このページでは藤末健三参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。藤末健三参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。私は、人生初めての国会質問でございまして、今日が、すごく緊張すると申しますか、ちょっと気合が入り過ぎている感じもございますが、是非御了承いただきたいと思います。 元々、私、実はこの一月まで大学の先生をしておりまして、このたび国会の場を目指させていただきましたのは、一つはやはり経済外交というものをやりたいという思いがありました。したがいまして、今日初めての国会質問をこの経済連携協定に当てていただきまして本当に感謝申し上げたいと思います。 私は、なぜ経済外交に興味を持つかと申しますと、一つありますのは、やはり今、日本の安全保障というものを議論し……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 私も冒頭にインサイダー取引の話についてちょっとお話を申し上げたいと思います。 先日、新聞を見ていますと、私の、私も通産省におりましたので、後輩に当たる者がインサイダー取引で捕まるということが起きたわけでございますが、午前中に大臣から徹底した検査を行うということと、また再発防止をするというお言葉をいただきました。 ただ、私が本当にお願いしたいのは、やはり若い職員のモラールを向上していただきたいということでございます。いろいろな、どんどんどんどん規制を作り、縛ることは僕はマイナスだと思っていまして、やはり若い職員が国のために、そしてプライド……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 私、昨年まで実は大学の方で中小企業の経営などをどうするかということを研究しておりまして、恐らく三百社以上の中小企業の経営者の方とお話ししてきました。今でも中小企業の経営についての勉強会をやっていまして、本当に、今日この場を与えていただいて本当に有り難く思っております。 私、まず一番初めに御質問申し上げたいのは、中川大臣、私、本当に敬愛申し上げまして、なぜかと申しますと、やはり、この私が愛読しています新産業創造戦略を作っていただき、そしてエネルギー分野におきましても二〇三〇年のエネルギー長期戦略を作っていただき、本当に、この戦略というものをきちん……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 ただいま渡辺委員、大先輩に当たります渡辺委員から大上段の議論をいただきましたので、私はより技術的、詳細なお話をさせていただきたいと思います。 私も思いますのは、今回の事故、これは本当に配管のチェック漏れというもの、また原子力の安全政策だけにかかわるものではなく、私は二つの観点、一つは企業の社会的責任の義務、コーポレート・ソシアル・レスポンシビリティー、CSRと申しますが、企業のその社会責任の義務。それともう一つございますのは、最近非常に工場の事故が多くございます。タイヤの工場事故、製油所、そして造船所などの事故が多発しているという中、産業の安全……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。
まず、質問に入ります前に、直嶋議員との質疑の確認をさしていただきたいんですが、直嶋議員から、二年後の、二年以内の見直しにおいて不可欠施設の議論を行うかどうかという問いがございましたが、その問いに公正取引委員会委員長は、対応しないと、検討しないとお答えられたと記憶しておりますが、いかがでございますか。
【次の発言】 官房長官にお聞きしたいんですが、公正取引委員会の外の内閣府にこれから検討委員会を置かれるわけですよね。委員長が今この場で検討の対象じゃないということをおっしゃる権限はあるかどうかについて、長官にお聞きしたいと思います。
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 今回の独禁法の改正につきまして、前回、私は、一つは今後の二年間での見直しをどうするかという話と、そして今回の改正の細かいところをお聞きしたんですが、本日は、今回の改正案におきまして公正取引委員会のこの業務が非常に増えるんではないかと、また同時に権限も大きくなるということが考えられますので、一つは、この改正案の中におきましてどのような適正な手続、運用の手続を確保するかという話と、それともう一つ、公正取引委員会の体制、私は今の体制のままでこの新しい法案が運用できるとは正直言って思っておりません。適正に運用できるかどうかは疑問でございます。その運用体制……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 LLP法案につきまして御質問申し上げます。 私は、今回、このLLPそしてLLCにつきましては、本当に日本の起業の環境、新しく会社をつくる起業家に対してはすごく大きなプッシュになるんじゃないかと本当に評価申し上げますし、有り難く思っております。 私は、本日、三つのポイントからの御質問申し上げたいと思います。 一つは、やはりこういう企業の、法人組織の在り方というのはどういうものがあるかということを、そもそも論をちょっと議論させていただきたいというのが一つ。そして二つ目に、このLLP、私から申し上げますと本当に画期的な制度でございますの……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 私も冒頭に、本日、中川大臣からお話がありました研究費の剰余金の流用の問題についてお話ししたいと思います。 私、思い返しますと、一九八六年から一九九九年までの十三年間、経済産業省にお世話になりました。私自身、大学時代にはほとんど勉強していませんでしたので、本当に、今思いますと、経済産業省で過ごした十三年間で仕事の仕方や経済がどう動くか、そして多くの方にお会いしてそういう人脈をつくらさせていただきました。私にとっては母校みたいなところでございます。その母校がこのように本当にもう問題を起こし、どんどんこのブランドというものが落ちていくのを見……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 まず、質疑に入ります前に、冒頭に大臣からお話がありました裏金問題について、私も簡単に要望を申し上げたいと思います。 本当に大臣におかれましては、この政策の仕事が忙しい中に本当に政策外の仕事に奔走されていると申しますか、時間を取っていただいているわけでございますが、私がお願いしたいのは二点ございます。 一つは、やはり今回の事件、これをもう二度と起こさないようにしていただきたいということでございます。やはり、経済産業省のブランド、やはり何やかんや言っても少しはブランドが私はあったと思います。それがどんどん落ちている状況でございまして、今回の……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末と申します。私、両参考人に二つずつ御質問がございます。 まず、後先生にお聞きしたいのは、一つは会計検査院法で会計検査院の検査は正確性、合規性、経済性、効率性及び有効性を観点にやるというふうになっているんですけれども、私、実は昔、国家公務員をしておりまして、会計検査をしていただいたことがございます。そこで思ったのは、会計検査はすごく正確性と合規性というのは非常にチェックされているなという印象があるんですが、経済性、効率性、有効性という点については少し薄いんじゃないかなと個人的な印象がございまして、今日、後先生のこの資料を拝見させていただきまして、この数字を単……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 今回、社会保険庁の皆さんに御質問をさせていただく機会をいただきまして、自分なりに視察に伺い、そして勉強させていただきました。そうしますと、もう莫大な資料が出まして、ほとんど九八%無駄遣い、そして先ほど小池先生から御指摘ありました贈収賄なんかの話なんですよ。いや、もうほとんどそうです。私は本当に思いますのは、村瀬長官、昨年、民間企業からお越しいただき、そして今、社会保険庁を立て直すために一生懸命なされていると。私思いますのは、本当にこの社会保険庁のお仕事、高齢者の方々が平和でそして安心して暮らせる年金というものを運用される皆様の頑張りが今……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。本日は、社会保険庁システムにつきましての御質問申し上げたいと思います。 私は、社会保険庁システムにつきましては、前回の時間いただいたときも御質問申し上げたんですが、正直申し上げて納得がいく回答をほとんどいただけなかったということでございますので、また再度御質問をして、今日こそ納得いただく回答をいただきたいと思っております。 私は、本日御質問したい点は二点あります。一つは、約一千億円、年間一千億円も使っています社会保険庁のコンピューターシステムの支払の額の査定、検査、どのようになっているかと。正直申し上げて、私がいろいろ調べた範囲ではほとんどなされ……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 このたびは、我が国の国土開発の基本的な法律、地域開発関係の法律の体系のトップにある国総法の改正について御質問させていただきますが、このたびこのような大きな法律を改正していただいた方々の本当に御努力には敬意を表しますけれども、私が一つ申し上げたいことは将来の、先ほど佐藤委員からもお話がございましたが、将来の我が国の国土開発、国土はどうあるべきかという将来像が見えないまま法律だけが変わっているんじゃないかということでございます。 ですから、将来の日本のあるべき国土の姿、そのためにはこの国総法を改正してどういうふうに持っていきますよという姿……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。
私、この国総法につきまして、一つお聞きしたいことがございます。
この新しい法律におきまして国土形成計画というものができますが、この国土形成計画を国土利用法の国土利用計画と一体に定めなければならないとなっておりますが、具体的に、一体なものというものはどういうものかということをちょっと教えていただきたいと思います。大臣、お願いいたします。
【次の発言】 そうしますと、計画自体は二つの計画をホチキスで合わせたような状況になるんですか。どのような計画のアウトプットかを教えてください。局長、お願いします。
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 私は、先ほどの藤本委員の話に引き続きまして、将来の経営予測についてお話をしたいと思います。 手元にちょっと資料を今配らさせていただきますが、二十四枚ぐらいの資料を作っています。その中で十四ページをちょっとごらんになってください、十四ページ。十四ページの上から二つ目に二十一日の大久保委員と竹中大臣の質疑があります。大久保委員が、この骨格経営試算及び採算性に関する試算、これを国民に自信を持って説明できますかという話をしたときに、竹中大臣はイエスと答えられています。 ところが、先ほどの議論を見ていますと、全然イエスじゃない。この試算はあく……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 私は、今回、文部科学省の大学行政につきまして質問を申し上げたいと思います。 ポイントは二つございます。一つは、文部科学省が国立大学法人及び私立大学に関しまして局長通知に基づく過剰な管理をしているんではないかということがあります。そしてまた同時に、国立大学法人に多数の理事を送り込み、不要な管理を行っているというのが一つ。そして二つ目は、今、酒田短期大学、そして萩国際大学といった私立大学の経営の破綻が問題になっていますけれども、文部科学省の方々なされている仕事は何かと申しますと、指導と助言ということをなさっていまして、一番大事な大学の情報……
○藤末健三君 どうも御質問ありがとうございます。 体制とかにつきましては、やはり一番感じましたのは、個々のプロジェクトが申請ベースでやっていますのでもうばらばらです。給水があると思えば環境問題があるし、オペラハウスを造ったり、これはエジプトですけれども、やったり、あと、蚊帳を作ったり、マラリア対策をしたと思うと次はエイズ対策、次は農業対策ということで非常にばらばらな感じがありまして、もうちょっと全体的なタックスペイヤー、日本の納税者に対して説明できるもの、そして相手国の方々に日本が何をしているかということを明確に伝えられるような戦略が必要じゃないかというのが強い思いでございます。実際、タンザ……
○藤末健三君 私は、民主党・新緑風会を代表して、政府提出の郵政民営化六法案に対し反対の立場で討論を行います。 郵政事業の改善の最も重要な視点は、国民の皆様の利益であることは言うまでもありません。国民の皆様の利益のため、現在、郵政事業の中にある三百三十兆円という膨大な資金が公団、事業団といった非効率的な事業に流れ込まないように、資金を必要とする民間に確実に流れるようにすることが重要です。これを小泉総理は官から民へと言っています。しかしながら、官から民へのキャッチフレーズには大きな疑問符が付きます。 まず、政府案において郵政公社は、政府が株式の三分の一超を保有する持ち株会社と、持ち株会社が一〇……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 本日は、平成十八年度予算につきまして、私自身、二つの観点から、一つは中小企業に対する政策、そしてエネルギーの安全保障につきまして御質問申し上げたいと思います。 今、委員の皆様、お手元に資料をちょっと配らさしていただきましたが、ちょっとごらんになっていただきますでしょうか。四枚ございますが、左上にございます中小企業事業者の、従業者数の推移というのがございます。これは午前中に松村委員からもお話がございましたが、中小企業の問題、今非常に大きく問題になっているということでございます。 午前中、経済産業省、中小企業政策につきましてはいろんな政策を……
○藤末健三君 私は、民主党・新緑風会を代表しまして、独立行政法人工業所有権情報・研修館法の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論を行います。 独立行政法人制度は、国の行政活動から政策の実施部門のうち一定の事務及び事業を分離し、これを担当する機関に独立の法人格を与え、当該業務を効率的かつ効果的に行わせることを目的に創設されたものであります。 しかしながら、現実には、独立はおろか各省庁からの天下りが継続しており、業務の効率化そして合理化には全く検証できていないという状況でございます。工業所有権情報・研修館においても、職員を非公務員化するだけであり、これらの弊害を払拭できるとは思われま……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 今回の意匠法等の改正、本当に、午前中に我が党の若林委員からも話がございましたけど、本当に前向きにどんどん進んでいるなという感じがしております。今日は、私自身、三つのポイントについてお話ししたいと思います。 一つは、やはり特許、今回これだけ制度を拡充していただいて、実際の運用がどうなるかという問題があると思います。特許の審査の迅速化、それについて今後どう考えておられるか。そして次にございますのは、やはり午前中も松村委員、そして若林委員からもお話ございましたが、国際的な特許制度の展開、特に中国の問題についてお話ししたいと思います。そして三……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。 本日は貴重なお話をありがとうございます。 私、実はこういうベンチャーというか中小企業の政策というのを二年前ぐらいまで大学で勉強していまして、今日いろいろ思うところあるんですが、ポイントだけ絞って御質問さしていただきたいと思います。 まず初めに伊藤社長にお聞きしたいと思いますが、実は伊藤社長の御本は読まさしていただいていまして、二つ心に残っています。一つが、社長が先ほどおっしゃったように、もう役所は邪魔するなという話で、規制を何とかしろという話と、それともう一つは、後継者の問題をこの本に書かれておられますので、その後継者の問題を伺えませんでしょうか……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 本日は、この法律につきまして御質問するとともに、先ほど松村委員からもお話ありましたけど、グローバル経済戦略について是非いろいろ議論をさせていただきたいと思います。 まず、法案につきまして一つ私が思っていますのは、この原産地証明の指定発給機関は、今、商工会議所となっております。まず、その理由につきましては、恐らくメキシコでやり始めたということが一番大きな理由だとは思うんですが、ただ、新規参入を促し、そして手数料を削減するという努力は、僕は必ず必要じゃないかと思うわけでございますけれど、その商工会議所以外の新規参入を促す方向性があるかどうか、……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 今回の中心市街地法の改正、本当に皆様の努力、本当に感謝したいと思います。中心市街地活性化本部を、本部長を内閣総理大臣として設置するなどの御努力は本当に多とするんですけれど、私は三つのことを申し上げたいと思っています。 一つは、今回のこの法律、法改正、遅過ぎたんじゃないかということ、正直、私が持っているデータだと遅過ぎです、これは。二つ目に、問題の大きさに対して余りにも規模が小さ過ぎるんじゃないかということがあります。そして三点目は、今回非常に、私、いろんな対策を立てていただいているとは思うんですけれど、中心市街地の衰退の理由は、郊外に大規……
○藤末健三君 政治家としてのキャリアがもう十五倍違う先輩議員の後に質問をちょっと申し上げるのは非常に緊張しておりますが、私もこの経済成長戦略大綱について御質問申し上げたいと思います。 私は、この経済成長戦略大綱につきましては、本当に大臣を始めとしましてもう皆様方のこの政治的なイニシアチブ、非常に感謝申し上げています。 私自身、二十年前に経済産業省、通産省に入りまして、当時、経済産業省、通産省は野武士集団と言われていました。何となくこの野武士集団という言葉が格好いいなと思って私、経済産業省に入らさしていただいたんですが、やはり何が野武士集団かというと、正規軍と違ってどこでも攻め込むというその……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。
本日は、富田先生、桜内先生、本当に貴重なお話をありがとうございます。
時間がないので、桜内先生に御質問申し上げたいと思います。
私、桜内先生のちょっと御著書を読まさせていただきまして一つ思いましたのは、本日、小池委員からも時価会計主義そして発生主義の議論が出ましたが、今OECDや、あとIMFなどにおきまして公会計の議論がございますですよね。その中で、時価主義そして発生主義の議論がどのように進められているかということを教えていただけませんでしょうか。お願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 本当に、本日は、両先生に独法の問題点御指摘いただき、有り難いと思っております。 実は、私も独法については非常に問題意識を持っておりまして、もうどんどんどんどん効率化と逆の方向に走っているということを思っております。私は特に感じておりますのは、この評価の仕組みがおかしいんではないかということでございます。 これは是非委員の皆様にもお聞きいただきたいんですが、総務省にある政策評価・独立行政法人評価委員会というのがございます、総務省に。そこのメンバー、委員は七人おります。七人のうち民間企業の関係者は一人しかいない。そして、公認会計士は一人……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。
私は、本日、防衛施設庁及び外務省のODAにつきまして御質問申し上げたいと思います。
ただいまお手元に資料を配付させていただいておりますが、それの一ページ目をちょっと皆様ごらんになっていただけますでしょうか。
【次の発言】 今ちょっと配付中でございますが、この資料の一ページ目、一杯契約を書いてある表をごらんになってください。
これは平成十四年度から十六年度までにおける防衛施設庁及び防衛庁から防衛施設技術協会への調査の発注の実績でございます。この問題につきましては、外交防衛委員会の方で浅尾議員から話があったものをより深く調査したものでご……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 本日は、三点について御質問したいと思っております。 一つは、今お手元に資料を配らさせていただきますが、総合科学技術会議、国の科学技術政策の予算配分等をやるという組織がございますが、その活動がどうなっているかということが一つ。 結論から言いますと、省庁別の予算配分はほとんど変わっていないという状況になっていますね。その理由等をこの決算委員会で議論させていただきたいと思います。 二つ目にございますのが、行政の側の評価を行う総務省におきまして、非常に高い随契率、特定の財団、社団について一〇〇%の随契を行い、その社団、財団等に多くの方々が……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 今、お手元に資料を配らさせていただいておりますが、是非ごらんになってください。 私、中川農水大臣に一応お話をしたいと思っておりまして、まず冒頭に、今回、この資料を作るに当たりまして農水省の方々が本当に迅速に対応していただいたことを本当に感謝申し上げたいと思います。私が今まで担当した役所ですと、資料が来るのに十日ぐらい掛かるところがありました。ところが、今回は遅くても二、三日以内にすべて資料をいただきましたので、非常にやりやすく資料を作ることができました。感謝を申し上げます。 ただ、一つ申し上げたいのは、この資料にございますように、農林水……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 本日、私は外務省のODAの予算について質疑を申し上げたいと思います。 本来、大臣にお願いしていたところでございますけれど、外国の来賓の方が来られるということでお越しいただけなくて、本当に残念だと思っております。 私、四月の五日、決算委員会におきまして外務省のODAの無償協力、落札率が九九%以上のものが六割あるという話をしております。落札率、予定価格の九九%で落札するものが六割になっているというような異常な状況を指摘しましたが、それにつきまして細かい資料をいただいております。 今、皆様のお手元に配付されております資料の一ページをごら……
○藤末健三君 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました平成十六年度決算外二件に対し、その是認に反対するとともに、委員長提案の内閣に対する警告案並びに内閣及び会計検査院に対する措置要求決議案に賛成する旨の討論を行います。 平成十六年度決算の是認に反対する第一の理由は、財政の悪化に歯止めが掛からず、とりわけ多額の国債発行により国の借金を一段と膨らましたことであります。 平成十六年度の公債発行は三十五兆四千八百九十九億円になります。当初予算に比べれば若干減少したものの、これは過去二番目に多額の発行となりました。そのため、公債依存度は三年連続で四〇%を超え、平成十六年度末の公債残高……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 都市計画法の改正に当たりまして、質問申し上げたいと思います。 私は、今回の都市計画法の改正につきまして非常に評価しています。新しい体系をつくられまして、これから本当にもうどんどんこの国土のきちんとした発展を図っていっていただきたいと思います。しかしながら、今日は三つのポイントを申し上げたいと思います。 一つは、この都市計画法ですけれども、遅きに失したんじゃないかという印象が非常に強くあります。平成十年そして平成十二年に都市計画法を改正し、そして六年後の今、都市計画法を改正されたということでございますが、非常に遅れているんではないかと……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 私は、与謝野大臣とは四年前ぐらいに私がまだ大学の先生だったころにお会いして、日本の経済政策について議論させていただいたことがございまして、またこのような場で与謝野大臣と議論ができることを喜ばしく思っております。 私は、今日一つ問題にしたいのは、取引所の問題でございます。 今回の法改正におきまして、取引所の問題はほとんどタッチされてない。先日、大久保委員からも話がございましたが、海外の商品取引も問題にされませんし、また皆様のちょっとお手元にお配りしてます資料をごらんになっていただきますでしょうか。一枚目でございますけれど、証券取引所等……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 本日は、参議院のODA特別委員会、初めての会合で発言さしていただきまして、本当にうれしく思っております。 私は、大きく三つの点についてお聞きしたいと思います。 まず一つは、私、昨年の十一月、ODAの調査団としましてアフリカに行ってまいりました。そこでいろいろなODAのプロジェクトを拝見し、いろいろな方とお会いしたんですが、そのアフリカのODAにつきましてまず一つお聞きしたいと思います。そして、二番目にございますのは、今日も原田先生から御紹介ありましたけれど、ODA大綱はどのように実施されているかと、平成十五年に定められたODA大綱は……
