国会議員白書トップ参議院議員井上哲士>委員会発言一覧(全期間)

井上哲士 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

井上哲士[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書


このページでは井上哲士参議院議員の委員会・各種会議の発言の冒頭部分と国会会議録検索システムの該当ページへのリンクをまとめています。井上哲士 参議院議員「委員会統計」(全期間)では委員会・各種会議の活動状況や役職経験をまとめています。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

19期(2001/07/29〜)

第153回国会 法務委員会 第2号(2001/10/25、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、民法改正について質問をいたします。  大臣所信ではこの問題に一言も触れられておりませんで、閣法も提出をされておりません。初めて選択的夫婦別姓が多数派になったという世論調査を受けて、大臣、今国会の閣法提出への見通しを述べられた報道もありまして、大変喜びの声が広がったわけですが、現状は大変残念だと思うんです。  この問題で、あるNPOの組織が自民党の国会議員を対象に聞き取り調査をして、その結果が報道されておりました。反対約一五%、賛成約一五%、どちらでもいい約七〇%。反対派の数は少ないが、確固たる意志で反対しており、これがネックだと、こういう報道が……

第153回国会 法務委員会 第4号(2001/11/01、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  近づきましたワールドカップ成功に大変期待の声が広がっておりますし、そのためにもフーリガンの対策は大変重要です。同時に、過剰な警備などでスポーツ観戦自体に支障が出るということはあってはならないと思うんです。  オランダとベルギーの共催で、昨年、サッカーのヨーロッパ選手権が開かれておりますが、ベルギー警察の威圧的な態度がもとでトラブルが発生したと言われておりますし、国際サッカー連盟、FIFAのブラッター会長も、ファンを家畜のように扱ったら動物のように振る舞うのは当然だと、こういう指摘もしております。  そういう点では、大変水際対策も重要でありますし、諸外……

第153回国会 法務委員会 第5号(2001/11/06、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私たちは、この司法制度の改革に二つの流れがあると思っております。一つは、裁判と裁判所をもっと国民のためのもの、国民に身近にしようという流れ、そしてもう一つは、アメリカや日本の大企業の活動にとって裁判がもっと使いやすい、弱肉強食の経済活動の制約にならないように司法制度を改めていこう、こういう流れがあると思っております。  審議会の意見書はこういう二つの流れのいわばせめぎ合いにあると思うんですが、ところが法案の第一条、第二条の目的や理念に、規制緩和への対応は強調するけれども、基本的人権、社会正義の実現という言葉がないということが繰り返し問題になってまいり……

第153回国会 法務委員会 第6号(2001/11/08、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  きょうは、四人の参考人の皆さん、御多忙の中、本当に貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。  最初に、野澤参考人にお尋ねをいたしますが、今日の司法の現状についてのお話がありました。特に、裁判官への統制という点で人事であるとか判検交流の問題を指摘をされて、これが司法が国民に溶け込めていない理由になっているという御指摘もありました。この問題、もう少し具体的なことも含めてお話をいただけるでしょうか。
【次の発言】 次に、吉岡参考人にお尋ねをいたします。  ある雑誌で審議会委員の勤務評価というのを特集しておりまして、その中で吉岡委員は、消費者、女性の……

第153回国会 法務委員会 第8号(2001/11/20、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  法案への質問に先立ちまして、薬害ヤコブの訴訟についてお尋ねをいたします。  東京、大津の地裁は、十一月十四日に被告企業と国の責任を認めて、和解を求める所見を出しました。私も一年ほど前に滋賀の谷たか子さんのお見舞いに行きまして、御家族の本当に必死の看病の姿も見てまいりましたが、残念ながら亡くなられました。大津訴訟の次回の和解の期日はあさっての二十二日ということでありますが、国として、所見を受け入れて加害者としての責任を認め謝罪をすること、そして被害者の全員の早期全面救済と再発の防止を図る、そのためにも原告団の皆さんと会って、その御苦労を聞いていただきた……

第153回国会 法務委員会 第9号(2001/11/22、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  最初に、私ごとで恐縮なんですが、ちょうど参議院選挙前の六月に、小学校一年生の娘がおるんですが、交通事故に遭いました。幸い、骨折はしましたけれども、命に別状はなかったんですが、病院に運ばれたという第一報を聞きまして、状況がわかるまでというのは最悪の事態も頭の中を駆けめぐりまして大変な思いをいたしました。ましてや、悪質な交通犯罪で肉親の命を奪われた家族の皆さんの思いというのは本当に察して余りあるものがあります。  そういう皆さんの、悪質危険な運転による事故事犯を過失犯罪としてのみ処罰するのは軽過ぎる、こういう世論が広がる中で今回の法案が出てきたと思います……

第153回国会 法務委員会 第10号(2001/11/27、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  きょうは、三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  井上参考人が、みんなの声で法は変えることができるんだと、役人や国会議員だけではないんだということを述べられました。そして、国会中継などもよく見るようになったということを言われました。  私もまだ国会に籍を置いて三カ月にしかならないわけですが、今いろんな政治不信が叫ばれる中で、その言葉を本当に初心としてみずからのものとしていきたいということをお話を聞きながら思いました。  その上で、まず井上参考人に質問をさせていただきますが、大変つらい思いをされながら裁判も行われたわけですが、その中で、先……

第153回国会 法務委員会 第11号(2001/11/29、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  男女共同参画社会の実現に向けて育児休業制度の拡充を図ることは当然であります。同時に、育休がとりやすい環境整備を進めることが不可欠だと思います。育児休業をとっても裁判官としての不利益にならないということを現実のものとすることと同時に、裁判官のいわゆる多忙化という問題の解消が必要だと思います。  この間、一定の増員がありましたけれども、例えば、いただいた資料によりますと、地裁の民事訴訟及び民事執行事件の新受件数、平成二年と十二年を比べますと、合計で埼玉は三千九百四十八件が一万九十四件、京都地裁は五千三十四件が九千九百七十八件と急増している中で、やはりまだ……

第153回国会 法務委員会 第12号(2001/12/04、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  商法の改正についての議論でありますが、つい先日、閣法の商法の改正を行ったところであります。この間、百二十六国会、百二十九国会、百四十国会、百四十一国会、百四十五、百四十七、百五十一国会と商法改正が行われてきました。百四十通常国会を除いて、商法改正案というのは一本だけでありました。基本法である商法を一つの国会、しかも臨時国会で二度にわたって変えるということ自身が極めて私は異例だと思います。しかも、内容的には株主代表訴訟の制限など大変大きな問題を含んでいる、こういう法案を会期末の短時日の審議で成立させよう、こういう審議のあり方は重大だと指摘せざるを得ませ……

第154回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号(2002/06/28、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  鈴木宗男議員の逮捕という新しい事態の下で本院にこの法案が回ってまいりました。そして、本院では、その長であった井上元議員の秘書にかかわる疑獄による辞職という憲政史上初めての事態も起きているわけでありまして、この政治と金をめぐる問題にどう国会が自浄能力を発揮をするのか、口利きをめぐるすさまじい金の動きにどうメスを入れるのか、大きな国民の関心が、注目が集まっている。もし小手先の対応で終わって同じような事件を繰り返すようなことがありますと、これは本当に政治への信頼がいよいよ根底から崩れると思います。そういう点で、このあっせん利得処罰法の強化について本当に実効……

第154回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第7号(2002/07/17、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  帝京大学の入試の口利き問題で宮路厚生労働副大臣が辞職をいたしました。口利きを依頼をした後援会の幹部関係者の医療法人から宮路氏に政治献金が渡されていたということも明らかになっております。国民の多くは、往々にしてあることというこの宮路氏の発言や、こんなことで辞職したら副大臣できる人などいない、こういう自民党内の言葉の報道に触れるにつきまして、大変怒りの声を上げております。宮路氏の辞任に当たっても、国会審議に迷惑を掛けたというだけで、この口利き問題そのものには、総理からも反省の声は出ませんでした。  今国会の会期を通じまして、公共事業から、こういう教育、命……

第154回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第9号(2002/07/22、19期、日本共産党)

○井上哲士君 私は、日本共産党を代表して、五増五減等を内容とする公職選挙法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  選挙制度の根本基準は、民意を公正に反映することであります。小選挙区制が導入されてから二度の衆議院選挙が行われましたが、第一党が得票率の一・五倍もの議席を得る一方で、過半数の有権者の一票が議席に結び付かない、いわゆる死に票になるなど、小選挙区制が民意を大きくゆがめる最悪の制度であることが浮き彫りになりました。更に加えて、現行制度は、憲法が要請している投票の価値の平等に反し、一票の価値が二倍以上の選挙区間格差を生み出しています。  ところが、選挙区の定数が一である小選挙区制の……

第154回国会 法務委員会 第2号(2002/03/19、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、薬害ヤコブ訴訟の和解の問題について一点お聞きをいたします。  東京、大津の両地裁から和解案が出されました。手術の時期にかかわりなく患者全員に国の責任を認め、損害金を支払うと。八七年の六月以前は国に一切責任なしとしていた厚生労働省の官僚側の抵抗を明確に否定をした和解案だと思います。既に、厚生労働大臣からこの和解案の受入れが表明をされております。  ただ、やはり被害者家族の願いは謝罪の言葉、そして二度と薬害を生まないという対策の確立です。和解の確認書の中ですべての被害者に対する責任とこの謝罪の趣旨を明記をしていただきたい、厚生労働大臣からもその意を……

第154回国会 法務委員会 第3号(2002/03/20、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。労働債権の保護の問題についてお聞きをいたします。  昨年の全国の倒産件数は一万九千四百四十一件、負債が十六兆二千百九十九億八千五百万と、いずれも戦後二番目という記録になりました。このうち、不況型倒産が一万四千六百八十七件で史上最悪を更新をしておりまして、失業率は史上最悪。こういう中で賃金の未払という問題も大きな問題です。  厚生労働省、来ていただいていますが、賃金不払の事案の件数、その対象労働者と金額、五年前と現在でどうか。そして、最近の数のうち、未解決になっているものはどれだけか、お答えをお願いします。

第154回国会 法務委員会 第5号(2002/03/28、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  裁判官の増員は国民の求める適正迅速な裁判の実現のためにも大事であります。また、人間らしい当然の生活を裁判官に保障していくということは国民の常識にかなった判決を下す点でも大事だと思います。  そこで、昨年の裁判官育児休業法の審議の際に伺った、男性で初めて育休を取った裁判官についてお聞きをいたします。  報道によりますと、この裁判官は今年度末で退官をするということです。その中で、上司に育休を取ると伝えると、難しいと思うとだけ言われたと。上申書を書かされた、迷惑を掛けて申し訳ないという内容だったと、こうされております。  最高裁にお聞きしますけれども、実際……

第154回国会 法務委員会 第7号(2002/04/04、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私も、法案審議の前に、地元の京都で三つほど施設を見さしていただきました。いずれも特徴を持った施設でありまして、全国で二番目に古いという盟親、それから在日韓国人の皆さんが中心で経営されている京都保護育成会、それから、今ありました、全国に七か所しかない女性専用施設の一つである西本願寺白光荘という、この三つです。この施設が果たしている役割、そしてどこも職員の皆さんの献身的な努力で支えられているということを見まして、大変胸を打たれるものがありました。  今、入所者をめぐる状況が非常に困難になっているということも、いろいろお話を伺いまして、施設の皆さんももっと……

第154回国会 法務委員会 第9号(2002/04/11、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  国際的な協力の下で受刑者を本国に移送して刑の執行を共助することにより、その改善更生及び円滑な社会復帰を促進するという法案の目的については私どもも賛成であります。  受刑者移送が始まりますと、各国の受刑者環境の実情、格差というのが非常に明白になってまいります。午前中もありましたけれども、国際人権規約委員会も日本の刑務所の中の規則を過酷だということで改善も求めております。私語、わき見をしないとかいろいろあるわけですが、私も府中刑務所の刑務所規則をいただきました。「これに違反すると懲罰処分を受けることがあります。」と書いてありますが、例えば、「許可なく定め……

第154回国会 法務委員会 第11号(2002/04/18、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、司法書士法及び土地家屋調査士法の一部を改正する法律案の審議ということでありますが、やはり朝からの質問を聞いておりましても、これはやっぱり二つの法律だなという感じがするんです。登記に関係するとか法人の問題があるということで一つの法律で提案をされたわけでありますが、大部分はかなり違う問題でありまして、これはやはり二つの、それぞれの法律としてしっかり審議をすることが必要ではなかったのかなという御意見だけ申し上げておきます。  今回、司法書士の皆さんが簡裁での訴訟代理権も認められる、弁護士さんなどが余りいない地域でも非常に裁判が身近で便利になるという……

第154回国会 法務委員会 第12号(2002/04/23、19期、日本共産党)

○井上哲士君 今日は、三人の参考人の皆さん、ありがとうございます。日本共産党の井上哲士です。  まず、北野参考人にお伺いをいたします。  今回の簡裁での訴訟代理権を認めることは、司法書士の皆さんが非常に地域に分散をされ、地域に密着をしてきたということに非常に注目をした改正だと思います。しかし、統計によりますと、司法書士の分野でも都市集中型が進んでいるとお聞きをしております。例えば、神奈川などでは増えている、同じ時期に福島では減っているとかということも見ました。しかも、地方の方はどちらかというと高齢化をしているということもお聞きをしております。  一つの要因に、いわゆる法務局の統廃合があろうかと……

第154回国会 法務委員会 第13号(2002/04/25、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  巨悪は眠らせないという検察幹部の有名な言葉がありました。国民は、この言葉に拍手を送ったときに社会正義の実現という期待を込めたと思うんですね。その期待を裏切るとんでもない事件でありますし、強大な権力を持つ検察幹部が暴力団と手を組んで悪事を働くというのは、絶対にあってはならない事態であります。  同時に、先ほど来ありますように、いわゆる機密費の不正を暴く口封じではないのかという疑惑があるわけです。昨日も本会議でお尋ねいたしましたが、大臣は関係がないという御答弁でありましたけれども、これでは私は国民は納得しないと思います。  そこで、今、平成十年以降、検察……

第154回国会 法務委員会 第14号(2002/05/07、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、三人の先生方、本当にありがとうございます。  最初に、岩原先生にお尋ねをいたします。  著作の中、「商事法務」を読ませていただいたんですが、会社法の改正の留意点として、経済の効率化、競争力の向上への貢献ということを挙げた上で、それとともに公正や適法性も追求されなければならないことを強調したい、公正で適法な経営が、健全で競争力のある企業を育てることにもなるんだと、こういうふうに言われております。大変同感であります。  その上で、我が国の実態に即した慎重な検討が必要だと述べられまして、特に会社法のアメリカ化の主張に対して、やはりアメリカの法制や社……

第154回国会 法務委員会 第15号(2002/05/21、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  朝からの審議の中で、瀋陽の領事館の事件にかかわって我が国の難民行政についての様々な質疑がございました。大変日本の難民の受入れのハードルが高い、またアムネスティなどからも審査手続が遅いとか透明性に疑義があるとか、こういうことが指摘もされておりまして、改めて今問われていると思います。この問題は、あさって集中ということにもなりましたので、その場でさせていただきますが、今本当に大幅な思い切った改善が求められているということのみ指摘をしておきたいと思います。  商法、二度目の質問になるわけでありますが、この間の企業の様々な不祥事や破綻というものが日本経済に及ぼ……

第154回国会 法務委員会 第16号(2002/05/23、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、大阪高検の元公安部長の逮捕に係って御質問をいたします。  今も名古屋高検などの検事や職員で作る親睦団体の無申告だったという問題が指摘をされました。この間の検察官の不祥事、そして大阪高検の問題、さらにはこういう事態と、本当に今、国民の信頼回復は急務だと思います。その点でも、政治家や金にまつわる問題はきちっと摘発もするし、国民の疑惑のある調査活動費、いわゆる機密費についてもしっかり疑惑にこたえることが私は今必要になっていると思います。  今朝からありましたように、今日発売の週刊誌で新たな事実、告発というのが報道をされております。元々あの逮捕が機密費……

第154回国会 法務委員会 第18号(2002/06/04、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  法案の審議に入る前に、何点か御質問をいたします。  今も非核三原則の見直しの発言のことがありました。私は、広島に育って原爆の悲惨さを胸に刻んで育ってまいりましたので、とりわけあの発言には怒りを覚えました。日本共産党としても、これはあれこれの政策でない国是なんだということでその堅持を求めてきたことでありますが、改めてこの点を強く求めておきたいと思います。  その上で二点ほどまず質問しますが、大阪高検の元幹部の問題での処分について今もありました。国民の信頼を著しく傷付けたその重大性からいいますと当然の処分だと思うんですが、一人の当事者の検察官の起訴と検察……

第155回国会 法務委員会 第2号(2002/10/31、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  大臣の所信では、「新しい社会にふさわしい、国民にとって身近で頼りがいのある司法制度を構築する」として、司法制度改革の問題を第一に挙げられました。その中で、今、検討会で検討が進められておりますが、特に仲裁法の問題についてお尋ねをいたします。  この仲裁法の検討会での新しい仲裁法の検討状況と今後の法案化のめどについて、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 この仲裁法は、元々、国際商取引の紛争を迅速に解決をするということが強調をされておりました。しかし、これ、国内の取引のすべての当事者が対象になるということで、中間取りまとめが出て以降、大変消費者、労働者か……

第155回国会 法務委員会 第3号(2002/11/05、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず、佐藤参考人にお尋ねをいたします。  最近の雑誌で、司法改革の魂を忘れるなという対談に出ていらっしゃるのをお読みをいたしました。その中で、司法審が比較的地味なテーマにもかかわらずあそこまでたどり着けたのは、徹底的な情報公開をして国民に関心を持っていただき後押しをしてもらったからだと、こう述べられておりまして、私も大変同感なわけですが、現状では、先ほど来問題になっている例えば裁判員制度の検討会は、議事録、議事概要の公開というのはリアルタイムにはちょっとほど遠いものになっておりまして、六月……

第155回国会 法務委員会 第4号(2002/11/07、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  この人権擁護法案は、各界の強い反対の中で継続審議になってきました。反対世論の中で、読売新聞の修正試案なるものまで出た異例の法案であります。しかも、今、与党内での修正の動きも報道をされておりまして、本格審議を前に政府案の不備を認めたものだと私は思います。報道されている修正の中身も、いわゆるメディア規定部分の凍結ということで、法案の重大な問題点についてはそのまま残すものであり、到底修正の名にも値しないものだと思います。  さらに、人権救済機関の命とも言える独立性の問題では、先ほどもありましたように、国連人権高等弁務官が懸念表明の書簡を小泉総理に出すと。そ……

第155回国会 法務委員会 第5号(2002/11/12、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。 今日は、三人の参考人の皆さん、ありがとうございます。  まず、塩野参考人にお伺いをいたします。  この答申につきましては、国際的な潮流に、動向に留意しつつ、答申をしたということが談話でも出されております。ところが、法案が出ましてから、国連の人権高等弁務官から、パリ原則から見て独立性に疑義があるという書簡が小泉総理にも出されております。また、最近、私、韓国の人権委員会のスタッフの方のお話を聞く機会がございましたけれども、やはり独立性の問題で大変疑義がある、アジアの人権のフォーラムなどにも入れないではないかと、こういう指摘もされております。そういう国際的な……

第155回国会 法務委員会 第7号(2002/11/19、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  この二つの法案は人事院の勧告に連動するものでありますが、無法な大企業を中心としたリストラによって引き下げられた民間給与との均衡を理由に公務員賃金を引き下げる、これは次の民間賃金引下げの口実になるわけでありまして、全体の給与が引き下がっていく。これは、消費の低迷で景気を一層悪化させて、これを理由にした賃下げ、正に景気悪化と賃下げの悪循環に陥るものだと思います。さらに、引下げの勧告というのは、労働基本権の代償措置としての人事院勧告制度の存在意義それ自身を失わせるものだと言わざるを得ません。しかも、裁判官の報酬を引き下げるという点については、先ほど来の議論……

第155回国会 法務委員会 第8号(2002/11/21、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  司法制度改革の審議会の意見書は、制度を生かすもの、それは間違いなく人と、こう指摘をしました。今回の法曹を養成をする制度は司法制度改革の土台でありますし、土台がゆがみますと建物もゆがむと、こうなってまいります。大変重要なことだと思っております。  これまでの一発試験方式の弊害というのは近年強く指摘をされてきたわけで、その弊害を正してプロセスによる法曹養成を目指すと、この法科大学院には私ども基本的に賛成であります。しかし、予備試験によるバイパスルートというものが太くなってしまいますと、やはり審議会意見書が示した法科大学院と新しい司法試験の趣旨から外れたも……

第155回国会 法務委員会 第9号(2002/11/26、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  最初に、井元参考人と須網参考人にお尋ねをいたします。  須網先生が法学セミナーで対談をされているのを読んだんですが、その中で、医学部教育と比較をされまして、法学においても医師と同じプロフェッションとしてそれに足るだけの教育を受けてきたということが重要だと発想を変えようとしているのがロースクールだと、こう述べられております。  ところが、同じ専門家教育なのに、医師の方は予備試験というルートはないわけでありますが、今度はこちらはできるということになりました。先日の委員会審議でも、このことが問題になっ……

第155回国会 法務委員会 第10号(2002/11/28、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私は、今日はまず法科大学院と法学研究への影響の問題についてお尋ねをいたします。  衆議院の参考人質疑でもかなりこれが議論になっておりました。そこで、改めて大学関係者からいろんな御意見を聞いたわけですが、大変心配をされております。調査室の資料の中にも、ある国立大学の副学長さんの談話や学部長の談話も出ておりますが、その中で、「教育には必ずそれを支える研究が必要。社会経済の激しい変化に応じて新しい問題が次々起こり、法改正や新規立法が行われ、判例も法の実務も変わる。それを常にフォローし、背景にある社会的・経済的要因や今後の動向予測、法則性などをリサーチし、ま……

第155回国会 法務委員会 第11号(2002/12/03、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  大臣は、十月二十九日の当委員会での所信表明の中で、今回の会社更生法改正の目的について、喫緊の課題である不良債権早期処理の環境を整備することができる、こう述べられました。不良債権の処理は必要でありますけれども、これを無理やり早期にやるということは中小企業を倒産に追い込み、景気の悪化を招き、ひいては新たな不良債権を作るという悪循環に陥るということを私どもは指摘をしてまいりました。  実際、この一年間で十兆円、不良債権処理されましたが、新たに二十兆円が発生をしたと、逆に十兆円増えた、このことを見ても問題は明らかだと思います。にもかかわらず、今、この不良債権……

第155回国会 法務委員会 第12号(2002/12/05、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は三人の先生方、本当に貴重な御意見をありがとうございます。  まず、古川参考人にお尋ねをいたします。  衆議院での参考人の労働組合代表の方の陳述を見ておりますと、現行の会社更生法は裁判所が管財人を選任し厳格に手続が行われるので大変安心感が持てる、こうした会社更生法が持っていた良さ、管財人の下で厳格な手続がなされ、労働者が安心感を持って企業の再建に邁進する、こういうものを捨て去るようなことがあってはならないと、こういうことが言われております。  今回、旧経営陣も管財人に残る道も開かれたわけでありますが、こういうことなどで従来、会社更生法が持っていた……

第155回国会 法務委員会 第13号(2002/12/10、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私も、この問題で四日の野党による名古屋刑務所の調査に参加をしてまいりました。二日付けで着任したばかりの所長さんなど幹部職員でありまして、まだ来たばかりで分からない、特別調査チームで調査中、この連発でありまして、全体としてこの真相を本当に解明していこう、こういう態度にほど遠い印象を私は持ちました。  今、この問題を機会にして、こうした一連の矯正施設の実態を明らかにして過去の問題をただす、国際水準に合わせた矯正施設にすることが求められていると思います。  そこで、まず大臣にお聞きをいたします。  この重大な事件が保護房で二回続いたわけであります。だれでも……

第156回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号(2003/05/30、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  在外選挙人の投票機会の拡大を図るために在外公館での投票や郵便投票を選挙人が選択できるようにするなど、今回の公選法の改正は憲法に保障された参政権を具体的に保障する上で、かねてからの在外邦人の要望もありまして、当然だと思っております。  投票の意思がありながら高齢や障害のために投票に行けずに選挙権の行使ができない方々、あるいは投票ができても視覚や聴覚の障害のゆえに選挙に関する情報が著しく少ない人、こういう社会的弱者の方々に選挙権行使に当たっては改善すべき課題が山積みであります。  まず、今も質問がありましたALS患者の問題です。  自分で字が書けないのを……

第156回国会 法務委員会 第1号(2003/03/20、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  一昨日の夜に東京拘置所の看守部長という方、実名で、内部告発についてというメールをいただきました。新しい事件ということでは中身はないんですが、名古屋の事件について、同じ矯正局に身を置く者として本当に痛ましく、そして人権を念頭に勤務しなくてはならないということと、そして非常にやはり大変な勤務の実態のことを書かれております。十六年間休憩も休息もない、そういう職場が現在、日本にあるのでしょうかと、こういうふうに言われております。我々も本当にこうやってまじめにやっていらっしゃるいろんな職員の皆さんを知っています。だからこそ、今、国民から厳しい批判のあるこの行政……

第156回国会 法務委員会 第2号(2003/03/25、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  二〇〇一年のこの本法案の時限措置の延長の審議のときに、当時も提案者でありました杉浦議員は、金融機関がばたばた破綻している、その破綻した金融機関から不良債権を譲り受けて大量に処理しなければならない、ですから緊急の臨時措置を定めたと、こういう趣旨の答弁をされております。しかし、当時から見ますと、二年がたちまして、いわゆる金融機関の破綻というのは二〇〇二年の三月十五日以降起きていないというふうに状況はかなり変わっております。こういう状況がかなり変わった下でこの本法を更に二年間延長する、その目的、改めてお願いをいたします。

第156回国会 法務委員会 第3号(2003/03/26、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  刑務所問題を中心に質問をいたしますが、その前にまず、障害者の従業員を社長が虐待をしていたという事件で大津地裁が二十四日、この事件を放置したということで国にも損害賠償の支払を命じた件についてお尋ねをします。  この判決では、滋賀県のサン・グループという会社の社長が女性従業員の髪をバリカンで丸刈りにしたこと、逃げ出した従業員を連れ戻し、鎖やワイヤで縛り上げたこと、知的障害の男性に服用した薬を与えず、殴るけるの暴行を繰り返した結果、男性が死亡したこと、さらに、障害者基礎年金七千六十万円を横領したこと、これを認定をしております。そして、国の対応についても、労……

第156回国会 法務委員会 第4号(2003/03/27、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  千六百名分の死亡帳が提出をされた。これに基づきまして、やはり刑務所内におけるいろんな問題をメスを入れて解決をしていくというのが、資料を求めた私たち国会の責務だと思っております。  先ほど千葉委員からありましたように、この死亡帳の中から不審な点がある事例二百余りを一覧表として出させていただいておりますので、関係する資料の提出、併せて積極的な対応をまず求めます。  その上で、既にこの間も指摘もしましたし、また洗い出しも法務省としてされていると思いますので、この中にある幾つかの点について具体的に聞きますが、まず、これは先日指摘もありました名古屋の平成八年十……

第156回国会 法務委員会 第5号(2003/04/01、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  法案に入る前に、一点お聞きをいたします。  アフガン人のアブドル・バセル氏が、難民と認めないのは不当だとして法務大臣を相手に訴えた裁判で、三月二十七日に大阪地裁が不認定処分取消しの判決を下しました。昨年も、法務省が難民を不認定にしていたアフガン人のアブドゥル・アジズ氏に対し、これは刑事裁判ですけれども、やはり難民認定をする判決が下りました。これは確定をしたわけですが。いずれも政府の難民政策を厳しくただすものだと思います。  法務省としてこの判決をどう受け止めておるのか。そして、今、難民認定法の制度を変えるということで法案を出していること自身がこれまで……

第156回国会 法務委員会 第7号(2003/04/22、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  この間の審議を通じまして、不審な死亡事案に対する視察表やカルテ、死亡報告などの資料が十八日にその一部が提出をされました。今朝、名古屋刑務所五月事件のこの資料についても新たに提出をいただきました。また、同じく五月事件で、事件の十日後に出された報告書も提出をされました。  これらのものを見ますと、新たな疑惑、問題点というのが浮かび上がってきますし、私はこの間一貫してこの五月事件がその直後に大臣に報告された時点で適切な対応がされていたら九月事件も起きなかった、このことを申し上げてきましたが、そのことも改めて浮き彫りになっております。  まず、今朝方いただい……

第156回国会 法務委員会 第8号(2003/04/24、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、三人の参考人、本当にありがとうございます。  まず、派遣の在り方等の問題でお聞きをいたしますが、まず尾崎参考人にお伺いをいたします。  立ち上がりのときの安定的確保のためには有意義だということでありましたが、とりわけ司法過疎の解消のための全国的な配置にとって必要だということも議論があったわけですが、日弁連としてもいわゆる地方大学等への派遣ということでは様々な努力をされているかと思うんですが、その辺の努力の中身と、その上で、かつやはり一定のこういう仕組みが必要だというような実情ですね、それを是非まずお願いいたします。

第156回国会 法務委員会 第10号(2003/05/08、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  治療が中断をしたり適切な治療が受けられないというなどの事情で精神障害が悪化した場合に時として起こる不幸な事件というのは、本人にとっても被害者にとっても重大な問題であります。  日本共産党は、昨年の五月にこの問題で見解と提案を発表をいたしました。日本の精神医療が先進諸国と比べて極端に後れていることにやはり根本問題がある、地域ケアを本格的に進めて他害行為を行った精神障害者の医療や社会復帰を推進をする、そういう司法精神医療を前進させていかなくてはならないという指摘をいたしました。  その観点から、一つは、逮捕、捜査段階での精神鑑定と治療を充実させること。二……

第156回国会 法務委員会 第11号(2003/05/13、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、参考人のお二人、本当にありがとうございます。  まず、菊田先生にお伺いをいたします。  真相解明とともに、この先どうしていくのかが大変大事だというお話でありましたが、やはり名古屋刑務所などを中心にして起きたこの間の事件の中に今の刑務所の持っている問題点が集中的に現れていると思いますので、あの問題のやっぱり事実、真相の解明ということが今後の改革の方向の究明にも非常に大きな役割があると私は思っているんですが。  この間、法務省の行刑問題の調査チームなどからの報告も出されておりますけれども、例えば名古屋の十二月事件や五月事件にしましても、現場にいた……

第156回国会 法務委員会 第12号(2003/05/15、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  先日の委員会でも参考人質疑をこの問題で行いまして、行刑改革をどう行っていくかという御意見を伺いました。ただ、この本当の改革をする前提としてはやはり事実の徹底した解明が必要でありますし、その上で刑事的な、行政的な責任をきちんと取らせるということが不可欠であります。  とりわけ、名古屋刑務所の十二月事件、そして五月事件の真相解明は絶対不可欠な問題でありますが、その点、先月二十二日の委員会でも私、質問いたしましたが、三月三十一日に出されました行刑運営に関する調査検討委員会の中間報告が、真相解明という点でいいますと大変不十分であり問題が多いということを指摘を……

第156回国会 法務委員会 第13号(2003/05/20、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、参考人の皆さん、ありがとうございます。  最初に、地域ケアの問題について藤丸参考人と蟻塚参考人にお尋ねをいたします。  初犯をなくすという点でも、そして不幸にも事件を起こした方の社会復帰という点でも、地域のケア、医療の、全体を引き上げることが必要だということは共通の声かと思うんですが、政府は暮れに新障害者プランというのも出しているわけですけれども、この水準でそういうことが達成をされるのかどうかというその評価の問題と、そして藤丸参考人には、やはり今の現状でいいますと、結果としてやはり指定入院機関から受入れ、受皿がないことによって退院できない、結……

第156回国会 法務委員会 第14号(2003/05/27、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、昨日の連合審査でも問題になりました二十二日付けの毎日新聞の報道に関連してお聞きをいたします。  この報道では、本法案の対象となる六つの重大事件に関して、二〇〇一年度の警察官通報三百七件のうち、措置入院が二百八十件だと、その大半が検察に送致されていないとしております。本法案の審議の土台にかかわる問題でありまして、昨日の連合審査では、警察、厚生労働大臣、調査をすると明言をされました。私からも強く求めておきます。  その上で聞くんですが、精神障害を持った当事者の方が重大な他害行為を行って警察官通報で措置入院をされていると。その場合、報道ではこの法案の……

第156回国会 法務委員会 第15号(2003/05/29、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  先ほど朝日委員の方から、先日の毎日報道にかかわる調査結果についての報告、それからこの法案に大変深くかかわる日精協の関係者の参考人ということの要望がございました。私からも強く求めておきたいと思います。  この間、日本精神病院協会政治連盟からの政治献金がこの法案策定に深くかかわっているんではないか、こういう疑問がいろんな形で様々に提起をされてまいりました。私も、総務省に届出をされているものでこの日精協政治連盟が一九九九年から二〇〇一年の間に行った献金を調べてみました。資金管理団体、それからその政治家が支部長を務めている選挙区支部、それから関連政治団体、こ……

第156回国会 法務委員会 第16号(2003/06/03、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日精協の政治連盟から参考人出席を、私も今日求めましたけれども、残念ながら参加をいただいておりません。この法案が金で動いたのではないかという疑惑の解明に必要な木村副大臣の昨年度の政治献金の報告についても出てまいっておりません。この間、様々な関係団体からも、国民からも疑惑の声が指摘をされまして、野党の側はいろんな努力もして、資料も突き付けてまいりましたけれども、結局、出した側からももらった側からも疑惑解明についての資料が出てこないと。出せないのか、正に疑惑が的中をしているのか、こういうことだと言わざるを得ません。  この問題の徹底的な解明なしに法案の審議……

第156回国会 法務委員会 第17号(2003/06/26、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私は、去る六月三日、本委員会において、心神喪失者医療観察法案の審議が乱暴に打ち切られ、魚住委員長の下で強行採決が行われたことについて、委員長の重大な責任を厳しく批判をする立場から意見を述べます。  今回の強行採決における委員長の責任の第一は、言わばだまし討ちとも言える前例のない不公正極まる委員会運営を与党と一体となって行ったことであります。  委員長の任務は、何より委員会の公正中立で民主的な運営を行うことであり、魚住委員長自身、その就任の際に本委員会で、公正かつ円滑な運営に努め、その重責を果たしてまいりたいとあいさつをしています。一連の経過は、このあ……

第156回国会 法務委員会 第19号(2003/07/03、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、裁判の迅速化法案について質問をいたします。  今日の午前中の議論でも、衆議院でも、なぜこの法律が必要なんだろうかと、こういう議論が相次ぎました。この間、説得力ある答弁がないわけです。  私、疑問として三つぐらいあると思うんですね。一つは、司法制度改革審議会が二〇〇〇年に行った調査でも民事訴訟の制度全体に満足した人は一八・六%にすぎない。そして、審理の充実度については肯定意見が三五%、否定意見が四三%。むしろ、利用者の多くは審理の充実度ということについて不満を持っているのではないか。  二つ目は、審理期間が二年を超えるものが刑事事件では〇・四%、……

第156回国会 法務委員会 第20号(2003/07/08、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は三人の参考人の皆さん、ありがとうございます。  最初に、竹下参考人にお伺いをいたします。  この迅速化法案は、推進本部の検討会も経ずに出された非常に異例な法案提出になりました。先ほども言われましたように、審議会意見書が、全体として裁判の迅速、充実ということを言っておりますし、具体的な方策も随分提起をしております。先生自身も、こうした課題が成果を現すには一定の時間を要すると先ほど陳述もされました。  そういたしますと、むしろそうした審議会意見書が提起をした課題の具体化、実践とその成果をまず求めるというのが順序ではないかと思いまして、検討会も経ずに……

第156回国会 法務委員会 第21号(2003/07/10、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  本法案は、海外にいる日本人に対する外国人による犯罪にも日本の刑法が適用できる、いわゆる消極的属人主義を採用をするわけです。先ほどの議論にもありましたように、かつてこの規定がありましたけれども、一九四七年の刑法改正でこれが削除をされた。先ほどの御答弁では、当時の国際情勢にかんがみてと、こういうことがございました。では、どういう情勢だったのかと。  私、当時の第一回国会参議院司法委員会会議録第九号ということで、趣旨説明が行われておるのを読んでみました。こういうふうに書いているんですね。「憲法の改正によりまして、戦争放棄並びに国際信義、かような原則に基きま……

第156回国会 法務委員会 第22号(2003/07/15、19期、日本共産党)

○井上哲士君 今日は、三人の参考人の方、ありがとうございます。  まず、土屋参考人にお伺いをいたします。  陳述の中で公的弁護制度のお話がございました。さきの報道によりますと、公的弁護制度の検討会では、この公的弁護制度の運営主体を独立行政法人にしようということでほぼ検討会では意見が一致をしたという報道もございました。この間、国立大学の独立行政法人の法案が通ったわけですが、このときも学問の自由とか大学の自治ということが随分議論になりました。公的弁護の場合は相手が国になるということもあり得るわけですから、かなりやはり組織の在り方などには慎重なものが要るかと思うんですが、そういう独立性の確保といいま……

第156回国会 法務委員会 第23号(2003/07/17、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、簡易裁判所の事物管轄の引上げについてお尋ねをします。  これ、通告していないんですが、参考人の意見に基づいてまず一点お聞きするんですが、土屋参考人からも軍司参考人からも少し疑問の声が出ておりました。  その中で、例えば土屋参考人は、やはり簡裁の特質を生かす場合に重くなり過ぎないようにする必要があると。事件の総件数の三分の一ぐらいで制度設計されているものと承知していると、こういうことも言われました。  軍司参考人からは、昭和二十九年以降の簡裁と地裁の事件比率の推移が出されまして、一番簡裁の事件の取扱いが少なかったのが昭和四十四年の三一・三%、その……

第156回国会 法務委員会 第24号(2003/07/22、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党を代表して、商法等一部改正案に対する反対討論を行います。  この間の商法改正は、商法の根本原則を変革するものでありながら、経済界の目先の意向に従い、議員立法という形で進められ、商法学者から異例の批判声明も出されました。  そもそも、日本経済の基本構造を規定する重要な商法の改正を行うときは、当然に法制審議会において十分な議論を行い、慎重な検討を重ねるべきであります。それが、このように拙速に改正を進めることは断じて認められません。  以下、反対理由を述べます。  その第一は、本改正が、自己株取得方法の緩和により、債権者保護のための資本充実・維持の原則を一層形骸化し、株主平等……

第156回国会 法務委員会 第25号(2003/07/24、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  先日は労働債権の先取特権の種類と範囲について質問をいたしました。今日はその行使に当たっての運用改善の問題をまず質問をいたします。  担保権実行の一般原則は公文書で証明することですが、民事訴訟法では一般の先取特権については例外を認めてそういう制限を加えておりません。その趣旨はまず何でしょうか。
【次の発言】 その証明文書について、担保権の存在を証する文書という抽象的な形で規律をして、具体的な文書名を挙げておりませんが、その趣旨はどういうことでしょうか。
【次の発言】 今の二つお尋ねをいたしましたけれども、要するに証明が困難であっても、できるだけ幅広くい……

第156回国会 予算委員会 第4号(2003/01/30、19期、日本共産党)

○井上哲士君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇二年度補正予算三案に対して反対の討論を行います。  小泉内閣は、不良債権早期最終処理による倒産、失業の増大と国民負担増により一層景気を悪化させました。その結果、二兆五千億円もの税収不足を招く一方、従来型の無駄遣いを重ね、今年度の国債発行額は三十五兆円に達しました。正に本補正予算は、どの面から見ても小泉内閣の破綻を示したものにほかなりません。  反対の理由の第一は、本補正予算には、景気回復のために一番肝心な冷え込んだ個人消費を温める抜本策が全く欠けていることであります。  今なすべきことは、社会保障の改悪と庶民増税による四兆円もの国民負担増を中止し……

第156回国会 予算委員会 第12号(2003/03/17、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず最初に、名古屋刑務所問題についてお聞きします。  衆議院の法務委員会理事会の求めで、法務省から、刑務所内の一連の事件についての報告書、そして過去十年間の刑務所内での死亡帳が提出をされました。私もこの資料と死亡帳を読んでみましたけれども、正に人権侵害と組織的な隠ぺいの姿が浮かび上がってまいります。  まず、死亡帳について聞きます。  昨年、参議院の法務委員会で、名古屋刑務所での保護房での死亡事件を過去十年分、資料を求めました。そうしますと、死亡者の資料は三年間しか保存していない、身分帳をすべて調べる必要があるので無理だと、こういう回答だったわけであ……

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号(2003/10/09、19期、日本共産党)

○井上哲士君 私は、日本共産党を代表して、テロ対策特別措置法の延長法案に反対の立場から討論を行います。  テロ特措法は、アメリカが対テロを掲げて行う報復戦争を支援するために、憲法第九条を踏みにじって自衛隊を海外に出動させるという明らかな憲法違反の立法であり、その延長は断じて許されません。  審議の中では、政府としてアフガニスタンの事態解決に何が必要か、有効なテロとの戦いは何かなどの根本的な検討もないままに、法律の延長をしようとしていることが明らかになりました。  反対理由の第一は、戦争によってテロをなくすことはできず、アメリカの軍事力による対応がテロと戦争の悪循環を激化させているからであります……

第157回国会 法務委員会 第2号(2003/10/09、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、裁判官、検察官の給与関連の法案について質問をいたします。  今度の法案は人事院の二年連続のマイナス勧告に基づくものでありますが、国家公務員の賃金引下げは民間の給与引下げの促進にもなります。小泉総理は官から民へという言葉がお好きですが、官から民、そしてまた民から官へと、賃下げの悪循環の中で、私はやっぱり消費の引下げ、経済にも打撃という結果をもたらすということを指摘をせざるを得ません。  さらに、先ほど来問題になっている憲法との関係についてお尋ねをいたします。  この裁判官全体の報酬引下げについては、合憲説と違憲説というのが言わば真っ二つに分かれて……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第14号(2004/06/02、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私も、この海上輸送規制法案について質問をいたします。  今も議論になっておりましたけれども、本法案は、武力攻撃事態において、我が国の領域に、領海にとどまらず、公海上においても外国軍用品等の海上輸送を規制するというものになっております。海上自衛隊が停船検査や回航措置を行う対象になる船舶は、交戦相手国だけでなく、第三国の船舶も含むというものであります。  今日も、交戦権に基づく臨検と本法案で言う停船検査の違いということが議論になっておりました。先日の防衛庁長官の答弁見ておりますと、まず地域が違うという答弁をされております。交戦権に基づく臨検は、中立国の領……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号(2004/06/11、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、四人の参考人の方、貴重な御意見をありがとうございます。  まず、田中参考人にお伺いをいたします。  先ほどのお話の中で、軍事緊張のエスカレートを組み込んだ法制を制定することが周辺アジア諸国との関係にもたらす影響をよく考える必要があると、こういう御指摘がありました。  かつて侵略を行った日本が、戦後、国際社会に復帰する際にこの平和憲法を掲げたわけでありますが、そうした今日のアジア情勢とも絡めながら、憲法と今回の有事法制との関係で御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。  もう一点、田中参考人にお伺いをしますが、米軍が……

第159回国会 議院運営委員会 第20号(2004/05/12、19期、日本共産党)

○井上哲士君 時間をいただきまして、秘書給与法案について質問をいたします。  今回の改正の目的は、辻元清美、山本譲司、田中眞紀子、佐藤観樹氏と、一連の秘書給与流用や詐欺事件などを受けて、その再発を防止しようということにあると思います。  昨年九月に、衆議院に国会議員の秘書に関する調査会が設けられまして、答申が出されております。その中でも、「秘書に支払われるべき給与が、秘書業務等に従事していない、もしくはほとんど秘書としての勤務実態のない者に支払われ、さらにはその支払われた給与が別の用途に流用されていることが露見し、大きな社会問題となっている。」、こう指摘をしております。  秘書給与流用事件の一……

第159回国会 財政金融委員会 第17号(2004/06/15、19期、日本共産党)

○井上哲士君 私は、日本共産党を代表して、国家公務員共済組合法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  さきに強行成立した年金改悪法に対し多数の国民が明確にノーを突き付けており、主要な改正内容をこの改悪法に準拠した本法案を国民の声を無視して採決することは許されません。  マスコミの世論調査では、さきの年金改悪法について、国会審議は十分でなかったが八六%、強行採決に問題ありが七五%であり、成立が良かったとする人は一二%にとどまる一方、良くなかったとする人は六七%と、大多数の人が反対しています。  それもそのはずで、保険料は上限固定、給付は現役世代の収入の五〇%を確保という政府の二……

第159回国会 法務委員会 第2号(2004/03/16、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  大臣の所信の大きな柱である司法制度改革の中で、まず裁判員制度の問題について質問をいたします。  私たちは、この制度は、長く職業裁判官が独占してきた日本の裁判に一般国民が参加をするという点で大変重要な制度だと評価をしております。そして、本当に国民の参加というものを実のあるものにするには、審議会の意見書が述べましたように、「裁判内容の決定に主体的、実質的に関与することができる」、こういう制度にする必要があります。そのために、私たちは、合議体でいいますと、裁判官一に対して裁判員は九人以上、少なくとも裁判官の数の三倍以上の裁判員が必要だということを考えており……

第159回国会 法務委員会 第3号(2004/03/18、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今回、総合研修所を作るということでありますが、書記官と家裁調査官というのはおのずと職能も権限も違います。特に家裁調査官の場合はその独立性というのが非常に重要でありますし、人訴移管に伴いましてこの調査官の役割は非常に大きくなっております。  先ほど来、合理的な研修ができるという答弁もあったわけでありますが、一方でそういう家裁調査官の独立性、専門性が損なわれるんではないかと、こういう危惧の声もお聞きをしております。労働組合等とも協議をされているとは思いますけれども、こうした独立性、専門性を確保していくという点でどういう配慮がなされているんでしょうか。

第159回国会 法務委員会 第4号(2004/03/23、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  本改正案の目的や趣旨については先ほど来答弁がございましたので、それを踏まえた上で、研修の具体的な中身についてまずお尋ねをいたします。  この研修は日弁連が行うことになるということでありましたけれども、その場所、それから、百九十時間ということでありましたけれども、実際にはどのぐらいの期間になるのか、それからそのうちのいわゆる実務研修はどれぐらいの期間になるのか、お答えください。
【次の発言】 実務研修も東京、大阪二か所ということでありますが、今後の課題としては、もう少し全国どこでも参加できるようなことも考える必要があるんではないかと思うんですが、その点……

第159回国会 法務委員会 第5号(2004/03/24、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、保護司制度について質問をいたします。  犯罪や非行を起こした人がきちんと社会復帰を果たすのか、それとも再び罪を犯して刑務所に入ることになるのか、非常に重要なのが更生保護だと思います。私、一昨年は更生保護施設について、去年は保護観察官について質問をする機会がありましたけれども、今日は保護司制度について質問をいたします。  一月の当委員会の委員派遣でも、愛知県で保護司会の会長さんのお話伺いました。私も、地元の京都で保護司会の代表の皆さんと懇談をする機会がありました。主に少年の保護観察のお話でありましたけれども、相手にどういう愛情が不足してきたのかと……

第159回国会 法務委員会 第6号(2004/03/30、19期、日本共産党)

○井上哲士君 私は、日本共産党を代表して、裁判所法の一部を改正する法律案に対し修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨について御説明申し上げます。  第一は、裁判所職員総合研修所の設置規定に、裁判所書記官、家庭裁判所調査官とともに裁判所速記官について、その養成に関する事務を取り扱うことを明記する点であります。  これは、政府原案で廃止される裁判所書記官研修所における養成の対象に、裁判所書記官のほか裁判所速記官も明記されており、また家庭裁判所調査官研修所においても家庭裁判所調査官の養成が明記されていたところであり、殊更に削……

第159回国会 法務委員会 第7号(2004/04/01、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  法案に入る前に、大臣に二点お尋ねをいたします。  一つは、昨年の大臣就任時にもお聞きをいたしました閣僚の憲法尊重擁護義務についてであります。  大臣は、三月の三十日に開かれました憲法調査推進議員連盟の総会で副会長に就任されたとお聞きをしております。法務省設置法は、基本法制の維持及び整備、法秩序の維持ということをその任務と明記をしております。その組織の長である法務大臣が、九十九条で、憲法の九十九条で憲法尊重擁護義務を負う閣僚の中でもとりわけ責任は重いと思います。その法務大臣が在任中にこういう改憲論議を進める組織の役職に就くということは、私は、法秩序への……

第159回国会 法務委員会 第8号(2004/04/06、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、三人の参考人、ありがとうございます。  まず、石井参考人と竹下参考人にお伺いをいたします。  石井参考人から、破産経験者のその後の動向について日米の比較がありまして、日本の場合の再チャレンジがなかなか困難だというお話がございました。良い点についてはどんどん取り入れたらいいと思うんですが、こういう結果になっているこういう日米間の制度上の差異というものが今回の破産法改正でかなりクリアをされたとお考えか、そうでなければどういう課題があるのかという点。竹下参考人には、それも含めまして、国際的なこの倒産法制の中で、今回の改正によりましてどのように到達し……

第159回国会 法務委員会 第9号(2004/04/08、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は一回目の質疑ですので、政府案の難民認定の問題、それから民主党の難民等の保護に関する法律案を中心に質疑をさしていただきます。  この難民問題は当委員会でも随分いろんな議論をしてまいりました。二〇〇一年のアフガン難民の方々の収容のこと、そして二〇〇二年の五月の瀋陽事件などを受けまして、この場でも集中的な難民政策についての議論をしてまいりましたし、いろんなシンポジウムもありました。当時は、例えば六十日ルールなど、幾ら質問いたしましても絶対に変えないという姿勢だったのが、今回こういう法案になってきたということは大きな変化だと私は思っております。  その……

第159回国会 法務委員会 第10号(2004/04/13、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、参考人の皆さん、ありがとうございます。  まず、前田参考人にお伺いをいたします。  先ほどもありましたけれども、不法残留者数というのは、平成五年の約三十万をピークに減っております。今この不法滞在をしている人が何か全体として犯罪傾向を強め、かつ数も増えているというような印象の議論があるわけですが、不法滞在者自身は減っている。一方で、来日外国人による犯罪の増加とか凶悪化というのが指摘もされました。この来日外国人の中には、いわゆる入国の仕方としては正当であるけれども、最近も摘発されたブローカーにかかわったりと、こういうこともあろうかと思うんですね。……

第159回国会 法務委員会 第11号(2004/04/15、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  三回目の審議になりました。今日はまず、入国管理の部分での刑事罰強化とその運用の問題をお尋ねをいたします。  我々は、原則的には厳罰化には反対でありますが、今回の改正は、懲役はそのままで罰金刑のみ引き上げる、そして一方で出国命令制度で上陸拒否期間を短くするということが併せて行われております。  そこで、前回改正で刑罰が付けられて以降の運用の問題についてなんですが、平成十四年で入管法違反で退去強制事由の対象になる人が約四万二千。これは基本的にはこの刑罰の対象になり得るわけですが、最高裁からもらった資料によりますと、そのうち入管法違反で有罪判決を受けたのが……

第159回国会 法務委員会 第12号(2004/04/20、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  電子公告制度の導入は、大多数の投資家や債権者等の利害関係人にとっては公告に接する機会を、そしてまた利便を実質的に増やすことになると思います。私たちも今、あの新聞記事どこ行ったかというときには、新聞をめくるよりもまずインターネットでの検索を行うということでありますから、これは大変利便性は向上すると思います。ただ、今もそれぞれの委員からありましたように、一部お年寄りなどにとってはこれが逆に情報へのアクセスを阻害をすることになりかねないということがあろうかと思います。  二〇〇〇年の一月に「規制緩和推進三か年計画の改定作業状況」というのが中間公表をされてお……

