このページでは岡崎トミ子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。岡崎トミ子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○岡崎トミ子君 私は民友連の岡崎トミ子でございます。 九〇年の国会活動から一貫して環境委員会に所属をしてまいりまして、あるときには環境庁と対決するようなこともございましたが、環境応援団として私は頑張ってきたつもりでございます。 きのう、百四十二回国会の大木環境庁長官の所信表明をお伺いいたしました。六つの柱をということで、その第一に地球温暖化対策、抜本的に解決したいその問題について触れられておりまして、私もこのことは第一に質問したいところでございますが、実はきょうは厚生省もお呼びしておりますし、同時に衆議院の方でも委員会が開かれているということで、時間の関係からこの問題を一番最後のところでお……
○岡崎トミ子君 今回の法改正は、大気汚染に起因する健康被害者に従来どおりの補償給付費用の一部を発生源の自動車税で負担するということですが、大気汚染の現状、とりわけ都市では余り改善されておりません。
そこで、まず環境庁に伺います。
NOx規制など対策がさまざまとられてきたと思いますが、過去五年間のデータでは、全体としてはやや向上と見られるものの、NO2の環境基準の未達成率が九六年度は九五年度より上昇し、また浮遊粒子状物質の達成率も依然として低い状況であります。この原因と対策をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 百三十二国会では、「環境保全に配慮した総合的な交通対策を強力に推進すること。」……
○岡崎トミ子君 環境庁長官は、先週の末、イギリスで開かれましたG8の環境大臣会議に出席されてお帰りになられたばかりと伺っております。大変お疲れさまでございます。 この会合では、長官もすっかり専門家となられました気候変動の問題などについて集中的に議論されたということなんですけれども、私もこの国会中にぜひこの問題について質問しなければならないというふうに思っておりましたので、よろしくお願いしたいと思います。 質問に入ります前に、前回の三月三十一日のこの国土・環境委員会において質問をさせていただきました。環境ホルモンとダイオキシンの問題について質問をさせていただきましたときに、疑わしきは罰せずで……
○岡崎トミ子君 さて、今回のこの法案で、内容は規制緩和の一環であり、また景気対策の一助となるということの説明でございましたから、真っ向からは反対しにくいという事情はありますけれども、一方で、この改正案を通してしまった場合に取り返しのつかない結果を招いてしまうのではないかと心配もいたしております。連結許可が地域の町づくりの努力に悪影響を及ぼすのではないか、環境破壊につながるのではないか。また、行財政改革の論議が進行中の今、とかく批判の多い道路公団に新たな仕事と財源を与えることを許していいのかという疑問があるからでございます。 こうした不安は、この法改正によって何がどうなるのかがよく見えてこない……
○岡崎トミ子君 私は、現在国民の不安が増大しておりますダイオキシンについて質問させていただきます。 ダイオキシンがまず注目されましたのが、産業廃棄物処理施設をめぐる汚染に始まった所沢の条例の制定であります。そして、母乳調査に高濃度のダイオキシンが検出と発表され、次に今回の豊能郡の美化センター、調整池では二万三千ピコという高濃度の数値が出ました。これには私も大変ショックを受けて、現地に行ってまいりました。 今何よりも先に求められておりますのは、まず実態調査であり、原因の分析であり、そして汚染地帯と汚染物質をどう処理するのかの対策と、ダイオキシン削減対策だと思います。 連休最後の五日に、私は……
○岡崎トミ子君 民主党の岡崎トミ子でございます。 五月十二日に本会議で質問をさせていただきました。このことに引き続いて、都市計画法の一部を改正する法律案について質問をいたします。 初めに、市街化調整区域における地区計画策定を前提とした開発許可対象の拡大について伺いたいと思います。 都市計画法の第七条によりますと、都市計画区域が市街化区域と市街化調整区域に区分されておりますのは、「無秩序な市街化を防止し、計画的な市街化を図るため、」とあります。その趣旨からしますと、市街化を抑制すべき区域である市街化調整区域でもしも開発が必要となった場合には、慎重な検討と議論を経て一部を市街化区域に指定がえ……
○岡崎トミ子君 きょうは、皆様、お忙しいところ都市計画法の参考人をお引き受けくださいましてお越しいただきましたことに感謝を申し上げます。 私は、日本じゅうで商店街が疲弊をして力がなくなって元気がなくなっているという大変深刻な中で、従来の日本の都市計画制度、土地利用計画制度が本当に機能しなくなっているという問題認識を持ってこれまでの審議にもかかわってまいりました。きょう参考人の皆様方のお考えを伺って、ますます地方への権限と財源の移譲、そしてまた住民参加の必要性、このことが大変重要だということを勉強させていただきました。 まず最初に、伊藤参考人に伺います。 日本とイギリスがともに最近流通行政……
○岡崎トミ子君 民主党の岡崎トミ子でございます。 先週、五月三十日の新聞記事によりますと、WHOの欧州地域事務局専門家会議が開かれて、ダイオキシンの基準値が強化されたことが出ておりました。大人一人一日耐容摂取量、TDIをこれまでの体重一キログラム当たり十ピコグラムから半分以下の一ないし四ピコグラムとすることに合意したということでございました。 私たちも驚きを持ってこの記事を見たわけなんですが、従来、厚生省はTDIで十ピコ、環境庁は健康リスク評価指針値として五ピコと二つの数値があって、大変乱はわかりにくいというふうに思っておりました。これは決して専門家あるいは研究者のための数字ではなくて、国……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会、略称民主の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 この法案は、制定から百年以上たった伝染病予防法が時代の必要にこたえることができなくなった、そのために提案されているものだというふうに思っておりまして、百年の間に多くの犠牲を払ってきたわけでございます。 伝染病予防法については、患者の一律的な隔離を原則としている等、人権面から大変批判が多かった。それから、廃止されまして本法案に統合されることとなったエイズ予防法についても、社会防衛論を全面に出した法律であって、エイズ患者やあるいは感染者の治療や人権の尊重という視点に欠けていた。そこで、患者、感染者に……
○岡崎トミ子君 四人の参考人の先生方、本日はありがとうございました。それぞれのお立場から温暖化防止の問題に取り組んでいらっしゃるわけですけれども、そうした面から御提言をいただきましたこと、これからも参考にさせていただきたいというふうに思っております。 時間が限られておりますので早速質問に移らせていただきますけれども、森嶌先生、地球温暖化防止計画が目標達成できなかったその理由の一つとして、有機的、総合的な施策がなかったということを挙げられました。その反省を踏まえて温暖化防止推進法案を枠組みなるものとして用意したという説明だったというふうに思いますが、そのねらいはよくわかりましたけれども、その法……
○岡崎トミ子君 まだかまだかと待っていた法案がやっと来た、この法案の審議が始まります初日の日に私どもの党の小川理事はそう言って質問を始めました。私は、これがもう二週間前で、きょうは最後の質疑だということなんですが、最初の質問ということで佐藤雄平議員、地球環境問題、人類の存亡にかかわるということで大変な思いを込めて質問をされましたので、私もそうした思いを大事に胸に秘めながら個別の質問をしてまいりたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 衆議院でも比較的長い時間審議されておりまして、この法案の問題点についての論議はもうほとんど出尽くしたかなというふうに思っておりますが、その割に……
○岡崎トミ子君 この委員会でダイオキシンと環境ホルモンの集中審議が行われました五月十二日、ちょうどその一週間前に私は豊能郡の美化センターに行ってまいりました。そのときに、焼却炉を見ることと住民の皆さんたちの直接の意見をお伺いするということを目的として行ったわけなんですが、焼却炉とその周辺にはほこりやちりがまだ残っておりまして、これはぜひとも徹底的に調査すべきであるということについて、非公式にではありますけれども申し上げてまいりました。 そして、今回このダイオキシン対策技術専門委員会での報告を見ますとけた外れの数値が出ておりまして、衝撃が広がっているということだと思います。 このことで思い出……
○岡崎トミ子君 この六月に国会で成立をいたしました中央省庁等改革基本法、この第四十六条には、国が行う公共事業は特に必要のあるものだけに限定をして、そのほかの事業は地方にゆだねることを基本とすることが明記されております。 この法律の国会審議の過程でも、建設省、運輸省、国土庁そして北海道開発庁をあわせて新設されます国土交通省、これが巨大な公共事業官庁になるのではないかということは、これはもう野党のみならず与党の方からも懸念の意見が出されておりました。橋本首相は、公共事業については国と地方の役割分担を本当に徹底的に見直すというふうに述べて、当時、建設大臣や運輸大臣は、巨大化の懸念を一掃するために努……
○岡崎トミ子君 まず、きょうは国土庁、建設省の担当なわけなんですけれども、緊急事態ですので、東ティモール問題に先にちょっと触れたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 私は、民主党東ティモール監視団の一員として世界の議員と一緒に東ティモールの住民投票の監視に参加をいたしました。そして、この戒厳令が出ている事態について多くの人たちと今憂えているところでございます。 けさの読売新聞を拝見いたしましたら、オークランドで開かれておりますアジア太平洋経済協力会議、APECの中で、高村外務大臣のこのことについてのインタビュー記事が載っておりました。「インドネシア政府が治安維持の責任を……
○岡崎トミ子君 農林水産省に遺伝子組みかえ食品の表示問題を伺います前に、民間ウラン加工施設の臨界事故を踏まえまして、原子力労働者政策についてお伺いしたいと思います。 私は、九六年、百三十六国会のときに衆議院労働委員会におりまして、労働安全衛生法と労災保険法改正の審議の際に、原子力発電所で働く労働者の安全管理について質問をいたしました。 その際に、平井憲夫さんという方のお話を伺いました。平井さんは、原発労働者、つまり被曝者救援センターの代表として被曝者の救済に当たった方でございます。技術者としてみずからも被曝した経験を持って、肺がんで苦しんでいらっしゃいました。九六年十二月三十一日に亡くなら……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 決算重視の参議院ということで、冒頭、鎌田委員長の方からもお話がございましたけれども、参議院改革の中で総理の時間は三時間ということはもう公式に決まっていた時間だったと思います。ところが、当初一時間半ということで、委員長を初め理事の皆さんたちの御努力によって二時間というふうになったわけなんですけれども、やはり私たちはこれをきちんと確保することが大事だと思っています。本当に決算重視の参議院軽視というふうに言われないように、ぜひとも私たちも政府側の皆さんの協力を得て審議の充実がされるようにお願いをしたいと思います。……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず冒頭に、大変な西日本の大雨によって、殊に九州北部、中国地方では死者が広島で十四人、岡山、山口そして福岡、長崎でも亡くなられたということで、心からお悔やみを申し上げます。そしてまた、行方不明の方もいらっしゃいますので、一刻も早い救出をお願いしたいと思っております。また、負傷者の皆さんや、家屋の全壊、半壊、一部損壊、床上・床下浸水ということで被害に遭われていらっしゃいますので、一刻も早い作業をお願いしたいと思いますし、一刻も早く安心な生活が取り戻せるようにお祈りしたいというふうに思っております。 と……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎でございます。よろしくお願いいたします。
大臣は所信表明の中で、「建設行政の基本的使命は、住宅・社会資本の整備を通じて、限られた国土を適正に管理し、真に豊かな国民生活、活力ある経済社会を実現すること」だというふうにおっしゃっております。
そこで、大臣、建設行政の目標である「真に豊かな国民生活」をどういう意味でおっしゃっているのか、まずお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 大臣が言うはやすく行うはかたしというふうに今おっしゃられましたように、多分私たち国民の側も、これまでの建設省が行ってきたことに対して、本当にそれが実現する方向で行くんだろうか……
○岡崎トミ子君 今、ダイオキシンあるいは環境ホルモンが焦眉の課題になっております。有害な化学物質の使用をできるだけ減らす、なくそうという時期に来ているというふうに思っております。 今月初めにも、脱有害化学物質ということで、国会議員と市民団体とで政府に対する対策の強化ということについての集会も開かれましたけれども、そのときも政府の取り組みの遅さということにいら立つ意見が相次いだということなんです。そして、スウェーデンではもう十年前に九割以上もダイオキシンを削減したのに、今回、日本だと埼玉県所沢市でこのような事件にならない限りなかなかその取り組みがきちんとなっていかない、対策をとっていないという……
○岡崎トミ子君 岡崎です。よろしくお願いいたします。 余裕のある住環境の創出や防災、都市のバリアフリー化、通勤ラッシュの解消、都市における資源の有効活用など、都市計画や都市再開発が重要な役割を果たすべき課題はたくさんあります。そうした中で、都市の再構築のために再開発が重要だという問題設定は私も理解できます。また、再開発事業や土地区画整理に二十年も三十年もかかっている現状には問題が多いということも理解できます。しかし、そうした問題意識から出発して到達するべき答えが、今回提出されました再開発資金法等改正案のようなものでいいかといえば、これは大きな疑問を感じざるを得ません。 今回の法律案の内容は……
○岡崎トミ子君 前回、三月二十三日の審議の終わりに、住民参加の町づくりが大事であり、住民の意思を反映させるための手続面の強化とワンセットで行うのが当然と申し上げまして、大臣は次の課題として最大限努力するとお約束いただきました。このお約束が言葉だけで終わらないために、住民合意がいかに大切かについて具体的に住民の意思を反映させるための手続として問題点を申し上げて、真の公共の福祉に寄与する法律として整備することにつなげたいという観点に立って質問をさせていただきます。 まず、実態からお伺いいたします。 再開発事業や区画整理においては、行政処分が出たときに審査請求ができることになっています。しかし、……
○岡崎トミ子君 熱がこもりまして私のところを十一分も侵食されておりますので、絞って話をしなければなりません。声患いをいたしておりますのでお聞き苦しいかと思いますけれども、よろしくお願いをいたします。 昨年の秋、初めて白神山地に行ってまいりました。大変貴重なブナ林を持つ白神山地、一九九六年に世界自然遺産に指定されているわけなんですけれども、ブナの森というのはヨーロッパやアメリカ、韓国にもあって、しかしこれは全部二次林なわけですね。朝日連峰から白神山地にかけてのブナの森は原生林であって、地球上かけがえのない森となっているわけです。また一方で、縄文文化との密接なかかわりもあって、人々とともに生きて……
○岡崎トミ子君 よろしくお願いいたします。 まず、四月二十七日に関谷大臣が記者会見で発言されました吉野川可動堰に関することについて、改めて委員会で正式に真意をお伺いしたいというふうに思います。 それともう一つは、もし住民投票で反対して事業がとまりましたら必要な事業もやってもらえなくなるのではないかという心配をしている人たちがいるわけなんですけれども、反対したら何もやってもらえないというのは、やはりこれはお上に逆らったら怖いという心配だろうと私は思うんです。必要な課題を自分たちで見つけて、それにどういうふうに対処するのかを含めて自分たちで制度面からの取り組みを考えていくというのが、そして、そ……
○岡崎トミ子君 国の内外で地球環境保全に取り組むNGOの活動に対して資金助成そのほかの支援というのを総合的に地球環境基金で行ってきて、この制度が発足してからことしで七年目になるわけなんですが、創設されました七年前にも私は質問をいたしました。大変大きな意義があったというふうに私も思っております。特に、発展途上国に対して環境それから人権面で非常に影響を及ぼすことが多いので、慎重にお願いしたいということもあのときに要望をいたしました。 そのフォローアップの意味でも伺いたいと思いますけれども、まずはこの制度に対して評価している点、そして今後どう改善したいと考えているか、お伺いしたいと思います。
○岡崎トミ子君 参考人の皆様、お忙しい中、また大変強風の中を国会においでくださいましてどうもありがとうございました。皆さんの御意見をしっかり受けとめて審議させていただきたいというふうに思っております。 まず、この住都公団の改革を議論いたしますときに一番大切なことは、七十三万戸、二百万人の方々が安心して住み続けることができるということだというふうに思っております。この法案は将来への不安を解消できるものにはなっていない、このことを大変懸念いたしております。余りにも景気対策でありますとか不良資産処理という観点に偏り過ぎているとか、あるいはまた特殊法人改革としても不十分ではないかという点もございます……
○岡崎トミ子君 岡崎トミ子でございます。 きょうの法案の審議に入ります前に、一つ大臣にお伺いしておきたいこともございます。よろしくお願いをいたします。 きのうの日経新聞に、自治省は住民投票の制度化について検討に入ったという報道がございました。政策決定への住民参加の機会を広げていくのか、あるいはまた対象を絞り込んで住民の意思表示の機会を制限することになっていくのか、論議を呼んでいくものと思っております。 住民投票ということになりますと、吉野川第十堰の問題ですけれども、ここで民主主義が揺らいでいるという危機感を感じております。さきの統一地方選挙で住民投票派が過半数を占めたころから、大臣の発言……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子と申します。よろしくお願いいたします。 きょうは本当にありがとうございました。衆議院で既に審議がなされて、そして修正もなされ、今度は参議院でよりよい法案づくりということで参考人の皆様方の御意見をこれからの審議に大いに役に立てていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 最初に、井形参考人にお伺いしたいと思いますけれども、法案をつくる作業というのは、どうしても制約がありましたり、あるいは妥協をしなければならなかったりいたしまして、当初思ったよりも十分でないということがあるだろうというふうに思うんですね。そこで、中央環……
