国会議員白書トップ参議院議員平野達男>委員会発言一覧(全期間)

平野達男 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

平野達男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは平野達男参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。平野達男参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

19期(2001/07/29〜)

第153回国会 財政金融委員会 第3号(2001/10/18、19期、自由党)

○平野達男君 自由党の平野達男でございます。初めての質問でございますので、よろしくお願いいたします。  まず、通知申し上げましたインフレターゲット論でございますが、これにつきましては先ほど来いろんな角度から議論されておりますし、速水総裁の見解も反対であるという明確な答えがございましたが、せっかくの機会でございますので、これに関して若干のちょっとコメントをさせていただきたいと思います。  今まで日銀がとられた金融政策というのは、金融緩和によって短期金利を下げるんだ、それを通じて長期金利も下げて需要の喚起をするような下支えをするんだと、そういう方向で金融政策をやってきたと思います。ただ、実際には、……

第153回国会 財政金融委員会 第4号(2001/10/25、19期、自由党)

○平野達男君 自由党の平野達男でございます。  きょうの質問の最後でございまして、今までのなされた議論と重複するところがあるかもしれませんが、御容赦願います。  まず一番目なんですが、日銀はことし六月、通貨及び金融の調節に関する報告書を出しました。御承知のように、金融緩和政策の中で、今まで日銀は日銀当座預金の量をふやすということを主体として金融緩和政策をやってまいりましたけれども、この報告書の中では、資金を文字どおりじゃぶじゃぶに供給しても金融緩和の効果が金融機関行動や実体経済になかなか伝わっていない状況が続いている、このような状況のもとでは物価の下落傾向を金融緩和だけで食いとめることは難しい……

第153回国会 財政金融委員会 第6号(2001/11/01、19期、自由党)

○平野達男君 自由党の平野達男です。  私はきょうは、先般の米国における同時多発テロに関連しましてのテロ資金対策の対応状況についてお伺いしたいと思います。  御承知のように、首謀者の一人がオサマ・ビンラディンというふうに言われておりますけれども、この方は、この方はと言ったらいいのか、この人はサウジアラビアの出身で、サウジアラビアの財産を引き継いで、その資金をもとにして世界各国のテロを扇動しておるというふうに言われております。また、テロ対策につきましては、直接の武力行使以外に、教育の問題でありますとか貧窮の解決でありますとかいろんな角度から対応すべきだというふうに言われておりますけれども、私は、……

第153回国会 財政金融委員会 第8号(2001/11/08、19期、自由党)

○平野達男君 自由党の平野達男でございます。  法律に関して、何点か基本的なことを確認させていただきます。  銀行につきましてはいろいろな評価がございますけれども、少なくとも自己防衛といいますか、銀行を存続させるための努力というのは、これは最大限の努力をしているんじゃないかというふうに私はとらえております。  BIS導入後、特に、株をたくさん持っておりますから、株価の低下がコア資本を侵食するということについては、これはもう銀行は十分理解しているわけでありまして、でありますから、株式市場等を見ながら株を計画的に吐いてきた、株を吐く努力をしてきたということが言えるんではないかというふうに思っており……

第153回国会 財政金融委員会 第9号(2001/11/13、19期、自由党)

○平野達男君 自由党の平野達男でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、山本会長にお伺いしたいと思います。  きょうの冒頭の御説明の中でも、銀行は自己資本率の確保に向けて相当の努力をしておるんだと。特に、みずほにつきましてはもう自己資本のティア1に相当する株の保有の制限まで達成する見込みはできたというような御説明がございました。恐らく、銀行によってその努力の傾注の仕方あるいは株の売却の仕方、そのスピード、いろいろ違いはあると思いますが、全体としてはやはり銀行はかなりの危機意識を持って株の売却に努力をしているんじゃないかというふうに思います。  そういう中で、あえて今法律でもって国……

第153回国会 財政金融委員会 第10号(2001/11/15、19期、自由党)

○平野達男君 自由党の平野達男でございます。  まず、一点目の剰余金の処理の特例に関する法律案でございますけれども、私は、国債発行枠三十兆円というのは、当該年度の国債の発行の枠を制限するよというだけではなくて、いわゆる後年度負担をできるだけ減らすんだ、後年度の負担に影響を与えないんだという趣旨だというふうに理解しておりました。  しかし、今回の法律案は、本来であれば剰余金の二分の一をこれはたしか国債整理基金に繰り入れるという内容のものだったと思うんですが、この法律をわざわざ改正して、これは昨年もそういった法律改正になっていたようですけれども、二年続けてということになるんでしょうか、改正をして国……

第153回国会 財政金融委員会 第11号(2001/11/20、19期、自由党)

○平野達男君 自由党の平野達男でございます。  私は、株式取得機構の特別勘定にまず限定しまして、何点かお聞きしたいと思います。  銀行がここの特別勘定に株を売るというときの動機なんですが、恐らく時価というものがあって、その時価を想定してこれを出したときに、百分の八以上の価格の下落が起こるときに特別勘定に買ってくれというふうに持ってくるのではないかというふうに想定しますけれども、こういう理解でよろしいでしょうか。
【次の発言】 いつも総合的と言われてそこでちょっと判断が迷ってしまうんですけれども、基本的に銀行は、中長期的というか、短期的に見た場合には、損得勘定で特別勘定に行くかどうかというのはや……

第153回国会 財政金融委員会 第12号(2001/11/22、19期、自由党)

○平野達男君 自由党の平野達男でございます。  何点か基本的なことをちょっとお尋ねしたいと思います。  個人金融資産残高に占める現金・預金の占める割合、日本は先進国では断トツでありまして、これはけさほど若林委員が質問の中で指摘されたとおりであります。間接金融主流、企業から見れば少ない自己資本で借金で財政を立ててきたという、そういう状況がこの数字からもよくわかると思います。直接金融は、リスクもありますけれども逆にもうけもある、その一方で、企業に何かあったとしても、少なくとも不良債権という問題が発生することはないというようなことで、いわば間接金融から直接金融という流れは一つの大きな流れになっている……

第153回国会 財政金融委員会 第13号(2001/12/04、19期、自由党)

○平野達男君 自由党の平野達男でございます。最後の質問でございます。  先ほど、フェアバリューというお話がございました。フェアコンペティションという概念でちょっと質問したいと思います。  塩崎議員にお尋ねします。  今回の改正の柱は、入札への参加というのがあります。入札は当然のことながら、RCCと民間のサービサーというのがいるようですが、その人たちがコンペティションをするということでありまして、価格をどのように設定するかというのは、これは非常に大変だろうと思います。本当に買いたいという気持ちがあれば民間企業は必死になって、自分の将来に対するこれは得か損か、あるいはどれだけの利益があるかというこ……

第153回国会 財政金融委員会 第14号(2001/12/05、19期、自由党)

○平野達男君 平野達男でございます。きょうはどうもありがとうございます。  山田参考人にお伺いしたいと思います。  今回の法律改正の柱の一つは入札です。そこにRCCが入るということですが、RCCと民間サービサーと比較した場合に大きな違いが一つだけあります。一つというか、何点もあるんですけれども。  それはまず、資金調達が政府保証でされているということが一つ。それとセットで、入札価格を入れるときに、民間は利益を出さなくちゃなりません、RCCは利益を出さなくてもいいです。ここに、入札価格を入れるときに大きな差が出てきます。  こういう差があるものに対して競争入札を入れるということについて、山田参考……

第153回国会 財政金融委員会 第15号(2001/12/06、19期、自由党)

○平野達男君 自由党の平野です。  御通告申し上げました質問に入ります前に、おとといの議論の延長線上でちょっと塩崎議員にお尋ねいたします。  今回の法律の改正の柱の一つが入札制度の導入、これにつきまして、フェアコンペティションかどうかということについて前回、前々回議論をしました。  私の趣旨は、民間のサービサーと比べてRCCに関して際立った違いがあるというふうに認識しております。その最大の違いは、民間サービサーは入札価格を決定するときに利潤を見込めなくちゃならない。RCCは利潤を見込まなくてもいいです。ですから、例えばキャッシュフローのあるものについての入札価格を計算する場合の分子については、……

第153回国会 予算委員会 第6号(2001/11/15、19期、自由党)

○平野達男君 自由党の平野達男でございます。  まず、補正予算関係で質問させていただきたいと思います。  今回の改革先行プログラムに関する国費一兆円が計上されておりますが、全体を大きく三つに分けておりまして、雇用対策、中小企業等対策、構造改革を加速するための対策という、この三つの柱で整理がされております。  全体を見ますと従来の施策の延長線上のものが多いという感じがしまして、若干新鮮味に欠けるのではないかという感じがしますし、構造改革を加速するというテーマの割には額も小さい。また中小企業等対策について見ますと、過去に実施された施策の後追い的なものがありまして、何で今ここに予算を計上しなければな……

第154回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号(2002/03/29、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国改連絡会の平野達男でございます。  まずもって、私の質問の都合上からでございますけれども、山口那津男委員に質問の順番を変えさせていただきましたこと、お礼を申し上げます。  竹中大臣に質問したいと思います。  二月一日に財政金融委員会に出席していただきまして、さきの十三年度予算の二次補正の予算と骨太の基本方針ということで議論させていただきまして、私と塩川財務大臣の中で、間でやり取りがありまして、ちょっとしり切れトンボになった経過があります。その話の整理をちょっと付けさせていただきたいと思います。付けさせてもらうというのは、ちょっと言葉が余り穏当ではありませんけれども。  実は、今……

第154回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第3号(2002/07/05、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党)の平野達男です。  まず最初に、不良債権に関しまして何点か御質問をしたいと思います。  不良債権問題を正常化させるということを柳澤大臣あるいは小泉総理も本会議で言っておられます。この正常化という意味について、何をもって正常化と言うのか、これをまずお聞かせください。
【次の発言】 今の不良債権比率の定義をもう少し具体的に言いますと、不良債権の定義は再生法開示の債権という理解でよろしいでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、これは金融庁からいただいた資料なんですけれども、今の十四年三月末ですと不良債権比率八・四%という数字になります。これを三%ないし四%まで……

第154回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第4号(2002/07/19、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野でございます。  今日は、前回に引き続きまして不良債権のことについて柳澤大臣と竹中大臣にお伺いしたいと思います。  第一問目は、前回のこの金融特での議論のまとめというか確認という形になりますけれども、いわゆる不良債権の処理というのは構造改革の一つの柱でございました。柱であります。この不良債権の処理につきましては、何を意味するかということについては大きく二つあるんじゃないかというふうに申し上げました。一つは、債権区分の実態に即した分類であると。それからもう一つは、そうして分類して、破綻懸念先以下というものに分類されたものについてのオフバランス化の促進。この二つで……

第154回国会 災害対策特別委員会 第8号(2002/07/19、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会、平野達男でございます。初めて災害対策委員会に出席させていただきまして質問させていただきます。  今日は、台風六号関係に関連しまして、二点ほど質問をさせていただきたいと思います。  冒頭、大臣の方から台風六号、七号の被害状況の報告がございました。岩手県も、私、岩手県の出身なんですけれども、特に台風六号については大変な被害が出ておりまして、私も先週の土曜日に地元に帰りまして現地を見てきたというような状況でございます。  今、被害の額の確定につきましては、今これは調査中でありますから間もなく出てくると思うんですが、被害額についても相当の額に上るんじゃないかなというふうな……

第154回国会 財政金融委員会 第2号(2002/02/01、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国連の平野でございます。  どうも竹中大臣ありがとうございます。  塩川財務大臣がデフレスパイラルはどうも独り歩きしているんじゃないかというようなことを言っておられましたけれども、本当に独り歩きをしまして、昨年の十一月、十二月でしたか、緊急対応プログラムの中にどっかり座ってしまいました。  それで、今日は、そのデフレスパイラルの前のデフレなんですが、このデフレにつきましては、竹中大臣は、三つの発生要因があるということで、二番目に内需の減少からくる需要の減少だということを言っておられます。私は、今日はこのデフレの中でも特に需要という面に着目して議論したいんですが、いわゆる潜在供給力……

第154回国会 財政金融委員会 第5号(2002/03/19、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国連(自由党)の平野達男です。  RCCに関して何点か御説明いたします。  財務大臣には質問行かないと思いますので、もしなんであれば結構でございますけれども。  先般、早急に取り組むべきデフレ対策案、対策ということ、対応策ということで方針が出されまして、全体がたしか三つか四つ、空売り規制とか何か含めて項目があったと思います。あります。その中で、「RCCによる積極的な不良債権買取り」という項目がございまして、これはもう御承知のように、昨年に金融再生法の改正をやりまして、RCCによる不良債権の買取り、いわゆる時価の買取りを認めたというような改正をやっています。そのときの状況と、これを……

第154回国会 財政金融委員会 第6号(2002/03/20、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 今日は株の空売りについて質問したいと思いますが、塩川財務大臣、空売りはやっておられないでしょうから、どうぞ、席を外しても結構ですので。  それで、空出張とか空手形とか余り言葉は良くないんですけれども、株の空売りというのは立派なこれは商取引であるということだそうです。しかし一方、いろんな新聞情報、新聞なんかを読みますと、空売りというのは非常に悪いイメージで取られているし、現に空売りを悪用して不当な利益をもうけたというような外国の会社もあるというふうに聞いていますが、要するに不当な空売りと本当のいい空売りというのは、区別というのはどのようになっておるんでしょうか。

第154回国会 財政金融委員会 第8号(2002/03/28、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国改連絡会の平野です。  今日は、先に、前のNTT売却益の利用に関する法律の改正のときの議論を、ちょっとしり切れトンボに終わりましたので、財務大臣との間でちょっと整理を付けたいというふうに思います。  あのときは、二次補正の意味合いということでお尋ねをしたというふうに思っています。  今の経済状況はデフレという状況にありまして、このデフレの見方をどのように見るかというのはいろんな見方がありますけれども、あのとき私が申し上げたのは、やっぱり需要と供給の間に物すごいギャップがある、供給が需要を非常に上回っている、デフレギャップという言葉がございましたけれども、そのデフレギャップがある……

第154回国会 財政金融委員会 第11号(2002/04/11、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党)の平野達男です。  今までの議論はたばこ有害論という観点に立っての、どちらかというと消費者、国民の立場に立っての質問が、議論が多かったように思います。ここで私は、ちなみに先般のBSEの報告書にも、国は消費者の立場に立てということが出ました。しかし、今日はここでは私はあえて、葉たばこ生産農家、生産者の立場に軸足をどっぷり置いてちょっと議論を進めたいと思います。  ちなみに、私は岩手県の出身ですけれども、岩手県では葉たばこ販売額が九十七億、全国四位で、耕作者数が大体三千五百人で全国トップであります。何せ県北部で葉たばこ耕作者が多くて、産業が非常に少ないというこ……

第154回国会 財政金融委員会 第12号(2002/04/16、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党)の平野達男でございます。  まず最初に、みずほのシステムトラブルに関して一つ質問をさせていただきたいと思います。  世の中に絶対というのはありませんけれども、やっぱり絶対起こしてはならないものというのはあると思います。これが今回のシステムトラブルであったというふうに私は理解しております。  恐らく、金融のプロあるいはシステムのプロ、みんな集まって四月一日まで備えてきましたから、その段階までは、手抜きがあったとか、やるべきことをやっていなかったとか、そういうことは多分なかったと思います。なかったと思いますが、結果としてこういうシステムトラブルが発生してしまっ……

第154回国会 財政金融委員会 第13号(2002/04/18、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党)の平野達男です。  今日は植竹副大臣、どうもありがとうございます。  今回の本人確認という法律でございますけれども、パスポートも位置付けられておりますが、まずそのパスポートについてちょっとお伺いします。外国人が持っているパスポートが本物か偽造かという判断というのはどこがどういう形でやっておるんでしょうか。
【次の発言】 それは具体的には空港でいえば空港でチェックするということですか。
【次の発言】 一月以上になりますけれども、ムルアカ氏、今日は鈴木宗男さんのことをやるつもりはないんですが、あくまでパスポートでいきますけれども、ムルアカ氏のは偽造ではないかと……

第154回国会 財政金融委員会 第16号(2002/05/23、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 よろしいんでしょうか、答弁は。いいんですね。はい。私が池田委員の答弁するわけにまいりませんので。  国会改革連絡会の平野達男でございます。  私は、今回の金融検査と関連すると思いますけれども、主に政府系金融機関の財源問題について質問したいと思います。  御承知のように、今まで特殊法人、政府系金融機関も含む特殊法人につきましては、二〇〇一年の三月までは主に財政投融資資金を利用していたと。四月にこれを廃止しまして、預託制度を全面廃止ということでこれが廃止になりました。代わって出てきたのがいわゆる財投機関債、そして財投債であります。財投機関債は、御承知のように特殊法人が発行する個別債券……

第154回国会 財政金融委員会 第18号(2002/06/04、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野達男でございます。  前回、政府系金融機関に関連しまして、財投機関債と財投債に質問をさせていただきました。時間がもうしり切れトンボになって足りませんでしたので、その続きを今日やらせていただきたいと思います。  お手元に「新たな財政投融資の仕組み」ということでペーパー一枚配らせていただきました。もうおなじみのペーパーであると思いますので今更説明は要らないと思いますが、若干これに触れさせていただきながら質問をさせていただきたいと思います。上がいわゆる旧財投の仕組みでありまして、御承知のように二〇〇一年の四月にこれが廃止になりました。代わって今の下のような仕組みにな……

第154回国会 財政金融委員会 第20号(2002/06/11、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 平野でございます。  今回の連結納税制度に関連しまして、基本的なことを何点かお伺いしたいと思います。質問の内容につきましては、もう既に何人かの委員が立たれまして、かなり重複する部分があるかと思いますが、御容赦願いたいと思います。  まず、一点目なんですけれども、今回の改正では、連結納税制度の創設に伴う財源措置と名を打ちまして、減収分を幾つかの政策によって補てんするというような中身になっております。連結付加税の導入あるいは退職給与引当金制度の廃止などの課税ベースの見直しによる増税ということになっておるわけですが、ここで貫かれているのはいわゆる税制中立ということだと思うんですが、一方……

第154回国会 財政金融委員会 第21号(2002/06/13、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党)の平野でございます。今日はどうもありがとうございます。  まず、中里参考人にお伺いしますけれども、参考人は、税制というのは市場における企業活動にまずできるだけ介入しないようにするのがいいんだというスタンスを取っておられますけれども、今回の連結納税制度の導入というのは、今までの税制がどちらかというと企業活動、あるべき企業活動に制約を受ける方向で動いていたという前提で導入されるのか、あるいは、そうでない、もっと別な観点で導入されるのか。先ほど国際競争力というお話がございましたけれども、いわゆる税のあるべき姿という本来論からいった場合には、どのような考え方をお持……

第154回国会 財政金融委員会 第22号(2002/06/25、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野達男でございます。  まず、連結納税制度につきましては、やはり持ち株会社の解禁、あるいは会社の分割法案、分社化に向けた法制度の整備等々の延長線上にありますし、あるいは企業をめぐるいろんな国際状況の変化等々を踏まえれば、この導入についてはやっぱり反対の余地はないのかなという感じがしております。  ただ、今回の法人税法等の一部を改正する法律案全体を見ますと、一言で言えば竜頭蛇尾の感じがありまして、蛇尾、いわゆる蛇のしっぽの部分はもう言うまでもなく連結付加税でありまして、そんなしっぽは切ってしまえ、切って燃やしてしまえと、つまり蛇尾はだびに付せというのが民主党さんの……

第154回国会 財政金融委員会 第24号(2002/07/11、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野でございます。  今日は日銀に何点か基本的なことをちょっとお伺いしたいと思います。  まず一番目は、景気動向との関係でございますけれども、午前中からの議論がありますが、底打ち感が出てきた、要するに底打ち宣言をしているということがありますけれども、実態はもう外需頼み、個人消費は横並びで横伸び状態でありますし、最も問題なのは、企業の設備投資が落ち込んだままであるというような状況であります。  この、企業の設備投資が落ち込んでいるということの状況にちょっと絞って議論を進めさせてもらいますけれども、この理由はいろんな見方があると思いますけれども、大きく私なりに整理すれ……

第154回国会 予算委員会 第4号(2002/02/01、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国連(自由党)の平野達男でございます。  BSEの感染牛、我が国で三頭確認されました。この影響、本当に重大なものがあります。枝肉価格の暴落、消費の低迷、この影響を受けまして、生産者始め牛肉に関するいろんな業界が本当に深刻な影響を受けております。また、本当に重要な問題は、国産の農産物は安全だというふうに言ってきました。その例外を作ってしまいました。  一方、海外からのこうした伝染、これは正確には伝達性の病気なんですが、こういったものを阻止する義務が行政にはございます。その行政にその義務があったにもかかわらず、結果としてBSEの感染を、導入を、侵入を許してしまった。  この大きな事態……

第154回国会 予算委員会 第10号(2002/03/12、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国改連絡会(自由党)の平野達男でございます。  資料をちょっとお配りください。
【次の発言】 岩手県二戸市、青森県田子町にまたがる地域におきまして、産業廃棄物の不法投棄が確認されております。量におきまして八十二万立方メートル、全国最大規模の不法投棄の事実ということになるかと思います。  この事実に関しての、事実の有無あるいは現状、今後の方向等々につきまして、環境省から御説明願います。
【次の発言】 これは刑事事件としても扱われていますね。その概要をちょっと御説明願えますか。
【次の発言】 この不法投棄の行為者が三栄化学工業、縣南衛生という会社になっていますが、この会社は今どうなっ……

第154回国会 予算委員会 第16号(2002/03/25、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国連(自由党)の平野達男でございます。  私も、ここにおられる多くの委員の皆さんと同じように、ほとんど毎週地元に帰って歩いております。私の地元とは、小泉総理も心からいいところだとこの予算委員会で言っていただいた岩手県でありますけれども、その岩手県はまた酪農、畜産、これは本当に非常に盛んな県であります。今BSEが発生しまして、勢い、繁殖農家の方々あるいは生産農家の方々、酪農家の方々との意見交換の方が多くなっています。そうした方々との意見交換の場で感じますのは、やり場のない絞り出すような怒り、あるいはもう本当に困惑であります。今日は、そうした方々との話合いの中から何点か取り上げまして……

第154回国会 予算委員会 第18号(2002/03/27、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国改連絡会の平野達男であります。  ただいま議題となりました平成十四年度予算三案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。  まずもって冒頭で申し上げたいことは、憲法上優先権を持つ衆議院の予算審議についてであります。  北方支援事業を始めODAなど、鈴木宗男氏をめぐる疑惑は予算案そのものにかかわる重大な問題であります。本来でありますれば、鈴木氏の証人喚問で疑惑を究明した後、議決し、予算案を参議院に送付すべきであります。それを自然成立という制度に安易に寄り掛かるために、三月六日議決、同月十一日鈴木氏喚問という国民としては理解できない予算審議を強行したことは誠に遺憾であります。……

第154回国会 予算委員会 第19号(2002/04/04、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国改連絡会の平野達男でございます。  武部大臣にお伺いします。  一九八六年に英国でBSEが発生しました。以来、ヨーロッパであちこち拡大をしました。そうした状況の中で、日本農林水産省は、このBSEの日本の上陸を断固として阻止しなくちゃならなかった、それが責務であったというふうに私は認識しておりますが、大臣はどのように考えておられるでしょうか。
【次の発言】 私は、そういう責務がある中で、BSEの上陸を許してしまった、それ自体が私は、いかなる弁明があろうと重大なる失政だというふうに認識しておりますが、大臣はどのように考えておられるでしょうか。

第155回国会 財政金融委員会 第2号(2002/10/31、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党)の平野達男です。金融担当大臣の竹中大臣に初めて質問させていただきます。  かつて、不良債権問題については柳澤大臣が最前線に立って戦って集中攻撃を浴びていると、竹中大臣は敵の弾が届かないところに立っていろいろなことをしゃべっているというふうにやゆをいたしましたけれども、今回金融担当大臣になりまして、その集中砲火の真っただ中に立たれました。そういった意味で素直におめでとうございますというふうに言えない感じもします。  そこで、今回の総合デフレ対策を構築する出発点は、アメリカ発、総理大臣の不良債権処理を加速するでありました。ところが、小泉総理大臣は一言も不良債権……

第155回国会 財政金融委員会 第3号(2002/11/07、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野でございます。  まず冒頭、塩川財務大臣にお伺いしたいと思います。  国債発行枠三十兆円、これはシーリングとは別に、財政の規律を守る、安易な国債発行によらない予算編成をするんだということで設定しておりました。先般の報道によりますと今年の税収は約二兆円ぐらい予想を下回るという話で、これはちょっと三十兆円の達成というのは、堅持というのは結果としてなかなか難しいのかなという感じがします。  それは、達成できないかどうかということについてはいろいろ議論あろうかと思いますが、むしろ私は、来年度の予算編成に向けて、シーリングとは別に、いわゆる塩川財務大臣はかんぬきというふ……

第155回国会 財政金融委員会 第4号(2002/11/14、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国改連絡会(自由党)の平野達男です。  今日は、参考人の皆様方、どうもありがとうございます。  まず先に、吉野参考人と深尾参考人にお伺いします。  金融再生プログラム、これから工程表を作ってやるんだというふうに言われていますが、もう実質は、もうこれでこの金融再生プログラムは実質動いているんじゃないかなというふうに私は思っています。  その理由はなぜかというと、金融庁が銀行の自己資本は脆弱だということをはっきり宣言してしまいました。そして、税効果会計の見直しについては、これはやるかやらないかはまだはっきりしていませんが、やるということを検討するということでこれも言っています。そうし……

第155回国会 財政金融委員会 第5号(2002/11/19、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党)の平野達男です。  与党提案の法律に関して質問をさせていただきます。  大きく三つの観点から質問をさせていただきたいんですが、まず株式売却に係る強制性という問題であります。  昨年に成立した銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律は、もうこれは御承知のようにティア1の、銀行が保有する株に対して制限額を設けて、それをティア1の範囲内にしよう、その超えるものについては三年間で売却しなさいということを、これを法律で決めましたから、銀行が好むと好まざるとにかかわらずその株式を売却しなければならないという、そういった意味で強制力が働いているかと思います。  片っ方で……

第155回国会 財政金融委員会 第6号(2002/11/21、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党)の平野達男であります。  私は、ただいま議題となっている議員提案の法案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。  私は、本法案の問題点をしつこく改めて明らかにしていきたいと思います。  本法案の組立ての考え方には不明確な点があります。  まず、持ち合い株の解消を政策目的に入れながらも、事業法人による銀行株の売却は市場の動向を見ながら行える仕組みになっており、事法の自由裁量の余地が大きく、市場における普通の株取引との間に大きな差異は認められないという点であります。これは、銀行による事法株の売却が法律によって一定量の株を一定期間に強制的に行わなければな……

