このページでは福本潤一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。福本潤一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○福本潤一君 平成会の福本でございます。建設会員会では初めての質問であります。ふなれですので、丁寧な御答弁をお願いいたします。現在、既に一九九六年ということでございますので、新しい五カ年計画ということになりますと二十一世紀、二〇〇一年を視野に入れて計画をする段階に既に入っております。 二十一世紀と申しますと、一九六〇年にはローマ・クラブが「成長の限界」という本、一九八○年にはアメリカ合衆国政府が総力を挙げまして、大統領報告書「西暦二〇〇〇年の地球」という本を出版しております。私もその翻訳に携わりましたが、いわば現代の文明がこのままの状態で推移していったとき、人口増加、資源、エネルギー、食糧問……
○福本潤一君 平成会の福本潤一でございます。よろしくお願いいたします。 本四連絡橋公団法の一部改正について質問させていただきます。 明治、大正時代には夢の構想と言われておりました本四架橋三橋が、現在今世紀中の完成を目指して進捗しておるところでございます。まさに夢のかけ橋の実現段階ということで、私も建設途中に外国の土木技術者とともに見学に行きましたところ、その壮大な威容さに自然と畏敬の念がわいてくるような思いだというふうな外国の土木技術者の声を聞いたことがあります。関係者各位、特に建設省、本四公団各位の御努力に敬意を払いますとともに、まさに地図に残る仕事ということで、でき上がるこの架橋が最大……
○福本潤一君 平成会の福本でございます。よろしくお願いいたします。 沖縄は、さきの大戦で本格的な地上戦を戦いましたし、また、戦後二十七年にわたって米国の施政権下に置かれました。今日においても全国の基地の七五%が集中している。沖縄の本島面積の二割を基地が占めているという状況に置かれております。このような沖縄県民の皆さんの苦労というものを考えるときに、沖縄の基地問題の改善とともに、基地という大きなハンディを背負った沖縄の振興開発を全国的な問題として大いに推進していく必要があるのではないかと思われます。 そこで、稲垣沖縄開発庁長官、所信表明で「沖縄の皆さんの視点に立って精いっぱい努力してまいりた……
○福本潤一君 平成会の福本でございます。 今回、最初に北方問題に関してお伺いさせていただきたいと思います。 北方対策本部に必要な経費として十億八千七十四万円。総務庁長官は、領土問題に関しては、国民世論の一層の高揚を図るため、特に青少年の方々の意識の喚起に重点を置く必要があるというふうに述べておられます。北方問題というのは、基本的には北方領土返還ということが最重要課題だろうと思います。そうしますと、戦後五十年たっていまだ領土解決のめどが立たないこの現状認識と、沖縄等々で基地問題がありますけれども、解決方策を具体的にどういうふうに考えておられるか、基本認識をお伺いしたいと思います。
○福本潤一君 平成会の福本でございます。よろしくお願いいたします。 今、建設大臣は公共土木事業に対しての大きな社会的な役割ということで、我々に対して、今後大いなる社会投資もやっていくべきだというふうにお述べになられました。 そこで今回、不動産特定共同事業法という法律が一部改正されるということになったわけでございますが、文面、法案の中身という形で読むと、わかったようでなかなか中身がわかりにくいというところがあります。私も、建設大臣とは同じ広島出身で、高校、大学と御一緒で、質実剛健の校風に合った形で建設行政をとっていただいているということであります。 今回の法案提出時、これは平成六年です。こ……
○福本潤一君 平成会の福本でございます。よろしくお願いいたします。 今回、河川法が改正ということで、最初の旧河川法が明治二十九年に改正されて百年目に当たり、新河川法が制定されたのが昭和三十九年でございますので、今回この新河川法にかわったときの状況を振り返って考えてみますと、建設省が河川管理を一元化するということで、建設省、農水省が省庁を挙げて大反対があった中で建設省が一元管理をしていくという形で進んでいったわけでございます。あの当時、河野建設大臣が、一元管理に反対する農水省の水利課長と、建設省の河川課長、その立場に立って議論しているところを急速二人の人事を交代するという大きな動きの中でつくら……
○福本潤一君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○福本潤一君 平成会の福本でございます。
最初に、北方領土問題に関する質問を外務大臣にさせていただきたいと思います。
橋本委員からの質問にも、今回の橋本首相、また日ロ外相定期協議における成果を新聞もメガトン級の大成果というふうに言われておられますが、政府はこれまで原則として政経不可分、拡大均衡という基本的考え方で対ロ外交を行ってきたと思いますが、経済においてロシアにさまざまな援助をするとかいう形で対ロ外交の基本方針が若干変わってきておるのかどうか、そこのところを明確にお答えいただければと思います。
【次の発言】 基本的には北方領土問題の解決に向けて大きく前進したという成果が得られておるとい……
○福本潤一君 公明の福本でございます。三月二十五日に、おとといですが、参議院本会議において公明の代表として質問をさせていただきました。御丁寧にお答えいただいたと思いますが、その長官の答弁の中で、特別自由貿易地域の課税の特例を受けられる企業の雇用規模が二十人ぐらいとお聞きしましたが、これは間違いでないかどうか確認させてください。
【次の発言】 沖縄の製造業は平均で約十人ぐらい程度の小規模の業種が多いわけでございます。今二十人ということで、二十人という声が出たのは恐らくあの本会議が初めてだと思いますので、その点、私も確認させていただきました。
続きまして、特別自由貿易地域の具体的な対象業種という……
○福本潤一君 公明の福本でございます。 最初に北方領土関係で御質問させていただこうと思いますが、笹野理事の方からかなりさまざまな質問がありました。現在ビザなし交流をやっておられます。先ほどのお答えによりますと四千五百人の方々がロシア側、日本側で交流されていると。私自身も行かせていただきました。それで、この交流というのはやはり国際親善には非常に役に立っていると思います。 そこで、私の方からは、笹野委員から効果ということがありましたけれども、今までこの四千五百人が行き来しましてどの程度の費用を使ったのか、これを若干最初にお伺いしたいと思います。
○福本潤一君 公明の福本でございます。私はこの委員会にずっと議員になって所属しております。 広島の生まれでして、一九四五年、終戦どきの沖縄の悲惨な状態、また被爆の広島、長崎ということで、この三県はさまざまな交流もしておりますし、私自身戦後生まれとはいえ、周りで原爆、戦後の悲惨さというのは常々聞いておるところでございます。ということで、沖縄のことを中心に今まで質問してきておるわけでございますが、きょうはむしろ北方領土返還を中心にしたいと思います。 ただ、本日復帰二十六周年ということですので、最初の一問だけ急遽でございますが投げさせていただきたいと思います、沖縄のことで。 私は本会議で、国民……
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。 従前まで建設委員会で、今回国土・環境委員会ということで、初めて環境庁長官に質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 橋本内閣は、六つの改革の中の行政改革の中で、防衛庁は防衛省にはしないけれども環境庁は環境省にするということで、二〇〇一年になれば、今は長官でございますが、環境大臣というような形になるだろうと思います。そういう意味でも地球環境全体の問題は大きな課題になってきておりますし、特に昨年は、京都会議で大木長官は一たん駅まで行かれながらUターンされて、また会議に取り組まれるという御熱意を御披瀝いただきましたけれども、今回、環境庁長官に……
○福本潤一君 今まで建設委員会等々ではさまざまな質問をさせていただきましたけれども、今回国土・環境ということになりまして、先ほど小川委員からも御提案のあったダイオキシン問題、環境ホルモン等大きな問題もこの委員会で扱うべきではないか、参考人も呼んだ方がいいのではないかというお話がありました。私も大いに賛成で、こういう国土計画、建設方面と環境方面が同時に行われる委員会がこれからも、サステーナブルディベロプメントというお話が環境問題であった中で、こういう委員会でそういう持続可能な発展というものを扱っていったらどうだろうかというふうに思っております。 小川委員からも行革絡みの話が最初にありました。そ……
○福本潤一君 公明の福本でございます。公健法について最初お伺いさせていただきます。
公健法で現在七万人が認定されておるということでございます。平成十年度で八百二十億円が補償に回されるということでございますが、この旧第一種指定地域に係る十年度以前、平成九年度までの予算ベースで大体金額にしてトータル幾ら補償費が払われておるか。
【次の発言】 一兆九千五百億円という金額が補償で払われているということでございますが、この中には二種の水俣病、イタイイタイ病等々は入っていませんね、確認です。
【次の発言】 激甚な公害だったそういう二種が入っていない場合でこれだけの費用になっているということで、公害にかか……
○福本潤一君 公明の福本でございます。 本日は、まず最初に本四架橋公団の方にお尋ねしたいと思います。 一昨日の四月五日、神戸−淡路−鳴門の全線が開通いたしまして、非常に暗いニュースが多い中で最近唯一の明るいニュースとして地元の四国の方、また関西の方、大きな喜びであったわけでございます。 先ほどから岩井理事の方の話でこの経済効果一等々の話ありました。私も開通式でテープカットをさせていただきまして、まさに二十一世紀へ向けてあすにかける橋がついたなという喜びでいっぱいでございます。 さまざまなめでたい話は岩井理事の方からしていただきましたので、九九・九%よかったんですが、式典において、総理大……
○福本潤一君 公明の福本でございます。 今同じく公明の荒木委員から文部省に対して、ポリカーボネート容器からビスフェノールA溶出する疑いありというお話で質疑がありました。もう現在、ポリカーボネートが出てきて、優秀な容器、高級製品に見えるということで七割程度の学校が導入しているということでございます。 公害問題というのは、環境庁が長く扱ってこられました。そして、水俣病、またイタイイタイ病、原因が特定されていないという政府側の見解に基づいてかなり対応がおくれたという現状があります。今回は、さまざまな奥様方から声を聞きますと、報道が大量に合されていますので、うちの孫はひょっとしたら環境ホルモンで生……
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。 私の方は、最初に都市計画法また都市再開発法を先にやらせていただきたいと思います。何しろ三法案同時進行で審査するということになりますので、私の方も混乱しないように対応したいと思いますけれども、返答も手短にしていただければと思います。 今回、この法案並びに中心市街地法案は大店法とかなり絡みがあるということで、参議院としても連合審査、衆議院は連合審査をしたわけでございますけれども、最初に大型店の立地に関しまして、今回の都市計画法だけに限って言いますと、改正は、今回大店立地法もつくろうという中でどういう役割を担っておるのかというところを最初にお伺いさせて……
○福本潤一君 今回の参考人、さまざまな立場、また専門の中で御意見ありがとうございました。 私の方からは、最初に五十嵐参考人に、今回の中心市街地を活性化しようという目的に対応して都市計画法も改正になるという中で、建設省、通産省中心に十一省庁まで参画していただいてかなり広範に対応しようとして、今回の改正が六法案にまで影響を及ぼしているということなんですが、参考人の御意見の中に縦割り行政の絡みでそれだけ十一省庁集まったのだから、普通だと目的に沿ったいい改正が行われるにもかかわらず、今回のあれはなかなか目的に沿った形にならないだろうという予測を述べていただきました。 それで、そのさまざまなところで……
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。 建築基準法に関する質問をさせていただこうと思います。 今回の改正が、三年前の阪神・淡路大震災でかなりの倒壊住居等々があったことも一つの遠因といいますか原因になっているということでございます。阪神大震災で、特に木造住宅の倒壊による圧死者がかなり多かったということでございます。また、火災も発生したということで、本法案の中身にかかわる前に、建築物の中にある有害化学物質の話を若干質問させていただければと思います。 あのとき猛火といいますか、大変な火災が発生したわけでございます。あのとき起こった火災の規模でダイオキシンというものが、塩化ビニール等々で発生……
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。 さまざまな立場から御意見をいただき、ありがとうございました。 最初に、神田先生の方にお願いしたいんですが、今回、阪神大震災の安全性の絡みもあって改正がスタートしたというのも一つの要因だということで、安全性の話の御専門のようにお伺いしましたので若干お伺いしたいんです。先生の御本の中に、法律を守ったとしても安全とは言えないというお話がありました。そうしますと、阪神大震災が起こるまでの基準どおりやれば安全だという建物も、ああいうより大きな地震が起こるとだめになるということがあり得ます。 そうしますと、私は三年前まで河川の方の学者で専門でやっておりまし……
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。 今、大臣が五十年近くの大改正だということで、運用またさまざまな、五十年のひずみとは言われませんでしたけれども、改正して今後の建築確認行政をうまくスムーズにいけるようにしたいということだと思います。 前回、私が質問させていただいた中で、不動産にはPL法が適用されないので建て売り住宅を中心に欠陥住宅がかなり起こっている。私も欠陥住宅の裁判はどんなのがあったのかなということで何点か拾い出してみましたら、一番新しい例で言いますと、熊本地裁で建て売り住宅を買ったところ、瑕疵担保とか不法行為裁判をやった結果、建てかえ費用、慰謝料、弁護士費用を認めだというよう……
