このページでは足立信也参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。足立信也参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○足立信也君 民主党・新緑風会の足立信也でございます。 今年の年金制度、来年の介護保険、さらに再来年の医療保険制度と立て続けに社会保障制度の改革が予定されています。総理も尾辻大臣も、社会保障制度の一体的改革が必要だと表明されました。本日は、まず大臣に改革の理念についてお伺いいたします。 年金、介護保険、医療保険とそれぞれ逼迫する財政事情の中で、制度の維持という大義で負担の増加と給付の減少という方向性です。これらの各論に加え、さらに、社会保障制度の一体的改革というのはどのような方針で臨むおつもりなのかお聞かせください。年金、介護、医療のそれぞれの改革が一体的改革の過程なのでしょうか。それとも……
○足立信也君 民主党・新緑風会の足立信也でございます。 本日は、児童福祉法改正案の審議でございますが、初めに、現在衆議院で継続審議中の臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律の一部を改正する法律案について、一部で委員長提案にするという声が聞かれますので、若干の注意を喚起する意味で申し述べたいと思います。 主な改正点は、「医師の指導監督の下に、」「政令で定める生理学的検査を行なう」、これを、医師又は歯科医師の指示の下に厚生労働省令で定める生理学的検査を行うとなるわけです。後半部分の政令か省令かの違いはあっても、行われる生理学的検査の内容は恐らく余り変わらないと思います。 生理学的検査といい……
○足立信也君 民主党・新緑風会の足立信也でございます。お三方とも大変示唆に富むお話をいただきまして、お忙しい中本当にありがとうございます。
私は、それぞれ御三方お一人お一人に一点ずつの質問にしたいと、そのように思います。
まず、中貝参考人になんですが、私はPRのことについてお伺いしたいんですけれども、その前に、あれだけの水没状況になった場合に、元々想定されていた避難所、それが実際は水没によってどれだけ使えなくて、そして結果として四十四か所になった、その数の点をちょっと教えていただきたいんですけれども。
【次の発言】 じゃ、本論のPRについてなんですけれども、報道にもございましたが、私も聞い……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 党の中では三人目ですので、私は、尾辻大臣が所信でわずかしか触れられなかった厚生労働行政における日本と海外とのかかわり、これについて質問したいと思います。 ですが、午後の冒頭、我が党の朝日先生から大変重い時代認識の話がございましたので、一言、言わさせていただきます。 恐らく、ここにいらっしゃる方の中で私が直接当事者として一番多くの人の死を見てきたと、そのように思っております。今、日本人の死因のトップは悪性腫瘍、悪性新生物、その六割が消化器がん。私は消化器がんを専門に扱ってきた人間として数多くの死を見てきました。患者さんにとっては、自分が、私が人……
○足立信也君 民主党・新緑風会の足立信也でございます。 先週の本会議質問で、特に国保の問題でしたので、そこでやはり医療とは何だと、医療における裁量とは何だと、そしてその中で三位一体というのはどういうふうに考えるんだということを、私の思いを伝えさせていただきました。 それに対して党の中からは、質問に比べて答弁がお粗末だという意見もございます。そしてまた、大臣本人から、言葉足らずであったので委員会の席できちんと議論をしてくださいということを伺いました。本日はもちろんもっと突っ込んだ議論をしようと思っておりますが、今審議されている法案の中で、もう一つ介護保険施行法の改正案というのがございます。こ……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。よろしくお願いします。 午前中の終わりに武見理事から、こういった問題あるいは医療制度改革の問題に引き続いて、これから続いてある問題は与野党の枠を超えて検討していかなければいけないとお話がございました。私はそのつもりで質問をしておりますし、是非その考え方で答弁をしていただきたいと、そのように思います。 まず確認しておきたいことは、この法案の持つ意味合いです。今までの議論、いろいろ話はございますが、要はこの法案は何を意味しているかということについて確認をしておきたいと思います。 三月三十一日の整理合理化計画では、社会保険庁が、施設ごとの、三種類に分……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。 昨年の臨時国会の当委員会の席で、この法案、委員長提案で、どうも審議なしで衆参ともに通過するような気配だと。この問題は審議は絶対に必要だと、その点を強く申し上げて、その御理解がいただけたんだと思いますが、理事の方、先生の方々始め御理解いただいて、私に質問の機会を与えられました。どうもありがとうございます。 まず、お聞きいたします。 ただいま提案理由については御説明がございました。その中で、臨床検査技師の定義の中で、医師の「指導監督の下に」という文言を医師の「指示の下に」、そのように変えた改正の目的は何か。言葉を換えますと、こ……
○足立信也君 民主党・新緑風会の足立でございます。 今日の、衆議院の通過を受けて、僕は、皆さん、党の方はどう思われるか分かりませんが、できるだけ、可能な限り淡々と進めていきたいと、そのように思っております。 衆議院では非常に議論が進んだところと全く議論されていないところが、本当にその凸凹が激しいという印象をまず持っております。私は、介護に近い場所にいる人間の一人として、今日の質問は、一人の高齢者が、保険事業を受け、要介護者となり、やがて死に行くと、その過程の中でこの法案の問題点を一つずつチェックしていきたいと、そのような態度で臨みたいと思っております。 そこで、衆議院の議事録を見て、その……
○足立信也君 民主党・新緑風会の足立でございます。 まず、大変勉強になりました。それからまた、あしたからの質疑にできるだけこれを有効に生かしていきたいと、そのように思っております。 ところで、私は昨年まで茨城県医師会に属しておりましたし、一昨年までは筑波大学の大学院の教官でございましたので、まずはそのなじみの方々から質問させていただきたいと思います。 野中先生にお伺いしたいんですけれども、介護予防の新介護予防給付と介護予防給付、これを峻別しなきゃいけないんだと、そして地域に対して医師の役割、関与を広げていかなきゃいけないんだと、そのようなお話があったと思います。 私どもは、高齢者をスク……
○足立信也君 民主党・新緑風会の足立信也でございます。 恐らくお昼休みもなく、大変お疲れのところ申し訳ありません。もう少しお付き合いください。私が終わった後に、今度はこちらの方が脱力感とかあるいは無力感に襲われないように、明快な答弁をよろしくお願いします。 私は前回、もうそういいましても一か月近くなりますが、一人の高齢者の方が保険事業を受け、要介護者となり、そして終末期を迎えると、その過程の中でこの法案の問題点を明らかにしたいということで、前回はスクリーニングの段階まで行ったわけですけれども、それを継続して今日もやるつもりなんですが、その前に、前回、厚生労働省からモデル事業のデータをいただ……
○足立信也君 民主党・新緑風会の足立でございます。 参考人質疑を含めて今週三回目の質問になりました。恐らく今日が最後でしょうから、私は、一つ一つの自分の思っている疑問に対して納得をしたいと、そのように思っております。ですから、納得が得られるようにやはり簡単明瞭にお答えいただきたいと、そのように思います。 まず最初に、二つ、参考人質疑、それから一昨日の質問に対して少し確認ができていないなという点を申し上げ、その後、五つほど今まで時間の関係上触れられなかったことについてお聞きしたいと、そのように思います。 まず、一昨日の質疑で、局長からは、スクリーニングはポピュレーションアプローチだと、つま……
○足立信也君 民主党・新緑風会の足立でございます。 私は、先ほど山本さんも積み残しがあるというふうにおっしゃいましたが、これはやっぱり政治とは何かという根本にかかわる問題ですし、障害者福祉の理念にかかわっておりますので、最低二回の質問機会はあるだろうという判断をいたしまして、本日は、まず子供を中心にやろうと、次回大人を中心にやらしていただこうと、そのように考えました。 本日は三つポイントがございます。それは、児童デイサービスと、育成医療と小児慢性特定疾患事業の関係、それから、障害度が強くなるに、それに従って自己負担が増えていくんだという逆進性の問題、この三点だけはクリアしたいと思いますので……
○足立信也君 民主党・新緑風会の足立信也でございます。 ちょっと人がそろうまであれなんですけれども、環境委員会としては、私、特別国会からの新参者ですが、早速理事の方々の御配慮によって質問の機会を与えられました。特にアスベスト問題についてやってくれということでしたが、その前に、小池大臣に一つだけお聞きしたいんですけれども。 クールビズ、私は前職からネクタイをする機会というのはほとんどなかったもので非常に助かったんですが、どう感じても、国会内において二十八度という設定よりもはるかに低い室温であることはまず間違いないという感触を持っておりまして、これは服装をどうするかということよりも、まず二十八……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 民主党といたしましては、昨年の通常国会の集中審議、そして特別国会、そして今通常国会、この問題につきましては、アスベストの問題につきましては最後の質疑ということになりますので、ちょっとまとめるようなつもりも込めて、そしてまた、岡崎理事、それから傍聴席の方の怒りも受けて、ちょっと順番を変えて質問させていただきます。 昨年の特別国会で私一時間掛けて、これまでの文科省それから環境そして厚生労働、研究と、それが施策あるいは法制度に生かされたかどうかということを検証しました。そのことが全然生かされていないなという気がいたしましたので、もう一度簡単に振り返り……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 私が用意しました質問の前に、大石議員の環境保全に対する熱い思いにつきまして、ちょっと一言申し上げます。 私は大分の出身ですから、昨年、ラムサール条約の登録地に竹田市から玖珠郡にかけてタデ原湿原と、くじゅう坊ガツル、ここが登録されました。昨年、その記念式典があったんですけれども、そこで記念講演をされた九重の自然を守る会の会長の、嶋田会長の言葉をちょっと申し述べたいと思います。 彼は二十分の予定を、環境省の方の到着が大幅に遅れたために四十分間講演されて、その中で彼がおっしゃったことは、単なる観光地にしてはならない、積極的に湿原に入り、山に入り、積……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。
本日は、たった一日しかないこの法案の審議、私も大臣に対する質問を八問、昨日通告させていただきました。
先ほど簡単に委員長の方からお話がございましたけれども、やはり私としては多少腑に落ちない、多少じゃないですね、腑に落ちない面がございますので、確認いたしたいと思います。
まず、委員長に質問という形になるかと思いますが、法案の審議、一日の予定で質疑から討論、そして採決と、これを大臣が欠席して、あさってから施行される予定だと。こういう形態は今まで前例があるんでしょうか。
【次の発言】 前例はどうもないようだということでございます。
では、責任の問……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也です。 御丁寧なごあいさついただきまして、ありがとうございました。ただ、私、ちょっと仕事柄、立ち居振る舞いとか歩き方、しゃべり方、かなり敏感でございまして、先ほど大臣が珍しく、そこにお座りになるときによっこらしょと言って座ったのが非常に気になっておりまして、ふだんそういうことを言われる方ではないと思っていますので、ちょっと今日、いつもより以上にちょっと観察が鋭くなってしまうかもしれませんが、お許しください。 私たちが診断書あるいはそれに相当するものの提出を要求したのは主に三つやっぱり理由がありまして、本会議、予算委員会を欠席した場合は大臣事……
○足立信也君 民主党・新緑風会の足立信也でございます。 昨年の七月以来、十か月ぶりの厚生労働委員会の質問でございます。そこで、ちょっと、しばらくぶりに委員会に出席しました、どうも私気になることがございまして、そこだけちょっと最初に申し上げたいと。 一つは、昨年は岸宏一委員長の御判断で、女性の委員をお呼びになるときはさん付けで呼ばれておって、私は非常に耳になじみやすく、戦後教育を受けてきた私としてはなかなか女性に君付けで呼ぶのはできない習慣で、ちょっと委員長も御一考されたらいかがかなと、そのように思っています。 もう一点は、故あって先週私は院内テレビで、部屋でこの委員会を見ておりましたが、……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 山本先輩の目の覚めるような質問の後に、大体生理的に非常に眠い時間ではありますけれども、私も引き継ぎたいと思います。それが理由というわけではないんですが、昨日質問通告した二十一問、相当順番を変えてやりますので、対応していただきたいと、そのように思います。 私が常々言っていますように、十九世紀後半のビスマルク以来、重工業の発達以来、高福祉の時代がもう戦後もずっと続いてきた。それに対して医療費抑制の時代というのを迎えたわけですね、レーガン、サッチャー。そして、世界は、今は医療費抑制の時代を超えて評価と説明責任の時代に入っていると、このことをずっと申し……
○足立信也君 お忙しいところありがとうございます。 私は、民主党で医療改革作業チームの事務局長をやっております足立信也といいます。よろしくお願いします。 順番にまず一問ずつ質問をしたいと、そのように思っております。 まず竹嶋先生にお伺いしたいんですが、予防医療、そして保健の重要性、これを強調されていたと思います。それから、かかりつけ医がゲートキーパーとしての役割が非常に大事なんだと。これはおっしゃるとおりだと思います。今法案でやはり保健医療というものの重要性をうたっておるんですが、私は、ゲートキーパーという役割からいくと、やはり待っている姿勢が強い。健診でピックアップされた患者さん、ある……
○足立信也君 民主党の足立信也です。 この法案の審議の前に同僚の朝日委員と相談していたことなんですが、二人とも医師でありますから、朝日先輩には健康保険法のことを中心にやっていただいて、私は、良質な医療をという医療法の方を中心にやってきたわけです。まだまだ残っております。そして、私自身も健保法については問いただしておきたいことが一杯ございますので、時間の許す限り御協力をよろしくお願いしたいと、そのように思います。 ちょっと通告しておりませんが、最初に大臣にお聞きいたします。 世界は、この十年、医療の質をいかに良くするかという動きをずっとしてきているんですね。その大事なこととして、提供される……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 そもそも私、環境委員会に属しておりました。そして、今日の大気汚染に関連して、アスベストの緊急大気濃度測定というのがありましたから、これを詳細に検討したいし、実際に環境委員会でもやってきたんですが、その後、連休明けに、私、厚生労働委員会の方に変わりまして、今日はその分野で行政に関してちょっと疑問点がありますことを質問したいと、そのように思います。 今日は、大きく分けて、内容は、児童デイサービスと、それから小児の予防接種ですね、ワクチン接種、それからいわゆる無資格のあはき業に類似するあんまマッサージ師、指圧師の件、この三点を質問したいと、そのように……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。柳澤大臣、よろしくお願いします。 昨年の四月に第一回社会保障の合同会議が開かれまして、私その現場におりまして、柳澤大臣が、ちょっと間違いのないようにそのまま読みます。 民主党の多くの方が言ったように、雇用の形態とか生活の形態というのが全く変わってきたことに対して誠実に年金制度も対応すべきだ。改革である限り相当ドラスチックなことも避けられないと実は思っていると発言されました。 私、そこの現場にいて、これは何か変わるかもしれないなとかなり期待感を持ったことを覚えております。その後の経過は皆さん御案内のとおりでございます。そのことだけ申し上げておきた……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。 今日は、まず最初に感染症法そのものの枠組みといいますか、総論的な部分と、それから次に結核について、そして最後に新型インフルエンザ、大体三本立てで行こうと思っています。 感染症法の審議ですから、内容も、それから単語も非常に難しいと思います。ですが、私、前職から、難しいものを分かりやすくというのをモットーにしてやっておりましたので、できるだけ分かりやすく伝えたいと思いますので、お付き合いのほど、どうかよろしくお願いします。 まず、現行法のことなんです。感染症のことなんですが、これ現行法では感染症を一類感染症から五類感染症まで、……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 午前からの会議で度々出ております重点戦略検討会議、二月九日に初会合開かれましたが、これはもう明らかに昨年の新しい少子化対策というものが各省各局の意見をただ並べただけという総花的、いかにも総花的。先ほどうちの山本委員は少子化対策と書けばお金が付くという判断をされておりましたけれども、やっぱり私は、具体性、実効性に欠けているがために今回再構築を図ったと、そのように認識しております。ただ、基本戦略に関してはまだ一向に見えてまいりません。 私は、少子化対策考える場合に、まず、結婚して子供が欲しい方がなぜ子供を授かることができないのか、ゼロから一にするた……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。
