このページでは荒木清寛参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。荒木清寛参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○荒木清寛君 議題となっておりますバーゼル条約につきましては、開発途上国への公害輸出を規制し地球環境の保護を進めるという趣旨でございまして、賛成であります。むしろ我が国の条約の締結が遅きに失したという感が否めないわけでありますけれども、締約する以上は我が国が地球環境の保全に積極的な姿勢でいるということを示していく必要があると思います。 そこで、大臣にひとつ決意をお聞きしたいのですが、この条約の運用には、国際的な窓口となる外務省は当然でございますけれども、関連の国内法規を所管している通産省、環境庁、厚生省との緊密な連携関係が必要であると思われます。今回は通産省または環境庁との間の調整がおくれて……
○荒木清寛君 私からは総理に何点かお伺いをしたいと思います。 政治倫理綱領によりますと、「われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもって疑惑を解明し、その責任を明らかにするよう努めなければならない。」、そのようにございます。刑事責任につきましては有罪判決があるまでは無罪が推定される、そういう原則があるわけですけれども、事故治家に関しましては、こうしたみずからの政治姿勢に疑惑が持たれた場合には、その疑惑を晴らすために積極的に努力をしなければならない。その結果、なお重大な疑惑が残った場合には政治責任が生ずる、そういう趣旨だというふうに理解をしますけれど……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。
先ほどもお話がありましたけれども、外交強化懇談会報告によりまして外務省の定員をおおむね一千人程度を目標にふやしていく、本年度末は四千六百三十九人になるというお話なのですけれども、いわゆる総定員法の関係でこれ以上の増員ができるのかどうか、お尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 現実には、これ以上の増員をする場合にはいわゆる政令の改正によりまして他の省庁の人員を振りかえる、そういうことになるわけですか。
【次の発言】 そういう面では、大臣は副総理でもありますので十分に指導性を発揮していただきたいというふうに思います。
次に、対米外交についてお尋ねします。……
○荒木清寛君 今回提出の法案について一点お尋ねいたしますけれども、今回の改正案によりましてグルジアに兼館の大使館が設置をされまして、旧ソ連各国との外交体制は一応整ったということになります。しかし、いただいた資料によりまして数えてみますと十五の共和国のうち実館のない共和国が十一ありまして、旧ソ連各国の計画的な実館化の必要があるというふうに考えます。 また、政局の流動化、また対日支援に的確に対応するためにも、ロシア大使館はかなり兼轄をしているわけでございまして負担が重くなってくると思いますので、このロシア大使館に重点的な人員配置また本省からの応援等を行う必要があると思いますが、この点いかがでしょ……
○荒木清寛君 まずは大臣が一日も早く健康を回復されまして公務に復されますことを私も心からお祈り申し上げたいと思います。 私の方からは、まず日米航空協定に関しまして若干お尋ねをしたいと思います。 日米間の人的往来の実に八五%が日本人である。しかるに、航空会社の飛行機の供給シェアという意味ではアメリカ側が六五%、日本側が三一%と圧倒的にアメリカのシェアが多いという問題があるわけであります。 今回提出をされておりますネパールとの航空協定の第十条の三項によりますと、両締約国の指定航空企業が提供する輸送力といいますか、それにつきましては両締約国の航空当局が協議をして合意する、そういった趣旨の約束に……
○荒木清寛君 まずILO条約の批准状況について一つ御質問いたします。 日本はILOの常任理事になっておりまして、またILOに対する分担金の拠出額は現在約三十三億五千万円、分担率は約一一%ということで大変に重要な役割を占めているわけでございます。 一方、昨年の七十九総会までに採択されましたILO関係の条約が百七十三条約ですけれども、そのうち現在までに日本が批准をしているのは四十本にすぎない。一方、OECD各国の平均が約六十五条約の締結ですのでこれに比べますといかにも日本が締結をしている条約が少ないわけでありますけれども、今後のILO条約の積極的な批准の推進につきましで政府の姿勢といいますか決……
○荒木清寛君 まずコスパス・サーサット計画につきましてお尋ねをしたいと思います。
配っていただきました書簡の五によりますと、コスパス・サーサット計画との提携、衛星制度利用に伴う活動から発生した損害については関係国は損害賠償請求権あるいは訴えを提起するという権利を放棄する、そういう規定があるわけですけれども、この規定の制度の趣旨を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、また逆に宇宙損害責任条約というのがありまして、これは無過失責任を規定しているわけでありますけれども、例えばコスパス衛星あるいはサーサット衛星から何か落下して地上の物件に損害があったというような場合の責任問題といい……
○荒木清寛君 まず条約についての質疑の前に一般外交問題を二点お聞きしたいと思います。 一つは日米関係ですけれども、今後始まってまいります日米包括協議でアメリカが日本に対して出してくる要求が明確になってきたわけです。大統領あるいはカンター通商代表の発言を総合しますと、まず日本の経常収支の黒字については今のGDP比率三%を三年後には一、二%にまでいわゆる半減させる。また、工業製品輸入のGDPに占める比率についても、現行は三%でありますけれども、これを相当引き上げる、三〇%程度引き上げるというふうに数量目標を定めて要求をしてくるということが明らかになってきたわけでありますけれども、これに対して政府……
○荒木清寛君 租税特別措置法四十一条の十六によりますと、政治団体に対する個人献金につきましては一定の要件のもと寄附金控除の対象となっております。この制度の趣旨を説明してください。
【次の発言】 立法の趣旨はどういうところにあるんですか。この制度の目的です。
【次の発言】 自民党の愛知県会議員十七名、名古屋市会議員十名がいわゆる回し献金を行っていたことが判明をいたしました。この事案の概要と、この回し献金が寄附金控除の対象となるのかどうか、お答えを願います。
【次の発言】 国税当局及び自治省はこのいわゆる愛知の回し献金問題につきまして調査をし対処をしているわけでありますけれども、その内容について報……
○荒木清寛君 私は、公明党・国民会議を代表しまして、ただいま議題となりました平成五年度総予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。 佐川事件、皇民党事件と、次々に政治の金まみれの実態や暴力団との黒い関係が暴かれ、国民の政治不信は今や頂点に達しております。さらに、金丸前自民党副総裁の想像を絶する巨額な脱税事件は、政治資金に名をかりて完全な違法手段で私腹を肥やした行為であり、政治家の名誉と信頼を完全に踏みにじった断じて許しがたい悪行と言わなければなりません。ここまで失墜した我が国の政治倫理を根本的に立て直すためには、一切の企業献金の禁止を柱とした厳格な政治資金規正法の制定が不可欠であり、今……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 きょうは大変にお忙しいところをお出かけいただきまして、ありがとうございます。 私の方から何点がお聞きしたいと思いますけれども、先ほどの先生のお話ですと、国政調査権と検察権あるいは司法権との関係という話で、裁判所に係属中の事件の場合には裁判に不当な影響を及ぼすと認められる場合には調査権の行使が制限をされると、そういうお話であったように思います。さきの国会の場合にも、東京佐川急便の渡邉元社長を東京拘置所で調べるということがあったわけですけれども、そのときには裁判所の方からの指示といいますか、によりまして、公訴事実にかかわる問題については質問をしない……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 公明党は、PKO協力法をつくるために熱心に推進してまいりました。もはや一国だけの平和主義を願うことは許されない、日本も世界の平和のために汗をかいていくべきだ、そういう国際貢献という立場からこの法律を推進したわけでありまして、その判断に誤りはなかったというふうに確信をしております。 しかし、今回初めてのPKOでありますUNTACにおきまして、二人の我が同胞がお亡くなりになったわけでございます。中田厚仁さん、そしてきのう合同葬がありました高田晴行さんでございまして、私たちは悲しみを新たにしております。 そして、この高田晴行さんの殉職を受けまして、……
○荒木清寛君 私は、公明党・国民会議を代表し、平成五年度補正予算三案に対しまして、反対の討論を行います。 佐川事件、金丸前議員の巨額脱税事件の発覚と金権腐敗政治に対する国民の怒りは限界を超えております。抜本的な政治改革を今こそ実現するべきであります。既に、公明党を初めとする六野党会派は、選挙制度改革で与野党合意を目指す第三案、すなわち妥協案としての連用制を正式に提示しております。今国会で政治改革が実現できるか否かは、自民党の決断いかん、なかんずく宮澤総理のリーダーシップにかかっております。政治改革つぶしは国民に対する裏切りであって、絶対に許されないことをまず最初に主張いたします。 以下、予……
○荒木清寛君 荒木でございます。まず、大臣にお聞きしたいんですけれども、冒頭の所信表明で従前の外交政策を継承し発展させる、そういうことをお述べになりましたけれども、私はこの発展させる、その言葉に非常に期待を抱いているわけでございます。大臣にお聞きすることは、従来の外交姿勢についてここは変えていきたい、あるいは自分の任期中にこれはぜひともやっておきたいということがあれば、ぜひここでお聞きをしたいというふうに思います。
【次の発言】 大いに期待をしたいと思います。
それではロシア関係につきまして、なるべく重複を避けましてお聞きをしたいと思います。
今回の放射性廃棄物の投棄につきましては、ロシア……
○荒木清寛君 議題となっております条約につきまして、まず大臣にお伺いしたいと思います。
児童は、その人格の完全かつ調和のとれた発達が確保され、社会の中で個人として生活するために十分な準備が整えられることが必要である。これが条約の基本的な考え方と思う。このように、これは前総理が本会議でおっしゃっているわけですが、今、日本の児童また子どもが現実にそういう環境に置かれているかどうか、大臣の認識をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は、この条約の理想と日本の現実との間にはかなり乖離があるんじゃないかというふうに率直に考えるんですね。例えば教育の問題にしましても、二十九条では「児童の人格、才……
○荒木清寛君 私からは二点お伺いをしたいと思います。 刑事施設法案につきましては、被疑者の弁護に当たっております弁護士会から強い反対があるわけでございます。法務省におきましても、過去に三たびこの法案を国会に提出をいたしまして、昨年の衆議院の解散によりまして三度目の廃案を迎えた、そういう経過があるわけでございます。その後、政権交代ということもありました。また、昨年の十一月四日でございますけれども、国連規約人権委員会が日本の代用監獄につきまして一つの意見を述べるということもございました。これにつきましては、弁護士会あるいは法務省でその受けとめ方は若干のニュアンスの違いがあるとは思っておりますが、……
○荒木清寛君 まず、大臣にお伺いをいたします。
昨日は法制審議会に刑法の現代用語化につきまして諮問をされました。今回改正になります商法につきましても、明治三十二年の制定でございまして、文語体、大変にわかりにくい、そういう表現になっているわけでありまして、現代用語化に取り組む必要性というのは刑法と変わりがないと思います。
この点、大臣におきましては今後どう取り組んでいかれるのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 先ほど来自己株式取得のいわゆる規制緩和に伴ういろんな弊害につきましてお話がございましたので私からも、法律に違反をして自己株式を取得し、会社の財産を危うくした場合の取締役の責……
○荒木清寛君 公明党・国民会議の荒木清寛でございます。 まず、総合経済対策につきましてお尋ねをいたします。 今回の総合経済対策は、大変厳しい財政状況ではございますけれども、総額十五兆二千五百億円という過去最大の規模を確保しております。しかも、内容を見ますと、公共工事につきましては国民生活の質の向上につながる分野への重点配分、さらには大型所得税減税、また雇用や住宅等暮らしに身近な対策、さらには規制緩和など個人向けの対策等が盛り込まれておりまして、一言で言いますと国民生活の現場を重視した経済対策である、そのように私は評価をしております。 そこで、まず総理御自身に、この対策のねらいと期待されて……
○荒木清寛君 公明党・国民会議の荒木清寛でございます。 きょうは、我が委員会の調査に御協力をいただきまして、ありがとうございます。 先ほどもありましたけれども、我々は決してその個々の責任を追及する場としてきょうを設けたわけではございませんで、ゼネコン汚職あるいは業界による不当な取引制限、そういったものを根絶していこう、そういう趣旨でやっておるわけでございます。しかしながら、先ほど来の参考人の御発言を聞いておりますと、参考人は、埼玉営業所の副所長、また現在も関東支店の参与という重責にあるわけでございますけれども、そういう方の御発言として伺いますと、本当にこの業界が真摯に反省をしているんだろう……
○荒木清寛君 裁判所と申しますところは、憲法の番人、また人権保障のとりででございまして、そういう重責にある裁判官が報酬の面でも優遇をされておる、このことにはだれも異論がないと思います。ただ同時に、国民が今裁判官あるいは裁判に望んでおりますことは、何とかもっと裁判が速くならないのか、特に民事裁判についてはそういう要望が強いのではないかと思います。せっかく裁判を起こしましても、裁判官みずからが、裁判にすると時間がかかるから和解にしたらどうですか、そういうお話があるというのが一般の実態でございます。 そこで、まず冒頭、大臣に、こうした訴訟遅延という事態について何か所感がありましたらお伺いしたいと思……
○荒木清寛君 まず大臣にお伺いをいたします。 今月の三日になりますが、有力新聞に憲法改正試案なるものが発表になりました。これは一マスコミの試案ではございますけれども、海外からも論評が来るほどの大きな波紋を投げかけておるわけでございます。私は、この憲法改正を論ずること自体は決してタブー視すべきではない。今回の論調にも、そういう憲法改正を言うこと自体が非常にタカ派的な発想であるとかあるいは反動的である、そういう論調もあったわけでございますが、それは私はくみしないわけでございます。 しかし、私なりによくよくいろいろ思索をしてまいりましたが、現段階では憲法を改正しなければ解消できないような矛盾ある……
○荒木清寛君 まず、今回の大震災で亡くなられました五千三百人を超える皆様の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様に対し心からお悔やみを申し上げます。また、負傷された皆様、さらには避難生活を余儀なくされている皆様等を初め被災者の皆様に衷心よりお見舞いを申し上げます。さらには、寝食を忘れて復旧復興のために活躍をされておられます関係者、ボランティアの皆様に心より敬意を表する次第でございます。 そこで、まず大臣に震災対策についてお尋ねをしたいと思います。 法曹三者震災対策連絡協議会というものもできたようでありますし、大臣が陣頭指揮をとっていらっしゃるという話も聞いておりますので、そ……
○荒木清寛君 私は、今回の定員法につきましてもちろん賛成でございますが、特に裁判官につきましてもっとふやすべきであると、そういう趣旨でいろいろと質問をさせていただきます。 昨日来、いろいろ最高裁から資料を取り寄せて見ておるわけでございますけれども、一つ、根本的に疑問に思いましたことは、我々といいますか私などは、もう裁判官不足ということは一つの所与の前提として議論をしてきたわけでありますけれども、果たして最高裁はこの現状を、裁判官が不足しているんだ、そういう認識を本当にしているんだろうかというふうに思ったわけなんですね。 その点の、まず、認識を最初にお聞きしたいと思います。
○荒木清寛君 先ほどからもう議論になっておりますが、この法案の提案理由説明の中にも「更生保護会の現状を見まずに、その経営基盤はなおも脆弱」であると、そういう指摘がありまして、国としても改善方に取り組んでいきたいということであろうかと思いますし、私も調べてみるほど、本当に更生保護会の特に経営者の方は大変苦労されているというふうに思うわけでございます。 不十分な職員体制あるいは後継者難あるいは施設の老朽化等、多くの問題を抱えているわけでありますが、例えばこの職員数を見ましても、定員二十人の施設で四人が基準というふうに聞いております。もしもそうであれば、他の福祉施設等に比べますと随分格差がありまし……
○荒木清寛君 本年度予算の国会提出直前に大震災が起こったわけであります。私は、本来は、この大きな震災を踏まえまして、予算の編成をし直して提出をすべきであったというふうに考えております。もう今さらそれを言っても間に合わないわけでございますが、そういう観点から法律扶助事業に対する国庫補助ということを指摘したいと思います。 財団法人法律扶助協会では、本年度予算に対しまして五億八千二百万円の国庫補助の要求をいたしまして、予算ではそのうちの二億五千二百六十九万七千円が認められているわけであります。五億八千万円の要求に対しまして二億五千万円でございまして、諸外国の例等を考えますと、もっともっとこの法律扶……
○荒木清寛君 平成会の荒木でございます。
まず、板倉参考人からお尋ねをいたします。
先進自由主義国家の中では最も日本の刑法が古いというお話でございました。今の時代にそぐわない部分が数々あると思いますが、その顕著な例といいますか、それを一つ二つ御指摘を願えればと思います。
【次の発言】 昨今のいろんな不穏な社会事象にかんがみますと、テロ集団といいますか組織集団に対する刑罰が十分に整っでいないということは、私もそうではないかと思うんです。そういう場合に、いわゆるこういう事件をきっかけに特別な立法で刑罰を設けるということで足りるのか、それとも、そういうものをきちんと刑法本体の各論の中に盛り込む必……
○荒木清寛君 平成会の荒木です。 まず、ゴールデンウイーク直前でございます。年に一度の大型連休、国民を挙げてのバケーションでありまして、私はもうこれは国民的な行事であると言っても過言ではないと思います。 ところが、今、国民の気持ちというのは必ずしも明るい気持ちではありません。先月以来の地下鉄サリン事件、國松警察庁長官の狙撃事件、横浜毒ガス事件、さらには最近のオウム真理教教団幹部に対する殺傷事件、一方でオウム真理教関連施設に対する大規模な捜査というのが現在も、きょうもまた進行中であります。私は、こういう状況でゴールデンウイークに入りまして、レジャーに対する心理的な悪影響、ひいては景気に対する……
○荒木清寛君 まず、オウム真理教団をめぐる不法事案につきまして質問をいたします。 まず、検察当局におかれましては、大変困難な捜査を遂げられまして、今回の地下鉄サリン事件を初めといたしまして起訴をすることができたわけでありまして、改めて敬意を表し、また激励をさせていただきたいと思います。 このオウムをめぐる不法事案につきまして、先般の衆議院予算委員会で村山総理からいみじくも際どい別件逮捕という発言がありました。以後取り消しをされましたが、私は、率直にそのときにおける感想を述べたんではないかというふうに思います。実際、今回の捜査方法をめぐりまして、別件逮捕であるとかあるいはないとか、あるいは別……
○荒木清寛君 おはようございます。平成会の荒木でございます。 私は、総理には初めて質問をいたしますので、まず政治姿勢につきましてお伺いをしたいと思います。 今、大変な緊急事態でありまして、震災対策、行革、東京共同銀行問題、急激な円高等、まさに政治、なかんずく総理のリーダーシップが問われている時期であると思います。 そこで総理に、この八カ月、日本のトップリーダーにあられたわけでありますが、その間の率直な御感想、特に御自身として十分なリーダーシップを発揮されたのか、あるいは三党で合意をしなければ何もできなかったのか、その辺、まずお伺いしたいと思います。
○荒木清寛君 平成会の荒木でございます。 先ほどの議論を聞いておりますと、与党の委員が政教分離に関する政府の解釈をとらえて、三百代言のように同じようなことをずっと言っていると、そういうことを言っていましたですね。しかし、時の政府の都合によって、また与党の都合によって憲法解釈が変わってしまう、もしそんなことがあったのでは大変なことなんです。ですから、まず確認をしておきます。先ほどの議論を聞いておりましても、宗教団体が選挙運動をする、何かそのこと自体が問題であるというような趣旨の質問が続いているわけです。 そこで確認しますが、宗教団体が政治活動をする、選挙運動をする、これは憲法の政治活動の自由……
○荒木清寛君 まず、北野参考人にお伺いをいたします。 先ほどのお話で、宗教団体に対する課税につきまして、金の入る面だけではなくてアウトプットから見ていくというお話でございましたが、しかし私はこれは現行法の建前からしますとかなり異質ではないかという気がするんです。 要するに、宗教団体が政治活動といいますか政治献金をした場合には、その分について課税をするということじゃないかと思うんですね。 そうなりますと、例えば現行法上、労働組合が政党に献金をしたところでこれは税金がかかる話ではありません。また、株式会社が政治献金をするという場合におきましても、一定の限度において損金算入といいますか、税金が……
○荒木清寛君 私は、平成会を代表し、政府提案の宗教法人法の一部を改正する法律案に対し、断固反対の討論を行うものであります。 反対理由を述べるに先立ち、本委員会における与党の強権的な国会運営に対し、強く抗議いたします。 中でも、審議が始まる前から特定の宗教団体の指導者を名指ししての参考人招致が持ち出され、全会一致という五十年にわたる本院のよき慣例を破り強行採決をしようとしたことは、良識の府としての参議院の権威を著しく傷つけたものと断ぜざるを得ません。 反対する第一の理由は、改正手続が拙速であることです。 改正案の基礎となった宗教法人審議会の報告は、十五人の委員のうち七人までが、いまだ同意……
○荒木清寛君 平成会の荒木でございます。 法案に入る前に一点だけ大臣にお尋ねをしたいと思います。 先般の四極通商会議は大変に御苦労さまでございました。その中の議長声明で、WTOの中に地域統合に関する新しい委員会を設ける、そういう趣旨の議長声明があったわけでございます。ともすれば排他的になりがちな地域経済圏の動きを今後きちんと各国が監視をしていく、それを確認した意義は私はあると思います。 ところで、日本の場合にはそういった地域的な貿易体制というのはAPECがあるわけでございまして、この十一月に大阪で会議があるわけでございます。 ところが、先般の新聞なんかを見ますと、社説でございますけれど……
○荒木清寛君 平成会の荒木でございます。
私は、まず審議会の透明化の問題につきまして総理にお尋ねをいたします。
所信表明演説の中で、行財政改革の断行の一項目として、審議会の運営の透明性の確保を総理は挙げておられますが、これはすなわち現在の審議会には不透明な部分があるということをお認めになった上でのお話でございますか。
【次の発言】 規制が強いから緩和をする、審議会が不透明だから透明化という話だと思うんですね。
ある学者が今の審議会行政のあり方を批判して言っております。
一般に日本の審議会行政にあっては、特定の政治目的が先にあって、その目的を達成させるための手段として、審議会を利用するこ……
○荒木清寛君 平成会の荒木清寛であります。 きょうはお三方には大変ありがとうございます。 まず、私は寺村参考人にお尋ねをいたします。 住専処理にかかわった官僚のだれ一人として責任をとっておりません。そればかりか、今度の健全性確保法案によりますと、大蔵省の権限はより拡大をされている。こんなことでは血税投入を迫られている国民には到底納得がいかないわけであります。 そこで、まずお尋ねしますが、昨年十二月付であなたは全国銀行協会連合会の顧問を辞任されましたけれども、これは住専の処理にかかわったという、そういう責任を感じての辞任でございますか。
○荒木清寛君 まず、通産大臣に先ほどの日米半導体協定の件をお尋ねします。 先ほどの御答弁で、この問題は二月八日の日米の実務者の会合の後で非公式に持ち出した段階だというお話でしたが、私はその認識は大変甘いというふうに思うんですね。もうこれは報道で明らかになっておりますが、昨年の十二月には大統領自身がカリフォルニアのサンノゼ市の市長に対して、アメリカ政府は今後協定更新後行動的に追求していくというふうに言明していると大きく報道されております。また、先ほどの二月八日の日米の半導体の実務協定ですか、それにつきましても会合が終わった後なのかもしれませんが、報道によれば一時間も激しいやりとりがあったという……
○荒木清寛君 私は、液化石油ガス法に限って質問させていただきます。 LPGの販売事業者は、粗い数字で三万の業者、三十万の従業員、そして二千五百万世帯に供給をしている。一方、都市ガスは二千二百万世帯ということでございます。 この法律ができました昭和四十二年当時は確かに事故が多いということで制定されたと思いますけれども、今ではその事故も十分の一、そして都市ガスと同等以上の安全性を確保しているというのが現実でありまして、それについての業界の自主的な保安活動というのは私は適正に評価しなければいけないと思います。 そこで、冒頭、大臣にお聞きいたしますけれども、このLPG販売事業者が果たしている意義……
○荒木清寛君 私は、ただいま可決されました商標法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、日本共産党及び新緑風会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 商標法等の一部を改正する法律案に対す る附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点につい て適切な措置を講ずべきである。 一 今回の大幅な制度改正が、商標権者に無用 な混乱を生ずることのないよう制度改正の趣 旨の周知徹底を図ること。また、中小企業者 が制度改正等に円滑に対応し得るよう、指 導・相談業務の一層の充実を図ること。 二……
○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。きょうはお三方、本当にありがとうございます。
まず、石川参考人にお尋ねします。
先ほど齋藤参考人のお話で、電話勧誘取引につきましては指定商品制ではなくて、一律の全面的な規制にすべきであるというお話でありました。指定商品でなくてもマンションの共同経営とか、あるいはワラント等の取引などについてもやはり規制の必要があるというお話でございましたが、この点につきまして石川参考人としてはどういうお考えでございましょうか。
【次の発言】 同じ件を田中参考人にお尋ねします。
先生は産構審の委員でもあられまして、この議論に参加をされておったわけですが、先ほどのお……
○荒木清寛君 まず、大臣に冒頭お尋ねをいたします。 昨日、参考人の中の弁護士会の齋藤参考人は、改正案は評価するけれども遅きに失したというお話でありました。あるいは衆議院に来られました悪徳商法被害者対策委員会会長の堺参考人のお話でも、もう既に平成三年ごろからこの法改正を私は進言してきたと。あるいは電話勧誘取引についても平成四年ごろから各地の消費者団体からあるいは消費者行政機関からも要望が来ているはずだ、そういう意味では遅いという御批判があったわけです。 これは、もちろん立法府として怠慢のそしりは免れないわけでありますが、同時に、行政としても今後はもう少しこの被害の実態に敏感に対応すべきではな……
○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。
きょうは、お二人の参考人におかれましては大変にありがとうございます。
まず、私は金澤参考人にお尋ねをしたいわけでありますが、そもそもこの買い取り会社の構想といいますのは、本来は住専の救済のために浮上した構想であると言われております。しかし、事実上、住専問題を先送りして現在の買取機構が設立されたというふうに認識をしているわけです。そこでまず、買い取り会社としまして、住専自体が保有しておった債権を金融機関を通してでしょうか、購入したという実績はございますでしょうか。
【次の発言】 御社はそういう経緯でしょうけれども、そもそも平成四年八月の政府の決定……
○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。 私は、主に住専に絞りまして質問したいと思います。 まず、母体行に対する追加負担につきましてお尋ねをいたしますが、大蔵大臣は、母体行の責任につきましては、三兆五千億円の債権放棄で終わるものではなく新たな負担を一貫して求めてきたということをおっしゃっていまして、きょうも、全銀協の前会長が大臣のおっしゃる趣旨はよくわかるというお話があったということでした。 そういうことを聞きますと、税金投入に大変怒っている国民も少し期待していいのかなというふうに思うわけですが、しかしこの全銀協の前の会長さんは退任の際の会見では、法制上許される最大限の対応をしており……
○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。
私は、きょうは住専問題に絞りまして質問をいたします。
先般、大口借り手であります桃源社の佐佐木社長が証人として来られましたが、そのときに平成二年三月のあの不動産融資を抑えるという総量規制を批判しまして、あの時代あの政策ではナポレオンでも失敗しただろうというふうに言って開き直ったわけです。私も本当に義憤に駆られました。総理は総量規制当時の大蔵大臣であったわけですが、この発言を聞いてどういうふうに思われますか。
【次の発言】 その佐佐木証人の論理からすれば、財政資金の投入は当然だということになってしまうわけですね。
私は、このように借り手からほと……
○荒木清寛君 平成会の荒木でございます。 このオレンジ共済組合の問題につきましては、平成会におきましても徹底した真相の究明が必要である、そういう立場でございまして、まことに緊急ではございましたが、きょうの閉会中の審査になったわけでございます。 そこで、まず私は、今回捜査当局が問題としております出資法の運用の問題につきまして、何点がお尋ねをいたします。 第二条の「業として預り金をしてはならない。」、この規定に違反をして強制捜査等を受けているわけでございます。先ほどもお話ありましたが、この預かり金の要件の一つとして、不特定かつ多数から預かるということがあるわけですが、これはどのような基準で判……
○荒木清寛君 荒木清寛であります。お尋ねをいたします。 今、公務員の綱紀粛正ということが政治また行政にも一番求められているところでございます。そのやさきでありますけれども、私はその中央の行政官庁の最高責任者である、ある大臣につきまして、大臣としての資質にかかわるのではないかという、そういう報道に接したわけでございます。 これは十四日の朝刊でありますけれども、簡単に言いますと、亀井建設大臣が十数年間にわたりある大学のグループ企業が所有する国会近くのマンション、パレロワイヤル永田町の一室を使用料、家賃を払わずに政治団体事務所などに使っていたということがわかったという、そういう報道でございます。……
○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。 まず、大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、橋本総理以下、六大改革の一つに金融制度改革を位置づけ、日夜頑張っていらっしゃるという点は敬意を表します。 しかし、今回は、その金融改革の出ばなをくじくような不祥事が、野村証券また第一勧銀にまつわる総会屋利益供与事件でございます。昨日も第一勧銀の役員が逮捕をされたわけでございます。八十八億円の利益供与ということで副頭取以下四人の役員がさらに逮捕されたということでございます。 私は、今回の両トップ企業における不祥事を見ておりまして思いますことは、経営陣に、罪を犯した、違法行為をしたという瞭罪意識がないのではな……
○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。 私は、まず財政再建の問題につきましてお尋ねをいたします。 ことしの三月末で国と地方の借金が五百二十一兆円になると、大変な危機的な状況にあるわけです。政府も昨年の十二月十九日に「財政健全化目標について」という目標を設定されたわけです。 そこで、またきのうの報道によりますと、橋本総理大臣も増税なき財政再建を決意している、またそういうことを表明するというお話でありました。ただ、私に言わせますと、ことしは大増税元年でして、消費税アップ、社会保険料のアップ、また所得税減税の打ち切り等で九兆円の税負担増になっているわけでありまして、今さら何をという感じも……
○荒木清寛君 平成会の荒木清寛です。 まず、関税定率法に入る前に、大蔵大臣に一点だけお伺いをいたします。 それは、十四日にいわゆる年金の自主運用検討についての確認書を厚生大臣と締結をされたという件であります。財投の原資の三分の一を占める年金資金について、財投からの切り離しを検討することで合意をする確認書だと、読めばそういうふうに感じます。 小泉厚生大臣は、もうかねてから郵政三事業の民営化を主張しておられまして、同じ十四日の参議院本会議でもその主張をもう一度やられたわけです。民間でできるものは民間でと、そういう改革の一般論を具体的に適用すべきだという、それはそれで非常に私は筋が通っている話……
○荒木清寛君 私は、ただいま可決されました租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、日本共産党、新社会党・平和連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の 被災者等に係る国税関係法律の臨時特例 に関する法律の一部を改正する法律案に 対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべき である。 一 国民の理解と信頼に基づく税制の確立のた め、公平・公正の見地……
○荒木清寛君 私は、ただいま可決されました国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律及び国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会、新社会党・平和連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 国際通貨基金及び国際復興開発銀行への 加盟に伴う措置に関する法律及び国際開 発協会への加盟に伴う措置に関する法律 の一部を改正する法律案に対する附帯決 議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべき である。 一 ……
