このページでは林芳正参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。林芳正参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○林芳正君 自由民主党の林でございます。 本日はお忙しいところ、三人の参考人の先生方には貴重な御意見をお聞かせ願いまして本当にありがとうございました。 まず、佐野会長にお聞きしたいところがあるんですが、私は山口県の選出でございまして、三万を海に囲まれた漁業で立県をしておる県でございまして、大変に皆さん関心が高いわけでございます。それで、先ほど日中、日韓のお話に触れられまして、こちらが受けている被害についてはもう皆さんよく御承知だということで会長の方から余りお触れにならなかったんですが、私の地元では大変に困っておりまして、ちょっとその辺を述べさせていただいてから御質問したいと思うんです。 ……
○林芳正君 自由民主党の林芳正でございます。 まず、質問に先立ちまして、今回初めて商工委員会で質問に立たせていただくことになりました。先輩諸氏並びに同僚の皆様の御配慮に厚く感謝をいたしたい、こういうふうに思っております。 先ほど委員長からお話がありましたとおり、きょうは高圧ガス取締法及び液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律の一部を改正する法律案と、それから石炭鉱害賠償等臨時措置法の一部を改正する法律案を一括して審議させていただくということになったわけでございまして、非常に意義深いコンビネーションではないかなと私は思っておるわけでございます。 と申しますのも、この高圧ガスの……
○林芳正君 自由民主党の林芳正でございます。 本日は、委嘱を受けました予算についていろんな方面からお聞きしたいと思いますが、大変に幅広い分野でございますので、限られた時間でもございますので、私は与えられた時間を二つのテーマについて絞ってお聞きしたい、こう思っております。一つ目が産学連携と言われている分野でございまして、もう一つが電子商取引、この間、加藤委員からも御指摘のあった今からの問題について順次御質問させていただきたいと思います。 それでは、まず産学連携についてでございますが、いわゆる産学連携というのは、新しいメガコンペティションの時代に向かっていくという現状の中で、やはり研究開発とい……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 午前中に引き続きまして、大蔵大臣、官房長官にいろいろと御質問してまいりたいと思っております。 実はこの金融監督庁の前に関連三法案ということで何をしていくかという問題が、そのときにお尋ねすればよかったわけでございますが、この機会に改めて、だれがどういう組織でという問題の前にどういうことをやっていくのかということについてもお尋ねをしてまいりたい、こういうふうに思っております。 午前中の総理の御答弁にもあったように、今までのいわゆる護送船団方式の許認可行政から大きな転換をして、早期是正措置、そして預金保険という事後ルールといいますか、そういうような行政……
○林芳正君 自由民主党の林でございます。時間も限られておりますので、簡潔に質疑を行ってま いりたいと思います。 今回の改正案は、国際的な規格のハーモナイゼーションということで大変にいい方向に進んでおる第一歩として非常に評価をしておるところでございますけれども、細かいところで、また今後の方向性についてもいろいろとお尋ねをしてまいりたい、こういうふうに思っておるところでございます。 まず、JIS規格というものは、この二条に鉱工業品についての規格であるというふうな定義があるわけでございますが、この定義がなされたのも随分昔のことでありまして、時代の変遷に伴ってこの定義というのも変わっていかなけれ……
○林芳正君 平田先生から大変に専門的な御質問があったところでありますが、私からも引き続き、特に持ち株会社解禁となるわけでございますが、なった後で本当に使いでがあるものにしていかなければならないと思っておりまして、そういう観点から法務省、また大蔵省主税局、公取にそれぞれ御質問をしてまいりたいと思います。 それでは、まず法務省にお聞きしたいと思うんですが、これが解禁になりましてから、例えば日本だけではなくてほかの国、世界各地に多くの支店を持っております銀行や商社等が、いわゆる抜け殻方式と言われておりますけれども、この方式で持ち株会社になろうとした場合、例えば海外現地法人化していればいいんですが、……
○林芳正君 適用除外につきまして質問してまいりたいと思います。 まず、総論的なことからお聞きをするわけでございますけれども、先日、本会議で通りましたけれども、今回、持ち株会社の解禁ということで今までの政策を大きく転換するということでありますが、これから経済の憲法としての公正取引委員会の役割というのが一層大きくなる。特に、橋本内閣の六つの改革の中で規制緩和というものも進んでいけば、この独禁法のルールというもののきちっとした適用というのが本当に大事になってくる、こういうふうに思うわけでございます。 そういった中で、欧米先進国の基本的な独禁法の考え方といいますか、ヨーロッパもしくは大陸法系の国で……
○林芳正君 自由民主党の林でございます。 それでは、時間も限られておりますので、御説明いただきました順番に、松田理事長様、そして原田理事長様に順々にお尋ねをしてまいりたいと思います。 まず、預金保険機構ということで、原田先生の方からもありましたとおり、今からは自己規制だということで、早期是正措置とともに理事長さんのところのお仕事が大変大事になってくるわけでございますが、その中で、一般論といたしまして、地元を回っておりますと、よくわからないんだけれども何となくまだいろんなところに不良債権が残っておって、それで銀行がなかなかお金を貸してくれないんじゃないか、また景気がよくならないんじゃないかと……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。どうぞよろしく御声援のほどをお願いいたします。 きょうは同僚の広中先生から暗い話が多いので少し明るい話をということでございましたが、私も、ここで余り暗い話をするとそれだけで景気が悪くなるような気がいたしまして、少し明るい話をしたいと思います。直接この財政構造改革とは関連が薄いかもしれませんが、先般、総理がロシアへ行かれました。ユーラシア外交ということで画期的な成果を上げて帰ってこられたわけでございます。 この中で、橋本・エリツィン・プランというものをつくって帰ってまいられたわけでございまして、その中で、私は大変にすばらしいなと、また私も従来強い関心を……
○林芳正君 自民党の林でございます。先輩の清水議員に引き続きまして、法律について質問させていただきたいと思います。 今、清水先生からもございましたように、罰則の強化だけではなかなか限界があるのではないか、大臣に今お答えいただきました。私も全く同じような感じを持っておりまして、いろんな対策を何回にもわたってやっておるわけでございまして、その都度徐々には成果が上がっておるというふうに思うわけでございますけれども、なかなか根絶というところまでいかないというところには、今御指摘ありましたトップの意識改革ですとか、社会性、国民性、広くいえばそういうところまでかかわってくるのではないかと思います。 そ……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。久しぶりに経済・産業委員会で質問に立たせていただきまして、御配慮に感謝いたしたいと思います。 貿易振興会法と通商産業省設置法の一部を改正する法律案、いわゆる統合法案でございます。世上言われております行革に先駆けてみずから範を示していただいたということで大変に評価が高いわけでございますが、今回の日本貿易振興会、ジェトロとアジア経済研究所、アジ研の統合は、行革の一環として特殊法人の整理合理化を進めるため、平成七年二月に閣議決定されたことを受けましての措置だというふうにお伺いしております。 大臣に、今回の統合はどういうような基本的な運営方針に基づいて行おう……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。第一班の報告をさせていただきます。 去る五月十八日、経済活性化及び中小企業の緊急対策樹立に関する調査に資するため、静岡県静岡市において行われました地方公聴会における公述人の意見陳述及び質疑応答について御報告を申し上げます。 派遣委員は、斎藤委員長、田村委員、成瀬委員、平田委員、保坂委員、今泉委員、前川委員、牛嶋委員、海野委員、梶原委員、緒方委員、島袋委員及び私、林の十三名でございました。 まず、静岡県中小企業団体中央会会長の井上光一公述人からは、地方経済は予想以上に悪く、即効性のある対策の実施が必要であるが、不況期間が長過ぎたために経営者に気力がう……
○林芳正君 自民党の林でございます。 それでは、法案の質疑を行わせていただきたいと思います。 この間、二班に分かれまして、静岡とそれから宇都宮、現地へ行きまして生の声を聞いてきたわけでございますけれども、それを前提に置きまして御質疑を差し上げたい、こういうふうに思っておるところでございます。 そこで、大臣にまずお聞きしたいと思うんですが、本年三月に民間金融機関に対する公的資金の導入というものを行ったわけでございますが、この後もどうも、我々も現地に行って聞いたわけでございますが、特に民間金融機関の方が非常に貸し渋りが相変わらず続いておるんだという現地の声があったわけでございます。これに比べ……
○林芳正君 自民党の林でございます。きょうはちょっと風邪を引いておりまして、お聞き苦しい声でございますことをお許しいただきたいと思います。 三大臣、本当にお忙しいところありがとうございました。いろいろ委員会が重なる中でここにお集まりいただきまして、本当にありがたいことだと思っております。なかなかこの三大臣がおそろいになることがないものですから、関連した質問をやってみたいと、こういうふうに思っております。 我々、派遣も含めましていろんな現場の声を聞いてまいったわけでございますが、その中で、やはり貸し渋りは大きな銀行、都銀等、国際基準でやっておるところが多いというお話を聞いてまいったわけでござ……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。昨日に引き続きまして御質疑をいたしたいと思います。 まず、財政構造改革の方でございますが、これはむしろ去年このもとの法律を通したときにお聞きするべきだったかもしれませんけれども、そもそもなぜ財政赤字というものがいけないのか減らさなければいけないのかということにつきましては、哲学論争とも言えるぐらい大変大きな問題があるわけでございます。グラム・ラドマンやOBRAをやりましたアメリカにおきましても、憲法にこのバランスバジェット・アメンドメントといいまして、財政を均衡させる修正案を入れるかどうかにつきまして長年の議論がありまして、なかなか国会を通らないという……
○林芳正君 自民党の林でございます。 参考人の先生方、きょうはお忙しいところ、まことにありがとうございました。 今、委員長からお話もあったとおり、大先輩の水野先生、きょうはお忙しいところをおいでになっていただいて、冒頭にはお話がなかったわけでございますが、この行革の基本法ができる過程におかれましてずっと総理の補佐官また行政改革会議の事務局長として本当に長い間御苦労いただいたと思うわけでございます。せっかくいらっしゃっていただいたので水野先生にいろいろお聞きして、後で時間の関係でお二人の参考人の先生方にもできれば御質疑を申し上げたい、こういうふうに思いますのでよろしくお願いいたします。 そ……
○林芳正君 自民党の林でございます。 時間が十分ということでございますので短い時間でございますが、せっかくでございますから重点を絞ってお聞きをいたしたいと思います。 まず預金保険の方でございますが、この保険料についていろいろ同僚の諸先生からも御議論があったように記憶をしておりますが、この新しい法案といいますか、預金保険法五十一条の二項に、特定の金融機関についてはこの保険料率について差別的な取り扱いをしないという規定がございます。今回の法案云々ということではなくて将来的に、二〇〇一年三月からペイオフをやっていくということでございますが、私は、特にアメリカのように、ある程度これは保険でございま……
○林芳正君 自民党の林方正でございます。 本日は大変に大事な法案の審議をいたさなければならないわけですが、その前に、きょうは年度末でございます。いろいろな経済対策が言われておる中で、この年度末の株価というのが大変に意味を持ってくるという意味でいろんなことが巷間言われておるわけでございます。ちまたではPKOという言葉をよく聞くわけでございまして、これはピース・キーピング・オペレーションではなくてプライス・キーピング・オペレーション、こういうことだそうでございます。 論調等、報道されておるところを見ておりますと、公的資金を株の買い支えに使って年度末の日経平均をある一定のレベルに保つ、こんなよう……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 三人の参考人の先生方、お忙しいところをお運びいただきまして、ありがとうございました。きょうは午前中、銀行、損保、生保、三人のそれぞれエキスパートからお話を聞き、それに引き続きまして午後は、証券、そして澤藤参考人、森本参考人からは全般にわたるお話という中で質疑をいたしたいと思うわけです。 証券の各論に入ります前に、全般に通しるテーマとして、今、自己責任のお話が特に澤藤先生と森本先生からあったわけてございまして、私もなるほどなと思って聞いておったわけでございます。それに関しまして若干御質問させていただいてから証券の各論に入らせていただきたいと思っていま……
○林芳正君 自民党の林でございます。 それでは、関連四法案につきまして質疑をさせていただきたいと思います。 まず総論的に、おとついの参考人質疑のときにも話題になりましたけれども、いわゆるビッグバンが始まっておる、進展していくという中でますます国民の皆様の自己責任というものがクローズアップをされるわけでございますが、ビッグバンが進みますと行政が事前にコントロールをしていく行政の支配というものから事後的なコントロールをするいわゆる法の支配というものに変わっていかなければいけないということが基本的な考え方ではないかなと、こういうふうに思うわけでございますが、この点に関してまず大臣から総論的に御見……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。関連して質疑を続行させていただきたいと思います。 きょうは、景気、そして倫理、また教育ということの集中審議でございますが、まさに教育については、今同僚の小山委員から、私がふだんもやもやとして言いたかったことをすべて代弁してもらったような気持ちでございまして、大変に印象に残るやりとりだったなと思っておりますし、また倫理についても先輩の沓掛委員の方からございましたが、景気そして倫理についても一言だけ冒頭に申し上げたい、こういうふうに思うわけでございます。 実は、景気と倫理というのは違うテーマのようでございますが、外から我が国がどういうふうに見えるかという……
○林芳正君 委員長、ありがとうございます。関連を許されました自由民主党の林芳正でございます。 先輩の鴻池委員より大変に心を打たれる質問をここで聞かせていただいておりまして、果たしてその後に続くものが用意できたのか心もとないところでございますが、経済について若干の質疑をさせていただきました後、せっかく総括ということで全閣僚、大臣の皆様方おそろいでございますから、経済以外のことについてもお聞きをしてまいりたいと思います。 そこで、私もまだまだ若輩で三十七でございますから、今までいろんな、今までどうだった、歴史はどうであったという大変に深い御質問があったわけでございますけれども、では一体そういう……
○林芳正君 私は、自由民主党、公明及び自由党を代表して、平成十年度補正予算に対して、賛成の討論を行うものであります。 本補正予算は、十分な規模の金融機関への公的資金投入の枠組みを用意することにより、一連の金融システム安定化策の実施を担保し、もって経済の活性化を図るものであり、まさに必要かつ不可欠の措置であります。 政府としては、現下の金融機関の不良債権の状況や金融機関の健全化のための資本増強について、現在の国の財政状況等を勘案し、最大限の努力を行い、総額六十兆円の政府保証枠等の確保を行ったところであります。 以下、平成十年度補正予算に賛成する主な理由を申し述べます。 賛成の理由の第一は……
○林芳正君 自由民主党の林芳正でございます。きのうに引き続きまして、この予算に関連しましていろんなことを聞いてまいりたい、こういうふうに思います。 きのう、石川委員からも御質疑があったかと存じますが、月例経済報告について堺屋長官にお聞きしたいと思っております。 変化の胎動ということで、かなり大きくこのように新聞にも取り上げられました。私も、昨今、地元で景気はよくなりますかということをよく聞かれます。私自身も自信を持ってもう大丈夫です、こう言うところまではなかなかいかないわけでございますが、もしも間違えてもいいということであれば、いいと言って間違える方が、だめだと言って間違えるよりはまだいい……
○林芳正君 自由民主党の林芳正でございます。 予算が委嘱されてまいりましたので、ちょっと準備する時間も少なかったものですから、余り細部に至らずに一般的な質疑をしてまいりたい、こういうふうに思っております。 まず、論議をし尽くされた感もあるわけでございますが、財政赤字というものが果たしてそのものずばり悪いものであるか。こういう問題につきましてはかなり論議が尽くされまして、マスコミ的にいいますと赤字というのは悪いんだというようなことになるのかもしれませんけれども、果たして本当にそうであろうかというあたりをお聞きしてまいりたい、こういうふうに思うわけでございます。 今のように、フローで一〇%を……
○林芳正君 おはようございます。自民党の林芳正でございます。
与えられた時間内でこの法案について質問をしていきたいと思います。
まずは長官にお聞きいたしますけれども、今回の輸銀と基金の統合ということでいろいろと議論がありまして、いろんな選択肢の中から今回の統合ということになったわけでございますけれども、随分準備もされましてこの法案の提出になったということでございまして、今後、短期的に、また少し長い目で見た場合の統合の効果というものについてどうお考えか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
特に、長官、今御答弁いただきましたけれども、中期的に知的なノウハウと……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 きょうは、日銀総裁また大蔵大臣に御出席をいただきまして、金融の話をさせていただくということで、お忙しいところをありがとうございました。 今、総裁から御説明がありましたように、まさに新生日銀一年四カ月ということで、私もぼんやりしておりまして、もうこれで二回目の質疑をやるということでございますが、私自身としては初めてこの金融の御報告に対する質疑に立たせていただくわけでございまして、感ひとしおのところがございます。 と申し上げますのは、私が議員になる前にアメリカで議会のインターンをしておりましたときに、ほんの短い間でございますが、九一年の秋に、アメリカ……
○委員以外の議員(林芳正君) 自民党の林芳正でございます。提案理由の説明をさせていただきます。 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。 平成六年に批准されました児童の権利に関する条約では、児童はあらゆる形態の性的搾取及び性的虐待から保護されることが定められております。 しかしながら、国内における援助交際あるいは東南アジアにおける買春ツアーのように、対償を供与して児童と性交等をすることが社会問題となっております。また、児童の性的な姿態を描写した写真、ビデオテープ等の製造及び販売も問題となっているところ……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 本日は、四人の参考人の皆さん、本当にお忙しい中、この委員会に出席をしていただきまして、ありがとうございました。 今まで、この日債銀の再建問題につきまして、衆議院の方で議論が行われてまいりました。また、本院でもいろんなところで議論があったわけでございますが、これを私、ずっと今まで拝聴しておったわけでございますけれども、どちらかといいますとミクロ的な議論といいますか、我々、立法府の委員会でございますから、今までどうしてだれが何をしたということも大変大事でございますけれども、それを今後の立法、また制度をつくっていくというところにどう生かしていくのか、こう……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。午前中の岡先生の質疑に関連いたしまして質疑を行ってまいりたいと思います。 岡先生の方から全般的なマクロ経済、また少子化対策につきまして質疑がございましたので、私はもう少し各論に入りまして、先般、自民党の方の行革本部でまとめさせていただきまして政府で御決定いただきました規制緩和計画、また産業再生に絡みまして新規産業の育成、こういうことに絞ってお聞きをしてまいりたいと思っております。 その前に、午前中の同僚の平田先生の御質問の中で、先日の衆議院の方の委員会の石井委員と野中官房長官のやりとりの中でのことに関しまして、私もちょっとぼんやり聞いておったものです……
○政務次官(林芳正君) 日本銀行政策委員会審議委員後藤康夫君は十月十日任期満了となりましたが、その後任として田谷禎三君を任命いたしたいので、日本銀行法第二十三条第二項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出させていただきました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いをいたします。
○政務次官(林芳正君) お答えを申し上げます。 伊藤先生には、過去二度にわたり大変に税関について温かい御理解をいただいておることをまずもって御礼を申し上げたいと思います。 その上で、大臣の考え方と全く異なるところはないわけでございますが、私も実は港町の出身でございまして、十月五日に就任させていただいてすぐに、二十六日だったと思いますが、下関税関支署、それから太刀浦の田野浦出張所と見てまいりました。大変にいい経験をさせていただいて、現場の方本当に大変だなと、汗まみれになって船の中に入っていろんなことをやっていると、現場で見させていただいたわけでございます。 先生御指摘のように、覚せい剤、麻……
○政務次官(林芳正君) 今井先生にお答えいたしたいと思います。 今、財政法の二十九条をお引きになりましてのお尋ねでございました。先ほど話題になりました山本先生の質問主意書にも第十五項ということでそのお尋ねがございまして、先ほど大臣からお話がありましたように、その答弁書の中にも書いてあるとおりで、その内容とそれほど変わるところはないのでございますが、御説明をさせていただきたいと思います。 今御指摘があったように、二十九条には、補正予算を作成できる場合として、「予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となつた経費の支出」ということが第一号として挙げられておりまして、そのために必要な予算の追加を行……
○政務次官(林芳正君) 大蔵政務次官の林芳正でございます。 各種の課題が山積し、大蔵省の行政運営について大変に関心が高まる中で政務次官を拝命いたしまして、職責の重さを痛感しておるところでございます。 宮澤大蔵大臣から財政及び金融行政の運営に関して基本的な考え方の御発言があったわけでございますが、その考え方に基づきまして大野総括政務次官ともども大臣を補佐して一生懸命頑張ってまいりたいと思います。 参議院財政・金融委員会には私も長い間お世話になりました。国会審議活性化の精神に基づきまして、より一層の充実した審議を私も入りまして頑張ってまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。……
○政務次官(林芳正君) ありがとうございました。先輩の中島委員から御質問をいただきました。時間も限られておりますので簡潔にお答えしたいと思います。 国債増発が懸念されるがどうやって円滑に消化をしていくかというお尋ねであったろうと思っております。 我々といたしましても、これまでも市場のニーズ等を踏まえ、償還年限の多様化を中心といたしましていろいろな方策を実施してきたところであります。昭和五十四年に中期国債二年というのを導入いたしましてから、中国四年、TBの六カ月等いろんなことをやってまいりまして、本年度におきましても既にTBの一年物、また三十年債を導入したところでございますが、来年二月をめど……
○政務次官(林芳正君) お答えを申し上げさせていただきます。 木俣先生おっしゃったように、ソ連も共産主義ということもありましたけれども、やる気がなくなったということが大変に大きな原因ではないか、私も大変に共感をするところでございまして、そういった意味で、このやる気を皆様が持っていただくということの一つの条件は、いろんな制度がフェアであるということが大事ではないかと私どもも考えておりまして、そういう意味から税制は公平、中立、簡素という旨をいつも期して頑張っておるところでございます。 そういった中で、今、一昨日の大臣の答弁についてお尋ねがありました。土地については大臣が一昨日申し上げたとおり、……
○政務次官(林芳正君) お答えを申し上げます。 今、菅川委員から、住宅金融公庫を例にとられましていろんなお話があったわけでございますが、一般論は先ほど通産大臣からも御答弁があったとおりでございますが、金利を決めたときに、それから金利が上がるか下がるか、こういう両方の場合を想定してこれをやっておる。特に、財投対象の金融機関の場合は、長期固定ということで安定的な資金の供給を受けるということを事業者側はメリットを享受しておるということが前提にあるというふうに考えておりまして、そういう意味では、特に中小企業を取り巻く大変に厳しい経営環境を踏まえますと、例えば政府系金融機関の方も金融機関でございますか……
○政務次官(林芳正君) 私は山口県でございますので、下水道は地域ベースと人口ベースでいろいろ数字がございますが、まだたしか半分ぐらいかなと、整備率が。ですから、たしか私のじいさんのうちもまだ下水道がついていなかったのを子供のときに記憶しておりますが、そういう意味ではいろんなところで工事をやっているのは見たことはございます。
【次の発言】 これは下水道ですからどこの省庁の要求予算になりますのか、いろんなところの、農水ですと農水省ということでいろいろ多岐にわたっていると思いますが、そちらの要求を見ながらということでございますので、私の方から一概に全部大変にむだかどうかというのはちょっとこの場では申……
○政務次官(林芳正君) ちょっと御通告をいただいてなかったようでございまして、すぐ調べまして後ほど、数字でございますから、お答えをさせていただきたいと思います。
【次の発言】 今の御質問にお答えする前に、先ほどの御質問でございまして、今委員も御質問の中で若干数字にお触れになられておられましたが、数字は、大手十五行に七兆四千五百九十二億円、それから地銀等に千九百億円でございます。これは本来であれば金融再生委員会のお仕事でございますので村井政務次官からお答えするべきところでありますが、せっかく御指名をいただきましたので御答弁をさせていただきました。
そこで、今お尋ねの貸し渋りについてということで……
○政務次官(林芳正君) 御指名、大変にありがとうございました。 まさに、星野委員御指摘のとおり、世相を反映してしまうような仕組みになっておるというのがこの義務的経費でございまして、もう御案内のとおりでございますけれども、財政法二十九条におきまして、法律上または契約上国の義務に属する経費に不足を生じた場合に追加の補正予算を国会に提出できるという規定がございまして、いわゆる条約や法令等で国が当然に支出をするという約束をしておる経費につきまして、それはある一定の見積もりを立てておるわけでございますが、これが見積もりどおりにいかない、不足を生じるというために財政措置を講じなければならないものでござい……
○政務次官(林芳正君) 御答弁をさせていただきます。 長谷川先生からは、十月十九日に公表されました基本的考え方についての御質問でございます。 今、金融審議会におきましては、預金保険制度のあり方、今おっしゃいましたように、今の特例措置が終了いたしまして預金の一部カットがあり得るという体制に移行する、これが広義でペイオフと呼んでおりますが、これを前提といたしまして、今月末の最終答申の取りまとめに向けて精力的に最後の議論を行っているところでございますが、その中間報告ということで今御指摘になりました基本的考え方が出ておるところでございます。 そこで、ペイオフは実施するが発動はできるだけ回避すると……
○政務次官(林芳正君) 日本銀行政策委員会審議委員植田和男君は四月七日任期満了となりますが、同君を再任いたしたいので、日本銀行法第二十三条第二項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出させていただきました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようにお願いいたします。
○政務次官(林芳正君) お答え申し上げます。 私も金融審議会に時間のとれる限り出席をしておりまして、今委員がおっしゃったような意見も、かなり激論を闘わされての結果、両論いろいろございましたけれども、この件につきましては、やっぱり決済への影響に懸念する意見というのも随分ありまして、迅速な破綻処理というものを今から仕組んでいくわけですけれども、これが確実になりました。 また、もう一つ大事な点でございますが、民間の方で決済のサービスというものを、今からこの体制に応じていろんなことを開発していってもらわなければいけない、それができるまで特別に時限的に二年ぐらいが適当ではないかと。これは先ほどの御議……
○政務次官(林芳正君) 予算もかかわることでございますので私から、見なれた顔で恐縮でございますが、答弁させていただきます。 預金保険機構の金融再生勘定は、再生法に基づく業務、もうこれは委員もよく御承知のことでございますが、ブリッジバンクや特別公的管理銀行への資金の貸し付けや、そういったブリッジバンクや特別公的管理銀行からの資産の買い取りや損失補てん、健全金融機関からの資産の買い取り等のことを経理しておりますが、そのほか旧金融機能安定化法というのがございまして、これに基づいてやった資本注入、いわゆる佐々波委員会のものでございますが、これも再生勘定に引き継がれておりまして、財源は預金保険機構が政……
○政務次官(林芳正君) お答えを申し上げます。 大手の生保の場合は相互会社ということでございますので、もう委員御存じのとおりでございますけれども、保険の契約者が相互会社のいわゆる社員として会社の事業運営に参加することになっておりますので、取締役会は、これは保険業法の五十一条でございますが、社員総代会ということで、そこで選任をされる。そういう手続を経て選任された取締役が、社員である保険契約者に対して責任を負うというふうになっておるわけでございます。今の保険業法によりますと、より多くの社員の、社員というのは保険契約者でございますが、意見を取締役会に、社員総代会で選ばれるということがそもそもあるわ……
○政務次官(林芳正君) 会計のことですので大蔵省の方から御答弁させていただきます。 委員が御指摘になったように、資産の方は今度時価になって、こう動くわけでございます、マーケットで。 それで、負債の方はおっしゃるようにまだ時価評価ということになっておらないわけでございます。 この問題につきましては企業会計審で金融商品に係る会計基準というような意見書を十一年の一月に出しておりまして、そのときにこの四月一日からの事業年度から資産について時価評価を導入したと、委員御承知のとおりでございます。 そこにも、意見書にもありますように、負債については、例えば借入金のように一般的に市場がない、それから市……
○政務次官(林芳正君) お答え申し上げます。 金融審議会における平時いわゆる特例措置が終了した後の議論の中で強調された点ということでございました。 今委員が御指摘になられましたように、この全額保護という特例措置が終了いたしますと、預金がいわば一部カットされる可能性が出てくるという体制になるということを前提といたしまして、恒久的な預金保険制度のあり方について議論をいたしまして、十二月の二十一日でございましたが、この答申を今委員が御指摘になったようにまとめたところでございます。 この中で、破綻処理のあり方については、市場規律を有効に機能させてなるべく早期に発見して早期に直していく。引き始めが……
○政務次官(林芳正君) お答えを申し上げます。
いわゆる佐々波委員会のときの注入分、資本ですからこれは確かに毀損をいたしておりますが、金融再生勘定の中に、それ以外に今委員が御指摘になられましたような貸し出しですとか適資産の買い取りですとか、いろいろなものがございまして、その中で委員が前段でおっしゃいましたようにお金が戻ってくるものもあるわけでございまして、その勘定の中で全体としてどうなのかというのは今申し上げることはできませんので、したがって、そこでマイナスが出たという仮定で今は申し上げることができないという状況でございます。
【次の発言】 前段のところは委員がおっしゃったとおりもう戻ってこ……
○政務次官(林芳正君) お答え申し上げます。 金融システムの現状認識ということで、委員の今御指摘もありましたように、大変に幅広いお問いであるとは思いますけれども、今の金融システムは、委員御指摘があった中にも、委員御自身の御意見というか引用された御意見の中にもありましたように、非常時といいますか、大変な状況の中から、いろんな方々に御協力をいただきまして、預金保険法、金融再生法、早期健全化法というものの枠組みを整備いたしました。これらを用いることによりまして、官民一体となって努力をすることによりまして、不良債権処理やまた金融機関の再編整理等に集中的に取り組んでまいった結果、安定化してきておるとい……
○政務次官(林芳正君) どちらかというと大蔵省の話ではないかと思いまして。
たしか財投の議論をしているときにそのような議論がございました。今委員からお尋ねがございましたので、どういう前提で公的機関というものをとらえるかどうかによって数字が多少動きますし、各国で制度がいろいろ異なっておりますので、どこまで入れるかによって数字が変わると思いますが、こちらの方で調べまして、委員の方に御報告させていただきたいと思います。
【次の発言】 ペイオフ解禁後の金融機関が預金者に対してどういうディスクロージャーをしていくべきかというお尋ねでございます。
まさに委員おっしゃるように、この特例期間をなぜ設けたか……
○政務次官(林芳正君) 三信組、東京協和、安全、コスモということでございますが、いわゆる八年の六月に金融三法が成立する以前の組合の破綻処理ということにおきまして、今あります全額保護の枠組みですとか不良債権回収機関としての整理回収機構、その前身の整理回収銀行等が整備されていなかったわけでございまして、実質上、委員も経緯をよく御承知だと思いますが、都や県の信用組合協会がその役割を、また信用組合の全国組織でございます全信組連が預金保険機構の役割を担う形でやっておったということでございます。 今後、信用組合、今いろいろやりとりがありましたように再編統合というものが進んでいく中で全信組連がその大きな役……
