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久保田真苗 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

久保田真苗[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
258位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
251位

13期委員会出席TOP50
43位
13期委員会発言TOP50
45位
13期委員会出席(無役)TOP50
30位
13期委員会発言(非役職)TOP50
44位
13期各種会議出席TOP20
11位
13期各種会議発言TOP10
7位
13期各種会議出席(無役)TOP5
4位
13期各種会議発言(非役職)TOP10
6位
14期委員会発言TOP25
13位
14期委員会発言(非役職)TOP25
12位
15期委員会発言TOP50
41位
15期委員会発言(非役職)TOP50
50位
16期委員会発言(政府)TOP10
8位

このページでは久保田真苗参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。久保田真苗参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

13期(1983/06/26〜)

第100回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第2号(1983/10/06、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 両先生、大変専門的なお話ありがとうございました。とても時間がないようですから、私は一つだけ両先生にお伺いしたいと思うのです。  一つは、お話を伺っておりまして、やはり核抑止力の問題をどうとらえるかということが非常に大きいポイントだろうと思います。現状はともかくといたしまして、やはりこの核抑止力による東西両ブロックのそれぞれの安全保障という考え方は、私にはどうも暗い展望しか出てこないのでございます。それで、むしろ積極的に、それでは平和戦略をどういうふうに展開するかというそういう観点から両先生の御意見を伺いたいと思います。  つまり、核抑止力はむだであり、有害であり、惨禍の非常な危……

第100回国会 決算委員会 第1号(1983/10/03、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 関連で労働大臣にお伺いいたします。  今国会の冒頭で総理が、婦人差別撤廃条約については一九八五年を目途に条約の批准を完了したいと、そう言っておられるわけです。ところで、この条約を批准する上で最大の焦点は、何と申しましても雇用における男女平等を確保するというところにあると私は思います。  この条約は、男女平等の基礎に立って同一の権利を婦人に対して国が保障するということを求めているわけでございます。この中には、同一の雇用機会についての権利、職業を自由に選択する権利、昇進、職業訓練、同一価値労働同一報酬といったような権利が他の権利とともに含まれているのでございます。ところが、いまわが……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第6号(1983/11/26、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 総理、行政改革に関する基本答申の中で、行政の今後を目指すべき目標としまして二つの大目標を挙げております。一つは活力ある福祉社会、もう一つは国際社会への積極的貢献ということになっておりまして、これに関連しまして、経済力ではわが国は大国化したけれども、しかし国際社会に対する受け身の姿勢はなかなか改まる気配がないという見方をしておりまして、またこれに続いて、安定した国際的政治経済秩序をつくること、そして世界の平和に貢献していくことがわが国の最大の目標とならねばならぬ、そして非常にこの「国際社会に対する積極的貢献」というのに比重を置いていると思われます。  総理は、この答申の見方に対し……

第101回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第5号(1984/05/16、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 広野参考人に伺います。  東南アジアの状況を大変興味深く伺わせていただきましたが、東南アジア諸国に共通する問題点として六つの共通項をお挙げになりました。つまり食糧問題、一次産品価格、エネルギー問題、失業または不完全就業、富の不公平、経常収支の赤字等お挙げになりましたのですが、このうち食糧問題は大変重要な問題でございますけれども、東南アジア諸国の食糧問題で深刻な状況にあるという国はどこなんでございましょうか。またそれに対する対策、これはどういうものが考えられますか、どうぞお願いいたします。
【次の発言】 農業を考える上で一つ問題とされておりますが、焼き畑移動農業の問題なんですが、……

第101回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第9号(1984/08/01、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 この委員会では報告によりますと、おおむね開発途上国の自助努力を尊重していくこと、それからODAをふやしていくことについては異論がないというふうに考えられます。  私はこの自助努力について一言申し上げておきたいと思いますのは、開発途上国自身が自分の国の独立と尊厳を完全に達成する上で北への経済依存度を低めようとし、また途上国間相互の経済・技術協力を重視する姿勢を持ってそのように努力しているというその観点でございます。  このことは必然的に途上国が先進国から経済援助を受けるにしても、その志向するところは輸出志向ということになりますし、また北に対しては貿易の拡大というようなことが重点と……

第101回国会 外務委員会 第7号(1984/04/19、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 外務大臣、私ども社会党の訪米団がワシントン、ニューヨークに滞在しますに当たりましては、大変短期間で簡潔、率直な意見交換をアメリカの方々とすることができました。つきましては、外務省の御協力に心から感謝したいと思います。  内容につきましては既に新聞等で十分御存じのところでございますので、私、一つ印象記といいますか、そういったものをお話しして外務大臣のお考えも伺ってみたいと思うのでございます。  スケジュールの中に、アメリカの上院、下院を訪問して懇談する機会がございまして、オニール下院議長などにも親しくお目にかかってお話を伺ったのでございますけれども、ちょうどその日とその前の日にア……

第101回国会 外務委員会 第9号(1984/04/26、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は、本題に入ります前にけさの朝日新聞の記事についてお伺いしたいんですが、この朝日新聞の記事は、アメリカの民間研究機関の専門家が朝日新聞に対して情報を出しているんですが、この中で、三沢の米軍基地にAUWショップと呼ばれる核貯蔵庫があるということを言っているんですけれども、外務省では、この三沢基地その他の米軍施設、区域の中にAUWと呼ばれる施設があるのかどうか御存じでしょうか。
【次の発言】 調査中とおっしゃると、調査をしておられるわけですか。
【次の発言】 そうしますと、それはあるともないともわからない、わからないということですね。

第101回国会 決算委員会 閉会後第1号(1984/09/18、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 けさは中曽根総理が箱根で読書中とかいうことで、藤波官房長官がお出になっていらっしゃいます。ずっといていただけるのかと思ったらそうではないそうで、大臣が外遊ラッシュで大変お忙しくていらっしゃるので無理もないと思いますが、私どもとしましては質問の関連が保てず、大変やりにくうございます。困るということを一言だけ申し上げておぎます。  さて、今関心を集めております長野県西部地震についてまずお伺いいたします。  九月十四日に起こりましたこの長野県西部地震につきましては、被害を受けられた方々に心からお見舞いを申し上げます。また救助に当たっていらっしゃる方の御尽力に対して感謝を申し上げます。……

第101回国会 決算委員会 第4号(1984/01/25、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 労働大臣、国連婦人の十年もいよいよことし、来年だけになってしまいました。いま世界各国が追い込みで一生懸命のところでございます。この国連婦人の十年の最重要事項と申しますのは、何と申しましても婦人差別撤廃条約、この批准でございます。すでに五十一カ国が批准していると伺っておりますけれども、日本は八〇年夏のコペンハーゲンで署名を行いまして、それからもう四年目になっております。こういう非常に大事なとき、私ども婦人にとりましては最も大事なときに労働大臣は労働大臣という要職に御就任になられたわけでございます。いよいよこの婦人の十年の総仕上げ、差別撤廃条約の批准を、総仕上げをやっていただくそう……

第101回国会 決算委員会 第5号(1984/02/03、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は国籍法改正の問題を取り上げたいと思います。  法制審議会で国籍法改正が検討されておりましたけれども、このたびその一部を改正する法律案要綱が出されました。このたびの要綱案では、婦人差別撤廃条約の要請を取り入れました形で、父母両系主義をとりまして、なお配偶者の帰化条件についても男女の不公平を解消するという措置が打ち出されておりますことを歓迎いたします。また、これに関連しまして戸籍法につきましても、国際化時代の必要に対応しまして、いろいろな改正の措置がとられましたこと、これを評価しておるところでございます。法務大臣はこの法律案の詰めをなさるお立場でございますので、どうぞよろしくお……

第101回国会 決算委員会 第7号(1984/04/23、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私、去る一月の決算委員会で池子弾薬庫につきましての埋蔵文化財だけについて既に質疑をいたしましたけれども、きょうは日米地位協定の元締めでいらっしゃる外務大臣あるいは緑化運動を推進しておられる総理府総務長官がいらっしゃるので、環境とか土地の権利関係とかその他残っております幾多の疑問の点について御質問したいと思います。  池子弾薬庫は御存じのとおり、非常に広大な森林地帯でして、総面積約二百八十八万平方メートル、つまり、皇居と明治神宮内苑、外苑を合わせてすっぽり入れてまだまだたくさん余っているという非常に広大な土地でございます。逗子市の一四%を占めております。これが昭和十三年、戦前に旧……

第101回国会 決算委員会 第9号(1984/06/25、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 外務大臣にお願いいたします。  朝鮮半島の安定につきましては我が国も非常に関心が強いところでございまして、国際社会の安定に不可欠の要素なんですが、しかし日本と朝鮮民主主義人民共和国との国交がないために、民間ベースでは社会党がこれまで漁業協定などでの交流に努力してきたところでございます。ところが、昨年のビルマ事件以来北との接触の凍結によりまして、日朝民間漁業協定が一昨年失効したままとなっております。大変残念なことでございますし、西日本の関係漁民の方にはまことにお気の毒な状態が続いております。しかし、同時に米中首脳会談などをきっかけに朝鮮問題の平和解決への機運もまた芽生えてきている……

第101回国会 地方行政委員会 第21号(1984/07/31、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 どうも参考人の皆様、きょうは貴重な御意見をありがとうございます。  初めに五百蔵参考人にお伺いしたいのですが、大変貴重な意見書をいただきまして、勉強さしていただきました。今陳述された御意見の中に、日弁連がこういった意見善などをたびたび出されまして、法改正について常にこれを正しい方向へ持っていくような努力をしておいでになるのですけれども、このたびそういった意見を立法に当たって聞かれる機会がなかったというふうな御陳述があったと思うのですけれども、それはそういう御協議なり意見を聞く場が全くなかったのかどうか、それから他の行政機関の場合にそのような陳述の機会というものがあるのが普通なの……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第3号(1985/04/24、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 堤さんには女性労働力の活用などでいつもユニークなアイデアを出していただいてありがたく思っております。今回のことにもきっといいお知恵があるのじゃないかと、さっきからお話を伺っておりましてある程度の疑問は既に解消したのですけれども、まず伺いたいのは、先ほどマンスフィールド大使が、日本にとってのキーワードはアクセスだと強調しておられたのです。ところでこのアクセスですが、ノンタリフバリアー、それから官庁のいろいろな介入ですね。それからさっき関議員も言われたような、日本人の自由化に対する意識革命というようないろいろな要素があるとは思いますけれども、堤さんのお考えでは、このアクセスの問題と……

第102回国会 外務委員会 第2号(1984/12/13、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 まず、外務大臣に三たびの御就任、森山政務次官の国連婦人の十年締めくくりの年を前にしての御就任、まことに御苦労さまでございますが、外交問題が極めて重大な折、ぜひ御健闘を期待してやみません。  次に、私、きょう時間の関係で質問をはしょってまいりますので、ひとつ的確なお答えをちょうだいしたいと思います。  昨日、衆議院の外務委員会で、カールビンソンの寄港問題がたくさん取り上げられたようでございますので、私も、これについて一言大臣にお伺いしておきたいと思います。  まず最初に、念のためにカールビンソンが横須賀港に何月何日に入港するという具体的な通告は、いつ、だれにあてて行われたのかお伺……

第102回国会 外務委員会 第3号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私十分程度でやらしていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、宮澤委員には女性外交官の問題をお取り上げいただいてありがとうございました。私もぜひ女性大使を今まで単数いらしたんで今度はぜひ複数にしていただきたい、ワンステップあるいはツーステップアップぐらいのところでどうぞよろしくお願いいたします。  予算につきましては、大臣もたびたび御答弁の中でまあまあだったという御感触を漏らしておられます。特にODAにつきましては非常に伸びがよかったということ、そしてこれにつきましては質をよくするということと、もう一つは戦略援助の問題について予算委員会では多く論議がなされたと思いま……

第102回国会 外務委員会 第5号(1985/04/04、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 今回瀋陽に総領事館が設けられますことはまことに中国の開放体制に沿い、またたくさん残っております中国残留孤児の問題等の処理に当たられる上から非常に適切なことではないかと考えます。  そこで大臣にお伺いしたいんですが、この総領事館が設置されますと、まず業務の上にどのようないいことと申しますか、実績が期待されますでしょうか。
【次の発言】 そこで、残留孤児の問題でございますが、これはこの領事館に期待される特別の任務であると考えるわけでございます。孤児の方方は本当に孤児とお呼びするには申しわけないほどお年もだんだん高齢化してこられまして、特に 肉親、御両親の亡くなった方が非常に多うござ……

