仕事とは言いませんけれども、非常に結構なことだと思っております。まず、今回の改正法案についての総裁の所見をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 非常に謙虚に、この程度の値下げで市民の皆さんの御満足を得るには至らないというふうに言っていただき、かつ積極的にこれからも真の国民に対するサービスに徹していきたい、そういう見解を伺いまして、心から敬意を表さしていただきます……

第94回国会 逓信委員会 第9号(1981/05/12、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 最近、無線の免許申請者がふえるということで技術基準適合証明制度を新設される、大変結構なことだと思いますが、これで自動車電話、私、自動車電話のことばっかりお伺いしているようですけれども、この免許等が簡素合理化になる。いいんですけど、この点について、今回の制度の改善点等を具体的にわかりやすく教えていただけますでしょうか。
【次の発言】 この場合は通産大臣の相談を受けなければいけないわけですか。
【次の発言】 これは通産大臣の意見を聞かなきゃいかぬのですか。協議しなければいけませんか。
【次の発言】 二次臨調の答申を国民は刮目して待っているわけですけれども、この技術基準適合証明は広い意……

第94回国会 逓信委員会 第10号(1981/05/14、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 先ごろ、たしか横浜だったと思いますけれども、貯金局の女子職員が多額の横領をしたという事故が報じられておりましたが、あの事故の概要についてお教え願います。
【次の発言】 あれは幾らだったですか。
【次の発言】 三百五十万どころではなかったと思います。新聞に報じられたのはもっと多かったと思いますけれども、金額はともかく、当然ながらそういう不正を働く職員が郵政省内にいるということはこれは困るわけでして、綱紀の粛正を当然やっていただかなきゃいけないと思います。郵政当局の反省もさることながら、不断にひとつ職員を指導して、そういう不心得者をなくすようにしていただきたいと思います。どうなんでし……

第94回国会 逓信委員会 第12号(1981/06/02、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 四月二十一日に行われました郵便貯金基本問題特別委員会にコラムニストの山本夏彦さんが御出席になったそうでございますが、どういう資格でお出になって、どういう内容の御発言があったのか、お教え願いますか。
【次の発言】 どういう内容だったんですか。
【次の発言】 プレジデントという雑誌あるいは週刊新潮に山本夏彦さんはそのときのことを書いていらっしゃいますけれども、一貫して山本さんは、郵便貯金は真に国民のニーズに適合したものであり、そして集まったお金は財投に使われるのであるからまことに結構なことである、水の低きに流れるようにお金が郵便貯金に集まるのは日本のために慶賀にたえない、そういう御趣……

第94回国会 予算委員会 第17号(1981/03/26、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 朝から本委員会で、身体障害者の雇用率について達成率が非常に低いということで本委員会の他の委員方も指摘をされていた点でございますけれども、ここにありますこれは労働省の身体障害者の雇用の現状、昨年の十月に出されたものですけれども、これを見ますと、特にたとえば従業員一千人以上のいわゆる大企業の未達成率がたとえば八一・五%、非常に成績が悪うございますけれども、まずこの事実をどのように把握しておられるか重ねてお尋ねをいたします。
【次の発言】 いま努力とおっしゃいましたけれども、じゃ行政指導はきっちりとやっていらっしゃるわけでございますね。具体的にどういうふうにやっていらっしゃるんですか。

第95回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第2号(1981/11/13、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 先ごろ、筑波にあります国立公害研究所を本委員会で視察にまいりまして、大変勉強もさせていただきましたし、感銘も受けた次第でございます。少ない人員と予算でいろいろな測定機器等が、世界最新鋭のものが置いてございまして、心強く思った次第でございます。  国立公害研究所の今年度の予算、それから来年度の予算の見込みについてまずお教え願います。
【次の発言】 この間も所長さんが、ちょうどこの公害研究所の予算は国家総予算の一〇〇PPm分だとおっしゃいましたから、これは四十九兆に対して四十九億、ちょうど一〇〇PPmぐらいになるわけでございますが、もっと充実をしていただきたいと思うんです。それはいろ……

第95回国会 逓信委員会 第2号(1981/11/12、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 郵便貯金の十月中の増加額ですけれども、三百六十二億円、前年同期に比べて九一%の減であると伺いましたが、その辺の数字をまずお教え願って、それから局長さん、なぜこんなに落ち込んだのか、これほど落ち込むということを予想していたかどうか、お教え願います。
【次の発言】 景気の伸び悩みだとか、可処分所得が多くないとか、それからいろいろな選択がふえたということは、これは予測できるわけですよね。一つの傾向であったわけですから、それがこんな急減につながるとも思われませんね。その中の一つに、民間の金融機関の新規商品の開発ということがあると思うんです。さきの国会で私も御質問申し上げたんですけれども、……

第95回国会 逓信委員会 第4号(1981/11/26、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 申しわけございません。私、腰を痛めまして、ちょっと立ったり座ったりが不自由でございますので、座ったまま質問させていただいてよろしゅうございますか。
【次の発言】 おとといの委員会が暫時休憩のまま再開されることなく終わりまして、政府委員並びに参考人の皆さん、せっかくお越しいただいたのに質疑に入らなくてお帰りいただいたわけで、大変恐縮でございました。おわびを申し上げます。  放送大学学園法案が成立して、放送大学学園から文部大臣に放送大学の設置認可の申請が出された、こう聞いているんです。ですから、本格的に放送大学が軌道に乗るといいますか、その構想が具体化しつつあるわけですけど、この法案……

第96回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第3号(1982/04/02、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 原環境庁長官は、前任の鯨岡長官にまさるとも劣らずといいますか、同様に環境行政に熱意を持っておられるとお伺いいたします。また、公害防止事業団の理事長として、自由民主党の環境部会長としてもむしろ公害行政のテクノクラートといいますかエキスパートといいますか、そういう点において実際に実現し体験をしてこられたその豊富なキャリアを生かして、国家百年のために今後とも御奮闘くださることをお願い申し上げると同時に、長官としての現在のお仕事に対して深い敬意をまず委員の一人として表しておきたいと思います。
【次の発言】 私は前任の鯨岡長官には野党の委員として異例ではありますけれども留任を要請いたしまし……

第96回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第4号(1982/04/07、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 午前中から非常に真剣な質疑が志布志湾の石油備蓄基地問題について行われておりまして、長官は終始真摯な御答弁をされていることに委員の一人として深く敬意をまず冒頭表しておきたいと思います。  重ねてのお尋ねでございます。確認の意味も含めまして、長官は二月二十五日の記者会見で検討に値する、こうおっしゃったわけでございますが、これはコミットされたのでございますか、単に検討に値するとおっしゃっただけで同意を与えたということではさらさらないのでございますか。
【次の発言】 一方で鹿児島県知事に対してはもう今後その埋め立ては許さない、要するにもう海岸線をいじることは許さないということをはっきりと……

第96回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第5号(1982/04/09、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 参考人にはお忙しい中、過去二回にわたってお運びをお願い申し上げました。きょうが三度目になりますけれども、本当に御苦労さまでございます。委員の一人として厚く御礼を申し上げます。  運輸省にお尋ねいたしますが、先ほど来からの当委員会の質疑の中でも何回も繰り返しお尋ねがあったと思いますが、今回の日航の事故は片桐機長の病気に起因するところが大きいと、これまでに判明した範囲でも思われるわけですが、そこで、そのチェックですけれども、乗員の健康チェックは現在TDA、ANA、JAL、三社ばらばらに行っている現状ですけれども、これを中立公平な第三者機関ですね、お医者さんのプールも含めまして、そうい……

第96回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第6号(1982/05/12、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 参考人の皆さん、きょうは本当に御苦労さまでございます。  きょう皆さんの御意見を伺いまして、われわれ立法府が怠慢であるということを本当にみずから反省してその責任を痛感した次第でございます。本日の意見陳述を機会といたしまして、委員会としても何らかの形で湖の環境を保全し、国民みんなの貴重な財産でありますきれいな水を取り戻すために、海を取り戻すために、われわれもがんばっていくことをお誓い申し上げたい、こう思うのでございますが、西堀参考人にお伺い申し上げますけれども、私も個人的には県の出身者といたしまして今回のいわゆる琵琶湖条例、洗剤条例が全国に先駆けて制定された、そのことを大変誇りにし……

第96回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第9号(1982/08/04、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 地方自治体はそれぞれに公害を規制したり監視したり取り締まりをしたり、それからまた自然保護を一生懸命にやっていらっしゃる、こう思うのですけれど、ただ公害や自然保護というのは地域的にいろいろな対応の違いが現実にあるでしょうし、またなければならない、こう思うのですね。たとえば今回の長崎の災害、つい数日前のあの豪雨によります近畿、中部、さらに東海にかけての被害を見ておりましても、その中で地方自治体が対応すべき問題点が多々あったように思います。  たとえば大阪府でいいますと、河内長野市あるいは河南町、こういうところに新しい宅地が山手に開発をされて、雑木をそのままに残しているところは比較的あ……

第96回国会 逓信委員会 第2号(1982/03/23、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 たくさんお尋ねしたいことがございますので、申しわけございません、答弁は簡明直截にお願い申し上げます。  太田委員も質問しておりましたけれど、電電公社大分よくもうかっている、三千二百億円もと言われておりますけれど、そのもうかった金をたとえば投資に使うか、借金返しに使うか、それとも利用者にサービスとして還元するか、こういった考え方があろうかと思いますが、ここでひとつ直截にお答え願いたいんですが、電話の遠距離料金の値下げについて具外的にいま検討されております金額、あるいはいつから実施したい、こういうめどがありましたら御答弁をお願い申し上げます。

第96回国会 逓信委員会 第3号(1982/03/30、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 朝から本当に御苦労さんでございます。会長、中塚副会長初め参考人の皆さん、大臣や電波監理局長、御苦労さんでございます。しばらく質問をさしていただきます。  三カ年計画のことしは最終年度に当たるわけですけれども、その事業収支は均衡を失して、さらに五十五年度の値上げに際して一カ月の暫定をお組みになったわけですね。この暫定予算はどうしてお組みになったんですか。
【次の発言】 いまいろいろ教えていただきましたけれども、端的に申し上げましてNHKがそう潤沢にお金があるということではないと思います。挙げられました要因の中で受信契約が非常にスムーズにいった、あるいは契約件数が飛躍的にふえたという……

第96回国会 逓信委員会 第5号(1982/04/01、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 守住局長、いま山中委員が御質問になった中で、あなたの答弁であるいは臨調の委員が、土光さんが財界の視点から御発言になっている向きもあるかと思いますがと、そのように私はおっしゃったと思いますが、あなたの御理解は、土光さん初め臨調の委員が財界の代弁者としての発言をなさることもあると理解をしておられるわけでございますか。
【次の発言】 ですから、あなたは臨調の委員が財界の代弁をしておられるとは理解はしていないわけですね。確認をしてください。
【次の発言】 わかりました。  箕輪郵政大臣、いま守住局長にもお尋ねしたんですけど、私は、臨調の土光会長を初め各委員の皆さんがいわば片々たる財界の代……

第96回国会 逓信委員会 第6号(1982/04/13、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 朝からの委員の質問の中で何回も指摘されておりましたけれど、五十六年度一兆二千億円も郵貯の伸びが下回っているという事実、それに対して鴨さんは、景気低迷で民間の皆さんが使える金が減った、それから金利選好ムードが高い、あるいは民間の金融機関が多彩な新規商品を開発しているから、だから郵貯が低迷しているんだ、そういう御説明であったと思いますけど、一方では、やはりグリーンカード制が五十九年初頭から実施されることにちなんで、いち早くそれを市民の皆さんが警戒をされてシフトをしているんじゃないか、こういう見方もあるんですけれど、鴨さん、そういう見方は全然当たっていないとお考えですか。

第96回国会 逓信委員会 第8号(1982/05/11、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 今回のこの放送法の改正で、NHKはテレビジョンの音声多重放送それから文字多重放送を行うようになるわけでございますが、現実にはどういう番組で利用することをいま考えていらっしゃるんですか。
【次の発言】 現実、具体的にその番組の編成はつくっておられるわけですか。
【次の発言】 民放にも免許を下すことになると思いますが、その点いかがでございますか。
【次の発言】 このNHKのテレビ多重放送の実施主体はNHK以外の第三者にする道も開かれているわけですけど、第三者に実際としてやらせるわけでございますか。
【次の発言】 その理由は。

第96回国会 逓信委員会 第9号(1982/05/13、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 会長にお尋ねいたしますが、長期ビジョン審議会の答申が出て半年になりますけれども、この中で、NHKの経営を維持するのはやはり何といっても受信料収入が根幹である、このように指摘をされているわけでございますが、経営基盤としての受信料制度の確立について、まず最初にそのお考え方をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それで、守りたいというその御決意はよくわかるんですが、現実に、いまNHKの受信料収入は、協会の目途としておられる線に沿ってその実効は上がっておりますか。
【次の発言】 それからもう一つ、この報告書の中でアクセス、視聴者との行き来といいますか、この点についてお尋ねをしたいと……

