このページでは阿曽田清参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。阿曽田清参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。 初めての質問であり、かつまた先輩議員からもうすべて私が取り上げておる問題、大体言い尽くされております。重ねて質問することになるかと思いますが、お許しをいただきたいと存じます。 本日までで食糧管理制度を閉じるということになるわけで、あすからが新食糧法の施行ということでございます。このことは、まさに五十有余年食糧管理制度のもとで日本の米づくりがなされてきたわけでありますが、これからは新食糧法のもとでの米づくりということが始まるわけであります。大変な方向転換であるわけでございますが、米づくりは果たしてどうなるのかと不安な言葉をよく生産者の方々から聞くわ……
○阿曽田清君 平成会の阿曽田清でございます。 総理を初め久保大臣、大原大臣、長時間にわたりまして大変御苦労さまでございます。あとしばらくの間おつき合いをいただきたいと思います。 私は、住専ができてから今日までの経過を踏まえて、その中で私なりに感じたことを申し上げて、それなりに反省をするところは反省をし、そして今後の取り組みについての御提案もさせていただきたいと思います。 あえてその年月を申し上げたいと思いますけれども、昭和四十六年から四十七年にかけて日住金を初めとする四社が設立をされました。そして、昭和四十八年五月に大蔵省告示第五十三号によって大蔵大臣の管轄会社として指定になりました。そ……
○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。 私は、小規模企業共済制度につきまして御質問いたしたいと思います。 私自身JAの組合長をいたしておりまして、小規模企業経営者と農業経営者がそれぞれ同じような立場にあるにもかかわらず、制度的に満たされていないという違いがありますことを日ごろからこれは何とか是正しなきゃならないなと思っておったわけでありますが、それは小規模経営者には共済制度があるけれども、農業経営者には共済制度がない。四十年にできて三十年間この制度がそれぞれ果たしてきた役割は非常に大きかったわけであります。法的にもこれは例外ではないということになっておりますが、この三十年間にそれが誕生……
○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。今までそれぞれ質問がありまして、ダブるところがあろうかと思いますけれども、御了承いただきたいと思います。 酪農あるいは肉用牛、それに養豚等につきましてそれぞれの規模拡大が図られてきておるところでございますが、大変この十年の間において大きく変わってきております。 例えば、酪農におきましては、昭和六十一年には七万八千五百戸ありましたのが四万四千三百戸と四三・五%の減であります。しかしながら、頭数におきましては、二百十三万頭であったのが百九十五万一千頭と七%の減にすぎません。したがいまして、一戸当たりの頭数というものは六四%伸びているという勘定になるわけ……
○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。 時間が非常に限られておりまして、もう余すところ十二、三分ということのようでございますので、はしょって質問させていただきます。 今回の改正は、国内農業に影響を与えない病害虫の検疫を対象から外す、さらには輸出国での栽培地検査を要求する、三番目に検査手続の電算化による事務の合理化を図る、地方空港の検査体制の整備を図る、それに臭化メチル消毒の代替技術の開発、基本的には我々は賛意を表するわけでありますが、この中で一、二心配する点がございますので、その点をお聞きしたいと思います。 国内農業に影響を与えない病害虫を検疫の対象から外す、つまりフリーパスをするん……
○阿曽田清君 私は、農業者にも退職金制度を導入してほしいという観点から質問をいたしたいと思います。かねてから農業者にも退職金制度の導入を図るべきだと訴えてまいりましたし、中小企業対策特別委員会におきましても、小規模経営者の共済制度と同じように農業者も認めていただきたいと質問をいたしてきたところであります。 これまで小規模企業経営者に対しましては昭和四十年から、すなわち三十年前から実施されておりますのに、いまだ農業経営者にはそのような制度が実現いたしておりません。法的には農業者も排除されておらず、もともとは農業者も対象とした制度でありましたが、中小企業政策審議会では、農業基本法のもとで農業者に……
○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。まずもっておくれましたことをおわび申し上げたいと存じます。 今までそれぞれの委員から御質問があったかと思います。重複するかもしれませんが、御了承いただきたいと思います。 今回の農協二法の改正は、住専問題に端を発して、金融系統のあり方というような問題とあわせて系統再編というような問題が二段階性を踏まえてあっておったわけでございます。そういう意味からして、今回の提案について私も大筋理解と納得のいくところでありますが、部分的に気がかりなところがございますので、その点について御質問をいたしたいと思います。 まず、監査制度についてでありますが、監査制度その……
○阿曽田清君 平成会の阿曽田清でございます。 私は、熊本県、しかも天草の入り口におりまして、三角港という港が生まれ育ったところでございます。天草周辺にかけまして、内航海運業者の方々、出稼ぎとして大変頑張っていただいて、古い歴史を持っているところでございます。私が県議会時代に内航議員連盟をつくっておりました折には、四、五百隻ぐらいあったかなというふうに思っておりますが、ついせんだって聞きましたところがもう三百を割ったというようなことでございました。確かに近くの方々の中で、陸上がりをしておる方で既に他の事業に転回されておったり、あるいはもう悠々自適の生活をされている方もいらっしゃいます。 つい……