第155回国会 財政金融委員会 第7号(2002/11/26、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会連絡会の平野達男です。  法案の質問に先立ちまして、農林水産省が最近出された岩手県の中央卸売市場の青果部の卸売業者に関する処分に関して何点かお尋ねをしたいと思います。  これは委員の皆様御承知のように、卸売市場というのは、これは今回の場合、青果部なんですけれども、生産者がありまして、生産者に対して出荷者ということで、農協、経済連、全農なんかが一応、生産者が生産したものを集めてそれを市場に持っていって卸売業者に販売をお願いすると。競りを掛けたりあるいは相対で取引したりして決めるわけですが、この今回出された処分は、その卸売業者に対して営業停止命令を出すという非常に強い措置でありま……

第155回国会 財政金融委員会 第9号(2002/12/03、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 今日はどうもありがとうございます。  まず、前田参考人、三木参考人にお伺いしたいと思います。  銀行は、基本的にこれは会社でございますから、経営は自己責任でやる、あるいは私的自治が確立されていなければならない、こういう原則があるだろうと思います。  ところが、先般出された金融再生プログラムを見ましても、あるいはこれまでの一連の流れを見ても、どうも自己責任に任せておけないという政府の判断がありまして、先ほどルール変更みたいな話もありましたけれども、ルール変更以外に、監視の強化、それからルールの強化、そういったものが今回の金融再生プログラムでも打ち出されていると思うんですが、どうもそ……

第155回国会 財政金融委員会 第10号(2002/12/05、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野達男であります。  今まで、二十分とか三十分とかといって、どちらかというと短距離走ばっかりやってきましたので、今回、一時間という時間をいただきまして、初めて中距離競走にちょっと挑戦させてもらいます。途中でペース配分間違えて失速するかもしれませんが、よろしくお願いしたいと思います。  まず、金融再生プログラムについてお伺いをしたいと思います。  お手元に参考資料を配らせていただきました。一枚目に、抜粋をここに用意してあります。2の「新しい企業再生の枠組み」という中で、「「特別支援」を介した企業再生」ということで、特別支援金融機関に関しての項目がア、イ、ウと書いて……

第155回国会 財政金融委員会 第11号(2002/12/10、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 私は、ただいま議題となっている政府提案の二法案並びに民主党提案の修正案に反対の討論を行います。  まず、今回の改正案の大きな柱であるペイオフ完全実施の二年延期という明白な政策転換について、政府は必要な説明を全くしていません。来年四月からのペイオフの完全実施は政府の公約でありました。不良債権処理の加速の実施を背景として、政策強化という言葉にすり替え、ペイオフ完全実施を延期せざるを得なかった経済の状況、そこに立ち至った理由をきちんと国民に説明しないのは、説明責任の回避であり、経済失政の隠ぺいと言われても仕方ありません。  法案の前提であるペイオフ実施延期の説明責任を果たさない以上、本……

第155回国会 農林水産委員会 第6号(2002/11/28、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党)の平野達男でございます。  昨年の三月まで二十年間、農林水産省に勤めておりまして、そこを、脱藩と言えば格好いいんですけれども、職場放棄をしましてこちらの政治の世界に入ってまいりました。農林水産委員会では初めて質問をさせていただきます。  今日、法案の審議なんですけれども、その前に是非ともお時間を拝借しまして、先ごろ農林水産省が盛岡にあります中央卸売市場の岩果という、これは卸売業者なんですが、これに対して出された処分に関連しまして何点かちょっとお尋ねをしておきたいと思います。先般、西藤局長には財政金融委員会においでいただきまして、その概要につきまして大体のこ……

第156回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号(2003/04/23、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野達男でございます。  預金等全額保護制度下における破綻処理、これは一応終了したということで、三月に理事長談話が出ております。  冒頭、ちょっとこれ通告を申し上げませんでしたけれども、このいわゆる預金等の全額保護制度下における破綻処理の終了したということに対しての金融担当大臣のちょっとコメントをちょっとお願いしたいなというふうに思います。  これは、結果としてみますと、百八十行の金融機関がまず破綻をしたと。それによる要するコストが資金贈与等で十八兆でしたか、約十八兆ですね。そのほかに債権買取りで六兆三千億ぐらいじゃなかったかと思うんですが、これ債権買取りはこれか……

第156回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第4号(2003/06/25、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野でございます。  今日は三大臣おいでいただきましたけれども、私に与えられた時間が二十分で、質問は金融庁の関係に限定させていただきます。  そこで、私の質問は、通告を申し上げた質問のほとんどは先ほどの浅尾議員の質疑と重複しております。質問の内容は、なぜ三回目の公的資金注入をしなければならなかったのかということに関しての総括が不十分じゃないかということであります。  先ほどのやり取り聞いていますと、これからしっかりやりますという覚悟は十分お聞きしました。しかし、その覚悟がどういった確証で、どういった考え方でそれが実行できるのか。それを説明するためには、過去の二回目……

第156回国会 財政金融委員会 第5号(2003/03/26、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の平野達男です。  今日は福井総裁、ありがとうございます。早速ですけれども、まず総裁から質問をさせていただきたいと思います。  銀行の保有株の買入れを二兆から三兆に枠を拡大したということで、その趣旨につきましては昨日、大塚委員の方から質問がありまして、ちょっと私、昨日ここに来れなかったんですが、テレビでよく拝見しましたので一応理解したつもりです。  その一方で、株式保有機構というのがありまして、これは二年前の臨時国会で政府提案で成立した機構です。これは、出資金をまず銀行から百億でしたか、出してもらって、特別勘定を使って、株式を売る場合には百分の……

第156回国会 財政金融委員会 第7号(2003/04/17、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野達男でございます。  今回のリレーションシップバンキングの機能強化に向けてという報告書でございますけれども、今回の報告書が出た元々の背景の一つにやっぱり不良債権の処理というのがありまして、地域金融については主要行とは異なる別のルールが必要なんじゃないかという問題意識があったと思います。  今回の報告書の中では、主要行と同様のオフバランス化手法を取ることの困難性ということで三点ほど大きく挙げてありまして、なかなかやっぱり主要行とは違う、同じ手法で取るというのはなかなか難しいんじゃないかという、そういうトーンの報告書だったと思います。  先ほど竹中大臣の答弁の中に……

第156回国会 財政金融委員会 第8号(2003/04/22、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野です。  総裁に何点かお尋ねをしたいと思います。  量的緩和をしているんだけれども市場にマネーが十分に行き渡らない、その理由として金融システムの機能不全ということが挙げられております。先般の日銀総裁のこの中での概要説明、報告書の概要説明の中で、その機能が十分果たされていないという最大の要因として不良債権問題があるというふうに挙げられておりました。  私は、不良債権問題につきましては、これは大きな要因であると思っていますが、最近不良債権の性格というのは随分変わってきているという認識を持っています。今回、ここで最大の要因として不良債権問題があると言われたその総裁の……

第156回国会 財政金融委員会 第9号(2003/04/24、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 時間がないので質問に入らせていただきます。  生保の新セーフティーネットの考え方なんですが、これは今回、三年間延期をするということであります。契約者保護は基本的にその業界がやるんだよという原則に立ちますと、国対応で四千億の枠を用意するというのは、これは極めて異例な措置で、そういった意味では、期間を設けたというのもその意味だろうと思うんです。  そこで、今回の現行スキーム、十二年度から十四年度まで三年間の中で、この期間の中でセーフティーネットを用意したわけですけれども、生保がどういう努力をしたのかという、その評価がどこにされているのかという問題意識がちょっとあります。これ、一生懸命……

第156回国会 財政金融委員会 第11号(2003/05/22、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野です。  今回の証券取引等の一部を改正する法律案、中身を拝見しますと、基本的にはいろんな規制緩和をして証券市場の活性化をもっともっと促そうという、そういう趣旨かと思います。この背景の中には、やっぱり間接金融から直接金融という流れに移行するんだと、させるんだということを、これ、金融大臣あるいは財務大臣等も事あるごとにいろいろ言ってこられたと思います。  しかし実際には、いろんなデータ見ますと、なかなか直接金融、いわゆる株への投資とか、あるいはいろんな証券を買ったり売ったりするという、そういった売買がなかなか進まないということで、間接金融から直接金融への移行という……

第156回国会 財政金融委員会 第13号(2003/05/29、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野です。  午前中の予算委員会の続きをちょっとやらせていただきたいと思います。非常に時間が短くて、かつテレビが入るということでどうしても時間までに終わらせなくちゃならないというオブリゲーションを感じながらやったという多少の言い訳がありますが。  言いたかったのは、最後に言いたかった、総理に、デフレは貨幣現象かということにつきましてのことなんですが、日銀は今金融緩和措置を、これは、デフレ対策というか、これをやることによってデフレを解消しようという明確な意図を持ってやっているんじゃなくて、今の経済がこれ以上落ち込まないように、例えば資金ショートを起こさないように潤沢……

第156回国会 財政金融委員会 第14号(2003/06/13、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の平野でございます。  今日は、三人の参考人の皆様方、どうもありがとうございます。  質問の都合上、先に岩本参考人からお伺いしたいと思うんですが、朝日監査法人は受嘱というのを一応辞退されておりますね、これ四月末だったと思うんですが。衆議院のいろんなやり取りを聞いておりますと、いわゆる予備調査というか、予備調査というのがあるかどうか知りませんが、その段階で銀行側といろいろやり取りしていると。した段階で、どうも意見のそごがあって意見の一致を見なかったと、それがその受嘱を辞退したという答弁だったと思うんですが、大体こういう理解でよろしいでしょうか。

第156回国会 財政金融委員会 第16号(2003/07/01、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 平野でございます。  今回の法律が、最後の最後までというか、今の段階でももやもやなものが残っているのは、ひとえに「保険業の継続が困難となる蓋然性がある場合」というこの一言に掛かっているんじゃないかなという気がします。  それで、この蓋然性につきましては、先ほど紹介がございましたけれども、これ私も調べてみたんですが、その事柄が実際に起こるか否か、真であるか否かの確実性の度合いと言っています。更に私はもう一歩調べまして、類語辞典というのを調べてみたら、可能性、公算、確率とありました。ですからこれ、これをこのままいきますと、この文脈でいきますと、蓋然性というのは、何か非常に言葉として私……

第156回国会 財政金融委員会 第17号(2003/07/03、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国連の平野です。前回に続いて蓋然性の話からスタートして、今日も議論をしたいと思います。  蓋然性というのは、前回も言いましたように、可能性若しくは公算性あるいは確率というような類語があるというふうにお話をさせていただきました。私の問題点は、この蓋然性というのは、前回の議論でもありましたけれども、五年先あるいは十年先の長期を見通したときに、一応今ある条件で、こういう条件で推定すると破綻の可能性があるというその可能性を言っている。それが本当に正しいかどうかというのはこれは分からない。にもかかわらず、今のこの法律のスキームでいきますと、その現在の段階の判断だけで予定利率の引下げという事……

第156回国会 財政金融委員会 第18号(2003/07/08、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の平野と申します。  今日は、四人の参考人の皆様方、どうもありがとうございます。  まず一番最初、横山参考人にお伺いしたいと思いますが、私は、今回の法律というのは、本当、非常に問題が多々あるなというふうに思っていまして、その中の問題の一つが蓋然性ということで、これは中長期的な観点に立ってその保険会社が破綻するかもしれないという、かもしれないという前提に立って、その一方で予定利率の引下げという事実だけは固定してしまうという。つまり、可能性に対して引下げだけ仮定して、一定の保険契約者からコスト負担をしてもらうという制度に今終わっているということがま……

第156回国会 財政金融委員会 第19号(2003/07/10、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の平野達男でございます。  まず冒頭、例の会談記録なるものに関してちょっと若干質問というかコメントさせていただきますが、実は今日、高木前局長あるいは前長官、失礼しました、森前長官ですね、呼ぶのであれば、東京海上の前副社長もこれは当然呼ぶべきだというふうに強く主張したのは私でありました。  一つは、これは御本人が外に出ることを想定して書いたペーパーかどうか、これを確認したかったというのが一つと、それから、今これを出たことに対して御本人がどういうふうに思っているか、これをちょっとお聞きしたかったんです。  前段の、外に出るか出ないかということに関し……

第156回国会 財政金融委員会 第20号(2003/07/15、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野でございます。  今日は、総理、財政金融委員会にお越しいただきましてありがとうございます。感謝を申し上げながらこういう質問をするのはなんですが、なぜ保険業法の一部改正という特定の法案に限ってこの財政金融委員会に御出席いただいたのか、これについて最初ちょっと御質問したいと思います。  この法律が非常にいい法律で、この法律がないと竹中財政運営、経済運営、金融運営に致命的な問題が生じる、だから是非これを通してもらわなくちゃ困るという、そういう決意で来られたのか、そういうこの法律に対する評価で来られたのか。しかし、どうも先ほどの御答弁聞いていますと、いろいろこの法律の……

第156回国会 財政金融委員会 第21号(2003/07/17、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野でございます。  若干反対討論長くなるかもしれませんが、御容赦お願いしたいと思います。  私は、国連を代表して、ただいま議題となりました本法案につきまして、反対の討論を行うものであります。  以下、反対の理由を大きく四つの観点から申し述べます。  第一に、本法案の必要性が判断できる状況になっていないということです。  予定利率の引下げは、仮に実施するとしても最後の最後の手段となるべきであります。資産の運用環境が現段階で良くないことは事実であります。また、政権交代でも起きない限り、今後もこうした状況が続く蓋然性は極めて高いと思われます。  しかしながら、予定利率……

第156回国会 財政金融委員会 第23号(2003/07/24、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)のうちの自由党の平野達男であります。  大体問題点は今までの議論の中でほとんど整理し尽くされていると思うんですが、それでもかつ整理されていない部分も多々あるかなという気もしますので、落ち穂拾いみたいな感じの質問になるかもしれませんが、三十分いただきましたので、質問させていただきます。  まず、通告申し上げた質問とちょっと違いますけれども、順番変えますが、今回の法律で、いわゆるティア1以内、いわゆる株式の取得の保有の制限の期間を二年間延長して緩めることをやっておりますね。これは、二年前の財政金融委員会のこの席で私は柳澤大臣に質問したときに、柳澤大……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号(2003/05/22、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野達男でございます。  法律の中身に入ります前に、昨日の審議の中で小泉総理が、いわゆる武力攻撃事態のその定義をめぐって、私も前からおかしく思っていたんだと、そのまま出して国会に審議したら修正になって、私の思ったとおりだという発言をされました。事実、正直に申されたと思います。ただ、今回のこの武力攻撃事態法、この中で総理大臣はその事態になったときに、これを基本方針の中で武力攻撃事態と認めるか、あるいは予測されるという事態に認めるか、この判断に相当悩むはずなんです。その悩まなくちゃならない定義のものについて、その案文を見たときに、私が、うわっ、私はちょっとおかしく思っ……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第7号(2003/05/27、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野達男でございます。  冒頭ちょっと、昨日、地震がございまして、地震の震源が宮城県沖ということで、実は私の出身は岩手県でございます。地震がありまして、電話が通じなくて随分困ったんですが、今朝、会館に来てみましたら、ファクスが入っておりました。防衛庁からです。地震があったのは十八時二十四分ごろということが出ていまして、十八時三十分防衛庁災害対策室設置、十八時三十一分以降海自航空機三機離陸、四十五分陸自LO派遣、十八時四十六分以降陸自航空機八機離陸ということで、一連のこういうことがありましたというファクスが入っておりました。  こういったときの自衛隊のある意味での頼……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第10号(2003/06/03、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党)の平野達男でございます。  今日は、四人の参考人の皆様方、本当にどうもありがとうございます。  私は、石埼参考人からちょっと質問をしていきたいと思うんですが、先ほどの参考人のお話の中に、リスクに備えるというお話がございました。正に今回の有事法制はリスクに備えるという面が私も強いと思っているんですが、これは他方で、日本は戦争は絶対起こしてはいけないという、これは大原則が私もあると思っています。だからこそ平和憲法だというふうに言われておりますし、その戦争を起こさせないために最大限の努力を、外交あるいは経済協力、そういった形でふだんからやっておくと。  しかし、……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第11号(2003/06/04、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野達男でございます。  今日は、先般から私が議論させていただいておりますところの防衛出動と自衛権の発動としての自衛権の行使の関係について、引き続きちょっと御質問をさせていただきたいと思います。  防衛出動と自衛権の発動としての武力の行使、これは常に一体ではないということについてはこれは繰り返し説明がございました。その間をつなぐものとして三要件がありますということは、今の御議論の中でも御紹介があったとおりであります。言わば、防衛出動というのは、自衛官が自衛権の発動としての武力の行使を権限、発揮できるための法律状態を作るというような、そういう位置付けだと思うんですが……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第12号(2003/06/05、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の平野達男でございます。  総理、サミットお疲れさまでございました。  武力事態、武力攻撃事態、この状況になりますと、総理はいろんな役割、顔を持つことになります。内閣の長としての総理大臣、内閣府の長としての総理、それから安全保障会議の議長、さらには、武力攻撃事態になりまして基本方針が策定されますと対策本部が設立されます、その長。それから、言うまでもなく自衛隊の最高指揮官です。こういった役を全部こなさなくちゃならない、大変な役割だと思います。  また、武力攻撃事態というのは瞬間瞬間、刻一刻事態が動きますから、逡巡とか間違った判断があってはならない……

第156回国会 予算委員会 第3号(2003/01/29、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党)の平野達男でございます。  竹中大臣にまず質問したいと思います。  最近、竹中大臣はいわゆるマクロ金融政策といいますか、マネーサプライに関する発言を積極的にやられております。先般、ダボス会合にも出席されて、これは非常に短い出張だったと思うんですが、その中でもマネーサプライの増加が最重要との趣旨の発言がされたという報道がなされておりました。  この発言の意味、背景、趣旨、こういったことについてまずお聞かせ願えるでしょうか。
【次の発言】 お手元に資料を配らせていただいております。今、マネーサプライの話がされていますが、これとのセットでよく議論されるのがマネタ……

第156回国会 予算委員会 第4号(2003/01/30、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会、国連の平野達男であります。  私ども国連が実施した平成十四年度補正予算案の査察結果に基づき、反対の立場から討論いたします。  以下、反対の理由を申し述べます。  理由の第一は、本補正予算案が小泉総理の経済財政運営の矛盾を改めてさらけ出したものであることです。  総理が主張した国債発行三十兆円枠は、この補正予算で名実ともに破綻しました。残念ながら、この点に関し、国債発行三十兆円枠はいずれ破綻する、公約として掲げるのは無理だと主張する我々の主張が当たってしまいました。  問題は、現実を踏まえた経済財政見通しを持てなかったこと、あるいは、持っていたにもかかわらず、言い出……

第156回国会 予算委員会 第8号(2003/03/07、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 私は、北朝鮮の核開発についてちょっとお伺いしたいと思います。  核開発は、御承知のように、ウラン235を高濃縮するもの、あるいはウラン238に中性子をぶつけてプルトニウムを作る場合、この二つが材料になるようであります。  特に、このプルトニウムですけれども、原子力発電をする結果によって出てきます。これは、軽水炉と黒鉛減速炉という二つのルートがあるようですが、ちょっと一番最初に頭の整理ということで、非常にテクニカルな問題で恐縮でございますが、このウランを燃焼させたときに出てくるプルトニウムのその経過、これ物理的な経過をちょっとお話ししていただけるでしょうか。

第156回国会 予算委員会 第10号(2003/03/13、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野達男でございます。  環境大臣に初めて質問させていただきます。  昨年の三月十二日、岩手県と青森県の県境にある産廃の、産業廃棄物の不法投棄、初めてこの委員会で取り上げさせていただきました。あれからちょうど一年ちょっとになりますけれども、その間、環境省あるいは地元におかれましてもいろんな形で鋭意問題の解決に取り組まれているということについてはまず、ひとまず敬意を表したいと思います。  今回、またこれに向けての新しい法律も用意されているようでありますが、そこでまず第一点ですけれども、今のその産廃の取扱いをめぐっての青森県と岩手県の対策の方向につきまして、現段階でど……

第156回国会 予算委員会 第14号(2003/03/19、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野達男です。  外務大臣に質問いたします。  イラクの侵攻はあるかないかではないと、問題は時期だということをブッシュ大統領は早くから言っていました。で、もう事実上、国連の武力決議がないまま、早ければあした攻撃が始まるかもしれない。事実上の一国主義の幕開け、あるいは国連を中心とした集団安全保障体制の崩壊につながるかもしれない、こういう状況です。  他方、小泉総理は、ぎりぎりまで外交努力を続けるんだと、状況を判断して、最後までそれを見て日本の態度を決めるんだというふうに言いましたけれども、結局、まだ武力行使が始まらない前に、昨日、記者団の前で支持を表明したと。その場……

第156回国会 予算委員会 第16号(2003/03/24、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の平野達男です。  政治にとっての決定的手段、これはある著名な社会学者が言ったんですが、それが武力行使であるというふうに言っています。したがいまして、その武力行使、慎重の上にも慎重を期してその行使をするかどうかを決めなければならない。自衛権の発動はまず別としまして、国際紛争を解決する手段としての武力の行使、これにつきましては、ある特定の国あるいは同盟国にその判断を任せるのではなくて、世界が協調してその可否を決めるんだという精神でできたのが国際連合であって、国連を中心とした国際安全保障体制だというふうに理解しております。  総理は、この国連を中心……

第156回国会 予算委員会 第18号(2003/05/29、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野でございます。  今日は総理に、デフレ対策あるいは経済対策の基本的な考え方について何点かお伺いしたいと思います。  今までの経済政策、いろんなことをやってきているというお話でございますけれども、大きく三つか四つぐらいあるのかなというふうに思います。その一つが、まず不良債権処理でありまして、これは骨太方針の一番最初に出てくる方針です。  これを見ますと、この不良債権処理なんですけれども、これ何といっても必要なのは金融機関の資産査定、この資産査定をしっかりしなくちゃならないということで、金融検査マニュアル。この金融検査マニュアルにつきましては、地域金融機関に対する……

第158回国会 財政金融委員会 閉会後第2号(2004/01/15、19期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  今日はお二人の参考人、どうもありがとうございます。特に日向野参考人におかれましては連日の御出席、本当にありがとうございます。  今回の足利銀行の破綻でございますけれども、去年の十五年三月、昨年の三月からの状況を見ますと、まず三つの局面があろうかと思います。要するに、十五年三月期の決算、それから金融庁の金融検査、それから中間決算という、この三つの局面がございまして、その三つの局面の中で監査法人と金融庁さんが資産評価と繰延税金資産について結果として見れば違う判断をしまして、その中で足銀さんが翻弄されてきたというような、そういう感じではなかっ……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号(2004/02/09、19期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。民主党の平野としては初めて総理大臣並びに関係閣僚に質問させていただきます。  改めて、今日の質問は、イラク侵攻への大義ということに関してまず質問させていただきたいと思います。  米英のイラク侵攻に関しましては、初めから各国間で意見の相違がございました。その相違を埋めるために一番何がいいかということは、今、開戦前にイラクにWMD、大量破壊兵器があったということを証明することだったというふうに思います。そのために出されたのがケイ氏を始めとする千四百人の査察団であります。  御承知のように、このケイ氏は、テネットCIA長官がアメリカで最も信頼できる武……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第6号(2004/02/25、19期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  ツルネン委員は大量破壊兵器に関連したイラクの米英の侵攻の大義については質問しませんというお話でございましたけれども、今日は引き続き、粘り強くかつしつこく前回の続きの質問をちょっとさせていただきたいというふうに思っています。  私は、前回議論させていただいた疑問の根底にあるのは、小泉総理も言っていましたけれども、米英のイラク侵攻については大量破壊兵器があるという心証を持っていたと、その上で一四四一、六八七、六七八という国連決議に基づいて米英が侵攻したので、それに基づいて支持をしたんだというお話でした。ところが、ケイ団長を、ケイ氏を団長とす……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第14号(2004/06/02、19期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 同僚議員の平野達男でございます。  冒頭、一番最初にイラクに関しまして外務大臣にちょっと伺いたいと思います。  今朝の新聞に、暫定政権の大統領で、ヤワル氏に決まったというのが一面記事に出ておりました。イスラムのスンニ派の方だそうです。その一方で、イラクの最近の状況は、フセイン前に、国民生活は良くなったという声が聞こえる一方で、治安状況は全然良くなっていない、悪化の一途をたどっているんじゃないかというような感じがします。ムサンナ県周辺でも、最近ではいろんなテロが起きたとか、非常に物騒な状況になってきている。  その中でこの暫定政権の大統領が決まりまして、この暫定政権の大統領が決まる……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第18号(2004/06/14、19期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 引き続いて、平野達男でございます。  残りの時間、私がやらせていただきます。  今日、今までの内閣法制局長官のいろんな答弁を聞いておりますと、多国籍軍への参加という意味合いがどうも変わってきているんじゃないかという疑念を非常に持っております。  小泉総理が多国籍軍に、継続して自衛隊が駐留して活動するために参加するんだというようなことが表明されたということがマスコミに流れています。私自身は、自衛隊が国連の決議を受けてイラクの中で活動するということについては、考え方は別ですけれども、基本的には賛成であります。  ただ、今までの法制局長官のいろんな答弁を聞いておりますと、どうもこんな考……

第159回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号(2004/04/19、19期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  今日は、足利銀行の一時国有化へのプロセスということで、まだ私は、まだ金融庁に直接この足利銀行について質問したことがございませんので、今まで幾つかたまっていた疑問を今日はちょっとここでちょっと吐き出したいと思います。  お手元に一枚の紙を用意させていただきました。「足利銀行の一時国有化へのプロセス」ということで書いてございまして、もう皆様方御承知のことと思いますが、二〇〇三年の三月決算、自己資本率四・五%、自己資本額七百四十五億、繰延税金資産一千三百八十八億ということで、一応規定上は健全行にはなっていたということなんですが、これまた御承知……

第159回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第3号(2004/05/14、19期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○理事(平野達男君) ただいまから金融問題及び経済活性化に関する特別委員会を開会いたします。  櫻井委員長から委員長辞任の申出がございましたので、私が暫時委員長の職務を行います。  委員の異動について御報告いたします。  本日までに、浅尾慶一郎君、海野徹君、大渕絹子君、直嶋正行君及び松岡滿壽男君が委員を辞任され、その補欠として池口修次君、岡崎トミ子君、ツルネンマルテイ君、森ゆうこ君及び山根隆治君が選任されました。
【次の発言】 委員長の辞任の件についてお諮りいたします。  櫻井委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか……