○藤末健三君 済みません。 タンザニアの小学校、伺わさせていただきまして、教科書が、建物は立派なやつ造っているんですよ。ところが、教科書がなくて、もう三人でこうやって一生懸命一冊の教科書を見ている。私、教科書を日本から提供できないのかという話を申し上げましたら、現地の方が、JICAの無償の協力の枠組みじゃ個人に提供できないということをおっしゃるんですよ。帰って調べてみますと、実は学校に備付けの教科書だったんです、タンザニアの、子供たちは持って帰れないんですよ、学校に備付けの、図書館と一緒で。 調べてみますと、学校に対して教科書を提供するのであればODAでできるんですよね。ですから、もうちょ……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 本日は、防衛庁の省への移行、まあ私は昇格だと思っているんですが、移行についてお話をさせていただきたいと思います。 今まで、過去におきまして、PKO法案、テロ特別措置法案など防衛・安全保障関係の議論においては、政府の答弁の中で中長期的に見て国民的な議論を行うべきということが繰り返し議論されているわけでございますけれども、衆議院では防衛庁の省への移行、まあ昇格法案、議論が終わったところでございますが、私個人としてはまだまだ、特にシビリアンコントロールを始めとしまして、いろんな問題点があるんではないかと思っております。 そしてもう一つございま……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 先週、本会議場で質問をさせていただきましたので、その補足的な質問を今日はさせていただきたいと思い、伺いました。 ポイントは二つございます。一つは憲法解釈の変更について内閣法制局からの御返事をいただきましたが、その回答につきまして非常に明確にしたい点がございますので、それを一点明確にしたいこと。そして、もう一つございますのは、是非、久間長官とお話しさせていただきたいのはシビリアンコントロール。私は、本会議場では議会によるシビリアンコントロールの議論だけを申しましたけれど、やはりシビリアンコントロールは文官、官僚によるシビリアンコントロール、議会に……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 本日は、甘利大臣の所信表明に対する質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。 私、ちょっと冒頭に申し上げますが、質問の数が割と多うございますので、コンパクトに是非議論を進めさせていただきたいと思っています。 私が御質問したい点は大きく三つございます。一つは、経済外交ということで、EPAをこれから進められるという話をどう考えられるか。そして二つ目に、午前中も議論がございましたが、エネルギー政策、大枠をどう考えていくかと。そして三つ目に、今私自身が一番気を掛けていますのが中小企業の政策でございます。今、大企業が非常に調子が……
○藤末健三君 参考人の皆様には本当にもう貴重なお話をありがとうございました。 私も幾つか御質問したい点がございますが、まず宮本先生に伺いたいことがございます。 私も日本の国民生活センターに伺いましていろいろとお話をお聞きしたんですけれど、実は前にもNITEにも伺ったことあるんですよ。すごく受けた印象が、国民生活センターのテストの数の少なさに驚いたんですね、実は。月に何件しかやっていないと聞いて、その少なさは何なんだろうと実は思ったんですけれど、当時言わなかったんですけれど。 それで、NITEと国民生活センターが、僕、分かれている自体がおかしいんじゃないかなと実は思いまして、先生の今日御提……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 まず初めに、本法案を作るに当たりまして、政府の皆様が本当に多大な努力をしていただいたことに御礼を申し上げたいと思います。 ただ、私、質問に入らさせていただきたいんですが、この法律の施行について、法案においては公布の日から六か月を超えていない範囲において政令で定める日というふうになっております。今回のこの法案を作るに当たりましては相当早く作業をしていただいたというのは、本当にもう皆様のお力は大きいと思います。ただ、実際に具体的にいつ施行されるかということについては、まだ衆議院との議論などでも明確になっておりません。その、いつ施行するか。私は……
○藤末健三君 御答弁申し上げます。 まずその前に、初めに、松下新平先生におかれましては、地方行政の経験があられ、また地方議会時代からもうこのような官製談合の防止に非常に関与されたという御経験がありまして、この民主党法案の企画そして作成においては本当にもう多大な貢献をしていただきました。本来でしたら松下先生がこの席に座って発議者として話をしていただくところではございますが、今回はあえてこの質疑者ということで御意見をおっしゃりたいということでございましたので、その点につきましては本当に敬意を表させていただきたいと思います。 与党案と民主党案の相違点ということでございますが、この与党案、民主党案……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 本日は、北朝鮮への外為法に基づく輸入制限措置の承認についてお話しさしていただきたいと思います。 私は、外為法に基づく個別の措置というよりも、大きく北朝鮮への制裁という議論をさせていただきたいと思います。ポイントは二つございます。一つは、この経済制裁措置全体を含めて、具体的に経済制裁措置の効果を予測しておられたかどうか。そして、その検証を行っているかどうかということが一つ。そしてもう一つは、実際に経済制裁措置をするに当たっての実施の仕方について、その体制、本当にあるべき体制でやっているかどうかということをポイントとしてお話をさせていただきた……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。どうもありがとうございます。
私は、本日はODAについて御質問しようと思って資料を用意しましたが、その前に、私も文部科学省の独立行政法人の評価委員会について御質問を申し上げたいと思います。
【次の発言】 今委員の皆様のお手元に資料を配付しておりますが、その二ページ目、三ページ目をちょっとまずごらんになっていただいてよろしいでしょうか。
これは、文部科学省の関係する独立行政法人の評価委員会というものの委員の方々のリストでございます。この評価の対象と申しますと、非常に多くの独法がございまして、例えば科学技術振興機構、日本学術振興会とかいった……
○藤末健三君 視察団の皆様、本当に御苦労さまでございました。そしてまた、今日御説明いただいた皆様方も、本当に臨場感ある、聞いていて楽しくなるようなお話を伺いまして、ありがとうございました。 私自身、申し上げたいことは二つございます。 私は昨年末にアフリカの方に伺いまして、いろいろODAの施設を拝見したんですけれど、一番印象に残っていますのは、やはり使われてない施設が非常に多かったんですよ。行って伺うと、もうほこりが積もっているんですね。 何でこんなことが起こるんだろうと思って私なりに帰って調べまして、また現地の方にお話をお聞きしましたら、やはり実際にプロジェクトがどう動いているかというこ……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 私、前の国会におきましても、無償協力における落札率の高さなど、無償協力の支出に当たってのコストの問題をいろいろやっていきたいと思っておりますが、本日もJICAのコスト削減努力についてお話をさせていただきたいと思います。 私、昨年、ODA調査団としましてアフリカに送り込んでいただきまして一番印象に残っていますのは、タンザニアの小学校、日本の無償協力で造られたタンザニアの小学校に伺いましたときに、非常に現地の子供たちに喜んでいただいている。すばらしいことをやっているなというふうに本当に思いましたが、ただ、現地の方に言われたのが、現地できちんと……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 私、甘利大臣の所信演説、そしてまた、我々が二月二十七日に経済産業委員会の方で新潟の方に視察をしましたので、新潟の視察に関する質問をさせていただこうと思っております。 まず、新潟の視察につきまして御質問申し上げたいと思います。 我々、新潟に伺いまして、新潟の地場の産業、繊維産業や、またいろんな商工会の方々、そして自治体の方々からお話を伺ってきました。私は、本当に強く感じましたのは、この繊維産業、もうこの十年間ぐらいで産業規模はどんどんどんどん小さくなり半分ぐらいになっていると。そういう中で、地場の企業がもう一生懸命努力していただき、いろん……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 私も冒頭に、北陸電力の原子力発電所の問題についてお願いだけをさせていただきたいと思います。 私、先週三月十五日の経済産業委員会におきまして、原子力の発電所の安全と、そして環境問題、経済性のバランスを取っていただきたいということを申し上げましたが、この際でございますので、私がお願いしたいのは、やはり安全の確立をもう最優先で大臣のイニシアチブで行っていただきたいということをお願いさせていただきたいと思います。 続きまして、平成十九年度経済産業省予算についてお話をさせていただきたいと思います。 来年度予算におきます第六番目の柱としまして、資……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 もう先輩委員からもいろいろな御質問がございましたので、私はまず初めに交付金の話についてお話をさせていただきたいと思います。 二年前の夏に経済産業省で日本自転車振興会を利用した裏金づくりの問題がございました。その結果、当然のことながら、競輪事業者から交付金の見直しという議論もいろいろ起きまして、今回、二年前の話ではございますけれども、このような資金の流用みたいな事件、この事件の事実を踏まえ、この法律の改正にどのように臨んでいるかということにつきまして、大臣の見解をお聞かせいただきたいと思います。
○藤末健三君 私は、ただいま可決されました弁理士法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派並びに各派に属しない議員鈴木陽悦君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 弁理士法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 近年、産業の国際競争が激化し、知的財産の戦略的な創造・保護・活用の必要性が高まる中で、弁理士の果たす役割が一層重要になっていること及び弁理士に対する社会的信頼を更に高める必要があることに鑑み、政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 登録前実務修……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末と申します。 本日は、発電所のデータ改ざんについて御質問申し上げたいと思います。 今回、発電所のデータ改ざんにつきましては、水力発電所、火力発電所、原子力発電所とございますが、特に原子力発電所の問題についてお話ししたいと思います。 原子力発電所の安全という問題、非常に大事ではございますが、今回のこの原子力発電所のデータの改ざんは、原子力発電の安全のみならず、エネルギーの安定供給という意味でも大きなインパクトがある。そして同時に、地球環境問題、温暖化への対応についても大きな影響を及ぼしたという意味では、非常に重要な問題ではないかと思っております。 まず……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 今回この三法、非常に分量が大きい法律を作られた方々のこの努力にまず敬意を表させていただきたいと思います。 しかしながら、私、質問としましては大きく枠組みとして二つのことをお話ししたいと思います。一つは、もう今までの同僚委員の話もございましたが、今この産業、経済、成長ということを考えた場合に、特に立地の問題、雇用の問題を考えますと、今私たち日本の相手はどこかというと、ヨーロッパやアメリカではなく、もう中国や韓国、台湾という近隣諸国に変わってきているんではないかということがまず一つございます。ですから、今後、中国や韓国、台湾などとの競争をどう……
○藤末健三君 去る五月十四日及び十五日の二日間にわたって行われた委員派遣について御報告申し上げます。 派遣目的は、北海道における地域経済、中小企業金融等の実情を調査し、もって本委員会に付託を予定される株式会社商工組合中央金庫法案(閣法第三九号)及び中小企業信用保険法の一部を改正する法律案(閣法第四〇号)の審査に資するためであります。 派遣は、伊達委員長、加納理事、佐藤理事、渡辺理事、弘友委員、鈴木委員及び私、藤末の七名により行われました。 まず、一日目、十四日には、夕張郡栗山町の「株式会社木の城たいせつ」を視察しました。同社は、北海道にこだわり、北海道の自然の木だけを使い、北海道の気候風……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 本日は、商工中金法と中小信用保険法の見直しということでございますが、まず、民間金融全体における中小企業金融の在り方について金融庁にお話をお聞きしたいと思います。 今、企業統計を見ますと、二〇〇一年から二〇〇四年にかけての開業率というのは今三・五%ということでございまして、これは四年ごとに取られている統計では過去最低という状況でございます。開業率が三・五%という中で廃業率は六・一%ということで、もう廃業率の方がはるかに高いという状況。この開業率、我が国の開業率三・五%を他国と比較しますと、例えば二〇〇四年のアメリカは一〇・二%、イギリスが一……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 私は、多くの質問が加納委員そして渡辺委員という先輩方にもうしていただきましたので、大きく二つのことを申し上げたいと思います。 一つは、私はこの原子力の問題、今回は放射性廃棄物の処理の問題の法律でございますけれど、大きく原子力というものをとらえた場合に三つの考え方があるんではないかと思っております。 一つは、我が国、もうエネルギーのほとんどすべてを輸入する我が国におけるエネルギーの安定供給、安全保障の問題。二つ目にございますのは、やはり環境問題。私は、やはり原子力がなければ環境問題、地球温暖化問題には対応できないんでないかと考えております……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 北朝鮮に対する経済制裁につきまして御質問申し上げます。まず、私御質問申し上げたいと思いますのは、北朝鮮に対する迂回輸入の禁止ということについて御質問をしたいと思います。 現在、我が国単独での北朝鮮の輸入禁止措置等が実効性を上げつつあるところでございますが、しかしながら、先日、山口県内の水産物輸入者による北朝鮮産のアサリの密輸事件とか、幾つか迂回輸入的な事件が指摘されております。 そこで、まず一つございますのは、我が国単独での対北朝鮮輸入禁止措置の実効性をより高めるためには、特に中国等第三国経由の迂回輸入防止を徹底しなければならないと考え……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 私、十六年度決算審査措置要求項目につきまして、まずITの関係、IT調達についてお話をさせていただきたいと思います。 今、電子政府、e―Japan構想の下、電子政府が進められているわけでございますが、平成十八年十月の会計検査院の報告を見ますと、オンライン申請を見ますと、九六%の業務が今オンライン申請化されている。九六%、一〇〇%にほぼ近い。しかしながら、利用の状況を見ますと、この報告書では一%の利用率しかないというふうになっております。ほとんどの業務をオンライン化、情報システム化したにもかかわらず利用率は一%となっている。まず、その今後の対……
○藤末健三君 民主党・新緑風会を代表しまして質問申し上げたいと思います。 私は、国際協力銀行、JBICにつきまして二つのこと、一つは二〇〇四年度、二〇〇五年度の会議費の使用について、そしてまた情報のディスクロージャー、公開についてお話ししたいと思います。 まず、国際協力銀行の二〇〇四年度分、二〇〇五年度分の会議費につきまして、情報公開法に基づきまして情報公開を要求いたしました。対応していただきまして、五千五百件の会議費の中でも千五百件につきまして情報を開示していただいております。これは本当にお礼申し上げたいと思います。 ただ、一つ一つ情報を人海戦術で見てみますと、幾つか何かおかしいんじゃ……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 本日は、経済産業省、そして環境省及び公正取引委員会につきまして質問を行わさせていただきたいと思います。 まず、経済産業省につきまして御質問申し上げます。 この三月、二月ぐらいから発電所のデータ改ざんという問題が多数上がりました。そして、特に原子力発電所のこのデータ改ざんにつきましては、非常にこの原子力発電所に対する信頼を落とすというようなことがあったと思います。 このようなデータ改ざんにつきまして、再発防止策やまた原子力発電所の信頼回復についてどのようになされるかということについて、経済産業大臣の御所見伺いたいと思います。お願いいたし……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 私は、三点御質問申し上げたいと思っております。 一つは、今、研究開発重視ということでございまして、大学の研究開発などにつきまして競争的研究資金というのがどんどん増えております。数値でいいますと、この十二年間で約予算が四倍になり、平成十九年度予算では五千億円にもなるという状況でございまして、この競争的研究資金の不正受給の問題につきまして一つ話をさせていただきたいと思います。 そして、二つ目にございますのは、今国会でも決算委員会で非常に議論をしております独立行政法人の契約の在り方についてお話をしたいと思います。前回の決算委員会におきましては……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 私は、今回、この社会保険庁の年金の問題につきまして、非常に重要である情報システム、コンピューターシステムを中心に御質問をさせていただきたいと思います。 私は、この社会保険庁のコンピューターシステム、大体年間一千億円の予算を使っておられて、かつ契約形態も非常に一般的じゃない契約形態をされている、データサービス通信契約という電話と同じような契約をされているということ。そしてまた、ございますのは、よくレガシーシステムという、この委員会でも議論がございましたけれども、古い、もうはっきり申し上げて二世代若しくは三世代前のコンピューターシステムを延々……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。 私は、先週の質疑に引き続きまして、社会保険庁のコンピューターのシステムについて御質問申し上げたいと思います。 先週もいろいろ議論ございましたけれども、社会保険庁のコンピューターシステム、特にNTTデータの契約は非常に変わってございまして、電話の通信契約とほとんど同じという状況でございます。 ここに一つの文書がございます。昭和五十二年八月十七日に日本電信電話公社と社会保険庁が結んだ契約でございまして、社会保険業務の新しい事務処理方式のシステムの建設についてというのがございます。これは何かと申しますと、普通のコンピューターの契約はコンピューターの機械……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。本日は、下村先生、三浦先生、貴重な話をありがとうございます。 まず私は、下村先生に御質問したいことがございます。 昨年、内閣府が、外交に関する世論調査というのを行っておりまして、その中で、今後の日本の経済協力の在り方という調査の結果を見ますと、四五・二%が現在程度でよい、二三・一%が積極的に進めるべきであると、そして二二・一%がなるべく少なく減らしていくべきだという回答がございます。 一つ御質問がございますのは、ODAに否定的な立場を取る理由としまして一つございますのは、どのようなODA、経済協力が行われているかが非常に見えないと、不透明……
○藤末健三君 どうも御講演ありがとうございました。 私は、高橋先生にちょっとお聞きしたいことが一つございまして、実際、私、浮島委員とかとアフリカの方をODAの視察を行ってまいりました。そのときに感じましたのが、やはり現地に行かれている日本人の方々、専門的な教育を受けていない方が割と多いんですよ。 それで、この間の新聞を読んでいますと、神戸大学の方で国際研究科というのが活躍されているという新聞を読まさせていただきまして、今日こうやってお話をお聴かせいただき本当に有り難く思っているわけですが、我々このODA委員会の委員に対してこういうことをやってほしいと、国際研究協力科がこれから発展するために……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 私は、来年度のこのODA予算案につきまして、二つのポイントをお聞きしたいと思います。 一つは、先ほど岡田委員からもお話がございましたが、平和構築のための寺子屋の話でございます。 本件につきましては、昨年八月にUNハウスで麻生大臣が講演された内容を実は外交関係の雑誌で読んでいまして、いいことをおっしゃるなと思ったんです、正直申し上げて。それを思っていましたら、ちょうど来年度予算案での予算要求をなさるということで、この具体的な中身について幾つか議論させていただきたいと思います。 そしてもう一つは、今回の予算案にございますように、連携強化、……
○藤末健三君 谷山参考人、山田参考人、本当に有り難いお話をいただきましてありがとうございます。 まず、私、谷山参考人にお聞きしたいのは、御説明いただいた資料の六に平和国家としての資源を生かした国際協力ということがございまして、そこで、憲法前文及び人間の安全保障の原則に基づき我が国は平和協力をやってはどうかということをおっしゃっております。 恐らく、憲法前文というのは、この「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」というところから引かれておられるのではないかなと思いますし、また人間の安全保障も、もう我が国がいろいろな動きをして……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。私は、中小企業政策金融につきまして中心に質問させていただきたいと思います。 皆様御存じのように我が国の中小企業は雇用の四分の三、そして企業数でいきますと九九%、私たちの経済、産業を支える一番大きな基盤となっています。また同時に、次の世代を支える新しい産業の芽ということでございまして、新しいベンチャー企業が育ち、そして次の世代を支えてくれるということでございます。私は、中小企業の政策におきまして非常に重要なのは、やはり補助金というものではなく、税制やまたこういう政府系の金融支援だと考えています。 本日の法案におきましては、中小企業金融公庫、そして中……
○藤末健三君 おはようございます。民主党・新緑風会の藤末と申します。よろしくお願いします。 私は、まず一つ、本日お聞きしたいのは、法案の審議が性急に進められている理由についてちょっとお聞きしたいと思っております。 月曜日に本会議が開催され、国民投票法案が参議院に回ってきました。その翌日、火曜日からもう連日のように、朝から夕方まで法案の審議がこの憲法調査特別委員会で進められている状況でございます。二十二日、今週末には統一地方選そして我々参議院の補欠選挙があるという状況の中、連日、朝から夜まで審議をさせていただいているという状況でございますが、非常にここまで詰めてやる理由があるのかなというのが……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 私も、この国民投票法案、憲法改正手続法案、非常にもう急いで慌てて行われ、また時間も少ないというふうに思っております。例えば、昨日までの実質審議時間を見ますと、十四日間、そして時間でいいますと、まだ五十時間に達していないという状況です。ちなみに、特別委員会で議論された法案、例えば教育特、これは八十五時間ぐらいあります。また、郵政民営化の法案のときには八十二時間、参議院で議論されているという状況でございまして、私は、時間も少ない。 また、大事なことは何かと申しますと、中央公聴会が開かれていないということもございますが、地方で行われた公聴会においても……
○藤末健三君 民主党・新緑風会・日本の藤末健三でございます。 私は、このテロの対策につきまして、ノーベル経済賞を受賞されたアマルティア・セン・ハーバード大教授の、テロの根本的な原因は貧困と教育の不足にあるという言葉に基づきまして、テロを根本的になくすためには、武力ではなく、アフガニスタンの方々の生活を安定化させること、食料や医療や教育の提供によってアフガニスタンの方々の生活を安定させることこそテロの根本的な撲滅になるという観点から、三つのポイントで御質問申し上げたいと思います。 一つは、まずアフガニスタンの方々の生活の困窮、そしてそれに対する支援をどう考えるかということ。そして二つ目にござ……
○藤末健三君 民主党・新緑風会・日本の藤末健三でございます。 まず初めに、私は甘利大臣が引き続き経済産業大臣を担当していただくことを非常に喜ばしく思います。先ほど民主党の次の内閣経済産業大臣、増子大臣から話がありましたように、中小企業は非常に厳しい状況に置かれている、またエネルギーの問題、石油の価格はもう百ドルを突破するんではないかという状況でございますし、また通商の問題も正直申し上げて、後で議論しますが、韓国に恐ろしく後れを取っているという状況でございますので、是非甘利大臣、我々民主党・新緑風会・日本もこの問題につきましては一緒にやらなきゃいけないと思っておりますので、この国会の場で議論を……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。本日は、ODA委員会、久々に開催されまして、私はPCIの話を中心にお話しさせていただきたいと思います。 このPCI、パシフィックコンサルタンツインターナショナルでございますが、これは我が国のODAのコンサルタント会社としては非常に大きな会社でございます。私たちのODA、大体年間七千億円の予算を執行するに当たり海外でのいろんな調査、調整を行っていただくコンサルタントがございますが、その一番大手だった会社でございます。 このパシフィックコンサルタンツインターナショナルにつきましては、先月末、十月の末に、中国の遺棄化学兵器の処理をめぐりまして……