○阿曽田清君 平成会の阿曽田清でございます。
もう既に二十四人の方が質問に立たれ、二十一時間を超える論戦が行われたわけでありまして、ほぼ言い尽くしておる感がいたすわけでございます。したがいまして、重ね重ねの質問になろうかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。
まず、金融監督庁を設置された意義といいますか、そして新たな気持ちで設置された監督庁の使命、役割を改めて大蔵大臣、官房長官からお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 住専を初めとする相次ぐ不祥事に対して、これからはきちんと検査監督をすべき機関をつくって二度と起こらないようにしていくという決意のもとで設置されたというふうに……
○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。 今、ウルグアイ・ラウンド対策の見直しが高まっておる中ではございますが、ちょうど三年目を迎えまして、この見直しの中で緊急にぜひ取り上げていただきたいという点を二、三申し上げたいと思います。 私は、このウルグアイ・ラウンド対策が六兆百億円ついたときに農業団体の若手の職員の方からこんなことをお聞きしました。 それは、今でも脳裏に刻み込まれておるんですが、うそ八百と言います。花のお江戸も八百八町、その八兆より少ない六兆百億円、中身を見ればうそばっかり、そう言った職員の言葉が思い出されるわけでありますが、当時武村大蔵大臣も真水は三兆円に足らずというような……
○阿曽田清君 私は、ただいま可決されました森林病害虫等防除法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会、日本共産党及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 森林病害虫等防除法の一部を改正する法 律案に対する附帯決議(案) 松は、土砂流出の防止等の国土保全、風致・ 景観の維持のほか、木材の生産等にも重要な役 割を果たし、古くから、国民生活に深く関わっ てきた。 しかるに、松林における松くい虫による被害 は、なお高い水準で推移しているほか、一旦被 害が軽微となった地域でも……
○阿曽田清君 私は、ただいま可決されました繭糸価格安定法の一部を改正する法律案及び製糸業法及び蚕糸業法を廃止する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 繭糸価格安定法の一部を改正する法律案 及び製糸業法及び蚕糸業法を廃止する法 律案に対する附帯決議(案) 我が国蚕糸業は、伝統的産業として中山間地 域等において重要な地位を占め、繭糸衛格安定 法、製糸業法及び蚕糸業法は、それぞれ養蚕業 及び製糸業の経営並びに繭及び生糸の生産の安定に大きな役割を……
○阿曽田清君 高橋議員に関連いたしまして質問をさせていただきます。 最近の漁業を取り巻く環境というのは、日増しに悪化をいたしておりまして、もう御承知のとおりに年々経営体数も減ってきておるし、水揚げ量も減ってきておる、さらに魚価は低迷をするし、就業者の方々も減少してくる、そういう状況であります。 我々県議会時代に、とる漁業から育てる漁業をということで、資源管理型漁業を目指そうということで一生懸命、行政、漁協一体となって進めてまいっておりますけれども、なかなかそれが現実に大きく飛躍するところにいかない。どちらかというと、大勢に流れてしまっているというのが実態であります。 漁協の経営そのものを……
○阿曽田清君 平成会の阿曽田清でございます。 まず、酪農の問題から質問させていただきます。昨年は酪農環境は大変悪い状況でありまして、大変な不祥事等の問題も起こったわけであります。まずは、これはヨーロッパで発生したことでありますが、狂牛病の問題、あるいは全酪連の牛乳表示違反問題、さらに大阪市等で発生をいたしました大腸菌O157の問題、そして六甲牛乳その他乳業の大腸菌混入問題等、酪農家には甚大な影響を与えた年であったと思います。 その結果として、飲用向け価格の値下げや、反面えさの高騰などによりまして、私が計算をいたしてみますと一〇%ほどの所得ダウンになったのかな、そういう感じを持っております。……
○阿曽田清君 私は、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合及び民主党・新緑風会の各派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 家畜防疫制度は、家畜の伝染性疾病の発生予防やまん延防止により、畜産の振興に寄与してきたが、近年、畜産経営の大規模化に伴う被害の大型化、狂牛病等の新たな疾病の発生等の状況に対処し、より効果的かつ効率的な制度の構築が求められている。 よって政府は、本法の施行に当たり、次の事項の実現に万遺憾なきを期すべきである。 一 家畜の防疫体制に万全を期するため、動物検疫所及び家……
○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。 私は、現場の問題を二、三取り上げて質問させていただきます。 まず、改良普及員制度についてでありますが、昭和二十三年七月に農業改良助長法のもとで新しい普及制度が発足されて、来年で五十年を迎えるわけであります。時代の変遷を経て、その間に八回の法改正がなされたわけでありますが、その時代の変遷の中で農業・農村の発展に改良普及員の果たした役割は極めて大きいものがあったと私は高く称賛をいたしておるものであります。 例えば生活面におきましては、戦前に比べ、台所の改善や健康管理面で非農家世帯に大変な見劣りをしていたものでありますが、大きく内容が向上し、文化的生……