○岡崎トミ子君 よろしくお願いいたします。 今、脇議員が、大変前向きに、このPRTR法というのが信頼できる、そして本当に新しい画期的な法律になるようにという意味も込めて質問をされましたけれども、私も同じようにそういう観点から質問をしていきたいというふうに思っております。 といいますのは、この国会での審議を通してNGOの方がこんな感想を持たれたんです。制度をつくってきた人たちが後ろを見てつくっているから議論が大変後ろ向きばかりではないだろうかということなんです。そして、こんなふうに表現されました。二十一世紀に向けた新しい制度だと思って議論してきたのに、生まれてきた子供を見たら年寄りの子供だっ……
○岡崎トミ子君 続いて民主党・新緑風会の岡崎でございます。よろしくお願いします。 前回の質問の長官の答弁について、一点確認をしたいと思います。 リスクコミュニケーションの推進は目的に明記はされていないけれどもそれも含まれるといった趣旨の答弁と受けとめました。国民の理解の増進を規定していることをもってリスクコミュニケーションが含まれる根拠とするということだったというふうに思います。リスクコミュニケーションで大事なのは、情報の共有と化学物質の管理の進め方に関する話し合いを深めるという、この二つだというふうに思っております。 改めて伺いますが、この場合、国民の理解の増進には情報の共有と話し合い……
○岡崎トミ子君 きょうは参考人の皆様方、お忙しい中を参考人質疑においでくださいまして、本当にありがとうございました。感謝申し上げます。 きょうは本当に大勢の皆さんたちが傍聴においでくださいました。私の事務所にもこの法案の質疑が始まるということで連日ファクスが入りまして、その多くが、やはり住宅弱者の人たちがますます弱い立場になってしまうのではないかということを心配して慎重な審議を求めるものでございました。懸念の声が強ければ強いほど、想定されるメリットが本当にその目的を、効果を発揮することがあるのか、あるいは心配されるデメリットの影響に対してだれにどのぐらい影響が及ぶのか、いろいろとあるだろうと……
○岡崎トミ子君 私は、ただいま可決されました動物の保護及び管理に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党、参議院の会及び二院クラブ・自由連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 動物の保護及び管理に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、動物の愛護を推進するためには、規制の強化と合わせて、国民の動物愛護意識の向上、強化を図ることが肝要である。そのた……
○岡崎トミ子君 きょうは参考人の皆様、ありがとうございました。 お話を伺いまして、財投資金の流れ全体の透明性を高めることと政策評価を充実させて出先機関、その存在意義を含めてチェックをすることが大変急務である、それを今は具体化していく段階だということを再認識いたしました。 私自身は財投については、特に環境破壊と財政危機の一因となっております公共事業とのかかわり、それともう一つは全国の資金を一たん中央に集めて極めて中央集権的に地方に再配分している構図、このようなことに関してどのように分権型に持っていくのかということ、この二つの点に関心を持ってまいりました。 参考人の皆様には財投機関の点検の視……
○岡崎トミ子君 どうも審議会会長として三年間御苦労さまでございました。 このたび移転先に決定しました栃木・福島、そこからちょっと外れた北になるんですけれども、宮城選出の岡崎トミ子と申します。 この審議が始まりました平成八年、NHKが「全国県民意識調査」というところで、もう既にこのときに宮城の場合には移転の賛否で、賛成が六七・二、反対が一一・九というこの数字から見ますと、期待をし注目をしていたのだなということを思います。 その後、東京の石原慎太郎知事が首都機能移転反対、対して私どもの浅野知事が首都機能移転はすべきであるという、こういうことで国会でも意見を言っておりましたので、県民はまたまた……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。 朝日新聞が三月六日に報じまして、民主党の田中慶秋議員が建設委員会で取り上げた問題についてですが、これは私どもの宮城県仙台市で新市長が当時逮捕された、その問題から端を発しまして、制度改革、行政改革、いろいろしなければいけないという、そのことで制度改革は始まったわけなんです。この一連の事実について実はお話もお伺いしたいと思いましたけれども、きょうは三十五分という大変短い時間ですので、このことについてはまたいずれ機会を設けてというふうにいたします。 この間にお話をされた中で、おかしいと思ったことがございました。衆議院での事務次官の答弁な……
○岡崎トミ子君 連日御苦労さまでございます。 今回の予算案を見まして目にいたしますのは、巨額な国債発行を予定しているということでございます。世界一の借金王であります小渕総理の政権は、総額十八兆円の第二次補正予算を組んだということで、国の借金残高は五百兆円を突破いたしました。大臣、この数字は九九年度の税収見通しの何年分になるかというのは御存じだと思います。九九年度の税収見通しであります四十五兆七千億円の十一年分になるわけでございます。 一番新しい大蔵省の発表の数字では、二〇〇〇年度の末に国の借金は五百四十四兆円になるというふうに予想されておりますけれども、そのうち建設国債が二百三兆円を占めて……
○岡崎トミ子君 岡崎トミ子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 長官は所信の中で、環境を真に豊かで安心できる暮らしを実現するための基盤であると位置づけられました。そして、大変よく言葉として目立ったのは、国民の不安ということに対して、またそれに対しては安心をという、これが大変目立っているなというふうに思いました。やはり国民が環境に対して大変な不安を抱いているんだということ、それに対してこれを取り除くことが環境行政の重大な責任であるというふうに任務を位置づけていらっしゃいました。全くそのとおりだというふうに思うんです。 さらに長官は、我が国の社会全体のあり方を見直すんだと、環境への負……
○岡崎トミ子君 私は、ただいま可決されました国土調査促進特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党、参議院の会及び二院クラブ・自由連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 国土調査促進特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、立ち遅れている都市部における地籍調査事業の積極的かつ適切な推進に努めること。 二、地方公共団体におけ……
○岡崎トミ子君 私は、ただいま可決されました明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党及び二院クラブ・自由連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、今後の明日香村にお……
○岡崎トミ子君 四人の参考人の皆様、本日はありがとうございました。 私は一昨年の都市計画法改正案に対する質疑にも参加をいたしました。そのときに、地域住民が主役となってデザインをする、そして自治体主導の総合的な町づくりを提案いたしました。その実現を阻む都市計画制度ということについての問題点を指摘したわけなんですけれども、今回もその都市計画制度の矛盾について、わかるように対応するために改正案をつくっているわけなんですけれども、その目的が本当に達せられるのかどうかということについて、前回の質疑や今回の参考人の皆様のお話を伺いながら大変疑問に感じたわけなんです。 野口先生は非常にこの複雑な問題に関……
○岡崎トミ子君 私は、民主党を代表して、ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、地方整備局の設置に関し承認を求めるの件について、反対の立場から討論を行います。 反対の第一の理由は、この案件で設置を予定している地方整備局が余りにも多くの、そして強い所掌事務、権限を有しており、また、地方分権、自治を進めようという動きに逆行するものだということです。 昨年提出され、審議されました中央省庁等改革関連法案を準備する過程で国土交通省という巨大官庁の創設を批判され、その権限、財源を地方整備局に大幅に移譲し、地方分権を推進するのだとしました。しかし、地方整備局は国の機関であるこ……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 質疑の前に、森総理のさきおとといの神の国の発言で、日本の国はまさに天皇を中心とする神の国であるということを国民にしっかり承知していただくということを強調されたわけなんですね。私たちは民主主義国家日本であります。主権在民の国民を、今の質疑を聞きましても、大事にしなければいけないということをいろんなことで表現して戦後やってきているわけなんですけれども、日本の首相として基本的な資質を欠いた発言だというふうに私たちは思っております。 きのう参議院の本会議場で森総理はこのことに関して、誤解を生じたとしたら申しわけな……
○岡崎トミ子君 私は、ただいま可決されました食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、「循環型社会」の実現に向けて、環境省のリーダーシップの下、関係省庁間の十分な連携を図り、廃棄物・リサイクル関係諸法の有機的かつ整合的な運用を行うととも……
○岡崎トミ子君 本日は、参考人の皆様方、ありがとうございました。十分な時間をとって審議をしていきたい、そしてできるなれば多くの皆さんの御意見を聞いて、これまで廃棄物の問題、リサイクルの問題、地域の中で活動されてこられた方々の御意見などをきちんと反映する形で法律を成立させていかなければいけない、そんな思いをいたしておりました。急なお呼びかけにもかかわらずおいでくださいましたことに感謝を申し上げます。 最初に、浅野参考人にお伺いしたいと思います。 中央環境審議会の廃棄物部会が昨年三月に「総合的体系的な廃棄物・リサイクル対策の基本的考え方に関するとりまとめ」を発表されましたけれども、その当時は循……
○岡崎トミ子君 私は、ただいま可決されました再生資源の利用の促進に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び参議院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 再生資源の利用の促進に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、「循環型社会」の実現に向けて、環境省のリーダーシップの下、関係省庁間の十分な連携を図り、廃棄物・リサイクル関係諸法の……
○岡崎トミ子君 民主党の岡崎トミ子でございます。 大臣、そして政務次官に御就任の皆様、本当におめでとうございます。そして御苦労さまでございます。扇大臣は殊に大臣御就任直後から事件を抱えることになりましたので、国会での御対応、本当に御苦労さまでございます。 中尾栄一元建設大臣が受託収賄罪で逮捕されたということでございまして、ちょうどそのわいろの授受が行われたのは、金丸ゼネコン汚職事件、これが行われました後で、建設省が入札やあるいは契約制度など一連の改革政策を打ち出した、そして企業献金の自粛を表明したそういう企業もあった、そういう直後の時期に実は当たっているわけです。 ですから、表向き反省の……
○岡崎トミ子君 民主党の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 すべての人が人間らしく生きられる二十一世紀へ、そのために最貧国の抱えております返済不可能な債務を二〇〇〇年末までに帳消しにしようということで、国会だけではなくジュビリー二〇〇〇などNGOの皆さんとも連携をしてまいりました。その連携の延長で沖縄サミットにも参りましたが、そこで確認されましたことは、やはりこれまでの通貨の切り下げ、そしてこうした国々の輸出品の値下がり、開発プロジェクトの失敗などのせいでその額は二十五年間で二十五倍にも膨れ上がって、もはや返済不可能になっております。国民生活の向上や発展のために予算が債務返済……
○委員長(岡崎トミ子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
去る八月九日の本会議におきまして総務委員長に選任されました岡崎トミ子でございます。
国家行政組織及び国家公務員制度等、我が国の重要な諸問題を所管する総務委員会の委員長として、微力ではございますが、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいります。どうぞ皆様よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、鴻池祥肇さん、松谷蒼一郎さん、小川勝也さん、堀利和さん、本田良一さん、前川忠夫さん及び山下栄……
○委員長(岡崎トミ子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
国家行政組織及び国家公務員制度等に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として人事院事務総局任用局長上村直子さん、内閣総理大臣官房男女共同参画室長大西珠枝さん、総務庁人事局長中川良一さん、総務庁行政管理局長坂野泰治さん、総務庁行政監察局長塚本壽雄さん、厚生省社会・援護局長炭谷茂さん及び労働省女性局長藤井龍子さんの出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(岡崎トミ子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する法律案の審査のため、本日の委員会に政府参考人として人事院事務総局任用局長上村直子さん、同給与局長大村厚至さん、同職員局長中橋芳弘さん、総務庁人事局長中川良一さん、文部省高等教育局長工藤智規さん及び自治省行政局公務員部長木寺久さんの出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する法律案を議題といた……
○委員長(岡崎トミ子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に政府参考人として人事院事務総局管理局長尾木雄さん、同給与局長大村厚至さん、同職員局長中橋芳弘さん、総務庁人事局長中川良一さん、大蔵省主計局次長丹呉泰健さん及び厚生省保健医療局国立病院部長河村博江さんの出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を議……
○委員長(岡崎トミ子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に仲道俊哉さんを指名いたします。
【次の発言】 戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案を議題といたします。
発議者から趣旨説明を聴取いたします。発議者本岡昭次さん。
○岡崎トミ子君 御苦労さまでございます。 民主党の岡崎トミ子でございます。 昨年、循環型社会推進基本法が成立をいたしました。循環型社会を形成しようとうたう法律が成立することは大変重要なことだというふうに思っております。実際幾つか見るべき点もございますけれども、民主党はこの法案、唯一反対をいたしております。 そこで、まず昨年の基本法成立後の動きと、今後の道筋をどのように考えているかについてお伺いしたいと思いますが、この基本法が成立してから個別法の整備など、政府の取り組みが進行していると思います。基本法が成立したことによる成果が個別法の整備にどんな影響があるのかということを知りたいと思います……
○岡崎トミ子君 よろしくお願いいたします。 まずは、地球温暖化防止に関連して確認しておきたいことを一問、大臣にしたいと思います。 アメリカが途上国に削減義務が課されていないということを理由にして撤退しようとしているわけですが、この途上国の問題は新しい論点ではなくて、この問題も含めて交渉がなされた経緯があるわけです。ですから、アメリカのこの発言は積み上げられた交渉への裏切りであり、そして何よりも将来世代に対する責任をないがしろにするものだと私は思います。 市民の間では関心が高まっておりまして、それに呼応する形で高知県須崎市、東京都調布市、東大和市の各自治体の議会で、地球温暖化対策推進大綱の……
○岡崎トミ子君 岡崎トミ子です。よろしくお願いいたします。 十五年を目標にしてこのPCBをなくそうということでございますけれども、私は多分それはもう国会にはいないだろうなという気がするんですね。十五年後には市民に戻ってでもこれはきちんとチェックをしなきゃいけないなという思いなんですけれども、まず毒性について押さえておかなければいけないなというふうに思っております。 PCBは、残留性の有機汚染物質で、有害化学物質の代表的な化学物質であるということですね。そして、難分解性で生体内に蓄積しやすく、大気や海洋経由で長距離を移動する、地球全体を汚染する可能性がある環境汚染物質だということです。そして……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。 ただいま参考人の皆様から、五十年、いや六十年以上にわたって受けられた苦難の人生をお話しくださいました。深刻に重く受けとめました。本当にありがとうございました。 まず最初に、本法律案の質疑を行わせていただくに当たりまして、患者と元患者の皆様に、一人の国会議員として立法府の不作為を真摯に反省して、九十年もの長きにわたって苦難と苦渋、悲惨な生活を強いて、そして人権の侵害を、抑制を強いてきたことについて心から謝罪をいたします。 また、既に亡くなられた二万三千七百という納骨堂におさめられている皆様方に、また御遺族の皆様方にも心から哀悼の真……
