このページでは加藤修一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。加藤修一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 私は、在日米軍基地問題等について質問させていただきます。 それではまず最初に、この九月に沖縄で発生しました少女暴行事件についてでありますが、私も本当に残念なことであると思っているわけでございます。この事件は、沖縄が抱えている多くの、そして重要な問題の象徴的な出来事であり、まさに五十年間の差別的な苦悩から成る氷山、そのほんの一角の出来事であると言えます。この種の事件が後を絶たない背景を考えてみますと、在日米軍基地が本土のそれと比較して過密度に沖縄に存在しているわけでありますから、整理統合、縮小が順調に進展しない限りこの種の問題、また抗議集会におき……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 私は、時間の関係もありますので、輸入・対内投資法、いわゆるFAZ、フォーリン・アクセス・ゾーン法と言ってよいでしょうか、これに絞って質問をいたしますので、通産大臣並びに関係省庁の皆さん、御答弁のほどをよろしくお願いしたいと思います。 まず最初に、通産省に御答弁お願いしたいわけですけれども、このFAZ法によって承認されたFAZは、先ほどの説明にもございましたけれども、全国で十八地域あり、現在四地域が開業済みと伺ったわけでございますが、まず全体としての現状、すなわち輸入インフラの整備状況ですか、それについてちょっと教えていただきたいということ。 ……
○加藤修一君 平成会の加藤でございます。水質汚濁防止法の一部を改正する法律案につきまして、二、三質問をさせていただきたいと思います。 二十一世紀は環境の世紀と言われることがあるわけですが、そういう時代をどう見るか、そういった点については、切り口は多様なわけですから単純な見方はできないかもしれませんが、いわゆる過去の武力による競争の時代を経て現在世界は大きく変化しているわけでありまして、国際社会は今や経済による競争の時代に突入しております。さらに言いますならば、地球温暖化など、そういった人類の危機を回避するために今求められているのは、やはり人類生存への競争と。そろいった意味では、生存に向けてあ……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。大気汚染防止法の一部を改正する法律案に関しまして質問をさせていただきます。 環境問題は本当に深刻な事態に来ているなということで、これにつきましては各委員の方も同感のことと思います。さらに、二十一世紀を身体複合汚染の世紀にしないという点につきましても恐らく同感の気持ちでいらっしゃるというふうに私も考えるわけでございますけれども、今回の環境庁さんが労を多として提出していただきました法律案につきましては、結論を先に申し上げますと、一歩の前進であるというふうに考えることはできますけれども、もう少し私は踏み込んだ中身があっていいのではないかというような気持ち……
○加藤修一君 二十一世紀まであと千七百日ということでございますけれども、いかなる世紀にすべきか、あるいはどう人間を幸福にできるのか、世界は真剣だし、もちろん日本も真剣にそれにどう対処していくかということでやっているわけでございます。ローマクラブのホフライトネル会長は、私たちは人々に希望のメッセージを与えなければなりません、現実は余りにも深刻な状況にあるからでありますと、こう述べております。また、ロシアの人権回復委員会のヤコブレフ議長は、人間は戦争をやめず、犯罪をやめず、自然を破壊し続けていますと、このように述べているわけでございます。 この二十世紀は、一言で言って、余りに人間が人間を殺し過ぎ……
○加藤修一君 平成会の加藤でございます。私は大きく言いましてエイズ予防対策、廃棄物問題、さらに三番目として地球温暖化対策、この三点についてお伺いしたいと思います。
まず最初に、エイズ予防対策についてでございますけれども、HIV感染者情報、平成八年六月末現在の数字を見ていきますと三千七百五十八名、こういう数字が出ておりますし、昨年十一月末現在の死亡者数は七百名を超える、またその三千七百五十八名の中には死亡者数を含むというふうに理解しているわけですけれども、これでよろしいでしょうか。
【次の発言】 六月末現在の三千七百五十八名の中に死亡者数を含むと。そういう意味ではHIV感染者の現在の数ではない……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。
最初に経済企画庁長官にお尋ねしたいんですけれども、先ほど来御答弁の中にもあったわけでございますけれども、九日の月例経済報告閣僚会議におきましてもいわゆる事実上の景気回復宣言をされたと。さまざまな懸念する材料はあると思うわけでございますけれども、景気回復宣言をした根拠にどのような理由を考えていらっしゃるか、その辺について御見解をいただきたいなと思うんですけれども。
【次の発言】 先ほど政府の方の答弁にもございましたけれども、懸念材料も結構あるんじゃないか。一部では明るい材料も当然あるわけですけれども、例えば金利が極めて低いということで、個人消費につ……
○加藤修一君 平成会の加藤でございます。 私は、石炭鉱害賠償等臨時措置法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。 本法律案は、特殊法人の整理合理化についての閣議決定を踏まえまして石炭鉱害事業団、それから新エネルギー・産業技術総合開発機構、すなわちNEDO、これを一元化するものであります。これに関しましては「行政の減量化」というふうに書かれておりますが、石炭鉱害事業団、これは平成十三年度末にもともとなくなるものでありますし、そういった点から考えますと、行政の減量化、そういった面での実効性がどれだけあるのか、疑問がございます。 例えば役員の数は、平成十四年度以降については法律……
○加藤修一君 平成会の加藤でございます。 私は、産業構造転換円滑化臨時措置法を廃止する法律案について二、三質問をさせていただきたいと思います。あわせて、産業構造の円滑化にかかわる諸問題についても質問をさせていただきたいと思っております。 今回の廃止される円滑化法では、円高等内外における経済的事情の著しい変化により、著しい設備過剰状態を特定設備として定め、その事業者である特定事業者は事業適応計画、これを作成しまして設備処理あるいは事業転換していく、そういつた支援措置が受けられる、そういうものでありますが、この制度が発足してから承認件数を見ますと、非鉄金属などは零件、そのほかの業種も平成三年度……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。
今、資料が配付されておりますけれども、私は、四月二十五日の予算委員会の総括質疑におきまして、インターネットの既存産業に与える影響について、包括的評価について質疑をした際に、経済企画庁並びに通産省から新たな技術を盛り込んだ形で見直しを行っていく旨の答弁があったわけですけれども、その後の見直しの状況を両省庁にまず聞きたいということでございます。
【次の発言】 総括質問でやって二週間ぐらいしか経過していないわけですけれども、しかし、事態が相当早く進んでいるということを考えていきますと、相当のスピードでこういった面についての対応も考えていかなければいけな……
○加藤修一君 平成会の加藤でございます。 昨日の石川参考人のお話の中にもあったわけでありますけれども、インターネットによる通信販売について決済の関係がクリアできればグローバルな取引ができるということでございました。しかしながら、実態としてきょう配付させていただきました資料の一ページ目にもありますような雑誌が出ていると。そういった意味では、既にインターネットによるグローバルな通信販売が実際に行われているということになるかと思います。 そこで、この問題に関連して伺いたいと思いますけれども、前回の委員会におきまして通産省の電子商取引のプロジェクト、それはICカード型をベースとして実証実験している……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。本日は、安藤参考人並びに金澤参考人お二人におかれましては、わざわざ国会の方においでくださいましてまことにありがとうございます。 今回は住専国会と言われておりますが、日本の全金融機関が抱えております不良債権の総額は、さまざまな債権まで含めますと約百五十兆円規模である、言うなればこれは国家総予算の七十五兆円の二倍になると。そのことから、これを解消していくためには二十年ぐらいの年月がかかるというふうに言われているわけです。戦後日本が経済復興をするために約二十年ぐらいかかっているわけでございますが、このバブル崩壊によりますいわゆる経済的な損失というのは第二……
○加藤修一君 平成会の加藤でございます。鈴木委員の関連質問をいたします。 その前に、先週の日米首脳会議等につきましては、私も大きな関心を持っておりまして、新聞等を見ました。大変な課題が多いというふうに再認識した次第でございますけれども、総理、大変にお疲れさまでした。 まず、在日米軍基地の返還等にかかわる環境問題についてお伺いいたします。防衛庁よろしくお願いします。 沖縄の金武町は県道一〇四号越えの演習地で、返還後、約四万発に及ぶ着弾によって環境破壊が進んでいると聞いておりますが、どのような訴えが来ているか御説明をお願いいたします。
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。
まず最初に、自治大臣にお伺いしたいわけですけれども、質問通告はしておりませんが、常識的な質問でございますので御答弁をお願いしたいと思います。
まず最初に、国の予算はだれのものだとお考えでしょうか。
【次の発言】 ということは、予算は政党のものではない、あるいは予算が政党の党利党略で決まったらおかしいと、そのように考えてよろしいですね。
【次の発言】 党利党略という点についてはどうでしょうか。党利党略です。
【次の発言】 それでは、昨日の読売新聞でございますけれども、このように記事が載っているわけでございます。
二十五日の自民党役員会で「知事が……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 泉井脱税事件、これは脱税にとどまらず極めて重要な問題が含まれているわけでございますが、東京地検によって収賄事件の捜査がされている、そういうふうにも言われております。そういった泉井石油商会問題、これはマスコミが取り上げている中には、ベトナムにおきます円借款並びにベトナム石油開発のことも俎上にのせられているわけでございますので、私はきょう、このベトナムヘの円借款とそれからベトナム石油開発について質問を行っていきたいと思います。 まず最初に外務省に御答弁をお願いしたいわけでございますが、対ベトナム円借款、これは一九九二年の十一月に対日延滞債務の返還が……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 私は劣化ウランに限定して質問をさせていただきます。 この事件によって種々の問題があらわになったように私は考えておりまして、まず第一点は、環境汚染の処理の姿勢についてのあり方の問題、事件発生の通報体制の問題、さらに、これに関係しますけれども情報開示の問題、最後に外交姿勢のあり方、そういったさまざまな問題がこれに関係しているというふうに私は理解しております。 まず最初に、今回の事故について、なぜ一回、二回、三回まで気がつかずにその後に気がついたか、また表示に何と書いてあって間違ったのか、その辺についてお伺いしたいと思います。
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 沖縄県の振興開発を図っていく上で避けて通れないものは在日米軍基地問題であると思います。 私は、前回の委員会質疑を踏まえまして、沖縄在日米軍基地における劣化ウラン弾誤射事件についてお伺いしたいと思います。 なぜ誤射したのかについてもう少し詳しくお伺いしたいわけでございます。 前回の答弁では、カタログの記載が不適切であったということであります。二週間がたっておりますが、そのカタログをごらんになりましたでしょうか。また、その訂正されたカタログを確認されましたですか。同じカタログが日本国内のほかの基地にも存在している場合には、同じような誤射の危険を……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 重要な法案でございますので、慎重審議、そのためにも連合審査を要求してきた一人でありますが、あえてここで連合審査の要望を委員長にしておきたいと思います。理事会で御検討をお願いしたいと思います。 環境問題については見識のある質問が続いておりますが、参議院の豊かな専門性を生かしたあり方でありますし、私自身も非常に元気づけられますし、大変勉強になっているところでございます。豊かな専門性に基づいてきちっとした質問を展開することは、これは参議院の伝統でありますし、さきの南極地域の環境の保護に関する法律のときの審議は、私自身大変感銘を受けた次第でございます。……
○加藤修一君 今の答弁は納得できないところが多いんですけれども。 OECDの二十九カ国の中で環境アセスメント法を持っていないのは我が国だけであるということで、前回の審議の中でもそういう話がございました。こういう形で国会で審議ができるようになったということは非常に喜ぶべきことでありますけれども、まだまだ内容については基本的な面についても非常に明確になっていない部分もございますし、私はその基本的なところから少しいろいろとお聞きしたいと思います。 まず最初に、累積的なインパクト、それをどういうふうに考えるかということですけれども、一つは、最終処分場が複数立地になった場合にどういうふうに環境アセス……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 平成七年度決算に関連して質問をさせていただきたいと思います。 地球温暖化防止対策ということで、「平成七年度地球温暖化防止行動計画関係施策実施状況等」ということで発表されておりますけれども、その総括表。予算執行額につきましては、全体で十一兆六千四百二十二億円、二酸化炭素排出抑制対策としては九兆三千三百四十二億円、その中で二酸化炭素排出の少ない交通体系等の形成については八兆六千八十二億円という形で使われているわけですけれども、どうもこういったさまざまなお金が使われているにもかかわらず、実は平成六年度のCO2の排出量は一九九〇年度水準に対応した形で七……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 まず最初に、通産省にお願いしたいわけでございます。 発狂する、何が発狂するかといいますとコンピューターが発狂する、コンピューターが狂ってしまうと。これは二〇〇〇年問題というふうに言われているわけですけれども、西暦年限をコンピューターが誤って認識する、いわゆる二〇〇〇年問題が今非常に差し迫った問題として上がってきております。 西暦を下二けた、それで認識処理するコンピューターが多く使われているわけでございます。二〇〇〇年になると〇〇年と、そういうふうに入力されるわけでございますから、いわゆるコンピューターは一九〇〇年というふうな処理をやってしまう……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 先ごろ四極通商会議が終わりまして、佐藤通産大臣もそれに参加されまして大変お疲れさまです。この会議は非公式である、あるいは会議の内容について拘束力がない、そういった意味からは、ある意味で実効性が上がるかどうか、こういったことが言われているわけでございます。 四極通商会議の今日の位置づけについてお伺いしたいし、特に今回WTOの中国加盟問題を議論してきているわけでございます。果たして成果が上がるのかどうか、その辺の確認をお伺いしたいと同時に、シャレーン・バシェフスキー通商代表が佐藤通産相に対して、日本が中国を甘やかすから中国の自由化が進展しない、そう……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 それでは、本法律案について質問をしたいと思います。 今回の健康保険法改正案、平均的なサラリーマンでは約二・五倍、お年寄りでは約三倍の、いわゆる総額で二兆円もの新たな国民負担増をもたらす、そういった意味では国民不在の政策であると私は思います。この改悪案に対し、国民の間に強い怒りの声が渦巻いております。年々一兆円規模で膨らみ続ける医療費が医療保険財政を圧迫する状況の中で、いわゆる重要な社会基盤の一つであります医療システムを維持するための医療保険制度改革は長年の懸案であると、それは非常にわかります。しかるに、今回の改正案につきましては、午前中も審議に……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 私は、まず最初に佐藤通産大臣に御答弁をお願いしたいわけでございますけれども、環境アセスメント法についてでございます。 環境庁は今国会にアセス法案を提出すると。アセス法につきましては、先進諸国で法制化していないのは我が国だけでございますけれども、その内容については、現在、通産省を含め環境庁との間でさまざまな調整が行われているというふうに聞いております。 通産省と環境アセスメント法との間の経緯、歴史といいますか、発電アセスメント法をいわゆる環境アセスメントの中に入れない、通産省のそういう考え方、そういう闘いの歴史もあったように思いますし、環境アセ……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 日本企業は、もともと品質管理について大変得意な分野であったわけで、QCとかあるいはTQC、デミング賞をいただいていたり、そういった意味で非常に得意の分野であったわけですけれども、ISOの9000、これに関しての官民の対応というのは大変おくれているように私は思っております、過去についても。 すなわち、当初日本企業はISO9000については、自主的な品質管理をもともと持っているので、しっかりやっているので関心を示していないということであったわけですけれども、欧州企業等がこのISO9000の取得資格を取引の条件に持ち出した。通産省は四年おくれでJIS……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 私は、まず最初に大臣に御答弁をお願いしたいわけですけれども、資源エネルギー庁で出しています「エネルギー・未来からの警鐘」、これを読ませていただきました。これに触発されておりますけれども、時代認識をどうするかということですけれども、シンプルに考えていきますと、私は軍事的な競争の時代あるいは政治的な競争の時代、それから経済的な意味での競争の時代、今がその時期でメガコンペティションと、そういうふうに言われるくらいなわけですけれども、これからの時代をどういう形でその辺を考えていくかということも一つはやはり大切な視点じゃないかなと思うわけです。 例えば人……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 五月二十三日、パリで国際エネルギー機関の閣僚理事会が開催されて、佐藤通産大臣も御出席されたということで大変お疲れさまでした。 私は、コミュニケで気候変動のエネルギー面について焦点が合わせられて議論がなされた、そういった点からいわゆるエネルギー関係閣僚としてのメッセージを、いわゆる地球温暖化に向けての阻止のためのCOP3、それに対しての交渉担当大臣に対してそういうメッセージを送ったというふうに伺っておりますし、それについては後ほど通産省に対して御答弁をお願いしたいなと思っています、その一部ですけれども。 それでは、まず最初に発電所アセスメントに……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。
私は、まず最初に、梶山官房長官にお尋ねしたいと思います。
リクルート事件政界ルートで受託収賄罪に問われた元官房長官藤波被告に対し、東京高裁で逆転有罪判決が昨日下されたわけでありますが、同じポストの官房長官の事件の逆転有罪でありますけれども、大変厳しく私も受けとめております。
官房長官は、この判決についてどのように受けとめておりますか。
【次の発言】 この事件は官房長官の在任中に発生したものでありますが、国務大臣とお金の問題について、この判決を契機にどう解決しよう、どう改革しようと考えていらっしゃいますか。
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。私は、主に地球温暖化の問題について質問をしたいと思います。 地球環境問題は極めて深刻な状態にあるわけでして、今地球温暖化という問題が極めて新聞紙上をにぎわしているわけで、私はこの問題だけじゃなくて、酸性雨の問題もありますし、あるいはオゾンホールの問題もございますし、これ複合的に考えていきますと相当大変な問題になりかねないと。あるいは身近な問題としてはエンドクリン問題ということもございます。それは言いかえれば環境ホルモンの話にもなるわけでして、そのあたりを考えていきますと、人の存続それさえも脅かすような状況がどんどん進んでいるというふうに認識するのが……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。
私は今の高野委員の質疑内容を聞いていて、さらにダイオキシン問題について認識を深めた次第でございますけれども、八月二十二日に厚生省が廃棄物焼却にかかわるダイオキシン削減のための規制措置、これを発表したわけですけれども、その中で、排ガスのみを年一回だけ測定するということが書かれておりますけれども、これについて答弁をお願いいたします。
【次の発言】 私はこの排ガスだけでは不十分であると思うわけですけれども、例えば焼却灰、飛灰あるいは排水、それも対象にすべきだと思いますし、それから温度が不安定な立ち上げあるいは立ち下げ、その段階についてもそれは調査の対象……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。時間がありませんので簡明直截に質問をいたします。 去る十月十六日に政府は京都会議で採択すべき議定書案の目玉になります数値目標を提案いたしました。その形成過程につきましては、実に不明朗であり、また説得力が乏しい、そういった意味ではアカウンタビリティーがないと国内でも国外でも厳しく受け取られておるわけであります。 衆参の環境委員会におきましては、参考人への質疑を含めまして計十八、九時間余りの審議を重ね、参議院におきましては、十九日の環境特別委員会でありますが、地球温暖化防止の決議を行ったところであります。衆議院もその方向と伺っておるところでございます……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 私は、まず最初に、二〇〇五年に開かれます国際博覧会についてお尋ねしたいんです。 今のところ愛知が当該県になっているわけですけれども、この万博開催に当たっては、やはり生物のコミュニティーが道路によって分断されるとか、あるいは生物多様性、それの保全を確保する等々を含めてさまざまな形で自然環境を保全する上では課題があるように思いますので、こういった点については十分配慮していくべき必要性がある。そういった観点から考えて、やはり環境アセスメントについては厳正なる形で進めていただきたい。場合によってはストップになる可能性もなくはない、可能性の問題としてはな……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 本改正案につきましては、理由といたしましては、地方分権とともに、あるいは規制緩和、そういった方向性があるわけでありますけれども、経済についての規制緩和、そういったことも当然今後必要でありますし、慎重に考えなければいけない部分もあります。しかしながら、環境問題環境にかかわる規制ということについては、十分慎重に考えていくべきではないかと私は思っているわけでございます。 工場立地法研究会報告書によりますと、事業者においても「環境負荷を低減する必要性を認識し、設備投資、改善等公害防止対策の充実を図ってきた。」、そのように記述がございます。確かにSOx、……
○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。 先日の所信表明の中では、第五の課題として地球環境問題を取り上げておりました。とりわけ地球温暖化の問題ということについて言及されて、いわゆる地球規模の環境について非常に重要な視点からの話があったように私は思います。 私も従来からこういった面については随分と指摘しておりますけれども、通産省もやはり環境にかかわって非常に大きな役割を持っておりますし、人類の将来、それを考えていきますと、経済と環境の共生、そういった面についても本当に真剣に取り組んでいかなきゃいけない。 そういった観点から、通産省は、いわゆる人類の生存権あるいは環境権、そういったことに対……
○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。 今日、企業が求められているものは数多くあるわけでございますけれども、先ほど尾身長官が答弁の中でおっしゃっていました国際化、こういったことも非常に重要な問題でありますし、またほかに重要な問題としては、法的規制あるいは経済的な手法に基づいてそういった中で環境問題に実質的にどう取り組んでいくか、これも非常に大きな問題だと思うわけでございます。いわゆる環境問題に対しての対応、これがおくれることは、たとえそれが法規制対象外のものであったとしてもやはり企業の存立を危うくする、そういった観点から私は環境ホルモンについて取り上げたいと思うわけでございます。 私は……
○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。 まず第一番目に、投資額の見通しということについて質問をしたいと思います。 通産省は今回の法律で厚生年金基金等年金資金から、あるいは海外の年金資金からのベンチャー企業投資、それを引き出せるように考えて法案化されているわけでございますが、アメリカのベンチャーキャピタルほど収益性が高くないと、そういった指摘も多くあるわけですけれども、そういった点から考えていきますと非常に心配だなというところもございます。果たしてうまくいくのかなという感じがしているわけでございますが、果たしてこの法律でアメリカと大きく開きのある投資額がどこまで伸びるのか、そういったこと……
○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。 まず最初に大臣にお願いしたいわけでありますけれども、技術開発、技術移転の視点からお願いしたいと思います。 昨年の京都会議で法的拘束力を伴う議定書がお互い約束されたというわけでありますけれども、温暖化防止技術開発に向けたそういったことについて政府は本腰を入れておりますと、そういうシグナルをやはり企業に対しても与える必要が非常に重要ではないかと思っているわけなんです。 通産省が今国会におきまして提出しています省エネ法改正案、それから環境庁が現在準備中であります地球温暖化対策推進法案、これが車の両輪というか鳥の両翼、そういったような形の中で六%削減を……
○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。きょうは参考人の皆さん、大変にありがとうございます。 まず最初に荒井参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほど来ほかの委員からも話がございました。今、小島委員から、あるいは先ほどは平田委員から競争力の問題について話がございました。私が受けているイメージとしては、日本の小売・流通業は極めて大変な状態、瀬戸際にあるんではないかという感じがしているわけです。それは、やはりアメリカあたりの圧倒的なパワーで上陸をしようとしている流通の外資、それとどう戦うかということがあると思うんです。 先ほど来、トイザらスの話とかカナダのショッピングセンターの話とか、かなり……
○加藤修一君 公明の加藤でございます。 まず最初に、大臣の方にお伺いしたいわけです。先ほどの答弁の中に、経済的規制から社会的規制への政策転換であると。非常に大きな転換であるわけでありますけれども、私もそういう理解でおります。シンプルに言えば、グローバルスタンダードという流れの中身はそういったことに入ってくるでしょうし、それから欧米におきましても、やはり社会的規制によって街づくりをやっていくというふうになっております。私もそういう理解でおりますし、そういう方向が望ましいというふうに考えているわけであります。 そこで質問でございますけれども、本法の目的でありますいわゆる生活環境の保持ということ……
○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。 午前中、馳委員、前川委員からさまざまな質疑があり、それに対して答弁があったわけでございますが、それを聞いていて非常に興味深くも思い、さらにまたさまざまな課題があるということについて再認識したわけでございます。 大臣は先ほど、生産、流通、消費、廃棄、そういった流れの中でできる分野から順次行っていく、世界の範になるような取り組みをしていきたい、そう答弁されておりましたけれども、まさにそのように強力に行っていただきたいと思うわけであります。 まず最初に、シンプルな質問でありますけれども、例えば第九条第一号の規定についてであります。みずから過去に小売販……
○加藤修一君 公明の加藤でございます。 きょうは、参考人の方々、大変お忙しい中御苦労さまでございます。大変にありがとうございます。 私は、北海道札幌に住んでいるわけですけれども、先ほど来いろいろ話がございました、中小企業の状況というのは極めて厳しい中にあるわけでありますけれども、まず最初にクー参考人にお尋ねしたいわけであります。 先ほどの意見陳述の中についてでありますけれども、総合経済対策十六兆円のことに関しまして、そこに言及した際に、公共事業の関係で、よいプロジェクト、悪いプロジェクト、そういったことを言っている段階ではないという話がございました。確かにそのような局面にあることは事実だ……
○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。 まず最初に、大臣にお願いしたいんですけれども、これは質問通告してございません。大店立地法について、経済活性化あるいは中小企業の対策という観点からお願いをしておきたいわけですけれども、何回か私は大店立地法の中で指針について、その中身についてぜひ見せていただきたい、中身について詳しいことがなければなかなか審議ができないということを踏まえた形で出していただきたい旨お話をいたしましたし、ほかの委員からもそういう要請があったように思っております。 その辺についてぜひ出すように求めたいわけですけれども、その辺よろしくお願いいたします。
○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。 ただいま小島委員からも中小企業対策の件について質疑があったわけでございますけれども、私はつい先日も北海道に行ってまいりました。オホーツク海の方の紋別とか北見とか網走、斜里、そういうところでヒアリングをやってきたわけであります。御存じのように、完全失業率が四・一%ということで大変な状態なわけでありますけれども、とりわけ北海道は拓銀が破綻したということもありまして極めて失業に関しては深刻な状況である。恐らく完全失業率は二倍ぐらいになっているんではないかというふうに思います。 いろいろなところでヒアリングした中で、倒産が連続している、政府の方は政策を切……
○加藤修一君 そもそも国会等という形で、等の中身が非常に私は重要だと思うんです。移転費用のモデル試算という資料をいただいていますけれども、その等の中身について、第一段階とか二分の一ケース、最大ケースというふうに仮に書かれているのか。そういうことでしょうけれども、国会決議の中の文章では「一極集中を排除し、」云々、そして「国会及び政府機能の移転を行うべきである。」というふうに決議がなされているわけですけれども、国会等という形にしないで、国会及び政府機能の移転というふうに明示的にさまざまなレポートについても私はやるべきだと思います。その辺についての見解を一つ。 それからもう一つは、中身の問題につい……
○加藤修一君 中村先生の今のお話、大変関心を持って聞かせていただきました。 東京の写真が出てきて、非常に乱雑だという光景、あるいは逆に多摩ニュータウンですか、かなり整然として、土地の用途、空間のデザインのあり方によっては震災に対して対応できるのかなという印象も持ちましたし、さらにヨーロッパの小規模散在型集落、リスクが小さいという受け取り方をしましたけれども、それについてクラスターシステムという提案をなされていたように思い、非常にそういった意味では関心を持ったわけです。 ただ、日本は空間が非常に狭いということで、高密度の都市圏についてどういう形で耐震性のある都市設計ができるかどうか、それにつ……
○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。 私は最初に長官にお尋ねしたいわけでございます。 長官が今回の法案について趣旨説明を当然やっているわけでございますけれども、その中に「抜本的に改革する」あるいは「業務を抜本的に見直し、」、そういう文言が入っているわけでございますけれども、今回のさまざまな検討あるいはレポート含めて、それが議論されている最中に、動燃は要らない、あるいは原研に吸収させるべきだ、あるいは別の組織を発足させるべきである、改組だけではいけない、そういった議論もあったように私は記憶しているわけですり要するに「抜本的に改革する」あるいは「業務を抜本的に見直し、」ということについて……