第159回国会 財政金融委員会 第1号(2004/02/05、19期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  この法案につきましては、先ほどの提案理由説明にもございましたけれども、我が国の平和及び安全の維持のために特に必要があるときは閣議決定に基づき対外取引に関する規制の発動を可能とする、いわゆる経済制裁を可能とする。しかも、その前提として、我が国の平和及び安全の維持という安全保障といった観点が表へ出たという意味において、ある意味で画期的な法律であると思います。  先月の二十九日に衆議院を通過しました後、非常にマスコミでも盛んに取り上げられまして、国民あるいは日本全体、恐らく隣の北朝鮮でも関心が高いとは思うんですが、その関心と、北朝鮮にとっては……

第159回国会 財政金融委員会 第4号(2004/03/18、19期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  昨日は予算委員会で、今、野上委員が挙げておられた三位一体改革をテーマにいろいろやり取りやらせていただきました。勝手に私が途中からちょっとエキサイトしたものですから、大臣答弁を引き出すんじゃなくて、最後は委員長答弁を引き出すという前代未聞の形になりましたけれども、今の野上委員と財務大臣とのやり取り聞いておりまして、非常に私はよく分かりました。分かりましたという意味は、賛成するという意味ではなくて、答弁の内容、よく分かりました。  特に、三位一体の改革というのが本当につらい厳しい道だよということをしっかり伝えるという意味では、今のような答弁……

第159回国会 財政金融委員会 第5号(2004/03/24、19期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 委嘱審査の時間帯を半分に分けたものですから、本当はここで引き続き大塚委員にやっていただいてもよかったんですが、一応分けた都合上、残りの四十分を私の方でちょっとやらせていただきたいと思います。  今日は冒頭から予算一般の話がずっと、一般あるいは年金の話ということで、各論の話も出ていますけれども、出ておりますが、私は、モデル事業ということについて、この意味と中身につきましてちょっといろいろ聞いていきたいなというふうに思っています。  このモデル事業は、実は私は何度見ても何を目標としてやろうとしているのかというのがよく分からないんですね。やること自体は非常に一見いいように見えますけれど……

第159回国会 財政金融委員会 第10号(2004/04/20、19期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 どうもおはようございます。民主党・新緑風会の平野達男でございます。  今日は日銀報告に対する質疑ということで、主として量的緩和ということに関連しまして何点か基本的に疑問に思っていることがございますので、それについてお考えをちょっと聞いていきたいというふうに思っております。  御承知のように、公定歩合の操作から、今もうゼロ金利になりまして量的緩和に変わってきたということで、そういう形で推移をしてきております。その量的緩和も、日銀当座預金の目標値が、三月、二〇〇一年の三月以前までは四兆円ということだったんですが、今は三十兆から三十五兆円ということで、大分膨らんでおります。  その一方……

第159回国会 財政金融委員会 第13号(2004/05/27、19期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  今日は、証券取引法等の一部を改正する法律案外、二法の審査と、審議ということであります。その法律の中身に入ります前に、ここ何日間、新聞紙上をにぎわしております大手銀行七グループの決算のことに関して何点かお聞きをしていきたいと思います。  大手七グループが平成十六年三月期決算を発表したということで、日経新聞なんかでも一面に出ておりました。その情報によりますと、UFJとりそな、これを除く五グループが黒字転換だということで、今までほとんど赤字決算だったわけですが、ここに来て黒字に転じたというようなニュースでした。UFJとりそな、特にUFJにつき……

第159回国会 財政金融委員会 第15号(2004/06/03、19期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  この金融二法案、たしか私の記憶が正しければ、四月の二十三日に衆議院通過しまして、その間一か月ほど、どうもどこで遊んでいたか知りませんがぶらぶらしておったということであります。  私は、実は国対の方もやっていまして、実はこの法案はもうなくなったんじゃないかと、ほぼ確信に近いものを持っておりましたけれども、いろんな意味で法案が山積みになっているばたばたの最中のところにゾンビのごとく復活してきまして、私はふざけていると言ったんですが、実はそのふざけていると言うべき先が、与党に言うべきか、我が方の国対に言うべきかを非常にちょっと迷ったところもあ……

第159回国会 財政金融委員会 第17号(2004/06/15、19期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。急遽の登板になりました。  冒頭、ちょっと申し上げておきたいことがあります。  金融二法の法案、昨日、本会議で可決となりました。あの問題について、ああだこうだとほじくり返すつもりはありません。ありませんけれども、四月の二十三日に衆議院の本会議を通過して、五月の二十八日に参議院の本会議で下りたと。その間、一か月ちょっとあったわけですが、証券二法等の審議はあったんですが、事実上、財政金融委員会は開かないときも何日かずっとあったということで、そういう中での審議時間、非常に少ない中での採決ということでありまして、結果的に見ると、財政金融の委員という……

第159回国会 予算委員会 第7号(2004/03/10、19期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  先週の土曜日、北海道に行きましたら、北海道新聞をたまたま目にしまして、面白いタイトルがありました。三位一体も早く花咲くというのにクエスチョンマークがありまして、これは四日に総理が国会の前庭を散歩されていまして、梅、桃、それから早咲きの桜を見付けまして、三位一体だなと。これで三位一体改革もうまくいくなというふうに発言されたということを新聞記事に取られていました。  何でも三つそろえば三位一体というのもちょっと、これはちょっと理解がちょっと難しいんですが、この三位一体、総理、備えてきましたけれども、三位一体改革、今のその評価、花の咲き具合、……

第159回国会 予算委員会 第12号(2004/03/17、19期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  じゃ、舛添委員の今の発言に従いまして、知的水準の高いちょっと質問を、ちょっとやりたいと思います。  今日は、前回に引き続きまして、まず三位一体改革についての質問をやらしていただきたいと思います。  お手元に、早速ですが、資料を用意させていただきました。資料一ということで、これは私が一地方出身の国会議員の観点から見た三位一体改革ということで、私なりの考え方でちょっと整理をさしてもらいました。  三位一体、御承知のように、補助金の削減、地方交付税の縮減、見直し、それから税源移譲、これで三つの柱になっております。  そこで、一番目の補助金の削……


20期(2004/07/11〜)

第160回国会 財政金融委員会 第1号(2004/08/05、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 残りの時間を私、平野が預かりましたので、質問をさせていただきます。民主党・新緑風会の平野でございます。  今の案件を、理事会扱いになりましたけれども、実は私も国対の副委員長をやっておりまして、この推移については私の立場、私なりの立場でずっと見てきたつもりです。その観点から、理事会で議論する際のちょっと参考になるかもしれませんので、一点だけお聞きします。  竹中大臣の「すさまじい反対があったが、」というのは、これどういう意味でしょうか。どういう現実をとらえて「すさまじい反対」と言っていますか。
【次の発言】 今のお話では衆議院でという話ですね。衆議院というお話ですね。

第161回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第3号(2004/11/10、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。両大臣には初めて質問をさせていただきます。  まずもって、冒頭、ちょっと通告申し上げておりませんでしたけれども、今朝の読売新聞、政府は自衛隊派遣延長を決定という見出しで記事が出ておりました。あの情報源がどこにあるかどうか分かりませんが、まずそもそもその真偽と、最近その自衛隊の派遣延長、十二月十四日以降のその派遣延長に、めぐって政府内で何らかの動きがあったのかどうか、これをまず防衛庁長官に、通告なしで申し訳ございませんけれども、ちょっと御答弁お願いします。
【次の発言】 今の後半の部分の答弁は、この間のあのイラク特の総理の答弁、大野長官の発言と同……

第161回国会 財政金融委員会 第3号(2004/11/02、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  今日は、福井総裁、岩田副総裁を始めといたしまして、日銀の皆さん方、どうもありがとうございます。  先週、経済・物価情勢の展望が出されました。需要面に着目しますと、外需と内需に分けまして、外需は輸出、内需につきましては設備投資と個人消費という観点からいろんな分析をされております。いずれも、少なくともここ二、三年は伸びる傾向にあるというような明るい材料を提供しております。明るい見通しに立っているというふうに言っていいかと思います。ただ、その一方で、デフレの出口はまだ見えていないというような、そういう分析もあったかと思います。  今日は、その……

第161回国会 予算委員会 第2号(2004/10/20、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。関連質問をさせていただきます。  まずもって、冒頭、台風が上陸をしております。被害が最小限であることを祈るとともに、関係者におかれましては厳重なる態勢の整備をお願いするものであります。  さて、今日は、三位一体改革を中心に何点か、幾つか質問していきたいと思います。  総理は、さきの施政方針演説の中で、構造改革の芽が大きな木に成長するか否かは、郵政事業の民営化や三位一体改革を具体化するこれからが正念場というふうに発言されまして、三位一体改革の重要性を力説されております。  今日はテレビが入っておりますので、改めて、この三位一体改革の目指すもの、具……

第162回国会 決算委員会 第11号(2005/05/16、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。  決算委員会では初めて質問をさせていただきます。四年前の農林水産省脱藩組でございます。島村農林水産大臣にも初めて質問をさせていただきます。  今日は、全農秋田本部で、これは先般明らかにされたところですけれども、粉飾決算と架空取引の問題がございました。これに関連して質問をしたいと思います。  御承知のように、農家が形成する組合として市町村単位で農協がございます。その農協は信用事業をやったり共済事業もやっているんですが、一番重要なのは肥料の売り買い、あるいは米の集荷、そういった経済事業を中心にやっておりまして、それらを束ねる形で県段階で全農の県本……

第162回国会 財政金融委員会 第4号(2005/03/18、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野です。  今日は、主としてテーマを二つ設定させていただいております。一つは、政府は今、内需主導の緩い、緩やかな景気回復が行われているというふうに言っておりますけれども、本当にそれがどうか、本当にそうなのかということが第一点目。それから、平成十五年一月から十六年三月まで三十五兆円の介入がされていますけれども、あれは一体何だったのかということについて、二点目ということでテーマとして掲げております。  まず、一点目の内需主導の景気回復、これの意味なんですが、その前に、この内需主導の景気回復というのは本当かどうかということを検証する手段として、今日は、いわゆる貯蓄投……

第162回国会 財政金融委員会 第5号(2005/03/22、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  今日は、井堀参考人、飯塚参考人、ありがとうございます。時間が限られていますので早速質問に入りたいと思いますが、井堀参考人にお伺いしたいと思います。  先ほど言われましたように、本来、税を上げたり下げたりしないで、ビルトインスタビライザーというか、本来の税の機能で景気のいろんな調整機能を持たせるべきだという意見は私も賛成でございます。今何で悩んでいるかといいますと、今本当に増税のタイミングかどうかということで今悩んでおります。今回は定率減税の半減ということなんですが、まず第一問目は、ストレートに、今減税をやるタイミングになっているかどうか……

第162回国会 財政金融委員会 第6号(2005/03/28、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。一時間持ち時間がございますので、何点か、今日はテーマを絞らないで、あちこち飛ぶかもしれませんが、いろいろお聞きしたいと思います。ただ、テーマはいずれにせよ税と国債に関連することは間違いございませんから、あちこちはそんなにぶれませんので。  まず一番目、最初に、公債発行特例法の改正案の中に入っているいわゆる年金保険料の事務費の充当の問題であります。これは、国の特別会計、たくさんございますけれども、特別会計というのは一つの事業を独立して経理するという、そういう仕組みかと思います。  そこで、話を保険事業特別会計ということについてちょっと今、以下絞っ……

第162回国会 財政金融委員会 第16号(2005/06/28、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。  今日は、破綻金融機関の処理に関連しまして、長銀のゴールドマン・サックスとのフィナンシャルアドバイザー契約について何点か質問させていただきたいと思います。  この件に関しましては、理事懇あるいは理事会の場においても何回か議論させていただきまして、前回の理事会では佐藤監督局長にもおいでいただきました。その議論もありまして、重複は避けまして、できるだけ重複避けた形で質問したいと思いますので、よろしくお願いします。  まず、お手元に資料二枚、今日は用意させていただいております。  一枚目が、新生銀行、旧長銀をめぐる動きということで、おさらい的にちょ……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第5号(2005/07/20、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。  本委員会では初めて質問させていただきます。  まず冒頭、官房長官、おられませんか。官房長官、どこに行かれたんですか。それ了解していましたっけ。分かりました。じゃ、冒頭の質問はちょっと後に送ります。で、官房長官、何時に見えるんですか、そうしますと。分かりました。  じゃ、まず、じゃ冒頭、竹中大臣、今日の新聞の、日経新聞、見直し議連構想というのを、これ見ました。
【次の発言】 大体、新聞は大体正確に報道するかどうかというのはよく分からないんですが、この状況、これ見ますと、これ片山さんが構想とも言われていますね。片山氏は場合によっては見直し条項を……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第11号(2005/08/01、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  今日は四人の公述人の皆様方、どうもありがとうございます。また、地方公聴会、本県岩手県で開催されますことを、委員各位に改めてこの場をおかりしまして御礼を申し上げたいと思います。  まず最初に、藤原公述人にお伺いしたいと思います。  先ほどのお話を聞いておりまして、今の現状認識というのは私どもとかなり共通するところがあるんではないかというふうに思いました。今回の郵政民営化法案では、いわゆる郵便局会社というのができます。これは約二万五千の郵便局のネットワークをまず維持しなさいという基本的にその義務が出てきます。じゃ、その義務をどうやってやるか……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第12号(2005/08/02、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  まずもって、永岡洋治衆議院議員が亡くなられました。心から御冥福をお祈りしたいと思います。私は、農水省時代のときは二年上の先輩でございました。  今日、郵政民営化法案の審査でございますけれども、今日は修正案提出者として山崎拓議員も来ておられます。この問題について私が触れるのは本意ではございませんが、どうしても今日は冒頭触れなければならないということで、山崎拓議員に何問かお尋ねをしたいと思います。  それは、日本歯科医師連盟の政治献金疑惑でございます。御承知のように、先般、東京第二検察審査会が山崎拓衆議院議員については起訴相当であるというこ……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第15号(2005/08/05、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。多分私が本委員会のこの民主党・新緑風会を代表しての質問の最後になるんではないかというふうに思います。  その前にちょっと、幕末の幕臣に小栗上野介という方がいます。この方は、もう御存じのように、横須賀のドックを造りまして、残念ながら官軍に、官軍というか、明治政府と言ったらいいんでしょうか、最後は惨殺されてしまいます。まあ幕府はつぶれたけど明治政府には立派な財産を残したという、そういう評価がある方でもあります。実はこれは、この方は、前島密が日本の郵便制度をつくる前に、ひそかに、ひそかって、しゃれを言うわけじゃないんですが、その小栗上野介が日本の……

第162回国会 予算委員会 第11号(2005/03/14、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  今日は、三位一体改革に関連しまして、特に交付税に着目しまして関係大臣に説明を、質問をしたいと思います。  まず冒頭、通告申し上げておりませんでしたけれども、総務大臣にちょっとお伺いしたいんですが、今回の三位一体改革、今までにない出来事として地方六団体に意見を聴いたということがございます。  幕末の老中阿部正弘の話まで持ち出しましていろいろ強調されておりましたけれども、その地方六団体の意見、今回の政府案にどれだけ反映されたのか、この評価をちょっと冒頭お聞きしたいと思います。
【次の発言】 この地方の六団体あるいは知事会の意見を聴くというの……

第162回国会 予算委員会 第15号(2005/03/23、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 関連で立たせていただきました民主党・新緑風会の平野達男です。  私は、テーマを国債管理に絞りまして、以下質問させていただきたいと思います。  今、足下の経済、財政上の最大課題はデフレ脱却だと思います。しかし、視点をもうちょっと先に伸ばしますと、今この国が直面している財政、経済上あるいは金融上の最大課題というのは国債管理をどうしていくかということではないかというふうに私は思っておりますが、まず、総理の基本的な認識をお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 国債といいますから国の債務ですから、債務という以上は一方で債権者がいます。その債権者の場合は、債権者はだれかといいますと、日……

第163回国会 財政金融委員会 第4号(2005/10/27、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。  今日は尾立議員と八十分いただきまして、尾立委員は相当たくさんの質問を用意されまして、是非時間をいただけないかという話がございましたが、好きなだけ使えというふうに言いましたところ、十分間だけ残していただきましたので、谷垣大臣、大変失礼いたしました、お待たせをいたしました。今日は財投改革の進捗状況等に関連して何点かちょっと御質問をしたいと思います。  御承知のように、財投改革というのが平成十三年度から実施されていまして、十三年度から十九年度までの経過措置を経て二十年度から預託金の払戻しもなくなるということで、完全分離がされるという状況になってい……

第163回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第3号(2005/10/13、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  実は、八月五日の最後の総括質疑、小泉総理にも質問させていただきました。あのとき、ほんのわずかではありましたけれども、ひょっとしてこれで小泉総理としてこういう形で質問するのは最後かなと、最後になるかもしれないなという思いもありまして、ちょっとした感慨にもちょっとふけった感じもありましたけれども、見事にそういうことはすべて吹き飛ばされてしまいまして、今日またこういう形で質問に立たしていただきました。  第一問目なんですけれども、ちょっとこれは抽象的な質問で恐縮ですけれども、二十年ほど前、私は栃木県の那須におりまして、そのときに那須土地改良区……

第164回国会 財政金融委員会 第4号(2006/02/23、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野です。  今日は総裁始め皆様方、どうもありがとうございます。  私は、量的緩和政策については、これがいいとか悪いとかということについては必ずしも判断できる能力もないし、今までこれについていろいろ質問をしてきましたけれども、これはどういう考え方でこういうことになっているんでしょうかという客観的な考え方を一応聞いてきたつもりです。  今回は、そういう延長線上に立って質問させていただくわけでありますけれども、今回は、どうも量的政策緩和、これを解除するらしいという状況ですから、今度は、じゃ本当に解除して大丈夫、それから、それはどういう考え方でやるんでしょうかという、……

第164回国会 財政金融委員会 第8号(2006/03/22、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  今までの広田委員の国と地方とのいろんな議論を聞かせていただきまして、是非私からも一言ちょっと申し上げたいことがあります。  国と地方とのことを考えた場合に、地方を総体として考えるということは、非常に私は、これは危険というか実態を見誤るおそれがあると思っています。地方というのは、総体としては地方という総体はないんですね。地方というのはあくまでも、いろんな財政力を持ったいろんな自治体が集まって、それを地方と言っているわけです。  国と地方のことを考える場合に、地方地方といいますと、どうしても平均値の数字で議論をしてしまうということでありまし……

第164回国会 財政金融委員会 第14号(2006/04/20、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  今日、国有財産法の審査、審議でございます。この国有財産法につきましては、中身についてはいろいろ議論のあるところでございますけれども、仮にこれが可決されたとすれば、この法律に基づいてしっかりとした財産管理をやっていただきたいということを冒頭申し上げまして、今日は、この国有財産法と密接な関係にあるとはなかなか言い難い案件につきまして、以下ちょっといろいろと質問をさしていただきますが、最後にまたこの国有財産法にはちょっと戻りたいというふうに思います。  今、非常に市場で注目を浴びておりますのは長期金利であります。この長期金利につきましては、三……

第164回国会 財政金融委員会 第17号(2006/05/30、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。  今、前川委員からかなり鋭い質問が次から次へと出てきました。私の質問も、これからやらしていただく質問は主に不招請勧誘に関しての質問が多くなるかと思います。  そこで、まず冒頭ですが、先ほど前川委員の質問の中に金融先物取引に対する投資、投資といいますか、いろいろ取引員に誘われて証拠金を預けてその仕組みに参加するものは投資かどうかという質問がございました。  これは、御承知のように商品取引につきましては、特に私はかつて農水省にいましたから、穀物取引所のことをちょっと念頭に置きながらやりますけども、穀物取引所についてはもう御承知のように米から始まっ……

第164回国会 財政金融委員会 第21号(2006/06/13、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。  冒頭、先ほど、私は、大久保委員と日銀総裁のやり取りを聞いていまして、大久保さんがびっくりしたと言いましたけれども、私もやっぱりびっくりしました。  私は二つちょっと問題があるんではないかというふうな感じがしました。  まず一点目は、日銀総裁という極めて公共性の高い機関のトップが特定のファンドに対しての出資を保有し続けていいものかどうか。さらに、その延長線上の中に、じゃ株式はどうなっているんだろうかとか、そういった問題がまず出てきます。つまりは、一点目は、公共機関にあるトップがそういう特定の銘柄のファンドとかそういったものの出資金を保有し続け……

第164回国会 総務委員会 第5号(2006/03/16、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 平野でございます。総務委員会で初めて質問に立たしていただきます。  今日は是非質問さしてくれということで同僚議員に無理やりお願いしましたところ、やってくれという快諾をいただきましたんで、残りの時間をちょっと使わせていただきまして、今日は地方財政計画と、それから、これから、地域間格差ということが非常に問題になっていますが、地方税収の格差が広がってくるんじゃないか、それをどうしたらいいんだということについての主にこの二点についていろいろちょっと議論をさせていただきたいと思います。  まず一点目の地方財政計画なんですが、これは先般の予算委員会でもちょっといろいろ資料を基にして議論させて……

第164回国会 農林水産委員会 第11号(2006/06/01、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。  農林水産委員会は余り来たくない委員会ではありましたが、今回はどうしても質問させていただきたいということで筆頭理事にお願いをして、じゃ、しゃあないかということでちょっと貴重な時間を割いていただきました。  今回の法案は、私は本当にある意味で歴史的な農政の大転換だというふうにとらえていまして、非常に重大な、重要な、そしてこれが施行されますと、これからの農村とか農業政策にいろんな形で、有形無形の形で大きな影響が出てくる法案じゃないかなというふうに思っています。  その中で、この法案というのが一体どういう考え方で仕組まれているのか、それからどういう……

第164回国会 予算委員会 第5号(2006/03/06、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 平野達男でございます。  残余の時間を使いまして質問をさせていただきたいと思います。  午前中、我が谷委員が小泉総理と吉田松陰の「志士は溝壑に在るを忘れず」という言葉をめぐってかなり意味のある議論がされたと思います。これは総理は所信表明演説のときにも引用されましたね。その後いろんな憶測が流れまして、あれを使ったのは、総裁選をにらんだ安倍幹事長に対するエールを送ったんじゃないかというようなことを言う方もおられました。どうも小泉総理はその御先祖は鹿児島出身ですね。どうも小泉内閣版薩長連合でも作ったんじゃないかとか、まあそういった憶測なんかも流れたかどうか分かりませんが、その辺の真偽の……

第164回国会 予算委員会 第17号(2006/03/27、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。  いよいよ十五日間にわたって行われた予算委員会の審議も締めくくり総括ということになりました。今日は、主として財政再建その他に焦点を絞りまして、その他にというのを入れたら焦点絞れるのかどうかという感じもしますが、ちょっと質問させていただきたいと思います。  この予算委員会の開催中の大きな出来事といいますと、何といってもやっぱり日本銀行による量的緩和の解除ではなかったかというふうに思っています。  そこで、通告申し上げた事項とちょっと順序が違いますけれども、量的緩和解除をされまして約二十日間過ぎました。一部には長期金利、国債の長期金利がちょっと上……

第164回国会 予算委員会 第18号(2006/06/15、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。  総理とは、多分こうした委員会では最後の質疑の場面になるかと思います。本来であれば別の事項についていろいろやり取りしたかったんですが、日銀総裁の資本拠出という問題が出てきましたので、まずはその問題から入りたいと思います。  先ほどの日銀総裁の答弁を聞いておりまして、私は本当に不思議だと思いました。資本拠出ということについては、その動機が支援であろうが利殖であろうが、市場から見たら投資には変わりありません。ほうっておけば、利息は、得をすれば、利息を上げれば、利殖される場合もありますし、これは損をされる場合もあります。それから、これが最終的に六月……

第165回国会 財政金融委員会 第3号(2006/11/02、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  今日は、日銀総裁を始め日銀の皆さん方並びに財務大臣にいろいろ質問をしたいと思います。  その前に、今日この場で日銀総裁に質問するということについては、私は必ずしも納得しているわけではありません。その理由は、先ほどの最後の山下議員の質問にもございましたけれども、ファンドの問題についての日銀総裁の責任問題ということは私は全く納得していないということの理由に尽きます。  そこで、冒頭、このファンドの問題から一応、質問に入っていきたいと思います。  先ほどの質問の中にも出ましたけれども、先般、日本銀行役職員の金融取引等に関する内部規程等の見直し……

第165回国会 財政金融委員会 第9号(2006/12/12、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  今日は、貸金業の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案等々についての審議でございますけれども、まあ重立った大きな基本的な考え方についての質疑というのは大体出ているんじゃないかなというふうに思いまして、今日私は、かなり各論に入りまして、かなり技術的な、あるいは数字的な話を中心にその考え方をちょっといろいろお伺いしたいと思います。  その話に入っていく前に、今回の改正については、グレーゾーンは廃止しますよと、そして、新たに総量規制を入れたり、あるいはいろいろと指定情報機関の整備をするとか、いろんな新しい取組が入っていまして、形としては非……

第165回国会 農林水産委員会 第3号(2006/11/30、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  今日は、農林水産委員会の場で質問の機会を与えていただきました。まず、同僚議員の皆様方に感謝を申し上げます。  今までFTAの話を聞いていまして、ちょっとこれは通告をしませんでしたけれども、松岡大臣にひとつ考え方をちょっとお聞きしたいと思うんですが。  価格は市場で、所得は政治でという考え方ありますが、日本が今いろんなWTOで非難を受けているのは、関税が高過ぎるんじゃないかということが、特定の品目についてですね、そこで非常に非難を、矛先向けられておるわけですね。一方で、EUとかアメリカは、正に価格は市場で決定しましょうと。その代わり、内外……

第166回国会 財政金融委員会 第4号(2007/03/15、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。  まず、冒頭、損害保険会社十社に対する行政処分についてお伺いをしたいと思います。  ほとんどの損害保険会社が、今回は第三分野商品に係るという領域が限定されていますけれども、不払がかなり大量に発生したと、それに対しての行政処分が下されたということであります。ここに至るまで相当の多分検査をしたと思いまして、率直に言って金融庁の皆さんにはもう本当に敬意を表します、その部分に関しては。ただ、今回の行政処分につきましては、本当にこれでいいのかなと思うようなところが何点かございますので、以下ちょっと簡単に質問をしていきたいと思います。  まず一点目は、今……