第102回国会 外務委員会 第6号(1985/04/09、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私関連いたしまして、大臣がちょうどOECDにお出かけになる前でございまして、まことに御苦労様でございますが、OECDでは大体経済、貿易、南北問題などの議題が取り上げられる予定と伺っておりますけれども、日本の黒字批判についても議題が出ますでしょうし、また懸案の途上国の累積債務の問題なども出ると思いますが、今度のOECDの会議で特に問題として取り上げられる事柄、またそれに対する外務大臣の対処の方針などについてこの際伺っておきたいと思います。
【次の発言】 ぜひひとつ、御苦労な旅でございますけれども、よろしくお願いしまして、お帰りになりましたとき、とかく首脳の方がおいでになりますとや……

第102回国会 外務委員会 第8号(1985/04/25、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 初めに、きようの議題でございます中国を先進グループの理事国に指定するために国際原子力機関憲章第六条の改正を行う、そして九カ国から十カ国に改めるということにつきましては何ら問題はないと思いますし、また外務省としてもIAEAの円滑な運営を確保するため有意義である、こう言っておられるわけですが、念のために中国がこういう処遇を受けて理事国を務めますとどのような有意義な役割を期待されることになりますでしょうか。
【次の発言】 それでは、後で時間がありましたらIAEAの当面の懸案事項とか、それから原子力の問題についていささか御質問したいと思いますが、その前にちょうどこれからボン・サミットへ……

第102回国会 外務委員会 第11号(1985/05/16、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 初めに、千九百七十九年の海上における捜索及び救助に関する国際条約についてこの際お伺いしておきたいと思います。  この条約は、国際海事機関においてつくられたものですが、この加盟国は百二十七だと伺っておりますけれども、理事国というのはどういうふうに選任されているんでしょうか。
【次の発言】 日本はそのカテゴリーのどこに入り、またカテゴリー別に権能に違いがあります
【次の発言】 この条約の採択に当たりまして、この条約はコンセンサスで採択されたと伺っておりますが、そうなんですか。  それからまた、条約採択の際何か問題が提起されたとか、我が国から提案したことがあれば伺っておきたいんですが……

第102回国会 外務委員会 第12号(1985/05/21、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 外務大臣、テルアビブ空港の乱射事件の岡本公三が突然釈放されたということですけれども、できるだけ詳しく背景を含めまして事実関係を教えていただきたいんですが。
【次の発言】 今御説明ございましたところによりますと、非公式な情報でお知りになったのであって、別にどこかの国から連絡があったわけでもないわけですね。
【次の発言】 イスラエル当局から、いつあったわけですか。
【次の発言】 そうしますと、その機会がなかったかと思われるんですが、岡本についての意思確認は政府としてはできてないわけですね。
【次の発言】 その意思確認の内容は何でございましたか。

第102回国会 外務委員会 第13号(1985/05/23、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 たった今衆議院から送られてきたものをやるので、非常に今回時間が足りなくて準備不足な点をまずおわびしておきます。私も準備不足なほか、役所の方々には夜遅く資料要求などしまして難儀をおかけしたと思います。しかし、それも十分でないものですから、私はきょうは事実関係と、それから目についたところに限って御質問いたしまして、あとは他日に譲りたいと思います。  まず本題に入ります前に、昨日の新聞で拝見しましたユネスコ職員の解雇問題についてちょっとお伺いしたいと思うんですが、ユネスコにつきましては予算委員会で多数の議員が既に総理、外務大臣に御質問申し上げたところです。  ところで、今回ムボウ事務……

第102回国会 外務委員会 第14号(1985/05/28、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 米州投資公社協定について伺います。  まず、この公社の金利の問題、この前伺いました国際金融公社が一三%でそんな見当だろうというお話ですけれども、 私漏れ聞くところによりますと一六%ぐらいになるかもしれないというお話があるんですが、一六%ぐらいになるような可能性もあるのかどうか伺います。
【次の発言】 大臣、今のようなお話で一三%でも十分高い金利であるところへもってきて、それ以上高くなるかもしれないというお話なんですね。この点どうお考えになりますか。この金利が、さっきもいろいろ御指摘になりましたとおり、サミットでも問題になり、アメリカ自身もこれを認めて、赤字財政を克服努力するとい……

第102回国会 外務委員会 第15号(1985/06/04、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は、本協定の締結につき、反対の立場から討論を行います。  その理由の第一は、予想される一三%もしくはそれ以上になることが可能な高金利であります。  本公社の仕組みは、公社の原資を民間融資を呼び水としてこれにリンクさせ、ラ米の中小企業に投融資するものであります。現在、ラテンアメリカ諸国の経済は、高金利を主因とする巨額の累積債務の圧迫を受けております。現に、五月初旬のボン・サミット開催直前、ラ米十一カ国はサミット主要国に対して金利低減と国際金融システム改善についての先進国の責任を追及しているのであります。ラ米諸国のみか、米国の高金利による世界経済への悪影響は、我が国を含む先進諸国……

第102回国会 外務委員会 第17号(1985/06/18、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私きょうは、法務省にお出ましいただいていると思いますけれども、まず法例の問題を取り上げたいと思います。  法例の問題は余り審議もなく、残された問題でございますけれども、これにつきましては既に昭和三十年代から法制審議会が問題を取り上げ、検討を続けておられるところでございます。昭和三十六年、四十七年にそれぞれ婚姻と親子関係についての改正要綱もできていると伺っております。ところで現行の法例は明治三十一年にできておりまして、旧憲法下に生きていたものがそのままになっておりまして、理論上からも便宜上からも早急に改められるべきものだと思います。特に身分法に関しましては十三条以下に法のもとの平……

第102回国会 外務委員会 第18号(1985/06/20、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 条約批准に当たりまして私は特に一つのことを総理にお願いしたいと思います。  それは、条約の十条に従いまして、同一の教育課程を男女に保障することであります。このことはほとんど着手されていず未履行のまま条約が批准になることをぜひ総理に御記憶いただきたいと思うのでございます。詳しくは言えませんが、現在中学におきまして技術・家庭科がありますが、このうち女子は大幅に技術系の学科を学ぶことから制約を受けております。また同様に男子は家庭系から締め出されておるということは周知の事実でございます。私は特に現代のように生活、職業の面でも科学技術の進展が著しく、その知識や体験が必要な今日、育ち盛りの……

第102回国会 社会労働委員会 第16号(1985/04/18、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私、衆議院、それから参議院での審議をずっと聞いておりまして、皆さんのいろいろな疑問や議論が福祉というものの概念に集中したことを覚えております。これは皆さんが福祉というものの枠でとらえることについての疑問を繰り返し繰り返し表明したわけでして、労働省はこれに対して非常に広い福祉の概念というものを説明しておられるんですけれども、しかし、このままではやはり納得のいかない気持ちが相当大きくこの部分について残ると思いますので、この考え方をきょうできれば整理しておきたい、こう思うわけでございます。  そこで、まずお伺いしたいのは、この本法案に言う「福祉」ですね、これと労働省設置法の三条で言う……

第102回国会 予算委員会 第9号(1985/03/18、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私の質問に関連して、きょう参考人の出席を要求しておりましたが、その取り扱いはどうなりましたでしょうか。
【次の発言】 私は今回の参考人に関する一連の問題を非常に遺憾に存じます。私はこのことが議員が参考人を自由に呼ぶという原則を崩すものであっては絶対にならないと思います。理事会でこれを拒まれる方はここへ来てその理由を説明していただきたいと思います。第二院である参議院が自由な論議、当事者の出席、そして意見聴取を拒むというようなことはまさに自殺行為であります。これでは無用論が出てもいたし方ありません、既に自分で自殺しているんですから。私は今回のことに抗議するとともに、委員長の公正な御……

第102回国会 予算委員会 第15号(1985/03/27、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 大蔵大臣、きょう午前中、いわゆるサラリーマンの税金訴訟について最高裁の判決がございました。判決は、結局現在の税制は合憲だという結論のようでございますけれども、判決の内容につきましては、見逃せない点が幾つかあるように思います。  この判決文の中で、特にサラリーマンの不満になっております所得の捕捉率の格差について、事業所得などの捕捉率が相当長期間にわたり給与所得の捕捉率を下回っているとしておりまして、なお、租税公平主義の見地から是正努力が必要であるとも言っておるわけでございます。御存じのとおり、現実には給与所得者の納税額は平均二十一万円、自営業者は十六万円、農業所得者は九万円と言わ……

第102回国会 予算委員会 第21号(1985/04/05、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 総理、総理の施政方針演説の中で「人生八十年時代」ということに触れておられるんですが、まさにこれは生涯教育のみならず、国民のあらゆる層を含む国民的スケールの問題であろうと考えるわけです。  そこで、既に高齢化社会への地殻変動が起こりまして加速されている、二十一世紀までの十五年間が勝負どころだ、こう言われているわけで、対策はまさに拡大さるべき時期だろうと私は思うのです。しかし、外交とか、防衛とか、国際化とかいう問題がクローズアップされております反面、むしろこの問題が埋没した感がある。つまり行財政改革の対象であり、また抑制、圧縮されるべき対象であるという感をどうも深くせざるを得なかっ……

第103回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第1号(1985/10/14、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第103回国会 外務委員会 第2号(1985/12/10、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私もユネスコ関係に触れたいと思います。  イギリスがユネスコを脱退しました。イギリス下院の外交委員会で脱退しないということを勧告する報告書が出されたにもかかわらず、また安倍外務大臣が思いとどまるように働きかけられたというのに、まことに遺憾なことでございますが、外務大臣はイギリスに対してはどのような働きかけをなさったんでしょうか。
【次の発言】 聞くところによりますと、アメリカがイギリスに強く脱退要請をしたということでございますけれども、このことは外務省は把握していらっしゃるわけでございますか。
【次の発言】 新聞等によりますと、外国紙を含めてこのことが非常に大きく報道されたのは……

第104回国会 外務委員会 第3号(1986/04/22、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 大臣お帰りなさい、御苦労さまでした。  きょうの議題であります三つの案件につきましては、松前委員と全く同じでございます。そして、扶養義務の準拠法に関する条約も適当なものと考えます。  今SDIの問題がずっと出ておりましたので、私もこれについて一言だけ言わしていただきたいんです。大臣、大変慎重な方針をおとりになってやってきていただいているんですが、今や総理がこれについて非常にもう決断していらっしゃるというような報道も専らでございまして、今の段階では国会決議との関係がどうなるかとか、特許権の帰属がどうなるかとかという、そんなことが論じられ始めております。私は、松前委員の言われるよう……

第104回国会 内閣委員会 第9号(1986/05/20、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 おはようございます。  私は、この間本会議でこれについての御質問をいたしましたけれども、きょうはそれについてもう少し詳しくお伺いしたいと思います。  初めに内閣と安全保障会議の関係についてですが、内閣法によりますと、内閣法の四条で「内閣がその職権を行うのは、閣議によるものとする。」となっておるわけでございます。また、第六条では「内閣総理大臣は、閣議にかけて決定した方針に基いて、行政各部を指揮監督する。」、こういうことになっておるわけでございます。したがいまして、今回の設置法で提案されております国防に関する事項とか重大緊急事態ですね、つまり我が国の安全に重大な影響を及ぼすおそれの……

第104回国会 法務委員会 第8号(1986/04/24、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私はきょう、民法の夫婦同氏、別氏の問題について質問をしたいと思いますが、その前にちょっと先ほど寺田委員の質問された法例につきまして一言だけ加えさせていただきたいんです。  それは、まず寺田委員の御主張を全面的に支持するということと、もう一つ、一つの事実について御注意を一応喚起しておきたい。それは、今回日本も批准いたしました女子差別撤廃条約の十六条、つまり婚姻家族関係の部分につきまして、これを留保した国がございます。それは、お隣の韓国もそれに含まれているということです。  私は、このような実質的な留保についてはまだ議論の余地があると思うんですけれども、留保したということになります……

第104回国会 予算委員会 第3号(1986/02/15、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま議題となっております昭和六十年度補正予算二案について反対の討論を行います。  第一に、本来ならば、当然当初予算を組む段階において計上しなければならない経費を、当初予算に計上しなかったために、経費の追加に対処するため、本補正予算において措置を講ぜざるを得なくなっているということであります。  この点でまず問題になりますのは、給与改善費であります。公務員の労働基本権を剥奪した代償措置としての人事院勧告は完全に実施されるのが当然であります。しかるに政府は、六十年度当初予算において給与改善費を一%しか計上しておらず、当初から人事院勧告を完全実施す……

