このページでは弘友和夫参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。弘友和夫参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○弘友和夫君 公明の弘友和夫でございます。 本日は、四人の参考人の先生方には大変貴重な御意見を拝聴させていただきまして、心より御礼を申し上げる次第でございます。 先ほどからのやりとりをいろいろ聞かせていただいておりますけれども、昨年の十二月の京都会議以降、法的な拘束力のある削減の議定書というのが採択されたというんですか、温暖化に対して新しいスタートを切ったというのはよくわかるんですけれども、それに対する法案が非常に私は、青山先生の御意見に近いんですけれども、本当に骨だけといいますか、大骨も小骨もすべて抜かれたような法律案になっているという感じがするわけですよ。 ですから、一つ一つの条文が……
○弘友和夫君 公明の弘友和夫でございます。 私は、今問題となっております住宅・都市整備公団の分譲空き家住宅の価格の値下げ販売の問題について御質問をしたいと思います。 そもそもこの問題の発端というのは、昨年の七月三十一日、突如として住都公団が今まで二年間以上売れ残っていた二十九団地、千二十九戸について従来の価格より平均一九・三%、価格にして約一千万円値下げをして販売する、こう発表して、その三日後八月三日に値下げ分譲の受付を開始した、そこから起こっているわけですけれども、今まで住都公団はこの四十一年間、公団の分譲価格の決定というのは個別原価主義でありますからそういう値下げはやらないんだとずっと……
○弘友和夫君 公明の弘友和夫でございます。 私は今論議されておりました旧国鉄長期債務処理を中心にいたしまして御質問をさせていただきたいと思うんです。 衆議院の論議も、また先ほど来のこの参議院での論議を聞いておりましても、本当に今回のこの旧国鉄の長期債務処理、また林野にしてもそうですけれども、今、日本の置かれているいろいろな長期債務をどう処理していくかというこの考え方、これが一番私は問われているときだと思うんです。 しかし、この処理案を見ましたら、このスキームを見ましたら、そしてまた衆議院でのいろいろな答弁、また二分の一にしてみたり、いろいろ右往左往、それを見るにつけまして、今回この参議院……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 今回、剥落事故の起きました福岡トンネル、北九州トンネルはまさしく私の地元でございまして、本当に地元の皆様も大変な衝撃を受けているわけでございます。小倉―博多間だけでもトンネルばかりで、乗ってしまえばもう携帯電話をかける暇がないというぐらいとにかく全部トンネルです。それで、今はもう通勤区間になっていますから、新幹線で通勤をしているというような状況です。 今回の事故は、福岡にしてもたまたま、あれが新型の車両だったらまさしく客室までコンクリートが入って大変な事故になっていたんじゃないかとか、また運転席に落ちたらもう大惨事になっていた。北九州トンネルに……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 参考人の諸先生には、本当にお忙しい中、また急な御連絡で無理やり日程もとっていただきまして、ありがとうございました。 私は、持ち時間が十五分でございますので、簡潔にお尋ねしたいと思うんです。 きょう午前中は地方分権、今から中央省庁ということで、衆議院、参議院でこの論議もずっと積み重ねてきたんですけれども、これはここ数年来といいますか、もっと前から日本のシステム、政治も行政もあらゆるシステムを変えないと制度疲労を起こしているというような観点から行政も大幅に変えていこうということでされたと思うんです。ただ、この中央省庁の再編にしても大変大きな改革だ、明……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 この中央省庁再編、また地方分権等の審議も衆議院、参議院とずっと長い審議を終えまして、きょう、まだあすもありますけれども、いよいよ締めくくり総括ということで、小渕総理を初め全閣僚の皆様、またお役所の皆様、特にこの委員会に張りついておられた野田自治大臣、太田総務庁長官、本当に御苦労さまでございます。 先ほど来お話がございましたように、これらの法案というのはまさしく二十一世紀へ向けての大改革の第一歩だ、こう思うわけでございますので、これから不断の努力を積み重ねて改革がなされなければならない、このように考えるわけでございます。 それで、総理は二十一世紀の……
○弘友和夫君 私は、ただいま可決されました内閣法の一部を改正する法律案等中央省庁等改革関連十七法案に対し、自由民主党、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党、参議院の会及び二院クラブ・自由連合の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読させていただきます。 内閣法の一部を改正する法律案等中央省庁等改革関連十七法律案に対する附帯決議(案) 政府は、中央省庁等改革関連法律の施行に当たっては、次の諸点に留意し、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一 中央省庁の在り方については、国際情勢、環境や福祉などの国民の行政ニーズの変化等を踏まえ、組織の在り方、所掌事務、定員配……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 まず、建設行政、国土行政一般について御質問したいと思うんですけれども、本来でございましたらこの席に建設大臣、それから国土庁長官とお二人今までおられたわけですね。今回の内閣改造で兼務される。私が昨年の七月、この参議院に来させていただいて半年ちょっとですけれども、既に国土庁長官は四名かわられているわけです。亀井、柳沢、井上、それから関谷長官。半年の間に四名もかわられるということになると、一体国土行政をどういうふうに今の内閣が考えられているんだろうか。私は、国土行政は、長官がさきの所信でも表明されましたけれども、今の首都機能移転にしても、先ほど来問題に……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございますけれども、きょうは委嘱審査でございますので、少し地元のことも含めながら質問をさせていただきたいと思います。 まず、大臣に国土庁長官としてお尋ねいたしますけれども、昨年の三月三十一日に閣議決定をされました二十一世紀の国土のグランドデザイン、これは三年半にわたる国土審議会等の審議を経て決定をされたんですけれども、これは読めば読むほどというか、それほど読んだわけじゃないんですけれども、ざっと読ませていただきまして今までの全総、新全総、三全総、四全総と比べてよくわからないというか、焦点がわからない。どういうことで、計画が何を目指しているのかというのがよくわか……
○弘友和夫君 先ほど来、岡崎、小川、山下、それぞれの委員の皆さんから、都市再開発または区画整理事業等この法案の最大の目的である再開発や町づくりの現状、こういうものに対して非常に時間がかかり過ぎるというような、いら立ちといいますかそういう趣旨の質問もございました。 私は北九州出身ですけれども、北九州で五十二年に議員になって、その当時から手がけられている再開発事業だとか区画整理事業はたくさんあるんですけれども、いまだに物になっていないというようなものがたくさんございます。 なぜこういう状況になるのかということで、まず大臣に、そうした都市再開発の現状、また大臣はどのような問題意識を持ち、実態をど……
○弘友和夫君 私は、先日の委員会でも、またけさもいろいろ論議になっておりました財団法人民間都市開発推進機構、いわゆる民都機構について少しお尋ねしたいと思うんです。 民都機構の行う土地取得・譲渡業務というのは、今回の法改正でさらに三年間延長するということでございますけれども、平成六年にこれは始まったわけです。 この業務が追加されたのは、平成六年二月八日に出されました総合経済対策におきまして、民間都市開発事業による土地の有効利用の促進のため、民都機構において民間都市開発事業の用に供する土地の先行的な取得を行う制度を五年間の措置として創設する、こういう施策が打ち出されまして、それによって法改正を……
○弘友和夫君 我が国では、今少し落ちておりますけれども、毎年大体百三十万から百五十万の住宅が新設されておりまして、今の論議にもございましたように、一般的には一生に一度の高価な買い物だと。そして多額のローンを組んで購入したその住宅が雨漏りしたり傾いたり、そういう苦情というのは後を絶たない。国民生活センターに寄せられた苦情というのは、平成六年度に三千九百七十二件だったんですけれども、平成九年度には七千六百三十六件、この数年間で倍増してきている。弁護士会等にも苦情がたくさん寄せられております。 先ほど来、大臣も、瑕疵保証だけじゃなくて、むしろ刑事罰も導入してぐらいの許されない欠陥住宅というものだと……
○弘友和夫君 先ほどもございましたけれども、今回の法改正は、平成七年、九年の特殊法人整理合理化の閣議決定、行政の減量化のために特殊法人の事業の合理化、効率化を推進すると、こういうことを受けての法改正だということでございます。一方、中央環境審議会の答申の中では、「環境事業団の事業検討の基本的考え方」という項目の中で、環境事業団の「財源、組織、人材の充実を図ることが必要である。」、このように書かれているわけでございます。 これは、行革の方向と、それからこの事業団自体の財源、組織、人材等の充実を図るべきだと、ちょっとその流れが違うわけですけれども、そこら辺について、融資事業は今回廃止されたんですけ……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 参考人の先生方には、本当にお忙しいところをありがとうございます。 先ほど来、貴重な御意見もお聞かせいただきまして、またいろいろ同僚議員から質問もあったんですけれども、三人の参考人の方から今回のこの名称についてのお話もございました。 私は、名は体をあらわすといいますか、やっぱり名称というのは、その人なり、今回は公団の何をやっていくかという、そういうものが非常に端的に象徴されるのが名称だと思うんです。今回、住都公団は分譲業務から撤退するけれども、賃貸七十三万戸、二百万人の方の住まわれる賃貸、それから都市基盤の整備、大きく言えばその二つをやっていかれる……
○弘友和夫君 今回のこの法案というのは、特殊法人の整理合理化の一環として、現住宅・都市整備公団のあり方というものを抜本的に見直して新たに都市基盤整備公団を設立しようと、こういうものでございますけれども、私は、特殊法人の整理合理化という方針が出されたのでやむを得ずということでなくて、やはりこの新公団の設立に当たりましては、公団が現在また将来において何を求められているのか、また公団に対する国民のニーズは何なのかということを的確に把握して、現公団のあり方を十分に精査し見直した上で法案化が図られ新しい公団に移行していくべきだと、こういうふうに認識をしておりますので、そうした観点に立って質問させていただ……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございますけれども、私は、先日、賃貸住宅の家賃の問題、建てかえの問題、さまざま質問させていただきまして、引き続き御質問させていただきたいことが少し残っております。それから、事業の見直し等についてお伺いしたいと思うんです。 まず、午前中の質疑の中で、大臣の御答弁でちょっと私はこのまま聞き過ごすというか逃すわけにはいかないんじゃないかな、こういう部分がございました。 大臣がこの委員会の雰囲気で非常に思った答弁をされる、本当に当然のことだし、どんどんやっていただきたいな、このように私は思っておりますし、別に答弁書のとおり答える必要もない、このように思うんです。だか……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 ただいま内藤先生の大変専門的な御質疑のやりとりがありましたけれども、私は平均的一国民、平均的というよりも、先ほど大臣の六十の手習いというお話がありましたけれども、今、ノートパソコンも先日購入したけれども、もうやめようかなというぐらいな気持ちでいる、平均以下になるんじゃないかなという、そういう立場で質問もさせていただきたいなと、このように思うんです。 好むと好まざるとにかかわらず、今、そうしたインターネットや携帯電話等の急速な普及、それによって我々の生活や文化または産業経済等、国民生活のあらゆる面にわたって私たちの生活のスタイル、また環境、そういうも……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 関連で、残り二十一分でございまして、私二つの質問を用意しておったんですけれども、せっかく労働政務次官も今おいでいただいたんですが、ちょっと順番を逆にいたしまして個別の問題から先にやらせていただきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。 といいますのは、今国会は中小企業国会、また深谷大臣を先頭に、本当にさまざまな、一生懸命頑張っておられる中小企業に何とか元気に頑張ってもらいたいというような施策、基本法も改正いたしましたし、この二法またそのほか金融等いろいろございます。 先日、ある屠畜場を経営されている方からお話がありまして、これは今我々……
○弘友和夫君 公明党・改革クラブの弘友和夫でございます。 きょうは条約の審議を行う本委員会でございますけれども、私は、こうした条約締結だとかさまざまな対外交渉の際の日本側の姿勢というものにもかかわりますし、また緊急の問題でもございますので、お許しをいただきまして、長崎県佐世保港内の佐世保重工業、いわゆるSSKと米軍基地の岸壁の競合問題について御質問させていただきたい、このように思っております。 この問題につきましては、去る一月十八日に本委員会におきましても御視察をいただいておりますし、また自民党の中でも佐世保基地問題を考える議員懇談会というのを設置された。また、地元でもいろいろな協議会を持……
○弘友和夫君 公明党・改革クラブの弘友でございます。 私は穏やかにやりますのでひとつよろしく。 先ほど来いろいろ論議されておりますけれども、大臣の所信にもございました、今情報通信技術の進展というのはこの日本の国の生存をも左右しかねないという重大な現実として私たちの前に突きつけられているわけでございます。単に機械や技術というハードな面を指すのではなくて、一国の制度や仕組みの改革をも迫るものでありまして、これがおくれますと国際競争力における我が国の劣勢を意味する、こういうことになると思います。また、この通信技術の発展がいかに国民の暮らしを豊かにさせ、生活の多様性、利便性の向上に結びつけることが……