予算委員会等を通じてこのことに関しましては柳澤大臣と何度かやり取りしましたので、まず大臣に、最初に確認だけしたいんです。
確認ですけれども、この児童手当法の改正案で、第一子、第二子は、三歳未満には一万円の給付、そして三歳以上小学校修了までは月当たり五千円の給付、第三子以降は年齢に関係なく月当たり一万円の給付ということでよろしいですね。
【次の発言】 では、局長にお伺いします。
例えば三人兄弟で、中学生が一人、小学生が二人の場合、給付額は、第二子、第三子が該当するわけですけれども、第二子が五千円、第三子が一万円で、計一万五千円でよろしいですか。
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 私は、民主党・新緑風会を代表し、児童手当法の一部を改正する法律案に対して、反対する立場から討論を行います。 本法案の改正の趣旨は、三歳に満たない児童の子育てを行う家庭の経済的負担の軽減であり、その内容は三歳未満の第一子、第二子に対してのみ月々五千円の増額であります。第一子、第二子については、三歳に達すると月々五千円減額されることになります。 しかしながら、平成十六年全国消費実態調査によれば、子供が一人ないし二人いる世帯の収入は夫婦のみの世帯の収入に比べて低く、第一子が小学生になって後、夫婦のみの世帯の収入に匹敵します。さらに、民主党の調査によ……
○足立信也君 私は、ただいま可決されました雇用保険法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 雇用保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、失業等給付に係る国庫負担は、雇用政策に対する政府の責任を示すものであることにかんがみ、四分の一負担とする本則の枠組みを堅持するとともに、今後、雇用保険制度の安定的な運営を確保するために必要が生じた場合には、その時点での雇用保険……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 恐らく、介護福祉士あるいは准介護福祉士に話題が集中するんじゃないかと思って、私は社会福祉士、介護福祉士に共通するこの法案の問題点からいきたいと思います。で、社会福祉士と介護福祉士というふうに、そこまで行ければいいかなと思っています。 で、本法案の目的は、近年の介護、福祉ニーズの多様化、高度化に対応し、人材の確保、資質の向上を図る、このことだと、このことに尽きると思うんですね。ところが、今までの議論も聞いておりまして、ほとんどがその資質の向上の方にいっていまして、人材の確保という観点がちょっと足りないような気がしております。 そこで、共通する問……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 私もかなり田舎の方に住んでおりまして、将来の国民の安心の中で占める割合、特にまた地方に住めるという条件の中に、医療の提供と教育環境だということはもう私自身も感じていますし、その意見は皆さん異論はないと思います。 その中で、昨年来あるいはここ数年来続いております医療制度及び消防組織の改革によって医療機関の集約化が進んでおります。事実その方向で進めているとまた思いますし、救急業務、つまり患者搬送も広域化が進んでおります。となるとなれば、医療機関同士の距離、また自宅から医療機関への距離が延びているわけでございます。集約化だけでは果たせない、常にいつも……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 若輩ではありますが、立法府の一員として、この二年間に私自身も九本ないしは十本ぐらいの議員立法に直接携わってきました。しかしながら、それを成立させることの難しさ、どれだけの努力が必要かということでございます。 皆さんも御存じのように、彼は謙遜されておりますが、自殺対策基本法、それからがん対策基本法、紛れもなく彼の努力の成果であったと思っています。のみならず、運用は行政任せという姿勢では決してない、立法府と行政府が一緒になって運営する、誤りは正していくという姿勢を貫かれているんだと私は思っております。がん対策推進協議会も彼は全部傍聴されておられます……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 短時間労働者法のことをじっくりやろうと思いますが、先週の質問でちょっと私はっきりしたものを残したいというのと、先週かなり尋常な精神状態ではなかったですから確認が取れなかったところがございますので、ひとつその点だけ別に質問させていただきたいと、まず最初に質問させていただきたいと思っています。 これは何かといいますと、ちょっと復習します。皆さん御存じのように、生命保険それから損害保険で申請がないがために支払漏れが三百六十億あると。これは何も、民間医療保険だけではなくて公的医療保険においても、高額療養費ですね、高額療養費を支給するには被保険者からの申……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 先週、前回は、総理大臣の本会議答弁を基に質疑をいたしました。今日もそれを踏襲いたしますが、この法案の条文に沿った形で今日はやりたいと思っております。 主に前半は、今まで質疑の中でちょっと視点が足りないかなと私自身が思っております専門資格あるいは専門職の短時間労働者、このことがちょっと弱いような気がいたしまして、その点についてまず初めに集中的にお聞きします。 これは八条関係、差別的取扱いの禁止のところにかかわると思うんですが、例えば総務省の労働力調査で、平成十七年、女性の短時間雇用者の多い職業は、一番が卸売・小売業、二番目が医療、福祉の分野にな……
○足立信也君 私は、ただいま可決されました短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、本法の内容について、事業主、労働者等に対する周知徹底に努めるとともに、均等・均衡待遇の確保のためにとるべき措置等について具体的かつわかりやすい事例を示す等、事業主に対……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 年金改革法案、それから年金特例法案、とりわけ今衆議院の厚生労働委員会でたなざらしになっている我が党提出の年金記録被害者救済法案、非常に心は引かれますが、私はやっぱりこの国の働き方を決めるということで非常に重要な法案だと思っておりますので、この二法案に対して集中してやっていきたいと、そのように思っております。 まず、雇用対策法についてです。我が党の柳澤委員の質問の中で、第一条のこの目的の最初の部分の指摘がありましたが、私はすごく気になるというか、私自身が余りよく理解ができないというのが、むしろその後の、労働市場の機能が適切に発揮され、労働力の需給……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 正に、年金の問題は今国民の最大の関心事であります。この問題はやはり二つの方向性で考えなきゃいけないと、皆さんもうそういう考え方は共有されていると思います。それは、一つはやはり社会保険庁という組織そのもの、ハードの問題。それから、実際に自分は納めたはずだと、年金保険料を納めたはずだと思いながらも、その記録によって被害者となっているという方々に対する救済をどうするかというソフトの問題ですね。この二つがやはり私は別々に考えるべきだと思っておりますし、理事間の協議で参考人質疑も二度やることになりました。一度目は、やはりそのソフトの問題、実際どのような被害……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 五人の参考人の皆様、本日はお忙しい中、ありがとうございます。 早速質問に入らせていただきます。 私、佐藤先生から順番にちょっとお聞きしたいと思っております。 佐藤先生は、国民の立場に立ってということをかなり強調されました。それは、その後、西沢さんの方からありましたが、私は、利便性と、それから安定感、そして不安を払拭すること、それが国民の立場に立ってということだと私は思っております。 いろんなところでこの年金のことを話しますと、国民の皆さんはやはり今まで国にお任せして、あるいは政府にお任せしてやったことを責任放棄されているような気がすると、……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 六月五日に本委員会でのこの社保庁関連三法案の質疑が始まりました。私、野党のトップバッターとして質問をさせていただきました。ちょうど五十歳の誕生日でございまして、それから私たちとしては合計十六人、それぞれの専門の分野の人間が質問をしてまいりました。延べではありません、十六人です。毎日毎日新しい問題点、テレビや新聞に報道されております。そしてそれに対する答えというものはやっぱりいまだに、もちろん不十分であるし、全く回答がないということが続いておる事態です。 衆議院は、計六十五回、職権で委員会を立てるとかあるいは強行採決が計六十五回ありました。参議院……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 非常に熱心な質疑の結果、七人、私どもこれまで質問してまいりました。私の残り時間が十七分しかございませんので、質問通告の順番は全く無視して質問をいたします。 私たちが今この理事会で、当委員会の理事会で要求していることをまず申し上げます。 先ほど来議論がありますように、第三者委員会、これが総務省の中に、年金記録問題検証委員会と年金記録確認第三者委員会、二つつくられております。この検証委員会は大変重要な役割を担っている。この宙に浮いた、消えた年金記録問題の原因はどこにあるのか、どういう構造的な問題があるのか、それを基にどういう組織が望ましいのかと、……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。
私、今日は児童手当のことと、それから高病原性鳥インフルエンザのワクチン製造のこと、そして日本でどうしてなかなか新規開発の医薬品ができないのか、未承認薬が多いのか、イノベーションに関連してその三点をお伺いしたいと、そのように思います。
まず、安倍内閣が十九年度予算で重点を置いたと言われる少子化対策、その中での児童手当の位置付けについてお伺いします。
改正後の子供の出生順位、第一子、第二子、第三子、それと年齢による児童手当の金額の差、これを少子化対策における意義と併せて教えてください。
【次の発言】 今、第一子、第二子に関して、三歳以降、それまで……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 一昨日に引き続きまして、高病原性鳥インフルエンザワクチン開発の残りの質問ですね、それと医薬品開発とイノベーション、そして今日は、がん対策基本法に基づく予算について、この三点をお伺いしたいと思います。 まず、皆さんも御存じのように、高病原性鳥インフルエンザは、国内では今年、宮崎、岡山。そして、人への感染は、新たにナイジェリア、ラオス、エジプト、インドネシア。今年は十五人中十一人が死亡しております。死亡率七三%です。このような事態になっていまして、ワクチンの開発はもう急務です。 そこで、鳥用も人用もこのワクチンの開発に有精卵が欠かせないという状況……
○足立信也君 足立でございます。 まず、二点御質問があったと思います。メリットに関することと無駄遣いのチェック機能ということだと思います。 メリットにつきましては、先ほど議員から御指摘がありましたように、まず公的年金制度に対する国民の認識というものは、年金保険料は全額給付に回る、だから有利であるんだ、こういう認識を持っているわけでございます。この原点に立ち返って安心していただきたい、これがまず第一でございます。 今月行われました民放のある世論調査によりますと、年金保険料は年金給付に限り、事務費などは税金で賄うべきだが五二・四%、年金事務費などに充ててもよいという三一・四%を大きく上回って……
○足立信也君 お答えいたします。 その前に、先ほど私も何度か挙手したんですが指名がございませんでしたので、衛藤議員と、それから前回の西島議員から、矛盾があるんじゃないかという点、これはお答え、どうしましょうか。(発言する者あり)いいですか。なしでいいですか。なしでいいですか。 じゃ、今の坂本議員の質問に対してお答えします。 先ほど来聞いておりますと、不信感の認識というのは、これはやっぱり目線にあるんだと思いますね。国民からの目線という点がちょっと欠けているのではないかというのが私の感想で、結論から申し上げます。どちらも大事だと思っております。 そして、税金を使うときの優先度、この話が今……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 随分久しぶりの質問ですので、その間相当多くの問題が、質疑してほしい、あるいはただしてほしいという、山のように集まっておりますので、時間がもったいない面もありますから、すぐに本題に入ります。 まず、資料をごらんください。一ページ目ですね、これはアスベストが原因である中皮腫、肺がんの労災認定の数の推移をグラフにしました。クボタ・ショック二〇〇五年六月と書いておりますが、これは尼崎のクボタ、ここで六件が表に出たわけですけれども、それ以来、昨年の新法の制定もあり、例えば今年で見ますと中皮腫、それから肺がんの労災認定は、中皮腫は千六ですね、肺がんが七百九……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 十二月二十二日にお亡くなりになられました我々の先輩であります山本孝史さん、当委員会でも大変活躍されました。がん対策基本法、それから自殺対策基本法、この成立に尽力されまして、交通遺児、中国残留孤児、在外被爆者等、つらい、苦しい立場の方々に温かい気持ちを向けられました。正に命を懸けて命を救われました。謹んで御冥福をお祈りしたいと、そのように思います。 肝炎訴訟の問題、それから年金の問題ありましたが、まずはちょっと肝炎訴訟の問題について、私の個人的な意見かもしれませんが、少しコメントしたいと、そのように思います。 薬害肝炎患者さんを一律救済するこの……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 早速質問に入りたいんですが、合計特殊出生率の話が少子化対策で出ておりましたが、一つ忘れてはならないのは、欧米諸国と比べて日本だけが海外からの移住、移民が極めて少ないと。欧米諸国は人口増加の三分の一は海外からだということも、特殊出生率だけではなくて、しっかり検討をお願いしたいと思います。 そこで、昨今ちょっと忘れられた気配があるなと思っている新型インフルエンザのことなんですが、これは御存じのように、WHOの事務総長が、もはや新型インフルエンザの出現は避けられない、もしもではなくて時間の問題であると、この発言から、世界的に対策を取らなきゃいけないと……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 我が会派の理事からは、大臣所信に対する質疑は年金と医療でいこうと。