第166回国会 財政金融委員会 第11号(2007/05/10、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。  まず、早速質問に入らせていただきますけれども、日銀金融政策をめぐりましては、例えば量的緩和の解除を昨年の三月にやりました。ゼロ金利の解除は昨年の七月、そして追加利上げは今年の二月二十一日に行いました。その局面局面でいろんな、日銀と政府との間であるいはマスコミの中ではいろんな憶測、あるいはさや当てという言葉が適切かどうか分かりませんが、ありまして、結構大騒ぎになってきた。今ここに来て、日銀展望レポートを見ますと、日本の経済は先行き結構明るいんじゃないかというような、そういう内容の展望レポートになっております。  そこで、財務省と内閣府と、……

第166回国会 農林水産委員会 第10号(2007/05/08、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。今日は、質問の場を与えていただきましたことに、まず同僚議員に感謝申し上げます。  まず冒頭、先般、WTOの議長ペーパーが出てきまして、内容を見ますとかなり厳しい内容ではないかと思います。特に、項目が一杯あるんですが、今日は一点、いわゆる重要品目の対象数ということで、我が国は一〇ないし一五%ということを提示しているんじゃないかというふうに思いましたけれども、議長ペーパーでは一ないし五%という極めて厳しい内容になっておりました。  当然、我が方は我が方の主張をされると思うんですが、ちまたではもう二けた台というのはないんじゃないかというような、ち……

第166回国会 予算委員会 第3号(2007/03/05、20期、民主党・新緑風会)

○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。  残った時間を私が質疑をさしていただきたいと思います。  私も、午前中、大塚委員がやりました成長戦略に関連しましてちょっと質問をしたいと思います。午前中は生産性向上につきまして、労働生産性の問題あるいは資本生産性の問題、あるいは技術進歩率、かなり高度な議論があったんではないかと思いますが、私はもうちょっと大ぐくりの議論をちょっとさしていただきたいと思っています。  その前に、内閣が閣議決定した「日本経済の進路と戦略について」、この中に、今後五年間で新成長経済への移行を目指す、成長のステージへと引き上げていくと、新しいステージに引き上げていくん……


21期(2007/07/29〜)

第168回国会 農林水産委員会 第2号(2007/10/25、21期、民主党・新緑風会・日本)

○平野達男君 民主党・新緑風会・日本という名前がまた最終的に変わるかもしれませんが、平野達男でございます。  今日は、質問のトップバッターということで米を中心に何点か質問をさせていただきますが、その前に若林農林大臣、今まではリリーフエースみたいな形で農林水産大臣と環境大臣を兼任されまして、今回主戦投手になったわけでありますけれども、その御感想をちょっとお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 今農政をめぐる状況というのは、WTOの問題も含めていろんな問題が山積みだと思います。その中で、大臣がくるくるくるくる替わったというこの状況についてはどのように思われましたか。

第168回国会 農林水産委員会 第3号(2007/10/30、21期、民主党・新緑風会・日本)

○平野達男君 ただいま議題となりました農業者戸別所得補償法案につきまして、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。  去る七月の参議院通常選挙において、我々民主党は、農業政策では戸別所得補償制度の創設を唱え、多くの方々から御賛同をいただきました。経営の規模、年齢にかかわりなく、意欲を持って取り組む農業者に対し、主要農産物を対象として、農業の再生産の確保に資するため、その生産費と販売価格の差を基本とした補てんを行い、その所得を補償し、農業の再生産の確保、著しく低下した食料自給率の向上、農業、農村の維持発展を目指すものであります。  政府は、本年四月から戦後農政の大転換と称して、品目横断……

第168回国会 農林水産委員会 第4号(2007/11/01、21期、民主党・新緑風会・日本)

○平野達男君 食料・農業・農村基本法、御承知のように四つの基本理念がございます。食料の安定供給の確保、多面的機能の十分な発揮、農業の持続的な発展、農村の振興というこの四つの基本理念があります。  私どもは、農業と農村振興というのは一体不可分であるというふうに考えています。そして、その農村につきましては、もう皆様方御承知のように、大規模農家、小規模農家、兼業農家あるいは専業農家、そして非農家が混在して構成されておりまして、そういった方々が、今国民の意識が変わってはいますけれども、自分たちのことは自分たちでやる、助け合ってやるんだという、そういう伝統的な色彩を色濃く残している地域だと思っています。……

第168回国会 農林水産委員会 第5号(2007/11/06、21期、民主党・新緑風会・日本)

○平野達男君 まず、大臣の先ほどの答弁を聞いておりまして改めて思ったのは、やはり農林省の、政府の政策というのは経営体の育成であるという、その経営体に着目した政策ではないかというふうに思っています。  他方、私どもは、その経営体という概念も決して否定するものではありませんけれども、これは何回も申し上げましたけれども、農業というのは農村というのと表裏一体であると。農村の構成される方々というのは、大規模な農家もあれば小規模な農家もある、兼業農家もあれば専業農家もある。そういった方々が一体となって農村が構成されていて、そういった状況を基礎にして農業が展開されるんだというふうに思っています。  その上で……

第168回国会 農林水産委員会 第6号(2007/11/08、21期、民主党・新緑風会・日本)

○平野達男君 まず、世界的な食料の不足が懸念されるんではないか、そういう中で、各国、食料輸出国とされる国々が輸出の規制を、措置をとり始めているということだというふうに思っています。  この食料不足については需要と供給の両方から見る必要があると思っています。  需要につきましては、もう御承知のように日本は人口減少社会に入っていますけれども、世界的にはまだまだ人口が増えていく、当然その観点から食料の需要は伸びていくということがございます。  そしてもう一つは、御承知のように経済の発展に伴って食生活が変わっていく。例えば肉一つ取ってみても、鶏から豚、豚から牛というふうに消費が増えてまいりますと、それ……

第168回国会 農林水産委員会 第9号(2007/12/18、21期、民主党・新緑風会・日本)

○平野達男君 民主党・新緑風会・日本の平野達男でございます。  今日は、先般新聞記事に出ました、アメリカのキーナム米農務次官が日米次官級経済対話での内容に触れまして、日本側は三十か月未満で食品安全委員会に諮問したいと発言したという記事が出ておりまして、それからいろいろな官房長官発言あるいは農林水産大臣発言、いろいろございましたけれども、この事実関係につきましていろいろお尋ねをしたいと思います。  今、その前に、この委員会に先立ちましてこの資料をめぐりましていろいろなやり取りがありまして、かなり私は今激高してきましたので、その激高した感じがそのまま質問にぶつかるかもしれませんから、その点は御容赦……

第169回国会 災害対策特別委員会 第5号(2008/06/20、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は質問の機会を与えていただきました。感謝を申し上げます。  まずもって、今回の地震で亡くなられた方々の御冥福、お祈り申し上げます。また、被災された方々には心からお見舞いを申し上げたいと思います。特に、まだ不明になっている方々がおられます。一刻も早い発見と救助に全力を傾けてくださることをお願いを申し上げておきたいと思います。  そこで、今回の地震でございますが、まず現状については、もう御承知のとおり、道路、水道等のいわゆる生活インフラがまだ寸断されたままのところがたくさんございます。そういった復旧にまず全力を傾けていただきたいということも併せてお願いを……

第169回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(2008/09/18、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 平野達男でございます。  今回のいわゆる汚染米の横流し事件、食の安全の制度に関しての根本を揺るがす事件であります。そしてまた、経済的にも大きなダメージを与えている事件になっております。さらに、大臣の先ほどの報告にもございましたけれども、どうやらこの事件に端を発して自殺をされた方まで出たという本当に深刻な事態に立ち入っているというふうに認識しておりまして、当委員会でもなぜこのようなことが起こったのかということについては徹底して追及してまいる必要があるというふうに考えております。  そこで、太田大臣、私は、太田大臣は、福田大臣が辞めた段階で、よもや農林水産委員会でこういう形で相まみえ……

第169回国会 農林水産委員会 第3号(2008/03/25、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は大臣所信に対しての質疑ということで、トップバッターで立たせていただきました。今日は、まず米の緊急対策の実施状況を中心に質疑を始めさせていただきたいと思います。  米の緊急対策、昨年の十月二十九日に農林水産省農政改革三対策緊急検討本部というところから出されておりまして、御承知のように、大きくは五本、しかし主要なのは三本の柱から成っているかなと思います。  一点目は、備蓄米三十四万トン、緊急買い付けで百万トンの備蓄を確保しましょうと。それからもう一つは、二十年産米に対しての生産調整対策の強化ですね。そして三つ目が、十八年産米の十万トンの飼料米の処理、全……

第169回国会 農林水産委員会 第4号(2008/03/27、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は委嘱審査でございますけれども、冒頭若干の時間をお借りしまして、先般来話題にさせていただいておりますところの全農の十万トンの飼料米処理の話について若干の今日確認をさせていただきたいと思います。  まず一点目ですけれども、昨日の日本農業新聞に全中と全農のコメントとして記事が載っております。ちょっと読ませていただきますと、ふるい下米による非主食用米への処理に全力で取り組んできた、結果的に一万四千六百三十二トンにとどまったが、緊急対策の実施は二〇〇七年産米の価格下落の歯止めと価格浮揚に絶大な効果を発揮したと認識しているとコメントを発表という記事であります。……

第169回国会 農林水産委員会 第7号(2008/04/10、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は、全農の宮下理事長さん、米本常務さん、それから全中の向井地専務さん、それから冨士常務さん、お忙しい中、当委員会にようこそおいでいただきました。感謝を申し上げます。  今日は、この委員会でも、あるいは予算委員会でも取り上げさせていただきましたけれども、米の緊急対策の中の全農さんが担当した十万トンのえさ米の処理、この問題につきまして、政府並びに全農さん、全中さんにいろいろお聞きをしたいと思います。  私は、この問題は、やると言ってやらなかったということについてはいろんなまず背景があるんだろうと思いますけれども、この影響はいろんな意味で大きいんだろうと思……

第169回国会 農林水産委員会 第12号(2008/05/22、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 おはようございます。平野達男でございます。  今日、一般質疑ということで、米の問題あるいはバイオの問題等々、何点かのテーマについて、脈絡なくちょっと質問をさせていただくかもしれませんが、よろしくお願いしたいと思います。  まず一点目は、MA米の扱いについてであります。先般、新聞情報によりますと、フィリピンから二十万トンの米の支援、援助なのか輸出、輸入なのか分かりませんが、米を提供いただきたいという要望があったという記事が出ておりました。  そして、このMA米の扱いなんですけれども、このMA米につきましては、これまでも平成七年から十九年までのデータを見ますと、援助用で二百二十万トン……

第169回国会 農林水産委員会 第14号(2008/06/10、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 おはようございます。平野達男でございます。  大臣、数々の国際会議への御出席、本当にお疲れさまでございました。今日は、農林水産委員会でございますけれども、恐らくは今通常国会の質疑を伴った最後の委員会になるのではないかというふうに思います。今日はこれまでの私の質問の確認という意味で、これまで何回か質問に立たせていただきましたけれども、質問事項についてはかなり重複する事項がございます。以下、質問の通告に従いまして質問をさせていただきたいと思います。  まず、総理も先般のFAOの主催のハイレベル会合で演説をやりまして、世界最大の食料純輸入国である我が国としても、自ら国内の農業改革を進め……

第169回国会 予算委員会 第5号(2008/02/05、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 平野達男でございます。  一年ぶりの予算委員会での質疑でございます。今日、冒頭、外務省から出された食品による薬物中毒事案に関する外務省の対応、このペーパー、私も先ほど拝見したんですけれども、通告しなくて申し訳ございませんが、外務大臣、ちょっとお伺いをしたいと思います。  中国の日本大使館には食の安全、それから食品に関する担当官というのはいるんでしょうか。分からなければ分からないでもいいです。
【次の発言】 日本は中国から随分たくさんの食料を輸入しています。そして、中国産の食料につきましては、従来からいろんな安全問題が指摘されていましたね。  この点に関して、外務省、厚生労働省は中……

第169回国会 予算委員会 第10号(2008/03/18、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は、道路特定財源を中心とした集中審議の日でございます。  まず、これは通告申し上げませんでしたけれども、総理に冒頭ちょっとお伺いしたいと思います。  新聞報道によりますと、道路に関連した法案の修正案、これを出すということを指示されたというような報道がございましたけれども、これは修正案をこの国会に出すということを、方針を決めたという理解でよろしいんでしょうか。
【次の発言】 それは修正案を出すという指示だという理解でよろしいでしょうか。再度確認をしたいと思います。
【次の発言】 新聞等によりますと、幾つかの修正案が用意されているようでありますが、まず一……

第169回国会 予算委員会 第12号(2008/03/21、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 おはようございます。平野達男でございます。  前回に引き続きまして、今日は道路関係の問題から質問をさせていただきます。  まず、大田大臣に、先般、固定資本減耗が日本、欧米諸国に対して高いんじゃないかということで何点か質問させていただきましたけれども、我が国、今社会資本ストックが随分の量たまっております。そろそろこれからのGDPの伸び等々を考えますと、新規投資というのはできるだけ抑える、既存施設をもっともっと使う、そういった発想の転換が必要な時期に来ているんではないかと思いますが、大臣、どのような御見解をお持ちでしょうか。

第170回国会 農林水産委員会 第2号(2008/11/13、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 平野達男でございます。  石破大臣、まず就任おめでとうございます。よろしくお願い申し上げます。  今日は初めての石破農林水産大臣に対する質疑の機会にもなるわけでありまして、本来でありますといろんな観点からいろんなことをお聞きしたいわけではございますけれども、まずは今足下の問題でありますところのいわゆる事故米、汚染米の問題について今日はテーマを絞りまして、以下質問をさせていただきたいと思います。  事故米につきましては、御承知のように二つのルートといいますか流通のルートがございまして、一つは政府が保管しているもの、それからもう一つは、これはMA米に限定されますけれども、商社が輸入を……

第170回国会 農林水産委員会 第3号(2008/12/09、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日、汚染米を中心に議論をしておりますけれども、もう一つ大きなテーマとして農林中金の問題がございます。私は、質問通告とはちょっと順番を変えまして、先にこの農林中金の話、テーマから入らせていただきたいと思います。  農林中金につきましては、もう御承知のように、農協が行っている信用事業、農協が集まってきた資金で運用できないものについては信連、信連でも運用できないものについては農林中金というところに預け金という形でお金を預けまして運用する。そして、その運用益の一部を信連若しくは農協に還元する形で系統全体の信用事業が成り立っているという、簡単に言えばこういう構図……

第170回国会 農林水産委員会 第4号(2008/12/11、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 ただいま議題となりました農業協同組合法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の趣旨及び主要な内容を御説明申し上げます。  農林水産業には、主として経済事業を行う農業協同組合、漁業協同組合、森林組合等の協同組合と、これら農林漁業関係協同組合の中央金融機関である農林中央金庫、さらに土地改良区といった組織があります。  農政の重要な一翼を担っているこれらの組織が特定の政治的立場を取ることは、多様な考えを持つ構成員に混乱と分裂をもたらすばかりでなく、組織に対する誤解や偏見を生むなどのおそれがあります。また、組織の党派的分裂や事業の政治的利用によって組織の健全な発達が阻害される懸念……

第171回国会 農林水産委員会 第1号(2009/03/04、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  去る一月五日の本会議におきまして農林水産委員長に選任されました平野達男でございます。  本委員会の運営につきましては、委員各位の格別の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満にといいますか、委員長も余り口を挟まないように円満に行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、一川保夫君、青木愛君、藤原良信君及び米長晴信君が委員を辞任され、その補欠として小川勝也君、岩本司君、……

第171回国会 農林水産委員会 第2号(2009/03/12、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農林水産に関する調査を議題といたします。  平成二十一年度の農林水産行政の基本施策について、農林水産大臣から所信を聴取いたします。石破農林水産大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。  本件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十五分散会

第171回国会 農林水産委員会 第3号(2009/03/17、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  農林水産に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務大臣官房審議官佐藤文俊君外十三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農林水産に関する調査のうち、平成二十一年度の農林水産行政の基本施策に関する件を議題といたします。  本件につきましては既に説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。

第171回国会 農林水産委員会 第4号(2009/03/24、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、金融庁総務企画局審議官岳野万里夫君外十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 去る十八日、予算委員会から、本日一日間、平成二十一年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、農林水産省所管について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  石破農林水産大臣から説明を求めます……

第171回国会 農林水産委員会 第5号(2009/04/02、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  農業協同組合法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣法制局第一部長山本庸幸君外六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農業協同組合法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明につきましては前国会におきまして既に聴取いたしておりますので、これより直ちに質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願……

第171回国会 農林水産委員会 第6号(2009/04/07、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、小川勝也君が委員を辞任され、その補欠として中谷智司君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、外務大臣官房参事官小原雅博君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法……

第171回国会 農林水産委員会 第7号(2009/04/09、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、中谷智司君が委員を辞任され、その補欠として小川勝也君が選任されました。
【次の発言】 米穀の新用途への利用の促進に関する法律案、米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律案及び主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律の一部を改正する法律案、以上三案を一括して議題といたします。  まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。石破農林水産大臣。
【次の発言】 この際、米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律案の衆議院における修正部分について、修……

第171回国会 農林水産委員会 第8号(2009/04/14、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  米穀の新用途への利用の促進に関する法律案外二案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、国税庁長官官房審議官西村善嗣君外六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 米穀の新用途への利用の促進に関する法律案、米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律案及び主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律の一部を改正する法律案、以上三案を一括し……

第171回国会 農林水産委員会 第9号(2009/04/16、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  米穀の新用途への利用の促進に関する法律案外二案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、農林水産大臣官房総括審議官實重重実君外六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 米穀の新用途への利用の促進に関する法律案、米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律案及び主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律の一部を改正する法律案、以上三案を……

第171回国会 農林水産委員会 第10号(2009/04/21、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  提出者衆議院農林水産委員長遠藤利明君から趣旨説明を聴取いたします。遠藤衆議院農林水産委員長。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。──別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。

第171回国会 農林水産委員会 第11号(2009/04/23、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  漁業災害補償法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官長田太君外二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 漁業災害補償法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。

第171回国会 農林水産委員会 第12号(2009/06/04、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、亀井亜紀子君が委員を辞任され、その補欠として吉川沙織君が選任されました。
【次の発言】 バイオマス活用推進基本法案を議題といたします。  提出者衆議院農林水産委員長遠藤利明君から趣旨説明を聴取いたします。遠藤衆議院農林水産委員長。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。──別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  バイオマス活用推進基本法案に賛成の方の挙……

第171回国会 農林水産委員会 第13号(2009/06/09、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四日、吉川沙織君が委員を辞任され、その補欠として亀井亜紀子君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  農地法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、農林水産省生産局長本川一善君外四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農地法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府から趣旨説……

第171回国会 農林水産委員会 第14号(2009/06/11、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農地法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、参考人として株式会社農林中金総合研究所基礎研究部副部長清水徹朗君、株式会社ワタミファーム代表取締役社長武内智君及び全国農業会議所専務理事松本広太君に御出席いただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙のところ本委員会に御出席をいただき、誠にありがとうございます。  ただいま議題となっております法律案につきまして、それぞれのお立場から忌憚のない御意見を賜りたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。  本日の議事……

第171回国会 農林水産委員会 第15号(2009/06/16、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  農地法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣法制局第四部長近藤正春君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農地法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 今の質問はどちらに対して質問ですか。

第171回国会 農林水産委員会 第16号(2009/07/02、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る六月十七日、外山斎君が委員を辞任され、その補欠として亀井亜紀子君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  農林水産に関する調査のため、本日の委員会に文部科学大臣官房審議官尾崎春樹君、厚生労働省労働基準局労災補償部長石井淳子君、厚生労働省職業安定局次長大槻勝啓君、農林水産大臣官房長佐藤正典君、農林水産大臣官房総括審議官實重重実君、農林水産省総合食料局長町田勝弘君、農林水産省生産局長本川一善君、農林水産省経営局長高橋博君、農林水産省……

第172回国会 農林水産委員会 第1号(2009/09/18、21期、会派情報なし)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  まず、理事の辞任についてお諮りいたします。  高橋千秋君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に岩本司君を指名いたします。
【次の発言】 国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りい……

第173回国会 予算委員会 第2号(2009/11/06、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 民主党の平野達男でございます。皆さん方、どうもお疲れさまでございます。  久しぶりにこの質問席に立ちました。本当は私は与党なんですけれども、立った瞬間にどうも体の中でまだ野党という慣性力がちょっと働いているような気がいたしまして、これから何点か質問するときに、ひょっとしたらその慣性力がぴょこっと出たりするかもしれません。そのときはちょっと御容赦を願いたいと思います。  それで、午前中の野党さんの議論を聞いておりまして、国会重視とか手続重視とか、自民党さんってそんなに国会重視してたんだっけと、手続重視していましたっけと、ちょっとびっくりいたしました。若干の未知との遭遇だったんではな……

第173回国会 予算委員会 第3号(2009/11/09、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 今日は、今朝から私の関連質問ということで櫻井、藤末、島田、三人の委員に質問に立たせていただきまして、いい議論ができたんではないかというふうに思います。残りの時間についてはまた私が預からせていただきまして議論をさしていただきたいと思います。  財務大臣がちょっと立っておられますので、農林大臣からちょっと質問を始めさせていただきたいと思います。  午前中、農業者戸別所得補償の議論がございまして、その考え方についてはもう大臣から説明をいただいたというふうに思っています。ただ、この農業者戸別所得補償については、来年度、米を中心にモデル事業をやるということで進めておるんですが、現場でちょっ……

第174回国会 内閣委員会 第7号(2010/05/27、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 民主党の平野でございます。  内閣委員会では初めての質問という時間をいただきまして、十三分と聞いたつもりだったんですが、ちょっとけたを間違っていまして、百三十分という大変厚い御配慮をいただきました。まずもって同僚の議員に感謝を申し上げたいと思います。  今日は、前段、仙谷大臣の答弁を聞いておりますと、やはりいろんな仙谷大臣の史観というものを持っておられまして、そういった史観を前提とした、歴史観ですね、を前提とした答弁、いろいろな形でされております。その辺のことを聞いているうちに、今回の国家公務員法等の一部の改正の法案を眺めていまして、「翔ぶが如く」という司馬遼太郎の小説が何度も頭……

第174回国会 予算委員会 第4号(2010/03/03、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 お疲れさまでございます。民主党の平野達男でございます。  私は、もう本当であれば四時ちょっとぐらい前にここの場に立っている予定でございましたけれども、様々なことがあってこの時間帯になってしまいました。何とか五時までにはやめようというふうに思ってはおりますが、若干、五分ぐらいとかなんかは過ぎるかもしれません。そのことを冒頭申し上げておきたいと思います。  今日は、実は私は財政の問題につきまして、私自身は大変な危機感を持っておりますこの財政の問題についてねちねちとやりたかったんですけれども、私は、長所、粘り強い、短所、しつこい、趣味、嫌がらせでありますから、その性格を前面に出しながら……

第174回国会 予算委員会 第5号(2010/03/04、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)

○平野達男君 主質でございますのでまた立たせていただきました。四十五分ごろまでをめどに質問をさせていただきたいと思います。  まず冒頭、午前中、櫻井委員からも出ましたけれども、チリの地震、幸いなことに国内的な被害というのは余りなかったんですが、養殖施設を中心に大変な被害が出ています。午前中、赤松大臣からしっかりとした答弁がございましたけれども、漁業保険、早期の発動をお願いしたいと思います。  そのときに、特定漁業共済、いわゆる魚あるいはワカメといったものを対象とする共済の加入率は、大体岩手県でも聞くところによると九六%とか九七%とか高い加入率です。その一方で、今回出てきたのが、養殖施設そのもの……

第174回国会 予算委員会 第7号(2010/03/08、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○理事(平野達男君) じゃ、速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。

第174回国会 予算委員会 第13号(2010/03/17、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○理事(平野達男君) もう一度よろしいですか。

第174回国会 予算委員会 第16号(2010/03/24、21期、民主党・新緑風会・国民新・日本)【議会役職】

○理事(平野達男君) 以上で加藤修一君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、井上哲士君の質疑を行います。井上哲士君。


22期(2010/07/11〜)

第175回国会 予算委員会 第1号(2010/08/04、22期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  去る七月三十日の本会議におきまして、皆様方の御推挙により予算委員長の重責を担うことになりました平野達男でございます。  当委員会の運営につきましては、公正中立を旨といたしまして円滑に進めてまいりたいと存じます。  何とぞ、皆様方の御指導、御協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は九名でございますが、現在の理事は六名でありますので、この際、残りの三名の理事を選任いたしたいと存じます。  理事の選任につきましては、……

第175回国会 予算委員会 第2号(2010/08/05、22期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  予算の執行状況に関する調査を議題とし、昨日に引き続き、質疑を行います。  関連質疑を許します。辻泰弘君。
【次の発言】 関連質疑を許します。谷岡郁子君。
【次の発言】 関連質疑を許します。植松恵美子君。
【次の発言】 まず、それでは直嶋経済産業大臣。
【次の発言】 残余の質疑は午後に譲ることといたします。  午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午前十一時五十四分休憩
【次の発言】 ただいまから予算委員会を再開いたします。  予算の執行状況に関する調査を議題とし、休憩前に引き続き質疑を行います。植松恵美子君。

第176回国会 環境委員会 第2号(2010/10/21、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 内閣府の平野達男でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  加藤委員から今御指摘がございましたけれども、地域再生基盤交付金、これは、御案内のとおり、平成十七年からスタートした事業でありまして、道路、これは道路法に言う道路と農道、林道等々も入っていますけれども、道路を一体として整備するような交付金、それから今御指摘の中にあった汚水処理施設、下水道法に基づく下水道、それから合併処理浄化槽、浄化槽ですね、集排も入っておりますけれども、こういった汚水処理施設を一体的に整備する交付金等々、三つの交付金から成り立っておりますが、これは五年間を一つのタームとして実施しまして、平……

第176回国会 経済産業委員会 第4号(2010/10/28、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 消極的かどうかという問いでございましたけれども、TPPにつきましては様々な観点から今政府内で精力的な議論をやっております。メリット、デメリット、様々ございます。そういったものを総合的に判断して、最終的な結論を出すということでございます。  私の発言でありますけれども、今、仮にTPPに参加を表明するためには事前の調整が様々要りますよと、その事前の調整するときにかなり時間的な制約があって、それがAPECまでの期間ということであれば、かなり時間的な制約が厳しいという観点で簡単ではないというふうなことを申し上げました。  積極的でも消極的でもなくて、今様々な要素を総合的に判断し……

