このページでは小川敏夫参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小川敏夫参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○小川敏夫君 私、参議院議員になりまして本日が初めての質問でございますので、ふなれでございまして、言葉の使い方等、失礼な面がありましたら御容赦ください。 大蔵大臣に最初にお話ししたいんですが、大蔵大臣の今の危機的な状況にある金融システムを健全化したいという御熱意はまことにもっともでございまして、私も何とかこの金融システムを健全化したいという思いでいっぱいでございます。 ただ、健全化ということを考えます場合、普通ですと、健全化しなくてはならないようなそういう体質を招いたその原因を初めに除去することが本来の健全化であるというふうに思っております。ですから、今、金融システムに信用補完をしなくては……
○委員以外の議員(小川敏夫君) お答えします。 内藤委員の質問は大変に鋭い指摘でございまして、適切な御意見であると思います。 確かに自民党案によりますと、三条二項で、金融機関は再生委員会に適正な資産評価を行い、適正な引き当てを行うと書いておりますが、そして、事務をやはり二十一条におきまして金融監督庁に委任するとなっております。そうしますと、その点につきまして、金融再生委員会規則でその評価の基準とか引き当ての基準といったものを定めると明確になっておりませんので、いわばその基準もろとも監督庁に丸投げという形で委任されてしまって、結局本来再生委員会で行うべき事務をすべて金融監督庁で行うことになっ……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
まず、非常に総論的なことをお尋ねいたします。
さまざまな援助を行う、行うに当たってその有効性などをさまざまな角度から検討するということはもちろん重要なことでございますけれども、また一つの方法として援助した後の成果を点検する仕組み、援助がどのように役立っているかという成果を実際に点検するということも大変に重要なことだと思いますが、今行われているシステムはどうなっているか、それについて説明していただきますようお願いします。
【次の発言】 その現況調査あるいは評価を行うところでございますが、これは実際に援助を行った担当部署が行っておるんでし……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫です。
お三方に御意見をお尋ねしますが、今の日本の援助でプロジェクトを進めるときにはさまざまな角度から検討がされるんですが、プロジェクトが終わった後、そのプロジェクトが実際にその地域にどのように有効に運用されているか、あるいは効果的にいい影響をもたらしているかということの評価検証する部分が欠けているのではないかと思うんですが、その点の御認識と評価検証する上において具体的ないいプランがありましたら教えていただきたいと思います。
【次の発言】 終わります。
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
まず、米の関税化に関してお尋ねしますが、マスコミ、新聞の報道でしか私は事実関係を知らないんですが、何か堺屋経済企画庁長官が関税率は高過ぎるという発言をパリか何かでされて、それに対して中川農林水産大臣がそのような発言をするのは選挙を経ていない政治家がすることだというような報道がされたんですが、これは実際の事実関係はいかがであったんでしょうか。
【次の発言】 では、その堺屋長官の発言はともかくとしまして、関税率の問題ですが、国民の中には、やはり高過ぎるのではないか、安いお米が入ってくればうれしいという声も一部にはあると思うんですが、そういっ……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
杉山参考人にお尋ねしますが、相対取引がふえることによって、先ほどの三浦委員の御指摘ですと、売れ残りが競りに回って価格下落が起きないかというような御意見でしたが、私は逆に、売れ筋の商品が相対取引で大量に出てしまいますと、残った売れ筋の商品を競りの方で競って買うことになって、場合によっては一部商品について価格が高騰して、消費者が不利益をこうむることにならないかという考えを持っておるんですが、その点はいかがでございましょうか。
【次の発言】 では、別のことを聞きますが、杉山征一参考人にまたお尋ねしますが、相対取引の場合、現状のシステムでは、そ……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 村田公述人と横川公述人にお尋ねいたします。 これは私の個人的私見ということで聞いていただきたいんですが、中山間地の直接支払い、これは中山間地にとどまらず、すべての農地、農業を対象にすべきだというのが私の私見でございます。村田公述人も横川公述人もそのような御趣旨であるようにお伺いしたんです。 それで、それを前提にまず村田公述人の方にお伺いしますが、そうした直接支払いを行った上にさらに最低価格保証制度が必要であるというような御意見でございました。私は消費者の典型的な場所である東京の選出なんですが、どうも消費者の方から見ますと、最低価格保……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。オウム真理教に対する件についてお伺いしたいんです。
既に大野委員から出ておりますので重複しない程度でお尋ねしますが、まず、施設を三十六カ所今現在有しているというふうなことでございますが、これは組織的にそういう施設を有しているということなんでございましょうか。
【次の発言】 要するに、組織的に有しているということでございますね。凶悪事件を起こしたオウム真理教と、今そうして組織的に施設を設けている団体組織といいますか、これが同一であるということの判定はどこら辺のところからされておられるんでしょうか。
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川でございます。 最初に、警察庁それから公安調査庁にお尋ねします。 最近のオウム真理教が、凶悪事件を起こした際、重立った人間が検挙されて宗教法人も破産になったということで一時影を潜めていたのでございますが、最近になってまた顕著に活動するようになって、各地で大変大きな社会問題を起こしているというような状況になっております。 まず、オウム真理教の現状についてお尋ねしたいんですが、これは警察庁、公安調査庁の両方じゃなくてどちらか一方で結構でございますが、まず信者数に関して、事件を起こした当時の信者の数、それから最近の数、それが増加をたどっているのかというそこら……
○小川敏夫君 修正案提出者にお尋ねします。 立会人でございますが、立会人が切断権を持たない、それから捜査官とともに傍受しないという内容になっております。そうすると、その結果として、立会人は捜査官の傍受の内容を聞き取れない。したがって、捜査官が仮に本来聞いてはいけない通信を傍受していても、それをチェックできないということになると思います。 それでお伺いするんですが、立会人が捜査官の乱用に及ぶ通信の傍受をチェックできないとしますと、その後からでもやはりきちんとしたチェック方法を制度的に確立しておかないと乱用の防止の歯どめがきかないと思うんですが、そこら辺、修正案提出者はどのようにお考えでござい……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 参考人の皆様、きょうは大変に御苦労さまでございます。 私は、特に通信傍受法案についてお尋ねしますが、基本的にはこの法案に反対でございます。反対の最も基本的な理由は、違法あるいは乱用に及ぶ盗聴を防止するそのチェック機能が十分でないということが主たる理由でございます。 そこで、そうした観点から安冨参考人、田中参考人に主としてお尋ねすることになりますが、立会人のことが出てまいりました。乱用を防止するには傍受を行っているその場で直ちに乱用に及ぶ傍受をさせないということが一番大事だと思うんですが、しかし立会人には内容を聞かせないということ、そ……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 ただいまの内藤委員の質問の中で大変に重要な問題が明らかになりました。すなわち、携帯電話に関して今の技術水準では実質上傍受は不可能という状態でございます。 これにつきまして、早急に通信業者に協力を求めてできるようにしたいということでしたが、しかし通信業者の協力義務は任意である、すなわち通信業者が応じなければただそれまでの話であって、実際上通信傍受ができないということになります。そして、携帯電話の通信傍受を行うことが今のこの法案が考えている組織犯罪の取り締まり対処に対して最も有効な手段であるということも伺いました。 非常に重要な問題なの……
○小川敏夫君 郵政省の方に最初にお尋ねします。
現行の交換機システムでは携帯電話の傍受が不可能もしくは著しく困難であるということで、これについて法務省の方はそれが可能となるようなシステム変更を要請する、こういうふうに言っておられますが、この点、郵政省の方は同じように携帯電話を行う電気通信事業者に対してそのような技術開発あるいはシステム変更の要請、行政指導、こういったことを行う考えはあるんでしょうか。
【次の発言】 先に回答いただきましたけれども、仮に事業者が法務省の要請に応じないとしても、郵政省としてはその業者に対して何ら不利益な取り扱いは一切しないということでございますね。確認の返事だけで……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
持ち株会社創設ということになるわけでございますが、持ち株会社といいますと、すぐ戦前の財閥ということが思い浮かびます。そうした財閥を解体して持ち株会社を禁止していたこれまでの法制から、今回そうした社会経済情勢にかんがみこれを認めるということでございますが、その必要性についてさらに詳しく説明していただきたいと思います。
【次の発言】 今回の改正で株式交換あるいは株式移転の制度というのが創設されることになっておりますが、この二つの制度を導入する、その仕組みやそれぞれのメリットについて詳しく説明していただけますか。お願いします。
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。私は、法務大臣の適格性の問題について質問させていただきます。
まず、きのうの予算委員会で出ましたシュワルツェネッガー氏の入国に関する問題でございますが、同氏が書いたてんまつ書、これを法務大臣が取り寄せたということでございますが、どのような取り寄せる理由があって取り寄せたのでございましょうか。
【次の発言】 内閣が独自に調査されることはそれはそれでよろしいとしても、私ども国会がその問題について質問することは、これは当然の権利でございますから、当の当事者についてやはりお答えいただきたいと思います。
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 この法案につきまして、私は借家人の立場に対する保護が足らないんではないか、このように認識しております。そういった観点から何点か質問させていただきます。 最初、午前中の参考人質疑の中で脇委員から指摘がございました中途解約の問題でございますが、この法案ですと、新しい三十八条の五項に定められた要件、居住用で二百平方メートル未満で、転勤等でやむを得ない事情がある場合に限って解約申し入れができるということでございますが、逆にそれ以外の場合には中途解約はできない、したがって明け渡した場合でも残存期間の賃料は払わなければならない、こういう解釈でよろ……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
今回の裁判官の報酬あるいは検察官の俸給の改定でございますが、裁判官や検察官の俸給は一般の公務員に比べて大体二〇%程度優遇されているということでございます。これは、ひとえにその職務の重要性にかんがみているということ、あるいは職務の独立性、そういったものにかんがみてということだと思うんですが、一番基本的に、検察官、裁判官の両方なんですが、初めに検察官の本来あるべき姿といいますか、この点について法務大臣がどのようなお考えをお持ちかお聞かせいただきたいんです。
【次の発言】 どうもありがとうございます。
あと、例えば検察官、裁判官両方とも、や……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。今回、この法改正によりましてこれまでの禁治産、準禁治産制度といった後見制度に比べて相当に内容が改善された制度になるというふうに私も思っておりまして、大変にいいことだというふうに思っております。 一般論といたしまして、この後見の制度、すべて当事者あるいはその周辺からの申し立てがありまして、その申し立てを受けて裁判所が後見なりに付するということになるわけでございます。ただ、一般の社会を見てみますと、後見の必要性があると思われるのだけれどもしかし実際には審判の申し立てがされないで、何となくその周辺の人にうやむやにされてしまって財産がなくなってし……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 最初に、法務大臣にお伺いいたします。 この無差別大量殺人行為を行った団体規制法でございますが、参考人の御意見あるいは同僚議員の質問の中にも憲法上のさまざまな議論がございます。そうした点を踏まえまして、この法律の存続期間について衆議院の方で修正があるんですが、当初の法務省案では存続期間について規定が全くございませんでした。さまざまな憲法の議論があるとしても、しかし実際上社会の不安、混乱が起きて地域紛争が起きているという状況にかんがみて、民主党は修正案とともに賛成に回っておるわけです。 ただ、今のこの社会の混乱状況、具体的にこの法律が適……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
まず、この法案によりまして新たな調停制度が開始されるわけですが、本法が仮に施行されて調停制度が動き出した場合にどのように紛争解決の実効性が見込まれるのか、そこら辺のところについて御見解をいただきたいのでございます。
【次の発言】 どうもありがとうございます。
従来も民事調停制度というものはあってそれなりに機能しておったわけでございますが、その民事調停制度とは別に特に新たに調停制度を設けるという、その一番の、一番でも二番でもいいですけれども、その主眼とするところをもう一度教えていただきたいんです。
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫です。 この民事再生法の立法の趣旨とかそういう非常に一般的なことをお尋ねするのですけれども、これまで会社を立て直す形の倒産法制といいますと会社更生法と和議法があって、今回、和議法が実情に照らして機能していないということで民事再生法の制定に至ったという御趣旨ですが、もう一つ会社更生法がございまして、再生というのも更生というのも実質的には言葉の意味するところは余り変わらないと思うのです。この民事再生法、個人の場合でなくて会社の場合と会社更生法、ここの目的とするところのすみ分けといいますか違いといいますか、ここら辺はどういうふうになっておるのでしょうか。
○委員以外の議員(小川敏夫君) 国会議員の地位利用収賄等の処罰に関する法律案の提案理由を説明させていただきます。 ただいま議題となりました国会議員の地位利用収賄等の処罰に関する法律案につきまして、発議者を代表して、その趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 国会議員は、主権者たる国民から国政に関する厳粛な信託を受け、高度な倫理観・正義感に基づき職務を遂行すべき責務があることは言うまでもありません。国会議員は、特定の個人・団体等一部の利益を代表する者ではなく、国民全体の奉仕者としての責任を負っていることも、また当然であります。 ところが、ロッキード事件において田中角栄元首相が逮捕されて以……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。 まず最初に、長期信用銀行の株式のニュー・LTCB・パートナーズへの売却に対して先ほど民主党の浅尾議員からも質問がありましたが、この契約書も私今手元で概観しますとどうも売り主側に随分甘い契約ではないかというふうに感じまして、まずそういった観点から金融再生委員長の方に質問させていただきます。 例えば、非常に抽象的な聞き方をしますと、LTCB側がこの売買契約に定めてあるそれぞれの事項を守らなかった場合の責任のあり方、あるいはそれに対する賠償請求を行うときにどのような担保をとっているのか、そこら辺の包括的な考え方をまず最初にお聞かせいただきたいのでご……
○小川敏夫君 引き続いて、長銀の株式の譲渡の件に関してお尋ねしますが、非常に大きいテーマで、これまでも前にも質疑をさせていただきましたが、少し十分でなかった点がありますので、順次お尋ねしていきます。
まず、買い主のLTCBが取得した株式、これを単に早い時期に売り抜けるということは、売り主側から見て株式売買の精神に反することなんでしょうか。その点についてお聞かせください。
【次の発言】 精神には合致しないという点では私も全く同じ考えなんですが、特にこのようないわゆる企業売買、普通は買い主の方が慎重になって、いわば売り主は売ってしまえばそれでいいわけですけれども、今回の長銀の場合には、やはり公的……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。
今、農協のセーフティーネットの法案に関して審議しているわけですが、セーフティーネットが適用される前に、そもそも農協が経営が安定していれば一番好ましいと思われるわけですが、一つの具体的な例として、行政の不適切な扱いによって農協の経営に影響を与えるという例を取り上げて質疑をしたいと思っております。
それで、軽種馬の市場取引につきましては、奨励金がその賞金に加算されますが、この適用となる市場の公平性、これについてはどのような取り扱いになっているんでしょうか。
【次の発言】 もっとわかりやすい言葉で言いますと、市場の売る人も買う人もだれでも参加できる……
○委員以外の議員(小川敏夫君) 御質問ありがとうございます。 消費者と事業者との立場というものは、これまでの質疑の中でもるる出てきましたので簡略に申し上げますと、やはり事業者の方は扱う商品について非常に豊富な知識を持っておる、それからその契約を結ぶに当たる勧誘方法についても非常に手なれているというような状況がございます。 一方、消費者の方は、これから物を買うなら物を買う、契約をするなら契約をしてその契約関係に入るということで、事業者ほどその契約内容に関する商品とかそういったものについて十分な知識を持っていない、あるいはやはり取引に当たっても交渉能力も事業者には劣るというような面がございます……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 先ほど、午前中、木俣委員の質疑の中でこの法案の採点というものが議題になりまして、何か参考人の方は可とする御意見の方が多かったようでございますが、私は、零点とは言いませんが、不可だと考えております。 これまでの長官のこの法律に関するお話をお聞きしますと、消費者契約のあり方について、大変にすばらしい理念に基づいた契約のあり方の方向性を示すいい法律ができたというような御説明を受けまして、そういうお話を聞いていると、まことにそのとおりかなという気もしてまいるんですが、実際にでき上がった法律を見てみますと、どうかなと。特に、消費者の保護に本当に……
○小川敏夫君 NTTドコモの前身のまたその前身と言われている上毛通信サービスですが、これが昭和六十三年十月に日本自動車電話サービス株式会社と合併しておるわけですが、この日本自動車電話サービス株式会社についてお尋ねします。
この会社の出資はどこがしているんでしょうか。
【次の発言】 日本自動車電話サービスです。
【次の発言】 出資関係を聞いているので、ですから、五〇%が電電公社なら残りの五〇%はどなたが出資しているのかを。
【次の発言】 上毛通信サービスと日本自動車電話サービス株式会社が合併するんですが、この合併する目的はどのようなことにあったんでしょうか。
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 まず基本的な事項ですけれども、日本電信電話株式会社等に関する法律によりまして、NTTは毎年事業計画を事前に郵政省に提出して郵政大臣の認可を受けなければならない、それから郵政大臣は、業務上必要な命令権がある、あるいは業務に関して報告を求めることができるという、大変にNTTの事業あるいは経営に関して深く指揮命令権を持っておるわけです。 それで、また昨日の質問に引き続くわけですが、昭和六十三年当時、NTTは、ポケベル会社あるいは自動車電話会社、いわゆる移動体通信というものをまだ分離していませんから、NTTの事業として行っておったわけです。そ……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
この電子認証制度でございますが、まずどのような社会経済的な意味において必要性があって、この制度を取り入れるのでございましょうか。
【次の発言】 その電子認証の仕組みの方、ちょっとお尋ねするんですが、これまで印鑑証明といいますと、判こという物体をもってその具体的に押された印影が一つの証明の対象だったんですが、今回公開かぎとかキーという言葉を使ったり、あるいは電子署名というような表現もあるんですが、これをもう少しわかりやすく、具体的にどのようなものか、教えていただけますでしょうか。
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
今、概略御説明いただきましたけれども、この制度の目的とするところをもう少し平たく御説明いただくようお願いいたします。
【次の発言】 それで、実際にこの法が適用されていた大体この二年間で、実際に消却を実施した実施状況といいますか、ここら辺は把握できていますでしょうか。
【次の発言】 この制度の目的として、例えば持ち合い解消で出た株を吸収する役割もあるというようなことでしたが、現下の株式市場の情勢は大分持ち合い解消の売りもこなして、幸いにして順調に株価もある程度回復しているように思うんですが、なおさらにまた二年間これを延長するというような必……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 参考人の先生方、きょうは貴重な御意見ありがとうございます。 民主党はこの法案について基本的に賛成なんですが、ちょっと一点ひっかかるところがございまして、扶助の対象者を外国人の場合、適法に在留している者に限って、不適法在留者を除外しているという点がございます。 私の考えでは、このように一律に除外するのではなくて、ケースにおいてはやはり扶助した方がいいケースもあるのではないか、こういうふうに思いまして、どうもこの不適法在留者を除外するという点が納得できないといいますか、反対なんですが、小寺先生からその点の御意見をお伺いしましたけれども、……
○小川敏夫君 私どもの法案提出に御評価いただきましたこと、大変感謝いたしております。 確かに、委員御指摘のように、事件によっては加害者よりも被害者の方が悪いのではないかというようなケースもこれは決して珍しくはないことでございます。この私どもの法案の趣旨をまず理念とそれから具体的な適用というふうに二段階に分けて説明させていただきます。 まず理念の方でございますが、一言で言いますと、犯罪を犯した加害者あるいは被疑者、被告人に対しては手厚い人権の配慮があるのに、一方、被害者という場面におけるそうしたさまざまな保護の観点の配慮が欠けていたのではないか。そういう観点から、加害者にすら人権の配慮がある……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 きょうは参考人の方々にお越しいただきまして、本当にありがとうございます。 民主党・新緑風会はこの法案に対しまして賛成の立場でございますが、なお私は、この法案が実際に施行された段階で、これで大丈夫かなと、こう思う点もございますので、それで質問させていただきます。 まず一つは労働者との事前協議の点でございます。 これは、既に十分お述べいただいた参考人の方もいらっしゃるんですが、私考えまして、労働者と経営者といいますか使用者側が協議するといいましても、日常的に労働者はやはり使用者側から指揮命令を受けている立場でございますし、また、会社が……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
まず、法制局にお尋ねしますが、内閣総理大臣臨時代理の指定ですが、あらかじめ指定がなされていなかった場合にはどのようにして臨時代理を指定することになるんでしょうか。その手続について説明してください。
【次の発言】 あと一点確認ですが、閣僚の協議ということですが、そうすると、閣僚以外の人は協議にもちろんのこと参加することはできないわけですね。
【次の発言】 ありがとうございました。法制局への質問はただいまで終わりでございます。
次に、内閣官房の方にお尋ねしますが、今回の青木官房長官が内閣総理大臣臨時代理にあらかじめ指定されて、すぐに早急に……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 先ほど総理は世界一の借金王というお言葉が出ましたが、考えてみますと借金をするのは国でして、いわば国を支えている国民がその借金を返済しなくちゃならない。小渕さん個人の借金ではございません。 一方で、小渕さん周辺の方がドコモ株を持っておられる。これが小渕さんの政治的な立場を用いて仮に財産を築いたんだとすれば、これは大変な問題でございます。そういった疑問がございますので、この点についてはきちんと答えていただかなくてはならない。 実際ドコモ株、小渕光平さんは千三百五十株、平成十二年二月二十八日の引け値で四百五十二万円、総額で六十一億二百万円……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 きょうは参考人の方、本当に貴重な御意見ありがとうございます。質問も順番に聞いていきまして、特に分担分けをしないままそれぞれの党派で順番に聞くものですから、同じような関心点がございまして、重複にわたることもあるかとも思いますが、その点をお許しいただきますようお願い申し上げます。 それで、私順番を追って考えますところ、今度の問題で、まず公安委員会の制度が悪いのか、あるいは制度は非常にいいんだけれども、そのよさを生かし切れていないということなのか。何となくこの公安委員会制度そのものは両参考人の先生方もいい制度だというふうに言われているように……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 私、二年前の参議院選挙で初めて参議院議員にさせていただいたわけでございますが、そのときの選挙の公約がまさに政治の腐敗を許さない、あっせん利得法案を制定するんだということが私の一番の公約でございます。そうした公約がやはり国民の期待、一番求めているところということで、百万票を超える御支持をいただいたわけでございまして、私は、何としてでも実効性があるあっせん利得罪というものを制定しないと国民に約束した公約を実行できないということにもなります。最大の課題として取り組んできた問題がまさにこのあっせん利得法案でございますので、そういった観点から見ま……
○小川敏夫君 小川敏夫でございます。 法務委員の一人として質問するわけでございますが、同時に民主党のネクストキャビネットの司法担当大臣という立場でもございますので、与党の施策よりも民主党の打ち出している施策の方がより国民から評価されるのではないかということを国民に御理解いただかなくてはいけないという立場からも、私どもの提案している諸政策等について、あるいは今国会での法務委員会での問題点あるいは昨今の状況等についていろいろ質問させていただきたいと思います。 まず、これは質問通告をしていないんですが、昨日、日弁連の総会が開かれまして、司法改革の点につきまして法曹人口の増員などが議題となったんで……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 この少年法につきまして、民主党は衆議院の方で修正案を出させていただきました。参議院におきましても審議の終了段階で修正案を提出するという考えでおりますが、その点を踏まえまして、私どもが修正を申し入れている点をポイントとしましてきょうは質問させていただきたいと思っております。 まず、十六歳未満の少年につきましてこれまで刑事処分ができなかったことについて、新たに刑事処分ができるというふうに今度の改正案ではなっておりますが、私が統計を調べましたところ、これまでの十六歳以上の少年につきまして検察官送致が実際どのくらいあるんだろうというふうに数え……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 まず最初に、当法務委員会で今週の火曜日、二十一日に、少年の矯正施設、愛光女子学園と関東医療少年院、それから練馬にあります東京少年鑑別所、この三施設を視察してまいりました。 そこで私が感じたことは、この少年の更生のための施設あるいは諸施策は非常に有効に機能しているんではないかという点でございます。あそこで従事しております職員の方々は大変に熱心に少年の更生のために頑張っておられます。私たちが見に行ったからそこだけうまくやっているということは決してないようで、中におります少年を見ますとよくそのことがわかりました。例えば鑑別所ですと、まだ身柄……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。 今回の松尾前室長による公金詐取あるいは横領ですか、この件に関しまして、どうも全容がはっきりわからない、国民の多くも一体どうなっているんだという不満を声にしていると思うんですが、私はその一番の原因は、ことし一月二十五日の調査結果、これが、急いだせいということもあるんでしょうけれども、全体をすべて把握したものではなくて、とりあえずその段階で明らかになった調査結果ということで公表されております。 そうしますと、その後、大臣も機会あるごとに引き続き調査を行って全容を明らかにするというふうに答弁というか説明いただいておるんですが、この引き続き行われてい……