○荒木清寛君 平成会の荒木清寛です。
まず、本法の質疑に入る前に、金融制度改革とも関連をいたしますので、一点お尋ねをいたします。
四月二十五日に、日産生命保険相互会社に対しまして大臣から業務停止命令が発令をされました。そこで、大蔵大臣にまずお尋ねしますが、このように生命保険会社として戦後初めて経営破綻を来してしまったということにつきまして、監督官庁である大蔵省の責任があるのかないのか、この点の御見解をお伺いします。
【次の発言】 平成七年九月に金融検査部が検査をしたわけですが、その時点において実質的な債務超過に陥っていることが判明をしたと、まずこの点が間違いないのか。その後におきましてこの……
○荒木清寛君 それではまず、金融ビッグバンとも密接に関係をいたします野村証券疑惑についてお尋ねをいたします。 証券取引等監視委員会は先般十三日、証取法違反、損失補てんの嫌疑で野村証券(株)及び同社元役員等三名を東京地検に告発したということであります。数々の困難の中、告発にまで至ったという御苦労に対しまして、まず感謝を申し上げたいというふうに思うわけであります。その上で、監視委員会に何点かお尋ねします。 今回は、この告発対象者に法人としての野村証券も入っていて、いわゆる両罰規定の適用を請求しておるわけであります。ということは、今回のこの損失補てん疑惑というのは野村証券の会社ぐるみの犯罪という……
○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。 きょうは、先生方大変ありがとうございます。まず、佐伯参考人にお尋ねをいたします。冒頭にも御発言がございましたけれども、第一勧銀をめぐる利益供与事件は本当に残念でございます。ただ、この問題は、単に一つの第一勧業という銀行の問題ではなくて、総会屋との関係を断ち切れないという金融機関全体が抱える潜在的な問題ではないかという見方も根強くあるわけですね。その点どうお考えなのかということと、先ほどこの不祥事の再発防止に向けての決意をお話しになりましたけれども、具体的に協会としましてどういうことをお考えなのか、お聞かせ願いたいと思います。
○荒木清寛君 まず、本案の前に大蔵大臣にお尋ねしますが、きょうの朝刊によりますと、「通産省は法人税を減税しても、経済刺激効果により結果的には税収の増加につながるとの試算をまとめた。」という記事がありました。従来より我々が主張していたことでもございます。記事には数字の試算もありますけれども、通産省に聞きますと、あくまでもこれは内部の検討の段階であってまだ数字については検証しなければいけないという話ですから、御紹介はしません。しかし、これに対しまして大蔵省は、「あまりに非現実的」というふうに一刀両断に切り捨てているわけですね。 私は、そうではなくて、発想の転換といいますか、減税をして経済を刺激し……
○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。まず、官房長官に先ほども御答弁がございました点をお伺いします。 先ほど、この人勧の完全実施に関しまして官房長官からは、人勧尊重という基本姿勢、しかし一方では総人件費を極力抑制しなければいけないというその調和の問題のお話がありました。 確かに国、地方ともに巨額の借金を抱えておりまして、財政再建のためには国、地方を通じました行財政改革が断行されなければなりません。その意味では総人件費の抑制、削減ということも例外ではありませんが、それは特殊法人等に対する人件費補助を含めた事務事業の見直しにより総体の抑制として進めるべきであるというふうに私は考えています……
○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。 まず、動燃の核燃料再処理工場爆発事故につきましてお尋ねをいたします。 報道によりますと、総理のもとにこの第一報が届きましたのは発生から二時間半もたった十一日の十時半過ぎであったという点。また、これも報道によりますと、火災発生直後に放射性物質が外部に漏れたという警報が作動した、しかし動燃は十時半には国や自治体に対して環境への影響なしという、結果的には虚偽の報告をしたということでございます。そういうことを聞きまして、私は、本当に政府の危機管理体制というのはどうなっているのかというふうに憤りを感じます。 また、大変失礼ながら、中には科技庁長官の健康……
○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。 まず、私は酒巻参考人にお尋ねをいたします。 国内の株式市場は、平成三年の損失補てんの不祥事以来、顧客の不信感が高まり、個人投資家の市場離れを招きました。野村証券は証券業界トップとして、以後市場浄化の必要性を訴えてきたわけでありますが、またしても不祥事でありまして、この投資家を裏切った責任というのはまことに重いと考えます。 参考人は、衆議院の意見陳述でも申しわけありませんと二十回以上繰り返しになったというお話でありますし、きょうも冒頭そのお言葉があったわけです。しかし私は、そのこと以上に、この案件の真相を明らかにしてうみを出し切ることこそが野村……
○荒木清寛君 平成会の荒木清寛でございます。 野村証券にとりましては、平成三年に続きまして二度目の証券不祥事でございます。先ほど田淵参考人は世間をお騒がせして申しわけないとおっしゃいましたが、それで済む問題ではございません。本当に悪いことをしたという気持ちがあるのであれば、事実関係を明らかにし、そしてその原因を国民の前にきちんと明らかにする、それが本当の責任ではないかと私は思います。 そこで、お二人におかれましては、前置きはもう結構でございますから、事実関係につきまして、お立場上、単刀直入にお話し願いたいと思います。 冒頭、酒巻参考人から大変重大なお話がありました。それは、平成四年に総会……
○荒木清寛君 まず総理に、国民は政治により高い倫理を求めております。総理も今回の所信表明におきまして同趣旨のお話をされております。 ところで、先般、自民党の比例代表近畿ブロック選出の野田実衆議院議員の地元事務所職員が公選法違反、買収で最高裁に上告を棄却され、有罪、すなわち野田議員への拡大連座制の適用が問われる展開になってまいりました。先般も、宮城六区選出の同じく自民党の菊池福治郎氏が同様のケースで衆議院議員を辞職しております。続けて起こったわけでございまして、私も大変残念でございます。 そこで、この野田実議員につきましても、私は政治倫理の上からはみずから辞職を決断するのが当然であると思いま……
○荒木清寛君 まず、昨日政府が発表いたしました経済対策につきましてお尋ねをいたします。
この頭に「緊急」という二文字がついておるんですが、経企庁長官、何か即効性のある対策がこの中に入っているんですか。そのことが一番きのう、きょうの論調でも厳しく、中長期的な対策としては一定の評価があったようですが、即効性がないという話ではなかったんでしょうか。
【次の発言】 内容は私承知しておりますので、一々御詳細に説明いただかなくていいんです。
今のこの金融状況を考えての中小企業に対する融資の拡大、これはそれで評価をいたしますが、しかし、もっと市場といいますか国民は直接的にこの不良債権処理の問題を心配して……
○荒木清寛君 まず、今回の愛知万博の開催決定に至ります政府関係者を初め皆様の努力に感謝を申し上げます。 ただ、開催決定直後の総理のコメントは、記者団に対しまして、お金はないが精神的に応援をしたいと、まことに心細いわけなんです。総理が財政再建に真剣であるということはよく理解をしておりますけれども、先ほど通産大臣もおっしゃいましたように、これは国家的プロジェクトでございます。そういう意味では、財政面も含めまして国としては本格的な取り組みをしなければいけないというふうに思っておりますが、この万博の開催についての大臣の取り組み姿勢、まずこれをお伺いいたします。
○荒木清寛君 平成会の荒木でございます。 官房長官、早速でございますが、公務員制度にかかわる問題としまして、中央省庁再編のことをまずお尋ねします。 あす三日、政府の行政改革会議は省庁再編についての最終報告を提出すると聞いておりますが、その内容につきましては、これまでの議論の結果、おおむね確定していると承知をしております。 去る九月三日に中間報告が出ましたが、その後の動きを見ますと大変残念でありまして、役所と族議員が一体となった反撃の前にこの中間報告からどんどん後退といいますか、大幅修正余儀なしというふうになっているわけでございます。戦後型行政システムからの脱却と二十一世紀型行政システムへ……
○荒木清寛君 国民が政治や政治家に対しまして最も不信を抱くのは腐敗という問題でございます。ですから、繰り返しになりまして恐縮ですが、大事な問題ですから、まず佐藤長官任命の問題につきまして総理にお尋ねをします。 総理は、反省する、おわびを申し上げます、あるいは批判を甘受するということを繰り返しておられますが、しかし総理が政治家として、では一体どういう倫理観を持っていらっしゃるのか、あるいは持っていたのかということが私にはわかりません。そこで、そのことを議論したいと思います。 長官任命後の記者会見で、一度過ちを犯した人はそのレッテルを一生背負っていかなければいけないのか、償いを済ませて改めて世……
○荒木清寛君 公明の荒木清寛でございます。 私ども公明の愛知、岐阜、三重の三県青年局は青年層を対象としまして怒りの声のアンケート調査を実施いたしました。二十代、三十代の青年十万人に働きかけをいたしました。それを集約しまして千六百人の分を標本として分析したんです。そうしましたら、一番多かったのがやはり政治への怒り、無関心ではなくて政治不信であると私は分析をしたわけです。その中に首相に言いたいという厳しい意見もたくさんありましたので、そのうちの一部を紹介します。 橋本さん早くやめろ、会社が仕事がなくてつぶれてしまったやないか、男性二十四歳。橋本首相は責任逃ればかりしている、大会社が倒産する世の……
○荒木清寛君 公明の荒木清寛です。 まず、貝塚参考人にお尋ねをいたします。 冒頭、恐慌、大不況に近いというお話がございましたけれども、こうなりました原因、ある方は政策不況と言い、ある方はこれは循環型の不況なんだと言う。きょうの参考人のお話の中にもそれぞれあったわけですが、その原因をどうお考えかという点。 それから、従来型の対策ではだめだと。お話を聞いていますと、福祉のビジョンをきちんとして不安をなくすということが大事だと。私は全く同感です。 ただ、それだけでこの不況を脱出できるというわけではないと思いますので、どういう処方せんをお持ちなのか、その二点をお聞かせ願いたいと考えます。
○荒木清寛君 私も引き続いてダイオキシン削減対策についてお尋ねをします。 先ほど、大臣は、環境庁のダイオキシン対策予算、少ないといえば少ないと、率直な御感想だと思います。三億七百万円ですか。昨年、このダイオキシン対策に関する五カ年計画ができまして、大臣の所信にもその点お触れになっています。「平成十年度からの五カ年間に総合的な対策を順次行います。」という書き方なんです。私はこの「順次行います。」に非常に異論があるわけです。 道路の五カ年計画であれば順次やっていけばいい話でありまして、その間不便は我慢してくださいということで通るわけです。しかし、これはもう人間の健康、また生命にかかわる問題であ……
○荒木清寛君 通告はしておりませんでしたが、冒頭、きょうは建設大臣から公団の汚職につきまして極めてこれは重大な問題である、そういう認識が示されましたので、ひとつお伺いをいたします。 先ほど、その後の質疑の中で特殊法人の一つである道路公団の改革の状況につきましてお話がありました。幾つかの組織を見直して支社にするあるいはリストラを進めて有料料金を上げない、それはそれで結構であります。しかし、これではとても国民の期待しているような特殊法人の改革とは言えないと思います。しかもこれは、今回のこういう汚職が発覚をする前から進んできた話でありまして、今回の二人が、幹部職員あるいは理事が逮捕されるというこの……
○荒木清寛君 先ほど来の質疑を聞いておりまして、私もまだ我が国におきましては道路整備が質、量ともに不十分であるということはそうだと思います。ただし、個々のケースを見ますと道路整備について首をかしげざるを得ないようなケースがあることも確かだと思うんです。 よく言われますのは、高速道路の整備が自己目的化していないかという指摘もあるわけです。東北地方であった高速道路の整備では、一般道との時間短縮に差がなく利用台数が伸びていない事例がある。あるいは道路と農道の並行整備等国民から見ればどうかなというような事例がたくさんあることも事実だと思います。私もそういうものを目にすることがあります。 こういう指……
○荒木清寛君 私は、まず公共事業の評価システムの導入につきまして質疑をいたします。 今問題になっております財政構造改革路線に沿いまして、十年度の公共事業予算は約七・八%減少しております。財源難に陥っているのは国だけではありませんで、どこの自治体においても同様であります。そこで、何とかして改革を行い、財源を確保すべく各地で努力が行われています。三割自治と言われる自治体が独自に改革をするのには限界があります。 しかし、こういう中で三重県では、すべての公共サービスにかかわる費用というのは税金によって賄われている、そういう原点に立ちまして同県で行っている三千二百の全事業について、目標設定と評価を明……
○荒木清寛君 本法は、被災した公共土木施設の復旧について高率の国庫負担を行い、迅速な復旧に努める、そういう立法趣旨だという御説明がございました。ただ、今のお話も聞いておりまして、今回の改正がていのいい補助金の切り捨てになっているんではないかという危惧を私も抱くわけです。改正によって自治体の負担がふえる面と軽減される面がおるというお話で、トータルで考えるととんとんであるというのが今の御説明であったわけです。 ところが、いただいた資料を見る限りは、先ほどの採択限度額の切り上げにより対象外になってしまう分が十四億弱ある。もう一つ資料が出ておりまして、反面、一カ所工事の拡大によって救済される部分があ……
○荒木清寛君 まず、関連する問題を若干質疑をいたします。
初めに、高速道路上における給油所の営業者の選定方法につきまして概略を説明していただきたい。
【次の発言】 それでは、東名高速道路上の上下線の十二カ所のサービスエリアにそれぞれ設置をされている給油所の営業者はどのようになっておりますでしょうか。
【次の発言】 あらかじめ、この十二カ所の営業者がどうなっているか私も調べたのでありますが、昭和シェル石油とコスモ石油が二カ所ずつを占めておりますけれども、そのほかの八カ所は八社がそれぞれ一カ所ずつを分け合っているという形になっているんです。これで本当に公正な競争入札だったんだろうか。
結果的に……
○荒木清寛君 私は、ポリカーボネート製など環境ホルモンの含まれる給食食器の問題につきまして質疑をいたします。
まず、学校給食の食器の材質の内訳につきまして、小学校、中学校を合計した数字で結構ですから御報告願います。
【次の発言】 いわゆる環境ホルモンに関連しますポリカーボネート、ポリプロピレン、メラミンの材質の食器を使っている学校が七六・三%ということになろうかと思います。
現在、各市町村におきましてこのポリカーボネート製の給食食器の扱いに悩んでいるわけです。四月八日の夕刊によりますと、久喜市、横浜市が独自の調査を行い、大分市は導入を見合わせ、蓮田市は廃止を検討しているという報道でございま……
○荒木清寛君 国土庁長官にお尋ねをいたします。 この法案に関連して若干お尋ねしますが、土地の有効利用とそれに向けた土地取引の活性化を図るには地価の下落局面ではなかなか難しいという指摘もあるかと思います。これは白書でも明らかになっておりますけれども、国民の意識としては地価の下落を望む声が大変強い。しかし、一方で企業の方は下落よりも上昇を望む声が大幅に上回っているということも現実かと思います。 そこで、国としては今後地価の動向をどういう方向に誘導しようとしていくんでしょうか。要するに今の地価水準でよいという認識なのか、あるいは上昇が望ましいあるいはもっと下げるべきだというお考えなのか、その点に……
○荒木清寛君 私は、都市計画法に関連しまして、スーパー銭湯という問題について取り上げたいと思います。 近年、関西や名古屋を中心にスーパー銭湯の人気が高まっております。スーパー銭湯といいますのは、露天風呂、サウナ、ジェットバスなどを備えた公衆浴場の一種でありまして、入浴料も四百円から千円前後と手ごろなものとなっているわけです。 このスーパー銭湯の建設をめぐりまして、周辺住民と業者の間で裁判になった事例もあります。要するに、住民たちの心配というのは、大型ボイラーなど機械類の騒音、あるいは皆さん自動車で来る人が大半ですから、生活道路が入浴客らの車の通り道になるのではないか、子供の交通事故は大丈夫……
○荒木清寛君 今回、金融機関に公的資金を投入するという議論をするわけでございますので、前提として大蔵省の倫理というのが厳しく問われなければなりません。今回の大蔵官僚の不祥事の再発、私は単に個人の問題というよりも非常に根の深い構造的な問題であるという認識をしているんです。 そこで、大臣にお聞きしますが、大蔵官僚の倫理観が坂道を転がるように転落をしたきっかけというのは、私は実は昭和五十四年の公費天国事件であったという見解を持っています。いわゆる鉄建公団からの過剰接待という有名な事件でございます。 この事件、刑事事件にはなっていないようですが、実際に接待を受けた大蔵官僚、ノンキャリの方が二名、く……
○荒木清寛君 公明の荒木清寛でございます。 私は、午前中の松野参考人のお話を聞いておりまして、一言で言いますと部下に対する責任転嫁でございまして、本当に憤りを感じました。 そこで、先般、二月十三日の本院の財政・金融委員会での質疑、参考人質疑でございますが、角田議員が、「その業務課長の堀田隆夫さんには山一から相談を受けたことについてあなたは話してございますか、当時。どうですか。」と。参考人の答えです。「私が相談を受けました内容は、今申し上げたような飛ばし取引の適法性の問題、つまり法律に違反するかどうかという問題でございまして、私はそれに対して、」ということで、三木さんにどういうお話をしたのか……
○荒木清寛君 公明の荒木清寛でございます。 この国鉄債務の処理の問題は決して先送りができない、そのことは我々も認識をしております。しかし、だからといって道理に反することをしてはいけない問題である、これもまた重要な原則でございます。 先ほど先行議員の質問の中で、マスコミも挙げて反対をしている、どうですかという話もございました。きのうは参考人で玉置参考人がいらっしゃいましたが、こういう発言がありました。ウォール・ストリート・ジャーナル、ニューヨーク・タイムズ、世界の名立たる新聞がJR追加負担を愚挙だと言って日本政府を笑い物にし、かつ怒りをあらわにしているではありませんか、このようにおっしゃった……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十九日、千葉景子君が委員を辞任され、その補欠として本岡昭次君が選任されました。
【次の発言】 議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび法務委員長に選任されました荒木清寛でございます。
本委員会の公正かつ円滑な運営に努め、その重責を果たしてまいりたいと存じます。皆様方の御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
この際、一言御報告いたします。
皆様既に御承知のことと存じますが、本委員会の委員であられた永田良雄君は、去る八月二十二日、逝去されました。まことに哀悼痛惜にたえません。
ここに、皆様とともに謹んで黙祷をささげ、哀悼の意を表して御冥福をお祈り申し上げたいと存じます。
どうぞ御起立を願います。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る八月二十日、本岡昭次君が委員を辞任され、その補欠として千葉景子君が選任されました。
また、本委員会は一名の欠員となって……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十一日、竹山裕君が委員を辞任され、その補欠として加納時男君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に平野貞夫君を指名いたします。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨七日、角田義一君及び竹山裕君が委員を辞任され、その補欠として本田良一君及び常田享詳君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。中村法務大臣。
【次の発言】 以上で両案の趣旨説明の聴取は終わりました。
これより両案に対する質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十五日、井上裕君が委員を辞任され、その補欠として岸宏一君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第七八号組織的犯罪対策三法の立法化反対に関する請願外四十七件を議題といたします。
今国会中本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の資料のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第二五六号子供の性的搾取・虐待をなくすための法的措置に関する請願外八件は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとし、第七八号組……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 まず、経企庁長官にお尋ねしますが、今般の緊急経済対策の最大の目標は、九九年度にプラス成長となるような需要を創出するということでございます。この緊急対策の効果としまして、実質経済成長が二・三%押し上げられるというふうに言われておりますけれども、九九年度が本当にプラス成長となるのかは大きな疑問を持つわけであります。 金融機関の貸し渋りや不良債権の処理に伴う景気に対するマイナス効果、雇用情勢の悪化、あるいは冬のボーナスも二・一%減というような統計等々を見ますと、どうしても三年連続でマイナス成長という懸念を払拭できないわけです。払拭できないどころか、きょうも新……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十月十六日、岸宏一君及び江田五月君が委員を辞任され、その補欠として井上裕君及び千葉景子君がそれぞれ選任されました。
また、去る十一月二十七日、松岡滿壽男君が委員を辞任され、その補欠として菅野久光君が選任されました。
また、去る十一月三十日、石渡清元君が委員を辞任され、その補欠として服部三男雄君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第四四号治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定に関する請願外二十五件を議題といたします。
今国会中本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の資料のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等……
○荒木清寛君 公明党は、日米安全保障条約を日本の外交安保の基軸として尊重する立場であります。この条約をより信頼性、実効性の高いものにするという観点で、日米の新しいガイドラインあるいはそれに基づく法整備も必要である、そういう立場をとっております。 しかし、日米防衛協力といいましても、当然すべてが憲法の枠内で行われなければいけない、そして、私たちの日本国憲法というのは武力行使ということについては極めて抑制的であるべしという立場でありますから、そういう歯どめは厳格に解していかなければいけない、そう考えているわけであります。 そこで、総理に、きのうも議論がありましたが、改めてこの集団的自衛権につい……
○荒木清寛君 私は、公明党を代表して、ACSA改正協定、周辺事態安全確保法案、自衛隊法の一部改正案に賛成の立場から討論を行うものであります。 戦後、我が国は、平和憲法と日米安保条約のもとで平和と安全を享受し、目覚ましい経済の繁栄を遂げてきました。今後、二十一世紀を見据えた我が国の平和戦略としては、アジア太平洋地域における現実を直視し、それを我が国の外交方針に反映させた上で、国連が標榜する平和への努力と、日米安保条約の効果的な運用によって支えられる平和への対話と抑止政策を堅持すべきであると考えます。 私たちは、ガイドライン関連法案が、一つ、憲法の精神と原則を十分に踏まえたものであるべきこと、……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十日、今井澄君及び平野貞夫君が委員を辞任され、その補欠として本岡昭次君及び扇千景君が選任されました。
【次の発言】 議事に先立ちまして、委員各位にお知らせいたします。
本日の理事会におきまして、委員会室での喫煙は御遠慮願うこととなりましたので、御協力いただきますようお願い申し上げます。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、法務及び司法行政等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、扇千景君及び本岡昭次君が委員を辞任され、その補欠として平野貞夫君及び千葉景子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に平野貞夫君を指名いたします。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十九日、円より子君が委員を辞任され、その補欠として小川敏夫君が選任されました。
また、本日、千葉景子君が委員を辞任され、その補欠として今井澄君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に海野徹……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十三日、小川敏夫君が委員を辞任され、その補欠として円より子君が選任されました。
また、去る二十六日、竹山裕君が委員を辞任され、その補欠として真鍋賢二君が選任されました。
また、昨二十九日、井上裕君及び今井澄君が委員を辞任され、その補欠として斉藤滋宣君及び千葉景子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る三月三十日、斉藤滋宣君が委員を辞任され、その補欠として井上裕君が選任されました。
また、去る三月三十一日、大野つや子君、久野恒一君及び脇雅史君が委員を辞任され、その補欠として鈴木正孝君、真鍋賢二君及び有馬朗人君が選任されました。
また、去る一日、真鍋賢二君が委員を辞任され、その補欠として竹山裕君が選任されました。
また、昨十四日、千葉景子君が委員を辞任され、その補欠として藤井俊男君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十五日、藤井俊男君が委員を辞任され、その補欠として千葉景子君が選任されました。
【次の発言】 外国人登録法の一部を改正する法律案及び出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
両案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時五十六分休憩
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。 外国人登録法の一部を改正する法律案及び出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。 本日は、両案の審査のため、お手元に配付の名簿のとおり、四名の参考人の方々から御意見を伺います。 まず、午前中御出席をいただいております参考人は、一橋大学社会学部教授田中宏君及び千葉大学法経学部長手塚和彰君でございます。 この際、田中参考人及び手塚参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 両参考人におかれましては、御多用のところ当委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。 本日は、両参……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、大森礼子君が委員を辞任され、その補欠として高野博師君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に高野博師君を指名いたします。
【次の発言】 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十八日、佐藤昭郎君及び高野博師君が委員を辞任され、その補欠として有馬朗人君及び大森礼子君が選任されました。
また、本日、服部三男雄君が委員を辞任され、その補欠として松村龍二君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十日、松村龍二君が委員を辞任され、その補欠として服部三男雄君が選任されました。
また、昨十二日、角田義一君、有馬朗人君及び竹山裕君が委員を辞任され、その補欠として櫻井充君、日出英輔君及び保坂三蔵君が選任されました。
また、本日、保坂三蔵君が委員を辞任され、その補欠として岸宏一君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、櫻井充君及び日出英輔君が委員を辞任され、その補欠として角田義一君及び有馬朗人君が選任されました。
また、去る十四日、岸宏一君が委員を辞任され、その補欠として保坂三蔵君が選任されました。
また、昨十七日、阿部正俊君及び有馬朗人君が委員を辞任され、その補欠として佐々木知子君及び阿南一成君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
司法制度改革審議会設置法案の審査のため、本日の委員会に参考人として東京新聞論説委員飯室勝彦君、中……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、保坂三蔵君及び阿南一成君が委員を辞任され、その補欠として竹山裕君及び有馬朗人君が選任されました。
また、昨十九日、斉藤滋宣君、有馬朗人君及び竹山裕君が委員を辞任され、その補欠として久野恒一君、佐々木知子君及び山内俊夫君が選任されました。
【次の発言】 司法制度改革審議会設置法案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、藁科滿治君が委員を辞任され、その補欠として藤井俊男君が選任……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十日、久野恒一君、佐々木知子君及び山内俊夫君が委員を辞任され、その補欠として阿部正俊君、有馬朗人君及び竹山裕君が選任されました。
また、去る二十一日、藤井俊男君が委員を辞任され、その補欠として藁科滿治君が選任されました。
【次の発言】 司法制度改革審議会設置法案を議題といたします。
本日は、本案の審査のため、お手元に配付の名簿のとおり、四名の参考人から御意見を伺います。
本日御出席をいただいております参考人は、専修大学法学部教授小田中聰樹君、日本労働組合総連合会労働対策……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十六日、角田義一君が委員を辞任され、その補欠として本田良一君が選任されました。
【次の発言】 司法制度改革審議会設置法案を議題といたします。
これより内閣総理大臣に対する質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 以上で内閣総理大臣に対する質疑は終了いたしました。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十八日、阿南一成君が委員を辞任され、その補欠として有馬朗人君が選任されました。
また、昨七日、岡野裕君及び吉川芳男君が委員を辞任され、その補欠として世耕弘成君及び仲道俊哉君が選任されました。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時五十六分休憩
【次の発言】 ただいまから法務委員会を再開いたします。
委員の異……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
まず、三案について、政府から趣旨説明を聴取いたします。陣内法務大臣。
【次の発言】 次に、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案並びに犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員上田勇君から説明を聴取いたします。衆議院議員上田勇君。
【次の発言】 以上で趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明の聴取は終わり……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十八日、海野徹君が委員を辞任され、その補欠として郡司彰君が選任されました。
【次の発言】 組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
三案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、有馬朗人君が委員を辞任され、その補欠として長谷川道郎君……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨六月三十日、長谷川道郎君が委員を辞任され、その補欠として阿南一成君が選任されました。
【次の発言】 組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案を一括して議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 お静かに願います。
【次の発言】 質問をお続けください。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後零時三十二分休憩
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一日、阿南一成君が委員を辞任され、その補欠として有馬朗人君が選任されました。
また、昨五日、有馬朗人君及び海野徹君が委員を辞任され、その補欠として日出英輔君及び櫻井充君が選任されました。