○政務次官(林芳正君) まず、加藤委員の御質問の時間にちょっとおくれまして大変恐縮に存じております。財政・金融委員会で今まで審議をしておりましたのでお許し願いたいと思います。 今御質問のトルコの原子力発電プロジェクトの件だと思いますが、トルコ政府による入札が行われまして本邦企業が入札に参加したということを聞いておるところでございまして、国際協力銀行による融資については、案件の進捗に応じて、本邦企業からの要請に基づいて具体的に融資内容について今後検討していくというものと承知しております。 要するに、まだ要請が来ておりませんので、その段階で判断をするということになろうかと、そういうふうに承知し……
○政務次官(林芳正君) お答えいたします。 お答えする前に、今泉委員が、まだ私たちが入って間もないころ自民党の政策審議会に来られまして、ものづくり法案の御説明をいただいて以来ずっとこの問題に取り組んでこられたということで、改めて敬意を表したいと思います。 その上で、今のお話でございましたが、午前中の御質疑にもあったようでございますけれども、二つのことを申し上げているのではないかと思います。 一つは、この目をさらに、従来の閣議決定で目の細というのがございまして、目を一つにしたんですが、せっかく一つにしたものをまた細に分けて三つにしていたが、これをこの四月一日から目の細というのを外したという……
○政務次官(林芳正君) NTT株の売却に伴います売却益とそれから今保有しておる株数ということでよろしゅうございますか。 委員が一番よく御承知のとおりでございますが、NTTの株は三分の一を政府が持たなければいけないということになっておりますので、そちらの方が五百二十万株からスタートいたしまして、途中でちょっとふえておりますけれども、産投の方に五百二十万株、それで売却可能な方が残りの千四十万株ということで、三分の二ほどは国債整理基金特別会計にございまして、今まで数度にわたりまして売却をしておりまして、ネットの売却収入は十二兆五千四百九十四億ということでございます。 今NTT株全体の千五百八十万……
○政務次官(林芳正君) お答えを申し上げます。 今度の改革は、法律的には平成十年の六月に成立いたしました中央省庁等改革基本法の二十条にその根拠規定がございまして、これに基づきまして財政投融資制度を今委員がおっしゃったように抜本的に改革をしていこうということでございます。 この背景には、今までの財政投融資制度は、郵便貯金や年金で集めたお金を一回全部預託しまして、これを一回まとめたところに入れて、それからいろんな今おっしゃった政策投資銀行ですとか住宅金融公庫、こういうところへやっていくということで、全額預託ということでございました。 そこで、巨額な資金が自動的にそこへ入っていくものですから、……
○政務次官(林芳正君) それでは、まず国共済の方から申し上げさせていただきたいと思いますが、先ほど朝日委員からも地共済についていろいろお尋ねがあったとおりでございまして、並びで財政再計算をやらせていただいております。三つのケースを置いてというのもそのとおりにやってございまして、十一年度の財政再計算は今度の制度改正におきます給付水準の見直しとそれから保険料率を五年間据え置くというところも盛り込んでつくっております。 それで、御指摘があったように、最も厳しいケースというのが対厚生年金被保険者数比率一定で減少するケースということでございまして、これは単なる人口の減少だけではなくて、高齢化率もある一……
○政務次官(林芳正君) 井上委員にお答えをいたしたいと思います。 まず、十二年度の税制改正で行われます年少扶養控除特例の廃止によりまして、控除特例が廃止されるわけですから、どれぐらい税が戻るのかということでございますが、これはあくまで見込みでございますけれども、この廃止による増収額については初年度二千三十億円を見込んでおるところでございます。 それから、これ以外に今回の税制改正におきましていわゆる負担がふえるといったような項目がどれぐらいあるのかという御質問が二番目にございました。余りたくさんないわけでございますけれども、今の御指摘がありました年少扶養親族に係る扶養控除額の割り増しの廃止と……
○政務次官(林芳正君) 国共済でございますが、今、文部大臣からも私学共済について御答弁があったように、十一年の十月一日に財政再計算を実施しておりまして、改正法案の提出は十一年の七月ということで、同じような状況であることを御理解賜りたいと思います。
○政務次官(林芳正君) 個人所得課税におきます控除というお話を今ずっと委員と大臣に御議論いただいておったわけでございますが、世帯の構成ですね、先ほどから学生のときに御結婚をされたりお子様を育てられたりというお話を聞いておりまして、私も自分の留学時代を思い出しておりましたが、こういう世帯構成に応じて人的控除というのはあると。ですから、全くお子さんがいらっしゃらない場合とそれからお子さんがいらっしゃる場合ということを、やはり税の負担能力ということを調整すべきだという一定の機能があるわけでございます。 そこで、課税最低限、今、委員もお触れになりましたけれども、ずっと人的控除の引き上げをやってきた結……
○政務次官(林芳正君) 数字もいろいろございますので、私から御答弁させていただきます。 まず、委員が去年からこの問題に鋭意取り組んでおられることに敬意を表したいと思います。そしてまた、QEの中で特にここに注目をされて、確かにマイナス五・八で、寄与度といいますか、マイナス一・四の中にどれぐらいのポーションを占めるかというとマイナス〇・二でございまして、このマイナスの中でのかなりの部分と申し上げてもいいと思うんですが、占めておるということでございます。 そこで、私もいろいろ調べてみました。民間住宅のマイナス五・八というのは前期比ということでございますから、十―十二月が七―九と比べてどうなったか……
○政務次官(林芳正君) お答えを申し上げます。 アメリカの例をお引きになって、そうくよくよすることもないと。大変共感する御質問でございましたが、御存じのように、きのうも世耕委員の御質問に関していろんな議論があったところでございます。 八〇年代半ばにアメリカも、その前のレーガノミックスということもございまして、大変に大きな赤字に直面しておりました。委員御指摘のように、これは双子の赤字で、財政赤字と経常収支と両方赤字であったわけでございます。 九〇年以降、OBRAというものを初めとして、歳入と歳出両面でいろんな努力をいたしました。一方で、これは多分、八〇年代以降のレーガノミックスの成果もござ……
○政務次官(林芳正君) お答えを申し上げます。 日出委員が今おっしゃったような経過を実は政府の税調でもいろいろ御議論いただいたところでございます。今、委員がおっしゃったように、最高税率がほかの国と比べて突出して高いのでこれはやっぱり下げた方がいいのではないかという御議論もございましたし、一方で、ほかの税率はずっと刻みで上がっていきますから、それとあわせて考えていくべきだ、こういうような御議論もいろいろあったわけでございます。特に最高税率に限っては当面の措置でもいいから下げたらどうかというかなり強い御意見もあったのでございます。 いろんな議論がありまして、最終的にはやはり最高のところだけ引き……
○政務次官(林芳正君) 委員からいろいろ御指摘をされて、また関税局長からもお答えをしておったところでございまして、細かい点に立ち入りませんけれども、答弁でずっと言っておりましたように、簡易申告制度とほかの観点からのいろんなことは別でございまして、あくまでほかのものでいろんな疑いがあれば、それはきちっと今までどおりやるということが原則でございます。そういった意味で、もし一回承認を受けた者が仮に不正を行っておった場合にはちゃんと審査、検査ということでチェックを受けるということになるわけでございます。 また、審査、検査に区別があるわけではないわけでございますが、いわゆる社会悪、先生がおっしゃってい……
○政務次官(林芳正君) 岩井委員から、もう大変な御専門でありますが、いろんなことを踏まえまして、この改正の背景とねらいの御説明をということでございました。 いわゆるSPC法等の一部を改正する法律案を今回提出させていただいております。これはいわゆるSPC法と、それからもう一つ証券投資信託及び証券投資法人に関する法律、いわゆる投信法でございますが、この二つとも一緒に改正をさせていただくということでございます。 これは委員もよく御承知のとおり、もうすぐ二十一世紀でございますから、金融サービスのインフラを整備していかなければならないということで、多数の投資者から資金を集めまして、市場でこれを専門家……
○政務次官(林芳正君) お答えを申し上げます。 諸外国で証券取引所の株式会社化を図る動きが急速に広まっておるところでございますが、主なところということで申し上げますと、昨年に入りましてからニューヨークが株式会社化の計画を発表しております。それから、ロンドンにつきましては、これは本年の三月十五日でございますが、既に株式会社化しておりますけれども、今まで会員しか株式を持たないということになっておりまして、これを本年の三月に会員以外にも株式を開放するということについて会員の皆様の同意が取りつけられておるということでございます。そのほか、オーストラリア、アメリカン、トロント等、諸外国でどんどんとその……
○政務次官(林芳正君) お答えを申し上げます。 もう委員は御専門の分野でありますから、釈迦に説法であるというふうに思いながら御答弁を申し上げるわけでございますが、委員御指摘のとおり、証券取引所には投資者の保護、それから取引の公正を図りながら有価証券の取引の場を提供するという非常に大切な公共的な機能が求められておるわけでございまして、今回、株式会社化に際しましてもこのような公共的な機能を維持するために必要な措置を講じておるところでございます。 具体的には、会員組織と同様に、この証券取引所に、参加者にルールをきちっと守らせるという自主規制機能を担わせるとともに、株式会社になるわけでございますが……
○政務次官(林芳正君) お答えを申し上げます。 委員御指摘のように、特にアメリカにおきましては、インターネット等を利用しまして電子的技術というものを活用した取引システム、エレクトロニック・コミュニケーションズ・ネットワークと言われておるようでございますが、これがもう多数存在をしておりまして、二〇〇〇年の二月の統計を見ますと、ナスダックではATS、オルタナティブ・トレーディング・システムという分類をしておるようでございますが、これが金額ベースで大体二五%、四分の一ぐらいがこのECNで行われておるということになっております。既存の証券取引所とECNとの間で売買注文の獲得等をめぐって非常に激しい競……
○政務次官(林芳正君) お答え申し上げます。 マスコミにいろいろな報道があったことは私も承知しておりますが、今いろいろと大臣からも御答弁がありましたように、本来、バイクの自賠責保険というのは、委員がおっしゃったように、もともとは民間において扱われるべきであるわけでございます。それが原則でございます。 今回、郵政省の方から、郵便局による民間バイク自賠責保険の取り扱いについて、るる大臣から御説明がありましたように、無保険車両対策という社会的意義があるというような御要求がございました。この御要求に対しまして、我が方の金融当局、金融企画局でございますが、こちらと調整をいたしまして、また同時に郵政事……
○政務次官(林芳正君) 政策コスト分析ということで委員から今御指摘がありまして、お褒めにあずかって大変恐縮だったわけでございますが、財投機関におきましても、住宅金融公庫、国民金融公庫等、今回五つほどやっております。コストの方は数字で出しておるわけでございますけれども、委員がおっしゃるようなベネフィットの方はこの表を見ましても定性的に、例えば住宅金融公庫でありますと住宅取得能力の拡大ですとか、居住水準、住宅水準の向上の牽引、こういうように定量的ではなくて定性的にやっておるわけでございます。 委員が御指摘のように、コストの方は数字で幾らお金がかかったかということで出ておるわけでございますけれども……
○政務次官(林芳正君) 細かい話、細かいというかテクニカルなところもございますので私の方から御答弁させていただきたいと思います。 基本的な考え方は大臣がおっしゃったように、今度は要る資金だけを財投債ということで調達しなければならないということで、委員がおっしゃったようにそこはかなり絞りがきつくなってくる。その上で、大蔵省の査定がさじかげんになるのではないかというような御指摘だったと思いますが、そこはきちっとこの改革に沿ってやっていくということであろうと思いますし、それから手続的にも、今回は財政投融資計画というのを法律上位置づけまして国会に提出させていただく。そして、今、委員から御質問があって……
○政務次官(林芳正君) 財投債、機関債の市中発行がどのような影響を与えていくか、こういうことでございますが、今、委員から御指摘がありましたように、政策コスト分析等をやりまして、見直しをしながらこういうことを行っていくわけでございまして、今の数字を前提にしてそのまま積み上がるということではないんではないかなというふうに思っておりますことがまず前提でございます。 その上で、今まさに委員がおっしゃいましたように、当初は激変緩和措置ということで市場になるべく不測の影響を与えないようなことで、郵政大臣、次官がおられますが、いろんなお願いもしておるところでございます。 そこで、財投債の発行年限等につき……
○政務次官(林芳正君) 今、委員が御指摘になりましたように、いわゆる借名口座預金につきましては預金保険の対象とはなっておりませんで、これは今回の改正後も同様でございます。
ただ、現在は特例期間中で、委員も御承知のように預金等全額保護ということでありますから、結果的に負債の中に入るということで保護されているという状況でございます。
【次の発言】 制度の問題でございますので私の方から答弁させていただきます。
仮に借名口座預金があったらどういう扱いになるのかということでございますが、一定限度、現行一千万円でございますけれども、金融システムの破綻処理をこの制度で行いますためには、金融機関の預金者等……
○政務次官(林芳正君) お答えを申し上げます。 海外の御経験が長い先生のお尋ねでございますから十分御承知の上での御質問と思いますが、今お尋ねがありましたようにビジネスクラスにしてはどうかということでございます。 それで、今までのいろんな経緯もございますが、こういうふうな基準に分けて、そして特に実務をされる、例えば課長補佐級の方とかそういう方がエコノミーでずっとやっているのは気の毒ではないか、衆議院でもそういう御議論があったようでございまして、この場合、一応八時間という目安を設けまして、八時間を超える場合にはビジネスクラスを利用してもいいというふうになってございます。この八時間がどういう基準……
○政務次官(林芳正君) 数字でございますので、私の方から答弁をさせていただきます。 まず、十一年度当初の公共事業のシェアということでございましたが、一位が建設省で五兆四千六百三十三億円、五七・九%。二位が農水省、一兆三千四百六十二億円、一四・三%。三位が北海道開発庁、九千三百七億円、九・九%。四位が国土庁、六千十億円、六・四%。ベストファイブということでございましたから、五位が運輸省で四千八百十七億円、五・一%でございます。 そして、昨年の九月二十九日に、先ほど委員から御指摘がありました、公共事業等予備費五千億円のうち、公共事業の関係費は四千二百五十億円でございましたので、これを一〇〇とし……
○政務次官(林芳正君) お答えを申し上げます。 委員から御指摘のありました福祉定期預金は、さかのぼりますと昭和四十八年の秋以降のいわゆる狂乱物価の時期に急激に物価上昇したものですから預金が目減りをした、その後金融を緩和いたしましたので今度は預貯金の金利が非常に低くなった、こういうような状況を背景にいたしまして、老齢福祉年金等の受給者に対してこういう金利低下の激変緩和措置として例外的、臨時的に優遇金利を適用した定期預金ということで、昭和五十年の六月に最初に導入されたものでございます。その後もそういったような金利の情勢に応じまして、金利が上がればいいわけでございますけれども、金利が低いときには現……
○政務次官(林芳正君) お答えいたします。 事実関係ですので私からという御指名だと思います。 医療費控除は、委員よく御存じのように、自分自身や家族のために支払っていただきました医療費を、一定の条件に照らし合わせまして所得税の基本になる所得から控除をするという制度でございます。 医療費といってもいろいろあるわけでございますが、ちょっと時間も限られておりますので申しませんけれども、医療費から保険とか健康保険等で出た金額を引いてそれから十万円を引いた金額ということでございまして、ホームページを国税庁が出しております。www.taxanser.nta.go.jp。 ちょっと宣伝させていただきま……
○政務次官(林芳正君) お答えを申し上げます。 委員におかれましては民間企業の御経験もあり、そういう御感覚があって財政・金融委員会でもこの御議論をいただいておったところでございまして、そのとき私が答弁に立った関係で御指名があったと思いますが、いわゆる企業ではバランスシートとともにPL、両方相まってその状況を把握をしておるわけでございまして、今の御議論も予算、特に一般会計は、PLといいますか、大福帳というと言葉は悪いですが、そういう性格を持っておりますので、もう少しストックをあらわすバランスシートをつくってみてはいかがかと、こういう御指摘だと思います。 そこで、せっかく御質問でありましたから……
○林芳正君 自由民主党の林芳正でございます。よろしくお願いいたします。 野党の立場に立った御質問も午前中あったわけでございますが、私は与党の本来の立場に戻りまして引き続きましていろいろと聞いてまいりたい、こういうふうに思っておるわけでございます。委員長並びに発議者の皆様、本当に長時間の審議、大変に御苦労さまでございます。 私も先週末、地元に帰りましていろんなところで演説会また座談会等やってまいりましたが、これはサクラではなくて、この演説会で多少時間が余ったものですから、会場から御質問ありませんかと、こういうふうに聞きました。そしたら、これは下関市の小月というところの公民館でやった百人ぐらい……
○林芳正君 おはようございます。自由民主党の林芳正でございます。 この間、両大臣から御所信をいただきましたので、それに対する形で、本日は、今の経済の現状、また、構造改革ということが大変に方々で言われておりますので、その関係について若干御質問させていただきまして、今後どういうふうに具体的に進めてまいったらよいのかということをただしてまいりたい、こういうふうに思っておるところでございます。 今、株価が景気のすべてをあらわしているものではないということは私も承知をしているところでございますが、多少きのうは戻したものの、まだ日経平均一万三千円程度ということでございます。銘柄の入れかえがございました……
○林芳正君 自由民主党の林でございます。 大臣、本当に副大臣共々連日御苦労さまでございます。私も久しぶりに質問をさせていただくものですから大変緊張しておりまして、とぼけたことを言うかもしれませんが、あらかじめお許しを願いたいと、こういうふうに思います。 今まさに塩川大臣が趣旨説明の中でおっしゃられましたように、現在の我が国の経済状況というのは非常に悪いといいますか、御指摘のあった米国における同時多発テロの発生、あのときを思い出してみますと、アメリカの株価がそろそろ大台を割るのではないか、いつ割るのか、こういうような中であのテロが起こりまして、むしろあれがなくて大台を割るよりは、まだ株価だけ……
○林芳正君 ありがとうございます。自由民主党の林でございます。今日は三十分ほどお時間をいただきましたので、両大臣並びに関係の皆様に私がふだん考えておるようなことをちょっと御質疑をしたいと、こういうふうに思っております。 まず、塩川大臣にお尋ねしたいんでございますが、今日は担当の溝口局長にもお見えいただいておりますので適宜御答弁をしていただければと思いますが、何日か前だったと思いますが、報道で拝見をいたしまして、今月初めにASEMの財務相会議というのがございまして、そこでアジアの通貨単位というものを創設するということなどを含めて提案をされたということを新聞で拝見いたしまして、大変意を強くしたわ……
○林芳正君 ありがとうございます。自由民主党の林芳正でございます。 今日は、先般御説明のありました公務員制度改革について質問をしてまいりたいと思いますが、質問に入る前に、これは向こう側の方にというよりも、委員長並びに同僚の皆様にお願いしたいことでございますが、行政監視委員会ができた経緯は、もう皆様御存じのとおり、アメリカにGAOというものがあって、不断に行政を監視して無駄遣いを省くというようなことをいろいろと取り入れてやるべきではないかというようないろいろな御意見があって、たしかこれの前身の調査会ではヨーロッパに御視察まで行かれて、私の理解では、イギリス式のNAOとアメリカ式のGAOを見なが……
○林芳正君 ありがとうございます。自由民主党の林芳正でございます。 我が会派の代表意見は北岡理事からお話があったところでございますし、私も先般の質疑に立たせていただきましたので、細かなところはその中で意見を表明さしていただいたというふうに思っておりますので、幾つか大きな流れについてお話をさしていただけたらと思います。 まず、今回の改革、そもそもなぜ改革なのかということでございますが、質疑のときにも御紹介いたしましたとおり、今の人事院の制度というのが連合軍の占領下において、書簡によって始まったというところから始まっているという歴史的経緯があることは委員の先生方御承知のとおりであります。その後……
○林芳正君 ありがとうございます。自由民主党の林でございます。 今日は議員立法三案につきまして一緒に審議をするという、大変国会のあるべき姿というものにも一つのいいあれになるんではないかと、こう思っておりますが、三案ございますので順番に御質問をしてまいりたいと、こういうふうに思います。 そこでまず、与党提案の株式保有制限法の改正法案でございますが、これは元々の法律があって、これの改正法ということでございますから、当然今のある状況というのを議員立法でやったわけでございます。そのときの考え方というのもこの委員会で質疑をしてやってきた経緯があるわけでございますが、私なりに、繰り返しになるかもしれま……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 先輩の松谷先生から関連のお時間をいただきましたので、先ほど予告をいただきましたけれども、経済問題に絞ってお聞きをしたいと思います。 先ほどの本会議で我が幹事長青木先生から総理にちょっと厳しく聞こえるような御質問もありましたが、後々いろいろと聞いてみますと、仲がいいからけんかをするんだということでありましたので、私も竹中大臣とは長いお付き合いでありますから多少厳しいことを申し上げるかもしれませんが、そういう趣旨であるというふうに御理解をいただきたいと思います。 最近、市場の関係者が面白いことを言っておりまして、竹中さんが金融担当大臣を兼ねることにな……
○林芳正君 自由民主党の林芳正でございます。 本日は両案を一括して議題としていただくということでございますので、簡潔に両案につきまして質疑をさせていただきたいと思います。委員長、また提案者の皆様、大臣、本当に御苦労さまでございます。 やみ金融についてまず御質問を申し上げたいと思いますが、数年前にこれをやったときに、いろいろと今からどうなるのかなと思いながら、半ば手探りのような状況で改正をいたしましたが、やはり当時いろいろと議論をしてなかなか答えの出なかった問題がかなり現象面で現れてきておる、それに対応して改正をしていただいたということで、かなり重要な部分につきまして所要の措置が取られておる……
○林芳正君 自由民主党の林芳正でございます。 総理また閣僚の皆さん、本当に御苦労さまでございます。 時間が三十二分で、後ほど同僚の小林議員にも関連質問をお許しいただきたいと思いますが、質問時間、限られております。参議院は片道方式というのを取っておりますので、質問はなるべく簡潔にいたしたいと思いますが、答弁なさる方は時間を気にせずにゆっくり答弁をしていただいて結構でございますので、あらかじめ申し上げさせていただきたいと思います。 まず、この総選挙、大変に皆様お疲れさまでございましたと申し上げたいところでございます。私も、北は北海道から南は沖縄までと行きたいところでございましたが、盛岡から宮……
○林芳正君 自由民主党の林芳正でございます。 今日は総括ということで、総理以下閣僚の皆様、御苦労さまでございます。 今、委員長から、お得意の剣道ばりにもう一本でぶった切ると、こういうような御質問がありましたが、私は剣道不得手でございまして、針のようにちくちく刺すような質問になろうかと思いますが、御容赦をいただきたいと思います。 今、お話がありましたスパウザ、また社会保険庁もそうでございますが、いわゆる特別会計の問題というのが言われて久しいわけでございまして、予算委員会でも私指摘をさせていただきましたが、前財務大臣の塩川大臣が、母屋で両親がおかゆを吸っておるのに、離れで子供がすき焼きを食っ……
○林芳正君 ありがとうございます。自民党の林芳正でございます。 この法案に質疑に入れることになったことを喜びつつ質問をいたしたいと、こういうふうに思います。 私、実は予算委員会の方でも何度か竹中大臣にいろいろと御質疑を差し上げてきた経緯がございますので、この公的資金制度、振り返ってみますといろんなことがあったわけでございます。昨年の予算委員会、平成十五年十一月二十六日だったと思いますが、またその一年前の、大臣、金融担当大臣になられて直後の平成十四年の十月二十五日にも御質問をしているわけでございます。 平成十四年のときを振り返って、ちょっと議事録を持ってまいりましたが、この三月までは、とい……
○林芳正君 予算委員会派遣第一班の調査につきまして御報告をさせていただきます。 第一班は、片山委員長を団長とする十一名で編成され、二月十八日から同月二十日までの三日間、鹿児島、熊本両県を訪れ、南九州地方の産業経済及び両県の財政・経済状況等について概況説明を聴取いたしましたほか、鹿児島県におきましては奄美大島の開発状況及び大島つむぎ、黒糖しょうちゅう等の地場産業並びに九州新幹線整備状況等を、熊本県においては幹線道路建設事業、天草空港、陶芸等の伝統地場産業につきまして調査を行うとともに、県水産研究センター等から有明海及び八代海再生事業への取組等について説明聴取を行ってまいりました。 南九州の景……
○林芳正君 ありがとうございます。自民党の林芳正でございます。 今日は十五分ということで、時間も限られておりますので、もう単一のテーマに絞って御質問をしたいと思っております。 そこで、特別会計のことを今日はちょっとお聞きをしたいと思っておりますが、総理はかねてから自分の在任中は消費税を引き上げることはしないと、しかし議論はしてくれとおっしゃっておられますが、この意味を善意に解釈いたしますと、やはりそれをやる前にまだまだやらなければいけないいろんな節約や無駄を省くということがあるだろうと。こういうことではないかというふうに思っておりまして、私も将来的には、これは消費税というものを拡大をしてい……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、この際、一言ごあいさつを申し上げます。
去る十月十二日の本会議におきまして、外交防衛委員長に選任されました林芳正でございます。
委員の皆様方の御指導、御協力を賜りまして、本委員会の公正かつ円満な運営に努めてまいる所存でございますので、よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、委員の異動について御報告をいたします。
昨日までに、高野博師君、若林秀樹君、舛添要一君、阿部正俊君、中島啓雄君、谷合正明君、佐藤昭郎君及び荒井正吾君が委員を辞任され、その補欠といたしまして澤雄二君、今泉昭君……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、喜納昌吉君が委員を辞任され、その補欠として藤末健三君が選任されました。
【次の発言】 この際、大野防衛庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。大野防衛庁長官。
【次の発言】 長官、お座りになって、お座りになられたままで結構でございます。
【次の発言】 ありがとうございました。
この際、町村外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。町村外務大臣。
【次の発言】 ありがとうございました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいた……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十月二十九日、藤末健三君が委員を辞任され、その補欠として喜納昌吉君が選任されました。
【次の発言】 この際、町村外務大臣及び大野防衛庁長官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。町村外務大臣。
【次の発言】 大野防衛庁長官。
【次の発言】 はい、ありがとうございました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣府政策統括官武田宗高君、内閣府沖縄振興局長東良信君、外務大臣官房審議……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二日、荒木清寛君が委員を辞任され、その補欠として山下栄一君が選任されました。
また、本日、喜納昌吉君が委員を辞任され、その補欠として那谷屋正義君が選任をされました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官堀内文隆君、内閣府政策統括官武田宗高君、警察庁刑事局長岡田薫君、防衛庁防衛参事官西山正徳君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛庁運用局長大古和雄君、防衛施設庁長官山中昭栄君、防衛施設庁……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日、山下栄一君が委員を辞任され、その補欠として荒木清寛君が選任されました。
また、去る五日、那谷屋正義君が委員を辞任され、その補欠として喜納昌吉君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
経済上の連携の強化に関する日本国とメキシコ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に内閣法制局第二部長横畠裕介君、内閣府政策統括官武田宗高君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛庁運用局長大古和雄君、防衛施設庁施設……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十日、喜納昌吉君が委員を辞任され、その補欠として尾立源幸君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣府政策統括官武田宗高君、防衛庁防衛参事官大井篤君、防衛庁長官官房長北原巖男君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛庁人事教育局長西川徹矢君、防衛庁管理局長野津研二君、防衛施設庁施設部長戸田量弘君、防衛施設庁業務部長土屋龍司君、外務大臣官房審議官西宮伸一君、外務省北米局長海老原紳君、財務省主計……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、尾立源幸君が委員を辞任され、その補欠として喜納昌吉君が選任されました。
また、昨十七日、白眞勲君及び澤雄二君が委員を辞任され、その補欠として藤末健三君及び浜田昌良君が選任をされました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣府政策統括官武田宗高君、防衛庁運用局長大古和雄君、防衛施設庁長官山中昭栄君、外務大臣官房審議官遠藤善久君、外務大臣官房審議官齋木昭隆君、外務大臣官房参事官宮家邦彦君及……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、藤末健三君及び浜田昌良君が委員を辞任され、その補欠として白眞勲君及び澤雄二君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官堀内文隆君、内閣官房内閣審議官増田好平君、内閣府政策統括官武田宗高君、警察庁警備局長瀬川勝久君、防衛庁防衛参事官西山正徳君、防衛庁防衛参事官大井篤君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛庁運用局長大古和雄君、防衛施設庁長官山中昭栄君、防衛施設……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第一号日本における非人道兵器クラスター爆弾の全廃に関する請願外二十六件を議題といたします。
まず、専門員から説明を聴取いたします。泊専門員。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
これらの請願につきましては、理事会におきまして協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二日、今泉昭君が委員を辞任され、その補欠として犬塚直史君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、外交、防衛等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査を議題といたします。
まず、外務大臣から外交の基本方針について所信を聴取いたします。町村外務大臣。
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣府大臣官房審議官遠藤啓君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛施設庁長官山中昭栄君、法務省刑事局長大林宏君、法務省入国管理局長三浦正晴君、外務大臣官房長塩尻孝二郎君、外務大臣官房審議官鶴岡公二君、外務大臣官房審議官齋木昭隆君、外務大臣官房審議官西宮伸一君、外務大臣官房国際社会協力部長神余隆博君、外務省北米局長河相周夫君及び外務省国際法局長林景一君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 平成十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、内閣府所管のうち防衛本庁及び防衛施設庁並びに外務省所管についての審査のため、本日の委員会に防衛庁防衛参事官横山文博君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛庁運用局長大古和雄君、防衛施設庁建設部長河野孝義君、防衛施設庁業務部長土屋龍司君、外務大臣官房長塩尻孝二郎君、外務大臣官房審議官遠藤善久君、外務省アジア大洋州局長佐々江賢一郎君、外務省欧州局長小松一郎君、外務省中東アフリカ局長吉川元偉君及び外務省経済協力局長……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の審査及び外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官増田好平君、内閣官房内閣審議官大石利雄君、内閣官房内閣審議官樽井澄夫君、内閣官房内閣情報調査室内閣衛星情報センター次長上原美都男君、内閣府男女共同参画局長名取はにわ君、警察庁警備局長瀬川勝久君、防衛庁防衛参事官大井篤君、防衛庁長官官房長北原巖男君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛庁運用局長大古和雄君、……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨三十日、藤末健三君及び浜田昌良君が委員を辞任され、その補欠として喜納昌吉君及び荒木清寛君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査のうち、平成十七年度以降に係る防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画等に関する件を議題といたします。