○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。 私はまず最初に、前回抜本的見直しの件についてもお尋ねしたわけでありますけれども、受託民間企業への賠償責任、今回ナトリウム漏れによって非常に大きな事故になり、それが多大な損失を招いたわけですけれども、最後に聞く予定でしたけれども、この問題についてお尋ねしたいわけです。 その前に、私といたしましては、こういう高速増殖炉のプロジェクト、現段階で私が認識している範囲では非常に大きな懸念を持っているわけであります。毒性が極めてすごいという話も当然ありますけれども、一概に比較することはできないわけですけれども、ダイオキシンの半減期が七年、DDTの半減期が百年……
○加藤修一君 同じく公明の加藤修一でございます。 私は、まず最初に、自由民主党本部の銀行からの献金あるいは借入金という問題についてお尋ねしたいと思います。 今国会におきましては、三十兆円の公的資金投入枠を設けて、いわゆる金融システム安定化策、そういったものを審議している最中でございます。あるいは、大蔵省幹部が収賄容疑で逮捕されるという非常にゆゆしき事態に陥っているわけでございます。また、国民は、本当にこの金融危機あるいは経済危機、こういったことを乗り越えていく、そういった先導役を大蔵省あるいは政府・与党に任せていいのだろうか、そういう大きな危機意識を持っている。そういったことは、私も地元に……
○加藤修一君 まず最初に、昨日私が質問いたしました自民党の献金の問題につきましては、ただいま理事会で協議中でございますので、それについては後日改めて触れることにいたしたいと思います。 このたび大蔵省の現職官僚二人が収賄容疑で逮捕されておりますし、大臣がやめ、事務次官がやめるといういわゆる金融行政に対する国民の信頼を本当に失墜させる大事件である、重大な事件であったというふうに私は認識しております。しかし、官僚の逮捕も大臣の辞任も言ってみればトカゲのしっぽ切り、そういう表現が非常に当たるんじゃないかなというふうに考えております。そういった中で、こういう問題について考えていきますと、汚職を生む大蔵……
○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。
まず最初に、我が国の危機管理体制について、具体的に東海地震関連についてお伺いしたいと思います。
国土地理院が先月中旬に東海地震に関して地震調査研究推進本部に報告をしたところによりますと、静岡県浜岡町の水準点二五九五のいわゆる経年変化、それに停滞傾向が見られると、そういう報告についてその概要を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま答弁がありました中で、いわゆる鈍化傾向が見えるというのは、地震学的にどういう知見でございますか、どういう見解ですか。
【次の発言】 その答弁をもとにして申し上げますと、では地震が発生する、発生しないという……
○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。 ただいま山下議員の方から不透明の話がございましたけれども、倫理的に政治家についてもその責任はきちっとあるわけでございますので、明確にすべきところは明確にしなければいけない、そういった観点から、私は自民党の献金自粛の問題について取り上げたいと思います。 二月二日の予算委員会で、総理は、自民党の銀行からのいわゆる百億円の借入金の担保につきまして、自民党本部それ自体、建物それ自体が担保になっている、そういう発言をいただいたわけであります。しかし、登記簿を見ていく限りにおいてはそのような記述は一切ない、そういう旨の質問をしたわけですが、総理は重要な問題な……
○加藤修一君 私は、公明を代表して、ただいま議題になりました平成十年度補正予算三案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。 景気は、消費税が引き上げられた昨年の四月以降、悪化の一途をたどり、デフレスパイラル寸前の危機的状況に陥っております。このため、平成九年度の実質成長率は実に二十三年ぶりにマイナス〇・七%となり、四月の完全失業率は四・一%と過去最悪を記録し、企業倒産も急増しております。消費関連指標や住宅建設も軒並み記録的な落ち込み状態にあり、国民や中小企業経営者の先行き不安感は増大するばかりであります。アジア諸国もアジア経済の最大の波乱要因として我が国の経済動向を注視しており、責任……
○加藤修一君 公明の加藤でございます。 私はまず最初に大臣にお伺いしたいわけでございますけれども、塩ビ関係とそれが焼却炉で燃やされる場合のダイオキシンの発生のメカニズム、そういった面について何回か通常国会においても取り上げてきております。 前国務大臣も、これに関しては、ごみの中の垣素量とダイオキシンの発生量という因果関係は必ずしもまだ解明をされているわけではないというふうに承知しておりますと、このように話をしたり、あるいは小泉厚生大臣は、プラスチック容器でありますけれども、どのような容器がダイオキシンを出し出さないか、必ずしも塩素だから出す、塩素じゃないから出さないというようなことは言えな……
○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。 今回の法律改正については、無担保保険、特別小口保険の保険限度額の引き上げ部分にとどまっているわけですけれども、政府の貸し渋り対策大綱のもう一つの柱になっております新しい保証制度、いわゆる貸し渋り保証ということですけれども、これは通達とかあるいは保証協会の定款変更、こういった面での運用で創設する仕組みになっているわけです。野党三会派によって出しています貸し渋り対策法案、この中では保証協会への政府補助あるいは保険公庫への出資金等の額の法定化を考えているわけですけれども、この点を比べていきますと、政府案につきましても新保証制度創設においてはやはり法律事項……
○加藤修一君 公明の加藤でございます。
私は最初に通産大臣にお尋ねしたいんですけれども、時間の関係もございますので、まことに失礼でございますけれども、手短にお願いしたいと思います。
先ほど来の質問の中にも若干出てきたように思いますし、総理の答弁の中にもあったように記憶しておりますけれども、対人地雷法案の九月成立をどうしてもやらなければいけないと、それなりの意義があってかなり熱心に進めてきたというふうに理解しておりますけれども、九月成立の意義というのは具体的にどういうことになるんでしょうか。
【次の発言】 それでは、法案の中に入りますけれども、第一章の総則で、第一条、「この法律は、対人地雷の……
○加藤修一君 午前中、加納委員あるいは福山委員からさまざまな質疑がなされたわけですけれども、私はまず最初に公団の総裁にお伺いしたいわけです。 加納委員からは千三つとか、そういう話がございました。ある意味で、成功率が〇・三%という意味合いに私は理解したわけです。こういう事業をやるときに、当然のことだと思うんですけれども、費用便益分析とか、あるいはさきの国会で話題になりました費用対効果とか、そういう定量的な方法をもとにして事業の可能性、フィージビリティースタディー、そういったものをやるように私は聞いておりますけれども、千に三つということを考えていった場合に、採算性の関係を含めてどのようにこれを考……
○加藤修一君 先ほどからいろいろと委員の方々の御意見を拝聴しておりまして、啓発される部分がございます。ただ、委員の中で、これが発議されたころの背景というのが変わってきているんではないかということがございましたけれども、確かに私もそういう考え方をせざるを得ないなと思っております。 今、我が国も、不良債権の問題だとか、あるいはデフレギャップの関係で遊休資産がかなりある。私は、前国会でこの委員になったわけですけれども、なった途端に北海道は候補地から外れたという話になったわけです。遊休資産ということを考えていきますと、例えば苫東なんかはかなり国費を、港湾をつくる、道路をつくるで二千億円は超えている、……
○加藤修一君 公明の加藤でございます。 まず最初に、私は大臣にお伺いしたいんですけれども、非常に基本的な質問でございます。IPOCの報告書には、いわゆる大気中の温室効果ガス濃度安定化に向けた分析的アプローチというところがございますけれども、その中で、炭素循環モデルによれば、CO2を現在のレベルで安定化るためには、その排出を直ちに五〇から七〇%削減し、さらに削減を強化していく必要がある、こういうふうに報告されているわけでございますけれども、こういうことに関して、昨年の十二月に京都会議があって京都議定書が作成された。この中の成果について、今IPCCの報告書の中身について申し上げましたけれども、そ……
○加藤修一君 公明の加藤でございます。 まず、私は非常にシンプルな質問を小渕総理にしたいと思います。 今回、総額六十兆円もの公的資金の枠組みを用意した以上は、この金融システムの安定化策がやはり実効あるもの、効き目のあるものにならなければならない、そうでなければ私は国民は納得しないと思うんですね。しかし、情報開示は全く不十分ですし、資本注入についても政令等にゆだねられている、そういう部分が私は非常に多いのではないかなと思っているわけです。これまで、この裁量的な面につきましてはさんざん私は批判されていると思うわけですけれども、またそういった余地を大きく裁量行政については残している。 総理、こ……
○加藤修一君 加藤修一でございます。 私は、特殊法人、とりわけ石油公団問題について取り上げたいと思います。 石油公団については、多額の損失を出しており経営に問題があるのではないかとか、あるいは石油公団におけるプロジェクト審査体制に問題があるとか、こういうことが従来から言われてきているわけでありますし、それから堀内前通産大臣は、石油公団は出融資先会社に対する多額の不良債権を抱えており、剰余金がマイナスの会社を現時点ですべて清算した場合については一兆三千六十九億円の損失をこうむることになる、こういう指摘をしているわけであります。そういった結果から石油公団再建検討委員会が設置されたわけでございま……
○加藤修一君 それでは、報告いたします。 去る十月二十八日、松田委員長、平田理事、国井理事、市川委員、久野委員、山下善彦委員、郡司委員、緒方委員、そして私、加藤の九名は、宮城県において国会等の移転に関する実情調査を行ってまいりました。 以下、その概要を御報告いたします。 移転先候補地の宮城県南部地域は、白石市、角田市などを含む二市九町で構成され、三つのまとまった開発適地を擁しております。 今回の調査では、白石市と丸森町にまたがり、阿武隈山地の西北端部に位置する大張大蔵山の標高約二百八十メートル地点の眺望ポイントから、眼下に緩やかな起伏を持って広がる緑豊かな丘陵地を視察いたしました。 ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
本年九月二十九日の経済・産業委員会で私は次のような質問をいたしました。従来から使用されている商品券について全国の自治体調査を行うべきだ。そうしますと、調査をするという答弁があったわけでありますけれども、その調査の概要と調査結果はどうであったか、御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 それでは、その結果を踏まえて、地域振興券についてはどのように思われますか。
【次の発言】 従来の商品券が全国で千百九十三市区町村にわたっているということで、それほどあるとは思いませんでしたので、非常に参考になりました。
次に、総理にお尋ねいたします。
総理は、内……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 我が党は、事故が発生した九月三十日に対策本部をつくりまして、翌一日には現地の視察をしてまいりました。私もその中の一員として行ってきたわけであります。 今回の臨界事故については、私は非常に深刻な事態が起こったものだなと思っておりますし、国際的な事故の評価レベルで、先ほどもほかの委員から話がありましたように、我が国としては最悪のレベル4ということでございます。これは、私は原子力行政にとって非常に大きな痛手であると思います。こういった原子力行政ということだけではなくして、最も重要な問題としては、やはり生命、健康に直接的にかかわる極めて重大なことである……
○加藤修一君 公明党の加藤でございます。 衆議院から情報公開法案が送られてきておりますけれども、特殊法人についても国民に大きく情報開示をしなければいけない、そういった時代になってきているわけです。にもかかわらず、そうでない部分が非常に多い。 前回、所信の中で大臣は、「環境・エネルギー制約への挑戦」ということで第七番目の課題として取り上げておりますけれども、その中で、石油公団の関係につきまして透明性を確保する云々の話がございました。 私は、きょう、その石油公団の問題とエネルギー問題について取り上げたいわけでありますけれども、石油公団については一連の報告がございます。 私は、その中身を検討……
○加藤修一君 公明党の加藤でございます。
午前中、同僚の議員が同じく質問したわけでありますけれども、コンピューター二〇〇〇年問題について質疑をいたしたいと思います。運輸省、来ておられますか。
二〇〇〇年問題に関して、航空機は危険であるとの報道がなされているわけですけれども、運輸省としては、危険日の航空利用者に対するリスク管理の観点からどういった対策をとっているのでしょうか。
【次の発言】 危機管理計画、コンティンジェンシープランとかなんとかと言われているものですね、危機管理の関係は、緊急対応型の。これはいつぐらいまでにつくる予定ですか。
○加藤修一君 公明党の加藤でございます。 私は、まず特許法の関連でございますけれども、特許庁が知的財産権を重要な経営資源として位置づけ、その戦略的管理、活用を図ることは非常に不可欠だと、そういったスタンスをとっていることは非常によろしいと思います。 ソフトウエアの担保評価というのは極めて私は難しいと思っております。期間を限定して短期的な評価をいかにするか、あるいは二番目としては融資ではなくて投資にするとか、あるいは三番目として短い期間に資金回収の可能性をどういうふうに評価するか、そういった三点は非常に重要だと思いますので、ぜひそういった面についても検討をしていただきたいと思います。 まず……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
先ほど、同僚の委員が長官の「お知らせ」を紹介していただきましたけれども、長官が「はい、お応えします。」というふうに大見出しで書いてございますので、いつも論理的に答弁される長官により一層論理的に積極的に答弁をしていただきたいと思います。
それでは最初に、原賠法でございますので、原子力の事故が起こったときにどのぐらい損害が想定し得るか、そういう被害額の試算、想定額、試算額、そういったことについて我が国はやったケースがございますか。
【次の発言】 試算があるということですね。これ、少し詳しく説明していただきたいんですけれども、しかし余りあちこち行かな……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 午前中、同僚の委員お二人方がさまざまな点から質疑をされたわけでございますけれども、いろいろな意味合いにおいて私も非常に参考になった次第でございます。 質問通告はしてございませんが、極めてシンプルな質問でございますので、ストランディドコストについてお尋ねしたいわけです。 電力会社が行った設備投資のうち自由化によって回収が不能となることが見込まれるコスト、いわゆるストランディドコストでありますが、今回の部分自由化によってこのコストが生じる可能性はあるかどうかということについて確認質問させていただきたいと思います。
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今、長谷川委員からもさまざまな点から質疑がございました。重なっている部分もございますので、質問の順序を変えたいと思います。両括弧つきの二から両括弧つきの五、これは最後の方に回したいと思いますので、ほかの委員の方にはちょっと何を言っているかわからないかもしれませんが、よろしくお願いいたします。 それで、私は前回、四月二十七日ですけれども、原賠法の審議のときに、昭和三十四年の「大型原子炉の事故の理論的可能性及び公衆損害に関する試算」ということで、科技庁が委託したもので、日本原子力産業会議が受託したと、総数二百四十四ページでございますけれども、これに……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 きょうは三人の参考人の方々、大変御多忙の中、本委員会にお越しくださいまして大変ありがとうございます。 私は、まず最初に村上参考人にお伺いしたいと思います。 本日の東京新聞の朝刊でございますけれども、「旧動燃東海再処理工場 「安全性に問題なし」」と。原子力安全委員会が再開支持の見解を出しておりますけれども、「同機構は茨城県など地元の理解を操業再開の前提としており、まだ時間がかかる可能性もある。」、このような記事がございますけれども、村長さんといたしましては、再開に至るまでにどういう条件というか、そういった面をお考えでしょうか、その辺についてお聞……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 先日六月一日は、参考人三人の方に来ていただいてさまざまな角度から陳述していただきまして、私はいろいろな意味で非常に参考になりました。こういうことで、ほかの法案、極めて重要な法案については参考人を呼ぶような形で審議を深める形で今後ともやっていただきたいことを委員長の方に要望しておきたいと思います。 それでは最初に、前回も取り残していた質問の続きでございますけれども、原発の運転管理専門官の件でございます。 前回の質問で、原子力発電所の運転管理専門官が定員割れしていると、そういった指摘をしたわけでありますけれども、四十七名が一時的に四十一名なんだと……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
私は、最初に、チェルノブイリ原発事故の地震原因説について、再々度取り上げたいと思います。
御存じのように、我が国は地震多発国でありますし、そういったことから、私の関心はこの問題についてございました。
先日の六月三日の私の質問に対して私が意図するところとかなり異なった提出資料がございました。科学技術庁の方としては、外交ルートを含めて再度調査を行う、そういう御答弁をいただいたわけでございますけれども、この辺の調査について御報告いただければと思います。よろしくお願いします。
【次の発言】 ただいまの御報告、御答弁の中に、バルコフスキー氏の関係につい……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、雇用確保についてまず最初にお伺いしたいわけですけれども、先ほど同僚委員からも三つの過剰の問題が出されておりましたけれども、企業の過剰設備の処理等に伴ってやはり過剰雇用を解消しようとするならば、失業率は言うまでもなく一層高まることは目に見えているわけであります。 平成十一年度の経済白書では過剰雇用が二百二十八万人と推定しておりますが、現在では既に三百万人を超えている。あわせて、今後を考えていくならば五百万人を超える雇用対策が必要なわけでありますけれども、緊急雇用対策及び産業競争力強化対策の中では雇用創出効果としては七十万人程度というふうに言……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 昨日、参考人の方々から大変示唆的な話をいただきまして、本当に人選は的確なものであったというふうに理解しておりまして、大変ありがたいと思っております。 参考人の大見教授に私も触発されておりますけれども、それで思い出した本がございまして、「脱日本のすすめ」、これはニューヨーク市立大学教授の霍見芳浩さんが書いている本でありますが、その初めの中にこういうふうに書かれております。 明治維新、第二次世界大戦敗戦後、そしていま、日本は、近代化の歴史の中で、三度目の大転換を迫られている。 この大転換なしには、今後の日本の国富の拡大はありえない。この大転換……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、中央省庁の再編に関連いたしまして、五月七日に成立しました情報公開法について多少質問させていただきたいと思います。 中央省庁の再編がハード面の行政改革とするならば、情報公開というのはある意味でソフト面での行政改革であるというふうに思いますし、さらに両者については車の両輪のごとく非常に私は重要なものだと考えているところでございます。 中央省庁再編は平成十三年一月一日からのスタートが目標とされておりますが、情報公開法の施行期日は具体的にいつを予定しているのか、この辺について確認の意味でお尋ねしたいと思います。
○加藤修一君 お二人の御説明を伺って非常に参考になるところがございました。特に、慎重派の意見を聞く機会が今までございませんでしたので、今回非常に新鮮な気持ちでお伺いいたしました。 猪口先生からは、首都形成の歴史、そういったことを考えなければいけないという観点から、日本の東京については地盤沈下を含めてのやや懸念した意見が出されたわけです。そのほか八点にわたって意見陳述があったわけですけれども、この八点の中でも、第一点目のグローバルプレーヤーの関係、これは非常に私は大事な観点だと思っているんです。大西先生からはこの辺の関係についての陳述がなかったように思うんですけれども、控室の方でホットな議論が……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 本日は大変ありがとうございます。 先ほど、OHP、スライドを見て、部屋の中を真っ暗にしてしまったわけですけれども、それでメディテーションのような感じになりまして、そのおかげで学生時代のことを思い出したんです。 学生時代のことというのは、北大の先生で小川博三という都市計画家ですけれども、あるいは中村英夫先生と同じように交通計画もやった先生ですけれども、その先生が書いた本に「記念碑都市」という名前の本がありまして、記念になる都市、あるいは都市計画をするに当たって参考になるような、モデルになるような、そういう意味合いで私はとらえておりました。 中……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今まで余り取り上げられていない視点からちょっと取り上げてみたいと思います。かなり幅の広い話になるかもしれませんが、これからの将来にとって極めて重要である、そういうふうに私は認識しているものですから、あえてこういうアプローチをさせていただきたいと思います。 いわゆる脅威に対して安全保障という手だてが必要になるわけですけれども、今日、脅威に対する考え方が極めて拡散し始めているというか、別な言い方をすれば多様化しているというふうに言うことができると思います。フォーリン・アフェアーズの論文の中にも、多様化する脅威という形でさまざまな論文が載っているわけ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 公明党は昨年十一月に新党平和と公明が合流いたしまして新しい公明党という形になったわけでありますけれども、その際に基本政策大綱というものを作成いたしまして、その第八章には「ソフトパワーを生かした平和外交をめざして」ということを提示しておりまして、とりわけ大きな柱の一つといたしまして、平和原則の厳守ということで、非核三原則、持たず、つくらず、持ち込ませず、国是としても将来とも堅持されるべきものであると、ごく当たり前の話でございますけれども。さらに新たな非核三原則、持たせず、つくらせず、使わせず、こういう姿勢というのを世界各国に向けて我々は現在主張して……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
まず、私は最初にダイオキシン汚染問題について質疑をいたしたいと思います。
先ほど来も同僚から質問がございましたけれども、いろいろ官庁の出されている資料を検討してまいりますと、どうもわからないことが非常に多いわけでありますけれども、そもそも日本のダイオキシンの排出量、これは一年間にどのぐらいなんでしょうか。これは環境庁にお願いしたいわけです。
【次の発言】 今、大臣から五千百から五千三百ぐらいの間であるという話でございましたけれども、検討会の資料によりますと、産業関連のものについては、例えば産業廃棄物焼却によっては五百から七百というふうな話になっ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、総括に続いてダイオキシン汚染問題について質疑をいたしたいと思います。 それはなぜかといいますと、関係閣僚会議の資料、これについてはなかなか理解しがたいところがあること、それから昨日の公聴会で環境のテーマについてやった部分がございますけれども、その内容については非常に私としてはインパクトが強かった、その観点から取り上げていきたいと思います。 まず最初に、厚生大臣と環境庁長官に、昨日の公聴会の内容についてどのような御見解を持っていらっしゃるか、その辺についてお伺いしたいと思います。
○加藤修一君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成十一年度予算三案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。 我が国経済は、二年連続のマイナス成長といういまだかつてない最悪の不況に陥っております。消費は低迷が続き、設備投資も大幅な減少が見込まれ、雇用情勢は一段と悪化し、小渕総理言うところの不況の環は依然として強固であります。 このような深刻な状況の中、提出された平成十一年度予算案は、我が国経済を不況から脱出させなければならないにもかかわらず、当面の不況対策、さらに中期的な構造改革につながらず、到底認めるわけにはまいりません。 小渕内閣は、五つのかけ橋を強調してはおり……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今回の補正予算の中で、新規・成長分野雇用創出推進事業ということで緊急対策が内訳にございますけれども、私は、中長期的な視点に立ってもこれは非常に重要ではないかと思います。この分野の成長、雇用創出をどういうふうに図っていくか。例えば環境関連分野については、先ほど簗瀬委員の方から配付された資料の中では、二〇一〇年で市場規模三十七兆円、百四十万人の雇用創出を展望しているわけでありますけれども、私は、環境関連分野の成長、雇用創出を促進させていく上では行政が民間に向けてどのようなシグナルを出すか、そういうことが非常に重要ではないかと思います。 先ほど与謝野……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
まず最初に、極めて基本的な質問でございますけれども、いわゆる原子力基本法には、民主、自主、公開について述べられておりまして、非常に重要な部分だと思いますけれども、とりわけ公開については、今回の事件を含めて、やはりこういった問題が起こったときに全面的に情報開示というのはされるべきだと私は当然ながら思っているわけでありますけれども、公開について確認をしたいと思います。どうお考えですか。
【次の発言】 今回の事故に関連してのさまざまなデータについては、ぜひ全面的な公開、開示、それをお願いしたいと思います。
それでは、前回の緊急提言と中間報告という形で……
○加藤修一君 公明党の加藤でございます。公明党は、生命、生存、生活ということで、私なんかも街頭でよくそういったことを出して演説をしてきた経緯がございますけれども、こういった点から私はきょう質問させていただきたいと思います。 午前中の委員の話も関心を持ちながら聞いておりました。実は、質問通告を午前中にした件でございますけれども、きょうの毎日新聞、十二月二日付でございますけれども、「ウラン残土撤去」ということで、一つの事件が起こっております。 この問題に行く前に、百万キロワットの原子炉で一年間にどの程度のさまざまな物質が移動しているかということについて考えていきますと、ウラン必要量、そもそもの……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 きょうは、四人の参考人の方に御多忙中おいでいただきまして、大変にありがとうございます。 最初に、河瀬参考人にお伺いいたしたいんですけれども、今回、臨界事故ということで極めて重大な事故であったわけでありますけれども、この委員会でも何回か審議しておりまして、重大な事故にもかかわらず住民は比較的冷静であった、パニックにならなかったというふうに言われている。これが唯一の救いであったというようなコメントもございます。 私は別の見方をしておりまして、情報が十分伝わらなかったということと同時に、ケメニー委員会なんかにございます、原子力は極めて基本的には、本……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 公明党は、九九年七月二十四日に第二回臨時党大会を開催いたしまして、活力と安心の生活大国を目指す基本政策を発表したわけでありますが、その一環としてごみゼロ、エゴゼロ、むだゼロを力説しているわけです。また、生命、生活、生存、これを重要視して依然として大きな軸の一つと考えているわけでありますし、そういった観点から原子力システムの安全性、防災に極めて大きな関心を持っているわけでありますし、私自身もその一人でございます。 ところで、橋本前総理は、国連気候変動枠組み条約政府間パネル、COP5でございますけれども、このCOP5に向けたGLOBE、いわゆる地球……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今の時代は大競争時代というふうに言われているわけでありますけれども、大企業においても中小企業においても、あるいは中堅企業においてもこういう時代を乗り越えていかなければいけない。そういった意味では、競争力というものをどういうふうにとらえるかということが極めて重要ではないかなと思うわけであります。いわゆる国家的な戦略を持つことが重要であると考えております。これまでの日本の産業の長所、あるいはこの長所をさらに強化していくべきだと考えているわけでありますけれども、この辺について、まず大臣はどのようにお考えか、御見解をお示しいただきたいと思います。
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私はまず最初に、企画庁長官にお尋ねしたいと思います。 参議院の予算委員会、三月二日のときでございますけれども、NPOの関係でございます。 その優遇税制の関係で我が党の山本委員が質問したわけでありますけれども、それに対して大蔵大臣からは、「この一年間、世の中のNPOについての感じが大分評価が積極的になってきていますので、できるだけ税制上の特典を差し上げたいと思っております」、こういう答弁をいただいております。さらに企画庁長官からは、「税制その他どういう扱いをするか、発足二年ぐらいで見直すことになっておりますので、」云々と、そういう答弁もいただい……