第176回国会 財政金融委員会 第3号(2010/10/26、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 日本が経常収支の黒字を抱えていまして、その一方でアメリカがグローバルインバランスという中での大きな経常収支の赤字を抱え、これが世界的な金融危機を招いたということについての認識は十分共有しているつもりであります。日本が、じゃ、その中でどういう経済政策を取らなければならないかということにつきましては、従来から言われているように、まずは内需を拡大していくということでございまして、その観点から新成長戦略を策定しています。  御案内のとおり、新成長戦略では、七つの分野を設定して二十一の国家プロジェクトを決めておりまして、その工程表も決めております。その工程表に基づいて、今各分野ご……

第176回国会 内閣委員会 第1号(2010/10/19、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 内閣府副大臣の平野達男でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  国家戦略、地域主権の推進、地域活性化、新しい公共、規制改革等の施策を担当いたします。  関係大臣を支え、力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、松井委員長を始め、理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願いを申し上げます。

第176回国会 内閣委員会 第2号(2010/10/21、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) いわゆるひも付き補助金を廃止しまして一括交付金化を実現するということにつきましては、民主党政権の大きな柱になっております。  今、この一括交付金の制度設計につきましては、総額も含めて地域主権戦略会議を中心に関係府省とともに検討しておりまして、来年度予算に向けましては、まずは投資的経費を一括交付金化するということで、予算編成過程を通じて決定するということで今作業しております。  御質問の社会保障関係を始めとする経常に係る補助金等につきましては、ただいま御紹介にもございましたように、平成二十四年度以降、段階的に一括交付金化することとしておりますけれども、基本的に、全国画一的……

第176回国会 内閣委員会 第3号(2010/10/28、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 御案内のとおり、今、政府の方では、新成長戦略を受けまして包括的な経済連携に関する基本方針の策定に向けた作業を行っておりまして、その作業の一環として、この経済連携が我が国経済に与える様々な影響についての試算を行っています。  この試算につきましては、一つはGTAPモデルという、これはWTO等を始め国際機関の中でも使われているモデルなんですが、また、国内外においても一定の評価の得られているモデルなんですが、これに基づいての試算を行っております。これはどちらかというと包括的な影響ということで、各要素、要素ではなくて、一定の条件をインプットすると、経済全体としてはこういう影響が……

第176回国会 農林水産委員会 第3号(2010/11/05、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) WTOと、もう一つはバイでいっているEPAというのがあります。  恐らく今の我が国のこれから考えなくちゃならないのは、これまでEPAで取ってきたスタンスと現に今進んでいるらしいTPPという枠組みというのがどういうものかということの違いをよく見極める必要があると思います。  EPAにつきましては、御案内のとおり日本は先般インドとの大筋合意ができました。その前に十一か国と合意をして、その幾つかはもう批准もしています。その中でずっと統一してあるのは、米、牛肉、それから乳製品、これは全部例外なく例外扱いしています。これが日本のスタンスだったわけです。  それで、EPAにつきまし……

第176回国会 農林水産委員会 第5号(2010/11/25、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 言葉の問題でございますので、ちょっと答弁を読ませていただきます。  今の御質問は、包括的経済連携という言葉と経済連携交渉との相違ということに対しての質問だったというふうに御理解いたします。  まず、包括的経済連携でございますけれども、物やサービスの自由化だけではなく、人の移動、投資、政府調達、二国間協力等の貿易以外の分野も含めた幅広い分野における連携を意味するものであるというふうに理解をしております。基本方針におきましては、経済連携協定のみならず、投資、サービス協定や制度調和等EPAの締結に至らない場合も含めまして広く他国・地域との包括的な経済面での連携関係を意味してお……

第176回国会 文教科学委員会 第3号(2010/11/11、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 元気な日本復活特別枠、これは御案内のとおり、経済成長あるいは雇用に資する予算に、予算編成に向けて重点的に投資していこうと、そういう観点から設けられた特別枠でございまして、この配分をするために玄葉大臣を議長とする評価会議がございます。評価会議の下に作業チーム、副大臣クラスから成る作業チームを設けまして、座長は今私が拝命をしております。吉田政務官もそのメンバーです。  この作業チームが十月の二十九日から十一月の上旬にかけて休日返上で要望枠に出た百八十九の事業のヒアリングをしまして、そのヒアリング結果を基にして五つの判断基準を作りまして、これからこの判断基準に基づきましてA、……

第177回国会 議院運営委員会 第9号(2011/03/31、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 情報公開・個人情報保護審査会委員戸澤和彦君、久保茂樹君、新美育文君の三名は平成二十三年三月三十一日に任期満了となりますが、戸澤和彦君を再任し、また、久保茂樹君の後任として山田洋君を、新美育文君の後任として椿愼美君をそれぞれ任命いたしたいので、情報公開・個人情報保護審査会設置法第四条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  次に、預金保険機構監事飯田小夜子君は平成二十三年三月三十一日に任期満了となりますが、飯田小夜子君を再任いたしたいので、預金保険法第二十六条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  何とぞ、御審……

第177回国会 決算委員会 第11号(2011/08/05、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 今、農水省の方では、そういった被災農地どのように復旧していくか、その手法並びに工程、今、鹿野大臣先頭に一生懸命になって詰めていただいております。  復興基本方針にもございますけれども、除塩をしっかりやる、瓦れきをしっかり取り除く、その上で、きちんとした土地利用計画、営農計画を作りまして、被災した地域が将来にわたって生産性の高い農業を継続していけると、そういう状況をつくるために頑張っていきたいというふうに思っています。
【次の発言】 二重ローン問題につきましては、もう委員御案内のように、自民党さん、公明党さん、民主党、三者でかなりの議論をしまして、立法化が必要かどうか、……

第177回国会 行政監視委員会 第6号(2011/08/03、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) まず、二つあろうかと思います。  まず、事業制度そのものというものに対する評価というのがございまして、これは先ほど園田政務官からお答えがあったとおりでありまして、その事業の役割、効果、こういったものについては復興基本方針においても、復興に関する施策の実施に当たっては事業の立案段階から透明性等の観点から適切な評価を行うこと、また、施策の推進に当たっては被災者に対し正確かつ迅速な支援情報を提供するということになっておりまして、これは行政刷新会議とも連携しながらやっていきたいというふうに思っています。  ただし、今回の大震災はもう未曽有の大震災でございまして、その対策につい……

第177回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(2011/09/09、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 平成二十三年台風第十二号の被害状況及びその対応につきまして御報告をいたします。  まず、この災害により亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対しまして深く哀悼の意を表します。また、被災された方々に対しまして心よりお見舞いを申し上げます。  台風第十二号は動きが遅く、上陸後も大型の勢力を保っていたため、台風周辺の暖かく湿った空気が長時間流れ込み、特に紀伊半島では、降り始めの八月三十日十七時からの総降水量が奈良県上北山で千八百八・五ミリ、三重県宮川で一千六百二十・五ミリを記録するなど、西日本から北日本にかけて広い範囲で記録的な大雨となりました。  ……

第177回国会 災害対策特別委員会 第11号(2011/07/25、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) この度、防災担当大臣を拝命いたしました平野達男でございます。  防災は国家の基本的かつ重要な任務との認識に立ちまして、東日本大震災の教訓を踏まえ、防災に関する取組を再点検し、災害に強い国づくりを進めてまいる所存でございます。  東日本大震災は、これまでに合計一万五千名を超える尊い命を奪い、いまだに五千名近くの方が行方不明となっております。今回の大震災は、災害規模が東日本全域に及ぶ甚大なものであることに加え、巨大な地震と巨大な津波に原子力発電所の事故が重なるという、未曽有の複合的な大災害であり、我が国は今、国難とも言える状況にあります。  亡くなられた方々に心から哀悼の……

第177回国会 災害対策特別委員会 第12号(2011/08/09、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力してまいる所存でございます。

第177回国会 東日本大震災復興特別委員会 第11号(2011/07/28、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 被災事業者の再生支援につきましては、現在、政府において二重債務問題への対応方針を踏まえ、被災県の要望に応じ、被災県ごとに産業復興機構を設立し、再生可能性のある被災事業者の債権の買取りなどを通じた再生支援の枠組みを構築すべく調整しているところであります。  一方、株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法案では、全国に一つの機構を設置すること等から、地域の実情に応じた迅速かつ適切な再生支援がなされない可能性があると考えております。  したがって、株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法案については、政府としては反対であります。  以上であります。

第177回国会 東日本大震災復興特別委員会 第13号(2011/08/01、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 復興庁の設置についての御質問でございますけれども、御案内のとおり、復興庁の設置につきましては、復興基本法の策定の際の与野党の協議を受けまして、政府において一日も早く復興庁の業務の全体像を示せるよう協議を進め、年内に成案を得て速やかに設置法案を国会に提出すべき旨合意されたところでございます。このことは、先般決定した復興基本方針にも明記されております。  郡司委員の御指摘は、復興庁の設置、急ぐべきではないかという、そういう趣旨であったと思いますが、私どももできるだけ早くその法案を作成して一日も早く国会に提出したいというふうに考えております。  その一方で、足下の問題として……

第177回国会 内閣委員会 第9号(2011/06/16、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 福島の原発事故、残念ながら今も継続中であります。この収束に向けて工程表が出されたということについてはもう御承知のとおりでありまして、まずは循環的に安定的に冷温停止が確保される、そして、あわせて、放射性物質が外に放出されない、そういう状況をまず一刻も早く、一日も早くこれを確保するということだろうというふうに思います。  特に、このことは広く国民、世界だけではなくて、いわゆる警戒区域、計画的避難区域、それから避難準備区域から避難されている方々、この方々はもうこれからの生活設計が立てられないということで、まず一日も早くこの収束を願っている、特に強く願っているということもござい……

第177回国会 内閣委員会 第10号(2011/06/21、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) これから総合特区を指定していくわけでありますけれども、多分たくさんの地域から応募があると思います。  その指定に際しましては、先ほど総務大臣から御答弁がございましたけれども、有効性、先駆性、熟度、あるいは実現可能性、あるいは地域全体の熱意、こういったものを総合的に勘案してその地区を指定していくということでございまして、そういった計画を作るときに、恐らくは、その中にキーパーソンとなる方あるいは地域を引っ張る方、多分そういった方がいる地域ほどそういった具体的な計画が出てくるということだろうと思います。  ですから、その中でのキーパーソンになる、あるいはリーダー的な存在になる……

第177回国会 農林水産委員会 第9号(2011/05/19、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 今回の震災によりまして、御案内のとおり、大変な被害が発生しております。まずは、今回の震災被災者に対しての支援を徹底してやる、それから復旧復興に向けて全力を尽くす、それから、福島の第一原発につきましては残念ながらまだ進行中であります、その収束にも全力を尽くすと、これがまず基本的には政府の基本的なスタンスであろうと思います。  しかし、同時に、そういったことを進めるためにも、日本の経済も大分傷んでおりまして、その日本経済を再生するための再スタートも同時並行的にやるべきではないかということで、政策推進指針というのが先般閣議決定されたというふうに理解をしています。  この中で、……

第177回国会 農林水産委員会 第11号(2011/05/31、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 御案内のとおり、TPPにつきましては、元々は六月をめどに交渉の参加の是非について判断をするというのが政府の姿勢でございました。その後、震災が起きまして、もう未曽有の震災でございます。現段階においては復旧という、復旧復興という作業がございますが、復旧についても本格的な状況にまだ入っておりません。それから、御案内のとおり、福島の原発のプラントについてはまだ事故が進行中であります。まずは復旧復興に全力を尽くすというのが、これは私は政府の変わらぬ一貫した方針だというふうに思っております。その中でTPPについても判断の時期についてはスケジュールを見直すということで、先ほど山田委員……

第177回国会 予算委員会 第21号(2011/07/21、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) いわゆる災害救助犬でございますけれども、地震などによる家屋崩壊現場での被災者捜索など、災害時における人命捜索活動等を行う犬のことであると認識しております。  我が国では、一部の警察犬が災害救助に対応しているほか、様々な民間団体が救助犬の保有、認定、育成を行っており、地方公共団体によっては、これらの民間団体と個別に協定を締結し、合同で訓練を行うなどの取組を行っていると承知しております。今回の東日本大震災においても、民間団体等が災害救助犬を派遣して捜索活動に当たった、そういう経過もございます。
【次の発言】 救助犬の認定制度についての御質問だったと思います。  救助犬の認……

第177回国会 予算委員会 第22号(2011/07/22、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 産業や経済に知見の深い委員として中鉢委員が就任されております。  なお、復興構想会議の委員は、被災地である東北にゆかりの深い方を軸に、災害復旧復興への思いをお持ちで新しい日本を見据えられるという点を重視して人選されたというふうに聞いております。
【次の発言】 ソニー株式会社代表執行役副会長でございます。
【次の発言】 復興に当たって、住民主体のボトムアップによるコミュニティー再建、非常に重要な指摘だと思います。その再建をするに当たって、被災地住民を例えば雇用する、こういう考え方もいい考え方だというふうに思います。この雇用を実現するために、少なくとも当面の措置としては雇……

第177回国会 予算委員会 第23号(2011/07/25、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 被災地においては、今復興に目指しまして、様々な観点から土地利用計画の策定を今鋭意行っているというふうに理解しております。その計画を策定するに当たって、もうこれは委員御案内のとおり、今回の被災の大きな特徴は津波ということでございまして、その津波に対応するための災害に強い町づくりということも大きなテーマになっています。  その土地利用調整の中で、従前地農地であったところあるいは宅地であったところ、それが今後とも農地として使えない、あるいは宅地として使えない、そういう状況になる場合も想定されます。その場合にそういう土地をどうするか。買上げということについても大きな手段である……

第177回国会 予算委員会 第24号(2011/08/11、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 復興に対しての政府の体制という御質問でございました。体制については、復興対策本部を言わば司令塔という形で今臨んでおります。  この復興対策本部につきましては、復興基本法に基づきまして、内閣総理大臣を本部長、官房長官並びに復興対策担当大臣を副本部長とし、全閣僚が本部員として参加することによって構成されております。同法に基づき、併せて岩手、宮城、福島の三県に副大臣、政務官クラスを本部長とする現地対策本部を設置し、関係地方機関、大体十六機関ございますけれども、の長等を本部員とすることにより被災地域の地元の声をしっかりと受け止めるとともに、関係機関の間で密接な連携を図っている……

第178回国会 東日本大震災復興特別委員会 閉会後第1号(2011/10/06、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) これから岩手、宮城、福島もそうですけれども、冬を迎えます。冬の寒さ対策につきましては、今委員から御指摘のあったカーペット等、この供給、様々要望出ておりますけれども、今の枠組み、災害救助法の枠組みをできるだけ活用して、地域のニーズにこたえるよう厚生労働大臣とも調整を図っていきたいというふうに思っております。  あわせて、特に気になるのは仮設住宅の外の水回りであります。特に岩手は冬季は凍結する場合がございますので、そういった凍結防止についても万全を期すよう自治体にもしっかり働きかけてまいりたいと考えております。
【次の発言】 災害救助法の枠組みで、できるだけ仮設住宅に住ん……

第178回国会 予算委員会 第2号(2011/09/28、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 民間資金の活用につきましては、PFI制度等もあるということは委員も御承知のとおりかと思います。  こういった制度の活用については、本来であればこれを積極的に進めるというのが本来の姿であるかと思いますが、今回の場合は災害復旧でもあります。そういった性格上、民間の資金ということについての活用も通常どおりにはなかなかいかないといった面もあるということも御承知願いたいと思います。  なお、民間資金の活用につきましては、政府とは別に、民間の団体がいろんな出資を募ったりして、その資金を元にして被災地に対しての支援をやる、こういった取組等もなされているところであります。

第178回国会 予算委員会 第3号(2011/09/29、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 私の方から津波に関してちょっと御答弁をさせていただきますが、今回の東日本大震災の教訓は大きな津波が来たらとにかく逃げるということでございまして、これは学校のみならず地域全体として逃げるという体制をつくらなければならないというふうに考えています。  その場合にどういう津波を想定するか、そして、今委員の御指摘にもございましたけれども、地域によってその津波の高さと地震発生してから津波が到達する時間が違ってまいります。その時間も専門家の意見を聞きながら特定をしましてその対策を立てていくことが大事だというふうに考えております。その場合に、近くに建物があるということであればそこの……

第179回国会 決算委員会 第2号(2011/12/07、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) ただいまの中央防災無線網整備事業に対する会計検査における検査の妨害についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、今後とも管理監督体制の厳格化に一層努力してまいる所存であります。  また、関係職員に対する適切な処分を行うとともに、職員に対し会計法令等の遵守を徹底するなど内部統制機能を確保し、今後このような御指摘を受けることがないよう万全を期する所存でございます。

第179回国会 災害対策特別委員会 第2号(2011/10/26、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 防災担当大臣の平野達男でございます。災害対策特別委員会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  我が国は、その自然的条件から、各種の災害が発生しやすい特性を有していると認識しております。こうした我が国の特性を踏まえ、防災は国家の基本的かつ極めて重要な任務であるとの認識に立ちまして、災害に強い国づくりを進めてまいる所存であります。  三月十一日に発生した東日本大震災により、これまでに合計一万五千名を超える尊い命が奪われ、いまだに三千八百名以上の方が行方不明となっております。  七月に発生した新潟・福島豪雨では、四名の方が亡くなり、家屋、農地等に大きな被害が発生……

第179回国会 災害対策特別委員会 第4号(2011/11/04、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) まず、伊勢湾台風との比較でありますけれども、死者、行方不明という観点からの比較でございますと、伊勢湾台風につきましては、死者、行方不明の方々、約五千百名というかなりの数に上った大災害でございました。今回の台風十二号、これも大変大きな被害でございますけれども、死者、行方不明につきましては、死者、全国で七十八名、行方不明者の方々は十六名ということで、これは十一月二日までに把握している数字でございます。  しかし一方で、これを雨の降り方あるいは強さ、量という観点から見ますと、今回の台風十二号の異常さというのが今度は浮かび上がってくるのかなという気がいたしています。  例えば……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第2号(2011/10/26、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 東日本大震災復興対策担当大臣の平野達男でございます。東日本大震災復興特別委員会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  東日本大震災により、発災以来これまでに合計一万五千名を超える尊い命が奪われ、いまだに三千八百名以上の方が行方不明となっております。  亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、全ての被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。  今回の大震災は、その被害が極めて広域に及ぶだけではなく、大規模な地震、津波に加え、原発事故が重なるという未曽有の複合的な大災害であり、言わば国難であります。  発災後、政府を挙げて被災地の復旧復興対策に取り……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第3号(2011/10/28、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 谷岡委員の今の質問の同じ内容を私は、県外に避難されて就職している方、仕事をされている方、あるいは福島県内で避難されて仕事をされている方から問題を突き付けられております。  そのときに私が思いましたのは、正直言って答えられませんでした。それは、ある日突然出てくださいと言われて、人によっては七か所、八か所巡って避難所に入る。体がなまるから仕事をしましょうといって仕事を見付けてきて、働かなくちゃならないと思っているから働いているという中で、先ほど東電の社長さんからは、この制度については、例えばこれをいわゆる将来やられるであろう賠償額から全額引かれるということが仕事の意欲がそ……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第4号(2011/11/07、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 御案内のように、十月二十日、井上幹事長の御紹介、御案内で公明党宮城県本部さんが復興本部に来ていただきました。様々な御要望をいただくとともに、意見交換会も行わせていただきました。要望につきましては、宮城県内の被災者、自治体の声を幅広く集約いただいたものだというふうに認識しております。要望書記載のそれぞれの項目につきましては、内容を精査しまして、特区制度あるいは交付金制度、第三次補正予算の中に反映をさせていただいたというつもりでございます。  要望それぞれの項目の回答につきましては、御要望いただきましたのでもっと早くこれ早急に回答すべきでありましたけれども、なかなか法案提……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第5号(2011/11/18、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 政府の方は、震災直後から金融機関に対しまして、被災者の厳しい状況に照らしまして返済猶予等の条件変更に弾力的に対応するよう再三要請しまして、金融機関においては多くの債務者に対して約定弁済の一時停止、さらに条件変更契約を締結してきております。  しかし、そろそろもう復興が始まっておりますので、これから新規マネーの需要が出てくると思います。としますと、この二重ローン問題は今まで以上に大きな課題になってくるというふうに考えておりまして、まずは当面、産業復興相談センター、それから産業復興機構、これと連携してしっかりとした対応をしなくちゃならないと考えておりますし、この今審議いた……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第6号(2011/11/30、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 東日本大震災復興特別区域法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  本年三月十一日に発生いたしました東日本大震災は、その被害が甚大で、かつ、その被災地域が広範にわたる等極めて大規模なものであるとともに、地震、津波及びこれらに伴う原子力発電施設の事故による複合的なものであるという点において、我が国にとってまさに未曽有の国難であります。  こうした中で、東日本大震災からの復興を円滑かつ迅速に進め、被災地域における社会経済や生活の再生を進めていくことは、目下のところ我が国全体にとって最大かつ最優先の課題となっております。  このため、東日本大震災か……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第7号(2011/12/01、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 今委員御指摘がございましたように、復興推進計画、一部の特例では特定の大臣の手続を必要ということで、これは実は法案策定の過程の中でも様々な議論がありまして、これ、なくてもいいんじゃないかという議論も一部、中ではありました。ただ、今現行の法律上の立て付け上、やはりどうしてもこうした手続は残さざるを得ないという形で今回法案提出をさせていただいた次第であります。  様々な手続については、できるだけ一元化しよう、それから簡素化しようということで取り組むことにしておりまして、御指摘の復興推進計画については、内閣府、又は復興庁ができますれば復興庁において一元的に認定の申請を受け付け……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第8号(2011/12/02、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) もし委員の御指摘のように、もしというのは失礼な言い方になりますけれども、指定基準を上回っているということでありますれば、これはもうできるだけ早期に指定をしなければならないと考えています。事実関係をちょっと調査しまして対応したいと思います。
【次の発言】 質問が二点あったかと思います。  まず、被災者生活再建支援法の拡充という御質問であったかと思いますけれども、被災者生活再建支援法、まず被災した世帯に対して百万円、そして新規購入した場合、新築した場合には三百万を限度に支給するという制度でございます。  この制度は、自然災害によりその生活基盤に著しい被害を受けた世帯に対し……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第9号(2011/12/07、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 復興庁設置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、本年六月二十四日に施行されました東日本大震災復興基本法に基づき、復興に関する施策の企画立案及び総合調整並びに実施に関する事務等を所掌する復興庁を設置し、東日本大震災からの復興の円滑かつ迅速な推進を図るため、提出することとした次第であります。  次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。  第一に、復興庁の設置、任務、所掌事務について定めております。  復興庁は、内閣に置き、復興に関する内閣の事務を助けること及び復興に関する行政事務の円滑かつ迅速な遂行を図ること……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第10号(2011/12/08、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 存じ上げております。
【次の発言】 復興局が置かれる岩手、宮城、福島以外の被災地につきましても、被災自治体に対する支援等は現地でしっかり行うことができるよう、これは必要な体制は構築しなければならないというふうに考えております。  具体的には、例えば、現地の被災状況や被災自治体の意見を踏まえまして、支所の設置や担当窓口の明確化を図るほか、復興庁が中心となって関係機関による合同支援チームを派遣するなど、被災自治体の負担とならないよう支援を行ってまいりたいと考えております。  じゃ、支所を被災三県以外のどこに設置するかということについては、今地域の実情等々も踏まえながら検討……

第179回国会 予算委員会 第3号(2011/11/15、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 復興庁設置法案におきましては、御案内のとおり、復興庁は原子力災害からの復興に関する事務をも幅広く担う旨明記されております。  御質問の趣旨は場所の設置ということでございますけれども、この場所につきましては、復興局は、今の原案では復興局も福島に置くということになっておりまして、その復興局の中に原子力災害を担当する部局、これを置くことは私は是非とも必要だというふうに思っております。  特に、これから福島全体の復興をどうするか、このことについては国も責任を持ってきっちりとしたビジョンを示していただきたいと、これは佐藤知事から何回も何回も言われております。こうしたことを担当す……

第179回国会 予算委員会 第4号(2011/11/16、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 平成十七年に中央防災会議の専門調査会が検討しております。この検討によりますと、首都直下地震の被害想定では、マグニチュード七・三ということで、東京都心部では震度六強、一都三県に及ぶ範囲で震度六弱の揺れを想定しています。被害額につきましては、建物全壊、焼失家屋が約八十五万棟、死者数が一万一千人、避難所への避難者数が約四百六十万人、帰宅困難者が六百五十万人、また経済被害については、建物被害などが六十七兆円、生産額の低下などの間接被害が六十五兆円で、合わせて百十二兆円というような被害想定になっております。  あわせて、これは比較的発生頻度の高い首都直下型というふうに想定されて……

第179回国会 予算委員会 第5号(2011/11/17、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 障害者あるいは高齢者を始めとしたいわゆる要援護者の問題につきましては、今回の東日本大震災においても様々な課題が私どもあるなというふうに認識をしております。  まず、平成十七年の三月に災害時要援護者の避難支援ガイドラインを作成したんですが、これがまず徹底されていなかったということがございます。ガイドラインに基づく市町村の避難支援計画の策定状況は七六・八%、要援護者名簿の作成状況は五二・六%ということで、まだまだでございます。そこで、まずはこの徹底を図ることが大事ではないかというふうに考えております。  それからあと、中央防災会議の専門調査会では、今回の災害において、昨日……

第180回国会 決算委員会 閉会後第1号(2012/10/18、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 総論的に私からお答えをさせていただきたいというふうに思います。  国内立地補助金につきましては、昨年の被災直後の日本の経済の状況、どういう意識を持っておられたかということについて思い起こしていただきたいというふうに思います。  サプライチェーンという言葉が何回も何回も、これが寸断されたという言葉が交わされております。復興を成し遂げるためには日本経済が沈下することがあってはならない。東日本大震災は広域で起きました。その結果として、サプライチェーンその他が寸断されて日本の生産体系に重大な支障が生じるのではないかと。こういったことに何とか歯止めを掛けなければならないという意……

第180回国会 決算委員会 第2号(2012/03/09、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 被災した家屋を撤去するかどうかということについては、多分、被災者にとってみれば大変勇気のある、そして悩む決断だというふうに思います。  そういう中で、各自治体、一方でこれからの復旧復興を進めるためには、面的にこの地域についてはある一定の期限までにやっぱり撤去するかどうかを決めたいと。そういう中で、その自治体と被災者との間の中のコミュニケーションがしっかり交わされているというふうに思います。  結論から言いますと、やはりどうしてもまだ決断ができないという場合には翌年度も申請はできます、この制度はしばらく続きますから。そういう意味で、当局と、被災自治体の当局と被災者の方々……

第180回国会 決算委員会 第8号(2012/08/27、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) ただいまの東日本大震災復旧・復興関係経費の迅速かつ円滑な執行の確保等についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。