本日は、参考人として、上智大学外国語学部教授樋渡由美君及び軍事アナリスト小川和久君に御出席いただいております。
この際、参考人の方々に対し、本委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。
本日は、御多用中のところ本委員会に御出……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
外交、防衛等に関する調査を議題といたします。
まず、外務大臣から報告を聴取します。町村外務大臣。
【次の発言】 ありがとうございました。
以上で報告の聴取は終わりました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛施設庁施設部長戸田量弘君、防衛施設庁業務部長土屋龍司君、外務大臣官房審議官遠藤善久君、外務大臣官房審議官齋木昭隆君、外務大臣官房審議官西宮伸一君、外務大臣官房審議官鈴木庸一君、外務大臣官房……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に防衛庁長官官房長北原巖男君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛施設庁施設部長戸田量弘君、外務大臣官房長塩尻孝二郎君、外務大臣官房審議官遠藤善久君、外務大臣官房審議官齋木昭隆君、外務省北米局長河相周夫君、外務省欧州局長小松一郎君、外務省国際情報統括官中村滋君及び水産庁資源管理部長竹谷廣之君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に防衛庁防衛参事官横山文博君、防衛庁長官官房長北原巖男君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛庁運用局長大古和雄君、防衛庁人事教育局長西川徹矢君、防衛施設庁施設部長戸田量弘君、防衛施設庁業務部長土屋龍司君、外務大臣官房審議官齋木昭隆君、外務省北米局長河相周夫君、外務省経済協力局長佐藤重和君、外務省国際法局長林景一君及び外務省領事局長鹿取克章君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 外交、防衛等に関する調査のうち、我が国のアジア外交に関する件を議題といたします。 本日は、参考人として、中央大学法学部教授・前駐米大使柳井俊二君及び慶應義塾大学総合政策学部長小島朋之君に御出席いただいております。 この際、参考人の方々に対し、本委員会を代表して一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、誠に御多用中のところ本委員会に御出席いただきまして、ありがとうございました。 皆様から忌憚のない御意見をいただきまして、今後の調査の参考にしたいと存じておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 議事の進め方について申し……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 外交、防衛等に関する調査及び現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に防衛施設庁業務部長土屋龍司君、法務大臣官房審議官深山卓也君、外務大臣官房審議官鶴岡公二君、外務大臣官房審議官中富道隆君、外務大臣官房審議官長嶺安政君、外務大臣官房広報文化交流部長近藤誠一君、外務省アジア大洋州局長佐々江賢一郎君、外務省北米局長河相周夫君、外務省欧州局長小松一郎君、外務省経済協力局長佐藤重和君、外務省領事局長鹿取克章君及び厚生労働省年金局長渡辺芳樹君を政府参考人と……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛庁運用局長大古和雄君、防衛庁人事教育局長西川徹矢君、防衛施設庁建設部長河野孝義君、外務大臣官房審議官遠藤善久君、外務大臣官房審議官齋木昭隆君、外務大臣官房審議官西宮伸一君、外務省中東アフリカ局長吉川元偉君及び外務省経済協力局長佐藤重和君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
外交、防衛等に関する調査を議題といたします。
まず、外務大臣から報告を聴取します。町村外務大臣。
【次の発言】 ありがとうございました。
以上で報告の聴取は終わりました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
旅券法及び組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に防衛庁防衛参事官大井篤君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛施設庁業務部長土屋龍司君、法務省入国管理局長三浦正晴君、外務大臣官房審議官西宮伸一君、外務大臣官房参事官角茂樹君、……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、喜納昌吉君が委員を辞任され、その補欠として前川清成君が選任されました。
【次の発言】 旅券法及び組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑は既に終局しておりますので、これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
旅券法及び組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三日、前川清成君が委員を辞任され、その補欠として喜納昌吉君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に内閣官房内閣参事官鈴木基久君、警察庁生活安全局長伊藤哲朗君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛施設庁長官山中昭栄君、防衛施設庁施設部長戸田量弘君、法務省入国管理局長三浦正晴君、外務大臣官房審議官長嶺安政君、外務大臣官房国際社会協力部長神余隆博君及び国土交通大臣官房総合観光政策……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に内閣府沖縄振興局長東良信君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、外務大臣官房審議官中富道隆君、外務大臣官房審議官長嶺安政君、外務大臣官房国際社会協力部長神余隆博君、外務省北米局長河相周夫君、外務省欧州局長小松一郎君、水産庁資源管理部長竹谷廣之君、国土交通大臣官房技術参事官中尾成邦君、国土交通省自動車交通局次長松尾庄一君及び国土交通省政策統括官春田謙君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ござい……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に防衛庁長官官房長北原巖男君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛庁運用局長大古和雄君、防衛施設庁施設部長戸田量弘君、外務省北米局長河相周夫君、外務省領事局長鹿取克章君及び国土交通省自動車交通局次長松尾庄一君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言願い……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、喜納昌吉君が委員を辞任され、その補欠として松下新平君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
防衛庁設置法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官大石利雄君、内閣官房内閣審議官松井房樹君、内閣府大臣官房遺棄化学兵器処理担当室長高松明君、警察庁情報通信局長武市一幸君、防衛庁防衛参事官横山文博君、防衛庁防衛参事官大井篤君、防衛庁防衛参事官佐々木達郎君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛庁運用局長大古和雄君、……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六日、松下新平君が委員を辞任され、その補欠として喜納昌吉君が選任されました。
【次の発言】 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本日は、参考人として、三菱重工業株式会社航空宇宙事業本部副事業本部長西山淳一君及び東洋英和女学院大学国際社会学部助教授石川卓君に御出席いただいております。
この際、参考人の方々に対し、本委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。
本日は、御多用中のところ本委員会に御出席いただき、誠にありがとうございます。
皆様から忌憚のな……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官増田好平君、内閣官房内閣審議官松井房樹君、内閣官房内閣情報調査室内閣衛星情報センター次長上原美都男君、警察庁生活安全局長伊藤哲朗君、防衛庁防衛参事官横山文博君、防衛庁防衛参事官大井篤君、防衛庁長官官房長北原巖男君、防衛庁防衛局長飯原一樹君、防衛庁運用局長大古和雄君、外務大臣官房審議官遠藤善久君、外務大臣官房審議官齋木昭隆君、外務大臣官房参事官川田司君、外務大臣官房国際社会協力部長神余隆……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八月三十日、齋藤勁君が委員を辞任され、その補欠として今泉昭君が選任されました。
また、去る九月十五日、田村秀昭君が委員を辞任され、その補欠として島田智哉子君が選任されました。
また、去る九月二十六日、柏村武昭君、喜納昌吉君及び島田智哉子君が委員を辞任され、その補欠として愛知治郎君、柳田稔君及び浅尾慶一郎君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十二日、澤雄二君及び緒方靖夫君が委員を辞任され、その補欠として谷合正明君及び井上哲士君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
現在、本委員会に付託されている条約の審査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官楠壽晴君、内閣官房内閣審議官伊東敏朗君、内閣府大臣官房遺棄化学兵器処理担当室長高松明君、防衛庁長官官房長西川徹矢君、防衛庁防衛局長大古和雄君、防衛庁運用局長山崎信之郎君、防衛庁人事教育局長飯原一樹君、防衛施設庁施設部長戸……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、井上哲士君、谷合正明君及び那谷屋正義君が委員を辞任され、その補欠として緒方靖夫君、澤雄二君及び犬塚直史君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会……
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣審議官井上源三君外十四名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(林芳正君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として防衛庁防衛参事官西山正徳君外七名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。おはようございます。(拍手)盛大な拍手をありがとうございました。 中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律案、あと二つほど廃止する法案がございますが、このものづくりの方を中心に御質疑をさせていただきたいと思っております。 中国や韓国、台湾と、近隣諸国との外交的な関係は少し波乱含みでございますが、経済の方で見ますと、国際市場での競争というのは、もう私から申し上げるまでもなく、どんどん進展しておるわけでございます。昔は雁型というのがございまして、日本がまず先頭を走って、その後フォードラゴンズで、その後がASEANの先進五か国と、中国はその後ぐらい……
○副大臣(林芳正君) お答えいたします。 調査委員長として、また担当の副大臣として、このことが調査の過程で明らかになりつつあったときに、私も委員と同じように愕然とした気持ちでございました。 ここまで、今委員がおっしゃって、我々の評価の部分を引いていただきましたけれども、この一報を受けたときに、なぜ、じゃ警備を強化すると、以前にもこういうことがタウンミーティングで行われたわけで、そのために警備を強化して、高い経費を使っても警備をやると、こういうこともやっているわけですから、その時点の判断がかなりこれはおかしかったんではないかというのが我々思ったことでございまして、委員が今御指摘があったように……
○副大臣(林芳正君) 私よりももっと専門家でいらっしゃいます高嶋委員の御質問いただきまして、短い間でございますが議運でも御一緒させていただきまして、大変感慨深いものがございますが、中馬プランの性格いかんということでございました。 今委員がおっしゃられましたように、この新たな公務員人事の方向性について、いわゆる中馬プランでございますが、これはさきの通常国会で国家公務員の主に天下りの問題が議論をされましたところから、これからの公務員像というのはどうあるべきかというようなことを念頭に置きまして、官民人材交流や再就職管理等、新たな公務員人事の在り方についてこの現政権での検討のための試案ということで、……
○副大臣(林芳正君) 内閣府副大臣の林芳正でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 国・地方行革、公務員制度改革、地域活性化、道州制関係の施策を始めといたしまして、規制改革、栄典、PKO業務等の政策を担当いたしております。 官房長官、佐田大臣を支えまして力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、尊敬いたします藤原委員長を始め、理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願い申し上げます。
○副大臣(林芳正君) ありがとうございます。 大変大事な問題でございますし、私もここに参る前には党の方の担当の事務局長というのをやっておりましたので、この問題の重要性は委員が御指摘になったとおり大変に大事であるという認識をしております。 公務員離れが大分進んでいるという御指摘がありました。ちょうど私が年が十年多いわけでございますが、委員よりもですね、私の同期の時代にもう既に、外資系の方がいいかな、内定をしても民間に行くということがちらほらともう既に出ておったわけでございまして、それがこの十年で随分増えてしまったなということを見るにつけても、大変残念なことであるし、何とかしなくてはならないな……
○副大臣(林芳正君) 私にも質問を賜りまして、ありがとうございます。 冒頭、長州のお話がありましたが、廃藩置県をやったときに、長州の明治政府になっていく人たちが集まっていろいろ議論をして、そして個別の、自分の個益を考えればいろいろ難しいけれどもこれはやらなければいけないと、こういう激論を交わしたのが、ちょっと宣伝で恐縮なんですが、今度「長州ファイブ」という映画ができまして、そのワンシーンで出てくるところでございますので、宣伝かたがたちょっとお答えをさせていただいた上で、今の特定広域団体から市町村への権限移譲ということでございました。正に、秋元先生おっしゃるように、国から、北海道が特定広域団体……
○副大臣(林芳正君) 委員の御議論を今聞いておりました。今のちょっと事務方の答弁を私も聞いておりましたが、要するに、元々公共事業があって、委員がもう先刻御承知のように、御指摘があったように、北海道特例という中で、かなりほかの都道府県と比べまして、国がやっているものがほかの都道府県に比べ、都府県でございますか、多いと。その中で、多分今のモデル事業というのはなるべく道に、今まで国でいろんなことを決めておったものを道で主体的にやってもらおうという意味でモデル事業と、こういうことでありますが、元々公共事業の予算の、まあ切り出したというふうにおっしゃっておられましたけれども、その中でやってみようというこ……
○副大臣(林芳正君) 詳細に、答弁させていただいた内容を一字一句記憶しておりませんが、北東北の例を出させていただいたのは、もう先生が御出身でございますから一番お詳しいんだろうと、こう思いますが、青森県の実は県の未来研究会というところがございまして、ここが「青森県の地方自治の姿」ということで、北東北三県合体という言葉を使っておりますが、合体に向けてというような文書を出されております。そこの最後のところに、「道州制に向けて」というところで、県が合体後、十年程度で道州制へ移行すべきであるというようなことが、これ、勉強会の御提言だと、こういうふうに思いますので、今議員が御指摘のように、何年後にすぐこう……
○副大臣(林芳正君) 官房長官が拉致の担当の特命大臣でございまして、それを補佐する私の方からお答えさしていただきますが、まずは、白先生に呼んでいただきまして古巣に戻ってくることができまして御礼を申し上げたいと、こういうふうに思っておりますが。
今委員から御指摘のありましたこの事例につきまして、ちょうど今警察当局で捜査や調査も実際行われている、こういう段階でございますが、現段階で認定云々についてちょっとコメントすることは差し控えさせていただきたいと、こういうふうに考えておるところでございます。
【次の発言】 正におっしゃるとおりでございまして、これまだ捜査、調査が行われている段階で、ちょうど今……
○副大臣(林芳正君) 外務大臣もおられますから私の方からどこまでお答えできるか分かりませんが、総理と外務大臣がこのたび訪米をされましたので、米国政府からは日本に対しまして変わらぬ支持を確約する旨の発言があって、この事態の進展のために連携していこうということで一致したというふうに我々も承知をしておるところでございます。 また、同時期に被害者の御家族の訪米がございまして、御家族の皆様自身が帰国後記者会見で述べておられますように、米国の政府の御家族の皆様お会いになった関係者の方から、初めて行った方もおられましたので、引き続き協力する旨の話があったというふうにおっしゃっておられるところでございまして……
○副大臣(林芳正君) おはようございます。 国家公安委員会委員川口和子氏は三月十二日付けで任期満了となりますが、同氏の後任に長谷川眞理子氏を任命したいので、警察法第七条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 次に、公益認定等委員会については、本年四月一日付けで発足を予定しておりますが、大内俊身氏、佐竹正幸氏、池田守男氏、袖井孝子氏、出口正之氏、時枝孝子氏、通称雨宮孝子氏、水野忠恒氏の七氏をそれぞれ委員として任命したいので、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律第三十五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御……
○副大臣(林芳正君) 情報公開・個人情報保護審査会委員矢崎秀一氏、大熊まさよ氏、寳金敏明氏、北澤義博氏、高橋滋氏、戸松秀典氏、橋本瑞枝氏、村上裕章氏、吉岡睦子氏の九氏は平成十九年三月三十一日に任期満了となりますが、寳金敏明氏、北澤義博氏、高橋滋氏、橋本瑞枝氏、村上裕章氏、吉岡睦子氏を再任し、また、矢崎秀一氏の後任として大喜多啓光氏を、大熊まさよ氏の後任として名取はにわ氏を、戸松秀典氏の後任として橋本博之氏をそれぞれ任命いたしたいので、情報公開・個人情報保護審査会設置法第四条第一項の規定によりまして、両議院の同意をいただくための本件の提出をさせていただきました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同……
○副大臣(林芳正君) 小池委員も実は自民党の行革本部に入っていただいておりますが、そのときの大きな議論を今委員の質問をお聞きしながら思い出しておりましたけれども、あのときに、今委員が御指摘になりましたように、官から民へと、政府でしかできないことを政府に残して、民間でもできることは民間に出していこうと、そういう大原則の下で議論をさせていただきました。 その結果、この日本政策金融公庫に残す、今御議論いただきました農林公庫、中小公庫、それから、もう一つが国民金融公庫でございますが、それとJBICの一部が来ると、こういうことでございますけれども、それ以外の商工中金、それから政策投資銀行、これはもうそ……
○副大臣(林芳正君) 尾立委員は公認会計士でいらっしゃいますから、正にこういうディスクロージャーということの専門家であられると。非常に論理整然として今お聞きになられておられたなという感触を持たしていただきました。また、大臣からは、今、きちっと国会で取り上げられたことはやらせると、こういう御答弁がありましたのでそれに尽きると思いますが。 実は、私が所管をしております規制改革会議でも民間開放という観点から、後ほどまた御議論があるかとも存じますけれども、このURを含めた三独立行政法人についてはそういう立場で今やっておるところでございますし、全体として独立行政法人の見直しというのは、これはもう制度上……
○副大臣(林芳正君) おはようございます。 去る五月二十二日の当委員会の審議におきまして、規制改革会議の労働タスクフォース名で出された文書につきまして、御審議中の法案や政府の方針に反する不適切なものであるといった御議論がありまして、本日は、委員長の御要請により、同会議を所管、所掌する責任者として、本件についての政府としての見解と対応を御説明するために参上いたしました。 最低賃金の改善、正規雇用労働者とパートタイマーとの差別の禁止、同一労働同一賃金の実現を始めとする労働政策の重要課題について、政府提出の関連法案との趣旨に照らしまして進めるべき政策の方向と異なる内容のある文書が、規制改革会議そ……
○副大臣(林芳正君) 今委員が御指摘になったことは大変重要なことだと我々も思っておりまして、先ほど事務方が答弁しましたように、地方公共団体は、特区計画の作成時のみならず、その特区計画の円滑な実施のため主体的な役割を果たすと。要するに、今の例でいいますと、LEC大学がこういう勧告を受けているということは、まあ円滑な実施にはやっぱりなっていないなと、こういうことであろうと、こういうふうに思うんですね。 ですから、そういうことが起こらないように、今、事前に火を消すという御表現でありましたけれども、そういうことも含めて、やはり計画を出して特例の措置をやろうというのは地域の地方公共団体が申請するわけで……
○副大臣(林芳正君) 具体的に民間の今委員が御指摘になられました地方金融機関、これぐらい貸していて、それが何年間たって、ちょっと私は先ほど衆議院の方に呼ばれましたんで遅れて参りまして、御議論いただいたところの数字でもって今まで政府・与党でこの御議論を定量的にやってきたというよりは、今、大藤参事官からお話がありましたように、そもそも政策金融というのは何か政策目的があって、櫻井先生おっしゃるように中小零細はなかなか民間行って借りられないんだと。それから、個人でやっておられる環衛の方々にもその民間の金融機関の審査というのはなかなか及ばない。そういうところは政策的にコストを財政が負担しても政策金融とし……
○副大臣(林芳正君) 新しい新公庫の法人形態でございますが、まず政策金融は必要なものを残すということで、引き続き必ず政府としてこの業務をやっていただかなければならないという基本原則がございます。 その上で、今委員が御指摘のありましたように、ガバナンスを発揮する、また透明性の高い効率的な事業運営の実現をするということを両方実現するために何があるのかと、こういう検討をした結果、この株式会社でありますけれども、正に委員が御指摘になりましたように政府が全額株式を持っているというような形にしたわけでございまして、言わば特殊会社というふうなことが言えると思います。 運営はそういうことでございますので、……
○副大臣(林芳正君) 今委員がおっしゃられましたように、現行の制度というのは各省がそれぞれあっせんをする、今度の御提案している案ではそれをやめて、各省のあっせんは禁止して一元化する、情報も一元化すると、こういうことですから、新しい法が通りますとかなりデータが出てくると思うんですけれども、今の段階では各省がかなりケース・バイ・ケースでやっているということで、一律に、五年前、十年前はこうで、こうなってきたというのはなかなかデータがないところでございまして、また省庁間でもばらつきが相当大きいのではないかというふうに思っておりますので、お辞めになって再就職された方の給与水準どうなっているのかというのは……
○副大臣(林芳正君) 先生御指摘のように、閣議決定では、官民人材交流センターに関する方針ということで四つほど、内閣において以下の原則に従い検討することとすると、こういうふうになっております。今委員からお話がありましたように、今から有識者懇談会というのを置いて、そこで具体的に検討をしていって、その検討を踏まえながら最終的には内閣で検討をすると、こういうことに閣議決定でさしていただいたわけでございます。 今後は、官の方も能力・実績主義が入ってくる、また、専門職スタッフのようなものも入ってくると。民間の方も、先ほど国土交通省の方がゼネコンへというようなお話がありましたけれども、民間の世界の方も随分……
○副大臣(林芳正君) 今先生からお話しになったことは、前回か前々回、今御指摘ありましたように小池先生からもお話があった大事なところでございまして、一般的にいろんな不祥事があって、公務員バッシング、こういうこともいろいろ言われておるわけでございますし、そういったことが、一度入った方がお辞めになっていってしまう、また今から志望する人が減ってくる、全体的に影響が出ているんではないかと思いますが、正にいったん入った方が省庁を離れていく内部的要因ということになりますと、その大きな要因としては、この間も申し上げましたように、年功序列人事の存在があるんではないかというふうに考えておるところでございます。 ……
○副大臣(林芳正君) 今風間先生がおっしゃられましたように、一括管理というのは、省庁の壁を越えてやっていこうと、こういうことでございまして、今大臣から御答弁がありましたように、いろんな仕組みをつくりまして、特に平成十二年に閣議決定をいたしまして、事務次官、局長その他の幹部職員の任免に際し内閣の承認を得ると、こういうことを累次積み重ねてきておるわけでございまして、その上に立って、今回の法律で能力・実績主義というのを入れていく、採用や昇進等の基本的な基準といったものを内閣として横ぐしで定めていくと。これが、横ぐしが一本入りますと、そもそもそこできちっと基準をつくってやっていくと。当然、任免権者、各……
○副大臣(林芳正君) 大臣から先ほど調査をするというところがございましたので、これは条文の百六条の十八で任命権者に対する調査の要求等ということが定めてございまして、再就職等の規制違反行為を行った疑いがあると思料するときは、任命権者に対し、当該再就職等規制違反行為に関する調査を行うよう求めることができるというふうに定めてございます。
また、委員会による調査については百六条の二十というのを置きまして、同様のこと、また調査の開始を決定し、監察官に当該調査を行わせることができるということが条文上定めておるところでございます。
【次の発言】 今の百六条の四で再就職者による就職前の職務への依頼等の規制と……
○林芳正君 皆様、おはようございます。また、総理始め閣僚の皆様、今日から参議院で予算の委員会の質疑が始まるわけでございます。どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。 まずは、予算委員会でございますが、予算の、財政、税制また社会保障等の問題に、本論に入る前に、参議院の予算委員会でございます、七月に行われました参議院選挙の結果の総括につきまして若干質疑をさせていただきたいと思います。 七月二十九日の投票日でございましたけれども、その後いろんなことがございましたのでもう随分昔のような気がいたすわけでございますけれども、私にとってみれば、多くの同僚、同志が議席を失い、与野党の勢力が逆転をするとい……
○理事(林芳正君) 速記止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 ただいまの島田君の要求につきましては、後刻理事会で協議をいたします。
○林芳正君 ただいま議題となりました研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律案の草案の趣旨及び主な内容について御説明申し上げます。 近年、グローバル化の加速やいわゆるBRICs諸国等の台頭により、世界の勢力地図に大きな変化が見られており、国際的な大競争の時代に入ったとも称される状況が出現しております。このような中、我が国については国際競争力の低下が指摘されておりますが、資源に乏しく、人口減少、少子高齢化による労働力人口の減少がますます顕著となる我が国にとって、国際競争力を強化するとともに、経済成長を維持し、豊かな国民生活を継続、発展してい……
○理事(林芳正君) 関連質疑を許します。田中康夫君。
【次の発言】 舛添厚生労働大臣。
【次の発言】 残余の質疑は午後に譲ることといたします。
午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午前十一時五十四分休憩
○理事(林芳正君) 以上で渡辺孝男君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、紙智子君の質疑を行います。紙智子君。
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。吉村先生に続きまして、関連で質疑に立たせていただきたいと思います。 いろいろな問題、今、吉村先生からもお話がありましたイージス艦にしても、また食品の問題にしても、なかなか解決の難しいいろんな問題があるわけでございますが、せっかく総括質疑で総理以下おそろいでございますし、随分お待ちも何日かいただきましたので予習もしていただいたのではないかと、こういうふうに思いますので、少しじっくりと大きな問題について御質問をさせていただけたらというふうに思っております。 財政・年金問題でございます。自民党でも財政改革研究会というのをずっと立ち上げて議論をしてまいりまし……
○理事(林芳正君) 速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。冬柴国土交通大臣。
○理事(林芳正君) 速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。増田総務大臣。
【次の発言】 申し上げますが、委員会室での携帯電話の使用は認められておりませんので、議事の妨げとならないよう御注意を願いたいと思います。
【次の発言】 どなたが御答弁されますか。西宮北米局長。
【次の発言】 西宮北米局長。
【次の発言】 関連質疑を許します。友近聡朗君。
【次の発言】 以上で櫻井充君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、相原久美子君の質疑を行います。相原久美子君。
【次の発言】 関連質疑を許します。尾立源幸君。
○理事(林芳正君) 関連質疑を許します。牧野たかお君。
○理事(林芳正君) 速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 ただいまの犬塚君の件につきましては、後刻理事会にて協議することといたします。
【次の発言】 ただいまの件につきましては、後刻理事会で協議いたします。
○理事(林芳正君) 関連質疑を許します。西島英利君。
○委員長(林芳正君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員の皆様の御推挙により、委員長の重責を担うこととなりました。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じておりますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、外務大臣官房審議官知原信良君外五名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(林芳正君) ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十五日、松下新平君及び主濱了君が委員を辞任され、その補欠として渡辺秀央君及び牧山ひろえ君が選任されました。
また、去る二十六日、谷川秀善君が委員を辞任され、その補欠として森まさこ君が選任されました。
また、昨三十日、植松恵美子君、増子輝彦君及び牧山ひろえ君が委員を辞任され、その補欠として櫻井充君、中村哲治君及び金子恵美君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
政府開発援助等に関する調査のため、今期国会中、……
○委員長(林芳正君) ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三月三十一日、櫻井充君、中村哲治君及び金子恵美君が委員を辞任され、その補欠として植松恵美子君、増子輝彦君及び牧山ひろえ君が選任されました。
また、去る十七日、轟木利治君及び武内則男君が委員を辞任され、その補欠として川合孝典君及び加賀谷健君が選任されました。
【次の発言】 政府開発援助等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
○委員長(林芳正君) ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十日、川合孝典君及び加賀谷健君が委員を辞任され、その補欠として轟木利治君及び武内則男君が選任されました。
また、昨六月三十日、轟木利治君及び渡辺秀央君が委員を辞任され、その補欠として大久保潔重君及び松下新平君が選任されました。
【次の発言】 政府開発援助等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後二時五十六分散会