○委員以外の議員(岡崎トミ子君) ただいま議題となりました特定非営利活動の促進のための地方税法の一部を改正する法律案につき、民主党・新緑風会、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び自由党を代表して、提案の趣旨とその要旨を説明します。 特定非営利活動促進法、いわゆるNPO法は、平成十年三月に成立し、同年十二月から施行されておりますが、同法制定時に両院において、税制等を含めた制度の見直しについて、施行後二年以内に結論を得るとの趣旨の附帯決議が付されております。 ところが、政府の平成十三年度税制改正案では、NPO支援税制について、国税のみを規定し、地方税について何らの措置も講じていません。まことに……
○岡崎トミ子君 続いて、新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 情報革命には大変大きな期待を寄せております。日本の経済を再生させる、あるいは新しい社会を創造していくということにつながる可能性を持っているからであります。二十一世紀の基幹産業として位置づけられますのは言うまでもありませんが、従来型の産業もこのIT革命によって大変効率的になるだろうというふうに思っております。また、新しい社会を創造していくという面からいいましたら、分散型の経済社会構造をつくることができると思います。 みんながみんな東京に住む必要がなく、都市に住む必要がなくて、地方に住んで、そして半分農業をや……
○岡崎トミ子君 ダムをめぐる紛争は、日本でも世界各地でも絶えません。今日は、二〇〇〇年の十一月二十日にこの行政監視委員会で取り上げましたフィリピンのサンロケ多目的ダム事業について質問をしたいと思います。 この事業につきましては、一九九九年九月に先住民の方たちと一緒に国際協力銀行の担当者の方にお目に掛かりました。二〇〇〇年十月には、来日いたしましたフィリピンのロナルド・コサラン下院議員と一緒に面会をいたしました。今月五日には、衆参百名を超える議員が所属をしております公共事業チェックの会として、本日御出席をいただいております財務省の吉田大臣政務官と国際協力銀行の篠沢総裁にお目に掛かって、融資凍結……
○岡崎トミ子君 岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 私ども民主党、そして共産党、社民党と、野党三党で戦時性的強制被害者問題解決促進法案を昨年十一月十四日に提出いたしました。そして、この通常国会に継続審議となっておりまして、その審議が始まります前に内閣官房長官にいろいろとお話をお伺いしておきたいというふうに思っております。 九二年一月から、毎週水曜日、ソウルの日本大使館の前で、戦時性的強制被害者の方たちによって日本政府の公式謝罪とそして国家賠償を求める水曜デモが続けられておりまして、つい先週は五百回目を迎えたということなんですね。被害者九人が大使館前で座込みをしまして、そして……
○岡崎トミ子君 福田官房長官、連日御苦労さまでございます。本日もよろしくお願いいたします。
昨日の内閣委員会でも質問をさせていただきましたので、継続してお聞きしたいと思っておりますが、東チモールにPKOが派遣されましたときに、その自衛隊の派遣の前に是非日本軍が駐留していた時代のことに関して謝罪をしてほしいという、そういう手紙を、あちらの東チモールのNGOの代表の方が小泉総理にお手紙を出されたということでございましたけれども、その手紙、読まれましたでしょうか、御感想をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 感想をもらえますか。
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。 まず、我が国には現在、五百六十万人の障害児、障害者が生活をしておりまして、その障害を持つ人の自立支援と社会への参加、統合の推進、その施策が重要だと思います。総理を本部長といたします障害者対策推進本部は、全員参加ということで社会づくりを目指しておりますが、昨年の四月には、今回のこの法案に先行するものとして、欠格事由の適正化を図る医師法等の改正が行われました。順次制度の改正が進められていると思っております。 その際、付けられました附帯決議の対応状況について、厚生労働省にまずお伺いしたいと思います。
○岡崎トミ子君 民主党の岡崎トミ子でございます。 参考人の先生方、今日はたくさんの御意見をいただきまして、参考になりました。ありがとうございます。 最初に、公認会計士でいらっしゃいます高木先生にお話を伺いたいと思いますが、道路の建設には採算性やあるいは費用対効果を考えなければならないと思います。私は、その環境というものを考えましたときには必ず環境コストというものが掛かってくるわけですけれども、今回の中で余り環境の問題について議論をされなかったというふうに思っております。この環境破壊というのが道路の建設には非常に大きな問題だというふうに思っています。 山形県の白鷹町に度々伺って、大規模林道……
○岡崎トミ子君 岡崎トミ子でございます。 先週の土曜日、七月十三日に川口外務大臣が韓国を訪問されました。川口外相が韓国の大学生との対話のために訪れました延世大学では、元従軍慰安婦とされた女性や学生が、慰安婦問題を記録し正しい教育をと書いた横断幕を掲げて迎えたということでございました。 今回の外相の訪問の意義なんですけれども、外相が気楽に相互訪問して諸問題を話し合う関係になったことだということでございまして、形ができたわけでございまして、次は中身だということですから、私も中身の前進を願って質問をしたいと思います。 三月十九日の内閣委員会で質問をいたしましたときに、私は官房長官に、東チモール……
○岡崎トミ子君 ただいま議題となりました戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 今次の大戦後既に半世紀を超え、二十一世紀を迎えましたが、我が国が過去、侵略行為や植民地支配により多大の苦しみを与えたアジア近隣諸国、地域の人々が我が国に抱いている不信感や不安感には根強いものがあります。その原因の一つがいわゆる慰安婦問題であります。いわゆる慰安婦は、今次の大戦において、日本の軍や官憲などの甘言、強圧等により本人の意思に反して集められ、日本軍の慰安所等で性奴隷的苦役を強要され、女性の尊厳と名誉が深く傷付けられた未成年を含むアジア……
○岡崎トミ子君 この法案は、国際的に問題となっております従軍慰安婦問題について、解決促進のために基本的な枠組みを定めて、具体的な措置を関係国の政府等と協議を行った上で、その理解と協力の下に措置を講ずるものでありまして、対象者を、当時の表現で言いますと外地人、また外国人に限っております。 従軍慰安婦問題は、沈黙を強いられてきました被害国の女性たちが、多くの困難とそして苦悩を抱えたまま、勇気を持って名誉の回復を求めて訴え出たために国際的な注目を集めるに至りました。そこで、加害国の責任として、戦争の、そして女性に対する暴力の被害者として筆舌に尽くし難い心身の苦痛に今も苦しんでいる高齢の彼女たちの訴……
○岡崎トミ子君 公務員制度改革の中でも特に国民の批判の強い天下り問題について申し上げたいと思いますが、特殊法人や認可法人、独立行政法人、公益法人に対する再就職、天下りは、国民の納得の得られるものではありません。 民主党としては天下り関連禁止法案を国会に提出をいたしております。つい先日、独立行政法人化問題に関して本会議で質問する機会がございまして、その際にも申し上げましたが、役員は法人の長が適材適所で決めるということでありますが、昨年四月に先行した例を見ましてもほとんどの役員は公務員の出身者でありました。これは、先行した独立行政法人法の中の例でありますけれども、民主党が衆議院の調査局を通して行……
○岡崎トミ子君 官房長官、御苦労さまでございます。 先日の所信の発言の中で、「小泉内閣は、発足以来、聖域なき構造改革の断行に取り組んできた」とおっしゃいました。確かに、小泉内閣発足から一年半、この間に新しい経済政策が十本策定されておりますけれども、その間、経済情勢はますます厳しくなっております。そして、今回のデフレ対策でありますけれども、この発表に至る経緯にも表われておりますけれども、小泉改革は一体何を目指しているのか、そのビジョンが明確でありません。例えば、金融危機管理策についても骨抜きにされた内容になっておりますが、そこに至るまでには、与党の議員と銀行業界一緒になって、金融担当大臣に対し……
○岡崎トミ子君 おはようございます。民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 さきの国会で、障害者等に係る欠格事由の適正化等を図るための関係法律が成立をいたしました。私も質問をいたしました。今日議題になっております警備業法の改正案は、一九九九年十一月の、障害者に関する欠格条項について、障害者施策の推進本部の決定を受けた一連の法改正のうち最後に残ったものでございます。 そこで、さきの国会の法案成立によりまして、警察庁所管の法律としては銃砲刀剣類所持等取締法が改正されておりますが、正に今日、その改正銃刀法が施行されたと伺っております。法案の質疑に先立ちまして、この内……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。 今回、地方公共団体を中心に四百二十六の特区構想が寄せられました。四百二十六、決して少なくない数だというふうに思っておりますが、自らの発想を制度設計に生かせる、そんなチャンスを与えられたというところから、それぞれの団体の想像力が刺激されたという側面もあろうかと思いますし、一方で、ふだんから自治体においてはたくさんのアイデアを持っているのに、規制がたくさんあって実行に移すことができなかったという側面もあろうかと思います。ですから、自治体ですとかそれぞれの団体のアイデアが生かせるという、制度にまで生かせるという、そこまで持っていったこと自……
○岡崎トミ子君 岡崎トミ子でございます。 総理、御苦労様でございます。あとこの国会は四日ということになりましたけれども、どうも最後まで何かもめそうだというふうに思うんですよね。道路四公団民営化の問題で最終報告が出されまして、案の定、出された途端に与党の方からは、もうこれは自民党の大幹部ですよね、全く相手にしない、こういう言い方をしたり、国土交通省の方はこの案を与党に持っていったらもうどなられるだけだと、これは総理がきちんとしたリーダーシップを発揮して、総理に説得してもらわなきゃいけない、こんなことが聞こえてきておりました。 私は、さすがに総理だなと。昨日の決算委員会では、七人の侍、全部で七……
○岡崎トミ子君 今日は、横田参考人、戸塚参考人、国際法の学者の観点からこの戦時性的強制被害者問題、解決をしようということで、発議者として、一人の議員としてこの問題、是非この法律は成立させたいという願いからお二人に本日お話を伺えますこと、大変心から感謝を申し上げたいと思います。 昨日、私は東チモール議員連盟に所属をしておりますけれども、この東チモールから、二十一世紀の最初の独立国でございますが、ここからマルタ・アブ・ベレさんが、被害者の方でいらっしゃいます。一九四二年から三年半日本軍が駐留いたしましたけれども、その慰安所で、彼女は年齢がよく分からない、七十歳推定と言っておりますから被害者となっ……
○岡崎トミ子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 衆議院では積み残しになりました重要課題の一つであります防衛庁のリスト問題について質問したいと思います。 衆議院の質疑が行われているさなかに、報道で、防衛庁が自衛官募集のために自治体から不適切な個人情報を集めていたということが、不適切に個人情報が集められていたということが明らかになりました。この問題を明らかにすることがこの法案を十分に質疑をしたということにつながっていくのではないかという思いで質問をさせていただきたいと思っております。 防衛庁は四月二十三日に調査結果を発表しておりますが、その後、この調査は……
○岡崎トミ子君 おはようございます。 個人情報保護に関する特別委員会が始まりまして今日で六日目となります。様々な問題点が指摘されました。今日は、防衛庁に対しての集中的審議をすることになりまして、石破防衛庁長官にもおいでいただきました。ありがとうございます。 私は、自衛官募集等の適齢者情報収集問題について質問をさせていただきたいと思います。 今朝、ただいま、この「地方公共団体から地連への四情報以外の情報提供の内容」ということで資料をいただきました。市町村の数、五百五十七となっております。四月二十三日には三百三十二、そして二十五日には四百四十一ということで、百、百、およそそういう見当で増えて……
○岡崎トミ子君 私は、ただいま可決されました個人情報の保護に関する法律案に対し、自由民主党・保守新党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、国会改革連絡会(自由党・無所属の会)及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 個人情報の保護に関する法律案に対する附帯決議(案) 高度情報通信社会の進展に伴い個人情報の利用が著しく拡大していることにかんがみ、政府は、本法の施行に当たっては、表現の自由等の基本的人権を尊重し、個人情報の有用性に配慮しつつ個人の権利利益の保護に万全を期するよう、特に次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。 ……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 七月二十六日の宮城県北部、岩手県南部を中心に大変大きな揺れがございました。鴻池大臣には現地に視察、御調査いただきました。御苦労さまでございました。 私も地元でございますので被災地に入ったわけですが、住宅の被害が大変だったというふうに思っております。かわらの屋根が落ちておりますので、非常に危険だということでブルーシートが掛けられておりますので、一目で大変な被害の状況だったなというのはそのブルーのシートでもよく分かります。 それから、今日の資料にもございましたけれども、震度一度以上、体で感じた地震というのが……
○岡崎トミ子君 岡崎トミ子でございます。 もう、こうしているさなかにもイラクの武力攻撃が始まるのではないか、切迫した状況になっているわけですけれども、この午前十時以降、いつでもその武力行使が始まるのではないか、大変不安な状況でこの質問をさせていただきたいというふうに思っております。 今、イラクの人たちはどんな思いでいるか。私は、これまでにも、戦争や紛争やあるいは内戦、そういったところでどんな状況にあるのか、殊に女性や子供たちの状況がどんなことになっているのか、モザンビークやヨルダンあるいはカンボジア、アフガニスタン、東チモール、そういう国々を訪ねて、本当に子供たちや女性たちが大変な思いで生……
○岡崎トミ子君 一月末に再提出をいたしました戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案の報告のために、二月に他の提案議員とともに韓国を訪問しました。その際、日本大使館前で毎週水曜日に行われております水曜デモの場所に私が出向きまして法案の説明と報告を行ったことについて批判を受けました。このことについての質問から私の質問を再開します。 昨年十二月の参考人質疑の際、お二人の参考人から、ともに被害者との対話の重要性が強調されました。特に、戸塚悦朗神戸大大学院助教授から、できる限り被害者の方々の気持ちを酌む、そして被害者の方々の同意が得られる解決に向かって最大の努力をする、日本側でここまでしかで……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 国民の多くが食品の安全に関して不安を感じております。昨年の九月に全国的に主婦の皆さんを対象に調査を行いましたところ、八一%が食の安全に不安を感じるなどというふうに回答をしております。私も長年、食べているものの正体が分からないというふうにずっと感じてまいりました。今回の法案の中にあります食品の安全性を確保する施策を総合的に推進するということは、正に求められていると思います。 縦割り行政を排して、食品が口に入るまでのすべての過程において安全が確保されるための施策の展開が必要だというふうに思っております。また、……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 今回の法案は、衆議院の議論では、子供を罰するということについて集中的に議論されました。従来、保護されるべき子供を罰するという転換でございますので、これは当然のことだと思っております。 一九九九年に成立しました児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護に関する法律、いわゆる児童買春禁止法ですが、これは明確に子供を被害者と位置付けております。せっかく子供は被害者であるという視点でこれを明確に打ち出した法律もできたところでございました。 これまでなぜ子供が罰則の対象でなかったのか、新たに罰則の対象と……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 六月九日に韓国の盧武鉉大統領が初めて日本においでになりました。その同じ九日の午前中に、盧武鉉大統領の衆議院の本会議場における演説がございました。私も直接伺いました。 全体的には未来志向であるということを強調されまして、戦後の問題については非常に、日本側の自発的な解決、対応を期待するということで控え目な発言に終始されたというふうに思っております。七日の小泉総理との会談におきましてもこの問題については触れなかったと聞いております。 しかし、九日の国会での演説の中で、私は韓日両国の国民が胸襟を開き、真の和解と……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。 この審議に当たりまして、私たち女性たちは本当にこの法案の方向性、いろんな意味で心配をしてまいりました。なぜかといいますと、少子化社会対策基本法は女性の生き方に大変大きな影響を与えるものだからでございます。ところが、この多くの女性の団体の皆さん、いろんな様々な活動をされている皆さんたちが、この法案は反対だという意見を寄せております。また、国会の中でも女性議員を中心にして大変厳しい意見が表明されております。 そういう中で、六月二十六日、鹿児島市内におきまして、これは全国私立幼稚園の連盟、森前総理が会長になっております集まりだそうでござ……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いします。 少子化社会対策には二つの要素があろうかと思います。一つは、人口減少ということを前提として、新しい社会構造あるいは移行期の社会構造への対応。もう一つは、子供を産みたいと思っている個人やカップルに対して、その希望が実現しやすい環境づくりだというふうに思います。 法案の背景にはやはり少子化傾向を抑えたいと思う問題意識があるのは間違いないことだと思います。すべての子供が幸せに育つ社会、そうした社会を作ることのための取組がなければならないと思っております。 しかし、生まれてきた子供たち一人一人が幸せに育つためには、こ……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 おととい、三陸南地震が起きまして、私の地元の宮城も被害を受けたわけですけれども、被害を受けられた皆様に心からお見舞いを申し上げたいと思います。 宮城の場合には、二十年から三十年の間に九八%の確率で地震が起きる、確実に起きるというこういう自然災害こそ、私たちは最優先で危機管理の充実を行っていかなければならないということをまず冒頭に申し上げておきたいと思います。 それで、基本法制の中身に入っていきたいと思いますが、与野党の合意では、緊急事態に係る基本的な法制については、四党間で真摯に検討して、その結果に基づ……