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。
先ほどから青森の件、また動燃の件、放射性廃棄物の管理の問題等を含めて御質問ありましたけれども、私の方からは、放射性廃棄物等のもと、要するに核燃料物質、原子爆弾もつくることができるウラン等々、この管理が現在科学技術庁でどのように行われているか、これを長官にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 動燃等の事故がありましたし、放射性廃棄物以上に、もちろん放射能も出しますけれども、原子力発電に使うといいながら同時に原子爆弾の材料にもなってきますので、ここのところをきちっと管理をしていただければと思います。
この方では問題ないというふうに考えてよろしいでし……
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。関連で質問します。
まず、ダイオキシン対策、環境ホルモンでございます。
公明は、ダイオキシン問題対策本部をつくりまして、私はその対策本部長として、今国会、関係大臣に申し入れ並びに国土・環境委員会で質問をさせていただきました。予算委員会でも公明の委員が何度も質問してまいりました。
そこで、申し入れを行った厚生大臣、環境庁長官、通産大臣、質疑を行った建設大臣そして総理大臣にダイオキシン問題への認識の深化及び新たな対応策、対応予算についてお伺いいたします。
【次の発言】 今の答弁で、環境庁長官、動物実験の段階で人間の因果関係は不明というお話がありました……
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。 北方の問題また沖縄の問題、時間は短うございますが、両方させていただこうと思います。 最初に外務省に、北方領土関係の問題でございますが、九月に前総理が訪ロされて、また十月から高村外相が訪ロされる。今回、いよいよ日ロ平和友好協力条約に向けて十一月の小渕総理の公式訪ロというふうに外交が続いていくわけでございます。 我々、今世紀の問題は今世紀中に、また戦後もう五十三年たって、現在もう既に北方領土を故郷とするロシアの方々があそこで生活されているという現状も見てきております。そうしますと、今回十一月に予定される小渕総理の訪ロの外交スタンス、特に私今まで何回……
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。 今、岡崎委員の方からもさまざまな質問がありましたし、これまで長時間にわたって参議院また衆議院でも質問してきております。 その中で、京都会議でIPCC、気候変動に関する政府間パネルに基づいて政府は六%の削減という形で国際的な取り決め、契約をしたということになりますと、IPCCの中で今後温暖化していくというときに将来の予測をしていく場合、さまざまな形で今までにも予測というものは気候以外でも出てきております。 例えば、一九六〇年にローマ・クラブが「成長の限界」ということで、今後今のまま文明、文化が発達していくと将来人類の成長の限界が来る、大変な時代が……
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。 先ほどから能勢町の今回の大変なデータをもとに質疑が行われております。私は、この大阪の能勢町に関しましては、四月の段階で出たデータ、八千五百ピコグラム、それに対して今回は五万ナノグラムということで単位が違っていますので、この前大変だったデータのさらにどれぐらい大変なのかなと。同じ単位に直しますと、四月は八千五百ピコグラム、今回が五千万ピコグラムとなりますね。ナノで言いますと、四月が八・五ナノグラム。これは大変な高濃度だと言われたさらに六千倍の五万ナノグラムという値が出た。ですから、イタリアのセベソの方では住民がかなり避難したりするぐらいの値だと。致死……
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。 本日、採決予定の法案にも絡みますが、地球温暖化の影響かどうか不明ではありますが、ことしは殊に中国の洪水を初め、全地球的に水にかかわる災害が多いようでございます。きょうは、その中で高知の記録的な水害について質問させていただきます。 高知市では九月二十四日一日で六百二十九ミリメートル、二十四、二十五、二日間で八百七十四ミリメートル、繁藤ではほぼ千ミリメートルの記録的な降雨があったわけでございます。死者は六名、床上浸水七千二百十二棟、床下と合わせて二万四千棟、土讃線復旧まで三カ月の見込みである。農作物被害二十五億円の見込み。九月二十七日には関谷建設大臣……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。
先ほど橋本委員、また松崎委員からもありましたけれども、昨日沖縄の高校が初めて優勝したということがありましたので、沖縄担当の大臣として、また開発庁長官として、最初に官房長官みずから沖縄の優勝した高校生、また県民に激励の言葉を一言いただけたらと思います。
【次の発言】 沖縄の心を心として、さまざまな基地等ハンディを持っている沖縄に対し激励の言葉、ありがとうございました。
沖縄では、現地の方によりますと、甲子園優勝と沖縄出身の総理が出られるか、どちらが先かというぐらい大きな一件であったようでございます。
政治の絡みの話で、若干現状、日本全体の中で大……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 環境庁長官の所信、伺わせていただきました。その中で、環境を守り子孫に引き継いでいくことが不可欠であると六個の柱を立てている。その中に環境ホルモン、ダイオキシンがありますので、そちらの話を質問させていただきます。 最初に、環境と人間という関係性を考えるときに、よく私は質問するんですが、環境、食物、空気、水、これらを体内に取り入れるときに、どこの時点までが環境でどこの時点で人間の生命になって、どこの時点でまた環境に戻るのかという話を投げさせていただきながら、環境庁長官は環境と人間の関係というものをどういうふうにお考えか、最初に伺わせていただきます。
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。 きょうは委嘱でございます。また予算についてさまざまな観点でお伺いさせていただこうと思います。 ダイオキシン、環境ホルモンに対して、平成十年度の第三次補正予算、十一省庁でダイオキシン対策千二十四億、環境ホルモン対策百二十五億、千百五十億円という大変大きな金額が平成十年第三次補正でついたわけでございますが、昨日もダイオキシン計測の適正値段をどの程度と考えておられるかというお話をさせていただいて、市場原理に任せるというお話でございました。大きな予算がついて焼却炉また計測、現実に活性化はしておるわけでございますが、先ほどの話じゃないですけれども、不況の中……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。
先ほどから奄美また小笠原諸島の振興開発について、特に自立化を積極的にやってほしいという声も含めて質疑があったわけでございます。今回、五カ年両案とも延ばすということになると思いますので、現実に今までやってきた段階で事業費、過去に実施した事業費が具体的にどの程度使われているのかというのを教えていただいた上で、事業実績が総予算にどういうふうに反映しているのかというのを最初にお伺いさせていただこうと思います。
【次の発言】 沖縄も日本に復帰するのが遅かったということで、今までかなり大変な振興開発の予算が行っています。
小笠原、奄美も同時に、小笠原は三十……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。私は、ダイオキシンの関係の質疑をさせていただきます。
政府はダイオキシン対策の閣僚会議をつくりまして、推進基本指針を三月三十日に何とかまとめたようでございます。私、もう手元にありますので、詳しい説明をしているとそれだけで時間が終わりますので、ダイオキシン九割削減という話をされたようでございますので、そういうところ、また食品の安全対策におけるTDIの策定の問題、あとごみの減量、リサイクルの絡みの三点ぐらいに絞って概要をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 新聞にも報告されていますので簡単に述べていただきましたが、これは厚生省、特にダイオキシン自体を……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。
先ほどから、今回の法案の目的も含めて、目的と相応している改正なのかどうかという観点も含めて質疑が続いております。その中で、小川委員が、動物を殺すのは自分が殺される場合と食べる場合だという格言を引用されておられます。
それで、最初にまずお伺いしておきたいのは、狩猟数というのは年々増加しているようでございます。なおかつシカがさらに増加しているということでして、狩猟数がかなり増加しているにもかかわらずシカが増加し、また猿も増加しているという原因を一言お伺いしたいと思います。
【次の発言】 それはもう先ほどの質問で聞いたわけです。その天敵に当たるような……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今、小川委員から、今回の法改正で農林業被害が減ると思われるかという総体的なお話がありました。先ほど、私はもともと都会に住んでおる人間でございますのでこの鳥獣保護法の法案自体も余り詳しくは知りませんけれども、法案の結論として、草刈参考人からさまざまな御意見をいただいた上で結論として提案が一つありました。 具体的な中身の質問をする前に、その提案は今回は見送りして、農林業被害対策を、具体的に長期の展望を立てて十分な合意形成をしてという、その方がよろしいのではないかという提案がありました。 ですので、最初にそのほかの三名の参考人に、その提案に対してど……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今回、海岸法の一部改正ということで、防護に加えて環境と利用を加えるということになりました。 私は幼いときからほとんど瀬戸内海沿岸で生活し、今も愛媛県に住んでおるという人間でございます。先ほど小川委員から、北海道が海岸線一番で二番目が長崎だというお話がありましたけれども、三番目は海岸線で言うと鹿児島、四番目は愛媛ということで、建設大臣のおられる愛媛県は要保全海岸延長という意味で三位、また海岸保全区域延長でも三位ということで、ほとんどの場合、海岸線に関しては三位のところにあるぐらいリアス式海岸をたくさん持っていますし、また島も持っていますということ……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 前回、今回の法改正に当たって、防護のほかに環境利用ということで、利用面も含めてさまざまな質問をさせていただきました。 今回の法改正の中に環境というものが大きな柱で位置づけられ、小川委員からもさまざまな角度から質問がありました。私自身、環境という問題はこれから二十一世紀に向けて人類が最も対応していかなきゃいけない問題がさまざまあると思います。ダイオキシン対策の規制法も我々は出させていただいて、成案の方向に行っているということもあると思います。 最近、環境といえばある意味ではもう百点で、開発というと零点のような認識というのはかなり進んでいる現状が……
○福本潤一君 私は、ただいま可決されました都市基盤整備公団法案に対し、自由民主党、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党、参議院の会及び二院クラブ・自由連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 都市基盤整備公団法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、政府は、国民生活の安定向上のためには住宅政策を通じた福祉の増進が不可欠であることを踏まえ、公団賃貸住宅、公営住宅等の適切な役割分担と連携に配慮しつつ、大都市地域等において居住水準の向上が必要な世帯等のために、……
○福本潤一君 公明党の福本でございます。 今お答えいただいた浦野先生には、衆議院の参考人もやっていただいて、我が党も含めて重要な修正を五点行わせていただきました。岡崎委員からまたさらにというお話もありましたけれども、またその点は引き続き別の方にお伺いした後、質問させていただこうと思います。 最初に水口参考人に。井形参考人は省庁を越えて通産、環境庁両省の弊害をむしろ乗り越える形で強力にできたと、水口参考人の方は、運輸省の覚書も私も初めて貴重な文献として見せていただきましたけれども、出していただいて、質問の中で、環境庁と通産省との覚書の中で、「廃棄物の特性に配慮する」という、私はこの覚書自体を……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。
環境庁長官から、小さく産んで大きく育てるんだと。今回、公明党が修正いたしまして、死産ではまずいですから、適度に産んで大きく育てるという形になれば一番望ましいと思うわけでございますが、私自身もこれは本会議で質疑させていただきました。
その修正案の中身、前回、大口修正案提出者から具体的に趣旨説明を聞いたわけでございますが、今回修正した中身、修正のポイントとそれの意義、また第二条第四項の修正の趣旨、この点について、よりポイントを絞った形でお伝えいただければと思います。