○国務大臣(林芳正君) おはようございます。 この度、経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣を拝命いたしました林芳正でございます。就任に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 我が国の経済が直面する経済の危機と社会の危機を克服するためには、成長力の強化、安心社会の実現及び財政健全化に同時に取り組んでいく必要があります。安心、活力、責任という三つの目標に一体的に対応していくため、先般、経済財政改革の基本方針二〇〇九を取りまとめたところであり、今後、本方針に基づき経済財政運営を進めてまいります。 活力については、当面及び構造的な経済の危機を克服することが重要です。 現下の我が国経済は、景……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 先輩、同僚の皆様の御厚意によりまして、今日は経済・雇用・社会保障集中審議ということで質疑に立たせていただくことができまして、御礼を申し上げたいと思います。 なお、同僚の関口先生、島尻先生、後ほどそれぞれ社会保障、雇用のエキスパートでいらっしゃいますので、そこを中心にやられると思いますので、私、主に経済の分野で質疑をさせていただきたいと、こういうふうに思います。 もういろんなことが余りたくさん起こるものですから、未曾有のこの不況、世界大恐慌ということですが、やはり余り大騒ぎをする前に冷静にいろんなことを分析をして、そして現実的な対応を一つずつしてい……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 今日は、参考人の三人の先生方、大変すばらしいお話をいただきましてありがとうございました。せっかくお時間をいただきましたので、いろいろお話をお伺いできたらというふうに思っておりますが。 私も実は尾立先生のように我が党のバージョンを用意してくればよかったんでございますが、経済戦略再生会議というのを自民党でつくりまして、最終的に与党案をまとめる前の我が党の案というのを町村委員会というところで作りました。私、事務局長をさせていただいておりましたので、いろいろとこの計画に携わった一人でございますが、大体御理解をよくいただいているなと思ってうれしく思っておりま……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 両大臣、大変お疲れのところ少しお待たせいたしまして大変恐縮でございましたが、今日は主に藤井大臣にいろんなことをお聞きをしたいと、こういうふうに思っておりますが、亀井大臣におかれましても、どう思われるかという所感をお尋ねすることがあるかもしれませんので、よろしくお願いをいたします。 それではまず、この間、私、代表質問に立たせていただきまして、藤井大臣からも御答弁いただいたところでございますが、基本的な問題意識はあのときに私述べさせていただきましたので、若干細かいところが追加になると思いますけれども、そのことについて質疑をさせていただいたらというふうに……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 今日は所信に対する質疑ということでいろいろ質問を作っておりましたら、菅大臣の方に集中してしまいまして、亀井大臣には、大変恐縮ですが、質問をまた次回したいと思いますけれども、今日は菅大臣の方が中心になるというふうに御理解いただけたらというふうに思いますが、前回、予算委員会でも少し議論をさせていただきましたので、今日は財政金融委員会ということですが、菅大臣、経済財政担当大臣も兼務されておられますので、そちらの方も少し触れることはあろうかということで、津村政務官も、大変恐縮ですが、御陪席をいただいておるところでございます。 この間成長戦略の議論を少しさせ……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 大臣、お疲れだと思いますが、もう一時間ちょっと、二時間ぐらいでございますので、お付き合いいただけたらと思います。ちょっと峰崎副大臣外されましたので、まず大臣に。 先ほどの同僚の愛知議員の御質問の中で、これは財務大臣としてというよりも副総理としてどこかでお聞きしたいなと思っていた話がちょっと出たものですから、御通告は申し上げておりませんが、ちょっとお聞きしたいと思うのは、憲法のお話がございました、日本国憲法。 三権分立というのはどこにも書いていないんだと、これは菅大臣の昔からの御持論であるかというふうに受け止めておりますが、日本国憲法に三権分立が書……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 三先生方、ありがとうございました。ルールでございますので、着座のままちょっと失礼させていただきます。 まず、深尾先生にちょっとお伺いをいたしたいと思いますが、このいただいた資料の三の当面の日本経済の展望ということで、改めてこういうふうにグラフにしていただきますと、この先一体どうなるのかなというのが大変心配でございますが、これは二〇〇九年の三・四半期までということでございますので、最後の四半期の数字がもし少しお分かりであれば、この潜在資本投入量のところが、ここにお書きになっておられるように、設備投資がかなり減っているということでございますので、今移民……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 今日は締めくくり的に総理も来ていただきましての質疑ということで、今まで予算委員会やりながらやりくりをしていただきまして、何回かこの三法案につきましても質疑をさせていただきました。また、それに先立って菅大臣と亀井大臣の所信に対する質疑ということでもやらせていただきましたので、その中で理解が深まった部分と、私にとっては非常に驚くべき答弁もございましたので、そういうことを、今日はせっかく総理がいらっしゃっておられますので、副総理がおっしゃったということは内閣全体の方針だろうというふうに我々受け止めてやっていたわけですが、そのことを少し、総理の御確認もいただ……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。午前中に引き続き、質疑をお願いしたいと思います。 今日は日銀の報告の質疑でございますが、大変お忙しい中、財務大臣にも御陪席をいただきましてありがとうございました。 まず、九日に総裁と総理の会合ということが行われたというふうに承知をしておりますので、ちょっとそのことにまず触れたいというふうに思っております。 総裁の方からは、この景気認識の共有やデフレ脱却へ向けての対応の必要性等について合意をされたのか、意見交換されたのか、そういう趣旨の報道があったところでございますが、改めてどういうお話をされたのか、お聞かせ願えればというふうに思います。
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。午前中に引き続きまして、法案審議並びに金融財政の件について御質問させていただきたいと思います。 まず、この法案でございますが、いただいた資料で清算機関の利用義務付けという項目がございます。これは確かに大変必要なことでございまして、諸外国でやっていることに後れを取らずにやっていくということが大変大事だと、こういうふうに思いますが。 このCDSの指標取引の方は、いただいた資料の中にどういうところにやっていただくかというところまで想定というのが入っておりましたが、一方で、我が国における取引規模が多額で、清算集中による決済リスクの減少が我が国市場の安定に必要……
○委員以外の議員(林芳正君) 答弁の機会をいただきましてありがとうございます。 仙谷大臣、是非頑張っていただきたいと思いますのは、この我々が与党時代に作ったものを今お出ししておりますが、あのときも、そういうぎりぎりの努力を与党として、また政府としていたしまして機能の一元化をいたしたわけでございますし、当然、内閣法制局もチェックの上で当時の法案はまとめております。 また、内閣法制局が通らないとおっしゃいましたが、現内閣では、内閣法制局はやめて、たしか枝野大臣が法制担当大臣になられるということですので、枝野大臣がよろしいとおっしゃれば、それは鳩山内閣としてはいいんではないかと私は思いますが。 ……
○委員以外の議員(林芳正君) お答え申し上げます。 人事局への機能移管でございますが、今お触れになりました与野党修正協議、当時の与野党でございますけれども、成立いたしました基本法では、幹部人事の一元管理、それから人事に係る機能の一元化と、この二つの役割を規定して、この後者につきましては、総務省、人事院その他の行政機関の機能を内閣官房に移管するというふうに明記をしてございます。 この法案の趣旨にのっとりまして、甘利大臣のときだったと思いますけれども、従来、政府内で分散をされておりました人事に係る様々な機能、すなわち人事院の級別定数機能ですとか総務省の機構定員の機能、財務省の給与機能ということ……
○委員以外の議員(林芳正君) 法案の対案の提出者というよりは、今大きな御質問をいただきましたので、個人的なお話になるかもしれませんが。 なぜ民と比べて官は難しさがあるかということをまず考えますと、私も社会人の出だしがサラリーマンで商社におりましたので、自分の課がもうからないと課がなくなるわけでございます。その基準は、どうやって業績を上げるかと。端的に言えば幾らもうかるかと。こういう非常に客観的な、ほかの部署と比べたときに比較可能なものがあると。一方、やっぱり官の世界というのは、窓口に来た人がどれぐらい満足をされたかみたいな、民間的に言うとコンシューマーサティスファクションみたいなことはありま……
○委員以外の議員(林芳正君) お答えいたします。 今、政府案の方は大臣から御答弁があったところでございますが、我々は、国家公務員制度改革基本法、今、牧野先生がお触れになったように、これは当時の与野党修正協議で決まったものでございますので、我々は与野党入れ替わっても基本的にはこの基本法に基づいて進めていくと、こういう国家公務員の制度を変えていくということであればそういう方法が望ましいという考え方の下で、この基本法に書いてあります幹部人事の一元管理と、それから人事に係る機能の一元化、この二つの役割をきちっと今回の法律で出していかなければいけないと。後者については、総務省、人事院その他の行政機関の……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。
舛添議員に続いて、主に経済、財政中心に御質問したいと思いますが、今、舛添さんの質疑を聞いておりましてちょっと気になったことがあるので、まず総理に、これは政権を取られる前だったと思いますが、沖縄の基地の問題について最低でも県外と、こういうふうにおっしゃっておられたと鮮明に記憶をしておりますが、先ほどの答弁とは全く異質なものというふうにお聞きをいたしました。
最低県外という、おっしゃったことは取り消されますか。
【次の発言】 宇宙人というふうに菅副総理がおっしゃっておられましたけれども、ここは日本の国会でございますので分かりやすい日本語で御答弁いただき……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 冒頭に、質問に立たせていただきますことを、同僚議員、皆様方の御配慮に感謝をいたしたいと思います。 まず、九時からテレビを御覧になっている皆様は少し戸惑っておられるのではないかというふうに思います。八時五十分から委員会をやって、今の菅大臣の御説明のところは非常に硬い説明でございますから、それを終えて私が質問を始める今のが九時からテレビに入るということで御配慮いただいたわけですが、残念ながら三閣僚御遅刻をなさったということで陳謝をされてこのことに至ったわけでございますが、私、それぞれの大臣よく存じ上げて、個人的に遅刻をされた、そんな方だとは思いません。……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。よろしくお願いいたします。 峰崎副大臣には、私も三年遅れるところ九五年にこちらに参りまして以来、ずっと御指導をいただきまして、本当にありがとうございました。しみじみと今のお話を聞かせていただきました。 津村政務官がお見えでありましたら、そこから始めさせていただきたいと思いますが、今、峰崎副大臣もおっしゃったように、経済のたうち回っているという言葉がありましたが、非常に危機的な状況であるという認識をしておるわけでございますが、このまず今の現状をどう考えるかということをきちっと踏まえた上で、こういう現状であるからこういう対策が必要だと、こういう姿勢が必要……
○林芳正君 おはようございます。自由民主党の林芳正でございます。 予算委員会、選挙を明けて参議院では今日から始まるわけでございますが、菅総理、この予算委員会は、本来ならば御就任あってすぐ、先国会で代表質問をやらせていただきましたが、それに引き続いてやっておくべきだったものということを改めてこの場で申し上げておきたいと、こういうふうに思います。 その上で、まずは導入ということでございますが、総理とは参議院予算委員会では初めてのやり取りでございますけれども、今申し上げましたように、本来選挙の前にやるべきことであったことが選挙を経ての予算委員会になったわけでございますので、この参議院選挙の選挙結……
○林芳正君 おはようございます。自民党の林芳正でございます。 今日は三十分ほど時間をいただいておりますので、G20、御苦労さまでした、大臣。近くですから余り時差はないと思いますけれども、行ってこられたということで、このことについてと、それから、今日、我が党は国会に財政健全化責任法、先国会では参議院に提出させていただきましたが、残念ながらこの財政金融委員会には付託をされませんでした。大変大事な法案でございますので、この国会にもう一度出そうということで、このことについても大臣の所見をお伺いしたいと、こういうふうに思っております。 まず、G20でございますが、非常に残念だったのは、アメリカが経常……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 同僚の山本議員に引き続きまして、今度はシャドーキャビネットの財務大臣ということを拝命いたしましたので、経済問題を中心にお聞きをしていきたいと、こういうふうに思いますし、それに加えて、今、尖閣問題について少し刑事訴訟法の関係でお伺いをしたいことがございますが、官房長官が退席をしておられますので、官房長官が帰ってからの方がよかろうと。私は、官房長官と柳田法務大臣両方に最初から通告をしておりますので、官房長官出てきていただいても結構でございますので、そちらは帰られてからということにいたしたいと、こういうふうに思っております。 まず、経済対策ということが議……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。世耕委員に続きまして質問をしたいと思います。 まず、補正予算の中身について質問をしたいと思いますが、この補正、緊急経済対策が必要であるという前提でお組みになったということであります。 我々は、九月の頭に、官房長官そして政調会長のところへ申入れを野党のほかの皆様方と一緒に参りました。そのとき以来ずっと申し上げ、そして衆議院でも修正動議を、組替え動議を出させていただきましたが、ずっと言い続けてきたことは、これだけの緊急な経済対策をやる必要があるということであれば、まずアクセルを踏む前にブレーキを外すべきだろうと、まさに景気を冷やすような政策をまずやめてか……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 この財源確保法案につきまして、今日は質疑のお時間をいただきました。先ほど予算委員会で補正予算案が成立したところであります。また、この法案につきましても、四月二十九日に民主党、自由民主党、公明党の政調会長の確認文書というものがあって、この前提で衆議院でもこの法案については我が党も賛成をさせていただいたところでございますが、これは、こういう震災後ということで特に歳出の方が急ぐと、この財源確保法案が成立しない場合にいささかも、その歳出の執行に一円でも停滞があってはならないという、ある意味では苦渋の決断をさせていただいたということをまず申し上げておきたいと思……
○林芳正君 おはようございます。自民党の林芳正でございます。 今日は特例公債法の質疑ということで、多分、野田財務大臣に御質問をするのは今日が最後になるのかなと、こういうふうに思っておりますが、まず質問に入る前に、ちょっと通告をしておりませんが、先ほど日経の電子版でニュースが流れておりまして、与謝野大臣が今日の閣議後の記者会見で、菅首相が三十日に内閣総辞職をすることになるとお述べになって、それで閣僚に対して引継ぎや残務について全力を挙げるようにというふうに指示したということを閣議後の会見でお述べになったということでございますが、野田大臣も同じような御指示を受けておられるのか、もし御披露できれば……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 随分乱暴な答弁で時間がかなり押しております。もう少しきちっと質問に簡潔に答えてください。参議院は、御存じだと思いますが、往復ではありません、片道ですから、幾ら長々とくだらない答弁しても我々の時間は減りませんから、そのことをよく閣僚の皆さんは承知の上で答弁していただきたいと思います。 一問だけ午前中にやらせていただきたいと思いますが、(資料提示)これ、この間の予算委員会でも使わせていただきましたが、一行だけ追加をさせていただきました。 TPPについて先ほど議論がありましたけれども、二〇一〇年の三月に米国が新たにTPPの交渉に参加しています。しかし、……
○林芳正君 おはようございます。自民党の林芳正でございます。 同僚の御推挽によりまして締めくくり総括に立たせていただくことができましたことを御礼を申し上げながら、まずは犠牲になられた皆様に御冥福をお祈りをするとともに、被災に遭われた皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。 そこで、総理、これは通告いたしておりませんが、五月一日の東京新聞、共同通信だと思いますけれども、世論調査が出ておりました。支持率はいつもの傾向でだんだん下がっておりますが、私、これで支持率が低いということよりももっと気になったのは、政府の対応についてそれなりに評価をするという声がある一方で、総理御自身のリーダーシップにつ……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。総理以下、閣僚の皆様、御苦労さまでございます。 今、長浜先生らしい、久しぶりに与党らしい質問をお聞きをしておったわけでございますが、少しいい社会保障の勉強をさせていただいたというふうに聞いておったわけでございます。私も、与えられた時間の中で、今日は予算の執行状況に関する調査、懸案事項についてということですから、全般にわたってということでありますが、一つは復旧復興について議論をいたしたいと、こういうふうに思いますが、その前に若干、先週、衆議院の方ではありますが、不信任案提出されて、いろんなことがございました。 私も、いろんな同僚議員の話を聞いております……
○林芳正君 皆さん、おはようございます。閣僚の皆様方もお疲れさまでございます。自民党の林芳正でございます。予算のこの二次補正につきまして質問に立たせていただきたいと思います。 今回、衆議院でも我が党、この二次補正に賛成をしたところでございますが、例えが適当かどうか分かりませんけれども、昼間少し食事を軽くして、今日、夜はがっつり焼き肉を食いに行くぞと、こう思っていて焼き肉屋へ行っていろんなものを注文したら、今日はキムチしかありませんと、こんなような予算だと言わざるを得ない。まさに我々、十七兆円の大きなパッケージを提案をしておるわけでございますが、この中でほんの一部、これ今から御質疑をしますけれ……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 佐藤委員に続きまして、安住大臣に御質問を中心にしていきたいと思います。 まず、安住大臣、御就任おめでとうございました。副大臣、それから国対委員長と、やっていた仕事と大分違って戸惑っておられるんじゃないかなと、こういうふうに思いますが、ちょっと先ほどの佐藤委員とのやり取りを聞いていまして、私もかねてから言っていることでもあるので、G7、G20のEUの関係は今もう既にやり取りがありましたので、分かる範囲でということで御通告していませんので結構ですが、日中、日米欧、G20にはいろんな方が来ていらっしゃいます。 それで、中国の人民元の話をするのに会議のオ……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。与えられた時間の中で、私と、関連に佐藤先生にも立っていただきまして質疑を進めていきたいと思います。早速、時間も限られておりますので中身に入りたいと思いますが。 総理、ちょっと眠そうな感じがするんですが、多分、昨夜は眠れない一夜を過ごしたんではないかと、こういうふうに思います。昨日決めるというふうに我々も思っておりましたし、また国民の多くも固唾をのんで見守っていたんではないかと思いますが、急に、今日は決めない、明日に延ばすと、こういうことになったというふうに報道で接したわけでございまして、なぜ一日決定を延ばされたのか、その理由をお聞かせください。
○林芳正君 おはようございます。自由民主党の林芳正でございます。 今日は、今委員長からもお話がありましたように、往復方式でございますので、是非簡潔に御答弁をお願いをしたいと冒頭申し上げておきたいと思います。 今回、我々の同志も答弁席の方にも座っていただいて審議をする、すなわち三党合意をしたものについて審議をするということでございますから、今日はこの三党合意によって何が変わったのかということを明らかにしていくような質疑をしたいと、こういうふうに思っております。 そういう意味で、この衆議院での採決につきまして、七月十二日の予算委員会で我が党の茂木政調会長から総理へ幾つか質問があって、いろいろ……
○林芳正君 脇委員に続きまして質問を続けたいと思います。
まず、今の脇委員とのやり取りを聞いておりまして本当にいいかげんだなという気がいたしたんですが、もう一つ、菅前総理を思い出しました。菅前総理は、日本国憲法にはどこにも三権分立というのが書いていないので日本は三権分立ではないと、こういうふうに、これは参議院の財政金融委員会の議事録に残っておりますが、おっしゃっておりますが、野田総理は、日本は三権分立であるかどうか、どうお考えでしょうか。総理のお考えを聞きたいと思います。(発言する者あり)
【次の発言】 この問題、深入りしませんが、菅前総理は、三権分立、また三権の間の抑制と均衡はないというと……
○林芳正君 林芳正でございます。 今日は、質問の機会をいただきました。税と社会保障、社会保障と税というふうに先ほど総理言い直されておられましたが、これの集中審議ということで、重要な事項につきまして質問をしていきたいと思っております。 まず、もう先月でございますが、自民党は二月の二十四日に、わが党の政策ビジョンと平成二十四年度予算という、我が党の政策それからこの予算についてどう考えるか、かなり具体的に数字も入れてお示しをさせていただきまして、そして、茂木政調会長が前原政調会長にも御説明に伺っているというふうに聞いております。 残念ながら、三月の九日が衆議院の採決だったと思いますけれども、随……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。引き続いて質問に入っていきたいと思います。 報道でもありますように、今、消費税を含む税制の抜本改革、また税と社会保障の一体改革法案の修正協議ということに我々入っていっているわけでございますが、なかなか理解に苦しむようなこともあるわけでございまして、今日はせっかく国民の皆さんもテレビで御覧になっておりますので、何が論点になっているかということをなるべく分かりやすくお聞きしたいと思っております。 社会保障と税ということを一体としてやるということですから、我々のスタンスは、今、山本委員もお触れになりましたけれども、社会保障が決着をする、それと税の話は一体で……
○国務大臣(林芳正君) この度、農林水産大臣を拝命いたしました林芳正でございます。 農林水産業は国の本であり、食料生産はもとより、多面的機能の発揮といった重要な役割を担っている一方で、農業生産額の減少や担い手の高齢化など課題が山積しているというふうに認識をしております。 今月の十三日には、就任後最初の出張として被災地の宮城、福島両県を訪れてまいりました。東日本大震災で被災地の復旧復興の状況を直接視察し、また、被災された方々の生の声を聞いて改めて感じましたのは、やはり現場あっての農林水産業ということであるということであります。私自身、大変農林水産が盛んである山口県の出身で、これまでも現場を大……
○国務大臣(林芳正君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し上げます。 私は昨年末に農林水産大臣を拝命し、農林水産政策に携わることとなりました。農は国の基という言葉があるように、農林水産業は食料生産のみならず、国土や自然環境の保全、集落機能の維持といった多面的機能の発揮を通じ、国民の暮らしに重要な役割を担っています。農林水産大臣としての任務の重大さに身が引き締まる思いであるとともに、職務に邁進する決意を新たにしているところです。 現在、農林水産業、農山漁村は、農業生産額の減少や担い手の高齢化など課題が山積しております。一方で、私は、農林水産業は潜在的に非常に大きな可能性……
○国務大臣(林芳正君) お話がありましたように、我々、選挙のときに、聖域なき関税撤廃を前提にする限り交渉参加には反対すると、党としてはこういう公約を作りまして選挙戦をやってきたということであります。 衆議院の方の質疑でもございましたけれども、個別にJAさんと政策協定ですか、何かひな形を見せていただいて衆議院の方では質疑をいただきましたけれども、そういうこともいろいろあると、こういうことでございました。 したがって、そういういろんな声、それから総理が訪米から帰ってこられた最初の閣議でお会いするタイミングがございましたので、私の方からも、非常にこれはセンシティブな問題であると、こういう品目がセ……
○国務大臣(林芳正君) 水産加工業施設改良資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。 水産加工業施設改良資金融通臨時措置法は、北洋における外国政府による漁業水域の設定等に伴い、水産加工品の原材料の供給事情が著しく変化したことに対応するため、水産加工施設の改良等に必要な長期かつ低利の資金の貸付けを行うことを目的として、昭和五十二年に制定されたものであります。 その後、国際的な水産資源の保存管理措置の強化や、我が国周辺水域における水産資源の減少、水産加工品の輸入の増大等に対処するため、貸付けの内容について所要の見直しを行いつつ、水産加工業……
○国務大臣(林芳正君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を尊重し、関係府省とも連携を図りつつ、政府一体として最善の努力を尽くしてまいる所存でございます。
以上でございます。
【次の発言】 外国政府に対して有する米穀の売渡しに係る債権の免除に関する特別措置法案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。
我が国は、過去、外国政府に対して、政府所有米穀の売渡しを行ってまいりました。この売渡しを行った相手国のうち、マダガスカル、マリ、モザンビーク、シエラレオネ及びタンザニアの五か国については、重債務貧困国と認定されております。
重債務貧困国に対しては、国際的協調の下……
○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。 この米債権の免除に当たっては、法律や条約で名実共に免除という措置をするのか、若しくは債務救済無償方式といいまして、相手国から一回返してもらって、その後に同額の無償資金を供与すると、こういう方式で実質免除するか、こういう方式をどうするのかということと、それからその場合の財源をどのように手当てをするのかということで関係省庁間で調整が行われてきたということでございます。 今、一川先生おっしゃったように、平成十一年のケルン・サミットで決まった後、当時は債務救済無償方式、一回返してもらって返す、こちらは無償で出すということで対応する方針が決まっておったと……
○国務大臣(林芳正君) 平成二十五年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。 平成二十五年度における農林水産予算の総額は、関係府省計上分を含めて二兆二千九百七十六億円となっております。その内訳は、公共事業費が六千五百六億円、非公共事業費が一兆六千四百六十九億円となっております。農林水産予算の編成に当たっては、攻めの農林水産業の展開に向けた第一歩とするため、農林水産基盤の整備、輸出拡大対策や競争力強化対策、経営所得安定対策等に予算を重点的に措置したところです。 以下、予算の重点事項について御説明いたします。 第一は、国土強靱化・農林水産業の競争力強化です。 老朽化した農業水利施設、漁港……
○国務大臣(林芳正君) 郡司前大臣、よく存じ上げておりますが、大変に御縁をいただいておりまして、実は、たしか議院運営委員会でも御一緒させていただいたわけでございまして、大変丁寧な引継ぎをいただきまして、しっかりとその後をやっていきたいと思っておりますが、今、郡司先生からは、もう少し時間があれば取り組みたいということでこの質問をいただきました。 このFAOの数字でございますと、世界の栄養不足人口というのが八・七億人ということでございます。これが、世界人口七十億の中の八・七ということでございますが、一九九〇年ぐらいが十億、それから九九年が九・二億ということで、人口が増えていく中で減ってはおります……
○国務大臣(林芳正君) 一川先生、お地元では大変、森林、中心的な活躍をしていらっしゃるというふうに私も承知をしておりますが、実は私も地元で森林組合の下っ端の一メンバーでございますが、メンバーでございます。名前が林だからということではなくて、しっかりとこの問題取り組んでいかなければならないと思っておりますが、おっしゃるとおり、近年、戦後造成された森林資源が本格的に利用可能な段階を迎えていると。 イメージが湧きやすいようにということで例えて言いますと、百メートル四方のところに一年で増える森林を積み上げていきますと、大体スカイツリー十六個分の高さになると。それぐらいはもう使っていけるし、使っていか……
○国務大臣(林芳正君) おはようございます。 食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 本法は、食品の安全性の向上と品質管理の徹底に対する社会的要請を踏まえ、国際的にも推奨されている管理手法であるHACCPについて、その導入に必要な施設の整備に対する金融上の支援措置を講ずること等により、食品の製造過程の管理の高度化を図るため、平成十年に、その有効期限を限った臨時措置法として制定されたものです。 本法の下で、食品の製造又は加工を行う事業者において、HACCPに基づく高度な製造過程の管理の考え方が着実……
○国務大臣(林芳正君) 今、るる徳永先生から御質問いただきまして、課題等を明らかにしていただきましたが、まさに、ちょっとO157の話ありましたが、そもそもの発端が平成八年の、記憶に新しいところでありますが、O157の事件、これでやはり食品に対する安全性への関心が高まって、消費者からの声が高まったことによって製造業者がその対応を迫られたと。ここからいろんな議論を経て、十年にこの法律が始まったわけでございます。 したがって、まずはやはり国民に安全な食品を安定的に供給するということが極めて重要だということでございまして、ここまでやってきて、今度は高度化基盤整備ということで裾野を広げるということで、……
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。 海上保安庁と連携を図りながら、農林水産省では現在、漁業取締り船三十九隻体制、このうち官船が六隻、用船が三十三隻でありますが、これらで外国漁船及び日本漁船の漁業取締りを実施しております。これを強化するという必要がございますので、民間から借り上げる漁業取締り船の二隻増隻を、平成これは二十五年度予算ですが、概算決定をしております。また、今お尋ねの二十四年度補正予算におきましては、最新鋭の漁業取締り官船、官船の方ですね、これの建造に着手するための事業を計上しておるところでございます。 二隻の増隻につきましては、補正でも措置を検討したんでございますが、船舶……
○国務大臣(林芳正君) 昨日の産業競争力会議では、僅かな時間というよりも、私のプレゼンテーションとそれに対する質疑にかなりの時間を費やしていただいて、その後の議題が全部飛んでしまったというぐらい熱心な議論をいただいたというふうにうれしく思っております。 先ほど競争力会議のメンバーについて委員からお話がありましたが、いろんな観点からの御意見はあったんですが、私はなるほどなと思いましたのは、やっぱり現場重視ということで、実際に企業経営者の方の中で農業に既に会社としても取り組んでおられる事例を御紹介していただきました。 その中で、私ははっとしたのは、やっぱり製造業のDNAというのは実は農業から来……
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。 この件につきましてはもう委員から質問主意書もいただいておるところでございますが、警戒区域を見直して、平成二十四年の四月に新たな総理指示というのが出ておりまして、今お話がありました二十キロ圏内の警戒区域で飼われていた家畜については、原則として、苦痛を与えない方法で処分をするということを原則としておりますが、今お話がありましたように、この所有者、飼っておられる方がその処分に同意しない場合は、出荷や繁殖の制限とか個体識別の実施等の徹底を要請した上で継続して飼養することを認めておるわけでございます。 今、この継続飼養を希望する農家等が約二十戸ぐらいいらっ……
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。
TPPにつきましては、我が党、自民党の公約で示した聖域なき関税撤廃を前提にする限り交渉参加に反対というのが基本的な考え方でございます。したがって、今お尋ねのように、仮に聖域なき関税撤廃が前提でないと確認されたとしても、それで直ちに交渉参加するということではないというふうに考えております。
この交渉に参加するかどうかについては、これまでの関係国との協議の内容、それから参加した場合の影響を精査、分析して、与党での議論も十分に踏まえた上で検討していくことが必要だと考えております。
【次の発言】 お答えいたします。
TPPについては先ほど申し上げたよう……
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。 今委員からお話がありましたように、漁業は燃油代が非常にその支出の中で高いものですから、浜の皆さんは非常に気にしておられるということでございます。したがって、今お話があったように、漁業者と国が両方で積立てを行って、セーフティーネットということを二十二年度から実施をしております。この補正に三十九億円、それから来年度当初に三十五億円、国の積立てを計上しております。したがって、今後の高騰に対しても一定の対応が可能であるというふうに考えております。 今後とも、漁業者の皆様の御意見も伺いながら、漁業用の燃油価格の動向を注視しまして、燃油価格高騰に対して適切に……