○弘友和夫君 公明党・改革クラブの弘友和夫でございます。 まず初めに、郵政省の行っている事業で地域・生活情報通信基盤高度化事業というのがございます。七つございますけれども、その一つに新世代地域ケーブルテレビ施設整備事業という事業があるわけですけれども、この内容を見てみましたら、補助事業主体になるのは市町村とそれから第三セクター。市町村には国が三分の一、都道府県及び市町村が三分の二。第三セクターの場合は国が四分の一、都道府県及び市町村が八分の一ずつですから、要するに半分の補助事業になっておる。こういう事業ですけれども、民間が入っていないわけですけれども、まずこの事業の目的と、それからどうして民……
○弘友和夫君 公明党・改革クラブの弘友和夫でございます。 質問に先立ちまして、首都圏の大動脈であります営団地下鉄日比谷線の思わぬ大惨事によりましてとうとい命を落とされました五名の皆様方に衷心より冥福をお祈りしますとともに、また負傷された皆様方の一日も早い回復を心よりお祈りいたしたいと思います。 先ほど来論議がされておりますけれども、徹底した事故原因の究明と再発防止、大臣も口を酸っぱくとにかく安全第一だと、こう常々言われておりますけれども、私は今の体制で果たして徹底した原因究明がなされるのかどうかという危惧を抱いております。 まず、事故調査検討会が、今一週間ぐらい事故以来たっておりますけれ……
○弘友和夫君 十三番の公明党・改革クラブの弘友和夫でございます。 私、片山修さんという方が書かれた「NHKの知力」という本を読ませていただいて、大変すばらしい本でありまして、改めてNHKそのもののすばらしさというのを感じているんです。 この中にもございますが、 NHKは、わが国最大の放送メディアであると同時に、わが国最大のコンテンツ・メーカーである。しかも、NHKは、長年にわたって蓄積してきた膨大な映像ソフトを持っている。日本最大の映像ソフトの保有者でもある。 もっといえば、コンテンツを次々と産み出すNHKは、日本最大の文化プロデューサーといってもさしつかえない。 こういうようなこと……
○弘友和夫君 公明党・改革クラブの弘友和夫でございます。 私も質問に先立って北海道有珠山の問題について御質問したいと思ったんですけれども、先ほど谷林議員から御質問ありましたので要望にとどめておきたいと思います。 大臣は北海道開発庁長官でもございますし、今、有珠山の噴火によりまして一万人近い方が避難されている、そしてまた数分置きに震度四、震度五という体感地震が起こっているという大変な状況になっております。大臣は、阪神大震災で交通もずたずたになったときも真っ先に現地に駆けつけられたという行動派の大臣でございますし、先ほども、官邸に対策室を設けられ、また気象庁長官の異動もストップしてこれに当たる……
○弘友和夫君 公明党・改革クラブの弘友和夫でございます。 先日来からさまざまな出来事が起きまして、大臣も本当に心労を尽くされていることと思いますけれども、健康に御留意されて頑張っていただきたい。 しかしながら、法案の審議は、病床にある小渕総理の国家、国民のためにこれを推進していくという強い意思だと思いますので、粛々と審議をさせていただきたい。そしてまた、先ほど戸田先生も、どういう事態が起ころうともどういう立場になろうとも法案審議はがっちりやるんだ、こういうお話がございましたので、十五分程度でございますのでやらせていただきたい。 先ほど釜本先生からも御質問ございましたけれども、船底塗料の有……
○弘友和夫君 公明党・改革クラブの弘友でございます。 私は、まず造船業基盤整備事業協会の運輸施設整備事業団への移行の問題について何点かお伺いしたいと思います。 今回の移行は平成九年六月六日の閣議決定であります特殊法人の整理合理化によるもので、行政改革の一環であるわけでございますけれども、事業団の設立当時から、最初からの鉄道関係業務、それから船舶共有建造業務、基礎的技術研究業務に加えまして、平成十年度第三次補正予算において今かかっているバリアフリー関係の補助金交付業務が追加されました。そして、今回の改正で造船関係業務がさらに追加をされまして、運輸施設整備事業団の業務というのが非常に増加をして……
○弘友和夫君 公明党・改革クラブの弘友でございます。 三人の参考人の先生方には大変お忙しいところ、また貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございます。 三人の先生方は、今回の法律は非常にお三人とも評価をいただいていると、四省庁共管にもなって省庁間の垣根が取り払われた、そしてまた市町村が基本計画を立てることによって地域というものが見えてきているんじゃないかと。私もそういうふうに思っておりますけれども、ただ、この法案は第一歩だと皆さんおっしゃっておられる。私もそう思うんです。 それで、先ほど来御意見のございましたアメリカのADA法では、障害者の方とか高齢者の方が社会に参加をしない……
○弘友和夫君 公明党・改革クラブの弘友和夫でございます。 この交通バリアフリー法案につきましては、私も先日、本会議において質問もさせていただきました。この法案、本当に長年にわたって関係各位の皆様が努力をされ、私どももこの法案ができるまで努力させていただいたわけでございますけれども、まさに今運輸省を初め四省庁の共管だということで、省庁間のバリアも取られたというようなそういう法案でもございますし、また地方分権を本当に大きく進める法案でもございます。 本当に十年おくれたこの交通バリアフリーというか、そういうものがまさに今から、先ほど大臣も御答弁ありましたけれども、その第一歩を踏み出した、きょうそ……
○弘友和夫君 公明党・改革クラブの弘友和夫でございます。 お三人の参考人の皆様には大変お忙しいところありがとうございます。 先ほど来お話がありますけれども、日米交渉において日本政府の提案である二二・五%、これが実際に引き下げを実施された場合、東西の地域会社の収入というのは平成十年度より年間四千六百億円ぐらい減少するんじゃないかと。平成十四年度の収支見通しというのは、東日本は七百三十億の黒字ですけれども、西日本は三十億ぐらいの赤字が見込まれると。 NTTさんの場合はNTT法によって通信サービスに業務範囲が限られておりまして、今の成長分野であります移動体通信、インターネット等の参入ができない……
○弘友和夫君 公明党・改革クラブの弘友和夫でございます。 まず大臣にお尋ねしたいんですけれども、乗り合いバスの輸送人員というのは、昭和四十三年度が百一億四千四百万人、それから年々減少しておりまして、平成十年度には五十一億四千百万人。タクシーも同様に激減をしておりまして、昭和四十五年度では四十二億八千九百万人であったのが、平成十年度では二十五億一千五百万人。こういう国民のバス離れ、タクシー離れというのが起こっているわけですけれども、今審議されている本法案の改正によって、そうしたバス離れ、タクシー離れというのが歯どめがかけられるのか、直接関係があるのかないのか、本法案とそうしたバス離れ、タクシー……
○弘友和夫君 ただいまのにちょっと関連させていただいて、平成五年でしたか八年でしたか、東京都との比較考量というのが入った改正がされたときに、これは実際この移転すること自体が非常に難しくなるんじゃないかなと感じた一人なんです。 この審議会そのものの役割、先ほど参考人が候補地を選定することが第一義的だと、あとのもろもろは国会で決めてもらうことだと。ということは、候補地を選定された答申を出されて、そして東京都との比較考量だとかそういうのは国会の場で論議をして決めると、こういうあれになっているわけですね、法律そのものが。 ただ、今の答申を拝見させていただきますと、「首都機能移転の意義、効果」という……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私は、離島に関しましての郵便物の運送等の問題、料金を中心としたそういう問題についてお尋ねをしたいと思いますけれども、これは運輸省と郵政省両方にかかわる問題で、まさしく当委員会にぴったりな質問だと思いますので、的確にお答えをいただきたいと思う。 今、我が国は七千ぐらいの島々があって、また九州は特に多いんですけれども、そういうところに明治以来絶えることなくそうした郵便物の郵便ネットワークというか、そういうユニバーサルサービスが行われているということで、大変そうした事業に対しては敬意を表するものでございますけれども、その郵便料金の決め方というのは大変……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 私は、鉄道の問題、主にきょうは新幹線の件についてお尋ねをしたいと思うんですけれども、森田大臣は先日の所信表明の中で、整備新幹線につきまして生活基盤充実にかかわる施策として位置づけられた。そして、地域間の交流、連携を支援する観点から、整備新幹線を初めとする交通網の整備を図るということを表明されたわけです。私は、こうした点に関してまさしく大臣と認識を同じくする、そういう立場から、運輸省の応援団じゃございませんけれども、お聞きしたい。 まず、整備新幹線の位置づけをどうきっちりとされているか、国として。 私は、この整備新幹線、交通網の基幹を形成する高速交……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございますけれども、私も明日からスタートするBSデジタル放送、海老沢会長は、このBSデジタルを一千日で一千万世帯の普及、こういう目標を、新たなる一千万世帯を達成しよう、こういう決意であるというふうにお伺いしているんですけれども、先ほど来、内容もともかく、受信機器の価格というのが非常に高い。チューナーが十万円、テレビは四十万円台と。森本議員が買えないものは私も買えないわけでございまして、どうしようかなという気持ちでございますけれども。それから一千万世帯、一千日で一千万やるんだと、こう言われておりますけれども、そういう価格の面だとかいろいろな障害があると思いますが、……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 両参考人には、大変貴重な御意見をまことにありがとうございます。 私、時間の関係で端的に二点両参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、まずこの法案に対する評価といいますか、この法案が成立することによって日本の政治の改革にとってプラスになるのかマイナスになるのかということですけれども、この法案というのは、今までの行政に対し口をきいてそれに対して対価を得るとか、そういう当たり前だというような全体的な雰囲気の中で、正当な行為であってもそれに対して利得を得るということを処罰しようという大変な私は大きな前進の法律だというふうに思います。 ただ、これはざ……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 先ほど脇議員さんから、手続論について後で弘友が質問するという通告があったわけですけれども、脇議員さんは非常に心優しい方でございまして、与野党に反省すべき点がある、こういうお話がありました。私は、今回この問題に限っては全くこの手続に瑕疵がないということで思っておりますので、手続論については質問をいたしません。本当に粛々とこれは審議を進めるべきだ、このように思っております。 本委員会というのは、先ほど来論議になっておりますこの参議院の選挙制度をどうするかという大事な委員会、ごらんのように野党の皆さんは審議をボイコットしていると。それで場外で、街頭やテレ……
○弘友和夫君 私は、自由民主党・保守党、そして公明党を代表して、ただいま議題となりました平成十二年度補正予算三案に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。 賛成の第一の理由は、我が国経済の飛躍的発展に資する情報化推進型の予算となっている点であります。 毎年四%を超える高い成長を続ける米国経済が、情報技術、すなわちITの発展に支えられていることは周知の事実であります。我が国においても、世界の潮流を見誤ることなく、ITを中心とした二十一世紀の発展基盤を整備することは、グローバル社会の政府に求められる喫緊の課題であり、国民に対し果たさなければならない責務であります。 政府は、さきの経済対……
○弘友和夫君 石原参考人はおられぬようになったんですけれども、先ほど来の議論で、私も、国会がやはり国会決議をして、今進んでいるのは審議会で候補地とか、ジレンマが非常に審議会の先生方もあって、果たしてこれ、決めたってどうなのかとかいうような問題があるんで、そこら辺は国会がやはりきっちりしていかないといけないという思いが一つございます。 それはそれとしまして、八田参考人、私も北九州の小倉出身でございまして、ちょっとただ意見が違うんじゃないかなという気がしておりますけれども、小倉も、新幹線が通るまでは非常に福岡と北九州だと、こういうふうになっていまして、ただ、新幹線で二十分でとなりましたら、やはり……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私ども、与党ということで委員会の進行に協力をいたしまして、十分間停止しておりますので二十分でやっておりますけれども、端的にいろいろお聞きしたいなと思っております。 先日、予算委員会の席上、下水道事業を通じまして総務大臣といろいろ、地方財政の厳しさ等について議論をさせていただいたんですけれども、きょうは地方行財政改革の推進のための大きなポイントとなります市町村合併を中心としてお尋ねをしたいと思います。 まず、昨年末に閣議決定されました行政改革大綱の中にも、要するに自治体数を千を目標ということが明記されました。私ども公明党も、宣伝をさせていただき……
○弘友和夫君 私は、自由民主党・保守党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案及び公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案の三案に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。 まず、地方税法等の一部を改正する法律案は、いわゆるグリーン化税制の一環として、自動車の環境に及ぼす影響に応じた自動車税の特別措置を創設しようとするものであります。また、被災住宅用地に係る固定資産税及び都市計画税の特別措置を創設するとともに、軽油引取税について、滞納等を防止し、課税の適正化を図るため、一……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。私も持ち時間が十五分でございますので、余り難しい質問はやめておきます。 これは、前回も海老沢会長にお尋ねいたしました。先ほども出ておりましたけれども、NHKの映像等の保管、使用ということで、今NHKが蓄積してきた番組ソフトというのが百五十五万本ということで大変な、先ほど文化遺産だという、本当に世界遺産的なものだと思います。 それで、これをいかに活用していくかという、先ほどの著作権の問題とかいろいろございましたけれども、NHKアーカイブスができて、先ほどアーカイブスは倉庫と言ったのか保管場所と言ったのか、保管場所ではあるけれども、それと同時にそれを……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私は、行政を改革していこうというこの問題、今まで経過をたどってまいりましたけれども、たしか一九九三年でしたか、我が党の石田前委員長が総務庁の長官のときに、行政の公平性また透明性を高めるために行政手続法というのを通しました。また、本年四月からは情報公開法も施行されました。いよいよ政策評価をするというこの政策評価法ということになっているわけですけれども、そういう意味で、これを今後もっと充実したものにするという立場から質問をさせていただきたいと思います。 先ほど来、浅尾議員から、今まででも総務庁の時代に行政監察をずっと行ってきたと、一方では会計検査院……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。