【次の発言】 ポイントを絞って修正点を言っていただいたわけでございますが、この数点……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今回のPRTRの法案に関しましては四日目の審議になります。参考人の質疑に三時間、また国土・環境委員会で四時間、連合で六時間、さらには今回締めくくりとして四時間しておるわけでございます。 さまざまな意見があったときに、環境庁長官、PRTRの法案は小さく産んで大きく育てるんだと言っておられました。私の方からは適切に産んで大きく育てていただきたいというお話をさせていただきましたけれども、今回、質問の中にも、また参考人の御意見にもありました届け出先の観点、その参考人の御意見の中に、中西準子先生は特に届け出先を都道府県にした上で関係業種間、官庁も含めて意……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今、小川委員の方からありましたように、一昨年の秋から始められた法案がいよいよ参議院で審議させていただく段階になった。私も一昨年かなりPFIの勉強をさせていただいて、そのときの法案をさらにレベルアップしていただいた中身を先ほどの小川委員の質問に対する返答としてお伺いさせていただきました。 最初に平田委員長に、イギリス型と若干違う面があり、またそれをさらにレベルアップして今回新しく法案として再整備して出していただいたということですが、この法案が通ることによってPFI制度の導入の効果、具体的にこういうところにあらわれるぞというところを絞ってお話しして……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 私は、広島市で原爆の傷跡冷めやらぬ昭和二十四年に生まれました。そこで数限りなく戦争の悲惨さは聞いてまいったところでございます。私自身の父親も看護兵でしたので、原爆死者がたくさん出た直後には死体焼却の作業に携わっており、放射能的に言えば私も被爆二世に当たるという人間でございます。この周辺事態法、広島でもまた沖縄でも、さまざまな御意見を聞くと、大変な不安を抱いている方がたくさんおります。 そこで、日本有事、また周辺事態、さらには日本平時、この関係について昨日からさまざまな質問が出ているんですが、非常にわかりにくいということで、衆議院の公明党の遠藤乙……
○福本潤一君 公明党の福本でございます。
私は、ダイオキシン問題を中心に質問させていただきます。
公明党は、昨年二月にダイオキシン対策本部をつくりまして、委員会、またあらゆる活動を推進してまいりまして、ことし一月、法案を提出させていただきました。
そこで、この問題を扱っているときに、文明の構造の問題にまで突き当たる問題がございます。そこで堺屋長官に、現在の大量生産、大量消費、大量廃棄という現代文明について、またその変革についてお話を聞かせていただければと思います。
【次の発言】 こういう有害化学物質の問題は二十一世紀に向けて人類の生命を脅かす問題でございますので、同じく農水大臣に、現在の……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 私は、この五年間、沖縄北方特別委員会にずっと所属させていただいて、北方領土の問題、基地の問題、さまざま質問させていただいたところでございます。北方領土は二回行かせていただきましたし、沖縄には以前からしばしば参っておるところでございますが、北方領土のときには、先ほど質問の中にありましたように、二十世紀中に解決するというお話でございました。 二十世紀といいますと、二〇〇〇年十二月三十一日まででございましょうけれども、今回村山訪朝団、日本国の訪朝団が北朝鮮に参りました。私も最年少の訪朝団のメンバーの一人として、最長老は改革クラブの小沢辰男さんでござい……
○福本潤一君 公明党・改革クラブの福本でございます。 ことしはクラスノヤルスクの、二〇〇〇年までに平和条約を締結すると言われたその年に当たっております。総務庁におかれましても、かなり多額の予算の中で北方対策費に十億三千万円という金額を、北方対策関係の啓蒙も含めて入れられている。 続総務庁長官、お忙しいだろうと思いますけれども、今回、根室視察を一月十二、十三日にされる予定であったけれども荒天のためにだめだったということがございましたので、最初に、私も、根室もそうでございますが、北方四島に二度ほど行かせていただきまして、やはり島によっても実情が違います。もう択捉の方では、生まれ故郷だったという……
○福本潤一君 公明党・改革クラブの福本潤一でございます。 今、沖縄の問題で女性の人権、またアメラジアンの問題までございました。 私ども、参議院沖縄北方特別委員会で沖縄へ行かせていただいたときに、岸本名護市長から沖縄サミットの陳情というのを決定する以前に要請いただいたときには、候補選は大丈夫だと思いますけれどもサミットというのはまず難しいですよというお話をして帰った後、小渕前総理が沖縄でサミットをされるという決意、決断をされました。若いときからアジア、ヨーロッパのみならず沖縄にも何度も足を運ばれて、戦後処理の終わっていない沖縄の問題に常に心を痛められていたというお話を伺っています。 私も、……
○福本潤一君 公明党・改革クラブの福本でございます。 きょうは委嘱でございますし、私、文教・科学委員会になって、ある意味では余り文部省関係の質問をしたことがございませんけれども、先ほどいただいた文部省所管の一般会計を見てみましても約五兆八百二十三億円、文部科学省で七兆千三十九億円、いわば省庁の中でも膨大な予算、八十五兆円に比べても十二分の一の予算を全体で管轄しているという大変分野の広い所管大臣でございますので、きょうは、その中でも目的を絞って、学校における環境問題ということに焦点を当てて、予算を含めて質問させていただければと思います。 昨年は、特に環境問題でいいますと、PRTR法案も、ダイ……
○福本潤一君 公明党・改革クラブの福本でございます。 大学設置法の改正ということで、ある意味では、毎年のように改正されている法律の中でも、今回は一つの組織再編を含めて大きな弾力化ができるような法案改正が行われることになったわけでございます。 先ほど文部大臣は、二十一世紀の大学像ということで、教育に関して、また学術研究に関して望ましい方向を述べられました。さまざまな点で日本の大学教育の問題点が指摘されておるわけでございますが、大学が、現在いろいろな方面から、海外の学術研究に比べても劣っているではないかというふうに言われている面、IMDの調査やなんかが出ていますけれども、どこが根本の原因だとい……
○福本潤一君 公明党・改革クラブの福本でございます。
最初に内田先生の方に。今回、国立学校設置法の改正で組織の再編、また弾力化ができるということになったというのが一つの柱としてあるわけでございますけれども、九州大学がかなり大学院の再編をやられようとしておられるということで、一九八〇年代、九〇年代、学部の改編、再編というのはかなり各大学で行われていたと思うんですけれども、今度、教育部と研究部に分けてやる形で持っていこうと先進的にされたねらいを最初にお伺いさせていただければと思います。
【次の発言】 そういう意味では、さまざまな形での大学改編の中で、教育と研究を学部段階でやっていると、教官の方も……
○福本潤一君 公明党・改革クラブの福本でございます。
今回、免許法の一部改正ということで、何本か柱がございます。
その中で、高等学校に「福祉」と「情報」の教科を新設されるということで、学校にも使いやすいコンピューターがかなりそろってきておりますし、ハード面では充実してきておると思いますけれども、教員の今後の養成計画、さらには現職の教員でそういう免許を付加して取る人もおられると思いまして、講習会とかまたそれに対する予算措置、どういうふうになっておるかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 三年間で九千人、「情報」だけでも新しく資格取得者をつくろうとされているということでございますが、中学で「……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 技術士に関するさまざまな質問が出て重なっているのもかなり多くなっておりますので、最初に、四月十七日から二十三日まで科学技術週間だという報道がきのうありました。私も、そうだったのかということできのう再認識させていただきましたけれども、昭和四十年代に理工系ブームというのがあったときに、かなりの方々がエンジニアが希望職種の第一位とかいうような時代、斉藤政務次官も私も同じ時代に同じ高校で生活したわけですけれども、科学と技術、科学者と技術者という言葉がございますので、科学と技術の違いをどういうふうに科学技術庁としては考えておられるだろうか、そこのところを最……
○福本潤一君 明改の福本潤一でございます。
今、民主党の議員の方から義務標準法また高校標準法の考え方についても御意見が出ました。今回、民主党の法案が出ておりますので、現行法の話を最初に伺わせていただこうと思います。
この義務標準法また高校標準法と言われる略称でございますが、この法律の基準を定めるという目的、それはそれでいいのか、また今後の運用方針も中教審の言われたような形でやっていくのか、この点を文部省にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういう意味では、今現在の法律は国庫負担教員数を公正に定めるための基準、また各県の総定数の積算ということでございますが、現行法で現状、日本の小中高等……
○福本潤一君 公明党・改革クラブの福本潤一でございます。 きょうは、環境問題を中心に循環型社会のお話とともに質問させていただこうと思います。 公明党は一昨年、ダイオキシン類対策特別措置法をまず出しまして、昨年の七月、全会派の賛同を得まして議員立法で通過したわけでございます。そして、ことしの一月施行になったわけでございます。 官房長官がきょうは記者会見で退席されましたので、まずダイオキシンの問題で、具体的に施行になった法案、政令等で決めたもの、また措置等も具体的に起こっておると思いますので、環境庁長官に最初に、ダイオキシンの法案が施行になるまでの準備、または現実の運用、これをお伺いしたいと……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。
最初に、沖縄サミット関連で開発庁長官にお伺いしたいんですが、八百四十億円投入いたしまして、事故なくといいますか無事終了したわけでございますが、沖縄振興に、今回のサミットの成果を受けてどういうふうに発展に結びつくお考えでおられるか、この点を最初にお伺いさせていただきます。
【次の発言】 今回のサミットは、沖縄の心を世界へ発信できた、できない、さまざまな論評はあるわけでございますが、ここで内閣官房長官でもございます開発庁長官、今回の基地の問題で若干触れさせていただければと思います。
昨年の十二月に普天間飛行場移設に係る政府方針というものを閣議決定さ……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 先ほど菅川委員の方から、大蔵大臣、郷土の大先輩ということがございまして、子供のときから政治家で活躍されているということですが、私の方は赤ん坊のころから大蔵大臣御活躍になられた長年の実績をもとに、私も初めて決算委員会で質疑させていただきますので、よろしくお願いいたします。と同時に、重ならないように、重複は避けてやりたいと思いますので、若干質問が飛ぶようになるかもわかりませんけれども。 先ほどの、平成八、九年度に貸借対照表の作成というお話がございまして、大蔵大臣、秋にはできるだろうということでございました。これは、大蔵大臣みずから財政事情について国……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 きょうは、文教また科学技術の一般質問をさせていただきます。科学技術庁の質問を私させていただくことが多かったわけですが、きょうは先ほどから教育の問題がたくさん出ておりますので、私も大学教官、長く国立大学で勤めておりましたので、そちらの方の質問をさせていただこうと思います。 先ほどから有馬先生、石田先生、さまざまな形で教育の問題、文部省に質疑応答しておりました。特に、有馬先生の方は、世評でまたマスコミ等々での学力低下が本当なんだろうかということに対して、印象的評価じゃなくて長期的、数量的評価で、現実には学生の実力は落ちていないというデータをもとに言……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今まで沖縄・北方特別委員会でずっと沖縄の問題、造詣の深い先生方から御質問がございました。私の方は、最初に北方領土の問題、今まで出ておりませんので先にさせていただこうと思います。 今まで二〇〇〇年という区切りを、二十世紀中に起きた問題は二十世紀にという回答を外務大臣、さまざまな形で平和条約締結に向けて言ってはおられましたけれども、二十世紀もあと一月半という時点になってまいりました。私、前回の沖縄・北方特別委員会で、現実に北方領土におられる方々の生々しい実感をやはり体験してみられる必要があるんではないかと。あそこに住んでおられる方ももう五十五年にな……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今回、高度情報ネットワーク社会形成基本法につきましてさまざまな専門家の方々が熱心に御討議されて、私も啓発、啓蒙されて、質問もかなり重なっているところを避けながらさせていただこうと思います。 公明党は、昨年十一月与党に入りまして、基本政策を掲げて与党化いたしました。そのときに三ゼロ社会ということで、エゴゼロ、むだゼロ、ごみゼロということで、ごみゼロの循環型社会形成推進基本法、二十一世紀における大量生産、大量消費、大量廃棄という世の中を現実に循環型社会に変えていくという社会システムの構造変革の法案を無事通させていただいております。さらに、これは私独……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今回、クローン技術を規制する法案についてさまざま御質疑ございました。先ほどから科学技術庁長官を含めて、生命の尊厳のために今回の法案が必要になったというお話ございました。 私も、科学技術に実際携わっている人間にとっては、技術が進歩しますと、ほかの面でいろいろな形で規制しなくてはいけない問題が起こっても、案外進めたくなるというのが現実のその当事者の実感であろうかと思います。