第96回国会 文教委員会 第13号(1982/08/03、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 本委員会に付託されました議案の審議に入る前に、せっかくの機会でございますので教科書の検定問題について一これ質問通告をしておりませんので、もしお答えできなければ結構でございます。  文部省、「侵略」、「進出」、それから「暴動」、この三つの単語について考えておられます定義をお教え願えればありがたいと思います。
【次の発言】 私、大臣、思いますのに、「侵略」はその中に一つのイデアというものがありますね、と思いますよ「進出」もそうだと思うのです。それはどういうことかといいますと、「侵略」は侵略をされる側の意思のいかんを問わず侵略する側の意思において行為が決定されるもの、これが「侵略」。と……

第96回国会 予算委員会 第13号(1982/03/24、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 まず、課税最低限の問題についてちょっとお伺いしたいと思いますが、大蔵省、資料がありましたら日本の平均世帯の課税最低限と欧米先進国の課税最低限の資料の比較をお願い申し上げます。
【次の発言】 大蔵大臣は、いま指摘のありましたこの欧米先進国と日本の課税最低限について、日本の課税最低限は、勤労階級、一般的に言って低いとお思いですか、それとも非常に高いとお思いですか。
【次の発言】 低いとも高いとも思わないということですけれど、単に数字を比較すると確かに、大蔵大臣いつかテレビでもおっしゃっていたと思うんですけれど、いまは高いとも低いとも思わないということでしたけれど、日本は確かに欧米先進……

第97回国会 予算委員会 第3号(1982/12/22、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 総理は、行革三昧と行管庁長官当時おっしゃいました。総理におなりになっても、ひとつ行革だけは徹底的にやっていただきたく思います。  しかし、仮に公務員の数が多いから少し減らそうじゃないかということで、その場合は当然少数精鋭ということになりますけれども、その質が悪ければ幾らお役人の数を減らしたって何にもなりはしませんよ。まして警察官、国民の財産と安全を担って日夜一生懸命やっていらっしゃるわけですね、大多数の警察官は。にもかかわらず、今回の大阪府警の不祥事は、二十数万の現場の警察官の士気をこれ以上阻喪させるものはないと思います。  まず、お伺いいたしますが、現在の捜査状況、事件の経緯を……

第98回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第4号(1983/03/25、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 長官にお尋ねいたしますが、前任の原長官、さらにその前任の鯨岡長官、大変環境行政に熱心でございまして、特に鯨岡長官のごとき、たとえば湖沼法案、アセスメント法案等を本委員会に付託するに当たっては、不退転の決意で辞表をふところにして委員会に臨むということをお伺いしたこともございます。  環境行政は、私が言うまでもないことですけれども、これから次の世紀に向かって日本を、われわれの子孫をどのように快適な条件に置くかということについては常に戦闘的であらねばならない、こう思うんですが、先ほど来から委員の御指摘にもありますように、ともすれば消極的とでもいいますか、これはマスコミ等の対応も含めて少……

第98回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第5号(1983/03/30、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 本日の審議は、公害健康被害補償法の一部を改正する法律案につきまして審議すべきではございますが、私は翻って考えますと、この日本列島に生きとし生けるもの、その山河すべ てことごとくいわば国民の健康に関係があると思いますし、日本列島の活力が劣勢化していきますと、当然ながら日本国民の活力も劣勢化していくことになりますので、その考え方で少し本日の法律案とは一見関係がないようではございますが、一般的な問題について冒頭に演繹敷衍しつつ質問をさせていただきたいと思います。  いま日本の天然記念物の種類でございますね、それとその天然記念物の保護、それから育成等についてどういう手段が講じられているか……

第98回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第6号(1983/05/13、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 総理府にお尋ねいたしますが、いま国民皆免許時代と言われておりますが、先般発表なさいました第三次の交通安全対策、それに関連した交通教育、その方針についてまずお伺いいたします。
【次の発言】 警察庁にお伺いいたしますが、交通安全対策の中で交通教育、特に若年層についてどういう御方針でやっておられるかお伺いいたします。
【次の発言】 自動二輪の免許は何歳からですか。
【次の発言】 文部省にお尋ねいたしますが、学校教育の場における交通安全のための実技面、それから精神面の教育はどのように実施しておられますか。
【次の発言】 警察庁にお伺いいたしますが、いま自動二輪は十六歳からとおっしゃいまし……

第98回国会 逓信委員会 第2号(1983/03/22、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 ちょっと腰を痛めておりますので、座ったままで質問をお許し願います。  質問通告してないんですけど、カード式の電話の利用状況、わかっておりましたらちょっとお教え願えますか。
【次の発言】 それは公社の最初予想した利用状況を上回る利用状況ですか。ということは、ユーザーの皆さんにそのカード式の電話が非常に喜ばれていると理解しておられますか。
【次の発言】 私自身あれ空港なんかで見かけるんですけれども、どうもやっぱり普通の電話に比べて何かとっつきにくいような使いにくいような感じがありますので、さらに今後も努力を怠らないで、よく皆さんにわかりやすい使い方のPR等をこれからもおさおさ怠りなく……

第98回国会 逓信委員会 第3号(1983/03/23、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 腰が思わしくございませんので、座ったままで質問をやってよろしゅうございますか。
【次の発言】 朝からの質問でお疲れでございましょうから、私も端的に質問させていただきますので、お答えはなるべく簡潔にお願い申し上げます。プロパー ワーズ イン プロパー クエスチョンでひとつお願い申し上げます。重複する部分も多々あると思います。非常に簡単で結構でございます。  太田委員もお尋ねでございましたが、郵便貯金の赤字ですね、これは、たとえば昨年度を例にとれば幾らぐらいになっておりますか。
【次の発言】 これは発生主義に基づく経理をすれば、潜在赤字はもっとかさむんじゃないでしょうかね。

第98回国会 逓信委員会 第5号(1983/03/30、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 大臣、参考人、御苦労さんでございます。  ほかの委員会と重複しておりましたので失礼をいたしました。これからの私の質問でもし他の同僚委員と重複する点がありましたら、その答弁はごく簡略で結構でございますので、あらかじめお含みおきをお願い申し上げたいと思います。  きょうの朝刊を見ておりますと、NHKの大河ドラマ、これが現代物に転換をされると報じられております。私は、NHKのあの大河ドラマは武者が狩り衣、烏帽子姿で歩いているか、よろい武者がたき火の中を右往左往しているか、書生がほうば姿で歩いている、そればかりを御専門に二十年一日のごとくおやりになるのがNHKであると理解をしておりました……

第98回国会 逓信委員会 第6号(1983/05/10、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 非常に初歩的な質問からさせていただきたいと思うんでございますが、電話料金は近距離は安く遠距離は高い。われわれこれ当然のこととしておりますけれど、従来はたとえば遠距 離にかける場合は待時通話で大変長時間待たなければいけなかったし、その間に人手が要ったわけでございますが、いまはもう全国的にダイヤル即時通話。つい最近、私沖縄の石垣島からはるかまた南に下がりました小さな小さな島に行ったんですけれど、そこにもやっぱり黄色電話がありまして、瞬間的に離島から大阪へ電話がつながりました。そういうふうに考えてみますと、電話料金が昔のような待時であればともかく、今日のように、そんな離島からも、沖縄の……

第98回国会 予算委員会 第13号(1983/03/31、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 夕刊には「年度末手当決着へ国鉄〇・二五カ月林野〇・三四カ月」、こういった見出しの出ている文もありますけれど、まだ林野は徹夜で交渉を続けておりまして、決着がついていないと、こう聞いております。現在の交渉状況等をまずお伺いいたします。
【次の発言】 これはまあ他企業体との兼ね合いもありますから、それはわかりますけれど、どうも政府がなかなかうんと言わない、強い抑制があるのじゃないか、こう思われますが、まじめに一生懸命働いております労働者にとりましては、たとえ赤字でありましても、少なくともその努力と労力に報いはあってしかるべきだ、こう思うんですが、早急にひとつ回答できるよう、最善の努力を……


13期(1983/06/26〜)

第100回国会 逓信委員会 第1号(1983/10/04、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 きのう三宅島が噴火をいたしまして、数百戸の民家が溶岩流にのまれるという大変痛ましい事故がございました。被害を受けられた皆さん方に心から深甚な弔意を表するとともに、積極的なこれに対する援助、救済の手段が講じられるべきだと思うんですが、NHKの場合、きのう第一報はどういう形で入ってきて、その後どういうふうに情報を国民に伝える措置をおとりになりましたか。さらにまた、この三宅島に住んでいる、現にまさに溶岩流に押し流されようとしている人たちにとりまして、的確な情報というものを伝えるのは、やはり私、何よりもまずNHKの情報伝達手段というものが非常に大きな力を発揮する、こう思ったんですけど、ま……

第101回国会 環境特別委員会 閉会後第1号(1984/11/07、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 石本長官の御就任を心からお喜び申し上げます。  前任の上田長官は、例えば湖沼法というような立派な法律案を仕上げてくださいました。この前任の長官に倣われまして、ひとつまたさらに一段と環境行政について挺身してくださることを冒頭お願いを申し上げておきたいと思います。  十月の一日から十二日までのクアラルンプールでワシントン条約のアジア・オセアニアテリトリーの会議が聞かれました。外務省にお尋ねいたしますが、だれが日本からは出席をいたしましたか。
【次の発言】 このセミナーに欠席をいたしましたのは、日本は実質ボイコットと一緒ですね。出席したのはオーストラリア、バングラデシュ、中国、香港、イ……

第101回国会 環境特別委員会 第3号(1984/04/09、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 先日環境庁は、ワシタカ類を六種、特殊保護鳥類に指定をなさいましたが、この特殊保護鳥類に指定をする前と指定をした後では、ワシタカにとりましてどういうふうに状況が変わるわけなんですか。
【次の発言】 捕獲についてはどうなんですか。
【次の発言】 そうしますと、ワシタカ類をとっちゃいけないという区域が特定されるわけですね。それは現に日本列島の場合ほとんど全域に及んでおりますか。
【次の発言】 日本に今いるワシタカ類というのは、今回六種でございますけど、何種類ぐらいあるんでしょうね。いや、お調べでなければ結構でございます。
【次の発言】 まあまだ不十分だという説も一方にはあるわけでござい……

第101回国会 環境特別委員会 第4号(1984/04/13、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 文化庁の方来ていただいていると思いますが、現に指定されている特別天然記念物、動物と鳥類につきまして何種、そして具体的にはどういう動物、鳥類がいるか、お教えをお願いいたします。
【次の発言】 先日ヤンバルテナガコガネが発見されましたね。これは現在指定等々のことは文化庁としてはお考えでございますか。
【次の発言】 環境庁どうでしょうか。今協議をしているとおっしゃいましたけれど、ヤンバルテナガコガネが本当に我々の全く知らなかった超大型の昆虫であって、国民みんな喜ぶと同時に、これは大事にしなければいけないなという点においてはもう一致した意見だと思うんですけれど、環境庁として、例えばこのヤ……

第101回国会 環境特別委員会 第5号(1984/04/20、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 きょうの午後から同僚議員の皆さん方が今回のこの臨時措置法について質問をされ ておられます。いずれも、苦しんでいる患者さん方を一刻も早く救済をしなければいけない、こういう観点からの御質問であったと私は理解をしております。  考えてみますと、先ほどから長官も何回もおっしゃっておいででございますけれど、昭和三十一年の五月に、もとの新日素から奇病の発生が報告されました。そのときに我々国民も、例えば何にも知らない猫が、純朴な漁民が、何百年来自分たちが食べ続けていた、海でとれた魚を食べて狂い死にをするという、本当に身のももよだつようなニュースに接して驚くと同時に、これは大変なことだと、こう考……

第101回国会 環境特別委員会 第7号(1984/06/20、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 環境庁とそれから文化庁にお尋ねいたしますが、タンチョウヅルとそれからトキ、さらにコウノトリですね、この三種につきまして現在確認されております個体数、保護の現状、それからえづけ、さらに繁殖計画の実態と今後の計画等についてまず御説明をお願いいたします。
【次の発言】 文化庁、コウノトリ。
【次の発言】 今コウノトリのところで農薬という言葉が出ましたけれども、例えばアメリカの国鳥として指定されておりますハクトウワシなんか司ああいった猛禽類といいますのは、まず農薬がまかれましてそれが水の中に流入する。それを小さな微生物といいますかプランクトンが食べる。プランクトンを小魚が食べる。その小魚……

第101回国会 環境特別委員会 第8号(1984/06/27、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 きょうは時間が余りありませんので、申しわけございません、質問通告したものを離れてちょっとお尋ねをさせていただこうと思います。  先ほど高桑委員の質問の中に、今回の提案されております湖沼法でCODの基準値の達成ということは当然ながらうたわれている、それがまた眼目であるんでしょうが、現実に、例えば琵琶湖を例にとった場合、CODの基準値を達成いたしましても湖の汚れはそれを上回っていく、それは富栄養化の原因として窒素や燐というものを度外視することはできないのではないかということについて、そのとおりであると局長お認めになりましたね。そこで、その局長の答えは、私の聞き間違いがあれば御指摘を願……