○小川敏夫君 土地再評価法ですけれども、三年前ですか、金融国会のときに審議した際に、どうしても金融機関、自己資本比率を高めなければ貸し出しの力がそがれてしまって、貸し渋りがますます高じてしまうというようないわば非常事態の中でそれに対処するために成立させた法律だという思いでいるんですけれども、こうしたいろんな対策を講じても、法律をつくっても、しかし実際に不良債権問題を抱えて銀行の経営体質が安定しない。あるいは今日でもまだ貸し渋りという状況が改善していないというこれまでの政府の政策、私はもう間違いのない失政だと思うんですが、今ここでこの法案をさらに延長しなくてはいけないというのはまさにその政府の失……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。 昨日、ハンセン病訴訟に対して控訴しないという政府の決定をされたそうで、大変にいいことだと思っております。冒頭からその問題に関して法務大臣と厳しい論議になるのかなと思っておりましたが、控訴しないということで、厳しい論議にはどうもならないで済みそうだと思っておりますが、法務大臣としてこの訴訟に対する所感、もういろいろな機会で聞いておりますが、それから控訴しないということになったこの時点を踏まえて、この判決に関するあるいはハンセン病に対する賠償問題も含めて、所感をお聞かせいただきたいと思います。
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫です。
法案の審議に先立ちまして、精神障害者と思われる人物の犯行によって多数の小学生児童が殺傷されるという事件が起きました。この件に関しまして、多少時間をいただいて質問いたしたいと思います。
この件に関しまして小泉総理が、刑法改正の必要性を述べるような発言があったと報道されておりますが、この小泉総理の発言を具体的に説明していただきたいんですが。
【次の発言】 趣旨といいますか、言葉そのものでは刑法の改正という具体的な言葉も使っておったように思うんですが、その具体的な言葉はどうでしょうか。
【次の発言】 触法精神障害者あるいは犯罪を犯す可能性があると思われる障害……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫です。
私ども民主党はこの法案に反対の立場ですので、そうした立場から質問をさせていただきます。
この法案ですが、政府の緊急経済対策とは何か関連があるんでしょうか。
【次の発言】 経済対策の一環であるとお答えいただければよかったので、非常に丁寧に御答弁いただきましてありがとうございます。
市場の活性化ということですけれども、市場に与える影響力、効果なんですけれども、この金庫株というものが、法案を提出されて恐らくこのままでは数の関係で成立するんでしょうという見込みになっても株式市場は全く反応していないんで、最近はむしろ弱い、下落場面が来ていると思うんですが、実際……
○小川敏夫君 小川敏夫です。
まず、単元株制度のことについてお尋ねをするんですが、これは、株の価格に関係なく会社が千株までの範囲で単元株を定めることができると、こうなっておりますね。
【次の発言】 そうしますと、今は一株二、三十円の株もあるけれども、わかりやすいのはNTTドコモのように一株二百万円の株があるわけです。すると、これ千株といいますと、小渕元総理のお兄さんぐらいしか千株持っている個人はいないんじゃないかと。ほとんどの個人株主は一株、二株の株主だと思うんですけれども、法律上、千株二十億円を持っている人だけが議決権を行使するということが限定できると、こういう法律解釈になるわけですね。
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。
厚生労働大臣には質問の予定ございませんので、退席していただいて結構でございます。
総理に簗瀬議員の質問に関連してお尋ねしますが、総理は、予算や予算関連法案の成立に全力を挙げるという御趣旨でございましたが、そうすると、予算、予算関連法案が成立するまではやめないと、こういうふうにお聞きしてよろしいんでしょうか。
【次の発言】 そうすると、どうも私の質問を何か肯定していただいたようにも思えるんですが、そうすると、今度は予算、関連法案が成立したらやめるという意味にも理解できるように聞こえるんですが、そういうことではないんですか。
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 初めに、余り長い時間、大臣にお待ちいただくのもと思いまして、簡単に済む質問から先にさせていただきます。 先回の予算委員会で、民主党が来るべき参議院選挙で東京都選挙区公認を予定しております鈴木寛氏の新聞広告、これは情報処理振興事業協会というところが掲載した広告に関して事前運動ではないかというような御指摘をいただきました。ただ、この鈴木寛氏は私ども民主党が自信を持って発掘しました人材で、これからの時代に必要な情報技術に関連しまして非常に卓越した知識あるいは見識を持っているという人材でございまして、何も選挙に出ることが決まったから執筆をして……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 農水大臣と厚生大臣にまずお尋ねしますが、十月十八日に狂牛病に関しまして安全宣言が出されました。そのこと自体、遅いとかいろんな批判があるにしても、大変に好ましいことだと思っておりますが、ただ、私そこで感じることは、これは今後屠場からそういう牛が出ないということでございます。そうすると、これまで出てしまって現に流通過程にあるもの、あるいは広い意味では流通過程なんでしょうけれどもレストランとかあるいは家庭にあるもの、そうしたものについての安全性の問題は、これはいかに対処するんでしょうか。
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 きょうは参考人の方にはお忙しい中、貴重な御意見を賜りましてありがとうございます。 吉岡参考人は審議会の委員にも参加されて、大変に中身のある有意義な意見を出していただきました。私ども民主党も、その意見の趣旨をこれから先完全に実現し、さらにもっと発展した形で司法を改革していきたいという形で一層努力していきたいと思っております。 今回の審議会で、意見の中身も大変有意義なものであったと思いますが、先ほど吉岡さんが述べられたとおり、私は、この審議会が公開で行われたということが一つの画期的な出来事だったんじゃないかと。出来事と言うのはおかしいで……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。
まず初めに、法務大臣にお尋ねしますが、商法改正が近々抜本的な改正を行うということで今取り組んでおられるということですが、商法改正に向けての全体像について、現状を御説明をお願いいただきます。
【次の発言】 商法の改正、抜本的な見直しをぜひ進めていただきたいと思っておりますが、今回のこの一部改正が特に緊急性があるというお話でしたが、ただ、来年の通常国会にかなり大がかりな改正が出てくるとも聞いておりますが、半年急ぐだけの緊急性があるのかなと私は思っておるわけです。
私、大変に勘ぐり深い性格を持っておるんですけれども、なぜ半年急ぐのかなといろいろ推理……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
いよいよこの臨時国会も終盤に入ってまいりました。そうしたこともございますので、法案の審議の前に若干、法務関係のことについて質問させていただきますので、提案者の方はしばらくお休みといいますか、ゆっくり聞いていただければと思います。
まず、司法制度改革推進本部がいよいよ立ち上がりまして、これから動くと思いますが、今現在、今日の時点ではどのような進捗状況になっておられるでしょうか。
【次の発言】 民主党としては、その推進体制の中に民間人、弁護士とかその他の民間人、これを直接その任に当たるような、そういう組織体制にしてほしいということを重ね重……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 小泉内閣ができて、特殊法人等の廃止、民営化を積極的に進めるという方針が打ち出されておるんですが、しかし、それを受けた特殊法人側は全く消極的でございまして、行革推進事務局の求めに応じて平成十三年九月四日に各府省から特殊法人等の廃止、民営化に関する報告が出されましたが、言わばゼロ回答というような状況でございました。それで、本当に特殊法人等の廃止、民営化ができないんだろうか、そうではなくて、各府省、これまでの既得権益を守るとか、様々な事情から本来できるものをできないというふうにしているんではないかというふうに私疑問を持ちました。 そしてまた……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
預金保険機構の方にお尋ねいたしますが、今年一月十一日以降、これまで、いわゆる不良債権の買取りについて、買取りの価格についてのお取扱いが変わっております。そのことに関して、債権の買取り価格の適正さという観点から質問させていただきますが、まずこれは、一月十一日施行以前の不良債権の買取り価格について概略簡単に説明していただきますようお願いいたします。
【次の発言】 それで、実際に平成十一年から買取りを進めてきていると思うんですが、そして実際、その買い取った金額に対して実際に、実回収額について、収支というんでしょうか、この実績はどうなっています……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 今日は、短い時間の中、三大臣にもお越しいただきまして、質問が余りできなくて大変恐縮なんでございますが、よろしくお願いいたします。 まず、難民問題についてお尋ねいたします。 外務大臣からお尋ねいたしますが、難民の取扱いについて特に日本は消極的でないかという批判の声が大変多いんですが、条約難民、これが認定された後の認定者に対して国から生活支援というものが全くないんではないかという観点がございます。インドシナ難民の場合には、手厚いかどうかはちょっと私、意見差し控えますが、生活支援等を取っておるんですが、むしろそれよりも厳しい要件をパスした……
○委員以外の議員(小川敏夫君) その点につきまして、まず論理的な側面から説明させていただきますと、この保護法益は何かということになりますと、公職である者の廉潔性及びこれに対する国民の信頼とともに、被あっせん公務員が行う公務の公正さに関する国民の信頼というものであります。そうした観点から考えますと、公設秘書も私設秘書もそうした保護法益を侵害する対象としては変わらないということでございます。 次に、実際上の理由から申し上げます。 これまで数多く起きたこの種事件を見ましても、公設であると私設秘書であると、ともに同じように起こしておりますし、また公設であると私設秘書であると、給料の出どころが違うだ……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
今日は、鈴木宗男衆議院議員の私設秘書のムウェテ・ムルアカ氏ですか、そのことの質問から先にさせていただきたいと思いますが、法務省の方にお尋ねしますが、このムウェテ・ムルアカ氏は一九九四年五月十六日に公用ということの在留資格を取得をしておるようですが、これはそのとおりで間違いないんでございますね。
【次の発言】 公用の在留資格が出るということは、この表によりますと、日本国政府の承認した外国政府若しくは国際機関の公務に従事する者又はその家族ということになりますが、そうすると、この時点で公用の在留資格をムルアカ氏が取得したということ、つまり日本……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。
今、市川理事から質疑がありました。重複しないように、むしろその質疑を前提として質問を進めていきたいと思います。
検察当局は、三井検事が当日、テレビインタビューの予定があることは知らなかったということですが、そのテレビインタビューだけではなくて、三井検事が検察首脳の調活費の問題についてマスコミにいろいろ情報を提供していたとか、そうした日ごろのことについてはどの程度把握していたんでしょうか。
【次の発言】 法務大臣にお尋ねしますが、今回、三井検事の強制捜査に当たりまして、直前に事前の報告があったと思うんですが、この三井検事に関しては、調活費の不正……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 今日は、参考人の先生方、貴重な御意見、ありがとうございます。 私も、あるいは民主党も、コーポレートガバナンスの導入、あるいは今回の商法改正にはこれを支持する基本的な考えでおるんですが、私が一つ疑問というんではないんですけれども感じているところは、どれだけこの委員会制度というものを導入したことによってコーポレートガバナンスの機能がうまくいくのかなと。 これまで参考人の意見の中にもありましたけれども、今の会社の実情というのは、社長に人事権を含めて実権は集中していると。そうすると、委員会制度を作ってもその委員会の方が社長の実際上の指揮系統……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
最初に、今、中国の瀋陽で起きました北朝鮮と思われる方の総領事館に対する駆け込み、あるいは中国当局に連行された事件についてお尋ねしたいと思いますが、まず一番基本的に法務大臣にお尋ねいたしますが、我が国に対して、政治的かあるいは政治的じゃない事情にしても亡命したいと、あるいは生活したいということで入国してきた外国人があった場合に、それに対する言わば政府の対応、方針等をお聞かせいただきたいんですが。
【次の発言】 今回の事件を機に、海外から、日本は人権大国ではなくて人権小国だというような批判もあって、そうした外国人に対する人権への配慮が著しく……
○小川敏夫君 この瀋陽の事件で、政府は当初、領事館内に入ったのは二人で、三人は入らずに阻止されたというような発表をしておりましたが、その後、ビデオが公開されるに及んで、入り損なったという三人も実は敷地内に入っていたということが確認されておりますが、当初そういう誤った情報に至った原因はどこにあるんでしょう。外務省の方、説明していただきたいんですが。
【次の発言】 外務省がこの事件の調査結果を公表しておるんですけれども、その中で、「関係者五名が連行された際の状況」という項目がありましたね。そこを読むとこういう部分があるんですよ。「午後二時五十分頃、」、当日ですよ、「この間、外務本省からは、抗議の上……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。
質問に先立ちまして、法務大臣にお尋ねいたします。
非核三原則という政策が我が国では一貫して取られておるわけですが、法務大臣、閣僚の一員としてこの非核三原則という政策に関しまして所見をお聞かせいただきたいと思いますが、よろしくお願いします。
【次の発言】 ありがとうございます。
次に、本法案について具体的な質問をしたいと思いますが、このテロ資金防止条約、これに我が国が参加するという状況、それからテロという犯罪に対して、これはもう国民全体があらゆる角度で取り組んでこれに対処しなければならないという思いは全く私もそう感じるところなんですが、この法……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび内閣委員長に選任されました小川敏夫でございます。
本委員会は、内閣の重要政策及び警察等、国政の基本にかかわる諸問題を所管するものであり、委員長としてその責任の重大さを感じております。
このような重要な委員会の委員長として、微力ではございますが、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会の運営に努めてまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、松村龍二君、森本晃司君、……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 内閣の重要政策及び警察等に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、内閣官房内閣参事官井上進君、同村上康聡君、行政改革推進事務局行政委託型公益法人等改革推進室長小山裕君、内閣府大臣官房審議官加藤裕己君、同政策統括官大熊健司君、同山本繁太郎君、同男女共同参画局長坂東眞理子さん、同沖縄振興局長武田宗高君、外務大臣官房審議官渥美千尋君、同参事官齋木昭隆君、環境省総合環境政策局環境保健部長南川秀樹君の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 内閣の重要政策及び警察等に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、内閣官房内閣参事官小熊博君、内閣府大臣官房審議官大前茂君、同政策統括官安達俊雄君、同男女共同参画局長坂東眞理子君、同国民生活局長永谷安賢君、警察庁長官官房長吉村博人君、防衛施設庁施設部長大古和雄君、同業務部長冨永洋君、公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長楢崎憲安君、法務省矯正局長中井憲治君、同人権擁護局長吉戒修一君、外務大臣官房審議官渥美千尋君、同参事官齋木昭隆君、外務省総合外交政策局国際……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、松井孝治君が委員を辞任され、その補欠として大塚耕平君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
警備業法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に政府参考人として、内閣府大臣官房審議官大前茂君、警察庁長官官房長吉村博人君、同生活安全局長瀬川勝久君、同交通局長属憲夫君及び厚生労働省職業安定局次長三沢孝君の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、大塚耕平君及び筆坂秀世君が委員を辞任され、その補欠として松井孝治君及び富樫練三君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
古物営業法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に政府参考人として、警察庁生活安全局長瀬川勝久君の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 古物営業法の一部を改正する法律案を議題とし、これより質疑に入ります。……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十九日、富樫練三君が委員を辞任され、その補欠として筆坂秀世君が選任されました。
【次の発言】 独立行政法人国民生活センター法案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。竹中経済財政政策担当大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時二分散会
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 独立行政法人国民生活センター法案の審査のため、本日の委員会に政府参考人として、内閣官房内閣参事官井上進君、内閣府大臣官房長江利川毅君、同産業再生機構(仮称)設立準備室次長小手川大助君、同国民生活局長永谷安賢君、警察庁警備局長奥村萬壽雄君、外務省アジア大洋州局長田中均君、財務大臣官房審議官加藤治彦君、文部科学大臣官房審議官金森越哉君、厚生労働大臣官房審議官井口直樹君及び同新島良夫君の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、岩佐恵美さん及び小泉顕雄君が委員を辞任され、その補欠として筆坂秀世君及び上野公成君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
構造改革特別区域法案審査のため、来る十二月五日、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、松井孝治君が委員を辞任され、その補欠として羽田雄一郎君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
構造改革特別区域法案審査のため、本日の委員会に政府参考人として、内閣官房内閣審議官中城吉郎君、内閣府政策統括官坂篤郎君、同岩田一政君、同安達俊雄君、公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長楢崎憲安君、法務大臣官房審議官四宮信隆君、外務省経済局長佐々江賢一郎君、財務大臣官房審議官藤原啓司君、文部科学大臣官房審議官有本建男君、文部科学省初等……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、羽田雄一郎君、神本美恵子さん及び小池晃君が委員を辞任され、その補欠として松井孝治君、川橋幸子さん及び筆坂秀世君が選任されました。
【次の発言】 構造改革特別区域法案を議題とし、参考人の方々から意見を聴取いたします。
参考人を御紹介いたします。
社団法人日本経済研究センター理事長八代尚宏君、医療法人財団河北総合病院理事長河北博文君及び法政大学経営学部教授角瀬保雄君、以上三名の方々でございます。
この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。
本日は、御多用中のとこ……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六日、鈴木寛君及び畑野君枝さんが委員を辞任され、その補欠として川橋幸子さん及び筆坂秀世君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
構造改革特別区域法案審査のため、本日の委員会に政府参考人として内閣官房内閣審議官中城吉郎君、内閣法制局第二部長山本庸幸君、内閣府男女共同参画局長坂東眞理子君、法務大臣官房審議官原田晃治君、文部科学省高等教育局私学部長玉井日出夫君、厚生労働大臣官房審議官阿曽沼慎司君、同恒川謙司君、同青木豊君、厚生労働省老健……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。 戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案を議題とし、参考人の方々から意見を聴取いたします。 参考人を御紹介いたします。 中央大学法学部教授横田洋三君、神戸大学大学院国際協力研究科助教授戸塚悦朗君、以上の方々でございます。 この際、両参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところを当委員会に御出席いただき、誠にありがとうございます。 本法律案につきまして、両参考人から忌憚のない御意見をいただきたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、議事の進め方について申し上げます。 まず、……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、内閣の重要政策及び警察等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 内閣の重要政策及び警察等に関する調査を議題といたします。
まず、内閣官房及び内閣府の基本方針並びに平成十五年度皇室費、内閣及び内閣府関係予算について、福田国務大臣から所信及び説明を聴取いたします。福田国務大臣。
【次の発言】 次に、行政改革及び規制改革の基本方針について、石原国務大臣から所信……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 内閣の重要政策及び警察等に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、内閣官房内閣審議官貞岡義幸君、同内閣衛星情報センター次長小林武仁君、内閣法制局第二部長山本庸幸君、都市再生本部事務局次長和泉洋人君、人事官佐藤壮郎君、人事院事務総局勤務条件局長大村厚至君、内閣府大臣官房長江利川毅君、同大臣官房審議官中城吉郎君、同遺棄化学兵器処理担当室長岩谷滋雄君、同産業再生機構(仮称)設立準備室長江崎芳雄君、同政策統括官山本繁太郎君、同山本信一郎君、同男女共同参画局長坂東眞理……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 内閣の重要政策及び警察等に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、内閣官房内閣審議官貞岡義幸君、同内閣衛星情報センター次長小林武仁君、内閣法制局第二部長山本庸幸君、人事官佐藤壮郎君、人事院事務総局勤務条件局長大村厚至君、内閣府大臣官房長江利川毅君、同官房審議官中城吉郎君、同遺棄化学兵器処理担当室長岩谷滋雄君、同政策統括官山本信一郎君、同沖縄振興局長武田宗高君、警察庁生活安全局長瀬川勝久君、同警備局長奥村萬壽雄君、総務省人事・恩給局長久山慎一君、同行政管理局長……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
この際、御報告いたします。
去る二十日、予算委員会から、三月二十六日の一日間、平成十五年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、皇室費、国会所管、会計検査院所管、人事院を除く内閣所管及び内閣府所管のうち沖縄関係経費を除く内閣本府、国際平和協力本部、宮内庁、警察庁について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
本件審査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、行政改革推進事務局公務員制度等改革推進室長……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に吉川春子さんを指名いたします。
【次の発言】 食品安全基本法案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。谷垣国務大臣。
【次の発言】 次に、本案の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員小野晋也君か……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、白浜一良君及び筆坂秀世君が委員を辞任され、その補欠として山下栄一君及び岩佐恵美さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
食品安全基本法案審査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官小川洋君外十名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 食品安全基本法案を議題とし、これより質疑に入ります。
質疑……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六日、山下栄一君及び岩佐恵美さんが委員を辞任され、その補欠として白浜一良君及び筆坂秀世君が選任されました。
【次の発言】 食品安全基本法案を議題とし、参考人の方々から意見を聴取いたします。
参考人を御紹介いたします。
財団法人日本生物科学研究所理事山内一也君、株式会社イトーヨーカ堂取締役大森勉君、日本生活協同組合連合会専務理事品川尚志君及び元大阪大学講師藤原邦達君、以上四名の方でございます。
この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。
本日は、御多用中のところを当委……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、岡崎トミ子さんが委員を辞任され、その補欠として高嶋良充君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