当然、私は医療の分野をやるべきだとは思いますが、我が党の委員から年金のことを是非やってもらいたいということがございますので、年金のことについてやらせていただきます。 まず私は、大臣もそうでしょうが、ねんきん特別便に対する、どうしてこんなに訂正なしが多いんだろうと、この原因をやっぱりしっかり突き詰めなきゃいけないと思っているんですね。 今まで、三月四日現在で年金受給者が、これ訂正なしが八十一万で、訂正が二十八万。加入者が、訂正なしが一万九千で、訂正が四万六千。計、訂正なしが八十三……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 私は、後期高齢者医療制度一本に絞って質問させていただきます。リテラシーの差といいますか、違いがある分はちょっと勘弁願いたいと、そのように思います。 二年前の医療制度改革関連二法案、これはもう皆さん御案内のように、ここにも相当なメンバー残っておられますが、衆議院で強行採決されました。参議院では、衆議院より、その強行採決よりも短い審議時間、三十四時間で終結という形を迎えました。ただ、参議院としては、衆議院のように委員長の体に触れるとか、そういうことは避けようということで委員長の周りで抗議をいたしました。しかしながら、この制度が成立してしまった場合に……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 冒頭、午前中に家西理事が国際会議のことをおっしゃったですね。ちょっと本題とは外れるんですが、これは今日まで会議がある西太平洋及び南東アジア地域ナショナルインフルエンザセンター会議、この情報をそれほど得ていないということに対して叱責があったわけですが、大臣はどうかということも気になるところで、今話題になっている後期高齢者医療制度、これ二年前の本会議の私反対討論で申し上げたんですけど、二〇〇四年にOECD加盟国の保健大臣会合を開きまして、世界の医療制度改革という本を出しているんですね。二年前のときに、当時の川崎大臣は読んだことないということがありまし……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。麻生総理に対しては初めて質問させていただきます。 特に私は、社会保障、それから先ほど初等中等教育の話がありましたが、高等教育、それから科学技術について、これは麻生総理、議院内閣制の下、政府、与党一体となってこれまで取り組んできた、どういうふうに対処してきたかと。今日、決算委員会ですから、まあ自民党政権あるいは自公政権の総決算のつもりで質問させていただきます。よろしくお願いします。 まず、資料の一番。これ、社会保障国民会議、内閣より提出された社会保障制度に関する国民意識調査報告書でございます。年金、医療、介護、少子化対策、雇用支……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 蟄居とか自粛とか全然関係なく、七か月ぶりの質問でございます。 時間が余りありません。四十五分ということですので、早速伺いたい。まず、今大変な話題になっております周産期医療についてお伺いしたい、そのように思います。 皆さん御存じの一昨年の奈良大淀病院の事案、それから今年に入って九月、十月と、杏林大学、墨東病院というふうに続いてきたわけでございます。まずは、妊産婦死亡、これは実際今、日本はどうなのかということについてお話ししたいと思います。 五十年ほど前、一九四〇年代ぐらいは相当な数がいて、これがだんだん減ってきました。直近では二〇〇七年、去年……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 基本的なことから申し上げますが、我々民主党は独立行政法人には基本的に反対でございます。この理由といたしましては、国策として行うもの、特に今回は医療ですから、政策医療は国立でやるべきである、そして、一般病院と変わらなければ、その地域医療の観点から立って公立あるいは民間でいいんではないかと、そういう基本姿勢ですね。ところが、厚生年金病院あるいは社会保険病院を例に挙げるまでもなく、いろんな風評、あの病院はなくなってしまうかもしれない、このままだと兵糧攻めに遭ってしまうかもしれないと、そういう風評が立ってきて、我々としてはこのナショセンの法案に関しては結……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。今日は雇用の問題をやります。 大臣は所信表明で、今までと違って雇用問題を最初に持ってこられて、しかもかなり長いスペースを割いて、これは雇用に対する認識、それから危機意識が相当高いんだなということを感じました。しかし、私は、今までの予算委員会あるいは衆議院の審議を聞いていて、ややもすると現下の非常に厳しい状況に焦点が行ってしまって、でも本来、この雇用とか労働に関することはかなりそのベースのところでも相当問題があったということが多少置き去られているような気がしてならないんですね。 そこで、雇用問題は当然大事です。それで、非正規雇用はなぜ望ましくないの……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。全議員出席というなかなか気持ちのいい中で始めさせていただきたいと思います。 今日は、四つテーマを用意してきました。 まず初めに、三月十七日、私、質問したことに対して宿題となっておりますか、この点から行きたいと思います。 簡単に資料を御覧いただきながら、振り返ります。平成十八年度、十九年度の会計検査において、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構が各都道府県にある雇用協会に委託した事業で、四十七都道府県すべてで不正が見付かったと、そして二億二千万円を超える委託費の過払いが指摘されたと。この点でございます。 どうして今回も取り上……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。 先ほどエレベーター内で大臣にお会いしましたけれども、この十日前後といいますか、大変な御苦労だったと思います。それから、もちろん関係省庁の方々も大変だったと思いますが、私は、ちょっと今までの取組、科学的にといいますか、科学的に考えるとちょっと間違っているんじゃないかなという気がします。その点を、私は感染症及び公衆衛生の専門家ではありませんけれども、その取組がちょっと違うんではないかということについて質問したいと思います。 それで、まずは、やはり今いろいろメディアを通じて拝見しておりますと、かなりの混乱があることはもう明らかです……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。 振り返りますと、五年前に年金の保険料の未納問題、それから二年前に消えた年金、去年は消された年金、今年はほぼ所得代替率を始めとする財政検証がメーンテーマになっていると、そのように思います。今日は、その後半三年分といいますか、二年前からの消えた年金、消された年金そして財政検証と、そういう順番で質問したいと思います。 私、先週誕生日がありまして、ねんきん定期便がやってまいりました。この中で、ちょっと見てがっくりきたことがありますので、その点について質問したいと思います。 まず、今までここ一年ぐらいの間、この定期便の意味というもの……
○足立信也君 民主党の足立信也です。 一問一答でいいですか。二点あるんです。 先ほどのドナーカードを持っている人がその表示が生かされたかという等々のことはネットワークの分析で、四類型の病院にどれだけ運ばれて、本人の意思とは別に家族の意思で拒否されたということはデータがありますので、それは是非とも後で渡したいと思いますし、検証会議の座長の藤原先生に質問してもなかなか難しい話ですので、それはネットワークのデータがあるということをまず申し上げます。 それから、私が聞きたい二点なんですけど、一点目は、検証会議の結果の公表という話なんですけど、今三十五例公表されておりまして、それができない理由は、……
○足立信也君 四名の先生方、本当にありがとうございます。民主党の足立信也でございます。 まず、島崎先生とぬで島先生にお聞きをいたします。 島崎先生には、ちょっと救急医学という専門以外の部分になるかもしれませんが、今まで私が各委員の質問を聞いていて、ちょっと誤解があるなと思う三点を先生の方からシンプルに答えていただきたいと思います。 まず、島崎先生にお聞きしたいのは、本来、臓器移植というものは死体であるからこそ成り立つ医療であって、生体はガイドラインでも例外的なものであって、本来は死体からであるという確認がまず一点。 それから二点目は、これ、質問される方は、聞いておりますと、ドナー側の診……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。やっと質問の時間がやってまいりまして。 私は、二〇〇六年から民主党の政調の役員として勉強会、脳死と臓器移植に関する勉強会をむしろ主催する側でありましたので、今まで自分の意見というのはほとんど言ってきませんでした、これ、今年の六月まで続きましたので。しかしながら、法案がほぼ出そろった形でなったわけで、私は、今出ているA案それからE案、そして間もなく提出されるであろう修正案という形がありますが、その中ではやはりA案しか賛成できないなというつもりで私はおります。 そこで、ちょっと残念なことは、先ほど亀井委員からありましたように、A案並びにその修正という……
○大臣政務官(足立信也君) おはようございます。この度、厚生労働大臣政務官を拝命いたしました足立信也でございます。 細川、長浜両副大臣、そして山井大臣政務官とともに長妻大臣を補佐して最大限の努力をいたします。どうかよろしくお願いします。
○大臣政務官(足立信也君) 実態の今御質問だったと思います。 できるだけ簡潔にお答えさせていただきたいと思うんですが、昨日のことについても触れさせていただきたいんですけれども、やはり今、新型インフルエンザのワクチン接種のことだと思いますけれども、これは最終的には行政が判断する。この場合は厚生労働省が判断する。専門家の方々の意見交換会というのは、あくまでも最終的な行政の判断に資する御意見を伺うという位置付けであるわけです。これはこれまでもずっとそうでしたし、これからもその決定方法というのは変わらないと思います。 ちなみに、意見交換会を政策決定の場というふうにちょっと誤解されて、あたかもその決……
○大臣政務官(足立信也君) できるだけ簡潔にお答え申し上げます。 二社の我が国で輸入予定の話がございましたが、正確に言いますと、その二社の中でも、例えばグラクソ・スミスクラインは、GSKとちょっと略しますけど、三種類ありますね。それからノバルティスも三種類あります。そのうちの我が国が予定している種類に限って今答弁します。 これは、まずはGSKのものは、使用されている国はカナダ、御存じのとおり。何人に使用されたかというのは、日本もそうですが、これは分かりません。出荷量でお答えするしかないと思うんですが、十一月七日時点で六百六十万、もう三週間も前の話ですが六百六十万。そして、カナダ政府の発表な……
○大臣政務官(足立信也君) 原因ということでございました。 これはもう御案内のように、平成二十年度から新たに施行された、まあ十八年に改正された医療制度改革ですけれども、この中身で、まずは老人保健制度が廃止されたわけですね、七十五歳以上に対して。で、新たに後期高齢者医療制度が創設された。そして、前期につきましては、今まで退職者、被用者であった方が退職された後に退職者医療制度というのがあったんですが、これを廃止すると。そして、財政調整制度が創設されたと。簡単に申しますと、前期の退職者の給付費は被用者保険の保険料からであったわけですけれども、助け合いということで今度人数割りになったと。 そんな中……
○大臣政務官(足立信也君) お答えいたします。 まず、中国の衛生証明書の経緯なんですが、これは平成十三年に中国政府から衛生証明書の添付を求められたと。その後は自治体が行っていたわけですけれども、これが二十一年十一月に中国政府と協議の上、厚生労働省が認定する登録検査機関、民間ですね、それに移管したと。そのことによって手数料等が発生して、かなりそこにお金が使われてしまう、なかなか難しいということになったわけでございます。 そのような中で、犬塚議員もかなり努力されたと思いますが、鮮魚に関しては、これ、証明書発行機関が、例えば保健所などの行政機関や輸出業者から輸出水産食品が中国側のその基準に適合し……
○大臣政務官(足立信也君) お答えいたします。 もちろんこれは、水戦略というのは極めて大事で、日本の水道から安心して水が飲める、あるいは下水に関しても、これは非常に高い技術があって、これは世界戦略に利用されるものだと私は思います。 その中で、先ほど津村政務官からありました新成長戦略の中で、アジア経済戦略のところで、「新幹線・都市交通、水、エネルギーなどのインフラ整備支援や、環境共生型都市の開発支援に官民あげて取り組む。」というふうに書かれているわけです。この意識を共有いたしておりまして、経済産業省でも昨年の七月から取組を始められて、私ども厚生労働省ともいろいろ対話をしながら、厚生労働省の方……
○大臣政務官(足立信也君) ナショナルセンターの理事長の任期は一期二年でございます。
【次の発言】 そのときの判断で当然それはあり得ます。
【次の発言】 今の情報というのがだれに対するどこからの情報かちょっと不明確ではありますけれども、内定し、それから選任するというこの行為は、内定の段階は二月だったと思います。それを受けて、国立大学法人がどういう対処をするかというのをまず判断されたんだと。今の鈴木副大臣の御説明、経緯を聞いておりますと私はそのように理解して、国立大学法人の判断に対して個人が同意をしたということの経緯だったと思いますが。
○大臣政務官(足立信也君) 私の方からお答えいたします。 委員御指摘のように、この自己注射、ペンタイプのエピネフリン、つまりアドレナリンなわけですけれども、これの有用性については、これはもう問題ないと思います。 今議員がおっしゃったことは、薬事法上の承認と保険適用というこの国の抱えているところに、そこに起因する話でございます。 これ、厚生労働省の中でも調べてもらいました。そこで、一つは関係学会やあるいは製薬企業から保険適用の申請が今までないということでございまして、これは有用性はもう認められているところでございますから、申請が行われた場合には適切に対応してまいりたいと、そのように思います……
○大臣政務官(足立信也君) 今ここに発議者の名簿を持っていますけれども、間違いありません。
【次の発言】 先ほど雇用保険法の関係で例がありましたように、これ挙げるとすれば、やはりグリーンピアとかそういう話になってくるんだと思いますが、自民党の方でも以前から取組がありましたけれども、ここで大事であったことは、年金保険料は年金の給付以外には使わないという趣旨で法案を提出したということでございます。
【次の発言】 私も一緒に視察に行きました。それはそのとおりで、今の御質問のポイントのところがどちらにあるかちょっとよく分からなかったもので、答えさせていただきますと、この地域医療再生基金というのは、御案……
○大臣政務官(足立信也君) 委員御案内のように、十一月三十日から改革会議を行っておりまして、この費用負担の在り方というのは、最初は全体の総括的な議論を二度ほどやりまして、その後の後、つまり三月八日、この前、第四回目が費用負担の在り方ということを検討しました。 これはもう費用負担というものは、公費であるか、あるいは保険料、保険料も若い方と高齢の方、そして自己負担と、このもう四種類しかないわけでございまして、それを含めた、主に委員からは当初八つ、九つほど案がありましたけれども、大体四案に絞られてくるような過程の中で、費用負担の在り方、そしてまた今後その保険料をどうするかとかいう議論を、経過を経て……
○大臣政務官(足立信也君) 打開策については大臣の方から答弁あると思いますから、現状認識と。 一言で申しますと、少人数、少ない施設で過重労働をして世界でトップの周産期医療を行っている、妊産婦死亡率、そして新生児死亡率共に世界トップレベルの低さを保っているということだと思います。 今委員御指摘の点に絞って申しますと、やはりNICUが足りない。これ、人口一万の出生当たり二十五から三十必要だと考えておりますけれども、まだ現実では二十程度である。しかも、それに加えて後方支援病院がやっぱり足りないからなかなか出ていけない。その一つの大きな要因として、低出生体重児、二・五キロ以下、二千五百グラム以下は……
