中村鋭一参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○中村鋭一君 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、郵便法等の一部改正案に対し強く反対の意思を表明するものであります。 現在、郵便事業は慢性的な赤字に陥っておりまして、すでに累積が二千億円を超えております。私どもはこれを認めるにやぶさかではございません。しかしながら、政府・自民党が現に行おうとしております、郵便料金を値上げし、かつ郵便料金の法定制を緩和するという方法では、郵便事業の抱えるこれまで百年余にわたって累積してまいりました構造的な欠陥を何ら解決することにはならないと思います。郵便事業の抱えるこういった問題を解決するには、ほかに手段方法があるはずであります。ただ、値上げするという方……
○中村鋭一君 私は民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和五十七年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算に対し、一括して反対の討論を行うものであります。 わが国の経済は、昨年の春、政府から景気の底入れ宣言が出されたにもかかわらず、その後一進一退の横ばい状態を続け、特に素材産業や中小企業の経営はきわめて困難な状況に立ち至っているのであります。この景気低迷の最大の原因は、輸出にかわって景気を先導すべき役割りを期待されました個人消費が低調で、回復らしい回復が見られない点に求められます。 最近の消費者物価が安定基調を持続しているにもかかわらず、個人消費の回……
○中村鋭一君 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいま政府から趣旨説明のございました臨時行政改革推進審議会設置法案につきまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 行政改革の推進は、中曽根総理みずから強調されますように、わが国政の最重要課題の一つであります。臨調が二年間の任務を終えた後は、政府がその責任において臨調答申の実行に当たるべきであります。同時に、政府の対応状況を見守り、行革を強力に推進させていくため、ポスト臨調――行政改革推進委員会を設置する内容の臨調第四次答申はまことに妥当なものであり、速やかにその設置を図るべきであると考えます。 しかしながら、今回政府から提案さ……
○中村鋭一君 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、日本電信電話株式会社法案及び電気通信事業法案並びに両法の施行に伴う関係法律整備法案につきまして質問を行いたいと思います。 言うまでもなく、今回のいわゆる電電三法案は第二臨調の答申に基づくものでありまして、行政改革の重要な一環として位置づけられるものであります。すなわち、日本電信電話公社を民営化して、その経営の効率化を図ると同時に、従来電電公社により独占的に営まれておりました電気通信事業に競争原理を導入して、その活性化を図ろうというものであります。周知のとおり、我が党は、常に行政改革に果敢に取り組んでおりまして、電電公社を民営化して当事者……
○中村鋭一君 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本電信電話株式会社法案、電気通信事業法案及び関係法律整備法案につきまして、賛成の立場からの討論を行います。 今回の電電三法案は、臨時行政調査会の答申に基づき、行政改革の一環として立案され、提出されたものであります。行政改革とは、行政のむだを省くとともに、肥大化した行政を時代の要求に適合したものに改めることを目的とするものであります。私は、公社制度の行き詰まりは遠からず訪れるであろうこと、また、現在の電気通信法制が高度情報化社会を迎えつつある社会の多様な要求に対応できないことは明らかであると考えます。したがって、……
○中村鋭一君 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、総理の施政方針演説並びに関係大臣の演説に対しまして、我々の意見を加えながらお尋ねをさせていただきます。 その前に、去る一月二十六日の新潟県能生町におきます雪崩事故に遭遇してお亡くなりになりました十三人の方々を心からお悔やみ申し上げるとともに、被害を受けられた皆様にお見舞いを申し上げます。 政府におかれても、今後このような災害が二度と起きないように万全の策を講ずるとともに、被災者の救援には手落ちやおくれのないようにくれぐれもお願いを申し上げます。 また、去る二十九日にはアメリカのスペースシャトル・チャレンジャーが爆発事故を起こしまして……
○中村鋭一君 きのうの午後二時、ついにペルシャ湾岸に平和が訪れました。世界じゅうの人たちとともに、我々もこのことを心から喜びたいと思います。 私は、連合参議院を代表いたしまして、この平和回復に伴う中東地域の復興と安定について、さらに、この事態と深くかかわる九十億ドルの支出に関する補正予算案並びにその関連法案についての質問と提言を行いたいと思います。 停戦は大いに歓迎するものでありますが、ここに至るまで、政府は多国籍軍に対し、率直に言えばアメリカの実力行使に対し、確固たる支持を与えるのみで、平和回復についての積極的な活動はほとんどなされなかったと思います。私は外務委員会に所属しておりますから……
○中村鋭一君 私は、連合参議院を代表いたしまして、宮澤総理の施政方針演説について幾つかお尋ねをさせていただきます。 まず、総理の演説全般を通じてでございますが、具体性がない、情熱も個性も感じることができない、国民に対して何を約束し何を求めるのか、総理が真に目指すものは何であるのか、こういった総理御自身の顔が見えてこなかったことが甚だ残念でございます。いま一度、そこのところをはっきりとお示し願いたいと思います。 総理は、阿部代議士の逮捕は遺憾であり、国民にわびるとおっしゃいました。そして、各党各会派、国民の理解と協力をお願いすると言われました。理解をお願いすると言われましても、国民は戸惑うば……
○中村鋭一君 私は、民主改革連合を代表いたしまして、今回衆議院を通過いたしました環境基本法と、先日京都で開かれましたIWC総会に関連する鯨の問題について、二、三質問をさせていただきます。 まず、最初の質問でありますが、環境基本法はいわば二十一世紀に向けての環境憲法と言うべきであります。しかしながら、この理念を実現するための具体的な実施規定は残念ながら不十分と言うほかはございません。 五月二十一日付の朝日新聞の社説でありますが、「法案をつくる段階で、関係省庁の省益がぶつかりあった部分をそっくり削り落としたため、条文には「努める」「配慮する」があふれた。残念というほかない。」と言っております。……
○中村鋭一君 私は、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合及び日本・新生・改革連合を代表いたしまして、政治改革関連四法案に賛成の討論を行うものでございます。 今、私はこの参議院本会議場の壇上にありまして、この歴史的な法案についての賛成討論をするに当たり、大きな感激を覚え、この名誉ある機会を与えてくださいました同僚議員に対し、心からなる感謝をささけるとともに、責任の重大さを思ってまことに身の引き締まる思いであります。 皆さん、全国民がこの議場を見詰めています。そしてまた、五百十一人の衆議院議員の皆さんも自分たちのいわは死命を決する審議をかたずをのんで見守ってい……
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