【次の発言】 組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案を一括して議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 後刻理事会で議論したいと思います。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る六日、櫻井充君が委員を辞任され、その補欠として海野徹君が選任されました。
また、去る七日、日出英輔君が委員を辞任され、その補欠として有馬朗人君が選任されました。
また、昨十二日、有馬朗人君が委員を辞任され、その補欠として佐々木知子君が選任されました。
【次の発言】 組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案を一括して議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、佐々木知子君が委員を辞任され、その補欠として有馬朗人君が選任されました。
また、昨二十一日、井上裕君及び有馬朗人君が委員を辞任され、その補欠として佐々木知子君及び久野恒一君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に参考人として弁護士神洋明君、早稲田大学法学部教授田口守……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十二日、佐々木知子君が委員を辞任され、その補欠として井上裕君が選任されました。
また、去る二十三日、亀井郁夫君が委員を辞任され、その補欠として有馬朗人君が選任されました。
また、昨二十六日、有馬朗人君、井上裕君及び角田義一君が委員を辞任され、その補欠として斉藤滋宣君、脇雅史君及び内藤正光君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十七日、斉藤滋宣君及び脇雅史君が委員を辞任され、その補欠として有馬朗人君及び井上裕君が選任されました。
また、昨二十八日、有馬朗人君、井上裕君及び竹山裕君が委員を辞任され、その補欠として岸宏一君、佐藤昭郎君及び佐々木知子君が選任されました。
【次の発言】 組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案を一括して議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る七月二十九日、岸宏一君、佐藤昭郎君及び佐々木知子君が委員を辞任され、その補欠として、有馬朗人君、井上裕君及び竹山裕君が選任されました。
また、去る七月三十日、森下博之君が委員を辞任され、その補欠として阿部正俊君が選任されました。
また、昨二日、有馬朗人君及び井上裕君が委員を辞任され、その補欠として佐々木知子君及び吉川芳男君が選任されました。
【次の発言】 組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正す……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る三日、内藤正光君が委員を辞任され、その補欠として角田義一君が選任されました。
【次の発言】 商法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。陣内法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
本日はこれにて散会いたします。
午後三時二十分散会
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
商法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、昨五日、質疑を終局いたしております。
これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
【次の発言】 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。
これより採決に入ります。
商法等の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
この際、円より子君から発言を求められておりますので、これを許します。円よ……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
この際、三法律案審査のため、去る六日に行いました視察について、視察委員の報告を聴取いたします。鈴木正孝君。
【次の発言】 これをもって視察委員の報告は終了いたしました。
お立ちになっている理事と委員の方に要請をいたしますが、本委員会に参加をするつもりであれば、直ちに着席をしてください。(発言する者多し)御静粛に願います。──まだお立ちになっている方はどうですか。出席さ……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。 これより請願の審査を行います。 第一七〇号選択的夫婦別姓の導入など民法改正に関する請願外五百九十一件を議題といたします。 今国会中本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の資料のとおりでございます。 これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第二一七七号裁判所の人的・物的充実に関する請願外五十七件、第二四五三号法務局、更生保護官署、入国管理官署の増員に関する請願外三十一件は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとし、第一七〇号選択的夫婦別姓の導入など民法改正に関する請願外五百一件は保留とするこ……
○荒木清寛君 それでは、給与法案につきまして防衛庁長官にお尋ねをいたします。
今回は前例のないマイナス改定ということでありまして、民間が血のにじむようなリストラをしている中、これはやむを得ない話だと思います。
そこで、一体今回の改定によりまして防衛庁の予算、人件費としては幾ら、何億円削減になるのか、それを教えていただけますか。
【次の発言】 かなりな額になるわけであります。
そこで、自衛隊の皆さん、防衛庁の職員の皆さんはまさに日本の平和と安全を維持するために身を挺して日夜働いていらっしゃるわけでありまして、また、最近では海外の大規模災害に対する緊急援助等を含めて国際協力にも尽力をしていら……
○荒木清寛君 私からは政策評価制度についてお尋ねをいたします。 昨日も地元の皆さんと懇談をいたしますと、公共事業のあり方についていろいろ意見があるわけです。何も橋を三本もかける必要はないではないかとか、あるいは私の地元の名古屋というのは、年度末における道路の掘り起こしが有名でありまして、いつも同じところをやっているという話なんです。そういう話を聞きますと、私は、これは平成十三年一月の新省庁発足に伴って行政評価制度が機能することになっておって、そういう中で厳密なチェックをするんだというお話をしておるわけなんです。 通常国会で成立をしました関連法案によりましていわゆる政策評価制度、行政評価制度……
○荒木清寛君 公明党の荒木でございます。 私は、団体規制法案につきまして質疑をさせていただきます。この議員提案も含みます二法案につきましては、公明党でも随分議論をして我々も悩みに悩んで提案をさせていただいているわけです。 一つには、オウム真理教団に対する社会的な不安というのをこの二法案によって本当に解消できるのかという、そういうこれで十分なのかという思いがあります。もう一方で、ある新聞なんか見ますと、この法案は信教の自由よりも公共の福祉優先だというそういう話でありまして、しかし私はそういう話ではないと思います。 我々も、この法案を議論する際には、過去の戦前の宗教弾圧を踏まえた今の憲法にお……
○荒木清寛君 私は、自由民主党、自由党及び公明党の三党を代表して、ただいま議題となりました平成十一年度補正予算三案に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。 現下における連立政権の最重要課題は国民生活を安定させることであります。そのために、まず我が国経済を再生させることが何より重要であります。本補正予算案は、経済新生対策を受け、民間需要を喚起するとともに中小企業の活性化を図り、国民の不安の払拭に大きく寄与する内容となっており、賛意を表するものであります。 以下、賛成の主な理由を申し述べます。 賛成の第一の理由は、実効性ある中小・ベンチャー企業支援策が盛り込まれている点であります。 ……
○荒木清寛君 まず、井尻参考人にお尋ねをいたしますが、先ほどの高木先生のお話もあわせますと、今回陳水扁氏が勝ちましたのは何も彼の台湾独立政策が支持されたというわけではないというお話であったかと思います。ただ、私もニュースで見ておりましたら、たしか国民党のテレビキャンペーンだと思いますが、陳水扁が当選をすればこの台湾独立政策の中で中国との戦争になるというのを繰り返しやっておったようで、大変あれはネガティブキャンペーンとしては効果的なのではないかというふうに私も思いながら見ておったんですね。にもかかわらず、この陳水扁が当選をしたということは、やはり一定の範囲でそういう独立路線が支持をされたというふ……
○荒木清寛君 現在の超低金利政策のしわ寄せを一番受けているのが各種年金あるいは福祉手当の受給者等、いわゆる社会的に弱い立場にある方であります。そのためのセーフティーネットの一つが福祉定期預金という制度でありますが、この制度につきまして創設の経緯及び制度の内容について概要の御説明をお願いいたします。
【次の発言】 今お話もありましたが、本来は本年の二月二十九日で期限が切れることになっておりましたが、ぜひ延長していただきたい、そういうある県の身体障害者福祉協会からの陳情も大蔵大臣あてに行っていると思います。それで、今お話がありましたように、本年二月十八日に大蔵省はこの取り扱いを延長することを決めま……
○荒木清寛君 公明党・改革クラブの荒木でございます。 まず、景気に対する今後の取り組みについてお尋ねをいたします。 けさ方、我が党の魚住委員から中小企業の厳しい実態を紹介いたしましたが、完全な景気回復はいまだ実現をしておりませんし、特に中小企業対策に意を尽くすことは当然である、こう考えます。 一方、けさ方の経企庁長官の答弁にもありましたように、一―三月は次第に明るさも見え始め、景気が最悪期を脱したということも事実であろう、こう認識をしております。これは私は、小渕連立政権が積極的な財政政策等あらゆる景気対策を実施してきたそのゆえんでありまして、三党連立政権の大きな効果であろう、こう確信をし……
○政務次官(荒木清寛君) このたび外務総括政務次官に就任いたしました荒木でございます。立木委員長を初め、委員各位に謹んでごあいさつ申し上げます。 沖縄に関する事項につきましては、SACO最終報告の着実な実施に向け、誠心誠意努力してまいります。 また、北方領土問題につきましては、東京宣言に基づき、この問題を解決し平和条約を締結して、日ロ関係の完全な正常化を図ることが我が国の対ロ外交の基本政策です。 私といたしましても、河野大臣を補佐しつつ、外務総括政務次官の立場から、これらの問題について全力を挙げて取り組む決意であります。 最後になりますが、立木委員長を初め本委員会の各委員の御指導、御鞭……
○政務次官(荒木清寛君) 外務総括政務次官の荒木でございます。 矢野委員長を初めとする委員各位に改めてごあいさつをさせていただきます。 二十一世紀を目前にして、国際社会はIT革命への対応や貧困、感染症といった課題、さらには冷戦後も後を絶たない地域紛争への対応、大量破壊兵器とその運搬手段の拡散の問題など多くの課題に直面をしております。 私も役割の一端を担わせていただいた先般の九州・沖縄サミットでは、こうした国際社会の直面するさまざまな課題について率直で忌憚のない議論を行い、国際社会の進むべき道筋を示すことができました。 このように、日本は、今後とも世界の平和と繁栄の実現のため、国際社会の……
○政務次官(荒木清寛君) お答えをいたします。
我が国の対北朝鮮米支援につきましては、九五年六月、無償十五万トン及び延べ払い輸出十五万トンの計三十万トン、同年十月に延べ払い輸出二十万トンの支援を実施しましたほか、九七年十月及び本年三月には世界食糧計画、WFPを通じ、それぞれ六・七万トン及び十万トンの政府米を支援いたしました。
なお、九六年六月にはWFPに対し五百二十五万ドルを拠出し、それによりWFPは約一・五万トンの食糧を調達し、北朝鮮に支援を行いました。
以上でございます。
【次の発言】 先般、八日から十二日までの間、外務省アジア局参事官を団長とする三名の政府調査団が訪朝いたしまして、……
○政務次官(荒木清寛君) 従来から、御質問のありました青年海外協力隊の帰国後の就職対策につきましては、協力隊員派遣事業の拡充と表裏一体をなす重要な課題の一つであると認識をしております。 現在、非常に厳しい経済情勢の中ではありますが、進路カウンセラー、企業懇談会等を通じた民間企業への働きかけを初めとしまして、官民双方の協力を得られますよう種々の対策を講じてきております。例えば進路相談カウンセラーにつきましても、平成十年は十五名でしたが、十一年度は十八名に増員をいたしまして、充実をした対策を努力しております。 帰国隊員は、隊員として得られた経験を生かしましてさまざまな職業についておられます。例……
○政務次官(荒木清寛君) 国内人権機構の地位と役割に関する原則、これがいわゆるパリ原則でございますが、一九九一年、国連主催のもとパリで開催されました第一回国内機構ワークショップにおいて採択されまして、その後、同原則に言及をした決議が国連人権委員会、一九九二年、国連総会、一九九三年において採択をされております。 このいわゆるパリ原則におきましては、恐らく、委員の御質問に関して言いますと、国内人権機構が政府からの独立を確保するために独自の人員等を有すること、一定の準司法的機能を持つこと等が求められておるということでございます。
○政務次官(荒木清寛君) 前段の中国の調査船の御質問は私がお答えをいたします。 海洋の科学的調査の相互事前通報の枠組みにつきましては、八月末の北京での唐家セン外交部長との間の日中外相会談における協議一致を踏まえまして中国側と協議を実施してきております。 具体的には、これまで累次にわたり事務レベルで協議を実施するとともに、種々の機会をとらえて協議を行っておりますし、外交ルートを通じてのやりとりも継続的に行っております。十月の朱鎔基総理訪日の際には、この作業を加速化させるということで一致をしておりまして、できるだけ早く成案を得るように引き続き努力をしていきたいと考えています。 また、海軍艦艇……
○政務次官(荒木清寛君) 今回の船舶検査法案につきましては、韓国、中国、ロシアに対して事務方を通じて具体的に説明をしてまいりましたけれども、これまでのところこれらの国から懸念が表明されたとは承知をしておりません。 今後、仮に本法律案に関して懸念を表明する諸国があるとすれば、必要に応じて透明性をもって説明をしていくことが重要であると考えております。
○政務次官(荒木清寛君) 今お話のありましたジャパン・プラットフォームは、海外で発生する地域紛争や自然災害の被災者に対する緊急援助におきまして、NGOと経済界及び政府が連携協力してより効率的かつ迅速な援助を行うためのシステムとして八月十日に設立をされました。政府としては、我が国のNGOの初動段階の活動に必要な資金の提供、またNGOの人材育成、能力向上という面で積極的に支援をしていきたい、そういう方針です。 そこで、御提案をいただきました我が国における大規模災害発生時のアジア太平洋諸国からの支援の受け入れ体制ということであります。 これは、阪神・淡路大震災の教訓を踏まえまして、現在は諸外国か……
○副大臣(荒木清寛君) 本年一月、外務総括政務次官に引き続き外務副大臣に就任いたしました荒木清寛でございます。笠井委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。 河野大臣、衛藤副大臣からも言及がありました松尾元室長による事件については、一月下旬の外務省の調査報告書を踏まえ、私が委員長を務める調査委員会において、今回のような事態を招いた外務省の組織としての問題点の解明、松尾元室長に関連して指摘されている具体的問題に関する調査及び今回の疑惑にかかわる当局の捜査に対する積極的協力を行っております。 私自身も、精力的に関係者からの聞き取りを行い、またその他の調査結果も随時報告を受け、さらに……
○副大臣(荒木清寛君) お答えさせていただきます。 日ロ関係につきましては、戦略的・地政学的提携、幅広い経済協力、平和条約の締結という三つの課題を同時に前進させることが必要であることにつきまして日ロ双方で共通の認識があります。そこで、二十五日の日ロ首脳会談におきましては、両首脳の間でこうした課題の前進に向けて有意義な論議が行われることを期待しております。 このうち、特にこの平和条約の締結問題につきましては、首脳会談において二つの点が目標となると考えております。 一つは、二〇〇〇年までの平和条約の締結という目標に向かって両国が全力を尽くした結果どうなったのか、このことにつきましてきちんと総……
○副大臣(荒木清寛君) 外務副大臣の荒木清寛でございます。 服部委員長初め委員各位に謹んでごあいさつ申し上げます。 二十一世紀を迎えた国際社会において、世界第二位の経済を有する我が国に期待される役割は引き続き極めて大きいものがあります。このような中、我が国外交の諸課題に取り組むに当たり、私は、河野外務大臣を補佐し、外務副大臣としての職責を全うするため全力を尽くしてまいる考えです。 また、後ほど河野外務大臣より申し上げます公金横領疑惑につきましては、私自身が外務省調査委員会の委員長となる形で同委員会を改組し、調査を継続しており、国民の皆様の信頼を回復するため全力で努力をしてまいる考えです。……
○副大臣(荒木清寛君) お答えをいたします。 まず第一点の九州・沖縄サミットをめぐる松尾元室長のリベート疑惑であります。 九州・沖縄サミットの際の通訳派遣業務に関しては、外務省におきまして入手可能な資料の調査、関係者からの事情聴取をいたしました。現在までのところ、この通訳関係の関係業者から、当時非常勤職員として九州・沖縄サミット準備事務局に勤務をし、通訳の手当てを行っておりました人物に対しまして資金の払い込みがあったことが判明をしておりまして、この情報は捜査当局に提供いたしました。予算委員会でも御報告をしたとおりでございます。 このサミットにおける物品等の調達につきましては、これも関連書……
○副大臣(荒木清寛君) 外務省の保有する機密情報は、外部と接続をされているネットワーク上には置いておりません。他方、ネットワーク上に置かれている機密情報以外の情報に関しましては、従来より、ファイアウオール、侵入検知装置等の必要なセキュリティー対策を講じまして、外部から不正なアクセスが起こらないように対策を講じております。
さらに、本年は、情報セキュリティーポリシーに関するガイドラインに従いまして、外務省におきまして策定したセキュリティーポリシーにのっとりネットワークのセキュリティーの強化を図っているところでございます。
【次の発言】 調査委員会におきまして当時の関係者から聴取をしましたところ……
○副大臣(荒木清寛君) 分担金の件につきましては、過去、英国が分担等級を三十単位から十五単位に大幅に減少させたということがありました。 こうしたことを放置しますと、途上国を含めて他の加盟国が選定した分担等級が変わらなくても分担単位当たりの金額がふえる結果、実際の負担額が相当に増加するおそれがあるという問題意識の中で今回の改正になったわけでございます。 それから、コストリカバリーの件でありますけれども、この費用回収の原則、いわゆるコストリカバリーは、従来、構成国や部門構成員からの分担金で賄われていた費用の一部を受益者負担とすることを可能にするというものでありまして、このITUの財政基盤強化の……
○副大臣(荒木清寛君) 我が国は、世界最大の二酸化炭素排出国でありますアメリカの京都議定書締結は温暖化対策の実効性を確保するために極めて重要であるというふうに考えておりまして、今回、アメリカ・ブッシュ大統領がこの京都議定書の不支持を表明しましたことは、今後の気候変動交渉に重大な影響を与えるものであるというふうに強く懸念をしております。したがいまして、引き続き米国が京都議定書の発効を目指した交渉に前向きに参加することを強く希望しております。 こうした考えは、三月三十日に森総理からブッシュ大統領あてに発出をしました書簡あるいは四月四日の河野大臣とパウエル国務長官との電話会談でも伝達をいたしました……
○副大臣(荒木清寛君) 調査はいたしました。これは、外務省調査委員会といたしまして、その御指摘の後任者名義の口座の出入金記録を入手しまして、本人から事情を聞きながら調査をしたところであります。これまでに調査した限りでは、この後任者が公金を私的目的に使用したことはないというふうに承知をしております。 もちろん、私たちとして知り得た点につきましては、捜査当局に提供をしてございます。
○副大臣(荒木清寛君) 松尾元外務省要人外国訪問支援室長による事件につき御報告を申し上げます。 まず、今回の事件により外交を預かる外務省に寄せられた国民の信頼を裏切ったことは、何よりも国民の皆様に対して申しわけなく、心からおわび申し上げます。 本件については、一月四日に河野外務大臣の指示により調査委員会が発足をし、省内で調査を行った結果、同元室長が総理の外国訪問に係る公金を横領し私的目的に使用した明白な疑いがあることが判明したため、同月二十五日に報告書を発表し、同日、松尾元室長を懲戒免職とするとともに、同人を警視庁に告発いたしました。問題となっている公金の管理を六年近くの長きにわたり一人の……
○副大臣(荒木清寛君) まず、この大使館員、以下A職員と呼ばせていただきますが、公金を流用して私用車を購入したとの報道に関してでございます。 今般の調査におきましては、九一年十一月ごろ、A職員が公金を流用して私用車を購入し、九三年六月に査察使の指摘を受けて返済したとの指摘が一部にありましたが、他方、このA職員は、公金でない館員の福利厚生用の積立金から一時的に使用したもので、査察時に返済をしたが、使用時にその旨を関係帳簿に記載しており、着服をする意図はなかったと説明をしております。 査察報告書には本件についての記載はありませんが、今回の調査において査察関係者は、館員の福利厚生用の積立金を調べ……
○副大臣(荒木清寛君) この外務省の報償費につきましても、情報収集及び諸外国との外交交渉ないし外交関係を有利に展開するために使用されていることから、具体的な使途等を公表することは行政の円滑な遂行に支障を生じると考えますので、公開すべき性格のものではないというふうに考えております。したがいまして、この御質疑の支出議決書につきましても、提出できないということを御理解いただきたいと存じます。
【次の発言】 これは、参議院の各委員会でも外務大臣が何回か申し上げておりますけれども、この外務省の報償費はあくまでも外務省の責任で支出をしているわけでありまして、いわゆるおっしゃるような上納ということはないわけ……
○荒木清寛君 仙台市で起きました准看護士によります筋弛緩剤を使った殺人被告事件の背景には、自分の立場や待遇の不満があったとも言われております。自分は点滴の専門家なのに看護婦に使われるのが不満だったと捜査段階で供述をしているとの報道もありました。ただし、公判では本人は公訴事実を否認しておりますから、そうした事案の解明は今後の進展によるものと思います。 いずれにしましても、私はこの事件というのは、医療スタッフの国家資格をめぐる問題といいますか、そのあり方についての問題提起を含んでいるというふうに思って注目をしていたわけでございます。 そこで、文部科学省は、今回の法改正もその一環でありますが、看……
○荒木清寛君 まず、このたびの池田小学校におきます蛮行につきましては、児童八人の御冥福を心からお祈りいたします。また、被害に遭われた児童、教諭の皆さんの一日も早い御回復を祈りたいと思います。 また、文部科学省におきましては、この問題につきましてはすぐに対策委員会を設置して、副大臣、政務官をすぐに現地に派遣するという危機管理体制をしっかりとったということは私もこの際評価をしたいと思います。 そこで、地域に開かれた学校と安全確保の問題について種々論じたいと思ったんですが、午前中かなりこの問題については議論がなされましたので、省略をしたいと思います。 しかし、この問題は、単に政府に任せるだけで……
○荒木清寛君 この法案に入る前に、一つだけ、文化芸術の振興策について、文化庁長官も経験をされた大臣にお尋ねしたいと思います。 言うまでもなく、文化芸術は人と人との心をやわらかくつなぐきずなでありまして、人間や生活、地域を愛する心のあらわれ、平和のかけ橋であります。しかし、ではどのぐらい日本でこの文化芸術に予算を割いてきたのか。芸術大国を自認するフランスの十分の一程度であります。イタリアでは市民の方がオペラを見るのにも補助金が出ると聞いております。民間からの寄附金による援助の額にしましてもアメリカの六十分の一に満たないわけであります。 戦後、日本は経済的な豊かさを追求してきまして、それはそれ……
○荒木清寛君 先回も申し上げましたが、公明党は地域に開かれ地域が支える学校づくりを提唱しております。地域の教育力の復活あるいは活用ということが非常に大事であると思います。そうした視点も含めて、前提にして、きょうも質疑をしたいと思います。
まず、遠山大臣、学校教育、特に小中学校における体育、スポーツの重要性をどのように認識されておられますか。
【次の発言】 私も大臣と同感であります。
しかしながら、来年からは学校五日制が実施をされるわけでありまして、スリム化するわけであります。お聞きをしますと、当然この体育の授業も減りますし、週末における部活動というようなものも実際は機能しなくなるだろうとい……
○荒木清寛君 それでは、まず出席停止に係る権限の委任についてお尋ねをいたします。 昭和五十八年十二月の初等中等教育局長通知「公立の小学校及び中学校における出席停止等の措置について」では、「出席停止の措置は、国民の就学義務ともかかわる重要な措置であることにかんがみ、市町村教育委員会の権限と責任において行われるものとされている。ただし、校長に対し権限の委任を行うことはできる。」とされております。 出席停止について現行学校教育法第二十六条は、「市町村の教育委員会は、」「出席停止を命ずることができる。」と規定をしております。これは出席停止が義務教育の保障である就学義務の履行を停止するという重大な問……
○副大臣(荒木清寛君) 私が委員長を務めております調査委員会では、総理の外国訪問に係る外務省の体制上の問題を初め、今回の事件に関連する事実関係について調査をしております。 端的に言いますと、こうした大それた犯行がなぜ可能になったのか、あるいはだれか手をかした者がいるのかいないのか、そしてさらには報道されておるような彼からの供応接待の有無というようなことについて鋭意調査をしているところでございます。 今提起のありました問題につきましては、必ずしも我々の調査委員会の調査事項ではないわけでありますが、しかし省内のしかるべき部署で御指摘があれば調査が行われるものと思っております。
○副大臣(荒木清寛君) 私は今回の公金横領事件の内部調査の委員長を引き継いでおりまして、この件も調査をしております。 関係者からの説明によれば、松尾元室長は、関係業界への説明会の際、これは通訳に関する説明会の際、当該僧侶を排除して、関係業者の代表者のみを別室に呼び、一律三十万円程度の支援をこの僧侶に対して行うよう要請したということであります。 これを受けまして、関係業者から当該の僧侶に対しまして、二〇〇〇年十月末ごろから本年一月にかけまして払い込みが行われ、二月には同人僧侶より関係業者に対して返金が行われたということであります。ただし、一部報道にあるように、リベートとの用語が松尾元室長によ……
○副大臣(荒木清寛君) 外務省における今の調査の状況を御報告いたします。 一月二十五日に松尾元室長に係る公金横領疑惑についての報告書を発表いたしました。いろいろ御意見もありまして、そうしたことを踏まえまして、私が大臣から調査委員会の委員長を仰せつかって今日に至っております。資料を精査し、また関係者から事情を聞く等で調査を継続しております。 我々が調査をしておりますのは、この松尾事件に係る外務省の体制上の問題について今調査をしております。 そういう中で、いわゆる松尾元室長からの供応接待という報道にかかわる疑惑につきましては、幹部職員を中心に六百三十人に対しまして、文書で回答を求めるという方……
○副大臣(荒木清寛君) 二〇〇五年の愛知万博は環境万博でありますので、その機会に、ラムサール条約締約国会議の招致などを通じまして環境保護のメッセージを発出できるとすれば、大変私は有意義だというふうに考えます。 もちろん、委員がおっしゃいましたように、この条約の締約国会議の招致につきましては、各締約国あるいは条約事務局の動向等を見きわめる必要があります。そこで、このラムサール条約の締約国会議につきましても、まずはそうした情報の収集に努めながら、その可能性を追求してまいりたいと考えております。
○副大臣(荒木清寛君) 本件につきましては、大臣が答弁申し上げて以来、内部調査委員会におきまして精力的に調査をしてまいりました。したがいまして、時期を逸することなく御報告をしなければいけないと思っております。 ただ、きょう、今の時点におきましてはまだ数点確認すべきことが残っておりまして、きょうの御報告は控えさせていただきたいと思っております。
○荒木清寛君 公明党の荒木です。 両参考人に一問ずつお尋ねをいたします。 まず、須田参考人にお尋ねをいたしますが、私は、名古屋に住んで東京に宿舎がありますので、今、参考人のおっしゃった適度な都市機能の集成ということはよくわかります。東京はもう都市機能としては限界に達しているということを実感するわけでありますが、しかし一方で、今政府では都市再生本部を設けまして、東京を中心としました都市の魅力と国際競争力を高めるために再開発事業の促進、交通基盤の整備等を進めようという取り組みをしております。これは必要なことであると思います。 こうした都市再生が進みますと、東京一極集中の是正や災害対応力の強化……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 まず、田中参考人にお尋ねをいたします。 新たな法曹養成制度としての法科大学院構想でございます。この問題は各層各界に賛否両論があったといいますか、今でもあるんだと思いますが、私はつくる以上は立派なものにしなければいけないというふうに思っているんです。 それで、これはもうまず間違いなくアメリカのロースクールというのを随分参考にしているといいますか、それに肯定的な評価を与えた上で審議会の方も意見をまとめられたというふうに思うんですね。私は、そうであれば徹底的にアメリカ型のロースクールをまねした方がいいといいますか、向こうは私の理解では学部段階での法……
○荒木清寛君 私は、所信に即しまして、まず第一、経済活性、経済の活性化と我が国の産業競争力の強化としてお述べになっていることに関しまして、特に中小企業施策を中心にお尋ねをしたいと思います。
そこでまず、大臣に、我が国の中小企業を取り巻く経済環境が極めて厳しいことは言うまでもありませんが、こうした状況を踏まえてどうした中小企業施策を講じていく考えなのか、基本的な姿勢をまずお伺いいたします。
【次の発言】 まず、そのセーフティーネットの部分につきましては、大臣も今言及されたように、売掛金債権担保融資保証制度ですか、これは我が党も再三予算委員会等で質疑をしておりまして、是非、これは金額で実績が出て……
○荒木清寛君 公明党の荒木でございます。 改正案につきまして何点か質疑をしたいと思います。 まず、競輪、オートレースはいずれも昭和二十年代半ばに開始をされたわけでございますけれども、当時の社会情勢としては、大戦で荒廃をした国土の復興、市街地の復興、また、そういう娯楽がない中で国民にささやかな射幸心を満たすようなものを考えるということで誕生したのだと思います。 そういう立法、立法といいますか、競輪、オートレースを始めるに当たった社会の情勢ということはもう大きく今変化をしているわけでありまして、そういう中で公営競技の今日における社会的意義を大臣はどうお考えなのか、所見を伺います。
○荒木清寛君 それでは、まず特許法等一部改正案について、失礼いたしました、弁理士法の方ですね、弁理士法一部改正案を中心に質疑をしたいと思います。 先ほど、今し方も平沼大臣から、政府として縦割りを廃して知的財産戦略大綱を目指していると、そういう中では基本法の制定という意見も出ておるというお話でございました。これはもう政治の怠慢でもあるわけでございますけれども、特許庁長官をお務めになった荒井寿光さんという方がもう三年前に本を出して、そこでこの知的財産基本法の試案というのを出しているわけですよね。 だから、いずれにしても、そうした基本法にしましても大綱にしましても遅きに失したという感はなきにしも……
○荒木清寛君 法案に先立ちまして一問、大臣にお尋ねをいたします。 今朝方、米国ゼーリックUSTR代表とお会いになって会談をされました。もちろんその案件は、いわゆる鉄鋼輸入に係るセーフガード措置についていかに打開をするのかというお話であったかと思います。この点につきましては、もう大臣も談話の中で、九八年以降、米国の鉄鋼輸入はおおむね減少傾向にある中でのこうした措置については極めて遺憾であるという表明でございまして、適切な措置を我が国としても取ることが求められるわけでございます。 そういう中で、今日の協議によって多少の前進といいますか、があったのかどうか。そしてまた、今後この問題についてどう経……
○荒木清寛君 それでは、まず、今回の特定機器相互承認法の改正についてお尋ねをいたします。 この相互承認というのは、規格や基準が国ごとに異なっているということを前提としまして、適合性評価を相手方にも開放するという制度であります。しかし、他方で、基準、規格自体の国際的な統一化への取組は、ISO、国際標準化機構、IEC、国際電気標準会議等を中心として進められております。もちろん、私は二国間の相互承認の推進を否定をするものではありませんけれども、貿易立国を旨とする日本とすれば、世界各国に共通の基準、規格を推進をすることの方が有利であり、便利ではないかというふうに思いますが、こうした問題にも我が国とし……
○荒木清寛君 私の方からも何点かお尋ねをいたします。 まず、去年の十一月に、二十一世紀にふさわしい競争政策を考える懇談会の提言書、「二十一世紀における競争政策と公正取引委員会の在り方」を読ませていただきました。その提言の最初の部分に、「公正取引委員会の位置付け」ということで、「公正取引委員会の政府部内における位置付けは、内閣の重要政策に関する事務を掌る内閣府がふさわしく、将来的に現在の総務省から内閣府に移行させることも検討すべき。」とあります。 昨日の参議院本会議で提案をされた法務省所管の法案とパラレルなところもあるわけでございますが、それはさておきまして、こうした内閣府の下に公取も位置付……
○荒木清寛君 それでは、まず大臣にお尋ねをいたします。
政府は、平成十三年一月に拡大生産者責任を盛り込みました循環型社会形成推進基本法を完全施行したのを始め、リサイクル体系の整備に努めております。本案はこうした流れの一環であると思いますが、今日の循環型社会における本法の位置付けをどのように考えているのか、大臣から所見をお伺いいたします。
