このページでは梶原敬義参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。梶原敬義参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○梶原敬義君 梶原です。四先生には大変御苦労さんですが、せっかくですので四人の先生にそれぞれお伺いをしたいと思います。したがって、私の質問につきましては一括して大体二点にしぼらしていただきます。 第一点がソ連の脅威論の問題ですね。なぜソ連が脅威なのか、どのようにしてソ連がその脅威を実現しようとしているのか、こういう点について、まあそれぞれの角度から御意見を承りたいと思います。 それから第二点は、先ほど源田先生のお話の中では、第三次世界大戦が勃発してしまったらいずれにしても日本民族はもう結論的には生き残れないだろうというお話がありました。しかし、私はついさっきまでは国会の外におりました人間で……
○梶原敬義君 総理大臣にお尋ねいたします。 いま答弁の中で、農産物自由化の問題、こういう小さな問題については話し合いをしてない、こういうような御答弁のようでありましたけれども、農家、農村にとっては非常に重大な死活にかかわる問題であります。 そこで、昨日私は郷里大分に帰りまして、ミカン農家の皆さんと一緒に話をし、ミカンを摘む作業をしたのでありますが、その中で非常に心配をしているのは、三月になればわが国の総選挙が済んで、その後には恐らく日本の政府は牛肉やオレンジの自由化枠の拡大をするのじゃないだろうか、こういう不安を持っておる。だから、私はきょうあえてロン、ヤスの日の出会談でそういう密約がなか……
○梶原敬義君 総理大臣に最初にお尋ねいたします。 レーガンが来たり胡耀邦さんが来たりして、非常に格調高い演説が続いた中で、内政の問題、少しじめじめした問題になるかと思いますが、先般の委員会で総理大臣が政治倫理、倫理とリンリン言わずに、ひとつ内政の問題も議論をしてほしい、こういうこともおっしゃられました。そういう線に沿って、田中問題、政治倫理の大異は残しながらも、私は内政問題を中心にして質問をさしていただきたいと思います。 コールさんが来たり、レーガン、胡耀邦さんが来たり、あるいは総理大臣が韓国やアメリカに飛んで、日本列島不沈空母あるいは三海峡封鎖、運命共同体、こういう非常に物騒なお話もあり……
○梶原敬義君 私は、最初に通産大臣と農林大臣にお伺いしたいと思います。 本委員会は、我が国の総合安全保障に食糧の問題あるいは資源・エネルギー、これは一体どうかかわってくるかという、そういう観点から今調査が進められておるわけでありますから、次の点について両大臣から率直に、見通しを含めてお答えをしていただきたいと思います。 我が国の国民生活の安定のために、エネルギー、食糧、鉱物資源、木材、こういうのが大きな輸入物資の順位になると思いますが、これらが国民生活安定のためにとってそれぞれ必要でありますが、まさにどれとどれがひとつ順番からいくと、大臣、おれはこう思うと、こういう観点から率直に御意見を述……
○梶原敬義君 経済企画庁長官と、できれば通産省の方にも同時にお聞きしたいことでありますが、我が国の経済は、私のこれは感じでありますが、八〇年の特に衆参同時選挙で自民党が圧倒的な勝利をした以降を見できますと、ずっと我が国の経済あるいは国民生活が悪くなってきているような気がしてなりません。特に中曽根総理大臣が行革三昧を言いながら、その経過を振り返ってみますと、何ら的確な国民生活あるいは国の経済を生き生きとするような政策が打たれてないような気がしてならないわけであります。 私、国会に去年の六月に出てまいりましたから、いわば一体国民が何を考えておるのか、そういう点では非常に多くの有権者の皆さんと接し……
○梶原敬義君 機械類信用保険法の一部を改正する法律案に関しまして、本件に関して大臣の所信表明演説の中に、十五ページにちょっと書いてありますが、わざわざ行政改革の推進という名を打って書いてあるんですが、果たして機械類信用保険業務を中小企業信用保険公庫に移管することが、わざわざ行政改革推進というタイトルを打ってまでする値打ちがあるものかどうか、この点についてお考えをお伺いしたい。
【次の発言】 委員長、それぞれ大体のことはわかっておりますから、時間については、できるだけ聞いていることの要点を答えるようにこれからしてもらいたいと思うんです。
実は最後の臨調答申の中で、特別会計をこれ以上ふやさない、……
○梶原敬義君 最初に通産大臣にお伺いしますが、今随分耳の痛いことがどんどん指摘をされたんですが、この点について素直に耳を傾ける姿勢がおありかどうか、最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私も三池炭鉱の有明坑内の災害事故に関しましてこれから質問をいたしたいと思うのですが、今大臣が言われました言うのは自由だ、こういう物の言い方にちょっと最初ひっかかるのでありますが、八十三名という大変な人命を殺し、そしてしかも十六名一酸化炭素中毒になっている、こういう状況の中で、本当にこれまで一生懸命言い続けてきたことがやはり政府の場で取り上げられてない、こういう点を参考人もあるいは同僚議員も指摘をしてきて……
○梶原敬義君 私は、消費者保護、購入者保護の観点に立ってこれから幾つかの質問をいたします。 時間も下がっておるようでありますし、当初一時間の予定でしたが五十分に短縮をされまして、したがって簡単に聞いてまいりますので答弁の方もひとつ要領よく核心に触れていただきたいと思うのであります。 最初に通産大臣にお伺いしますが、これからのクレジット業界の展望、それから動向について一体どう大きくとらえておるのかということが第一点。 それから、私は五十七年度の決算の、上場信販会社七社の決算書類しか今手に入ってないんですが、できれば五十八年度の決算状況、五十七年はちょっと悪い、こういう傾向の収益力の低下が目……
○梶原敬義君 最初に、リッカーの倒産にかかわる件で通産省に質問をいたします。 リッカーの倒産については、負債総額が一説には八百五十億ぐらいから一千百億ぐらいの間とこう言われておりまして、大変大型な倒産がまた起こりました。本件に関しまして、前払いをしております一般債権者が約六十万人、負債総額約七十億円、このように毎日新聞では言われております。 これは大変まじめに前掛けをしてきた家庭にとっては大きな問題でありまして、本件に対して通産省としてはどのような行政指導をするのか。和議のようでありますから、和議でありましてもこういう掛金、前払金というのはどうも法律上では一般債権と同じようにみなされるよう……
○梶原敬義君 私は真藤総裁ともちょっと関係があります大分の出身ですが、今なぜ電電公社を民営化しなければならないのか、するのか、どうしてもわからないんです。私どもはもう毎週地方に帰りまして国会報告会をやり、あるいは県民の意見を聞いて、そして電電の問題も聞くんですが、いやもう電電を早う民営化してくれという意見というのはほとんどない。そしてやはり電電公社は、私どもが関知している状況では、よくやっているじゃないかと、こういうのがずっと根にあるですね。 そして今、福間議員とのやりとりを聞いておりましてもどうしても納得できませんから、この点についてもう一度、郵政大臣、それから一生懸命これを進めようとしたん……
○梶原敬義君 一つだけいいですか。門田参考人が先ほど水力発電のコストが高いと、こういうお話がちょっとありましたけれども、これは改めてダムをつくって発電所をつくるという場合のことを意味しているのか、既存の水力発電もひっくるめて言われておるのか、そこのところをちょっと。
○梶原敬義君 最初にお尋ねします。中曽根首相が本年に入りましてすぐ訪米し、またすぐ大洋州に外遊をいたしました。中曽根総理になりまして外遊に次ぐ外遊をされておりますが、この経費、国費から支払われている経費について次の点を明らかにしていただきたいと思います。外遊先の国別、期間、それに要した金額、具体的にお尋ねいたします。
【次の発言】 外遊は外遊なりの成果も、ある程度一定の意義があっただろうと思います。しかし、今聞きまして、十回で約六億七千万、これは国民が聞いたらびっくりするような金額であります。一月の十九日の朝日新聞、今持ってきておりますが、「景気上昇の中、倒産最悪」、ちょっと前文を読んでみます……
○梶原敬義君 最初に外務大臣並びに外務省にお尋ねします。
おととしから去年にかけまして、レーガン大統領、コール西ドイツ首相、胡耀邦中国総書記、韓国の全斗煥大統領等々、各国の首脳、要人を御招待いたしましたが、これにかかわる我が国が負担しました国費の総合計ですね、各人ごとに、これはいいとか悪いとか言うつもりはありませんから、ひとつ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 時間がありませんから、四名のことを今聞いたんですから、そのことについて答えてください。
【次の発言】 聞いているのは外務省だけで掌握している数字じゃなくて、特に警備当局が非常に全斗煥さんとかレーガン大統領、こういう人が……
○梶原敬義君 目黒委員の質問に比べてちょっとソフトになるかもわかりませんが、自治省と警察庁にお伺いいたします。 最近、中曽根総理大臣の政治姿勢を見ていますと、何か公務員、官があんまりよくなくて、民間活力とか、民がいいというような政治姿勢がずうっと出ているようで私は鼻についてしようがないんです。私は民間出身ですが、官――公務員のいいところも随分あると思うんです。そういう観点で自治省の職員もよく仕事をしていると思うのですが、自治省にかかわる職員の五十七年度決算でいいですから、超過勤務の実態、そしてその超過勤務に対する超過手当の支給の状況、これをひとつはっきりお答えを願いたいと思います。 時間が……
○梶原敬義君 私は、先月の二十四日に発生いたしました三菱石炭鉱業高島砿業所の坑内災害の問題と電力料金の関係につきまして、二つの問題をこれから質問をいたします。 時間が五十分でありますので、まあ質問も要領は得ないところあるかと思いますが、答弁の方もできるだけ核心に触れてひとつお願いをしたいと思います。 通産大臣に最初にお伺いしますが、我が国の石炭産業政策といいますか、石炭政策につきましてお伺いをいたします。我が国の国内炭は外炭、輸入炭に比べますと非常に高づいております。需要の面から見ますと、五十八年度実績で国内炭の需要量が千八百六十六万トン、それから輸入炭が七千七百七十三万トンの合計九千六百……
○梶原敬義君 私は、空の問題と、それから地下の炭鉱の問題と、これから三点にわたって質問をいたします。 時間割りを先に申し上げておきますと、沖縄の那覇空港の問題は、もうトータルで八分、大韓航空機問題を四十分、それから石炭、炭鉱事故の問題を十二分、このくらいでやるしかないわけでありまして、そういう意味で、質問もはしょった形になるかもわかりませんが、ひとつ要領よく御答弁をお願いいたします。 最初に、五月二十八日に那覇空港で起きました全日空機と自衛隊機の接触事故についてお尋ねいたします。 第一点は、一体原因は何なのかということであります。次に、我が国に民間機と自衛隊機が離着陸を共用している空港は……
○梶原敬義君 私は、先般、商工委員会に所属をいたしておりまして、内需拡大の観点から、特に経済企画庁長官に対しまして住宅政策をもっと積極的に進めるべきではないかという点で強く質問をいたしまして、一定の前進ある大臣の答弁の感触を得たつもりでありますが、きょうは時間が三十分でありますので、住宅金融公庫のあり方について主に質問をいたしたいと思います。 建設省の住宅関係予算の基本方針によりますと、「国民の居住水準の向上と住環境の整備・改善を図り、併せて、内需を中心とした経済の安定的な発展」云々、こういう方針を冒頭に打ち出しておりますが、そういう点からいたしますと、住宅金融公庫に対する政府の一般予算の組……
○梶原敬義君 両大臣が出席されるまでに三十分ほどかかるということでありますので、先に経済企画庁にお尋ねをいたします。 経済白書をざあっと目を通して、あらましですが読んでみたんですが、その中で一、二点大変ひっかかることがあります。 第一点は、我が国の経済は今はアメリカ主導型の、アメリカの景気に引っ張られて景気がよくなった、そして今や、むしろ内需で景気がどんどんよくなりつつある、こういうような書き方をずっとしておるわけでありますが、私はこの夏休みに大分県の選挙区をずっと回ってみましたが、特に中小企業の皆さんとも話をしてみたんですが、幾つか非常に厳しい状況を訴えられました。ある小さな市の中小企業……
○梶原敬義君 先般、通産大臣並びに経済企画庁長官から所信をお聞きいたしまして、さらにこの所信につきまして何度か反復して読みましたんですが、内容は非常に結構でありますが、私は非常に根本的は幾つかやはりどうにもならない、そういう点が落ちているような気がいたしておりますから、以下質問をいたします。 最初に、経済企画庁長官にお尋ねいたしますが、五十九年度の経済見通しにつきまして、当初四・一%が途中から五・三%になり、また、もうあと三月わずかでありますが、締めましてこれまた変わるんではないかという気がしておりますが、一体どうしてこの見通しがこんなに大幅に狂うのか、この点についてどうしても納得ができませ……
○梶原敬義君 通産省にお伺いしますが、石炭鉱業保安確保対策の関係の予算は本年度三億一千八百万円の増で、百十四億五千六百万円になっております。この関係は、私は積極的な意味を持って受けとめたいと思うんですが、昨年の三井三池有明鉱の大災害事故について、何回も去年の商工委員会で質問いたしましたが、その後の政府の対応、経過について、そして保安の関係についてはいろいろと言われておりましたが、万全を期しているのかどうなのか、この点についてお伺いいたします。
【次の発言】 一つ要望いたしますが、司法捜査の件ですが、確かに検察庁の支配下でやっておられるようですが、これは長くたってからやるというのは余り意味があり……
○梶原敬義君 一点だけ質問し、承ってまいりたいと思います。 今、福間委員から最後に質問があり、要請がありました審査、審判官の職員の問題でありますが、私は「職員年齢構成表」というのを、六十年の一月一日、特許庁の方からいただいておりますが、これで見ますと、総数が千二百七十九名、平均年齢が三十九・四歳であります。特にこの図から見ますと、三十四歳から四十五歳のところがもうだんごになっておるわけです。いろいろ審査官の資格とかあるいはそういう実務のことを聞きましたら、本物になるまでには四年間とにかく下働きといいますか、実務の経験をしなきゃ、まあ本物になってどんどんスピード上げてこの審査の仕事ができるのは……
○梶原敬義君 先ほで対馬委員の質問に対しまして、政府は内需の拡大に力を入れていると、こういう強い表明がなされております。しかし私どもはいつも地元に帰りまして、地元の実態というか、実情はよく本当に全県回りますから承知しているわけであります。今日日本の景気がよくなったという、マクロ的に見ますとその数字は否定はいたしませんが、中小企業を取り巻く状況というのは、政府の出している数字でも一四・三%が輸出で救われておると、波及効果が出ておると、大企業は二七・五%という数字があります。もちろん大企業の二七・五%との関係で、その下で仕事をしております下請とか孫請は波及効果がさらに出ているんではないかという気が……
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました情報処理振興事業協会等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 情報処理振興事業協会等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、最近における急速な情報化の進展に伴い、健全な高度情報化社会への移行を円滑に推進するため、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、企業間の電子計算機の連携利用に関する指針の策定に当たっては、中小企業の参加を不……
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党。自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、商工組合中央金庫が中小企業の組織化を金融面から支援するという政策的使命を帯びた組織金融機関であることにかんがみ、次の諸点について商工組合中央金庫に対し適切な指導、監督を行うべきである。 一、員内者以外の者に対する業務の推進に当たっては、所属団体及び……
○梶原敬義君 私は十五分までの持ち時間であります。わずかな時間でありますので、簡単に質問さしていただきます。 最初に、赤澤参考人にお伺いいたします。 要するに、今の対外経済摩擦というのは輸入促進が決め手だ、これが非常に力点を置かれたポイントでありまして、私は地元に帰りまして、よく地元を回って歩くわけでありますが、今非常に農業は苦しいんです。私、大分県ですが、一村一品でいろんな商品を売り込んでいるんですが、打ち上げるのはいいのだけれども、一体買い手があるのかどうか、非常に努力をしております。それから中小企業は倒産が多発をしておりまして、非常に厳しい状況です。帰ったら、何とかもっと景気がよくな……
○梶原敬義君 ただいまから派遣報告をいたします。 去る四月二十四日に発生した三菱石炭鉱業株式会社高島炭鉱における災害の実情調査のため、四月二十六日、二十七日の両日にわたって行われました委員派遣について御報告いたします。 派遣委員は、初村委員、田代委員及び私の三名であり、またエネルギー対策特別委員会から、田代委員長、小西理事、宮島委員、対馬委員、中野委員、近藤委員が派遣され、両委員会の合同調査となりました。 日程は、四月二十六日、長崎空港から大波止桟橋に向かうバスの車中において、福岡鉱山保安監督局及び長崎労働基準局から災害の概況について説明を聴取し、質疑を行いました。 現地では、まず高島……
○梶原敬義君 私は本日は、一つは基盤技術研究円滑化法案と貿易研修センター法の廃止法案の二法案につきまして、同僚の対馬委員の一昨日の質問で若干残っている点がありますので、この点を質問をすることと、もう一点は、一昨日、昨日の審議を聞いておりまして、基盤技術研究円滑化法案についてはどうも胸に落ちないところがたくさんあるわけであります。審議を通じて私の感じました疑問点について幾つか、この二つの角度から質問さしていただきたいと思います。 まず第一に、基盤技術研究円滑化法案についてでありますが、この法律案につきましては、審議を聞いておりまして、ほとんどの同僚委員あるいは逓信関係の委員の皆さんも、非常にな……
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました半導体集積回路の回路配置に関する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 半導体集積回路の回路配置に関する法律案に対する附帯決議(案) 半導体集積回路が果たしている役割の重要性にかんがみ、政府は本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、回路配置利用権の設定登録制度の適正な運用を図るため、指定登録機関の指定に当たっては、登録事務の公平性・中立性が十分確保されるよう配慮するとともに、回路……
○梶原敬義君 私はこの法案につきましては原則として賛成でありますが、この法案をちょっと読んでみまして、あるいは衆議院での審議経過等つぶさに検討した結果、幾つか疑問点もありますので、次々に質問いたします。 最初に、この法案の大きなタイトルでありますが、中小企業技術開発促進臨時措置法、こうなっておりますが、頭に中小企業という大きな冠がかぶさっておるわけです。法案の中をずっと見てみますと、この法案が適用されるというか、この法案と関係がある中小企業の数というのは非常に狭まってくる、恐らく狭い範囲でしか適用をされないだろう、こういう見通しを持つものであります。 なぜかといいますと、今我が国の中小企業……
○梶原敬義君 この関東東北鉱山保安監督部及び同部東京支部の設置に関し承認を求めるの件、これにつきまして大臣の提案理由を先般聞きました。 その提案理由の主なポイントというのは、この提案理由の中に書いてありますが、「鉱山保安行政の効率的推進」と、効率的な推進というところにすべてのポイントがはまっているような感じを強く受けたんですが、一体この二つを一緒にして、そして東北を監督部にすると、これが一体どうして効率的になるのか。中身は、いろいろ調べてみても、どうもそう変わらぬような気がするんですが、そこについて局長の方からまず最初に答えていただきたいと思います。
○梶原敬義君 経済企画庁にお尋ねいたしますが、五十九年度の我が国の経済成長率、実質経済成長率でいいんですが、もうわかったと思うんですが、幾らでしょうか。
【次の発言】 きょうは六月の六日ですよ。三月からもう二カ月過ぎていますよ、二カ月と六日。この見通しも五・三ぐらいだろうというこの五・三というのは、たしか去年の十月ごろ修正した数字なんですね。そのころ五・三あたりの見込みが立って、今正確な数字は出ないにしても、大体見通しが五・三なのかあるいは五・三を少し多く超えるのか、非常に限りなく五・三に近いのか、そんなことぐらいはわかるでしょう。もう何回も言っておるんですが、この点はどうも経済企画庁に対して……
○梶原敬義君 豊田商事グループの悪徳犯罪商法について質問をいたします。 大臣途中でちょっと退席されるようでありますので、先に大臣に質問いたします。 何といいましても、今事件が起こって、そして被害者が多数出ております。そして、なけなしの金をはたいて非常に悲嘆の毎日を送っておるわけでありますが、今、国あるいは国会が当面急がなければならないのは、こういう被害を受けた人たちに対しまして、どれだけできるかは別といたしまして、全力を挙げて何とか救済をする措置、すなわち豊田商事グループの資産等を早く押さえて、そしてそれを被害者に返す、こういう作業が最も急がれなければならない課題だと考えておりますが、きの……
○梶原敬義君 木材製品に関しまして、当初新聞では日米首脳交渉の中で木材製品ということでずっと報道がされました。しかし、ある時期から木材製品の中に紙パルプが入っている、こういうことになってきたようでありますが、その点について通産省はいつ知ったのか、外務省は当初からこの件を知っておってこういう報道になったのか、その点について。
【次の発言】 通産省は一月の二十八日ですか。
【次の発言】 二十八日、そのとき初めて知ったというわけですが、一月の二日にその話は出ているはずですが、なぜそのときにわからなかったのですか。
【次の発言】 そうすると、外務省は一月の二日にもうわかっていたわけですね、紙パルプが入……
○梶原敬義君 外務省に最初にお尋ねをいたします。 先般、私ども国会の参議院から自民党の議員が三名、社会党、公明党各一名、そのメンバーでヨーロッパ、東ヨーロッパを回って、一つの目的を持って、日本の対外企業の進出の実態調査を兼ねて回ってまいりました。その際に、西ベルリンで総領事の御案内で旧ドイツ大使館の跡を見せていただきました。聞くところによりますと、旧大使館を復旧して、そしていろいろな目的で使うということでありますが、私はちょうどここに写真を持ってきておりますが、まだ生々しくかっての日本大使館に弾が撃ち込まれた跡も入った写真でありますが、何で今の状況にこの旧大使館を復旧して、何のためにどうして……
○梶原敬義君 流水占用料に関連をして質問をいたします。
建設大臣、中曽根総理大臣の政治姿勢というのは増税なき財政再建だと、こういう姿勢を貫こうと、こういうのがキャッチフレーズで始まったわけですが、これは、流水占用料というのは事実上の大衆課税じゃないですか。国民はそうとるんです。この点、建設大臣いかがでしょうか。
【次の発言】 だから、僕は結論をちょっと聞いておるんです。一方には片や水源税というのを農林水産省が用意しておる、片や流水占用料を用意しておる。一方は立米当たり一円二十銭、一方は一円、合計二円二十銭ですか、これを全部一級河川の水は皆かかるというのですから、これは事実上のだれがどう言った……
○梶原敬義君 昭和五十八年度決算検査報告書というのを会計検査院からいただいておりますが、この報告書の労働省に関係する不当事項の指摘が六項目にわたってなされております。項目だけ読みます。 一〇三で指摘されている事項は、「身体障害者職業訓練校の運営委託に当たり、委託費の精算が適切でなかったため、支払額が過大になったもの」、これが一つ。それから一〇四で、これは保険のところでありますが、「労働保険の保険料の徴収に当たり、徴収額に過不足があったもの」、それから一〇五が「雇用保険の失業給付金の支給が適正でなかったもの」、それから一〇六「雇用保険の特定求職者雇用開発助成金の支給が適正でなかったもの」、それ……