ですので、この法案、法律が拙速というよりも、科学技術が進んでいるのが人間の現代文明に適応しているのかどうか、また思想、哲学に関しての考え方からの規制も必要かというふうに思っており……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 公明党が与党に入りまして一年たちました。政策実現の政党として基本政策を出して与党入りしたわけでございますが、わかりやすい言葉で三ゼロ社会という基本政策をまとめました。エゴゼロ、むだゼロ、ごみゼロ。そのエゴゼロは、きょう、本日昼の本会議で参議院をあっせん利得処罰法が通過いたしましたし、むだゼロも公共事業評価法、またごみゼロで循環型社会基本法、ことしの通常国会で通過させました。 きょうは、通常国会で通過させた循環型社会形成推進基本法に基づく関係法五法が成立いたしましたので、今回の補正予算並びに十三年度要求においての予算、どのような内容が盛り込まれて……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今日の環境問題といいますものは、二十世紀を特徴づける大量生産、大量消費、大量廃棄という社会のあり方に根差しているというふうに思っておりますけれども、二十一世紀を環境の世紀また環境の新世紀にしていくという今後の方向性、またその認識に立って、大臣、先日の所信で言われたのかと思いますけれども、環の国日本というお話をされておられました。 一九九二年にサステーナブルディベロプメント、持続可能な開発、これは世界じゅうに次の時代の指標のような形で提示されたものでございますが、これと同じような形で、日本の環境、環の国日本という言葉とともに環境が持続可能な社会と……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今までも京都議定書に関するブッシュ大統領の表明された御意見に対するさまざまな御意見、また現実に行かれた方々の状況説明もお伺いさせていただきました。そこで、そのとき団長として行かれた荒木副大臣ですね、外務省というのは地球環境外交戦略会議というのも開催されましたし、外交の柱に環境というものを据えていこうという表明もされておりますし、国際社会に貢献するという中で政府の基本方針、外交の中に環境を据えようということがあるということは承知しております。 ただ、今回そういう不支持の表明があった機会こそが、逆に我が国の国際社会に対する貢献を果たせる正念場でもあ……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 きょうは、参考人からは非常に長年の研究成果も含めて貴重な御意見を聞かせていただいて、ありがとうございました。 最初に、こういう公害問題、また環境汚染の問題を扱うときに、西村参考人ですか、貴重な御意見をいただきました。基準値というものは何なのかということを考えていたということでございます。 これは、今まで例えば議員立法でダイオキシン対策法をつくろうというようなときも、青山参考人も非常に熱心に取り組まれておりましたけれども、基準値を法律の文面の中に入れる、入れないというのは非常に大きな違いがあるようでございまして、基準値というものを入れないで政令……
○福本潤一君 公明党、福本潤一でございます。 今回、PCB特別措置法、新しく法案が提出されていることに関する質問をさせていただきます。 PCBといいますと、長年、大変な環境また生命に悪影響を与えるということで、昭和四十七年には既に製造禁止というふうになっております。私も、昨年の七月二十六日には、厚生大臣にこれを処理する創設基金もつくったらどうかと申し入れしたり、昨年の十一月二十二日には、予算委員会で当時の大島大臣に、学校等で破裂が製造後起こっているということで全部取りかえる形で持っていったらどうかというふうに申し入れ、質疑させていただきました。そうしましたら、二十四日にはきちっと対応して、……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。
まず最初に、今回の地震に対しまして、公明党を代表しまして、広島県、愛媛県両県で亡くなられた二名の方に、また御遺族に対して哀悼の意を表させていただきたいと思います。また、被害に遭われた方々にお見舞いさせていただきたいと思います。
最初に、今回の質問させていただこうと思うのは、初動体制、また災害対策本部の立ち上げ状況、芸予地震の一報を受けてどういう対応をされたのかというのをお伺いさせていただこうと思います。
【次の発言】 今回の地震、私も現地で広島県福山市におるときに体験いたしましたけれども、即時に動き始めまして、中国四国地震の災害対策本部を立ち上……
○福本潤一君 公明党、福本潤一でございます。
今回、小泉総理、大変高い支持率で、あらゆるものを聖域なく改革していくということで国民の支持を受けているんだと思います。私も、日本社会を考えたときに、八年前、学者の時代に、愛媛大学助教授をやっておりました時代に日本文化を問い直そうというエッセー、連載させていただいたことがありますけれども、小泉総理、大変な人気の中で、若干幼児期のことをお伺いさせていただこうと思うんですけれども、子供のころはジュンちゃんと呼ばれておられましたか。
【次の発言】 ありがとうございます。
実は、私も幼少のころから福本のジュンちゃんと言われながら本日までさまざまな生活をし……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 私の方からは、具体的に、ダイオキシン法案、昨年通りましたし、今回、大臣の所信というか意見の中にも、ダイオキシン類削減対策について、来年度までダイオキシン類を九年度比で九割削減というふうに書かれております。 この九割削減というのがかなり多くのところで引かれて、もうほとんど九割削減だから大丈夫でしょうというような話も出ますけれども、と同時に、これは総排出量ということで、今後の焼却炉等からの排気量の九割削減ですので、年間五キログラムだといったら〇・五キログラムにするというようなことでございまして、今後の話でございまして、学者によっては、ベトナムで二百……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 私もこの委員会、初めて参加させていただいておるんですけれども、北川知事が夢と希望、ロマンとは言われなかったですけれども、一つの百年、千年の間の大きな見通しを立てた上で経済不況の中でもやろうという思いを訴えていただきました。 私も、日本の中心というのは今現在東京にはなっておりますけれども、地理的条件で中心はどこだろうかというふうに考えてみましたら、子午線じゃないですね、明石が日本の標準時刻でございますし、与那国という最も沖縄の西まで入れてみて緯度、経度で調べてみましたら、岡山あたりぐらいになるわけです。そういう中で、一つの新しい時代の転換期をつく……
○福本潤一君 公明党、福本潤一でございます。
短い十五分、環境省の予算、委嘱質問させていただきます。
最初に、ダイオキシン類に関する環境省内の、中での予算枠と主な焼却炉の具体的な件数、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 同様に、PCBに関しましても予算と、なおかつエコタウン内、環境、PCB対策の施設造っておるようで、幾らぐらいの件数あるか、お願いします。
【次の発言】 ダイオキシン、千三百二十億円掛けておるわけでございまして、環境省の予算の中、二千四百六十億円の中でも大変大きな比率ということになると思います。
先日、予算委員会で、カネミ油症もPCBから変質したフラン、ダイオキシン類の……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今日は、自然公園法の内容、改正について質問させていただきますが、最初に、今、環境といいますと地球環境から地域環境からあらゆることが含まれているというような言葉になってきておりますし、よく大学でも新しい学科ができるときには環境といいますと学科の新設がしやすいと。一つの流れ、ブームのような、国際とか環境、情報、バイオというふうに入れておくと新設しやすいというぐらい、環境という意味では絶対善のような形でとらえられておる時代でございますけれども、言葉としては様々な使われ方をする中で、この環境という考え方を日本人、かなり意識的に取り組もうとしておりという中……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今回、三年前の法改正に続きまして、そのときの法改正の中身に基づいて、また更に法改正ということになっております。福山委員の方からもお話ございましたように、三年前のときの法改正を思い出してみますと、非常に大きなテーマでこの三年前の改正は質疑行われたというふうに思います。 地球環境のときでも、自然保護と環境、開発というときに、この両者の関係をどう考えるのかと。一九九二年の持続可能な開発ということで、サステーナブルディベロプメントというものが地球環境保護のために必要だという、かかわったときも、あれと同じように自然保護と環境、建設していくという場合のかか……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今日は、四参考人から、学識、また現場の経験も踏まえて、様々我々啓蒙いただきましたけれども、今日は具体的に質問さしていただく法律改正に基づく参考人でございますので、法律中心にはなりますけれども、背景の物の考え方についても若干お伺いさしていただこうかなと思います。 特に、私、一見ユニークだなと思わしていただいたのに、生物多様性の確保というのが目的にあるけれども、村尾参考人の方からありました、まだ確定されていない概念でありますし、これはまた、立法というものにこれを入れるほど確定した概念ではないと。 そこで、熱帯、亜熱帯、温帯等々の知識、披露していた……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今、質問の中にもありましたけれども、二年後の法改正も視野に入れて対応をしていただくということでございます。この法案、今回は四項目の柱の改正で、法律の文面は大幅に平仮名書きになって読みやすくなり、大きな改正はしておりますけれども、中身がまだまだ、二年後の改正を視野に入れてという対応をするような形で進まなければいけないという問題もあると思いますし、今回も、十一日の質問、また参考人の質疑を十六日にして、本日また再度質問ということで私も三度させていただいておりますので、若干補足的な質問も含めてさせていただきますが、二年後の改正も視野に入れてという中身は、……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今日は、四名の参考人の方から専門の立場から貴重な御意見、ありがとうございました。私も四名の方全員に御質問したいので、若干短めにお答えいただければと思います。 最初に、浅野参考人と鈴木参考人にお伺いしたいと思います。 土地と大気と水、これ三つとも規制する法律としてダイオキシン類対策特別措置法を作りました。ダイオキシン類対策特別措置法というのは目的あって人間が作った物質じゃないものでございますが、今回は目的あって作られた物質から環境汚染又は健康被害を及ぼすということで、そういう意味では、土地、水関係、きちっとした汚染される上での科学的実態認識とい……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今日は、貴重な御意見、ありがとうございました。先ほど福山先生が言われたように、この参議院の参考人質疑、非常に大きな実りを今までも得ておりますので、今日もよろしくお願いします。 短時間ですので、若干失礼になるかも分かりませんけれども、私の方、手短な質問を投げさせていただこうと思います。 先ほど小泉委員からもありましたけれども、経済と環境の問題ということで、最初に早川参考人と山路参考人に聞かせていただこうと思いますが、経済がやはり大変な時期にこの京都議定書を批准し、また現実に実行化させていくということになると、大変大きな不況の中での、更に環境技術……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 当委員会、十二年間の審議の実績、当委員会七十八回の委員会の実績、十二年間、衆議院も百三十二回やって、今まで私としても、様々な意見を読み、聞き、さらに党内でも意見調整をすべく対応してきたところでございますけれども、公明党の場合、この委員会に所属している三名が、移転候補地一か所、また移転される可能性のある東京都・関東圏一人、また全然縁のない私、福本一人という三人の委員でございますので、もう自由に討議していただいて結構だというお墨付きだけはいただいてこの委員会に臨ませていただいております。 そういう中で、この委員会、国会決議は粛々と前進しておるわけで……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。今回は貴重な御意見聞かせていただきました。 先ほどお話ありました、今もありましたけれども、新しい官邸できて、また外務省新館、六百四十七億円使っているんじゃないかというお話もございました。様々な意見のあった中で、これは私はある意味では短期的目標だと思うんですね。短期的目標であるがゆえにこの予算を掛けると。ある意味で長期的な、国家百年の大計としての国会等移転のこの委員会でございますので、そういう意味では、長期的将来、例えば二〇五〇年とか二〇四〇年とかそういうときの目標に定めて、未来世代に対する責任として、東京にこのまま一極集中、また交通渋滞、また地震の……
