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吉川春子 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

吉川春子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書


このページでは吉川春子参議院議員の委員会・各種会議の発言の冒頭部分と国会会議録検索システムの該当ページへのリンクをまとめています。吉川春子 参議院議員「委員会統計」(全期間)では委員会・各種会議の活動状況や役職経験をまとめています。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

13期(1983/06/26〜)

第100回国会 文教委員会 第2号(1983/11/24、13期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは、商業用レコードの公衆への貸与に関する著作者等の権利に関する暫定措置法案についてお伺いいたします。  きょうは非常に私に割り当てられております時間が短いので、私はほんの一、二基本的なことについてお考えをお聞きするにとどめ、後日また引き続きこの問題についてはやっていきたい、そして余った時間については学術会議法の質問時間に回したいというふうに考えておりますので、お願いいたします。  まず、一番最初に、著作権者側の利益と文化の普及という二つの一致点をどこに求めるかというのは非常にむずかしい面もあり、著作権者とそれから貸しレコード業者側の利害の一致を求めるという大変困難な面もある……

第101回国会 文教委員会 第2号(1984/02/28、13期、日本共産党)

○吉川春子君 五人の参考人の方にすべて伺いたいんですけれども、私も時間の制限がありまして、国公立・私立高校という順序でお一人二問ずつまとめて伺いますのでよろしくお願いします。  最初に、一番時間の制約がおありと聞いておりますので、石川先生に私立大学の問題について伺いたいんですけれども、いま私立大学が大体三科目程度の試験で選抜しておりまして、それが高校教育に反映して私立大学の志望者が初めから偏った学習しかしないという事実があるわけですけれども、高校教育を真に正常化する、そういう努力にあわせて試験科目を是正することが望ましいのではないかと思います。これは共通一次に参加するかどうかという問題はさてお……

第101回国会 文教委員会 第3号(1984/03/08、13期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは質問させていただきます。  大変いろいろなことを勉強になりました。特に留学生のお二人の方におかれましては、本当に見知らぬ国で、その国の習慣やら言語やらいろんな壁に挑んで立派に業績を上げていらっしゃるということについて、私はもう心から尊敬の念を禁じ得ないものがあります。  それで、まずリムビプーワッドさんにお伺いしたいわけですが、あなたのお国ではアメリカに十倍以上留学なさるのに、その中であえて日本を留学地に二度まで選んだということで、いろんな魅力が日本にあったんだろうと思うんですけれども、その点についてもちょっとお聞かせいただきたいのと、日本人は外国人を非常に自分の国の国民……

第101回国会 文教委員会 第5号(1984/04/06、13期、日本共産党)

○吉川春子君 最初に、時間が大変少ないのでお答えは簡潔明瞭にお願いしておきます。  まず、政府は第六次定員削減計画を立てて、文部省において六十一年までに国立学校などで四百七十九名の職員を減らそうとし、今回の法改正でも四十二名の定数削減が行われようとしております。私はその計画に強く反対で、むしろ、職務の遂行上定員をふやさなければならない職場がたくさんあるということを指摘したいと思います。  具体的な例で申し上げます。  最近、大学へ入学してくる学生たちは、彼らの多くは幼少から始まり、かつ長かった受験競争の間に受身的で無批判な記憶中心の勉強がすっかり身についてしまっているとの批判も多いわけですが、……

第101回国会 文教委員会 第6号(1984/04/07、13期、日本共産党)

○吉川春子君 一番初めに、国立学校の三年雇用の導入問題について一言つけ加えます。  私の手元に手紙があるわけですが、学長は、当時の学長は部局長会議の議長であって――学長というのは部局長会議の議長なんですが、当時の学長も部局長会議の議長で、また部局長に確かめているんですが、すべての部局長は会議で了解されていないというふうに言っているわけです。 群馬大学においては実質的に学内のコンセンサスが得られていないという実情があります。こういうことがありますので、三年雇用を大学が決めてきたという理由で強行しないように、このことを強くお願いしておきます。

第101回国会 文教委員会 第10号(1984/05/08、13期、日本共産党)

○吉川春子君 初めにこの法案の内容について若干質問します。  この法案は、私学共済年金受給者の給付額を二%程度引き上げるとともに、昭和三十七年以前にかかる旧法部分の年金については三月分から引き上げを実施するという内容で、表面的には改良であるので年金受給者の生活苦を思えば我々も賛成したいという気持ちはあります。  しかし、二%という数字が昨年の凍結に引き続く低率アップで、二年間の物価上昇率四%台と比べて著しく低い、これではとても年金生活者は暮らしていけないのも事実です。また、物価スライドの完全実施はこれまで国民が築いてきた権利であり、事実上の制度であると言ってもいいかと思います。昨年に続くこのよ……

第101回国会 文教委員会 第11号(1984/05/10、13期、日本共産党)

○吉川春子君 レコード協会とレコード商業組合との利審の調整ということがきょうの審議の主要なテーマになっている感がありますけれども、著作権法が文化を守る法律であるという点を踏まえて幾つか質問させていただきます。二つの団体の利審をどこで一致させるかという一致点を見出す上でも、文化を守り発展させるという点から考えて結論を出さなければならないというふうに思うわけです。  最初に阿部参考人にお伺いいたしますけれども、現在の著作物の情報伝達手段の目覚ましい発達で著作権保護の新たな見直しということが求められていると思うのです。特にヨーロッパ、アメリカに比べて日本では著作権というものに対する考え方が非常におく……

第101回国会 文教委員会 第12号(1984/05/17、13期、日本共産党)

○吉川春子君 大臣がいらっしゃらないので、最初、著作権の問題について一、二お伺いいたします。  著作権の保護と文化の普及という問題を解決する上で重要な方策として、西ドイツなどで取り入れられている録音・録画機緒に対する賦課金制度が考えられると思います。しかし、著作権審議会の第五小委員会でも、両者の利益対立もあってこの制度について結論が得られなかったというふうに聞いています。著作権法の三十条の問題を根本的に解決するためにもこの賦課金制度というのは重要な課題ではないかと思います。また、賦課金をテープに課すべきだという考え方もあるわけですけれども、この点について文化庁のお考えをお伺いいたします。

第101回国会 文教委員会 第13号(1984/07/12、13期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、まず奨学資金の支給凍結問題についてお伺いいたします。  けさから何回かごの問題につきましては論議があったわけですけれども、政府はこの改正案を二月の二十五日に提出いたしまして、それで無理を承知で四月一日施行ということを盛り込んできたわけなんです。しかし、こんなに重要法案、しかも国民の暮らしに大変悪い影響を及ぼすという法案が、そう簡単に国会で成立するはずはないんでありまして、それが今日までそういう状態が続いておることは明らかです。この四月からの支給手続事務に支障がないように、この法案の成立があるというふうに判断したとすれば、それは非常に見通しが甘かったと思うし、また予想しなかっ……

第101回国会 文教委員会 第14号(1984/07/17、13期、日本共産党)

○吉川春子君 今、新しい事務とか医療の機器の開発が進み、そして高価な商品というものが大学あるいは高等学校にも非常に普及しつつあるわけで、そういうような状態の中で今度の事件が発覚したわけですけれども、報道によりますと、百億円程度の別途予算、とめ置き予算というものがあって、これを流用したという形で今度の事件が起こっているわけです。  この別途予算の性格というのはどういうものかという点について最初に伺いたいんですが、年度途中で必要な経費が発生したときに、それに対処するための予算だから、年度末には余ると全部またそれはそれぞれつけてしまうんだということなんですが、ワープロの導入というのは緊急的なものとし……

第101回国会 文教委員会 第15号(1984/07/19、13期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは、四人の参考人の皆さんにお伺いしたいと思いますが、時間が限られておりますので、一括してお伺いいたします。  まず伊藤参考人にお伺いいたしますけれども、今回の奨学金の支給遅延に対して、立命館では受給希望者の予備受け付け、代替貸し付け等の措置をとったというふうに聞いておりますけれども、それは具体的にどういうものだったのかということと、それから今回の、現行法で応急的に措置するというようなことで大変御苦労があったと思いますが、その辺についてお聞かせいただきたいと思います。  それからもう一点は、今回、法改正された場合に、どういう所得層や成績の方にどういう影響があるのか。今まで多少……

第101回国会 文教委員会 第16号(1984/07/24、13期、日本共産党)

○吉川春子君 十二時を回りまして、昼食の時間になりまして皆さんお疲れと思いますが、きょうは文教委係員会昼食抜きということですので質問を続けきせていただきます。  最初に、育英会法、に入る前に一点だけ、奈良県が進めようとしている屠畜場の建設問題について伺いたいと思います。屠畜場を含む食肉流通センターを建設しようとしている土地に隣接して盲学校と聾学校があるわけです。文部省の「学校施設設計指針」には、「校地の環境は、教育上ふさわしいものとする。」という立場から「次のような施設の周辺には校地を選定しないことが望ましい。」といたしまして、「火葬場、と畜場、刑務所等の施設。」こういうものを挙げているわけな……

第101回国会 文教委員会 第17号(1984/07/26、13期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、育英会法案に対する反対討論を行います。  本法案は現行の奨学金事業に有利子を導入するもので、憲法、教育基本法の目指す奨学の理念に全く逆行し、制度の根本的性格の改変にかかわる極めて重要な内容を持っています。それにもかかわらず、参議院でのこれまでの審議は参考人質問を入れましてわずか十九時間にすぎません。一九七三年、相次ぐ強行採決で成立した筑波大学法案でさえ衆議院では五十五時間、参議院の文教委員会の質問時間は二十九時間三分であります。  さらに、本法案については第二十二条が成績基準による振り分けで、奨学ではなく、一層育英への道を進める点、有利子のための資金源……

第101回国会 文教委員会 第18号(1984/07/31、13期、日本共産党)

○吉川春子君 今回の阪大に端を発しました文部省の汚職は、大変根が深くて悪質であるということが国会の審議を通じて明らかになってまいりました。  それで、オリエンタルマシンからのワープロの購入について、十九大学中十大学であるという、今、官房長のお答えがありましたが、この十大学の名前を明らかにしていただきたいと思います。それから各大学ごとに何台購入したのか。そしてそれが当初配分の分と追加配分の分、それからワープロの割引率ですね、これが何%であったのかお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 追加配分ですべて買ったということですか。
【次の発言】 それで、割引率等が、まだ十分に把握していないという……

第101回国会 予算委員会 第14号(1984/03/30、13期、日本共産党)

○吉川春子君 外務大臣は、第三国人を教育しないと答弁されましたけれども、八三年六月十六日付のジャパンタイムズには、百名以上のグリーンベレー特殊部隊がエルサルバドル政府の軍隊に対ゲリラ作戦の集中教育学校を設立するためにホンジュラス東部の僻地に送り込まれるというふうに報道しております。このようにグリーンベレーは他国に対する内政干渉の謀略部隊であることは明白ですが、外務大臣、このことは御存じですか。
【次の発言】 こういうことも御存じなくてやっているということは無責任だと思います。日本共産党は、独自の調査で、陸上自衛隊に二部別班という謀略部隊がいることを追及しました。自衛隊には調査学校があります。こ……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 閉会後第1号(1985/08/07、13期、日本共産党)

○吉川春子君 河本因務大臣にお伺いいたします。  日本の基準・認証、そして輸入プロセスは、諸外国に比べて特に厳しい煩雑なものなのでしょうか。それが外国製品が日本に入る障壁になっているんでしょうか。今回のアクションプログラムに従って日本の基準・認証を緩和し、輸入プロセスを簡素にすれば、かなり輸入拡大が望めるのでしょうか。
【次の発言】 日本の基準・認証制度が、そして輸入手続が諸外国と比べて特に厳しいということではないし、緩和したからといって輸入が著しくふえるということにはならないわけですが、こうした基準緩和の結果、商品の安全性はどうなるのかという問題については大変国民は心配しております。全国消費……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第3号(1985/01/23、13期、日本共産党)

○吉川春子君 経済企画庁の調査局で「昭和五十九年経済の回顧と課題」というのをお出しになりました。これに基づいて経企庁の考え方をお伺いしていきたいと思います。  その中で、我が国の経済の今後の課題として内需の拡大が重要であるというふうに指摘しております。そして、五十八年度の最終消費支出の伸びは五十七年度より鈍化し、五十九年も三%の伸びにとどまったとして、その消費回復のおくれの原因としては、家計所得の伸び悩み、また住宅ローン返済、生命保険支払い等の契約的支出が家計所得に占めるウエートが大きくなったとか、所得減税も貯蓄に回ったというようなことを挙げておられます。  長官にお伺いいたしますけれども、一……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第5号(1985/04/24、13期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは外務大臣に、非関税障壁、NTBについてお伺いいたします。  何をもって非関税障壁というふうにお考えなのか、まず最初にその定義をお伺いいたします。
【次の発言】 日米貿易摩擦で、アメリカは日本の習慣をアメリカ流に変えることも求めてきております。アメリカでやっていること以外はすべて非関税障壁というような考え方もあります。伝えられるところによりますと、日米交渉の席上、対日輸出をふやすにはアメリカも輸出車を右ハンドルにするくらいの努力が必要ではないかと言ったら、アメリカ側が、日本が車を右側通行にすればよいと、こういうふうに切り返してきたということです。数十年も日本に定着してきた交……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第6号(1985/06/12、13期、日本共産党)

○吉川春子君 どうも四人の参考人の皆さん御苦労さまでございます。共産党の吉川春子ですが、私は松本参考人に四点お伺いいたしまして、引き続き橋本委員が質問されますので、よろしくお願いいたします。  報道によれば、ことしの生産者米価の値上げは行わないというふうに言われています。農家の収入がふえないことになれば、農村地帯のもろもろの産業の景気回復がおくれて、商店の売り上げも伸び悩み、多方面に悪影響が及びます。農村をバックとする地方、例えば北海道などの中小企業の倒産率がいつまでも高いのも農家収入との関連があるのではないでしょうか。結果として生産者米価の値上げを抑えるということが内需の拡大にもやはりマイナ……

第102回国会 文教委員会 閉会後第1号(1985/07/09、13期、日本共産党)

○吉川春子君 岡本先生、どうもきょうは御苦労さまでございます。  第一次答申の第二節で明治五年の学制公布を「第一の教育改革」、戦後の教育改革を「第二の教育改革」としておりますが、二つをひっくるめて「明治以降の追い付き型近代化時代の教育」というふうにしています。しかし、これは大変乱暴な括弧のくくり方であると思います。  天皇主権で自由も民主主義も法律の留保つきでしか認められなかった明治憲法下で、男女の差別を含む複線化の教育と、戦後の国民主権それから平和主義の憲法と教育基本法のもとでの教育をどうして同列に考えられるんでしょうか。
【次の発言】 今回の答申の中で教育勅語について批判がないのはなぜでし……

第102回国会 文教委員会 第3号(1985/03/28、13期、日本共産党)

○吉川春子君 学校教育で戦争をどういうふうに子供たちに教えるかということについて質問いたします。  文部大臣は、伺うところによりますと長崎の御出身だそうですけれども、広島や長崎の被爆地をごらんになってどんな印象をお持ちでしょうか。
【次の発言】 私は、昨年四月に広島に何度目かに参りまして、今はもう平和公園の中には数十の遺跡がありますし、それから広島市内にもわかっているだけで百四十九の犠牲になられた方を知る遺跡があるということを知りまして、人々の怒りや悲しみは四十年を経てなお消えることがないという事実に改めて心が動かされたわけですが、広島県あるいは中で各教育委員会が独自の平和教育をいろいろ工夫し……

第102回国会 文教委員会 第5号(1985/04/03、13期、日本共産党)

○吉川春子君 そろそろ新学期が始まろうとしております。新しいクラスで子供たちも学ぶことになる場合が多いと思いますけれども、学級定数、クラス編制の問題について伺いたいと思います。  で、三年間棚上げにされてきた四十人学級が再びスタートを切るわけですけれども、今年度四十人学級の対象となる児童減少市町村とは、いつの時点を標準にして決めるのかということについて伺います。
【次の発言】 そういたしますと、五十五年度から三カ年続けて児童数の減少の市町村であったところは、すべて四十人学級がことしからスタートするというふうに理解していいわけですね。
【次の発言】 そうしますと、もう一度この点確認いたしますが、……

第102回国会 文教委員会 第6号(1985/04/16、13期、日本共産党)

○吉川春子君 文部大臣はきょう四月十七日のストに対する談話を突然発表されました。人勧実施は政府の義務であり誠意をもって労働組合の交渉にも応じて回答を示すべきであります。しかるに政府はこれまで一貫して人勧を値切ってきたばかりか、今回も労働組合との交渉にも応ぜず、人勧実施に対する回答も示さないという不誠実な態度を示してきました。交渉にも応ぜず回答も示さないままこのような違法ストなどという談話を突然発表したことは、労働組合及び国民に対する誠意ある政府の態度とは言えない、この点を私は強く指摘いたしましてきょうの質問に入ります。  三月の二十八日の質問に続いて、子供たちに学校教育の中で平和についてどう教……

第102回国会 文教委員会 第8号(1985/04/25、13期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子でございますが、岡本、石川両参考人にはきのうに引き続いてまた本日参議院ということで、大変御苦労さまでございます。時間も大変限られていますので、御答弁は簡潔明瞭にお願いしたいと思います。  まず第一に、画一主義の問題について伺いますけれども、概要の中には「過度の学歴社会意識や偏差値偏重の受験競争、校内暴力、青少年非行などの教育荒廃は、画一主義と硬直化がもたらした病理現象である」としておりますけれども、私はこういう現象をもたらした原因は、教育委員の任命制の導入、学習指導要領の法的拘束力、五段階相対評価、主任手当の導入などにあると考えています。  会長も言われました……

第102回国会 文教委員会 第9号(1985/05/30、13期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは四人の参考人の方々に質問さしていただきます。  最初に三次参考人に産業構造審議会の情報産業部会の問題について伺いたいと思います。  三次参考人は文化庁の著作権審議会のメンバーでもあるんですけれども、きょうは三人の方がこのメンバーという構成なので、専ら通産省の方の経過について伺わせていただきます。  一九八三年十二月に、通産省の産業構造審議会の情報産業部会でソフトウェア基盤整備小委員会が中間報告を出しました。そして、この通産省の産業部会の「はじめに」の文章の中で、「ソフトウエアの開発・利用の促進や品質向上の問題に対する各方面の理解と関心を深めるとともに、ソフトウェアの保護の……

第102回国会 文教委員会 第11号(1985/06/06、13期、日本共産党)

○吉川春子君 著作物とは何かということが今回の法改正の中で大きな疑問点の一つでもありますので、私もこの点から質問に入りたいと思います。  コンピュータープログラムをどういう形で保護すべきかについてはいろんな考え方が従来からあったわけですけれども、著作権法による保護ということに政府は踏み切りました。改正案では、第二条の十号の二として、プログラムを著作物として加えて、「電子計算機を機能させて一の結果を得ることができるようにこれに対する指令を組み合わせたものとして表現したものをいう。」というふうにしています。そして二条の十号では、「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽……

第102回国会 文教委員会 第12号(1985/06/11、13期、日本共産党)

○吉川春子君 私学共済年金は、国公共済年金と連動して人勧スライド、物価スライドは事実上制度化しているにもかかわらず、臨調答申以後の四年間連続して引き上げ率の値切り、もしくは引き上げ時期の引き延ばしが行われてきました。この結果、年金生活者の生活が大変圧迫されてきたわけですが、この点についてどのようにお考えなのか、大臣の御所見を伺わせていただきたいと思います。
【次の発言】 人勧制度自体憲法二十八条に反するもので認められないわけですけれども、この人勧すら凍結、値切りするようなことを来年度以降も続けるのかという点ですけれども、来年以降はこういうことはやらないというふうに約束していただけるでしょうか。

第102回国会 文教委員会 第13号(1985/06/20、13期、日本共産党)

○吉川春子君 六年十三日、私は川越市の埼玉県立盲学校を訪ねて、児童、生徒の様子を見、資料をいただき、先生方やお母さん方からさまざまな要求を聞いてきました。第一は寄宿舎の位置づけや寄宿舎の寮母さんの職務内容です。就寝、食事、入浴などの指導もありますが、話し合いや学習、遊びなどの指導が多く、主な職務内容は生活指導を中心とした教育と考えられますし、寄宿舎も教育の場であると私は実感いたしました。  局長はさっき御答弁で、どういう子供が入っているか詳しくつかんでいないと言われましたが、提案者の説明にもあったように、東京都教育委員会の都立学校整備委員会心身障害児教育調査研究会の報告でも、入舎の理由が、一、……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第9号(1985/05/15、13期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは質問させていただきます。  今年度の予算は、福祉や教育など国民生活には多大な犠牲を押しつけながら、軍備の拡大、大企業奉仕の方向がますます強まっているということについて、私はこういうことは断じて許せないと思います。  まず伺いますけれども、昨年十二月二十一日の財政制度審議会建議の中には、民間団体に対する補助金についても、例えば二分の一を超える高率のものについて極力補助率の引き下げを図る。新設の補助金等については、安易な新設は厳に慎むこととしておりますけれども、大蔵大臣、このことに間違いございませんか。
【次の発言】 ところが現実はどうかと申しますと、今回補助金カットの対象と……

第102回国会 予算委員会 第17号(1985/03/30、13期、日本共産党)

○吉川春子君 自由化、個性主義の問題についてお伺いいたします。  臨教審の正委員、専門委員四十五名中にいわゆる自由化を主張するグループの代表や個人の比率がおよそ三分の一に達するというメンバー構成で教育改革が論じられておりますが、自由化問題で森前文部大臣は昨年六月二十八日衆議院内閣委員会でどのように答えていらっしゃいますか。
【次の発言】 森文部大臣は「一人の学者でありましょうか、考え方であろうと思います。その考え方が、これからの日本の目指す教育にすべてそのことが合致するとは」考えられませんというふうに自由化について述べておられますが、松永文部大臣のお考えはいかがでしょう。

第103回国会 文教委員会 第1号(1985/11/21、13期、日本共産党)

○吉川春子君 まず最初に、公文書、古文書の収集、保存、閲覧について伺います。  当委員会が委員派遣で山口県を訪問し、文書館法制定の陳情を受けたことについては午前中の杉山理事の報告の中にあったとおりです。我が国の公文書、古文書の保存についてどういう手だてがとられているのか、文部省、総理府にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 技術的なことじゃなくていいんです。公文書をどういう方法でというのは技術的なことじゃなくて、公文書をどうやって保存しているんですか、どこの機関で保存して閲覧させているんですかということです。
【次の発言】 地方自治体の膨大な公文書の保存はどうなっておりましょうか。

第103回国会 文教委員会 第2号(1985/11/26、13期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは憲法、教育基本法に対する見解をまずお伺いをいたします。  岡本参考人がよく御存じの世界平和教授アカデミー編の「国際化時代と日本」という本で憲法について次のように述べております。  これは前に資料をお渡ししてありますが、「日本においては「平和憲法」とか「民主憲法」とか絶讃され、「神聖にして侵すべからざるもの」として礼拝されている日本憲法という事業が、民主主義圧殺の悪魔である。」云々。教育基本法については「教育基本法はヒューマニズムの世界観を前提とし、ヒューマニズムは人間の本能に立脚しているから強固であり、このイデオロギーに巣食う利害関係者はきわめて多く、かつ有力であり、事あ……

第103回国会 文教委員会 第3号(1985/11/28、13期、日本共産党)

○吉川春子君 日本学校給食会と日本学校安全会を統合して五十七年に日本学校健康会が発足しましたけれども、九十四国会で参議院文教委員会での趣旨説明で次のように述べられています。「行政機構の合理的再編成を図る観点から、日本学校給食会と日本学校安全会とを統合し、それらの業務を総合的に推進することにより心身ともに健康な児童、生徒等の育成に資するため日本学校健康会を設立することとし、この法律案を提出」する。給食会と安全会に分かれていた時代に比べて、健康会に統合されたことで児童、生徒の育成にどういう成果を上げたかという点については、先ほどの御答弁で、骨折と栄養との関係を調査してその研究が進んだと述べられてい……

第103回国会 文教委員会 第5号(1985/12/12、13期、日本共産党)

○吉川春子君 大蔵大臣に伺います。  私学共済の長期給付に対する国庫負担一八%を早期に二〇%まで引き上げるという決議を参議院でも十三回行っています。昭和四十七年度に一八%に引き上げられたままで、今お話がありましたように、昭和五十七年度から四年間にわたって国庫負担の四分の一のカットを行い、その額は七十六億、利子五・五%で八億、合計八十四億という金額に達しています。六十一年度の概算要求でも四分の一カットになっているわけですが、政府はいつになったらこのカット分を利子をつけて返還するのかという明確な答弁をなさらないわけですが、あるいは、もし今回共済制度の改悪が行われれば、組合員の大きな負担の結果、私学……

第103回国会 文教委員会 第6号(1985/12/17、13期、日本共産党)

○吉川春子君 厚生大臣がお見えになりましたので、そっちの方を先にやります。  婦人の年金権ということについて伺います。  政府は、婦人の年金権の確立ということを今回の年金制度大改革のセールスポイントにしていますので、具体的に伺いたいんですけれども、婦人の年金権の確立の内容は、婦人の老後を保障するために年金額をふやすということなんでしょうか。また、だれが婦人の年金権を保障するんでしょうか。
【次の発言】 簡単でいいですよ。
【次の発言】 そうしますと、サラリーマンの無業の妻は今より老後の生活が保障される、こういうふうに理解していいんですか。

第103回国会 文教委員会 第7号(1985/12/19、13期、日本共産党)

○吉川春子君 来年度予算の編成が大詰めを迎えようとしているわけですが、文教関係では四十人学級とか私学助成の拡充とか、マンモス校の解消など教育条件整備のための積極的な予算を組むことを国民は求めています。これとの関係でマスコミによれば義務教育費国庫負担法第二条に定める教職員給与費等の国庫負担にメスを入れて事務職員、学校栄養職員の給与に対する国庫負担あるいは二条四号に定める教職員の長期給付に要する費用の国庫負担等を削るかのごとき報道があるわけです。このような国庫負担を削らないと国民の求める教育条件の整備ができないのか、こういうことは絶対にやるべきではないと思うのですけれども大臣の御答弁をいただきたい……

第104回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第3号(1986/04/11、13期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは質問いたします。  急激な円高の進行が中小企業を直撃して円高倒産が一層深刻になっております。今回の円高は明らかに政府の誘導政策によってもたらされたものであり、中小企業の救済の責任は政府にあるわけです。  今回の円高は、一方では、トヨタ、松下電器などの大企業五十社だけで我が国輸出総額三十六兆円のうち五六・九%を占め、八四年九月期決算の内部留保は、トヨタが二兆円、日産、松下各一兆円を初め、大企業百五十社で二十七兆円という大企業の史上最高の高収益を上げ、一方では、これと対照的に中小企業は史上最悪の二万件突破の倒産という背景のもとで、五カ国蔵相・中央銀行総裁会議の合意に基づく政府……

第104回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員打合会 第1号(1986/02/28、13期、日本共産党)

○吉川春子君 じゃ、五つの点について伺います。  まず最初に、私も先端技術を平和利用に役立つものにしてほしいという希望を持っているんですけれども、さっき指摘されたように、日本では軍事技術として使うというおそれがあるんですけれども、その使用目的に歯どめをかける方法とか平和目的に限るような方法があるのかどうかという点を第一点として伺います。  それから第二点は、人材育成の件で生涯学習を強調されましたけれども、今臨教審でも生涯学習その他について提言をしております。臨教審の方向を見ていると、個性主義ということで、創造性のある少数のエリートを一方で育てていきたいということが強く出てきているわけですが、先……

第104回国会 文教委員会 第2号(1986/03/20、13期、日本共産党)

○吉川春子君 最初に、きのう東京高裁で教科書裁判の判決が出ましたが、これについて伺います。  この中で、検定は合憲との判断を示して、国と国会は「必要かつ相当と認められる範囲では、教育内容についてもこれを決定する機能を有するものと解せられる。」と述べておりますけれども、大臣はこのお考えに賛成でございますか。
【次の発言】 きのうの判決は、国会で多数を取ったところが教育に介入することもできるんだと、こういうような趣旨ですので、国民の教育権を保障して、教育への不当な介入を排除する等を決めた憲法や教育基本法を完全にじゅうりんするもので、国家権力による全面的な教育支配統制にさえ道を開くもので、私たちはこ……

第104回国会 文教委員会 第3号(1986/03/27、13期、日本共産党)

○吉川春子君 何点かお尋ねいたします。  まず最初に、今の質問でも触れられましたが、大蔵省が臨教審の第二次答申を前にして意見書を提出いたしました。既存施策の見直しの具体案として幾つか挙げておりますが、臨教審といたしましては、第二次答申に当たりこの意見を考慮するんでしょうか。
【次の発言】 臨教審の「審議経過の概要(その三)」の中には、「教育費負担の軽減を図るための諸方策を税制上の配慮を含め検討していく必要がある。」としておりますが、大蔵省の今度の意見書の中には、父母の教育費負担の軽減のための税制上の対策については、個別の事情によって配慮することは不適当だと、非常にはっきりと否定的に書いてありま……

第104回国会 文教委員会 第4号(1986/04/02、13期、日本共産党)

○吉川春子君 三月二十日の委員会で時間の関係でやり残した君が代、日の丸問題でまず伺います。  法制局見えていますか。――学校の入学式における君が代斉唱、日の丸掲揚の問題は、学校の教育課程の特別活動の中の学校行事の問題であり、当然学校教育法第二十八条六項「教諭は、児童の教育をつかさどる。」における教育の内容ではないかと思いますが、いかがでしょうか。――法制局に聞いたんです。
【次の発言】 法制局にちょっと二、三伺ってから文部省に伺います。  小学校、中学校の学習指導要領では、日の丸掲揚、君が代斉唱について、「国民の祝日などにおいて儀式などを行う場合には、児童(生徒)に対してこれらの祝日などの意義……

第104回国会 文教委員会 第5号(1986/04/17、13期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは、質問させていただきます。  まず、国立学校設置法ですが、臨調行革により国立大学の新増設は抑えられておりまして、十八歳人口増加の中で学生の増加を私学にかぶせるという政府の基本的な方向は、責任回避であり認められませんが、今回の学部の改組新設等は、こうした状況下で各大学の要求が認められたもので、国立大学の充実に資するというふうに私たちは考えています。この法案の成立後に学生の入試を行い入学者を決めるところもあるわけですが、実際に授業に入れるのはかなり先になるのではないでしょうか。学生は四月一日より在籍したものとされるわけですけれども、このブランクを実質的にどういうふうに埋めてい……

第104回国会 文教委員会 第6号(1986/05/08、13期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは、質問をさせていただきます。  膨大な臨教審の第二次答申、そしてその下敷きになっております「審議経過の概要(その三)」、合わせると四百八十ページほどになるんですけれども、これについて参議院の審議時間がわずか二時間半で、私に与えられた時間が十五分、これではほんの一部にしか触れられないということで、私はもっともっと国会の場でこういうものについての論議する時間が保障されなければならない、こういうふうに思うわけなんです。  さて、大学の設置認可事務とユニバーシティーカウンシルについて伺いますけれども、高等教育の改革について今回の答申は、大学の設置基準は全体としてその大綱化、簡素化……

第104回国会 文教委員会 第7号(1986/05/13、13期、日本共産党)

○吉川春子君 四人の参考人の皆さん御苦労さまでございます。  私に与えられている時間が大変短いので、全員の方に御質問したいんですけれどもできませんので、御了承いただきたいと思います。  まず、宮川参考人にお伺いいたしますが、米国のケミカル・アブストラクト・サービスが計画している世界的な国際情報サービスネットワーク、STNについて、あなたの協会ではSTN研究会を設けて動向の把握に努めているというふうに聞いておりますけれども、この国際科学技術情報ネットワークが日本にどういう影響を与えるのか。あるいは、あなたの協会ではどういう対策をとられておられるのか。その点がわかりましたらお答えいただきたいと思い……

第104回国会 文教委員会 第8号(1986/05/15、13期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは質問いたします。  データベースをなぜ著作権法で保護するのか、また、著作権法で保護した場合どういう問題があるのかという点についてまずお伺いいたします。  コンピュータープログラム、データベースの保護のために行う著作権法の改正は、著作権法の理念の変質をもたらすものではないのか、こういうふうに私は思うわけなんです。著作権法の目的の一つは、文化の発展に寄与することであります。この点について、著作者の権利を保護するということは、個々の著作者の精神的作業を法的に尊重すること、すなわちその作業から生じた成果である著作物を法的に尊重することであり、このことが文化の発展をもたらすのではな……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第3号(1986/04/21、13期、日本共産党)

○吉川春子君 それではまず最初に、中曽根総理の私的諮問機関政治と経済構造研究会報告についてお伺いいたします。  総理は、私的諮問機関をあたかも法的根拠を持つ公的な審議機関扱いをして、その報告をてこに重要な政策転換を図ったり公的審議機関の審議の方向づけをするという手法を多用されてこられました。今回の我が国経済と経済構造の大転換問題でも国会には何ら報告をせず、私的諮問機関に報告をまとめさせてレーガン大統領との日米会談でその実施を公約して、これを国際的な公約として国民に押しつけようとしています。こうした諮問機関政治は私はきっぱりとやめるべきではないかと思うんですけれども、まず最初に見解を伺います。

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第5号(1986/04/23、13期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川でございます。  三人の参考人の皆さん御苦労さまでございます。幾つか質問をさせていただきます。  第一は、地方自治体の皆さんは昨年、ことしと引き続く国庫補助負担率の引き下げによる地方への負担転嫁には反対されてきました。しかし、政府が地方財政に支障のないように万全の措置を講ずるという約束を信じて補助金一律カットをやむを得ず受け入れてこられたと思います。  ところが、皆さん方もよくお読みになっておられると思いますが、時事通信の「地方行政」にこのような記事が書いてあります。国は地方団体の財政運営に支障のないように措置したとしているが、都道府県の六十一年度の予算から明らか……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第7号(1986/04/25、13期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは質問をさせていただきます。  昭和六十一年度予算は、第二臨調が昭和五十六年三月に設置されてから五度目の予算であります。臨調行革以前の昭和五十六年度と本年度を比べてみますと、この間軍事費は三九・三%ふえたのに対して、文教予算は逆に三・六%減っています。つまり文教予算に対して軍事費の伸び率が十一倍という異常な数字になっています。臨調行革のねらいがどこにあるのかということはこの数字上はっきりとあらわれていると思います。  そこで、文部大臣にお伺いいたしますが、六十一年度予算の一般会計に占める文部省予算の割合が、戦後の一時期を除いて最低の八・五%となりましたけれども、このこととあ……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第8号(1986/04/26、13期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは質問いたします。  戦後政治の総決算の名のもとに、中曽根内閣は文字どおり我が国社会保障や福祉の積み上げてきた成果を転換、転覆させました。本法案もしばしば指摘されてきたように、憲法二十五条の具体化として創設、継承されてきた国の負担金や補助金の負担率等を一挙に覆すものです。その上、さらに政府は主に国民の負担を強めることによって高齢化社会に対処しようとしているのではないですか。  厚生省に伺いますが、厚生省が過日発表いたしました「高齢者対策企画推進本部報告」を拝見して驚きました。まず高齢者対策の基本原則として五つ挙げておられるわけですが、「自立自助と支援システムの構築」、それか……


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 文教委員会 第2号(1986/11/25、14期、日本共産党)

○吉川春子君 塩川文部大臣が就任されて初めての質問ですので、所信の全般にわたってお伺いするのが筋であるかと思いますが、大変時間が短いわけで、不本意ながらごく一部に絞って伺うことにいたします。  現在、来年度予算編成の準備が進んでいる中、文教予算が年々相対的に減らされている中で、ことしは早くから事務職員、栄養職員の国庫負担カットの意向が大蔵省からマスコミを通じて流されています。歴代の文部大臣は、事務職員、栄養職員は学校の基幹職員であると、人件費のカットに強い反対の意向を示されてきました。塩川文部大臣もその意向を示されておりますが、それならば、人件費の国庫負担削減を絶対にさせないと、この場でお約束……

第107回国会 文教委員会 第3号(1986/12/11、14期、日本共産党)

○吉川春子君 まず最初に、文部省が発表しました児童生徒の問題行動の実態と文部省の施策についてお伺いいたします。  これによりますと、いじめ相談は前年度の三・四倍、それから登校拒否は過去最高、そして校内暴力は減ったけれども出席停止や自宅謹慎が前年よりふえたという深刻な状況になっています。もとより今まで続いてきた問題行動が一朝一夕で根絶するとは私も考えないわけですが、状況が改善の方向へ向かうのではなくて深刻の度を深めているということが重大だと思うんですけれども、その原因はどういうところにあるとお考えでしょうか。
【次の発言】 今、西崎局長も言われましたし、文部省は、いじめに関する初中局長の通知を何……

第108回国会 内閣委員会 第1号(1987/03/26、14期、日本共産党)

○吉川春子君 地対法について質問いたします。  地域改善対策協議会は、昨年十二月、内閣に対して意見具申を行い、同和問題の根本的解決のため所要の対策の強力な推進を要望しています。それに基づいて今日この法案が提出されるに至ったわけですが、意見具申は「地域改善対策の今日的課題」として、行政の主体性の保持、えせ同和行為の横行、同和問題についての自由な意見の潜在化傾向などを挙げておりますが、なぜこれらが今日的な課題とされているのでしょうか、まずお伺いします。
【次の発言】 次に、具体的な事例に即して伺います。  一九八五年の十月、広島県尾道市で、ある夫婦が、Kさんといたしますが、我が子に対する担任の指導……

第108回国会 内閣委員会 第2号(1987/05/14、14期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは質問いたします。  次期支援戦闘機FSXについてお伺いいたしますが、まず、この選定作業の状況について伺います。
【次の発言】 最近の新聞の報道によりますと、F15戦闘機あるいはその改良型の米国機を買うようにアメリカは要求してきているというふうに報じていますけれども、そういう事実があるんですか。
【次の発言】 アメリカ側の最近の要求は貿易摩擦と絡めてきているようですけれども、防衛庁としてはFSXの選定に当たっては貿易摩擦についても考慮して選定しようとしているのか、あるいはそういうことは一切考慮せずに、貿易摩擦のことについては考慮せずに選定しようとしておられるのか、その辺はい……

第108回国会 内閣委員会 第3号(1987/05/21、14期、日本共産党)

○吉川春子君 恩給法についてお伺いいたします。  昭和六十二年度の恩給改定率を二%にした根拠を説明してほしいと思います。二%という数字に合理的な根拠はあるのでしょうか。
【次の発言】 二%という数字にどういう根拠があるのかと。二・一でもよかったんですか。一・九でもよかったんですか。
【次の発言】 行政運営の基準というのは、客観的に定められるべきものだと思うんです。公務員給与とかその他の要因というような、非常にあいまいな基準で今後決めるということになれば、政治的な要因も入ってくる可能性があります。行政介入の余地を残すことになると思うわけですけれども、行政運営というものは客観的な基準によるべきでは……

第108回国会 内閣委員会 第4号(1987/05/25、14期、日本共産党)

○吉川春子君 きょうの毎日新聞の報道によりますと、総理府の世論調査によって見ると国民生活の実感では五〇・二%の人々が生活費がふえ、そのうち物価上昇を挙げた人が四五・五%もいます。特に、年金受給者の場合、保健医療費の値上げは大変重い負担となっていると指摘されております。共済年金の伸びが〇・六%という低い率にとどまっているということは、こういう実態を見ても、生活費としての年金である以上大変大きな問題である、そのことを私は最初に一言指摘しておきたいと思います。  次に、大蔵大臣にお伺いしたいんですが、国民生活を向上させるための内需の拡大というのが大変必要であると私思います。今や内需拡大の大合唱でござ……

第108回国会 文教委員会 第3号(1987/05/21、14期、日本共産党)

○吉川春子君 学校開放についてお伺いいたします。  臨教審の第三次答申で、学校開放を積極的に進めると、また情報化、国際化の要請にこたえてインテリジェントスクールなどに発展させていく開かれた学校構想を示しています。さらに、「概要(その四)」では、既存の学校用地を利用してインテリジェントスクールをつくり、テナントも入れて二十四時間利用のできる施設にするとか、土地信託や民間との共同開発などの提言も行っています。深夜など、学習、教育に使わない時間帯には、ビジネスの用途にも供するようにするなどと述べています。これらの臨教審の考え方は、学校開放の概念からは大きく離れ、現行の法制のもとでは行い得ないものと思……

第108回国会 予算委員会 第14号(1987/05/18、14期、日本共産党)

○吉川春子君 まず文部大臣にお伺いいたします。  臨教審の第一部会長代理の香山健一氏は、その著書「自由のための教育改革」の中で、前川レポートの推進の成否は第三の教育改革が断行されるか否かにかかっていると述べておりますけれども、大臣はこういうふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 前川レポートというのは財界のための市場開放、構造調整を進めるもので、このために教育改革を行うというのはとんでもないことです。教育を時の政府の政策遂行の手段にするなどということはやってはならないと思いますが、その点はいかがですか。
【次の発言】 臨教審は第一次答申の中で、学校開放についてはどう述べているんでしょうか。

第109回国会 内閣委員会 第2号(1987/08/27、14期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、一番最初に一つ確認しておきたいと思います。  去る八月六日に今年度の人事院勧告が行われましたが、公務員が労働基本権を奪われている、制約されている代償措置として行われるものでありますから、政府は完全実施をすべきであると私は考えます。午前中からの御答弁を伺っておりますと、完全実施のために政府は全力を尽くすというふうにお答えになっていると受けとめておりますが、それでよろしいでしょうか。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 その完全実施の中には給与の改定とそれから週休二日制が入ると思うんですけれども、週休二日、四週六休を土曜閉庁の方式で行うという場合に、さっき厚生省関係の問題が……

第109回国会 内閣委員会 第3号(1987/09/01、14期、日本共産党)

○吉川春子君 先般発表されましたことしの防衛白書についてお伺いいたします。  今年度の白書は昨年度と幾つか違った記述が見られるわけですけれども、「軍事力の意義」を冒頭に掲げております。この記述は大変問題があると思うんですけれども、なぜこの部分が置かれたのでしょうか。
【次の発言】 ここには、「外国からの侵略の可能性を否定できない以上、侵略を抑止して国の生存と独立及び平和と安全を維持するための手段としての軍事力を備えておくことも重要である。」と述べています。そして、「世界の中には、軍事力を持たないこととしている国もあることは事実であるが、これらの国は、いずれもその人口、面積、経済力などや周辺の国……

第109回国会 内閣委員会 第4号(1987/09/03、14期、日本共産党)

○吉川春子君 まず最初に、三宅島の米空母艦載機夜間離着陸訓練、NLP基地建設の問題についてお伺いいたします。  防衛庁、防衛施設庁は、一日に二百七十人の機動隊をいきなり三宅島に送り込んで、力ずくで観測柱を建てました。その際、お年寄りとか婦人とか、そういう人まで力ずくでねじ伏せました。そのときに、七十歳のおじいさんはあごを一発なぐられて倒れ、一時気を失って担架で運ばれました。こういうようなやり方に対して、住民の怒りは一層高まっております。政府や防衛庁、防衛施設庁は何を言っても信頼できないんだと、そういう怒りに変わっています。島の自然を守りたい、自分たちの平穏な生活を守っていきたい、こういう島民の……

第109回国会 内閣委員会 第5号(1987/09/10、14期、日本共産党)

○吉川春子君 前回の委員会のときに途中で時間切れになってしまいました沖縄、勝連の海洋観測所について、引き続きお伺いいたします。  国会議員の視察を断るほど重大な秘密があるんだということでしたけれども、衆議院の内閣委員会での西廣局長の答弁によれば、SOSUSも日本にはないということです。加えて、照合すべき音紋あるいはノイズを分析する手段などもないとすれば、一体そのほかにどんな重要な機密事項があるのか、国会議員を入れられないほどの機密事項があるのか、お伺いします。
【次の発言】 今、シビリアンコントロールの定義も伺いましたけれども、国会議員が自衛隊の施設の中に立入調査ができないとすれば、シビリアン……

第109回国会 内閣委員会 第7号(1987/09/18、14期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、この件につきましては廃案を主張いたします。

第111回国会 内閣委員会 第1号(1987/12/08、14期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。よろしくお願いします。  まずお伺いいたしますが、先月私は厚木基地の米軍のNLPによる騒音調査に参りましたが、住民の被害は聞きしにまさるものであります。爆音のみでなく、黒い煙で空気を汚染され、のどを痛めている人も多いし、高いマンションはテレビが映らない、電話がよく聞こえないので月何万円もかかる、胃を切除して自宅にいるのでうるさい音にいらいらする、うるさいので親戚も寄りつかないなど、特にこの夏はすさまじくて、発狂寸前の状態だったと言う人もいました。これではまともに生活も営めないのではないでしょうか。  その原因は、横須賀港がミッドウェーの母港になっていることで……

第111回国会 内閣委員会 第2号(1987/12/10、14期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは、質問させていただきます。  日本の労働者は働き過ぎだ、長時間超過密労働だということで世界から批判を受けており、週休二日への移行もこういう批判に政府としてもこたえる、何よりも働いている人々の働き過ぎを是正する、そして、より人間らしい生活を営むというねらいがあるわけです。  私は、先日、埼玉の浦和地方法務局春日部出張所、大宮支局、大宮職業安定所、大宮国道事務所の様子を視察しましたが、どこでも仕事量の多い割に職員の数が少なく、大変な激務を公務員の皆さんがこなしていることに驚きました。そして、労働組合である埼玉国公はもちろんですが、支局長や所長の皆さんの口からも定員増の強い要求……

第112回国会 決算委員会 閉会後第2号(1988/05/27、14期、日本共産党)

○吉川春子君 総理府広報汚職についてお伺いいたします。  まず最初に、海老原総理府次長に伺います。  総理府の高級幹部が大阪へ公務出張の際に、今回の汚職事件で逮捕された前管理室長橋本と落ち合い、同じく逮捕された贈賄業者の広研・遠山社長から高級料亭で接待を受け、ホテル代まで払わせていたといいます。この件についてあなたは、相手が逮捕されたからといって責任は問えない、会食費、ホテル代も広研の遠山が支払ったとは限らない、この幹部は進退伺いを出したが慰留した、こういうふうにおっしゃったそうですが、事実ですか。
【次の発言】 海老原次長が出てこないというのは全くけしからぬことで、私はきのう午後の三時に質問……

第112回国会 内閣委員会 第3号(1988/03/28、14期、日本共産党)

○吉川春子君 公文書館法の法文の解釈についてまず伺います。  昨年十二月の臨時国会におきまして公文書館法が成立しました。その際、公文書館法案の草案の提案理由説明なお書きにおいて法案を補う意味で三点について触れていますので、この際その点についてはっきりと総理府の見解を伺っておきたいと思います。  第一条、二条において「公文書等」とあるのは江戸時代以前のいわゆる古文書、企業、労組その他団体の私文書が含まれるというふうに理解していいんですね。
【次の発言】 それらの私文書、古文書の収集については今後どういう手だてをとっていくんでしょうか。公文書館法の成立を契機として文部省が責任を持ってやるものもある……