私は、まず文部科学省にお伺いしたいと思うんですけれども、受験シーズンも終盤に近づきまして、それぞれ受験生の進路がほとんど決まってきつつあるわけですけれども、この春を迎える前にある受験生にとって悪夢のような出来事が起こったと。これは私の地元であります福岡で高校の教員が生徒から預かった願書を出し忘れたと、こういう驚くべきことが起こったんですけれども、この事件の経過について、まず文部科学省から経緯を伺いたいと思います。
【次の発言】 今の御答弁では、先生が願書を忘れていたと。しかし、もう直前になってどうしようもなくてそれを白状して、今のあれでは二日前、……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 質問に先立ちまして、先ほども御報告をいただきましたけれども、一昨日に中国・四国地方で起きました安芸灘地震で、現在も余震が続いておりますけれども、亡くなられた方の御冥福をお祈りするとともに、被災者の皆様の安泰、私ども公明党も対策本部を設置して今対応させていただいておりますけれども、ぜひ政府におかれましても被災地の速やかな復旧を要望しておきたいと思います。 いよいよ、待ちに待ったといいますか、平成十三年度予算の審議もきょうはこのように締めくくり総括で、午後から採決の見込みだと、こういうことでございますけれども、私どもは、現在の経済の状況を考えるとき……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございますけれども、質問に先立ちまして、今回のこのビル火災によって犠牲になられた四十四人の方の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、負傷された方の一日も早い御回復をお祈りいたしたい、このように思っております。 それで、今、歌舞伎町でも、いまだに現場で机が置かれて、そして亡くなられた方のためにお供え物などが絶えることなく置かれているという状況でございまして、しかしながら、先ほどの審議にもございましたけれども、いまだに原因も何もわかっていないというような状況であるということで、二度と再びこうしたことを起こさないようなそういう対策が必要だ、このように思うんですけ……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございますけれども、私も幾つか質問を用意しておりましたが、先ほど来の論議をお聞きしまして、多少変わるところがあると思いますので、よろしく。 今、海上保安庁という役所は非常に、例えば警察であるとか消防であるとかそういうものと、非常に私たちがなじみがなかなかないというか、接点が少ないものですから、私もたまに海上保安庁を応援するというか、後援する会みたいなのに出させていただきますけれども、本当に大変な苦労をされているというのをよく感じるんですよ。 先ほど「愛します 守ります 日本の海」と書いている海上保安レポートというのがありますけれども、これを改めて見まして、非……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 ただいま続大先輩から非常に建設的な提言等がございましたけれども、私も国土交通省に、陸海空の交通を一番つかさどっている国土交通省に安全とは何かというそこら辺から提言もしたいと思いますし指摘をさせていただきたいと。 テロの問題が起こって、扇大臣も、新幹線、さまざまなテロ対策、安全対策をとられて、公共交通機関にとって快適性だとか、それから正確に時間どおり運行されるとか、大事なことはたくさんあると思うんですよ。しかしながら、私は安全というのが何にも増して一番これは重要視されなければいけない。幾らいろんな問題があったにしても、交通機関にとっては安全というのが……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 まず、ことしの防災白書におきましては、経済社会の変化に伴って今後求められる災害対策として、一つは都市化と災害、二つ目に過疎化と災害、三つが高齢化と災害、四つがネットワーク化と災害といった観点が重要であるということが指摘をされているわけですけれども、きょうはこれらのうちの私は高齢化と災害、そしてまたネットワーク化と災害ということに関しまして何点かお伺いしたいというふうに思います。 まず、高齢化と災害ですけれども、我が国は二〇〇〇年の段階では六十五歳以上の方が一七・二%、二〇五〇年ごろには三二・三%ぐらいになるだろうと予想されているわけですけれども、災……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 今日は、国土交通行政におきまして、国民の安全確保というのは何かということを中心にお伺いをしたい。特に、公共交通機関ですね。私は、公共交通機関、いろいろと重要な問題あると思うんですよ。これはこの間もやりましたけれども、正確さだとか快適さだとかなんとか、いろいろあると思うんですね、求められるものは。一番求められるのはやはり安全だというふうに思うんです。 そこで、最初に、先月二十二日に起きました、私の地元であります福岡県の海老津の付近というか、で起きましたJR九州の鹿児島本線における事故について、その概要につきまして、簡単で結構でございますので御報告……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 我が国の都市を取り巻く環境というのは、先ほど来いろいろ論議がございますけれども、国際化、情報化、少子高齢化の進展だとか、また景気の低迷、そして国民のニーズの多様化などによって急速に変化をしていると。特に九〇年代以降の経済の低迷の中で、中枢機能というのが集積している東京、大阪圏は国際競争力が低下しているんじゃないか。それと、地方都市も共通しておりますけれども、中心市街地の空洞化や、また依然として慢性的な交通渋滞、災害に対して脆弱な防災上の問題等々、様々な都市に関しての課題が残されているわけでございまして、私どもはかねてより従来の都市づくり指標、都市……
○弘友和夫君 私の持ち時間が十五分でございますので、端的にお尋ねしたいと思います。 今の大規模改修にかかわる費用の見積りですね、当初一兆四千億が一兆円だと。今、局長の御答弁では、当初、新聞報道等では一兆四千億だったけれども、細かくやっていけば一兆円になったと、こういう御答弁だったんですけれども、私は新聞報道じゃないと思うんですよね。平成十四年度税制改正要求の中で一兆四千億というのを要求されているんじゃないですか。一兆四千億、大規模改修には必要なんだという要求をされていて、そして財務省は一兆円だと。私は財務省呼べって言ったんですよ。そうしたら、何で一兆四千億が一兆円だと言ったら、いや、それは自……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 三人の先生方には本当にありがとうございます。 まず、岡田参考人にお尋ねしたいんですけれども、先ほどの、参考人は社会資本整備審議会の委員として今回答申を出され、そのほとんど内容が今回のこの法案の改正につながっているわけですけれども、考え方として、まちづくりの考え方として官から民へと、そしていろいろ規制というような制限、容積率等の大幅に見直すというか、ボーナスを与える部分と規制をする部分だとかいろいろございましたけれども、まちづくりに関して今回この法案ができた基というのは、都市再生そしてまた規制改革等の、何とか町を、今まで民間がやっていたらなかなかいつ……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 まず初めに、私の地元でございます北九州で、今年の一月に九州運輸局長から、北九州の門司区西海岸にあります九州運輸局の海事部門、これと、それから下関のいわゆる旧第四港湾ですけれども、この機能を、九州地方整備局の港湾空港部門、この二つを福岡市の方に移転するという、一月に降ってわいたようなお話が提示されたわけでございますけれども、これは大変地元にとって大きな問題でございますし、確かに行政改革というか、そういうことはあると思うんです。 だけれども、この北九州のやつは、これは八十年続いているんですね。昭和二年に熊本が長崎に移って、その後、門司に移りまして八十年……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 まず、報道によりましたら、平成十二年の七月九日に明石海峡大橋付近の海上でプレジャーボートから六歳の男の子が海に転落したと、それを助けようとした、相次いで飛び込んだ両親共々に三人が行方不明になったと、残された八歳の女の子が一人で三歳の弟さんを乗せて長さ約八メートルのボートを操船して明石漁港にたどり着いたという、誠に胸の痛むような痛ましい事故があったわけでございますが、こういう痛ましい事故の再発防止という観点、そしてまた安全の確保というようなそういう観点で質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、先ほど来出ておりますけれども、安全という……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 私はまず民活法からまいりたいと思いますけれども、先ほど来の論議がありますように、今回の法改正というのは、貴重な海面に整備する廃棄物海面処分場をできるだけ延命化するということで、廃棄物等の減量化施設を民活法の特定化施設に追加しようと、こういうものであると思うんですけれども、この廃棄物の問題というのは単に一省庁だけで解決できるものではないと。今までいろいろな問題がございまして、国家を挙げて長期的に取り組む必要があるというふうに考えておるわけでございます。私ども公明党もごみゼロ社会を目指す循環型社会形成推進基本法という法案の成立に全力を挙げてまいりました。……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 私も、今回の法案、離島の振興につきましては私どもかねてから様々な懸案の解決に取り組んでまいりましたけれども、今回、先ほど来お話がございますように、虎島先生、細田先生、そして与党PTで、私も一員で入らせていただきましたけれども、準備を重ねまして、そして今回各会派の賛同を得て、久保委員長の提案ということでこのようになりましたこと、大変喜ばしいことでもありますし、敬意を表する次第でございます。とりわけ今回、今まで必ずしも明確でなかったのが、今回の改正またこの延長の過程におきまして、この離島というものの正しく明確な国家的な位置付けというのがなされた、この日本……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 先ほど、大仁田議員がアフガンの地震の件に触れられて、時間が余りなかったのでなんですけれども、私もこのアフガニスタンの地震について、大変な大きなアフガニスタン北部を襲った、二十五日夜襲った地震ですね。状況がよく分からないというか、報道によると、二千人ぐらい亡くなったんじゃないかとか、二万世帯の被災だとか、そういう本当に大変な地震でございまして、被災された皆様にお悔やみとまたお見舞いを申し上げたいと思うんですけれども、今、カルザイ暫定政権にとって、非常に、今から復興するというこの段階においてこれほどの大変な被害に遭われているということで、まず、状況が……
○副大臣(弘友和夫君) 十月二日に環境副大臣を拝命いたしました参議院議員の弘友和夫でございます。 今、環境行政、大変な重要な立場でございますので、鈴木大臣の下に、また望月政務官共々、その責任を十分に果たしていくことができますよう、力一杯また全力で補佐しながら環境行政に取り組む所存でございます。 小宮山委員長、また理事、委員の皆様の御指導、御鞭撻よろしくお願いいたしまして、ごあいさつに代えさせていただきます。 よろしくお願いいたします。
○副大臣(弘友和夫君) 今、大臣御答弁のとおり、本当に症状を発症された皆様方に対して大変そのお苦しみといいますか、胸の痛む思いがあるわけですけれども。ただ、国としてそういう補償制度にしても、そういう制度を設けるということは非常に、先ほど来の議論にありますように、やはり何らかの科学的知見がないと、一番あれなのは、例えば東京都で、その症状がありますよと手を挙げられた方を、じゃ全部認めますよというような、そういうことでよければ科学的知見もないんでしょうけれども。国がやるからにはやはり科学的なそういう知見がなければ、判断するものがなければ、やはり何でもというわけにはいきませんので、今、大臣の御答弁のよ……
○副大臣(弘友和夫君) 今御指摘のように、本年三月に策定されました政府の新生物多様性国家戦略では、今後展開すべき重要な施策の方向として三つ挙げているわけです。それで、一つが保全の強化、二つ目に自然再生、三つ目に持続可能な利用という、この三つの中で位置付けられたこの自然再生というのを、基本的な考え方を具体的に掲げているところでありまして、この法案は、その内容を踏まえつつ、自然再生のための具体的手順、枠組みが定められているものと認識をしております。 ですから、この法律が成立いたしましたら、地域の多様な主体の参画による自然再生協議会の設置、運営、そしてまた専門家の参加による客観的かつ科学的な評価な……
○副大臣(弘友和夫君) 公害健康被害補償不服審査会委員古市圭治及び浅野楢悦の両君は十二月二十四日任期満了となりますが、古市圭治君の後任として近藤健文君を任命し、浅野楢悦君を再任いたしたいので、公害健康被害の補償等に関する法律第百十三条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意いただきますようお願いいたします。
○副大臣(弘友和夫君) 今御指摘のグリーンワーカー事業というのは、今お話しのように、地球温暖化防止、また生物多様性の保全に資する森林の保全、再生に貢献するものであると。現下、これは問題となっております雇用の観点からも非常に大事な事業だと思いますので、こういう観点から進めてまいりたい。 そして、ビオトープにつきましても、先ほど鳥が飛んでくるというお話がございましたけれども、本当に、まさしく身近な自然環境を回復して、それを創出、そして自然と共生する地域づくりを進めるために重要であるというふうに考える。 それから、合併処理浄化槽でございますけれども、今、汚水処理には、下水道事業、そしてまた農村集……