○加藤修一君 公明党の加藤でございます。 私はまず最初に通産大臣にお伺いしたいんですけれども、昨日の委員会におきましてもほかの委員の方々が、私も若干三月十日の記者会見の関連で質問させていただきましたけれども、三重県の芦浜原発の関係につきましては、知事が白紙撤回を求める見解を示した。これに対して電力会社の社長は、知事の見解を真剣に受けとめ、芦浜原発の立地は供給計画から外す、こういう形でコメントを出しているわけです。 そういったことを通して、例えばこれは電力政策研究会が出している「イーピー・レポート/二〇〇〇年三・一一・一三二六」号でございますけれども、その中で、そういった経緯を踏まえて、それ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 質疑に入る前に、昨日私はトルコのアックユ原子力発電所の計画及びタイの二つの火力発電所の関係について質問申し上げましたけれども、これについては多々問題がございますので、私は注目してまいりたいと思います。 それから、通産省の環境配慮のための貿易保険ガイドライン、これについても多々問題点があると私は考えておりますので、見直しを要求しておきたいと思います。 それではまず最初に、昭和五十七年に石油代替エネルギーとしてアルコールの開発利用の推進という理由でNEDOに移管されたアルコール事業部分があるわけでありますけれども、エネルギーとしてアルコールの開発……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、今後の石炭政策の基本的な方向についてまず大臣にお伺いしたいわけであります。ほかの委員と重なる部分がございますけれども、よろしくお願いしたいと思います。 アジアの最大エネルギー消費国である中国では既に石油についても純輸入国に転じているというふうに聞いておりますし、インドネシアも二十一世紀初頭に同様な状況になり得るというふうに聞いているところでございます。中国、インドネシアでは、石炭に関して、採掘箇所がだんだん深くなってくる、あるいは内陸の奥部まで行くということ、あるいは露天掘りから坑内掘りへ移行している、そういった意味では採掘の条件が悪くな……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、先ほどから取り上げられておりました特許権の問題について多少質問をさせていただきたいと思います。 製造業分野はともかくとして、これ以外におきます特許権あるいは知的財産権、これを取得、確立する能力が依然としてある意味では脆弱な部分があるんではないかなと思っております。 例えば金融分野を見ますと、アメリカでは近年、金融工学ですか、ファイナンシャルエンジニアリングの発展を生かして新たな商品が開発されて特許申請が相次いでいる。一方、我が国におきましては、ALMですか、資産負債総合管理、あるいはVARという投資時に想定される損失算出法、こういった面……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、有珠山の火山活動に関して、中小企業対策についてお聞きしたいと思います。 皆さん御存じのように、三十一日十三時十分でございますけれども、有珠山が噴火いたしまして、私もちょうどそのころ新千歳空港に着きまして、三日間にわたって朝早くから夜遅くまでやってまいったわけでありますけれども、幸いなことに被害の状況については、人的被害、つまりけがもなければ死亡者も出なかったということで、非常にそういった意味では安心している部分もあります。 ただ、伊達市あるいは虻田町、壮瞥町、商工業者が二千二十二事業者のうち旅館業、小売業等の九百七事業者が事業を休止して……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、四月四日、前回の委員会におきまして有珠山の問題について質疑をいたしております。そのときに大臣にもお聞きいたしました。大臣の決意といたしましては、今後とも地元の被害の状況を踏まえながら追加的な支援策について引き続き検討してまいりたいという御答弁をいただいてございます。早速、四月九日に通産大臣は北海道の方に行っていただき、追加的な政策についても御発表なされたということを聞いておりまして、そういった意味では非常に地元にいる私にとりましても心から感謝を申し上げたいと思います。 それで、前回、中小企業指導法の関係でございますけれども、それの補足的な……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、まず最初に有珠山の噴火の問題について質問をしたいと思います。 有珠山の活動それ自体はかなり小康状態ということでございますけれども、ただ地域社会の現状というのは極めて深刻な状態でありまして、日常生活とかあるいはコミュニティーの分断とか、さまざまな形で出ているわけでありまして、とりわけ雇用の問題、経済の問題、こういった問題についてもなかなか回復状態に行くというのは難しいという状況にございます。 それで、私は、まず最初に雇用調整助成金、この問題についてちょっと入りたいと思うわけです。これは現段階では災害救助法が適用されておりますので、三市町に……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、まず最初に、最終処分の定義についてお伺いしたいと思います。第二条第二項でございますけれども。 最終処分については、この定義については、法案作成の根拠としております総合エネルギー調査会原子力部会報告、平成十一年、その中で、「安全確保の基本的要件として、」、一番目としては、「廃棄物と地下水の接触を抑制」、第二点としては、「(地下水と接触しても)放射性核種の溶出・移動を抑制」、第三点としては、「(地下水に溶出・移動しても)放射性核種が地下水を介して人間環境に有意な影響を及ぼさない環境安全を確認」するという、こういう三点を挙げているわけであります……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 三人の参考人の方、お忙しい中大変ありがとうございます。 私は、まず最初に森嶌参考人にお伺いしたいわけでありますけれども、森嶌参考人は地球環境戦略研究所の理事長もお務めになっていらっしゃるということで、地球環境保全という視点から、原子力発電についてどのように評価されているかということについてお尋ねしたいわけです。 今回の問題もそうでございますけれども、発電過程においては原子力はCO2は出さない、燃料をつくる過程においてはCO2は出すわけですけれども。あと、今回の放射性レベルの面についても、数万年を要するぐらいの高レベルの放射性廃棄物を出す。さら……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
まず最初に、私は、総務庁にお尋ねしたいわけですけれども、行政評価法、この法制化を考えているというふうに伺っておりますけれども、行政評価法は情報公開法と車の両輪のように私は思っております。行政の評価については、内部向けの評価だけではなくして、やはり国民に向かって行われるべきでありまして、この中で行政側に逆手に活用されないようにチェックすることも非常に重要ではないかと思っております。
この点に関しまして、取り組みの状況と決意についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 省庁の再編に伴って環境庁は環境省になるわけですけれども、人員の拡充予定数につい……
○加藤修一君 きょうは三人の参考人の方、どうも大変ありがとうございます。 私も、特殊法人等を含めて財投に対しては関心を持って進めてきた一人なんですけれども、昨年の「日経ビジネス」の中には「特殊法人破綻度ランキング」というのがございまして、事業キャッシュフローで見ますと赤字額が合計五十二法人で三兆七千四百五十億円、税金の投入については全法人合計で六兆五千九百四十三億円、こういう調査があるわけですけれども、「キャッシュフローで見る官の商法の限界」、こういう副タイトルが書いてあるんです。 先ほどからいろいろな議論の中で財政に関する改革三法案の話が出てまいりましたけれども、その中身をちょっと検討し……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、主に農水省の防疫業務、すなわち疫病を防御するという観点でございますけれども、それについてお尋ねしたいと思います。 現在、北海道十勝で家畜伝染病であります口蹄疫が宮崎県に続いて発生しておりまして行政の適切な対応が強く求められておりますけれども、約七百頭の牛が殺処分されたと。発生農場を中心にして半径約十キロメートルを移動制限地域に設定しているわけでありますけれども、口蹄疫については日本は清浄国であったわけでありますけれども、そういった意味では非常に深刻な事態かなというふうに認識してございます。 この問題は、我が国の食料安全保障あるいは農村、……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
私は、油防除対策と沿岸線の環境脆弱性指標のマップ、これについて質問したいと思います。
まず最初に、サハリン2の概要について答弁していただきたいんですけれども、運輸省にはナホトカ号事故の教訓を踏まえた形で説明していただきたいと思います。あと、通産省には、九九年九月の事故発生の問題、さらに海洋汚染の危険性、開発の将来展開を含めて御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 きょうは十五分しか時間がございませんので、できればもう少し手短にお願いしたいと思います。
それで、こういう問題については事前の対策あるいは事後の対策、大きく言えば両方あると思……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 先ほど田村委員が二十一世紀は災害の世紀であるというふうに申しておりましたけれども、私も全く同感でございます。また、江本委員からは日本版FEMA、そういった機関を創設する必要があるのではないかという要請もございましたけれども、私も全くそのように思います。先ほど大臣の答弁の中に十六省庁の話が出てまいりましたけれども、それはある意味でアドホックな組織でございますので、やはり十分な対応、十全な対応をするためには日本版FEMAのような組織が私は必要ではないかと思います。 最初に、先日、総理が有珠山の方に参りました。その中で報道の件に触れますと、いわゆる激……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 中川委員並びに小川委員から質問がございました。私も北海道出身で、北海道生まれ、北海道に今住んでいる最中でございます。その観点を含めて質問させていただきたいと思います。 今まで私は六回ほど現場に参りましてさまざまな状況というのを把握してきたつもりでございます。我が党といたしましても募金活動を行ってまいりまして、今月末に二千数百万円、国民の皆さんの協力をいただいた募金を被災自治体に届けたい、そのように思っているわけでございます。 今回、私、有珠山の関係については五回目の質問になりますけれども、五月十一日に経済・産業委員会で質問させていただきまして……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、まず最初に原発の老朽化と地震に対する耐久性の問題について、安全性と情報開示の観点から質問をしたいと思います。 福島第一原発六号機のトラブルについてでありますけれども、いわゆる破断した細管、これは小口径で、配管を弁に取りつけるねじの谷部の角度が通常よりも鋭い、割れが生じやすい状態だったと。さらに、原子炉の運転に伴う熱膨張あるいは収縮で既に裂け目ができていたところに震度四のレベルの地震の揺れで破断が生じたとされている。それで、破断した細管は一九七九年の運転以来二十年以上取りかえられていない、そういうふうに言われているわけでありますけれども、原……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 八月末に有珠山に対して特別委員会としては視察団を組みまして、その中でいろいろな要望を受けたわけでありますけれども、激甚災害法指定外の公共施設適用拡大、これを要望としてございました。また、財産、生活の確保という視点で、現行の災害救助法の整備をということで拡充に当たる中身について、これも要望がございました。ぜひともこれについて積極的な検討を推し進めていただきたいと、そのように思います。 それで、二十一世紀は災害の世紀であるということで田村委員が常日ごろおっしゃっているわけでありますけれども、私も全く同意見でございまして、そういう認識にいるわけでござ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 長官が今おっしゃったように、まさに意欲をそがないような形での対策を十分とっていただきたいとお願いを私からも申し上げる次第です。 一日も早くやはり伊豆諸島の災害の関係についても鎮静化をしていただきたいわけでありますけれども、一方、有珠山の関係でございます。これは鎮静化したとは言われておりますが、ただ社会的状況、生活欲求の充足、それを考えていきますと、まだまだこれからのことだと私は思っております。有珠山でさまざまな対策をとっていくケースというのはこれらのさまざまな災害に対しても役に立つというふうに考えられるわけでございますので、そういった観点を含め……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、まず最初に外務省にお聞きしたいんですけれども、国別援助計画作成における現地NGOの参加についての観点でございますけれども、今回の会計検査院の報告の中にも国別援助計画についての報告がありますけれども、この作成過程においては、外務省は他の援助国やNGOとの協議の結果等も考慮して援助計画を作成する、あるいは外務省本省は在外公館を通じて相手国政府の意見を聴取する、また民間企業、NGOの意見もあわせ聴取すると、このように書いてございます。 先ほど来からの答弁を聞いてまいりますと、NGOについては、効果的にNGO等の意見等の場を持つ、あるいは緊密な連……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、さきの通常国会で成立いたしました循環型社会形成推進基本法、これに関連いたしまして、不法投棄の問題について取り上げたいと思います。 先日、川口長官も不法投棄の増加が依然として大きな社会問題になっているということで、所信的あいさつだったでしょうか、その中で述べていらっしゃいますけれども、これは循環型社会をつくり上げていく経過的な中では出てくる問題だとは思いますけれども、やはり十分にこれは対処していかなければいけない、極めて深刻な問題に発展し得る可能性もあると思いますので、それについて質問させていただきたいわけです。 十年度では不法投棄が千二……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、法案審議に入る前に、前回の委員会で取り残した質問について確認をさせていただきたいと思います。 平成十一年の七月八日でありますけれども、内閣法の一部を改正する法律案等中央省庁等改革関連十七法案に関して、それに附帯決議がついておりまして、その附帯決議の一つとして、「省庁再編に伴う人事については、適材適所を旨として行うとともに、将来の人事に影響を与えるような既存省庁間の合意等は一切行わない」というふうに明示されているわけでありますが、この文言は極めて重要な意味がありますし、かつ十分効力のある重要なものである、そういうふうに私も考えておりますし、……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私も同様に鳥取県西部地震についてお聞きをしたいと思います。 前回、私は九月十八日の当委員会でも聞いておりますけれども、先ほど長官の方から、境港市については被災者生活再建支援法、これが適用されましたという御報告がございました。そのほかの市町村については適用されていないわけでありますけれども、法の執行については私はさまざまな点について不備があるという認識でおります。 全壊世帯が例えば市町村で十棟以上かあるいは都道府県で百棟以上が適用条件になっているわけでありますけれども、今回の適用された部分、市についてはよろしいんですけれども、同じような状況であ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に、私は、川口大臣に環境ホルモンの問題についての認識と対策についてお聞きしたいわけであります。 私は、一九九七年の三月に初めてエンドクリン問題という形で本会議で取り上げてまいりました。生殖系、免疫系あるいは神経系あるいはホルモン系、そういった面に対しての影響が懸念されるわけでありまして、やはり生命、生活、生存、それを守るという立場あるいは人間の安全保障、まずこういった観点から考えていきますと極めて重要な問題であると思います。あるいは、その教育、少子化への影響も決して否定することはできないように思います。 最近、国際科学技術財団の理事長……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございますが、環境省設置法の一部を改正する法律案について、私は基本的に賛成でございます。 設置法の中については環境省が所掌するさまざまな事務について規定してございますので、その関連で質問をさせていただきたいと思いますけれども、環境省の持っている役割というのは極めて大きい。先ほど大臣からも答弁の中にありましたように、やはりその役割の中身についてどう対応していくかということについては拡充していかなければいけない。二十一世紀は環境の世紀とも言われておりますけれども、別の形から考えていきますと、災害の世紀、五十年後には世界の災害総額が三十数兆円になるというふうな話も聞……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 川口環境大臣、御就任、再任おめでとうございます。また、風間副大臣、御就任おめでとうございます。 まず、私は最初に大臣にお伺いしたいわけでございますが、炭素汚染ということで、要するに炭素循環の関係がございます。いわゆる炭素循環のメカニズムにつきましては、かなり知見が積み重ねられてわかるような段階になってきていると思います。 そういった中で、メタンハイドレートという、極めてこれも開発という意味ではなかなか私は慎重にやっていかなくてはいけないと。そういった意味では、海洋生成物に関する開発制限条約、そういったものも必要でないかなと思っているわけであり……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
同僚の委員が質問された中にも重なってくる部分があるかもしれませんが、質問をしたいと思います。
平成四年法律のいわゆる削減目標は二七%で、二〇〇〇年を目標にしていたということでございますが、この平成四年法律における削減の対策メニュー、これも午前中に大臣からも御答弁があったように記憶しておりますが、そのメニューはいかなる内容を想定していたのか、その辺について、二七%とメニューに対応する数値についてお示しをいただきたいと思います。
【次の発言】 今、八つの対策メニューの紹介がございましたけれども、それぞれについて、全特定地域についてですけれども、全体……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 小泉総理は六月二十三日に有珠山の被災者等と対話集会をやる予定になっているそうでありますけれども、トップがそういう形でやっていくのは極めて望ましいと思っております。 有珠山の噴火災害の関係につきましても、私、もう十回近く現地に参りましたし、また十回近く質問もさせていただきました。スピーディーな対応をしていただきまして、本当に快く思っておりますが、三宅島の噴火による災害被災者に対してもよりスピーディーな対応をよろしくお願い申し上げたいと思います。 それで、富士の噴火の関係についても、タブー視をしないで、いわゆる初めての防災訓練が行われたということ……
○加藤修一君 私は、ちょっと時間が短いですので、エネルギー問題と環境ホルモンに限定して質問をしたいと思います。 まず最初に、自然エネルギーについてでございますが、やはり地球温暖化問題等を含めて、極めてこういった面については深刻な状態に私はなってきていると思います。環境対策あるいは安全で安定したエネルギー資源、それをいかに確保するかということは極めて重要な問題で、そういった観点から、やはり自然エネルギーにいかに十分に対応するかということも環境の世紀としては差し迫った問題ではないかと思います。 それで、公明党といたしましても、二十一世紀の政治を築く大胆な政策としましてビッグ7チャレンジ、こうい……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、COP7について、さまざまな点からお聞きをしたいと思います。 まず最初に、大臣にお聞きしたいわけでありますけれども、これは先ほど御質問がございましたが、重ねての質問になるかもしれませんが、いわゆる発効に向けて合意ができ上がれば、批准に向けて走る大きな条件が整うことになるわけであります。ところで、この批准に関連して我が国の産業界は最近極めて慎重な姿勢を表明しているわけでありまして、万が一批准がおくれたとしても遵守期間、これは二〇〇八年から二〇一二年、これは六%削減、これは変わらないわけでありますから、こういった点についてはやはり産業界は十分……
○加藤修一君 公明党の加藤でございます。 昨年、平成十二年でありますけれども、循環型社会の形成にかかわる基本法ができましてその実現を目指しているわけでありますけれども、今回のCOP7の成果についてはまだまだ議論することが残されておりますものの、気候安定社会あるいは気候安定地球、そういう形成に向けてまず大きな一歩を踏み出すことができたんではないかと言えるんではないかと思ってございます。 先ほど福山委員からも話がございましたが、この批准の関係でございますが、EUは明年の六月ぐらいというふうに伺っておりますし、九月には地球サミット、リオ・プラス10が開催の運びになってございます。日本もやはり早期……
○委員長(加藤修一君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、当委員会の委員長に選任されました加藤修一でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に岸宏一君、宮崎秀樹君、谷林正昭君及……
○委員長(加藤修一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官村田保史君、内閣官房内閣審議官伊藤哲雄君、内閣府政策統括官高橋健文君、金融庁監督局長高木祥吉君、総務省総合通信基盤局長鍋倉真一君、消防庁次長高田恒君、財務大臣官房審議官木村幸俊君、文部科学大臣官房審議官上原哲君、厚生労働大臣官房技術総括審議官今田寛睦君、厚生労働省社会・援護局長真野章君、林野庁長官加藤鐵夫君、中小企業庁次長小脇一朗君、国土交通大臣官房審議官松野仁君、国土交通省河川局長竹村公太郎君、……
○委員長(加藤修一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第五一〇号災害被災者に対する公的支援制度の改善に関する請願外二十件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 大木環境大臣におかれましては、京都会議におきまして、当時の環境庁長官という立場で、また今回はその批准をめぐって環境大臣ということで、極めて重要な役割を果たそうとしているわけでございます。 批准につきましては、やはり私は早期に決着を付けて、やはり世界サミットにおいて発効できるような体制が極めて私は望ましいと、そのように思っているわけでありますけれども、この辺につきまして、国内の状況あるいは国際的な状況も踏まえながら、すなわち、どこそこが批准の過程に入っている等々を含めて、でき得ればそういった面について御見解も含めてお願いをしたいと思います。
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、まず最初に、地球憲章の採択の関係と環境教育についてお尋ねしたいと思います。 まず最初に、環境省にお尋ねでありますけれども、地球憲章についていかなる認識を持っているかなということでお聞きしたいわけですけれども、いわゆる地球評議会、議長がモーリス・ストロング氏が行っている、あるいはあのゴルバチョフ等も含めて世界の有識者がこれについてかなり積極的に進めている最中でありまして、要は一九四八年の国連から提唱されました世界人権宣言、それに相当する基本的な倫理原則あるいは実践的なガイドライン、そういったものとしてこういったものを社会に、世界に広げていこ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
まず最初に、環境大臣にお伺いしたいわけですけれども、今回のこの土壌汚染対策法については、様々な団体がこういったものについて提案をしているわけでありまして、私なんかも、法案について検討していく中で課題が相当数あるなという感覚でいるわけでございます。附則の見直しが十年というのもいかにも長いという感じがいたしますし、種々の課題を含めて、更に積極的にやはり土壌汚染対策を進めていくべきではないかと。
そういった意味では、対策に掛ける大臣の決意をまず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今年でありますけれども、OECDの対日環境保全成果レビューの関……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 同僚の委員の答弁に、土壌汚染が起こる経路が様々あると、大気中からも当然あるという答弁があったわけでありますが、地球規模的に発生し、大気中を長距離輸送する、そういう土壌等の飛来あるいは着地等、そういったことも当然考えられるわけでありまして、そういう土壌汚染に関しては、やはり国際協力の下でモニタリング等、そういったものに関する知見の積み重ね、そういうことを行うと同時に、さらに適切な対策、防止策については検討を進めていくべきである、このように考えているわけでありますけれども、この辺について環境省、よろしくお願いいたします。
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 一時、京都議定書の批准が危ぶまれるような、そういった話があった中、よくここまで来たなという、そういった意味では非常に喜ばしい状況かなと、そう思います。ただ、問題はこれからでございますので、お互い引き締めて六%削減目指して頑張っていきたいと、このように思います。 それで、まず最初に外務省にお尋ねしたいわけでございますが、WSSDの世界サミット、政府代表団を送るわけでありますが、この政府代表団にステークホルダーでありますNPOあるいはNGO、それを複数参加させるべきであるというふうに考えております。そういった意味では、非常にこういった点は大事である……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 先ほど大臣の答弁の中に、掛け替えのない地球を守るという、これは環境保全、そういったことを含めて極めて重要な点であるという趣旨の発言がありまして、全くこれは私も同感でありまして、恐らくこれを否定する方はいらっしゃらないと思います。 私は、二十一世紀を展望して、長期的には環境、エネルギーの進むべき道、その選択の幅というのはそんなに広くはないのではないかと思います。やはり私は、大きな柱の一つとしては、従来から私、言っておりますように、再生可能なエネルギー、太陽の力あるいは太陽の仕組みをいかに十全に活用していくかという、そういうパラダイムを社会の中にい……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に、法律案提出者にお伺いしたいと思っています。環境の適合に関連してということになってまいりますけれども、特に自然エネルギーの促進の担保について確認を取らせていただきたいと思います。 ついせんだっての当委員会におきまして平沼経済産業大臣に質問をさせていただいたわけでありますけれども、我が党はクリーンエネルギー政策ということで二〇二五年を目指して第一次エネルギーの二〇%はクリーンエネルギー、自然エネルギーということにしていこうと、そういった意味で極めて大胆な政策でございますけれども、ただ、これにつきましては極めて大臣から積極的な答弁をいただ……
○委員長(加藤修一君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本委員会の委員長に選任されました。
委員各位の御協力を賜り、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に岸宏一君、宮崎秀樹君、谷林正昭君及び弘友和夫君を指名いたします。
本日はこれ……
○委員長(加藤修一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十九日、谷林正昭君が委員を辞任され、その補欠として岡崎トミ子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山本孝史君を指名いたします。
○委員長(加藤修一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十日、岡崎トミ子君が委員を辞任され、その補欠として谷林正昭君が選任されました。
【次の発言】 豪雪地帯対策特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
提出者衆議院災害対策特別委員長田並胤明君から趣旨説明を聴取いたします。田並災害対策特別委員長。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。──別に質疑、討論もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
豪雪地帯対策特別措置法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います……
○委員長(加藤修一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、理事の辞任についてお諮りいたします。
山本孝史君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に谷林正昭君を指名いたします。
○委員長(加藤修一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十八日、弘友和夫君が委員を辞任され、その補欠として荒木清寛君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に東京大学地震研究所教授島崎邦彦君、株式会社環境アセスメントセンター代表取締役塩坂邦雄君及び芝浦工業大学教授・東京大学名誉教授岡田恒男君、以上を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(加藤修一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に岩手県立大学総合政策学部教授首藤伸夫君、京都大学防災研究所附属火山活動研究センター教授石原和弘君、株式会社ケーピー代表取締役森下慶子君及び財団法人兵庫県ヒューマンケア研究機構こころのケア研究所研究部長加藤寛君、以上を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題とし、防災及び震災後の対策に関する……
○委員長(加藤修一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六月五日、荒木清寛君が委員を辞任され、その補欠として弘友和夫君が選任されました。
また、去る七月九日、弘友和夫君が委員を辞任され、その補欠として山口那津男君が選任されました。
また、去る同月十日、山口那津男君が委員を辞任され、その補欠として弘友和夫君が選任されました。
【次の発言】 東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法案を議題といたします。
提出者衆議院災害対策特別委員長田並胤明君から趣旨説明を聴取いたします。田並災害対策特別委員長。
○委員長(加藤修一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十八日、山本正和君、弘友和夫君及び山本孝史君が委員を辞任され、その補欠として平野達男君、山口那津男君及び小川敏夫君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に内閣府政策統括官高橋健文君、警察庁警備局長漆間巌君、厚生労働省社会・援護局長真野章君、農林水産省農村振興局整備部長中條康朗君、国土交通省都市・地域整備局長澤井英一君、国土交通省都市・地域整備局下水道部長曽小川久貴君、国土交通省河……
○委員長(加藤修一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十九日、平野達男君、山口那津男君及び小川敏夫君が委員を辞任され、その補欠として山本正和君、弘友和夫君及び山本孝史君が選任されました。
また、二十二日、池口修次君が委員を辞任され、その補欠として高橋千秋君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょ……