第112回国会 内閣委員会 第4号(1988/03/31、14期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、質問に先立って一言申し上げます。  防衛施設庁長官がきょうの内閣委員会に欠席であることがけさの理事会で突然報告されました。昨日私は防衛施設庁に対する質問レク、夕方は質問通告を行い、そのときはこの件について何も触れられておりませんでした。きょうは予算委員会の委嘱審査日であり、この日程は一週間以上前に決められているものであります。国会重視の立場からはきょうの欠席は到底認められません。また、けさになってそのように言ってくることは、国会の審議権というものをどう見ているのか、強い疑問を禁じ得ません。今後はこのようなことの絶対にないようにしていただきたいということをまず最初に申し上げま……

第112回国会 内閣委員会 第5号(1988/04/14、14期、日本共産党)

○吉川春子君 お着きになったばかりで恐縮ですが、官房長官にまずお伺いします。  報道によりますと、四月六日の午前の緊急記者会見で、政府が条件つき自由化の方針を決めたような報道があるが、自由化は困難であり、二国間協議で解決するとの従来の考えに変わりはないと述べられています。これは、政府としては自由化が望ましいとの五日夜の政府首脳の発言を否定したものということでよろしいですか。
【次の発言】 そうしますと、前日の政府首脳が言ったと伝えられております政府としては自由化が好ましいという発言を否定されたわけなんですね。
【次の発言】 二国間協議で解決するということになりますと、米国の態度は大変強硬なわけ……

第112回国会 内閣委員会 第6号(1988/04/19、14期、日本共産党)

○吉川春子君 恩給法案の附帯決議の実施状況についてお伺いいたします。  恩給法は毎年提出され、旧軍人並びに遺族に対する国家補償としての生活保障を一定程度改善してきました。この法案は全会一致で議決されており、その際毎回附帯決議も本委員会で採択されています。この附帯決議は恩給法の改善充実を求めるもので、旧軍人、遺族の方々の切実な要望です。  そこで伺いますが、大臣、政府としてこの附帯決議というものは院の意思として重く受けとめ、その実施を誠実に行うべきであると思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 十分に尊重して対処するという答弁でしたけれども、実際には必ずしもそうなってはおりません。過去十年……

第112回国会 内閣委員会 第7号(1988/04/26、14期、日本共産党)

○吉川春子君 奥野国土庁長官は、四月二十二日の靖国神社春季例大祭に参拝した後の発言に対して韓国や中国から寄せられた非難について反論をしています。またさらに二十五日の衆議院土地問題特別委員会で、自分の真意が伝わっていないなどと述べておられます。これら一連の発言は竹下内閣の方針や見解と一致しているんでしょうか。
【次の発言】 奥野長官は、日本だけが侵略国家の焔印を押されていることが残念でたまらなかった、日本が侵略していないとは言っていないなどと述べておられまして、日本が侵略国家であるということを認める発言をしておりますが、竹下内閣はかつて日本が他国、アジア、とりわけ中国を侵略したということを公式に……

第112回国会 内閣委員会 第8号(1988/05/12、14期、日本共産党)

○吉川春子君 本法案に直接入る前に一つお伺いしたいと思います。  それは、昨日の朝刊、夕刊に一斉に報道されました総理府の汚職事件ですが、政府広報番組などの発注をめぐる汚職事件で総理府の元幹部職員が逮捕されました。わいろをもらった業者に広報を発注するなどということはもう論外のことです。政府の広報番組は行政権を執行する上で国民に周知するために行うものでありますが、時の政権の都合のいい宣伝のための広報というものであっては困るわけで、正しい広報が求められています。そういうためのチェック体制というのは今あるんでしょうか。
【次の発言】 政府の広報関係予算が非常に大幅に伸びています。例えば田中内閣一九七三……

第112回国会 内閣委員会 第9号(1988/05/17、14期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川と申します。  きょうは五人の参考人の皆さん本当に御苦労さまです。  私たちは、皆さんの御要求なさっておられます個人補償あるいは官民格差の是正そして墓参など、こういう要求は当然だと思いますし、私たちも支持しております。そしてまた、在外財産についてもサンフランシスコ条約で日本政府が放棄しておりますので政府の責任において補償すべきだと、こういうふうに考えているものです。  それで、まず赤間参考人にお伺いいたしますけれども、この法案は政府と自民党との了解事項そして戦後処理懇の結論に基づいて平和祈念事業という法律が出てきて戦後処理問題はこれで打ち切るんだと、こういう立場で提案……

第112回国会 予算委員会 第2号(1988/02/19、14期、日本共産党)

○吉川春子君 直間比率の見直しについて引き続き伺います。  総理は税制改革について所得、消費、資産等の間で均衡がとれた安定的な税体系の構築に努めるというふうにおっしゃっておられますが、これは結果として直間比率の見直しを行うという意味ですか。
【次の発言】 六日の衆議院の予算委員会で我が党の正森議員に対する宮澤蔵相の答弁の中で、直間比率を四、六にした場合に五兆円前後になるというふうにおっしゃっておられますが、これを五分五分にするとどれぐらいになるんでしょうか。
【次の発言】 機械的にしろ何にしろ、五対五にすれば十兆円を超える大増税になるわけです。  自民党の安倍幹事長が一月十八日、都内のホテルで……

第112回国会 予算委員会 第3号(1988/02/20、14期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の昭和六十二年度第二次補正予算案に対する反対討論を行います。  本補正予算案は、当初予算の軍事費突出、国民生活切り捨ての性格を何ら変えるものとなっていません。世界の軍縮の流れに逆らって大軍拡の道を歩み続け、他方では、国民生活に関連した文教、福祉、農業、中小企業の予算をさらに削り取っているのです。以下、反対の理由を具体的に述べます。  第一は、軍事費を実質的には一層ふやしていることです。当初予算で対GNP比一%枠を突破した三兆五千億の軍事費は、NATO方式で計算すれば既に世界第三位になっており、ドル換算でこの一年間に約百億ドル増大し、四百二十七億……

第112回国会 予算委員会 第12号(1988/03/23、14期、日本共産党)

○吉川春子君 文部省にお伺いいたしますが、大蔵省の方から教育費に対する課税の問題について何か打診があったんでしょうか。
【次の発言】 教育費の課税問題について大蔵省からどんな打診も来ていないと、こういうふうに理解していいんですね。
【次の発言】 つき合いの中で、もし教育費に課税するようなことがあればどうなるかなということぐらいは検討しているんですか。
【次の発言】 文部大臣にお伺いいたします。  授業料その他教育費に対して一般的に間接税をかけるというようなことはやるべきでないと私は思うんですけれども、大臣のお考えはいかがでしょうか。
【次の発言】 大蔵大臣に伺いますが、授業料、教育費にまさか広……

第112回国会 予算委員会 第13号(1988/03/24、14期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、同和行政についてお伺いいたしますが、二つの重要な文書である啓発指針と意見具申、この関係について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 この地対協の政府側の構成メンバーはだれですか。
【次の発言】 総務、法務、文部などの事務次官が入っているんですね。
【次の発言】 啓発推進指針策定委員会の構成メンバーを報告してください。
【次の発言】 構成メンバーを聞いています、啓発指針の方。
【次の発言】 総務庁長官にお伺いいたします。  そういたしますと、各省庁が当然意見具申、啓発指針に責任を負って、この方向で同和行政を進めていく、こういうことですね。

第112回国会 予算委員会 第16号(1988/04/01、14期、日本共産党)

○吉川春子君 日本政府は昨年までは米軍の重装備の事前集積、ポンカスについては日本側から話を持ち出すことに消極的でした。今回、有事来援研究について日本側から米へ提起し、しかもその研究の結果としてポンカスにも及ぶというふうに予算委員会などで答弁されています。これは日本政府がポンカスについても何らかの負担を行う覚悟を決めた、こういうことでしょうか。
【次の発言】 先日の内閣委員会で私の質問に対して、ポンカスの日本側の費用負担について米軍の装備を負担することはないと防衛局長は答弁されましたけれども、防衛庁長官もそういうことでよろしいんですか。――いや西廣さんからはもう聞いていますね。長官に聞いたんです……

第112回国会 予算委員会 第17号(1988/04/05、14期、日本共産党)

○吉川春子君 暫定予算についてお伺いいたします。  なぜ政府は四月二日になって暫定予算を提出したんでしょうか。
【次の発言】 そういたしますと、大蔵大臣は暫定予算の準備をなさっていた、そして年度内成立を期待していたと、こういうことでしょうか。
【次の発言】 参議院予算委員会理事会では、三月二十五日には既に三月二十八日から三十一日までの委嘱審査等の日程を決めており、六十三年度予算の年度内成立が無理なことはこの時点ではっきりしていたわけです。  なぜ三月三十一日に暫定予算が成立するようにお出しにならなかったのかということについては、そういたしますと四月の五日までに予算が成立すればいいんだ、こういう……

第112回国会 予算委員会 第19号(1988/04/07、14期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、昭和六十三年度政府提出予算三案に反対の討論を行います。  竹下内閣最初の本予算案は、所得税減税、相続税減税、不公平税制の是正を先送りにし、軍事費削減や福祉教育予算の拡充など、平和と生活向上を求める国民の切実な願いに背を向けた、軍備拡大、増税準備、暮らし破壊の三悪予算であり、本来予算を組み替え再提出されるべきものであります。  反対理由の第一は、公約違反、国民の世論無視の大型間接税導入を準備する予算であることです。  政府の大型間接税導入のための口実である高齢化社会論、所得平準化論などは、予算審議を通じ破綻しました。政府税調が先日公表した間接税の三素案は……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第13号(1988/12/17、14期、日本共産党)

○吉川春子君 参考人の皆さん、きょうは年末の忙しいときに大変貴重な御意見を伺わせていただきまして、本当にありがとうございました。  時間の関係で、まず藤永参考人にお伺いしたいと思います。  国会でリクルート疑惑の解明がなかなか進んでいない。新聞の投書を見ても世論調査の結果を見ましても、国民の怒りの声が伝わってまいります。藤永参考人が生協の運動の中で主婦の皆さんあるいは組合員の皆さんと接触されるわけですけれども、リクルート疑惑に対してどんな声があるでしょうか、具体的に紹介していただきたいと思います。  二番目は、参考人の大阪しろきた生協では、家計簿による増減税チェックを組合員の皆さんの協力で行っ……

第113回国会 内閣委員会 第2号(1988/09/06、14期、日本共産党)

○吉川春子君 今年度の人事院が勧告した二・三五%の給与の引き上げ率は、公務員の生活改善につながるものではなくて極めて不十分なものと言わざるを得ません。  私の試算によりますと、一人世帯、十八歳、一級二号俸の場合に税金、共済掛金額の負担は七千六百七十二円の増になります。また、マル優の廃止によりその利子は一万二千二百七十六円も取られます。また、四人世帯の場合は、二人の子供を保育園に預けたりするとこれらに加えて保育料の値上がり等により実質の手取り増は一カ月に直すと四千八百円にすぎません。単身者の場合は七千六百七十二円、こういう少額にすぎないんです。  そのほか、地価高騰による家賃の値上げや教育費やも……

第113回国会 内閣委員会 第5号(1988/10/13、14期、日本共産党)

○吉川春子君 新しい防衛庁長官に初めて質問をいたします。  私は、まずソ連の脅威という問題について伺いたいと思います。  防衛白書は、ことしもかなりソ連の脅威ということについて記述されております。INF全廃条約の締結ということがありまして、これはこれによって核兵器削減に結びつかなかった戦後の軍備管理交渉とは異なって、陸上中長距離ミサイルの一分野とはいえ世界に初めて核軍縮をもたらすものであり、大きな意義を持っていると私は考えます。世界の流れは核軍縮の方向に向かっているのではないでしょうか。  政府はINF条約の締結をどのように評価しておられるか、とりわけ軍事面においてこれがプラスに影響を与えるの……

第113回国会 内閣委員会 第6号(1988/10/18、14期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは質問いたします。  在日米軍駐留経費の日本側負担の問題について、外務大臣も御出席いただきましたので、これを最初に伺うことにします。  最初にフィリピン問題についてですが、きのうの新聞報道、けさのテレビ報道によれば、在比米軍基地交渉が合意されて、アメリカのフィリピンに対する現行一億八千万ドルの経済、軍事援助が四億八千百万ドルに大幅アップした、こういう報道です。在日米軍に思いやりなど多額な援助をしている日本とはかなり違っているという感を強くしましたが、アメリカには、このフィリピンへの基地使用料増加に関連して、日本政府にその一部を肩がわりさせようという動きがあります。報道でも、……

第113回国会 内閣委員会 第7号(1988/10/20、14期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、山口県にあります航空自衛隊防府北基地の練習機による騒音公害問題について伺います。  防府市民は自衛隊の訓練機T3による騒音のために日夜大変な迷惑をこうむっています。日本共産党の防府市議団が行ったアンケートの回答によりますと、電話やテレビの音も聞こえない。話もできないこともある。また、病気で休んでいる人、夜勤明けの人は爆音で眠れない。さらに、絶え間なく爆音が続くので発狂しそうになる。また、学校では二重窓にしてもクーラーがなく暑い日はたまらない。防音工事をやってあるところでも電気料がかかる。年配の方からは、クーラーではなくて体のためにも自然の風に当たりたいなど、さまざまな声が寄……

第113回国会 内閣委員会 第8号(1988/10/25、14期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、まず、総理にF16の低空飛行訓練、沖縄ライフル実弾射撃事件についてお伺いいたします。  この防衛二法の委員会審議の中でも、私は九月二日に起こった三沢のF16墜落事故とその低空飛行訓練について質問をいたしました。総理は、去る九月二十一日の本会議審議の際に、我が党の諫山議員のF16低空飛行訓練中止の要求に対して、次のように答えられました。「我が国及び極東の平和と安全の維持に寄与するという米軍の任務遂行上必要なもの」として、訓練中止を求める住民の願いを踏みにじる答弁であったわけです。政府がこういう態度をとっているからまさに沖縄のような事故も起こるんじゃないでしょうか。  今も質問……

第113回国会 内閣委員会 第9号(1988/11/22、14期、日本共産党)

○吉川春子君 けさのある新聞の社説に「個人情報保護法案は修正を」というものが出ていました。  政府原案には問題点が多過ぎ、立法化の本来の趣旨に必ずしも沿ったものといえない、  衆院の審議では、野党側から修正要求も出されたが、結局、いくつかの付帯決議がつけられたものの、法案そのものは政府原案のまま衆院通過となった。   これから始まる参院での審議に当たって、改めて十分に問題点を詰め、いくつかの点で思い切った修正を図るよう求めたい。 こう言っています。そして、例えば、個人情報の収集、保有制限について何の規定も持たない点、あるいは事前に総務庁に通知する問題については適用を除外する例外が多過ぎて開示さ……

第113回国会 内閣委員会 第11号(1988/12/06、14期、日本共産党)

○吉川春子君 最初に、公安調査庁にお伺いしたいと思います。  前回の当委員会でも取り上げられましたけれども、日本共産党本部が公安調査庁職員によって長期にわたりビデオカメラ等で盗み撮りされていた事件について伺います。  まず、ビデオカメラが二台、スチールカメラが二台、幅数メートルの公道を隔てた日本共産党正面玄関の真ん前にある北参道ダイヤモンドパレス二〇五号室に設置されていましたが、これは間違いないですか。
【次の発言】 そして、そのビデオカメラは一台は我が党の本部、もう一台。は代々木駅方面に向けられていた、こういうことも事実ですか。
【次の発言】 ややそちらの方向に向いていたということはすべての……

第113回国会 内閣委員会 第12号(1988/12/08、14期、日本共産党)

○吉川春子君 木村参考人にまずお伺いいたしますが、民間の保有する個人情報によっていろいろな被害が生じているというお話でしたが、民間企業の保有する膨大な個人情報が今回の法案の対象から除外されておりましてプライバシー保護という点で非常に不十分なわけです。  先ほど具体的な例として示された、銀行が顧客の住所、氏名を建設会社に漏らしたという事例、あるいは、私、新聞で読んだんですけれども元社員が会社の顧客情報を持ち出したということに対してその元社員に対して背任罪で告訴した、こういう事例も報道されておりますが、そういう情報を他へ提供したりあるいは持ち出したりした行為について刑法的に罰せられる可能性があるん……

第113回国会 内閣委員会 第13号(1988/12/20、14期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、寒冷地手当の問題についてお伺いいたします。  最初に、ちょっと確認しておきたいんですが、寒冷地手当については歴史的にいろいろないきさつがあり現在に至っておりますけれども、寒冷地手当とは何か、定義を伺います。  灯油、石炭の費用、暖房費なのかあるいは暖房費のみならず寒冷地に住むことでかさむ費用の総称を言うのか、どれに当たるんでしょうか。
【次の発言】 寒冷地手当の前身は、北海道の暖房用石炭の使用による石炭手当と内地の薪炭の使用による薪炭手当というふうに伺っています。そのときの生活習慣、石炭ストーブ、まきストーブの使用燃料から来ているわけです。  政府は、加算額について、石油、……

第114回国会 内閣委員会 第3号(1989/02/14、14期、日本共産党)

○吉川春子君 政府は、国事に関する行為としての儀式は、憲法の趣旨に沿いかつ皇室の伝統を尊重して行うとしています。しかし、皇室の伝統を尊重すると言いながら、実際には憲法を逸脱しているわけです。この点について順次伺っていきます。  まず、宮内庁にお尋ねいたしますが、葬場殿の儀は皇室の私的行事として行われるんでしょうか。  また、それは皇室神道にのっとって行われるんでしょうか。
【次の発言】 皇室の行事というのは、国の公的な行事という意味ですか。
【次の発言】 国から見れば、それは皇室の私的な行事なのか、それとも国としても公的な行事としてとらえられるべきものなんですか。

第114回国会 内閣委員会 第4号(1989/06/20、14期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、官房長官にお伺いいたします。  先ほど三十年以上にわたって争われてきました航空自衛隊百里基地の訴訟の上告審の判決が出ました。最高裁は基地反対住民の当然の要求を認めず退けたわけですが、この判決について政府としてはどういう見解をお持ちでしょうか。
【次の発言】 自衛隊の存在が百里に限らず全国各地で住民の生活を脅かしており、平穏な生活の脅威になっていることは御存じかと思います。憲法の前文並びに第九条は、日本は戦争を放棄したとうたいまして、陸海空すべての戦力は持たない、これを保持しないというふうに規定しているわけです。改めて言うまでもなく、自衛隊というのは、憲法の容認することは到底……


15期(1989/07/23〜)

第115回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1989/08/31、15期、日本共産党)

○吉川春子君 新しく就任されました森山官房長官にまずお伺いいたします。  最初に、先ほど消費税の問題について長官は、直間比率の見直しは与野党合意だとおっしゃいましたけれども、共産党は合意していませんので、一言指摘をしておきたいと思います。  まず、官房長官は同時に政府の婦人問題企画推進本部の副本部長でもありますので、女性の地位向上、社会的進出の取り組みの決意をお伺いいたします。  国際的に見て非常に日本の女性の地位向上がおくれているわけですけれども、具体的には育児休業の問題について伺います。  長官はこれらを手がけてこられたと思うんですけれども、現実は十四年たっても全体の十数%の実施率です。こ……

第116回国会 科学技術特別委員会 第3号(1989/12/01、15期、日本共産党)

○吉川春子君 じゃ幾つか質問させていただきたいんですけれども、常温核融合ということが実際には可能かどうかということについてどうお考えになるのか。そして、二十年以内に常温核融合発電が可能だ、こういうふうにおっしゃる外国の科学者もいらっしゃるわけですけれども、そういうような問題についてそれぞれの参考人の皆さんはどうお考えになるかということと、もし可能とすれば、今それぞれ進めていらっしゃる装置とか研究とか、そういうものがどういう影響を受けるんでしょうか。  それから二番目は、全部まとめて伺います、予算の問題なんですけれども、これがそれぞれの方式で核融合、実験炉に取りかかるというお話もありましたけれど……

第116回国会 内閣委員会 第1号(1989/11/16、15期、日本共産党)

○吉川春子君 質問いたします。  総務庁長官と官房長官が時間の都合がありますので、防衛問題を一番最後に持っていきたいと思います。  まず、公文書の保存、それからアーキビスト等専門官の養成について伺います。  公文書の保存、閲覧等につきましては欧米諸国初め世界各国で大変力を入れております。それに比べて我が国では法律の制定も一昨年ということで、国際的に見てかなりおくれていると言わなくてはなりません。私は公文書館法の制定の直後、昭和六十三年の三月にこの問題について一度質問しましたが、きょうはその後の進展状況等について伺います。  まず、国立公文書館というのがございますが、これは国の各行政機関から受け……

第116回国会 内閣委員会 第2号(1989/11/21、15期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川ですが、提案者並びに関係各省庁に質問をいたします。  本法律案は、政府の附属機関として臨時脳死及び臓器移植に関する調査会を設置するものでありますが、提案者は調査会の審議を通じて社会的合意の得られる一助ともしたいと述べておられます。そうだとすれば、審議が国民の目に見えるようにする必要があり、審議状況、議事録、資料などすべてにわたって公開されるべきだと私も考えます。この件について提案者は衆議院の審議で、それこそ調査会自体で決めることというふうに答弁しておられるわけですが、そこで伺いますが、調査会自身が公開と決めればそれに対しては干渉はしない、こういうことですね。

第116回国会 内閣委員会 第3号(1989/11/28、15期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川です。  参考人の皆様にはきょうは本当にありがとうございます。順次質問をいたします。  まず、お医者様である村瀬、垂井両参考人にお伺いしますが、脳死の患者の現場に立ち会ったことがおありでしょうか。もしあるんだったらば、心臓死と比べてどういうふうに違うのか、教えていただきたいと思います。
【次の発言】 体も温かい、呼吸もとまってない、そういうところから臓器をとり出すということについてなかなか国民的なコンセンサスが得られにくいんじゃないかという問題が一つはあると思うんですね。  それで、日本医師会でお出しになりましたこの最終報告を拝見いたしますと、社会的合意について、……

第116回国会 内閣委員会 第4号(1989/12/05、15期、日本共産党)

○吉川春子君 まず大蔵大臣にお伺いいたします。  大臣は参議院選挙後の八月、九月、十月に一般紙十数紙を、一回一億円とも言われていますが、お金で大きなスペースを買い取って政府広報で消費税の必要性を力説しておられます。その中で、現在は働き手五・九人で一人のお年寄りを支えているが、三十年後には二・三人で一人のお年寄りを支えなきゃならなくなるから消費税は必要である、こういうふうにおっしゃっておられるわけですね。この問題については、私どもの党は不破委員長、正森委員など何回も反論してまいりました。  私はここに十月十二日付の日経の切り抜きを持っているんですが、「高齢化社会に扶養地獄なし」と、こういう見出し……

第116回国会 内閣委員会 第5号(1989/12/07、15期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、一般職の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案に賛成、特別職の職員の給与に関する法律及び国際花と緑の博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案並びに防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  特別職給与法改正案のうち、秘書官の給与引き上げや単身赴任手当の新設などは、その給与水準から見て必要な改善措置も含まれておりますが、現状でも高額である大臣、政務次官、大使など一部特権官僚の給与の引き上げは、一般職のそれを下回ったとはいえ依然として一般職の給与や国民の平均的生活水準とは格差が大きく賛成できません。  防衛……

第116回国会 内閣委員会 第6号(1989/12/14、15期、日本共産党)

○吉川春子君 私は日本共産党を代表して、政府提出の国家公務員等共済組合法等の一部改正案に反対の討論を行います。  第一に、財政再計算に基づく年金額引き上げ措置は、給付水準の実質的価値を維持する当然の措置であり、関係者から早期成立が切望されているものであります。また、自動物価スライド、支給回数の増加、短期給付の標準報酬の上限の健保並み化などは、組合員等関係者が長年要求していた制度改善であり、賛成いたします。  第二に、鉄道共済等への過酷な自助努力等の強制は、国の責任を全く回避したもので、この部分には強く反対です。  特に既裁定年金の削減は、我が国公的年金制度始まって以来の厳しい措置であり、国民の……

第118回国会 科学技術特別委員会 第3号(1990/05/30、15期、日本共産党)

○吉川春子君 核燃サイクル施設について質問いたします。  まず、東海再処理工場についてですが、昭和四十九年フランスより技術が導入されて東海再処理工場が建設されました。で、能力は、一日当たり〇・七トン、年間二百十トンで、昭和五十二年より同工場の運転を開始しているわけですけれども、まずその処理総トン数は予定どおり処理されたのか伺います。この十四年間に処理した数字を示していただきたい。それから、年間稼働日数は何日でしたか。事故で停止した日数は何日でした
【次の発言】 二百二十二日は定期検査ですか。トラブルじゃなくて単純な定期検査でこの日数が停止した、こういうふうにおっしゃるんですか。

第118回国会 科学技術特別委員会 第4号(1990/05/31、15期、日本共産党)

○吉川春子君 原子力船の「むつ」についてお伺いいたします。  今月の二十八日に「むつ」はまたまた事故を起こして、原子炉出力を六%上げた段階で原子炉が緊急停止をしました。地元自治体は、「むつ」が万一事故を起こせば実験を中止させるというふうに説明しています。しかし、過日私がむつ市を訪れて原研にただしましたところ、十六年前の放射線漏れ事故でさえふぐあいなどと言いまして事故とは認めていないんです。政府が考えている実験を中止するような事故というのは一体どんなものを言うのか、お伺いします。
【次の発言】 きのうから局長はふぐあいと言い、大臣は事故と、こういうふうな言葉を言っておられますけれども、ないものと……

第118回国会 科学技術特別委員会 第5号(1990/06/20、15期、日本共産党)

○吉川春子君 きょうはどうも貴重な研究成果を聞かせていただきましてありがとうございました。  私、一つは地球の温暖化を防ぐことは可能なのか、その方法はあるのかということを吉野参考人にお伺いしたいと思います。  それからまた、それぞれ、研究費が足りないと予算のことを言われましたので率直に伺いたいんですが、例えば小池参考人が観測船の問題ですとかあるいはモニタリングシステムの図を示されましたけれども、こういうものにどれぐらい具体的に費用がかかるのかお伺いします。  それから、これは私個人の考えですけれども、地球の環境破壊の最大のものは核戦争ではないかと考えているんですが、放射能とかあるいは核爆発、こ……

第118回国会 内閣委員会 第1号(1990/03/30、15期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、公務員給与と期末手当の分割支給問題について伺います。  先ほども質問がありましたけれども、政府は公務員の三月給与、期末手当の分割支給を行いました。既に補正予算が成立して全額支給されているとはいえ、政府の責任は消えません。政府は十五日全額支給の努力を行わずに、現行の規則では分割支給が不可能のため、十四日夜になって急に人事院規則を変えました。そして分割支給を強行しました。給与の遅配はそもそも労働基準法二十四条違反ですが、労働基準監督官の中にはこのように言っている。今回の政府の行為を口実にして、金はあるが予算を組んでいないので給与は支払わないという会社があらわれる、こういう機運も……

第118回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1990/09/04、15期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、中東情勢について伺います。  クウェートの併合はイラクによる言語道断な侵略行為です。加えて、民間人を人質にとるなどということは国際法上も人道上も許されません。  同時に、イラク問題を悪用して、憲法の平和主義の制約を取り払い、自衛隊の海外派兵に道を開こうとする一連の動きを我が党は厳しく批判をしております。  イラク問題について我が国の貢献策としては、集団安全保障の国際機構としての国連本来のイニシアチブの発揮を求める方向で国連中心の解決策をあくまで推進するとともに、我が国政府としては、憲法の平和原則に基づいて非軍事的手段によって国連に協力していくことこそが国際的に求められている……

第118回国会 内閣委員会 第2号(1990/04/26、15期、日本共産党)

○吉川春子君 四月二十二日にフェリス女学院大学学長銃撃事件が発生いたしました。キリスト教関係の四大学学長が大嘗祭に対する反対声明を出したことに反発する右翼関係者の犯行ではないか、このように言われております。去る一月十八日にも、天皇に戦争責任があると言明いたしました長崎市長が撃たれて重傷を負っておりますが、こういう事件がたびたび発生するわけですが、なぜこういうものを防げないんでしょうか。警察庁、お伺いします。
【次の発言】 正しいことを発言するのに命がけでやらなければならない、これはもう民主国家でも何でもないわけです。今の御答弁ですと、何か一々そういうものを全部つかむことは難しいみたいなことをお……

第118回国会 内閣委員会 第3号(1990/05/24、15期、日本共産党)

○吉川春子君 私は日本共産党を代表して、皇室経済法施行法の一部改正案及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律案の両案に反対する討論を行います。  初めに、皇室経済法施行法についてです。本案は内廷費、皇族費の引き上げを図ろうとするものですが、現行でも高額に過ぎる内廷費及び皇族費は引き上げの必要は全くありません。例えば、非課税になっている内廷費の二億九千万円を給与所得とみなして推計すると、国税庁が行ったように、地方税を除き国税と社会保険料だけを考慮した試算でもその税込み総収入額は約五億四千万円となります。これは総理大臣の年俸の十五・四倍、国家公務員の平均年俸の何と百二倍以上に相当します。また……

第118回国会 内閣委員会 第4号(1990/05/29、15期、日本共産党)

○吉川春子君 いわゆる中国残留婦人の帰国、定着問題について質問いたします。  長野県の泰阜村は戦前満蒙開拓団を黒龍江省に送り込み、分村をつくりました。そのため大量の戦争犠牲者を出した悲劇の村です。埼玉県の荒川村を初め全国でこういう自治体が幾つかあるわけですけれども、きょうは残留婦人の問題に絞ってお伺いしたいと思います。  昨年の九月、NHKスペシャルで「忘れられた女たち」という番組が放映されました。そのときにも触れられていますように、一時あるいは永住帰国に当たって身元保証人が必要とされており、内親等にこれを頼めない場合は第三者、自治体などが身元引受人となるわけですけれども、その場合でも肉親の同……

第118回国会 内閣委員会 第5号(1990/06/01、15期、日本共産党)

○吉川春子君 育児休業制度についてお伺いいたします。  まず官房長官、総理府の長として、また婦人問題企画推進副本部長として、女子の国家公務員がどういう実情にあるのかお聞きいただきたいと思います。  女性の社会進出は非常に目覚ましいものがありますけれども、働き続けるためには大変な困難があります。  公務員も例外ではありません。育児もその一つです。例えば、二歳半の娘のいるある女性は、生後二カ月より預けるところを探しましたけれども、公立保育所は一歳からしか預かってくれないし、ベビーホテル、保育ママをたらい回しして何とか切り抜けた。今二人目が欲しいと考えているけれども、あんな思いをするのではと二の足を……

第118回国会 内閣委員会 第7号(1990/06/12、15期、日本共産党)

○吉川春子君 防衛庁職員給与法の改正案についてまず質問いたします。  この問題について防衛庁から資料をいただいておりまして、その資料で防衛庁の方がモデルとして高卒二士入隊、最終准尉で定年退職を五十三歳 でした場合の俸給月額が三十九万九千二百円ということで資料が出てきていますので、私もそれに合わせて話を進めてまいりたいと思います。  防衛庁に伺いますが、この十月よりもしこの自衛官について給付制度が導入されますと、平成二年十月退職の自衛官に支払われる給付金は幾らになるんでしょうか。
【次の発言】 また、この自衛官が五十五歳の定年時より支給されます年金額は幾らになりますか。

第118回国会 内閣委員会 第8号(1990/06/14、15期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、防衛庁職員給与法一部改正案に反対討論を行います。  反対の第一の理由は、本改正案によって創設される若年退職者給付金制度によって必要な財源は、一九九六年には六百億円を超えることになり、将来にわたって軍事費増大の一因となることは明らかであるからです。  世界は軍拡から軍縮の流れになっており、我が国政府が軍拡の口実としていたソ連脅威論が崩壊したにもかかわらず、政府は報道によれば二十三兆五千億もかけて相変わらず大軍拡すなわち次期防策定作業を推進しています。今回の措置によって自衛隊の強化を図るのは、まさに世界の流れに逆行するものと言わなければなりません。  反対……

第118回国会 内閣委員会 第9号(1990/06/19、15期、日本共産党)

○吉川春子君 まず最初に、海部総理の周辺の株取引疑惑に関してお伺いいたします。  海部首相の側近である公設第二秘書の株取引が問題になっておりますけれども、官房長官、昨日も通達を出されたと報道されていますが、この問題をどのように認識されておられるでしょうか。
【次の発言】 自民党の選挙制度調査会では、昨年の五月十九日に自民党政治改革大綱を発表しておられます。それによりますと、「株取引の規制」ということで「政治資金を株取引など投機的取引のために使用することは禁止」というふうにうたって、「インサイダー取引規制を厳守することは当然」というふうにも述べられています。また、リクルート疑惑があれだけ問題にな……

第118回国会 内閣委員会 第10号(1990/06/21、15期、日本共産党)

○吉川春子君 行革審はその最終答申の中で、かなりの成果を上げることができたとして国鉄や電電の民営化をみずからの成果として誇っておられます。「これら以上に重要な成果は、」「国民の意識の改革が進んだこと」というふうに言いまして、自分たちが国民の意識を変えたという態度をとっているんです。行政改革の成果というのはすなわち国民の意識を変えたことなんでしょうか、まずお伺いします。
【次の発言】 行政改革のこの九年間というのは、国鉄の分割・民営化を初め補助金のカット、さまざまな国民犠牲の上に括弧つきの行政改革を進めてきたということで、しかもその上国民の意識まで変えたなんと言うのはけしからぬことじゃないですか……

第118回国会 内閣委員会 第11号(1990/06/26、15期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、臨時行政改革推進審議会、第三次行革審設置法案に反対の討論を行います。  第三次行革審は、臨調及び二次にわたる行革審の答申を受けて行政改革推進のための調査審議を行うとしています。しかし、この九年間、行政の 全分野からむだと浪費をなくすという国民の期待とは正反対のことが行われてきました。  すなわち、財界主導の臨調行革によって社会保障関係費の伸びが八年間で一・三倍に抑えられるなど、医療や年金、福祉、教育、地方財政、中小企業、農業などあらゆる分野で国民に犠牲を強いる一方、軍事費と戦略援助中心のODAは突出し続けてきました。また、民活路線と規制緩和の推進によっ……

第118回国会 予算委員会 第9号(1990/05/18、15期、日本共産党)

○吉川春子君 四月十八日に明らかになりました東アジアの米国防総省報告によりますと、米国は、在日米軍に対する日本の分担は拡大し続けており、現在三、四〇%を負担しており、自国防衛のために配備された米軍の直接経費を既に払っているとも言える。とした上で、さらに、日本は米国の安全保障努力によって、地域でも、世界的にも大きな恩恵を受けており、米国が日本に一段の分担努力を求めるのは当然だなどと述べています。とんでもないことです。  そこで伺います。  九〇年度予算で日本は米軍駐留経費、いわゆる思いやり予算を初め、その他の省庁の計上する基地交付金など、また厚木海軍飛行場の分も合わせて総額で幾ら負担しようとして……

第119回国会 科学技術特別委員会 第2号(1990/11/02、15期、日本共産党)

○吉川春子君 放射性廃棄物問題について質問をいたします。  この七月に、民間団体の調査の結果、岡山で廃棄物処分場から高レベルの放射線が検出されまして大きな問題になりました。原因は、株式会社テイカ岡山工場が酸化チタンの原料として輸入しているマレーシア産のイルメナイト鉱石であるというふうにほぼなっています。酸化チタンというのは道路の白線とか車の車体の白い塗料になるものだそうですけれども、岡山以外でもこの酸化チタンをつくっている工場はたくさんあるわけで、科学技術庁は同種の工場について各地方公共団体でも放射線測定を行うように指導され、そして行ったわけですけれども、その結果、自然界よりも高いレベルの放射……

第120回国会 科学技術特別委員会 第3号(1991/03/13、15期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、山東長官にお伺いいたします。  今回、美浜の原子力発電所二号機において、いわゆる蒸気発生器細菅のギロチン破断による我が国初のECCSの実地作動という重大事態を招いたわけです。しかも、その後の発表によると、ECCSは実は途中で停止して、手動で加圧器内の圧力を操作した。加圧器逃がし弁が二個とも作動しない。その他トラブルが連続して、一歩間違えば米国のスリーマイルアイランドの原発事故と同等級の重大事故に発展したかもしれないと、こういうふうに言われているわけです。  長官は、御就任以来しばしば、原発は非常に安全であると強調されてこられました。新聞のインタビュー、テレビのインタビューあ……

第120回国会 科学技術特別委員会 第4号(1991/04/09、15期、日本共産党)

○吉川春子君 質問いたします。  関西電力美浜原子力発電所二号機の蒸気発生器の細管のいわゆるギロチン破断という事故に続きまして、中部電力浜岡原発の三号機、四月四日、原子炉の水位が低下する、そして緊急自動停止事故が発生しました。浜岡原発では、去年の六月以来、一号機も核燃料棒剥離、放射能事故により運転を停止しているわけですが、こうした相次ぐ原子力発電の事故の続出は、政府が唱えてきた原子力発電所の安全宣伝が根拠がないものであるということを示しています。  我が党は、国会議員団の申し入れで、すべての原子力発電について国民が信頼できる厳しい基準に基づく総点検を要求しましたけれども、ぜひこれをやっていただ……

第120回国会 内閣委員会 第1号(1990/12/18、15期、日本共産党)

○吉川春子君 給与法改定についてお伺いいたします。  政府は、今回人勧に基づきまして期末・勤勉手当に役職段階別加算措置、すなわち差別支給制度を導入しました。  まず、公務員の期末・勤勉手当とは何でしょうか、伺います。一九八七年八月二十七日、当時の給与局長が、標準生計費に関する私の質問に答えて期末・勤勉手当も生活費の一部であると答弁されておりますが、生活費の一部というふうに理解してよろしいわけですか。
【次の発言】 そうしますと、他の要素というとどういうことが加味されますか。
【次の発言】 私がこれから伺おうとすることまで先にちょっと答弁含めておっしゃられましたけれども、公務員の一時金の性格につ……

第120回国会 内閣委員会 第3号(1991/03/26、15期、日本共産党)

○吉川春子君 恩給は、昭和四十八年から五十年までは、前年度における国家公務員給与の改善率による引き上げ方式によって改定されてきましたけれども、昭和六十二年からは前年における公務員給与の改定、さらに消費者物価の上昇その他諸事情を勘案した方式に改定されるようになって五年になりますが、この方式では恩給の引き上げの基準が不明瞭です。恩給は原則的には国家補償の性格を持ったものであり、改善率は公務員給与に準じて行うべきです。恩給引き上げの総合勘案方式が極めて政治的であり問題だということを私は指摘しておきたいと思います。  それで、戦後処理問題として私は二点についてお伺いいたしますが、まず中国残留孤児、残留……

第120回国会 内閣委員会 第4号(1991/04/02、15期、日本共産党)

○吉川春子君 運輸省は、今度の改正案で運輸審議官を設置することとあわせて、政令によって運輸省の機構をかなり大幅に再編成する計画です。そのことを伺いますが、八三年三月十四日の臨調最終答申を受けて、運輸省は八四年一月の「行政改革に関する当面の実施方針について」に基づき大幅な機構改革を行いました。そのときの組織改革は、交通機関別の縦割りの組織から政策中心の運輸機能別の横割りの組織への考えのもとに行ったわけですが、今計画されている改革は基本的には運輸機能別の横割り組織をまたもとの運送手段別の縦割り組織に戻すというわけですけれども、これはどういうことですか。

第120回国会 内閣委員会 第5号(1991/04/09、15期、日本共産党)

○吉川春子君 まず最初に、公文書館の問題についてお伺いします。  一番最初に官房長官にお伺いいたしますが、図書館、博物館と並んで公文書館は歴史資料、文化遺産の保存の立場から先進国も途上国も文化の三点セットの一つとして多くの国で整備されています。公文書館の整備は、最も古いフランスでは一七八九年、イギリスでは一八三九年、アメリカが一九三四年、西ドイツは一九五二年です。我が国は公文書館あるいは文書館の歴史は各国に比べて大変大きなおくれをとっています。関係団体の努力で公文書館法が議員立法として成立したのが一九八七年の十二月ですが、まだ魂が入っていない状態です。  この公文書館には図書館における司書のよ……

第120回国会 内閣委員会 第6号(1991/04/18、15期、日本共産党)

○吉川春子君 新中期防について防衛庁長官にお伺いいたします。  ソ連、東欧の情勢の激変とワルシャワ条約体制崩壊の中で、NATO諸国を中心に世界は軍縮の傾向を一層強める中で、日本政府は次期防所要経費を二十二兆七千五百億と決めて、今年度の軍事費は四兆三千八百七十億、前年度比五・五%増、こういう軍備拡大路線を突っ走っています。防衛計画大綱、そして別表作成当時はなかったF15は、P3C、イージス艦など高度の性能を備えた装備に変えながら、別表の数は減らしていません。したがって、能力も飛躍的に高まっています。一九八九年、九〇年のミリタリーバランスで、日本は先進工業国中第二番目に多い軍事費の支出国と指摘され……

第120回国会 内閣委員会 第7号(1991/04/23、15期、日本共産党)

○吉川春子君 今回の国家公務員退職手当法の改正は通勤による傷病に係る退職手当の取り扱いの改善等を内容とするものですので、関連して伺いますけれども、国家公務員の公務災害、通勤災害の過去十年の状況はどうなっておりますでしょうか。
【次の発言】 公務災害は八六年度にやや減少、その後再び増加傾向にある。通勤災害は八三年をピークにしてその後減少してきたけれども、九〇年は増加している。結局、今も御報告がありましたように、通勤災害、公務災害とも減ってはいないということなんです。  特に死亡者の実態について伺いますが、死亡率の高い省庁はおわかりですか。

第120回国会 内閣委員会 第8号(1991/04/25、15期、日本共産党)

○吉川春子君 ただいま審議されております法案に関しましてはこの後同僚の吉岡議員が質問しますので、私は一、二に絞って質問します。  まず、厚生省お見えでしょうか。今回の法案で保健所運営協議会の設置基準を緩和するということについてですが、厚生省は保健所機能を充実強化していく、その中で地域保健医療を具体化し、地域保健所の各種事業を推進していく、そういう方向で考えておられると思いますが、間違いありませんか。
【次の発言】 そういたしますと、今回の改正で地域住民の意見を保健所運営に反映する保健所の運営協議会を統合するということは、厚生省の保健所機能の強化という方針と矛盾しますし、「地方における公衆衛生の……

第121回国会 科学技術特別委員会 第2号(1991/09/25、15期、日本共産党)

○吉川春子君 三人の先生方に貴重なお話を伺いまして、心からお礼申し上げます。  私は、特にどの先生というふうに限定しませんで、三人の参考人の先生にお答えいただける範囲でお答えいただきたいと思いまして質問申し上げます。  まず一つは、ヒトゲノムプロジェクトについてなんですけれども、日本学術会議の委員会の勧告も読ませていただきましたが、一つはこの研究成果が、そこでも指摘されていますが、一体どこに帰属するのかという大変難しい問題があると思いますが、資料を提供した個人なのか、研究者なのか、研究者が属している研究機関なり大学なのか、こういう問題についてお考えを聞かせていただきたいと思います。  それから……

第121回国会 内閣委員会 第2号(1991/09/05、15期、日本共産党)

○吉川春子君 総務庁長官、端的にお伺いいたしますが、人勧の年内実施ということを考えた場合に、今国会に給与法の改正案が提出されることが必要と思いますが、今国会に提出される可能性はいかがでしょうか。
【次の発言】 その答弁は何遍も聞きました。  それで、それを踏まえて伺っているんですが、今国会の法案の提出はできますかどうか。一言で結構です。
【次の発言】 昭和四十八年に、人事院勧告が八月九日に行われて、そして法案の閣議決定が九月の二十一日、国会提出が同日、そして改正法成立が九月の二十六日という例があります。これは五十六年三月の人事局報によりますと、こういうふうに行えたのは「政府が勧告の早期処理につ……

第122回国会 科学技術特別委員会 第2号(1991/11/22、15期、日本共産党)

○吉川春子君 美浜原発の二号炉蒸気発生器細管のいわゆるギロチン破断の事故原因を伺います。  通産省資源エネルギー庁が六月六日に発表した関西電力美浜原発二号炉の「蒸気発生器伝熱管損傷事象の調査状況について」、いわゆる中間報告では「破断原因の推定」として、「異常は設計どおりに振止め金具に支持されていなかったもののみに認められた。」として、「以上のことから、破断管は、設計どおりに振止め金具に支持されていなかったことによる限界流遠の低下、振止め金具挿入深さが浅かったことによる局所流速の増加等により、流速が限界流速を超えたため流力弾性振動が発生し、第六管支持板部で疲労破断したものと推定される。」としてい……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第7号(1991/12/20、15期、日本共産党)

○吉川春子君 国連文書公開問題について、まずお伺いいたします。  政府は、本法案策定に当たって参考にしたと答弁しております国連文書、PKO訓練マニュアル、それからSOPガイドラインを国連の内部文書であるということを理由についに提出しませんでした。昨十九日、対象を限定して閲覧に供しましたけれども、その際、英文の分厚いSOPの表紙には日本語で「極秘」と書かれておりました。国連の内部文書にすぎず、政府答弁でも秘密文書とはおっしゃっていないものが、どこの指図で極秘になったんでしょうか、伺います。
【次の発言】 大臣がおっしゃいましたように、もう公然の秘密で、みんな持っていて秘密文書でもないものを、何で……

第122回国会 内閣委員会 第2号(1991/12/17、15期、日本共産党)

○吉川春子君 初めに、給与法改正案と国家公務員育児休業法案は、本臨時国会会期切れ直前に提出されました。国民生活にとって大切な法案が、いわゆるPKO法案の人質にとられて政治取引の道具に利用されたことに私は抗議します。  その上、この重要法案の質疑時間は五法案で三時間しか確保されず、国会が国民に負っている法案の慎重審議の責任が果たせません。再びこういうことが繰り返されませんように、政府と自民党に厳重に要求したいと思います。  まず、育児休業法についてお伺いいたしますけれども、今回提出された国家公務員一般職の育児休業に関する法律については、最も重要な有給制が欠落しております。育児休業制度を利用したく……

第123回国会 科学技術特別委員会 第3号(1992/03/06、15期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、国際機関の勧告の受け入れについて質問します。  一九九〇年六月二十二日、ICRP、国際放射線防護委員会は、原子力発電所や医療施設で働く放射線作業従事者の年間被曝線量限度を現行の五十ミリシーベルトから二十ミリシーベルトに引き下げるようにIAEAとかあるいは日本など各国政府に勧告することを決めました。チェルノブイリの原発事故による地球規模の放射能汚染が世界じゅうの人々に放射線の危険について改めて考えさせたり、またイギリスのセラフィールドの核燃処理施設の周辺で子供の白血病がふえている問題とか、放射線被害が現実に引き起こされておりますけれども、同時に、そういうこととの絡みで原発に反……

第123回国会 科学技術特別委員会 第4号(1992/04/06、15期、日本共産党)

○吉川春子君 原子力施設事故防災対策について伺います。  政府は、原発事故などにより放射性物質の大量放出のような異常事態が発生した場合もその防災対策は自然災害によるものと同列に扱い、災害対策基本法の体系の中で位置づけています。自然災害と企業などの人災から起きる原子力施設の事故を同一に扱うことは、そのこと自体問題ですが、さらにその後発生したスリーマイル島原発の事故、旧ソ連チェルノブイリ原発の事故の教訓を十分に酌んだ原発事故対策になっているとは言いがたいと思います。万一事故が起きれば住民の健康、生命に重大な被害を起こすことになりかねません。私は、北海道、福井などを視察してみて、緊急時にこれで大丈夫……