○藤末健三君 御指名いただきました藤末健三でございます。 私、ベトナムのODA調査団の団長として、今回、今年の十二月二日から十二月六日の四泊五日でベトナムの方に伺わさせていただきました。 派遣団の構成を申し上げますと、私、藤末健三(民主党)が団長とさせていただき、牧山ひろえ君(民主党)、山内俊夫君(自民党)、長谷川大紋君(自民党)、谷合正明君(公明党)という五人のメンバーで調査をさせていただきました。 調査の内容等につきましては、お手元に資料をお配りしておりますので、ごらんください。 五ページをまず開いていただいてよろしいでしょうか。五ページにございますのがベトナムの地図でございます。……
○藤末健三君 民主党・新緑風会・日本の藤末健三でございます。 私は本来は経済産業委員会のメンバーではございますが、本日は民主党の放送法研究チームのメンバーとして質問させていただきます。 まず、三人の、上澤先生、川端先生、音先生、本当に意見陳述ありがとうございました。 私がまずお話お聞きしたいのは、音先生にお聞きしたい点がございます。 音先生の方から放送の多様性の議論をいただいたわけでございますが、今の我が国の地域の放送の多様性というものを見ますと、先生がおっしゃいました三事業の支配禁止というのがございます。この三事業の支配禁止はどのように決まっているかということを私いろいろ調べてみます……
○藤末健三君 民主党・新緑風会・日本の藤末健三でございます。 私、質問に入る前に、まず一つ、古森NHK経営委員長にお願いがございます。 一つは、昨日の二人の経営委員の方々が会見を開かれたわけですが、この話を私は聞きまして思いましたのは、本来委員会の会議の中で議論されるべきものがなぜこのように流れたのかと。多分、会見をされたお二人にも責任はあると思いますけれど、やっぱり会議を運営される責任者にも私は責任があると思います。調べてみますと、NHKのこの昨日の事件は海外にも流れたというふうに聞いておりまして、我が国の公共放送であるNHKの地位を私は著しく下げたものじゃないかと思いますので、きちんと……
○藤末健三君 民主党・新緑風会・国民新・日本の藤末健三でございます。 先ほど松議員からJAPAiNという話がございまして、私もあれを読まさせていただきました。エコノミストの中身を見ますと、一番印象に残りましたのは、この十年間の日本の経済的な停滞というのは政治家の責任であると、で、歴代首相の写真が載っているんですね。 確かに今、混乱という話がございますけれども、私は、やはり今我が国に求められているのは何かというと、政治が責任を持って変えることではないかというふうに思っています。 私はやはり、今民主党でいろいろな活動をさせていただいていますけれども、今変えなければ恐らく我が国の方向を変えるこ……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。 今回の特許法の改正につきまして御質問申し上げたいと思います。私は、特許法の細かいところというよりも、大きく三つの点から皆様に御質問をさせていただきたいと思います。 まず一つは特許制度、特許特会に基づき我が国の特許制度はどんどんどんどん発展させていただいたわけでございますが、やはり世界的に見ても非常に進んでいる制度、そしてシステムをつくっていただいているわけでございます。一方で、他国を見ますと、一つは、アジアの国々が特許制度をつくり、今どんどんどんどん特許の数を伸ばしているという状況でございます。そしてまた、アメリカにおいても先発明主義から先願主義に……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は中小企業の経営の継承に関する法律、本当にいい法律を作っていただいたと思います。この中小企業の事業の継承につきましては、今、中小企業、データを調べますと、中小企業の廃業が約年間二十九万社ございます。その中で約七万社が後継者がいないということで廃業しているという状況でございます。この七万社の雇用がどれだけあるかということを推定しますと、約二十から三十万あると推定されておりまして、後継者がいないことをもって、事業が継承できないことをもって、年間二十から三十万人の雇用が失われているという状況でございます。 一方、中小企業者の高齢化という問題がござ……
○藤末健三君 どうも、参考人の皆様、貴重なお話をありがとうございました。 私、ちょっと時間がないので一点だけ御質問申し上げたいのは、村井参考人、あと石井参考人からもお話ございましたけれども、気持ちを変えていく、心持ちを変えていくというのが重要だという話なんですが、今のこの省エネ法は事業者を対象としたものとなっておりまして、やはり今後家庭、例えば自動車使うのも家庭でございますので、家庭に対してこの省エネを普及しなきゃいけないと思うんですけれども、それについての具体的な何かアイデアがあれば教えていただきたいと思います。村井先生と石井先生にお願いします。
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は中小企業三法の質疑をさせていただきたいと思います。 私は、中小企業政策におきまして金融は非常に重要な政策だと思っております。このたび、この中小企業三法の改正に当たりましては、関係された方々の御努力を本当に感謝申し上げたいと思います。 しかしながら、今この中小企業の状況を見ますと、先ほど増子委員からもお話がございましたように、まずは原油高、あと原料高の問題、そしてもう一つございますのは、まだ拡大するだろうと言われているサブプライムの問題、金融の問題、そしてまだ回復していない改正建築基準法の影響ということでございまして、中小企業の現状という……
○藤末健三君 どうも参考人の皆様ありがとうございました。 私はちょっと一つだけ関参考人にお聞きしたいことがございまして、今インターネットの世界におきましてはいろんな規制が行われています。今回、割賦法におきましてもインターネットの取引についてのある意味規制が行われたと。一方で、青少年保護の観点からインターネットの中身をまたチェックしていこうというような動きもある。そして、また一方で、インターネットの中のプライバシーの情報を管理しようとする規制の動きもあるという形で、私が知っている範囲でも幾つかのインターネットに対する規制というのは動いているんですが、それがみんな個別ばらばら、その部分その部分の……
○藤末健三君 民主党・新緑風会・国民新・日本の藤末健三でございます。 私は、この財政金融委員会におきまして、私は今民主党の道路特定財源の副本部長をさせていただいておりますので、その道路特定財源の財政の問題についてお話をさせていただきたいと思います。 実は私、昨日、中国地方にございますある河川国道事務所に伺ってきました。実際に事務所に伺い、その事務所のいろいろな事業、そして契約などのお話をお聞きしまして、非常にちょっと、ある意味不可解な、また理解できないようなお金の使い方をされているのではないかなというところがございましたので、その点につきまして御質問を申し上げたいと思います。 まず、私が……
○藤末健三君 民主党・新緑風会・国民新・日本の藤末でございます。 本日は、ODAにつきまして御質問申し上げます。 まず始めに、高村大臣が先ほどの概要説明におかれまして、洞爺湖サミット、TICADに向けて気候変動及び感染症を含む国際保健などの地球規模の解決に向けて話を進められるという言葉をいただきました。私は、大臣にお願いしたいのは、水という問題を是非ともこのサミット、TICADに向けて話を進めていただきたいということでございます。 なぜかと申しますと、今水の問題につきましては二つ大きな観点がございまして、一つは飲料水の問題。飲料水については、全世界の約十億人以上の人たちがきちんとした飲料……
○藤末健三君 私は、ネパールとあとイギリスについてお話をお聞きしたいと思います。 先ほど犬塚議員からもお話がございましたが、昨年ODA委員会から出しました提言書の中に、PDCA、プラン・ドゥー・チェック・アンド・アクションというフォローアップをきちんとやるべきだという話をしていたわけでございますけれど、特にこのネパールのトリブバン国際空港の供与機材の不具合というのは非常に大きな問題じゃないかと思います。四年間も不具合を放置しているという状況、そして提供しているメーカーも日本であればもう最低五年は部品を保管しなきゃいけないというルールがございますので、その部品もないという状況でございまして、そ……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。 先ほどに、増子理事からの質問につきまして、中小企業の話を中心にやらさせていただきたいと思います。 私もこの中小企業の対策、本当に喫緊の課題だと思っています。私は、迅速にかつそして超党派で私はやるべき仕事だと思っておりまして、本日は、我々民主党の経済産業部門会議を中心に様々な中小企業対策を議論してまいりました、その中身も中心に是非議論させていただきますので、是非とも我々、この政治の場で中小企業の方々を支える、そして、もっと希望を持っていただくような政策を打ち出すべきだという考えで今日は質問をさせていただきたいと思います。 現在の中小企業の経営のデー……
○藤末健三君 本当に今日は貴重なお話をありがとうございました。 私は、佐藤参考人と堀越参考人に御質問したいと思います。 まず佐藤参考人には、この蜘蛛の糸の御活動は、いろんな記事とか資料を読まさせていただきまして、本当に御自分の御経験で経営者の方々の自殺を防ぐという活動はすばらしいものだと思います。 私も実は最近自殺した友人がいまして、人が自殺するということは本当にどれだけ人の心とかに傷を残すかということを自ら体験しまして、やっぱり佐藤参考人がなされているような活動をもっと広めていただけないかと思います。特に経営の経験をされた方がそういう失敗されたという経験は、ほかの経営に絶対使えると思う……
○藤末健三君 本日は、二階大臣におかれましては、このような機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 私は、今の景気の問題につきまして、短期的な観点、そして長期的な観点、二つの観点からお話をさせていただきたいと思います。 まず、私が今感じますのは、先ほども増子次の経済産業大臣からお話がございましたが、先週実は名古屋に行ってきましていろんな方にお会いしたんですが、もう本当に壊滅という言葉がふさわしいような状況でございまして、単純な計算だけで派遣の方々の削減、もう五社だけで一万人を超す。実際に、正社員の方もワークシェアリングで週休三日制という方がおられました、もう既に、仕事がないと。実……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は、経済産業委員会の委員長、そして皆様にこのお時間をいただきまして、本当に有り難く思います。 本日のこの株式会社地域力再生機構法案につきましては、実は、我々民主党も中小企業対策の中で非常に重要なものだと位置付けまして、今まで、例えば、この法律につきましては中小企業再生支援機構法案というものを作り、議論をさせていただきましたし、また、金融アセス法、そして下請いじめ防止法、そして中小企業税法の改正、様々な法案等を出させていただいております。 その中におきまして、今日議論をさせていただきます株式会社地域力再生機構法案につきましては、我々が議論を……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は、このようなクラスター弾規制法案の審議の時間をいただきまして、本当にありがとうございます。 私自身、このクラスター弾の規制につきましては、クラスター弾禁止条約を進める超党派の議連に所属させていただきまして、ずっと続けさせていただきまして、今回、国内でこの条約を実施する法律が成立することを非常にうれしく思っております。 幾つか質問がございますので、簡潔にお答えいただければ幸いでございます。 まず一つ目でございますが、クラスター爆弾はその不発弾が一般市民に大きな被害を与えている、そして今、政府がクラスター弾に関する条約に定める義務を国内的……
○委員以外の議員(藤末健三君) 本法案が成立しました場合の経費については、平年度ベースで約百十四億円、月額に直しますと月平均九・五億円となります。したがいまして、施行期日に応じて所要の経費が必要となります。 一方で、過去の児童扶養手当に係る予算・決算額の推移を見てみますと、平成十八年度は約二十九億円、平成十九年度は約三十七億円の予算が残っています。一方で、今年度におきましては予備的経費が、予算が千五百億円ございますので、これらのもので十分対応できると考えております。
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。
まず、私が御質問申し上げたいのは、民主党・新緑風会・国民新・日本及び社会民主党・護憲連合から提案されたこの法案、対案に対して御質問したいと思います。
まず、近藤議員に伺いたいんですが、この対案を提出された理由また趣旨についてお答えいただけますでしょうか。お願いします。
【次の発言】 続きまして、尾立議員に御質問申し上げます。
定額給付金とこの民主党・新緑風会・国民新・日本及び社会民主党・護憲連合が提案しているもの、そして税制大綱、我々民主党が税制大綱で提案しているこの給付付き税額控除との違い、この政府案と我々の提案の違いというものを……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。
本日は財政金融委員会におきまして、定額給付金の問題につきまして深く議論をさせていただきたいと思います。
それではまず、議論をさせていただくに当たりまして与謝野大臣に一つ御質問がございます。それは今、大臣は、財務大臣、そして金融担当大臣、そして経済財政担当大臣と三つの大臣を兼務されておられるわけでございますが、新聞などでも非常に激務であると書かれておりますが、大臣の今の心境みたいなものをまずお聞かせいただけますでしょうか。お願いします。
【次の発言】 私も本当に与謝野大臣もいろいろ頑張っておられると思います。今朝も株価の対策についても発言していた……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 今日は税制の問題でございまして、私は、税制による景気への対応をちょっとまず議論をさせていただきたいと思います。 内閣府が発表をしました需要と供給のギャップというものを見ますと、二〇〇八年、昨年の十月から十二月期を見ますと、約二十兆円の需要不足があると。そして、様々なエコノミスト又は研究所の発表ですと、年間でおおよそ五十兆円の需給ギャップがあるという計算が出ております。したがいまして、今の景気対策、様々な手を今政府も打っておられるわけでございますが、需要をまず伸ばさなきゃいけないというのが大きな課題ではないかと思います。そういう意味で、私、幾つか……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は、関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして御質問申し上げたいと思います。 まず、今回の関税定率法の改正でございますが、私個人としては非常に評価をさせていただいております。特に、AEO、通関業者制度の手続が拡大されまして、製造業者がこのAEO、包括的に輸出等の手続をできるような制度が導入されることについて非常に大きな意味があるんではないかと思っております。 この製造業者のAEOの適用につきまして、これがどのような効果が見込まれるかということにつきましてお答えいただけますでしょうか。お願いいたします。
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 私も、引き続きまして、我が民主党が発議しました租税特別措置透明化法案について御質問申し上げたいと思います。 私は、税制につきましてはもう国の基盤だと思っております。戦前にアメリカのイエール大学で歴史学の教授をしていました朝河貫一という方がおられまして、その方は、日露戦争後の日本の中国政策の間違いを指摘した「日本の禍機」という本を書いた方でございますが、非常に世界的に有名な歴史学者がおられます。その方が日本の改革、二つ挙げておられまして、一つが大化の改新、一つが明治維新です。 この二つに共通するのは何かと申しますと、例えば大化の改新は律令制度を……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 私、金融商品取引法に関しまして三つの観点で御質問したいと思います。 まず一つは、今回、株式市場のいろんな運用の強化を行うということ。そして二つ目に、ほかにございます商品の取引所の関連の法案も改正の議論がされていまして、総合的な取引所、金融のみならず現物までも含めた総合的な取引所を実現するということがうたわれていますので、その点について。そして三つ目に、市場が中小企業等に対する影響はどういうふうにあるかということを御質問させていただきたいと思います。 ただ、一番初めに、先ほど富岡議員からも御質問あった点で、これはちょっと質問登録させていただいて……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 与謝野大臣におかれましては、G8、本当に御苦労さまでございました。 今日は金商法の改正案の議論でございますので、金商法につきまして国際的な観点からの御質問をまず申し上げたいと思います。 今回、金商法の改正におきまして、情報開示ルール、そしていろんな情報開示の規定が整えられるわけでございますが、このルールにつきまして、是非とも国際的な連携を行っていただきたいというのが私のお願いでございます。 例えば、金融商品においても、海外においてきちんとした情報開示が行われたものについては、多分また日本に来て情報開示の審査を行うというと非常に二度手間になり……
○藤末健三君 どうも御質問ありがとうございます。 御存じのように、中小企業と申しますのは、我が国の企業数でいうと九九%以上を占め、また雇用数も約七割を占めています。と同時に、自動車や電機といった我が国の競争力ある産業の下支えをしてくださっているのが中小企業でございますが、戦後最長と言われました景気の拡大期、二〇〇二年から二〇〇七年においても中小企業は利益がなかなか上がらないという状況でございまして、民主党におきましては、二〇〇七年の税制改革大綱におきまして、中小企業の軽減税率、当時二二%だったものを半減にするということを決めておりました。 そして、昨年秋のリーマン・ショックに端を発します金……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 ODAの来年度予算案につきましては、先ほど御報告がありましたように、前年度比四%減、六千七百二十一億円ということになっています。これはもうピーク時に比べると実は半分以下という状況でございまして、私は、日本、我が国のこのODA、武力にはない国際貢献、平和貢献という意味では非常に重要なツールであるとは思いますが、これが減額されているという状況に非常に私も不満を感じています。 しかしながら、今のODAの問題は何かと申しますと、納税者の信頼が得られていないことにあるんではないかと。ちょうど昨日、パシフィックコンサルタンツインターナショナル、PCIという……
○藤末健三君 ODA委員会の理事をさせていただいています藤末と申します。私は、新JICAにつきまして緒方理事長と、そしてスウェーデンに行かれた櫻井委員に御質問させていただきたいと思います。 まず、新JICAの誕生につきましてはこのODA委員会でもずっと議論させていただきまして、本当に新しい体制ができたことをうれしく思っております。 特に私が感じますのは、新JICAの使命、ミッションとして人間の安全保障の実現ということが明確に書かれてあるということは非常に有り難く、私はこの委員会でも主張させていただきましたが、日本国憲法の前文にありますように、全世界の国民がひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和に……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。 中曽根大臣に是非今からの議論をさせていただきたいと思っておりまして、私は、今回のPCIの議論は二つあります、問題が。 一つは、今までこのPCIの問題、過去に数多くの問題を起こしてきていて、このODA委員会でももう何回も、私でさえもこれ三回目ですよ、PCIの話をするのは。ほかにも、遠山議員、谷議員、検索すれば、もう十人以上の人間がPCIのことをODA委員会で議論し、やってきた。しかしながら、徹底的な調査もないまま、そしてペナルティーも科さないまま今日に至っているというのがまず一です。 そして、二、こちらは重要。先ほど木俣委員からも話がありましたよう……
○藤末健三君 民主党・新緑風会・国民新・日本の藤末健三でございます。 私は、雇用と、そして中小企業の問題について御質問申し上げたいと思います。 まず、今の失業の問題についてお話しさせていただきたいんですが、今、派遣切りなんかの問題がございますけれど、私が思いますのに、先日、同僚の峰崎議員からも話がありましたように、株主至上主義がこの失業を生んでいるのではないかという議論がございます。企業が収益を配当や自社株買いに回す金額がどんどん高くなり、一方で労働分配率は落ちていると、したがいまして消費は伸びないという状況。 このようないわゆるアングロサクソン型の会社制度というものがこの失業を生み出し……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。
私は景気の問題について御質問させていただきたいと思います。
まず、イギリスで行われました二十か国財務大臣・中央銀行総裁会議、本当に与謝野大臣、お疲れさまでございました。IMFの強化や、あとアジア開発銀行、ADBの資本強化、あと財政と金融の連携など、私は本当に日本の意見が大分載っていると思います。そのG20の成果を与謝野大臣から御説明いただければと思います。お願いいたします。
【次の発言】 G20会議の中で、新聞などを読みますと、金融不安の中で財政出動を増やしても効果がないというちょっと指摘があったそうですが、それについて大臣がどのようにお考えか……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は、初めて諸先輩方にこうやって質問をさせていただく機会をいただきまして、本当に政権をいただいたんだなという実感を本当に重く受け止めさせていただいています。 私は、政治の目的は、すべての人たちが笑顔で暮らしていただくこと、つまり平和に暮らしていただくことと考えております。 しかしながら、国内を見てみますと、今、名目経済成長率は昨年度マイナス三・二%、そして今年度もマイナス三%を超えるという戦後最悪の状況です。また、この七月には失業率は五・七%ということで、これも戦後最悪。有効求人倍率も〇・四三と、これもまた戦後最悪で、二人の方に一つの仕事し……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は、小規模企業及び中小企業の連鎖倒産を止めるためのこの両法案、なるべく早く成立させていただきたいということを申し上げさせていただきたいとともに、また同時に、今、中小企業、そして特に小規模企業が非常に苦しい状況にございまして、この法律だけでは私はとても救済できないんではないかということを軸に、一つは、貸金業法改正の施行、六月に迫っています。これがどのような影響を及ぼすかということ。そして、二つ目にございますのは、先日、日経新聞にも載っておりましたが、リースというものを中小企業に対する金融の手段として経済産業省の方も検討されていると考えますが、そ……
○藤末健三君 第二班の団長をさせていただきました藤末健三でございます。 我々第二班は、アメリカ合衆国そしてカナダと視察をさせていただきました。団員は泉信也委員と草川昭三委員ということで、私は一番若輩でございまして、各委員、お二人にはこの十日間、いろんな過去の政治家としての外交の経験などを伺わさせていただきまして、非常に私個人として勉強になりました。ここに感謝を申し上げたいと思います。 皆様のお手元に参考資料を配付させていただいておりますが、その資料に基づきまして御説明を申し上げたいと思います。 二十一ページを御覧になっていただいてよろしいでしょうか。訪問先等一覧というのがございます。 ……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 まず、冒頭に鳩山総理にお聞きしたいと思います。 私は、今、全国比例の参議院でございまして、日本全国各地を回らさせていただいています。正直申し上げまして、政治と金の問題については非常に大きな批判がございまして、私が一番お聞きするのは、せっかく民主党に政権を替えてあげたのに全く自民党と変わらないではないかという批判をいただいております。実際に、NHKの最新の世論調査によりますと、内閣の支持率は三八%、不支持率は五〇%にも達している状況でございます。私は、ただ民主党の支持率が落ちているということのみならず、やはり政治の信頼が落ちているということが非常……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は、総務委員会の初めての質問でございますので、所信につきまして、投票率の向上やあとICT政策、地方自治、そして人事院勧告について御質問をさせていただきたいと思います。 まず、人事院の勧告でございますが、この人事院の勧告の基準、この数字がどのように出されているかについて議論をさせていただきたいと思います。 この人事院勧告の基準の数字、実は同じような調査を国税庁も行っておられると承知しておりますけれども、それぞれの人件費を含めたコストや、そしてその調査の内容等を簡潔に御説明いただけますでしょうか。よろしくお願いします。
○理事(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
昨日、那谷屋委員長は、委員長の辞任願を議長に提出され、その職務を理事の私に委託されました。よって、本日の委員会につきましては、私が委員長の職務を行います。よろしくお願いします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、梅村聡君及び吉田忠智君が委員を辞任され、その補欠として友近聡朗君及び又市征治君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、公務員制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。