○岡崎トミ子君 民主党の岡崎トミ子でございます。 昨年の十二月にPCB廃棄物対策に関する行政評価・監視結果に基づく勧告が出されました。そこで、これに関連いたしましては、三年前に第百五十一国会でPCB特措法が審議されました際、環境委員会で私、質問をいたしました。今回の総務省の勧告は、いずれもこの指摘はもっともでございます。 そこで質問をした際、現実にこういう点というふうに問題を指摘いたしましたけれども、その問題が現実に発生しているということが分かりました。まず前提として、PCB廃棄物の実態把握がどれだけ進んだのかを聞いていきたいと思います。 二〇〇一年、平成十三年六月のPCB特措法質疑の際……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。今日はODA関係について質問をさせていただきます。 マレーシアのパハン・セランゴール導水事業について聞きたいと思いますが、今年に入りまして、二十四団体、百二十四人の個人が賛同しまして円借款供与決定の再考を求める要望書が出されました。この要望書を見たところ、見過ごしにできない内容でありますので、この行政監視委員会で取り上げることといたしました。 この事業は、マレーシアのパハン州というところのケラウ川流域にダムを建設して、八キロメートルのパイプラインと四十五キロメートルの導水トンネルで首都クアラルンプールのあるセランゴール州に一日約二百……
○岡崎トミ子君 よろしくお願いいたします。 来年は戦後六十周年でございます。質問の最初から自分の年齢を特別明らかにしたいとは思わないんですけれども、ちょうど六十歳になりました。ということは、この戦争の被害を受けた人たちが、大変苦しい、そして何とか人間の回復、人権の回復、名誉、尊厳の回復を求めて闘い続けておられる方々が今現に生きていらっしゃる。 実は、昨日はソウル、韓国のソウルにおいて、被害者の、慰安婦とされたハルモニたちが六百回目の水曜デモを行ったということで、世界の中でも連帯行動として各地で、それぞれが静かなデモであったり、サイレントデモであったり、あるいはお互いに今の思いを伝え合ったり……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 警察をめぐる不祥事は二十世紀の世紀末に続発して、そして国民の信頼は大きく失墜しているというところでございます。何としても信頼回復をしていかなければいけないということで、国民の声をこうした警察改革にも反映させるべきだということで、警察刷新会議、これ平成十二年、二〇〇〇年ですね、その中で、問題点は三つあると指摘されておりまして、一は閉鎖性の危惧、二、国民の批判や意見を受けにくい体質、三、時代の変化への対応能力の不足ということが挙げられまして、この緊急提言などをまとめる。そしてさらに、平成十二年の八月は、警察が当……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。 警備業法の改正点、重要な点について順次お伺いしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず、依頼者の保護という観点からですが、契約に関する書面の交付ですが、これは契約前に行われるべきではないかというふうに考えております。事前の説明の中では、意思決定を行うのに十分な内容を概要として事前に示すので大丈夫だというふうにおっしゃっていたんですけれども、第十九条で契約前の書面交付が義務付けられるその概要の内容、まず詳細に説明してほしいと思います。 PIO―NETに登録された苦情等のうち、適正な契約の締結に関するものとして挙げ……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。
福田官房長官の突然の辞任で御就任をされたということでございます。拉致被害者の御家族の皆さんへの対応など、大変問題が山積する中で目まぐるしいときをお過ごしだと思います。御苦労さまでございます。
今日、私は官房長官の運転手さんの給与肩代わり問題一点に絞ってお伺いしていきたいと思います。
初めに、長官はこの日本道路興運という会社とはどういうお付き合いがあるのか、お聞かせいただきたいと思います。簡潔にお願いします。
【次の発言】 申し上げましたこと、順次聞いていきたいと思っておりますので、まず質問にお答えいただきたいと思います。
○岡崎トミ子君 おはようございます。 先日、議員立法提案者の皆さんがそろってテレビの特別番組にお出になっておられました。一時間半拝見させていただきました。皆さんの御苦労ですとか、これから目指すべき方向ですとか、それぞれ議員の皆さんの思いも聞かせていただきました。本当に御苦労さまでございました。 それでは、質問をさせていただきたいと思いますが、まず第三条で基本理念が定められて、第三項で「何人も、障害者に対して、障害を理由として、差別することその他の権利利益を侵害する行為をしてはならない。」というふうに書いてありまして、差別を禁止するということが書かれております。これは大変大きな第一歩だと思っ……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いします。 公益通報者保護法案、先週、私は竹中大臣に本会議で質問をさせていただきました。日曜日の深夜に、二〇〇四年、ドキュメンタリーの番組でありますけれども、雪印食品と取引先でありました西宮冷蔵の水谷社長が会社を再建するまでというのがドキュメンタリーで放映されておりました。大変な御苦労の二年四か月が映し出されておりましたけれども、結局、これは偽装牛肉を預かった際に在庫証明書を改ざんしたとして、この西宮冷蔵の方が国土交通省から一週間の営業停止処分になって休業に追い込まれたわけなんですが、もうすべての電気が消されて、そしてお嬢……
○岡崎トミ子君 おはようございます。民主党・新緑風会、岡崎トミ子でございます。 昨日の質疑を少し詰めておきたいと思います。 まず、通報対象事実の拡大についてでございます。昨日は、薬害エイズ、シックハウス、回転遊具、六本木ヒルズの回転ドア、承認されている殺虫剤の中に爆発しやすい成分が入っている問題、一つ一つ取り上げました。やはり罰則で担保された法令違反を対象にしただけでは国民の生命、財産、身体、そのほか利益の保護は図れないということがますます明らかになったというふうに思います。法令違反一般を対象にすることはもちろんですが、例えば生命、健康に重大な影響を与える事実も対象にすべきだと思います。 ……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 まず最初に、構造改革特区について村上大臣にお伺いしたいと思いますが、二〇〇三年に構造改革特区がスタートいたしましてから一年施行されてきたわけなんですけれども、この規制緩和が全国展開されましてから大体どのぐらい、何件ぐらいになったか、所信の中でも述べられておりますけれども、三百八十六の特区が認定されたと、二十六の規制の特例措置について全国展開が行われるということが決定されているということなんでございますけれども、この全国展開の評価ですね、どのようになっておりますでしょうか。
○岡崎トミ子君 私は、ただいま可決されました民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律案及び民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の両案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党の各派及び各派に属しない議員黒岩宇洋さんの共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律案及び民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案に対する附……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 被害者の支援と被害者の権利の確立は世界各国に比べて二十年から三十年後れを取っているというふうに言われておりますけれども、このように法案が提出されまして、今回、参議院の方に回ってきて質疑に至ったというわけでございますが、民主党としては法案を提出してから四年がたっているということでございます。犯罪被害者の方たちからもやっと成立するという喜びの声が聞かれておりますけれども、もちろん、この法案の内容、そして運用の今後の課題ということに関してはいろいろ問題がありますけれども、まずはここまで来たことを歓迎したいというふ……
○岡崎トミ子君 続いて、民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 これまで制度の谷間にあった子供たちあるいは保護者、こうした人たちに対して行き届いた配慮がなされるようになる、そのことを強く望みます。そして、わがままだと決め付けられてしまったために適切な対応を受けることができなかったというような状況が続いてまいりました。育児が間違っているからだと言われて、決め付けられた保護者の皆さんたちに対しても理解と支援の輪が広がっていくということを私は強く希望しております。 しかし、今も指摘されましたように、様々な心配される点が指摘されておりまして、特に運用には最大限の注意を……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。 ただいまの荒井さんの質問に対しては、与党も野党も一緒になって大きな拍手を送りました。国民の立場に立って、こういうパワーのある質問をこの行政監視委員会ではしていかなければならないと、私も大変パワーをいただきました。ありがとうございました。乗り移るまではいかないと思いますけれども、頑張ってやっていきたいと思いますが。 私、国会議員になりましてから最初の質問は、宮城県でのスパイクタイヤの問題でありましたが、その二回目辺りから、その後集中的に農薬の空中散布の問題について質問をしてまいりました。あれから十五年以上たっておりますけれども、農薬……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会、岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 本当に拉致の問題、胸の痛む問題で、一日も早く解決をするために、政府とも、また私たち国会、議会とも、また市民運動をなさっていらっしゃる方、当事者の皆さんとも含めて、力を合わせていかなければいけないというふうに思っております。 私は、この国会に出てくる前、放送局に勤めておりましたが、その中で八年間、日本で戦争被害に遭った人たちを一人一人聞き取り歩くという「八月十五日特別番組」という番組を八年間いたしておりまして、それは全くこの国内で被害を受けた人たちの思い、それをずっと放送し続けてまいりました。 羽黒町のあ……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 地方分権推進法が施行されましてから十年になっておりますけれども、これは国と地方の関係が主従から対等、協力の関係に変わりました。そのときの認識は、やはり権限も財源も地方に渡していく。分権の考え方としては、これは知事のためのものでもなく、市町村長のためのものでもなく、市民一人一人が自分たちのことについて自分たちでやれる、それが地域においてすばらしいというものについて政策化して、その実現のために行う。つまり、市民のための分権でなければいけないというふうに基本的には思います。そして、その市民がその政策を実現し……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 構造改革特別制度、この制度ができましてから二年たちました。全国でこれまでに五百四十九の特区が誕生しておりまして、地域振興など様々な面で成果も報告されております。特区の認定件数の伸びが今も堅調である一方で、新しい規制緩和を活用するものが減ってきておりまして、制度全体が踊り場を迎えているというような指摘もございます。規制の特例措置の数は、第一次提案から第六次提案まで、九十三、四十七、十九、十七、十二、六ですね、本当に減少してきているんですね、どんなにか大変なんだなというふうに思うんですけれども。 こうい……
○岡崎トミ子君 今日は参考人の皆様、いろいろ専門家のお立場から、実践家のお立場からお話を伺うことができまして、感謝を申し上げたいと思います。 食育については、ほとんどの人が総論賛成だと思っております。基本法という形で出てきたときに、実は食育のことについて一生懸命なさってきた方々の中からちょっと疑問の声が出てきました。食育に真剣にかかわってきた人こそというのは一体どういうことなのかなということを今参考人の皆さんのお話を伺いながら私なりに思ったことがございますけれども、民主党も実は懐疑的でありまして、衆議院の方では反対をいたしました。 この基本法が成立して良かったというふうに思えるようになるた……
○岡崎トミ子君 おはようございます。民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 二十代の後半のころから食というものについて大変関心を持ってまいりました。いろいろと、無農薬、減農薬ですとか、食品の安全ということでは添加物のないものをとか、いろいろ走り回ったりしたことが、そのころからなんですけれども、でも実際ここに来ますと、ついこの間、国会でドックに入りましたというか検査をしたら、脂肪肝なんて言われましたり、体重は削減しなさいなんて言われると、思うとおりに食べていると大変なことになるなと、やっぱり栄養のバランスというものをきっちりと分かって食べていないと、私の六十一の年……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 衆議院の法案通過後に二つの新聞が世論調査を行いました。 まず、読売新聞の方ですけれども、内閣に優先して取り組んでほしい課題。一位、景気対策六二・二%、二位、年金などの社会保障制度改革五三・二%、三位、雇用対策三五%、四位、北朝鮮問題二八・五%、五位、治安・犯罪対策二六・一%。まだ出てきません。六位、税制改革、七位、子育て支援と少子化対策、八位、教育改革、九位、財政の健全化、十位、外交政策。まだ出てきません。十一位、環境対策、十二位、食品安全対策、十三位、防災など危機管理、十四位、防衛・安全保障、十五位、や……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 この秋は、宮城ではまあまあお米が取れたと。農林水産省で発表されました作況指数は一〇二でございました。 選挙が終わりましてから、総理がインタビューに答えて、勝利したときこそ謙虚でなければならない、そんなふうにおっしゃっていて、その言葉はすばらしいなというふうに思いました。それと、総理が就任されました当時、米百俵で大変に話題を取られました。 今、宮城県の農家の人たちに対して、本当に豊作ですかと聞くと、まあまあだという話で、本当に豊作だというふうにはなっておりませんけれども、その刈り取る寸前、多分この稲穂はこ……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。 今日はこの参議院の環境委員会に、多くのこのアスベストの問題について見守っていらっしゃる患者の皆さんや、あるいは働く現場で苦労されていらした皆さんや、そのことを応援された皆さんたち、傍聴しておいででございますけれども、つい先日は二千五百名の皆さんたちが国会に要請においでになりました。ある方は酸素ボンベを持ったまま、訴えなければいけないという思いで国会にいらしたわけでございます。 私ども参議院の環境委員会、尼崎市で、市やあるいはクボタやあるいは患者の皆さんからの意見の交換ということもさせていただきましたけれども、これは本当に被害の規模……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。 今日は、環境省の契約行為についてまずお伺いしたいと思います。 政府は、公共調達の適正化に向けた取組について、平成十八年二月二十四日、関係省庁連絡会議の通達の中で一般競争方式の拡大と随意契約の緊急点検も指示しております。また、民主党は特殊法人の天下りと契約の関係を調査中ですが、衆議院予算委員会に出された資料から明確な傾向が出ております。一つは、随意契約が余りにも多いということ、天下り団体が様々な業務を受注していることであります。 そこで、環境省と経済関係がある法人で国家公務員の再就職者が在籍する団体、いわゆる天下り法人ですね、この……
○岡崎トミ子君 続いて、よろしいでしょうか、岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 大変に実際現場の声を聞きながらの大石議員の質問でございました。本当に野生生物と直接向き合って生きておられる方が大勢いらっしゃるわけですけれども、今回の改正は、本当に人と鳥獣とがうまく付き合える、そういう良い関係ができる、そういう改正になっているのかどうなのかというのが大変重要だというふうに思っております。 この鳥獣保護法の前に参考人にもなってくださいました日本獣医畜産大学の羽山助教授が、いろいろなところに書かれておりますけれども、再び野生生物と向き合う世紀になったんだということで、こんな文章を書……