○梶原敬義君 きょう、私は二つの問題で質問をいたします。
最初に放送衛星BS2aの故障問題についてお尋ねをいたします。故障の原因とその後の経過について簡単に御報告をお願いします。
【次の発言】 BS2bに十分反映させるということですが、マスコミや何かの情報を見ますと、BS2bにも既に打ち上げる前に欠陥部分が指摘されているようですが、その点はいかがですか。
【次の発言】 今九十ワットに出力が落ちているということですが、しかしうまくいくだろうというようなお考えですが、これは承っておきます。どうせ来年の一月ぐらいに打ち上げるんでしょうから、そのときにやっぱり悪かったら、これはあなたがそう言っている……
○梶原敬義君 経済企画庁長官がまたすぐ退席されますので、これは順番がかわってややこしいのでやりにくいのでありますけれども、前やってまた後に返ったりしますからよろしくお願いします、 最初に、建設省が今概算要求をしております流水占用料につきまして、それから農林省の水源税、これにつきまして、きょうは経済閣僚であります二大臣に対しまして、私はぜひこれは反対の立場で真剣に取り組んでいただきたいと思うのであります。 理由は、中曽根総理大臣が増税なき財政再建をうたいながらそういう方向を一生懸命やろうとしている裏で、国民生活に多大な影響が出ます流水占用料あるいは水源税について、これはもう本当にけしからぬと……
○梶原敬義君 最初に通産大臣にお尋ねしますけれども、民間活力による内需拡大の観点から、政府は電力業界に対し三年間で約一兆円の設備投資の追加を要請しているようでありますが、電力業界とこの話はどこまで具体的に詰まっているのか、それを最初にお尋ねいたします。
【次の発言】 それは大体わかりましたが、話は話で、あとはいやなかなか事情がということになる可能性だってありますから、それはそういうことならそういうことで、前提が前提ですから、通産省がちゃんと約束したことはしたように監視を厳しくしていただきたいと思います。
次に、具体的な問題について法務省にお尋ねしますが、先ほど福間委員からも質問がありましたが……
○梶原敬義君 最初に、石油需給の中長期の見通しについてお尋ねいたします。 石油需給は、このところ緩和基調で推移して、少々浮かれている感がありますが、振り返ってみますと、ここ十年ちょっとの間で二度の厳しい石油ショック、石油危機に見舞われております。省エネや石油代替エネルギーにより世界の石油の消費量が減ってきているとはいえ、今後は、人口の多い開発途上国の石油消費量は、その国の近代化とともに拡大していくことになることは容易に推察されることであります。 一方、我が国においても、省エネ効果が上がったといっても、ガソリンの消費量は年間約三千六百万キロリットルと聞いております。毎日十万トンのタンカー一隻……
○梶原敬義君 渡辺議員には御苦労さまです。
私も雇用問題とかあるいは業界のことを全く考えていないということではないから、あらかじめその点については誤解のないようにしていただきたいと思います。
渡辺議員は、石油関係に非常に詳しいようなお話を先ほど聞きまして、大臣からもそんな話がありましたが、石油の需給の関係の見通しと、それから石油の将来の埋蔵量、一体どれだけ資源があるのか、ひとつこれを先に簡単にお伺いします。
【次の発言】 じゃ、この委員会で我々が自民党とも合意した、大体の了解に達した資源というのは、大体今発見されている埋蔵量というのは、掘っても三十五年、三十二年から三十六年ぐらいの間だろう……
○梶原敬義君 科学技術庁にお尋ねをいたします。
原子力船「むつ」の開発につきましては、昭和四十七年度末までに出力試験等を行って完成をし、以降二年間の実験航海等を行って、五十年度末までにすべての開発業務を終了するという、こういうことになっておりましたが、今日まで延び延びになって大変なお金がかかっておりますが、一体当初計画の開発研究費というのは幾らを見込んでスタートしたのか、最初にそれをお尋ねします。
【次の発言】 昭和五十九年度までこれは決算済みでありますが、国の使った、この「むつ」にかかった費用は幾らでございますか。
【次の発言】 私が調査をしました数字よりは若干多いわけですが、さらに六十年……
○梶原敬義君 地方議員の定数是正の問題について最初にお尋ねをいたします。
東京高裁は、御承知のように、昨年実施された東京都議選挙で葛飾区民の公選法違反としての選挙の無効を求めました訴訟に対して、二月の二十六日、都議会の定数是正は違法と断じ、議員一人当たり格差は一対二までと基準を示しました。しかも、是正を行わないままの次期選挙は即時無効と判決をしました。
所管大臣といたしまして、自治大臣の所見を最初にお伺いをします。
【次の発言】 高裁が指摘をしております人口比例の最大格差が一対二以上の自治体、議会の実態について自治省、一体どうなっているのか。都道府県、政令都市別の状況について自治省にお尋ね……
○梶原敬義君 決算事項に入る前に、羽田農林水産大臣にお尋ねをいたします。
日ソ二百海里漁業交渉の問題でありますが、大臣、大変御苦労さまでした。日本側の粘り強い努力にもかかわらず結果は相当厳しい内容になったようでありますが、その概要とこれから先の見通しの問題、さらには北海道では早々と北海道北洋漁業対策本部が設置され、今後の対応策などが緊急課題として検討を始められているようでありますが、政府はこれらの問題に対しましてどのような対応を考え、実施しようとしているのか、その点についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 大臣、非常に厳しい状況の報告が今ありましたが、日本側としてはやはりさらにこの割り当て……
○梶原敬義君 最初に、私二十分これから午前中にやるようになりまして、時間がありませんので端的に最初にお答えをしていただきたいと思います。
最初に日本航空の問題でありますが、昭和六十年の十一月の二十九日の本委員会におきまして、私は日本航空の非常に問題のある労使関係、分裂支配を中心としてこれまでやってきました労務政策のあり方についてるる説明をしましたが、これに対しまして運輸省、労働省が一体その後どのように努力をして現状はどうなっておるのか、この点について最初にお伺いをいたします。先に運輸省。
【次の発言】 この時間、この問題に時間かけるつもりなかったんですが、運輸省の局長が今答弁されましたがね、……
○梶原敬義君 私は政府の開発援助に対するチェック体制の問題について質問をいたします。時間が非常に短いわけでありまして、私もできるだけ本質に触れて端的に質問をしていきたいと思いますので、核心に触れた答弁を最初にお願いを申し上げたいと思います。 六十一年度の経済協力費は、一般会計で六千二百三十二億円を超しておりますし、前年度に比べまして六・三%の伸び、国債費の一〇・七%、防衛費の六・五%に次ぐ高い伸長率を示しました。その他、借款分寺含めまして、ODAの総額は既に一兆三千六百億円余りに上っております。 政府開発援助につきましては、我が党もその拡充強化については賛同をしてきております。しかし問題は……
○梶原敬義君 私は総理大臣に最初にお尋ねをします。 本決算委員会の審議は五十八年度の決算の審査をやっておるわけでありますが、五十八年度は振り返ってみますと、五十四年秋の第二次石油ショックに伴う経済の停滞がようやく回復に向かい、我が国といたしましては経済財政運営は内需拡大型の政策で進むのか、あるいは外需依存型で進むのか、その岐路を迫られた年だったと思うわけであります。 振り返ってみますと、総理は行革方針をとりながら、外需依存の結果的には経済運営をとったことになったわけであります。その結果、五十八年度の貿易黒字は当初見通しを六一%上回る八兆二千億円、経常収支にいたしましても見通しを二・五倍も上……
○梶原敬義君 法案の中身に入る前に、最初に中小企業団体法に基づく通産省の認可団体、日本撚糸工業組合連合会の不正事件についてお尋ねをいたします。 私は決算委員会にも所属をしておりまして、昨年の九月の二十日と十月の二十三日に、我が党の目黒議員が、本件につきまして並み並みならぬ調査をいたしまして、通産省浜岡局長に対して質問を粘り強くいたしました。その決算委員会を聞いておりまして、どうも特に二十三日の答弁内容というのは、ある程度、通産省としては三谷課長だけの問題で済むという自信を持ったのかどうかわかりませんが、非常に人ごとのような答弁をしておったのを私は感じ取っておった。それで私は、目黒議員の質問が……
○梶原敬義君 通産大臣と経済企画庁長官の所信表明、施政方針につきましては何回か読ましていただきましたが、私は内容は別としましても、非常によくできていると思うんです。ぜひその実現方を最初にお願いをしたいと思います。 経済企画庁に最初にお伺いしますが、経済成長率等の見通しと実績が、昭和五十五年ぐらいから、私は若干の数字を持っておるんですが、その数字が大変見通しと実績の差が狂っているんですが、ひとつそこを、一体実績と見通しはどうなっておるのか、内需、外需別で、一体経済成長をこう持っていく、こういう見通しが狂っておりますが、その辺の数字と、一応経済企画庁についてそこら辺の状況についてお伺いをいたしま……
○梶原敬義君 予算の関係に入る前に、日本撚糸工連の問題について、一、二点最初にお尋ねをいたします。 私は、三月の二十五日に、社会党の日本撚糸工連調査委員会をつくりましたが、その一員といたしまして石川県の金沢市等に赴きまして、わずかな時間でありましたが、幾つかの調査、チェックをしてまいりました。そのときに非常に疑問に思った点がありますから、この点についてぜひ解明をしていただきたいと思います。 例の機械を破砕をする場合に、問題の十三台のうちの六台の機械――その十三台のうちの何台かは中小企業から買ったものではなくて、どこかの大手の機械を撚糸工連が買ってきて、それに機械ナンバーか何かをつけて処理を……
○梶原敬義君 私は、全般的には航空機工業振興法の一部を改正する法律案につきましては賛成の立場でありますが、幾つがこの法案を読みまして気になることがありますので、順次質問をこれからさしていただきます。
まず、通産省にお尋ねいたしますが、我が国航空機工業の位置づけといいますか、これは一体どう考えておられるのか、最初にお尋ねいたします。
【次の発言】 次に、ちょっと具体的な問題に入りますが、今大臣が言われましたような方針に沿ってこれから振興を進めていくわけでしょうが、六十一年度一般会計予算では、YXX関係の予算が七億一千三百五十六万円、V二五〇〇関係の予算が三十九億八千六百九十九万円計上されており……
○梶原敬義君 私は主に、中小企業指導法及び中小企業近代化資金等助成法の改正案について質問をいたしますが、これは内容もそう問題もないし、私ども賛成であります。したがいまして、以下三つの問題について最初にお尋ねをいたします。 一つは撚糸工連の問題であります。もう一つは、中曽根・レーガン会談の問題に関する経構研の問題であります。それから三番目に、円高差益の問題について、この三つについて最初にお尋ねをいたします。 日本撚糸工連事件につきましては、昨日から報道されておりますように、高沢前公害立地局工業再配置課長らが起訴されまして、さらには政界汚職に発展し、東京地検特捜部は、国会議員数人に事情聴取が及……
○梶原敬義君 この民活法案につきまして少し勉強したんですが、どうもぴんとこないところが幾つかあります。非常に素朴な質問になるかもわかりませんが、今から質問をさしていただきます。
最初に、特定施設をつくった場合に、これは株式会社で運営するという方向のようでありますが、その場合に一体出資はだれがどうするのか。特に、もし地方の場合で考えますと、国が出資をしないならば、市町村の出資の割合を、非常に高い割合を期待をするんじゃないか、こう感ずるんでありますが、この点はいかがでしょうか。
【次の発言】 まあそれぞれのケースによって違うと思うんですが、もうかるところは、それは民間だけでやってもそう地方自治体……
○梶原敬義君 私も本法案に入る前に、通産大臣に少し円高とサミットの問題についてお尋ねします。 先ほどからも聞いておりましたが、サミットの成果につきましては、きのう本会議におきましても総理大臣は評価され、大臣も今ある程度評価をされましたが、これは評価は分かれるところでありまして、ただ申し上げたいのは、私が知っている中小企業や何かで、もう本当に円高で泣いている連中のところに行って、そういう評価を掲げてまともに歩けるかどうか。それはやっぱり身の危険を感ずるような状況で、ああいうことを本当に言えるかどうか、それだけはひとつ、評価はあなた方は結構でありますが、冒頭にやはり心に受けとめていただきたいと思……
○梶原敬義君 最初に、円高差益還元の問題についてお尋ねする予定でありましたが、十一時から電力会社その他、通産省の方に申請に来るやに聞いておりますから、十一時十五分過ぎまして正式に通産省受け取りましてから、この問題については後ほど、途中からでありますが、お尋ねをいたしたいと思います。 非常に分厚い消費生活用製品安全法等の一部を改正する法律案関係資料集、これをいただきまして、少し目を通したんですが、どうも最初に矛盾を感じるのは、本法案の中には、消費生活用製品に関するものがあったり、あるいは全く関係のない電源開発促進法や中小企業投資育成株式会社法等の九つの法案を一括して提案をしております。非常にわ……
○梶原敬義君 最初に、この特定商品等の預託等取引契約に関する法律案の立法に至る経過について、私も大体まあ聞いておりますが、確認の意味でひとつ整理をしていただきたいと思います。
【次の発言】 次に、立法のねらいですね。消費者被害の再発防止、悪質な取引については実質禁止の効果を持つ云々と、こういう説明をなされておりますが、この立法のねらいについて尋ねてみたいと思います。
まあいろいろ読んでみまして、どうも少し力点の置かれ方が中途半端な感じがするんですが、要するに、商品等の預託取引を前提に、いわゆる自由な商取引の中にはこの種の商売もあってもいいんじゃないか、その拡大も通産省のスタンスとしては悪いこ……
○梶原敬義君 経済企画庁長官、久しぶりです。
日本の最近の経済運営といいますか、一体どっちの方向に、いい方に向かっているのか、悪い方に向かっているのか、国民にとってどうなのか、最近さっぱりわからぬのですが、それは後におきまして、昭和六十年度の経済成長率、貿易収支の状況、それから総合収支、物価、円高で勤労国民の生活は一体どうなっているのか、中小企業あるいは農村の状況、こういうものについて一通り最初に経済企画庁の方から御報告をお願いいたします。
【次の発言】 四・六%の実質成長の六十年度成長の内需、外需の内訳、わかりましたら……。
【次の発言】 住宅の関係ですが、いろいろと昨年度から融資枠をふや……
○梶原敬義君 最初に大蔵大臣にお尋ねいたしますが、政府は予算の編成時におきましては大変気を使うんでありますが、決算の審査におきましては非常に、何といいますか手を抜くといいますか、そういう状況が続いております。今回、五十九年度の決算の総括に入るに際しまして、当然やっぱり総理大臣がこの席に出て対応すべきではないかという私どもの強い要求にもかかわらず総理大臣は出席をいたしませんし、また官房長官におきましても、出席要請があるにもかかわらず休養とか静養とかいうような理由で出席をどうしてもしない、これから見ても、政府の決算委員会軽視、特に参議院改革の面から参議院においては決算審査を重視していく、こういう参……
○理事(梶原敬義君) 以上で内閣官房長官に対する質疑は終了いたしました。 それでは引き続き全般的質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言願います。
○梶原敬義君 最初に文部省の方から入らしていただきます。 昭和五十九年度の決算検査報告書というのを今持っておりますが、ここで文部省に関する会計検査院から幾つかの指摘事項等が挙がっておりますが、この中で、私はことしの一月の二十三日の本院のこの本委員会で取り上げた問題でございますが、「義務教育費国庫負担金の経理が不当と認められるもの」、俗に言う水増し定員の問題でございますが、この問題につきまして一つだけお尋ねをいたします。 私が地元の小学校のPTAの皆さんからことし相談を受けたんですが、五月以降見通しの狂いもあってわずか一名定員が、学校の生徒が、クラスの生徒が定員を割ったということで、今までち……
○梶原敬義君 私は、昨年の秋に国会から派遣されまして、フランス、西ドイツ、東ドイツ、それからハンガリー、オーストリア、イギリスを回ってまいりました。二つ目的を持って回ってまいりましたんですが、一つは海外に進出している日本の企業の状況を把握してくるということ、これが一つでございます。二つ目は、できるだけ今申し上げました国に出ております日本の大使館のいろんな設備、建物、それから大使館で頑張っております大使やあるいは公使や書記官の皆さん、いろんな労働条件とかあるいは住宅、福祉の問題、そういう問題を調査をする。この二つの課題を得まして五人で回ってまいりました。 そのときに特に私どもが、大使館員の三等……
○梶原敬義君 郵政大臣に最初にお尋ねしますが、昭和五十九年度の決算検査報告書における不当指摘事項がございますが、これは検査報告を見てみますと毎年毎年出ていることでございまして、この点について大臣の、一体どういうお考えを持っておられるのか、そしてこれからの対応、対処方についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 会計検査院にお尋ねしますが、不当指摘事項を掲記をしておりますが、この経過についてお尋ねをいたします。また、検査率については一体郵政に対する検査率はどうなっているのか。この二点について最初にお尋ねします。
【次の発言】 わかりました。次に移ります。
それから、これは同じく五十九年度の決算検……
○梶原敬義君 私、今昭和五十九年度決算検査報告、会計検査院の報告書を持っておりますが、その九十六ページから大分たくさん問題が出ております。時間がありませんから若干まとめて質問をいたします。 五十九年度の農林水産省関係の会計検査院の決算報告に関しては、本年の四月十四日の当委員会のときにも私が質問をいたしましたが、五十九年度の場合不当事項として指摘を受けたのは七件、三千三百八十三万円でございましたが、五年前の五十五年度の二十件、一億一千九百八十万円から見ますと件数、金額とも少なくなっております。しかし、前にも指摘をいたしましたが不当事項は少なくなっておるものの、不当とまではいかないが制度の趣旨か……
○梶原敬義君 昭和五十九年度の会計検査院によります決算検査報告における建設省、日本道路公団、首都高速道路公団並びに沖縄振興開発金融公庫についての不当指摘事項及び意見表示または処置を要求した事項について、建設大臣並びに沖縄開発庁長官はどのように考え、反省をしておられるのか、最初にお伺いをいたします。
【次の発言】 開発庁長官、受けたようでございますがというのは、言葉じりをとらえるようでありますが、受けておるんですね。だからそういうような認識で答弁をされるというのは非常に遺憾でありますから、反省を求めたいと思います。
特に建設省における関係で、私もこれで三回目で言うんですが、通産省の建物をつくっ……
○梶原敬義君 先般、通産大臣と経済企画庁長官から所信表明を聞きました。もう前々からちょっと尋ねたいと思っておったんですが、通産大臣は、こういう冊子になったときは「所信表明演説」という表紙がつくんですね。経済企画庁長官は「長官挨拶」、こういう形に表紙がいつもなる、我々がいただくのは。その所信表明の内容を聞いておりますと、やっぱり「演説」と「挨拶」との違いがどうも出てきているんじゃないかという気がしてなりません。 一つは、本年度の経済見通しについて触れられておりますが、どうもニュアンスが違うような気がします。経済企画庁は、我が国経済は、「全体として景気は底固さはあるもののその足取りは緩やかなもの……
○梶原敬義君 四十分に時間が短縮をされましたので、できるだけ私も質問内容は簡単に申し上げますが、答弁の方もひとつ要点を中心にまとめて答弁をお願いしたいと思います。 二つの法案の審議に入る前に、石炭の第八次答申について大臣にお伺いをいたします。 千五百万トンからこれは一千万トンになだらかに調整をしていくという考え方であるようでありますが、このままでいきますと雪崩的に閉山が進んでくるだろう、こう見ておりますし、十一の炭鉱のうちに半分ぐらいは近いうちに閉山の状況に追い込まれるんではないか、こういうようなことが言われておりますが、何とかそういうような状況にならないようにひとつ政策的な歯どめをかけて……
○梶原敬義君 労働省の課長、何か会議が入っておるようですから、先に労働省にお尋ねをします。 私の経験からしますと、私はいろいろこういう関係や労使問題なんかにタッチしたのが昭和三十六年ぐらいからですが、この今日の雇用情勢の厳しさというのは、私の経験では今度ほどこういう厳しい状況というのはないというのが実感なんです。 したがって、私はタクシーに乗ればタクシーの運転手さんに聞きますし、歩けば、人と会えば、大概今の状況を聞いておりますけれども、どうしても非常に厳しさを感ずるんです。地元では、例えば学校を出て、就職やなんかで、どこかへ口をきいてくれないかといって依頼をされますが、それもなかなか、こと……
○梶原敬義君 最初に、二つだけ具体的な問題をお尋ねいたします。 一つは、理事会を通じまして今写真が手元にあると思いますが、長野県の地方交通線の問題です。県内を三分割される長野県で、同一路線が東日本と西日本会社に分割される大糸線について、社会党の調査によれば、今配付させていただきました写真のように崩れ落ちたホーム、崩れかかったホームの土台、危険な階段、列車とホームの間の広いすき間、高さなど、安全施設の整備を怠った各駅があります。安全の確保を国鉄当局に何回も要請してまいりましたが、一向に改善をされず逆に無人駅にされ、不安を高めております。このような問題は全国各地に存在をしております。私は九州です……
○梶原敬義君 昭和五十九年度の会計検査院の報告等を見てみましたが、自治省、警察庁、法務省、裁判所等につきましては指摘事項がございませんでした。私は、これは大変結構なことだと思っております。
そこで、自治省と警察庁にお伺いをいたしますが、交通反則金の関係でございますが、いろいろと調べてみましたが、非常に難解でございまして、最初に反則金の歳入歳出の流れ、これについて御報告をお願いをいたします。
【次の発言】 反則金の収入予算ですね、なかなかこれは難しいと思うんですが、毎年毎年予算の段階で何か基準にして積算をしているんだと思いますが、それは一体どういうようなやり方をされておるのか。
それから、昭……
○梶原敬義君 最初に、日本撚糸工連の問題についてお尋ねをいたします。
昨年、政界を巻き込みました大変大きな問題になった撚糸工連の問題でございますが、繊維業界における設備の共同廃棄事業をその後どういうようにしようとしているのか。
それから、ああいう不正が起こったわけでございますから、不正の起こらないようにどのような対処をしようとしているのか、この点についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 努力の跡がよく理解できるような気がしますが、今度は産地組合が対象になるわけでございますが、政治家への政治献金ですね、これはしたがって撚糸工連もしてはいけない、それから産地組合もしてはいけないということにな……
○梶原敬義君 大蔵大臣、早朝から御苦労です。持ち時間が非常に短いわけでありますので、私も短く質問をいたしますが、できるだけ簡潔に御答弁をお願いいたします。 一つは日本銀行法の関係でございますが、先般日銀の方に私も党の決算部会で調査に行きましたが、そのときに日本銀行法というのが一体どうなっておるのか、ちょっと読んでみたんですが、大変現実にマッチしてないようなことが条文にいっぱい出てきておりますから、幾つか指摘をいたしまして、御答弁をお願いします。 一つは、日本銀行法はいまだ片仮名で、これは法文の中にはそういうのがたくさんあるんですが、まず一つは片仮名になっているということ。もう一つは、第四条……
○梶原敬義君 新聞報道によりますと、四月の二十一日に、JR東海が社員研修でコミュニケーションゲームの問題が出ておりますが、そのスリー・テンというところでだれが生き延びるのか、内容をもう一度、これは先般法務省に対しまして質問いたしましたが、ちょっともう一回内容を読みますと、ほんの偶発的な事故で世界じゅうが強力な放射能によって汚染されようとしています。しかし、ある科学者が特別なカプセルをつくり、小さいながらその中にいる人たちは完全に生存できることが保障されています。この室内には既に偶然選ばれた十人の人たちが入っております。その人たちは弁護士とかずっとあります。省略しますが。ところが、ドアを閉じる瞬……