【次の発言】 その循環型社会基本法には、リデュース、リユース、リサイクル、その次に熱回収、最後に適正処分と、こういう原則が定められておりまして、今回の使用済自動車の再資源化についても、この原則はもちろん当てはまるものと考えます。
私は、昨日、自分の住んでい……
○荒木清寛君 前回に引き続き、質疑をさせていただきます。 循環型社会形成推進基本法も十三年一月に完全施行になりまして、いよいよこのリデュース、リユース、リサイクルの取組が強力に進んでいるわけでございます。つきましては、この循環型社会を担ういわゆる環境ビジネスを育成をするということが非常に重要であると思います。もう今も静脈産業という言い方で、それはそれでいいんですけれども、私などはむしろもう第四次産業ぐらいに位置付けて育成推進をするという取組が必要であろうかと思います。 そこで、そうした循環型ビジネスの研究開発を促進をする観点でまずお尋ねをいたしますが、今回の自動車リサイクル法案に関して申し……
○荒木清寛君 それでは、質疑をさせていただきます。 今般の石油公団廃止関連の二法案は、聖域なき構造改革、すなわち特殊法人改革の中でも、先行七法人の中でも更にトップランナーとして石油公団を廃止をするということでございまして、これは小泉総理のリーダーシップの下、また与党三党の取組もあり、実現をしたことでございます。 そこで、このことが一体国民負担の軽減にどうつながるのか。今回の石油公団の廃止あるいは特殊会社への移行ということによりまして、税金の支出といいますか、国民負担がどのような形で軽減されるのか。それが定量的に示せるのであれば、是非そのことをまず説明願いたいと思います。
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。三人の参考人にそれぞれ一つずつ、まず岡部参考人からお尋ねをいたします。 先ほど、国家備蓄について、民間の方でも今後も協力をしていくと、そういうお話がございました。今度の法改正でいわゆる国家備蓄が正に国の直轄事業になるわけでして、そういう意味では民間の従来の権限や権利というのが消滅するという側面もあろうかと思います。 そういう中で、今後の制度移行に当たって、国家備蓄に協力する立場として何か注文することがあればお聞きをしておきたいと思いますし、更に一つ心配をいたしますのは、いずれにしても、石油は危険物でもありますので、そういう事故等の緊急対応ということも十分……
○荒木清寛君 私は、石原行革担当大臣を中心に質疑を行います。
戦後最大の行政改革が特殊法人等の改革でございまして、先行七法人の、しかもそのトップを切ってこの石油公団が廃止になりますことを大きく評価をします。国鉄の分割・民営化によりまして大変便利になったことは多くの国民が実感をしております。
そこでまず、この特殊法人等の改革が国民に対してどういうメリットをもたらすのかを御説明願います。
【次の発言】 昨年の十二月十八日の特殊法人等整理合理化計画によりますと、いわゆる国民生活金融公庫を始めとする政策金融八法人につきましては、経済財政諮問会議において経済情勢を見極めつつ、できる限り早い時期に結論……
○荒木清寛君 本法案は、昨年二月に我が党が立法化の方針を表明しまして、その後設置されました与党プロジェクトチームのメンバーの方々の精力的な活動によりまして国会提出に至っております。関係各位に敬意を表します。
そこで、まずお伺いいたしますのは、公共事業をめぐる昨今の様々な問題の中で、政官業の三者の関係の適正化ということが大きな課題でございますが、この問題の解決に向けまして本法案がどのような効果を発揮をすることが期待されるのか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 衆議院で審議をされました民主党案と本案の差異の一つがこの入札談合関与行為、第二条の中にございますが、その中に不作為を含むべきかどうか……
○荒木清寛君 私からは、塩坂参考人と島崎参考人にお尋ねをしたいと思います。 私は、愛知県に住んでおりまして、東海大地震は大変な関係があるんですが、去年、いわゆる想定震源域が西の方に急遽伸びてきまして、本年四月にはいわゆる大震法に基づく強化地域になるということで、愛知県としては、もう県民としては大変今戸惑っておるというのが率直なところです。もちろん、その準備はしてまいりましたけれども、先ほど岡田参考人がおっしゃったように、もう二十五年も前からあのような揺れを想定しての対策はしていなかったわけですので、どうして急にそんなことになってしまったのかという戸惑いがあります。 したがって、まず島崎参考……
○荒木清寛君 それでは、お三方にお尋ねさせていただきます。 まず、首藤参考人にお尋ねをしたいんですが、私は愛知県に住んでおります。津波ではありませんけれども、昭和三十四年に伊勢湾台風がございまして、特に名古屋市南部においては高潮防潮堤を整備しましたので、あの程度の高潮であれば対応できるようになっております。ただ、先ほど参考人がおっしゃったような三十メートル、四十メートルといったようなものがもしあれば到底耐えられないわけでありますが、そういう中で、居住地の高所移転が最も望ましいとおっしゃいました。ただ、都市部におきましては、事実上そうしたことはもう現実的に無理だと思うのでありますが、この点どう……
○荒木清寛君 国土交通省にかかわります問題を何点かお伺いいたします。 本年九月に名古屋市内で、高齢者の運転する自動車が運転操作ミスによって保育園の屋上駐車場から車止めを乗り越え、鉄さくを突き破って転落をし、庭にいました三歳の女の子を始めとする園児が死傷するという大変痛ましい事故があったわけであります。 この保育園におきましては、実は二月にも車が同じ駐車場の鉄さくに衝突をして、これを壊してしまうという事故がありまして、遺族の方は、しかるべき安全対策をやっておれば、施しておれば今回の事故は未然に防ぐことができたと思うと訴えておられますし、また、市当局に対しましても、安全対策の強化を求める要望書……
○荒木清寛君 公明党の荒木でございます。 まず、佐藤参考人にお尋ねをいたします。 このたび法科大学院にかかわる法案も国会に出ておるわけでありまして、この法科大学院がいよいよ開校していくということにつきましては、佐藤参考人の私は強いリーダーシップがあったからできたというふうに思っているんです。 そこで、予備試験のことについてお聞きをしたいんですが、改革審議会の意見書を拝見をしますと、この法科大学院についての一通りの議論をした後に、しかしそういう経済的理由等で行けない人もいるんだから救済措置も必要であろうというようなことから、この予備試験というのが議論をされ、提言されるに至ったんだというふう……
○荒木清寛君 今し方の質疑を聞いておりまして、今回の法律によります裁判官の報酬の引下げが憲法に違反するものではないということは私も理解をいたしました。 しかし、今、司法制度改革が進んでおりまして、国民に利用しやすい司法制度を実現をしなければいけません。そのためには人的インフラの充実が必要でございまして、優秀な人材を弁護士ばかりに取られるのではなくて、裁判官、検察官にも優秀な人材を獲得しなければいけないということからしますと、政策論として、今回、裁判官あるいは検察官に関しては引下げをしないという選択肢もあったかとは思います。 そこで、今後、裁判官、検察官につきまして、多数の有為な人材を確保す……
○荒木清寛君 今回、いよいよ司法制度改革の具体的な第一歩といたしまして法科大学院関連の三法案、文科省の分も、学校教育法も入れまして三法案が提案をされたわけであります。 やはり、この司法制度改革は、まず人的なインフラの質、量ともの拡大というところから始まったわけでありまして、そのことは私は大変正しい方向性であろうと思います。したがいまして、大事なのは、今回の関連法案の中で法曹養成の基本理念をどう規定をしているかというところが一つポイントではないかと思います。 この点、司法制度改革審議会の意見書では、司法制度改革の理念として法の支配の貫徹ということを強調しております。例えば、「司法の役割」とい……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。
お三方にお尋ねをしますが、まず井元参考人にお尋ねをいたします。
参考人がおっしゃいましたように、この法科大学院法の中に法科大学院が中核的な位置付けがされているということは極めて私も重視をしておりまして、また今後の質疑の中でも更に深めていかなければいけないと思うんですが、先ほど参考人が、その意味で予備試験の運用に十分配慮すべきであるというふうにおっしゃいましたが、具体的にどのように配慮していけばいいと、配慮すべきであるというふうにお考えなんですか。
【次の発言】 井元参考人に次にお尋ねしますが、先ほど、新司法試験の在り方につきまして、法科大学院の講座を適……
○荒木清寛君 それでは、まず法務大臣に質問をいたします。
司法制度改革推進本部では、昨年十二月の設置以来、鋭意様々な検討をいたしまして今回の法案提出に至ったわけでございます。今回の法曹養成に関する関連法案の検討の過程におきまして、法務大臣は司法制度改革推進本部の副本部長でありますけれども、どのようにこの議論に参加をし、リーダーシップをされたのか、お答えを願います。
【次の発言】 あくまでもこの司法制度改革は利用者の立場が重要でございますので、そうした意味で、副本部長として引き続き様々な問題につきましてのリーダーシップを要請したいと思います。
そこで、司法制度改革推進本部の事務局に質問をしま……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 まず、宗田参考人にお尋ねをいたします。 会社更生手続は、破産的な清算、解体を回避をするわけでありますから、その意味では多数の利害関係人の利益を図るという意味がございますが、一方で、更生計画によって債務のカット、繰延べ等で利害関係人に犠牲を強いる面があることも当然否定できないわけでございます。したがいまして、更生会社の経営陣の責任については厳格に追及をされる必要があると考えますが。 そこで、宗田参考人には、実務上、更生会社の経営陣の責任の追及について苦労された点があればお伺いをしたいと思います。
○荒木清寛君 このたび名古屋刑務所において発生しました刑務官による特別公務員暴行陵虐致死事件及び同致傷事件は、受刑者の更生改善、社会復帰を担うべき立場にある刑務官によって行われたものでありまして、どのような理由がありましても決して許されるものではありません。私の住んでいる愛知県の名古屋刑務所で起きたことでもあり、大変私も憤慨をしております。矯正行政に対しての国民の信頼をも著しく失墜させる行為であったと言わざるを得ません。また、現在、矯正施設に関しましては、この過剰収容の解消対策、これを政府・与党の重点施策の一環として一生懸命我々は取り組んでいる最中でありまして、そのことにも水を差されたような思……
○荒木清寛君 私は、委員長に清水達雄君を推薦することの動議を提出いたします。
○荒木清寛君 まず、私は最初に、このやみ金融対策についてお尋ねをいたします。 違法な高金利を要求をするやみ金融がばっこし、社会問題になっております。いろいろな経済の不況の継続等の背景もありますけれども、またその背景の一つには、日本の金融機関は消費者金融部門を私に言わせると忌み嫌って切り捨ててきたと、ようやく最近一部の銀行が手掛けるようになってきた、こんなこともその背景には私はあると思います。 公明党は、昨日、やみ金融対策についての政策提言をさせていただきました。いろいろ言っておりますけれども、私はその中でも貸金業法と出資法の罰則の強化というのはもう早急にやってもらいたいと思うのです。 と……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 私は、十三年度決算に入る前に、またぞろ浮上いたしました政治と金の問題につきまして、まず総理にお尋ねをいたします。 先週、坂井隆憲衆議院議員が政治資金規正法違反で逮捕されました。総理はこの事件を重く受け止めまして、これを契機に政治改革のリーダーシップを発揮をしていただきたい、このように思います。 毎年国会議員が逮捕される。このような状況の中で、幾ら国民に痛みがある構造改革を説きましても、説得力がなくなってしまうわけでございまして、総理においては、政治への信頼回復のために何をするのか、まずお尋ねします。
○荒木清寛君 今日はもう既に様々な課題につきまして質疑が行われておりますので、私も重複を避けまして、若干の点につきましてただしてまいりたいと思います。 まず、竹中大臣にこの金融安定化策の評価につきましてお尋ねをいたします。 この十三年度決算報告書の特定検査状況という中に、金融システムの安定化のための金融対策等の実施状況と、そういう一項目がございまして、詳細に分析、評価をしております。言うまでもなく、交付国債を使用するなどした金融システムの安定化のための緊急対策が平成十三年度末に終了したわけでございます。会計検査院におきましては、毎年度の決算報告でこの問題をフォローしてきたんですけれども、今……
○荒木清寛君 まず、亀井農水大臣にお尋ねをいたします。 私は、去る三月十日、十三年度決算に対する全般質疑におきまして、森林の多面的機能を強調した上で、大島前農水大臣に対しまして、農水省において間伐材の利用拡大のリーダーシップを取ってもらいたいと、このように訴えまして、前向きの答弁を得たところでございます。 もう先ほど具体的に様々な議論がありましたので、大臣の決意のみをお尋ねをいたしますが、農水省は政府全体の推進役といたしまして、特に来年度概算要求に対する重点的な取組を始め、積極的な対応をしていただきたいと思います。大臣の決意をお尋ねします。
○荒木清寛君 それでは、まず個人情報保護法案につきましてお尋ねをいたします。 まず、第一条の目的規定に関してでございます。 この法案の名前自体が個人情報の保護に関する法律案でありますし、第一条もこうした内容になっております。さらには、法律成立後は内閣府国民生活局において所管をすることになっておりますし、個人情報保護に関する基本方針というのは国民生活審議会の意見を聴いた上で作成をするということになっております。 こうしたことからは、この個人情報保護法案というのは消費者保護法制の一環といいますか、その同じ範疇の国民を保護するための法整備である、法律であるという位置付けを改めて確認したいんです……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。
まず、清水参考人にお尋ねをいたします。参考人の意見陳述の基本というのは、この住基ネットに対しての反対の立場というところから始まっていると思います。
そこで、反対されている根拠というのは、そもそもこうしたものは国民の利便性に役に立たないからという根拠なのか、それとも、個人情報の保護が万全でないから反対されているのか、それはどちらなんでしょうか。
【次の発言】 続いて、清水参考人にお尋ねしますが、このレジュメの中にも、民間、民間といいますか、個人情報保護法案につきまして、一律規制を必要としている社会的事情はないというふうにございます。
ただ、これは私は見……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 まず私は、個人情報の保護に関する法律案、いわゆる基本法案につきましてお尋ねをいたします。 この法案は、IT社会におきまして国民の権利利益を保護するための基盤でございます。いわゆる高度情報通信社会というのは、国民生活を便利にしますが、しかしそのことによって国民のプライバシーが丸裸になる、そのようなことがあってはならないという、そういう基本法制でございます。 そこで、森内閣のときにはIT戦略会議を発足をさせ、二〇〇〇年六月のサミットではこのことが大きなテーマになりました。五年間で日本をITの先進国ナンバーワンにするという非常に意欲的また野心的な戦……
○荒木清寛君 今回、刑務官をめぐる一連の不祥事、特に刑事事件として立件されたものだけでも、十三年十二月のホース事件、十四年五月の死亡事件、同年九月の重傷事件、いずれも名古屋刑務所で発生をしております。 従来、矯正行政というのは余り国民からも注目をされておりませんでしたけれども、そのゆえにということでもないでしょうが、その密室の中でこのようなことが行われていたのかと、唖然とする思いでありますし、真相究明、責任の追及、そしてこうした刑務所にかかわる行政の抜本的な改革をしなければいけない、このように私も思っております。 そうした中で、私も、昨年の十二月十日の参議院法務委員会で、この十三年十二月の……
○荒木清寛君 名古屋刑務所問題が起きまして行刑改革会議が設置され、先日、第一回会議が開催をされました。その状況と今後の見通しについて大臣から御説明願います。
【次の発言】 今回の三案件も含めて一番大事なことは、行刑にかかわる職員の意識改革、常に第三者の批判の目にさらされるということであろうかと思います。そうした意味で、第一回会合の中で、受刑者からの不服申立てを受け付ける第三者機関の設置を検討すべきであるという発言がどなたかからあったことに私は注目をしております。
そして、年内に結論を得るということは、それに従って、来年の国会に改正にかかわる法案を出すという理解でよろしいんですか。
○荒木清寛君 それでは、まず尾崎参考人に質問いたします。 先ほどの大宮法科大学院大学についてでありますけれども、このロースクールは他の法科大学院と比べてどのような特色を持たせようとしているのか。 関連しまして、参考人の寄稿を読みますと、アメリカのロースクールでは一年時の必修科目が一定のレベルに達しない者は退学勧告をすると、そのようにしているというふうに聞きました。ですから、入ってから猛勉強が始まるわけであります。私はこれは、日本のこれから設立をされる法科大学院でも是非取り入れるべきだと思っておりますが、大宮法科大学院大学でもこうした方針はお取りになるんでしょうか。
○荒木清寛君 私は、本案に対し修正の動議を提出いたします。 これよりその趣旨について御説明申し上げます。 その内容は、本案の……(発言する者多く、議場騒然、聴取不能)所要の整備を行うものであります。 以上であります。 委員各位の御賛同をお願いします。
○荒木清寛君 なるべく重複を避けまして質疑をさせていただきます。
まず、迅速化法案についてでありますが、先ほど来ありますように、裁判の迅速化に対する国民の期待は大きいわけですが、一方で、最近の審理状況を見ますと、統計的には二年以内という目標はおおむね達成されているということでございました。
そこで、そういう中で、本法案を提出する意義についてどう考えているのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 迅速化の実現の手段として充実した手続の実施及びそのための制度、体制の整備という手段が明記をされているということでございました。
そこで、もう繰り返しませんが、拙速になってはいけないという指摘が先……
○荒木清寛君 まず、竹下参考人と藤井参考人にお尋ねをいたします。 迅速な裁判の実現に対しての国民の期待は大きいと、このように思います。他方で、先ほどから論じられておりますように、裁判の拙速ということになってはいけないということはもちろんでございます。 そこで、迅速化を図りつつ充実した手続をどう実施するのか、あるいはどのような充実した手続を実施することによって迅速化を実現をしたらいいのか、この点は正に検証してみて初めてこれは分かってくることかもしれませんけれども、しかしお二人の参考人に、今の時点でそのために、今後の制度改正といいますか、インフラ整備として行うべきことがあるという、そうしたお考……
○荒木清寛君 まず、土屋参考人にお尋ねをいたします。 参考人の先ほどの陳述で、国会議員に対する弁護士資格の付与は現段階では遠慮した方がいいと。この理由をお聞かせ願いたいと思うんです。 私の意見をまず申し上げますと、国会議員というのは、世の中にありますいろいろな利害の対立を調整をしまして、これを法律に反映をする仕事ですから、正に究極の法律関係実務ではないかと思うんですね。 私のつたない経験を言わせていただきますと、今回、全会一致で性同一性障害者の取扱いに関する特例法が成立をいたしました。私は与党のプロジェクトチームの一員でございましたが、関係者から話を聞いて、まず議員で法案のコンセプトを決……
○荒木清寛君 まず、私は、最近の事例から、報道と人権の問題につきまして論じたいと思います。 まず、長崎市での誘拐殺人事件と実名の公表についてでございます。 かつて法務省は、少年事件につきまして、週刊誌、月刊誌、写真週刊誌が被疑少年の実名や顔写真を掲載した件につきまして何度かこれは法務局長名での勧告を行っております。今回の件におきましても、これは報道機関ではございませんが、一部インターネット掲示板に補導された少年の実名という、氏名及び顔写真等が掲載をされていると承知をしております。もちろん、私はこの問題の本質を知りたいという国民の願い、また気持ちも分かるわけでございますが、しかしこれは少年法……
○荒木清寛君 まず、山野目参考人にお尋ねをいたします。
短期賃貸借につきまして議論がされております。本法案では、短期賃貸借が濫用的に用いられるケースが多いということにかんがみまして、これを廃止をいたしまして、その代わり建物の賃借人に対する明渡し猶予制度を設けたわけでございます。
そこで、今もこの賃借人の敷金返還請求権が買受人に承継されなくていいのかという議論もございましたが、そうしたことも含めて、今回の法改正におきます正常な賃借人の利益保護が十分なのかどうか、参考人の御意見を改めてお聞かせください。
【次の発言】 次に、内田参考人にお尋ねいたします。
財産開示手続の創設につきましては賛成……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 まず、官房長官にお尋ねをいたします。 現在、アフガニスタン及びその周辺では、国際社会が依然として対テロ活動を実施をしているわけでございます。この点、海上自衛隊も補給活動という形でこの対テロ活動に参加をしておりますが、この補給活動にかかわる、補給活動の対象である艦船が減少したことでありますとか、あるいは補給量そのものもピーク時に比べると相当減少しているというようなことでございます。そうしたこともありまして、自衛隊の撤退を主張する意見もありますし、ほかにもっとやることがあるではないかという論調もあるわけでございます。 こういう中で我が国だけが撤退……
○荒木清寛君 私は、自由民主党・保守新党及び公明党を代表して、議題となっておりますいわゆるテロ対策特措法の一部改正案について、賛成の立場から討論を行います。 二年前の九・一一テロは、我が国を含む世界各国の多くの人々の尊い命を奪った未曾有の大惨事でありました。卑劣なテロ行為の防止及び根絶は世界共通の課題であると考えます。 国連は九・一一テロを国際の平和及び安全に対する脅威と認定し、国連加盟国に対し、テロの防止等のために適切な措置を取るように求めています。これに対応した国際社会によるテロとの戦いには七十か国以上の国が何らかの形で協力しており、約三十の国が部隊、将校等を派遣をする形での貢献を行っ……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 まず、総理にお尋ねをいたします。 小泉内閣の構造改革が支持をされているということは、一つには、不況だから財政支出をして公共事業をやる、そうしたことを国民は余り期待をしていないということであろうかと思います。もちろん経済政策の理論は大事でございますし、公共社会資本の整備はまだまだ不十分でございますが、しかし、際限なく国と地方の借金が増えることについては大変不安を抱かれているということであろうかと思います。 我が党は、これまで個別公共事業の見直しや行政評価法の制定等、一連の公共事業改革を通しまして無駄な公共事業費の削減に取り組んでまいりました。ま……
○荒木清寛君 荒木清寛です。 まず、私は公設秘書への親族採用禁止問題をお尋ねします。 民主党の佐藤観樹前衆議院議員が秘書給与詐取容疑で逮捕されましたことは言語道断でありまして、公認をした民主党の責任も重大でございます。また、今回の事件の背景には妻が公設秘書であったということがあったとも言われております。 ところで、有識者で構成されます衆議院議長の諮問機関は昨年九月に答申をいたしました。その一つが、政治腐敗の要因の中に議員自身の近親者による不正行為が極めて目立つとしまして、議員自身の配偶者及び三親等以内の親族の公設秘書の採用禁止を提言をしております。実はこれは十二年前にも同じ諮問機関が提言……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 先ほど来イラク派遣につきましての世論調査が論じられておりますが、私は、世論は自衛隊の派遣そのものについては肯定的な判断ですけれども、この任務の危険性について冷静にといいますか、大変危惧を持っているというのが現状ではないかと思います。特に、十月三十一日には宿営地内の荷物用保管コンテナの側面をロケット弾が貫通したということで、たまたまそこに人がいなかったから人命への損傷は免れたのではないか、こういう危惧であろうかと思います。 是非、総理には、こうした国民の、特にこのサマーワについての治安の危惧を払拭するような具体的な説明を願いたいと思いますので、お願いいた……
○荒木清寛君 それでは、防衛庁職員給与法一部改正に関連をして、まず長官にお尋ねをいたします。
先ほどもありましたように、幹部自衛官は防衛大学校で陸海空要員が一体として養成をされております。この点、部隊の実務を担う曹クラスの自衛官の教育あるいは訓練につきましては、それぞれ横須賀、江田島、熊谷という別々に行われております。現在、この陸海空自衛隊の総合運用の検討がなされておりますけれども、この曹クラスの自衛官の養成につきましても何らかの検討を行っているのか、お尋ねします。
【次の発言】 別の委員会で審議をされております一般職職員給与法の改正によりまして、防衛庁職員につきましても寒冷地手当の引上げが……
○荒木清寛君 大臣、お疲れさまです。
邦人人質事件についてお尋ねいたします。
人質となった香田氏の行動には疑問が多く、自己責任が問われる事態だと思います。しかし、今はその議論は棚上げにしても、人質の救出にあらゆる手だてを尽くすのが政府の責任であると考えますが、いかがですか。
【次の発言】 イラクで邦人が人質となりましたのはこれで三件目でありまして、なぜ過去の教訓が生かせなかったのかという思いも率直にございます。この点、同国における邦人保護策に不十分な点はありませんでしたか。
【次の発言】 大臣の報告によりますと、三ページ、「ザルカウィ氏が率いるとみられるイスラム過激組織による犯行声明が出て……
○荒木清寛君 イラクの北部を除く全土に非常事態宣言が発令されましたことを大変重要な関心を持って見ております。
そこで防衛庁長官、先般来、サマーワの宿営地内に迫撃弾あるいはロケット砲が着弾をしたわけであります。日にちが経過をしておりますが、その犯行の背後関係について分析はできたんでしょうか。すなわち、外国の武装勢力によるものなのか、あるいは旧フセインの支持者なのか、あるいは部族内の中の問題なのかですね、そうしたことについてどういう根拠で分析をされているのか、お尋ねします。
【次の発言】 それでは、今日の案件の日本・メキシコ経済連携協定についてお尋ねをします。
経済外交というのが非常にこれから……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 まず、総理に、イラクの復興支援についてお尋ねをいたします。 私は、イラクに限らず、紛争地域の紛争後の復興支援には憲法の範囲内で最大限の貢献をすべきである、このように思っております。 先週、イラク復興信託基金の拠出国会合が東京で開催をされました。我が国は四十四億円の支援を表明し、またイランが新たに拠出をする、拠出の表明をする等の前進はありましたが、一方で、フランス、ドイツは事前の予想に反して復興基金への拠出を表明しなかったということがございました。 そうしたことはあったにせよ、日本の存在感というのは増した会合であったわけでありますし、さらに、……
○荒木清寛君 まず、冒頭、在イラク邦人行方不明事件につきまして一点お尋ねをいたします。
この当該の襲撃を行ったのは武装組織のアンサール・アルスンナ軍である、そういう宣言がなされておるということでございますが、この事実関係は確認をしておりますか。また、この武装組織の背景について教えてください。
【次の発言】 今回の件は、これまでの例と違いまして、危険を伴う業務に自ら就いていたということはありましょうが、しかし一方で、先ほどの御説明でも、このいわゆるイラクの復興支援にかかわる仕事に就いていたということも事実でございまして、これは無事に帰れるように政府として全力を尽くしていただきたい、こう思います……
○荒木清寛君 それでは、法案に入る前に、先ほどもスマトラ沖、昨日のスマトラ沖地震につきましての政府としての対応について御報告がございました。 今回の津波の情報も日本の気象庁の方から情報提供したということも聞いておりまして、私は、我が国のそうした進んだ技術を生かして、早くこの地域における津波警戒システムの構築に、構築ができますように日本としても協力をすべきだと考えます。この点についての考えをお聞きいたしますし、また、昨年末のスマトラ沖地震の折に、年が明けまして総理が迅速に五億ドルの無償資金供与をコミットして、国際的にも大変高い評価を得たわけでございます。今回の昨日の地震につきましては、この枠内……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 まず、樋渡参考人にお尋ねをいたします。 参考人のお話の中の一つが、この新大綱の多機能弾力的防衛力の整備と防衛力の縮減方針に矛盾があると感じるというお話でした。 ただ、冷戦崩壊をしまして、ソ連の脅威がなくなり、例えば北海道における大規模な陸上部隊の配備も不要でありましょうし、また技術革新が省力化あるいは合理化を可能にするということは何も防衛力だけが例外ではないと思うんですね。だから、私は十分両立をするというふうに思うんです。しかも、参考人も資源は限定されているということはお話をされましたけれども、限定されているどころか、日本の財政状況は先進国中最悪なわ……
○荒木清寛君 まず、外務副大臣に日中関係についてお尋ねをいたします。
町村大臣は日中関係改善の契機とするために訪中をしたわけでございます。そうした観点から、今回の外相会談及び唐家セン国務委員との会談の成果をどう評価しているのか、お尋ねします。
【次の発言】 そこで、今回の反日デモに関しての中国政府に対する損害賠償請求の法的根拠を教えてください。
それともう一つ、先ほど、まだ金額は取りまとめをしていないんだと、これは本当なんですかね。というのは、損害金額がまとまらないのに、どうやって請求をしたんですか。したがって、今回の外相会談等でも、おおよそこのぐらいの被害額だという、この程度のことは言っ……
○荒木清寛君 柳井参考人に一点お尋ねいたします。 先ほどODAの話がございました。このODAの戦略的な展開を言うのであれば、もう正に中国に対してこそそうでなければいけなかったと思います。実際、円借款だけでも三兆円を既に実施をし、また決定しているわけですが、このままいきますと、そうしたことに対する感謝も十分にないまま何となく縮小して終わってしまうという結果になるのではないかと危惧をしております。 そこで、この対中ODAの今後の在り方についてお考えがあればお聞かせください。
○荒木清寛君 防衛庁長官にお尋ねいたします。 テロ対策特措法は時限立法でありまして、当初の有効期限は二年間でありました。それが二年前に二年間延長されまして、その結果、本年十一月一日が期限となっております。アルカイダやタリバーンの主要な指導者が捕捉されていないという現状を考えますと、日本としてテロとの戦いの支援を継続する必要があることは十分理解ができます。 そこで、先ほども議論がございましたが、政府としては今後の支援活動の継続についてどう考えているんでしょうか。 前回、テロ対策特措法の有効期間を延長するための改正案は、二年前の平成十五年六月十三日に通常国会に提案をされました、提出をされまし……
○荒木清寛君 まず、外務大臣にイラクにおける邦人拘束事件についてお尋ねいたします。
先ほどの報告ですと、本日の未明に情報を入手しまして、二時に対策本部を立ち上げたわけでありまして、大変迅速な対応を評価をいたします。
ところで、大臣はこの対策本部には何時にお入りになったんでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、ほとんど寝てないかと思いますけれども、大変御苦労さまでございます。
そこで、この齋藤昭彦さんの安否というのはまだ確認できないんでしょうか。
【次の発言】 この齋藤氏はハート・セキュリティーという会社のイラク支店でコンサルタントを務めているということですが、これは要するにガードマンの……
○荒木清寛君 まず、中西部太平洋まぐろ類条約についてお尋ねいたします。 我が国にとりまして中西部太平洋は、マグロ類漁獲量約六十万トンのうちの約八割を依存をしている重要な漁場であります。我が国はこの条約の採択には反対をしましたけれども、その後、協力的非加盟国という形で準備会合に参加をしてまいりまして、今回、加入することになったわけであります。 その間の経緯に、経緯といいますか、なぜそういう経緯をたどったかにつきましては先ほどの質疑でもございましたので、少し観点を変えたいわけでありますが、この条約の起草及び交渉のための多数国間ハイレベル会合というのが順次開かれておりまして、その条約起草の段階で……
○荒木清寛君 まず長官にお尋ねしますが、今朝のニュースによりますと、四日二十三時、日本時間でいう今日の午前四時ですが、サマーワの陸上自衛隊宿営地付近で砲撃によると見られる爆発音が数回ありまして、隊員が退避行動をしている、こういう速報が入っております。
大変我々も心配をするわけでございますけれども、現在の分かっている状況について御報告願います。
【次の発言】 いずれにしましても、隊員の安全確保に万全を尽くしていただきたい、このように思います。
そこで、今回の防衛庁設置法案の中で弾道ミサイル防衛構想につきまして、お尋ねをいたします。
先ほど来の質疑の中で、技術的にはまだまだ万全な対応はできな……
○荒木清寛君 まず、西山参考人にお尋ねいたします。 一つは、BMD構想を進めるに当たりまして、この命中精度を高めるにはやはり日本としても偵察衛星を持ちまして、やっぱり懸念国の発射の兆候をつかむ必要があるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。 もう一つは、共同研究につきまして、四つの構成品ということで、それが日本が技術的な優位性のある分野だというふうにお話がございましたが、中でもこの四つの分野の中で特に日本として優れている分野がどこなのかお聞きしたいと思います。 次に、石川参考人にお尋ねいたします。 参考人がおっしゃいましたとおり、このBMDを進めるとともに、日本として軍縮外交を同……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 まず、総理に、行政改革の推進についてお尋ねをいたします。 十七年度税制改正案では、所得税、住民税の定率減税が二分の一に縮減をされます。その目的は税収の回復を図ることでありまして、特に基礎年金の国庫負担の引上げの財源を確保するということであります。その背景としまして、平成十一年の定率減税は、法律上、著しく停滞した経済状況の回復を目的とする、法文にございますが、導入当時と比べまして景気の状況は大幅に好転をしております。一方で、一般会計の予算の半分が借金でありまして、具体的に言えば四一・八%が国債で賄われている。もういつまでも後世の世代にツケを回すこ……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 まず、総理に政治資金規正法の改正問題についてお尋ねします。 総理は、もう行政改革につきましてはもう卓越をした指導力を発揮をしておりまして、特殊法人改革、あるいは郵政改革もいよいよ山場に入っているわけでございます。私は、是非この政治資金を含む政治改革についても同様の熱意を持ってリーダーシップを発揮してもらいたいんです。 一億円やみ献金問題をきっかけにしまして、政治資金規正法の欠陥を是正をすべきである、こうした世論が高まりまして、昨年の臨時国会では与党及び民主党からそれぞれ衆議院に改正案が提案をされました。しかし、様々な理由があって成立をせず継続……