食品安全基本法案審査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官小川洋君外八名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 食品安全基本法案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願いま……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、高嶋良充君及び池田幹幸君が委員を辞任され、その補欠として岡崎トミ子さん及び筆坂秀世君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
自動車安全運転センター法の一部を改正する法律案審査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、警察庁交通局長属憲夫君外二名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十三日、小泉顕雄君及び大仁田厚君が委員を辞任され、その補欠として山崎正昭君及び阿部正俊君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に阿部正俊君を指名いたします。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
構造改革特別区域法の一部を改正する法律案審査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官兼内閣官房内閣審議官中城吉郎君外十七名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 構造改革特別区域法の一部を改正する法律案を議題とし、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時十分に再開することとし、休憩いたします。……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三十日、加藤修一君及び野上浩太郎君が委員を辞任され、その補欠として山口那津男君及び山崎正昭君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律案審査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、警察庁生活安全局長瀬川勝久君外九名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律案審査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、警察庁生活安全局長瀬川勝久君外十二名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六日、田村耕太郎君が委員を辞任され、その補欠として森下博之君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に森下博之君を指名いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたしま……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
少子化社会対策基本法案を議題といたします。
まず、発議者衆議院議員中山太郎君から趣旨説明を聴取いたします。中山太郎君。
【次の発言】 次に、本案の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員逢沢一郎君から説明を聴取いたします。逢沢一郎君。
【次の発言】 以上で趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時五分散会
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、松井孝治君及び吉川春子さんが委員を辞任され、その補欠として榛葉賀津也君及び八田ひろ子さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
少子化社会対策基本法案審査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、人事官佐藤壮郎君外十二名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 少子化社会対策基本法案を議題とし、これより質疑に入ります……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、榛葉賀津也君、阿部正俊君、八田ひろ子さん及び白浜一良君が委員を辞任され、その補欠として山下善彦君、吉川春子さん、高野博師君及び信田邦雄君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山下善彦君及……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、信田邦雄君及び岡崎トミ子さんが委員を辞任され、その補欠として松井孝治君及び谷博之君が選任されました。
【次の発言】 少子化社会対策基本法案を議題とし、参考人の方々から意見を聴取いたします。
参考人を御紹介いたします。
高崎経済大学地域政策学部助教授八木秀次君、熊本県知事潮谷義子さん、日本弁護士連合会両性の平等に関する委員会元委員長吉岡睦子さん及びフォーラム・「女性と労働21」事務局長泉ミツ子さん、以上四名の方々でございます。
この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、谷博之君、山口那津男君及び小林美恵子さんが委員を辞任され、その補欠として岡崎トミ子さん、白浜一良君及び畑野君枝さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
少子化社会対策基本法案審査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官石川正君外十三名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
少子化社会対策基本法案審査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官石川正君外十四名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 少子化社会対策基本法案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時三十分に再開することとし、休憩いたします。
正午休憩
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、高野博師君、畑野君枝さん、山崎正昭君、白浜一良君及び竹山裕君が委員を辞任され、その補欠として山口那津男君、小林美恵子さん、愛知治郎君、沢たまきさん及び椎名一保君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、愛知治郎君、沢たまきさん及び椎名一保君が委員を辞任され、その補欠として山崎正昭君、竹山裕君及び風間昶君が選任されました。
【次の発言】 国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
発議者衆議院議員森英介君から趣旨説明を聴取いたします。森英介君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
発議者はどうぞ御退席ください。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一六四号国民のための民主的な公務員制度改革に関する請願外百四十件を議題とい……
○小川敏夫君 小川敏夫です。 別に質問時間取られたんじゃなくて、話合いの上でちゃんと譲与したのでありますから、別に何の問題もありませんから。 三位一体改革、基本的には税源移譲が目的であるけれども、過渡的に所得譲与という形を取っているということでありますが、高橋委員の方からもありましたように、削られた分だけ必ずしも自治体に来ないので、大変に自治体の方で混乱を来しているということもあります。また、漏れ聞きますと、いずれ税源移譲は所得税が中心となって地方税の方に移譲するということでありますと、所得税を払っている多くの国民の人に直接関心があるということでもございます。 それで、この点につきまして……
○小川敏夫君 私は、民主党・新緑風会を代表して、政府提出の地方税法等の一部を改正する法律案、所得譲与税法案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案にそれぞれ反対の立場から討論を行います。 地方分権改革の趣旨は、何よりも地方の潜在能力発揮と自立をもたらすことにあるはずです。 民主党は、地方分権改革を実現するため、その第一段階として総額二十・四兆円のひも付き補助金等を抜本的に改革し、五・五兆円の税源移譲と十三・二兆円の一括交付金制度の創設を主張しています。約十九兆円を地方の裁量でそれぞれの地域のニーズに合わせて自由に使うことができるようになる平成十六年度予算案を独自に作成しました。 それに対……
○小川敏夫君 アーカイブス、映像博物館ですか、昨年オープンしたと。NHKのテレビ放送も五十年過ぎて膨大なこれまでの放送の経過があるわけですが、この放送内容は、私は本当に掛け替えがない価値がある。正にその当時の社会、社会を映し出す大変な文化資産であると同時に、またスポーツとか芸能につきましても、その時々の名勝負や名場面、もう二度と見れないようなものを記録しているということで、大変に貴重な文化遺産だというふうに私は思っているわけでございます。 これを、アーカイブスという施設を設けて国民の人に、国民の人にというか、国民の目に触れるようにできているという施設は私は大変すばらしいというふうに思っている……
○小川敏夫君 私は、ただいま可決されました地方自治法の一部を改正する法律案、市町村の合併の特例に関する法律の一部を改正する法律案及び市町村の合併の特例等に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 地方自治法の一部を改正する法律案、市町村の合併の特例に関する法律の一部を改正する法律案及び市町村の合併の特例等に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法律の施行に当たり、次の事項の実現に努めるべきである。 一、分権型社会を制度的に確固たるものとすることは喫緊の課題であり、市町村合併を推進す……
○委員以外の議員(小川敏夫君) 井上委員の御指摘は大変すばらしいと思って、その質疑、伺っておりましたが、難民への対応に対するこの問題の本質は、やはり基本的に保護という観点にあると思います。難民の方、難民申請者の方ですね、その国におきまして大変に困難な状況に置かれておったわけです。政治的に迫害を受けるあるいは生命の危険もあるというような状況の中から、文字どおり命からがら逃れてきた。そうした人たちに対していかに日本あるいは様々な国、国際関係が保護するかということが問題の本質でございます。 そうした意味で、やはり難民の保護という観点が問題の本質であるというふうに考えますと、今の入管法に基づく法務省……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。 このように国際協力を進めて犯罪の撲滅、取締りに向かう、取り組むということは大変好ましいことだと思っておりますが、何よりも、そもそも犯罪が起こらないということがこれは理想なわけでございます。 そうした意味におきまして、まず政府、政治家そのものがきちんと国民に対して説明すべきは説明して、身を正すということを実践しなきゃ、しなくてはいけないかというふうに考えておるわけでございますが。 それで、法務大臣、副大臣、大臣政務官にお尋ねいたしますが、今、日歯連の事件によりまして、多額の政治献金とか、いわゆる言葉を換えれば、ばらまきじゃないかというようなこ……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
今、外交、防衛等様々な点につきまして難問が山積しておりますが、内政問題につきまして国民の声を聞いてみますと、やはり年金を何とかしてほしいという声が大変強く聞こえてまいります。
それで、年金のことについてお尋ねしますが、まず基本的な状況ですが、厚生労働大臣にお尋ねしますが、国民年金の保険料未納者、これは今どのような状況になっていますでしょうか。
【次の発言】 平成十四年度ですと納付率が六二・八%。ですから、三七、八%の人が保険料を納付していないという状況ですが、このように四割近くもの人が保険料を払っていないといいますと、もうこれは国民年……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。
日本歯科医師連盟、いわゆる日歯連ですね、これにつきまして東京地検から強制捜査がなされているという事実がございます。それに関連しまして、厚生労働大臣に、あるいは厚生労働省にお尋ねいたしますが、いわゆる精神障害福祉法に言う障害者の認定について、そしゃく機能障害に関する平成十三年九月七日付けの通知というものが出ておりますが、この通知が出されるに至った経過について御説明いただきたいと思いますが。
【次の発言】 まあ詳し過ぎるほど懇切に丁寧に説明いただきましたけれども、そうした通知がなされる背景に、日歯連からの陳情というか、そういうふうにしていただきたい……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫です。
外務大臣にお尋ねしますが、いわゆる特定失踪者の問題ですが、この特定失踪者について我が国政府が北朝鮮に対して調査をするようにということを求めた、このような経過はございますでしょうか、これまでに。
【次の発言】 そういうことはあったということであれば、そういうことはあったということについてのその具体的な状況をもう少し詳しく説明してください。
【次の発言】 特定失踪者が数多くあるわけですが、例えば、会自身は三十二人、非常に拉致された可能性が高いという方が現実におるわけでございます。我が国政府として拉致被害者として認定したと、認定していないから何もしないというこ……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。 この基本法案で国民に対して責務というものを設けておるわけですが、私が考えるには、国民に責務を求めるよりも、まず先に国が国民に対して、国民が希望する、あるいは国民に必要な食料、これを供給する責務があるんではないかと。その食料を供給するのも、価格が安く、そして品質が良くて安全な食料を安定して供給する責務があるんではないかというふうに思いますが、例えば米一つ取っても国際価格より数段高い米を消費者は今食べておるわけですが、あるいは安全面からいえばBSEのような問題もあると。 様々な問題、私は、国民に責務を求める前に国が果たすべきそうした責任をまだ果た……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。 ただいま大臣の、この平成十七年度の農林水産予算の説明をお伺いしまして、大変すばらしい部分があると思いました。予算の重点事項について説明しますのこの第一に、「消費者が安心し納得できる食生活が実現できるよう、消費者を重視した食料の供給・消費システムの確立に努めてまいります。」と。さすが消費地東京出身の大臣だと思いまして、まあ私も東京出身でございますが、すばらしい観点だなと思って、大変高い評価をしているところでございますが。 それで、大臣にお尋ねしますが、この「消費者が安心し納得できる」と、この「消費者を重視した」という政策のこのポイントが、BSEの……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。 大臣にお尋ねいたしますが、今回のこの農業経営基盤強化促進法の改正、その趣旨の一番は農地の利用集積の促進だと。この利用集積の促進の柱は、要するに集落営農の推進ということであると説明を受けておるんですけれども、そこで私は思いましたけれども、この法律がなくたって、すなわち、この法律がないこれまでも集落営農というのは可能であるし、現実に増えておりますし、存在しておるわけです。集落営農も実際上推進されていると。 そうすると、現状、集落営農というものがあって推進されているという中で、この法律ができると更に具体的にどういう点が、集落営農が進むようなことにな……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
この通常国会、小泉総理、郵政民営化に政治生命を懸けるというぐらいの強い決意でその成立に期するということでございます。小泉総理が昨年出されたこの郵政民営化に関する文章であるとか様々なことを読ませていただきましたが、まずその議論の、議論に先立ちまして小泉総理から、どのような形で郵政民営化を行うのか、概略御説明いただけますでしょうか。
【次の発言】 どうも抽象的な表現が多くて、余り具体的なスキームのお話を伺えなかったんですが、もう少し、では端的に伺いますが、まずその前に、この郵政民営化、民主党の岡田代表も言っていますように、いい内容の民営化で……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
外務大臣にお尋ねいたしますが、我が国は国連の安保理事会常任理事国入りというものを目指して様々な外交を行っておるようでございますが、まず、なぜ我が国が安保理の常任理事国に選出を求めているというのか、その目的、これを御説明ください。
【次の発言】 それで、その実現できる見通しといいますか、現在の状況はいかがでしょうか。
【次の発言】 外務大臣のお話の中で、我が国が常任理事国入りする、それはアジアの代表という地域性というものが特に重要な要素の一つとして語られましたが、その点に関しまして、特に我が国の一番近隣諸国である韓国や中国が必ずしも日本の……
○小川敏夫君 公益認定委員会の事務局のことについて若干質問いたしますが、今、藤本委員から指摘がありましたように、ただ単に役所の都合のためだけにあるような公益法人は、これは整理縮小した方がいいと思うんですが、この公益認定委員会の認定に当たりまして、七人の委員の方が最終的に判断するわけですが、そこに案件として上がる過程におきまして、実際の作業は、これは事務局が行うわけであります。そうしますと、その事務局の構成が、実は省庁の利益を代表するような方が各省庁から寄り集まって、それで省庁の利益を代弁するような方向でこの作業が行われて、委員会に上げられて決裁仰ぐというようなことでは、この公益認定委員会の客観……
○小川敏夫君 昨日に続いて質問させていただきますが、昨日も質問したんですが、やっぱりどうしても私としては気に掛かるものですから、この公益認定委員会の事務局と事務員の人事につきまして、任命権はそれぞれ総理大臣にあるということですが、やはり昨日の藤本委員の質疑にも相当ありました、役人の都合のためだけに存在するような公益法人はどんどん整理縮小する必要があるんですが、しかしその判断を、作業をそうした人たちの役人に任せていたんでは本当の改革の実が結ばないと思いますんで、その委員の人事とともに、事務局長以下その事務局の人事につきましても、この改革の趣旨を踏まえて、そうした行政にコントロールされるようなこと……
○小川敏夫君 私は、ただいま可決されました一般社団法人及び一般財団法人に関する法律案外二案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び国民新党・新党日本の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律案、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律案及び一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案に対する附帯決議(案) 行政改革を進める上で、「民間が担う公益」の重要性がますます増大することを踏まえ、政府は、公益法人……
○委員以外の議員(小川敏夫君) ただいま議題となりました民主党・新緑風会提出の公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。 参議院選挙区選出議員の定数につきましては、大都市集中による人口の過疎過密化の進行等により選挙区間の不均衡が拡大する傾向が見られ、平成十七年国勢調査の速報値によれば、参議院選挙区選出議員の選挙区間における議員一人当たりの人口の較差は、最大で一対五・一八に至っております。このような較差は、憲法の投票価値の平等の要請に照らし看過できない状態にあると言えます。 また、参議院選挙区選出議員の定数配分規定に関する平成十六年一月十四日の最高……
○委員以外の議員(小川敏夫君) まず、今の参議院の選挙区制度、都道府県単位ということのこれを尊重するということは当然でございまして、私どもも十分配慮しておるつもりでございますが、しかし一方で、投票価値の平等というこの民主主義の根本原則、こちらの方が更に優先する問題ではないかというふうに考えております。 そうしたことから、その投票価値の平等を少しでも改善するためにはやはりその点、都道府県単位ということについても多少合区なりの案を採用するということが必要ではないかと考えた次第でございます。 また、四増四減でなぜ駄目かと。今回のこの今の較差は、結局は鳥取県が人口が少ないということが基本の問題であ……
○小川敏夫君 小川敏夫です。 大臣から農林水産予算の説明を聞きまして、その中で感想の一つを述べさしていただきますので、それに対してまた大臣から感想を聞かしていただければと思っております。 私は、日本の農業のあるべき姿はこのように考えております。国民に対して、あるいは消費者に対して安全な、かつ安価な、安い食料を安定的に供給していただきたいと、そうした農業になってもらいたいというのが私の農業に対する考え方なんですが、今日、この予算の説明をお伺いしました四ページですか、「国民への安全な食料の安定的供給に万全を期してまいります。」と。この部分は誠にそのとおりなんですけれども、この安価な、つまり国民……
○小川敏夫君 今般のこの独立行政法人に、改革推進ですけれども、その意義をお尋ねするわけですけれども、こういう視点でお答えいただきたいんですが、最終的に目指す改革の目標といいますか、ゴールといいますか、そこがどこにあるんだろうかと。 今回のこの改革推進によるこの組織形態が、これが改革の目標なのか。私としてはそうは思わないんですね。そうではなくて、さらに、更なる改革の目標というものがあって、それを目指しての一里塚としての今回の改正があるようにも思うんですが、そうした意味で、この独立行政法人に係る改革の目標点というものをとらえた上で、今回のこの法案の意義というものについてお聞かせいただければと思い……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
まず総理に、危険部位が除去されていない牛肉が我が国に輸入されてきたということについて、政府としての責任をどうお考えになっているか、お聞かせください。
【次の発言】 そのアメリカ側に求めていきたいというのはいいんですけれども、政府に責任があるのかないのか、このことについて明確にお答えください。
【次の発言】 食品安全委員会の答申ですが、ここで結論への附帯事項ということで、輸入再開の場合は輸出国に対して輸出プログラムの遵守を確保させるための責任を負うと。つまり、政府は、アメリカが輸出プログラムを守ると、確保するということについて責任があると……
○小川敏夫君 官房長官にお尋ねしますが、ヒューザーの小嶋社長がですね、昨年十一月十七日に官房長官の議員会館の部屋に来られて、飯塚秘書官が対応したということがございました。
これについて、飯塚秘書官が国土交通省に対して電話をしたことはありますか。
【次の発言】 電話を含めて一切の働き掛けをしていないというと、働き掛けをしていないということが答えの内容になるわけですけれども、私が聞いているのは、電話をしましたかという事実を聞いてるんです。
【次の発言】 国交大臣はどうですか。電話を受けてませんか。
【次の発言】 いや、そういう電話と言われると、電話は受けたんだけれども働き掛けというものじゃないと……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
竹中大臣にお尋ねします。
大臣は、もう大臣を何年もやられ、一昨年には参議院議員にもなられまして、今では総理候補の一人とも言われる大政治家になっておられますこと、深く敬意を表しさしていただきます。
そこでお尋ねしますが、政治家竹中さんとして、我が国のこの経済社会をどのように改革していきたいのか、竹中さん、大臣、政治家としての政策をお聞かせいただきたいと思いますが。
【次の発言】 竹中大臣の政策というものをしっかりと拝聴いたしました。
次に、総務大臣として竹中大臣にお伺いいたしますが、政治資金規正法の所管大臣として、この政治資金の透明……
○小川敏夫君 ODAの外交上の位置付け等につきましては、大臣から所信をいただきまして、また山下委員からもう既に質問がありましたので、重ならないようなところで質問したいと思いますが。 大臣のお話ですと、ODA、言わばODAやったことが巡り巡ってそれが我が国の国益に寄与するんだということでございまして、そうした総論については全く異論はないんで、確かに、ODAが我が国の言うことを聞く国とか我が国が必要としている資源のある国だけにODAをすると、援助をするというんではこれはそもそもおかしい話でして、その総論的な考え方には全く異論がないんですが、ただ、最近マスコミ等でよく報道されております中国がアフリ……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。 まず、大臣、御就任おめでとうございます。就任早々最初の質問で大臣の資質を尋ねなければいけないというのは誠に残念でございますが、しかし、聞かなければならないことがありましたので質問させていただきます。 今年六月に、WBEFという団体が出資法違反ということで強制捜査を受けました。このような違法な金集め組織から大臣が昨年十二月一日にパーティー券の代金として百万円を振り込みを受けていると、しかしこれについて収支報告では記載がなかったというような一連の経過がございました。 そこで質問ですが、大臣がこのWBEFという団体を知るようになったのはいつの時期……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 総理、基礎年金番号に結び付かない年金記録が五千万あるという大変な事態でございます。総理の責任、政治家の責任として、こういう重大な問題、総理のお言葉をかりれば、理不尽な思いをさせないという、しかし、国民の方が理不尽な扱い、不利益を受けている、あるいは今後そういう方が多数出る可能性があるという、こういう事態に対して、やはり政府の責任、総理の責任としては一刻も早く重大な決意を持って、あらゆる手だてを尽くしてそうした問題を解消するということが私は総理の責任であるというふうに思いますが、そこら辺の責任感覚は総理、いかがでしょうか。
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。
大臣に御見解をお伺いしますが、政治倫理の確立、とりわけこの政治資金の透明化、適正化は、国民の関心それから要望が大変強い事項だと思います。しかし、残念ながらまた、その国民の要望にはこたえられていないのが現状じゃないかというふうに思いますが、政治倫理の確立、特に政治資金の透明化、適正化ということの必要性と、今後政府としてどういうふうに取り組んでいきたいかというお考えについてお述べいただきたいんですが。
【次の発言】 細かい点は今の前川先生あるいは櫻井先生から指摘がありましたとおり、余りに今回の法案、与党案では実効性がないようにも思うんですね。例えば……
○小川敏夫君 私は、農林漁業金融公庫が統合されることになっておりますので、農業分野の方から視点を当てて質問させていただきたいと思っております。 農業というのは、作る側の立場の人からいえば農業なんですが、国民全般からいえば、むしろ食料問題というふうにとらえております。私は選挙区は地元東京で、余り農業がないところですけれども、それでも農水委員会にいるのは、むしろ食料問題という観点でしっかりこの農業を支えていかなくてはいけないという考えから取り組んでおるわけでございます。 そして今、日本の農業の現状、自給率が四〇%と大変低い状態でございまして、将来の展望が開けておるわけではございませんが、今国民……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。 まず官房長官にお尋ねいたしますが、参議院選挙、事実上予定されている参議院の選挙日程も一週間ずらすということも伴って会期延長をしたわけでございます。また、午前中の大臣の答弁も聞いておりますと、総理のこの法案の成立に懸ける強い意気込みだというふうにもお尋ねしました。 ただ、この法律を見てみますと、この法律の施行日は来年の十二月末までとなっております。そんなにこの国会会期延長をしてまで急がなくても、秋の臨時国会でも十分間に合う法律を、なぜわざわざ審議日程も時間も余り取れないこの時期に送ってきたのか、その緊急性についてお尋ねしたいんですが。
○委員以外の議員(小川敏夫君) 委員の御指摘のとおりでございます。
【次の発言】 民主党の発議者でございますが、委員がただいま御指摘した御意見の全くそのとおりでございます。