○加藤修一君 私は、まず最初にBSEの問題についてお伺いしたいと思います。 今や生産者、食肉関係業者の経営というのは非常に厳しくて断崖絶壁の状態であると思います。悲痛な状態でございます。感染牛が三頭とも廃用牛であったと。廃用牛等の屠畜場への出荷が事実上ストップしている。牛舎には廃用牛がたまっておりますし、私も実態把握に参りましたけれども、正にそういった状態で売り出すことができないと。しかも、新しい牛を入れることができないと。今や畜産や酪農は破綻寸前にあるというふうに言っても私は過言ではないかなと思いますけれども。 そこで、農水大臣にお聞きしたいわけでありますけれども、この際、国の責任で繁殖……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に、環境大臣にお聞きしたいわけですけれども、WSSDに私も参加してまいりました。最終段階で予防原則あるいは再生可能エネルギーに対して相当の議論があったようでありますし、さらには日本政府が提案いたしました持続的開発のための教育の十年、これも実施文書の中に採択されたということでございます。 そういった意味では、国際的な枠組みを作っていくことも今後必要であると思います。そういった意味では、環境教育促進条約、そういったものを日本から発信するということも一つの考え方ではないか。それに対応した形で、国内対策として環境教育・学習推進法、そういったもの……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず、私は最初に鈴木大臣にお伺いしたいと思いますけれども、就任後の大臣発言に関して私も質問で取り上げてきましたが、やはりこれからの地球の未来世代のことを考えてまいりますと、地球憲章という、そういう指針というのは、精神という観点から考えても極めて重要である。環境教育の教材として是非活用すべきでありますし、今回の法案の中身はこの地球憲章とも極めて密接にかかわっている、そういう重要なものでございます。 自然再生推進法案、これは損なわれた自然を回復させることにあるというわけでありますが、かつての水俣病というのが日本の環境政策に与えた影響は極めて大きい、……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、参考人の三人の方々、委員会の方においでいただきまして誠にありがとうございます。非常に参考になりました。ありがとうございます。 私たち公明党としては、こういった今回の問題を極めて重大視、当然のことながらしておりまして、我々としては原子力についてどういうふうに考えているかといいますと、安全性を大前提にしなければいけないと、言うまでもない話だと思うんですね。それから、二点目としては、原子力はつなぎのエネルギーであるという、そういう認識ですね。つなぎのエネルギーである以上はつながれるエネルギーを考えなければいけないと。そういうことは、私は、政策……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。大臣所信表明に対する質問をしたいと思います。 大臣は、重大な課題の一つとして地球温暖化対策の推進というものを挙げておりまして、それをするためには、やはり温室効果ガス排出抑制のための取組を積極的に進めてまいりますというふうに表明しております。非常に大事な点であると思います。それで私は、その関係で、フロンの問題というのもこれにかかわってくる話でありますので、これを是非取り上げてみたいと思います。 モントリオール議定書では生産を禁止したわけでありますけれども、これは特定フロンの関係でございます。使用の規制については各国の国内法にゆだねていると。あるいは……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず、私は、最初に健全な水循環の関係で環境省に質問をしたいと思います。 先週、私も第三回世界水フォーラムに参加してまいりまして、水と立法者という、そういうフォーラムでございました。閣僚級の国際会議、閣僚宣言も出されまして、その中で、水質汚濁防止と生態系の保全、そういった部分もございますし、あるいは環境基本計画、その中でも「環境の世紀への道しるべ」ということで、平成十二年の十二月にそういう計画を環境省は作り上げているわけでございます。 私も、非常に水循環ということは、しかも自然の水循環、極めて重要なことでありまして、と思っておりまして、環境省も……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は四人の参考人の方々、お忙しい中おいでいただきまして、誠にありがとうございます。 四人の参考人の方々から、予防原則の関係あるいはリスク分析ということでリスクの評価、管理あるいはコミュニケーション、そういった面の話をいただいたり、あるいは私、初めて聞いたなと思っておりますのは、量と時間と淘汰圧の法則という、こういう法則があるとは私はちょっと知りませんでした。非常にそういった意味では全体通して非常に参考になりました。 実は昨日、化学物質審査規制法、これの一部改正ということについての連合審査が行われたわけでございますが、私はそこで取り上げたのは……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 午前中の同僚の委員の様々な質問を聞いていても、いろんな課題があるんだなというふうに思いました。 それで、議定書の方では、カルタヘナ議定書の方の第一条の「目的」には「リオ宣言の原則15に規定する予防的な取組方法に従い、」というふうに書いてございまして、これが正に目的になっているわけなんですけれども。 いろいろと予防原則を調べていく中で、大竹千代子さんの論文等なんかも読ませていただいておりますけれども、水俣病の関係なんかも特に取り上げておりまして、水銀を排出したチッソの事件で被害が拡大した理由の一つは、行政が因果関係がはっきりしないものは規制でき……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、まず、法案審議に入る前に、旧軍の毒ガス問題等の関係、要するにこれもある意味で廃棄物問題だと考えられなくはないわけでありまして、例の神奈川県の寒川町のさがみ縦貫道路建設現場、あるいは平塚市の第二合同庁舎建設工事現場及び茨城県の神栖町飲用井戸汚染など、そういった意味では、最近、こういった面でのいわゆる旧日本軍が製造した毒ガスが原因と見られる健康被害が相次いでいる。 特に、茨城県の神栖町では、幼児を含めて極めて重症な被害状況が明らかになっているということで、地域全体としてもこういった面については懸念をして、不安がますます高じているというふうに伺……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず私は、最初に環境大臣にお聞きしたいと思っています。 同僚の議員が当地を訪れて、驚き、怒りを感じたというふうに言っておりましたが、私も全くそのような気持ちになっておりました。 県境の八十二万立米の不法投棄問題について、両県は検討委員会を開催してそれぞれ結論を出しているわけでありますが、前回の審議のときに指摘いたしましたように、青森の報告内容は、既に指摘がありましたように、岩手県の結論と比較しても行政責任についてはあいまいでないかなという、そういう意見が極めて多いなというふうに考えております。 排出者責任は極めて重いことは言うまでもないわけ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 昨日、二〇〇三年七月十六日でございますけれども、衆議院の環境委員会、緊急上程した本会議で環境保全・環境教育推進法が可決したわけでございますが、関係してきた一人としても非常にうれしく思います。 それで本日、本委員会において取り上げます予定で可決の方向であると伺ってございますが、この法律は、昨年の南アフリカで開催されましたWSSDのときに、日本のNGOの提案、日本政府が国際社会に強く働き掛けたいわゆる持続可能な開発のための教育の十年、これは先ほども同僚の委員からも話がございましたが、昨年の国連総会でも採択されたところでございまして、これを受けての国……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございますが、今日はお二人の参考人の方、本当にありがとうございます。非常に参考になりました。 本日の委員会は、いわゆる当時の社会経済状況が変わったということを踏まえた上でどういうふうに認識、評価したらいいかということなんですけれども、確かに国外的な状況というのはグローバリゼーション、そういったものが進展したわけでありますし、あるいは国際競争力の維持、またそれを発展させていかなければいけないと、それは我が国にとっては極めて重要な点だと思います。 そういった意味では、世界都市東京というものがきちっと位置付けされなければいけないなと、そんなふうに考える方もいるわけ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 特定河川の関係について質問をいたしたいと思います。 一九七七年にいわゆる総合治水ということが言われ始めまして、いわゆる治水の方向を大きく変えたという意味では画期的なことであったんでないかなと私は思っています。そしてまた、計画洪水量以上のいわゆる大洪水、そういった面について対応を計画の視野に入れてやっていくという意味では、一九八七年の超過洪水対策、こういった対策についても極力やってきた。あるいは九〇年に始まる多自然型の河川工法の採用、これは私も経験してきたわけでございますけれども、あるいはさらに九七年の河川法改正、あるいは九八年に始まります健全な……
○副大臣(加藤修一君) 御指名をいただきました環境省副大臣の加藤修一でございます。 それでは、人事案件について御説明申し上げます。 公害健康被害補償不服審査会委員小幡純子及び清水英佑の両君は十二月一日任期満了となりますが、小幡純子及び清水英佑の両君を再任いたしたいので、公害健康被害の補償等に関する法律第百十三条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○副大臣(加藤修一君) 弘友議員にお答えいたします。 合併処理浄化槽は、その整備状況でございますけれども、平成十四年度末におきまして、全国で約百六十万基、百六十万施設がありまして、その処理人口は九百九十三万人、約一千万人になっているわけでございます。この処理人口の総人口に対する割合は七・八%、こういう整備状況でございます。 また、整備に要する費用でございますけれども、設置者が負担する部分は別といたしまして、国庫補助事業として行われている事業の補助対象額は今までの累計で約五千四百億円と、このようになっているところでございます。 以上です。
○副大臣(加藤修一君) 昨年九月に環境副大臣を拝命いたしました加藤修一でございます。 環境省が小池大臣の下、その責任を十分に果たしていくことができるよう精一杯、環境行政に取り組む所存でございます。長谷川委員長を始め、委員各位の御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願いいたします。 それでは続きまして、平成十六年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について御説明申し上げます。 まず、一般会計予算では総額二千八百三十七億一千四百万円を計上しております。 次に、特別会計予算につきましては、石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計に、一般会計から百二十五億円の繰入れを行い、歳入歳出予算……
○副大臣(加藤修一君) 環境問題がとりわけ深刻化するアジアの関係でございますけれども、これに対する支援ということにつきまして、環境省といたしましては、いわゆる経済活動の拡大や都市への人口集中によりまして、御指摘のありますように、アジア地域の環境問題は極めて深刻化していると、そういうふうに考えております。そういった意味では、この地域における環境問題への取組を推進していくことは極めて重要であるというふうに認識しておりまして、昨年見直されましたODA大綱、この中でもアジアは重点地域と明記されてございます。また、環境問題も重要な課題であるというふうにされておりまして、例えば環境と開発の両立が引き続き援……
○副大臣(加藤修一君) ただいま御指摘のあった件についてでありますけれども、現在、保全上重要な湿地について選定した、いわゆる日本の重要湿地五百の中から、第一点は、ラムサール条約湿地の登録基準を満たす湿地を候補地として当然選んでいると。それから二番目としては、環境保全、そのための湿地が、措置が取られております、しかも早期に登録できる可能性が高いもの、それを選定しているところでございまして、また、三点目には、登録に向けて当然ながら地元に対するいろんな点について合意形成を図っていかなければいけないと、こういったことを通しまして、現在このうちから登録基準を満たす候補地を選定するために、いわゆる湿地の専……
○副大臣(加藤修一君) 生態系の保全ということには、我々、ふだん話をしているわけでありますけれども、その中でも、とりわけ多様性に関してはやはりきちっと保全をしていかなければいけない。 多様な生物環境が保全されることが望ましいわけでありますけれども、そもそもこれ、一九九二年のいわゆるあのリオ・サミットでも、喫緊な国際的ないわゆる環境問題として地球温暖化対策の関係の防止とともに取り上げたものでございまして、生物多様性条約がその一九九二年に採択されているわけでありまして、それに伴いまして各種の取締りが進められてきている経緯がございます。 多様な生物とそれを中心としていわゆる構成されている生態系は……
○副大臣(加藤修一君) 特定外来生物に指定されていない外来生物について、地方自治体がそれぞれの地域の事情によりまして独自に防除を実施することについては、国として直接の関与はできるものではないわけでありますが、しかし、我々としては歓迎をしたいということになります。 環境省といたしましては、今後、特定外来生物以外のものも含めまして、外来生物の生態的な特性あるいは防除の先進的な事例、そういった有効ないわゆる防除手法等に関しまして調査を進めると。鳥獣保護法の関係につきましても、有害な関係動植物については調査を相当進めておりますし、そういったノウハウも蓄積されておりますので、そういった経験も踏まえまし……
○副大臣(加藤修一君) ただいま小泉委員から環境教育の重要性についても話がございましたし、また船舶のバラスト水の関係についても御指摘がありました。これは非常に重要な問題でありますので、環境省としても注視しながら最大限取り組んでいきたいと思ってございます。 そして、御質問の内容でございますけれども、生態系から我々人類が得ている毎年のそれを貨幣価値に直すと一千六百兆とか五千兆というぐらいの恩恵があるわけでありますけれども、恐らく海からも相当の恩恵を我々日本は特にいただいているんでないかなと、そう思います。 そういった意味では、そういう経済的な面から見てもそうでありますから、さらに環境の様々な点……
○副大臣(加藤修一君) 今回の法案の基本的な考え方は、VOCの削減、排出抑制を図るために、法律に基づく規制と事業者の自主的な取組を適切に組み合わせる、先ほどベストミックスという話がございましたけれども、そういったことによりまして効果的な排出抑制を進めていくというものでございます。 それで、法規制は必要最小限の基本的な考え方に基づいておりますから、一施設当たりのVOCの排出量が多い大規模な施設を対象としているわけでありますから、したがいまして、零細、小規模な事業者に規制を適用することは基本的には考えていないと。規制の対象施設とその規模を定める際には、関係する事業の実態を十分に把握をいたしまして……
○副大臣(加藤修一君) 小泉委員からは数回にわたりまして環境教育の関係、いろいろな視点から質疑がありまして、そういった意味では非常に環境教育に熱心に取り組んでいるということで心から敬意を表したいと思います。 種々の取引に当たりまして環境情報の勘案が国民の間に広がるためには、やはりそれなりの対応を考えなければならないわけでありますけれども、今回の法律案の中では環境報告書等の情報が広く分かりやすい形で提供されることが必要である、そういったことが大きなポイントになっているわけでありますけれども、このため、国民による環境情報の利用を促進するためには国が必要な措置を講ずることとしておりまして、環境省と……
○副大臣(加藤修一君) 瀬戸内海は、点在する多数の島があったり、あるいは漁村や段々畑、そういった景観が調和した特色のある景観を有しております。先ほど御指摘がありましたように、昭和九年に我が国初めて国立公園として指定されておりますし、そういった意味では傑出した風景地であると認識しているところでございます。 一方、世界遺産については、世界遺産条約に基づきまして価値基準を満たすこと、その価値を将来にわたって守るために必要な措置が取られていること、これらが登録の要件になっているわけでございます。瀬戸内海につきましては平成八年に厳島神社が世界文化遺産として既に登録されているところでございますし、またこ……
○副大臣(加藤修一君) 遺伝子組換え生物の一般環境での使用を承認する際には、その生物がこぼれ落ちて自生化した場合の影響も含めて生物多様性への影響を評価し、野生生物の種又は個体群、その維持に支障を及ぼすおそれがないと判断されるものについて承認することとしているわけでございます。
さらに、環境省では、一般の環境の中における遺伝子組換え生物の状況を把握していく観点から、いわゆる関係する省とも連携してこういった必要な調査を行っていくことと考えておりますので、こういった面についての御理解もよろしくお願いをいたします。
【次の発言】 ただいま申し上げましたように、野生生物の種又は個体群の維持に支障を及ぼ……
○副大臣(加藤修一君) サハリン部の石油ガス開発の関係につきましては、環境保全の視点から、私も個人的には数年来注視している話でございます。 御指摘の点でございますけれども、サハリン地域のオオワシの生息状況については、先ほど話が出てまいりましたけれども、北東部のビルトゥン湾及びチャイボ湾において、サハリン2プロジェクトの環境影響評価のための調査ということで社団法人の北海道野生生物保護公社とモスクワ大学の共同調査が行われているわけでございます。それと実施主体も当然やっているわけでありますけれども、その調査結果を見てまいりますと、プロジェクトの実施主体によるサハリン2の環境影響評価のための調査では……
○副大臣(加藤修一君) ただいま農水省からも御答弁ありましたように、感染経路の関係につきましては、いわゆる渡り鳥等が関与している可能性も指摘されているところでございまして、このため、科学技術振興調整費、これを用いまして関係府省が連携して実施します緊急調査研究、これにおきまして、一つには渡り鳥の渡来ルートにかかわる解析、二つには渡り鳥を含む野鳥のウイルス保有調査、これを進めているところでございます。このうち、山口県の発生地周辺で調査しました野鳥については、ウイルス調査の結果が出ておりまして、高病原性の鳥インフルエンザウイルスは検出されなかったと、このような結果を得ております。 また、昨年来から……
○副大臣(加藤修一君) 段本委員が先ほど道東の豪雪の話をしておりましたけれども、北見が随分とテレビで放映されておりました。その北見の出身が私、加藤でございますけれども。 二〇〇一年の年度の温暖化効果ガス、この排出量はいわゆる議定書の基準年に比べまして五・二%上回っていると。議定書の六%削減約束達成のためにはやはり、それを考えてまいりますと約一一%になるわけでありまして、これをどう削減するかというのは極めて重要な問題だと思ってございます。 これは決して容易なことではないわけでありますけれども、地球温暖化対策大綱、これに基づきまして、温暖化効果ガスの排出抑制あるいは吸収源の森林の整備、さらに途……
○副大臣(加藤修一君) 環境省といたしましては、鳥インフルエンザの発生に渡り鳥等の関与の可能性が指摘されておりますので、感染経路の解明の分野で取り組んでいるところでございます。 このため、山口、大分、京都の発生地に職員を派遣し、野鳥の専門家等とともに渡り鳥等の生息状況の概要把握を実施しているわけでございます。 また、先ほども出てまいりましたけれども、科学技術振興関係調査費によりまして、いわゆる関係府省が連携して実施しております緊急調査研究、これにおきまして渡り鳥の渡来ルートにかかわる解析、さらに渡り鳥等のウイルス保有調査を進めているところでございます。 またさらに、先般、カラスの感染の事……
○副大臣(加藤修一君) 森本委員にお答えいたします。 我が国におきましては、平成十三年の七月の一日に、硼素、弗素、アンモニア、アンモニウム化合物、それから亜硝酸化合物、硝酸化合物、この三つの物質について水質汚濁防止法に基づく排水基準が設定されております。このこれらの三物質について直ちに排水基準を達成することが技術的に困難である業種については、先ほど森本議員が指摘なさったように、経過措置として平成十六年の六月三十日までの間、暫定排水基準を設定しているところでございまして、電気メッキ業についてはこれらの該当する業種に判断されておりまして、三物質とも暫定排出基準、これが設定されてございます。 環……
○副大臣(加藤修一君) 弘友委員にお答えをいたします。 温泉旅館の排水に含まれる弗素あるいは硼素については、先ほど委員が御指摘されたように、現段階において適用可能な処理技術がなかなか見付からない状態であるととらえておりまして、このようなことから、排水濃度の実態、また適用可能な処理技術の水準等を考慮しまして、暫定排水基準の適用期間の延長の措置を含めまして、現実的で合理的な結論を出してまいりたいと、このように考えているところでございます。
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 本年は非常に夏がうだるような暑さでありまして、東京の真夏日は記録更新ということで、午前中にもこの件について話があったわけでありますけれども、熱中症の患者も多く出たところでございますし、また例年以上にはるかに多い台風の上陸、現段階では十個というふうに言われているわけでありますし、異常な集中豪雨、強風、これも六十七・七メーター毎秒ということで新幹線以上に速いという、そういう強風が出たわけでありまして、そういった意味では被害が甚大であると。あるいは、そのハリケーンの関係につきましても、キューバ、ドミニカ、瞬間風速が九十メーター毎秒ということでありますの……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は三人の参考人に来ていただきまして様々な点から御所見をいただきまして、誠にありがとうございます。 私、七月の十四日、この水害の関係でございますけれども、新潟県に行ってまいりました。避難所が水没するような状況で、避難所から避難をしなければいけないという段階にあったり、また、七月の十八日にも参りまして、災害後の廃棄物、これは市町村すべて、廃棄物の関係については適正処理計画というのを作るようになっているわけでありますけれども、必ずしもそういうふうに十分対応が取れない点も多々あるなと、そういう印象を深くしたわけでございます。 また、十月二十三日、……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 環境省のある女性職員が、日本の伝統的文化であります、あるいは節約文化を表しておりますもったいないを再び日本社会の表に取り出したと、私はそういうふうに認識しておりまして。ところで、本委員会では同僚の鰐淵委員がワンガリ・マータイさんを日本に招待すべきだと強い要望を出しておりました。多くの方々のサポートがありましてそれが実現したわけでありますけれども、先ほど小池大臣の紹介にありましたように、もったいないというのを世界に広めていくという公約をマータイ博士が国会議員として言っているわけでありますけれども。 実は、三月六日の日に群馬県の桐生で環境フォーラム……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 大臣、エネルギー・環境閣僚円卓会議、大変な中で行ってまいりまして、低炭素、酸素じゃなくて低炭素ね、低炭素社会の実現に向けた国際協力の在り方ということで、主要二十か国が参加しての極めて重要な会議であったと伺っております。大変お疲れさまでした。 低炭素社会というのは、定義によれば、中長期的に大幅に削減する社会という話になっておりますので、これは中長期といえば五十年、百年という、そういうスパンで物事を考えていくという話であるというふうに理解しております。 それで、前回の委員会の中で私は、京都議定書が発効したことに伴いましてやはり様々な作業を効果的に……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 湖沼水質保全特別措置法の一部を改正する法律案について質疑をいたします。 最初に、直接関係する話じゃございませんが、一つは、やはり湖沼の周辺に森林もございますし、あるいは様々な植物が繁茂しているわけでありますけれども、花粉、飛散する花粉の問題が最近ございます。カモガヤとかオオアワガエリ、ブタクサ、ヨモギ、セイタカアキノキリンソウ、そういったものも加えてまいりますとやはり十一月ぐらいまでは飛び続けるというふうに言われているわけでありまして、杉花粉症がない北海道におきましてもシラカバ花粉症の患者が多いとされておるわけでありまして、実は先日、長野県でも……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。環境省設置法の一部を改正する法律案について質疑を行いたいと思います。 環境省は環境省設置法あるいは環境基本計画などを踏まえまして環境行政を進めておりますが、戦略的に進めなければいけないという発言を聞く機会が少なからずあります。大臣は環境行政の戦略性をどのように考えているかということになるわけでありますけれども、今回の改正についてもその一環でしょう、一環だと思っております。私は、地方に対して着目する、それはそれで非常に重要であるとは思っていますが、しかし地球環境保全の関係、すなわち国際展開にどういうアクセントを置いていくかということも、これはもう極め……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 委員長の許可を得まして、座ってやらさせていただきます。 二〇〇二年に循環型社会形成推進基本法ができて、その三年後の二〇〇五年にその法律に基づく基本計画というのが立てられて、三Rという、そういう仕組みに基づいたという意味では非常にかなり先進的にやってきているんではないかなと思います。ただ、まだまだこれからというのが廃棄物の関係の分野ではないかなと思います。 それで、二〇〇二年にヨハネスブルグ・サミットがありまして、そのとき最後までなかなか合意が得られなかったのは再生可能エネルギーの数値目標の関係でありますし、もう一つは予防原則でありました。ただ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、まず最初に環境省にお願いしたいわけでありますけれども、旧軍の毒ガス等の問題に関してでございます。 過日、五月十日でありますけれども、茨城県の神栖町におけます生体検査、その結果が出たと。昨年たしか四か所の水田で、いわゆる水田から出てきている十五年産の米、それを常食にしている人からの生体試料を分析した結果が発表されているわけでありますけれども、フェニルメチルアルシン酸なんかが生体の中からも発見されたということでございますけれども、この概要についてお答えいただきたいということと、今後どういう形でこの問題に対して、特にこの生体の試料の結果について……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 地球温暖化対策推進法の一部改正に伴う法律案について質疑をしたいと思います。 今回の法律並びにそれに関連しております京都議定書目標達成計画、これは極めて重要だと私自身も認識しております。先ほど、貧困の問題等ありましたけれども、確かにこの地球温暖化の問題というのは、ミレニアム開発目標、これともかかわってくる話でありまして、かかわってくるというのは、やはり地球温暖化がどんどん進むことによって最貧国等々を含めて極めて大きな影響を受けるのはそういうところであろうと思うんですね。 私は、この条約の関係で、京都議定書が正に発効したということは極めて重要で、……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 四人の参考人の方々から非常に有益な陳述をいただきまして、誠にありがとうございます。 まず私は、京都議定書が二月に発効したということで、非常に喜ばしい話でありますけれども、先ほど来から話がありますように、長期的に地球温暖化の対策は考えていかなければいけないという観点からは、あるいはまた六%削減という極めて小さな数字ということを考えていくならば、第一歩であるというふうに考えなければいけないですし、さらに二〇一三年以降のいわゆる新しい枠組みをどうやってつくっていくか、とりわけ日本がどういうイニシアチブをその中で発揮していくか、これは政府ももちろん大き……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 地球温暖化対策推進法について質疑をしたいと思います。 午前中もほかの委員の質疑を聞いておりまして非常に心強く思っておりまして、阿部委員の話も極めて核心をつく質問であったと思います。とりわけ、文明の転換という言葉を使ったわけでありますけれども、正に地球温暖化の関係につきましては文明の転換をしなければならないぐらいの極めて大きなパラダイムシフトをしなければいけない、そういうふうに私も思います。 そういった意味では、日本のバイオマス・ニッポン総合戦略は、正に中身においてはそういう文明の転換を進めなければいけないと、そういうことを極めて強く主張してい……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案について質疑を行いたいと思います。 まず最初に、大臣にお願いしたいわけでありますけれども、今回の法律案の第一条でございますが、利用、開発し、及び保全と、そういったものが変わって、利用、整備及び保全ということで、開発という言葉がなくなりまして整備という形になっているわけなんですけれども、私は、この関係といわゆる成熟社会ということ、いろいろな資料を読んでまいりますと、成熟社会ということと、この辺の開発という言葉を取り除いたということと整備というのを新たに付け加えたと、こういった……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 アスベスト問題について質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、アスベスト除去対策等におきます国の支援措置について、ほかの委員からもお話がありましたが、特に中小企業への支援措置ということで、ある県におきましては民間建築物の一千平米以上の調査が終了し、現在二百平米から千平米の建築物の調査が進められていると聞いております。しかし、二百平米以下の民間建築物の全容把握は、掌握は非常に困難で、ある県議会などでは除去に必要な資金の無利子融資、そういったものを創設して提案し、民間アスベスト対策の促進を図っていると。 また、大阪府におきましても、無担……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
まず、この救済法の関係でありますけれども、すき間のない救済ということで、法律は成立する予定になってございますが、ただ、法律を作っても魂を入れないとなかなか効果的にならないケースも中にはある。やはり政省令をいかにしっかりと作り上げるかということも大事でありますし、私は、やはりそういった意味では患者の利益を考えて政省令をしっかりと作っていただきたいと。そういった全体的な運用をしっかりと私はやっていただきたいと思っておりますので、この辺について、環境省、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 弾力的に、また課題が当然出てくるわけでありますし、現在でも……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
まず、私は最初に、独立行政法人通則法の関係でありますけれども、今回、特定独立行政法人から独立行政法人になるということでありますけれども、これ、特定が外れる、削除されるという意味で、これ、背景が変わったとか、役割の点も含めて何らかの変化があったからこういう措置になっていると思いますけれども、確認をさせていただきたいと思いますが、その辺についてはどうお考えでしょうか。
【次の発言】 確認ですけど、通則法には、その業務の停滞が国民生活又は社会経済の安定に直接かつ著しい支障を及ぼすものと認められるので特定独立行政法人になっていたということなんですけれども……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 午前中には橋本、大石、岡崎、三委員の方が、シカ、クマ、イノシシ等、猿をも含めまして動物の食害について質疑をされたわけでありますけれども、私はその動物から離れて別の動物、カワウの関係、これのいわゆる被害の拡大と、その被害の撲滅に向けてどういう対応が考えられるかということについて、まず環境省にお願いでありますけれども、カワウの生息数は一九七〇年代におきましては全国で総数三千羽以下まで減少したと、こういうふうに見られておりまして、レッドデータブックの絶滅危惧に相当すると推定される段階まで落ち込んだと。近年、推定生息数は、各地のコロニーにおける推定数の合……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 地球環境はますます深刻な状態になってきております。そういった意味では、あらゆる主体、ステークホルダーなどパートナーシップ等が求められているわけでありまして、また議会の役割もますます大きくなってきていると思います。 ところで、実はIPU、列国議会同盟でありますけれども、その総会が、世界から百か国以上集めまして約六百名の議員がケニアのナイロビに集まりまして、日本からは九名が参加し、私も参加をさせていただきました。 IPUの百年を超える歴史の中で、初めて日本が報告文書、案でありますけれども、あるいは決議案を提出したわけで、私もお手伝いをさせていただ……