○副大臣(弘友和夫君) 平成十五年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について御説明申し上げます。 まず、一般会計予算では総額二千六百二十二億七千七百万円を計上しております。 次に、特別会計予算につきましては、石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計に一般会計から六十億円の繰入れを行い、歳入歳出予算を計上しております。 以下、その主要施策について御説明申し上げます。 第一に、廃棄物・リサイクル対策については、廃棄物の適正処理・不法投棄対策の強化、各種リサイクルの推進等を図ることとし、これらに必要な経費として七十二億三千五百万円を計上しております。 次に、廃棄物処理施設整備事業……
○副大臣(弘友和夫君) 今御指摘のように、検討しますとの文言が入っているわけですけれども、よく国会答弁等で検討しますというのはやらないことだというようなお話もありますけれども、これはまさしく検討しますというのはやりますということでございまして、この基本計画というのは平成二十二年ごろを念頭にいたしまして、循環型社会形成に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための御承知のように計画でございまして、国民の皆さんに分かりやすいような具体的なイメージだとか、また具体的な先ほどお話があります数値目標、そしてこの形成のための国や各自治体の取組などを定めているわけでございまして、この本計画を踏まえまして、……
○副大臣(弘友和夫君) 先生が六月五日環境の日を国民の祝日にすべきだというかねてからの御提言でございまして、私どもといたしましても、こうした日を設けることによりまして国民の皆様が環境問題について振り返り、意識を高め、また自ら環境問題に取り組んでいくというそのきっかけを提供することは非常に意義のあるというふうに考えております。 今、環境省といたしましては、その六月五日を中心として一か月間環境月間としていろいろな取組をさせていただいておりますけれども、まあ祝日といいますと国民の皆さんの議論が盛り上がってくるというのが必要でございますので、是非先生もそうした議論を国民の皆様と活発にしていただいて、……
○副大臣(弘友和夫君) 先生、制定当時の大臣であられまして、私が答弁させていただくのも少しあれですけれども。 今お話しのように、当時からの論議に自然界の循環、それから経済社会の循環という、そういう自然界の循環をすべて入れるべきじゃないかという論議もあったというふうに聞いておりますけれども、自然界におきましては、大気、水、土壌、生物等の間を物質が循環して生態系が微妙な均衡を保っていることで成り立っていると。その中にあって、我々が経済社会の中で循環を実現していくことが自然界における循環を取り戻すことにつながると。 自然界の循環の中の経済社会の循環ということで、そういうような観点から、今回の基本……
○副大臣(弘友和夫君) 基本的な考え方は、大気汚染防止法だとか水質汚濁防止法と同じように、基準を作るのは国だと、それから執行するのは地方自治体だと、大ざっぱに言えばそうなると思います。 国は、廃棄物に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本方針の策定、それから処理基準等を設定すること。それから、都道府県は廃棄物処理計画を策定するとともに、一般廃棄物処理施設の許可、指導監督、産業廃棄物の処理業及び施設の許可、指導監督を実施する。それから、市町村は区域内の一般廃棄物の処理、それから一般廃棄物処理業の許可、指導監督を実施することという役割分担になっております。
○副大臣(弘友和夫君) お尋ねのなぜ十年の時限立法かということでございますけれども、この本法案は、循環型社会形成の阻害要因となっております過去の不適正処分に起因する支障の除去等を時限法によって、財政支援等により計画的かつ着実に推進するための特別法でございまして、そういうことから、本適用期間については、実態を踏まえつつできるだけ短期間に設定する必要があるというふうに考えておりまして、この対象となる案件のうちの最大級と考えられます青森、岩手県境の事案、それからまた豊島の事案については、その処理に要する期限をいずれも現地における事業の着手からおおむね十年間というふうに予定されておりまして、その最大級……
○副大臣(弘友和夫君) 今回の改正は、先ほど御答弁にありましたように、ある意味におきましては国全体の公益法人を規制改革の観点から政府全体で見直すという観点でございます。 しかし、今回の改正の内容は、危惧される部分もあるかとは思いますけれども、一方では、これは一定の専門的知識を満たす者はだれでも種の保存法に基づく登録認定関係事務に参入することを可能にするということでございまして、その登録基準が専門性だとか公正中立性だとか、いろいろなそういう登録基準を満たせば登録できるわけでございますので、そういう可能性があると。それで、絶滅のおそれのある野生動植物の知見を有する多くの専門家が種の保存の取組に参……
○副大臣(弘友和夫君) 地球温暖化対策推進大綱、今御指摘のように、ステップ・バイ・ステップのアプローチを採用しておりまして、エネルギーの需要側、また供給側の対策も含めて、今お話しのように、二〇〇四年に対策、施策の進捗状況、排出状況等を評価して、必要に応じて見直すことにしているわけでございますけれども、その第二ステップに向けました大綱の見直しに際しましても、現在の大綱と同様に、当然、長期エネルギー需給見通しと整合を取っていく必要があるというふうに考えております。
【次の発言】 温暖化対策税につきましては、環境省といたしましては、温暖化対策のステップ・バイ・ステップのアプローチによって二〇〇四年に……
○副大臣(弘友和夫君) 本の紹介もいただきまして、ありがとうございます。 数年前までは、今さっき御紹介のように、下水道、国土交通省、そして農水省の集落排水事業、それから環境省の浄化槽とこの三つの事業が結構ばらばらにやっていたんです。それぞれの事業長期計画どおりで。それを、そして、その物差し、比較する物差しも十分でなかったということで、今三省の連絡会議等を開きまして、私も扇大臣に予算委員会で質問させていただいたことあるんですけれども、大変な御理解をいただいて、三省でじっくりと話し合おうということで、今その取組が進んでまいりました。 ただ、経済財政諮問会議等でも、経済性、効率性を考えてしっかり……
○副大臣(弘友和夫君) 今回の政策評価は政策評価法に基づいているものでございますけれども、先ほど先生が、各省が気付きにくいこと、そしてまた自分から言い出しにくいことというようなお話がございましたけれども、まさしく今まで各省それぞれが政策を推進していくということで、とかく統一性また総合性というのがなかったという御批判から、委員が前大臣のときからこういう制度を推進されまして、平成十三年に本格的にこれが導入されたわけでございますけれども、その最初が、この容器包装のリサイクル制度が一つだと思います。そういう中にありまして、今回の御指摘は、この容器包装リサイクル法を十年後に見直しをという附則に入ってござ……
○副大臣(弘友和夫君) 今、遠山大臣から御答弁がございましたけれども、環境省といたしましても、環境教育、環境学習というのは特に次代を担う子供たちを対象として行うことが重要であり、教育行政を所管する文部科学省との連携協力は不可欠なものと認識をいたしております。 このために、私の前任の山下副大臣の発案で、昨年の六月に環境教育・環境学習推進に関する協議会、これは両副大臣をヘッドといたしましてこれを設置いたしまして、意見交換を行っているところでございます。 平成十五年度予算では、今御答弁ありましたように、指導者の育成ということで二千百万、また環境教育情報の提供等の事業、三千八百万計上しているところ……
○副大臣(弘友和夫君) 先ほどお話のありました第三回世界水フォーラム、私も昨日行かしていただきましたけれども、その中で、二十四億人の方々が基本的な衛生施設のアクセスがないと、これを二〇一五年までに半減しようという目標がございました。 午後から開かれました浄化槽セッションの中でも、これに対して非常に浄化槽が有効であるというお話がございました。これは福本議員よく御承知のように、浄化槽は御承知のように管渠が必要でない、人口密度の小さい地域におきましては経済的な整備が可能であるということが一つと、それから設置工事期間が非常に短い、一週間から十日ぐらいで整備できる、その整備効果の発現が早いということと……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私は、選挙のあるなしにかかわらずこういう声でございますので、御容赦をいただきたいというふうに思います。 まず、今回の選挙で大変御苦労さまでございました。どこが勝ってどこが負けたのかという議論がございますけれども、民主党の小沢さん、また鳩山さんは選挙直後から、負けは負けだと、こういうふうに言われた。昨日、菅代表は、やはり負けは負けだと、こう言われたわけでございますけれども、それにしては元気が良かったなというふうに思ったんですが、先ほど江田先生が政権ににじり寄ったという認識を示されたんですが、私は、政権交代の選挙でございますので、やっぱりここにおら……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 建築基準法の一部を改正する法律案について少しお尋ねしたいと思うんですけれども、平成七年の阪神・淡路大震災、これは六千四百名の方が亡くなられたんですけれども、その大半は住宅の中で亡くなられておりまして、その当時、建築物の安全、安心の問題というのは非常な国民の重大な関心事でありました。 それで、この建築物の安全、安心を考える場合に、欠陥住宅問題に代表されるように、まず、じゃ新築時のチェック、つまりフロー対策というのはどうであったかという論議がその当時ありまして、その検査率が約三割だと。これはひとつ何とかこれを上げていかないといけない。そしてまた、そ……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私は、この国のありようといいますか、また姿形をどうするか、構造改革等も含めまして何点かお尋ねしたいと思いますけれども、持ち時間が三十分でございますので、御答弁は的確にお願いしたいというふうに思います。 まず、市町村合併の推進につきましてでございますけれども、合併特例法の期限切れまであと一年となりまして、私は今、九州、四国と回らして、全国的にも一緒だと思いますけれども、精力的に市町村の皆様はこの合併協議を進めておられます。 そういう中にあって、今、法定協議会を設置していますのが、市町村が千八百を突破しました。任意協議会を含めますと、全市町村の七……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 私、農水委員会は初めてでございますので、ひとつよろしくお願いいたします。 まず初めに、WTOの枠組み合意の関連してお伺いしたいと思いますけれども、亀井大臣始め今回交渉に当たられた皆様、大変御苦労さまでございました。 大臣は、今回、夜を徹して行われたグリーンルーム会合も含め、精力的かつ集中的に議論を行い、今後のモダリティー交渉の基礎となる枠組みを確立した点で極めて意義深いと、このように自ら評されておりますけれども、今回の交渉の御感想、そしてまた我が国は交渉においては多様な農業の共存を基本理念にいたしまして、多面的機能への配慮、二番目に食料安全保障の……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 まず、質問に入ります前に、今回の新潟県の中越地震により二十六名の方が亡くなられ、二千五百名を超える負傷者、またライフライン等が破壊されました。非常に厳しい避難生活を余儀なくされている九万八千名の方がおられます。 そしてまた、そのさきの台風、数々襲来いたしました。例えば、二十三号では死者・行方不明者が八十九名という犠牲者の方が出られました。 この席をおかりしまして、亡くなられた皆様に心から御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災者の皆様にお見舞いを申し上げます。また、政府は一日も早い復旧に全力を挙げていただきたい、このように思うわけでございます……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 さきの委員会でも申し述べさしていただきましたけれども、一連の台風、そしてまた新潟の中越地震等でお亡くなりになった方々、また被災された方々に対しまして改めて哀悼の意を表し、またお見舞いを申し上げる次第でございます。 そういう中で先月の二十七日でしたか、行方不明になっておられた皆川さん親子三人の救出の模様がずっとテレビ等でも放映されておりまして、優太ちゃんの奇跡的な生存、救出に全国の人は大変歓喜しましたけれども、まあ引き続いて、ところが母親の貴子さん、そしてまた長女の真優ちゃんの死亡確認も、これはだれもが無念さに泣き、自然災害の怖さと早期救助の重要……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 先ほど来の議論をお聞きしておりましたら、長谷川先生の御意見というか、非常に説得力がある。なるほど、そうかなという気もだんだんしたんですけれども、また、櫻井先生は非常に流暢過ぎて、いいか悪いかはよく分からなかったという。いつも議運の理事会でああいうふうにやられますので、大変あれなんですけれども。 私は、今、決算、郵政公社の初年度決算ということで、ここで今調査をしているわけでございますけれども、元々この委員会の調査はどういう性格を持っているのかなと。国の決算でありましたら、最終的に本会議に上程してこれ是認するか否かということになるし、また、先ほど出……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。私も、先ほど来論議されております審議会の件についてちょっとお聞きしたいと思うんですけれども。 先ほどの御答弁の中に、審議会は現在百九あって千七百七十三人の委員がいらっしゃると、こういうことでございましたけれども、先ほど麻生大臣は、給料が下がればモチベーションは下がると、これは一般的に当たり前だと思うんですけれども、じゃ、その給与というのはどういうふうに決められているのか。審議会の委員の給与というのはどういう、私は、その職責、職務と責任、また一般職との均衡等を考慮して決められる、それと同時に、勤務実態も重要なこれ、判断になると思うんですよね。 だか……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 時間が短いので端的にお尋ねしたいと思うんですけれども、先ほど来から出ておりますけれども、公社が投資信託の販売をすることによって、公社は手数料が入る、国民は健全な財産の形成ができる等と、こう御答弁があっていたようでございますけれども、この販売することによって公社、それから国民、それから国にとってのメリット、デメリットを端的に挙げていただきたい。 