○大臣政務官(足立信也君) 前与党側の議員の方々からもいろいろお聞きになられたわけですけれども、私はやっぱり整理して考えるべきだと思うんです。分かっています。 診療報酬改定というのは何なのかと。これは薬価の部分は、薬価差益をなくすということです。診療報酬本体というのは、それぞれの医療行為、判断料等の単価を決めるということです。ですから、あたかも計算式があるかのようなことをおっしゃいますけれども、それはそのときの関係大臣、内閣の方針としてその改定率をどうするというふうに決めるわけです。 ですから、今回のことは、薬価差をなくす薬価の改定部分と、それを診療報酬本体にそのまま持っていくという話にな……
○大臣政務官(足立信也君) 御指名をいただいたのは、医学的にどうかということを答えてくれということだと思います。 産婦人科の教科書等、これは日本だけではなく、海外で標準的な教科書になっているものを見ますと、やはり十九歳以下は妊娠、出産のリスクが高い。これは低出生体重児あるいは早産。三十五歳以上も妊娠、出産のリスクが高い。それは低出生体重児あるいは前置胎盤や妊娠中毒症になりやすいというようなことです。それから、自然に妊娠する率はどうかと申しますと、三十代後半からやっぱり低下し始めます。 ということを考えると、人間も生物、動物の一つでございますから、やはり私は至適な時期というのはあるんだろうと……
○大臣政務官(足立信也君) 環境の問題、それから水道水の問題等ありました。 その大前提となることをまず申し上げますが、タミフルは肝臓で速やかに加水分解されて活性体になると、そのうち四十八時間以内に大体七割から八割ぐらいが排せつされるということでございます。それが、今大半が排水というか尿中に排せつされると、そういう意味でおっしゃったんだと、現実はそういうことです。 それが、じゃ今度、河川の問題ということになりますけれども、それは当然のことながら、環境省もそうですし国土交通省もそうです、そういうところと連携しながら検討をしていかなきゃいけない問題であると。 そんな中で、じゃ水道はどうだという……
○大臣政務官(足立信也君) お答えいたします。 まず、古川委員がおっしゃったように、病原性はそれほど高くないが感染力が強いもの、そしてもう一つの要件としては、これは、国民にとって、あるいは医療機関等にとって大きな負荷が掛かることを予防するために緊急に必要であると、この二点だと思います。 今具体的なということですが、まさに今回の新型インフルエンザと同程度あるいはそれ以上を想定しているわけです。今回は、まず発症率として設定として二〇%と設定しました。これは、季節性のインフルエンザが年間一千万人弱から二千万人程度ということを考えると、それ以上です、二〇%以上。 それから、重症化率あるいは死亡率……
○大臣政務官(足立信也君) お答えいたします。 大綱案という話がありましたが、これはもう御案内のように、平成二十年に第三次試案、それに基づく大綱案ということを厚生労働省が公表したわけです。それに対して当時の民主党も、医療死亡事故の原因究明、再発防止を行う仕組みとして、死亡だけではない、もっと広い範囲を含んだ法律案の骨子案を公表したわけでございます。これはかなり大きな議論になったと思っております。 そして、先日、衆議院の予算委員会でも答弁いたしましたが、第三次試案あるいは大綱案のまま原案とすることはないと。 今、その検討の状況はどうかということですが、これはモデル事業というものにまた関連し……
○大臣政務官(足立信也君) お答えいたします。 ワクチンはおいておいてということでしたが、ワクチンについても、H5N1についてはプレパンデミックワクチンという形で三千万人分は確保しようということでございます。 そして、今の抗インフルエンザ薬についてでございますけれども、国としては、これ国と都道府県合わせて国民の四五%に相当する人数は確保しようと。具体的には、国でのタミフル、リレンザの備蓄は約三千三百万、そして都道府県で二千三百万というふうにあるわけです。 これは、今ポートフォリオという話がありましたが、御案内のように、タミフルは経口摂取、そしてリレンザは吸入できる、そしてもう一つ、今年の……
○大臣政務官(足立信也君) 先週来の議論でこれは全く変わっていないという話をしました。 繰り返しになると失礼ですが、正確に読み上げますと、四年前の民主党の崖っぷち日本の医療を救う医療改革大綱は、先ほど委員がおっしゃったように、医療提供体制を計画する範囲と保険がカバーする範囲が同一であること、すなわち健康生活圏を中心に制度の一元化を図ることが望ましい、そして今回のマニフェストでは、「被用者保険と国民健康保険を段階的に統合し、将来、地域保険として一元的運用を図る。」というふうに書いてあるわけです。 この前も説明いたしましたが、一元的運用ということになると、完全に一本化するか、あるいは保険者間の……
○大臣政務官(足立信也君) 最初に、その戦略会議あるいは成長戦略の中で、会議に出席しております私の方からその部分の説明をまずはさせていただきたいと思います。 今、辻議員が御指摘になったのは、医療や介護、健康関連産業を成長牽引産業として民間事業者等の新たなサービス主体の参入も促進しという部分だと思いますが、これは、マーケットと雇用を創出するというものの中で医食住、つまり医療と食と住居という考え方で、住民は住み慣れた地域で暮らし続けられるということの中で、例えば食の部分、これは配食サービスとか、あるいは見守りサービスとかあるいはフィットネスとか、そういう部分について、これは民間でのサービス、物を……
○大臣政務官(足立信也君) まず、一人親家庭あるいは児童扶養手当と劣ることなく、このポリオ、それからそれに対する、予防接種に対する健康被害に対する島田議員のお取り組みについて、まずは敬意を表したいと、そのように思います。 これは、参議院での審議並びに衆議院での審議等いろいろ今国会でもございました。それを受けて、四月八日付けで、まず今四社の話がございましたけれども、その四社並びに独立行政法人医薬品医療機器総合機構、ここに対しまして私の方から、まずは四社に対して開発促進の努力をいま一層お願いしたいという依頼をいたしました。そして、そのPMDAに対しても、こういう依頼を四社に対して出しましたから、……
○大臣政務官(足立信也君) 百三万、百三十万の壁があるかという、その実際のデータをお示しいたします。 平成十八年のパートタイム労働者総合実態調査というものがございまして、その中、これ複数回答なんですが、先ほど委員が御説明ありました就業調整、この理由としてどういうものがあるかという調査があります。その上位四つを申し上げますと、トップが自分の所得税の非課税限度額百三万を超えると税金を支払わなければならないから、二番目が配偶者控除がなくなり配偶者特別控除が少なくなるから、三番目が百三十万円を超えると配偶者の健康保険、厚生年金等の被扶養者から外れて自分で加入しなければならなくなるから、そして四番目が……
○大臣政務官(足立信也君) 私もこの独立行政法人ガバナンス検討チームのメンバーの一人でございます。 この取りまとめの件を、今議員からありましたけれども、これは一言で象徴的な部分を言いますと、やはり人事、予算等の実質的な権限をナショナルセンター側へ付与するということだったと思います。 それを生かした形、それを踏まえて私たちが講じた措置といいますか、第一に、人事については、従来厚生労働大臣が任命権者であったところを理事長に任命権を変更したというのが第一点。それから第二点につきましては、予算については、理事長が法人内で責任ある体制を構築するために、財務経理部を共通して六センターに設置し、予算の実……
○大臣政務官(足立信也君) お答えいたします。 といいますか、前厚生労働副大臣の渡辺議員にお答えするのはなかなか恐縮ではございますけれども、この件で私ども厚生労働省の立場といたしましては、安全性ということを科学的にどうとらえるかということだと思います。 これは、BSE特別措置法の中でBSE検査を屠畜場でやる月齢を決めることになっています。その月齢を決めるのは食品安全委員会というところになるわけでございます。十七年の五月に食品安全委員会の答申が出て、その中でリスク評価ということについては、二十か月齢以下の牛のBSE検査をやめたとしてもリスクは変わらないという答申があったわけでございます。これ……
○大臣政務官(足立信也君) それでは、お答えいたします。 医師である風間委員にこれを言うのはなかなか釈迦に説法みたいな話で申し訳ないんですが、まず、診断書と死体検案書というものがございます。これは、診療行為を行っていた診療に係る傷病と関連した死因の場合は診断書、それ以外、つまり診療していてもその元々の原病と違う場合も含めてこれは死体検案書になるわけですけれども、その検案した際にこれは異状であると、体表から見て異状であるという場合に異状死としてこれを警察へ届け出る形になります。委員がおっしゃる異状死の死体というのはその段階で判断されるわけです。 いずれにしても、死亡診断書も死体検案書も医師の……
○大臣政務官(足立信也君) ゆっくりちょっとお話ししますが、結論を言いますと、行政解剖された遺体とそれ以外の遺体が死因別にどういう分類をされているかということにリンクされているわけではありません。ですから、結論からいくと、その十三万体はどうなっているかということについてはリンクがないから説明はできませんが。 どういう形かと。ちょっとおさらいみたいで申し訳ないんですが、百十四万の死体があります。警察等に届け出なければならないのは、自然死体を除いた不自然死体、つまりこれが十六万八百五十八と、検視の対象となる変死者あるいは変死の疑いのある人が一万五千七百三十一。犯罪死体は、犯罪死体とその検視の対象……
○大臣政務官(足立信也君) お答えいたします。 その前に、先ほど仙谷大臣からお話がありましたけれども、評価者の一人というのは確かにそのように規定されましたが、私たち政務三役で参加した者は、要求側、査定側ということもありますが、意見は申し上げましたけれども評決には参加しないということになっておりまして、そういう意味では仕分人とは違うであろうと、それがまず前提でございます。 それから、漢方薬の件につきまして、これは、後で報告を受けるところによりますと、十分議論するということになったと思いますが、我々の方針といたしましては、昨年の予算の編成過程において、漢方薬を保険適用から外すということはしない……
○大臣政務官(足立信也君) お答えいたします。 まず、概念と目指すところということでございました。 概念につきましては、まず言葉の理解が必要なのは、相補代替医療ということだと思います。この範囲は極めて広いものでありますけど、例を挙げれば、漢方や、はり、きゅうに代表される伝統医学、あるいはハーブ療法とか温泉療法とか自然療法とか、そういうものがございます。そのような相補代替医療と近代の西洋医学を統合させる、お互いに利用するということだと思いますが、それが統合医療と、これが概念でございます。 その目指すところということになるわけですが、二点申し上げたい。鳩山内閣あるいは長妻厚生労働大臣の中での……
○大臣政務官(足立信也君) 少し整理したいと思います。 これはWHOの勧告もあり、多くの国で優先接種者というのは決めました。これはもうほとんどの国がそうしています、ワクチン量の問題もありますからね。もう一つの問題は、じゃ優先順位はどうなのかということで、順位までしっかり決めている国というのはそう多くはないと思いますね。 我々が方針として臨んできたのは、その優先接種者の群のスタートラインだけ決めているわけですね。それを、その後の方が追い越しては駄目ですよ、でも前倒しはそこまではいいですよということを、しかしこれが十分に理解されていなかったんだろうと思います。だから実際上は、スタート地点はこう……
○大臣政務官(足立信也君) お答えいたします。 まず、ワクチンに限らず医薬品により発生した副作用の疑いになるわけですけれども、これは薬事法に基づいて医療関係者及び製造販売業者に報告義務があります。そして、それに加えて、新薬、新しいものにつきましては、製造販売業者に市販後調査の実施を求めています。 御指摘のこの子宮頸がんワクチンについても、千人の方について、一人三回ですから三千回の接種後の安全性の調査を実施予定です、この八月から、ということになっております。 そこで、しかし私どもは、委員が御心配されているように、どれだけの母数があってその中に副作用がどれだけ出たというデータは把握できないわ……
○大臣政務官(足立信也君) 本年の一月五日に公表した病院の耐震改修調査のこの結果の概要ということでございますので、概要だけ申し上げます。 病院全体の耐震化率は五六・二%、災害拠点病院及び救命救急センターの耐震化率は六二・四%。過去から見ますと、当然のことながら耐震化率は増えております。 一方で、議員が御懸念だと思いますが、いまだ耐震化済みでない病院が四〇%を超えておりますので、その中身について申し上げます。 Is値〇・三未満の建物を有する病院が百六十病院ということになっております。〇・三未満というのは、震度六程度で倒壊又は崩壊する危険性が高いという状況でございます。 以上です。
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 政府参考人の方がいらっしゃいますし、またその後ろにも秘書官の方々が控えられていて、一年間大変お世話になりました。また、細川大臣には、チーム長妻として一年間一緒に働かせていただきました。もう九月からはチーム細川として皆さん一体となって頑張っておられると思います。是非とも懸命な努力を続けていただきたいと、そのように思います。エールを送ります。 そういった関係で、私は一年四か月ぶりの質問ということになりました。私は、自分が政務官として在任中に、医療がかかわる分野についてはそれぞれ対応して、種はまいて芽は出たと思っております。実はそんな中で、やり残して……
○足立信也君 私は、ただいま可決されました障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党及びみんなの党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、今後の障害保健福祉施策の実施に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきであ……
○足立信也君 ただいま議題となりました歯科口腔保健の推進に関する法律案の草案につきまして、その趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。 口腔の健康を保つことは、糖尿病を始めとする生活習慣病の発症を予防し、また、認知症の発症及び進行の防止にも深く関連するなど、健康寿命を延ばすことに寄与しており、国民が健康で質の高い生活を営む上で基礎的かつ重要な役割を果たしております。そして、口腔の健康の保持には、国民の日常生活における歯科疾患の予防に向けた取組が極めて有効であります。 本案は、これらの点に鑑み、国民保健の向上に寄与するため、歯科疾患の予防等による口腔の健康の保持、すなわち歯科口腔保健の推進に関……
○足立信也君 ただいま議題となっております国民年金及び企業年金等による高齢期における所得の確保を支援するための国民年金法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会を代表して、修正の動議を提出いたします。 その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。 これよりその趣旨について御説明申し上げます。 修正の要旨は、この法律の施行期日を「平成二十三年四月一日」から「公布の日」に改めるとともに、国民年金保険料の納付可能期間の延長に関する規定の施行期日を「平成二十四年四月一日までの間において政令で定める日」から「平成二十四年十月一日までの間において政令で定める日」に改めるほ……
○委員長(足立信也君) 皆さん、おはようございます。 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま皆様方の御推挙により、本委員会の委員長に選任されました足立信也でございます。 委員会の運営に当たりましては、委員の皆様方の御指導と御協力を賜り、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 衆議院、参議院共に一票の格差が違憲状態という発言もございます。立法府の不作為と言われることのないように一歩ずつ進めていきたい、必ず前進させていきたいと、そのように思います。 どうかよろしくお願いいたします。(拍手)
○委員長(足立信也君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
政治倫理の確立及び選挙制度に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時十六分散……
○委員長(足立信也君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙により、本委員会の委員長に選任されました足立信也でございます。