去る十三日の本会議におきまして総務委員長に選任されました藤末健三でございます。
委員長といたしましては、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、那谷屋正義君が委員を辞任され、その補欠として平田健二君が選任されました。
また、本日、世耕弘成君が委員を辞任され、その補欠として西田昌司君が選任されました。
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、西田昌司君が委員を辞任され、その補欠として世耕弘成君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省自治行政局長久元喜造君外一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律案を議題といた……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、山崎力君が委員を辞任され、その補欠として山本一太君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
日本放送協会平成二十年度財産目録、貸借対照表、損益計算書、資本等変動計算書及びキャッシュ・フロー計算書並びにこれらに関する説明書外一件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省情報流通行政局長田中栄一君外一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十七日、山本一太君が委員を辞任され、その補欠として山崎力君が選任されました。
【次の発言】 東日本大震災に伴う地上デジタル放送に係る電波法の特例に関する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。片山総務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時十一分散会
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、藤川政人君が委員を辞任され、その補欠として石井浩郎君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
東日本大震災に伴う地上デジタル放送に係る電波法の特例に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣参事官藤井直樹君外三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、小西洋之君、友近聡朗君、石井浩郎君及び松下新平君が委員を辞任され、その補欠として安井美沙子君、横峯良郎君、藤川政人君及び金子原二郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に金子原二……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、安井美沙子君、横峯良郎君及び世耕弘成君が委員を辞任され、その補欠として小西洋之君、友近聡朗君及び若林健太君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための地方税法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、原子力安全委員会委員長班目春樹君外十名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、若林健太君及び渡辺猛之君が委員を辞任され、その補欠として世耕弘成君及び浜田和幸君が選任されました。
また、本日、吉川沙織君が委員を辞任され、その補欠として斎藤嘉隆君が選任されました。
【次の発言】 行政制度、公務員制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査を議題といたします。
地上デジタル放送への完全移行について、政府から説明を聴取いたします。片山総務大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、斎藤嘉隆君及び石川博崇君が委員を辞任され、その補欠として吉川沙織君及び秋野公造君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
東日本大震災における原子力発電所の事故による災害に対処するための避難住民に係る事務処理の特例及び住所移転者に係る措置に関する法律案外一案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省自治行政局長久元喜造君外四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日、秋野公造君が委員を辞任され、その補欠として石川博崇君が選任されました。
【次の発言】 この際、片山総務大臣から、去る四日の委員会における山崎力君の質疑に関し発言を求められておりますので、これを許します。片山総務大臣。
【次の発言】 委員長から一言申し上げます。
ただいま片山総務大臣から答弁の訂正がございましたが、先般の答弁により委員会の議事に無用な混乱を招いたことは誠に遺憾であります。
今後、より充実した審議ができますよう、政府におかれましては、質疑者の趣旨を十分に体し、適……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
東日本大震災に係る災害復旧及び災害からの復興のための臨時の交付金の交付に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、厚生労働大臣官房審議官金谷裕弘君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 東日本大震災に係る災害復旧及び災害からの復興のための臨時の交付金の交付に関する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、世耕弘成君が委員を辞任され、その補欠として岩井茂樹君が選任されました。
【次の発言】 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案を議題とし、質疑を行います。
別に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
【次の発言】 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。
これより採決に入ります。
地域の自主性及び自立性を高めるた……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十六日、岩井茂樹君が委員を辞任され、その補欠として世耕弘成君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一四三七号視覚障害者からテレビを遠ざけない地上デジタルテレビへの移行に関する請願外五件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第一四三七号視覚障害者からテレビを遠ざけない地上デジタルテレビへの移行に関する請願外二件は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとし、第一七八九号地域防災を担う住民の確保とその公的支援……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、石橋通宏君、小西洋之君、友近聡朗君、平田健二君及び魚住裕一郎君が委員を辞任され、その補欠として相原久美子君、江崎孝君、林久美子君、主濱了君及び木庭健太郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。
武内則男君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
理事の辞任及び委員……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、行政制度、公務員制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 行政制度、公務員制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査を議題といたします。
行政制度、地方行財政、消防行政、情報通信行政等の諸施策について川端総務大臣から、郵政改革について自見国務大臣から順次説明を聴取いたします。……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、公務員制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官岡本全勝君外六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 行政制度、公務員制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のうち、行政制度、地方行財政、消防行政、情報通信行政等の諸施策に関する件、郵政……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
本院議長西岡武夫君は、去る五日、逝去されました。誠に哀悼痛惜に堪えません。
ここに、皆様とともに謹んで黙祷をささげ、哀悼の意を表しまして、御冥福をお祈り申し上げたいと思います。
どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、公務員制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省行政管理局長戸塚誠君……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
平成二十三年度分の地方交付税の総額の特例等に関する法律等の一部を改正する法律案、東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律案、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための地方税法等の一部を改正する法律案、以上三案を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。川端総務大臣。
【次の発言】 この際、東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律案及び経済……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成二十三年度分の地方交付税の総額の特例等に関する法律等の一部を改正する法律案外二案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省自治行政局長久元喜造君外二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 平成二十三年度分の地方交付税の総額の特例等に関する法律等の一部を改正する法律案、東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、行田邦子君が委員を辞任され、その補欠としてはたともこ君が選任されました。
【次の発言】 地方税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。川端総務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後二時三分散会
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、はたともこ君及び江崎孝君が委員を辞任され、その補欠として行田邦子君及び平山誠君が選任されました。
【次の発言】 この際、福田総務大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。福田総務大臣政務官。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方税法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省自治財政局長椎川忍君外三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、平山誠君及び長谷川岳君が委員を辞任され、その補欠として江崎孝君及び藤川政人君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一四七号軽油引取税の免税措置恒久化実現に関する請願外六件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第一四七号軽油引取税の免税措置恒久化実現に関する請願外四件は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとし、第五四五号国家公務員給与の公正な水準確保に関する請願外一件は保留とすることに意見が一致い……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一月十八日、浜田和幸君が委員を辞任され、その補欠として森田高君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、行政制度、公務員制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
東日本大震災に対処するための平成二十三年度……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、行田邦子君が委員を辞任され、その補欠として安井美沙子君が選任されました。
【次の発言】 国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律案を議題といたします。
発議者衆議院議員稲見哲男君から趣旨説明を聴取いたします。稲見哲男君。
【次の発言】 この際、本案の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員坂本哲志君から説明を聴取いたします。坂本哲志君。
【次の発言】 以上で趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、安井美沙子君及び片山虎之助君が委員を辞任され、その補欠として行田邦子君及び宇都隆史君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、人事院事務総局給与局長尾西雅博君外四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二月二十九日、熊谷大君が委員を辞任され、その補欠として片山虎之助君が選任されました。
【次の発言】 行政制度、公務員制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査を議題といたします。
まず、行政制度、地方行財政、消防行政、情報通信行政等の基本施策について、川端総務大臣から所信を聴取いたします。川端総務大臣。
【次の発言】 以上で川端総務大臣の所信の聴取は終わりました。
川端総務大臣は御退席いただいて結構です。
次に、郵政改革の基本施策について、自見国務大臣から……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、公務員制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、人事院事務総局給与局長尾西雅博君外六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、公務員制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、相原久美子君が委員を辞任され、その補欠として徳永エリ君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府地域主権戦略室次長渡会修君外八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
去る二十一日、予算委員会から、本日一日間、平成二十四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、内閣所管のうち人事院、公害等調整委員会を除く総務省所管について審査の委嘱がありました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣参事官小山竜司君外十名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の両案を一括して議題とし、内閣総理大臣に対する質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 以上で内閣総理大臣に対する質疑は終了いたしました。
内閣総理大臣は御退席いただいて結構です。
他に御発言もないようですから、両案に対する質疑は終局したものと認めます。
これより両案について討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、はたともこ君及び石川博崇君が委員を辞任され、その補欠として行田邦子君及び山口那津男君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。
加賀谷健君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
この際、申し上げます。
自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会所属委員の出席が得られておりませんので、出席を要請したいと存じます。しばらくお待ちください。
速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会所属委員に対し出席を要請いたしましたが、出席を得ることができませんでしたので、やむを得ず議事を進めます。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、行田邦子君、岸宏一君及び山口那津男君が委員を辞任され、その補欠として外山斎君、熊谷大君及び石川博崇君が選任さ……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、外山斎君、熊谷大君、世耕弘成君及び石川博崇君が委員を辞任され、その補欠として行田邦子君、岸宏一君、岩井茂樹君及び谷合正明君が選任されました。
【次の発言】 郵政民営化法等の一部を改正する等の法律案及び郵政民営化の確実な推進のための日本郵政株式会社、郵便貯金銀行及び郵便保険会社の株式の処分の停止等に関する法律を廃止する等の法律案の両案を一括して議題といたします。
本日は、両案の審査のため、四名の参考人から御意見を伺います。
本日御出席いただいております参考人の方々を御紹介い……
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、宇都隆史君及び谷合正明君が委員を辞任され、その補欠として磯崎仁彦君及び石川博崇君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
郵政民営化法等の一部を改正する等の法律案外一案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣参事官奈良俊哉君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十六日、磯崎仁彦君が委員を辞任され、その補欠として世耕弘成君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、公務員制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省情報流通行政局長田中栄一君外四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(藤末健三君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
東日本大震災による被害を受けた合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律案外一案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務大臣官房地域力創造審議官門山泰明君外六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 東日本大震災による被害を受けた合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律案及び過疎地域自立促進特別措置法の……
○藤末健三君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 本日、私は、この災害対策につきまして大きく三つのポイントから御質問させていただきたいと考えております。一つはコンビナートの防災につきまして、そして二つ目にございますのは衛星を活用した防災、そして三つ目にございますのは地域コミュニティーの活用という形で質問させていただきたいと思います。 まず、コンビナートの防災についてでございますが、私自身のことを申し上げますと、私は仲間と一緒にコンビナート議連というのをつくっておりまして、コンビナートから選出される議員で集まって、いろいろコンビナートを強化しようという議論を続けておりました。 その中でご……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 本日は、災害対策基本法の改正、そして大規模災害からの復興に関する法律案について、御質問を申し上げたいと思います。 私、この二つの法案につきまして二つの観点から質疑をさせていただきたいと思っております。一つは直下型地震への対応というのはどうなっているかということ、そして二つ目になりますのは災害対策及び復興において情報システムをどう利用するかという、この二つについてお話をさせていただきたいと思っております。 まず、直下型地震への対応ということでございますが、東日本大震災のときに、私、今でも覚えていますのは、交通網が止まりまして、自宅が川崎に……
○藤末健三君 続きまして、藤末でございますが、質問させていただきます。 私、当初、平成二十四年度震災復興特別交付金一千二百十四億円、これについて御質問申し上げようと思いましたが、今、江崎委員から質問していただきましたので割愛させていただきたいと思います。また、地方交付税にはこの繰越金というのが毎回毎回付いておりますけれども、これもまた又市先生から多分御質問あると思いますので割愛させていただきたいと思います。 私は今日議論したいのは、この補正予算の中に過疎集落の自立支援というものがございまして、自治体を経由して地元産品の販売促進、高齢者などの安否確認などのコミュニティービジネスの振興などを支……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 本日、私は、NHKの経営につきまして二つのポイントでお話をさせていただきたいと思います。 一つは、このNHK、どのような使命があり、そしてどのようなあるべき姿があるか。英語で言うとミッションとビジョンと言うわけでございますが、そのNHKのミッションとビジョンを是非会長からお話をお聞きしたいと思います。 そして、二つ目にございますのは、やはりNHKが今まで果たした役割、一つはイノベーション、新しい技術をつくり、ハイビジョンであり、今回スーパーハイビジョン、またインターネットの対応をしていただいているわけですけれども、そのイノベーション……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 本日は、この三次枠付け・義務付け法案につきまして、地域主権の改革を進めるという観点から、二つの観点から御質問申し上げたいと思います。 一つは、今回、義務付け・枠付けということで地域に多くの自由度が提供されるわけでございますけれど、そのためにやはり基盤となる財源どうするかという話をまずさせていただきたいというのが一つ。そしてもう一つございますのは、今、少子高齢化が急激な勢いで進んでいるわけでございますが、基本的に公的な社会保障サービスの担い手というのは地方自治体でございます。その中で地方自治体がどのような役割を果たさなきゃいけないかというこ……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 私も先ほどの、登録はしていませんけれども、難波委員が指摘していました郵政の経営幹部人事についての自分の意見だけを述べさせていただきたいと思います。質問はさせていただきません。 私、新藤大臣に二つのことを申し上げたいと思っておりまして、一つは、先ほど難波委員からも指摘されたように、この六年間で四人目の新社長ということでございます。西室社長は東芝でも経営をされ、そして東京証券取引所でも経営をなされ、そして郵政民営化委員会の委員長をなされ、その御経歴はすばらしいものだと思いますので、もうその新藤大臣の御判断に何を申し上げることは全くございません……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 私は、この電波法、非常に重要な法だと思っておりまして、やはり電波、有限の資源ということが余り認識されていないんではないかと思っております。 皆様御存じのように、有線であれば、線であれば、線を増やせばどんどんどんどん通信の量は増えますけれども、電波はもう空間しかございません。この空間にどれだけの電波を使うか、有効に使うかというのは非常に大きな、限られた資源を割り当てるこの電波法の意義は大きいと思います。 私は、そのような観点から、二つのポイント、一つは、いかに電波を使ったイノベーションを進めるか。今、成長戦略の議論なんかがされているところ……