○福本潤一君 公明党、福本潤一でございます。 今、質問の中に、白浜委員からもありましたように、政官の関係、また政治家、また官僚、また経済界の方々に対する不信も現在渦巻いておるところだと思います。 小泉総理、聖域なき改革ということで取り組んでいただいてはおりますけれども、最近のこういう政治また官僚、経済界、実態を見て、このままでは日本の人心がうんできて、制度疲労も来ているのではないかというふうに思われます。今後、米百俵の精神ということも言っておられましたけれども、哲人政治というか、プラトンのような方が出てきてやらないといけないぐらいの状況になっているのではないかというふうに思います。 そこ……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今回、えひめ丸の事件について最初お伺いさせていただこうと思います。 外務大臣に最初お伺いしたいんですが、二月十日で丸一年たちました。慰霊祭とか除幕式なども終えて、一区切り付いたような思いの方もおられるかも分かりませんが、今後の問題としまして、被害者家族の交渉が依然続いているということがございます。三十五家族中三十三家族と二家族に分かれて、弁護団も二つに分かれておりますし、補償金額の算定方法や事故そのもの、真相究明などをめぐって被害者家族、弁護士、民間人ということで、相手は米海軍ということになります。 そこで、民間で政府との交渉、おのずと限界が……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 鈴木新大臣の所信に対する質問をさせていただきます。 今年八月にヨハネスブルグでリオ・プラス10の地球環境サミットございましたし、十月には大臣も参加されてCOP8行われたと。そういう中で、政府としましても、ヨハネスブルグでは持続可能な開発のための教育の十年というものが採択になりましたし、政府のみならず、民間団体としましても、例えばSGIの展示がNGOとして表彰されたり、自治体の方では北九州市の北九州イニシアティブというのが表彰を受けたところでございます。こういう環境に先進的な取組に対する顕彰、これから日本国内でも大事な問題になっていくと思います。……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今日は、現実に現場、自然再生含めてやっておられる、現場で活動されておられる皆様方の御意見、私も様々な知見を得らさせていただきましたし、今後、この法案の審議に入るに当たって非常に貴重な意見をいただいたと思っております。 最初に質問させていただこうと思いますのは、池谷参考人に、海外で自然再生事業取り組まられている具体的な事例、スライドを使って見せていただきました。そういう中で、生態系、遺伝子というものが大変大事であるということで、生物多様性大事であるというお話も伺わせていただきました。ある意味では、そういう生態系等々の中で、遺伝子含めてかなりのもの……
○委員長(福本潤一君) 一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、当委員会の委員長に選任されました福本潤一でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に宮崎秀樹君、森下博之君、朝日俊弘君、日笠勝之君を指……
○委員長(福本潤一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十月二十二日、斉藤滋宣君が委員を辞任され、その補欠として田村公平君が選任されました。
また、昨十二月三日、大門実紀史君及び内藤正光君が委員を辞任され、その補欠として井上美代君及び高嶋良充君が選任されました。
【次の発言】 この際、鴻池防災担当大臣、米田内閣府副大臣及び阿南内閣府大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。鴻池防災担当大臣。
【次の発言】 米田内閣府副大臣。
【次の発言】 阿南内閣府大臣政務官。
○委員長(福本潤一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日、高嶋良充君及び井上美代君が委員を辞任され、その補欠として内藤正光君及び大門実紀史君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一〇〇四号災害被災者の生活と住居・店舗再建の公的支援制度改善に関する請願外三件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。
今日は公健法の改正案に関する質疑をさせていただきますが、公害といいますと、水と大気と土壌という、それぞれ環境の三大要因に起こっておる、そういうものに対する健康影響対策も含めてこの法律の中に取り入れられているんだと思います。
そこで、先ごろありました第三回水フォーラムに関しまして、最初に大臣の方に、出席されて閣僚宣言もまとめられたようでございますので、それに出られての感想、またその出られた中身を今後環境行政にどういうふうに反映されていかれるか、この点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 水というものを取り出しただけでも、治水と利水と環境と、大……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。
今日は、最初にごみ問題、また循環型社会の問題をさしていただこうと思いますが。
ちょうど昨日に、香川県の豊島問題というのがありましたけれども、約四百億円掛けて直島に処理施設関係造りまして、昨日搬入、トラックで初めてしたという日でございます。国、地方自治体また業者の関係、非常に教訓を多く与えた問題だと思いますので、環境省に、不法投棄の防止のためにこれまでの取組、また地方自治体に対して行政処分の具体的な指針というものはどういうふうに考えておられるか、お伺いします。
【次の発言】 そういう意味では、排出事業者、産廃業者に限らず、豊島の場合はミミズの養殖……
○福本潤一君 公明党、福本潤一でございます。 今回、新しく特殊法人日本環境安全事業株式会社できますけれども、PCB廃棄物処理事業を主たる事業ということで、最初にPCBの関係の話を聞かせていただこうと思いますけれども、西暦二〇〇〇年の十二月十日に、学校施設、PCBを使用した蛍光灯が破損して子供が被爆するということもございましたので、私、あの年の十一月二十二日の予算委員会で、児童生徒の安全確保の観点から当時の文部大臣に質問して、これ全部改修すべきではないかと、平成十三年度中にどうかということを言いましたら、十三年度中にすべて改修いたしますという明確な答弁ありました。 それ以後、この改修の結果、……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 本日は、参考人の先生方には貴重な御意見をいただき、本当にありがとうございました。私も、たくさんの質問をしたいところでございますけれども、時間余りありませんので簡潔に質問させていただきますので、また簡潔にお答えいただければと思います。 最初に、庄子幹雄参考人にお伺いしたいと思います。 庄子参考人は、循環型社会形成推進基本法のときにも貴重な経済界からの御意見、私どもも聞かせていただきながら、あの法案まとめる方向に行った経験がございますので、産業界の代表の御意見も持っておられるというふうに思います。 先ほどもありましたけれども、最初に拡大生産者責……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今、小川委員と岩尾自然環境局長の答弁聞いておりますと、今回の法案、正に自然観とか宇宙観、また生命観、そういったところまでかかわる法案だなと、一人一人のライフスタイルにまでかかわる法案だなというふうに思いを新たにさしていただきました。 その意見をやっていますと、あっという間に二十分、私の持分が終わりますので、最初に科学的認識、聞かしていただこうと思います。 私も愛媛大学農学部におりましたので、最近は、ただの虫というような研究家が出たり、昆虫学科で大変貴重品種を研究する学者がおられると。もう世界でこの昆虫に関しては第一人者です、世界一人者ですとい……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今回、環境教育の推進に関する法律案を議員立法で衆議院でまとめられて、衆議院通過、こちらの方へ送っていただく、またそういう御努力をされた方々に対しても敬意と、また私も感謝の念を持って質問させていただこうと思います。 と申しますのは、こういう環境教育の推進に関する取組、多くの方が環境の重要性を感じられて、国会議員の方々のみならずNPOの方も含めて熱心に取り組まれてきたところでございます。公明党の場合、二〇〇〇年、循環型社会形成推進基本法を通すときに大きな思いがございまして、野党時代にダイオキシン法案を通した後、これからは二十一世紀、環境の世紀にして……
○委員長(福本潤一君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、当委員会の委員長に選任されました福本潤一でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に中川義雄君、森下博之君、朝日俊弘君及び日笠勝之君を……
○委員長(福本潤一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち、平成十五年台風第十号により亡くなられた方々に対して、御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。
どうぞ御起立を願います。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、木村仁君、三浦一水君、岩本司君、大門実紀史君及び日笠勝之君が委員を辞任され、その補欠として景山俊太郎君、山崎正昭君、岡崎トミ子君、紙智子君及び風間昶君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が……
○委員長(福本潤一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十八日、木俣佳丈君が委員を辞任され、その補欠として若林秀樹君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、災害対策の基本施策について、防災担当大臣から所信を聴取いたします。鴻池防災担当大臣。
【次の発言】 次に、平成十五年度防災関係予算に関し、概要の説明を聴取いたします。米田内閣府副大臣。
【次の発言】 以上で災害対策の基本施策について防災担当大臣の所信及び平成十五年度防災関係予算に関する概要説明の聴取は終わりました。
本日はこれにて……
○委員長(福本潤一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三月十九日、若林秀樹君が委員を辞任され、その補欠として木俣佳丈君が選任されました。
また、昨二十二日、木俣佳丈君及び内藤正光君が委員を辞任され、その補欠として高橋千秋君及び辻泰弘君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、政府参考人の名前を読み上げさせていただきますが、内閣府政策統括官山本繁太郎君、総務省情報通信政策局長高原耕三君、消防庁長官石井隆一君、財務省理財局次長内村広……
○委員長(福本潤一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち、七月梅雨前線豪雨による被害により亡くなられた方々に対して、御冥福をお祈りし、謹んで本委員会として黙祷をささげたいと存じます。
どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十三日、高橋千秋君及び辻泰弘君が委員を辞任され、その補欠として木俣佳丈君及び内藤正光君が選任されました。
また、昨二十四日、日笠勝之君、景山俊太郎君及び山崎正昭君が委員を辞任され、その補欠として木庭健太郎君、木村仁君及び三浦一……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 二十世紀は戦争の世紀だと言えるほどの時代でございましたし、さきの大戦では日本国、広島、長崎では二度も原爆を体験いたしました。私も広島生まれでございます。被爆二世でございます。二十一世紀を平和の世紀にしようという公明党の思い、また日本国の思い、また多くの人たちの思い、これは強いものがあると思います。 だが、現実には二十一世紀の初頭、二〇〇一年九月十一日、ニューヨークでのテロ、また国際間、民族間の紛争、イラク戦争と、戦争というものが連綿と続いておる。ある意味では戦争は人類の宿命かなと思えるぐらいの現実でございます。戦争とか核というものは絶対悪でござ……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今日は、公述人には各お立場も含めて、きちっと我々に対する、検討している委員会に対する御意見もいただきました。私の方は時間余りありませんから、一問一答形式でさせていただければと思います。 最初に、沢田市長にお伺いしたいと思います。 武力攻撃事態、また予測事態等々の不案内な、また国民に周知されていないという言葉がありました。そういう中で、昨日の委員会でも、有事のとき、憲法第九条の下の自衛権発動の三要件というのがかなったときに、武力行使を行うか否かの判断は内閣総理大臣が内閣の総意と踏まえた上で行うという発言ございました。 その上で、今後、国民保護……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 昨日、山本委員の方から、経済、雇用問題中心にお話しさせていただきました。今、環境問題もやっておられたようでございますので、最初、環境問題から私も始めさせてもらおうと思います。 今まで政治の環境問題に対する対応というものを見ましたときに、私なりに三期に分けて考えてみますと、一期目は、問題が発生して、それに対して事後対応する。公害国会のときもそうでございますし、水俣病、イタイイタイ病の対策のときもそうでございました。二期目と申しますのが、未然防止とか予防というものを目指した時期、これは公明党、大いにダイオキシン対策法、また循環型社会規制法を通させて……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 まず、イラク問題について質問したいと思います。 今日の朝刊、またテレビでの報道はイラク問題がトップという状況でございますが、その中、三か国の首脳会談の後、米ブッシュ大統領は、十七日が外交決断の最後の日であるというふうに言っております。 公明党神崎代表自ら、先ごろニューヨークに飛びまして、国連のアナン事務総長に対し、イラク問題の国連の枠内での解決ということを強く要請いたしました。さらに、アーミテージ米国務副長官に対しまして、国際協調路線を最後まで貫くようにということを訴えさせていただきました。また、現在、この瞬間も、イラク説得に浜四津代行をジュ……