第123回国会 科学技術特別委員会 第6号(1992/04/22、15期、日本共産党)

○吉川春子君 質問をします。  研究交流促進法の改正の前提として、日米欧の科学技術研究体制をめぐる現状をどう認識しているのかという問題があります。一口に産官学の現状とそのあり方といっても、各国によって大きく異なっています。また、国際共同研究の実情、特許権など知的財産に関する考え方や諸制度も非常に違います。我が法制度は産学官なら何でもいい、国際交流は促進あるのみ、全部よい成果をもたらすような前提に立っているように見えますけれども、問題は、だれのため何のためにどういう研究交流を促進するのかということだと思います。  それで、まず研究開発投資の国際比較について科技庁にお伺いいたしますが、日米欧の研究……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第8号(1992/05/13、15期、日本共産党)

○吉川春子君 質問します。  今政府は、カンボジア問題を利用してPKO法案の成立をもくろんでおりますけれども、そしてまた自衛隊海外派遣の突破口にしようとしておりますけれども、これは許されないことです。その最たるものがカンボジアの地雷除去、処理問題です。  本委員会でも議論されましたけれども、特定通常兵器条約の議定書Vの七条から九条には地雷は紛争当事者が除去することになっておりまして、午前中の外務省の答弁では、カンボジアは締約国でないからこの条約の義務はないなどとおかしな答弁もありましたけれども、それではUNTACはどうなっているか、地雷処理について伺いたいと思います。  一九九一年十月二十三日……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第14号(1992/06/01、15期、日本共産党)

○吉川春子君 憲法と指揮権の問題についてお伺いいたします。  フィンランドなど諸外国の立法を見ますと、国連のPKOに参加する場合に、個々人の懲戒権は本国に留保しながら、作戦面では国連の指揮下に入ることになっています。  我がPKO法案においては、この点について繰り返し政府は答弁をしておりますが、その都度はっきりしません。日本が諸外国のように国連の指揮権下に素直に入れないのは、日本国憲法と矛盾するからではないのでしょうか。  総理に伺いますが、総理は五月二十二日当委員会で、吉田委員の指図と指揮に関する質問に答えて、国連の平和維持活動に積極的に貢献したいとこの法案を提出しているが、我が国には我が国……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第15号(1992/06/02、15期、日本共産党)

○吉川春子君 私どもは、この修正案とそれから参議院決議、昭和二十九年の参議院決議の問題、非常に重要な問題と思いますが、これは理事会預かりになっていますので後回しにしたいと思います。また平和維持隊参加五原則というような全く新しい用語が修正案に出てきた問題についても、理事会預かりの結論を待ってから質問したいと思います。  それで、きょうはいわゆるPKF本体凍結の問題を中心にお伺いいたしますが、まず岡野先生、お伺いいたします。  政府・自民党は一昨年、自衛隊が平和維持軍的なものに参加するのは困難とされていました。その後、平和維持軍が武力行使を伴うものであっても、武力行使はしない、武力行使と一体化しな……

第123回国会 内閣委員会 第2号(1992/03/12、15期、日本共産党)

○吉川春子君 従軍慰安婦の問題について質問いたします。  官房長官、政府は今まで従軍慰安婦の問題を、民間業者が軍とともに連れ歩いていたなどとして関与を否定しておりましたが、五十年近い歳月を経て、ことしになってようやく旧日本軍の関与、すなわち政府自身の関与を認める発言を行いました。一月十七日に宮澤総理の大韓民国訪問における政策演説の日韓関係で、我が国と貴国との関係で忘れてはならないことは、我が国が加害者で貴国がその被害者であったという事実であります。私は、この間、朝鮮半島の方々が我が国の行為によって耐えがたい苦しみと悲しみを体験されたことについて、心からの反省の意とおわびの気持ちを表明いたします……

第123回国会 内閣委員会 第3号(1992/03/27、15期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、地対財特法について質問をいたします。  現行法は五年前に、過去十八年間にわたる特別法に基づく対策の成果と反省を踏まえ、かつ国民的合意に立脚しつつ実施することとし、同和問題の真の解決に資するものとするために適正化措置を講じ、現行特別対策の一般対策への移行を円滑に進めるため、最終の特別法として五年の時限立法として制定されました。したがって、本法律は本来今年度をもって失効させるべきものであります。しかし、一部に事業の取り組みがなおおくれている地域が見られるなどとして、現行法の有効期間を五年間延長するため地対財特法の改正が行われるものです。  そこで伺いますが、昭和六十二年、地対財……

第123回国会 内閣委員会 第4号(1992/04/07、15期、日本共産党)

○吉川春子君 RF4Eファントム墜落事故について伺います。  去る三月二日、福島県平田村の水田に航空自衛隊百里基地に配備されている偵察航空隊所属のRF4E偵察機が墜落して乗員二名が死亡しました。亡くなられた二人の乗員におかれましては大変気の毒なことです。事故現場には民家も点在しており、さらに大きな惨事につながりかねない事故でありました。水田は、破片を回収しても土を入れかえないと稲も育たないなど農作業にも影響が出ています。  まず伺いますが、墜落したRF4Eの飛行コースは、百里基地から太平洋上に進出した後に左旋回し、日立または小名浜から陸地に進入したと思われますけれども、どういう飛行コースをとら……

第123回国会 内閣委員会 第5号(1992/05/14、15期、日本共産党)

○吉川春子君 現在ほかの委員会で審議中ですけれども、国連平和維持活動の軍事活動に日本が協力する、それに自衛隊を参加させることについて日本国憲法第九条は明確に否定しています。その矛盾の一つが指揮権問題であると思います。  それで、外務省にお伺いいたしますけれども、指揮権については、法案の体系上はもちろん、政府も、日本政府に指揮権があり、国連の事務総長の指揮下には入らないとこれまで繰り返し答弁してきました。しかし、国連文書では、各派遣国は国連の指揮のみを受け本国の指揮を受けてはならないと明記されております。  PKOに軍隊を派遣してきた諸国の立法は、指揮権をどうとらえているかについてまず伺いたいと……

第123回国会 予算委員会 第11号(1992/04/01、15期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、官房長官、外務大臣にお伺いいたします。  従軍慰安婦問題について、宮澤総理も、当時、日本政府が従軍慰安婦の募集並びに慰安所の設置、経営に関与していたとの認識を示しておられます。私はここに、昭和十二年から二年半、中隊の非公式の写真班として従軍した村瀬氏の御遺族の了解を得て、「軍直営の売春宿」の中から二枚の写真を拡大して持っています。  委員長、これを大臣にお示ししたいんですけれども、よろしいでしょうか。
【次の発言】 それの一枚は、「皇軍萬歳」と書かれた下に「第六慰安所 櫻樓」、「登樓者心得」、そして従軍慰安婦の名札が十数枚読めます。もう一枚は、トラックの後ろに乗せられた慰安……


16期(1992/07/26〜)

第125回国会 選挙制度に関する特別委員会 第2号(1992/12/08、16期、日本共産党)

○吉川春子君 企業献金禁止の棚上げ問題で伺います。  佐川疑惑に対して国民の怒りがかつてなく高まっております。繰り返し起きるこのような疑獄事件にピリオドを打つためには、企業及び団体献金の禁止を行い、これの違反者を厳しく処罰し、公民権の停止を行う、こういうことが必要だと思います。しかし、今回の法改正はこれを見送りました。地方自治体からかつてなく佐川究明に対する意見書が上がっているんですけれども、その中にも百五十を超す地方自治体から企業献金禁止を求める声が上がっていますし、マスコミ各社の世論調査によっても国民の圧倒的多数が企業・団体献金の禁止を行え、こういう回答を寄せていますが、そういう国民の声に……

第125回国会 予算委員会 第7号(1992/12/10、16期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、一九九二年度補正予算三案に対する反対討論を行います。  まず初めに、私は本委員会の運営について一言申し上げます。  我が党と連合参議院の再三に及ぶ強い要求にもかかわらず、今国会の最大の課題である佐川急便、暴力団疑惑解明の核心である証人喚問問題の協議を初め本委員会の運営に関する協議から、私たちを一切排除するという非民主的な委員会運営を最後まで続けたことは極めて遺憾です。加えて、これについての私の本委員会での意見表明要求をも無視したことは議会制民主主義のルールを踏みにじるもので、この際、厳しく抗議します。  佐川急便問題は、審議を通じて疑惑はますます深まっ……

第125回国会 労働委員会 第2号(1992/12/08、16期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、不況下の雇用問題、雇用調整助成金について伺います。  我が党は、九月、十月にかけて埼玉、北九州、広島、神奈川、東京など、全国で不況調査を行いましたけれども、労働者や中小企業者が大変な影響を受けていることがわかりました。  きょうは、不況下で雇用をどう確保するかという観点から伺います。  この雇用調整助成金の目的は、さっき大臣もおっしゃられましたが、失業者を出さないための制度だ。特に、中小企業に手厚い制度で、中小企業労働者につき賃金の三分の二の支給、融資ではなくて助成金であることなどが内容となっていますけれども、一九八六年から九一年の雇用調整助成金の支払い実績を見ますと、一千……

第126回国会 予算委員会 第13号(1993/04/01、16期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川です。  私がここに持っております写真は、証人もよく御存じの金屏風の立派な写真です。(写真を示す)あなたは、契約の事後であったとしても、なぜ四十億も出してこの金屏風を買うことを了解されたんですか。
【次の発言】 大変な経営状態にあった平和相互銀行にとって、この金屏風を買うことは価値がある、四十億でも高くないと、そういうふうに思ったということですか。簡単にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 あなたは、さっきもお話出ましたけれども、昭和六十年の十一月二十七日、真部氏、佐藤茂氏とホテルオークラで会っていますが、これは金屏風と株の買い戻しの件で話し合ったこと以外……

第126回国会 予算委員会 第20号(1993/06/08、16期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、平成五年度一般会計補正予算案外二件について、反対の討論を行います。  本補正予算は、九三年度本予算成立直後の四月十三日に閣議決定した十三兆二千億円に上る史上最大の総合経済対策に基づき策定されたものですが、本予算と同一国会に、しかも本予算成立後わずか二カ月余り後にこのような大型補正予算を成立させることは全く異例のことであり、見通しを誤った政府の責任は重大です。  さらに、問題はその内容です。  第一に、数次にわたる政府の景気対策にもかかわらず景気が低迷している最大の原因は、国民の消費の停滞です。消費拡大を阻んでいる要因は、賃金の抑制、雇用、年金その他将来……

第126回国会 労働委員会 第2号(1993/03/25、16期、日本共産党)

○吉川春子君 セクシュアルハラスメントについてお伺いいたします。  我が国においてもいわゆるセクハラが社会問題になっております。総理府が昨年十一月に実施して最近結果発表を行いました世論調査においても、セクシュアルハラスメントの言葉を知らない人はわずか一〇%、一方被用者でセクハラを直接経験した人は七・三%、同じ職場の女性で経験した人がいると答えた人は八・五%となっています。  八九年に第二東京弁護士会の行った女性のためのセクシュアルハラスメント一日電話相談の結果によりますと、相談件数百三十八件の相談者の年齢は三十代が三二%、二十代が二八%、四十代が二六%、五十代が一一%、あと十代と六十代もおりま……

第126回国会 労働委員会 第3号(1993/03/26、16期、日本共産党)

○吉川春子君 企業と労働組合ぐるみの選挙運動について質問をさせていただきます。  九〇年の総選挙のときに、企業ぐるみ選挙がかつてない規模で展開されたことが重要な特徴であったと当時のマスコミで指摘されています。例えば、朝日の社説「企業は民主主義を脅かすな」、日刊ゲンダイ「この国は果たして民主主義の国なのか」などです。朝日新聞によれば、カネも票もの企業ぐるみ選挙は、いまに始まったごとではないが、今回ほど露骨な票集め作戦が横行したことはなかった。日本の民主主義にどって見過ごせない事態ではないか。として、  「政治には 中立てあれ」という創業者の訓戒を破った自動車メーカー、従業員一人あたり三世帯の後援……

第126回国会 労働委員会 第4号(1993/03/29、16期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、女性専用職安の開設そのものには反対ではありませんし、より利用しやすい場所に利用しやすい形でこういう出張所を設けるということは、女性の就業の確保とか社会的な地位の向上にとってもプラスになると思います。ただ、私たちは女性専用職安を開設する場合には、それだけ労働省の職業安定行政が拡充されなければならないというふうに思いまして、スクラップ・アンド・ビルドという方式によるレディス・ハローワークというものについては、見ばえのいい葉っぱはついていくけれども本来の幹がやせ細っていくということになってはいけないんじゃないか、そういう考えておりますので、ちょっとその立場から質問をさせていただき……

第126回国会 労働委員会 第6号(1993/04/20、16期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、外務省にお伺いいたします。  日本は、米軍との地位協定によって安保条約上は義務のない駐留経費、いわゆる思いやり予算を負担してやっています。今年度も昨年比一五・三%増、米兵一人当たり一千四百万です。そこで伺いますが、現在我が国は在日米軍経費を幾ら負担していますか。それは米軍駐留経費の何%に当たるのでしょうか、数字だけで結構です。
【次の発言】 九一年度に特別協定を結んで、米軍基地に働く日本人労働者の基本給、諸手当、光熱水費が一〇〇%日本が持てるようにしましたね。それで、その最終年の九五年度には、米軍人軍属の給料を除くと米軍経費の何%を日本は負担するということになるんですか。

第126回国会 労働委員会 第8号(1993/05/13、16期、日本共産党)

○吉川春子君 政府は一九八八年、経済運営五カ年計画を策定して、九二年までに年間総労働時間を千八百時間に縮減するとして週四十時間の達成を公約しております。  一番最初に伺いますが、九一年、九二年の年間の労働者一人当たりの総実労働時間及び所定内実労働時間、この数字だけ端的におっしゃってください。
【次の発言】 西暦で言ってくれませんか。私、西暦じゃないとわからないので。
【次の発言】 昨日の本会議で総理は、千八百時間を達成する公約は、個々の労働者についてではなく、パート労働者を含めた平均の労働時間のことだと答弁されましたけれども、これは個々の労働者が人たるにふさわしい生活を営む条件としての時短とい……

第126回国会 労働委員会 第9号(1993/05/18、16期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川です。  きょうは、貴重な御意見どうもありがとうございます。保原参考人から順次質問をさせていただきたいと思います。  まず、労基研報告の中に変形労働時間制について、「利用が進んでいないものもあり、利用状況等の実態を踏まえた上で、活用しやすいように改善策を検討する必要がある。」と、そういう基本的な立場に立って、「年単位の労働時間管理をすることができるような制度を普及させる必要がある。」と、こういうふうにされているわけですけれども、この「活用しやすいように」というのは一体どういう意味なのか。  それから、変形制を「普及させる必要がある。」としていますけれども、今一カ月……

第126回国会 労働委員会 第10号(1993/05/25、16期、日本共産党)

○吉川春子君 前回に引き続きまして、変形労働時間制についてお伺いいたします。  労働省は、一年変形労働時間制の導入について年間当たりの休日増を図ると繰り返し答弁されていますけれども、週休二日制導入を前提として一年変形を認める、こういう意味ですか。
【次の発言】 そうすると、週休二日制導入が前提である、一年変形の労働時間を認めるのは、そういう意味ですか。
【次の発言】 もうちょっとわかりやすく答えていただけませんか。  趣旨を聞いているんじゃなくて、要するに週休二日制の導入をしないと一年変形を認めない、こういうことなのかどうかということです。

第126回国会 労働委員会 第11号(1993/06/01、16期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、私は一年制変形導入と時短の問題について伺います。  一年制の変形導入に際して、時短を条件としていないわけですね。現行、三カ月では法定四十六時間を四十時間にすることなどを条件として導入を認めたことに比べても大きな後退であると思いますが、なぜ政府の目標として掲げる千八百時間なりを条件として導入させるなどの方法をとらなかったのか。二千八十時間のまま労働時間の大幅な弾力化を行う理由を最初にお伺いします。
【次の発言】 ストレートにはお答えはなかったわけですけれども、今お話があったように休日増を図り労働時間を短縮するためというふうに繰り返し説明しているんですが、果たしてそうだろうかと……

第126回国会 労働委員会 第13号(1993/06/10、16期、日本共産党)

○吉川春子君 パート労働者保護の立法はパート労働者の長い間の強い要望であったわけです。この間、日弁運を初めさまざまな団体が立法提案を行ってきました。我が党も八九年に行いましたし、ほかの野党の皆さんも立法提案を行ってきました。  その内容は、いずれも労基法の厳正適用を前提にして、パート労働者をその置かれている劣悪な労働条件から保護するため積極的な措置を盛り込もうとするものであったわけです。政府のパート労働法の立法の動きに対し、最初関係者は実は大きな期待を持ちました。しかし、今回政府の提出した短時間労働者の雇用管理改善法は、パート労働法と略称されますけれども、パート労働者の権利保護のための法の内容……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第7号(1994/01/06、16期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、総理にきのうの答弁との関係でお伺いいたします。  総理は、昨日、我が党の有働議員の質問に対して、政治的、社会的状況が異なる、小選挙区制導入時の過去のことは検証していない、過去は過去、今は今という御答弁でした。私は、これはもう大変何という態度だという感じを受けました。民主主義の根幹にかかわるこれほど重要な選挙制度の問題について、過去のことは検証していない、こういう発言はまじめな態度とは言えない。無責任な態度だと私は思います。  日本では、歴史上、二回小選挙区制が導入されました。そして、その弊害が多くて、二回とももとの大選挙区制、中選挙区制に戻されています。今回、三回目の小選挙……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第10号(1994/01/11、16期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  三人の先生方、本当にきょうはありがとうございます。  まず、志田参考人にお伺いいたしますが、参考人はイギリスの選挙制度について大変お詳しいと伺っております。  小選挙区制をとっているイギリスでもアメリカでも、当選政党が固定化している、再選率が九割で無風区が非常に多い、残りのところでは激烈な選挙戦が行われる、こういうふうに言われているんですけれども、イギリス国民はこの小選挙区制について今どういうふうに考えているのか世論の動向などを伺わせていただきたいと思います。  同時に、中選挙区制に大変似ているという単記移譲制に移行するかという論議も強まっているそう……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第11号(1994/01/12、16期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました本岡委員長に対する不信任動議に対して賛成の討論を行います。  本岡委員長は、法案についての審議がやっと緒についたばかりであるのに、法案採決の前提となる公聴会日程を強行いたしました。これは暴挙と言わざるを得ません。  なぜ公聴会日程の採決に瑕疵があるかといいますと、これは当日朝の理事会で十四、十五の公聴会の提案が与党からされておりまして、これを引き続きお昼も夜も協議を続けるということになっておりました。ところが突然お昼に十七日の公聴会の新たな提案がなされましたが、これは委員会での採決ということは一言も出ておりませんでした。  私は……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第12号(1994/01/13、16期、日本共産党)

○吉川春子君 委員長。
【次の発言】 私は、証人の出頭を求めることの動議を提出いたします。  政治改革の大前提である金権腐敗問題の究明のため、細川総理の佐川急便からの一億円借入にかかわる真相解明の必要から、細川総理の元秘書深山正敏君を証人として、来る一月十九日に本委員会に出頭を求め、その証言を聴取することの動議を提出いたします。  引き続き、集中審議の開催を求めることの動議を提出いたします。  政治改革の大前提である金権腐敗問題の究明のため、来る一月二十日午前十時よりゼネコン疑惑、佐川問題等の真相解明のための集中審議を開催することの動議を提出いたします。  委員各位の御賛同をいただきますよう、……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第14号(1994/01/19、16期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川です。  六人の公述人の皆さんに順次お伺いいたしますので、よろしくお願いいたします。  まず、三人の公述人の方から指摘がありましたように、参議院の政治改革特別委員会は、きのうの夜遅くまで理事懇をやりまして、明日この審議を議了し採決をする、こういうことを職権で行われるような方向に向かっているわけです。  参議院の審議時間は、今国会、衆議院と比べてもまだ半分程度で、しかもいろんな法案についての問題点も指摘されておりまして、審議が尽くされておりません。そして、五年やっているからとかそういうお話もありましたけれども、この小選挙区制を含む選挙制度、参議院に法案が回ってきたの……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第15号(1994/01/20、16期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の政治改革関連四法案に対し、反対の討論を行います。  討論に先立って、私はまず、憲法違反の疑義を初めさまざまな問題点が明らかにされ、徹底審議がますます必要となってきたまさにそのときに、質疑打ち切り動議を連立与党の意向に沿って委員長がこれを町とし、強権的に質疑を終局したことに心からの強い憤りと抗議を表明するものです。  参議院における小選挙区制の審議は戦後初めてです。ところが、きょうまでの審議時間は、地方公聴会を含めても私の計算では六十九時間余りです。衆議院での今国会だけの審議時間百二十一時間と比べてもはるかに少ないものです。本院における小選挙区……

第128回国会 労働委員会 第2号(1993/11/04、16期、日本共産党)

○吉川春子君 雇用情勢問題について、まず大臣に伺います。  十月二十九日に、新日本製鉄が社員七千人の人員削減計画を発表して大きな衝撃を与えました。NKKとか住友金属工業、川鉄などでも既に大幅な人員削減計画を発表しています。このところ連日新聞でこういう問題が取り上げられまして、国民の間に雇用失業の不安が広まっています。  それで、具体的な問題として一つ伺いたいのは、NTTが現在二十三万二千人の社員を四年後には 二十万人にする、こういう計画を発表しまして、そして来年末までにこのうち一万人を減らしていくという計画を発表したのですが、これは九月一日の朝日新聞によりますと、この計画を事前に労働省にも相談……

第129回国会 政治改革に関する特別委員会 第3号(1994/03/03、16期、日本共産党)

○吉川春子君 総理、先国会で政治改革法案は衆議院で可決されたにもかかわらず、私たちの参議院では否決しました。与党は、当委員会運営についてもいろいろな先例を破って、議会制民主主義の先例を無視して審議も不十分なまま打ち切って、そして強引に採決に持っていきました。総理以下大臣も与野党の議員の説得に当たられるという異例の行動をとられましたし、党議その他で縛ったと聞いていますけれども、それでも大差で参議院では否決されたわけなんです。  この法案の内容の不当性が審議を通じて明らかになった、国民に受け入れられなかったということだと私は思いますし、参議院の良識がそういう形で発揮されたものだと私は受けとめている……

第129回国会 政治改革に関する特別委員会 第4号(1994/06/21、16期、日本共産党)

○吉川春子君 提案者に質問いたします。  参議院は、衆議院と同様に国権の最高機関である国会を構成し、全国民を代表する選挙された議員で組織するとされており、参議院においても選挙権の平等原則は当然適用されると思います。提案者は参議院でもできる限り平等原則を貫くべきというお考えなのでしょうか、それとも憲法上の選挙権の平等原則は参議院にはそのまま適用しなくてもよいとお考えでしょうか、お尋ねします。
【次の発言】 好ましいというのは非常に幅を持った表現ですが、憲法上の選挙権の平等原則というのは基本的に参議院にも貫かれるべきなのか、それとも貫かれなくていいのか、好ましいというあいまいな表現ではなくてもう少……

第129回国会 政治改革に関する特別委員会 第5号(1994/06/22、16期、日本共産党)

○吉川春子君 総理にお伺いいたします。  羽田内閣は小選挙区区割り案作成を大変急いでおられますけれども、私ども日本共産党は中選挙区制のもとでの解散・総選挙を要求しております。それは、羽田内閣は少数与党であることに加えて民意に反して国民に犠牲を強いる政策を次々と行おうとしているからです。  昨日、政府税調答申で消費税率の大幅引き上げ方向を打ち出していますし、大蔵省は消費税率七から一〇%の引き上げを試算として示しています。一体、消費税率の引き上げを選挙公約した党があったのですか。  また、永野発言の反省もなく朝鮮有事の対応をしようとしています。総理は、国連安保理で経済制裁決議に対する協力を言明して……

第129回国会 労働委員会 第3号(1994/06/07、16期、日本共産党)

○吉川春子君 女子学生の就職差別の問題について伺います。  昨年に続いて女子学生の就職難が社会問題になっておりまして、不況ということで新規採用全体が大変な状況に置かれていますけれども、女子はこれに差別が加わっています。氷河期とかKO寸前とか言われています。  全学連の女子学生就職黒書によりますと次のような行為が載っています。資料の請求のところで断られる、あるいは試験があると言われて行ったけれども受けさせてもらえなかった。あるいは四年生の女子ということで電話でセミナーにも参加を断られた。あるいは二次面接まで来でひとり暮らしの女子は採用しないと言われ、腹が立って泣きたくなった。そして、ある女子学生……

第129回国会 労働委員会 第4号(1994/06/09、16期、日本共産党)

○吉川春子君 本法案は六十歳定年を法的に義務づけるものですけれども、既に六十歳以上の定年制を設けている企業は、雇用管理調査によれば全体で七六・六%、今後改定することを決定しているところも加えると八四・七%となっているそうですが、さらに企業別で見ますと、五千人以上は改定予定、決定が一〇〇%、千人以上も九九・二%、三百人以上も改定予定のあるところがもう九九%に達しているわけです。  それで、労働省に数字をお伺いいたしますけれども、これらの企業で実際に六十歳の定年までその企業に在職した人のパーセントはどうなっているでしょうか。
【次の発言】 高齢者就業実態調査には、定年前に退職した人、定年により退職……

第129回国会 労働委員会 第5号(1994/06/20、16期、日本共産党)

○吉川春子君 雇用保険法改正案について質問いたします。  まず最初に、一般論として確認的に申し上げるわけですが、当然のことながら高齢者に対しても健康で文化的な最低限度の生活保障憲法第二十五条、それから勤労の権利及び義務二十七条、そして法のもとの平等が適用されます。単に年をとっているということ、すなわち年齢のみを理由としたいかなる差別も許されないというのは憲法上自明のことであると思います。  そこで、労働省にお伺いいたしますが、国際的にはより具体的に年齢による差別を禁じている条約、立法があります。そのうちILOの百十一号条約、雇用及び職業についての差別待遇に関する条約の第一条一項の(b)は、年齢……

第129回国会 労働委員会 第6号(1994/06/22、16期、日本共産党)

○吉川春子君 労災認定問題について伺いたいと思いますが、まず中華航空機墜落事故について伺います。  四月二十六日、名古屋空港で起きました中華航空機墜落事故は二百六十三名の死亡者を出すという大惨事でした。事故の原因の究明、被災者並びに遺族に対する補償問題も論議されているようですけれども、きょうは労災による補償について労働省の見解をお伺いいたします。  中華航空機墜落事故被災者の中には、乗務員を除いて海外出張からの帰国途上の者、社員旅行中の者、協力会社の慰安旅行中の者など、労災を適用する場合に非常に微妙なケースの人も多いと思いますけれども、できるだけ柔軟な対応を労働省に望みたいと思います。  海外……

第131回国会 政治改革に関する特別委員会 第3号(1994/11/14、16期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、一問目から答弁者がいないので質問の順序を変えざる得ませんので、基本的な問題から本当は入りたいんですけれども、これを後日に譲りまして二番目の質問から入ります。  小選挙区の区割り法案についての質問をいたします。  まず、大臣にお伺いいたしますけれども、普通選挙において一人が一票を持つということが大原則であって、税金の多寡によってある人はゼロとか一人が二票持つとか、こういうことはあってはならない、こういう原則は確立されていると思いますが、端的に御認識を確認したいと思います。
【次の発言】 一人一票を持つということが近代の普通選挙の原則である、ここはよろしいですね。

第131回国会 政治改革に関する特別委員会 第5号(1994/11/18、16期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川です。  総理に質問いたします。  区割り法案は民意を切り捨てる最悪の小選挙区制を完成させるものですが、加えて憲法の十四条、四十四条の保障する一票の価値の平等も保障されないものです。  自治大臣は、十四日の当委員会の私の質問に対して、一人が一票を持つことが普通選挙の原則であると答弁されました。しかし、区割り法は特定の一人に二票以上を与える結果になるんです。すなわち、一票の格差は最大二・一三七倍、これは国調ですが、住民基本台帳によると二・二二六倍となり、法のいう一対二未満を基本とするということも守られずゆゆしいことですが、自治大臣はこの程度なら憲法の原則に反しないと……

第131回国会 内閣委員会 第7号(1994/11/24、16期、日本共産党)

○吉川春子君 国家公務員の給与調整額についてまず伺います。  ことしの人事院勧告で給与のいわゆる調整額について「俸給表構造の変化等を踏まえた見直しを進めていく」ということが述べられています。これについて公務員労働者の間では、調整額の切り下げが行われるのではないかとの不安が広がっています。  給与法第十条には、職務の複雑、困難もしくは責任の度または勤労の強度、勤務時間、勤務環境その他の勤労条件が同じ職務の級に属する他の官職に比して著しく特殊な官職に対して俸給表の該当のところの俸給月額が適当でないと認めるときは、人事院は俸給月額につき適正な調整額表を定めることができるとしています。つまり、職務の困……

第131回国会 労働委員会 第3号(1994/11/15、16期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、失対制度問題について大臣にお伺いいたします。  労働大臣の私的諮問機関である失対制度調査研究会が、年内にも失対事業を最終的に打ち切る緊急失対法の廃止を内容とする報告書を出そうとしています。十一月四日に労働法学者、弁護士など三百七十名が連名で大臣あてに「失業対策制度の見直しに際しての要望書」を提出しております。ごらんになっていることと思います。  内容は、  (1)失業対策制度の見直しにあたっては、従来の政策路線や制度検討に拘束された狭い視野からそれを行なうのではなく、今日の情勢にふさわしい雇用・生活保障や失業対策の原則を明らかにする方向で政策体系の見直しを行なうこと。その際……

第132回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第3号(1995/02/17、16期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  三人の参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、まず共通の問題として、地方自治と地方分権はどう違うのかという点をお伺いしたいと思うんです。  地方自治の制度が憲法に取り入れられて、これは戦前になかった制度ですけれども、まさに民主主義の担保という形で第八章に設けたと思うんですけれども、中央集権に対する地方分権というと非常にいいイメージといいますか民主的なイメージがあるんですけれども、今論議されている地方分権が、先ほどどなたかがお話しされましたように、道州制に移行する一つの条件整備という性格を持っているということは事実なのではないでしょうか。  そのため……

第132回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第4号(1995/03/15、16期、日本共産党)

○吉川春子君 国民総背番号制の問題について伺いたいと思います。  自治省は平成七年二月に、住民記録システムのネットワークの構築等に関する中間報告を発表しました。ここで検討されている住民基本台帳番号制度は、生まれたばかりの赤ん坊に一つの番号をつけて、それが一生その人を識別する番号になるというものですけれども、対象は国民一億二千万すべてということで間違いないですか。
【次の発言】 内政審議室にまずお伺いいたしますが、八九年二月に行われた税務等行政における共通番号制度に関する関係省庁連絡会議に出席した省庁の名前と座長、これをお答えいただきたいと思います。

第132回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第6号(1995/04/26、16期、日本共産党)

○吉川春子君 質問いたします。  憲法理念との関係を伺いますけれども、憲法の言う地方自治の本旨は、地方自治の目的は地方公共団体における住民の基本的人権の保障にあり、そのためには区域住民の意思が自治体の組織や運営に反映されるという住民自治と、またその前提として、自治体は国との関係において対等、並立の関係に立つことが原理的、理念的に求められているという団体自治というふうに解されているんですけれども、本法案の地方分権の推進も地方自治の基本理念に基づいて行わなくてはならないと考えます。本法案のどこにこの点を読み取ればよろしいんでしょうか。具体的に何条というふうに言っていただきたいと思います。

第132回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第8号(1995/05/10、16期、日本共産党)

○吉川春子君 法文の七条関係についてお伺いをしたいと思います。  七条には「地方分権の推進に応じた地方公共団体の行政体制の整備及び確立を図るものとする。」となっていますけれども、これは地方分権による国の事務の地方移譲の受け皿として、地方自治体の合併とリストラ、地方の行政改革の推進も含むものと解せられますけれども、これが地方分権を推進する前提であってはならないと思うんです。こういうことをしないと分権をしない、権限移譲をしないということであってはならないのではないかと思うわけです。  地方公共団体の行政体制の整備及び確立を図るという仕事は、地方公共団体に対する行政の介入とか強力な指導のもとに行われ……

第132回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第9号(1995/05/12、16期、日本共産党)

○吉川春子君 総理に質問をいたします。  地方分権を推進する場合に中央省庁が握っている権限をそう簡単に放すはずがない、なかなかうまくいかないんじゃないかと、こういう声もたくさんあるわけですけれども、その場合にやはり世論の力といいますか、国民世論、住民参加の問題が非常に大きな力になるのじゃないかと思いますが、この地方分権と住民参加の点について総理はどのようにお考えでいらっしゃいますか、
【次の発言】 総理は衆議院の分権特別委員会でリーダーシップ云々の質問にお答えになって、こういうふうにおっしゃっているんですね。物事の決め方のプロセスは、できるだけ民主的に透明度の高いものにする必要がある、透明度の……

第132回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第10号(1995/06/02、16期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川でございます。  お三人の参考人の皆さん、本当にきょうはありがとうございます。私は、時間の都合で、青木参考人と富山参考人にまず最初お伺いをいたします。まとめて質問をしたいと思います。  私は、今週二回にわたって中小企業の代表者の方から意見を伺いました。火曜日はまさにこの部屋で参考人として中小企業の代表がお見えになって、水曜日は仙台に出かけまして地方公聴会という形で聞きましたけれども、そのときに、今の大型店の出店とそれからディスカウントストアの進出ですね、規制緩和による中で、また価格破壊の中で、どんなに厳しい状況に置かれているかということを痛切な思いで意見を述べられ……

第132回国会 予算委員会 第4号(1995/02/28、16期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、このたびの災害で亡くなられた皆さんに心からお悔やみを申し上げ、被災された皆さんにお見舞いを申し上げます。  総理、二十四日、総理の諮問機関である阪神・淡路復興委員会の会合が持たれ、緊急を要する課題として、空洞化が進む神戸市を中心とする被災地の経済復興と雇用問題を取り上げることを決めたこと報道されています。現状は、多くの事業所が被災し、商店も工場も再開のめどの立たないところも多いわけです。労働者も休業、失業に追い込まれています。  私は、雇用問題の中心は、被災した市民が被災地復興の中心的人材になってもらうことを政策の根本に据えるべきだと思いますけれども、総理の御認識を伺います……

第132回国会 労働委員会 第2号(1995/02/14、16期、日本共産党)

○吉川春子君 今回の地震に伴う大災害の問題について、雇用問題を中心に伺いたいと思います。  地震後、もう一月近く経過することによって問題が発展してきておりまして、特に今後は労働行政の果たす役割が非常に大きくなっていくと思いますし、全力を挙げてこの問題に取り組んでいっていただきたいと思うわけです。  まず、雇用調整助成金の問題について伺いますが、報道によりますと、ダイエーは神戸市内十店の短期契約労働者六百三十人に退職届を出すように求めているようです。そして、これはもう事実上の解雇だというふうにも報じられております。  労働大臣にお伺いしたいんですが、労働省は、企業が災害に便乗してリストラを推進す……

第132回国会 労働委員会 第3号(1995/02/28、16期、日本共産党)

○吉川春子君 政府は、現在、公共職業安定所に多数の求職者が来所しており、多数の失業者が発生している状況にある、今後もさらに多数の失業者が発生することが見込まれるために、雇用の場を確保することが必要として、今回の立法措置に踏み切ったわけで、まさに大変な事態であると思います。  それで、通産省お見えになっていますね、具体的な事例についてちょっとお伺いしたいと思います。  まず、実態を伺いたいと思うんですけれども、今回、震災地で大企業が工場閉鎖とかあるいは労働者の解雇、パート労働者の解雇というところが出ておりますけれども、この実情について報告していただきたいと思います。神戸製鋼所とか神戸製鉄所、住友……

第132回国会 労働委員会 第4号(1995/03/10、16期、日本共産党)

○吉川春子君 今回の法改正で、特定不況業種、それから特定雇用調整業種に係る事業主の雇用する労働者の失業予防、雇用機会の増大のために出向、再就職あっせんにより特定雇用調整業種等事業主から労働者を受け入れる事業主に対して労働移動雇用安定助成金を支給することとしていますが、具体的にどんな業種の指定を予定していますか。
【次の発言】 どういう業界、どういう業種ですか。具体的に伺います。
【次の発言】 労働大臣が指定をするということを予定している企業の中には、内部留保をふやしている会社も対象になるんでしょうか。  例えば、大手鉄鋼五社は、最近の報道によると、今期三月期決算見通しを発表しましたけれども、新……

第132回国会 労働委員会 第5号(1995/03/14、16期、日本共産党)

○吉川春子君 過労死の新しい認定基準、基発第三十八号についてお伺いいたします。  まず大臣、今回の改定の目的、理由を伺いたいと思います。  昨年の十二月十六日に「脳・心臓疾患等に係る労災補償の検討プロジェクト委員会検討結果報告」によりますと、同委員会の設置目的は、近年、この認定基準やその運用が労働者にとって厳し過ぎる、労働者の保護に欠けるのではないか等の意見もあり、また行政事件訴訟においても国が敗訴する事案が、裁判で負ける事案がふえているために、脳・心臓疾患等に係る労災補償についての問題点を整理して、今後の対応を明らかにすることというふうになっておりますが、今回、労働省が認定基準を改定されたの……

第132回国会 労働委員会 第6号(1995/03/16、16期、日本共産党)

○吉川春子君 きょうは、二つの失業対策問題について質問いたします。  一つは若年労働者、もう一つは高年齢労働者についてです。  空洞化、リストラに加えて、阪神・淡路大震災による失業問題が社会問題になっていますけれども、ことし一月の完全失業率及び十五歳から二十四歳の完全失業率の数字だけ、まずお聞きいたします。
【次の発言】 三月は卒業の季節で、既に高校の卒業式も終わっているところもあるんですけれども、ことし卒業する高校生の就職の内定状況について、数字を文部省から伺いたいと思います。
【次の発言】 私は、ことし一月下旬に自分の住んでおります埼玉県におきまして、共産党の県委員会とか阿部幸代事務所と協……

第132回国会 労働委員会 第7号(1995/03/17、16期、日本共産党)

○吉川春子君 まず最初に、ILOのパート労働条約についてお伺いいたします。  政府が昨年六月二十四日、この条約に棄権という態度を表明しましたけれども、その理由についてお伺いいたします。
【次の発言】 簡単にでいいんですけれども、一番国内法との整合性で問題になった点は幾つあって、どこですか。簡単にお願いします。
【次の発言】 我が国の国内法といろいろ抵触するということで批准しない理由を述べられたわけですけれども、今約一千万に近いパート労働者がおりますが、今もありましたように、フルタイム労働者と比べて非常に権利が劣悪だということです。パート労働者の権利を保障するというのは国際的な世論でございまして……

第132回国会 労働委員会 第8号(1995/03/28、16期、日本共産党)

○吉川春子君 中小企業退職金共済法が改定されるわけですけれども、この制度を創設した目的と果たしている役割についてまず伺いたいと思うのです。  労働省は、従来中小企業は大企業と比べて労働条件や福利厚生面で格差がある、格差是正を行うことが行政の一つというふうに言ってきましたし、また平成六年度版の「中小企業」という冊子によりますと、中小企業退職金共済制度は、単独では退職金を設けることが困難な中小企業に対して大企業と同じように退職金を支払えるようにすることを目的とするとあります。労働省は、中小企業に働く労働者の労働条件の改善を図る、そういう基本的な立場、施策、これは今後とも変わりなく続けていくというこ……

第132回国会 労働委員会 第10号(1995/05/25、16期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  質問をいたします。  男子は働いて家族の家計を支え、女性は家事、育児を担当して家庭を守る、こういう伝統的な性による役割分担論が政治、経済、社会から女性を排除してきました。一九七九年の女子差別撤廃条約では「社会及び家庭における男子の伝統的役割を女子の役割とともに変更することが男女の完全な平等の達成に必要である」としています。また、ことしの四月に国会で承認されたILO百五十六号条約も、家族的責任を有する男女の労働者がその責任によって経済活動における向上の可能性が制約されることのないように、そして差別を受けることなしに職業上の責任と家族的責任の間に衝突が起……

第132回国会 労働委員会 第11号(1995/05/30、16期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  四人の参考人の皆さん、きょうは貴重な御意見を伺わせていただきましてありがとうございます。  順次お伺いしていきたいと思いますが、この介護休業制度の導入はILOの百五十六号条約、つまり家族責任を負う労働者が職業上の責任も全うできるように職場が継続できるように、そのための差別があってはならないというその条約の国内法の整備という側面で導入された、こういうふうに言うこともできるかと思います。  それで、高島参考人と暉峻参考人に、まずこの百五十六号条約との関係において、女性が働き続けるということとの関係において、今回の介護休業制度の内容について御意見なり御感想……

第132回国会 労働委員会 第12号(1995/06/01、16期、日本共産党)

○吉川春子君 一番最初に、大臣にお伺いいたします。  審議中の育児休業改正法案の十条には、介護休業の申し出をしたことを理由として解雇をしてはならないとなっています。また、十七条の一項二号に、育児休業等に関する定めの周知等の措置を講ずる事項として、「育児休業及び介護休業後における賃金、配置その他の労働条件に関する事項」を挙げています。そして、今行われております育児休業で、労働省の育児指針には、育児休業の権利を行使したことを理由として当該労働者を不利益に扱ってはならないというふうにしています。  介護休業をとったことを理由とするいかなる不利益も行ってはならないというのが、今回のこの法案の基本的な精……


17期(1995/07/23〜)

第134回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第2号(1995/11/08、17期、日本共産党)

○吉川春子君 総務庁長官にまずお伺いいたします。  けさ各紙で報道されたところによりますと、長官は先月十一日に閣議後の記者会見に続いて行ったオフレコの懇談会で日韓併合条約に触れて、「あれは無効だったといいはじめたら国際協定は成り立たない」「強い国と弱い国、ほかに方法がないわけだから。あの時は自分の国が」、自分の国というのは朝鮮のことだと思うんですが、「やられたときだから仕方なかった」と。また、日本の朝鮮統治については、「日本はいいこともした。全市町村に学校をつくった。高等農林学校をつくり、ソウルに帝国大学をつくり、一挙に教育水準をあげた。鉄道五千キロ、港湾整備、開田・水利をし、山には木を植えた……

第134回国会 労働委員会 第3号(1995/10/20、17期、日本共産党)

○吉川春子君 質問いたします。  総理の所信表明で、失業なき労働移動の支援と失業者の早期再就職に努めている、雇用機会の創出、人材確保の雇用対策を盛り込んだ中小企業労働力確保法の一部改正を提出したと、こういうふうに述べられて、今の雇用対策の中心としてこの法律案の改正を提案されたと言っておられます。  労働移動というふうに非常にスマートな言い方をしておりますけれども、中身は失業であり転職である、人々が定年まで同じ会社に勤められなくなっている、こういうことです。労働省の白書でも、途中で転職をした場合に退職金は七百万から一千四百万損をすると、こういう指摘があるわけです。  今、大企業でリストラの名のも……

第134回国会 労働委員会 第4号(1995/11/07、17期、日本共産党)

○吉川春子君 高校生の就職問題、大学生の就職問題についてまずお伺いしたいと思います。  高校生の求人倍率も大変去年に比べて低いわけですけれども、ことし三月卒業の高校生、大学生の就職状況について簡単に御報告いただきたいのと、そのことが学校教育、授業にどういう影響を与えているかについてもあわせて文部省から答弁をお願いします。
【次の発言】 授業とか学校教育にどういう影響を与えているかについて、重ねて答えてください。
【次の発言】 文部省、全く怠慢ですね、それは。だって、これだけ就職難で先の見通しもない、そうしてその学生たちが三月卒業しても就職できない、授業も成り立たないし希望も持てない、そういう中……

第136回国会 選挙制度に関する特別委員会 第3号(1996/06/17、17期、日本共産党)

○吉川春子君 今回の法改正で、衆議院では日本共産党が反対意見表明をしたのみで、質疑は全く行われませんでした。提案理由説明では、各党においてさまざまな論議が行われている、このような論議を背景に取りまとめたなどと言っていますが、各党の消長にかかわる選挙制度について、自分たちが納得すればいいということなのでしょうか。一部の大政党のみが自分たちの都合のいいような内容を国会の審議なしで通すことは許せません。  また、選挙制度をどうするかは、議会制民主主義と国民主権にとって重要な問題です。こんなに国会の審議が軽く扱われていいはずがありません。新聞の社説でも、「ご都合主義が過ぎないか」として、「新制度の都合……

第136回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第2号(1996/02/21、17期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川です。お三方の参考人、どうもきょうはありがとうございます。  まず諸井参考人にお伺いいたしますけれども、首都移転とか遷都ということをおっしゃっておられまして、中央官庁をスリムにしてそして必要最小限度のものを新しい首都に移すと規制緩和も進むんだ、いいチャンスだというふうにおっしゃっているんですけれども、私は、首都移転と地方分権というのは全く切り離して考えるべきではないかというふうに思います。  なぜならば、私は首都移転は反対の立場なんですが、今、例えば霞が関でも新しいビルはどんどん建っているし、今建設中のものもあるんですよ。国会図書館は地下八階の書庫が完成してまだ何……

第136回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第6号(1996/05/22、17期、日本共産党)

○吉川春子君 地方分権の中間報告が出されましたけれども、地方分権を推進していくためには、それを担う受け皿といいますか、行政体制が確立されていなくてはなりません。ところが、実情はどうでしょうか。全体の奉仕者として誇りを持って公務に励めるような待遇とはほど遠く、歯を食いしばって働いている臨時職員、非常勤職員が多数おります。国、地方自治体を問わず、大勢のパート労働者が近年急増しております。  全労連の女性部が九五年九月に編集した冊子「わたしの証言」には一千人の証言が載っておりまして、数百人のパート、国家公務員、地方公務員もその中に少なくないわけです。  国立病院の看護婦は、定員外職員ということで、全……

第136回国会 予算委員会 第3号(1996/02/16、17期、日本共産党)

○吉川春子君 総理、国連の人権委員会の女性に対する暴力特別報告官クマラスワミさんの従軍慰安婦に関する報告書が公表されました。  報道によると、総理は法的に反論すべきは反論するとおっしゃっておられますけれども、この報告書で述べられている従軍慰安婦の募集の形態とか慰安所の状況についてもお認めにならないのですか。
【次の発言】 例えば、従軍慰安婦の募集の形態についてどの部分が認められないとおっしゃるんですか。
【次の発言】 この報告書に触れられている募集の三つの形態について認めるんですか、認めないんですか。
【次の発言】 不正確だということですか。

第136回国会 労働委員会 第3号(1996/02/27、17期、日本共産党)

○吉川春子君 まず最初に、大臣にお伺いいたします。  女性も人間として自立して働き続ける権利があることは当然認められていますけれども、女性が家庭を持ち、子育てをしながら仕事を続けることは並大抵のことではありません。女性に対するあらゆる差別を禁止した女子差別撤廃条約をさらに徹底したILO百五十六号条約が締結され、我が国も昨年批准しました。  また、北京で開かれた国連第四回世界女性会議で採択された行動綱領にも、家庭責任の不十分な分担が保育のようなサービスの欠如または不足と相まって、女性の雇用、経済的、職業的、その他の機会と女性の移動を依然として制限し、それらへの女性の関与を極めてストレスの多いもの……