第104回国会 予算委員会 第4号(1986/02/25、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私、社会党の久保田でございます。  コータッツィさんには非常に長い間、そして非常によく日本とおつき合いいただきまして、今もまたおつき合いをいただいていることを感謝いたします。  最近、今お述べになりましたように、欧州からの貿易不均衡の問題が提案されておりまして、例えば輸入目標を設定しろとか、あるいは監視グループをつくれとかと非常に厳しい注文がついております。今お述べになりましたようないろいろな建設的な御提案等は、事がもっと本当に悪くなってしまう前にぜひいろいろな建設的な御提案をいただきたいと思っておるものです。  ところで、私どもの立場としましては、幾つかのこれについての提案を……

第104回国会 予算委員会 第10号(1986/03/15、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は、まず平和の問題についてお尋ねいたしますので、ひとつ気を静めて御答弁をお願いいたします。  総理、きょうはパルメ首相の葬儀の日でございます。パルメさんは核兵器を持たない国の立場と役割というものを徹底的に追求したし実行された方だと思うんです。それで、日本につきましても超大国では信用されないけれども、核の査察なんかも日本なら信用されると、日本の立場を非常に高く買っていたということでございます。私も、米ソよりも日本が信用のある国になりたいと、こう思います。やっと米ソ首脳会談が実現して、またすぐ冷たい風が吹きかけておりますけれども、この大事なときに米ソの間に入って核軍縮をさせるとい……

第104回国会 予算委員会 第11号(1986/03/18、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 郵政大臣に伺います。  NTTのキャプテンにピンク情報が流れましたね。高度情報社会の一つの盲点だと思うんですが、これは大臣どうなさいますか。
【次の発言】 大臣、大蔵住宅に戻るんですが、同和地区に建て売り住宅を建てた、それを購入した人が大量の部落差別ビラをまいたという事件があるんです。もしこういうことをキャプテンを使ってやろうとしたときにどうなさいますか。
【次の発言】 郵政大臣にお答えいただきたいんです。こういう情報が流れる可能性をも自主性に任せますか。
【次の発言】 総務庁長官、この大蔵住宅の件は裁判で不法行為と認めさせた、訴訟によってやっと救済されたんです。でも、この種の……

第104回国会 予算委員会 第17号(1986/03/29、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 マルコス問題から始めます。  細見総裁、きょうはお忙しいところありがとうございます。そのときその場で御質問しますので、どうぞよろしく御協力をお願いいたします。  マルコス問題につきましては先日来いろいろな閣僚の御答弁や御発言を聞いておりますけれども、どうもこれじゃ国民の大事なお金が権力者の私的なぜいたくや蓄財に使われても、横流しされても当然のように思えてくるんですね。おまけに官僚の方はひた隠しです。こういう状態では今後もまたかくありなんと思われますので、この問題についてお伺いしたいと思うんですが、それでは大蔵大臣、今私が申し上げました各閣僚の御認識についての疑問、大臣はどう思わ……


14期(1986/07/06〜)

第106回国会 決算委員会 閉会後第2号(1986/09/09、14期、日本社会党)

○久保田真苗君 初めに、SDIの関係ですけれども、きょうの閣議でこれをお決めになるということですが、どういう形でどういうことをお決めになるということですか。
【次の発言】 その内容いいです、関係閣僚の内容は。きょうの閣議で何をどういうところまで決めるのですか。
【次の発言】 閣議の形は何ですか。閣議決定ですか。閣議了解ですか。報告ですか。
【次の発言】 つまり閣議報告ということになるわけですね。随分内閣というのもばかにされたものだと私は思うんですよ。どうしてこんな大事なことが、これほど国会でさんざん問題になったことが閣議報告なんという形で処理されるのか私には理解できない。  それから、SDIへ……

第107回国会 決算委員会 第1号(1986/10/17、14期、日本社会党)

○久保田真苗君 私、大臣が参議院から労働大臣という要職におつきになって期待しておるんでございますけれども、どうも先ほどのILO条約に関するいろいろな御答弁、非常に私遺憾に思うんですね。なぜかといいますと、日本がこれだけ国力をつけて他国の脅威になっているような状態の中で、何といいますか、条約の批准を本当に後ろ向きにしか考えていらっしゃらない。私はこの質問は出しておりませんけれども、一言やはり大臣が労働大臣として長くおやりになるのであれば、ここのところは根本的に考え直していただきたいということをまず要望しておきます。  そこで、私の質問の第一は、先ほど来多分御答弁になったことだと思うんですが、私は……

第107回国会 決算委員会 第3号(1986/11/26、14期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は、最近わかって大変世上を、国際的な世論も騒がせておりますアメリカのイランに対する秘密裏の武器供与、このことについてお伺いしたいと思うんです。  つまり、レーガン大統領が秘密交渉を昨年の八月ごろからやっていて、そしてイランに武器を供与していたということが明らかになったわけです。そしてその供与に伴って米国の人質が三回にわたって釈放されたという、こういう事実があるわけでございますね。アメリカから見ますと、イランはいわゆるテロ国家として武器禁輸のリストに載っていた国なんでございますけれども、こういう一連のことについて外務大臣としてはどういう所見を持っていらっしゃるのか、この際伺って……

第107回国会 決算委員会 第5号(1986/12/10、14期、日本社会党)

○久保田真苗君 私、初めに今世上問題になっておりますTBTOのことから伺います。これは正式にはビストリブチルスズオキシドというんですか、日本では何千トンという単位で消費されているわけですね。そして、これが昆虫や藻類に対して非常に毒性が強いために、その主な用途は船底塗料とか漁網の防汚剤として使用されているわけですけれども、きょうは水産庁にもお越し願いましたので、御所管の漁船とか漁網についてまずお尋ねいたします。  漁船にもTBTO入りの船底塗料が使用されているわけですけれども、この船底塗料による海水の汚染についてはどういうふうに考えていらっしゃるでしょうか。

第107回国会 内閣委員会 第2号(1986/10/30、14期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は、国家公務員災害補償法の関係についてまず伺います。  初めに、きょうこれが議了する予定でございますけれども、総務庁長官の、国家公務員災害補償法、このまとまり方についての御所見、認識を伺います。
【次の発言】 今回の改正案の中身についてもうちょっと飼いたかったんですが、それでは私、具体的に質問をしてまいりますから、また後で御所見をお願いします。  まず、今回、最低限度額、最高限度額というものを改正案の中に入れておられるわけで、この最低限度額で引き上げてもらえる件数というのはどのくらいになりますか。また、最高限度額で頭打ちとなる件数、これについて伺います。

第107回国会 内閣委員会 第4号(1986/12/04、14期、日本社会党)

○久保田真苗君 私、きょう外務大臣の御都合があるということですから、先に外務大臣の必要なところをやらしていただきます。  まず、思いやり予算の件が非常に予算の焦点になってきそうでございますね。それで、私は大臣の方々がアメリカへ渡られると非常にその都度怖い思いをするんですね。初めに、レーガン政権になりましてから鈴木前総理が渡米されまして、非常にいろいろなシーレーンの防衛その他重荷をしょって帰っていらして、ついにその年の年末を待たずして、財政の非常事態宣言が出されるという重荷をしょってきたそういう経験がありますし、また、最近ではG5が怖かったですね。やっぱりこれは大変な影響力を及ぼしております。私……

第107回国会 内閣委員会 第5号(1986/12/09、14期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。  まず、本法律案の内容の問題を申し述べる前に、その背景となる政府の防衛政策について重大なる危惧の念を示さざるを得ません。中曽根内閣になってからの防衛政策は、日米安保体制の強化と軍事優先路線そのものであります。  これまで歴代政府が国会の論議を通じて示してきた基本防衛政策をも無視した中曽根内閣の姿勢は、外では米国の対ソ封じ込め戦略に加担し、西太平洋での米戦力の有力な一翼を担うため、軍事力の増強に努めてきたのであります。また、内では財……

第107回国会 内閣委員会 第7号(1986/12/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 私は、ただいま可決されました地方公共団体の執行機関が国の機関として行う事務の整理及び合理化に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・国民連合各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     地方公共団体の執行機関が国の機関として行う事務の整理及び合理化に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の諸点について配慮すべきである。  一、国民福祉のナショナル・ミニマムに係る行政事務の整理に当たっては、国民の福祉水準と行政水準が低下しないよう、特段の配慮を払うとともに、そのための財源措置について十分な手……

第107回国会 内閣委員会 第8号(1986/12/18、14期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました臨時行政改革推進審議会設置法案に反対の討論を行うものであります。  今回、総理府に、改めて臨時行政改革推進審議会を設置することとしておりますが、五年間に及ぶ臨調行革路線を通じて、改革すべき課題は既に出尽くしていると思うのであります。したがって、今後は、政府の責任において、社会経済情勢、国際情勢の推移を勘案しながら、日常不断に推進すべきでありまして、政府の行革を監視する新行革審の設置には疑問を抱かざるを得ないのであります。  国民のための行政改革は、軍縮で平和を築き、福祉、分権によって国民の生活を守り、国民のための効率……

第108回国会 決算委員会 閉会後第1号(1987/06/04、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 私はいわゆるじゃぱゆきさんの問題をまず取り上げたいと思います。これはもう既に報道にも大分取り上げられましたしニューヨーク・タイムズなど海外の雑誌にも出たりしまして、かなり社会問題としての認識があるものでございます。国会でも取り上げられております。私はきょう幾つかの問題に絞りましてもう少しお伺いしたいと思います。  それでこのいわゆるじゃぱゆきさん、不法就労に従事する外国人につきましては最近の動向について法務省の入管局の発表資料などから見ますと、非常にここのところウナギ登りにふえているということでございますね。初めで六十一年度に一万件を突破するという入管法の違反事件がございまして……

第108回国会 決算委員会 閉会後第2号(1987/06/05、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 私は、年金福祉事業団の運営について伺いたいと思うんです。  まず、この年金というのは、基本的な考え方として老後の一定の所得保障をするということが最大の使命であるというふうに思いますけれども、この点について厚生大臣のお考えはいかがでしょうか。
【次の発言】 それで、そういった使命を持った年金についていろいろな福祉面の運用をしておいでになる年金福祉事業団でございますが、決算委員の目で見ますとちょっと気になることがあるんですね。それは、年金福祉事業団の財務諸表というのをいただいたんですけれども、これまで五年間の中で四年は十億前後の欠損金が出ているということなんです。もちろん、それには……

第108回国会 決算委員会 閉会後第6号(1987/07/02、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 私、六月四日のこの委員会で、法務の場でお聞きしました外国人の不法就労の問題、つまりいわゆるじゃぱゆきさんの問題について、きょうは各省大臣におそろいいただきますので、一応まとめておきたいと思います。まず外務大臣にお伺いします。  活発に訪問外交をしていらっしゃるんですけれども、六月二十二日にフィリピンのアキノ大統領との会談で、このじゃぱゆきさんの問題をお取り上げになったということでございます。どういう経緯でこの問題は出たのでしょうか。
【次の発言】 アキノ大統領の方からは、これについてどういうことをおっしゃいましたですか。  例えば、フィリピンの婦人団体が非常にこの問題に関心が深……

第108回国会 内閣委員会 第1号(1987/03/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 山下長官、よろしくお願いをいたします。  先ほどから地対協の問題について大変長官の御答弁がわかりにくく苦しく聞こえますのは、私はそもそもこのあり方について無理があるからだろうと思うんです。  私は、女子差別撤廃条約の成立、それから我が国における男女展用機会均等法の成立、これに深くかかわってきた者でございます。つまり女子差別の問題についてここ何年がやってきた者でございます。その立場からしてぜひお聞きいただきたいんです。  もし、男女雇用機会均等法が婦人少年問題審議会の中で女性委員が皆無の中でやられたら、私はとても承服できなかったと思うんです。その中ではほぼ半数近い女性委員の方が審……

第108回国会 内閣委員会 第2号(1987/05/14、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 防衛庁長官、今六十二年度防衛予算のことをお伺いしました。それで、もうこれは今までにいろいろ議論されてきている面もありますけれども、ひとつ一度伺っておきたいんです。  これにもございますように、「六十二年度予算は、厳しい財政事情の下、国の他の諸施策との調和を図りつつ、防衛計画の大綱に定める防衛力の水準の達成を図ることを目標として」中期防衛力整備計画第二年度の所要経費を計上したとあるわけです。今問題になっておりますのは、「厳しい財政事情の下、国の他の諸施策との調和」が図られているのかどうかということも一つのポイントだと思いますが、長官はここのところをどういうふうにお考えになっていら……