【次の発言】 四点のことについて具体的にというよりも、多少私のこの法案に対する思いというものを説明させていただきますと、この与党案の方は、もう端的に憲法改正手続法でございます。つまり、憲法改正をするための手続としての国民投票法制度をつくるんだということでございます。
ただ、私の思いは、そもそもの出発点が、憲法改正の手続法を作るというよりも、国民投票制度をつくるんだと。すなわち、国政の非常に重要な問題点、あるいは国民の関心……
○委員以外の議員(小川敏夫君) お答えします。 私どもの民主党の委員の方が指摘しましたように、最低投票率というもの、大変に重要な課題でございまして、余りに少数の方の賛同だけで憲法が変更されるということはこれはやはり大きな問題であるというふうに思っております。しかし、最低投票率を設定するという場合に、どの線で最低投票率を設けるのかという、非常に議論を更に積み重ねなければいけない問題がございます。 仮に五〇%、六〇%という高い投票率を設定いたしますと、ボイコット運動などでかえって変更承認を困難にさせてしまうという事情がございますが、一方で、非常に低い投票率を設定したのでは余り意味がないと。そう……
○小川敏夫君 小川敏夫です。 私は大体、質問の機会があれば年に一回は花粉症対策のことを尋ねておるんですけれども、私が議員になりました最初、今から八年前ですか、に質問しております。また、昨年も質問しました。いつも私は同じ言葉で質問して、大体同じ答弁が返ってきて、結局言葉ばかりで実質的な花粉症対策が進んでないことに毎回失望を覚えておるんですが、今日は林野庁長官来ておられますが、例えば昨年一年間でこの花粉症対策、その前の年に比べてどのくらい充実しているんでしょうか。少し具体的な状況を踏まえて、花粉症対策を説明いただきたいと思いますが、よろしくお願いします。
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 まず最初に、農林水産消費技術センターの業務のことについてお尋ねいたします。 私の質問の趣旨は、これは食品表示やJAS規格に係る検査でございますので、消費者の安全、安心を守る、あるいは消費者の消費行動の適正を確保するという意味で大変重要な分野を担っているんではないかと。と同時に、これから将来に向けても更に重要度が増していくんではないかというふうに思っております。 そうした観点からお尋ねいたしたいんですが、まず、この業務ですけれども、これまでも、こういう組織的な位置付けですと、農水省の方でこうした食品表示や、そうした消費者保護行政に資す……
○小川敏夫君 小川敏夫です。
まず、大臣、これまで何回か聞いていた大臣のあの水道光熱費の問題ですが、あれは詳しく御説明いただけるというふうに、考えはまだ変わらないでしょうか。
【次の発言】 では、今回の改正のことについてお伺いします。
まず、私の質問の趣旨は、今回、JRAの経営委員会、新たに導入するということで、ただ、それとともに運営審議会、これが二十人から十人に縮小されております。まず、高給を取っている理事の数は全く削減しないで現状を維持したまま、言わば幅広い競馬サークルの参加者や有識者から今後の競馬の在り方について意見を聴くという有益なこの運営審議会を言わば半分に縮小してしまうというこ……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。よろしくお願いいたします。
まず安倍総理、総理に就任されて半年ぐらいでございますが、何か支持率が下がる一方でございます。安倍総理御自身は、なぜ支持率がこのように下がってきているのか、どのように原因を分析して考えておられるのか、そのお気持ちをお聞かせください。
【次の発言】 この支持率が下がることについて、就任早々非常に高かった、これは当然それだけの期待が総理に集まっていたから高かったんだと思いますが、これが低下している原因は、私はこのように考えております。
すなわち、改革、改革といって高らかに大変いいことを言っているけれども、実際にやっ……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言ごあいさつ申し上げます。
去る七日の本会議におきまして、外交防衛委員長に選任されました小川敏夫でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございますが、現在の理事は三名となっておりますので、残る二名の理事の選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に喜納昌吉君を指……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつ申し上げます。
去る九月十日の本会議におきまして、本委員会の委員長に選任されました小川敏夫でございます。
本委員会は、予算及び関係法律が適正かつ効率的に執行されたかを審査し、国会における財政統制の重要な役割を担う委員会であり、その使命は誠に重大であります。
委員長といたしましては、皆様の御支援と御協力を賜りまして、公正かつ円滑な委員会運営を心掛けてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る十七日までに二十二名の委員……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣審議官兼内閣府大臣官房政府広報室長高井康行君外十五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、独立行政法人国際協力機構理事上田善久……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十六日、加藤敏幸君及び金子恵美君が委員を辞任され、その補欠として白眞勲君及び青木愛君が選任されました。
また、本日、仁比聡平君が委員を辞任され、その補欠として大門実紀史君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣審議官兼内閣府大臣官房政府広報室長高井康行君外十八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、白眞勲君、大門実紀史君及び外山斎君が委員を辞任され、その補欠として加藤敏幸君、仁比聡平君及び大島九州男君が選任されました。
【次の発言】 平成十八年度決算外二件を議題といたします。
まず、平成十八年度決算、すなわち一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書、政府関係機関決算書につきまして、また、引き続き、平成十八年度国有財産増減及び現在額総計算書並びに平成十八年度国有財産無償貸付状況総計算書につきまして、財務大臣から概要説明を聴取いたします。額……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、大島九州男君、遠山清彦君、浜田昌良君、大久保勉君及び舟山康江君が委員を辞任され、その補欠として外山斎君、松あきら君、魚住裕一郎君、福山哲郎君及び吉川沙織君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成十八年度決算外二件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣審議官兼内閣府大臣官房政府広報室長高井康行君外十四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、松あきら君、魚住裕一郎君、福山哲郎君、吉川沙織君及び川合孝典君が委員を辞任され、その補欠として遠山清彦君、浜田昌良君、大久保勉君、舟山康江君及び行田邦子君が選任されました。
【次の発言】 会計検査の要請に関する件についてお諮りいたします。
国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、会計検査院に対し、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省及び国土交通省に関する政府開発援助につき、技術協力の実施状況及び技術協力に係る援助の効果について会計検査を行い、その結果を……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、梅村聡君が委員を辞任され、その補欠として武内則男君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 平成十八年度決算外二件を議題といたします。
平成十七年度決算に関する本院の議決について政府の講じた措置並びに平成十七年度決算審査措置要求決議について政府及……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、武内則男君が委員を辞任され、その補欠として梅村聡君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に荒木清寛君を指名いたします。
【次の発言】 この際、伏屋会計検査院長及び山浦検査官からそれぞれ発言……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、又市征治君及び遠山清彦君が委員を辞任され、その補欠として山内徳信君及び鰐淵洋子君が選任されました。
【次の発言】 平成十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、外務省及び防衛省の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれも省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、舟山康江君、仁比聡平君及び山内徳信君が委員を辞任され、その補欠として加賀谷健君、大門実紀史君及び又市征治君が選任されました。
また、本日、武内則男君及び鰐淵洋子君が委員を辞任され、その補欠として梅村聡君及び遠山清彦君が選任されました。
【次の発言】 平成十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、国土交通省及び住宅金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれも……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十一日、大門実紀史君が委員を辞任され、その補欠として仁比聡平君が選任されました。
また、去る二十五日、又市征治君が委員を辞任され、その補欠として福島みずほ君が選任されました。
【次の発言】 平成十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、厚生労働省の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれも省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る九日までに、福島みずほ君が委員を辞任され、その補欠として近藤正道君が選任されました。
【次の発言】 平成十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、農林水産省、経済産業省、環境省、農林漁業金融公庫及び中小企業金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれも省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十二日、近藤正道君が委員を辞任され、その補欠として又市征治君が選任されました。
また、去る十三日、武内則男君が委員を辞任され、その補欠として梅村聡君が選任されました。
また、昨十五日、牧山ひろえ君が委員を辞任され、その補欠として植松恵美子君が選任されました。
【次の発言】 平成十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、国会、会計検査院、財務省、金融庁、国民生活金融公庫、日本政策投資銀行及び国際協力銀行の決算について審査を行います。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十六日、仁比聡平君、又市征治君及び大久保勉君が委員を辞任され、その補欠として山下芳生君、近藤正道君及び前川清成君が選任されました。
【次の発言】 平成十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、法務省、文部科学省、警察庁及び裁判所の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれも省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十日までに、山下芳生君、前川清成君、姫井由美子君及び遠山清彦君が委員を辞任され、その補欠として大久保勉君、牧山ひろえ君、谷合正明君及び紙智子君が選任されました。
【次の発言】 平成十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、皇室費、内閣、内閣府本府、総務省、公営企業金融公庫及び沖縄振興開発金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれも省略して、本日の会議録の末尾に掲載す……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十一日、紙智子君、近藤正道君及び谷合正明君が委員を辞任され、その補欠として仁比聡平君、又市征治君及び遠山清彦君が選任されました。
また、去る二十二日、松浦大悟君及び武内則男君が委員を辞任され、その補欠として行田邦子君及び梅村聡君が選任されました。
また、去る二十三日、仁比聡平君、遠山清彦君、浜田昌良君及び舟山康江君が委員を辞任され、その補欠として大門実紀史君、山下栄一君、西田実仁君及び谷岡郁子君が選任されました。
【次の発言】 平成十八年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、山下栄一君、西田実仁君、米長晴信君、西田昌司君及び仁比聡平君が委員を辞任され、その補欠として浜田昌良君、牧山ひろえ君、弘友和夫君、石井準一君及び紙智子君が選任されました。
【次の発言】 平成十八年度決算外二件を議題とし、本日は締めくくり総括質疑を行います。
まず、私が決算委員長として若干の質疑をいたします。
決算委員長として、平成十八年度決算の審査で議論となった中から、道路整備特別会計を始めとする特別会計における支出の適正化、防衛調達の見直し、年金記録問題への対応状況の三……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、石井準一君が委員を辞任され、その補欠として衛藤晟一君が選任されました。
また、本日、衛藤晟一君が委員を辞任され、その補欠として末松信介君が選任されました。
【次の発言】 平成十八年度決算外二件を議題といたします。
質疑は既に終局しておりますので、これより討論に入ります。
各党の討論に入るに先立ち、この際、御報告いたします。
平成十八年度決算に関する議決案の取扱いにつきましては、理事会において協議がなされましたが、決算が是認されない以上、警告として個別の指摘を行う必要はないと……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十日、弘友和夫君が委員を辞任され、その補欠として遠山清彦君が選任されました。
また、去る十一日、末松信介君が委員を辞任され、その補欠として衛藤晟一君が選任されました。
また、昨十九日、加藤敏幸君が委員を辞任され、その補欠として吉川沙織君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ござ……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十一日までに、吉川沙織君、遠山清彦君、荒木清寛君、浅野勝人君、愛知治郎君、野村哲郎君、松村祥史君、中村博彦君及び牧山ひろえ君が委員を辞任され、その補欠として加藤敏幸君、弘友和夫君、松あきら君、岸宏一君、松村龍二君、松山政司君、山本順三君、荻原健司君及び大島九州男君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十二日、大島九州男君が委員を辞任され、その補欠として牧山ひろえ君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣審議官兼行政改革推進本部事務局次長青木一郎君外十九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、武内則男君及び舟山康江君が委員を辞任され、その補欠として梅村聡君及び吉川沙織君が選任されました。
【次の発言】 平成十九年度決算外二件を議題といたします。
まず、平成十九年度決算、すなわち一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書、政府関係機関決算書につきまして、また、引き続き、平成十九年度国有財産増減及び現在額総計算書及び平成十九年度国有財産無償貸付状況総計算書につきまして、財務大臣から概要説明を聴取いたします。中川財務大臣。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十二日までに、吉川沙織君及び加藤敏幸君が委員を辞任され、その補欠として舟山康江君及び足立信也君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成十九年度決算外二件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府政策統括官松田敏明君外十七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十五日、足立信也君が委員を辞任され、その補欠として加藤敏幸君が選任されました。
【次の発言】 この際、御報告いたします。
去る十一月十七日の委員会におきまして理事会協議事項となっていた河村内閣官房長官の事務所費に関する領収書の調査結果の件につきましては、その後の理事会における協議を踏まえ、委員長といたしましては、河村内閣官房長官に対し、当該領収書の提出を求めることといたします。
【次の発言】 継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。
平成十九年度決算外二件の審査につきまし……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。
この本法案ですけれども、衆議院での議事録も読ませていただきまして同じ質問は余り、避けようかと思いまして、それを踏まえてまたお尋ねしたいかと思うんですが、法の適用の具体例ですが、このまあ取引、債権債務関係ですね、不法行為なら取引じゃないんだけれども、これは我が国の国内で生じた取引あるいは不法行為だけなんでしょうか。それとも、そうじゃなくて、全く外国において行われた取引でもこれはよろしいんでしょうか。
【次の発言】 そうすると、全くアメリカの国内でアメリカ政府に物を販売した代金の請求訴訟が我が国でも起こせると、こういうことなんですね。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言ごあいさつを申し上げます。
去る十月二十六日の本会議におきまして農林水産委員長に選任されました小川敏夫でございます。
本委員会の運営につきましては、委員各位の格別の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満に行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、金子恵美君、平野達男君、小川勝也君、高橋千秋君、姫井由美子君、加治屋義人君及び牧野たかお君が委員を辞任され、その補欠として松浦大悟君、一川保夫君、藤原良信……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
農林水産に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、舟山康江君が委員を辞任され、その補欠として岡崎トミ子君が選任されました。
【次の発言】 紙君。なお、時間が来ていますので手短にお願いします。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後二時二分散会
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、岡崎トミ子君が委員を辞任され、その補欠として舟山康江君が選任されました。
【次の発言】 農林水産に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 続けてどうぞ。
【次の発言】 紙君、なお時間が過ぎていますので、簡潔にお願いします。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時二十七分散会
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山田俊男君を指名いたします。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第三一号食料自給率向上のための政策に関する請願外三十三件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表の……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、草川昭三君及び大久保潔重君が委員を辞任され、その補欠として渡辺孝男君及び土田博和君が選任されました。
また、本日、大河原雅子君が委員を辞任され、その補欠として姫井由美子君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、農林水産に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農林水産に関する調査のうち、畜産物等の価格安定等……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、風間昶君、土田博和君及び姫井由美子君が委員を辞任され、その補欠として鰐淵洋子君、大久保潔重君及び大河原雅子君が選任されました。
【次の発言】 農林水産に関する調査を議題といたします。
平成二十二年度の農林水産行政の基本施策について、農林水産大臣から所信を聴取いたします。赤松農林水産大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。
本件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十四分散会
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に農林水産大臣官房総括審議官針原寿朗君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農林水産に関する調査のうち、平成二十二年度の農林水産行政の基本施策に関する件を議題といたします。
本件につきましては既に説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、大河原雅子君が委員を辞任され、その補欠として羽田雄一郎君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に総務大臣官房審議官宮島守男君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 去る十七日、予算委員会から、本日の本会議散会後の一日間、平成二十二年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、農林……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十九日、羽田雄一郎君が委員を辞任され、その補欠として大河原雅子君が選任されました。
【次の発言】 農業経営に関する金融上の措置の改善のための農業改良資金助成法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。赤松農林水産大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時五分散会
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農業経営に関する金融上の措置の改善のための農業改良資金助成法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に株式会社日本政策金融公庫代表取締役農林水産事業本部長坂野雅敏君を参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農業経営に関する金融上の措置の改善のための農業改良資金助成法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、野村哲郎君が委員を辞任され、その補欠として牧野たかお君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、農林水産大臣官房総括審議官針原寿朗君外二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農林水産に関する調査のうち、食料・農業・農村基本計画に関する件を議題とし、質疑を……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、牧野たかお君、下田敦子君、中川義雄君及び大河原雅子君が委員を辞任され、その補欠として野村哲郎君、加治屋義人君、外山斎君及び米長晴信君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産に関する調査のため、本日の委員会に国土交通省自動車交通局長桝野龍二君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、外山斎君及び米長晴信君が委員を辞任され、その補欠として大河原雅子君及び轟木利治君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、農林水産省消費・安全局長平尾豊徳君外二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、轟木利治君が委員を辞任され、その補欠として主濱了君が選任されました。
【次の発言】 まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山田俊男君を指名いたします。
○副大臣(小川敏夫君) 今回、那覇地検の方で釈放しましたその理由は既に次席検事の方から記者会見で公表されておるわけでありますが、その中で、国際関係、日中関係ということもその釈放の理由の一つとして述べられております。 これは、そもそも、刑事訴訟法二百四十八条によりまして検察官の処分は様々な状況を勘案して決定するということになっておりまして、これは検察が外交に関与したということではなくて、社会において起きている事象というものもすべて判断した上で検察が判断するということでございます。 特に、国際関係やあるいは日中関係といった点が発表されましたが、特に刑事訴訟法二百四十八条の趣旨は、すべての事柄を……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二日、松浦大悟君が委員を辞任され、その補欠として主濱了君が選任されました。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。現在、二名の理事が在任しておりますので、残る二名の理事の選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山田俊男君を指名いたします。
なお、あと一名の理事につきましては、後日……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
農林水産に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 もう時間ですから、主濱君。
【次の発言】 でも、やらないという方針でまず説明されているわけですから、もっと具体的に御質問いただければと思いますが。
【次の発言】 山田大臣、答弁ありますか。
【次の発言】 舟山政務官。
なお、質問、時間が過ぎていますので、答弁は簡略にお願いします。
【次の発言】 もう時間を過ぎていますが。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時四……
○副大臣(小川敏夫君) 今回の那覇地検の処分は、那覇地検が法と証拠に基づいて適正に処分したものでございますので、そのような悪意があるということは当たらないと思います。
【次の発言】 まず、那覇地検のこの釈放処分が民主党に対するあるいは菅政権に対する悪意があったかどうかということに関しましては、調査するまでもなくそういう事実はないと確信いたしております。