○加藤修一君 三人の参考人の皆さん、今日は大変にありがとうございます。 先ほど来の質疑応答の中で二〇五〇年の話が出てきておりますが、私は、この二〇五〇年、これを二〇五〇年問題というふうに私は言っていることが多いんですけれども、やはり二〇五〇年時点に、地球の平均的温度、これを二度Cを超えさせないようにする、抑制させると、そういう気候の安定化を図るということは極めて重要だと思っております。そういった意味では、イギリス、ドイツ、フランス、日本もそうですけれども、先ほど早川参考人から説明がありましたように、中環審等で議論しているということであります。 既に地球の温度は〇・七度C上がっていて、二〇五……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、何回か取り上げてきておりますが、昨年の初めごろも取り上げてまいりました二〇五〇年問題と上昇温度を何とか二度Cに抑え込もうということで、その辺の関係について質問をさせていただきたいと思います。 今日、私、手元に「気候変動」って書いてあって、「プラス二度C」というこの赤い本、これ東大の山本先生が編者になってやっているわけですけれども、「まえがき」に二度Cについて書いてありまして、二度Cは今世界中が注目している数字だ。地球の平均気温が工業化以前と比較して二度Cを超えて上昇すると、気候変動が手に負えなくなり、社会や生態系が壊滅的な影響を被ると予測……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 オゾン層の保護基金についてという質問になるかもしれませんが、二〇〇五年の十二月に、モントリオールの議定書第十七回締約国会合におきまして、この基金の第六期、二〇〇六年から二〇〇八年でありますけれども、資金規模が決定されまして、日本としては第一期から第六期合わせますと、分担金の関係では、分担率としては一六・八%、総額四億七千四百万ドルになるわけであります。 我が国は技術とか経験をこういった面について有しているわけでありまして、基金の活動を通じて途上国に対するいわゆる技術支援を行っているわけでありますし、今後もこの基金の効率的な運用、一層日本がイニシ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 子供の環境がますます悪化してきているように思います。もちろん子供だけに限らないとは思っておりますが。我々現世代は未来世代の健全な成長あるいは健康被害が生じないように環境を守ることが求められているわけでありまして、特に化学物質の拡散については極めて憂慮しているところでございます。 規制すべきものについては、予防原則的な社会的な仕組みを含めて規制を考えて、やはり子供を守る、子供へのリスクを削減することであるわけでありまして、公明党が主張しております子供優先社会あるいはチャイルドファースト、これは少子化対策の視点からの言葉でありますが、同様に考えるこ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 五月二十七日にはジャワ中部地震が発生いたしまして、マグニチュード六を超える大地震でありますし、翌日、我が党は対策本部を設置いたしまして、さらにその翌日にはジャワ中部に調査団を派遣いたしました。二日には帰国いたしまして、総理に、医薬品を始め支援体制がしっかりといくように、円滑な支援体制ができるように申入れもしたところでございます。また、全国では募金活動含めて、私も募金活動に携わってきたわけでありますけれども。 災害が起こるたびに本当に、今回の場合は六千人を超える犠牲者を出したわけでありますし、この新潟の関係につきましても、私も水害の関係、あるいは……
○加藤修一君 公明党の加藤修一です。 まず、少子社会についてでありますが、昨年、公明党はマニフェストで児童手当の拡充をお約束いたしました。児童手当は公明党が情熱を持って取り組んだ長い歴史があります。いよいよ、小学校六年生終わりまでの一千三百十万人に支給の予定になっているわけでございます。 ところで、子育てについて、そのコストを全部かぶって産むことでは低出生率になるのは当然という意見、あるいはコスト拡大をどうするかと、自由時間を削られて、働く女性は退職に追い込まれると、あるいは、そういった意味では仕事と生活が調和する社会、社会全体でいかに子育てを支えるか、これらを考えてまいりますと、しっかり……
○加藤修一君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました平成十七年度補正予算三案に対し、賛成の立場から討論を行います。 賛成の第一の理由は、我が国社会を取り巻く喫緊の課題への対応策が適切に盛り込まれている点であります。 アスベスト問題については、一千八百五億円を計上し、被害者救済や学校等におけるアスベスト除去を講じ、新型インフルエンザ対策は抗ウイルス剤の備蓄等を図り、耐震偽装問題への対応として建て替え費用の補助等を行うこととしております。いずれも、国民の安心、安全のため早急かつ必須のものばかりであります。 アスベスト問題については、無念との言葉を残した患者並びに家族の……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。私は、環境問題、特に有害化学物質問題を取り上げたいと思います。 ストックホルム条約、この条約は、世界的に有害な化学物質、その拡散毒性あるいは難分解性、生物蓄積性等を持っている、特に早急な対応が必要であると考えられるダーティダズン、すなわち十二の残留性有機汚染物質、これによります地球環境汚染の防止のために締結された条約であるわけでございます。 言うまでもなく、この条約が有害化学物質を十分フォローするものではありませんが、今や化学物質の地球的規模の拡散は刻一刻と厳しさを増していると。治安の悪化からいわゆる子供たちをどう守るかが大きな課題でありますが、……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今国会におきましては、総理答弁の中にも環境大国を目指す、あるいは環境立国ということで環境大臣が所信表明の中に使っているという、また二階経済産業大臣も環境立国に対しての深い理解をしているように私はとらえてございます。 それで、京都議定書におきましても、森林の吸収源というのは極めて重要な視点であると思っておりまして、やはり森林がもっともっと元気にならなければいけないという観点は大事なわけでありまして、我々公明党もこのバイオマス推進プロジェクトということで、そのバイオマスをいかに推進できるかということで懸命にやっている最中でありますが、なかなか、印象……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず、私は、最初に障害者に関するマークについて質問をしたいと思います。 日本障害者リハビリテーション協会のアンケート調査によりますと、車いすマーク、これの件でございますが、車いす専用と誤って認識している回答が非常に多いと。本来の趣旨を考えてまいりますと、身障者が利用できる設備と、それが本来の趣旨でありますけれども、正確に答えることができた人は〇・七%ということでありますから一%未満ということでございます。したがって、内部障害者が駐車場などの車いすマークを使用する際に断られたり、あるいは障害者手帳を提示を求められたり、現場ではそういったトラブルが……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 本日の集中審議は安全をテーマにしているわけでありますけれども、公明党は、安心、安全な社会構築に取り組んできておりますし、本予算におきましても、警察OBを活用したスクールガードリーダーの増員、あるいは地域安全安心ステーションモデル事業、こういった面におけます拡充、子供の命を守る、そういった意味では安全対策、あるいはアスベスト対策の関係や耐震化など、様々な角度から取り組んできているわけであります。また、今国会におきましてがん対策について法制化等を目指しておりまして、国民の皆さんが安心してがん治療ができるようにと取り組んでいるところでございます。 さ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 若林大臣、御就任、誠におめでとうございます。環境に対しての見識も深く、また林野行政についても経験を踏まえた形で極めて深い見識をお持ちということで、林業のいわゆる持続可能な経営を考えていかなければいけない、ある意味で林業の再生をしなければいけないというのが私としても極めて重要だと、そういう認識を持っておりまして、是非森林の面について更に格段の対応を考えていける大臣でないかなと、このように思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。 それで、今日は地球温暖化問題を中心にしてお願いをしたいと思います。 これは政策としては、緩和政策、いわゆる……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 COP12、それからCOPMOP2の関係につきましては、大臣、大変御苦労さまでございました。また、せんだっては日中韓の環境大臣会合につきましても御苦労さまと言いたいと思います。先ほど環境大臣報告されたわけでありますけれども、その中に、日本がリーダーシップを発揮していくためには次のことが必要であるとの認識を強くしたということで、二点目として、温暖化がもたらす影響は甚大である、今や気候安全保障の問題として対処する必要がありますと、全くそのとおりだと思います。 気候安全保障、人間の安全保障につながる話でありますし、温暖化がもたらす影響、これは自然循環……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず私は最初に、地球温暖化問題についてお聞きしたいと思います。 環境大臣にお願いしたいと思いますが、ドイツ・ポツダムのG8環境大臣会合、大変に御苦労さまでございます。 ところで、EUは二〇二〇年に二〇%削減、またイギリスは、先ほども話がありましたように、二〇五〇年に六〇%削減を行うという法案を発表したわけでありますけれども、私は、明年の日本サミットでは地球温暖化問題などいわゆる環境問題を主要な議題にすることを改めて求めておりますけれども、今日の報道によれば、日本はポスト京都に向けて閣僚会議を設置すると、そういうふうに言われているようであります……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 温泉は我が国にとって貴重な自然資源であり、将来の世代に残すべき大切な資産であると考えているわけでありますけれども、今回の改正案では、この大切な温泉資源を保護するための、都道府県知事が掘削等の許可を行う際、条件を付けることを可能とすることが盛り込まれているわけでありますが、この温泉資源をめぐっては、昨年の八月、東京高裁において、これは群馬県の水上町における温泉掘削申請を不許可にした県の判断は誤りである旨の判決が出されたということがありました。 この裁判の中で、県が、いわゆる掘削がほかの温泉に影響を与える可能性が高いと、こういう調査報告書に対しまし……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は四人の参考人の皆さん、大変お忙しい中このようにおいでをいただきまして、誠にありがとうございます。 まず最初に、私は、猿田参考人と除本参考人にお尋ねしたいと思います。 私は、先ほど事後的対策の話が出てきておりましたが、そういったことと同時に予防的な対応というのは極めて重要だなと、そういうふうに思っておりまして、アジェンダ21の原則の一つとして予防原則ということが挙げられているわけでありますけれども、それを積極的に導入していくという観点からお二人に質問をさせていただきたいと思います。 猿田先生は平成十三年にも参考人として意見陳述されている……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず、海洋汚染防止法の改正の関係で環境省にお尋ねいたしますけれども、先ほど伊藤審議官の方から、長岡の方に一万トンを貯留、CCSの関係で実証実験をやっている、現在モニタリングをしているという最中であるという話でございますけれども、貯留したものが、いわゆるCO2が漏れることを懸念している国民の皆さんもいらっしゃるということでありますし、特に貯留地点付近で地震が発生した場合に漏れることが可能性としてあり得ると。そういった意味では、長岡のプロジェクトについて新潟県の中越地震によって影響がなかったというふうに言われているわけでありますけれども、具体的にどう……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、四人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。 まず最初に、石井参考人にお伺いしたいわけでありますけれども、先ほどバイオエナジー社で回収するエネルギーの関係でお話がありまして、回収熱量が、これは七万七千四百メガジュールですか一日当たり、千世帯に相当するということですけれども、これはどういう形で利用されているかということが一点目です。 それで、パンフレットによりますと世界初のリサイクル施設、都心に誕生するそういう施設であるということで、そういった意味では新しい試みでありますので相当苦労された部分もあると思うんですけれども、どういう点が……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今、各委員からの話の中でも、学習の機会を失ってしまったという、学習の文化、これは非常に私も大事だと思っておりますし、あるいは今後の課題として再発防止をしなければいけないと、そういうことについても全く同じ考え方でございます。 また、それに対する大臣の答弁の中にも、要するに経験を共有すると、これは国内に限らず、決算委員会でも答弁がございましたが、世界じゅうに経験を共有するということについても全く同じ考え方でございますし、先ほど大臣からは、安全性を大前提にするという、これも非常に基本的なスタンスとして尊重していかなければいけないことでございます。 ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に、農林水産省、大臣にお願いしたいわけでありますけれども、現在、全国の三十八都道府県に四十二林業公社があるわけでありますけれども、農林漁業金融公庫等に対する債務残高が膨れ上がっておりまして、平成十七年末時点では一兆九百十二億円と聞いてございます。 岩手県とか大分県の二林業公社では、平成十九年度までに解散して県がその債務と資産を引き継ぐと、そういう方針を出しているわけでありますけれども、まず第一点は、都道府県の財政状況も厳しい折でありますけれども、このような林業公社について、存廃を含めた見直しが当然必要であると考えておりますけれども、解散……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 先ほど来から、大臣からは今日はボゴールへ向かって飛び立つ予定というふうにお伺いしておりますけれども、十二月のMOP3の関係を含めて、ほかの国々が日本の考え方を十分情報として共有できるように、より一層のイニシアチブを発揮していただきたいことをお願いを申し上げる次第でございます。 温暖化対策は、緩和政策、適応政策、大きく分ければ二つになるわけでありますけれども、中国等の動向をやはり見逃すことはできないなと。現在、日本政府は、これは経済産業省が中心になっているようでありますけれども、日中省エネルギー・環境総合フォーラム、そこにおいてかなり具体的な展開……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず、この温泉法の改正の関係でございますけれども、温泉の採取時の技術基準の策定時期あるいは具体的な内容、さらに、住宅の密集地においてはやはりもっと厳しい技術基準の適用が必要だと思っております。実はこの事件が起こったときに、いち早く我が党の代表であります太田昭宏それから東京都の本部代表をしております山口那津男議員が現地に参りまして、近隣住民から様々な意見を伺っていると。近隣住民へ十分な説明もないまま繁華街に建設された同施設に関しましては、狭い土地に温泉くみ上げ設備も密閉された造りになっていると。かねてから周辺住民からは事故を懸念する声が上がっていた……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず、私は最初に、二十一世紀環境立国戦略、手元にそのパンフレットありますけれども、それに関してお聞きしたいと思います。 この中では、二十一世紀の三つの危機ということで、三つの危機について触れておりまして、それに対応する社会像を明確にしていると。低炭素社会、あるいは循環型社会、さらに自然との共生する社会と、そういう形で明確になっていて、そういう意味ではこの戦略については単なる書面ではないと思っておりますし、環境行政におけるベクトルを示したと、そういう重要なものであるというふうに考えておりまして、やはりベクトルというのは方向と大きさを持つわけであり……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 バリ会議、誠に大臣、御苦労さまでございました。COP13では具体的な数値が入らなかったわけでありますが、そういった意味では非常に残念ですが、ただ、議論し交渉する共通の場ができたということでは非常に喜ぶべきことであります。これからが正に日本にとっても正念場でありまして、数字がないことから物足りないわけでありますけれども、ただ、COP15で数値目標を入れた枠組みの確定に向けて、いかなる戦略的アプローチをつくり上げていくかということが極めて重要なことであります。大臣はどのようにお考えかと。 また、十二月二十一日には京都議定書目標達成計画の見直し最終案……
○委員長(加藤修一君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
去る九月十日の本会議におきまして行政監視委員長に選任されました加藤修一でございます。
委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りまして、公正かつ円満な運営に努め、職責を全うしたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、小林温君、風間昶君、山口那津男君、西田昌司君、長谷川大紋君、山内俊夫君、中曽根弘文君、脇雅史君、橋本聖子君、松田岩夫君、塚田一郎君、郡司彰君、鈴木寛君、岡崎トミ子君、内藤正光君、大江康……
○委員長(加藤修一君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、那谷屋正義君、梅村聡君、千葉景子君及び家西悟君が委員を辞任され、その補欠として林久美子君、岩本司君、牧山ひろえ君及び川上義博君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官兼郵政民営化推進室長木下信行君外十八名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず、私は最初に国土交通省に質問をしたいと思いますが、地球温暖化の適応策の関係であります。 我が国の海岸線は三万五千キロメーターを超えるわけでありますけれども、約一万四千キロメートルの沿岸部に資産とか人口が集中していると。やはり、将来気候変動によりまして海水面が上がってくるわけでありますので、それにどう対処するかというのは極めて重要なことであろうと思っております。 十一・五兆円という試算もありますが、これはやはり沿岸部の堤防のすべてを三メーターほどかさ上げをするという話になっておりまして、あるいは一千五百四十二万人の居住者がはんらんの被害を受……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に、道路特定財源の関係でいわゆる暫定税率が四月一日でもって失効したわけでありますけれども、自動車重量税も暫定税率ではなくなり、本則税率が適用され、減収になる。 道路特定財源の一般財源化の議論もございますが、国からのいわゆる環境再生保全機構への交付金、それから指定地域自治体への納付金のうち、いわゆる補償給付金等に要する費用の二割に当たる自動車負担分でありますけれども、約百十六億円ありますけれども、これが場合によっては減額されるんではないかと、最終的には患者に対しても補償給付や公害保健福祉事業に支障を来すことが懸念されている段階でありますけ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 それでは、愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律案について質疑をいたしたいと思います。 以前に愛がん動物の関係の法律を考えたといいますか議論したときに、動物の福祉という言葉があるということが実は分かりました、アニマルウエルフェアということでありますけれども。動物福祉を考えるという意味ではこれはちょっと別の言い方になるかもしれませんが、家畜のほとんどはやはり最終的には人間の口に入ることが多いわけですけれども、サプライ・チェーン・マネジメントということから考えても、やはり動物が健康で飼養、飼育されていることは非常に望ましいと、そういった意味をも……
○加藤修一君 それでは最初に、提案者に質問でありますけれども、ただいまの議論になっておりましたが、来年の通常国会に出す法案の関係も含めて考えなければいけない部分があるのではないかと。明年に出される法案の内容に比べて、その内容それ自体がまだ、先ほど言いましたように、明確になっていないわけでありますけれども、今回の民主党提案の法改正は対象が極めて限定されていると。私は、ある意味では抜本的にこれは今の法律を変えていかなければいけないなと、そういうふうに考えております。 我が国におけます土壌汚染が存在する土地、これは皆さん御承知のように十一万ヘクタールを超えております。土地資産価値は四十三兆円に及ぶ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 G8の環境大臣会合、五月二十四日から二十六日にかけて行われて、鴨下大臣、大変お疲れさまでした。 まず最初に、私は土壌汚染対策法の関係について質問をさせていただきたいと思います。 この関係については私も非常に懸念している、土壌汚染については懸念しておりまして、これは本当にしっかりやっていかなければいけないなというふうに考えておりまして、前回もこの委員会で取り上げさせていただいて、ブラウンフィールド問題は全国で十一万ヘクタールを超える、あるいは土地資産価値は四十三兆円を超える、あるいはそれに伴って対策を考えた場合の対策費用というのは約十七兆円にな……
○加藤修一君 今日は四人の参考人の皆さん、忙しい中ここまで来ていただきまして誠にありがとうございます。感謝を申し上げる次第でございます。 私は、政府はもっと機敏性を考えるべきだと思いますね、一つは。もう一つは、後追い的でなくて、やはり科学的成果を踏まえてビジョンの先取りというのが極めて重要な時代に入ってきていると。 一九九〇年に地球温暖化防止行動計画が作られて、一九九二年に気候変動枠組条約が採択、署名されたわけでありますけれども、これは九五年からはCOP1という形で展開し始めたと。で、九五年から私は何回となくこれは国際会議を日本で開催すべきであるということを言ってまいりまして、その機敏性と……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に、大臣にお伺いしたいと思いますけれども、報道によれば、二〇五〇年までに英国は一九九〇年比で六〇%削減と、ドイツは八〇%、フランス、カナダなども独自の目標を示していると。アメリカがブッシュ大統領、二〇二五年までに排出量の増加を止めると、そういうことでありますけれども、大臣はブッシュ大統領がそういう見解を示したことに対して踏み込み不足であると不満を述べられたというふうに、報道ではですよ、報道ではそういうふうになっておりました。 それで、現段階では数値目標を日本は提示していないわけでありますけれども、せんだって大臣からは野心的なという、そう……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 先ほど岡崎委員からも橋本委員からも福田ビジョンに対する質疑があったわけでありますけれども、私はまだ十分読みこなしておりません。個人的にはもう少し踏み込んでしかるべきではないかなというような印象は持っております。 我が党も六月六日に提言を発表しておりまして、五〇年までに温室効果ガスを八〇%削減を視野に入れた長期目標を掲げております。あるいは、二〇二〇年に二五%削減するとの中期目標を設定することと、そういう申入れを福田総理にしたところでございます。また、再生可能エネルギーについては二〇二〇年までに二・五倍と、そういうことについても提言をさせていただ……
○委員長(加藤修一君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、川上義博君、牧山ひろえ君及びツルネンマルテイ君が委員を辞任され、その補欠として家西悟君、千葉景子君及び福山哲郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に徳永久志君を指名いたします。
……
○委員長(加藤修一君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、福山哲郎君、家西悟君及び林久美子君が委員を辞任され、その補欠としてツルネンマルテイ君、轟木利治君及び大島九州男君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に参考人として京都大学公共政策大学院准教授諸富徹君、気候ネットワーク代表・弁護士浅岡美恵君及びノンフィクション作家山根一眞君の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(加藤修一君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、轟木利治君、大島九州男君及び中山恭子君が委員を辞任され、その補欠として家西悟君、林久美子君及び牧野たかお君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に浮島とも子君を指名いたします。
なお……
○委員長(加藤修一君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、牧野たかお君及び林久美子君が委員を辞任され、その補欠として中山恭子君及び牧山ひろえ君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣官房内閣参事官酒光一章君外十六名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(加藤修一君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきまし……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 斉藤大臣、御就任誠におめでとうございます。 私は、金融危機の関係とか、それに絡んでいわゆる地球温暖化の問題についてどう対処するかということについて取り上げたいと思います。 十月の中旬でありますけれども、ポーランドでポズナニですか、そこでCOP14の閣僚準備会合、準備会合ではありますけれども、これが開催されたと。 金融危機で温暖化対策に必要な途上国などへの資金供給、これが細る可能性というか懸念が言われております。現在、欧州で、銀行関係でありますけれども、国内に回帰するというそういう圧力が強まっているし、そういった資産の圧縮、これは国外資産が中……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。私は、補正予算に関連して質疑をさせていただきたいと思います。 まず最初に二階大臣にお願いしたいわけでありますけれども、これは貸し渋りの関係でございますが、昨年から責任共有制度が導入されまして、信用保証協会の保証割合が従来の十割から八割になったわけであります。二割は金融機関が持つという話でありますけれども、そういう形で十割から八割に引き下げられたと、そういうことで金融機関の融資姿勢が更に慎重になったと、こういうふうに言われているようでございます。 様々な苦情が寄せられているわけでありますけれども、この責任共有制度これ自身を、やはり今は極めて経済の状……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございますが、大臣所信に対する質疑をさせていただきたいと思います。 まず第一点目は、地球環境税の関係でございますが、いわゆるミレニアム宣言ということで、MDGsという、いわゆるミレニアム宣言という中で、途上国のいわゆる貧困の問題等を解決しなければいけない、しかし、なかなか資金のめどが付かないと、目標達成が極めて厳しい状況になってきているということで、そういった意味では革新的な資金メカニズムに基づく新たな資金の手だてをしっかりと考えていかなければいけないと、そういうことが一つございます。また一方で、国際連帯税についても極めて関心が高くて、この議員連盟もつくられて……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 配付資料の図を見ていただきたいわけでありますけれども、これはよく見受けられる図表で環境省が作ったものでありますけれども。 今日はまず最初に大変単純な質問をしたいと思いますが、京都議定書目標達成計画ということで削減の義務が掛かっているわけでありまして、これはもう国際的な公約ということで、日本はマイナス六%削減で、現在のところ、図に見て分かりますように、八・七%プラスの状態であると。ドイツは、マイナス二一%、これが公約、現段階ではマイナス一八・二%削減履行済みと、進捗の状況はそういうことである。あるいは、イギリスは、マイナス一二・五%が公約であり、……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、四人の参考人、大変有益な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。 私は、皆さんの資料をちょっと拝見させていただいて、佐藤参考人は企業の社会的責任ということについて、あるいは情報公開ということについても触れられておりますし、あるいは、大塚参考人の参考文献の中ではありますけれども、欧米の土壌汚染浄化に関する費用負担あるいは土壌汚染と企業の責任ということに関した資料も掲載されている。 あるいは、大野参考人の資料の五ページでありますけれども、資産除去債務の関係に触れられておりまして、先ほども説明の中で引当金計上の関係がありました。……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございますが、土壌汚染対策改正法案の関係でこれ衆議院の環境委員会において、公園や学校等の公共施設あるいは公益的施設等を追加し、さらに規制対象区域の略称、これを例えば措置実施区域から要措置区域にすると、さらに形質変更届区域を形質変更時要届出区域に修正する案文が本法案に追加されたわけでありまして、審議の過程でどういうふうにこういう形になったのか、こういう委員会において明確にしておくことは非常に大事だと思っておりますので、その修正の意図について、改めてこの修正案の提案者の一人でもあります江田衆議院議員にお答えをお願いしたいと思います。
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 環境省が出している戦略で二十一世紀環境立国戦略というのがあって、その中では、循環型社会、低炭素社会、そして自然共生社会、こういう三つの社会というものを考えて、それをもって持続可能な社会というのをしっかりとつくっていこうということになっているわけでありますけれども、非常に分かりやすく、かつまた大事な日本の二十一世紀の戦略であるというふうにとらえております。 その中で、自然共生社会ということが、今日の自然公園法とかあるいは自然環境保全法、これともつながってくるということだと私は思っておりますが、最近、サンゴ礁の問題も非常に取り上げられておりますし、……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 斉藤大臣、第十一回の日中韓三か国環境大臣会合は誠に御苦労さまでございました。それに関連しまして、確認という視点から質疑をさせていただきたいと思います。 先ほど報告がございまして、六ページから七ページにかけてでありますけれども、我が国にとって野心的な中期目標であるという、いわゆる真水の目標であるということ、それから二〇五〇年に六〇%から八〇%削減するという、そういう道筋を付けると、そういう話でございました。もちろん、これは柔軟措置というかメカニズムということについても考えているという話でありまして、当然これはCDMの関係、それについてはいわゆる森……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 本法律案について、少し長くなりますが、この際に本法律案の制定に至る問題意識などについて確認の意味を込めて申し上げておきたいと思います。 水俣病問題においては公健法及び平成七年の政治解決等に基づき対策が講じられていたところでありますが、平成十六年十月の関西訴訟最高裁判決は、規制権限の不行使により水俣病の被害の拡大を防止できなかった国及び熊本県の不作為責任を認定しました。その後、最高裁判決を機に公健法への新たな認定申請者が急増し、最高裁判決後の認定申請者が約六千五百名と多数に上っているところですが、鹿児島県認定審査会については依然再開できない状態が……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございますが、今日は参考人の三人の皆さん、大変有益な話をいただきましてありがとうございます。 まず、茅参考人にお尋ねしたいんですけれども、御説明の中で、最終的な話として、一つは途上国の技術開発に努めることは非常に大事であるという話がございました。 それで、実は昨日からエジプトで国際再生可能エネルギー機関の設置に向けての会合が開かれておりまして、当初、日本はこの機構に参加する予定ではなかったと。それは、再生可能エネルギーの技術規格などが欧州の都合で決められるのではないかと。あるいは、日本が事務局長を出しておりますIEA、国際エネルギー機関と機能が重複し、IEA……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