○国務大臣(林芳正君) 今総理が御答弁されたとおり、その三パラグラフから成る日米の首脳会談においてTPPに関する日米共同声明が出されたということは既に承知をしております。今、どういう経緯で出されたかは総理から御答弁があったとおりでございます。
【次の発言】 お答えいたします。
今委員お話がありましたように、農業で特に土地利用型の農業が持続可能になっていくためには、やはり担い手への集積化、農地集積というのが大事だというふうに思っております。
実は、既に、法人経営体が増えます、それから家族経営体も増えて、二十ヘクタール以上が実は三割になっている、面積ベースでですね。ということで、これを加速して……
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。 仮の、仮定ということでございますが、汚染水がもし放出された場合、まず水産物の安全性への影響と、こういうものが懸念をされますし、それからいわゆる風評被害、この拡大が懸念をされるというふうに思っておりますので、平成二十三年の十二月に原子力対策本部が取りまとめました中長期ロードマップ、ここには、汚染水の海への安易な放出を行わないというようなことが書いてありますので、それに従って対応していきたいと思っております。
○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。 一川先生は我が省御出身でもいらっしゃいますので釈迦に説法だと思いますけれども、今お話がありましたように、国立社会保障・人口問題研究所の資料で今お示しいただいたような人口の動態が推移していくということ、出ております。 御案内のように農業は、実は従事者が減少する、高齢化するという意味では、まあ、いいことかどうかというか、余りいいことではないかもしれませんが、これ先取りをもうしてしまっているという状況がございまして、まさに農業を活性化していくためにはもう待ったなしの状況になっているということでございます。 したがって、減少、高齢化、従事者がする中で……
○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。 今委員からお話があったように、TPP交渉いかんにかかわらず、農業従事者が減少する、高齢化するということになっていく中で、国内の農業の活性化を図っていく、これはもう待ったなしの極めて重要な課題だと思っております。やはり農や食を取り巻く関連産業分野を含めまして、農業者が十分な所得を確保できる環境を整えていくと、これが重要であるというふうに思っております。 このため、農林水産省の中に攻めの農林水産業推進本部を置きまして、需要サイドとそれから供給サイド、それをつなぐところ、バリューチェーンと言っておりますが、これを一体的に進めていくという観点で、まず、……
○国務大臣(林芳正君) まさに寺田先生おっしゃったように、もうこれTPPいかんにかかわらず従業者は減っています。それから生産額も減っておりまして、一方、耕作放棄地も増えていると、こういうことでございますから、やはり今おっしゃったように流動化をして担い手を増やして、そして集積をしていくと、このことが大変大事だと思っておりまして、ここ何年かずっとやってきた結果、今担い手の利用面積は農地全体の五割まで来ておりますし、また、二十ヘクタール以上の経営体が大体三割、これは土地利用型ですが、こういうふうになってきておりますので、しっかりと、民主党時代に始めていただいた人・農地プラン等々も活用しながら進めてい……
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。 櫻井委員が林委員とおっしゃったのは多分私のことだと思いますが、今は閣僚をやっておりますが、今お話のあったように、異常高騰というのは、円安もその原因の一つもあるかもしれませんが、もう一つは原油の価格自体が相場でございますので上がっていくと、こういうことも両方あって、そういうことがあり得るということで、今御指摘があったように、そういうことに対して六月中を目途に検討したいと、こういうふうに申し上げたところでございます。 委員も御案内だと思いますけれども、今既に積立てをやって、そして、それぞれ、国と漁業者一対一でやっておりますので、今やっていらっしゃる方……
○国務大臣(林芳正君) 自民党の方で参議院選挙に向けまして今公約を作っておられるということは承知しておりまして、その中で倍増というような報道もあったわけでございますが、まだ最終的にこれが固まったということでは承知をしておりませんので、どういうものがどういうふうにどういう範囲で倍増になるのかということについても、与党の公約でございますのでしっかり見守っていきたいと、こういうふうに思っております。
【次の発言】 先ほど申し上げたように、まだ今から詳細な検討されるというふうに思いますが、先ほど申し上げましたように、所得の定義をどうするかと、所得をもし倍増するのならどういうところの所得というふうなこと……
○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。 山田委員、さすがに現場のことをよく御存じで、よく今全国飛び回っていらっしゃる中で現場の本当のポイントをついた御苦労を指摘いただきました。 生産継続に向けて、やっぱり作ったキノコが食品の基準値を超えないようにするために、栽培管理に関するガイドライン、考え方はお示しさせていただいております。例えば、原木・ほだ木の放射性物質の検査ですとか原木・ほだ木の洗浄をする、ほだ場の除染等の環境整備をする、こういうことを示させていただいているわけでございます。 まさに、このガイドラインに沿った取組を実施しますと追加的な費用が発生すると、こういうことになりますの……
○国務大臣(林芳正君) 今国土交通大臣からお話がありましたように、一六・四%の方が手続をしていなかったということで、例えば森林について言えば不動産登記、森林組合への届出、こういうことはしていなかったということがこの中に含まれているわけでございます。したがって、森林の方で所有者が不明な方が増えますと、施業を集約化していく、こういうことをやる場合に非常に支障になりかねない問題であると、こういうふうに思っております。 平成二十三年に森林法改正をいたしまして、創設された森林所有者の届出制度、こういうことがございますし、それから、二十五年度の予算案の中には、市町村が中心となって所在不明な森林所有者の探……
○国務大臣(林芳正君) 農業農村整備事業は、農地の大区画化を通じまして担い手に農地を集積することなど、農業の競争力を強化するということと、それから、農業水利施設が老朽化が進んでおりますので、これを保全整備し、農村地域の防災、減災、これを確保する上でも大変大事な事業でございます。 今御指摘がありましたように、民主党政権下の平成二十二年度に大幅な削減となった経緯がございますが、現在は平成二十四年度の補正予算と平成二十五年度当初予算の十五か月予算におきまして予算を増額して確保しまして、各地の現場において成果を上げるべく事業を展開しているところでございます。 また、二十六年度の予算についても二十五……
○国務大臣(林芳正君) おはようございます。 農林水産委員会の開催に当たりまして、委員長のお許しをいただき、所管大臣としての考え方の一端を申し述べます。 私は、昨年末に農林水産大臣に就任して以来、攻めの農林水産業を展開する中で、農林水産業を産業として強くしていく取組と多面的機能の発揮を図る取組の両者を一体的に推進してまいりました。私が本部長となって立ち上げた攻めの農林水産業推進本部において把握した現場の先進事例、すなわち現場の宝から発した施策の検討が、六月に閣議決定された日本再興戦略にも反映されました。 今後とも、官邸に設置されている農林水産業・地域の活力創造本部と連携し、十一月末を目途……
○国務大臣(林芳正君) 肉用子牛生産者補給金制度、これは、肉用子牛の価格が保証基準価格を下回った場合、生産者に補給金を交付することにより肉用子牛生産の安定を図るものでございます。 この保証基準価格については、今委員からもお話がありましたように、配合飼料価格等の生産費の動向、需給状況、それから今回の場合は消費税率の引上げ、その他経済事情を考慮しながらルールにのっとって算定し、食料・農業・農村政策審議会の意見を聴いた上で適切に決定してまいる所存であります。しっかりと現場の意見を反映したものになるように努力をしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(林芳正君) 交渉の具体的内容にかかわることでございますのでお答えは控えさせていただきたいと思いますが、関税撤廃率につきましては今後も各国とやはり交渉を積み重ねていくべきものと、こういうふうに承知しております。守るべきものは守るということを常々申し上げておりますが、そのことによって国益を最大限に実現をしていきたいと考えております。
【次の発言】 いわゆる何%という自由化率ということで決まったということについても交渉の中身そのものでありますから、私からは包括的で高い水準の協定を目指すということをずっと申し上げてはきておりますけれども、予算委員会で山田先生の御質問がありましたので、市場ア……
○国務大臣(林芳正君) まずは、馬場委員におかれましては農林水産委員会のデビュー戦ということで、是非今後の御活躍を御期待申し上げたいと思います。 今お話のあったTPPについては、何度も申し上げていることでございますが、この参議院の農林水産委員会、また衆議院の農林水産委員会でそれぞれ決議をいただいております。そこには、今お話のありました五品目等について、すなわち米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などの重要品目について除外又は再協議の対象とする、農林水産分野の重要五品目などの聖域の確保を最優先するとされておるところでございます。 このTPP交渉に当たっては、この決議を踏まえ、国益を守り抜……
○国務大臣(林芳正君) 今、山田委員からもお話がありましたように、この法案は、農業上の再生利用が困難な荒廃農地等に再生可能エネルギー発電設備の整備を誘導するなど適正な土地利用調整を行うことによって、優良農地を確保しながら地域において再生可能エネルギー発電を促進することで農山漁村の活性化を図っていこうと、こういうことでございます。 具体的に少し申し上げますと、市町村が基本計画で定める発電設備整備区域、これは農業上の再生利用が見込まれない荒廃農地等を優先的に活用する、そういうことによって優良地の農地の確保に支障がないように設定をすると。それから、設備整備計画の市町村による認定、市町村がこの計画を……
○国務大臣(林芳正君) 農地中間管理事業の推進に関する法律案及び農業の構造改革を推進するための農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明いたします。 現在の我が国の農業構造を見ると、これまでの農地流動化の結果として担い手の農地利用面積は農地面積全体の約五割となっているなど、かなりの変化が見られるところでありますが、農業の生産性を高めていくためには、法人経営や大規模家族経営などの担い手への農地集積と農地の集約化を更に加速していく必要があります。 また、農業者の高齢化の進展に伴い、六十五歳以上の農業者が約六割を占めるのに対し、四十歳代以……
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘をいただいたと、こういうふうに思っております。これが文化的なコンテクストに立脚した社会的発明だと胸を張るほど私、あれではございませんけれども、新しくやるものがしっかりと、今委員がおっしゃっていただいたような日本のこの文化的なコンテクストに合ったものになっていくようにつくったつもりではありますけれども、まさに猪口委員がおっしゃっていただいたように、つくった後、プランした後やってみて、そしてチェックして、またそれをつなげていく、これは非常に大事なことではないかと、こういうふうに思っております。 したがって、今御指摘いただきましたように、六条で農地中間管理事……
○国務大臣(林芳正君) 山田委員よく御存じだと思いますが、国道や都道府県道の沿道における農地転用、これは昭和四十五年から五十一年までは実は水田転用暫定基準という運用で、いわゆる集団的な農地で原則として転用が認められない第一種農地と、これであっても国道や都道府県道の沿道の一定の範囲にある水田であれば施設を限定せず転用可能としていたという経緯がございます。これは御案内のように、このころ減反ということで水田をもう農地から外していくということをやっていたということでございますが、これが五十一年まで。 平成元年からは流通業務施設等につき転用を認めるという取扱いをやりましたが、二十一年の農地法等の改正に……
○国務大臣(林芳正君) 吉川委員は議員になられる前から農業問題ずっと取り組んでおられて、そういう専門家ならではの御質問ではなかったかと、こういうふうに思っておりますが、まさに今回の農政改革は、経営感覚のあふれる農業経営体の育成、そして自らの経営判断に基づいて需要に対応して作物を選択していただけるような環境の整備、こういうものに変えていこうと、こういうことでございます。 したがって、経営規模が大きいか小さいか、これにかかわらず、やはり地域の実態に応じて意欲のある農業者の取組を支援する、これが大事であると、こういうふうに思っておりまして、小さい規模の方が例えば集落営農、これを組織して、そしてそこ……
○国務大臣(林芳正君) この福岡高裁が確定しまして、判決が、五年間の開門義務ということになりました。環境アセスメントの手続を経て、開門した場合の防災上、農業上、漁業上の影響に対して必要な対策工事を長崎県の地元関係者に提案してきたところでございますが、具体的には、今委員がおっしゃったような、この本明川、これに河口堰を設けて取水するということについては、代替水源、水を代わりにどうするかということの検討を行う初期の段階で一つの方法として検討を行った経緯がございます。 この検討過程において、五年間の開門を行うためには、本明川への治水への影響、それから、上流域への塩水遡上、要するに塩水が上っていってし……
○国務大臣(林芳正君) 今、江島先生からお話がありましたように、インターネットで通販事業を行っております楽天でございますが、本年四月一日付けで、楽天市場の出店業者に対しまして全ての鯨、イルカの部位を用いた製品の販売を禁止することを通知したと、これは承知をしております。 これは新聞報道でございますが、アメリカとイギリスに拠点を置く国際環境NGOが、今年の三月十八日に、楽天はオンラインで鯨肉を取引する世界最大の会社と、こういう批判をしたこと、こういうのが背景にあるのかなと、こういうふうに考えておるところでございますが、しかしながら、現在、我が国において流通している鯨肉を取り扱うことは、国際法それ……
○国務大臣(林芳正君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し上げます。 本日で東日本大震災の発生からちょうど三年を迎えました。被災地で農林水産業及び関連産業に従事する方々が今までに受けた辛苦を思い、一日も早い復興への決意を新たにしているところであります。 食料供給基地である東北地方を再生し、創造と可能性のある新しい東北を実現するため、引き続き復旧に向けた取組を進めるとともに、将来を見据えた復興となるよう農地の大区画化や先端技術の大規模実証研究等を推進してまいります。 原発事故への対応についても、一刻も早い営農再開を支援するとともに、放射性物質の吸収抑制対策や検査実施へ……
○国務大臣(林芳正君) まさに今、山田委員がおっしゃっていただいたように、農業、農村の所得倍増目標、自民党の方でプランとしておつくりになって、それを我々も受け止めて、しっかりと実現に向けて努力をしていこうと。こういうことになっているわけでございまして、農地集積等による生産性の向上ですとか流通の合理化、それから、やはり高付加価値化をすることによって農業そのものからの所得を増大するということ。それに加えて、輸出を倍増する、観光業、医療、福祉産業との連携による六次産業の市場規模の増大ということで、農村所得の増大、こういうことを併せていくということが大事だと思っておりまして、具体策を昨年の十二月に農林……
○国務大臣(林芳正君) 平成二十六年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。 平成二十六年度農林水産予算の総額は、関係府省計上分を含めて二兆三千二百六十七億円、その内訳は、公共事業費が六千五百七十八億円、非公共事業費が一兆六千六百八十九億円となっております。農林水産予算の編成に当たっては、農林水産業・地域の活力創造プランに基づき、強い農林水産業、美しく活力ある農山漁村の実現に向けた施策に予算を重点的に措置したところであります。 以下、予算の重点事項について御説明申し上げます。 第一は、担い手への農地集積、集約化、担い手の育成等による構造改革の推進であります。 担い手への農地集積、集約……
○国務大臣(林芳正君) 特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 本法は、農産加工品等の輸入に係る事情の著しい変化に対処して、金融及び税制上の支援措置を講ずることにより、特定農産加工業者の経営の改善を促進するため、平成元年に、その有効期間を限った臨時措置法として制定されたものであります。 これまで、本法の活用により、特定農産加工業者の経営改善に一定の成果を上げてきたところでありますが、農産加工品の輸入量の増加や国内消費における輸入品のシェアの拡大が継続しているところであります。 このような特定農産加工業をめぐる……
○国務大臣(林芳正君) 日豪EPAにつきましては、二〇〇七年にこの交渉を開始して以来、双方に利益になる協定を実現すべく、公式会合に加えて、各分野様々なレベルで協議を重ねてきているところでございます。 昨日、日本農業新聞には写真入りだったということですが、ロブ貿易・投資大臣と会談を行いました。日豪EPA交渉における農産品の市場アクセスについても率直な意見交換を行わせていただきました。引き続き協議を継続するということになりました。 農林水産省としては、TPPもそうですが、日豪EPAについても、この農林水産委員会あるいは衆議院の農林水産委員会での国会決議というものがございますので、これを踏まえて……
○国務大臣(林芳正君) 我が国の国土の七割が森林ということで、先生のお地元の奈良も森林がたくさんあるというふうに理解をしておりますが、今御質疑の中で示していただいたように、戦後、先輩方のおかげで人工林がかなり造成をされてきまして利用期になってきている、チャンスであります。したがって、森を守るということは、木を使って循環させることが森を守ることであるということを木づかい運動などを使って訴えながら成長産業化をしていきたいと、こういうふうに思っております。 先ほど吉川副大臣から答弁をいたしましたように、地域の活力創造プラン、官邸で決めました。ここにCLT等々のいわゆる川下の政策を書かせていただくと……
○国務大臣(林芳正君) 日豪EPAにつきましては、豪州側から当初、七年前からでございますが、関税撤廃、強く求められておりました。我が国としては、衆参農林水産委員会の決議を踏まえて粘り強く交渉してきたところでございます。 この結果、既に米については関税撤廃等の対象から除外。食糧用麦については将来の見直し、再協議。精製糖、一般粗糖については将来の見直し、再協議とし、豪州産高糖度粗糖が他国産より優位となるよう調整金徴収額に影響のない範囲で措置する等、現行の国境措置を基本的に維持することとしておりました。 また、牛乳、乳製品については、生乳需給の観点から最も重要なバター、脱脂粉乳については将来の見……
○国務大臣(林芳正君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を尊重し、関係府省とも連携を図りつつ、最善の努力を尽くしてまいる所存でございます。
○国務大臣(林芳正君) 今回の熊本県の事例においては、ほかの農場に広がる前に発生農家から通報があって、今委員からお話がありましたように、十三日の疑似患畜発生の確認から防疫指針に沿って七十二時間以内に疑似患畜とされた鳥の殺処分及びその死体の埋却、畜舎の消毒等の防疫措置が完了したわけでございます。 やはり、迅速に対応できた理由、幾つかあると思いますが、まずは、発生農家から家禽の異常について早いうちに県の方に通報がなされたということであります。それから、今お話あったように、熊本県の方で事前に準備を整えた上で、市町村のみならず地方農政局、自衛隊等々とも密に連携しまして、延べ四千人に上る作業員を動員し……
○国務大臣(林芳正君) 今、山田委員からお話がありましたように、昨年の四月にこの参議院、そして衆議院でも同様の趣旨の決議がなされておるところであります。
かねがね私はこの委員会でも、この決議を踏まえて国益を守り抜くように全力を尽くすと答弁をしてきたところでございますので、その方針を変えずにしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。
【次の発言】 このTPPにつきましては、先ほど来御議論がありましたように、聖域確保に向けた交渉に全力を挙げているところであります。したがって、今の段階で交渉結果を予断をして、その上で農業生産者に対する支援策等の国内対策について申し上げることは時期尚早であろう……
○国務大臣(林芳正君) おはようございます。 農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正する法律案及び農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 我が国の農業、農村の発展を図っていくためには、効率的かつ安定的な農業経営が農業生産の相当部分を担う農業構造を確立し、農業を足腰の強い産業としていくための産業政策と、地域の共同活動等を通じて農業の有する多面的機能の維持、発揮を促進する地域政策を車の両輪として推進していくことが重要となっております。こうした政策の着実な実施に向け、経営所得安定対策を確立……
○国務大臣(林芳正君) 今回の米政策の見直しでありますが、まず水田活用の直接支払交付金、これを充実しまして、今委員がおっしゃっていただいたように、数量払いの導入など、飼料用米等のインセンティブを高めると。それから、産地交付金を充実して、地域地域によっていろいろ創意工夫を生かせるように産地づくりをしていただけると。さらには、これもお触れいただきましたが、きめ細かい需給、価格の情報、それから実際に販売がどれぐらい進捗しているか、また在庫がどういうふうになっているか、これを提供すると。 こういうことを行っていくことによって、五年後をめどに、行政による生産数量目標の配分に頼らずとも、農業者自らの経営……
○国務大臣(林芳正君) 今、澁谷審議官からお話がありましたように、今回のシンガポール閣僚会合、交渉全体の進捗を評価し、さらに市場アクセス、ルール分野の残された論点について交渉が前進するように議論を行われたということでございます。 共同プレス声明でも記述をされておりますように、今後の議論の進め方については、閣僚は最も困難な課題を解決するため二国間の交渉に関与する、こういうふうにされておりまして、首席交渉官が七月に会合を開催するということになりました。 残された課題の解決に向けて、各国と精力的に交渉を進めていくということになりますが、いずれにせよ、この交渉に当たっては重要五品目などの聖域の確保……
○国務大臣(林芳正君) この技能実習制度の趣旨につきましては先ほど法務省から答弁があったとおりでありますが、現在、法務大臣の私的懇談会であります出入国管理政策懇談会の中の分科会におきまして、制度の見直しに向けた検討が行われているというふうに承知をしております。 本制度ですが、やっぱり現場からは、今お話がちょっとありましたように、在留期間に制限があるのでせっかく技術や技能を身に付けても継続した雇用はできない、それから、出入国を繰り返して行うことはできませんので、農繁期等の期間限定の雇用といった柔軟な活用、これができない、それから、職種、作業項目、農家、法人ごとの受入れ人数等に制約があると、こう……
○国務大臣(林芳正君) まず、食生活の変化がございまして、一人当たりの主食用米の消費量、昭和三十七年が百十八キロでピークでございましたが、直近二十四年で五十六・三キロと、半分でございます。主食用米の消費量の大幅な減少傾向が続く中で、一方で、生産装置として水田は非常に貴重でございますので、この有効活用を図るということで、加工用米、飼料用米といった多様な米の生産振興を図るということと、さらに、小麦、大豆、固定的な国産需要がありながら多くを海外から輸入に依存している品目について作付けの拡大を行う政策が必要である、こういうことでございます。 生産調整は実質的には選択制となっているわけですが、米の生産……
○国務大臣(林芳正君) 御指摘のありました緊急提言でございますが、当時、民主党が内閣法制局長官を政府特別補佐人から削除されましたこと等に関して、平成二十一年十二月に取りまとめたものでございます。
今お話がありましたように、そこでは憲法の解釈について、政治的恣意によって安易に変更されることは国民主権の基本原則の観点から許されないということを述べたものでございます。
【次の発言】 集団的自衛権の行使ということで今御質問いただきましたけれども、総理は、国民の生命と安全を守る、こういう観点から、熟慮の末、御判断をされたものと、こういうふうに理解しておりまして、自分は総理のお考えを支持しております。
……
○国務大臣(林芳正君) 農協の見直しにつきましては、与党において、農業、農村の発展のために大変熱心な御議論をいただきまして、十日に、「農協・農業委員会等に関する改革の推進について」、これを取りまとめていただいたところであります。十三日に、今お話のあった規制改革会議からの答申が出されたところでございます。 この与党取りまとめ、また規制改革会議の答申においては、中央会制度については、現行の制度から自律的な新たな制度に移行し、新たな制度は単位農協の自立を前提とし、農協系統内での検討を踏まえて結論を得ると、こういうふうにされました。 また、全農等の株式会社化についてもお触れいただいたとおり、独禁法……
○国務大臣(林芳正君) 今日は委員会室に花を飾っていただいて、大変に花のすばらしさというのを再認識をさせていただきながら答弁をさせていただくこと、大変有り難く思っております。 花きは、食用作物というわけではないわけでございますが、やはり今日の委員会でも感じておりますように、国民生活において安らぎや潤いを与えまして、また生産面ということでいうと農地保全という面でも極めて重要な役割を担っていると、こういうふうに思っております。 切り花の輸入量、今委員からもお触れになっていただきましたが、平成七年に七億本であったのが平成二十四年に十四億本と倍増しております。国産花きの産出額が減少傾向で推移してお……
○国務大臣(林芳正君) 委員おっしゃるように、食品産業は中小零細企業が九割以上を占めておりまして、今おっしゃっていただいたように、価格競争等、非常に厳しい経営環境に置かれております。 国内農水産物の三分の二、これを加工原料として受け入れられているという意味で、農林水産業の大需要先であるということと、それから、やっぱり地方においては地場産業として大きなウエートを有しておりまして、就業者数でも一割強の八百万人の雇用ということ、大事でおりますので、農林水産省としても、消費者を基点とした食の安全、安心の確保、これが重要だと考えておりまして、食品の衛生、品質管理の高度化、コンプライアンスの徹底等に努め……
○国務大臣(林芳正君) 農林水産省では、関係局庁ごとに担当者を配置をして、消費者庁から今お話があったように、連絡を受けますと事案ごとに調査や要請を行うということであります。今、ラーメン屋や八百屋ということでございました。これ食品産業ということで、食料産業局の体制としては三名ですが、各部所管課、それから地方農政局職員も個別事案が出てくれば対応をしていくと、こういうことでございます。 便乗値上げの禁止も含めてこれまでも適正な転嫁の在り方についても電話による相談に応じてきておりまして、それから業界団体への通知により便乗値上げをしないよう要請をしてきたところでございます。仮に便乗値上げの情報が入って……
○国務大臣(林芳正君) 今お示しいただいたこの五分野でございますが、これは国会の決議でございますので、こちらであれこれ詮索して解釈するのはいかがかと思いますが、これ六年前にオーストラリアとやはりFTA交渉に入るときも同内容の決議になっておりますので、恐らくはこういう分野が一番農業を持続的にやっていく上において大事な分野であると、こういうふうな御認識の下に決議がなされたんでないかと、こういうふうに受け止めております。
【次の発言】 北海道よりは山口県の事情の方に私、通じておると思いますが、これはもう農水委員会でも小川委員と何度もやり取りをさせていただいておりまして、我が国のまず農業生産額の一割、……
○国務大臣(林芳正君) この今回の豪雪による農業被害を受けられた農業者の方が、今まさに西田委員おっしゃっていただいたように、今後も継続していく、これをサポートしていけるように、ハウス等の撤去、再建に要する経費について、被災農業者向け経営体育成支援事業、これによる支援を行うことを先週決めさせていただきました。 昨日でございますが、第三回の農水省の本部を開きまして、追加対策を発表させていただきましたが、再建については国の補助率を十分の三から二分の一に引き上げまして、残りの部分に対する地方公共団体の補助に関して、その七割について特交措置を講ずることによって農業者の負担を最小化する仕組みをつくる、こ……
○国務大臣(林芳正君) 今局長から答弁いたしましたように、戦略を定めました。FBI戦略と言っておりまして、メード・フロム・ジャパン、メード・バイ・ジャパン、メード・イン・ジャパンのこの頭文字を取って、メード・フロム・ジャパンは、これちょっと珍しい話かもしれませんが、日本の食材をフランス料理ですとかイタリア料理で使うと、こういうことが起こっております。それから、メード・バイ・ジャパンは日本の食文化、食産業の海外展開、メード・イン・ジャパンが日本産のものの輸出と、こういうことでございますが、これを連携してやっていこうということでございます。 根底に、ジェトロで調査をしていただいておりますが、昨年……
○国務大臣(林芳正君) 今委員から、クロス・ラミネーティッド・ティンバー、都内の展示会でしょうか、使われていると、心強くお聞かせいただきましたが、直交集成板といって、集成材を縦横に張り合わせることによって強度を出すと、こういうものでございまして、断熱性、耐火性、また強度共に優れておるとされております。ヨーロッパでは九階建ての集合住宅、商業施設にも構造材としても使われている、こういうことでございまして、コンクリートと比較して重量が軽くなるということで、基礎工事が非常に簡単であるということ、それから加工してから現場に搬入することができるということで、建物の完成までの期間が短縮されるということで非常……
○国務大臣(林芳正君) まさに今、佐藤委員が御指摘いただいたように、この未利用間伐材ほとんど使われておられないと。製材工場はもう九五%、それから建設現場ではもう九〇%が利用されているということで、これをどうやってカーボンニュートラルなエネルギー源として利用していくか、これは雇用創出等による地域経済の活性化や森林の整備にも寄与すると認識しております。 農林水産省としても、未利用木質バイオマスの安定的、効率的な収集に必要な路網整備、それから森林施業、林業の集約化に対する支援ということをやっておりますのに加えて、木質バイオマス関連施設の整備への支援、それからこの木質バイオマス発電等に取り組もうとす……
○国務大臣(林芳正君) 竹の有効利用を推進することは、今委員がおっしゃっていただいたように、森林の適正な整備図る上でも非常に大事だと、こういうふうに思っております。私の印象でも竹林は進むのが速いものですから、森林がやや押されるようなこともございますので、しっかりと利用していくと。 竹木刀、ちょっと見せていただきまして、こんなものを素振りをされているんだなと思いましたけれども、かなり重い、堅い、しっかりできたものでございましたが、そこに作られている圧着加工技術、これは木刀にとどまらず家具やフローリング、今お見せいただきましたけれども、そういうものにも使われておりまして、ちょっと私の地元の例で恐……
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話があったように、煮豆で七割、豆腐で三割、納豆は二割、みそ、しょうゆは一割、国産の割合であります。残りは全部輸入と、こういうことでありますから、しっかりとこれを上げていく努力をしなければいけませんし、実は実需者からも、国産大豆、外観も成分も非常に評価をされておるところでございます。湿害、連作障害、こういうことがあって、なかなか難しいところもあるわけでございましてああいう数字にとどまっておりますが、やはり水田をフル活用するという意味でも、この大豆の産地づくり、いろんなことで支援をしていかなければいけないと、こういうふうに思っておりまして、機械を導入するとか、排……
○国務大臣(林芳正君) 平成二十年度から二十三年度に今御質問いただいた農山漁村六次産業化対策事業、執行されたものにつきまして、検査院から達成率が低調であると、今、井原先生からお話がありましたように、仕入れ数量の検討等が不十分であり、新商品の販路の開拓等の検討も不十分だったと、こういう要因があったところでございます。 したがいまして、我々としては、事業主体に対して、事業実施計画に新商品の販路等の内容、それから投資効率、これもBバイCが会計検査院でやったら一・〇を切っていたと、こういうことですから、算定根拠になる資料、これを明らかにしたものを添付をしてもらう、それから、地方農政局は何年かでここに……
○国務大臣(林芳正君) ただいまの公的研究費をめぐり繰り返される不適正な会計経理についての警告決議及び独立行政法人農畜産業振興機構に対する農畜産業振興対策交付金の未使用額等の速やかな国庫納付についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいる所存であります。
○国務大臣(林芳正君) 漁業近代化資金につきましては、昨年度、今先生からお話がありましたように、漁船等の一部の資金の償還期限の延長、これを内容といたします政令改正を行いました。この漁業近代化資金の主たる借入者である零細な沿岸漁業者の単年度当たりの償還余力、なかなか厳しい状況で低下をしておりますので、この償還額を低減するということで償還期限を延長したものでございます。 実は、この政令改正を検討する過程において、今御指摘のあった政策金融公庫の資金のうちで漁船に利用可能な資金の償還期限を延長する必要があるかどうかも調査をいたしまして、今お話しいただいたとおりでございますが、多くが沖合遠洋漁業と、こ……
○国務大臣(林芳正君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し上げます。 私は、平成二十四年十二月の政権交代以降、農林水産大臣として、攻めの農林水産業の推進に向けた検討を進め、農林水産業・地域の活力創造プランを取りまとめるなど、農林水産業の成長産業化に向けた政策改革に取り組んでまいりました。また、昨年秋以降は、与党の立場から、先般の農協改革の法制度等の骨格の取りまとめを始め、攻めの農林水産業の実行に向けて取り組んでまいりました。 この度、再度農林水産大臣の重責を担うこととなり、身の引き締まる思いであります。農政改革を切れ目なく更に前に進め、強い農林水産業と美しく活力ある農……