○荒木清寛君 まず外務大臣に、今回のパキスタンの地震について、どう日本として支援をするのか、お尋ねいたします。 外務省の説明ですと、犠牲者二万人以上ということですが、四万人を超えるという、そういう報道もあるわけでございます。先ほど具体的な日本の支援策につきましては説明がありましたので、重複は避けていただいて結構でありますけれども、本年のスマトラ沖地震につきましては我が国の迅速な対応が国際社会で高く評価されたわけでございます。今回のあのパキスタンの地震も同じアジアの中での出来事でございますから、やはり我が国が国際的な評価を高めるような、そういう迅速かつ積極的な支援を行っていくべきだと思いますが……
○荒木清寛君 まず、上程されております条約案件についてお尋ねをいたします。
今、郵政民営化関連法案が審議をされておりますが、これが成立しますと民営化が具体化されるわけでございます。この場合、万国郵便連合に対する我が国の今後の対応は郵政民営化によりまして何らかの影響を受けるのか、郵政民営化後における万国郵便連合に対する基本的な日本の姿勢について御説明願います。
【次の発言】 次に、我が国の国際郵便は、我が国からの差し出し数よりも到着数の方が多いいわゆる入超、入り超の状態が続いておりまして、現在の到着料率では海外からの到着郵便の国内配送に掛かる費用の全部を賄えない、いわゆる赤字という状況にありま……
○荒木清寛君 まず、伊勢崎参考人にお尋ねいたします。 アフガンのDDRを日本が主導してやってきたということがよく分かりましたし、また大変参考人に御苦労いただいたことに感謝申し上げます。 そこで、今回のDDRについて、我が国の人的な関与といいますか、貢献はこれで十分であったのか、あるいはもっとやることがあったのか、教えていただきたいと思います。 次に、宮坂参考人に、日本のテロ対策につきまして、Bのテロ実行犯・背後組織の追及についてもまだまだであるという御説明でした。ただ、日本の各種の捜査機関の能力というのは相当高いと思いますし、また九・一一以後、テロ関係の条約にも加盟してきているわけですね……
○荒木清寛君 法案の前に、米軍再編協議についてひとつお尋ねします。 普天間移転先につきまして日米間の協議が続いておりまして、先ほどのお話でございますが、是非まとめていただいて、沖縄の負担軽減を実現をすべし、このように主張いたします。 ところで、昨日までの日米の審議官級協議では、日本側は沿岸案を、米側は浅瀬案を主張しているというふうに報道されています。しかし、そもそも日本政府の案というのはいわゆる辺野古沖案であったはずです。SACO合意を受けまして平成十一年十二月に普天間飛行場の移設に係る政府方針というのが閣議決定をされ、それに基づきまして代替施設協議会というのが地元の代表も含めて九回行われ……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 まず財務大臣に、財政再建、なかんずく歳出削減の手法についてお尋ねいたします。 総理の所信表明演説の中でも、国家公務員の純減、定員の純減目標を設定しと、云々とありまして、経済財政諮問会議におきましてもその線に沿った議論がなされておりまして、国家公務員、五年間で五%純減等々の議論が出ているわけであります。 この場合、仕事の量を減らさずに単に定員だけを減らせば、これはもうサービスの低下になりますし、また国家公務員の士気の低下にもなるわけですね。したがいまして私は、この場合、無駄な仕事をやめるという、それが必要になってくるわけでございまして、そういう……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
昨年十一月一日の本会議におきまして行政監視委員長に選任されました荒木清寛でございます。
委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りまして、公正かつ円満な運営に努め、職責を全うしたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、松あきら君、加納時男君、佐藤泰三君、鶴保庸介君、中川義雄君、吉田博美君、浜田昌良君、山口那津男君及び長谷川憲正君が委員を辞任され、その補欠として私、荒木清寛、福島啓史郎君、太……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、芝博一君が委員を辞任され、その補欠として柳澤光美君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、総務省行政評価局長福井良次君の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日、柳澤光美君が委員を辞任され、その補欠として芝博一君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、警察庁刑事局組織犯罪対策部長米田壯君外十六名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、吉川春子君及び田名部匡省君が委員を辞任され、その補欠として紙智子君及び広田一君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣官房内閣参事官安藤友裕君外二十三名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十六日までに、紙智子君、広田一君及び大塚耕平君が委員を辞任され、その補欠として吉川春子君、田名部匡省君及び蓮舫君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官伊佐敷眞一君外十九名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十九日、蓮舫君が委員を辞任され、その補欠として大塚耕平君が選任されました。
また、去る二日、大塚耕平君、小川勝也君及び渡辺秀央君が委員を辞任され、その補欠として主濱了君、若林秀樹君及び大江康弘君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣官房郵政民営化推進室内閣審議官吉良裕臣君外十四名の出席を求め、その説明を聴……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る九日までに、主濱了君、若林秀樹君、大江康弘君、吉川春子君、芝博一君及び足立信也君が委員を辞任され、その補欠として大塚耕平君、小川勝也君、渡辺秀央君、仁比聡平君、蓮舫君及び広田一君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、金融庁監督局長佐藤隆文君外十七名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十二日、仁比聡平君、蓮舫君及び広田一君が委員を辞任され、その補欠として吉川春子君、芝博一君及び足立信也君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたい……
○荒木清寛君 それでは、私もライブドア問題を中心にお尋ねいたします。
まず、与謝野金融担当大臣にお尋ねいたしますが、今回のライブドア事件につきましては、構造改革の影の部分であるという側面はあろうかと思います。そこで、今回の事件を通しまして一連の規制緩和あるいは撤廃が行き過ぎだったんではないかという指摘も一部にありますが、この点は大臣としてどういう見解をお持ちですか。
【次の発言】 私も事前規制から事後監督へと、この流れを戻してはいけないというふうに考えますので、したがって今回の事件でもその事後監督がきちんとできていたのかどうかという検証が必要だと思います。その上で、証券取引等監視委員会の在り……
○荒木清寛君 福井総裁には、大変ありがとうございます。 まず、お尋ねいたしますが、先週、日銀は量的緩和政策の解除を決定をしたわけでありますが、政府はいまだデフレ脱却宣言をしておりませんし、日銀もそうした見解ではないと承知をしております。また実際、消費者物価指数の前年比は、ここ数か月にわたってプラスに転じてはおりますけれども、まだプラス一%という範囲でございまして、大変不安定さを残しているわけでございます。そうした中で、住宅ローンの金利の上昇あるいは中小企業の借入金利の上昇等で家計や実体経済への悪影響ということも若干の懸念がございます。 そういう意味で、今回の量的緩和政策の解除がデフレの逆戻……
○荒木清寛君 それでは、私はまず耐震診断及び改修についてお尋ねをいたします。
我が国におきましては、いつどこで地震が発生をしてもおかしくない、そういう状況でございますから、耐震住宅、建物の耐震を促進して国民の生命と財産を守ることが必要であります。そこで、今日は、耐震診断及び耐震改修における支援制度の概要につきまして、歳出歳入両面から概要をお尋ねをいたします。
まず、財務省に聞きますが、現行の耐震診断、改修に係るそれを支援をする税制はどうしたものがありますか。そして、それはどの程度効果を発揮をしてきたのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 従来も中古住宅を購入した場合のローン減税はございまし……
○荒木清寛君 それでは、私は、まず政府が六月に取りまとめをしようとしております歳出歳入一体改革につきまして、両大臣に何点かお尋ねいたします。 小泉内閣は、財政健全化の第一歩といたしまして、二〇一〇年代初頭に、国、地方合わせての基礎的財政収支を黒字化することを目標にしておりまして、この点は我々与党も共通の認識を持っておるところでございます。 そこで、まず財務大臣に、そのためには幾らの歳出を削らなければいけないのか、逆に言いますと、何もしないとこの二〇一〇年代初頭にどのぐらいのプライマリー赤字になってしまうのかということについてお答え願いたいのでございます。 今、政府の中では、この点様々な専……
○荒木清寛君 まず、与謝野大臣にお尋ねをいたします。
幅広い金融商品を対象とする投資家保護法制に関する議論は、平成十年六月の旧大蔵省時代の新しい金融の流れに関する懇談会におきまして、幅広い金融商品・サービスを対象とし、金融の機能面に着目した横断的な法制ということで金融サービス法構想を提言をしたことに始まります。今年は平成十八年でありまして、八年後ようやくこの金融商品取引法が提案をされたわけでございますが、なぜこれだけ時間が掛かったのか、もう少し迅速な対応ができなかったのか、大臣にお尋ねをいたします。
【次の発言】 民主党の提案者にお尋ねいたします。
先ほどの提案理由によりますと、御提案の法……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 まず、池尾参考人にお尋ねいたします。 今日、市場型金融を拡大をすべきというお話がございました。私も先生の本を読ませていただきまして、間接金融から直接金融へと、そういう単純化した考え方ではないんだということがよく分かりました。確かに日本の事業者の九九%は中小企業でして、そうした企業が直接社債を発行するというわけにはなかなかいかないわけでありまして、私もやはり、更に銀行がしっかり改革、変わってもらわなければいけないということを痛感をしておるわけでございます。 不良債権の処理も大方終わりまして、確かに現場を歩いておりますと、そういう業績のいい企業にはどんど……
○荒木清寛君 原田参考人、今日はありがとうございます。 検討会の報告書では、JBICを解体をしまして、まあ国際金融部門につきましては新たな金融機関に、政府系金融機関に、円借款につきましてはJICAに統合するということになりました。特にこのJBICの解体につきましては、まあ様々な意見といいますか、反対をする意見も強かったと承知をしておりますし、そういう中でよくぞ御苦労いただきましてまとめていただいたと私は評価をしております。 ただ、この報告、最終報告を受けてのマスコミの論調というのはやや厳しめであります。例えば、このJICAに統合されます円借款業務につきましては財務、外務、経済産業の三省の共……
○荒木清寛君 せっかくの機会ですから、お三方に簡単に一問ずつお尋ねします。 まず、浮島委員に対しては、先ほど青年海外協力隊員と懇談をされた折に、医療支援、またキャリア形成支援を強化してもらいたいというお話があったということですので、具体的にどういう要請があったのか、また、それに対してどうこたえたらいいとお考えなのか、お聞かせください。 加藤委員には、先ほどカンボジアの遺跡修復について日本のやり方が中国に比べて優れていると思ったというお話は大変興味深く聞きました。そこで、カンボジア、ベトナム両国に行かれまして、他の国の援助のやり方と比べて日本の援助の特徴を何かお感じになったのか。また、あわせ……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。
まず、窃盗罪につきまして罰金刑を導入するわけでございますが、その理由としまして、先ほども成人の万引き事案が急増しているということが挙がりました。ただ、従来は懲役刑しかなかったところに罰金刑が選択刑として出るわけでございますので、国民から見まして、むしろこの窃盗罪の法的評価を下げたんではないか、そういうふうに誤解されるおそれはないのかどうか、この点につきましてはいかがでございましょうか。
【次の発言】 言葉を換えますと、従来処罰されなかったものが今回の罰金刑の新設によって処罰されるようになる、こういう理解でよろしいわけですね。
そこで、窃盗罪につ……
○荒木清寛君 それでは、まず防衛庁の省移行の背景について大臣にお尋ねいたします。 この防衛庁の省移行法案、内容的には大変シンプルな内容でありますけれども、昭和二十九年の防衛庁発足以来五十年にわたる課題だと言われておりまして、昭和三十九年に法案が閣議決定をされたということもございます。そういう意味では遅きに失したという意見もございますし、一方でまだそういう時期ではないという意見もあります。 我々公明党は、この問題本当に真剣に議論をいたしまして、冷戦崩壊後の国際情勢の変化、そしてその中において自衛隊の活動が極めて活発になり、様々な国際貢献活動にも従事をするようになった。そしてまた、周辺事態法、……
○荒木清寛君 それでは、まずリサイクルループについてお尋ねいたします。 リサイクルループは今回の改正案の目玉であると考えております。出口を確保して行うリサイクルループの構築が進んでいくことを期待をしております。 先日も、東海地域を中心に展開をするユニー株式会社の環境部の方が参考人として陳述をされました。愛知県の海部郡では、この会社はスーパーの処理機で乾燥させた食品廃棄物を原料として堆肥をつくり、この堆肥を用いて生産した大根が今度はその店舗の鮮魚売場で刺身のつまとして利用されているというお話でしたし、またそのほかの取組もしている、こういう報告がございました。 こうした企業の取組は、今回の法……
○委員長(荒木清寛君) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました荒木清寛でございます。 委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時四十一分散会
○委員長(荒木清寛君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、福本潤一君、岸信夫君、野村哲郎君及び神取忍君が委員を辞任され、その補欠として山本香苗君、岩永浩美君、大仁田厚君及び小斉平敏文君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第二一七一号個人住宅の耐震化に対する補助制度の拡充と避難所の耐震の強化に関する請願を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。
この請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたし……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 今日は公述人の先生方、大変にありがとうございます。 まず、網中公述人にお尋ねをいたします。 日本国憲法の三原則、国民主権、基本的人権の尊重、恒久平和主義、これを変えてはならないという点ではコンセンサスがあると思います。その上でお尋ねいたしますが、先ほどの先生のお話でも、この権力の契機というのは国民である、こういうお話がございました。国民、市民を信頼をするという考え方からすれば、むしろ憲法についても、その時々に国民が見直しをしてより良いものにしていくという考え方が私はふさわしいと思うんです。ただ一方で、硬性憲法であるということからすると、よほど……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 まず、西参考人にお尋ねをいたします。 先ほど、公務員の政治行為の規制をする規定の適用除外をしないということについては評価をするけれども、この附則の十一条についての懸念をお示しになりました。ここは、我々の党も十一条については重視をしたところでございまして、ここは、公務員が自由な意見表明ができるよう検討し、また必要な法制上の措置を講ずると。検討だけではなくて、施行までに自由に意見表明ができるような措置を講ずるという、そういう併合修正案になっておるわけでございます。我々はこのことを、この附則十一条は大いに評価をしておるんですが、参考人の先ほどのお話は……
○荒木清寛君 続いて質疑をさせていただきます。 私は、昨日提案をされました民主党の対案と与党の併合修正案の違いを中心にそれぞれお尋ねをいたします。私の問題意識としては、昨日の出された対案というのは併合修正案とそれほど大きな違いはないのではないかと、こういう問題意識が前提になっておりますので、よろしくお願いいたします。 それで、今の国民投票の対象について私も若干続けますが、名古屋で地方公聴会がありました折に名城大学の網中教授が公述人としてお述べになったんです。その中で、我が国は完全な民主主義国にランクされているけれども、その順位は二十番目であると。特に、政治参加の指数が低くて、先進民主主義国……
○荒木清寛君 私は、自由民主党並びに公明党を代表して、日本国憲法の改正手続に関する法律案について賛成の立場から討論を行います。 憲法第九十六条に定められた憲法改正のためのルールを具体化する国民投票法制は、本来憲法制定と同時に制定されてしかるべき法律でありました。本法律案は、この六十年間の法的不備を埋めるもので、評価できるものです。 本法律案は、衆議院の段階で民主党の主張も大幅に盛り込んで、与党による併合修正が行われたものです。法案の内容は、個別発議方式を採用し、国民投票運動の自由を最大限保障するなど、国民の総意が届くような中立公正なベストな国民投票制度となっております。 参議院日本国憲法……
○委員長(荒木清寛君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました荒木清寛でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に羽田雄一郎君、水岡俊一君及び西島英利君を指名いたしま……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきましては、その取扱い……
○荒木清寛君 それでは、まずG7で議論されましたサブプライムローン問題につきまして両大臣の見解をお尋ねいたします。 先ほどから種々議論されておりますが、このサブプライムローン問題は世界経済や金融市場に様々な影響を及ぼしていると考えられますが、以下の三点に分けて考えてみたいと思います。 一つは、米国の住宅市場及びアメリカ経済に与える影響であります。住宅市場の低迷に伴い、それが個人消費、企業生産、雇用に影響をするということが予想されまして、ひいては我が国経済にも影響があります。現に、九月の対米輸出は減少しておりまして、ただ、アジア向けまた欧州向けの輸出が伸びておりましたのでカバーをしたという状……
○荒木清寛君 私からは、足利銀行に係る特別危機管理についての報告についてお尋ねをいたします。 平成十五年の十一月二十九日にこの銀行に対しまして特別危機管理の決定が行われて、今日に至っておるわけでございます。大臣はもちろん地元でございますけど、私もその後、党の会合で宇都宮に行きまして、地元の経済界その他の関係者の御意見を聞く機会もございました。県内の貸出しに対するシェアが四〇%以上ということで、大変この銀行の処理がどうなるのか、地域経済に大きな影響がないようにしてもらいたいという、こういう要望もあったわけでございます。 そこで、いよいよ、先ほどのお話ですと受皿選定作業のもう第三段階ということ……
○荒木清寛君 今国会での政治資金規正法改正に向けまして、公明党は与野党合意をリードすべく闘ってまいりました。今回の法案はそうした与野党協議の結果でございまして、全党賛成ということにはなりませんでしたが、その成果としてこの提案をされておるわけでありますので、こうした改正案、またこの特別委員会の場を政争の具とするようなことがあっては断じてならない、このように申し上げますし、また委員長におかれましても、引き続き公正中立な運営をされることを要請をいたします。 そこで、まず提案者、委員長にお尋ねいたしますが、今回の改正は国会議員関係政治団体につきまして人件費を除くすべての支出の領収書を公開をし、また第……
○荒木清寛君 それでは、私から外務省と防衛省に分けて質疑をさせていただきます。 まず、ODAの実績額の減少で懸念される国際的発言力の低下について、外務大臣にお尋ねいたします。 これは、財政難によりまして一般会計ベースでのODA予算というのは年々削減をされておりまして、二十年度予算は最も多かった平成九年度に比べますと四割削減ということになっております。かつては国際貢献、国際貢献と言えばどんどん予算が付いたという、これもちょっとそれではいけないわけでありますけど、しかし、この四割減というのは相当な数字でありまして、これによって我が国の国際的な外交力といいますか、発言力の低下を心配をしております……
○荒木清寛君 まず、国民生活金融公庫の貸出態度、あえて私は、貸し渋りがあるのではないか、こういう問題意識で質疑をさせていただきます。 昨年の夏のサブプライムローン問題以降、民間金融機関が非常に貸出しが厳しくなって優良貸出先に選別をすると、こういう中で、政府系金融機関が、政府からの要請もあり健闘しておるということは承知をしております。それが、先ほどからありますような、昨年の前半以降、フローでは国金も貸出しを増やしておる、こういうことに現れておるかと思います。 この問題は、やはり中小企業向け貸出しの九割は民間の銀行ですから、この民間の金融機関が本当にこういうときこそリレーションシップバンキング……
○荒木清寛君 まず、学校の耐震化問題について私からもお尋ねいたします。 これは、先ほど来、各党からも取り上げられておりまして、もうこれが喫緊の課題であるということは論をまたないわけでございます。したがいまして、重複を避けてお尋ねいたしますけれども、この公立小中学校の耐震化ですね、耐震性がないものと未診断が四一・四%もあるというのは本当にもう驚くべき数字でございます。 そこでまず、文科省に、そうしますと私立の学校の場合にはどのような実態にあるのか、そしてまたこの耐震化の促進については政府としてどう取り組んでいくのか、この点を御報告願います。
○荒木清寛君 私は、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表して、平成十八年度決算外二件に対し、是認することに賛成するものであります。 是認に賛成する理由の第一は、平成十八年度の財政運営が財政健全化に向けた大きな一歩となっている点であります。 歳出全般が厳しく見直された平成十八年度当初予算に基づき財政運営が行われた結果、平成十八年度の公債発行額は二十七兆四千六百九十九億円と、平成十三年度以来五年ぶりに三十兆円を下回りました。また、基礎的財政収支の赤字につきましても九兆四千三百三十一億円と、九年ぶりに十兆円を下回り、平成二十三年度に国、地方の基礎的財政収支を黒字化するとの政府目標に向けて着実な……
○荒木清寛君 まず、金融担当大臣にお尋ねいたします。 サブプライムローン問題が表面化をして一年が経過をするわけでありますけど、この間、米国を始めとして、金融市場、また実体経済にそれぞれ深刻な影響を与えております。そうした中で、今回、リーマン・ブラザーズの経営破綻、またAIGについての政府の救済策の発表等、一層の動揺が広がっております。我が国でも、株価が急落したかと思えばまた上がったりという乱高下が生じているわけでありまして、決して対岸の火事ではもちろんございません。 そこで、今回の一連の経営破綻による国内金融システムへの現時点での影響、また今後どうした影響が拡大するのか、あるいは収束してい……
○荒木清寛君 それでは、私から、金融大臣また財務大臣の所信を読ませていただきまして、その中から何点か、特にこの時期に大事な問題につきましてお尋ね、また要請をしたいと思います。 まず、渡辺金融担当大臣に対しまして、中小企業への金融支援を、特に年度末金融の支援をしっかりやっていただきたい、このことについてお尋ねいたします。 中小企業向けの貸出しの動向を見ますと、信用金庫では引き続き増加傾向にありますが、都市銀行あるいは地方銀行に関しては二・四半期連続で前年比マイナスということになっております。この背景には、昨年のサブプライムローン問題発生以来、貸倒れを懸念する金融機関の与信の厳格化ということが……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 先ほど、先行の脇委員、森委員から大分私も聞きたいことをやり取りがありましたので、若干、特に民主党発議者に対する質疑については通告と少し入替え等ありますけど、全部関連する事項でございますので、よろしくお願いいたします。 そこで、まず三月二十七日の総理記者会見の内容につきまして、これは財務大臣と発議者それぞれにお聞きをいたします。 改めて読みますと、七項目言われまして、一つは歳入法案の年度内成立。二項目めには、道路関連公益法人や道路整備特別会計関連支出の徹底的な無駄の排除。三番目には、道路特定財源制度は今年の税制抜本改正時に廃止をし、二十一年度か……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。
今日は四名の参考人の先生方には本当にありがとうございます。
順次、森信参考人からお尋ねしてまいりますが、参考人は、暫定税率を元に戻すべきだと、その際の条件として一般財源化の実現の担保ということをおっしゃいました。それで、総理も表明しておりますし、政府・与党でも〇九年度からの一般財源化ということを決定をしたわけでありますけれども、それ以上何か更に担保が必要だという、そういう趣旨で言われたんでしょうか。
【次の発言】 それで、森信参考人が言及されましたように、環境税への衣替えということも有力な選択肢かと思います、ガソリン税ですね。その場合、現行水準……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。 まず私は、財務省にお尋ねをいたします。 先般、福岡県に財政金融委員会で委員派遣に参りまして、まず最初にガソリンスタンドに参ったわけでございます。この暫定税率の失効によって現実にこれは決して小さくない営業損失を被っていると、こういうお話を聞きました。その会社は五百店舗あるそうですが、要するに三月中に仕入れた在庫がはけないうちに、近傍ガソリンスタンドとの競争上、下げざるを得なかったということが大きな損失につながったと、こういうことでございました。 そこで、今日は四月の二十二日で、もう一つ懸念をしておりますのは、四月三十日になりますと自動車重量税の暫定税率上乗……
○荒木清寛君 私は、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表いたしまして、政府提出の道路整備費財源特例法改正案につきまして、賛成の立場から討論を行うものであります。 討論に先立ちまして、幾つかの重要な事項につきまして述べさせていただきます。 まず、本法律案は国土交通省所管のものでありまして、参議院規則第七十四条の趣旨を踏まえれば、本来、国土交通委員会に付託されるべきものであり、財政金融委員会に付託されたことは手続上重大な瑕疵があり、こうした事態が前例となることを深く憂慮するものであります。また、本法律案は四月一日施行の法律案であり、本来であれば三月中に参議院の意思が表明されるべきであったにも……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。 まず、この租税特別措置が税負担の公平、中立、簡素という基本理念の例外であるという点、また我が国の厳しい財政情勢を考えますと、その在り方を不断に検証していく必要がある、この点については私ども全く同感でございます。ただ、この租特というのは特定の政策目的のための手段でありますので、その存在自体を否定するですとかあるいはその利用を慎むべきであるといった、そういう偏ったメッセージを納税者に与えてもいけないと思います。 また、今回の法案は、正当性検証のために、政府による適用実態調査や政策評価の実施と様々な手法が盛り込まれているわけでありますし、また納税者の協力も求めて……
○荒木清寛君 それでは山本副大臣に、まず今回の法案の基となっております昨年十二月二十一日に金融庁がまとめました金融・資本市場競争力強化プランについて、若干お尋ねいたします。 このプランは、昨年の一月に当時の山本金融担当大臣の方針に基づき金融審議会でまとめられて、金融庁のプランとして発表になった。また、その間、二〇〇七年の骨太の方針の中にもこの金融・資本市場競争力強化プランの策定が盛り込まれたという、こういう経緯でございます。 これは本当に、もう先ほどからありますように、日本といいますか東京を国際金融センターの一つの中心にしようという、そういう野心的なチャレンジでありまして、このことに反対を……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。
今日は、両参考人におかれては、いろいろ興味深いお話を聞かせていただきまして、まずお礼を申し上げます。
順次、まず斉藤参考人からお尋ねをいたします。
昨年、金融庁は金融・資本市場競争力強化プランを発表いたしまして、その中で、金融専門人材の育成ということを強調しておられます。そこで、今後のそういう競争力を高める上での人材育成の在り方についてはどうしていったらいいのか。また、そうした意味で今金融庁が検討中の金融士資格制度についてはどういう御意見をお持ちなのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 続いて斉藤参考人に、先ほどのお話の中で、東証の改革の中でETFを多数……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 まず、総理の改革姿勢について何点かお尋ねいたします。 総理は、先般、道路特定財源につきまして、二十一年度から一般財源化をするという画期的な新提案をされました。もちろん、政府・与党としましては、昨年の年末の段階でこの問題、一応結論は出してはおりますけれども、しかし、その後の議論の進行また深まりによって考え方を変える、こういうことはあり得ることであります。特に、私は、社会保障の問題を考えますと、この一般財源化の意義は大変重要である、このように考えます。公明党は、この総理の決断を全面的に支持をしております。自民党も同様であると、このように私は確信をい……
○荒木清寛君 それでは、まず中川大臣にお尋ねいたします。 現在の経済状況は、何年に一度かということは別といたしましても、未曾有の金融危機が続いております。世界規模で株価が低迷する一方、欧米諸国や新興国から資金が流出をし、我が国の円を買う動きも強まっており、円高が進んでおると。今円高についても議論がありましたけれども、しかしこうして急激に進みますと、もう企業の対応能力を超えているわけであります。 そこで、十月にワシントンで開催されましたG7で採択されました行動計画で、これに基づきまして各国が金融安定化のための対策をそれぞれ行いまして、最近になって市場はやや落ち着きを取り戻した感もあります。同……
○荒木清寛君 それでは、まず法案に関連いたしまして、中小企業金融の円滑化についてお尋ねいたします。 先回の一般質疑では、政府系金融機関の貸出問題を中心にお尋ねいたしましたが、中小企業につきましても九割方は民間金融、銀行から借りているわけでありますから、この民間金融機関の貸出動向、中小企業に対する貸出動向が極めて大事でございます。 データを見ますと、この金融機関全体の総貸出残高は増えている一方で、中小企業向けは引き続き減少しているという、こういう指摘でございます。最近の貸出水準は、二〇〇〇年から二〇〇一年前後と比較してもかなり低い水準にとどまっております。これまでは不良債権の処理に追われる金……
○荒木清寛君 私から、まずお三方にそれぞれお尋ねいたします。それは、十月三十日に政府・与党で発表しました新経済対策、生活対策についてでございます。これは国費で五兆円規模、そのうち定額給付金で二兆円ということでありますが、これはさきのG20サミットで即効性のある内需刺激の財政施策を活用する、こういう宣言にも私は合致をしておると思います。
この新経済対策についての評価について、先ほど井上参考人からは少しございましたが、重なって恐縮でございますが、お三方からそれぞれ評価についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 次に、宮園参考人は先ほど陳述の中で、衆議院における附帯決議については貴重な示唆とし……
○荒木清寛君 それではまず、金融機関、民間金融機関の中小企業に対しての貸し渋り問題についてお尋ねをいたします。 実際、中小企業向け融資の残高というのは、民間金融機関については減ってきているわけでございます。年末の資金繰りを迎える中で大変懸念をしているところでありますが、最近の報道では、金融庁が金融機関の貸し渋りを回避するために中小企業向け融資の姿勢を検査対象に加えて実施をする、このように先月末の報道では言われておりました。 その取組は評価をいたしますけれども、この検査対象、マニュアルに載りますとそれだけクリアすればいいと、新聞報道によりますと、例えば地域の他の金融機関との比較で極端に減って……