○大臣政務官(福本潤一君) 農林水産大臣政務官の福本潤一でございます。
亀井大臣の下、金田、市川両副大臣の御指導をいただき、木村政務官共々農林水産行政の諸課題に全力で取り組んでまいる考えでございます。
委員長始め委員各位の御支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいま言われた風評被害の防止につきましては、発生を確認した一月十二日以来、プレスリリース等において、この病気、鶏卵や鶏肉といった食品を介して人に感染した例は世界的に報告されていないということなど、正確な情報の提供に努めております。
ともに、一月十五日付けで量販店、商業関係団体等に対し、当該産地のものは取り扱って……
○大臣政務官(福本潤一君) 段本委員におかれましては、現地を回られて様々な風評被害対策、対応していただいたということを聞いております。農林水産省といたしましても、亀井大臣、京都、関西に行かれましたし、私も山口県、熊本県、大分県、香川県回って、この対策、検討してまいったところでございます。 具体的に、鳥インフルエンザに、発生に伴いまして風評被害の防止対策ということで、農水省、最初に鶏肉、鶏卵に関する正しい情報に係るPR活動をいたしました。地方紙四十七紙への広告の掲載、小売店舗ポスター及びQアンドAの配布を行っております。さらには、地方農政局、また地方農政事務所において鶏肉、鶏卵取扱店舗を巡回い……
○大臣政務官(福本潤一君) これ、国としましては、こういう地域の重要な資源でございますので、資源回復計画というものを作成し、それに基づいて資源回復が図られるよう、対象魚種の選定につきまして十六年度に間に合うよう宮城県とよく話し合うとともに、計画の策定、漁獲努力量の削減措置の実施について積極的に協力していきたいと考えておるところでございます。
○大臣政務官(福本潤一君) 独立法人農業・生物系特定産業技術研究機構の東北農業研究センターにおきまして、冷害の被害を最小限に食い止めるため、必要な情報を生産者や農業関係者に分かりやすく提供するため、平成八年より水稲冷害早期警戒システムをホームページで運用しております。これ農水省から、本省のホームページからリンクして入ることができますが、このシステム、三点を提供しております。一点目に、東北地方の低温と水稲生育の遅れに関する警戒情報、二点目に、低温時における深水管理の必要な地域情報、三番目に、葉いもちの発生危機危険地域情報、これらをリアルタイムで日本地図上にプロットで表示して提供しておるところでご……
○大臣政務官(福本潤一君) 卸売市場における取扱金額が減少しておる中で、卸、仲卸業者の経営体質の強化、これは重要な課題だというふうに考えておりまして、このため今回の卸売市場法の改正案におきましては、一つ目に、仲卸業者の業務の適正かつ健全な運営を確保するため開設者が業務規程で仲卸業者の財務基準を定める、これに基づいて経営の改善を図る、さらに合併等にかかわる登録免許税の軽減措置の対象に仲卸業者も追加するという措置を講じたところでございます。その上さらに、各市場におきまして仲卸業者の経営体質の強化を推進いたしますため、平成十六年度予算におきまして市場経営体質強化計画、これを策定する、それに対しても支……
○大臣政務官(福本潤一君) 御指摘のように、現在、売上げの減少、続いております。この状況を踏まえまして、コストの削減と売上げの向上を図るという観点から、競馬の実施に関する規制を緩和するということをこの法律で提案させていただいております。 具体的には、競馬主催者が自主的に事業収支の改善を行える範囲を拡大する。そのため、中央競馬と地方競馬の勝馬投票券発売事務等の相互受託委託、これを可能とする措置を行い、事務の一部を私人へ委託できるようにする措置等を講じておるところでございます。また、地方競馬主催者の事業収支の改善に資するための措置といたしまして競馬連携計画、これを複数の地方競馬主催者が共同で作成……
○大臣政務官(福本潤一君) 家畜伝染病の蔓延を的確に防止するというためには早期に届出がなされることが必要でございますし、委員御指摘のとおり、早期に届出が行われるようにするためには届出しやすい環境を作るということが重要と考えておるところでございます。 この点について、これまで移動制限の対象となった農家に対する助成措置がなかった。移動制限の対象となった農家の経営に大きな影響が生じることが早期の届出をちゅうちょさせる原因の一つであったと考えられることから、今御審議いただいている今回の改正案におきまして、移動制限命令に協力した農家に対する助成を制度化すると、それで今回早期届出の環境整備に資することが……
○大臣政務官(福本潤一君) これ、台風十号によりまして農林水産関係の被害状況、大変大きなものがございまして、道路等寸断されているところもありまして、現在も調査中で、継続中でございます。特に徳島県、こちらに十一号も昨日、今日と上陸いたしましたけれども、高知県中心に記録的な豪雨となっておりまして、農産物、また農林水産業施設において相当の被害が発生しているものと考えております。 なお、現在の途中経過でございますけれども、農林水産業全体で約六十一億円の被害、これが各県から報告が上がってきております。追ってまた、台風十一号による雨量について、相当なものでございましたし、急に発生した台風で、連続しており……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 質問に先立ちまして、党を代表いたしまして、今回の新潟県中越地震並びに本年累次の大規模風水害でお亡くなりになられた皆様に心から御冥福をお祈りしたいと思いますし、被災に遭われた皆様に対しましてもお見舞い申し上げたいと思います。 先ほどから、この地震被害、また台風被害、多くの質問ございました。私も、時間ありませんので重複を避けて質問させていただきますので、分かりにくい点あるかも分かりませんけれども、よろしくお願い申し上げます。 今回の一連の台風被害のときに、地元から是非とも視察来ていただきたいという要望ありまして、私も愛媛県、県下巡りました。この愛……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 本日は、予算の委嘱の質疑でございますが、水産業、離島、排他的経済水域の問題を中心に質問をいたしたいと思います。 と申しますのも、一昨年、離島振興法の改正がございまして、排他的経済水域に占める離島の役割というものが明確になったところでございますし、そのとき党の離島振興小委員長といたしまして長崎の対馬、五島列島、沖縄、与那国島、瀬戸内海の島々、小笠原諸島等も視察いたしましたけれども、水産業者又は漁業の方々からの質問、陳情が大変多かった。特に難しい問題が多いということでございますし、昨年農水大臣政務官をさせていただいたときにも、農、林、水産、畜産、こ……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今回の基本計画、総合評価という意味では、先ほど委員の質問の中での論述でも、画期的と言う人から、この程度では日本の農業は救えない、幅広く様々な評価が新聞紙上でも同様にございます。 この幅広い計画に対する評価でございますけれども、ただ自給率一つ取り出しても、この自給率、ここ四、五年、ずっと四〇%、ずっと続いております。これから底を打ったような状態で五%上げるという計画になっておるわけでございまして、日本経済でよく言われる、ちょうど底を打って踊り場だと、それを向上に向けて頑張っていくということにこれから農水省、全力で取り組んでいただけるんだと思います……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 近年、海外との貿易の中で日本の知的財産権が侵される、それをまた保護することも必要であるということで、民主党の小川委員と同じ賛成の立場から質問させていただきたいと思います。 知的財産権と申しますと、我々の方は、文科省文化庁の著作権、また経産省特許庁の特許権、こういう権利を最初思い浮かべるんですけれども、農水省の育成者権、この権利に関しましては、先ほどの岸委員、小川委員の質疑を聞いておりましても、作物というのは生命、生ものであるがゆえの難しさがやはりたくさんあるなというふうに感じております。 生命とか作物というのは自然、天候、環境の影響を大変大き……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今日、一時からもう二時間余り、三人の委員から、水産業の振興に関しましても、また法案の改正についても、細かな質問も含めて充実した審議、私も聞かしていただきました。各地、特に西日本をのけますと、水産業、大変深刻な状況だなと。農業、林業、水産業、畜産業、その中でも一番深刻なのは水産業ではなかろうかと。遠洋漁業でかつて栄えていたときも、今は見る影もないということもございますし、瀬戸内海等の沿岸漁業も、競い合いの中で漁協同士で様々な対決、対立も生まれているということもございます。水産業の振興に向けての取組をこれから本格的にしていただきたいなというふうに思い……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 四名の参考人の方々の貴重な御意見聞かしていただきまして、私の方からも、若干重複するところもあるかも分かりませんけれども、質問さしていただこうと思います。 最初に、生源寺参考人の方に。 参考人は、食料・農業・農村基本計画という今の大きな農政の改革の面でも大変な御尽力をいただいたり、様々な提言いただいてまとめていただいたようにお伺いしております。そのときに、私ども、農業、かかわる人かかわらない人も含めて、今農政は大変な転換期にあるという言い方をするわけでございますし、現実に農水省の方々も、各地へ行きますと正に田園荒れなんとすというような、そういう……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今回、法律の中身に入る前に、若干私の方も関連がありますので、質問さしていただこうと思います。 昨日の朝日新聞に、都市と農山漁村の共生・対流に関する副大臣のプロジェクトチーム、これ、できておったものが、都市と農業の人の交流を促すための施策というのを今月中に取りまとめるという記事が載っておりました。 副大臣、横の連携も含めてやって取り組まれる中にこの都市と農村交流ということが出てきたようでございますので、これ、これまでの都市農村交流施策との違い、また具体的な考え方、お伺いしたいと思います。
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 先ほどからリスク評価に関しても本質的な質問、様々続いておりますので、私も重なることないように、また当初投げた質問省かしていただくこともありますので、そういうふうな形で質問をさしていただくことを一言お断りしておきます。 三番目に投げておった質問を最初さしていただきますけど、大臣、日本、我が国と米国とのBSE対策に対する認識の差、これが牛肉輸入問題の根底にあるのではないかというふうに考えられます。 まず、BSEに対する日本側における統一認識の一致点、相違点、明らかにする必要があると思いまして、大臣にお伺いしますけれど、昨年、日米BSE協議で、米国……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。私も、委員長、農水大臣政務官やっておりましたので久しぶりに予算委員会で質問させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 今回は四本の柱で質問させていただきますけれども、バイオマス、また水政策、さらには南海・東南海地震対策、領土保全の大陸棚問題、この四点質問させていただこうと思います。 最初に、バイオマスについてお伺いしたいと思いますけれども、循環型社会形成推進基本法、これ議員立法で進めて、施行されてもう三、四年たちます。さらに、地球温暖化の対策、国会で議論されまして、先ごろ、二月十六日には京都議定書が発効されると。その発効の記念行事に昨年……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 小泉総理は、一月二十一日の施政方針演説におきましてこのように述べられておりますが、我が国では、二〇〇七年から人口減少社会が到来すると言われております。約七百万人の団塊の世代が高齢期を迎えるなど、世界でも経験したことのない速さで少子高齢化が進みます。経済活力を維持しつつ、社会保障制度を将来にわたって持続可能なものとしていくためには、与野党が立場を超えて、公的年金制度の一元化を含め、社会保障の一体的見直しに早急に取り組まなければなりません。これ、先ほどの辻委員の言われた、引用された分も含めて、別にジュンちゃん同士で言うわけじゃありませんけれども、首尾……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。私の方からは、最初、JR福知山線脱線事故について質問したいと思います。 今回の列車事故、百七名の尊い人命、失われております。また、五百四十名に及ぶ負傷された方々がおられます。また、列車が激突したマンションの住人のほとんどの方、JR西日本が用意した仮住まいで不便な生活をしておられるということでございます。 この事故に対しまして、国土交通省にも最初に、今後、補償問題上がってくると思います。ですので、JR西日本と当事者間で、交渉事ではありますけれども、鉄道事業者を監視する立場にある国土交通省におかれまして、JR西日本に対して十分な対応、また内閣も挙げて……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 公明党、与党になって六年半たちました。七年目も迎えているわけでございますが、与党に入るに当たって、自民党と公明党、政策協定を結びましたが、その柱、分かりやすくとあのときはエゴゼロ、無駄ゼロ、ごみゼロという、分かりやすい三ゼロ政策のような言い方で表現するといいかなと思います。エゴゼロではあっせん利得処罰法という法律も通しましたし、無駄ゼロという意味では行政評価法、まあ代表的なものですが、ごみゼロという意味では循環型社会形成推進基本法、こういう与党の中で通してきた法律ございます。 法律以外にも、無駄ゼロという中でいろいろな成果はございますけれども、……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今回改正で、海外在住の日本人、衆議院小選挙区、参議院選挙区、投票できるようになるということでございます。憲法で保障された国民固有の権利である参政権が海外に住むことを理由に剥奪されるものではないという点から考えると、大変に意義深いものだと思います。今後、我々も民主主義の成熟度を増すために政治参加の門戸を更に広げる努力を続けてまいりたいというふうに思います。 質問でございますが、今回の改正、昨年九月、最高裁判決を受けて改正を行われることになったと思いますが、当初の九八年創設時、この選挙区選というものに対して、候補者情報を海外に周知するのは困難という……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。