委員会の運営でございますけれども、委員の皆様方の御指導とそれから御協力を賜り、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は七名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に大石尚子さん、風間直樹……
○委員長(足立信也君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
本院議長西岡武夫君は、去る十一月五日、逝去されました。誠に哀悼痛惜に堪えません。
ここに、皆様とともに謹んで黙祷をささげ、哀悼の意を表しまして、御冥福をお祈り申し上げたいと存じます。
どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、大島九州男君、白眞勲君及び平田健二君が委員を辞任され、その補欠として松野信夫君、藤本祐司君及び小川敏夫君が選任されまし……
○足立信也君 皆さん、おはようございます。民主党の足立信也でございます。 三・一一から一年たちました。今日は東日本大震災に関連して質問をしていきたいと思います。それと、今民主党の中で社保・税一体改革、特に消費税の増税法案に対する議論を連日夜遅くまでやられておりますが、まずこの点についてお伺いをしたいと思います。 昨年の三月十一日は、当時、民主党としては、社会保障と税の抜本改革調査会、仙谷調査会長の下でやっておりました。その前は税と社会保障の抜本改革調査会で、藤井会長でございました。その順番を変えて、社会保障と税の抜本改革調査会ということだったわけです。 ちょうど三月十一日に私が、二〇二五……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。先ほど理事に選任されました。 福岡委員長のお言葉もあり、私の方から一言申し上げたいと思います。 参議院で行政監視委員会が独立して丸十四年たつと思います。衆議院にはない取組で、決算と行政監視を重視するという参議院の表れだと、そのようにとらえておりますし、私自身も議員になって八年ちょっとでありますが、六年ちょっとはこの行政監視委員会に所属しております。筆頭理事は二度目でございます。 その行政監視委員会に対する思いを込めて、私は、この委員会では要求大臣を全て出席してもらうべく私なりに努力をしたつもりでございます。公務がある中でも時間を縫って出席してい……
○足立信也君 民主党の足立信也です。 三人の参考人の方々に、それぞれ一問ずつ質問をしたいと思います。 まず、古川参考人ですが、先ほど秋野議員から危機管理監の話がございました。私自身、この点が相当問題だと思っておりまして、軽く例だけ挙げますが、東日本大震災はもちろんのこと、二年前、ちょっと前に新型インフルエンザのときも、先ほどこの危機管理監の必要性というのは予防とそれから陣頭指揮と二つあるとおっしゃいましたが、このとき内閣に対策本部があり、かつ厚生労働省に対策本部があり、私は当時大臣政務官でしたので陣頭指揮やっておりましたけれども、病気の毒性が比較的低いとなると内閣の本部の存在がもう見えなく……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。お三方、本当にありがとうございます。 誤解を恐れずに申し上げますと、民主党のここ十年ぐらいで、当初はやはり地域主権そして道州という形、基礎自治体と道州という形を推奨する動きも相当ありましたけれども、その後はやはり変化してきて、道州制というものはやはり無理があるなという感じになってきたと私はとらえておりまして、その大きな理由が、先ほど浅野さんおっしゃったように、地方分権というのは私は格差の容認だと思うんですね。それに対して我々が、まあ自民党の方は怒られるかもしれませんが、地域主権と申し上げたのは、熟議の民主主義で、そこに選択権、選択していくんだと。あ……
○足立信也君 お三方どうもありがとうございます。民主党の足立信也でございます。 地方分権三法の成立もあり、義務付け・枠付けというのはかなりの分野で規制が解かれるような事態で、地方分権ということについては現状も進んでいるし、今後も更に進んでいくんではなかろうかと私自身はそのように思っております。 まず、橋本前知事と山本市長さんに、自治体、地方と言われた場合の自治体の範囲という観点から質問したいと思うんです。 先ほど橋本前知事は、岩手県の沢内村から始まった乳幼児医療費の無料化の例を取られてお話しされておりました。それから、山本市長は災害のことで出たわけでございますけれども。今、自治事務として……
○委員長(足立信也君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙により、本委員会の委員長に選任されました足立信也でございます。
委員会の運営に当たりましては、委員の皆様方の御指導と御協力を賜り、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は七名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に風間直樹君、松浦大悟君、蓮舫さん、西田昌司……
○委員長(足立信也君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、玉置一弥君、松野信夫君及び安井美沙子さんが委員を辞任され、その補欠として一川保夫君、川上義博君及び平山誠君が選任されました。
また、本日、佐藤公治君が委員を辞任され、その補欠として森ゆうこさんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
公職選挙法の一部を改正する法律案の審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御……
○委員長(足立信也君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、石川博崇君、森ゆうこさん、斎藤嘉隆君及び中原八一君が委員を辞任され、その補欠として荒木清寛君、佐藤公治君、川上義博君及び石井準一君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○理事(足立信也君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。 委員長が欠員となっておりますので、私が委員長の職務を行います。 委員の異動について御報告いたします。 去る十月二十二日までに、青木一彦君及び安井美沙子さんが委員を辞任され、その補欠として宇都隆史君及び白眞勲君が選任されました。 また、昨日までに、小見山幸治君、谷合正明君、友近聡朗君、鈴木寛君、藤末健三君、轟木利治君、風間直樹君、徳永エリさん、中西祐介君、長谷川岳君、松村龍二君、宇都隆史君、北川イッセイ君及び義家弘介君が委員を辞任され、その補欠として野上浩太郎君、荒木清寛君、吉川沙織さん、岡崎トミ子さん、大塚耕平君、柳澤……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。どうもありがとうございます。 まず、田村大臣始め政務三役の皆さん、御就任おめでとうございます。とは申しましても、政権交代前の舛添元大臣は厚生労働省には大臣が三人必要だとおっしゃっていましたし、私も経験上、副大臣、政務官は三名ずつ必要なんじゃないかと、それぐらいの気持ちでおりましたので、大変だと思いますが、我々が野党のときから田村大臣とはかなり政策面でも詰めさせていただきましたし、御相談に乗っていただきましたし、また立場が逆のときも相談させていただきました。今後ともその姿勢は是非貫いていただきたいと、そのように思います。 今日は、ちょっと前の質問者……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 予防接種法の改正案に入る前に、先ほど丸川政務官、そして津田理事から御発言がございました。それにあえて加えるといたしましたら、厚生労働省の方にいろいろ聞いたら、あの広告、丸川政務官もあの日初めて見たと、下の部分ですね、おっしゃっていました。いろんな人に聞いたら、あれを見てびっくりしたということをやっぱり多くの方が、厚労省の方もおっしゃっている。それに対して厚生労働省、あるいは丸川政務官、あるいは田村大臣がどういう対応をしたのかということも報告してほしいとこの前質問をいたしましたが、その件もまだありませんということは申し上げておきたいと、そのように思……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。お疲れさまでございます。 午前中の議論を聞いておりまして、その件は本来のこの質問の趣旨ではないんですが、やはり丸川政務官は行政府の人間ですから、そこで規制官庁である厚生労働省のナンバースリーの政務官であるという点、それから国会で決めた意思、成立した法案に対して行政府として対応するのが第一義だと思うんですね。その点についてちょっと認識が甘いんではないかというのが一点。それから、結果としてこれは一企業の宣伝広告に政務官として出ているわけです。これは明らかに私は規範に反すると思っています。ですから、これはもう、申し訳ないけど、政務官として私は失格だと思い……
○足立信也君 私は、ただいま可決されました健康保険法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 健康保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、後期高齢者医療制度及び前期高齢者に係る保険者間の費用負担の調整による拠出金によって、運営に困難をきたしている保険者に対する財政支援を、同法案の措置期限である平成二十六年度までの間、継続し、かつ更に充実すること。 二、高齢者医療制度に係る保険者間の費……
○足立信也君 皆さん、おはようございます。民主党の足立信也でございます。 今日の我が党の割り振りは、二法案ございますので、私の方から精神障害福祉法、そして後の石橋委員の方から障害者雇用促進に主たる部分を置いた後に精神障害福祉法という形で質問していきたいと、そのように思っております。 ではありますけれども、やっぱり前回の余韻がまだ残っておりますので、ちょっとそこだけ確認したいと思います。 生田さんは即座に抗議したいというふうに最後におっしゃいました。大臣はヒューマントラスト社の方に抗議をしなければならないと発言されました。丸川さんからは抗議を申し上げたいなとの発言がありました。先日の流れで……
○足立信也君 私は、ただいま議題となっております精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党及びみんなの党を代表して、修正の動議を提出いたします。 その内容は、お手元に配付されております案文のとおりであります。 その趣旨について御説明申し上げます。 修正の要旨は、この法律の施行後三年を目途として検討を加えるべき事項に、精神科病院に係る入院中の処遇、退院等に関する精神障害者の意思決定及び意思の表明についての支援の在り方を追加することであります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○足立信也君 私は、ただいま可決されました公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党、みんなの党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、経済・社会情勢を踏まえ、解散や他の企業年金等への移行を検討している厚生年金基金の要請に応じるため、本法の速やかな施行に努……
○足立信也君 発言を許されましたので、この際、申し上げます。 極めて異常といいますか、異様な事態でございます。さきの予算委員会も含め、予算案を審議する予算委員会に政府・与党が出席していないということも含め、今回も、先ほど委員長から御報告がございましたけれども、与野党合意の下というところは完全にこの委員会はクリアしているわけでございまして、先週二十一日の理事会で今日の委員会の立て方につきましては、与野党合意、全会一致で決めていることでございます。その後の議長に対する不信任案の提出以前に与野党合意で全てセッティングされているということが、先ほどの御報告の文言とは若干趣を異にしていると、これもまた……
○足立信也君 私は、ただいま可決されました公職選挙法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・無所属の会、公明党及びみんなの党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 公職選挙法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 本案は、インターネット等を利用する方法による選挙運動を解禁しようとするもので、これにより、選挙運動期間における候補者に関する情報の充実、有権者の政治参加の促進等を図ろうとするものである。 一、本法の施行状況を踏まえ、セキュリティ対策等新たな問題等が明らかになった場合には、その都度検証の上、法改正を含めて適宜適……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 まず、月曜日のお昼休みのこの時間、特に参議院の本会議の関係もあってこの時間になりました。理事としてちょっと多少申し訳ない気もしておりますけれども、どうかよろしくお願いします。 そもそも、今回のこの法改正は、三月十四日、東京地裁で、成年被後見人である名児耶匠さん、これは報道で名前が出ておりますのでそのまま申し上げますが、選挙権、被選挙権を有しないのは違憲であり無効であるという判決、この理由として、一律の選挙権剥奪はやむを得ないとは言えないということでございます。 そこで、私が報道を始めとして拝見するに、この名児耶匠さんを拝見したときに、まず要件……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。 津田理事が雇用・労働分野ということで、大臣所信に対する質疑ですから、それ以外の分野ということでいろいろ書いてきたらかなり大変になって、浅い質疑になってしまうかもしれませんが、できるだけ問題提起というような形でしたいと、そのように思っています。 この国会閉会中ですけれども、もちろん厚生労働省の幹部の方も替わられて、それから副大臣、政務官も替わられて、田村大臣、なかなか大変だと思うんですね。是非、孤立無援にならないように頑張っていただきたいと、そのように思います。 この前、立ち話で、田村大臣が自虐的に、あっちからもこっちからも……
○足立信也君 皆さん、おはようございます。 大臣、連日お疲れさまでございます。皆さん関心の高い徳洲会との関係は、私の後、小西議員がしっかりやられるということで、私はそれ以外の分野でやりたいと思います。 まず、私、大臣所信に対する一般質疑で国家戦略特区のことをお聞きいたしました。そのときの原局長の答弁で私は私なりに納得をした、ですからそれ以上追及しなかったんですが、先週、原医政局長の方から答弁の訂正を求められました。 私は、国家戦略特区といいながら、それを全国展開するという総理の発言の意味をただすつもりで質問したわけです。 答弁では、外国人医師の受入れに二つの視点があると。一つは、外国医……