まず最初に、公正取引委員会にお願いいたしますが、四月二十日に公正取引委員会は、H製作所が株を一〇〇%所有の子会社Hアプライアンス社、これに対しまして景品表示法の違反で排除命令を出したわけでありますけれども、これを説明してください。
【次の発言】 昨年は、大手の製紙会社八社に排除命令が出されまして、これもエコに関するものでありました。家電の量販店には省エネの文字が並んでいるわけでありますけれども、地球温暖化の影響が叫ばれるようになりまして、家電メーカーは競うように環境への配慮を前面に押し出しております。こういう時代だからこそ、省エネのものがいいとか……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に、総理にお尋ねいたします。 世界数か国で日本の定額給付金に似たものが導入されております。台湾では一人約一万円の消費券、所得制限がなく、全人口の二千三百万人が対象で九割強が受け取ったと。台湾の業界は、世界的不況で個人消費が冷え込む中、消費券を取り込もうと、割引セールなど、あの手この手のアイデアを競っております。テレビ局の世論調査では七五%の人が経済振興に役立つと回答、台湾当局は経済成長率を〇・六六%押し上げると、このように報道されておりますが、総理の御感想をお尋ねいたしたいと思います。
○加藤修一君 今日は、経済・雇用・社会保障をテーマにいたしまして集中審議でございますが、麻生総理にも御出席をいただいてございます。 公明党の加藤修一でございますが、まず最初に総理にお願いをしたいと思います。 私は、新エネルギー、地域分散型のエネルギーということについては、これは非常に地域に存するものでありますから、これをいかに効果的に利用するかということは、地域が元気になる、直結する、そういう有力な武器でないかと、このように考えております。 公明党は、本年一月に総理に申入れをしたところでございます。グリーン産業革命への提言ですが、そこでは日本の誇る環境技術を駆使して環境産業の活性化を促す……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、自由民主党及び公明党を代表して、平成二十一年度予算三案に対し、賛成の立場から討論を行うものでございます。 世界的な経済金融危機の影響を受けて、我が国経済は輸出や生産、設備投資の大幅な減少が続くなど、かつて経験したことのないほどの厳しい状況に直面しております。とりわけ、非正規労働者の解雇の増加など雇用環境は急速に悪化しており、雇用の安定は喫緊の課題となっております。 かかる状況の下で国民生活と我が国経済を守るためには、果断な財政政策を機動的かつ弾力的に行う必要があることから、政府・与党は三次にわたって経済対策を策定し、二十年度第一次及び第……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 質疑に入る前に、五月二十五日の北朝鮮の核実験について申し上げたいと思います。 国連安保理一七一八決議、核実験や弾道ミサイル発射の中止に対する明白な違反であり、国際社会への重大な挑戦であると。日本にとって重大な脅威であり、深刻な事態である。この場を借りて北朝鮮に厳重に抗議すると同時に、政府におかれましては制裁を含めて核廃絶に向けた取組等の更なる強化を、本院におかれましては抗議及び核廃絶に向けた決議を速やかに行うことを求めます。 それでは質疑に入りたいと思います。 平成二十一年度の補正予算案、約十四兆円のうち総額約四・三兆円が四十六の基金になっ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
昨日は新型インフルエンザ等の審議が行われましたが、私は二十一世紀は感染症の時代だというふうにとらえることもできると思っていますので、ラッサ熱とかエボラ出血熱など、一種病原体等に対応するためには、やはりBSL4の施設、P4が必要であると思っておりまして、政府は三年間にわたって立地計画等をこれは議論してまとめてきているというふうに聞いておりますので、提言も含めて、官房長官、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 答弁にありましたように、稼働はしているけれども実際使用できるような状態ではないと。そういった意味では、リスクコミュニケーションも含めて稼働……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 小沢大臣、COP15、大変御苦労さまでした。 政権交代になりまして、行政府や立法府の行動、そのやり方が大きく変化してきているんではないかと、そういう感じを持っております。そういう中で、今後、環境行政の在り方にも大きな影響、プラスマイナスあると思いますが、いかに適正に課題解決に向けて環境行政を進めるか、これはますます重要になっていると思います。 そこで、環境大臣の所信に関する質疑あるいは環境行政一般に関する質疑に入る前にいわゆる政治主導に対する姿勢、理念について、あえて確認を含めてお伺いをしたいと、そう思っております。 とりわけ、いろいろな点……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
まず最初に、環境大臣にお願いいたしますけれども、佐渡島のトキ、テンにこれ襲われて何羽か死んだという話なんですけれども、これ経緯と今後の対策についてお願いいたします。
【次の発言】 しっかりとした管理体制をしくように要請をしておきたいと思います。
それで、トキについては、二〇〇三年の十月十日に日本産のトキは絶滅したと、現在は中国産のトキを用いて人工繁殖であるということで、日本におけるトキの扱いは絶滅ではなく野生絶滅のままであると、ある資料にはそういうふうに書いてありますけれども、日本としては非常に私は誇るべきことをやっていると。一方でまた、反省を……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に、環境大臣にお願いしたいわけでありますけれども、一九九二年ですか、リオ・サミットが開催されまして、そのときにアジェンダ21が作られました。そのときに、第八章のDでありますけれども、いわゆる従来の経済勘定だけではなくして、自然資本の関係とか環境の関係、これをどうやっていわゆる環境勘定として考えて、それを統合化するかと、そういうアジェンダが作られたわけでありますけれども、十数年もうたっているわけであります。 最近言われ始めているのは、COP10を目指して、生物多様性の関係についてはもう大臣もよく御存じのように、生物多様性の経済学、TEEB……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は四人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。非常に有益な御意見を伺ったなと、そういう思いでおります。 まず最初に、原科参考人にお聞きしたいわけでありますけれども、SEAは、持続可能な社会をつくるためにはこれは必須のものである。先ほどの話の中では、日本のアセス法では年に二十件、条例で五十件、合わせて七十件程度である。あるいは、別の国、アメリカでは、連邦政府では三から五万件と、中国は三万件ほどということで、国際社会、先進国の間では日本は極めてこういった面については遅れているというイメージが固定化しつつあると。 私は、途上国も意外とこの辺……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 先日、四人の参考人の皆さんに来ていただきまして御意見をいただきまして、非常に有益なお話を伺うことができたなと。そういう意味で、委員長、調査室等の皆さんに感謝申し上げたいと思います。 その参考人の一人の方の資料によりますと、従来の環境アセスメントの問題点、日本の環境アセスメントは、従来ほとんどが事業実施の直前に行われていたと。で、問題点として、十分な環境配慮対策ができないと、直前であるがゆえにそういうことであると思いますが、事業の中止はほとんど不可能な段階に入っていると、あるいは開発行為の累積的な影響を回避できないと、ですから事業段階では遅過ぎる……
○加藤修一君 公明党の加藤でございます。 では、まず最初に大臣にお願いしたいわけでありますけれども、以前にもこの資料については提出をさせていただいておりますけれども、皆さんにも今お手元の方に配付をさせていただいております。 政治主導確立のための内閣法等の改正案についてというのが一ページ、裏側に国家公務員法等の改正と今後の環境行政についてということで、環境行政について極めてこういう法律が影響をプラスマイナス与えるということは言うまでもないことだと私は思っておりまして、例えば政治主導確立のための云々ということについては、六番目の方に、環境省の場合、政務調査官は、だれがいかなる適格性審査に従って……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、まず最初に、ネオニコチノイド系農薬について取り上げたいと思います。大気と水、クロスメディア汚染ということも言われておりますので、そういった関係についても非常にかかわってくる話であると思います。 ネオニコチノイド類というのは、やはり植物や動物体内に取り込まれますと、代謝されて化学構造が変化し、多様な代謝産物が生まれてくるわけでありますし、更に懸念されることは、やはりネオニコチノイド暴露による胎児、小児に対するいわゆる影響ですね、いわゆる脆弱な発達期の脳に対する影響についても様々な研究がなされていると。 有機燐の関係でも質問したことがありま……
○加藤修一君 公明党の加藤でございます。 まず最初に、一般廃棄物の関係にかかわってくる話でありますけれども、浄化槽の関係で、汚水処理の普及がなかなかできていないということで浄化槽の役割というのは極めて重要だと思っておりますが、機能を十全に発揮させるためには設置後の維持管理、これは確実に行っていく必要がある。浄化槽法においては、保守点検とか清掃、法定検査、法定検査では十一条検査がありますけれども、これの保守点検、清掃が適正になされているかどうかをやはり確保するという制度でありますけれども、検査率が全国平均で二七%程度といまだ非常に低いわけでありますけれども、下水道関係はかなり負担が軽減されてい……
○加藤修一君 おはようございます。公明党の加藤修一でございます。 余りにもひどいので申し上げたいと思っておりますが、五月二十八日の衆議院の総務委員会における郵政改正法案については、重要法案にもかかわらず一日、六時間の審議で強行採決をしたことは議会制民主主義のルールを大きく逸脱するものであります。二〇〇五年の郵政法案のとき、衆議院で百十時間に及ぶ審議からすると強い憤りを感じます。強く抗議をすると同時に、政府・与党の猛省を促したいと思います。 会期末であるというならば、延長すべきであります。その権能は与党・政府が持っているわけでありますので、そうすべきであります。 そのほか、この件を含めて十……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に赤松農水大臣にお聞きしたいわけでありますけれども、預け金とか差し替え、先払いあるいは翌年度納入等、そういった手口によりまして、農林水産省本省及び地方出先機関あるいは都道府県等における国庫補助事業に係る不適正な会計処理が後を絶たないということでありまして、公明党としては議員立法による不正経理防止法案の制定を求めておりますが、何ゆえこのような不正経理がまかり通るのかと。 罰則の強化あるいは補助事業に関する審査体制あるいは指導の強化など、今後の再発防止等について伺いたいわけでありますけれども、さらに、直嶋経済産業大臣にも、お二人の大臣にお聞……
○加藤修一君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十一年度第二次補正予算案に対し、賛成の立場から討論を行います。 しかし、多くの問題点を指摘せざるを得ません。 第一に、鳩山政権がマニフェストの財源確保のため、第一次補正予算の執行をあろうことか国会に諮ることなく強引に停止したことであります。 子育て応援手当や地域医療再生基金の廃止、学校耐震化予算の削除など、民主党のコンクリートから人への主張に明らかに矛盾し、国民に無用の混乱を招き、景気対策に大きな空白をつくり、地方経済に大きな打撃と二番底の懸念を与えております。このやり方は、地域重視の鳩山政権と懸け離れているばかりか、経……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
民主党は両院で過半数以上の巨大な与党でありますし、巨大政権与党は第一にはやはり節度を持つと、説明責任を果たす、あるいは自浄能力を発揮する、これです。これは国民の大きな願いでありますし、今や国会自身の自浄能力が問われている、このように思います。
まず最初に、政治と金の問題についてお伺いいたします。基本的な質問でございます。
まず前原大臣にお聞きいたしますが、国会議員の手帳には政治倫理綱領、行為規範が載っておりますが、議員が守るべき義務ですが、どう思いますか。
【次の発言】 同じように、菅大臣はどうですか。
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
まず最初に、総理にお尋ねいたしますけれども、三百議席を超える巨大政党、それが民主党でありますけれども、巨大政権与党は、私は、第一に、権力の行使に節度が必要であると。例えば指揮権発動があったかのように誤解されたことがありましたが、そういうことがないように最大限努力しなければいけない。第二に、予算案や不祥事などの説明責任を十分に果たすことである。第三には、自浄能力を発揮すること。
これらは極めて重要なことだと思っておりますが、総理、どうでしょうか。
【次の発言】 同じく総理に対してですけれども、基本的にはやはり国会の自浄能力、これは国会自身が落とし……
○加藤修一君 おはようございます。 松本環境大臣、御就任、誠におめでとうございます。 COP10が今開催されているわけでありますけれども、世界の自然の恩恵、それは年間三百三十兆円、そのうち森林からは年間三百兆円と。あるいは、生態系の損失は年に三百七十兆円、無策ならば貧困層に相当の打撃を与えると。 日本について考えてまいりますと、先ほどからの議論の中にありましたけれども、世界のホットスポットが三十四か所ありますけれども、そのうちの一つが日本であると。日本は生物資源においても遺伝資源においても、これは利用国でありますけれども、かつまた供給国であるなというふうに思っておりまして、その点でも誇る……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 COP10で大臣、議長をおやりになりまして、愛知ターゲットあるいは名古屋議定書という形で合意を見まして、環境外交上も極めて大きな成果だと私は思っております。議長を始め事務方が懸命に努力した成果だと私は思っておりますが、ただ、先ほど大臣がおっしゃったように、まだ固いものではないというところにこれからの課題があるんではないかなと、このように考えておりまして、後ほどその関係については質問をさせていただきますけれども、大変な御苦労であったと思います。敬意を表したいと思います。 それでは、この生物多様性の関係で、私は日本は非常に豊かな生物多様性を持つ国で……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 総理、APECお疲れだと思いますが、最初から苦言を申し上げますが、もっと疲れているのは国民ですよ。政府のまずい円高・デフレ政策で地方はますます疲弊している。民主党政権は中小企業に冷たい、農業にも冷たい。懸命に私は動くべきだと思いますよ。 同様に、総理、四十四分の映像の件でありますが、全面公開に動くべきであります。流出前の中国外務省副報道局長が、衝突事故について中国漁船が巡視船にぶつけられたと主張しているんですよ。副局長は、早くから海上保安庁に最初から最後まで一部始終ビデオの公表を求めていたわけであります。何も中国の提案に従う必要はありませんが、……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございますが、まず最初に、総理に質問いたします。 今や日本の状況は極めて厳しい。特に経済は、リーマン・ショックの影響を抜け出ることができない状態でありますし、円高であり、デフレであります。 総理は、常日ごろ、好循環の経済に持っていきたいと言っておりますが、悪循環の連続であります。総理は、民主党の代表選に、一に雇用、二に雇用、三に雇用と。また、所信表明でも、雇用、雇用と声高に述べたわけでありますが、雇用対策が内容、規模共に全く不十分であります。補正予算の雇用対策は規模が余りにも小さい、雇用情勢の厳しさを全く理解せず編成された補正予算と言わざるを得ない。総理の主……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 最初に、この度の東日本大震災で亡くなられた犠牲者の皆さんに衷心より哀悼の意を表したいと思います。また同時に、今もって物資が不十分で、強い余震が続く厳しい中、必死の思いで生活をやりくりしている被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げたいと思います。 言うまでもなく、国会は、私は、これから復興とか防災の関係、あるいはさらにエネルギーの問題について議論して深めていかなければいけない、そういう命名をしていくぐらいの審議を深めていく機会にしなければいけないなと思っております。 東日本大震災の復興計画、将来の大規模災害に対する防災計画などを抜本的に見直す……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に、この度の東日本大震災で亡くなられた犠牲者の皆さんに衷心より哀悼の意を表したいと思います。また、今もって強い余震が続く中、厳しい中ではありますが、必死の思いで生活をやりくりしている被災者の皆さんに心からお見舞い申し上げたいと思います。 また、福島第一原子力発電所の現場におきましては今もって予断を許すことができない状況でありますが、未曽有の原発事故、放射線濃度が非常に高い中、過酷な作業条件の下でまさに命懸けで事故拡大防止、収束への最大限の努力をしており、両親、兄弟等の心配を背に受けながら、ほとんど寝ずに闘ってくださっているわけであります……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず、東日本大震災において被災された方々にお見舞いを申し上げたいと思いますし、亡くなられた方々に哀悼の意を表したいと思います。また、なお今もって現場で懸命な復旧復興作業に携わっている皆さんに心から敬意を表したいと思います。 先日、宮城県の山元町あるいは福島県に行ってまいりましたが、山元町は東北の湘南と言われて、白砂青松ということでも有名なところでありますけれども、瓦れきは依然として相当残っておりました。ただ、一緒に行った議員の方は、地元の方でありますけれども、三分の一ぐらいにようやっとなったと、この三倍はあったという話で、自衛隊の皆さんが相当懸……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 三月十一日に発生してもう既に七十日を過ぎておりますが、今もって十万人を超える方々が避難所にいるということは、非常にこれは異常な事態であるということを指摘をしておきたいと思います。 まず最初に、国土交通省にお尋ねいたしますけれども、仮設住宅に併設される浄化槽、これ仮設住宅が解体後の再使用の在り方について伺いたいわけでありますけれども、仮設住宅については、総理及び国土交通大臣は、予算委員会におきまして八月中旬までに七万戸を整備すると答弁しているわけでありますけれども、これ併設する汚水処理施設は浄化槽でありまして、多くは三十人から百人用の浄化槽をリー……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に、これ通告しておりませんが、防災担当大臣である松本環境大臣にお聞きしたいわけでありますが、今の福島の一部の線量はチェルノブイリ並みと指摘する人がおりますが、ロシアでは年間五ミリシーベルトならば避難対象と、いわゆる居住禁止の基準としているわけであります。福島県の伊達市は、避難区域外にもかかわらず、年間二十一・七ミリシーベルトでありますし、福島大学のキャンパス、昼の食事を戸外でするところで、時間は十マイクロシーベルト、つまり年間に置き換えますと八十七・三六ミリシーベルト、それから学生の広場、ここは時間で一・六マイクロシーベルトで、これは年間……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 本日は、議員立法であります環境教育推進法の改正案について確認質疑をさせていただきます。委員長、理事に時間をいただきましたことに感謝いたします。 以前、議員立法であります石綿健康救済法、これも質疑になった記憶がございます。 国連持続可能な開発のための教育の十年、この日本における、あるいは国際的展開について、さらに、最終年の二〇一四年ですか、この取組について確認したいと思います。 まず、ESDでありますけれども、これは持続可能な社会の担い手を育む教育であります。 経緯を少し述べますと、一九九二年にアジェンダ21、すなわち持続可能な開発のための……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に大臣にお尋ねしたいわけですけれども、今日、二十一世紀環境立国戦略、これ配付をさせていただいておりまして、平成十九年の六月一日に閣議決定した内容であります。二〇〇七年六月に発行したということで、この中身は私は非常に重要な中身がたくさん入っているなと思っておりまして、三つの危機、いわゆる地球温暖化の危機、資源浪費による危機、あるいは生態系の危機、それに対応した形で、先ほど大臣もお話ししたように低炭素社会、これをつくる、あるいは循環型社会をつくる、さらに自然共生社会、最終的に持続可能な社会をつくり上げていくというのが基本になっている内容だと思……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 東日本大震災のいわゆる災害廃棄物処理の大幅な遅れがあるわけでありますけれども、震災の復旧復興の足かせになっていることは事実であります。そういった中で、放射性物質汚染地域の瓦れき処理がそういう処理全体のまた足かせになっているのも事実であります。 廃棄物処理は都道府県の権限に委ねられておりますが、我が国では放射性物質に汚染された災害廃棄物の対処法については今まで経験したことがなく、本法律案が策定されて成立の方向に向かっていることは非常に喜ばしいことであり、大きく評価をしたいと思っております。 ただ、これは今まで経験が当然ないわけでありますけれども……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に総理に質問をいたしますけれども、今、本予算の審議をやっている最中でありますけれども、平成二十三年度予算でありますけれども、また衆議院におきましては予算関連法案の審議に入っているように聞いております。 総理の今までの言動を聞いておりますと、本予算とか関連予算の関係については通らないのが野党のせいであるかのような、そういう雰囲気を醸し出しているような感じがいたすわけなんですけれども、菅総理、これまあ例えの話でありますけれども、ずさんな設計図に基づいていわゆる粗悪な自動車、それも燃費も極端に悪く、ハンドル操作も難しい、どこに行くか分からない……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に、この度の東日本大震災、これは大地震と大規模な津波、そして原子力災害の三重苦でありますが、亡くなられた犠牲者の皆さんに哀悼の意を表します。二次災害であります低温症で死亡された方まで発生している状況でありますが、今もって厳しい中での被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げる次第であります。 また、未曽有の原発災害という過酷な中、命懸けで事故拡大防止、収束へと、ほとんど寝ずに闘っている自衛隊、警察、消防事業者、関係会社などの職員の方々の現場を預かる責任感は大変なものだと思います。皆さんに感謝申し上げたいと思います。 このような中、もう世……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 最初に、東日本大震災でお亡くなりになった方々に心から哀悼の意を表したいと思います。また、今もって従前の生活になかなか戻れない被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げたいと思います。また、原子力災害とまた大震災の関係において現場で懸命に闘っている方々に心から敬意を表したいと思います。 それでは最初に、総理にお尋ねしたいと思います。 今回の大震災は極めて大きな大変な災害でありますけれども、公明党の山口代表あるいは井上幹事長始め、我々も何回となく被災地に入っておりますが、実態把握に努めまして、地元の公明党議員と連携し、知事を始め自治体、被災者の要望……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、矢ヶ崎参考人、石川参考人、柴田参考人、大野参考人、大変有益な御説明いただきました。誠にありがとうございます。 公明党は、ヒューマニズムの政治を目指し、生命、生活、生存を最大に尊重する社会をつくることを目指しております。支え合う社会を目指してもおります。 今もって日本列島からは、原子力発電あるいは原子力関係施設からは大気中にあるいは海水中に絶えず放射性物質が放出され続けていると。国際的化学物質管理に関する戦略アプローチ、SAICMでありますが、これによれば、化学物質の最小化を目指しているわけでありますが、日本は早期に放射性物質の放出を最……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
まず、最初に総理に質問をいたしますけれども、七月二十三日土曜日の日本経済新聞の第二面に次のような報道が載っておりました。「首相、経産省に異例の指示」と、「電力需給に関する重要な情報をすべて開示するよう」にと、あるいはさらに「十四項目にわたる「質問状」も作成。」というふうに報道されておりますけれども、これは正確な報道でしょうか。
【次の発言】 エネルギーの基本計画の見直しをしなければいけないということを含めて、これは総合的なエネルギー政策を議論を深めていかなければいけないということに当然なるわけであります。
私の質問の趣旨は、やはり情報開示、これ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず、私は総理に質疑いたしたいと思いますが、日本は唯一の被爆国であります。核兵器を廃絶させなければいけない大きな役割を持っているわけでありますが、安全保障上の選択肢から核兵器を完全に消すには、その非人道的な面について真っ正面から議論し、それを世界共通の認識にする必要があります。二〇一五年に開催される核拡散防止条約再検討会議については、広島市が誘致を表明した意義は非常に大きいと。その会議で核兵器の非人道性を被爆者とともに議論できれば、核兵器禁止条約、その重要性もより一層認識が深まり、実現へ動き出すことが期待されております。 公明党は、昨年の八月、……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 細野大臣、大変御苦労さまでございました。 まず、質疑に入る前に、同僚の委員からも話がありましたが、冷温停止状況の関係、あるいはこれは仮称の原子力安全庁の関係について一言申し上げたいと思っております。 冷温停止といわゆる冷温停止状態、この違いが不明確だということですね。これは学術的な用語でもありますし、状況、状態というのはちょっと違った意味合いに使われている、そういった意味では不明確であるなと思います。それから、原子力災害対策特別措置法の第十五条、これは緊急事態宣言を今回五回出されておりまして、それはまだ解除をされていない段階でありますので、そ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今、国内におきましてはTPP、この関係については随分と議論がなされるようになってきております。熟議の国会と言われたこともありますが、まだまだ熟議に至っていないし、これは熟議をやるという意味では、前提条件になるのはやはり情報の開示、様々な素材が提供される、そういうことが前提になって初めてオープンな議論も当然できるわけでありますが、口の悪い人に言わせますと、どうもこのTPPというのは秘密主義に陥っているのではないかなと、そういう指摘もあるくらいなんですね。言うまでもなく、国民は知る権利を持っているわけでありますので、そういう十分な情報と議論がない中で……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今、川口委員から法律にのっとってやっていないという話がありましたが、ほかの件も結構あるわけでありますので、私からも全く同じ意見でございますので、改めて指摘をしておきたいと思います。 それで、現在原子力行政の見直しが進められておりますが、民主党のマニフェストにはいわゆる独立行政委員会ですね、委員会の設置を行うというふうに書いている中にありまして、現在、原子力安全庁、まあ私は原子力安全庁というよりは原子力規制庁と、そういうふうに言うべきではないかなと思いますが、我が党もどちらかといいますと、独立した行政委員会の設置をすべきだというふうにうちの井上衆……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に一川防衛大臣にお聞きしたいと思っておりますが、大臣の防衛省におけますホームページ、私拝見をいたしました。これ、インタビュー記事でありますけれども、政治家としての信念はお持ちでしょうかと、これに対して、平凡ですが、物事に誠心誠意取り組むと、こういうふうに書いてありました。あるいは、私は自衛隊の皆さんが誇りと自信を持って訓練に励めるような体制づくりをしていきたいと思っておりますと、このように書かれているわけなんですけれども。 今回の沖縄少女暴行事件の関係、詳細には知らなかったとの国会での答弁、あるいは防衛省・自衛隊の仕事は私より前原政調会……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は今日、皆さんのお手元に四枚の新聞記事を配付をさせていただいております。 これは東京新聞の記事でありますけれども、保安院が反対、それで安全委員会が断念ということが書かれております。二〇〇六年の議論の関係ですね。原発防災区域拡大の関係についての議論があったようでありますし、二枚目、防災強化反対、中立性に反する保安院、安全委員会に対して高圧的態度と、こういうふうな見出しが書かれております。三枚目は、保安院長自ら圧力、安全委員会に寝た子を起こすなと、こういう見出しが出ています。最後は、安全守る立場なのにと、防災強化反対の圧力を広瀬元保安院長がやった……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今、北川委員からいろんな質問がありましたが、ただいまやっていた質問の内容については私は全く同感ですね。一〇〇%の出資金で、資本でやっている子会社になぜお金を出さなければいけないか。事故を起こしたところがやっぱりそれなりの貢献をしなければいけないのは明確なことだと私は思っています。 それでは、私は前回に引き続いて、今委員会におきまして二人の参考人を要求しておりました。二〇〇六年の圧力を掛けた広瀬氏、それから寺坂氏の二人を要求したわけでありますが、これは事実確認をしたいということで要求しております。この度は自民党の賛成を得ることができず、全会派一致……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に、質疑に入る前でございますが、広瀬研吉氏を参考人として呼んでいただきたいと思っておりまして、何回かお願いをしてきた経緯がございます。それぞれの党に事情があるとは思いますが、ただ、官制の関係ですね、官僚の官、制度の制、官制。事務引継が現職が受けていると、そういうことであるとするならば、それが十分だとするならば、私は納得できないということであります。元職について全く呼ぶことができないということではないと。 現に、今までも数人は呼ばれているわけでありますので、例えば、これは証券問題のときでありますけれども、財政金融で元大蔵省証券局長を呼んで……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 一般質疑ということで急遽なったわけでありますけれども、今、リオ・プラス20という言葉も非常に人口に膾炙し始めておりますけれども、その中で、一つは、大きなテーマとしては、グリーン経済への移行ということ、あるいは持続可能な開発の実現ということであります。 持続可能な開発の実現の中には、GDP以外の豊かさの基準として幸福度を提案するという極めて新しい見解が出始めてきているなと思います。あるいは、グリーン経済への移行については、キーとなる技術としてスマートグリッドシステム、あるいはヒートポンプの話、太陽光発電、あるいはエコ住宅、省エネ家電等、あるいは今……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