第136回国会 労働委員会 第4号(1996/04/09、17期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、阪神・淡路大震災での失業者を公共事業にどの程度吸収したかという問題についてですが、先ほど報告がありませんでしたので伺いますけれども、昨年成立させた公共事業就労促進法による公共事業の事業主団体への紹介実績は実人員で何人ですか。
【次の発言】 失業者をこの法律によって吸収した数が三十三人ということでは、この法律が役割を果たしたとは到底言えないと思うんです。大臣は衆議院の労働委員会でこの点について、今までは震災の後片づけが中心だったけれども、これから本格的な公共事業に入っていくので公共事業就労促進法がより効果が出てくる、こういうふうに答弁されています。この法律の対象は無技能者とい……

第136回国会 労働委員会 第5号(1996/04/11、17期、日本共産党)

○吉川春子君 本件は、札幌北公共職業安定所の設置について承認を求めています。新たに職安を設置することについて我が党は賛成です。しかし、今回平成八年度安定所等再編成に伴い職安をふやす一方で、降格、廃止の憂き目に遭うところが出てきています。出張所をなくすことについては国会の承認にかかっていないのです。しかし、なくなる地域の住民にとっては大変困難な問題が生じます。  そこで伺いますけれども、今回再編成で職安が廃止されたり降格されたりするところは幾つありますか。都道府県別、自治体別に名前を挙げて報告してください。
【次の発言】 一カ所つくると同時に八カ所を廃止し、二カ所を降格する、こういう計画ですね。……

第136回国会 労働委員会 第6号(1996/04/18、17期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川でございます。  四人の参考人の御意見を伺いながら、派遣労働者の実態、それから法律問題が非常に浮かび上がってきていると思います。  順次質問をさせていただきたいと思いますが、私はまず、育児休業、介護休業の代替要員に今回派遣労働者の導入が認められた、枠を外したという問題について、脇田、中野両参考人にお伺いいたしますけれども、なぜ導入したかということについては介護・育児休業の取得を促進するものである、これが導入の理由になっております。  先ほど、脇田参考人の資料を拝見いたしましたら、育児休業、介護休業の権利行使そのものを困難にするんだということを書いておられますが、そ……

第136回国会 労働委員会 第7号(1996/04/26、17期、日本共産党)

○吉川春子君 十年前に、それまで違法であった労働者供給事業を、専門性そして特別の雇用管理の必要という二つの観点から対象業務を決めて、労働者派遣事業として合法化しました。一も問題なんですけれども、二の特別の雇用管理というのは、企業のニーズだと思います。労働者、派遣先、派遣元という三角関係というか、そういう中で労働者の権利が非常に侵害されているということで、徐々に伺っていきたいと思います。  労働省は、導入のときの議事録を読みますと、労働者が好きなときに好きなだけ働ける、そういう働きたいという労働者のニーズを満たすためなどと言ってきたわけなんですが、ここに民主法律協会派遣労働研究会の「がんばってよ……

第136回国会 労働委員会 第8号(1996/04/30、17期、日本共産党)

○吉川春子君 労働者派遣事業は、本来禁止されている労働者供給事業を一部例外的に解禁をしたものですが、学者の指摘でも労働者を文字どおり商品として仲介をして、労働者の賃金に寄生することで利益を得る間接雇用、すなわち封建的、前近代的な慣行を禁止したのが職安法の目的だとされていますし、もしこの派遣事業を解禁ということであるならば、単に労働者の賃金に寄生するような事業主を厳しく規制しなくてはならないはずだと思います。  労働省の調査でも、例えば一般派遣でビル清掃は、派遣料金は一万一千六百三十八円、そのうち派遣労働者の賃金は五千五百六十二円です。派遣料金の四七・八%にすぎないわけです。これは建築物清掃全体……

第136回国会 労働委員会 第9号(1996/05/07、17期、日本共産党)

○吉川春子君 シルバー人材センターは、高齢者の就業意欲にこたえ、その能力を地域社会において活用するもので、全国的にも要求も高く、箇所数も広がっています。今回の法改正は、都道府県ごとに連合を設置し、シルバー人材センターのない地域であっても高齢者がどこでも仕事の提供を受けられるようにするということで、高齢者の要求に沿うものであると思います。  そこで伺いますが、シルバー人材センターは自主・自立、共働・共助の理念を掲げて地域の高齢者が自主的に運営している組織で、ここに特徴があるわけです。改正によってこの自主性が損なわれはしまいかということを会員の皆さんは一番心配されておられます。  さっきも質問があ……

第136回国会 労働委員会 第10号(1996/05/14、17期、日本共産党)

○吉川春子君 今回、労災法の改正のきっかけになった最高裁の判決は、労働者災害補償保険法による保険給付に関する決定に不服のある者は、労働者災害補償保険審査官に対して審査請求をした日から三カ月を経過しても決定がないときは、審査請求に対する決定及び労働保険審査会に対する再審査請求の手続を経ないで処分取り消しの訴えをできる、このように判示しております。しかし、今回の法改正は、同様の事例について「労働保険審査会に対して再審査請求をすることができる。」というふうにして、直ちには提訴できないこととし、裁判への道を相変わらず閉ざしたままにしておりますけれども、これはなぜでしょうか。

第136回国会 労働委員会 第12号(1996/05/23、17期、日本共産党)

○吉川春子君 勤労者財形促進法は、一九七一年、昭和四十六年に制定後、これまで七次にわたって改正されてきましたが、労働省のこの制度に対する熱意といいますか、これにもかかわらず財形の実績は下がってきているのではありませんか。財形年金、財移住宅について数値を御報告していただきたいと思います。また同時に、その原因をどうとらえておられるのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 日本生産性本部が出版しております「勤労者財形の手引き」によりますと、財形制度は、財形貯蓄制度をまず軸として、それと密接に関連させて財政融資を組み合わせているという点から見て、財産形成への従業員自身の自己努力を前提とした制度であり、賃……

第138回国会 決算委員会 閉会後第3号(1996/11/26、17期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  官房長官に質問をいたします。  女性に対する暴力の撤廃について、国際的な認識そして取り組みはかなり前進してきています。我が国でも十年前は概念すら余りはっきりしなかった。知られていなかったセクシュアル・ハラスメントについて、予防禁止措置をとることの合意ができつつあります。  昨年、北京で開かれました第四回世界女性会議で採択された行動綱領でも、  女性に対する暴力は、平等、開発及び平和とい  う目標の達成を阻む障害である。女性に対する  暴力は、女性による自らの人権及び基本的自由  の享受を侵害するとともに、これらを減じ、又  は無にする。女性に対する暴……

第139回国会 労働委員会 第1号(1996/12/17、17期、日本共産党)

○吉川春子君 小谷村の土石流災害の問題について伺います。  私は十二月七日に小谷に参りましたけれども、現地は昨年、ことしと連続して土石流が発生して、災害現場に近づくとすごい災害の跡が目に飛び込んできまして、土石流の常夏地帯であることがすぐにわかります。これは天災だとか予期せぬ災害だと閣僚が今回の事件で相次いで発言しておられますが、そうではないと思います。仮に土石流は防げなかったとしても、今回のような最悪の労災は防げたし、防がなければならなかったのではないでしょうか。  平成七年九月に長野労働基準局は、長野県北部梅雨前線豪雨復旧工事の安全対策を施工業者に対して指導、長野県の土本部長あるいは建設省……

第140回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号(1997/06/16、17期、日本共産党)

○吉川春子君 政府は、九五年二月の閣議決定で、特殊法人の子会社、関連会社等を含む法人全体の財務諸表等の情報公開を進めるとの方針を打ち出し、総務庁は、九六年十二月に特殊法人に関する調査結果に基づく勧告で、特殊法人の財務諸表等の公開推進を強く求め、同月の閣議決定で行政改革プログラムで、特殊法人のディスクロージャーの一層の推進を図ることとしました。  本法案は一歩前進であると私たちも思いますけれども、しかし、特殊法人という性格上、また世論の求める水準からすると、特殊法人の子会社、関連会社等の財務内容等の公開が非常に不十分であるというふうに思います。  以下、質問します。  まず、建設省に伺います。住……

第140回国会 予算委員会 第16号(1997/03/26、17期、日本共産党)

○吉川春子君 文部省にお伺いいたします。  父親の教育参加事業は何のために行っているのか、事業の趣旨、概要についてお伺いいたします。
【次の発言】 参観じゃないですよ。これです。通告してあるじゃないですか。参観授業なんて聞いていません。
【次の発言】 もう一度言います。通告してありますよ。父親の家庭教育参加支援事業、これは何のために行っているのか、その概要についてと。通告どおりに答えてください。
【次の発言】 文部大臣、昨年とことし、文部大臣が日経連会長に、父親の残業を減らして家庭に帰してほしいと異例の要請を行っておられますが、それはどういうことでしょうか。

第140回国会 労働委員会 第2号(1997/02/25、17期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、いわゆる女子保護規定を廃止する雇用機会均等法の問題について、法律そのものではありませんが質問したいと思います。  政府は、雇用機会均等法の改正に伴って労働基準法六十四条の二「労働時間及び休日」、同三「深夜業」を削除しようとしています。この結果、企業は二千万以上の働く女性に深夜働かせてもよいということになるわけで、これは働く女性のみならず大変大きな影響を社会的に引き起こさずにはいないと思います。  現行で女子の時間外労働については、三六協定を締結してもなお工業的業種で一週六時間、年間百五十時間、非工業的業種で四週三十六時間、一年百五十時間を超えてはならないとされています。これ……

第140回国会 労働委員会 第4号(1997/03/18、17期、日本共産党)

○吉川春子君 障害者が経済的に自立するということは非常に重要なことでして、障害者雇用促進法はそれを支援し援助する法律です。第一条で、障害者がその能力に適合する職業につくことなどを通じてその職業生活において自立することを促進する措置を講じ、障害者の職業安定を図ることを目的としています。  私は、憲法二十七条の勤労の権利義務、この法律の総論はこの憲法二十七条に発すると思うんです。このことをやっぱり明記すべきだと思うんですけれども、なぜそれがこの法文に言及されていないんでしょうか。  ちなみに、労働省関係の法律というのは、例えば労基法、労組法は、憲法二十七条、二十八条が根拠規定ですし、職安法は憲法二……

第140回国会 労働委員会 第5号(1997/03/21、17期、日本共産党)

○吉川春子君 政府は、八七年の労働基準法改正で週四十時間労働制の方針を決めました。また、経済計画等で時短千八百時間達成についてたびたび宣言してきました。  そして、時短推進計画、九二年、平成四年十月九日で、世界有数の経済的地位にふさわしい豊かでゆとりある労働者生活の実現のために緊急に取り組むべき課題が労働時間の短縮だと、生活大国実現を目指す上で最重要課題の一つであるとしました。また、労使の取り組みの促進では、生産や所得の低下を引き起こすことなく労働時間の短縮を円滑に進めるためには生産性の向上が必要であるとしていますが、時短促進のために所得の低下を引き起こしてはならないという閣議決定の内容は政府……

第140回国会 労働委員会 第6号(1997/03/25、17期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、労働時間の短縮の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案に対し、反対討論を行います。  週四十時間労働制は、労働基準法で定められた猶予措置が本年三月三十一日で終了し、この四月から名実ともに実施される予定でした。ところが、多くの中小企業で働く労働者がこの時短から取り残されたことは、憲法の定める法のもとの平等の観点からも許されるものではありません。人間らしい生活、ゆとりある生活を取り戻すために、労働時間の短縮はすべての労働者にもたらされなくてはならないものです。にもかかわらず、この恩恵にあずかれない労働者がまだ四割以上もいるということは、国の方針として……

第140回国会 労働委員会 第7号(1997/03/27、17期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、就職協定廃止の問題について伺います。  これは私も実は、大学の方の七つの団体のまとめ役である久々宮先生に東京商船大学を訪れましてお話を伺ってまいりまして、非常に大学側としても困惑しているという様子をつぶさに聞いてまいりました。  それで、さっき文部省も言っていましたように、就職協定を廃止した結果、もう三年生のうちから就職活動が始まる、あるいは短大は一年生のときから始まるとなると、ほとんど大学教育というものは就職活動によってゆがめられるという、今もそうですけれども拍車がかかるわけです。こういう問題を文部省に任せておけばいいとばかりは当然言えないわけですが、この就職協定廃止のと……

第140回国会 労働委員会 第9号(1997/04/08、17期、日本共産党)

○吉川春子君 今回の改正は、特殊法人の整理合理化を図るために中小企業退職金共済事業団及び特定業種退職金共済組合を解散して勤労者退職金共済機構を設立するわけですけれども、二つの共済組合が合併することでこれまでの組合員の利益が損なわれてはならないということは当然だと思います。  重要なことは、独自の退職金制度を持てない中小零細企業などに働く労働者に対して退職金をいかに多く保障するか、魅力ある制度に変えていくかということだろうと思います。しかし、二年前にもこの中退金の改正が行われまして、預金金利の低下を理由に退職金の縮減につながる、そういう改正内容だったと思います。  先日、この趣旨説明が行われまし……

第140回国会 労働委員会 第11号(1997/04/22、17期、日本共産党)

○吉川春子君 労働福祉事業団法の一部を改正する法律案について質問します。  労働福祉事業団が有している労災病院、健康診断センター、看護婦等養成施設、労災リハビリテーションなどは労災防止、予防、ひいては労働者の健康管理などに重要な施設として全国ネットで設置されています。十分にその機能が発揮されるように運営されることが期待されていると思います。  そこで伺いますが、労災病院の診療の実態を数値でお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 労災に係るパーセントはどれぐらいですか。
【次の発言】 労災の診療率が大変低いわけです。一般的な地域医療に対する貢献はこれはこれで結構なんですけれども、もっと労災……

第140回国会 労働委員会 第12号(1997/04/24、17期、日本共産党)

○吉川春子君 職業能力開発促進法及び雇用促進事業団法の改正案について質問をいたします。  ことし一月の中央職業能力開発審議会の答申を受けて今回の法改正が行われると思いますけれども、高度化、複線化している業務遂行のため、労働者の職業能力を高めるための公共職業訓練が強調され、訓練校に専門かつ応用的な職業能力の開発、向上の長期訓練課程の設置、このための労働者の自発的な努力の助成に主眼が置かれています。  けさの委員会の答弁でも、高度の技能を有する人材が欲しいと産業界の要求があったからだと言われましたけれども、企業の必要とする高度の職業能力を主として若い人々に施す点が今回の改正点の主眼ではなかろうかと……

第140回国会 労働委員会 第14号(1997/05/29、17期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  雇用機会均等法の改正を多くの女性が待っていたと思います。それは、賃金差別あるいはさまざまな働きにくい条件の中で懸命に多くの女性たちが頑張って、雇用機会均等法を何とか実効あるものにしてほしい、その思いでこの改正を待っていたと思います。  ところが、今度の改正は、皆さん御案内のとおり、労働基準法の女子保護規定の廃止とセットになっております。この女子保護規定の廃止は、女性に健康破壊をもたらし、また女性労働者に育児、介護など家族的責任の放棄を求めるものだと私は思います。労働基準法上、産む性である女性の保護を取り払うということに何の合理性もないわけです。この問……

第140回国会 労働委員会 第15号(1997/06/03、17期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  参考人の皆様には大変興味深い、また意味ある御意見をお述べいただきまして本当にありがとうございました。  さらに何点か皆さんにお伺いをしていきたいと思います。  まず、坂本福子参考人にお伺いいたしますけれども、日弁連は今回の法改正につきまして、中でも労働基準法の改正、括弧つきの改正なんですが、これについては大変厳しい意見を述べられているようですが、その理由を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 日弁連というのはすべての弁護士が加入する組織でして、いろんな法案についていろんな積極的な活動をされているんですが、この日弁連が労働基準法の改正について警……

第140回国会 労働委員会 第16号(1997/06/10、17期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、労働大臣にお伺いいたします。  けさこの委員会冒頭で委員長からも厳重注意がありましたように、労働省は参議院の審議が始まる前に改正均等法の学習会等を全国で計画をしました。指摘を受けて、労働大臣はこれを取りやめたと釈明しましたけれども、重大な国会無視があったと思います。しかも、この法案はきょうの委員会でもまた衆議院の委員会でも労働基準法の改正等についてたくさんの懸念が表明さている問題点の多い法案です。法律は衆参両院で可決されなくては成立しないという憲法の大原則が念頭になかったと、こういうことなんでしょうか。これは大臣です。

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号(1997/11/11、17期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子でございます。  財政構造改革法案について質問をいたします。  予算の内容は、私が言うまでもないんですが、予算総則、歳入歳出予算、継続費、国庫債務負担行為等でありますけれども、歳入歳出予算が予算の本体であるというふうに言っていいと思います。  国会の議決対象は一般会計、特別会計、政府関係予算ですが、財政構造の概念の中には少なくともこれらの予算の歳出だけではなくて歳入が入るのは当然ではないでしょうか。なぜ財政構造改革法案に歳入の改革を入れなかったんでしょうか。総理、お伺いいたします。
【次の発言】 総理は昨日もそのような趣旨の御答弁をされました。  毎年、与党な……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号(1997/11/18、17期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子でございます。  三人の参考人におかれましては大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。  まず私は、新藤参考人にお伺いしたいんですけれども、日本の五百兆に及ぶ借金は、民間企業ならとうに倒産しております。取締役は全員辞任、どこかの社長ではありませんけれども、多少とも良心のある人は自分の財産で一部補うとかということになるわけですが、政府や地方公共団体は倒産しないものですから責任があいまいです。これは私は許されないことだと思います。  参考人は、「週刊金曜日」にこのように書かれております。「考えておきたいのは、国鉄解体・民営化を進めた思……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第12号(1997/11/21、17期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、財政構造改革の推進に関する特別措置法案について反対討論を行います。  本法案は、国、地方合わせて五百兆円に及ぶ債務は主要先進国中最悪であり、このままにしておいては破綻しかあり得ないなどとしながら、財政破綻の原因やそれをもたらした政治責任を明らかにすることなく、また改革すべきシステムもそのままにして、集中改革期間の三年間、医療、福祉、教育費などを大幅にカットして、犠牲を一方的に国民に押しつけるものであり、まさに国民福祉の自動削減装置とも言うべきもので、内容的にも法形式上もおよそ財政構造改革の名に値しない法案です。  このような重大な法案については、参考人……

第141回国会 内閣委員会 第4号(1997/12/02、17期、日本共産党)

○吉川春子君 官房長官にまずお伺いいたします。  六月三日の閣議決定の中で、「十四、定員・人件費」というところに、「集中改革期間中、適切な措置を講ずることにより、総人件費を極力抑制する。」としまして、人事院勧告制度の維持、尊重をうたった上で、「一方、事情変化が生じた場合、関係者は国政全般を考慮し、責任ある協議を行い、適切に対処する。」としています。  ここで言う「適切に対処」とは人件費の削減を意味すると思いますが、そうであるならば人事院勧告制度を維持、尊重するということと矛盾するのではないでしょうか。
【次の発言】 人事院勧告制度を維持、尊重するということと矛盾するんですか、しないんですか。

第141回国会 労働委員会 第3号(1997/12/09、17期、日本共産党)

○吉川春子君 先日、新聞に、「わが人生、破たんで狂う 経営失敗 つけはサラリーマンに」、こういう見出しで記事が載っておりました。山一、北海道拓殖銀行など、大企業の破綻が続いておりますが、この間、リストラや企業倒産等、職を失った人々の就職はどうなるか、きょうも胃が痛くなるような議論が続いているわけですけれども、従来型の職安の業務ではホワイトカラーの再就職のあっせんはなかなか困難があるな、このようにも思います。  私は具体的な問題について伺いますが、まず北海道拓殖銀行についてですけれども、ここは債権譲渡など金融破綻で今後どうなるかということですが、この場合、労働者の賃金、残業手当、退職金など労働債……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号(1998/06/02、17期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子でございます。  橋本総理大臣並びに各大臣の皆さんに質問をさせていただきます。  中央省庁再編基本法について質問いたしますが、本法案では労働省と厚生省を一つにして労働福祉省にすることとしております。  私、実は昨日、東京飯田橋の職安に行ってまいりました。もう夕方近かったんですけれども、職を求める人たちがフロアにいっぱいあふれておりました。こんなに雇用失業情勢が厳しいときに労働省の機能を低めていいものだろうか、こういう不安が高まっているのは当然のことだと思います。  五月二十九日に政府から発表されました労働力調査速報によりますと、四月の失業率がついに四・一%にな……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第11号(1998/06/04、17期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子でございます。  お三方の御意見、興味深く拝聴いたしました。  まず、石川参考人にお伺いいたしますけれども、地方財政の困難性ということについては衆議院の参考人として出席された徳島県知事を初め異口同音におっしゃっておりまして、非常に困難な状況にあるということは私もわかっております。  それで、二点お伺いしたいんです。  去年の財政構造改革法において約三千の補助金のカットが行われましたけれども、これの手当てを地方自治体においてはどのようになされたんでしょうか。  もう一つは、公共事業、五全総も最近発表になりましたけれども、非常に大型プロジェクトが地方財政に対する財……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第12号(1998/06/05、17期、日本共産党)

○吉川春子君 内閣機能の強化と憲法、法律上の制約について伺います。  行革会議の最終報告には、「合議体としての「内閣」が、実質的な政策論議を行い、トップダウン的な政策の形成・遂行の担い手となり、新たな省間調整システムの要として機能できるよう、「内閣」の機能強化が必要である。」としています。そしてまた、「内閣機能の強化・活性化のため必要であれば、閣議の議決方法について多数決の採用も考慮すべきである。」としています。  しかし、内閣法の改正は行わないんだということを事務当局の説明で私は聞きました。閣議の多数決制を導入するということは、憲法の「内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負……

第142回国会 予算委員会 第11号(1998/03/26、17期、日本共産党)

○吉川春子君 おはようございます。日本共産党の吉川春子でございます。  質問をさせていただきます。  労働者の最低限の労働条件を定める労働基準法が成立して五十一年たちます。今国会では、労働基準法、労働者派遣法の改正など五千四百万人の労働者の権利に係る法律が根本的に変えられようとしています。  一九四七年三月、衆参本会議で労働基準法の提案に当たり、大臣から趣旨説明が行われました。この中で、この法律の目的、日本国憲法との関係等についてどのように述べられているでしょうか。
【次の発言】 このとき、大臣が趣旨説明の最後で述べられた言葉は、この労働基準法というのは労働憲法である、こういうふうにおっしゃっ……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第3号(1998/01/29、17期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子でございます。三人の参考人の皆様には大変貴重な御意見をお述べいただきまして、私も本当に深く勉強をいたしました。ありがとうございます。  順次質問をさせていただきたいと思いますが、私はこの法人格の付与の運動が大きく盛り上がってNPO法案の成立の機運が高まったということは大変意義があると考えております。こうした草の根の運動こそが、日本の民主主義を守り発展させていく、そして憲法が規定する主権在民、国民こそ主人公、こういう日本をつくっていく大きな力になるものだということを実感しているわけです。  それで、まず山岡参考人に時間の関係でまとめて三点伺いたいと思います。  ……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第4号(1998/02/03、17期、日本共産党)

○吉川春子君 質問をさせていただきます。  NPO法の実現を目指して運動を続けているたくさんの団体の皆さんから、早く、また各党の法案のいいところを取り合って超党派で成立させてほしいと、こういう強い要望が寄せられております。私もその立場で頑張りたいと思いまして、質問をいたします。  今回の立法の目的は、個人の多様な価値観に基づき自発的に組織され、社会生活においても無視できない比重を占めて大きな役割を担っている民間団体に対して、正当な社会的位置づけを与えるということにあるのではないかと思います。我が国においては、営利を目的とする団体、株式会社等、あるいは公益団体、政治団体に比べても、非営利の民間団……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第5号(1998/02/05、17期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。質問をさせていただきます。  非営利の民間団体に法人格を付与しようという画期的なテーマで三法案が審議されておりまして、日本社会の多様性といいますか、民主主義のある側面での成熟ということを私としても実感しているわけです。  国会図書館の「調査と情報」の主要国のNPOによりますと、アメリカ合衆国において代表的な非営利組織の例として、ニューヨーク交響楽団、メトロポリタン美術館など、幅広い組織が例として載っております。確かに映画、演劇、音楽、舞踏など芸術、文化を豊かに発展させるために活動することはまさに社会全般の利益であると思います。  我が国においてもこのように考……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第6号(1998/02/26、17期、日本共産党)

○吉川春子君 NPO法案の審議は、国民の強い要望を法案にして、そして三つの法案が提案されて国会が審議するという形をたどりまして、内閣の出した法案を認めてやるということが主な活動ではないわけでして、そういう点では非常に意味のある審議経過をたどっているというふうに私は思います。  それで、最後の質問をいたしますが、市民活動促進法は、市民活動の定義、法人格付与の対象を十二項目に限っています。これは民法の三十四条の特別法なので民法とのすみ分けが必要であると再三説明されております。  趣旨説明で発議者の小川議員が、  多くの市民活動を行う団体は任意団体として活動を行っており、法人格がないことから、団体名……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第7号(1998/03/03、17期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、衆議院より送付された市民活動促進法案及び同修正案に対し賛成の討論を行います。  今日、福祉、教育、環境、災害あるいは芸術、文化など多様な課題に対し、多くの団体が、単に行政の不備を補うにとどまらず、みずからを社会的に事実上承認された主体としての活動を展開しています、対人地雷禁止に大きな役割を果たしたNGOの存在は記憶に新しいところです。今回のNPO法はこうした活動を促進しようとしている点で画期的意味を持つものです。  私たちはこの法案の内容にはなお改善すべき多くの点があると考えていますが、民間団体がこの法律によって法人格を取得して活動を一層旺盛に行うこと……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第9号(1998/03/12、17期、日本共産党)

○吉川春子君 労働大臣がその所信におきまして、国際的大競争時代を生き抜くには経済構造改革を推進し経済活力を維持しなければならない、その場合、経済活動の一方の担い手である労働者がその能力を十分に発揮し経済社会を支えることができるよう労働条件や労働環境の整備を進めることが必要だとされて、労働者には健康で安心して働ける労働環境を選び得る道を開くため労基法の改正案を提出したとおっしゃいました。  その内容は、裁量労働制の対象範囲拡大、変形労働時間制の要件緩和など、規制緩和は善との考えを労働法規にまで及ぼすもので、労働組合の潮流を超えて激しい非難の声が巻き起こっております。私はこの問題については別途質問……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第13号(1998/03/31、17期、日本共産党)

○吉川春子君 まず大臣にお伺いいたします。  大臣は三月十七日の閣議終了後の記者会見で、賃金決定のあり方について、基本的には市場原理原則に合わないことは通らない、業績の悪いところを無理に引っ張り上げて出せということになれば、長い目で見れば雇用を失う。護送船団方式的な賃金決定のあり方は市場経済に反するなどと発言されたとして、連合、全労連など労働組合から抗議されました。その後の報道によりますと、この発言を撤回なさったそうですけれども、何をどのように……
【次の発言】 ええ、撤回されたというふうに報道で私拝見いたしましたけれども、何をどのように撤回されたのでしょうか、お伺いします。

第142回国会 労働・社会政策委員会 第14号(1998/04/02、17期、日本共産党)

○吉川春子君 今、中小企業は不況、銀行の貸し渋りの影響で大変困難に陥っております。消費税を価格に転嫁できない中小企業がきのうの予算委員会での大蔵省の答弁でも六十万に上っている、こういう状況で消費税を納入しようと思えば、従業員の福利厚生や給与にも影響を及ぼさなくてはならないところに追い込まれている企業も少なくありません。  それで、伺いますが、中小企業における退職金・企業年金に関する研究会報告、平成八年八月では、今後の中退金制度に求められるものは、「(1)福利厚生事業による魅力づけ」で、「制度加入を進める観点からも、さらに何らかの福利厚生事業を実施することについて、」検討が必要だと、「(2)中退……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第15号(1998/04/07、17期、日本共産党)

○吉川春子君 労働省関係の予算についてまずお伺いいたします。  労働省が高齢社会対策として力を入れておりますシルバー人材センターに補助している自治体に対する補助金、高年齢者労働能力活用事業費の去年と比べての削減額と削減する理由を教えていただきたいと思います。
【次の発言】 金額は幾らでしたっけ、削減額、済みません。
【次の発言】 都道府県が設置する職業能力開発校、障害者のための職業能力開発校の補助金である職業転換訓練費交付金の削減額、そして削減する理由はどうですか。
【次の発言】 平成九年と平成十年の金額、それぞれおっしゃってください。

第142回国会 労働・社会政策委員会 第17号(1998/04/23、17期、日本共産党)

○吉川春子君 社会保険労務士法の基本的な問題について、まずお伺いいたします。  社会保険労務士法制定時の提案理由説明、趣旨説明を拝見いたしますと、社会保険労務士の役割について、社会経済の発展に伴い労務問題の重要性は高まり、特に中小企業の労務管理の近代化が切実な問題になっている。そのために、関係法規に通暁し適切な労務指導を行い得る専門家が必要になるが、中小企業では外部にこれらを求めざるを得ない。労務事務は経営者のために的確に処理する必要があるだけでなく、労働者の確保にかかわるものであるというふうにされています。  労務面から企業の発展と労働者の福祉の向上に寄与することを期待されている専門的な公的……


18期(1998/07/12〜)

第143回国会 総務委員会 第4号(1998/10/08、18期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川です。  今回の給与法改正によって、昇給停止年齢を原則五十八歳から五十五歳に引き下げるとしていますが、この法改正によって減収はどれぐらいになるでしょうか。モデルケースで数値をお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 これは退職金にはどの程度はね返りますか。
【次の発言】 これで、両方合わせると大変な金額になるわけでございまして、しかもこの数値には十八カ月の延伸を含めておりません。このほかにも年金にはね返るわけでございますが、職員にこれだけの損失をもたらす昇給停止問題について、労働組合には人事院は五月の末に示した。そして、事実上七月末の決着をさせたわけですけれど……

第143回国会 労働・社会政策委員会 第4号(1998/09/17、18期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  昨年の通常国会で、労働基準法のいわゆる女性保護規定が廃止されました。その際、当委員会の審議で、ほとんどの委員が、法施行までに時間外・深夜業の男女共通規制を設けることを政府に求めました。これが実施されないなら女性保護規定の廃止に反対であることを多くの委員が表明したことは議事録によっても明らかです。同法の施行は一九九九年四月です。衆議院送付の法案がこれにこたえるものになっているのかどうか、以下、質問をいたします。  まず、電通社員の大嶋一郎さんが、入社一年五カ月で悲惨な自殺を遂げられた。これを過労自殺として労働省は認定しましたけれども、その理由を説明して……

第144回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号(1998/12/11、18期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、財政構造改革の推進に関する特別措置法の停止に関する法律案に対する修正案の内容及び提案理由を説明いたします。なお、修正案はお手元に配付してありますので、ごらんいただきたいと思います。  その内容は、第一に、財政構造改革の推進に関する特別措置法を停止ではなく廃止することとしています。  政府案は「別に法律で定める日までの間、その施行を停止する。」こととしていますが、もともと財革法は聖域なき歳出削減との名目で国民生活に犠牲を強いる一方、銀行、ゼネコン支援のための財政出動は補正予算などで事実上制限なしに推進できるものでした。実際、財革法施行後も銀行への公的資金……

第145回国会 議院運営委員会 第17号(1999/04/28、18期、日本共産党)

○吉川春子君 本日の本会議における周辺事態法案などガイドライン関連法案の趣旨説明・質疑に関しまして、我が党の態度を表明いたします。  我が党は、このガイドライン法案は、日本がアメリカの軍事行動に自動的に参加する憲法違反の戦争法案であり、自治体だけでなく民間をも含め、国民全体の命運にかかわる今国会の最重要法案であると考えます。  この法案を首相の訪米の手土産にしようと審議を急ぐことなど論外でありますが、そのために強行された衆議院での修正なるものも、審議時間がたった三時間足らずであり、その内容は国民にも十分に明らかにされていない状態であります。  そのため、このような重要法案は、審議に入るまでに修……

第145回国会 議院運営委員会 第22号(1999/05/24、18期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、緊急上程に対して、日本共産党を代表して反対の意見を表明いたします。  日米新ガイドライン関連法案は、先ほど特別委員会で十分な審議を尽くさないまま議了しました。本日の本会議にこれらの法案の緊急上程をする何の合理的理由もなく、本会議の緊急上程には絶対に賛成できません。にもかかわらず、我が党の反対を押し切って、本院の民主的ルールである全会一致の原則を踏みにじって緊急上程することは、本院の民主的慣行に反するものです。  言うまでもなく、本法案は、武力による威嚇、武力の行使を禁じ、戦争を放棄した憲法に真っ向から対立するものです。自由党党首も戦争に参加する話と述べており、日本の将来を危……

第145回国会 議院運営委員会 第36号(1999/07/13、18期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、衆議院に憲法調査会を設置する国会法改正案について本会議において趣旨説明の聴取をすることなく委員会に付託することに反対の意見を表明します。  国の最高法規である憲法にかかわる調査機関設置の問題の是非を国民の前で徹底して審議するのは、参議院に課せられた当然の責務と言わなければなりません。衆議院の組織の問題にとどまらず、国会全体の問題です。  衆議院から送付されてきた国会法改正案は、「日本国憲法について広範かつ総合的に調査を行うため、衆議院に憲法調査会を設ける。」というものです。しかし、憲法についての調査は、わざわざ憲法調査会をつくらなくとも、現在の常任委員……

第145回国会 議院運営委員会 第40号(1999/07/26、18期、日本共産党)

○吉川春子君 衆議院送付の法律案は、「日本国憲法について広範かつ総合的に調査を行うため、衆議院に憲法調査会を設ける。」としていますが、憲法についての調査は、わざわざ憲法調査会をつくらなくとも、現在の委員会で必要があればいつでもできますし、私たちはそうしております。  憲法調査会の推進派の言い分は、今の憲法は現状から乖離しているとして、その矛盾を調査するという趣旨で設置した調査会を憲法改悪への足がかりにするという危険が高いと思われます。  国会法の改正は全会一致の原則で行うべきでありますが、憲法にかかわる重要問題をなぜ衆議院では日本共産党と社民党が反対しているのにもかかわらず法改正したのでしょう……

第145回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号(1999/07/01、18期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子と申します。  四人の参考人の皆様には大変貴重な御意見を伺いまして、本当にありがとうございます。  まず、右崎参考人にお伺いいたします。  三権分立の原則は、基本的人権の保障のための制度で、近代憲法の大原則である、我が国の憲法も例外ではない、こういう御指摘がありまして、行政機能の強化は、法治主義の後退、あるいは相対的に国会の機能の低下につながる、こういうおそれがあるというふうに言われまして、私もその危惧を持っているわけでございます。  それで、経済財政諮問会議について言及されましたけれども、これは民間人四人を含む十人の少数者に、日本の経済財政計画、それから予算……

第145回国会 総務委員会 第3号(1999/03/11、18期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  文書の保管は情報公開の前提であるわけです。これが欠けると情報公開は絵にかいたもちとなるわけで、大変重要な問題だと思います。  文明国の三点セットとよく言われるのですが、これは図書館、博物館、文書館が挙げられます。日本は三番目の文書館は大変おくれておりまして、その結果、歴史文書あるいは公文書の保管が非常に不十分です。情報公開法を契機にこれが大幅に改善されることが必要であろうと思います。  それで、まず警察庁にお伺いいたしますが、第二次世界大戦の敗戦の直後、一九四五年八月十八日付の米進駐軍のための性的慰安施設開設を全国の警察に指示した内務省警保局長通達につい……

第145回国会 総務委員会 第4号(1999/03/12、18期、日本共産党)

○吉川春子君 ポジティブアクションとレディス・ハローワークの問題について質問をいたします。  私は、一月、女性のための職安、大阪のレディス・ハローワークを視察しました。場所は難波の御堂筋の中心街にあり、便利で、ピンクを基調にしたフロアはお役所のかた苦しい雰囲気も余りなくて、フロアは八十人以上の女性であふれていました。特徴的なのは、入り口に男子進入禁止の交通標識になぞらえた赤いマークがありまして、男性は利用できない。そして、あなたもヒロインとか、それからレディス・ハローワーク幸せ探しのパートナー、ちょっと結婚式場の案内かなとも思うような、これは実はここで出していまして、そして再就職支援の情報が満……

第145回国会 総務委員会 第5号(1999/03/23、18期、日本共産党)

○吉川春子君 裁判を受ける権利について質問します。  「注解日本国憲法」によりますと、裁判を受ける権利は、刑事にあっては裁判所の裁判によるのでなければ刑罰を科せられない、また民事、行政裁判にあっては、裁判の拒絶の禁止と理解されているというふうにあります。  法案の第三条に、何人も行政機関の保有する行政文書の開示を請求することができることを定めています。  大臣、もしその文書が非公開とされ、行政訴訟を起こすときに、地方に住む人々にとってこの権利、提訴が事実上制約されることがないようにしなくてはならないのは当然ですけれども、東京や福岡に住む人に比べて宮崎や鹿児島に住む人が著しく不便であってはならな……

第145回国会 総務委員会 第6号(1999/03/24、18期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  お三方には大変有意義な御意見を本当にありがとうございます。  まず、三宅参考人にお伺いいたします。  知る権利についてなんですけれども、これが明記されていないということによって具体的に、この情報公開法案の中で、法律が本来こういうふうにあるべきなのにゆがんでいるとか不十分になっているとか、そういう点がありましたら端的にお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 宇賀参考人にお伺いします。  今裁判管轄の話が出たんですが、行政訴訟法の十二条一項、これの改正の必要はないというふうに考えが変わったかのようにちょっと先ほど伺ったんですが、きのう実は総務庁長官……

第145回国会 総務委員会 第8号(1999/05/13、18期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  男女共同参画社会基本法について質問いたします。  憲法が施行されて五十四年、個人の尊厳、法のもとの平等と性による差別禁止、両性の合意のみに基づく婚姻などを国政上の原則とすることを憲法が求めています。また、国際婦人年から四半世紀、女性差別撤廃条約からも二十年たちました。国連の条約、諸規定は各国政府の女性政策に影響を与えてきました。  官房長官にまずお伺いいたします。  こうした中で、男女平等、女性の地位向上を求める国内外の声、運動が大きく盛り上がってきました。男女共同参画社会基本法はこうした流れの中で出されてきたということを私も否定はいたしません。男女……

第145回国会 総務委員会 第13号(1999/06/03、18期、日本共産党)

○吉川春子君 定年退職後の再任用制について質問をいたします。  今回の国家公務員法改正で導入されました新たな再任用制は、これは定年退職により一たん退職した者を一年以内の期間を決めて改めて採用することができるという制度で、その勤務形態にはフルタイム勤務に加えて短時間勤務、十六時間から三十二時間までの範囲を設定しました。  この一年以内の任期を定めたということ、そしてまた短時間勤務を定めたということは、これは初めてのことではないですか。人事院に伺います。
【次の発言】 こういうことを導入したのは初めてのことではないですかと伺いましたが、それはどうですか。

第145回国会 法務委員会 第8号(1999/04/27、18期、日本共産党)

○委員以外の議員(吉川春子君) 橋本議員にお答えいたします。  十二条の趣旨ですけれども、第一項でこの法律に規定する「罪に係る事件の捜査及び公判に職務上関係のある者は、」、特には警察官その他の警察職員、検察官、検察職員、裁判所、弁護士等だと思うんですが、「その職務を行うに当たり、児童の人権及び特性に配慮するとともに、その名誉及び尊厳を害しないよう注意しなければならない。」こととしております。第二項では、国及び地方公共団体に、これらの者に対し、児童の人権、特性に関する理解を深めるための訓練及び啓発を行うように努める義務を課した規定です。  事件の捜査及び公判に職務上関係のある者が捜査や公判におい……

第145回国会 予算委員会 第14号(1999/03/11、18期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  雇用・失業問題は深刻な社会問題です。リストラによる解雇が官民ともに荒れ狂っている中、失業者が二百九十八万人と最悪、そして有効求人倍率は〇・四九%です。国民の不安は頂点に達しています。  こうした中、三月五日発表された政府の産業構造転換・雇用対策本部の取り組みによると雇用創出規模七十七万人とされていますが、官房長官、これは政府が責任を持って新たな雇用を生み出す数と理解してよろしいですか。
【次の発言】 運輸大臣にお伺いします。  観光分野で九万人の雇用創出が期待されるといいますが、どういう試算なんでしょう。根拠をお示しください。

第145回国会 労働・社会政策委員会 第9号(1999/05/25、18期、日本共産党)

○委員以外の議員(吉川春子君) 提案者を代表して、ただいま議題となりました労働者派遣事業法改正案並びに職業安定法改正案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  労働者派遣事業は、本来、職業安定法第四十四条によって禁止されている労働者供給事業です。これが十三年前、専門的かつ臨時的な業務に限り、労働大臣の許認可を経て、労働者派遣事業という名で解禁されました。  私たち日本共産党は、派遣事業が公認されるときから、これは、労働基準法が禁じる中間搾取を容認するものであり、労働者の団結権を奪い、正規雇用に取ってかわって、極めて不安定かつ無権利な労働者を大量に生み出さざるを得ないこと……

第145回国会 労働・社会政策委員会 第10号(1999/05/27、18期、日本共産党)

○委員以外の議員(吉川春子君) 私どもの案はそういう問題は生じません。  まず、私たちの案では、継続して一年を超えた場合には派遣先との間で期間の定めのない契約が締結されたものとみなすことにしております。これは、継続して一年を超えて派遣することを禁じていること、したがって一年を超す派遣は既に違法状態にあること、違法に対して制裁措置として民事的責任を負わせることが営業の自由を侵すことにはならないと考えられること、さらに派遣先は違法状態を回避することはできたのであるということ、以上の点から法律上何ら問題はないと考えています。  そして、現段階で社会的コンセンサスが得られていないという政府のお考えです……

第146回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号(1999/12/03、18期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川でございます。  質問をいたします。  まず、現在、政府は公務員の定数の第九次削減を行っておりまして、平成九年以降五年間、二〇〇一年まででマイナス四・一一%の削減となります。政府の発表によりますと、これまでも一九六八年から九八年の三十年間に公務員の定員を五万人減らしてまいりました。  現在、日本は諸外国に比べて公務員の数は少なく、人口千人当たりの公務員数は三十九人、フランスが百三人で、五分の二、米国は八十人、ドイツは七十七人で、それぞれの半分程度です。したがって、日本のお医者さんも看護婦さんも、あるいは労働基準監督官も職安の職員も登記所の職員も慢性的に足りずに国民……

第146回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号(1999/12/13、18期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、約千三百本の関係法律の整備等を内容とする中央省庁等改革関係法施行法案及び国立公文書館法の一部を改正する法律案など五十九件の独立行政法人個別法案並びに独立行政法人の業務実施の円滑化等のための関係法律の整備等に関する法律案、すなわち省庁改革施行関連法案に対する反対討論を行います。  まず、名称を読み上げるだけでも六、七分もかかる法案の審議を、総括的審議は八時間、また五十九本の独立行政法人個別法はたったの七時間、一法案当たりにするとわずか七分程度しか審議を行っていないのにもかかわらず本日議了しました。国家機構の再編という日本の将来のあり方と、国民生活に重大な……

第146回国会 総務委員会 第2号(1999/11/11、18期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  ことしの八月十一日に人事院は今年度の公務員給与の勧告を行いました。我が党は人勧に対する閉会中審議を要求いたしましたが、委員会は開催されませんでした。人勧から三カ月を経て、参議院総務委員会は、一昨日、人事院総裁から報告を受けました。十一月八日、参議院に提出された給与法と一緒に、きょう初めて質問をすることになったわけですけれども、これは、国家公務員の給与、勤務条件などの決定に責任を負う国会の責務、また先例に照らしても大変遺憾なことであると指摘せざるを得ません。今後こういうことを繰り返さないように私は注意を喚起したいと思います。  それでは私は、九九年人勧と給……

第147回国会 議院運営委員会 第21号(2000/04/25、18期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、祝日法並びに公職選挙法二法案を本会議で趣旨説明することなく委員会に付託することに反対の意見を表明します。  まず、祝日法改正案についてです。  この法案は、これまで国民の祝日としてみどりの日としてきた四月二十九日を昭和の日と名前を変え、新たに五月四日をみどりの日とするものです。  この改正のねらいは、天皇を特別の存在として扱うという意図を持つもので、憲法の主権在民の原則に抵触するおそれもある重大な内容を含むものです。  改正案は三月三十日に参議院に提案されたばかりであり、その内容は、国民はおろか参議院議員にさえ広く知られていません。したがって、本会議で……

第147回国会 議院運営委員会 第31号(2000/05/29、18期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子でございます。  政治家、特に国会議員の不祥事が相次ぎ、国民の間に強い不満があるということは当然のことだと思います。私たちはこの法案の提案者ではありませんので、法案の内容について率直に伺っていきたいと思います。  憲法三十一条を引くまでもなく、刑法である以上、構成要件の厳密性というものが非常に要求されるということは当然のことであると思います。  まず濱田参考人にお伺いいたしますけれども、「特定の者」というのは刑法百九十七条の二とか二百四十七条の「第三者」と同義語だというふうにおっしゃって、政治活動の自由が制約されるおそれがあるというふうに指摘をされました。その……

第147回国会 総務委員会 第3号(2000/03/15、18期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。質問をいたします。  まず、官房長官、九五年九月に第四回世界女性会議が北京で行われて、行動綱領が採択されまして、その中で女性の地位向上の障害になっている問題として、女性と貧困、女性の教育訓練、女性と健康、女性と武力紛争など十二の重大問題領域を挙げて、女性と暴力もこの中にありまして対策を講じることを各国政府に義務づけています。  政府は、これに基づきまして昨年五月、男女共同参画審議会が「女性に対する暴力のない社会を目指して」の答申を行いました。「特に、女性に対する暴力は、女性に恐怖と不安を与え、女性の活動を束縛し、自信を失わせ、女性を男性に比べて更に従属的……

第147回国会 総務委員会 第5号(2000/03/23、18期、日本共産党)

○吉川春子君 恩給法について伺います。  現在、恩給を受給している数、そのうち旧軍人の数は何人でしょうか。
【次の発言】 この恩給支給は兵籍簿によるということですが、厚生省お見えですか。兵籍簿とは何でしょうか。
【次の発言】 私、兵籍簿のモデルというか用紙をいただいておりまして、これにかなり詳しくいろんなことが全部書き込まれているわけですが、言ってみればすべての軍人軍属について、すべてというか兵籍簿のある人ですけれども、だれがどの部隊に所属して戦場に何年から何年までいてどんな任務についていたのかということが基本的には兵籍簿を見ればわかる、こういう資料ですか。

第147回国会 法務委員会 第17号(2000/05/25、18期、日本共産党)

○委員以外の議員(吉川春子君) お答えいたします。  婚姻適齢の見直しは、やっぱり男女平等という理念に基づいて見直しをしたということが契機になっております。現行の十八歳、女性十六歳を、女性を二歳引き上げて十八歳にするものですけれども、これは法制審の法律案要綱と同趣旨のものです。すなわち、現行の婚姻適齢は主として男女の肉体的、精神的成熟度を考慮したものと考えられています。しかし、婚姻による成年擬制の制度により満二十歳に満たない者であっても婚姻後は完全な行為能力が付与されます。現在の複雑化、高度化した社会におきまして相応の成熟度を備えていなければ、完全な行為能力を有する者として社会生活を円滑に営む……