それからもう一つ、小泉内閣の構造改革方針というのは、民でできることは民にという大方針、いつも言われておりますけれども。しかしながら、株式市場というこの民そのものである分野に対して、官が今こうして関与してい……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私も、今まで何回かこの懲罰的な日勤教育の問題、そしてまた山陽新幹線、福岡・北九州トンネルのコンクリート剥落事故等々、JR西日本のこの安全軽視の企業体質について質問させていただいていたんですけれども、今回の事故が起こってしまいまして、本当に自分自身、もっときちっと検証して、例えば懲罰的な日勤教育を廃止させておれば今回のようなこの事故は私は起こらなかったと。先ほど大臣は、この異常なまでの超過スピードだったと。じゃ、そこに何が起こったのかという。私は、この日勤教育がなければ起こらなかったと、これは確信しております。今からまあ調査がいろいろあるでしょうけ……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 大臣の所信に対しまして大きく二つの点についてお尋ねしたいと思いますけれども、一つは、先日の大臣の所信の中の五つの柱のうちの大きな一つであります情報通信政策についてでございますけれども、何か率直に、この情報通信政策、本年は世界最先端のIT国家となる目標の最終年として総仕上げに取り組むとともに、昨年十二月に取りまとめた、取りまとめたu―Japan政策を推進し、ユビキタスネット社会の実現を目指します云々と、こうあるんですけれども、私がこういう分野に弱いのかもしれませんけれども、まず言葉ですね。 非常にこれ、大臣の所信にもいろいろ横文字が入っているんで……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 先ほど来論議になっており、ずっと論議になっておりますこの義務教育費国庫負担金と税源移譲をめぐる問題についてまずお尋ねをしたいと思いますけれども。 いろいろ論議がございましたこの義務教育費の国庫負担金については、今年の秋までに中教審で結論を得ると。けれども、先ほど来の論議のように、この中間報告、中教審は中間報告で国庫負担制度の根幹を堅持する必要があると、このように中間報告ではもう言っているわけですね。報道によりますと、鳥居会長は、六団体を理を尽くして説得をすると、こういうふうに言われておりますので、この秋の結論というのは大体見えているんじゃないか……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私、まず地球温暖化対策と地方公共団体の役割についてお尋ねをいたしたいと思いますけれども、去る二月の十六日に京都議定書が発効いたしまして、二〇〇八年から二〇一二年にかけてこの一九九〇年レベルよりも六%削減しないといけないと。それがもう既に八%近くオーバーしているわけですから、一四%ぐらいオーバーしていると。これは、環境省だけじゃなくて、もうすべて国を挙げてこれは温暖化対策進めていかなければならないというふうに思っているわけですけれども。 その中で、まず地方公共団体が自ら行う事務事業に関して、温室効果ガスの排出の抑制等のための措置に関する計画、これ……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私は、事実婚の配偶者の恩給受給資格についてお尋ねをしたいと思います。 これは、先日私のところに長崎県のSさんという方が相談がありまして、この方、三十年ぐらい、元陸軍伍長Iさんという方とずっと生活をともにしていたんですけれども、このIさんというのが平成十五年三月二日に亡くなったわけですね。それに伴って、その七月三十一日付け請求によって、恩給法第七十三条第一項の規定によって扶助料の請求をしたと。これに対して恩給局は、配偶者では、法律上の配偶者ではないからこれは該当されないと、このように結論を出した。審査請求人の請求を却下する旨の裁定をした。それに対……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 まず初めに、去る三月二十日に発生いたしました福岡県西方沖地震によって亡くなられた方、また被災された方々に対しまして、改めて哀悼の意を表し、またお見舞いを申し上げる次第でございます。 私も翌朝一番に玄界島に伺ったんですけれども、映像で見ているよりも、実際に見ましたら、中はもうがたがただし、段々畑みたいになっている土台そのものが崩れているわけですね。ですから、これを復興するというのはどういうやり方ですればいいのかなと、本当に今後大変だなということを実感してまいったわけですけれども。 今回のこの地震は、新潟の中越地震に続きまして、いわゆる地震の空白……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。
まず、少し、初めに角度を変えさせていただきまして、今、ライブドアによるニッポン放送、またフジテレビの買収の話というのが連日大きく報道されているわけでございますけれども、橋本会長、同じ放送に携わるというか、放送局のトップとしてこの問題についてどのように受け止められている、また御所感をお持ちなのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 会長は技術畑で大変お詳しいわけでございますので、このデジタル化等の問題については午後からまた質問させていただきたいと思うんですけれども。
また、この問題は一方では、NHKが放送法に基づいた特殊法人であると。そし……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 今、民主党さんは八十分質疑されましたので、かなり詳しく内容を詰められたし、また重複する部分も出てきておりますけれども、改めて質問をしたいというふうに考えております。 先ほども出ておりましたけれども、この振り込め詐欺の手口というか、これがいろいろな形で巧妙化している。交通事故に見せ掛けて、被害者だとか警察官、保険会社の職員まで登場させて、まず劇場型の詐欺まで行われているという。そういう中にあって、私は、先ほど警察の方から、犯人と被害者が非面接であり、またこの電話が架空名義だとか匿名性があるだとかいうお話がございました。今、どういう振り込め詐欺の実……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 それでは、質問をさせていただきますけれども、まず私は、今年の四月一日から個人情報保護法というのが施行されたわけでございますけれども、個人情報保護法で言う個人情報というのは特定の個人を識別することができるというものが個人ですわね。じゃ、果たして電子メールアドレスというのが個人情報保護法に言う個人情報に当たるのかどうかという。 例えば、手紙の場合は今まで住所と氏名というのを併せて書かないと着かないんですけれども、この電子メールアドレスというのはそれだけで特定の個人に到達するという点で異なる、特定の個人を識別することができるものと考えられるわけでございま……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 この行政手続法は平成五年に成立して六年から施行されているわけですけれども、私もこれが出たときに衆議院の内閣委員会で質問をさせていただいて、非常に思い出の深い法律なんですが。 これは、それまで何十年来の悲願というか、日本の行政が非常に不公正、不透明だと、その典型的なのが世界に悪名の高い行政指導だと、これはもう世界共通語になっているような。基準も何も明らかに、例えば許認可の申請をすると机の一番下に置かれて、いつこれがあれされるか分からない。基準も、何でそれが不許可になったのかとか、そういう基準もはっきりしない。こういう不公正、不透明な行政についてき……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 いよいよこの郵政特の審議も、この私の時間で八十一時間と、議論も大変煮詰まってまいりました。これは調べてみましたら、近年におきましてはPKO法案、三国会にわたってやりました、あれに次いで多いという。中央省庁改革のときより、また公選法の小選挙区導入のときよりも多く審議をされておりました。私も、この八十一時間、じっと黙ってあそこで聞いておりました。もう大変、麻生大臣だったら、黙って聞いていれやと言うかもしれませんけれどもね。じっと黙ってお聞きして、大変これ、これは与野党を問わず、そしてまた賛否を問わず、先ほど平野先生が言われておりましたけれども、議論が……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 初めに、郵便法の改正について、これ先ほど来ずっと出ておりますけれども、委員長がこれには必ず触れるようにというお達しでございますので、ダブると思いますけれども、要するに、この改正そのものは、切手の代わりに印鑑というか、このぺたぺた張るやつを偽造したのを罰則を設けようと、何かそういうことですよね。 私は最初は、何でこれ、こういうことを法改正までしてやらぬといかぬのかなと、条約優先だったら、それでもういいじゃないかみたいな、思っておりましたけれども、よくよく考えておりましたら、まあ国会でそういうことをきちっと確認していくということは大事なことだという……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 先ほど来議論になっておりますけれども、昨年からの度重なる不祥事等で受信者の不信が高まって膨大な数の受信契約解除が行われていると。この今決算でやっています平成十三から十五年度の未収受信料欠損償却費というのは二百十一億、二百三十一億、二百三十二億と、こういうふうに推移してきたんですけれども、その後、要するに十六、十七で大変増えてきて、先ほどありましたように、平成十七年度は受信料の未払を含めた減収というのは五百億以上に上るだろうと、こうありましたですね。 十七年度予算で、我々は三月にやりました。そのとき、六千五百億の事業収入で、五百億というのはこれ大……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 まず、この電波法の関係でございますけれども、今回の法改正におきましては、電波の経済的価値を勘案した新たな料額算定方法を導入することと、こうなっているわけでございますが、これに、この法改正に至った背景、それから新たな算定方法の導入はどのような効果が見込まれるのか。それからまた、これが電波の有効利用を促進することになるのか。また、先ほど来論議がございます携帯電話事業者の負担が大きいんじゃないかと。今回の改正では、今までは八二・三%、八二・三%、今回は七六・六と、少しこれを負担を軽くしたみたいですけれども、総額的には金額的には大きくなっているというよう……
○弘友和夫君 私は、委員長に陣内孝雄君を推薦することの動議を提出いたします。
○弘友和夫君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、郵政民営化法案等六法案について、賛成の立場から討論を行うものであります。 郵政民営化が国民の意思であることは今や疑う余地はありません。私たちは、これまで郵政民営化及び六法案について次のように主張をしてまいりました。 第一に、そもそも郵政民営化という改革は、単に郵政事業の改革にとどまるものではなく、正に小泉総理が構造改革の本丸と位置付けられているように、財政構造改革、財政投融資改革、金融システム改革、特殊法人改革など、あらゆる構造改革の推進に直結し、小さな政府の実現につながるものであるということであります。 第二に、高齢化と少子化が急速に……
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
昨年十一月一日の本会議におきまして法務委員長に選任されました弘友和夫でございます。
本委員会の公正かつ円満な運営に努め、その重責を果たしてまいりたいと存じます。皆様方の御指導と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、渡辺孝男君、鶴保庸介君、松村龍二君、吉田博美君、井上哲士君、長谷川憲正君及び浜四津敏子君が委員を辞任され、その補欠として南野知惠子君、谷川秀善君、沓掛哲男君、仁比聡……
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、魚住裕一郎君及び前川清成君が委員を辞任され、その補欠として白浜一良君及び櫻井充君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に警察庁長官官房審議官巽高英君、警察庁長官官房審議官和田康敬君、警察庁生活安全局長竹花豊君、金融庁総務企画局審議官畑中龍太郎君、金融庁総務企画局審議官谷口博文君、法務大臣官房長小津博司君、法務大臣官房司法法制部長倉吉敬君、法務省民事局長寺田逸郎君、法……
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、白浜一良君及び白眞勲君が委員を辞任され、その補欠として浜四津敏子君及び前川清成君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に警察庁生活安全局長竹花豊君、金融庁総務企画局審議官畑中龍太郎君、金融庁総務企画局審議官谷口博文君、法務大臣官房司法法制部長倉吉敬君、法務省民事局長寺田逸郎君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君、法務省保護局長麻生光洋君、法務省入国管理局長三浦正晴君及び農林水産省……
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
裁判所職員定員法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に法務大臣官房司法法制部長倉吉敬君、法務省刑事局長大林宏君及び法務省矯正局長小貫芳信君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、杉浦法務大臣から、前回の亀井郁夫君の質疑に対する答弁に関し発言を求められておりますので、これを許します。杉浦法務大臣。
【次の発言】 以上をもって本案に対する質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
……
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案及び執行猶予者保護観察法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君及び法務省保護局長麻生光洋君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案及び執行猶予者保護観察法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