○国務大臣(林芳正君) 改めて、また山田委員を始め委員会の皆様にはお世話になることでございます。よろしくお願いいたしたいと思います。 五か月ちょっと党に戻っておりましたが、その間も党の農林水産戦略調査会長ということで、基本的にはいろんな農林に関わる事象にはタッチをしておったというふうに思っておりますので、なるべく行政に切れ目が生じないようにしっかりと務めてまいりたいと思っております。 基本的に農政に臨むスタンスはこれ変わっていないわけでございまして、私が前におったときに農林水産業・地域の活力創造プランというものも作らせていただきました。これを、実行段階に入ってきておると、こういう認識で更に……
○国務大臣(林芳正君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁との連携を図りつつ、今後、最善の努力をしてまいる所存でございます。
○国務大臣(林芳正君) 平成二十七年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。 平成二十七年度農林水産予算の総額は、関係府省計上分を含めて二兆三千九十億円、その内訳は、公共事業費が六千五百九十二億円、非公共事業費が一兆六千四百九十九億円となっております。農林水産予算の編成に当たっては、農林水産業・地域の活力創造プランに基づき、農政改革を着実に進め、強い農林水産業と美しく活力ある農山漁村を実現するための施策に予算を重点的に措置したところであります。 以下、予算の重点事項について御説明申し上げます。 第一は、担い手への農地集積、集約化等による構造改革の推進であります。 担い手への農地集積、……
○国務大臣(林芳正君) 新たな食料・農業・農村基本計画では、安倍内閣の下で進めてまいりました農政改革の取組、それから超高齢社会、本格的な人口減少社会の到来、こういった中長期的な情勢変化等を踏まえまして、農政改革の着実な推進に向けた対応方向を示させていただいたと考えております。 食料・農業・農村基本法には、御案内のように食料の安定供給の確保、それから多面的機能の発揮、農業の持続的発展、それから農村の振興という四つの基本理念の実現を図っていくため、この施策の基本的な方針として、生産現場を強化して高付加価値化等を進めて農業の成長産業化を図るいわゆる産業政策とともに、農業、農村の持つ多面的機能の維持……
○国務大臣(林芳正君) 局長も課長も御経験をされた山田委員にお答えするのも何となく釈迦に説法のような感じがいたしますが、今お話しいただきましたように、競馬は、売上げの一部を財源として、馬の改良増殖等畜産の振興、国及び地方公共団体の財政にも寄与をしております。また、国民への健全な娯楽の提供といった役割も果たしておるということでございます。 中央、地方合わせて五万人以上の競馬関係者、それから年間九百万人の競馬場への来場者、これは延べでございます、こういう方々による地域経済への貢献は大変大きいものがございまして、特に産地においては競走馬の生産が地域経済の中心的な役割を担っているところでございます。……
○国務大臣(林芳正君) TPP交渉におきましては、馬場委員からもスタート時点に立ち戻ってというお言葉がございましたが、一昨年二月の日米共同声明において、まず、全ての物品が交渉の対象とされること、我が国の農産品にはセンシティビティーがあり、最終的な結果は交渉の中で決まっていくことが確認をされております。こういう経緯の中で、衆参両院の農林水産委員会において重要五品目などの再生産が可能となるようそれらの品目の確保を最優先することなどが決議をされたと、こういうふうに承知をしております。 したがいまして、交渉に当たっては、この決議が守られたとの評価をいただけるように政府一体となって全力を尽くす考え、こ……
○国務大臣(林芳正君) このTPP交渉でございますが、一昨年の二月の日米共同声明におきまして、全ての物品が交渉の対象とされること、それから、我が国の農産品にはセンシティビティーがあり、最終的な結果は交渉の中で決まっていくこと、これが確認をされたわけでございます。こういう経緯も踏まえまして、今御指摘のあったような、衆参両院の農林水産委員会において、重要五品目などの再生産が可能となるよう、それらの品目の確保を最優先することなどが決議をされたわけでございます。 TPP交渉に当たっては、この決議が守られたと評価をいただけるように、政府一体となって全力を尽くす考え、変わらずにやっていきたいと思っており……
○国務大臣(林芳正君) 和歌山県太地町で行われておりますイルカ追い込み漁業については、科学的根拠に基づきまして国が定めた捕獲枠、これに基づいて県知事の許可を得て適切な管理の下で実施されている持続的な漁業であると、こういうふうに思っております。このため、WAZAの措置を受けてJAZAがこの度行いました決定は、イルカ漁業を所管している大臣としては率直に言って残念に思っております。 しかしながら、太地町のイルカの生体販売の過半を占める輸出に関しては、相手の側の水族館がWAZAの会員ではないので引き続き可能であるということ、また、日本側でもJAZAを退会した場合にはイルカの追い込み漁で捕獲したイルカ……
○国務大臣(林芳正君) ロシア水域におけるサケ・マス流し網漁業の禁止につきましては、我が国漁業者が操業を継続できるよう安倍総理からプーチン大統領に対して再三にわたって働きかけを行うなど、あらゆるレベルで強く働きかけてまいりましたが、結果的に法案が成立したことは極めて残念でございます。 日本漁船によるロシア水域サケ・マス流し網漁業については、北海道の道東地域を中心に地域経済の中核を担う重要な漁業の一つでありますので、地元関連産業への大きな影響も懸念されるところであります。このため、昨日から担当官を現地、根室市、厚岸町、釧路市ですが、派遣をいたしまして、意見交換等を既に始めております。現地の状況……
○国務大臣(林芳正君) 農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 政府においては、農林水産業・地域の活力創造プラン等に基づき、需要フロンティアの拡大、需要と供給をつなぐバリューチェーンの構築、生産現場の強化等の農政改革を進めてきたところでありますが、これらの改革が成果を上げるためには、政策を活用する経済主体等が積極的に活動できる環境を整備していくことが必要不可欠であります。 こうした観点から、平成二十六年六月に閣議決定された規制改革実施計画及び日本再興戦略改訂二〇一四を踏まえて、農業協同組合、農業委員会及び農業生産法人に関す……
○国務大臣(林芳正君) 今後のTPP交渉会合については、主催国であります米国政府が、首席交渉官会合を今月の二十四日から二十七日まで、閣僚会合を二十八日からハワイにおいて開催する旨発表をしております。 TPP交渉については、一昨年二月の日米共同声明において、全ての物品が交渉の対象とされること、それから、我が国の農産品にはセンシティビティーがあり、最終的な結果は交渉の中で決まっていくこと、これが確認をされております。こういう経緯も踏まえて、衆参両院の今御指摘のありました農林水産委員会、重要五品目などの再生産が可能となるよう、それらの品目の確保を最優先することなどが決議をされております。 解決す……
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な議論だと思っております。今局長から答弁いたしましたように、どういう基準でやっていくかというのは、まさに政府・与党で今から調査をしながら決めていくということでございます。 党内でも随分、私、この間、党に戻っておりましたので一緒に議論をいたしましたけれども、まさに今の話は、この先生がお使いになっているところであれば、この青いところ、このところを使って、いろんななかなか青くなりにくいような、しかしやってくれという、営農やこういうものをやっていこう、大変いい話だと、こういうふうに思いますが、全体として見た場合にイコールフッティングという論点も党内の議論で出ておったと……
○国務大臣(林芳正君) 発言の機会をいただきまして、ありがとうございました。 移行期間中、大変大事なことだと思っておりまして、まず、自ら選択して定款で農協が決めますと公認会計士監査に移行はできますが、これ、定款を変更して選択を公認会計士監査にしますと、もう一度全中監査に戻すというのはなかなかできなくなりますので、実質的な負担がどうなるかを見極めて、その負担が増加しないように工夫しながら新体制に円滑に移行していくためどうするかと。これは今お話があったとおりでございまして、この法案が成立させていただきますれば、JAグループの皆さんともよく相談をしながら進めていきたいと、こういうふうに思っておりま……
○国務大臣(林芳正君) 今、金子先生からお話がありましたように、この中央会制度というのは昭和二十九年でございます、当時スタートしたときは単位農協が経営的に困難な状況にありまして、数も単位農協一万を超えていたと、こういう状況のときに、今お話がありましたように、行政に代わって農協の経営を指導するということで、この農協という組織をきちっと再建していこうと、こういう目的で導入をされたというものでございます。 そして、今お話をしていただきましたように、合併の促進、それから連合会の再編と、こういうことをしっかりとやっていただいたということで、農協や連合会の経営基盤の強化に貢献をしてきたと、こういうふうに……
○国務大臣(林芳正君) 富山県で地方公聴会を八月六日にやっていただきました。また八月十八日には参考人質疑ということで、また今朝もやっていただいたということでございます。 今先生からお話がありましたように、幅広い御意見があったと、こういうことでございます。農業者の皆さんから、事業展開のスピード感がもう少し農協はあった方がいい、流通、販売経費が高過ぎる、こういうようなこと。農協を改革していこうと思っていると、こういうこともあった一方で、この非営利規定を削ることに対する否定的な御意見。それから、理事の選任に関して、現場が混乱しないよう、地域の事情に応じて選べるようにすべきではないかと。准組合員の利……
○国務大臣(林芳正君) 累次この委員会でも議論をさせていただいてきておりますが、そういう環境を整備するために地域農協がそれぞれ自由に活動しやすい状況をつくっていこうと、こういう制度でございます。 もとより、私からも御答弁を差し上げたことがあると思いますが、今回の改革によって必要条件として整備をされるわけでございますけれども、その中でどうやって所得を向上させていくのかというのは、安倍内閣になりまして、攻めの農政ということでいろんな需要、供給、バリューチェーンとやってきた、それぞれの政策を現場で最大限に生かしてもらう、その中で地域の特色を生かしてやっていく、ここに所得の増大が見えてくるものと、我……
○国務大臣(林芳正君) 農業の競争力を高め、成長産業としていくためには、担い手への農地集積、集約化の加速化が重要でございまして、日本再興戦略においても、今後十年間で担い手の農地利用面積割合を現状の五割から八割に引き上げると、これを目標に掲げておるところでございます。この目標を達成するために、農地流動化を進める究極の手段として、昨年、各都道府県に農地中間管理機構を整備をいたしました。 初年度の平成二十六年度の機構の実績ということですが、まず、リースについて見ますと、借入面積が約二万九千ヘクタール、貸付面積が約二万四千ヘクタール。リースと売買合計で見ますと、借入れと買入れの合計が約三万六千ヘクタ……
○国務大臣(林芳正君) 長崎県及び佐賀県の漁業者が諫早湾干拓排水門の開門及び損害賠償を求めた訴訟、長崎一次開門請求訴訟でございますが、九月七日に福岡高裁におきまして開門請求及び損害賠償請求のいずれも棄却する内容の判決が出されました。これは、開門請求及び損害賠償請求を認めるべきではないという国の主張を認めていただいたものと、こういうふうに受け止めております。 一方、国は開門義務と開門禁止義務の相反する二つの義務を負っており、厳しい立場に置かれておる状況でございます。このため、諫早湾干拓事業をめぐる一連の訴訟について速やかに最高裁判所の統一的な判断を求めていく必要があると考えておりまして、引き続……
○国務大臣(林芳正君) 今総理から答弁があったとおりでございますが、今年、来年良ければそれでいいという政策であれば、この主食用の米のみに一万五千円を配るということもあり得るのかもしれませんが、今まさに羽田委員がおっしゃっていただいたように、構造的に持続的に五年、十年先を考えたときにもやっていける、そして、これ考えなければいけませんのは、主食用のお米というのは毎年八万トンずつ需要が減っていくということも考えなければいけないということでございます。 そういう状況の中で、水田という大切なこの生産装置をフル活用していくためには、水田で主食用米以外のものにもいろいろと転作をしていただいてフル活用してい……
○国務大臣(林芳正君) まさに、今委員がおっしゃっていただきましたように、障害者などの方々に農作業の一部を行っていただくこと、これは、障害者の方の就労機会の確保といった福祉の面からのみならず、まさに地域の農業における労働力不足への対応といった意味でも大変意味のある取組だと、こういうふうに思っておりまして、農業と福祉の連携の推進を図ることは重要な課題であると、こう認識をしております。 これは、私が前回大臣だったときに、実は、地方の農政局の局長さんが集まって会議をするんですが、そのときに事例の報告でこういうことがあるということを聞きまして、なるほど、それは面白いねということで、当時、医食農連携と……
○国務大臣(林芳正君) 農薬の使用ということですが、やはり気候や風土の違いによりまして病害虫の発生状況、それから農作物の生産、流通における事情等が異なっておりまして、それらに応じて農薬の使用方法が異なっております。
一般的に言いますと、日本は高温多湿なため、病害虫が発生しやすいため、防除に必要な農薬の使用量が多くなる場合があると、それから日本の流通業者、また消費者がきれいな野菜等を好む傾向がある、こういう事情があるのではないかというふうに考えております。
【次の発言】 有機農業などの環境保全型農業は、農業生産に伴う環境への負荷を低減するということがありまして、農業の持続的な発展に資するととも……
○国務大臣(林芳正君) ただいま総理からの御答弁がありましたように、そういう報道があることは私も承知しておりますが、TPP交渉、進展していることは事実でありますけれども、全体をパッケージとして交渉しておりまして、いまだ何ら確定しているものはないということでございます。 我が国において、米は、国民の主食であるとともに最も重要な基幹的な農作物であり、地域経済において、中原先生のお地元の新潟もそうであろうと思いますが、大変重要な位置付けを有しておるわけでございます。このようなことから、TPP交渉に当たっては、引き続き、衆参両院の農林水産委員会の決議が守られたと評価をいただけるよう、政府一体となって……
○国務大臣(林芳正君) 日本政策金融公庫の平成二十五年度末の融資残高は、農林水産事業全体で二兆六千三十七億円でございます。農業融資で一兆四千八百六十三億円となっております。リスク管理債権で延滞しているもの、延滞債権及び三か月以上延滞債権ということですが、農林水産事業全体の数字として七百八億円ということになっておりますので、先ほどの融資残高に占める比率が二・八〇%ということでございます。 約定どおりの返済が困難になっている農業者については、農業者自身の経営再建に向けた取組の意思を確認をいたしまして関係機関とともに経営改善指導を行いながら、必要に応じて償還期限の猶予、それから借換え資金の活用、こ……
○国務大臣(林芳正君) まさに今、高野議員が御指摘になったように、海外では日本食レストランが大変な広がりを見せておりまして、訪日外国人旅行者にもやはり日本食、大変な人気でございます。 今まさに御指摘いただいたように、和食のユネスコ無形文化遺産登録、これを契機として、大体アンケート取るとベストファイブには入っていたんですが、ユネスコ無形文化遺産取った頃から大体一位に、外に行ったときに食べてみたい食事ということでなっているということで、日本の食文化に対する関心も大変高まっておりますので、今御指摘いただいた予算を活用して、更にこれを喚起をしていかなければいけないと思っております。 FBI戦略と言……
○国務大臣(林芳正君) 農林水産省におきましては、花粉症に関する関係省庁の担当者連絡会、これは実は平成二年から始めておりますが、この下で関係省庁と連携しながら花粉発生源対策を重点的に推進しております。 具体的に申し上げますと、平成二十九年度における花粉症対策苗木の供給量一千万本、これを目標にいたしまして、花粉症対策品種の開発、また苗木の生産体制の強化、それから林業経営が可能な場所における花粉症対策苗木による植え替え、それから条件不利地等における広葉樹、これを導入するということで花粉の少ない森林へ転換する、こういう対策を推進しておるところでございます。 二十七年度予算案においては、森林所有者……
○国務大臣(林芳正君) この県の指示に対して、沖縄防衛局長から審査請求それからこの指示の執行停止の申立てがなされておりまして、これにつきまして、農林水産省においては、行政不服審査法に基づいて、三月二十四日でございましたが、処分庁である沖縄県に対して、沖縄防衛局の審査請求に対する弁明書、それから同防衛局の執行停止の申立てに対する意見書、これを提出をしてもらいたいということを求めましたところ、三月二十七日に沖縄県から農林水産省に対して、執行停止の申立てに対する意見書の提出がございました。本件の審査庁である農林水産省としては、行政不服審査法の規定に基づいて、沖縄防衛局及び沖縄県から提出された書面の内……
○国務大臣(林芳正君) CIQの最後の動植物検疫でございますが、地方空港における動植物検疫は、今厚労大臣からも御答弁があったことと似ておりますが、国際便の発着便数、旅客数の多い空港には輸出入の検査担当官が常駐、それ以外の空港については、この発着に応じて当該の担当官が出張ということで対応して動植物検疫を行っております。 今委員からお話があったように、観光立国を推進する、それから外国人観光客が増加してくるということになりますと、海外からの家畜の伝染性の疾病、それから植物の病害虫の侵入リスク、こういうものが高まると考えられますので、検疫体制の整備がこれらに対応するために必要だと思っております。二十……
○国務大臣(林芳正君) 必ずしもどういう趣旨でおっしゃっておられるかよく分かりませんが、全中ということがなくなるわけではございませんので、法的な性格が変わったとしても、いろいろな活動の地域単協のためにやるということは可能ではないかというふうに考えております。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、農協法上の中央会というチャプターがございますが、ここはなくなるということでございますが、その上で、一般社団法人として中央会が存続するということは当然認められているわけでございます。
一方で、この中央会制度というのは昭和二十九年に導入されておりますが、当時は農協経営が危機的な状態に陥っていたことを……
○国務大臣(林芳正君) 我が国の畜産、酪農は、輸入飼料価格などの上昇を背景に生乳の生産量それから飼養頭数減少しておりまして、生産基盤の弱体化が懸念をされております。 これらの課題に対応して、畜産の収益性を向上させるために、今お触れいただきました畜産クラスター計画に位置付けられた地域の中心的な経営体を始め地域の関係者が連携、結集して、地域全体で畜産の収益性を向上させるというこの畜産クラスターの取組を推進しているところでございます。 予算の要望額ということでございましたが、平成二十六年度の補正と平成二十七年度当初予算案合わせまして二百七十九億円を計上しておりますが、全体で要望が二倍を超えており……
○国務大臣(林芳正君) 北海道の道東地域を中心に大変な大きな影響が懸念をされるわけでございまして、先ほど総理からも御答弁いただきましたように、佐藤政務官を現地に派遣する、また現地の皆様と私も本省において懇談をさせていただきましたが、今先生からお話がありましたように、北海道で、道の方で対策の要望を取りまとめていらっしゃるということでございますので、これを踏まえて、関係府省と連携して万全の対策を講じてまいりたいと思っております。 今までの意見交換の中では、今おっしゃっていただきましたように、流し網以外のはえ縄等の漁法によるこのサケ・マス漁業の継続、それからほかの漁業へ転換すると、こういう要望が既……
○委員長(林芳正君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました林芳正でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は九名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に石井準一君、二之湯武史君、福岡資麿君、三宅伸吾君……
○委員長(林芳正君) ただいまから環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、鉢呂吉雄君及び山下雄平君が委員を辞任され、その補欠として藤末健三君及び平野達男君が選任されました。
【次の発言】 環太平洋パートナーシップ協定の締結について承認を求めるの件及び環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案の両案件を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。岸田外務大臣。
【次の発言】 次に、石原国務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
両案件に対する質……
○委員長(林芳正君) ただいまから環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、中野正志君及び藤末健三君が委員を辞任され、その補欠として和田政宗君及び舟山康江君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
環太平洋パートナーシップ協定の締結について承認を求めるの件及び環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案の審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませ……
○委員長(林芳正君) ただいまから環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、和田政宗君、片山虎之助君、高野光二郎君、舟山康江君、河野義博君、佐々木さやか君、相原久美子君及び山本太郎君が委員を辞任され、その補欠として中野正志君、石井苗子君、こやり隆史君、川合孝典君、谷合正明君、高瀬弘美君、藤田幸久君及び福島みずほ君が選任されました。
また、本日、辰巳孝太郎君が委員を辞任され、その補欠として井上哲士君が選任されました。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
環太平洋パートナーシップ協定の締結……
○委員長(林芳正君) ただいまから環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日、古賀友一郎君、滝波宏文君、舞立昇治君、松川るい君、谷合正明君、高瀬弘美君、江崎孝君、川合孝典君及び福島みずほ君が委員を辞任され、その補欠として宮本周司君、小川克巳君、大沼みずほ君、自見はなこ君、河野義博君、宮崎勝君、杉尾秀哉君、矢田わか子君及び木戸口英司君が選任されました。 また、本日、アントニオ猪木君、岩渕友君、石井章君及び高野光二郎君が委員を辞任され、その補欠として行田邦子君、辰巳孝太郎君、藤巻健史君及び徳茂雅之君が選任されました。
○委員長(林芳正君) ただいまから環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、宮崎勝君、杉尾秀哉君、木戸口英司君、中山恭子君、藤巻健史君、山添拓君、真山勇一君、平木大作君、行田邦子君、佐藤啓君、中西哲君、平野達男君、藤木眞也君、山田俊男君、浜口誠君及び田名部匡代君が委員を辞任され、その補欠として中野正志君、石井苗子君、井上哲士君、川合孝典君、谷合正明君、薬師寺みちよ君、佐々木さやか君、青木愛君、青山繁晴君、堂故茂君、今井絵理子君、小川克巳君、高野光二郎君、江崎孝君、宮沢由佳君及び野田国義君が選任されました。 また、……
○委員長(林芳正君) ただいまから環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、薬師寺みちよ君、谷合正明君、青木愛君、宮沢由佳君、江崎孝君、野田国義君、中西祐介君、青山繁晴君、堂故茂君、今井絵理子君、小川克巳君及び徳茂雅之君が委員を辞任され、その補欠として行田邦子君、平木大作君、福島みずほ君、浜口誠君、伊藤孝恵君、斎藤嘉隆君、元榮太一郎君、佐藤啓君、中西哲君、平野達男君、藤木眞也君及び山田俊男君が選任されました。 また、本日、藤末健三君、渡辺美知太郎君、片山大介君及び大門実紀史君が委員を辞任され、その補欠として平山佐……
○委員長(林芳正君) ただいまから環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日、元榮太一郎君、佐々木さやか君、行田邦子君、中山恭子君、福島みずほ君、相原久美子君、伊藤孝恵君及び斎藤嘉隆君が委員を辞任され、その補欠として中西祐介君、高瀬弘美君、薬師寺みちよ君、中野正志君、山本太郎君、古賀之士君、江崎孝君及び宮沢由佳君が選任されました。 また、本日、平山佐知子君、浅田均君、小川克巳君及び山添拓君が委員を辞任され、その補欠として川合孝典君、清水貴之君、堀井巌君及び大門実紀史君が選任されました。
○委員長(林芳正君) ただいまから環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、薬師寺みちよ君、高瀬弘美君、滝波宏文君、山本太郎君、宮沢由佳君及び江崎孝君が委員を辞任され、その補欠として松沢成文君、佐々木さやか君、上月良祐君、福島みずほ君、田名部匡代君及び蓮舫君が選任されました。
また、本日、清水貴之君、川合孝典君及び辰巳孝太郎君が委員を辞任され、その補欠として高木かおり君、藤末健三君及び田村智子君が選任されました。
【次の発言】 環太平洋パートナーシップ協定の締結について承認を求めるの件及び環太平洋パートナーシップ……
○委員長(林芳正君) ただいまから環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、自見はなこ君、武田良介君、宮島喜文君、石田昌宏君、石井苗子君、松沢成文君及び舟山康江君が委員を辞任され、その補欠として平野達男君、藤木眞也君、高野光二郎君、片山大介君、行田邦子君、藤末健三君及び吉良よし子君が選任されました。
また、本日、佐々木さやか君が委員を辞任され、その補欠として三浦信祐君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
環太平洋パートナーシップ協定の締結について承認を求めるの件……
○委員長(林芳正君) ただいまから環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、吉良よし子君、片山大介君、藤末健三君、森ゆうこ君、進藤金日子君及び中西祐介君が委員を辞任され、その補欠として山添拓君、清水貴之君、川合孝典君、福島みずほ君、朝日健太郎君及び森屋宏君が選任されました。
また、本日、河野義博君が委員を辞任され、その補欠として佐々木さやか君が選任されました。
【次の発言】 環太平洋パートナーシップ協定の締結について承認を求めるの件及び環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案の両案件を一括し……
○委員長(林芳正君) ただいまから環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、山添拓君、朝日健太郎君、森屋宏君、松川るい君、清水貴之君、福島みずほ君、川合孝典君、江崎孝君及び相原久美子君が委員を辞任され、その補欠として辰巳孝太郎君、進藤金日子君、中西祐介君、宮島喜文君、石井苗子君、山本太郎君、舟山康江君、櫻井充君及び川田龍平君が選任されました。 また、本日、三浦信祐君、宮沢由佳君及び足立敏之君が委員を辞任され、その補欠として河野義博君、浜口誠君及び中西哲君が選任されました。
○委員長(林芳正君) ただいまから環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、大門実紀史君、石井苗子君、山本太郎君、川田龍平君、櫻井充君及び舟山康江君が委員を辞任され、その補欠として岩渕友君、藤巻健史君、福島みずほ君、相原久美子君、神本美恵子君及び藤末健三君が選任されました。
また、本日、佐々木さやか君、熊野正士君及び小野田紀美君が委員を辞任され、その補欠として三浦信祐君、新妻秀規君及び松川るい君が選任されました。
【次の発言】 環太平洋パートナーシップ協定の締結について承認を求めるの件及び環太平洋パートナーシップ協定の……
○委員長(林芳正君) ただいまから環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、福島みずほ君、中野正志君、新妻秀規君、辰巳孝太郎君、岩渕友君、藤末健三君、相原久美子君、高野光二郎君、平野達男君及び藤巻健史君が委員を辞任され、その補欠として山本太郎君、中山恭子君、佐々木さやか君、武田良介君、吉良よし子君、舟山康江君、宮沢由佳君、大沼みずほ君、柘植芳文君及び石井章君が選任されました。
【次の発言】 環太平洋パートナーシップ協定の締結について承認を求めるの件及び環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法……
○委員長(林芳正君) ただいまから環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日、中山恭子君、大沼みずほ君、柘植芳文君、吉良よし子君、武田良介君、山本太郎君、石井章君、宮沢由佳君、舟山康江君、石上俊雄君及び藤木眞也君が委員を辞任され、その補欠として中野正志君、高野光二郎君、平野達男君、井上哲士君、山添拓君、福島みずほ君、高木かおり君、相原久美子君、川合孝典君、杉尾秀哉君及び足立敏之君が選任されました。 また、本日、松沢成文君及び川合孝典君が委員を辞任され、その補欠として行田邦子君及び野田国義君が選任されました。
○委員長(林芳正君) ただいまから環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、杉尾秀哉君、足立敏之君、三浦信祐君、井上哲士君、山添拓君、福島みずほ君、野田国義君及び高木かおり君が委員を辞任され、その補欠として、石上俊雄君、藤木眞也君、熊野正士君、大門実紀史君、辰巳孝太郎君、山本太郎君、藤末健三君及び片山虎之助君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第九九号TPP協定を今国会で批准しないことに関する請願外百七十二件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付……
○国務大臣(林芳正君) この度、文部科学大臣及び教育再生担当大臣を拝命いたしました林芳正でございます。 今後とも、委員長始め委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 第百九十五回国会におきまして各般の課題を御審議いただくに当たり、一言御挨拶を申し上げます。 現在、安倍内閣においては、人生百年時代やソサエティー五・〇の到来を見据えた経済社会を大胆に構想する中で、一億総活躍の旗を更に高く掲げ、日本を誰にでもチャンスがあふれる国へと変えていくため、内閣一丸となって人づくり革命を断行し、生産性革命を実現することを最大の使命としています。文部科学省が担う教育再生、……
○国務大臣(林芳正君) 今お話がありましたように、学校の働き方改革につきましては、大変大事な課題でございまして、中央教育審議会で具体的に検討を進めていただいております。 八月には働き方改革特別部会としての緊急提言が出されまして、例えばタイムカード等の導入による勤務時間管理と学校が担うべき業務の精選、今お話があったとおりでございます。チームとしての学校の実現に向けた専門スタッフの配置促進、まさに教員がやるべきことに専念してもらうための専門スタッフの配置促進ということになります。学校指導・運営体制の効果的な強化充実、こういうものが求められたところでございます。 この緊急提言を受けまして、文科省……
○国務大臣(林芳正君) 今回の獣医学部の新設につきましては、国家戦略特区を所管する内閣府を中心に段階的にそのプロセスが進められてきておりまして、適切に四、満たされ、条件が満たされたプロセスにおいて進められてきて、その結果として設置の認可の申請があったということでございます。
設置認可の申請に基づいて、設置審で専門的、学問的な立場からしっかりと基準に合っているかどうか確認していただいた上で可とするという報告が出ておりますので、それを受けて認可という判断をしたところでございます。
【次の発言】 ちょっと御通告がありませんでしたので、詳細に承知をしておりませんので、後ほどお答えさせていただきたいと……
○国務大臣(林芳正君) 今委員のお話がありましたように、文科省の告示で獣医師の養成に係る学部等の新増設抑制をしておるところでございますが、これは、獣医療行政を所管する農林水産省における人材需要の見解を踏まえた上で抑制方針を取っているということでございます。 獣医学の分野では、人材供給の規模は国家試験の合格者数によることになるわけでございますが、この受験資格が獣医学部を修了することで付与されるということで、この国家試験の受験者の質が当該分野で活躍する人材の供給に直接影響するために、受験者の質と規模についても一定程度の水準を維持することが必要でございます。 まさに委員お分かりのように、この人材……
○国務大臣(林芳正君) 当該協会の理事長と先生がやり取りされておられました。私もそこにおりましたので、聞いておりました。ちょっと理事長は最初緊張しておられたような感じでございましたが、質疑が進むにつれてしっかりと議論がかみ合ってきたんではないかというふうに聞いておりましたが、そういう方がおられたということについては、私も御冥福をお祈りしたいと、こういうふうに思っておりますが。 先ほど生涯局長から当時所管をしておりましたということを申し上げたように、現在、委員も御案内のように、公益法人制度改革等によりまして我々の所管からは離れておりますので、この亡くなった方に対してはそういうお気持ちを私は持っ……
○国務大臣(林芳正君) 今回のあの加計学園の獣医学部の新設でございますが、内閣府、これ国家戦略特区を所管しておりますが、そこを中心に段階的にプロセスが進められたということで、この枠組みの中で関係法令に基づいて関係省庁の合意の下で適切に進められたものと、こういうふうに理解をしております。このプロセスに関しては、これまでも丁寧に説明してきたところでございます。 ただ、委員がおっしゃるように、まだ議論されておるということと、世論調査等を見ましても、まだ、世論調査のテーマになること自体が完全にこの疑念が晴れたという状況ではないということかなというふうに受け止めておりまして、我々としても、これまで、い……
○国務大臣(林芳正君) 今、宮崎先生からお話のありましたこの二分の一成人式でございますが、学習指導要領において定めているものではないわけでございますけれども、各学校の判断で、例えば総合的な学習の時間において自分の成長を実感するための取組の一環として行われている事例があるということは我々も承知をしておるわけでございます。 各学校において今のこの二分の一成人式のような授業を行う際には、やはり、今お話ししていただきましたように、児童の生活とか成長に関わる事柄を扱ったり、家族へのインタビューを行ったりするような場合も考えられるため、プライバシーの保護に留意をするとともに、それぞれの家庭の事情、特に生……