○梶原敬義君 主に三点質問をいたしますが、時間がありませんので、私もできるだけ要点を申し上げますので、率直に御回答をお願いしたいと思うんです。 防衛庁、第一点は北海道の陸上自衛隊上富良野演習場で、本年の三月九日午前九時五十分ごろ、射撃訓練中の二百三ミリりゅう弾砲弾が一発、演習場外に飛び出して炸裂する事故があったことが報道をされております。 この問題でございますが、今回の事故現場は事故発生から一カ月半近くたった四月二十二日になって国有林内を巡回中の営林署員が発見したのでありまして、この間、上富良野に駐屯する陸上自衛隊は一体どういう対応をしておったのか、これが第一点。 第二点は、事故発生から……
○梶原敬義君 大蔵大臣、サミットは大変御苦労さまでございました。また、お帰りになりまして早々、次期総裁選等をめぐりまして何かいろいろ活動をされておられるようでございます。 けさの、十九日の朝の新聞を見ますと、宮澤大蔵大臣が財界の有志と懇談をしてお知恵拝借をされているようでございます。平岩東京電力会長とか松沢富士銀行会長、坪井三井不動産社長、その他鹿島建設の会長や西武セゾングループの堤清二さんや、そうそうたるメンバーとお話をされているようでございます。その中で、新聞の記事によりますと、中曽根総理は乱暴だけれどもよくやってきた、宮澤さんも照れないでしっかりやってほしいというような激励も飛んだよう……
○梶原敬義君 中曽根総理、サミット御苦労さまでした。また、臨時国会を前にいたしまして大変御苦労でございます。 私は幾つか項目を用意をしておりまして、次々に質問いたしますので、的確に御答弁のほどをお願いをいたします。 中身に入る前に最初に、中曽根総理が詠まれたという「くれてなお命の限り蝉しぐれ」、これは私は後世に残る名句のような気がしてなりません。時の最高権力者が任期をあと数カ月にして詠まれた気持ちが私もわかるような気がするんですけれども、総理、この心境を、こうしてたびたび質問することはないわけですから、私も聞かせていただきたいと思います。
○梶原敬義君 後ほど日米半導体摩擦の問題について少しお聞きしますので、アメリカの経済政策閣僚会議の方針というのが恐らく決まったと思いますが、そのときまでに、あと何分か後ですが、ひとつその内容が明らかにできるように準備をしていただきたいと思います。 最初に、きょうは経済企画庁もお見えでございますので、通産省と両方にお聞きしますが、この法案の提案趣旨の冒頭に、「我が国貿易収支の黒字幅は、昨年一年間で九百二十七億ドルにも上っております。このような大幅な対外不均衡の是正を図り、我が国経済の中長期的発展基盤を確立していくためには、我が国産業構造を国際的に調和のとれたものに転換していくことが極めて重要で……
○梶原敬義君 特許法の一部を改正する法律案につきましては原則賛成でございますので、そういう観点でございますが、以下質問をいたします。直接法案には関係ございませんが、特許行政全般にわたって質問を幾つかいたします。
最初に、我が国の工業所有権制度の歴史、またその変遷と今回の法律改正に至ったその必要性についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 ちょっと聞き方が悪かったかもわかりませんが、五十年に多項制への移行をいたしましたね、その前に単項制。だから、その制度の変遷についてちょっと年度を追ってお願いします。
【次の発言】 多項制移行後の改善の問題については彼ほど質問をいたしますが、昭和五十一年という……
○委員長(梶原敬義君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員長に選任されました梶原敬義でございます。
まことに若輩でございますが、災害のないことをお祈りし、委員各位の御協力をいただきまして、この重責を果たしてまいりたいと存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続きまして、理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に浦田勝君、田代由紀男君、青木薪次君、片上公人……
○委員長(梶原敬義君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十五日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として小川仁一君が選任されました。
また、本日、秋山肇君が委員を辞任され、その補欠として野末陳平君が選任をされました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
昭和六十二年梅雨前線豪雨及び台風第五号による災害並びに昭和六十二年八月十六日から十九日までの大雨による災害について、政府から報告を聴取いたします。三木国土庁防災局長。
【次の発言】 以上で政府からの報告の聴取は終わりました。
これより質疑を行います。……
○委員長(梶原敬義君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八月二十六日、小川仁一君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君が選任されました。
また、去る八月二十八日、野末陳平君が委員を辞任され、その補欠として秋山肇君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
昭和六十二年台風第十二号及びその後の低気圧による災害について政府から報告を聴取いたします。三木国土庁防災局長。
【次の発言】 以上で政府からの報告の聴取は終わりました。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします……
○梶原敬義君 私は、具体的な質問に入る前に、私の立場を四点にわたって最初に明らかにしておきたいと思います。 一つはココムについてでございますが、ココムは米ソ冷戦の遺物であり、ココム自体が外交上の秘密とされ、国際条約、協定という性格のものでなく、その内容も一切公表されていない。世界軍縮と東西経済交流が求められている今日、ココム規制を強化することは時代に逆行することであると考えます。 二点目は、外国為替及び外国貿易管理法はその目的にもありますように、為替、貿易が自由に行われることを基本とした経済立法であり、その制限は最小限としなければならないと考えます。本案を改正しようとしている主要な安全保障……
○委員長(梶原敬義君) 一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、重ねて委員長の重責を担うことになりました。
委員の皆様方の御協力をいただきまして、その職責を全うしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 それでは、引き続きまして、理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に浦田勝君、田代由紀男君、青木薪次君、片上公人君を指名いたします。
○委員長(梶原敬義君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま重ねて委員長に選任されました梶原でございます。
委員の皆様方の御協力をいただきまして、その職責を全うしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
【次の発言】 それでは、引き続きまして、理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に田代由紀男君、星長治君、青木薪次君及び片上公人君を指名いたします。
○委員長(梶原敬義君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨九日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として鈴木和美君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○梶原敬義君 国土庁長官並びに建設大臣の所信表明及び予算の概要説明を読ませていただきましたが、その中で共通して指摘をされているのは、「国土の均衡ある発展」並びに「東京一極集中の是正」、第四全総に従って「多極分散型国土の形成」、これをそれぞれうたい上げられて基本にあるわけでございます。まさに私は今緊急の課題だと考えております。したがいまして、この点につきまして以下質問をさせていただきます。 最初に国土庁の方にお尋ねしますが、神奈川県の長洲知事が昭和五十二年に地方の時代を提唱いたしまして、今年はちょうど十年になります。その間に御承知のように地域間格差が非常に広がりまして、そういう状況の中で大分県……
○委員長(梶原敬義君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま重ねて委員長に選任されました梶原でございます。
委員の皆様方の御協力をいただきまして、その職責を全うしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
【次の発言】 それでは、引き続きまして、理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に田代由紀男君、星長治君、青木薪次君、片上公人君を指名いたします。
○委員長(梶原敬義君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十七日、下田京子君が委員を辞任され、その補欠として佐藤昭夫君が選任されました。
また、昨二十四日、佐藤昭夫君が委員を辞任され、神谷信之助君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
災害対策の基本施策について、国土庁長官から所信を聴取いたします。奥野国土庁長官。
【次の発言】 次に、昭和六十三年度防災関係予算に関し、政府から概要の説明を聴取いたします。三木国土庁防災局長。
【次の発言】 以上で災害対策の基本施策についての国土庁長官の所信……
○委員長(梶原敬義君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十六日、神谷信之助君が委員を辞任され、その補欠として佐藤昭夫君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言をお願いします。
【次の発言】 文部省来ておるのかな、文部省。
【次の発言】 佐藤君要望の件の取り扱いにつきましては、理事会で協議いたします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
……
○委員長(梶原敬義君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十九日、一井淳治君が委員を辞任され、その補欠として糸久八重子君が選任されました。
【次の発言】 内海国土庁長官より発言を求められておりますので、これを許します。内海国土庁長官。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
昭和六十三年五月三日から四日の九州中部を中心とする大雨による災害について、政府から報告を聴取いたします。三木国土庁防災局長。
【次の発言】 以上で政府からの報告の聴取は終わりました。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言をお……
○梶原敬義君 最初に、愛媛県の伊方町でたしか昨年十月十九日から二十一日、本年二月十二日だったと思うんですが、四国電力の伊方原発二号機での出力調整試験を行ってきましたが、何のためにやったのか、そしてその内容、その結果を最初に報告していただきたいと思います。
【次の発言】 原発の先進国であるアメリカでは、このような非常に危険性を伴う実験というのはやっていないと聞いておりますが、その点はいかがですか。
それから、チェルノブイリの事故については、これは百万キロワット出力の能力を持ったものを六万キロワットに下げて、それを三十万キロワットの出力に持っていこうとして核反応事故を起こしたと聞いておるわけです……
○梶原敬義君 民活法に入る則に、新型間接税の問題について通産大臣のお考えを伺い、意見を申し上げたいと思います。 きのうから新聞やテレビによりますと、自民党税調の方で商工団体の皆さんの意見を聞かれておるようでございまして、特にこの中では慎重論はありますが、その内容としては実質的にはこれは困る、こういう御意見のようでございます。まあひとつ通産行政一番おわかりの、特に中小小売店等が非常に苦しむわけですから、通産大臣としてはひとつ早々と、これはおれも反対だと、もっと慎重にやろうと、こういうお考えを伺いたいし、そういうように努力していただきたいんですが、いかがでございましょうか。
○梶原敬義君 本法律案の質疑に入る前に、通産大臣に、四月十六日カナダのバンクーバーの郊外で開かれました四極通商会議の問題、何が一体問題であったのか、課題とその成果について最初にお尋ねいたします。
【次の発言】 重ねてお尋ねしますが、十八日の日経の朝刊に「四極通商会議の二日目を終え、おそろいの服を着て記念撮影する(左から)」云々と、大臣がヤイターさんとドクレルクEC委員の肩に手をかけた写真が、非常によく、大臣が一番よく写っているんですよね。ほっとしたようなちょっと悪童のような顔をして。
そこで、一つは農業問題ですね。私は食糧の自由化には問題がある、こういう立場ですが、農業問題で一体どういうよう……
○梶原敬義君 五月十日の本委員会、そしてきょうの環境との連合審査にずっと出ておりまして質疑を聞いておりました。いろいろな専門的なお話も出ましてずっと聞いておったんですが、どうもわからないのは、オゾン層の破壊、オゾンの破壊は本当にフロンが原因で破壊されているのか、あるいは南極のオゾンホールがフロンが原因だったのか、そ辺の問題は連合で少しは環境庁も出るからわかるんじゃないかと思ったんですが、ああやこうやのお話が出まして、結局私もフロンの原因説というのは本当によくわからないのです。上まで上ってみなきゃわからぬのかもしれませんが、もう一度その辺について幾つかお尋ねをしてみたいと思います。 問題は、本……
○梶原敬義君 産構法の意義は一体何であったのか、目的を果たしたのか、これが一つ。それから、産構法の施行状況及び廃止後にさらに問題が残りそうな点について最初にお伺いをいたします。
【次の発言】 聞くところによりますと、ビスコース短繊維、尿素、湿式燐酸、溶成隣肥、化成肥料、フェロシリコン、これらの業種がやはりさらに問題が残りそうだ、こう聞いておりますが、これらの対応についてお尋ねいたします。
【次の発言】 これまでややもしますと、我が国の産業界というのは、少し景況がよくなりますとそれぞれ好き勝手に増設をやる。そして何かの大きな景気変動とかショックに対してまた行政指導が入りまして、カルテルをやるかあ……
○梶原敬義君 国土庁長官、先ほどのごあいさつの中で、ごあいさつの文書を持っておりますが、長官のあいさつを聞いておりまして、本法律案を審議するに当たって長官は一体どういう基本的な姿勢であろうかと、こう思っておりました。 この内容を見ますと、まず第一に東京首都圏における土地対策が大事だと。そのために二番目には、東京首都圏の土地問題、この問題の解決のためには住宅宅地の供給。その三番目に、そのために東京首都圏の土地対策の一環の中で本法律案が出てきているような、そういう内容に読めるわけでございますが、この点に対して大臣の基本的な姿勢をお伺いします。
○梶原敬義君 三十六分しかございませんから、できるだけ私も短い質問をしますので、核心に触れた答弁をお願いしたいと思います。 我が国の柔道団体の分裂問題、すなわち柔道問題に絞って質問をいたします。私は、かつて本院の決算委員会で我が国の柔道団体の分裂問題、いわゆる柔道問題について二度ほど質問をいたしました。そして、数日前ですか、先週の金曜日に文部省の事務方の人ともちょっと資料をいただきながら話をしたんですが、一つどうしてもわからないことがあるので、本題に入る前に質問をいたしたいと思うんです。 講道館が国際センターをつくるに当たりまして、柔道連盟が、これは文部省の数字によりますと、昭和五十六年度……
○梶原敬義君 竹下総理には大蔵大臣も兼任されまして、大変御苦労さまです。
本日は時間が短いので、要約して私は質問をしたいと思います。御答弁の方におきましても、要点を要約して御答弁をされますように最初にお願いを申し上げます。
まず、竹下総理にお伺いいたしますが、リクルート疑惑に関する点でございます。
竹下総理に関しましては、元秘書と親戚の方の二名の名前が上がっております。その売却益が総理または総理の政治団体に振り込まれているようなことはないか心配をしておりますが、この点についてはいかがでしょうか。
【次の発言】 リクルート関係につきましては、後で同僚の丸谷議員の方からも質問があると思います……
○梶原敬義君 昨日の新聞を見ますと、中国への「帰任急ぐ商社マン」、それから「戒厳令下の中国へ「百億円環境計画」狙う」、「受注合戦「乗り遅れるな」」、このような形で日本人商社マンの中国帰任ラッシュの写真が新聞にも報道されておりますし、そして中国向け政府開発援助の受注合戦に急いでいる姿が報じられております。また、きょうの新聞を持っておりますが、「上海の「列車焼き打ち」事件」で「中国 三被告を銃殺処刑」、このような記事が出ております。これらの一連の流れに対しまして、十六日には参議院の外務委員会で三塚外相が、経済団体、産業界に北京での企業活動再開自粛の要請をする意向を明らかにされておりますし、さらに二……
○委員以外の議員(梶原敬義君) 私は、昨年の十二月二十一日に政府の消費税を柱とする税制改革六法案がこの場で強行採決をされましたときにその後ろの傍聴席におったわけですが、ふっと気がついてみましたら委員長席の近くまで飛び出しておりました。そのときに、本当にあの強行採決があった後、私はむなしい気持ちと強い憤りを覚えました。こんなことで我が国の国会、議会制民主主義というものがいいのか、このように本当に強く感じました。そして、二十三日から二十四日にかけて昼夜の本会議において私ども本当に抵抗しながら、何とかこの弱い者いじめの消費税をあきらめてもらうために一生懸命頑張ったのですが、ついに力が尽きて消費税は可……
○委員以外の議員(梶原敬義君) 近藤委員御承知のように、まず弱い者いじめの消費税を廃止してそしてよりベターな公平、公正、中立、簡素で国民の皆さんに信頼され理解をされる税制をつくる、これが前提であるわけでございます。 そこで、税制再改革基本法における基本方針は、国民税制改革協議会において審議していただく上でその審議方法を定義してあるものでありますが、御指摘の間接税の問題につきましては、「間接税が直接税を補完する地位にあるべきことを踏まえ、国及び地方の個別間接税の整理及び合理化を図るとともに、サービス、流通等に対する適正な課税の在り方について検討を加え、その結論を得ること。」としているのでござい……
○委員以外の議員(梶原敬義君) 考えてみますけれども、何対何が妥当かどうかということは私はなかなか出てこないと思います。
今度のこの一連の私どもが提案しているものについては、弱い者から、みんなから取る消費税、ここにやっぱり逆進性が強い、こういうことで、そこが中心になって提案している問題ですから、その点を加味していただいて御理解をお願い申し上げたいと思います。
【次の発言】 谷川委員はもう専門家ですから余り言うことはないと思うんですが、我が国の直間比率の推移を見ますと、昭和三十一年が法人税が二〇・五、三十五年が三一・八、四十年が二八・三、四十五年が三三・四、それからずっと省略しまして、六十二年……
○委員以外の議員(梶原敬義君) 梶原清先生、私も物品税の方を担当するようになりました。少し回転の方が悪いものですから、よろしくお手やわらかにお願いいたします。
要するに物品税を復活せぬで済むなら、それはせぬ方がいいと思うんです。しかし、消費税を廃止する、約五兆九千億、約六兆の消費税を廃止する、この大前提に立ちまして、そしてしからば財源をどうするかという、そういう観点から物品税の復活は当面二年間これはやむを得ない措置として暫定的に復活をしていこう、こういうことで御提案しているところです。
【次の発言】 私どもは、そういう矛盾があるということは以前から国会でも取り上げ、また今もそう考えております……
○委員以外の議員(梶原敬義君) 佐々木委員が今言われましたように、私もただ単なる直間比率の比較だけでは本当の意味がないと。特に我が国の場合は法人税、相続税、これらが、諸外国もそうなんですが、直接税に入っております。アメリカ、イギリス、西ドイツ、フランス、イタリア等の直接税の中にも法人税が入っておりますが、日本の場合は法人税率が非常に高い。したがって所得税と法人税と相続税、この直接税部分が非常に高くなっておりますから、直間比率が非常に直接税が高く出ております。 そういう点で見ますと、アメリカの場合は直接税が九一・一%、間接税が八・九%、イギリスが直接税が五三・九、間接税が四六・一、西ドイツが五……
○委員以外の議員(梶原敬義君) 北先生、少し質問の要旨が聞き取れなかったからずれるかもわかりませんが……
【次の発言】 その点は、やっぱり私どもが考えているのは、要するに消費税が一体いいのか悪いのか。私どもは、消費税はこれは非常に逆進性が強い。その消費税で占める税収の総額は約六兆円に上る。この消費税を廃止するという前提の上に立ちまして一体財源をどうするか。それは万々やむを得ないが、間接税の個別物品税、この復活やむなし、これを二年間。そして将来にわたりましては、この二年間で真剣にトータルの財源等と見合いながらこの個別間接税のあり方も国民税制改革協議会の中で検討していく。確かにくるくるくるくる変わ……
○委員以外の議員(梶原敬義君) 中京大学の水野教授のお話ですか、今お聞きいたしまして、水野教授のお考え、あるいはまた先生がお考えになっていることがよくわかりました。 ただ、次々に制度を変える、こういうことで消費税を廃止した後、今度物品税を復活して、今度はサービス課税に持っていくんじゃないか、こういうことですが、物品税あるいはサービス課税、そういうものをひっくるめまして国民税制改革協議会でよりよい方向を求めて審議をしてもらう、こういう方針を提案し、御審議をお願いしていると私は受けとめております。 それから、国民の信頼あるいは合意のことにつきまして、これは全く消費税というものをどちらの側からと……
○委員以外の議員(梶原敬義君) 前島委員、長いこといろいろと迷惑をかけておりますが、一言申し上げます。 先日の委員の御質問の中で、我が党の社会保障政策にかかわる記述の不十分な問題及び計数に関する御質問がありました。 まず第一に、年金制度の改革及びその給付水準、生活保護等に関する記述については、既に当委員会で御答弁申し上げましたとおり、誤解を受けるような表現あるいはあいまいな表現等がございますので、できる限り早い機会に訂正するよう党の政策責任者に申し伝えました。 第二に、計数についてでありますが、将来の国民負担率、とりわけ租税負担率については政府もいまだ明確にできていない問題であります。発……
○委員以外の議員(梶原敬義君) 小野先生、物品税を私にやれと、こう言われておりますからちょっと。通告いただいておりませんので面食らいましたけれども。
【次の発言】 砂糖は、黒砂糖甲類一キロにつき基本税率が一円、それから乙類が三円でしたね。これがなくなって消費税に統合された。直接砂糖を買っていないものですから、よくわからないんです。
【次の発言】 先生、私で済みません。
物品税のことになりますが、要するに、もう一回繰り返させていただきたいんですが、消費税廃止をすると五兆九千億、そしてそこで一体代替財源をどうするかという、その中で今までありました一種、二種、物品税八十五品目をそのまま復元をする。……
○委員以外の議員(梶原敬義君) 結論から先に申しますと、大型間接税ではない、直接税を主とし間接税を従とする。したがいまして、これは税制改革協議会の中でこれから検討をしてもらう事項でもありますが、やはり個別間接税が中心になるんではないか、そのように私は考えております。
吉岡委員、先ほどるる質問の中で意見を申しておられましたが、よく理解ができます。そのように吉岡委員の心配のようにならないように、大型間接税に結びつかないようにこの基本法等で非常に苦心をしたところでございます。
【次の発言】 サービス・流通課税の問題、消費税約五兆九千億、平年度ベースでこれを廃止いたしました。個別間接税をいろいろ考え……
○委員以外の議員(梶原敬義君) 確かに、従前の物品税に比べまして、今回提案しております物品税額は約半分ぐらいに落としております。いろいろと検討した結果、現行の消費税が三%、これに対して従前の個別物品税との開き、これはやっぱり非常に大きくなっておりますから、その両方を勘案いたしまして、先ほど先生が言われましたように、税率だけはああいう段階を設けまして設定さしていただいた次第です。