第159回国会 法務委員会 第13号(2004/04/22、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  本改正案は、日本が初めて結ぶ刑事共助条約である日米刑事共助条約の締結に基づくものであります。  私、かつて、二年ほど前に、この国際的な捜査共助条約を締結を推進すべきだということを質問をしたことがございます。児童買春・児童ポルノ禁止法に国外犯規定ができました。ところが、アジアの国との捜査共助が非常に不十分で、その捜査に時間が掛かっているという例を挙げまして、この共助条約を推進すべきだという質問をいたしました。  ところが、当時の前任の刑事局長の答弁は大変消極的でありまして、「条約があればよりやりやすくなるのではないかということも、それは一つの御意見とし……

第159回国会 法務委員会 第14号(2004/04/27、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  増加する労働紛争の解決として、私たちは労働参審制ということを求めてまいりましたが、今回の労働審判については簡易、的確、迅速、低額等々、個別労働紛争の解決に大きな力を発揮をするものだと思っております。  ただ、今、先ほど来議論ありましたけれども、既に個別労働紛争の解決については都道府県の労働局等での処理制度もありますし、また裁判制度もあるわけですね。そういうものがある中で、新たにこういう制度を創設した理由、そしてそれらの制度と違うこの制度の特性ということについて、まず大臣からお聞きをしたいと思います。

第159回国会 法務委員会 第15号(2004/05/11、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  本会議に続いて質問をさしていただきますが、朝からの審議にありますように、裁判員制度が本当に国民にとって実のあるものにする上でこの参議院での議論が大変大事だと思っております。裁判員制度に今後参加をしていく皆さんが、当時、国会ではどういう議論がされたんだろうかということで議事録をごらんになる方もいらっしゃる。そのときに本当に分かりやすい議論がされているということが大事だと思うんですね。  先ほど、プロの意識改革が必要で、難しいことを難しく言う傾向があるということが言われましたけれども、むしろ簡単なことを難しく言うという場合も結構多いなということを私はこの……

第159回国会 法務委員会 第16号(2004/05/13、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は四人の参考人、本当にそれぞれの立場から大変貴重な御意見をいただきまして、大変参考になりました。  まず、長谷部参考人にお聞きをいたします。  思想、良心の自由との関係で御発言がありました。信仰と両立しない場合などに正当な理由として辞退ができるということが入った、入っているということを評価をされました。一方では、土屋参考人からはこれには反対だという御意見もありました。これについては、こういうふうに認めると、それこそみんなが思想、信条の理由を言って制度が崩壊してしまうんじゃないかという意見もございます。それから、自分はこういう宗教に入っているんだと……

第159回国会 法務委員会 第17号(2004/05/18、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私も昨日、仙台の地方公聴会に参加をいたしました。大変充実した公聴会になりまして、それぞれの公述人の方がこの裁判員制度への期待を述べられると同時に、是非いい制度にしてほしいということで、いろんな要望などが出されました。法案を修正しなくちゃいけないこと、それから運用にかかわること、また施行までに手当てをすべきことなど、様々なことがあったわけでありますが、公聴会でこういうことをお聞きした以上、やはりこれを生かしていくということが私どもの責任でありますから、今日、私は三回目の質問になりますけれども、是非引き続く充実した審議をお願いをしたいと思います。  今日……

第159回国会 法務委員会 第18号(2004/05/20、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  両法案に対する質疑、四回目と私なりましたけれども、それを踏まえまして、今日は私たちの修正案を提起をし、手元に配付をしております。これに基づきながら、まず刑事訴訟法の改正案について質問をいたします。  今回のこの改正案の中で、裁判官の訴訟指揮権の大幅な強化が盛り込まれております。弁護人不在のおそれがあるという場合の在廷命令、それから尋問禁止命令に従わない場合の懲戒請求と、こういう規定が盛り込まれたわけですが、その理由についてまずお願いします。
【次の発言】 現行の刑事訴訟法の規則でも、出頭しないなどの審理を遅延をさせた場合に、特に必要と認める場合に弁護……

第159回国会 法務委員会 第19号(2004/05/25、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  先日、地方公聴会で宮城に行きました際に、宮古のひまわり公設事務所の所長さんの陳述を聞きまして、大変この司法支援センターに対する強い期待が述べられました。  言われておりましたけれども、ああいう司法過疎の地域に行きますと、やみ金の違法取立てなどがもうやり放題になっていると、無法地帯だというふうに言われておりました。こう言われたんですね。幾ら利息制限法を国会が作っても、使う方法を知らなかったら役に立たないんだと、こういうふうに言われました。本当にそのとおりだと思いまして、立法府に身を置く者としては、法律作ったからそれでいいんじゃなくて、実際にそれが使われ……

第159回国会 法務委員会 第20号(2004/05/27、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、法案そのものに入る前に、背景といいますか歴史の問題について幾つかお伺いをいたします。  戦前は、行政事件については、司法裁判所とは異なる行政裁判所に管轄をされるということになっておりました。当時、この裁判所が東京のみに置かれて、この判決に対しては再審を求めることもできない、出訴事項についても大変限定をされておりました。これが戦後の新しい憲法の下でこういう行政裁判所がなくなって、通常の裁判所に管轄は移りまして、扱いも一緒になります。  ところが、昭和二十三年に行政事件訴訟特例法というのができたわけでありますが、これも訴願前置主義を取ったり出訴期間……

第159回国会 法務委員会 第21号(2004/06/01、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  三人の参考人の方、本当にありがとうございます。  まず、園部参考人にお伺いをいたします。  斎藤参考人の陳述の中で、過去にも様々な柔軟な解釈があったが、昭和五十六年のこの大阪空港事件の大法廷判決というのが大変その後にある意味、悪い意味での大きな影響を与えてきたというお話もありました。その後、平成に入ってからは、様々な住民の立場からの前進的な判決も出されているということもあったわけですが、園部参考人から見て、この昭和五十六年の大法廷判決の持つ意味と申しましょうか評価、そしてその後の変化などについての背景にあるものなどはどのようにお考えでしょうか。

第159回国会 法務委員会 第22号(2004/06/03、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず大臣にお伺いをしますが、今回のこの二つの法案で、東京高裁に知的財産高等裁判所という名の専門部が新たに設けられる。そして、知財訴訟における裁判所調査官の権限の拡大、さらには営業秘密の保護手続の整備や特許庁で行う特許無効審判との連携強化などなどが行われることになるわけですが、こういう内容にされているこの法案の目的についてまずお願いをいたします。
【次の発言】 充実、迅速化ということが強調をされているわけですけれども、そこで最高裁にまた改めてお聞きするわけですが、こういう知的財産訴訟の新受件数の推移、そして第一審の平均審理期間の推移、九一年と二〇〇三年……

第159回国会 法務委員会 第23号(2004/06/10、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  先ほど不動産登記法案の提案の理由説明をお聞きをいたしました。この法案が、不動産登記制度について、登記の正確性を確保しつつ国民の利便性の一層の向上を図るためと、こういう御説明でありました。  利便性の向上、確かに重要であります。同時に、やはりこうした土地をめぐる様々なトラブル、事件、詐欺などを考えますと、やはり正確性、そしてまた真実性、信頼性の向上と、確保にとどまらず向上ということも必要だと思うんですが、その点で大臣の所見と、この法案がどうなっているのか、まずお願いいたします。
【次の発言】 今後、先ほどもありましたように、具体的には多くは政令や省令に……

第159回国会 予算委員会 第16号(2004/03/26、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、総理にお聞きをいたします。  一昨日の二十四日、三菱自動車の大型車タイヤの脱落事故で、同社の大型車部門が分社してできた三菱ふそうが設計ミスを認めて国土交通省にリコールを届けました。  この事故は、二〇〇二年の一月に横浜市内で起きたものであります。走行中の三菱自動車製の大型トレーラーからホイールごと外れた百四十キロのタイヤが、四歳の長男の手を引いて一歳の子供をベビーカーに乗せていたお母さんの背中を直撃し、亡くなられたという本当に痛ましい事件であります。  当時、三菱自動車は、これはリコールに当たる構造上の欠陥でない、整備不良が原因だとしてきました……


20期(2004/07/11〜)

第161回国会 法務委員会 第1号(2004/10/26、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、新潟中越地震、度重なる台風被害の被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げます。  私も二十三日に豊岡の台風被害に調査に行っておりまして、その帰りに地震を聞きまして、翌日、小千谷と長岡に調査に入ってまいりましたけれども、大変な被害でありまして、政府を挙げて救援と復興に力を尽くしていただきたいと思います。  さて、司法制度改革の重要な眼目が使いやすい司法の実現にあると思います。この法案は市町村の合併に伴うものですが、従来どおり身近な裁判所を管轄地域にするなどの配慮もされております。  一方で、使いやすい制度などありますと、これを悪用する例もあると。……

第161回国会 法務委員会 第2号(2004/10/28、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  最初に大臣に弁護士費用の敗訴者負担制度の問題で質問をいたします。  総理が先日の参議院本会議の答弁でこの制度導入の目的について、裁判を利用しやすくする、利用しやすいものにするということだと述べられましたけれども、大臣も同じ認識で間違いないわけですね。
【次の発言】 私は、いろんな経過見ていますと、大企業などが消費者や労働者などからの訴訟を起こしにくくするということが大きなねらいの一つにあると思っております。  ただ、仮に政府が言われるように裁判を利用しやすくする目的だとしても、果たしてこの法案の制度が機能するんだろうかという、役立つんだろうかという疑……

第161回国会 法務委員会 第4号(2004/11/04、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、民法の改正案についてお聞きをいたします。  今回は、包括根保証の禁止が一つの大きな柱になっております。この過酷な取立て、そして根保証を使った回収など、商工ローンなどのことが大きな社会問題になってまいりました。日本共産党としましても、一九九九年の時点で、今回の法案に含まれている包括根保証の禁止とか、保証契約は書面によることを義務付けることも含めました根保証制度の包括的な規制を盛り込んだ貸金業規制法改正案というのを提出をいたしました。残念ながら当時は賛同を得られなかったわけでありますが、今回、政府の方からこういう形でこの包括根保証をなくしていくとい……

第161回国会 法務委員会 第5号(2004/11/09、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、三人の参考人の方、ありがとうございます。  最初に、民法改正案にかかわって保証制度の見直しの具体的な問題について、石井参考人と池田参考人にお伺いをいたします。  先ほど来これは議論になっておるわけですけれども、民法でやるのか、それともそれぞれの特別法等でやるのか、方法は別といたしまして、課題としてどうなのかという点をお聞きしたいんです。  清水参考人から幾つかの点がございまして、私も多くは基本的に同感なんですが、一つは根保証人に対して契約書を交付しなければ無効にすべきだということ、それから保証人の方からの元本確定請求権を認めるべきではないかと……

第161回国会 法務委員会 第7号(2004/11/16、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  最初に山本参考人にお聞きをいたします。  これによって日本の正義の総量が増えていくというお話がございました。ADRについても司法型、行政型、そして民間型ということが、三つそれぞれに発展をしていくかと思うんですが、その中でそれぞれの言わばすみ分けといいましょうか役割分担というものが大事だと思うんですね。最終的には利用者の選択にゆだねられていくとは思うんですが、どういう役割分担が望ましいのか。例えば、行政型などの場合は、ある程度受付窓口的になって振り分けていくというようなこともあろうかと思うんで……

第161回国会 法務委員会 第8号(2004/11/18、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  前回の質問で、ADR機関の信頼性を高め、育てていく上で、認証に当たっては公正、中立性について厳格な審査を行うことが必要だということを指摘をいたしました。同時に、過去の紛争解決実績を含めたADR機関の情報開示も求めたわけですが、今日は、認証された後のADRの公正、中立性の確保の問題についてまずお聞きをいたします。  第七条の七号で、認証解決事業者である法人であるものが認証を取り消された場合に、その取消し前六十日以内にその役員であった者は、五年間は認証を受けることができないと、こういう規定があるわけですが、この役員だった者が個人で認証を受けられないのは明……

第161回国会 法務委員会 第9号(2004/11/25、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今の質問に続きまして、養育費の間接強制についてまずお聞きをいたします。  今もありましたように、間接強制金の額の基準ですけれども、債務者の資力等を考慮して、過酷にならず、かつ心理的強制力を持たせるという、なかなかバランスが難しいところだと思うんですね。  具体的にどのぐらいを基準にするのかをお示しいただきたいんですが、例えば法定利息、それから利息制限法との関係、これなどはどう考えるんでしょうか。
【次の発言】 まあ、債務者の資力に照らして減額をするようなことがあるんだと思うんですが、一方で、資力はあるのに払わないというような悪質なケースなどは増額をす……

第161回国会 予算委員会 第3号(2004/10/21、20期、日本共産党)

○井上哲士君 まず、総理と法務大臣にお伺いをいたします。  日本歯科医師会と日歯連が一体となって政治家を動かしてきた、このことに対して国民の今不信の声が高まっているわけでありますが、この点についての所見をまずお二人からお伺いします。
【次の発言】 法務大臣の、のおの知恵子後援会に看護連盟から昨年、一昨年と一億五千万、二億の献金というのが先ほど問題になりました。こういう資金の在り方が国民の政治不信を招いていると、こういう認識はあるでしょうか。
【次の発言】 この間から大臣は、のおの後援会というのは自分の資金管理団体じゃないんだということで、この問題でまともな答弁をされません。  そこで、政治資金……

第162回国会 決算委員会 第12号(2005/06/07、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  いわゆる橋梁談合の問題についてお聞きをいたします。  四十九社が参加をする談合組織のうち、独占禁止法違反で十一社十四人が逮捕されました。史上最悪の談合事件でありますが、四十年前に紅葉会、東会という談合組織がつくられて、十一年前に問題になっていったん解散をしましたけれども、A会、K会と名前を変えて談合が続けられてきたと。  私、ここに一九七七年当時の紅葉会の諸規定というのを持っておりますが、まず、話合いの精神と、自主調整ルールを尊重すると書いてありまして、過当競争排除の見地から事前調整もあり得ると、などなど、その手口が詳しく書かれておりまして、談合によ……

第162回国会 財政金融委員会 第5号(2005/03/22、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。今日はお二人の参考人の先生方、本当にありがとうございます。  今回のこの定率減税の廃止、縮小でありますけれども、様々な社会保障の負担増と一体となって行われるということを見ることが私ども非常に大事だと思っております。それ自体が国民の暮らしに大変な破壊的影響を与えるということが一点。  それから、景気との関係でいいましても、だれもが思い起こすのが橋本内閣のときの消費税増税を含む大負担増で、上向きかけてきた景気が冷や水を浴びるようなことになって不景気に突入をしていった。当時はまだそれでも毎年国民の家計の方は五兆から六兆円ぐらい増えていたわけですが、今は三年間で……

第162回国会 法務委員会 第2号(2005/03/10、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、入管難民法にかかわって質問をいたします。  UNHCRよりマンデート難民の認定を受けたトルコ国籍のクルド人のアハメド・カザンキランさんとその息子さんが一月十八日に退去強制処分でトルコに送還をさせられました。我が国の難民行政は冷たいという国際的な批判を浴びてきたわけですが、それでもUNHCRが認定したマンデート難民についてはこういう強制送還をしたのが今回初めてだということでありますが、これまでなぜこうしたマンデート難民の本国への強制送還を行ってこなかったのか、まずその点、お聞きします。
【次の発言】 そうすると、UNHCRの姿勢が変わったわけでも……

第162回国会 法務委員会 第4号(2005/03/17、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  昨年の臨時国会の管轄法案の審議の際にも、簡裁等を舞台にした諸制度の悪用について取り上げまして、公証、公正証書の問題を質問をいたしました。  商工ローン業者などによって、本人が知らずに、又は債務者や保証人の意思を反映をしない委任状が作られ、これにより公正証書が作られて強制執行がなされていると、このことを指摘をして、本人出頭の原則化、教示の義務化ということを求めたわけですが、その後、この問題はどのように改善をされているんでしょうか。
【次の発言】 指摘をした問題で、通達等などで改善を求めておられるのは前進だと思います。  ただ、悪徳業者の方はどんどん手口……

第162回国会 法務委員会 第5号(2005/03/18、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、これまでの議論の中でそれぞれ更生保護の問題について触れられました。私もこの問題を今日は質問をしたいと思っております。  平成十六年度の犯罪白書を見ますと、そのタイトルは「犯罪者の処遇」ということになっております。私の部屋にあります犯罪白書全部見ますと、まあ平成八年以降しかないんですが、こういうタイトルが付いたことはなかったんですね。で、この三年間を見ますと、「増加する犯罪と犯罪者」、「暴力的色彩の強い犯罪の現状と動向」、「変貌する凶悪犯罪とその対策」と、こうでありました。それがこの十六年版でこの犯罪者の処遇ということを重視をしたというその理由……

第162回国会 法務委員会 第7号(2005/03/29、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  裁判所の職員の中で、速記官の皆さんの問題について質問をいたします。  昨年の質問の際も、今の裁判でも、そして将来の裁判員制度の下でも、速記官の皆さんの技術や意欲を大いに生かすべきだということを求めました。その際に、速記用の反訳ソフト「はやとくん」のインストールを官支給のパソコンにもできるようにするべきだということを求めたんですが、十二月に実現をしたとお聞きをいたしました。その経過について、まず御報告をお願いします。
【次の発言】 私、これまでは、この「はやとくん」の有用性について検証すべきだということを質問いたしますと、そういう今おっしゃったようなセ……

第162回国会 法務委員会 第9号(2005/04/05、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  境界確定訴訟がいろんな点で使い勝手が悪いということが言われてまいりました。今回の筆界確定の制度がうまく運用されれば、大変国民の利便の向上になると思っております。  そこでまず、筆界特定の制度、登記の問題についてお聞きをいたします。  境界確定訴訟の場合に、訴訟は裁判所、登記事務は法務省と別々に行われていることから、連携が図られていないということの問題がしばしば指摘をされてまいりました。この新たな筆界特定の場合は、その結果がどういうふうに登記に反映をされていくんでしょうか。
【次の発言】 当事者からその手続がない場合、筆界は特定したけれども登記の手続が……

第162回国会 法務委員会 第11号(2005/04/12、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  この船主責任制限制度については、今日も、被害者が多大な被害を受けながらも十分な補償を受けられない場合があるという問題が指摘をされてきました。その点、今回限度額の引上げなど一定の前進が見られますが、なおやはり問題があると思います。  まず最初に金融庁にお伺いをするんですが、このPI保険について、組合員数と加入船舶数、それから支払保険件数及び金額がこの五七年の条約制定当時、そして現在、どのように推移をしているのか、いつごろがピークかも含めて、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 今回、補償のこの限度額を引き上げるということで、どれぐらいの保険料の……

第162回国会 法務委員会 第12号(2005/04/14、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私も、法案に入る前に、先ほども質問のございました昨日の国籍法に対する違憲判決の問題で大臣にお伺いをいたします。  父母が結婚していないことを理由に日本国籍を認めない国籍法三条の規定は違憲だと、こういう判決が出たわけですが、実はその前の日にも、父が日本人でフィリピン国籍の子供九人が国籍確認の提訴を集団で行うということも大きく報道をされておりました。あるフィリピンの母親は、日本人男性との間に二人の女の子をもうけたけども、認知制度をよく知らないままに出生後に認知された長女はフィリピン国籍、出生前おなかにいる間に認知された妹は日本国籍と、こういうふうに兄弟で……

第162回国会 法務委員会 第13号(2005/04/19、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございました。  まず、吉田参考人にお聞きをいたします。  被害者保護の支援法が必要だということが提起もされました。先日の対政府の質疑のときも、例えば在留特別許可が今後出されていくのが広がる中で、在留期間が長くなるけれども、じゃ一時保護後の対応はどうするんだということを厚生労働省に聞きましても、柔軟に対応するというお話だけで、やっぱり新しい枠組みをつくっていくという発想がなかったわけですね。  そこで、私たちも、先日、社民党と一緒にこの保護支援法について提案もしたわけですけれども、いろんな党が出され、また……

第162回国会 法務委員会 第14号(2005/04/21、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  法案に入る前に、一点、十九日に最高裁が下しました検察の面会配慮義務の問題での判決について、大臣にお聞きをいたします。  この十九日の判決では、設備などの面で十分に秘密を保った場を確保できないような場合でも、すぐに会う必要があれば検察官は面会ができるように特別な配慮をすべき義務があると、こういう初めての判断を示しました。今年の秋からは公判前整理手続というものも始まってまいりますし、裁判の迅速化という中でこの弁護側の防御権の保障ということは大変重要な課題であるわけで、これは司法制度改革の大きな課題について最高裁の判断が出されたと私は思っております。  そ……

第162回国会 法務委員会 第15号(2005/04/26、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  最初に、この行刑改革の理念についてお聞きをいたします。  衆議院での議事録などを読んでおりますと、受刑者への人権の配慮が再犯を増やして治安悪化に結び付くかのような議論が、一部ではありますけれども、ありました。  そこで、まず大臣にお聞きをするんですが、こういう受刑者への人権の配慮が治安悪化に結び付くというような議論について、大臣はどういう認識でいらっしゃるでしょうか。
【次の発言】 行刑改革会議の提言は、刑務所がつらいところであればあるほど受刑者が二度と帰りたくないということで再犯防止につながるなんという考え方ではおよそないわけですね。大変共感を呼ん……

第162回国会 法務委員会 第16号(2005/04/28、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  一昨日、府中刑務所に視察に行ってまいりました。当委員会ではもう三年以上にわたってこの刑務所問題というのは議論をしてきたわけですけれども、私自身は府中刑務所を二年ぶりに訪問をいたしまして、この間の国会審議であるとか行刑改革会議の議論などが確実に反映をした変化をしているなというのは大変実感をいたしました。  まず一つの印象は、これまでは刑務所を視察しますと必ず、新しいところに入るたびに、現員何人、異常ありませんという大声と敬礼があったんですが、今回これがありませんでした。お聞きしますと、矯正局が号令を掛けて全部の施設でやめたんではなくて、それぞれの施設で……

第162回国会 法務委員会 第17号(2005/05/10、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  この行刑改革の問題は名古屋の事件を機に当委員会でも随分何度も議論をしてまいりましたし、鴨下参考人には、たしか衆議院の審議で参考人で来られたときの議事録も読ましていただきました。  まず、藤本参考人と鴨下参考人にお伺いをするんですが、この審議の過程で、例えば私も革手錠問題を質問をしたことがあるんですが、当時の当局は、これは長い百年の歴史があるもので、なかなかなくせないんだというような答弁があったのも覚えておるんです。そういう中でも、この行刑改革会議というのを立ち上げられて、様々な外部の意見を……

第162回国会 法務委員会 第18号(2005/05/12、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、外部交通の問題でお聞きをいたします。  これまで外部交通を始めとした行刑施設の運営は、多くが訓令や通達で行われておりまして、施設長の裁量が非常に大きいという点での弊害等も指摘をされてまいりました。法改正に伴って、こうした訓令や通達というようなものは全面的に見直すのかどうか。それから、こうした訓令、通達が最近までは公表されていなかったわけですけれども、新しくつくられるものについては最初から公表すべきだと思いますけれども、その点、二点、まずお願いします。
【次の発言】 これまでは所長の裁量に多くゆだねていた外部交通が、新法では八十八条で留意規定とい……

第162回国会 法務委員会 第19号(2005/05/17、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  この法案の最後の質問になりますけれども、今日はまず更生保護の問題についてお聞きをいたします。  先日、保護観察中の札幌の男性容疑者が、容疑者じゃないですね、男性が、東京に転居して少女監禁事件を起こすということが起きました。報道によりますと、七か月間この動向をつかめていなかったと。大臣は、必要ならば保護観察制度の見直しをしなければならない、状況、実情を把握し、取り組みたいというコメントを新聞等で出されているわけですけれども、その後、法務省として、保護観察中の転居については届出制から許可制にしたいというような報道も行われておりますが、この制度の検討内容に……

第162回国会 法務委員会 第20号(2005/05/19、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今回の法改正は九〇年代後半以降の連続した商法改正の流れに沿ったものであります。私も、二〇〇一年以降、当委員会で随分商法の質問をする機会がありました。ただ、この一連の商法改正には、法制審の委員でもあるような有力な商法学者からも、この間の商法改正の作業は明確な全体像に基づいておらず、継ぎはぎだらけのパッチワークだと、いろんな改正の効果や弊害の検討が必要だという指摘もされておりました。  そこで、まず、こうした九〇年代後半以降のこの間の商法改正について幾つかお聞きをしておきたいんですが、まず大臣にお聞きをいたします。  今朝からもいろいろありましたけれども……

第162回国会 法務委員会 第21号(2005/06/07、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は両参考人、本当にありがとうございます。  最初に、成宮参考人にお伺いをします。  会社法のユーザーとしての中小企業が使いやすいものにという観点から陳述をいただきました。一方、坂本参考人の陳述では、債権者保護、株主保護と、商法の重要な柱だということが何度かお話があったわけですが、この債権者・株主保護という観点で、今回の会社法改正案について成宮参考人、どのような評価をお持ちか、まずお願いします。
【次の発言】 次に、今とも関連しまして、最低資本金制度について両参考人にお聞きをいたします。  いわゆる狭い意味での債権者保護ということにとどまらず、少し……

第162回国会 法務委員会 第22号(2005/06/09、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、会社法案、国民から見て、また中小企業から見てどうなのかという観点で質問をいたします。  会社法の検討をする上で、国民から見て分かりやすい制度、中小企業からとって使いやすい、そして余計な負担を生じない制度である必要があると思いますが、こういう考え方が今回の会社法案にどのように生かされているのか、まず大臣からお聞きをいたします。
【次の発言】 御答弁をいただいたわけですが、本当にそうなっているんだろうかということで幾つかお聞きをしていきたいんですが、まず、有限会社の廃止の問題です。  特例有限会社としては継続が許されるわけですけれども、有限会社制……

第162回国会 法務委員会 第23号(2005/06/14、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日はまず、合同会社についてお聞きをいたします。  最初に大臣に、今回、新たに合同会社を設立をした理由についてお聞きをいたします。
【次の発言】 アメリカやイギリスなどのLLC、LLPの成功を見習ったものだと思うんですが、米英でこのLLCなどが非常に爆発的に普及をしたのは、パススルー課税という税制上の優遇措置が最大の理由だと言われております。  日本経団連も二〇〇〇年の商法改正の提言の中で、このLLCの問題で、「設立された事業体の段階では所得課税を行わず、その損益を出資者の損益と通算する税制の導管としての利点を持つ。」と、こう述べて、このLLC制度の……

第162回国会 法務委員会 第24号(2005/06/16、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日、会期内最後の定例日でありますけれども、朝からこうやって審議を続けております。衆議院から議論続けましても、新しい問題点も今日も指摘もされておりまして、まだまだ十分な審議が必要だなということを痛感をしながら質問に立たせていただきます。  最初に大臣にお伺いをしますが、今回の法改正の柱の一つに事前チェックから事後チェックということが強調されておりますけれども、これは具体的にはどういうことでしょうか。
【次の発言】 今もありましたように、会社法は資本の調達手段などを規律をしているわけですが、こういう事前チェックについては今回大幅に緩和をされるということ……

第162回国会 法務委員会 第25号(2005/06/23、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、取締役の責任の緩和の問題でまず質問をいたします。  まず、大臣にお聞きしますけども、今回の法案で取締役の責任がかなり緩和をされておりますけども、具体的にはどういうことになるでしょうか。
【次の発言】 法務省は、今回、この取締役の責任を原則無過失から過失責任に変えるその理由の一つに、委員会等設置会社と、それからそれ以外の会社とのバランスということを挙げておられます。  衆議院の答弁を見ますと、この委員会等設置会社ができたときに取締役の責任を過失責任にした事情について局長が述べられておりますが、「委員会等設置会社については、いろいろな権限のチェッ……

第162回国会 法務委員会 第26号(2005/06/28、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  この会社法案、政府、参考人合わせて七回目、質問に立つことになりました。この間の質疑を通じまして、取締役の権限を強めて経営の自由度を高めるならば、それにふさわしく取締役の責任を強化をすること、また、証券市場の規律を高めて監視体制を抜本的に強化することが必要だということを質問をしてまいりました。今日はその上で、さらに、情報開示の必要性について質問をいたします。  まず、大臣にお聞きをいたします。  西武やコクドの問題、それからカネボウの粉飾決算など、様々な企業不祥事が相次いでおります。こういう不祥事を防止をする上で、企業がその社会的責任を果たしていく上で……

第162回国会 法務委員会 第27号(2005/07/21、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず最初に、心神喪失者医療観察法についてお聞きをします。七月の十五日に施行されまして、十九日には福島地検で全国初めての審判の申立てが行われております。  まず、厚生労働省にお聞きしますけれども、施行後一年の間で指定入院病院とそのベッド数の確保のめどはどこまで立っているのか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 この制度で審判に付される対象者は一年間で約四百人、そのうち三百人が入院になるということが法案審議の中でも言われました。ところが、今ありましたように、一年間で確保のめどが付いているのは九十床ということでありまして、三百床には遠く及ばないわ……

第162回国会 法務委員会 第28号(2005/08/04、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、更生保護の問題でお聞きをいたします。  再犯を防ぎ、社会復帰を果たすという点で更生保護が非常に大事だということを私、何度も取り上げてまいりました。今、そして一方で、その実効性に対する注目ということも社会的に非常に広がっております。  三月の質疑の際には、今この更生保護というのが、保護司の皆さんにボランティアの責務を超えるようなことまでお願いをしていることになっているんではないかということも申し上げまして、制度の在り方にも踏み込んだ検討が必要なんではないかということも申し上げてまいりました。  そうしますと、先日、更生保護のあり方を考える有識者会……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第13号(2005/08/03、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私たちは、今回の郵政民営化の本当のねらいが日本とアメリカの金融業界の利益のためだということを指摘をしてまいりました。金融業界といいますと、銀行とは限りません。  今日は西川副大臣に来ていただいておりますけれども、あなたはサラ金などの上限金利をなくすというのが持論で、そして金融サービス制度を検討する会という自民党の議員連盟の事務局長をされております。全国貸金業協会連合会と協力するという関係にあるわけでありますが、大臣、副大臣は今回の郵政民営化法案の正に担当副大臣なわけでありますが、郵政民営化に関してサラ金業界の経営や利益にかかわるような発言、動きをされ……

第162回国会 予算委員会 第3号(2005/02/01、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私は、金と政治の問題について質問をいたします。  今、国民には負担増を押し付けながら、永田町では金と政治の問題が横行している。国民からは、本当に政治不信が極に達しています。総理の在任中にも毎年のようにこういう事件が起きているわけですが、総理は、こういう国民の政治不信、どのようにして払拭するとお考えでしょうか。
【次の発言】 政治家一人一人が襟を正すと言われました。昨日の質疑の中で、日歯連問題での橋本元総理の政倫審での弁明について、説明責任果たしたか、これは政治家本人が判断することだとあなた言われましたけれども、それでは聞きますが、あの弁明、まあ受け取……

第162回国会 予算委員会 第8号(2005/03/09、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今年は被爆六十周年。私は広島に育ちまして、卒業した高校は原爆で全滅をいたしました。人間の形で死ぬことすら許されなかった先輩もいると、その思いで今日は質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。  二〇〇〇年の核不拡散条約の運用検討会議で核兵器の全面廃絶に対する明確な約束が合意をされました。この検討会議の性格、それから二〇〇〇年の合意について、まず説明をお願いします。
【次の発言】 その中に、核兵器の全面廃絶に向けた明確な約束ということが核兵器国も含めて合意されました。この合意に対する日本政府の評価はどうなんでしょうか。

第162回国会 予算委員会 第11号(2005/03/14、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  二月一日の当委員会で、平成研の氷代、もち代の未記載の問題を取り上げました。  まず林田副大臣、未記載でありましたけれども、訂正されましたでしょうか。
【次の発言】 棚橋大臣はいかがでしょうか。
【次の発言】 私、ここに平成研の十三年の収支報告書を持っていますけれども、六月二十七日、自由民主党岐阜第二選挙区支部に支出したとありますよ。これ根拠、どうなんですか。
【次の発言】 いや、これが根拠ですよ。平成研が間違っているんですか。うそ書いているんですか。
【次の発言】 平成研の中のこのもち代の扱いがいかにいい加減かということが浮き彫りになりました。  こ……

第162回国会 予算委員会 第15号(2005/03/23、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日、堤義明コクド前会長が西武鉄道株をめぐる証券取引法違反で東京地検に起訴をされます。堤前会長は西武グループの総帥として政界との関係が深いことは有名です。総理は、この堤氏が逮捕されたときに、堤さんは政治家のお世話や応援をしても政治家に頼まないのではないかと述べられておりますが、総理自身は堤氏からどんなお世話や応援をしてもらったんでしょうか。
【次の発言】 総理の資金管理団体である東泉会が発行している機関誌「泉」っていうのを今ここに持っております。この中で裏表紙を全部取ってプリンスホテルの広告が入っておりますけども、これもお世話や応援の一つですか。

第163回国会 外交防衛委員会 第2号(2005/10/13、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  提案された条約と約定は賛成でありますけれども、現在審議中の郵政民営化法案と密接な関係がありますので、その点について質問をいたします。  まず、外務大臣にお伺いしますけれども、国際化が進む下でこの国際的な送金業務は非常に広がっております。この国際郵便送金業務の持つ役割、その中でこの送金業務約定が持つ意義についてまずお伺いをいたします。
【次の発言】 この国際送金業務が大きな役割を果たしているということでありました。  では、それに対して、今の審議されている郵政民営化法案が将来にわたってそれをきちっと担保しているのかどうかと、これが問われると思います。外……

第163回国会 法務委員会 第2号(2005/10/25、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  大臣は、あいさつの中で司法制度改革の推進を強調されました。この司法制度改革の重要な課題の一つに、充実した審理の上での裁判の迅速化という問題があります。この民事裁判の長期化の要因の一つに、行政が持っている内部文書がなかなか裁判に出てこないということがあります。まず、この問題に関連しまして、今月の十四日に最高裁が行った決定についてお聞きをいたします。  この裁判では、労働基準監督署が労災事件を調査した報告書である災害調査復命書について、労災の被害者側が会社を相手に民事裁判で使う目的で提出を求めた場合に国に提出義務があるのかどうかと、これが争われました。国……

第163回国会 法務委員会 第3号(2005/10/27、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今国会最後の委員会の最後の質問者になりましたので、もしかしたら本委員会における南野大臣に対する最後の質問者ということになるのかもしれません。よろしくお願いをいたします。  今回の法案は、人勧に連動する形で裁判官、検察官の給与を下げるわけですが、これは繰り返し議論があったように憲法にもかかわる問題だと思います。  まず大臣に、なぜ憲法が裁判官の報酬の減額を禁ずるなど身分保障を定めているのか、その理由についてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 裁判官が一切の圧力を排して自己の判断を下すというためには、この身分保障が不可欠だということだと思います……

第164回国会 決算委員会 第12号(2006/06/07、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  二〇〇四年決算は、年金保険料の引上げなど、国民への負担増が行われた下での決算であります。小泉内閣の負担増はこれにとどまりません。(資料提示)私、挙げてみましたけれども、定率減税の半減、廃止から、年金、医療、介護、障害者福祉等々、合わせますと十三兆を超える負担が国民にかぶさってきた。特に社会的弱者に対する負担というのは大変重いものがあります。  特に、今日は障害者福祉の問題で質問をしたいと思います。  四月一日から障害者の自立支援法が実施をされました。これまでは所得に応じて負担をしていたのが、原則一割負担という応益負担が導入をされました。これは自立に反……

第164回国会 行政改革に関する特別委員会 第6号(2006/05/11、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今回の行革関連法案は、教育や福祉など住民に身近な公共サービスの分野を削る一方で、国民が望む天下りや談合事件など税金の無駄遣い、ここに本当にメスが入っているんだろうかと、こう疑問を持たざるを得ません。  私は、三月二十三日の予算委員会の際に、文部科学省の本省発注の工事と天下りの問題を取り上げました。その際に、防衛施設庁の談合事件の端緒となった受変電設備工事の入札談合が国立大学等の工事でも行われていた、そして東京地検特捜部が関係者から事情を聞いたと、こういう新聞報道を受けまして、文科省としてこれは調査をしたのかと聞きました。  大臣は、報道を受けて調査を……

第164回国会 行政改革に関する特別委員会 第9号(2006/05/18、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  行政改革の核心という場合に、税金の無駄遣いをなくして、国民のための暮らしにとって必要な分野にはしっかり予算も人も配置をすることが必要です。同時に、そのためにも国民の納得のいく透明な行財政運営が求められております。しかし、今逆のことが行われていると。特に、今日は米軍再編にかかわる国民負担と行政改革の問題についてお聞きをいたします。  まず、防衛施設庁にかかわる談合問題についてお聞きをいたします。  先ほどの質疑にもありましたように、東京地検の強制捜査の前に当時の建設部長が証拠隠滅を指示をしていたということが明らかになりました。これは、額賀長官が捜査への……

第164回国会 災害対策特別委員会 第2号(2006/02/24、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、今回の豪雪の、亡くなられた方へのお悔やみと被災者へのお見舞いを申し上げます。  私も二月六日の委員派遣に参加もし、その前にも、最も雪の多かった一月九日に党としての調査で同じ勝山市、大野市にも参りました。そのときに市の幹部の方が、豪雪対策に勇み足なしと、こういうことを言われたのが大変印象的に残っております。一瞬のちゅうちょが被害の拡大になると。ですから、現場の皆さんがそういうちゅうちょなしに対策が打てるような支援が本当に今国に求められていると思います。日本共産党として災害救助法の積極的活用や自治体に対する特別交付税の増額、また県道や市町村道の除雪……

第164回国会 災害対策特別委員会 第5号(2006/06/09、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私も五月二十九日、中越大震災の復興状況の視察に参加をさせていただきました。非常に関係者の皆さんの努力の中で復興が前進しているのを見たわけですが、同時に山古志の再建は、復興は始まったばっかりだという声もお聞きをいたしました。区長の皆さんとの懇談の中では、やはり住宅本体への支援がないことが支障になっている、ここを何とかしてほしいという声もお聞きをいたしました。  調査室の作っていただいた資料に、地元の新潟日報に内閣府の防災担当の参事官のインタビューが出ておりますが、この住宅本来への支援の必要性についてそういう考え方があることは百も承知どころか二百も三百も……

第164回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号(2006/05/17、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私も、この定数是正協議の各党協議にも参加をさせていただきました。私たちは、平成十六年一月の最高裁の判決を重く受け止めて、抜本是正が必要だと主張をしてまいりました。総定数は削らない、そして全国一区の比例代表制を維持し、その定数を削減をしないと。その中で、投票価値の平等の実現を目指して可能な限りの是正を図ることを主張もしてまいりました。最終報告の取りまとめの段階で具体案が提示をされた中では、比例定数を削減せずに選挙区定数の調整で最大の是正となる十四増十四減案が妥当だということも表明をしてまいりました。  この十六年一月の最高裁判決は従来以上に踏み込んだ中……

第164回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第5号(2006/06/02、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、選挙人名簿の閲覧問題についてお聞きをします。  国民は選挙人名簿に登載されることによって選挙権さらに被選挙権を保障されます。そういう点で、選挙人名簿は国民の参政権の基礎にかかわる重要な公簿だと思います。ですから、この選挙人名簿を政治や選挙活動の自由を確保する立場から有効に活用すること、また国民の政治参加という側面から公平に閲覧、利用できるようにすることは議会制民主主義の発展にとって欠かせないものだと私たちは考えておりますが、この選挙人名簿の閲覧制度の持つ意義について、まず大臣のお考えをお聞きしたいと思います。

第164回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第6号(2006/06/14、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今回の法案は、先ほど来お話がありますように、イラク派兵された自衛隊員の方の選挙権が保障されないということが直接のきっかけになっております。  私たちは、自衛隊のイラク派兵自体は憲法違反であり、反対をしておりますが、しかし派遣された自衛隊員の個人の選挙権というものはやはり可能な限り保障しなければならないと思います。また、提案理由説明にありますように、選挙権が国民にとって重要な参政権の一つであり、在外邦人も含めて国民すべてが実際に選挙権を行使できるようにするべきだと、こういう点では共通の認識でありまして、そういう、すべての国民に選挙権をしっかり保障してい……

第164回国会 文教科学委員会 第2号(2006/03/16、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、子どもの権利条約と学力テストに関してお聞きをいたします。  国連の子どもの権利委員会は、九八年の六月に、子どもの権利条約に基づく日本政府からの報告を審査をした上で、日本政府に対して、児童が、高度に競争的な教育制度のストレス及びその結果として余暇、運動、休息の時間が欠如していることにより、発達障害にさらされているとの懸念を表明をしております。さらに、過度なストレス及び登校拒否を予防し、これと闘うために適切な措置をとることを勧告をしております。二〇〇四年の二月には第二回の日本政府報告に対する最終所見も出されておりますが、ここではこの問題についてどの……

第164回国会 文教科学委員会 第3号(2006/03/22、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず最初に、公正取引委員会に教科書の特殊指定廃止問題でお聞きをいたします。  先日、この問題での意見募集を行うことが発表されまして、教育関係者から大変不安の声が上がっております。なぜ教科書の特殊指定廃止の意見募集に至ったのか、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 特殊指定を外しますと、宣伝や営業活動に大きな費用を掛けることができる大手発行社が一層有利になって教科書の寡占化を招くんじゃないかという不安の声が寄せられております。  この特殊指定の制度が公正な教科書採択に果たしてきた役割について、文部科学省としてはどういうお考えでしょうか。

第164回国会 文教科学委員会 第4号(2006/03/23、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  義務教育費の国庫負担制度について質問をいたします。  この制度は、憲法と教育基本法に定められた教育の機会均等、水準の維持、そして無償の保障、この義務教育の根幹を保障をしてまいりました。その削減は、国民の教育権保障への国の責任を後退をさせるものになります。そのことが現場と子供たちに何をもたらすのかという点を今日はただしたいと思います。  まず、就学援助の問題です。  既に就学援助は、昨年の法改正で準要保護の部分が廃止をされまして、今年度から一般財源化をされております。今、格差と貧困の拡大が言われる中で就学援助の受給者は急増している、朝もそういう議論があ……

第164回国会 文教科学委員会 第5号(2006/03/28、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず、吉田参考人と穂坂参考人にお聞きをいたします。  今回のいわゆる義務教育費の国庫負担金の削減問題というのは、当初、むしろ地方の声だということで進められました。地方案を尊重するということを総理はかなり強調してやってきたわけですが、実際上、議論の中でいいますと、地方議会の約六五%がむしろ堅持をすべきだという声を上げたということになりまして、一体何が地方の声だったんだろうかという議論もあったわけですが、それぞれのお立場から、この辺の経緯、特に穂坂参考人には、市長もされていたわけですから、現場の……

第164回国会 文教科学委員会 第6号(2006/03/30、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は美術の、文化の問題が議論になっております。私も、東京国立近代美術館フィルムセンターの問題についてまずお聞きをいたします。  今映画の撮影所がどんどん売却などされている中で、京都には東映の撮影所が頑張っておりまして、私そこの土橋亨監督と親しくしておるんですが、最近「嗚呼!活動屋群像」という本を出されました。監督、俳優、そして裏方さんまでいろんな人間模様を書いておりまして、やっぱり総合芸術だなということを改めて思ったわけです。  それで、文化庁長官の下に映画振興に関する懇談会がつくられまして、平成十五年四月に「これからの日本映画の振興について」とい……

第164回国会 文教科学委員会 第8号(2006/04/18、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  朝から障害児教育の国際的な動向と本法案との関連などの質疑が行われてまいりました。子どもの権利条約では、障害児の特別のケアへの権利と特別なニーズを認め、可能な限り全面的な社会的統合並びに文化的及び精神的発達を含む個人の発達を達成することに貢献する方法で教育、訓練、保健サービス、雇用準備及びレクリエーションの機会を保障するということが定められております。それから、先ほど来議論になっています特別なニーズ教育に関する世界会議で採択されたサラマンカ宣言でのインクルージョンの理念を推進する取組も進めてこられました。  私、気になるのは、一部の教育行政などにこのイ……

第164回国会 文教科学委員会 第9号(2006/04/20、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。今日はどうも参考人の皆さん、ありがとうございます。  最初に大南参考人にお聞きをいたします。  今日は各委員から、やはり教員の人的体制なしにこの課題が進まないんじゃないかということが出されておりますし、先ほどもお話がありました。それで、大南参考人は中教審の特別支援教育特別委員会にも所属をされていたわけで、当然その議論の過程では、教員定員の配置というものは言わば前提としての議論があったんではないかと思うんですが、その辺の経過と、結果として十分な配置がされてなかったことへの御意見、それから、先ほどは特別支援学校のいわゆるセンター的機能についての人的配置の必要……

第164回国会 文教科学委員会 第10号(2006/04/25、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  前回に続いて質問をいたします。  まず、特別支援学校での教育課程について質問をいたします。  一人一人のニーズに合った教育ということが強調されているわけですが、一つの施設に集めるだけではこれは意味がないわけで、この特別支援学校における教育課程の在り方は非常に重要だと思うんですが、これはどのような検討がされているんでしょうか。
【次の発言】 今、弾力的ということもあったわけですが、昨年十二月の中教審の答申では、障害種別を超えたグループ別の教育課程編成の可能性ということも述べられております。  今後、この学級編制は障害種別ということになりますので、つまり……

第164回国会 文教科学委員会 第12号(2006/05/09、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  国と民間との研究交流が研究の自主性を守りながらその成果が国民に共有をされ、科学技術の振興に資する形で進むのは重要であります。その際に、国民の共有財産を使用する以上きちんとした原則が貫かれる必要があると思います。今回の特例措置の全国化にかかわって、まずSPring8についてお聞きをいたします。  SPring8については、研究者が研究内容を正式な論文を通して公表するなど成果を専有しないと、こういう場合については外国研究者も含めて無料としておりますけれども、その理由はどういうことなんでしょうか。

第164回国会 文教科学委員会 第14号(2006/05/30、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  朝から濃密な議論が続いているわけですが、最後の質問者ですのでよろしくお願いをいたします。  この認定こども園の制度は、中央教育審議会の幼児教育部会と社会保障審議会の児童部会の合同会議で議論をされてきました。昨年十二月の審議のまとめでは、総合施設の在り方については、子供たちの視点に立ち、子供の最善の利益を第一に考えとあります。また、総合施設モデルの事業評価委員会の最終まとめでも、子供の最善の利益を第一にと、こういう言葉があります。  そこで、文部科学大臣と厚生労働副大臣にお聞きするわけですが、この子供の最善の利益を第一とする上で国の責任というものがこの……

第164回国会 文教科学委員会 第15号(2006/06/01、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。今日は参考人の皆さん、ありがとうございます。  まず最初に吉田参考人と下條参考人にお伺いをいたします。  吉田参考人の意見陳述の中で、この流れが一つは構造改革から出てきたもので、明確な理念があったとは思わないがと、こういうふうに言われました。ただ、理念と言えるかどうかは別として、いろんな発言や提言はされておりまして、例えば、現状の保育を、保育に欠ける子を対象として政府から与えられる福祉であって、市場とはほど遠いという認定した上で、福祉的なサービスではなく、ニーズに応じて自由に選択できる環境づくりが必要だというようなことも言われました。  具体的にこの面に……

第164回国会 文教科学委員会 第16号(2006/06/06、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  前回に続きまして、まず認定の基準に関連して幾つかお聞きをいたします。  モデル事業の報告などを見ておりますと、その中で、幼保連携型について言いますと、幼稚園と保育所の施設が必ずしも一体でないものも含まれております。実施状況などを見ますと、例えば合同活動を行うことで部屋の広さなどが十分ではなくなるとの回答もあり、一体性の確保に苦労をしているようである、こういう報告などもあるわけですが、こういう同一敷地内とか一体でないようなケースについても認定をしていくということなんでしょうか。
【次の発言】 幼児の移動時の安全確保というのは本当に当然のことだと思うんで……

第164回国会 文教科学委員会 第17号(2006/06/08、20期、日本共産党)

○井上哲士君 私は、日本共産党を代表して、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律案に対し、反対の討論を行います。  反対する第一の理由は、認定こども園の施設設備や職員配置、教育・保育内容などが現行の幼稚園、保育所の国の基準を下回ることを許容するものだからです。  認定こども園では、調理室の設置、敷地内の運動場など、子供たちの保育、教育、安全の確保のために必要な施設整備をすべて既存施設からの移行が困難とならないようにとの理由で必須としていません。これでは行政、施設側の都合優先で、子供の最善の利益が実現されず、現状の保育環境や水準の低下、地方ごとの格差が生じかねません。……

第164回国会 予算委員会 第2号(2006/02/01、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、防衛施設庁の官製談合問題についてお聞きします。  額賀防衛庁長官は、前回も防衛庁幹部の不祥事で辞任をされました。先ほど、その教訓が生かされてないことに怒りを感ずると人ごとのように言われましたけれども、国民はもっと怒っているんです。あなた自身の責任はどうお考えなんでしょうか。
【次の発言】 それでは国民は納得しないと思います。  総理、この企業への天下りへと引換えにした不祥事というのは前回と同じ構図なんです。再びこういう事件が起きた以上、天下り禁止、全面的に踏み込むべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。

第164回国会 予算委員会 第14号(2006/03/17、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  二月一日の当委員会で私は、防衛施設庁の内部で発されたメールを示しまして、地方自治体が米軍再編に反対の意見書を上げないように圧力掛けているじゃないか、これやめるべきだということを申し上げました。防衛庁長官は、調査を約束されまして、このメールが実在するものだということを認められました。  全国的には、こういう様々な圧力を超えまして自治体の運動が発展をしております。先日は、岩国で住民投票が成功し、米軍移設ノーという審判が下されました。地元の新聞は、「民意を重く受け止めよ」という社説を書きまして、移転容認の見返りに地域の振興策を求めるべきだとする声よりも、基……

第164回国会 予算委員会 第15号(2006/03/23、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今、防衛施設庁の官製談合が大問題になっております。この談合事件は、重電メーカー各社による受変電設備工事の入札談合事件が端緒になったと言われております。この談合は、既に起訴をされた新東京国際空港公団それから防衛施設庁、これに加えて国立大学等の工事でも行われており、東京地検特捜部は国立大学の工事の談合関係者からも事情を聞いたと報道をされました。  文科大臣にお聞きしますけれども、この報道を受けて文部科学省としてはどういう調査と対応をされたんでしょうか。
【次の発言】 本当に問題がないのかどうか。  この新東京国際空港公団の元幹部職員二人の被告への、三月八……

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第1号(2006/11/22、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、衆議院で与党の単独での採決が強行された、その上で送付されたことを厳しく批判をしたい。与党は審議が尽くされたと言いますけれども、国民は納得をしておりません。どの世論調査でも今度の国会で急いでやるべきじゃないというのが多数であります。  法律家の団体である日本弁護士会連合会も、全国五十二の弁護士会のうち三十五を超える弁護士会が反対を表明をしております。東大が全国の小中学校、公立の校長先生で行ったアンケートでも六六%が改定に反対と言っておりますし、日本教育学会の歴代四代の会長も反対の表明をされております。  世論の多数は拙速な成立になぜ反対をしている……

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第3号(2006/11/27、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  政府の改定案の二条と、憲法十九条の思想、良心、内心の自由の関連についてお聞きをいたします。  第二条では、教育の目標として様々な徳目を掲げております。その中の一つに国を愛する態度があります。政府は、これは態度であって、内心の自由は侵さないと言われます。その一方で、態度と心は一体なんだということも繰り返し答弁をされております。そうなりますと、態度を指導するということは、結局心を指導し、内心の自由を侵すことになるんです。  そこで、具体的に日の丸・君が代に関連してお聞きをいたします。  先日、当委員会で自民党の委員からも、国旗・国歌法が制定した当時の野中……