第180回国会 決算委員会 第9号(2012/09/03、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) この三つの事務所が分散しているという問題につきましては、佐藤委員から何回か御指摘を受けまして、政府部内でもかなり私の方から強い指示を出して検討をさせました。  結論からいいますと、先ほど環境大臣からも御答弁がございましたけれども、原子力災害現地対策本部等々につきましては、これは県庁と隣接していなくちゃならないという、そういう制約がございます。あと、福島環境再生事務所につきましては、情報環境プラザ、これは駅前にございまして、その一体性の問題があって、何とか近くに一か所という場所で探させたんですが、現段階では見付かっておりません。  引き続き、この問題については詰めたいと……

第180回国会 行政監視委員会 閉会後第1号(2012/10/19、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) まず、この法律、基本法につきましては、私は当時内閣府の副大臣をやっておりまして、被災者生活支援チームの事務局長という立場で被災地の復興支援にかかわっておりました。正直申し上げまして、当時私はもう現地のことばかり見ておりましたから、国会でこういう基本法が議論されているということについてはほとんど関心も払っておりませんでしたし、現地の方で忙殺されていたというのが本当にこれは正直なところであります。ただその後、この条文を見せられまして、これはいい法律ができたなというふうに思ったのも正直なところであります。  今委員から、当初の条文と後の条文の、最終的な条文で変更があった、修……

第180回国会 災害対策特別委員会 第7号(2012/06/20、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 何が必要であるか、質問の最後の趣旨がちょっと聞き取れませんでした、申し訳ありませんですけれども。
【次の発言】 ちょっと付いていけなくて済みませんでした。  今回、やっぱり何といっても津波の被害がまず非常に多かったということで、福島の原発災害はちょっと別な観点から議論する必要があると思いますが、その津波ということにつきましては、やはり逃げる判断をした、どこに逃げるかと、そういった判断でもって、大変言いづらいことではございますけれども、亡くなった方、あるいは助かった方、助けられた方が出てきたということであります。  その中で、今回の防災意識の向上というか、何が必要かとい……

第180回国会 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号(2012/07/19、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 大門委員には、この二重ローン問題対策等々で被災地の支援、力強い支援をいただいております。  この二重ローン問題に関してでございますけれども、支援機構の発足直後から、社長を先頭に地域を丁寧に歩きまして案件の発掘に努めております。努めておりますけれども、今まで支援機構の支援決定というのは五件にとどまっているというのが実態でございます。これは、グループ補助金それから政策金融も頑張っております。それからあと、仮設店舗の利用が非常に多うございます。こういったもので、こういった行政支援が効いているということがございます。  しかし、一方で、これは仮設店舗や仮設工場はこれから本復旧……

第180回国会 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号(2012/07/30、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 今、石川委員から御指摘がございましたように、消費税の上げる時期と住宅の再建時期が重なるということで、被災者が住宅の取得に当たって消費税を上げられるということにつきましては大きな不安を持っているという声が多々寄せられております。このことについては、総理からも被災地における住宅の問題に配慮するよう指示がございまして、いずれこのことについては、財務大臣等とも連携しながら、しかるべき対応が必要だというふうに思っております。
【次の発言】 今回の東日本大震災の被災というのは阪神・淡路とよく対比されますけれども、類似点もございますが、違いもございます。阪神・淡路は何といっても、被……

第180回国会 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第11号(2012/07/31、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) ちょっと、失礼ながら、どこの地域かということについてはちょっと今把握しかねますが。どうぞ紹介をお願いしたいと思います。
【次の発言】 今、具体的にどういう手法で被災者の負担軽減に配慮していくかということについて、具体的な詰めというのを具体的にやっているわけではございません。ただ、いずれ消費税を上げるという時期がもし来るとすれば、その何か月か前ぐらいからは本格的な議論をやるということになると思います。  総理からは、いずれ配慮をするという指示はしっかりいただいておりますので、その準備だけはしておくということは心掛けたいというふうに思います。

第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第2号(2012/03/16、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 復興大臣の平野達男でございます。東日本大震災復興特別委員会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  東日本大震災から一年がたちました。一万五千名を超える尊い命が失われ、いまだに三千百名以上の方が行方不明となっております。  今月十一日には、政府主催により、天皇皇后両陛下の御臨席の下、東日本大震災一周年追悼式を実施するとともに、地方公共団体においても追悼式が行われました。  改めて、亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、全ての被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。  二月十日には復興庁が発足いたしました。私は、震災発生直後から被災者の生活の支……

第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第3号(2012/03/26、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 復興交付金につきましては、一月末に提出された事業計画に対しまして、先日、三月二日、第一回目の交付可能額の通知を行ったところでございまして、結果として宮城県につきましては要請額に対しての配分の通知の額が五七%になったということでございます。その中身につきましては、今回の交付金制度の趣旨に必ずしもなじまないもの、特に全国防災等、別途の制度による対応を検討いただくというもの等々があったということでございます。  しかし、大宗は、計画をこれから国と県と自治体の中でもうちょっと練って、練ることで、例えば事業単価でありますとか、事業間の相互調整をやって交付金を交付した方が後々の事……

第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第4号(2012/03/27、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) まず、調査計画費といったものにつきましては復興交付金が制度化される前に既に国交省でも予算化していまして、今回の復興交付金の配分をするかどうかということについての計画費というのは、大部分の市町村はそちらの補助金を使ってやったというふうに理解しています。  今回交付しなかったからといって、それは駄目ということではなくて、引き続き協議をしましょうというものが非常に多かったということで、そういった部分には今回の配分の中で調査計画費を付けているということも是非御理解をいただきたいと思います。  それから、先ほどの質問の件なんですけれども、基本的には復興交付金、財政法第十四条の三……

第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第5号(2012/03/28、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) まず、福島復興再生特別措置法案においてでありますけれども、課税の特例を受ける主な地域として、復興特別区域では東日本大震災により多数の被災者が離職を余儀なくされた地域とされているところ、福島県の全ての地方公共団体が復興特区の課税の特例を含む復興推進計画の作成を可能となるように地域要件を緩和すると、それから、加えて、事業用設備に係る即時償却期間を、復興特別区域制度では平成二十六年三月三十一日までとされているところ、二十八年三月三十一日までと延長することとしていること、それから、避難解除区域における独自の措置として、震災時に避難対象区域に事業所が所在していた全ての事業者に対……

第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第6号(2012/03/29、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) まず、委員がおっしゃいましたように、福島特別措置法、これ、もし成立させていただければ、一つのスタートだと思います。そしてまた、大きなスタートだと思います。そして、動いて考えていくという、動きながら修正すべきものは修正するという、そういう考えでいきたいと思いますし、そのほかに、まだまだスタートさせなければならないものがあります。そういったことも、連携しながらやっていくという姿勢で臨んでいきたいというふうに思います。  そこで、御指摘のとおり、東日本大震災からの復興については中長期的な視野を持って取り組む必要がございまして、福島県における原子力災害を含めて、東日本大震災か……

第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第8号(2012/06/14、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 昨年の三月十一日の東日本大震災、その後の福島第一原発の事故、特にその福島第一原発の事故に伴っての大量の放射性物質の放出、これによって今、特に福島県経済は大きな打撃を受けているということについてはもう御承知のとおりであります。  その打撃の中身について二、三御紹介いたしますと、二、三という言い方もちょっと正しい言い方ではございませんが、まず何といっても双葉郡の東京電力第一発電所、これはあの地域の経済の要でもございました。その発電所がもうなくなっているということでありまして、廃炉に向けての作業でこれからある程度の労働力の需要等は出てまいりますけれども、第一原発がなくなった……

第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第9号(2012/08/03、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 今回の東日本大震災、もう発災から一年四か月以上たっております。この災害につきましては、もう委員も御承知のように、まず大規模な地震が起こったこと、そして、それに誘発されて大規模なこれまでにない津波被害が発生したこと、そして福島第一原発の事故という三つの事故が重なっているということであります。  特に地震につきましては、内陸部でかなり被害が出ておりますけれども、これについては今災害復旧事業を基本に対応しているということであります。津波につきましては、これは三陸といわゆる仙台から南側の平野では被害の状況等々もかなり様相が違ってまいりまして、それに対する対応の仕方も当然のこと……

第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第10号(2012/08/27、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) この際、一言述べさせていただきます。  去る八月三日の本委員会における森まさこ委員の御質問に対する私の答弁において、委員が答弁を求めていない事項につきまして弁明をし、反論の場等の答弁を行い時間を要したことについては、委員長の議事運営の下で行われたものではありますが、結果として円滑な議事運営に支障を来したことについて、深くおわび申し上げます。  この場をお借りして、これらの答弁を取り消すとともに、国政の最重要課題である被災地の再生と被災者の救済をあずかる本委員会の審議に御迷惑をお掛けいたしましたことにつきまして、重ねて深くおわび申し上げます。  また、本件については、過……

第180回国会 予算委員会 第3号(2012/02/06、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 執行体制、国と地方、両方ありますけれども、国は国でしっかりとしたこの体制が整っていると思います。特に、災害復旧についてはスケジュールをしっかり示しました。そのスケジュールにのっとって、海岸堤防の復旧あるいは港湾の復旧、漁港の復旧、これは進みます。  問題は被災する自治体の取り組む事業でございまして、これはもう絶対的なマンパワーの不足というのはこれはずっと指摘され続けておりまして、これは今、自治体間の協力、それから今、川端大臣も、現地に職員を派遣して実情を更に把握するとともに、それを把握した上で各自治体にまでお願いをする、また国も必要な応援をすると、そういう形で体制はし……

第180回国会 予算委員会 第4号(2012/02/07、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 委員御指摘のように、支援機構につきましては、各県の産業復興機構による支援が困難な事業者を対象とするとともに、小規模事業者、農林水産事業者、医療福祉事業者等を重点的に対象とすることにしておりまして、各県の産業復興機構と相互に補完しつつ支援の拡充を図ってまいりたいというふうに考えております。  この準備につきましては、三月五日の開設に向けまして、本店は仙台に置くということにしております。この制度設計それから組織の構築に当たりましては、商工会等々の方々とも連携して、御意見も聞きながら進めてまいりまして、この役割等々についての意識の共有化も図られているというふうに思います。 ……

第180回国会 予算委員会 第5号(2012/02/08、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) この件に関しましては、公明党の各国会議員から何回か御質問を受けております。  国としましては、御承知のように、これまで災害時要援護者の避難支援ガイドラインによりまして、市町村に要援護者名簿の作成や障害者一人一人の避難支援計画の策定等を促してきたところであります。しかしながら、これまでの障害者団体からのヒアリングを通じますと、市町村において個人情報との関係などを理由として災害時要援護者名簿や障害者ごとの個別支援計画の策定を進めていなかった、それから、市町村において福祉避難所の事前の設置が十分に行われなかった、障害者に配慮した情報伝達が十分に行われなかった、避難所において……

第180回国会 予算委員会 第6号(2012/03/12、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) まず、瓦れきは産業廃棄物として扱う場合と放射性廃棄物として扱う場合があります。その中で、六%というのは二千四百万トンを対象にしております。その中の圧倒的部分は木質系であります。そして、六%、これはなぜかといいますと、先ほどの川口委員の質問にも関連しますけれども、最終処分場の問題じゃないんです。これは焼却場の数の問題なんです。この焼却場は今どんな焼却場を使っているかといいますと、宮城、岩手である現在の焼却場並びに、例えば太平洋セメント、これは特定の名前を出して恐縮ですけれども、これを、最近やっと津波で壊れた焼却施設を使って今焼却を始めているということです。  それから一……

第180回国会 予算委員会 第7号(2012/03/13、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 福島再生特別措置法の担当を総理から命じられてやっておりますので。  委員もう既にかねて御承知のように、十八歳以下の医療費の無料化、佐藤知事が熱心に要請してきた事項でございます。このことについては関係閣僚で何回も熟慮を重ねましたけれども、国の施策としてこの医療費を無料化するということは、医療制度の根幹にかかわるということで難しいという結論になりました。それを受けまして、福島県の方では、国と東電からのお金に基づいて創設されましたこの健康管理基金、この健康管理基金を活用して県の施策として十八歳以下の医療費無料化をやるというふうに決めたところであります。国としましては、この動……

第180回国会 予算委員会 第8号(2012/03/14、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 被災者並びに被災地域の立場に立って復旧復興を一日も早く進めると、そういう立場に立っているというふうに思っております。
【次の発言】 個別の事案については、まず今、各町村、町を回っていまして、再度担当者が説明をしております。  一地区一地区ごとに、今回のやり取りの中について十分な説明が、コミュニケーションがなかったということが背景にあったと思います。これを説明していく段階で、今計画を作っている過程だということで、一緒にこの計画を作りましょうと、この計画が、これで、この計画でもって事業ができますねという段階になれば、復興交付金、これはその計画に応じて交付をしていくと、そう……

第180回国会 予算委員会 第10号(2012/03/16、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 復興交付金は、今のところは平成二十七年度、いわゆる集中復興期間とされている五年間、平成二十七年度、この期間を設定して今制度設計されております。考え方は、もう委員も御承知のように、もう復興はとにかく早く進めなければならない。先ほどの議論にもございましたけれども、就職の場、働く場の確保のためにも、被災した流通・加工施設あるいは工場等々の復旧も急がなければならないんで、そういった意味で、理想を言えば、平成二十七年度には、二十八年度以降は復興交付金が使う必要のないぐらいの復旧復興がなされているという姿が望ましいんだろうと思います。  一応そういうことを目指してやっておりますけ……

第180回国会 予算委員会 第11号(2012/03/19、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 今、被災地、特に被災自治体は復興計画というものを、短期、中期あるいは十年後ぐらいのことを見据えて今計画を作っております。  まず、一番最初に考えるのは、特に津波で被災された地域については、津波が来ても二度とこういう被害が出ないような町づくりをしなければならないということをまず基本に考えているという自治体が多いと思います。あわせて、雇用の問題、それから、あと現実的な観点から見ますと、やっぱり高齢化が進むんじゃないかということの観点から高齢者に優しい町づくりをどうやって進めていくか。さらに、環境エネルギーという新しいエネルギー関係、こういったものに着目しながら、太陽光発電……

第180回国会 予算委員会 第12号(2012/03/21、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 御指摘の災害関連死につきましてでございますけれども、現段階では明確な定義は必ずしもないというふうに承知しております。  しかし、今委員からも御紹介がございましたけれども、兵庫県が平成十七年十二月に阪神・淡路大震災の死者に係る調査を行ったことがございまして、その際に兵庫県は、関連死を震災と相当な因果関係があると災害弔慰金判定委員会等において認定された死者としておりまして、これを参考に震災と相当な因果関係がある死者ということを基本的な考え方として、今後、復興庁を中心として調査をしてまいりたいというふうに考えております。

第180回国会 予算委員会 第13号(2012/03/23、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 現場では、大口で発注したものについては比較的落札の率が、落札すぐしていただけると。小口で分散したものについてはなかなかもう不調だということで、市町村が非常に苦労しています。そこの発注の仕方、単価の問題なのか、あるいは業界全体としての、地域全体として人の手当てが間に合わないのか、そういった問題につきましては、昨年十二月末に国土交通省において連絡協議会が設立されまして、こういったこと……(発言する者あり)ええ、分かりました。趣旨は、復興庁はしっかりその窓口にもなって、国交大臣と、国交省と連絡取って、市町村の負担にならないような仕組みに是非これ考えていきたいというふうに思い……

第180回国会 予算委員会 第16号(2012/04/02、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) まず、警戒区域の見直しに当たりましては、まず放射線量を基本に見直すということで今進めております。今回、予定より遅れたということにつきましては、その放射線を基本とした区域の見直しに当たって、まだ自治体とのきちんとしたその詰めがなされていないということによるものだというふうに是非御理解をいただきたいと思います。  あわせて、放射線で区域を見直しをした後に、除染等々の工程表も示されておりますが、除染をやるということになると思います、必要な場所につきましては。しかし、委員がおっしゃったのは、除染をやったからといってすぐ帰還できるわけではございません。インフラの問題、雇用の問題……

第180回国会 予算委員会 第18号(2012/04/04、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 委員のおっしゃるように、まず仕事がどうなるか、それから住宅がどうなるか、それから町の全体の将来像がどうなるか、こういったものをきっちり示すというのは、まず復興をこれから進めていく上での大前提だというふうに思います。  私どももこれまで、まず働く場を確保するためにはどういう政策が重要かと、どちらかというと政策を中心に議論してきましたけれども、これからは、それをどうやって産業を再生させていくか、それから地域を活性させていくか、住宅につきましてもある程度の、かなりの道具立てはそろいました、それを活用してどういう住宅を再建をしていくか、そしてその延長線上で地域の再生をどのよう……

第180回国会 予算委員会 第19号(2012/04/05、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 昨年の十一月の十一日、自民、公明、民主三党の政調会長間におきまして、特別会計の設置についての確認をされております。復興特別会計の設置によりまして、予算及び決算について復興に関する歳入歳出は原則として全て一元的に管理されることとなるほか、特別会計に関する法律第十九条に基づく企業会計の慣行を参考とした財務書類も作成することになりまして、復興事業に係る資金の流れの明確化が図られると考えております。  復興大臣は、復興事業を統括する大臣として、復興特会の予算書の取りまとめ、復興特会の決算書及び財務情報の開示書類の取りまとめを行うこととしておりまして、復興特別会計の適切な運用管……

第180回国会 予算委員会 第21号(2012/06/13、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 今、福島ではいわゆる避難指示区域からの避難者数が十一万人おられます。昨年の十二月に冷温停止状態を達成をしたということを受けまして、今この避難指示区域の見直しをその時点から行っております。そして、この十一万人の方々をいかに早く帰っていただくか、そのための環境づくり、例えば除染でありますとかインフラの復旧でありますとか、そういったものを一部はもう実施しておりますし、また計画を立てております。  そして、委員御指摘のように、特に長期にわたって避難をお願いしなくちゃならない地域ございます。放射線量が非常に高くて、百ミリシーベルト、年間の積算で百ミリシーベルトを超えるようなとこ……

第180回国会 予算委員会 第22号(2012/07/10、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 私は、井戸川町長とは何回もお会いをしまして、加須市にお邪魔したり、あるいは町長が復興庁に来ていただいたり、様々な局面で意見交換をさせていただいております。また、電話でもしょっちゅうやり取りをさせていただいております。  その中で、今委員から御指摘の避難の状況についてどういう状況であったか、これは私自身は聞いております。聞いておりますが、政府全体としてそのことに対しての取組が不十分でなかったかということ、きちっと聞いたかどうかということについての問題意識、聞いていないという指摘というのは井戸川町長から随分指摘を受けておりまして、この旨、政府部内では、私も意見共有をさせて……


23期(2013/07/21〜)

第185回国会 財政金融委員会 第2号(2013/11/07、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 改革・無所属の会の平野でございます。六年ぶりで財政金融委員会に戻ってまいりました。  今日は六年ぶりの質問ということもありまして、財政一般の話について若干の議論をさせていただきたいと思いますが、その前に復興特別法人税の一年前倒しの廃止、これはやっぱりどうしても私は筋が悪いというふうに思います。筋が悪いという言葉自体余りいい言葉ではございませんが。復興をどういう形で支えるかということを議論した結果として、税の問題としては、復興特別所得税それから復興特別法人税、この二本で支えようと。復興特別所得税については薄くということで二十五年間、法人税については三年間で、一年当たり、二十五年度予……

第185回国会 財政金融委員会 第3号(2013/11/14、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野でございます。  今日、冒頭、前回の質問通告をしておりましてできなかった消費税率のアップに関連してと地方財政との関係についてちょっと御質問をさせていただきたいと思います。  その前に、小泉政権のときでありましたけれども、三位一体改革ということがありました。その当時、三位一体改革の担当大臣は麻生総務大臣だったというふうに思っています。三位一体改革については、思い出していただければいいかと思いますが、補助金改革と税源移譲、それから地方交付税改革ということで、当時の資料をちょっとひもといてみましたら、十六年から十八年間でいろいろ改革やるんですけれども、補助金改革で四・七兆の削減、そ……

第185回国会 財政金融委員会 第4号(2013/11/21、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 改革・無所属の会の平野でございます。今日はどうもありがとうございます。  今回の案件は一種のリスク管理だろうと思いますけれども、よくこういうふうに言われるのは、初期対応が非常に重要だというふうに言われます。組織が大きくなればなるほど、初期対応である判断をすると、それがたとえ間違っていたとしても、次の段階に行きますと、前やったことに対しての、今度はそれを取り消すことになりますから、対応が非常に難しくなるという、そういう問題があるんだろうと思います。  今回の案件についても、平成二十二年に調査をやって、当時で三百二十八件の取引、いわゆる暴排条項というか、反社会的団体との取引の案件が出……

第185回国会 財政金融委員会 第5号(2013/11/28、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今回の案件は、みずほさんがやるべきことをやっていなかったということが金融検査で明らかになったということなんですが、今日は、その金融検査の在り方ということに関しまして若干の質問をさせていただきたいというふうに思います。  まずその前に、冒頭、麻生大臣にお伺いしますけれども、十月二十八日に、みずほで設置した調査委員会、報告書を出しておりますけれども、この報告書の評価をちょっとお伺いしたいというふうに思います。
【次の発言】 今、麻生大臣からもこれからの対策が大事だということをおっしゃいましたけれども、同時に、例えば平成二十二年にチェックをした結果、約三百三十……

第185回国会 東日本大震災復興特別委員会 第2号(2013/12/04、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。初めて質問に復興特で立たせていただきました。  今日は十五分ということで時間が限られておりますけれども、福島の話は今日はちょっとテーマから外させていただきまして、津波地域の復興について若干の質問をさせていただきたいというふうに思います。  津波地域の復興というのは、海の方から、着実に一歩一歩ではありますけれども、やっぱり始まっているなという実感は現地に行くたんびに今でも受けます。  もう御案内のとおり、養殖施設、ブイ、こういったものは、もう今、湾を埋め尽くすほど今復活をしました。岩手県では、定置網は九割ぐらいがもうこうして復活をしています。魚が揚がりますと、……

第185回国会 予算委員会 第2号(2013/10/24、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 改革・無所属の会の平野達男でございます。三年ぶりの委員会での質問となりました。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、その前に、度重なる台風の襲来によって被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げますとともに、犠牲となられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げます。  今日は、東日本大震災の発災、それに関連しまして、特に福島、東京電力福島第一原発の事故処理、これに関連しての質問、あえて、原発周辺に住んでおられた方々で今避難されている方々の目線に立ってという前提条件を付けさせていただきたいと思いますが、そういう観点から質問をさせていただきたいと思います。  総理、福島第一原発サイト……

第186回国会 原子力問題特別委員会 第3号(2014/04/02、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 二十分時間をいただきましたので、平野達男でございます、質問させていただきます。  まず、岡委員長、就任おめでとうございます。就任早々でありますけれども、今日はちょっと御質問させていただきたく、委員会においでいただきました。  質問のテーマは、地層処分ということに関連しまして、日本のこの地質というのは世界的に見てどういう状況にあるのかということに、これに絞って、絞ってというか、まず一番目はそれに絞ってお話をお伺いしたいというふうに思います。  まず、通告を申し上げている質問と順番が違いますけれども、日本の地層、地質ということから御認識をちょっとお尋ねしたいと思いますが、御案内のとお……

第186回国会 財政金融委員会 第3号(2014/03/13、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 改革・無所属の会の平野です。  今日は、基本的なことを、何点かについてちょっとお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。  まず一つは、量的緩和に関してですが、これについては今アメリカの状況ということに関連しての質問ということになります。  御案内のとおり、二〇〇八年の秋にリーマン・ショックがありまして、その年から量的緩和をアメリカがずっとやってきまして、QE1とかQE2とかいろんな幾つかのフェーズがあったようですが、昨年の暮れぐらいから緩和縮小するかどうかというのは議論になっていたようですけれども、イエレンさんになって今年からもう緩和縮小が始まっているということです。  ……

第186回国会 財政金融委員会 第4号(2014/03/17、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  冒頭、今朝ほど鶴保議員から公共施設のストックマネジメントに関連してのちょっとお話がありましたので、私からも一つ要望というか、意見として申し上げたいというふうに思いますけれども。  日本は、もうとっくに公共施設かなり積み上がった部分のその更新の時代にもう入っていると思います。これからどれぐらいのその更新費用が必要かということは、これからの公共投資計画を作る上においても、財政計画の運営をする上においても非常に重要な話なんだろうと思います。  中には、例えば公共下水道、流域下水道みたいに、昭和三十年代、四十年代頃にどんと突然富山平野のど真ん中に大きな大きな流域……

第186回国会 財政金融委員会 第5号(2014/03/18、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 ラストバッターです。あと三十分間ほどお付き合いを願いたいと思います。平野達男でございます。  今日は、かなりテクニカルな話をちょっとさせていただきたいというふうに思います。  今回、消費税、五%から八%に上がるということで、地方消費税も一%から一・七%に上がります。それから、いずれ一〇%まで上がるんだろうと思いますけれども、地方消費税は二・二%ということで、一%が二・八兆円ぐらいだというふうに言われておりますから、一・二%上げますと三兆ぐらいの地方消費税が増えてくるということなんですけれども。  ここでちょっと私が注意しなくちゃならないと思いますのは、いわゆる不交付団体に特にこの……

第186回国会 財政金融委員会 第8号(2014/03/27、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  川田委員にちょっと引き続いて、IDAに関連しての支援の在り方ということについて若干の質問をさせていただきたいというふうに思います。  赤道直下の国に赤道ギニアという国がありまして、これはよく資源の呪いという、リソースカースという、最近よくこれも出てくる言葉なんですけれども、そのときの典型として捉えられる国です。この国は石油が結構出ます。人口は七十万人だそうです。GDPは、これデータ、いろんなところのネットなんかをめくってみますと数字がちょっとばらつくんですが、三万五千ドルぐらいですね、日本とほぼ同じぐらいです。ところが、人口の四分の三ぐらいは、一日当たり……

第186回国会 財政金融委員会 第9号(2014/05/15、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は、五月の十二日に財務省が平成二十五年度中の国際収支状況、これ速報値を出されておりまして、国際収支の中の特に経常収支に注目をいたしまして何点かお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。  お手元に資料を一枚用意させていただきまして、上側が経常収支の推移、収支ということでありまして、これは二十五年度中の速報値を入れたものであります。御覧になれば分かりますように、ここ三年間で貿易収支は赤字になってきておるということでありまして、特に二〇一二年度、一三年度の貿易赤字の伸びは非常に大きいということになっています。  日本は今、純資産では世界最大の資産国……