○荒木清寛君 それでは、白川総裁にお尋ねいたします。 まず、先ほど来議論されております日銀短観でございますけれども、十五日に発表されました短観では大企業製造業の業況判断指数が六年九か月ぶりの低水準となりまして、前回調査からの悪化幅も第一次石油ショック直後と並ぶ三十四年ぶりの悪化幅となっていると。現下の景気悪化を象徴する結果となっております。 そこで、もう繰り返しお話しいただいておりますから簡潔に答弁いただいて結構ですけれども、今回のこの短観の結果を日銀としてはどう分析しているのか。新聞の見出し等はもう景気後退、長期化懸念強まる等々のそういう見出しになっているわけでありますけれども、端的に言……
○荒木清寛君 それでは、私も発議者にお尋ねいたします。
まず、今も議論になりましたけれども、この通常国会四月と同じ内容の法案をこの臨時国会の会期末に再提出された理由についてお尋ねしますが、この法案というのは景気対策のための法案なのか、あるいはそうした意味合いが強い法案なのか、この点、まずお尋ねします。
【次の発言】 そのうちの景気対策ということについて言いますと、確かに四月当時は、まあ四月は暫定税率が失効しましたので、三月で見ますと、ガソリンの税込み小売価格、リッター百五十三円、五月は百六十円、これが全国平均だそうですけれども、十一月ですとこれが百三十六円まで下がっているわけですね。原油も下……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 まず、総理に、現下の経済の立て直しにつきましてお尋ねをいたします。 総理は、就任当初、日本経済は全治三年と言われたわけでして、先ほどからの議論にありますように、更に事態は深刻化しているという見方もできるかと思います。この全治三年というのは単なる見通しを言ったんではなくて、政府としてあるいは麻生総理として現下の経済をこの期間に集中的に立て直すと、そういう宣言だと思います。そうであれば、この三年間でどうやって立て直すかという工程も更に明確にしていただきたいと思います。 そこで、特に先ほどから議論になっております内需拡大ということにつきましては、あ……
○荒木清寛君 いよいよ今日から二次補正の関連法案の質疑が始まったわけであります。通常は、補正予算と関連法案は同時に上がるのが通例でありましたけど、補正の方は一月二十七日に成立、そして今日になってようやく審議入りになったということで、この間の経過についてはいろいろ申しませんけど、ただ、やはりこの関連法案は同時に成立をしないといろんなところに、国民生活に支障が出てくるわけでありますから、是非早期成立に向けまして野党各位の協力をお願いしまして、私、質疑に入ります。 そこで、この政府提出の予算関連法ですけれども、いわゆる定額給付金、二兆円規模の定額給付金を支給をするための財源確保のためなんですね。根……
○荒木清寛君 私は、自由民主党及び公明党を代表いたしまして、政府提出の平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案並びに自由民主党及び公明党提出の銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案にそれぞれ賛成、民主党・新緑風会・国民新・日本及び社会民主党・護憲連合提出の平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例及び同年度における生活・経済緊急対策の実施についての制限に関する法律案に反対の立場から討論を行うものであります。 討論に先立ちまして、これら三法案は平成二十年度第二次補正予算関連法案であり、本来であれ……
○荒木清寛君 まず、財政運営特例法案に関してお尋ねをいたします。
政府は三段ロケットの経済対策を推進をしているわけで、したがいまして、新年度予算も早期に成立をさせ、また前倒しで執行をすることが政府の責任でありますし、また追加経済対策というようなことも今後あり得べしと、このように思っております。
そこで、まず前提として、我が国経済の今後の先行きについてどういう見通しなのか、お答え願います。
【次の発言】 そこで今回、法案では財投特会から四兆二千億円を特例的に一般会計に繰入れをすることになりますが、もしこの財源をすべて赤字公債の発行で賄おうとした場合、建設公債も含めた公債発行額が四十兆円に迫る……
○荒木清寛君 それではまず、大臣に民間金融機関による金融仲介機能の発揮についてお尋ねいたします。 経済情勢の先行きが厳しい中にありまして、中小企業に対する金融機関の融資姿勢は更に慎重になっております。政府の緊急保証に頼り、保証枠がなければ融資を断るという実情も一部で報じられております。本来は銀行プロパーで貸せるような事案であってもまず保証を取ってきてくださいと。これは、今議論になった旧債振替のように何か違法ということではないにせよ、余りにもちょっと安易に過ぎると思います。そうしたセーフティーネットあるいは緊急保証制度の活用は当然であるとしましても、金融機関には適切なリスクを取って融資をすると……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 では、順次、お三方にお尋ねをしてまいります。 まず、醍醐参考人にお尋ねいたします。 特別会計の改革につきましては、二〇〇七年には特別会計に関する法律を成立させましたし、与党としてもかなりメスを入れてきたつもりですけれども、先生のお話を聞いて、まだまだ不十分な点があればそれはメスを入れなければいけないと思います。 それで、今日のお話随分難しかったんですが、特にどの特別会計に、一般会計に繰り入れることができる余剰金が多いのか、網羅的でなくて結構なんですが、特にこういうところが大どころでメスを入れる余地が多いというところがあれば是非教えていただいて、それ……
○荒木清寛君 私は、白川総裁を始め日銀各位にお尋ねいたします。 まず、景気の動向でございますけれども、四月一日発表の短観では、企業の景況感を示す業況判断指数は大企業製造業で過去最大のマイナスに落ち込みました。その一方で、大企業製造業の三か月後の景況感の回復も見られるわけでありまして、在庫調整が進展をして先行きが改善するのではないかとの見方もあります。 エコノミストの間でも、今後の景気の落ち込みがいつ底入れするかについてはいろんな見解がございますけれども、総裁、日銀としては景気の今後の動向についてどのように分析をしているのか、特にまた中小企業の現況についての認識についてお伺いをいたします。
○荒木清寛君 この法案の基本的な方向につきましては一定の理解をしておりますが、ただ、その手段として個別企業名の公表までしなければいけないのか、納税者の理解が得られるのか、あるいは行政運営に対する影響はどうか等々で極めて慎重な制度設計が必要であると考えております。私、去年もこの同趣旨法案について質疑をしておりますので、今日は時間も限られておりますから、ポイントのみお尋ねをしていきたいと思います。 まず、法人の減免措置に関しまして個人企業名の開示を求めていることにつきまして、まず、経済産業省にも今日は来てもらっていますので、こうした場合に企業側の事業活動にどういう影響があるのか、見解を求めます。
○荒木清寛君 まず、金融商品取引法改正案につきましてお尋ねいたします。 一昨年十二月に策定されました金融・資本市場競争力強化プランでは、国際金融センター間の競争の中にある東京市場の競争力強化の環境整備、こうした意味でのプランでございました。これに基づきまして金商法等も改正されまして今年にかけて順次施行されてきたわけでありますけれども、そうしたさなかに昨年のサブプライムローン問題に端を発する世界的な金融危機へと至ったわけでございます。 したがいまして、依然として東京市場の競争力強化という、このことはもちろん必要があると思いますが、この間の金融情勢の変化を踏まえた上で今後のこの東京市場の競争力……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。よろしくお願いします。 それではまず、永易参考人、松尾参考人、志鎌参考人に、金融ADRにつきまして同じ質問をさせていただきます。 金融ADRの運営には相応のコストが掛かるわけですけれども、現在の、先ほどのそれぞれの取組においてはこのコスト負担はどのようになっているのか、教えてください。また、新たな金融ADRにつきまして、今後、コストを全額業界団体側で負担をした場合に、利用者にとりましてこれが中立性、公正性が適正に確保されていると言えるのかどうか。逆に言いますと、利用者にとってそうした中立性の信頼を得るためにはどう今後運営していくべきなのか、教えてください……
○荒木清寛君 まず、大臣にお尋ねをいたします。 今回の租特は五月二十九日に成立しました補正関連法案でありまして、一連の経済対策の一環でございます。 ところで、昨日発表になりました六月の月例経済報告では、これは、市場好転の兆しが数々見られるのは私は非常に重要であると思って受け止めております。報道によると、政府は景気底打ち宣言をしたという報道もあります。また一方で、私は名古屋から朝上京してきましたけど、地元の新聞の社説を見ると、選挙目当ての楽観論かという、こういう厳しい批判もあったりします。 私は昨年の十月以来、もう矢継ぎ早に経済対策をもうあれもこれもやってきたわけですから、これは効かないは……
○荒木清寛君 それでは、まず衆法二法案につきましてお尋ねをいたします。
まず、金融庁と中小企業庁に中小企業金融の現状につきまして報告を求めます。
最近の統計を見ますと、中小企業向け貸出しの減少傾向にも歯止めは掛かりつつありますけれども、我々の現場での実感からしましても、まだまだ政府の対策が必要であろうかと思います。そこで、金融庁と中小企業庁に、現在の中小企業金融の現状について報告してください。
【次の発言】 我々も、いろいろ相談のある中で、公的金融の既存債務の一本化になかなか応じてもらえないとか、いろいろ数多くの課題を聞いておりますので、またきめ細かく対応してもらいたいと思います。
次に……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 今日はお三方には大変ありがとうございます。お三人にそれぞれお尋ねいたします。 まず、川本参考人に聞きますが、ワークシェアリングにつきまして、今年に入りまして御手洗経団連会長は改めて、一つの選択肢である、こういう表明もしておられます。そこで、これはなかなか本格的な実施ということについてはまだ検討すべき課題があろうかと思いますけれども、いわゆる緊急避難型のワークシェアリングですね、つまり、こうした急激な生産減少に対応するために社員一人当たりの労働時間を短縮をして、その分全体の雇用数を維持をするという、こういう緊急型のワークシェアリングにつきましては……
○荒木清寛君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、平成二十年度第二次補正予算三案に対し賛成、民主党・新緑風会・国民新・日本及び社会民主党・護憲連合提出の修正案に反対の立場から討論を行います。 現在、我が国経済は急激に悪化しており、財政政策を切れ目なく実施し、国民生活を守ることこそが政治の最重要課題であります。 政府は、昨年八月二十九日の安心実現のための緊急総合対策、十月三十日には生活対策、さらに十二月十九日には悪化する雇用情勢への対応策等を含む生活防衛のための緊急対策を取りまとめました。世界的な景気後退が我が国経済に深刻な影響をもたらしている現在、誠に時宜にかなった施策であります。 本……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛でございます。 今日は、お三方、長時間大変にありがとうございます。 まず、熊野参考人と駒村参考人に同じことをお尋ねしたいんですが、先ほど熊野参考人のお話の中で、スキルを高める形で賃金をアップすることが重要だ、このような御指摘がありました。これは私もワーキングプア対策としては大変重要な視点だと思いますし、実際様々な政策が行われてきたわけですけれども、この点では余り効果が上がっていないわけですね。したがって、そのことを実現するために具体的にどういうことを今後政府は行っていくべきなのか、お二人それぞれにお尋ねいたします。
○荒木清寛君 まず、総理と与謝野大臣にお尋ねいたします。 いよいよ本日、新年度予算が成立の見込みでございます。そして、来月二日には、総理は与謝野大臣とともにロンドンでの金融サミットに臨みます。そこでは、金融システムの安定化の問題、また実体経済の回復に向けまして精力的な議論が行われる予定でございます。 その中で、国際的な協調体制の構築に向けて我が国がリードできる部分はたくさんあります。先ほどお話がありました金融面での対応もそうでありますし、それ以外にも、新興著しいアジア市場あるいは途上国の経済発展をどうこの主要国で応援をしていくのか、そうした問題についても我が国は十分リードできる蓄積があるわ……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。お三方に順次お尋ねをさせていただきます。 まず、木内参考人にお尋ねをいたします。 先ほどの参考人のレジュメでも、お話でも、四―六月期の実質GDP成長率は五四半期ぶりのプラス成長への転換が見込まれるとしまして、その理由として、輸出の持ち直しと定額給付金など経済対策の効果がその原動力にと、こういうお話でありまして、是非、我々も定額給付金を強く推進してきた立場でありますので、このようにしていかなければいけないと思います。 そこで、私は、この定額給付金を皮切りといたしまして、我が国でも是非給付付き税額控除を今後実現をしていくべきだと、このように思っているわけなんで……
○荒木清寛君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、平成二十一年度補正予算三案に対しまして、賛成の討論を行います。 我が国経済は、現在、戦後最悪の不況に直面しています。そこで、麻生内閣は、当面は景気対策を優先する立場から、三段ロケットの景気対策を推進するとともに、四月十日に新たに経済危機対策を策定しました。これら一連の経済対策の効果が景気の下支えと底上げに大きな効果を発揮することが期待されます。 本補正予算は、この新たな経済危機対策を実現するための予算措置を講じるものであり、以下、これに賛成する主な理由を申し述べます。 賛成の第一の理由は、景気を下支えし、経済の底割れを防ぐために金融対策……
○荒木清寛君 それでは、今日は初めてですので、恐縮ですが、政治資金の収支報告のことについて一つお尋ねをいたします。
藤井財務大臣は大蔵省出身ですから、非常にこういう点はきっちりしておられると思いますけれども、一つだけ確認をさせてください。
財務大臣の資金管理団体であった新生政経懇話会、住所が千代田区永田町、は、平成十七年十月十八日に、同管理団体解散の少し前に、六百一万七千七百五十五円を同じ名称の団体である新生政経懇話会、ただし住所が港区白金台、に寄附をしていると。これは間違いありませんでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、政党支部からの、その処理も含めて、これは個人の所得として申告をさ……
○荒木清寛君 まず冒頭、委員長に要請、またお尋ねをしたいと思いますが。
公明党、ただいまからこの円滑化法案の審議に出席をいたします。ただ、先週二十日の趣旨説明聴取、また本日の委員会立ても、十分なコンセンサスのない中、委員長の職権でお立てになったわけでありまして、このことについては非常に遺憾でございます。
そこで、委員長におかれては、今後、一層公正中立に、また丁寧な委員会運営を、指揮を願いたいと思いますが、委員長、いかがでございましょうか。
【次の発言】 まず、財務大臣に一問だけお尋ねをいたします。
前回もお尋ねしました平成十七年十一月の政治資金の収支報告の件であります。
私が前回御指摘……
○荒木清寛君 私は、ただいま可決されました中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、公明党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 本法は、中小企業金融の円滑化等が喫緊の課題となっている中での臨時の措置であることから、その影響を十分に検証し、金融システムや金融機関経営の健全性に支障のないよう運用に留意するとともに、本法の適用対象……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。 まずは総理の御就任をお祝い申し上げます。私も初めての質疑ですので、やはりどうしても総理の偽装献金問題についてはたださざるを得ないわけであります。 資金管理団体友愛政経懇話会の収支報告に関しまして、二〇〇五年から四年間の間で百九十三件、二千百七十万円の架空の個人献金があったことは総理も記者会見で認められております。また、二〇〇四年から二〇〇八年までの合計一億七千七百十七万円に上る匿名献金についても大半がこの株式会社六幸商会の管理資金であったという報道についても、そういう疑いがあるということを答弁されております。また、今日の午前中の質疑でも、この六幸商会からの……
○荒木清寛君 公明党の荒木でございます。
まず、総理にお尋ねをいたします。
小沢幹事長の資金管理団体陸山会の土地購入をめぐるいわゆる政治資金規正法違反で民主党の現職国会議員と秘書が逮捕されまして、本日勾留期限を迎えます。ということは、本日中に東京地検によって、捜査によって何らかの判断が示されるという節目を迎えたわけでありますが、こういう節目を迎えたことについて、総理はどう受け止めておられますか。
【次の発言】 そこで、逮捕された石川衆議院議員がもし起訴されたら、私は、もう議員辞職するのは当然だ、このように思います。これが万が一公明党であれば、もう逮捕の時点で辞めなければならない。
国会に……
○荒木清寛君 まず、原口総務大臣にお尋ねいたします。 今日、冒頭、会計検査院からかんぽの宿等の譲渡に関する検査報告がございました。それで、その前に、先ほどから郵政民営化の見直しの議論になっておりまして、四月中に閣議決定をすると、このように聞いております。もちろんこれは亀井大臣の所管でありますけれども、幾ら所管であるとはいっても、余りにも総理を含めて内閣全体が引きずられ過ぎているなという感想を私は持ちます。 そこで、総務大臣にも一つお聞きしておきたいんですが、今回の見直しの方向は国の関与を強める方向での見直しになろうかと思いますが、その上でこの郵便貯金の預入限度額を二千万円に引き上げるともし……
○荒木清寛君 まず、川端国務大臣に、先ほども議論になりましたが、いわゆる政府の電子申請システムが余り利用が芳しくないということについて、私からもお尋ねいたします。
実態は先ほどもありましたけれども、いわゆる費用対効果ということでいいますと、これまでの電子申請システムの整備、また運用について、投入した経費とそれに見合う利用実態、いわゆる費用対効果という面ではどういうふうに政府として分析しているのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 そこで、二十年度決算検査報告におきましては、検査院の意見表示として、利用が低調になっていて整備、運用等に係る経費に対してその効果が十分発現していない電子申請等関……
○荒木清寛君 先ほど高障機構の件につきましては詳しい議論がありましたが、この点は後の山下議員の方にやってもらいたいと思います。 私は、まず長妻大臣に年金問題、年金記録問題ではなくて年金の最低保障機能の強化、こういう切実な問題について見解をただしたいと思います。 現政権は、年金制度につきましては、一元的で公平な年金制度の確立と所得比例年金と最低保障年金の組合せによる無年金、低年金問題の解消を掲げ、平成二十五年度に新たな制度を決定するという方針だと、このように伺っております。 そこで、この新たな制度の決定に向けて、今どういう議論の進捗状況なのか。そして、実際、これは平成二十五年からそういう新……
○荒木清寛君 まず、私からは公債特例法に関連をいたしまして質問いたします。 まず、中小企業対策予算につきまして、これで十分かという点について、財務大臣にお尋ねをいたします。 我が党は、昨年の衆議院選のマニフェストでは中小企業予算の倍増ということを明記をしたわけでございます。二十二年度の一般会計予算におきましては、前年度比で若干増加をしておりますけれども、率としては一・一%。二十一年度の七・三%増からは大きく上げ幅は後退をしているということでございます。 昨今のこうした経済情勢の中で、中小企業の活性化なくして経済の活性化はないわけでありますし、特に私は愛知県という物づくりの地域におりまして……
○荒木清寛君 総理にお尋ねします。 今日の委員会でも財政再建ということが大きな議論になっておりますが、これは政府、政治への信頼がなくして当然できる話ではありません。そうした意味では、またぞろこの与党の方で政治と金の問題が出てきたことは大変遺憾でございます。二十二日に小林千代美民主党議員をめぐる北教組の違法献金問題で労組幹部二名が政治資金規正法違反のかどで起訴されました。 またぞろという気がいたしますけど、もうこれは衆議院は、院は院としていろいろ議論されると思いますが、やはり政党、民主党としても、これは信頼回復の意味で、もうきちんとした処分、けじめを付けるべきだと考えますが、総理の決意をまず……
○荒木清寛君 私は、先ほども議論になりましたが、菅大臣のJBICの再分離を検討するという件についてお尋ねをいたします。
先ほども伺っていまして、新成長戦略と絡めての話であると、このように理解をいたしましたので、そうしますと、この再分離をするかしないかということは新成長戦略という段階である程度政府として方針をまとめると、こういうことでしょうか。
【次の発言】 先ほども牧野議員もおっしゃいましたけれども、確かに日本政策金融公庫、余りにもいろいろなものを一つにしまして、これは実際私も、名古屋の話ですけど、実際、そういう総務のところだけは一緒ですけど、あとはそれぞれ別のフロアで前と同じように仕事をし……
○荒木清寛君 まず、金融庁に平成二十年十二月施行の改正金融機能強化法の実績についてお尋ねをいたします。
改正法に基づきまして、本年三月十日、金融庁はフィデアホールディングスに百億円、宮崎太陽銀行に百三十億円の公的資金の注入を発表いたしました。これで資本注入金融機関は十行一信組となったということでありますけれども、この改正法による資本注入の実績については金融庁はどういう評価をしておるのか、報告してください。
【次の発言】 この資本注入の前提となります経営強化計画では、中小規模の事業者に対する信用供与の円滑化など地域における経済の活性化に資する方策が義務付けられたわけであります。これも一つ改正の……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 私は、総理を中心に、命を守る政治の具体論を中心に何点かお尋ねいたします。 まず、介護施設へのスプリンクラーの設置であります。 三月十三日、札幌市のグループホームで火災がありまして、七人の高齢者が犠牲になりました。これはスプリンクラーの設置義務も、また実際の設置もない施設でありました。ちょうど一年前は群馬県の渋川市の高齢者入所施設で同様の火災がありまして、ここもスプリンクラーがなくて十人が亡くなられました。 そこで、まず総務大臣に、こうした高齢者専用施設につきましては、たとえ規模が小さくても、いったん火事になりますと、今回、また昨年のようなことになる……
○荒木清寛君 まず、両大臣に日本経済の現状認識についてお尋ねいたします。
十月の月例報告は足踏みという判断に下方修正されたわけであります。特にエコカー補助金終了の影響は大きくて、生産の判断も下方修正になっているわけでありますが、もうマイナス成長にこれから陥る懸念もあります。そこで、日本経済の現状について財務、金融両大臣はどう認識しているのか、まずお尋ねします。
【次の発言】 円高が急速に進行しておりまして、今日は東京市場で一時八十円台になったという、十何年ぶりだそうです。いずれにしましても、円高ということにつきましては、もちろんメリットもありますが、我々に聞こえてくるのは製造業を始めとする中……
○荒木清寛君 財務大臣、G20は大変御苦労さまでした。
ただ、G20では実効性のある合意、共同声明でも実効性ある合意はなされなかった、あるいはドル安を是正する明確な表現が盛り込まれなかったことから、我が国としては今後単独の為替介入がもう難しいのではないか、こういう観測も出ているわけでございます。
G20後も円高ドル安傾向はとどまらないといいますか、ますます進んでいるわけでありますけれども、中小企業に大変大きな影響を及ぼすこの円高問題に今後G20を受けてどう取り組むのか、本当に取り組んでいけるのか、大臣の方針をお尋ねします。
【次の発言】 次に、金融担当副大臣にお尋ねをいたします。
昨年の……
○荒木清寛君 まず、自見大臣にお尋ねをいたします。
昨年の十二月、金融庁は、「共済事業の規制のあり方に係る検討について」と題する文書を公表いたしました。また、本年四月には、同じく「共済事業の規制のあり方についての方針(案)」がその検討に基づいて示されまして、今回の法改正に至ったわけであります。
この検討過程におきまして金融庁では共済事業の実態把握をいかに行ったのか、またその過程で関係者からの改正案に向けての意見聴取をどう今回の内容に反映させたのか、まず説明を求めます。
【次の発言】 私も、今回の改正はそうした実際に特定保険業を営む方等の意見を反映したものであると、このように受け止めておりま……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 まず私は、柳田法務大臣の発言問題につきましてただします。 法相だとはいえ、二つ覚えていればいい、この旨の発言は本当に言語道断、許し難い発言でございます。しかも、発言をされたのは今月の十四日でありまして、衆議院予算委員会の採決の前日でありまして、予算審議をお願いをする閣僚の立場として全く緊張感がない、本当にもうこれは野党を挑発しているとしか思えないようなタイミングであります。しかも、その発言の内容も最悪でございまして、我々野党議員は一体何のために調査をし、勉強し、国会で質疑をするのか。個別の事案については答えは差し控えます、法と証拠に基づいて適切にやって……
○荒木清寛君 台風十二号による犠牲になられた方へのお悔やみを申し上げ、被害者の方にお見舞いを申し上げます。 大臣におかれましては、未曽有の災害が続く中、大変御苦労さまでございます。 ただ、今回の台風十二号につきましては、先ほどの報告の、大臣を本部長とする非常災害対策本部の設置の時期が少し遅かったのではないか、こういう感じを持ちます。今日の御報告でも、八月三十日十七時からの総雨量が云々で記録的な大雨となった、こういう報告でありますし、三日の十時前には高知県に上陸しているわけですから、四日の夜八時に設置をしましたというのはちょっと間が空き過ぎている。最悪の事態を想定してもっと早い時期に対策本部……
○荒木清寛君 まずは、今回の東北地方太平洋沖地震の犠牲者にお悔やみを申し上げ、また被災者の皆様の窮状に思いを致してお見舞いを申し上げる次第でございます。
そこで、まず両大臣にお尋ねをいたします。
政府は二月の月例経済報告では景気判断の上方修正をしていたわけでありますが、そこへ来て今回の大地震の被害は甚大でありまして、日本経済にも相当深刻な影響が懸念されるところであります。そこで、日本経済の現状、また今後について、両大臣はどういう認識をしているのか、まずお尋ねします。
【次の発言】 政府には非常時の経済対策を力強く断行することを求めまして、次の質疑に移ります。
中小企業庁長官にお尋ねします……
○荒木清寛君 まず、白川総裁に所感をお尋ねいたします。
白川総裁は、平成二十年四月に総裁に就任をされまして、三年を経たわけでありますが、この間、平成二十年九月にはリーマン・ショックで世界的な金融危機の拡大という事態に直面をする、またこの度は未曽有の我が国の大災害に直面をするという、まさにそうした大変な状況の中で三年を経過したわけでありますが、この間の日銀の金融政策運営を振り返っての所感があれば、一言お伺いしたいと思います。
【次の発言】 次に、先ほどの御報告の中で我が国経済の先行きということで、緩やかな回復に復していくと考えていますと、しかし不確実性が大きいということで、下振れリスクというこ……
○荒木清寛君 未曽有の被害をもたらした東日本大震災であります。まずは、被災者の生活再建また復旧を早急に進めることが重要でありますので、今回の緊急対応としての税制改正は評価をするものであります。
そこで、改めて大臣に、一次補正に先駆けて本法律案を国会に提出をした狙い、また、これは緊急対応ですから第二弾の税制改正が出るわけでありますが、いつごろのタイミングで、そしてかなり大きな支援策として第二弾の税制改正が出てくると考えてよいのか、お尋ねします。
【次の発言】 次に、法人税を中心として被災中小企業への税制優遇措置の拡充の必要性についてお尋ねをいたします。
今回の法案の中には、被災代替資産等の特……
○荒木清寛君 公明党は、被災地支援を最優先に考えまして、第一次補正予算には賛成をすることにいたしました。したがって、その支出を確保する財源についてもきちんと責任を果たさなければいけないということで本法案に賛成をすることとなったわけでありますが、しかし、先ほど来ありますように様々法案には問題点がありますので、ただしていきたいと思います。 最大の問題点は、基礎年金国庫負担の追加費用に充てる財源二兆五千億円を今回の震災緊急予算の財源として流用したという点でございます。 言うまでもありませんが、二〇〇五年の我々与党のころに主導しました年金改革、我々は百年安心プランと称したわけでありますが、そのとき……
○荒木清寛君 まず私は、金融庁に破綻金融機関関連についてお尋ねをいたします。
先ほど報告がありましたように、日本振興銀行がペイオフ発動の第一号となったわけでありますが、なぜこの銀行が破綻をして第一号となったのか、その理由というか経過について簡単に確認をいたします。
【次の発言】 今回の関連しまして、東日本大震災におきまして、金融機関の資産がどの程度毀損をしているのか、まだこれは明らかではありません。したがって、特定の金融機関の破綻懸念ということがあるわけではないんですが、今の大臣の報告からしますと、そういう影響性ということを考えますと、今回の大震災につきましては、もう政府としてはしっかりと預……
○荒木清寛君 まず、自見大臣にお尋ねします。
金融機能強化法はリーマン・ショックを受けまして平成二十年の国会で改正をされ、平成二十年十二月に改正されたわけでありますが、その二十年改正の目的と、そしてその所期の成果は達成できたのか、確認をしておきます。
【次の発言】 それで、二十年改正によって多くの金融機関に資本注入されたんですが、今言われたこの目的が、この法律では、当局が資本注入した場合には事後のチェックをする、フォローアップをするというふうになっているわけですので、二十年改正によって注入を受けた金融機関が、今言われた地域における中小企業に対する信用供与、金融の円滑化ですね、こういうことをき……
○荒木清寛君 まず、白川総裁にお尋ねをいたします。
一ドル七十七円台の超円高が続いております。なぜ円だけがこう買われるのか。財政不安ということでいえば先進国の中で我が国は最悪だと言われておりますし、経済の見通しについても不透明であります。しかしながら円高が続いているわけでありますので、この背景について日銀としてはどう分析をしているのか、まずお尋ねします。
【次の発言】 円高につきましてはもちろんメリットもあるということでして、原発を全部やめて火力発電にするということであればそれは円高もメリットがあるとは思います。しかし、六月の日銀短観によりますと、二〇一一年度の事業計画の前提となる想定為替レ……
○荒木清寛君 まず、赤字国債発行法案について財務大臣にお尋ねをいたします。 本法律案は、今年度の特例公債を発行するための根拠法でありまして、これが成立をしませんと歳入の四割を占める三十六兆九千八百八十億円もの特例公債の発行ができなくなることは言うまでもありません。 大臣は、記者会見あるいは国会の答弁等で、この特例公債法が成立をしなければいよいよ九月になって十月からは大変な事態になると累次にわたっておっしゃっているわけでありますが、私は、しかしここまでこの特例公債法の成立が、まあまだ成立はしておりませんけれども、ずれ込んだのもひとえに政府の責任である、このようにまず指摘をいたします。 よく……
○荒木清寛君 私からも、この度の地震での犠牲者の皆様に心から哀悼の意を表し、被災者の方々に深くお見舞いを申し上げるものであります。政府においては、被災者の立場にもう十分に思いを致して万全を尽くすことを求めます。
そこで、まず大臣に、この度の提案の閣法では、全国一律で統一地方選挙の期日を延ばすのではなく、被災地につきまして選挙を適正に行うことが困難である、このように総務大臣が指定をする市町村におきまして選挙の期日を延長する、こういうことになっております。全国一律に延長するという選択をしなかった理由について、まず説明してください。
【次の発言】 次に、今回の臨時特例措置の対象となる地方公共団体と……
○荒木清寛君 被災地におきましては、投票所に使う公共施設の多くが被災したり避難所として使われていたりしております。また、福島第一原発の周辺の市町村では、原発事故により避難した住民が多く、有権者の把握が遅れております。 こうした状況の中で選挙を執行するに当たっては、総務省や各地の市町村、そのほかの市町村からの協力が不可欠であると考えます。現に、この改正前の、現行の法律に基づきまして特例選挙期日ということで、今、県都福島市でも市議選が行われておりますが、お聞きをしますと、町中には人もおりませんで、とても選挙という、そういう雰囲気ではない、こういうお話も聞いております。 それぞれ、特例選挙期日と……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。
今日、新里参考人にお越しをいただいております。新里参考人は日弁連の副会長ですが、被災地、被災県、仙台弁護士会の所属であられまして、今回の被災者の支援活動にはまさに体を張って従事をされておる、このように承知をしております。
そこで、まず参考人に、今の日弁連としてのこの被災者支援の現状、またそういう相談等の中で、どういうことに被災者の方は一番法律的な分野ではお困りなのか、教えていただきたいと存じます。
【次の発言】 次に、個人債務者の私的整理に関するガイドラインが七月十五日、関係者が集まった研究会で発表されました。このガイドラインにつきまして、いわゆる私的整理……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 まず、松本前大臣の任命責任についてお尋ねをいたします。 松本前復興担当大臣の失言又は暴言によりまして被災地の皆様の気持ちがどれだけ傷ついてしまったのか、菅総理の任命責任はもう重大であります。もう与党からも菅総理の辞任を求める声が相次ぎ、政権は崩壊状態にあります。また、松本前復興相の後任の人選につきましても、仙谷官房副長官に就任を打診をしたけれども固辞をされたと伝えられ、まさに求心力の低下がもう鮮明になっております。 もう既に総理、刀折れ矢尽きているんです。総理就任後一年余、さしたる成果も上げられない、その無念さは理解をいたしますけれども、もはや限界で……