第147回国会 労働・社会政策委員会 第12号(2000/05/16、18期、日本共産党)

○委員以外の議員(吉川春子君) ただいま議題となりました企業組織の再編を行う事業主に雇用される労働者の保護に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  本法案は政府案と異なり、企業の合併・分割・営業譲渡・子会社化などあらゆる形態の企業組織再編に対応して、労働者の雇用と既得の権利を守ろうとするものであります。  現在の雇用情勢は、政府の経済失政による大不況と大企業を中心とするリストラの横行で、戦後最悪の状態が続いています。特に最近では、銀行にも見られるように合併による大規模人減らし、営業譲渡・分社化に伴うリストラの強行が横行し、小渕内閣以来、株式交換・移転制度を……

第147回国会 労働・社会政策委員会 第14号(2000/05/23、18期、日本共産党)

○委員以外の議員(吉川春子君) 私たちの法案は、企業分割、営業譲渡、移転によって労働者を異動させる場合には、本人同意を原則といたしまして、労働条件も従前どおり移転することとしております。その際、本人同意を担保するために、分割計画書の作成、組合、当該労働者との事前協議、通知を義務づけ、承継、残留いずれの場合にも労働者の異議申し立て権を保障しております。  根拠は、民法の六百二十五条、そして憲法の生存権規定です。  民法六百二十五条一項は、「使用者ハ労務者ノ承諾アルニ非サレハ其権利ヲ第三者ニ譲渡スコトヲ得ス」としています。日本評論社のコンメンタール、玉置先生、北村先生の執筆による部分によりますと、……

第149回国会 総務委員会 第1号(2000/08/09、18期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  官房長官に質問いたします。  政府は、戦後補償問題は二十世紀中に処理の方針であるということを何度も表明してきました。  当委員会で昨年五月、アジア女性基金が元従軍慰安婦にも韓国政府からも受け取りを拒否されている問題について私が質問いたしましたときに、当時の野中官房長官は、一人の政治家としてこの世紀末を考えるときに、今なお我が国はアジア各国を初めとして、過去の戦争の傷跡を重く抱えていることを厳粛に踏まえて、我が国かくあるべしという区切りを世紀末につけなければ、後世に、歴史観を欠如させた世代にこのままこの傷を先送りしていくことに非常に問題点を強く認識して……

第150回国会 議院運営委員会 第1号(2000/09/21、18期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、選挙制度に関する特別委員会の設置に反対する意見を表明します。  この特別委員会設置のねらいが、第一に、来年夏の参議院選挙から現行の制度を根本的に変えて、非拘束名簿式比例代表制を導入する、第二は、参議院定数を十議席削減するため公職選挙法改悪案を審議するためのものだからです。  そもそも選挙制度は、政党会派の土俵づくりにかかわるもので、憲法に定める議会制民主主義と国民主権の原則にかかわる重要問題です。したがって、制度の改正に当たっては、各党間で十分な協議を重ね、全会派の合意と納得の上に行うべきであり、本院では昨年六月、各派代表者懇談会のもとに参議院選挙制度……

第150回国会 議院運営委員会 第5号(2000/10/19、18期、日本共産党)

○吉川春子君 委員長、意見があります。
【次の発言】 いや、まさにその動議の問題です。動議が出て議場が混乱することがないように、この日程だけで進めるということで……
【次の発言】 私たちはそれを確認しますけれども、そういうことはぜひ委員長において適切にそういうものはないようにきちっとやっていただきたい。

第150回国会 議院運営委員会 第15号(2000/11/29、18期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法案及びマンションの管理の適正化の推進に関する法律案の両案について、本会議趣旨説明を省略し委員会に付託することに反対の意見を表明いたします。  反対の理由の第一は、両法案はいずれも会期末まであと三日という十一月二十八日に衆議院から送付されてきたもので、本日付託しても法案審議の時間がほとんど確保できないからです。  本来、重要法案は二十日間の審議期間を確保するというのが参議院での全会派の合意ではありませんか。「会期末まで残りわずかとなった時点で、短時間の委員会審議だけで駆け込み的に可決するというやり方にも、大……

第150回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第8号(2000/11/15、18期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  発議者の皆さん、御苦労様です。質問をいたします。  与党の発議者は、私の本会議の質問に対する答弁でも、与党案は百点満点だとかあるいはベストというふうに答弁されました。自分のことについて満点などということは余り言わないのが普通ですけれども、私はこれはおごりではないかと思いますし、政権党というものはもう少し謙虚に振る舞うべきではないかというふうにも思います。  与党案が衆議院を通った翌日のマスコミを見ましても、百点満点などと評価する記事は見当たりませんでした。元最高検検事土本武司帝京大教授は、全体に法案は穴が多い、要件が多く犯罪の証明は難しいと述べていま……

第150回国会 総務委員会 第2号(2000/11/07、18期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  官房長官、私も男女共同参画問題について質問をいたします。  ことしの六月に国連特別総会女性二〇〇〇年会議がニューヨークで開かれまして、その中で経済の地球規模化の問題が焦点となりました。採択されました「北京宣言及び行動綱領実施のための更なる行動とイニシアティブ(いわゆる「成果文書」)」のパラグラフ三十五では、グローバリゼーションは第四回世界女性会議の目標へのコミット、誓約の実施に新たな課題を突きつけた、グローバライゼーションは男女の不平等を拡大した、途上国において貧困の女性化が一層深刻化している、このように指摘しています。  九月に男女共同参画審議会の……

第150回国会 総務委員会 第4号(2000/11/14、18期、日本共産党)

○吉川春子君 質問に入る前に一言申し上げます。  八月十五日に人事院は、国会と内閣に対して公務員制度について俸給制度の再構築、新しい任用制度導入などさまざまな問題を含む勧告、報告を行いました。これに対して十分審議を行うのは国会の当然の責務です。しかし、総務委員会では、昨年に続いて、日程上の都合があったとはいえ、人勧を受けての審議を行いませんでした。これは大変遺憾なことだと思います。今日の給与法の質疑のほかにも今後一般質疑でこれらを補うこと、そして来年はこの轍を踏まないように、私は委員長に要求いたしまして、政府への質問に入ります。  まず、人事院総裁、今年度の人事院勧告は官民較差がありながら基本……

第151回国会 環境委員会 第1号(2001/02/08、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  去る一月三十一日の本会議におきまして環境委員長に選任されました吉川春子でございます。  このたびの委員会再編により設置されました本委員会は、申すまでもなく環境及び公害問題、すなわち身近な生活環境から地球環境に至るまでの広範かつ重要な課題を所管する委員会であり、本委員会の使命はまことに重大なものがございます。  私は、この環境委員会の委員長といたしまして、公正かつ円満な委員会運営を行っていく所存でございますので、委員各位の御支援、御協力を賜りますようお願いいたします。  何とぞよろしくお願……

第151回国会 環境委員会 第2号(2001/02/22、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、加藤修一さん、成瀬守重さん、西田吉宏さん、橋本聖子さん及び真鍋賢二さんが委員を辞任され、その補欠として海野義孝さん、矢野哲朗さん、岩城光英さん、南野知惠子さん及び海老原義彦さんが選任されました。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  有明海におけるノリ不作等海洋環境に関する実情調査のため、来る二十六日、熊本県及び長崎県に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員等の決定は、こ……

第151回国会 環境委員会 第3号(2001/03/15、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二月二十三日、海野義孝さん、矢野哲朗さん、岩城光英さん、南野知惠子さん及び海老原義彦さんが委員を辞任され、その補欠として加藤修一さん、成瀬守重さん、西田吉宏さん、橋本聖子さん及び真鍋賢二さんが選任されました。
【次の発言】 この際、川口環境大臣、沓掛環境副大臣及び熊谷環境大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。川口環境大臣。
【次の発言】 沓掛環境副大臣。
【次の発言】 熊谷環境大臣政務官。
【次の発言】 環境及び公害問題に関する調査を議題といたします。  ま……

第151回国会 環境委員会 第4号(2001/03/22、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十一日、藤井俊男さんが委員を辞任され、その補欠として櫻井充さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に清水澄子さんを指名いたします。
【次の発言】 去る十九日、予算委員会から、本日一日間、平成十三……

第151回国会 環境委員会 第5号(2001/03/27、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十三日、松崎俊久さんが委員を辞任され、その補欠として藤井俊男さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に清水澄子さんを指名いたします。

第151回国会 環境委員会 第6号(2001/04/03、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る三月二十八日、北澤俊美さんが委員を辞任され、その補欠として藤井俊男さんが選任されました。
【次の発言】 環境省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府から趣旨説明を聴取いたします。川口環境大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時五分散会

第151回国会 環境委員会 第7号(2001/04/05、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨四日、堀利和さんが委員を辞任され、その補欠として朝日俊弘さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  環境省設置法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に総務省自治行政局選挙部長大竹邦実さん、経済産業省商務情報政策局長太田信一郎さん、特許庁総務部長藤田昌央さん、環境大臣官房長炭谷茂さん、環境大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長岡澤和好さん、環境省地球環境局長浜中裕徳さん及び環境省環境管理局水環境部長石原一郎さんを政府参考人とし……

第151回国会 環境委員会 第8号(2001/04/10、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る五日、朝日俊弘さんが委員を辞任され、その補欠として堀利和さんが選任されました。  また、去る六日、佐藤昭郎さんが委員を辞任され、その補欠として片山虎之助さんが選任されました。  また、昨日、西田吉宏さんが委員を辞任され、その補欠として水島裕さんが選任されました。  また、本日、水島裕さんが委員を辞任され、その補欠として岸宏一さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと……

第151回国会 環境委員会 第9号(2001/05/17、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月十一日、岸宏一さんが委員を辞任され、その補欠として水島裕さんが選任されました。  また、去る四月十二日、水島裕さんが委員を辞任され、その補欠として西田吉宏さんが選任されました。  また、昨十六日、西田吉宏さん及び橋本聖子さんが委員を辞任され、その補欠として中島啓雄さん及び脇雅史さんが選任されました。  また、本日、片山虎之助さんが委員を辞任され、その補欠として海老原義彦さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名……

第151回国会 環境委員会 第10号(2001/05/24、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十七日、中島啓雄さん及び脇雅史さんが委員を辞任され、その補欠として西田吉宏さん及び橋本聖子さんが選任されました。  また、去る十八日、海老原義彦さんが委員を辞任され、その補欠として片山虎之助さんが選任されました。  また、去る二十一日、堀利和さんが委員を辞任され、その補欠として朝日俊弘さんが選任されました。
【次の発言】 この際、風間環境副大臣から発言を求められておりますので、これを許します。風間環境副大臣。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  ……

第151回国会 環境委員会 第11号(2001/05/29、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十四日、朝日俊弘さんが委員を辞任され、その補欠として堀利和さんが選任されました。  また、去る二十五日、本田良一さんが委員を辞任され、その補欠として岡崎トミ子さんが選任されました。  また、昨二十八日、岩佐恵美さん及び岡崎トミ子さんが委員を辞任され、その補欠として山下芳生さん及び本岡昭次さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法の一部を改正する法律案……

第151回国会 環境委員会 第12号(2001/05/31、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十九日、本岡昭次さんが委員を辞任され、その補欠として岡崎トミ子さんが選任されました。
【次の発言】 自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、参考人から意見を聴取いたします。  本日は、本案の審査のため、参考人として株式会社環境総合研究所代表取締役所長青山貞一さん、神奈川大学名誉教授猿田勝美さん、弁護士西村隆雄さん及びNO2・酸性雨・SPM全国一斉測定実行委員会代表藤田敏夫さんの四名に御出席をい……

第151回国会 環境委員会 第13号(2001/06/05、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一日、千葉景子さん、森本晃司さん、森田次夫さん及び久野恒一さんが委員を辞任され、その補欠として岡崎トミ子さん、加藤修一さん、片山虎之助さん及び真鍋賢二さんが選任されました。  また、昨日、橋本聖子さん及び真鍋賢二さんが委員を辞任され、その補欠として世耕弘成さん及び阿南一成さんが選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。  福山哲郎さんから、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。

第151回国会 環境委員会 第14号(2001/06/07、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る五日、阿南一成さんが委員を辞任され、その補欠として真鍋賢二さんが選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。  福山哲郎さんから、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第151回国会 環境委員会 第15号(2001/06/14、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十三日、加藤修一さん、清水澄子さん、片山虎之助さん、西田吉宏さん及び橋本聖子さんが委員を辞任され、その補欠として、荒木清寛さん、福島瑞穂さん、佐藤昭郎さん、亀井郁夫さん及び有馬朗人さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第151回国会 環境委員会 第16号(2001/06/19、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十八日、橋本聖子さん、岡崎トミ子さん、加藤修一さん及び福本潤一さんが委員を辞任され、その補欠として須藤良太郎さん、千葉景子さん、木庭健太郎さん及び益田洋介さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  温泉法の一部を改正する法律案及び浄化槽法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に国土交通省都市・地域整備局下水道部長曽小川久貴さん、環境大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長岡澤和好さん及び環境省自然環境局長西尾哲茂さんを政府参考人……

第151回国会 環境委員会 第17号(2001/06/21、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十日、世耕弘成さん及び岡崎トミ子さんが委員を辞任され、その補欠として片山虎之助さん及び直嶋正行さんが選任されました。  また、本日、西田吉宏さんが委員を辞任され、その補欠として佐藤昭郎さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  環境及び公害問題に関する調査のため、本日の委員会に農林水産省生産局畜産部長永村武美さん、農林水産省農村振興局次長佐藤準さん、国土交通省河川局長竹村公太郎さん、環境省地球環境局長浜中裕徳さん、環境省環境管理局……

第151回国会 環境委員会 第18号(2001/06/28、18期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(吉川春子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  一〇七七号デポジット制度の法制化に関する請願外二十八件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。  これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、一一八七号自然環境権の確立に関する請願外二十二件は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとし、一〇七七号デポジット制度の法制化に関する請願外五件は保留とすることに意見が一致いたしました。  以上のとおり決定することに御異議ございませんか。

第151回国会 行政監視委員会 第3号(2001/04/09、18期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  KSD事件の再発防止と公益法人制度の改革について質問いたします。  まず、厚生労働大臣、主務官庁は公益法人に対して大変大きな権限を持っています。公益法人KSDの主務官庁である労働省は、監督上必要な命令を発することができるし、またいつでも職権で法人の業務及び財産の状況を検査することが民法六十七条によってできるわけです。この権限を行使して公益法人制度を適切に運用してきたかどうかという点について伺いますが、監督に当たる主務官庁の厚生労働省のOBが所管する公益法人に多数天下っているということであれば、検査が適切に行われているか疑問が生ずるわけです。  厚生労……

第151回国会 予算委員会 第11号(2001/03/21、18期、日本共産党)

○吉川春子君 私は共産党の吉川春子です。  パート労働者の賃金問題について質問をいたします。  春闘の最中ですが、賃上げ率は大変低い水準にあります。日本の賃金水準を低くしている一因は、急増する不安定雇用労働者の低賃金にあります。中でも、女性労働者の四割以上がパート、派遣等、不安定雇用労働者で占められています。賃金が大変安い現状では女性の経済的自立もままなりません。  きょうはパート労働者の問題について聞きますが、厚生労働大臣、ちょっとこの表を見ていただきたいと思います。(図表掲示)これは、男性を一〇〇にした場合、女性の一般労働者、そして女性のパート労働者の賃金ですけれども、この一〇〇に対する三……


19期(2001/07/29〜)

第153回国会 内閣委員会 第4号(2001/10/30、19期、日本共産党)

○吉川春子君 昨日、テロ対策特別措置法、自衛隊法改正案、改正が成立いたしました。我が党は強く反対したわけですけれども、成立いたしました。それに基づいて、政府が作成する基本計画について質問いたします。  マスコミも、それから自衛隊の派兵に賛成する側の人からも、今回の立法は余りにも泥縄式だという批判が出ておりまして、基本計画については拙速は禁物だと、こういう指摘も強く出されています。日本の自衛隊員の命にかかわるということと、相手を殺傷する可能性もあると、これが現実の問題となるわけでして、この基本計画作成についてのまず基本的な姿勢について官房長官、お伺いいたします。

第153回国会 内閣委員会 第5号(2001/11/01、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。尾身科学技術担当大臣に質問をさせていただきます。  総合科学技術会議は第二期の科学技術基本計画をことし三月三十日に発表し、閣議決定しました。また、それに基づいて七月十一日には、平成十四年の科学技術に関する予算、人材等の配分の方針を決めました。重点分野として、ライフサイエンス、情報通信、環境、ナノテクノロジー・材料の四分野に絞り込みました。これに対して、国立遺伝学研究所や国際日本文化研究センターなど大学共同利用機関の所長ら十八氏が小泉首相に要望書を提出いたしました。その内容を大臣はどのように受けとめていますか。

第153回国会 内閣委員会 第6号(2001/11/06、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、児童ポルノ、少女買春処罰法の問題を質問いたします。  児童買春、児童ポルノ処罰法は、自民党から共産党までの超党派の議員が二年以上かかって学習をしましてまとめ上げた法律です。日本ではずっと買春行為を行った者については処罰の対象にしてきませんでしたけれども、本法律は十八歳未満の児童に対して買春行為を行った場合は罰することといたしました。子どもの権利条約とか九五年の北京での世界女性会議の行動綱領など、子供とか女性の人権擁護の国際的な潮流に沿ったものです。  新聞を見ていますと、この法律が施行されてまだ一年半なんですけれども、いろんな人が次々逮捕される……

第153回国会 内閣委員会 第7号(2001/11/20、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  竹中大臣にまずお伺いしたいと思うんですけれども、私はきょうは、失業率五・三%という深刻な雇用情勢のもと、内閣の発表した雇用創出の内容、そして不良債権処理に走る銀行の起こす倒産・失業問題ということでお伺いいたします。  十月二十六日に経済対策閣僚会議の改革先行プログラムの雇用対策において、新公共サービス雇用として、中高年齢層失業者や雇用保険給付の非受給者を中心に地方公共団体の地域ニーズを踏まえ臨時的雇用を行うとして、三千五百億規模の新たな緊急地域雇用創出特別交付金を創設して都道府県に資金を交付するとして、補正予算も成立したわけです。  この改革先行プロ……

第153回国会 内閣委員会 第8号(2001/12/04、19期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、法律の改正について伺いますが、年齢確認その他の必要な措置を講ずるものとするというのは、これは義務規定でしょうか。義務規定でしょうか、努力義務規定でしょうか。
【次の発言】 努力義務規定よりも少し強いけれども義務規定ではないというふうに受け取っていいのかなと、今の御答弁を聞いてですね。  それで、これは構成要件には影響を与えませんよね。つまり、罰金に直結するということはありませんよね。構成要件に結びつくということはありませんよね。
【次の発言】 先ほど年齢確認をできる自動販売機のお話がありましたが、酒、たばこ、それぞれ年齢確認ができる自動販売機の率というのはどの程度でしょうか……

第154回国会 内閣委員会 第3号(2002/03/19、19期、日本共産党)

○吉川春子君 官房長官、お伺いします。  従軍慰安婦問題について政府は、道義的責任を果たすため、九五年、村山内閣時代にアジア女性基金を創設しました。そして、九六年八月十四日より、アジア女性基金による韓国、台湾、フィリピンの約三百人を対象に一時金支給を開始しました。  しかし、民間団体による民間資金での償い金支払で、国の法的責任を回避する政府のやり方に強い怒りを呼び、アジア女性基金の事業は挫折しました。  九八年五月、金大中政権が発足し、基金からの償い金受領者を除く元従軍慰安婦に韓国政府独自の支援金を支払い、日本の基金の償い事業を拒否する姿勢を強く打ち出しました。その結果、アジア女性基金も償い金……

第154回国会 内閣委員会 第4号(2002/03/20、19期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、機密費の問題から先にお伺いいたします。  三月十二日に機密費の流用事件で詐欺に問われておりました元外務省要人外国訪問支援室長の松尾被告に対して、東京地裁は詐欺などで懲役七年六か月の判決を言い渡しました。しかし、この事件でも、松尾元室長個人の罪は一定明らかになったわけですけれども、事件の温床となった内閣官房機密費がどのように使われてきたのか、いわゆる外務省から官邸に上納があったのかどうか、こういう点の疑惑はまだ明らかにならないままです。  官房長官にまず伺いますが、松尾被告が流用したのは、官房機密費のうち官房長官自身に交付された機密費、報償費であったということでしょうか。確認……

第154回国会 内閣委員会 第5号(2002/03/26、19期、日本共産党)

○吉川春子君 石原規制改革担当大臣にお伺いいたします。  小泉内閣は二〇〇一年十二月二十五日、公務員制度改革大綱を閣議決定いたしました。人事管理者としての各大臣の主体的な責任と権限の強化とか、内閣の人事行政の企画立案機能、総合調整機能の強化など、これまで人事院が行ってきた国家公務員の制度になぜ使用者である内閣が改革案を出してきたのでしょうか。今後は人事院の関与をできるだけ排除していくということですか。
【次の発言】 公務員改革ということをおっしゃるならば、真っ先に私は労働基本権の付与を検討すべきだと思います。大綱は、労働基本権の制約については現行の制約を維持というふうにしています。ということは……

第154回国会 内閣委員会 第8号(2002/04/09、19期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  まず、障害者欠格事由適正化一括法に入ります前に、一点だけ、従軍慰安婦問題について、緊急に見逃せない問題がありますので、官房長官に質問をいたします。  四月四日、韓国と台湾から従軍慰安婦被害者とサポートする方々が来日され、お目に掛かりました。現在、韓国へのアジア女性基金償い事業が五月一日に打ち切られる方向ですが、ある被害者のところに、日本人の男性から、基金の金を今受け取らないともうもらえないと、早めに受け取った方がいい、こういう電話がありました。これまでも韓国では、アジア女性基金の償い金受取をめぐって運動が分裂し、従軍慰安婦の皆さんも大変苦しんでまいりまし……

第154回国会 内閣委員会 第9号(2002/04/25、19期、日本共産党)

○吉川春子君 NPO問題についてお伺いいたします。まず、竹中経済財政担当大臣。  民間団体の皆さんと、熱意と運動、そして国会議員の共同作業でNPO法が成立し、九八年十二月に施行されました。法人格を取得したNPOが六千七百五十八団体になっています。法人格を持たないNPOも含めると約九万団体が活動していると言われています。  今年度はNPOに関して、経済産業省、厚生労働省、国土交通省など様々な施策を実施しています。最近、外務省のNGO排除問題において、NGOとのパートナーシップ、政府とNGOとの対等な関係構築の重要性が論議されました。これらの政府の施策においても、NPOからの意見の反映、対等な関係……

第154回国会 内閣委員会 第11号(2002/05/21、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  ちょっと風邪を引きましたので、お聞き苦しい点があるかもしれませんが、お許しいただきたいと思います。  まず、大臣に伺います。  道路四公団民営化促進委員会設置法案、これは、特殊法人等整理合理化計画に基づいて、日本道路公団等四公団、道路四公団を廃止して民営化する、これに代わる新たな組織及びその採算性の確保について検討する第三者機関を設置するものとされています。  これまでの高速道路建設によって三十八兆円という膨大な借金を抱えることに至りました道路公団の改革を行う場合に、まず、なぜこういうふうになったのかということをきちっと分析する必要があると思います。……

第154回国会 内閣委員会 第12号(2002/05/23、19期、日本共産党)

○吉川春子君 前回、東京湾横断道路について質問いたしました。一、二問、その続きを質問いたします。  前回も指摘いたしましたが、東京湾横断道路が事前の交通量予測を大幅に下回りまして、現在通行料収入は管理費と借入金利子の合計の三分の一で、元本の支払いはとてもできない。返済必要額も三・五兆円に膨らんでいます。単独では借金返済のめどが立ちませんので、プール制という形で他の黒字路線に依存する形を取っております。  道路公団総裁にお見えいただいていると思いますが、当初、道路公団は東京湾横断道路の交通量について、一日三万三千台と過大な見積りを立てていました。交通量も虚構の数字であって、実は最初から、この事業……

第154回国会 内閣委員会 第13号(2002/06/04、19期、日本共産党)

○吉川春子君 三人の参考人の方からそれぞれ、身の引き締まるような御意見をいただきました。ありがとうございました。  まず、高木参考人にお伺いいたしますが、民営化の留意点として、所有権の論議を慎重にされるべきだというふうに言われました。事前のレジュメでもこの点について御指摘があったわけですけれども、詳しくというか、もう少しコメントいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、膨大な予算をつぎ込んで道路を建設したわけで、民営化に伴って高速道路、有料道路を民間に移転するということはもう社会正義に反すると、こういう考えを持っておりますので、お伺いをいたしました。  五十嵐参考人にお伺いいたします。  ……

第154回国会 内閣委員会 第14号(2002/06/06、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  法案の質問に入る前に、一言いたします。  福田官房長官の非核三原則見直し発言は、核兵器の速やかな廃絶を求める世界の流れに被爆国の日本政府の首脳が逆流を持ち込もうとするもので、許し難い暴言です。我が党を始め野党四党は福田官房長官の罷免を要求しています。  非核三原則は、一切の核兵器の禁止に対する国民の悲願を体し、単なる可能性を持つ政府の政策としての非核三原則を、国権の最高機関である国会において国民の総意として議決した国是です。歴代政府が、内閣が替わっても引き継がれるべきだと繰り返して答弁してきたものです。それを覆す福田官房長官の発言は、我が国の国際的威……

第154回国会 内閣委員会 第15号(2002/07/16、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  私は、靖国神社問題について伺います。  小泉総理は四月二十六日の本会議で、宗教的色彩の極めて濃い春の例大祭に事寄せて靖国神社を参拝した問題を質問した際に、私への答弁で、自分は靖国神社が軍国主義と侵略戦争のシンボルとは思っていない、靖国神社は、国のため尊い犠牲となった方々に対する追悼の対象として長きにわたって多くの国民の間で中心的な施設になっている靖国神社に参拝し、追悼の誠をささげることは、極めて自然なことであると述べました。  小泉総理は、内閣として、靖国神社が、軍国主義と侵略戦争推進のために利用したと、こういう事実も、小泉総理というか内閣は、利用し……

第154回国会 内閣委員会 第17号(2002/07/23、19期、日本共産党)

○吉川春子君 どの程度そういうことが行われたかという御質問に対して答えるとすれば、それは数限りなく、想像を絶する回数そういうことが行われたというふうに私は答弁します。
【次の発言】 まず、速やかという点で言えば、是非この国会でこの法案を成立させていただきたいということです。  それから、いかなる形で、どのような場でという点でございますが、名誉回復の措置として、政府が責任を認めて、心からなる謝罪を私たちは行うということをこの法案に決めておりますが、方法としては、政府による意思表明及び被害者への謝罪の手紙、国会決議などを行います。また、国費による補償、そのための予算措置を行います。従軍慰安婦被害者……

第154回国会 予算委員会 第13号(2002/03/15、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  厚生労働大臣、失業者は史上最悪の水準に達し、雇用創出は焦眉の課題です。サービス残業をなくせば、九十万人の新しい雇用を創出することができます。我が党は、サービス残業について、国会で百回を超える質問をしてきました。厚生労働省は、昨年四月六日に労働時間の適正な把握のための使用者の講ずるべき措置の基準の通達を発し、行政指導を行っていますが、その結果について御報告ください。
【次の発言】 休日労働、時間外労働の割増し賃金を払わなかった場合の刑事責任はどうなりますか。
【次の発言】 サービス残業は相変わらず後を絶ちません。厚生労働省は、昨年六月と七月に沖電気芝浦……

第155回国会 財政金融委員会 第5号(2002/11/19、19期、日本共産党)

○委員以外の議員(吉川春子君) お答えしたいと思います。  今もお話がありましたように、政府のNPO優遇税制ができて一年たったんですけれども、八千三百十五法人のNPOが誕生しているのに、優遇税制の適用が認定されたのは国境なき医師団などたった九法人で、〇・一%にしかすぎません。NPO団体の方も再三、この要件が余りにも厳し過ぎるので緩和すべきだということで、昨夜も星陵会館で会場を一杯にしてこの改正を求める決起集会が開かれたわけです。  御指摘の日本版パブリックサポートテスト、つまり総収入の金額に占める寄附金総額が三分の一以上、こういうことなんですけれども、シーズというNPOの団体を総括して中心的な……

第155回国会 内閣委員会 第2号(2002/11/05、19期、日本共産党)

○吉川春子君 まず最初に、戦後処理問題で、その対応について伺います。  昨年の八月三十一日に国連人権規約委員会は、日本が締約国として提出した報告書に対して六十三項目の最終所見を発表しました。  従軍慰安婦については、まず二十六パラグラフで、戦時中の従軍慰安婦に対して主に民間資金によるアジア女性基金が提供した補償を当該女性たちが納得できる措置として認めていないことを懸念する、五十三パラグラフでは、委員会は従軍慰安婦を代表する組織と協議して被害者の期待に沿うような方法による補償の適切な方法、手段を遅くなり過ぎる前に検討することを勧告するとしました。  国連の勧告から一年以上たっているわけですが、政……

第155回国会 内閣委員会 第3号(2002/11/12、19期、日本共産党)

○吉川春子君 前回の委員会で慰安婦問題を質問しましたけれども、官房長官は、この問題は極めて困難だと、アジア女性基金ですべて解決されたものでないこともよく分かっていると答弁されました。問題解決に向けてどうすればいいのか、何とか解決したいと私は熱望しておりますが、政府の考えを伺っていきたいと思います。  ILOの条約適用専門家委員会は、これまで五回日本へ意見を公表しています。二〇〇一年、二〇〇二年と続けて、時期を失する前に慰安婦と慰安婦を代表する団体と協議してアジア女性基金とは別の方向を見いだすことを希望すると、こういう趣旨の意見を公表しました。  私は、ILOの強制労働条約違反の問題について九八……

第155回国会 内閣委員会 第4号(2002/11/14、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  警備業法の改正について質問をいたします。  今も岡崎議員の方から質問がありましたけれども、障害者の欠格条項に関しては、全体として一律排除ではなくて個々の能力をよく判断して見ていくという説明がありました。それで伺いますけれども、今回の法改正で、障害者の社会参加という点でどういう改善がされたのか、メリットがあるのかという点です。
【次の発言】 余りちょっとはっきりしませんでした。  例えば、就労中に障害になった場合、精神的な病にかかった場合に、今までだとそれを理由にそこでもうシャットアウトされたわけですね。しかし今度は、ある程度であれば警備員の指導の現場……

第155回国会 内閣委員会 第5号(2002/11/19、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  古物営業法改正のまず目的を伺いますが、インターネット上で古物などの売買がかつてなく大量に行われるようになって、便利さもある反面、トラブルも多発しています。今回の改正案は、インターネットオークションでの盗品の売買防止のために、ネットオークションの場を提供している業者に対して一定の規制を行うというものですね。したがって、扱われた商品に不具合があるとか、見込み違いなどのトラブル予防、被害者から買手を保護することなどは直接的には目的とするものではないと、このように理解しております。  今回の法改正によって古物営業法の法益の変更はないと、こういうことでよろしい……

第155回国会 内閣委員会 第8号(2002/11/28、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  構造改革特区が地域経済の活性化の特効薬になるのか、私は非常に消極的な考えです。  今までずっと午前中から何人かの同僚議員が質問をしてまいりましたけれども、私は違う立場から、以下、大臣にいろいろ伺っていきたいと思います。  これまでの規制緩和は労働者を始め社会的な弱者にしわ寄せされて、この方々は大変苦しんでいます。例えば、タクシーの規制緩和によってタクシー労働者の賃金は減り続けて、昨年の平均は年収で二百九十九万円です。一般労働者との格差は二百三十八万円と広がっています。最低賃金や生活保護基準を下回る異常な低賃金が常態化しておりますし、過労死、自殺の激増……

第155回国会 内閣委員会 第9号(2002/12/03、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、研究交流促進法に関する質問をいたします。  産学共同研究について、我が党は、貴重な国民共有財産を特定企業の研究開発にのみ利用されることについては、公平、適切な条件の下に行うべきであると考えております。  今回、地域経済の活性化のために規制緩和を進めるという構造改革特区法案ですけれども、法案二十二条で、研究交流促進法を改正して、土地の廉価使用の要件を緩和する、研究成果をこれまで国に提供したことを報告だけにとどめるということにしています。  そこで伺いますが、これまで国の研究機関、設備の廉価使用、土地の廉価使用の実績はどうなっていますか。数字で結構……

第155回国会 内閣委員会 第10号(2002/12/05、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  三人の参考人の皆さん、本当に御苦労さまです。  私は、まず角瀬参考人にお伺いいたしますが、実は昨日、NHKの「クローズアップ現代」で長距離トラックの規制緩和の問題をやっておりました。これによりますと、トラックの台数が規制緩和で増えて、そして長時間労働になり、事故が多発している、そして過労死が増えているということがビデオの、NHK側の挿入を加えながら進んでいった番組なんですけれども。  さらに、これは私が聞いたことなんですが、このトラック業界では区域の規制も外してしまうということが今後行われるそうで、そうなると、一度、一たび自分の住んでいるところから荷……

第155回国会 内閣委員会 第11号(2002/12/10、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  社会保険労務士法の特例について、まずお伺いいたします。  構造改革特別区域法案では社会保険労務士に労働契約の締結、変更及び解除に係る求職者又は労働者の代理業務を認めるとしていますけれども、現在、弁護士にしか認められていない業務を社会保険労務士に認める理由は何でしょうか。
【次の発言】 この法律の改正につきまして日弁連等から反対意見が寄せられておりまして、中間搾取を禁じた労基法六条の例外を認めることへの疑問、果たして需要があるのかという反論。また、自由法曹団は、民法の禁じる双方代理になるおそれがあるのではないか、こういう意見を述べております。双方代理あ……

第155回国会 内閣委員会 第12号(2002/12/12、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  お二人の参考人に心から感謝いたします。  この慰安婦問題を何とか解決したいということで、参考人質問が今日実現いたしました。これは当委員会が真剣に取り組んだ結果であり、それにふさわしい今質疑が行われていると思います。  横田洋三先生にお伺いいたしますが、先生は、強制労働条約違反、人身売買禁止条約違反あるいは奴隷条約、慣習法違反が明確にあったということをおっしゃいました。これは国際法学者として当然とも言えるんですが、政府が、つい最近の質問でも、強制労働条約違反に当たるんじゃないかと私が繰り返し聞いても、言を左右にして認めないんですね。だから、当時こういう……

第156回国会 個人情報の保護に関する特別委員会 第4号(2003/05/14、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  防衛庁の自衛官適齢者名簿について質問します、まずですね。  防衛庁の自衛官適齢者名簿作りは、行政府による個人のプライバシーが丸ごとさらされ、侵害される危険性を改めて示しました。政府が国民の知らないところで個人情報を大量に収集し、勝手に使っています。公開されている四情報だけではなく、センシティブ情報も収集していました。これでは行政の個人情報取扱いについて国民の不信感は高まるばかりです。住基ネットが本格稼働をさせようとしている下で、不安が大きくなるのは当然です。今審議中の法案がこういうプライバシー侵害を防げるのかどうか、質問します。  まず、七尾市の中学……

第156回国会 個人情報の保護に関する特別委員会 第7号(2003/05/19、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  住基台帳四情報その他の情報の提供について伺います。  防衛庁は、四情報であれ親の職業であれ、今まで提供させてきたことは違法ではなかったと、こういう答弁に終始しまして、驚きました。そもそも、自衛隊が自衛官適齢者名簿として市町村から住基台帳の中学生の氏名、住所、生年月日、性別の四情報の提供を受けることができるという法的な根拠をまず確認します。何ですか。
【次の発言】 質問に入るについてちょっと確認しました。  それで、自衛隊九十七条の、都道府県知事及び市町村長は自衛官募集に関する事務の一部を行うということを受けて政令が制定されていて、今言われました百十九……

第156回国会 個人情報の保護に関する特別委員会 第8号(2003/05/20、19期、日本共産党)

○吉川春子君 座ったまま失礼します。  日本共産党の吉川春子です。よろしくお願いします。  今日は、参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず、山参考人にお伺いいたします。  報道の定義について先ほど問題点を述べられました。雑誌は、客観的事実としてまだ国民に認識されていない事実を取材、報道することで客観的事実として世の中に知らしめるという大変な重要なことを行っておられるというふうに私は理解しているんですけれども、非常に残念ながら、私は怒りも持っていますけれども、この法律は成立する、採決もう直近という情勢に今の時点あります。  国会は、立法府であると同時に、行政に対しても監視機能を持っ……

第156回国会 内閣委員会 第3号(2003/03/25、19期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  官房長官、まずアメリカのイラク攻撃について一問お伺いします。  バグダッドには五百万人の人々が生活しています。一般市民の犠牲の映像は余りテレビでは流されませんけれども、あれだけミサイルを撃ち込まれて、市民の恐怖はいかばかりかと思います。日本もアメリカによる空襲の中で逃げ惑った経験があります。一つの爆弾から二百個の爆弾が破裂するクラスター爆弾も使用されています。今朝の従軍記者の記事では、アメリカの従軍ルールに従って報道していますと、こういう断り書きもありました。残虐な事実の報道は余りありませんけれども、もう想像して余りあると思います。  アメリカは大量破壊……

第156回国会 内閣委員会 第4号(2003/03/26、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  昨日に続きまして、公務員制度改革について伺います。  石原大臣、昨日、人事院が公務員制度改革のプロセスに人事院の関与が必要だという答弁をいたしましたが、これに対して石原大臣は、人事院から十八人の職員を派遣していただいて一体として進めていると答弁されました。この派遣された職員というのは内閣の指揮命令の下で働いているのであって、人事院を代表しているものではないと思います。  それで伺いますが、人事院に対して正式な見解を求め、労使双方に中立公正な立場で主体的に意見を述べる、そういう場を人事院に保障されますか。

第156回国会 内閣委員会 第6号(2003/05/06、19期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  まず最初に、飼料製造管理技術緊急調査報告書について、農水省にお伺いいたします。  BSE問題の対応の反省から食品安全委員会が設置されようとしているときに、農水省の対応によってまたまた国民の食の不信が高まるような事実が明らかになりました。昨日付けの信濃毎日新聞によりますと、一九九一年当時、ブロイラーについて抗生物質は成長促進に効果ないとの試験機関の実験結果報告が未公開のままで死蔵されていました。食肉を通して抗生物質が人体に蓄積する可能性も指摘されているときに、無用な抗生物質を十年以上も摂取させられていたということにもなりかねず、農水省は製薬会社の金もうけに……

第156回国会 内閣委員会 第7号(2003/05/08、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川です。四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず最初に、山内、藤原両参考人にお伺いいたします。  BSE問題に関する調査検討委員会の報告を読ませていただきました。そのU部に、農林水産省の政策決定に最も大きな影響を与えているのは国会議員であると、生産者優先の政策、影響を与えているのが、優先政策を求めてきたことは否めないとして大変厳しい御指摘がありまして、同感する部分が私もあります。国会議員も裁判で立法不作為の責任などを問われたりする場合もありますし、非常に貴重な御指摘だと思うんですけれども、食品安全行政について国会議員の役割、いろいろあると思うんです……

第156回国会 内閣委員会 第8号(2003/05/15、19期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  初めに、食品安全基本法の第三条には、食品の安全の確保は国民の健康の保護が最も重要であるという基本的認識の下に行わなければならないとうたい、第六条では、第三条に定めたる食品安全の基本理念にのっとり施策を策定し実施する責務を規定しています。  今回の法律で、リスク分析の手法が導入され、リスク評価機関として安全委員会が、食品安全委員会が設置されます。  また、過日の当委員会の藤原参考人も、国民のできればゼロリスクでありたいという思い、これは自然の願いであろうと思う、これは大事にしないといけない、ゼロリスクはないということは冷たい科学的な一つの考え方であるが、安……

第156回国会 内閣委員会 第9号(2003/05/22、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、大臣にお伺いします。  民間法人化の理由についてなんですけれども、交通事故証明、運転免許経歴発行事務、これは業務の公共性、効率性、個人情報保全、手数料の低廉化などの観点からいって、警察が直接行うべきであると私は考えております。  一九七五年にこの法人が設立される以前は、事故証明や経歴証明などの発行は所管の警察署で行っておりました。今回はそれを更に民間法人化するというものです。法改正の目的は何でしょうか、お伺いします。
【次の発言】 交通事故の問題は後半でお伺いいたしますが、警察庁は、民営化について検討せよという行革推進本部の提起に対して、民営化……

第156回国会 内閣委員会 第10号(2003/05/27、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  特殊開錠用具所持の禁止等に関する法律について質問いたします。  まず、大臣にお伺いいたしますが、住宅等侵入罪の認知件数を報告していただきたいと思います。そのうち、ピッキングによる住居侵入窃盗は何%を占めるか。  住宅等侵入罪全体として見ると、ガラス破りなどピッキング以外の手口による住宅侵入犯罪が多くを占めています。ピッキングによる侵入窃盗が多発し、サムターン回しなど新しい開錠手法が確認されるなど深刻な状況にあります。ところが、検挙率が二九・一%に急減しています。その要因についてどのようにお考えでしょうか。

第156回国会 内閣委員会 第11号(2003/05/29、19期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  この特区法の改正法案は、規制緩和について重要な問題がたくさん含まれています。今回の法案は、七つの法改正が一体になったものです。一括法として出されておりますので、審議が実際上はできない個別の法律もありまして、問題点が国民に明らかにならないまま、不十分な審議に終わってしまう、そういう懸念もあります。内閣委員会では門外漢の問題も多く含まれていまして、専門の各常任委員会で慎重審議できるように、私は個別法にして提案すべきだというふうに思います。  昨夜、質問通告を行った際に文部科学副大臣の出席を求めましたが、文部省には拒否されまして、今朝の理事会で決着しました。こ……

第156回国会 内閣委員会 第12号(2003/06/03、19期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  朝から何回か出ておりますけれども、九六年八月にストックホルムで児童の商業的性的搾取に反対する世界会議が開かれました。  九〇年代半ばまで日本は、フィリピンやタイなどアジアの子供たちを買う日本男性が野放しにされるなど、国際的に恥ずかしい状態にありました。超党派議員による児童買春・ポルノ禁止法が九九年の五月に成立し、十一月に施行されました。これは児童の性的搾取、性的虐待が児童の権利を著しく侵害することの重大性にかんがみ、児童買春・ポルノ行為を犯罪として処罰するものであります。  二〇〇一年、横浜で第二回会議が開かれまして、あらゆる形態の性的搾取からの保護とい……

第156回国会 内閣委員会 第13号(2003/06/05、19期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  子供たちの買春行為、この問題についてずっと議論しているわけですけれども、出合い系サイトの規制法案の基本法とも言える児童買春、児童ポルノ禁止法では児童を相手とする買春行為が刑罰とされまして、これは単純売春行為、買春行為を処罰する最初の法律であり、画期的なものだと思います。  明治四十年代制定の我が刑法、そして昭和三十年代初頭に制定された売春防止法も、売春、買春処罰の規定はないわけですが、まず法務省にお伺いしたいんですが、諸外国でこの買春、売春処罰はどうなっているでしょうか。簡単に御説明いただきたいと思います。

第156回国会 内閣委員会 第14号(2003/06/12、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、創氏改名と慰安婦問題から質問をいたします。  六月九日に盧武鉉大統領は日本の国会で、不幸だった過去の歴史を思い起こす動きが日本から出るたび、韓国を含むアジア諸国の国民は敏感な反応を見せてきたと、防衛安保法制と平和憲法改正の議論についても疑惑と不安の目で見守っていると演説されました。  麻生太郎自民党政調会長が、植民地支配下の創氏改名について、朝鮮人の人たちが名字をくれと言ったのがそもそもの始まりだったとか、ハングルは日本人が教えたなどと、相手の要求で行ったかのような発言を行いました。当然、韓国、朝鮮の方々から強い批判を浴びましたが、発言は撤回し……

第156回国会 内閣委員会 第18号(2003/07/10、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  今日は四人の参考人の皆さん、有意義な御意見を本当にありがとうございます。  まず、吉岡参考人にお伺いします。  私は、日弁連の意見書を拝見いたしまして、かなりの部分同感いたしております。それを前提として伺いますが、少子化が今の日本にもたらしている影響について、どのように認識されているでしょうか。
【次の発言】 私どもはこの少子化基本法に反対はしておりません。さっきちょっと参考人の方の中に誤解があったようですけれども、賛成をしております。それで、今の少子化の社会、このままでいいとは思っておりませんで、やっぱりもっといろいろな面で変えていかなくてはならな……

第156回国会 内閣委員会 第21号(2003/07/22、19期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、少子化社会基本法案に対し、修正の動議を提出いたします。修正案は、お手元に配付されている案文のとおりです。  これより、その趣旨を御説明いたします。  少子化の現状は、日本の、日本社会の未来にかかわる重要な課題です。長時間過密労働、派遣、パート、有期雇用の拡大、低賃金と雇用の流動化など、事態の進行は、子供を産み育てたいと考える人々にとって大きな障害になっています。少子化社会を克服していくためには、男女平等を進め、男女とも働きやすく、家族的責任を負い、子供を産み育てやすい社会にいくことが不可欠です。  その対策の上で、女子差別撤廃条約第十六条で規定され、カ……

第156回国会 予算委員会 第14号(2003/03/19、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  小泉総理は、今日の午前中の本会議質問で、我が党の大沢議員に対して、アメリカのイラク攻撃は国連憲章に合致していると答えています。  どこが合致しているんでしょうか。自衛のためではもちろんないし、武力行使を容認する国連決議もないではありませんか。
【次の発言】 アメリカも一四四一では足りないということで、いろいろその六か国、非常任理事国の六か国に働き掛けたりしてきたのではないですか。国連のアナン事務総長も、アメリカ等のイラク攻撃は国連決議、国連憲章の違反の疑いがあると言っているわけです。  今の川口外務大臣がおっしゃったのは、大方はアメリカの立場であって……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第15号(2004/06/03、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  今なぜ国民保護法制が必要なのかということを御質問いたします。  政府は、何十万、何万か、その外国の部隊が日本に上陸してくる事態、日本が戦場になる事態を予想している旨の答弁を昨日同僚議員、山本議員に行いました。  改めて確認しますが、そのような事態が実際に日本に起こり得るのでしょうか。
【次の発言】 まあ占いの世界でもってこういう体制を大規模に作られてはたまったものではありません。  日本は大量破壊兵器を隠し持っているわけでもないし、石油が埋蔵されているわけでもないんですよ。憲法九条で戦争放棄の国です。  しかも、着上陸侵攻というのは、相手にとっても相……

第159回国会 国土交通委員会 第19号(2004/05/27、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  質問をいたします。京都、奈良、和歌山を南北に結ぶ高規格幹線道路、京奈和自動車道路について伺います。  京奈和道路のうち、奈良市を通過する大和北道路は世界遺産である平城宮・平城京跡を通過するもので、私は現地を視察し、関係者から実情を聴きましたけれども、この計画は無謀ではないかと思いました。  平城宮跡は、一九八八年、東大寺や春日山原始林などとともに、古都奈良の文化財の一つとして世界遺産に登録されました。埋蔵文化財では初めてです。発掘調査は、面積で平城宮跡が三四・六%、平城京跡が二・五%。土の中から木簡が平城宮で五万点、そのほかに平城京で約十二万、合わせ……