【次の発言】 お答えいたします。
消費税は空気以外すべての物品、サービスに一律に、所得のあるなしにかかわらずあるいは大小にかかわらず徴税する、弱い人には負担の大きい税制であり、この消費税を廃止して、その後財源の一つと……
○梶原敬義君 私は頭が悪いものですから簡単にしか物は言えませんし、また答弁もわかりやすくひとつお願いをしたいと思います。 今月二十日の本委員会における自民党議員の質問の中で、兵庫県の三木市パチンコ店営業許可期限切れ問題に関する質問ですね。私、土曜、日曜帰ったんですが、これははっきり、某議員ということを言われておりましたが、もうそれは本人も後で会見したように、我が党の佐藤三吾参議院議員、私も大分ですが彼も大分の出身で、非常に大きな反響なんですね。 私は、私の兄も普通の警察官をしておりますし、また親戚の子も警察官になっているし、友人も警察官がたくさんおる。親戚や知人のお子さんも警察官になってい……
○梶原敬義君 私は大分県の出身ですが、本委員会委員長初め委員派遣をいただき調査をしていただきまして、本当にありがとうございました。また、国土庁長官初め政府関係各省、速やかに現地に入っていただきまして調査あるいは対応をしていただいておりますことにつきまして、大分県民は大変喜んでおります。心から敬意を表します。
今回の大分県に関する災害は、五十七年のあの水害に引き続いて二回目でございまして、最初にぜひこの原因と将来の対応について政府のお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 具体的にお尋ねしますが、激甚災害の早期指定をぜひやっていただきたい。そのためには県の被害調査と関係各省の被害査定、これに……
○梶原敬義君 二点ほどお尋ねをいたします。 石油の元売り業者というんですか、メーカーの会計処理方法は後入れ先出し法をとっておりますね。会計処理の方法といたしましては、先入れ先出し法と、移動平均法といいまして、石油会社のタンクの中に前から買った分と後から買った分と全部平均をして、平均価格で払い出して原価計算をする移動平均法と、それから後入れ先出し法、後から入れたやつをそのまま価格を払い出すという方法、三つの方法がありますが、この後入れ先出し法を今とっておる関係上、原油の値上がりが即国民生活に非常に響く、こういうような状況になっております。 いろいろとその経過はあるようでございますが、閣議でも……
○梶原敬義君 通産大臣、本議題に入る前に聞いておきたいんですが、私も先般ずっと予算委員で審議に参加をいたしましたけれども、通産省だけということではないが、やはり資料の国会への提出といいますか、世の中はまさにグラスノスチで情報公開が非常に洋の東西を問わず進んでおりますが、通産行政の中にもここまでは出して国会や国民の皆さんに知らせてもいいんじゃないか、こういうところが非常に強く最近感じられるんですが、この点について私は積極的な対応をやはりしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 よくわかりました。
特に参議院の場合は、与野党逆転のような状況ですし、そういう意味では、余り今……
○梶原敬義君 暫定予算の中身の審議に入る前に、総理の政治姿勢を一、二点お伺いしたいと思います。
最初に、総理の憲法観をお伺いいたします。
【次の発言】 関連をいたしまして、憲法で定められております二院制、特に参議院についてどのような見方をされておるのか。ややもすると参議院軽視というのがよく言われるんですが、そのことについてお伺いをしたい。
同時に、これは随分わき道に、わき道じゃないですが、次元の違った話になりますが、本会議場で大臣がずっと並ぶのをよく見るんですが、今回
の第二次海部内閣もそうですが、参議院から出ております大臣というのはいつも一番端に座っておるわけですね。もう端近くにいつもい……
○梶原敬義君 きょうは消費税、税制問題と防衛問題、防衛予算の問題を中心に聞きたいんですが、冒頭二つのことについてお尋ねをいたします。 きのうテレビを聞いておりましたら、原爆死没者の数の問題が発表されておりました。きょう新聞を見ましたら、長崎、広島両市の調査よりも厚生省が調査をした数字が一万二千人上回っておる、こういうことで、よく新聞の記事を読んでみましたら、戦後初めて厚生省が国として調査をされたと。一体今まで何をしてきたのか。国の戦争責任というものはある。それに対して一体どのような対応をしてきたのか、本当に情けなく思いました。厚生省、この調査の状況、あるいは今言いましたどうしてこれまでこんな……
○梶原敬義君 総理大臣はいないんですね。最初に外務大臣にお尋ねしますが、きょう盧泰愚大統領さんの演説を聞きまして私は非常に感ずるものがありました。苦悩の中から希望を見出そうとして努力をされている、そういう体を張って頑張っている姿というものを感じ取ったんですが、その演説の中身について若干お尋ねをいたしたいと思います。 最初に、北韓に対して「われわれと敵対、対決する相手ではなく、同胞として共に繁栄を築く同伴者とならなければなりません。われわれは決して北韓の孤立化を望んではいません。ひとつの民族である南北韓は民族共同体として自主、平和、民主の原則のもとに統一を成し遂げるでしょう。」と、こういうよう……
○梶原敬義君 防衛庁、外務省に対する決算事項に入る前に、一、二お尋ねをしたいと思います。
最初に外務大臣、サダム・フセイン大統領が十八日に発表いたしましたが、クリスマスから向こう三カ月間に人質全員を釈放するというようなメッセージが伝わっております。一方では、報道がありましたように、二十万ともあるいは二十五万という兵力をクウェートに増兵する、こういうようなことが伝えられておりますが、外務大臣としてはこのような事態をどのように受けとめておられるか、最初に。
【次の発言】 私は、今の海部内閣の外交姿勢を見ておりますと、まさに自主性のない、アメリカ追随、いわばアメリカの意に沿わないことは一切やらない……
○梶原敬義君 きょうは、運輸省、郵政省の本省とその所管する箇所の決算審査でございますが、最初に会計検査院にお尋ねをいたします。
運輸省並びに郵政省等に関しての検査の施行率について、昭和六十二年度はどのようになっているか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 最初に、運輸省の関係でありますが、昭和六十二年度の会計検査院の決算報告書によりますと、処置済み事項として、「ケーソンの製作の型枠損料及び外足場損料の積算が不適切」、こういう項目が挙げられております。それから二番目に、「航空保安施設等の警備費の積算が不適切」、これも処置済みでございますが、両方挙げられておりますが、この内容についてそれぞれ説明……
○梶原敬義君 宮城県及び山形県における産業活動等の実情に関する調査のため、去る九月十七日から十九日までの三日間にわたって行われた委員派遣について御報告申し上げます。 派遣委員は、名尾委員長、前田理事、井上理事、倉田委員、吉田委員、三木委員、池田委員、今泉委員と私、梶原の九名で、日程は、九月十七日に東北通商産業局及び宮城県よりそれぞれ概況説明を聴取した後、仙台卸商団地、仙台印刷工業団地、笹かまぼこ製造の鐘崎を視察いたしました。翌十八日には、まず仙台市の東北セミコンダクタを、次いで山形県に入り、蔵王・月山地域リゾート構想重点整備地区をそれぞれ視察した後、山形県より概況説明を聴取いたしました。さら……
○梶原敬義君 たくさん質問通告をいたしておりますから、私はできるだけ簡単に質問をいたします。答弁の方も要点を絞ってお願いを申し上げます。
最初に、JR九州豊肥線の復旧問題についてお尋ねします。
昨年七月二日、九州の中部における集中豪雨によりまして豊肥線が寸断をされておりますが、大分県の緒方町と熊本県の宮地駅、緒方駅と宮地駅間、この復旧状況についてどのようになっているのか、並びにその見通しについてお伺いをします。
【次の発言】 地元では、どうも十月までには全線開通は難しいのではないか、こういう話もちらほら出ておりますが、間違いなく十月まで開通をするように、運輸省、責任を持っていただきたいと思……
○梶原敬義君 私は、決算事項に入る前に、当面する諸問題で三点ほど最初に質問をいたします。 まず最初に、雲仙岳の火山活動に対しまして、五月二十二日の本委員会におきまして質問をいたしました。その際に、国土庁やあるいは噴火予知連等を担当します気象庁、こういうところに対しまして、一体大丈夫なのか、最大の防災の指導をすべきじゃないか、このように質問をいたしました。答弁はそれなりに返ってきましたが、どうも政府の見方としては甘い判断を当時されていた、このように感じておりました。最悪の事態にならなければよいがと、このように思いながら答弁を聞いておりましたが、きょうのマスコミ報道によりますと、死者三十三人、行……
○梶原敬義君 農水大臣、農林水産省、米の市場開放問題をめぐって大変御苦労でございます。 私は、我が国の基礎的食糧というか主食の米の市場開放はどんなことがあってもやるべきではない、こういう信念でありますし、主張を繰り返しておりますから多くを申し上げませんが、最近におけるウルグアイ・ラウンドの交渉の成り行きあるいは進展ぐあい、こういう状況あるいは日米間の米をめぐる状況がいろいろ新聞で伝えられておりますが、農水省にお伺いしたいのは、最も新しく正しい情報としてどのように我々に伝えていただくのか、そういう義務があろうかと思いますので、お尋ねをいたします。
○梶原敬義君 先般の決算委員会で国土庁にも通告をしておりました国土の均衡ある発展に伴う多極分散型国土形成促進法の関係につきまして、お尋ねを最初にいたします。 国土庁にお伺いをいたします。昭和六十三年、第百十二回国会におきましてこの法案の審議に私も参加をいたしました。そのときに法案のあいまいさも感じたんですが、しかし我々地方の者からいたしますと、東京一極集中からもう少し地方へ 光が当たる、そういう中身を持った法案ではないかということで歓迎をいたしました。その後、この多極分散型国土形成促進法の実施状況は、どのようになっておるのでしょうか。
○梶原敬義君 中尾通産大臣は前に一度経済企画庁長官の折にお目にかかりましたが、今回また通産大臣就任おめでとうございます。
就任はもうずっと前ですが、委員会では初めてでありますから、中尾通産大臣の憲法観、憲法第九条との絡みも考えて、想定をしながら憲法観をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
次に、通産大臣の所信表明演説によりますと、エネルギー問題に触れておられます。特に、原発問題につきましては、「安全性の確保に万全を期しつつ原子力発電及び核燃料サイクルを強力に推進する」ということがうたわれておりますが、特に、その後に「このような中で起きた関西電力株式会社美浜発電所……
○梶原敬義君 オゾン層の保護に関する法律案を審議するに当たりまして、まず最初に中尾通産大臣の基本姿勢を伺いたいと思います。
従来から、職務柄もあると思いますが、歴代の通産大臣におかれましては、公害問題や環境問題に取り組む場合において、国民には後手、後手というか、やや半身になっているような受けとめられ方をしてきた感がするのでございます。地球環境問題がこれほど厳しく重大なときを迎えまして、通産大臣としてはこれまでの姿勢を変えて積極的に対応すべきだと考えますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 ありがとうございました。
これは、通産それから環境庁、外務省にわたるかもわかりませんが、オゾン……
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました産炭地域振興臨時措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合及び参院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 産炭地域振興臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、炭鉱の閉山による疲弊が依然として深刻な状況にある第八次石炭政策影響地域等に対し ては、最も重要な施策対象地域として、当該地方公共団体への財政支援の強化等重点……
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました商品投資に係る事業の規制に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合及び参院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 商品投資に係る事業の規制に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、投資者保護の徹底及び商品ファンドの健全な発展を図るため、次の諸点について適切な措置を講ずるべきである。 一、本法の規制対象に係る法第二条第一項の政令の制定・改正に当たっては、この分野における関係事業者の事業展開及び一般投資者の動向……
○梶原敬義君 五法案に入る前に、通産大臣に掃海艇の問題で見解をお伺いしたいと思います。 政府は、二十四日の夜、安全保障会議に引き続きまして臨時閣議を開いて、海上自衛隊掃海艇のペルシャ湾への派遣を正式に決定をされた、このように伝えられております。 私は、海部総理の政治姿勢をずっと見ておりますと、その他の項というのを非常に拡大解釈をしてみたり、あるいは今回自衛隊法の三条と九十九条というのはこれは無関係だ、こう言っておったり、非常に法律の拡大解釈というかあるいはねじ曲げというか、そういう姿が次々に見えてならない、国会軽視も本当に甚だしい、このように怒りを覚えております。 私は、ペルシャ湾に掃海……
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました特定商業集積の整備の促進に関する特別措置法案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 特定商業集積の整備の促進に関する特別措置法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、特定商業集積の整備を促進するため、本法施行後、速やかに基本指針を公表し、地方公共団体への周知徹底を図ること。また、基本構想の計画段階における助成及び公共施設の一体的整備その他承認基……
○梶原敬義君 経済企画庁長官は、去る二十四日の月例経済報告閣僚会議におきまして、日本経済は緩やかに減速しながらも引き続き拡大しているというような月例報告を提出されたということ、新聞記事にも出ておりますが、我が国経済の今日の現状と先行き見通しについて最初にお伺いをいたします。
【次の発言】 通産省は、通産大臣の談話並びに棚橋事務次官の記者会見の談話等が新聞に出ておりましたが、この辺の見方について通産省と経企庁の見方とは少し違ったところがあるんじゃないかという気がしておるんですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 榎元審議官も前に紙業課長をされて、麻生さんも紙業課長をやっておられましたが、私、業界……
○梶原敬義君 おはようございます。 平成三年度の補正予算外三案に対する質疑に入る前に、幾つかのことを聞いておきたいと思います。 最初に、これは私の地元のことですが、十一月十日から約十日間、大分県の日出生台演習場で四年前に続きまして二回目の日米合同演習が行われました。湯布院というのは、もう御承知のとおりに温泉町、温泉で有名な自然環境のいいところです。ここに隣接をしている演習場でございますが、世界が軍縮の方向に進んでおる中で、わざわざハワイから米軍に五百人来ていただいて一緒に合同演習をする。当然、地域住民の大きな反対運動が起こりました、九州全域から。なぜこういう時期に既定方針とはいいながら日米……
○梶原敬義君 通産大臣、御多忙の中、中国に行かれたように報道で見かけましたが、通産大臣の目から見た中国の今日の政治経済の情勢といいますか動向について感想を最初にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 どうも御苦労さまでした。
二つの法案の中身に入る前に、経済情勢の問題について、経企庁もお見えですから、お尋ねをいたしますが、今日の状況さらにはまた今後の対応等について簡単に要約をしてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 在庫調整がことしの四−六で見通しがつくんではないか、いやそれは年末までかかるんではないか、こういうような議論がよく聞かれますが、この在庫調整の問題について、一応どのように把握……
○梶原敬義君 私は、この改正案を読んでみまして、まさに提案理由で述べられておりますように、時を得ているし改正案の内容についてもこういうものだろう、このように思います。 賛成の立場でこれから若干お尋ねをいたしますが、その前に、けさ起きて新聞を見ておりましたら毎日新聞で渡部通産大臣が、「政界再編のカギは社会党の変身」、こう書いておりまして、中を読んでみますと「社会党が二十一世紀を生きていくためには勇気を出して社会主義を捨てた政党になれるかどうか」、こういうようにどこかで講演をされているんです。私は党のシャドーキャビネットの官房副長官でありまして、我が党の現状というのは御承知だろうと思いますが、基……
○梶原敬義君 暫定予算の具体的な審議に入る前に、ただいま証人喚問の、証人の出頭を求める動議が出されましたように、これは異例な事態でございます。この暫定予算そのものがやはり本件にかかわる衆議院での審議等で非常におくれた経緯もありますが、自民党総裁の宮澤総理の責任というのは、こういう異例な動議が出る、あるいは衆議院の経緯を見ても、自民党総裁としての総理の責任というのは非常に重たいと思うんですが、今の動議に対しましてどのようにお考えなのか、最初にお尋ねします。
【次の発言】 ずっとこれ聞いておりまして、総理、やっぱり人ごとのような答弁がずっとありまして失望を感じているんですが、そこのところは今後改め……
○梶原敬義君 最初に、ペルーのフジモリ大統領が突如憲法停止、国会を解散して非常人権を握ったと伝えられております。背景はよくわかりません、我々も。しかし、大統領による軍事クーデターとも伝えられておるところでございますが、一方では、政治的な行き詰まりを打開する非常措置だということも伝えられております。いずれにいたしましても、ペルーの民主主義の芽を摘むものではないか、こういう心配もあります。政府はどのような状況把握等されておるのか、大統領のとった行為についてどのように考えておられるのか、経済援助についてはどうするのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 外務大臣、この前国会でフジモリ。さんの演説を私ど……
○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 本日の本会議におきまして建設委員長に選任されました梶原敬義でございます。 これまで私は商工と予算委員会を歩いてまいりましたので、建設委員会は初めてでございます。委員各位におかれましては、任期中は何かとお世話になることと存じますが、よろしくお願いいたします。 さて、本委員会は、我が国の国土に関する事項を所管する重要な委員会であり、当面、国土の均衡発展、土地問題、住宅問題等々さまざまな課題を抱えており、委員長として重責を痛感しております。 本委員会の運営に当たりましては、皆様の御協力……
○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、白浜一良君が委員を辞任され、その補欠として及川順郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、建設事業及び建設諸計画等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題とし、先般、本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。岡部三郎君。
○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、及川順郎君が委員を辞任され、その補欠として常松克安君が選任されました。
【次の発言】 大阪湾臨海地域開発整備法案を議題といたします。
まず、提出者衆議院建設委員長古賀誠君から趣旨説明を聴取いたします。古賀誠君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 他に発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。
御意見のあ……
○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、中川嘉美君及び白浜一良君が委員を辞任され、その補欠として矢原秀男君及び常松克安君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑は既に終局しておりますので、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案に賛成の方の……
○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、上田耕一郎君が委員を辞任され、その補欠として林紀子君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、建設事業及び建設諸計画等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題といたします。
まず、建設大臣から建設行政の基本施策について所信を聴取いたします。中村建設大臣。
○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として三上隆雄君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
建設事業及び建設諸計画等に関する調査のため、本日、住宅・都市整備公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
ここで御報告をいたします。
去る三月二十三日、予算委員会から、本日午後の半日間、平成五年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、建設省所管、総理府所管のうち国土庁、北海道開発庁並びに住宅金融公庫、北海道東北開発公庫についての審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日、住宅金融公庫、北海道東北開発公庫及び住宅・都市整備公団の役職員をそれぞれ参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
道路整備緊急措置法及び奥地等産業開発道路整備臨時措置法の一部を改正する法律案の審査のため、本日、首都高速道路公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 道路整備緊急措置法及び奥地等産業開発道路整備臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。中村建設大臣。
○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、西野康雄君及び松本英一君が委員を辞任され、その補欠として翫正敏君及び吉田達男君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
流通業務市街地の整備に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日、産業基盤整備基金及び日本道路公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 流通業務市街地の整備に関する法律の一部を改正する法律案を……
○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
阪神高速道路公団法の一部を改正する法律案の審査のため、本日、阪神高速道路公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 阪神高速道路公団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。中村建設大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