第108回国会 内閣委員会 第3号(1987/05/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 この恩給の問題につきましては、当内閣委員会で委員の皆様が大変頑張ってこられまして、また、総務庁の側におきましても、恩給局が受益者の立場に立って本当に懸命に推進されたと思っております。それで、もう討議が相当し尽されてまいったことですけれども、一つここでお伺いしたいのは、一律二%の増額を決定したことについてでございます。  御存じのように、恩給の増額につきましては、昭和五十一年度から六十一年度までにつきましては前年度の公務員給与改善率を基礎として、その水準だけではなくて、改善傾向、つまり上に薄く下に厚くというものをも反映させてきたアップ方式をとってこられたわけでございます。それが、……

第108回国会 内閣委員会 第4号(1987/05/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 まず、この特例法案のことですが、〇・六%上げということは余りにも当然なのでありまして、賛成、反対と言うのもおかしなものだと思うんですが、このこと自体が消費者物価変動への自動的なスライド制だと、こう言われているんですけれども、実は必ずしも自動的なスライド制ではなく、今回の法案もそれの特例という形になっておるわけでございます。しかし、このところずっと物価が比較的上げ幅が少ないとはいえ、消費者物価は下がったことはないのでございますし、社会保障制度の一環である年金の制度といたしましては、余りにもこの上下五%幅の中での政府への、何といいますか、白紙委任のような形をとっていることについて、……

第109回国会 科学技術特別委員会 第2号(1987/08/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 大変話題になっていますこと、短い時間で少しわかったような気がします。ありがとうございました。  それで、一つお伺いしたいのは、中川参考人は先ほど、高圧線の場合五、六%のロスがあるけれども、そういうものがゼロになると言われました。それから早川参考人は、非常に速度を増す、そして消費電力量が、これは電力が百分の一と言われましたですか、効率が数百倍になるというふうに言われたと思います。それで実際に超電導が実用化されますと、そういう意味でのエネルギーについてどれだけの革命が起こってくるのかわかりたいなと思うのです。  それからもう一つは、エネルギー損失がゼロだという効力が一つと、それから……

第109回国会 内閣委員会 第4号(1987/09/03、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 私、三宅島の機動隊導入で工事に強行着手されたということを非常に遺憾に思っております。きょうはこの問題から逐次やりたいんですけれども、官房長官の御都合がございますので、少し順序があちこちになるんですがお許しいただきまして、官房長官にまずこの三宅島の状態について。長官は、島民の理解を得ようという村当局の理解、話し合いでやってきたんだというような言葉を記者会見等で発表しておられるんですけれども、今日のこの事態をどういうふうにお考えか、伺わせていただきたいんです。
【次の発言】 きょうは、実は私国家公安委員長や外務大臣の出席をお願いしたんですが、非常に会期が迫っているにもかかわらず御出……

第111回国会 内閣委員会 第1号(1987/12/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 防衛庁長官には、世界情勢が非常に大きく変動する時期に御就任になりました。今後、御見識に期待してまいりたいと思います。  そこで、きょうは米ソ首脳会談が開かれる日でございます。世界じゅうが注目しておりますINFの全廃につきまして、そしてさらに戦略核の削減交渉あるいは化学兵器、通常兵器等の交渉にも進んでいくことが期待されておるわけでございますけれども、これにつきまして新長官の御見解を承っておきたいと思います。
【次の発言】 私、この際ひとつ長官に申し上げておきたいと思いますのは、今回、防衛二法が継続審議になるに当たりまして、前国会で大変問題になった点がございます。それは、ちょうどそ……

第111回国会 内閣委員会 第2号(1987/12/10、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 私は、ただいま可決されました一般職の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     一般職の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   社会経済情勢の変化等に伴い、労働時間短縮・週休二日制の実現が緊急かつ重要な国民的課題となっていることにかんがみ、公務員についても、その積極的な推進を図るため、政府並びに人事院は、次の事項について速やかに適切な措置を講すべきである。  一、昭和六十三年度中に土……

第112回国会 内閣委員会 第4号(1988/03/31、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 官房長官にお伺いいたします。  昨日、日米建設市場交渉につきまして決着がついたわけです。官邸主導外交ということでぎりぎりの収拾ができたということだと思いますけれども、その合意のポイントにつきまして、新聞では見ておりますけれども、改めて長官からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 保護主義に対する歯どめになったと言われるわけですが、そのことは保護主義を一応なだめることができたようなので皆さんほっとはしていらっしゃるでしょうけれども、さりとて手放しで喜べないという状況だろうと思うんです。それは、今回の措置が七事業についての特例措置をアメリカに対して与えるという内容になっておりまし……

第112回国会 内閣委員会 第5号(1988/04/14、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 ただいまの農水省設置法の改正ですけれども、農業の国際化という問題もありまして大変お忙しく、それに対応するための農水審議官を設置するという話であります。このポストはまだないんですけれども、何かもう既に内定してそういう内定の辞令が出ているということなんですが、これはどういうことなんでしょうか。
【次の発言】 こういうことになりますと、結局国会の審議が形骸化していると言われるもとになりますので、よろしく御注意いただきたいと思うんです。  ところで、農水審議官を設置するということで、今農水省が面していらっしゃる国際化に伴う非常に困難な問題の解決がそれで済む問題ではないと思いますので、こ……

第112回国会 内閣委員会 第9号(1988/05/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 私、都合によりまして、先に国家公務員の男女差別問題を取り上げさせていただきたいと思います。  既に新聞等の報道でたびたび御存じのとおり、郵政省電波研究所で四十二年働いてまいりました女性の事務官が昇任昇格の男女差別の是正を求めて人事院に行政措置要求をした件についてでございます。この件につきましては、既に人事院が当局と申請人に対しまして粘り強いあっせんを行っていただきまして、昇任昇格等に対しまして一定の是正が行われたということを評価しております。それは、行政措置要求は個人にとりましては最後の救済のとりででございまして、人事院がその救済措置の役割を果たしていただいたということはこの種……

第113回国会 内閣委員会 第2号(1988/09/06、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 給与勧告が出されました。これは民間賃金との均衡を図ることを基本としてやっていただいているのでございまして、私は、この点についてまず二、三御質問をしたいと思います。  それは、特別給の支給についてでございます。つまり、ボーナス、一時金等が据え置きになっているわけでございます。  これは、ことしの上げ分で見ますと、公務員につきましては四・九カ月分となっておりますが、民間については四・九五カ月分というふうに出ております。六十二年分でございますね。  これは、最近の経済動向で見ますと、民間は景気の好転と相まって増額の傾向が認められるわけでございますけれども、なぜ公務員についてこの特別給……

第113回国会 内閣委員会 第4号(1988/10/11、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 まず、けさの新聞に出てました「外交特権使い財テク」というのを私も伺ってみたいと思うんです。  一部の新聞に、外交官が外交特権を利用して財テクに走った、こういう記事が非常に大きく出ておるわけです。何かこれは大変込み入ったお話のように拝見するんですけれども、この事実関係を外務省からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 私、先日の本会議でも竹下総理に質問したんですが、今政治家、公務員関係の不祥事が非常にたくさん続発しておりますね。それはここにおいでの防衛庁長官のおひざ元でも起こっておりますし、また外務省、国際協力事業団でもこういうことがまだ忘れられていないという、そういう段階なんで……

第113回国会 内閣委員会 第7号(1988/10/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 初めに、警察庁、防衛施設庁、そして外務省に伺いたいことがございます。  先般、沖縄本島の北部の沖縄自動車道伊芸サービスエリアでライフル弾と思われるものが見つかったわけでございます。その後、次々と報道がございまして、また五発目も発見されたというような報道、あるいは沖縄米軍最高指揮官であるスミス軍事調整官が事実上米軍演習場内から発射した弾丸であることを認めたというような報道もございます。  これについては政府の方で調査をするということになっておりましたけれども、調査結果について御報告をお願いいたします。
【次の発言】 外務省がとっていらっしゃる一連の行動はどういうことですか。

第113回国会 内閣委員会 第8号(1988/10/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 まず、朝鮮半島情勢について総理の御認識を伺いたいと思います。  過日、国連総会の場で、南北朝鮮の代表が初めて登壇いたしました。朝鮮半島は東アジアにおける安定と平和の焦点であることは言うまでもございません。  この際、竹下首相が盧泰愚韓国大統領の演説をどのように受けとめておられるか、御所見を伺います。
【次の発言】 同様に、朝鮮民主主義人民共和国の姜錫柱外務次官の演説も続けて行われました。  これに対して政府は必ずしも正式のコメントは出しておられないようですが、総理はどのようにこの演説を受けとめておられますか。
【次の発言】 私は、この際日本がなすべきこ とはまず北との関係を正常……

第113回国会 内閣委員会 第10号(1988/12/01、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 初めに、民間保有の個人情報についてお伺いしたいと思います。  現在、国が持っております電算機の数は、総務庁の統計で見ますと八百三台ということです。そのほかに特殊法人や都道府県、市町村の分は、特殊法人千二百十八台、都道府県八百八十三台、市町村二千九十三台ということになりまして、これを合わせますと四千九百九十七台、こういう資料をいただいているんです。これに対しまして、同じ総務庁の資料で見ますと、民間の保有する電算機の数は八万一千七十九台となっております。比較にならないほど民間が多いわけですね。また、先日及川委員が質問しましたのに対して通産省の御答弁では、民間保有は三十万五千台である……

第113回国会 内閣委員会 第12号(1988/12/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 池田参考人にお伺いします。  自治体のプライバシー保護行政なんですが、今お聞きしますと、大分自治体で条例化が進んでおるようでございます。私もこの間自治省に対して質問しましたところ、自治省としては民間情報も含めて条例化に対する指針のようなものを自治省として出すことにかなり積極的なように見受けたわけでございます。  ところで、そういう見地からいたしますと、自治体でのプライバシー保護行政で最も大事なところはどういうところに問題があるとお考えでしょうか。
【次の発言】 もう一つ、結局これは個人情報でございまして、特に自治体の扱う個人情報そのものは、窓口とかいろいろな社会保障関係そして住……

第113回国会 内閣委員会 第13号(1988/12/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 総務庁長官に伺います。  初めに、給与法の審議についてきょうになってしまったんですけれどもあすの本会議で成立を期待しているわけですけれども、ベースアップ分の差額がいつ支給されますのか、年内支給がきちんとできるかどうか、そこのところをひとつお願いいたします。
【次の発言】 中央、地方とも年内にぜひ支給していただきますよう頑張っていただきたいと思います。  次に、ODA関係閣僚会議について官房長官に伺います。  この閣僚会議は、閣議了解で設置されておりますね。  これは内閣官房が事務局となっている行政府の公式会議と考えてよろしいのでしょうか。

第114回国会 内閣委員会 第3号(1989/02/14、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 大喪の礼の行われる日を休日とする法律案に関連しまして伺いたいと思います。  政府は、この日の葬場殿の儀というのと大喪の礼を一連のものと言っておいでになったんですけれども、当初から比べますと、次第にそれを一体化するということを印象づけようとしておられるのではないかという経過がございます。  私どもは大喪の礼には出席を原則としておるわけでございますけれども、やはり、この葬場殿の儀というのは宗教的な色彩の強いものでもございますし、政教分離という立場からしっかりとそこのところを分けていただきたいということを主張してまいったわけです。  また、外国の使節の中にも、かつて日本が占領した地域……

第114回国会 内閣委員会 第4号(1989/06/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 きょうは、この国会で新内閣に対します初めで終わりの委員会になりました。時間の許す限り、できるだけ当面の問題等に絞ってお伺いしたいと思います。  私は、きょうは、恩給法、人事院勧告の問題とそれから防衛庁関係の問題と婦人問題その他について伺いたいと思いますので、私の時間は二つに分かれておりますから、婦人問題その他を午後に回して、官房長官と総務庁長官の御出席をお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。  では、初めに人事院勧告について伺います。  人事院勧告はこの提出されております恩給法に大変影響力を持っておりますけれども、まずお伺いしたいのは、人事院は連休明けから民間の給……


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 外務委員会 第1号(1989/11/09、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 私はきょうは、外国人労働者問題ないしは不法就労者とか不法滞在者とか呼ばれている一連の問題について伺いたいと思うんです。  まず第一に、外務大臣はせんだって外国人労働者問題に関する関係閣僚会議というものを提案なさったと伺うんですが、その御趣旨あるいは理由などお聞かせください。
【次の発言】 これはいつごろ開かれるという見通しをお持ちでしょうか。
【次の発言】 それで、関係省庁の連絡会議というものがございますけれども、これとの関連があると思うんです。関係省庁連絡会議の活動状況について、今現在この問題について何を決め、そして何を実行するつもりかということをお聞かせください。