○足立信也君 どうも皆様お疲れさまでございます。民主党の足立信也でございます。 早速質問に入りますが、まず何といってもお聞きしなければいけないのは、資料を用意いたしました、十一月二十日の最高裁の判決でございます。そこに判決理由骨子を資料としてお配りさせていただきました。これを、今日は大臣いらっしゃいませんので、副大臣としてどのように受け止められているかということをまずお聞きしたいと思います。特に、私の方で下線を引かせていただきました。二パラ目ですね、一人別枠方式の構造的な問題は最終的に解決されているとは言えずという部分と、今後も改正後の区画審設置法第三条の趣旨に沿ったというところを中心に、ど……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 今日の閉会中審査は、皆さん、本当にお疲れさまでございますが、これ、いつぞや福島委員が、研究不正については日本にとって非常に大きな問題であるから集中的な審議をやってもらいたいという提案に基づいて開催されたと、そういうふうに認識しております。私が武田関係、それから小西委員がノバルティス関係ということに絞っておりました。 皆さん御案内のように、先週の金曜日、国会最終盤の、特に参議院は大混乱の中で発表されたのが、ジョーンズ・デイ法律事務所の武田薬品工業に対する調査報告書、これです。七十四ページあります。私、これ詳細に読んで、そして質問通告を昨日して、こ……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。何やら久しぶりの厚生労働委員会でございまして、しっかり質問していきたいと思います。 津田理事からちょっと振られた部分がございましたので、申し訳ない、通告はしておりませんが、JEEDの件、ちょっとだけお聞きしたいと思います。 これは、皆さんもう御案内のように、企画競争入札でホームページに公示されたものが短時間で取り消され、そしてまた別の内容の公示がされたというその経緯、これは官製談合じゃないかというようなことも含めて今問題になっているわけで、これは政務三役をトップに大体調査するチームつくりますよね。これ、トップ、政務三役はどなた……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。よろしくお願いします。 まず、先週の新聞に、去年この委員会を始めとして、あるいは予算委員会で、生活保護の基準額が引き下げられた、それに伴って、大いに懸念されたところでありますけれども、就学援助、これが中野区の調査では約一割ぐらいが払われなくなってきたということでございます。 これはもう懸念したとおり、四月中に全自治体の調査をするそうでございますけれども、これに現れておりますように、今年の税制改正等も、やっぱり生活保護の基準がこれだけ下がるということは相当影響してくると。去年大臣は丁寧に答弁されておりましたけれども、これは非常に……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。 今、羽生田委員、それから島村委員から、統合する理由は何か、それから国民にとってメリットは何かと、極めて本質的な質問がありましたけれども、今、大臣、副大臣が御答弁されたことは、実は、思い返してほしいんですけれども、平成十七年に、医薬品食品衛生研究所とそれから国立感染症研究所の一部とPMDAからこの基盤研はできているんです。今の答弁はそのことを言っているにすぎないと私は思いますよ。今回の統合には余り関係ないような気がしております。そこだけ申し上げます。その件につきましては、これから質問していきます。 今日は三浦さんに対する質問が……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。 昨日の参考人、それから今日、そして来週火曜日とちょっと時間がありますので、大変重要な法案ですからじっくりとやりたいと思います。 その前に、やはり、昨日、衆議院の厚生労働委員会で、野党全会派が採決には反対であるということに対して強行採決されたと。野党としては残念な言い方ですが、これは可決成立することはほぼ見えているわけですけれども、だからこそ、その後の政令、省令に反映させたい、あるいは現場そして当事者たちの気持ちもしっかり組み込んでいただきたい、だから慎重審議を求めているわけでして、十九本の法案を一本にまとめて衆議院で二十八時……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 午前中は、この委員会にもかなり関連の深い日本版NIHの法案と、それから健康・医療戦略推進法案ですか、その質疑のために内閣委員会に行っておりまして、何やら反対した方がいいんじゃないかみたいな雰囲気にちょっとなってきたような気がしなくもないですが、取りあえず内閣委員会は三十一委員会室で、ずっと狭くて、答弁者の方と本当に膝を突き合わせるような感覚で質問ができてよかったですが、ここはちょっと広過ぎるのかなと。これだけ広いと、早口でいろいろ話すと分かりにくい。私も年取ってきていて聞き取りにくいということがありますので、ゆっくり的確に質問するつもりでおります……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。 今、津田理事の質疑聞いていて、機運ということを大臣おっしゃいましたけど、これ物すごく僕は違和感あるというか、思うのは、機運が何かというと、今だったら何でも通るぞという機運ですね。 これは、例えば診療報酬改定を例に取ると、二〇一〇年、一二年、一四年と、これはまずは医療崩壊を食い止めようと、今大変な状況にあるところをまずそれは救わなきゃいけない。次の改定、一二年のときは、その後方のところも助けないとなかなかうまくいかない。そして、これからは地域へ、家庭へと。これ、実は二〇二五年までを見越したスケジュールであったわけですよ。それに……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 ふだんからいろいろお世話になっております。ありがとうございます。本日もまた貴重な御説明いただいて、ありがとうございます。 二〇〇八年、事故調設置法の第三次試案、それから大綱案、それから法律ももちろん役所の中では作っておりましたが、それに対して、二〇〇九年になったかもしれませんけど、星陵会館で全政党が集まって、このままの大綱案ではオール政党が駄目だということがありました。永井さんもいらっしゃったような気がしますが。 なぜかというと、警察に代わる公的な調査機関をつくるという趣旨であったんです。それは、遺族側の皆さんの希望もありましたし、医療者側も……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 金曜日のこういう時間に委員会開会となりました。質疑時間を確保するという面では、衆議院と交渉してその時間をこちらにいただいたと。与党の理事の先生方始め、御努力に感謝いたしたいと思います。しかし、これがこの法案の審議を途中で中断をして議員立法を成立させるようなバーターには決してならないように、是非ともお願いしたいと思います。 御案内のように、医療法でも、制定以来、昭和二十三年の制定以来最大の改正ですね。それから、介護については、これ二〇〇〇年から施行されて、介護給付が必要な方を要支援と要介護というふうに認める、しかし、そこから介護給付を外すという大……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 順番を変えて質問します。なぜかと申しますと、六月十三日、質問した後に医療界あるいは大学関係から極めて大きな反響がありましたので、ここを確認したいと思います。資料は四で質問は五に、そこからスタートします。 同じ六月十三日に閣議決定されました死因究明等推進計画、これは中を御覧になると皆さんお分かりだと思うんですが、ウイッシュリストであって、まるで計画にはなっていない、工程も示されていないという代物でございます。 その中で、重要なポジションを占めている九ページの死亡診断書記入マニュアル、これですね、これについて、前回の質問で、大臣答弁のはずのところ……
○足立信也君 民主党の足立信也です。 寺西さんはまだお見えで、お聞かれになっていますから、私申し上げたいんですけど、去年我々が作った過労死をこの国からなくすんだという法案に比べて相当後退していると私は思っています。 その理由がどこにあるのかというのは、先ほど馳さんの答弁である意味分かったような気がしました。それは、日本に対する勧告を誤解しているということです。一つは、本人いなくて言うのも申し訳ないですが、馳さんはILOの勧告と言いましたが、これ国連社会規約委員会の勧告です。 それから、その内容は二つあるんですよ。過重労働による死、そして職場における精神的嫌がらせによる自殺、この二つを問題……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。 今日は厚生労働委員会から出張してまいりまして、随分部屋が狭いので、官房長官と密に質疑ができるかなと大変喜んでおります。 芝理事から、あんた質問してくれというふうに言われたんですが、私がここに呼ばれた理由としては、私は二つだろうと思っています。一つは、私自身がやっぱり研究者であって、これは上月理事御存じのように、研究者に対しては非常に厳しい見方を私持っています。これが一点。それから二点目は、ライフ・イノベーションプロジェクトとして二〇一一年に薬事戦略相談、それから薬事戦略懇談会というのを打ち出しました。そして、医療イノベーショ……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 来週になってきました、東日本大震災から三年でございます。あのとき、この委員会室で参議院の決算委員会、テレビ中継されていました。私は、社会保障と税の抜本改革の、一体改革ではありません、抜本改革の議論をやっている最中にあの地震が起きました。私は、そこで、これは政治家として一つの試練だろうと思いまして、制度や法律ができるまでには時間が掛かる、今やれることは、自分の力だけでやれることは何なのかということに取り組み始めました。 パネルを一番、お願いいたします。(資料提示)これは、オールジャパン十九組織三十六団体と書いておりますが、被災者健康支援連絡協議会……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 大臣を始め両副大臣、それから両政務官、御就任誠におめでとうございますが、大変な激務だと思いますので、どうかお気を付けて頑張っていただきたいと思います。 委員長の発言でありましたけれども、公平公正を旨としということをおっしゃいましたので、是非、委員長にも公平公正に、去年のような何とか決議とかを可決されないように頑張っていただきたいと思います。 今日は大臣所信への質疑ですので、塩崎大臣の過去の与党時代、それから野党時代、そして与党時代、そして大臣と、その発言の内容についてお聞きしたいと思います。ですから、答弁の内容によっては更に、私と考え方が違っ……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也です。 三名の先生方、本当にありがとうございます。皆さんやはり視点が違われておられますので、お一人お一人に質問をしていきたいと思います。 まず岡部先生ですが、非常に俯瞰的に感染症あるいはその前の伝染病からずっと流れをしっかり押さえておられると思うんですが、最近、世界がエボラを封じ込めようと必死で闘っている中で、日本が感染症法、この法改正を審議していないみたいな暴言を吐いている人がいるんですが、先生、率直にこの法案、大事なことはこれから言いますが、二十八年の四月一日施行がほとんどで、今日本にエボラが入ってきたら、この法改正はほとんど無関係だと……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。 今日は、ちょっと時間をいただいておりますので、締めくくりの意味合いを込めて、今までの質疑の内容をちょっと振り返りながら質問したいと思います。 その前に、ちょっと委員長にお聞きしたいことがございます。 NHKの経営委員の方が、先月、世界がエボラを封じ込めようと必死で闘っている中で、日本も感染症関連法案改正に取り組もうとしているが、民主党が審議をストップさせている、こいつら、日本人を殺したいのか、民主党許さぬということを拡散希望でツイートされました。 この件について委員長として、私は民主党のことはとやかく言うつもりはございま……
○足立信也君 民主党の足立信也です。 まず一問目は、十月十六日に津田理事が指摘した労働者健康福祉機構、この障害者雇用率の水増し事件についてなんですが、もうちょっと待とうかと思ったんですけれども、どうもここ二、三日、会期が極端に短くなるような話が出ていますので、今日のうちに聞いておかないともう聞く機会はないかなと思いましてです。 そこで、これ、水増し事件、要するに分母を減らして分子を増やしたと、過去五年間にわたって。大臣があのとき約束したのは、徹底的な調査と法律違反に対する厳正な対応、そして他の独法も調べると、この三点でした。 処分についてはどうなっているんでしょうか。
○足立信也君 おはようございます。 危険ドラッグ、これから採決されるというので、それを聞きたいと思います。 まず、一番大事なのは、これは野党がある程度まとまって法案提出したと。で、与党案が出てきた。その折衷案といいますか、合わせたようなものが出てきましたが、その目的や理由等、私ども聞いたことないんですね、最後の案の。まず、立法するわけですから、その目的を聞きたい。 残念ながら、本日は提案者が、提出者がおられませんので、代わりに法制局にという話をしましたが、提案者がいない以上、法制局は出席できないと言われました。厚生労働省が責任持って答弁するということですので、聞きたいと思います。 この……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 安倍総理始め閣僚の皆さん、どうかよろしくお願いします。 まず、珍しいことなんですが、政府に対して私率直に評価をしたいことがございます。 昨年の三月、予算委員会で私が質問をしたことなんですが、東日本大震災の後に、三月十六日、これ、自主的な取組として、被災地、そして被災者の皆さんに健康をしっかり保ってもらうように、被災者健康支援チームというのを、私、声掛けをして発足いたしました。それから一か月半たった後に、これが自主的な組織として被災者健康支援連絡協議会というものになりました。当初は七団体、これは大学や医師会あるいは薬剤師会、看護協会等々が集まっ……
○足立信也君 皆さん、おはようございます。民主党の足立信也です。お久しぶりでございます。 この法案名の持続可能な医療保険制度、私は、このままでは持続可能とはとても思えないんです。甘いと、そういうふうに思っています。それは、本来、保険という、リスクの分散である保険と税の持つ再分配機能、これが峻別できていないからだと。それでは少子高齢社会では私は持続可能性は非常に厳しいと思っています。多分、両方併せ持つ以上、どのように変更していっても、各保険者は費用負担に不満がずっと残ります。さらに、財政審から五年間で一兆五千億円、医療費を中心に削減せよという話が出てきています。多分、この後、保険者も被保険者も……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也です。 総理、本日午後から衆議院本会議で安保法制の審議が始まります。安全保障と社会保障は国の根幹です。特に社会保障は、私は国の、国家の礎だと、そのように思っています。どうかこの午前中の審議も熱意を持っていただきたいということをまず冒頭申し上げておきたいと思います。 さて、本法案は、今総理がおっしゃったように、国保の所掌を市町村から都道府県へ、それは我々、元々そういう考えでございましたし、保険者機能を考えれば、医療提供体制も医療計画も都道府県である以上、私は保険者も県がいいと、そのように従来思っております。 しかし、その至適な範囲というもの……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 山下委員のように若くはありませんけれども、私、十八歳だったのは四十年前でして、それでも結構関心はあるんだと思います。私の高校の同級生、今三人国会議員おりますので、それなりに十八歳という年齢は関心は高いと私は思っています。 そんな中で、この前、参考人、最も若い原田氏も、それから高校教諭である杉浦先生も、若者は選挙権を自ら望んではいないと、そうはっきりおっしゃっていました、望んでいるわけではないと。その理由は、義務を押し付けられるのではないか、あるいは責任を取らされるのではないかという面もありますし、また不安も感じている、投票という権利を行使して失……
○足立信也君 皆さん、おはようございます。民主党の足立信也でございます。 私、十年間、厚生労働委員会に属しておりましたので、なかなか予算も、厚生労働省としては三十兆、二桁違う額の予算の審議ということです。上川大臣も初代の少子化対策・男女共同参画担当大臣と、それから衆議院の厚生労働委員長をやられておりましたので、二桁違いますけれども、私の地元の大分から見ると県の予算よりも多い額でございますので、それはしっかり見ていかなきゃいけないと、そのように思います。ただ、十年間、対決委員会におりましたので、ちょっとこの法務委員会と雰囲気が、トーンが違うかもしれませんけれども、しっかり是々非々で臨みたいと思……
○足立信也君 おはようございます。民主党の足立信也でございます。 先週、予算の委嘱審査で私は宿題を二つ出しましたし、大変な矛盾があるんじゃないかということを申し上げました。今、資料が出て、配らせていただいているのが宿題の一つです。 要するに、先週のことをもう一回繰り返しますと、収容者数は、今、三宅先生の質問にもありました、収容者数は減っている。そして、有病率は変わっていない。矯正医官も減り続けている。でも、矯正施設での医療費は国民医療費や老人医療費をはるかに凌駕する率で増え続けている。こういう現状なんですね。しかし、もう成立しました予算は、この医療費というのが六千七百万円の減額である。一体……
○足立信也君 民進党の足立信也です。
