このページでは、岡崎トミ子参議院議員が提出した質問主意書に関する情報をまとめています。質問主意書の提出数、質問主意書の件名、質問と政府からの答弁の冒頭部分を一覧にしています。質問と答弁については参議院ウェブサイトの本文に飛ぶことができます。
20期(2004/07/11〜)
朝鮮半島における戦時労働動員死亡者の遺骨問題に関する質問主意書
第164回国会 参議院 質問主意書 第86号(2006/06/15提出、20期)
質問内容平成一六年一二月の日韓首脳会談以降、朝鮮人(韓国を含む。以下同じ。)の戦時労働動員死亡者の遺骨返還に向けて、両国の協議のもとで調査が進められている。遺骨問題の解決は重要な人道的問題であり、今後日本が過去の歴史と向き合い、アジアの人々と共生していくために、大切な課題であると考える。
そこで、以下質問する。
一 朝鮮人の戦時労働動員は、昭和一四年七月の閣議決定による総動員計画によって開始され、毎年…
答弁内容一、二及び六について
政府としては、旧国家総動員法(昭和十三年法律第五十五号)により、朝鮮半島出身者が徴用されたことは承知しているが、徴用された朝鮮半島出身者の人数及び死亡者数は把握していない。政府としては、徴用された朝鮮半島出身者の問題を含め、当時多数の方々が不幸な状況に陥ったことは否定できないと考えており、戦争という異常な状況下とはいえ、多くの方々に耐え難い苦しみと悲しみを与えたことは極めて…
改正介護保険法に関する質問主意書
第166回国会 参議院 質問主意書 第69号(2007/07/04提出、20期)
質問内容平成十八年度から改正介護保険法が施行されたが、平成十七年十月から実施された施設給付の見直しを含め、多岐にわたる新設、変更などにより、介護保険サービスの利用者及び介護者、保険者である市区町村、介護保険指定事業者には少なからず混乱が生じているとの報告が相次いで届いている。高齢期の利用者の尊厳を守り、国民に信頼される制度の存続が重要な課題と考える。
そこで、以下質問する。
一 介護保険法改正の効果に…
答弁内容一の1について
お尋ねの「費用対効果、「重度中心型への転換」の進捗状況」についてどのような内容を把握すべきか必ずしも明らかでないが、「介護給付費実態調査」によれば、在宅や施設において介護給付(介護保険法(平成九年法律第百二十三号。以下「法」という。)第八条第一項に規定する居宅サービス(以下「居宅サービス」という。)、同条第十四項に規定する地域密着型サービス(以下「地域密着型サービス」という。)、…
朝鮮・韓国人軍人・軍属の遺骨問題に関する質問主意書
第166回国会 参議院 質問主意書 第70号(2007/07/04提出、20期)
質問内容日韓両国政府が取り組んでいる朝鮮・韓国人軍人・軍属の遺骨返還は歴史的に重要な意義があるが、日本政府において解決を迫られている問題も多い。今年一月、韓国メディアが、「日本の強制動員韓国人遺骨、偽物と確認」(YTNTV一月十五日)、「日本祐天寺の徴用韓国人遺骨、一部が『でたらめ』」(東亜日報一月十六日)等と報道した。また、千鳥ヶ淵戦没者墓苑には朝鮮人についての銘記がなく、韓国人の遺骨を故意に収集せず、…
答弁内容一の1について
現在、祐天寺には、千百三十五柱の朝鮮半島出身者の遺骨が保管されており、そのうち軍人は三百七十七柱、軍属は六百九十八柱、軍人又は軍属の別が不明の遺骨は十柱であり、御指摘の「旧民間徴用者」の遺骨は含まれていない。また、本籍地が現在の大韓民国(以下「韓国」という。)内にある者の遺骨は七百四柱、本籍地が現在の北朝鮮内にある者の遺骨は四百三十一柱である。
祐天寺に保管されている遺骨の遺族…
強制連行朝鮮人の厚生年金に関する質問主意書
第166回国会 参議院 質問主意書 第71号(2007/07/04提出、20期)
質問内容年金データの不整備問題が国民の関心事となっているが、かつて日本国民として扱われていた旧植民地の朝鮮人・韓国人、「台湾人」の厚生年金についても、その受給資格を洗い直さなければならないと考える。これまでに、年金受取の申請のあった韓国人について、申請に基づいて支払いが行われた者も存在するが、この際、強制連行朝鮮人(いわゆる「朝鮮人旧民間徴用者」、以下同じ。)の厚生年金問題解決のためにも「旧台帳」の年金デ…
答弁内容一について
平成十七年十一月二十八日から二十九日まで行われた朝鮮半島出身旧軍人・軍属及び旧民間徴用者等の遺骨の問題に関する第三回日韓協議の際に、大韓民国(以下「韓国」という。)側より、現在韓国籍を有する者であって終戦前に我が国で雇用されていた者に係る厚生年金保険被保険者名簿の提供が要請され、これに対し、日本側より、引き続き現実的にどのような対応が可能か検討していく旨回答した。
二について
平…