○岡崎トミ子君 おはようございます。民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。 四月二十七日の質問に引き続いて、今日も質問をさせていただきたいと思っております。 前回、適用除外を含めた八十条について質問をいたしました。海生哺乳類を念頭に置きまして、八十条の削除を含めて検討すべきではないかとお尋ねしました。答弁は、一部ジュゴン等については数年前に鳥獣保護の対象としたが、他の海生哺乳類については他の法令に基づいて捕獲の規制などの保護管理が行われているから十分注意した上で関係機関と連携することが必要。また、他の法令で保護管理を行っていても環境上必要なら調査を行い、問題があれば申入れをしたい。また……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。
日本は京都議定書で、二〇〇八年から二〇一二年の第一約束期間に平均の温室効果ガス排出量を基準年である一九九〇年比で六%削減することが求められております。実際にはこの間、この温室効果ガスで六%削減するという、これは減るどころか、もう増えているという状況なわけですね。しかし、本来、改めて言うまでもないことなんですけれども、この六%削減すら、必要な温室効果ガスの濃度の安定化に向けた第一歩にすぎません。まず冒頭、そのことを確認したいと思います。
【次の発言】 六%達成はあくまでもこれは当面の課題でありまして、どうあっ……
○岡崎トミ子君 三人の参考人の皆様に大変貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。
まず最初に、田中参考人にお伺いしたいと思いますが、日本カーボンファイナンス株式会社、一年半、三十三社が参加されて、アジア地域では初めてということでございました。CDMにつきましては、確実に温室効果ガス削減につながって、しかも持続可能な開発に貢献すべきであるというふうに考えているわけですけれども、そうした観点から見ました質の問題、事業者としてどのようにお考えか、また事業選択の優先順位と判断基準についてもお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
明日香参考人にお伺いした……
○岡崎トミ子君 私は、ただいま可決されました地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び国民新党・新党日本の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一、京都議定書の削減約束の達成に向けては、国内における温室効果ガスの排出削減が基本であり、京都メカニズムは国内対策に対して補足的に活用されるべきものであることを改めて確認し、京都議定書目標達……
○岡崎トミ子君 三人の参考人の皆様、ありがとうございました。
まず、名古屋市の大井参考人にお伺いしたいと思います。
スリーRの推進について今、関口さんの方からもお話がありましたけれども、リデュース、リユース、リサイクルのこの優先順位というものをしっかりと踏まえた上で、それぞれについて政策目標といいましょうか、しっかりとこの数値目標を掲げるというのが目標達成に向けては大変大きな効果になると私は思うんですけれども、行政が目標を明確に掲げることの意義とそれから効果について、実際になさっているところからお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
倉阪参考人に、今、名古屋市の方……
○岡崎トミ子君 私は、ただいま可決されました容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び国民新党・新党日本の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一、容器包装廃棄物の減量化が進まない一方で、最終処分場のひっ迫化が依然として続いていることを踏まえ、循環型社会形成推進基本法の3Rの基本原則に則り……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 まず最初に、圏央道のオオタカ検討委員会の在り方について御質問をさせていただきます。 先日、五月九日の委員会で、圏央道オオタカ検討委員会が委員の了承なしに課題を残したまま解散をしてしまった問題について質問をいたしました。今回、国土交通省の答弁では委員の同意を得て解散を決定したとのことでございましたが、実際には解散やその後の在り方について委員には諮らなかったというふうに聞いております。これまでに事前に議事の内容はきちんと委員に説明していた、十一回目の今回に限って、解散することについては知らされず、委員に配付さ……
○岡崎トミ子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、民主党の議員立法である殺虫剤等の規制等に関する法律案及び害虫等防除業の業務の適正化に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 初めに、殺虫剤等の規制等に関する法律案の提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 農薬を含む殺虫剤等、すなわち殺虫剤、殺鼠剤、殺菌剤、除草剤その他の薬剤は、農地ばかりでなく、住居、店舗、事務所、学校、病院、公園、街路樹など、私たちの生活環境の多くの場面で使用されています。これらの殺虫剤等は毒性を持ち、生活環境を汚染したり、人の健康に深刻な影響を及ぼしたりし得るものです。 現に、……
○委員以外の議員(岡崎トミ子君) このたび、民主党・新緑風会から提出いたしました児童手当法の一部を改正する法律案、いわゆる子ども手当法案につきまして、提案者を代表し、趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 民主党は、子供第一の方針で、子供を中心に据えた様々な政策立案に取り組んでまいりました。昨年の衆議院議員選挙で掲げた政権公約、マニフェストでも、月額一万六千円の子ども手当創設を始め、子ども家庭省設置への着手、幼保一体化の推進、学童保育の拡充、小児医療体制の充実、仕事と家庭の両立支援策など、子供が安心して育ち、その可能性を実現することができる社会の実現を目指す政策を打ち出しています。そして今……
○委員以外の議員(岡崎トミ子君) 「家庭における生活の安定に寄与する」ということになりますと、家庭という単位に着目して所得保障施策ということの位置付けとなってしまいますけれども、民主党は子供に着目して、子育てに係る経済的負担を社会全体で見ていくべきではないかという立場に立ちまして、子供の養育に係る経済的負担を軽減するということを目的としております。
つまり、子供の手当は何のためにするのかということを明確に表現するために、「児童の養育に係る経済的負担の軽減を図る」という規定にいたしました。
【次の発言】 現在、子供を持ちたい人が持てない原因としまして、子育てに掛かる経済的負担が重いということが……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 五月十四日、十五日の二夜にわたってNHKが小泉改革の五年を問うというスペシャル番組を放送しておりました。再放送もしておりましたので、国民の多くの皆さんがこの番組を見たということになりますけれども、総理はごらんになりましたか。──ごらんになっていらっしゃいません。残念でございますが、番組には小泉改革の五年を問うというその総括、点検をするということだけではなくて、あるべき社会像でありますとか、あるいは日本の進むべき方向というものについても大変大きな示唆を与えた番組だというふうに思っております。 その中で、第一……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。 若林大臣とは、環境ではありませんでしたけれども、お互いに筆頭理事で仕事をしたことがございました。官僚に対して大変厳しく、またそのことが、野党に対しての配慮がすばらしかったと感激したことを覚えております。そうしたことの姿勢で今後ともよろしくお願いいたします。 さて、若林大臣が出席をされましたナイロビでの京都議定書第二回締約国会議でありますけれども、ここでの、イギリス政府が委託で調査して出したスターン報告が出されたということなんですが、そのことが十月三十一日の東京新聞に載っておりました。「世界経済への影響」「温暖化 損失八百二十兆円」……
○岡崎トミ子君 お疲れさまでございます。続きまして、民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。 現在、ニューヨークの国連本部で総会が行われておりまして、本日中に、今日、国連の障害者の権利条約が採択されるという大変に画期的な日でありますし、私も感慨深いものがございます。 おととしですね、私も参加をさせていただきましたが、そのときに、外務省の角参事官、そのわきに東弁護士、DPIの金さんというふうに横に並ばれて、国連の歴史始まって以来のNGOの参加ということでございました。そのときに、角さんが発言をされるときに必ず左右に御意見を伺って、そして発言をされるということに私、大変感激をいたしまして、戻……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 大臣は、十六、十七日にG8の環境大臣会合に出席をされて、日曜日に帰国されたということですが、お疲れさまでございました。地球温暖化の大変大きなテーマとなる六月のドイツ・サミットに向けて大変重要な会合であったと思っております。今回は、このG8の八か国に加えて中国、インドも主要排出国でありますけれども参加をするということで注目もされましたが、まず日本として、まず若林大臣としても、この環境大臣会合におきまして、この会議自身をどういうふうに位置付けて、また何を獲得目標とされたのかからお伺いしたいと思います。
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 今月十五日、第十九回の経済財政諮問会議が行われまして、その議題の一つが地球環境問題でございまして、大変重要なことを取り上げたというふうに思っております。そしたら、その日の夜の報道で大変驚いたんですけれども、議事要旨、内容、資料、一切非公開であるということでございまして、実際に公表された議事要旨を見ましても大変驚いたんですけれども、大田弘子内閣府担当特命大臣がこういうふうに言っているんですね。議事録を作成して四年後に原則として公表することとしているが、その適否についても四年後に改めて判断することとしたい、さら……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会・日本の岡崎トミ子でございます。 鴨下大臣におかれましては、今朝の衆議院環境委員会質疑、お疲れさまでございました。引き続いて参議院で、大臣になられましてから初めてということでございますが、安倍総理に任命されて、そのときには所信表明はなさいませんでした。福田総理の下での所信をお聴きしたわけなんですけれども。 まず、私は、大臣がどんな方かということで、早速ホームページを拝見させていただきました。その中で、私の信念というページですけれども、良き日本を次の世代に継承していくため、小さな政府を目指して改革をしなければいけないというのが私の信念だと述べておられます。ここ……
○岡崎トミ子君 おはようございます。民主党・新緑風会・日本の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 バリで行われますCOP13の開催が来月に迫りました。これに先立ちまして、十月二十三日から二十五日までボゴールで大臣が参加された、気候変動に関する非公式閣僚会合に出席をされたということで、ただいま御報告をいただきました。ボゴールでの会議の後、日米首脳会談や東アジア・サミットなどの場でも温暖化問題が大きなテーマとして扱われました。 今日は、これらの会合や会談などについて質問をしながら、COP13に向けた政府、大臣の対応、決意ということについてお聞きしたいと思います。 その前に、IP……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会・日本の岡崎トミ子でございます。 ただいまの鴨下大臣の御報告につきましては、後ほど福山議員の方から御質問をさせていただきたいと思っております。 今、鳥獣被害が拡大、深刻化しております。農作物の被害は全国で二百億円に上ると言われております。中山間地などでは壊滅的な被害を受けている地域も少なくありません。加速化が進む中、ぎりぎりのところで踏ん張ってきた農家が、せっかく作った作物を収穫目前に被害に遭うなどして絶望し座り込んでしまうというようなお話は、正に胸に迫りました。文字どおり、廃村に追い込まれた地域もあると聞いております。 そういう状況の中で、今国会、議員立……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会・国民新・日本の岡崎トミ子でございます。 皆様、私、着席のままで質問をさせていただきますことをお許しいただきたいと思います。 まず、三月二十七日で石綿健康被害救済法が施行されて今日で二年になります。この法律と労災補償で救済を受けた方の数は最初の一年間で五千件以上、しかし、当事者や当事者を支援する皆さんでつくる石綿対策全国連絡会議などでは、どちらかの制度で救済を受けた方の数は本来救済を受けるべき被害者の五分の一に達していないと試算をしております。すき間なく迅速な救済が実現できていないと指摘されるゆえんでありますが、改めて救済状況を確認して、政府として現状をどの……
○岡崎トミ子君 ただいま議題となりました土壌汚染対策法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 近年、工場跡地などで有害物質による土壌汚染が判明し、大きな社会問題となっております。こうした土壌汚染は、これを放置することにより人の健康への影響が懸念されることから、健康被害の防止や汚染対策の確立を図るため、第百五十四回国会において土壌汚染対策法が成立したところであります。 土壌汚染対策法は平成十五年二月に施行され、本年二月で施行後五年が過ぎましたが、法律施行前に廃止された有害物質使用特定施設に係る土地の扱いについて、同法が土壌汚染問題の実態に対応し……
○岡崎トミ子君 どこの土地の調査義務生じるか不明確であるというこの懇談会報告書の指摘の一点目につきましては、この改正案では、土壌汚染対策法の施行前に使用を廃止した有害物質使用特定施設の跡地につきましても、新たに学校ですとかあるいは卸売市場など特定公共施設の用に供しようとする場合というふうにこの法律を適用することを規定しているわけなんです。つまり、新たに公共施設、特定公共施設というふうに限定してこれは言っておりますので、明確に規定しているわけですから、どこの土地に調査義務を生じるか不明確であるということにはならないと考えております。 二つ目の指摘の、施設廃止後にマンションやビルが建っている場合……
○岡崎トミ子君 民主党の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 昨日、民主党がまとめました地球温暖化対策基本法案、参議院に提出をいたしました。主な内容は、二〇二〇年までに二五%、二〇五〇年より早い時期に六〇%以上の温室効果ガス排出削減、二〇二〇年までに一次エネルギーの供給量の一〇%導入、二〇一〇年度の国内排出量取引制度の創設、地球温暖化対策税の創設、そして技術開発とともに明確にいろいろ打ち出しておりますけれども、日本が温暖化を抑えるために責任を果たして世界でリーダーシップを取っていくために必要な内容をきちんと法案の中で明確に示せたというふうに考えております。 今日、夕方から民主……
○岡崎トミ子君 おはようございます。岡崎トミ子でございます。 昨日、温暖化に関するいわゆる福田ビジョンが発表されました。この福田ビジョンにつきましては早くから少しずつ情報なども出ておりまして、相当な内容になるのではないかと期待をしておりました。昨日、実際の内容を見まして、またテレビも拝見いたしましたけれども、正直なところ当惑して、残念な思いをいたしました。鴨下大臣はどういうふうに思われたのでしょうか。 長期目標につきまして、現状から六〇ないし八〇%の削減と言っております。京都議定書はもういいというメッセージと受け取られかねないというふうに思いました。中期目標につきましては、目標設定ゲームに……
○岡崎トミ子君 おはようございます。 今国会初めての質疑、そして斉藤大臣が就任されましてからは私は初めての質疑でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 本当に重要な課題が山積をしておりますが、その幾つかについて、駆け足ぎみになってしまいますけれども、四十六分間有意義に質問をしてまいりたいと思っております。 この国会では環境省が提出される法案は二本ということでございますので、私たち、一般質疑をどんどん入れて、大臣にも御協力をいただいて、一歩でも二歩でも、この委員会の責任大変大きいと思いますので、そうした形でやっていきたいと思いますので、決定されましたら大臣の御協力もよろしくお願い申……
○岡崎トミ子君 おはようございます。民主党の岡崎トミ子でございます。 土壌汚染対策法は、関係者の皆さんの御努力で二〇〇二年に成立したものでございます。もちろん意義は大変大きいわけなんですが、法律施行前に廃止された工場などの施設が、実は現法律の第三条におきます調査の対象になっていないというこの限界については、当時、施行時から指摘をされていたと思っております。その後、築地市場の豊洲移転という問題が起きましたときに改めてクローズアップされたわけでございますけれども、そのときに民主党は、議員立法で改正案を提出をいたしました。民主党と新党日本とで提出したわけでございます。 この改正案は昨年、この参議……
○岡崎トミ子君 御報告いたします。 去る四月二十日及び二十一日の二日間、滋賀県及び福井県における自然公園に関する実情を調査し、もって自然公園法及び自然環境保全法の一部を改正する法律案の審査に資するため、有村委員長、ツルネン理事、神取理事、松山理事、相原委員、大石委員、大久保委員、轟木委員、水岡委員、加藤委員、荒井委員、川田委員及び私、岡崎の十三名で調査を行ってまいりました。 一日目は、まず滋賀県の琵琶湖国定公園内の竹生島を視察いたしました。 琵琶湖国定公園は、昭和二十五年に我が国の国定公園として初めて指定され、面積は九万六百一ヘクタールに及びます。 琵琶湖は、豊かな水資源や漁業資源に加……