【次の発言】 調べるというのは、悪意があったかどうかを調べろということの御質問の趣旨ですよね。ですから、そういう悪意はなかったということですので、調べるという考えは持っておりません。
【次の発言】 政治家はそれぞれその考えから発言されることがい……
○副大臣(小川敏夫君) 中央更生保護審査会委員志村洋子氏は十二月二十四日任期満了となりますが、同氏を再任したく、更生保護法第六条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 次に、公安審査委員会委員東谷隆夫及び藤村輝子の両氏が十二月二十六日をもって任期満了となりますが、東谷隆夫氏の後任に板澤幸雄氏を、藤村輝子氏の後任に川野辺充子氏を新たに任命したいので、公安審査委員会設置法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願い申し上げます。
○副大臣(小川敏夫君) 私も姫井委員と同感でございまして、地域主権といいますと、一つの根本的な見方は、地域でできる事務は地域の実情に合わせて地域の特殊性を生かして行うということだと思いますが、例えば、姫井委員御指摘のとおり、国民の財産に関する登記のように、国民の権利に関しますことは地域地域によってばらばらであっては困るわけでございますので、やはりこれは国が統一して行うべきではないかという基本に立ってこれから事務を行ってまいりたいと思います。
【次の発言】 お答え申し上げます。
まず、裁判の公開という点がございましたが、検察審査会の方は検察から捜査の生資料を検討するという事情がございます。捜査……
○副大臣(小川敏夫君) よろしいと思います。
【次の発言】 個別の事件について、証拠品がどこにあるかということは具体的にはお話しできないんでありますが、一般論として証拠品の取扱いについてお話しいたしますと、警察から事件送致を受けて証拠品を受け入れたということになれば、その証拠品は検察にあるというのが、送致を受けた検察にあるというのが一般的な扱いであります。
【次の発言】 この菅家さんの事件の抗告審で再鑑定をした際、そのシャツの一部を切り取って再鑑定したわけでございます。その後、これを具体的にどうしたということは、余り具体的にはという点がありますが、特段、還付等その他処分していなければあるという……
○副大臣(小川敏夫君) 刑訴法四十七条の趣旨は、言わば証拠書類というその紙に価値があるのではなくて、やはりその記載されている情報に着目して、そのような情報が公開されることによってその後に行われる訴訟、裁判の方に予断を与えるというような妨げが生じるとか、あるいは仮にそこに個人の名誉を毀損するようなことがあれば、それは避けなければならないということでございます。あくまでも情報に着目している趣旨でございますので、コピーも該当すると考えております。
【次の発言】 まず、一般的にはコピーは当たるということでございますが、法の趣旨が、今言いましたように裁判の妨げになる、あるいはだれか個人の名誉を毀損すると……
○副大臣(小川敏夫君) 法務副大臣の小川敏夫でございます。 柳田法務大臣のごあいさつにありましたとおり、法務行政の諸課題については、いずれも国民生活の基本、根幹にかかわる重要なものばかりでございますので、黒岩法務大臣政務官とともに大臣を支え、精力的に取り組んでまいります。そして、委員長を始め委員の皆様方から一層の御指導、御支援を賜りながら、法務副大臣としての職責を果たしていく所存です。 何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○副大臣(小川敏夫君) ただいま委員からも一部指摘していただいたように、これを導入する、可視化が大変重要ですので、導入するという方向性はある意味では確認しておるんですが、様々な技術的な問題があります。あるいは諸外国の制度がどうなっているか、もちろん刑事訴訟の法制度が違う中での様々な問題もございます。そうした点を十分に踏まえてしっかりとした制度を構築していくためには議論が必要なのではないかということでございます。 前大臣の段階で中間報告取りまとめが出され、二十三年六月までに取りまとめてということになっておりますが、しかし中間報告の後に今回の大阪地検の事件等もございました。そういう状況の変化もご……
○副大臣(小川敏夫君) 検察審査会そのものが、国、言わば行政ですね、こうしたところから独立して、そうしたところとの利害もない、指揮も受けない、そうした独立したところで国民の生の声の判断をいただくというところでありますので、なかなか、国、行政が責任を取るという筋合いでもないし、また監督するという筋合いのものでもないのかなと。まさに国民に自由に参加してもらうという、その根本の精神からできたのが検察審査会のその本質だというふうに思います。
【次の発言】 やはり、委員御指摘のとおり、冤罪というのは決してあってはならないというのはもう根本中の根本、基本の考え方でございます。
ただ、再審という場合、再審……
○副大臣(小川敏夫君) 委員御指摘のとおり、中間取りまとめがこのような形で出されまして、私ども、大臣と副大臣、政務官、若干就任の日が違いますが、いずれにしても九月中下旬に就任いたしました。その後、十月上旬に勉強会を二回開催いたしまして、これまで前政務三役が努力してまとめられた取りまとめによりますこの勉強会、これを引き続いて実施していこうと、このような確認をしておるところでございまして、しっかりと勉強会を重ねていきたいと思っております。
【次の発言】 まだワーキンググループそのものは、勉強会を開催しただけでワーキンググループはまだ開催しておりませんが、スピード感を持って積極的に対応していきたいと……
○副大臣(小川敏夫君) 今の委員の御指摘の中で、那覇地検の次席検事の発表の中で、わざと、すなわち故意に衝突してきたのではなかったというふうに今おっしゃられたように思うんですが、那覇地検の発表は、故意に衝突したことは明らかであると。ただ、計画性がないとかいろいろ事情を述べて釈放したと、このように承知しております。
【次の発言】 衝突というその現象そのものについての基本的な捜査はほぼ終了していると思いますが、ただ、終局処分を行うに当たっては、なお様々な状況を確認してからという状況があったのだと思います。
私が、例えば、推測します、これはあくまでも私の推測とすれば、船長がまた入ってくると言っている……
○副大臣(小川敏夫君) まず形式的な話から申し上げますと、検察審査会、検察という名前が付いておりますが、検察庁あるいは法務当局の指揮下にある組織ではなくて、全く独立した機関でございます。そうした独立した機関が行った決定に関しまして法務省が論評するというのは差し控えさせていただきたいと、このように考えております。
【次の発言】 検察が行った判断、不起訴という判断とは異なる決定が検察審査会の方から出されたわけでございます。そうした決定が出されたということは一つの事実としてはしっかり受け止めまして、今後の執務の参考にさせていただきたいと思っております。
○副大臣(小川敏夫君) 御指摘の報道の根拠はちょっと私ども承知しておらないんですが、六月六日に法制審議会に諮問した後、法制審議会の方で会長が委員を指名して、これまでの例ですと部会をつくって、そこで審議を始めることになります。審議の期間がどのくらいかということは、むしろその審議するところが審議に入ってからになるわけでございますので、今いつまで審議するというその期間を私どもが言える立場でもありませんし、そういう状況でもございません。
【次の発言】 法制審議会の性格そのものは、いわゆるハーグ条約を導入するかどうかの政治判断をする場ではなくて、あくまでも子の返還命令に関する新たな司法手続を構築するとい……
○副大臣(小川敏夫君) 中央更生保護審査会委員長原田和徳君は六月二十六日をもって任期満了となりますが、同君の後任として安倍嘉人君を新たに任命したいので、更生保護法第六条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願い申し上げます。
○副大臣(小川敏夫君) この外国人労働者の受入れとかあるいは今ある技能実習生の受入れとか様々なことがありますが、法務省としましては、やはり実際にその分野を担当する、労働であれば厚生労働省、あるいは企業であれば経済産業省とか、そうした実質的なところの判断を受けて言わば出入国の基準を定めるということでございまして、労働者であれば、やはり国内の労働状況等の状況もございますので、そうした国民的な合意ができて、政府の方針として判断が決まれば、法務省としましてもそれに沿った出入国の在り方に持っていくと、このような考え方でございます。
【次の発言】 幾つかありましたが、例えば介護の現場のEPAで協定に従いま……
○副大臣(小川敏夫君) 法務大臣と考えております。
【次の発言】 まず、国会の答弁の方は、これは大臣あるいは政務三役が行うものということでございまして、必要があれば、技術的なこととか事実関係とかそういったことであれば、その補助者として職員を指名することができるということでありますが、その判断はやはり法務大臣であるかと思います。
また、その検察の不祥事について、これをしっかりと反省の上に立って改革を遂げなければならないというのは、これはまさに法務大臣、私ども政務三役、その責任の言わば任に当たっておるところでございまして、現場の最高検におきましては、なぜそのようなことに至ったのかということのその……
○副大臣(小川敏夫君) 御指摘のとおり、電気事業法三十七条によりまして、一般の先取特権、一般財産につきまして他の普通の債権よりも優先に弁済を受けるその地位にあります。
【次の発言】 会社更生法上は、一般の更生債権よりも上位の一般の優先権がある更生債権として扱われます。
【次の発言】 棒引きというのは、社債についてでございますか。
【次の発言】 損害賠償の場合は、これは優先権の順位が高いものから弁済を受けますので、優先権が高い債権者において財産の全部が仮に弁済されれば一般債権者には配当がないというのが、これが一般の原則でございます。
【次の発言】 個々具体的には更生計画案によりますので、常にそれ……
○副大臣(小川敏夫君) 今回の地震の直後に急遽帰国した留学生が多数ありましたが、その中で、再入国許可を受けないで、これ時間が掛かるものですから、帰国した人がおりますが、留学ですとやはり四月から新学期ということもありますので、再入国許可を受けないで帰国した人がまた入国する場合には、本来の再入国許可を受けている人となるべく同じような扱いをしまして、早期にスムーズに入国できるような手配をいたしております。
【次の発言】 釈放したのは事実でございますが、まず検察庁といたしましても、勾留している被疑者についてやはりその身の安全を考えるという義務は当然あるわけでございまして、被疑者だから何らかの災害に遭遇……
○副大臣(小川敏夫君) 検察審査会におきまして、御指摘のような判断が出たということは承知いたしております。
ただ、検察審査会のそうした判断につきまして、法務副大臣という立場におきまして個々的にそれを論評する、あるいはそれについて意見を言うという立場ではありません。あくまでも個別の事件でございますので、そうした検察審査会の判断を受けて那覇地検の方で改めて適正な対応をするものと思っております。
【次の発言】 ビデオはあくまでも証拠物でございますので、その捜査の過程で得られた証拠物を公開するということは行わないのでありますが、今回のビデオにつきましては、衆議院及び参議院から要請を受けまして公開して……
○副大臣(小川敏夫君) 平成二十三年度法務省所管予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、法務省所管の一般会計予算額は七千五百七億九千五百万円となっており、前年度当初予算額六千七百九十八億二千四百万円と比較しますと、七百九億七千一百万円の増額となっておりますが、平成二十二年度末をもって一般会計に統合される登記特別会計を合わせた前年度当初予算額七千七百九億三千八百万円と比較しますと、二百一億四千四百万円の減額となっております。 次に、重点事項別に予算の内容について御説明申し上げます。 まず、主要事項の経費について御説明申し上げます。 第一に、法秩序の確立による安全、安心な社……
○副大臣(小川敏夫君) 広く私有地も含めて、そうした家屋の構成物とか様々なものが積み重なっておるわけでございますが、基本的な点は、例えば建物の所有者は建物が解体した後の木材についても観念的には所有権が及んでおるわけでありまして、所有者が捨てたわけではなくて所有者の意思に反して流れてしまったわけでございますので、観念的には所有権があるといえばある状態でもございます。それが他人の私有地の上に乗っかっているという状況をどう解決するかという点が問題となっておりますが。ただ、現状やはり人の捜索、救出、あるいは遺体の捜索、搬出、あるいは疫病の予防とか火災の予防とか、そうしたこれからの災害の予防あるいは生活……
○副大臣(小川敏夫君) ただいまの御意見を十分尊重して取り組みたいと思います。
○副大臣(小川敏夫君) 戸籍の記載でありますけれども、確かに御指摘の点があるのでございますが、しかし一方、父親、母親が親権者であるということはその戸籍を見なければ分からないわけでございます。そうすると、親権者であるということを本来普通に証明する人が、戸籍を出すだけでなくて、ほかにこの親権が制限されていないということをまた別に、別籍にしますと、別簿にしますと用意しなくてはならないという、通常の方に二重の手間を掛ける御負担が生じてしまうというようなことがございます。 ですから、その記載につきましてもっと簡略にということでございますが、あるいはそれを、必要がなくなったらそれを戸籍の記載から削除して……
○副大臣(小川敏夫君) 法曹養成フォーラムに私が担当して出席しておりますので、私から答弁させていただきます。 委員御指摘のように、昨年秋に一年間給費制が延長されました。したがって、今年の秋にはそれが切れるわけでございます。その一年延長する際、衆議院の法務委員会から決議をいただきまして、司法修習終了者の経済的な状況等を勘案した措置の在り方について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずること、それから、法曹の養成に関する制度についても検討することという決議をいただきました。これを受けまして、法務省、それからロースクールですので関係する文科省、様々な関係省庁等も出席いただいて、それから有識……
○小川敏夫君 私は、ただいま可決されました東京電力福島原子力発電所事故調査委員会法案及び国会法の一部を改正する法律案に関し、本委員会において申合せを行うことを提案いたします。 申合せ案文を朗読いたします。 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会法及び国会法の一部を改正する法律の運用に関する申合せ(案) 本法は、国会が国権の最高機関として、超党派的な見地から今般の原発事故の原因究明等を行うことを目的とするものであることに鑑み、その運用に当たっては、次の事項に留意するものとすること。 一 本院所属議員においては、党派的な立場から、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(以下「事故調……
○国務大臣(小川敏夫君) 公務員が職務に関して金品を受け取ることでございます。
【次の発言】 職務に関して受け取ることでございます。
【次の発言】 では、刑法百九十七条一項に規定する賄賂とは、一般に公務員の職務に対する不法な報酬としての利益をいうと解されております。
【次の発言】 公務員の職務の公正さと、これに対する社会の信頼を保護法益としております。
【次の発言】 公務員であればその主体でありますし、構成要件に該当すれば、それは構成要件に該当するわけですから、犯罪に当たります。
○国務大臣(小川敏夫君) この度、法務大臣に就任いたしました小川敏夫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 昨年九月まで法務副大臣として法務行政に携わってまいりましたが、この度は法務大臣としてその重責を担うこととなりまして、身の引き締まる思いでございます。 法務行政は、社会の法的基盤を整え、国民の生活を支える重要な役目を担っており、法秩序の維持と国民の権利利益の擁護を通じて、国民が安心して生活できる社会をつくることがその大きな役割であると考えており、法務大臣として様々な課題にしっかりと取り組んでまいります。 委員長始め委員の皆様方から一層の御指導、御支援を賜りながら、滝法務副大臣……
○国務大臣(小川敏夫君) まず、田城委員から過分なるお褒めのお言葉をいただきましてありがとうございます。しっかりと検察の信頼を回復するように、また司法制度の改革、様々な点に全力を挙げて取り組んでまいります。 今お尋ねいただきました裁判官、検察官の報酬、俸給の引下げでございますが、今回の改正でございますが、委員も今御指摘をいただいたとおり、一般職につきまして、国の厳しい財政状況、そして未曽有のこの東日本大震災という大災害の復興ということによりまして、公務員の一般職の方々に給与を減額してこれに協力いただくということが決まりました。そうしますと、裁判官、検察官もやはり公務員の一員として例外というこ……
○国務大臣(小川敏夫君) この度、法務大臣に就任しました小川敏夫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 昨年九月まで法務副大臣として法務行政に携わっておりましたが、この度は法務大臣としてその重責を担うこととなり、身の引き締まる思いでございます。 法務行政は、社会の法的基盤を整え、国民の生活を支える重要な役目を担っており、法秩序の維持と国民の権利利益の擁護を通じて、国民が安心して生活できる社会をつくることがその大きな役割であると考えております。 法務行政は様々な分野で課題を抱えており、一つ一つの課題に対して丁寧に向き合う必要があると考えております。国民の皆様からの御意見や国会等にお……
○国務大臣(小川敏夫君) 委員御指摘のとおり、この未曽有の大災害に遭われた被災者の方々に対する対応というものは、これはやはり法務省も全力を挙げて取り組まなくてはいけないと思っております。法務省、言わば現場の官庁ではなくて、言わば法的基盤の整備ということが主たるところでございますが、やはり一番は、これから少しずつ被災者の方々の生活もある程度落ち着いてくると、やはり様々な分野で法的な問題というものが生じてくるんではないか。土地などの不動産の問題、身分関係の問題、雇用や会社の問題、様々な分野でやはりそうした法的な問題が出てくるときに、そうしたことに対してしっかりとした法的な解決のためのアドバイスをし……
○国務大臣(小川敏夫君) 公務員総人件費削減など、自ら身を切る改革の一環として、国家公務員の新規採用の抑制に積極的に取り組むということ、そのこと自体は重要なことだというふうに認識いたしておりますが、しかし一方、法務行政、やはり治安対策等、国民の生活に、これを守る、安全を支えるという意味で非常に重要な役割を担っておるわけでございます。また、この職務の性質上、委員が御指摘のように、マンパワーに依存するところが多いということでございますので、採用の抑制ということは直ちに仕事の質に、あるいは内容に影響しかねないというような関係もあるところでございます。 法務省といたしましては、そうした採用抑制という……
○小川敏夫君 滝法務大臣の挨拶、先般いただきまして、一番最初にこの検察改革ということを述べられておられまして、その取組に大いに期待しておるところでございますが、当局の方にお尋ねしますが、検察に対する国民の信頼を取り戻すということが書かれておるわけです。信頼を取り戻すと言うんだから、今国民の信頼を失っているから取り戻すという表現になると思うんですが、そもそも何で今検察が国民の信頼を失っている状況にあるのか。その状況の把握を教えてください。
【次の発言】 今の御説明そのものは間違っておりませんが、いわゆる郵便不正事件のフロッピーディスクの改ざんということがもちろん一番大きなことだと思いますが、それ……
○小川敏夫君 法科大学院の教育の充実という観点から質問させていただきます。
充実させるためには様々な取組があると思いますが、その中で一つだけ今日は取り上げさせていただきます。分かりやすく言いますと、学生の数と指導する先生の数、これは先生の数が多ければやはり教育の質は深まると思うんですが、まず、現状、どのような先生といいますか教員ですか、この配置基準になっているのか、概略説明してください。
【次の発言】 一学年の定員が、生徒が六十人までを基準として教員が十二名と、以後それを超えて学生数十五名ごとに教員が一名というふうに昨日ちょっと聞いたんですが、どうもやはりこれまでの、司法試験受かった後、二年……
○小川敏夫君 最高検察庁の、平成二十四年六月二十七日の、この「国会議員の資金管理団体に係る政治資金規正法違反事件の捜査活動に関する捜査及び調査等について」という報告書でございます。
まず、大臣にちょっとお尋ねしますが、これは国民に対する報告だと思うんですが、私、探しましたところ、法務省のホームページには探したところ載っていないんですが、これはどうでしょう。やはり法務省、国民に対する報告なんだから、法務省のホームページに載せてしっかりと告知すべきじゃないかと思うんですが、いかがでしょう。
【次の発言】 やはり裁判所から、事実でない記載があるということで、また、あってはならないことだという大変厳……
○小川敏夫君 最高裁の方にお尋ねしますけれども、今回の法律によって裁判所が充実するということは大変いいことだと、好ましいことだと思っておりますが、裁判所も国民に対して開かれた存在でなくてはならないと思うわけでございます。 裁判に関しては、いわゆる訴訟手続法にのっとった不服申立てというものがこれは当然あるわけですが、そうではないところで、いわゆる苦情の申立てとか意見の申出とかそういったものが実際上、国民からあると思うんですね。そうした中でも、まあ中には単なる不平不満で取り上げる価値がないものも多いかもしれませんが、しかしそうした申出の中には、やはり裁判所としても取り上げるべき、考慮すべき点を指……
○国務大臣(小川敏夫君) お答えいたします。 まず、委員から御指摘ありましたとおり、地元の弁護士会始め様々な方からそうした法律問題等の支援、御協力いただいておりますことに感謝申し上げます。 御指摘いただきましたこの法テラスの問題でございますが、基本的には総力を挙げてこの原発事故の被災者を支援をしなければならないという立場でございますが、法テラスそのものが、発想の原点が扶助でございまして、経済的に困難な方に経済的な支援を行うという方法を通じて法的支援を行うというものでございます。 したがいまして、被災者の支援ということで総力を挙げなければならないけれども、しかし経済的に余裕のある方にまで経……
○国務大臣(小川敏夫君) まず、事実経過から説明させていただきます。 党首討論が三時からでございますので、私も大変重要な会議と認識しておりますので、遅れることがないようにということで委員会室に向かったところ早過ぎたようでございまして、十五分前、約二時四十五分ごろに委員会室に入りました。部屋の中は大変閑散としておりました中で何もしていないでおったんですが、私が持っている愛馬がちょうど水曜日で調教する日でございましたので、はて、どういう状況だったなということでインターネットで確認しました。その情報に到達するまでが大体数十秒、情報そのものは八百メートルを何秒で走ったかという情報ですので、ほんの数秒……
○国務大臣(小川敏夫君) 一年八か月の間、大臣でいいますと四名の大臣が在任しておったわけでございますが、それぞれの御判断のことだと思いますので私が申し述べる立場ではないなというふうに思いますので、私からは差し控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 死刑を執行した者の氏名を公表するという取扱いを始めたのが平成十九年十二月でございますので、それ以降の執行に限らせていただきますと、判決の確定から執行までの期間が最も長いものは十五年二か月、最も短いものは一年十か月でございます。
【次の発言】 今、死刑囚の心情安定というような観点から執行の時期等を死刑囚には事前には告知しておらないわけでござい……
○国務大臣(小川敏夫君) まず、強制執行妨害とか倫理違反とか、そういうことは全くないことを、言葉だけそういうような指摘されて、あたかもそういうことがあるように国民の皆さんに誤解されるような発言をされるということについては、私は抗議申し上げます。 それから、御指摘いただきました件は、既に述べてあるところですが、平成二十年の春ごろに一審を受任して、平成二十二年の春に一審が終わって控訴審の受任だったというふうに思っております。(発言する者あり) 一審の金額は、一審の受任時は弁護士報酬規定によるということを約束しまして、金額は確定しておりません。これは仕事の量がまだ決まっていないからでございます。……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 谷垣大臣に法務大臣として初めて質問させていただきますが、まず最初に、人権擁護行政のことについてお尋ねさせていただきます。 大臣の所信表明でも、この人権擁護、しっかり取り組むというお話でございましたが、この人権行政に関して、そもそもこの人権行政を扱う機関が政府から独立した機関で扱うようにと、こういう国際世論といいますか、国際機関からの要請もあるわけでございます。そうした意味で、先国会、民主党政権では法務省の外局として人権委員会を設置するという法案を決定しておったわけでありますけれども、この人権行政を扱う機関を政府から独立した機関で行うと……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川でございます。 犯罪被害者の権利保護の関係の法案でございますが、犯罪に遭われた被害者の方、やはり大変に悲惨な場合が多いわけでございまして、やはり社会が対応するということは非常に有意義なことだというふうに思っております。 そんなに昔でもない、私が学生時代に刑事訴訟法等を勉強したときに、この犯罪被害者は刑事訴訟法上どういう位置付けであったのか。どうも思い出してみると犯罪を立証する証拠物の一つではないかと、こんな位置付けじゃなかったかと思いまして、犯罪被害者に対する対応というものがほとんどなかったんじゃないかというふうに思いますが、しかし、様々な場面で、刑事訴……
○小川敏夫君 お答えいたします。 中小企業等が金融機関等から融資を受けるに当たりまして、当該企業の経営者本人のほか、その家族、親族、従業員等が連帯保証人あるいは保証人となることを求められることが実務上多くなされておりますが、こうしたいわゆる第三者保証につきましては、まず一つとして、金融機関等は、本来、当該企業の収益性、事業の採算性を査定して融資すべきでありまして、経営に関与していない第三者の資産を債権の引き当てとすべきではないということ。二番目としまして、保証人は主債務者からの懇請に基づいて、対価を得ることもなく、やむなく、かつリスクを客観的に判断し得る状況にないままに保証契約を締結すること……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。
まずは、この参議院の予算委員会で安倍総理を再びお迎えいたしました。ようこそ再びと挨拶申し上げます。
質問に入りますが、いわゆる三本の矢という金融政策、まず物価の点あるいは金融緩和の点についてお尋ねいたしますが、普通の私どもの気持ちとしますと、収入は上がっても物価が上がらないのが生活しやすいかなとも思うんですが、総理はまず物価を二%上げることを誘導すると言っておられます。なぜ物価を上げることが好ましいことなのか、そこのところを分かりやすく説明していただけますか。
【次の発言】 まずその金融緩和ですが、具体的には日銀による国債等の資産買入れというこ……
○理事(小川敏夫君) 後刻理事会で協議いたします。
○理事(小川敏夫君) 以上で山本香苗さんの質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、中西健治君の質疑を行います。中西健治君。
○理事(小川敏夫君) 関連質疑を許します。津田弥太郎君。
○理事(小川敏夫君) 委員に申し上げます。質疑の妨げにならないよう、静粛にお願いいたします。
○理事(小川敏夫君) 以上で武見敬三君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、渡辺孝男君の質疑を行います。渡辺孝男君。
○理事(小川敏夫君) 以上ではたともこ君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、大門実紀史君の質疑を行います。大門実紀史君。
○理事(小川敏夫君) 以上で津田弥太郎君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 ただいまの吉田君の申入れにつきましては、後刻理事会で協議いたします。
【次の発言】 以上で吉田忠智君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、中山恭子君の質疑を行います。中山恭子君。
○小川敏夫君 予算委員会委員派遣第二班につきまして御報告申し上げます。 派遣委員は、小野理事、田中委員、赤石委員、宇都委員、森委員、谷岡委員、荒井委員及び私、小川の八名であり、去る四月三十日に盛岡市において地方公聴会を開催した後、翌五月一日に宮古市において津波被害及び復興状況等の視察を行いました。 まず、地方公聴会について御報告いたします。 地方公聴会では、四名の公述人からそれぞれ意見を聴取した後、各委員からの質疑が行われました。 最初に、岩手大学理事・副学長の岩渕明公述人から、被災地復興のための地方大学の役割、行政間の連携の重要性、復興とイノベーション、復興に向けた教育と地域の人材育……