○阿曽田清君 平成会の阿曽田でございます。質問をさせていただきます。 この漁港法ができましたのが昭和二十五年、しかも議員立法ということでできたわけであります。それは、その当時の食糧不足の中で貴重なたんぱく源のもととしての漁業振興ということを重大視してこの漁港法ができたと承っております。今日まで約半世紀に及ぶわけでありますが、一次から九次まで実行されてくる中で、前倒しでやられたことが何回かありますが、いわゆる延長というのは今回が初めてであります。それだけに、関係者の方々は大変心配をしている向きがあるわけでございます。 そこで、質問でありますが、第九次漁港整備計画が今日まで実施されて四年目にな……
○阿曽田清君 新たな米政策といたしまして、今まで論じてまいられました米の生産調整対策、それから稲作安定対策、計画流通制度の改善を柱として講じられたところでありますが、その中の主な点で申し上げますと、生産調整実施者のメリットの還元、さらには補てん金制度の創設、不公平感の解消としての全国共補償の実施、転作実施者が米に匹敵するよう、麦、大豆、飼料作物の所得の確保というのが今回の主な取り組みだったというふうに思います。 私からこれは何点ぐらいだったかなと生産者の方々に聞きましたら、点数は上げられんばってん、このような米余りの状況の中ではいたし方ないだろうなというのが生産者の声でありました。そんな中で……
○阿曽田清君 連日、総理を初め大臣の方々、お疲れさまでございます。もうしばらくでございますので、おつき合いをいただきたいと思います。 今回の財政構造改革法の改正の理由は、景気が極めて停滞しておるということから、この点の経緯につきまして、短い時間でありますが政府の姿勢をただしたいと思います。 バブル崩壊後、八年がたちました。二年前に住専国会と言われて住専処理スキームが出され、公的資金が投入されました。私は、六千八百五十億円はおろか五千三百億の農協の負担さえも出す必要はなく、あくまでも母体行が責任を持つべきだと主張をいたしました。このスキームは農協救済とまで言われたわけでありますが、私には大変……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 早速、質問に入らせていただきます。 明治以来百三十年、このシステムがまさに功を奏して今日まで参ったと思いますが、現今のいろんな不祥事かれこれ、また官僚の問題も出てきておるところであります。ここで思い切った、いわゆる中央集権国家を見直して地方分権化をというような高まりが見えてきて今回の一つの法制定になったと思うわけでありますが、まさに全国津々浦々まで上下の関係で行政がなされてきた、これが一つの今日の硬直化した状態をつくり上げてきたというふうに思います。 ここで、今回の法と同時に、縦の関係、上下の関係から横の関係というもの、いわゆる国と地方が同等の……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 今まで八名の委員から質問があり、ほとんど出尽くした感がございますので、重複を避けまして、私は現場のといいますか、地べたの問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 実は、昨年の十二月、これは私ごとでございますが、私のところにある専業農家の方が参りまして、実は息子のことで相談に来たと。どういうことですかと聞きましたら、息子の就職を世話してもらえぬだろうかということでありました。この農家は米とミカンを栽培している専業農家であります。そのおやじさんが言うには、息子は農業高校を今度卒業するので自分も農業の後を継ぎたいと言っているということでありましたので……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 私は、真珠養殖事業法を廃止する件につきまして質問いたします。 熊本県では天草というところがありまして、そこの天草におきましては七十年前から養殖真珠が盛んになっておりまして、天草産パールということで高く評価を受けているところであります。それが平成六年に異常渇水による真珠貝の大量へい死、さらに平成八年に四四・五%のへい死、平成九年に三八・二%のへい死となり、平均値の倍近いへい死率であります。このことで、七十億ほどありました売り上げが平成九年には三十四億円と大きく落ち込んでしまっておるわけであります。 養殖業者は、今後とも真珠養殖を続けることができる……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田であります。 今、須藤委員の質問に対しまして大体共通するところもございますので、それの延長線上で御質問させていただきたいと思います。 どちらかといいますと、飲用乳は少々減ってきておって、乳製品の方が少しふえてきているというような状況の中ではあるけれども、昨年、加工限度数量二百四十万トンに対して二百三十七万トンと、二百四十万トンまで達成しなかったという状況であるようでありますが、今日までこの十年間の間にどちらかというと生産調整ぎみに行ってきた状況ではなかろうかなというふうに思います。その中で、特に現場では乳肉複合経営というものにどちらかというとここ数年重点を置いて……