まず、同期の小泉委員長、今回で勇退されるということをお聞きしました。非常に誠実な性格で、大変親しくさせていただきました。ありがとうございました。お疲れさまでした。
十一か月ぶりに総理に質問をいたしますが、先週の発言から、私は一体、安倍総理には立法府の長として質問すればいいんでしょうか。総理。──お聞きになっていないようです。
先週二度にわたって、立法府の長でありますと、私は。この委員会の質疑で、立法府の長である総理に私は質問をしなきゃいけないんでしょうか。
【次の発言】 じゃ、先週はちょっとエキサイトして間違ったということでよろしいんですね。
○足立信也君 民主党の足立信也です。この政党名がいつまで使えるか分かりませんけど、強調しておきたいと思います。 私、毎月送られてくる厚生労働省とそれから大分労働局の雇用情勢というのをずっと見ているんですけど、ずっと疑問に思うことがあります。疑問というか当然なんですが、例えば、厚生労働省の一月の有効求人倍率は一・二八、大分は一・〇六です。いつも大分は低いです。ただし、正社員の有効求人倍率というのは、厚生労働省が〇・八で大分も〇・八。大分というのは正社員の有効求人倍率って常に平均よりも高いんですね。 つまり、有効求人倍率とそれから正社員の有効求人倍率、この差が大きいということは当然やっぱり非正……
○足立信也君 皆さん、おはようございます。足立信也です。あえて党名は言いませんが。 先週、ジカ熱のことについて最後の方で質問いたしました。当然のことながら、最も有効な予防法は蚊に刺されないこと、だとしたら渡航制限すべきじゃないかということを申し上げました。その直後に日本人二人目の感染が確認されて、そして週末には、CDCは標高二千メートル以下は渡航制限、それから厚労省の方も渡航自粛の呼びかけをしていただきました。 迅速な対応だと思うんですが、そこでちょっと気になっているのは、妊婦の方の渡航を自粛していただきたいという話でしたが、この前言いましたように、このジカ熱のウイルスというのは精子の中で……
○足立信也君 民進党の足立信也です。 羽生田理事から二回続けて被災者健康支援連絡協議会の話がありましたので、私も地元が今地震で大変な状況ですので、大臣も余り御存じじゃないかもしれないところをちょっと御説明いたしますね。 これ、被災者健康支援連絡協議会ができたのは二〇一一年の四月二十二日です。私が中心になった方々を官邸にお連れをして、そこから、政府から要請していただいた形で、今後、オールジャパンの取組ですね、保健から医療、介護、福祉の各団体が集まった協議会がつくられた。それは四月二十二日、つまり、三・一一から一か月半近く。じゃ、何をやっていたのかと。ここが実は、今大事なときなんです。熊本地震……
○足立信也君 おはようございます。民進党の足立信也です。 まず、前回、私、熊本地震に対して雇い止め、解雇が始まりつつあるという問題を申し上げました。そして、雇用調整助成金の支給の要件緩和、これはもう四月になされておるんですが、なかなか周知されていないと、これを積極的に周知していただきたいということを要望いたしましたので、まずその対応をお聞きしたいと思います。 例えば、大分県では労働局のホームページ等には出ております。しかし、やっぱり現場を回って、商工会議所、商工会、そういうところにしっかりこの制度を、しかも緩和したということを伝えていただきたいんですね。その取組について、大臣、いかがでしょ……
○足立信也君 民進党の足立信也でございます。時間調整もありますので、質問の数をかなり減らして行います。 昨年の十八歳選挙権の検討をする段階から、あのとき民主党でしたけれども、選挙人名簿法案も含めて公職選挙法の改正ということでかなり議論をしました。そのうち六項目ほどまとめて議員立法として昨年提出したわけですけれども、その後、いろいろ政府側、与党側と調整をして、閣法の部分に公職選挙法の部分を挿入する、それから議員立法に分ける、そして、これは実現なかなか難しいであろうから今後の検討条項にすると、そういうふうに振り分けてきたわけですね。我々としては、これはずっと取り組んでいる課題ですので、ちょっと絞……
○足立信也君 民進党の足立信也です。 三度目の選挙も終わりまして、立法府として三たび、厚生労働行政に携わることができました。よろしくお願いします。 私どもの民進党は、五十名、今副議長を除いて五十名いるんですが、常任一種の委員会の第一希望が二十七と聞いていますけど、過半数が第一希望が厚生労働という中で今回五名になってしまいました。自民党、公明党の方は新しいお顔の方がいらっしゃいますけど、うちの民進党はもう見慣れた顔ばっかり五人で大変申し訳ないんですが、それだけ非常に関心の高い分野ですので、理事としては委員会でいろんな方に発言してもらいたいと、そのように臨んでいきたいと思っています。よろしくお……
○足立信也君 民進党の足立信也です。 今日からアメリカで大統領選挙が始まります。今、川田議員の質問を聞いていて、今回の大統領選挙のテーマの一つだというのを昨日テレビでやっていました。ポリティカルコレクトネス、政策的に正しいことをやるかやらないかと。つまり、今、多様性あるいはインクルーシブという話をされましたけれども、政策的に正しいことが自分に利益があるかどうかという判断の基準になってきていると。トランプ候補者の支持の方々はそちら、自分のためにどんな利益があるのかと、つまり、政策的に正しいことが必ずしもいい政策ではないという主張が今論点になっているという話を聞きました。大臣のさっきの答弁で、や……
○足立信也君 足立信也です。 私は、ただいま議題となっております公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対し、民進党・新緑風会及び希望の会(自由・社民)を代表して、修正の動議を提出いたします。 その内容は、お手元に配付されております案文のとおりであります。 それでは、その趣旨について御説明申し上げます。 年金の受給資格期間の短縮については、社会保障・税一体改革関連法として成立した年金機能強化法により、消費税率の一〇%への引上げ時から実施することとなりました。しかし、平成二十六年十一月に表明された消費税率の引上げの延期……
○足立信也君 民進党の足立信也です。 委員長から、今日午前も午後も、雇用、労働等に関する件を議題といたしますと、そのように発言されました。午前中の質疑を聞いていて、これは委員それぞれの判断だと思いますが、余りこの比率が、今日はそういう意味での集中審議のつもりなんですけれども、余りに比率が低いと、これ今後法案審議のときに、今まではよく言われましたけれども、法案以外、関係ないことを質問するなとよく言われましたけれども、返ってきますよ。是非そのことは指摘しておきたいと思います。 さっき川田委員からもありましたけど、電通のことももちろん重要な要素ですが、ちょうど二年前、二〇一四年の十一月に施行され……
○足立信也君 民進党の足立信也です。 四名の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。 まず、山崎参考人に質問をしたいと思います。オプション試算についてです。 受給開始年齢を引き上げる、この件を除けば、最も効果的、所得代替率を上げる手段としては適用拡大だと、そのようになっていると思います。 これは、山崎さんは三党合意による年金機能強化法からずっとおっしゃられましたが、私たちはそのときから最低賃金以上に拡大すべきだと。二十時間で百万人。その最低賃金も、時間制限を取り外せば更に百七十万、あるいは二百万人と、そういうことを申し上げていたんですけど、これは今までの発言とちょっと違うんですが、……
○足立信也君 おはようございます。足立信也です。 この法案は重要広範議案ですから、参議院には元々二十日間ルールというのはありますけれども、あさってまでの延長でどうしてこのタイミングでという気はありますけれども、この重要広範議案で私、今日初めての質問です。当然一回で終わるはずはないなという思いで、今、そのださんもそうおっしゃっていましたが、そのつもりで質問をします。 ですから、年金のことに入る前に、やっぱり今一番ちょっと現場、業界の方、現場との違いが甚だしいと思うことについて大臣の以前の答弁との確認をしたいと思います。薬価改定のことです。 藤井委員が先週おっしゃいましたが、私は今年の五月の……
○足立信也君 足立信也です。 私は、ただいま可決されました公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民進党・新緑風会、公明党及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 国民の高齢期の生活の安心を確保することは、社会の安定を確保するためにも不可欠な課題であることに鑑み、政府は、本法の施行に当たり、公的年金制度の目的の確実な実現を確保するため、次の事項について万全を期すべきである。 ……
○足立信也君 足立信也です。 私は、ただいま可決されました公職選挙法及び最高裁判所裁判官国民審査法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民進党・新緑風会、公明党、日本共産党、日本維新の会及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 公職選挙法及び最高裁判所裁判官国民審査法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、各種選挙における投票率の向上を図り、また、国民の投票機会が公平かつ容易に確保されるよう、不在者投票については、確実な本人確認の実施などにより制度の安定性を担保しつつ簡便化を図る等、有権者が投……
○足立信也君 おはようございます。 今委員長からもありましたように、今年度といいますか今国会最初ですので、幅広に質問したいと思っています。よろしくお願いします。 まず、おととい、三月七日の日本学術会議の声明、安全保障技術研究推進制度、これは非常に問題が多いという声明です。科学者などのグループからは制度の廃止を要求するという意見も出されています。新聞を読みますと評価は分かれているような感じがありますけれども、そういう声明が出ました。 皆さん御案内のように、この安全保障技術研究推進制度というのは、将来の軍事装備開発につなげるという明確な目的を持った制度です。この予算が、二十七年度から始まりま……
○足立信也君 民進党の足立信也です。 参考人の皆さん、本当にありがとうございます。 今日は、羽生田委員長の誕生日ということで、ふだんにも増して力が入っていますので、それに応えるべく質問したいと思います。 今日の参考人の皆さんお越しいただくに当たって、今回の法律改正、四本本則改正あると思うんですが、メーンは雇用保険法と育児休業法だろうと。ですから、何とか男性二人、女性二人にしようということで計画したんですが、二人の男性が二人とも育児休業法をやっていただいて、大変有り難かったです。 そこで、職場の雰囲気と駒崎さんが発言されました。それももちろんそうですが、私は国の雰囲気というのが大事だと思……
○足立信也君 私は、ただいま可決されました雇用保険法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・こころ、民進党・新緑風会、公明党、日本維新の会、希望の会(自由・社民)及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 雇用保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、その目的の確実な実現を確保するため、次の事項について万全を期すべきである。 一、雇用保険法の一部改正について 1 失業時の生活保障及び早期再就職の支援を一層推進する観点から、特定受給資格者に限らず、失業等給付の給付改善に向けた検討を早期に……
○足立信也君 民進党の足立信也です。 臨床研究というのを考えるときに、大臣も先ほどおっしゃいましたが、研究の積極的な推進ということと、研究の正当性あるいは被験者の安全というのが両輪だと思うんですね。私どもは、私の後に川田委員が質問します。後者の方が中心になるかと思いますので、私はまず研究の推進ということについて質問をしたいと思います。 もう資料が行っていると思います。三月の下旬に、ネーチャーインデックス二〇一七で、日本の論文の割合が激減しているという、これが資料です。二〇一五年と二〇〇五年を比較して、日本は明るい紫といいますか、残りが、グレーが日本以外の世界ですね。これで、十四分野、世界で……
○足立信也君 おはようございます。民進党の足立信也です。 まず、この改正案についての私の考え、気持ちを申し上げたいと思います。 今回の改正案は、障害者権利条約に違反して、我々が目指す将来の共生社会の理念にも反していて、厚生労働省が積み上げてきた審議会の方向性にも反して、精神科医療の国際的潮流にも反するものだと。国連の自由権規約委員会からの日本への懸念は、非自発的入院が多過ぎること。今は世界中、医療モデルから社会モデルへ変わっているときです。精神保健福祉法の趣旨である精神障害者本人の利益は一体どこにあるのかと、このことを申し上げたい。 私は、うがった見方かもしれませんが、ライシャワー事件を……
○足立信也君 民進党の足立信也でございます。おはようございます。 先週、与党の方から今日採決をしてほしいという話がありましたので、可能性としては今日いっぱいかなということも考えて、先週、川合さんが質問されたことなんですが、途中で法案の概要の説明が、私たちは追加資料という表現しましたけど、差し替えたという表現をされておりました。しかし、連休中に川合さんがホームページをずっと調べたらまだいっぱい残っているということで、大臣にそこをただしたところ、大臣の方からはできるだけ早くやり替えるという話をされましたので、その後どうなっているか、お聞きしたいと思います。
○足立信也君 民進党の足立信也です。 四名の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。四名の参考人の皆さんに共通しておっしゃられたことが保険者機能だったと思います。中でも財政的インセンティブということでした。 まずは岩村先生と服部先生にちょっとお聞きしたいんですが、地域包括ケアシステムというのは二〇一一年の介護保険法の改正で入れました。その原案は、二〇一〇年、あのときも岩村先生、部会にいらっしゃったんだろうと思います。私、政務官やっているときです。中学校区単位を基本として保健、医療、介護、福祉、一体的に取り組む、これを一言で言えば二十一世紀のコミュニティーの再生だということでつくっていき……
○足立信也君 おはようございます。民進党の足立信也です。 毎回毎回六時間という審議、非常にお疲れさまでございます。特に、昨年来、昨年から比べて、与党の議員の方を始めとして非常に離席が少なくて、定足数をはるかに超える委員会の審議で、皆さんお疲れさまでございます。 日経新聞御覧になっている方は御存じだと思いますけど、私の友人の中川東大の准教授が連載しておりまして、一日六時間以上座って仕事をする方は、三時間未満の方に比べて、男性で一七%、女性で三四%死亡率が高い、死亡リスクが高いということがあります。欧米などではスタンディングデスクと、立って仕事をするということもありますけど、なかなか委員会では……
○足立信也君 足立信也です。 自民党本部の中の話じゃないので、というか反対側の人の意見も聞きたいなという気がしてきました。何か一様な感じがして、どうも報道と大分違うなという感じが受けましたので、一言申し上げます。 参議院でだけ年に一回、臓器移植の実施状況が報告されます。今日それがあったわけです。ですから、今、日本移植学会、江川理事長も湯沢副理事長も私同期ですので、今日はちょっと臓器移植のことだけ短時間で質問したいと思います。 まず、E型肝炎です。皆さん、E型肝炎って余り御存じないと思いますが、ウイルス感染で、口からの感染で、慢性化しないと言われておったんですけれども、私の出身医局、筑波大……
○足立信也君 おはようございます。足立信也でございます。 誕生日のことを言うと余り良くないとは思うんですけれども、この国は、生まれた日が一日目で、三百六十五日たったら一つ年を取るので、誕生日の前の日に一個年を取る。だから、四月一日の誕生日の人は、三月三十一日に一つ年を取るので、上の学年になる。選挙人名簿は、投票日の次の日が誕生日の人が投票日までに十八歳になればそれで選挙権があるということを知っておいていただきたいと。別に昨日のことを申したいわけではありませんので。 この法案は、医療法と臨床検査技師法がメーンだと、その改正がメーンだと、そういう認識です。まず、臨床検査技師に関して申し上げたい……