○岡崎トミ子君 続きまして、民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 私も、繰り返しになりますけれども、総理の中期目標の会見を見ました。二〇〇五年比でいうと一五%、京都議定書の一九九〇年比でいうと八%というこの数値目標を野心的だと胸を張られたというのが大変印象的だったわけなんですけれども、総理は、総理の下ではというふうに言ったらいいのかもしれませんけれども、本来であれば意欲的な数値目標を示して、そして世界と一緒になってこの目標を推進していくという、そういう政治のリーダーシップというのを見ることができませんでしたし、また低炭素社会づくりのために大きくかじを切っていく……
○委員以外の議員(岡崎トミ子君) ただいま議題となりました子どもに係る脳死及び臓器の移植に関する検討等その他適正な移植医療の確保のための検討及び検証等に関する法律案につきまして、発議者を代表して、その趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 現行の臓器の移植に関する法律は、一九九〇年から議論されたいわゆる脳死臨調を経て、一九九四年に議員立法として衆議院に提出され、最終的に一九九七年、参議院において、当時の先輩諸氏の英知を集め、臓器提供をする場合に限り脳死を人の死とする、生前に法的脳死判定を受け入れる意思表示をした場合に限り法的脳死判定を実施する、脳死判定には二人以上の医師が立ち会う等、幅広く……
○委員以外の議員(岡崎トミ子君) E案でございますけれども、この法律案は、子供の脳死判定基準について、専門家の間でも、今、山本議員がおっしゃいましたように、意見が大きく異なっていること、そして国民の間にも大きな懸念があるということ、このことを踏まえて、これらの問題について検討を行っていくということが趣旨でございます。臨時子ども脳死・臓器移植調査会の専門的な調査審議を通じたこの検討は、子どもに係る脳死の臓器移植に関する制度、これを設けるかどうかということも含めて行っていこうとしております。 したがいまして、臨時子ども脳死・臓器移植調査会の審議の結果をまだ見ていない、こういう段階におきましては、……
○委員長(岡崎トミ子君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました岡崎トミ子でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。
それでは、理事に那谷屋正義君、平山幸司君、佐藤信秋君及び長……
○委員長(岡崎トミ子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会・国民新・日本の岡崎トミ子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 環境影響評価法が一九九九年に完全施行されましてから十年がたちまして、ちょうどこの見直しの時期に当たりまして、これまで課題として残されたものについてしっかり取り組んだのだというふうに理解をいたしております。重要な意味のある制度であるだけに大変影響が大きいというふうに思っておりますし、今回の改正に向けて真剣な議論あるいは厳しい議論が闘わされたというふうに思っておりますが、小沢環境大臣の下で提出されましたこの法案はやはり様々な重要な点で前進したものと私は考えております。 昨年制定されました生……
○委員長(岡崎トミ子君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました岡崎トミ子でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に那谷屋正義君、平山幸司君、佐藤信秋君及び山田俊男……
○委員長(岡崎トミ子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、仁比聡平君及び鈴木陽悦君が委員を辞任され、その補欠として山下芳生君及び加藤敏幸君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、災害対策の基本施策について、防災担当大臣から所信を聴取いたします。中井防災担当大臣。
【次の発言】 次に、平成二十二年度防災関係予算に関し、概要の説明を聴取いたします。大島内閣府副大臣。
【次の発言】 以上で災害対策の基本施策について防災担当大臣の所信及び平成二十二年度防災関係予算に関する概要説明の聴取は終……
○委員長(岡崎トミ子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十二日、山下芳生君及び加藤敏幸君が委員を辞任され、その補欠として仁比聡平君及び鈴木陽悦君が選任されました。
また、去る二十六日、野村哲郎君、脇雅史君、山本博司君及び加賀谷健君が委員を辞任され、その補欠として中山恭子君、丸川珠代君、風間昶君及び武内則男君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、文部科学大臣官房文教施設企画部長西阪昇君外四名を政府参考人とし……
○委員長(岡崎トミ子君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました岡崎トミ子でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。
それでは、理事に那谷屋正義君、平山幸司君、佐藤信秋君及び山田俊男君……
○委員長(岡崎トミ子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委……
○国務大臣(岡崎トミ子君) 姫井委員にお答えいたします。 警察におきましては、平成二十一年四月から、全国警察におきまして取調べの録音、録画、これを試行実施しているところでございます。具体的には、裁判員裁判の自白の任意性の立証のために取調べ状況の一部を録音、録画していると認識しております。 さらに、被疑者の取調べの可視化、これを推進していくためには治安水準を落とすことなく実現することが重要と考えておりまして、既に国家公安委員会委員長主催で研究会をつくりまして、ここで多角的に、そして幅広い観点から皆さんに議論をしていただいているところでございます。 この研究会につきましては、今年の二月から開……
○国務大臣(岡崎トミ子君) 今の有罪の数でございましたけれども、警察庁の科学警察研究所と都道府県警察の科学捜査研究所におきましては、平成元年から平成十五年までの間に、足利事件で用いたMCT一一八型検査法でDNA型鑑定を実施した事件につきまして、保管されている資料に基づき調査した結果、百四十一件であったものと承知しております。つまり、これは東京での警察庁の科学警察研究所で百二十一件、そして、これ地方ですね、県の警察科学捜査研究所では二十件ということで、百四十一件でございます。
【次の発言】 これ行っていなかったと承知しております。
【次の発言】 当時は、シャツに付着している対象資料は精液でありま……
○国務大臣(岡崎トミ子君) 国家公安委員会並びに少子化対策、男女共同参画及び食品安全の事務を担当する大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。 私が所管する分野は、いずれも私たちの日常生活のすべてにかかわり、命と暮らしの安全、安心を守り、大切にすることを基本に施策が成り立つ分野です。そのことをしっかり意識して取り組んでまいります。 治安の安定、向上は政府の重要な責務であります。最近の治安情勢は、刑法犯認知件数が減少するなど改善傾向にありますが、犯罪のグローバル化、サイバー犯罪の増加等の新たな治安の脅威に直面しており、予断を許しません。こうした情勢に的確に対応して、治安水準の更なる向上を目指……
○国務大臣(岡崎トミ子君) 牧山委員に御報告いたしたいと思いますが、医師、看護師などに限らず、やはり一度出産、育児のために職場を離れるということが非常に多いわけなんですね。しかし、こうした皆さんたちがキャリアや専門性を生かしてきっちりと職場に復帰できる、能力が発揮できるということが大変重要だというふうに思っております。 女性医師につきましては、その割合が年々増加してきております。特に、産婦人科、小児科、こういった医師不足の問題が強く意識されております診療科の若手医師に女性医師が多いわけなんですね。 そこで、医師不足の問題解消の点から、女性医師が継続して就業することや、また職場に復帰すること……
○国務大臣(岡崎トミ子君) お答えいたします。 私は慰安婦問題に取り組んでまいりました。その取組を戦争の被害者となったおばあさんたちに報告をし、また戦争の被害者のおばあさんたちの声を聞きに行きました。二月でございましたので、大変寒うございました。もう既に全国から集まっていたおばあさんたちが外にいすを並べて、そこに座って、そこで報告をさせていただきましたが、間違いなく言えることは、ねぎらいの言葉を掛けたと思います。 といいますのは、もう七年前のことですから、正確に何をというふうに言われますと困りますけれども、ねぎらいの言葉を言ったことは間違いありませんし、当時七十代、そして今は八十代、九十に……
○国務大臣(岡崎トミ子君) 済みません、法整備に関してでしょうか、国家公安委員会委員長として。
【次の発言】 どうもありがとうございます。
最近の少年非行情勢につきましては、刑法犯で検挙された少年の検挙人数というのは確かに減少傾向にございます。しかし、少年による重大な凶悪事件が発生しておりまして、予断を許さない状況になっていると認識しております。
警察におきましては、少年の非行防止を図るために、学校等の関係者の皆さんやあるいはボランティアの皆さんたちの力をいただき、連携をしながら街頭の補導活動をしましたり、少年相談、これは家族の方も相談をすることができたり、あるいは問題を抱えた少年の立ち直……
○国務大臣(岡崎トミ子君) お答えをいたします。 本件は現場に臨場した、その場に駆け付けた警察官が被疑者を制圧すべく懸命に努力したものでありましたけれども、結果的には命を守ることができませんでした。誠に遺憾であり、痛恨の極みでございます。 今、森委員がおっしゃいましたように、津谷弁護士は日弁連におきまして消費者問題対策委員長でいらっしゃいまして、十月五日に消費者庁の方に日弁連の委員の皆さんと一緒においでくださいました。大変熱心に地方消費者行政についても熱く語られていたその姿が思い浮かんでまいります。被疑者の方の御冥福を心からお祈りを申し上げ、(発言する者あり)被害者の方の御冥福をお祈りする……
○国務大臣(岡崎トミ子君) 今御指摘がありました報道についても存じております。承知しております。
【次の発言】 警察は拉致問題の全容解明に向けて様々な捜査活動を行っていると承知しておりますけれども、その個別具体的な内容につきましてはお答えを差し控えたいと思います。
○国務大臣(岡崎トミ子君) どうもありがとうございます。
少子化大臣として私はそのように思っております。専任でございます。(発言する者あり)いろいろ兼ねているということについてお聞きになりたいんでしょうか。
【次の発言】 じゃ、よろしいんでしょうか。
【次の発言】 お答えいたします。
私たちは、子ども・子育て支援、内閣の最重要課題の一つでございます。そして、私たちは、社会少子化対策会議というのをつくりまして、全閣僚が出席をする、そしてすべての人たちのそれぞれの声をいただきながらこの政策を推進していこうというふうに思っておりまして、今年の一月に子ども・子育てビジョンを策定いたしまして、これは……
○国務大臣(岡崎トミ子君) 被疑者の取調べということに関しましては、これを実現する方向で現在、国家公安委員会委員長の下に研究会を開催しておりまして、幅広い観点から多角的な検討をしているところでございます。 この研究会は二月にスタートをしたばかりでございますけれども、まだまだその検討の必要あるというふうに思っておりますのは、外部の有識者の皆さんたちに検討をお願いをしておりますので、これからも十分に議論をして、そして検討を進めていこうというふうに考えているところでございます。
○国務大臣(岡崎トミ子君) 委員にお答えいたします。 選択的夫婦別氏制度の導入を含む民法改正等の問題につきましては、以前から男女共同参画会議基本問題・計画専門調査会で長い期間にわたりましてこの議論を行っていただいてまいりました。そして、その議論も踏まえて今回の答申をいただいたものと理解をしております。 この答申の取りまとめに当たりましては、公聴会やあるいはパブリックコメントなど国民の皆さんの意見を伺っておりまして、その結果につきましては基本問題・計画専門調査会の方に事務局の方から説明を行いまして、その上で審議が行われ、答申が行われたということでございます。 共働き世帯の増加などの家族形態……
○国務大臣(岡崎トミ子君) 林委員にお答えいたします。 魅力ある観光地づくりを推進する上で、安全、安心な町づくりを進めることが不可欠であると考えております。そこで、今回の補正予算では、事件、事故が発生したときに警察の活動を迅速かつ的確に行うことができるようにするために、初動警察体制の整備に必要な経費を魅力ある観光地づくり推進・国内旅行活性化対策費に計上したところでございます。 なお、観光地を始め、我が国全体の治安水準を向上していくということのためには、観光地としての我が国の魅力ある、そうした向上につながるというふうに私は考えているところでございます。 そして、最近の治安情勢でありますけれ……
○国務大臣(岡崎トミ子君) 金子委員にお答えいたします。 障害者制度改革に当たりましては、障害当事者が構成員の過半数を占めております障がい者制度改革推進会議におきましてこの議論をしっかりと尊重して進めていくことが大切であるというふうに思っております。私も推進会議に出させていただいております。 そして、金子委員御指摘のとおり、推進会議の第一次意見を最大限尊重して、政府の「障害者制度改革の推進のための基本的な方向について」、六月二十九日に閣議決定をされました。この中に工程表が示されておりますので、この工程表に沿って着実に改革を進めてまいりたいと思います。 具体的には、障害者基本法、この改正案……
○国務大臣(岡崎トミ子君) まず、警察庁におきましては、今回の事件の発生を認知した直後から外事課長を長といたします情報連絡室を設置いたしまして……(発言する者あり)設置して、設置しましてから、私のところには二十三日の十六時ごろに大臣秘書官から連絡がございました。そして、その間、対応がどうなっているのか、それを情報をいただき、また私の方からも対応を十分してほしいという、万全を期してほしいというところで指示をしたところでございました。その内容については十分に受けていたと、そのように思っております。
【次の発言】 お答えいたします。
私は、二十三日の十六時ごろに大臣秘書官の方から、情報連絡室が立ち……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。 松本防災大臣、本当にお疲れさまでございます。被災県の宮城ということで、このようなお時間をいただきました。委員長始め理事の皆さんに感謝を申し上げたいと思います。 三月十一日から五週間がたちました。地震が発生した当初、現地からは、生存者が孤立しているという悲痛な叫びのようなそういう情報が届きましたし、今日食べるものがないという本当に今日の生き死ににかかわるようなそういう情報が多かったと思いますが、やがてガソリン不足が言われるようになって、これが大変困難な材料だということを繰り返し言われるようになりまして、どんどんそれを党の災害対策本部……
○岡崎トミ子君 ありがとうございます。 政府の方で男女共同参画を担当していたという視点から質問をさせていただきたいと思いますが、昨年の十二月に第三次の男女共同参画基本計画を閣議決定をいたしまして、重点分野を十五挙げて、その十五番目に基本分野としまして掲げさせていただきましたのが国際規範の尊重と国際社会の平等・開発・平和への貢献を掲げて、ODAの実施に当たってジェンダー主流化の視点に立って効果的かつ公正に進めることを基本的な考え方としている。そして、平時、戦時を問わずいかなる女性に対する人権侵害も起きてはならない問題であると、女性の平和構築の過程への参画を進めていくということで、国際的な評価を……
○岡崎トミ子君 先ほど、藤原議員は被災地の岩手の議員でございますが、私は宮城の議員でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私どもは、この緊急提言、東日本大震災復興に向けたということで、皆様方がこれまでの御経験で、この復興のために大変参入可能である、そういう意気込みをおっしゃってくださったのだというふうに思っております。 そのためには、ちょっと具体的にお話を伺いたいと思いますが、これまで、バンダアチェでの復興計画、基本計画、それからパキスタンでの基本計画。もし分かればですが、一方であれば一方でも構いませんけれども、予算の規模と、それからどのぐらいの人数が参加をし、どういう専門家が行っ……
○岡崎トミ子君 おはようございます。民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 東日本大震災、大津波から三か月がたちました。しかし、三か月がたちましてもまだ、身内の中に亡くなられた方、そして家屋や財産が流された、あるいは行方不明の人をまだ探し続けている、まだまだ深い悲しみの中や不安の中にいる方が大勢おられるということを感じます。被災地は刻々変わっているということは間違いございません。しかし、そうした皆様方に私はいつも心を寄せてこうした法案に当たりたいというふうに感じてまいりました。まずは、亡くなられた皆様に心からお悔やみを申し上げますとともに、改めて被災者の皆……
○岡崎トミ子君 おはようございます。民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 障害者基本法として初めに審議されましたのは七年前の二〇〇四年のことでございました。そのときにも質疑をさせていただきました。その同じ年にニューヨークで、国連で権利条約のアドホック委員会が開かれまして、国会議員として特別委員会に参加をさせていただいて、関係者の皆さんともいろいろと懇談をさせていただいたり意見交換をさせていただきました。そして、この障害者権利条約の批准に向けて、障害者基本法、あるいは次の総合福祉法、差別禁止法と、いい流れをつくって批准をしていきたい、そんな気持ちで私はいる……