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第6号(2006/11/30、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  教育基本法の改定の促進のために、教育改革のタウンミーティングを通じてやらせ質問が八会場中五会場で行われ、そして六会場で自治体職員や学校長などの動員が行われていたことが明らかになりました。やらせとサクラの中で世論誘導が行われていたと。これは憲法にかかわる教育基本法の改定に当たって絶対にあってはならないことだと思います。  そこで総理、聞きますけれども、道徳心といいながら全く道徳心が感じられないようなこういう事態の下で作られた法律、これ僕たち守らなくちゃいけないのかと子供たちに問われたら、現場の教員や親というのはどういうふうに釈明をせよとおっしゃるんでし……

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第7号(2006/12/01、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、参考人の皆さん、本当に貴重な御意見をありがとうございます。  最初に、昨日もここで集中審議を行ったわけですが、今いじめや未履修の問題など様々な問題があります。私は、参議院の質疑の最初のときに総理に、こうした問題が基本法を変えたら解決するのかと、こう問いました。総理は、直ちに解決するものではないが、解決のための理念を付け加えるんだと、こういう答弁でありました。  そこで、山本参考人と世取山参考人にお伺いをするんですが、山本参考人が出られた教育改革フォーラムで中教審答申の報告が政府からされておりますが、この改正の視点として、個人の尊厳、人格の完成……

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第8号(2006/12/05、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  現行教育基本法の十条及び政府案の十六条について質問をいたします。  近代公教育制度の下では、義務教育学校の整備一つ取りましても、国家権力が教育に関与することは避けられないと思います。だとすれば、国家権力が教育にどこまで関与できるのか、その当否と限界というものを明らかにする必要があると思います。  その点、現行基本法の十条というのは、戦前の国家権力による教育への強い介入、支配を反省して、その誤りを二度と繰り返さないために作られた条文だと思います。今、与党委員からも同趣旨の質問がありました。これは基本法制定に当たった田中耕太郎元文部大臣もこう述べています……

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第9号(2006/12/07、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は四人の参考人の皆さん、大変急なお願いにもかかわらず、本当に貴重な意見をいただきましてありがとうございます。  私ども、昨日も地方公聴会をやりまして、この間、様々な御意見を承ってまいりました。ただ、こうしてテーマを絞って参考人質疑をしたのは実は初めてでありまして、私は大変良かったなと思っております。本当に朝から新しい角度の御意見も聴くことができました。こういう皆さんの御意見を生かして更に審議を重ねていくということが私たち大変大事な仕事だということを思いますし、とりわけ与党の皆さんに強く申し上げておきたいと思います。  その上で、まず高倉参考人と古……

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第10号(2006/12/11、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、参考人の皆さん、急なお願いで、しかも地方は十二月議会の最中だと思いますけれども、大変ありがとうございます。非常に貴重な御意見をいただきました。今後の当委員会の質疑でもしっかり深めていきたいと思っております。  最初に、教育委員会制度につきましては、先日もそれに絞った参考人質疑も行いましたし、特に参議院における質疑ではかなり議論になってまいりました。この教育委員会制度が、いろんないじめや未履修問題で大変隠ぺい体質とかいうことが議論になる中で、例えば文部科学大臣などは、先ほども少しありましたが、地方分権で国の権限をある程度、教育委員会にしても移譲……

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第11号(2006/12/13、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日、タウンミーティングの最終報告書が出されました。やらせ質問に加えてサクラの動員など、国民の声を聴くと言いながら、実は世論の捏造が行われていたということが明らかになりました。しかし、文部科学省が広く国民の声を聴くと言っていたのはこれだけではありません。私は今日は文部科学省が主催した教育改革フォーラムについてお聞きをいたします。  まず、田中生涯学習政策局長にお聞きしますが、あなたは十一月十四日の衆議院での質疑で、このフォーラムについて、これまで当時の担当者等に確認をしたところ、発言候補者の確保や発言のための資料の作成はなかったと答えておられますが、……

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第12号(2006/12/14、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  政府案が国会に提出されてから七か月半がたち、審議を重ねてまいりました。しかし、最近の世論調査を見ましても、今国会での成立にこだわるべきでないと、徹底審議をしろというのがやはり圧倒的多数であります。しかも、昨日、この特別委員会で参考人や公述人に立った方々が二十人、連名でアピールを出されました。我々の提起した問題が審議をされていないと、慎重審議をしろと、こういうアピールでありまして、大変異例なことだと私は思います。  なぜ世論は一層の審議を求めているのか。その一つに、今の政府に、文科省に教育の根本法を国会に提出する資格があるんだろうかということを国民が疑……

第165回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号(2006/11/29、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  ただいま議題となっています地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律改正案については、一九七一年から行われている制度であり、統一地方選挙は一定程度国民の選挙に対する意識を高めることも期待できるものですから賛成であります。  今日は、限られた時間ですので、総務省が管轄をする政治資金規正法についてお尋ねをいたします。  戦後最大の疑獄事件と言われましたロッキード事件が起こってから今年で三十年目になります。この三十年間、様々な政治と金をめぐる事件が起きました。そして、何人もの政治家が逮捕をされたり辞職に追い込まれてきたりしたと。そのた……

第165回国会 文教科学委員会 第3号(2006/10/26、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  大臣には初めての質問になりますので、まず土台となるいわゆる歴史認識の問題についてお伺いをいたします。  今も日中韓三国の交流の大切さということがございました。このアジアとの本当の友好関係をつくっていく上でも、戦後の国際秩序の土台の上で世界とアジアの一員として生きていくという点でも、私はやっぱり過去に行った日本の侵略戦争と植民地支配に対する態度、これは問われてくると思います。特に中国、韓国との関係でいいますと、教科書問題は非常に大きなことでありまして、この検定の責任者である大臣の歴史認識といったものを問われると思います。  安倍総理は、いわゆる従軍慰安……

第165回国会 文教科学委員会 第4号(2006/11/09、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私も、北海道滝川市のいじめ自殺問題の調査に参加をいたしました。小六の女の子、私も小六の女の子を持っておりますので、私が死んだら読んでほしいという遺書を残して自ら命を絶った、その女の子の笑顔の遺影を見て、そして御遺族の方からその悲しみ、そして憤りにも直接触れまして、私自身も新たな憤りを感じてまいりました。学校や市の教育委員会がこの事実を隠ぺいをしてきたと。何という無責任な対応なんだろうか、本当に憤りを持ちましたし、また今国民全体、とりわけお子さんをお持ちの父母の皆さんが同じような不安と憤りを持っていらっしゃいます。  この問題では、やはり当該の学校、市……

第165回国会 文教科学委員会 第6号(2006/12/14、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、罰則の強化に関して、大臣にお聞きします。  文化芸術活動は、表現の自由や思想、良心の自由、とりわけ内心の自由が保障された下でこそ発展をするものだと思います。著作権は、思想又は感情を創作的に表現したものだけに、刑事罰の在り方というのは慎重にされるべきだと思います。取締りを強化することでかえって自由な創作活動や文化芸術活動にマイナスがあってはならないと思います。  今回の法改正では、個人罰則を五年以下から十年以下と重罰化をしております。刑法犯で十年以下の懲役となりますと、詐欺、恐喝、業務上横領など重罪と言われるものに当たるわけですね。かなり重い罪に……

第165回国会 予算委員会 第1号(2006/10/11、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  安倍総理に北朝鮮の核実験の問題で質問をいたします。  日本共産党は、北朝鮮の核実験の問題で直ちに志位委員長の談話を発表いたしまして、国連安保理決議などの国際社会の意思を無視し、六か国協議や日朝平壌宣言などの国際的な取決めをじゅうりんをした、世界とアジアの平和と安定を脅かす脅威として強く抗議をいたしました。  私自身でいいますと、私は被爆地の広島で育って、核兵器の悲惨さということを胸に刻みながら育ってまいりました。卒業した高校が爆心地のすぐそばでしたから、先輩たちは全滅をした。人間の形で死ぬことすら許されなかった先輩たちもいる。そんなことから私は、この……

第166回国会 災害対策特別委員会 第3号(2007/04/04、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私からも、このたびの能登半島地震でお亡くなりになられた方への心からの御冥福と被災者の皆さんへのお見舞いをまず申し上げたいと思います。  私も、あの地震の発生を聞いて、当日、夜になりましたけれども現地輪島市に入りまして、市の対策本部にもお邪魔をし、お見舞いをするとともに、実情も様々聞いてまいりました。それから十日、対策本部や避難所のスタッフ、市の職員、地域住民、ボランティアの皆さんなどなど、関係者の皆さんの懸命な努力の結果、一定の復旧が進んでまいりました。  避難所における健康の問題、住宅再建の問題など、様々問題あるわけでありますが、新しい課題も見えて……

第166回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号(2007/03/23、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今回の本改正は、公務員給与改定や選挙執行状況を踏まえて大幅な経費の削減になっております。しかし、地方自治体に超過負担が生じた場合の調整制度もありますので、あえて反対せず賛成の態度表明をいたします。  その上で、限られた時間の中でありますが、今も話題になりました光熱水費の問題についてお伺いをいたします。  私は、衆議院及び参議院の議員会館に主たる事務所を置いている現職国会議員の資金管理団体を調べてみましたが、二〇〇五年当時、議員会館に事務所を置いている衆参国会議員は百六十八人、二〇〇五年当時ですね。その中の一人に菅大臣の資金管理団体である横浜政経懇話会……

第166回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第7号(2007/06/28、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今回の法改正は、一連の政治家の政治資金にかかわる経常経費をめぐる疑惑に端を発しております。佐田前行革担当大臣の架空事務所への経常費支出疑惑、また、家賃や電気代、水道代も掛からない議員会館を主たる事務所に置きながら多額の事務所費や光熱水費を計上していた故松岡農水大臣、伊吹文科大臣等々の疑惑であります。  今月十九日の東京新聞の読者欄に、千葉県松戸市の六十六歳の男性の投書が掲載されておりました。こういう内容であります。  どうしていつもこうなのか。問題が起こるとすぐさま括弧付き抜本改正案が出てくる。どこの会社、組織でも、事故、不祥事が起これば、まず徹底的……

第166回国会 文教科学委員会 第2号(2007/03/15、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  大臣の所信に対する質疑の前に、北アルプス大日岳遭難事故訴訟についてお聞きをいたします。  この事故は、二〇〇〇年三月に、当時の文部省の登山研修所が実施をした大学山岳部リーダー冬山研修会で、講師に引率された研修生の方が富山県の大日岳の頂上付近で休息中に乗っていた雪庇、雪の吹きだまりですね、これが崩れて二人の大学生が亡くなったというものであります。  遺族が国の責任を問うて損害賠償を求めて訴訟を起こされまして、去年の四月に富山地裁で登山ルートと休憩場所の選定に過失があるとして国に一億六千七百万円の支払を命ずる遺族全面勝訴の判決が出ました。国は控訴されまし……

第166回国会 文教科学委員会 第3号(2007/03/20、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  教員の勤務実態の問題を中心に質問をいたします。  午前中の質疑の中でも出ておりましたけれども、文部科学省として四十年ぶりに大規模な公立学校の教員の勤務実態調査をされております。どういう結果が出ているのか、残業時間がどうなっているかということをまず御報告をいただけますでしょうか。
【次の発言】 今御報告があった時間でも私は大変なものだと思うんですが、教員の実態を正確に反映をしているのかなという気持ちも持っております。  この実態調査に基づきまして既に中教審でも議論がされまして、今後の教員給与の在り方についての答申案も出されております。この中では、この調……

第166回国会 文教科学委員会 第5号(2007/03/27、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  国立博物館は二〇〇一年から独立行政法人化をされました。地方では、指定管理者制度の導入、さらには市場化テストの動きなど、文化の現場に急速に市場原理、効率性、採算性を重視した施設運営が進んでおります。  こういう事態に、日本学術会議の学術・芸術資料保全体制委員会が「博物館が危ない!美術館が危ない!」と題する公開講演会を去年の十一月に開催をしております。この講演会に画家の平山郁夫氏がメッセージを寄せられております。こういうものです。  「優れた文化を創造し、かつ継承するには、息の長い取組みと目先の利益にとらわれることのない長期的な展望が必要あり、そのことに……

第166回国会 文教科学委員会 第6号(2007/03/29、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  提案されている法案は賛成でありますが、今日、各委員からもありましたように、現在夜間主コースに行かれている学生の皆さんの学ぶ権利であるとか、そして社会人の方の学ぶ権利などがしっかり保障されるということは私からも求めておきたいと思います。  統合される新しい大学、そしてそれ以外の国立大法人にとって財政基盤の確保というのは非常に重要だということは、今日も様々な議論がありました。国立大学法人法案の質疑の際に、当時の遠山大臣は、国立大学は、我が国の学術研究と研究者養成の中核を担うとともに、全国的に均衡の取れた配置により地域の教育、文化、産業の基盤を支え、学生の……

第166回国会 文教科学委員会 第8号(2007/04/12、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今回の法改正の対象になっています日本原子力研究開発機構が行う原子力安全規制行政に対する技術的支援に関してお聞きをいたします。  この間、原子力発電所で制御棒が抜ける、また臨界事故隠し、データの改ざんなど様々起きておりまして、国民の中に今不安、不信が広がっております。そういう中だからこそ、この原子力の安全確保のためにも基礎的な研究が非常に重要だと思うんですが、この機構の原子力安全にかかわる予算、十年前、五年前と比べてどうなっているのか、まず御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 一般と特別トータルで、十年前と比べますと三分の二程度ということになっ……

第166回国会 文教科学委員会 第10号(2007/04/19、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  本案は、人類共通の財産である文化遺産を守って次世代に継承していく、その上で有効な手段の一つにもなりますし、現実に武力紛争が起きている下での文化財保護分野における国際協力になりますから、賛成であります。  ただ、私からも一点、問題ではないかという点を指摘をさせていただきたいんですが、我が国は、このハーグ条約の議定書の3の規定に定める文化財の返還義務について留保をしております。そうなりますと、この文化財の返還については、民法の規定によりまして、原則、盗難又は遺失のときよりも二年間、善意取得者に対して被害者等がその回復を請求できるのみということになります。……

第166回国会 文教科学委員会 第12号(2007/04/26、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  国民の安全を守りつつ、一方で、自由が不当に抑制をされたり、研究活動の萎縮が起こるということは避けなければなりません。その角度から何点かまず質問をさせていただきますが、この法案の基になります核によるテロリズムの行為の防止に関する国際条約の第三条では、「犯罪が単一の国において行われ、容疑者及び被害者が当該国の国民であり、当該容疑者が当該国の領域内で発見され、かつ、他のいずれの国も第九条1又は2の規定に基づいて裁判権を行使する根拠を有しない場合には、適用しない。」と、こういうふうになっております。  要するに、この条約は純粋な国内犯には適用されないというこ……

第166回国会 文教科学委員会 第13号(2007/05/22、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  教育を何とかしたいというのは、国民の皆さん、今日はテレビをごらんの皆さんも共通の思いだと思います。政治がこの思いにどうこたえるかというのが問われておりますし、そのために今政府が一番やらなくちゃいけないことは、教育にしっかりお金を掛けて、そして国民のこの願いにこたえる条件を整えることだと思います。  しかし、私、今朝ちょっと新聞を見て心配になったんですが、こういう記事が出ておりました。公立小中学校の統廃合加速をという記事でありまして、財務大臣の諮問機関の財政制度等審議会が六月の初めにまとめる報告書の中で、小中学校の、公立小中学校の統廃合が経費削減効果が……

第166回国会 文教科学委員会 第14号(2007/05/24、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  二回目の質問ということになりますが、今日は教育公務員特例法の改正案に盛り込まれております、いわゆる指導が不適切な教員の人事管理の厳格化という問題について質問をいたします。  この指導が不適切な教員の人事管理という問題は、二〇〇一年の地方教育行政法の改正を受けて既に都道府県で行われております。今回それを厳格化をするということであるならば、この地方教育行政法改定以降の状況がどうなっているのか、これを十分に検証し、問題点を正すことが必要だと思います。  そこで、まずこの指導が不適切な教員の定義の問題についてお聞きをいたします。  これは、衆議院では定義につ……

第166回国会 文教科学委員会 第15号(2007/05/29、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、学校教育法改正案に盛り込まれた学校評価にかかわって、いじめ問題に対する学校や教育委員会の対応について質問をいたします。  まず、親の知る権利についてお聞きします。  先日、いじめによる自殺で我が子を亡くされた被害者の親の皆さんと、日本共産党として、親の知る権利について要望書をいただいて、懇談をする機会がございました。昨年の福岡や北海道滝川のいじめ自殺の遺族の方など要望に来られたわけですが、それ以外にも約八十人の遺族の方がこの要望書に賛同をされておられます。  この要望書は当日文部科学省にも届けるというお話でございましたが、まず確認をしておきた……

第166回国会 文教科学委員会 第16号(2007/05/31、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず、三上参考人にお伺いをいたします。教育委員会制度についてお聞きをいたします。  教育委員会の形骸化ということが様々叫ばれているということは今日もあったわけでありますが、そういう中で、教育委員会そのものをなくしてしまったらいいんではないかという議論もあります。ただ、地方分権の法改正などを受けて、中には非常に活性化をしている教育委員会なども見受けられるわけですね。  そこで、研究されてきた立場から、教育委員会制度の持っている今日的な意義はどうお考えか、そして、それがやはり発揮できていない形骸……

第166回国会 文教科学委員会 第18号(2007/06/07、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、四人の参考人の皆さん、本当に貴重な意見、ありがとうございます。  最初に、梶田参考人に、教員養成と、そして免許更新制にかかわって質問をいたします。  教員養成、そして免許更新、いずれも教員養成大学の役割は大変重要になってくるわけでありますが、尾木参考人の資料にありましたように、一方で財務省が国立大学の運営費交付金にいわゆる競争主義を持ち込むということの試算が出まして、教育系大学は軒並み下位に並んでいる。実は、最も最下位になった兵庫教育大学の学長を先生されているわけでありますよね。私、一方で教育は重視ということを言って、教員が大変大事だというこ……

第166回国会 文教科学委員会 第19号(2007/06/14、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、いわゆる指導が不適切な教員への人事管理の問題と、教員免許更新制について質問します。  先日も取り上げたんですが、ILO、ユネスコの教員の地位に関する勧告は、教職における雇用の安定と身分保障は、教員の利益にとって不可欠であるということは言うまでもなく、教育の利益のためにも不可欠だと、こういうふうに述べております。先日、私取り上げて以降、現行の指導が不適切な教員の人事管理がこの勧告に照らして問題があるという全教の訴えに対して、ILO、ユネスコの合同専門家委員会が日本に調査団を派遣するということを決めております。これは世界的に見ても初めてのことのわ……

第166回国会 文教科学委員会 第20号(2007/06/19、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、教員の免許更新制と大学の運営費交付金の問題についてお聞きします。  教育にとって子供と向き合う教員の役割というのは決定的に重要であります。社会や子供たちの変化に対応しながら、常に自ら向上させるということが必要であります。しかし、今回盛り込まれた教員の免許更新制が果たしてそれに役立つんだろうか、教員の身分を不安定にするという点でも、現場から切り離した研修を行うという点でも、子供と向き合うことの妨げにかえってなるんじゃないかと、こういう疑問の声が多く上がっております。  さらに、果たしてこの更新講習をしっかりと行う体制が取れるんだろうか。毎年十万……

第166回国会 予算委員会 第5号(2007/03/07、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  政治と金の問題について、まず松岡農水大臣にお聞きをいたします。  資金管理団体の主たる事務所を家賃が無料の議員会館に置きながら、二〇〇五年には三千三百五十九万円もの事務所費が計上されている、このことに国民からは一体何に使っているかという疑問の声が上がってきましたけれども、あなたはその内容について説明することを拒否してこられました。さらに、この間、議員会館では水道代も冷暖房代も基本的に掛からないはずなのに、二〇〇五年には五百七万円、五年間で二千八百八十万円という光熱水費が計上されている。新たな疑惑と憤りの声が上がっております。  私、議員会館を主たる事……

第166回国会 予算委員会 第7号(2007/03/09、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今国会は、冒頭から政治と金をめぐる問題が噴出をしております。今日も閣僚の事務所費や光熱水費をめぐって、だれが聞いても信じられないような答弁が出ましたが、総理は問題ないと擁護をするだけでありまして、総理自身の金権問題への姿勢が問われております。  そこで、今日は総理自身についてお聞きいたします。  まず、お聞きするんですが、下関市に本社がある株式会社トヨシステムプラント、岡本豊之社長を御存じかと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 マスコミ報道を見ますと、総理の地元後援会の幹事長であり、二〇〇五年の総選挙のときには安倍選対の事務局長を務めておら……


21期(2007/07/29〜)

第168回国会 外交防衛委員会 第2号(2007/10/25、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  インド洋での給油量に関する誤った当委員会での答弁について朝から議論があります。配付されておりました当時の議事録見まして分かりますように、これは当時の我が党の小泉親司議員への答弁だったわけでありまして、この誤った答弁には厳しく抗議をするとともに、しかも事実の隠ぺいが行われていたと、このことの徹底した事実解明を求めておきたいと思います。  その上で、時間も限られておりますので、守屋前事務次官をめぐる問題について防衛大臣にお聞きをいたします。  守屋氏に対する接待問題について事実関係の調査が大臣の下で行われております。相手は大物事務次官と言われた人でありま……

第168回国会 外交防衛委員会 第5号(2007/11/15、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  GEの代理店契約が山田洋行から日本ミライズに替わったということは御社にとって大変重大事態だと思うわけですが、言わば巻き返しのためにどのような対応をされてきたんでしょうか。
【次の発言】 後です。
【次の発言】 この件で政治家とか防衛省幹部に相談をしたことはありませんか。
【次の発言】 久間元防衛大臣は昨年十二月の五日に、日本ミライズの宮崎元専務から都内のスッポン料理店で接待を受けております。席上、久間氏が宮崎氏に対して、御社の創業者である山田親子があいさつに来て、いい親子じゃないかと語ったと。宮崎氏がそれを聞きまして、山田洋行に手を出すなとプレッシャ……

第168回国会 外交防衛委員会 第7号(2007/11/27、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  イラク戦争は、米国がイラクの大量破壊兵器保有に関する偽りの情報を世界に振りまいて、世界を欺いて開始をされた国連憲章違反の侵略戦争でありました。  五月にイラク特措法の延長が衆議院の委員会で可決をする際に附帯決議が付けられております。この中で、政府に対し、イラク戦争開始のその当時の政府判断の検証を求めております。  外務大臣にお聞きしますけれども、政府としてこの間、この問題、どのような検証をされてきたんでしょうか。
【次の発言】 従来の繰り返しなわけでありますが、新たな検証がどのように求められてきたのかと大変思いますが、提案者にお聞きをいたします。  ……

第168回国会 外交防衛委員会 第8号(2007/11/29、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  防衛省職員の給与法の改正案は、人勧完全実施ではありませんが、現状の給与水準を引き上げる改善になりますので、賛成をいたします。  しかし、昨日、守屋前事務次官が逮捕をされ、この防衛予算に関する様々な利権の問題に国民の厳しいまなざしがあります。  まず、大臣に認識をお聞きしますが、この守屋さんの逮捕に対して、国民はこの防衛予算が接待等によってゆがめられて腐敗の対象になって税金が食い物にされていると、ここに怒りを感じていると思いますが、その点での大臣の認識をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 この税金を食い物にしている一つの問題が山田洋行の水増し請求で……

第168回国会 外交防衛委員会 第9号(2007/12/04、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日から新テロ特措法の審議へ入りました。しかし、守屋前事務次官の逮捕で浮き彫りになった防衛利権の問題は、果たして今の防衛省に憲法にかかわる法案を出す資格があるのかということを問うております。  そこで、私は、今日はこの問題について総理に質問をいたします。  守屋氏が収賄の疑いで逮捕をされました。容疑は、この間、二百三十一億円に及ぶ発注、これに備品調達などで便宜供与をしたと、その謝礼と自覚をしながらゴルフ接待などを受けたと、こういうものであります。同時に、山田洋行は、防衛省から天下りを受け入れ、政治家にはパーティー券や接待をやっていた、こういうことであ……

第168回国会 外交防衛委員会 第10号(2007/12/06、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  九・一一テロが起き、アメリカが武力行使をしてから六年がたちました。テロの根絶を言うならば、今必要なのは、この六年間を検証して、アフガンの現状が一体何を求めているかということを冷静に議論をすることだと思います。  そこで、まず外務大臣にお聞きいたしますが、この六年間でテロの根絶というのは進んだのかどうか、まずその認識をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この治安問題は楽観できないと最初にお話がありました。この治安の悪化というのは国連も認めておりますし、アメリカなどによる掃討作戦によって多くの市民の命が奪われたことが憎しみの連鎖を広げてそういう事態を……

第168回国会 外交防衛委員会 第12号(2007/12/13、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  山田洋行による水増し請求が次々と発覚をし、本当に許すことができません。しかし同時に、外国メーカーによる商社の介在した輸入だけに問題はとどまっておりません。これ、九〇年以降発覚をした国内メーカーからの調達に関する水増し請求をまとめました。(資料提示)十八社ありますが、二社調査中、十六社で合わせますと、その過払い総額は千百四十三億円という巨額な金額になるんです。しかも、この水増し請求が大問題になった一九九八年のあの調達実施本部背任事件、それ以降もずっと続いているんですね。国民の税金を食い物にするようなこういう水増し請求問題がなくならないと。  総理にお聞……

第168回国会 外交防衛委員会 第14号(2007/12/20、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、アフガンでの戦略を見直す声が派兵各国でも相次いでいることに関連してお聞きをいたします。  イギリスのブラウン首相は十二日の下院での質疑で、反政府勢力の壊滅を目指した軍事中心の手法からアフガン政府と反政府組織との対話を通じて和解を促進させるという戦略に重心を移していくと、こういう考えを明らかにしたと大きく報道をされております。  外務大臣にお伺いしますが、今なぜ派兵国でこういう見直し、戦略見直しの議論が進んでいるとお考えでしょうか。
【次の発言】 これはアメリカ国内でも様々な見直しの声がございます。十一月の二十五日付けのワシントン・ポスト紙は、……

第168回国会 外交防衛委員会 第15号(2007/12/25、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。今日はありがとうございます。  一九九八年の調達実施本部背任事件の後に、防衛調達の制度調査検討会というのが九回にわたって行われております。当時の議事概要を見ておりますと、第五回の検討会のときに防衛産業四団体からの意見の聞き取りというのが行われております。  当時の西岡防衛生産委員会の総合部会長が出席をされて意見を述べられているんですが、こう言われています。今回の事案は大変憂慮している、あくまでも今回は特例な事例と認識しているが、制度改革に官側とともに取り組むこととしたい、なお、施策の決定に当たっては、防衛産業界の意見を取り入れる体制にしてもらいたいと、こ……

第168回国会 外交防衛委員会 第16号(2007/12/27、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  前回に続きまして、防衛省技術研究本部における労務借り上げの問題について聞きます。  我が党は、この制度が癒着の温床になっているんではないかということをかねてから指摘をしてまいりました。そして、日当が余りにも高いんではないかということも批判をしてきました。  その中で、昨年の六月十六日に出されました防衛施設庁入札談合等再発防止に係る抜本的対策という報告書の中でもこの労務借り上げ契約の見直しというものが打ち出されております。その後に加えられた項目も含めまして、前回の質問の際に四点にわたって見直しを行っているという旨の答弁がありました。  では、その見直し……

第168回国会 外交防衛委員会 第17号(2008/01/08、21期、自由民主党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日、午前中も参考人質疑が行われましたけれども、防衛利権の疑惑はとどまることを知りません。  午前中も質問がありましたが、年末の報道によりますと、山田洋行がGEやノースロップ・グラマンの代理店契約を守るために、政界工作資金として秋山直紀日米平和・文化交流協会の常勤理事に対して約二十五万ドル、日本円で三千万円の資金を渡したということを記した内部文書の存在も明らかになっております。また、久間元大臣に支援を要請する文書も秋山氏に手渡されたとされております。この内部文書、対象事案、GE及びノースロップ・グラマン代理店保全にかかわる支援行動というものであります……

第168回国会 外交防衛委員会 第18号(2008/01/10、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。アメリカが始めた対テロ戦争について質問をいたします。  九・一一テロ事件を受けまして、アメリカが開始したこの戦争は既に七年目に入りました。アメリカはアフガニスタンに派遣し、アルカイダとタリバンを掃討するために空爆や特殊作戦などの軍事力による掃討作戦を繰り広げてきましたが、アメリカがこの作戦を終了したり、終了のめどを示したりする様子は一向に見られません。  そこで外務大臣にお聞きするんですが、日本政府は、アメリカからこの対テロ戦争をいつまで続けるかについて何か明確な説明を受けているんでしょうか。
【次の発言】 日本政府にもよく分からない問題ということなのか……

第168回国会 総務委員会 第8号(2007/12/11、21期、日本共産党)

○井上哲士君 私は、日本共産党を代表して、日本郵政株式会社、郵便貯金銀行及び郵便保険会社の株式の処分の停止等に関する法律案に対する賛成の討論を行います。  賛成の理由を述べます。  法案にあるように、国が日本郵政の株式を一〇〇%保有し、日本郵政がゆうちょ銀行、かんぽ保険の株式を一〇〇%持ち続けるようになれば、全国の郵便局ネットワーク、金融サービスのユニバーサルサービスの維持など、公益優先の経営が可能になります。  法案審議の中で、具体的に何をどのように見直すかとの質問に対し、提出者は、何が国民生活にとって必要な郵政サービスか、また何が国民経済にとって短期的のみならず中長期的な視点で有益かといっ……

第169回国会 外交防衛委員会 第2号(2008/02/28、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、いまだ行方が分かりません清徳丸乗組員と御家族に心からお見舞いを申し上げます。  昨日、「あたご」の艦長が初めて謝罪を公の場でいたしました。そして記者会見もされているわけですが、その場で、あの海域で漁船が多いと理解していなかったのは問題だったと、こういうふうに言われました。私は大変この発言自身を驚いたわけでありますが。  例えば、今手元に横浜地方海難審判所が出している「東京湾及び房総半島沿岸における漁船衝突海難」という冊子を持っております。この中でも、あの地域、房総半島沿岸は、東京湾を出入航する貨物船と漁船との衝突海難が後を絶たないと、こういうふ……

第169回国会 外交防衛委員会 第3号(2008/03/27、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  イージス艦「あたご」による衝突事故についてお聞きをします。  防衛省は、先日、事故調査委員会による調査の中間報告を発表いたしました。マスコミからも、事故原因の特定には程遠い内容とか、内容を伴わない報告書という批判もされております。私もこれを読みますと疑問が幾つかわいてまいります。  具体的にお尋ねしたい。  防衛省は、事故当日、「あたご」の航海長を呼ぶ一方で、護衛艦隊幕僚長を「あたご」に乗り込ませて調査をしております。それに基づく当初の発表では、衝突二分前及び十二分前に灯火が確認をされていたとしておりました。ところが、この中間報告では、この点について……

第169回国会 外交防衛委員会 第4号(2008/04/08、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  横須賀基地の米兵によるタクシー運転手殺害事件が起きました。基地あるがゆえの、まああってはならない事件でありますが、今回の事件で驚きの声上がっておりますのは、脱走兵だったということと併せて、犯人がナイジェリア国籍だったということですね。今アメリカは、イラクやアフガンに大量の派兵をしまして兵士不足になっている、その下で兵士集めに躍起になっておりまして、今回の容疑者のようにいわゆる永住権と引換えに入隊をさせるグリーンカード兵なる新語も生まれているということでありまして、こういう採用基準の緩和が質の低下をもたらしているという指摘もあるわけですね。  そこで、……

第169回国会 外交防衛委員会 第6号(2008/04/17、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  思いやり予算は、日米地位協定上の義務が日本にないにもかかわらず、思いやり予算、思いやりと称して支払われてまいりました。今貧困と格差の拡大にあえぐ国民からは、思いやる方向を間違っているんじゃないかという批判の声が広がっております。  ただ、地位協定そのものに基づく日本の支払にも様々問題があります。今日は、もう一つの思いやり予算とも言われている道路等の使用補償費、特に有料道路の通行料を日本政府が肩代わりしている問題についてお聞きをいたします。  まず大臣にお聞きしますが、米軍車両の有料道路の使用料を日本が肩代わりをしている理由と根拠についてお答えいただき……

第169回国会 外交防衛委員会 第7号(2008/04/22、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  最初に、先日の名古屋高裁の判決について私からもお聞きします。  この判決は、イラクでの航空自衛隊の空輸活動に憲法に違反する活動を含んでいるということを認め、そしていわゆる平和的生存権についても、すべての基本的人権の基礎にあってその享有を可能ならしめる基底的権利である、こういうことを示しました。自衛隊の活動にかかわる憲法判断というのは高裁では初めてのことでありまして、そういう点でも極めて重い意味を持っていると思うんです。  ところが、政府は自衛隊の活動に何ら影響を与えるものではないとして活動継続を決め、そして高村大臣は十八日の会見で、判決文は暇でもでき……

第169回国会 外交防衛委員会 第8号(2008/04/24、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、米兵住宅の状況、特に基地外居住についてお聞きします。  全国の米兵宿舎の大半は思いやり予算として提供施設整備費で建設されております。全国の施設・区域内の米兵家族住宅の戸数と入居状況をまず施設・区域別に明らかにしていただきたい。
【次の発言】 入居状況で結構ですから、全部。
【次の発言】 言わば施設・区域ごとに施設の入居率を把握をしていないと、現状では、ということなんですね。  私は、これは米軍宿舎の建設は日米間の交渉事でありますから、当然空き家状況というのは把握していることだと思うんですね。これまで日本が建設する際にそういうことを把握せずにや……

第169回国会 外交防衛委員会 第10号(2008/05/13、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  在外公館法の一部改正案ですが、盛り込まれました二つの日本総領事館の新設、それから外務公務員の手当の改定など、いずれも必要な措置であり、賛成であります。  今日は、先日の委員会で指摘しました米軍車両の有料道路料金の免除、それからYナンバー車の車庫証明における不適切な実態等について、その後の改善状況についてお聞きをいたします。  在日米軍の車が公用で有料道路を使用する際に、米軍から発行されている軍用自動車証明書を提出すれば道路料金が免除をされ、日本の税金で肩代わりをされています。ところが、米兵のレクリエーションに行く観光バスとか休日のレジャーのためのレン……

第169回国会 外交防衛委員会 第11号(2008/05/15、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日本・インドネシアEPAに関連して、まず食料安全保障、最近よく言われる食料主権という問題についてお聞きします。  食料をめぐる世界的需要、価格動向は厳しくなっておりまして、最近、例えばエコノミストという雑誌は、「日本が飢え死にする」というショッキングな見出しを立てて欠落する食料安全保障を特集をしております。  二〇〇四年の四月の国連人権委員会で食料に対する権利の決議が採択をされておりますが、日本はこれに賛成しておりますが、その理由はどういうことでしょうか。
【次の発言】 この採択された決議の第八項目に、食料主権に関する特別報告者のレポートを留意すると……

第169回国会 外交防衛委員会 第12号(2008/05/20、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  三つの案件については賛成であります。案件のうち二つは海外での投資の促進にかかわるものでありますが、今日は、海外での政府の事業が食い物にされていたということに関連して、PCI、パシフィックコンサルタンツインターナショナルの件を質問をいたします。  同社は、一つはODA、一つは中国での遺棄化学兵器の処理事業で不正を働いておりました。これは発注者として、やはり国民の税金を預かる者としての責任も問われております。  まず法務省にお聞きいたしますが、五月の十三日に、東京地検の特捜部に逮捕中のPCIの元社長らが特別背任で起訴をされておりますが、この容疑の事実につ……

第169回国会 外交防衛委員会 第13号(2008/05/22、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  本来、与党の時間でありますが、証人に御迷惑を掛けるわけにいきませんし、委員長の御指示でありますので、質問をさせていただきます。  まず、日米平和・文化交流協会の秋山氏及びアドバックとの関係についてお聞きをします。  先ほど、山田洋行と秋山氏の付き合いが始まったのは苅田港の事業からだというお話がありました。それから、人脈が十分にあるのになぜアドバックと契約したのかということについて、防衛のことではお世話になっていないというようなお話もございました。そうしますと、なぜアドバックかということが疑問なわけですが、このアドバックとの契約というのは、これは山田洋……

第169回国会 厚生労働委員会 第14号(2008/06/03、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  冒頭ちょっと今のに関係してお聞きするんですが、後期高齢者医療に入っている人が元に戻れる仕組みになっているのかどうか。これ、厚生労働省、通告しておりませんけれども、どうでしょうか。
【次の発言】 国保の部分は大丈夫だと。あと二百万についても、これはしっかりしていただきたいと思います。  その上で、今日朝から議論になっております保険料の問題についてお聞きをいたします。これは元々大臣が七、八割の人は保険料下がるという発言をしたことが問題になりまして、厚生労働省は、全国の市町村にこれまで国保加入だった世帯の保険料がどう変化するか調査を行っております。  まず……

第169回国会 厚生労働委員会 第15号(2008/06/05、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。与党欠席という事態に至ったことは大変残念でありますが、国民が廃止法案の成立を望んでおりますので、質問をいたします。  まず大臣に、昨日の発表された保険料調査についてお聞きをいたします。  先ほども、この調査結果が実態を反映していないんじゃないかという質問がございました。もう一点、これまで政府は低所得者ほど負担は軽減されると言っていたのに、これと全く逆の結果となりました。所得と保険料の関係というのは一番の国民の関心事なのに、それが逆の結果になったと。なぜこういうような事態になったのか、お答えください。

第169回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(2008/09/12、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、一連の災害での被害者の皆さんの御冥福をお祈りし、被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げます。  本委員会としての金沢の視察に私も参加をいたしました。そして、浅野川のはんらんによって泥水につかった下流部の地域を訪問し、被害者の皆さんのお話も伺ってまいりました。こういうお話なんですね。泥水の粒子が大変細かい上、雨水とともに下水もあふれたため、浸水を受けた家屋の内部に泥がへばりついてひどい悪臭がすると。チョコレートのような汚泥というのがぴったりな表現だそうでありますが、高齢者が多い地域で、被災した高齢者が親類のところに避難をしていたけれども、そこで……

第169回国会 予算委員会 第9号(2008/03/17、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  イージス艦の衝突問題について質問いたします。  この事件でだれしも思ったのは、あの「なだしお」事件の教訓はどこに行ったのかということでありました。改めて、あの事件で海難審判庁からどういう勧告を受け、防衛省としてどういう教訓を持ってきたのか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 生かされたかどうかきちんと検証しなくちゃいけないという答弁がありました。  具体的に私聞きたいと思うんですが、例えば安全航行する上で、その海域がどういう状況にあるかというのを知るのは当然だと思うんですが、事故後の記者会見で「あたご」の艦長は、漁船が多い海域と認識していな……

第169回国会 予算委員会 第13号(2008/03/24、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  横須賀でのタクシー運転手の刺殺事件について、関与の可能性の強い米兵が、今、米海軍が拘束中であります。県警による事情聴取や身柄の問題など、速やかな捜査の協力が行われるようにまず強く求めておきます。  今、一件でもあってはならないという答弁のあった米兵による凶悪犯罪が後を絶ちません。今日は特に性犯罪についてお聞きをいたします。  お手元の資料を見ていただきたいんですが、平成七年の少女暴行事件以来、文字どおり毎年米兵による性犯罪の事件が起きております。そして、今年二月に少女への暴行事件がまた起きました。  事件が起きるたびに綱紀の粛正と再犯防止を申し入れた……

第170回国会 外交防衛委員会 第2号(2008/10/28、21期、日本共産党)

○井上哲士君 おはようございます。日本共産党の井上哲士です。  昨日の東京新聞の一面で報道されました、米国からの要求で日本政府が検討したアフガンへの自衛隊派遣の全容という問題についてお聞きいたします。  この報道の中で、米軍から日本に対して輸送機又は大型ヘリの派遣が求められたとされておりますけれども、これは事実でしょうか。
【次の発言】 共同通信もワシントン発で、複数の日米関係者が明らかにしたとして同趣旨の報道をしております。今も、外務大臣から期待は存在しているという答弁がございました。さらに、十月十三日にカブールにおきまして、このISAFと連合軍の双方を率いているマキャナン米中央軍司令官が記……

第170回国会 外交防衛委員会 第3号(2008/10/30、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  午前中の質疑でも、この一年間のアフガンをめぐる情勢変化をどう見るのかという質疑がありまして、政府からは特段ないから給油を続けると、こういうことがございました。しかし、私もおとついの質疑でも明らかにしましたように、アフガンの国内でも国際的にも、治安の問題、対話の促進でいろんな変化が生まれているわけですね。やはり、この法案の審議をする上で、そういう情勢をしっかり見て、今アフガニスタンの現状が何を求めているかということを議論するのが私は当然の前提だと思います。  そこで、官房長官が席立たれましたので外務大臣にお聞きいたしますが、そういう情勢をしっかりこの委……

第170回国会 外交防衛委員会 第4号(2008/11/05、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、中村参考人、力石参考人、御多忙の中、また、とりわけ中村参考人は遠路、本当にありがとうございます。現地からではないと聞けない貴重な本当にお話を聞かせていただきました。  まず、中村参考人に総括的にお聞きをするんですが、いわゆる対テロ戦争として七年間、始まってからたちました。軍事力ではテロはなくならないというのが私は実感として持っておるんですが、この点、中村参考人、現地におられての実感はいかがでしょうか。
【次の発言】 先ほどの質問にかかわってなんですが、現在審議しておりますこの給油支援活動で、日本が給油するのはあくまでもOEF―MIOに限るんだ……

第170回国会 外交防衛委員会 第5号(2008/11/06、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、アフガニスタンの調査報告書についてお聞きいたします。再提出はされましたけれども、いまだ不十分だと思います。  まず、現地の治安状況等の広範な事項について調査をしたというふうになっておるわけですが、にもかかわらず、国連やJICAやNGOの調査をしていないという問題があります。これについては朝、官房長官から、時間的制約とかそれから日常的に接触をしていると、こういう話がありましたので、ちょっと角度を変えてお聞きするんですが、昨日の参考人質疑の際にもペシャワール会の中村哲さんから、国際という言葉の中にアフガニスタンの人々は入っていないと、こういうお話が……

第170回国会 外交防衛委員会 第6号(2008/11/11、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今回問題になっている田母神参考人の懸賞論文はアパグループが募集したものであります。まず、このアパグループとの関係についてお聞きいたします。  参考人とアパグループの元谷会長が従来から親しかったということは今明らかになりました。この元谷氏は、昨年の八月二十一日に小松基地においてF15戦闘機に搭乗し、四十八分間実際の飛行を体験をされております。  まず防衛省にお聞きしますが、小松基地でこの元谷氏以前に自衛隊協力者として民間人をF15に搭乗させて飛行させたと、こういう例はあったんでしょうか。
【次の発言】 民間人の自衛隊協力者が今数出されましたが、自衛隊の……

第170回国会 外交防衛委員会 第7号(2008/11/13、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今回問題となった懸賞論文を募集をしたアパグループの元谷会長と田母神元空幕長の関係の原点は、田母神氏が九八年の七月から九九年の十一月まで航空自衛隊の第六航空団の司令をしていたときにさかのぼります。田母神氏の依頼で小松基地の金沢友の会がつくられて、元谷氏がその会長に就任をしております。  この元谷氏が昨年の八月の二十一日に小松基地でF15戦闘機に搭乗しておりまして、民間人としては大変異例でありますが、元谷氏が戦闘機に搭乗したというのはこの一回限りだったんでしょうか。
【次の発言】 私、調べてみたんですが、これは雑誌「正論」の二〇〇四年十一月号に私の写真館……

第170回国会 外交防衛委員会 第9号(2008/12/11、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、田母神氏の問題にかかわって任命責任について伺います。  田母神氏は、退職後も核武装の必要性などを様々語っておられます。当委員会での参考人招致についても語っておられまして、一体何が問題になったのかということがいまだに分かっていらっしゃらないなということを思うんですね。そういう姿を見て多くの国民は、なぜこういう人物が空幕長に任命されたんだろうかということに不信とそして不安を持っておられます。  報道などでは、この幕僚長の人事というのは、前任者を中心に制服組が決めて、それを内局と政府が追認するだけだと、こういうことも指摘をされているわけですが、政府と……

第170回国会 外交防衛委員会 第10号(2008/12/16、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、田母神氏が進めてきた幹部教育の影響の問題についてお聞きします。  前回の審議の際に、この問題を防衛大臣、問われまして、任務に対して影響が出ているとは考えていない、それから、類似の考え方は我々の把握するところでは出ていないという旨の答弁をされました。私は少し甘いんではないかと思っておるんです。  一方、田母神氏は最近本を出されておりますが、その中で、歴史観・国家観の講座について、正しい歴史認識を学ぶのに大変効果があったと書かれております。日本は残虐国家として教え込まれた者も多く、戦前の日本の苦難の経験や戦後の東京裁判の実態などを知って目からうろこ……

第170回国会 外交防衛委員会 第11号(2008/12/18、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  防衛省の職員の給与等に関する法律の一部改正案には賛成であります。この法改正が一連の防衛省不祥事にもかかわっていることであります。  今日は、引き続き、田母神氏の問題についてお聞きいたします。  アパグループの懸賞論文に空自の第六航空団が集団応募するに当たり、幹部論文をわざわざこの懸賞と同じテーマにしたわけですが、実は五年間はこういう幹部論文そのものを課してなかったということを前回の質疑で認められました。この第六航空団のように、この懸賞論文と同じ課題の幹部論文を隊内に課したような部隊はほかにあったんでしょうか。

第171回国会 外交防衛委員会 第3号(2009/03/17、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、防衛大臣にお聞きいたします。  大臣の所信を先日伺ったわけでありますが、いわゆる田母神問題に全く触れられていなかったことを私は大変奇異に思いました。この問題は、自衛隊の在り方を問う大変大きな問題になりまして、さきの国会では当委員会で集中審議もやりましたし、総理にも来ていただいたり、そして参考人質疑もやりました。大臣自身も自主的に給与の返納をされ、事務次官以下処分をされたという事案であったわけですから、私はやはり、この問題の教訓、そして今後の対応などがやっぱり所信の中で示されるべきだったと思うんですけれども、いかがでしょうか。

第171回国会 外交防衛委員会 第4号(2009/03/24、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  横須賀を母港とするアメリカ海軍の原子力空母ジョージ・ワシントンに関連してお聞きいたします。  アメリカ・ワシントン州の地方紙、キットサップ・サンの一月十六日付けは、横須賀基地でこの空母ワシントンのメンテナンス作業が行われているということを報じております。五百五十名のピュージェットサウンド海軍造船所の労働者が外国での原子力空母の初めてのメンテナンス作業のため日本にいる、作業は一月五日に開始され、五月に終了するというものであります。さらに、こう報道しておりまして、今後多くの集団が毎年四か月間横須賀に派遣されることになる、同造船所は横須賀に既にその分遣隊を……

第171回国会 外交防衛委員会 第6号(2009/03/30、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今回の在外公館法の改正案には、コソボの大使館の新設が含まれております。コソボについては、国際社会においての議論があり、国家承認についても各国の対応が分かれているという現状でありまして、そこにおいては公館新設は適当とは判断できないことから、我が党は今回の改正案には反対であります。  その上で、在外公館における調達に関してお聞きいたします。  まず、外務省全体の問題でありますが、財務省が二〇〇六年の八月に各省にあてた「公共調達の適正化について」と題する通達を発出しております。その中で、「昨今、公益法人等との契約に関する各省各庁の運用には、広範囲にわたり、……

第171回国会 外交防衛委員会 第7号(2009/04/07、21期、日本共産党)

○井上哲士君 今回の北朝鮮の飛翔体発射は極めて遺憾であります。  官房長官の談話ではミサイルとせずに飛翔体としているわけですが、打ち上げられたものが人工衛星であったかどうかという判断がまだ付いていないということだと思います。今後、その判断をする上でどういう要素、データを検証するのか。それから、判断を下すまでに前回は二か月程度掛かっておりますが、今回はどの程度の時間が掛かるという見通しを持っているんでしょうか。
【次の発言】 いろんなところから情報が寄せられているということがありましたが、このミサイル防衛システムは、アメリカの早期警戒衛星Xバンド・レーダーと一体のシステムでありますが、今回の一連……

第171回国会 外交防衛委員会 第8号(2009/04/16、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  米国の領土内にある米国の基地のために外国政府が財政を出動すると、これ自体が極めて前代未聞のことであります。しかも、協定を見て私は非常に驚いたんですが、今回の協定には、日本の支出二十八億ドルのみ明記をされて、アメリカ側の拠出の金額は明記をされておりません。これは一体なぜでしょうか。
【次の発言】 確認しますが、このロードマップで日米政府が合意した金額をアメリカが必ず支出をするという担保はどこにあるんでしょうか。
【次の発言】 協定上どこに担保があるのか、今の答弁で私には分かりませんでした。  ロードマップでは日本の真水支援を二十八億ドルと定めた上で、米……

第171回国会 外交防衛委員会 第9号(2009/04/21、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  海兵隊のグアム移転によって大幅に沖縄の負担軽減になると強調されてきました。しかし、減るのは実数ではなくて、定員が八千人減って一万人になるだけだと。沖縄には一万三千人前後しか海兵隊いませんから、移転する実数は二、三千にとどまるという可能性があります。  そこで、まず外務大臣にお聞きしますが、米兵による犯罪などの沖縄県民の負担と苦しみというものは実数が減らないと解消できないんじゃないでしょうか。定数が減っただけで解消できるとお考えでしょうか。
【次の発言】 定数は実数が減る基礎になるということでありますから、まさに実数が減ってこそ負担軽減につながるわけで……

第171回国会 外交防衛委員会 第10号(2009/04/23、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  最初に、一年前にも取り上げましたアメリカ兵の私有車両、いわゆるYナンバー車の車庫証明について聞きます。  自動車登録に当たっては車庫法に基づいて車庫証明が添付が必要です。政府は一九九八年に米兵といっても法律適用の除外は認められないとして基地の内外を問わずYナンバー車の登録については車庫証明の添付がなければ認めない旨の通達を発出をしております。その後も法律に反する状況が見られまして、二〇〇四年の七月二十日の日米合同委員会で保管場所が基地の外にある車両については車庫証明を添付するということが日米間で合意をされております。  ところが、この合意が守られてな……

第171回国会 外交防衛委員会 第11号(2009/05/12、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず、新崎参考人にお伺いいたします。  私ども、委員会としても沖縄に視察をいたしまして、普天間基地の司令官からのお話も伺ったんですが、そのときも、普天間基地ができたころと、そして最近の航空写真をスライドで見たんですね。よく、ああいう写真も使って基地ができた後に周りにどんどん住民が張り付いてきたんだということを言い、ですからそういう中で、騒音被害があるので移転をするんだから日本が負担をしろみたいな、こういうような議論がされていると思うんですが、これは私は沖縄の米軍基地の成り立ちからいっても随……

第171回国会 外交防衛委員会 第13号(2009/05/26、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  冒頭、昨日の北朝鮮の核実験について、国連安保理の決議にも、六か国協議の共同声明にも反するものであり、今核兵器廃絶への新しい機運が生まれつつある中に、それに逆行するものとして厳しく抗議の意を表明をしたいと思います。  その上で、まず法案でありますが、この法案は、「あたご」の衝突事件や前事務次官の収賄事件など、一連の不祥事を受けた防衛省改革として出されてきております。その中心は組織の改編なわけであります。しかし、防衛省はこれまで様々な不祥事のたびに組織改革をしてきましたけれども、不祥事が再発をしているということでありまして、今回の法案のどこにこの不祥事を……