第118回国会 外務委員会 第2号(1990/04/17、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 初めに、コーヒー協定をお出しになっています。これは昨年の九月末以来二年間これを継続し、余裕を持たせた上で新協定を考えるという、そういう過程でございますから、私、こ れ自体どうということはないと思います。お結びいただくということだと思います。  ただ、これ見てましてちょっと一つ目につくことがございました。それは、現在コーヒー豆の暴落が起きているんですね。これは、資料によりますと、半値以下になっている品種もあるわけでございます。そういうことになりますと、現地の労働者の労働賃金とか、生産国の経済に与えている影響も心配が持たれるところかと思います。そのことの是非は別としまして、やっぱり……

第118回国会 外務委員会 第4号(1990/05/24、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 ただいまの田委員の韓国大統領の訪日に関連しまして、私も一言だけ申し上げたいと思うんです。  私は外務大臣の国会の御答弁や、それからテレビの御意見なんかも拝見いたしました。問題はその御発言の内容のようなことに内閣ないし与党の姿勢がなっていないということなんですね。そして、法務省は帰られましたけれども、法務省が一番古い役所だということが、そのツケが全部外交に回ってきているということだと思うんです。私、今度土井委員長のお供をしてヨーロッパへ行ってまいりました。社民党の党首のフォーゲルさんにお会いいたしました。もちろん両ドイツの統一について今非常に話題になっております。フォーゲルさんが……

第118回国会 外務委員会 第8号(1990/06/19、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 ちょっとその前に伺いたいことがあるんです。それは日米構造問題協議なんで、大詰めに来て大変深刻な対立があって厳しい状態だと、相互不信も目立っているというような話を聞くんですが、大臣、行ってらしてお帰りになったばっかりなんですけれども、実際どんな空気だったんでしょうか。
【次の発言】 大臣も言われるように、国民の生活重視、消費者の利益というようなことについてはもう疑う余地がないわけなんですけれども、今おっしゃった前川リポートが何年も前に出されてその結果が、まあアメリカの方もそうでしょうけれども、国民の立場からしましても余り目に見えた結果がないどころか住宅などは非常に大都市では手に入……

第118回国会 環境特別委員会 第3号(1990/05/30、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 法案に入ります前に、お願いがございます。  それは、環境庁の審議会等への女性委員の登用状況はどんなものか、それを伺わせてください。
【次の発言】 まるで女性には専門家はいないと言わんぬばかりの御答弁でございます。  ここを見ていただきますとおわかりのとおり、環境委員の中には各党手厚く女性委員を配置しまして、その出席率も極めて良好、熱も人一倍なんでございます。そういう環境庁でございますから、専門家がいないとおっしゃらず、比較的医療とかあるいは福祉とかといった面には女性は専門家が多いわけでございますので、ひとつ婦人問題担当室のリストなどを参照していただきまして、ぜひ近々に女性を登用……

第118回国会 環境特別委員会 第8号(1990/06/20、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 水俣病のもとになるアセトアルデヒドの人体に与える影響につきましては、昭和五年ごろからこれはスイスです、それから昭和十二年ドイツにおいて指摘されたと言われておるわけです。  日本では、水俣の漁民が水俣湾の魚がおかしいというので調べてほしいと熊本県水産課に魚を持ち込んだのが昭和二十六年のことでございます。そういうことから始まっておりまして、そして昭和三十一年の五月にはチッソの附属病院の院長が、四肢末端の感覚障害、運動失調、視野狭窄、こういった主要な病状、そういうものを主症状としております中枢神経疾患の患者多数を報告しているんですね。これが水俣病の公式な発見とされているわけでございま……

第120回国会 法務委員会 第3号(1991/03/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 前回、法務大臣の所信表明をいただいたわけでございます。この所信表明を伺いまして、非常に国際化の重要な時期に、法務行政に期待するところが当然多くあるべきだと思っております。私、きょうは常日ごろから法務行政に対して抱いております一つ二つ問題点を指摘しまして、特に人権行政について大臣の御注意を喚起しておきたいと思うわけです。  この人権行政につきましては、所信表明の民事の中でこんなことを挙げておられます。人権擁護行政に努めているところだけれども、中でも、我が国社会の国際化に伴う人権問題、部落差別を初めとするもろもろの差別問題、子供をめぐるいじめ、体罰等についてというふうなことをお挙げ……

第120回国会 法務委員会 第6号(1991/04/09、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 私、きょうは二つの人権問題を取り上げたいと思います。予算絡みのことですけれども、法務省では予算につきましては余り金目のものというよりは制度等の問題でございますので、そういう観点からお伺いしてまいりたいと思います。  先日、少年法による不処分決定を受けた京都市の少年が刑事補償を求めたんですが、この刑事補償につきまして、最高裁第三小法廷が刑事補償は受けられないという決定を下したわけでございます。  当時中学三年生であったこの少年は、平成元年二月十五日、京都市でオートバイを運転中小学生をはねて重傷を負わせ逃亡したとして京都府警に逮捕されました。家庭裁判所に送致されまして鑑別所に入れら……

第121回国会 決算委員会 第1号(1991/08/08、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(久保田真苗君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして一言ごあいさつを申し上げます。  去る五日の本会議におきまして、本委員会の委員長に選任されました久保田真苗でございます。  甚だふなれではございますが、皆様方の御指導と御協力を賜りまして厳正、公平な委員会運営を行っていきたいと存じますので、各先生方の御指導、御鞭撻のほどを心からお願い申し上げましてごあいさつにかえさせていただきます。(拍手)  この際、前委員長の及川一夫君から発言を求められておりますので、これを許します。及川一夫君。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告いたします。  去る七月四日、……

第121回国会 決算委員会 第2号(1991/09/25、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(久保田真苗君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日、三重野栄子君及び後藤正夫君が委員を辞任され、その補欠として三石久江君及び沢田一精君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に沢田一精君及び会田長栄君を指名いたします。

第121回国会 決算委員会 第3号(1991/10/03、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(久保田真苗君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る九月二十五日、三石久江君が委員を辞任され、その補欠として三重野栄子君が選任されました。
【次の発言】 次に、継続審査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和六十三年度決算外二件及び平成元年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお審査並びに調査を継続する。こととし、継続審査要求書及び継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第122回国会 決算委員会 第1号(1991/11/13、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(久保田真苗君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日、秋山肇君、陣内孝雄君及び平野清君が委員を辞任され、その補欠として真島一男君、藤田雄山岩及び石川弘君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に石川弘君を指名いたします。

第122回国会 決算委員会 第2号(1991/12/17、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(久保田真苗君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十二日、林紀子君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと思います。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に会田長栄君及び猪熊重二君を指名いたします。

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第6号(1991/12/19、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 お互いに大分疲れてきました。もう少しですから、よろしくお願いします。  ところが、もうあと一日、やれやれという場面に来ているんですけれども、ここでまた外務省首脳の発言というのがございまして、これをちょっとまず質問させていただきたいんです。これは、自衛隊の派遣は現行法で可能という新聞の報道ですから、真意を伺いたいと思うんです。  それによりますと、今回のPKO法案がこの国会で成立しなくても、カンボジア難民を自衛隊の輸送車両によって帰還させることは法的に可能というふうなことをその首脳が発言されまして、「要は政府にやる気があるかどうかだ」、こういう注がついております。その理由として、……

第123回国会 外務委員会 第1号(1992/02/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 私もカンボジアについてまず伺いたいと思います。  今、宮澤委員が言われましたこと、その限りにおいては私も全くそうだと思うことが多いのです。それは何かといいますと、まず第一に文官、文民を出していくという点につきまして、これは何といいますか、予算とかそれから行政組織法の制度上の問題あるいは定員の問題、こういう側面から政策がゆがめられていくという典型的な例だと思うのです。私、国連局長の御苦労も本当によくわかるのですけれども、これは国連局限りで悩んでいらっしゃるのは大変無意味なことでして、渡辺副総理・外務大臣という実力者を持っていらっしゃるのですから、私はぜひそういう意味で政治的にこう……

第123回国会 外務委員会 第3号(1992/04/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 初めに私、けさの新聞に出ていましたペルーの非常事態についてちょっとお伺いしたいと思います。  本当に驚きました。この間フジモリ大統領が国会にもいらして大変ペルーの前途を祝福する気持ちであったし、政府としても援助を約束されたわけなのですが、今回、憲法停止、議会停止、司法の矯正といったような大統領によるクーデターと称されるようなことが報道されておりまして、全く予想外のことでございました。しかも、これは軍部が事前に準備をしたという形跡もあるということでございますし、政治の中への軍部の影響力というものを今後排除することができないのではないか、そういう意味で最も大事なものをペルーは失った……

第123回国会 外務委員会 第4号(1992/04/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 旅券法の御質問をいたします。  今回の改正は、確かに行政の事務の効率化ということに向けて改善の方向でございます。基本的に結構なことだと思いますけれども、もう一つ、では利用する国民の側から見たときにどれだけ改善されているのかという、そういう視点から御質問したいと思います。  それで、改正案によりますと、現在有効な旅券を返納して切りかえ発給申請をする場合は戸籍謄本、抄本の提出を省略できるというのですけれども、申請手続の簡素化と大げさに言うのはいささか気恥ずかしいような気もしないでもないのですね。これについては、有効期限が切れる前の切りかえまたは余白がなくなったときに増補申請する場合……

第123回国会 外務委員会 第8号(1992/05/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 私、二月二十七日のこの委員会で取り上げましたドミニカ共和国への日本移住民の問題につきましてそのときにいろいろとお願いをいたしました。その後、JICAの移住事業部移住投融資室長さんが現地出張をなさったり、外務省としていろいろ御尽力いただいていることを御報告いただいております。そこで、きょうはそれらの確認なども含めまして若干の御質問をしたいと思います。  前回お願いしました昭和三十年九月の事前調査団の吉岡報告ですけれども、大変いろいろな御心配がございまして読ませていただくということで最近拝見だけさせていただいたわけでございます。これを読みましたところが何となくわかるような気がいたし……

第123回国会 環境特別委員会 第6号(1992/04/22、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 事業団法について質問いたします。  昭和四十年十月に公害防止事業団が発足しました。当時の事業計画ベースの予算は半年分二十億円でスタートしたと聞いているんですが、事業量の急増でこれがふえまして、ずっと見てみますと、昭和四十五年には二百十億円、五十年には一千億円を超えて一千百七十億円、五十二年には千五百九十億円と過去最高額を記録していますけれども、その後急激に減額しているんですね。五十五年には六百八十億円、六十年には六百五十億円、六十二、六十三年は過去最低の六百億円。  そして、それ以後少しずつ増額して平成四年度は八百九十億円というふうになっておりますが、この事業予算が急激にふえた……

第123回国会 環境特別委員会 第9号(1992/05/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 昨日環境白書が閣議決定されたと報道で拝見したんですけれども、せっかくのこういう時期ですから環境委員に配付されていてもよかったんじゃないかと思うんですが、配付していただいたんでしょうか。
【次の発言】 大変注目されている時期なので、少なくとも報道関係と同時にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。  それで、きょうは絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律案ということでございまして、これは自然環境保全審議会の答申に基づいてされたと思うのでございます。  自然環境保全審議会の答申の中にも、絶滅のおそれに追い込んだ圧迫要因で共通しているのは決して自然的ないろいろな生成……

第123回国会 決算委員会 第1号(1992/01/30、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(久保田真苗君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十二月十八日、翫正敏君及び関根則之君が委員を辞任され、その補欠として竹村泰子君及び岡野裕君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に村田誠醇君を指名いたします。

第123回国会 決算委員会 第2号(1992/05/25、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(久保田真苗君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五月二十二日、近藤忠孝君が委員を辞任され、その補欠として上田耕一郎君が選任されました。  また、本日、菅野久光君が委員を辞任され、その補欠として西岡瑠璃子君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと思います。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ござうませんか。   