第101回国会 環境特別委員会 第9号(1984/06/29、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 初めに、本法案の名称は湖沼水質保全特別推置法案でございますので、お伺いいたしますが、湖沼という単語の定義でございます。環境庁はどのように湖沼を理解しておられますか。
【次の発言】 そうすると、単語としては湖沼という言葉を使っておられますが、今の御説明によれば、湖という言葉と沼という言葉にその違いはないわけですね。
【次の発言】 今おっしゃいました湖沼によれば、その湖沼を構成するところの水の種類といいますか、例えば汽水、塩水、淡水等々ありますが、これはもう全然今の湖沼の定義の中には含まれていないわけでございますね。
【次の発言】 そうしますと、島根県の中海は当然湖沼に入るわけですね……

第101回国会 環境特別委員会 第10号(1984/07/04、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 本日はどうも御苦労さまでございます。  吉良参考人にお尋ねいたしますけれども、日本一の大湖を擁して全国に先駆がけて自治体として富栄養化防止に関する条例、いわゆる洗剤条例を制定されて県民とともに頑張っていただいているわけでございます。そのことにまず敬意を表したいと思うのです。  環境特別委員会は、湖沼水質保全特別措置法案とともに、社会党から提出されました湖沼環境保全特別措置法案、この両案を今審議しているわけなんですけれども、いかがでしょう、地元で水質汚濁と取り組んでおられる参考人として、この両案、もし内容を御存じなければ結構でございますけれども、少し内容を研究しておられるのでしたら……

第101回国会 環境特別委員会 第12号(1984/07/18、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 民社党・国民連合を代表いたしまして、政府原案に賛成、社会党、公明党、共産党の修正案に反対の立場から討論をさせていただきます。  社会党案の「環境」という法律案の名称、また共産党が、今お伺いしましたところ「環境保全」という言葉をお入れになった点において敬意を表します。さらにまた、共産党案は、指摘されました主な点の第四項目に、原則として湖沼周辺の干拓、埋め立てを禁止する、こういった点につきましても敬意を表しますけれども、いずれにしても湖沼の水質を保全する、焦眉の急でございますので、政府原案に賛成の立場を我々としてはとらざるを得ないということを明らかにしておきたいと思います。  湖沼の……

第101回国会 逓信委員会 第3号(1984/03/31、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 初めに一つ確認をさしていただきますが、去る二十二日の衆議院の逓信委員会で、我々の会派の西村章三委員が、現実に口座振り込みがふえて非常に合理化をされているにかかわらず集金人の数もまたふえているというのはおかしい、こういう質問をいたしまして、それに対してNHK当局の御説明は、向こう三年間に五百万件口座振り込みの数をふやし、百三十人集金人の数を減らしたい、このように御答弁をされた、議事録ではそのように承知しておりますが、これ間違いございませんか。
【次の発言】 それは千五百人純減の中に含まれる百三十人ですか。
【次の発言】 わかりました。  次に、この間NHKは新しい犯罪報道の方針を発……

第101回国会 逓信委員会 第4号(1984/04/06、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 まず、通信衛星についてちょっとお伺いをさしていただきます。  CS2、既に打ち上げられているわけでありますけれども、この利用権の配分と、それからその打ち上げに要した費用分担が見合ったものになっているかどうか。まず費用と分担の状況、それから利用権の配分のバランスについてお伺いをいたします。
【次の発言】 CS3は打ち上げ予定はいつでございますか。
【次の発言】 その費用分担、民間企業の参入も話があるわけでございますけれども、またその利用権の配分等については、これは鴨さん、大体案は固まっておりますか。
【次の発言】 衛星をアメリカから購入したらどうか、こういうニュースが報じられたこと……

第101回国会 逓信委員会 第6号(1984/04/17、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 午前中の大森委員の質問に対しても大臣お答えでございましたが、郵便事業はやはり郵政省の最も根幹にかかわる大切な事業であると思いますし、今改めて大臣の所信をちょっと読ませていただいたんですけれども、やはりその中でも大臣、所信の中でおっしゃっておるわけですね。ただ、郵政省は昔逓信省といっておりました。逓信省の逓は駅逓の逓、駅というのは駅家、駅家の乗り継ぎで、したがって郵政省というのは、実は郵便事業の配送をもって最初は成立をした役所であると、こう理解しておりますが、一方では大臣自身も先ほど仰せのように、ニューメディアの発達等がございまして、いわゆる電気通信の分野が飛躍的に伸びてきた結果、……

第101回国会 逓信委員会 第7号(1984/04/19、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 きょう午後の委員会の冒頭に片山委員からも指摘がありました、ただいまも佐藤委員からも指摘がございましたけれど、きょうの朝刊に報じられました遠距離料金の値下げの総裁の発言は、私は意図的に世論操作をするためになされたものではない、そう理解はしております。しておりますし、それから将来的に遠距離料金が安くなる、これはいわばいいニュースでございますから、これはユーザーも歓迎をする明るいいいニュースだったとは思います。けれども、いかにも本日公衆法の採決が行われるその日の朝刊にああいう形で報じられること、これは総裁も承知はしておられると思いますよ。それは新聞記者は記者会見で発言されたことですから……

第101回国会 逓信委員会 第8号(1984/05/17、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 たまたま今佐藤委員から質問がありましたので、私からもう一遍確認さしていただきます。  大臣のところに今回の放送衛星の事故につきまして最初に報告があったのは何月何日でございましたか。
【次の発言】 鴨さんは四月五日とおっしゃいました。
【次の発言】 その辺につきましては、次回にまた佐藤委員同様にしっかりと審議をさしていただきたいと思います。  移動無線局について、相互主義の原則で外国人にも免許を与える、こういうことになっているわけでございますが、具体的に特定の外国からこれについて強い要望はあったんでございますか。
【次の発言】 なぜこのムーバブルなステーションにだけ外国人にも開放す……

第101回国会 逓信委員会 第9号(1984/06/28、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 今回のゆり2号の打ち上げに要しましたコストのトータル、直接、間接含めてまずお伺いをいたします。
【次の発言】 そのうち今回の単体といいますか、放送衛星そのものの単価は、これはトランスポンダー三基も含めて百九十億と、そう理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 ふぐあいを生じておりますこのトランスポンダーですけれども、このトランスポンダー一基の値段はわかっておりますか。大体で結構です。
【次の発言】 でも、当然ながら、契約なさったときにはトータルで百九十億とかそういうのじゃなくて、非常に細かく項目別にトランスポンダー一基については幾らというふうに契約はされているんでしょうね。

第101回国会 逓信委員会 第13号(1984/08/02、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 大臣、代表質問でもお尋ねしたんですけれども、今回の会社法案は、どうもやっぱり全体として、例えば目的達成業務等々におきましても規制が強過ぎるといいますか、行政当局の介入、牽制、制肘といいますか、そういうニュアンスが強いように思うんですけれども、特殊会社とは言い条、株式会社でございますから、こういうことはやっぱり少ない方がいいには違いないわけでございまして、これでいかがでしょう、会社の経営権というものは十二分に確保され得るとお考えでございますか。
【次の発言】 その決められたことに対するスタンディングポイントが違うということかもしれませんけれども、例えば今真藤総裁もお見えでございます……

第101回国会 逓信委員会 第14号(1984/08/06、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 参考人の皆さん、御苦労さんでございます。  本日の意見陳述をここまでお伺いしてまいりまして、少し確認をさせておいていただきたいんですが、関先生は、先ほどからるる申しておられますように、一言にして言えば、本三法案が成立をすれば資本の過剰蓄積を招く、それが収奪につながるおそれなしとしないという点から、反対を明確に意見として陳述なさいました。増田参考人と斎藤参考人は、条件はついておりましょうけれども、本三法案の成立を期待する、希望する、賛成の立場から意見をお述べになりました。  そこで、矢加部参考人と芦村参考人にお伺いいたします。  時間がございませんので簡潔にお答えをお願い申し上げま……

第101回国会 逓信委員会 第15号(1984/08/07、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 本百一国会が七十七日間の会期延長をいたしまして、そして、この電電三法が委員会に付託され、衆議院を通過いたしまして参議院に送付、いよいよ参議院逓信委員会における三法の審議も今やたけなわというところで、明一日をもって今国会は終了ということになりました。審議に携わってきた者として粛然たる思いがいたします。  そこで、けじめをつける意味で、私自身の観念の統合を図るためにも、その法律案作成の衝に当たってこられました小山局長に、いま一度この三法律案の目的とするところを大いにひとつ弁じていただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、今回のこの法律案のうち特にこの株式会社法にありましては……

第102回国会 環境特別委員会 第4号(1985/03/29、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 石本長官には当委員会において初めて御意を得ますけれども、どうぞひとつよろしくお願いをいたします。  たまたま私きのうの夕刊を見ておりましたら、小さな記事なんですが、ワシントン条約につきましての関係省庁の連絡会議におきまして、チェアマンであるところの環境庁の局長から、絶滅に瀕しつつある動物の歯どめのない日本への持ち込みをチェックするための非常に有益なアイデアが堤示されたということを目にいたしました。ただ、これごく短い記事でございまして、短いながらに私は大変結構なことであると思うと同時に、私も国権の最高機関である国会の環境特別委員会の委員の一人でございまして、しかも、こういった貴重な……

第102回国会 環境特別委員会 第6号(1985/04/04、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 建設省が昨年八月の政府決定に基づきまして環境アセスメントの実施要綱を詰めておったところ、今回通達を出したと聞いておりますが、他の省庁等も含めて具体的な実施スケジュールをまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 これを円滑に実施するためには、このような閣議決定に至る経緯から考えまして、一たん廃案になる、それから今度はまたもう一遍提出を図る、それが結局このような形に、私はあえて追い込まれたとこう言いますけれども、そういういきさつの後の閣議決定で実施要綱ということになったんでございますから、やはり主務官庁として環境庁のリーダーシップというものは絶対に欠かせないものだと、こう思いま……

第102回国会 環境特別委員会 第8号(1985/06/12、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 参考人の皆さん方、きょうは大変御苦労様でございます。私は、個人的にも、実は江州の出身でございますので、琵琶湖という大きな湖を持っておりますので、自然環境を広い意味で保護して、それから貴重な文化財を大切にして後世に伝えるということにつきましては人後に落ちない熱意と情熱を持っているつもりでございますし、これからも立法府の一員といたしまして、むしろ私の政策課題の第一等にこれを掲げて今後も行動するつもりでございますので、ひとつよろしくお願いを申し上げておきたいと、こう思います。  木原先生にお尋ねいたしますが、このナショナル・トラスト運動の、少し私自分の観念を整合するためにもお聞かせ願い……

第102回国会 逓信委員会 第2号(1984/12/04、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 まず新大臣にお尋ねをさしていただきますが、大臣は与党の一員として現に萱任ある行政府の長として、今回のいわゆる電電三法が上程されるに至った経緯、さらにまたさきの一〇一国会でどのような経過をもってこれが継続審議は至ったか、その間の事情はよく御存じであると思います。我々委員も熱心に逐条について審議を行ってきたところでございますが、ようやく山でいいますと峠を越えたといいますか、この法律の成立に努力をしてまいりました会派の一員として大団円を迎えつつあるかのように見受けられますことは御同慶の至りでございます。ここで改めて私は大臣に、今回の法律案が上程されるに至りましたその根本のところをどのよ……

第102回国会 逓信委員会 第3号(1984/12/06、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 きのうおとといの質問でも大臣に対して、どうやら峠に差しかかったと申し上げましたところ、大臣は、いや、それどころか、胸突き八丁だと、こうおっしゃいました。きょうも朝から真摯な委員会の審議が行われまして、間もなく本日の分につきましては終わろうとしております。なおかつ大臣としては、峠どころではない、いよいよ山坂急峻をきわめていると、このように御理解でございますか。
【次の発言】 総裁にお尋ねいたします。  総裁は、前国会から引き続き非常に我々逓信委員会の質問に対してまじめに、かつ前向きに御答弁をいただきまして、この点につきましては私といたしましても感謝にたえない次第でございます。  い……

第102回国会 逓信委員会 第4号(1984/12/13、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 大臣にお尋ねをいたしますが、電気通信技術、特にファンダメンタリーな部分といいますか、一つの根雪といいますか、基礎的な部分の開発というのは特に電電公社が新電電として発足をいたしますと、これは郵政省にとりましてもその面は重要なフィールドとなってくる、このように大臣もこれまでおっしゃっていたと記憶しております。改めてその点についての大臣の意欲をまずお伺いさしていただきます。
【次の発言】 いわゆる振興機構案なるものは、今大臣がおっしゃいましたその観点から鋭意皆さんが努力をなさいまして、十分に練り上げて現在我々が知っておる一応の内容のものになった、このように理解してよろしゅうございますか……

第102回国会 逓信委員会 第7号(1985/03/28、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 BSにつきましては、朝来いろいろ各委員の方が御質問でございますので、質問通告にはございませんけれども、少し具体的なお話を伺わせていただきたいと思います。  BSによります本放送が始まりますと、同時にいわゆる高品位テレビというものが御家庭でごらんをいただけるのか、それとも少し時間的経過がたってから高品位テレビをごらんいただけるようになるのか、まずそこからお伺いをいたします。
【次の発言】 その高品位テレビ、最近よく使われる言葉でありますけれども、今テレビを視聴していらっしゃる皆さんにひとつわかりやすく、現在我々が見ておりますテレビといわゆる高品位テレビとの違いを御説明をお願いすると……