第171回国会 外交防衛委員会 第14号(2009/05/28、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  海賊対策の海上警備行動として既に自衛隊が派遣をされております。今日の午前中にはP3Cが出発をしました。P3Cが実際の任務を持って海外に派遣されるのはこれが初めてです。そして、その警備のために派遣をされた最新鋭の部隊である陸自の中央即応連隊ももちろん海外任務は初めて、そして今度の法案で武器使用基準の大幅な緩和が行われます。つまり、この海賊対策は警察活動だということでこれまでの自衛隊の海外活動の枠を大きく超えた活動が展開をされているわけですね。  今日は、その中で本日派遣をされたP3Cの問題に絞ってお聞きをしたいと思います。まず、このP3C派遣の目的と任……

第171回国会 外交防衛委員会 第15号(2009/06/02、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  昨日、共同通信が報じた核兵器の持込みに関する密約の問題は極めて重大であります。まず、これについてお聞きいたします。  この報道は、核兵器を積んだ艦船や航空機が日本に立ち寄りをする場合は事前協議の対象としないということを合意をした日米政府間の密約の存在を四人の元外務事務次官経験者が認めたということであります。つまり、国是である非核三原則が全く虚構であったということを、半世紀にわたって国会も国民も世界も欺いてきたということになるわけであります。  特に国会にとって言うならば、歴代の総理そして外務大臣は、こういう密約はないということを繰り返し公式に国会で答……

第171回国会 外交防衛委員会 第16号(2009/06/04、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私も、まず武器使用の問題について質問をいたします。  今もいろんな議論があったわけですが、これまで海外に派遣をされている自衛隊の活動ということに着目をした場合に、これまでのあらゆる活動と比べて武器の使用の権限が拡大をされているのは、これは紛れのない事実であります。  その上で装備についてお聞きするんですが、この法案では海賊対処行動に使用できる武器の範囲というものはどのように規定をされているんでしょうか。
【次の発言】 現在、既に自衛艦の護衛艦が派遣をされているわけですが、これはどういうような装備を持っているんでしょうか。

第171回国会 外交防衛委員会 第17号(2009/06/09、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  三条約についてはいずれも賛成です。今日は、クラスター弾に関する条約に関してお聞きいたします。  中曽根大臣がノルウェーで行われた署名式で行われたスピーチを読まさせていただきました。カンボジアやタイでの地雷除去のために活躍する日本のNGOに対する支援を行い、そして現場に行ったその実感としてこう言われております。紛争終結後も人々の憎しみをよみがえらせるような兵器の使用を許してはならないと痛切に感じましたと言われていることに、私も大変共感を覚えました。そういう点でいいますと、その典型であるこのクラスター爆弾をなくすという点で今後の日本の対応が問われておりま……

第171回国会 外交防衛委員会 第18号(2009/06/11、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  アデン湾には既に自衛艦が派遣をされ、各国も軍隊を派遣をしておりますけれども、逆に今年に入ってソマリア沖の海賊事件が増加をしております。そして、発生地域もソマリアの東海域に広がっております。  現地派遣されている自衛隊の司令のコメントとして、海賊が軍隊に慣れ、ひるまなくなった、軍艦が通過した後に襲撃したり夜間に獲物をねらうようになっていると、こういうのも出ておりました。  各国が派遣後、逆に増えているという状況の評価及び原因についてどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 アメリカの国防総省の報道官が、世界中の艦船をすべてソマリアに集めても問題は解決……

第171回国会 外交防衛委員会 第19号(2009/06/16、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、四人の参考人の方々、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。  それぞれの陳述の大きな柱に、この問題を海からのみではなくて陸から見る、ソマリア人の側から見るということの重要性の御指摘がありました。  まず、この問題について高林参考人にお聞きするんですが、今のソマリアは破綻国家というふうに呼ばれたりもするわけですが、そもそもソマリアには、氏族による分裂国家であって自ら国家を統治する能力がないという議論に対して、ちゃんと統一民主的国家になる力があるということも陳述で述べられたわけでありますが、今のソマリアが、ソマリランド、プントランド、……

第171回国会 外交防衛委員会 第20号(2009/06/18、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  海賊問題の解決には、自衛隊の派遣ではなくて、ソマリアの再建への支援、そして周辺諸国の海上警備行動への技術的、財政的支援が必要だということを申し上げてまいりました。このソマリアの安定が必要だということは、今日の質疑でも政府も認められております。  そこで、少し歴史的、社会的に振り返ってみたいわけでありますが、ソマリアは今、破綻国家と呼ばれておりますけれども、これはソマリア人が望んだことでも、ソマリア人に統治の能力がないわけでもありません。この破綻問題というのを考えるときに、歴史的な国際社会の、とりわけ先進諸国の関与を抜きに語ることはできないと思いますが……

第171回国会 外交防衛委員会 第21号(2009/06/23、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  EPAと日本農業の問題に絞ってお聞きいたします。  まず、外務大臣にお聞きしますが、ベトナム、スイス、両国の農林水産物の平均関税率はそれぞれ幾らか、また、両国より平均関税率がはるかに低い日本がこの分野で譲許する理由は何なのか、まずお願いします。
【次の発言】 農水省が出していますOECD加盟国の農産物平均関税率は、スイスは五一・一パー、ベトナムは二七・二五パーと、こうなっております。日本は関税率は一一・七パーでありますから、スイスは日本の四・三七倍、ベトナムは二・三三倍ということになるわけで、この数字を見ても日本側の譲許が本当に必要なのか疑問でありま……

第171回国会 外交防衛委員会 第23号(2009/07/02、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  条約四本のうち、日中領事協定及び日本・香港刑事共助協定は、いずれも相手国との関係上必要な措置を定めるものと認められますから賛成です。  IMF協定及びIBRD協定の改正は、これまで課題となっていた新興市場国及び途上国の発言権がわずかに高まることになります。しかしながら、引き続き先進国が半数以上の票を占めて、先進国主導の意思決定や人事運営が変わりません。特に協定改定などの重要事項については、いずれの機関においても米国一国が事実上の拒否権とも言うべき一五%以上の投票権を引き続き確保することになります。その結果、新自由主義的な構造調整を途上国に押し付けてき……

第171回国会 外交防衛委員会 第24号(2009/07/07、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  議題となっております四つの条約は賛成です。  前回に続いて、核兵器の持込みの日米間密約の問題について質問をいたします。  まず、外務大臣にお聞きいたしますが、実は昨日発売のサンデー毎日という雑誌で、大臣のお父上である中曽根康弘元総理と日本共産党の不破哲三元委員長が異色の対談をしております。その中でこの核密約のことも話題となりまして、中曽根元総理はこう言われているんですね。安保条約の下、領海通過や一時寄港もあり得ると考えるのが常識でしょう、米軍の艦船が日本に入るときだけ核を外すなど考えられないと、こう言われております。  核兵器の持込みを認める発言をさ……

第171回国会 外交防衛委員会 第25号(2009/07/09、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  これまでに結ばれてきた租税条約全体に対してお聞きいたしますが、日本は、途上国に投資している企業がその国で租税上の優遇措置によって減免された租税の額を納付したものとみなして日本の法人税額から控除することを認めております。いわゆるみなし外国税額控除でありますが、資本金が三百億円以上の日本の法人が最近五か年、このみなし税額控除を受けている実績をまず述べていただきたいと思います。
【次の発言】 五年間で実に五倍に膨れ上がっているわけですね。九六年十一月の政府税調の法人課税小委員会報告を見ますと、みなし外国税額控除の一層の見直し・縮減の努力を継続すべきものと明……

第171回国会 予算委員会 第11号(2009/03/11、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  西松建設からの違法献金問題について質問いたします。  先日のマスコミの世論調査では、約八割が民主党の小沢代表の説明に納得がいかないとしておりました。一方、同様に資金が流れている自民党の議員らの問題も放置をできないという声が広がっております。この問題の解明はまさに国会の責務だと言わざるを得ません。  まず、総務省にお聞きいたします。  西松建設のダミー政治団体とされているのは新政治問題研究会と未来産業研究会でありますが、この新政治問題研究会の会則では会費についてどのように定めているでしょうか。

第171回国会 予算委員会 第16号(2009/03/19、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  政府は、沖縄海兵隊のグアム移転に関する日米間の協定に調印をし、今国会に承認を求めております。日本は直接、間接合わせて約六千五百億円を負担することになるわけですが、米国の領土内にある米国の基地に外国の政府が財政出動する例がありません。しかも、日本国民の税金がつぎ込まれるにもかかわらず、どういう施設や事業を積み重ねてこういう金額になったという積算根拠が示されておりません。なぜ具体的な積算根拠が示されないんでしょうか。防衛大臣に。
【次の発言】 しかし、今回の協定に、このグアム移転経費の総額、そして日本の負担額は明記をされているんですね。その承認を国会に求……

第171回国会 予算委員会 第19号(2009/03/27、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、総務省にお伺いしますが、政治資金規正法の目的と精神は何でしょうか。
【次の発言】 規正法の中で刑罰が一番重いのが虚偽記載ですけれども、なぜでしょうか。
【次の発言】 虚偽記載という問題は形式的なことではなくて、やはり政治資金規正法の精神を踏みにじる問題であります。西松建設からの偽装献金だと知っていたのではないかという核心の問題について、民主党の小沢代表は十分な説明をされておりませんし、同時に、同じ構図で資金を受けてきた自民党の側も説明責任を果たしてはおられません。  そこで、二階大臣にお聞きいたしますが、前回の質疑の際に、派閥のパーティー券にと……

第171回国会 予算委員会 第27号(2009/05/29、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  総理は、おとといの党首討論で、国民の今最大関心事は西松問題だと強調されて、民主党は説明責任を十分果たしていないと述べられました。総理の言う説明責任の中身は何なんでしょうか。
【次の発言】 世論調査は自民党の議員に渡っていることも問題にしております。二階大臣に説明責任を果たしていただきたい。  私、三月の当委員会で、大臣の資金管理団体の新政治研究会が西松ダミー団体の新政治問題研究会から献金を受けた際の認識について二度にわたりお尋ねいたしました。九五年に百八十万円、九七年の七月十六日に三百万円、九八年三月二十四日に三百万円受け取っております。調査の結果は……

第173回国会 外交防衛委員会 第3号(2009/11/19、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  質問に入ります前に、先ほど海賊問題で我が党の名前が出たので正確にしておきますが、私どもは、海賊の温床である貧困をなくすための民生支援や周辺国の海上警備活動の能力を強めるための支援に徹するべきだという主張でありまして、海上保安庁を派遣しようと、こういう立場ではなかったということで、正確にしておきたいと思います。  その上で、核兵器の問題で私からもお聞きをいたします。  前政権は、日米安保体制下で核の傘に依存をしてきました。ですから、あのオバマ氏のプラハ演説の後も、唯一の被爆国でありながら、この核の傘の確認に走ったということが様々批判の声も上がったわけで……

第173回国会 外交防衛委員会 第5号(2009/11/27、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私からもまず委員会運営の問題について申し上げておきたいと思います。  政権交代後、最初の閣法の審議が野党第一党欠席のままで行われております。これは当委員会だけではありませんで、このまま行きますと今度の国会で参議院で閣法の審議、採決はすべて野党第一党欠席のままという本当に異常な事態になるわけで、私はやっぱり国会、参議院の存在意義すら問われるようなことになりかねないと思っております。こういう事態を、我々は審議拒否ということはしませんが、やはり事態をつくり出したのは与党の乱暴な運営が出発点にあるわけでありますから、私は午後にかけてからも更にしっかり努力をし……

第174回国会 外交防衛委員会 第3号(2010/03/16、21期、日本共産党)

○井上哲士君 共産党の井上哲士です。  横須賀を母港とするアメリカの海軍の原子力空母ジョージ・ワシントンに関連して聞きます。  一年前の当委員会でも、横須賀基地において、アメリカのピュージェットサウンド海軍造船所から五百五十人の技術者が派遣をされて停泊中のジョージ・ワシントンの定期修理が一月から五月まで行われたという点について質問いたしました。この修理に対して市民の皆さんからいろんな不安や疑問が出されているわけですが、今年も米国から技術者が来て同じように定期修理が行われております。これは国民の安全にかかわる問題にもかかわらず、前政権の下では極めて不誠実な答弁が繰り返されてきました。  まず、こ……

第174回国会 外交防衛委員会 第5号(2010/03/19、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  来年度予算案に計上されています在沖海兵隊のグアム移転費用の負担についてお聞きいたします。  このグアム移転の協定に野党時代の民主党は反対をされました。昨年の十一月二十七日に、予算案の提出前ということで、岡田大臣にこの前政権下での協定の内容を検証するのかどうかということをお尋ねをいたしますと、国民の税金が無駄に使われることのないようにしっかりと検証していきたいと、こういう答弁でありました。しかし、来年度予算案に計上されておりますこのグアム移転経費というのは四百七十九億円で、前政権時代の前年度予算に比べますと三六・五%の大幅増ということになりました。  ……

第174回国会 外交防衛委員会 第6号(2010/03/25、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  議題となっています法案は、必要な措置であり、賛成であります。その上で、今日は、高校無償化法案の朝鮮学校への適用に関連して、人権に関する国際条約への対応についてお聞きいたします。  日本共産党は、高等、中等教育の無償化を定めた国連人権A規約、十三条の(b)、(c)項について留保の撤回を求めてまいりました。衆議院の予算委員会で岡田外務大臣は、予算が成立し法案がきちんと成立すれば、直ちに撤回についてそれを求めることができると答弁をされました。昨日、予算は成立をいたしまして、法案もほぼ近日中に成立する見込みであるわけですから、成立すれば直ちに留保撤回に向けて……

第174回国会 外交防衛委員会 第8号(2010/04/08、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  二つの条約については、いずれも必要な措置であり、賛成であります。その上で、外務大臣に普天間基地の問題について私からもお聞きいたします。  報道では、政府内の案として、キャンプ・シュワブ陸上部にヘリの着陸帯を造り、なおかつ、うるま市のホワイトビーチ沖に三千メートル級の滑走路を三本も持つ巨大空港を、基地を新たに造った上で、普天間基地機能も当分は維持すると、こういうものが出されております。地元の琉球新報は、これ以上悪い案は思い付くことすら難しいと、こういうふうに書きました。  鳩山総理が選挙中に言ってきた最低でも県外という公約にも明確に反すると思いますが、……

第174回国会 外交防衛委員会 第9号(2010/04/13、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日本国内での米兵犯罪への裁判権放棄の密約問題についてお聞きをいたします。  日本国内での米兵犯罪について、日米地位協定上日本側に第一次裁判権がある場合でも、重要な事件以外は裁判権を行使せずに事実上放棄するという秘密合意があるということが問題になってまいりました。これは、一九五三年の十月二十八日の日米合同委員会の裁判権分科委員会刑事部会の秘密議事録に記されたものであります。この中で、日本側の部会長の声明として、日本に著しく重要と考える事件以外では裁判権を行使するつもりがないと、こう述べられております。この秘密議事録が二〇〇八年にアメリカの公文書館で米政……

第174回国会 外交防衛委員会 第10号(2010/04/15、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、IRENA憲章に関して質問をいたします。  日本の未活用を除く再生可能エネルギーの利用は一次エネルギーの中で三・四%、二〇〇八年でありますが、極めて低い実態でありまして、国際的にも、電力供給に占める比率ではEUを下回り、太陽光発電の導入量ではドイツに首位の座を奪われ、スペインにも抜かれました。また、風力発電は、世界的には〇九年度に非常に驚異的なアメリカ、中国など成長を記録しておりますけれども、日本はこの分野でも立ち遅れております。その理由はどこにあるとお考えでしょうか。
【次の発言】 前政権を含めて、これまでの我が国のエネルギー政策が問われてい……

第174回国会 外交防衛委員会 第11号(2010/04/20、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、一昨日の徳之島での大集会と普天間基地の移設問題についてお聞きいたします。  一昨日の大集会には島民の半数を超える一万五千人が集まったということは午前中からそれぞれ指摘がありました。断固移設反対の意思表示が示されたわけですが、東京の人口に置き換えますと七百二十万人が集まったと、こういう見当になるわけですね。この人数の重みというのは午前中から繰り返し答弁があったわけですが、私は同時に中身が非常に大事だと思うんです。  決議文にはこう書いてありまして、私たちは基地の移設に断固反対して政府が断念するまで闘いますと、そして、奄美の祖国復帰運動にも勝る、島……

第174回国会 外交防衛委員会 第12号(2010/04/22、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  議題の三条約は刑事事件の取扱いに関しての条約でありますので、関連して、日本における米兵関係者の犯罪行為の取扱いについて質問をいたします。  この間、日米間の密約の下で米軍優遇にゆがめられているということを質問をしてまいりました。  まずお聞きしますけれども、一九五三年の日米合同委員会の合意によって、日本に第一次裁判権がある米軍関係者の犯罪について、裁判権の行使、不行使を米側に通告をする期間が定められております。期間内に通告しなければアメリカ側に裁判権が行使し得ることになり、我が国は裁判権を行使することができなくなるわけでありますけど、この期間は何日と……

第174回国会 外交防衛委員会 第13号(2010/04/27、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  最初に、普天間基地の問題で質問いたします。  普天間基地の問題で、徳之島に続いて、日曜日に九万人の大集会が沖縄で行われました。集会には、知事も含めすべての首長が参加をし、県議会のすべての会派が参加をいたしました。  この集会代表団の方が昨日、政府要請のために上京してこられまして、夜、都内で集会が行われ、私も参加をしてまいりました。四人の沖縄の市長があいさつをされ、我が党とともに民主、自民、社民、公明と、与野党を超えて政党のあいさつもあったわけであります。  大変昨日の夜の集会で印象的だったのは、安保条約についてはいろんな意見もある、それから今までは基……

第174回国会 外交防衛委員会 第15号(2010/05/13、21期、日本共産党)

○井上哲士君 五月の三日から始まりましたNPTの再検討会議に関連してお聞きいたします。  日本共産党は志位委員長を団長に訪米団を派遣をいたしまして、私もその一人として前回に続いて参加をしてまいりました。  私たちは、被爆国の党として二つの要請をしてまいりました。第一は、二〇〇〇年のNPT再検討会議で合意をされた自国核兵器の完全廃絶を達成するという全核保有国の明確な約束を再確認をするということ、もう一つは核兵器廃絶のための国際交渉を開始する合意をつくること、この二点についてNPTのカバクチュラン議長や第一委員会の委員長、国連のドゥアルテ上級代表、各国の大使、議員団とも会談をしてまいりました。全体……

第174回国会 外交防衛委員会 第16号(2010/05/18、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日本・バミューダ租税協定は賛成であります。  日本・クウェートの租税条約についてお聞きしますが、使用料の源泉地国課税の限度税率が一〇%となっております。過去、国会に承認を求めてきた他国との租税条約ないし協定の使用料の源泉課税率を見ますと、免税から一〇%までの範囲になっております。  まずお聞きしますけれども、この限度税率が高くても一〇%になっている理由はどういうことでしょうか。
【次の発言】 使用料の源泉地国課税というのは海外に進出できる企業が負担するものですから、担税力がある税目だという指摘も国際課税の学説ではあるわけですね。  グローバルに活躍す……

第174回国会 外交防衛委員会 第17号(2010/05/20、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  群馬での米軍による低空飛行訓練について再度お聞きいたします。  前回、四月の八日に当委員会で質問をいたしました。当時は少し訓練は収まっていたと聞いていたんですが、実は、後の報道を見ますと、私が質問した当日に随分訓練が行われまして、多くの苦情が寄せられております。さらに、今月に入っても低空飛行訓練が続けられておりまして、一月から五月の十二日までで県や市町村に寄せられた苦情件数は五百七十四件に上っております。特に、昨年までは四月の苦情件数は一けた台だったんですが、今年は九十七件に急増をしている。そして、ゴールデンウイーク中の五月の四日、五日の両日にも四十……

第174回国会 外交防衛委員会 第18号(2010/05/27、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  防衛省設置法の改正案は、陸海空に分かれている情報保全隊を統合して新しい自衛隊の情報保全隊をつくり、三十九人増員し、強化をするという内容であります。  我が党は、二〇〇七年に陸上自衛隊の情報保全隊の内部文書を自衛隊関係者から入手いたしまして、当委員会でもこれをただしました。この資料では、イラク派兵反対や消費税増税に反対する活動などを含む国民のあらゆる運動や活動を対象に、写真撮影などの記録、監視を行っているということを明らかにいたしました。この法案の衆議院での質疑の際に、こういう保全隊を強化をするということは新政権として国民監視活動を容認することなのかと……

第174回国会 外交防衛委員会 第19号(2010/06/01、21期、日本共産党)

○井上哲士君 私は、日本共産党を代表して、防衛省設置法、自衛隊法の一部を改正する案に反対の討論を行います。  法案は、自衛隊情報保全隊の増員を盛り込んでいます。情報保全隊は、自衛隊が保有する秘密の保護を口実にして、自衛隊員を対象とするのみならず、自衛隊の活動に係る事柄を始めとして、政府の施策に批判的な示威行動を行う広範囲に及ぶ市民や団体、政党の活動を日常的に監視、記録するという憲法違反の国民監視活動を行っています。新政権が自公政権時代の方針を引き継ぎ、この部隊の増員を容認したことは重大であります。自衛隊の秘密保護体制を強化することによって日米間の軍事一体化を推し進めようとするものであり、容認で……

第174回国会 決算委員会 第5号(2010/04/12、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  防衛省の官製談合の問題についてお聞きいたします。  公正取引委員会は、三月三十日に、航空自衛隊が発注するオフィス家具などの事務用品の納入にかかわって、製造業者ら六社による官製談合を認定をし、五業者に対して排除措置命令及び三億七千五百十六万円の課徴金の納付命令を出し、さらに、談合への職員の関与について防衛大臣に改善措置要求を行いました。極めて重大であります。  まず、防衛省にお聞きいたします。  今回の談合の発覚は、防衛監察本部による定期防衛監察が端緒になりました。この防衛監察の結果、昨年の三月三十日に、防衛監察本部の統括監察官から航空自衛隊第一補給処……

第174回国会 予算委員会 第3号(2010/01/28、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  総理に、友愛政経懇話会の偽装献金問題についてお聞きします。  まず確認しますが、この偽装献金の原資に充てられていた総理の母親からの資金提供及び総理の個人口座からの支出はそれぞれ幾らでしょうか。
【次の発言】 法務省にお聞きしますが、総理の元秘書の勝場被告の起訴事実の概要として、二つの政治団体の虚偽記載額、その合計は幾らでしょうか。
【次の発言】 原資は十五億八千二百四十万円ですから、この今の補てん額との差額は十一億八千百四十万円になります。この大金を政治家が何に使ったのかと国民は疑念に抱いているわけですから、総理、明らかにすべきだと思いますが、いかが……

第174回国会 予算委員会 第9号(2010/03/10、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  民主党小沢幹事長の政治資金管理団体をめぐる虚偽記載に関連してお聞きいたします。  石川衆議院議員を始め、現・元秘書三人が逮捕、起訴されております。  小沢氏は、この起訴後の会見でも、事件について政治資金収支報告書記載の形式的ミスだと、こう述べております。しかし、起訴事実によりますと、虚偽記載の内容は、架空寄附、そして未記載など実に二十一億六千九百万円に達しております。政治資金規正法違反としては過去に例のない悪質な事件なんですね。  総理にお聞きしますけれども、総理も小沢氏と同じように収支報告書の形式的ミスだと、こういうお考えでしょうか。

第174回国会 予算委員会 第16号(2010/03/24、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  最初に鳩山総理にお聞きいたします。  非核三原則というのは、単なる一政策ではなくて国是とされてきました。そのことについての総理の認識、そしてこの非核三原則に対してどういう立場を取られるのか、聞かせていただきたいと思います。
【次の発言】 この非核三原則と相入れないのが核密約であります。  先日の有識者委員会の報告書は、核搭載艦船の日本への寄港は事前協議の対象としないということをした一九六〇年の安保改定時の日米間の討論記録の存在は認めました。にもかかわらず、これは日米間の合意ではないと、密約ではないとしたわけで、これは成り立たない議論であります。  た……


22期(2010/07/11〜)

第175回国会 予算委員会 第2号(2010/08/05、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  総理は、普天間基地と政治と金の問題について、就任直後の会見では、二つの重荷を総理自らが辞めることで取り除いていただいたと述べられました。選挙中は、この二つの問題をクリアしたとも言われました。  今日は普天間問題について聞きますが、普天間の問題で一体何が重荷で、何がクリアをされたと総理はおっしゃるんですか。
【次の発言】 政権の都合の見方なんですね。沖縄県民にとっては何も問題は解決をされておりません。  先月の二十九日に普天間基地の騒音訴訟の福岡高裁の那覇支部の判決が出ました。この中では、普天間基地を世界一危険な飛行場だと認め、そして騒音防止協定は形骸……

第176回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号(2010/10/27、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  統一地方選挙は国民の選挙に対する意識を高めることにつながり、選挙実務の点でも合理的である等の利点がありますので、法案は賛成であります。  しかし、投票日や制度をいじっても、国民の信頼がなければ選挙の投票率は上がりません。そこで、まさにその土台である、今政治の不信の問題になっている政治資金の問題について、政治資金の管理法の所管大臣としての所見をお聞きいたします。  民主党の小沢一郎氏の資金管理団体陸山会による土地購入で政治家の資金管理団体による土地購入が問題になりました。  当時、大臣は雑誌、週刊ダイヤモンドの二〇一〇年一月三十日号でこう述べられており……

第176回国会 法務委員会 第2号(2010/10/21、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  大阪地検特捜部のフロッピーディスク改ざん問題についてお聞きします。  法治国家の根幹を揺るがす深刻な問題であり、これは改ざんをした前田元検事や大阪特捜部だけの問題ではなくて、検察の体質そのものが問われております。  まず、最高検の責任に対してお聞きします。  法務省は、この村木さんの逮捕、起訴に当たって地検とそして最高検が協議をしたということを認めておられますが、それぞれ、いつ、だれがどのような形で協議をされたんでしょうか。
【次の発言】 この逮捕の協議ではどのような資料や証拠が示されたんでしょうか。

第176回国会 法務委員会 第3号(2010/10/26、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  給費制について各党から様々な質問がありました。小川副大臣からは、各党の賛同で決まったことだと言われましたが、私どもの党は当時も反対をしたということであります。ただ、あれこれの経過について私は今言う気はないんです。現実に起きている問題、そしてビギナーズ・ネットを始め多くの市民の皆さんがこの存続を求めているということに対して、やはりどう対応するかが問われていると思うんですね。もうぎりぎりのところまで来ていますけれども、やはりいろんな集会に各党が来て前向きのことも言ってきたというのも事実なわけでありまして、私は、最後までの努力も必要であるし、そして経済的理……

第176回国会 法務委員会 第4号(2010/10/28、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  フロッピーディスクの改ざん事件について、関連してお聞きいたします。  自ら描いたストーリーに合わせて供述を強要し、証拠すら改ざんをする、そして有罪にすると、この事件は検察の在り方そのものを問うております。今回は証拠改ざんが問題になりましたけれども、検察が不利な証拠を隠すということもしばしば指摘をされてまいりました。  まず、大臣にお聞きしますけれども、国民の税金を使って警察や検察が集めた証拠というものは、これは捜査当局が有罪を得るために使われるものなのか、それともこれはだれのものなのか、何のために使われるべきものなのか、基本的な見解をまずお聞きしたい……

第176回国会 法務委員会 第5号(2010/11/11、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  昨日初会合が行われた検察の在り方検討会議に関連してまずお聞きいたします。  かつて、名古屋の刑務所で刑務官による暴行事件が起き、当委員会でも随分議論をいたしました。そのときに、やはり大臣の下に行刑改革会議がつくられ、提言も出され、百年ぶりの監獄法の改正も行われたということがあったわけですね。そのときの議論などが今の行刑行政にどう生かされているかというのはまた議論をしたいんですが、私はあの行刑改革会議自体は大変重要だったと、そのときの経験をしっかり生かす必要があると思っております。まず会議の公開でありまして、今回、密室における取調べにおける自白の強要等……

第176回国会 法務委員会 第7号(2010/11/25、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  仙谷大臣、真摯かつ簡潔な答弁でよろしくお願いいたします。  裁判官、検察官の給与については、私どもは、幹部と一般の格差が非常に大きいということは是正をするべきだということを考えております。しかし、今回の問題でいいますと、本来、公務員の労働基本権を制約する代替措置としての人勧が連続してマイナスを出していると、こういうことに基づいて行われていく、国民生活の低下を招くと、こういうことで賛成ができません。  そのことをまず申し上げておいて、法務局の登記乙号事務についてお聞きをいたします。  個人の財産にかかわる不動産の登記、それから取引にかかわる商業法人登記……

第176回国会 予算委員会 第5号(2010/11/17、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  総理は、十三日の日米首脳会談でオバマ大統領に、アフガニスタンに自衛隊の医療部隊を派遣を検討する方針を表明をされました。これは憲法上の重大問題であります。多くの無辜の市民の命を奪ったアメリカのアフガン戦争、自公政権はこれをインド洋上の給油活動への支援という形で支援しました。しかし、そのアフガン本土への自衛隊の派遣はできなかった。憲法上の問題があったからであります。ですから、総理の方針というのは、初めてアフガニスタンの本土に自衛隊を送るということになる。  一体、どういう法的根拠でこれをやろうとされているんでしょうか。

第176回国会 予算委員会 第9号(2010/11/25、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  多くの民間人が住む韓国の延坪島に対する北朝鮮による無差別の砲撃は、朝鮮戦争の休戦協定にも国連憲章にも違反する無法な行為であります。また、例えば二〇〇七年に南北首脳会談での、南と北は互いに敵対視せず、軍事的緊張を緩和し、紛争問題を対話と交渉を通じて解決することとしたと、こういう宣言など、南北間の様々な合意にも反する行為であります。我が党は、この北朝鮮による軍事挑発行動を厳しく批判をするものであります。  北朝鮮のこの無法行為に対して韓国の大統領は、これ以上の挑発があれば断固たる措置をとるということを表明をしております。同時に、今回の砲撃について、軍事攻……

第176回国会 予算委員会 第10号(2010/11/26、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今国会、民主党政権の公約違反の問題が様々話題になりました。今日の午前中も、我が党大門議員が後期高齢者医療制度の問題を取り上げました。私は、政治と金の問題についてただしたいと思います。  クリーンな政治を実現すると言いながら、今国会中、会期末を迎えながらも小沢元代表の国会招致も前進を見ておりません。  それから、企業・団体献金の問題であります。民主党は十月の二十六日に企業・団体献金の一部自粛をやめて再開するということを決めました。これは企業・団体献金禁止というマニフェストに反するものではないでしょうか。総理、いかがでしょうか。

第177回国会 決算委員会 第1号(2011/02/14、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  この議題の予備費には年金記録確認に関する予備費支出が盛り込まれております。それに関連して、法務局の登記簿等の証明書発行事務の民間競争入札についてお聞きいたします。  不動産や商業・法人の登記は、国民の財産や権利を守り、経済を支える非常に重要な制度でありまして、四十年間にわたり、この発行事務は非営利団体である民事法務協会の皆さんが担ってこられました。この事務が二〇〇八年から市場化テストによる民間競争入札の対象になりました。特に、二〇〇八年から入札の基準がサービス内容よりも低価格が有利なものに変えられました。これを機に、全く経験のない人材派遣会社が一気に……

第177回国会 決算委員会 第4号(2011/04/25、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  福島第一原発は、まさに最悪の事故になりました。初動における危機的事態にふさわしい政府の対応が決定的に遅れました。そして、政府は、まともな説明もないままに、避難指示、屋内退避、計画的退避、そして警戒区域など、周辺住民と自治体に多大な混乱と苦難を押し付けてきました。避難所の住民からは、安全と言ってきたじゃないか、どうしてくれるんだと、こういう怒りの声も上がっております。なぜこういう事態になったのかということを私は問いたいわけであります。  まず、今回、地震と津波によって全ての電源が失われて、冷却水は確保できず、炉心損傷に至り、レベル7という事故になりまし……

第177回国会 決算委員会 第5号(2011/05/16、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は国立国会図書館に関連してお聞きをいたします。私どもの国会活動を常に支えていただいておりまして、大変無理な注文も聞いてもらっておりますが、今日は長尾館長に来ていただいております。  まず、東日本大震災で国立国会図書館の蔵書も書庫から飛び出して散乱するなど相当な被害があったとお聞きしておりますが、その状況と復旧の状況についていかがでしょうか。
【次の発言】 日常の業務をやりながら百八十万冊の復旧という困難な作業に敬意を表したいと思います。  同時に、今回の震災で東日本の各地の図書館でも被災をしております。学問研究への支障、そして利用者の困難などいろ……

第177回国会 決算委員会 第6号(2011/05/18、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、外務大臣に武器輸出禁止の三原則の問題についてお聞きいたします。  この三原則は、憲法の平和主義にのっとって、国際紛争を助長しないために一切の武器や武器技術の輸出をしないということを衆参の両院の決議で内外に宣言をし、国是としてまいりました。一九九一年に当時の中山外務大臣が、武器輸出三原則で国際平和のために一切武器を輸出しない、これが日本の国是であると、こういう答弁もされておりますが、外務大臣もそういう認識でよろしいでしょうか。
【次の発言】 平和国家としての基本理念に基づく、まさにこれが国是だということであります。  自民党政権時代に、国是と言い……

第177回国会 決算委員会 第7号(2011/05/23、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  福島第一原発の大事故を通じて、原発行政の抜本的転換が求められております。私も高速増殖炉の「もんじゅ」の問題についてお聞きいたします。  運転開始直後の九五年の十二月にナトリウム漏れの火災の発生という大事故を起こして、以来十四年五か月間、この「もんじゅ」は停止をしておりました。去年の五月に試運転を再開いたしましたけれども、その直後にトラブルが続出をする。そして、去年の八月には炉内の中継装置が落下するという事故で、再び今停止をしております。  まず、原子力研究開発機構からも来ていただいておりますが、「もんじゅ」が運転を開始して以来、正常に運転できたという……

第177回国会 決算委員会 第9号(2011/05/30、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  東日本大震災から二か月半たちました。今国が被災地や被災住民の皆さんが復興に向けた希望が持てるような政治的メッセージ、そして具体的施策を急いで打ち出すことが必要だと思います。特に、被災地の復興の土台となる中小企業、そして農業、水産業についてお聞きいたします。  地域に根差す中小企業が被災した施設を復旧して営業に踏み出すということは、単に経営者だけではなくて、雇用や取引を通じて地域社会の再建の土台となります。従来、国は協同組合の施設については支援をしてきましたけれども、個人の経営資産には直接支援はできないということになっておりました。しかし、あの能登半島……

第177回国会 決算委員会 第11号(2011/08/05、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  国と電力会社が一体になって原発安全神話を振りまいてきた広報事業について今日はお聞きいたします。  玄海原発の国主催の説明番組におけるあのやらせメール問題は、住民の大きな怒りを呼び起こしました。我が党は、同様のことがないか全ての電力会社を調べるように求めましたけれども、そうしますと、国が主催したプルサーマル発電のシンポジウムにおいて、事もあろうに保安院が中部電力と四国電力に、社員らの出席を促し、事業者の立場での発言を行うようにやらせを依頼していたということが明らかになりました。  当時の保安院の広報課長がマスコミのインタビューにも答えておりますが、在任……

第177回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(2011/09/09、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  台風十二号による犠牲者の方々に心からのお悔やみを申し上げ、また、被災者の方に心からのお見舞いを申し上げるものでございます。  私も七日の日に三重県の熊野市や紀宝町に行ってまいりました。熊野川の支流の相野谷川がはんらんをしたわけでありますけれども、行ったときはもう水が引いておりました。ふだんは本当に穏やかな小さな川でありますけれども、はるかに離れたところも池のようにつかって、二階の屋根の上に流木などが引っかかっているという事態を見ますと、何でこんなところまで来たんだろうかと本当に思わず絶句するような想像をはるかに超える被害でありました。  大臣も現地の……

第177回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号(2011/03/17、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今回の大震災による犠牲者、被災者の皆さんに心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。  今回の地震の被害は未曽有の規模であり、我が党は、全国民、全自治体が救援と復興に全力を尽くすという立場から、統一地方選挙の全国的な延長を提案をしてまいりました。政府の法案は被災地に限り一定期間の選挙期日を延長することを可能にするものでありますけれども、被災地の実態から見ればこれは当然の措置だと思います。  そこで、幾つかお尋ねいたしますが、神戸の場合は被災から五か月後に選挙が行われました。しかし、今回、地方自治体自身が被っている災害というのは相当大きなもののわけです……

第177回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号(2011/05/18、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  東日本大震災で甚大な被害を受けた被災地において統一地方選挙以降の地方選の期日を延期することは、被害の実態を見れば当然のことだと思います。一方、被災地によって様々でありますけれども、救援に全力を挙げる状況から復旧復興ということにも重点が来ておるわけですね。  この被災地の復興プランというのは、何か政府が上から青写真を押し付けるのではなくて、住民の合意が基本にならなくてはなりませんし、またプランを実施するに当たっては市町村や県、国が連携をして行うこと、さらに、財政的にも国がその大半を持つということが基本にならなくてはならないと考えます。この復興プランの作……

第177回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号(2011/07/29、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  選挙は民主主義の根幹であり、住民の総意を集めて被災地の復旧復興を行う上でも、可能な限り早く選挙を行うことが必要だと思います。そういう点で、困難を抱える自治体への一層の国の援助をする必要があるわけですが、特に避難者の滞在先の確保が特にこれから重要になってくるわけですね。  五月十八日の質疑の際に、先ほども出ました総務省の全国避難者情報システムによる避難者の把握と避難元自治体への情報提供についてお聞きしました。当時は三県で二万九千三百人だったわけですが、これ今どこまで進んでいるんでしょうか。
【次の発言】 避難者の滞在先把握については総務省としても相当の……

第177回国会 法務委員会 第3号(2011/03/24、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、この度の大震災の犠牲者の方への哀悼の意と、そして被災者の方へのお見舞いを申し上げたいと思いますし、今なお救援と復興、そして原発災害を抑えるために奮闘されている関係者に敬意を表するものでございます。  今回、未曽有の大災害でありますから未曽有の対応をする必要があるわけですね。今までの制度や施策の運用とか法律の範囲内では対応できないことが多々あると思います。ですから、制度に被災者を合わせるんではなくて、被災者の救援と復興のために制度を柔軟に適用するし、それで足らないものは法律自身も変えていくという、あらゆる知恵と力を尽くすという基本的姿勢が必要だと……

第177回国会 法務委員会 第4号(2011/03/25、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  市場化テストによる登記の証明書等の発行事務、いわゆる登記乙号事務の一般競争入札に関連してお聞きいたします。  昨年の臨時国会でも質問をしまして、この登記乙号事務を落札したATGカンパニー株式会社及びそのグループ企業であるアイエーカンパニー合資会社の二つについて、法人登記された本社の住所に存在しないじゃないかということを指摘いたしました。その後、決算委員会の答弁で大臣も事実を認められましたが、虚偽登記をしている会社が登記事務を受託をしているということで、国民のこの制度に対する信頼が得られるのかということが今問われております。そして、この会社の問題はこれ……

第177回国会 法務委員会 第5号(2011/04/12、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  検察の在り方検討会議の議事録も読みましたけれども、大変熱心な議論が行われ、そして、私も提案しましたけど、冤罪被害者からのヒアリングであるとか、それから検察官への意識調査など、これまでにないことも行われたことは大変重要だと思っております。  ただ、可視化について、今も指摘ありましたが、範囲の拡大は打ち出したものの、全過程可視化にまで具体的に踏み込まなかったことは非常に残念に思っております。  まず、最高検自身が行った検証のことについてお聞きするんですが、これ専ら、前田検事と大坪部長の下での大阪地検特捜部の特殊性に問題をどうも矮小化をしていると私は読むん……

第177回国会 法務委員会 第6号(2011/04/14、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、震災対策について一点お聞きしておきます。  先ほどありましたように、今後法律相談が非常に増加をしていくという中で、法務省としてもしっかり対応をお願いをしたいんですが、裁判所としてどうするかという問題です。  特に民事調停事件の増加等が予想されるわけですが、阪神大震災のときも同じようなことがありました。当時はどういう対応をしたのかというのが一点。それから、今後、東日本大震災ではどのような、特に人的体制が必要だと思うんですが、お考えか、まずお願いします。
【次の発言】 広範囲かつ長期にわたりますので、是非きちっと対応していただきたいと思います。  ……

第177回国会 法務委員会 第7号(2011/04/19、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  民事訴訟法の改正案については、国際的な民事紛争を裁判所の管轄権を定め、ルール化することは必要であり、紛争解決に役立つものだと思います。特に、消費者や労働者の権利保護に配慮した特例を新設するなど国民的利益にかなうものでありますから、賛成であります。  そこで、民法と国民の権利に関連して質問をいたします。  民法の改正によりまして、従来の禁治産制度を改正する形で成年後見制度が九九年に創設されました。この制度の理念、目的というものはどういうものなのか、まず法務大臣にお聞きします。
【次の発言】 自己決定の尊重、そして本人の保護、権利擁護が理念にあるわけです……

第177回国会 法務委員会 第8号(2011/04/26、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、法案に入る前に、この間質問してきました市場化テストによる登記乙号事務の民間競争入札の問題についてお聞きします。  様々、法違反の疑いを指摘をしてきましたこの乙号事務を受託しているATGカンパニーとアイエーカンパニーの二社について最近法務省が処分を行っておりますが、まずその点について御報告をお願いします。
【次の発言】 目的外使用が明らかになったということで処分をされたわけですが、コンプライアンスについての改善ということが言われました。  ただ、この会社は、私この間指摘してきましたように、単に現場の働いている人がどうのではなくて、まさに会社ぐるみ……

第177回国会 法務委員会 第9号(2011/05/12、22期、日本共産党)

○井上哲士君 私も、まず震災問題についてお聞きいたします。  震災から二か月たちまして、先ほどもありましたように、現地の法律相談が非常に増えておりまして、民事法律扶助の拡充というのは非常に重要になっております。この制度を利用するには資力要件がありますけれども、多くの被災者が家屋も財産も仕事も失っているという下で、被災前の収入から見ますと資力基準を満たさないという場合もありますし、必要な書類を準備するのも大変困難だという状況があります。  阪神大震災のときは、特別な被災者法律扶助事業を行いまして、この被災者の利用に際しては資力要件を緩和したり、それから立替払の償還についてはこれを猶予するというよ……

第177回国会 法務委員会 第10号(2011/05/17、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今回の改正案のキーワードは、一つは子供の利益ということだと思います。関係者から様々要望があったことが盛り込まれております。一方、多くの要望がありながら今後に先送りされたこともありますし、人員体制などの強化なしには実効性がないと思われるものもあるわけでありまして、こうした問題を審議を通じてただしていきたいと思っております。  まず、このキーワードである子供の利益、この子の利益ということがこの改正案の中で具体的にどういうふうに盛り込まれているのか、まず法務大臣にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 様々なところに明記をされたわけでありますが、特に、この……

第177回国会 法務委員会 第11号(2011/05/19、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  三人の参考人の方、本当に貴重な御意見ありがとうございます。  まず、中田参考人にお聞きいたします。  今回、親権に子の利益のためにということが書き込まれましたけど、一方で懲戒権が残ったということもありました。法制審などではなくせという声がもう圧倒的に多かったわけでありますけれども、これをなくすと必要なしつけもできなくなるというような誤解も生じるというようなことも言われて残ったわけですね。  まず、監護、教育という言葉で十分にしつけが全部私は含まれると思うんですが、そこに監護、教育の概念に入らないようなしつけがあるのかどうか、その辺、学界の動向も含めて……

第177回国会 法務委員会 第12号(2011/05/24、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  この間、関係者の努力があって、児童虐待の早期の通報、そして必要な場合には親子を分離して子供を守るということが、様々制度が前進をしてまいりました。ただ、親子分離をしても、最終的には目標は、子供が安心して家庭に戻れるようにすること、家族の再統合にあります。しかしながら、それが十分に進んでいるのか。  先日の参考人質疑の際にも、家族再統合への援助は極めて低調で、子供たちは家庭復帰への見通しがない中で長期の施設生活を余儀なくされていると、こういう指摘もありました。先日の質疑の際に小宮山厚労副大臣も、この間、議員立法の見直しをしてきた者として、親の教育や親指導……

第177回国会 法務委員会 第13号(2011/05/26、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。最後の質疑になりました。  まず、家族再統合への指導について、この間の質疑でお聞きした件で質問しますが、平成二十年度中に児童虐待により施設入所又は里親委託をした事例を対象とした調査の中間集計として、保護者指導を行った割合は九三・一%という答弁がありました。このうち、特定の指導プログラムの活用や施設のファミリーソーシャルワーカー等による援助を行ったというのはどれだけになるんでしょうか。
【次の発言】 先日も紹介したんですが、こども未来財団が二〇〇六年に行った調査では、同様の場合に、児童養護施設では家族再統合に向けての援助は八・九%という数でしたから、時期が……

第177回国会 法務委員会 第14号(2011/06/07、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私からもまず布川事件の問題についてお聞きいたします。  桜井さんと杉山さん、警察の取調べで自白を強要され、そしてそれが根拠に無期懲役の判決を受け、二十九年間を刑務所にとらわれたわけですね。人生台なしになりました。そして、証拠の隠蔽ということもあった。今日が控訴期限、まさか控訴があるとは思っておりませんが、やはりこういう判決があり、こういう事態をつくり出したことに対する大臣の受け止めをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 これは過去の問題ではありませんで、この間も志布志事件、富山事件、そして村木さんの無罪事件など、様々捜査当局の取調べが問題になっ……

第177回国会 法務委員会 第15号(2011/06/09、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  人に被害を与えるいわゆるコンピューターウイルス、その被害はなくさなくてはなりません。しかし、この法案には、内心の自由とか通信、表現の自由にかかわって、様々国民や関係者から疑問が寄せられておりますし、衆議院の議論を聞いておってもこの本院での議論を聞いておりましても、与党の皆さんからも様々な、かなり根本的な疑問も出されておりまして、慎重審議を是非求めたいと思います。  そこでまず、法案は、いわゆるコンピューターウイルス、不正指令電磁的記録について、実際のウイルスによる被害が生じていないのに、その前の予備的行為を最も早い作成という段階で処罰をするというもの……

第177回国会 法務委員会 第16号(2011/06/14、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  参考人の三人の皆さん、本当にありがとうございました。  まず、ウイルス作成罪にかかわって、それぞれに何点かお聞きしたいと思うんですが、まだ作成をされた段階でどのような被害をもたらすか分からない、しかもまだコンピューターの中にあるものを処罰することは内心の自由を侵すことになるんではないかという議論があります。  これに対して、かつ、非常に恣意的な捜査も行われるんじゃないか、そういう危険性が増すんじゃないかという指摘に対して、実際は、実害が出てから遡って作成者に当たってそれを処罰することになるであろうというような答弁もありましたし、先ほど前田参考人からも……

第177回国会 法務委員会 第17号(2011/06/16、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日の議論でも、この質疑が拙速でないかという国民の皆さんからのお声があるということが出ておりました。震災を受けて閣議決定したかのような誤解は、それは誤解だと思いますが、しかし、やはりこの間の国会の中で十分な議論がされてきたのかといえば私は極めて疑問であります。  衆議院の場合も、不信任決議などの動きがあるという中で、これ早く上げようじゃないかということを相談をしたというようなことも自民党の方が新聞紙上でも語っていられるということがありますし、衆議院での答弁が今日の段階で言わば解釈をめぐることについて法務大臣が再答弁をするというふうなことなどを見ていま……

第177回国会 予算委員会 第20号(2011/07/07、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  東電の福島第一原発の事故は、一たび事故が起きれば他に類を見ない危険を人間社会にもたらす現在の原発の技術を社会は許容できるのかと、こういう根本問題を突き付けました。(資料提示)先日各紙が報道した世論調査では、直ちに全て廃炉、定期検査に入ったものから廃炉、電力供給に応じて廃炉を進める、合わせますと八二%、国民の声は明確であります。  総理にお聞きいたしますが、総理はこの原発事故の後に、昨年閣議決定をした原発の新増設十四を含むエネルギー基本計画について、白紙から見直すというふうに明言をされました。ところが、四か月たちましたけれども、手付かずであります。先ほ……

第179回国会 決算委員会 第2号(2011/12/07、22期、日本共産党)

○井上哲士君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇九年度決算、国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対、警告決議案、措置要求決議案及び同年度国有財産無償貸付状況総計算書の是認に賛成、予備費に関し、二〇〇九年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書、同年度特別会計予算総則第七条第一項の規定による経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その1)の承諾に反対、同調書(その2)、同年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書の承諾に賛成する立場から討論を行います。  二〇〇九年は、前年の十月から十二月期の国内総生産が実質年率換算で一二・七%の大幅マイナスとなる日本経済の急速な落ち……

第179回国会 法務委員会 第2号(2011/10/27、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私もまず検察基本規程の問題でお聞きいたします。  一定の前向きの表現もあるんですが、行為規範でなく訓示的規程にとどまっているということや、幾つかの重大な問題が欠落をしていると思います。  その一つが証拠の開示の問題です。私も当委員会で、イギリスやアメリカの例も引きながら、検察官が被告に有利な証拠を隠したら処分の対象になるような、そういう規程が必要だということを提起をしてまいりました。また、在り方検討会議の提言でも、検察官は、被告人の利益に十分配慮し、法令の定め、判例とそれらの趣旨に従い、誠実に証拠を開示するべきであると盛り込むことが考えられるとしてい……

第179回国会 法務委員会 第3号(2011/11/22、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  前回の質問で、公務中を理由に日本で不起訴になったアメリカの軍属がアメリカ最高裁の判決によってアメリカの軍法会議にかけられないと、誰からも裁かれないということを指摘をいたしました。  その際、この公務中の軍属犯罪のアメリカにおける処罰の状況について明らかにするように求めて、法務大臣は検討を約束をされました。まずこれを明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 お手元に法務省の資料を配付いたしましたけれども、軍法会議にかけられた者はゼロ、そして六十二人中二十七人は懲戒処分も受けていない、四四%が何の処分も受けていないわけですね。驚くべき実態であり……

第179回国会 法務委員会 第4号(2011/11/24、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  法案に入る前に、一点お聞きいたします。  この間、公務中とされるアメリカの軍属の裁判権の問題を質問してまいりました。この問題が大きく事になったのは今年一月の沖縄市の事件でありまして、十九歳の男性が軍属の運転する自動車の事故によって命を失った、これを公務中でということで日本が不起訴にしたと。これを遺族などが不服を那覇の検審に申し立てたわけですね。那覇の検審は、これ初めて米軍関係者の事件で起訴相当という議決を行いました。検察は再捜査をしておりますけれども、この結論を出す捜査の期限があしたに迫っております。  今日の夕刊のマスコミ報道の一部では、那覇地検は……

第179回国会 法務委員会 第5号(2011/11/29、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。今日はどうもありがとうございます。  まず、川端参考人にお聞きいたします。  先ほど来、我が国では必ずしもこの社会内処遇が位置付けられてこなかったということを言われておりますが、今回、この一部執行猶予という制度を取り入れてこの社会内処遇を強化していこうということになった一番のポイントはどういうことだったのか、まずお願いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  再犯ということでいいますと薬物犯が非常に多いということなわけですが、家族の方などいろんなお話聞きましても、やはり早い段階できちっと治療にのせていくということを望んでいらっしゃるわけ……

第179回国会 法務委員会 第6号(2011/12/01、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  法案に入る前に、昨日あった再審開始決定に関連して大臣にお聞きいたします。  一九八六年に福井市で発生した女子中学生殺人事件で殺人罪が確定して服役した前川さんが行った再審請求に対し、昨日、名古屋高裁金沢支部が、判決に合理的な疑いが生じたとして再審開始を決定いたしました。  決定的だったのは、この再審請求審で、検察官が隠していた手持ち証拠が弁護団の努力もあって多数出てきた。それを見ますと、この検察ストーリーに合わせて関係者の目撃供述を変えさせたことが浮き彫りになっておりますし、また、この検察が開示した遺体の解剖写真からも凶器の判断に合理的疑問があるとされ……