第123回国会 決算委員会 第3号(1992/06/18、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(久保田真苗君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日、西岡瑠璃子君が委員を辞任され、その補欠として菅野久光君が選任されました。
【次の発言】 昭和六十三年度決算外二件及び平成元年度決算外二件を議題といたします。  本日は総括的質疑第二回として、内閣総理大臣 に対する質疑を行います。  質疑時間等につきましては、理事会において協議し、各質疑者に御通知申し上げましたとおりでございます。  それでは、これより質疑に入りますが、まず私が、各会派のお許しを得て、決算委員長として若干の質疑をいたします。  昨年、国会法が改正され、今国会か……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第4号(1992/05/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保田真苗君) 一日内閣では、国際協力十項目というのを提言いたしました。これには、今この委員会に出ております国際協力隊の常設という対案の法案も含みますし、またカンボジア和平、復興への支援という項目、そのほかODA基本法、CISの支援、地球環境の保全、国際軍縮へのイニシアチブ、国際連合の抜本的改革、国際人権保障、国際経済への寄与、情報、文化分野での協力といった十項目でございます。ただ、この委員会に関係の深いものとして考え方を述べさせていただいた上、カンボジア復興について御説明したいと思います。  今、非常に大きい転機に世界が差しかかっておりまして、私どもこの委員会でも新秩序とい……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号(1992/05/08、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保田真苗君) 世界情勢につきましては、私どもの世界情勢の考え方、今非常に大きい転機にあると、非常に我が国の平和主義の外交にとって大きいチャンスが訪れていると、そういうことを思います。また、それゆえに新しい世界平和の秩序づくりをやっていく、そのことに参画していくためには、私どもは平和的な手段でもって今まで以上にいろいろな紛争を解決していくというその手段を多く発見すべきであると思っております。したがいまして、きのうも申し上げたのでございますけれども、武力にかわる法の支配、武力にかわる政権の担当の仕方、そういったものを広く認め、それを形成していくためにその一翼を担いたいものだと、……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第6号(1992/05/11、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保田真苗君) カンボジアにまずできるところからやろうじゃないかと、全くおっしゃるとおりだと思います。  私どもは、もう本当にカンボジアはこれ大変急がれておりますし、私どもももちろんカンボジアのUNTACに、また難民の定住それから国民生活の基盤整備と、UNTACに限らない広い部門にわたっても将来とも協力が必要だと思いますので、今からそのような要員をUNTACに派遣できたら本当にいいだろうと思って、これは何回も私どもはそういう提案をしてきているところでございます。  つまり、まず求められている文民警察、これには第一回目のは私どもは応じていないわけですけれども、これからますます必……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第8号(1992/05/13、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保田真苗君) 私ども社会党は、国連という場所は世界じゅうの国が参加してあらゆる分野においての問題を討論しかつ決定するという最も基本的な場所だと思っております。したがいまして、国際政治に関しまして国連を第一義的な場としてやっていく認識は当然持っておりまして、従来もまた今も国連を中心とする外交を守っていきたいという考えに変わりはございません。  しかし、きのうも明石代表が言っておられましたように、国連は生き物であって、間違えたこともあるということもまた事実でございます。私どもは、国連中心主義は国連絶対主義だとは思っておりません。それは、国連もまた歴史の所産でございまして、今先生……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第11号(1992/05/22、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保田真苗君) 私も立派な御意見であると存じます。  私どもの立場としては、今これだから、冷戦が終わったから、ますます憲法の精神を生かした分野で日本が貢献するという、その新しい道をもう真剣に探っているところでございまして、今までの憲法の解釈を状況が変わったからといって非常に場当たり的にころころと変えていくというようなことはとらないと。文民、民生、非軍事という分野で日本の貢献を、ぜひ新しい境地を国連のために切り開きたいと思ってこの社会党案を出しているという次第でございまして、御理解いただければ幸せでございます。
【次の発言】 先ほどから御意見ずっと承っておりまして、これに最も合……


16期(1992/07/26〜)

第124回国会 決算委員会 第1号(1992/08/07、16期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保田真苗君) 一言お礼のごあいさつを申し上げます。  昨年八月、決算委員長に選任されまして以来約一年間、皆様の温かい御支援と御協力によりまして、おかげさまで無事に平成元年度までの案件を終了することができ、職責を果たすことができました。ここに改めまして厚くお礼申し上げます。  これからも、当委員会に課せられました重要な課題はたくさんあると思いますので、どうか新委員長のもと、ますます御活躍くださいますよう心から御期待申し上げますとともに、皆様方の御健勝をお祈り申し上げまして、私のお礼の言葉とさせていただきます。  本当にありがとうございました。(拍手)

第125回国会 外務委員会 第1号(1992/12/07、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 バーゼル条約では放射性物質については外されているわけです。そして、それが適用される国際文書で規制されるそういう廃棄物はここからは除かれている。そうすると、放射性物質の廃棄物についてはどういう規制が行われているのか。また、その規制は十分に安全を保障しているというふうにお考えになるのか。この点について、科学技術庁いらしていますね。
【次の発言】 外務省に伺いますけれども、そうすると国際文書とは何なのか、それはどういう性質のもので、その保障は外務省としては十分だというふうに思っていらっしゃるのか、その点について伺えますか。
【次の発言】 自主コードのような形であって拘束力がなくしかも……

第126回国会 外務委員会 第2号(1993/03/29、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 今回の法律の中には在外公館の在勤手当の政令による適用状況というものがございまして、その政令による適用状況なのですが、今までこの適用というのはどの程度に行われていたのか、それから今回どういうふうな適用があるのか、その点についてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 円高の影響ですね、これはいつも問題になるのですが、円高につきましては、もうここわずかな期間に一〇%程度の円高があるのですけれども、これについてはどういうふうに考えていらっしゃいますか。
【次の発言】 円高を含めて算定しておられる、こういうわけですね。  給与表を見ますと私なんかなかなか理解に苦しむところがあるの……

第126回国会 外務委員会 第4号(1993/04/20、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 社会党の久保田真苗です。  私、ILO条約の問題を主にやらせていただきますが、ILO条約は去年障害者そしてことしはこの商業及びオフィスにおける衛生、環境、こういったものを二年続けて取り上げていただいていることは大変結構なことだと思います。しかし、その前がずっと休業でございましたので、全体としてみますとこの百二十号、本日の条約は日本にとって四十一本日のILO条約の批准となるわけでございます。  これを資料で見ますと、OECDの平均では六十五本、ヨーロッパ諸国で見ますと、イギリスが八十本、フランスが百十四本、ドイツが七十本、イタリーが百二本と日本に大分水をあけておりまして、日本の場……

第126回国会 外務委員会 第6号(1993/05/13、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 大変重要な条約が出ておりまして、皆様御苦労になったものでございますけれども、四件一括とは大変情けないと思っております。しかし、まず私は気候変動に関する国連枠組条約について若干の御質問をしたいと思います。  この条約はUNCEDが行われる以前から大変物議を醸していた問題でございまして私どもも成り行きを注目しておりましたけれども、特に二酸化炭素の削減についての目標値を設定するという問題についていろいろとございました。私の理解では、これについては将来、議定書がつくれるということを想定してその辺で折り合ったということなのかなと思っておりますけれども、この議定書についての内容、見通しなど……

第126回国会 予算委員会 第5号(1993/03/19、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 総理にお伺いしたいと思います。  間もなく訪米の御予定もあるわけですが、三月十二日に北朝鮮の核不拡散条約の脱退ということがありまして、私は非常に重大な懸念を持っているものでございます。なぜならば、従来からアメリカは非常に核不拡散に強い姿勢を持っておりますし、いろいろ安保理等へもこういう話がいずれ出てくる可能性もあるわけでございまして、そうなったときに東アジアの緊張とか戦乱とかが一斉に引き起こされるのではないかという懸念を抱いているのでございますけれども、総理としてはどういう御所見でございましょうか。
【次の発言】 機会を与えるということが本当に大事だと思います。  外務大臣にお……

第126回国会 予算委員会 第12号(1993/03/31、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 まず、外務省に伺います。  きょうは、IAEAで朝鮮のNPT脱退問題が安保理に渡るか渡らないかが決まる日であると思います。渡るようなことになるのかどうか、その見通しと日本の対処について聞かせてください。
【次の発言】 見通しはあるんでしょう。見通しを伺ったんです。それと日本の対処も。
【次の発言】 日本の対処は。
【次の発言】 報道で見ましても、これは渡りそうだと。そして日本はそのいわば急先鋒であるというふうに私はどうも理解できるんです。  先日のこの委員会で、総理も外務大臣も、再考の余裕を与えたい、説得の機会を持ちたい、こうおっしゃってくださったんですが、どうも事態はそれより……

第126回国会 予算委員会 第18号(1993/05/31、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 私も高田さん、中田さん、お二人を失ったことを本当に悲しく思いますし、御家族のお気持ちはどんなだろうと思いますと、二度とこういうことがないように私どもは全力を挙げて頑張らなければならないと思います。  そのことを申し上げまして、まずカンボジアの選挙についての総理の御所見を伺いたいのでございます。  実は私、選挙期間中、六日間にわたりましてカンボジアの選挙監視をしに参りました。五つの州、十六投票所、それからUNTACの四つの選挙本部を訪問して監視、事情聴取をいたしました。  カンボジアの選挙は今度国連が初めて実は選挙管理、選挙実施者で、主体であったわけでございまして、私どものように……

第128回国会 商工委員会 第1号(1993/10/21、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) 本年八月に経済企画庁長官に就任いたしました久保田真苗でございます。本委員会の皆様方の御指導、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  この委員会が開催されるに当たりまして、我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方につきまして、所信の一端を述べさせていただきたいと思います。  我が国経済は、公共投資が堅調に推移し、住宅建設にも回復の動きが続いておりますが、設備投資、個人消費は低迷を続け、企業収益や雇用情勢も依然厳しい状況にあります。加えて、急激な円高、天候不順の影響もありまして、回復に向けた動きに足踏みが続いており、今後の本格的回復には予断を許さな……

第128回国会 商工委員会 第2号(1993/10/28、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) まず、過渡的なエネルギー供給源ということで代替エネルギー源として何をという御質問でございます。  九三年の宣言案では、これは目下討議中のものでございますけれども、抜本的な省エネルギーを進めるとともに、天然ガスなど低公害性のエネルギーの比率を大幅に高める。一方、太陽エネルギーなど自然エネルギーを導入していくという方向を示していると承知しております。  今回、細川連立政権が成立いたしますときに私どもは合意をしておりまして、この政権におきましては「徹底した安全管理の下におけるエネルギーの安定的確保に責任を果たすものとする。」としております。また、八党派覚書というのがござい……

第128回国会 商工委員会 第4号(1993/11/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) 確かに、特に今回の不況の特徴が個人消費の低迷であるということはまことに事実でございます。これにつきましては、実際バブルの影響等によりまして企業収益も悪く、所得の伸びが低いと、そういった一連のことがあると思います。しかし、数度にわたって経済対策を打ってきた。確かに、昨年の八月から三十兆円に上る追加の対策を打ってきております。そして、この対策の効果が全くあらわれていないということではないと思うのでございます。  例えば、一−三月期、四−六月期のQEの政府投資の数字をごらんいただきますと、それは効果が出ていると言ってよろしいと思うのでございます。足元におきましては、公共事……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第5号(1993/12/27、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) お答えいたします。  比例代表制というのは、結局、票数を議席の上に正確に反映するという性質を持っておりますので、参議院にもそうでございますけれども、衆議院にはよりふさわしいものである。つまり、衆議院が国民の民意をより正確に反映する場であるという面からふさわしいものと私は思っております。

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第8号(1994/01/07、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) 来年度の経済見通しは、平成六年度の予算編成時に合わせてお示ししたいと考えております。  先生もうよく御存じのとおり、私どもは内外経済の実勢を踏まえて十分に分析した上で出すのでございますけれども、それに加えまして政府のとるべき基本的態度あるいは経済政策、そういったものをできるだけ的確に整理いたしまして出していく、こういう使命を負っているわけでございます。  また、おっしゃいますように見通しができるだけ的確に国民の御参考になるようなものに値するようなものにしていくべく、現在万全の用意で進めておるところでございます。

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第9号(1994/01/10、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) 経済企画庁としましては、三次補正の追加対策を含む総合的な経済対策を一月中旬に取りまとめるようにという御指示をいただいておりますので、その目途で作業中でございます。
【次の発言】 これは、景気浮揚全般にできるだけ役立つような施策を取りまとめるということでございまして、年の初めに総理が記者会見でもお示しになった六項目というものがございまして、大体その筋に沿って各省が作業をし、それを私どもと協議しながら取り入れていくということになります。  具体的に申し上げますと、景気に即効性のある規制緩和の実施、三次補正と六年度予算をあわせた十五カ月予算の作成、農業・中小企業などの構造……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第13号(1994/01/14、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) 私、もちろん党を代表する立場でございませんが、ただ参議院の社会党の中でも参議院改革にこれまで長く取り組んできたという経緯がございますので、そんな中から自分の感想ということで述べさせていただきたいと思います。  私は、地域を代表する参議院議員といえども、国全体を代表するのが第一義的なものだと思います。しかし、その中で、それぞれの地域を背負ってその背景の中から出ているということは大変大事なことでございまして、その意味から都道府県単位のものがあるということは当然だと思います。また、かつての全国区が職域あるいは学識、そういったものを代表するような制度になっておりましたが、余……