○国務大臣(林芳正君) 政府として推進をしております地方創生ですとかインバウンドへの対応のためにも、我が国が誇る文化財の魅力を分かりやすく発信することは今委員から御指摘があったように大変大事なことでありまして、今お話があったように、名称を改めるということも一つの方策であると考えております。 一方で、国宝、重要文化財といった名称は広く国民に定着をしてきておりまして、解説板など様々なところで用いられているために、仮に名称を改めるとなるとその変更が必要となるということから、所有者ですとか地方自治体を始め、関係の方々の御意見もお聞きしながら検討を行う必要があると考えております。 文科省としては、現……
○国務大臣(林芳正君) 東京電力から、個別の案件におきまして、申立人が申し立てた和解仲介手続とその申立人が提起した損害賠償請求訴訟の内容が重複していることを理由として、当該訴訟の判決が確定するまでの間、和解案の諾否を留保する旨の意見を示す書面が送られていることは承知をしております。
【次の発言】 東電が被害者に寄り添って誠意ある対応を行うことは重要であると考えておりまして、文科省としては、東京電力に対して和解仲介案の尊重の遵守などの要請を、三月二十日付けでございますが、行ったところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 第百九十六回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり、私の所信を申し上げます。 現在、安倍内閣においては、人生百年時代やソサエティー五・〇の到来を見据えた経済社会を大胆に構想する中で、一億総活躍の旗を更に高く掲げ、日本を誰にでもチャンスがあふれる国へと変えていくため、内閣一丸となって人づくり革命を断行し、生産性革命を実現することを最大の使命としています。文部科学省が担う教育再生、科学技術イノベーション、スポーツ、文化の振興は、人づくり革命や生産性革命において中核を担うものです。 こうした基本認識の下、何よりもまず、家庭の経済事情に左右されることなく、誰もが希望……
○国務大臣(林芳正君) 本日は、名古屋市立の中学校において前文部科学次官が総合的な学習の時間の授業で講演を行った件に対する文部科学省による事実確認等について、私からその概要を御説明させていただきます。 まず、本件の経緯について御説明をいたします。 二月十六日金曜日に、名古屋市立の中学校において今回の授業が実施されました。翌日の十七日土曜日の中日新聞にこの授業の記事が掲載され、赤池誠章参議院議員から官房長に対して、報道にあった前川氏の授業について確認の依頼がありました。 十九日月曜日、官房長から連絡を受けた初等中等教育局において、池田佳隆衆議院議員から当該記事の提供を受け、その内容を確認し……
○国務大臣(林芳正君) 御指名いただいたときにまさかと思ったかどうかはよく記憶はありませんが、私は割と過去もそういうことが多かったものですから余り驚かなかったという記憶はございますが、ここに来させていただく前に科学技術の仕事は党でも随分やっておりまして、ナノテク議連ですとかいろんなところに、党の立国調査会ですとか、そういうところにおりましたし、それとの関連で特に高等教育については少なからぬ関心を持っておりましたので、そういう党での仕事を通じて文科省の皆さんとは交流があったというふうに思いますが。 改めて着任をいたしまして、やはり、ほかの役所と比べてということでもないんですが、所掌分野が非常に……
○国務大臣(林芳正君) 文部科学省といたしましては、新しい時代に求められる資質、能力を育む教育課程を実現する、また複雑化、多様化した課題を解決する、さらには子供と向き合う時間を確保すると、こういった観点からチームとしての学校の推進が重要だと考えておりまして、平成二十七年十二月の中央教育審議会の答申「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について」などを踏まえまして取組を進めてきたところでございます。 昨年三月には、義務教育諸学校等の体制の充実及び運営の改善を図るため、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の改正を行ったところでございますが、今お話のあったように、そ……
○国務大臣(林芳正君) 文化芸術施策の推進に当たりましては多様な文化芸術の保護、発展が図られる必要がございまして、我が国の文化芸術を振興するために、芸術家等の人材の育成、また広く国民に開かれた参加、鑑賞機会の充実、地域、学校等での文化活動の充実、文化関係機関への支援、観光、まちづくり、国際交流、福祉、産業等との連携など、関連する施策を国、地方、民間などとともに総合的かつ計画的に推進していく必要があると考えております。このため、文化芸術基本法では、政府は、文化芸術施策の実施に必要な法制上、財政上又は税制上の措置を講じていくように求められておるところでございます。 文部科学省としては、今後とも文……
○国務大臣(林芳正君) この度、政府から提出いたしました著作権法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 我が国の著作権制度については、これまでも逐次整備を進めてまいりましたが、文化芸術立国、知的財産立国の実現に向け、その一層の充実が必要となっているとともに、著作権法制における国際的な協調の必要性が高まっているところであります。 この法律案は、近年の情報通信技術の一層の進展に伴う著作物等の利用をめぐる環境の変化を踏まえ、情報通信関連事業、教育、障害者福祉又は美術館等に関わる著作物等の利用に係る社会の要請に対応し、著作物等の利用の円滑化を図るとともに著……
○国務大臣(林芳正君) この学校等の教育機関、現在においても教育の公益性と、こういう観点で三十五条に基づいて権利者の許諾なく著作物の利用が認められているということですから、やはり著作権法について十分な理解を持った上でこの著作物の利用が行われるということが大事であると思っております。 文化審議会の検討の中でも、権利者団体からは、教育機関において権利制限の対象範囲が広く運用、解釈されていることなど、現行法の運用をめぐる問題の指摘がなされておりまして、やはり教育機関における著作権制度に関する普及啓発、これしてくださいという意見が出たところでございます。 こういう議論を受けて、教育関係団体からは、……
○国務大臣(林芳正君) 今回の取扱いは、大会主催者である国際卓球連盟が事前に日本卓球協会も含む関係者に照会をいたしまして、全ての関係者、日本卓球協会も含む全ての関係者から合意が得られたことから決定されたものと承知をしております。
国際競技大会の運営につきましては、大会の主催者である国際競技団体が関係者間での調整を経た上で決定していくものと認識をしておりまして、スポーツの根本原則であるスポーツ団体の自治と自立性、これを尊重する観点から、この件に関する私からのコメントは控えたいと思います。
【次の発言】 北朝鮮の選手団の平昌オリンピックへの参加につきましては、韓国と北朝鮮の協議結果、これを踏まえ……
○国務大臣(林芳正君) デジタル教科書の使用によりまして、例えば、デジタル教科書にハイライトや書き込みを繰り返し行うことにより、試行錯誤しながらグループで話し合ったり考えたりしたことを電子黒板に転送して共有して、ほかの方の意見と比較しながら自分の意見を一層深める、こういうことができるわけでございますし、また、デジタル教材である動画等々と一体的に活用しまして、学習した内容の実社会での活用場面、こういうものを想定しながら学習しやすくなると、こういった取組が考えられるところでございます。 また、障害のある児童生徒等については、例えば、文字を拡大するとか、色を変更するですとか、音声で読み上げるですと……
○国務大臣(林芳正君) 簡潔に申し上げます。
今、お話、やり取りしていただいたように様々な意見があるところでございまして、今の太田先生の御提案も含めて、国会においても、日本相撲協会において何ができるか検討すべきという意見をいただいているところでございます。
今、相撲協会からあったように、意識調査を行って外部の方々の御意見を伺うということで検討していくということでございますので、我々としてもその取組を注視してまいりたいと思っております。
【次の発言】 スポーツというのは、心身の健全な発達等のために行われる身体活動でございます。大学スポーツについては、高等教育機関として社会的諸課題への解決を求……
○国務大臣(林芳正君) 我が国には、地域の風土や生活、また他国の文化との交流等を通じて育まれ、守り伝えられてきた多様な文化財が数多く存在をしておるわけでございます。こうしたものは、我が国の文化的な発展や地域のきずなの維持などにおいてなくてはならない国民の宝と言っていいと思いますが、近年、今先生からお話があったように、過疎化ですとか少子高齢化、こうした背景で、文化財の滅失や散逸、また担い手不足と、こういうことへの対応、これは喫緊の課題となってきておるわけでございます。 その一方で、文化財を町づくりの核に据えてその活用を図ったり、いまだ価値付けのされていない地域の文化財も掘り起こす、こうしたこと……
○国務大臣(林芳正君) この度、政府から提出いたしました文部科学省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 近年、少子高齢化やグローバル化の進展など、社会の状況が著しく変化する中で、観光やまちづくり、国際交流等の幅広い関連分野との連携を視野に入れた総合的な文化政策の展開がより一層求められております。 こうした中、昨年六月に成立した文化芸術基本法においては、文化政策と関連分野における施策との有機的な連携を図るための規定等が盛り込まれるとともに、文化に関する施策を総合的に推進するため、政府において、文化庁の機能の拡充等について検討し、その結果に……
○国務大臣(林芳正君) この表を見て私なんかは、日本製品が三%しかないと、ソニー、パナソニックというもう時代ではなくて、やはりアニメ、漫画、ゲームと、こういうことなんだなと改めて再認識をさせていただいたところでございます。 昔、党におりますときにコンテンツ議連というのをつくって、コンテンツの基本法というのを議員立法で作りましたけれども、そのときにも、コンテンツという言葉を片仮名で法律にしようとすると、最初は、あれは参議院の法制局か衆議院の法制局か忘れましたけれども、そういうのは法律用語にならないんですというのを何とか入れたというのが大分昔のことでございまして。 もう私自身も、個人的には余り……
○国務大臣(林芳正君) 人工知能などの技術革新が進みまして、新しい産業や雇用が生まれ、社会においてコミュニケーション能力や問題解決能力の重要性が高まっている中で、今先生からお話がありましたように、幼児期の教育は、根気強さ、注意深さ、意欲などの非認知能力の育成において重要な役割を果たすと考えております。 例えば、新しい幼稚園教育要領においては、諦めずにやり遂げること、自分の良さや特徴に気付くことなどの内容を充実するなど、幼児教育の質の向上を図っております。 また、昨年閣議決定されました新しい経済政策パッケージを踏まえて、幼児教育の在り方については、諸外国における義務教育年齢の引下げや幼児教育……
○国務大臣(林芳正君) 障害者アスリートの活躍は、人々に夢や感動、勇気を与えるものでありまして、障害者スポーツの振興は、障害を持つ方に対する理解を深めて共生社会を実現する上でも重要だと考えております。 文部科学省においては、平成二十六年度に障害者スポーツの振興を所管することとなって以来、スペシャルオリンピックス等の障害者スポーツの世界大会に係る選手派遣への財政支援や全国障害者スポーツ大会の開催経費の支援、各種大会への文部科学省からの出席などの支援を行っているところでございます。 私もこの間、シュライバー会長がお見えになりまして、昨年の十一月でございましたが、アルバルク東京とスペシャルオリン……
○国務大臣(林芳正君) 新国立競技場は東京大会のメーンスタジアムでありまして、着実に整備を進めるということは当然でありますが、まさに今、二之湯委員からお話がありましたように、大会が終わった後のレガシーとしてもスポーツ振興の中核拠点としてやはり有効に活用されると、これが大変大事なことだと思っております。 大会後の運営管理については、昨年十一月に関係閣僚会議を行いまして、大会後に球技専用のスタジアムに改修すること、それから専門家の助言を得つつ民間の創意工夫を最大限活用すること、それから、今、平昌のお話がありましたが、終わった後でまだということにならないように、なるべく、平成三十一年の年央、これを……
○国務大臣(林芳正君) 人生百年時代を迎えまして、人づくりを行っていく上で、家庭の経済事情に左右されることなく、希望する質の高い教育を受けられるということは大変重要だと思っております。 今委員からも御紹介いただきましたように、昨年十二月に閣議決定された新しい経済政策パッケージで、三歳から五歳児全ての幼児教育の無償化、それから授業料減免や給付型奨学金の拡充による真に必要な子供たちへの高等教育の無償化、さらには年収五百九十万円未満世帯を対象とした私立高等学校の授業料の実質無償化、こういうものを盛り込んでおります。 今後は、このパッケージに示された内容につきまして、二〇二〇年度の全面実施、幼児教……
○国務大臣(林芳正君) これまでも、共働き家庭のニーズに対応して多くの幼稚園で預かり保育が実施されてきております。今、佐々木委員からも横浜市の例を出していただきましたけれども、まさに待機児童対策の観点から長時間の預かりをより一層推進していくということが重要であるというふうに考えております。 政府としては、一時預かり事業や、また私学助成というのもございますので、幼稚園の預かり保育に対する支援を行っておりますが、平成三十年度予算案においては、子育て安心プランに基づきまして長時間また長期休業中の預かりに対する補助の充実を盛り込んだところでございます。 こういった取組を通じて、幼稚園における預かり……
○国務大臣(林芳正君) 我が国が成長を続けまして新たな価値を生み出していく、そのためには、今委員からお話がありましたように、科学技術イノベーションを担う創造性豊かな若手研究者の育成、確保、これが重要だと思いますが、若手研究者の安定かつ自立的な研究環境の整備にまだ課題があると我々も思っております。 このため、文科省では、優秀な若手研究者が安定かつ自立したポストに就いて研究できる環境を実現するために、科研費の中で若手支援プランなどの事業をやっておりますし、それから教員の業績評価制度の適正化や年俸制、さらにはクロスアポイントメント制度の活用など、国立大学における人事給与マネジメント改革等を通じた若……
○国務大臣(林芳正君) がん教育につきましては、平成二十四年の六月に閣議決定をされました第二期がん対策推進基本計画におきまして、五年以内に、学校での教育の在り方も含めまして、健康教育全体の中でがん教育をどのようにするべきか検討し、検討結果に基づく教育活動の実施を目標とすると、こういうふうにされておるところでございまして、これを踏まえて文科省では、平成二十六年度に有識者で構成されたがん教育の在り方に関する検討会を設置いたしまして、がん教育の定義や目標など学校におけるがん教育の基本的な考え方や、今お話のありました外部講師の確保、さらには教材の作成など、今後の検討課題について報告を既に取りまとめてお……
○国務大臣(林芳正君) お問合せ、通告いただいていた件と少し違いますので、この事務局が、今読み上げた部分については、こういう議事録があって資料が出されたということでございます。
ちょっと表現ぶりは、ぱっと見た感じ、委員が御指摘をされているところは手はずという言葉かもしれませんが、もう少し法令にのっとった言い方があるのかどうか、ちょっと私も、今突然のお尋ねですので、そういう印象めいたお答えで恐縮でございます。
【次の発言】 森友学園と審議会との間のやり取りについて、ちょっと御通告をいただいておりませんでしたので、今手元にその資料ございませんが、基本的には大阪府の私立学校審議会においての話でござ……
○国務大臣(林芳正君) 今回の事案に関しまして、今局長から答弁いたしましたように国会議員の方から問合せ等があったことは事実でありますが、名古屋市教育委員会に対して行った事実確認は、文部科学省として新聞記事の内容を確認して判断をしたということでございますし、また、質問内容の修正もあくまで文部科学省の主体的な判断で行ったというふうに考えております。
○国務大臣(林芳正君) 校庭での体育の授業中にヘリコプターの窓が落下する事故が発生いたしまして、現在も児童生徒の安全が脅かされているということは誠に遺憾に思っております。 文科省では、平成三十年二月に取りまとめております危機管理マニュアル策定の手引におきまして、各学校の実情に応じて想定される危険を明確にし、危険等発生時にどのように対処し、いかに児童生徒等の生命や身体を守るかについて検討すること、そして、その際には、学校、家庭、地域、教育委員会、関係機関等が連携すること、こういうふうに示しております。 今回のこの米軍機接近による避難についてでございますが、こうした考え方を踏まえて、やはりまず……
○国務大臣(林芳正君) 五月十日の参考人質疑等踏まえまして、内閣官房の指示を受けて、当時、文部科学省から内閣官房に出向していた職員に確認を行いました。
その結果、平成二十七年四月二日とされる面会につきまして、明確な記憶がないが、柳瀬参考人の答弁の内容を踏まえれば同席していたのではないかと思うとの回答だったと聞いております。また、お尋ねのメモの存否については、面会の内容に関するメモ等は作っていないと思うし、残ってもいないとの回答だったというふうに聞いております。
【次の発言】 現在、御指摘の告示におきまして、獣医師の養成に係る学部等の新増設、抑制しているところですが、これは、獣医療行政を所管す……
○国務大臣(林芳正君) 平成二十九年時点の私立学校施設の耐震化率は、幼稚園から高校等で八八・四%、大学等で九〇・三%と、国公立に比べて耐震化が遅れておりまして、私立学校の耐震化の早期完了、喫緊の課題であると認識しております。 耐震化完了のためには、これまで以上にきめ細かな対応が必要である。そういうことから、耐震化が遅れている学校法人に対して耐震化完了に向けた計画策定を依頼するとともに、都道府県と連携しつつ個別に指導、助言を行っているところでございまして、引き続き早期完了に向けて取り組んでまいりたいと思っております。
○国務大臣(林芳正君) 十二月三日でございますが、国連総会において、スポーツとオリンピックの理念を通じた平和でより良い世界の構築決議、いわゆるオリンピック休戦決議が、今委員からお話があったように、コンセンサスで採択をされております。 今般のオリンピック休戦決議は、国連加盟国に対して北京冬季大会の期間中の休戦を求めるものでありまして、我が国としても休戦の実現を期待をしております。我が国は、この各国の動向、諸般の事情、総合的に勘案して共同提案国にはならなかったわけでございますが、本件決議の趣旨に鑑みて、採決に当たってはコンセンサスには参加をしたところでございます。 いずれにしても、我が国として……
○国務大臣(林芳正君) この四島交流事業でございますが、この二年間にわたり実施できていないということが大変残念でございます。 現時点では、ロシア側は新型コロナの状況、これを理由にして事業の再開に応じていないわけでございますが、我々としては北方の墓参や四島交流などの事業、これ重要であるということで、可能な限り早期に事業を実施できるように、日ロ政府間や双方の実施団体間で協議を継続していきたいと考えております。最近の首脳電話会談や外相電話会談でも岸田総理や私からこうした考えを伝えまして、早期の事業実施を働きかけているところでございます。 また、鈴木先生から日ロ地域交流年についてもお尋ねがございま……
○国務大臣(林芳正君) 我が国は、国連総会での核兵器廃絶決議の提出、また、今先生からお話のありました核軍縮の実質的な進展のための賢人会議、そして、この賢人会議のフォローアップの取組としての一・五トラック会合の開催、また、今お触れになっていただきました軍縮・不拡散イニシアティブ、そしてユース非核特使、これは今委員がおっしゃっていただいたように、被爆者の方が核特使として行っていただいておったわけですが、この次の世代の方にもこの役割を担っていただこうと、こういう被爆の実相を伝える取組、様々な取組を行ってきておるところでございます。 今後も、核兵器のない世界の実現に向けて効果的な取組、引き続き実施し……
○国務大臣(林芳正君) 外交防衛委員会の開催に当たり、馬場委員長を始め、理事、委員各位に御挨拶申し上げるとともに、外交政策の所信について申し述べます。 まず、現下のウクライナ情勢について申し上げます。 今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為です。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難します。今こそ、国際秩序の根幹を守り抜くため、結束して毅然と行動しなければなりません。我が国として、このことを示すべく、断固として行動していきます。こうした暴挙には高い代償が伴うことを示していきます。国際社会は、ロシアの侵略により、ロ……
○国務大臣(林芳正君) 一般に、我が国が収集をしております情報の内容についてでございますが、我が国の情報収集や分析の実態に関わるものであり、具体的に申し上げることは差し控えたいと考えております。
プーチン大統領がどういう、どのような状態にあるにせよ、今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。いかなる理由であっても正当化することはできないわけでございまして、明白な国際法違反であり、断じて容認できず、厳しく非難をするところでございます。
【次の発言】 先ほど申し上げたとおりでございまして、我が国の情報収集、分析、ふだんよりし……
○国務大臣(林芳正君) 令和四年度外務省所管予算案について、その概要を御説明いたします。 令和四年度一般会計予算案において、外務省予算は六千九百四億十三万八千円を計上しております。また、そのうち、四千四百二十八億二千百十九万六千円が外務省所管のODA予算となります。なお、そのほか、外務省関連のシステム予算については、デジタル庁所管分として百七十億千七百十五万二千円が計上されております。 予算案作成に当たっては、普遍的価値を守り抜く覚悟、日本の平和と安定を守り抜く覚悟、そして人類に貢献し、国際社会を主導する覚悟、これら三つの覚悟を持って、対応力の高い、低重心の姿勢での日本外交を展開すべく、五……
○国務大臣(林芳正君) ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。 政府は、我が国に合衆国軍隊を維持することに伴う経費を日本側が負担し、我が国に駐留する合衆国軍隊の効果的な活動を確保するため、米国政府と協議しつつ検討を行ってきました。その結果、本年一月七日に東京において、私と駐日米国臨時代理大使との間でこの協定に署名を行いました。 こ……
○国務大臣(林芳正君) ただいま議題となりました二千二十五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法案につきまして、提案理由を御説明いたします。 二千二十五年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を開催するに当たり、我が国は、国際博覧会条約上の義務として、我が国政府を代表する博覧会政府代表を任命する必要があります。 この法案は、博覧会政府代表の任務の重大性等に鑑み、これまでに我が国で開催された国際博覧会の場合と同様に、政府代表の設置及びその任務、給与等について定めるものです。 この法案では、外務省に、特別職の国家公務員である二千二十五年日本国際博覧会政府代表一人を置き、政府代表は、二千二……
○国務大臣(林芳正君) ラブロフ外相がこの、中国というふうにおっしゃいましたでしょうか、ウクライナとロシアの間の停戦協議の状況についてはいろんな情報が出ておりますけれども、そうした中で、今委員からお話があったように、中国の方に行かれているということを我々も報道では承知しておりますが、まだこれについて何かを公式に申し上げるという状況にはなっておらないわけでございますが、いずれにしても、今までの状況を考えますと、この動きは注視をしてまいらなければならないと受け止めております。
【次の発言】 ロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。……
○国務大臣(林芳正君) 特に今のところ受けておりません。
【次の発言】 現下のウクライナ情勢も踏まえまして、今般、我が国として総合的に判断をした結果、八名の駐日ロシア大使館の外交官及びロシア通商代表部職員の国外退去を要求することとし、四月八日、この旨を森外務事務次官からガルージン駐日ロシア連邦大使に通告をいたしました。この事柄の性質上、お尋ねの八名とした根拠、また人定情報についてのお答えは差し控えたいと思います。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、この八名とした根拠、人定情報については、事柄の性質上差し控えたいと思います。
【次の発言】 先ほども申し上げましたように、総合的に判断をして……
○国務大臣(林芳正君) さきの大戦におきましては、当時の全ての国民が何らかの戦争の犠牲を被り、一般市民の中にも筆舌に尽くし難い労苦を経験された方が多数おられると承知しております。
また、例えば満州について申し上げれば、終戦の前後、避難中の多数の民間人が、今お話がありましたように、ソ連軍により殺害された痛ましい事件について、外交史料館に保管された公文書にも記録が残されているものと承知しており、これは国際法の根底にある基本思想の一つたる人道主義には合致しないものであったというふうに考えております。
【次の発言】 いわゆるこの戦争犯罪を規定する条約等が当時はまだなかったということもございまして、先……
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話がありましたように、この多数の無辜の民間人の殺害続く中で、ロシアによる侵略を一刻も早く止めさせるための外交努力の必要性、これは御指摘のとおりだと思います。 この三月四日のG7外相会合の共同声明でも、更なる侵略によってプーチン大統領は世界においてロシアを孤立させたとし、また、一般市民に対する武器の無差別使用を含む戦争犯罪について責任を問うと、こうしております。 それから、これ四月七日ですが、G7の外務大臣共同声明出しまして、このプーチン大統領等に対してのこの戦争の代償を更に高めていくとした上で、ロシアに対して改めて軍事作戦の停止、軍の完全な撤退、また国際……
○国務大臣(林芳正君) この国連における意思決定が効果的に機能するための枠組みの必要性というものはまさに検討されるべき課題だと考えますが、まずは今ある国連の改革が重要であると考えております。 この観点から、安保理常任理事国が拒否権を行使する場合にその説明を求める国連総会の会合、これを開催すること等を主な内容とする国連総会決議がコンセンサスで採択をされたということは歓迎すべきことであると考えております。この決議は、ロシアの暴挙によって浮き彫りとなった拒否権の問題の一定の手当てとなり得ると受け止めております。また、拒否権行使は一般に最大限自制されるべきとの政府の問題意識にも合致をいたします。この……
○国務大臣(林芳正君) ODAは我が国の最も重要な外交のツールでございまして、二〇一五年に策定した開発協力大綱においても、国際社会の平和と安定及び繁栄の確保に貢献する、このことを通じて我が国の平和と安定の確保、更なる繁栄の実現といった国益の確保に貢献すると、こういう基本的な考えを示しているわけでございます。 政府としても、我が国に有利な国際環境を形作る上でODAの戦略的な活用が不可欠であると、今、佐藤委員がおっしゃったこの問題意識、共有をしておるところでございまして、これまでも自由で開かれたインド太平洋の実現や地球規模の課題への取組等々、我が国の外交を推進していくためにODAの戦略的な活用に……
○国務大臣(林芳正君) 博覧会後に免除総額を明らかにするかどうかにつきましては現時点で決まっておらないわけでございますが、今後どのような形で対応することができるのか、関係省庁とよく相談をしてまいりたいと考えております。
【次の発言】 日本は、バイデン大統領の提唱するインド太平洋経済枠組み、IPEFでございますが、これをアメリカのインド太平洋地域への積極的なコミットメントを示すものとして歓迎し、参加に向けて前向きに検討を進めておるところでございます。
TPPとIPEFの違いについてでございますが、このIPEFは、現時点ではインド太平洋地域における経済面での協力について議論するための枠組みであり……
○国務大臣(林芳正君) 今、今井委員から御指摘がありましたように、この困難な状況に直面しているウクライナ避難民への人道支援、これ避難している人々の今状況、今井委員からもお話をいただきましたけれども、この避難している人々の多くが女性と子供たちであると、こうしたことを踏まえて、栄養改善を始めとする母子に対する支援が大変重要であると考えておるところでございます。 さきに決定した一億ドルの緊急人道支援には、食料やミルクや衛生用品を始めとする女性、乳幼児向けの援助物資の配布、それから子供の保護、さらには乳幼児健診等の支援、こういうものが含まれておりまして、現地で活動する国際機関や日本のNGOを通じて実……
○国務大臣(林芳正君) 国際機関の職員、これは中立的な存在であるということが求められる。その一方で、やはり日本人の幹部が世界で活躍するということで国際機関との連携がしやすくなり、また、そうした職員が日本の顔というふうになっていきますことから、政府としても国際機関のトップ、幹部、このポストの獲得を重視しております。 今年の一月に、万国郵便連合ですが、この国際事務局長に目時政彦氏が就任をいたしました。また、世界税関機構やアジア開銀などの国際機関においても日本人のトップが活躍しております。 やはり、こうしたトップポストを獲得するためには、今委員からるる御質問いただきましたけれども、知識、経験、語……
○国務大臣(林芳正君) 政府といたしましては、我が国の政策や立場について、客観的な事実に基づく正しい認識が形成されまして国際社会から正当な評価を受けられるように、我が国に関する国際世論の把握に努めるとともに戦略的な対外発信に取り組んできております。 私自身が記者会見を行ったりインタビュー等を発信をしたり、また政策広報動画や広報資料の作成、ソーシャルメディア等、今御指摘があったようなですね、オンラインでの情報発信、様々な手段を活用して対外発信を実施しておりまして、誤った見方に基づいたいわれのない中傷に毅然と対応していく、これ当然のことでございます。 民間の方からの情報提供ということでございま……
○国務大臣(林芳正君) 参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告します。 我が国は、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化の実現を目指します。 拉致問題は岸田内閣の最重要課題です。昨年十二月には飯塚繁雄さんが御逝去されました。飯塚繁雄さんの御存命の間に、妹の田口八重子さんを取り戻し、日本の地で再会を実現できなかったことは痛恨の極みです。拉致問題の解決には一刻の猶予もありません。被害者の帰国を待ち望んでいる御家族の皆様の思いを胸に刻み、……
○国務大臣(林芳正君) 三月の九日に行われました韓国大統領選挙において尹錫悦韓国次期大統領が選出をされまして、岸田総理、そして私からも祝意を示すメッセージを発出したところでございます。 今委員からも御指摘があったとおりでございまして、拉致問題を含めて、北朝鮮へ対応するということに当たりましては、日韓、そして日米韓、この連携が極めて重要になるわけでございます。今既に御指摘もいただきましたけれども、そうした観点もあって、岸田総理から尹次期大統領と電話会談行いまして、拉致問題を含む北朝鮮への対応についても緊密に連携をしていくことで一致をしたところでございます。 この尹次期大統領始め新政権とも緊密……
○国務大臣(林芳正君) 二月十一日に、首都キエフを含めてウクライナ全土の危険情報レベルを4に、レベル4に引き上げて、在留邦人に対し、最も安全な手段で直ちにウクライナから退避することを勧告いたしました。 政府としては、かねてより在留邦人の安全確保に最大限取り組んでおりまして、直ちに出国を呼びかける領事メールを累次にわたって発出するとともに、個別に電話連絡を行うなど、粘り強く退避の呼びかけを行ってきております。退避を希望する邦人が速やかに安全な場所に移動できることが今何よりも重要でございまして、引き続き退避の呼びかけを継続するとともに、政府としてあらゆる事態に適切に対応できるよう、近隣国において……
○国務大臣(林芳正君) このロシア軍によるウクライナ侵攻を受けまして、二十四日にウクライナ滞在中の邦人に対し、最新の情報の入手に努めるとともに、自身の身の安全を最優先とした行動を取ること、これを呼びかけるスポット情報を発出をしております。 ウクライナの在留邦人の安全確保に全力を尽くすため、在ウクライナ日本大使館は、引き続き、松田大使以下数名がキエフにおいてウクライナ政府との連絡や邦人保護業務に従事をしております。また、陸路を含む退避支援など邦人保護業務を行うために、ウクライナ西部でございますが、リビウに連絡事務所を設けるとともに、近隣国においてチャーター機を既に手配済みでございます。 戒厳……
○国務大臣(林芳正君) 他国の政府高官の日本国国内における資産についてお答えすることは差し控えたいと思います。
【次の発言】 この今般のロシアによるウクライナ侵略については、日本として、G7を始めとする国際社会と連携して対応してきております。
ベラルーシは、ロシア軍によるベラルーシ領域の使用を認めるということで、ロシアの軍事行動を支えておるわけでございますから、日本として同国を強く非難をするところでございます。
ベラルーシに対する制裁については、既にアメリカが個人制裁、また金融制裁の実施を既に発表し、その他G7各国も制裁の実施を表明したところでございますので、日本としても同国政府高官を含む……
○国務大臣(林芳正君) 外務大臣の林芳正でございます。 二十八日、ロシア国防省は、ショイグ国防大臣がプーチン大統領に対してロシア軍の抑止力部隊における戦闘当直態勢の開始について報告をしたと発表した旨承知をしております。 今回のロシアによるウクライナ侵略、これは力による一方的な現状変更の試みでありまして、国際秩序の根幹を揺るがす行為でございます。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をするところでございます。 こうした考えに立って、多くの国々が特に経済分野を中心に対ロ制裁措置を導入しているところでございますが、その文脈でロシアが核抑止力に言及したことについては、情勢の更なる不……
○国務大臣(林芳正君) 先ほど総理からも冒頭御発言があったところでございますが、この度のウクライナ侵略を受けて、まずは、在ウクライナ日本国大使館から、このウクライナ滞在中の邦人に対しまして連日にわたって領事メールを発出いたしまして、自身の身の安全を最優先とした行動を取ることを呼びかけ、邦人一人一人に連絡するとともに、関連する情報をきめ細やかに発信してきております。 また、今、猪口先生からお話のあったように、やはり陸路でのポーランドへの出国、この支援のためにリビウ市に臨時の連絡事務所を既に開設をしておりまして、さらには、ウクライナから今度はポーランド側に退避してきた邦人の受入れ、これを支援すべ……