第159回国会 内閣委員会 第3号(2004/03/18、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、国立病院・療養所の職員、定員外職員、両方の問題について伺います。  政府は、国立病院を独立行政法人化に移行するに当たって、すべて賃金職員は雇い止めとし、賃金職員制度を廃止するといたしましたが、これは政府によるリストラだと思います。しかも、定員職員、定員外職員のほとんどが女性の職員です。二〇〇三年四月時点の国立病院・療養所の医療俸給表(三)、行政俸給表(二)の人員は何人でしょうか。定員及び定員外の職員の数を男女別に明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 官房長官にお伺いいたします。  男女別に統計を取るということが国連の要請でもあり、……

第159回国会 内閣委員会 第4号(2004/03/24、19期、日本共産党)

○吉川春子君 防災担当井上特命大臣へまず質問いたします。  昨年九月に小泉改造内閣の閣僚となられ、総選挙の後の第二次小泉内閣でも引き続き防災担当の内閣府特命大臣である井上大臣に、当内閣委員会に御出席していただくのは初めてです。参議院内閣委員会は、御承知のように、内閣官房及び内閣府を所管する委員会であり、内閣の重要政策及び警察等に関する調査を行っております。  私どもは、今国会の審議を開始するに当たりまして、防災担当の内閣府特命大臣である井上大臣からも御所信をいただくべきであると主張してまいりましたが、合意が得られませんでした。この点は引き続き理事会で協議を継続するということですので、委員長にも……

第159回国会 内閣委員会 第6号(2004/03/30、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  警察庁は、警察の不祥事が全国各地に発生したことから、二〇〇〇年に警察刷新会議を発足させ、警察刷新に関する緊急提言を行いました。しかし、その後も不祥事は絶えず、最近は北海道警の捜査報償費を使った裏金作りや静岡県警の空出張が明らかになり、昨日はNHKのクローズアップ現代でも特集が組まれました。  今回の警察権限の拡大の法改正ですが、まず警察の改革を進めることが必要だと思います。我が党は、テロ対策等の立場から本法案に賛成いたしました。しかし、改正案に問題がないのではありません。日弁からも意見、日弁連からも意見書が出ておりますので、以下問題点を質問します。 ……

第159回国会 内閣委員会 第11号(2004/04/20、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、暴対法改正問題について伺います。  今回の法改正は、暴力団相互間の抗争や内部抗争に巻き込まれて被害を受けた一般市民に対して、指定暴力団の代表者が損害賠償責任を負うということを明記するものですが、今後はこの被害についての立証が容易になるということでしょうか、お伺いします。
【次の発言】 容易になるのかということです。
【次の発言】 平成三年十月三十日、大阪高裁判決、二〇〇三年かな、これ。山口組組長と実行犯に対し八千万の損害賠償を命じた判決がありまして、これは高裁レベルでは初めてと聞いておりますが、この場合、被害者は警察官であったわけです。  私は……

第159回国会 内閣委員会 第14号(2004/05/20、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。各会派の御協力で、午前中に質問をさせていただきます。  まず、医療分野へ株式会社の参入する問題について伺います。  特区法案、特区の改正案では、医療法等の特例として医療分野への株式会社の参入を認める、厚生労働省は、認めます。厚生労働省は、これまで利潤追求を目的とする株式会社の医療への参入に反対してきました。経済的弱者は高度な医療が受けられないというおそれがあります。医療においてお金のあるなしで提供される医療内容が差別される、こういう懸念があったから、厚生省は今お座りになっているところで強く反対をしてきたのではないですか。その考えを改めたわけですか。

第159回国会 内閣委員会 第15号(2004/05/25、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  昨日、福岡高裁は、中国人の強制連行について判決を下しました。侵略戦争のときに中国人二万三千人を強制連行したという名簿も残っておりまして、今回の判決は、しかし、除斥期間で一審原告敗訴ということになりました。被害者の怒り、落胆は非常に大きいものがあります。  強制連行、強制労働の事実は裁判所は認定しておりますので、日本の政府がこの問題について放置しておいてはならないのではないかという立場から質問をさせていただきたいと思います。  判決は、田川鉱業、三池鉱業所で強制的労働に従事させられるに当たって、これを幇助したものと評価することができる、国はですね。民法……

第159回国会 内閣委員会 第18号(2004/06/10、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  公益通報者保護法案について質問をいたします。  企業、行政組織内部の重要情報を外に漏らすということについては許されないというシステムになっておりますし、そういう感情もまた強いと思います。情報を漏らした労働者は処分されるわけです。しかし、国民の利益のためになるのであれば、情報を漏らした労働者の不利益扱いを許さず、彼の労働者としての地位も守ろうという立法が幾つかの国で行われるようになり、日本もその仲間入りをしようということで今回の公益通報者保護法案が提案されたというふうに思います。  竹中大臣は、過日、提案理由説明で、事業者による法令遵守を確保して国民生……

第159回国会 内閣委員会 第19号(2004/06/11、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  公益通報者保護法案について、まず内部告発を行って保護される通報対象事実とは何かについて伺います。  これは仮の例として聞きますが、公官庁へ運転手の派遣を業とするA社は政治家Bに運転手を派遣してやっていました。政治家Bは、運転手給与を支払ってもらっているにもかかわらず、政治資金規正法上の届けを出しておりません。A社の会計課の労働者Xがその事実をマスコミにリークいたしました。それを知ってA社の社長は激怒して、この労働者Xを解雇した。この場合、Xは今回の内部通報、公益通報者保護法案に、保護法によって保護されますか。

第159回国会 文教科学委員会 第18号(2004/05/20、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  文化財保護法改正案について質問をさせていただきます。今回の改正案は文化財の概念を広げ保護対象を拡大するものであり、私たちは賛成です。  文化的景観の保護の問題で伺います。  農水省と文化庁が行った農林水産業に関する文化的景観の保護に関する調査報告書では、千枚田、棚田の例も挙げられています。棚田の景観を保存するためには、そこで農業を営み生活し後継者を育てていくことが必要です。中山間地の農家に対して、その地域で暮らしていけるように国として支援策を充実していくべきだと思います。農山村農業の荒廃を防ぐための中山間地域等直接支払制度は農家を励ましております。文……

第159回国会 法務委員会 第23号(2004/06/10、19期、日本共産党)

○委員以外の議員(吉川春子君) 日本共産党の吉川春子です。  法務委員会の委員長、理事、委員の皆様のお許しをいただきまして、質問の機会を与えていただき、本当にありがとうございます。  児童買春・ポルノ処罰、児童保護法改正案について質問をいたします。  この法改正に取り組みました衆議院の皆様方に敬意を表したいと思います。そして、過日、参議院の方からもドメスティック・バイオレンスの改正案が送られて成立いたしましたが、子供や女性の人権について国会が審議するという、こういう傾向は大変歓迎したいと思います。  まず最初に、警察庁にお伺いいたしますけれども、平成十一年、議員立法により本法が成立いたしました……

第159回国会 予算委員会 第13号(2004/03/19、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  警察の裏金作りの問題について伺います。  旭川中央警察署捜査用報償費不正支出疑惑について、道警本部長の中間報告では、道警本部長は報償費からの裏金作りを認め、組織的であったことも認めています。また、静岡県警本部長も空出張による裏金作りを認めていますが、大臣も同じ認識でしょうか。
【次の発言】 不適正な予算の執行にとどまらない裏金作りは、これは犯罪に当たると思います。  法務省に伺いますが、警察署の会計課と職員がぐるになって架空の領収書を作り、公金をプールした場合、業務上横領罪に当たるのではありませんか。


20期(2004/07/11〜)

第161回国会 行政監視委員会 第2号(2004/11/08、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  自動車運送事業における事故防止対策に関する行政評価・監視結果報告書に関連して質問をいたします。  確かに、この報告書が指摘しますように、運転者の長時間労働の改善などが重要なのはもちろんですけれども、同時に、車両自身の欠陥による事故の防止についてこの報告書では必ずしも触れられておりませんので、伺います。  二〇〇二年の十月に、山口県周南市で欠陥を知らずに三菱自動車の大型トラックを運転していた男性運転手が事故で死亡しました。男性は過失責任を問われて、道路交通法違反で書類送検をされていました。その後、三菱の欠陥隠しが発覚いたしまして、今年の十一月三日の報道……

第161回国会 行政監視委員会 第3号(2004/11/15、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  少子化対策についてお伺いいたします。  まず、内閣男女共同参画局長に伺いますが、少子化が一層深刻になり、政府の対策は成功しているとは言えないことは今日の議論でも明らかです。  スウェーデンでは子育て中の女性の就労率は高く、また、二〇〇〇年には一・五程度まで落ち込んだ出生率も三年程度で一・六五まで回復しています。  このたび公表されました内閣府経済社会総合研究所のスウェーデン家庭生活調査について伺います。このスウェーデンの女性の労働力率と出生率の高さを支えているものは一体何でしょうか。
【次の発言】 私も会議でこのスウェーデンの報告を伺いましたけれども……

第161回国会 総務委員会 第1号(2004/10/26、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  私は、台風被害調査のために長野県に入りましたけれども、その日の夕方、お隣の県である新潟中越地域の地震の揺れを三回体験いたしまして、本当に恐ろしいことが起こったと思いました。  台風、地震について改めて取り上げたいと思いますけれども、お亡くなりになられました方々に心から冥福をお祈り申し上げ、また、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  給与法の問題ですけれども、八月六日に人勧が出されまして、遅滞なく国会としては一般質疑を行う責務があると思います。来年は給与法提出前に人勧そのものについて議論をすべきだということを最初に申し上げておきたい……

第161回国会 総務委員会 第2号(2004/11/02、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  新潟県中越地震被災者保護についてまず伺います。厚生労働省に伺いたいと思います。  被害の深刻さと余震の継続から、避難所生活が長期化することが予想されます。十月二十七日現在だと思うんですけれども、避難所が四百八十二、避難住民数は六万八千八百四十七人と報告されています。避難所に入れない人々も相当数おりまして、テント、車の中等で避難生活を余儀なくされています。  十一月二日付けの新潟日報の被災者千人アンケートによると、野菜が食べたい、トイレをきれいに、寒さ対策への要望が強いということです。避難所の対策も緊急課題です。  私たちの党は、長岡市に中越地震全国救……

第161回国会 総務委員会 第3号(2004/11/09、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、公社の総裁に、郵政公社の総裁にお伺いいたしますが、郵政公社の初年度の決算で、時間も限られていますので端的に伺います。郵便事業は二百六十三億円の黒字となっていますが、郵便物が減少し、収入が減少しているのにもかかわらず黒字になった、その要因は何でしょうか。
【次の発言】 毎年、郵便事業部門で膨大な職員の削減が行われてきました。二〇〇三年度の削減数は六千七百二十人で、過去五年間で最大になっています。  コスト削減、人減らしの一環として、深夜の勤務体制に夜勤からニュー夜勤、今回の深夜勤を導入してきました。そこで、数字を端的に伺いたいと思います。数字だけ……

第161回国会 総務委員会 第5号(2004/11/18、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  審議会の構成の在り方についてお伺いいたします。  今回の法案の改正案につきましては、高過ぎるという従来から批判のありました審議会委員の報酬の適正化を図るものとして提案されておりますが、報酬だけではなくて、選任についても問題がありますので、以下、伺いたいというふうに思います。  政策決定機関ではないとは思いますけれども、政策決定に影響を与える重要な機関であります審議会ですが、閣議決定で審議会等の運営に関する方針があります。その中には、委員の任命に当たっては、当該審議会等の設置の趣旨・目的に照らし、委員により代表される意見、学識、経験等が公正かつ均衡の取……

第161回国会 総務委員会 第7号(2004/12/01、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  初めに、総裁にお伺いしたいと思うんですけれども、東京中央郵便局や豊島郵便局、新宿、新東京郵便局などで、郵政公社の調べでも、深夜勤の時間帯には休憩室に施錠して使用禁止にしています。労働者はたとえ四十五分の休憩時間があっても、ベッドもあって横になれる休憩室が利用、使用できません。施錠して労働者に使わせない休憩室について改善措置を取っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 東京だけではなくて、各地にそういうものがあるということも予想されますので、是非全国的にも措置を講じていただきたいと思いますが、いかがですか。

第162回国会 行政監視委員会 第3号(2005/03/28、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  留学生問題についてお伺いいたします。  日本で留学生を受け入れるということは、結果として知日家、親日家を増やし、我が国の将来にとっても利益をもたらすものだと思います。政府の留学生受入れ目標であった十万人を突破しました。九八年ごろから私費留学生が激増をしております。国費留学生は全面的な経済的な支援があるわけですけれども、問題はその私費留学生の勉学条件が十分に整備されていないことです。  学ぶ以前の問題として、住居の問題があります。自治体の協力を受けるなどして大学が宿舎を確保したり、あるいは公的な条件を整えて住宅問題をまず十分に環境を整える必要があると思……

第162回国会 行政監視委員会 第4号(2005/04/04、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  監修料問題について、まず国家公務員倫理審査会会長の花尻会長にお伺いいたします。  税金や保険料等で購入する機器や図書の発注が特定業者に集中し、その業者から公務員が接待や監修料を受け取る、公金還流の恐るべき実態が次々と明らかになりました。厚労省と社会保険庁がこの五年間に受け取った監修料は十億千八百五十万円、わずか五年間に十億を超える巨額な税金が厚労省に還流しました。  四月一日、国家公務員倫理規程、政令の改正で、監修料の受取禁止、補助金など国の経費により作成される書籍等及び国が大量に購入する書籍等の監修料及び編さん料の受領を禁止すると、こうなりました。……

第162回国会 行政監視委員会 第5号(2005/04/25、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  今日、JR福知山線の脱線事故が発生いたしまして、報道では現在死者四十三名、負傷者二百三十九名と報道されています。事故に巻き込まれた方々の一刻も早い救出を求めます。そして、犠牲となられました方々に御冥福とお見舞いを申し上げたいと思います。  私は、今日は警察のいわゆる裏金問題について質問をいたします。  会計検査院が、平成十五年度決算報告によると、北海道北見方面本部に対する会計検査院の実地検査の際に、警察は虚偽の領収書による説明を行い、その後の説明のために資料が偽造されていたことは会計経理の適正性の心理形成を阻害するものであり、極めて憂慮すべき事態であ……

第162回国会 行政監視委員会 第6号(2005/05/16、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  私は、四月二十五日の当委員会におきまして、警察の裏金問題について、当行政監視委員会として国会法百五条による会計検査院に対する全国的な検査と報告を求めるように提案いたしました。委員長に引き取っていただき、理事会で協議中です。  会計検査院に聞きますが、過去、国会法百五条に基づく調査報告というものはどういう内容のものがあったでしょうか。
【次の発言】 警察の幹部が「わが罪はつねにわが前にあり」という著書で警察の裏金問題を告発してからも、二十年以上たちます。多くの情報が寄せられ、内部告発があって、警察が自ら認めている裏金問題について、会計検査院はこれまで一……

第162回国会 行政監視委員会 第7号(2005/06/13、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  NTTの企業年金引下げ問題、同社の個人情報流出問題について伺います。  最初に総務省に伺いますが、NTTの〇五年三月末第二十期における連結決算での営業収益、税引き前利益、当期純利益はどうなっているでしょうか。
【次の発言】 NTTは大変もうかっているということです。  まず一般論として伺いますが、税制適格退職者年金は平成二十四年三月三十一日に廃止されます。適格退職年金から確定給付年金への移行について、過半数以上で組織する労働組合の合意があれば移行してよいというふうになっておりまして、労使合意で移行を認めているのは、同法の附則二十五条で権利義務の変更を……

第162回国会 行政監視委員会 第9号(2005/07/25、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  株式会社東京リーガルマインド大学の業務委託契約問題で伺います。  まず公取委に伺いますが、小泉内閣は規制緩和を進めるため、特区法を成立させました。利潤追求の企業に大学教育への参入を認めたわけです。政府は、地域産業を担う人材や不登校児に対する、不登校ですね、不登校の児童に対する特別な教育、これが既成の学校が対応できない面で株式会社やNPOなどの学校の設置が必要だということを言いました。  さて、リーガルマインド株式会社は、従前より司法試験等国家試験の受験指導を行う株式会社でありますが、二〇〇四年の四月に特区による株式会社大学第一号となりました。しかし、……

第162回国会 総務委員会 第2号(2005/02/01、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、住宅応急修理制度について伺います。  亡くなられた方が四十名、住宅の被災が十万棟以上など甚大な被害をもたらした中越地震から三か月以上たちました。豪雪地帯では雪との闘いも続いております。台風の災害も昨年は多かったわけで、補正の目的が災害対策であるということですので、被災地の現状に立って、あるいは財政難に苦しんでいる自治体のことも考えて、私たちは増額分の交付税は速やかに地方公共団体に配分すべきだと考えています。  そこで伺いますけれども、個人の生活再建のために住宅は非常に大事なものです。災害救助法の住宅応急修理制度について、この制度の対象になる大規……

第162回国会 総務委員会 第4号(2005/03/10、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  郵政公社職員のサービス残業問題について伺いたいと思います。  郵政公社の指示文書、二〇〇四年十二月十三日で、勤務時間管理に関する実態調査についてというものを発しまして、平成四年十月一日から十二月三十一日の三か月限定として二月にサービス残業の支給を公社は行いまして、これは五万七千人に三十二億円という非常に大きな額をお支払いになりました。  不払賃金の時効というのは二年ですよね。時効に掛かっていない不払賃金については当然支払う義務があるわけですけれども、私は、せっかく調査されたわけだから、二年間さかのぼって調査対象にすべきだと思います。  十一月一日にや……

第162回国会 総務委員会 第6号(2005/03/17、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  初めに、総務大臣、逮捕された例の堤義明コクド前会長の会社は年間一千億円も営業収益のある会社ですが、二〇〇一年の法人税はゼロとなっています。また、サラ金大手武富士の武井保雄前会長長男の千六百億円の申告漏れ、さらにハンナングループの元会長浅田被告は、大阪羽曳野市に九千平米の豪邸に住み、一日二億円稼ぐと言われましたが、長者番付に顔を出さないということで有名でした。こうした大金持ちの節税、まあいわゆる節税についてどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 それでは、続いて大臣に伺いますが、現在、個人住民税が非課税とされている年齢、六十五歳以上の者に係る非課税……

第162回国会 総務委員会 第7号(2005/03/18、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  銀行とか郵便局の預貯金について、カードの利用が日常的になっておりますが、今、偽造キャッシュカードで預貯金が引き出される被害が急増しまして大きな社会問題になっています。  貯金の偽造カード、まあスキミングと言うのだそうですけれども、それによる窃取事件の件数、被害額、補償額などがどのようになっているか、〇三、〇四年度についてお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 二〇〇三年度の金額というのは職員の不祥事が入っていると聞いています。それを除くと幾らになるんですか。
【次の発言】 まあ今日は職員の問題はちょっとさておきますが、実際にはだから〇・五%とい……

第162回国会 総務委員会 第8号(2005/03/22、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  恩給法に関連して、中国残留孤児らの問題について質問いたします。  旧軍人などは激戦地加算等によって恩給法上は手厚く保護されてきました。片や、一九四五年に関東軍に動員された中国残留孤児らの父や子はどうなったのでしょうか。根こそぎ動員された在満邦人は、当時満州と言いましたのでこういう言葉を使いますが、二十五万人、死者九万人と言われています。戦死者の妻及び遺児、障害を持つ成年遺児らの遺族恩給はどうなっていますか。  時間がないので端的にお答えください。お願いします。
【次の発言】 根こそぎ動員された中国残留孤児の父や子について基本的には恩給法が適用あると、……

第162回国会 総務委員会 第9号(2005/03/29、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、麻生大臣、郵政民営化問題で一問だけお伺いいたします。  十七日の政府・自民党の郵政民営化検討会議で、政府は郵便局の全国配置を義務化で自民党と合意と、自民党と合意と報道されています。政府の昨年九月に閣議決定された郵政民営化の基本方針では、郵便局の設置は設置の義務ではなく努力義務であり、過疎地の拠点維持に配慮する一方、人口稠密地域における配置を見直すとされています。総務大臣もこの会議に御出席されていたと思いますが、十七日の政府と自民党のこういう内容と基本方針との関係について、これは基本方針の枠内なのか枠外なのか、端的にお伺いいたします。

第162回国会 総務委員会 第10号(2005/03/31、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  橋本会長、番組改変問題について伺います。  二〇〇〇年の十二月に日本の慰安婦制度を裁く女性国際戦犯法廷が開かれました。〇一年の一月三十日、NHKは教育テレビ番組で、「問われる戦時性暴力」の中で放映しました。放送前日の一月二十九日、野島担当局長は松尾放送局長と安倍官房副長官に会って番組の内容を説明したと報道されています。その直後の午後六時過ぎから、野島、松尾、伊東番組制作局長も加わって異例の試写が行われ、野島氏が感想を述べ、大幅な修正を行いました。その内容は、女性法廷に対し本質的な批判と疑問を持つ秦教授のインタビューを大幅に増やす、二はカリフォルニア大……

第162回国会 総務委員会 第12号(2005/04/07、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  携帯電話不正利用防止法案は、衆議院において五会派共同で提案されておりまして、我が党も共同提案に加わっております。  私の携帯にも変なメールが日常的に送られてきまして、発信元を確認したいという衝動に駆られるわけですけれども、同時に犯罪防止のためということで法律で規制、処罰する場合には他の法益を侵害しかねないという問題もあると思います。この点について伺いたいと思います。  まず、警察庁にお伺いしますけれども、先ほど認知件数と検挙件数の報告がありましたけれども、私は、加えて被害総額、そしてプリペイド式携帯電話による被害というのはそのうち何%ぐらいなのかとい……

第162回国会 総務委員会 第14号(2005/05/12、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川です。  特定電子メールの送信の適正化法改正案についてお伺いいたします。  まず、大臣の認識を伺いたいと思います。  私自身の例で恐縮ですけれども、携帯に何か月にもわたり、連日何件もの料金請求を求めるメールが入り、しかもほっておいたら強制執行もにおわせて、それでもほうっておきましたら、最後はおまえなんか早く死ねと、こういう捨てぜりふを最後にメールは来なくなった、こういう経験を最近いたしました。  パソコンや携帯電話を使った架空請求の東京都消費生活総合センターへの相談が、三、四年の二か月で千五百件に達していると東京新聞が報じております。大手ネットの接続業者の社長のパ……

第162回国会 総務委員会 第16号(2005/06/16、20期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川です。  まず、総務大臣、お伺いいたしますが、行政手続法改正で意見公募を行う対象に行政立法を加えたことは前進です。しかし、行政計画などについて今後の検討課題とされ、今回は含まれないなどの不十分な点もあると思います。また、意見公募の除外規定が設けられている点について言えば、妥当なものもある反面、問題と思われるものもあります。  私は、三十九条四項四号の除外規定に関連して、審議会について伺います。  まず、三者構成、公労使の審議会については本法の適用除外としている理由は何でしょうか。
【次の発言】 厚労省、お見えだと思います。最賃法の二十六条で設置されております最賃審議会……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第4号(2005/07/19、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  私は、簡易郵便局の問題について、中心に伺いますが、まずその前に、基本認識について総務大臣に伺います。  現在は、郵貯、簡保の金融サービスは高齢者を始め地域住民にとって正にライフラインになっています。この日本において、過疎地であろうが都市であろうが、どこに暮らしていてもすべての国民が金融サービスを受ける、公平に受けるということは当然の権利だと思います。当然のことだと思います。  健全で安全な日常生活を営むために、金融機関に口座を持つということは不可欠です。基本的金融サービスを国民にひとしく提供するということは国の責任ではないかと思いますが、その点いかが……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第5号(2005/07/20、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  昨日の質問で、続きで一点、簡易郵便局存続の地域貢献基金の問題についてお伺いいたします。  これまで、地域貢献基金によって過疎地の特定局を維持する費用を六百万円掛ける二千局イコール百二十億円と積算しているという説明がありました。そして、ここには簡易局は含まれておりません。昨日の竹中大臣の答弁によって、簡易局も対象になるんだと、費用は統括局の費用に含まれているという御答弁がありました。  それでお伺いしますけれども、過疎地の簡易郵便局も基金の交付対象としているならば、郵便局を維持するにはどれぐらいの基金が必要とお考えなのか、計算式をお示しいただきたいと思……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第7号(2005/07/22、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  郵政民営化法案の審議の基礎である過疎地の郵便局の数、基金の試算根拠等を政府は正確に示すべきだと思います。  それで、私がお配りしましたまず資料を見ていただきたいんですけれども、ここに過疎地域と過疎地という概念が二つあります。過疎地というのがトータル、全部の地域を含んだトータルの概念として政府は使っておられまして、その過疎地の郵便局数が七千二百二十、過疎地域とか離島、半島振興、山村と、この四つを全部含めたのが過疎地という概念です。  それで、先日、私が過疎地における簡易郵便局の数を伺ったのに対して竹中大臣は、過疎地域自立支援促進法の簡易局は千五百三十だ……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第10号(2005/07/29、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。今日はどうもありがとうございます。  まず、榊原参考人にお伺いしたいんですけれども、二万四千七百局の中で簡易郵便局が四千四百四十七局ありまして、そのうち個人が受託しているのが三千三百程度、三千三百局程度あるんです。この簡易郵便局を存立させるために政府は銀行代理店を認めるという方向を出しております。銀行代理店は今は兼業禁止、そして復代理、再委託の禁止ということになっていますが、簡易郵便局に限ってそれを緩和するという形になっているんですけれども、過疎地がかなり多いんですね。一番困難なところにあって、個人でほかのお店、お菓子屋さんとか八百屋さんとかやりながら委……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第12号(2005/08/02、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  今日は、午前中から、ネットワークを維持すると、郵便局のネットワークを維持するという答弁が繰り返し行われてきましたけれども、国民は果たして納得されたのでしょうか。  過日、地方公聴会で、岩手で行われたその議事録を拝見しますと、簡易郵便局を委託している公述人から、ユニバーサルサービスの担い手として大変重要な役割を果たしている簡易郵便局が、郵政民営化の中では郵便局ネットワークの一翼を担って郵便窓口サービスを提供できる根拠はどこにもないと、こういう指摘がありました。正に、簡易郵便局で郵便貯金サービスが守られるかどうか、これが焦点だろうと思いまして、私は簡易郵……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第14号(2005/08/04、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  先日、私どもの赤旗新聞に、新宿駅西口の占いに行列をつくる男女の写真と記事が載っておりました。その中で、三十八歳の男性は、郵政民営化が不安だと、職場には相談できる人がいないと、こういうふうに語っています。国会で熱い議論を、実は郵政公社の職員、労働者が一番不安な思いで見守っているんじゃないか、私は思うわけです。中でも、郵政民営化法案では、ゆうメイトと呼ばれる日々雇用の非常勤職員の雇用が法律で引き継がれておりません。  まず、生田総裁、ゆうメイトなしには特に郵便業務、日常業務は成り立たないぐらい重要な仕事をされているんじゃありませんか。

第162回国会 予算委員会 第10号(2005/03/11、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、郵政民営化問題で竹中大臣にお伺いいたします。  政府は当初、国営だと肥大化するから民営化という、民営化すると言っていました。今度は突然、民営化の根拠として、郵政公社のままだとじり貧になると言い出しています。国民は、なぜ民営化する必要があるのか理解できません。民営化すれば新規業務の拡大で六千億円もうかるという試算を二月二十四日出しました。この試算についても、バラ色だとかいろいろな批判があります。  そこで、政府が示している試算について伺います。この試算は郵政民営化準備室が昨年十一月に行った骨格経営試算がベースになっていると思いますが、そのとおりで……

第162回国会 予算委員会 第15号(2005/03/23、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  総理、今年は戦後六十周年の年です。日本とアジア諸国との関係においても、侵略した側がその責任を明確にし、他国との歴史認識を共有し、ともに平和な関係を構築することが求められていると思います。  我が国の戦争責任について、総理の御認識をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 日本が問われているのは、言葉だけではなくて具体的にどう対応するかだと思います。  従軍慰安婦の問題について取り上げたいと思います。  中山大臣、あなたは昨年十一月、大分のタウンミーティングで、教科書から強制連行や従軍慰安婦の記述が減ってよかったと、こういう発言をされましたけれども、……

第163回国会 行政監視委員会 第1号(2005/10/24、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  義務教育諸学校の非常勤講師問題を質問します。  義務教育の在り方として、どの子にも分かる豊かな教育、どこに住んでいても質の高い教育が受けられることが必要です。そのためには、教員には研修とゆとりが必要です。十分な教員の配置も不可欠です。  そこで聞きます。いわゆる人材確保法、学校教育の水準の維持向上のための義務教育諸学校教職員の人材確保に関する特別措置法の趣旨、目的を踏まえた教職員の処遇とは何でしょうか。
【次の発言】 いわゆる人確法は臨時採用の非常勤講師にも適用されると思いますが、念のため確認します。

第163回国会 総務委員会 第2号(2005/10/18、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  指定管理者制度についてお伺いしたいと思います。  二〇〇三年の六月に、地方自治法二百四十四条の改正で指定管理者制度がつくられました。この制度は、公の施設の管理、運営に民間事業者の参入を認めるものです。直接的には、総合規制改革会議中間取りまとめにあるように、より広範囲に民間委託を実現するため、一定の要件で決定権を含めた管理委託を民間事業者に対して容認できるように検討せよという提言に基づいて、民間事業者のビジネスチャンスを拡大すると、そういうことをねらいとして導入されたものではないのかと私は思っております。  公の施設というのは、住民の福祉を増進する目的……

第163回国会 総務委員会 第3号(2005/10/20、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。質問します。  まず、会長、NHKは戦時中に大本営発表で国民を動員して戦争協力の先頭に立ったり、また、戦後GHQの指示で労働運動活動家、共産党員シンパを解雇したレッドパージがまずNHKから始まったなど、痛苦の歴史を経て今日に至っていると思います。これは、二〇〇一年三月にNHKが編んだ「二十世紀放送史」の中で触れられている問題です。  それで、昨年の不祥事発生、ETV特集、アジア女性戦犯法廷慰安婦問題を扱った特集番組に対する政治家の介入疑惑、問題になり、NHKの、等が問題になり、NHKのその受信料支払拒否が激増して、政治家との密着に異議を唱える条件付の支払……

第163回国会 総務委員会 第4号(2005/10/25、20期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  昨年十月二十三日の中越地震からちょうど一年たちました。現地では九千人を超える方々が自宅の再建がいまだならず、田畑の修復も実現しないまま二年目の冬を迎えようとしています。  中越地震では災害時における放送はどのような役割を果たしたのか、今後も懸念される大規模地震の発生に対して、災害と情報伝達の在り方、災害と放送について伺います。  大地震の発生直後は着のみ着のままで逃げ出して、しかし今、実際何が起こっているのか、余震はどうなんだろう、災害の規模や範囲はどうなのか、こういう実態を知るすべもなく、恐怖と不安の中で気持ちも動転すると思います。防災白書によると、都……

第163回国会 総務委員会 第5号(2005/10/27、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、総務大臣にお伺いいたしますが、人事院の制度は憲法二十八条の労働三権の制約の代償措置として設けられたことは言うまでもありません。人事院創設の際の国家公務員法一部改正案の提案理由説明で、政府は次のように言っています。不偏不党、いかなる勢力の制肘も受けることなく、国家公務員の福祉と利益との保護機関としての機能を果たすために十分な権限が与えられるとともに、人事院にあとう限りの独立性が確保されることを必要欠くことのできない要件とする。これは昭和二十三年十一月十一日議事録です。  したがって、人事院は、法的にも内閣の所管の下に置くとされて、内閣の指揮命令は……

第163回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第4号(2005/10/14、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。質問します。  金融ビッグバンによって金融機関の間の競争が激化し、利益追求のためのいわゆるリテールバンキング戦略の下、顧客を選別し、富裕層を囲い込み、手数料ばかり掛かるとの理由で小口預金者が切り捨てられようとしています。これまでは小口預金者を対象にしてきた郵貯を株式会社にすれば、一層これに拍車が掛かる懸念があります。  そこで、金融大臣に伺いますが、金融排除について、どういうことでしょうか、どうお考えですか。
【次の発言】 その何らかにおいて、何らかの理由において金融口座が持てない、つまり小口とかいろいろな差別的な要素があるわけなんですけれども、アメリカ……

第164回国会 行政改革に関する特別委員会 第3号(2006/04/26、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  簡素で効率的な政府を実現するための行革法案について質問をいたします。  政府の年次財政報告の指摘に、ここでも指摘しておりますけれども、OECD諸国の一般公共サービス、保健、社会保障などの支出を比較すると、日本は諸外国に比べて低いのではありませんか。
【次の発言】 パネルを用意しました。(資料提示)  今大臣が言ってくださった数字がこのピンクの方の数字でございます。日本がかなり低いということです。そして、紫の方の数字なんですけれども、これは公共事業、公共事業費は日本はかなり大きな政府である、そのことが言えると思います。  それで、加えて、先ほど来論議が……

第164回国会 行政改革に関する特別委員会 第8号(2006/05/17、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  行革推進法案の第二十三条におきましては、特別会計の見直しとして、労災保険の規定による保険給付に係る事業及び雇用保険の失業給付に係る事業に限ることを基本とし、労災保険の労働福祉事業と雇用保険三事業については、これは廃止を含めて見直しを行うという大変な規定があります。個別の事業の中には確かに見直さなくてはならないものもあるかと思いますけれども、雇用三事業、労働福祉事業そのものを廃止するということは容認できません。  それで、配付資料をごらんいただきたいと思いますが、労災保険で行っている労働福祉事業は、不幸にも労災に遭った被災労働者の円滑な社会復帰として義……

第164回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(2006/05/22、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  競争入札導入による公共サービスの改革に関する法律案、いわゆる市場化テスト法案について伺います。  小泉内閣は、官から民へ、公務として行われていた事業を民間に開放いたしまして財界の期待にこたえています。官業開放ビジネス、すなわち民間資金活用のPFI、構造改革特区、指定管理者制度では約十兆円、今回の市場化テストを実施すれば四十兆円のビジネスチャンスがあると財界のシンクタンクは試算をしております。  しかし、これまで企業参入で国民はどんな目に遭ったでしょうか。私は、当委員会で、保育所への株式会社参入で赤ちゃんの命が多数失われた問題を取り上げました。ほかにも……

第164回国会 行政監視委員会 第3号(2006/04/10、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  リーガルマインド大学、通称LEC大学問題を引き続いて質問します。  小泉内閣で構造改革特区法を制定し、大学教育に株式会社の導入を認めました。その結果、千代田区の特区として、株式会社リーガルマインド大学の設置が二〇〇四年に認められました。私は、前回も専任教員を業務委託契約で使用している問題を当委員会で取り上げまして、三月末、労働基準局から、請負ではなくて雇用労働者だという改善命令が出されたと報告を受けております。  文科省の副大臣にお伺いいたしますが、三月十七日付けで、東京リーガルマインド代表取締役に対して、大学設置審議会の審議を踏まえて年次計画履行状……

第164回国会 行政監視委員会 第5号(2006/05/29、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  生保、損保の保険金不払の問題についてお伺いいたします。  まず、損保ジャパンの処分の理由なんですけれども、伺います。  多くの国民は、厳しい家計の中から万一のときに備えて保険に加入しています。加入から保険発生まで十年、二十年、時には生涯、保険金を払うという高価な買物です。いざというときに保険金の確実な支払があるということが必要です。保険会社との信頼関係がなければ成立しません。昨年来明らかになっている生損保業界の悪質な保険金不払行為は保険業界への国民の不信感を拡大しています。先週末にも損保ジャパンに対して全店で二週間の販売業務停止の処分が出されたと報じ……

第164回国会 行政監視委員会 第6号(2006/06/05、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  ハンセン病胎児標本問題について伺います。  二〇〇一年五月十一日、熊本地裁らい予防法違憲国賠訴訟の原告全面勝訴から五年、らい予防法廃止から十年が過ぎました。大きな節目のときを迎えています。  昨年三月に、九十年に及ぶ国の隔離政策の誤りを科学的、歴史的に多方面から検証し、再発防止の提言を行うことを目的に設置されたハンセン病問題に関する検証会議報告書も提出されました。今日は、検証会議報告により明らかにされて、社会的に大ショックを与えた、また入所者や御遺族に計り知れない衝撃になっている胎児標本の問題について伺います。  初めに確認いたしますが、御遺族はもと……

第164回国会 総務委員会 閉会後第1号(2006/08/29、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  郵政公社二〇〇四年度の決算について質問をいたします。  郵政公社は、郵政民営化法が成立した直後、現在の集配郵便局四千六百九十六局のうち約千局での集配業務を廃止して無集配郵便局にするという郵便局再編計画が発覚いたしました。赤旗でも一月の最初に報道いたしましたけれども、半年以上たって公社は全容を発表しました。去年の郵政国会で一度も言及しなかった問題です。  しかも、集配業務を廃止する郵便局は過疎地に集中しています。北海道百六十、新潟県五十五、広島県四十六、長野県四十五など、各地で集配局廃止反対の声が上がっています。もしこのことが昨年の郵政国会の審議の中で……

第164回国会 総務委員会 第2号(2006/02/03、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  除排雪対策に係る地方交付税について伺います。  この冬の例年にない大雪で過疎地、高齢世帯、母子世帯などは除排雪が非常に困難になって、農業、生活に大きな影響が出ています。生存権が脅かされている地域もあります。  二月二日現在で死者は百十八名、重軽傷者千七百三十三名、大災害になっています。亡くなられた方々に心から御冥福をお祈りしたいと思います。  で、今年のすさまじい豪雪で市町村は予算を使い果たしています。
【次の発言】 資料を配付いたしました。これは総務省に計算していただいて、パーセンテージだけ私が計算して入れたものですが。  新潟県十日町では特交総額……

第164回国会 総務委員会 第4号(2006/03/14、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  大臣にまず、岩国市の住民投票について伺います。  三月十二日に米空母艦載機受入れの賛否を問う岩国市民住民投票が行われ、九割近い反対票で、また当日の有権者の過半数が反対でありました。六十年余り米軍基地と暮らすことを余儀なくされてきた岩国市民が、政府の基地強化に反対の意思を明確にしたもので、市民の良識を示した歴史的な勝利であります。  しかし、これに対して、住民投票を行うこと自体がけしからぬという意見がありますが、これについて大臣はどうお考えですか。  憲法九十五条は、一の地方公共団体にのみ適用される特別法は、住民投票によって過半数の同意を必要としていま……

第164回国会 総務委員会 第5号(2006/03/16、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  大臣、地方交付税の機能についてお伺いいたします。  地方交付税は地方公共団体に法律上当然帰属するという意味において地方の固有の財源だと、これは宮澤元総理の参議院本会議での答弁です。その機能というのは、どの地域にも住む住民にも基本的、標準的にサービスを提供できるように財政力に格差がある地方公共団体に対する財源調整を行うということと、地方行政の計画的運営を進めるために財源保障のためのものだと、こういうふうに私は認識しておりますが、大臣の御認識を伺います。
【次の発言】 政府は、この地方交付税改革として大幅な総額抑制の方針を打ち出しておられます。そのために……

第164回国会 総務委員会 第6号(2006/03/22、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  既に三月十六日に当委員会で地方税法改正案が審議されて議了していますけれども、持ち時間の関係で前回質問できなかった点をまず伺います。  地方税法の改定で個人住民税所得割の非課税限度額が引き下げられます。所得金額への加算額が三十五万円から三十二万円へと三万円下がります。これによって影響を受ける人、すなわち新たに課税される人は何人でしょうか。税収額は幾ら増えるのでしょうか。
【次の発言】 国保料の算定基礎に個人住民税の税額を採用している市町村では、この非課税限度額の引下げによって国保税の負担も増加する人が増えます。現状でも国保税の滞納で保険証を取り上げられ……

第164回国会 総務委員会 第7号(2006/03/23、20期、日本共産党)

○吉川春子君 大臣が予算委員会から戻られましたので、質問をさせていただきます。  まず、情報通信研究機構法についてですけれども、この情報通信研究機構は我が国の周波数国家標準に責任を持つ唯一の機関として標準周波数の設定及び標準時の通報を実施しているとお聞きしています。標準周波数の設定、標準電波の発射や標準時の通報などの業務は国民生活と社会経済の基本にかかわるものであり、極めて公共性が高い業務ではないかと思います。  私も、このパンフレットの説明を受けまして、さっきお話がありましたように、もうびっくりしまして、自分は後れている人間だなと思いましたが、新日本標準時発生供給比較システム、こういうものが……

第164回国会 総務委員会 第8号(2006/03/27、20期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、地方交付税法等一部を改正する法律案、地方税法等の一部を改正する法律案の両案に対して、反対の討論を行います。  初めに指摘したいのは、国民と地方公共団体に影響を及ぼすこの重要法案について、三月十六日に二本一括して審議したことは誠に遺憾であります。法案はすべて時間を十分取って、また別々に審議すべきものであることは当然のことで、ほかの委員会でも守られてきたことです。次回からは今回の轍を踏まないことを強く主張し、具体的内容に入ります。  まず、地方交付税法等一部を改正する法律案についてです。  反対の理由の第一は、法案が三位一体改革の名の下に地方の財源不足を圧……

第164回国会 総務委員会 第9号(2006/03/28、20期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、独立行政法人情報通信研究機構法の一部を改正する法律案に反対する討論を行います。  初めに、この法案は既に、三月二十三日、独立行政法人消防研究所の解散に関する法律案とともに二本一緒に審議され、議了されたものですが、法案は一本ずつ丁寧に議論すべきであり、日切れ法案だからという理由でこうした審議のやり方を行うことは、立法府、とりわけ熟慮の府たる参議院の任務に照らして到底容認できません。  次に、具体的に反対の理由を述べます。  第一は、本来国が行わなければならない情報通信研究機構の業務を非公務員にゆだねるものであるからです。  本機構は、時刻や周波数などの物……

第164回国会 総務委員会 第10号(2006/03/29、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  この通勤拡大のための国、地方公務員災害補償法改正案、これに対して、公務員を保護するものでありますので、私は賛成いたします。  現在、小泉内閣のいわゆる構造改革は、公務員を減らせば改革であるかのような錯覚を振りまいて世論を誤導していると言わざるを得ません。しかし、麻生前総務大臣も繰り返し答弁しておられましたが、日本の公務員数はヨーロッパなどの諸外国に比べても格段に少ないわけです。  で、行革による公務員の削減などで職場環境はより厳しくなっています。公務員の職場では長時間過密労働が広がって、公務員は肉体的、精神的ストレスを蓄積させて健康が脅かされています……

第164回国会 総務委員会 第11号(2006/03/30、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  NHKは使い込みと不祥事が幾つも起こり、国民から不信を買っています。これを払拭しなければ受信料問題も基本的には解決しないのではないでしょうか。  今日は政治介入問題について伺います。  放送法第三条、放送番組編集の自由は、放送番組は、法律に基づく権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることはないと規定しますが、これは憲法二十一条の集会、結社及び言論、出版の自由の保障に基づくものです。橋本会長は、衆議院総務委員会、平成十七年十月二十一日に、放送の前に番組の内容を政治家に説明する必要があるとは全く思わないと答弁されています。  確認……

第164回国会 総務委員会 第13号(2006/04/11、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、消防庁長官、消防本部の広域化は長官通達の行政指導によって管轄人口おおむね十万人を目標に進められてきました。しかし、いまだ管轄人口十万人未満の小規模本部が全体の六割を占めています。  今度の法案は、行政指導の手法を法律によって強力に推進しようとするものです。法案第三十二条で消防庁長官が基本方針を定めるということになっています。今後の消防体制のあり方に関する調査検討会の中間報告では、消防広域化基本指針に定める事項として、今後の消防本部のあるべき姿、規模を挙げていますが、この広域化の目標は管轄人口十万人から三十万人に大幅に引き上げられて、一律の目標で……

第164回国会 総務委員会 第15号(2006/04/18、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  海外へ留学をさせて将来幹部として活躍を期待されている公務員が留学直後職を辞すということは深刻です。原因は、ヘッドハンティングだけではなくって、公務員バッシング、省庁再編等によるやりがいの喪失、あるいは長時間過密労働など非人間的な勤務実態などが背景にあるということも聞いています。  以下、具体的に質問します。  まず、厚労省にお伺いいたします。  国家公務員に留学費用の返還を求める制度の創設については、労働契約の不履行によって違約金を定め又は損害賠償を予定することを禁じている労基法十六条との関係が問題になります。民間企業では裁判になった例もあります。公……

第164回国会 総務委員会 第17号(2006/04/25、20期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  今日はどうもありがとうございます。  まず、堀部参考人にお伺いいたしますが、私たち参議院の調査会でドメスティック・バイオレンスの法案の改正に取り組んでいたときに、この住基台帳を使ってDV夫が妻を捜し出して大変危害を加えるということを何とか防止できないだろうかということが各党で一致いたしまして、当時の片山大臣等にその閲覧の禁止を私としては法改正がいいだろうと求めていたわけです。それに対して、総務省の方で検討委員会をつくってDVについて個別に対応するという、そういう制度になった経過があるわけですけれども、それによってかなり改善されたわけなんですね、DV問題に……

第164回国会 総務委員会 第18号(2006/04/27、20期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  まず、DV被害者の住基台帳の情報の取扱いについて伺います。  参議院共生社会プロジェクトチームで、二〇〇三年から二〇〇四年にかけてDV法改正作業を行いました。私はそのときにも総務大臣に対して、あるいは各省との話合いの中でも、加害夫が妻を捜す手段として住基台帳を活用できないように、まあその逆もありですが、何人も閲覧可能としている住基台帳法の改正を求めましたが、そうはならなかった。今回、原則非公開の改正が今審議されているということです。  DV被害者の個人情報は、文字どおり、命にかかわるものですので、取扱いは厳重に行わなければなりませんが、現状では市町村によ……

第164回国会 総務委員会 第20号(2006/05/11、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  三人の参考人の皆さん、ありがとうございます。  まず、北川参考人からお伺いしたいと思うんですけれども、中越地震のときに大変ローカル局としてすばらしい放送をされてその実力を発揮されたということは私もこの総務委員会でも取り上げたことがあるんですけれども、そういう点でローカル局の持っている力というのは非常に貴重だと思いますし、私自身も、御巣鷹山に日航機が落ちたときに、地元のテレビ局、新聞社でしたかね、あれは。かなり苦労して、一番近くにいるという条件を生かして情報をいち早く東京の局に負けないように国民に届けたという、そういうドラマ、NHKドラマだったと思うん……

第164回国会 総務委員会 第21号(2006/05/16、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  二〇一一年、アナログ停波という国策が進行中ですけれども、仮に衛星通信等による新たな伝送手段の導入が認められたとしても、また仮に地上デジタル放送用中継局設置計画がロードマップどおりに九五%の地域がカバーされても、残りの五%についてだれが責任を負うのかと、こういう問題があります。NHKに設置義務があり、民間事業者にも努力義務はありますけれども、国策である以上、当然最終的な責任を政府が持つべきだというふうに思います。  そこで、お伺いいたしますが、先進国中、デジタル放送を推進している国でアナログ放送をすべて打ち切ったと、そういう国が一国でもあるんでしょうか……