両案の趣旨説明は既に……
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案について政府から趣旨説明を聴取いたします。杉浦法務大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明の聴取は終了いたしました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時三分散会
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、浜四津敏子君が委員を辞任され、その補欠として荒木清寛君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に警察庁刑事局長縄田修君、警察庁交通局長矢代隆義君、法務省刑事局長大林宏君及び法務省矯正局長小貫芳信君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、荒木清寛君及び前川清成君が委員を辞任され、その補欠として浜四津敏子君及び家西悟君が選任されました。
【次の発言】 法の適用に関する通則法案を議題といたします。
本案について政府から趣旨説明を聴取いたします。杉浦法務大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明の聴取は終了いたしました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法の適用に関する通則法案の審査のため、来る十三日午前十時に、参考人の出席を……
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、家西悟君が委員を辞任され、その補欠として前川清成君が選任されました。
【次の発言】 法の適用に関する通則法案を議題といたします。
本日は、本案の審査のため、三名の参考人から御意見を伺います。
御出席いただいております参考人は、京都大学大学院法学研究科教授櫻田嘉章君、三菱商事株式会社理事大村多聞君及び日本弁護士連合会国際私法現代化関係及び国際裁判管轄制度に関する検討会議委員手塚裕之君でございます。
この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。
本日は、御多用のとこ……
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法の適用に関する通則法案の審査のため、本日の委員会に内閣官房司法制度改革推進室長本田守弘君、法務大臣官房司法法制部長倉吉敬君、法務省民事局長寺田逸郎君、法務省刑事局長大林宏君、外務省国際法局長小松一郎君、厚生労働大臣官房審議官松井一實君、厚生労働大臣官房審議官草野隆彦君及び厚生労働省職業安定局次長高橋満君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、江田五月君が委員を辞任され、その補欠として尾立源幸君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律の一部を改正する法律案及び犯罪被害財産等による被害回復給付金の支給に関する法律案の審査のため、本日の委員会に金融庁総務企画局審議官畑中龍太郎君及び法務省刑事局長大林宏君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、前川清成君が委員を辞任され、その補欠として広田一君が選任されました。
【次の発言】 組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律の一部を改正する法律案及び犯罪被害財産等による被害回復給付金の支給に関する法律案の両案を一括して議題といたします。
本日は、両案の審査のため、三名の参考人から御意見をお伺いします。
御出席いただいております参考人は、中央大学法科大学院・法学部教授椎橋隆幸君、弁護士宇都宮健児君及び日本女子大学家政学部助教授細川幸一君でございます。
この際、参考人……
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十五日、広田一君及び尾立源幸君が委員を辞任され、その補欠として前川清成君及び江田五月君が選任されました。
【次の発言】 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案について政府から趣旨説明を聴取いたします。杉浦法務大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明の聴取は終了いたしました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案の審査……
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件につきましてお諮りいたします。
出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に法務省入国管理局長三浦正晴君及び公安調査庁長官大泉隆史君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、三名の参考人から御意見を伺います。 御出席いただいております参考人は、筑波大学大学院図書館情報メディア研究科助教授新保史生君、桜美林大学国際学部教授加藤朗君及び弁護士難波満君でございます。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。 参考人の皆様から忌憚のない御意見をお述べいただきまして、今後の審査の参考にしたいと存じますので、どうぞ……
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に法務省入国管理局長三浦正晴君、外務省経済局長石川薫君及び外務省領事局長谷崎泰明君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、家西悟君、松村祥史君及び西島英利君が委員を辞任され、その補欠として江田五月君、青木幹雄君及び沓掛哲男君が選任されました。
【次の発言】 刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案について政府から趣旨説明を聴取いたします。杉浦法務大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明の聴取は終了いたしました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
刑事施設及び受刑者の処……
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、沓掛哲男君が委員を辞任され、その補欠として小斉平敏文君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に警察庁長官官房長安藤隆春君、警察庁生活安全局長竹花豊君、警察庁刑事局長縄田修君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君、財務省主計局次長松元崇君、文部科学省スポーツ・青少年局スポーツ・青少年総括官西阪昇君及び海上保安庁次長平田憲一郎君を政府……
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十三日、小斉平敏文君が委員を辞任され、その補欠として沓掛哲男君が選任されました。
【次の発言】 刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本日は、本案の審査のため、四名の参考人から御意見を伺います。
御出席いただいております参考人は、中央大学法科大学院・法学部教授椎橋隆幸君、一橋大学大学院法学研究科教授後藤昭君、前財団法人全国篤志面接委員連盟理事長中間敬夫君及び日本弁護士連合会刑事拘禁制度改革実現本部事務局長小池振一郎君でございます。
……
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に警察庁長官官房長安藤隆春君、警察庁刑事局長縄田修君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君及び海上保安庁次長平田憲一郎君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑のある方は順次御発……
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に警察庁長官官房長安藤隆春君、警察庁刑事局長縄田修君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君及び厚生労働大臣官房審議官宮島俊彦君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のあ……
○委員長(弘友和夫君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二日、松村祥史君及び北川イッセイ君が委員を辞任され、その補欠として青木幹雄君及び沓掛哲男君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一号国籍選択制度の廃止に関する請願外三百二十一件を議題といたします。
今国会中本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の資料のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第二〇〇〇号法務局、更生保護官署、入国管理官署、少年院施設の増員に関する請願外十六件及び二三四〇号裁判所の人的・物……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私は一年ぶりの質問でございまして、少しトーンが上がるかもしれませんけど、御容赦をいただきたいというふうに思います。 まず、大臣はさきの所信で、「安全を大前提とした核燃料サイクルを含む原子力発電の推進など、総合的なエネルギー政策を遂行してまいります。」と、このようにおっしゃいましたけれども、本当に私は、原子力政策というのは安全、安心、これはもう大前提でなければならないというふうに思うわけでございますけれども。 ところが、先日、目を疑うようなというか、果たして本当なのかなということが新聞報道されておりました。これは十月二十七日の朝日新聞ですけれど……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 まず、承認案件に対しましてお尋ねしたいと思うんですけれども、外為法第十条一項は、我が国の平和及び安全の維持のため特に必要があるときは、閣議決定に基づき、支払、資本取引、対外直接投資、特定資本取引、役務取引、輸出の許可、輸入の承認といった対応措置を講ずることができると規定しておりまして、政府はこれらの措置を講じてから二十日以内に国会に付議し、その承認を求めなければならないとしているわけでございます。 十月十三日に閣議決定された制裁措置のうち、国会承認の対象は、北朝鮮からのすべての貨物の輸入についての承認を受ける義務を課すること、北朝鮮から第三国へ……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私は、まず国会からの検査要請事項、また随時報告事項に関しまして、基本的なことについてお伺いしたいと思うんですけれども。 昨年の六月に当委員会から検査の要請を行った報告事項が七件、また昨年十一月の会計検査院法の改正によって随時報告制度というのが導入されましたけれども、この報告事項五件の報告をいただいて本日のこの委員会になったわけでございますけれども、まず、検査要請事項の報告の時期についてお伺いしたいんですが、平成十五年度決算の審査の過程で必要と認められた事項について検査を本院からお願いして、大変詳しく立派な報告も提出していただいているわけですけれ……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 まず、法案に関連してお聞きしたいと思うんです。 私もこの倫選特初めてで、質問も初めてなんですけれども、この法案見ておりましたら、四年ごとに同じようなというか法律が臨時特例法によって出てきているわけですね。同じようなほかにもいろいろな法律案がありまして、毎年毎年変えるものでもそれを改正案ということでやる場合もありますし。これに関して、恒常的な法律として必要なときに改正していくという考え方もあるんじゃないかと思うんですけれども、この臨時特例法できちっと四年ごとにやるというのはどういうことでやるのかなという疑問がありますので、少しそこら辺についてお尋……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私も山下先生と大分重複するところがございますけれども、更に深くお聞きしたいというふうに思っております。 まず、この法改正の方向性でございます。先ほどもお話がございましたけれども、政治資金の規制に関しましては、この企業・団体献金の規制、これはもう強化していこうという方向で、我が党も頑張ってそれぞれ、全体的に企業、団体、今までいろんな問題がある中から、これは規制していこうという方向ですよね。今回、この改正、直接じゃありませんけれども、外資系企業の献金が、広く企業・団体献金が受けられるような改正になっているわけですよ。 先ほどの中で、まず政治資金の……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 まず、北朝鮮問題に関しましてちょっとお伺いいたしますけれども、大臣はこの所信の中で、「我が国及び国際社会の平和と安全に対する重大な脅威である北朝鮮に対しては、引き続き、経済制裁を厳格に実施し、誠実な対応を促します。」と、このように述べておられるわけでございますけれども、三月八日にあのハノイで開かれました北朝鮮の核問題をめぐる六か国協議の日朝の作業部会におきましては、日本側が改めて拉致問題を提起したわけでございますが、北朝鮮側は拉致問題は解決済みだというこの立場を崩さなかったということで議論は平行線に終わったわけでございます。 それに対するお考え……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 先ほど岩本先生から小倉競輪場のお話がございましたけれども、私も小倉でございますし、山本副大臣も松山政務官も地元でございますから、四人一緒に毎週小倉競輪に行けば少しは活性化するんじゃないかなんて気がいたしておりますけれども。 今、ずっと御論議がございましたけれども、本当に、一時一兆九千五百五十三億あったのが五五%減っていると、それからオートレースは三千四百九十八億から六八%までになっているという。 