梶原敬義参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○梶原敬義君 私は、日本社会党を代表して、ただいま審議に付されました日本原子力研究所法の一部を改正する法律案に対して、若干の意見を申し述べ、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 まず初めにお伺いいたしたいのは、原子力船「むつ」の取り扱いと日本原子力研究所法の一部を改正する法律案についての政府の見解であります。 原子力船「むつ」は、日本原子力船研究開発事業団が設立されて二十年以上、また建造されて十四年経過しても、なお本格的な実験さえもできない状態であります。 当初百二十億円ほどの予算で一九七五年ごろには実験を終了することになっていた「むつ」は、既に昨年度までに約六百億円も費やし、この間、……
○梶原敬義君 ただいま議題となりました許可、認可等民間活動に係る規制の整理及び合理化に関する法律案につきまして、日本社会党を代表し、反対の討論を行います。 議題となりました法律案は、二十六本の法案を一括まとめたものでありますが、二十六法案のうち二十二本については行革審答申関係、一本重複いたしますが五本はアクションプログラムの関係となっており、法案を提出するに至る経過も異なります。また、行革審の関係は総務庁長官、アクションプログラムの関係は特命事項担当大臣が担当であり、各法律の所管も大蔵省、厚生省、通産省、運輸省、郵政省、労働省、建設省、自治省に分かれております。 このように多岐にわたる法案……
○梶原敬義君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十九年度決算について、中曽根総理並びに関係大臣に質問いたします。 決算事項についての質問に入る前に、総理が強引に挙行しようとしている衆参同日選挙問題について、次のことを質問いたします。 第一に、総理は円高対策を理由とした臨時国会の召集を決意しているようでありますが、真意をお聞きしたいのであります。第二に、もしそうだとすれば、今会期中に、時間も十分あったにもかかわらず、立法措置を含めた中小企業対策を何ゆえもっとしっかりやらなかったのですか、お答え願いたい。第三に、衆参同日選挙は、憲法の趣旨に反し、参議院の独立性を侵すばか……
○梶原敬義君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました日本航空株式会社法を廃止する等の法律案につきまして質問をいたします。 二年前の八月十二日は、日航一二三便が群馬県上野村山中に墜落、大破炎上し、乗員乗客五百二十名の死亡事故を起こした、忌まわしい、忘れてはならない日であります。 先般、航空事故調査委員会の最終報告書が提出され、事故の再発防止のための勧告が示され、また、事故の刑事責任を追及している群馬県警によって日本航空の立入捜査が進められているところであります。我々は、こうした事故がなぜ発生したのか、隔壁修理ミスがなぜ発生したのか、五百二十名のとうとい生命の生死を分け……
○梶原敬義君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、竹下総理並びに関係閣僚に対し質問を行ってまいります。 まず、私は冒頭、総理の所信表明演説に対して、具体的質問に入る前に、率直な見解を一言申し上げておきます。 総理、あなたは消費税の導入に身命をささげると述べ、強い決意を表明されました。もともと、国民が望む税制改革は不公平税制の是正でありました。しかし、総理は、不公平税制の是正に関しては言葉が少なく、かつあいまいであり、全く決意がうかがえません。総理が進めようとしている税制改革は、まるで木の葉が沈んで石が流れるの言葉のとおり、道理に反したひどい強弁であります。 あなたは、つじつじに立ってでも……
○梶原敬義君 私からは次の六つの点についてお答えいたします。 初めに、消費税の出発点は衆議院議長裁定であるとの総理発言についてであります。 議長裁定の中に、「直間比率の見直し等今後できるだけ早期にこれを実現できるよう各党協調し、最大限の努力をはらうこと。」と述べられております。言うまでもなく、直間比率の見直し等が大型間接税の導入を意味しているものではありません。このことは議長裁定の際、社会党の山口書記長が確認したところでもあります。また、この裁定を受けて設置された税制改革協議会においても、大型間接税については全く議論されておりません。それのみならず、一方的に自民党が税制改革協議会報告、いわ……
○梶原敬義君 私は、ただいま議題となりました議院運営委員長井上孝君解任決議案について、日本社会党発議者を代表して、その提案理由を御説明申し上げます。 去る六月一日、国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案など政府提出の二法案と我が党提出の国際平和協力業務及び国際緊急援助業務の実施等に関する法律案を並行審議をしていた国際平和協力等に関する特別委員会において、その政府提出法案の根幹にも触れるような自公民三党による共同修正案が提出され、さらに翌二日には連合参議院からも修正案が提出される等、これからなお委員会の審議を一層深めなければならない状況になっていたのであります。 しかるに、六月五日……
○梶原敬義君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、大阪湾臨海地域開発整備法案は、大阪湾臨海地域における近年の産業構造の変動等経済的、社会的環境の変化にかんがみ、当該地域及びその周辺の地域における活力の向上を図り、東京一極集中の是正並びに世界及び我が国の経済、文化等の発展に寄与するため、世界都市にふさわしい機能と住民の良好な居住環境等を備えた地域としての当該地域の整備等に関する総合的な計画を策定し、その実施を促進する等の措置を講じようとするものであります。 委員会における質疑の詳細は会議録によって御承知願います。 ……
○梶原敬義君 ただいま議題となりました道路整備緊急措置法及び奥地等産業開発道路整備臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、道路を緊急かつ計画的に整備して道路交通の安全の確保とその円滑化を図るとともに、生活環境の改善こ資するため、平成五年度を初年度とする新たな道路整備五カ年計画の作成、奥地等産業開発道路整備臨時措置法の有効期限の延長等、道路の整備に関し必要な措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、第十一次道路整備五カ年計画の実施のための財源措置、五カ年計画における交通安全対策、渋滞対策、高速道路……