○理事(小川敏夫君) 黒田日銀総裁は御退席いただいて結構です。
【次の発言】 以上で川上義博君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、大河原雅子君の質疑を行います。大河原雅子君。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 予算の審議という大変重要な案件につき審議しているこの委員会の場に自民党、公明党の議員が集団欠席して一人もいないという、こういう状況。
この委員会は、そもそも自民、公明も含めた全理事で一致して開会を決定したわけでございまして、安倍総理、麻生財務大臣、大変忙しい中を、安倍総理も元々忙しくて大変だというふうに委員会でも言っておられ……
○小川敏夫君 おはようございます。 アベノミクス、いわゆる金融緩和、円安になりまして株が上がってと、現象面では取りあえず今日のところまではいい状況で来ておったようでありますが、しかし、そうした政策について、やはり副作用なりリスクというものがあると思います。 ここに来て、急に長期金利が上昇いたしました。私はこれは非常に深刻な注意しなければならない現象が起きたというふうに思っておりまして、あるいは安倍総理が描いていた金融緩和、もうこれで終わりではないかということさえ思えるような事実だというふうに思っております。 まず初めに質問いたします。 政府と日銀総裁で、まだこれは白川総裁のときですが、……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 今回、与党、自民党、公明党が集団欠席するというばかりでなく、当委員会の求め、すなわち国会の求めにもかかわらず、政府関係者、答弁者が出席しないという誠に異常な事態、遺憾な事態でございますので、それにつきまして意見を述べさせていただきます。 まず、実質的な理由から先に述べさせていただきますが、先月、五月に本予算が終了しました後、安倍政権からは、いわゆる安倍政権の最も重要な課題である経済政策につきまして、第三の矢と称する成長戦略等が公表されましたが、この安倍政権にとって最も重要な経済政策につきまして、国会の外ではいろいろ発言しておるようでご……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。 まず、文科省から政務官がお越しいただいているので、先に質問をして、終わったら退席していただいても結構だと思いますが。 本年三月に、義家政務官に対してこの法務委員会で質問しました。ロースクールの教員の人数の配置に関しまして、大規模校になればなるほど配置人数が少なくて済むということが実質的にロースクールのこの教育の充実を妨げるのではないかという視点から質問しましたところ、検討しますという答弁をいただきました。 それから八か月近くたっておりますが、その点につきまして、文科省、どのような検討をされたでしょうか。
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。 交通事故、特に悪質な運転行為による被害を限りなく防止しなくてはならないという国民の声、これが大変強いわけであります。そうした声にこたえて、こうした法案を作られた法務省の御苦労は本当によく分かるところでございます。 ただ、なかなか、そもそも自動車運転で事故を起こす、人を傷つけようと思ってやればこれは傷害なり殺人になるわけですから、それはまた別の問題として、事故を起こそうと思って運転している場合じゃないけれども、しかし事故を起こしたということで、基本的には過失事犯だと思うんですね。しかし、中には、一つの難しい類型をとらえて、難しいというか危険な行為……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫です。 今日は、初めに、第四条について質問させていただきます。 この第四条の趣旨は、私なりに理解しますと、飲酒運転をして事故を起こしたという者が、飲酒をしているというと刑が大変重くなる、だから飲酒ということを証明できないようにしてしまおうと思って事故の後に殊更お酒を飲んでしまう、そうすると、飲酒検査をしたときに出たアルコールが事故を起こした時点で体に入っていたアルコールなのか、それとも事故を起こした後に飲んだアルコールの影響なのか判定できない、したがって、そのことによって事故時に飲酒あるいは飲酒の影響が生じていたということが証明できないので結局その罪責を免れる……
○小川敏夫君 ただいま議題となりました戸籍法の一部を改正する法律案について、民主党・新緑風会、みんなの党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各会派並びに各派に属しない議員糸数慶子君を代表いたしまして、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。 平成二十五年九月四日、最高裁大法廷は、民法第九百条第四号ただし書のうち、嫡出でない子の相続分を嫡出子の相続分の二分の一とする部分は憲法違反であるとの決定を下しました。 この決定を受けて、政府から、当該部分を削除する民法の一部を改正する法律案が提出されたところであります。 ところで、戸籍法には、出生届書に嫡出子又は嫡出でない子の別を記載すべきものとす……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫です。 西川文科副大臣に最初に質問させていただきますが、今回の民法改正、これは最高裁の決定を受けたわけでありますが、最高裁の決定そのものは、直接は非嫡出子の相続分を嫡出子の二分の一とすることは違憲だということですが、その根底は非嫡出子というものを差別してはいけないと、つまり、生まれながらに生まれた身分で差別してはいけないということがこれは根本の考え方であって、ただ単に相続分だけの問題じゃないわけです。 それで、まずお尋ねするのは、こうした非嫡出子等のこの差別を、これはやはり学校教育の場においてもそうした差別的なことがないような配慮をしなければならないと思うわけ……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。 今日は、法曹養成制度の中で特に予備試験について質問させていただきます。 私の質問するその理由につきまして概略申し上げますと、法曹養成、それまでの司法試験といった言わば点で選考するという仕組みを改めて、法科大学院、二年間あるいは三年間という言わば長い期間でしっかりとした教育、そしてトレーニングというものを踏まえて、法曹としての豊かな見識を備えた法曹を養成したいということがロースクール制度、法科大学院制度の理念だったと思うわけでありますが、その中で予備試験というものがあって、経済的事情等で法科大学院に行かれないという場合の人を救済するという、言わば……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川でございます。 まず、本予算の審議ですが、その前の補正予算、先般成立しました補正予算との関係についてお尋ねをさせていただきます。 補正予算、出入国の事務をスムーズにする分野と刑務所等の老朽施設を建て直すというところだったと思いますが、私の質問する意図を先に申し上げますと、補正予算を組まなくても、本来これ本予算の中で手当てされるべき分野でなかったのかなと。本予算で本来組んで執行されるべきものが、ただ少し補正予算ということで法務省の割当てとして来たから補正予算に入れたんじゃないかと、こんなふうに思っているんですが、私がそういうふうに思っている質問のこの意図を……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。
このところ、例年、裁判官の増員を中心とした定員の増が行われておりますが、司法の分野が国民から信頼されているということは大変望ましいことであり、また、それに応えて司法が充実するということは、またこれも大変いいことだと思っておりますが、引き続いて国民の信頼に応えられるような司法というものに邁進していただきたいと思っております。
さて、最近の裁判所の事件を統計的に見てみますと、労働関係訴訟、労働審判がここ数年顕著に増加しているように思うんですが、そこのところの状況はいかがでしょうか。
【次の発言】 国民が司法に救済を求めるというのは、全ての面でそれ……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川です。 今回の少年法改正案、国選付添人の範囲を広げるというところは賛成なんですが、それと抱き合わせで、検察官関与の拡大、あるいは刑のいわゆる厳罰化というのがありまして、気持ちよく全部賛成とはいかないのが立場でありまして、衆議院におきましては、この厳罰化の部分を除外した修正案を提出したという状況でもあるわけでございます。そうした観点から、まずこの刑の厳罰化、刑の引上げがそもそも必要なのかという観点から、大臣あるいは関係省庁等に質問させていただきますが。 まず、今回、厳罰化じゃないか、法務省の方は適正化と言って厳罰化という言葉は使わないんですけれども、成人の……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫です。 今回の会社法改正とアベノミクスの点について、一つだけ質問させていただきます。 今回のこの会社法改正は、平成二十二年二月二十四日、当時の民主党の千葉法務大臣が、企業の信頼を確立するために企業統治の在り方や親子会社に関する規律等を見直す必要があるということで、検討するようにということを法制審に諮問しました。そして、いろいろ議論を経て、中間試案等も経て、平成二十四年八月一日の法制審で要綱がまとまったということでございます。 そうしたまとまった要綱を踏まえて今回法案化されたということであると思うので、そうしますと、平成二十四年八月に要綱まとまったけど、二十四……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。 前回に引き続いて、支配株主による株式等売渡し請求の件について質問させていただきます。 まず、前回の大臣の答弁の中にありました、株式交換等によって既に行われていることだというような御説明がございました。そこで、その点から絡めて、そもそも支配株主の売渡し請求についての目的等について議論したいと思うんですが、株式交換といいますと、要するに、企業が合併することがある、吸収合併されてしまえば存続する方に吸収をされてしまうわけですから、株主はその存続する方の株式をもらうと。ただ、この場合には吸収される会社が言わば同一人格になるわけですけれども、そういう形で……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 大臣に予備試験の在り方についてお尋ねすると通告させていただきましたが、もう予備試験のことについて質問するのは何回目だろうかという感じがします。 私どもとすれば、司法試験の受験資格が法科大学院修了生にあると、しかし、そのほかに予備試験の合格者にもあるということになれば、結局、予備試験がバイパスになってしまって、どんどんどんどんそっちに行ってしまうんではないかという危惧を抱いていたものですので、そうならないようにという思いで繰り返しこれまでも質問させていただいた次第でございますが、残念ながら、具体的には何らの対応もないまま、私の危惧が、す……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。 まず、この法案の中身について質問させていただきます。 既に山下委員より大変詳しい質問がありましたので、重複しないようにと思いますけれども、試験科目、司法試験の短答式の試験科目を憲民刑の三教科にするということでありました。その趣旨としては、受験する人の負担を軽減するんだということが主眼だったように聞きましたけれども、ただ、私、この司法試験を見まして、司法試験、短答式も論文式も一緒にやっちゃうんですよね。五月の四日間を試験日にして、短答式をやってすぐ論文式に入ると。そうすると、短答式だけ三科目にして受験生の軽減になるのかなと。だって、続いて論文式……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 今日は、初めに、国家公安委員長にお越しいただきました。先般、袴田事件につきまして再審決定がありまして、その中で証拠品の捏造ということ、これ断定されたわけではありませんけれども、そうした可能性が強いような指摘がございました。この件について質問させていただきますが、まず私は、警察始め検察も含めてそうなんですが、こうした機関が社会生活あるいは国民の生活を守るために大変な努力をしているということ、国民の生命や身体、財産を守るために本当に懸命に努力しているということはもう重々承知しております。 おりますけれども、その上で質問させていただくわけで……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。 今回の会社法改正案の中で、特別支配株主の株式売渡し請求について疑義がある、欠陥ではないかということでこれまでも何回か質問させていただきましたが、今日はその点に集中しましてまた質問させていただきます。 私の方の、この改正案に対する、言わばこの仕組みの創設の点につきまして、一つは、他人の財産権である株式を強制的に取り上げることの合理性という問題がございました。そしてもう一つは、より具体的には、強制的に買い取られてしまう売渡し株主ですか、に対して代金の支払が確実になされるというその担保規定がないと、こうした観点から質問させていただきました。 それで……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 山下委員から大分基本的なことの質問がございました。なるべく重ならないように質問させていただきますが、やはり今回、単純所持罪というものの処罰規定を設けたということが一番大きな柱だと思いますが、この中で、今までは違法ではなかったから合法ということで所持していた、それが所持していた状態で今度は禁止されるわけでございます。これについて、この本法では一年間を猶予するような規定になっておりますが、これまで言わば違法でないという状態において持っていたものが、違法となったことによってこれを廃棄するなり何らかの処分をしなくてはならないわけですが、この法律……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。 これまで何回かにわたって特別支配株主による株式等売渡し請求について質問してまいりました。私の方は、強制的に取り上げるということの趣旨に疑問を呈するとともに、強制的に買い取られた少数株主に対する代金の支払が確保されていないのではないかという点について指摘させていただきました。 これについて、私が問題としている趣旨は受け止めていただいたというようなたしか御答弁をいただいておりますが、では、何かその中で、政令としてできる範囲で対応したいようなお話も、この委員会での答弁か、あるいは委員会の質疑に先立つ打合せの際にお話しいただいたことがございました。 ……
○小川敏夫君 長谷川三千子氏を経営委員に任命された安倍総理に質問をいたします。 小西委員から大分ありました。個人的な見解が違うから駄目だということを小西委員は言っているんではなくて、長谷川氏が経営委員としてふさわしい考え方をお持ちかどうかという観点から聞いておるわけです。 それで、NHKというのは、まさに国民に知らせるべき義務を負っている、公正な義務、そして、言わば言論の自由というもの、憲法で保障された民主主義の最も根本である言論の自由をまさに体現するというところであります。 その長谷川三千子氏でありますが、このように言っていらっしゃる、憲法について。言論の自由に関しては、大日本帝国憲法……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
NHK会長にお尋ねします。
会長は理事から日付白紙の辞任願を集めたそうですが、これは今もって持っているということだそうですが、そうなんでしょうか。
【次の発言】 あなたは、ほかの委員会あるいはこの委員会かもしれないけれども、濫用をしないから持っていてもいいんだと、こういうふうに説明していましたが、その気持ちは変わらないわけですか。
【次の発言】 濫用しないと言うなら、あなたが濫用じゃないと考えればその辞任届は受理すると、こういうことですね。
【次の発言】 気持ちを確認するだけなら、もう確認したんだから返せばいいじゃないですか。なぜ返さ……
○小川敏夫君 質問に先立ちまして、委員長に一言申し上げます。 先回の委員会の場におきまして、委員長は御自身のツイッターの件につきまして謝罪をいたしましたが、その説明の中で事実でないというようなことで謝罪をされましたが、しかし、事実でないその内容は我が党民主党を誹謗する内容でございます。その点についての言及がなかったということは大変遺憾に思っております。 また、そもそもこの御嶽山噴火のことにつきまして委員長がツイッターを発した当時は、事態の把握、あるいは遭難者の発見、救出に全力を挙げているときでございまして、まだその全容も分からず、必死の救助作業をしているそのさなかになされたものでありまして……
○小川敏夫君 江渡防衛大臣にお尋ねをします。 大臣が資金管理団体から寄附を受けた問題ですけれども、これ整理しますと、資金管理団体から大臣御自身がお金を受け取ったということは大臣もお認めになっている、間違いがないわけで、その際に大臣が受け取った領収書を渡していると。その領収書は、大臣が領収しましたという、大臣が受け取ったということを示す領収書の記載になっておるわけです。これも客観的に明らかです。 それから、収支報告をするに当たって、大臣の説明ですと、まず事務の者がみんなが集まって整理して、そして会計責任者が行ったという。そうすると、そういう事務を整理した人も、このお金は大臣が寄附を受けたもの……
○小川敏夫君 防衛大臣にお尋ねします。
何か防衛大臣は御自身の収支報告に関してクレームを付けられているというふうにお話しされたそうです。そうすると、繰り返しこの点について私が質問しているのはクレームであって、繰り返している私はクレーマーだと、こういうことなんでしょうか。その大臣のクレーム発言について御説明ください。
【次の発言】 丁寧に説明するという大臣のお言葉はそのとおりしっかりと実行していただきたい。丁寧に説明するためにはその説明に伴う資料もしっかりと出していただいて、大臣の方から、明らかだという、そのことを国民が納得できるだけのことをしていただきたいというふうに思います。その点について……
○小川敏夫君 外務大臣にお尋ねいたします。
今月七日の日中関係の四項目の合意立てでありますけれども、先ほど、今ほど大臣の答弁で、この緊張関係、一つの例として尖閣諸島の我が国領海内に中国公船が入ってくるということを取り上げられました。その状態について、当然、我が国は我が国の領土、領海だから入るなという主張をしているわけで、中国の方は中国の領土、領海だから当然自ら入ると主張しているわけで、つまり、緊張状態と言うけれども、その緊張状態そのものがまさに尖閣の、この領有関係によって生じている問題じゃないですか。
【次の発言】 質問に答えていないじゃないですか。
抽象論じゃなくて、大臣は、緊張状態とい……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。 まず、本条約について質問させていただきます。答弁は大臣でも政務官でもどちらでも結構でございます。 この条約見まして、国民という立場から見てどういう利益があるんだろうというふうに考えました。我が国の国民という視点から見ると、事業者でもメーカーでもありませんから、外国の原子力事故によって我が国の国民が被害を負った場合に、その賠償請求ができるという場面で国民の視点からはこの条約に関係するのかなと思うわけでありますが、外国の事故で我が国の国民が被害に遭うというと、相当に規模が大きな大事故でなければ、そういう可能性はほとんどないと言っていいと思うんです。……
○小川敏夫君 松島法務大臣、これはうちわですよ。あなたがうちわじゃないと言っても、これはうちわです。うちわだったら違法だということは認識されますね。
【次の発言】 まあ、国民に判断していただきましょう。
さて、時間の関係もありますから短いテーマでいきますが、今米価が大変に下がっております。米作農家が大変に苦しんでおります。こういうふうに変動する農業を守るために、民主党政権は米の所得補償あるいは米価変動補填交付金というものを創設して、政治の力で国民の食料は守るということを行ってきたわけですが、これを、安倍総理、あなたは所得補償は半分にして、いずれ廃止する、米価変動補填交付金も廃止しました。
……
○小川敏夫君 小川敏夫でございます。
今回の法案、国民の理解が進まないということで、総理は、何かここに来て急に自民党の動画に出たり、フジテレビでいろいろ説明しているようでありますが、しかし、その中身のひどいこと。
フジテレビでのお話の件から行きましょうか。何かアメリカの母屋が火を付けられて、離れに火が移って、その火が日本に来そうだ、日本はその火を消しに行く、これを集団的自衛権の例として挙げておられました。(資料提示)
総理、建物の火を消火するのが武力の行使に当たるんでしょうか。
【次の発言】 総理、例え話といっても、武力の行使というのは、戦争に行くんですよ。国際法上の戦争という概念がどう……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。 まず、外務副大臣にお越しいただきました。憲法で、条約は国会の承認を受けなくてはならないということに決められております。これは、新たに条約を締結するという場合だけでなくて、条約を変更する場合であってもこれは同じ趣旨でありまして、要するに国際約束であれば国会の承認を経なくてはならないと。 じゃ、どういう場合に国会の承認を経るのかということについては、大平三原則、当時の大平外務大臣が述べた大平三原則で、そのうちの一つで、いわゆる法律事項を含む国際約束、これは憲法で定められた国会の承認が要るんだと、こういうことになっております。 それで、今回のこの法……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。 まず、基本的なというか、この仕組みについてお尋ねしますけれども、司法研修所を終了しまして法曹資格を与えられますと、検察官は検事になり、弁護士は弁護士になるわけですけれども、裁判官の場合は、なぜか判事と言わずに判事補ということになっていまして、裁判官だけが検察や弁護士と違って判事補、判事ではない判事補という特別な職名を付けて行っているわけですけれども。 判事補も裁判官ですから、別に判事と判事補というこの区別はなくてもいいのではないかと、そのように思いまして質問させていただきますけれども、何でこの判事と区別した判事補という、こういう職名、職名という……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川でございます。 まず、この法案の質疑の最初ということで、この裁判員制度がどのような状況で施行されているか、当初の理念どおりに運ばれているのかどうか、そうした状況について最高裁の方にお尋ねしたいと思っております。 まず、裁判員ですけれども、これは、裁判員はそもそも、国民の間の幅広い階層、幅広い年齢、男女の差なく広く国民の中から裁判に参加してもらうという趣旨の制度だと思っておりますが、それで、実際のこれまでの裁判員裁判の施行の中で、そのように幅広く特別な偏りがない状態で裁判員が選任されているのかどうか確認したいと思うんですが、確認するには、一つは、我が国の国……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。 今日は、参考人の皆様、貴重な御意見ありがとうございます。 それで、まず泉澤参考人にお尋ねいたします。 御意見の趣旨として、裁判員制度というものを肯定的に捉えていただき、その一つとして冤罪を生むのを防止する、冤罪の防止、そうした面での効果もあるという御意見であるとお伺いいたしましたけれども、冤罪の防止そのものは刑事訴訟法全体の問題で大きな問題でありますけれども、しかし、この裁判員制度が冤罪の防止に寄与しているということであれば、それは大変好ましいことだというふうに思います。 そうした面から、裁判員裁判が冤罪の防止という面で有効に機能していると……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。 前回、私が質問をした際に、少し中途半端で終わったようなところがございましたので、そこの点をまず先にお尋ねさせていただきます。 それは、裁判員裁判の期日の告知でございます。当事者ではなくて、裁判所に掲示するという一般に対する告知でありますけれども、これについて私の方で、裁判員裁判について特に集中して検討している人たちもいらっしゃるので、少し事前に裁判員裁判について期日があることをお知らせしたらどうか、方法はいろんな方法があると思いますがとお尋ねしたところ、一般事件が当日の朝であるということで、そうすると、一般事件と裁判員事件、裁判員の事件だけ先に……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
まず、今日は官房副長官にお越しいただきました。
七月二日ですか、官房長官の方で、人種差別の実態ですか、あるいはヘイトスピーチですか、これについて政府の方で調査をすると、このような発表があったというふうに聞き及んでいますが、まずはそれについて御説明いただけますでしょうか。
【次の発言】 調査を行うことは、特段、後で言う意見はあるんですけど、異論はないんですけれども、駄目だとは言わないんだけれども。
まずは基本的なことですけれども、例えばヘイトスピーチに限定してお尋ねしますけれども、安倍総理が、私、予算委員会でも質問させていただきました……
○小川敏夫君 ただいま議題となりました人種等を理由とする差別の撤廃のための施策の推進に関する法律案につきまして、その提案の趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。 我が国においては、いわゆるヘイトスピーチを始めとする人種等を理由とする差別が問題となっております。 いわゆるヘイトスピーチとして近年顕著となっているものは、日本人と民族的に異なる住民、特に在日朝鮮人や在日韓国人を対象として、主としてこれらの者が集住して商業を営む地域又はこれらの者が通学する学校の周辺でデモ行進を行いながら、大音量でこれらの民族を口汚く罵る形態のものであります。いわゆるヘイトスピーチは人間の尊厳と平等を否定するもので……
○小川敏夫君 私が思いますのは、世界の人々、人類、人種とか民族とか、そうした違いを乗り越えて、全ての人が一人一人が尊重される世界でなくてはならないと。そして、尊重された一人一人が力を携えて共生する社会を構成するというのが、私はこの国際社会の普遍原理だと思っております。 また、そうした原理に基づいて、人種差別撤廃条約が多くの国が参加して成立しておるわけでございまして、我が国も二十年前ですか、この条約に加盟いたしております。しかしながら、条約に加盟したまま、その条約の趣旨を生かす法律というものがいまだ制定されていないという状況にございます。 一方、この社会におきまして、昨今ではいわゆるヘイトス……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 まず、総理にお尋ねいたします。 憲法の規定にのっとって、私ども、臨時国会の開会要求をしておりますが、総理は応じておりません。憲法無視、議会制民主主義無視、大変にひどい対応だと思っておりますが、実は、総理、平成二十五年六月二十四日、この参議院の予算委員会、ここで、予算委員会は総理に対して出席要求をした委員会を開催したにもかかわらず、総理は出席しませんでした。国務大臣も出席しなかったことがあります。憲法の規定では、国会から出席の要求があったら出席しなければならないと憲法に明記してあるにもかかわらず、国会から求められても欠席したことがござい……
○小川敏夫君 小川敏夫です。
総理、国民の生活を安定させることが政治の一番の責任であると思いますが、総理はどうお考えですか。
【次の発言】 国民の生活が良くなっていくことが責任だというお話でしたが、総理、勤労者の実質賃金が今年の一月までもう十九か月間実質的に下がっているんです。やはり、安倍総理、アベノミクスは破綻して国民の生活を苦しめている、そういう結果が出ているんじゃないですか。
【次の発言】 総理、今、国民総所得という言葉を使われましたが、これまでの説明では総雇用者所得という言葉を使っておりました。どうなんですか。
【次の発言】 総雇用者所得という言葉を最近になって急に総理が使うようにな……
○小川敏夫君 予算委員会委員派遣の調査につきまして御報告いたします。 派遣団は、岸委員長を団長とする十五名で編成され、二月二十三日及び二十四日の二日間、滋賀県及び京都府を訪れ、近畿地方の経済産業動向、両府県における重要施策の取組等について概況説明を聴取するとともに、国立大学研究施設の運営状況、現地における災害復旧状況、地域振興の取組、現地企業の経営状況等について調査を行ってまいりました。 まず、近畿地方の景気動向については、一部に弱さが見られるものの、持ち直している。個人消費は、百貨店販売額の増加など消費税率引上げに伴う反動から持ち直しの動きが見られる。また、生産活動は電子部品・デバイス分……
○小川敏夫君 まず初めに、NHK会長にお尋ねします。