○阿曽田清君 災害復旧の暫定措置法につきまして若干質問させていただきます。 今まで意見が出ておりましたのでもう多くを語りませんが、今回、三十万から四十万ということで一つの事業費規模の格上げがされたと。そして、百メーター範囲内を百五十メーターにすると、これがねらいであります。 その中で、長い間我々地方議員が携わってきた中で絶えず考えておりましたことは、今までは三十万、今度四十万になりますが、その三十万までの被害について、市町村が対応しておる市町村もあれば、受益者がほとんど負担しなきゃならない市町村もある。ですから、今回四十万に上がった場合に、それ以上になったときはこの適用になって措置をしてい……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 農村・農家の経済環境の厳しさにつきましてはたびたびこの委員会で質問をいたしてきているところでありますが、今回は流通の面につきまして、その厳しさについての御質問をいたしたいと思います。 まず、中央卸売市場、百十二社ございますが、その取扱金額、これをちょっと調べてみますと、平成二年度で二兆八千四百七十二億円、平成八年度で二兆六千八十五億円と、六年間で約二千四百億円減少いたしております。また、利益率で見てみますと、平成二年に〇・五八%であったものが平成八年には〇・二四%の利益率であるということからいたしますと、百十二社のうちで現実的に赤字経営の卸売会社……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 参考人の諸先生方の御意見を承っておりまして大変勉強になりました。しかも、それぞれお尋ねになったところでもう既に私が述べるところがなくなったわけでありますが、その中で、自分なりにもう少し突っ込んでみたいなと思っている点だけ感じたことを申し上げたいと思います。 先ほどから質問がありましたように、アメリカとかEUにおきましては既にHACCPは義務化されておる、日本はこれから取り組む中で自主目標である、こういうことであります。その中で、先生方の御意見としては、日本も当然義務化すべきだととれる御意見が御三名からありました。 私、その中で、日本がそこまで持……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 私は、食品製造業者の育成の観点から質問させていただきたいと思います。 平成七年度の食品衛生法の改正で、HACCPの考え方を取り入れた総合衛生管理製造過程の承認制度が認められました。二年ほどたっておるわけでありますが、その間に百七十七件が既に承認をされて、加えて二百五十八件の申請が現在なされておるということであります。 厚生省といたされましては、承認をされた会社とまだ承認をされていない会社、この間、取引の上でいろいろと議員から出ておりました問題、懸念されている問題は生じていないかどうか、まず確認いたしたいと思います。
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 いろいろともう意見も出尽くしておりますが、私は今回の農地法の一部改正は大きく二つあろうと思います。一つは、二ヘクタール以下であったものを四ヘクタール以下までに都道府県知事に権限を委譲する。もう一つは、現行の農地転用許可基準を法定化したということだろうと思いますが、その中のまず権限の委譲について若干質問したいと思います。 二ヘクタールから四ヘクタールに知事に権限を委譲するということでありますけれども、先ほど和田委員からは、「当分の間」というのはどれくらいなのかという御質問がありました。風間委員からは、「当分の間」というのは廃止する方向でいくべきじゃ……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 今回の種苗法、これは現行の種苗法すべてを改正して、全く新しい新種苗法と言えるのではなかろうかなと私は評価をいたすわけでありますが、私自身、この品種登録につきまして申請者の一人として経験がありますので、問題点の一、二、その実態から御質問したいと思います。 実は、品種登録をいたします。申請をいたします。申請をいたしまして、花の場合は割と早い期間に現場調査においでになるんです。私が出しているのはかんきつでありますけれども、かんきつは年に一回しか検査するタイミングがないから、それを検査し損なったらまた二年になるわけですが、早い方の花の方でいきましても、一……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。それぞれ三党案の発議者の皆さん方の御苦労に心から敬意を表したいと思います。 ただいままでそれぞれの案についての疑問点なりあるいは問題点なり御議論があったところであります。そして、先ほど大脇議員から指摘をしていただいた、問題点はどこにあるかということの質疑が発議者に出されたわけでありますが、私は逆に、それぞれの案についで、今ボランティア活動をなさっておる方々に我が党の案はこういうところが一番自信を持って皆さん方に説明できます、こういうところはすばらしいところなんですよというところを三党案それぞれひとつ御説明いただきたい、お願いいたします。
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 いろいろともう御質問が出ておりますので、私からはことしの減反政策を実施した実態面から質問させていただきたいと思います。 ことし五%上がって、熊本の場合は約四〇%の減反面積になりました。我が農協管内でも最後の最後まで達成し得ない地域がありまして、それを担当者、営農指導員、役場と一緒になって個別農家回りまでして達成に向けてぎりぎり努力をしてやっと達成できだというような状況であります。しかも、結果としては水田でも植えられなくそのまま荒れているというところもあるし、またそれが、わずか五%と言ってはなんですけれども、四割になった部分でのダメージは物すごく大……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 このたびの台風並びに集中豪雨で被害を受けられました皆様に心からお見舞い申し上げます。 ことしは異常気象ということで、台風の常襲地帯であります九州には台風はまだ一本も来ないままで、東北あるいは西日本に台風が上陸しているようでありますが、どうぞ異常気象という観点の中で、六月の梅雨の時点、九州は長南に遭いまして、かんきつ等については花の咲く時期に、発芽の時期に雨に打たれた。そして、今や干ばつ状態であるということで大変な被害が出てきておるということも、どうぞ九州地区の方は台風が来なかったからよかったねじゃなくて、台風被害こそはなかったけれども干ばつで相当……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。