第102回国会 逓信委員会 第8号(1985/04/02、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 本日の委嘱審査の私が最終の質問者でございます。大臣初め政府委員の皆さんもお疲れでありましょうから、私もなるたけ簡明直截に質問をさせていただきますので、ひとつショーターイズベターバットテルザコアという核心をつく御答弁をお願い申し上げておきたいと思います。  郵政事業の長期的な収支見通しはどうなっておりますか。また、郵便事業だけに限って言えば、長期的な収支の見通しはどのようになっておりますか。
【次の発言】 その言やよしですが、今の答弁の仕方に、もっと熱意を持ってやってください。ただ朗読すれば済むというものでもないんですからね。  宅急便との競争が激化いたしまして小包の取扱量が減少し……

第102回国会 逓信委員会 第10号(1985/04/23、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 郵政事業がニューメディア時代に対応するために、これは先の委員会でも私お尋ねをさしていただいたと思うんですが、郵便局を地域の情報の拠点、インフォメーションターミナルとでも言いますか、そういう構想が検討されているということでこの前もお答えいただいたんですが、その後検討がどのように進められているか、それから具体的な今の段階での現状とでもいいますか、一つの具体的な形のプレゼンテーションをお示し願いたいと思います。
【次の発言】 少しわかりやすく御説明願いたいんですが、これはユーザーの側から、地域社会の住民の方から見ますと、この構想が現実のものになった場合はどのようなサービスが提供されるこ……

第102回国会 逓信委員会 第11号(1985/05/28、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 過日、アメリカ商務省のオルマー次官から小山次官に対して手紙が寄せられまして、その中に多方面にわたって、通信交渉の第二ラウンドを前に強烈なジャブといいますか、そう思えるようないろいろな要求が列挙されてあったということが新聞報道にも明らかでございます。郵政省としてはこのオルマー次官からの文書、手紙の真意というものがどこにあるのか、何が目的でこの六月初旬の第二ラウンドを目前にこういう極めて具体的かつ詳細な手紙が寄せられたのか、その目的はどの辺にあるかをまずお伺いいたします。
【次の発言】 今のお話を伺いますと、極めて友 好裏に、非常に我が日本側のやっていることを評価した上で、できればと……

第102回国会 逓信委員会 第12号(1985/06/20、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 当委員会で筑波の科学博覧会へ視察に参りました。会長、もう今度の筑波の科学博は、映像ニューメディア博覧会と名前を変えてもいいぐらい、こういった新しい媒体についての関心が非常に高いということを実際に見て感じた次第でございます。  一方、衛星放送、これは出足でつまずきましたが、しかし一波とはいいながら既に一年間経験を積まれたわけですね。そこで、この衛星放送の特性を生かしまして、さらなる番組の開発、あるいはこれは現地でも見せていただいたんですが、高精細度テレビ、NHKのおっしゃるハイテレビジョンですね、こういった新しい放送方式の技術の開発でありますとか、その実験等がこれからもさらに積極的……

第102回国会 予算委員会 第7号(1985/03/15、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 総理におかれましては本当に御苦労さまでございました。先ほど来の伊藤委員の質問に関連をいたしまして一、二お尋ねをさせていただきます。  総理の御報告を承っておりますと、随分ゴルバチョフ新書記長に対しまして好印象を抱いて帰られた、このように理解をしておりますが、そしてまた話し合いの内容につきましても非常に微に入り細をうがって今この委員会で御報告をいただきました。よく了解はできたつもりでございますけれども、私の聞いておりました感じで言いますと、あれだけ詳しく御説明をいただいたにかかわらず、我が国民の最大の関心事であるところの、悲願であるところの北方四島の返還につきましてのくだりは、総理……

第102回国会 予算委員会 第18号(1985/04/01、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 先日のこの予算委員会で私は関連質問に立ちまして、中曽根総理大臣に北方領土返還についてどのようにゴルバチョフ新書記長に話をしたかということをお伺いいたしました。その節、総理の御説明によれば、ゴルバチョフさんの両隣にアジア問題の専門家とそれからグロムイコ外務大臣が密着をしており、気のついたことを時折耳打ちをしていたようであったというお話でございましたし、また具体的にはクレムリンの政策決定は深い霧に包まれていてよくわからないというふうに答弁をされたと記憶しております。  そこで、まず外務省にお尋ねをいたしますが、我が国の場合ですと重要な外交上の問題、政策決定等々は当然ながら国権の最高機……

第103回国会 環境特別委員会 第2号(1985/11/20、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 日ごろ水質保全のために、環境庁を先頭とする諸機関がせっかく努力をされていることに敬意を表する次第でございます。  昭和五十九年度の「公害の状況に関する年次報告」を見ますと、カドミウム等の有害物質は五十八年度〇・〇四%、非常に低かったとされておりますが、しかし中には依然として基準値を超えるものもあるわけでございます。これからも基準値の達成に大いに努力をする必要がある、こう思いますけれども、環境庁の本来の業務でありますところのこういった基準値の達成につきまして、対処方針をまずお伺いいたします。
【次の発言】 文字どおり、基準という字は基礎になる水準でございますからね、当然ながら今おっ……

第103回国会 逓信委員会 第2号(1985/12/10、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 まず放送大学についてお尋ねをさしていただきます。  大学開校以来、なかなか評判がいいようでございます。  文部省の方、来ていただいておりますね。――現在の学生数、それから応募状況ですね。さ らに発足以来、今日に至るまでの評判といいますか、国民の皆さんにどの程度御理解を受け、かつ、大学でございますから教育の実が上がらなければいけませんが、その実際の教育効果というものは上がっているかどうか、そういった評価についてお伺いをいたします。
【次の発言】 今一万六千六十七人とおっしゃいましたけれども、何人応募があって、その中からおとりになったか。それとも応募なさった方は全員採用なすったんです……

第104回国会 逓信委員会 第3号(1986/03/20、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 まず最初に、ことしの予算の中で、一般会計と特別会計に分けまして、その最も重点とされている点を大臣にお伺いをいたします。
【次の発言】 大臣の所信でもお伺いしたんですけれども、今非常にわかりやすく端的にお教え願いまして、一々肯定に値する立派な施策でございますが、しかし中にははっきり金額的な目標も明示された施策もございますね。全部やり遂げるのは大変なことだと思うんですが、大臣どうです、自信ございますか、一言。
【次の発言】 ひとつ大いに奮闘努力してください。  しかし、現実は厳しゅうございまして、郵政事業一つ見ても、ついこの間は大変な黒字があったと思っていたら急にまた苦しくなってきて……

第104回国会 逓信委員会 第5号(1986/03/27、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 おととい、政見放送の一部をカットした問題につきまして、NHKのとった立場を認める二審の判決がございました。これは一審とは逆転判決でありますから、それを考えますと司法、裁判官すらも一審と二審では見解が違う。事ほどさように、この表現の自由といいますか、そういうものと公序良俗というものについての考え方は大変難しいということを示していると、こう思うんですが、初めにお伺いいたしますが、今後NHKが、政見放送に限らず、このような事態に遭遇された場合は、それはNHKの自主的判断に基づいてカットをなさいますか。
【次の発言】 先ほど会長ね、山中委員の質問に対するお答えの中で、私の理解が誤りでなけ……


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1989/12/13、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 朝から各委員方、繰り返しお尋ねでございます。ただいまも市川さんからるる、まさに熱意のある御質問がございました。重複は避けたいですけれども、私もまずこの訓練施設場の問題からお尋ねをさせていただきます。  現在、この工事のいわゆる進捗状況でございますが、これは完成に対して今何%ぐらいが完了しておりますか。
【次の発言】 ここに新聞のスクラップがあるんですけれども、十月二十九日付のこれは琉球新報だと思うんですが、計画内容と違う現場の状況である、このように報道されておりまして、本来、建設を予定しておりましたものが完成を見ないままに米軍当局はこれでおおむね完成したと言っている。しかし、立ち……

第116回国会 外務委員会 第1号(1989/11/09、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 質問通告はしておりませんが、大臣にまずお尋ねをさしていただきます。  ヤコブレフさんが間もなく日本にお見えになりますが、大臣、いかがでしょう、お見えになりましたら我が日本の北方領土ですね、これはもう従来から国民の悲願でありますから、これは早く返してくださいということについて率直にヤコブレフさんとお話をなさるお気持ちはございますか。
【次の発言】 ひとつせっかく御努力を要請さしていただきます。お願いを申し上げておきます。  この租税条約ですけれども、今租税条約を締結している国の数と、それから、簡単で結構ですから、大陸別でもいいですから、どういった国々とこれを締結しているかお教え願え……

第116回国会 外務委員会 第2号(1989/12/05、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 朝から各委員が東欧の目覚ましい変化についてそれぞれ御質問でございました。私もまずこの東欧の変化と、それに適応する状況についての質問から始めさせていただきます。  いわゆる共産主義国で今現実に変革を求める人たちの動きがどのようなものであるのか。例えばチェコですとか東ドイツでありますとか、連日のようにこれは新聞に報道されるわけでありますから、報道される限りにおいて承知しておりますけれども、現在外務省が入手しておられます情報その他の分析等々から、チェコ、ハンガリー、ルーマニア等に限らず、モンゴル人民共和国あるいはアルバニア、ユーゴ、こういったすべてのいわゆる共産主義国と言われている国々……

第116回国会 環境特別委員会 第2号(1989/11/29、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 先ごろスイスのローザンヌで行われました第七回のワシントン条約締約国会議でソマリアが提案いたしました、アフリカゾウの取引を全面的に禁止する、これを附属書のUからTに上げるという点につきまして、最初日本は棄権をいたしました。その後、志賀長官の御勇断によりましてこの留保を撤回するということになりました。これは世界の世論に沿う道であったということで、長官に対してまず敬意を表しておきたいと思います。御苦労さまでございました。  今回日本は十一種の動物について留保をしているわけであります。だんだん減っていっておりまして、今回は先日閣議了解でイリエワニが留保を撤回することになったと、こういうこ……

第116回国会 予算委員会 第3号(1989/10/24、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 去る七月の参議院選挙で連合参議院という会派が誕生いたしました。この会派の十二名のうち十一人が新しく当選した議員であります。その十一名中の十名はいずれも一人区におきまして自民党の候補を破って当選を果たしました。その結果、与野党が逆転したことは総理も御案内のとおりであると思います。  まず、この連合参議院という新しい会派が誕生して、そうして与野党が逆転して、参議院に全く新しい流れが誕生したことについて総理の御見解をお伺いいたします。
【次の発言】 厳しくとおっしゃいますと、その厳しいという言葉の意味は、自民党が完敗をした、 同時に、連合参議院という無所属の新会派が誕生したことをお喜び……

第118回国会 外務委員会 第1号(1990/03/29、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 私は、この合意文書二件とそれから本日の法律案件一件につきまして、賛成の立場から質問をさせていただきます。  初めにこの合意文書ですが、砂糖生産農家に対する打撃を防ぐために砂糖類似品の関税率を引き上げる必要がある、こういうことからすれば、その砂糖類似品が日本にどんどん入ってきた場合に、それが砂糖生産農家に打撃となってあらわれなければなりません。ということは、砂糖類似品はあくまで砂糖類似品であるのか、それとも、これまでの経過から見ますと、砂糖類似品は容易に砂糖に代替するものとして、イコールとして使われるから、だから砂糖生産農家に対して打撃を与えるんだという見方があるとすれば、砂糖類似……

第118回国会 外務委員会 閉会後第1号(1990/09/19、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 現在四十億ドルという金額が具体的に出ているわけですが、これは朝から同僚議員も再三お尋ねでございますけれども、今後情勢の推移によってはさらに我が国が追加の支援を決定する、こういう可能性はあるんですか。
【次の発言】 至らないことを希望ですが、場合によっては追加の支援が俎上に上るという可能性は否定はなさらないわけですね。
【次の発言】 またもや水かけ論になりますけれども、しかしここまでの流れを見ておりますと、当然ながらそれが論議される事態が私は予想されると思います。  それで、今あなた決定をしていただきましたとおっしゃいますが、ここまでの四十億ドルにつきまして立法府である我々は国会に……

第118回国会 外務委員会 第2号(1990/04/17、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 北方領土問題についてお尋ねをしたいと思いますが、その前にジュートの国際協定のことにつきまして一つだけお伺いをしておきたいと思います。  こちらの第一章第一条、その中の(d)項に「機関の活動において、特に、天然の産物としてのジュートの利用がもたらす有益な影響につき周知を図ることにより、環境上の側面に妥当な考慮を払うこと。」と「目的」の(d)項に挙げられておりますが、この「環境上の側面に妥当な考慮を払う」とはどういう意味なんでしょうか。
【次の発言】 大変丁寧に説明をいただいたんですが、これは一口に言えば、天然の麻の繊維を使っているものであるから、プラスチックとかビニール、そういった……