○岡崎トミ子君 おはようございます。民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。 昨日に続きまして復興特のこの集中審議、皆さん、本当御苦労さまでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 八月の下旬に民主党には仮設住宅等生活支援対策チームというのを設置いたしまして、その座長といたしまして被災地の宮城、福島、岩手を視察をしてまいりました。 この目的は、それぞれの自治体がどんな取組を行っているのか、また、住宅に入っていらっしゃる皆さんたちがどんな要望を持っていらっしゃるのか、その生活支援を適切に実現をしていくために、県にあります復興対策本部と、そして政府、自治体各級議員の皆さんたちと連携して……
○岡崎トミ子君 おはようございます。閣僚の皆様、本当に連日お疲れさまでございます。提案者の皆様も御苦労さまでございます。 まず最初に、被災地への配慮ということについてお話をお伺いしたいと思いますが、現在、私は民主党の仮設住宅、民間賃貸住宅の生活支援の対策チームの座長をいたしておりまして、ほとんど被災地といいますと仮設住宅でお話をお伺いすることが多いわけですが、安住大臣とも御一緒に仮設住宅でお話を伺ったことがございました。 被災地では、消費税率の引上げが復興の妨げになるのではないかという心配の声が根深くございます。仮設暮らしで税金を上げられるのはかなわないという年配の方の声も大分訴えを何度も……
○理事(岡崎トミ子君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。
池口委員長から委員長辞任の申出がございましたので、私が暫時委員長の職務を行います。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、紙智子さん、亀井亜紀子さん及び西村まさみさんが委員を辞任され、その補欠として山下芳生君、浜田和幸君及び玉置一弥君が選任されました。
また、本日、石川博崇君が委員を辞任され、その補欠として竹谷とし子さんが選任されました。
【次の発言】 委員長の辞任の件についてお諮りいたします。
池口委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任したい旨の申出がございました。これを許可する……
○岡崎トミ子君 新緑風会の岡崎トミ子でございます。その前に民主党と言うのを忘れちゃいました。よろしくお願いいたします。 まず、中川国務大臣にお伺いしたいと思いますが、所信の中で、新しい公共について語る中でですけれども、社会的包摂ということについて触れられました。そして、私は、菅直人前総理の時代に、雇用に加えて障害者や高齢者など、福祉や人権、さらに年間三万人を超える自殺対策の分野で、様々な関係機関、あるいは社会資源を結び付けて、支え合いのネットワークから誰一人として排除されることのない社会、つまり一人一人が包摂される社会ということについて力強く語っておられ、これは野田政権に引き継がれ、今、中川……
○岡崎トミ子君 民主党の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 中心市街地の衰退はますます深刻な状況にありまして、不況と相まって国民生活に大きな影響を及ぼしております。生活といいますととかく経済的な影響ばかりが非常に重大だと考えられがちでありますけれども、中心市街地の衰退は都市に生きる人々の日常生活のありようも変えてしまいます。商店街の活性化のために、商店街や商工会のイベントあるいはデコレートにただ補助金を支給する時代は終わったと思います。地域や商店街が市町村とともにどういう街づくりをするかが話し合われて、合意された方針に沿った総合的な取り組みが必要になってくると思います。 こ……
○岡崎トミ子君 きょうはお二人の参考人、ありがとうございました。 先ほど岡部参考人が、参議院は一回か二回ぐらい落選する覚悟で、そして利益誘導型を言わない、そういう政治家を目指せということでございました。私も一回落選をいたしましたがこれは衆議院の方で、小選挙区比例代表並立制というたった一人しか選ばれないところではどうしても利益を言う方の政治家が勝ってしまうというような構造がありますので、それで落選したわけなんですけれども、これから良識の府の参議院の中でもっともっと深い議論ができるような、そういうことを目指してまいりたいと思います。 これまでの時間になりますと少し重複する部分があるかとは思いま……
○岡崎トミ子君 アジア太平洋の平和と安定というところで日本に一体どんな役割があるのかということで、私も一言発言をさせていただきたいというふうに思います。 おととしでしたでしょうか、ポルトガルのガマ外務大臣、バスコ・ダ・ガマの子孫だということだそうですが、このガマ外相に私がお目にかかりましたときに、日本はもっとアジアそれから世界に対して民主化あるいは平和という問題についてイニシアチブをとる、そういう動きをもっとしっかりしてもらいたい、ヨーロッパからそんなふうに眺めているというお話を伺いました。 私は、そのポルトガルが四百五十年間植民地としていた東チモール、今本当に民族の弾圧にあえいでいるとこ……
○岡崎トミ子君 民主の岡崎でございます。 今回のこの調査の報告書ですけれども、三年間の調査の成果ということですが、私は昨年の暮れから参加をさせていただきましたので、これまで私自身が問題としてきたことについて、きょうは日本のインドネシア緊急支援策とODA大綱ということについて触れたいと思っております。 先週、IMFとインドネシア政府との間で経済改革策についての合意が成立いたしました。その結果、延期されておりましたIMFによる第二次の融資と連動しました日本による支援策が動き出すことになったわけでございます。 ところで、最近インドネシアを訪問したアメリカの人権団体、ヒユーマン・ライツ・ウォッチ……
○岡崎トミ子君 この三年間、アジア太平洋地域の安定と日本の役割ということについて御議論をしてこられた皆様方に、私はことしから参加をさせていただきましたので、大変熱心な御議論に心から敬意を表したいと思っております。 これまで私が伺った参考人の御意見なども含めて、私の考えを述べたいと思います。 内政こそ最大の外交戦略であり、日本がどのような国づくりをしているか、骨太な発信をしない限り、アジアの安定の中での日本の役割は見えないと寺島実郎参考人は指摘をされました。 私はこの御意見に全く賛成でございます。国際社会にあって信頼される行動主体であるためには、日本がどういう国づくりを目指している国で、国……
○岡崎トミ子君 政府が出されました男女共同参画二〇〇〇年プランの中には、男女共同参画社会の実現や本格的な少子・高齢社会を迎えるに当たっては、女性があらゆる場における意思決定過程に参画することが民主主義の要諦であるばかりでなく、女性の関心事項が非常に大きいということについて、必要条件であるということが書かれております。 私は、党の中で男女共同参画本部で仕事をいたしておりますので、私の男女共同参画社会というふうに言われましたときの最大の関心事は、地方議会や自治体、それから国政の政策決定の場、意思決定の場に女性がどれだけいるかということが大きな関心事になっております。 これまでの二〇〇〇年プラン……
○岡崎トミ子君 これまでのこの調査会の質疑、あるいは実際に私たちも視察に行きました中で、このドメスティック・バイオレンスの解消と撲滅への道筋というものをしっかりとつけていかなければいけないということを強く感じておりまして、取り組むべき内容は、私自身が思いますのには三つに分けて考えていきたいと思います。 一つは、緊急対策を含めた被害者の救済制度の確立、そして二番目には、ドメスティック・バイオレンスを解消するための対策、そして三番目には、やはり法制化へ向けて私たちは国会の中で取り組んでいきたいという強い希望があります。 一番目の被害者の救済制度は、今民間で二十ぐらいのシェルターでボランティアと……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子と申します。よろしくお願いいたします。 きのうはやはり一日じゅう、もしかしたらこの公聴会のために時間を割かれたのではないかと思っております。感謝をいたしております。 橋本行革の六大改革の核として今回の行革論議が始まりましたときには、熱気というものを感じておりました。この省庁再編そして地方分権ということについて法律が提案されましてからは、少し私たちの立場としては批判的な立場に立っておりました。しかし、それなりの期待というものも持っていたというふうに思うんです。ところが、時間がたつうちにずるずると後退して、何のためのどんな行政改革なのかというのが明ら……
○岡崎トミ子君 岡崎トミ子でございます。 男女共同参画社会が二十一世紀に向けての最重要課題であると位置づけられまして、つい先ごろの男女共同参画審議会の答申の中では、これまでの私たちのさまざまなところでなかった新しいリプロダクティブヘルス・ライツの概念、この視点が大事だということがここで記されたわけでございます。 このリプロダクティブヘルス・ライツといいますのは、当然、生涯にわたる女性の健康と権利という広い概念でありますけれども、その中心的な課題であります妊娠、出産の調節、すなわちいつ何人子供を産むか産まないか、この選択ができるように自己決定権がいかに大事であるか、その教育が大事だということ……
○岡崎トミ子君 先週の共生社会調査会で質問をさせていただきましたが、男女共同参画基本計画を策定するために審議会の報告があって、その中で人権ということが大変大事であるということについて報告書が出されているわけなんですね。 権利ということを大切にしなければいけないというふうに出されておりますのに、二十八ページにありますリプロダクティブヘルス・ライツのところの考え方において、「ライツの概念については、種々の議論があるため、世論の動向を踏まえた検討が必要である。」ということで、生涯の女性の健康支援というところに厚生省もとどめており、教育の現場においても、文部省も大体そういうところにとどめていると。そ……
○岡崎トミ子君 民主党の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 基本計画についてどのような問題意識でこれが策定されたのかということを中心に伺っていきたいと思います。 まず、この基本法が制定されましたときに大変関心を集めました間接差別の取り組みなんですけれども、この間接差別の取り組みにつきましては、九六年七月に男女共同参画審議会の答申しましたビジョンが策定作業に入っておりますときにはもう既に議論もずっとありましたし、また調査もそれまでにされているという状況でしたから、一体何が間接差別なのであるかということに関して具体的に挙げられてきておりますので、その辺の問題の所在というのは大体……
○岡崎トミ子君 郡司さんの御発言でちょっと刺激をされて申し上げたいなと思うんですが、一九八六年に男女雇用機会均等法ができましたときには、専業主婦とそれから仕事を持っている女性と分断された形で、この法律が本当に働く人たちに万全な体制で成立しなかったわけなんですね。専業主婦は、ああ、あれは働いている女性の問題でしょうというような、割と客観的な形で応援がもらえなかった状況だったなというふうに思い出すんです。 ところが、この男女雇用機会均等法の法律が成立いたしましてから、私のところでは日本で初めて、宮城県では岩出山町というところで条例をつくった。それから、県の方もいろんな意味で浅野知事も指導をされて……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。 林さんと田嶋さんから女性の抱える問題を専門的に扱う場がない、そして集中して論議する場が大変大切だというお話がございました。私も、DV法がこの十月十三日から施行される、それは三年間こういう問題について少しずつ少しずつ取り組んできて、非常に特筆すべきことは、女性に対する暴力に関するプロジェクトチームというものを立ち上げて、そこで集中的にこの問題について取り組んで、そしてそれが調査を通じて法律案をつくって、そして成果が法律となる、結実したと、これは参議院の独自性あるいはまた存在価値を高めるという意味でも大変大きな成果だったと。 この新し……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。よろしくお願いいたします。 この法律ができる前から、子どもの権利条約というものでこの虐待のことが条文に取り上げられてまいりました。子供の虐待というのは、子供が最も信頼をしている、頼りにしている、あるいは信頼をしている頼もしい親でなければいけないわけなんですけれども、その親から受ける暴力ということになりますので、その結果、命を奪ったりあるいは体を傷つけたり、あるいはまた精神的に深い傷を負うということでございますから、いわば最大の人権侵害だというふうに思います。 人権あるいは権利というふうになりますと大変かたい表現になってしまいますけれ……
○岡崎トミ子君 ただいまの磯谷参考人のお話にありましたように、児童相談所、まじめに一生懸命やればやるほどその悩みが多いし人数が足りないというのは、どこに行ってもその話がこの間聞かれてきたというふうに思うんですね。そして、今のようなわずかな量的な拡充だけでは対応できないというのが現状で、もう限界だというふうに思うんです。 そして、早期発見、早期対応の方針が浸透すれば浸透するほど微妙なグレーゾーンというケースへの対応がふえてくると思うので、萩原参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、今回の児童虐待防止法では、虐待の行為に着目した枠組みで白黒はっきりさせるということが必要なわけで、そうすると早期……
○岡崎トミ子君 岡崎トミ子です。 今日は本当にありがとうございました。三人の参考人からお話をお伺いしまして、虐待に至る前の親たちのSOS、そして子どもたちのSOSも本当に十分こたえていかなければいけない、その予防というのがいかに大事かということについても教えていただきましたが、親への援助、家族への援助、子どもへの援助、総合的に援助していくことなどもこれから本当に大切だということを教えていただきまして、ありがとうございました。 ところで、親子という関係において、先ほど坪井参考人の方からは、性虐待の場合にはもう親子ではないから親子には戻れないという、このことについては私も理解をいたしましたが、……
○岡崎トミ子君 民主党の小宮山洋子さんの方から既に提言もされておりますけれども、私の考えとしても、小宮山さんが発言された中で子育ての支援とそれから学校での、教育の中でのボランティア、そういう精神を育てていくという点に関してなんですけれども、家庭の中に本当に埋没してしまうような児童虐待というものを、どういうふうにそれを表面に出してくるのかというのはなかなか大変なことなんだなというふうに思うんです。 私が体験したことでは、私の事務所のことなんですけれども、秘書さんが子どもを産みまして、ちょうど四月で一歳になったんですね。その間に、毎日事務所に子どもを連れてくることを可能にしまして、私のところで子……
○岡崎トミ子君 本当に皆さん、御苦労さまでございました。 私はDV法に関して発言をしたいと思っておりますが、ちょうどこのDV法が成立しましてから一年経過したということで、内閣委員会で福田官房長官が所信的な発言の中で、DV防止法に取り組んでいきたいということで力強くおっしゃいましたので、そのことで内閣委員会で質問をいたしました。そのときに福田官房長官は、いや、是非民間と行政と警察、この連携をしっかりしてもらいたい、谷垣国家公安委員長の方にも連携して、そのようなことが大事ではないかというふうに申し上げました。しかし、残念ながら、これを組織的にやるということについての明確な答えをいただくことはでき……
○岡崎トミ子君 御苦労さまです。 障害者のノーマライゼーションの理念に基づく完全参加と平等に向けた取組をされている姿を今日は各省庁からお話を伺うことができましたが、私は文部科学省にお話を伺いたいと思いますが、統合教育について当事者団体と意見を重ねてこられたと思います。私も、そのうちの何回かに参加をさせていただきました。学校教育法の施行令が改正されましたが、二十一世紀の特殊教育の在り方についての調査研究会議の最終報告のその結果を受けてこの法律が改正されたということなわけなんですけれども、何回か交渉していくうちに、本当に普通学級に入れるのか入れないかのその判断をそれぞれの学校や自治体にどれくらい……
○岡崎トミ子君 今日は本当にすばらしいお話を伺うことができまして、ありがとうございます。 今、政府の方は新しい基本計画ということで、これからの十年ということで、政府の方で内閣府の中での懇談会を持って審議が行われているところでありますけれども、既に示されております新障害者計画案に書かれております自立と参加の共生社会づくり、この政府の取組に関しては、私たちは全面的にバックアップしていきたいというふうに考えております。 ただ、二十一世紀に新しい基本計画を作ってプランを示すということであれば、最も強く変更を求めている点がございます。それが教育です。 障害を持つ子どもの学校教育というのは、現在、盲……
○岡崎トミ子君 済みません。 一昨年の民間の障害を持った人たちの雇用率というのは一・四九%、五十二年にこの制度ができたときに一・〇九%ですから、四半世紀を超えましてやっと〇・四%増えただけで、この経済状況の中では一番最初に障害を持った人たちの解雇というのが多くなっているわけなんです。 そこで、法定雇用率なんですけれども、段階的に目標値を持っていただきたい、数値目標を持っていただきたい。五年間の目標値を決めて、そして今日お話になられたトライアル雇用ですとか、あるいはジョブコーチ制度ですか、こういう人的支援、これをしっかりとその目標に向けてやるということをお願いしたいと思います。
○岡崎トミ子君 今日は参考人の皆様から大変貴重な御意見を伺うことができました。ありがとうございます。 既に四十か国以上が障害者差別禁止法を持っているということでございました。昨年のDPI世界会議におきましても、既に他の国々ではどのように改善をしなければならないかということについて議論をされておりました。日本も早くそのレベルに達していかなければならないというふうに思います。 私は、差別が良くないということに関しては異論のないところだと思っております。しかし、実質的に改善していくためにはたくさんの気付きが必要なんだろうと思います。意図しない差別というのが一番難しいと思っております。悪気がないだ……