土地区画整理法及び都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。中村建設大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時三十分に再開することとし、休憩いたします。
午後零時四分休憩
【次の発言】 ただいまから建設委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、土地区画整理法及び都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質……
○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律案の審査のため、来る五月十三日午前十時、本委員会に明治大学教授玉田弘毅君及び日本労働組合総連合会副事務局長河口博行君の両名を参考人として出席を求め、御意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律案を議題といたします。
前回、本案の趣旨説明は聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある……
○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律案を議題とし、参考人から意見を聴取いたします。 本日、参考人として明治大学教授玉田弘毅君及び日本労働組合総連合会副事務局長河口博行君の両名の方々に御出席を願っております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。委員会を代表して厚くお礼を申し上げます。 皆様から忌憚のない御意見を賜りまして、法案審査の参考にいたしたいと存じます。 これより参考人の方々に順次御意見をお述べ願うわけ……
○委員長(梶原敬義君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨三日、青木薪次君及び西野康雄君が委員を辞任され、その補欠として肥田美代子君及び今井澄君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山田勇君を指名いたします。
○梶原敬義君 社会党を代表いたしまして最初に私が行い、関連質問で谷畑委員と吉田委員がやります。 総理大臣、大変重要な問題が次々に山積をして本当に毎日御苦労さまです。体を大事にされて、日本はもちろん世界のリーダーとしてぜひ頑張っていただくように、今心からそういう気になった次第でございます。 総理大臣がアメリカのクリントン大統領と写っているAPEC等の写真を見まして、総理がむしろクリントン大統領の兄みたいなような感じを受けて、非常に二人の関係はうまくいっているのではないかこのように思いまして、ぜひ世界の平和、日本の将来に向けて頑張っていただきますように、心から祈念をして、冒頭、総理の感想をお願……
○梶原敬義君 藤木参考人、今、北村理事からお話があったとおりでございまして、その点についてお尋ねしたいと思いますが、まず、記者会見の会場を国会に選ばれたということと、それから衆議院の自民党の筆頭理事の深谷さんはこの問題を非常に中心的に取り上げておられる方で、この人の立ち会いのもとで会見をされた、この二点についてお伺いします。
【次の発言】 国会でどうして記者会見をされるようになったのか、そして深谷さんはどうしてあなたの会見の場所におったと思うのか、その二点。
【次の発言】 あなたはそのときに、では、そういう深谷さんたちがいるということに、これは困ると、記者会見をするのは公平さを欠くと、このよう……
○梶原敬義君 日本社会党の梶原でございます。 予算の審議が大変おくれまして、やっと参議院に来て、今予算の審議が始まったばかりであります。私どもは予算編成にもタッチをいたしましたし、国民生活を考えた場合、あるいは今低迷しているこの経済状況を考えた場合に、一刻も早くこの予算を成立させるのが急務だと考えておりまして、我々も全力を挙げたいと思っております。政府の方も真剣にこれから対応されますように心から要請をしたいと思います。 総理大臣、私どもちょっと過去を振り返ってみますと、羽田総理の指名のときに、私ども社会党の中にもこれは一発で指名ができるかなと参議院で心配をしておりましたが、本当に皆さんが第……
○梶原敬義君 通産大臣、これまで自民党単独政権のもとで大蔵大臣とか厚生大臣、重要閣僚を経験されました。今回は社会党の総理大臣のもとでの連立政権、その政権に今参画されておってどのような感想をお持ちなのか、そしてうまくこの連立政権というのがいきそうなのか、その点について最初にお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 商工委員会の場でなんですが、政権が安定をして、特に経済を取り巻く環境というのは厳しいわけですから、両大臣ともそのように、中は安定させながら外に打って出るような体制をぜひ築いていただきますように、冒頭心から念願をする次第であります。
そこで、二十五日でしたか、通産大臣と経済企画庁長官の……
○理事(梶原敬義君) この際、委員の異動について御報告いたします。 本日、森山眞弓君が委員を辞任され、その補欠として河本三郎君が選任されました。
○梶原敬義君 私は商工委員会にも所属しておりまして、そういう立場で特許法の関係の質問をさせていただきます。時間が二十分なものですから、質問事項もゆうべ要点を差し上げておりますし、非常に短い時間ですので的確に答えていただいて、大臣には最後にまとめて質問させていただきたいと思います。 最初に特許期間の関係ですが、特許の存続期間というのは、日米フレームワークの協議並びにTRIPS協定によりまして最低二十年ということで合意をされたわけであります。我が国内はもちろん、諸外国からも我が国の特許の審査に時間がかかり過ぎると。我々が前、いろいろと議論しているときには三年七カ月ぐらいかかっておったこともあるん……
○梶原敬義君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○梶原敬義君 円高問題について先にお伺いをしたいと思います。 私の友人で音響関係の部品をやっている社長がおるんですが、このたび重なる円高のもとで、あるところに自分の住宅を持っておりましたが、とうとうそれを手放して、百人ぐらいの従業員とともに大変苦しい仕事をまだ続けております。会うと、どうにかならぬのかと、もう本当に血の出るような叫びをするんです。 それからまた、縫製工場を経営している、地元では二百人ぐらいの女性の労働力をもとにしてやっておりましたが、この円高でもうどうにもならないということで、国内は随分縮小して、そして一億円持って上海の郊外に出ていきまして、もう社長本人が、五十過ぎまして、……
○梶原敬義君 化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律ができるということは本当に歓迎すべきことでありまして、まさに賛成であります。米ソの核超大国による、かつて核戦争何分前がこういうことが言われてきましたが、冷戦構造が解消して、同時にまた核不拡散に向けて世界各国が努力をしている、そういう点からは世界は大きく一歩いい方向に進みつつあると思います。こういう時期にさらにこの化学兵器の禁止をするということは、本当にこれは冒頭言いましたように歓迎すべきことでありまして、ぜひ我が国は率先してその条約の効果が出るように頑張っていただきたいと思います。 先ほど斎藤委員に署名国並びに批准を終了している国の……
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました石油製品の安定的かつ効率的な供給の確保のための関係法律の整備等に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、平成会及び新緑風会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 石油製品の安定的かつ効率的な供給の確 保のための関係法律の整備等に関する法 律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点につい て適切な措置を講ずべきである。 一 我が国石油製品市場の国際化と国内流通の 効率化の促進により、市場原理を通じて石油 製品価格の適正化、内外価格差の是正が図……
○政府委員(梶原敬義君) 日本銀行政策委員会委員中野和仁君は十月十日任期満了となりますが、その後任として後藤康夫君を任命いたしたいので、日本銀行法第十三条ノ四第三項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○政府委員(梶原敬義君) 先般大蔵政務次官を拝命いたしました梶原敬義でございます。 時局並びに職員の非常に重大さというものをひしと痛感しておる次第でございます。微力ではありますが一生懸命頑張りますから、先生方、委員各位の皆さんの御指導、御鞭撻を賜りますように、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○梶原敬義君 大変御苦労さまです。 私は、ずっとこれまで議論に参加をしてきまして、とどのつまりは、結局、住専の問題にしても、この異常なバブルがどうして発生をしたのか、そしてバブルがこんなに大きくなる前にそれに早く手をつけ得なかったのか、この辺が私はやっぱり今真剣に反省をしなきゃいけないだろう。バブルは、今度は手をかえ品をかえてまた恐らく資本主義諸国の中では発生をするだろうと言われておりますが、今後、この教訓をどのように生かすかということが私は大事な問題だろうと思います。 我が国が太平洋戦争無条件降伏、ポツダム宣言を受けるときに、戦勝国は、どうしてああいう日本の軍部独裁の国ができたのかと恐ら……
○梶原敬義君 日本銀行の山口理事おいでですか。短い時間ですが、大変御苦労さまです。ありがとうございます。 私は、この平成七年度における租税収入の減少を補うための公債の発行の特例に関する法律案につきましては賛成の立場でありまして、それを冒頭表明をし、以下、直接関係ありませんが大蔵省と日本銀行の方にお尋ねをしたいと思います。 経済運営のあり方でございますが、私どもは、終戦直後を除きましていろいろな景気循環はありましたが、オイルショックと今回のバブルと二度大変大きな振幅といいますか、国民的な難題を抱えショックを受けたわけであります。オイルショックの折によく反省をされたのは、西ドイツと日本というの……
○梶原敬義君 先日、山口日銀理事にはありがとうございました。きょうはこの前よりちょっと時間が多くて三十三分でございまして、また御協力をお願いいたしたいと思います。 経済運営についてでございますが、きょうは幸い経企庁の政務次官の清水さんもこっち側の方に座っていただいて聞いていただくと思うんですが、大蔵省や日銀の方にお尋ねをしてみたいと思います。 日本の経済運営については、高原のハイウエーというのは高い低いありますが、この高原のハイウエーを車で走るように、何とかスムーズな経済運営がどうしてできないものだろうかと常々考えておったわけですが、結論はそのことをお尋ねするわけであります。 ちょっと冒……
○梶原敬義君 大蔵大臣、住専処理に対応する大蔵大臣の毅然とした姿勢、我が国の金融秩序を回復させるための大蔵大臣の決意というものは並々ならぬものがある、私どもはこのように受けとめておりますし、敬意を表する次第でありますが、今後とも揺るがぬ信念でこの住専処理問題に当たっていただきたい、このように冒頭お願いを申し上げたいと思います。 住専処理問題に関しまして、マスコミの影響というのが非常にある。ある同僚議員が車をおりたときに、先生、今度いつ私どもは住専処理に税金を取られるんですか、このように聞いてきたというわけです。それで私も地元の私どもの党の本部の書記さんに電話をしまして、あなたの友人六名に当た……
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました関税定率法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、平成会、社会民主党・護憲連合及び新社会党・平和連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読します。 関税定率法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 関税率の改正に当たっては、貿易自由化の流れに基礎を置きながら、国民経済的な視点から、国内産業、特に農林水産業及び中小企業に及ぼす影響を十分に配慮しつつ、調和ある対外経済関係の強化及び国民生活の安定・向上に寄与するよう努めること。 一 著しい……
○梶原敬義君 私は社民党の梶原でございますが、これから質問をさせていただきたいと思います。 塩専売事業のもとで、これまで長い間国民に安定して塩を供給していただきました関係者の皆さんや従業者の皆さんにこの際心から敬意を表したいと思います。参考人としておいでいただきました日本たばこ産業株式会社の田村副社長さん、社団法人日本塩工業会副会長の前囿利治さんには、これから質問を若干することになると思いますが、よろしくお願いをいたします。 時間がありませんからポイントだけはしょって質問いたしますが、この塩専売事業を廃止することによりまして、いろいろ答申等も出ておりますが、国民に対してそれは一体どういう影……
○梶原敬義君 ただいま議題となっております平成八年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案につきましては、私も賛成の立場でありますので、それを表明し、与えられた時間が十五分以内でありますから、若干はしょった質問になるかと思いますが、真意を酌んで答弁していただきたいと思います。 私は、財政再建、財政改革に対して、いろいろ口では言うが、大蔵省当局、大臣も一生懸命努力されているのはよくわかりますが、なかなか絶望的というか非常に厳しいのではないか、このように見ております。 それはどういうことかといいますと、バブルがはじけた後の不況においては、どんどん補正予算を組みなさいと、こうい……
○梶原敬義君 日銀の山口理事に最初にお尋ねをすることになると思いますが、よろしくお願いします。 「昭和四十八、九年インフレーションの原因」という題で、小宮隆太郎さんが昭和五十年九月に論文を発表しております。ちょっとそれを読んでみます。 「昭和四十八―九年のインフレーションは主として四十八年十月以降の石油危機によって惹き起こされたという観念があるようだが、石油危機勃発以前の四十八年九月に、卸売物価指数はすでに前年比プラス一八・七%の水準に達していた。以下で明らかにされるように、インフレは石油危機以前にすでに本格的、全面的に進行していたのであり、石油危機はそれを一そう加速したにすぎなかったので……
○梶原敬義君 両参考人におかれましては大変御苦労さまです。 私は社民党の梶原敬義でございます。持ち時間が二十五分と短い中でございますが、鋭意お答えをお願い申し上げたいと思います。 きょう皆さんの質問とお答えをお聞きしておりまして、若干疑問が解けたのが一つあります。それは、最初は住宅ローン中心でやってきたけれども、母体行が個人向け住宅ローンにどんどん手をつけてきたから、結局事業向け、企業向け、不動産向けにどんどん貸さざるを得なかったというような言われ方が住専サイド等から、あるいは銀行サイドからもずっと来ておりました。お二人の話からいたしますと、そこのところが、むしろそうではなくて、どうも住宅……
○梶原敬義君 私は、常々考えていることを最初に申し上げまして、総理の見解を承りたいと思います。 いろんなことはあるかと思いますが、今日、我が国は、客観的に世界の中で見渡してみますと、衣食住は足りておるし、いろんな意味で恵まれていると思います。 一方、世界情勢というのは、かつては核戦争七分前と言われるような時期がありまして非常に緊張しておりましたけれども、米ソが和解をし東西両陣営の境がなくなって、世界は核戦争の危機からだんだん遠ざかりつつある。そういう意味で、民族紛争や宗教にかかわる問題や資源、こういう局地的な紛争というのは多発をしておりますが、世界全体を見ますと、表現はよくないかと思います……
○委員長(梶原敬義君) ごあいさつをさせていただきます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました。
委員各位の御指導、御協力を賜り、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に中曽根弘文君、溝手顕正君、山崎順子君及び瀬谷英行君を指名いたします。
本日はこれに……
○委員長(梶原敬義君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。
この際、伊藤国土庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。国土庁長官伊藤公介君。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国会等の移転に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(梶原敬義君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本委員会の委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御指導、御協力を賜り、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に中曽根弘文君、溝手顕正君、山崎順子君及び瀬谷英行君を指名いたします。
本日……
○委員長(梶原敬義君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第四八五号首都移転計画の中止に関する請願を議題といたします。
本請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国会等の移転に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ござい……
○梶原敬義君 三井炭鉱が閉山になろうとしておりますが、敗戦後、我が国の復興エネルギーを支えてきた石炭産業が消えていく寂しさを感じておりますし、私は九州ですが、炭鉱節がはやったああいう時代を思い出すと、本当に寂しい限りであります。
この三井鉱山の閉山に伴う今日の状況、それから今後の対応、特に地元に相当大きな打撃を与えるだろうし、また従業員や家族のことも大変心配であります。この辺のことがどうなっているのかを伺います。
【次の発言】 なかなか雇用問題というのは、長いこと地元で生活してくると根が生えているんですね。できるだけ地元で雇用が確保できるような、そういう支援をお願いしたいと思いますし、当商工……
○梶原敬義君 輸出検査法並びに輸出品デザイン法の廃止につきましては、通産省の説明を聞く限りにおいてはごもっともということで、なかなか異議を挟む余地はないように思います。 では、そこで疑問を持つのは、なぜ一体こういうことがもっと前にやられておらなかったのか、今まで必要ないものが残っておったのかという疑問が一つ出てきます。それにひとつ答えていただきたい。 それから、いや、問題も残るんだというのなら、どういうような問題が残るのか、その点も明らかにしてもらいたい。 それから、私はやっぱり雇用問題、輸出検査並びに輸出品デザイン法のもとで飯を食っている人たちもいるだろう、通産省の職員も何人か配置をし……
○梶原敬義君 工業標準化法の一部を改正する法律案の提案理由をお聞きしましたが、この改正案は、「このような内外の情勢変化に的確に対応した工業標準化制度を構築するため、」と、こう言われておりますが、内外のどちらかというと外の方に揺り動かされてこの法律案ができたんではないか。
平成七年一月に発効したTBT協定、貿易の技術的障害に関する協定、これに揺り動かされてこの法律をつくるような形になったと、ウエートはですね。そう思うんですが、この改正により何が一体期待できるのか、その点を最初に伺います。
【次の発言】 時間がないですからね。
【次の発言】 JIS規格は今八千、そのうちの約八百品目がJISマーク……
○梶原敬義君 私は、この特定産業集積の活性化に関する臨時措置法案に対しましては、これは賛成の立場でありまして、今日の状況の中ではこれはやむを得ない、やらなきゃならない措置の一つだと、このように考えております。 ただ、これまで私も商工委員会ずっと長いんですが、たくさん似たような法律が、細々とした法律がもう次々に出てきまして、その都度大変いろんな法律の説明はよくされるんですけれども、通産省の皆さんがどこか頭の上で考えたり、どこかよそのまねをしてきたり、どうも机上の法律が多いような感じがしてなりません。今回も特定中小企業集積活性化法とこれはまた一緒にやっていくというような形で、何だかそのときそのと……
○梶原敬義君 本法律案の提案理由の説明におきましてこう書かれております。「我が国の石油依存度は先進国の中で高い状況」にある、「脆弱なエネルギー供給構造を有する我が国としては、資源制約が少なく環境負荷の面で優れているいわゆる新エネルギーについて、今後とも技術開発に努めるとともに、利用段階における促進策を強化することによりその加速的な導入」を促すと述べております。 ちょっとひっかかりますのは「今後とも技術開発」、これまで相当やってきたような表現であります。その点を見ますと、一九九四年十二月に新エネルギーの導入に向けた基本指針を作成いたしましたが、長期エネルギー需給見通しによりますと、全エネルギー……
○梶原敬義君 産業の空洞化に対して我が国の産業を活力あるものにするためには、新たな事業を次々に起こしていくことが必要であるということは言うまでもないのでありまして、通産省がこの創造的中小企業の活性化に取り組むという本法案についてはもちろん賛成であります。 私は、今ずっと審議を聞いておりまして第一に感想を持ったことは、通産省、中小企業庁の意欲は非常にあると買っておるものでありますが、ただ、これは無から有を生ずるような話でありまして、こういう投資家の土壌がないところにこれをつくるというんですから、そういう点では少し現実離れをしているといいますか、大丈夫かなと、こういう印象をまず持ちました。 私……
○梶原敬義君 先ほど江崎長官が、一〇%電力会社の操業度が落ちると年間一千五百億ですか、何かコストが違うというお話を承りました。 私は、昼と夜の電力の消費量の差等があって、夜電力を使うことを大変奨励している向きもあるわけですが、町のネオンやなんか夜きらきら輝いておるのを見て感ずることは、一体これでいいのか、有限資源の石油やあるいは石炭をどんどん消費していると。一体これでいいのかというのを絶えず感ずるわけです。 だから、どんどん操業を昼も夜も操業度を高めていけばコストが安くなる理屈というのは、もう資源が無制限に無限大にある、そういう立場から考えるとそういう理屈というのは成り立つわけですけれども……
○梶原敬義君 私は、小学校三年のときに我が国は終戦になりました。農村に生まれ育って、物心ついて終戦に至るまでは、大きくなったら兵隊さんになろう、戦争に行くというようにもう真実思い込んでおりました。少し世の中がわかってきまして、青年になって、過去を振り返って、どうして自分もそのときにそう思ったのか、そして日本はああいう無謀な大戦に突入をしていったのかというのをやっぱり感ずるようになりました。それがあるときにわかったのは、GHQ、ポツダム宣言のときから、戦勝国がやはり私と同じように、日本はどうしてああいう無謀な軍国主義に突入して、戦争に突入したのかというものを感じたと思うんです。 そこで、彼らが……
○梶原敬義君 我が国における株の保有状況を若干見てみますと、金融機関を含む法人と個人の割合、昭和二十五年のときには法人の株の保有というのは全体の三五%でございました、個人が六〇%。それが平成五年度になりますと、法人の株の保有が七〇%で、逆に個人が二五%に半減をしております。 アメリカの場合は、平成三年の個人の保有率というのは五〇%を超えているようでありまして、間違っていたら指摘をしていただきたいんですが、日本の個人の株の保有割合から見ますと、アメリカが約倍持っている。こういう状況に一体どうしてなったんだろうかと、不思議でたまりません。これが持ち株会社を解禁することによってさらにこういう状況が……