今回はそういう、一つは特殊法人の見直し、そしてまた一つはこの競輪、オートの活性化という目的で今回のこの法案が出されているわけですけれども、私これ見ま……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 三人の参考人の先生方には、本当にお忙しいところありがとうございます。また、田中参考人、地震の大変な中、お見舞い申し上げます。ありがとうございました。 まず、高木参考人にお尋ねをしたいんですけれども、産業再生委員長として、五年間を一年前倒しで四十一グループ百九十八社再生をなされたわけでございますけれども、先ほどお話しのように、日本の早期事業再生のための文化が世界的水準に達したと、こういうお話でございまして、主要行については不良債権処理等、先ほどお話しのように大きく進展したが、地域金融機関ですね、これはまだまだ遅れているし、地域の再生、いろいろな企……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私の持ち時間二十分でございますので、端的にいろいろとお尋ねしたいと思うんですけれども。 今御質問、皆さんからございましたように、今回明らかにされたデータの改ざん、それから事故の隠ぺいというのは本当に悪質だと。今、甘利大臣が看過できないと言われたというお話がありました。まさしくそのとおりでありますし、また永原参考人は今、二度とこういうことを起こしちゃいけないという御答弁でございましたけれども、本当にこういう問題は二度と起こしてはいけないという観点でありますけれども、ただ、今回いろいろな、何というか、痛みを伴いながら、要するに過去にさかのぼって七万……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 朝から長時間にわたって質疑を行われておりますので、重複する部分があるかもしれませんけれども、御容赦いただきたいと思いますけど。 まず、産業活力再生特別措置法等の改正案でございます。その中で、事業再生でございますけれども、去る十七日の参考人の質疑におきまして、高木参考人から、早期事業再生を図るためには、国、特に金融庁が地域金融機関を指導し、地域金融機関が中小企業の背中を押してあげると、中小企業の財務内容が悪化している場合に改善に取り組むよう指摘する必要があると、こう述べられておられましたけれども。 一方、内閣府が昨年の六月に取りまとめた「我が国……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 朝からの論議がございましたけれども、私、最後でございますので、また確認等、重複するところもあるかもしれませんけれども、お尋ねしたいと思います。 お話がありましたように、商工中金、昭和十一年設立されて以来、中小企業組合とその構成員である中小企業向けの政府系金融機関として大きな役割を果たしてきたと。昨年の行政改革推進法を踏まえて、来年十月には株式会社化され、法施行後五年ないし七年後に完全民営化されるというわけでございますけれども、この検討の過程の中で、平成十七年十月に経済財政諮問会議政策金融機関改革に関するヒアリングで商工中金が配付した資料が、ヒア……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 本日は一時からもう三時間半になって、ほとんど、私もいろいろと通告をいたしておりましたけれども、かなり重複する部分もございますが、いろいろ先ほど来の議論をお聞きしておりまして、なかなかこれは難しいなという部分が非常にあるんです。 というのは、今回のこの方針で、従来のような政策金融の役割は基本的に終わった、今から民の補完でやっていくんだという考え方で整理されているわけですね。この機能を大幅に絞り込む、また貸付残高はGDP比の半減をすると、一つの組織へ五機関を統合して、一機関を廃止、二機関を民営化するということでこの法案が今国会に提出されるわけですけ……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 麻生大臣は、今国会に臨む外交演説の中で、戦後、我が国外交を支えてきた日米同盟、国際協調、近隣アジア諸国重視の三本柱に触れられて、これに四つ目の柱、自由と繁栄の弧を加えて、我が国の進路を明らかにされました。そして、外交とは、はるかに未来を望み国益と国民の福利を伸ばす営みです、そのためふさわしい環境を世界につくろうとする営々たる努力の別名ですと、外交はまたあり得べき危機を極小化しなくてはなりません云々と大変すばらしい高尚な演説をされておりまして、また、久間防衛大臣も防衛省の移行の談話の中で、防衛省・自衛隊は未来に向け確かな安全保障のために新しい歴史を……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 まず、本題に入ります前に確認させていただきたいんですけれども、今日の新聞にも報道されておりましたけれども、二十四日、公務員改革というのが閣議決定の日に東京証券取引所の新設理事長に元財務省事務次官を充てる人事が決まったとの報道がなされ、今日も報道されておりまして、「東証「天下り」深まる対立」、「官邸 改革骨抜きを懸念」、霞が関は「民間の自主判断」と報道されておりますけれども、財務大臣、何か御感想ございましたら、また山本大臣もありましたら、簡単で結構ですけれども、御所見を述べていただきたいと思います。
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私、この委員会初めてでございますので、基本的なこと等もお尋ねしたいと思うんですけれども。 まず、今この日本の社会、学校教育もそうですし、学校だけじゃなくて家庭、社会、地域、先ほど大臣は豊穣の中の精神の貧困だと、このようにお話がありましたけれども、本当にいろいろな意味で病んでいると。何とかこれをしないといけない、また教育力を、教育の再生をしないといけないということで、いろいろと今回の法案にもそれが出てきているんだと思うんですけれども。 まず、大臣は、優れた教員というものをどう思われているか。イギリスの教育哲学者のアーサー・ウィリアム・ワードとい……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 十月一日から郵政民営化いよいよスタートして一か月ということでございまして、私も当時郵政民営化の特別委員会理事もさせていただいておりまして、この審議に携わった者として感慨深いものがあるわけでございますけれども。 日本郵政公社、持ち株会社の日本郵政の傘下に郵便事業会社、郵便局会社、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険、この四事業会社に生まれ変わったわけでございまして、総資産が三百兆を超えると。また社員数は二十四万人に上ると。その巨大さゆえにこれがどう市場に受け入れられていくのか、またどのような影響を与えていくのかというのは非常に注目をされているわけでござい……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私も、このいわゆる郵政国会のとき、この郵政法案の委員会の理事もさせていただいておりまして、また立場は少し違いましたけれども長谷川先生ともいろいろ苦労しながら、その後いろいろございまして、十月一日に民営会社が発足をしたということでございますけれども。 今回、いろいろなことが考えられるということで、今回のこの法案が提出されたわけですけれども、株式の処分のを提出するといろいろ言われている。先ほど来の論議の中で、株式がもうその前に、いろいろ検討する前に売られたらいろいろややこしくなるということでありましたけれども、まあ、総務大臣も社長も上場の前に処分す……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 まず、私はNHKのガバナンス強化についてお伺いしたいんですけれども、今回の改正では、ガバナンス強化の一環ということでNHKの経営委員会の改革が盛り込まれております。経営委員会の権限を強化する一方で執行と監督の分離を明確にしているということで、これで改正案についてお伺いしたいんですけれども、衆議院における修正におきまして、経営委員会の権限について、経営の基本方針等の事項についての文言が「決定」から「議決」に改められております。 そこで、お伺いしたいんですけれども、「議決」と「決定」では何が違うのかと。その前は「議決」だったんですよね。それが「決定」に……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私は、まず初めに、今いろいろ議論されております長寿医療制度について、時間の関係で総理に一問だけお伺いしたいというふうに思っております。 この四月からこの制度はスタートしたわけでございますけれども、今までの説明不足だとかいろいろ不手際もあったのかもしれませんが、やれうば捨て山だとか、また、年寄りを殺すのかなど、とんでもない制度ができたように連日テレビ等で言われておりますけれども、そもそも、なぜこの長寿医療制度ができたのかと、またつくらなければならなかったのかと。高齢者の方を切り捨てるのではなくて、本格的な高齢社会の進行の中で、国民全体で高齢者の方……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私は、先ほど来論議がありました地方財政、国、地方を通じた財政健全化と、それとまた、それに関連して生活排水の処理の手法といいますか、ということについてお伺いしたいと思います。 まず、我が国におきましては、今日まで国、地方を通ずる財政健全化、これは取り組んでまいりまして、いわゆる骨太の方針に基づいて国及び地方の双方が構造改革及び歳出改革に取り組んできたところでありますけれども、しかしながら、国及び地方の長期債務残高というのは、平成二十年度末で七百七十六兆円程度と見込まれ、また対GDP比で見ますと一四七%に及んでおると。我が国全体の財政状況というのは……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 福地会長は本年一月の二十五日、先ほど質問もありましたけれども、いろいろな紆余曲折を経まして、決まるまではありましたけれども、就任をされたわけでございます。就任をされて二か月でございますけれども、私の仄聞するところ、非常に新会長、次々と改革の手を打たれていると。職員の皆様からも好感を持って迎え入れられているというふうにお聞きしております。 まず、職場の風通しを良くするために、それはまず役員からだということで、今まで個室でありました役員室を大部屋にしたと。それから、無駄な会議をしないと。お聞きしましたら、会議の時間が非常に短縮されたというふうにも聞……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 先ほど来、地方再生、また地方財政の確立の論議をやっておりますけれども、大臣は十二年間、岩手県知事として実際に現場の実情というものを実体験として身近に感じてこられたと、実務にも携わってこられたわけでございます。そしてまた現在は総務大臣として既に半年間在任されているわけでございますけれども、車座対話ということで全国の地域を回られたとお聞きしております。 そういう中で、今地方で何が求められて、またそのためにどんな対策が必要なのか、改めてその御決意をお伺いしたいわけですけれども、知事時代と総務大臣になられて地方に対する見方が変わったのかどうか。先ほど大……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 四人の公述人の皆様には、大変今日はありがとうございます。 まず、先ほど来、地方分権そしてまた地方税財政の在り方、地方が大変ある意味財政的にも困っているという共通したお話もございましたけれども、先ほど汐見公述人のお話のように、当面の話として、私もこの四月の四日に参議院で本会議でやらしていただいた、二月の二十九日に衆議院から回ってきたこの法案ですね、一か月間全く論議がなく、そして四月四日も、この暫定税率、もう切れたその中で審議入りをしたという状況でございます。 非常に、私は地方税財政の在り方、地方分権どうしていくんだという論議は、これはやっていか……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 四人の参考人の皆様には、大変今日はありがとうございます。 まず、横尾参考人にお伺いしたいと思います。 私も九州でございまして、一昨日も多久市を通って長崎県に伺いまして、本当に横尾参考人が頑張っておられると。また、地方分権におきましても、七人の侍と言われ頑張っておられるという、本当に敬意を表するわけでございますけれども。 先ほどのお話で、現実問題、今この道路特定財源、暫定税率が切れたことによって、五億七千万ですか、不足し、今執行を留保されているという影響が出ている。私も、お聞きしましたら、多久市において、早期発注によって水路の移設を計画してい……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私も、先ごろのミャンマーのサイクロン被害、そしてまた中国四川省の地震、もう立て続けに大災害が起こったわけでございまして、甚大な被害が発生しているということで、本当に、お亡くなりになられた方々に対しましては心から御冥福をお祈り申し上げるとともに、行方不明の方もたくさんまだいらっしゃるということで、早期の救出、そしてまた負傷された皆様、また不便な生活を強いられている皆様には心からお見舞いを申し上げる次第でございます。 それで、日本におきましてもいつこうした大災害起こるか分からないということで、今回の法改正は発生の切迫性が指摘されています大規模地震へ……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 初めに、ダビング10の延期の問題についてお伺いしたい。先ほど、末松先生、横文字は駄目だと、こう言われた。これはダビング、今まではダビングするという、テンは十ですからね、私でも分かるんじゃないかという。審査委員に私してもらえば大体国民の皆さんが分かる横文字になるというふうに思いますけれども、それはさておいて。 デジタル放送の録画また録音制限の緩和、いわゆるダビング10についてお伺いをしたいと。これは、先日、世耕先生が質問しておりましたけれども、著作権保護の観点から現在コピーが一回に限定されているデジタル放送について、視聴者・国民の利便促進の観点か……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 今、二之湯先生に定額給付金に触れていただきまして、ありがとうございます。否決するところは私はないんじゃないかとは思いますけれども、本当に今考えられる一番有効な経済また生活支援というのは定額給付金だという、OECDの有名な方も、上席の調査官も言っておりますけれども、それはそれといたしまして、私は、この法案、退職手当法からお尋ねをしたいと。 