第118回国会 外務委員会 第4号(1990/05/24、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 五月二十三日付の東京新聞に、「ODA追加融資を中止インドのサルダル・サロバルダム 立ち退き未解決で」と、こういう見出しで外務省が追加融資を打ち切られると、こういうニュースが報道されたんですが、この記事の内容は書かれたとおりであると理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 当委員会でも堂本さんが先般の委員会で質問をしておいででございまして、現に資料要求もされているところでありますが、これまでの審議の内容等を見てまいりますと、調査は十分にやりました、援助は、ダイナモと言うんですかね、発電機でありますと。したがって、この流域の皆さんに迷惑がかかるかかからないかは、外務省としてはそ……

第118回国会 外務委員会 第5号(1990/06/01、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 万国博覧会条約を我が国が批准し国会で承認を受けたのは何年何月でございますか。
【次の発言】 結構です。これは質問通告していませんでしたので失礼いたしました。  国際花と緑の博覧会、今開催中でございますが、これは博覧会条約に基づいての博覧会でありますが、今回この博覧会に外国から訪れた方々、あるいはこれからお見えになる予定の元首でありますとか要人でありますとか、こういう方々は何カ国、何人ぐらいになりましょうか。
【次の発言】 この賓客の接遇はどの部分が外務省の予算で賄われるものなんですか。
【次の発言】 そうすると、往復の飛行機代はどうなりますか。

第118回国会 外務委員会 第6号(1990/06/12、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 今回のこの条約名、向精神薬と、こうなっているわけですが、この説明を見ると、向精神薬というのは、薬学上はアヘン、モルヒネ、ヘロイン、マリファナ、コカイン等の麻薬、LSD等の幻覚剤、覚せい剤、催眠剤、すべてを総称した概念である、こういうことなんですが、特に今回条約で規定されている向精神薬と薬学上に言われるところの向精神薬との具体的な違いというのはどの辺にあるんですか。何のためにわざわざ向精神薬という単語をお使いになったんですか。
【次の発言】 私がお尋ねしているのは、字引に例えば向精神薬とありますね、広辞苑なら広辞苑に。そうしたら、これは今おっしゃった薬学上の向精神薬を包括する概念と……

第118回国会 外務委員会 第7号(1990/06/14、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 田さんもお尋ねだったんですが、先般のブッシュさんとゴルバチョフ大統領との首脳会談で合意事項が共同声明という形で発表されました。これはSTARTIIを初めとして画期的な内容を含むものであった、こう思うんですが、 中山外務大臣はこの共同声明をどのように評価していらっしゃいますか。
【次の発言】 新聞報道等では、これはもう完全に冷戦体制に終止符を打った、こう報じられておりますが、この首脳会談を契機としていわゆるコールドウオーという言葉は今やもうデッドランゲージになった、このような理解を外務大臣はしていらっしゃいますか。
【次の発言】 少なくとも一連の米ソ首脳会談を含めソ韓首脳会談も行わ……

第118回国会 外務委員会 第8号(1990/06/19、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 日本と他国の間に結ばれております、いわゆる原子力の平和利用に関連する多国間条約と、それから二国間協定について、まずお尋ねをさせていただきます。  多国間条約の種類と締結の日時とその内容の概要を、簡略で結構ですからまずお示し願います。
【次の発言】 今伺っていますと、随分きめの細かいといいますか、国際間の条約が幾つも結ばれているわけでございますが、それとは別に、いわゆる二国間協定が結ばれておりますね。この国際間の多国間条約と二国間の協定が相補完し、そうしてまた二国間において特質的な問題があるために二国間条約が、協定が締結をされたのか、その辺も含めて二国間協定の締結国とその締結の日時……

第118回国会 外務委員会 第10号(1990/06/25、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 先生の先ほどの御意見の中で、あるいは私の聞き間違いもあったかもしれませんけれども、原子力ですべてを賄っても、それから生み出される廃棄物は乾電池一個にも値しないものである、このような表現をなさったかと思うんですが、そのようにおっしゃいましたでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、それは炭酸ガス換算のことであって、例えば放射能でありますとかそういうことについてのお話ではなかったわけでございますか。
【次の発言】 ということは、先生がそういう例示をなさったということは、原則的には例えば火力発電等々から生み出されるいわゆる環境に及ぼす影響については、原子力のエネルギーの方がゼネラルに言……

第118回国会 環境特別委員会 第3号(1990/05/30、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 環境庁が五月二十三日だったと思いますが発表なさいました、ゴルフ場での農薬の暫定指導指針の設定の目的とその内容をお尋ねいたしますが、時間の都合もございますので、ごく簡略にひとつお答えを願います。
【次の発言】 厚生省も五月十七日に水質の目標値設定をなさいましたが、その目的と内容をこれまた簡略にお願いいたします。
【次の発言】 この厚生省のお考えになったのとそれから環境庁がお考えになったのとは、具体的に例えば基準値等々は随分違うものですか。
【次の発言】 そうしますと、厚生省と環境庁は今局長は十分連携を保ちながらと、こうおっしゃいました。したがって、この両案は表裏一体をなすものである……

第118回国会 環境特別委員会 第4号(1990/05/31、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 平成二年度の予算案の中で地球環境保全関連事業の予算総額は幾らで、環境庁の要求されるところに比較をいたしまして予算の充足率は何%になっておりますか。
【次の発言】 内容は結構です。
【次の発言】 その前年度比を見ますと二四二・三%になっているわけですね。二百四十何%、うわっと思うんですが、そのトータルです。先ほどから國弘委員に始まって皆さんおっしゃっているわけでしょう、環境庁の予算が少ないなあと。二十一億円ですよ。  こんなべらぼうなことはないと思うんですが、長官、いかがお考えですか。
【次の発言】 それは確かに二四〇%今長官自身が増額をしていただいたとおっしゃっていますけれども、……

第118回国会 環境特別委員会 第6号(1990/06/13、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 本日は委員会でこれまでに広中さんや清水さん、篠崎さん、そして今の沓脱さんを初め女性委員の皆さん、大変きめの細かい質問をしていただきまして、私も、ああそうか、こういう見方があったのかとつくづく目からうろこが落ちるような思いもいたしました。  これは衆議院の段階で安橋さんが、今回の水濁法等について女性の方に生活排水を余り量をたくさん使わないようなことをお願いするというような意味の答弁をなすっていたように私は記憶しておるんですけれども、なるほど、しかし考えてみますと、我々の頭の中に、今回の法改正は生活排水、これは家庭雑排水、これは家庭の主婦だ、こういうふうなある種の思い込みがあったんじ……

第118回国会 環境特別委員会 第7号(1990/06/15、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 本法の第五条に、「環境庁長官は、住居が集合している地域その他の地域であって、スパイクタイヤ粉じんの発生を防止することにより住民の健康を保護するとともに生活環境を保全することが特に必要であるものを、指定地域として指定しなければならない。」と、こうなっております。  局長にお尋ねいたしますが、局長の頭の中にあるこの指定地域の概念、これは具体的には例えば北海道とか東北六県でありますとか、いわゆる豪雪地帯が頭にあるわけで、九州とか大阪とか、こういうところは指定地域としての概念はあなたの頭の中にはございませんか。
【次の発言】 私の郷里の滋賀県に余呉町というのがあるんです。実は、余呉町とい……

第118回国会 環境特別委員会 第8号(1990/06/20、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 ただいま沓脱さんが本当に肺腑をえぐる質問をされました。それに対して御答弁がありましたが、私の立場からももう一遍この件について確認をさしていただきます。  重松委員会の報告書を即時本委員会に提出する御意思はおありですか。
【次の発言】 さっきから部長の答弁が行きつ戻りつしているような印象を与えるのは、ずばりお尋ねいたしますが、木音のところは我々に資料を公表したくないんじゃないですか。本音を言ってください。
【次の発言】 そうしたら、さっきからもっともっと明快な答弁が積極的に出ていたと私は思いますよ。  IPCSが、けさほどからも各委員の皆さんお尋ねでございますが、有機水銀の環境基準……

第119回国会 環境特別委員会 第2号(1990/11/02、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 建設省の方来ていただいていると思いますが、熊本県の球磨川の河口においての砂利採取業者の数、それから年間の砂利採取量等についてまずお答えをお願いいたします。
【次の発言】 私の手元にある資料では、二十一社が十一トンの大型ダンプカーで延べにして年間に一万台近く砂利を採取している、こういうことなんですね。  そこで、実はこれは個人的なことですが、私はアユ釣りが好きでございまして、ことしの夏は三日間球磨川へアユを釣りに寄せていただきました。球磨川は日本のあらゆる河川の中で一番大型のアユが釣れる川として有名でございまして、以前は三十九センチ、最大のものは四十センチを超えた、こう言われている……

第120回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1991/05/30、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 初めに、今回の事故に際しまして お亡くなりになりました方々あるいはおけがをなさった方々に対しまして、心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。  さらにまた、今回の事故に際しまして、大臣以下政府の、また運輸省の皆さん、さらに当運輸委員会の諸先生が滋賀県にいち早くお運びをいただきまして、心からの弔意やお見舞いをいただき、また二度とこういう事故を起こさないためにはどうしたらいいかということについて、御視察をいただきましたことを滋賀県選出の議員として、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。  では、質問に移らせていただきます。  これは、ただいまも片上委員から質問があった……

第120回国会 外務委員会 第1号(1990/12/18、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 私この間大阪の中央郵便局へ行きましたら、張り紙がしてありまして、以下に掲示してある国や地域には郵便物、小包等は届きませんということで、クウェート、リベリア、パプアニューギニアの中のノースソロモンには郵便が届かないという掲示がしてございました。  お尋ねいたしますが、今私が申し上げた国以外も含めて、手紙が送達されない、交換できない、小包が届かない国はどことどこがありますか。それはどういう理由でそういった郵便物の交換や小包の送りができないんですか。
【次の発言】 ありがとうございました。  イラクの問題で一、二お尋ねをさせていただきます。  今テレビなどを見ておりますと、帰ってきた邦……

第120回国会 外務委員会 第4号(1991/04/02、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 地位協定についての質問に入らせていただく前に、大臣に見解を求めるんですが、小沢幹事長がモスクワとそれからアメリカのブッシュ大統領に会いに行かれました。党外交という言葉はありますが、しかし日本政府があって外務省があるわけでありますから、海部総理大臣がアメリカに行かれる前に、そして中山外務大臣がきちっとおられて、なおかつ小沢さんがモスクワとアメリカに行かれたということについて、これは大変いいことであったと思われますか。それとも、一元外交とかそういう観点から見れば、外務大臣がおられるわけですから、率直に言えば要らざることをしてくれたと思っていらっしゃるんですか。

第120回国会 外務委員会 第5号(1991/04/09、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 大臣、海部総理がアメリカにいらっしゃいました。この前の委員会で短い時間ではありましたが海部総理に質問の機会を得たのですが、その節私は、ジョージ、トシキとお互いが愛称で呼び合うような仲であるならば、互角対等にいい関係をつくって言いにくいこともはっきりと言ってきてくださいとこの席で総理にお願いを申し上げたんですが、報道されました共同記者会見を見ていますと、ブッシュ大統領は終始一貫プライムミニスター・カイフとこうおっしゃって、一度もトシキとは言わなかったですね。  海部総理は、失礼ながら取ってつけたように、書いた原稿の冒頭にジョージとこう何回か言っていらっしゃいました。何か私ちょっと恥……

第120回国会 外務委員会 第6号(1991/04/23、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 今回のこの協定で、改正前に債務不履行をしている国が幾つかあると思いますが、それらの国々に対しては本改正前の今の現状でどのような救済措置を講じておられるのか、まずそれを説明してください。
【次の発言】 ということは、今回の改正はその理由としても挙げられておりますが、「加盟国の投票権の停止等を規定することを目的とするものである」、だからこれまでのやり方ではふぐあいといいますか不都合が大分増大をしてきたので、このような投票権の停止等を伴う措置を決めるために改正をしなければならないのだと、そのように理解しておいてよろしゅうございますか。

第120回国会 外務委員会 第7号(1991/04/25、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 麻薬の防止に関する国連条約に質問を集中してお尋ねをいたしますが、伺っておりますと中西先生がお尋ねになった質問と重複する点が多々ございますが、答弁はもうそれは一たん答えたことですからというようなことで手抜きをしないで、できればスパイスも加えて簡略かつ的確にお答えをお願い申し上げたいと思います。  今、日本で麻薬の不正な生産は実態として確認されておりますか。その検挙の実績はございますか。
【次の発言】 念のために確認しておきますが、それが観賞用でありましてもあるいは個人で使用に供するためのものでありましても、それは当然犯罪は構成いたしますね。

第120回国会 環境特別委員会 第3号(1991/04/09、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 選挙の応援で声をつぶしておりますので少しお聞き苦しいかと思います。  モスバカー・アメリカ商務長官がタイマイの輸入をやめてくれ、こういう御注文がありまして、報道によりますと、二十トンを五トンに減らすということのようですが、どうですか、前に象牙のときにもお伺いしたと思うんですが、思い切ってこれやめたらどうですかね。  私、去年鹿児島県に参りまして、指宿温泉の長崎鼻といいますか、観光地ですが、あそこへ行きましたら、土産物屋さんに見事にべっこう、タイマイの甲羅がずらっと売り物でかけてありまして、いやたくさんあるなと思いまして、売れますかと聞いたら、いやめったに売れませんと、こうおっしゃ……