午前中、各委員から本筋にわたるBSEの質問ございました。私、質問を聞きながら少し思ったんで、急遽の質問ですが、中川局長に、アメリカ、BSEが発生したという二〇〇三年十二月二十四日から満二年を迎える直前の十二月十二日、日本向け解禁まで二年間ございますが、その間、アメリカは、例えば日本では全頭検査等々を対策していましたけど、具体的にどういう国内対策をしていたのかというのをお知らせ願えればと思います。
【次の発言】 対策を取られたとしても、イギリスのように百四十名を超える死者が出たような国とはまた違う、この食の安全認識もかなり違うのではないかという実態……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。
私の方は、BSEに関する質問、特に確認するような質問、多いかと思いますけれど、再びの質問もあるかも分かりませんけれど、お答えいただきたいと思います。
最初に、対日輸出プログラムの遵守についての質問をいたします。
今回、米国産牛肉の輸入手続の再開に向けた措置ということで、条件が整えば再開するという判断に至った、これもういろいろ質問も出ておりますが、これは米国側がどのように改善、強化されたという認識でこの再開が決まったのか。今年一月、再禁輸措置からこれまでの経過含めてお伺いいたします。
【次の発言】 たしか十二月の時点では、ボーン付き肉ということ……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 先ほどから北海道、小川委員、また大生産地九州、野村委員、大きなテーマも踏まえて様々な観点から質問させていただいているようでございます。私、中四国巡っておりますと、中小零細酪農、乳生産地でございますので、消費者の立場も踏まえながら若干質問さしていただければと思います。 かつて私はガソリンよりペットボトルの水の方が高くなったというので驚く話をしておりましたら、先ほど小川委員、今、牛乳よりもペットボトルの水の方が高くなっている時代が来ているということもございました。最近ではチーズの値上がりに伴って、あんまりチーズが好きでなかった主婦の方が、私最近あれ……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今日は、最初にカネミ油症患者の救済問題についてお伺いさせていただこうと思います。 カネミ油症、昭和四十三年に食中毒患者一万四千三百二十人、今認定されている患者千八百九十二名おられる、そういう病気でございます。元々PCBという、ポリ塩化ビフェニールによって患者発生したと。最近ではPCDFだということで、ポリ塩化ジベンゾフランということでダイオキシンの一種だということが国会でも厚生大臣によって認定されておるということでございます。ダイオキシンいうことになりますと、最近ではウクライナのユシチェンコさんが農薬由来のダイオキシン、これを食することによって……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 もう参考人には様々、また質問各党からいただきまして、課題の多くが出てきたというふうに思います。 生源寺先生、特に今回の、食料・農業・農村基本計画のときから今回の新しい担い手の直接補償のような形の仕組みづくりまで、中心的に頑張って政策つくり上げていただいたということをお伺いしましたし、今後の農政、先行き不透明の中、どういう方向が今後の農政なのかということを出すことに大変大きな効果があるということも言っていただきました。 先ほどの言葉の中に、自民党の委員の方から、農業栄えて農村滅ぶということのないようにというお話がございました。私も、この新しい基……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今日は委員の方々も朝九時から、また質疑も午後一時から長時間にわたって行われておりますので、お疲れのところと思いますけれど、私も若干の、今回の法案の重要性にかんがみて、質問をさしていただこうと思います。 今回の法案、長時間の審議に及んでおりますし、参考人も、十二人の方から御意見を伺ったと。まあ賛否は半々になるにしても、賛成の方からも様々な懸念を、また将来の不安も開陳いただいたと。また、説得力ある意見を聞かしていただきましたので、野党の質疑に関しても、様々この法案に対する懸念、いろいろな観点から質問があったと思います。 私、この法案の題名からして……
○委員長(福本潤一君) 一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました福本潤一でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に松下新平君及び水岡俊一君を指名いたします。
なお、あ……
○委員長(福本潤一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日、岩井國臣君、小泉昭男君及び野村哲郎君が委員を辞任され、その補欠として小斉平敏文君、段本幸男君及び倉田寛之君が選任されました。
また、昨日、榛葉賀津也君が委員を辞任され、その補欠として藤本祐司君が選任されました。
【次の発言】 去る九月二十八日の本委員会におきまして、二名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に田村公平君及び西島英利君を指名いたします。
【次の発言】 この際、溝手防災担当大臣、平沢内閣府副大臣及び谷本内閣府大臣……
○委員長(福本潤一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十月二十七日、藤本祐司君が委員を辞任され、その補欠として榛葉賀津也君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府政策統括官増田優一君外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行います……
○委員長(福本潤一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち、去る七日に発生した北海道佐呂間町における竜巻により亡くなられた方々に対して、御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。
どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
北海道佐呂間町における竜巻による被害状況等について政府から報告を聴取いたします。溝手防災担当大臣。
【次の発言】 以上で政府からの報告聴取は終わりました。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時四十九分散会
○委員長(福本潤一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、仁比聡平君、榛葉賀津也君及び山本香苗君が委員を辞任され、その補欠として紙智子君、峰崎直樹君及び渡辺孝男君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府政策統括官増田優一君外十五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(福本潤一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一月二十九日、紙智子君、峰崎直樹君及び渡辺孝男君が委員を辞任され、その補欠として仁比聡平君、榛葉賀津也君及び山本香苗君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じ……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今日は、農政厳しき折、松岡大臣という農政の権威者のような方が着任されて最初に質問をさせていただきますが、全般的には災害対策、また環境に配慮する農業、さらにはBSEについて触れたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 気象災害の対応ということで最初にお伺いさせていただきますけど、昨日も災害対策特別委員会、参議院で行われました。大規模な竜巻が襲うなど人命にまでかかわる案件、多く発生しておりますけれど、この中で特に農業は自然と対応、自然を相手とするものでございますので、農林水産業における対応、対策、今年の災害に対してどういうふうにされたか、こ……
○委員長(福本潤一君) 一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました福本潤一でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に田村公平君、西島英利君、松下新平君及び水岡俊一……
○委員長(福本潤一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、榛葉賀津也君が委員を辞任され、その補欠として藤本祐司君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、災害対策の基本施策について、防災担当大臣から所信を聴取いたします。溝手防災担当大臣。
【次の発言】 次に、平成十九年度防災関係予算に関し、概要の説明を聴取いたします。平沢内閣府副大臣。
【次の発言】 以上で災害対策の基本施策について防災担当大臣の所信及び平成十九年度防災関係予算に関する概要説明の聴取は終わりました。
本日はこれにて散……
○委員長(福本潤一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち、平成十九年能登半島地震により亡くなられた方に対して、御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。
どうぞ御起立をお願いします。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、山本香苗君、中川義雄君、松村祥史君及び仁比聡平君が委員を辞任され、その補欠として魚住裕一郎君、岡田直樹君、岸信夫君及び井上哲士君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査のた……
○福本潤一君 公明党福本潤一でございます。 昨日、地元新聞が来まして、安倍内閣この半年の評価、これを取材したいというふうに言ってこられました。もう半年もたったんだなというふうに思いました。この半年間、松岡大臣、また様々な形での農政のリーダーシップを取っていただいていると思いますが、幸い地元の塩崎官房長官の評価だけはおっしゃってくれということで話してまいりましたけれども、この半年間の農政の評価という以上に、所信に対する今日は質疑でございますので、所信の中に、美しい国づくりに向けて、幅広い国民の理解と協力を得ながら、政府一体となって、森林の整備保全、国産材の利用拡大等による美しい森林づくりという……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今回の予算、農水省見てみますと、公共土木事業関係が一・二兆円、非公共が一・五兆円、全体で二・七兆円ということで、農水省もやはり他省庁と同様、三兆円を割ってだんだん減ってきておるなという予算案の全体像でございます。今は縦割りですけど、横割りでいったときに、分野別で見たときに、前回質問、環境分野余りできませんでしたので、環境の予算絡みを少し質問さしていただければと思います。 これ全体、農水省の予算書見てみますと、バイオマス関係二百十二億円、さらに農地・水・環境関係三百三億円、さらには地球温暖化対策の森林、これが七百六十五億円という形で、ほぼ千二百億……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今日は、漁港漁場整備法の改正に伴う質疑でございますが、最初、今年の三月に閣議決定された新しい水産基本計画についてお伺いしたいと思うんですけれども。 その中で、水産物の安定供給と水産業の健全な発展の実現のために様々な改革を打ち出しておられます。先ほど質問ありましたけど、特に自給率の目標も設定しているところでございますが、この魚介類の自給率目標、当初は二〇一七年、平成二十九年度に六五%と設定しておるようでございますが、前回の計画、五年単位でやっておる、二〇一二年にも目標として六五%としておられたようでございます。実現できなかったから五年間先送りした……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 私の方も、昨日の松岡農水大臣、御逝去の報に接しまして心より哀悼の意を表しますし、特に現職の議員の、大臣の逝去でございましたので、私も審議、緊張して対応したいと思っております。 今回の水産業の法改正、三法連続大きな改正行われると。まあ水産業、かつての水産王国、海洋王国日本の面影が徐々に減っている現状でございますので、この三法で一つの新しい対応を迎えていただくような方向に進んでいただくことを期待しながら質問をさせていただきます。 私、瀬戸内海の方へよく、松山と広島、両方を水中翼船という船で渡ったりしますと、かつての水質の面からいうとかなり回復して……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今日は、水産関連三法、四法の質問のうちで三法目でございますし、私も水産関係全部質問しておりますけれど、時間が非常に少ない割当てになっていますので、答弁簡潔にお願いするということを最初に申し上げておきたいと思います。 最初に、漁協の合併の問題でございますけれど、水産基本計画で団体の再編整備が大きなテーマというふうになっております。これまで合併に関する取組の状況、また、来年三月、そのときに漁協合併促進法の最終期限を迎えるわけでございますので、今後の再編についてどのように考えているか、最初に確認しておきたいと思います。