今回、退職手当法における新たな支給制限また返納制度の創設というのは、前の防衛事務次官事件等を受けまして我が党といたしましても導入を主張してきたものでありまして、これは評価できるわけですね。在職中に国民の信頼を失……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 先ほど来、かんぽの宿等、大変大事な質疑がございましたけれども、かんぽの宿については、あした総務委員会で参考人質疑、集中審議等ございますので、私は、今日議題になっております皇室費、国会、会計検査院、総務省及び公営企業金融公庫の決算審議という、それにできるだけ沿って質問をさせていただきたいと思います。 最初に、今週の金曜日、四月の十日は天皇皇后御成婚五十周年、天皇陛下即位二十年に当たりまして、心からお祝いを申し上げたいと思います。 昭和三十四年の四月十日に国民歓喜の中で、皇太子また皇太子妃御成婚のパレードが盛大に催された。その様子は、当時は白黒の……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 斉藤大臣には大変に、今、日本の行く末のキーマンになっておりますので是非しっかりと対応していただきたいと思いますけど、ちょっと順番を変えて、石破大臣も後で来られるということでございますので、最初に緑の経済と社会の変革、二十一年度の補正予算の部分ですね。これは先ほど川口先生との大臣のやり取りをお聞きしておりまして、まさしく私はこの緑の経済と社会の変革というのは、これを斉藤大臣にずっと語っていただきたいと思うぐらい、今日本が置かれている、どっちの方向に行くんだという本当に大事なことでありますので、これをずっとやっていただきたいと思うんですが、ちょっと時……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私は、先日、大分に住む方からうちの熊本の県会議員さんに相談があった、自分はこの長い間、熊本にある江戸時代から続いている吉田松花堂という、心臓とか胃の薬なんですけれども、いわゆる伝統薬、それをずっと服用してやっていた、聞くところによると、六月一日からそれができなくなると、郵便で送ってこれなくなるという、本当に大変なことになっていると、何とかしてもらえないかという相談があって、私もここの社長さんに電話でお聞きしましたけれども、本当、最近になって、皆知らないんですけれども、知らない人がテレビとかなんとかで知ってきて、どんどん電話が掛かってきて、これが郵……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 まず、二十一年度予算、経済対策と国の直轄事業負担金等に関してお尋ねしたいと思いますけれども、今、世界の同時不況、世界同時株安と言われる中で、日本経済は戦後最悪の不況に直面をしていると。私たちも地方をいろいろ回ってみましたら、本当にもう大変な状況だということを肌身で感じているわけですけれども、そういう中で、生活者支援、雇用対策、中小企業や地域活性化支援、そうした内容の総額七十五兆円の政府は景気対策を組んで、これは第一次補正予算、それから第二次補正、そして二十一年度予算でやるわけですけれども、第二次補正予算関連法案については非常に遅れて、参議院に送られて……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私はまず、三月十七日に各紙で出された一面広告があるんですけれども、これを見て本当に目を疑ったというか、「考えてみませんか、私たちみんなの負担額。」という、これは日本経団連だとか商工会議所を始め、自動車、電機、鉄、それぞれの団体がやって、私はこれを見て、いよいよ経済界も政府と歩調を合わせて低炭素社会というか、本当にそういう方向にかじを切ってやり出したのかなというふうに思ったんですけれども、全然違うんですね。 私たちは、石油危機以来、家庭も産業も最大限の省エネ努力を推進してきました。その結果、日本は既に世界トップレベルの低炭素社会となっています。し……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 まず、監査委員会の状況についてお伺いしたいんですけれども、昨年の放送法の改正でNHKに監査委員会が設置されまして、監査委員三人以上をもって組織されるとなっておると。それで、経営委員会の委員の中から任命すると、そのうち少なくとも一人以上は常勤としなければならないというこれは法律になっているわけですね。これが現在多分いないというふうに思いますけれども、その件について一つと、ちょっと時間が余りありませんので一緒に聞きますので、それは経営委員長にお伺いしたいと、それをどうするおつもりなのか。 それと、常勤の監査委員がいないという、これは違法状態でござい……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございますけれども、私は、今、二之湯先生御指摘のありました、なかなかこうしたものに追い付けない世代の一人でございまして、総務委員会にずっと結構所属しているんですけど、いろいろこうして質問しながらもよく分からないという部分もあるということで、本当に光と影、しっかりとこれは見極めていかなきゃいけないと思います。 一つ、最初に、今回のこの支援措置の実施主体というのを国とか地方公共団体ではなくて民間法人としたわけですね。これ、どうして民間法人となっているのか。それと、じゃ、民間法人であれば今考えられるのはどういうところが考えられるのかということをお尋ねします。
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 初めに、先ほど来論議になっております六月期の期末・勤勉手当に関する特例措置について御質問をしたいと思います。 与党でボーナス減額の要請を政府にしてこういう質問をするのはおかしいんですけれども、確かに民間が非常に悪いという中で公務員だけ果たして今までどおりでいいのかと。公務員というのは先憂後楽じゃないかとかいういろいろなことがございまして減額措置にはなるんですけれども、だけど、先ほど来質問があったように、果たして職員の皆さん、やっぱり夏のボーナス、こういうふうに使いたいとかいろいろ予定もしているし、そういうところだとか、それからまた、先ほどの加藤……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私は最初に、難視解消のための衛星放送の在り方についてお伺いしたいと思います。 NHKは経営計画におきまして、今BS1、BS2それからBSハイビジョンがあるんですけれども、これを二波に再編すると、こういう検討をされているわけでございますけれども、この衛星放送再編についての基本的な考え方と、それから、現在BS2というのは、難視聴解消を目的として、地上波が届かない地域の方へNHKの番組だとか必要な生活情報を提供する役割を担っているわけでございますけれども、そこで、現在地上波の難視聴地域で衛星のみでNHKを視聴している方がどの程度いらっしゃるのかという……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 三人の参考人の皆さん、本当にお忙しいところ、ありがとうございます。 まず、お三人に共通してお伺いしたいと思いますけれども、今回のこの改正案、外国人住民に係る改正部分というのは、外国人住民の利便の増進及び市町村等の利便の合理化に資するため整備されると、こういうふうになっておりまして、非常に市町村だとか、また外国人住民にとってもワンストップ化が図られているとか、いろんなことで、メリット、デメリット、いろいろあると思うんですけれども、外国人の在留管理が強化されることになるんじゃないかとか、そういういろいろな不安もある中で、端的に言って、意見表明の中に……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 先ほど来の質問でふくそうするところもございますけれども、基本的な問題でございますのでお聞きしたいというふうに思います。 まず、住民基本台帳制度の適用対象者でございますけれども、今までの総務省の外国人台帳制度に関する懇談会の報告書によりましたら、これは作成する対象者として、一、入管法に基づき本邦に在留することを許可されている在留カード交付対象者、二、出生してから六十日以内の者のうち戸籍法上の出生の届出のあった者、三、特別永住者に限定をしているわけでございますけれども、この懇談会報告書においては、国籍離脱者、一時庇護上陸許可者及び仮滞在許可者のいず……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 まず、日本の成長戦略についてお伺いしたいと思うんですけれども、先般十五日に開かれましたアジア・ビジネス・サミットの昼食会で直嶋大臣は、日本はアジアの成長に全力で貢献、アジアの所得倍増をこの十年で実現したい、こういうふうに語られております。 今の塚田先生の論議にも関連するわけでございますけれども、私は言葉じりをとらえるわけじゃないんですけれども、先日、予算委員会の公述人の先生方も、二〇二〇年、二〇三〇年のGDPだとかいろいろな成長の統計を出しておりましたけれども、日本がどうするとかこうするとかいうことだけじゃなくて、アジア、中国にしてもインドにし……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 まず、両共済制度の加入状況について、小規模企業共済制度の在籍件数は一九九四年度末、約百五十万二千件をピークに近年減少を続けておりまして、二〇〇八年度末には約百二十二万六千件、同様に中小企業倒産防止共済制度は一九九五年度末は約四十七万三千件をピークに減少を続けており、二〇〇八年度末は約二十九万三千件となったと。いずれの共済制度におきましても脱退者数が新規加入者を上回っているためでありまして、これは非常に経営難でこの掛金を払い続けることが困難になっていると、脱退せざるを得なくなった事業者というのが一定の割合でいるというふうに思うわけですけれども、この……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 先ほど来、平山委員、また塚田委員より種々質問がございましたけれども、まず、政策全体における本法律案の位置付けとねらいについてお伺いをしたいと。 先ほど出ています、昨年十二月に発表された新成長戦略におきまして、二〇二〇年までに環境・エネルギー分野で五十兆円超の新規市場をつくると、百四十万人の新規雇用の創出を目標に掲げているわけですけれども、この分野の重要な部分を担う低炭素関連産業の現在の市場規模、雇用規模はどれくらいなのか。また、この法律案によっての支援によって二〇二〇年までにどのくらいの規模になると試算しているか、お伺いしたいと思います。
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 私の持ち時間は十分でございますので単刀直入にお伺いいたしますけれども、私の質問内容をしんしゃくしていただきまして、端的、的確に御答弁いただきたい。 まず、政治と金でございます。 これはある方から、この予算審議見ておりました御婦人の方から電話いただきました。法的にどうこうということじゃなくて、是非機会があったら総理に伺ってもらいたいという内容は、お母様が七年にわたって毎月千五百万、一日五十万、子供さんのためにと思ってこのお金を出された。ところが、先日の答弁では総理は、母には、そのことを確認したのかという質問に対して、確認はしていないけれども、一……
○弘友和夫君 公明党の弘友和夫でございます。 まず冒頭に、私、先ほどからの審議を聞いておりまして、本当に唖然といたしました。閣僚が、自衛隊が違憲なのか合憲なのか、こういうことを明確に答えられないという……(発言する者あり)最初答えていないじゃないですか。明快に答えていないという、その内閣というのは本当に私は、また安全保障等大丈夫なのかという思いでいっぱいでございます。 それで、今国会、最初から最後まで、もう度々論議をされております政治と金の問題でございますけれども、鳩山首相は、もう母親からの巨額の資金提供全く知らなかったとずっと言い続けておる。そしてまた、小沢幹事長は、陸山会の土地購入に絡……
○弘友和夫君 公明党の弘友でございます。 私は持ち時間が十五分でございますので、本来であれば全先生方に御意見をお伺いしたいんですけれども、お伺いできない場合もあるので御了承いただきたいと思います。 先ほど来、行政評価の問題が取り上げられておりましたけれども、私どもは、ぜひとも行政評価法というのを制定して、国であれ地方であれ、これはぜひ必要だと、このように思って主張しているわけでございます。 先日、この委員会におきまして参考人の御意見をお伺いしたら、私も意外に思ったんですけれども、余り必要ないんじゃないかという御意見もありました。といいますのは、これはやっても余り効果がないと。私は、多分従……
○弘友和夫君 ちょっと警察の方、今の答弁にちょっと関係あるので、通告していなかったんですが、いいですか、残ってもらって。警察の方。じゃ、副大臣が答えていただけるのならいいですけれども、今の答弁の関係なんですけれども。
【次の発言】 今、平田議員の質問で、四十四件と十一件の違いの話があったんです。私の理解しているところでは、四十四件というのは、要するに児童虐待に遭って死亡された方が四十四件、十一件というのは、後で質問しますけれども、児童相談所に相談をしたけれどもその途中で家に帰されたなんとかということで亡くなったと、四十四件というのは児童相談所に相談していなかったりいろいろ、要するに虐待で亡くな……
○副大臣(弘友和夫君) 我が国の途上国に対する環境協力につきましては、既にODA等の事業で、例えば植林、砂漠化防止だとか、また先ほどお話が出ておりました水の給排水の対策だとか地球温暖化対策、そしてまた自然保護対策など、既に多くの実績を有しておりまして、そしてまたそれに対する十分な技術力も持っております。 今お話しのように、復興後のイラクに安定政権が成立した暁にどういう環境協力ができるのかということでございまして、今、熱風の中を委員がずっと視察されたということで、そういうことで、石油もありますけれども、太陽も一杯でございますので太陽発電だとか、それからまた今基礎的なトイレ等の衛生施設にアクセス……
○副大臣(弘友和夫君) お答えさせていただきます。 確かに、先生御指摘のように、PRTR法の場合は人の健康というだけじゃなくて生態系の影響の物質も入っているわけでございます。しかしながら、先生御承知のように、PRTR制度というのは化学物質の環境排出量等を事業者に把握をさせて自主的な管理を促すと、こういう制度でございまして、製造や輸入を規制するものではないということでございます。そういうことで、動植物に有害な化学物質もですから対象させていただいております。 一方、化審法の場合は、化学物質の製造、輸入の数量制限の直接の規制を含んでおりまして、そういう規制制度でありまして、動植物への、先ほど来大……
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