第120回国会 環境特別委員会 第4号(1991/04/17、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 平成三年度の予算で地球環境保全の予算は本年度が幾らで、対前年比、それからおととしまで含めて、その推移と増加率を教えていただけますか。
【次の発言】 その二・四倍、去年もお伺いしたんですがね、二・四倍、今度は一・何倍ですか、それだけ聞くと随分ふえたように思うんですが、もともとが八億からスタートしているわけですね。これは前の委員会でもお尋ねしたんですが、長官、イージス艦、あれが一隻たしか千三百億円ぐらいするわけですね。これは中期防の方で、何ですか、最終的には四隻ぐらいお持ちになる御予定じゃないんですかね。ですから、軍艦一隻の費用が千三百億するときに、世界じゅうが地球環境の問題でこれは……

第120回国会 環境特別委員会 第5号(1991/04/24、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 今回のこの法律改正で製造禁止にまで踏み切れなかったというのはどこにその理由があるんですか。
【次の発言】 その棚糸のことでありますとか学術研究のために製造禁止をしなかったということ であれば、研究をすればそれは私はクリアできる点だと思うんですね。  今第一段とおっしゃいましたが、じゃ今回の法改正で製造禁止の点にまで、環境庁としては突っ込んでその点もお考えにはなったわけですか。
【次の発言】 将来的には私、これはもうできれば製造をやめる方が所期の目的にかなう点だと思いますので、その点も含めて今後御研究をお願い申し上げておきたい、こう思います。  今学術研究とおっしゃいましたが、じゃ……

第121回国会 環境特別委員会 第2号(1991/09/25、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 初めに、滋賀県にUNEPを誘致していただきまして、これにつきまして環境庁にせっかくのお働きをいただきましたことを厚く御礼申し上げておきたい、こう思うんです。  そこで、現在のUNEP設置の具体的な進捗状況を簡単で結構でございますからお願いいたします。
【次の発言】 いわば世界の水のセンターが滋賀県に設置をされるということで、我々滋賀県民は大いに期待もし責任が重大である、こう考えている次第でございます。ですから、日本で一番大きな湖であります琵琶湖の水質については、せっかくUNEPが滋賀県にやってくるのに、本家本元の琵琶湖の水が汚れているような状況では我々は世界じゅうの人たちに顔向け……

第121回国会 逓信委員会 第2号(1991/09/24、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 質問をたくさん用意させていただきましたので、簡潔にお尋ねいたしますから、その根幹に触れるところを簡潔にお答えをお願い申し上げたいと思います。  まず、BS3bの打ち上げが成功いたしまして、ハイビジョンの試験放送がにわかに現実の趣を帯びてきたわけでございますが、まずその実施計画をお示し願いたいと思います。  それから、BS4の4チャンネルプランもお教えを願いたいと思います。
【次の発言】 BS4、チャンネルプラン。
【次の発言】 この九七年のBS後継機の八チャンネルにつきまして、地上波民放は大変な関心を持っているわけでございますが、どうなんでしょうね、二十一世紀の地上波民放というも……

第122回国会 環境特別委員会 第2号(1991/11/20、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 中村長官、御就任お喜びを申し上げます。たまたま私も同じ中村でございまして、さかのぼりますと先祖は藤原鎌足公に行き着きますので、御成功を心からお祈りする次第でございます。  ここで長官にお覚悟のほどを一言伺っておきたいと思うんです。今沓脱さんもおっしゃいましたけれども、環境庁というのは歴代長官になかなか有為の方がいらっしゃいました、初代の大石長官、それからまた鯨岡兵輔先生。当時、私は環境特別委員会におりましたけれども、環境アセスメント法がはっきり言えば通産省の横やりでなかなか日の目をみないというときに、鯨岡先生は辞表を懐にされてこの委員会に臨まれまして、おかわりになるという評判でご……

第122回国会 環境特別委員会 第3号(1991/11/25、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 本日の問題点につきましては、先ほどから各委員が質問をしておられますので、私は一つだけ自分の意見を申し上げ、あとは両先生にお尋ねをさせていただきます。  まず、私の立場は、長良川河口ぜきは問題が多うございますので、ですから御説明いただきましてもやはり環境アセスメントをしっかりとやるべきでありまして、したがってそれが終わるまではただいまの工事は差しとめをするのが妥当である、そういう立場をとっているものでございます。  椎貝先生、先ほどから先生のお話を伺っておりますと、例えばきょうの朝日の朝刊に出ておりました学者の説を見せていただきました。二〇五〇年には地球の気温が五度上がる、場合によ……

第123回国会 環境特別委員会 第5号(1992/04/15、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 法律というものはそれが制定されまして確実にその法律が守られるというか、運用の妙を発揮するといいますか、そういうことが必要であります。まして、環境庁のっくります法律は広い意味での皆さんの健康を守る、それから自然環境を保全するというそういうための法律でありますから、それが運用の妙を発揮しなければこれは何のために国会で審議してつくったかわからぬ、こういうことになります。  この間、私は選挙の応援に宮城県に参りました。ちょうどその前日に大分雪が降りまして、翌日は高速道路の雪は当然もうなくなっているわけですが、路肩には残っていました。案内をしてくれた運転手さんがたまたま私が環境委員であるこ……

第123回国会 環境特別委員会 第6号(1992/04/22、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 今回この改正案は、公害防止事業団から環境事業団と名称の変更が一つの大きな目的になっているわけです。名称を変えるということは当然その法律の内容が変わるから名称が変わるわけでございます。  そこで、まずお尋ねいたしますが、いわゆる産業公害問題は克服をした、大気汚染の施設でございますとか水質汚濁の施設でございますとか、克服をしたから今回このように名称を発展的に変えるという法律が提案されたわけでございますか。
【次の発言】 主務省に最初は環境庁、それから通産省、建設省が加わりまして、今回は厚生省が加わったわけでありますが、その目的と理由はどこにございますか。

第123回国会 環境特別委員会 第7号(1992/05/13、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 御苦労さまでございます。  初めに猿田先生にお伺いをしたいんですが、私の手元に、これは日弁連がまとめたものでございますが、環境庁の中間取りまとめを踏んでのまとめがございます。その中に、ディーゼル自動車が現在の大気汚染の主要な原因となっていることは明らかであるが、一つのデータとして、普通の乗用車に比べますと、直噴式の八トンから十トントラックはガソリン乗用車の四十一・六倍、同じく十から十五トントラックは六十二・三倍、十五トンを超えると実に九十六・五倍というけた違いの窒素酸化物等の排出量を示している、こういうデータが提示されておりますが、これは猿田先生、信用に値する数字であるとお考えで……

第123回国会 環境特別委員会 第8号(1992/05/20、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 ただいま中村長官の誠実な答弁を伺っておりますと、もうお任せしておいたら大丈夫と。私質問をやめようかと思ったんですが、せっかくの機会でございますから重複を恐れずにお尋ねをさせていただきます。  今回のこの措置法、朝来、委員方お尋ねでございますが、環境基準の達成は二〇〇〇年に可能かどうか。それは十分に可能なのか、本当に自信があるのか。それとも、ある種これは努力目標であるのか。その辺からお願いいたします。
【次の発言】 これは新聞報道でありますけれども、大阪府の試算によりますと、車種規制によるNOxの削減は、環境庁予測は上限二〇%なんですが、その半分以下の七%しか期待できない、こういう……

第123回国会 環境特別委員会 第9号(1992/05/27、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 この法律が成立したら、渡り鳥条約とそれからワシントン条約に対応する国内法はいわゆる吸収合併、こういうんですかね、十分にそれで機能しますか。
【次の発言】 個体がふえてかつ絶滅のおそれがなくなった、そういう場合は指定解除、こうありますけれども、そのおそれがなくなった場合とは具体的にどのように判断をなさるんですか。
【次の発言】 これは局長、指定の場合もそうなんですが、例の長良川の河口ぜきの問題で随分いろいろな調査があるわけですね。Aのデータは、いやいやサツキマスは十分大丈夫だ、たくさんいるんだ、ゴリもたくさんいるんだ。ところがある調査では、なかなかどうしてそんなものじゃない、非常に……

第123回国会 逓信委員会 第2号(1992/03/10、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 これは質問通告はしておりませんが、今の岡野委員の質問に対する松野さんのお答えで、ちょっと私一つ提言をしておきたいと思うんです。  例えば郵便貯金なども郵政省がこれから民に対して本当に生き生きとした、国民が喜ぶようないい商品をつくっていかなきゃいかぬ。今あなたのお答えの中で、そのために学識経験者による委員会をつくりまして鋭意検討を重ねてまいる所存でございますと、このような御答弁があったと思うんですが、どうですかね、学識経験者という言葉から受けるイメージは、もう中年過ぎの、少し頭が固着したいわゆる学識経験者ですね。そういう人を集めて討論されても、まことに公式的な硬直したアイデアしか出……

第123回国会 逓信委員会 第3号(1992/03/12、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 私は連合参議院といたしまして、今回の郵便法の改正案とそれからお年玉法、これは賛成であります。賛成も賛成、もう片手だけじゃなくて両手を挙げて賛成をしたいくらいの法律案であります。そのことを明らかにいたしまして、ちょっと二、三お尋ねをさせていただきます。  この料金免除の対象にしておられる日赤あるいは共同募金会等があるようでございますが、さらに市民のいわゆるボランティア活動についても料金免除の対象としてこれを支援していくお考えはございませんか。
【次の発言】 せっかくの今度の法の趣旨でありますから、今局長は明快に規定をされたように私は思うんですけれども、でもやっぱり今本当にこういった……

第123回国会 逓信委員会 第4号(1992/03/27、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 ここに郵政行政六法がございますが、「第一章の二 放送番組の編集等に関する通則」の第三条、「放送番組は、法律に定める権限に基く場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。」。第三条の二、「放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たっては、次の各号の定めるところによらなければならない。一 公安及び善良な風俗を害しないこと。二 政治的に公平であること。三 報道は事実をまげないですること。」。この一、二、三号、今朗読をさせていただきましたが、これはNHKとそれから民放を通じて放送というものを規定しているものであると私は理解しておりますが、小野沢さん、いかがでございます……

第123回国会 逓信委員会 第5号(1992/04/07、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 ただいま守住先生が言及をなさいましたので、ちょっと質問の順番を変えまして先に特定郵便局の局舎の問題についてお尋ねをさせていただきます。  特定郵便局の場合は、郵政省がその郵便局の面積を特定なさいまして、それも特定郵便局を構成する人数に応じて面積が決まりまして、それに対して郵政省が家賃を払うといいますか、そういう仕組みになっているんですか。
【次の発言】 これは実際に特定郵便局をやっている私の友人からどうだろうかという相談を受けたんですが、このごろ地方都市でも、これは三人ぐらいでやっている小さな郵便局ですけれども、幸いお客さんが多いものですからなかなか駐車場を確保するのが大変なんで……

第123回国会 逓信委員会 第6号(1992/04/16、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 大森先生が予定よりも少し早く質問をお切り上げになりましたので、その分の時間を私にちょうだいをいたしましたので、せっかくの時間でありますから、質問に入る前に、朝来質疑を伺っておりまして私が感じましたことをちはっと意見として申し上げさせていただいておこうと思います。  及川先生の質問、また今の大森先生のお話を聞いておりまして、委員会の質疑というものは、委員も一生懸命勉強して質問をするのでありますから、答弁をなさる委員の方は、事前に質問通告もしてあることでありますから、この質問に対して答弁の核心はこれである、当たり前のことですね、しっかりとお答えをいただくのが当然である、こう思うんです……

第123回国会 逓信委員会 第7号(1992/05/14、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 今回の特約と定期保険制度の改正でございますが、重複するかと思いますが、簡略で結構ですからまずその目的、趣旨を御説明願います。
【次の発言】 簡略でいいと言ったんですから、そう丁寧に言ってもらわぬでも結構です。  今度の改正で新規サービスとして満期保険金の支払いをするということでございますが、満期保険金を支払うというと、何か掛金が全部戻ってくるような誤解を与えないでもないです。満期保険金の支払いという単語そのものの意味がそのような誤解を与えないでもないと思うんですが、これは別の言い方を実際はされているわけですね。例えば加入者に対する説明なんかはきちっとされているんでしょうね

第123回国会 逓信委員会 第8号(1992/05/19、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 お疲れだとは思いますが、しばらくよろしくお願いをいたします。朝来の質問と重複する点もあるかと思いますが、これもお許しを願います。  まず、外国人等が占める議決権の割合でございますが、五分の一未満ということになっておりますが、この二〇%という率はどのような根拠で設定されたのですか。
【次の発言】 そうしますと、言葉じりをつかまえるわけじゃないんですけれども、外資の議決権の割合をふやす方が進んだ形である、そのようにあなたはお考えなわけですか。今アメリカのような進んだところは開放の割合がと、こうおっしゃいましたが。
【次の発言】 一番最初のあなたのお答え、後で議事録でよく見てください。……