特定産業廃棄物に起因する支障の除去等に関する特別措置法の一部を改正する法律案について質問をしたいと思います。
これは、延長が十年ということでありますけれども、十年間で、逆に言うとできなかったと。もちろん、十年間でできなかった中で新しい事案が出てきたということについても考えなければいけないわけでありますけれども、基本方針を新たに付け加えるという話があったりしております。要は、十年間の総括をどういうふうに環境省としてはとらえているのか、この辺について見解を示していただきたいと思います。
【次の発言】 今後十年間延びたということでありますけれども、十……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、まず最初に、提出者の皆さんに、大変な中懸命にやってきていただいたことについては心から敬意を表したいと思いますが、ただ、審議の在り方については非常に不満を持っております。次の点を指摘をしておきたいと思います。 百五十日間の国会審議のロードマップ、この作成と運営は与党に委ねられていると。会期末において慌ただしい審議の無理強いは議会制民主主義をないがしろにするものであり、与党民主党に反省を求めたいと思います。 第二に、環境委員長の趣旨説明には次のような文言がございます。 この事故では、中間省きますけれども、我が国の原子力に関する行政について……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 質問通告はしておりませんが、確認ということで、民主党、そして自民党、二大政党の方にお尋ねをしたいと思います。 これは趣旨説明の中の関係でありますけれども、冒頭の文章のところであります。この事故では我が国の原子力に関する行政についての問題点が次々と明らかとなり、国内外の信頼は大きく損なわれましたと。中略で、損なわれた信頼を回復するためにも本案を提出したと、このように書いてあります。 私は、非常にこの規制の関係について大きく変えようと、新しい展開をしていこうと、そして国民の皆さんの安全、安心、これをしっかりと確立させていこうという、そういう極めて……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず私は、最初に政府の脱原発依存政策についてお伺いしたいんですけれども、その前に、我が党としては、原発に依存しない社会を目指す、それから新増設は許さない、あるいは、今国会で成立いたしました原子力規制庁の関係の法案の中には原発の寿命については四十年、原則四十年と、まあ炉規法の関係でありますけれども、そういうふうになっておりますし、そういったところから、論理的な帰結としては最終的にゼロ基になる、ゼロ基にすると、そういう考え方を持っています。これが原発に依存しない社会を目指すという基本的な我が党の考え方であるというふうに言っているわけであります。 と……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 法案の審議に入る前に、原子力規制委員会の委員長及び委員の国会同意人事の関係でございますが、関連して、最初に、内閣府原子力委員会の、今日のこれ全国紙に出ております、秘密会議、政策調整の場であったという断定的な記事でありますけれども、報道によればということで、原子力委員会の主張を覆すと、こういう形で出ています。 原発推進側だけで勉強会と称する秘密会議を開いていた問題で、これは内閣府の検証チームが、いわゆる表の小委員会の議論に影響を与えたと指摘する、そういう調査結果をまとめるということが分かったと。これは三日には細野原発事故担当相に提出するというふう……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、質疑通告をされておりました田中法務大臣が今もって出席しないというのは非常に残念な思いであります。 田中法務大臣については、外国人献金問題や暴力団関係者との交際が明らかになっております。そうであるならば、本来、自身が辞めると決めなければいけない。あるいは任命権者である野田総理が罷免すべきであります。決断ができないのであれば、国会で、この参議院で問責決議案の可能性がますます今日の欠席をもって高まっていると、このように私は指摘をせざるを得ないわけであります。 それでは、次に財務大臣にお願いいたします。 本年七月から再生可能エネルギー特別措……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 昨年の三月十一日に、東京電力の福島第一原子力発電所、これ事故を起こしたわけでありますけれども、メルトダウン等を含めて大変な事故であったわけでありまして、放射性物質が放出されたと、相当量の放出があったという話であります。 そういった意味では、福島県にも当然これが拡散して被曝をした方も相当数いらっしゃる、あるいは近辺においてもそうでございます。もちろん、地球全体の中でもこれが、放射性物質が巡り巡って汚染に拍車を掛けたというふうに理解することは決して間違ってはいないと、私はそう思います。 それで、昨年の国会でも何回かこの問題について取り上げました。……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、まず最初に外務大臣にお尋ねしたいわけでありますけれども、政府の脱原発依存の政策について、基本的な見解、これを確認したいと思っております。なぜかといいますと、後ほどパッケージ型インフラの海外展開、これをお聞きしたいと思っておりますし、関係大臣会合のメンバーでありますので、それ相当の責任、役割、それがあると思っております。特に、原発輸出の政府のスタンスを確認したいということでございます。 公明党は、昨年の十二月のいわゆるベトナム、ロシア、韓国、ヨルダン、四か国の原子力協定の採決に反対をいたしました。四つの原子力協定は結果的に成立をしております……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今、〇%とか一五%、あるいは二〇から二五%等々含めて、原発の関係について国民的な議論が深まっていると考えております。あるいは、討論型の関係についても進んでいるやに聞いております。 我々公明党も、原子力の政策については、やはり原子力に依存しない社会を目指す、あるいは新増設を行わない、あるいは法律で原則的に四十年の寿命でありますので、最終的に、前に言った二つの件も含めて論理的にはゼロ基になるということでありますので、寿命四十年ということになってきますと、二〇五二年というかなり遠方のお話になってまいりますが、ただ我々としてはやはり五年でも十年でも早く……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 本日は平成二十二年度決算の准総括質疑を行っておりますが、本日、このように決算委員会が対政府質疑を行っていることは、私は大げさではなく歴史的な意義のあることだと確信しております。私は、本日は、平成二十二年度決算にとっては従来行われてきた准総括質疑ですが、決算重視を進めてきた参議院の歴史にとっては極めて重要な意義を持つものである、このように言い切っても過言ではない状況下における審議、そのように思っております。 現在、遺憾ながら、国会は八月においても言論の府としては極めて不正常に揺れてきた状況にあります。その原因の一つは、国民注視の中で結ばれた総理大……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず初めに、総理にお願いいたします。 昨年、再生可能エネルギー特別措置法が大修正して成立したわけでありますけれども、今年の七月から動き始めます。固定価格買取り制度の導入については、一九九九年ごろから自然エネルギー促進議員連盟で議員立法でと思い、取り組んでまいりました。また、二〇〇〇年の後半からは公明党の元代表太田昭宏氏が本会議において何回か取り上げ、必要性を主張してきております。 そこで、質問ですが、自然エネルギーは全国に偏っておりますが、地域資源を活用し地域を元気にする地域分散型の自然エネルギーを大普及させるべきでありますが、ドイツでは自然……
○委員長(加藤修一君) 一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました加藤修一でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に金子洋一君、谷博之君、中西祐介君、二之湯智君及び山本博司君を……
○委員長(加藤修一君) 一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして前国会に引き続き本委員会の委員長に選任されました加藤修一でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に金子洋一君、谷博之君、中西祐介君、二……
○委員長(加藤修一君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、石原環境大臣の所信に対する質疑ということで、まず最初に環境大臣にお願いしたいと思います。 今国会で改正の温対法が提出される予定になっておりますが、エネルギー基本計画は間に合わないと。その意味で、二〇二〇年、二〇三〇年の削減数値は今の段階では確定は厳しいと。しかし、少なくとも二〇五〇年八〇%削減について、見直し条項とともに法文に入れることは重要だと思っております。このままだと長距離大気汚染問題の深刻化など、様々な点から持続可能性がますます後退するのではないかととらえております。 日本が積極的な役割を果たすべきでありまして、改正温対法でい……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 地球温暖化の関係について質問をさせていただきたいと思っておりますが、中期的な目標としては、IPCCは科学的知見に基づいて先進国の責務として二五から四〇%、一九九〇年比でありますけれども、そういう削減を示されているわけであります。京都議定書の第二約束期間については我が日本は入っていないわけでありまして、そういう意味では、意味ある規制を本来は持つべきでありますけれども、それが、規制がなかなかされていないということで、ちょっと言葉が適切ではないかもしれませんが、丸裸状態であるというふうに理解をせざるを得ないわけでありまして、中長期的な目標の関係について……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。午前中、審議聞いておりまして、ますます重要な法案だなと改めて確認を深くしたところでございます。 午前中にも話がありましたが、国連気候変動枠組条約のフィゲレス事務局長が、四〇〇ppmを超えたということで危機的な状況であると、そういう声明を発したわけであります。それで、IEAの四五〇ppm、それと比べると五〇ppmの間隔が開いているわけでありますけれども、カンクンの合意を踏まえて、あるいはカンクンの中でIEAは主張したところがこの四五〇シナリオでありますが、各国が今すぐ四五〇シナリオの実現に必要な国内措置をとるべきであると、そういうボトムアップ戦略であ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律案等について質疑を行いたいと思います。 野生動植物の種について、三千五百九十七種が第四次レッドリストに掲載されております。国内希少野生動植物種に指定されている種は全九十種にとどまっており、生息地等の保護区の指定も九か所と立ち遅れていると思います。 環境省は、種の保存法改正案の第一条に示された目的、位置付けに向けて科学的知見に基づいて積極的に政府各部をリードする取組を行うべきであると私は考えております。 そこで、環境省の見解を確認したいと思っております。環境省は、種……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 フロン物質と温暖化というのは関係が当然あるわけでありまして、温暖化問題は、さきの審議におきましても、人類の生存に深くかかわっているということ、これは非常に大きな課題であるという答弁も大臣からいただいておりますが、先ほどほかの同僚の委員から話がありましたように、四〇〇ppmを既に超えているという段階であります。二〇五〇年八〇%削減の課題、これは各党の提出法案にも明示されてきました。物事はなかなか進まないなということで、やはり乗り越えるべき多くの課題があるということは事実であると私は思います。 今、憲法の議論がされているわけでありますけれども、その……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は一般質疑ということで、ネオニコチノイド系農薬の措置についてお聞きしたいと思います。 日本臨床環境医学会が、六月九日でありますけれども、有機燐ネオニコチノイド系農薬の人への影響、これは最近の知見ということでありますけれども、国際シンポジウムを開催いたしました。特別講演をされたモントリオール大学のマリーズ・ブシャール博士は、発達期の脳は農薬の影響を受けやすいと、こういう発言をされたようでございます。 文部科学省の調査でありますけれども、二〇〇二年の調査においては、これは有害化学物質と必ずしも直結した話という展開はされておりませんが、発達障害……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に、大気汚染防止法の一部を改正する法律案の関係でございますが、今後の対応が極めて重要であります。 第一点としては、資産除去債務として計上するために行われた調査、そのほか早い段階で実施された調査について、この大防法改正に伴う事前の調査に活用することができるようにすることが大事でありますし、また石綿の使用状況の事前の調査や除去に見込まれる費用の計上が的確に、かつ早期に行われるように推奨し、さらに予算措置、税制上の優遇措置を検討することにつなげていくことが重要と考えております。また、資産除去債務の適用や事前調査結果の掲示、これを契機といたしま……
○委員長(加藤修一君) 一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして前国会に引き続き本委員会の委員長に選任されました加藤修一でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に金子洋一君、斎藤嘉隆君、中西祐介君、二之湯智……
○委員長(加藤修一君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、谷岡郁子君及び小川勝也君が委員を辞任され、その補欠として藤井基之君及び徳永エリ君が選任されました。
【次の発言】 消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査を議題といたします。
消費者行政の基本施策について、森内閣府特命担当大臣から所信を聴取いたします。森内閣府特命担当大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。
本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
この際、伊達内閣府副大臣及び亀岡内閣府大臣政務官から発言を求められております……
○委員長(加藤修一君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、徳永エリ君及び渡辺猛之君が委員を辞任され、その補欠として宇都隆史君及び大野元裕君が選任されました。
また、本日、石井準一君が委員を辞任され、その補欠として岩井茂樹君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣府食品安全委員会事務局長姫田尚君外四名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ござい……
○委員長(加藤修一君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、宇都隆史君、大野元裕君、岩井茂樹君及び川田龍平君が委員を辞任され、その補欠として渡辺猛之君、石井準一君、難波奨二君及び真山勇一君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官佐々木晶二君外五名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(加藤修一君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、難波奨二君及び真山勇一君が委員を辞任され、その補欠として小川勝也君及び川田龍平君が選任されました。
【次の発言】 連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法案について、経済産業委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御……
○委員長(加藤修一君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、小川敏夫君が委員を辞任され、その補欠として山村明嗣君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣官房日本経済再生総合事務局次長赤石浩一君外九名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(加藤修一君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、石井準一君、石井みどり君、片山さつき君、川田龍平君、前川清成君、谷博之君及び大河原雅子君が委員を辞任され、その補欠として小川敏夫君、青木一彦君、磯崎仁彦君、江島潔君、山田太郎君、田城郁君及び尾辻かな子君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
食品表示法案の審査のため、本日の委員会に、政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣府規制改革推進室長滝本純生君外三名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ござ……
○委員長(加藤修一君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、青木一彦君、磯崎仁彦君、江島潔君、田城郁君、末松信介君及び小川勝也君が委員を辞任され、その補欠として石井準一君、片山さつき君、谷博之君、前川清成君、高階恵美子君及び熊谷大君が選任されました。
【次の発言】 食品表示法案を議題とし、参考人の方々から御意見を伺います。
本日は、本案の審査のため、参考人として一般社団法人全国消費者団体連絡会事務局長河野康子君、日本チェーンストア協会専務理事井上淳君、一般社団法人新経済連盟事務局長関聡司君及び特定非営利活動法人アレ……
○加藤修一君 平成会の加藤修一でございます。 本日、九人の公述人の方々が、大変お忙しい中、来でいただきまして本当に大変ありがとうございます。 私ども、今回の法案につきましては、極めて重要な法案であるということで今まで審議してきたわけでございますけれども、きょうはそれぞれの立場から貴重な御意見をいただき、非常に参考になったところでございます。心から厚く感謝を申し上げる次第でございます。 それでは最初に、代替案の検討の明示化という観点から、基本的な質問でございますけれども、今まで審議の中では政府答弁ということでございました。きょうは公聴会でございますので、さまざまな形でふだんから研究されてい……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。
私は、まず最初に通産省にお尋ねしたいんですけれども、非常に基本的な質問でございます。PRTRの対象物質についての質問でありますけれども、放射性物質を対象とすべきだという意見もございますが、今回は対象になっていないように私は聞いております。この辺についてはどのように御見解をお持ちでしょうか。
【次の発言】 放射性物質については、原子力発電所あるいは再処理工場の関係を含めて、規制されている基準値の値以下についてはごく微量でありますけれども排出されているというふうに聞いているわけであります。
この点に関連いたしまして、諸外国でもさまざまな形で報告書が……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私はまず最初に、第一条の「目的」に関連してでありますが、経済産業省に質問をいたしたいと思います。 北関東、群馬県とか埼玉県、栃木県、茨城県など、そういった北関東におきます大気汚染の関係を考えてまいりますと、首都圏からいわゆる大気汚染物質の長距離輸送問題、こういったものが生じていると思います。それは、一部はやはり自動車からの見えない廃棄物と言われるものでありまして、十分な調査をしなければなりませんが、仮にそうだとすれば拡大生産者責任がないとは言えないわけでありまして、環境負荷が小さい低公害車の導入が急がれているわけでございます。 三副大臣、国交……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、化学物質審査規制法の一部改正ということで質問をさせていただきますけれども、政府が様々な今回の法案についての説明書を、説明文を作っておりますが、その中で、化学物質審査規制法改正の考え方というのがございます。そしてその中で、持続可能な開発に関する世界首脳会議実施文書、その中で、予防的取組方法への留意というふうに書いているわけでございますが、この予防的取組方法についてはやはり予防原則とも関係してくるものであろうと考えておりまして、我々公明党としては昨年の党大会におきまして重点政策を発表させていただきまして、その中で予防原則、これについても相当の……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、三人の参考人の方においでをいただきまして誠にありがとうございます。非常に有益な話を伺うことができまして。 それで、先ほど木村参考人の公述の中で公民という話がございました。公民というのは恐らく公と民という、それは公民教育ということなんでしょうけれども。私は、この公と民における考え方にも、やはり個の確立という観点からも言える部分があるんではないかなと思います。 戦後、アメリカの占領下において、日本においては公としてはやはり官であるし、政府を中心とした復興及び発展を積み重ねてきたと。後ほど三人の方に今の話を含めて御質問させていただきたいと思……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、三人の参考人の方々、非常に有益な話をしていただきまして本当にありがとうございます。 今回のテーマは、ボランティア、NPO・NGO活動等社会参加システムの在り方についてということなんですけれども、いわゆるシステム、参加のシステム及びその面について重点的にやってきたように思いますけれども、いろいろと最初考えていた質問とちょっと変わってきておりまして、私自身の中で、それでちょっと角度を変えて質問したいと思っております。 それは、一つは改革の問題でございます。 いわゆる非営利活動法人の改革について、公益法人等の制度の改革の一環で、これはNP……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 公益法人改革等についてお尋ねしたいと思います。 公益法人については、これまで我が国において民間非営利活動の中心的役割を果たしてきておりますし、明治以来その制度が抜本的には見直されておらない、時代の要請に合わなくなってきている。例えば裁量の大きな許可制は機能していないし、これまで公益法人が不祥事を起こすたびにいわゆる指導監督が強化されてきたわけでありますけれども、典型的にはKSD事件に見られるように裁量性が大きいと、そういった理由から対応は十分に機能してこなかったと、そういうふうにとらえることができると思うんですけれども。 一方、これからの我が……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、お二人の参考人、大変ありがとうございます。有益な様々な点についてお伺いできて、有り難いでございます。 それで、私は毛里先生にお尋ねをしたいわけなんですけれども、ちょっと時間の関係がございますので、ちょっと申し訳ございません、わざわざ出てきていただいて聞かないのも非常に失礼な話なんですけれども。 毛里先生が、「「二十一世紀のアジアを考える日中フォーラム」をめぐって」という論文の中で、非常に私は様々な点で啓発されたわけでありますけれども、例えばこれがございました。ライバルかパートナーかという選択を我々が任意にできる時代でなくなっていると、……
○加藤修一君 委員長、ありがとうございます。公明党の加藤修一でございます。 公明党の憲法に対する基本的な考え方は、現行憲法に付け加えるという加憲の立場であります。 私は、環境権を対象として申し述べたいと思います。 二月に、昨年のノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイさんが来日いたしました。昨年の受賞は、平和賞の中に環境を加え、平和と環境が緊密な関係にあることを示した初めてのノーベル平和賞となりました。この意味でも、ますます環境にウエートが掛かってきていると考えております。 環境保全の実効性については現行憲法の解釈で保障できるという見方がありますが、私は、基本的には憲法は国家の根本規範で……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、国分良成参考人、そして孔健参考人においでをいただきまして、極めて有益なお話をいただきました。大変ありがとうございます。 先ほど、国分参考人からはWTOのお話が若干あったり、市場経済、国際社会にどういうふうに中国を呼び起こすかということで、いわゆる我々の側に呼び寄せると、そういったとらえ方は極めて私も大事だと思っております。我々の側ということについては、多少ニュアンスの違いがあるかもしれませんが、私は今日は環境とエネルギーの観点から少し御見解をお伺いしたいと思います。 今月の、二月のいわゆる十六日に気候変動枠組条約、それの京都議定書が発……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、高原参考人、若林参考人、非常に有益な話をしていただきまして、心から感謝申し上げる次第でございます。 今日は、私にとりましても特別な日でございまして、今二時半を過ぎた段階ですけれども、午後二時に京都議定書が発効したという記念すべき時間帯なわけで、これに関しましては後ほど質問をさせていただきたいと思います。 まず若林参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほど高原参考人から東アジア共同体へ向かうことは間違いないと、まあそういう話がありました。そしてその中で、日本がイニシアチブを取ってデザインをするということが大事だという趣旨の話がありまして……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 本日は、小此木そして高木参考人の陳述を聞かしていただきまして、非常に参考になりました。大変ありがとうございます。 私は、今日の朝刊に実はアーミテージ報告なるものが若干、概要でありますけれども出ていましたので、お二人のお話を伺ったことも踏まえつつ、見解をお聞きしたいと思っております。 「アジアで「能動的」日本に」というそういう見出しが書かれておりまして、たしか二〇〇〇年にはアーミテージ報告が発表されて、今回は二〇二〇年までの日米両国の共通の戦略目標にかかわる点、外交、軍事、エネルギー戦略などに関する第二のアーミテージ報告というふうに概要にはなっ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 啓発的で示唆的で、論文を含めて極めて有益な意見の開陳をいただき、誠にありがとうございます。 羽場参考人に質問なんですけれども、EUの拡大過程で市民への広報宣伝を活発化するとか市民との連帯等ありました。また、市民相互の連帯ということも重要であるというような趣旨の御発言があったようにとらえておりますけれども、あと渡邊参考人から相互依存による自己育成などという、そういう言葉が出てきたわけでありますが、このようなことと関係すると思っております。 それは、EUの拡大過程におけるカトリックという宗教の影響度合いをどうとらえているかということなんですけれど……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 ただいま同僚の委員から現在中国で起こっておりますデモの件について発言がありましたが、私もこの件について触れておきたいと思います。 北京から始まったデモが暴動に発展いたしまして、日本大使館等への破壊活動や日本人への暴行行為があり、けが人も出ていることについては、大変遺憾で深く憂慮すべき状態だ、謝罪と補償を要求しているとの発言については理解することが十分できるわけであります。従来、一部に見られるようなあいまいな日本の対応はかえってマイナスであり、今後の日中間の友好関係を緊密にするためには、あいまいにしないで、しっかりと日本側の主張を明確に伝えること……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 私は、例の対日デモというのは様々な問題意識に私にとってはなっておりまして、対日デモの問題のように、やはり日中間で、二か国間でしか協議できない大きな問題が当然ありますし、その発生のいわゆる淵源というものを分析することは極めて重要であると思っています。 ある新聞には、その背後には権力上の争いがあるというふうに断言していることもありましたが、私は、陳述したある参考人が、中国には三つの中国が存在すると。それは、十九世紀的中国、二十世紀的、そして二十一世紀的中国であるというふうに、そういう話がありまして、そういった意味では非常に格差のある多面な姿を示して……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日はお二人の参考人、御多忙の中おいでをいただきまして、誠にありがとうございます。 お二人に同じ質問、一つだけさせていただきたいと思います。 先ほど、朱参考人は、現在五億人近い中間層がいるという話がありまして、これ、私前々から、数字の件は分かりませんでしたが、非常に気になっていたわけなんでありまして、単なる暴動ではないと、権利意識に芽生えた動きであると、あるいは社会進歩の表れであると、こんなふうに述べられたと思っておりますが、これを踏まえてお聞きしたいと思います。 アジアの平和、安定をつくり上げる上にはやはり日中間の相互理解は欠かせない。先……
○加藤修一君 ありがとうございます。両参考人、大変ありがとうございます。大きな関心を持って陳述をお聞きいたしました。 それで、質疑応答の中で、これは岡崎参考人にお聞きしたいと思っておりますが、時間が制約されている中での意見陳述でありましたので、かなり大胆に、かつ、ある意味で単純化した話になって、単純化したと思っておりますので、ただちょっと確認をしたいなと思ってございます。 集団的自衛権の行使によって中国の圧力を払拭できる、東南アジアの戦略的安定性を確保できる、状況は一変する、ずっと安定する、今のような日本の皆さんの生活を維持できますよと、そういう陳述がありました。私は、一変するという表現、……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 二十数年前の本をつい先日読んでいたんですけれども、これは「二十世紀の意味」というケネス・ボールディング、新書版でありますけれども、それには人類の前途には落とし穴が四つあるということで、第一点は戦争、そういった意味では不戦の制度化ができるかどうかという話だと思います。二点目は発展途上国の経済的離陸の困難性が考えられる、三点目は人口増加、四点目はエントロピーの拡大ということでありますから、物質やエネルギーは枯渇するという、そういう落とし穴があるという話でありました。 中国の国際市場における行動あるいは再生エネルギーへの意欲的な挑戦を見るにつけて、エ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 稲田参考人そして松下参考人、忙しいところを大変にありがとうございます。 まず最初に、私は松下参考人にお尋ねしたいと思っております。 地球環境問題、特に地球温暖化問題というのはやはり人類の共通の大きな脅威であり、ますますこれは増大しつつある非伝統的な脅威であると認識しております。国家の枠内の安全保障を超えて、すなわち一国のみの努力では解決に至らないと、個々人から成る人類社会の脅威であり、そういった意味では、人間の安全保障を正面から脅かすものであるというとらえ方ができると思ってございます。 二〇〇五年の二月の十六日に京都議定書が発効いたしまして……