私は、新事業創出促進法についてお尋ねをいたしたいと思いますが、今、梶原先生から質問がありました、従来のテクノポリス法あるいは頭脳立地法、これが廃止になっておりますが、これは既に目的を達成した、なし終わったというようなとらえ方でおられるのか、はたまたこの廃止される二法の精神をちゃんと受け継いで、そして発展的にこの新法の中でまた育てていくというような考えなのかどうなのか、確認の意味で御質問させていただきたいと思います。
【次の発言】 私は熊本県でございまして、このテクノにつきましては熊本県は大変力を入れておりまして、全国屈指のテクノポリスの成功している……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。
十分しか私には時間がありませんので、質問に対してはイエスかノーかで答えていただきたいと思います。
五年前のUR合意の当時に、私は国内法の方が国際約束よりも優先するというふうに思っておりました。ところが、例外措置というようなことで国際約束の方が優先してしまったということでありますが、そのように国内法が優先することではなくて、国際約束の方が優先していたんだということを改めて確認しておきたいと思います。
【次の発言】 それじゃ、今度関税化されるということであれば、来年の三月いっぱいに、国内の、食糧法の改正は当然それまでになさなきゃならないということです……
○阿曽田清君 阿曽田でございます。 もうほぼ意見は出尽くしておる感がいたしますが、重ねてお尋ねをいたしたいと思います。 暫定水域がどうやって決まったのかといろいろ御質疑あっておりましたが、報道によりますれば、当初百三十四度以西、北緯三十八度以南、こういうような報道がされておったように私は耳にしておるんですが、今までの協定からしますと百三十五度というところであったのが、最終的には百三十五度三十分に落ちついたと。先ほどの説明によると、韓国側が百三十六度を主張し日本側が百三十五度、その真ん中をとってと、こういうような説明であったわけであります。 私からすれば、日本側の報道として百三十四度という……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。
総理、今、日本は戦後最大の経済の危機に直面をしており、まさに国家存亡の危機を迎えていると思います。そういう認識のもとに、十一月十九日、総理と我が自由党党首小沢一郎との合意がなされました。その合意書に基づいて今直ちに行わなければならないと総理自身重要に考えておられるものは何か、まず教えていただきたいと思います。
【次の発言】 誠実かつ適切なる実行を期待いたします。
次に、アメリカの北朝鮮問題の最高責任者であり元国防長官のペリー氏が来日し、政府側と北朝鮮問題で協議が続けられていると聞いております。どのような協議がなされているのか、野呂田防衛庁長官、差……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 このたびの台風十八号、災害対策特別委員会の委員の諸先生の御視察をいただき、かつまた国土庁を初めとし関係省庁の御努力、前向きの取り組みに心からまず感謝を申し上げます。 それも不知火町は私のまさに足元の足元でございますし、また農業被害が一番大きかった、塩害被害を受けました宇城地域、ここも私のまさに地盤というか足元でございまして、そういう意味で、帰りましたらおしかりを受けるばかりで、もう帰りたくないような思いの中でここ一カ月間過ごしておるところであります。 今までそれぞれ先生方から質問がありましてもうすべて言い尽くされておりますが、一番被害者の中でこ……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。
私は、勲章、褒章の運用についてお伺いをいたします。
これは春と秋にそれぞれ四千五百人の方々を対象に勲章、褒章が授与されるわけでありますけれども、この四千五百人、各省関係者の内訳をまず教えていただきたいと思います。
【次の発言】 農林水産関係はどれくらいでしょうか。
【次の発言】 今お聞きしますと、農林水産関係に絞りますと、約三%の方しかその栄誉に浴していないということであります。
その中で今、大体、想像いたしますのに六割以上が役人OB、公務員OB、そのように承っております。四割が民間であります。この六割と四割というのもどんなものかなという感じを……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 私は、農業者にやる気を起こさせるためのいわゆる施策の条件整備が必要ではないかという観点から、わずか二十分しかありませんので、三点だけ絞って御質問させていただきます。 今、私の管内の農協では、施設園芸の販売高が農協取扱高で約百二十億円であります。これも大分減ってまいりましてそれくらいになったわけでありますが、生産量が年々減ってまいっておりますし、同時に品質も落ちてきているというようなことから、何かいい方法はないかなということでそれぞれ技術者に検討させたわけでありますが、なかなか妙案が浮かばないということから、私、せんだってハイテク施設園芸の世界で一……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 私は、短い時間ですので二点に絞って質問させていただきます。 橋本内閣のときに財政構造改革法案が通過いたしました。その折に、我々は反対をいたしたわけでありますが、米飯給食について、当時五〇%余りの値引き措置があっておりましたのが、平成十年には三〇%、そして平成十一年には一〇%、十二年度からゼロと、こういうことにそのときなっておりましたわけであります。