○梶原敬義君 私は、この法律案については賛成であります。だから、余り言うことはないのですが、また時間が十分でありますので、この前、十分の間にほとんど答弁で時間を消費されましたので、できるだけ簡単に答えてください。 この法律案ができるまでの流れというのは、非常にアメリカを初めとする外圧が、日本の公正取引委員会のあり方に対する圧力がある。また、規制緩和や行革の流れで昨年の三月二十九日にこの方針が閣議決定をされました。その流れの上からこの法律案ができたという経緯については十分承知をしているわけであります。 ただ、説明を聞きましたときに、一瞬やっぱり疑問に思ったのは、適用除外カルテルの実施件数が昭……
○梶原敬義君 きょうは渕上議員の代理で来まして、余り運輸委員会になじみがないんですが、ちょっと地方のことを質問させていただきたいと思います。 私は、国鉄の分割・民営化をするその前夜に、当時の橋本運輸大臣に二時間ばかり質問した経緯があるんです。そのときに物の考え方として私なりに整理をしたのは、将来石油資源や石炭、こういう資源が枯渇してくるだろうということで、ずっと調べてみますと、今の時点でいいますと、石油資源は掘り出せる、使える資源というのは恐らく四十二、三年ぐらいしかないんじゃないか。新しく油田を発見したり何やらしても、それはもう消費量のふえ方には追っつかないんじゃないか、こう言われておりま……
○梶原敬義君 総理初め閣僚の皆さん、毎日大変御苦労さまです。それからまた、日銀の松下総裁には、ありがとうございます。簡単なことを聞きますので、よろしくお願いをいたします。
第一点は、バブルの後遺症の話が先ほど出ましたが、私もバブルの後遺症というのは本当に大変なものだなという実感を持っております。日銀の松下総裁に、この後遺症の状況はどこまで回復しているのか、この傷の深さはどこまで回復しているか、その度合い、山でいうと何合目まで来ているのかということを教えていただきたいと思います。
【次の発言】 金融関係のお話でしたが、産業界全般といいますか、経企庁長官、ちょっとそこは補足してください。
○梶原敬義君 愛知県及び岐阜県における地域経済及び産業活動等の実情に関する調査のため、去る九月四日と五日の二日間にわたって行いました委員派遣について御報告申し上げます。 派遣は、吉村委員長、沓掛理事、平田理事、木庭委員、山下委員及び私、梶原の六名によって行われました。 今回の派遣の主な目的は、二〇〇五年の開催が決定されました愛知万博に関する視察並びに新しい産業振興や産業立地の状況等の調査でございます。 まず初めに、視察先の両県の概要について申し上げます。 愛知県は、人口六百八十万余を有する中部都市圏の中心県であり、また日本有数の工業地帯の一つでもございます。工業出荷額のうち自動車等の輸……
○梶原敬義君 今回の改正案につきまして、全く賛成でありますし、私の地元の中小企業団体中央会、県の方にも問い合わせをしてみまして、専務理事が言うにはぜひやってほしい、こういう強い要望もありました。むしろ大臣、何で今ごろかと、遅きに失した感があります。この点についてお伺いしますのが第一点。 それから、私はこれで今十五年目にいっているのか、そのうちたしか十三年ぐらい商工委員会におりまして、通産省が出してきた法律や何かの審議もずっとしてきました。大体いろいろ見てみますと、この種の、逆に現実離れしたような、違うところにも法律の中に改正した方がいいようなところがいっぱいあるような気がしてなりません。この……
○梶原敬義君 通産大臣、一生懸命頑張られておる上に、さらにまた気にさわるようなことを申し上げるかもわかりませんけれども。 昔、昔というか大分前に田村元さんという人が通産大臣をやられまして、あの人は二期続けてやられたんですけれども、私も当時商工委員会におりまして、対外圧力の問題と同時にココムの問題もありましたし、また急激な円高に対する地場中小企業の問題もあった時期だと思うんですが、閣議の中でも通産省が所管する企業の実態、状況を内閣に反映する、そういう動きを非常によくやってくれたと思います。 私はぜひ通産大臣には、特に今は物をつくって売るということだけではなくて、金融改革やあるいはバブルの後遺……
○梶原敬義君 経企庁と日銀に最初にお尋ねします。景気判断、これが非常に現実とずれている、このことについてお伺いをしたいわけでありますが、そこが狂っておれば国の政治をする総理以下トップはやっぱりそこが狂うわけです、それをもとにして判断をするから。 だから、これは非常に重要なことなんですが、月例経済報告によりますと、去年の一月は「景気は回復の動きを続けて」「民間需要は堅調さを増している。」、こう言って、三月、四月、六月までぐらいは堅調、堅調と言っている。七月には「回復テンポが緩やかなものになっているものの、堅調な民間需要を中心に景気は回復の動きを続けている。」、こう言っている。九月も若干トーンダ……
○梶原敬義君 私は、最初の所信表明演説に対する質問でありますし、また時間も余りありませんから、きょうはちょっと大きな話をしたいと思います。
最初に経企庁の方にお尋ねしますけれども、天気予報は最近は本当によく当たり出したんです。もうほとんどよく当たる。それに比べまして経企庁の経済予測というのはどうもちぐはぐで、だから大臣、一体どこに原因があるのか、率直に悪いことは悪いと言うだけじゃなくて、ではどう直せばいいのか、そういう点も一番気になるところでありまして、お尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 大臣が言われる気持ちはよくわかりますが、しかし大体大臣、ずっと日本じゅうを歩いたり、いろんな人の話……
○梶原敬義君 私はこの法律を審議するような資格があるのかないのか、よくわからぬまま立っている、そういう不安があります。 先般、当委員会の委員長ほか皆さんと東京工業晶取引所を見せていただきました。あそこに行って話を聞けばすべてばっとわかるのかなとこう思ったんですが、何かなおわからなくなりまして、そして通産省の皆さんの御意見やいろいろ説明も聞いたが、わからぬことが大変多いんです。 どうも私は、この法律の中身というのは、この改正案は利便性というか市場開放というか規制緩和というか、こっちの方にウエートがかかって、信頼性というか委託者の側に立った場合、何か少し物足りない、こういうものを薄々ずっと感じ……
○梶原敬義君 経済企画庁の方にお尋ねしますが、私が今持っているのは日経ビジネスの去年の十月二十日号の一部でございます。 それによりますと、「日本の個人金融資産千二百兆円の分布を調べたら、首都圏に住む五十六万人だけで四百兆円を保有しているという試算が出てきた。」、「トップ四万四千七百人の一人当たりの金融資産は約五十四億円にもなる。」、「土地資産十億円以上の人の金融資産は平均して約五十四億円」。これはJPモルガン証券の東京調査部長であるイェスパー・コールという人が調査をしてそう言っているというわけであります。 経企庁、これは事実に近いのかどうなのか、我々もなかなか判断がしにくいので教えてくださ……
○梶原敬義君 本論の法案の審議に入る前に、二点ほどお尋ねをしたいと思います。 きょうは、お忙しい中、日銀の本間理事においでいただきましてありがとうございました。日銀新法のもとで新しい日銀の歩みが一日から始まったわけですが、大変緊張していると思うんですがいかがでしょうか。 それで、引き続いて質問をいたします。一つは貸し渋りの問題であります。 七日の委嘱審査のときに、本委員会で通産大臣からこの貸し渋り問題や状況についてもお話がありましたから、きょうは日銀と大蔵省の銀行局の方においでいただいておりますから、同じ席で少し実務担当者と議論してみたいと思います。 本間理事の方にお尋ねしますが、貸し……
○梶原敬義君 質問時間が十分でありますので、気がついた点を指摘して、何か問題があれば答弁を願いたいと思います。 この日本貿易振興会とアジア経済研究所の統合というのは、平成七年二月二十四日の閣議決定に基づいて進められてきたわけでありますが、これは行革とはいいながら、木と竹を接いたような感じがどうしてもぬぐい去れません。したがって、今後この両方が統合した後、本当に充実した仕事ができるように、発展するように、さらにまた本来の役割が果たせるように、通産省の方も高い次元で指導してもらいたいと思います。 次に、貿易振興会の役員、先ほどの大臣の数字とちょっと違いがあるような気がします。貿易振興会は通産省……
○梶原敬義君 持ち時間が十分でありますので、意見を申し上げ、答弁されるときは簡単に要領よくしていただきたいと思います。 最初に、特許法等の一部を改正する法律案についてでございますが、これは特許権等の権利の保護強化、知的財産権の保護強化ということが一つであるし、創造的デザインの保護強化、あるいは特許料の引き下げ、こういうことですから全く賛成でありますし、早く実施に移していただきたいと思うのであります。 先ほど審査処理の促進についてお話がありました。私も商工委員会は長いのですが、ペ―パーレス化のときから何回か特許法改正に立ち会ったんですが、当時、在庫といいますか未処理の分がどんどんたまって大変……
○梶原敬義君 最初に、大臣の趣旨説明におきましていろいろと書かれておりますが、この大規模小売店舗立地法案の提案に至ります社会的あるいは経済的な背景といいますか必要性、こういうものをもう一度述べていただきたい。
その際、大臣が先ほど読み上げられました提案理由の中には外圧の問題というのは一言も触れておりません。こういう点もあわせて御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 けさ、たしかNHKのテレビだったと思うんですが、日米の事務会議か何かで両方テーブルに着いた映像が出まして、日本は大店法の改正をやるようだが、そのやった結果が新たな規制に通じないようにというまたアメリカの圧力が加わるようでご……
○梶原敬義君 私は九州の大分県なんです。それで、余り全国的なことを敷衍して言うことはできないと思うんですが、しかし過去何回か選挙をやりまして、ほとんどの地域はつぶさに回っておりまして、状況というのは両方、大型店のことも小売店のこともあるいは中心市街地のことも知っているつもりなんです。 国会へ来まして十五年になりますが、やはりその間にもあそこの中小商店が廃業したとか、あるいは別府や中津にしても商店街がもうどうにもならないような状況になっておるとか、そういうのをつぶさに見てきておりまして、デパートやスーパーの皆さんともよく話をしますが、双方からいろんなお考えも聞きます。 田島先生は、経済活動は……
○梶原敬義君 直接この法律と関係はありませんが、秩父小野田セメントと日本セメントの合併及び宇部興産と三菱マテリアルによるセメント事業の統合、これについて公取が四月二十三日にオーケーというか了承をしているようでありますが、以下お尋ねをいたします。 新会社二社が誕生することによりまして、公取の資料によりますと、上位三社のセメントの国内販売シェアは全国で八三・一%となる。それから、合併新会社、まず秩父小野田(株)と日本セメント(株)の国内販売シェアは全国で三九・三%、北海道地区で五二・〇%、関東地区で五一・一%といずれも高い数字になり、一位となっております。また、宇部興産と三菱マテリアルの国内販売……
○梶原敬義君 法律案の審議に入る前に、大臣に少し申し上げて、感想があればお聞きしたい人です。 十八日に、本院の中に中小特という、これは経済活性化及び中小企業対策に関する特別委員会というのができまして、特に中小企業の置かれている状況や貸し渋りの状況を特別委員会で調査して手を打っていこうということで、ほとんど本委員会の委員の皆さんが手分けをして入っておるんですが、二班に分かれまして静岡県と栃木県の方に行って、私は一班の斎藤特別委員長が団長をしております静岡県の方に行ってまいりました。 静岡県では、中小企業団体中央会の井上会長、それから静岡県商店街連合会の御園井理事長、その他二名、合計四名の方か……
○梶原敬義君 私は、ただいま可決されました中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明、社会民主党・護憲連合、自由党、新党さきがけの各派及び各派に属しない議員椎名素夫君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する 法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 中心市街地の活性化のための諸施策は、それぞれの地域の実情に応じた多様な事業実施を適……
○梶原敬義君 特定家庭用機器再商品化法案について、最初に質問いたします。 産廃の処理場をめぐって毎日のこと全国至るところで紛争が起きておるんです。一方では、ちょっと郊外に入ったりあるいは山道に入ると不法投棄があっちこっちにやられておる。こういう状況は私どもが地元に帰ってみるとよくあるところですが、大臣も十分御承知のとおりであろうと思います。 こういう時期にこの法律ができるということは私は非常に時宜を得ていると思いますし、大臣の提案理由説明の中にもありますように、また我が国が資源のない国だからこれから資源を回収して循環型の経済社会をつくるために一役買う、こういうことであります。全くそういう意……
○梶原敬義君 私は、本法は中小企業者の範囲を拡大するものでありまして、昭和四十八年以降改正されておりませんし、遅きに失した感がありますが、賛成でありますので、早く準備をしていただきたいと思います。
大蔵省お見えですか。大蔵省は、今言われております銀行の貸し渋りの状況、実態をどのように把握をしておられて、そしてどのような行政指導をしてこられたのか、合しようとしているのか、改めてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 要望ですが、これまで調子のいいときは金を貸して、俗に言う天気のときに傘貸して雨降り出したら傘持って帰るようなやり方というのは、金融機関というのはお客さんあっての金融機関ですから、そ……
○梶原敬義君 私の持ち時間は十五分でありまして、余り時間がありませんから、できるだけ端的に質問をしまして、また要領よくお答えを願いたいと思います。
最初に、きょうは大蔵大臣、通産大臣、経企庁長官、三大臣は経済担当の大臣でありますから、皆さん方には、今置かれている日本の景気、経済、中小企業問題等について閣内において特段の努力をされますように期待して、以下、質問をしたいと思います。
身近な話でありますが、労働省お見えですか。
最近の雇用情勢を簡単に報告していただいて、それに対する雇用対策について伺いたいと思います。
【次の発言】 そこで、高齢者雇用、五十五歳から六十五歳、今度四十五から五十五……
○梶原敬義君 きょうは御苦労さまです。
私は社民党の梶原と申します。
最初に宮岡参考人にお尋ねしますが、省庁再編をやると巨大な省庁ができるわけですね。これが地方分権推進にとりましてやりやすくなるのかやりにくくなるのか、そういう感じは持たれたことはないのか、その点お尋ねします。
【次の発言】 石川参考人にお尋ねします。
地方分権を進め合に当たりまして、やはり私は補助金のひもつきの財源があっちこっちあって、皆さんもよく予算の要請行動に上がってこられますが、これがそうじゃなくて、三二%の交付税率をそのままパーセントを上げて、そして自由に知事さんや自治体の皆さんが最も効率のいいように使う、そうい……
○梶原敬義君 もう前の委員の皆さんから用意をしたことを大分質問がされましたので、ちょっとずれるかもわかりませんが、意見も申し上げたいと思っております。 私は七年前にカンボジアに当時の社会党の調査団の一員として行ってきました。七年前というのは多分PKO法案の審議を前にいたしまして、一体カンボジアの状況というのはどうなっているかというのを視察に行ったんです。確かに、行ってフン・センやチア・シムさんや要人にもずっと会いました。いろいろなことをやってくれという経済的な要請もあったんですが、夜、飯を食っていたら繁華街の中で、雑踏の中ですが、電気がぽんと消えるんです。どうしたのかと言ったら、使用量が発電……
○梶原敬義君 喫緊の課題というのは景気対策でありまして、景気対策絡みで、エネルギー・太陽光発電、それから住宅政策、この二つについて意見も申し上げながら質問をしたいと思います。 去年の四月に、本委員会で木宮委員長を団長として三井三池が最後の石炭の閉山をするというときに大牟田に現地視察に行きました。そのときに私は現地の関係者の皆さんとも意見交換をしたんですが、戦後あるいは炭坑節がはやっている時代に、あなたたちは石炭がなくなる、あるいは採算がとれなくなるようなことを想定したことがありますかと、こう聞きましたら、現地の商工会議所の皆さんやあるいは石炭関係の皆さん、全くないと、こういうお答えでした。 ……
○梶原敬義君 私もきのうの新聞広告について一言申し上げたいと思います。 長いこと商工委員会、経済・産業委員会に私は所属してきましたが、こういうように法律ができる前に、できたことを想定して広告が載るということは初めてでありまして、通産省は、国会を軽視、あるいは衆議院が通ったからもう参議院は大丈夫だという参議院軽視、この二つの面については十分反省をしてもらいたいと思います。答弁は要りません。 次に、本法案につきましては、これは全く賛成であります。したがって、この法案が通った後はできるだけ効果を上げるように強く期待をしております。 そこで、質問の前に、きょう、私は準備のために電話等で若干状況を……
○梶原敬義君 総理におかれましては、さきの衆参の所信表明演説におきまして、対人地雷禁止条約については、できるだけ早い発効に向けて我が国としては可能な限り早期の締結に努力をいたしますと述べられまして、さらにまた、被害者を支援しながら禁止に立ち上がらないのは政策上の矛盾だ、こう言って政府の中を督促して条約の批准にここまで近づいてきた、このことについては心から敬意を表したいと思いますし、まさに同感であります。 そこで、なお一、二お尋ねしますが、先ほどからも出ておりますように、アメリカやロシアや中国、韓国、インド、こういう主要国といいますか、国連においては大きな国が非加盟、批准をしないということにつ……
○梶原敬義君 エネ庁に聞きますが、石油資源というのは、私も国会に来まして、これはやがて枯渇していく、大変なことだとずっと思っておりました。私なりに資料がありますが、石油の埋蔵量と石油価格の見通し、最初にこれについて簡単にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 皆さんの報告書に目をざっと通しましたら、一バレル当たり十六・一ドルから二十・七ドルで試算をして、二十年後ですか、二〇二〇年ごろには公団の採算はこうなるというふうになっておりますが、私は、これは当然もっと上がる。価格というのは、通産省の見通しよりもこれはもっと高く日本の将来のために見ておって、そして公団のためだけに使う資料じゃなくて、日本全……
○梶原敬義君 持ち時間が十六分ですから前後を省いて中身を中心に聞くようになると思います。
防衛庁の調達本部のあの事件ですが、今、及川装備局長がおいでですが、防衛庁の調達本部と装備局長との関係というのはどうもよくわからぬのですね。もう調達本部長が全責任を持っているような記事がどんどん出ますが、この辺は一体どうなっているんですか。
【次の発言】 及川装備局長はこの前まで通産省の総務審議官で、装備局長で行ったということを後で聞きまして、いい人物が行ったなと私は思っていたんですよ。そうしたら次から次に出だして、恐らくそこらも読んでやっぱりあなたに掃除をさせるために送り込んだんじゃないかな、そんな感じ……
○梶原敬義君 通産大臣、予算委員会等で何度も答弁されておりますが、貸し渋り問題であります。 貸し渋り特別保証制度、中小企業金融安定化特別保証制度三千五百万を五千万にこの前変えた。あの保証制度というのは、利用者が多くて希望も多くて非常にタイムリーな制度であったと思います。ただ、取引銀行によっては旧債務をそれで一回相殺して、そしてまた少し貸し出すと、こういうやり方をする銀行に対してどういう指導をするのか、もう一度大臣の決意をひとつ述べていただきたい、それが一点です。 それから、もう一つは、各県にありますほとんどの信用保証協会は、取引銀行を通じて保証協会に保証の申請をしている例が多いと思うんです……
○梶原敬義君 社民党の梶原です。
短い時間ですが、素朴な質問を変わった角度からいたしますので、率直に答えていただきたいと思います。
株式会社ジェー・シー・オーの木谷社長は六月から就任されたようですが、前の社長の高木さんというのは、前は通産省の立地公害局長で、私はよく知っているんです。彼は、長崎の炭鉱で爆発事故がありまして何人か亡くなったときの審議官か何かをやっておりまして、よく存じ上げておるんです。木谷社長は住友金属鉱山の役員をされておりましたが、今はこちらのジェー・シー・オーに専従をされているのかどうなのか。
【次の発言】 社長、東海村あるいは県が退避勧告をしましたね。これについて社長と……
○梶原敬義君 両大臣には、もう昼も大分過ぎておりますが、お疲れでございます。私は持ち時間が二十分でありますから、後で提案したいことも幾つかありますので、答弁の方は要点をまとめてお願いをしたいと思います。 最初に、堺屋経済企画庁長官に所信表明演説につきまして質問したいと思うんですが、冒頭、堺屋長官、一生懸命頑張っておられることにつきまして心から敬意を表します。 その堺屋長官の所信演説でありますが、一、二どうしても言っておかなきゃならないひっかかるところがあるんです。一つは、今日の深刻な経済状況には、短期循環、長期波動、歴史的発展段階の転換という三重の波が重なり合っておる、九七年初期を頂点とし……
○梶原敬義君 平成十一年度予算案について今委嘱審査をやっておりますが、私はそれに関連して、一つは中小企業対策費と、もう一つはエネルギー関連に関しまして二つの質問をいたしたいと思います。 大蔵省の「平成八年分 税務統計から見た法人企業の実態」というのをいただいて見ておるんですが、それによりますと、欠損法人、赤字法人の年別推移を見てみますと、昭和六十一年は五四・三、六十二年は五二・五、六十三年は五一・三、そして平成元年になりまして四九・六、平成二年は一番率が下がりまして四八・四、三年が四九・七、四年が五三・一、五年が五九・一、六年になりまして六二・七、七年が六四・五、八年が六四・七。九年、十年は……
○梶原敬義君 通産大臣は、早朝に帰国されて、引き続いて委員会、御苦労さまです。 厳しい情勢下で、特に中小企業を取り巻く状況の中で、通産省・中小企業庁が鋭意頑張っておられることにつきまして、心から敬意を表します。 ただ、中小企業対策を考える場合に、何が一体本当の中小企業対策になるのかという点は、赤字法人率の推移を見ますと、景気のいいときには四〇%台まで赤字法人率が下がってくる、今のようなときにはもう六五%を超えている。その法人の数の圧倒的なところは中小企業です。ですから、最大の中小企業対策というのは景気対策です。景気がよくなれば中小企業もよくなるわけですから、その辺のことをやっぱり抜きには中……
○梶原敬義君 特許法の改正の審議に私はずっと関係してきましたが、一昔前は出願してもいつ結果が出るのかわからないという話をよく聞いておりましたが、平成十二年には出願して特許がおりるまでに十二カ月でおさまるということです。今昔の思いといいますか、我々は前の古い特許庁を見たこともありますし、また特許庁が新築された後も見ました。第一印象は、書類の山で、これは火事にでもなったらどうするのだろうかという気持ちを抱きながら見せてもらったのです。その当時、とにかく特許庁はペーパーレス化をやらなきゃだめだというようなことを随分言われておりました。その結果プラス皆さんの努力があって現状のように審査処理期間が非常に……
○梶原敬義君 社会民主党の梶原です。 時間が十五分と限られておりますから、エステティックについてのみ質問をさせていただきたいと思います。 最初に、舟橋参考人にお尋ねします。 苦情相談等を受けているエステティックに関して、受けている年代の層、若者とか中年とか年寄りとか、男女どっちが多いとか、こういう傾向がわかればひとつお聞かせ願いたい。 それから、都会と地方。国民生活センターの資料では年間八千件、このように言われておりますが、都会と地方ではどうなのか。 それから三番目に、所得層。どういう所得層の人が多いのか。 最初にそれだけお願いします。
○梶原敬義君 本題に入る前に、金融監督庁の方にちょっとお聞きし、お願いしたいんです。先般、統一地方選挙で帰ってずっと地方をぐるぐる回って、中小の金融機関の経営者の皆さんとも数人と話をし、また借り手側の中小企業の皆さんとも話をしました。今、御承知のように、赤字法人率というのは六五%を超えております。こういう状況の中で、金融監督庁さんの言うようなそういう基準でいったらもうどこも貸せません、こう言うんです。 また、最近、倒産がずっとふえてきておりますが、金融監督庁もこのマニュアルというのをつくったようでありまして、それも見せていただきました。 しかし、地元の中小の金融機関というのは業者の皆さんと……