第123回国会 逓信委員会 第10号(1992/05/26、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 今回の法改正の検討に先立って電波政策懇談会が開かれたわけでございますが、二十一世紀への電波政策ビジョンに関する検討を行ったその中で、郵政省としては電波利用の現状と今後の動向、これをどのように認識をしていらっしゃるか。その上で今後の電波行政の課題についてどう考えているか、一般論ではございますが、まずそれをお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そこで、そういう課題を解決するためにも今回は電波法を改正することになったんだと、こう思いますが、局長、今回の電波法改正のあなたが考えていらっしゃる最大の眼目はどこにございますか。

第123回国会 逓信委員会 第12号(1992/06/18、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 まず、NHKの選挙報道についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  目前に参議院の通常選挙が迫っているわけでございますが、今回の参議院選挙については、これに取り組む企画といいますか、バルセロナ・オリンピックもそうでありましょうが、これは大変なやっぱり国民の関心事でありますし、民主主義社会においてはこの報道が最も重要なことであると思いますので、今予定されております総時間枠、その放送の態勢ですね、簡単で結構でございますから教えてください。
【次の発言】 選挙の報道で大事なことは幾つかあるかと思うんですが、候補者が何を主張しているのか、あるいは候補者が所属する政党なり会派がどういう……


16期(1992/07/26〜)

第125回国会 選挙制度に関する特別委員会 第2号(1992/12/08、16期、連合参議院)

○中村鋭一君 この法案について幾つかお尋ねをさせていただきますが、提案者の皆さん本当に御苦労さんでございました。しかし、今回のこの法案につきましては、労は歩といたしますし、一定の評価はさせていただきますけれども、国民からしますとやや物足りない、というよりも随分物足りない点も多いんじゃないか、こう思います。今回、連合参議院は日本新党とともに議員立法をさせていただきました。政治資金規正法につきまして二、三の点について今回御提案の法案とは少し違った内容のものを提案させていただいておりますが、一、二の点について対比しつつお尋ねをさせていただきたい、こう思います。  この委員会に提案されております法案に……

第125回国会 逓信委員会 第1号(1992/12/09、16期、連合参議院)

○中村鋭一君 私は、野別委員長、岡野理事、同委員及び三重野委員とともに、去る九月十六日から十八日までの三日間、九州地方における逓信関係業務の実情調査を行いました。  まず、郵政事業について申し上げます。  九州郵政局管内におきましては、島嶼や台風などの自然災害が多いという特徴の中、「いきいき行動 さらなる飛躍―地域と歩む九州郵政―」を目標に営業活動や各種の施策を展開し、各事業とも前年度の実績を上回る成績をおさめております。また、雲仙火山災害においては、大野木場簡易郵便局を火砕流により焼失するなどの被害を受けたものの、郵便、貯金、保険の非常取り扱いを実施し、また、防じんメガネ・マスクを使用し外務……

第126回国会 逓信委員会 第2号(1993/02/23、16期、民主改革連合)

○中村鋭一君 大臣、きょうは御苦労さまでございます。私は朝から論議になっております大臣御就任後の郵政関係の御発言につきまして質問を絞ってお尋ねをさせていただこうと思います。  大臣、御就任の記者会見で御発言になりました。その発言の内容は、大臣になって最初に意見を求められればかようかくかくしかじかのことを言ってやろうというふうに初めから予定をしておいでになったのでございますか。
【次の発言】 とすれば、例えば老人マル優枠の拡大等につきまして前任の渡辺大臣やあるいは笹川次官が、例えば当逓信委員会に対してひとつこれは七百万円で頼みますよということを継続して、一貫して、それは単に大臣や次官だけじゃなく……

第126回国会 逓信委員会 第3号(1993/02/25、16期、民主改革連合)

○中村鋭一君 きょうは、私はNHKの今回の事件に焦点を絞りまして、私の質問というよりも、お互いに意見の交換をひとつさせていただきたい、こう思います。  川口さん、私は大阪の朝日放送に昭和二十六年に入社をいたしまして二十六年間在籍をいたしました。最後は報道部長を務めさせていただいておりました。ですから、こういった番組も数々つくってまいりましたし、退社しましてから後はいわゆるタレントとして報道番組にも数々出させていただきました。ですから、今回のこの事件につきましては多少の自分自身の反省も込めていろいろな感慨があるわけでございます。  私のおりました朝日放送、ABCとこういいまして、実は会社が発足し……

第126回国会 逓信委員会 第5号(1993/03/26、16期、民主改革連合)

○中村鋭一君 急に質問通告をいたしまして大変失礼申し上げました。京都のKBSの問題につきましてちょっとお尋ねをさしていただきます。  いろんな事情があったんでしょう。あったんでしょうが、百数十億円の債務が発生をいたしまして、今は社屋それから機材すべてが、ダイエーファイナンスだったと思いますがこの担保に出ているわけで、金貸した方は返せと言う。ないそでは振れないわけでありますから返せない。 したがってKBSは、土地も建物も機材も差し上げましょう。名義は債権者のもので結構ですから、家賃は払いますから貸してくだされところがその家賃が年間に、私の承知しているところでは五億円弱だったと思いますが、払いなさ……

第126回国会 逓信委員会 第6号(1993/03/29、16期、民主改革連合)

○中村鋭一君 今年度の春の番組編成の中で、NHKの方でこれは随分力を入れているとか、ぜひ視聴者の皆さんに喜んでいただくために特にこれを目玉商品として推奨するものであるというような番組がございましたら、編成の基本方針とあわせて御紹介をお願いいたします。
【次の発言】 今の五つの基本的な編成方針は、どれが優先順位が上でどれが下ということはないわけですね。同じように力を入れてやっていらっしやる、こういうことですね。  その中で、報道番組、今刷新強化ということをおっしゃいましたけれども、今の九時のニュースがございますね、あれはキャスターの方もそのままで維持していかれるわけですか。

第126回国会 逓信委員会 第12号(1993/06/01、16期、民主改革連合)

○中村鋭一君 この積立金の運用に関する法律の一部改正の法律案でございますが、その中で、優良企業が期間を設定いたしましてCPを発行する、こういうことでございますが、このCPの発行に当たっては、優良企業ということでございますね。優良企業はどういうものであるかを決めなきゃいけませんが、その決めるための機関というのは幾つぐらいありまして、そのCP発行に当たって、どういう基準に基づいておたくの会社には約束手形を出していいですよという許可を与えるというんですか、格付をするんですか。
【次の発言】 そうしますと、私がいただいた資料では、A1が債務履行の確実性が極めて高い、A2が債務履行の確実性は高い、A1と……

第126回国会 逓信委員会 第13号(1993/06/04、16期、民主改革連合)

○中村鋭一君 今の鈴木さんの質問に関連するわけでございますが、今回は罰金三十万円以下、こういうことになりましたですね。三十万円に引き上げられたわけでございますが、これ二十万円ならいかに、五十万円なら高過ぎる、この三十万にされた基準、それからまず。
【次の発言】 それが白井さん、結局、先ほど来各委員の質問にもありますように、全体のバランスとか刑法とかこれまでの行きがかりで三十万にするから、だから鈴木委員がおっしゃるように最高刑をもってこれに当たれというような意見も出てくる。これは郵政大臣も気持ちの上ではわかるとおっしゃっているわけでありますね。やっぱり役所というのはそういうふうなバランスとかを考……

第128回国会 外務委員会 第1号(1993/10/19、16期、日本新党・民主改革連合)

○中村鋭一君 羽田外務大臣、御苦労さまでございます。  私、国会に議席を得て参議院でちょうどことしで満十年になりますが、そのほとんどを外務委員会におらせていただきまして、今こうやって与党の一員として、ついこの間までのいわば敵方でありました羽田さんとこういう形で味方同士でお話ができるのを大変光栄だと、こう思っております。  午前中から田委員や清水委員、与党ではありますけれども、なかなか厳しい質問をしていらっしゃいました。きょうは私、初顔合わせでございますから、御祝儀というわけではございませんが、与党の一人としての質問をさせていただこうと思います。  細川総理は、そういった外交姿勢というものが国際……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第5号(1993/12/27、16期、日本・新生・改革連合)

○中村鋭一君 私は、日本新党・新生党・民主改革連合を代表いたしまして質問をさせていただきますが、今、我々の会派は略称で日生連と、こう言っております。何か保険会社みたいな感じでおなじみの薄い方もあるかもわかりませんが、我々の会派は今二十三人で構成しておりまして、全員参議院議員でございます。顔も違いますし性格も違います。当然ながら政治的主張も随分違う点があるかと思いますけれども、一つだけ共通した点がございます。  総理、有名な句に「去年今年貫く棒のごときもの」という句がございますけれども、我々の会派はまさに棒のごとき信念を持って貫かれておる集団でございます。それは何か。何としても今国会中に国民の負……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第10号(1994/01/11、16期、日本・新生・改革連合)

○中村鋭一君 参考人の先生方、御苦労さんでございます。  田中参考人、一番最初にお話しをなさいまして、ただいまも言及がありましたけれども、その中で今回の政府案には哲学がないと、こうおっしゃいました。  元来、選挙制度に哲学という単語を使うのが妥当であるかどうかはやや私は疑問があるように思っております。選挙制度というのは我々が絶大な信頼をおいております民主主義というものを具現化していく上での一つの普遍的な手続その他、選択あるいは国民の意思を一番端的に政治にあらわす上での制度の問題でございますので、それはむしろどの選挙制度が一番いいかということは国民が最終的に選択をする問題であって、一番いいと思わ……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第11号(1994/01/12、16期、日本・新生・改革連合)

○中村鋭一君 委員長。
【次の発言】 私は、来る一月十八日一日間、地方公聴会を開くこととし、そのための委員派遣を行うこと及び派遣委員の人選、派遣地の選定等は 委員長に一任することの動議を提出いたします。

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第13号(1994/01/14、16期、日本・新生・改革連合)

○中村鋭一君 この委員会の審議、きょうで実質十日目でございます。今聞きましたら、審議時間はちょうど本日の審議を終えましておよそ五十時間ということでございます。ですから、今の私の心境から言いますと、これは異論は大いにあるだろうと思いますが、ようやく大団円に近づいて、映画に例えれば春の銀幕を飾る待望の大作が封切り間近となりまして請う御期待といった感じではないか、こう私は認識しておりますが、その私の認識を共有してくださいますか。一言ずつ、両大臣、いよいよ大詰め大団円であるかどうか。
【次の発言】 せっかくの機会でございますから、私も与えられました時間を真摯に議論をさせていただきたい、こう思います。 ……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第14号(1994/01/19、16期、日本・新生・改革連合)

○中村鋭一君 私は新生党、日本新党、そして私も所属をしております民主改革連合の立場で幾つかお尋ねをさせていただきます。  きょうお伺いしておりまして、本当に皆さん的確な御意見を下さいまして、そのことについては深く敬意を表する次第でございます。特に西田さん、本当にずばっと切り込んでこられまして、しかし随分私とは考えが違いますから、本当ならあなたとゆっくりここでディベートをさせていただきたいのでございますが、十三分でございますから、これはあなたに近い方で自民党の国会議員の先生もいらっしゃいますから、その方と永田町でゆっくりとひとつあなたの御意見については討論をさせていただこうと、こう思います。  ……

第131回国会 内閣委員会 第3号(1994/11/01、16期、新緑風会)

○中村鋭一君 新緑風会はこの法案に対して賛成でございますので、その立場から二、三質問をさせていただきます。  実は、理事会でいただきました質問時間は八十分でございました。しかし、我々もこの法案に賛成でございますし、改革の大義においてはこれは与党も野党もない、翼賛あってしかるべしと、こう考えておりますから、審議促進の立場上、私も簡明直截に質問をさせていただきますから、長官初め政府委員におかれましては修辞を排して簡明直截に、骨のいい部分だけをしっかりとひとつお答えをお願い申し上げたいと思います。  初めに、本法案に対しまして長官の決意といいますか、期待といいますか、それからまずお伺いをさせていただ……

第131回国会 内閣委員会 第5号(1994/11/08、16期、新緑風会)

○中村鋭一君 この自衛隊法関連の質問に入る前に、先般の予算委員会で私は防衛庁長官に質問の通告をしておいたんですが、時間が参りましたのでお尋ねをできませんでしたので、きょうはせっかくの機会でございますからちょっと質問をさせていただこうと思います。  きのうもテレビを見ておりましたら、NGOの人の乗っている車が、ゴマ・キャンプから二十キロぐらいのキブンバというところでしたか、そこでザイール兵でしたかに奪われた、こういうニュースが報道されておりました。現地の人たち、例えば難民の方とか、それからザイール兵とか、そういう人たちに車が乗っ取られるのは、きのうの報道によれば十四台目と言っていました。それで、……

第131回国会 内閣委員会 第8号(1994/11/29、16期、新緑風会)

○中村鋭一君 現在の航空自衛隊、それから陸上、海上、それぞれの自衛隊の隊員募集でございますが、これはどのようにしていつ行っておられますか。まずそれをお伺いいたします。
【次の発言】 ここ数年来、五年来ぐらいでも結構でございますが、充足率というんですか、定員を上回る応募があって自衛隊としてはその点では十分国民の要望にこたえ得る体制にあるわけですか。
【次の発言】 充足率が一〇〇%にならないということは、単純比較になりますけれども、例えばいわゆる大学の受験者数を見ましても、質のいい受験生が定員をはるかに上回って受験をする場合と、それから定員割れを起こしまして少ない人が受験をするという状況では、一般……