昨年の臨時国会で凍結ということに相なりました折に、私は大臣にこの学校給食のいわゆる値引き措置も凍結になるんですねという質問をしたことを覚えておられますでしょうか。 そのときに大臣からは、自分も育ったと……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 先ほどから質問が出ておりました中に、風間委員や大沢委員から質問されておりましたぬれ子の価格、これは非常に安いんじゃないか、その対策を講じるべきではないかというようなお話がありました。審議官からは、副産物だからしようがないよというような御意見もちょっと漏れたんですが、これは農業者の方が聞けば大変怒る話になりますよ。 それと、収量が昨年減ってきたというようなことで、収量が減少してきたということは消費が減ってきたからであるというようなお話がありました。そうじゃなくて、いわゆる黒毛和牛の種つけが最近特にふえてきておる。特に、内地では五〇%、北海道でももう……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。私は確認する意味でお伺いをいたしたいと思います。
十二月十八日の委員会におきまして、国際約束が国内法よりも優先するというようなこと等で、今回論議になっております譲許表の修正が確定して、WTOよりその確認書が出るまでの効力が発せられないのではないかと思うんですけれども、その点いかがですか、外務省。
【次の発言】 確認書が発せられなくてもそれはいいということですね。
では、国会の承認がもし得られなかった場合はどうなりますか。
【次の発言】 私が聞いているのは、確認書が発せられなくともいいということであるならば、発出された後、国会の承認を得ることになって……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 もう既にそれぞれ御質問が出ておりまして、私の聞くところすべて各先生方がお聞きになったので、違う角度からお尋ねしたいと思います。 もう既に、現場では、減反政策のぎりぎりというか、耐え切れない状況まで至っておる。生産調整をクリアしていない県も出てきておるという状況の中で、今回、この関税化の話が出てきたわけであります。急遽、どちらかというと私自身も非常に短期間にこの問題が議論されて、短期間のうちに処理されたということに対して、まだ不完全燃焼的なのが単協にも生産者の中にもあるのは事実であります。 それはそれとして、関税化も、そういう数量が〇・八減るとい……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。
まず、三点ほど質問したいと思いますけれども、その中で、SBSの輸入量が平成七年度一万一千トンありましたのが、八年、九年、十年と倍々々でまいりまして十二万トンになっておりますが、このSBSがふえてきておる理由とその背景を、食糧庁長官になりますか、まず教えてください。
【次の発言】 このSBSの十二万トンのうち、いわゆる短粒種というべきものが九万六千、約八〇%入っているんです。いわば、ジャポニカ系のものがSBSの八〇%を占めておるということからするならば、ここに私は関税化へ向けての助走が始まっておるなというふうに受け取りました。今、食糧庁長官の御説明と……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 今回の三法案、私は、これからの農業形態というものを二十一世紀に向けて大きく変えていこうというようなことで高く評価をいたします。むしろ、遅きに失したかという感じも常に持つわけでありますが、現場におりまして、今回、国が取り組もうとしていること、既にもう取り組んできた経過もございます。 そんな中で、なかなかうまくいかないのは、土づくりは大事だということはみんなわかっているんだけれども、その土づくりが、思うに現場で実行されていかない。それはどういうところにあるかということをまず御認識されているところからお聞かせいただきたい。
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 三人の参考人の方々、本当にお疲れさま、また大変勉強させていただきました。 いろいろお聞きする中で、私は、一部分に限る質問になろうかと思いますが、まず杉谷参考人に質問いたします。 今回、この相対取引を正式に認めるといいますか、そういう形でいくならば、関東は今まで七割が相対、関西が三割、全国押しなべればフィフティー・フィフティーという数字が出ております。この相対取引がさらに進んでいくということになりますと、いいものが先に相対で出てしまって、残ったすそ物で競られるということになると、正しい評価、適切なる価格というものになるのかどうか、むしろ価格を下げ……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 私は、生まれたところが三方を海に囲まれておるところでございまして、そういう観点でたまには船釣りに出かけることもあります。 ある釣りを愛好する方とついせんだってたまたま食事をすることがあったわけでありますが、その方が大変驚いたように私に話されたことでありますが、天草のある島に新聞配達船と一緒に渡って釣りに行ったと。釣るけれども、二十年のベテランの自分であるけれども、なかなか釣れなかったと。そうしたら、近くの老人の方々が集まってきて、釣れたかいとお聞きになったので、全然釣れませんと。それは釣れぬはずたい。昔はここには藻が大概生えておったばってん、もう……
○阿曽田清君 農用地整備公団、これが廃止になって森林開発公団に一体化し、名称を緑資源公団として新たにスタートするということであります。農用地整備公団が今日まで四十年果たされてきた成果、その総括をここでやっぱりしておく必要があるだろうと思いますので、大臣から四十年間の農用地整備公団の総括を述べていただきたい。