○梶原敬義君 最後になりました。十五分ですからよろしくお願いします。 不況カルテルを適用除外するということ、これについて若干の心配があるものですから、ひとつお尋ねをしたいと思います。 装置工業における価格の動向というのは大変厳しいものがあって、例えばH形鋼の価格動向については、八八年には六万三千九十五円しておったものが九八年には三万四千百八十二円になっている。それから、ソーダ製品の価格ですが、八八年に六万三千四百円していたものが九八年に三万三千九百円、もう極端に値が下がっております。それからポリエチレン、これはキログラム当たりですが、八八年に二百八十一円していたものが九八年には百三十五円、……
○梶原敬義君 少し本論とそれますが、きょうの日本経済新聞の朝刊一面に、アメリカが内需刺激継続を要請という、ルービン長官と宮澤さんが握手している姿が載っております。 そうだから言うわけではないんですが、日本経済というのは下げどまりの状況にはなっておるということのようですが、雇用の面では大変厳しい状況であるし、また先行きもなかなかいい見通しがない、これが大問題であります。それから、依然として貸し渋りの状況というのが続いております。また、この新聞にも書いておりますように、景気対策が途切れた後は一体どうなるのかという心配もあります。さらには、アメリカの経済は非常に上りっ放しですから、これがどこかで蹉……
○梶原敬義君 私は二十分しか時間がありませんから簡単に申し上げますが、答弁の方もよろしくお願いします。 直接関係ないんですが、今、特に大企業のリストラというのか首切りというのか、これがいとも簡単にどんどんやられているような状況で、特に小渕内閣も国際化、国際競争云々ということでこれを容認するような雰囲気があちこちで感じられるんです。 私は、企業の雇用責任というのか、雇用に関する企業の社会的責任というのか、これはやっぱりぎりぎりまで頑張ってもらいたいんですよ。最近、日経連さえが若干そういうことを言い出したようでありまして、通産大臣におかれましては、企業はぎりぎりまで雇用を守れと、こういうような……
○梶原敬義君 中間貯蔵施設のことを主に質問いたします。 現在、政府が進めております核燃料サイクルでは、原子力発電所において燃料を燃やし、燃やした後の使用済み核燃料は再処理を行って、燃え残りのウラン、プルトニウムを取り出して再度発電所の燃料として利用するということだと思います。 しかし、実際には六ケ所村の再処理工場の稼働というのはまた延期することになっており、二〇〇五年までは再処理ができません。したがって、使用済み燃料はどんどん発生するばかりでありまして、発電所内の使用済み燃料の貯蔵容量が足りなくなってきつつある。また、六ケ所村の再処理工場が仮に稼働したとしても、再処理能力は年間八百トンであ……
○梶原敬義君 社会民主党の梶原です。 先生方、どうも御苦労さまです。私は十五分の持ち時間でありますので、先生方に一つずつ質問をさせていただきたいと思います。 近藤参考人。核燃料リサイクルの見通しです、六ケ所村がおくれまして二〇〇五年から操業ということ、しかし操業をやっても年間処理能力は八百トン、今九百トン使用済み燃料は出ている、それが二〇一〇年には千四百トンの見通しだと。一体どういうようにバランスをとっていくのか、政府もはっきりしないんです。これは、第二の処理施設をつくるとかつくらぬとかそこらの見通しもはっきりしないまま、今の議論を我々がこの法律でやっている。出るのとリサイクルのバランスは……
○梶原敬義君 大臣、御苦労さまです。 五月二十七日の当委員会におきまして、加納委員の質問の中で、ちょっと前は省きますが、大臣に対しまして、今非常に大事なことをおっしゃったような気がします、誤解を受けてはいけないということがございました、具体的に誤解とはどんな誤解を大臣は気になさいますでしょうかというのに対して、大臣はこう答えているんです。 最近、少し新聞等々も注意深く書くようになりました、大変いいことだと思っております、何を言いたいかというと、何かそこいらじゅうに、風車と言っちゃいけない、風力発電機を置けば日本じゅうの需要が賄えるようなことをかつて言っていました、汽車なんかもそれで、汽車と……
○梶原敬義君 質問時間は十五分でありますので、簡単に申し上げ、また、要領よく答弁願いたいと思います。
先般、プルトニウムのことで質問をいたしまして、何だか数字がよくわからぬまま。今度は会議録にきちっと残るようにひとつ答弁をしていただきたい。整理をしたいと思います。
まず、プルトニウムの保有量及び今後の見通し、そして出入りのバランス、それから、当面、保管あるいは管理の責任、あるいは国は一体そのためにどうするのか。これはまとめてひとつお願いします。
【次の発言】 大分数字はわかりました。
国の管理責任、長崎の原爆は八キロぐらいのものがああいう大きな爆発を起こしたわけですから、管理者というのは……
○梶原敬義君 今回の基準・認証制度の見直し等の規制緩和につきましては、もっと日常、不断の見直しを絶えずやっておくべきでありまして、行政改革委員会とか規制緩和委員会が答申をし意見を言えば、急いでそれに対応して十一もの法律をまとめて改正するというような、こういうやり方というのはどうも私は好きでない、もっと日ごろからやるべきだと。法案を今ここに持っておりますが、我々もこんな厚い資料に一々目を通すのもなかなか大変であります。そういうように思うんです。
通産省はどのようにお考えなのか、通産大臣の所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 次に、今、同僚の西山議員の方から、日本原子力発電敦賀発電所第二号機……
○梶原敬義君 衆議院で七月二十二日から審議に入りまして、九日間であっという間に参議院に送ってこられました。これを今議論を始めたんですが、ゆうべ遅くこの委員会をやるということになって、私も夜読んでみたんですが、なかなか問題の多い法案でありまして、きょうはそのさわりの部分だけになるかと思いますが、独禁法と公取の関係とか、あるいは労働問題、あるいはベンチャービジネスの支援、こういう問題について後日また整理をして質問していきたいと思っております。 経済白書も目を通してみましたし、通産省の局長の答弁等も聞いておりまして、三つの過剰、設備、人、それから借金、これらの問題がいろんな角度から議論をされており……
○梶原敬義君 きょうは四人の参考人の先生方の貴重なお話を聞きまして、本当にありがとうございました。時間の関係で、四人の方にそれぞれ簡単に先にお聞きをして、ずっと答えていただきたいと思います。 樋口参考人、本当にスーパードライが当たってよかったと私は思います。あれが当たらなければ、今そこにおれないんだろうと思っております。ことしは夏も暑いことだし、希望があると思います。やっぱり台所がちゃんとしていなきゃ国家戦略も語れない。 ただ、経済戦略会議というのは首相の諮問機関でありまして、国会は関与していないんです。私的諮問機関というのは極力少なくしてもらいたいというのが国会の意向なんです。何人か勝手……
○梶原敬義君 持ち時間が十五分でありますので、御協力をお願いしたいと思います。 二点にわたって質問をしますが、第一点は、この産業活力再生特別措置法案、産業政策局長の先般の答弁では、作成の段階では経済戦略会議の答申をベースにして取り入れたというような答弁がありました。質問をする中で明らかになったんですが、経済戦略会議というのは十年八月に小渕総理の肝いりで発足をしたと思うんですが、この経済戦略会議のメンバーを見てみますと、企業経営者が六名、学者が四名。しかも、これは行政組織法第八条の審議会、政省令で決めるというようなことになっておりますが、実際上は、この人選を見てもわかりますように、これは首相の……
○梶原敬義君 東洋通信機とかNECとかニコー電子の問題が表面化したときに私が最初に持った印象は、その他の装備品についてもこれはやっぱりそういうことがあるんだろう、氷山の一角だろうと直感したわけであります。それは危惧の念で終わればいいんですが。 そこで、時間がありませんから二つのことをお尋ねしたいんですが、一つは、私は平成九年度の装備品の平均価格と契約相手を抜き出していただいたんですが、陸海空にわたりまして。一つは、九〇年式動座つきを含む戦車、これは一台が九億四千万円、三菱重工等となっております。それから、例えばトラック、七三式大型トラック標準タイプ、これは一千億円、いすゞ自動車等。それから支……
○梶原敬義君 十二分しかないですから、協力してください。 私は、ODAと人づくり援助に絞ってお尋ねし、また意見を申し上げたいと思うんです。 十年ぐらい前でしたか、東海大学創設者の松前重義先生と二人でお話しする機会がありまして、明治になってミッション系の学校がどんどん来て日本の民度を上げ、日本の近代化に果たした役割というのは大きいと、こういう話を聞いたんですね。ODAでたくさん予算を組んでハード面のインフラ整備等をやるのもいいけれども、もっとその国その国の人づくりに重点を置いたODAというのをやっていくべきではないかと日本を例に引きながらそういう話を聞いたことがあるんですね。それがずっとその……
○梶原敬義君 外務省、今のような問題はずっと前からあったことですから、逃げることばかりではどうしようもないと思うんですね。真っ正面から取り組んでもらいたいと思います。 私は、話が変わりますが、ODAの質の転換というのか、ウエートの質の転換をやるべき時期だと思います。物をつくってあげるよりも人材の育成に重点を置いたODAを今後もっと力強く進めていく必要があると前回も本委員会で少し申し上げました。 三月二十四日の文部省の留学生政策懇談会の答申の中でも、知的国際貢献として留学生受け入れを位置づけおり、ますます人づくりに対する支援は今後重要になってくる、こういうことを言っておりますし、また外務省も……
○梶原敬義君 新聞報道によりますと、「対カンボジア 三十一年ぶりに円借款 港湾改修へ三十億円」、こういう記事がことしの二月十七日に載りました。 私も、九一年十月にたしかパリ和平協定が成立をして、その翌年の五月だったと思うんですが、当時の社会党のカンボジア調査団の一員として一週間ほどカンボジア現地を視察してまいったところであります。当時はPKOの問題が非常に国内では議論されていたときであります。それ以来カンボジアに対して関心が非常に高いわけでありますが、久しぶりにそういう記事を見まして、カンボジアに対するODAの問題について若干お聞きをしたいと思います。 その当時、私どもは今川大使から時間を……
○梶原敬義君 私は社会民主党の梶原と申します。 お三人の参考人の方が共通して言われています日本のODAにはビジョンがない、顔がないとか、あるいは質的変化の時代じゃないか、こう言われていることにつきまして同感であります。 そこで、一つはハードの援助が中心になっておるわけですね、そういう流れの中でも。これはまだ必要があるのかないのか、私はもう絞った方がいいと思っているんですが、お三方のお話を承りたいと思います。 それからもう一つは、援助の仕方としては食糧の生産とか増産に役立つような援助、あるいは環境、食品の話も出ておりましたが、そういう面に絞る。 それからもう一つは、人材の育成、もうこれは……
○梶原敬義君 私も前に意見を言われましたそれぞれの先生方と同じ意見でありまして、結論から申しますと、円借款、箱物、大型プロジェクトに重点を置かれております現行のODAのあり方を変えて、人道上の援助あるいはソフト面、人材教育にも日本の国内に留学生をもう少し思い切ってふやすような予算措置をすること、それから援助国内における教育の指導面あるいは技術の指導面、そういう面に援助をふやすこと、こういうような方向に思い切って切りかえていく必要があるだろうと考えております。 一つは、我が国の財政状況を見ても、これから景気がよくなったとしても、よくなった後に何が来るのかというと、これは財政問題が大きな議論にな……
○梶原敬義君 四人の公述人の皆さん方には貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。 私は社会民主党の梶原と申しますが、大分県の出身であります。私は選挙区全域をよく回るんですが、御承知のように大分県は中山間地、農山村の非常に多いところでありまして、猛烈な勢いで高齢化、過疎、あるいは担い手がいなくなる、こういう状況が進んでおります。 そこで、この新基本法、食料・農業・農村基本法、これを先生方が見られまして、これで今のような状況というのは解消できるのか、大丈夫だと、こういうようなことが言えるのかどうなのか。食料の自給率の向上なりあるいは多面的機能の充実なり豊かな農業・農村、そ……
○梶原敬義君 私、政府参考人を呼んで、おいでいただいておりますけれども、前に出ていただいて。そして大臣には、できるだけ小さいことは聞きませんで、判断を求めるときだけ聞きますから。政務次官はもう答弁要りませんから、時間の関係で。 この前、私は中間報告をいただきまして、これは大体目を通しました。それから、十六日に東海村に委員長以下本委員会のメンバーと一緒に行ってまいりました。そこらを前提にして、少し疑問を持ったことを幾つかお尋ねしたいと思います。 最初に、臨界が発生したときに室内で熱が出たようなことを聞いたり聞かなかったり、中間報告ではなかなかはっきりわからないんですが、その点はいかがでしょう……
○梶原敬義君 鳥取県の人形峠、岡山県と鳥取県の県境、先ほどウラン残土の問題で加藤委員から質問がありました。関連して、若干大臣の決意を求めたいと思うんです。 もう今故人になりましたが、昔、吉田達男という参議院に同僚議員がおりまして、これは鳥取県の出身ですが、非常に本件について、これは何とかならないかということで本委員会でもたびたび取り上げておりました。故人となりましたが、私はよく気持ちはわかります。 きょうの新聞を見て質問をしようと思いましたが、同僚議員がもうほとんどやられましたので、質問を聞いておりまして問題点だけ指摘をしたいと思います。 先ほどの答弁では、核燃料サイクル機構の問題だと。……
○梶原敬義君 年金福祉事業団に関してお尋ねしますが、私は時間が十四分なものですから、要領よく答えていただきたいと思います。 自主運用によりまして平成十年度末の年金福祉事業団の赤字は時価ベースで一兆二千三百八十億円、簿価ベースで一兆八千四百八十六億円、これは先ほどからお話があっております。本当はもっとこの原因等について突っ込んで聞きたいわけでありますが、先ほどから少し話がありましたからもうそれは省きます。 話を聞いておりましたら、矢野局長は、これは仕組みに構造的な問題があってこういう赤字がふえたんだと、こういうようなことを始終言っておりますが、私も年金は二十三年厚生年金を掛けてきたんですが、……
○梶原敬義君 趣がちょっと変わると思うんですが、年金福祉事業団のことについて質問をいたします。
年金福祉事業団の年金の今日現在の積立額と自主運用額と累積利益損益の額、時価と簿価についてお知らせください。
【次の発言】 最近、本会議やこの前の答弁によりますと、これが四千億に減っているという答弁がありましたが、その点はいかがなものですか。
【次の発言】 そこでお尋ねしたいのは、要するに四千億という数字がひとり歩きをしておりますが、この内訳ですね、一番多いのは債券、そして二番目が国内株式、それから外国株式、その次は転換社債、そして短期資産、このようになっておりますが、この内訳はわかりますか。内訳と……
○梶原敬義君 社会民主党の梶原です。 きょうは二十分の時間で、大変もう神経使っておりますが、四つのことを総理に質問をさせていただきたいと思います。 まず第一は、東海村のジェー・シー・オーの臨界事故についてであります。 この事故が発生をしたのが九月三十日の十時三十五分ですね。ジェー・シー・オーから科学技術庁に通報が入ったのが十一時十五分あるいは十一時十九分とも言われております。ファクスで入った。そして、ジェー・シー・オーの方から周辺住民の避難の要請が東海村に対してあったのが十三時五十五分。東海村が三百五十メーター圏内の住民の避難命令を出したのが十五時。茨城県の十キロ圏内の住民の屋内退避勧告……
○梶原敬義君 社会民主党の梶原です。 きょうは、大西参考人、和田参考人、貴重な意見ありがとうございます。私も三点ほど時間があればお尋ねしたいんです。 最初に大西参考人、和田参考人もちょっと言われたんですが、今の最大の中小企業対策は景気対策であると、この点についていかがお考えかお聞きしたい。 というのは、ずっと調べてみますと、私もこの委員会長いんですが、過去、赤字法人率というのを見ますと、景気のいいときは五〇%を切るんですね、赤字法人率が。それで、景気が悪くなると、特に今のような状況というのは六四、五%台をずっと推移して、ことしの六月の国税庁の締めの場合六八%を超しているんですね、六八%を……
○梶原敬義君 社会民主党の梶原です。 大臣に、二つの要望をし、二つのことをほかに質問していきたいと思っております。時間の関係で政務次官にはお聞きする予定がありませんから、どうぞ楽にしていただきたいと思います。 要望でありますが、二十二日に本委員会は参考人を呼んで参考人の御意見を承りました。その中で、既に意見も本会議等で出ておりますが、一万六千の中堅企業、中堅企業と小企業と零細事業者、この三つぐらいに区分けをして、そしてきめ細かい行政指導をやってもらいたい、やるべきではないかという意見がありました。 法改正というわけにはまいりませんで、私もやっぱりそう思いますが、中小企業庁の中には小規模企……
○梶原敬義君 最初に、最大の中小企業対策というのは、前にも申し上げましたが、景気回復と景気対策です。これはもう赤字法人率から見ましても厳しい企業が圧倒的に多いわけですから、そういう点から見て、景気の現状を一体どう見るかということについて少し大臣にお尋ねをしたいと思います。 私は、今政府が景気が少しよくなったとかなんとか、よく経企庁長官も言っておりますけれども、どうもそういう要素というのは安易に考えるべきではないのじゃないかと思っているんです。 それは、第一次オイルショックの時代を経験しまして、経済統計もよく見ておりましたが、そのころ、第一次オイルショックの前後というのは、田中角栄さんが出ま……
○梶原敬義君 私は社民党の梶原と申します。 きょうはいいお話を聞かせていただいてありがとうございます。時間がありませんから、単刀直入にお聞きをしたいと思います。 堀井参考人、いただいた資料によりますと、GEMから指摘されている日本の特性、横並び文化の日本社会、それから日本政府への提言ということがありますが、かつて日本も松下幸之助さんや本田やソニーやあるいは京セラの稲盛さんの話も聞いたことがあるんですが、本当にそういう時代がずっとありましたね。 最近、私はやっぱり指摘されているような傾向が非常に強くなってきたような気がしているんです。その原因の一つは、やっぱり中小企業で頑張っておっても、こ……
○梶原敬義君 二十五分間でありますから、多分通産大臣のところまでは入り得ないんじゃないかと思うんです。あした委嘱審査のようでありますので、もし入れない場合はあしたやらせていただきたいと思います。 最初に経企庁長官にお尋ねしますが、昨日発表されました国民所得統計速報によりますと、九九年の十―十二月期のGDPが実質一・四%マイナスになった。今年度の経済成長率の見込みを〇・六%ということで、私は、これはやっぱり修正したとはいえ公約でありますから、これはなかなかそう簡単にいかないんじゃないか、今説明があったけれども、そう思うんです。どういうところからそう思うかというのをまた後から少し申し上げますが、……
○梶原敬義君 きょうは大臣が出席でありますから、政務次官の皆さんはお休みください。大臣がいないときには政務次官の皆さんにお尋ねしますから休憩をしてください。
最初に、新エネルギー関係予算、これは予算の委嘱審査でありますから、新エネルギー関係予算のことにつきましてお尋ねをしたいと思います。
エネルギー庁長官、石油、天然ガス、石炭、ウランについて可採埋蔵年数、可採年数ですね、これを述べてください。
【次の発言】 世界的な権威のあるオイル・ガスジャーナル社の統計では、今話がありましたように、石油は四十三年、天然ガスは六十二年、石炭は二百三十一年、ウランは七十三年という数字を通産省からいただいてお……
○梶原敬義君 幾つか質問通告をしておりましたが、大分同僚議員の皆さんの意見、質問もありましたので、少し省略をしながら気になることをまたお聞きしていきたいと思っております。 今のお話を聞いておりましても、やはり一番大事なのは、五年間の暫定期間中、この間にその後競争場裏に押し出されるこのアルコール専売事業の今やっている皆さんのこの会社が、民間になってどのような競争力があって展望が開けていくのかということが一番心配であります。そのことを中心にしてお聞きをすることになると思いますが。 まず一つは、現在七工場あるのを四つにするというその大体のお考えをもう一度確認の意味で答弁していただきたいし、従業員……
○梶原敬義君 私は、この法案を審議するに当たりまして、また皆さんの質問も聞いておりまして、感慨ひとしおであります。 戦後、かつて日本の復興をなし遂げる原動力を石炭産業は背負ってくれましたし、また、ある時期は炭掘る黒いダイヤと言われて、また炭坑節がよく歌われた時代もありました。また、三井三池争議に代表されますように、本当に大きな総資本対総労働というような労働争議もありました。また、炭鉱の爆発や炭鉱の災害事故、大きな事故も何度か経験しました。ところが、今日もう会社は二社になって、そして従業員の数は千五百人になろうとしている。非常に一連の流れを考えますと寂しい思いがしますし、感傷的になりますし、感……
○梶原敬義君 今日は歴史的に見ますと、一種の産業革命の時代というか、情報通信産業を中心とする大きな変革の時期の今真っただ中にあるんだと思います。そういう状況の中で、八十年ぶりにこの弁理士法が改正されるということにつきましては、時を得たというか、むしろ遅きに失したというか、そういう気持ちがしておりますが、この法案につきましては私は賛成でありますが、以下、若干お尋ねをしてまいりたいと思います。 一つは、十二年一月二十七日付日本経済新聞に、北陸先端科学大学の研究成果の民間への技術移転を弁理士会が弁理士を派遣することによって支援するという記事が載っております。こうした弁理士の活用は、我が国の産業競争……
○梶原敬義君 具体的な法案の審議に入る前に、さきに同僚議員も質問がありましたが、今日の景気の動向並びに中小企業を取り巻く状況についていま一度お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 そういうことになっているようですが、地方に行きますと、本当に中小企業の皆さんに聞いても、一向によくなっていないと、こういう声が現実に返ってくるんですよ。まだまだと。
そこで、国としては今の景気の判断、大臣、景気に対する財政の出動はもう必要ない、うまくいくと、こういうところまで一体分析されて見通しをされておるのかどうなのか。財政出動はもう要らないのか要るのか。その辺の判断を聞かせてください。
○梶原敬義君 今日は情報通信産業革命と言われますが、振り返ってみますと、そんな時代の中に今我々は置かれておるんではないかと思います。こうした大きな時代の流れの中で、我が国の産業が国際競争力におくれをとるんではないか、そういう心配がありまして、そういう点では私もこの法案については答弁次第で衆議院では反対したんですが賛成をしよう、このように思っております。よろしくお願いをしたいと思います。 質問の第一は、今般提出をされました産業技術力強化法案につきましていろいろ目を通しました。大分わかりにくい法案でありますが、歓迎すべき面と心配する面、すなわち憲法第十五条あるいは国家公務員法の理念、こことの兼ね……
○梶原敬義君 三十五分持ち時間ですので、変わった角度から質問をしてみたいと思います。 我が国の今日の社会経済状況というのは、情報産業あるいはバイオ、通信、こういうものを中心にした産業革命の真っただ中にあるんだろう、このように考えておりまして、社会経済も目まぐるしく動いておりますし、同時に新しいさまざまな商品やサービスの取引が出現をしております。 あわせて、契約形態も複雑になっているわけでありますが、消費者と事業者の間の取引におけるトラブルは、先ほどからもお話がありますように、非常にふえております。平成元年に十六万五千六百九十七苦情処理と相談件数の数でありますがあったものが、平成十年には四十……
○梶原敬義君 社会民主党の梶原と申します。 四人の先生方におかれましては非常に貴重な御意見を賜りまして、また後日、本法案の審議日が入っておりますから、この中でまた皆さんの御意見を国会の審議に生かしていきたいと思っております。 私は、四人の先生方に一つずつ順次質問させていただきたいと思います。 最初に、松本参考人にお伺いしたいんですが、松本参考人は国民生活審議会の消費者政策部会の委員長代理をなさったと聞いておりますが、この中で実効性の確保についての議論をどのようにやられたのか、意見がどのように出たのか、特に先ほど消費生活センターの役割の重要さを述べておられましたが、その辺のことについてお伺……