○荒木清寛君 まず、私も瀬谷参考人にお尋ねをいたします。
福島特別立法につきましては、もう公明党も必要であると、何とか作らなければいけないということで検討しておりますので、全面的に地域の意見は受け止めていきたいと思います。
その上で、先ほど参考人が言われた福島復興特区法案では、税制上の恩典ということをまず言われましたが、そのほかに、肝となるといいますか、これは是非盛り込むべきだという大きなポイントがあれば是非教えていただきたいと思います。
【次の発言】 続いて、瀬谷参考人に金融の問題をもう一つお尋ねしますが、いわゆる個人版私的整理ガイドラインが金融機関あるいは関係者の合意でできまして実施を……
○荒木清寛君 それでは、まず震災特例税法改正案につきまして質疑を行います。
第一弾、そして今回の震災特例税法はいずれも阪神・淡路大震災の措置をベースにしております。しかし、そもそも今回の東日本大震災は、津波、原発被害など特殊事情を持っておりまして、阪神・淡路とはその点が違うわけであります。
被災者負担軽減の観点から、こうした特殊性を踏まえた措置が、第一弾、第二弾の、特にこの第二弾の震災特例税法ではどのように講じられておるのか、説明を願います。
【次の発言】 次に、この第一弾の震災特例税法を含め、今回と併せまして、この被災者に対する税法による減税額が幾らになるのか、特にそのうち被災中小企業に……
○荒木清寛君 まず、財源なきマニフェストの問題点を冒頭指摘をいたします。 政権与党の先般のマニフェストでは、四年間で十六兆八千億円の財源を確保するという約束でしたが、実際には財源は確保できず、政府は見通しの甘さを認め、謝罪の必要性に言及する国会答弁も度々しているところであります。 昨日は、子ども手当に代わる新たな手当を支給をするための法案が衆議院の委員会を通過をいたしまして、可決をされまして、名実共に自公政権時代の児童手当を拡充をするということで決まったわけであります。 事ほどさように、もうマニフェスト総崩れという様相ではないか、このように考えております。したがいまして、何回も何回も見通……
○荒木清寛君 それでは、中小企業金融円滑化法案につきまして、まず金融担当大臣にお尋ねをいたします。
本法律が施行されました平成二十一年十二月以降平成二十三年九月末までの条件変更等の申込件数累計は、中小企業者が約二百四十九万件、住宅ローン借入者が約二十一万件に及んでおりまして、条件変更の実行率は、中小企業者で九七・三%、住宅ローン借入者で九一・六%であります。
金融庁としては、こうしたこの累計の数字をどう評価しているのか、まずお尋ねします。
【次の発言】 この法律の制定に当たりまして、金融マニュアル、監督指針も改定されまして、金融機関による経営相談、指導等、コンサルティング機能の十分な発揮が……
○荒木清寛君 証人にお尋ねします。
証券取引等監視委員会の調査の結果では、AIJ投資顧問は、投資一任契約の勧誘において虚偽の事実を告知している行為を認定をしております。これは間違いないですか。
【次の発言】 もう少し詳しくその内容を指摘をいたしますと、少なくとも平成十九年十月、二〇〇七年十月以降、六十六の顧客に対し、アイティーエムと一体となって虚偽の基準価額や当該基準価額に基づく運用実態が記載されたリーフレットを配布し、投資一任契約の締結の勧誘を行っていることが認められたと指摘しておりますが、これは事実ですね。
【次の発言】 ですから、なぜそうした水増しをした運用実態を記載をしたリーフレット……
○荒木清寛君 まず、AIJ問題につきまして警察庁にお尋ねをいたします。
先ほど浅川和彦被疑者始め四名の逮捕については御報告がありました。まず、この件につきましては、証券取引等監視委員会と共同歩調といいますか、一体となって情報を共有しながら捜査を進めていると、こういう理解でよろしいんですか。
【次の発言】 監視委員会の方では三月二十三日に初回の強制調査を実施したということで、我々、浅川被疑者の逮捕ももう間もなくではないか、こう思って注視をしておったんですが、意外と時間が掛かりましたですね。これは、相当この逮捕に時間が掛かったのはどういう背景があるんでしょうか。
○荒木清寛君 公明党の荒木です。
今日は五人の参考人の先生方、大変にありがとうございます。順番に、まず橘木参考人からお尋ねをいたします。
私も高齢社会はもう福祉社会を目指すしかない、このように考えております。そこで、参考人は福祉国家論者だとおっしゃいましたが、具体的に規模でいいますと、この論文でいいますと、社会保障費の対GDP比あるいは国民負担率等で、そういう指標でいいますとどの程度の福祉国家というのを参考人は望ましいと考えていらっしゃるんですか。
【次の発言】 もう一つ、橘木参考人にお尋ねします。
先ほどの、教育に対する支出を増やすべきである、今の高山参考人のお話も含めて全く同感でござ……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 今日、各公述人ありがとうございます。時間の範囲内で順次お尋ねをいたします。 森公述人には、高浜市長時代は本当に全国をリードするような数々の福祉の業績を私もよく存じております。そこで、介護保険の改革についてお尋ねしたいと思います。法案が成立をしますと国民会議でこの点も含めて一年以内に改革の結論を出すわけですが、森公述人は、御自分の経験も踏まえて、今後増大するこの介護事業にしっかりこたえながら介護保険料の上昇も努めて抑えるというためにはどういう改革を志向すればいいか、御意見をお聞かせ願いたいと思います。
○荒木清寛君 まず、総理にお尋ねをします。 この特別委員会におきましては、質、量共に濃密な審議をしてきたわけでありますが、ただ、最終盤に至りまして八法案が廃案の危機に陥りました。これはひとえに政府・与党に責任があるということをまず申し上げます。 特別委員会の中央公聴会が六日、七日に行われることが決定した段階においても、参議院民主党の幹部は二十日の採決を提案するなど、およそ政府・与党の方から法案成立に向けての熱意が当初伝わらなかった。誠に政治生命を懸けてこの国会中に成立をさせるという言葉と裏腹な政府・与党の対応が終盤の混乱を招いた。このことについての総理の反省の弁をまず求めます。
○荒木清寛君 公明党の荒木です。 発議者にお尋ねをします。 近年の最高裁判決は、投票価値の平等をより重視する傾向になっております。平成十九年の通常選挙に関する最高裁判決、平成二十一年九月三十日でありますが、これは較差が四・八六倍というこの選挙について、最大較差についてなお大きな不平等が存する状態としまして、現行選挙制度の仕組みの見直しが必要だというふうに指摘をしました。したがって、この判決は五倍以内であれば合憲だと、こういうことを言ったのではなくて、四・八六倍というのもなお大きな不平等だということはしっかり言って、国会に対応を求めているわけです。 したがって、その後、参議院改革協議会専門……
○荒木清寛君 まず、総理に北朝鮮の弾道ミサイル発射への対応についてお尋ねをいたします。 北朝鮮は、三月十六日、弾道ミサイルを発射すると発表いたしました。四月十二日から十六日の間に発射をするという予告でございまして、こうした挑発的な行為は北東アジア地域の安全保障環境を悪化させるとともに、我が国に対する直接的な脅威である、このように深刻に受け止めております。 そこで、総理、今回の予告、また、これがもし万が一といいますか、発射された場合に、我が国の北朝鮮外交あるいは我が国の安全保障の問題にどういう影響を与えるのか、まず総理の認識をお尋ねします。
○荒木清寛君 まず、外務大臣に外交実施体制の抜本的強化ということについてお尋ねします。
二十五年度予算では、南スーダンとアイスランドに大使館の実館が設置をされます。かつて自公政権時代に打ち出しました百五十大使館体制について、今後その実現を目指していくのか。新年度は南スーダンとアイスランドでありますので、二十六年度以降に向けて具体的にどのような方針でこの大使館体制の強化をしていくのか、お尋ねします。
【次の発言】 次に、在外邦人の安全確保について同じく外務大臣にお尋ねします。
アルジェリア人質事件を受けまして、与党PTでも提言をいたしました。また、先般は政府の有識者懇談会が四月二十六日に提言……
○荒木清寛君 まず、外務大臣にお尋ねいたします。
平成二十五年度における外務省の定員は、二十四年度末時点から十名減の五千七百五十三人です。近年、一貫して外務省の定員は増員が図られてきましたけれども、今般、約四十年ぶりに純減となった理由についてお尋ねいたします。
そして、現在、安倍政権は、外交実施体制の強化、これはマンパワーの増強も含む外交実施体制の強化についてどういう見解を持っているのか。私はそうした意味では、外務省定員の拡充も図る必要があると考えますが、大臣の見解をお尋ねいたします。
【次の発言】 次に、在外公館の整備方針について大臣にお尋ねいたします。
岸田大臣は、五月九日の当委員会……
○荒木清寛君 まず、日米租税条約改正の経緯についてお尋ねいたします。
これまで我が国が締結してきた租税条約は、米国との租税条約の締結、改正を節目として、新たな考え方や内容を導入してまいりました。そこで、本条約は前回の改正から九年ぶりの改正となりますけれども、どのような事情があり、またどういう経過で今回改正に至ったのか、その点をお尋ねいたします。改正の目的をお尋ねします。
【次の発言】 一点目のこの配当の免税要件の拡大の点についてお尋ねしますが、現行の条約は、一定の親子会社間の配当について源泉地国で免税とすると。その要件として、議決権株式の所有割合五〇%超を十二か月以上継続所有するという要件で……
○荒木清寛君 我が国は資源管理型の漁業を推進してきた、このように思います。そこで、今回締結いたします北太平洋漁業資源保存条約における日本の役割、責務について、まず大臣の認識をお尋ねします。
【次の発言】 水産庁にお尋ねします。
持続可能な漁業と、その水産物を認証して消費段階での差別化を図る方策として水産エコラベル制度がございます。この制度は、英国に本部を置く海洋管理協議会が創設をしたことに始まったと承知をしております。この水産エコラベル制度が認証可能な漁業の推進に果たす役割や、また我が国として何か取組があるのか説明を求めます。
【次の発言】 次に、食料・農業植物遺伝資源条約についてお尋ねしま……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 まず、発議者にお尋ねをいたします。 公明党は従来から、成年被後見人となることによって基本的人権の中でも最も重要な参政権、選挙権を喪失をする現行の公職選挙法の問題点を指摘をし、見直しを主張し、いろいろなところでこうした議論をしてまいりました。 今回は、三月十四日の東京地裁の違憲判決が直接のきっかけとなりまして各党間の協議が行われ、晴れて成年被後見人の選挙権回復のための法案提出に至ったことは大変喜ばしく、評価をしております。今回、五月十七日に衆議院に提出をされまして、本日成立をし、ぎりぎり次の参議院選挙の施行に間に合うということになったわけでございます。……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 まず、総理及び日銀総裁にデフレ克服に向けた決意、取組をお尋ねします。 政府は、デフレ克服に向けまして三本の矢を力強く射込んでおります。大胆な金融政策、機動的な財政政策、そして成長戦略ということでございます。特に一月二十二日には政府と日銀で共同声明を発表しまして、日銀が二%の物価上昇目標を導入する、こういうことを共同声明でうたったわけでございまして、画期的でございます。 そこで、今日は黒田総裁においでいただいておりますのでまずお尋ねいたします。 総裁は、これまでと次元の異なる金融緩和ということを進めておられますが、過去の日銀の金融政策と明らかに違う点……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。
本日の本会議におきまして法務委員長に選任されました荒木清寛でございます。
本委員会の公正かつ円満な運営に努め、その重責を果たしてまいりたいと存じます。皆様方の御指導と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。
岸宏一君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○荒木清寛君 私は、衆議院での修正部分を中心に、したがって修正案提出者を中心にお尋ねいたします。 まず、本法案は安全保障に関する秘密保護を目的としておりまして、この立法目的、立法趣旨自体は私は多くの方に理解される、このように思っておりますが、しかし、秘密の範囲が無制限に広がるのではないかという懸念は各地域で行われているところであります。 そこで、衆議院で、第一条の安全保障の定義について書き込み、及び第三条第一項の別表についてその他重要な情報という文言を削除したという修正が行われましたが、この修正の狙いといいますか、趣旨について、提案者から御説明願います。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十五日までに、磯崎仁彦君、岸宏一君、礒崎陽輔君、尾辻秀久君、大沼みずほさん、大野泰正君、木村義雄君及び山本一太君が委員を辞任され、その補欠として若林健太君、吉田博美君、石井準一君、溝手顕正君、宮沢洋一君、森まさこさん、柳本卓治君及び山下雄平君が選任されました。
【次の発言】 理事の選任を行います。
去る八月七日の本委員会におきまして、一名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に吉田博美君を指名いたします。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣情報調査室内閣審議官桝田好一君外十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 文科大臣政務官はもういいんですか。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。谷垣法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その日時及び人選等につきましては、これを委……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省刑事局長稲田伸夫君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、難波奨二君が委員を辞任され、その補欠として江田五月君が選任されました。
【次の発言】 自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案を議題といたします。
本日は、本案の審査のため、お手元に配付の名簿のとおり、四名の参考人から御意見を伺います。
本日御出席をいただいております参考人は、京都大学大学院法学研究科教授塩見淳君、京都交通事故被害者の会古都の翼小谷真樹君、公益社団法人日本てんかん協会副会長久保田英幹君及び公益社団法人日本精神神経学会法委員会主担当理事三野進君で……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十五日、相原久美子さんが委員を辞任され、その補欠として江田五月君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省刑事局長稲田伸夫君外四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
裁判官の配偶者同行休業に関する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。谷垣法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時二分散会
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、宮沢洋一君及び森まさこさんが委員を辞任され、その補欠として石井正弘君及び中泉松司君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
裁判官の配偶者同行休業に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務大臣官房司法法制部長小川秀樹君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、石井正弘君及び中泉松司君が委員を辞任され、その補欠として森まさこさん及び古賀友一郎君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
民法の一部を改正する法律案及び戸籍法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省民事局長深山卓也君外一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、古賀友一郎君及び森まさこさんが委員を辞任され、その補欠として石井正弘君及び宇都隆史君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
民法の一部を改正する法律案及び戸籍法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、弁護士・早稲田大学大学院法務研究科教授榊原富士子さん、なくそう戸籍と婚外子差別・交流会田中須美子さん、弁護士中井洋恵さん及び立命館大学法学部教授・法学博士二宮周平君を参考人として出席を求め、その意見……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日までに、石井正弘君及び豊田俊郎君が委員を辞任され、その補欠として宮沢洋一君及び森まさこさんが選任されました。
【次の発言】 この際、申し上げます。
民主党・新緑風会所属委員の出席が得られておりませんので、出席を要請したいと存じます。しばらくお待ちください。
速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
民主党・新緑風会所属委員に対し出席を要請いたしましたが、出席を得ることができませんでしたので、やむを得ず議事を進めます。
これより請願の審査を行います。
……
○荒木清寛君 私は、まず、年金の過払い問題について厚生労働省にお尋ねします。
年金の過払いということはかなりあるようでございます。明らかに担当職員のミスでありましても、年金事務所から請求された場合には、その年金事務所の示す期限、方法によって全額返還をする必要があるということであります。こうした対応をする法的な根拠について、まず、厚生労働省に御説明、副大臣に御説明願います。
【次の発言】 今の現存利益という話でございますが、これは年金機構の方で現存利益があることを立証するんではなくて、どうも民法の総則の方によりますと、不当利得ですから総則じゃないか、現存利益は存在するものと推定すると、こういう……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山下雄平君を指名いたします。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、法務及び司法行政等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
恐縮ですが、御起立ください。
議事に先立ち、一言申し上げます。
東日本大震災の発災から今日で三年を迎えます。
ここに、改めて、今なお苦難のさなかにある被災者の皆様の安寧と犠牲になられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災地の復興を当法務委員会としても加速をすることをお誓いいたしまして、黙祷をささげたいと存じます。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る二月十七日までに、真山勇一君が委員を辞任され、その補欠として行田邦子さんが選任されました。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房政府広報室長武川恵子さん外十五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、法務行政の基本方針に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午後……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務大臣官房司法法制部長小川秀樹君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 去る十二日、予算委員会から、三月十七日の一日間、平成二十六年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、裁判所所管及び法務省所管について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
裁判所及び法務省関係予……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十日までに、河野義博君が委員を辞任され、その補欠として佐々木さやかさんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山下雄平君を指名いたします。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、溝手顕正君、森まさこさん及び前川清成君が委員を辞任され、その補欠として滝波宏文君、渡邉美樹君及び蓮舫さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
裁判所職員定員法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務大臣官房司法法制部長小川秀樹君外一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、蓮舫さん、滝波宏文君、渡邉美樹君、石井準一君及び吉田博美君が委員を辞任され、その補欠として前川清成君、溝手顕正君、森まさこさん、羽生田俊君及び大沼みずほさんが選任されました。
【次の発言】 少年法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。谷垣法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
少年法の一部を改……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三日、羽生田俊君及び大沼みずほさんが委員を辞任され、その補欠として石井準一君及び吉田博美君が選任されました。
【次の発言】 少年法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しております。
本日は、本案の審査のため、お手元に配付の名簿のとおり、三名の参考人から御意見を伺います。
本日御出席いただいております参考人は、少年犯罪被害当事者の会大久保巌君、帝京大学文学部心理学科講師・元家庭裁判所調査官岡本潤子さん及び東京大学大学院法学政治学研究科教授川出敏裕君……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山下雄平君を指名いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
少年法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省刑事局長林眞琴君外九名を政府参考人として出席を……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、石井浩郎君及び吉川ゆうみさんが委員を辞任され、その補欠として森まさこさん及び太田房江さんが選任されました。
【次の発言】 外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。谷垣法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時二分散会
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、太田房江さん、宮沢洋一君及び森まさこさんが委員を辞任され、その補欠として酒井庸行君、上月良祐君及び豊田俊郎君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務大臣官房司法法制部長小川秀樹君外一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、酒井庸行君、上月良祐君、豊田俊郎君及び大沼みずほさんが委員を辞任され、その補欠として森まさこさん、石井準一君、山田修路君及び堀井巌君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山下雄平君を指名……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、馬場成志君、古賀友一郎君及び吉川ゆうみさんが委員を辞任され、その補欠として宮沢洋一君、石井準一君及び島田三郎君が選任されました。
【次の発言】 会社法の一部を改正する法律案(第百八十五回国会閣法第二二号)、会社法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び会社法の一部を改正する法律案(参第一〇号)、以上三案を一括して議題といたします。
まず、会社法の一部を改正する法律案(第百八十五回国会閣法第二二号)及び会社法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八日、島田三郎君が委員を辞任され、その補欠として吉田博美君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。
有田芳生君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、前川清成君、江田五月君、宮沢洋一君及び森まさこさんが委員を辞任され、その補欠として礒崎哲史君、直嶋正行君、豊田俊郎君及び大野泰正君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
会社法の一部を改正する法律案(第百八十五回国会閣法第二二号)外二案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省民事局長深山卓也君外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、野田国義君、滝波宏文君、森屋宏君、江島潔君及び前川清成君が委員を辞任され、その補欠として江田五月君、柳本卓治君、宮沢洋一君、森まさこさん及び石上俊雄君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
会社法の一部を改正する法律案(第百八十五回国会閣法第二二号)外二案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省民事局長深山卓也君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房法曹養成制度改革推進室長大塲亮太郎君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、法曹養成制度等現下の諸課題に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、宮沢洋一君及び森まさこさんが委員を辞任され、その補欠として羽生田俊君及び三宅伸吾君が選任されました。
また、本日、前川清成君が委員を辞任され、その補欠として大野元裕君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
司法試験法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務大臣官房司法法制部長小川秀樹君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、羽生田俊君、三宅伸吾君及び大野元裕君が委員を辞任され、その補欠として宮沢洋一君、森まさこさん及び前川清成君が選任されました。
また、本日、前川清成君が委員を辞任され、その補欠として浜野喜史君が選任されました。
【次の発言】 少年院法案、少年鑑別所法案及び少年院法及び少年鑑別所法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、以上三案を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。谷垣法務大臣。
【次の発言】 以上で三案の趣旨説明の聴取は終わりました。
三……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、浜野喜史君、宮沢洋一君及び森まさこさんが委員を辞任され、その補欠として前川清成君、長峯誠君及び石田昌宏君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
少年院法案外二案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省矯正局長西田博君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、堂故茂君及び井原巧君が委員を辞任され、その補欠として堀井巌君及び森まさこさんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁長官官房審議官荻野徹君外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、山田修路君、糸数慶子さん及び森まさこさんが委員を辞任され、その補欠として宮沢洋一君、真山勇一君及び三宅伸吾君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任を行います。
去る五月十三日の本委員会におきまして、一名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に真山勇一君を指名いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、堂故茂君及び柳本卓治君が委員を辞任され、その補欠として森まさこさん及び馬場成志君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
会社法の一部を改正する法律案(第百八十五回国会閣法第二二号)外二案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省民事局長深山卓也君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、馬場成志君、森まさこさん及び行田邦子さんが委員を辞任され、その補欠として柳本卓治君、三木亨君及び山田太郎君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省刑事局長林眞琴君外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、三木亨君及び長峯誠君が委員を辞任され、その補欠として森まさこさん及び石井準一君が選任されました。
【次の発言】 戸籍法の一部を改正する法律案を議題といたします。
発議者前川清成君から趣旨説明を聴取いたします。前川清成君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
会社法の一部を改正する法律案(第百八十五回国会閣法第二二号)外二案の審査のため、……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、高橋克法君が委員を辞任され、その補欠として森まさこさんが選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第五〇号国籍選択制度の廃止に関する請願外百二十九件を議題といたします。
今国会中本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の資料のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第一七五〇号法務局、更生保護官署、入国管理官署及び少年院施設の増員に関する請願外十六件及び第一八三七号裁判所の人的・物的充実に関する請願外二十七件は……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。
私は、中小企業対策を中心に何点かお尋ねいたします。
まず総理に、昨年六月に決定されました日本再興戦略では、五%以下にとどまっております日本の開業率を米英と同レベルの一〇%台にまで引き上げるとしております。もう是非やっていただきたいんでありますが、これも黒字企業倍増と同じように目標年次を定めていただきたいということと、どうやってこの開業率倍増に取り組んでいくのか、その総理の強い決意をお尋ねします。
【次の発言】 総務省の就業構造基本調査によりますと、起業希望者、創業希望者が、一九九七年と二〇一二年で比べますと半減しているわけですね。これはもう創業したいという……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。 まず、外務大臣に国連安保理改革についてお尋ねをいたします。 明年、国連は創設七十周年を迎えます。先般の所信でも岸田大臣は、安保理改革に取り組むいわゆるG4諸国の外相とともに、二〇一五年九月までに安保理改革で具体的な進展を得るため、真の交渉の早期開始を実現をすべきである、こういう決意を表明されました。全く同感ですが、ただ現実問題は、なかなか国際場裏で安保理改革についての機運が盛り上がっている状況では到底ないと、このように言わざるを得ません。 そこで、今般のニューヨークでのG4外相会議を踏まえまして、今後日本は国連加盟各国にどのような働きかけをしていくのか。……
○荒木清寛君 ガイドラインの見直しにつきまして、防衛大臣にお尋ねいたします。 冷戦期の一九七八年の旧ガイドラインは、旧ソ連軍の侵攻等を念頭に置いた日本有事への対応が中心でありました。そして、九七年の現在のガイドラインは、朝鮮半島有事等を念頭に周辺事態に対する日米間の協力が新たに定められ、その後、様々法改正になったわけでございます。 そこで、過去二回のガイドラインの策定と今回の中間報告を比較をしたいのでありますけれども、今回はどのようなそうした安全保障環境の変化を念頭に置いて見直しをすることになったのか。当然、七月一日の安全保障の閣議決定も、日本をめぐる安全保障環境が大きく変化し、また、現に……
○荒木清寛君 今回の協定で、我が国は貿易ベースで約九三・七%が、品目ベースでも約八八・四%の関税を撤廃することとなります。既に日本が締結済みの他のEPAと比較した場合の自由化のレベルはどういうレベルにあるのか、まず御説明願います。