第128回国会 予算委員会 第2号(1993/10/07、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) 政権交代が非常に重要であるという国民の期待にこたえて、現在の法制度を引き継ぐということは自明の理でございます。その意味から総理、山花大臣の御答弁のとおりに私も考えております。
【次の発言】 いろいろな指標で今御説明いたしましたとおり、景気の現状は、一つにはバブル時代の後遺症ということで、不良資産などがたまり、企業の設備、それから在庫、こうしたものの後遺症がありまして不況が長期化していると考えます。  それに加えまして、個人消費の冷え込み、それから雇用情勢が好転しないという憂慮すべき指標もございまして、その好転をもたらしますために、現在、緊急経済対策、こういうものを実……

第128回国会 予算委員会 第3号(1993/10/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) 非核三原則は堅持すべきものということで、前、前々内閣におきましても、事前協議がないからそういうことは持ち込まれていないという答えでございました。私はそれを受けとめると同時に、さまざまのうわさにつきましては私の知る限りではございません。
【次の発言】 非核三原則は堅持すべきものであると同時に、事前協議につきましては既にお答えいたしました。
【次の発言】 お答えいたします。  今の不況の根底には構造的な原因があるかということにつきましては、この低迷は、循環的な要因のほかにバブル経済の崩壊の影響、あるいは円高の急進といったような構造的あるいは中長期的な課題があると思ってお……

第128回国会 予算委員会 第5号(1993/12/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) どうも、ちょっと席を外して済みませんでした。  景気の見通し、現状でございますが、景気の現状につきましては、総じて低迷、そして非常に厳しい状態でございます。その中で明るいものは、住宅投資と公共事業が堅調だという状況でございます。見通しにつきましては、今現在、七―九月期の国民所得統計が出る、それを鋭意作業中でございまして、もうすぐに見通しについてお示しできるかと思っております。
【次の発言】 九月の時点の認識につきましてもほぼ同様の認識を持っておりました。しかし、その後、確かに雇用の情勢は厳しくなってきたことを非常に心にかけておるところでございます。  経済対策の効果……

第128回国会 予算委員会 第6号(1993/12/10、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) もう今までに骨組みは出していただいております。私も全くそのとおりだと思います。高齢化社会の実現、そしてその社会へ向かってインフレなき持続可能な成長経路、これを実現していくことだと思いますが、それを主導するのは生活者重視の経済構造ということであると思っております。  生活者重視といいますと、じゃ生産はどうなるんだという御質問によく遭いますけれども、私は、生活者の持っている真のニード、需要というものが新しい分野でたくさんございますので、そういうものが産業なり生産なり、本当にそうした交流の中でそういう分野が生まれていく、それによって設備投資、そうしたことが実現していくとい……

第128回国会 予算委員会 第7号(1993/12/13、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) お答えいたします。  戦略的貿易政策というのは、世界貿易をめぐる論議の中で最近アメリカの学会などで台頭してきている新しい考え方と聞いております。この考え方では、例えば半導体などのハイテク産業が持つ規模の経済つまり生産を増大すれば生産コストが下がるというそういう経済的特性を根拠として、政府がある特定の産業を育成したり輸出入に介入することによりまして一国の経済厚生を高めることができる、非常に短絡的になるかもわかりませんが、そういう主張でございます。  世界経済白書の分析の中では、将来有望なハイテク産業を政府が選んでそれを決めるということは困難だということ、それから二番目……

第128回国会 予算委員会 第9号(1993/12/15、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) 今回の六兆のほかに円高差益還元、規制緩和といったようなものがございまして、それだけでも相当の効果が進んでいると思いますし、六兆規模の方につきましては、試算いたしまして、前にもお答えいたしましたようにGNPの一・三%を押し上げる効果があると考えております。  したがいまして、この補正を一日も早くお通しいただくということが私の切望するところでございます。
【次の発言】 全体として、波及効果を含め相当の浮揚効果があると考えております。
【次の発言】 もちろんこの補正だけが単独のものではなくて、これに公定歩合の引き下げとか、それから今度の平成六年度の本予算、これを一日も早く……

第129回国会 決算委員会 第1号(1994/02/28、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) 景気の山というのが平成三年の四月で、そこから下降期に入って、平成四年の実績が〇・七、平成五年度の実績見込みが〇・二というふうに出しておるわけで、その辺非常に底になってきていると見られるわけでございますけれども、昨年の六月に底入れ宣言というのをされました、そのときの状況が実は四−六月期でマイナス〇・五というふうになっております。  その内容を見ますと、外需がマイナス○・五、つまり輸出が落ち込んだということだと思うんです。それは直接的には、二月からスタートしました急激な円高の影響というそのインパクトが心理面でも事実上また輸出産業に及ぼした影響というのはかなりあるというふ……

第129回国会 政治改革に関する特別委員会 第2号(1994/03/02、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) お答えいたします。  衆議院の選挙制度が決まりましたならば、これを踏まえながら、各党各派でもっていろいろ御論議がいただけるだろうということでございます。
【次の発言】 この前、先生に私の考えの一端を申し上げさせていただきました。  私は参議院議員でございますが、参議院の選挙制度がかつての全国区から比例区に改正されまして十年でございまして、この間を私経験しておりますけれども、私、議員としての立場からいいますと、参議院の制度に今それほど大きな変更を要する点があるのかどうかということを疑問に思います。したがいまして、今後衆議院がどういうふうに新しい制度を展開されるか、そう……

第129回国会 予算委員会 第1号(1994/02/23、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) 連立政権成立のときの合意、覚書事項としましてバランスある税制体系を検討していくということは、私ども十分承知して入閣しております。  この間の件に関しましては、それよりも恐らくさらに広く行政改革その他全般にわたる国の財政問題を論じていく機会だと思いますので、私は極めて精力的に協議会の協議が行われ、本当に合意点を見つけることができるとよいと思っております。
【次の発言】 平成六年度の実質GDPにつきましては二・四%、実質GNPにつきましては二・六%の成長を、さまざまの経済対策の成果を見込んだ上で策定させていただいております。

第129回国会 予算委員会 第4号(1994/04/01、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(久保田真苗君) 景気の現状は明るい兆しかあらわれてきていることは事実でございます。  例えば、住宅投資が極めて高水準で続いておりますとか、公共投資が堅調でございますとか、あるいは家計の消費が四カ月連続で増加になっておりますとか、あるいは白物家電、VTR、軽自動車、そういったようなものに消費の芽があらわれておりますとか、そういったものがございます反面、設備投資の方は減少が続いておりますし、また、雇用は失業率の高まりなどが懸念されております。  そうした全体から見まして、経企庁の景気動向指数によりまして、先行指数、一致指数がともに五〇%を上回るというようないい面がございますけれども、し……

第131回国会 内閣委員会 第3号(1994/11/01、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 法案について伺います。  第三次行革審の最終答申の趣旨から見ますと、この委員会の機能というものほかなり限定的であるという感じを受けます。しかし、限定的でありかつ規模が小さいということは、それなりの迅速性とか機動性といったようなメリットもあると思います。ただ、私が気になりますのは、この行政改革というテーマが政府にとって非常に特殊なテーマだということなのでございます。つまり、自分の座っているいすは自分では持ち上げられないということが真理である、そういうテーマなんだと思います。  そこの点に着目いたしますと、幾つか質問にお答えいただかなければならないと思うことがあります。  まず問題……

第131回国会 内閣委員会 第5号(1994/11/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 初めに本法改正についてお伺いしたいと思います。  私は、きょうはずっと朝からの議論を拝聴していまして大変いい討議があったと思っております。それで昨年の十一月五日、閣議決定に至るまでのことにつきまして、私は社会党は大変苦しんだと思うんです。そして、時間もエネルギーもそこに投入してこのような結論に至っているということでございますけれども、先ほど来からの議論を拝聴しておりますと、与党からも野党からも特に非常に重要なことが閣議決定にとどまってしまったということについて大変大きい懸念が示されていると思うんです。それは閣議決定の中にございます例えば戦闘機は使わないとか、あるいは武器の携行使……

第132回国会 科学技術特別委員会 第3号(1995/03/10、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 きょうは三月十日でございまして、実は東京大空襲五十年になります。私、オールドタイマーなものですから非常によく覚えているんですけれども、江東区だけで十万人の方が亡くなられたということでございまして、御冥福をお祈りしたいと思います。  また今回、想像を絶する阪神・淡路の地震でございます。大変な被害でもうびっくりしておりましたんですけれども、これ全国のストックに占める割合で見ますと〇・八%ということだそうでございます。しかし、太平洋戦争でのストックの被害というのは二五%でございまして、これは、日本では地上戦は沖縄だけでございましたから、主として空襲による被害が二五%に及んでおるわけで……

第132回国会 科学技術特別委員会 第5号(1995/03/24、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 放射線障害防止法について伺います。  私は、一般的に言いますと、事業所における機器の、OA機器まで含めてですけれども、リース制度というものの普及を歓迎しているんです。なぜかといいますと、この七月一日から製造物責任法というのが施行になりますけれども、ECなどでは以前からPL法を持っておりまして、PLからELへという段階に既に進んでいるということでございます。もちろん、ELというのはエコロジーライアピリティーでございまして、製造業者が設計からリサイクル、廃棄の最終処分まで一貫して責任を持つという体制でございます。  それはどこがすぐれているかといいますと、設計の段階から既にリサイク……

第132回国会 内閣委員会 第5号(1995/03/28、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 初めに、法案について伺います。  育児休業法が成立しましたのは平成三年の五月でした。その当時は無給でした。そして、収入がないのに保険料あるいは年金の掛金を払うということはかなり大きな負担でございました。しかし、その後、国民年金法の改正によりまして、この四月から育児休業期間中は年金や健康保険料の掛金が免除されるということになりまして大変喜んでおります。  また、今回の改正によりまして、育児休業給付が休業前賃金の二五%受けられるようになるわけでございます。そして、国家公務員等共済組合法によりまして育休給付というものが出ますし、所得税、地方税はかからないということになるわけですし、民……

第132回国会 法務委員会 第10号(1995/06/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 オウム真理教の問題につきましては本史に御苦労を願っております。もう前代来聞の規模であり、その目的は一体どこにあるのかというようなことで非常に大きな国民の関心を集めておるところでございますけれども、私はちょっと角度を変えた問題を一つ伺いたいと思います。  それは、報道にもございましたところですけれども、微罪による逮捕とか、あるいは捜査上の都合を理由にした逮捕事実の未発表といったようなことがございまして、この大きな規模の中の一部ではございますけれども、そうした問題点があったのかなかったのか。これはオウムにかかわらず広く一般的な捜査にかかわる問題でございまして、私はこれによってやはり……



各種会議発言一覧

13期(1983/06/26〜)

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会外交問題小委員会 第1号(1985/02/21、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 きょうは初めてなので私は各論には余り入りませんで、ただ初めてですから、最初にちょっと希望を申し上げておきたいと思うのです。  それは、わかりやすい外交ということをやっていただいて大変結構なんですけれども、私は外交というのはどういうわけか国民に最も遠い分野じゃなかろうかという気がいつもしております。  一つは、例えば外務委員会なんかに出ておりますと、常に気をつけていなければならないのは、ここに提出された条約が何かではなくて、提出されていない条約は何か、協定は何かというような目のつけどころをせざるを得ない。つまり、条約なり交換公文というようなものに非常に重要なものがあるのではないか……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会外交問題小委員会 第3号(1985/05/29、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私、初めに、古いお話になるのですが、福沢諭吉が外交について言っていることをしばしば思い出すのです。それは、こんなことを言っております。「我が日本における外国交際の性質は、理財上に論ずるも、権義上に論ずるも、至困至難の大事件にして、国命貴要の部分を犯したる痼疾というべし。しかしてこの痼疾は、我が全国の人民一般の所患なれば、人民一般にてみずからその療法を求めざるべからず。」、これは文明開花のころに西洋の列強が圧倒的な西洋文明の力で押し寄せてきているのに、日本人はうかつにしてそれに気づかず、国の独立が危ないという危機意識なのです。どうしたらいいかというところなのですけれども、こんなふ……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会外交問題小委員会 第4号(1985/06/05、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 きょうはお忙しいところありがとうございます。  武者小路先生に伺います。  まず、今、石井委員からも出ました国連外交の問題について、先生にはまだ御意見を伺っておりませんので。国連強化が日本の大きな役割だということを言っておられます。そして、政府間と民際外交がうまくつなげるということを御提案になっているのです。私もそれは非常に大事なことだと思うのですが、さて実際の状況を見ますと、政府と民間との間には非常に大きなギャップがございます。そして、私がつくづく感じざるを得ないのは、外交ほど国民から遠いものもなく、外交ほどNGOから遠いものもなく、そしてまた、地方自治体から遠いものもないと……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会外交問題小委員会 第5号(1985/06/12、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 一つは国連の問題について、もう一つは石井先生のおっしゃる適度の防衛力という問題について時間の限り伺いたいと思います。  国連の機構の問題なのですけれども、象徴的なのがユネスコ問題だったのですが、私はこれについていつも非常に不思議に思うことは、開発途上国の大半はそもそも自由経済圏に属していると思うのです。それにもかかわらずなぜそれが政治化すると言われ、そしてその政治化の内容に東寄りになるという西側の主張があるのか。私は自分の考えで申しますと、やはりそれは西側諸国と言われるところの自由経済先進国が強い経済力を持っているところから非常に南北対立の様相を帯びるということ。それから、例え……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会国際経済問題小委員会 第1号(1985/02/28、13期、日本社会党)