【次の発言】 地元でも道路の整備やら草地改良あるいは造成等で大変評価を受けているといいますか、喜んでいただいているのを目にいたします。しかしながら、今回、農用地総合整備事業、これそのものがもう既になくなるということでありますが、これに対するニーズといいますか要望というのはなかったのかどうか……
○阿曽田清君 ようやく新たな基本法が制定されるのかなという思いで私も大変うれしく思います。現行の基本法は既にもう役立たずじゃないかという思いをいたしたのも久しくなります。まさに、減反政策が始まったときに、米の減反政策さらには果樹等の減反政策が実施された、そのときに、農業基本法はないのに等しいな、いち早く新たな農業基本法をつくるべきだ、そういう思いで今日までまいりました。 今回の基本法を改正するに当たり、三十八年間の農業基本法、成果もあったと思いますし、また反省も大きかったと思います。大臣、その成果と反省、総括をまずお聞かせいただきたい。
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。先生方、大変すばらしい御意見を拝聴いたしまして参考になりました。 まず村田公述人にお尋ねしたいと思いますが、三十八年間の農業基本法、これの果たしてきた役割、反省、そういうものを総括した上で今回の新農業基本法というものが制定されるべきものだと私は思っております。その中で、せんだっても私、大臣に質問したんですが、前の農業基本法は目的といいますか理念が非常にわかりやすかった。すなわち、選択的規模拡大、そして自立農家育成ということを図りながら農工間の所得格差を是正していくんだと。今回はその理念の中に、食料の安定確保、多面的機能の発揮、農業の持続的な発展、そし……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 本日最後の質問になりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 WTO体制下の自由貿易、そして市場原理の導入ということが今回の基本法の中身の根底に流れておるわけでありますが、今まで産地におきましては、産地間競争ということでもう二、三十年、一生懸命各産地に負けないように量と質を上げるように努力をしてきたわけでありまして、その中で、産地銘柄が通っていくところもある、それに負けたところもあるわけでありますが、また今度は海外から入ってくるものにも一緒に戦っていかなければならないという状況に、これから二十一世紀になるというようなことだと私は認識をいたし……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 短い時間でございますので、早速、質問に入らせていただきます。 今回の新農業基本法、この中に、従来と違って、食料と農村を入れた基本法になりましたことを高く評価いたします。 その法案の中でまた一つ現行基本法よりも一歩踏み出した内容になっておりますのが、従来は国がすべて基本方針を立てて実行していく、それに地方公共団体は準じてということになったのを、地方公共団体と国が一体となって相協力し合っていくというところが私は大変興味を持つところであり、期待をするところでありますが、反面、相協力してということであるならば、ともに責任逃れになってしまう可能性すらある……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 いよいよ最後の質問になろうかと思いますが、今までやかましく言ったり怒ったりいたしましたけれども、きょうは大臣にもう細かいことは申し上げませんで、決意だけひとつお述べいただきたいということで御質問をいたしたいと思います。 新農業基本法が成立を見た後の話になりますけれども、昭和四十五年に農林水産関係予算が国全体の予算の一四・四%であった。平成十年の予算では五・九%に下がってきた。金額的に見ましても、ウルグアイ・ラウンドで関連予算がついたときにちょっと伸びたけれども、また右下がりになってきている。そういう中で、今回の基本法のもとでこれからの政を展開する……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 通告いたしておりますのがほとんどもう質問に出ておりますので、述べるようなところが少なくなっておりますが、今回の改正は、今までの通達行政を改めて、法律化をして明らかにした上で事をなしていくという点と、それと国が基本指針を今回きちんと出して事に当たるというようなこと、さらには農用地の中に担い手育成の研修のための除外地を設けて、そこに担い手育成研修施設等を設けるようなこと等が新たに加わったというようなことであります。 一番心配しますのは、こういうことに改めたにいたしましても、農地の減少というものにはなかなか歯どめがきかないのではなかろうか。どうやって減……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 十分しか時間がありませんので、簡単に質問し、簡単に御答弁いただきたいと思いますが、独立行政法人は、公共性、透明性、自主性を図って、運営の改革やあるいは職員の意識改革等々を図り、効率的な業務を実施してよりよい行政サービスを行う、こういうことになっておるわけでありますが、独立行政法人化をしたことによってどのように今までのいろんな、今回五十九の機関をよみがえらせるといいますか、よみがえらさせる、期待させる、期待しているような方向に果たして持っていけるのかどうか。その自信のあらわれをまず大臣からお聞きしたいと思います。