第179回国会 予算委員会 第4号(2011/11/16、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  総理は、全国の反対の声を聞かず、APEC首脳会議でTPPへの参加方針を表明されました。アメリカ側が、総理が全ての物品、サービスを貿易自由化交渉のテーブルにのせると発言したと発表して、総理が否定をされておりますが、実際にはどう発言をされたんですか。
【次の発言】 基本方針の中身はどういうことでしょうか。
【次の発言】 分かりにくいんですが、配慮をしつつというのは具体的にどういうことですか。
【次の発言】 じゃ、配慮した結果、交渉対象にしない品目があるということですか。あるんなら挙げてください。総理。総理の発言ですから、総理。総理発言なんだから。

第180回国会 決算委員会 閉会後第1号(2012/10/18、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  東日本大震災の被災地では、まだ生活や営業の再建のめどが立っていない地域が数多く残されております。一方で、復興予算が被災地復興とは無関係なところに使われていると。このことに被災地を中心に本当に大きな今批判の声が上がっております。この流用の口実にされたのが政府の基本方針であります。日本経済の再生なくして被災地の真の復興はないとして、被災地に一体不可分として緊急に実施すべき施策の実行を認めました。各省庁はこれに飛び付いて、復興予算に何でも潜り込ませたと。このことを認めた政府の責任は重大だと思います。  同時に、私は、このことは今災害対策の基本を改めて問われ……

第180回国会 決算委員会 第2号(2012/03/09、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  あさっては東日本大震災と東電福島原発事故から一年ということになります。(資料提示)  六日付けの朝日新聞が福島県民の意識調査をやっておりますけれども、復興への道筋は付いていないというのが九二%の声であります。そして、万一このまま推移すれば三十年後は福島の人口は半分になると、こういう試算も出ておりました。こういうことにならないように国が責任を持ってやる必要があると。  そして、この重大事故で一旦放射性物質が放出されたら完全に抑える手段がないなど、他に類のない異質な事故をもたらす原発と果たして共存できるのかと。やはり撤退を決断をすべきだと思います。  と……

第180回国会 決算委員会 第5号(2012/08/01、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  大津市での中学生自殺問題についてお聞きいたします。  背景に深刻ないじめがあったことが明らかになっておりまして、まず、心から哀悼の意をささげたいと思います。  いじめは、人間の尊厳を傷つけて、長期にわたって相手の心身を痛め付け、大人になってもその心の傷に悩み続ける方もいらっしゃいます。絶対に許されないと。  この大津の事件で、学校、教育委員会、そして警察の対応に様々な不満や批判の声も広がっております。学校や教育行政というのは子供のために存在をするものであって、そこでは子供の命が第一のはずなのに、学校がいじめをいじめと把握していなかった。そして、生徒の……

第180回国会 決算委員会 第6号(2012/08/20、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  原発と活断層に関する国の審査の問題について質問いたします。  七月十日の予算委員会で、大飯原発直下のF―6破砕帯が活断層である可能性を専門家が指摘をしている、そのことを示してこの破砕帯の再調査を求めました。やっと調査が始まったわけでありますが、これはボーリング主体ではなくて、ちゃんとトレンチ調査をするということを求めたい。  そして、問題になっているのは、当時、事業者が行った、活断層ではないと、こういう調査結果を妥当と評価した原子力安全・保安院の審査が間違っていたのではないかという問題であります。今回幾ら再調査をしても、同じ体制で審査をするならば同じ……

第180回国会 決算委員会 第7号(2012/08/22、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  オスプレイの配備と低空飛行訓練の問題について質問をいたします。  オスプレイが沖縄に配備をされますと、アメリカが日本上空にこれまで設置をしてきた七本の低空飛行訓練ルートを使って訓練が行われることになります。米軍は、日本の航空法、居住地では三百メーター、それ以外は百五十メーターという最低安全高度というのを定めておりますが、この適用除外になっております。実際にこれまでもこれ以下の訓練が行われてきました。そして様々な騒音や衝撃、そして墜落事故が起きてきたわけであります。  今回、オスプレイの配備に当たって、日本政府はこの日本上空の低空飛行訓練ルートについて……

第180回国会 決算委員会 第9号(2012/09/03、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、原子力発電所敷地内の活断層の問題について聞きます。  この間、原発の敷地内で活断層の存在の疑いが次々と明らかになってきたという問題についてただしてまいりました。改めて基本的問題を確認いたしますが、この活断層の上に原発の施設が建設できない理由、そして建設できない旨が明示されたのは、いつ、どういう文書になっているでしょうか。
【次の発言】 一方、八月二十四日の保安院の専門家の意見聴取会で、原子力発電所敷地内の破砕帯の評価に当たっての検討の考え方という文書が提示をされました。この中で、敷地内の破砕帯の評価について、主断層、副断層、弱面という三つが示さ……

第180回国会 国土交通委員会 第7号(2012/06/19、22期、日本共産党)

○委員以外の議員(井上哲士君) 日本共産党の井上哲士です。超党派でまとめてきたこの離島振興法の改正案の質疑に当たって、委員外発言をお認めいただきましたことに岡田委員長を始め理事、委員の皆さんにまず御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。  この改正の議論の前に、日本共産党の国会議員団の離島振興対策委員会として一昨年から離島関係者らにヒアリングを行ってまいりました。その中で、住み続けられる環境をどう整えていくのか多岐にわたる御要望が寄せられたわけで、これにどうこたえていくのか、今回の法改正で拡充された内容について伺いたいと思います。  まず、改正案は離島への定住の促進のためにソフト施策の……

第180回国会 災害対策特別委員会 第3号(2012/02/27、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私も先日、新潟県の上越市や十日町市、長野県の栄村にも行きまして、五メートル近い積雪の中で、現地の御苦労やそして要望などを住民や行政の方から聞いてまいりました。それを踏まえまして、まず中川大臣に豪雪災害に対する基本姿勢についてお伺いしたいと思います。  雪はもちろん観光資源にもなります。水源確保のためにも必要です。一方で、豪雪は、それを放置しますと家屋の倒壊や、生命、身体の危険を及ぼします。そして、そういう建物や人的被害にまだ至らない場合であっても、除排雪に対する莫大な時間と費用、そして交通の途絶などが起きるわけですね。だから、こういう社会的、経済的損……

第180回国会 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第8号(2012/07/26、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  国民のまだ多くが増税に反対の声を上げておりますし、将来の税金の在り方を超えて、こういうデフレのときに上げるというのは本当に大変なことになるというのが、特に中小企業団体などを中心とした大きな声がございます。ただ、財務省は、増税をしても、駆け込み需要とその反動というものがあるけれども、経済に対する影響は限定的だということを繰り返しておるんですが、私はやはり内需を冷え込ませるという大変大きな影響があると思っております。  その点について、菊池参考人と橘木参考人からそれぞれ御意見をいただきたいと思います。

第180回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号(2012/09/05、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  我が党は、参議院選挙制度の見直しについて、憲法上の要請である一票の価値の平等を実現をするために一票の較差の抜本是正を図ることを前提にして、選挙制度の基本は多様な民意を議席に正確に反映させることにあると、そして定数削減は民意の削減につながるものであり、総定数、比例定数とも削るべきでないと、こういう立場で議論に参加をしてまいりました。  先ほど来、身を削る改革ということが言われてきたわけでありますが、私は、例えば政党助成金などは我々は廃止するという立場でありますが、議会の定数を削減することと身を削るということは違うと思っております。国会の議席というのは、……

第180回国会 法務委員会 第2号(2012/02/28、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  裁判官の報酬、検察官の俸給を減額するこの二つの法案は、国家公務員の給与削減法案と一体のものであります。国家公務員の給与を平均七・八%も下げるということは、地方公務員そして独立行政法人など約六百万人に波及いたしますし、民間の賃下げにも影響して、日本経済を悪化させ、財政破綻もひどくすることになります。しかも、国家公務員の労働基本権を憲法の定めに反して制限をしたままで、その代償措置である人勧をも、勧告さえ無視をするという点で、二重の意味で憲法に反すると言わざるを得ません。  しかも、これは民自公三党の密室協議で突然議員立法として持ち出されまして、労働組合の……

第180回国会 法務委員会 第4号(2012/03/22、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  法務局の登記等の公開事務に関してお聞きいたします。  いわゆる登記乙号事務と言われるこの事務を市場化テストによる民間競争入札で受託をしていたATGカンパニー、そしてアイエーカンパニーという両社が様々な法律違反を繰り返しているということを再三指摘をしてまいりました。虚偽の法人登記、労働者の同意のない両社間での雇用関係の変更、従業員の標準報酬月額を最低金額に虚偽申告をして年金保険料等をごまかしている、そして労災保険の人数も過少申告、こういった問題を指摘してきたわけですが、労働者の告発を受けまして、一月に両社に対して刑事罰が下っております。  極めて重大だ……

第180回国会 法務委員会 第5号(2012/03/28、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  裁判における逐語録と裁判所速記官の問題について最高裁にお聞きいたします。  横浜地裁で、先月、刑事事件の訴訟記録の写しとともに法廷で録音された供述や証言などの録音データを記録したDVDが反訳業者への発送の途中で所在不明になったという事件がありました。まず、この経緯そして対応について、いかがでしょうか。
【次の発言】 あってはならないことでありまして、そもそも外部の反訳業者に外注しなければ起きないことでもあるわけですね。  参議院でも、前はいた速記の方がいらっしゃらなくなりましたが、これは別室で画像と音声を聞いて今もやっていらっしゃると思うんですが、パ……

第180回国会 法務委員会 第8号(2012/06/19、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、全面的国選付添人制度の実現を求めて質問をいたします。  少年事件での少年審判は、刑事事件とは違いまして、家庭裁判所が少年に対して後見的な役割を果たすことが基本になっております。一方、少年法十条では、少年及び保護者による付添人の選任を認めておりますが、この理由はどういうことでしょうか。まず大臣、お願いします。
【次の発言】 適正な審判のためということがありましたが、ですから大半は弁護士付添人ということになっております。  最高裁、来ていただいておりますが、この弁護士付添人の活動の内容や、その意義について、どのようにお考えでしょうか。

第180回国会 法務委員会 第9号(2012/07/26、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  法案に入ります前に、法務局の登記乙号事務を市場化テストにより受託してきたアイエーカンパニーとATGカンパニーの問題について質問いたします。  両社が様々な違法行為を繰り返してきたということを私は一昨年の十一月以来五回にわたって質問をしてまいりました。ついに法務省は今月の十七日に両社を契約解除にしたわけでありますが、まず、その経緯と対応について当局からお聞きいたします。
【次の発言】 両社は破産の申立てをしておりますが、五月分の賃金の二割、六月分賃金の全てが未払となっております。労働者の皆さん、大変な不安の中で、今ありましたように、法務省の直接雇用で今……

第180回国会 法務委員会 第10号(2012/07/31、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  東電女子社員の殺害事件について、東京高裁は今日の午前中にゴビンダ元被告への再審開始決定に対する検察側の異議を却下いたしまして、再審開始決定が維持されることになりました。非常に異例の早期の結論になったことに、私は裁判所の意思は非常に明らかだと思います。特別抗告をすることなく速やかに再審を開始するべきだということをまず申し上げておきたいと思います。  この事件では、元被告の血液型と異なるO型の付着物が被害者の女性の胸から検出をされたという、捜査段階の血液型鑑定結果は再審請求審で初めて明らかにされました。さらに、被害者の体内に残っていた体液の鑑定の結果、元……

第180回国会 法務委員会 第11号(2012/08/28、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  裁判所職員定員法の一部改正案は賛成であります。一層の人的、物的な体制の充実を求めたいと思います。  今日は、アスペルガー症候群を有する四十二歳の男性が実の姉を刺殺した殺人事件の判決に関連して質問をいたします。  大阪地裁において七月の三十日に、検察官の求刑十六年を超える懲役二十年の判決が言い渡されました。この判決に関して、刑法原則に反する、差別を助長する、発達障害者への支援を社会全体の問題としてとらえていないなど、多くの団体から批判の声が上がっております。私が見ただけでも、日本自閉症協会、日本発達障害ネットワーク、全日本手をつなぐ育成会、日本発達障害……

第180回国会 予算委員会 第4号(2012/02/07、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  沖縄の海兵隊のグアムへの移転と普天間基地の辺野古への移設を切り離す問題についてお聞きをいたします。  まず、外務大臣、この見直し合意の内容と、そしてそれに至る理由、いかがでしょうか。
【次の発言】 その協議に至った理由についてもお聞きしているんですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 これと連動して、沖縄の海兵隊の一部を岩国に移設する動きについて、今朝の総理の答弁では日米協議はしていないという話でありましたが、アメリカからの打診はあったんでしょうか。
【次の発言】 いや、打診はあったのかとお聞きしているんです。

第180回国会 予算委員会 第12号(2012/03/21、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士であります。  今日は、原爆症認定問題についてお聞きをいたします。  私は、広島に育った被爆二世でもありますし、母校の広島国泰寺高校は平和公園のすぐそば、広島一中の先輩たちは多くが亡くなりました。そういう点で、核兵器廃絶と被爆者援護というのは私の原点でもあります。  そこで、まず厚労大臣、お聞きいたしますが、原爆症認定の近畿訴訟で、三月九日に大阪地裁での判決が下りました。新しい審査方針の下での心筋梗塞による原爆症認定申請への却下処分を取り消しただけではなくて、原爆症の認定をせよと初めて踏み込んだ判決でありますけれども、どのように受け止めていらっしゃるでしょうか……

第180回国会 予算委員会 第16号(2012/04/02、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。原発の再稼働について質問をいたします。  政府は、東電の福島原発事故の究明も終わっていないのに、関西電力の大飯三号機、四号機について近く再稼働に向けた政治判断をしようとされております。関電が行ったストレステストの一次評価を保安院が妥当と評価して、それを安全委員会が確認をしたことによるものであります。  そこで、原子力安全委員会の班目委員長、来ていただいておりますが、三月九日に決算委員会で私が質問した際に、ストレステストの一次評価だけでは不十分だと答弁をされました。そして、保安院の判断を安全委員会として確認をした三月二十三日の会見で、今後はもうちょっとちゃ……

第180回国会 予算委員会 第17号(2012/04/03、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  米軍再編見直し問題について質問いたします。  前回の二月七日に質問した際は、まだ日米協議の最中でありました。その後、日米共同発表が行われました。  まず、その共同発表の内容、そしてその後の具体化協議の現状、今後の日程についてお答えください。
【次の発言】 今後の日程。
【次の発言】 この沖縄の海兵隊のグアム移転について、普天間と切り離したにとどまらず、ロードマップでは八千人とされていた移動人数、ほぼ半分にするということが言われておりますが、なぜそうなったんでしょうか。
【次の発言】 これは報道だけじゃなくて、アメリカがいろんなことで証言をしております……

第180回国会 予算委員会 第20号(2012/04/18、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  北朝鮮によるロケットの発射は、弾道ミサイル技術を利用した発射の中止を求めた国連安保理決議の一八七四号に明白に違反する行為であります。  日本共産党は、直ちに志位委員長の談話を発表して、北朝鮮の行為を厳しく抗議するとともに、北朝鮮に対して、情勢を悪化させるいかなる行為も行わないこと、六か国協議の共同声明に立ち返って国際社会の一員としての責任ある行動を取ることを求めました。  同時に、この問題は、今後国際社会が一致した対応を取ること、そして、非軍事、外交的手段に徹するということが大事であります。そのことを政府に強く求めておきます。  その上で、今日は米軍……

第180回国会 予算委員会 第22号(2012/07/10、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  空前の規模になった官邸前での毎週金曜日の原発再稼働反対のデモについて、今総理は受け止めなければならないと答えられました。しかし、問題はどうこたえるかなんですね。総理、どうこたえるんですか、あの声に。
【次の発言】 官邸前の再稼働をやめろという声にはこたえるという言葉はありませんでした。  総理は、福島原発事故について地震による損傷はなかったという立場で大飯の原発の再稼働を進めてこられました。ところが、国会の事故調は、具体的例を列挙して、福島で安全上重要な機器の地震による損傷がないとは確定的には言えないと、こう書いたわけですね。そうすると、まさに再稼働……

第180回国会 予算委員会 第25号(2012/08/27、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  我が党は、尖閣諸島の日本の領有について、歴史的にも国際的にも正当であり、竹島の領有を日本が主張することには歴史的な根拠があるという見解を明らかにしてまいりました。  この問題は、日中、日韓、いずれの政府も、緊張を激化させたり、そして関係を悪化させるような行動や言動を慎まないと解決には結び付かないと、歴史的な事実と国際的な道理に基づいた冷静な外交的努力で解決することが必要だ、このことを申し上げた上で、沖縄へのオスプレイの配備についてお聞きをいたします。  世界一危険な普天間基地に、事故を繰り返してきた欠陥機オスプレイを配置をすることは許されないと、オー……

第181回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号(2012/11/15、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、法案に入る前に今日の委員会の運営について申し上げたいんですが、一体どういう法案がどういう形で来るのか来ないかも分からないままに委員会が設定をされました。そして、結果としては、こういう異例の時間に質疑が行われております。あしたの朝の本会議に間に合わせるんだという話でありましたけれども、聞きますと、明日は本会議は二本立てになって、午後四時過ぎにもう一回行われると。それは、幾つかの委員会で、衆議院、参議院で一気に法案を通してしまうという前代未聞のことが行われる結果、そういうことになっております。  私は、とにかく三党で決めれば何でもやるというやり方、……

第183回国会 議院運営委員会 第12号(2013/03/11、22期、日本共産党)

○委員以外の議員(井上哲士君) 日本共産党の井上哲士です。  重要な人事に関する質疑におきまして、委員外発言の機会をいただいたことに、まず御礼を申し上げます。  金融緩和と雇用、賃金の関係についてお聞きいたします。  日銀自身が行った生活意識に関するアンケート調査によりますと、八割の国民が物価上昇に否定的な意見を述べております。雇用や賃金の改善なしに物価だけ上がるのではないかという不安が示されているわけですが、日銀が大胆な金融緩和を進めますと、雇用、賃金はどうなっていくのか、賃金が実際上がっていくのか、まずお聞きいたします。
【次の発言】 物価は上がるけれども賃金が改善をしないという、そういう……

第183回国会 議院運営委員会 第13号(2013/03/12、22期、日本共産党)

○委員以外の議員(井上哲士君) 日本共産党の井上哲士です。  デフレの原因についてお聞きをいたします。  かつて自民党政権の経済財政諮問会議の民間議員であった東大の吉川洋氏が、最近「デフレーション」という著作を出されております。その中で、なぜ日本だけがデフレなのかという問いに対する答えは、日本だけで名目賃金が下がっているからだということになると、こう述べられております。そして、名目賃金が下落した理由について、デフレ期待ではなく大企業における雇用制度の変貌であると述べられております。  一方、岩田副総裁候補は、デフレ予想がデフレをもたらしていると、こう述べられた上で、今以上の大胆な金融緩和をすれ……

第183回国会 決算委員会 第1号(2013/05/20、22期、日本共産党)

○井上哲士君 私は、日本共産党を代表して、二〇一〇年度決算と国有財産増減及び現在額総計算書を是認することに反対、二〇一〇年度国有財産無償貸付状況総計算書を是認することに賛成の立場から討論を行います。  二〇一〇年度予算は、民主党への政権交代後、鳩山内閣が編成した初めての予算であり、経済危機から国民の暮らしを守り、日本経済を立て直すことが期待されました。そのためには、大企業の巨額の内部留保と利益を社会に還元させて雇用と中小企業を守ること、自公政権が続けてきた社会保障削減路線を是正し、社会保障の拡充を図ること、軍事費と大企業・大資産家減税という二つの聖域にメスを入れて財源を確保し、庶民増税の不安を……

第183回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号(2013/04/04、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、成年被後見人の選挙権喪失裁判に関してお聞きいたします。  政府は混乱が起きるということを理由に控訴されました。大変遺憾であります。親子三人でいつも投票に行っていた原告のお父さんは、私にはもう時間がないと、娘との約束を果たせなくなるという怒りの会見をされておりました。  ただ、一方、総務大臣は、その原告の女性の投票したいという思いは共有できるということを言われております。そして、全国の同じような権利をお持ちの方を含めてしっかりとした整理をすることが重要だという答弁もされております。つまり、原告も含め、全国の同様の皆さんがやはりこの夏の参議院選挙で……

第183回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号(2013/04/18、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  国民の基本的人権である選挙権や参政権の行使に当たって、自由な選挙活動が保障されることは極めて重要でありますし、今回、ウエブやメールを選挙で利用できるということは大変大きな前進だと思っております。  一方、先ほどもありましたように、ネット選挙運動の解禁に伴って、ネット以外の選挙活動が様々制限をされていると、こことの矛盾が広がっていくわけですね。公選法全体の選挙運動規制を見直す必要があろうかと思いますが、まずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 是非、公選法全体についても速やかな御協議を各党に呼びかけておきたいと思います。  その上で、具体的な点……

第183回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第5号(2013/05/27、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  三月の東京地裁の判決を受けまして、超党派による議員立法でこの法案が提案をされました。この後の本会議で全会一致で成立することになるでしょう。そうしますと、この夏の参議院選挙で成年被後見人の皆さんの選挙権が回復をするということになります。  私は、あの判決直後に院内で報告集会が行われたときに、原告の名児耶匠さんともお会いをいたしました。選挙へ行きますかという質問に答えて、行きますと、本当に満面の笑みで答えられたのを覚えておりますけれども、政府が控訴をして、夏の選挙できないんじゃないかと大変心配をしておりましたけれども、あの笑顔にこたえることができるという……

第183回国会 法務委員会 第2号(2013/03/21、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  同じ京都を地元とする谷垣大臣、よろしくお願いいたします。  成年後見人を付けると選挙権を失う公選法の規定について、東京地裁が十四日、これは違憲であり原告の選挙権を認めるという非常に重要な判決を行いました。国民的にも非常に歓迎されている判決でありますし、私は二年前に当委員会で裁判が始まった直後に質問をした者として、大変うれしく思っております。  判決はこういうふうに述べております。成年被後見人になった者も我が国の国民である、憲法が我が国民の選挙権を国民主権の原理に基づく議会制民主主義の根幹を成すものとして位置付けているのは、自らが自らを統治するという民……

第183回国会 法務委員会 第5号(2013/05/09、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  司法の独立に関して質問をいたします。  一九五九年に在日米軍の駐留を憲法違反としたいわゆる伊達判決が下されました。この判決は僅か九か月後に最高裁で取り消されましたが、その経緯に関して新たにアメリカ政府の解禁文書が公表されまして、大きな反響を呼んでおります。  この解禁文書は、一九五九年八月三日発信のマッカーサー二世米駐日大使がアメリカの国務長官にあてた秘密書簡であります。これまでは安全保障上の理由で閲覧禁止になっておりましたが、布川玲子山梨学院大学の教授がアメリカの情報自由法に基づいてアメリカの国立公文書館に開示請求して入手をされたものであります。 ……

第183回国会 法務委員会 第7号(2013/05/30、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  この二つの法案については、一昨年の臨時国会で二回質問もし、そして参考人の質疑もいたしました。ですので、今日は、法案の中心点である受刑者の再犯防止や社会復帰の促進の観点から、社会内処遇を拡充する上での必要な施策や体制の問題中心に質問をいたします。  まず、検察の問題です。この犯罪者の社会復帰とか再犯防止というのは、どちらかというと矯正、保護、それから厚労などとの連携ということが専ら言われてきましたけれども、実は検察自身の課題でもあると。  今年二月の検察長官会同で、小津検事総長も犯罪者の社会復帰や再犯防止に目を向けた検察運営ということを強調をされており……

第183回国会 法務委員会 第8号(2013/06/04、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  被害者の参加制度が制定された下で、被害者参加人に新たな経済的負担を負わさずに訴訟活動を実質的に保障するということは必要でありまして、本法案には賛成でございます。  この法案は第二次犯罪被害者等基本計画に基づくものですが、その中では、精神的・身体的被害の回復・防止への取組の項で性犯罪被害者についての特別の施策を列挙しております。  法改正に当たって昨年行われたヒアリングでも、性犯罪被害者支援の団体からは、性犯罪被害者は家族に言えなかったり、それから仕事も辞めざるを得なくなる人もあるという中で、旅費の支給や国選弁護人の資力要件を下げるということが求められ……

第183回国会 法務委員会 第9号(2013/06/06、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日本人の国際結婚が増えまして、その中で破綻も増加をするという中で、子の連れ去りというのは大変深刻な問題になっております。国際的なルールと国家間の協力は必要だと考えております。条約から実施法案、衆議院から含めまして大詰めの議論になっておりますので、私は主に運用の問題についてお聞きをしたいと思います。  まず、その運用に当たっての基本姿勢でありますが、やはり、子の最善の利益の尊重が最優先して運用されるべきだと考えますけれども、この基本姿勢について、法務省、外務省、それぞれまず確認をしたいと思います。

第183回国会 法務委員会 第10号(2013/06/10、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は三人の参考人、ありがとうございます。  最初に、新里参考人と大久保参考人にお伺いいたします。  日弁連の意見書を読ませていただきますと、個人保証については原則禁止ということを明らかにしながら、現行の金融実務においては経営者保証は許容されている面もあり、当面は経営者保証を例外としたと、こういうことが書かれておりまして、そもそも個人保証に依拠しない方向ということを提起をされているんだと思うんですね。  そうなりますと、今のやはり金融の在り方も含めて問い直されていくことになると思うんですが、諸外国、欧米などではもう数十年前からこの金融機関の個人保証制……

第183回国会 法務委員会 第11号(2013/06/11、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  前回に続きまして、運用の問題を中心に質問をいたします。  まず、中央当局の情報収集にかかわって最高裁にお聞きいたします。  裁判所の嘱託によって外務省が相手国の中央当局に情報提供を要請をいたしますが、その結果、調査嘱託を採用した情報について十分なものが得られないという場合があると思います。そういうときは裁判所として日本の外務省に独自の資料収集を求めるということも必要かと思いますが、この点はいかがでしょうか。
【次の発言】 そうした裁判所の要請にこたえられるように体制と対応を是非外務省に強く求めておきます。  その上で、外務省にお聞きしますが、在外公館……

第183回国会 法務委員会 第13号(2013/06/18、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  二つの法案については、被災地域の復興と被災者の居住の確保にとって必要な措置であると考えますが、運用に当たって幾つか懸念のあることについて質問をいたします。  まず、優先的借地権制度の廃止の問題です。これ、日弁連なども、あの阪神・淡路大震災においてこの優先的借地権制度が実際上は借家人の住居権の確保には結び付かなかったとか、それから必ずしも有効に機能しなかったというふうに指摘をされております。他方、今回の改正案では第八条で、大規模な災害により建物が滅失した場合に従前の賃借人に対してその保護を図るためにいわゆる通知という制度を入れております。  こういう優……

第183回国会 予算委員会 第7号(2013/02/27、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日米首脳会談におけるTPPに関する日米共同声明についてお聞きをいたします。  総理、これは総選挙のときの自民党議員が当選した山形の第二区で張り出されていたポスターであります。(資料提示)TPP断固反対、ウソつかない、ブレないと。この候補の応援には総理自身も石破幹事長も行かれておりました。有権者はこれを見て投票しているわけですから、ウソつかない、ブレない、公約を守る、そういう答弁を求めたいと思います。  共同声明は、まず、全ての物品が交渉の対象になるとしております。そして、TPP交渉参加国が二〇一一年に発表したTPPのアウトラインで示された包括的で高い……

第183回国会 予算委員会 第8号(2013/03/29、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  総理は、二十四日、福島を視察した際の会見で、改めて原発の被害について大変な影響があったと述べられました。具体的にはどういうことでしょうか。
【次の発言】 その会見でさらに総理は、低廉で安定的な電力供給がなければ復興もなかなか難しいと述べられました。復興のために原発再稼働が必要だという認識を示されたわけでありますが、福島県議会は、福島県内の十の原発は全て廃炉にしろという意見書を上げておりますし、福島県内の市町村五十九のうち五十二が同様の意見書や決議を上げております。  総理が見られたように、大変な被害を受けている。だからこそ、復興のためには原発はもう障……

第183回国会 予算委員会 第10号(2013/04/23、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  福島第一原発の事故で、今なお十五万人を超える福島県民の皆さんが県内外で避難を余儀なくされております。農業や漁業の再開のめどが立たない地域も多く残されております。これに追い打ちを掛けているのが、この間の一連の事故であります。私は、一か月前の予算委員会で使用済核燃料プールの停電問題を取り上げました。事故から二年もたっているのに仮設の配電盤のままで、ネズミの対策もなかった、一体三・一一の反省があるのかとただしたわけでありますが、その直後に再び停電が起き、そして地下貯水槽からの汚染水漏れの大事故。昨日も変電器で感電をしたネズミが発見をされて冷却が止まりました……

第183回国会 予算委員会 第18号(2013/05/15、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  総理に歴史認識の問題で質問をいたします。  総理は、日本の植民地支配と侵略について謝罪をしたいわゆる村山談話について、安倍内閣としてそのまま継承しているわけでないとこの場で答弁をされました。これに対して米国も含めて様々な懸念の声が広がる中で、菅官房長官は十日の会見で、安倍内閣として侵略の事実を否定したことは今まで一度もない、談話全体を歴代内閣と同じように引き継いでいくと、こういうふうに述べられました。ところが、十二日には自民党の高市政調会長は、侵略という文言を入れているのは私自身しっくりきていないと全く逆のことを言われたわけですが、安倍政権は一体どち……


23期(2013/07/21〜)

第185回国会 外交防衛委員会 第2号(2013/11/05、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  武器輸出三原則についてお聞きをいたします。  まず、防衛大臣、七月の防衛力の在り方検討に関する中間報告では必要な措置を講ずるとされまして、そして、十月の安防懇の国家安全保障戦略概要では見直しが明記をされました。防衛大綱にも盛り込むと言われておりますけれども、どこをどう見直そうとされているんでしょうか。
【次の発言】 今ありましたように、三原則はこの間例外措置として次々と抜け穴が作られてまいりました。見直しは、それを更に進めて形骸化をさせるものと言わざるを得ません。特に、二〇一一年、今ありましたように国際共同開発生産を包括的に認める大穴が空きました。し……

第185回国会 外交防衛委員会 第3号(2013/11/07、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  万国郵便連合一般規則及び万国郵便条約、郵便送金業務約定の改定の内容は、いずれも国際郵便業務を円滑に進める上で必要な措置であります。また、国際郵便業務等に係る国内実施の法的根拠を確保する上でも必要なことでありますので、賛成です。  WTOの政府調達協定の改正議定書については、アメリカ等の多国籍企業が自由貿易を政府調達の枠でも拡大しようとするもので、日本経済の自主的、平和的発展を阻害し、官公需における中小企業の受注を低下をさせ打撃を与えるものだということで、私どもは反対であります。  この国際郵便サービスの問題は、TPPに係る日米の二国間協議でも取り上げ……

第185回国会 外交防衛委員会 第5号(2013/11/14、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  フィリピンの台風被害について先ほど来やり取りがありました。私も昨日、フィリピン大使館に参りまして、我が党志位委員長のお見舞いの書簡をお渡しして懇談もし、また昨日から大使館にお見舞いの記帳台ができておりましたので早速記帳もしてまいりました。多くの日本国民が東日本大震災でのフィリピンを始めとした世界からの支援に非常に感謝をし、何とかしたいという思いを持っているということも伝えてまいりましたし、また、実際、我が党などにも何かしたいんだけれどもどうしたらいいかというような電話なども掛かってきております。  党としては、募金活動をやろうということで今日から呼び……

第185回国会 外交防衛委員会 第7号(2013/11/21、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日の議題には日中韓の投資協定も含まれておりますが、枠組みをつくりましても、外交関係が悪化しますと経済関係の発展もありません。アメリカのケリー国務長官も十四日、ワシントンで開かれている日米財界人会議で演説をして、尖閣や歴史認識を念頭に、日米の繁栄のためにも日中、日韓関係の改善が必要だということを述べられております。  この点での外務大臣の認識及び関係改善への外交的努力、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 軍事的対応がエスカレートしますと一層悪化をしていくということは戒めなくてはいけないと思いますが、そこで、今年二月に京都の丹後半島の経ケ岬に設……

第185回国会 外交防衛委員会 第9号(2013/11/28、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず、全員に同じ質問をしたいんですが、それぞれの御意見の中で、自立した生活とはどういうことかとか、それから家族への支援の乏しさとかいろんなお話があったと思うんですが、この条約に向けて様々な障害者施策の前進の一方で、例えば社会保障改革推進法などでは、むしろ自助、共助を非常に強調するということも流れとしてはあるわけですが、そういう自助、共助が強調される風潮や施策と、この障害者権利条約で進めていくこの自立の方向と、どういうお考えか、どういう課題があるのか、それぞれからまずお聞きしたいと思います。

第185回国会 原子力問題特別委員会 第2号(2013/11/20、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  やっと参議院の原子力問題特別委員会も今日最初の質疑を行えるようになりました。私ども、衆議院のように先国会からこの特別委員会を設置しろと求めてきたわけでありますが、当時与党の自民党などの賛同が得られないまま参議院選挙後の設置ということになって、やっと今日、第一回目の質疑となりました。  改めて、この委員会がなぜつくられたのかということを確認をしておくことが必要だと思うんですね。全会派の賛同で国会事故調査委員会がつくられました。その提言に基づいてこの委員会はつくられたわけであります。国会事故調が、安全神話の下でなぜああいうような大きな取り返しの付かない事……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第2号(2013/11/13、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  本法案による国家安全保障会議では、国家安全保障戦略を策定をすることになります。  それに盛り込むべき内容について、現在、安全保障と防衛力に関する懇談会で議論をされていると思いますが、官房長官、お聞きしますが、その中で武器輸出三原則についてはどのように議論をされているでしょうか。
【次の発言】 この問題は本会議でもお聞きをいたしました。防衛産業の国際競争力の強化を防衛省が初めて打ち出したということも踏まえて総理にお聞きしたわけでありますが、総理は武器輸出で経済成長を図ることは考えていないという答弁でありましたが、武器輸出の拡大を考えていないと、こういう……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第3号(2013/11/18、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  国家安全保障会議が作成する国家安全保障戦略についてお聞きいたします。  これまでの防衛白書などは、まず我が国周辺の安全保障環境から記述が始まって、次に国際社会における安全保障上の課題となっております。ところが、今、安防懇の議論では、国家安全保障戦略に盛り込むものとして、まずグローバルな安全保障環境から始まっておりますが、なぜ、こういうような順序になるんでしょうか。
【次の発言】 私がお聞きしましたのは、これまでの防衛白書などは我が国周辺から始まっているのに、逆にグローバルという記述から始まっているということがどうしてなのかということなわけでありますが……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第4号(2013/11/19、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  国家安全保障会議で米国と軍事情報を共有するために米国から情報保全法制の強化を求められてまいりました。先日の質疑でも、外務大臣から、米側は日本の情報保全の取組に注目をしてきたと、こういう答弁もありました。  そこで、まず森大臣にお聞きいたしますが、今回のこの特定秘密保護法案の作成に当たって、米側とはどういう協議をしてきたんでしょうか。
【次の発言】 今答弁もありました二〇一〇年の三月のオタワで開かれた日米外相会談で合意をして、情報保全についての日米協議が設置をされております。そして、先ほどありましたように、今年十月の2プラス2の共同発表でもそのことにつ……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第8号(2013/11/25、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日本版NSCの設置法案について採決の提案があり場内協議をされているようでありますが、審議は尽くされておらず、引き続き審議を求めたいと思います。  そして、本法案と一体の秘密保護法案について与党は明日にも衆議院での採決を主張をしております。国民世論を見れば、およそそのような状況ではありません。  森大臣にお聞きいたしますが、日本弁護士連合会、そして五十二の弁護士会全てが反対を表明をしております。日本ペンクラブ、日本雑誌協会、テレビキャスター八氏、刑事法研究者百二十九氏も反対を表明をしております。さらには、日本新聞協会、日本雑誌協会、日本民間放送連盟も強……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第9号(2013/11/28、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  審議入りからまともな日程協議もないままに職権セットがされました。そして、今日も極めて不公正なやり方が行われた。野党が審議をやろうと言っているのに与党が審議を妨害するような、そんなことが行われたことに私はまず厳しく抗議をしたいと思います。  そこで、まず森大臣にお聞きします。  あなたの地元の福島での公聴会では、全員が反対ないし慎重意見でありました。にもかかわらず、その翌日に衆議院で採決が強行されたことに怒りの声が広がっております。ところが大臣は、公聴会の後に地元紙の福島民報のインタビューで、原発事故を抱える福島県にこそ必要な法律だと、こういうふうに語……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第10号(2013/11/29、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、修正部分について質問をいたします。  まず、森大臣、この法案の第四条で特定秘密指定の有効期限を三十年間としておりますが、二十年でも四十年でもなく、なぜ三十年にされたんでしょうか。
【次の発言】 そこで、四党の修正案提案者にお聞きするんですが、この修正では指定の有効期限の上限を原則六十年とされました。報道を見ている限り、協議の中で維新の会やみんなの党から六十年という提案はされていないようなんですが、修正協議の中で一体誰が六十年ということを言われたのか、そしてなぜ五十年でも七十年でもなく六十年になったのか、それぞれお答えいただきたいと思います。

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第11号(2013/12/02、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  本法案で大きな問題になっているのが特定秘密を取り扱う者への適性調査であります。そこで、現在自衛隊で行われている秘密を扱う隊員に対しての秘密取扱適格性確認制度についてお聞きいたします。  まず、防衛大臣、これはどういう制度なんでしょうか。
【次の発言】 中身がさっぱり分かりませんが。  この秘密取扱適格性確認制度で、対象者に身上明細書というのを提出をさせております。陸上と海上自衛隊のそれぞれのものが我が党の赤嶺衆議院議員のところに内部告発で寄せられまして、これを基に衆議院で質疑をいたしました。この度、航空自衛隊の身上明細書についても寄せられまして、その……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第13号(2013/12/04、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今、それぞれの同僚議員からありました。会期中に何が何でも強行すると、そういう立場での極めて乱暴な委員会運営が行われている。まず、厳しく抗議をしたい。  参議院に送付されてからまだ僅か一週間です。昨日までまだ十六時間しか質疑をしていません。しかも、議論をすればするほど反対の声が広がっております。  山田洋次さんらが呼びかけた映画関係者の反対する会には、宮崎駿監督や吉永小百合さんなど二百六十四人が賛同しています。ノーベル賞受賞者の益川敏英さん、白川英樹両氏を始めとした学者の会の賛同者は二千人超えました。そして、国連人権高等弁務官も、どんな不都合な情報も政……

第186回国会 外交防衛委員会 第3号(2014/03/13、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日米地位協定の環境補足協定の交渉が二月の十二日に開始をされました。それに関わって今日はお聞きいたします。  まず、現行地位協定の下で在日米軍の特権が保障されまして、環境問題を始め様々な問題が指摘をされ、その抜本改定が求められてきました。私自身も当委員会で、環境問題であるとか、それから米軍関係者の犯罪の特権問題であるとか、訓練に関わる様々な被害の問題等を取り上げてきたところであります。  まず、外務大臣に、こうした日米地位協定の下での問題点と、そしてその改定の必要性についての認識をお聞きしたいと思います。

第186回国会 外交防衛委員会 第4号(2014/03/17、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、京都府京丹後市の経ケ岬への米軍Xバンドレーダーの建設についてお聞きいたします。  基地建設による影響に住民の不安が広がっておりますが、一方で強引に進められております。この間、京丹後の市議会で副市長が、防衛省のボーリング調査の結果、地質が悪いと評価をされ、工事期間が長くなるだろうという情報まで聞いている旨の発言をされておりますが、実際このボーリング調査の結果はどういうことだったんでしょうか、明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 米軍の調査ということでありますが、是非住民に対して中身をきちっと公表させていただきたいと思うんですね。  ……

第186回国会 外交防衛委員会 第5号(2014/03/25、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  自衛隊でのいわゆるいじめ自殺の問題についてお聞きをいたします。  過去十年間の陸海空自衛官及び事務官の自殺者数は年間八十一人から百一人で推移をしておりますが、自殺者数の比率は一般公務員と比べますと一・五倍ぐらいになると言われておりますが、自衛隊における自殺の原因と対策はどうなっているでしょうか。
【次の発言】 専ら自殺した隊員のメンタルの問題など個人的事情が問題とされて、その対策が中心だと思うんですね。しかし、実際には職場でのいじめとかパワハラとか、そういうことによる自殺が少なくありません。  先ほど分類を挙げられましたけれども、二〇一二年では年間八……

第186回国会 外交防衛委員会 第6号(2014/03/27、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  在外公館に係る法案については、海外での生活の実態に合わせた改正と言えますので賛成であります。  そこで、今日はODAについてお聞きをいたします。  ODAの分野には、教育や健康、上下水道などの社会インフラ、それから輸送、通信、電力などの経済インフラ、農業分野、工業その他、緊急援助等々ありますが、日本のODAは、二〇一一年の統計を見ますと、経済インフラの比率が四〇・六%。アメリカは六・三%、イギリス九・〇%、フランス一一・四%と比べますと非常に高い、経済インフラに言わば偏った中身になっておりますが、なぜこういうことになっているんでしょうか。

第186回国会 外交防衛委員会 第7号(2014/04/01、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  昨年十二月に特定秘密保護法が強行されました。審議の中で、日米安保条約に関わって、国民の安全と平和にとって重大な問題が大量に秘密にされてきた、そのことこそが問題だと私ども指摘をいたしました。特に、核兵器の持込みに関する密約文書が外務省内に現に存在していたにもかかわらず、歴代自民党政権が存在しないと国会で虚偽答弁を続けてきたと、この問題もただしてまいりました。  この点について総理は、今年一月三十一日の衆議院の予算委員会の答弁で、ずっと国民に示さずに来たのは間違いだった、政府としてどう考えているかお示ししたいと答弁をして、政府見解を公表するということを約……

第186回国会 外交防衛委員会 第8号(2014/04/03、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  租税条約は、二重課税の回避のため、それから脱税、租税回避行為の防止のためとして、二〇〇三年の日米租税条約以来、各国と結ばれてきました。一方、今、国際的にも大きな問題になっているのは二重非課税という問題です。  現在、OECDの租税委員会の議長を日本人で初めて務めている財務省の浅川雅嗣氏が、ちょうど一年前の日経新聞でこの問題を語っておられます。こういうふうに述べておられるんですね。これまでの国際課税ルールは、企業や個人が実際に利益を上げた国、源泉地国での課税を抑え、本社などがある居住地国で広く課税することを認める方向で進んできた。企業の進出を促し、資本……

第186回国会 外交防衛委員会 第9号(2014/04/08、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、参考人の皆さん、ありがとうございます。  まず、白石参考人にお伺いいたします。  最初のお話で、戦後の世界を、自由と民主主義、市場経済、アメリカの平和、ドル本位制と、この四つを言われて、このアメリカの平和が守れなくなってきているというお話がありました。そういう中で今の日本がどうあるべきかということが問われるんだと思うんですが、G8などもなかなか機能しなくなり、G20になり、さらにはもっと全加盟国なんかが参加をするような大きなやっぱり国際的な流れの中にあって、アメリカだけでは守れなくなっている中で、日本がそれを補完をするというような方向でいいん……

第186回国会 外交防衛委員会 第10号(2014/04/10、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  集団的自衛権についてお聞きいたします。  最近の世論調査を見ますと、いずれも行使容認反対が多数を占め、賛成の倍近くなっております。例えば、三月二十四日の共同の世論調査は、反対五七・七%、二月と比べても六・七ポイント反対が増え、むしろ議論をすればするほど反対論が増えている、世論が増えているというのが実情だと思います。  安倍総理は、九十六条の改正の必要性を論じるときに、国民の多数は改正を望んでいるのに、たったの三分の一の国会議員が反対したら発議もできないのはおかしいと、こういう議論を随分されました。そういうことから言えば、国民の過半数が反対しているのに……

第186回国会 外交防衛委員会 第11号(2014/04/15、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  本協定は、両国との間で進む原発輸出に必要なものであります。総理は施政方針演説でも、過酷な事故を体験した我が国としては、事故から得られる知見と教訓を世界と共有することで世界の原子力安全の向上や原子力の平和利用に貢献していくと述べられました。外務大臣も同趣旨のことを答弁をされております。  しかし、福島第一原発の事故の教訓を言うならば、原発を輸出するという話に私はならないと思います。まず、福島の教訓の一つは、原発の安全性に懸念を示す住民の世論を安全神話を振りかざして抑え付けてきたということの誤りがあると思うんですね。  トルコのシノップ原発についても、今……

第186回国会 外交防衛委員会 第12号(2014/04/17、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、前回に続いて、原発建設に関するトルコ現地の世論についてお聞きいたします。  前回の質疑の際に、シノップ市長の立場について、三月三十日の地方選挙で市長が再選された際に、選挙キャンペーン中には原発建設反対の主張は全く展開されていないと、まるで市長が反対でなくなったかのような答弁がございました。  しかし、この答弁を聞いて、トルコのNGOから市長選挙直前の三月十一日付けのニュースが送られてまいりました。ラディカルというトルコの新聞で報道されております。こういう内容であります。CHP党所属のシノップ市長パキ・エルギュル氏は、二つの大きな問題がある、一つ……

第186回国会 外交防衛委員会 第13号(2014/04/22、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  武器貿易条約については、国連の下に普遍的な基準が作られることは意義があります。将来的には国際社会による通常兵器の管理を展望する上で足掛かりになるものであり、賛成であります。  その上で、新武器輸出三原則についてお聞きいたします。  最初の案件になろうとしているのが、要撃ミサイルPAC2をライセンス製造する三菱重工に対して、アメリカのレイセオン社から基幹部品の輸出要請が行われております。新しい原則では、ライセンス生産の場合は第三国への再輸出について事前同意が義務付けられておりません。日本の部品を使ったPAC2が国際紛争の助長のために使われるんではないか……

第186回国会 外交防衛委員会 第14号(2014/05/13、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、海上自衛隊護衛艦「たちかぜ」のいじめ自殺問題についてお聞きいたします。  三月二十五日に本委員会で取り上げましたけれども、東京高裁は四月の二十三日に、海自によるいじめの証拠隠しを認めた上で、自殺の予見性、そして上司が対策を講じなかった責任を認めて、一審の四百四十万円から大幅に増えた約七千三百万円の賠償を国などに命じる判決を下しました。  上告をせずに判決は確定したわけでありますが、防衛大臣が判決をどのように受け止められているのか、そして、当然遺族に対して謝罪が行われるべきかと考えますが、これはどうなっているのか、まずお聞きいたします。

第186回国会 外交防衛委員会 第15号(2014/05/15、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  南インド洋の漁業協定、船舶のバラスト水の国際条約、いずれも必要なものであり、賛成であります。  漁業協定に関連して聞きます。  午前中の質疑にもありましたが、初ガツオの季節でありますけれども、非常にカツオの不漁が重大な問題になっております。特に深刻な高知県などは、県の振興課によりますと、県内主要港の四月までの水揚げ量が十九トンで、例年の十四分の一というふうに言われております。  まず、現状と原因を水産庁はどのように把握をされているでしょうか。
【次の発言】 今年のこの極端な不漁は水温の問題だというお話でありましたが、同時に、専門家は遠洋での漁獲量増加……

第186回国会 外交防衛委員会 第16号(2014/05/20、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  意匠国際登録ジュネーブ改正協定についてお聞きいたします。  複数国出願によるコストの削減や我が国意匠の国際的周知、保護の促進、国際競争力の強化などが意義に挙げられておりますが、それを踏まえつつ、特に中小企業支援を中心にお聞きしたいと思います。  まず、特許庁にお聞きしますが、この意匠の出願件数それから出願者数、それぞれについて、大企業と中小企業の割合はどうなっているでしょうか。
【次の発言】 特に、やはり出願者数でいいますと中小企業の方が非常に多くなってまいります。日本の中小企業は非常にデザインでいいますと世界にも通用する力を持っていますし、地方都市……

第186回国会 外交防衛委員会 第17号(2014/05/22、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、昨日の米軍厚木基地の騒音損害訴訟の判決についてお聞きいたします。  横浜地裁は、全国の基地騒音訴訟では初めて自衛隊機の夜間飛行差止めを命ずる画期的な判決を下しました。周辺住民が受けている被害は健康又は生活環境に関わる重要な利益の侵害だと指摘し、当然に受忍しなければならないような軽度の被害とは言えないと、こういうふうに断じたわけであります。  先ほど判決内容やこれまでの大臣の現場での経験については御答弁ありましたが、私はこれは重く受け止めて控訴はしないようにすべきだと考えますが、いかがでしょうか。

第186回国会 外交防衛委員会 第18号(2014/05/27、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  三沢基地に配備される米軍の無人偵察機グローバルホークについてお聞きいたします。  二十四日に一機、そして明日二十八日に一機配備をされ、二機が配備をされるということでありますが、これは二〇一三年十月の2プラス2でローテーションによる展開が合意をされておりますが、三沢に配備をするということはいつの合同委員会で確認をされたんでしょうか。
【次の発言】 通知ということで、特段それ自体は合同委員会の合意をしたということではないということなんだろうと思いますが。  無人機であっても領空侵犯をすればこれは主権侵害になると考えますが、この点どうかと。そして、仮に日本……

第186回国会 外交防衛委員会 第19号(2014/05/29、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  集団的自衛権をめぐる与党協議が始まり、十五の具体的事例が示されております。しかし、具体的事例というならば、集団的自衛権というものが一体戦後どのように使われてきたのかと、そのことの検証が私はまず必要だと思います。  自民党の石破幹事長は、大国の横暴に小国が連携して国を守るための権利だと、こう言われました。果たしてそうなのか。  戦後、集団的自衛権が行使をされた例は十四あります。主なものを並べてみました。(資料提示)アメリカなどによるベトナム戦争、旧ソ連などによるチェコの侵略、そしてアメリカやNATOによるアフガニスタン戦争。こういう例を見ますと、大国の……

第186回国会 外交防衛委員会 第20号(2014/06/03、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日米重大犯罪防止協定、PCSC協定についてお聞きいたします。  この協定の協議は日本からの要請で始めたものではないと承知しておりますけれども、どういう経過だったのか、まず外務大臣からお願いいたします。
【次の発言】 協議の途中の二〇一二年の十月に、日米間で意図表明文書に署名が行われております。  協定や条約の締結に当たってこういう意図表明文書を締結するということがどの程度あるのか、また、今回こういうものを交わした理由は何だったんでしょうか。
【次の発言】 それを見ますと、米国政府が二〇一三年六月三十日までに協定をまとめる必要を強調したことを踏まえと、……

第186回国会 外交防衛委員会 第21号(2014/06/05、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  法案では、我が国周辺の安全保障環境が厳しさを増しているとして部隊改編を盛り込んでおります。その一つである航空戦術教導団を新編する理由は何なのか。そして、一月三日の産経新聞は、この教導団について、戦闘機と地対空誘導弾の戦闘技術を高める教導隊を集約し、北朝鮮の弾道ミサイル発射基地を念頭に敵基地攻撃能力の研究に着手すると、こういう報道をされておりますが、こういう研究をこの教導団で行うということなんでしょうか。
【次の発言】 軍事に軍事で対抗することは、周辺諸国との緊張を高め、東アジアの平和的環境づくりに逆行するものになるということを私ども指摘をしてまいりま……

第186回国会 外交防衛委員会 第22号(2014/06/10、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  京都府京丹後市の米軍のXバンドレーダー基地についてお聞きいたします。  先々週の火曜日、二十七日の早朝に着工いたしました。朝六時半でありました。土曜日に地元紙に、金曜日までに米軍が工事業者に着工を許可したことが分かった、週明けにも着工する見通しだという報道がありました。地元住民や地方自治体が週明け月曜日の午前中に現場の地元連絡所等に確認をしても、知らないと、こういうことだったわけでありますが、月曜日の午後一時半になって京都府や京丹後市に、翌朝着工されると、こういう連絡がありました。  京都府は五月の二十日に、地域住民の安全確保対策、具体的な工事のスケ……