第186回国会 財政金融委員会 第10号(2014/05/20、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  まず冒頭、前回の一般質疑で通告申し上げまして質問できなかったことについて質問させていただきたいというふうに思います。  お手元に資料として前回と同じ資料を提出させていただきましたけれども、今日はその下の潜在成長率の話につきまして何点かお聞きをしたいというふうに思います。  このグラフにありますように、潜在成長率、短中期的に見た場合の実質成長率というふうに言っていいかと思いますが、非常にこれ下がっているということでありまして、この背景にある大きなファクターというのは人口減少だというふうにも言われております。  御案内のとおり、過去五十年間で日本の人口という……

第186回国会 東日本大震災復興特別委員会 第3号(2014/03/18、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 改革・無所属の会の平野達男でございます。  今日は時間の関係で、津波地域の復興に関連しまして二点ほどちょっと要望を申し上げたいというふうに思います。  まず一点目は、これはもう根本大臣も、今日議論の中で、しっかり意識を持って取り組まれているという点でございますけれども、やっぱりマンパワーの問題であります。  元々、今回の東日本大震災の被害が非常に大きいという中で、仕事量が一市町村の数倍にも及ぶような復興予算を消化しなくちゃならないという問題がもう当初からありました。その中で特に気になったのはやっぱり土地の問題でありまして、土地の買収の面積、それから権利調整をしなければならない面積……

第186回国会 東日本大震災復興特別委員会 第4号(2014/03/26、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。ラストのバッター、質問になります。いましばらくの間、お付き合いを願いたいと思います。  今日は、まず最初に、震災の検証とそれをこれからの様々な災害に生かすという観点から何点か質問をさせていただきたいと思います。  御案内のとおり、三・一一というのは、津波と地震、そして福島の原発が重なるという本当に未曽有の大災害でありました。そして、その検証ということにつきましては、若干のお話をさせていただきますと、津波、地震につきましては中央防災会議の中に検証委員会というのを立ち上げまして、かなり濃密に、土日もなく短い期間で、今回何が起こったのか、なぜこういうことが予想でき……

第186回国会 東日本大震災復興特別委員会 第6号(2014/05/23、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は十五分いただきましたので、原発事故の検証、まだまだこれ、やらなければならないことあるなと、そういう観点から質問をさせていただきたいというふうに思います。  今、朝日新聞で、吉田昌郎前所長、残念ながら亡くなられましたけれども、吉田前所長の政府事故調による調書についての報道が連日されております。ネットでもされております。これは、政府の方では、本来これは外に出ては、あってはならない資料だというふうに位置付けられておりますけれども、あの現場にいた所長がどういう情報でどういう判断をしたかということについては、これはこれからのいろんな事故対策を考える上で、様々……

第186回国会 予算委員会 第4号(2014/02/07、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は、原発に関連しまして、使用済核燃料の処理、管理ということについてできるだけ特化して、短い時間でございますけれども、質問させていただきたいというふうに思います。  これは、使用済核燃料の処理をどうするか、これは世界的な課題でありますけれども、この問題に一つの決着方向を付けている国はフィンランドだけであります。これはワンスルー方式といいまして、使用済核燃料をそのまま再処理をしないで処分をするという、そういう方向で今動いているということでありますが、日本の場合は、これはもう大臣御承知のように、特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律というのがありますが、こ……

第186回国会 予算委員会 第7号(2014/03/05、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 東日本大震災の発災から間もなく三年でありますけれども、発災直後、津波、地震の検証、それから、その後の災害に備えましての首都直下型、東南海の震災の検証等々、私は防災の副大臣、担当大臣もやっておりましたので、そういった検討組織を立ち上げまして、今も検討は続いていると思います。  もう一つあるんです。火山、これが検討がちょっと遅れまして、薄かったなということで、今日はちょっと火山について取り上げたいと思います。  今日、お忙しい中、藤井火山噴火予知連絡会長に来ていただいておりますが、まず、早速藤井先生にお伺いしますけれども、日本の火山の特性といいますか、日本は私は世界一の火山国ではない……

第186回国会 予算委員会 第8号(2014/03/06、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 今日は、昨日に引き続きまして、火山と原発の今再稼働審査等々をやっておりますけれども、その関係についてお聞きをしたいと思います。  今回、火山影響評価ガイドというのを作っております。これは大変いいことだと思います。この制定の背景と火山影響評価ガイドの中身を、田中委員長の方から御説明をいただいてよろしいでしょうか。資料一に基づいて説明をしていただければ有り難いというふうに思います。
【次の発言】 この一のフロー、概要の考え方について御説明いただけますか。
【次の発言】 火山のことを考えた場合には、噴火の可能性ということをまず気になると思います。  それで、昨日、藤井先生は、噴火予知に……

第186回国会 予算委員会 第10号(2014/03/10、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 改革・無所属の会の平野達男でございます。  今日は、あした、東日本大震災発災と、三年ということでございまして、復興に関しまして、まず何点か質問若しくは御要望をさせていただきたいというふうに思います。  まず、一口に三年ですけれども、私にとっては三年というのはあっという間でした。あっという間でしたけれども、被災地の被災者の方々あるいは避難をされている方々にとっては、もう本当に長い長い三年ではないかというふうに思います。  そんな中で、津波の地域でありますけれども、ここは、今日総理もおっしゃいましたけれども、計画の段階からまず実施の段階には入ってきたということだと思います。その実施の……

第186回国会 予算委員会 第13号(2014/03/14、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は、三たびか四たびか分かりませんが、原発関係の、関連しての質問をさせていただきたいと思います。  その原発でありますけれども、再稼働に向けた審査がかなり進んでいるようでありまして、新聞等々によると、もう稼働の日程まで決まったような、そんな報道もされているようであります。今回の再稼働の申請の中では、特徴的なことは火山の影響評価が入ったということでございまして、火山影響評価ガイドに基づいて評価をするという体制をつくったということは、これは私は大いに評価をしなければならないと思います。  御案内のとおり、日本はもう世界に冠たる火山国でありまして、当委員会に……

第187回国会 財政金融委員会 第2号(2014/10/16、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今国会も財政金融委員会のクローザーを務めさせていただきたいと思います。守護神とまではなかなかいかないと思いますが、今日も三十分時間をいただきましたので質問させていただきたいと思います。  まず冒頭、先ほど財政をめぐる何点かの議論がございまして、破綻するしないとかといういろんな話がございましたけれども、私は破綻の定義というのはよく分かりませんが、この財政の問題についてはこれまで何回も取り上げてきましたが、少なくとも普通国債の発行残高が七百八十兆円、金利が一%上がっただけで七・八兆円の利払い費が増えると。もちろん、今、国債発行の平均期間が七・七か月くらいです……

第187回国会 財政金融委員会 第5号(2014/11/11、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 今回も十五分いただきましたので、今日は農業関係を中心に何点か質問させていただきたいと思います。  今日は日豪EPAがテーマでありますけれども、御案内のとおり、日本は関税につきましては鉱工業製品について世界に先駆けて税率を低くするという、ほとんどの分野において税率がゼロになっているということでありまして、残っているのが農業部分ということで、これからEPAとかTPPも含めて、どうしてもマーケットアクセスという部分、議論すると、日本の場合は一次産品、一次産品といっても特に、林業はもう下げていますから、自由化していますから、農産物のところに様々な議論が集中するということであります。  御……

第187回国会 財政金融委員会 第6号(2014/11/13、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。また十五分いただきましたので質問させていただきたいと思います。  冒頭、今、中山委員が地銀の統合についてかなり各論で質問されまして、私が聞きたいと思っていたところが大体、中山委員の方から質問ありまして答弁いただきましたんですが、その関連で、若干これで質問させていただきたいというふうに思います。  かつて、金融機関の統合といいますと、どこかの金融機関が破綻の危機のような状況になったときに、経営体力のある銀行がそれを吸収するということでの金融合併というのが結構多かったのではないかと思います。メガバンクはまず別として、信金、信組なんかはそういう状況だったと思います……

第187回国会 財政金融委員会 第7号(2014/11/18、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  結論からいくと、今の状況はもう明らかにおかしいというふうに思います。  それで、三参考人にお伺いしますけれども、三%、五%、八%というふうに消費税来て、いまだにこういう状況があるというのは実は私も不勉強で、これヤフーの方が私のところに何回か来ていただいて、あれ、まだこんなふうになっているのというふうに思ったのが率直な感想でした。まあ裏を返せば、私自身が不勉強だったということなんですが。  この間、この問題がこの財政金融委員会の中でも余り議論されることはなかったですね。高井参考人、古閑参考人、渡辺参考人にお伺いしますけれども、参考人から見て、なぜこれだけこ……

第187回国会 東日本大震災復興特別委員会 第3号(2014/10/29、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 どうも、平野達男でございます。竹下大臣、どうぞよろしくお願いいたします。  委員会で今日はリリーフの質問もございましたけれども、私は今日もクローザーを務めさせていただきます。十五分ですから早速質問に入らせていただきたいと思いますが、今日は事務的な話で、東電福島第一原発の周辺の復興地ということで絞って何点かまず質問をさせていただきたいというふうに思っています。  先般、浪江町と富岡町の住民の意向調査というのが出まして、今日ちょっと委員会で用意すればよかったんですが、間に合いませんでした。この結果を見ますと、富岡も浪江町も現段階では五〇%近くの方々が帰らないというふうに決めておられる……

第187回国会 東日本大震災復興特別委員会 第4号(2014/11/17、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 今日は、原発の再稼働に関連しまして、何点かちょっとお伺いしたいと思いますが。  三・一一の東日本大震災で福島の第一原発がああいう事故になったわけでありますけれども、あの事故の直接の原因は、もう御案内のとおり地震、津波でありました。過去にチェルノブイリとかスリーマイル島等の深刻な原発事故あったんですが、世界で初めて自然事象が原発の深刻な事故を起こしたという意味においても、これは本当に深刻な事故だったというふうに思います。  元々、福島の第一原発というのは一九五〇年代の設計の思想で造られていて、基準地震動は大体二百五十ぐらいで当初スタートしています。それから、津波は三・一メートルだっ……

第187回国会 予算委員会 第3号(2014/11/04、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 ラストバッターになりました平野でございます。  今日は財政の問題、特に国債ということに主に視点を当てて何点か総理に見解をお伺いしたいというふうに思います。以下の話は麻生大臣とは何回も財政金融委員会で議論させていただきましたので、同じ質問になるかと思いますが、しばらくの間お付き合いを願いたいというふうに思います。  まず総理に、今の日本の財政という状況をどのように認識されておるか、簡単で結構ですからお願いをいたしたいと思います。
【次の発言】 財政ですから、いろんな視点があるかと思いますが、冒頭申し上げましたように、以下は国債の話中心で話をさせていただきたいと思います。  今、一般……

第189回国会 財政金融委員会 第2号(2015/02/26、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。最後のバッターでございますので、またよろしくお願いいたします。  今日の議論の中で、量的緩和についての総裁の様々な、様々といっても考え方はもう固定されているなというふうに思いましたが、御披瀝をいただきました。物価上昇率、安定二%、これは変えないよということです。そして手段としては、これはもう量的緩和ということで、これについては上限はないと、考え方としてはですね。それからもう一つは、二%の達成の時期については、一六年度というようなこともちょっと出ましたけれども、まずは二〇一五年度を軸としてということだろうと思います。  果たしてそうなるかどうかというのが市場も……

第189回国会 財政金融委員会 第4号(2015/03/24、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 あと二十分間、よろしくお願いいたします。  先ほど、中西委員が私がお聞きしたいと思っていた部分の冒頭部分をほとんど聞きましたので、質問がかなり楽になりました。  今日は、内閣府の中長期試算に基づきまして、これから財政再建どうやって進めるのかということについて若干のちょっと議論をさせていただきたいというふうに思います。  経済再生シナリオとベースラインシナリオという二つのシナリオを用意しているんでありますけれども、経済再生シナリオでいきますと、名目成長率は二〇一六年から二〇二三年度平均で名目三・六%。まあ、平均で名目三・六%です。実質二・一%の成長率ということになります。  二〇一……

第189回国会 財政金融委員会 第5号(2015/03/26、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野でございます。  今日は、ほこりをかぶってしまったような話、何で今更こんな話をするんだという話からちょっと話をさせていただきたいというふうに思います。  私、財政金融委員会に属させてもらいまして、途中変遷はあったんですけれども、今年、国会議員活動をやりまして十四年目に入りましたが、この財政金融委員会に入ったときに読んだ本の中で非常にいまだに印象に残っているのが下村治さんの「日本経済の節度」という本なんです。非常にシンプルで分かりやすいんですね。何を言っているかといいますと、経済は安定的な均衡状態で運営されなければならない、財政も均衡しなければならない、その財政を均衡させるとい……

第189回国会 財政金融委員会 第6号(2015/03/31、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は法人課税に関連して質問をさせていただきますけれども、質問の内容はかなり財政金融委員会の所掌の範囲とはちょっとずれますが、十五分間ちょっと我慢をしていただきたいというふうに思います。  使用済核燃料の再処理準備金制度、今回、適格分割又は適格現物出資により準備金を引き継ぐ等の措置を講ずるということで、今回の租特法の改正のところに入っています。これは将来の発送電の分離を念頭に置いた措置だと聞いておりますが、今日の問題は、この使用済核燃料の再処理ということについて、どういう考え方でやろうとしているのか、これは準備金を積むことによって引き当てをすることで法人……

第189回国会 財政金融委員会 第7号(2015/04/07、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  冒頭、地元の話で恐縮でございますけれども、長島副大臣にちょっと要望を申し上げたいというふうに思います。  被災からもう五年目に入っておりまして、被災地、特に津波被災地では高台移転の造成工事もやっとめどが立ったという状況です。私が復興担当大臣をやらせていただいているときに、高台移転の計画を見たときに、これはもう大変な工事になるなと、長期間を要するなというふうに思いましたけれども、やっぱりかなりの時間を要しているということであります。ただ、工事が大体全部着工して、それで、繰り返しになりますけれども、高台移転等町並みについても工事が進みつつあるということです。……

第189回国会 財政金融委員会 第8号(2015/04/23、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男です。  中西委員に関連してちょっとお伺いします。  ミネソタでは、アーリー、要するに二〇一六年前半というのは明示しておっしゃったんでしょうか。
【次の発言】 先ほどそれを聞いていまして、今回の概要説明のペーパーではこう書いてあるんです。二〇一五年度を中心とする期間に二%に達する可能性が高いと見ていますとしか言っていないんですね。これとのそごというのはないですか。
【次の発言】 こういうところで、そういうミネソタの中で二〇一六年というところを明示的に言っておいて、おっしゃって、こういう中では、あくまでも文面の方では二〇一五年度を中心にということで通すというのは、聞きように……

第189回国会 財政金融委員会 第9号(2015/05/12、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。最後のバッターですので、またよろしくお願いいたします。  政投銀に関しましては様々な評価がありますけれども、私は岩手県の北上市というところの出身なんですが、この北上市で十五年ほど前に市街地再開発というのがございまして、どちらかというと郊外型の店舗が進出してくる中で、町中の商店街の人たちが団結して、地域の中に大きな建物を造ってそこに町を集積させようという計画を持ち上げました。土地区画整理事業等も入りましたから、かなりこれもめたんですけれども、そのときに一生懸命になってアドバイスしてくれたのが政投銀の職員だったんですね。銀行でもこんなことをやるのかというぐらいの……

第189回国会 財政金融委員会 第10号(2015/05/14、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は、財政金融委員会で扱うべきテーマとはちょっと違うテーマについて質問をしたいと思います。麻生大臣始め財政金融委員会のメンバーさんの皆さんにはちょっと御容赦を願いたいというふうに思います。二十分間ちょっとお付き合いを願いたいと思います。  障害者の団体がございまして、これはリウマチでありますとか膠原病でありますとか、あるいは知的障害者でありますとか、様々な障害を持つ方々の団体がございまして、その団体が全国障害者団体定期刊行物協会というのをつくっております。その一環として、東北にも東北障害者団体定期刊行物協会というのがございまして、その支部がたまたま岩手……

第189回国会 財政金融委員会 第12号(2015/05/21、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は、復興の負担ということについて質問をさせていただきたいというふうに思います。  集中復興期間、今年で終わるということで、来年度、平成二十八年度から別の期間に入るということでありますが、今回出てきた問題は、負担の一部を被災自治体に求めるということでありました。この負担につきましては、御案内のとおり、三・一一が起こったときに、被害が非常に大きいということ、それから被災自治体の財政力が非常に弱いということで、災害復興、復旧でもいいんですけれども、負担をどうするかということについては、結論からいえば、地方負担は制度としては残すけれども、そこは全額特別交付税……

第189回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第3号(2015/04/06、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 私の方は、明治日本の産業革命遺産の世界遺産委員会における登録作業の進捗状況について質問をしたいと思います。  これは、福岡、長崎など八県十一市に分布する二十三の構成資産、これは製鉄所でありますとか、それから炭鉱でありますとか、そういった産業遺産でございますけれども、一連の遺産群は、造船、製鉄・製鋼、石炭と重工業分野において一八五〇年代から一九一〇年の半世紀で西洋の技術が移転され、日本の伝統文化と融合し、実践と応用を経て産業システムとして構築される産業国家形成への道程を時系列的に沿って証言しているという、そういう普遍的な価値があるということで、今、ICOMOSの方に登録の申請を行お……

第189回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第4号(2015/04/22、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は、石破大臣にまた、またと言いましたらあれですけれども、地方創生について、基本的な考え方についてちょっとお伺いをしたいと思います。  今まで地域振興策あるいは地域振興法というのが様々作られておりまして、例えば過疎法でありますとか、山村振興法でありますとか、半島振興法でありますとか、離島振興法でありますとか、かなり歴史の長いものもあります。そういった特定の地域に注目したもの以外に、例えば農振法でありますとか、あるいは都市計画法でありますとか、そういった法律に基づいた計画というのはかなりの法律があると思います。  それぞれ目的があって、地域活性化とか、地……

第189回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第5号(2015/06/10、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今回の地域再生法の一部を改正する法律案に関連して、まず何点か質問をさせていただきたいというふうに思います。  小さな拠点の形成ということで、概念的には、考え方としては分かります。分かりますが、この今回の地域再生計画の認定でありますとか様々な施設整備計画というのは、これは私が農水省にいたときにやっていた農村総合整備モデル事業とかミニ総パとか、全く基本的には考え方は同じなんですね。今回また箱物かという感じは正直言ってします。そこは、あとは地域が自分で判断するでしょうから、計画が上がってきて認定するということで、するかどうかというのはこれからの作業になると思い……

第189回国会 予算委員会 第3号(2015/02/03、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 改革・無所属の会の平野達男です。  冒頭、湯川遥菜さん、後藤健二さんの殺害、改革・無所属の会としても断固として非難をいたします。お二人とも本当に無念であったと思います。お二人の御冥福と御家族に対してのお悔やみを申し上げます。  また、政府におかれましても、テロに屈しないという姿勢をより鮮明にしていただきまして、邦人の確保に御努力をいただきたいというふうに思います。  今日は地方創生に関しまして、人口減少社会ということに関連付けまして何点かお尋ねをしたいというふうに思います。  まず、安倍内閣における地方創生、これは地方創生とか地方再生とか様々な言葉で今言われてきましたけれども、今……

第189回国会 予算委員会 第8号(2015/03/18、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  質問の順番を変えます。赤澤副大臣にお尋ねします。  日本は地震大国、火山大国、そして津波も常襲地帯と言って過言ではないと思います。  これ、なぜこんな状況になるかということについては、最近ではプレートテクトニクスセオリーということで、それで説明されているようであります。これをずっと詰めていきますと、実は日本列島の置かれている状況というのがいかに過酷か、あるいは特殊か、これが分かってくると思いますけれども、内閣府ではこれをどのように捉えておられるでしょうか。
【次の発言】 地球上で四つのプレートがぶつかっている地域というのはありますか。

第189回国会 予算委員会 第9号(2015/03/19、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 本日もクローザーを務めさせていただきます平野達男でございます。  まず、昨日の続きで、田中委員長に確認をさせていただきたいと思います。  日本列島の特殊性、その特殊性のゆえに日本の原発稼働というのは、特に外部事象、自然事象と言ってもいいかと思いますが、という関連で、世界に余り例のない潜在的リスクを持っている、こういう理解でよろしいでしょうか。
【次の発言】 だから、再稼働の前提となる適合性審査基準も世界で厳しいと、こういうことでしょうか。世界で一番厳しいということなんでしょうか。
【次の発言】 最も厳しいか一番か、それはちょっと表現の違いなんですが、それでは、その最も厳しい審査基……

第189回国会 予算委員会 第11号(2015/03/23、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  質問の順番を変えていただきました。委員長、理事の皆さん方の御高配に感謝を申し上げたいと思います。  今日、竹下大臣に何点か質問させていただきたいと思います。  まず、復興五年目に入りました。ちょっと通告申し上げておりませんでしたけれども、復興は、時間の経過とともに何に軸足を置いていくか、重点を置いていくかということがやっぱり変わってくるかと思います。竹下大臣も現地しょっちゅう行かれて、現場のことはもう熟知されておるわけでありますけれども、これから、特に五年目以降どういうことに、少し今までと違う観点で復興に臨んでいかれるのか、その考え方をちょっとお聞かせい……

第189回国会 予算委員会 第13号(2015/03/27、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 ラストバッターですので、よろしくお願いいたします。  今日は、安倍総理に経済、財政再建を中心に、何問かちょっと質問をさせていただきたいというふうに思います。  平成十九年の三月の通常国会、ちょうどこの予算委員会だと思いますけれども、第一次安倍内閣のときです。私は、ここで当時の安倍総理と経済成長の見通しについていろいろ議論をさせていただきました。御記憶にないかと思います。そのときに出したのが下村治さんと都留重人さんとの経済論争のお話でした。  当時、安倍総理は経済成長を重視ということで、この姿勢は今でも変わっていません。当時、都留重人さんは格差を先に解消すべきだと、そして下村治さん……

第189回国会 予算委員会 第15号(2015/04/01、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。本日もクローザーを務めさせていただきます。  今日、地方創生に関連しまして、中山間地域の農業ということを切り口にして何点かお尋ねをしたいと思います。  林農林水産大臣には初めて質問をさせていただきますけれども、中山間地域の農業を誰が支えておられるのか、どういう方々が支えておるのか、そして今、これからそういう方々がどういう状況になっていくか、御認識を冒頭ちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 どういう方々がというときのやっぱり考えなくちゃならないのは、やっぱり六十五歳以上の高齢者の方々、農業就業人口との比率で見ても、基幹的農業従事者との比率で見ても、六……

第189回国会 予算委員会 第18号(2015/04/09、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  本予算委員会で、私は、東電福島第一原発の事故を受けまして、再稼働の在り方あるいは核燃料サイクル等々の問題につきまして、何回かにわたって議論をさせていただきました。今日は最終日でもありますけれども、最後の問題、高レベル放射性廃棄物の最終処分という問題について、若干の議論をさせていただきたいというふうに思います。  これまで我が国では約二万六千トンの使用済核燃料が出されています。そのうち八千七百トンについては、我が国はこれ全量再処理という方針がございますから、イギリス、フランス等々に委託したり、あるいは国内で再処理をやってきまして、四十七トンのプルトニウムを……

第190回国会 財政金融委員会 第1号(2016/02/18、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  改めてお聞きしたいと思いますけれども、改めてというか、総裁に確認したいと思いますが、量的緩和、異次元ということで、これは大変な措置だということでずっと議論されてきました。  国債を八十兆買い続ける、それからETFも買うという中で、これはもう本当にすごい措置だということで、最後の切り札のごとく言われてきて、ここでそれだけの効果が出てこなかった、だからマイナス金利ということになるんでしょうが、量的緩和という措置によってかなり長期金利も下がってきました。さらに、今回、イールドカーブを更にフラットにするんだということでマイナス金利ということなんですが、その前に、……

第190回国会 財政金融委員会 第3号(2016/03/10、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は所信表明に対しての質問ということでございますけれども、まず、質問通告申し上げていた順番と違いますが、冒頭、世界経済の状況とこれからの日本の経済の見通し等々について若干の議論をさせていただきたいと思います。  まず一問目は、中国のお話であります。  これは、先般、予算委員会でも宮沢委員が中国の景気の問題について、それから見通し等々について、それから不良債権の問題等々について取り上げて、かなりきちっとした議論がされていたと思いますが。  二〇〇八年と思いますが、二〇〇八年以降のリーマン・ショック、先ほどリーマン・ショックが発生した直後、三回の補正の予算……

第190回国会 財政金融委員会 第5号(2016/03/22、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日、消費税に関連しての質問から始めさせていただきたいと思います。通告申し上げていた順番とちょっと変わりますけれども、冒頭、軽減税率、複数税率の導入について質問させていただきたいというふうに思います。  社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律、長い名前ですけれども、この法律の第七条に、消費税率の引上げを踏まえて、次に定めるとおり検討するということで、イ、ロと定めまして、イについては、低所得者に配慮する観点から、総合合算制度、給付付き税額控除等の導入について様々な角度から総合的に検討するとありまして、……

第190回国会 財政金融委員会 第6号(2016/03/23、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  十分間でございますので、今日はかなり事務的なことについて質問させていただきたいと思います。  まず、軽減税率を仮に導入ということでありますと、そのセットとして、いわゆるインボイス、適格請求書等保存方式の導入ということが行われるということになっています。地方の小売店、かなりこれについては警戒心というか、相当事務量が煩雑になっちゃって、こんなもの本当にできるのかというような、そういう勢いでいろいろ私も地元に帰ると言われます。  これは、三段階というか、二段階に分かれていて、当面は区分記載請求書等の保存方式、平成二十九年四月から暫定措置として入れて、最終的には……

第190回国会 財政金融委員会 第7号(2016/03/24、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  昨日は、消費税率の引上げに伴いますいわゆる不交付団体への税源偏在、そしてその是正ということについて質問させていただきましたけれども、今日は、冒頭ちょっと時間を借りまして、昨日の質問でやり残した部分、地方交付税の配分について若干の質問をちょっとさせていただきたいというふうに思います。  先般、国勢調査結果、簡易の国勢調査結果というのが出されまして、被災地では、例えば三陸では女川町が前回の調査に比べてマイナス三六%という人口減少、あと、福島の原発事故のサイトの周辺では多分実質ゼロということになるんだろうと思います。それがこれから五年間の地方交付税の配分のいわ……