○藤末健三君 安倍総理におかれましては、日米首脳会談、本当に御苦労さまでございました。
私は今日は三つ、一つはTPP、そして憲法、そして最後にネット選挙運動の解禁について議論させていただきたいと思います。
まず初めに、日米首脳会談におけるTPPの議論の結果を伺いたいと思います。総理、お願いします。
【次の発言】 安倍総理に伺いますが、国内外の調整が相当厳しくなると思いますが、そのスケジュールとか手続について明確にお答えいただきたいと思います。お願いいたします。
【次の発言】 農業問題、非常に重要となると思いますので、もう本当に頑張って進めていただきたいと思います。
しかしながら、JA全中……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。
私は、TPPにつきまして、日米協議、今まで農業の話が出ましたので、郵政のかんぽ生命や貯金、そしてエクスプレスサービスについてお聞きしたいと思います。
まず、外務大臣にお聞きしたいんですが、日米のTPP交渉の協議において、かんぽ生命等の新規事業を抑制したと約束したこと、またEMS、エクスプレス・メール・サービスについてどのような約束をしたかというのをお教えください。
【次の発言】 外務大臣にお聞きしたいんですけど、一つは、ポスタルサービスの急送便と書いていますので、これは多分EMSしかないと思うんですよ。それは是非御確認いただきたいとい……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。 本日、私は、このNSC法案につきまして二つのポイントから御質問したいと思います。一つは、人間の安全保障という、ヒューマンセキュリティーという個人個人の人の安全をどう守っていくかという観点。そしてもう一つございますのは、余り議事録を見ていると議論されなかったんですが、情報システムにおける、サイバーにおけるセキュリティー、サイバーセキュリティー。この二つを議論させていただきたいと思っています。 まず、人間の安全保障でございますが、菅官房長官は、この参議院国家安全保障に関する特別委員会におきまして、日本版NSCは軍縮や核不拡散そして国際社会への情報発信な……
○藤末健三君 おはようございます。民主党の藤末健三でございます。 今回の総務委員会、この国会初めての開催でございますが、私のちょっと簡単な自己紹介を、メンバー替わっていますので、させていただきたいと思っております。 私、父が郵便局員でございまして、今回、郵政の話を中心に質問させていただこうと思っているんですが、国会に送り込んでいただいて九年間、ずっと郵政のことをさせていただいておりました。したがいまして、本日、郵政を中心に、あと情報通信、そして地方税制について御質問をさせていただきたいと思います。 まず一つございますのは、郵政の消費税増税への対応でございます。今、皆様のお手元に資料を配ら……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。 私、今回の法律、もう是非進めていただきたいと思っておりまして、特に日本再興戦略、六月十四日に閣議決定された中に、女性の採用、登用を公務員から率先して取り組むと書いてございます。 一番初めに民間にどうやって普及するかという話をしようと思っていたんですが、石上委員から話がございましたので省略させていただきまして、私が一つ問題にさせていただきたいのは、公務員の非正規職員をどう扱うかということでございます。 特に地方公務員の非正規職員、大体、正規の地方自治体の職員が二百八十万人、一方、非正規の職員が六十万人というふうになっています。大体二割が非正規。その……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 私は、本日は予算も兼ねまして、昨年末に行きました、北海道の視察を理事会メンバーで伺いましたし、また、自分自身も十二月に沖縄を回ってまいりましたので、現場の声をいただいた中から御質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、北海道の話をさせていただきたいと思いますが、一つ私が現場で御指摘いただきましたのは、是非とも北方四島に残された先祖のお墓を何とかできないかと。 聞いてみますと、先祖のお墓を残して追われてきたと。そして、実際に何が起きたかと申しますと、そこに入ってきたロシア人の方々が、石が足りませんので墓石を例えばいろんな建物の基礎……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 昨日に引き続きまして今日も御質問させていただくわけでございますが、昨日は沖縄と北方の産業振興、そして領土問題に対する情報の発信ということについて話をさせていただきましたので、今日は特にこの北方問題、そして沖縄の問題、やはり大戦の、戦争の傷痕、そしてまた平和への祈念というものにすごく関係が深いものでございますので、その平和という問題から、観点から御質問をさせていただきたいと思います。 私、沖縄に伺うたびに平和の関係の施設へ伺っているわけでございますけれども、昨年も沖縄県の平和祈念資料館、あと、ひめゆり平和祈念資料館などに伺いました。やはりこ……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 私は、先ほど島尻委員そして尾立委員から話がございました離島のユニバーサルサービスについて、中心に御質問申し上げたいと思います。 まず、その離島の問題でございますけれども、離島におけるユニバーサルサービスの現状、先ほど島尻委員からは医療の問題がございましたし、教育の問題、通信の問題、そして郵便や金融といったユニバーサルサービスがどうなっているかということが調査できているかどうかと同時に、離島の人口の推移、特に、私もデータは持ってございますけれども、高齢者の比率がどれだけ増えているかということについて教えていただけませんでしょうか。お願い……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は二つのこと、この知財関係の三つの協定とともに核兵器の廃絶について御質問させていただきたいと思います。 まず初めに、この三つの知財に関する協定についての質問でございますが、私は、今民主党の知財議連の事務局長をさせていただいておりまして、ずっと知財政策させていただいておりましたが、今回この国会におきまして特許庁におかれましては四つの法案を通して出してもらい、また、かつ今回この三つの協定を進めてもらったということに対しまして、非常に敬意を表させていただきたいと思います。 まず、この意匠関係の協定につきまして御質問させていただきたいと思います。……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 私は、地方の行政につきましては先週の本会議で質疑をさせていただきましたので、本日は、郵政と、そして情報通信政策と、そして人事院の人事政策について質問をさせていただきたいと思います。 まず、郵政につきましては、一つございますのは、今アジアが非常にどんどんどんどん経済が発展する中、昨年、新藤大臣中心に、ミャンマーとの郵便の社会システムインフラの取組に契約をしていただき、これがどんどん進んでくるものと思われます。 ただ、一方、ミャンマーのみならず、私思いますのは、私、総務副大臣、郵政担当副大臣のときにフィリピンに伺いました。フィリピンの中……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 まず冒頭に、高木衆議院総務委員長の、また森山総務委員長代理、そして宮下総務委員長代理の御苦労、そして関係された方々の御苦労に敬意を表させていただきたいと思います。 私は、今日御質問させていただきますのは、大きなポイントは一点ございます。先ほど委員長が読まれました提案理由説明の中にもございますように、日本の全体の人口が今後ますます減少する局面に入ることが見込まれる中で、国の在り方とともに過疎地域の在り方を中長期的に展望し、対策を総合的かつ抜本的に検討していく必要がありますということがございまして、私もまさしくそう考えております。 特に……
○藤末健三君 おはようございます。民主党の藤末健三でございます。 本日は、電波法改正について御質問をさせていただきたいと思いますが、大きな論点は何かと申しますと、やはり一番私の関心は、携帯電話、電波を利用する携帯電話の料金、果たして今のままでいいかどうかということを中心に議論をさせていただきたいと思います。 まず一つ目にございますのは、今総務省の方で携帯利用料金の他国との比較をやっておられますけれども、何か見ているとすごく非常に日本の携帯電話は安いようなイメージを受けるようなデータを公開いただいております。ただ、自分自身がよく海外に伺いますと、相手の国の、例えば韓国にしろ、中国にしろ、アメ……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 私は、今日、三つの点、一つは、郵政の株式上場、四月十四日に財政審が動き出しましたが、それにつきまして一つ。そして二つ目に、ゴールデンウイークにアメリカのUSPS、アメリカ郵政公社に行っていろいろ経営の戦略の話を聞きましたので、それについて。そして最後に、実名を挙げますとグーグルという検索サーチ会社、またかつプロバイダーもやっている会社につきましてどのように考えるかという三点につきまして御質問を申し上げたいと思います。 まず初めの郵政の株式上場につきましては、四月の十四日、政府は日本郵政の株式上場に向けました本格的な議論をスタートしておりま……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。 この度の地方自治法の改正につきまして、私は大きな柱、一つは指定都市制度の見直し、そして中核市制度と特例市制度の統合、そして三つ目に新たな広域連合の制度の創設、三つの柱につきまして具体的なその運用がどのようなイメージとなるかということについて御質問申し上げたいと思います。 非常に細かいところまで質問をさせていただきますし、数が多いので、是非、答弁には御協力をいただきまして、時間内に終わるようにしていただきたいと思います。 まず、今回の法改正の総論というものでございますけれども、今般の地方自治法の改正案におきましては、先ほど申し上げました指定都市、総……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。本日は、郵政について集中的に一般質疑させていただきたいと思います。 この郵政の問題につきましては、大きく二つの問題があると考えております。一つがユニバーサルサービスという問題でございまして、前回の郵政民営化法の改正におきまして、郵便のみならず金融についてもユニバーサルサービスを課すということになりました。と同時に、地域への貢献そして公益性の発揮ということにつきまして政府が支援するということを改正法で決めたという状況にございます。また同時に、この地域性そして公益性の発揮ということにつきましては、ユニバーサルサービスのみならず、地域の方々への貢献という……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 私は、行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、この第七十五条におきます出入国管理及び難民認定法の改正を中心に御質問させていただきたいと思います。 この改正点につきましては、一昨日の参考人質疑におきましても、日弁連の斎藤浩参考人から、難民認定制度への影響が懸念されるという話をいただきましたが、まず初めに、今般の行政不服審査法本体の改正法案の三十一条一項では、不服申立人等の口頭意見陳述権を保障した上で、同項ただし書において、当該申立人の所在その他の事情により当該意見を述べる機会を与えることが困難であると認められる場合のみをその口頭……
○藤末健三君 どうもありがとうございます、委員長。 私、民主党の藤末健三でございます。 私は、外務省とJICAの方にお聞きしたいんですが、今回のこの一班の大野さんの報告にありますように、私も、やっぱり海外を伺う中で、日本のこのODAの大きな旗印、何かまだ明確じゃないなと思っております。そういう中で、ここにございますように、人間の安全保障ということを我が国は小渕内閣時代に唱え、ずっと続けてきたわけでございますが、この人間の安全保障というものをより一層高めていく必要、そしてまた出していく必要があるんではないかなということを考えております。 特に、この人間の安全保障という概念は、日本国憲法前文……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は、私は、地域経済そして情報通信、そして郵政について御質問させていただきたいと思います。 まず、冒頭に地域経済について御質問させていただきたいと思いますが、今アベノミクス、非常に私は危機的な状況じゃないかと思っております。第一の矢、第二の矢と来まして第三の矢、この経済を改革するということにつきましては大きな課題があるのではないかと。実際に海外の記事を見ますと、第三の矢は第三のニードルと書いている、もう矢ではなくて針だと書いてございます。実際に、私は全国比例区でございますので地域を回りますと、やはり若い方々が雇用がないという問題、そして物価が……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。 私は、この一般質疑、非常に重要なものと思いますが、NHKの問題を冒頭にさせていただきたいと思います。 皆さんのお手元に今資料を配らさせていただいておりますけれど、二枚目を御覧ください。 これは、百田委員とおぼしき方が書かれたツイッターでございまして、御覧になっていただきますと、上の方から、土井たか子先生が亡くなられたときのツイッターもございますし、何と自民党の望月環境大臣についても書かれておられますし、我が党につきましては民主党の枝野と名指しで書いておられます。 これにつきまして今までいろんな議論があったわけでございますが、この一番目にございま……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。 本日は、本当に委員長を始め、この委員会の皆様に、この刑罰も含む法律について質疑がきちんとできることは、良識の府である参議院にとって非常に喜ばしいことだと思います。皆様の御協力に感謝申し上げたいと思います。 私は、まず、この法律案につきまして総務省にお聞きしたいと思います。 今回、インターネット上の私生活の平穏の侵害を行うような情報の流通に関しましていろんな対策が立てられるわけでございますが、同時に、このようなリベンジポルノと言われるもの以外に、例えば若い方々がアルバイト先でアイスクリームの冷蔵庫に入った映像を流したり、様々な不用意な情報を流してい……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は、石破大臣並びに高市大臣に対しまして、五つのポイントから御質問申し上げたいと思います。 まずは、全体的な議論として、地方経済をどう考えるか、そして、この法律の枠組み、全体としてどうかと。特にこの法律の裏にある哲学的なものを是非お聞きしたいのが一つ。 そして、二つ目にございますのは、総合戦略というのがこの法律の目玉という話は聞いておりますけれども、もう既に幾つかの地方自治体は自分たちで長期プランであり戦略を作っていると、それとの関係はどうかということと、もう一つは、国が主導して戦略を作ることの是非はどうかということを是非議論したいと思いま……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は、本当に貴重なお話とお時間をいただきましてありがとうございます。 私、大きく二つの御質問を申し上げたいと思っております。 一つは、岸公述人にお聞きしたいことがございまして、それは何かと申しますと、今、我々が国会で議論しています地域創生の法律の中に、これはいろいろな議論をしたんですが、総合戦略というものを作ろうという話になっているんですね。この総合戦略は何かというと、国で大きな枠組みをつくり、そしていろんな基準をつくる、ゴールをつくると、そのゴールについてPDCA、評価を回していきましょうという話なんですが、私は二つ問題があるんではないか……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 本日、私は、この安保法制が違憲であることを、大きく二つの点で指摘させていただこうと準備しました。 一つは、弾薬武器の提供、戦闘地域に発進する航空機への給油などを行う、これはもう他国の武力行使との一体化とみなされるものではないかというのが一つ。そしてもう一つは、ホルムズ海峡における機雷の掃海、これは海外での武力行使の許容範囲を超えていて違憲ではないかと。この二点を御質問したいと思って用意しております。 そして、特にこの武力行使との一体化という点につきましては、実は午前中にこの武器の輸送ということにつきまして、核兵器も輸送できるという、……
○藤末健三君 いや、中谷大臣、本当に余り失礼なことは申し上げたくないんですけれど、私、横で聞いていて、十分オーバーしているんですよ、時間が。百回以上の中断ということになっておりまして、是非私の質問には簡潔にお答えいただきたいということをお願いしたいと思います。 私、この安全保障法制につきまして、まずちょっと自分の所見を述べたいと思います。 我が国は、七十年間、平和をずっと維持してきました。この平和というのは非常に重要でございまして、七十年間、戦争で日本人、同胞の命を失わず、そして七十年間、戦争で他国の人の命を奪っていないという不殺生の平和を守ってきたわけでございます。 私は、このような平……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は、薬師寺先生、長先生、講演をありがとうございました。 私は、一つお二人に御質問申し上げたいのは、今回のこの政府開発援助の大綱、ODA大綱から開発協力大綱と名前が変わったのは非常に大きなステップだと思います。そしてまた、私は、この人間の安全保障という言葉、概念がこの大きな柱になったことも非常に喜ばしいと思っております。私は人間の安全保障議員連盟のメンバーでございまして、ずっとこれの活動をさせていただいております。 私は、お二人に御質問申し上げたいのは、この人間の安全保障という概念、ちょっと御説明申し上げますと、一九九四年に国連の開発計画の……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 本日は、ODA政策につきまして、私は三つの観点から御質問申し上げたいと思います。 一つは、国連が一九九四年につくりました人間の安全保障という概念でございます。この人間の安全保障という概念は、国家が武力をもって均衡をつくり、そして安全保障、平和をつくるという概念と相互依存といいますか、補完的な関係にございまして、一人一人の人間が生活や、そして経済、そして尊厳を持って平和に暮らすことによってこの平和を維持しようという発想でございまして、私はこの人間の安全保障、私たち日本のODAの基本的に一番重要な概念ではないかと思っております。 そして……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございますが、本日、参考人の皆様には、貴重なレクチャーと申しますか、講義をありがとうございました。 私、高井参考人には誠に申し訳ないんですが、稲場参考人と佐崎参考人にちょっと御質問がございます。 一つは、稲場参考人は今日いろいろSDGsの話もいただきましたが、私、稲場参考人がいろんな書かれたのを、書類を読まさせていただきますと、市民外交についてお書きになられておられます。私自身、市民外交的なものにはいろいろ関与させていただいておりまして、例えば、子供たちが自分たちが持っている文具とか、あとはスポーツ用品とかおもちゃなんかを自分たちで袋に詰めてガザ地区な……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 本日、地方交付税法の一部を改正する法律案に伴いまして、この交付税の問題、そして地方の活性化、そして補正予算等について御質問申し上げたいと思います。 まず初めに御質問申し上げたいのは、地域経済の活性化の全体論でございます。 今日もニュースで話題になりましたが、介護報酬の全体予算の引下げというのがございまして、一方で介護士の方々の給与は条件付で月額一万二千円上げるという話がございます。しかしながら、この話は非常に大きな問題がございまして、実際、私、全国比例区でございまして、地方に伺いますと、まず一つは、介護士の方々のなり手がいないという……
○藤末健三君 当委員会が行いました委員派遣につきまして、その概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、谷合正明委員長、島田三郎理事、堂故茂理事、藤川政人理事、横山信一理事、井原巧委員、石井正弘委員、柘植芳文委員、石上俊雄委員、難波奨二委員、片山虎之助委員、寺田典城委員、吉良よし子委員、主濱了委員及び私、藤末健三の十五名であり、去る二月二十三日及び二十四日の両日、岡山県及び愛知県における行財政状況、情報通信及び郵政事業等に関する実情調査を行いました。 一日目は、まず、岡山県倉敷市において、倉敷みらい公園及び倉敷美観地区を視察しました。 倉敷みらい公園は、JR倉敷駅北口の倉敷チボリ公園の跡地約……
○藤末健三君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、維新の党、無所属クラブ、社会民主党・護憲連合及び生活の党と山本太郎となかまたちの各派共同提案による自立的かつ持続可能な財政運営を可能とする地方税財政制度の構築及び東日本大震災への対応に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 自立的かつ持続可能な財政運営を可能とする地方税財政制度の構築及び東日本大震災への対応に関する決議(案) 国・地方を通じた厳しい財政状況の下、特に財政力の弱い地方公共団体においては、厳しい財政運営を強いられている状況を踏まえ、政府は、個性豊かで活力に満ちた分権型社会にふさわしい自立的かつ持……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 時間が、いろいろ問題がございますので、端的にお答えいただきたいと思います。 先ほどの林議員からございました籾井会長のハイヤーの私的利用の問題でございますけれども、上田監査委員にお聞きしたいんですが、私、三つ問題があると思っているんですよ。 一つは、この内容が本当に十分かどうかという話。それは先ほど林委員からもありましたけれども、私はちょっと後で御質問しますが、まだ問題点があるんじゃないかと。 そして、もう一つあるのは、結果としてこれ、何かすごく範囲が小さい議論で終わっているような気がするんですよね。ガバナンス、関係者はコンプライアンス……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。
今日、高テレ法の議論でございますけれども、ちょっといろいろスキャンダルみたいな話を余り国会ですることは、私は好きでもないし、ふさわしくないとは思いますが、ですが、ちょっと高市大臣に一番初めに、冒頭にお聞きしたいのは、昨日付けで週刊ポストに出た記事がございまして、これは前の総務委員会でいろいろ大臣に御説明いただいた内容に対するまた反駁みたいな形になっております、内容を見ますと。これについて、大臣の方からちょっと事実関係について御説明いただければと思います。お願いいたします。
【次の発言】 明確におっしゃっていただきまして、この雑誌に載った……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 先ほどの尾立議員に引き続きまして、NHKの籾井会長に御質問させていただきたいと思います。 先ほど尾立委員の方からハイヤー問題の話が出ましたけど、私、手元に雑誌の記事がございます。具体名を挙げますと、サンデー毎日の五月の十日号というのがございまして、これちょっとゴールデンウイークに出たものでございますが、これを読まさせていただきますと、今まで説明があったものと実は違う内容が幾つかあるんですよ。実はあります。だから、これについて今突然ここでお聞きするのもまたいろいろとそごが生じると思いますので聞きませんが、あしたぐらいにきちんと内容を確認……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。
冒頭に申し上げたいんですけれども、委員長に提案したいんですけれども、これは、例えば今、難波議員が、本来、電気通信事業法という本当に大改正の法律を審議しなきゃいけないところが、全ての時間をNHKに使っちゃったわけですよ。是非、一般質疑でNHKを集中的に議論することを私はここで提案させていただきます。委員長にお願いします。
【次の発言】 それで、先ほどの難波委員の話の続きをさせていただきたいと思うんですが、総務大臣のこの厳重注意というものを受け取らなかったということなんですけれども、井上理事は、大臣室に来てくださいという連絡が来たわけでしょう、……
○藤末健三君 私も、先ほどの林委員の議論を続けさせていただきたいと思います。 四月二十八日の経営委員会におきまして、林委員からもございましたけれど、籾井会長に対して厳重注意という話がございました。それに対しては、籾井会長が異論を唱えたことが議事録からうかがえるわけでございますが、最終的に、この議事録を見ますと、会長に対する厳重注意は経営委員会の総意です、これ以上は議論いたしませんと、経営委員長の発言で議論が打ち切られております。 これは浜田経営委員長にお聞きしたいんですけど、これは議論が出尽くしたからやめたのか、それともこれ以上議論しても無駄というふうに思ったからやめたのか。そしてまた、議……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 本日は、株式会社海外通信・放送・郵便事業支援機構法案につきまして御質問申し上げたいと思います。 まず一番初めに、高市大臣に、五月二十六日、つい先日来日しましたミャンマー連邦共和国のミャッ・ヘイン通信・情報技術大臣と会合されまして、昨年四月に締結した日本とミャンマーとの間の郵便分野における覚書に基づく協力の成果を同大臣に伝えられるとともに、この覚書を更新されました。引き続き、この郵便インフラシステムの海外展開を推進することを期待しますけれども、具体的にどのような組織で、人員でこの郵便インフラシステムの海外展開を取り組んでいかれるのか、ま……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。