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 十分間しか時間がありませんので、簡単に質問をさせていただきます。 今年産は非常に過剰基調ということで、緊急対策をとっていただきながら市場から米を隔離し、そして安定化へ向けての取り組みがなされましたことに心から感謝を申し上げます。 この現行算定方式というのは平成九年から毎年下がりっ放しでありまして、十二年産の政府買い入れ価格、これもマイナス四百二十四円で一万五千百四円という線で恐らく決まるでありましょう。そうしますと、四年間下がりっ放しということであります。 この現行算定方式が最善の算定方式かどうか、大臣、どうお考えになっておられますか。
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 私は、農協系統の整備につきましてお尋ねをいたしたいと思いますが、合併助成法ができまして、一万五千有余ありました農協がそれぞれ御努力をし、今日では一割をちょっと超える程度まで少なくなってきた。広域合併等がとられてきたという状況の中で、系統二段階というようなのが、いわば広域合併の折に系統二段階になるがゆえに、早く広域合併をしてその体制を築かなきゃいかぬということも一つの合併の理由にしてきたわけでありますが、今、全農あるいは農林中金等々との合併問題はどのようになっておるか、まずお尋ねをいたしたいと思います。
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。
私は、あくまでも確認をする意味で御質問したいと思いますが、我々、マスコミ等から聞いておる範囲内では、これは水入りになったのかそれとも再スタートするようなことになったのか、勝ったのか負けたのか、全然きちんと理解できないといいますか、認識しがたいところがあるわけで、大臣、今回のシアトルの閣僚会議において効果があったのかどうか、成果があったのかどうか、本音の部分をお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 結論から申すならば、失敗に終わったから、合意ができなかったからマイナスである、しかし言うべきことはきちんと言うてきた、これからもそれを続けるという……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 私は、現場の直面しておる問題につきまして二、三申し上げて、また御意見を承りたいと思います。 まず、年金給付年齢の引き上げと六十歳定年制との整合性についてお伺いをいたしますが、御承知のとおりに六十歳定年制をそれぞれの企業が設けて、またその実施を進められておるところでありますが、二〇〇一年から十二年かけまして支給年齢を六十五歳にまで引き上げるということになっております。六十歳から六十四歳の間の支給は、特例で報酬比例部分だけ月々六万五千四百五十八円の基礎年金のみが支給されて、六十五歳にならないと支給されないというようなことであります。六十歳定年をしいて……
○阿曽田清君 私は、本年一月に結成されました自由党所属議員として、今国会より本調査会の審議に参加したばかりでございます。調査会の委員となるのも何分初めてのことでございますので、調査の報告の取りまとめに際しましてどれほど役に立てる意見が述べられるかと恐縮しておりますが、お招きしました参考人のお話や政府への質疑を通じての若干の感想と意見、また自由党の社会保障についての考え方を与えられた短い時間ではありますが述べたいと存じます。 私が本院の議員になりましてから既に六名の参考人のお話を伺ったところでありますが、そこで感じましたことは、意外に社会保障の雇用に果たす効果が大きいことであります。また、経済……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 今、先生からそれぞれ四期にわたるお話があって、我々は一期から二期の前半ということになると思いますが、一期が中心になりますが、ついせんだって、私は地元の高校の母校に帰りました折に、校長先生からちょっと悩みを打ち明けられました。それは、中学校から高校に入った子供たちはこれから三年間高校生活をするわけなんですけれどもということで、まず今の子供たちが高等学校時代をどう生きるかというようなこと等の意識が全然ない、同時に、将来自分はどういうような人になりたいとかという目標も全く持っていない、そこで何か生徒たちにアドバイスといいますか、何かそういう子供たちに方向……
○阿曽田清君 自由党の阿曽田ですが、ちょっととっぴな質問をいたします。 先ほど長峯先生からもお話がありましたが、九州の男性二十代、三十代の精子数を調べたら一億二千万、関東、東京ですけれども、ここでやはり二十代、三十代の成年の精子数を調べたら五千三百万、約二・二倍の差があるというデータがせんだって朝日新聞に出ておったわけです。これは環境ホルモンのせい云々と、こう出ておったような記事の記憶があるんですが、なぜそんなに差があるかというようなことは厚生省でも検討されておるのかどうか。 また、私の友人で四千万しかない者がおりまして、とうとう子供ができないんですよ。どれくらいの数が出ていれば大体心配要……
○阿曽田清君 特にありません。大体自分が言っていたのが入っていたところでございますので、特に申し上げることはありません。
○阿曽田清君 自由党の阿曽田でございます。 まず、大内先生にお尋ねいたします。 先生の先ほどのお話によりますと、二つの矛盾があると。国際ルールに基づいていくならばいわゆる自由貿易、国内においては市場原理の導入ということから、そこには当然生産性向上と環境保全という矛盾が出てくるというお話、さらにはそういう国際ルールに対して国内対策をどう進めていくかということに対しての整合性の問題、こういうお話がありました。この二つの矛盾、本当に私もこの矛盾を感じておりまして、ここの中でどうやったらその矛盾をうまく整合性に結びつけることができるのかな、これはまさに方程式より難しいような感じがいたすわけでありま……
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