○岡崎トミ子君 今日は参考人の皆さん、ありがとうございました。 これまでにも警察、行政に相談をしたのに殺人につながってしまったケースが絶えておりません。資料の中で戒能先生も、失敗例を精査して問題点を明らかにして法制度の改善につなげるための第三者機関の設置について意見を紹介されて、賛成だと述べていらっしゃいますし、それから原田参考人も第三者機関のことについておっしゃっていらっしゃいます。 私は、昨年、戒能先生からも御意見をちょうだいしまして、内閣委員会で質問をしております。客観的な立場から総合的な調査を行って法制度を改善する、つまり、失敗から学ぶことの必要性について尋ねたんですけれども、政府……
○岡崎トミ子君 四月二日の参考人の意見聴取の際、桃山学院大学の瀧澤教授から、差別とはあらゆる機会への参加が規制されることである、制限されることであるということをおっしゃっていらっしゃいました。こうした考え方を基本にして法律を作るということが、当事者が権利を主張する根拠になっていくだろうということも話をされておりましたが、そういう視点に立って記事をちょっと読みますけれども、大変心痛むもので、これからもこれは真剣に取り組んでいかなければいけないというふうに思っております。 警察庁が、聴覚障害者の運転免許試験の適性検査基準について、これまで委託していた先とは異なる企業、システムソフトに委託しました……
○岡崎トミ子君 今日はそれぞれの学校の現場やあるいは地域社会の中で実践されておられるその中身について御報告をいただきましたので、大変言葉にも重みがあったということで勉強をさせていただきまして、ありがとうございました。 昨日、十七日、河村文科大臣が統合校の具体化を指示するということで新聞の記事が載っておりまして、盲・聾・養護学校を特別支援学校にするのはどうかということについて問うていたわけなんですけれども、これは統合教育というのとは全く違うものでありまして、ああこういう方向になっていくのかなということをちょっと昨日考えたんですが。 もう一つ、今、障害者基本法というのが準備されていて、そのうち……
○岡崎トミ子君 本日はありがとうございました。 私どもの宮城県、私は宮城県選出の議員なんですが、宮城県の浅野知事がつい先日、脱施設、施設解体宣言を行いました。そして、県内にはいろんな意見が広がっておりまして、まあ賛否両論あるわけです。実際、家族の方が大変御苦労されて、そして障害を持つ人が施設に入って、ここの中でまた家族に戻ってくるのかということでの動揺、戸惑い、不安、そういうものがどちらにもあるということを、一週間もたっておりませんのでそういう状況にあるというふうに思っています。 先ほど三田参考人にお話を伺いましたときには、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、ノーマライゼーションの精神を……
○岡崎トミ子君 今日はありがとうございました。 まず、厚生労働省に伺いたいと思います。 新障害者基本計画では入所施設の限定ということを打ち出されました。世界の流れを基礎に考えますと、施設を数値目標を幾らということを決めないで、知的障害者の生活の場というのは小規模化あるいはまた個室化というふうにしていこうというようなことは分かったわけなんですけれども、参考人にこれまでお話を伺ってまいりますと、日本以外は入所施設というのは本当にどんどん少なくなっていて、スウェーデン始め数か国ではもう入所施設はゼロなんだということを伺ったわけなんです。 そこで、日本はなぜ全廃ではないのか、もし、全廃という目標……
○岡崎トミ子君 ありがとうございます。 今日は、各党の皆さんたちが代表されて意見を発表していただきまして、本当にありがとうございます。 私の手元には羽田さんの意見発表がちょっとメモとしてありますので、この中で、ふだんから当たり前のように受け入れられる社会を作らなければ、要らぬ隔離をしたり特別な扱いをしたり、どう接していいか分からないという言葉が出てしまうのではないかという、この言葉に、私は今の学校教育の在り方とか、社会の中で本当に障害を持つ人たちが悲しい思いをしたり、本当に社会参加や自立ができない現状があるな、非常にだれにでも受け入れられやすい、分かりやすい言葉で表現していただいたなという……
○岡崎トミ子君 今日は皆様ありがとうございました。 事前に、私、参考人の皆様の主要論文を読ませていただきまして、まず、阿藤先生が書かれたものの中に婚外子の問題と同棲の問題について触れてありました。私、内閣委員会で少子化社会対策基本法、この法案を審議いたしましたときに、議員立法ですので、自民党では中山太郎さんがお出になっていらして、この婚外子の問題について、差別をされて裁判に持ち込んだ人の私の方に申出もあり、そのことをちょっと研究をしてみたいと思ってそのことについて質問いたしましたときに、最終的には婚外子差別をしない方向でやっていくべきではないかということで法案は成立をしております。これは、附……
○岡崎トミ子君 どうもありがとうございます。
先生、お子様は何人なんですか。
【次の発言】 ああ、そうですか、やっぱり。済みません、そんな余計なことを聞いたりしてなんて、ごめんなさい。
いや、少し、ちょっと元気を出さなきゃいけないかなというふうに思いまして、先月十月二十一日の読売新聞を持ってまいりました。これは、フランスの出生率についてV字回復だというふうに出ているわけなんですが、そっくりそのまま外国の政策を日本の中に生かすのは難しいかもしれませんが、一九九四年に合計特殊出生率が一・六五まで落ち込んでいたものが二〇〇〇年に一・八八となって、二〇〇三年に一・九一というふうな記録になって、日本……
○岡崎トミ子君 二回にわたって少子高齢化という問題について参考人の方々からお話を伺いました。 私、内閣委員会で少子化社会対策基本法の質疑をして、それを通して少子化対策をどうしようかということについてずっと考えてまいりましたけれども、ちょうど九〇年、国会に送っていただいたときの一・五七ショックという問題でこの対策の充実をというふうに思ってまいりましたが、この調査会で参考人の方々がおっしゃったことは、人口減少社会が避けられないのだということですよね。それは、労働力が低下し、非常に経済的な問題についても右肩下がりになってくるんだということでありまして、それが少子化対策でも、あるいは出生率を向上させ……
○岡崎トミ子君 今日はありがとうございました。 先ほどの坂本委員の質問ともやや似ておりますけれども、私たちが、こういうプランができましたということで、市町村の皆さんたちとの、首長さんと対話があった場合には、それについての財政の裏付け、税制改革がされたか、それは必ず聞かれまして、ここに検討課題にもなってしまっているんですけれども、なぜそこまで踏み込まなかったのか。 というのは、エンゼルプラン立てて、新エンゼルプランで、新新と、こうなってきて、一・二九という出生率は全く低下のままで効果がなかったという結果ですから、そこをやっぱり具体的にやっていただきたいなと。高齢化社会の問題につきますと、高齢……
○岡崎トミ子君 はい。
【次の発言】 今日は参考人の皆様のお話、本当に参考になりまして、我が意を得た思いをいたしておりました。
袖井先生にお話を伺いたいと思いますが、私は、国民負担をしっかりして、そして男女共同参画社会を実現して、それが少子化対策だという、三題ばなしみたいなものに関して、今先生がずっとお話をされたお話を伺いながらも答えはいただいたというふうに思っておりますが、北欧諸国の中では、スウェーデンよりも最近デンマークが、家族政策が成功したというふうなことを言われております。
少子化対策ですから、日本の中でも昔のように産めよ増やせよというような、こういう言葉では語られないわけなんです……
○岡崎トミ子君 どうもありがとうございました。 樋口先生にお伺いしたいと思います。 一つ目のその神話で、女性活用の進んでいる企業ほど競争力も高い傾向にあることを示しているということでございましたが、これは女性を活用するとなぜ競争力が高まっていくのか、どういういい例があるのかを教えていただきたいのと、もう一つ、国際競争力も上位にランクされているということで、女性の働きやすい国ほどいいんだということでしたけれども、日本の政府がこれを進めていくための政策として何ができるか。もう一つ、今の子ども・子育て応援プランについて、質、量、発想の観点から評価、先生はどのようにされているかをお聞きしたいと思い……
○岡崎トミ子君 済みません。 八代参考人にお伺いしたいと思いますが、出たり入ったりで、もう質問されたのかもしれませんが、少子対策は企業の競争力において大変有効であるということでございますが、中小企業にとって大変余裕がないということですから、この政策はどのようにしていったらいいのかについてお伺いしたいと思います。 それから、委員は構造改革特区推進本部の評価委員長でもいらっしゃいますので、創意工夫について自治体の中で大変積極的に取り組んでいるところで、そうした提案がございましたらお聞かせいただきたいと思います。もしお分かりでしたらお知らせください。
○岡崎トミ子君 教育。
【次の発言】 どうもありがとうございます。
内閣委員会に所属をしておりましたので、障害者基本法と発達障害者支援法と、この一年間の間にこの二つの法律が成立をしているんですけれども、今、ここに来まして、子供が受難の時代というふうに言われていると。国会の方では、厚生労働委員会では、障害者の自立支援ということで、生活をしていくためには地域の中で自立して生活することができなければいけないので、支援費という問題があったけれども、これ全部お年寄りの人たちも介護保険、施設の中に入れておくというのはもう財政的にも難しいということになっているわけなんですね。
もう一回基本のところに返っ……
○理事(岡崎トミ子君) それでは、質問、発言の御希望の方、挙手を願います。 前川清成君。
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会・日本の岡崎トミ子でございます。 五年前に池坊文科副大臣が、私、統合教育を目指して、是非障害のある子供たちに対してその声を聞いていただきたいということで、文科省に招いていただいたこと、大変感激をいたしております。そして、五年間この問題について取り組んでまいりました。今日はノーマライゼーションの町づくりという基本的な観点から、この統合教育の問題についてお伺いしていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 障害のある子供の就学期の就学先を決定するというこのことに関しましては、学校教育法の改正に伴う施行令の見直しによりまして、就学指導委員会の専……
○岡崎トミ子君 今日は参考人の皆様お一人お一人から、本当に多文化共生社会を実現させていくためにそれぞれの現場で本当に御苦労されていらした、またその実例についてもいろいろお話しをくださいましたことに、心から感謝を申し上げたいと思います。 私は先日も静岡の方に視察に行ってまいりましたけれども、その中で大変印象的に、また大変胸を痛めたのは子供たちの教育の問題でございました。ここで、不就学という子供たちの数についてはどこの自治体としてもきっちりと分かっていない、またそれを分かることも大変難しい状況にあるわけなんですけれども、文科省では実は事前に、去年、公立の小中学校は日本人と同じ条件、無償で受け入れ……
○岡崎トミ子君 今日は、三人の参考人の皆様、ありがとうございました。 私の身近なところで外国の子供たちというのは、中国から帰還された家族の子供たちは身近なところにたくさんおりました。その子供たちは小学校、中学校の公立学校に行くということをもう卒業してしまった年代の人たちでしたので、なかなか社会の中で受け入れてもらえない、あるいは就職もうまくできなかった。そういうところから、初めはとても元気だった子供たちが本当に引きこもりになってしまう、それだけではなくて精神的な疾患も出てきてしまうということで、もう三十数歳になっておりますけれども、家から全く出ないというような、そういう生活になってきておりま……
○岡崎トミ子君 まず、三人の参考人の先生方、ありがとうございました。大変厳しい、解決がなかなか見通しも難しい中で、各分野で御活躍をされていることに敬意を表したいと思います。 まず、手塚参考人にお伺いしたいと思いますが、私どもも共生社会というふうに言っておりますけれども、共生という言葉についてスローガン的に扱うことについて疑問を呈しておられました。やっぱり中身が大切なので、具体的にいろんなことをやっていかなければいけないということを感じましたが、先生が前にくださった資料の中でも、客人ではなく隣人としてみなしていくという考え方にも共感を得たところでございます。 以前この調査会でもコミュニティー……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会・国民新・日本の岡崎トミ子でございます。 まず、法務省に伺いたいと思います。 いわゆる入国管理制度の一元化についてお聞きしたいと思います。 的確な住民サービスを提供するために登録制度を改めてほしいという自治体側からの要求が出るのは自然だと思っておりますが、一方で、外国人住民の中には入国管理制度の一元化が単なる管理の強化になってしまわないかという懸念もあると聞いております。例えば、今議論されております仮称在留カードの常時携帯が義務付けられ、一見して外国人と分かる方が度々警察に呼び止められて、在留カードを持っていないと厳しい扱いを受けるということになったりして……
○岡崎トミ子君 民主党・新緑風会の岡崎トミ子でございます。 これまでの調査を通して認識を深めたのは、外国人住民を単なる労働力や、まして異分子としてとらえるのではなく、共にコミュニティーをつくるべき隣人としてとらえることの必要性です。 日本人住民、外国人住民の間のトラブルやお互いに対する不満の声も聞こえますが、これまでの調査を通して、トラブルの多くが認識やコミュニケーションのギャップを原因としていて、コミュニケーションを密にすることや協働を通して解決を図ることが可能であることが分かりました。 さらに、外国人住民との関係で問題だとされることの多くが、実は日本社会の弱点が表に出たものだという側……
○岡崎トミ子君 市町村の取組の支援でありますけれども、市町村の取組は今回の法改正では努力義務というふうになっておりますけれども、市町村の一番の相談、一番最初に駆け付けるところという意味では大変重要だというふうに考えております。 そこで、具体的な自立支援についてお伺いしたいと思いますけれども、この自立支援につきましても、被害者の生活の支援をしなければいけない、就業の支援、住宅の確保など、それぞれの被害者のニーズに合致したきめ細かな取組が行われるようにという次のステップについて示されておりますけれども、私は広域な連携ができるかどうかについてお伺いしたいと思います。 例えば、仙台市と広島市が連携……
○理事(岡崎トミ子君) ただいまから少子高齢化・共生社会に関する調査会を開会いたします。
田名部会長が都合により出席できませんので、会長の委託を受けました私が会長の職務を行います。
委員の異動につきまして御報告いたします。
去る四日、轟木利治君及び行田邦子君が委員を辞任され、その補欠として大久保潔重君及び相原久美子君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
少子高齢化・共生社会に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
○岡崎トミ子君 おはようございます。民主党の岡崎トミ子でございます。 化審法、今紹介されましたように、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の改正案の審議でございます。 PCB汚染の健康被害に対応するということをきっかけとしまして、一九七三年にできた法律でございます。新たに製造、輸入される化学物質につきまして、事前に人への有害性などについて審査をする、同時に、環境を経由して人の健康を損なうおそれがある化学物質の製造、輸入、使用を規制する法律になっております。 私たちの生活は化学物質に囲まれていると言っても過言ではありません。世界で工業的に生産されている化学物質はおよそ十万種と言われて……
○岡崎トミ子君 ありがとうございます。岡崎トミ子でございます。 私は宮城県選出の議員なんですけれども、宮城県から民俗学の結城登美雄さんに参考人でおいでいただきました。 結城登美雄さんは地元学という言葉を生み出した人なんですけれども、この間は鳴子の米プロジェクトについて、その一例ということで話をされましたが、それまでの数年間どんなことをされてきたかといいますと、十五年間にわたって六百人近くの人たちに会ってきたという人なんですが、それはほとんどおばあちゃん、おばあちゃん、おばあちゃんなんですね。 つまり、地元の中で食べ物を生み出してくれる人は、おじいちゃんももちろんやっているんですけれども、……
○岡崎トミ子君 今日は参考人の皆様に、私たち、日ごろから少子高齢化とそしてコミュニティーの役割ということでたくさんの悩みがあった、そういうことについて新しいアイデアをたくさんいただいたというふうに思っております。本当にありがとうございました。 最初に、西郷参考人にお伺いしたいと思います。 孤立やそして孤独感に対してホームスタートは非常に有効なアプローチをされているということで、感銘を受けました。地域による子育て支援の役割が実態的に大変低下しているということから、やはり孤立あるいは孤独感をサポートするということは大変重要なことだというふうに思っております。 ただ、元々他者から支援を受けにく……
○岡崎トミ子君 民主党の岡崎トミ子でございます。 大西参考人、沖藤参考人、赤石参考人、本当にありがとうございました。皆さんのそれぞれの研究、そして取組、提言まで具体的にしていただきまして、感謝申し上げたいと思います。 質問をまとめてさせていただきたいと思います。 まず最初に大西参考人ですけれども、それぞれ大体国の役割、地方自治体の役割といったことでお聞きしていきたいわけなんですけれども、分権改革の現状についての問題意識、提言をいただきました。正面から受け止めたいというふうに思っております。民主党の原点でもあろうかなというふうにも思っております。 この地方分権をストレートに進めるときに慎……
○岡崎トミ子君 ありがとうございます。 今のお話を伺ったのではこちらも発言をしないわけにはいかないなというふうに思いまして、時々新幹線でも大学の教鞭を執りにいらっしゃるのにお目に掛かって、忙しい人だなというふうに思っておりましたが。 私どもも、子ども手当というのは、子供をこれからどんどん、合計特殊出生率を上げていこう、産むような気持ちになってもらおうということは、だれもそうだというふうになかなか思えていないんですね。そうではなくて、今生まれている子供たち、その子育てと子育ちを社会全体で支えていくというそういう社会をつくっていきたい、そのためには子供はみんな平等に子ども手当をという、そういう……
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