先ほどの野田委員に続きまして、ちょっとNHKの籾井会長及び板野専務理事にお聞きしたいと思います。
先週、「クローズアップ現代」の再発防止策が発表されましたけど、その期待される効果、そして評価はどんなものがあるかということをちょっと教えていただけませんでしょうか。お願いいたします。
【次の発言】 総務省の評価はいかがですか、その調査報告に対する。お願いいたします。
【次の発言】 籾井会長、今の大臣の発言を受けられて、いかがでしょうか。
【次の発言】 是非、NHKの信頼、私は正直落ちていると思いますので、総務省及びNHKの皆様の御健闘を祈念さ……
○藤末健三君 私は、ただいま可決されました郵便法及び民間事業者による信書の送達に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、維新の党、無所属クラブ、社会民主党・護憲連合及び生活の党と山本太郎となかまたちの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 郵便法及び民間事業者による信書の送達に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の事項についてその実現に努めるべきである。 一、郵政民営化法の規定に基づき、日本郵政株式会社及び日本郵便株式会社がユニバーサルサービスとして、郵便の役務……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 私は、平成二十五年十二月十八日の天皇陛下の記者会見におけるNHKの報道について質疑をさせていただきたいと思います。 先ほど山本委員から、NHKスペシャルの放送番組内容についての質疑がございました。私自身、放送番組編集の自由というものは非常に重要であるということを認識させていただいておりますが、この天皇陛下の記者会見の報道につきましては、実は衆参両院における議論、全部調べましたけれども、一切まだ質疑はされておりません。したがいまして、その番組の中身というよりも、事実関係がどうあったかということを今後に残したく、質疑をさせていただきたいと……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 先ほど、自民党の経済産業省の先輩であり元大阪府知事の太田房江委員から大阪を中心とした御質問をいただきましたので、私はちょっとマクロ的な議論をさせていただきたいと思います。 ただ、今日は地域再生の議論でございますので、余りユニバーサルサービスの話は申し上げない予定でございましたけれど、先ほど太田委員からガソリンスタンドの話がございました。 実際に、私、全国比例区でございますので、地域を回りますと、市町村でもガソリンスタンドがないところがどんどん増えているんですね。実際にお父さん、お母さんとお話ししていますと、もう七十歳超えた方が、ガソ……
○藤末健三君 民進党の藤末健三でございます。 私は、沖縄北方担当の次の内閣の大臣をさせていただいたこともございまして、沖縄、北海道にはよく伺いましたが、今日は沖縄の問題について伺いたいと思います。 実は、一月に沖縄に伺いまして、離島も含めいろいろ訪問させていただき、そのときに大きな、いろんな方からお声をいただきました。それについてはもう島尻大臣の方にお伝えさせていただき、いろんな対応をしていただいたことについて感謝を申し上げたいと思います。 私は、大きく三つ、一つは教育と子育ての件、そして二つ目にやはり沖縄の経済や産業の問題、そして三つ目に平和の問題についてお話をさせていただきたいと思い……
○藤末健三君 どうもおはようございます。民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 私は、今日、郵政の問題と、そして情報通信技術、ICT、そして地方自治の財政の話をさせていただきたいと思います。 冒頭に、郵政の話につきましては、昨日でございますが、三月九日に郵政民営化委員会が、金融庁、そして総務省から出された意見について、改定することが適当であるという回答をいただいております。したがいまして、それによりまして、預入限度額のうち、通常貯金、定額貯金及び定期貯金等の合計額を一千万円から一千三百万円に上げると。また、保険金額の限度額に関しまして、限度額を算定する際の郵便保険会社を保険者とする限度額……
○藤末健三君 民進党・新緑風会の藤末でございます。 私は、今日は地域経済のお話と情報通信、情報についてしゃべろうと思いますが、先ほど島田委員からもお話ございましたけれども、やはり郵便のユニバーサルサービス、これは地方にとっても重要なことでございますので、是非、大臣におかれましてはきちんと、経営者も交代した状況でございますので、見ていただきたいと思っております。 私の方、先ほど申し上げましたように、地方経済と情報通信ということで御質問申し上げますが、一つ大臣に一番初めにお聞きしたいのは、選挙制度についてお聞きしたいと思います。 今、定数の格差是正ということでございまして、どんどんどんどん地……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 私は、笑顔あふれる社会の実現を掲げ政治活動をさせていただき、このために党派を超えた多くの国会議員の仲間と連携しながら、笑顔で暮らせる平和な社会、笑顔で働ける職場、笑顔で学べる教育という三つの政策目標を掲げさせていただいております。 二〇〇九年に政権を取らせていただきまして、七割の雇用を支えます中小企業の支援政策や、また、父親だけで子供を育てている父子家庭への支援、自然エネルギーの買取りの義務化、高校の授業料無償化、そして奨学金制度の二割拡充などを実現してまいりました。しかしながら、現実には、笑顔あふれる社会にはなかなか近づけない状況で……
○藤末健三君 民進党・新緑風会の藤末健三でございます。 冒頭に、安倍総理におかれましては、外国の首脳で初めてとなるトランプ次期大統領との会談、そしてAPECの参加、TPP首脳会談、そして数多くの二国間の首脳会談、本当に御苦労さまでございました。敬意を表させていただきたいと思います。 ただ、私は、このTPPに関しましては、安倍総理は二つの大きな過ちを犯していると思います。一つは、やはりこの大統領選挙でヒラリー・クリントン候補が勝つであろうということで一点張りをしたこと。そして、もう一つありますのは、今までの議論で分かりますように、TPPという多国間の経済連携協定に懸けていた。二国間の協定より……
○藤末健三君 民進党・新緑風会の藤末健三です。 私は、まず冒頭に、今緊急な対策が必要な鳥インフルエンザの問題について御質問させていただきます。 十一月の二十八日に鳥インフルエンザが養鶏場などで発見され、総理は包括的な対処の指示を出していただいたわけでございますけれど、今朝の六時に確認いたしましたところ、青森では殺処分が終わり、そして関川村では五五%の殺処分が終わり、そして上越市では夜の一時から殺処分が始まったということでございます。 しかしながら、まだまだ完全終息という状況ではないような状況でございまして、是非、養鶏事業者の方々の心配を思いますと、我々も非常に胸が痛むわけでございます。私……
○藤末健三君 皆さん、おはようございます。民進党の藤末健三でございます。もう大分何か眠くなるような御答弁いただきましたので、元気を出してさせていただきたいと思います。 私も、今日は日銀さんに来ていただいて国債の問題を議論させていただこうと思ったんですが、非常に今ちょっと後ろ向きな雰囲気でございますので、今日は前向きに、一つはフィンテック、金融技術の議論、そしてまた、日本で最大、また世界でも最大の資金量を誇りますゆうちょ銀行、郵政グループ、当然これはもう日本の中で金融のユニバーサルサービスの義務を背負っておりますので、そういう郵政グループがどのような将来展開をするか、そういう前向きな話を議論さ……
○藤末健三君 おはようございます。民進党の藤末健三でございます。 本日は、本当に二日前に登壇しろという指示をいただきまして登壇させていただくわけでございますが、本日、この国の大きな役割であります社会保障や教育、子育てを支えます消費税の議論をさせていただくことは非常に有り難いことだと思っております。精いっぱい私の考えも述べさせていただき、麻生大臣、そして黒田総裁のお考えも伺いたいと思います。 私は、基本的に今回の消費税の増税の先送りは反対しております、自分の考えとして。安倍総理は、本年五月の伊勢志摩サミットを受けまして、二〇一七年四月から予定されていました消費税増税を二年半後の二〇一九年十月……
○藤末健三君 おはようございます。 本日は、金融資本市場をめぐる情勢の変化に対応して金融機能の安定を確保するための金融機能強化のための特別措置法案について御質問申し上げます。 まず冒頭に、麻生金融担当大臣に御質問をさせていただきます。 今回の法律案は、八月に閣議決定されました未来への投資を実現する経済対策において盛り込まれましたリスクへの対応のための施策の一つでございます。確かに、イギリスのEUからの離脱やアメリカの大統領選挙の結果などを見ますと、今後の世界の政治経済、その日本に与える影響は読みづらいものがあると思います。しかしながら、かつて世界金融危機や欧州の債務危機、また東日本大震災……
○藤末健三君 民進党・新緑風会の藤末健三でございます。 本日は、この宇宙活動二法、質問させていただきまして本当にありがとうございます。私は、平成二十年、二〇〇八年に自公民超党派でできましたこの宇宙基本法を作るときに相当関与させていただきまして、自分なりに条文を書いたりさせていただきました。そして、やっとここでまたこの宇宙活動二法ができることを本当にうれしく思っております。 特に私がこだわりましたのは、前の宇宙の開発は研究開発にすごく偏っていたものを、利用という観点、産業化という観点を強く押し出させていただきました。当時は、やはり文部科学省が中心に研究開発としての宇宙だったものに産業競争力と……
○藤末健三君 おはようございます。民進党・新緑風会の藤末健三でございます。今日は、財政金融委員会に所属しておりますが、差し替えで伺いました。 私も、中野委員から先ほどお話がございました、昨年の十二月、全会派一致で、それもこの参議院先議で成立しました建設工事従事者の安全及び健康の確保の推進に関する法律、これについて御質問をさせていただきたいと思います。 この法律ができますのは、参議院において先議で議論し、増子委員長におかれては衆議院での説明など本当に有り難かったと思います。私の方は、増子委員長の下にこの法律、民進党の方で担当させていただきましたので、細かいところをいろいろ議論させていただきた……
○藤末健三君 民進党・新緑風会の藤末でございます。よろしくお願いいたします。 まず冒頭に、本当に麻生財務大臣におかれましては、G20、御苦労さまでございました。私もできましたコミュニケを拝見させていただいたんですが、日本の新聞には一部のことしか書いてございませんが、いろんな新しい要素が書き込まれていると私は思っております。そのことは後ほど御質問申し上げますが、まず冒頭に森友学園の国有地の売却の問題について質問をさせていただきます。 本件は財務省が大きく関係しておりまして、やはり手続における特例に次ぐ特例みたいな形の手続、そしてまた、事案が終了していないにもかかわらずこの文書を廃棄処理してい……
○藤末健三君 私、民進党・新緑風会の藤末健三でございます。 本日は、関税定率法等の一部を改正する法律案について御質問申し上げます。 私は、やはりこの関税というのは非常に我が国にとって重要なものだと考えます。よく日本はもう貿易立国ではないと言う人もございます。実際に、GDPに占める輸出の割合、今一六%程度に落ちておりますので、貿易が日本を支えているんじゃないと言う方もおられますが、一方で、二〇一五年のデータを見ますと、石油や鉱物性燃料の輸入、十八兆二千億円ございます。また、食料の輸入は七兆円、カロリーベースでは四割の自給しかない状況、そしてまた、医薬品の輸入が増えていまして、今、二兆九千億円……
○藤末健三君 おはようございます。 民進党・新緑風会の藤末健三でございます。 私は、本日、一般質疑の機会をいただきましたので、金融政策について、そしてフィンテック、三つ目にフィンテックの大きな担い手である郵政につきまして質問をさせていただきたいと思っております。ただ、一番冒頭に森友学園、あと加計学園の問題について質問をさせていただきます。 森友学園につきましては、大阪地検特捜部が、豊中市議会の木村議員らが行っています、不当に土地を安く売って国に損害を与えたということで提出していました財務省近畿財務局の職員に対する背任容疑の告発状を大阪の地検の特捜部が受理している状況になっております。また……
○藤末健三君 民進党・新緑風会の藤末健三でございます。 今日は金商法の改正案の審議でございますが、まず冒頭に、学校法人森友学園への国有地の格安売却問題について質問させていただきたいと思います。面会記録の破棄に係る判断の妥当性ということでございます。 平成二十九年四月二十五日の財政金融委員会で事案の資料に関する会計検査院の答弁があったわけでございますが、この森友学園の契約は十年間の分割払でございまして、さらに支払が遅延した場合の延納の規定も含まれているわけでございます。 この事案の終了時期は、契約成立時ではなく、売買契約の代金が完済された時点とすべきではないかと考えますが、財務省佐川理財局……
○藤末健三君 おはようございます。民進党・新緑風会の藤末でございます。 私は政治家として一つの目標がございまして、我が国の経済、産業のイノベーションとグローバリゼーションを進めたいというのがございます。そういう意味におきまして、本日このフィンテック、麻生大臣がおっしゃいますように、金融監督庁から金融育成庁に変えるという、その大きな大きな私は一歩だと思っておりまして、その法案について質疑をさせていただくことについて関係者の方々に感謝を申し上げたいと思います。 また、今日はちょっと質問数がすごく多うございますので、政府参考人の方々は限りなく短く、的確に答弁をいただきたいと思います。 ただ、ま……
○藤末健三君 民進党・新緑風会の藤末健三でございます。 私、本日、短い時間をいただきましたので、ポリオ、小児麻痺の世界からの根絶について御質問をさせていただきたいと思います。 私は今、超党派のポリオ根絶議員連盟の事務局長をさせていただいていまして、今日、ODA委員会のメンバーにも何人か参加していただいているんですけれど、今、日本がイニシアティブを持ってこのポリオ、小児麻痺を世界からなくしていこうという動きを加速させていただいています。 日本は、我が国はもう三十年近くこのポリオを世界からなくす取組をさせていただいていまして、一九八八年には百二十五か国に約三十五万人の感染者がいたというように……
○藤末健三君 おはようございます。民進党・新緑風会の藤末健三でございます。 私も自見さんと同じように、ほかの委員会、財政金融委員会でございますが、今日は出張してまいりました。 昨年は宇宙活動法案もこちらの方で議論させていただき、今日は次世代医療基盤法案を審議させていただくわけでございますが、私は政治家として、イノベーションで笑顔で働ける仕事をつくるというのがモットーでございまして、この次世代医療基盤法案、非常に大きなインパクトがあると思っております。なぜかと申しますと、今、日本の薬品、また医療機器の産業、非常に世界的には後退している状況でございます。 余り知られていないかもしれませんけれ……
○委員以外の議員(藤末健三君) 矢田わか子委員の御質問にお答えいたします。 本法律案第二項において検討すべきこととしておりますのは、法第四章の規定による認定区域計画に基づく事業に対する規制の特例措置等の存続の必要性を含め、産業の国際協力の強化及び国際的な経済活動拠点の形成に真に資するものであるかどうかとの観点から抜本的な見直しを行うということにしております。その内容としては、国家戦略特別区域法の廃止を排除するものではございません。 したがいまして、検討の結果、国家戦略特別区域法そのものが廃止されることはあり得ます。ただし、必ず廃止されるという前提に立っているものではなく、あくまでも抜本的な……
○藤末健三君 先ほどの森友学園の問題、土地の売買の問題はまた引き続きやらさせていただきたいと思っております。
私は、今、文部科学省の天下りの問題について、予算に関連して質問させていただきたいと思います。
この文部科学省の天下り問題、送られた人、送った人、そして受け入れた側がありますけれど、それぞれについての罰則について、文部科学省、説明いただけますでしょうか。
【次の発言】 もう少し分かりやすく説明いただきたいんですけど、OBの方が行ったときに罰則があるか、そして職員の罰則はどうなっているか、受入れ側罰則があるかどうか、端的に御説明いただけますでしょうか。
○藤末健三君 おはようございます。昨晩に引き続きまして、質問をさせていただきます。
まず冒頭に、共謀罪について御質問申し上げます。
今朝の朝日新聞、東京新聞に共謀罪の全文が掲載されましたが、まず、これは本物でしょうか。もし本物だとすると、閣議決定前に報道に全文が出るのはどういうことかということをお答えください。
【次の発言】 金田法務大臣は、今まで国会において共謀罪について問われますと、検討中である、詳細は決まっていないと答えておられますが、報道に出たということは全文がもう決まっているんではないですか。もう一度見解をお聞かせください。
○藤末健三君 私は、国の土地のこの販売による歳入予算の問題と農業政策について御質問を申し上げます。
先ほどの白委員の続きでございますけれど、まずお聞きしたいのは、この森友学園の土地の産廃処理、九・九メートルまで、このくいの部分ですけれど、産廃があったということを確認したということですが、どうやって確認したか教えてください。
【次の発言】 これは掘ってチェックはしているんですか。
【次の発言】 三・八メートルまでは外部に委託してチェックしたんですよね。
【次の発言】 そのときに第三者にこの廃棄物の含有量なども委託調査したんですよね。
【次の発言】 済みません、これ起案はされましたか、産廃撤去費……
○藤末健三君 私は、民進党・新緑風会を代表して、ただいま議題になりました平成二十九年度予算三案に対して、反対の立場から討論を行います。 昨年六月の消費税率引上げ延期表明から九か月、昨年秋の経済対策を盛り込んだ補正予算成立から五か月が経過しましたが、依然個人消費は弱く、二十八年度は、当初予算の税収見積りから補正予算で七年ぶりに減額する事態にまでなっています。 本来であれば、本委員会で予算の具体的な問題点について充実した議論を行うべきところであったところ、森友学園の国有地払下げ問題の真相究明に対し、政府の予算案を所管する財務省が関係文書を破棄するなど非協力的な答弁に終始したことにより疑惑の解明……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。本日最後の質疑者ということで、頑張ってさせていただきたいと思います。 今までいろいろ委員から御質問がありましたが、私はフィンテックに集中して御質問を申し上げたいと思います。 麻生大臣が金融監督庁から金融育成庁ということでおっしゃっておりまして、まさしくフィンテック、これからどんどんどんどん金融の場面を変えていくと思いますので、そこを是非金融庁に育成するということをお願いして、質問させていただきます。 まずは、オープンAPIについてお話しさせていただきたいと思います。 銀行法を改正しまして各銀行のシステムをつなげられるようにする、オープンなア……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 安倍総理におかれましては、朝からの答弁、お疲れのところ、貴重な機会をいただきまして、本当にありがとうございます。 私たち会派、国民の声は、国民の声を国会に届けるということで命名させていただきました。本日は憲法改正についての声を安倍総理に届けさせていただきたいと思います。 この三月二十五日に、自民党におかれましては党大会で憲法改正の四項目の方針を公表されました。憲法九条への自衛隊の明記、緊急事態法の創設、教育の拡充、そして参議院選挙における合区の解消であります。 私も憲法を不磨の大典とは考えておりません。変えるべきところは変えるというふうに……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 私は、今のこの財務省、加計問題や森友問題、いろんな問題が起きているわけでございますが、事実関係の検証等につきましてはいろんな調査や当局が動いておりますので、そちらに任させていただきたいと思います。 私は、やはり立法府として、そして良識の府として、本日は、様々な制度的な課題や問題点があるんではないかと考えておりますので、会計検査や人事院の制度について御質問をさせていただきたいと思います。 まず、会計検査院についてお聞きしたいことがございますが、今回の事案、国会法の百五条に基づきまして会計検査院に調査をお願いしたわけでございますが、十分な調査が……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 本日、私は、北朝鮮問題、激しく動いています北朝鮮問題とともに、北朝鮮の非核化のみならず、世界の核兵器の廃絶について御質問させていただきたいと存じます。 まず、核兵器の廃絶につきましては、河野外務大臣におかれましては、PNND、核軍縮・不拡散議員連盟、これは国際的な議員の核廃絶のネットワークでございますが、その日本委員会の会長をしていただき、いろいろ御指導をいただいたところでございます。 その河野外務大臣におかれましては、これからの核拡散防止条約、NPTのその再検討に向けた会合に出ていただいたわけでございますけれど、今、五年に一回のこのNPT……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 私は、所信演説にありました、金融監督庁から金融育成庁に変わっていくということでございまして、特にこれから成長が望まれるフィンテックについて御質問させていただきたいと思っております。 先ほど藤巻委員からもお話がございましたけど、皆様のお手元に資料を配らさせていただきますが、今、ICO、イニシャル・コイン・オファリングというものがございます。これは、先ほどから議論がございますブロックチェーン技術を使いまして資金を集め、そして仮想通貨取引所で上場していこうというものでございまして、一と書いて、流れとございますが、どういうことかと申しますと、ある事業……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 私は、所得税法につきまして様々な細かい指摘をさせていただきたいと思っております。 まず、一つにございますのが、前回の財政金融委員会で御指摘申し上げましたけれど、仮想通貨、そしてトークンに対する課税につきまして聞かせていただきたいと思います。 仮想通貨につきましては、基本的に、投機的なものであれば雑所得ベースで課税する、また、これから企業がICO、イニシャル・コイン・オファリングなどで、事業がまだ確立、走っていないのにトークンでお金を集めた場合には売上計上されるという形で議論が進んでいるわけでございますが、特にこのICOに関しましては、事業の……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 私は、先ほど理事会でも御報告いただきましたG20、財務大臣・中央銀行総裁会議について御質問したいと思います。 まず、このG20の声明文を読みますと、先ほど木原副大臣からもお話がございましたけれど、仮想通貨につきまして、クリプトアセット、暗号資産という形で表記がされております。また同時に、ソブリンカレンシー、国の通貨としての特性がこの仮想通貨には不足しているというふうに書かれているわけでございます。 ただ一方で、先ほど藤巻委員からもお話がございましたけれど、ブロックチェーン技術を使ったこの新しいクリプトカレンシーでございますが、日銀法の目的の……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 安倍総理におかれましては本当にお疲れのところを、この質問の時間をいただきまして、本当にありがとうございます。 私は、まず憲法の改正について質問をさせていただきます。 この日曜日、三月二十五日に、自民党におかれましては、党大会において憲法改正の方針が公表されました。 特に、四つの項目のうち九条につきまして、安倍総理、安倍総裁は、九条の一項、戦争をしない、そして二項、軍隊を持たないというこの一項、二項を堅持した上で自衛隊を書き込むということをおっしゃっております。一方で、私は全く賛同はできませんけれど、九条の二項を削除し軍隊を持つという御意見……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 私は、まず初めに、先ほど古賀委員からも御質問がございましたけれど、アメリカの鉄とアルミに対します関税の引上げについてお話しさせていただきたいと思います。 トランプ政権、三月八日に関税引上げの導入を決定しておりまして、これが二十三日に発効しております。ただ、EUや韓国を見ますと、安全保障上の理由という形で外されておりまして、我が国は、日本は、中国やロシアとともに交渉対象で残っているということでございます。 その中で、私個人的に思っておりますのは、先ほど古賀委員からも御質問がございましたけれど、やはり日米のバイの二国間でのFTAなどの条件が出さ……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 本日は、保険業法の改正案につきまして御質問させていただきたいと思います。 私はこの金融の関係につきましてはずっとフィンテックの議論をさせていただいているわけでございますけれど、今、仮想通貨とかまたICO、イニシャル・コイン・オファリングなどといったところがフィンテックで有名でございますけど、私は実は保険業が一番このフィンテックに入りやすいんじゃないかと思っております。 海外を見ますと、保険業のテクノロジーのことを、インシュアランスという保険とテクノロジーを組み合わせましてインシュアテックという名前も出ているような状況でございまして、実際にも……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 本日は、国際旅客税法案につきまして御質問したいと思います。 まず、この税収の使い方を御質問申し上げたいと思いますが、この税収につきましては、外国の旅客者が快適に日本で過ごせるように、またいろんな情報を提供できるように、また様々な体験ができるようにとか、いろんな条件を用いたものにつきましてこの税収を使うということになっております。 具体的に、私は、この税収をきちんと日本のイノベーションに役立ててはどうかと思っておりまして、もう既に事例には載ってございますけれど、AI、人工知能を使った自動翻訳、あとはAIを使った入管システム、そして私は是非今日……