三月十六日に、私の質疑中に総務省の職員が答弁資料を渡したのではないかという点でやり取りがございました。その事実関係について、NHKの方で調査した経過を教えてください。
【次の発言】 総務省の職員が本を持ってきたと。そのとき、会長御自身は、その総務省の職員がそういうふうにそういうものを持って近づいてきたということを見ていなかったんですか。そういうNHKの職員に寄ってきてその本を持ってきたと、その状況を見ていなかったんですか。
【次の発言】 NHKの秘書はあなたの後ろに座っているかもしれないけれども、職員はあなたの横の方から現れたんですよ。そ……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫です。
籾井会長にお尋ねしますが、会長の前任者の会長の段階で、NHKの職員の給与が高いという国民の声を受けて給与を削減するということを実行していると聞いておりますが、その詳細について説明してください。
【次の発言】 ところで、昨年の年末ですか、会長は、NHKの役職員に対して所定の賞与に加えて特別な一時金を支給したというふうに聞いておりますが、その詳細について説明してください。
【次の発言】 その加算した事実はないんですか。
【次の発言】 昨日、質問に当たってNHKの方が来られてそれで打合せをしましたが、私が昨年のその特別な賞与について質問するというふうに言いまし……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。 私は、アベノミクス、もう当初からこれは失敗するということで一貫して主張してまいりました。先般の三月の質問の際も、そうした観点から質問させていただきましたが、今日は、貿易収支の赤字、これについて質問させていただきます。(資料提示) 総理は、アベノミクスについて、アベノミクスによってどんどん輸出が増えて、そして日本は豊かになる、近い三年ぐらいの時期に貿易黒字は八兆円になると、このようにおっしゃっておられました。しかし、現実は、お示しのこの表の上のように、貿易赤字は非常に拡大する一方であります。平成二十五年が八兆円余り、平成二十六年が十兆円余り。総理……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。 これまで度々、安倍総理にはアベノミクスについて破綻するのではないかという観点から質問させていただきましたが、いよいよその兆候がはっきりと現れてまいりました。(資料提示) 直近の勤労者の賃金統計、一番新しい統計調査では、今年の六月、実質で三%下がりました。昨年の六月は三・六%下がっております。これは、三%下がっている水準がそのまま維持されているというのではなくて、昨年三・六%下がった、その下がった水準から今年はまた更に三%下がったと、こういうことになるわけであります。おととしは〇・一%下がりました。 安倍政権が発足してから、今年の六月を見てみ……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
今大臣ほか政務三役の挨拶を承りましたけれども、いつ就任されたのか。これは法務大臣一人に申し上げてもしようがない、政権全体のことだと思いますが、就任されてから今日になって初めて法務大臣の挨拶を聞いて、まだ所信も聞いていないわけでありまして、これは国会軽視ではないかというふうに私は思っておるわけでありますが、政府の一員として、法務大臣、このところはどうお考えでございましょうか。
【次の発言】 それでは、また別のことについてお尋ねいたします。
司法試験の問題の漏えい事件というものがございました。それで、事件そのものについてではなくて、事件そ……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 今日は、環境大臣政務官にもお越しいただきましてありがとうございます。 まず、動物の愛護の方の質問通告しております。そちらの方を先に質問させていただきます。 今、家庭におきましても、犬や猫を中心に、愛玩動物として家族の一員のように生活しているという方も随分多くおりますし、また社会においても、そうした犬や猫に限らず様々な動物も人間の社会の中の一つの存在として有意義に認められるものと思っております。 そうした中で、今動物の愛護管理の法律というものがあるわけですが、私自身は、まず法律の規制というものは非常に重要だと思いますけれども、それよ……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 今日は予算の委嘱審査ということでございますけれども、法務省、裁判所、人件費がその大きなウエートを占める役所でございます。なかなか予算の使い道といっても、結局は職員の方がどういうお仕事に取り組んでいるのかなというところが中心なのかなともいうふうに思っておりますが、今日はいろんな法務省の抱えている課題の中の民事法の中の家族法制のことについてお尋ねさせていただきます。 選択的な夫婦別姓制度の採用でございます。 こうした制度を取らないことが憲法には違反しないというような裁判所の判断も出たようでございますが、政府、法務省としては、この夫婦別姓……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。
今日は、通信傍受法の濫用防止ということの観点から質問をさせていただきたいと思います。
まず、最も基本中の基本、憲法二十一条で保障された通信の秘密というものがございます。これを捜査という公共のために制限するということでありましょうけれども、やはり基本は、憲法で保障された通信の秘密はしっかり守らなくてはいけないという原則があると思うわけでありますが、この通信の秘密の保障というものに関して法務大臣はどのように考えているか、所感をお聞かせいただければと思います。
【次の発言】 非常にシンプルな答弁でございましたが、尊重していただけるということ……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫です。
時間がないので端的にお尋ねしますが、三条で努力するということが定められていますけれども、努力をするつもりがない人あるいはそもそもその努力に反する行動を取ろうとする人に対してはどういうふうに効果が及ぶんでしょうか。
【次の発言】 いや、御理解できないですね。
要するに、多くの国民はこういうヘイトスピーチは好ましくないということは分かっていて行動しているし理解しているわけですよ。だけど、そういう理解を全く無視して今ヘイトスピーチが行われているわけですよ、国民の気持ちを無視して。
だから、私が聞いているのは、そのうちに国民が理解すればそういう人た……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。 まず、先日の刑訴法の質疑に引き続きまして、延長戦とでもいいますか、私が一番最も関心を持っております通信傍受令状の濫用防止策、これについてまた引き続いて質疑をさせていただきたいと思います。 多少これまでの議論を整理しますと、捜査官が通信傍受を濫用して情報収集に努めたり、あるいは興味本位の傍受をしたりしたようなケースを一つ想定しますと、どうもその現場ではそれを制止するという手だてはないようであると。しかし、その濫用防止について、私の方は事後的な濫用防止もないのではないかという観点からるる質問させていただいたわけでございますが、法務大臣の方……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。
まず、公安委員長にお尋ねいたします。
先般の質疑の中で、ヘイトスピーチを規制できないか、あるいはヘイトスピーチを公然と行うヘイトデモをこれを不許可にできないかというような趣旨の議論がある中で、公安委員長は、そのデモを不許可にする、それは根拠となる法律がないからできないんだと、このような趣旨の御発言をいただいたというふうに思いますが、その趣旨についてもう一度改めて御説明いただけますでしょうか。
【次の発言】 その表現の内容においてということでありますが、その表現する行為が具体的に違法であるという行為であるということであれば、いかがでござ……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫です。 また引き続き通信傍受の濫用防止のことについて中心にお尋ねしたいと思いますが、今日は新しい方式の点について中心にお話しさせていただきます。 まず、一時的保存方式ですけれども、これは、今までは捜査官がずっと通信傍受してずっと聞いていて、通話があったらそのときに傍受をするという構造ですから、漏れなく傍受するためには、それこそ二十四時間、長い間ずっと聞いていなくちゃいけなかったわけで、今度のこの一時的保存方式になると別に捜査官はずっと聞いている必要はないんで、通信事業者に命じて、この通信の通話があったら全部それを一時的に保存しておけ、まとめておけと、……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。
前回、通信傍受の特定機能電子計算機についてお尋ねしまして、私の方で、幾ら法律にそうした機能を書いてもプログラムが改変されれば意味がないじゃないかという意見を述べさせていただきましたところ、私の質問に対してではないんですけれども、その後の委員の質疑の際に、警察庁の方から、そもそも改変ができないプログラムを用いるんだというような答弁がございました。
そこについて、どういうふうにして改変ができないプログラムになっているのか、御説明をお願いいたします。
【次の発言】 長々と全部についていろいろお話しいただきましたけど、私は、暗号が解読されない……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。 まず、この法案の条文についてお尋ねしたいので、法制局に質問させていただきます。 この第二条に、「定義」と題して定義が記載してございます。「この法律において「本邦外出身者に対する不当な差別的言動」とは、」と始まります。そこで、その後ずっと続くんですが、この文章の結語としまして、「本邦外出身者を地域社会から排除することを煽動する不当な差別的言動をいう。」ということでこの定義の文章は締めてあります。 そうしますと、この文章は、定義として、本邦外出身者に対する不当な差別的言動とは、結局、本邦外出身者を地域社会から排除することを扇動する不当な……
○小川敏夫君 民進党の小川敏夫でございます。 まず、今回の法案の中で取調べの可視化というものが導入をされております。例えば、日弁連の参考人は一歩前進だというようなことを言っておりましたけど、一歩前進ということは十分ではないけど一歩前進だと、こういう意味だと理解しておるんですが、私自身も大変に不十分な内容だと思っておるんですが、今日はまたこの後、通信傍受について詳細にお尋ねしたいので具体的なことはお尋ねしませんが、今後も、この取調べの可視化に関して、この法案に定められた内容の可視化にとどまるのではなくて更なる検討を行っていただきたいんですが、そうした検討を行うということについて法務大臣の所感を……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。
今日は裁判所の方にお尋ねいたしますけれども、今度のこの判事の増員でありますけれども、去年もありました、おととしもありました、今年もあって、私の予想では来年も再来年もあるんじゃないかと思うんですけれども、どうでしょう、そうすると、まず裁判所として、この全体像といいますか増員をしていった目標点といいますか、判事の構成、判事補含めて、裁判官の人員の在り方についての、何といいますか、長期的な展望といいますか、そこら辺のところを御説明いただけたらと思いますが。
【次の発言】 司法制度改革等の沿革を今御説明いただきました。司法制度改革で具体的に目標……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫です。
まず、再婚禁止ですけれども、これまでの扱いについてお尋ねしますけれども、趣旨が、離婚する前の夫の嫡出推定が及ぶということが理由でありますけれども、そうすると、子供が生まれなければ嫡出推定という問題は起きないわけですから、そうすると再婚を禁止する理由がないことになります。
それで、これまでの扱いですと、再婚禁止期間があったと、しかし、例えば子供が生まれる可能性が考えられない女性、例えば八十歳とか七十歳の女性が再婚する場合にはどういう扱いだったんでしょう。
【次の発言】 それは六十七歳の場合には無条件で再婚禁止期間を適用しないで認めたという趣旨だ……
○小川敏夫君 おはようございます。民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。
この時期になるとマスクをする人が大変増えて、いわゆる花粉症でございますが、私も花粉症なんですが、今日はマスクを外して、頭もシャープにして質問するために花粉症の薬も飲んできませんでした。
総理、質問通告していないんですが、花粉症対策をしっかりと本腰を上げて取り組んでいただけたらと思うんですが、簡単でございますが、お答えいただければと思いますが。
【次の発言】 研究だけでなくて、是非、私も全力でお力を貸しますので、取り組んでいただきたいと思います。
では、通告しました質問をさせていただきます。
総理、集団的自衛権の……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。 まず、こうした犯罪を犯した者が社会に復帰するということの施策に取り組んでこられました提案者の皆様方に深く敬意を表します。 そうした理念は私も全く賛成なのでございますが、今回出された法律の規定の仕方とか、そうしたことについてお尋ねしたいことがありますので、質問させていただきます。 まず、この第二条で、言わばこの対象者ですが、「犯罪をした者等」という者が対象者となっておるんですけれども、私としては、この書きぶりですと微罪も入る、それから司法で有罪認定されていない者も入る、あるいは四十年、五十年前の、昔の、はるか過去に犯罪を犯した者も入る……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。
まず、提案者にお尋ねしますが、「犯罪をした者等」の定義が広過ぎるように思いますが、この点について提案者のお考えをお示しください。
【次の発言】 更生保護法はですね、現行の、民間人の活動を国が支えると、これが主体の構造となっておるわけでございますが、本法案はこの民間人の支援活動に対する規定がちょっと直接は見当たらなくて国の責務となっておるんですが、この民間人の協力について、これはどのような位置付けになるんでございましょうか。
【次の発言】 この本法案二十一条の指導、支援ですが、条文上、対象者の意思に反してはならないという文言がないんですが……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。
今日は、森友学園に対する国有地売却の件についてお尋ねいたします。
もうこれまで予算委員会等で大分審議していますので、そうした前提の上に立ってポイントだけお尋ねさせていただきますが、二十八年三月十四日、ごみが出たよという報告を聞いて現地に確認に行ったということでございます。この三月十四日、現地に確認に行った際の業者側の出席した人間はどなただったでしょうか、どういう関係者だったでしょうか。
【次の発言】 森友学園側の人間はいなかったんですか。
【次の発言】 そうすると、写真を見せていただいたと、そのくい掘削機ですか、その先端にごみが付いて……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。 まず、四月六日の質疑に引き続いてということで、端的に質問させていただきます。 この資料の一番ですけれども、お配りしました、これ、国土交通省から森友学園の国有地のくい打ち工事について説明いただいたものでございまして、これを見ますと、要するに、くいを打つために九・九メートル空洞にして、土を全部取り出して、それからセメントを流したと、こういう内容であることは明らかなんですが、四月六日の大臣の説明ですと、土を掘り出すんではない、言わばどんどん土をほぐして攪拌して、土を残したままそこにセメントを流して、土とセメントでくいを造って造成してしまうん……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。
今回の債権法改正の背景などは、今、元榮委員の方から詳しくお尋ねいただきまして答弁いただきました。私は、それを踏まえて、今度は個別の点について、今日一日では終わりませんけれども、順に質問させていただきたいと思っております。
まず、時効の点について最初にお尋ねしますが、大臣、今回、様々な短期消滅時効、あるいは十年というものも全部まとめて五年というふうに消滅時効を統一したというような内容になっておりますが、この趣旨はいかがな点にあったんでしょうか。
【次の発言】 現行法、例えば、飲み屋さんの飲食代金一年、あるいは民法上、雇用契約の使用人の賃……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。 また今日も瑕疵担保の点についてお尋ねいたします。 前回質問したことを少し整理させていただこうかと思うんですが、私自身の疑問は、これまでの瑕疵担保ですと損害賠償という金銭的なものであったわけですけれども、今度は、それに対して、今度は瑕疵を除去するというような意味の追完請求権というものが新たに認められたわけであります。それで、これも前回もお話ししましたように、本来なら、その瑕疵によって受けている買主側の損害というものは金銭的に評価するとゼロとか非常に微々たるものだというような場合、しかし、それを除去するためには多額の費用が掛かるという場合……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。 今回、民法改正、約款とか保証とか時効とか法定利率だと、分かりやすいところを四つぐらい取り上げているけれども、実際の改正項目は非常に多岐にわたっておる。しかも、一つ一つ取り上げていけば、かなり議論を要する、あるいは問題となるところがあるのではないかというふうに思いますが、そうした点で一つ一つ、先般は瑕疵担保を取り上げさせていただきましたけど、今日は債権譲渡について議論させていただきたいと思います。 感想を言いますと、国民に分かりやすくするというのが大臣の提案理由、国民に、一般に分かりやすいものとする観点からと言うけど、私は、この債権譲渡……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。 今回の民法改正案、百二十年ぶりの改正案で、いいわいいわでしゃんしゃんと進むようなものではなくて、非常に多岐にわたる、法務省が言っているように、約款と保証、個人保証と時効、消滅時効ですか、この四つが改正事項だというようなことでいろいろ公表しているようですけれども、実はそうではなくて、大変にこの民法という我が国の取引の基本に関する事項について多岐にわたる改正点がございまして、本来ならこれ、一つの国会をこの一つの法案十分な審議をすべきというぐらいの重要な法案であります。 多岐にわたる部分について、論点が多いんですが、順番に質問させていただき……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。 私の最大の関心事は消費貸借、繰上げ弁済なんですけれども、質問の流れもありますので、少し賃貸借のことを質問させていただいてから、その消費貸借の方にと思います。 今回、敷金についての新たな条項が加えられるというようなことで、借家に関しての一つのルールが定められたと思うんですが、借家に関して言えば、例えば更新料。 今、住宅を借りますと大体多いのが二年契約で、二年たつとそのまま契約は続いているんだけど契約更新だということで大体一か月分の更新料を取られると、こういうようなのが一般に行われております。ただ、借家法は、更新はごく一部の賃貸人の方の……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。 今日は総理にお越しいただきまして、基本的なことについてお尋ねさせていただきますが、総理のこれまでの発言の中ですと、この法律はテロ対策、あるいはこの法律を成立させて、そして条約に加盟しなければ東京オリンピックも開催できないと言っても過言ではないと、このようにおっしゃっておられました。私は、その総理のお話は、これまで総理がよく使う言葉を借りて言わせていただければ、印象操作、すなわち、テロ対策に関する法律ではない、あるいはオリンピックのために特別必要ではない、そうした法律を可決させたいがために国民に印象操作をする、そういう趣旨の発言ではないか……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。 大臣、二日前に質疑いたしまして、結局一問しか大臣とやり取りできませんでした。団体の構成員が二人から成立しますかという、その議論でありまして、私が、団体は、二人以上であればこの団体の要件を満たすんでしょうかとお尋ねしたところ、国務大臣金田勝年君は、御指摘のとおり、満たすと考えておりますと、このように答弁しました。それで、私はその答弁に従ってるる意見を述べて質問したところ、次の答弁は、御指摘のように構成員が二名の場合には、通常、組織的犯罪処罰法上の団体には当たらないものと考えられますと、こういう答弁になっちゃった、なったんです。 この団体……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。
まず、大臣、一般人がこの法律の対象かどうかということで随分議論を繰り返しております。そこで、大臣、どうでしょう、これ私、小川敏夫は大臣が言うところの一般人になるんでしょうか。
【次の発言】 そうすると、大臣、私は一般人で、そして、この一般人の私が組織犯罪集団の人と共謀して、頼まれて、組織の目的のために、組織でこういうことをやるから一緒にやってくれと言われて、私、一般人だけど、そういう組織の人と共謀したら、やっぱりこの法案、法律で処罰の対象になりますよね。
【次の発言】 いや、一般の方々が共謀することは、組織の人間と共謀することは考え難い……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。
いろいろ総理にお尋ねしたいことがあるんですが、今、国民の最大の関心事は、やはり森友学園が国有地を異様な低価格で払下げを受けたという件が関心の中心でございますので、まずその点からお伺いしたいと思いますが、総理、この森友学園の理事長の籠池さんとお会いしたことはございますか。
【次の発言】 一対一でなくて、少人数でもないんですか。
【次の発言】 じゃ、五人や十人ではどうですか。
【次の発言】 安倍総理の御夫人、昭恵夫人がこの小学校の、設立予定の小学校の名誉校長ということを数日前に辞任されたというようなお話がありました。何かこの学園が経営する遊……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫です。 安倍総理にまずお尋ねします。 南スーダンPKOの撤収のことでございますが、作業計画が、道路建設ですか、一区切り付いたということが理由だということでありますが、この第十一次派遣隊を派遣する時点でそうした作業計画は決まっていると思うんですよね。ですから、一区切り付いたというのは、何もここに来て一区切り付いたということが分かったんじゃなくて、これはもうずっと派遣時からそうした区切りが付くことは分かっておるわけでございます。 どうでしょう、実際にこのPKOの撤収を決めた、これはやはり、PKO五原則の問題、あるいは隊員の安全を確保することに具体的なあ……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。
新聞、テレビの報道によりますと、五月一日に自衛艦「いずも」が米軍輸送艦の防護活動に入ったという報道がございました。
防衛大臣にお尋ねいたします。米軍輸送艦の警護をするような指示をしましたでしょうか。
【次の発言】 報道されているような米軍輸送艦の警護について国家安全保障会議で議論いたしましたか。
【次の発言】 総理、一昨年の安保法案の審議の際に、この武器等防護に関しては国会の承認とか国会への報告がないということを指摘されたときに、総理は、この武器等警護のこのことについても国民に対して丁寧に説明するという趣旨の発言をされました。そういう……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。
今日は、森友学園に対する国有地の払下げの問題、特にごみの有無あるいはその積算等の問題について、石井大臣中心にお尋ねしたいと思いますが。
まず、大臣、会計検査院から、三・八メートルの深さ、くい打ち部分の九・九メートルを除いた部分は三・八メートルの深さということで算出していることについて根拠がないという指摘を受けているわけでありますけれども、その点について大臣の所感はいかがでございましょうか。
【次の発言】 謙虚に受け止めるということですけど、会計検査院は三・八メートルの深さのごみについて根拠は認められないと言っておる。では、国交省は、三……
○小川敏夫君 立憲民主党・民友会の小川敏夫です。
官房副長官、あなたは、IR法を成立させようとして非常に努力されている方がそのIRを実現しようとしている関係者からパーティー券を買ってもらうということ、これは大変不適切だと思いますけれども、不適切とは思いませんか。
【次の発言】 影響を与えたという証拠はありませんけど、李下に冠を正さず、そういう疑いを招いてはいけないというのが政治家の姿勢だと思いますよ。
さて、時間がないので石井大臣にお尋ねしますが、私、このカジノ法、カジノの説明聞いていて、それから法文聞いていて、ちょっと説明と違うところがあるんじゃないかなと思うんですがね。
例えば、今回……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫です。 まず、財務省に先にお尋ねいたします。 今、森友学園に対する国有地の払下げ決裁書の改ざんということがあったということで大変な論議を呼んでおりますが、実は私ですが、昨年の二月下旬頃、予算委員会の質問が三月一日ですか、これにあるんで、その準備としてこの売払い決裁書、これを提出していただきたいというふうにお願いしましたところ、その職員から、いや、決裁書はありますけれども、判こが押してある紙一枚のもので中身は何にもありませんけれども、そんなものでもよろしいですかというふうに言われまして、いや、そういうことはない、普通、決裁書というと中身があるものなんだ……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫です。
今回、管轄権を定めるという法案でございますけれども、そこで、一つお尋ねしたいのは、この法案で管轄権を定める前、これまではこうした事件についてどのような扱いがされておったんでしょうか。
【次の発言】 そうすると、個々的な対応、それぞれの事件ごとに裁判官が判断するということですと、大分、その受けるかどうかの判断、そのための調査資料等で時間が掛かった、あるいは裁判官によって同様なケースでも判断が異なることもあり得たというような実情が、今回はこの法案によって法律上管轄権が明文化されたということで、少なくとも事件を受けるかどうかについては非常にスムーズに……
○小川敏夫君 立憲民主党・民友会の小川敏夫です。 今回の改正、商法の方では、片仮名の文語体を読みやすい口語体にすると、これだけでも大変に価値があると思うんですけれども、ただ、この商法の部分に関しては中身は変わっていないわけでして。ただ、先ほど民事局長の答弁にもありました経済取引の変化、そうした状況に応じて適切に対応していきたいというような御趣旨の答弁がありましたが、実際そういうふうに私も思っております。 それで、一つ私が今関心持っているのは、いわゆるインターネット、インターネットのショッピングといいますか、売主が自分の商品を売るために開くものではなくて、サイトを開く業者なりそうした主体がい……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。 大臣に基本的なお尋ねいたしますけれども、成人、二十歳、もうずっとこれで社会に根付いてきているわけでして、二十歳が成人ということがもうずっとあって、私は、この二十歳が成人である、社会に根付いているだけじゃなくて、二十歳が成人であって何の不都合もないと思うんですよね。何か二十歳が成人だから世の中が回らないとか、二十歳にならなきゃ成人にならないので特別困った人がいるとか、余りそういうことはないと思うので、だから、どうしてこれをわざわざ十八歳にするのか、そこら辺が、ちょっとまず基本的なことでお尋ねしたいんですが、その意味で、まず、この二十歳が成人ということで……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。 前回に続いていろいろ意見交換させていただきたいと思うんですが、大臣、今回、十八歳、十九歳が成年になるんですけれども、十八歳ですと、高校三年生のときに十八歳になる人が多い。四月生まれですと、高校三年になったすぐに十八歳になるわけです。それで思うのは、どうも、積極的に社会に参画してもらいたいということで年齢を引き下げるというんだけど、この高校生に焦点を当てますと、やっぱり実情に合わないんじゃないかと思うんですよ。 高校生、高校三年生ぐらいですと、当然学費は親に出してもらっているし、塾に行く、部活に行くということがあっても、当然親に費用を出してもらってい……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。