第164回国会 総務委員会 第22号(2006/05/18、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  初めにお伺いいたしたいことは、平成十一年六月に、住民基本台帳法改正において、住民基本台帳ネットワークシステムの利用は安易な拡大は行わないとのその衆参附帯決議についてです。  しかし、法施行後、オンライン三法で百七十一事務が追加されました。平成十四年の十一月の当委員会で同僚議員から、これは衆参附帯決議に反するのではないかと、こういう質問がされましたが、当時の片山大臣は状況が変わったので御理解願いたいというふうに答弁しています。状況が変わると国会の附帯決議は意味を成さないということでは大変情けないと思うんですけれども。  そこで、今回は一層の住基ネットシ……

第164回国会 総務委員会 第24号(2006/05/30、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  二十六日に竹中総務大臣の私的懇談会が地方分権二十一世紀ビジョン懇談会の最終報告をまとめました。  先ほど同僚議員の質問に対して竹中大臣は、新型交付税について人口と面積のみで決めるのではないと答弁されましたけれども、人口と面積のほかにはどういう基準で決めようというのでしょうか。  竹中大臣は五月十日の経済財政諮問会議で、算定方式を人口と面積を基準に簡素化した新型交付税を〇七年から一部導入して、三年間で三分の一に当たる五兆円規模に拡大して、残りの三分の二は従来型の算定方法を取ると提案されました。  新型交付税の導入は地方交付税の削減を目的としていない、そ……

第164回国会 総務委員会 第26号(2006/06/06、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  今回の法改正は、市町村合併によって年金を支える議員の数が大幅に減ったことが原因です。地方議員の年金額について、退職金を一二・五%引き下げ、既裁定者についても給付水準を一〇%引き下げて、また退職一時金を一二・五%引き下げる。将来の受給者のみではなくて既裁定者を含めてカットし、他方、掛金は引き上げました。  まず最初、大臣に基本的な認識をお伺いしますが、何のために地方議員の年金というのはあるのか。地方議員の退職後の生活保障についてどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 どの地方自治体でも、地方交付税の削減等地方財政の悪化の中で人件費の削減が行われてい……

第164回国会 総務委員会 第28号(2006/06/13、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、人事院総裁に意見具申の理由についてお伺いします。  昨年四月十九日に日経連は公務員制度改革提言の中で、更なる官民交流の促進を提起し、優秀な人材が官と民との間をリボルビングドアのように自由に行き来できるような開放型人事制度が必要、政策の企画立案の中枢に関与できるように一定の任用枠を設け、内閣機能強化の観点から内閣官房や内閣府への登用を増やせ等としています。  同年五月十三日、経済同友会が、官民交流のウエートを高めれば天下りの弊害を是正することにもつながる、つまり平たく言えば、企業の社員が大量に政府に入り、公務員が企業に派遣されて企業のために働く、……

第164回国会 総務委員会 第29号(2006/06/15、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  竹中大臣、お伺いします。  NHK予算は、放送法が制定された一九五一年以来、国会で審議が行われてきました。放送法三十七条、五十三条の十によると、NHK予算を経営委員会で決定して総務大臣に提出し、総務大臣は電波監理審議会に大臣の意見を諮問し、答申を得て、内閣を経由して国会提出、国会で審議、そして承認。本来はそれで十分なはずです。しかし、現状は、NHK予算を国会に提出する前に自民党の部会、政調会、総務会での了承を経ないと国会に提出されない仕組みになっています。  国会審議前に自民党の政調会にかけられるようになったのは一九五八年から。六〇年には同党通信部会……

第164回国会 予算委員会 第10号(2006/03/13、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、防衛庁長官、お伺いいたします。  昨日行われた厚木基地の米空母艦載機の岩国基地への移転計画の賛否を問う住民投票におきまして、受入れ反対が八七%を占めました。反対票は当日有権者の五一・三%と、これも過半数を占めました。  防衛庁長官は、今日の御答弁でも、住民の同意を得ることが前提と言われました。住民の反対の意思が明確になったのでありますから、政府は民意を尊重し、この計画を撤回するように、それが民主主義だと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 市民の良識が鮮やかに示された歴史的な勝利だと私は考えております。新たな段階に入ったと言えます。地元……

第165回国会 行政監視委員会 第2号(2006/10/30、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  遺棄化学兵器問題について伺います。  私は今年の八月に旧日本軍遺棄化学兵器により被害が起きております中国のチチハル市へ行き、直接被害者からお話を聞き、北京でも中国政府の担当者に会いました。日本の遺棄化学兵器が中国人民にとって今日も大問題になっています。被害者の健康被害、生活苦の実態は大変なものであります。  今年五月、化学兵器禁止機関、本部はオランダのハーグですが、執行理事会で劉毅仁中国外務省在中国日本遺棄化学兵器処理問題弁公室主任は次のように発言しています。原文は中国語と英語でいただきましたが、日本共産党国際部の翻訳によるものです。  中国政府の認……

第165回国会 総務委員会 第3号(2006/10/31、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、慰安婦問題について伺います。  菅総務大臣は、十月二十六日の衆議院総務委員会で慰安婦問題に関する河野官房長官談話を受け継ぐと答弁されました。官房長官談話は、慰安婦は、当時、軍の関与の下に多数の女性の名誉と尊厳を深く傷付けた問題であるとしていますが、そうした認識は大臣もお持ちでしょうか。
【次の発言】 多数の女性の名誉と尊厳を深く傷付けた問題だという認識はお持ちでしょうか。官房長官談話の中身について聞いています。
【次の発言】 個人としてそのように思うわけですか。
【次の発言】 資料を配付いたしました。ごらんいただきたいと思います。  まず、資料……

第165回国会 総務委員会 第5号(2006/11/09、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  初めに、総務大臣は、昨日、命令放送について電波監理審議会に諮問し、即日オーケーの答申があったわけですが、非常に遺憾だと思います。総務大臣が特定項目で命令を出すことは、憲法に抵触し、放送法の番組編集の自由に介入することになります。NHKに対する特定項目の命令はやめるべきである、そのことを最初に申し上げておきます。  一般職員の給与法の人事院勧告について、給与法改正について質問をいたします。  官民給与比較対象企業規模を百人以上から五十人以上へと変更したことは、一九六四年の政労合意を一方的に踏みにじる暴挙であると私は考えております。政府、財界の圧力に屈し……

第165回国会 総務委員会 第7号(2006/12/05、20期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  地方分権改革推進法についてお伺いしますが、まず九五年の地方分権推進法の評価について伺いたいと思います。  大臣、最近、知事などの地方首長の不祥事が相次いでおりまして、当委員会でも午前中から議論になっております。政府主催の全国知事会議で、安倍首相が地方不祥事に苦言を呈し、麻生会長が遺憾の意を表したと報道されております。首長は、権限移譲と合併等による守備範囲の拡大で更に権限が強化されました。これに見合った議会の首長へのチェック機能を高めないと、こうした事例は今後も続いていくというふうに思います。毎日新聞の社説、十一月十四日では、行政サイドをチェックすべき議会……

第165回国会 総務委員会 第8号(2006/12/06、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず、山出参考人にお伺いしますが、保育所の運営費の一般財源化の問題についてです。  金沢市には公立、私立、無認可の保育所が幾つあるのか、私、分かりませんが、待機児の数が今どの程度あるのか、お分かりだったら教えていただきたいのと、時間の関係で全部言ってしまいますが、今、保育士の配置基準、最低基準ですね、こういうものも外してしまう、あるいは国側の決めている最低基準、みんな見直しの対象になっているわけなんです。そういうものをなくしますと、結局、国から財源が来なくなります。地方自治体で勝手におやりください……

第165回国会 総務委員会 第9号(2006/12/07、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  さきの通常国会で成立した簡素で効率的な政府を実現するための行革法において、今国が決めている人員等の配置基準を廃止を含めて見直すこととされています。今年四月二十六日の参議院行革特で、私の質問に答えて中馬行革担当大臣は、地方公務員純減を後押しする観点から、政府においては、教育、警察、消防、福祉関係といった地方公務員配置に関する国が基準を決めた分野を対象に見直しをしていきたいと、このように答弁しております。  そこで伺いますが、今回の地方改革推進法案では、配置基準の廃止等の検討をどのように行おうとされているのでしょうか。地方分権改革推進委員会、七人委員会で……

第165回国会 総務委員会 第11号(2006/12/14、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子と申します。本当に参考人の皆さん、今日はありがとうございます。  私は、この夏、モンゴルへ参りまして、モンゴルのウランバートルにあるシベリア抑留者のお墓に参ってまいりました。また、それに続いて、旧満州へ行きまして、瀋陽からハルビン、方正、チチハルと回ってきました。そういうことと重ね合わせながら今の体験を聞いておりました。  元島参考人にまず伺いますけれども、もう本当に多くの方が命を落とされ、戦争が終わってもシベリア抑留で六万人の方が亡くなり、生還された後も大変な御苦労をされました。参考人は、旧満州の大連で召集されてシベリア抑留の御体験もあると、恩給欠格者の運動……

第166回国会 厚生労働委員会 第18号(2007/05/15、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、パート労働者の賃金実態について伺います。  パート労働者の七割は女性です。男性通常労働者との賃金の格差は大きいものがあります。一般労働者男性とパート労働者女性の一時間当たりの所定内給与額、年間給与その他特別給与額を平成元年と十八年で比較した場合に、男性を一〇〇として女性パートの賃金は何%、幾らになるでしょうか。
【次の発言】 資料を配付させていただきました。  一番上の表が一般労働者とパートタイム労働者の一時間当たりの所定内給与、年間、その他特別給与額の差で、これをグラフにしました。資料二の方は一般労働者と女性パート労働者の賃金格差のグラフです……

第166回国会 行政監視委員会 第2号(2007/04/11、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、厚労副大臣にお伺いいたします。  労基法にあった十八歳以上の女性労働者の深夜業禁止規定が廃止されて、母性保護や子育てなど家族的責任を果たすことが困難になるのではないかとの懸念から大きな反対運動が起きました。しかし、政府は育児・介護休業法で必要な、深夜業は規制されると説明してきました。同法十九条は、子供を養育している労働者が請求した場合は深夜業を免除しなくてはならないとしています。家族的責任を負う男女労働者の差別扱いを禁じるILO百五十六号条約の締約国の義務も日本は負っています。子供を産み育てる労働者にとって、深夜業はとても困難が多いわけです。 ……

第166回国会 行政監視委員会 第3号(2007/05/14、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  公務員の分限問題について伺います。  政府は、小さな政府を目指す行革法で、五年間で国家公務員の五%、地方公務員の四・六%以上を削減すると規定いたしまして公務員削減を行っているところです。しかし、初めに公務員削減ありきで、その結果、国民サービスが低下したり公務員労働者の権利の侵害があってはならないことは当然です。  人事院にお伺いいたしますけれども、憲法十五条で、公務員は国民全体の奉仕者であり一部の奉仕者ではないとされており、国公法九十六条、地公法三十条で、それぞれ公務員の服務根本基準として、国民全体の奉仕者として公共の利益のために服務し、職務の遂行に……

第166回国会 総務委員会 第3号(2007/03/15、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、簡易郵便局の問題で伺います。  全国の簡易郵便局は四千四百局で、特に過疎地では住民サービスの拠点、唯一の金融機関として重要な役割を果たしていますが、郵政民営化後、危機に直面しています。  簡易郵便局の一時閉鎖が二月現在三百二十三局あります。一時閉鎖というと、建物がそのままあってすぐに再開できそうなイメージですが、実は建物は影も形もない。さらに、郵政公社が行ったアンケート調査では、簡易局の契約を解約したい、再契約は条件次第として回答を保留した局が多くあって、一時閉鎖と合わせると約五百局程度になっています、これは郵政公社も認めておられますが。  そ……

第166回国会 総務委員会 第4号(2007/03/20、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、財務省にお伺いいたします。  政府税調は、平成十八年十二月に行った平成十九年度の税制改正に関する答申で、平成十九年度末に期限切れとなる上場株式等の配当や譲渡益の優遇税制措置については、金融所得課税の一体化の方向に沿って期限到来とともに廃止すべきとの答申を行っています。  どのような経済情勢判断の下にこうした答申が出されていると受け取っておられるのか、まず伺います。
【次の発言】 総務大臣、お伺いします。  政府税調のこうした答申にもかかわらず今回証券優遇税制を一年延長した理由について、大臣は衆議院の総務委員会で、株式市場や経済全体への影響が懸念……

第166回国会 総務委員会 第5号(2007/03/22、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  総務大臣、地方交付税についてお伺いします。  地方財政白書によりますと、二〇〇五年度、平成十七年度の財政力指数が町村では〇・五%未満の団体が約七割以上、財政力の弱い自治体が七割以上を超えるということが明らかになっています。他方、新たに不交付団体になるところは、さいたま市、千葉市、あるいは船橋、川口、柏など首都圏の自治体です。地域間での財政力の格差が依然として大きい、あるいは広がっているというふうに思いますが、大臣の御認識はいかがですか。
【次の発言】 小泉内閣の構造改革路線で地方交付税が大幅に削減されたために、財源確保に苦しむ自治体が多いというのが現……

第166回国会 総務委員会 第6号(2007/03/27、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  初めに、私は能登半島沖の地震において被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。また、お亡くなりになりました方に心からお悔やみを申し上げます。  我が党は、地震当日、すぐに国会議員、地方議員が入りまして調査活動、救援活動を行っております。NHKにおかれましては、ローカル放送も含めて身近な情報も含めた放送をお願いしたいと思いますし、また総務大臣、最初、コメントありましたけれども、是非、地域、人々の生活が一日も早く復旧しますように頑張っていただきたいと、そのことを申し上げます。  まず、NHK会長に命令放送でお伺いします。  総務省は、昨年のNHK国際……

第166回国会 総務委員会 第7号(2007/03/29、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  戦前の恩給制度がGHQの命令で廃止され、占領政策終了後に軍人恩給が復活しましたが、この下で今日まで支払われた恩給総額は四十七兆円、単純に積み上げた額で四十七兆円という報告が今ありました。第二次大戦、太平洋戦争で、東京など各都市の大空襲、原爆、満蒙開拓団、残留孤児、従軍看護婦、従軍慰安婦等、幾多の犠牲者を出しましたけれども、こちらの方はほとんど国家補償はされていません。  この理由として政府は、戦争被害は国民ひとしく受容すべき損害であるというふうに言って戦後補償を拒んでまいりましたが、戦争犠牲者として、なぜ軍人恩給と同じような考えがこれらの戦争犠牲者に……

第166回国会 総務委員会 第9号(2007/04/17、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、本法案は、相互承認協定の国内担保法ですので、一定の技術水準、信頼性を基礎に基準適合性評価を相互に行うということには合理性があると考えて、私たちは賛成いたします。  そこで、今日は電気通信事業について幾つか質問します。  一九八五年に日本電信電話会社が民営化されて、電気通信事業が自由化、規制緩和されました。電気通信事業者は、一九八五年の四月に八十七社であったものが、二〇〇七年三月には一万四千二百二十社、百六十三倍に増えております。その結果、悪質業者も次々に参入いたしまして苦情が増えていますが、内閣府にお伺いします。一九九七年度、二〇〇四年度、二〇……

第166回国会 総務委員会 第11号(2007/04/24、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、総務大臣にお伺いします。  東海地震、東南海・南海地震あるいは首都直下型地震などが予想されていますが、新潟中越地震とか福岡県西方沖地震、最近では能登など、大地震の可能性が低いと言われた地域でも地震が発生しています。  今回の法案では、百貨店、旅館、病院、地下街など、不特定多数の者や自力避難が困難な者に供される建築物等、不特定多数が利用する大規模・高層の建築物に対して、火災だけでなく地震にも対応した消防計画の作成、自衛消防を置くということで、これは私は必要なことだと思います。しかし、それだけで自治体の震災対策として十分なのかなという観点から、今回……

第166回国会 総務委員会 第13号(2007/05/08、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  本日は、公務員の育児休業と自己啓発休業法四法一括質疑で、私の質問時間は二十分ですので、質問は育児休業二法に絞らざるを得ません。  子供を産み育てる家庭的責任において、とりわけ働く女性に大きな負担をもたらしていることは現状でも大きな問題です。結婚退職の強要や子育て中の女性が様々な嫌がらせを受け退職に追い込まれる、どんなに頑張っても昇進、昇格は遅れて、賃金、退職金、年金までも男性の半分と、女性差別の裁判闘争の歴史を見ればこういうことは明らかです。労働力不足が現実の段階になって、ようやく女性の就労環境の整備促進が図られるということは前進であると思います。 ……

第166回国会 総務委員会 第15号(2007/05/15、20期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  理事会の御了解をいただきまして、トップに質問をさせていただきます。  まず、大臣、政府統計は、労働福祉行政を進める上でも、食料自給率を引き上げる上でも、教育の機会均等を保障する上でも、国の政策をつくる重要な基礎データになるもので、国民の協力なしに行うことはできません。  今回の改正は、行政のための統計から社会情報基盤としての統計へとなっていますが、政府統計が私物化されたり、統計業務が営利を優先してずさんなものになってはならず、国民のためのものでなければならないと思いますが、統計に関する大臣の基本的な認識をお伺いします。

第166回国会 総務委員会 第17号(2007/05/22、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、局長にお伺いします。  二〇〇八年をめどに公営企業金融公庫が廃止されて、新たに地方公営企業金融機構が設立されることになります。現在の公営企業金融公庫の職員数とその内訳、国、地方公務員からの出向あるいは公庫採用者の数を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 地方公務員と公庫採用者の数はいかがですか。
【次の発言】 ちょっとちゃんと数をきちっと、通告してあるわけですからお答えいただきたいと思います。  そこで局長、もう一つ伺いますけれども、公営金融公庫職員数の処遇については新機構への業務の引継ぎが必要になりますが、引継ぎ規定はどうなって……

第166回国会 総務委員会 第19号(2007/05/29、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  私は、この改正案に賛成をいたします。本案は、住民票の写し等について公開原則を見直し、当事者以外の第三者による交付請求を正当な理由がある場合に制限するなど、個人情報保護を進めるものです。  他人の住民票や戸籍謄本、抄本を不正に取得する事件が相次いで発生していることから、既に大半の市町村の窓口において運転免許証などによる本人確認や委任状の確認などを行っています。交付請求する者や届出を持参した者の本人確認を法的に規定し、徹底することは不正行為抑止に効果があると、こういうふうに考えております。  一方、政府は、官から民ということで、本来、公の手によって行うべ……

第166回国会 総務委員会 第20号(2007/06/07、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  地方公共団体財政健全化法案について、引き続き質問をいたします。  今日、多くの地方自治体が財政難に苦しんでおり、財政再建団体に転落しかねない団体が相当数あると言われています。その原因の一つとして、対米公約として六百三十兆円の公共投資基本計画を推進し、地方自治体を動員し巨額の浪費を進める仕掛けをつくり上げてきた、これは我が党の分析でございますけれども、そういうことがあると思います。  全国の地方公共団体は、国の主導の下、公共事業をこぞって行ってきました。工業団地造成、ダム、高速道路、水深十五メートル以上の港湾、空港の建設等々、これが借金を増やして福祉、……

第166回国会 総務委員会 第21号(2007/06/12、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  さすがに地方自治体の責任者として日夜御努力されているそれぞれの参考人の皆さんのお話ですから、大変聞きごたえがありました。ありがとうございました。  私は、まず片山参考人にお伺いしたいのですけれども、夕張財政破綻の原因とその教訓というお話、かなり私もそのとおりかなというふうに伺っておりました。で、金融機関の責任について、三方一両損ということも言われましたけれども、夕張が三百五十二億全部返済して、貸手責任は問われなかった、こういう記事が五月に載っておりました。私ももうびっくりしたんですけれども、その際、返済期間の延長とか一部免除が認められると信用不安が広……

第166回国会 総務委員会 第22号(2007/06/14、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  大臣に、夕張の一時金借入返済額を公表しない理由について伺います。  夕張市は、赤字隠しに使われてきた三百六十二億円の一時借入金を北海道からほぼ全額融資を受けて、その受けていたお金を金融機関に対して四月二日に元利完済したと報じられています。  私が伺いましたところ、総務省は、返還した金額、金融機関名など一切を公表を拒否いたしました。この健全化法案は、夕張の教訓に学んで、地方自治体の財政破綻を防ぐために事前から透明性を高め、情報公開を行うという趣旨ではなかったのでしょうか。一月二十六日に我が党議員団が菅大臣に夕張問題で申し入れた際も、借入金など市の財政状……

第166回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第5号(2007/04/23、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず、四人の参考人の皆さんに共通した問題をお伺いしますが、与党は大変国民投票法案の成立を急いでおられますけれども、一方、憲法を改正する必要があるかというアンケート、各種ありますけれども、改正する方がいいという人の比率が下がっているアンケートが多いです。  これは読売新聞ですけれども、改正する方がいいという人の比率が二〇〇四年は六五%だったと、〇五年は六一%、〇七年は四六%と、だんだん下がってきている。こういうことについてどういうふうにお考えになるのかという点ですが、憲法改正の可能性が高まるとともにしり……

第166回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第8号(2007/04/27、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  四人の参考人の皆さん、四人以上いらっしゃいますが、本当に今日はありがとうございます。  まず、私、衆議院の議事録を読んでおりましたら、こういう意見が載っていました。四人の参考人の皆さんにそれぞれお伺いします。  例えばテレビ、ラジオといった放送であれば賛成意見も反対意見も極力同じ時間が使える、新聞であれば反対意見も賛成意見も極力同じ回数、同じ字数が使えるといった工夫が必要だと。広報協議会に届け出たものとされており、学識経験者や各層各界の幅広い国民、市民が利用できるものとなっていないと。これでは国会における審議がそのまま反映されることになってしまうと。……

第166回国会 法務委員会 第9号(2007/04/26、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  質問をいたします。  戸籍には、個人の年齢とか氏名、出生・死亡年月日、婚姻、死亡による婚姻解消、離婚、養子縁組、離縁、認知等本人及び家族のプライバシーが分かるわけです。個人の出生から死亡まで身分関係の変動が逐一分かる戸籍を原則公開にしてきた日本の戸籍制度というのは、いかに利用者本位であるか、プライバシー保護について配慮を欠いていたかというふうに言われてきました。今回、公開制度を見直して原則非公開にするという法改正は、遅きに失したとはいえ、当然であると思います。しかし、個人情報コントロールについては不十分さが残るということをまず最初に指摘いたします。 ……

第166回国会 法務委員会 第22号(2007/06/19、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、南野先生にお伺いいたします。  今回の改正内容は、脅迫も保護命令要因に含めたり、市町村にもDV支援計画策定を努力義務としたことなど、前回改正のとき課題になっていたことが含まれており、積極的な内容になっております。DV法制定と改正においては超党派で検討してきたという経過がありますが、今回はそういう形を取らなかった理由について、簡単でいいんですけれども、お伺いします。
【次の発言】 警察庁にお伺いしますけれども、DV被害者救済においては警察の役割が非常に重要です。それで、伺いますが、配偶者暴力の過去五年間の認知件数、配偶者暴力を原因とする殺人、暴行……

第166回国会 予算委員会 第8号(2007/03/12、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  白ナンバーダンプの運転手の労働実態についてお伺いいたします。  今年の年明け、一月九日に全労連建交労栃木支部がダンプトラック百三十台も参加してストライキを決行いたしました。砕石の運搬は時間給で五百三十一円にしかならない、栃木県の最賃以下だと、このように訴えて、マスコミ各社も大きく報道しましたけれども、その有様は映像で見ても壮観でした。こんなことをしたら仕事が干されるかもしれない、しかし運転手さんたちは決死の思いでストライキに出ました。公共事業に使う生コンに砕石は欠かせないものです。生コンの砕石は首都圏の需要の三分の一を栃木県が供給しています。それを運……

第166回国会 予算委員会 第13号(2007/03/26、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子でございます。  安倍総理に慰安婦問題についてお伺いいたします。  安倍総理は、三月一日の夜、官邸で記者団の質問に答えて、九三年の河野官房長官談話について、当初定義されていた強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実だと語られました。そうですか。
【次の発言】 当初定義されていた強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実だと、このようにおっしゃったんですか、おっしゃらないんですか。
【次の発言】 そういう発言はなかったと、取り消されるんですね。
【次の発言】 総理が記者会見で官邸でおっしゃったかどうかだけを私伺っているんですけれども。



各種会議発言一覧(参議院)

13期(1983/06/26〜)

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会 第1号(1984/02/15、13期、日本共産党)

○吉川春子君 大変興味深いお話を聞かせていただきましてありがとうございました。技術革新が物すごい勢いで進んでいるということと、それから日本が産業革命を経ていないという問題があって、ヨーロッパ諸国よりはかなり深刻な打撃がありそうだということもよくわかりました。  それで、一つお伺いしたいのは、先生が出されておりますように、産業ロボットは敵か味方かという問題なんですけれども、もし敵だとすると、どういう点が敵になるのか、あるいは産業ロボットが味方だとすればどういう点が味方なのか。特に失業問題、産業革命のときにも打ち壊わしなどが起こったわけですけれども、今どんどん技術革新があって、特にFAなどがどんど……

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会 第2号(1984/04/13、13期、日本共産党)

○吉川春子君 いろいろ質問したいことがあるんですけれども、まず経済企画庁の「一九八〇年代経済社会の展望と指針」についてなんですけれども、非常に美辞麗句で飾られておりまして、バラ色の展望を示しているようにも見えますけれども、その中で、のさらに二で、「就業構造を展望すると、」というところで、「第二次産業では、実質生産の伸びが期待されるものの、技術革新等による生産性の上昇から、就業者の伸びはかなり落着いたものとなろう。」こういうくだりがあるんですけれども、落ち着いたものとなるというこの中身、もうちょっと具体的に教えていただきたいんですが、第二次産業であふれた労働者を第三次産業で吸収できるということな……

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会 第3号(1984/07/04、13期、日本共産党)

○吉川春子君 雇用にどういう影響を与えるかという問題について伺いたいと思います。  現段階においてはマイクロエレクトロニクスの導入が雇用に悪影響を及ぼしたという結果は見られない、こういうふうに言っておられるんですけれども、それは数の上で減っていないということと、それから内容ですね、例えば正規の職員がパートになるとか、そういう形での内容の変化も伴わないという、そういう二つの側面で、両方とも雇用に悪影響を与えたとは言えないという結論を出されるのかどうかという点。それから、私どもも調べてみて、非常にどういう影響を与えたかということが今のところ数字でつかみにくいんですけれども、悪影響を与えていないとい……

第101回国会 内閣委員会,文教委員会,社会労働委員会連合審査会 第1号(1984/08/01、13期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは、お伺いいたします。  行革審が七月の二十五日に、「当面の行政改革推進方策に関する意見」について発表いたしました、その意見について文部大臣としてはどうお考えになるかということを最初に伺います。  この中には、文教の関係だけを拾ってみましても、大学、短大の規模の抑制とか、あるいは「第五次公立義務教育諸学校学級編制及び教職員定数改善計画」、つまり四十人学級ですね、こういうものの極力抑制、そして公立の文教施設の整備の抑制、私学助成の総額抑制、こういうことが盛り込まれております。教育改革をやろうとしている政府にとって、この行革審の意見が提出されたということは教育改革を進める上で非……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会 第1号(1985/02/27、13期、日本共産党)

○吉川春子君 私、三点にわたってお伺いしたいと思います。非常にいろんな事例を具体的につかんでいらっしゃるという印象をこれを読みまして受けました。  まず第一点は、この三ページのところに出ておりますけれども、電機労連の調査によっても「ME化の進展は企業に生産性の急上昇と利益をもたらしているが、労働の二極分解、交替制や時間外労働の拡大など多くの問題を発生させていることが明らかになった。」、「野放しにマイクロエレクトロニクス化の進展を許せば、雇用と労働へのマイナスの影響が必須であるとの認識に立って、」これを設定したというふうに書かれていて、その下に「マイクロエレクトロニクス技術革新を社会的にコントロ……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会 第2号(1985/04/19、13期、日本共産党)

○吉川春子君 増田参考人に何点かお伺いしたいんですけれども、「日本経済と先端技術開発」という参考人のお書きになった論文を読ましていただきまして、この中に、コンピューター産業では日本は大変な黒字なんだと、こういうような御指摘もあって、非常にこの分野で輸出超過にこれからもなっていくんではないかと書かれているわけですけれども、例えばコンピューターの問題でいえばかなり日本アイ・ビー・エムの製品などが多くて、ちょっと通産省の資料なんかも見てみますと四分の一以上、そしてその他の多国籍企業を合わせると三分の一ぐらいはこういうところがつくっているという数字が出ているわけですね。だから、確かに日本でつくって日本……

第103回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会 第1号(1985/12/04、13期、日本共産党)

○吉川春子君 三点お伺いしたいと思うんですけれども、「ME化が雇用の量に与える影響」のところで、ME化の影響だけを区別して取り出すのは困難であるというふうにしながらも、少なくともME化に伴い雇用が減少している兆しは見られていないと述べています。マイクロエレクトロニクスと労働に関する国際シンポジウムの総括報告でですね。しかし、日本の場合、ことしの就職戦線で銀行とか生命保険会社で大量の求人の減少があらわれています、特に高校卒の女子ですね。これはME化による減少と見るべきではないのかというふうに思うんです。そういう数字を具体的にはつかんでおられないんでしょうか。つかんでいたら教えていただきたいんです……

第104回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会 第1号(1986/04/23、13期、日本共産党)

○吉川春子君 今日の国民生活経済調査特別委員会・技術革新に伴う産業雇用構造検討小委員会の報告書に対して我が党は別の見解を持つので以下我が党の見解を述べます。  技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会のこれまでの調査の中で、またこの間の政府の技術開発の施策を見るに及んで、政府の進める大企業中心の技術開発が巨額の国費を湯水のように使いながら、先端技術の軍事利用、中小企業、地場産業つぶし、人減らし合理化による雇用不安、労働強化等々、国民の利益と相入れない方向に向かっていることがいよいよ明らかになりました。前二回の小委員会中間報告、そして今回の最終報告は部分的には評価すべきところもありますが、全体と……


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1986/10/15、14期、日本共産党)

○吉川春子君 ソロ参考人どうも御苦労さまでございます。私は共産党の吉川ですが、一点だけお伺いいたします。  中曽根総理が九月二十二日の静岡県での自民党全国研修会で行った講演の中で、女性は今度のネクタイはどんな色をしているか、そんなことを一番見る。何を言ったかを覚えていないらしい。しかし、ネクタイがどうであったとか服がどうであったかということはよく見るし、よく聞かれるというふうに発言しました。国会でこの点を我が党の議員が質問したところ、総理は女性の問題については、女性は非常に審美眼が強くなってきているので、そういう意味で大いに注意を要するという意味のユーモアを込めて話したと答えています。しかし、……

第107回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1986/11/05、14期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。きょうはどうもありがとうございます。  二点お伺いしたいと思いますが、まず第一点は、参考人の「比較文化への視角」という本を拝見させていただきました。その中で「明治以来、日本人がいちばん多く使ってきた比較枠は、日本を「欧米」と対比するやり方であろう。」「「欧米」をつねに比較枠として、それに追いつくこと――それが過去一世紀の日本の歴史の唯一最大の目標なのであった。」というふうに書かれておられます。しかし二十一世紀を考えるなら、アジア・太平洋地域の近隣諸国を視野に入れなければならないというふうにも言われておるわけですけれども、アジア・太平洋地域の諸国を視野に入れる……

第107回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1986/11/26、14期、日本共産党)

○吉川春子君 どうも本日はありがとうございます。私は、時間を節約するために四つの質問を最初に全部申し上げたいと思います。  まず第一に、日本経済の空洞化の問題についてですが、これまでの円高の推移は、米国の財政赤字に始まり日本の膨大な貿易収支の黒字を原因としておりますけれども、日本が円高を受け入れ、前川レポートにあるような構造調整を進めることによって二つの重大な事態が起こると思います。つまり、産業の空洞化と雇用問題の深刻化ということであるわけです。  天谷参考人は、ある雑誌のインタビューに答えて、これからの日本はギブ・ギブ・アンド・テークの姿勢が大切だとおっしゃっておられますが、具体的にはこの二……

第107回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1986/12/10、14期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは二、三点質問させていただきます。  昭和六十年度の白書の「むすび」で「六十年代の国民生活政策の基本的方向を考えると、以下のような点を指摘することができよう。」として、五つの点を挙げておられます。すなわち、一、物価の安定を確保しつつ持続的経済成長を維持すること。二、平等性を維持し、高めること。三、長寿社会に向けての対応。四、各人の価値観やニーズに応じた選択のできる環境条件の整備。五、国際化、情報化への対応などです。  六十一年度の経済白書では、第一章の「消費の実態」に続いて第二章「国際化と国民生活」となっておりまして、前年度はほとんど出てこなかった国際化が中心的なテーマにな……

第108回国会 国民生活に関する調査会 閉会後第1号(1987/06/10、14期、日本共産党)

○吉川春子君 時間の節約のために三点まとめてお伺いいたします。  第一点は、賃上げと労働時間の短縮、二点目は、円高是正対策、第三番目は、土地高騰の問題です。  最近、経企庁がまとめた研究報告に「内需拡大と成果配分」というのがありますが、それによりますと、日本経済全体の生産性向上の成果が賃金引き上げや労働時間の短縮などにどのように配分されたかという点については、七五年以降の十年間は実質賃金の伸びが生産性上昇率をかなり下回っており、労働時間は逆に悪化していると指摘しています。その結果、企業利潤に対する賃金の相対的取り分を示す労働分配率は大きく低下しており、これが内需不振と対外不均衡をもたらした重要……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1987/02/27、14期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川です。  本当に日本に九年もいろいろ御苦労なさって生活していらっしゃって大変だということよくわかりました。昭和五十九年、今から三年前の参議院の文教委員会で我が国の留学生の受け入れのあり方について参考人五人をお招きして御意見を伺ったことがあるんです。そのうち二人は東大と筑波大に留学しておられるアジアの青年でした。そのときの議事録をちょっと読み返してみたのですけれども、最大の悩みが宿舎が少ないこと、就職の機会に恵まれないこと、入国に関する手続のこと、言語のことなど今参考人が言われたことと全く同じで、なかなか日本側の努力も実を結んでいないという印象を強く持ちました。  私、……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1987/03/13、14期、日本共産党)

○吉川春子君 教育の国際化という場合にそのねらいは何かといえば、外国をよく理解し、また日本をよく理解してもらうということであり、さらに言えば相互理解を深めることにより戦争が避けられ平和が保たれる、こういうことではないかと思います。平和な世界秩序が保たれるために教育はどんな役割を果たすべきでしょうか。留学生、外国語教育、帰国子女の扱い等、具体的にはいろいろな問題がありますが、このことについては前回の調査会で文部省からの報告を伺ったわけですが、私は、そういう上に立って非常に平和教育という点が大切だというふうに思うわけです。  これも報告がありましたが、この一月、京都で教育サミット、ハイレベル教育専……

第108回国会 国民生活に関する調査会 閉会後第3号(1987/06/17、14期、日本共産党)

○吉川春子君 内閣官房特命事項担当室に最初に質問します。  民活プロジェクトへの無利子融資についてなんですけれども、報道によりますと、産業投資特別会計に繰り入れられるNTT株の売却益四千五百億円の一部を日本開発銀行が政府から無利子で借り入れ、これを大企業の民活事業に無利子で融資するという超優遇措置がとられようとしています。一方で、円高不況で困っている中小零細企業に緊急融資の制度があるんですが、これは私ども激甚災害並みに三%以下にせよと繰り返し要求しているにもかかわらず、今五%ぐらいの利率だと思うんです。大企業になら無利子で融資して、中小零細企業はだめだという理屈が成り立つんでしょうか。百歩譲っ……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1987/03/25、14期、日本共産党)

○吉川春子君 それでは、時間の関係で三点まとめて質問させていただきます。  まず最初にヒールシャー参考人にお伺いしますが、国鉄の用地を住宅地にというふうにおっしゃられまして、私も賛成です。私は日本共産党なんですが、共産党も地下暴騰対策の面からも、国有地、国鉄用地を公共的に使うことを優先させ、公共住宅、公園など、国民のための生活用地として利用することを提案しております。日本人は一戸建て志向という面が指摘されましたが、一戸建てという場合には自分で家を買う場合のことですが、私は、公営住宅が質のよいもので、しかも家賃も適当なものがたくさん建てられればそんなに一戸建てに固執するはずはないというふうに考え……

第108回国会 国民生活に関する調査会 閉会後第4号(1987/06/18、14期、日本共産党)

○吉川春子君 最初に、厚生省にお伺いいたします。  内需拡大は国民生活の向上、購買力を高めるために行われるべきであると思いますが、公共事業さえやれば内需拡大になるということではもちろんないはずです。  で、私、円高不況地域に行って社長さんなどと話をしてみましても、もっと国民の財布のひもを緩める政策が欲しいという話が出ますね。老後の不安があるので多少減税してもみんな貯蓄に回ってしまう。もっと福祉を充実させてほしいという意見が強いわけです。  総理府の世論調査によっても、これは六十一年九月実施の調査ですが、政府への要望として「公的年金制度の改革」が四二・五%、「医療、福祉施設の充実」が三五・七%、……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1987/05/08、14期、日本共産党)

○吉川春子君 国民生活調査会の報告書作成に当たり、国際化に伴う国民生活の課題について見解を述べます。  きょうの調査会は、全体で一時間程度の中で各党が意見を表明するという時間的な制約がありますので、全面的に詳しく論を展開することは不可能です。そこで、総論的な部分を重点的に述べ、各論は最小限にとどめざるを得ません。後日、きょうの論議を踏まえての意見表明、各党間の意見交換など国際化問題についてのさらに詳しい論議が行われるという前提でコンパクトに意見を述べます。  まず第一、国際化とは。  今、物、人、情報等の交流が非常に活発にな り、各国間の相互依存が強まって、国際化の時代と言われています。  日……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第6号(1987/05/20、14期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、本報告書案に対し意見を述べます。  参議院改革の一環として設けられた本調査会の調査は今年度初めての試みであり、試行錯誤はやむを得ないものであるが、次回の参考にするために反省点をまず述べます。  まず、国際化という、どの分野でも共通して問題になるものを分野も絞らずにテーマとして設定したことは、総花式で視点の定まらない報告書になった一つの原因であろうかと思います。  さらに、異常国会の中で、予定していた雇用問題に触れられず、国際化が国民生活に及ぼす最大の問題を避けた結果となりました。  また、報告書は、国会で十分論議し、一致した点に絞るべきであります。また……

第109回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1987/07/15、14期、日本共産党)

○吉川春子君 三人の参考人の先生方には大変お忙しい中、貴重な御意見を伺わせていただきましてありがとうございました。  私の持ち時間は十分ということですので、こちらからまず最初に質問の項目を申し上げますので、それぞれお答えいただきたいと思います。  まず、金森参考人と下河辺参考人に共通の質問ですが、内需拡大の目的は何なのかということです。外圧に対してそれをかわすために行うのか、それとも国民生活の向上のために行うのかということですが、言うまでもなく日本の経済力に比べて国民生活というのは非常に劣っていると。経企庁の「内需拡大と成果配分」という文書によっても、労働時間がドイツより五百時間、三カ月歩く、……

第109回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1987/07/29、14期、日本共産党)

○吉川春子君 三点お伺いいたします。  まず第一に、内需拡大策として社会資本の充実、生活関連の公共事業を行うべきであると各党から言われております。外国との比較で見ても、住宅の貧しさはもちろんのこと、下水道の普及率も米、英、仏、独など八〇%から九〇%に達しているのに、日本は三四%と極端に低いわけです。公園面積も欧米の大都市に比較して東京は四分の一から六分の一という狭さです。このような社会資本の整備が日本でおくれてしまったのは、戦後ほとんど一貫して政権をとっている自民党の公共投資政策が余りに産業基盤整備に偏ったためではないでしょうか。  二番目は、今回の内需拡大策は、自民党が五十八年から行ってきた……

第111回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1987/12/10、14期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川です。  二、三点御質問させていただきますが、まず第一点は、結婚して子育てしながら仕事を続けるということは大変困難なことで、私もその道を通って今日に至っているわけですけれども、社会的なバックアップがあればある程度子供をたくさん産んで育てることも可能であるというお話はさっき小野先生との論議で伺っておりました。  育児休業とか保育所、それから女性の賃金、教育費、こういう問題をどれとっても日本の場合は欧米先進国あるいは社会主義国と比べて、劣悪と言うと言い過ぎでしょうか、かなり負担が重いので、これを改善することによって出生率が上がるように私も思うんですが、今いただいた表を見せ……

第112回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1988/04/13、14期、日本共産党)

○吉川春子君 出生率を高めるべきかどうか、また、そのために政府が何か施策を講ずるべきかどうかというのは大変微妙な問題です。戦争のために人口をふやす、戦前の日本の産めよふやせよなどという施策は絶対にあり得べからざることであるというふうに考えます。私たちの立場は、働く婦人のうち既婚婦人が七割近くを占めている現在、保育所あるいは育児休業制度など働き続ける婦人が働きやすい条件整備、それを政府の責任でぜひ進めていく必要がある、こういう立場で伺いたいと思います。  まず、厚生省にお伺いいたしますが、婦人が退職を考えるときは、出産、育児、そして年老いた両親の介護、そういうときが多いわけですけれども、例えば今……

第112回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1988/04/20、14期、日本共産党)

○吉川春子君 お二人の参考人きょうはお忙しい中大変ありがとうございます。  まず、私はイグナチェフ参考人にお伺いいたしますが、ユニセフのいろいろな報告を読ませていただきまして、リアルに子供たちの状態を報告し、それを救うために活動なさっていることに心から敬意を表します。かつて日本もユニセフから援助を受けたというお話がありましたが、私もそのユニセフから援助を受けて戦後育ってきた世代に当たります。  「日本とユニセフ」というパンフレットによりますと、政府と民間の拠出金は、日本は世界第五位、国民一人当たりでは第十六位という低い水準にあるということです。ユニセフへの拠出金をふやすこと、そして先ほどおっし……

第112回国会 国民生活に関する調査会 第6号(1988/04/25、14期、日本共産党)

○吉川春子君 出生率の動向と対応について  一、総論  出生率を論じるに当たり重要なことは、かつての富国強兵のための人口増加策や戦時体制下の優生保護政策のような歴史は絶対に繰り返してはならないということです。ユダヤ人などを優生学上の悪い素因として社会から排除、強制的に断種手術を施したのはナチス・ドイツですが、日独伊三 国防共協定の結果、日本でも一九四〇年国民優生法として成立しました。時の政府は十人以上の嫡出子を自分で育てた母親を表彰するなどしました。  その結果、例えば、1この時代の女性が出産に明け暮れ、第一子から末子まで長い人で三十年かかりました。ちなみに主婦の寿命は昭和十一年でわずか四十七……

第112回国会 予算委員会公聴会 第1号(1988/03/22、14期、日本共産党)

○吉川春子君 お二人の先生方、きょうはどうもありがとうございます。  まず北村先生にお伺いいたしますが、洋上防空のことにお触れになりました。イージス艦を中期防、次期防で八隻持つ計画であるとも言われています。防衛庁は日本が空母を持つことをこの予算委員会ではっきり否定はしなかったわけです。同時は、いずれ空母を持ってイージス艦に守らせるということとともに、本音は米空母を守らせるということではないかとの説明に私は大変納得できるというふうに思いました。  OTHレーダーについては、実用性についてまだ若干疑問があるとも言われていますが、もし言われているような性能があるとすれば、ソ連の懐深いところまでレーダ……

第113回国会 運輸委員会,内閣委員会連合審査会 第1号(1988/07/28、14期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、今回事故に遭われた方すべての方にお見舞い申し上げます。そして亡くなられた方の御冥福を心からお祈りいたします。  本当に楽しかるべき夏休み、家族そろってのレジャーが一転して惨事となりました。お母さん、泳げないから助けてと言って沈んでいった男の子もいるといいます。自衛隊は、日ごろは国民の生命、財産を守るなどと宣伝をしておりますし、二十五日の記者会見では西廣次官が、いざというとき命をかけて国民の生命と財産を守るのが自衛隊だ、こういうふうに述べています。こういう立場からしても今回の事故は明らかにこれに反するんじゃないでしょうか。  しかし、記者会見あるいは朝からの総理や防衛庁長官の……

第113回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1988/10/26、14期、日本共産党)

○吉川春子君 きょうはいろいろ興味深いお話を聞かせていただきましてどうもありがとうございました。  私、二点伺いたいと思いますが、その一つは、今、日本では週休二日制がまだ定着しておりません。政府は、月二回だけ週休二日制をとるということで、今土曜日は公官庁の役所を閉めるという土曜閉庁の法案を国会に提出しています。この月二回だけ週二日休むという制度の実施についても日本ではいろいろ意見があります。それは、土曜日にお役所を閉めることによって国民に対するサービスが低下するのではなかろうか、こういう意見があります。つまり、今まで土曜日に住民がいろんな手続をしたり仕事をしていたりしたものが、今度は土曜日にで……

第114回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1989/02/08、14期、日本共産党)

○吉川春子君 私は日本共産党の吉川です。  きょうはお二人の参考人におかれましてはお忙しいところお出かけくださいまして本当にありがとうございました。時間の制約がありますので、まず最初に私質問を申し上げたいと思います。  まず、春山参考人にお伺いいたしますが、週休二日制は労働時間の短縮とその結果としての労働者の余暇時間の増加に本来結びつくものだと考えます。銀行が二月より一斉に週休二日制を実施しておりますけれども、毎週土曜日が営業は休みになってもそれが労働者の労働時間の短縮にはつながっていない、こういう問題があるわけです。  私、全銀総連と地銀連の共同編集による春闘資料をいただいていますが、これに……

第114回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1989/03/08、14期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川でございます。質問いたします。  今、参考人が詳しく説明されましたこの日経連の労働問題研究委員会報告には幾つか問題があるんですが、きょうは全般的に触れる時間がありません。ここは参議院ですので、「立法府改革への具体策を」について一言すれば、報告では、中選挙区制という今日の選挙区制が選挙に金がかかり過ぎる原因であるとして、多額の政治献金を行っている企業の責任には言及しないばかりか、小選挙区制を示唆しています。加えて、参議院を中心に国会議員の定数削減を強く提案するなど、議会制民主主義を揺るがしかねない方向であり大変危険だと、資料をいただいて一読して、私はそういう印象を持……

第114回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1989/03/23、14期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、経企庁にお伺いいたします。  ただいまの説明によりますと、年間総労働時間を千八百時間に減らすために完全週休二日制の普及が基本であると、こういうふうに説明されました。しかし、示されました参考3のグラフによりますと、週休二日制と労働時間の短縮というのは比例していないわけです。何らかの週休二日制適用労働者、これが五十年が六九・九%、六十三年が七七・六%というふうに増加しておりますが、年間総労働時間を五十年と六十三年と比べて、減っているどころか増加している。所定内労働時間もほぼ横ばいとなっている。なぜ週休二日制が時短につながっていないのかということが一点と、最近実施されました金融機……


15期(1989/07/23〜)