第186回国会 外交防衛委員会 第23号(2014/06/12、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日本とサウジアラビア、ミャンマー及びモザンビーク三か国との投資協定について質問いたします。  この三か国は、安倍総理が昨年、財界と一体に訪問して、トップセールスで経済連携を進めてきた国であります。サウジアラビアでは、首相訪問時に原発輸出を約束をして、現在、原子力協定の締結に向けて話合いが進められております。ミャンマーは、民主化の下で外国企業の受入れが進められて、日本企業の進出条件整備が進められているところであります。また、モザンビークは、日本のODA、プロサバンナ計画の下で、広大な土地を農地に変え農産物を日本の商社が世界中に輸出していくと、こういう計……

第186回国会 外交防衛委員会 第24号(2014/06/19、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  世界最大規模の武器の展示会ユーロサトリが十六日から始まりました。パリで行われておりますが、今回は、武器禁輸政策の撤廃を受けて日本パビリオンが出展されて、初めて十三社が参加をしております。政府としては、この武器輸出の新三原則について、防衛産業に対していつどういう場で説明をされたのか、そして、政府として企業にこのユーロサトリへの出展の要請をしているようですが、そういう説明の場で行ったのか個別に行ったのか、お答えください。
【次の発言】 テレビでも、三菱重工の方が政府からの要請があったとはっきり述べられておりますし、いろんな多くの新聞や雑誌が複数の出展企業……

第186回国会 決算委員会 第10号(2014/06/09、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  総理、四月一日から消費税が八%になりました。今、国民や中小企業、お商売の皆さんから怨嗟の声が上がっております。年金暮らしの七十二歳の女性、一番安いものを買い、他の買物はしない。三十六歳の人、ワーキングプアなので、景気の回復も実感しないまま税金だけ上がって、貧富の格差がますます開いた気がする。全国を回りますと、増税を機に店を畳んだという張り紙も随分見るわけでありますが、総理、こういう事態をどう受け止めていらっしゃるでしょうか。
【次の発言】 国民に心を寄せる言葉はありませんでした。レシートを見るとため息が出ると、もう消費税を上げないで、都内の六十八歳の……

第186回国会 原子力問題特別委員会 第3号(2014/04/02、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  当委員会で、二月の十八日に福島第一原発の視察をいたしました。その後も様々なトラブルが続いております。特に直後の二十日に、H6エリアのタンクから高濃度汚染水百トンがあふれ出る事故がありました。先ほども指摘がありました。タンク上部の天板から雨どいを通って、タンクの堰の外に水が漏れたわけであります。  東電の資料でも、直接的な原因として二つ挙げておられます。  一つは、先ほどありましたように、この弁の開閉管理ができていなかった、間違って開いたり閉まったりしていたという問題です。  もう一つが、この異常を示す二つの兆候を見逃してしまったと、こうなっております……

第186回国会 原子力問題特別委員会 第4号(2014/05/28、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  大飯原発の差止め判決について何人かから御議論がありました。私はこの判決は非常に事実と道理に立った判決だと思っておりますし、全国からも歓迎をされております。人の命を基礎とする人格権は憲法上の権利で、日本の法律でこれを超える価値はないという立場から差止めを命じました。他の技術とは異なる本質的な危険性があるという問題、さらには、いわゆる安全神話を厳しく批判をしながら、命よりコストを優先するという考えも退けたという点で、私は、規制委員会も、また電力会社も、また我々国会も正面から受け止めるべきものだと考えております。  その上で、今日は原発の新規制基準における……

第186回国会 予算委員会 第10号(2014/03/10、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  三年目の三・一一を前に、改めて犠牲者の皆さんにお悔やみを申し上げ、被害者の皆さんへお見舞いを申し上げるとともに、生活となりわいの再建のために全力を尽くすことをお誓いをしたいと思います。  総理は八日の日に福島を訪問をされて、福島でも復興が前に進み始めたことを実感できたと述べられました。一方、これ四日に報道されました朝日新聞と福島放送による福島の県民の世論調査です。(資料提示)原発事故の被災者への関心が薄れ、風化しつつあると思うかという問いに、風化しつつあるというのが七七%。なぜ福島県の皆さんがこのようにお感じになっていると思われるでしょうか。

第186回国会 予算委員会 第12号(2014/03/12、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  くしくも三・一一を挟んで、おとついと今日も質問に立つことになりました。改めて犠牲者の方へのお悔やみと被災者へのお見舞い、そして復興への決意を新たにするものでございます。  さて、武器輸出三原則について聞きます。  我が国は、武器及び関連技術について海外に輸出しないという武器禁輸政策を取ってきました。これは一内閣の方針ではありません。衆参の本会議で八一年に全会一致で決議をしております。そして、内外に国是として宣言をしてきました。決議では、「日本国憲法の理念である平和国家としての立場をふまえ、」「政府は、武器輸出について、厳正かつ慎重な態度」を求めており……

第187回国会 外交防衛委員会 第2号(2014/10/16、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  集団的自衛権行使容認の問題でお聞きいたします。  七月一日の閣議決定は、憲法九条の下では海外で武力行使は許されないとしてきた政府見解を百八十度転換し、海外で戦争をする国へと道を開くものになっております。  政府は、歯止めは掛かっているんだと、際限なく広がるものではないと、こうこの間答弁をしてきたけれども、果たしてそうなのか。  予算委員会で横畠内閣法制局長官が、これは公明党への答弁でありましたが、集団的自衛権行使の三要件について、我が国が武力攻撃を受けた場合と同様な深刻、重大な被害が国民に及ぶことが明らかな状況と、こういうふうに述べました。これで歯止……

第187回国会 外交防衛委員会 第4号(2014/10/28、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私からも、まず、片山委員長が政府の答弁資料を読みながら委員会運営をしていた問題についてただしたいと思います。  立法府と行政府の関係から、あってはならないことであります。常任委員長は参議院本会議で選ばれた院の役員でありまして、その立場から絶対やってはならないことでありますし、同時に、公正、民主の委員会運営を進めるべき委員長としてもこれはあってはならないことであります。  今日、冒頭、軽率な行動というふうに謝罪がございました。しかし、委員部から前例がないことだというふうに言われながらも重ねてこの提出を求めたということから考えれば、事の重大さを認識できて……

第187回国会 外交防衛委員会 第7号(2014/11/13、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、江渡防衛大臣の政治資金の問題についてお聞きいたします。  大臣の地元の政経福祉懇話会の問題です。大臣のホームページでは、この懇話会について、大臣の支援企業の会だと繰り返し述べられております。同会が大臣が代表を務める自民党青森県第二選挙区支部に対して、毎年三百万円の寄附を行っており、二〇〇二年からの累計でいいますと三千二百八十五万円に上ります。にもかかわらず、この懇話会が政治団体の届出をしていないということが、この間、当委員会でも問題になってまいりました。  政治資金規正法は、政治団体に当たる団体は、「都道府県の選挙管理委員会又は総務大臣に届け出……

第187回国会 外交防衛委員会 第8号(2014/11/18、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  CSC条約の批准について、外務大臣は今日も、原発輸出を目的としたものではないと繰り返し答弁をされております。  一方、二〇〇八年の原子力損害賠償制度の在り方に関する検討会の第一次報告書では、このCSCに参加を検討する上での政策的課題として、我が国原子力産業の国際展開の支援が明確に挙げられております。  原発輸出の支援になると判断をしたから参加をするということではないんでしょうか。
【次の発言】 これ、業界の方は本音を語っているんですね。  これ、電気業界が出しております日本電気協会の新聞、電気新聞というものがありますが、二〇一二年六月二十七日付けを見……

第187回国会 原子力問題特別委員会 第2号(2014/11/12、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  川内原発の再稼働が進められておりますが、火山学会ができないと言っている巨大噴火の早期予知が前提となっており、実効ある避難計画もないままのものでありまして、新たな安全神話だと言わざるを得ません。しかも、再稼働すれば増え続ける使用済核燃料の問題は何も解決しておりません。  今日はこの問題を中心にお聞きいたしますが、まずこの使用済核燃料について、全国の原発の貯蔵プールなどの総容量と現在の貯蔵量はどうなっているでしょうか。
【次の発言】 ですから、全国の原発でいいますと二万トン余りの容量に一万四千トンが貯蔵されていると。例えば、玄海など再稼働いたしますと約三……

第187回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(2014/11/28、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まずは、この度の長野県北部での地震の被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げたいと思います。  三・一一の東日本大震災の後に、衆議院が解散している下で大災害があったらどうするんだと、緊急事態条項が憲法にないのは問題だというような議論もあったわけでありますが、私たちは、参議院が緊急集会も含めて対応できるという議論をしたことを思い出します。今回、衆議院が解散している下でこうして参議院の委員会で危機対応の議論をしているという、これは大変重要なことだと思っております。  私も、白馬村、それから小谷村で、被災者やまたそれぞれの村長さんから被害の実態やまた要望に……

第187回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号(2014/11/17、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  地方選挙の期日の特例法は、必要な措置であり、賛成であります。  選挙部長に一点だけ確認をしたいと思うんですが、昨年、公選法の改正を行って、県議会議員選挙については、政令指定都市に二つ以上の選挙区があれば合区を認めることといたしました。これに伴って、熊本の県議会議員選挙において、熊本市内の五行政区に分かれていたのを二つの選挙区にしたということは承知しておりますが、ほかに合区を行った、又は検討しているような政令指定都市はあるんでしょうか。
【次の発言】 地域の代表、有権者の代表がきちんと適切に選ばれるような運用を望みたいと思います。  次に、政治と金の問……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第5号(2015/07/30、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  集団的自衛権行使についてお聞きします。  これまで憲法上行使できないと、違憲だと言われてきた集団的自衛権を、この法案では新三要件に当てはまれば行使可能と、百八十度超えるものであります。歯止めなき海外派兵につながると不安と反対の声が広がっております。  まず、中谷大臣にお聞きします。(資料提示)  集団的自衛権の行使について、事態対処法の第三条四項は、「存立危機事態においては、存立危機武力攻撃を排除しつつ、その速やかな終結を図らなければならない。」と集団的自衛権について書いておりますが、この日本が排除する存立危機武力攻撃とは一体何でしょうか。

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第6号(2015/08/03、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  質問に入る前に、先週木曜日に取り上げた、陸上自衛隊が昨年一月に行った米陸軍戦闘訓練センターにおける日米共同訓練の資料について申し上げたいと思います。  この訓練は、砂漠を選んだものでも中東を想定したものでもないという答弁でありましたけれども、アメリカ側は砂漠での戦闘隊形や戦車演習について自衛隊を指導したと明確に述べております。食い違っておるわけですから、この訓練について、防衛省からは大半を黒塗りにした資料しか提出されておりません。どのような訓練が行われたか明らかにするために、黒塗りを外した資料の提出を求めたいと思います。  委員長、取り計らいを求めた……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第12号(2015/08/25、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  在日米軍基地の重大事故が相次いでおります。昨日は相模原市の米軍補給基地での爆発事故、そして、十二日には沖縄本島東側の海上にヘリが墜落をするという事故が起きました。そして、いずれも日米地位協定の下でまともに事実が明らかにされないと、こういう事態になっております。  今日は、法案との関係で、沖縄のヘリ墜落事故に関してお聞きいたします。  沖縄県議会は、抗議決議と意見書を全会一致で可決いたしました。一歩間違えれば人命、財産に関わる重大な事故につながりかねず、日常的に米軍基地と隣り合わせの生活を余儀なくされている県民に大きな不安を与えるものであり、極めて遺憾……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第16号(2015/09/04、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  一昨日の委員会で我が党の仁比議員が明らかにいたしました河野統幕長の訪米記録の問題について質問をいたします。  この資料の存否を明らかにし、そして提出をするようにということで、中谷大臣には資料そのものを手渡しをいたしました。この中身は、政府も決めていないような、そして国会にも語られていないような中身を自衛隊のトップが米軍に行って語っている。首相や防衛相が知っていたとするならば政府ぐるみで国会を欺いたことになるし、知らなかったとすれば自衛隊の暴走で、シビリアンコントロールが利かずに指揮監督責任も果たしていないということになるわけで、いずれも大問題でありま……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第17号(2015/09/08、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は四人の参考人の皆さん、本当に貴重なお話をありがとうございます。  まず、伊藤参考人にお聞きいたします。  立憲主義の立場から御意見をいただきました。それで、政府は、集団的自衛権行使には国会承認が必要だと、国民の代表の国会承認を受けるんだからこれは民主主義にかなうんだと、こういうことを言います。それから、そこを例外なき事前承認をすればクリアされるじゃないかというような議論もあるわけでありますが、こういう国会承認、国会関与を強めることは私も必要だと思いますが、それが果たして十分な歯止めとして機能するのか、立憲主義の立場から御意見を伺いたいと思います……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第18号(2015/09/09、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  昨日の理事会で、我が党の仁比議員が示し、資料の確認と提出を求めた統合幕僚長の訪米時の会談記録について、防衛省において同一のものの存在は確認できなかったという報告がありました。同時に、この会談記録そのものは存在するということも認められました。  一方、新聞などでは、政府、防衛省幹部のコメントとして、一字一句同じものは存在しないとか、共産党が示した資料には誤字が含まれていたなどの報道がされております。  そこで、防衛大臣にお聞きいたしますけれども、我が党が示した資料と防衛省に存在する会談記録のどこがどう違うのか、お示しいただきたいと思います。

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第21号(2015/09/17、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私は、会派を代表して、鴻池祥肇特別委員長の不信任動議に賛成の討論を行います。  参議院は衆議院の下部組織でなければ官邸の下請でもない、あの礒崎補佐官の参考人招致の際に鴻池委員長が言われたこの言葉に私たちは共感を覚えました。そして、その後、政府や与党、時には叱責するその姿にも私どもは共感も覚えました。しかし、残念ながら、この間の、とりわけここ数日の異常極まりないこの委員会の事態を見るときに、残念ながらこの言葉に反することが行われていると言わざるを得ないわけであります。  一体、この間の異常極まりない事態はなぜ起きているのか。その発端は、中央公聴会の終了……

第189回国会 外交防衛委員会 第4号(2015/03/26、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、まず自衛官募集の問題についてお聞きいたします。  二〇一三年の十二月に閣議決定された新しい防衛大綱に、初めて自衛官募集に関する内容が盛り込まれました。社会の少子化、高学歴化に伴う募集環境の悪化を踏まえ、多様な募集施策を推進するとしております。その下で、昨年の七月の一日には、集団的自衛権行使容認等の閣議決定が行われました。この日が解禁日だったということで、同日、全国でこの適齢者である高校三年生に自衛官の募集のダイレクトメールが発送されたと。時が時だけに、赤紙が来たのかと思ったとか、なぜうちの子の個人情報を防衛省が知っているのかとか、こういう声が……

第189回国会 外交防衛委員会 第5号(2015/04/02、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  自衛官募集と学校教育に関して聞きます。  前回の質疑のときに、二〇一三年の十一月六日に開かれた陸上自衛隊の募集・援護担当者会議について聞きました。この会議での説明資料で、自衛官の適齢者名簿に関する自治体の対応についての内容が防衛大臣の答弁と食い違っているんじゃないかということを指摘をいたしました。  大臣は、改めて資料を精査すると、こういう答弁をされましたので、改めてお聞きしますが、まずこの会議の主催者、それから参加者及び会議の目的、そして同じ会議が二〇一四年はいつ開かれたのか、御答弁ください。

第189回国会 外交防衛委員会 第6号(2015/04/07、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  武器輸出について聞きます。  政府は、昨年の四月に武器輸出三原則を撤廃をしました。さらに、防衛省は六月から防衛生産・技術基盤戦略を策定をいたしました。武器輸出に公然と踏み出したわけでありますが、一昨年以来、私は当委員会や予算委員会等で度々この問題について質問をしてきましたけれども、政府は、三原則を撤廃しても今後も国際紛争を助長することはしないと、こう言われてきました。  撤廃後一年、どうなったかと。新原則の適用第一号はPAC2の部品の米国への輸出でありました。ガザへの空爆を繰り返しているイスラエルにも、紛争当事国であるこの国にも第三国輸出が行われる可……

第189回国会 外交防衛委員会 第9号(2015/04/21、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  法案の内容に入る前に、まず財政民主主義についての基本的な認識をお尋ねいたします。  憲法第八十六条は、予算単年度主義を定めております。これは、憲法八十三条が「国の財政を処理する権限は、国会の議決に基いて、これを行使しなければならない。」としているように、国の財政は主権者国民の代表である国会の議決に基づかなければならないと、この財政民主主義の大原則によるものであります。つまり、この国会の予算審議権の確保の要請から、この予算単年度主義があるわけですね。  明治憲法下におけるこの予算単年度主義の例外が、臨時軍事費特別会計でありました。太平洋戦争時に設置され……

第189回国会 外交防衛委員会 第10号(2015/04/23、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  十六日に、委員会として海上自衛隊厚木基地に視察に行きました。その際に、同基地から派遣されていますアデン湾での海賊対処活動についての説明を受けました。まず、この問題についてお聞きをいたします。  自衛隊の派遣以降のソマリア海賊事案の発生状況は、まずどうなっているでしょうか。
【次の発言】 お聞きしますと、二〇一一年が二百三十七件でピークでありまして、今ありましたように、この二年間は激減をしております。厚木基地でお聞きしますと、今年はまだ発生ゼロだということでありました。  自衛隊派遣の法案審議の際に、当時の国土交通大臣は、具体的に起こっている海賊の活動……

第189回国会 外交防衛委員会 第11号(2015/05/07、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  地球温暖化対策の推進のためにGCFでの途上国支援は必要な課題であり、この法案には賛成であります。  その上で、日本の温室効果ガスの削減目標に関してお聞きをいたします。  大臣は衆議院の質疑でも、COP21に向けて、全ての国が参加する公平かつ実効的な国際的枠組みに合意できるよう積極的に貢献してまいりたいと、こういう答弁をされております。  ところが、先ほど来議論がありますように、四月三十日に政府が示した二〇三〇年の日本の温室効果ガスの削減目標の要綱案では、二〇一三年比で二六%の削減としております。基準年を、京都議定書の基準年である一九九〇年から、排出が……

第189回国会 外交防衛委員会 第12号(2015/05/12、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日米首脳会談では、海外で戦争する国づくりを推進する日米同盟の強化、辺野古の新基地の建設の強行、食と農業を破壊して経済主権を損なうTPPの早期妥結など、安倍内閣が進める暴走の一層の推進を米大統領に約束をいたしました。いずれも国民の多数が反対をしているものであって、民意に聞く耳を持たずに対米公約をするということは許されないということを最初に申し上げたいと思います。  その上で、新ガイドラインについてお聞きしますが、政府は、これまで憲法上海外で武力行使はできず、集団的自衛権の行使はできないとしてきました。前のガイドラインでは兵たん支援を盛り込みましたけれど……

第189回国会 外交防衛委員会 第13号(2015/05/14、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、本日の議題である条約承認案件のうち、ASEANプラス3マクロ経済調査事務局設立協定、国際コーヒー協定は、いずれも必要な措置と認められますから、条約承認に賛成であります。  WTO協定改正議定書については、そもそもWTO協定そのものが自由貿易の名の下に途上国を含む世界各国に主権の制限を押し付けるものであることから、承認には反対の立場であります。  その上で、今日は、もう一件のモンゴルとの経済連携協定について質問いたします。  外務省の説明資料では、本協定の意義として、特にエネルギー・鉱物資源分野ではモンゴルの投資環境が格段に改善され、同分野の日・……

第189回国会 外交防衛委員会 第14号(2015/05/19、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  オスプレイの問題で質問をいたします。  一昨日、ハワイでMV22オスプレイが着陸に失敗し、一人の死亡者、二十一人の負傷者という大事故が起きました。  午前中も議論になったわけでありますが、政府は、事故原因は究明中だとしながら、機体そのものには問題はないと、こういうアメリカの言い分をそのまま答弁をされております。何で原因が分からないのに安全なんて言えるんですか。国民の命と安全を守る立場であれば、そんなことおかしいじゃないかと、こういう立場でアメリカに迫るべきだと思いますが、外務大臣、そういう立場でいいですか。

第189回国会 外交防衛委員会 第15号(2015/05/21、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  水銀条約の国内法制について質問をいたします。  まず経産省にお聞きいたしますが、輸出規制について、アマゾン川の流域などで水銀を使った人力小規模金採掘、ASGMによる水銀中毒が大変な問題になってきました。日本から輸出された水銀がこのような目的に使われないように、条約を受けた国内法制ではどのような規制がされているのか、まず確認をしたいと思います。
【次の発言】 国内的な措置なわけでありますけれども、外国でそれが転売をされた場合にどういう実効性があるのかが問われると思うんですね。  我が国は、シンガポール及び香港に全輸出量の三八%程度の水銀を輸出をしており……

第189回国会 外交防衛委員会 第17号(2015/05/28、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず、西川参考人にお伺いいたしますが、今回の防衛装備庁の設置は、現在議論されている安保法制などとも一体で考える必要があるというお話もありました。この間、武器輸出政策への転換、それから武器の共同開発の推進等が日本で行われてまいりました。一方で、グローバルホークとかオスプレイとか、アメリカの兵器を調達をするということも今回の予算にも盛り込まれているわけですね。  こういう今の日本の武器の輸出や調達、アメリカからの調達という状況について、アメリカの全体の戦略とか、それからアメリカの軍需産業の戦略、思惑……

第189回国会 外交防衛委員会 第18号(2015/06/02、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、内局と幕僚長との関係に係る設置法十二条の改正の問題についてお聞きいたします。  この間、大臣は文民統制に何ら影響を与えるものではないという旨の答弁をしてこられました。しかし、先日の参考人質疑でも、この改正と相まって行われる運用企画局を廃止して自衛隊の実運用に係る業務を統幕に一元化することと併せて、危惧が表明をされました。  参考人は、これによって、防衛大臣が各幕僚長に対する自衛隊の運用計画の指示を起案をする役割は運用企画局長に代わって幕僚長が担うことになると、部隊の実際の運用に関して統幕が自らに対する大臣の指示を起案をするということでは、極端な……

第189回国会 外交防衛委員会 第19号(2015/06/04、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  ISILによる人質事件への政府の対応について我が党の小池晃議員が、二月三日の予算委員会で、人命第一の立場で冷静に検証しようと質問をいたしました。総理のエジプトでの演説で非軍事の人道支援と説明していなかったことを指摘して、二人の日本人が前の年から拘束されていることを政府が知りながら、演説で危機が及ぶ認識がなかったのかと首相をただした。そうしますと、総理は、そういう質問をすること自体についてテロに屈することになると、こういう旨の答弁がありまして、当時大きな問題になったわけですね。  その後、検証委員会がつくられまして、この総理のスピーチの表現が適当であっ……

第189回国会 外交防衛委員会 第20号(2015/06/09、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、法案に入る前に、安保関連法案と憲法の問題について大臣にお聞きいたします。  午前中も議論ありましたように、衆議院の憲法審査会で、参考人である三人の憲法学者が全て、政府が提出した安保関連法案は違憲という意見を述べたことは極めて重いことだと思います。  そして、この三人だけではありません。六月の三日に発表された、安保関連法案に反対し、そのすみやかな廃案を求める憲法研究者の声明、この賛同者は増え続けておりまして、昨夜の段階で二百人ということになっております。  日弁連も、この法案には反対を表明をしております。  それから、世論調査を見ますと、三月以降……

第189回国会 外交防衛委員会 第21号(2015/06/11、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  衆議院の憲法審査会で参考人の憲法学者全員がこの安保関連法案は違憲だという発言をされまして、改めてこの法案が九条に反するものだということが浮き彫りになりました。政府は、弁明のために一昨日、新たな文書を出しましたけれども、従来の答弁を繰り返したものにすぎません。ただ、この文書では、閣議決定にもなかった砂川判決を持ち出しまして、限定的な集団的自衛権の行使は憲法下で許容されるんだと、こう主張しております。  しかし、この衆議院の憲法審査会で違憲だという発言をした早稲田の長谷部教授自身が、昨年の日本記者クラブでの講演で、砂川判決について、素直に読めば個別的自衛……

第189回国会 外交防衛委員会 第22号(2015/06/16、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  特許法条約及び商標法に関するシンガポール条約は、登録の出願人の負担軽減を図り、官庁の手続についての救済措置を義務付けております。中小企業の中には知的財産に関する専任担当者を置くことが困難な企業も多く、本条約に準拠した措置は中小企業の知的財産活動の活性化に資すると考えられるものでありまして、賛成であります。  その上で、日米ガイドラインと安保法制に関してお聞きいたします。  新しいガイドラインは、その目的としてアジア太平洋地域及びこれを越えた地域が安定し、平和で繁栄したものとなるようと述べて、地域を限定しない様々な軍事協力を盛り込みました。一方、日米安……

第189回国会 外交防衛委員会 第23号(2015/08/27、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  沖縄本島東側海上での米軍ヘリの墜落事故について、一昨日の安保特に続いて質問をいたします。  防衛省によりますと、この訓練は在沖縄米陸軍部隊によるもので、陸上自衛隊中央即応集団特殊作戦群が参加をして、二〇〇九年度より続けているということでありました。日本が参加したこの訓練、具体的な実施の年度と時期についてまず明らかにしてください。
【次の発言】 おとついの答弁では、墜落事故の際には米陸軍特殊部隊が特殊作戦能力を自衛隊に実演をしていたということでありました。  この在沖縄、それから本土、米本土、それぞれからこの訓練に参加をしていた米軍の特殊部隊、部隊名は……

第189回国会 外交防衛委員会 第25号(2015/09/10、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  本日の議題である承認案件五件のうち、カザフスタン、ウクライナ、ウルグアイとの投資協定は日本の多国籍企業が海外で最大限利益を上げるための条件整備であり、カタールとの租税協定については日本の大企業優遇税制を国内外で更に拡大をするものだと、いずれも承認に反対であります。ルクセンブルクとの社保協定は必要な措置と認められますから、賛成であります。  その上で、今日は、安保関連法案によって可能としようとしております任務遂行型の武器使用、それから他国の軍隊と活動を共にする場合の交戦規定、ROEの問題についてお聞きいたします。  これまで、自衛隊による武器の使用は自……

第189回国会 決算委員会 第11号(2015/06/29、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党を代表して、二〇一三年度の一般会計決算、国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対、国有財産無償貸付状況総計算書の是認に賛成、同予備費に関し、特別会計予備費の承諾に賛成、一般会計予備費、特別会計の経費増額の承諾に反対の討論を行います。  二〇一三年度決算は、第二次安倍内閣が編成した初めての当初予算と、消費税増税実施のために緊急経済対策として提案された五兆五千億円規模の補正予算についてのものです。  安倍首相は、施政方針演説で、世界で一番企業が活躍しやすい国を目指すと表明して、大企業中心の成長戦略を進めてきました。補正予算では、大企業の復興特別法人税の一年前倒しの廃止や、……

第189回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号(2015/06/10、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は参考人の皆さん、ありがとうございます。  まず、若者の政治参加の教育の問題について、特に模擬投票に関わってお聞きしたいと思います。  杉浦参考人も、全国的なネットに参加をしているけれども、地域によっては教育委員会等がやめろと言う場合があるというお話がございました。どういう理由でそういうことになっているのか、そこに見られる今の高校における在り方の問題について、まず御意見をいただきたいと思います。
【次の発言】 神奈川の場合はそういう議論もあったんだろうと思うんですが、今は全体で取り組んでいらっしゃる。大変すばらしいと思うんですが、先ほど出たような……

第189回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 閉会後第1号(2015/12/10、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  外交、内政課題が山積みの中で、野党としては臨時国会を求めてまいりました。政府が開かないという下で、国会議員の四分の一以上、参議院では六党会派の連名で憲法五十三条に基づいて召集の要求をしたわけでありますけれども、外交等を理由に開かれていないということはもう極めて遺憾だと言わざるを得ません。一方で、しかし、この懸案事項についてしっかり国会でただすということは私どもの責務でありますから閉中審査を求めたわけでありますが、臨時国会に代わるものではないということは重ねて申し上げておきたいと思います。  その上で、今日は核問題などを中心に質問をしたいと思います。 ……

第189回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号(2015/04/27、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、参考人の皆さん、貴重な御意見ありがとうございます。  まず、北朝鮮の体制に関わって平井参考人にお聞きいたします。  著書の中でも、今の状況が、先軍政治を標榜しつつも、先党政治という状況が強くなっているんじゃないかというお話が先ほどもありました。  三月に北朝鮮の生の情報にお詳しい外国の外交筋の方からお話を聞く機会があったんですが、その方は、軍が党の上に立つ動きがあるとおっしゃって、その例として、党の組織指導部の副部長が、これまで非軍人が務めていたけれども、交代して軍人に取って代わったということをおっしゃいました。このポストは、党の中で軍の人事……

第189回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号(2015/08/31、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  北朝鮮の核問題を中心に質問をいたします。  報道によりますと、北朝鮮の池在竜駐中国大使が七月の二十八日に北京の北朝鮮大使館で記者会見を行っております。この中で、一方的に核を凍結、放棄することを話し合う対話には全く関心がないと述べ、六か国協議には当面応じない考えを強調したとされておりますけれども、外務省としては、こういう発言があったということは把握されているでしょうか。事実関係はいかがでしょうか。
【次の発言】 今、北朝鮮の発言が御紹介ありました。  これまで、三回の核実験を通じて、北朝鮮は核保有国であることの既成事実化を図ろうとしてまいりました。その……

第189回国会 予算委員会 第10号(2015/03/20、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、チュニジアで邦人を含む人々が殺害をされたテロ事件について、心からお悔やみを申し上げるとともに、許し難い蛮行として糾弾をするものであります。  その上で、この間、集団的自衛権の行使容認等の閣議決定の具体化の与党協議が行われ、今日取りまとめが合意をされます。総理はこの間、専守防衛、そして平和国家としての日本の歩みは変わるものではないと、こう繰り返してこられました。しかし、この協議と合意を見ますと、閣議決定にもなかったようなことも盛り込まれ、これまでの我が国の在り方を大きく変えるものになっております。  様々な国民から危惧の声が上がっておりますが、例……

第190回国会 外交防衛委員会 第1号(2016/01/19、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  給与法案については賛成です。  十四日に防衛省が公表した、海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」艦内で上官から執拗な暴力を受けた自衛隊員が二〇一三年九月に艦内で拳銃で自殺未遂を図ったと、この問題についてお聞きをいたします。  最初の質問がこの自衛隊員のいじめ自殺問題になることは非常に残念に私は思っております。質問時間は極めて限られておりますので、既に衆議院で答弁した事実関係などは結構ですので、端的にお答えいただきたいと思います。  資料をお配りしておりますが、この事件で海上自衛隊は事故調査委員会をつくって、昨年七月に最終の報告書を発表し、十月に事件に関わっ……

第190回国会 外交防衛委員会 第4号(2016/03/10、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  核兵器廃絶の問題についてお聞きいたします。  岸田大臣、広島御出身で、私も広島育ちの被爆二世でありますから、この問題は繰り返しお聞きしてまいりました。  この間、核兵器の非人道性を告発をして、その禁止、廃絶を求める国際的流れが大きく一層広がっております。二〇一二年三月のNPT再検討会議準備委員会で、オーストリア、ノルウェー、スイスなど十六か国によって発表された共同声明が出発点で、人道性のイニシアチブと呼ばれております。専ら安全保障という観点から議論されてきた核兵器の問題を、人類に対する被害、人道的問題として議論することでこの核軍縮の交渉の停滞を打破し……

第190回国会 外交防衛委員会 第5号(2016/03/17、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  自衛隊の情報保全隊による国民監視活動は違法だとして損害賠償を求めていた訴訟の控訴審の判決が二月の二日に仙台高裁でありました。一審判決に続き、自衛隊の行った国民監視、情報収集の違法性を認めました。  高裁判決は、反戦ライブ活動をしていた原告一人について、公になっていない本名や職業を陸上自衛隊に調べられたとしてプライバシーの侵害を認め、十万円の賠償を国に命じました。これに関して国、防衛省は最高裁に上告せず、原告勝訴判決が確定をいたしました。  まず、防衛大臣、なぜ上告をしなかったんでしょうか。
【次の発言】 該当事項がないというのは具体的にどういうことで……

第190回国会 外交防衛委員会 第6号(2016/03/22、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は在外公館に関する法案の審議でありますが、在外公館の重要な役割は邦人の安全確保であります。シリアで昨年から行方不明となっているジャーナリストの安田純平さんと見られる男性の映像が十七日の早朝にネット上に公開をされました。このことについてお聞きいたします。  この映像について、官房長官は十七日の記者会見で、安田さん本人と思われると発言をされました。一方、当日、外務大臣はこの委員会での答弁で、映像を分析し情報収集するという旨の答弁でありました。分析はどこまで進んでいるのか、そして、外務大臣も安田さん本人の映像と、こういう認識でよろしいでしょうか。

第190回国会 外交防衛委員会 第7号(2016/03/23、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、ベルギーでの連続爆破事件について、こうしたテロ行為、厳しく批判をするとともに、犠牲者のお悔やみとお見舞いを心から申し上げます。  今日は、横須賀を母港とする米原子力空母に関する原子力防災対策についてお聞きいたします。  ロナルド・レーガンは、合計熱出力百二十万キロワットの原子炉を二つ積んでおります。福島第一の出力が百三十八万キロワットですから、人口密集の首都圏に原発があるに等しい状況なわけですね。二〇一一年の福島の原発事故以降、事故が起きたらどうなるのかと住民の皆さんの不安は一層広がっております。  このアメリカの原子力艦船に関する原子力災害対……

第190回国会 外交防衛委員会 第10号(2016/03/31、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、お手元に配付しました京都新聞の一昨日、三月三十日付けの記事に関してお聞きいたします。(資料提示)  この記事では、一面のトップで、南スーダンPKOに派遣をされた陸上自衛隊の宿営地に二〇一三年十二月に着弾した銃弾を陸上自衛隊の福知山駐屯地で展示していると大きく報道をしております。展示された銃弾の写真も掲載をされているわけでありますが、日本隊宿営地に着弾した五・四五ミリ小銃弾、平成二十五年十二月十六日未明と明記をされております。  これ、防衛省は承知をされていたのか、一体何のために展示をされていたのか、まず事実関係を明らかにしていただきたいと思いま……

第190回国会 外交防衛委員会 第12号(2016/04/14、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  カンボジア、ラオス、それぞれの航空協定についてはいずれも賛成であります。  今日は、沖縄の米軍新基地建設に抗議をしていた芥川賞作家の目取真俊さんが辺野古の米軍キャンプ・シュワブの周辺で米軍基地内に拘束をされ、その後海保に逮捕された、この問題についてお聞きいたします。  まず海上保安庁にお聞きしますが、この事案の概要と経緯について、具体的な時刻も含めて示していただきたいと思います。
【次の発言】 朝の九時二十二分頃に身柄を拘束され、海保に引き渡され、逮捕したのが午後の五時二十二分ということですから、八時間に及ぶ長期間の拘束をされた上での逮捕ということに……

第190回国会 外交防衛委員会 第14号(2016/04/21、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  議題となっていますフィリピンとの社会保障協定の締結は賛成であります。  その上で、広島市で今月十日から十一日に開かれたG7外相会談についてお聞きいたします。  会合は、被爆地広島で開かれたことから、核兵器の廃絶に向けて、唯一の戦争被爆国である議長国の日本政府がどのような取組を行って、どのような成果を上げるか、内外から注目をされました。  まず、この核兵器廃絶に関して、会合に臨んだ日本政府の取組及びその成果について外務大臣から伺いたいと思います。
【次の発言】 核兵器国も含むG7の外相が広島で会議を持ち、そして私も子供のときから何度も行きましたが、この……

第190回国会 外交防衛委員会 第15号(2016/04/28、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  熊本、大分の地震の被災地におきまして、今も警察や消防、自衛隊、自治体や国の職員、医療、介護、そしてボランティアの皆さんなど、人命救助と被災者の支援のために奮闘されております。心から敬意を表したいと思うんですね。  そこで、この自衛隊の震災救援活動での物資の輸送についてお聞きをいたします。  かなり回復したものの、交通の寸断や道路の大渋滞等の下で被災地では食料や水などが不足し孤立する集落も生まれました。その中で空輸というのは非常に大事な役割を果たしているわけですが、この間の自衛隊の震災救援物資の輸送の取組状況について空輸を中心にまず答弁いただきたいと思……

第190回国会 外交防衛委員会 第16号(2016/05/10、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  イラン、オマーンとの投資協定に関して質問をいたします。  投資協定は、日本の多国籍企業が海外で最大級の収益を上げるための投資促進を目的に締結をされるものであります。安倍内閣は経済政策の柱として大企業優先の成長戦略を進めてきましたが、日本再興戦略は、積極的に世界市場への展開を図っていくためとして、経済連携協定や租税条約と並んでこの投資協定の締結拡大に取り組むことを明示をしております。  その下で、岸田大臣の今国会の外交演説では、日本外交の三本柱の一つに日本経済の成長を後押しする経済外交が強調されました。対イラン外交はその典型とも言えるわけで、先ほどもあ……

第190回国会 外交防衛委員会 第17号(2016/05/12、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日本・イラン受刑者移送条約についてまずお聞きいたします。  日本は、六十四か国が締結をしている受刑者移送条約、今もありましたCE条約に加盟をしておりまして、未加盟国と個別に受刑者移送条約を結んでおります。CE条約には、イスラム教国はアゼルバイジャンとトルコしかありません。アゼルバイジャンは旧ソ連ですね、トルコは世俗主義でありますから、本条約で初めて日本はイスラム国家と受刑者移送を行うことになるわけですね。  例えば双罰制というものがあります。今も議論になりましたが、イスラム国家では、国によって様々ですけれども、イスラム刑法の下で例えば日本にない刑罰、……

第190回国会 外交防衛委員会 第18号(2016/05/19、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  米軍基地と米軍機の訓練の問題についてお聞きをいたします。  ゴールデンウイーク中などに横浜港の米軍施設横浜ノースドックとその周辺で、米軍横田基地のヘリコプターが日本側へ通知せずに特殊訓練をしていたということを十六日付けの朝日新聞が報道をいたしました。これによりますと、連休中の四月の二十九日午前十一時前、灰色のヘリが横浜港上空を何度か旋回した後、ノースドック上でホバリングし、特殊器具で機内の兵士を地上へつり下ろした、ヘリはその後、埠頭にある風力発電ハマウィングの風車の上部より低空で旋回飛行してからノースドックに戻り、地上の兵士を機内につり上げたと、こう……

第190回国会 外交防衛委員会 第19号(2016/05/24、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  沖縄で女性が遺体で発見をされ、そして米軍属が逮捕された事件、改めて心からの怒り、そして御家族へのお悔やみを申し上げたいと思います。  先週金曜日の拉致特で岸田大臣に、これは基地あるがゆえの事件であり、地位協定の抜本改定、そして基地撤去こそが最大の再発防止策だということを申し上げました。改めてそのことを申し上げておきたいと思います。  その上で、ドイツ、チリ、インドとの租税条約でありますが、租税条約は、二重課税の回避及び脱税、租税回避行為の防止のためとして、二〇〇三年の日米租税条約以降、各国と結ばれてまいりました。一方、今国際的に大きな問題になっている……

第190回国会 決算委員会 第7号(2016/04/20、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まずは、九州地方の地震で亡くなられた方、また被災をされた皆さんに心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。  日本共産党としても、現在、救援とそして支援に全力を挙げておりますが、土曜日の日には官邸へ行きまして政府に申入れを行いました。救援、救命、そして被災者支援、さらには被害の拡大防止には万全を期していただきたいということであります。  同時に、この申入れでは、唯一今稼働している川内原発への不安の声があるという中で、この地震の拡大の予測が付かない、さらには新幹線や高速道路が止まっている中で万一の際の避難に支障がある、さらには電力需要から見ても動かし続け……

第190回国会 財政金融委員会 第7号(2016/03/24、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  法人税改革を中心に質問をいたします。  安倍政権の法人税改革は、前回、二〇一五年税制改革から始まりましたけれども、最大の目玉は法人実効税率の引下げで、二年目の今回の税制改正で目標としていた二〇%台となる二九・七四%を前倒しで実行することとなります。  経団連は、二〇一一年の税制改革からアジア近隣諸国並みの引下げを要求し、現在二五%を要求をしております。安倍政権の法人税改革もこの要求に沿ったものとなっております。  政府は、この実効税率の引下げとともに、その財源の確保策として、課税ベースの拡大を進めるとしてきました。この課税ベースの拡大をよしとしないの……

第190回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号(2016/01/27、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  本法案によって、選挙権を有しているにもかかわらず、選挙人名簿に記載されないために選挙権を行使できなかった有権者が新たに行使できるようになると。憲法上の権利である選挙権を行使できるよう投票権を保障するものであり、賛成であります。  そこで、なぜこのような、選挙権がありながら投票をできないという事態が生まれているのかと。衆議院の質疑で我が党の議員が指摘していましたように、公職選挙法では、地方の場合は三か月の居住要件がありますが、一方、国政選挙ではこの要件は規定をされていない。にもかかわらず、選挙人名簿を住民登録に連動させて国政選挙と地方選挙を同一の名簿に……

第190回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号(2016/04/01、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  議会制民主主義にとって、国民の選挙権を保障することは根幹を成すものであります。公選法の第一条では、「この法律は、日本国憲法の精神に則り、衆議院議員、参議院議員並びに地方公共団体の議会の議員及び長を公選する選挙制度を確立し、その選挙が選挙人の自由に表明せる意思によつて公明且つ適正に行われることを確保し、もつて民主政治の健全な発達を期することを目的とする。」と、こうしているわけであります。  憲法とこの公選法を踏まえて、選挙における投票機会の保障の意義について、まず大臣から伺いたいと思います。
【次の発言】 投票機会の確保は極めて重要だということでありま……

第190回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号(2016/05/18、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  法案は、アダムズ方式に基づき自動的に定数配分と区割りを行う仕組みを盛り込んでおります。結局は、現行制度の根本問題には手を着けずに、小選挙区制を温存をすることになります。小選挙区の下で、現行でも少なくない有権者が行政区の単位や地域社会を分断をする、そういう線引きが押し付けられておりまして、今後も選挙のたびに不自然な選挙区変更を押し付けられることになります。  法案は、その上で定数削減を盛り込みました。調査会の答申は、現行の衆議院の定数は、国際比較や過去の経緯からすると多いとは言えず、これを削減する積極的な理由や理論的根拠は見出し難いとまで述べました。そ……

第190回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号(2016/05/20、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日中外相会談の中での北朝鮮問題等、通告をしてございますが、最初に、沖縄県で発生をした、またも発生した許し難い事件について聞かなければなりません。  うるま市で行方不明になっていた二十歳の女性が、どうか無事であってほしいという思いもむなしく、遺体で発見されるという最悪の事態となりました。元米海兵隊員で、現在は米軍属の男性が昨日、遺体遺棄容疑で逮捕されております。  今日の昼のNHKのニュースを見ておりますと、男は首を絞めたほか、ナイフで刺したと供述していると報道しておりました。女性がどれだけ苦しんで、絶望する中で命を奪われたのか、御家族の思いはいかばか……

第190回国会 予算委員会 第17号(2016/03/18、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  積極的平和主義の名の下に安保法制、我々は戦争法と呼んでおりますが、強行されまして、そして今月二十九日にも施行されようとしております。  総理、この安保法制の審議の際の地方公聴会に公述人として参加をされた日本学術会議の広渡清吾前会長はこう言いました。安倍内閣の積極的平和主義は軍事を社会の中心に置くという考え方に限りなく近づいていますと述べられました。総理、受け止めはいかがでしょうか。
【次の発言】 認識は間違っているとおっしゃいました。しかし、実際には、今様々な分野で軍事の拡大が進んでおります。来年度予算は史上最高五兆円を超えました。国是であった武器の……


24期(2016/07/10〜)

第191回国会 外交防衛委員会 閉会後第1号(2016/09/14、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  北朝鮮の五度目の核実験は、同国の核・ミサイル開発の放棄を求めた累次の国連決議、そして六か国協議の共同声明、日朝平壌宣言、いずれにも違反する暴挙でありまして、世界の平和と安定にとって重大な脅威であり、厳しく抗議をするものであります。  しかも、今、核兵器の禁止条約を求める国際的な流れが大きく広がって、被爆者の皆さんが、命ある間に核のない世界をということで初めて国際署名を呼びかけられて取り組まれているというこういう状況にある、その中での核実験でありまして、被爆国としても許すことができない暴挙であると考えます。  そこで、まず防衛大臣にお聞きいたしますが、……

第192回国会 外交防衛委員会 第2号(2016/10/20、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  南スーダンのPKOについて聞きます。  政府は来週にも派遣の五か月延長を決め、さらに、今後十一月から派遣をする部隊に対して、安保法制、戦争法に基づく駆け付け警護や宿営地の共同防衛などの新任務を付与しようとしております。  南スーダンはもう事実上の内戦状態になっていて、自衛隊が紛争の当事者となって初めて外国の人を殺害し、また自衛隊員の戦死者が出るのではないか、国民の不安や懸念、何よりも自衛隊員の家族からの不安の声が上がっております。ところが、政府からは、こういう危険な実態を小さく見せるような言葉ばかりが出ているんですね。  まず、防衛大臣にお聞きします……

第192回国会 外交防衛委員会 第3号(2016/10/25、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  パリ協定承認案の国会提出、大幅に遅れまして、COP22で開かれるパリ協定第一回締約国会議に締約国としての参加はできなくなっております。  今、プレCOPのお話もありましたけれども、協定ではこの第一回の締約国会議で採択することになっている規定というのはどういうふうに定められているのか、具体的に示していただきたいと思います。
【次の発言】 ですから、協定上非常に重要なのがこの第一回会合なわけですね。日本はこれにオブザーバー参加はできるけれども議決権はないと。先ほどプレCOPの話もあって、一方で早くやって説得力を持って国際社会に貢献しなくちゃいけないと言い……

第192回国会 外交防衛委員会 第4号(2016/10/27、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  パリ協定には賛成でありますけれども、政府が批准を後回しにしてきたことで第一回の締約国会議に締約国として参加できない事態になったことは問題だということを改めて指摘をしたいと思います。  日本が国際的に積極的な役割を果たすためには、不十分な二〇三〇年の削減目標を引き上げること、原発と石炭火力発電所に大きく依存するエネルギー基本計画を見直すこと、そして脱炭素化に逆行する石炭火力発電の新増設は中止すること、このことを強く求めておきたいと思います。  その上で、私からも、現在国連総会第一委員会で議題になっております、明日にも採択されるとも言われております核兵器……

第192回国会 外交防衛委員会 第5号(2016/11/22、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  南スーダンPKOについて、稲田防衛大臣にお聞きいたします。  第十一次要員が駆け付け警護などの新任務を付与されて現地に到着をいたしました。政府は、新任務付与に関する基本的考え方の中で、南スーダンPKOが参加五原則を満たしているのか、PKO法上の武力紛争が発生しているかどうかはマシャール派が武力紛争の当事者であるかどうかが判断材料だとして、同派は系統立った組織性を有しているとは言えないこと、同派により支配が確立されるに至った領域があるとは言えないこと、南スーダン政府と反政府派双方とも事案の平和的解決を求める意思を有していること、この三つを挙げました。 ……

第192回国会 外交防衛委員会 第6号(2016/11/24、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  防衛省職員の給与法の改定は、本年八月の人事院勧告に沿って一般職と同様の引上げを行うものであります。国家公務員全体の給与引上げの一環であり、賛成であります。  その上で、前回に続いて南スーダンPKOについてお聞きします。  先ほどの防衛大臣の答弁でも、また政府の基本的考え方でも、活動継続の判断として、PKO参加五原則と、そして要員の安全を確保した上で意義のある活動が行えるかどうかだと言われております。  そこで、この安全確保に関して今日はお聞きしますが、政府はジュバは平穏だと強調して、安倍総理は予算委員会で、治安情勢について国連と認識は同じだと答弁をさ……

第192回国会 外交防衛委員会 第7号(2016/12/08、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  安全保障技術研究推進制度についてお聞きいたします。  大学や研究機関、企業に研究資金を提供する防衛省独自の初めての競争的資金でありますが、二〇一五年度に三億円の予算で発足をし、今年度は六億円、来年度の概算要求では一気に十八倍増の百十億円になっております。  今日は、先ほどありましたように、十二月八日、太平洋戦争が始まった日でありますが、日本の研究者は、侵略戦争に加担をしたその痛苦の経験から、戦後、日本学術会議として二回、戦争を目的とする科学の研究は行わないという声明を出しました。  今、この制度をめぐっていろんな大学や学術会議でも議論をされております……

第192回国会 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第7号(2016/11/21、24期、日本共産党)

○井上哲士君 今日は四人の公述人の皆さん、ありがとうございます。日本共産党の井上哲士です。  参議院のTPP特としては、三日間の審議を経まして、今日初めて国民の皆さんから直接お話を聞く第一回目の地方公聴会ということになりました。先ほど、原中公述人、岡野公述人からは徹底審議を求めるという御意見がございました。  そこで、国会の審議に求めることについてまずお聞きをしたいんですが、世論調査を見ましても、よく分からないというのが国民の多くの声だと思いますし、今国会で急ぐ必要はないというのも世論調査でも多数という事態になっています。そういう中で、アメリカではトランプ氏が当選をして離脱を表明をしていると、……

第192回国会 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第15号(2016/12/09、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  両案について、徹底審議の上、廃案をするよう主張してまいりました。議論すればするほど問題点が明らかになり、審議は全く尽くされておりません。条約については、衆議院の議決後三十日に当たる今夜零時で成立をするという下で意思表示が行われますが、一方、関連法案には自然成立はないわけでありますから、両案を一体で採決をすることには反対であります。  そこで、アメリカでトランプ氏が次期大統領に当選をして、事態は大きく変わりました。就任初日で離脱を表明をした。TPP承認、発効の見通しはなくなりました。その下で、この条約の承認をなぜ国会が行わなければならないのか。我々は会……

第192回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号(2016/11/25、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  この間、選挙権年齢が十八歳に引き下げられまして、七十年ぶりに有権者数が大きく増やすことになりました。より多くの民意を国会、議会に反映させるという点で重要な前進でありましたけれども、これを生かす上でも、投票機会の保障が不可欠であります。今年の通常国会でも投票環境の向上ということで幾つもの改正が行われて、今年の参議院選挙で施行されたものもあります。  国民が主権者として政治に参加する機会の保障は憲法に定められたものでありますし、それをこの精神にのっとって、選挙が選挙人の自由に表明せる意思によって公明かつ適正に行われることを確保し、もって民主政治の健全な発……

第193回国会 外交防衛委員会 閉会後第1号(2017/08/10、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、オスプレイの問題でお聞きします。  沖縄普天間基地所属のMV22オスプレイが五日、豪州東海岸で揚陸艦への着艦訓練に失敗をして墜落をし、三人の方が亡くなるという事故が起きました。米軍は、今回の事故を最も深刻なクラスAと分類をしております。そして、この普天間基地所属のオスプレイの事故は、昨年十二月に名護市安部に墜落したばかりでありまして、連続する極めて異常な事態であります。  一方、八日の会見で菅官房長官は、六日に防衛省から米側に、運用上必要なものを除いて国内における飛行を自粛するよう申し入れたと述べておられます。米軍は当然必要だからやっているんだ……

第193回国会 外交防衛委員会 第2号(2017/02/09、24期、日本共産党)