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 四人の公述人の方には、それぞれ人生経験、また教育経験から貴重な御意見を聞かせていただいてありがとうございました。私もお話聞きながら、それぞれ教育に対する情熱、深きものがあるということをお伺いさせていただきまして、また法案から離れてもお話聞かせていただければと思います。 学校の現場では、今の言われたいじめ、自殺、さらにはこれまで不登校、様々な問題、昔はクラスの崩壊とかまで、いろいろな形の問題が起こっております。そういった問題に対して文部省また国会でもどういう対処方法をすればこれが改善されるんだろうかということで様々な委員会審議もしてきておるところ……
○福本潤一君 両先生の本格的などっしりとした論説、また、腰の座った質問に御丁寧に答えていただいてありがとうございました。私もそういう質問をさせていただきたかったわけでございますが、ほとんどありましたので、若干斜めの方から見たような質問、両先生とも見識の幅広いところでお答えいただければと思います。 最初に高木先生の方ですが、今回、米中関係ということで江沢民が訪米している。その最中に日本から橋本首相がロシアに行かれて、日ロの関係の改善という方向で二〇〇〇年までに日ロの友好条約、平和条約を締結しようと。外務省によれば、メガトン級の一つの成果が上がっているという言い方をしておるわけでございますが。中……
○福本潤一君 ODA、長期間にわたって、またかなりの額を日本は発展途上国を中心に拠出しておるわけでございますが、もともとこれだけの膨大な予算が出るならば、基本的に理念があって法があって、その法に基づいて予算執行という形が本来は当然であったのにもかかわらず、それだけの膨大な予算が出される基盤法というものができていないまま現状が進んでいるというところに大きな問題がある。 今まで何回か法案ができておるにもかかわらず、なぜ通っていないのか。今までの法案を見てみますと、理念に関してもそう大きな差があるわけではないなと、例えば人道主義とか相互依存とか自助努力支援とか。そういう意味では、国会が法に基づいて……
○福本潤一君 田先生からもまとめの全体の国内の政府体制、現地の体制、透明性、また上田先生からも全般的なお話がありましたので、私も基本的なベースはそういう方向の中から体制を考えていく必要があるなとは思っております。 その中で、今例えばODAの予算、具体的に各省庁に配分されているという状況はあると思いますが、これが国家の予算ですと予算委員会で検討して、また決算委員会で事後検討、総括するということが行われるわけですけれども、ODA予算も一兆円以上に上る形になると、予算委員会に当たるようなものを、予算委員会の中で具体的に細かい形でやれれば一番いいんですけれども、省庁が分散している中で、全体の細かいと……
○福本潤一君 議論が具体的で、討論的になってきておりますが、まず若干大島局長の方に基本的なことで御質問します。 かつて日本が被援助国であったという表現をされましたけれども、ODAだけに限らないという意味かもわかりませんが、その年月、総額、中身がわかれば教えていただければと思います。 そのときには、まだ具体的に例えば制裁措置的な手段というのはなかったかもわかりませんけれども、日本がそういうことを受けた事例があるかどうかということですね。 それと、同じく大島局長に、地下核実験を中国がやったときに対中無償資金協力を中止して、一年半後に中国が核実験のモラトリアム実施をしたという具体的事例がありま……
○福本潤一君 長い年月にわたる現場での活躍を短時間で話していただいてありがとうございました。 最初に、杉山参考人にお伺いしたいと思いますけれども、私の友人にも加藤和憲さんという旧フランス領関係で現場で働いている人間がおりますけれども、そういう人に聞きますと、現場へ行ってトイレを最初つくったり、病気対策とか、あと現地採用する必要があるのでということで、時間を守ることとか生活習慣だとかの改善からやらなければいけないというような話を伺ったりすることがあります。そういう場合、今回、青年海外協力隊でも百倍という大変な希望者もおられる中で選ばれているということになりますと、どういった人間がそういう現場で……
○福本潤一君 では、最初に大島局長の方に。 さまざまな形でODA基本法に対しては慎重に臨まざるを得ないということでございます。各種理由も言っていただいたりしておるわけでございますが、もう一歩、ではなぜ基本法ができたらいかぬのかというのがわかりにくいところがありまして、御質問させていただきます。慎重に臨むというのは、ある程度の状況だったらいいという状況の慎重よりも、むしろ反対なのではなかろうかという気持ちになる御意見が多いかと。その中でも、憲法七十三条の関係とか、理念を明らかに情報公開はこういう形でやっていますよと。何とか情報公開しますけれども、外交は外務省の専権事項にしておいていただいて、法……
○福本潤一君 私も、六回の自由討議を含め、ODAにかかわるこの小委員会でさまざまな参考人の御意見を聞かせていただき、また、今までODA基本法を具体的に出された先生方の御意見、それがスムーズにいかなかった状況の流れを先人の努力という形で聞かせていただきました。 四点の形で述べさせていただきますと、理念という中では、ODA大綱の中に人道的考慮、相互依存性の認識、環境の保全、自助努力の支援等、具体的な形で大きなODAの基本理念が述べられている。こういうものを基本にしたものが大綱で現在終わっているという中で、その先人の努力がなぜ今まで実らなかったのか。 外務省の外交にかかわる話、専権事項であるとい……
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。 今回の法改正に当たりまして、法律の目的でございますけれども、これには空洞化の進行している中心市街地の活性化を図るため等々地域の振興と秩序ある整備を図り、我が国の国民生活の向上と国民経済の発展を図るというふうにあります。 経済的にもさまざまな不況、また倒産等もある中でございます。質疑に入る前に、最初に、本法案が成立したときにどの程度の時間経過、いつごろから中心市街地の活性化という効果があらわれると思っておられるか、また、景気の向上にどのような影響を与えるというふうに考えてこの十一省庁による大規模な改正を含む法案を出そうとされているのか、その点を両大……
○福本潤一君 私の方は、今の高野先生の質問に対する補足のような質問で寺島先生に、安全保障の中で今後の戦略構想ということで、致死兵器戦争から戦略情報戦争へということを書かれています。現実にイラクの戦争のときに、湾岸のときにはコンピューターウイルスとかシステムダウンもあったわけですけれども、戦略情報戦争というとまるで死者が少ないような感じのイメージになって、若干イメージとは違う現実が起こりかねないなという危惧が一つあるわけです。 その中で、湾岸戦争のときに、私もパソコン通信というのでPC−VANやなんか、グローバルビレッジでニュースやなんかを見ていますと、記事の中に大体イラク検閲と、検閲という文……
○福本潤一君 私もODA小委員会の一員でございましたので、この報告書について板垣小委員長とともども責任を負うものだと思います。 それで、先ほどから御議論のあったまず基本的な理念のところ、ここに関しては我々ある意味では、魚住委員からも若干ありましたが、国内の経済情勢等々もあるけれども、いじましく絡めてODAをやるんではなくて、国際貢献とか大きな意向を二十一世紀に向けて、日本の外交、防衛では余り力を発揮できないにしても、こういうODAのところで国際貢献しようという流れがあったと思います。 そこで、先ほど高野委員から、予算の絡みで言うと円借款返済の資金をもとにODA基金を運用益としても活用できる……
○福本潤一君 私の方から大島局長に二点と杉下参考人に三点ぐらい、重複しないようにして質問させていただこうと思います。 大島局長の方に、このODA改革に関する各種提言対照表というのが配られて外務大臣の懇談会の最終報告を聞いたわけですが、一番後ろに書いてある国際フォーラムの提言に沿って若干質問させていただこうと思います。 最初に、「ODA実施体制」のところで、国際フォーラムの方は「経済協力局を地域別に再編」ということと「外務省の外局として国際援助庁を設置」という形で一つの提言を出していまして、一元化というのを入れているところもありますが、この五つの中では若干違う形で出ておりますので、この点に関……
○福本潤一君 基本的に理念という問題に関しましてはODA大綱に書かれている方向性と同じなんでございますが、平和、環境、人権、共生というか、援助すること自身が決して援助される側の国だけのためではなくて、地球全体の安全をきちっと保持する上でも必要なんだということを踏まえる。日本自身もかつて被援助国であったという基本ベースを考えますと、その援助された側の人間が今国としては援助する側に回れておるという一つの歴史的な流れというものも踏まえた理念にしていただければと思います。 援助の方向性でございますが、前回の委員会でも申したんですが、象徴的に援助することが日本の国益にもなっているというような援助方法は……
○福本潤一君 まず最初に、意見の取りまとめの前に山本一太先生のまとめていただいたものの話に入るんですけれども、前回、慎重な姿勢であるということで基本法に対応しておられて、また馳委員の方は、前半の方では積極的に考えておられたところ、後半の取りまとめに関しては両論併記で慎重な態度をとられるという前回の委員会の流れがありました。それを踏まえますと、自民党、与党の方は、この法案化、基本法をつくるということに対して、緩やかな基本法という意識がなかなか党の政調なりに入っていないのか、また、外務省の意向をかなり酌んで対応しようと思っておられるのかというところがあるかと思いました。 この1、2、3、4という……
○福本潤一君 私も、国際問題調査会にちょうど入ったときにこのODA関係の小委員会に参加させていただきまして、国際問題調査会自体のフリートーキングも新しい体験でしたけれども、このODA小委員会におきしましてもある意味では新しい体験をいろいろさせていただいて、委員会の質疑はこういうフリートーキング型でやると案外中身がある形で出てくるなと、非常にいい体験をさせていただいたと思います。 メンバーも、今まで基本法を出していただいた田先生、上田耕一郎先生、ベテランの方々がいろいろな御意見を言っていただいたり、山本一太先生も長い経験を話してもらったり、広中先生の国際的な体験も話していただいたり、特に今回、……
○福本潤一君 公明党・改革クラブの福本潤一でございます。 最初に、石毛参考人にお伺いしたいと思います。 参考人の御意見の中に、均質的な文化で統合されているゆえの差別という表現、お話がありました。国家、民族、文化という観点から、日本人の同一性の問題に関して造詣の深いお話を聞かせていただきました。さらに、ある意味では大勢に流されやすいとか、日本人のあるときは均一性でないがゆえにある均一性から外れた人たちを差別するという傾向、例えばあるときは学校のいじめや何かでも、成績が悪い、また成績がいい、極端に普通でないというところに対して差別がさらにいじめのような形になってきたりするような問題があります。……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 きょうは、日本を代表する哲学者だと私は思っておりますけれども、加藤周一先生が来られて、文明論・歴史論も含めた広い観点からお話しいただきましたので、その大先生に対しての質問に沿えるかどうかわかりませんけれども、私なりに質問させていただきますと、先ほど、過去の歴史の結果、三原則、平和主義というのができた、ユニークな法律であるというふうに言われました。 最近、憲法学者が出した本によりますと、百七十八の成文憲法の中で、今や平和憲法、百二十四の国の現行憲法にもう既に入っているという現状になっております。 それで、解釈改憲も含めて第九条全文、かなり変更も……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 きょうは、正村公述人に最初、短時間でございますので、質問投げさせていただければと思います。 先生、経済学者からもう哲学者のように、全般にわたる話も聞かせていただいて、我々いろいろ示唆に富むわけでございますけれども、今後、将来に向かっての確信、また信頼、そういったものが大事であるというお話聞かせていただきまして、私も思いを同じにしておる人間として、先生の御高説、今後、政治の世界でも生かしていかないといけないなと思います。 一九七〇年代、八〇年代の一つの大きな日本の政策的な責任が今様々な形で反映していると。バブル崩壊のときも、私、東京大学院生活終……
○福本潤一君 環境、平和、福祉、人権、教育の政党、公明党の福本潤一でございます。よろしくお願いをいたします。 時間の配分の関係で、最初、池谷公述人の方に御質問したいと思います。──池谷さん、池谷公述人に御質問したいと思います。 池谷さんも、このまま進むと人類は滅亡に向かっているというようなスライドをたくさん見させていただきました。 一九六〇年のローマ・クラブの「成長の限界」にしても、一九八〇年のアメリカ大統領、政府に答申した「西暦二〇〇〇年の地球」、これでもやはりこのままの経済状態で発展していくと、人口の増加と相まって滅亡するというふうに政府公文書にももう既に書いてあるところでございます……
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