第190回国会 財政金融委員会 第8号(2016/03/29、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  一昨年でしたか、東京税関の仕事の内容を財政金融委員会で派遣で見させていただきましたし、私のお隣には中山恭子委員がおられまして、日頃から税関の仕事の重要性そしてまた大変さということについてはいろいろ教えをいただいておりますので、私も冒頭、税関の職員のこれからの体制の強化ということについて質問をさせていただきたいというふうに思います。  先ほど尾立委員からも様々な質問がございましたけれども、まず税関は、もう収納額ということで税の徴収もありますし、それから危険ドラッグの問題、麻薬の問題、それから銃刀法の問題、様々いろんな仕事をされておるんですけれども、この間ち……

第190回国会 財政金融委員会 第9号(2016/03/31、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は、特例公債の発行を中心に何点か質問をさせていただきたいというふうに思います。  予算ということにつきましては、これは歳入と歳出予算がセットになるということはもう言うまでもないことでありまして、歳出歳入ということについても一応の見積りをするということで予算書に計上するわけでありますけれども、同じ見積りでも歳出予算と歳入予算では全く性格が違うということです。歳出については、その限度の範囲で政府に国会の議決をもって歳出権の付与を与えるということでありますし、歳入につきましては、その見積りというのはその見積りの額を徴収しなければならないという、そういう権限……

第190回国会 財政金融委員会 第10号(2016/04/26、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  通告を全くしておりませんでしたけども、冒頭、熊本、大分の地震災害について、若干の御要望を申し上げたいというふうに思います。  あの地震は本当に異常な地震だと思います。超大型のある意味では群発地震ということであって、多分、地震学者もびっくりしているんじゃないかなというふうに思います。あれだけの、しかも震源域が別府から八代市まで広がっているという、ああいう広域での震源域になっているということ、それから地震の発生期間が非常に長いですね。先ほど麻生大臣がおっしゃいましたけれども、まだこれから何が起こるか分からない、それから地域全体が地すべり地域でもありますから、……

第190回国会 財政金融委員会 第12号(2016/05/12、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  冒頭、質問通告していない質問になりますけれども、先ほど同僚議員の質問の中に、量的・質的金融緩和の導入、二〇一三年四月から始まるわけでありますが、副総裁が、なぜ二年間で達成できていないのかという質問に対する答弁の中で、消費増税の話をされておりました。日銀総裁は、黒田総裁は、二〇一三年の四月の導入の際には八%の消費税の導入というのは織り込み済みであるという答弁をされています。これはどちらが本当なんでしょうか。
【次の発言】 先ほどの副総裁の答弁とちょっとニュアンスが違うんですよね。今の総裁の答弁なら私は理解します。当初の想定の中ではそれを入れていたけれども、……

第190回国会 財政金融委員会 第14号(2016/05/24、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今回の法律改正は、これは随分大きな内容を含んでいるなというふうに私は受け止めました。まず、その一点目は、金融グループに関して様々な改正を行って、業務のやり方等々を大きく変えることができるようになってきたということでありまして、その一つに持ち株会社、今までは持ち株会社だけだったんですけれども、グループ全体の経営方針を決めて資金の運用の方法とかそういったものの方針を決められるようにした、要するにヘッドクオーターみたいなものですね、そういうものを付与していると。  それから、あと、グループ内の、特定の銀行間の資金の融通。これは、私が十何年ぐらい前に初めて財政金……

第190回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第3号(2016/03/18、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  地方創生に関しまして、石破大臣に何点かまた質問させていただきたいと思います。  地方創生というのは基本的には長い取組ということになるんだろうと思いますが、石破大臣、様々な政策を投入するに当たって、何年何年という差し当たっての目標年限といいますか、期間というのは、そういう区切りというのは設けておられるのでしょうか。
【次の発言】 はい、分かりました。  私は、地方創生というのは様々なやっぱり切り口があると思いますけれども、やっぱり今までの地方創生と違っている大きな環境というのは、これは当委員会でも何回も議論させていただきましたし、予算委員会でも私は何回も取……

第190回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第5号(2016/04/01、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 本日最後のバッターということになります。  まず、地方創生推進交付金、この点から質問を始めさせていただきたいと思います。  この交付金についての懸念といいますか、あえて言えば問題点といったものについては先ほど吉田委員からも様々指摘ございましたし、前々回ですか、所信表明に対しての私の質問でも同じような趣旨でちょっと指摘をさせていただきました。  今日の答弁聞いていても、基本的に従来の補助金の枠組みは出ていないなという印象を私はやっぱり個人的には持ちます。だから、むしろ一つの考え方として、この間も提案申し上げましたけれども、交付金という言葉を使うのであれば、算定基準を明確にして、それ……

第190回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第10号(2016/05/18、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  まず冒頭、河野大臣、熊本震災等々の対応、本当にお疲れさまでございます。まだしばらく、復興が順調に軌道に乗るまでは河野大臣中心に、軸に支援が進むと思いますので、引き続きよろしくお願いを申し上げたいと思います。  そして、まず冒頭、河野大臣に、今回の法改正に絡んで考え方をちょっとお聞きしたいと思いますが、今回の法改正の一つのテーマというのは、高齢者の保護、消費者としての高齢者、高齢者の消費者の保護をどのようにやっていくかということだろうと思います。そこで、高齢者がこの法律を改正するときにどういう状況にあるかということを想定されたのか。  例えば、私も岩手県の……

第190回国会 予算委員会 第9号(2016/03/04、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 本委員会クローザーの平野達男でございます。  今日は、五年前の福島原発事故、それから東日本大震災のときに避難という、原発周辺の地域が避難をしたわけですけれども、その避難に関連して質問をさせていただきたいと思います。  まず冒頭、河野大臣、原発周辺、もう見られていると思いますけれども、あそこを見られてどのような感想を持たれたでしょうか。
【次の発言】 ちょっと質問通告していませんが、津波でも避難者が出ました。原発事故でも避難者が出ています。両者のその避難の違いというのはどういうところにあるというふうに感じられたでしょうか。ちょっと通告していなくて申し訳ないんですけれども、簡単で結構……

第190回国会 予算委員会 第12号(2016/03/09、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野でございます。  前回に引き続いて、原発事故と避難ということについてお聞きしたいと思います。  冒頭、河野大臣、ちょっとこれ通告していなかったんですけれども、日本列島の地学的といいますか、地球物理学的といいますか、地震とか火山とかいろいろ多発するわけですが、この特殊性ということについて、防災担当大臣としてどのように見解を持っておられますか。簡単で結構です。
【次の発言】 まさにそのプレートテクトニクス理論というのは一九六〇年代に出てきた新しい理論なんですが、それでもって様々なことが明らかになってきているということだと思います。地震、それから火山、津波、これ本当に多発します。そ……

第190回国会 予算委員会 第15号(2016/03/16、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 復興大臣に初めて質問させていただきます。  復興集中期間が終わりまして、六年目に入りました。津波被災地域ということに限定してまず冒頭質問させていただきたいと思いますが、この六年目以降の復興に当たって特にこういう点に気を付けなくちゃならないということがあれば、是非、復興大臣からちょっと御意見を伺いたいというふうに思います。
【次の発言】 住宅の宅地造成、それからあるいは被災した様々な建物の復興、かなり進んだとは思います。  その一方で、津波地域の復興の鍵は何といっても水産業であります。水産業に関しては、漁獲高は大体八割から九割ぐらいに戻っているはずです。昨年はサンマがかなり不漁でち……

第190回国会 予算委員会 第16号(2016/03/17、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 昨日に引き続きまして、復興に関して質問させていただきます。  今日は、原発事故災害からの復興ということで質問させていただきますが、地震・津波災害からの復興というのは、被災自治体が主体になってやるということになっています。原発事故災害からの復興というのは、国が前面に立つというふうに言ってきました。  その前面に立つということの中身について、具体的にどういうことを考えておられるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その中で、復興庁はどういう役割を果たしていきますか。
【次の発言】 国が前面に立つ、そして復興庁の役割、今の説明聞いていてもなかなか見えてきませんね。  一……

第190回国会 予算委員会 第18号(2016/03/25、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 渡辺美知太郎委員の御配慮に感謝を申し上げます。  私は、今日は、復興六年目に入りました、復興と併せて、その前に東電福島第一原発事故の検証ということについてお尋ねをしたいというふうに思います。  福島第一原発事故は、御案内のとおり、津波、ひょっとしたら地震も関連していたのではないかという説もございましたけれども、津波が引き起こした原発事故で、天災が引き起こした深刻な原発事故という意味においては、もう世界が初めて経験する事故でもありました。  その事故の原因等々については、もう御案内のとおり、国会事故調あるいは政府事故調、民間事故調等々でかなりの専門家が集まりまして、様々な角度から検……

第190回国会 予算委員会 第22号(2016/05/17、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今回の地震で亡くなられた皆様方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御家族にお悔やみを申し上げます。そしてまた、被災された全ての方々にお見舞いを申し上げます。  気象庁長官にお伺いします。今回の熊本地震、これまでの地震とかなり違っているように思いますが、どのように見解を持っておられるでしょうか。
【次の発言】 今回の地震は阪神・淡路と同じように活断層と明確な関連性があるというふうに言われておりますが、どうでしょうか。
【次の発言】 資料の一ページ目をちょっと見ていただきたいんですけれども、これが断層帯の位置と地震の発生の図でございます。  四月十四日から……


24期(2016/07/10〜)

第192回国会 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第15号(2016/12/09、24期、自由民主党)

○平野達男君 自民党の平野達男でございます。  締めくくり総括ということでございまして、時間も限られておりますので、早速質疑に入りたいと思います。  TPPは全体としては日本経済にプラス、これは間違いのないことだと思います。ただ、二十一分野の中で関税の引下げの対象になるもの、特に農産物につきましては、生産者、消費者の方々に不安があるのも事実です。ただ、今回のTPPが発効したといって急激に食品の輸入が増えるかというがごとき議論をされているということについては、私はちょっと違うのではないかというふうに思っています。今日は、この一点に絞ってしばらく議論をさせていただきたいと思います。  まず、米につ……

第192回国会 東日本大震災復興特別委員会 第3号(2016/11/18、24期、自由民主党)

○平野達男君 新人自民党議員の平野達男でございます。議員歴は若干長いです。  今日は、三十分の質問をいただきましたので、前半は津波被災地域に関連しまして幾つか御質問したいと思いますし、後半につきましては、先ほど増子委員が質問されておりましたけれども、原発事故周辺地域の対応の在り方について、私なりの質問をちょっとさせていただきたいと思います。  まず、本当に今村大臣、就任以来、現地に本当に毎週毎週行っていただきまして、この間も岩手県に入っていただきました。被災地だけではなくて遠野市にも行っていただきまして、遠野の本田市長は大変感謝しておりました。  それで、福島についての御感想ということで増子委……

第193回国会 農林水産委員会 第2号(2017/03/09、24期、自由民主党・こころ)

○平野達男君 どうも、平野達男でございます。自民党の議員としては全くの新人議員でございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  冒頭、今、野村先生の質問された信用事業について、私からもちょっと要望を申し上げたいというふうに思います。  御案内のとおり、確かに今銀行業界は非常に大変でして、ネット業界からファンドを通じていわゆる今まで貸出先に入り込まれてきて、アメリカの大手の金融、銀行はこれからの私らの最大の敵はネット業界だというような中でかなりの再編を迫られていると。  他方、日本では、そういう流れが来るのと併せて今マイナス金利ですから、金融機関全体の運用が非常に厳しいというのは分かり……

第193回国会 農林水産委員会 第11号(2017/05/09、24期、自由民主党・こころ)

○平野達男君 平野達男でございます。  最後の質問になるかと思いますが、この農業競争力強化支援法案、いい面もあると思いますけれども、この施行の仕方によっては、地方のいろんな今まで積み重ねてきた仕組みが一挙に、まあいい意味で変わっていくならいいんですけれども、崩壊しかねないという、そういう可能性もちょっと秘めた法案ではないかなというふうに思っています。  この法案は、第一条の目的に全部凝縮されているわけですけれども、一つは、良質かつ低廉な農業資材の供給、これをやるんですよと。それからもう一つは、農産物流等の合理化の実現を図ると。この合理化というのが私、ちょっとこれ、なかなか言葉としてはちょっとく……

第193回国会 農林水産委員会 第19号(2017/06/08、24期、自由民主党・こころ)

○平野達男君 どうも、平野達男でございます。時間が三十分でありますから、早速質問に入らせていただきたいと思います。  お手元に資料をちょっと用意させていただきました。今回の畜安法の改正、これはやっぱり大改正だと思います。今までの酪農家の今の制度の捉え方、基本的には一元集荷多元販売、そういったものの原則が、後でちょっと出てきますけれども、制度上はこれはなくなると。それに代わって幾つかの選択肢が出てくるということ。それに伴って、補給金制度も二つの制度に分かれてこれ組み立てされると。  それからあと、補給金制度は、御案内のとおり元々これは暫定法で、北海道の酪農家が遠隔地であるということで条件が非常に……

第196回国会 東日本大震災復興特別委員会 第5号(2018/05/11、24期、自由民主党・こころ)

○平野達男君 私は、委員長に徳永エリ君を推薦することの動議を提出いたします。

第196回国会 農林水産委員会 第12号(2018/04/19、24期、自由民主党・こころ)

○平野達男君 久しぶりでちょっと質問に立たせていただきます。時間が三十分ですから、矢継ぎ早にいろんなことをちょっと確認させていただきたいと思いますので、答弁の方は簡潔にお願いをしたいと思います。  今回の法律改正は大きく二つありまして、土地所有者不明についての賃借権の設定等々をどうしていくかという、そういう法律上の手続の改正と、それからもう一つは、この法律で言うところの農作物栽培高度化施設ですね、下をコンクリート張りしたものでハウスなんかあった場合に、下をコンクリート張りしたものについては農地転用とみなさないという、この二つの大きな改正が柱になっていると思います。  まず一番目に、その農地転用……

第196回国会 農林水産委員会 第14号(2018/05/15、24期、自由民主党・こころ)

○平野達男君 三十分、時間いただきましたので、質問をさせていただきたいと思います。  今日、人口減少ということに関連しまして、これから人口減少、もう始まっておるわけですけれども、様々な影響が出てくるわけですが、これを議論するともう議論がどんどんどんどん拡散しますので、ちょっとテーマを農業、特に土地利用型農業、更に言えば、農地をどうやって守っていくかということに専ら焦点を当てながらこれから幾つかの質問をさせていただきたいというふうに思います。  先般、厚労省の国立社会保障・人口問題研究所が日本の地域別将来推計人口というのを出しました。二〇一五年から二〇四五年という期間を設定しての推計でありまして……

第196回国会 農林水産委員会 第16号(2018/05/22、24期、自由民主党・こころ)

○平野達男君 平野達男でございます。三十分時間をいただきましたので、質問をさせていただきたいと思います。  森林経営管理法でありますが、かなり大きな法律だと思います。経営管理権、経営管理実施権、それから経営管理集積計画、こういったものを作って、分散している林地をまとめながらこれからの様々な施業をやっていこうという、あわせて、所有者不明の森林、土地の中では多分一番面積の多いんじゃないかと思いますけれども、そういった所有者不明の森林に対しての対応策も入っています。そういう大きな法律であります。  また、新しい法律なんでありますが、ただ、これにはもう下地があるというのは、農地関係に関わってきた者から……

第196回国会 農林水産委員会 第17号(2018/05/24、24期、自由民主党・こころ)

○平野達男君 前回に引き続いて質問をさせていただきます。平野達男でございます。  前回の質疑のときに、今、日本の林業というのはある意味では新しい時代を迎えようとしていると。まあいろんな切り口があると思いますけれども、その一つの切り口としては、戦後の拡大造林、かなりの面積やったわけでありますけれども、それが六十年、七十年とたって、あるいは五十年たって、これからどんどん主伐期を迎えるようになってきて、森林資源が、もう史上空前と言っていいかもしれませんけど、の量になっているし、これからまた五年、十年経過するに従ってこの蓄積量はどんどん増えていくという中で、これをどうやって利用していって、そして、植林……

第196回国会 農林水産委員会 第23号(2018/06/14、24期、自由民主党・こころ)

○平野達男君 今日は、卸売市場法等の改正案について御質問をさせていただきたいと思います。  早速、具体的な話に入っていきたいと思います。  まず、卸売市場法の改正ですけれども、幾つかの大きな改正がありますが、その一つが、卸売市場法で言うところの認可を認定に変える、地方卸売市場は許可を認定に変えるということなんですが、これは、法律全体の枠組みとしては大変大きな改正だと思います。  まず、中央卸売市場の認可、地方卸売市場の許可、これは相手が地方自治体かあるいは民設かによって言葉の使い分けをしているということだと思いますけど、その持つ法律的な意味合いというのを、現行制度の認可と許可の法律的な持つ意味……

第196回国会 予算委員会 第8号(2018/03/14、24期、自由民主党・こころ)

○平野達男君 今日、参議院、平野達男でございます、時間をお与えいただきました同僚議員の皆さん方の御配慮に感謝を申し上げます。  といって、余り気が乗る質問ではありませんが、国会に公文書を書き換えて出したという、本当にこれは重い事実であります。私、委員長が先ほど冒頭言っていただいたとおりだったと思いますが、国会を本当に軽視した、そしてまた国民を欺く行為だったというふうに思います。そういう観点で、国会の立場から何点か、この公文書の書換え、あるいは偽造になるのかもしれませんが、これに関しての質問をさせていただきたいと思います。  まず冒頭、この売払決議書あるいは貸付決議書についてでありますが、この原……

第197回国会 東日本大震災復興特別委員会 第1号(2018/10/24、24期、自由民主党・国民の声)

○平野達男君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第197回国会 農林水産委員会 第5号(2018/12/04、24期、自由民主党・国民の声)

○平野達男君 平野でございます。  今日は、漁業法等の一部を改正する法律案についての質疑をやらせていただきたいと思います。  漁業法の一部の改正ということでありますけれども、実際的にはもう全部改正というぐらいの大改正であります。特に一条の規定から随分大きく変わっているんでありますけれども、私は、この漁業法の第一条というのは実は随分大好きな条文でもありました。この条文が変わったということについては、全体の法律の流れの中でこれはやむを得ないというか、そういうことであったというふうには理解しますけれども、まず何点か、この第一条の目的規定の変更につきましてちょっとお尋ねをさせていただきたいと思います。……

第198回国会 東日本大震災復興特別委員会 第3号(2019/03/19、24期、自由民主党・国民の声)

○平野達男君 平野達男でございます。  ちょっと時間がたちましたけれども、渡辺復興大臣、就任おめでとうございます。そして、大臣就任以来、本当に被災地に頻繁に出かけられまして、いろんなところで意見交換されていること、ここで本当に敬意を表させていただきたいというふうに思います。  震災発災から八年が経過しまして、まず冒頭、被災地の状況について、これは質問通告していませんけれども、渡辺大臣、どういう今印象を持っておられるのか、簡単で結構でございますから、御意見をちょっと聞かせていただければ有り難いと思います。
【次の発言】 ある意味では、これからは町づくりをどうしていくかとか、今まではどちらかという……

第198回国会 農林水産委員会 第9号(2019/05/14、24期、自由民主党・国民の声)

○平野達男君 自民党の平野達男でございます。  今日は中間管理機構に関する法律の審議でございますけれども、まず冒頭、これ質問通告しておりませんでしたけれども、新潟でG20農相サミットがございました。共同宣言が出されまして、ICT等々の活用をした生産性の向上でありますとか、あるいは食品ロスの削減、バリューチェーンの拡大でありますとか、あるいは動物疾病、今や豚コレラが大きなテーマになっていますけど、課題になっていますけれども、そういったことに対する対応等々についての共同宣言が出されたということでありまして、本当に大臣についてはお疲れさまでございました。  そこで、冒頭、このG20農相サミットのこの……

第198回国会 農林水産委員会 第13号(2019/05/30、24期、自由民主党・国民の声)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は、国有林野の管理経営に関する法律等の一部を改正する法律案、これについての審議は三日目でありますけれども、私が立たせていただきました。  早速質問に入らせていただきたいというふうに思います。  今回も樹木採取権とか樹木採取実施権とか新しい権利の名称がちょっと入ってきましたけれども、この樹木採取権の存続期間五十年をめぐって様々な議論があるようです。ちょっと長過ぎるのではないかとか、いろいろ議論があるんですが。  私は、五十年というのは、一つの考え方とすれば、ちょうど五十年過ぎれば伐期を迎えるという中で、五十年もし設定することができれば、それをちゃんとず……



各種会議発言一覧(参議院)

19期(2001/07/29〜)

第154回国会 予算委員会公聴会 第1号(2002/03/19、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 今日はどうもありがとうございます。  まず、浪川記者に、公述人にお伺いします。  私も、ペイオフの解禁の時期というのはこんなに景気が悪くなっているときにやるというのは非常に抵抗力がありますし、それでなくても、それ以外の例えばBIS規制の導入あるいは時価会計の導入等も本来であればもっと景気がいいとき、バブルの時期にやっておくべきであったというような意見もありますし、私も心情的には賛成です。しかし、大勢としますと、どうもペイオフは解禁というのは踏み切らざるを得ないというのは、これ、今の状況だと思います。  今日、浪川公述人がいろんな、今のペイオフをやることについていろんな問題があるよ……

第155回国会 憲法調査会 第4号(2002/11/27、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会(自由党)の平野達男でございます。  私は、憲法も、憲法はまじめに読んだことがないというごく普通の一市民の一人だと思っています。実は、この憲法調査会に出席させて質問させていただくのも今日が初めてであります。  この表現の自由ということなんですけれども、これはどんなものにもプラスとマイナスあるいは作用、反作用というものがあると思いまして、報道の自由とその名誉、プライバシーの侵害の問題、それから国民の知る権利と国家の機密の保持の問題、あるいは情報の利用のはんらんの危険性とプライバシーの、やはりこれもまたプライバシーの問題ということで、相反するものをどのようにバランスを取……

第156回国会 財政金融委員会公聴会 第1号(2003/07/10、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野です。  村田公述人からちょっとお伺いしていきますけれども、先ほど十分の一の異議申立てというこの制度の話が出ましたので、そこに関連してちょっと質問させていただきますが、今回の異議申立て制度というのは、法律の中身を見ますと、特別に大きな考え方があるんじゃなくて既に法律の中に異議申立て制度があるからということで、先例に従ってやっているという感じがするんですね。  しからば、今の法律の、今までの法律の中で異議申立て制度というのはどういうことがなっているか。合併それから若しくは破綻ですね。合併はもう、これはもう御承知のように個々の契約者には何の影響も及ぼしません。破綻……

第156回国会 予算委員会公聴会 第1号(2003/03/20、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○平野達男君 国会改革連絡会の平野でございます。  今日は、両公述人、どうもありがとうございます。先に岩本公述人にお伺いしたいと思います。  不良債権のオフバランス化を加速させることが必要だというようなお話でございました。今、不良債権の処理につきましては、御承知のように、破綻懸念先につきましては、これはまずきっちり資産査定をする、そして破綻懸念先以下に割り当てられたものについては、これは三年ルールというのがありまして、三年間でこれをオフバランス化するということで、いろんなデータを見ますと、少なくとも破綻懸念先以下に整理されたものについては、この三年ルールが守られてオフバランス化が図られている。……


22期(2010/07/11〜)

第177回国会 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第3号(2011/02/16、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 内閣府副大臣の平野達男でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  私からは、経済と社会保障につきまして、新成長戦略における社会保障の位置付け及び強い経済、強い財政、強い社会保障の背景にある思想と政府の取組状況について御説明をさせていただきます。  お手元に資料がございますので、資料を見ながら説明をさせていただきます。  一ページ目を御覧いただきたいと思います。  初めに、昨年六月に閣議決定いたしました新成長戦略について、概要を簡単に御説明いたします。  新成長戦略の目的でございますけれども、まず、問題意識として、日本は九〇年代初頭のバブル崩壊から約二十年閉塞感……


23期(2013/07/21〜)

第186回国会 予算委員会公聴会 第1号(2014/03/13、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 改革・無所属の会の平野でございます。  今日は、公述人のお二方、本当にありがとうございます。  まず、永濱公述人にお伺いしますけれども、アメリカはあの二〇〇八年のリーマン・ショックの秋から、秋というかその年から、いわゆるQE、量的緩和というのを実施して、その前に日本も量的緩和を実施したんですけれども、短期市場に働きかけるということで、余り国債の金利に影響を与えないような形での量的緩和をやったんですけれども、アメリカはもう、ざっ、ぱっと変えて、いわゆる日本でいうところの非伝統的な、とにかく金利付きの国債も買う、いろんな財産も買うということで、かなり大胆な金融緩和をやって、日銀も今そ……

第189回国会 国の統治機構に関する調査会 第1号(2015/03/04、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 改革・無所属の会の平野達男でございます。  今日はどうもありがとうございました。  今日、お話聞いていまして、三位一体改革の話が出てきましたので、かなりテクニカルな話をまず西尾参考人にお伺いしたいと思います。  三位一体改革は結局何を言いたかったかといいますと、国の歳出カットだったと思います。そこに税源移譲をくっつけた。あのときに国の補助金を削って税源移譲をやったんですが、一番激しくやったのは地方交付税の総額に圧縮を掛けましたですね。一般加算でしたか、財源特例債でしたか、ちょっと話聞きながら記憶を必死になって呼び戻しておりましたけれども。結局、それで削ってしまったがために、結果的……

第189回国会 予算委員会公聴会 第1号(2015/03/26、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日はどうもありがとうございます。  前半に柳澤公述人に、後半に核の廃絶に関して秋山公述人に何点かお尋ねをしたいと思います。  まず柳澤公述人にお尋ねしますけれども、いわゆる非戦闘地域というものを定める、あるいは後方支援地域を定めるという、地域を定めて、そこから燃料補給をやる、あるいは食料補給をやるという、そういう、昔の言葉で言えば兵たんと言うんですけれども、その兵たんというのは武力の行使ではないという定義になっているわけです。  私は、別に戦争を経験したわけじゃないですから、戦争も見ていませんが、日本軍が非常に苦労したというはその兵たんだったということ……

第190回国会 予算委員会公聴会 第1号(2016/03/10、23期、新党改革・無所属の会)

○平野達男君 平野達男でございます。  今日は、両公述人の方々、ありがとうございます。  冒頭、世界経済ということについてお尋ねをしたいと思います。  林公述人からは、リーマン・ショック以降の世界経済の流れ、そして現下の足下の状況についてかなり詳しいお話がございまして、大変参考になりました。  二〇〇八年のリーマン・ショック、英語ではもうグレートリセッションという、大不況という言葉を使っていますけれども、そこからずうっとはい上がってきたというのがこの二〇一六年までの世界的な流れではなかったかというふうに思います。  そのはい上がる中で様々な努力をしてきているわけですが、一つの方策として、借金を……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

平野達男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。