○加藤修一君 ありがとうございます。 公明党の加藤修一でございます。 私は、環境外交にかかわること、それもかなり限定した形で意見を表明させていただきたいと思います。 第一に、環境外交については、特にこれ東アジアについてでありますけれども、先進的な地球環境科学インフラ、これを構築し、駆使することでないかと考えております。 まず、環境外交には環境科学的研究、情報インフラの整備が不可欠であります。 二十一世紀の課題とされる地球環境問題の大きな特徴の一つは、自然科学の一分野であります地球科学研究と国際政治の枠組みが融合したことにあると言われているわけであります。すなわち、独自に得られる科学的……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、お二人の公述人、大変ありがとうございます。 まず最初に、中川恵一公述人にお伺いいたしますけれども、先ほど話がございまして、がんは、私自身もそう思っておりますが国民病であると。大変苦労している患者さん方がたくさんいるわけでございますので、やはりそういった国民のニーズ、何とか最良の医療ということも含めて、十分これは国が対応していかなければいけないと。そういった思いから、公明党は、昨年の六月でありますけれども、がん対策プロジェクト、これを発足させております。十一月には九分野二十九項目から成りますいわゆるがん対策に関する提言を発表させていただき……
○加藤修一君 ありがとうございます。 私はまず外務省にお願いしたいわけでありますけれども、今日は省庁の皆さんの御説明を伺いましてかなり整理されたと思っておりますが、まず外務省に、IPCCのラジェンドラ・パチャウリさんがこの間来ておりました。気候変動は決定的だという話があったわけでありますけれども、また世界銀行のニコラス・スターンがレビューをいたしまして、世界の経済的な損失が最悪のときにはGDPの二〇%だと。ただ、それを最大限回避するためには毎年一%ずつ、世界のGDPの一%ずつ投入すべきではないかという、そういうレビューが発表されているわけなんですけれども、そういった意味では、新しい資金のメカ……
○加藤修一君 今日は、政府参考人それから末吉、林参考人、大変ありがとうございます。 私は、末吉参考人にお聞きしたいわけでありますけれども、UNEP・FIの活動については以前から私も注目しておりまして、国会でも取り上げてまいりまして。地球温暖化対策に関する投融資というのは、短期的なものであってはいけないと。恐らくこれは短期的にとどまるものではないということでありますから、明らかに、先ほどの話がありましたように、長期的に温暖化対策が必要であることを考えてまいりますと、当然のことながら投融資についても長期的に進めていかなければいけない。ビジネス展開という意味では、末吉参考人が示されたことを考えてま……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございますが、今日は四人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。分かりやすい話をいただきました。 私は、まずは酒井参考人、関田参考人、齊藤参考人、三人に同じ質問をさせていただいて、その後、別の観点から八谷参考人ということにしたいと思っております。 七月にはG8サミットが開催される運びになっておりまして、環境がテーマということでありますし、その中でポスト京都の枠組み、COP13で二〇〇九年中にポスト京都の枠組みをつくっていかなければいけないと。そういった意味では、中長期的な削減目標の合意内容というのは、やはり今後、気候安全保障にとって極めて重要でありますし……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は四人の参考人、大変ありがとうございます。私からも御礼を申し上げたいと思います。 CO2の削減等に対しては、もう本当に積極的に取り組んでいることに対しましては心から敬意を表したいと思います。 私の頭の中にはやはり京都議定書目標達成計画がありまして、G8サミットも日本で今年開催されるということで、いかに削減するか、国際的な約束をどう履行するかというのは極めて重要であると思っていまして、それで、最近出された二月八日の目標達成計画の最終案でありますけれども、今後速やかに検討すべき課題として五点ありまして、先ほど参考人からも様々この辺について話が……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、三人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。大変勉強になりました。 二点ほどお聞きしたいと思いますけれども、第一点は、これは大まかにお話しされていいと思いますけれども、京都議定書目標達成計画改定版ですけれども、三月に閣議決定されたということで、これは周辺の皆さんの評価も含めてどういう評価をされるかということなんですね。 報道機関もかなり厳しい評価をしているケースもあったり、あるいは帳じり合わせで意味がないというふうに断言するような報道の在り方もあるんですけれども、この辺についてどういう見解をお持ちかなということで三人の皆さんにお尋……
○加藤修一君 今日は、三人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。有益な話をお伺いすることができました。 温暖化の問題はやはり文明的な課題であると思いますし、西岡先生の論文等も読んでまいりますと、エネルギー多消費型の技術文明から、やはりライフスタイルとかビジネススタイル、これを根本的に変えていかねばいけないと。そういった意味では、二〇一二年で済むような問題ではないことは言うまでもない話なんで、百年単位でどういうふうに将来展望を決めていくかという極めて重要なことであります。 そういった意味では、スタート時点でどういうふうに考えるかと。先ほど二〇五〇年で半減という話がありましたけれども、こ……
○加藤修一君 三人の参考人の皆さん、大変にありがとうございます。 私は、まずドイツの駐日大使にお伺いしたいわけですけれども、二〇二〇年までに三つの二〇%ということで大変な努力をされていることについては心から敬意を表したいと思います。我々日本もドイツに学ぶことが多くあると思います。 ただ、このたびのエネルギー気候変動計画の合意について、その合意する前には相当環境省と経済省で激しい対立があったというふうに聞いておりまして、その対立の論点は、特に何が大きな論点になっていたかというのが第一点でございます。そしてまた、その論点を乗り越えて合意に至った理由というのは、どういうふうにして合意に至ることが……
○加藤修一君 今年は、G8洞爺湖サミットがあるときに調査会でこういう地球温暖化の関係について多くの参考人の意見を聴くことができまして、そういった意味では調査会長、理事会の皆さんに感謝申し上げたいと思います。 先ほど、理事会の許可もいただきまして、意見表明のペーパーも配付をさせていただいております。 長期的には、削減の量としては六〇から八〇%という話もあったり、あるいは中期的には二五から四〇%、こういう数字が国際社会を巡っているということでありますけれども、私としては、やはり政治の意思を明確にしなければいけないなということがどうものど元に突き付けられているような感じが極めてするわけであります……
○加藤修一君 発信力の強化ということですが、仕組みの問題になることが非常に大きいわけでありますけれども、先ほど丸山委員が発信の内容にもかかわってくる話だということで、私も全くそのとおりだと思いまして、内容によっては日本のプレゼンスを高めて、結果的に発信力の強化になったということにもなるなと、そんなふうに思っています。 そこで、私は、今日は発信力にかかわる内容の関係について若干お話ししたいと思いますが、我が国は国際社会に向けて継続的に発信すべきことは何かと。それは、私は、戦後六十年以上にわたり非軍事的行動に徹してきたことであると。非伝統的な安全保障に大きな関心を持ち、自らの行動を示し、さらに、……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 化審法の審議でございますが、私は化学物質の関係と子供の環境保健には関心を持って取り組んでまいりましたが、九七年には八か国の環境関係大臣会合、マイアミ宣言がなされまして、いわゆる発達過程にある子供は特に環境中の化学物質に関する感受性が強い、そういうことで環境基準を定めるべきであると、そういう宣言がされているわけでありまして、あるいはさらに、化学物質の環境リスクについては二〇〇一年のいわゆるストックホルム条約、あるいは二〇〇二年の世界サミットにおけます中長期目標に関する合意、あるいは二〇〇六年には国際化学物質管理戦略、SAICMの採択等ありまして、そ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。六府省の皆さん、どうも大変ありがとうございます。 まず、私は経済産業省にお願いしたいんですけれども、セクター別アプローチの関係について、これは中国やインド、いわゆる大量な排出国を巻き込むと、そういった意味で非常にいい仕組みだと一定の期待が掛かっているわけでありますけれども、課題は決して少なくないと。これは、確かに国が違っても同じ部門とか分野であると効率性など比較しやすいと。技術に裏打ちされておりますから削減量に根拠を持たせることができる。そういった意味では、透明性の確保につながるなと、そういう思いはしておりますが、ただ、私の理解の一つでありますけれ……
○加藤修一君 会長、ありがとうございます。 公明党の加藤ですが、片山参考人、そして目加田参考人には、御多忙の中、誠にありがとうございます。 片山参考人の論文等には、「国際NGOが世界を変える」とあり、目加田参考人の論文等には、「一般市民の力で社会を変えていく方法」とありまして、関心を持って聞いておりました。 今、資料として「クラスター爆弾廃絶」というのが乗っておりますけれども、私は、クラスター爆弾禁止条約の締結の件というのは非常にNGOの役割を考える上では大変示唆的だと思っております。 国際社会で、対人地雷禁止条約の締結はまぐれと言われてきたようでありますが、しかし、クラスター爆弾禁止……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 四人の参考人の皆さん、大変貴重な御意見をいただきまして本当にありがとうございます。 まず最初に、高瀬参考人、原参考人、どちらでもよろしいんですけれども、お聞きしておりまして、四川の大地震の関係で、国際緊急援助隊、これが非常に素早く現地に行かれたということで、高い機動力を持っていると。ただ、都市型捜索救助の技術に優れてはいるけれども、しかし、最初に案内された活動サイトは、村全体が土砂に埋まっておりまして、十分それが対応できなかった。ある意味では、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、ミスマッチの可能性はあると。課題としては、日本の救助チームの仕様をあ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。三人の参考人、大変ありがとうございます。 まず、藤野参考人にお願いしたいんですけれども、先ほどモデルの再現性の問題等を含めて、過去を引きずっているというものであると、モデルについては。それはモデルの限界について話しているわけで非常に正直な発言でなかったかなと思います。 それで、よくモデルの話の中で、再現性の問題って余り論じられていないんですよね。そこはどういうふうに皆さんの中で考えられているかということが一点。 それから、今日配付されております「低炭素社会実現に向けた十二の方策」の厚い方の本ですけれども、二ページ目の上の方にかなり複雑な式のよう……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 政府の二人、参考人の二人、大変ありがとうございます。 中村参考人、今、様々な点から非常に有益なお話を我々、伺ったわけでありますけれども、既存システムのWBC的戦略的活用ということで、なるほどなと思って聞いておりました。 これ、外務省に、是非この辺の点について質問ということになるんですけれども、とりわけ二番目の国際協力の成果を云々と、こういった面については、何か余りやっていないという中村参考人のお話でしたけれども、こういった面について今後どのように考えるかという点が一点。 それから、様々な感染症、エマージングのそういう新興感染症がございますけ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 小宮山参考人、そして枝廣参考人、大変ありがとうございます。非常に有益かつ魅力的な意見をいただいたと思っております。先ほど福山委員からも話がありましたように、極めて勇気付けられる、そういう内容であったように思います。 それで、小宮山参考人にお願いなんですけれども、自立国債というのは、非常に私も読ませていただいて関心を持っております。それで、まずこの点から行きたいわけですけど、この点といいますのは、中期目標でいわゆる様々なモデル計算をしたと。その前提条件がありまして、ゼロエミッション電源、これを二〇二〇年までに五〇%以上にしようというのが政府の考え……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は四人の参考人、大変有益な話、ありがとうございます。 アフリカには余り行ったことがなくて、二回ということなので、IPU、世界の国会議員が集まって議論するという列国議会同盟で、数年前にケニア・ナイロビで開催されましたので行ってきましたが、前の年はフィリピンのマニラで同じような会合をやりまして、そのとき日本は、地球環境問題についてしっかりとした決議をするべきだと。それが採用になりまして、ケニアで決議が成立したわけでありますけれども。 地球温暖化が貧困に対して大きな影響を与えているということは言うまでもないんですけれども、そのときにワンガリ・マ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 三人の参考人の皆さん、有益なお話を伺いました。大変にありがとうございます。 平野参考人にお伺いしたいわけですけれども、ふだん余り耳慣れない言葉を聞いたわけでありますけれども、それは「資源の呪い」という言葉ですけれども、また、先ほど汚職の巣窟であると。アフリカは、そういった意味では、政府のガバナンスということはどうあるべきかというのは非常に大事だなと、そう思っております。その「資源の呪い」ということについては、学界では資源依存型の経済成長は開発にとってはむしろマイナスであると、このように論文には示されているわけなんですけど、そういった意味では、資……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、湯浅公述人、赤井公述人、大変ありがとうございます。とりわけ、湯浅公述人からは極めて深刻な具体的なリアルな話を聞けて、非常に価値的な思いでおります。 それで、労働者派遣法の関係も、湯浅公述人は、七ページだったでしょうか、その改正の関係について若干触れられているわけですけれども、現在衆議院の方で趣旨説明は終わりましたが、まだ審議に入っていないと、野党から対案が出てくるということでありますので、その両者併せてしっかりと審議していくという、そういう方向であるようでございます。 我々も様々な団体からヒアリングをしておりまして、特にこの労働者派遣……
○加藤修一君 三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。 リンクとイノベーションという話があったり、資金メカニズム、制度をいかにつくるかということが非常に大事であると。資金のメカニズムでは、たしかブラウン首相が地球温暖化の関係については一千億ドル必要であると。私は、これは小さい数字だなと思って聞いておりましたけれども。 また、あとエネルギーと技術革新をどういう形で進めていくかというのは極めて重要だなと私も思っております。私は、CCSの話がありますよね、これ導入に当たって、私は何か唐突に出てきた印象が強くて、最終的に国連海洋法の改正というか、そういうことも含めてかなり足早にやったとい……
○加藤修一君 三人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。 私は、まず山岸参考人にお願いしたいんですけれども、様々な形で、例えば気候難民とかあるいは気候紛争、気候変動に由来するそういうことが言われ始めていて、気候安全保障なんていう言葉も国際社会で飛び交っている話なんですけれども、私は、科学と政治というか、あるいは立法者との対話というのはもっともっと深めるべきだと思っているんですね。そういった中で、こういう極めて深刻な状態になりつつあることから、やはり気候安全保障ということについてもっと政府が真っ正面から取り組んでいくべきだと思っております。 それで、日本の防衛計画大綱、これは昨年見直し……
○加藤修一君 ありがとうございます。 山田参考人にお伺いしたいと思います。 先ほどの答弁に関連するわけでありますけれども、配付資料の六ページにエコソリューションという形で説明がございます。グローバル・セクトラル・アプローチ、これAPPの関係で展開している話でありますけれども、その二つ目の黒丸のところに「省エネ技術を国際的に移転・普及した場合」というふうに書いてありまして、技術移転ということに当然なってくるわけでありますけれども、非常にそこは重要であると。いかなるビジネス展開が現況で進み始めているのか、あるいは新しいビジネスモデルとしてはどのように考えていかなければいけないか。要するに、技術……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。三人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。 先ほど原子力発電の話が出ておりました。私は反原発でも脱原発でもないわけでありますけれども、ただ、これは確かに炭素排出量という点では極めて、出ないという意味では有力な武器だと私は思いますが、ただ、ほかの方からも、委員からも話がありましたが、バックエンド政策の関係、それから私は危機として考えているのは、やはり核テロといいますか核拡散の問題ですよね。 我が国には原子力基本法があり、原子力政策大綱があり、かつまたIAEAからも極めてしっかりした管理でやっているということで評価されているわけですよね。余剰の……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は三人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。有益な御意見をいただきました。 まず、納家参考人にお願いなんですけれども、核テロの話で、潘国連事務総長もアメリカの大統領も現在最も深刻な脅威であるというふうに言っていて、私も非常にこの核テロの関係は懸念しておりまして、国際原子力機関、IAEAにおいては、核に関連したテロリズムが起こる可能性としては四つの例があるだろうと。核兵器そのものを盗む、二番目は核物質を盗んで核爆発装置を造る、三番目に放射線物質を盗んで先ほど話がありましたように汚い爆弾を造る、四番目が原子力施設、輸送船などを妨害、破壊す……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 どうも大変、両参考人、ありがとうございます。非常に有益なお話、いただきました。また、軍縮の関係についても懸命に取り組んでいることに対しては心から敬意を表したいと思います。 私は、まず最初に、気候変動と安全保障との関係についてお聞きしたいと思っています。 アメリカが最近出した、これ国防総省でしょうか、QDR二〇一〇年、この中でも初めて気候変動と安全保障に言及しているわけでありますし、それから、我が国の防衛省で出しております東アジア戦略概観、この中でも気候変動と安全保障、そしてさらに気候安全保障という言葉についてもしっかりと記述しながら、気候変動……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、お二人の公述人、合わせて四十分間のお話、大変有益な話をいただきまして本当にありがとうございます。 まず最初に、小川紘一公述人にお願いしたいわけでありますけれども、知らないうちに負けている、あるいはそこには構造的な問題があるということで、一つは市場拡大のオープン化戦略、こういう戦略が必要であろうと、あるいは利益確保のためのクローズド戦略、この二つの戦略が必要な中、製品のアーキテクチャー、この変化をいかに予測するかということで、両者をリンクをいかにさせるかという、非常にそういった意味では大事なわけでありますけれども、この辺が日本の敗因だと、……
○加藤修一君 ただいまから平成二十二年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会を開会いたします。
本院規則第百七十七条の規定により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、議長及び副議長の選任を行います。
つきましては、議長及び副議長の選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの長沢君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、議長に林芳正君、副議長に岩城光英君を指名いたします。
これにて散会いたします。
午後八時十二分散会
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず最初に、農水大臣、経産大臣にお願いいたしますが、バイオマス発電の関係であります。 買取り対象となる新設のバイオマス発電、一応高く売電できるため、燃料バイオマスを高く買う調達力を有するように当然なるわけでありますが、これに対して買取り対象とならない既設のバイオマス発電所、これは木材業者等々が細々とやっている話でありますけれども、調達における競争力を持たなくなる可能性が十分考えられると、いわゆるイコールフッティングでなくなってしまうという話になるわけでありますけれども。 結果として古くからバイオマス発電に取り組んできたいわゆる先駆者であります……
○加藤修一君 ありがとうございます。 公明党の加藤修一でございます。三人の参考人の皆さんに感謝申し上げたいと思います。スマートで分かりやすい御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。 調査会が水をテーマに議論を深めるということは極めて有意義であると思いますし、このテーマ設定に当たりまして藤原調査会長が鋭意努力してきたことについては感謝申し上げたいと思います。 今回が第一回目でありますので、質問に入る前に若干確認したいと思っておりますのは、前調査会の名前は国際・地球温暖化問題に関する調査会でありましたが、これは七十四名の参考人に来ていただきまして、三年間三十七回と、そういう調査が……
○加藤修一君 ありがとうございます。 三人の参考人の皆さん、非常に濃密な御説明をいただきまして、本当にありがとうございます。 中山先生には、流域ガバナンスの関係で国際河川の話がございましたが、私は、国内の河川においても、やはり上下流でそれぞれ利益の点で違う部分があると思うんですね。共通の利益が上下流を結ぶということで、環境が一つのファクターだという話があったように思いますが、森林は上流に当然あると。森林は様々な機能を持っていて、林業という観点で見ると年間七十兆円の経済的な効果があると、多面的機能の関係でありますけれども。 そういう中で、生態系の持っているサービスをどう下流の方から上流にも……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 今日は、伊藤参考人、本郷参考人、江島参考人、大変ありがとうございます。非常に関心を持ってお聞きさせていただきました。 先ほど伊藤参考人から仕様の話でコスト削減の関係でございましたが、要は日本の強みを生かす、あるいは弱点の克服をしなければいけない、そういう話もありました。戦える水ビジネスをどう考えるかという話でありますけれども、私は国際標準化、これなんかもどう考えるかという点では非常に、水ビジネスが勝っていく上では極めて重要な部分ではないかなと思います。 ここは本郷参考人、伊藤参考人にお聞きしたいわけでありますけれども、上下水道、ハードの構造で……
○加藤修一君 お二人の参考人、大変ありがとうございます。 私は手短に話をしたいと思います。 二点、両先生にお願いしたいんですけれども、一点は、原子力災害対策法の関係ですけれども、第十五条で緊急事態宣言なされている。ただ、緊急事態宣言に対応して、政令、省令が不十分であると私は考えていまして、暫定規制値を作ると突然出てきたり、ない規制値もあったわけですよね。だから、法律は作ったはいいけれども、政令、省令、あるいは関係法については、原子力安全神話の時代に作ったものですのでかなり緩いんではないかなと私は思っていますけれども、この辺についてどうお考えか。これが一点目。 二点目は、原子力安全・保安院……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 最初に、この度の東日本大震災で亡くなられた皆さんに衷心より哀悼の意を表したいと思います。同時に、今もって極めて厳しい生活を繰り広げております被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げたいと思います。 また、本日は、御多忙の中、三人の公述人の皆さんから大変な有益な御意見をいただいたと思っております。誠にありがとうございます。 まず、東日本大震災の関係について述べてまいりますと、私はやはり国会は復興・防災・エネルギー国会と命名してもよいぐらいに議論を深めていくべきだと思っておりますし、時機を得て東日本大震災のいわゆる復興計画、将来の大規模震災に対す……
○加藤修一君 ただいまから平成二十三年度一般会計予算外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会を開会いたします。
本院規則第百七十七条の規定により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、議長及び副議長の選任を行います。
つきましては、議長及び副議長の選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの長沢君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、議長に林芳正君、副議長に岩城光英君を指名いたします。
これにて散会いたします。
午後三時二分散会
○加藤修一君 国土交通省にお尋ねしたいんですけれども、説明いただいた十一ページの関係ですけれども、今ドイツ辺りが相当の渇水被害ということで、ライン川とかエルベ川、ドナウ川、記録取って以降、物すごく河川の水が少なくなったという日照りの現象が起こっていて、一方、インド洋ではダイポールモード現象、太平洋でラニーニャの現象があって、タイの大集中豪雨という話になっていると思うんですけれども、そういった意味では二十一世紀は気候の変動の、これに対する安全保障をどう考えるかというところに当然つながってくるんですけれども。 二十一世紀はそういう意味でも災害の世紀にならざるを得ないを思っていまして、それで国土交……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 三人の皆さん、大変にありがとうございます。 まず最初に山田先生にお願いですけれども、いろいろ話をお伺いしまして、我々としても外国人の留学生をいかに受け入れるか、受け入れやすくするかというインフラ整備ですよね、そういったところが不足している可能性は十分あり得ると、大変先生御苦労さまでございます。 それで、先生の説明がなかったように私は思っていますけれども、地震と洪水の発生に関する統計上の違い、あるいは透徹した知力、この辺についてちょっと説明をいただきたいのが一点と、それから倫理性を強調されておりました。確かにそういうところはあると思います。マレ……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。四人の参考人、大変ありがとうございます。 今、国会では、中川秀直衆議院議員が代表をやっております水循環基本法の関係とか、あるいは水の安全保障の関係で外国人土地法の関係、さらには雨水利用推進法、そういった面についても国会で今後議論が深まっていくと私は思っていますけれども、今日いろいろな話をお聞きして、まず清水學参考人には、今、ある大国がメコン川上流で十五個のダムを造るということで、倫理的な問題もあるというふうに指摘する方もいらっしゃるんですけれども、参考人は、私権と公有権の関係を含めて、国際水路の非航行用使用に関する国連協定、これを紹介していただいて……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。 まず、井村参考人、それから服部参考人、青山参考人、大変ありがとうございます。 まず、井村参考人にお尋ねしますけれども、水質汚染の問題が当然中国においてもあるわけでありますけれども、日本には合併浄化槽というユニークな技術が典型的にあるわけで、この生物処理に対して浄水を行うと。維持管理技術が当然ポイントでありますけれども、こういう合併浄化槽の国際基準規格化、こういうことを急いで国際競争力を強化拡充することが大事だと思っていますが、この点どうお考えかと。 それから二点目ですけれども、同じく井村参考人ですけれども、CO2だけが環境への影響を測ってよい……
○加藤修一君 五回にわたる議論で私は非常に知見が拡大できたのではないかなと、そう思っております。 チームジャパンの話があって、上下水道の関係でありますけれども、やはり国際的な展開を図っていくことが重要になってきている。そういう意味では、統合的、一体的にシステムとしてパッケージディールを行う必要が当然あるんじゃないかなと。 ただ、私が印象を受けているのは、技術至上主義的なところも決してなくはない。それはそれで当然必要なところはありますけれども、グローバル展開していくためには、やっぱりスタンダードを明確にする、ISO基準とどういうふうに対応できるかということも考えていかなければいけないですし、……
○委員長代理(加藤修一君) 麻生財務大臣、手短にお願いいたします。時間が来ております。
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。六省庁の八人の皆さん、大変ありがとうございます。 私は、最初に国土交通省の小池水資源部長にお尋ねしたいんですけれども、本調査会では途上国のかんがいとか飲み水の関係で天水、こういうことが紹介されたことがありまして、私は日本においても雨水、これは積極的に利用すべきであると。 先ほど紹介がありましたけれども、例えば東京都の年間の水使用量というのは約二十億トンと言われている。一方、年間の降水量は二十五億トンあると。この水がそのまま河川に流れてしまえば、内水はんらん等を含めてあり得る話なんですけれども、ためれば資源になるということで、これは政府の百ミリ安心……
○加藤修一君 三人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。 小田参考人にお聞きしたいんですけれども、先進国もそうなんですけれども、途上国もその前にそういうことなんですけれども、それは何かというと、化学物質、これによっての汚染された水が非常に多いと。参考人の資料の中には、重金属、これもできますよ、砒素もできますよと。そういう意味では、大体どの辺の範囲まで、どのぐらいの種類まで可能かということが一点と、二点目は、非常に聞きづらい話なんですけれども、こういう革新的な技術を普及させようと思ったときに、具体的に、先ほどの話もそうですけれども、邪魔されたケースですね、邪魔されたケースというのはリアル……
○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。四人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。 村瀬参考人にお聞きしたいんですけれども、二〇一五年はたしかミレニアム開発目標ということで、それが最終年になりますけれども、二十の目標があって、多分水のアクセスが十分であれば三分の一ぐらいは解決できる、目標のですね、というふうにも言われているわけなんですけれども、前回の調査会の中で、大阪の企業が、ナットウキナーゼ、それを応用した、これは砒素も除去できるという水質浄化の方法としては極めて簡易な浄化技術ということで、非常にびっくりして聞いて実はおりました。 だから、巨大な浄水システム、それはそれとして当……
○加藤修一君 公明党の加藤でございます。 私は、国際的な視点と国内的な視点に分けて、自分なりに感じた点を申し上げたいと思います。 水問題は、言うまでもなく、人類の持続可能な開発にとって重要なテーマであると。国連の環境と開発に関する世界委員会は、将来世代のニーズを満たす能力を損なうことなく今日の世代のニーズを満たすような開発、すなわち持続的開発を打ち出し、西暦二〇〇〇年までに持続的開発の達成の長期戦略を提示しましたが、既に二〇〇〇年は過ぎております。持続可能な開発に関して、リオ・プラス20では、従来のGDPではなくグリーン経済、幸福な指標などの数値化の議論があり、水分野の在り方が大きく関係し……
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