○藤末健三君 国民の声の藤末でございます。 本日は、西尾参考人、田中参考人、本当にありがとうございました。 それで、質問させていただきたいのは二つございまして、一つ、田中先生にお聞きしたいのは、この受益者負担ということを考えたときに、私は、外国のビジネスマンとかもこれお金払うわけでございますけれど、観光に関係ない、そういう方々までに負担をしていただいたのにもかかわらず、例えばVRとかインターネットを使った観光の情報発信とか、あとはいろいろな観光地のインフラ整備みたいな話に使われるというのはちょっとおかしいんじゃないかと個人的には思っています、正直申し上げて。その点についてどうかと。私は、個……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 私もこの森友の問題、いろいろ質問しようと思いましたが、同僚委員がもう既に質問終わりましたので、私はコインチェック、仮想通貨の問題を今日はさせていただきたいと思います。 ただ、この文書の改ざんの問題はもう非常に大きな問題でございまして、私は、本当に財務省のみならず国家公務員の方々の信頼を相当落としたんではないかと思っております。先ほど、BS、政府の借金の問題がございましたけれど、やはりデータを見てみますと、国家公務員や政治家の信頼度、国民からの信頼度が高くなければ国民のこの負担率を上げられないというデータもございますので、今後国の財政を改善する……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 本日は、日銀黒田総裁、お越しいただきまして、本当にありがとうございます。 多くの同僚議員の方々が金融政策について議論を深めていただいたわけでございますが、私はちょっとデジタルカレンシーについての日銀の見解をお聞きしたいと思っております。 まず初めに御質問申し上げたいのは、先ほど藤巻議員からもありましたけれど、中央銀行が発行するデジタルカレンシー、これについて日銀はどう見ているかということをお聞きしたいと思っています。 実際に、世界を見ますと、今例えばベネズエラはペトロ、これはベネズエラの石油を原資と、アセットとした中央銀行が出すデジタルカ……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 本日は、財務省のこの文書改ざんにつきまして御質問申し上げたいと思います。 様々な事実関係につきましては同僚議員の方から質問がございましたので、私は、関係省庁、会計検査院や総務省の行政評価局や、あと人事院、そして内閣府といった方々に関して御質問したいと思っております。 今回のこの文書改ざんの問題は大きく三つの問題があると思っております。 一つは、やはりこの文書改ざんという前代未聞の出来事でございまして、公文書管理法には、公文書について、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用し得るものということで……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 私は、本日は仮想通貨について議論をさせていただきたいと思います。 今朝の新聞にもアメリカの仮想通貨大手コインベースが日本に進出するという話が出ておりましたけれど、コインベースはもう企業価値が千百億円を超えるというような非常に大きな、規模が伸びていますフィンテックでございますが、そこが日本市場を目指しているというのは非常に私はいい話じゃないかと思っています。コインチェックの問題などいろんな議論がございましたけれど、やはり我が国が先んじて法制度を整備しつつあるということに対する期待は国際的に広がっているということがこの事象からも分かると思います。……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 本日、私は、フィンテックに関しまして、一つはクリプトアセット、法律でいいますと仮想通貨、そしてキャッシュレス化の推進について御質問したいと思います。 まず初めに、仮想通貨交換事業者の登録の申請についてお聞きしたいと思います。 前回の審議でもお聞きしましたけれど、現在、百社を超える登録申請があるという状況の中で、今後どのような登録申請の処理がなされるかというのが分からずに、事業者の方々が相当混乱しているという状況ではないかと思っております。 中には、何かと申しますと、既存の交換事業者が百億とか二百億でその会社を売りますよという話まで出ている……
○委員以外の議員(藤末健三君) 国民の声の藤末健三でございます。 本日は、石井委員長、そして政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会の皆様にこのような場を与えていただきまして、誠に感謝を申し上げます。 私は、本日、この参議院の過半数を占めます自民党そしてこころ及び無所属クラブの皆様が作られました公職選挙法の改正案について御質問をさせていただきたいと思います。 まず冒頭に、この公職選挙法の改正については三つのポイントがあると考えておりまして、一つは、参議院の役割をどうするかということを基盤にしなきゃいけないということ、特に衆議院との違いをどうしていくかということが非常に重要でございまし……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。
大臣、本当に御苦労さまでございます。
私は、大臣にまず初めにお聞きしたいのは、トリチウムの処理についてお聞きしたいと思います。
このトリチウム、三重水素でございますけれど、なかなか水との親和性が高く、ALPS、除去装置においても除去できずに、今タンクにどんどんどんどん水がたまっている状況でございますが、それについての対応につきまして大きな観点から展望をお聞かせください。お願いいたします。
【次の発言】 是非、大臣におかれましては、このトリチウムの問題を対応していただきたいと思っております。
なぜかと申しますと、こちらのトリチウムが除去でき……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 私は、本日は、高齢者の孤独死について、そして住宅の問題、そして生活の格差について、三点について御質問をさせていただきたいと思います。限られた時間でございますので、是非答弁は簡潔にポイントを得ていただきたいと思います。 まず、高齢者の孤独死につきましては、東日本大震災における被災者の住居の移転に伴いまして、新たなコミュニティーをどうつくるかと、そしてどう維持するかというのが大きな課題だと思っております。特に高齢者の見守りの活動につきましては必要性が非常に高まっておりまして、災害の公営住宅の入居者アンケートにおいても、高齢者の方々の見守りサービス……
○藤末健三君 国民の声の藤末健三でございます。 まず冒頭に、西日本のこの大豪雨の中で犠牲になられた方々の冥福をお祈りするとともに、また、被災された方々のお見舞いを心から申し上げたいと思います。 私が御質問申し上げたいのは、まず熊本参考人に御質問申し上げたいと思います。 熊本参考人が資料の中で、二枚目に避難の協同センターからの提起ということで四つの項目を挙げていただいています。区域外避難者が安心して生活できる居住の保障、民間賃貸の補助の継続、希望する避難者の公営住宅特定入居の対象とすることと、そして安心して生活できる居住の保障が実現するまで国家公務員住宅等の利用を延期と書いてございます。 ……
○藤末健三君 おはようございます。自由民主党・国民の声の藤末健三でございます。本日は、中西委員長、そして委員会の委員の皆様にこのような貴重な機会を与えていただきまして、誠に御礼を申し上げたいと思います。 私は、先ほど黒田総裁からお話がございましたレポートの中におきまして、例えば政策金利のフォワードガイダンス、あとイールドカーブコントロール、オーバーシュート型のコミットメント、そして資産買入れ方針などが挙げられておりますけれど、これらの政策につきまして、すごく、ある意味もうオーソドックスになってきたんではないかと思っております。このような日銀の政策ツールだけでは、私は二%という物価安定目標を達……
○藤末健三君 自民党・国民の声の藤末健三でございます。 このサイバーセキュリティ基本法は、平井卓也現IT担当大臣を中心に二〇一四年に超党派で作ったものでございます。私も、この法律の作成につきましては早期から関与させていただきまして、その後もサイバーセキュリティー政策のいろいろな動向を見させていただきましたので、今回は差し替えということで質問させていただきます。石井内閣委員長及び、あと委員会の委員の皆様には心から感謝を申し上げたいと思います。 まず、私は、民間におけるサイバーセキュリティーの対応の進化についてお話をさせていただきたいと思います。 平時におきまして、今回の法律、民間企業におけ……
○藤末健三君 自由民主党・国民の声の藤末健三でございます。本日は、貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます。 時間が短いので、まず質問に入らさせていただきます。 一つ目にございますのは、金融庁についてお聞きしたいんですが、今、金融庁は、麻生金融担当大臣の下に金融育成庁ということで進めていただいているわけでございますけれど、特にこのフィンテックの育成、非常に重要なテーマだと思います。 二〇一八年六月に銀行法の改正が施行されまして、銀行はその二年間でオープンAPIの導入、整備を行うということが決まりました。 今日お手元に配付させていただきました資料の一にございますように、オープン……
○藤末健三君 本日は、所得税法等の一部を改正する法律案、この国の基盤となる税金を決める法律の質疑をさせていただきまして、本当にありがとうございます。 私は、この法案につきまして二つのポイントから、一つは経済再生というポイント、そしてデフレ脱却というポイント、二つのポイントから御質問したいと思います。 まず初めに、この所得税法の中で税金をいかに集めるかというのは非常に重要なテーマであるわけでございますけれど、今、e―Tax、私も使わさせていただいていますが、e―Taxが徐々に徐々に普及しているという状況にございます。十年前e―Taxが始まったときは普及度は一八・四%ということでございましたが……
○藤末健三君 おはようございます。藤末健三でございます。 本日は、この金融商品取引法等の改正につきまして御質問させていただきます。 今回の法改正につきまして、私は、STO、セキュリティー・トークン・オファリングということを法律で定義されることになりまして、それが非常に重要ではないかと思っております。 今お手元にお配りしているペーパー、資料の中にございますように、ICO、STO、IPOの比較というのがございます。ICOというのはイニシャル・コイン・オファリングと申しまして、いろんな仮想通貨みたいなものを発行し、それによって資金を得て事業を行うと。一方、STOは何かと申しますと、ICOの一部……
○藤末健三君 おはようございます。自民党・国民の声の藤末健三でございます。 この金融審議会市場ワーキング・グループの報告書について、非常に国民の皆様の関心が高い状況であります。私も、先週、タクシーに乗っていますと、タクシーの運転手さんと世間話する中で、もう今更年金がもたないから二千万円ためろと言われても困るなということをおっしゃっていました。また、週末に主婦の方とお話ししていましたら、年金百年安心プランと言いながら全然安心できないじゃないかということをおっしゃっていまして。 タクシーの運転手の方に私が申し上げたのは、これは二千万円ためろということではなくて試算なんですよと、これは、実際の家……
○藤末健三君 おはようございます。自民党・国民の声の藤末健三でございます。 本日は、この外為法改正、質問させていただきます。 今回のこの外為法の改正につきましては、安全保障上重要な影響がある日本企業の出資に対する規制を大幅に強化するというものでございます。 今お手元に配らせていただいた資料を御覧いただきますと、下の方の資料でございますが、今までは事前届出の対象が一〇%以上のもの、会社の、出資したときに、その企業の一〇%以上の比率の株を持ったときに届出をするというものが、今回改正によりまして一%になると。それだけですと非常に大きな負担になりますので、事前届出免除制度というものをつくることに……
○藤末健三君 自由民主党・国民の声の藤末健三でございます。 本日は所得税法案の審議ではございますが、ほかの委員と同じく、やはりこの新型コロナウイルスの影響が大きく経済に出ている中、コロナ対策について質疑を絞ってさせていただきたいと思います。 今まで政府におかれましては、今日、第三次の対策が打たれるわけでございますけれど、今いろいろな対策は打っていただきますけれど、私はやはりこの予備費を中心とした対策には限界があると思います。是非、予算をなるべく早く通し、そして新たな補正予算、そして大規模な減税といった措置が必要だと思っております。 そもそも昨年十月のこの消費税増税、私自身も、西田委員とち……
○藤末健三君 自由民主党・国民の声の藤末健三でございます。 本日は、このコロナ対策、そしてポストコロナ、コロナの後の経済について、財政について議論させていただきたいと思います。 まず、ポストコロナということにつきましては今いろんなレポートが出ているわけでございますけれど、新型コロナの感染の拡大におきまして、世界経済は世界の大恐慌以来の大きな後退をしているというふうに言われております。日本のみならず、アメリカ、欧州を含みます先進国におきましても、財政政策、金融政策の総動員という形でございまして、まずはその感染の早期終息こそが一番大事だとは考えますけれど、やはりこの経済対策、恐らく経済対策の方……
○藤末健三君 自民党・国民の声の藤末健三でございます。 本日は、消費者の観点から、犬猫食禁止についてお話ししたいと思います。 先日、超党派の動物福祉(アニマルウェルフェア)を考える議員連盟というものが設立されました。この議員連盟は、動物愛護法で取り残されています動物福祉というものに取り組むべく、強い思いから設立されたものでありまして、ちょうど横におられます尾辻先生が会長として指揮を執っていただいております。 もう既にこの国会におきましても、この議員のメンバーからこの犬猫食の問題、取り上げられておりまして、大体、今、中国、そしてベトナムから年間数十トンの犬と猫の肉が輸入され、そしてまた、判……
○藤末健三君 自民党・国民の声の藤末健三でございます。本日は貴重な時間をいただき、ありがとうございます。 まず冒頭に、コロナと闘っておられます医療関係者の皆様に感謝を申し上げるとともに、このゴールデンウイークもコロナの対応で仕事をされています政府関係者、そして自治体の関係者の方々に御礼を申し上げたいと思います。 今日は貴重な機会をいただきましたので、コロナ対策について御質問させていただきたいと思います。 まず冒頭に、衛藤消費者担当大臣にお聞きしたいことがございます。 それは何かと申しますと、ちょうど三月や四月の上旬、マスクのみならず、例えばお米とか小麦粉、そしてティッシュ、石けんという……
○藤末健三君 自由民主党・国民の声の藤末健三でございます。 本日は、この国家戦略特区法の改正、まさしくスーパーシティをつくるための基盤となる法律について質問できることを非常にうれしく思っております。 なぜかと申しますと、このスーパーシティ構想、簡単に申しますと、遠隔医療とか遠隔教育、そしてドローンを使ったもの、あと自動運転といった、あとテレワークですね、といったまさしくコロナ以降の新しい生活様式、新しい国民の生活の在り方をいち早く実証的に実現しようというものでございまして、私は今、このコロナ対策の意味でも、今このタイミングで法律が成立することは非常に大きな意味があると思っております。 一……
○藤末健三君 おはようございます。自民党・国民の声の藤末健三でございます。 私は、まず初めに、香港の金融機能の日本への誘致について御質問をさせていただきたいと思います。 これは新聞記事にも載ったんですが、来月一月六日から霞が関におきまして拠点開設サポートオフィスという、英語でかつオンラインで金融機関の登録申請などができるオフィスが開設されることが決まりました。 これ、中西財務副大臣が前の国会でこの財政金融委員会で提言され、実際にプロジェクトチームをつくり、国会の方からもプッシュを掛けたものでございますが、同時に私自身も麻生大臣に直接提言させていただき、いよいよ動き出したなという感じがして……
○藤末健三君 自民党・国民の声の藤末健三でございます。 まず、私は、消費者行政に関する質問をさせていただきます。 現在、消費者庁におかれましては、消費者のデジタル化への対応に関する検討会、この中で、オンラインゲームに関するマニュアル作成の検討を来年の三月末をめどに論点整理をされていると聞いております。ただ、この検討会のメンバーを見てみますと、久里浜の医療センターの樋口先生など、非常に、元々ゲーム規制ありきの、ゲームは悪いというような論者の方々が非常に多い状況でございます。 このゲーム障害につきましては、ゲームをやるから障害が起きるのか、それとも、人間関係が悪く、それでゲームに逃げてゲーム……
○藤末健三君 自民党・国民の声の藤末健三でございます。 本日は、コロナ対策について御質問させていただきたいと思います。 まず、今般の緊急事態宣言によりまして、不要不急の外出自粛、移動の自粛が求められております。多くの人々が影響を受けている中、外出ができないということで、同人誌を含む漫画、アニメ、映画、ゲーム、音楽などのコンテンツビジネスが多くの方々の安らぎを与えてくれているという状況です。 このように、外出ができない中でも人々に楽しみを与えてくれるこのコンテンツビジネスについて、このようなときだからこそ、外国への進出なども含めまして支援をしていく必要があると考えますが、是非、麻生大臣のお……
○藤末健三君 おはようございます。自民党・国民の声の藤末健三です。 昨年からのコロナにより、中小企業や個人事業主の経営は非常に厳しい状況となっています。特に飲食店、交通、旅行業、そしてイベント業については大きな被害を受けているという状況です。 私も実際に事業所を訪問させていただいたり、数多くの経営者の方々とお話をさせていただきましたけれど、やはり昨年の売上げが前年比で三割以下になっているという事業者の方々も数多くおられました。そして、その中で言われましたのが、今まで売上げの減少などの被害を補償してもらったけれど、これからは売上げを上げることに支援をシフトしてほしいという声をよく聞いておりま……
○藤末健三君 おはようございます。自民党・国民の声の藤末健三でございます。 私は全国比例の参議院議員でございまして、笑顔あふれる社会をつくるということを目標に、私のモットーは現場を知り政策をつくるということで、現場を回らさせていただいております。私、コロナの前になりますけれど、全国の酒屋さん回らさせていただき、声をいただきました。今日は税の議論でございますので、この酒税に関する酒屋さんの話をさせていただきたいと思います。 平成二十六年の第百八十六回の国会で、財政金融委員会におきまして、健全な飲酒環境の整備に関する請願が全会一致で採択されています。この請願におきましては、酒類の行き過ぎた価格……
○藤末健三君 自民党・国民の声の藤末健三でございます。 本日は、地方創生及び消費者保護について幾つか論点を議論させていただきたいと思います。 まず、地方創生に大きな力を発します、このフリーランスと言われる個人事業主の方について御質問申し上げます。 近年、このフリーランスと呼ばれる働き方を選択される人が増えています。フリーランスは個人事業主とも言われ、雇われている被雇用者、これはもう労働法制で保護され、失業保険もあると。一方で、事業者である中小企業や零細企業の方々は中小企業のいろんな法制度で保護されていると。一方で、その個人事業主、フリーランスの方々はその両方からも保護されず支援もないとい……
○藤末健三君 自由民主党・国民の声の藤末健三でございます。 本日は、三人の参考人の皆様、本当に貴重な御意見をありがとうございました。 私、まず初めに、拝師参考人及び染谷参考人、お二人に伺いたいと思うんですが、具体的にフリーランスや個人事業主の保護ということをお話しさせていただきたいと思います。 実は、今ネット上で話題になっている話がございまして、あるフリーランス、個人事業主の方が、事業主の方が自分で漫画みたいなものを描いておられる、いわゆる同人誌というのを描かれておりまして、それをネットで販売されていると。ところが、その販売されている同人誌が、実は第三者がコピーをしてそれを取引デジタルプ……
○藤末健三君 自由民主党・国民の声の藤末健三でございます。 本日は、地域分権一括法案につきまして、eスポーツによる地域の振興の観点からお話しさせていただきたいと思います。 今、委員各位の元に資料をお配りさせていただいていますが、これは新聞の記事の切り抜きでございます。eスポーツで地域活性化ということでございまして、例えば、二〇一九年には、茨城国体に付随する文化プログラムとして、このeスポーツ、ゲームによる競技の大会というのが開かれまして、何と、その予選も含めまして全国で一万五千人が参加して行われた。 また、左側の方に、富山県、先進県の一つと書いてございますが、富山県におきましてはもうプロ……
○藤末健三君 自民党・国民の声の藤末健三でございます。 本日は特商法の審議ではございますが、私、前回のこの本委員会におきまして、地方振興のためのeスポーツ、オンラインゲームなどを大会で行って、数千人の人たちが現実に集まり、ネット上では数万人の人たちが集まると、賞金ももう億を超えるような状況になっている、そういうものを地方の振興に使うべきだということを議論させていただきましたが、ちょっと時間が足りずに議論が終わっていませんので、その点をまず議論させていただきたいと思います。 このeスポーツ、前回話を申し上げましたように、健全な発展を促すことによりましてこの地域振興の起爆力となると。特にコロナ……
○藤末健三君 自民党・国民の声の藤末健三でございます。 まず、私は、高橋稲城市長に御質問させていただきたいと思います。御講演ありがとうございました。 私は、市長がお配りいただいたこの資料、すごく関心深く拝見させていただきまして、実は私、昨年、稲城市内伺いまして、地元のこいそ明都議とずっと回ったんです、実は。そのときにもうすごく覚えていますのが、このガンダムと赤いザク、シャア用ザクと言うんですけれど、とか、あとはヤッターワンとかモニュメントを建てておられて、本当に、何というか、町おこしをこういうアニメとかの題材を使ってすごく進めておられるんだなというふうに強く感じさせていただきました。 こ……
○藤末健三君 自民党・国民の声の藤末健三でございます。 本日は、政府全体の予算を所管する財務大臣を中心に、大きな枠組みから御質問させていただきたいと思います。 まず、イノベーション、知財、特許政策の予算について御質問させていただきます。 我が国のイノベーション戦略に応じまして、海外におけるイノベーションの知財保護、支援の予算措置も視野に入れ、是非とも我が国の企業における競争力を格段に強化していくことが喫緊の課題ではないかと考えております。イノベーション政策と知財、特許政策の推進によって日本の競争力向上を実現することが日本の将来にとって不可欠と考えます。 現在、高齢化、人口減少社会、エネ……
○藤末健三君 おはようございます。自民党・国民の声の藤末健三でございます。
本日は、ロシア経済制裁のための関税暫定法の一部を改正する法律案、外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律案について御質問申し上げます。
まず初めに、改正外為法の立法事実について御質問申し上げます。
今般の法改正により、現行法の下で規制対象となっていない制裁対象から第三者への暗号資産を移転する取引についても新たな資本取引とみなし、規制を掛けると理解しております。
これにより、具体的にどのような事例を新たに捉えると考えておられるか、お教えください。
【次の発言】 是非、後で御質問申し上げますけれど、この暗号資産の……
○藤末健三君 自民党・国民の声の藤末健三でございます。 今回の資金決済法及び金融商品取引法の改正案には、信託受益権を分散型台帳技術上で用いる仕組みに関する法的手当てが含まれています。これは、暗号資産取引の更なる拡大につながる重要な法改正であると考えております。 現在、多くのステーブルコインは、情報開示やその裏付けとなる資産の担保が分散台帳技術上で行われていないのが現状です。そのため、実質的所有者とは別に、信託されている記録と証明が、分散台帳技術上、ブロックチェーン上に存在しないで、信用リスクが伴う自社発行型又は資産の裏付けがない危ないコインと実質が変わらなくなっております。金融市場の不安定……
○藤末健三君 自由民主党・国民の声の藤末健三でございます。
まず初めに、大臣に消費者の、この消費者としての保護について伺いたいと思います。
平成二十九年度に障がい者の消費行動と消費者トラブルに関する調査報告書が公表されまして、それを踏まえた事例なども広く行き渡っていると思います。この事例の公表後、消費者の消費者トラブルは減少しているのか、また、消費者の消費者トラブルの対応について、具体的な消費者庁の取組があれば御教示いただきたいと思います。お願いいたします。
【次の発言】 大臣、是非よろしくお願いいたしたいと思います。
私は、今日、このヘルプマークというのを持ってきておりまして、これは何……