○井上哲士君 共産党の井上哲士です。  今日は、参考人の皆さん、本当に貴重な御意見ありがとうございます。  酒井参考人に二点、まずお伺いいたします。  今のトランプ政権の中東政策がむしろテロの土壌を拡大しているという趣旨のお話があったと思うんですが、その一つに大使館のエルサレム移転のお話がありました。これがどういう中東にとって意味を持つのか、もう少し詳しくお話しいただけないかというのが一点です。  それから、世界的には、国連事務総長やまたEU諸国も含めて、いわゆる入国拒否問題などに様々なコメントを出している、批判のコメントを出したわけですが、安倍総理は、これは内政問題だということで特段コメント……

第193回国会 外交防衛委員会 閉会後第2号(2017/08/30、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  北朝鮮が、国際社会が強く自制を求めている中で弾道ミサイルを発射を強行いたしました。世界と地域の平和と安定にとって重大な脅威でありますし、累次の国連安保理決議などに違反する暴挙だと言わなければなりません。今回、通告なしに日本を越えて太平洋上に落下をさせた、この点でも極めて危険な行為であります。そして、この間、米国を含む国際社会が対話による解決を模索をしていた、それに逆行するものとしても重大であります。日本共産党は、この北朝鮮に対して厳しく糾弾し、抗議をするものであります。  その上で、まず防衛大臣にお聞きいたしますが、この間、米朝両国がお互いの真意、相……

第193回国会 外交防衛委員会 閉会後第3号(2017/09/05、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  北朝鮮による六回目の核実験が行われました。連続する弾道ミサイル発射とともに、世界と地域の平和と安定にとって極めて重大な脅威であり、累次の国連安保理決議、六か国協議の共同声明、そして日朝平壌宣言に違反する暴挙であります。  同時に、国際社会が対話による解決を追求している下でそれに逆行する行為であり、核兵器禁止条約の採択など核兵器のない世界を求める世界の大勢に逆らうものでありまして、日本共産党は強い憤りを持ってこの暴挙を糾弾し、抗議をするものであります。  今日は、先週に続いての閉中審査、三回目ということになりました。極めて異例な事態が起きているわけであ……

第193回国会 外交防衛委員会 第4号(2017/03/09、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  南スーダンPKOについて聞きます。  この間、廃棄済みとされていた現地の陸自派遣部隊からの日報が統幕にあったとして開示をされまして、現地からの生々しい戦闘の報告が、国会答弁や派遣部隊家族への説明では衝突と言い換えられていることも明らかになりました。政府が派遣継続ありきという立場を取っている下で何が起きているのか。  まず、外務大臣にお聞きいたします。  昨年の十一月に、南スーダンに関する国連専門家パネルは中間報告を出して、南スーダンにおける治安状況、継続中の大規模な人権侵害の一層の不安定化を防止するためにとして、南スーダンへの武器、弾薬、軍事車両など……

第193回国会 外交防衛委員会 第6号(2017/03/21、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  本法案は、駐留米軍再編特措法の期間を十年間延長して、沖縄の辺野古の新基地を始め、民意を無視して基地強化を押し付けるものであります。この間の日報隠蔽問題など、稲田大臣にこういう法案を提案する資格があるのか、またその答弁が信頼できるのか、そういう下できちんとした法案審議ができるのか、そのこと自体が私は問われていると思います。  そこで、まず南スーダンのPKOの問題についてお聞きいたします。  私、九日の当委員会で、南スーダンが民族浄化のリスクもある内戦状態であり、PKO参加五原則は崩壊している、そして撤退を求めました。政府は、その日の夕方のNSCで南スー……

第193回国会 外交防衛委員会 第7号(2017/03/22、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日も、稲田大臣の大臣適格性について様々議論が行われております。個人の信条と公職は別なんだと、裁判官も宗教的信条があっても法に基づいて判決を下すというお話もありました。私もそのとおりだと思うんですね。  ただ、私、昨日紹介をした大臣の講演というのは、裁判官の中に憲法が正しいと信じている、こういう人がいると、そう言った後に、そういう裁判官がやっぱりおかしな判決を書くと、ここまで言っているんですよ。これ、憲法解釈じゃありません。憲法を正しいと思っている裁判官がおかしな判決を書くと。これは私は、憲法尊重擁護義務を持つ国会議員の発言としても問われますし、まし……

第193回国会 外交防衛委員会 第8号(2017/03/23、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私からも、南スーダンの日報隠蔽問題でお聞きいたします。  陸自で廃棄をされたとされていた日報のデータが実は陸自にあって、つじつまを合わせるために、隠蔽した上、統幕の幹部の指示で廃棄をされたと、こういう報道が続いております。  昨日の夜のNHKでは、防衛省幹部によるものとして、陸上自衛隊で日報が見付かったのは今年一月中旬で、これを受けて陸上自衛隊の複数の部署が事実を公表しようと説明用の資料を準備した、しかし、統合幕僚監部の背広組と言われる防衛官僚から公表しない方針が伝えられ、陸上自衛隊の複数の部署が関連資料を廃棄していたことが分かったと報道をされており……

第193回国会 外交防衛委員会 第9号(2017/03/30、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  在外公館法は必要な措置でありまして、賛成です。  私からも、核兵器禁止条約のことでお尋ねをいたします。  二十七日から国連の核兵器禁止条約の交渉会議が始まりました。被爆者を始め多くの声が国際政治を動かしたと思います。我が党、日本共産党からは志位委員長が核軍縮・不拡散議員連盟の一員としてこの会議に参加をしておりまして、昨日、会議での発言の機会を得ました。日本政府がこの議場にいないのは残念だが、被爆者と日本国民の大多数はこの条約を強く支持していると述べて、この条約が締結されれば、市民社会の組織が力を合わせ、核兵器に依存する国に対して、政策を変え核廃絶に取……

第193回国会 外交防衛委員会 第11号(2017/04/06、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、昨日の北朝鮮のミサイル発射について、これは核兵器の開発と結び付いた軍事行動にほかならず、国連安保理決議、六か国協議の共同声明、日朝平壌宣言に反し、国際の平和と安定に脅威を及ぼす暴挙であって、強く抗議し、糾弾をいたします。  その上で、ACSAの問題ですが、この三つのACSAは、安保法制により自衛隊が海外で他国軍に行う後方支援が大幅に拡充をされたことに伴うものであります。日米ACSAの改定によって、従来は武力攻撃事態等における活動のみに可能とされていた弾薬の提供が全ての事態で可能となります。さらに、協定の適用対象を多数国間訓練、国際連携平和安全活……

第193回国会 外交防衛委員会 第12号(2017/04/13、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  総理は、本会議での私の質問に、国際法上違法な武力行使を行う国に対し、ACSAの下での物品、役務の提供を含めて協力を行うことはあり得ないと答弁をされました。しかし、今回の米国によるシリア空爆への日本政府の対応を見ておりますと、この答弁は甚だ疑問であります。  化学兵器の使用は、誰によるものであれ、人道と国際法に反する重大で許されない残虐行為であります。だからこそ、真相解明を行って、使用した者に厳しい対処を行って、二度と使われないようにするための国際社会が国連を中心に一致協力することが必要です。  アメリカ自身も、英仏とともに提示した安保理の決議案の中で……

第193回国会 外交防衛委員会 第14号(2017/04/20、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  WTOに関連して聞きます。  WTOの知的所有権の貿易関連の側面に関する協定、いわゆるTRIPS協定によって、医薬品の分野でも知的財産権が保護をされてきました。これに対して、巨大製薬企業を中心に保護強化を求める激しいロビー活動が行われてきました。米国での牽引車は、新薬開発系の製薬会社とその連合体である米国研究製薬工業協会であります。その事実上代弁者となった米国政府は、全てのFTA、EPAで、高いレベルの自由化の旗の下に従来の協定以上の水準の、いわゆるTRIPSプラスと言われる保護制度の導入を求めてきました。その下で、TPP協定にもデータ保護期間や特許……

第193回国会 外交防衛委員会 第15号(2017/04/25、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  安倍政権が二〇一四年四月の一日に武器輸出三原則を撤廃をして防衛装備移転三原則を決定し、武器輸出の禁止から推進の道に踏み出して三年が経過をいたしました。  まず、防衛大臣にお聞きしますが、この新三原則を決定以降、重要案件としてNSCの決定を経て移転をされたもの、その相手国を挙げていただきたいと思います。
【次の発言】 今、六件挙げられました。この武器輸出三原則の撤廃をやめよという質問をした際に、当時の小野寺防衛大臣は、委員はまるで武器というような話をされるが、海外で復興支援のために自衛隊が持っていくブルドーザー、こういうものも武器という範囲になっちゃう……

第193回国会 外交防衛委員会 第16号(2017/05/09、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、環境に関わる二つの協定も提案をされております。ちょうど昨日から地球環境に関わってパリ協定の作業部会が開かれておりますので、この協定とトランプ米政権との対応についてお聞きをしたいと思います。  トランプ大統領は、選挙中から、パリ協定からの脱退など地球温暖化対策に非常に否定的な発言を繰り返されました。そして、実際、三月十六日には気候変動と環境予算を大幅に削減する予算案を発表し、二十八日にはオバマ前政権の地球温暖化対策を全面的に見直す大統領令に署名をしております。これによって、パリ協定で米国が掲げた目標の達成は極めて困難になりますし、世界第二位の温……

第193回国会 外交防衛委員会 第17号(2017/05/11、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、北朝鮮問題についてお聞きいたします。  北朝鮮の核・ミサイル開発は、安保理決議、日朝平壌宣言などに違反するものであり、許されるものではありません。国際社会が一致した圧力と対話でこそ、政治的、平和的な解決を図ることが必要であります。  一方、アメリカは、この間、あらゆる選択肢を強調して、先制攻撃も辞さないという姿勢を示しております。しかしながら、この先制攻撃は韓国や日本も巻き込んで重大な事態を起こします。  四月の二十六日にアメリカの下院軍事委員会の公聴会でハリス太平洋軍の司令官が証言をしておりますが、議員から北朝鮮に対してどんな種類の先制攻撃オ……

第193回国会 外交防衛委員会 第18号(2017/05/16、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  租税条約に関わってこの間大きな問題となってきたのが、今もありました課税逃れ、租税回避による二重非課税の問題であります。OECDはBEPSプロジェクトを立ち上げて多国籍企業による租税回避への対策に取り組んで、二〇一五年十月に最終報告書が出され、十一月のG20サミットで了承された、先ほどあったとおりであります。  まず、財務省にお聞きいたしますが、この租税回避に利用されてきた一つが、外国法人が日本国内で事業を行っていても、恒久的施設、PEがなければ課税されないというこれまでのルールであります。PEなければ課税なしというものでありますが、これが租税回避に悪……

第193回国会 外交防衛委員会 第19号(2017/05/18、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  十五日に沖縄が復帰をして四十五周年となりました。世界中で米軍基地がこれほどの密度で集中している地域は沖縄だけであります。加えて、安倍政権の対米追従の姿勢の下で、今米軍の横暴さが増して、基地に関わる事件、事故が絶えないという事態であります。  四月以来大きな問題になっているのが、前回も議論になりましたけれども、嘉手納基地での米軍のパラシュート降下訓練です。四月の二十四日に続き、五月の十日にも行われました。  これ、一九九六年のSACO合意で伊江島にパラシュート訓練は移転をしたわけであります。私たちは、これは基地のたらい回しだと反対をしたわけでありますが……

第193回国会 外交防衛委員会 第20号(2017/05/23、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  三月の当委員会で、日本学術会議が軍事研究に関する新たな声明案を採択したことを示して質問をいたしました。同会議が過去二度にわたり出した軍事目的のための科学研究は行わないという声明を継承するというものでありまして、その後声明案は幹事会で決定をされました。これを受けて、防衛省の安全保障技術研究推進制度については応募をしないというこういう議論が今各地で行われております。  そこで、この制度についてお聞きいたしますが、今年度予算で昨年度の六億円から百十億円に大幅に増加いたしました。昨年までの小規模研究課題に加えて、大規模研究課題への資金制度がつくられたことによ……

第193回国会 外交防衛委員会 第21号(2017/05/25、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私からも、通告した質問の前に、河野統幕長の発言について質問をいたします。  総理の改憲発言について、自衛隊員として申し上げるならば非常に有り難いと発言をしたわけであります。憲法九十九条は一人一人の公務員に憲法尊重擁護義務を課しておりますし、自衛隊員の服務の宣誓でも憲法遵守が明記をされております。統幕長発言なら駄目だが一自衛隊員ならいいという話ではないわけですね。  しかも、ましてや、今回の発言は制服のトップとしてその会見をやっていたその場で、時の政権、そして政権党のトップが言っていることを支持をする会見発言をしたと、これは文民統制にも私は反すると思い……

第193回国会 外交防衛委員会 第22号(2017/05/30、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、四人の参考人の方、本当に貴重な御意見いただきまして、ありがとうございます。  まず、川崎参考人にお聞きいたします。  核兵器禁止条約の制定でNGOとして国際的に奮闘をされてこられたお話がありました。今度の草案にヒバクシャと書き込まれたということは、被爆者や日本の世論や運動の果たしている役割の大きさ、期待の大きさを示したと思うんですが、一方で、日本政府がこの条約交渉をボイコットし、さらにこのインドとの原子力協定を結ぶということになります。  そうしますと、この協定の締結によって被爆国日本がインドの核保有を事実上容認をし、インドの核保有国としての……

第193回国会 外交防衛委員会 第23号(2017/06/01、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  インドとの原子力協定は、日本が結ぶ十四番目の二国間協定であります。しかし、インドとの協定は、日本がこれまで協定を締結したどの国との協力にもなかった極めて重大な問題があります。今日も指摘されてきましたように、世界の核不拡散に反してNPTに加盟せずに核開発を行った核兵器国への協力を行うものであり、世界の核廃絶に真っ向から反すると言わなければなりません。NPTの下で原子力の平和利用の推進という従来の日本政府の立場とも全く整合しないと思います。  では、インドにとってはどうか。インドは九か国と二国間原子力協定を締結しておりますが、日本との協定はその他の国とは……

第193回国会 外交防衛委員会 第24号(2017/06/06、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  前回の質疑で、インドはNPT未加盟国であり、六条の核軍縮義務を負っていないということを確認をいたしました。一方、NSGでインドへの原子力関連資機材の移転を例外的に認めたことについて、インドを国際的な不拡散体制の中に取り込み、原子力の平和利用に責任ある行動を取らせるものだ、こう繰り返し答弁がありました。  お聞きしますけれども、このNSGの例外化措置以降、インドが保有する核弾頭の数は減ったんでしょうか。
【次の発言】 よくそんな無責任なこと言いますよね。幾らでも報告出ているじゃないですか。ストックホルムの平和研究所の報告、御存じないですか。

第193回国会 外交防衛委員会 第25号(2017/06/08、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私からもイスラエルについて、入植地問題について、まず伺います。  イスラエルは昨年以降、入植地拡大する動きを見せております。これ、二十年以上、新規の入植地は建設されてこなかったと言われておりますが、そのイスラエルが再びこの国際法違反の入植地拡大の方向に転じたことは、国際的にも物議を醸しておりますし、強い懸念を生じております。  まず、昨年から現在までのこのイスラエルによる入植地拡大をめぐる経緯について、外務省が把握していることについてお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 この中で、国連の安保理は、昨年の十二月に、イスラエルによる国際法違反の入……

第193回国会 外交防衛委員会 第27号(2017/06/15、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  スロバキア、チェコとの社会保障協定については賛成であります。  そこで、今日はアメリカのパリ協定離脱の問題についてまずお聞きいたします。  温室効果ガスの排出量が世界第二位のアメリカの離脱は、地球全体の温暖化対策にとっても大変大きな後退につながる重大問題であります。米国内からも、そして世界からも厳しい批判の声が上がっているわけであります。  トランプ大統領は、今月一日の演説で、離脱宣言とともに再交渉を行う考えも示して、その演説後にドイツ、フランス、カナダ、英国の首脳に電話で方針を伝えたとされておりますが、安倍総理には電話はあったんでしょうか。

第193回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号(2017/05/10、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  ただいま提案者から趣旨説明が述べられました。阪神・淡路大震災の被災自治体において選挙期日と任期を延期し、その後、任期満了日を六月十日としたまま選挙だけは統一地方選挙に復帰をした結果、投票日と任期開始日に二か月のずれが生じた、これを解消したいという兵庫県の自治体の議会の皆さんからの要望は承知をしております。そして私たちも、選挙と任期は接近しているのが常識であって、投票日と任期開始日にずれが生じていることは問題だと考えております。  このずれの解消には、統一地方選挙から離脱をして選挙期日を任期開始日に近づけるか、ないしは統一地方選挙のまま任期の短縮という……

第193回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号(2017/06/09、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  公職選挙法一部改正案、いわゆる地方選挙ビラ解禁法案について質問いたします。  国民が主権者として政治に参加する機会の保障は憲法に定められたものであって、選挙制度は、国政であれ地方政治であれ、日本の民主主義の土台を成すものであります。この法案で地方選挙のビラが解禁をされ、有権者が地方選挙候補者の政策を知る機会を拡充させる、これは大変重要であり、賛成であります。  そこで、まず提案者にお聞きいたしますが、今回の法案で地方選挙のビラが解禁をされることの意義をどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 大変大きな意義がある、とりわけ参政権の行使にとって重要だ……

第193回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号(2017/03/21、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  モザンビーク共和国のフィリッペ・ニュシ大統領が先週訪問されまして、同国と日本の共同声明が発表されました。この中で、モザンビーク政府が日本、ブラジルの支援を受けて大規模農業を導入する熱帯サバンナ農業開発事業、プロサバンナについて協力を確認をしております。この事業についてお聞きいたします。  まず、外務大臣にこのODAの基本方針について伺います。  二〇〇三年のODA大綱では、基本方針の三つ目に公平性の確保が掲げられております。「ODAの実施が開発途上国の環境や社会面に与える影響などに十分注意を払い、公平性の確保を図る。」としております。ところが、二〇一……

第193回国会 予算委員会 第7号(2017/03/06、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  質問に先立ち、北朝鮮が今朝、日本海に向かって弾道ミサイルを発射したことを厳しく抗議をいたします。  その上で、南スーダンPKOについて聞きます。  まず、陸上自衛隊の派遣部隊からの日報の問題です。昨年の七月に南スーダンの首都ジュバで激しい戦闘が起きました。そのときの日報に対する情報公開請求に対して、当初、廃棄済み、不開示とされましたけれども、その後、統合幕僚監部に全て保存されていることが明らかになりました。(資料提示)  これまでの質疑をまとめますと、日報は南スーダンの派遣部隊が作成をして、それを陸自の指揮システムというところにアップロードする形にな……

第195回国会 外交防衛委員会 第2号(2017/12/05、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  質問に入る前に、私からも、先ほどの佐藤外務副大臣の挨拶について言いたいと思います。  外務省職員も命懸けでやっているというふうに言われましたけど、そういう一般論ではないんですね。そうであるならば、政治家として自分の言葉で言えばいいんです。それをわざわざ実力組織である自衛隊の服務規定をそのまま引用して言うと。私は、戦前の教訓から文民条項を持った憲法の精神からいっても極めて不適切だと思います。そのことを最初に申し上げておきたいと思います。  その上で、外務大臣に核兵器禁止条約についてお聞きいたします。  七月七日に国連で採択をされました。私は広島で育った……

第195回国会 外交防衛委員会 第3号(2017/12/07、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  給与法の改正案は、人事院勧告に沿った国家公務員全体の給与引上げの一環であり、賛成であります。  最初に少し時間をいただきましたので、私からも佐藤外務副大臣の一昨日の発言の問題について質問いたします。  先ほど来、服務の宣誓ではなくて基本的姿勢を述べたものだから問題がないんだと、こういうお話がありました。  しかし、公務員は様々な宣誓を行います。国家公務員、地方公務員、警察官、消防職員、あります。いずれも任命者に対して宣誓するものでありまして、防衛省の政務三役もこのような宣誓は行っておりません。そして、外務省の職員は、海外でそれこそ様々な任務に当たりま……

第196回国会 外交防衛委員会 第3号(2018/03/20、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  最初に、大問題になっている森友関係の公文書の改ざんについて両大臣から認識をお聞きしたいと通告をしておりましたが、午前中の衆議院の安保委員会でも、先ほどの議論でも、同じ答弁が行われました。もう時間もありませんのであえて質問いたしませんが、私は、これはもう行政府が国政調査権を持つ立法府を欺いたという民主主義の根幹に関わる問題だという認識がどうも弱いのではないかと、内閣総辞職に値するものだと、こういう認識に立つべきだということを強く指摘しておきたいと思います。  その上で、北朝鮮の核・ミサイル問題について、国際社会は、一致して圧力を掛けながら対話による解決……

第196回国会 外交防衛委員会 第4号(2018/03/23、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  この間、米軍機の墜落や部品落下事故が相次いでおることは重大でありますが、それだけではなくて、海上でも米軍艦船の事故が連続をしております。  お手元に資料を配っておりますけれども、座礁事故を起こしたアンティータム、衝突事故を起こしたフィッツジェラルド、マケイン、そのほか、接触事故や乗組員の不明事故、昨年だけで、横須賀を母港とするイージス艦十一隻中六隻が何らかの事故を起こしている、異常な事態だと言わざるを得ません。  このうち、フィッツジェラルドの事故で海上保安庁は、先日、関係者を書類送検をいたしました。事故の概要と送検の容疑について述べてください。

第196回国会 外交防衛委員会 第6号(2018/03/29、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  この在外公館の法案には、今も議論ありましたけれども、NATOに代表部を置くことが盛り込まれております。NATO自身の政策の変化やNATO間との協議もあったかと思いますが、この代表部を置く提案に至った経過について、まず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 NATOは、条約の第五条で、締約国に対する武力攻撃は全締約国への攻撃とみなすと規定をして、集団的自衛権を行使することを明記した軍事同盟であります。  二〇〇〇年の四月に採択をした新戦略概念において地域の危機だと判断すれば他国への軍事行動を行う方針も宣言をして、コソボ紛争などでは実際にNATOの……

第196回国会 外交防衛委員会 第8号(2018/04/05、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  国会に対して防衛省が、ないとしていたイラクの日報が実はあったということが二日の会見で明らかになりましたが、さらに昨日、研究本部で発見されたのは昨年三月二十七日であったという驚きの会見であります。実力組織である自衛隊が大臣や国会を欺いてきたと。軍部に強大な権限を持たせて暴走を許したあの戦前の教訓からシビリアンコントロールが生まれたわけでありますが、その根幹を揺るがす事態、深刻な事態だと言わざるを得ません。  今日の議題は防衛省設置法の改正案でありますが、三年前のこの法律の改正で、制服組が大臣を直接補佐をすると、こういう、我々は改悪と思っておりますが、行……

第196回国会 外交防衛委員会 第9号(2018/04/10、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  イラクの日報問題についてお聞きをいたします。  先週木曜日も質問いたしましたけれども、シビリアンコントロールの根底が問われているという質問をいたしますと、大臣は、シビリアンコントロールが機能しているからこそ新たに日報が発見されたんだという旨の答弁がありました。しかし、その翌日、空自でも新たに日報が発見をされました。  昨日報道されたNHKの世論調査では、文民統制が機能していたかと思うかということに対して、機能していたは五%ですよ。機能していなかったは五一%、どちらとも言えないが三三%。本当に深刻な数字だと思いますけれども、事態の重大さへの大臣の認識が……

第196回国会 外交防衛委員会 第10号(2018/04/12、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  防衛省設置法の補充質疑でありますが、防衛省の在り方そのものが問われている日報隠蔽問題について、引き続き質問をいたします。  前回の質疑で、陸自の研究本部が昨年三月二十七日にイラク日報の存在を確認をしながら、情報公開請求に基づく探索依頼に対して、その三日後の三十日に不存在と回答していたことが明らかになりました。  改めて確認をいたしますが、まず陸幕からの探索依頼は研究本部のどの部署にあったんでしょうか。
【次の発言】 私はなぜ報告しなかったかということを聞いているんじゃないんですよ。大野チームが探しているのはその問題です。私が聞いているのは、当時のこの……

第196回国会 外交防衛委員会 第11号(2018/04/17、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  アメリカ・トランプ政権は、十三日、シリア政府側が化学兵器を使用したと断定して、英仏と共にシリアへの軍事攻撃を行いました。  化学兵器の使用は、誰によるものであれ、人道と国際法に反する残虐行為であり、絶対許されません。一方、現地入りしたOPCWの調査はこれからであり、国際社会による事実の確認はまだされておりません。にもかかわらず、武力行使を認める国連安保理の決議もないままに一方的軍事攻撃を行ったことは、国際法と国連憲章を踏みにじる行為だと言わなければなりません。  先ほどの答弁で河野外務大臣は、化学兵器の使用について事実解明に期待したいと、こういうふう……

第196回国会 外交防衛委員会 第12号(2018/04/19、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  質問に入る前に、先ほど来議論になっている小西議員に対する幹部自衛官の暴言について一言申し上げたいと思います。  昨日も官房長からの説明が理事懇でありましたけれども、先ほど来の答弁では品位を傷つけたとか不快な思いをさせたということが言われておりますが、そういうことにとどまる問題ではありません。この間、イラク日報隠蔽等を通じて、このシビリアンコントロールそのものが問われているという中で起きている問題でありますから、私は、これは事実の解明、さらには、厳正な対処とともに、一体どういう性格の問題だったかということを政府としてしっかり明らかにしていただきたいし、……

第196回国会 外交防衛委員会 第14号(2018/05/15、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  条約、協定については後ほど討論で申し上げることとし、私からも、小西議員に対する統合幕僚監部所属の幹部自衛官の暴言問題について、まず質問いたします。  五月八日の最終報告は、暴言を含む不適切な発言を行ったことを認めつつ、懲戒処分には至らない訓戒処分とされました。事態の重大性に鑑みますと、こういう軽い処分でいいのかという声が広く上がっております。報告書では、言うまでもなく、国会議員は国民の代表として国会による内閣に対する監督、自衛隊に対する文民統制の機能を担う立場にあるが、幹部自衛官はもとより自衛隊員がこのような暴言を含む不適切な発言を行うことは断じてあ……

第196回国会 外交防衛委員会 第15号(2018/05/17、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、中東情勢についてお聞きします。  イラン核合意離脱、イスラエルの大使館移転、シリアへの攻撃など、トランプ政権の政策変更や軍事行動によって、今、中東の平和と安定に重大な事態が生じております。  総理も外務大臣も、連休中に中東を訪問されました。先日、十四日の参議院の予算委員会で総理は、日本はパレスチナともイスラエルとも良好な関係を持ち、イランとも歴史的に良好な関係を持っておりますから、日本独自の外交が展開できると答弁をされました。  具体的にどうするかが今問われております。まず、イラン核合意からの米国の一方的な離脱表明でありますが、その後、イスラエ……

第196回国会 外交防衛委員会 第16号(2018/05/24、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  イラク日報の問題の調査報告書について質問をいたします。  ないとされていたイラク日報が、昨年三月に陸自内で発見をされたにもかかわらず、約一年間大臣に報告がなかった。この問題について、組織的隠蔽はなくて、統幕の職員が防衛大臣からの指示を十分に履行できなかったこと、及び教訓課における事務処理が不適切であった、これが理由と結論付けております。これでは国民の疑念は晴れないんですね。  南スーダンの日報の隠蔽でも政治的動機が問われました。先ほど来、意図のあるなしはシビリアンコントロールとは関係ないという提起もありました。同時に、本当に意図がなかったのかというこ……

第196回国会 外交防衛委員会 第17号(2018/05/29、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  再生可能エネルギー外交と第五次エネルギー基本計画案についてお聞きいたします。  河野外務大臣の下で気候変動に関する有識者会合が設置をされまして、二月にエネルギーに関する提言、「気候変動対策で世界を先導する新しいエネルギー外交の推進を」が出されました。さらに、四月には気候変動に対する提言、「脱炭素国家・日本を目指し、気候変動対策を日本外交の主軸に」が出されました。積極的な内容を多く含んでおります。  まず、大臣がこの有識者会議を設置をして提言を求めた理由、またこの提言が今後どのように生かされていくのか、お答えいただきたいと思います。

第196回国会 外交防衛委員会 第18号(2018/06/05、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  TPP11は、オバマ政権が二〇〇九年に参加の意思を表明して以来、アメリカが主導して進められてきました。当時、カーク米通商代表は、我々は大志を持って、全面的にあらゆる領域で高い水準を持った二十一世紀の貿易協定という米国のゴールを達成するために非常に積極的に進んでいると、こういうふうに表明をしていたわけですね。ところが、トランプ政権が発足後、イの一番に大統領令を出して、TPPからの脱退を表明をいたしました。本会議でも指摘しましたけれども、今や現職の閣僚が公然とこのTPPを欠陥協定というふうに呼ぶに至っております。  このようなアメリカの変化、その大本には……

第196回国会 外交防衛委員会 第19号(2018/06/12、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  歴史的な米朝首脳会談が開催中であります。朝鮮半島の非核化と北東アジアの平和体制の構築へ情勢を大きく変える動きでありまして、このチャンスを生かす、そういう日本外交が求められていると思います。今後十分な時間を取った質疑が行われるように求めておきたいと思います。  まず、京都府の京丹後市の米軍経ケ岬通信所をめぐって質問いたします。  二〇一四年に建設をされ、全国で二か所目のXバンドレーダーが設置をされた米軍基地、当委員会としても、二〇一六年に委員派遣で視察をいたしました。静かで自然豊かな農村、基地建設に際して様々な不安が出されておりましたけれども、今それが……

第196回国会 外交防衛委員会 第20号(2018/06/19、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  米朝首脳会談について質問いたします。  非核化と安全の保証を米朝が相互に約束し、朝鮮半島に永続的で安定的な平和体制を構築することを宣言をした歴史的な会談となりました。他方、具体性に乏しいとか、過去の合意も覆されてきたなどの声も出されております。これは、これまでの大使や次官級ではなくて、初めて首脳が合意をしたことの歴史的な意義を私は見誤った議論だと思うんですね。  今回、過去の合意とは違って首脳同士が合意し署名をした、このことの意義について、まず外務大臣に見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 であれば、首脳同士の後戻りができない合意だと思うんですね……

第196回国会 外交防衛委員会 第21号(2018/06/28、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  モントリオール議定書の改正の承認については、地球温暖化対策のために必要なものであり、賛成であります。  まず、外務大臣にお聞きいたします。  アメリカが十九日に、反イスラエルの姿勢や人権侵害国が理事国入りしているのは問題だとして、国連の人権理事会から正式に離脱することを表明をいたしました。人権理事会は、世界の人権水準を引き上げるために加盟国の人権水準を検証し、改善に向けた勧告などを実施をしてきました。この間、連続九年、北朝鮮の人権状況決議も上げられております。  アメリカの離脱がこういう人権改善に向けた国際的活動に悪影響を与えるんじゃないかと国際NG……

第196回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号(2018/04/11、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  福島県は、福島第一原発事故による避難指示区域等において多数の住民が住民票を残したまま長期間避難することを余儀なくされているという、公選法はもちろん、ほとんど誰も予測しなかったような異例の状態になっております。改めて、原発が一たび大事故を起こせば空間的にも時間的にも社会的にも異質の被害をもたらすものであるということを痛感をしております。  このような国の避難指示による住民避難が続いている状況に鑑み、福島県議会議員の選挙区について特例措置を講じてほしいという福島県議会の要望を我が党も重く受け止めておりまして、国勢調査人口と選挙人名簿の基礎となる住民基本台……

第196回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号(2018/06/13、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  本法案の政見放送ビデオ持込みは、前回、二年前にも議論になりました。当時は全会派一致で委員長提案でということでやったわけでありますけれども、まとまらなかったと。今回は賛成会派のみの議員立法で行われようとしておりますが、選挙戦のルールに関わることはやはり全会一致でやるべきだということをまず申し上げておきたいと思います。  総務省の公選法の説明では、選挙運動の規制について、選挙の公正と候補者間の平等の確保のためとされておりますけれども、なぜこれが大事なんでしょうか。
【次の発言】 公正と候補者間の平等の確保のために様々な規制が掛けられてきましたが、その下で……

第196回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第6号(2018/07/09、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。共産党から引き続き質疑を行います。  参議院選挙制度をめぐる二〇一四年十一月二十六日の最高裁判決は、都道府県単位で各選挙区定数を設定する現行の選挙制度の仕組み自体の見直しを内容とする立法措置により違憲状態にある一票の較差の是正を求めました。  ところが、前回改正では、自民党提案の法案によって、一部合区のみで都道府県単位の仕組みが残した、そして次回選挙までに抜本改正を附則で定めたわけであります。にもかかわらず、今回の改正案では、合区も残し、基本的な制度も維持をしたままの内容でありますが、なぜこれが抜本改革と言えるんでしょうか。

第196回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第8号(2018/07/11、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  一昨日の委員会の質疑で、我が党の山下議員が、本格的議論が始まった下、議論を打ち切って自民党案を多数決で可決するのではなくて、法案審議を一旦中断をして、改めて各派代表者懇談会など各党協議で合意を図るべきだという理事会協議を求めました。委員長は、後刻理事会協議いたしますとその場で答えたわけでありますけれども、委員会終了後の理事懇ではこの問題について全く協議をすることなく、議論の整理を理由に、五法案のうち、公明、維新案のみを採決するという自民党からの提案に基づいて協議を始めました。  私、これに抗議をいたしました。しかしながら、結局、各党協議を求める野党の……

第196回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号(2018/03/22、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  インドネシアの西ジャワ州でのインドラマユ石炭火力発電所事業についてお聞きいたします。  外務省とJICAはインドネシア政府とともにこの事業をODAで推進をしておりますが、まず計画の出発から契約などの事実関係、そして現在までの経緯について説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 エンジニアリング・サービスの借款契約について、貸付けの実行状況はどうなっているでしょうか。
【次の発言】 全体十七・二七億円の契約と承知しておりますが、お手元に毎日新聞の二月二十八日付けを配付をしておりますが、この事業をめぐって現地で激しい反対運動が起きております。建設予定……

第196回国会 予算委員会 第13号(2018/03/26、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  北朝鮮の核・ミサイル問題の解決へ米朝の首脳会談が開催が表明をされました。対話による解決を主張してきた党として歓迎をいたします。そして、圧力とともに対話での解決を求めてきた国際社会も今歓迎をしております。首脳会談が危機の打開、緊張の緩和、そして非核化、平和体制の構築として実るように願っております。  同時に、日本政府は、対話否定、圧力一辺倒の態度を改めて、拉致問題も含め、対話による解決を促進するという立場に立つことを求めたいと思います。  その際に、核兵器は人類と共存できないと、この立場に確固として立つことが必要であります。日本政府は、核兵器禁止条約に……

第197回国会 外交防衛委員会 第2号(2018/11/20、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  自衛隊の饗庭野演習場での迫撃砲弾による実弾場外被害について私からもお聞きいたします。  人的被害がなかったのは奇跡のような事態でありました。十七日の地元の説明会でも、一五年の民家への実弾被害に続く重大事態であって、当時の覚書を守られていないという厳しい批判の声が上がりました。  陸上幕僚長が十五日の会見で人的ミスが有力な要因だとしました。何か個人的ミスかのようにも聞こえるわけでありますが、果たしてそうなのか。  これは第三七普通科連隊の訓練中の事件でありますが、会見では射撃係、安全管理者、観測者などが挙げられておりますが、今回の事態について直接どうい……

第197回国会 外交防衛委員会 第3号(2018/11/22、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  法案は、人事院勧告に沿った国家公務員給与引上げの一環であり、賛成であります。  前回に続いて、辺野古の新基地建設の問題についてお聞きをいたします。  沖縄県が辺野古の埋立承認撤回の理由の第一に挙げたのが、承認に当たっての留意事項に反する違反行為があることであります。留意事項では、事前に工事の実施計画と環境保全対策について協議することや、環境保全図書等を変更するには承認を得ることなどを事業者に義務付けております。  ところが、防衛局は、環境保全対策を示すことなく埋立工事に着工いたしました。そして、県は、協議の前提として護岸全体工事の実施計画の一括提出を……

第197回国会 外交防衛委員会 第4号(2018/11/27、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  核廃絶の問題で質問いたします。  国連軍縮総会の第一委員会で、核廃絶に関する一連の決議案が採択をされました。来月初めの総会での採択になります。第一委員会の最も大きな特徴は、今年も核兵器禁止条約に対して多くの国が支持、歓迎をする発言を行ったことであります。今回、初めて加盟国に核兵器禁止条約の署名、批准を訴える決議が提出、提案をされまして、百二十二か国の賛成で採択をされました。残念ながら日本は反対をいたしました。  既に核兵器国の様々な圧力の中でも、署名の国は六十九、そして批准は十九となりました。NGOの集計では、今回、討論の中で批准のプロセスを進めてい……

第197回国会 外交防衛委員会 第5号(2018/11/29、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日中社会保障協定は必要な取決めであり、賛成であります。  そこで、日中関係と新しい防衛大綱に関してお聞きいたします。  まず、外務大臣にお聞きしますが、十月の安倍総理と習近平中国国家主席との首脳会談で、日中関係は正常な軌道に戻ったということを確認をいたしました。中国は、この間、尖閣諸島周辺の東シナ海や南シナ海で力による現状変更を目指す動きは重大でありますが、これを軍事対軍事の悪循環にしてはならないと思います。その点で、総理と李克強首相との会談で、日中はパートナーであり、お互いに脅威にはならないということを確認したことは重要だと思うんですね。  このお……

第197回国会 外交防衛委員会 第6号(2018/12/04、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日欧EPA、SPAについて、昨日の本会議でも質問をいたしました。大変驚くべき答弁が続いたんですね。  まず、EPAの農業に及ぼす影響の試算の問題です。  今の質疑でも、今回の協定やその対策の基本となる数字自身が十分に出てこないと、こういう問題がありました。私が昨日指摘したのは、欧州委員会の試算と大きな乖離があるという問題であります。  欧州委員会は、今年七月に公表したファクトシートにおいて、日本とのEPAの締結によって加工食品の対日輸出が大幅に増えると、特に乳製品については二一五%、七億二千九百万ユーロ、約九百四十八億円増加するという試算を明らかにし……

第197回国会 外交防衛委員会 第7号(2018/12/06、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日欧EPA、SPAの質問に入る前に、私からも、今朝の、未明の米軍機の墜落問題、一言申し上げておきたいと思います。  空中給油機KC130とFA18戦闘機の事故だというふうに言われておりますが、二〇一六年十二月に名護の海岸にオスプレイが墜落をした、あの事件も空中給油中の事件だったんですね。その後の米軍の最終報告書によりますと、この中で、事故機は何度も失敗をしていたと、こういうことも書かれておりました。そして、FA18でいいますと、今年の十一月の十二日に那覇の沖に墜落をしたばかりなわけですね。今回の場所が訓練空域かどうかというのは先ほど明らかになりません……

第198回国会 外交防衛委員会 第3号(2019/03/12、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  自衛隊員の募集と総理の改憲発言に関して、防衛大臣にお聞きいたします。  大臣の所信で、自衛隊員の人材確保として、地方公共団体との連携を含む募集施策の推進が盛り込まれました。所信としてお聞きしたのは私初めてなんですが、なぜ今回こういうことを盛り込んだのか、また、その土台となる今の自衛隊員募集の現状についてまずお述べください。
【次の発言】 自衛隊員の採用は二〇一四年から四年連続で計画割れとお聞きしておりますが、今言われたような人口減少とか少子化などは、これ全産業に共通をするわけですね。  やはり自衛隊にとって大きな問題は、安保法制の成立だと思います。海……

第198回国会 外交防衛委員会 第4号(2019/03/19、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。ちょっと順番を変えて、私からやらせていただきます。  本会議で質問に立ちまして、五年前の特措法制定の際の防衛大臣の、財政の硬直化を招くことがないように実施するという答弁を示して、その後、特別防衛調達も含めた装備品、役務等の調達のために後年度負担の累積額が年々増加し、特措法を施行した一五年度からほぼ一兆円も増え、五兆三千六百十三億円に達しており、一九年度当初予算案の規模をも上回る異常な状態だと私は指摘をいたしました。大臣は、中期防の枠内で後年度負担も含めて計画的に予算編成を行っているところであり、引き続き財政の硬直化を招かないように適切に対応するという答弁……

第198回国会 外交防衛委員会 第5号(2019/03/22、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  辺野古の新基地問題についてお聞きをいたします。  沖縄の県民投票で七割が反対というその結果を真摯に受け止めると言いながら、全く無視した土砂の投入が続けられております。県民の怒り広がっておりますし、これはもう沖縄の問題じゃない、民主主義の問題だと。全国世論調査でも多数が反対というのが出されております。  十九日には玉城沖縄県知事が総理とも面談をされて、改めて、工事を中断し、話合いをということを求められました。  さらに、十八日に、今帰仁村で国の天然記念物であるジュゴンの死骸が発見をされました。見付かったジュゴン、これまで防衛局は三頭のジュゴンを確認し調……

第198回国会 外交防衛委員会 第6号(2019/03/27、24期、日本共産党)

○井上哲士君 私は、日本共産党を代表して、内閣提出の特定防衛調達特措法の一部を改正する法律案及び修正案のいずれにも反対の立場から討論を行います。  本法案は、自衛隊の装備品や役務などの防衛調達に関して、財政法が定める国庫負担行為の五年の年限を超えて最長十年まで認める特例を定めるものであり、二〇一五年に制定された現行法の期限を更に五年延長するものです。  反対する理由の第一は、本法案が財政民主主義に反するものであり、国会の予算審議権を著しく侵害することです。  憲法は、財政民主主義の大原則から、予算単年度主義を取っています。そこには、過去の侵略戦争で軍事費を単年度主義の例外とし、戦費調達のために……

第198回国会 外交防衛委員会 第7号(2019/03/28、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  在外公館の名称や給与法案については、妥当な改正であり賛成であります。  京都府の京丹後市経ケ岬の米軍Xバンドレーダー基地についてお聞きいたします。  二〇一六年二月に当委員会の委員派遣で視察をいたしました。市長や市議会とも懇談をして、発電機の騒音とか軍人軍属による交通事故の問題など、住民の不安の声もお聞きをいたしました。この間、私は、この騒音問題、ドクターヘリ運航の際の停波問題、休日工事の問題など、当初防衛省が地元に約束をしたことと反する事態について繰り返し質問をしてまいりました。  今問題になっているのが、軍人軍属による交通事故の報告の問題です。 ……

第198回国会 外交防衛委員会 第8号(2019/04/16、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  私もF35Aの墜落事故について質問をいたします。  いまだ見付かっておらないパイロットの捜索にまずは万全を尽くしていただきたいと思います。その状況であるとか機体の引揚げ、捜索の状況についても通告をしておりましたが、先ほど来御答弁がありましたので、それは省略をいたしまして、飛行再開の問題についてまずお聞きをいたします。  今もありましたように、世界で初めてのF35Aの墜落事故でありまして、先日委員派遣で視察をした三菱重工の小牧南工場で組み立てられた初号機ということであります。三沢基地の周辺の住民からも、そしてこの工場に隣接をした県営名古屋空港周辺や組立……

第198回国会 外交防衛委員会 第9号(2019/04/18、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  通告した質問に入る前に、今朝の産経新聞一面の「防衛省 F35Aの調達継続へ」との見出しの記事について、防衛大臣にお聞きいたします。  この中で、防衛省は重大な機体の欠陥が見つからない限り調達は継続する構えだというふうにされておりますが、逆だと思うんですね。現に墜落事故が起きているわけでありますから、原因究明と再発防止策によって機体の安全性が確認されるということが前提だと思いますけれども、いかがでしょうか。
【次の発言】 まさに現に墜落事故が起きているわけでありますから、パイロットやそして住民の安全ということを考えるときに、原因究明と再発防止策の策定が……

第198回国会 外交防衛委員会 第10号(2019/04/23、24期、日本共産党)

○井上哲士君 私は、日本共産党を代表して、防衛省設置法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  自衛官の定数の変更は、自衛隊のサイバー及び電磁波領域における体制強化等に伴うものです。情報通信システムネットワークを二十四時間体制で監視、防護するサイバー防衛隊を中心に約七十名増員するとしています。  岩屋防衛大臣は、本年一月に米国で行った講演で、サイバー能力は迅速に強化しなければならないとし、その人員整備の最終的な目標を二千人だとしつつ、そのために米国からの協力と支援に期待したいと表明しました。軍事活動のネットワークへの依存が高まる下で、米軍と一体化を深める自衛隊がサイバー能力にお……

第198回国会 外交防衛委員会 第11号(2019/04/25、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  先ほど大野議員から議員立法の提出の話がありました。安保法制の廃止法案については我が党も共同提案をしております。是非審議をお願いをしたいと思います。  その上で、日本・フランス、日本・カナダのACSAに関連してお聞きいたしますが、昨年一月の日仏2プラス2でこのACSAの内容を大筋合意をするとともに、インド太平洋地域における両国の共同訓練及び演習を全軍種で実践的かつ定期的に進めていくということが明記をされておりますが、なぜフランスと全軍種での共同訓練なんでしょうか。
【次の発言】 防衛大綱と言われましたが、元々、日米ガイドラインに多国間の軍事協力の推進強……

第198回国会 外交防衛委員会 第12号(2019/05/09、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  昨日から京都で国連の気候変動に関する政府間パネル、IPCCの第四十九回総会が始まりました。昨年十月の第四十八回総会では一・五度特別報告書が発表されて、気候変動の深刻な影響を回避するためには二度未満では不十分だと、一・五度未満を目指す必要が強調をされております。  そこで、今日はその焦点となっている火力発電所問題に関連してお聞きいたします。  この間、欧米を中心に、石炭関連企業・事業からの投資撤退、ダイベストメントが広がっております。国内でも先月、三菱UFJファイナンシャル・グループが、石炭火力発電事業への新規融資を七月から原則中止という方針を固めてお……

第198回国会 外交防衛委員会 第13号(2019/05/14、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  二つの条約については賛成であります。その上で、核兵器廃絶に関して、十日に閉幕をしたNPTの再検討会議第三回準備委員会についてお聞きいたします。  国際的には、核兵器禁止条約に署名した国が七十か国、批准した国は二十三か国となり、批准、発効への動きが進んでおります。核兵器のない世の中を、世界をという大きな動きの中でNPT再検討会議が開かれる。その第三回準備委員会でこの再検討会議に向けて勧告を出すことになっておりますが、全会一致が必要で、過去出されたことはありません。今回はサイード議長が全会一致の勧告を目指しましたけれどもまとまらずに、作業文書としての議長……

第198回国会 外交防衛委員会 第14号(2019/05/16、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  中央北極海における漁業協定については、必要な措置であり、賛成であります。  今日は、在日米軍の弾薬等の火薬類の運搬についてお聞きをいたします。  一九八〇年に日米合同委員会が米軍の火薬類運搬上の処置について合意をしておりますが、周辺住民には不安がございます。例えば、大臣御地元の神奈川県の基地関係県市連絡協議会の昨年度の要望書では、弾薬などの火薬類の輸送について、合意事項を遵守し、周辺住民について不安や危険を与えることのないような適切な措置を講じることとしております。  そこでお聞きしますが、この日米合意では、米軍が自ら運搬を行う場合と委託業者を使って……

第198回国会 外交防衛委員会 第16号(2019/05/28、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、昨日の日米首脳会談についてお聞きいたします。  先ほど来、トランプ大統領のTPPに縛られないという発言についても議論がありました。これ、一般論でトランプさんは述べたわけではないんですね。会談の冒頭でトランプさんは、八月に両国にとって良い発表ができるだろうと、こう述べました。そして、会談後の記者会見では、日本とは何年もの間、信じられないほどの大きな貿易不均衡があると、日本とはディールができると、こう述べたわけですね。  その後に、安倍総理が質問に答えて、八月に発表があるのかと聞かれて、これには答えなかったんです。そして、TPPの線は譲れないと言っ……

第198回国会 外交防衛委員会 第17号(2019/06/13、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  三人の参考人の皆さん、ありがとうございます。  まず、岩崎参考人にお聞きいたしますが、大綱は、米国が同盟のコミットメントを維持するとともに責任分担を要求していると、こういうふうに述べておりますが、アメリカがこの責任分担を強め、要求を強めてきた背景、そして、それが、日本に対する要求はどのように変わってきたのか、その結果、大綱や中期防にどのように反映をされているのか。まず、これをお願いいたします。
【次の発言】 新ガイドラインが大きなポイントだったと言われましたけれども、当時オバマ政権ですが、その後、トランプ政権発足をしているわけですね。  そこで、柳澤……

第198回国会 外交防衛委員会 第18号(2019/06/18、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  秋田市の新屋演習場へのイージス・アショアの配備計画をめぐって、防衛省が地元に示した説明資料が間違っていたと、大きな怒りが上がっていることについて質問をいたします。  防衛省が説明会で配付をした一覧表をお手元に配付をしておりますが、これ新屋以外の国有地について全て不適としております。そのうち九か所はレーダーを遮る山があるという理由で最初に除外をされておりますが、九か所全てで山頂を見上げる角度を実際より大きく記載していたと。その結果、四か所については遮蔽の角度については不適と判断できなくなったということであります。  グーグルアースで断面図を出して、縦横……

第198回国会 議院運営委員会 第23号(2019/06/03、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  自民・公明案の出発点は、昨年強行された参議院の選挙制度の改悪であります。選挙制度の抜本的な見直しについて引き続き検討を行い、必ず結論を得る、こうして参議院改革協議会の下に全会派参加の選挙制度専門委員会をつくって議論を積み重ねてまいりました。  先ほど岡田議員から議論を尽くしたと言われましたけれども、事実と違うんですね。この専門委員会の中で報告書を作って改革協に出しました。自民党は、この報告書を出した後に、専門委員会で一切提案してこなかった案を改革協議会に提示をしたわけですよ。その内容が、合区県の自民党議員候補者を救済することを目的として特定枠をつくる……

第198回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号(2019/04/24、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、法案と視覚障害者の投票環境の向上についてお聞きいたします。  昨年のマラケシュ条約の批准に当たって、外交防衛委員会で、視覚障害者等の読書機会の拡大のために点字図書や読み上げ図書の拡充等を求めました。さらに、現在、超党派で読書バリアフリー法案の制定が取り組まれておりますが、投票環境の向上も大変重要であります。  法案には、選挙公報の掲載文を電子データで提供できるようにして、各世帯配布の早期化を図ることが盛り込まれました。さらに、PDFだけではなくてテキストデータでも提出を求めることで、視覚障害者に音声で選挙公報の内容を提供できるようにする取組が進……

第198回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号(2019/03/19、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  モザンビークが日本とブラジルの支援を受けて大規模農業を導入する、熱帯サバンナ農業開発、プロサバンナ事業についてお聞きいたします。  今朝のニュースによりますと、このモザンビークなどでサイクロンによる大雨被害が起きておるようでありまして、まず心からお見舞いを申し上げたいと思います。  この事業は日本のODA資金を通じて進められまして、大別をしますと、大豆の品種、土地などの調査研究、マスタープランの作成支援、パイロットプロジェクトの三つから成ると承知しておりますが、まずJICAに確認をいたします。この事業の目的と内容、マスタープラン作成支援に日本が拠出し……

第198回国会 予算委員会 第2号(2019/02/07、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日米新ガイドラインが策定をされ、その具体化として憲法違反の安保法制が強行されて三年余りとなりました。この間、日米の軍事一体化と自衛隊の大幅増強が急速に進んでいる、この問題についてお聞きをいたします。  昨年末に、防衛大綱と中期防が閣議決定をされました。安保法制の議論の際に、当時の中谷防衛大臣は、新たな法整備で防衛費の大増強は必要ない、防衛大綱などを見直す必要があるとは考えていないと答えたわけですね。ところが、通常十年で見直す大綱を五年で見直して、従来とは抜本的に異なる速度で防衛力を強化するとしました。そして、今後五年間の軍事費を二十七兆四千七百億円として、前の五年間から二兆八千億……