○小委員外委員(久保田真苗君) きょうはどうもありがとうございます。  それじゃ小澤先生にお伺いしたいのですが、お話を伺いましたところ、アメリカの海外からの通信機器の輸入は一〇・八%で、九〇%は国内で賄っているんだ、そのうち日本のシェアは四・四%で、そのほかはカナダとか中進国である、品目が電話機器である、日本からの輸出も中枢機器は少なくて端末機器がほとんどであると。こういう状況を伺いますと、なぜアメリカが日本からのわずかな輸出に対して、わずかといっても比率から見ると確かに一対十一・七ですけれども、そのような品目に対してそんなに文句をつける筋合いがあるのか、怒る方がおかしいじゃないかという感じを……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会国際経済問題小委員会 第3号(1985/05/17、13期、日本社会党)

○小委員外委員(久保田真苗君) きょうはありがとうございます。私、野党でございます日本社会党という党の議員でございます。  幾つも御質問したいことはあるのですけれども、初めに一つお伝えしておきたいのは、ことしの国会では貿易摩擦が大変大きい問題になりました。 それで、いかに私どもが貿易摩擦を解消していい関係をよその国と持ちたいと思っているかを知っていただきたいと思うのです。もちろん、さっき御指摘になりましたような、アメリカはドル高なのだ、あるいは欧米で輸出努力が足りないのだといったようなそういう議論はもちろんございました。けれども、相対的に言えば、やはり一国でもって貿易黒字をかき集めるというよう……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第2号(1985/04/19、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 さっきから大変おもしろく伺わせていただいておりまして、大概の質問は皆様がもうなさいましたので、私は一つの感想と、それから一つの質問をさせていただきたいと思います。  まず、感想なんですけれども、高齢化社会厳しいと、大変だ大変だというのはあるんですけれども、これほど数量的に将来がはっきりわかっている問題はなくて、そして高齢化社会は確かに大変なんですけれども、そして労働力、高年者も働く、女性も働くという、そういうことがあって大変厳しい。しかし、今の雇用収容範囲の枠内だけで考えておりますと、特に二次産業について考えますと、そこにはそれほどの収容能力はないかもしれないけれども、高齢化社……

第103回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会外交問題小委員会 第1号(1985/11/27、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 緒方先生にお伺いします。  今、国連軍のプレゼンス、平和維持活動の問題が出ましたんですけれども、国連の平和維持軍の中でよく亡くなる方があると思うのです。亡くなる方があって、そしてそれを迎える故郷が大変悲嘆に暮れるということがある。その一方、国連軍そのものは、相手方に対して限定された武力とはいいながら、どの程度の武力なり被害なりを与えているのが現実か、あるいは国連のマニュアルにそういうことが決められているのかどうか。  そしてまた、先生のおっしゃる国連協力隊の問題がもう一点なんですけれども、例えばアメリカなり日本なりが出している平和部隊とがそれから青年協力隊といったものは、相手は……

第104回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会外交問題小委員会 第1号(1986/02/14、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 この小委員会では、さきに各党が話し合いをしまして報告書を提出しておりまして、一般的事項についてはこれで一応カバーされているものと思うのですが、その後、本年が国際平和年であることなどにちなみまして、さらに審議を深めておりますので、私はこれに関連して若干の意見と提言を追加したいと思います。  個別的な外交問題につきましては一応他の委員会に譲るとしまして、ここでは基本的に三つの項目、すなわち、その一つは日本外交の姿勢について、その二は国連の平和維持機能の強化について、その三は平和外交のシステムづくりについて申し上げたいと思います。  まず、日本の平和外交の姿勢についてであります。  ……

第104回国会 予算委員会公聴会 第1号(1986/03/20、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 久保田でございます。  私、先に西原先生に三、四問お伺いしたいと思います。  まず、父母の学費負担がもう限界だということについて全く同感なんです。社会党でも私学の経常経費の二分の一助成というのはもう当然のことと考えまして、ずっと国会でもそのように対処してまいりました。ただ、甚だ残念なんですけれども、次々と不明朗な経営実態が出てまいりまして、これだと本当に国民の支援も受けにくいという状態でございます。もし私学連の代表者とされてコメントがおありでしたらお聞かせください。
【次の発言】 高等教育への国庫支出が少ないという御指摘、全くそのとおりだと思うんです。ただ、義務教育への傾斜配分……


14期(1986/07/06〜)

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会安全保障小委員会 第1号(1988/04/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 初めに防衛局長にお伺いしたいんですけれども、今の例えば戦争の可能性、戦争が起こるという可能性、これについてはこういう論がありますね。例えば先進国間の戦争というものはほとんど起こることができないだろう、そして第三世界においていろいろな紛争を長期間継続しているという、こういう形で推移してきた。したがって、先進国間の軍備は抑止のためである。しかし、その抑止のための軍備というものが非常に世界経済の負担になってしまって第三世界にいろいろな被害を出すような状況になってきた。しかしここへ来て、局長は米国の経済力も低下したと言われましたけれども、ソ連の方も非常に民生を重視せざるを得ないという状……

第113回国会 運輸委員会,内閣委員会連合審査会 第1号(1988/07/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 防衛庁長官、今度の事件は本当に悔しい事件です。長官も大変御心痛だと思うんです。しかし、私はこの問題は単に一般的な将来対策というようなもので解消さるべきものじゃないと思うんです。これは長官が本当に責任を痛感していらっしゃると漏れ承るそれ以上に、それぞれの段階ではっきりとした責任がとられなければ、亡くなった方はとても浮かばれるという事件ではないんです。東山海幕長が事故早々に、いろいろな情報について詳しい伝達はなかったにもかかわらず、潜水艦の側には責任がないという発言をしておいでになる。そしてまた、ただいま総理も大変遺憾の意を表明しておられながら、しかし飾り文句のように、法令上の違反……

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会安全保障小委員会 第1号(1989/03/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 社会党の久保田真苗です。  初めに、現在の国際情勢について所見を述べます。  現在はグローバルな緊張緩和の大きな流れの中にあります。INF全廃条約調印、戦略核五〇%削減交渉の進行、イラン・イラク戦争の終結、五十万人の兵力削減等を含む八八年十二月のゴルバチョフ演説、朝鮮半島の緊張緩和等であります。ごく最近になって、日本と朝鮮民主主義人民共和国の間にも回復の兆しが見えてきたようです。しかし、この潮流は、米ソ両国の主導にゆだねるだけでは真の軍縮を確立することとはなり得ません。我々は何をすることができるだろうか、これが課題でございます。  まず、自衛隊の現状と我が国周辺の戦力バランスに……


15期(1989/07/23〜)

第120回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1991/04/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保田真苗君 さっき先生はPKOに大変高い評価をお与えになって、七章型の国連軍は否定なさって、そして五十一条型の多国籍軍についても批判をお持ちのように承ったんですけれども、私も、今回湾岸戦争と国連の関係を考えてみますと、たまたま懐から出すUN御紋の印籠は歓迎されたけれども、青い国連旗が翻ることは否定されたと思っているんですね。そうしますと、この二つを否定するとしますとPKOだけが残る。その場合、私はPKOに若干の批判を持っている者なんです。それは、政治交渉と並行して、政治交渉の方に七分の力が与えられない限り、PKOとして入った平和維持軍等は結局占領した国の占領を定着させる、そしてそれが十年も……


16期(1992/07/26〜)

第126回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第4号(1993/02/24、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 初めに守屋参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、おっしゃるように、確かに六十歳までの定年は大体ふえてきているんですが、六十五歳までの雇用を確保するというところに一番大きい眼目があると思いますし、それを進める上から、一体どういうことができるのかということなんですが、もちろん雇用を継続していくというのが一番のことだというふうに言われております。ところが、会社で雇用を継続していく場合に、例えば窓際族ですとか、それから賃金の上昇がとまる、あるいはそれよりももっと悪い賃金になる、あるいは身分を変える、そういう経験をなめなければならないのが雇用者の一つの特徴だと思うんです。それともう一……

第126回国会 予算委員会公聴会 第1号(1993/03/25、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 先に藤田先生にお伺いいたします。  大変傾聴させていただきました。特に、リソースの世代間配分ということについて日本は先進国の中ではかなり違った存在であるということもわかったのでございます。  私、子供を大事にしていく社会そのもの、それが政治であるということは、その大事にされた子供は人も大事にするだろう。そして大事にされない子供は反社会的になるのかもしれないということは日ごろの生活の中で感じておりますので、このことは非常に大事なんでございます。  ずっとここ何年かの政治経済状況を見てまいりますと、私どもも、社会党ですけれども、例えば広い住宅、込まない通勤電車、もっと短い通勤時間、……

第131回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号(1994/11/11、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 最近、経済にかかってくる環境からの制約というものを大変実感するわけでございます。  初めに、長官にお伺いしてまいりたいんですけれども、その背景の一つは人口であり、もう一つの大きい要素はエネルギーではないかという感じがいたします。そして、エネルギー問題というのは、エネルギーの供給源が枯渇するかしないかというだけではなくて、それも問題ですけれども、それを使った場合の温暖化とか生態系とか、それからオゾン層とか、そういった問題からの制約がかからざるを得ない状態になっております。  最近、UNCEDそれから人口会議というような大きい会議がございまして、そこでは、発展途上地域でもって非常に……

第132回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1995/02/15、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 余り総論でもないんですが、私、十二月十六日の閣僚会議の新エネルギー導入大綱というのを見て大変うれしく思ったんです。何がうれしいかといいますと、重点導入ということで幾つかの新エネルギーを選定しているということを歓迎したいんです。エネルギー問題の方向というのは既にわかっていることだと思うんですね。それが大綱によりますと、新エネルギーの導入というのは実はほとんど進んでいないという指摘があるわけで、これはいかなることかというふうに思うわけなんです。  この選定されたものほかなり現実性を持っておりまして、幾つかありますけれども、私見を申し上げますと、最も質のいい新エネルギーというのは恐ら……

第132回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号(1995/04/26、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 二つあるんです、この分野で。  一つは、一番初めの「我が国の産業経済をとりまく環境の変化」というところで、成長の低下と構造の変化というふうにあるわけです。私はここに、取り巻く大きい環境の変化としてUNCEDでも、その前の環境会議でもキーワードとなってい至言葉がありますね、それは持続可能な発展という言葉なんです。それを私はこの前半にも後半にも入れていただきたいと思うんです。それが一番大きい国際的な環境の変化になっていくことは明らかだろうと思っているんです。  それから、今の括弧一の中の文言なんですけれども、ここに「こうした経済構造下において」「高齢化社会の到来に対応した福祉関連産……

第132回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第4号(1995/05/24、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保田真苗君 通産省に伺いたいんですけれども、まず震災等への新エネルギー活用についてお取り上げいただいて大変うれしいんですが、こうした「太陽光発電システム等災害時にも有用な環境調和型エネルギーシステムの導入を図る。」とありますけれども、もう少し具体的にお聞かせいただけますか。どういうお考えで、どういう手段をもってやっていくのか。つまり、聞きますところによりますと、住宅でいえば三年間に十万戸を建てかえるという復興本部の御計画を伺っておりますけれども、それとの関連ではどういうふうに中身を考えておられるかというのが一つなんです。  それからもう一つあるんですが、それはエネルギーと税制との関係という……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

久保田真苗[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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