○藤末健三君 自由民主党・国民の声の藤末健三でございます。 本日は、消費者契約法及び消費者裁判手続特例法の改正案につきまして御質問申し上げます。 私は、今日特に集中してお話しさせていただきたいのは、今大きくITの世界変わりつつございます。一つは、ウエブ三・〇と言われまして、今までの中央集権型の情報システムではなく、ブロックチェーンと言われている分散台帳技術を使い、もうグーグルや今あるGAFAMのように真ん中に全部情報を集め管理する世界ではなく、分散されて情報を管理し、そしてこの真ん中にある仲介者がなくとも個人と個人がこの分散台帳を利用して契約などができる世界が生まれています。恐らくこれから……
○藤末健三君 自民党・国民の声の藤末健三です。
まずは、ウクライナ危機下における岸田総理大臣の憲法九条に関する考え方についてお聞きします。
二月二十四日、ロシアがウクライナに対して侵略を起こしました。これから国際秩序と安全保障体制は大きく変わろうとしております。このような状況の中で、岸田総理は、施行後七十五年間、日本の平和に平和憲法が果たした役割や憲法の平和主義をどのように考えるかをお答えいただきたいと思います。お願いいたします。
【次の発言】 私の父は、昨年、九十歳で他界しましたけれど、私の父は、戦前、台湾で生まれております。そして、中二のときに終戦を迎え、祖父と祖母と帰ってきまして、小……
○藤末健三君 時間が来ましたので、一つだけ御質問申し上げたいと思います。 私、この一月まで大学の先生していまして、しょっちゅう、経営学を教えていましたんで中国しょっちゅう行ってたんですよ。それで思いましたのは、大学の先生とお酒飲んでいると最後に出るのが歴史問題なんですよね。これがなくならない限りはちょっと日中関係なかなかうまくいかない、個人ベースでも。 それで、先ほど難しいというお話があったんですが、一つ思っているのは、国際機関なんかの第三者機関に事実関係をもう決めてもらうということはできないかなということを思っておりますが、いかがでございますか。簡単にお願いします。
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 本日は両参考人に貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。 実は私も、最後に船橋先生からお話ありましたように、東アジアの共同体というものをつくることによって地域が安定し、そして平和をつくるんじゃないかということを私も考えておりまして、今、中国、韓国とかいろんな国に直接伺いながらFTAをどう結んでいくかという議論をさせていただいております。 そういう中で、私、三つのことを今日両先生にお聞きしたいと思っておりまして、一つは、私が中国に伺って日本と中国のFTAについて議論したときに言われましたのが、もう御存じのとおり、今、中国、……
○藤末健三君 本当に今日は両先生、貴重な話をありがとうございました。私、民主党・新緑風会の藤末健三と申します。 私、今現在、党の方におきまして、経済外交ということでFTAをうまく利用してこのアジア太平洋地域にどうやって経済的に発展そして安定した地域をつくるかということを議論させていただいています。その中で、関連しまして三つのことをお聞きしたいと思います。 一つは、今FTAの議論なんかをしていますと、既にシンガポール、メキシコでも進みましたが、今一番大きい議論はやはり農業の問題、農業の補助をどうするかということと、もう一つはやはり人の移動ということだと思います。 実際、EU、順調に拡大して……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 私、一点だけちょっとお聞きしたいことがございまして、私、今の民主党でFTAなんかの戦略づくりをやっているんですが、その中で中国とか韓国とかいろんなASEANの方とかオーストラリアの方とかいろいろ議論しているんですけれども、一つ思うのは、東アジアと言っているのは日本だけじゃないかなというふうに思っています。例えば中国は周辺諸国、特にASEANの方に伸びていますし、あとオーストラリア、ブラジルとはエネルギーの確保、食料の確保という観点でFTAを結ぼうとしていると。一方、韓国は日本とも議論しているんですけれども、アメリカともまた議論を始めていまし……
○藤末健三君 田中先生に御質問を申し上げたいと思っていますが、私が今韓国とか中国でFTAをやっている方にお会いしますと、それぞれの国が目的が違うんじゃないかなということを感じます。例えば中国ですと、オーストラリアとか例えば南米の国々と結ぼうとしていると。そういう話を聞くと、やはり食料の安全保障、食料確保ということをおっしゃるんですよ。また、中東なんかとも話をし始めている、これはエネルギーの確保と。韓国の方と話をしてみますと、韓国はやはり北朝鮮をある程度考えていて、中国、日本、アメリカと結ぶことによってということをおっしゃる方が、これは研究者の方ですけれどもおっしゃっていまして、それぞれそのFT……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。 私が申し上げたいのは、一つ大きいところは、国会議員である我々がアジアの外交をどうやるかということを申し上げたいと思います。一つは、やはり大きいところではFTAの話、そして二つ目に大きいところでは、世耕委員からもお話ありましたけれども、コミュニケーションが取れているかどうかという話だと思います。 まず、FTAの議論をしますと、私自身、中国、韓国、フィリピンなどに伺いましてFTAの関係者とお話をしまして何を思うかと申しますと、もうすべて役人が決めているんですよ。どこの国と結ぶか、何をするか、いつまでに何をするか、全部役人が決めていると。我々は今何をやっ……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。 私も先ほどの大石先生の話と非常に似ているんですが、やはり外交における政治の在り方というのは何ぞやということをよく思うことがございます。 特に今、歴史の問題、いろいろございますけれども、私は今一番気にしていますのは、フリー・トレード・アグリーメントで今政府が東アジアの共同体ということをおっしゃっている、言っています。 ところが、実態はどうかというと、突然、FTAをチリと結ぼう、スイスと結ぼうという、全く関係ないところと結びましょうと。一方で、オーストラリアという非常にアジアに近く位置する国に対しては断ったわけですよね。それはなぜ断るかとい……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。経済産業委員をさしていただいておりますが、今日、この合同委員会に参加さしていただきます。 私は、今回の会社法につきましては、本当にこれだけ大きな法律を改正された方々の御努力に本当に敬服を申し上げます。 ただ一方で、やはり抜けがあるんではないかということもございますので、その点、田村議員と同じでございますが、八百二十一条についての御質問。そして、大きなところから、一つは、今、この十年間ぐらい会社関係の法制度はもう本当に変わっています。ただ、どこに向かって変わっているかというのが全然見えない状況でございますので、本当にこの国にとってどのような会……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。大野先生、あと土生先生、本当に貴重な話をありがとうございました。 まず、大野先生にお聞きしたいことが一点ございまして、アイルランドの国民投票で、一回国民投票で否決されたものが、そして次の年全く同じ内容で可決されたと。そのときに、私が聞いている話ですと、政府がすごいキャンペーンを繰り広げて民意をひっくり返したということを何か本で読んだことがあるんですが、日本でも同じようなことが考えられると思うんですよ。憲法の議論が起きたときに、一回国民投票で否決されたものが、政府がキャンペーンをしてまた国民の意向を変えるということがあり得るんじゃないかと思うん……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。調査団の皆様、本当に御苦労さまでございました。非常に貴重な情報をいただき、ありがとうございます。 私、実は自分なりにヨーロッパの国民投票制度をちょっと勉強しておりまして、三つの点についてお話をしたいと思います。一つは、舛添先生、また浅尾先生等からお話がありました国民投票法の在り方について、そして二つ目に、近藤先生、喜納先生、吉川先生からもお話がありました運動の規制について、そして三点目に、ほとんどの議員からお話がありました投票の方式について、三点お話ししたいと思います。 まずは国民投票法の在り方につきましては、舛添先生からフランスのデクレ型……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。御指名ありがとうございます。 私も他の同僚議員と同じように、憲法調査会のときにずっと参加をさせていただきまして議論をさせていただきました。その中で、私は非常に注力をさせていただきましたのは、やはり前文と九条にあります平和主義でございます。 私がこの平和主義にこだわりますのは、一つは、私の父が戦前に台湾で生まれまして、ちょうど中二のときに終戦になり、父が台湾から引き揚げるときの話をずっと聞いておりまして、どれだけこのとき苦労したんだろうと。やはり、戦争の犠牲者をつくっちゃいけないなということをずっと思っております。そしてまた、私の母はちょうど小学校……
○藤末健三君 参議院の藤末でございます。 私は、JICAの新井さんと、あと経済産業省にそれぞれ一つお聞きしたいことがございまして、新井理事の御説明をお聞きしますと、やっぱりJICAというのは基本的に何か要請主義をまだ続けているんであろうなというふうに思っておりまして、ただ、先ほどツルネンさんの御質問ありましたけれども、私は恐らく、要請主義でいくとやはり生活のレベルの話からまず始まってくるんではないかなと私は思います。 ですから、もし可能であれば、例えば、工業団地が復活すること若しくは維持することというのは地元の雇用につながる話でもございますし、また税収にもつながる話でございますので、やはり……
○藤末健三君 会長、御指名ありがとうございます。 私は、先ほど足立委員が指摘されました個人の情報保護についてお話しさせていただきたいと思います。 足立委員は、医療、福祉における個人情報保護が行き過ぎていろんな応用を妨げているという御指摘がありまして、私も同様のことを、医療、社会福祉ではなく情報技術、ITの利用についてお話しさせていただきたいと思います。 現在、この国会におきましては税と社会保障の共通番号の法案が提出されているわけでございますけれど、この議論を進める中で大きな壁となっておりますのが個人情報保護をどこまで進めるかという話でございます。 今、我が国におきましては、隣の国であり……
○藤末健三君 今日はお話ありがとうございました。参議院議員の藤末でございます。 私、山田先生と森社長に御質問がございまして、まず山田先生に御質問あるのは、私は、若い方は海外に行くと元気になるという可能性をえらい秘めていると思っておりまして、実際にずっとODA委員会に所属させていただいて海外に行き、一度同僚議員と議論させていただいたのは、若い方々が大学なんかで海外に支援に行って単位が取れる制度をつくろうじゃないかという一回提案を受けたんですよ。それで、ODA委員会で議論して、実際に文部科学省でそういう制度をつくりました。年間何十人しか行けないんですけれども、つくって運用しているんですけど。一つ……
○藤末健三君 民主党の参議院議員の藤末でございます。 私は、水に関するちょっと技術的な話を服部参考人と、もしあれでしたら青山参考人にお聞きしたいと思っています。 私は、会社はちょっとあれなんですけれども、言えないんですけれども、外国の水ビジネスをやっている方とお話ししていたときに言われたのが、大規模な水道、上下水道を途上国に導入する、又は新興国に導入するのは非常にビジネスとしては時間が掛かると。今、その方がおっしゃったのは、日本の浄化槽技術が非常に進んでいると。例えば、小さな町とか、あとはビルで浄化槽技術を発展させたものを造り、そのビル内で水を循環させる、足りないところだけを持ってくるとい……
○藤末健三君 参考人の先生の方には、貴重なお話を本当にありがとうございました。 私は民主党の藤末と申します。 私自身、水の話にはすごく興味を持っておりまして、今までODAの関係でいきますと、エジプトの日本の水道事業や、あとカンボジアの井戸の事業、あとベトナムの河川の開発なども現地に行って拝見させていただきました。 その中で非常に感じましたのは、やはり、今日もお話ございましたが、我々のいろんな支援のプロジェクトが統合化されていないという形でございまして、例えばエジプトでありましたら、造るだけ造ってあとはメンテナンスをしておりませんでした。したがって、水道の日本のODAで造ったプロジェクトは……
○藤末健三君 会長、どうも御指名ありがとうございます。 私は、この会の今までの議論の中で思いましたのを一つだけちょっと申し上げますと、例えば輝水工業の森社長がおっしゃっていた話でございますが、例えばJICAのプロジェクトがあり、あとJBICという旧国際協力銀行のものがあり、あとジェトロと、あと外務省と、様々な機関がございますけれども、その統合的な運用というものが非常にまだ不足しているのではないかと思っております。 ですから、是非ともこの水のプロジェクトなども中心に、これから例えば海外に企業が進出するときに、ODAといった観点のみならず、実際にビジネスが立ち上がり、そのビジネスが自分で発展し……
○藤末健三君 民主党参議院議員の藤末でございますが、大垣先生に御質問させていただきたいと思います。 私、今、この今日お話を、見させていただきまして、水問題を総合的に科学的に取り組んでおられるということに非常に勇気をいただきました。 それで、一つお聞きしたいのは、私がいろいろ勉強させていただく中でありますのは、蛇口のところの先の部分が日本が技術的に席巻しているという話がございまして、イオンの整水器とかございますでしょう。あれを聞いていると、テクノロジー的にはもう特許はほとんど一〇〇%日本だという状況にあるにもかかわらず、なかなか世界展開が進まない。なぜ世界展開が進まないかと聞くと、やはり技術……
○藤末健三君 参議院議員の藤末でございますが、私も、先ほど松田さんから話があった省庁の統一という、統合的な運用ということについてお話ししたいんですけれども。 私、実際六年前にシンガポールに行ったときに、国際会議に出たんですが、そのときにもう当時一番イシューだったのが地球温暖化で、二酸化炭素排出どうするのという議論が日本ではフィーバーしていたんですけれども、実際に国際会議行って何が起きたかというと、これからは水がもうなくなるから戦略物資だよねと、もう二酸化炭素じゃないよねという話がもうあってびっくりした。そして帰ってきて、まあシンガポールという特性があったとは思うんですけど、帰ってきていろいろ……
○藤末健三君 委員長、ありがとうございます。 民主党・新緑風会の藤末でございます。 今、本当に藤原委員長の指導の下にこうやって議論をさせていただきまして、最終局面を迎えていることを非常にうれしく思います。 私自身も、例えば先ほど御発言のあった尾立委員とエジプトの水道局を伺いまして、実際に日本のODAがどう使われているかと見てきましたし、またカンボジア、ベトナムなどにも直接伺いまして、実際にODAで掘られた井戸がどうなっているか、実際に汚染された井戸を見てまいりました。そういう中で、いろんな議論する中で、今回、皆様の委員の仲間と一緒に議論ができ、我々日本が持っているいろんな技術力でありビジ……
○藤末健三君 青木先生、駒村先生、本当にありがとうございます。 私、まず青木先生に御質問ございまして、先生が示された図でいきますと、十五番目の「国債問題の最終解決」という資料がございますが、そこでちょっと二つだけ御質問させていただきたいと思います。 一つは、私も日銀が大規模な国債の市場からの買入れというのはある程度はやるべきだと思うんですが、ただ、どこまで限界があるかということを考えますと、なかなかずっと買い続けることはできないんじゃないかなと。将来的に日銀のバランスシート、日銀がどんどんどんどん負債が大きくなると日本銀行券である円の信用が落ちてしまうのではないかということにつきまして、限……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。日本国憲法の改正手続に関する法律の改正につきまして御質問申し上げます。 まず、一つ目にございますのは、日本国憲法の立憲主義について御質問申し上げます。 我が民主主義国家の憲法は、主権者である国民が国家権力であります政府を縛る国の最高法規でございます。そして、国民投票は、憲法改正に関し主権者の意思を見定める法の手続であります。 しかしながら、今、国民投票法を整備し、国民投票の対象をどうするか議論されているこの状況の中で、従来、明確に国民投票を要すると理解されてきました憲法の基本原理に関わる問題について、国民投票を回避するために憲法解釈で対応しよう……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は、四人の参考人の先生方には本当にお話をいただきましてありがとうございました。 私は、皆様に御説明いただきましたこの附則にあります三つの検討課題以外に、二つについて御質問を申し上げたいと思います。 一つは、我々が今この憲法審査会におきまして国民投票法、日本国憲法の改正手続に関する法律の改正を議論しているわけでございますが、そのような状況の中におきまして、政府による憲法解釈の変更ということが議論されていると、この点について一つ。そしてもう一つございますのは、今日御説明いただきませんでした最低投票率についてどう考えるかということの二つでござい……
○藤末健三君 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案について賛成の立場から討論を行います。 国民投票法は、国民主権を基本原理と掲げる我が国の憲法下において、国民が憲法改正の権限を行使する手続を定める重要な法律でもあるにもかかわらず、いわゆる三つの宿題が残された状態となっていました。今回の改正案の成立により一定の解決に至ったことは大変評価できます。 第一に、改正法施行後四年が経過すると投票権年齢が自動的に十八歳に引き下げられるとともに、八党間の合意により、二年以内の選挙権年齢の十八歳への引下げ及びこれに合わせた投票権年齢……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は貴重な御講演をありがとうございました。 私、お聞きしたいのは、一つポイントございますのは、小幡先生からもお話ございましたけれども、日本がとうとう双子の赤字になってしまうというのは、これはどえらい変化だと思いますよ、私。貿易赤字がどんどんどんどん大きくなり、まあ藤巻先生、百八十円とおっしゃいましたけど、私は、個人的にはJカーブは働かないと思っています、もう、これだけ海外に製造業が出てしまった中では。また戻ってくる可能性はもうよほどの構造改革しなければないと思っておりまして、私は、この貿易収支の赤字の定常化、そして、恐らく貿易収支がどんどんど……
○藤末健三君 民主党の藤末でございますが、本当にお二人の先生方に御厚意に感謝を申し上げたいと思います。 私、二つ、菊池先生、御質問させていただきたいと思っておりますが、基本はいかに地域に資金を提供するかということでございまして、まず、菊池先生におかれましては、新自由主義型資本主義から瑞穂の国の資本主義ということで、ずっと、御著書も読まさせていただき、ちょっと一つございますのは、その新自由主義的な動きの中の典型的な例として、先生もこの資料の中で書かれておられますが、郵政の民営化というのがあったと思います。 私自身思いますのは、郵政が民営化され、今はもう来年株式上場という話まで来ているわけでご……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 私は、一点、産業団体の在り方につきましてちょっとお二人の先生にお聞きしたいと思っております。 実は、昨年ですけど、ドイツの産業の団体のトップとお会いして話をさせていただいたんですが、非常に印象的だったのが、そんな大きな企業じゃなく、まさしく坂根先生がおっしゃったように、地域の中企業のトップなんですね。いろいろお話しさせていただいたら、いや、ドイツはすごく調子いいぞと。何が調子いいかというと、俺たちみたいな、小さいとは言いませんけれど、技術力を持って世界で活躍できる企業がいっぱいあるんだよねと、集まっているんだと、活動しているのは俺たちの力だぞと……
○藤末健三君 柳本会長、どうもありがとうございます。 私は一点、この審査会におきますことを御提案申し上げたいと思っています。 提案内容は何かと申しますと、我々のこの審査した内容を海外に発信できないかと。例えば、英語だけではなく中国語、韓国語、そしてサウジアラビア語といった多言語で発信をできないかというふうに考えております。当然細かいところは発信するのは難しいと思いますが、要所要所で取りまとめられたものを多言語でインターネット等で発信できるのではないかということを提案させていただきたいと思います。 その理由は何かと申しますと、一つは、この十月十日にノーベル平和賞の受賞者が発表されました。結……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。 私は、三点、意見と申しますか、もし行かれた方、視察された方で御意見があれば伺いたいということを三点申し上げたいと思います。 一つは、ドイツの基本法でございますけれど、ドイツの基本法は非常に修正、変更されている、改正されているということでございましたが、私の記憶によると、一条の例えば人間の尊厳の保障とかいう基本的なところは三分の二であっても修正できないということをお聞きしていますが、もしその点につきまして御存じの方がおられたら、ちょっと教えていただきたいというのがまず一つございます。 そして、もう二つございますのは、やっぱりこの憲法におけます議論の……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。 私は二つのことを申し上げたいと思います。一つは、先ほど吉良委員から憲法九条の話がございましたけれども、九条とともに私は前文というものは価値があると思っていますので、それについてお話しさせていただきます。そして、もう一つございますのは、北村委員から大阪市を廃止する構想、いわゆる大阪都構想の話がございましたので、住民運動についてどのように考えるかということをお話しさせていただきたいと思います。 まず、憲法の九条、戦争放棄の条項とともに、私は日本国憲法の前文にあります二つのセンテンスが大事じゃないかと思っております。一つは、「日本国民は、恒……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。 本日は、浅野先生、また荒井先生、貴重なお話をありがとうございます。 ちょっと与えられた時間が短いので、荒井先生に特に御質問申し上げたいと思うんですが、私も、先生が御主張されますように、国会における特に財政を監視する機能は非常に重要だと思っています。それは、一つございますのは、財政赤字がこれだけ大きくなり、どんどんどんどん膨張する中、何らかの新しいシステムを入れなきゃいけないということ、そしてもう一つは、やはり我が国に薄い財政民主主義という概念を徹底させるということだと思います。 先生が御主張されますように、まず一つありますのは、国会の下に会計検査……
○藤末健三君 民進党・新緑風会の藤末健三でございます。 私は、一点、立憲主義についてお話をさせていただきたいと思います。 先ほど、公明党の西田委員からもお話がございましたように、我が国の日本国憲法は、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を三大原則として、立憲主義を基盤としております。しかしながら、我が国の今までの議論におきまして、この立憲主義が非常にないがしろにされているんじゃないかということを危惧しております。 憲法は、先ほど磯崎委員からもございましたように、国家の根本の秩序を定めた最高法規でございます。このことにつきましては、九十八条に、「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に……
○藤末健三君 自由民主党・国民の声の藤末健三です。 私は、自由民主党・国民の声を代表して、ただいま議題となりました憲法審査会会長林芳正君不信任の動議に対し、反対の立場から討論いたします。 本審査会が平成三十年二月以来二年半以上にわたって実質的な調査を行ってこなかったことに対しては、誠に残念であります。率直に反省すべきだと思いますが、これは会長お一人の責任ではありません。 林会長は、会長に就任した際、審査会の運営に当たりましては、委員各位の御指導と御協力をいただきながら、公正かつ円満な運営に努めてまいりますと述べられて以来、一貫として公正かつ円満な運営を心掛け、与野党の筆頭幹事と連絡を取り……
○藤末健三君 自由民主党・国民の声の藤末健三です。 先ほど趣旨説明を聴取した国民投票法改正案につきましては、公職選挙法で既に施行されている投票環境の向上に関する措置であり、本院におきましても議論を速やかに深めて結論を出すべきだと考えます。 さて、本日は、私が副座長を務めますWithコロナ・Afterコロナ新たな国家ビジョンを考える議員連盟の憲法改正分科会で昨年八月に取りまとめました提言、コロナ禍を踏まえた国民目線の災害緊急事態条項について御説明申し上げたいと思います。 お手元に資料をお配りさせていただいていますが、この提言は、憲法に災害緊急事態の章を新設しようとするものです。 具体的に……
○藤末健三君 誠にありがとうございます。 私は、渡辺先生がおっしゃるように、この憲法審査会、各議員議員が自分の主張を繰り広げ、まさしくこの国の在り方を議論すべきだと私は考えております。 私が今日お話しさせていただきました、したいのは、本日、ゼレンスキー大統領のネットによる演説がございますが、今般のロシアによるウクライナへの侵攻、侵略については、国際法、国連憲章を無視した力による一方的な世界平和の破壊であり、多くの民間人をも巻き添えに、多大なる尊い命を犠牲にした許されない違法行為であります。 これから恐らく、国際秩序や国際連合を含むこの安全保障の体制、大きく変わっていきます。そのような中で……
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