第198回国会 予算委員会 第15号(2019/03/27、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  沖縄の県民投票で辺野古新基地反対の揺るがぬ民意が示され、十九日には、県民を代表して玉城知事が総理と会談し、土砂投入と工事の中止を求めました。にもかかわらず、この民意を全く無視をして、一昨日、中止どころか新たな区画に土砂が投入をされました。日本の民主主義そのものに土砂をかぶせる暴挙だと言わなければなりません。満身の怒りをもって抗議をいたします。  総理は、県民投票を真摯に受け止めると繰り返されてきました。県民投票の何を受け止めたら、新たな区画への土砂投入という結論になったんですか。
【次の発言】 政府の基本方針述べただけなんですよ。私は、県民投票の何を……


25期(2019/07/21〜)

第200回国会 外交防衛委員会 閉会後第1号(2020/01/17、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  米国による国際法違反のイラン革命防衛隊の司令官の殺害、そして、これに対してイランによるイラク国内の米軍基地への攻撃と一気に緊迫した情勢になりましたけれども、その後当面の危機は回避をされましたが、トランプ政権は経済制裁の強化を明言をしているなど、衝突の危機は何ら消えておりません。  茂木大臣は、先日ポンペオ国務長官と会談をされまして、米国がイランからのミサイル攻撃に対して軍事的報復を控えていることについて、自制的な対応を評価すると述べたと報道されております。  しかし、元々今回の事態の引き金を引いたのは、この自制的な対応どころか米国によるイラン高官の殺……

第200回国会 外交防衛委員会 第2号(2019/11/07、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、外務大臣にお聞きいたします。  昨年七月に全国知事会が日米地位協定の抜本改定を求める提言を全会一致で決議をいたしました。航空法や環境法令を米軍に適用すること、訓練ルートや日時の事前提供などを求めております。この決議を受けて、全国の地方議会で地位協定の抜本改定を求める意見書が相次いでおります。安保破棄中央実行委員会の調べでは、昨年七月以降、八道県百七十二市町村議会に達しております。  政府はこれまで、地位協定について運用改善や補足協定などの努力を積み重ねてきたと、こういうふうに繰り返し答弁をしてきましたけれども、それでは問題が全く解決しないからこ……

第200回国会 外交防衛委員会 第3号(2019/11/12、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  核兵器廃絶の問題でお聞きいたします。  来年のNPTの再検討会議が迫る中、国連総会が開会中であります。二〇一七年七月七日に採択をされた核兵器禁止条約は、十月十八日にドミニカが批准書を国連事務総長に寄託をいたしまして、署名七十九か国、批准三十三か国となって、五十か国による発効まで迫っております。核保有国から様々な圧力や妨害があっても、この署名、批准が世界で広がっている中で、唯一の戦争被爆国の日本の姿勢が今問われております。  十一月一日には、国連総会の第一委員会で核兵器廃絶に関する様々な決議案が採択をされました。日本は二十六年間連続して決議案を出してお……

第200回国会 外交防衛委員会 第4号(2019/11/14、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  防衛省給与法の改正案は賛成であります。  まず、青森県の米軍三沢基地所属のF16戦闘機の模擬弾が六日、同県の六ケ所村の民有地に落下した問題について防衛大臣にお聞きいたします。  非常に危険な事態でありますし、しかも、米軍からの連絡は翌日の朝ということでありました。三沢基地のF16は、昨年二月にも離陸直後にエンジン火災を起こして、燃料タンクを小川原湖に落として深刻な漁業被害を与えております。今回の事故で六ケ所村の村長は、近隣に小中学校もあり、村民の不安を増幅させ、誠に遺憾と、再発防止に万全を期すまでは訓練の中止を要請すると述べておりますが、一昨日、米軍……

第200回国会 外交防衛委員会 第5号(2019/11/21、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  政府は、本協定について、日米双方にとってウイン・ウインの中身になったと強調しておりますけれども、日本が米国産の農産物で七十二億ドル分の関税を撤廃、削減を認める一方で、米国はTPPに盛り込まれていた日本製の自動車、同部品の関税撤廃を見送る等、日本の一方的な譲歩になっております。  そして、それによって、この日米貿易協定がWTOルールに抵触をする疑いが出ております。これは従来日本が取ってきた立場に関わる問題であるだけに、うやむやにできません。  まずお聞きしますけれども、ガット第二十四条は、自由貿易地域の満たすべき条件として、関税などが実質的に全ての貿易……

第200回国会 外交防衛委員会 第6号(2019/11/26、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日米共同声明に基づく第二ラウンドの対米貿易交渉の焦点の一つが食の安全であります。  昨年十二月に米通商代表部、USTRが公表した対日貿易交渉目的には二十二項目が示されました。その中で、農業バイオテクノロジーを通じて開発された製品の貿易に関する具体的な約束を確立する、米国の食品及び農産物の輸出を妨げる不当かつ正当化されていない障壁を取り除くメカニズムを確立するということを掲げております。  二十日に行われた米下院の公聴会でも、証人として出席したベッター元USTRの首席農業交渉官は、食品安全などの非関税障壁等を念頭に、日本とのより包括的な合意を求めるべき……

第200回国会 外交防衛委員会 第7号(2019/11/28、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、参考人の皆さん、ありがとうございます。  まず、内田参考人に、デジタル貿易協定に関連してお聞きいたします。  全体として、いわゆる巨大プラットフォーマーに非常に有利な中身になったんじゃないかと思っているんですが、昨年十二月にUSTRが設定、公表した獲得目標を全て実現する中身になっていると思うんですね。  先ほど来、アルゴリズムの開示要求の禁止は話になっていますが、例えばオンラインプラットフォームの民事責任の制限というのが入っておりますが、これなど、むしろ、アメリカの国内ではむしろこの見直しを求める声もあったと思うんですけれども、その辺どのよう……

第200回国会 外交防衛委員会 第8号(2019/12/03、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  先ほど参考人質疑についての発言がございました。参考人が、法案や協定の中身だけではなくて、審議や政府の情報開示の在り方が不十分だと、こういうことを、こういう意見を言うのは当然のことでありますし、これまでも繰り返し行われてまいりました。  重要なことは、この背後にそういう国民の多くの声があるということですよ。私たちに必要なのは、こういう声を謙虚に、そして真摯に受け止めることこそが国会議員に求められているということを最初に申し上げておきたいと思います。  次に……(発言する者あり)
【次の発言】 デジタル協定についてお聞きをいたします。  先日の参考人質疑……

第200回国会 予算委員会 第1号(2019/10/15、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  大型で強い台風十九号は広範囲に甚大な被害をもたらしました。犠牲になった皆様に心からお悔やみを申し上げ、避難された皆さんに心からのお見舞いを申し上げるものであります。  多数の河川が氾濫をして濁流が住宅地に押し寄せて、土砂崩れも相次ぎました。人命を最優先に救出、救援が急がれております。日本共産党は、この十九号が近づく中で対策本部を設けまして、国会議員、地方議員先頭に、今全国で現場で活動しております。  私は、昨日の朝から、千曲川が決壊した長野市で、藤野保史衆議院議員や武田良介参議院議員、また長野の県議団、市議団の皆さんとともに決壊現場、そして被災した地……

第200回国会 予算委員会 第2号(2019/10/16、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  昨日に続いて、台風被害について質問をいたします。  全容が明らかになるにつれ、被害は更に大きくなっておりますし、必要な課題、そして被災者の要望も刻一刻変化をしております。総理、答弁されました、できることは全てやるは当然のこととして、従来の枠を超えて必要なことは全てやるという立場をまず求めたいと思います。  まず、被災地での医療問題について、昨日の質問で避難所での医療保健体制の整備の強化を求めました。災害担当大臣からは、医療スタッフの派遣など、被災者の健康管理への対応を厚労省と連携するよう指示したという答弁でありました。  そこで、厚労大臣にお聞きいた……

第201回国会 外交防衛委員会 第3号(2020/03/10、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今年は現行安保条約から六十年の年でありまして、共に締結をされた日米地位協定の下で、米軍機の騒音や墜落事故、米兵の犯罪、環境汚染など、基地被害も深刻さを増しております。しかし、この協定は一度も改定をされておりません。全国知事会も、一昨年、抜本改定を求める決議を上げました。今年の一月までに、全国八道県百八十三市町村の議会で意見書も上がっております。  政府は、この声に対して、日米地位協定は大きな法的枠組みであり、事案に応じて最も適切な取組を通じ、具体的な問題に対応していくという答弁を繰り返して、抜本改定に背を向けてまいりました。  一方、二〇一四年に結ん……

第201回国会 外交防衛委員会 第4号(2020/03/18、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  三月八日は国際女性デーでありました。国連は、今年の女性デーを、ジェンダー平等達成、全ての女性と少女に人権を保障する世界的な運動を起こす好機だ、要の年だと呼びかけております。日本は、一九八五年に女性差別撤廃条約を批准して三十五年ということで、今年はジェンダー平等へ重要な節目の年であります。  そこで、まず外務大臣にお聞きしますが、この女性差別撤廃条約の批准の際の参議院の外務委員会で、当時の安倍晋太郎外務大臣は、条約について画期的とした上で、日本もこれに加入することによって条約の趣旨を生かして、今後まだ日本に残っている問題を解決し、条約の趣旨が完全に履行……

第201回国会 外交防衛委員会 第6号(2020/03/26、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  在外公館の改正案は賛成であります。  今日は、前回に続いて、女性差別撤廃条約とその選択議定書についてお聞きいたします。  前回、十八日の質疑で、茂木外務大臣からは、この個人通報制度を内容とする選択議定書について、条約の実施の効果的担保を図る趣旨から注目すべき制度、早期締結に向けて真剣に検討を進めているとし、検討を加速する、早期締結にするために、障害になっている、また課題になっているものを早期に解決する、関係省庁と鋭意協議をさせていただきたいと正直な答弁がありました。  この検討の加速のためにも、まずこの個人通報制度についての基本的認識について確認をし……

第201回国会 外交防衛委員会 第9号(2020/04/16、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  防衛省設置法案については、後ほど討論で述べます。  まず、普天間基地でのPFOSの流出問題について聞きます。  三月の所信質疑の際に、米軍の嘉手納や普天間基地における発がん性が疑われる有機フッ素化合物PFOSやPFOAによる環境汚染問題を取り上げました。二〇一六年に基地周辺の河川などから高濃度で検出をされ、以来、沖縄県は米軍の基地内で使用された泡消火剤が原因である可能性を指摘して立入調査を求めているにもかかわらず、米軍が合意せずに四年間行われておりません。そのことを問題にいたしました。  その普天間基地で、十日、PFOSを含む泡消火剤の大量流出事件が……

第201回国会 外交防衛委員会 第11号(2020/05/12、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  協定については討論で述べますが、コロナの全世界的な感染拡大の中で、経済のグローバル化、その在り方について議論が起こっております。  一方、感染対策については国際社会が一体で取り組む必要がある。国連は、三月二十五日に、医療体制が脆弱な途上国などへの二十億ドル規模の世界的人道支援計画を始動させました。その後、日本として、途上国支援は緊急経済対策と補正予算に盛り込まれました。  さらに、国連は、グテーレス事務総長が七日、人道支援計画の規模を六十七億ドル、当初の三倍以上に拡大をして先進国などに緊急の拠出を求めるアピールを発表しております。新たな活動地域として……

第201回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号(2020/03/19、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  ODA事業を進めるJICAの環境社会配慮ガイドラインについての改定について質問いたします。  現行のガイドラインは、社会経済の開発を支援するための事業であっても、大気や水、土壌、生態系など自然への望ましくない影響や、非自発的な住民移転や先住民族に対する権利侵害といった社会への影響を及ぼす可能性があるという認識の下に、環境社会配慮に必要なJICAの責務と手続、相手国等に対する要件を示した指針として、二〇一〇年四月に、それ以前のガイドラインに代えて施行されております。現在、施行十年以内に行うとしたレビューを経て、一月に最終報告書が出されて、ガイドライン改……

第201回国会 文教科学委員会 第5号(2020/04/07、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  文教科学委員会での質問は十三年ぶりで、伊吹大臣以来となりますので、よろしくお願いをいたします。  政府は今日、コロナ対策での緊急事態宣言を出します。その下で、文化芸術関係、改めて法律に基づく自粛要請が行われることになります。これまでも、政府の自粛要請によって中止、延期された公演、イベントによって、先ほど、五月まで続けば三千三百億の損失になると、こういうお話もありました。この重大な危機に直面している文化芸術活動への支援が必要でありまして、その上で、まず、大臣の基本的な認識をお聞きしておきたいと思うんですね。  三月十日の当委員会で、こういう支援を求めら……

第201回国会 予算委員会 第7号(2020/03/05、25期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、外務大臣にお聞きいたします。  日本被団協が四月のNPT再検討会議に合わせて国連本部で開く原爆展について、過去三回後援してきた外務省が、原発に関するパネルが原子力の平和利用を掲げるNPTにふさわしくない、このままでは後援できないと伝えていると報道されました。  展示内容の圧力でありますが、これ、事実ですか。
【次の発言】 報道された事実について、被団協にも確認をいたしました。とんでもないことだと思うんですね。  私は、二〇〇五年、二〇一〇年のNPT再検討会議に参加をいたしました。国連本部で多くの人々がパネル展を熱心に見ていたんですね。被爆者の皆……



各種会議発言一覧(参議院)

19期(2001/07/29〜)

第153回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2001/11/28、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  きょうは、お二人の先生のお話、大変興味深く聞かせていただきました。  今、文明の衝突というお話もありましたけれども、既に今回の事件をめぐってこういう議論が随分言われておりますが、これは私は問題だと思っておりまして、こういう論の一つに、イスラムの社会は歴史の進歩の外にあるというような議論と結びついてあると思います。その点は、きょう、長いスパンでのお話とともに、二十世紀でもさまざまな民族の独立の運動などあって、やはり二十世紀全体のこの進歩の流れの中にこのイスラムの世界もあるということがお話しされたかと思うんです。  歴史の進歩の外にイスラムがあるという見……

第154回国会 国際問題に関する調査会 第5号(2002/04/03、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、大変貴重な御意見をありがとうございました。板垣先生に二点、大塚先生に一点、御質問をいたします。  日本の文明とイスラム文明が非常に共通の基盤があるというお話を興味深くお聞きをいたしました。私、地元が京都なもんですから、祇園祭りの山鉾に確かにイスラムの織物などが掲げてあるのを改めて思い出しておりました。そしてまた、一世紀前までは大変対話があったということも興味深く聞いたわけですが、残念ながら、これが言わば途切れてしまった。その最大の問題は何なのか。この文化という問題に限って、回復していく上で今一番何が必要かということが第一点です。  それから二……

第155回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2002/11/06、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  調査会での一年間にわたるイスラムの勉強を踏まえて、しかもアメリカのイラク攻撃問題が国際的な焦点となっているときに、大変時宜にかなった充実した調査ができたと思っております。  与野党六人で和気あいあいと調査活動をいたしまして、まとめていただいた関谷団長、また一緒に参加した同僚議員の皆さん、事務局の皆さんに改めて感謝をしたいと思います。  また、現地で大変歓迎をされたというのも御報告をしておきたいことでありまして、この種のものはキャンセルになることも結構あるかと思うんですが、例えば、シリアでは、当初は副首相と会うはずだったのが急遽首相が会いたいということ……

第155回国会 法務委員会、文教科学委員会連合審査会 第1号(2002/11/21、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、幅広い層から法科大学院の入学を保障するための問題についてお尋ねをいたします。  幅広い層からの法科大学院への入学の確保は、多様な法曹養成を確保する前提条件と言えると思います。そのためには、働きながら学べる環境整備が不可欠なわけでありますが、いわゆる夜間コースとか通信コースということが言われております。  法科大学院は標準三年ということになりますが、例えばこういうコースを作った場合の修了年限などはどういうふうになるのか、これ、いかがでしょう。
【次の発言】 今、通常の大学でも四年制の場合、八年掛かるともう駄目ということになっているかと思うんですが……

第156回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2003/02/26、19期、日本共産党)

○井上哲士君 まず、深川参考人にお伺いをいたします。  東アジアの経済統合のメリットで非常に人的交流のことを言われたのが大変印象的だったんですが、文化、観光、環境、医療、福祉立国の後背地の確保というようなお話がありまして、医療や福祉のニーズのことがお話がありました。東南アジア等での医療問題といいますと、いわゆる海外援助という発想しか私余りありませんでしたので、こういうお話、大変興味深かったんですが、日本国内に来ての高度医療のニーズもあればあちらに行くということもあろうかと思うんですが、その辺でもう少し詳しくどういうことがあるのかと、それからそれをやる上でどういう問題をクリアをする必要があるか、……

第156回国会 国際問題に関する調査会 第5号(2003/04/16、19期、日本共産党)

○井上哲士君 先ほど若干議論になりましたイラクと東アジア問題、これは意見だけ述べておきますが、アジアのイスラム教とは違うということと、国際社会とテロリズムだというお話もありましたけれども、問題は、イスラム世界がどう見るのかということかと思うんです。  去年、中東の派遣に行かせていただきまして、イスラムの指導者であるタンタウィさんという方とお会いをする機会があったわけですが、この最高指導者がジハードを呼び掛けたという報道もありました。また、今シリアに対して非常にアメリカが圧力を掛けているということを見たときに、これがやはりイスラム世界とアメリカというような形になるやはり懸念というのは非常にあるわ……

第156回国会 法務委員会、厚生労働委員会連合審査会 第2号(2003/06/02、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今、朝日委員から、二十四条通報に関連して冒頭、質問がありました。この警察庁の資料を見せていただきますと、百七十八の通報数のうち、全件送致のはずが十六件が不送致になっていると。これはおかしなことではないんだという答弁でありましたけれども、約一割が不送致だと。私どものところにはいろんな医療関係者から、実際には現場で警察官の様々な判断でこれが不適当に不送致になっているんじゃないかという意見をよくお聞きをいたします。そういう点でここでまず一割近い人がこぼれている。  さらに、じゃ、送致をされた以降に検察官が二十五条通報をした場合にどうなっているかという問題が……

第156回国会 予算委員会公聴会 第1号(2003/03/20、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  浜谷公述人にお聞きをいたします。  今日、イラクへの攻撃が開始をされる、そのさなかで今日の公聴会開かれております。私どもはこの攻撃は即時中止を求めております。第一に、国際憲章の平和のルールを真っ向から踏みにじるものだからであります。今回、国連安保理は戦争の根拠になるいかなる決議も行っておりませんし、だからこそ米英が新しい決議を求めまして、そのたくらみ自身が失敗をしたわけですから、正にこの戦争が国際法上の根拠を持たない道理のないものだと思います。二つ目に、イラクの大量破壊兵器問題を平和的に解決をするその道を力ずくで打ち切ったと言わざるを得ないと思います……

第159回国会 憲法調査会 第2号(2004/02/25、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は三人の参考人の皆さん、貴重なお話をありがとうございます。  まず、豊下参考人と本間参考人に、国連憲章の基本的な理念と集団的自衛権についてお伺いをします。  集団安全保障というこの基本理念の大本には、かつての個別的安全保障の中心にある軍事同盟による勢力均衡という考えが、この世界大戦を回避できなかったという反省があると思います。そういう中でこの集団安全保障へと発展をさしてきたわけですが、この国連憲章が成立する過程で、しかし先ほど来のお話にもありましたように、この古い勢力均衡の考えに固執をする米ソ等の動きがあって、本来の理念と矛盾をする集団的自衛権が……

第159回国会 憲法調査会 第4号(2004/03/17、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。今日は三人の参考人、ありがとうございます。  この間、憲法と平和主義について調査をしてきたわけでありますが、私たちはこの九条というのは、戦争違法化の二十世紀の流れを示した国連憲章に合致し、更に前に進めるという点で大変誇り得るものだと思っておりますし、こういう憲法を持つ日本が核兵器の廃絶とか南北問題の解決、環境破壊の防止など、非軍事の分野で様々な積極的な国際的な平和貢献をすべきだと思っております。そういう点では、九条というのは国際貢献の足かせどころか日本が独自の積極的な役割を果たすものになると思っております。  それを前提に、まず酒井参考人にお聞きをいたし……

第159回国会 憲法調査会 第5号(2004/04/07、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  いわゆる冷戦後の国際情勢から、九条を変えるべきだという議論が今日もありました。私は逆だと思います。冷戦後、アメリカの軍事力中心の一国支配主義というものがむき出しになり、そのことが国連憲章との対立を浮き彫りにしているというのが現状だと思います。今日の改憲論はこのアメリカの戦略と密接に結び付き、九条を変えて集団的自衛権の行使を可能にすることにその中心的なねらいがあります。そのことは、二〇〇〇年十月のいわゆるアーミテージ報告で、日本が集団的自衛権を禁じていることが日米両国間の同盟協力を制約していると述べられ、これを受けて、翌年の四月に小泉首相が今後集団的自……

第159回国会 憲法調査会 第7号(2004/05/12、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は三人の参考人の方々、本当にありがとうございます。  最初に、浦部参考人にお聞きをいたします。  先ほど来、いわゆる正当性という問題が議論になっておりますけれども、手続的問題と同時に歴史的問題、そして国際的な進歩の流れとか、そういうことも含めて私は見ていくことが必要かと思います。  土井参考人が紹介されたエピソードで、過去の主権者が現在を縛るというだけでなくて、いろんな果実もあるんだというようなこともありました。やはり現憲法の制定過程ということを見たときに、人類の歴史でかつてなかったあの戦争の惨禍を踏まえて作られたということを見逃すわけにはいかな……

第159回国会 憲法調査会 第8号(2004/05/26、19期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  戦前の明治憲法の下での天皇は統治権の総攬者として国家のすべての作用を統括する権限を握っておりました。その専制政治の下で国民の権利と自由が奪われ、あの悲惨な戦争に突入をいたしました。そのため、戦前、私たちの党の先輩は、この天皇による専制政治をなくさない限り国民主権の民主主義の実現も平和も実現できないとして、治安維持法などによって迫害、弾圧を受けても天皇制の打倒を訴えました。  戦後、日本国憲法に天皇条項は残されましたけれども、国家制度として国民主権の原則が明確にされ、天皇制の性格と役割は大きく変わりました。現憲法の下で、天皇条項をなくさなければ日本社会……


20期(2004/07/11〜)

第161回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号(2004/11/10、20期、日本共産党)

○井上哲士君 まず、「改革と展望」について一点お聞きしますが、最近、いわゆる定率減税の廃止が一つの柱だと、方向だという答弁を受けまして、経済界なども含めまして、これが非常に景気回復の足かせになるというような、需要の低下などを招くという声が上がっているわけですが、今回のこの「改革と展望」の先ほど説明あった試算に盛り込んでいる主な前提のところでは、税制改正については各年度の税制改正措置を想定と、こうしか書いてないわけですが、この「改革と展望」ではそのいわゆる定率減税の廃止ということは想定しているのかいないのか。想定しているとすればどういう影響を及ぼすと試算をしているのか、していないとすればどういう……

第161回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号(2004/11/17、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  若者の雇用問題についてそれぞれに一点ずつお聞きするんですが、この問題では働く側の若者への援助とそれから雇う側の企業の対策というのが必要だと思うんですが、どうも雇う側の対策が弱いんじゃないかという問題意識を持っております。  といいますのは、例えば、日本青少年研究所というのが平成十五年に、日本、アメリカ、中国、韓国の高校生の生活と意識に関する調査というのをやっているんですが、これ見ますと、「将来自由気ままでいたいので、正常な就職をしたくない」というのは、アメリカ五七・九、中国六七・六、韓国二九・〇、日本一五・七ですので、日本の若者は四か国からいいますと……

第161回国会 憲法調査会 第2号(2004/10/27、20期、日本共産党)

○井上哲士君 先ほど来、地方自治の規定についての様々な御発言がありました。先駆的であるという評価、良くできているという評価もございました。一方で、規定があいまいであるとか、幾つかの課題を明確にするべきだという御意見もありましたけれども、先ほどの指摘もありましたように、その基本は行政権限の拡大に属することかと思います。  いずれにしましても、こうした評価にかかわらず、現状の地方自治に対する問題点も共通して出されたと思います。私は、そこには、三割自治とか一割自治とかということも言われる言葉にありますように、権限や財源も十分でなく、国の下請のようなことをさせられているという現状がある。そうであるなら……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号(2005/02/16、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  臨時国会からこのテーマでいろんな御報告を聞いている中で、日本経済の今後の活性化のために物づくりの日本の持つ優位性をどう今後生かしていくのかということが政府の説明からも提起がありまして、大変興味深く聞きました。  そこで矢野参考人と香西参考人にお聞きをするわけですが、この日本の物づくりの優位性という場合に、製造現場でのコミュニケーションとか、それからチームワークとかというものが非常に発揮をされている。それがこの言わば安定した雇用を一つの土台としてきたという指摘がありました。この部分が非常に今落ちてきているということだと思うんですね。それは連合の久保田参……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号(2005/02/23、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。今日は大変現場に根差したお話をいただきまして、ありがとうございます。  黒川参考人と藻谷参考人にお聞きするんですが、黒川参考人が言われました東京一極集中ではなくて地域的な連携とかネットワークというお話、大変興味深くお聞きしたんですが、それぞれの地域連携が外国と結び付くという、そのための空港や港湾を整備もしていくということで経済のポテンシャルも上げていくというお話だったんですが、現状でいいますと、例えば大型港湾をそれぞれの自治体が外国貿易で整備をするわけですけれども、それぞれの需要予測は相当高いものがありまして、合計をするともうはるかに何倍もなっちゃうとい……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第4号(2005/03/02、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。今日は、お二人の参考人、ありがとうございます。  まず、岸本参考人にお伺いをします。  日本の国際競争力、とりわけ技術力を考える上で、非常に日本独特と言われます重層下請構造とか系列というのは大変特徴だと思うんです。最近、大手の自動車会社の比較をするものを読む機会があったんですが、言わば目先のコストを優先をして系列を切り捨てるようなやり方が技術力や品質という点で中長期的にはいかがなものだろうかというような指摘もありまして、その中で自動車産業の付加価値の七割は部品だというような指摘もありました。そういう点で、国際競争力、技術力という角度から、そういう電子工学……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第5号(2005/04/06、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。今日は、三人の参考人の方、貴重な御意見をありがとうございます。  多様化する雇用への対応という場合に、多様な働き方を保障し応援をするという側面よりも、どうも、企業の側の使い勝手のいい働かせ方をする点にどうも傾いているんじゃないかという思いをいつも持っております。  そこで、まず篠原参考人にお伺いいたしますけれども、御社でいろんなスキルアップであるとか、それから保険の問題とか大変努力をされていること、よく分かったんですが、ただ、業界全体で見ますといろんな問題があるかと思います。  つい先日、東京地裁が派遣労働者の死を過労自殺と認めた判決が下りまして、この場……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第6号(2005/04/20、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  各理事の御配慮で最初に質問させていただきまして、ありがとうございます。今日は四人の参考人の方、若者と接しておられる現場での本当に具体的なお話をいただきまして、ありがとうございます。  つい数年前までフリーター、ニートという問題は、言葉自身もそうですが、専ら怠け者というような評価がされておりましたけれども、今これは社会全体の課題として取り組むべきやはり日本の未来が懸かった問題だということに急速になってきたし、そういう取組の先頭に皆さん立ってこられた、大変有意義なお話をいただいたと思います。  厚生労働省も、この五月にいわゆる今年度中にフリーター二十万人……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第7号(2005/05/11、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は参考人の皆さん、ありがとうございます。  最初に、梅津参考人にお伺いをいたします。  ここ最近は、JR西日本のあの事故の問題における経営者の在り方というのが大変大きな話題になっていると思います。目先の利益で安全を軽視をしたんではないかとか、それからリストラと一体となった職場の在り方の中でなかなか物が言えなかったんではないかとか、それから、非常に三十代が少なくて、二十代、四十代になっていて、技術の継承がうまくいっていなかったんじゃないかとかということが指摘をされております。  先生が書かれたものを読みますと、EQという言葉を使われて、気働きですか……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第8号(2005/05/18、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日本経済の景気は回復の局面に入った、既に堅調に回復しているとも言われておりますが、国民の暮らしや地方にその実態も実感もないというのが現状だと思います。回復したのは多国籍企業などいわゆる大企業の収益と設備投資が中心であり、多くの中小企業は依然として厳しい経営環境にあります。  また、職場では、賃金水準の相対的に高い正規労働者に代えて派遣労働など安価な労働者が導入され、国民の家計収入は連続して低下をし、国民生活や地方経済には上向きになる気配がない。青年の雇用問題などが社会問題化をしているのが実態であります。  そこで、この間の参考人からの意見聴取や質疑応……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号(2006/02/15、20期、日本共産党)

○井上哲士君 今日は三人の参考人の皆さんありがとうございます。  今度の国会でもその格差問題というのは大変大きな論争のテーマになっておりまして、当初総理も、格差が開いているとは思わないという答弁から、格差があっても悪いとは思わないということを、当参議院の予算委員会でも言われました。  それで、それぞれの方から評価や程度の差はあれ、格差が拡大をしているということについては共通の御意見だったと思うんですが、そこで、まず水野参考人と勇上参考人にお聞きするんですが、山田参考人は、あらゆる先進国で不安定化が発生したのであって、日本の政策失敗ではないと、こういうふうに言われたわけですが、先ほども、全体、世……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号(2006/02/22、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  会長、理事の皆さんの御配慮で早めにさしていただきましてありがとうございます。  三人の参考人に大変興味深いお話を伺いました。  まず、小野参考人にお伺いをいたします。  国民生活を豊かにして需要を刺激することが円安をつくり出し、日本経済を強くしていくというお話、大変興味深くお聞きをいたしました。今、この間の日本の経済運営のやり方を見ておりますと、むしろ自動車産業など特定の強い競争力を持つところをより応援をする。そうすれば、やがて中小企業や国民にもその成果が滴り落ちてくるということではなかったかと思うんですね。ですから、そのためにはリストラなども大いに……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第4号(2006/03/01、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は四人の参考人の方、ありがとうございます。私、熊谷参考人と斎藤参考人に御質問をいたします。  まず、皆さんから質問が集中していますリストラしないというお話なんですが、この調査会が始まった最初のころに、経済産業省の新産業創造戦略のお話を聞いたときに、当時の局長が、派遣では物づくりの強さは出ないと、研究の結果そうだと。そして、産業界の方でもようやくそういう認識になってきた。リストラの時代にコストだけで派遣を増やしたというのは、やっぱりこれからの国際競争に生きていく強い製造業をつくるという意味ではマイナスだということでありますと。むしろ、強い競争力を保……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第5号(2006/04/05、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、参考人の皆さん、ありがとうございます。  まず、大久保参考人に改正高齢者雇用安定法の施行にかかわってお聞きをいたします。  年金支給年齢を六十五歳に遅らせるということが契機になったことを考えますと、先ほどもありましたように、希望者全員の雇用ということが、本来、法の精神だと思います。ただ、やはり、これも先ほどありましたが、施行を前にいたしまして、過去五年の平均考課が何々以上とか、それから過去何年間の出勤率が何%以上とか、こういうようなことが出て、事実上の選別というようなことがあるじゃないかということで、いろんなトラブルもあるわけですね。先生、こ……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第6号(2006/04/19、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、参考人の皆さん、ありがとうございます。  最初に、佐々木参考人にお聞きをいたします。  男性にも優しい企業でなくてはいけない、男性のやっぱり働き方を変えないと駄目だということは大変共感を持って聞きましたし、先ほどありましたように、本当に今の男性のいろんな法律案も含めた働き方に女性を合わせるということは駄目なんだろうということを思います。  そこでお聞きするんですが、先ほど育児休暇を取りやすくする上で代替要員の問題が出ておりまして、イー・ウーマンにおける在り方というようなお話がありました。外国の例なども随分知られているようですし、事前にいただい……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第7号(2006/05/10、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日本社会と経済は、今様々な事態に直面をしています。その中で、初めての事態として格差の拡大と、もう一つは人口減少という問題があります。この新しい事態が何を必要としているのか、意見を述べます。  格差の拡大について、重要な研究結果が発表をされたと今週の月曜日に一斉に報道されました。二〇〇二年までの十五年間で、所得の格差の度合いを示すジニ係数が三十代から四十代の男女で最大三〇%上昇したというもので、国立社会保障・人口問題研究所が厚生労働省の所得再分配調査のデータを再集計した結果であります。政府は、これまで所得格差を表すジニ係数の拡大について、主に高齢者世帯……

第165回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第1号(2006/11/08、20期、日本共産党)

○井上哲士君 共産党の井上哲士です。時間も限られていますので、雇用の問題に絞ってお聞きをいたします。  最近、いわゆるワーキングプアという問題が大変社会問題になっております。どんなにまじめに働いても十分な賃金が受け取れない、生活保護水準以下の賃金しか受け取れないということがマスコミ報道なども通じて大変問題になっているわけですが、この問題を私ども予算委員会などで質問した際に、安倍総理は、いわゆるワーキングプアと言われる人たちを前提にコストあるいは生産の現状が確立されているのであればそれは大変な問題であろうと思いますと、こういう答弁をされました。現実は、正に前提にコストや生産の現状が確立されている……

第166回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第1号(2007/02/14、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日はどうもお三方、ありがとうございます。  ワーク・ライフ・バランスについては、これは仕事と家庭の両立支援で国民の大きな要求であるし、去年の男女雇用機会均等法の改正の際に、仕事、家庭の両立支援ということを盛り込むべきだという議論が随分あったんですが、最終的には政府は盛り込みませんで、そこにはかなり経済界からの強い意見があったということが言われているんですね。  ところが、去年の暮れの日本経団連の経営労働政策委員会報告などでは、このワーク・ライフ・バランスというのが非常に強調をされ始めておりまして、同じ言葉でも随分使う人によって中身が違うのかなという……

第166回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号(2007/02/21、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。今日は本当にありがとうございます。  まず、家本参考人にお聞きしますが、先ほど来、なぜ中小企業でこういうことができるのかというのが関心の正に中心なんですが、これまでこういう努力をされてこられて、それを更に進めるという点で、そしてこういう中小企業、取り組むところを増やしていくという点で、具体的な支援としてはどういうことを求められているか、それをちょっとお聞かせいただきたいと思いますのと、それから、松田参考人から男性仕様の支援策というお話があったんですが、そういう角度から見たときに御社ではどういうことがあるのかということをお聞きしたいと思います。  それから……

第166回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号(2007/04/25、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。今日はありがとうございます。  昨日の夜、たまたまテレビでいわゆるネットカフェで寝泊まりする若者の特集を少しやっていましたけれども、これはかなりこの間いろんな話題になっていましたが。私、驚いたのは、更に進んでといいましょうか、ハンバーガーショップなどにそのまま寝る、その方が安く付くわけですね、というのがかなり広がっているということも出ておりまして、ワーク・ライフ・バランスといっても、そのバランスを取るべきライフの部分が非常にゆがんでいるといいましょうか、存在しないといいましょうか、という部分が更に広がりを見せているということで大変深刻だなと思って見ており……

第166回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第4号(2007/05/09、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  本調査会では、三年間の締めくくり的にワーク・ライフ・バランスについても調査しましたが、人間らしく生きられる労働時間、その中で生活費が保障される賃金の両面が重要だと考えます。そこで、日本共産党を代表して、雇用労働問題に絞って意見を表明をいたします。  低賃金で不安定な非正規雇用の増大が貧困と格差の広がりをもたらしています。正社員でも、異常な長時間労働が働く人たちの命と健康を脅かし、家庭も地域社会も壊しています。安定した雇用は国民の生活と安定した社会の基盤です。それが大きく崩れているのです。これは自然現象ではありません。財界や大企業の目先の利潤追求のため……

第166回国会 文教科学委員会公聴会 第1号(2007/06/15、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、五人の公述人の皆さん、ありがとうございます。  まず、今話題になっていた、指導が不適切な教員の人事管理の問題で氏家参考人にお聞きしたいと思います。  今、それぞれ公述人から御意見があったわけですが、法律家として見て、この制度に御意見があろうかと思うんです。国際的にもILOから調査団が来るというようなこともあるわけで、法律家の角度からこの人事管理の問題での御意見をまずお願いしたいと思います。
【次の発言】 次に、佐々木公述人にお聞きいたします。  事前にいただいた資料を見ておりますと、佐々木公述人のホームページの引用がありまして、今の私からは信……

第166回国会 予算委員会公聴会 第1号(2007/03/15、20期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。今日はお二人の公述人、本当にありがとうございます。  最初に、北京での六か国協議の評価について重村公述人にお聞きをいたします。  先月のこの協議が共同文書を採択をしたわけで、私たちは、北朝鮮の核兵器とその開発計画の放棄に向けた最初の具体的な一歩であるし、また朝鮮半島の非核化や日朝の関係改善を含む五つの作業部会が決められたことは北東アジアの平和と安全にとって重要な一歩だと考えております。伊豆見公述人からは一歩であれ半歩であれ進むことは意義があるというふうなお話がございましたけれども、重村公述人はこの先月の北京での協議についてどういう評価をされておるか、まず……


21期(2007/07/29〜)

第168回国会 内閣総理大臣の指名両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号(2007/09/25、21期、日本共産党)

○井上哲士君 私は、議長に輿石東君を、副議長に平田健二君を推薦することの動議を提出いたします。

第169回国会 在日米軍駐留経費負担特別協定両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会 第1号(2008/04/25、21期、日本共産党)

○井上哲士君 議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第171回国会 予算委員会公聴会 第1号(2009/03/17、21期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は二人の公述人の方、ありがとうございます。  まず、落合公述人にお聞きします。  実際に現場に行かれた方ならではの公述だったと思うんですが、今もお話ありました隊員の使命感ということなんですね。大変困難な現場での中でこれが大事だということを言われたんですが、実は私はふだん外交防衛委員会に所属しておりまして、昨年、前航空幕僚長の問題で、この場で参考人質疑もありました。  あの前航空幕僚長はいろんなことを書かれているんですが、使命感にかかわってこういうことを言われています。今や時代は変わって、自衛隊はインド洋やイラクまで出かけて行動する、これからは自衛……

第171回国会 在沖縄海兵隊のグアム移転に係る協定両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会 第1号(2009/05/13、21期、日本共産党)

○井上哲士君 議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。


22期(2010/07/11〜)

第177回国会 予算委員会公聴会 第1号(2011/03/23、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  まず、今回の震災の犠牲者の方、また被災者の方々に哀悼の意とそしてお見舞いを申し上げたいと思います。  まず孫崎公述人にお聞きいたしますが、今後の日中関係の問題です。  両国政府は戦略的互恵関係ということを言ってきたわけでありますが、一方で中国脅威論というのが常に議論があります。このいわゆる中国脅威論についてどのようにお考えかということが一つ。  それと関連しまして、先ほどの公述の中でも、中国との経済一体化が日本にとっていい選択なんだということを述べられました。今政府が進めようとしていますTPPについて言いますと、中国は慎重にしておりますし、むしろアメ……

第179回国会 憲法審査会 第2号(2011/11/28、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  我が党は、国民は憲法改正を求めておらず、憲法審査会を動かす必要は全くないことを幹事懇談会の場でも表明をしてきました。この審査会は憲法改正手続法に基づくものですが、この法律は憲法に改正規定がありながら手続法がないのは立法不作為だなどとして作られたものであります。しかし、手続法がないことで国民の権利が侵害された事実もなく、立法不作為論は全く成り立たないものでありました。そして、この手続法が強行されてからこの四年余りも憲法審査会を始動してこなかったことで国民が不利益を被った事実もありません。今この審査会を動かす理由はありません。  振り返りますと、今日の憲……

第180回国会 憲法審査会 第1号(2012/02/15、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士でございます。  最初の御指名とちょっと思っていなかったんであれですが、今日は衆議院の元調査会長の中山参考人にも来ていただきました。ただ、私は、幹事懇談会の場で、当審査会で衆議院の憲法調査会の報告聴取をする必要はないということを主張してまいりました。なぜか。二〇〇七年に参議院で改憲手続法の本会議質疑が行われた際に、自民党の法案提出者が衆議院での審議を踏まえて足らざるところを集中的に審議したらよいという旨の答弁をされました。これに対して各党から、これは参議院軽視だという厳しい抗議の声も上がりまして、議事録削除になったという経過があります。つまり、参議院は独立性、……

第180回国会 憲法審査会 第2号(2012/02/29、22期、日本共産党)

○井上哲士君 共産党の井上哲士です。  公務員の政治的行為の制限に関しては、今の説明も、専ら現行国家公務員法を前提に、その適用をどこまで除外するのかという議論であります。しかし、必要なのは、国家公務員が職場と関係ない自宅近くで休日に政党のビラを配布することまで刑罰をもって禁止をするという、国際的にも例がなく、憲法が定める言論、表現の自由にも反する現行の国家公務員法や人事院規則の改定だと思います。  元々、国公法と人事院規則による政治活動の規制は一九四八年にGHQが押し付けたもので、当時の政府や法務官僚ですら抵抗したにもかかわらず、力ずくで制定されました。その後の情勢の変化によって、一九五〇年制……

第180回国会 憲法審査会 第3号(2012/04/11、22期、日本共産党)

○井上哲士君 三人の参考人、ありがとうございます。  最初に、棟居参考人と西條参考人にお聞きしますが、棟居参考人の御意見の中で、優等生たる現行憲法は修羅場で必ずしもうまく機能しないところもあるという趣旨だったかと思うんですが、その中で個人補償のことも挙げられました。ただ、この問題は阪神大震災のときに大きな問題になって、個人住宅への補償を求める声に対して日本の憲法ではできないんだというような議論があったのに対し、これ非常に超党派また市民運動もあって、被災者生活再建支援法を作って、事実上の住宅への個人補償ができるように発展をさせてきました。それから、今回の東日本大震災でいいますと、いわゆる事業の施……

第180回国会 憲法審査会 第4号(2012/04/25、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、三人の参考人、ありがとうございます。また、井戸川町長、本当に大変な中、御苦労さまでございます。  地方自治にかかわって牧原参考人と井戸川参考人にまずお聞きいたします。  非常に災害は多様だということが言われましたし、災害には顔があるということもよく言われます。被害の状況も違えば地域の状況や文化も違うと。こういうときだからこそ、むしろ地方自治の本旨を発揮するときだと思うんですね。  被災地の状況を聞きますと、この間の市町村合併によって、非常に役場が遠くなってきめ細かな対応ができなかったということであるとか、そもそも職員であるとか施設がなくなって……

第180回国会 憲法審査会 第5号(2012/05/16、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、大震災と憲法、国家緊急権というテーマでありますが、私どもの憲法九条に関することについて、制定当時の国会の議論の引用とか、また当時発表した憲法草案についての資料の提示も行われております。  一言だけ申し上げておきますと、当時いろんな党が案を出す中で、我が党として出したり議論をしたものでありますが、現在や今後の我が党の行動をこれを基準に図るものではないということは繰り返し明らかにしておりますし、二〇〇三年にたしか西参考人が憲法調査会時代に来られたときにも同じように申し上げているはずなんですが、また持ち出されるのはちょっとテーマからいってもいかがな……

第180回国会 憲法審査会 第6号(2012/05/30、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  甚大な被害をもたらした東日本大震災と福島原発事故から一年以上たちましたが、復興は緒に就いたばかりで原発事故の収束もめどが付いていない、この現状を憲法からどう見るかが議論になりました。三回の質疑を通じて、これは憲法の問題ではなくて憲法が現実に生かされていないことに問題があるということが浮き彫りになったと考えます。  双葉町の井戸川町長が、野田総理に双葉郡民は国民だと思っていますかと問いかけられたことを述べられ、町民は十三条の幸福追求権も二十五条の生存権も妨げられていると訴えられたことは重く受け止める必要があると思います。一たび重大事故が起きれば憲法のら……

第183回国会 憲法審査会 第1号(2013/03/13、22期、日本共産党)

○井上哲士君 私もかつて憲法調査会に所属しておりました。当時はカーボンコピー論、参議院は衆議院と同じことをやっていると、こういう批判だったわけでありますが、いわゆる衆参のねじれの下で、今度は参議院が衆議院と違う結論を出して強過ぎると、こういう逆方向からの批判があるように思います。  論議よりも政局を優先するようなことはあってはなりませんし、国民の批判には真摯に対応することが必要ですが、一方、時の政府の提案をとにかく効率よく速やかに成立させたらそれでいいんだと、それが国会の役割だと、こういう角度からの議論にはくみすることはできません。国政の主人公は国民であり、その多様な民意をどのように反映をさせ……

第183回国会 憲法審査会 第2号(2013/04/03、22期、日本共産党)

○井上哲士君 共産党の井上哲士です。  今日はお二人の加藤先生、本当にありがとうございます。  まず、加藤一彦参考人にお伺いをいたします。  各国の状況で、経済的な国力と人口規模に着眼した場合に一院制採用がもう中国だけだと、こういうお話がありました。つまり、一定の経済力と人口規模があった場合に二院制が採用されているということの理由ですね、どういう根拠があるのかということをもう少し詳しくお願いをしたいと思います。  それから、両院制の四つの実質について、それぞれ参議院の存在意義にどの条項が当たっているのかという整理は大変分かりやすくて参考になったわけですが、その際に、この保障、保障というか土台に……

第183回国会 憲法審査会 第3号(2013/05/22、22期、日本共産党)

○井上哲士君 共産党の井上哲士です。  今日は、参考人の方、ありがとうございます。  まず、大山参考人にお聞きいたしますが、政権選択の民意によって国民の信任を得た内閣の政策を参議院が拒否してよいんだろうかというような提起がございました。今、特に小選挙区が導入をされて、大変、非常にこの民意が極端に出てくるという問題と、それから、この間の選挙でいいますと、シングルイシューで、それによって非常に大勝するということが何回か続きました。  そうしますと、衆議院と比べれば相対的に多様な民意を今反映をしている、選挙制度上もあった参議院が、それ以外の課題についてやはり国民の立場でしっかりチェックをし、場合によ……

第183回国会 憲法審査会 第4号(2013/05/29、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日はお二人の参考人、本当にありがとうございます。  私たちは、日本国憲法は十三条や二十五条など幅広い人権を保障していく懐の深い構造を持っていて、いわゆる新しい人権についても立法的な措置で実現をしていけばいいと、そういう点で憲法を変えていくということの必要性はないと考えております。  その上で、幾つかお聞きするんですが、一つは、やはり個人の尊厳、個人の尊重ということと立憲主義というものが一体のものであるというようなお話が先ほど来ありました。この立憲主義の問題は、この間、当審査会でもいろいろ議論になってきたんですが、ある参考人は、憲法が国家を縛るものだ……

第183回国会 憲法審査会 第5号(2013/06/05、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、お二人の参考人、ありがとうございます。  私たちも、日本国憲法は第十三条の幸福追求権を保障した上で個々のプログラム、人権カタログを定めるという非常に奥深い構造になっていると思っておりますので、環境権にしてもプライバシーにしても、本気で擁護しようとすれば、この憲法の根拠に基づいて立法で具体化することこそが求められていると思っておりまして、新しい人権をあえて憲法に追加する必要は今はないと考えております。  その上で幾つかお聞きするんですが、まず小林参考人にお聞きいたします。  先ほども九十六条の質問があったわけですが、最初の意見陳述の中で、この新……

第183回国会 憲法審査会 第6号(2013/06/12、22期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  日本国憲法は、十一条で基本的人権は侵すことのできない永久の権利だと定めた上で、十三条で包括的な幸福追求権を保障しており、その上で個別の詳細な人権カタログを定めるという懐の深い構造になっております。  環境やプライバシーを本気で擁護するならば、憲法の根拠に基づいて立法で具体化することが必要かつ可能であります。現に、これらは、言葉としては現憲法の条文には明記されていないものの、憲法の民主的な解釈から当然導き出されるものとして裁判の規範ともなり、行政ののっとるべき重要な原則として定着をしております。  新しい人権を追加するためだけに改憲する必要は乏しく、立……


23期(2013/07/21〜)

第186回国会 予算委員会公聴会 第1号(2014/03/13、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、公述人のお二人、ありがとうございます。  公述の中で、我が党の憲法制定当時の議論についての紹介がございましたが、今は違うというふうに公述人も言われましたように、私どもは今憲法の全面実践という立場であるということは申し添えておきたいと思います。  先ほど、集団的自衛権が過去に行使をされた例について、西公述人からもチェコのソ連の侵略であるとかベトナム戦争のことがございました。となりますと、集団的自衛権の行使が可能ということになれば、こういう過去行われたようなものにも日本が参加することができるのではないかと。他方、西公述人は、権利を認めることと行使……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会公聴会 第1号(2015/09/15、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、六人の公述人の皆さん、本当に貴重なお話をありがとうございます。  まず、濱田公述人にお聞きをいたします。  砂川判決が集団的自衛権を容認したものでないにもかかわらず、そのように言われている今の在り方に批判のお話もありました。  この砂川判決自身は、実は当時、マッカーサー駐日大使が日本政府に働きかけて、いわゆる高裁を飛ばす跳躍上告が行われたこと、また、当時の田中最高裁長官が裁判の見通しなどをマッカーサー駐日大使と個別に話をしていたということがアメリカの公文書館から明らかになっておりますが、裁判の中立性を私は大きく損なわせるものだと思いますけれど……

第189回国会 予算委員会公聴会 第1号(2015/03/26、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、お二人の公述人、本当にありがとうございます。  まず、秋山公述人にお聞きいたします。  核兵器の問題ですけれども、これまでに、これなくそうという運動が世界的に盛り上がった、いろんなことがありました。例えば、いわゆる核の冬ということが非常に注目をされたことがあるわけですが、この間でいいますと核兵器の非人道性という問題に非常に焦点が当たっております。その中で、従来、国家の安全保障という角度からの議論から人道上の問題という議論が非常に広がっているわけですが、こういうことに至っている背景と、そういう中で唯一の戦争被爆国である日本が果たすべき役割は何か……

第190回国会 予算委員会公聴会 第1号(2016/03/10、23期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は、お二人の公述人、貴重な御意見をありがとうございます。  まず、防衛予算に関係してお聞きいたします。  安保法制、私どもも戦争法と呼びましたが、この審議のさなかに、この法律によって軍拡になるのではないかと、こういうことに対して政府は、中期防の枠内でしかないんだからそうはならないということが答弁でありましたが、しかし、この間の防衛費の増額、とりわけ装備のところでいいますと、このペースをはるかに上回る状況で進んでおります。  そこで、西元公述人にお聞きしますが、この状況や先ほどおっしゃったような様々なことを鑑みますと、中期防の見直しということが必至……


24期(2016/07/10〜)

第193回国会 予算委員会公聴会 第1号(2017/03/09、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  三人の公述人の皆さんには、大変有意義なお話をありがとうございます。  まず、宮家公述人と小此木公述人にお聞きをいたします。  宮家公述人のお話で、冷戦時代につくられた国際システムの変質、変容ということが言われました。これ、いわゆるアメリカ中心の軍事同盟で見ますと、東南アジア条約機構が七七年に解散をし、中央条約機構が七九年に解散、ANZUS条約は八六年に機能停止、それから、リオ条約ももう今は機能停止ということになっておりまして、今残るはNATO、日米、米韓、米豪ということになっておりまして、こういう軍事同盟で暮らす国民というのは六七パーから一六%に今な……

第198回国会 予算委員会公聴会 第1号(2019/03/12、24期、日本共産党)

○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。  今日は二人の公述人の皆さん、ありがとうございます。  五百旗頭さんから防災のお話がございました。実は、八年前の三・一一の日は、私、この場所で決算委員会に参加をしておりまして、シャンデリアがもう落ちそうになって、みんなでこの机の下に避難をしたということを思い出しておりまして、これ本当に、改めてあの教訓を思い出しながら進めていくことが必要だということを思いました。  その上で、まず五百旗頭公述人にお聞きいたしますが、軍拡など中国についてお話がありました。力による現状変更について、私ども容認できないと思っております。  その中で、昨年、日中首脳会談が行われ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2020/07/03

井上哲士[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書