○国務大臣(林芳正君) 御指摘の発信は承知はしておりますけれども、そうしたロシア側の主張は全く根拠がなく、到底受け入れられないものでございます。
今回のロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす行為で、明白な国際法違反であり、厳しく非難をするところでございます。今こそ国際秩序の根幹を守り抜くため、国際社会が結束して毅然と行動しなければならないと考えます。我が国として、このことを示すべく、断固として行動していかなければならないと思っております。こうした暴挙には高い代償が伴うということを示してまいりたいと思います。
【次の発言】 歴史的にも、国際法上も我が国固有の領土である尖閣諸島周……
○国務大臣(林芳正君) コルスンスキー駐日大使との面会につきまして、川合議員から御質問がありましたので、改めて事実関係を確認いたしまして、一か月前というお話も今ありましたが、実際のところは二月二十四日に在京ウクライナ大使館から口上書で要望がございました。双方の都合のいい日時を調整した結果、三月二日の夕刻にコルスンスキー駐日大使とお会いする運びとなったものでございます。 各国の在京大使から外務省政務三役等に面会したいと要請があった場合は、担当課からそれぞれ政務三役に報告し、判断を仰ぐようにしておりまして、このルールに従って今後もしっかりと対応してまいりたいというふうに思っております。
○国務大臣(林芳正君) 委員から様々な御提案もあったところでございますが、断固この今回の侵略に我々結束して行動しなければならないということで、特にG7を始めとする国際社会と緊密に連携しながら、厳しい措置を既に打ち出しております。今日は往復ですのでいろいろ読み上げることはいたしませんけれども、既に御存じのようなことはやってきております。 さらに、制裁と並んで、外交努力として、総理は二月二十八日と三月四日にゼレンスキー大統領と直接会談をされておられます。また、一日にはマクロン大統領と電話会談、三月一日には米国主催の多国間首脳電話会談、三月三日に日米豪印首脳テレビ会議ということで、三月二日にはドイ……
○国務大臣(林芳正君) まず、福島委員始め委員長、理事の皆様に、私のここに到着することについて御配慮いただきましたこと、御礼を申し上げておきたいと思います。 その上で、台湾海峡の平和と安定、これは、日本の安全保障はもとより、国際社会の安定にとっても重要でございます。台湾をめぐる問題が対話により平和的に解決されるということを期待するのが従来からの一貫した我が国の立場でございます。これまでも、日米、日豪、G7などで台湾海峡の平和と安定の重要性について一致をしております。 まず、こうした立場を中国側に直接伝えるとともに、各国の共通の立場として明確に発信していくこと、これが重要だと考えております。……
○国務大臣(林芳正君) 日韓の国交正常化に当たりましては、十四年に及ぶ長い交渉の結果、当時の韓国政府の国家予算の約一・六倍に当たる五億ドルを日本政府から韓国政府に供与するとともに、両国及びその国民の間の財産請求権に関する問題につき、完全かつ最終的な解決を確認したところでございます。 そして、今委員からもお話がありましたように、これは終戦直後の連合国最高司令部の推計でございますが、在朝鮮の日本企業財産及び個人財産の合計、今お示しいただいた約四十二・五億ドルとされておりまして、南側が約十八・三億ドルでございますけれども、日韓国交正常化までにこれらの在韓財産についても全て放棄をしております。 六……
○国務大臣(林芳正君) この日米両国間では日頃から外交安全保障に関する様々な事項について緊密に意見交換を行っておりますが、今お尋ねの件はインテリジェンス、外交上のやり取りに関することでございますので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 繰り返しで恐縮でございますが、まさにインテリジェンスや外交上のやり取りに関することでございますので、お答え差し控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 ロシア軍はウクライナ各地で大変激しい攻撃を続けておりまして、今、福山先生がおっしゃったように、外交、あっ、学校、病院、住宅等も攻撃をしております。多数の民間人にも死傷者が発生して……
○国務大臣(林芳正君) 私をお指しになったと思いましたので出てまいりましたが、これは、ウクライナに対する侵略を受けて、制裁措置ということで各国とも連携しながらとった措置であると考えております。
○国務大臣(林芳正君) 米国は、累次の機会に日米安保条約の下での自国の対日防衛義務を確認してきておりまして、本年一月の日米首脳テレビ会談においてもバイデン大統領がこの点を改めて表明をされておられます。また、同じく一月の日米2プラス2においても、米側から、核を含むあらゆる種類の能力を用いた日米安保条約の下での日本の防衛に対する揺るぎないコミットメント、これが改めて表明をされております。
日本政府としては、米国が条約上の義務を果たすことに全幅の信頼を置いておりまして、また日米安保条約に基づく拡大抑止も機能していると考えております。
【次の発言】 力による一方的な現状変更の試みや経済的威圧も含む様……
○国務大臣(林芳正君) ただいま総理から御答弁あったとおりでございます。
官房長官をヘッドとする体制も組んでまいりましたので、せっかくつくったものが知らなかったので使えなかったということがないように、しっかりと広報してまいりたいと考えております。
【次の発言】 この日朝平壌宣言は現在でも有効だと考えております。
【次の発言】 今総理から御答弁があったように、この日朝平壌宣言、これ有効だと考えておりますけれども、度重なるミサイルの発射等、これに基づかない行動が北朝鮮によってなされておるのも事実でございまして、我々はこの核・ミサイル開発は断じて容認できないというふうに考えておるところでございます……
○国務大臣(林芳正君) 防衛大臣時代に沖縄を訪問させていただきまして基地等の視察をさせていただきました。そのときにも大きな爆音を体験をさせていただいた記憶がございます。 また、かつて参議院時代に私、岩国も選挙区でございましたので、岩国地区に行ったときにも同様な経験もしたことがございます。
○国務大臣(林芳正君) TICADでございますが、初めての開催となりました一九九三年以降、四半世紀を超える歴史を誇るフォーラムであり、鈴木委員を始め皆様がこの歴史をつくっていただいたわけですが、アフリカ開発を推進するために、アフリカのオーナーシップ、これを支える形で日本が主導してまいりました。 新型コロナに加えて、このウクライナ情勢を受けて、食料、エネルギー価格の高騰、これがアフリカの経済社会にも甚大な影響を及ぼす中で、国際的な連携の重要性が高まってきていると認識しております。三月にTICAD閣僚会合を開催いたしまして、私が議長を務めさせていただいたところでございますが、やはり、このアフリカ……
○国務大臣(林芳正君) 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、政府開発援助等について御挨拶と所信を申し述べます。 まず、現下のウクライナ情勢について一言申し上げます。今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更を認めないとの国際秩序の根幹を揺るがすものであり、ロシアを厳しく非難します。日本として、ウクライナに対し、少なくとも一億ドル規模の借款に加え、一億ドルの緊急人道支援を行うことを表明しました。引き続き、ウクライナやG7を始めとする国際社会と緊密に連携し、今後の状況を踏まえ、適切に対応してまいります。 日本は、国際社会のニーズに対応し、保健、医……
○国務大臣(林芳正君) 令和四年度政府開発援助に係る予算案について、その概要を説明いたします。 令和四年度一般会計予算案のうち、政府開発援助に係る予算は、政府全体で対前年度比一・二%減の五千六百十一億六千四百三十八万九千円となっております。このうち、外務省所管分については、前年度比一・六%減の四千四百二十八億二千百十九万六千円となっております。 ODAは積極的な日本外交を進める上で重要な政策ツールです。ODAの戦略的活用を通じて、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた取組を一層進めていきます。また、世界的な新型コロナ感染症の収束に向けた支援を始め、気候変動を含む地球規模課題への対応や、S……
○国務大臣(林芳正君) 三月の十八日から二十一日の日程で、ウクライナ、ロシア双方との緊密な関係に基づき仲介努力を行っているトルコ、そして、今月の安保理議長国であり、かつOPECプラスの主要メンバーとして重要な役割を担うUAEそれぞれと、目下のウクライナ情勢とそれに伴う原油価格高騰の問題につき連携を確認でき、非常に有意義であったと考えております。 まず、トルコでございますが、チャブシオール大臣からトルコの外交努力についてかなり突っ込んだ詳細な説明をいただいた上で、ロシアによる侵略が、ウクライナの主権及び領土の一体性を侵害し、武力の行使を禁ずる国際法の重大な違反であると、この認識で一致をいたしま……
○国務大臣(林芳正君) 政府といたしましては、日米地位協定と米国が他国と締結している地位協定との比較につきましては、地位協定そのものの規定ぶりのみならず、各国におけます米軍駐留の在り方、また実際の運用、さらには安全保障環境等の背景等も含めた全体像の中で検討する必要があり、単純に比較することが適当というふうには考えていないところでございます。 日米地位協定は大きな法的枠組みでございまして、政府としては、事案に応じて効果的にかつ機敏に対応できる最も適切な取組を通じ、一つ一つの具体的な問題に対応してきているところでございます。 これまで累次の日米合同委員会合意を通じて日米地位協定の運用の改善を図……
○国務大臣(林芳正君) 北方領土は我が国が主権を有する島々であり、我が国固有の領土でございます。この我が国の立場に変わりはなく、平和条約交渉の対象は四島の帰属の問題であるというのが日本側の一貫した立場でございます。 北方領土問題については、領土問題を解決して平和条約を締結するとの方針の下で、日ロ間の諸文書、諸合意を踏まえてこれまで粘り強く交渉を進めてまいりました。しかしながら、現下のウクライナ情勢を踏まえますと、ロシアとの関係をこれまでどおりにしていくことはもはやできないと考えております。 日本政府として、領土問題を解決して平和条約を締結するとの対ロ外交の基本方針、これは不変でございますが……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 今の山本先生の御質問にちょっと関連するかもしれませんけれども、先ほどの御説明で、多国間の安全保障の枠組みづくりということで信頼醸成から予防外交へ、こういうことが合意されておるという御説明が外務省の方からあったと思います。防衛庁さんの方からは、なかなかアジアは多様であって、いまだそういう状況にはないんだということでございましたけれども、今後中長期的に見た場合に、先ほどの日米安保を堅持していく、これはもっともなことでございますけれども、アメリカの世論等を見ても永久に続くのかたという素朴な疑問があるわけでございまして、まず一点は、来年大統領選挙がございます……
○林芳正君 自由民主党の林でございます。 お三方にそれぞれちょっと御質問があるんですが、まず原口局長にお伺いしたいんですけれども、先ほどの行動指針の中の3と4とそれから8ということで、それぞれ「努める」、「努める」、それから「認められる」ということで大変に御苦労なさったんじゃないかなと思っております。 それで、こういうことが一つアジア的なあれなのかなということだと思うんですけれども、アメリカの方で原語でというか英語でどういう表現ぶりになっているのかということと、その次の年にいろいろつながっていく上で、向こうも民主主義の国家ですから、どういうようなプレスに対するブリーフィングなりここまでやっ……
○林芳正君 自民党の林でございます。 両参考人から大変貴重なお話を賜りましてありがとうございました。 まず若林先生に二つほどお聞きしたいんですが、中華民国第二共和制ということで台湾化ということをおっしゃいました。この台湾化ということが今から中長期的に、中国のほかの少数民族の自治区がございますけれども、この辺にいろんな影響を与えるんではないかなと思うんです。少数民族の自治区そのものに対して与える影響と中国政府がその少数民族にいろんな政策をとることに対する影響それから香港も似たような状況にあるんではないかなと思うんですが、香港に与える影響についてお聞きしたいのがまず第一点であります。 それか……
○林芳正君 ありがとうございます。 二点ほどちょっとお聞きいたしたいんですが、一点は先ほどのARF、これは大変にマルチの場として大事になってくるんではないかと思うんですが、ISGでいろんな検討をされておられるということで、日本とインドネシアが信頼醸成、コンフィデンスビルディングをやって、あと二つほどテーマがあるとおっしゃっていましたので、これは後でも結構なんですが、日本とインドネシアが今やっている状況がどの程度、日本がどういうスタンスでやってサブコミッティー自体がどこまで話が進んでおられるのかということと、あと二つの、たしか、ちょっと私聞き落としたかもしれませんが、PKOと非核でございますか……
○林芳正君 お三方の先生から大変に興味深い、示唆に富んだお話を聞かせていただきまして、本当にありがとうございました。時間の関係もございますので、茅原先生と武貞先生にお伺いしたいと思います。 まず、茅原先生にお聞きしたいのは二点ございまして、一つは軍事費の問題で、先生のレジュメの中の3の(2)のところに資金の不足ということとそれから兵器開発製造基盤の弱体化ということを書いておられました。それから、今度はその下の4の(4)、国防費はふえておるんだということですね。私が聞き落としたのかもしれませんけれども、予算上はだんだん伸びていきまして、経済上も大きくなっておれば、普通に考えますと資金がどんどん……
○林芳正君 私も今の永野先生と上田先生のお話を聞いて、ちょっと私の意見を述べさせていただきたいなと、こう思ったわけでございます。 今の帝国主義のお話でございますけれども、上田先生の御整理としては、帝国主義と覇権主義というのはまた違うものであって、帝国主義というのは何か自分の固有の価値を人に押しつけるというようなニュアンスがあったんですが、私はアメリカに長い間おりまして、民主的なコントロールがきちっときいておる。シビリアンコントロールと言うべきかもしれませんけれども、民主主義の制度が確立しておる国の間の戦争はいまだに起こっておらないということがやっぱり非常に大事なことでございまして、確かにアメ……
○林芳正君 ありがとうございます。自由民主党の林でございます。 きょうは大変お忙しい中、三人の参考人の先生方の長時間にわたりお話を聞くことができ、大変光栄でございます。同時刻に商工委員会がありましたので、ちょっと途中で抜けておりましたので、大変恐縮でございますが、もし重複しておることがあれば御容赦願いたいと思います。 まず、岡崎大使にお聞きしたいんですが、情勢の見通しというところで、最初飛ばされたものですから、ちょっと個々のお話についてお見通しを聞かせていただけたらと思います。 一つは、MFNがアメリカで、六月ぐらいだったと思いますが、かかっておりまして、最近ドールがこれはもういいんだと……
○林芳正君 既にこのテーマにも入ったような形で多くの先生方から御議論がありました。重複するところもあるかと思いますけれども、簡単に、議論のたたき台ということで私の考え方を述べさせていただきたいと思います。 まず、我が国の安全保障のあり方ということですが、法体系として、昨今言われております集団的自衛権の問題というのが必ず出てくるわけでございます。これを考える上で、まず自然法的に何があるのか、その次に国連憲章というのがあって、これは条約だと思いますが、それから憲法があって国内法があるというようなやっぱり整理をしておくのが必要なのかな、こういうふうに思っております。 その中で、先ほどからいろいろ……
○林芳正君 今の安全保障の問題については、いろんな議論があっておもしろかったんですが、私も今の直嶋先生、板垣先生と大体同意見でございまして、よくARFとか多国籍の機関というのが代替するというような考え方があるんですけれども、私はやっぱり補完でなくてはいけない、こういうふうに思っておりまして、ベースにやはり今のハブ・アンド・スポークという体制があって、そのベースの上に乗っかって信頼醸成等この多国籍のところでやっていくことによって補完機能を果たしてもらう。何年というお話が今ありましたけれども、長期的にはこの補完機能がどんどん充実していけばベースが要らなくなるという事態も可能性としてはないとは言えな……
○林芳正君 ちょっとおくれて参りましたのでもう最初に御説明があったかもしれませんけれども、二点ほどお伺いしたいんでございます。 一つは、イメージの問題でございます。スービックで首脳会談をやったということで、御存じのようにこれは基地がなくなったところでやったということで、主催者側の方で、基地がなくなってたしかフリーポートみたいになっているところでやったということについて、そういうたぐいのインプリケーションといいますか、基地がなくてもやっていけるんだというようなことが現地側からあったか。また、そこに参加していた首脳の中で、公的にはそういうコメントはなかったと思いますけれども、オフレコの場面でそう……
○林芳正君 自由民主党の林でございます。時間も迫ってまいりましたので、お二人の先生方にちょっとお聞きしたいと思います。 まず、五百旗頭先生には、先ほど、レジュメの最後の方でアジア太平洋の協力の枠組みという中で太平洋文明世界の構築というお話があったんですが、よく言われておりますように、アングロサクソンと、先ほどもそれに類したお話があったんですが、違った形でのまさに和魂洋才の和魂の方の部分といいますか、現代に引き直しますと、アジア型の資本主義なりアジア型の民主主義ということを少し考えてはどうかということが時々聞かれるわけでございます。 CSCEの議論でもあったように、ヨーロッパは比較的粒のそろ……
○林芳正君 会長ありがとうございます。 もう時間も超過しておるようですので、意見だけを表明させていただきたいと思います。 まず集団的自衛権について、今、山崎先生からまさに正鵠を得たというか、私も全く同意見なのでありますが、田中参考人がいらっしゃったときに、リベラリズムとリアリズムという話をしておられました。まさに必要悪として、相手が攻めてきたときに最低限の保障が必要であるという見方がリアリズムであります。これは、二十一世紀にもし持たなくていいようになっていればそれにこしたことはないわけでありますけれども、みずから先に放棄して、相手が放棄してくれなかった場合にどうするのかということをやはり責……
○林芳正君 自由民主党の林でございます。お二人から大変に示唆に富むお話をいただきまして、ありがとうございました。 プラサート先生が、議員団が訪問されたときにいろいろとお話しなさっている中で、民主制度がどの程度各国で確立されているか、こういうお話をされておられました。その中で、ASEAN、アジア地域では日本とインドとタイという国を挙げておられますけれども、この民主的なプルーラリズム、みずからの支配している方といいますか、与党と違ったイデオロギーを持った政党や主義主張を許容するデモクラシーといいますか、民主的プルーラリズムがまだなかなかアジア全域にはないというようなお話でございました。 安全保……
○林芳正君 ありがとうございます。会長からのお達してございますから、なるべく短く御質問したいと思います。 お三方より大変示唆に富むお話をいただきました。ちょっと順番を変えましてまず森本先生にお聞きをしたいと思うんですが、大変におもしろいといいますか示唆に富むヒントをいただいたと思っております。マルチの安全保障ということで、私は今まではARFといったものが、例えば言われておりますようなOSCEに対応する、OSCAとでも呼ぶべきものにだんだんと進化をしていくというようなイメージを持っておったわけでございますが、むしろ日米同盟がマルチにふえていくということで、ARFとの補完関係を持ちながらというよ……
○林芳正君 ありがとうございます。 諸先生から何点かもう御意見がありましたので、重なるかもしれませんけれども、私が考えておりますことを述べさせていただきたいと思います。 今、財政構造改革ということで、かなりここ数年、今からは財政事情が厳しい中でODAの額というものはこれはもう減る傾向にあるということを我々も認識をしていかなければならないということは、各参考人からあったとおりであるというふうに認識をしております。たまたま来年度におきましては、多分為替もこういう状況でありますから、ドルベースにするとかなりの減少というものを見込まなければいけないんではないかな、こう思っております。 そういった……
○林芳正君 ありがとうございます。 武見先生から中国の詳しいお話があったわけですけれども、今、社会主義市場経済という大変に矛盾したような制度で微妙なバランスに乗りながらやってきている、これは私の個人的な見解でございますが、市場経済がどんどんと発展してミドルクラスがふえていく段階でどこかで整理をしなければこれはもたないだろう、こういうふうに思っております。 この間、キッシンジャー博士がいらっしゃったときにそのお話を聞いたわけでございますけれども、何らかの形でコミュニズムといいますか、社会主義という政治体制が、市場経済との整合性をとるバランスの方向へ動いたときに出てくるのは多分ナショナリズムで……
○林芳正君 自由民主党の林でございます。 お二人の先生方、本当にきょうはありがとうございました。二つずつぐらい、お二人に御質問したいと思うんです。 まず宮崎先生には、アメリカの経済の活性化について大変興味深い分析をいただいたわけでございますけれども、構造改革それからマネタリーポリシーをきちっとやってきたということで、特に最近レーガノミックスの見直しといいますか、当時はブードゥーエコノミックスなんと言われてさんざんだったわけですけれども、結局その残したものが今の活性化につながっているのではないか、決してクリントン一人が偉いわけではないというような議論を聞いて、大変おもしろく聞いておったわけで……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 諸先生方のいろんな御意見を聞いておりましていろいろ触発されることがあったんですが、去年の秋だったと思いますけれども、ダボス会議というのがアジアでございました。そのとき、フィリピンの男性と中国の男性とそれから韓国の女性と私、四人でパネルをやったことを思い出しました。男女の共同参画という意味で経済発展段階は一番高いのにというお話をどなたかがされましたけれども、むしろ日本と韓国が一番おくれているんじゃないかというような話がそこで出まして、いろんな数字を見ますと確かにそういうふうになっておると。ですから、むしろ経済がだんだん発展してくると男女の共同参画が進む……
○林芳正君 自民党の林でございます。 三人の先生方、お忙しいところ貴重なお話を聞かせていただきましてありがとうございました。 まず、ちょっとざっくりとした話になるかもしれませんが、前回も今回もいろいろお話を聞いておりまして、自分の身の回りの話としてなかなか理解しがたいような状況だというのが率直な印象でございまして、例外的に幸せな家庭にいたのかなと思いながらいろんなお話を聞かせていただいております。 世代間みたいなものもあるかもしれませんけれども、我が国の社会でも男女の感覚といいますか、結婚観や恋愛観というものがだんだん変遷してまいりまして、先ほど渡辺先生の方から昔の家父長みたいなお話があ……
○林芳正君 ありがとうございます。自由民主党の林芳正でございます。 お二人の公述人、お忙しい中、お越しいただきましてありがとうございました。時間が限られておりますので、若干安全保障の方に偏るかもしれませんが、御質問をさせていただきたいと思います。 森本先生には、もうかねてから長い間御指導をいただいておりまして、おっしゃること大体、いつも興味深くというか、本当に参考にさせていただいておるわけでございまして、今日もまたいろいろ深い洞察に基づいてお話をいただいたわけでございます。 そこで、まず大変キーワードだなと思いましたのは、健全で現実的な議論が行われるようになってきたということでございまし……
○副大臣(林芳正君) お答えいたします。 新公庫の担う業務は政策金融として国が責任を持った自主的業務であると、今大臣からも御答弁があったとおりでございまして、そういう意味では、縮小均衡に入っていくことということは、逆に補完しなくていい部分が増えて民間の金融機関がたくさん貸してくれるようになるという前提でございますから、全体としては望ましい方向であろうと、こういうふうに思いますけれども、逆にそうならなかった場合に補完の役割が増えるということもあるわけでございまして、そういった意味で業務の円滑な遂行に支障が生じないように、今正に委員が御指摘になったように、資金調達についても財政融資資金の借入れや……
○林芳正君 自民党の林芳正でございます。 今日は、八代公述人、また中林公述人、お忙しい中御参集いただきまして、本当にありがとうございました。また、今そこの席で櫻井委員とのやり取りをずっと聞かせていただいておりましたが、本当に私も来ていただいてこういう場で御議論いただいてよかったなというふうに思っております。 私、最初から余談になりますけれども、議員仲間でバンドをつくっておりまして、ギインズというのでございますが、その中で、実はこれは元々は捕鯨問題をやっておるものですから、それをテーマにして、お互い意見は違っても意見が違うということを認め合うということは大事ではないかということで、「アグリー……
○委員長(林芳正君) ただいまから環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会公聴会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、福島みずほ君及び平野達男君が委員を辞任され、その補欠として森ゆうこ君及び自見はなこ君が選任されました。
また、本日、田村智子君、石川博崇君、高木かおり君及び藤末健三君が委員を辞任され、その補欠として武田良介君、佐々木さやか君、石井苗子君及び舟山康江君が選任されました。
【次の発言】 本日は、環太平洋パートナーシップ協定の締結について承認を求めるの件及び環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案の両案件につきまして……
○国務大臣(林芳正君) 今回の獣医学部の新設につきましては、これまで国家戦略特区を所管する内閣府を中心に段階的にそのプロセスが進められてきたところでございまして、国家戦略特区の枠組みの中で、関係法令に基づき、関係省庁の合意の下で適切に進められてきたものと、こういうふうに理解をしております。
また、松野前文部科学大臣が、総理、官邸から私に指示があったことはないと答弁しているように、総理から指示はなかったと、こういうふうに聞いておるところでございます。
【次の発言】 平成二十八年九月以降の省議、それから政務三役会議、この議題を確認をしたところ、国家戦略特区における獣医学部の新設に関する議題を取り……
○国務大臣(林芳正君) 委員おっしゃったように中国もかなり伸ばしてきておりまして、この五月の連休にちょっと訪中してまいりましたが、二〇一七年一年間でほぼ全域にわたってキャッシュレス化が実行の段階に入っていると、こういう説明を受けたところでございまして、やはり多額の政府の投資を科学技術にやっていることと、それから実行段階の早さといいますか、制度に起因するところもあると思いますが、やはり侮れないなと思ったところでございます。 こうした科学技術イノベーションは、やはり我が国が将来にわたって成長と繁栄を遂げるための要でございまして、やはり政府一丸となって実現する生産性革命、これの中核を担うものであろ……
○会長(林芳正君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして本審査会会長の重責を担うことになりました林芳正でございます。
本審査会は、日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制について広範かつ総合的に調査を行い、憲法改正原案、日本国憲法に係る改正の発議又は国民投票に関する法律案等を審査するという極めて重要な任務を担っております。
審査会の運営に当たりましては、委員各位の御指導と御協力をいただきながら、公正かつ円満な運営に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 幹事の辞任につきましてお諮りをいたします。
白眞……
○会長(林芳正君) ただいまから憲法審査会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第一七号憲法審査会における改正内容の審議促進を求めることに関する請願外四十九件を議題といたします。
本審査会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧のとおりでございます。
これらの請願につきましては、幹事会において協議の結果、いずれも保留とすることになりました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
午後三時四十二分散会
○会長(林芳正君) ただいまから憲法審査会を開会をいたします。
【次の発言】 松沢成文君。
【次の発言】 松沢成文君から、賛成者と連署の上、文書により会長不信任の動議が提出されました。よって、会長は、この席を譲って会長代理鉢呂吉雄君に会議を主宰していただきます。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一五号憲法審査会における改正内容の審議促進を求めることに関する請願外百二十五件を議題といたします。
本審査会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧のとおりでございます。
これらの請願につきましては、幹事会において協議の結果、いずれも保留とすることになりました。
以……
○会長(林芳正君) ただいまから憲法審査会を開会いたします。
幹事の辞任についてお諮りいたします。
磯崎仁彦君から、文書をもって、都合により幹事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 幹事の選任及び補欠選任についてお諮りいたします。
本審査会の幹事の数が九名から十名に増員となったことに伴う一名の幹事の選任を行うとともに、幹事の辞任及び委員の異動に伴い現在幹事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
幹事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一……
○会長(林芳正君) ただいまから憲法審査会を開会いたします。
【次の発言】 松沢成文君。
【次の発言】 松沢成文君から、賛成者と連署の上、文書により会長不信任の動議が提出されました。よって、会長は、この席を譲って会長代理那谷屋正義君に会議を主宰していただきます。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第二四号憲法九条を変えず、憲法の平和、人権、民主主義をいかす政治の実現を求めることに関する請願外六十九件を議題といたします。
本審査会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧のとおりでございます。
これらの請願につきましては、幹事会において協議の結果、いずれも保留とする……
○会長(林芳正君) ただいまから憲法審査会を開会いたします。 日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する調査を議題といたします。 本日は、憲法に対する考え方について意見交換を行います。 まず、各会派から意見表明を行った後、委員間の意見交換を行います。 全体の所要は一時間四十五分を目途といたします。 発言時間につきましては、経過状況をメモで通知し、時間が超過した際はベルを鳴らしますので、あらかじめ御承知願います。 また、御発言は着席のままで結構でございます。 なお、委員間の意見交換において発言を希望される方は、各会派からの意見表明の間にあらかじめ氏名標をお立てください……
○会長(林芳正君) ただいまから憲法審査会を開会いたします。
日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
発議者衆議院議員逢沢一郎君から趣旨説明を聴取いたします。逢沢一郎君。
【次の発言】 この際、本案の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員奥野総一郎君から説明を聴取いたします。奥野総一郎君。
【次の発言】 以上で趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
発議者及び修正案提出者の皆様は御退席いただいて結構でございます。
○会長(林芳正君) ただいまから憲法審査会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その日時及び人選等につきましては、これを会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本……
○会長(林芳正君) ただいまから憲法審査会を開会いたします。 日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、四名の参考人から御意見をお伺いいたします。 御出席いただいております参考人は、近畿大学法学部教授上田健介君、名古屋学院大学経済学部教授飯島滋明君、大東文化大学法学部政治学科教授浅野善治君及び弁護士福田護君でございます。 この際、参考人の皆様に一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多忙のところ御出席をいただき、誠にありがとうございました。 皆様から忌憚のない御意見を賜りまして、今後の審査の参考にいたしたいと存じますので、よ……
○会長(林芳正君) ただいまから憲法審査会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の審査会に総務省自治行政局選挙部長森源二君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
本案の審査においては、起立して御発言願います。
なお、時間が超過した際はベルを鳴らしますので、あらかじめ御承知願います。
質……
○会長(林芳正君) ただいまから憲法審査会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第五八号憲法九条を変えず、憲法の平和、人権、民主主義をいかす政治の実現を求めることに関する請願外四十一件を議題といたします。
本審査会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧のとおりでございます。
これらの請願につきましては、幹事会において協議の結果、いずれも保留とすることになりました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
午前九時四十分散会
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。