【次の発言】 日本側から見ても高い自由化率であるということでありましたので、発効後の様々な経済的な効果を期待したいと思います。
そこで、本協定の締結は、経済関係のみならない日豪関係全体にどういう効果があるのか、また、安全保障の問題に関して私も先般お聞きをしましたが、アジア太平洋地域や国際社会全体における日豪協力にどういう効果が期待できるのか、大臣の見解をお尋ねしま……
○荒木清寛君 今般、第二次安倍内閣で初めて日中首脳会談が行われたことは評価しますし、また、その中で戦略的互恵関係の原点を確認できたことは大変意義が大きい、このように考えております。 午前中から、この十一月七日の合意文書についてかなり議論が行われました。これが法的拘束力のない文書であることはもう当然でありますけれども、ただ、普通は首脳会談をやってこの種の文書というか宣言なりを発表するというのが普通だと思いますけれども、あえてその前にこの合意文書で四項目を確認し、その後、首脳会談に至ったということでありますので、この首脳会談に先駆けてこういう合意文書を交わした意義といいますか、その狙いについて、……
○荒木清寛君 それでは、今回の改正案による自衛官等の俸給表水準の引上げは、若年層に重点を置いたものとなっております。これは、一般職の国家公務員も同様でありますけれども、人事院勧告に基づいてこのように若年層を中心に給与の引上げを行う理由を、防衛省から説明を求めます。
【次の発言】 今週、私は、愛知地方連絡部創立六十周年記念祝賀会というところに参加をいたしました。愛知県においては自衛官の募集状況は大変に厳しい、このように聞きました。それは、アベノミクスの効果もありまして自動車産業の求人が増えておりまして、ただでさえ少ない若者の、優秀な若者の奪い合いと言うと申し訳ありませんけれども、そういうことにな……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。 まず、澤浦公述人からお尋ねをいたします。 この株式会社野菜くらぶでは女性の就農支援も積極的にやられている、このように承知をしております。ただ、事前にいただいた資料を拝見しますと、まだまだ女性の新規就農というのは少ないと思いますし、先ほど女性の働く場の創出ということで幾つかの御提案をいただきましたけど、もっともっと女性の新規就農を増やすためにはどういう政策なりあるいは民間の取組が必要なのか、教えていただきたいと思います。 あわせて、農業後継者がなかなかないという理由の中に、お嫁さんの来手がないといいますか、ということも指摘されているかと思います。その農家の……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 まず、この夏の土砂災害、また御嶽山の噴火、そして台風災害での犠牲者の方にお悔やみを申し上げます。また、被害者の方にお見舞いを申し上げるとともに、災害大国というこの宿命の中で、これを乗り越えていけるソフト、ハードの対策をしっかりと国会として、また党として推進をしていくことをお誓いを申し上げます。 さて、昨日、赤崎勇名城大教授、天野浩名古屋大教授、中村修二米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授のノーベル物理学賞受賞の決定は大変喜んでおります。そうした中で、今日の報道でも、中村教授は我が国についてのいろいろな課題も指摘をされております。 そこで、総理には、……
○荒木清寛君 維新の党が対案を提出をされましたので、今日は、政府案と、閣法と対比をする形で何点か質問したいと思います。 まず、事態対処法制関連であります。 閣法の自衛隊法改正案第七十六条一項二号、いわゆる存立危機事態、これは、「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態」でありまして、この場合にも武力行使が認められると、こういうことでございます。こういう改正案でございます。 そこで、存立危機事態、すなわち、他国に対する武力攻撃をきっかけとする場合であっても自衛の措置をとる……
○荒木清寛君 まず、私は、今も議論がありました安保法制の見直しについて防衛大臣にお尋ねいたします。 先般、安全保障法制の具体的な方向性についてということで、与党安全保障協議会で三月二十日に取りまとめが行われました。これは、昨年の七月一日、「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」というこの閣議決定を今後法案化しなければいけないわけでありますが、その法案化に当たっての一定の方向性について与党で確認ができたと、こういう趣旨であると理解をしております。 この取りまとめ文書には、政府はこの方向性に即して作業を加速化し、必要な法案を本年五月半ばには国会に提出できるよ……
○荒木清寛君 まず、外務大臣にお尋ねします。
平成二十七年度のODA予算は、開発協力大綱の下で実施される最初の予算であります。二月に策定されました新たな大綱は、重点課題として、例えば開発が進展する国がいわゆる中所得国のわなに陥ることを防ぐための支援、つまり一人当たりの所得が一定水準にあっても小島嶼国のように特別な脆弱性を抱える国のニーズや実態や負担能力に応じた協力などを記しております。こうした考え方は、新年度予算のODA予算の中にどのような形で反映されているのか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 限られた予算の中ではありますが、新大綱にのっとってめり張りの付けた運用をしていただきたいと思い……
○荒木清寛君 まず、財政法第十五条三項ただし書に基づきまして、特定防衛調達に係る国庫債務負担行為の年限を十か年度に延長することによって、防衛予算や我が国の装備品の調達についてどういう効果をもたらすのか、改めて説明願います。
【次の発言】 次に、財政法によりますと、予算単年度主義の例外として、今の国庫債務負担行為のほか、財政法第十四条の二によって継続費という扱いがございます。防衛装備品を調達する場合、国庫債務負担行為を用いる場合には航空機の製造や掃海艇の建造、そして継続費については主に護衛艦や潜水艦の建造について用いられると、このように承知をしております。
このように、国庫債務負担行為と継続費……
○荒木清寛君 それでは、法案についてお尋ねいたします。 気候変動問題は国境を越えて人々の生命また生活に深刻な影響を及ぼすわけですから、人間の安全保障の観点から、日本政府としても積極的に取り組まなければなりません。 そこで、まず外務大臣に、気候変動をめぐる世界の現状がどうなっているのか、そしてまた国際社会における議論はどうなっているのか、そして、今し方は我が国政府の対応が批判された議論がありましたけれども、日本政府として今どのように対応しているのか、この点についての認識をお尋ねいたします。また、そうした中で今回の法案の緑の気候基金が果たすべき役割についても御説明願います。
○荒木清寛君 日米ガイドラインの改定についてお尋ねいたします。
まず、ガイドライン見直しの意義についてであります。
九七年のガイドライン改定は、冷戦の終結のほか、北朝鮮のNPT脱退宣言や弾道ミサイルの発射事件、また中台危機等といった安全保障環境の変化に伴い、日米の役割、任務を見直す必要性から改定をされました。今回は十八年ぶりの改定となるわけでありますけれども、その新ガイドラインが策定されることになった背景、特に国際安全保障環境の変化について、防衛大臣からまず説明をお願いします。
【次の発言】 次に、防衛大臣にお尋ねします。
今回、調査室が作っていただいた資料にも新ガイドラインについてのマ……
○荒木清寛君 まず、国際コーヒー協定について外務省にお尋ねします。 先ほど来の説明のとおり、二〇〇九年九月に分担金削減という流れの中で一旦脱退をしまして、今回再加入をするということでございます。その再加入の理由として、説明がありましたように、新興国のコーヒー需要も増えており、コーヒー豆の乱高下が見られると、そういう中で、この国際コーヒー機関への我が国民間団体の参加を継続をする必要があるというようなことも挙げられております。 この協定を見ますと、民間部門諮問委員会には輸入国の民間部門代表の八名もメンバーとして加わることになっておりますけれども、それは加盟国であるか非加盟国であるかは問わないと……
○荒木清寛君 先週十五日に平和安全法制が国会提出をされました。昨年の五月以来、与党の協議会は二十五回、また公明党の中でもそれ以上の回数の協議をしまして、今回の法案提出に至ったわけでございます。いずれ参議院に法案が回ってきましたら、私もしっかりとその質疑に参加をしたいと、このように思っております。 そこで、これはもう各メディアが報じますように、安全保障法制の大きな変換であることは間違いがないと思います。なぜ今、こうした大掛かりな法整備といいますか、法改正及び新法が提出されますけれども、安全保障法制の大掛かりな見直しをしなければいけないのか。午前中も日本に対して脅威があるという議論もありました。……
○荒木清寛君 水銀に関する水俣条約は、毒性が強く、神経系に有害な影響を及ぼす水銀に関する国際的な取組が実現したものでありまして、水俣病を経験した日本にとっても非常に重要な条約であります。 本条約においては、水銀の採掘から最終廃棄まで包括的に規制をしておりますけれども、それぞれ例外があったり努力規定であったりと規制が緩やかな部分があります。その点を中心にお尋ねいたします。 まず、水銀の一次採掘についてであります。 これについては、既存の鉱山からの産出については最長十五年間許可されるということになりました。水銀の一次採掘がなくならない限り、世界の水銀の全体量は増加していくことになりますけれど……
○荒木清寛君 防衛省設置法の改正案についてお尋ねします。 まず、先ほどから議論になっております文民統制でございます。 文民統制とは、民主主義国家における軍事に対する政治の優先を意味するものでありまして、国会、内閣、防衛省内の文民統制の三つがあるとされております。このうち、防衛省内の文民統制については、これまでの衆議院及び参議院の審議でも、背広組と制服組、文官と自衛官の間で優劣の関係があったのかなかったのか、文官が自衛官をコントロールするという、そういう考え方があったのかなかったのか議論になったところでございます。 そこで、改めて防衛大臣から、防衛省の文民統制について説明を願います。
○荒木清寛君 公明党の荒木です。
まず、渡部参考人にお尋ねします。
シビリアンコントロールで一番大事なのは政治リーダーが軍事をコントロールすることである、全くそのとおりであります。そこで、現在の日本の国会におけるシビリアンコントロールの現状というか、しっかりコントロールしているというふうに見ていらっしゃるのか、あるいはさらにこうあるべきだというお考えがあればお聞きしたいと思います。
【次の発言】 渡部参考人に、平和安全法制が今提案されましたが、限定的とはいえ、集団的自衛権を一部認めることになりました。このことと憲法第九条の専守防衛の関係については参考人はどう認識しておられますか。
○荒木清寛君 今回の設置法改正案では、調達業務の更なる透明性、公正性を図るために、新設されます防衛装備庁の内と外から重層的に監査、監督する体制が整備をされております。具体的には、同庁の外側からは強化された防衛監察本部がチェックをし、内側からは新設されます監察監査・評価官がチェックをするということになっております。
そこで、まず、内部の新設されます監察監査・評価官の役割を防衛省から説明を求めます。また、この監察監査・評価官と防衛省内局における監察部署との関係といいますか連携はどうするのか、説明してください。
【次の発言】 この防衛調達につきましては、過去から何回か不祥事がありまして、国会でも大……
○荒木清寛君 私は、まず改正防衛省設置法第十二条についてお尋ねいたします。 この改正につきましては、文官統制が撤廃されるんではないかという懸念、また、そもそも文官統制という概念自体があったのかなかったのか、こうしたことについてこれまでも議論をしてまいりました。実は、この点につきましては、政府からの私ども公明党に対する説明が当初十分ではなくて、この承認する時期が遅れたという、マスコミにも報道されましたが、そうしたこともあったわけでありますので、最後に私、もう一度確認をしておきます。 そこで、まず大臣は、三月二十日の本院予算委員会で、この十二条は従来から官房長及び局長による政策的見地からの大臣……
○荒木清寛君 特許法条約と商標法シンガポール条約についてお尋ねをいたします。 まず、特許法条約の第三条には、「この条約及び規則は、締約国の官庁に対して又は当該官庁についてする次の特許及び追加特許の国内出願及び広域出願について適用する。」とあります。また、シンガポール条約については、第二十二条は「規則」という章がありまして、(1)の(a)では、「この条約に附属する規則には、次の事項に関する規定を設ける。」、このようにありまして、両条約とも規則があるわけでありますけれども、今回、国会承認の対象としてその規則が提出されなかった理由について説明をしてください。
○荒木清寛君 北朝鮮と韓国の軍事的緊張について、私は外務大臣にお尋ねします。 北朝鮮による軍事的行動、具体的には今月四日に発生した地雷爆発や二十日の軍事境界線付近での砲撃等によって、南北間の緊張が高まったわけであります。北朝鮮側の申出により二十二日から南北高官による協議が始まりまして、二十五日未明になってようやく妥結したということで、ほっとしておるということであります。 そこで、大臣には、今般の北朝鮮の軍事的行動について、我が国を含む地域の安全保障環境にはどういう影響あるいは変化があったと認識しているのか、また、今回のこうした軍事的行動に対して政府としてはどう対応したのか、お尋ねをいたしま……
○荒木清寛君 まず、成長戦略としてのロボット産業についてお尋ねします。 一月二十三日にロボット新戦略が策定をされまして、大変期待をしております。その中で、日本は、現在に至るまで産業用ロボットの出荷額、稼働台数において世界第一位の地位を維持しているということでございます。しかし、同じこの新戦略の中で、年間のロボット導入台数、いわゆるフローベースでいうと、二〇一三年に中国が日本を逆転して世界一となったということであります。すなわち、日本で作ったそういう産業用ロボットで、まあ日本というよりもむしろ中国がどんどん生産性を上げているという、こういう一面があると私は思いますけれども。 そこで、経済産業……
○荒木清寛君 まず、防衛省職員給与法改正案につきましてお尋ねします。
本法律案では、自衛官候補手当、学生手当、生徒手当の引上げも盛り込まれております。これらの手当について、自衛官同様、一般職の国家公務員の例に準じて引き上げる理由について説明を求めます。
【次の発言】 本改正案では、俸給月額の引上げのほかに、期末・勤勉手当の引上げについても措置されております。この点で、常勤の防衛大臣政策参与、学生及び生徒に対する期末手当の引上げも盛り込まれておりますが、これは事務官や自衛官の〇・一月分に比べて〇・〇五月分と引上げ幅が半分になっておりますけれども、その理由についても説明してください。
○荒木清寛君 一連の北朝鮮による弾道ミサイルの発射は断じて許されません。最近の毎週のような短中距離弾道ミサイルの相次ぐ発射、あるいはより挑発的になっている北朝鮮側の言動を見ると、何か大きな変化があった、このように考えざるを得ません。どのように分析をしておられるか、まず防衛大臣から伺います。
【次の発言】 外務大臣にお伺いします。
先般のかつてない厳しい国連安保理決議は、アメリカ、韓国と日本がよく連携をした結果である、このように承知をしております。今後、この北朝鮮情勢に関しては、米韓と引き続き緊密に連携し万全の対策を取っていただきたいですが、いかがでしょうか。
○荒木清寛君 今回の特別協定についてお尋ねいたします。 防衛省の認識をお尋ねします。 一方で我が国の厳しい財政状況がありまして、昨年末の財政審の答申では、この米軍駐留経費負担につきましても聖域視することなく見直しを行い、縮減を図る必要がある、こういう答申をしております。他方、米国は、アジア太平洋地域へのリバランス政策を進めておりまして、結果、我が国の負担増を求めたとも報じられております。 そういう中での両国の厳しい交渉の結果、どのように両国は折り合ったのか、また、日本側から見て何を勝ち取ったといいますか獲得したと、このように言い得るのか、防衛省の認識をお尋ねします。
○荒木清寛君 まず、外相に、日ロ外相会談についてお尋ねいたします。
十五日にラブロフ・ロシア外相と岸田大臣との外相会談が行われました。会談後の共同記者会見では、大臣は、今後の日ロの交渉に弾みを与える前向きな議論をした、このように述べておられます。一方で、ラブロフ外相の会見を聞きますと、どうも必ずしもそうでもないニュアンスもあるわけでありますけれども、今般の外相会談における前向きな議論とはどのようなものであったのか、御説明を願います。
【次の発言】 それでは、本協定につきましてお尋ねします。
この日・フィリピン社会保障協定が発効しますと、年金保険料の二重払いが解消されますのは日本とフィリピン……
○荒木清寛君 外務大臣にお尋ねします。
四月三十日の日中外相会談を始めとする訪中の成果について御報告を求めます。
訪中前の記者会見で大臣は、新しい時代にふさわしい二国間関係を構築していくために、二国間関係を前進させる一歩になるような訪問にしたい、このように抱負を述べられましたが、その所期の目的は達したのでしょうか。外相会談での政治対話は具体的にどのような点で成果が上がったと言い得るのか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 岸田大臣は、今回の外相会談等で五つの協力分野及び三つの共通認識を提起されましたが、これを提起した狙いはどこにあるんでしょうか。また、これに対する中国側の受け止め方と、また……
○荒木清寛君 オバマ大統領が現職の米国大統領として初めて被爆地広島を訪問することは大変意義深いわけであります。そこで、今回のオバマ大統領の広島訪問を踏まえて、我が国として核軍縮の機運を再び高めるためにどう今後外交を展開していくのか、広島出身である岸田大臣の決意をお尋ねします。
【次の発言】 是非、核廃絶、核軍縮についての機運を高める反転攻勢のチャンスとしていただきたい、このように考えます。
次に、日・イラン受刑者移送条約についてお尋ねをいたします。
まず、国際受刑者移送条約は、受刑者本人、裁判国、執行国、執行国というのは受刑者の本国でありますけれども、にとってそれぞれどのようなメリットがあ……
○荒木清寛君 沖縄県うるま市の女性会社員の死体遺棄事件は米軍属による卑劣で極めて残忍な事件であり、強い憤りを覚えます。御遺族の悲しみ、また沖縄県民の心情を思うと言葉も出ないわけであります。私も米国政府に対しまして強く抗議をいたします。また、警察、検察当局においては、徹底した捜査で真相究明をするとともに、また法に基づく厳正な処罰を求めるもの、このように確信をしております。 そこで、まず外務省に事実関係を確認をしておきます。 米軍人軍属による犯罪が繰り返され、日米地位協定の抜本的な改定を求める県民の声が高まり、翁長県知事もこれを求めております。そこで、事実関係として、日米地位協定が今回の事件の……
○荒木清寛君 公明党はかねてより公務員による不正経理の根絶に取り組んでまいりましたが、しかるに、二十六年決算検査報告でも報告がありました。 これは、農水省が所管をする独立行政法人十法人につきまして、研究用物品の購入等に当たり、会計規程等で認められていない前払により購入を行っていたり、研究員が販売代理店に虚偽の内容の関係書類を作成させ、所属する独立行政法人に架空の取引に係る購入代金を支払わせたりするなど不適正な会計経理を行っていたということで、平成十八年度から二十五年度までの間で十一億九千五百九万円が不当な経理であった、こういう指摘でありまして、極めて遺憾であります。 そこで、農水大臣には、……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 アベノミクスの効果を地域と中小企業に広げていくために、まずは新年度予算の早期執行に努めていただきたいと思います。また、先週の政府の会議では、中小企業のうち幾つかの業種では、一年前と比較して取引価格が引き下げられたとする割合が二五%以上であることが明らかになりました。これでは賃上げは広がらないわけであります。 そこで、下請中小企業の取引価格の改善のために対策を進めるとともに、また、そうした引上げが実現したかどうかフォローアップをする体制をしっかり取っていただきたいと思います。総理の決意を伺います。
○荒木清寛君 私から簡単に須之部先生にお尋ねしたいと思いますけれども、先ほど日本ならではの国際的な寄与というのを今後考えていくべきであるというお話がありまして、特に知恵を出すという形での貢献というお話をされましたが、具体的に何かイメージを持っておられましたらお教え願いたいということと、あと、軍事的な寄与ということでは、平和憲法のもとで日本が何かできることがあるのかという点と、さらに、国連への貢献ということにつきましては、安全保障理事会の常任理事国になるかどうかというような議論もあるわけですけれども、その点について先生の御見解をお教え願いたいと思います。
○荒木清寛君 荒木でございます。 山本先生にお尋ねしたいんですけれども、先ほどのお話で、冷戦構造の終えん後の国際社会の多様化ということで、宗教的、民族的、地域的対立の増大、そういう御指摘があったわけですけれども、確かに冷戦後は民族問題あるいは宗教問題というのが非常に激しくなってきまして、内戦の原因にもなっているというところがあるわけですが、そういう面に関して民間外交としてどのような関与といいますか、その問題についてかかわっていくことができるのか、何かアイデアがあればぜひお聞かせを願いたいと思います。
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。 私、飯田先生に二点お尋ねしたいと思いますけれども、きょうの先生のお話を聞きまして私もこれまでの常識が随分覆されたような気がしたんです。 一点はODAの問題なんですけれども、日本はアジア中心主義でODAをやってきて、その成果もあってアジアとしては常識を覆すような経済発展をしたと。一方、アメリカ、ヨーロッパにつきましてはラテンあるいは中近東ともになかなかその援助の結果が出ていないというお話だったと思うんですけれども、ただ私なんか考えますと、日本がやっていますODAが決してヨーロッパやアメリカに比べて異質の援助をやっているとは思えないわけでありまして、日本が……
○荒木清寛君 議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○荒木清寛君 公明党の荒木でございます。 きょうはありがとうございます。大変貴重なお話を聞かせていただきまして、両先生に一つずつお尋ねをしたいと思います。 まず、平野先生から国際交流のあり方というお話がありまして、EAECを国際交流のネットワークとして使っていってはどうかというお話がありまして、そのときにエラスムス計画ということを一言おっしゃいました。恐らくこれは留学生の域内でのそういう交流の計画ではないかというふうに思いますけれども、簡単にその概要を教えていただきたいのと、その実現の可能性といいますか、あるいは我々にできることがあればぜひとも教えていただきたいと思います。 次に、小島先……
○荒木清寛君 公明党の荒木でございます。 ちょっと個別的な問題を二点両先生にお聞きしたいんですけれども、五十嵐先生の事前にお配りいただきました論文を読ませていただきまして、エコノミストなんですけれども、軍事的な国際貢献については憲法との関係もあるから慎重にすべきだというお話で、私も基本的にはそうだと思うんです。いわゆる国連の安全保障理事会の常任理事国入りの問題がありますけれども、私はむしろ日本もそういうところに入っていきまして軍事面でない貢献といいますか、具体的には経済力というものを行使して貧困の解決であるとか、あるいはそういうことを通しての信頼感の醸成という分野でリーダーシップが十分とれる……
○荒木清寛君 公明党・国民会議の荒木清寛でございます。 私も会長の御提案のテーマにつきましては賛同いたします。「二十一世紀に向けた日本の責務」、そういうテーマのもと、二年間調査をしてまいりました。冷戦崩壊後の歴史的な転換期を迎えておりますけれども、二十一世紀の世界経済の牽引車と期待されているのがアジア・太平洋地域でございまして、この中で日本がそのアジアの平和と安定を構築するためにどう国際的な役割を果たしていくのか、そういうことを検討することは大変時宜にかなっているというふうに考えるからでございます。 具体的な調査項目につきましても、本日配付の会長ペーパーの案に基本的には賛同させていただきま……
○荒木清寛君 公明党・国民会議の荒木清寛でございます。 まず、阪中先生に日本の安全保障につきましてお尋ねをしたいと思います。 先ほどの冒頭のお話で、日米安保条約は日米協力体制の基礎であってこれを強化すべきである、そういう趣旨のお話がございまして、私も全く同感でございます。 ただし、この安保条約といいますのはあくまでも冷戦構造の中で生まれた条約でございまして、あるいは片務的である、そういう批判もあるわけでございます。そこで、新しい時代に即したこの日米安保のあり方につきまして、見直しをする必要があるんではないかというのが第一点でございます。 二つ目に、この日米安保条約というのがいわゆるアジア……
○荒木清寛君 公明党の荒木でございます。両先生に一問ずつお尋ねしたいと思います。 平山先生につきましては、日本の伝統として継続の文化である、在来のものの上に新しい文化を受け入れていくというそういう継続の文化であるというお話がありまして、非常に示唆に富む御指摘ではないかと思いました。これは従来のものを生かして破壊せずに積み重ねていくということですから、こういう文化というものは諸外国にも積極的に発信をしていくべきだろうというふうに思うわけでございます。 その上で、自分自身の長所といいますかそれを知る上でお聞きをしたいわけでありますけれども、この継続の文化の淵源といいますかどうしてこういうものが……
○荒木清寛君 私もつい先日まで理事をやらせていただいておりまして大変執着を持っているんですが、ODA基本法はぜひ、この場をおかりして超党派の話し合いでつくりたいというふうに思っております。 それで、もう木庭さんも詳しいお話をしていただいたんですけれども、今評判になっている本で「人間を幸福にしない日本というシステム」というのがありまして、ちょっと読んでみましたんですが、書いてありますことはごく当たり前のことではありましたが、大変本質に迫る指摘というのがたくさんあったわけなんです。 その著者が言いますには、日本というのは一言で言うと政治化した社会であると。要するに、社会の隅々にまで政治の影響力……
○委員長(荒木清寛君) ただいまから法務委員会公聴会を開会いたします。 本日は、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案につきまして、お手元に配付の名簿のとおり、六名の公述人の方々から御意見を伺います。 まず、午前中御出席をいただいております公述人の方々は、評論家鈴木りえこ君、評論家佐高信君及び弁護士村橋泰志君でございます。 この際、公述人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ当委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。 忌憚のない御意見をいただきまして……
○荒木清寛君 公明党・改革クラブの荒木清寛でございます。
まず、飯田公述人にお尋ねをいたしますが、先ほど自然エネルギー促進法案制定の御提案がありました。これは、自然エネルギーを優遇した固定価格で買い取ることをルール化する、その優遇分の補てんを促進税で充てるという、そういうお話でした。
大変興味深いのですが、ただ、そのような形でルール化しましても、自然エネルギーの発電コストが下がらなければ、ずっと国民は税金で補てんをして高い電力を買わなければいけないということになってしまうわけでありますが、その点はいかがなんでしょうか。
【次の発言】 先ほども若干指摘がありましたが、コストダウンということに……
○政務次官(荒木清寛君) お答えをさせていただきます。 委員お話しありましたように、我が国は九州・沖縄サミットにおきまして議長国としてIT憲章を取りまとめまして、情報社会の将来像に関するビジョンを示すとともに、いわゆるデジタルディバイドの解消に向けての取り組みの強化の必要性を強化する等のイニシアチブを発揮いたしました。私は、これ自体一つの国際社会に対する日本の貢献の姿勢をしっかり表明したものと思います。また、我が国独自の貢献策としまして、サミットに先立ちまして包括的協力策を発表し、デジタルディバイドの解消について積極的に協力するという旨を表明いたしました。 顔の見える支援というお話がござい……
○荒木清寛君 午前中の法務委員会でも申し上げましたが、これは公明党がというふうに申して間違いないと思いますが、今回の法科大学院構想に我々はもろ手を挙げて賛成というわけではございません。 これは、もちろん一発勝負型の司法試験制度の弊害が限界に達しているということはよく理解をいたします。まして、今の状況のままで司法試験の合格者を三千人に増やすなどということをした場合には、よほどレベルの、そう言っては申し訳ありませんが、低い法律実務家を輩出するという最悪の結果になるわけでありますから、そういう意味では、プロセスとしての法曹養成制度を決断をするということは意義は十分我々も理解をしておるわけでございま……
○荒木清寛君 公明党の荒木清寛です。お三方に一問ずつ質疑をさせていただきます。 まず、山田参考人にお尋ねをいたします。 JAがFTAをアジアとの共生という視点でとらえられていることに大変私は示唆を受けました。当然、このFTAを締結する場合に、農業分野の幾つかの部分が例外品措置にならざるを得ないというのも私は当然であろうと思います。 ただ、日本としてもう一歩発想を転換をすべきではないかと思うんですが、例えばチリという国がありますけれども、あそこも自由貿易を大いに進める中でいったん農業も随分打撃を受けたようでありますけれども、しかし、最終的には競争力がかえって強化されたというようなこともある……
○荒木清寛君 私は、外務省と経産省に一問ずつ聞きます。 まず外務省に聞きますが、河野イニシアチブによるイスラム研究会というのがありまして、平成十二年の十二月に取りあえずの成果というのを発表しています。その中では、「政策の試論」、試みの論の中で、「外務省におけるイスラム研究の拡充と政策への反映」をうたっています。その後のフォローアップがどうなっているかをお尋ねをいたします。 川口大臣もこの調査会で、大臣レベルでの議論を継続させていきたい意向であるとお答えになっております。国連の推計では、二〇五〇年には世界の人口の三分の一がイスラム教徒であるという推定もあるぐらいでありまして、政府においてイス……
○荒木清寛君 憲法改正問題の最大の焦点であります九条について私見を述べます。 私は、昭和五十年に大学の法学部に入学をし、すぐに法の建前と現実の大きな隔たりに直面をしました。その最大のものが憲法九条の問題です。憲法学界の多数説が、自衛隊は明らかに憲法違反であると論じている一方で、その自衛隊の存在により日本が守られているとの現実でした。また、最高裁は砂川事件をめぐって九条と日米安保の問題について、恐らくは現実の安保体制を尊重せざるを得ないとの判断からか、正面からの法解釈をすることを回避いたしました。これでは国の最高法規が裁判規範として機能しているのか疑問です。 九条に関して政府がこれまで積み重……
○荒木清寛君 私は、まずこの法案に関連いたしまして、旧道路公団ファミリー企業の余剰金の問題について一問、お尋ねいたします。 これは、道路公団を民営化する際、まあ公団自体には借金があったわけですけれども、ファミリー企業には余剰金が残っていたと。これは本来は利用者の払った通行料でありますので、元々は、利用者に還元をすべきである、こういうことを政府で決定をいたしましたし、また民営化の際の法律成立の附帯決議でも国会でこれを促進すべし、このように決議をしております。 私は、予算委員会でもこの問題を取り上げ、このことがうやむやにならないように追及してまいりましたし、また三月二十七日の国交委員会では我が……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。 両公述人には、今日はありがとうございます。 まず、山口公述人にお尋ねいたします。 私たちも既にもう少子高齢社会に突入しているわけですから、我が国はもう福祉社会の道しかあり得ませんので、先生が言われているように、小さな政府は国民を不幸にするということについては賛同いたします。ただ、その前段で言われた構造改革の誤りを率直に認めるということがもしこの小泉改革を全部否定するという、そういう趣旨であればちょっと違うんではないかと思うんですね。 この前段にも公共事業のお話がありましたが、小泉改革で公共事業は毎年削減をしまして、確かにそのことが地方経済の疲弊につなが……
○荒木清寛君 公明党の荒木です。
各公述人、ありがとうございます。
まず、伊藤公述人にお尋ねをいたします。
経済同友会が提言をする新たな年金制度設計でございますが、現在も四十年間保険料を納付すれば六万六千円の国民年金、基礎年金が受給できるわけであります。確かに七万円ということは少し、四千円ぐらい高いわけですが、現在もそういう皆年金制度がきちんと整備されているのに、なぜこういう大掛かりな制度改正をしなければいけないという提案をされるのか、お尋ねします。
【次の発言】 仮にその新制度、全額消費税方式ということになった場合の事業主負担というのは、今と比べてどのように変わってくるでしょうか。
○荒木清寛君 公明党の荒木です。 私は、小黒先生にこの独立推計機関を設置をする法案についてお尋ねします。 これは超党派の議員も参加をして作ったということですから、各党でしっかり検討すべきだと思います。ただ、その法案策定に関わっていない立場からいいますと、本当にこういう専門家によって中立的、客観的なそういう経済財政についての推計ができるんだろうか、こういう疑問を持つわけなんですね。 といいますのは、経済の見通しについても政府と民間とでは毎年違いますし、あるいは日本の財政の状況、これは楽観的に見ている専門家はまずいないと思いますけど、専門家によってもまた見方がいろいろあると思います。あるいは……
○荒木清寛君 高橋市長が社会保障に熱意を持って取り組まれていることを感じ取りました。
まず、医療費助成制度に対する国民健康保険の国庫負担金減額措置の廃止については、公明党も全く同意見でして、乳幼児医療にしっかり取り組む自治体がペナルティーを受けるようなことはおかしい、このように申し上げて、昨年の夏、厚生労働省の中に検討会が設けられたところです。しかし、まだまだ壁は厚いと思っておりまして、改めて、この点についての高橋公述人の思いといいますか意見をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 次に、子育て支援につきまして、いわゆる日本版ネウボラについてお尋ねいたします。
妊娠から出産、産後まで切れ目……
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