第131回国会 予算委員会 第1号(1994/10/14、16期、新緑風会)

○中村鋭一君 関連。
【次の発言】 村山総理とは、ついこの間までともに手を携えて政治改革法案を仕上げた懐かしい思い出がございます。攻守所を変えたといいますか、一種奇妙な感じがしないでもございませんが、少し二、三の質問をさせていただきたいと思います。  国連安全保障理事会の常任国入りの問題についてお尋ねをさせていただきます。  総理は六日の所信表明演説で、「国連の改革と機能強化に積極的に取り組み、多くの国々の賛同と国民の一層の理解を得て、安保理常任理事国として責任を果たす用意があることを申し上げたいと考えます。」、こうおっしゃいました。  総理は、最近、情勢の変化ということで、一夜明ければコペル……

第132回国会 逓信委員会 第2号(1995/02/16、16期、平成会)

○中村鋭一君 私が最初にお尋ねしようと思っておりました点につきまして、ただいま三重野委員からお尋ねがございましたので、重複をいたしますから簡略にひとつ中村さん、お答えをいただきたい、こう思うんです。  今回、報道関係がこの阪神・淡路大震災について果たした役割は本当にはかり知れぬほど大きなものであったと思います。その中にあって、NHKは本当に一生懸命報道をされた。その放送時間の総量を見ても実に敬服に値する活動ぶりであった、まずこのことを申し上げておきたい、こう思うのでございます。  やっぱり報道というのは、最初はどういう事件が起きたのか、その事実の報道から、徐々に日がたつに従いまして、例えば今回……

第132回国会 逓信委員会 第7号(1995/03/28、16期、平成会)

○中村鋭一君 中村参考人に、これは質問通告しておりませんが、ちょっとお尋ねいたします。  先ほど三重野委員の質問の中で外国語放送に言及した部分がございました。その中であなたは、今実施しております外国語放送でポルトガル語、スペイン語と、こうおっしゃったと思うんですが、おっしゃいましたか。
【次の発言】 それなら結構です。私は、実施しておられる中で、ポルトガル語アンドスペイン語、アンドというふうに切り離しておっしゃったように思ったものですから、それなら結構なんです。  先年、私はブラジルに参りましたときに、かの地はポルトガル語のようでありますが、外大のスペイン語を出た人が通訳についてくれて、スペイ……

第132回国会 逓信委員会 第8号(1995/04/11、16期、平成会)

○中村鋭一君 質問通告はいたしておりませんが、大出大臣に今から私感想をちょっと申し上げますので、大臣なりのまた御感想をお伺いできればと、こう思うんです。  きのう知事選が終わりまして、東京、大阪で新しい知事が決まりました。早速いろいろな評論、評価等がもう既に新聞、テレビ等ではんらんをしておりますが、この知事選の結果について私は、政治家とテレビ、あるいは選挙とテレビという観点からちょっと考えたことがございますので、それをお聞きいただきたいと、こう思うんです。  例えば、当選した青島さんはこう言っているわけです。部かに公営掲示板は一万三千カ所ある、それにポスターを張る手間というのは大変なものだ、そ……

第132回国会 逓信委員会 第10号(1995/04/25、16期、平成会)

○中村鋭一君 午前の審議で及川委員がきょうの朝日の朝刊について言及なさいました。大体私も同じようなことをお尋ねしようと思っておりましたが、局長の説明で理解はいたしました。  少し詰めておきたいと思いますが、まず、この真意というものを一言改めて御説明願うと同時に、現在四チャンネルに満たない地域は具体的に何県、どことどこの県が、その辺の御説明をお願いいたします。
【次の発言】 局長、新聞にテレビ開局来年五月までと、こういう見出しがありますと随分印象が違うと思うんです。ですから、それは新聞記者が取材をしてそれを字にしてこのように発表いたしますと、イソップ物語じゃないですけれども、石を投げてカエルをい……

第132回国会 予算委員会 第2号(1995/02/08、16期、平成会)

○中村鋭一君 連日、総理初め閣僚の皆さん、今度の震災に対して一生懸命やっていただいてありがとうございます。  どうやら復興の方もいろいろな面で少し軌道に乗ってきたような印象を受けておりますが、これは今度被害に遭われた被災者の方々の本当に沈潜冷静な行動、これをまず第一に挙げなければいけないと思うんですね。  先日も視察に来られたアメリカの法律学者が現実に被災者の方が避難しておられるところ等をごらんになりまして、これはもうアメリカだったら行政や政府に対する訴訟が頻発して収拾がつかぬようなことになっているだろうが、本当に日本人というのは節度があって沈着冷静でということをおっしゃっておいででございまし……

第132回国会 予算委員会 第9号(1995/03/07、16期、平成会)

○中村鋭一君 御苦労さまでございます。  私、過日の逓信委員会で、情報のこういった大震災等におきましての管理の仕方について、私なりのこれはたたき台でございますが、私案を郵政大臣にお聞きをいただきました。このことについては、本会議でも本委員会の西野委員でありますとか、先日は逓信委員会において自由民主党の委員の方からもこのことを心配した提言、発言がございました。  やはり今度の阪神大震災で寄せられました声の中には、例えば一つには、発生直後に救出作業をしているときにマスコミのヘリコプターが集中をいたしまして、そのために瓦れきの下に埋もれた方が助けを求める声が聞こえなくなった、何とかできないものかなと……

第132回国会 予算委員会 第12号(1995/03/13、16期、平成会)

○中村鋭一君 金曜日の日に質問通告はさせていただいておりましたが、たまたま午前の委員会で武村大蔵大臣から、今回の高橋前理事長と大蔵省職員との交際の問題につきまして処分の発表がございました。私、予定を変更させていただきまして、その点について関連の幾つかの質問をさせていただこうと思います。  大蔵大臣、朝からの処分の発表によりますと、この措置は、従来職務と無関係な私的な交際の問題に関してはとられた例のない措置でありますし、かつ、この種の措置としてはこれまでの例で最も重いものであると考えますと、こうおっしゃいましたが、本当にこの訓告という処置が国会においてもあるいは国民においても最も妥当で重い処分で……



各種会議発言一覧

12期(1980/06/22〜)

第94回国会 文教委員会、逓信委員会連合審査会 第1号(1981/05/26、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 この連合審査で、逓信委員であります私に質問の機会をお与えいただいたことをまず冒頭に感謝申し上げておきたいと思います。  今回のこの法律案につきまして、これまで文部省は国民に対して説明ないしはPRをおやりになったでしょうか。あるいはまた、国民がどのように考えているかという考え方を吸い上げる努力は、どの程度、どのくらいの期間おやりになったでしょうか。お教え願えますか。
【次の発言】 私、新聞社に友人がおりまして、これはまあ四大紙の一つですけれども、たまたま先般十数人集まる機会がありまして、現在国会で、参議院において放送大学学園法案という法律案が審議中であるがこれを知っているかと聞きま……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1981/04/01、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 ただいまの市川委員の御指摘は、私も拝聴しておりましてなかなか正鵠を得た点があると思います。と申しますのは、個人的には私は自分でもシングル版のレコードを四枚ばかり出しておりまして、たとえば阪神タイガースの応援歌でありますとか、したがって、こういった著作権についてはかねがね私も考えていた点を御指摘いただいた次第でございます。ひとつその点もあわせ冒頭にお願いをしておきまして、質問をさせていただきます。  大臣、小学校唱歌は子供のころお歌いになったでしょうね。
【次の発言】 私も子供のころから親しんだ歌がたくさんありますけれども、「暫時もやまずに槌うつ響。」――「村のかじや」ですね。それ……

第96回国会 運輸委員会、公害及び交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1982/07/08、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 質問を用意しておいたんですけれども、朝からの連合審査、私も本委員会に参加をしておりまして、聞いておりますうちに、私がお尋ねしようと思った幾つかの点については繰り返し御質問もございました。私はこの委員会で、スコラ派の哲学といいますか、煩瑣な法理論を空虚に繰り返して全く誠意のない御答弁をいまさら伺おうとは思いませんので、通告いたしました質問は一たん御破算にして、二、三私自身の疑問の点をお伺いしようと、こう思いますが、自動車局長、マイカーとそれからいわゆる暴走族ですか、こういった車を、街頭で点検整備を指示する場合、見分ける基準はどこにあるんですか。言葉をかえれば、暴走族が乗っている車と……

第96回国会 内閣委員会、逓信委員会連合審査会 第1号(1982/07/02、12期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 行管庁長官と郵政大臣、お忙しい中、本日の委員会御出席御苦労さんでございます。  今回のこの法案の中で、単なる手続の簡素合理化にとどまらず、実質的な制度の変更を目的としておりますものは公衆電気通信法、いわゆる公衆法改正の部分だと、こう思いますけれども、行革に関する今度の二次答申の中で法改正を必要とするものの中で、たとえば車検等の実質改正を目的とする道路運送車両法の改正、これは単独立法、また郵政省の所管の中でも、市民ラジオヘの免許廃止等を含む電波法改正も単独立法とされているわけですね。何でこのデータ通信にかかわる公衆法の改正だけが行政の簡素合理化法の中に組み込まれたのか。本来、単独立……


13期(1983/06/26〜)

第101回国会 運輸委員会,地方行政委員会,建設委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号(1984/06/21、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 私も地元の議員の一人として、またこの関西新空港建設を推進する立場でこれまで一生懸命やってきたつもりである者の一人として、いわば本法律案の審議もいよいよ大詰めに参りましたところで、ここまでの運輸大臣初め行政当局の労を大いに多とすることをまず冒頭に申し上げておきたいと思います。  それだけに大臣、後世の人に一点指弾を受けるところのない立派な空港をつくらなければ申しわけがないと、こう思うんです。いわゆる三点セットの中で、空港本体と周辺整備、これは予測が可能な問題でございますし、例えば予算を立てるにいたしましても、おおむねそのことは可能であると思います。ただ、環境アセスメント、すなわち我……

第101回国会 逓信委員会公聴会 第1号(1984/08/03、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 民社・国民連合の中村鋭一でございます。  公述人の皆さん、きょうは本当に御苦労さまでございます。  初めに高野公述人にお尋ねをいたしますが、高野さんは臨調の専門委員として土光さんと一緒に立派な答申を出してくださいました。我々の立場は行政改革与党といたしまして、行政改革は答申どおりにこれを実行しなければならない、この立場を堅持しながら国会の審議に当たってまいりました。御存じのように、この電電三法はいわばそういった行革関遵法案の旗手と言っても差し支えのないような大切な法律案でございます。  そこで、高野さんとしては、今回のこの法律案が臨調答申の趣旨におおむね合致したものであると評価を……

第102回国会 商工委員会,逓信委員会連合審査会 第1号(1985/05/15、13期、民社党・国民連合)

○中村鋭一君 民社党は本法律案に賛成の立場でございます。その立場から重複はすると思いますけれども一、二質問をさせていただきます。  電電の株式会社化に伴いまして株式の売却益、また配当の使用目的としては、その見返りとなります資産形成過程の特殊性にかんがみてと、これは電電三法を審議をいたしておりますときから大いに問題となりました。特にこの資産形成の経緯にかんがみという点につきまして論議が分かれたところでございますけれども、電気通信事業の研究、開発、振興にいかようの経緯がありましても最も重点を置くべきである、このように考えるんですが、まず郵政大臣からその点につきましてのお考えをお聞かせ願いたいと思い……


15期(1989/07/23〜)

第120回国会 商工委員会,地方行政委員会,社会労働委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号(1991/04/16、15期、連合参議院)

○中村鋭一君 質問通告はいたしておりませんけれども、先ほどの渡辺委員の質問に関連をいたしまして少し確認しておきたい、こう思いましたので、まず冒頭にそのことについてお尋ねをさせていただきます。  地方自治体が非常に画期的な、先進的な条例をつくった場合、その条例とそれから法の関連でございますが、当然これは条例よりも法の方が優位にある、このように解釈してよろしゅうございますか。
【次の発言】 ということは、例えば一つの条例が施行されまして、それが非常に住民のためになるいい条例だと。その場合に、法が基準を定めているから、法に定めた以上のことをあなたはおやりですからそのような条例はぐあいが悪いというよう……


16期(1992/07/26〜)

第132回国会 予算委員会公聴会 第1号(1995/03/10、16期、平成会)

○中村鋭一君 黒川先生に一つお尋ねをさせていただきます。  この間から神戸市の方は、新しい防災計画と新しい都市計画に基づいて神戸の町をもう一遍立派なものにするんだということで、既に地元の住民との話し合いに入っております。例えば、神戸市内のある区画については今度の新しい町づくりは道路を拡幅しようということで、全被災者に対して一律一〇%の自分の土地を供出しなさいと、こういうことの同意の取りつけの作業に入っているわけですが、これに対して住民からは猛反発が起きて、既にある町では四千人を超える住民の署名が集まったと。  その人たちは、それは都市計画もいいけれども、やっぱりこの辺の住環境というのは親から、……


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ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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