○梶原敬義君 ただいま議題となりました流通業務市街地の整備に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、近年の貨物自動車交通の増加、物流関連施設の立地の広域化、物流形態の多様化・高度化等に対応するため、地方都市を含めて、流通業務市街地の整備を推進することにより流通機能の向上及び道路交通の円滑化を図ろうとするものであります。 委員会におきましては、基本方針策定権限の委譲、流通業務効率化基盤整備事業の概要、物流に占める鉄道の果たす役割等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終了し……
○梶原敬義君 ただいま議題となりました阪神高速道路公団法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、自動車交通の円滑化を図り、都市の機能の維持及び増進に資するため、阪神高速道路公団が、京都市の区域のうち大阪市及び神戸市の区域と自然的、経済的、社会的に密接な関係がある地域等において業務を行うことができることとするとともに、役員に関する規定等を整備しようとするものであります。 委員会におきましては、京都市における都市高速道路の必要性、阪神高速道路公団を事業主体とする理由、生活環境及び景観への配慮等について質疑が行われましたが、その……
○梶原敬義君 ただいま議題となりました土地区画整理法及び都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、土地区画整理事業を推進して住宅市街地の造成の促進を図るため、住宅先行建設区制度を創設するとともに、土地区画整理組合に対する資金の貸し付けに関する制度を改善する等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、住宅先行建設区制度と照応の原則の関係、事業完了地区内の未利用地の有効利用の促進等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、討論に入り……
○梶原敬義君 ただいま議題となりました特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、中堅所得者等の居住の用に供する居住環境が良好な賃貸住宅の供給を促進するための措置を講ずることにより、優良な賃貸住宅の供給の拡大を図り、国民生活の安定と福祉の増進に寄与することを目的とするものであって、その主な内容は次のとおりであります。 第一に、賃貸住宅の建設及び管理をしようとする者は、賃貸住宅の供給計画を作成し、都道府県知事の認定を申請することができることとし、都道府県知事は、賃貸住宅が規模、構造に関する基準等に適合するもの……
○梶原敬義君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、橋本内閣総理大臣を初め、関係各大臣に御質問申し上げます。 まず最初に、現代の日本人の心のあり方についてお尋ねしたいと思います。 私は、今年の夏、本院国際問題調査会の一員として、東南アジア諸国、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピンを訪問してまいりました。各国の状況は、まさに我が国が戦後の経済復興から高度成長へと走り続けた時代を見る思いでありました。我が国を手本にして、追いつけ追い越せと、地域全体が燃えている姿を見てまいりました。 確かに、現在の日本は平和で経済的に大変豊かであり、さらに言えば、我が民族の歴史始まって以来、最……
○梶原敬義君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、橋本総理並びに関係大臣に質問をいたします。 質問に先立ち、橋本総理を激励いたします。 私の郷土の先輩であります村山前総理が総理大臣就任後、思いがけない大きな災害や事件が次々と続きました。阪神・淡路大震災、オウム真理教による地下鉄サリン事件、沖縄の米海兵隊員による少女暴行事件や住専の破綻等々でありました。これらに対し、村山さんは懸命に対処し、戦後問題の処理や被爆者援護法制定、水俣病問題の解決など前向きな政治運営をされたことを忘れることはできません。 一方、橋本さんが総理に就任された後は、人がかわればこんなにうまくいくものかと思えるほど順調……
○梶原敬義君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、小渕総理並びに関係各大臣に質問をいたします。 あと二年で二十一世紀を迎えます。来る新世紀を日本がどのように生きていくべきか、そのためには過ぎ去ろうとしている二十世紀がどんな時代であったのか、振り返ってみることも大事なことであると思います。 今世紀の前半は、世界はファシズムが台頭し、二度の大戦を経験しました。我が国においては軍部の独走を許し、アジア諸国を侵略し、太平洋戦争に突入し、沖縄では悲惨な地上戦が繰り広げられ、さらに広島、長崎にはアメリカによる非人道的な原爆の投下を受けて敗戦を迎えました。その間、他国に大きな被害をもたらしましたが、我……
○梶原敬義君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、政府が提案をしておる周辺事態安全確保法等三案件に対して反対討論を行います。 歴史は繰り返すと言われますが、私は、かつて日本が中国や朝鮮、東南アジア諸国を侵略しましたが、またそれを忘れ、再び同じ道を歩き始めようとしていると思うのであります。すなわち戦争をしてはいけない国が戦争のできる国へと歩き始めようとしている、そのように思うのであります。しかも法案を審議するに当たっての政府の態度には、独立国家としての姿勢がいささかも感じられないのであります。このことをまずもって申し上げ、反対の討論をしたいと思います。 反対の第一の理由は、法案の審議が十分……
○梶原敬義君 二十一世紀になりました。私は、二十一世紀が日本国民にとって、世界の人々にとって明るく平和で豊かな社会になることを祈りつつ、社会民主党・護憲連合を代表して、質問をいたします。 森総理の施政方針演説を聞いて私は大変失望いたしました。その第一は、KSD疑惑や外交機密費に関する事件については、自分とかかわりのないことだと言わんばかりであり、自由民主党総裁として、また内閣総理大臣として責任を感じているようにはとれなかったのであります。第二は、政策が総花的で、響きのよい言葉の羅列であり、一体何が大事なのか一向にわからなかったのであります。 さて、森総理が我が国のかじ取りをするようになった……
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