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会公聴会 第1号(1992/05/26、15期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子でございます。  三人の公述人の皆さん、本当にきょうは貴重な御意見を伺わせていただきましてありがとうございます。  まず、伊藤公述人にお伺いいたしますが、先ほど最初の公述の中で、PKFへ参加しないことはPKOへの非協力であると言われました。今PKF切り離しの修正が行われるという方向で水面下で動いているようですけれども、私どもはPKOとPKFの切り離しといっても、法案にその言葉自体がありませんし、技術的にも非常に難しいと思いますが、何よりもこれは憲法をクリアするため、国民の非難があるのでそういうものを抑えるためにしばらく凍結しておくんだということで提起されたと私……


16期(1992/07/26〜)

第128回国会 政治改革に関する特別委員会公聴会 第1号(1994/01/17、16期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  お三人の公述人に順次質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず右崎公述人にお伺いいたします。  政治腐敗の根絶という点が政治改革の一番大切な目的だろうと思います。企業・団体の献金を禁止するということを法律によって行う必要性を述べられました。我が党も政府案への対案として、企業・団体献金を禁止し罰則も科するという立法を今国会に提出しております。一方、企業も社会的な存在であるという論が政党側を中心に繰り返し当委員会でも展開されましたが、この社会的存在であるということについて右崎公述人の御見解を述べていただきたいと思います。  また、も……

第129回国会 予算委員会公聴会 第1号(1994/06/20、16期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。よろしくお願いいたします。  安川公述人は、高齢化社会到来で社会保障の負担が重くなるので、公務員労働者の数は減らせ、農業保護の予算は過大だ、児童減少に伴って教育予算も減らせと、一方、法人税はもっと下げて産業空洞化を防ぐということをおっしゃいましたけれども、これは国民に大変大きな負担を強いるものであると私は思うわけです。  それで、伺いますが、二十歳から六十四歳年齢の国民が減少するために、社会保障の負担率が現在六・三%が二〇二〇年には一五・五%になる、倍増すると言われましたが、人口が高齢化することは社会保障のコストがふえる、これは紛れもない事実だと私も思う……

第132回国会 予算委員会公聴会 第1号(1995/03/10、16期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川です。質問させていただきます。  黒川公述人にお伺いいたしますが、行政改革について過剰な規制はやめ、政府がやらなくてもいい部分もやめて、しかし都市計画は行政の責任でやるべしと、こういうお話でした。  阪神・淡路大震災の復興に関する問題について伺います。  東北の酒田の大火のときに、その直後建設省が乗り込んで直ちに都市計画といいますか案を示して、非常に広い道路をつくって区画整理等も行って、今日その評価についてはいろいろあるようでございますが、道路が広くなることと都市が栄えるということとは必ずしも一致しない例かもしれません。  第一に、都市の復興計画を作成する上で住民……


17期(1995/07/23〜)

第134回国会 宗教法人等に関する特別委員会公聴会 第1号(1995/12/06、17期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  お二人の公述人におかれましては、貴重な御意見をきょうはお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。  先ほど来お話を伺っておりまして、今回、本委員会では、宗教法人法の改正問題とともに、宗教と政治のかかわりについて大きな問題になりました。先ほど信教の自由を守るための政教分離は制度的保障であるということを学問の自由と大学の自治の関係でお話がありまして、興味深く拝聴させていただきました。  それで、最初に基本的な問題についてお二人の公述人にそれぞれ伺いたいんですが、宗教者や宗教団体が広い意味での政治参加の権利を持つことは当然であり、反核・平和運動と……

第136回国会 金融問題等に関する特別委員会公聴会 第1号(1996/06/14、17期、日本共産党)

○吉川春子君 四人の公述人の皆さん、本当に御苦労さまです。  私は、特に高田公述人にお伺いしたいと思いますが、先ほど、国民が血のにじむような思いで納めた税金は阪神大震災の被災者を初め、お年寄りや子供のために使ってほしいと述べられましたけれども、私も同感です。  先ほど、共働きで二人のお子さんを育てられたと言われました。子供たちの放課後を保証する学童保育ですが、ことしの予算で千三百カ所の学童保育所の一カ所当たりの国の補助金を一二%カットしました。補助金の額は一カ所当たりわずか三十六万円です。  また、病院に附属してある看護婦さんなどが利用する院内保育所の保母さんたちの人件費を三七・五%カットしま……

第140回国会 予算委員会公聴会 第1号(1997/03/17、17期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川でございます。  お二人の公述人におかれましては、きょうは本当にありがとうございます。  まず、上寺公述人にお伺いいたします。  公述人は高等学校教育の改革ということについて大変御熱心に取り組まれて、論文もお書きになっておられるんですけれども、そしてまたゆとりのある教育ということも言われましたし、あるいは個性的な教育をするには、しかし一定限度のところはやっぱり基礎的な力をつけないと個性的な教育もできないんだ、そういうふうにもおっしゃいました。  それで、私思うのですけれども、今高等学校に入りましても年間十数万の生徒たちが退学をしていくとか、いろいろな問題が起きてい……


18期(1998/07/12〜)

第143回国会 内閣総理大臣の指名両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号(1998/07/30、18期、日本共産党)

○吉川春子君 議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第145回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会公聴会 第1号(1999/07/05、18期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子でございます。  公述人の皆様には大変貴重な御意見を伺わせていただきまして、ありがとうございます。  まず、榊原公述人にお伺いをしたいと思います。  独立行政法人の職員の身分についてでございますけれども、公述人は、独立行政法人創設の最大の理由は、行政の効率化ではなく、公務員定員削減という意味での減量化のための受け皿をつくることにあると今言われました。将来これが民営化されていくということになりますと、すべて公務員の身分を失うおそれがあるのではないかと思われます。その点について御意見をお聞かせいただきたい。  また、イギリスの例を幾つか引かれましたけれども、現在イ……

第147回国会 憲法調査会 第2号(2000/02/16、18期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子でございます。  橋本議員が冒頭発言しましたように、私は憲法と現実政治との矛盾について、それがなぜどのようにして生まれてきたか、これを広範かつ総合的な調査をすることが必要だと考えております。  諸外国の憲法に比較してこの憲法の先駆性をあらわす憲法二十五条、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」、すなわち生存権を保障しております。財産権を保障しつつも、十八、九世紀の自由権中心の憲法と違って生存権保障のため国のとるべき措置と責務を明らかにしています。これに基づいて生活保護法などが制定されていますけれども、昭和三十年代、結核患者が六百円の生活費で生……

第147回国会 憲法調査会 第3号(2000/03/03、18期、日本共産党)

○吉川春子君 会長、どうもありがとうございます。  私、今、議運に行って中座しておりまして、入ってきましたらその御発言がありまして、ちょっと正確に、吉岡さんの発言も聞いていませんし、中島先生の発言も、ちょっと途中で来ましたので。そういう立場ですが、今の会長の御指示に従って反論をさせていただきたいと思います。  日本国政府が当時GHQの要求を受けてつくった憲法試案というのは、御存じのとおり旧帝国憲法の枠を一歩も出ないものであり、ポツダム宣言を受諾した、そして新しい国家体制を目指す日本にとっては全く不適切な内容であったということは、皆さん御承知のとおりです。  そして、そういう時期に私たち日本共産……

第147回国会 憲法調査会 第4号(2000/03/22、18期、日本共産党)

○吉川春子君 どうも、お二人の参考人の皆さん、ありがとうございます。日本共産党の吉川です。  西尾幹二参考人にお伺いいたしますが、参考人は、日本は中国からもいろんな影響を受けずに独自の文明を築いてきたと、このように言われました。二十一世紀に向かって、例えば国連憲章の平和理念とか国際人権規約とか、そういう普遍的な原理、これは文明圏の違いを超えて今日形成されてきたものじゃないでしょうか。  日本国憲法の平和原則もそういうことで日本国憲法に取り入れられたのではないかと思いますけれども、歴史的文化論の立場から日本国憲法をどうお考えになるか、その点についてお伺いいたします。  一人一問ですね。

第147回国会 憲法調査会 第7号(2000/05/02、18期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党の吉川春子でございます。  お二人の参考人の皆様に心から感謝申し上げます。大変感動的な、そして興味深いお話をお聞きいたしまして、ありがとうございました。  まず、リチャード・プールさんに質問いたします。  日本国憲法の制定はポツダム宣言の受諾によるものですが、その内容は、第一次世界大戦後の歴史の流れ、とりわけルーズベルト大統領の四つの自由、それを受けての大西洋憲章や連合国共同宣言、国連憲章、ポツダム宣言と、このように発展する連合国文書に示される反ファシズム、反軍国主義、民主主義と人権という基調に立ったものであると思います。  そして今、その日本国憲法、とりわけ九条……

第147回国会 憲法調査会 第8号(2000/05/17、18期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、暉峻参考人にお伺いいたします。  二点お伺いしたいと思うんですけれども、まず……
【次の発言】 日本共産党の吉川です。  今もお話がありましたけれども、改憲論の一つの根拠として、現実との乖離ということが言われているわけですけれども、例えば憲法二十五条の生存権、以下二十八条までの生存権を保障する規定が一方にある。しかし、もう一方には、三百四十九万人の失業者とかあるいは大学や高校をことし卒業した人が六万数千人も就職できないでいるとか、二十七条の労働権というものが非常に脅かされているという現実がありまして、憲法の条文との乖離といえばこれほどの乖離はないと思います。  先生はかつて……

第151回国会 憲法調査会 第3号(2001/03/07、18期、日本共産党)

○吉川春子君 参考人の皆さん、どうもありがとうございます。共産党の吉川春子です。  まず、小林参考人にお伺いいたします。  参考人は「憲法調査会への期待」という論文の中で、国民主権、日本における主権者、民衆の責任の自覚を促すためにも、「政府の行為によつて」という前文のこの文言は削除すべきとされています。  しかし、この前文のこの部分は、「註解日本国憲法」などによっても、「過去において日本を戦争に導いた禍根を絶たなければならない。その禍根は、天皇が主権者として統治権を総攬し、軍閥及び官僚が、天皇の名において、統治権を恣にしたことにあるのであるから、この禍根を取除くためには、軍国主義と官僚主義を排……

第151回国会 憲法調査会 第6号(2001/04/18、18期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  お二人の参考人の先生、ありがとうございます。  まず、小澤参考人にお伺いいたしますけれども、参考人は、議院内閣制の健全な運営のためには両院による内閣の行政運営に対する適切なコントロールが必要不可欠というふうにおっしゃっておられますが、具体的には適切なコントロールとはどういうことなんでしょうか。  議院内閣制は、衆議院と内閣の間を主として律しているようにも考えられますけれども、同時に内閣は連帯して国会に責任を負うとしています。二院制、特に参議院と内閣の関係について、憲法は何を期待あるいは予定しているのか、現実の国会と内閣との関係についてどう評価されているの……

第151回国会 憲法調査会 第9号(2001/06/06、18期、日本共産党)

○吉川春子君 幾つかお伺いしますので、端的にお答えいただければと思います。  まず、日本国憲法は、国家権力を近代憲法の原則に沿った三権分立制を採用して、また国会との関係では議院内閣制を採用しています。  国会は国権の最高機関とされているわけですけれども、法制局提出の資料によると、中曽根元総理は、三権が調和をとりつつ行われている、国会は国民が選んだ議員から構成されている、そういう意味において、主権在民の国家においては民意を代表する直接機関である意味において、政治的に非常に重要な地位にある云々と。最高機関という言葉は使われているが、実定法上の権限の分配という面を見ると、バランスがとれている形で行わ……


19期(2001/07/29〜)

第153回国会 共生社会に関する調査会 第1号(2001/11/05、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  この参議院に調査会が設けられた歴史が十七、八年あるわけなんですけれども、私は、まず国会の役割というのは、政府に対する監視と、それからもちろん立法府ですから法律をつくる、その二つだと思うんです。そしてまた、二院制のもとで、じゃ参議院はどういう役割を持つかというと、やっぱり任期が六年あってじっくりした検討ができる、解散がない、そういう中でいろんな政策提起をやっていくということが二院制のもとでの参議院の役割だと思いますし、その役割を果たすために三つの調査会ができて、そして先国会ではDV法がこの調査会で立法化されたと。その前には高齢社会対策基本法とか、それな……

第153回国会 共生社会に関する調査会 第2号(2001/11/19、19期、日本共産党)

○吉川春子君 子どもの権利条約が日本で批准されて十年たちまして、子どもの権利条約は、子供たちに文化の面でも環境の面でもいろんな面で最良のものを与える、こういう内容になっているわけですけれども、子どもの権利条約の国連の委員会で日本に対して、子供たちが大変ストレスの多い教育制度のもとで教育を受けているという注意もあったわけですが、そういう中で、児童虐待ということは本当に痛ましい限りで、原因は複雑で多岐にわたっていると思いますけれども、何とかこういうものを防いでいくために国会としても方向性を生み出していけないかと、こういう問題意識を私たちは持ってこのテーマを選んだわけなんです。  大人にとっても大変……

第153回国会 共生社会に関する調査会 第4号(2001/12/03、19期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。  続いて磯谷弁護士にお伺いいたします。  懲戒権の問題について詳しくお述べいただきまして、「親権を行う者は、子の監護及び教育をする権利を有し、義務を負う。」と、これの問題点について御指摘になったと思います。そして、懲戒権は必要ない、廃止すべきだという御提言でして、私もそこは非常に賛成でございます。そういう方向に行かないとやっぱり児童虐待というのはなくならないのではないか、思想的に、というふうに思いまして共感を覚えました。  そこで質問なんですが、参考人はほかのところで子供の人権を中心とする親子関係法をつくるべきだと、こういうふうにおっしゃっておりますけれど……

第153回国会 憲法調査会 第3号(2001/11/21、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  まず、違憲立法審査権の限界という問題について伺いたいんですけれども、統治行為論で憲法判断を避ける事例があるわけなんですけれども、この統治行為論とは一体何なのかということです。  それで、この統治行為論の定義が非常にあいまいであれば、本来判断されなければならない憲法判断が避けられるわけですし、重大な憲法問題がすべて統治行為論で判断されないということにもなりかねないとすれば非常にゆゆしい問題であると思いますが、そういうことを防ぐためにも統治行為論というものをどのようにお考えですか。
【次の発言】 いや、それで、それを統治行為論ということで、すべて重大な憲……

第154回国会 共生社会に関する調査会 第2号(2002/02/27、19期、日本共産党)

○吉川春子君 まず、内閣府にお伺いいたします。  ドメスティック・バイオレンスに対する対策は、都道府県の裁量の部分が大変多いと思いまして、県によって取組に差が出てくることも予想されます。それで伺いますが、男女共同参画社会基本法では、都道府県に対して男女共同参画基本計画の作成が義務付けられておりますが、DV防止についてはどの程度の県で行動計画に入れているでしょうか。  そして、じゃ、まずそこで。
【次の発言】 それで、今、行動計画よりも更に法的拘束力を盛り込むということで条例作成がほとんどの県で計画されていると思うんですけれども、先日、当調査会で行きました岡山でもこれが盛り込まれておりまして、大……

第154回国会 共生社会に関する調査会 第3号(2002/04/03、19期、日本共産党)

○吉川春子君 徳永参考人と坪井参考人にお伺いします。  徳永参考人、マタニティーブルーと産後うつ病の早期発見が非常に重要だという御指摘があったんですけれども、早期発見も重要だと思うんですけれども、まず、そういうマタニティーブルーとか産後うつ病にならない予防という点で御提言があればお聞かせいただきたいと思います。  それから、坪井参考人には、大分いろいろ捜査上の問題も出たんですけれども、私も少女買春・ポルノ法の提案者でございまして、その立場からもちょっと伺っておきたいことが二、三あります。  それは一つは、例えば、去年でしたか、裁判官が少女買春をして国会の弾劾裁判所で罷免の判決を出しました。その……

第154回国会 共生社会に関する調査会 第5号(2002/05/08、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川です。私たちの見解を述べます。  今、社会的介入を必要とする児童虐待は年間三万件あると推計され、相談件数は一九八九年に比べると十六倍に増加しています。これは、国連子どもの権利条約の批准をきっかけに、子どもの人権思想がようやく我が国にも根付き始め、国民的関心が高まり、また児童虐待防止法成立によって行政も実態把握を始めたこと等によると思います。  児童虐待件数激増の背景には、今日の社会の病理が反映しています。すなわち、一、核家族化による家族の孤立、過密過疎の進行、経済の激動による地域社会の崩壊で社会の子育て機能の衰弱。二、伝統的性別役割分担意識が払拭し切れず、かつ父親……

第154回国会 憲法調査会 第4号(2002/04/10、19期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、国民主権と統治機構について意見を述べます。  日本国、国民主権は、国家の権力は国民が持っており、政治は国民によって行われる原理であると長谷川三千子埼玉大学教授が述べましたが、私も同感です。  二十世紀は主権在君から主権在民へ、すなわち君主制から共和制への闘いの世紀であったと言えると思います。日本共産党は一九九二年創立のときから主権在民の主張を掲げました。当時、天皇は神聖にして侵すべからずとされ、一切の権力は天皇が握っており、我が党の主張は危険思想として弾圧されました。  一九四五年、我が国は第二次世界大戦に敗れ、ポツダム宣言を受け入れ、平和と基本的人権……

第154回国会 憲法調査会 第9号(2002/07/17、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  お二人の参考人の方々に心からお礼を申し上げます。そして、私は、いろんな政府が出してくる法案の自分の賛否を決める基準としても日弁連の見解を大変参考にさせていただいておりまして、複雑ないろんな問題が多いわけですけれども、そういうときに日弁連の活動に本当にいろいろ教えていただいて、感謝をしているところです。  まず、村越参考人にお伺いをいたします。  私は、日本国憲法の下で人権の尊重を徹底させるためには、憲法に新しい条文を幾つか加えるべきだという意見があるんですけれども、そうではなくて、抽象的な憲法の条文を具体化する立法が決定的に欠けているのではないかと常……

第154回国会 憲法調査会公聴会 第2号(2002/05/15、19期、日本共産党)

○吉川春子君 四人の参考人の皆さん、本当に今日はありがとうございます。大変いろいろな点で勉強をさせていただいております。  まず、徐龍達先生にお伺いいたします。  私は、高校の親友が在日朝鮮人でしたので、在日朝鮮人の方が日本社会においてどういう目に遭ってきたかということを身近に聞かされてまいりまして、先生も大変御苦労されて今日に至っていると思います。  また、国籍条項、国籍の壁ということが午前中も話し合われましたけれども、正にEUの壮大な実験と比べて日本においては、アジアにおいてはと言うべきでしょうか、格段の差があるという思いを私はしております。  それで、地方参政権について、最高裁判決が九五……

第155回国会 共生社会に関する調査会 第1号(2002/11/11、19期、日本共産党)

○吉川春子君 関連して。関連というのは、DVがテーマなのでちょっと関連して。  皆さん本当に御苦労さまでした。調査の御報告も伺いまして、とても参考になったなと思います。  それで、会長報告の中に、ドメスティック・バイオレンスでアメリカでは四百万人の女性が犠牲になっておって、年間十九万七千のDV関係の禁止命令が出されるということが一つありますね。それから、その何行か下に、面談した裁判官が「年間四百件近い保護命令を出し、」というふうにあるんですけれども、この禁止命令、それから保護命令、この二つの関係といいますか、違いといいますか、この点がちょっと分からなかったので御説明いただければと思うんですが、……

第155回国会 共生社会に関する調査会 第2号(2002/11/20、19期、日本共産党)

○吉川春子君 障害者の社会参加の推進についてお伺いいたします。  先ほど欠格条項の見直しということで幾つかおっしゃいましたけれども、時間の関係もあって割と端的に短くおっしゃったので、この欠格条項の見直しによってどういう分野に実効性のある欠格条項の見直しが行われたかということをもう少し詳しく御説明いただきたいと思います。  と申しますのは、私も内閣委員会に所属しておりまして、欠格条項の見直しの法案を幾つか議論してまいりましたけれども、表現を変えただけにとどまるものも少なからずありまして、それはそれで私たちは全部賛成していますのでいいんですけれども、具体的にこの欠格条項の見直しによってどの分野に障……

第155回国会 共生社会に関する調査会 第3号(2002/11/27、19期、日本共産党)

○吉川春子君 今の質問に関連して、自己消滅系とは何だろうなと思っていまして、よく分かりました。  それで、その下にジェンダー運動と自立生活運動という項目があるんですけれども、やっぱり障害者運動の中にもジェンダーの視点というのが必要なんだろうと思うんですが、障害者問題とジェンダーの視点というのがちょっと私不勉強で結び付かないものですから、この点について中西参考人、そして女性の立場から石渡参考人にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 さっきちょっと申し遅れました。共産党の吉川春子と申します。今日はどうもありがとうございます。  障害者雇用率の問題でちょっとお伺いしたいんですけれども、私も労働委員……

第155回国会 共生社会に関する調査会 第4号(2002/12/04、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川です。  三人の参考人の皆さん、本当に目が開かれるような思いでお話を伺わせていただきまして、ありがとうございます。  北野参考人のペーパーを見まして大変、分かっていたはずなんだけれども、びっくりすることがありまして、江戸時代末期の三千八百万人の人口に二十二世紀の日本は戻ると、このままの出生率でいけば戻るということで少子化問題にも警鐘を鳴らしておられて、今公共事業を一生懸命やっているけれども、果たしてこれを使う人たちが二十二世紀にいるのかと、こういうような御指摘は本当にぐさりときたわけですし、また二十一世紀半ばで障害者と高齢者は過半数を超えてマジョリティーになると、……

第155回国会 憲法調査会 第2号(2002/10/30、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党、吉川春子です。私は、四点について御報告いたします。  まず、参議院議員として興味深かったのは、二院制に対する評価と改革についてです。  両院が対等な権限を持つイタリーでは、現在、上院改革の憲法改正の審議が行われており、フランス、ベルギーでは上院の権限は我が国同様、下院が一定優位の規定が設けられています。同時に、上院は、お話にもありましたように、熟慮の院とか賢者の府とされ、生命倫理や非嫡出子など重要テーマについてじっくりと審議を行っています。  ベルギーの上院議長が、世界は上院が増えている、二院制は人権保障のとりでだ、一院制はポピュリズムの危険がある、上院の持つ重要性に……

第155回国会 憲法調査会 第3号(2002/11/13、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。今日はお二人の参考人の先生方、本当に貴重な御意見ありがとうございます。  まず、西谷先生にお伺いいたします。  憲法二十五条がすべての国民に健康で文化的な最低限度の生活を保障した。この規定は、第九条の規定と相まって戦後の日本の発展を支え、いろんな積極的な役割を果たしてきたと私は思っているんですが、今もお話がありましたように、この二十五条は、いやプログラム規定だ、いや具体的な請求権は発しないんだ、そういうことを言われてきているんですけれども、この生存権を保障するために立法義務、立法作為義務が国会にあると思うんですけれども、それは政治的な意味と解してしまうと……

第156回国会 外交防衛委員会公聴会 第1号(2003/07/18、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子でございます。  今日は、五人の公述人の皆さん、本当にありがとうございます。時間の範囲で順次質問をさせていただきたいと思います。  まず、栗田公述人にお伺いいたします。  現在イラクにいる米英軍は、占領軍として中東の人々、イラクの人々の反感を買っているということが伝えられておりますけれども、その背景について少しお話をしていただきたいと思います。
【次の発言】 今も大分お話が出たんですけれども、戦闘地域、非戦闘地域の区別について、栗田参考人はどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 栗田公述人に三つ目の質問なんですけれども、先ほど在日の中東諸国の大使館にアンケ……

第156回国会 共生社会に関する調査会 第1号(2003/02/05、19期、日本共産党)

○吉川春子君 厚生労働省が四つの障壁があるというふうに分類されましたので、私は制度的な障壁の問題について伺いたいと思います。  障害者の雇用の問題なんですけれども、いろいろな障害をお持ちの方がいると思いますが、それぞれの障害の分類によって、例えばこの十年間でどの程度雇用が促進したのか、数ですね、その数をお示しいただきたいと思います。  それから、もう一点は国土交通省に対して制度的な障壁の問題でお伺いしますが、今日はお触れになりませんでしたけれども、交通運賃というものが非常に障害者の行動の自由を奪っているわけですけれども、高速道路の料金について精神障害者に対してまだ認められていないというふうに私……

第156回国会 共生社会に関する調査会 第4号(2003/04/02、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。三人の参考人の皆さんの言葉がもう本当に心に響きました。私たち国会も何かしなくてはということを一層感じたわけです。  それで、まず瀧澤参考人にお伺いしたいんですが、国家第一主義、生産第一主義の国家観に基づく障害者観があったということで、戦傷病者特別援護法についてお述べいただきまして、もう私、あっ、そうなのかということで、本当に啓発されました。この考え方は現在は払拭されているんでしょうか。それとも、現在の法律の中にまだ色濃く残っているものがあれば御指摘いただきたいと思います。  瀧澤参考人について二点目なんですけれども、加害者側に差別的取扱いをしていないとの……

第156回国会 憲法調査会 第3号(2003/02/26、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  今日は、お二人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず、三井参考人にお伺いいたします。  捜査の可視化という点についてですけれども、日経新聞のコラムでも扱っていましたが、二月二十日は、共産党員作家小林多喜二が東京築地署で逮捕され、その日のうちに虐殺されて七十年たちます。戦前の日本は、治安維持法の下、被疑者に対する扱いは今日から想像を絶する残虐なものでした。  日本国憲法三十一条以下の規定について「注釈日本国憲法」では、戦前の日本は、人身の実際上の侵害は顕著なものがあった。総司令部が司法上の人権について詳細な保障規定が絶対に必要と考えたの……

第156回国会 憲法調査会 第4号(2003/03/12、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  四人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。  まず、中嶋参考人にお伺いしたいのですが、参考人は、男女平等を目指す取組の中で日本国憲法は大きなよりどころであったと述べられました。芝信用金庫の女性賃金差別事件とか、住友ミセスの差別裁判に勝利する上で憲法がどのように力になったとお考えでしょうか。
【次の発言】 中嶋参考人に続いて伺いますけれども、憲法の理念を生かすためには、それを具体化する法律が必要だとおっしゃったわけですけれども、私も同感しています。男女平等をうたった憲法が施行されて五十年余経過したわけですけれども、今なお差別が残っているどころか、……

第156回国会 憲法調査会 第5号(2003/04/16、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川です。  日本国憲法は、古典的な自由権と、資本主義の弊害から人々を守るために積極的に国家の行為を請求する権利である社会権が規定されている優れた特徴があります。環境権、プライバシー権など新しい権利も幸福追求権や生存規定に包含されており、また報道の自由は知る権利に包含されていると考えます。新しい基本的人権規定を憲法に追加する必要が、その結果ないと考えております。  憲法が保障する人権が守られていない現実をどうすればいいでしょうか。常本参考人は、国会の立法活動による人権保護の必要性、杉井靜子参考人は、憲法を具現化する立法を怠ってきた責任が国会にあると指摘しました。私は、……

第156回国会 憲法調査会 第9号(2003/07/16、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  三人の参考人の方々に感謝申し上げます。  まず、三人の参考人の皆さんに共通した質問ですけれども、国連憲章、日本国憲法は戦争、すなわち武力行使は禁止しています。世界は、国連が本来の機能を果たし、日本国憲法が目指す方向に進んでいるのではないかと私は考えております。我が党は、憲法上緊急事態対処があることは認めておりますけれども、福田元総理も戦争は万々々が一と限りなく起きないという表現を使っております。また、緊急事態は突然起こるというものでもないと思います。なぜ、予想外の危機に備えなければならないのでしょうか。危機回避の平和外交こそ必要ではないかと思うのです……

第156回国会 憲法調査会公聴会 第1号(2003/06/04、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  四人の公述人の皆さん、本当に御苦労さまです。  まず、尾形公述人にお伺いいたします。  戦争体験者としての痛切なる御意見、本当に心に響きました。私はこの二月に韓国の西大門刑務所を視察いたしまして、植民地時代に日本がどういうことを朝鮮半島の方々に行ってきたかということをつぶさに見まして、非常に韓国やら朝鮮半島の方々が日本に持っている意識というもの、強い批判持っているわけですけれども、当然であろうなというふうに思いました。  それで、私たちは、野党は、従軍慰安婦に対して補償と謝罪をする法律案を参議院に今出しておりまして継続中でございますが、先生が先ほどこ……

第156回国会 内閣委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号(2003/07/08、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。質問をいたします。  多くの国民が少子化問題がこのままでは大変だと、こういうふうに考えていらっしゃると思います。私は、次世代育成支援対策、そして少子化問題を考えるときには、第一に、子供が欲しいけれども教育費、養育費が掛かり過ぎる、若者は安定した就職先がなく結婚もできない、出産によって女性は職場の地位を悪くする、職を失う。子供を欲しいけれども産めない原因を除去して、安心して産み育てられる環境を作っていくことが必要だと思います。  もう一つは、個人の価値観に国が踏み込まないこと。以前は、社会に女性は結婚して子供を産んで一人前という風潮が強くありました。今もな……

第158回国会 憲法調査会 閉会後第1号(2003/12/03、19期、日本共産党)

○吉川春子君 はい、済みません。じゃ、短く伺います。  団長報告の十五ページにカナダの二院制について報告がありますが、上院が、二院制であるということについて国民の意思を正確に反映するための仕組みがあるのか、それが機能しているのかという点を第一点。第二点は、任命制にしたのは議院内閣制を弱めかねないという思想によると書かれていますが、これは、議院内閣制を弱めるというのはどういうことなんでしょうか。日本は大変省庁再編で内閣が強固になってきておりますが、昨今ですね、カナダは内閣が非常に強力に、国会より強力になっているという、そういう傾向はあるのかどうか、その二点お願いします。

第159回国会 憲法調査会 第2号(2004/02/25、19期、日本共産党)

○吉川春子君 先ほど豊下参考人が集団的自衛権を論じる前提を欠くのではないかと、こういうふうに言われました。自民党憲法調査会会長の保岡氏が、昨年末、新聞のインタビューで自衛隊や集団的自衛権の行使を憲法上明記すべきだと述べていますが、改憲論者の最大のねらいはここにあるのではないかと私は思っております。  自衛権とは、田畑先生の定義によると、外国からの違法な侵略に対して自国を防衛するため緊急の必要がある場合、それを反撃するために武力を行使し得る権利とされています。これに対して集団的自衛権は、自己に対して加えられた武力攻撃ではなく、他国に対して加えられた武力攻撃なのではあるが、それを自国に対する武力攻……

第159回国会 憲法調査会 第3号(2004/03/03、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず、功刀参考人にお伺いいたします。  参考人は、平和的生存権について言及されて、積極的平和主義を取る日本国憲法を改正する必要はないと言われまして、私も同感です。しかし同時に、強制行動、武力行使を伴う国連のPKFへの参加は合憲と言われましたけれども、私はここは矛盾するのかなという思いがするんです。  そこで伺いますが、かつてPKO法審議のときに内閣法制局と防衛庁は、軍事力による自衛隊による国際貢献は憲法制定当時想定されていなかった、こういう国会答弁をしていますけれども、この見解についてどうお考えでしょう……

第159回国会 憲法調査会 第6号(2004/04/21、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  私は、憲法前文を大変感動を持って若いころから何遍も繰り返し読んできました。また、戦争体験を実際にされた方々からは、強い感動を持ってこの前文を読んだ、憲法を読んだという話ももうたくさん聞いてまいりました。多くの国民の心に、前文がうたっている平和主義、民主主義、基本的人権のメッセージはしっかりと刻み込まれていると思います。そして、この前文は、当然のことながら百三条の規定に具体化されておりまして、前文と百三条の規定は一体のものであるわけです。  私は、日本国憲法前文を論議するには、まずこの前文に込められた思いを深く読み取らなくてはならないと考えております。……

第159回国会 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第1号(2004/03/12、19期、日本共産党)

○吉川春子君 共産党の吉川春子です。今日はありがとうございます。大変参考になりました。  私も参議院議員を二十年以上やっておりまして、日本の二院制というものがなかなか制度として考え抜かれていて、また運用も、実際自分がその中に入ってやっている感じでは、いろいろな問題点はあるにしても、民主政治を支えるという制度として機能しているんじゃないかということを日々考えているわけです。  それで、憲法改正のとき、終戦後の憲法改正のときの松本意見というのに私は大変驚きまして、議会政治というのは、ややもすれば多数党の専制を生じ、多数党の政策は、時には一党の利益に専する弊害あるけれども、二院制の採用によってそれを……

第159回国会 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第2号(2004/04/14、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。大変興味深いお話を伺わせていただきまして、ありがとうございました。  私は憲法改正の必要はないと、特に国会、内閣の部分については特にそう思うんですけれども、岩井参考人が国会改革について両院が密接に協議すべきだという点は賛成いたします。  それで、三人の方に一言ずつ伺いたいんですが、衆議院の運営とか選挙制度のしわ寄せが参議院に来まして、議会の批判、上下両院の批判を参議院が一身に受けているような思いをすることがあるんですけれども、そういう面はないんでしょうか。衆議院の在り方も問題があるんじゃないかと思いますが、その点、御意見があれば一言ずつ伺いたいと思います……

第159回国会 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第3号(2004/05/19、19期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  今日は、三人の参考人の皆さん、ありがとうございます。  まず最初に、三人の方に同じ質問をさせていただきたいと思います。それは、参議院の選挙制度についてなんです。  一月の十四日に最高裁が判決を下しまして、そして一票の格差が五倍以上に、選挙区の方ですけれども、五倍以上に広がるのは好ましくない、そしてこのまま六月の参議院選挙を迎えるようなことがあればそれは違憲になるという御意見も五人ぐらいの裁判官からありまして、参議院としてはぎりぎり改善を迫られているというところに立たされております。しかし、これは恐らく、私もメンバーですけれども、六月の選挙を前に改善す……


20期(2004/07/11〜)

第161回国会 憲法調査会 第2号(2004/10/27、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  地方自治について発言をいたします。  戦前の憲法と現在の憲法との大きな違いの一つが、憲法第八章での地方自治の保障です。これは、今の憲法の大事な特徴を成しています。歴史上、日本で初めて認められた権利であり、制度です。学会でも多数が、地方自治の本旨は国から独立した地方公共団体が存在し、原則として国の監督を排除して、自主的、自立的に、直接間接を問わず住民の意思によって地方の実情に即して仕事を行うということが認識とされています。戦前は、知事は官選、市長も市議会の推薦する候補者の中から内務大臣が天皇の裁可を得て決められることになっていました。町村長も町村会の選……

第161回国会 憲法調査会 第3号(2004/11/10、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  日本国憲法前文と九条について私の見解を述べます。  憲法前文は、政府の行為によって戦争の惨禍の起きることのないようにすることを決意し、過去の侵略戦争に対する反省が日本国憲法制定の動機であるとしています。  私は、戦争の犠牲になった人々に対するいわゆる戦後補償問題について取り組んできました。民主、共産、社民、野党三党共同提出の戦時性的強制被害者問題、いわゆる慰安婦問題解決促進法案の提案者です。内容は、日本が慰安婦とした七万とも二十万とも推測されるアジア地域の女性たちに対して謝罪と補償を行うというものです。  二〇〇二年三月に提案されたこの法案は、参議院……

第161回国会 憲法調査会 第4号(2004/11/17、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  新しい人権、社会権について発言します。  日本国憲法前文は、「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、」として、二十五条以下に社会権を規定し、二十七条は勤労の権利と義務を規定しています。これらの目標を達成するため、二十八条は勤労者の団結権及び団体行動権を保障しています。また、これを担保するために、二十九条の財産権の保障は公共の福祉によって制限されています。十八、九世紀のように、企業の利潤追求を絶対的権利として認めていては、国民がひとしく欠乏から免れることができないからです。  日本国憲法は、伝統的な自由権の保障にとどまらず、国家が介入……

第161回国会 憲法調査会 第5号(2004/11/24、20期、日本共産党)

○吉川春子君 ありがとうございます。日本共産党の吉川春子です。  私は、裁判官の報酬の問題について一言述べたいと思います。  憲法は、最高裁、下級裁判所もそうですが、その報酬は在任中は減額することはできないとして、裁判官の独立を報酬の面から担保しているわけです。在任中、理由のいかんを問わず、任命権者の恣意による減額を許されないのはもちろんですけれども、懲戒処分によっても減額はされないというふうに理解されています。これはやっぱり報酬の減額によって間接的に裁判活動に影響を及ぼすことを防止するものです。やっぱり裁判官が良心と法律にのみ拘束されて判決を言い渡すことを強く現在の憲法では保護しているわけで……

第161回国会 憲法調査会 第6号(2004/12/01、20期、日本共産党)

○吉川春子君 会期制も含めて二、三述べさせていただきたいと思います。  私は、会期制というものを非常に重要な人権保障の一つの仕組みだと思っています。  といいますのは、幾つかの国会にかけて継続、継続、継続でようやく成立した法案、結局は成立しなかった法案というのがあるんですけれども、それはやっぱり国民の権利を侵害するのではないか、こういう疑いを持たれた法案で、世論の反対がだんだん盛り上がって、継続の末廃案となる例もあるわけです。私は、会期というのは、小委員会でも申し述べましたが、土俵だと思います。この土俵の中で決着が付かないのはやはり国民の支持の得られない法案ということで、それはもう廃案になると……

第161回国会 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第1号(2004/11/05、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  御提案を大変興味深くお聞きいたしました。それで、その御提案にかかわって質問なんですけれども、先生の提案された選挙制度、私も全国区の比例代表の非拘束を戦ってみてもう死ぬんじゃないかなと思うような感じがしまして、これが都道府県ということになると少しはましになるのかなという気もするんですが、ただ、有権者にとって、だれが当選しそうなのかしないのか予想が付きにくくなるのではないかと。そうすると有権者の投票意欲にプラスには働かないんじゃないかなという感じがいたしますが、先ほどこれについても一部先生からの御答弁もあったんですけれども、要するに、なかなかだれが、全国……

第161回国会 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第2号(2004/11/19、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本国憲法について審議をしていた帝国議会貴族院帝国憲法改正特別委員会で、金森国務大臣は、二院制の意義について次のように述べています。  二院制というものは、一院専制というような傾き、又は議会の審議が慎重を欠くうらみがあるということ、及び世論が何を目当てに集結されるかということにつき、判断を的確ならしめるというような三点は二院制政治の美点として挙げられると。単純な一院制の多数決によって方針を決めることは幾つかの欠点がある。一院だけだと自己の力を信頼するに急で無理押しをする危険もある。十分に審議を尽くさないうらみもある。要約すれば、専横に陥る危険があり、議事が周到に合理的に判断される……

第162回国会 憲法調査会 第2号(2005/02/09、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  日本国憲法は、近代憲法の例によって基本的人権保護のために権力分立制を取っていますが、特徴的なのは国民の意思が直接反映される国会を国権の最高機関と位置付けていることです。これに対し、今言われている改憲論の多くは内閣の権限強化を主張しており、結果として国会の弱体化がもたらされることになります。立法府である国会の強化、内閣監視機能の強化こそ現実の課題だと思います。  そのために、第一に議員立法の活性化、第二に審議会政治の大幅改善が必要だと考えます。  従来から、いわゆる審議会政治が問題になっています。内閣提出の法律案、いわゆる閣法は、内閣の方針を審議会に託……

第162回国会 憲法調査会 第3号(2005/02/25、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  日本国憲法制定経過、前文、基本的人権に関し意見を述べます。  私は、世界政治の発展による到達点を尊重し、受け継ぎ、発展させた国連憲章や古くはマグナカルタにまでさかのぼる人権宣言などの精神を受け継ぐ日本国憲法を守り、戦争のない平和な世界への努力を一層強める決意と方向を明確にすることこそ、敗戦六十周年の年でもある今年、日本の重要な課題であると思います。日本は、ドイツ、イタリーとともに国際連盟を脱退して、世界を第二次世界大戦の惨禍に陥れた国だけに、世界の大きな流れを大事にし尊重することが重要です。  二〇〇一年、二〇〇四年の二回、ポーランド上院議長、友好議……

第162回国会 憲法調査会 第4号(2005/03/02、20期、日本共産党)

○吉川春子君 ありがとうございます。日本共産党の吉川春子です。  象徴天皇制について述べます。  天皇条項について、日本共産党の綱領は次のような立場を明確にしています。すなわち、天皇条項について、国政に関する権能を有しないなどの制限規定の厳格な実施を重視し、天皇の政治的利用を始め、憲法の条項と精神からの逸脱を是正する。党は、一人の個人が世襲で国民統合の象徴となるという現制度は、民主主義及び人間の平等の原則と両立するものではなく、国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現を図るべきだとの立場に立つ。天皇の制度は憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、……

第162回国会 憲法調査会 第5号(2005/03/09、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  二院制小委員会報告に関連して意見を述べます。  憲法調査会は日本国憲法について広範かつ総合的に調査を行うためのものであり、その報告書は調査の経過と結果について報告すべきで、一定の方向性を指し示すものであってはならないと思います。ところが、本報告書には、何々することで一致した、認識が一致している、おおむね一致した意見であった等の記述が十か所以上にわたってあります。  また、憲法調査会は法律案提案権も審議権もありませんが、憲法調査会が改憲の意図を持って設置された経緯はあります。そして、現在、調査会での議論の実態と離れて、改憲の世論喚起や改憲の方向付けとす……

第162回国会 憲法調査会 第6号(2005/04/06、20期、日本共産党)

○吉川春子君 私は日本共産党の吉川春子です。  二〇〇〇年一月、参議院憲法調査会の第一回の調査で、憲法調査会の基本課題について橋本敦元参議院議員とともに発言させていただきました。  今日、憲法調査会最後の意見表明に当たり、何点か以下発言します。  まず、憲法調査会に参加した私たちのスタンスですが、我が党は憲法調査会設置に反対いたしました。国会法は、憲法調査会が議案提案権は持たず、「日本国憲法について広範かつ総合的に調査を行う」と明記して、調査という目的に限定された機関として当委員会は設置されました。したがって、本調査会を憲法改正、特に九条改正の足掛かりにすることは許されないと考えております。 ……

第162回国会 憲法調査会 第7号(2005/04/20、20期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、参議院憲法調査会報告書に反対の意見表明を行います。  憲法調査会は、二〇〇〇年一月、日本国憲法について広範かつ総合的に調査を行うことを目的とし、議案提出権を持たない、調査に限定をした機関として設置されたものです。  日本共産党は、日本国憲法の歴史的、現代的意義を明らかにするとともに、憲法の諸原則に照らして現実政治を点検する調査こそが憲法調査会の目的、性格に沿うものであることを主張し、その立場で調査に臨んできました。  憲法調査会報告書は、規程どおりに、五年間の調査の経過及び結果を反映したものでなければなりません。ところが、本報告書は、恣意的な論点を設定……

第162回国会 憲法調査会公聴会 第1号(2005/02/21、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。四人の公述人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず、憲法九条の問題にお触れになりました森参考人と澤藤参考人にお伺いいたします。  私は、この憲法九条あるいは前文は、日本の侵略戦争に対する反省、二度と再びこういうことをしないという国際公約の面が非常に強いと思います。  先ほどNHK問題も触れられましたけれども、これも慰安婦制度を裁く国際戦犯女性法廷の番組をめぐってのことでして、政府は九二年に政府の関与があったと、申し訳ないと、教科書で子供たちに教えるという官房長官談話も発表しているんですが、政治家がいろんな発言をされる、そういう場合に被害国とか被害……

第162回国会 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第1号(2005/02/04、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  私は、日本国憲法の二院制は維持発展させなければならないと考えています。  最近、一院制にすべしとか、参議院の権限をもっと弱めるべしという憲法改正論が出されていますので、これについてまず意見を述べます。  まず、一院制についてです。  小泉総理は、昨年一月、一院制導入の検討を自民党憲法調査会に指示したと報道で見ました。そして、二〇〇四年の三月八日の決算委員会では、一院制を検討してもいいのではないか、これは参議院を廃止せよということではありません、参議院も衆議院も廃止して、新国民会議みたいなものも憲法改正の議論の中ですればいいとおっしゃっています。また、……

第162回国会 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第2号(2005/02/16、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  今日は、参議院における政党と議員の関係、党議拘束、参議院選挙の在り方及び再度強調したい点について発言をいたします。  国権の最高機関、唯一の立法機関である参議院は、第四十三条で、衆議院と同様に、全国を代表する選挙された議員でこれを組織するとしています。すなわち、直接公選制を取る我が国の参議院は、世界の両院制の中で民主的な第二院という優れた特徴を有しております。参議院を間接選挙や推薦制で選ぼうとする考え方は、民主的な二院制の基礎を崩すものであり、賛成できません。  我が国の両院制と参議院の意義と役割は、異なった時期と異なった選挙制度で選挙される議員を持……

第162回国会 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第3号(2005/03/09、20期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、日本共産党を代表して、二院制と参議院の在り方に関する小委員会調査報告書案に対し、反対の討論を行います。  元々、憲法調査会は日本国憲法について広範かつ総合的に調査を行うことを目的に設置されたものであり、その報告書は調査の経過と結果を記載するものであって、論点整理や一定の方向を示すものであってはなりません。このことは小委員会報告においても同様であります。  ところが、本報告書案は、各会派おおむね共通の認識が得られたものと、現段階では意見が分かれているため更に今後検討が必要なものがあるので、これらを整理し、今般、小委員会報告として取りまとめ報告するとして、論点ごとに一致した共通……

第163回国会 憲法調査会 第3号(2005/10/19、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。今日はどうもありがとうございます。  最初に隅野参考人にお伺いいたしますが、レジュメの一番最初に、今日の日本の政治状況において、日本国憲法九十六条に基づく憲法改正国民投票法等を国会が早急に制定することについては疑問を持っていると書かれておりまして、その後の御発言で、この国民の下の方から出た問題ではないんだというふうにおっしゃいましたけれども、この点についてもう少しちょっと御意見を伺わせていただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。  私も先生の御意見に同調する点が非常に多いのですが、ただ、世論調査、アンケート調査をいたしますと、憲法改……

第164回国会 憲法調査会 第1号(2006/02/22、20期、日本共産党)

○吉川春子君 私は、今回の国民投票制の調査で、スイスとフランスにはそれぞれ国民投票制が国民の間に定着していて、民主主義を支える制度として機能していることを実感しました。これは、立憲制度の立場からも大変必要な制度であり、同時に日本とは比較できない長い歴史と地方自治の上に存立していることを感じました。  日本では、憲法を改定するため、とりわけ九条二項の戦争放棄規定を廃止するという目的を持って、あるいはその一段階として国民投票法が提案されようとしていることは、この制度を論じるには今は適当な時期なのか、本来この制度の持つ意味がゆがめられるのではないか、私は大きな懸念を持っています。  第一に、両国には……

第165回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号(2006/11/22、20期、日本共産党)

○吉川春子君 日本共産党の吉川春子です。  今日は大変有意義な御見解を承らせていただきまして、本当にありがとうございました。  まず、私、橘木参考人にお伺いしたいんですけれども、その正規、非正規の格差を縮小する策の三番目に最低賃金制度の充実策が必要だというふうに書かれておりまして、私もこの最賃制というものが非常にもっと重要な役割を果たさなくてはいけないと考えております。  それで、先ほど先生は欧米と比べて低い日本の最賃という表現を使われましたけれども、私も実は国会で質問するときに、賃金ですと購買力平価で比較するという、為替レートだけじゃなくて、方法があって分かりやすいんですけれども、最賃の制度……


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データ更新日:2020/07/03

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