まず、今の法務行政のことに関して一点お尋ねしますが、いわゆる森友事件で、五月の三十一日ですか、大阪地検で不起訴処分にということの結論を出したそうでありますが、その際に大阪地検特捜部長が記者会見を開いて、言わばオープンに発言しています。
これについて、一部は報道で知っておるんですけれども、全体を把握したいのでその特捜部長の発言録を私の方に下さいともう十日ぐらい前から言っておるんですけれども、いまだに出てきておりません。その発言録を出していただきたいんですが、法務大臣、いかがでしょうか。
【次の発言】 検討中といったって、私、だから十日前から要求してい……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫でございます。 今日は、余り時間がないので、この遺言書の方、遺言書の保管のことを中心にお尋ねさせていただきます。 この自筆遺言というのは、なかなかトラブルといいますか、紛争が多い分野でして、いろんな形でトラブルがある。一つは、例えば遺言書があるはずなのにどうも都合の悪い人がその遺言書を捨てちゃったとか隠しちゃったとか、こんな例もあり得るんですけれども。 例えば、娘が、お父さんがあのマンションは娘のおまえにやるよということで遺言書書いたよと生前聞いていたのに、いざ相続が始まったら遺言書がないと、こんなような場合もあるわけでありまして、そういうことだと、この……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。 まず、配偶者居住権について質問させていただきます。 今回、配偶者居住権というものが創設されたわけですけれども、実際考えてみますと、配偶者は、少なくとも二分の一以上の相続権を持っている相続人ですから、大変強い地位にあるわけですよね。ですから、決してないとは言わない、必要が、配偶者居住権を創設する必要がないとは言わないんだけど、実際にはそうした相続権を持っている。それから、親族の間で、例えばの話、父親が死んだら、お母さんに対してさっさと出ていけというのは、そうはないと思うんですよね。 ただ、むしろ、この居住権を保障する、被相続人と一緒に生活していた人……
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。 まず、安倍総理にお尋ねいたしますが、アベノミクス、五年たちました。(資料提示)実質賃金、そのアベノミクスが始まってから大体五ポイントぐらい下がっています。足下で微増していますが、下がっている状態には変わりない。あるいは、家計調査の消費支出も落ち込んでいる。生活の豊かさを示すエンゲル係数は顕著に上がっているという状況でありまして、こうした統計から明らかに言えることは、アベノミクスによって国民生活は苦しくなったというふうになっておりますが、この点について、まず総理の所感をお伺いいたします。
○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫です。
今、丸川委員の質問の中で、ちょっと趣旨を確認したいんですが、今回のその書換え、改ざんですがね、証人の答弁に基づいて、それに合わせるような書換えが行われたというような趣旨の丸川委員からの質問がありましたが、これはそういう経過でよろしいわけですか。
【次の発言】 では、まず、証人が答弁するときですけれども、これは当然、財務省の見解なり事実を答弁するということで、客観的に慎重でなくてはならないということで、常に大体、答弁するときには、事前に役所の中で想定問答集、あらゆる角度からいろんな質問があるということを想定して想定問答集というものを用意して、その……
○小川敏夫君 立憲民主党・民友会の小川敏夫でございます。
総理、まず加計学園問題からお尋ねさせていただきます。
平成二十七年の四月二日に、加計学園の関係者、愛媛県の職員等が柳瀬総理秘書官と官邸でお会いになった、面会したということが今焦点になっております。そこで、その中で、県の職員がその面会録を残した中に、総理がその四月二日よりも少し前、先日という表現ですけれども、四月二日よりも少し前の頃に総理が加計孝太郎氏と会食したと、こういう記載があるんですが、総理、そういう会食を加計孝太郎氏としたことがありますか。
【次の発言】 いや、四月二日に柳瀬総理秘書官と官邸で面会した県の職員が残したその会見録……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。 政務官の方で、これまでの在り方をよく調査して取り組むということですけれども、これまでの質疑の中でも、捕捉した失踪者からいろいろ事情聴取した、その中で、約束された賃金が払われないとか最低賃金以下の賃金だとか、労働時間が違法だとかというような事情を述べた失踪者が非常に多かった、にもかかわらず、それについて事実がどうだったのかの調査は何もしていないというようなこれまでの答弁の経過がありました。 私は、これから外国人労働者が多く受け入れる、入ってくる中で、やはりそうしたこれまでの技能実習における問題点というものをしっかり解明して、労働者が有意義に働く、そし……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。
まず、昨日、入管法改正に関連しまして、新たな在留資格による受入れ・人材不足の見込み数というものが法務省から公表されました。
それで、その点に関してお尋ねいたしますけれども、例えばこの見込み数、一号というふうに聞いておりますけれども、具体的にどのような技能を有している、特定技能の要件ですね、どのような技能を有している方を対象とするのかということについてはもう定まったんでしょうか。
【次の発言】 例えば、先般の参議院予算委員会では、例えば宿泊業、この宿泊業ではどういう技能を持っている人を対象とするのか、具体的なことを教えていただきたいということについて……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。 今日、この委員会の質疑に臨む前にお昼まで、例の失踪者ですか、今、入管法の関係で衆議院でいろいろ議論しておるようですけれども、その技能実習生の失踪者の個票ですか、調査票ですか、これを、何か謄写が駄目だということで野党議員が手分けして書き写しているんですけれども、私もその中の一人として、その個票というものを書き写してきました。 私は書き写してみまして、あれ、なぜこの資料が、閲覧はいいんだけど謄写は駄目なのか、別に謄写させてくれれば大変な労力が掛からなくて済むんですけれども、これ質問通告していないんですけれども、多分お答えできるんじゃないかと思ってお尋ね……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川でございます。 まず、今日この法案、様々な点があるんですけれども、一つ、外国人労働者の支援とか、そうした状況について中心にお尋ねしたいと思います。 基本的なことは、我が国の今のこの経済社会状況、外国人労働者に頼らなければ回っていかないという、こういう状況の中で、外国人労働者を受け入れる、受け入れざるを得ない状況になっているということだというふうに思います。そうした中で、外国人労働者に来ていただく中で、やはり大切なことは、外国人労働者に平和に有意義に我が国において就労していただきたいというのが、私は最も基本的なことだと思います。 これは、ひとえに外国人労働者の……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。
有田委員に引き続いてお尋ねしますが、大臣、この聴取票に関して、そもそも賃金について発表の仕方が不適切だということで大臣は謝罪しましたですね、より良い賃金を求めてということで、発表の仕方が不適切であるということで謝罪しましたが、同じようにこの最低賃金、これを割っている者の数の数え方について不適切だとは思いませんか。
【次の発言】 質問に答えてないですよ。これから調査する云々のことを聞いているんじゃないので、不適切だとは思わなかったかと聞いているんです。
最低賃金の割っている人数を二十二人と発表するときに、なぜこの動機の欄から、失踪動機の欄から持ってく……
○小川敏夫君 立憲民主党・民友会の小川敏夫です。
技能実習生への対応、支援というものが非常にずさんだった、お粗末だったということの実態がはっきり分かってまいりました。そして、大臣は、先ほどの答弁の中で、門山政務官をトップとしてプロジェクトチームをつくって、昨日もそうしたプロジェクトチームの会合を開いて、平成三十年度の新規の入国者、受入れ者についても調査を開始したということでございました。
でありますので、私はその点について政務官にお尋ねしたいんですが、政務官がおりませんので、委員長、休憩してください。
【次の発言】 この外国人労働者受入れ制度で一番肝要なのは、やはり労働者に安定して有意義に……
○小川敏夫君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川敏夫でございます。 まず最初に、下関北九州道路に関する国交副大臣の発言についてお尋ねいたしますが、この発言、よく分析しますと、私は、総理とか副総理はそんなことは言えませんという発言がある、この言葉の趣旨に非常に重大な意味があると思うんですね。すなわち、副大臣のところに頼みに来たのは自民党の政治家でありますけれども、しかし、内容は、実は総理とか副総理が望んでいる、言っていることなんだけれども、総理や副総理が自分の口では言えないから、だから代わりに自分たちが来たんだと、こういうやり取りというふうに理解できるわけです。 ですから、これはそんたくじゃ……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫でございます。 稲場参考人にお尋ねいたします。 先ほど梅本参考人の方からも、カンボジアで水道の事業の成功のお話をお伺いしました。確かに日本はいつでも水道の水が飲めるという大変にすばらしい技術を持っていると思うんですが、稲場参考人のお話ですと、この水の分野、インフラ、農業分野もそうですけれども、世界の援助政策をリードできていないという御指摘をいただきました。 そこで、その現状、そしてこれからそういう援助政策をリードするという面においてはどういうふうにしていったらいいのか、そこら辺について稲場参考人のお考えをお聞かせいただければと思いますが。
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。
私は、法科大学院のことを質問しに、法務委員会ですけれども、この委員会に来たんですけれども、大変残念なことに、その前に白須賀政務官にお尋ねしなくてはなりません。
白須賀政務官、今年の一月十二日、あなたは午後に松戸商工会で開かれた自衛隊OBの新年会に出席しましたですね。この日、何かあなたが乗っている車が物損事故を起こしたそうですが、この新年会に向かうときですか、帰りですか。
【次の発言】 あなたは、その前には船橋のグランドホテルで開かれた自動車整備の団体の新年会に出席していますね、そこから松戸に向かったわけで。松戸のこの新年会は何時に始まった新年会です……
○小川敏夫君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川敏夫です。
白須賀政務官にお尋ねします。
当日の行動の大枠がお示しいただいたんですが、印西市の出初め式、十時から出席されたそうです。これは、その出初め式が終了したその会場を去ったのは何時頃なんでしょうか。
【次の発言】 そうすると、次の会場が松戸市ですね。大分時間があるんですけれども、その十一時過ぎから出た後、その次の会場に行くまでの間はどういうふうにしておられたんでしょうか。
【次の発言】 昼食をした場所も印西市ですか。
【次の発言】 じゃ、聞き方を変えますが、政務官の政治活動の事務所は印西市にございますね。御自宅も、差し支えなければ、印西……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。 まず、法務副大臣にお尋ねします。 大学院修了していなくても在学中に受験できるということでありました。例えば、二年コースで修了する大学院生なら二年生のときに受けることができると。そうすると、現行ですと、五月から試験受けて、在学中の二年生のときの九月にめでたく司法試験に受かったとします。現行は九月に司法試験合格して十一月に司法修習に入る、修習生に採用されるわけでありますけれども、ただ、この法律では、在学中に合格しても修了しなければ司法修習生にはなれないということであります。そうすると、九月に司法試験受かった、十一月に司法修習が始まるとしますと、まだ在学……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫でございます。 いわゆる森友学園に対する国有地の払下げ問題であります。新たなごみが地下深くから出てきたということで撤去費が積算されておるわけでありますが、会計検査院はそれについて合理的な根拠はないと指摘していますが、しかし、国交省、財務省の方は、その指摘についてこれを受け入れていない対応をしております。 改めてそれについてお尋ねしますが、国交省の方では、ごみ撤去料を積算した、その積算として業者側から資料を受け取った、どういう資料を受け取ったのか全て提出していただきたいということを過去から述べておったんですが、今年の一月三十一日にやっといただきました。 さ……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。 まず、商標に関してお尋ねしますけれども、問題点を若干説明いたしますと、商標法三十一条で、「商標権者は、その商標権について他人に通常使用権を許諾することができる。」と規定しております。これは非常に分かりやすい規定なんですが、ただ、その三十一条にただし書がありまして、「第四条第二項に規定する商標登録出願に係る商標権については、この限りでない。」というふうに規定しておりまして、第四条二項に規定する商標権については他人に通常使用権を許諾することができないというのが商標法の規定でございます。その第四条第二項に規定する商標権の中で、通常使用権を許諾することができ……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫でございます。
まず、大臣に基本的なことをお尋ねしますけれども、今回、司法書士、土地家屋調査士の懲戒処分権者が法務局長から法務大臣に変わったということでありますけれども、見方を変えてみますと、法務局長だって法務大臣だって、いわゆる昔の言葉で言えばお上じゃないかと。例えば弁護士の場合には弁護士会が自主的に行っているということでありますので、どうでしょう、どっちみちお上じゃないかと、もう少し自主的にそういうことを任せたらいいんじゃないかと思うんですが、そうしたことはいかがでしょうか。
【次の発言】 まずはということですから、いずれまた自主的な対応、あるいは第三者……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。 まず、我が国の国内で働いている外国人労働者について、どうも、人数にしても、あるいは就労の状況についても、その実情の把握が余り十分じゃないんじゃないかと、十分にできていないんではないかというふうに私は思っていますので、そんな観点から質問させていただきます。 私が関心を持ちましたのは、アベノミクスは全く成功していないというのが私の考えですけれども、その一つの根拠として、勤労者の実質賃金が下がっている、安倍政権になって三%、三ポイントぐらい下がっているんですけれども、そうしますと、安倍総理はこういうふうに言うわけです。一人一人が下がっても、働く人の人数が……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。
平成十年代に大きな司法制度改革が行われました。その中で裁判官も大幅に増員するということになりまして、十年掛けて判事補を私の記憶では四、五百人増員したと思うんですが、この増員について裁判所の方で具体的に数字を教えていただけますか。
【次の発言】 私聞いたのは人数だけなので、最後の十秒ぐらいのことを答えてくれればそれでよかったんですが。
そのように大幅に増員した。もう増員したんだから、その平成二十三年の時点で判事の増員計画が終わって、もうそれで十分なはずなんですよね。ところが、平成二十四年から、先ほど元榮委員が出された資料のとおりなんですけれども、平成……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。 まず、財産開示制度あるいは情報取得制度についてお尋ねしますけれども、申立てできるのが債権者ということでありまして、債権者には、今お話があったような養育費の支払を受けられないというような債権者もいますし、あるいは犯罪被害者のように賠償金を受けられないという債権者もいると。しかし一方で、町金融の金貸しも債権者、あるいは債権の買取り・取立て会社も債権者。今度の法律は、本当に必要としているようなところ、あるいはお金を払わないことが正義に反するようなという要素が強い養育費とか犯罪被害者に限定していれば、私、何の異論もないんですけども、しかし何の限定もしていない……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。 まず初めに、財産開示手続がかなり強化されたということで、それに関連してお尋ねするんですけれども、債務者は陳述しなければならない、自分の財産を明らかにしなければならないと、それを拒絶すれば刑事処罰に処せられるということで、強制的に財産状況を開示させられるわけでありますけれども、この開示させられた情報というのは本来プライバシーに属する、あるいは個人の情報で、自分の意思に反して漏えいされる、公表されるということはあってはならないわけでありますけれども、この情報漏えい、つまり債権者が入手した債務者の財産状況というこの情報の漏えいの防止策が何一つ従前と変わって……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。
今回の、この失踪者が大変多い、それに関する調査の中で、最低賃金以下だとか労働時間に関する法規制が守られていないというような様々な状況が明らかになりました。
私は、監理団体がきちんとその監理に関わるその責任を果たしていないからこういう事態が起こるんだと、技能実習生がまさに劣悪な状況に置かれるんだというふうに思うんですが、この監理団体に関する監査や指導、これが十分に行っていないことの表れだと思うんですが、そのところはいかがでございましょうか。
【次の発言】 一般論としての今のこの仕組みは大臣がおっしゃられるとおりかもしれませんけれども、機能していないの……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。 この法律の条文を読みまして、何と出来の悪い法律だと、そういう思いを感じております。十九条で特定不能土地管理命令に関する規定があります。普通、法律は、これこれこういう人間は申立てをすることができると。ですから、今回の件でいえば、この特定不能土地について利害関係を有する者は管理を求める申立てができるという申立てに関する規定があって、それを受けて、裁判官は、土地の管理上必要であるときには管理命令を出すことができるというのが法律の普通の規定の仕方なんですよ。だけど、これは何か一緒くたに書いてあって、裁判所は必要であるときは何か命令ができると。読み方によっては……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。 法曹養成制度について、一言で言うとひどい状況になっていますので、いろいろ聞きたいこと、言いたいことがたくさんあるんですけれども、五十分いただいても尽くせるかどうか、尽くせないんじゃないかと思いますけれども。 最初に、今、新たなその法科大学院受験、在学中から司法試験を受験することができるというこの制度について、私としては納得できない部分がありますので、そこの点について集中的にお尋ねしたいと思います。 文部科学省、法務省と、この法案の事前の説明の際に、法科大学院を中核とする法曹養成制度改革についてという資料をいただきました。 そこで、現行は、法学部……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫でございます。
まず、基本的なことをお尋ねしますが、普通の養子縁組という制度がありますから、別に子供の年齢にかかわらず養子にすることができるという仕組みになっておるわけです。それでは足らなくて、なお特別養子縁組制度というものをつくると、今回広げるということは、どういう意義あるいは必要性があるのでございましょうか。
【次の発言】 ちょっと、強固で安定的といったって、養子縁組すれば親子関係なんでね、養子縁組だって、子供を引き取って一緒に生活して実の子供のように養育監護するわけですから。そういう制度がある。
その強固に安定的という抽象的な言葉じゃ少し分かりにくい……
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。 今日は大臣といろいろなお話合いをさせていただきたいというふうに思っておりますが、この特別養子制度を別に私は反対するものではないわけでありまして、大変に有効に機能しているという部分もあるわけでありますけれども、ただ、そういう制度があるから、もうその制度それでいいんだと。もっと使い勝手が良くする、あるいはきめ細やかにいろんなケースに対応できるというような仕組みの構築を検討するとか、様々な検討が必要だというふうに私は思いますので、そういう観点からいろいろ議論させていただきたいというふうに思います。 まず、そもそもこの特別養子縁組ですけど、これ委員会の議論……
○小川敏夫君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川敏夫です。 今日は、森友問題についてお尋ねさせていただきます。 政府は終わったかのような姿勢を取っていますが、全く終わっていないということを改めて指摘させていただきます。 今日は、特に、新たな深いところのごみの積算ということの大きな根拠のこの試掘報告書、これが虚偽、でたらめだったと私は判断しておりますが、それが明らかだというような根拠資料が出てまいりました。それについて説明させていただきます。 まず、この参議院の予算委員会で、理事会におきまして国土交通省に対して試掘について説明するようにということを求めたところ、今年の二月四日に国土交通省……
○副議長(小川敏夫君) 副議長に皆様の御推挙をいただきました小川敏夫でございます。よろしくお願いいたします。 この重責をしっかりと踏まえて、参議院のこの存在意義をしっかり高めるために邁進する所存でございますが、また、中立公正を旨として、円満なる議会運営にしっかりと努めてまいりたいと思っておりますが、末松委員長を始め、委員の皆様方の御指導、御鞭撻賜りますようよろしくお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。 ありがとうございます。(拍手)
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。
公述人の皆様、きょうは御苦労さまです。
私も主として宮澤先生にお尋ねすることになるんですが、先生の御意見の中でも、電話の傍受、この法案では通信の傍受と置きかえますが、を実際に実施するに当たってはやはり慎重な歯どめが必要であるというふうに読める部分があるんですが、これは実際にそのように……
【次の発言】 当然という御意見をいただきました。本当にありがとうございます。
実際の歯どめの程度なんですが、例えば、捜査官に対してやってはいけない、やれば処罰するというモラルや禁止規定という歯どめの問題もございます。それからもう一つ別な角度から、仮に捜査官が……
○小川敏夫君 先ほど仲道委員の方から私がお聞きしたいことの趣旨と同じ観点からの質問がございました。警察庁のことでございますけれども、今回のいろいろな新潟県警あるいはその前の神奈川県警の不祥事等見ましても、すべて男ばかりが不祥事を起こすというような状態がございます。 それで、きょう警察庁に来ていただいた質問の趣旨は、やはり同じように、新潟の事件、いたいけな少女が拉致されて九年ぶりに発見された、このような状態のときに女性の持っている感性あるいは母性といったものがあれば、温泉でマージャンなどをしていないですぐにも取って返すというふうにも思うわけであります。 あるいは、埼玉の桶川で起きたストーカー……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。 女性に対する暴力についてお尋ねするわけですが、何よりもこうした事案について第一線におりますのがやはり警察庁でございますので、きょうは特に警察庁だけに質問をさせていただきます。 まず、警察庁における女性に対する暴力についての取り組みのあり方なんですが、例えば性犯罪ですと一般刑事事件を扱う部かな、ドメスティック・バイオレンスになるとこれは家庭や児童を扱う部署かな、つきまとい、ストーカーになるとこれは防犯を扱う部なのかなというふうに思って、どうも現場では担当部局が女性に対する暴力ということで一体化していないような感じも私は持っているんです。 警察……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 西部先生の方に大変いろいろお話をお伺いしまして、国民という概念で、国の歴史を背負う者だと、国の歴史を背負う者が当然国民なんだというお話。あるいは、先生のお話の中で、これまでの伝統ということを大変に重要な価値としてとらえられておられると思うんですが、もう最近は日本の国民あるいはこの国で生活する人々の中でもやはり国際化というものが進みまして、本来日本ではない、例えば近隣諸国、フィリピンとかの女性が日本人男性に嫁いできて、今現在日本で生活しておるというようなケースもたくさんございます。 そうした本来日本の歴史を背負わない人、そういう人たちが……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。きょうは、両先生、ありがとうございます。 私は両参考人に御意見をお聞かせいただきたいんですけれども、私は今の日本の政治状況、森前総理の支持率と小泉さんの支持率を見まして、議院内閣制というものが本来民意を反映して総理大臣を選ぶという建前であると。私も学生のころは国民が議員を選ぶ、その議員が総理大臣を選ぶから、議員をワンクッションとして間接的に民意が反映されて総理大臣が選ばれているんだ、こういうふうに習ってきたわけです。 ただ、今度は、自公保という与党が獲得した議席、その割合を初めは大幅に下回る支持率しか得ない総理大臣だったという意味で民意が反映され……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会、厚生労働委員会、農林水産委員会連合審査会を開会いたします。
先例により、私、内閣委員長が連合審査会の会議を主宰いたします。
食品安全基本法案を議題といたします。
本案の趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明は、お手元に配付いたしました資料により御了承願い、その聴取は省略いたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後二時十分に再開することとし、休憩いたします。
午後一時八分休憩
【次の発言】 ただいまから内閣委員会、厚生労働委員会、農林水産委員会連合審査会を再開いたします。
休憩前……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから内閣委員会、厚生労働委員会連合審査会を開会いたします。 連合理事会の協議により、内閣委員長及び厚生労働委員長が交代して連合審査会の会議を主宰いたします。 少子化社会対策基本法案、次世代育成支援対策推進法案及び児童福祉法の一部を改正する法律案の三案を一括して議題といたします。 三案の趣旨説明及び少子化社会対策基本法案の衆議院における修正部分の説明は、お手元に配付いたしました資料により御了承願い、その聴取は省略いたします。 これより質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言願います。
○理事(小川敏夫君) 公述人、恐縮でございますが、質問者の時間が来ておりますので簡潔におまとめください。
【次の発言】 もう時間が来ておりますので。
【次の発言】 質疑者は、公述人の意見を含めて質疑者の時間の中で収まるように、以後よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 では、今回順番を変えましょうか。
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。 私は東京でして、今日は練馬の自宅から電車で通ってきたんですが、そのとき駅前で、選挙が近いせいか、区議会議員の先生がプレミア商品券のことをしきりと説明して演説していました。地域の商業の活性化という意味では意味が多少あるのかもしれませんけれども、練馬区は人口が増えているところでありますし、東京圏の人口の過度の集中を防止する、是正するという意味では、東京都内でプレミアと言ってもなという気は常々、常々というか、つくづく思いつつ電車に乗ってきたわけでありますけれども。私としては、そういう一過性のことよりも、より本質的な対策に取り組むのが本来あるべき姿じゃな……
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