○梶原敬義君 時間が三十五分ですからたくさんは聞けないと思いますが、よろしくお願いいたします。 大臣、二十日に委員会で審議をいたしまして、二十五日には四名の参考人の方の御意見を賜りました。その参考人の意見の中で一橋大学の松本恒雄教授は、今後の課題として、本法の施行後は各県の消費生活センターの役割が非常に重要だということも言われました。 今、山下議員からもお話がありましたように、消費生活センターの関係につきまして、二十五日に岡田参考人から、全国消費生活相談員協会が会員千二百二十四名に対して、調査票の回収数が八百二十九で回収率六七・七%のアンケート調査をやっている、その資料をいただきました。大……
○梶原敬義君 私は、この私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案、これは賛成でありまして、時間もありませんからさきの同僚議員の質問と余りダブらないような形で質問してみたいと思います。 第一に、提案理由を何回か読んでみまして、ちょっと気になりますから指摘だけしておきたいと思います。 提案理由の一ページの真ん中辺からありますが、少し読んでみますが、「このたび、電気事業、ガス事業等については、既に自由化が進められておりますことから、これらの事業に固有の行為」云々ということで、既に自由化が進められておるというその読み方は、相当自由化が進んでいるというとり方もできますし、若……
○梶原敬義君 時間の関係で、私は、非常に関連するプルサーマル計画、この問題点やMOX燃料の安全性の問題、あるいは使用済みMOX燃料の処理処分、これらのことにつきましては後日に回したいと思います。きょうは基本的なことを伺ってまいりたいと思います。 ちょっとその前に、大臣、五月十八日の新聞に「太陽光発電住宅に設置 補助二〇〇二年度で終了」という記事が載ったんです。今、国会でも議論されまして、エネ庁の皆さんも太陽光に力を入れよう、風力発電にも力を入れよう、新エネに力を入れようと言っているときにどうしてこういうような形になるのか。どうも読んだ瞬間に、いろいろな理屈はあるようですが、非常に不可解で信頼……
○梶原敬義君 社民党の梶原です。 大変御苦労さまです。十五分しか持ち時間がないものですから端的に聞きますが、この今議論されています法律というのは、急いでやろうとしているのは、実施主体をつくって、その実施主体に国民から電力料金に上乗せをした料金をいただいて、そして電力会社がそこに、実施主体に納入する、それを基金にして事業をやるということ、そこのところを急いでいるんだろうと思います。 私は、森嶌先生の「高レベル放射性廃棄物処分懇談会のメッセージ」という論文を読ませていただきました。繰り返し先生が強調されているのは、いずれにしても、国民の理解を得る上で透明性の確保と情報の公開。きょうもお話があり……
○梶原敬義君 最近、衛星の打ち上げに伴うロケットの失敗が相次いでおりますが、九八年二月にHUロケット五号機「かけはし」、それから九九年十一月にはHUロケット八号機、これは運輸多目的衛星、ことしの二月にMXのロケット、科学技術庁が前の二つと文部省が後の一つ、それぞれ損失というのですか、打ち上げに失敗した損失はどれほどか簡単に教えてください。
【次の発言】 この三つの損失の合計をいたしましたら約千二百二億円になるんですね。千二百二億というのは大変な数字でして想像もちょっとつかないんですが、ちょっと考えてみますと、人口五十万人の都市の一年間の予算に匹敵するぐらい、介護保険法がこれから四月から適用され……
○梶原敬義君 中曽根大臣、どうもお疲れでございます。 実は三月六日のこの委員会で、科学技術庁のロケットの打ち上げあるいは文部省のロケットの打ち上げ、それ全部大臣にかかわるわけですが、この打ち上げの失敗に対しまして、やっぱりけじめというのか反省をしているという姿を国民にどのように示すのか、そしてさらにこの原因を究明して、そして次に二度とこういうことの失敗を繰り返さないという意味で、政務次官がお二人お見えでしたから大臣の責任について、大臣いなかったものですから、お聞きしました。 その前の十年二月のHU五のロケットの失敗と、それから十一月のHU八の失敗と、それから文部省の宇宙開発研究所のミューX……
○梶原敬義君 三人の参考人の先生方には貴重なお話を聞かせていただきまして、大変参考になりました。質問する側からしますと、私なんかは頭が整理できていないままの質問になるかと思います。 ただ、財政投融資の話をする場合に、今、市場金利が非常に低いですね。しかし、市場金利はこういう状況じゃない、やっぱり五%を超えていくことは想定できると思うんですが、そのときになればそのときのまた変わった物の言い方もあるんではないかなと、このように私は思っております。 そこで、ちょっと違った観点で三人の先生方にそれぞれ一つずつお伺いしますが、猪瀬参考人、先生の本の「日本国の研究」の百三十一ページのところに書いてある……
○梶原敬義君 先ほど総務庁長官から宇宙開発事業についての監察結果の説明がありまして、同僚議員の方も同じようなそのことについての質問がありましてダブるかもわかりませんが、これはもう三回目でありまして、引き続いて質問させていただきたいと思います。 先ほど科学技術庁の総括政務次官の答弁と文部省の政務次官の答弁のニュアンスが違うなと思ったんです。ちょっと申し上げますと、ロケットの打ち上げ失敗に対してどう考えているのかという質問に対して、科学技術庁の方は厳しく受けとめてと、こう言っているんです。それで、文部省の方は国民の期待に沿えず申しわけなく存じますと、こう言っているんですよね。 何か科学技術庁は……
○梶原敬義君 時間がありませんから単刀直入にお聞きいたします。
海上自衛隊佐世保地方総監部に関することでありますが、ここは隊員約八千名、平成十二年二月二十三日の新聞報道によりますと、六年間で自殺した隊員が十七名、未遂が三名。これは年を追ってはもう申し上げませんが、私は、こういう記事を見まして、やっぱりこれは異常じゃないかと、このように思いました。大臣、いかがですか。
【次の発言】 大変ありがたいんですが、私が聞いたのは佐世保の総監部の警備区内で自殺者が十七名、未遂が三名というのは多いと思わないかということを聞いたわけでありますが、本当に短く。
あわせて、大湊、横須賀、舞鶴、呉、これらの自衛……
○梶原敬義君 去る五月八日に海上自衛隊の佐世保地方総監部の自殺事件にかかわる問題を質問いたしましたが、また引き続いて質問をしたいと思います。
自衛隊の自衛官全体の自殺者については大臣から答弁がありました。平成七年度が四十四人、八年度が五十二人、九年度が六十二人、十年度が七十五人、十一年度が六十二人。
国を守る若き自衛官がこんなにたくさん自殺をするということに驚きを感じたんですが、これはもう一度大臣、どのようにお考えなのか、お聞きします。
【次の発言】 日本は物をつくる国でありまして、品質管理が非常に進んでおりますね。品質管理をやる前というのは非常に不合格品がいっぱいできる、それをゼロにする……
○梶原敬義君 活断層についてのみの質問になると思います。
政府は、阪神・淡路大震災、野島断層のずれによりましてああいう大きな地震が発生したわけでありますが、その後の反省の上に立ちまして地震調査研究推進本部というのを設定されまして、鋭意その活断層に対する調査、対策について充実強化を図っておられることにつきましては敬意を表します。
今、日本の国土に約二千の活断層があって、うち要注意の活断層が九十八あるということを聞いておりますが、この調査並びに評価の状況はどのようになっておるのか、最初にお尋ねいたします。
【次の発言】 おおむねそのときの調査というのは、三年ぐらいというめどを持ちながら調査を始……
○梶原敬義君 私は、この法律案を読んで、あるいは研究してみますと、もう余りいろいろ問題を指摘することはないと思うんですが、むしろ遅きに失した感があるのかなという気がしております。急傾斜地崩壊危険箇所の指摘が、昭和五十七年には七万二千二百五十八が平成九年には八万六千六百五十一カ所とふえております。一方では政府は整備対策をやっておりますが、そういうような形ですから、これは本当に早くやらなきゃいけない、このように思います。 それから、最近地元に帰ってみまして、あっと驚くようなところを団地開発やっておるんです。これは危ないじゃないかと、新聞にもそこらは指摘をされて社会問題になっておるんですけれども、……
○梶原敬義君 私は九州でありますけれども、五年前に雲仙・普賢岳で大変お世話になりましたが、あの普賢岳のことを思いながらきょう皆さんの議論を聞いておりまして、やっぱり雲仙の教訓が相当生かされてきたなという感じを持ちました。普賢岳の場合は火砕流に巻き込まれまして四十四名亡くなりました。イギリスの著名な火山学者も亡くなったんですが、それに比べますと今回は私は見事だったと思うんです。地震の回数がどんどんふえて、そして関係者の努力によりまして避難が早くできて、人災は一人もなくて、これは本当に見事なものだったと思いますし、関係者の努力に対して心から敬意を表したいと思います。 質問に入りますが、大臣、きょ……
○梶原敬義君 私は社会民主党の梶原です。よろしくお願いします。 きょうは二十分の時間で二つのことをお聞きします。十分ずつぐらいのことでやりたいと思いますから、御協力をお願いしたいと思います。 一つは、石油エネルギーと自然エネルギーの関係ですが、大臣がかわるたびに通産大臣とはいつも議論しているんですが、私の直観というか私のひらめきでは、石油資源というのは早晩、近未来にこれは大変な状況になるし、パニック状態が繰り返されるような状況が資源的に来るだろう。こういう観点から、自然エネルギーや新エネに対しては我が国のような資源のない国は積極的に取り組む必要があるだろうということをずっと議論してきたので……
○梶原敬義君 素朴な質問をいたします。
去る十一日の東海地方の豪雨によりまして名古屋市西区新川の左岸堤防が決壊したことについて、どうしてあの場所が百メーター決壊をしたのか、なぜあの場所だったのか、まずそこからお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 わかりました。
ただ、なぜあの場所だったのかという素朴な疑問が残るんです。そこら辺は。
【次の発言】 そうだと思いますけれども、今考えてみますと、我々の地方においても堤防がありまして、歴史的に見ても壊れそうな地域というのはあるわけですね。だから、今後の課題といたしまして、五十ミリを超えたらどの辺の堤防が水が突き当たるとか、危ないとか危なくないとか……
○梶原敬義君 質問通告している順序は少し変わると思いますが、以下質問させていただきます。 週刊朝日の八月十一日号、ここに「首都圏直下大地震 「危険期」突入不気味な兆し」、「伊豆諸島では、震度五、六クラスの群発地震が、一カ月以上続いている。そんななかで、七月二十一日に発生したM六・一の茨城県沖地震に注目する専門家がいる。」というような見出しになっておるんですね。 これについて、一九九二年の宮澤内閣の当時に宮澤さんが会長の中央防災会議を開いて、検討結果のまとめの中に二つの重要なことがあるんですね。一つは、関東大震災に匹敵する海溝型巨大地震の発生は今後百ないし二百年先だろう。それから二番目、マグ……
○梶原敬義君 私は持ち時間が二十分でありますから、二つのことについてお尋ねをいたします。一つはIT革命、それからもう一つは地場中小企業の状況、この二つについて質問をさせていただきたいと思います。 きょうの通産大臣のあいさつ、それから堺屋経済企画庁長官のあいさつの中にIT革命について触れられておりますが、私はこのIT革命という、この革命という政府の言い方がもう繰り返し出てきておりますが、どうもいまだぴんとこないのであります。 産業革命の場合は、十八世紀後半ですか、イギリスで自動織機が発明をされまして、そして産業全体が非常に発展をした。同時に蒸気機関車の発明、これらが産業の生産形態を非常に発展……
○梶原敬義君 私は、訪問販売法のこの改正案につきましては賛成でありますが、少しその周辺にまつわる問題を質問させていただきたいと思います。 第一に、この改正案がなぜ今出てきたのか、一年前に改正案をやるときにどうして出なかったかという疑問を最初に持ったんです。 先ほどの説明にもありましたように、内職・モニター商法とマルチ商法の関係につきましては、平成九年、十年、十一年、十二年と急に伸びてきているわけですね。ですから、これはもう九年の段階で判断すれば、これは何らかの形で対応していかなきゃいけないということはわかっているはずですね。それが一体なぜ延び延びになって今ごろ出てきたのかということに最初に……
○梶原敬義君 先ほどから答弁を聞いておりましたら、何だか国際競争が今にも迫っているような話、あるいは国内でIT革命をやらなきゃ人間じゃないと、そういうような雰囲気の答弁も大分ありまして、いささかそうかなという感じを持ったものですから私の感じを申し上げたいと思うんです。 二十一世紀というのはやがて来ますが、どういう時代になるのかということを考えた場合に、私は、恐らく近いうちに石油資源が枯渇をしてくるだろう、あるいは環境が厳しくなってくるだろう、二十世紀のように戦争と競争の、あるいは多量生産、多量消費の時代というのは変わらざるを得ないんではないか、もっと人間的に豊かな社会、人間らしく生きる社会、……
○梶原敬義君 二十分間でありますから、また意を尽くした質問ができないと思いますが、御協力をお願いいたします。 私は、今この厳しい状況の中で、この貸し渋り特別保証制度を本当はもう一年ぐらい継続をした方がいいんじゃないかと、こういう観点に立っております。お聞きをしたいと思います。 問題は、中小企業の経営者と話をしていますと、大銀行はいいな、悪くなったら国が応援してくれる、あるいはそごうもいいな、あるいはゼネコンの大手も間接的には銀行を通じて国の支援が行くような形になっている、我々はもう即勝負だと、こういうことをよく聞くんです。振り返ってみますと、今日のこの長期不況というのは、私は政治に責任があ……
○梶原敬義君 鳥取県西部地震が周辺の原発施設に及ぼした影響について、最初にお尋ねしたいと思います。
まず最初に、島根原発の位置、震源地からどういう位置にあったのか。そして、その原発の所在地域の震度は当時どのぐらいだったのか。建物、発電施設への影響、こういうものはどうであったのか。もちろん、運転が停止中であったということは承知の上でお尋ねをいたします。
【次の発言】 例えば、現施設、建物のひび割れとか、あるいは水道の配管がどうかなっているとかそういうこと、小さなことでもいいんですが、そういう変化というのは報告はないんですか。
それから、あわせて聞きますが、関西電力の美浜、高浜、大飯、四国電力……
○梶原敬義君 私は持ち時間が十五分でありますから、二つ質問をいたします。 一つは、地震の強さの比較の問題であります。もう一つは、全国の活断層の調査状況。この二つを質問いたします。それで、一つずつ七分ぐらいで終わりたいと思いますので、御協力をお願い申し上げたいと思います。 十月十七日の日に本委員会で鳥取西部地震の調査に行ってきました。そのときに被害状況や公共建造物の被害状況等も見てきましたし、阪神・淡路大震災の後も私も現場へ行ってきましたが、そこでどうも震度及びマグニチュードのぐあいというのは鳥取の方が少し大きいんじゃないかという報告というか資料をいただいて感じたんですが、被害状況については……
○梶原敬義君 大臣、御苦労さまです。 私はここのところ地元をよく歩く機会がありまして、そして中小企業の皆さんともよく話をするんですが、一体景気はどうですかと聞きましたら、大体平均して各業種ともここ三年来ずっと悪くなっているというのが大方のお話ですね。三年間ぐらいはやっぱりここずっと少しずつ悪くなってきていると。私は、政府の景気、経済に対する見方よりも、やっぱりもっと厳しい状況が実態は続いているのではないかと、このように考えておるんです。 そこで、政府にお尋ねしますが、一体景気の現状というのは、わかりやすく言うと、いろんな表現があると思うんだけれども、これだと、今はこういう状況だと、そして将……
○梶原敬義君 私は、三つのことを質問したいと思います。 一つは、民活法と第三セクターの関係です。 今ずっと議論を聞いておりましたら、プラザ合意以降、内需拡大をどうするかという議論を随分この委員会でもしたんですが、そのときの議論を思い出しながら聞いておりました。今まさに我が国は内需拡大、特に個人消費が伸ぶか伸ばないか、重要な課題でありますが、当時、プラザ合意以降の議論というのは、民活法あるいはリゾート法、こういうものを活用していこうというような議論も大分したんですね。 そこで、私、昭和六十一年の商工委員会で民活法の審議のときにどうもぴんとこなかったものですから素朴な質問をしたんですが、民間……
○梶原敬義君 経済産業大臣のこの法律案の提案理由によりますと、これは質問が重なると思いますが、伝統的工芸品産業が「近年、国民の生活様式の変化等を背景として、伝統的工芸品産業の売り上げが減少の一途をたどっており、それに伴って経営難や後継者不足などの問題も深刻化し、このままでは産業の存立自体が危ぶまれるような、かつてない苦境に立ち至っているのであります。」と。その原因、もう少し、もう一度整理をしてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 わかりました。わかりましたが、一つ大事なことが落ちているんじゃないか。それはやっぱり景気ですね、景気、経済。これは、私も地元の別府の竹製品協同組合の人たちの話も聞……
○梶原敬義君 社会民主党の梶原ですが、もう時間が短いので、また、さきの同僚委員の質問に答えた部分も質問通告しておりましたが省かせていただいて、少し簡単なことをお聞きしたいと思います。 今回のこの計量法の改正案の趣旨にはもう基本的に賛成でありますから、その点についてはお聞きしません。ただ、ppmの世界からppt、一兆分の一。これはもう我々想像ができない神の領域というか世界に近いような話でありまして、なかなか難しいのでありますが、問題は、この証明をしたその数値が非常に社会的な影響力があるわけですね。だから、この出た結論というのは非常に大きな問題を醸し出しますから、これをどうするかというのを少しお……
○梶原敬義君 この前、所信のときにはちょっといなかったものですから、若干景気について最初に平沼経済産業大臣にお尋ねをします。 私は、地元をずっと回っておりまして、地方の市の商工会議所の皆さんと話をしておったんです。いろんなことを言ったんですが、やっぱりどきっときたのは、何よりもすぐそこの商店街を歩いてみてくださいよって言うんですね。歩いてみましたけれども、これは大きなスーパー等が来た影響だけじゃなくて、やっぱり経済が非常に落ち込んでいる状況ですね。 そんなところをずっと見て、いろんな人にも会ってきましたが、一体、今の小泉政権、そのもとでの通産大臣は、今の景気、経済の問題というのはどのように……
○梶原敬義君 三人の参考人の先生方、きょうはありがとうございます。社会民主党の梶原ですが、同じ質問を三人の先生方にさせていただきたいと思います。 石油資源のことですが、このまま消費量がどんどん伸びていったときにいつまであるのかと、結論はですね。 私は最近、韓国も中国もこの前行ってきましたが、それから東南アジア諸国をほとんど回ってきました。やっぱり車がどんどんふえていまして、石油の消費量が非常にふえているような感じを持ちました。これで一体、こういうやり方を世界各地でどんどんどんどん車が走って、有限の石油資源がいつまで続くのかという疑問を持ってしようがないんですね。 この委員会で、四年前、大……
○梶原敬義君 持ち時間が十五分ですから、御協力をお願いしたいと思います。 今回の芸予地震につきまして、私も九州の大分県の私の地元におって震度四を経験したんですけれども、この芸予地震について素朴な質問をしたいと思います。 先ほどちょっと答弁があったが、もう一度お答え願いたいんですが、芸予地震の発生のメカニズムですね。あわせて、阪神・淡路大震災はどうだったのか。それから、鳥取西方地震。それからもう一つ、さかのぼって一五九六年に私の地元では慶長豊後の大震災というのがあったんです、慶長豊後の大震災、一五九六年。これのメカニズムもあわせて教えていただきたい。
○梶原敬義君 私は、会長に中西一郎君を推薦することの動議を提出いたします。
○梶原敬義君 今団長の御報告がありまして、そんなにはつけ加えることはないんですが、感じだけを一、二点申したいと思います。 私は、ソビエト、スウェーデンは初めて行きました。いずれにしましても、このソビエト、スウェーデン、西ドイツを通じまして、大使館の努力もあったことも大でしょうが、思ったより、あるいは日本と比較して、情報公開の制度面が非常に進んでいるな、このように感じました。 それからソ連の場合、消費物資の不足、石けん、砂糖、特に肉類、乳製品、こういうものが非常に不足しているというのを現地で聞いたわけですが、いろいろ聞いてみますと、パンの場合一キロ当たり三十五円、私の概算計算では。それから牛……
○梶原敬義君 二つのことを聞きたいと思います。
一つは、今我が国の外交問題におきまして最大の課題というのは日ソ平和条約の締結ではないか、このように考えるんですね。私はそのように考えておりますが、外務省のお考えを聞きたい。そして、外務次官レベルの作業グループで何回か作業をされているやに聞いておりますが、どのように今取り組みをされておるのか。
それから今後の見通し、日程等を含めてお伺いいたします。
【次の発言】 もう腹を据えて今後やっていただきたいと思うんですが、これまで日ソ平和条約締結の努力に対していろんな障害が言われておりました。
一つは、一体アメリカの意向を無視してやれるのかというよう……
○梶原敬義君 私は、この法律案が六省庁によりまして東京一極集中から地方の活性化を目指すという積極性については評価をしながら、質問をしてまいりたいと思います。 この法案の背景と経緯について最初にお伺いをしたいと思いますが、まず、その中で特に以下のことについてお答えを願いたいと思います。 すなわち、平成三年の十一月に産業構造審議会産業立地部会が「新たな産業立地政策のあり方」、すなわち「産業業務機能再配置による東京一極集中是正と地域活性化」という中間答申を出されましたですね。これに基づきまして、当初は通産省の方から、産業業務機能すなわちオフィスを東京から地方に再配置する、要するにオフィスアルカデ……
○梶原敬義君 社会党の梶原でございますが、先ほど一河公述人、岡野公述人におかれましては本当に適切な公述をしていただきまして、今感激をしているところでございます。 幾つかお尋ねいたしますが、最初に一河公述人の公述されたことにつきまして関連してお尋ねいたしたいと思います。 今、平成四年度の予算の審議をしておりますが、先生から先ほど言われましたように、本当にこれは三・五%の経済成長達成は不可能、それに基づいた税収の見積もりというのは恐らく相当欠陥を生ずるだろうという判断は私も同じでございます。 そこで、済んだ話でございますが、いつもこういうことをやっぱり日本の戦後の経済というのは繰り返しておる……
○梶原敬義君 準備をしてまいりませんでしたのでまとまらないと思いますが、幾つかの点について報告をさせていただきたいと思います。この報告書や皆さん方の報告とちょっと変わった形になると思いますが、四点について報告をいたします。 私は、タイを除きましてあとの四カ国は初訪問でありました。したがいまして、非常に興味深かったのであります。特にベトナムの場合は戦争の傷跡がまだいえていない、そういう面をあちこちで見ました。ベトナムを除く各国はもうまさに車社会でありまして、車も余りいい車じゃないんですが、物すごい車のラッシュでございます。ベトナムは、特にホーチミン市においては、単車があっという間に何百台と信号……
○梶原敬義君 御苦労さんです。 私は、この法案を読んでみました。また、調査室でたくさん資料をいただきましてそれも読んでみまして、まだしかし、森総理の言うインターネット革命、あるいはここで言いますIT革新といいますか、どうもどういう社会を目指しどういう社会になってくるんだろうかというのがなかなかわからないんです。 きょうは大臣お疲れですから、少し通告していないことを聞きますが、三大臣の奥さんが果たしてわかるんだろうか、こういうことが。そして、インターネット、パソコンを持ってやろうとされているのかどうなのか。よく幾らあれしてもなかなかわかりにくい、読んでみて少しわかったような気がするが、やっぱ……
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