○足立信也君 おはようございます。足立信也です。 今朝、いろいろ考えておりまして、やっぱりこれは聞いておかなきゃいけないなと思いましたので、通告していませんけど、大臣、最初にお聞きしたいことです。 去年の六月に大臣の肝煎りで保健医療二〇三五提言書、これ作られました。その中で、日本が世界の保健医療を牽引する、日本がグローバルなルールメーキングを主導する、世界をリードする厚生労働省と、そういうふうに書かれています。 この主張は、これから先進国が日本を追って少子高齢社会を迎える、私もこのことについてはずっとそういう主張をしてまいりました。そのとおりだと思います。でも、今回の法案がそうなっている……
○足立信也君 私は、ただいま可決されました児童福祉法及び児童虐待の防止等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・こころ、民進党・新緑風会、公明党、日本共産党、日本維新の会、希望の会(自由・社民)及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 児童福祉法及び児童虐待の防止等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び関係者は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、家庭裁判所の研修内容に、子どもの権利や児童福祉についてのソーシャルワークの研修を組み込む等、人材育成に努める……
○足立信也君 民進党の足立信也です。 大臣は厚生労働大臣と働き方改革担当、そして拉致問題担当。昨年来、この委員会、決定は理事会ですから仕方ないんですが、働き方改革がこの国のメーンの課題になっていくという中で、何度も加藤、当時の大臣のこの場に来ていただくことを要請しましたけれども、一度も果たされなかった、雇用、労働問題の集中審議のときですら来ていただけなかったと。これで、そういう理由もなく、しっかりと全て、厚生労働大臣を兼ねているわけですから、答えていただけるという、何ともある意味安心感を持って、これから来年の通常国会に向けても、この働き方改革、我々としては、民進党・新緑風会としてはメーンに議……
○足立信也君 民進党の足立信也です。よろしくお願いします。 まず初めに、年金機構がデータ入力を委託した業者、株式会社SAY企画が業務を適正に行えずに、その結果、所得税の源泉徴収額が正しく差し引かれず、年金支給額が過少になっている問題、しかも、契約に違反して中国の業者に再委託していた件についてお伺いいたします。 今日は、触りの部分、つまり要点だけにとどめたいと思いますけれども、まず第一に、去年の八月、一者応札と聞いておりますけれども、この会社、SAY企画への委託は何件で、何を委託したのか、そしてその契約総額は幾らか、この点についてお聞かせください。
○足立信也君 足立信也です。まだ民進党・新緑風会でございます。よろしくお願いします。 今、櫻井さん、最後の方に触れられましたけど、今、国民文化祭と障害者芸術・文化祭、これセットでやっております。今年の秋は大分で開催ですので、お時間のある方は是非よろしくお願いします。また、厚労省としてもよろしくお願いします。 今年度、もう新年度になりましたが、もちろん言われているように、診療報酬改定、介護報酬改定、それから生活保護の見直し、医療計画、介護保険事業計画等々、三十年に一回ですね、セットで変わるのは。そんな大きな節目でございまして、その診療報酬改定と介護報酬改定の一丁目一番地の項目に書いてあるのが……
○足立信也君 民進党の足立信也です。 今、HALの話が出ましたので、これは実際に、障害を負った方あるいは病気になった方だけではなくて、福島、福一の廃炉作業といいますか、中へ入るときも防護服が非常に重いのでこのHALを装着してやっていただいたとか、あるいは今年の春から介助者、介護者が腰に装着して楽にできるようにと、そういういろんな多用途のものでございますので、その点も申し上げておきたいと思います。 ちょっと順番を変えて六番から行きます。なぜかといいますと、皆さんのお手元、資料二です。今日、午前中に薬師寺委員がこの件のことを質問されておったので、そのままちょっとその流れで行きたいと思います。 ……
○足立信也君 民進党の足立信也です。 今、櫻井さんの質問を聞いていて、ちょっと具体的に私が説明したい部分があったので、それを先にやりますね。 最初の借金、それから運営費交付金の減額、私学助成金の減額、これ、この構図は、医療崩壊と言われた構図と同じなんですよ。そして、やっぱり弱い立場のところからどんどん辞めざるを得なくなって、業務量は、上といいますか、専門職の方々にどんどんどんどん重なっていくんですよね。で、立ち去り型サボタージュとかそういう形になってきて、医療崩壊の構図と同じ。医療崩壊には、これに加えて訴訟の問題があったわけですよ。ですから、そこの何か原資といいますか、元を断たれていくと、……
○足立信也君 四名の先生方、常日頃からいろいろ御指導賜りまして、ありがとうございます。国民民主党という名前になりました。足立信也です。 ふだんから先生方の発言等々はチェックしておりますので、先ほどおっしゃらなかったことを一人ずつお聞きしたいと思います。私の立場で質問しなかったという人出ると余り良くないと思いますので、簡潔に御答弁いただければと思います。 まず、今村先生ですけれども、医師数はもうほぼ足りたんではないか。先ほど労働時間の件で、これは週六十時間だと三十五万人が二〇二八年とか、データ出ていますね、労働時間によって出ています。ただ、ここで必要なのは、今労働時間を長くしているのは事務作……
○足立信也君 おはようございます。国民民主党の足立信也です。 医療法、医師法の法案審議でございますけれども、昨日来報道されておりますので、若干最初は質問通告の意味合いで申し上げたいと思います。 テレビ朝日の方が、三年前、二〇一五年の二月に亡くなって、二〇一五年の七月に労災認定されたと。過労死ということでございます。この方は専門業務型の裁量労働制であると。皆さん覚えておられるかもしれませんが、ちょうど一か月前に、私は厚生労働省からの労災認定の経年的な数の変化を資料として出しました。そして、二十七年、二〇一五年の三月までの分はデータベース化したと、これ予算もしっかり付けてやったと。で、その後は……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 四名の参考人の先生方、本当にありがとうございます。 私は、昭和三十年代、所得倍増計画があって、そして自己責任の社会が生じていったと、そのように捉えています。結婚、出産、子育て、教育、そして老後も自己責任の社会に入っていったと、そのように思っていまして、それは何かというと、競争社会を生んだ、そしてその結果孤立になってきた、そのように捉えておりまして、四名の先生方、やはり孤立ということが一番の対象なんだ、あるいは課題なんだということだったと思うんです。 奥田さんに質問したいんですけど、私は、これは生活困窮者自立支援ですが、自立しても孤立にはなると思う……
○足立信也君 おはようございます。国民民主党の足立信也です。 私は党内で政策の責任者をやっておりまして、もちろん閣法、議法、対応がいろいろ問われます。重要な法案も数多くあります。しかし、私は、今国会中といいますか、今国会のやっぱり最大の問題は、政治の信頼が揺らいでいるということ、それから民主主義の根幹がまた揺るがされているということ、このことが一番の問題だと私はやっぱり思っています。 内閣あるいは政府が国会を一年以上にわたって、言い換えれば国民の皆さんを隠蔽や改ざんやデータの捏造によって欺いてきた。まさに今、まだ欺こうとしているかもしれない。そして、ないというものが出てきたら官僚のせいにす……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 通告はしていませんが、今朝新聞報道でニュースが入ってきましたので大臣にお聞きしたいと思います。 SAY企画が解散したということです。今年の冬から春にかけて、この話題といいますか、このことがこの厚生労働委員会でかなり大きなテーマでした。税制改革に伴って源泉徴収額が変わると、それで年金機構がデータ入力をSAY企画へ委託したということですね。問題は、できるはずもないところに委託したわけです。結果として、五百二十八万人のデータのうち九十五万人に誤りがあった。それで、そのことについて、年金機構としては約二億円の損害賠償請求していますね。解散したんですよ。どう……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 皆さん、どうもありがとうございました。いつも参考人の方にはできるだけ全員に質問したいんですけれども、するようにしているんですが、今日はちょっと時間の関係で五名は難しいので、あらかじめ質問できない方がいらっしゃることをお許し願いたいと思います。 まず、布山さんにお聞きしたいんですが、今朝のNHKの世論調査で、今回の法案、特に閣法ですね、賛成が一二、反対が三二、どちらでもないが四四。衆議院で三十時間以上、参議院で、今日を入れ、今のところ十二、三時間で、どちらでもないという方がこれだけいるというのはほかの法案よりも多い、これはなぜだと思いますか。
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 参考人の質疑から一週間たちました。私なりに五点まとめてみると、五点、一点目は、パワハラに言及した方全員がパワハラ規制法案の成立をと、このようにおっしゃっていたと思います。ねえ、与党の皆さん、そうだと思います。二つ目は、五人中四人の方は高プロは不要だと。そういう需要もないと、必要もないとおっしゃった方もいます。三点目は、協定とか労使委員会において労働者代表の選ばれ方が極めて重要だという指摘。それから四点目は、客観的な方法での労働時間の把握が何よりも基本であると、これが不明瞭だという指摘。それから五点目、最後ですが、教員の働き方に取り組まなければいけない……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 通告はこれはないんですが、午前中の総理の答弁でちょっと気になった点を確認したいと思います。済みません。 もう高プロについては、時間ではなく成果で評価する働き方だと再び明言されました。時短が目的ではないと、そしてまた高い年収を確保するともおっしゃいました。 そこで、条文には成果の評価というのがないというのは、これはもうずっとこの委員会で言われていることですが、その成果を評価する働き方だと言われたときに、どうその成果の評価を反映させるのか、これがよく分からないです。当然、すばらしい成果だということで増える部分もあるでしょうが、期待ほどではなかったなと……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 大臣、今国会初めてネクタイをしていないお姿拝見しましたけれども、よほど先週の働き方改革が薄氷を踏む思いだったのかもしれませんけど、それより単純に今朝は寝不足なのかもしれませんけど、私も大変いい試合だったと思っています、対ベルギー戦ですね。本当に日本代表よく頑張ったと思います。この今朝のベルギー戦と、セネガルとの二対二の引き分けですが、この二試合はワールドカップの僕はベストマッチじゃないかという気がしております。すばらしかったなと思います。 ただ、残り十五秒でリードを許してしまった。先ほど宮島委員が健康増進法で成立した後にとおっしゃいましたけれども、……
○足立信也君 おはようございます。民進党の足立信也です。 実際、この法案の質疑に入る前に、本日未明、私の地元の大分県中津市耶馬溪で山崩れがございました。私の情報ではまだ六名不明という状況でございますけれども、大分県、耶馬溪ももちろんなんですが、急傾斜地域が非常に多くて、それから崩落危険区域が多うございます。御案内のように、昨年の北部九州豪雨、それからその五年前のやはり北部九州での豪雨で地盤が相当緩んでいると思います。 この耶馬溪というのは、そういう急傾斜地等々があるその裏返しといいますか、昨年、日本遺産に選ばれておりまして、この景勝地、御案内だと思いますけれども、菊池寛の「恩讐の彼方に」の……
○足立信也君 私は、委員長に石井浩郎君を推薦することの動議を提出いたします。
○足立信也君 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。 現在、参議院選挙区選挙の政見放送については、候補者が放送事業者のスタジオに出向いて録画する、いわゆるスタジオ録画方式に限られ、候補者が自ら録画する、いわゆる持込みビデオ方式によることはできないこととされております。また、参議院選挙区選挙以外の選挙においては、政見放送に手話通訳や字幕の少なくともいずれかは付与できることとなっておりますが、参議院選挙区選挙においては、いずれも付与することができない状況となっております。 このため、参議院選挙区選挙の政見放送について、持込……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 昨年の九月に最高裁判決で、私も関わっておりますけれども、おととし二十八年の参議院通常選挙の選挙区選挙は合憲とされました。合憲です。 現在、当委員会において抜本改革と言えるもの、あるいはとても言えないもの、合わせて五法案が審議されている状況です。 そして、選挙制度というものは、今まさに西日本の豪雨の問題もありますけれども、選挙制度というものはできるだけ全会派の合意を得て改正されるべきものだと私は思います。各会派が主張し合うのみで、理事会で提案がありましたけど、多数の力で決められようとすらしております。 そこで、今日は脇前参議院議員をお呼びいたしま……
○足立信也君 おはようございます。国民民主党の足立信也でございます。 さっき理事会の席で、自民党の理事の方から、今日二巡目の質疑が始まったわけですが、質疑終局、討論、採決の提案がございました。六会派が反対をいたしました。 私は、理事会あるいは委員会の席でも冒頭から申し上げているように、選挙制度協議会あるいは選挙制度に関する専門委員会に参加されていた方は、三十一回と十七回ですね、これが非常に重いんだと。そして、岡田委員長でしたけれども、参議院改革協議会に、「報告書を参議院改革協議会の議論に役立て、成案が得られるよう、参議院の在り方も踏まえた議論を参議院改革協議会にお願いしたい。」と、そう文末……
○足立信也君 民進党の足立信也でございます。どうかよろしくお願いします。 私は、日本国民の皆さんはどうもゆでガエル状態に置かれているような気がしてならないんです。それは、国民の皆さんに景気がいいんだという実感はほぼない中で、安倍総理は、GDPは増えています、株価は上がっています、有効求人倍率は最も高いですと、そうおっしゃる。総理がそこまで言うのであれば、我が町もあるいは私自身も待っていればいつかはという感じにずっとなっているような気がしてならないんです。でも、日本の危機的財政状況は私は待ったなしだと思います。 そこで、今日はGDPからあるいはアベノミクス、そういう質問を用意したんですが、ち……
○足立信也君 国民民主党の足立信也でございます。 朝の参考人、それから午後ずっと聞いていて、極めて強い違和感をやっぱり覚えるんですよ。ここにいる委員の方ほとんどが、これは水増し問題だと捉えているわけですよ。しかし、政府の方々がおっしゃるのは不適切計上だということに統一されているけど、これ、新聞を始めメディア、みんな水増しですよ、表現は。まさに水増しですよ。ここにまず一つ大きな違和感がある。 それから、今の川合さんに対する答弁でも、総理がこう言いましたとか官房長官がこう言いましたとかおっしゃっていますけれども、関係閣僚会議の副議長は厚生労働大臣じゃないですか。副議長ですよ。そして、その下にあ……
○足立信也君 おはようございます。国民民主党の足立信也です。 私、予算委員会の理事もやっておりますので、先ほど、川田委員の冒頭発言のことなんですが、失踪した技能実習生の個票ですね、今日から閲覧しておりますが、今日は各会派五名まで所属委員会に関係なく閲覧できるように先ほど理事の間で話し合って決めましたので、是非。今日とあるいは月曜日のどれぐらいの方がお見えになるかによってその後も考えるということになっておりますので、今お聞きになった委員の方、是非閲覧していただきたいと、そのように思います。 私の印象ですけれども、委員会質疑というのは単なる質問と回答ではなくて疑問点に関する議論であって、政治家……
○足立信也君 国民民主党の足立信也でございます。 大臣、磨崖仏って分かります、磨崖仏。うなずいてくれればいいですけど。磨崖仏、分かります。そそり立つ岸壁とかあるいは岩に直接仏様を彫っている、ありますね。これ、実は全国の七割ぐらいが大分県にあるんです。それは、阿蘇の溶結凝灰岩など柔らかい岩、岩盤があるということもありますけど、もちろん仏教文化がかなり浸透していたということがあるんです。皆さん、臼杵石仏は御存じだと思うんです。あれも磨崖仏の一つです。 なぜこういう話をするかということなんですが、国東半島、その周辺は神仏習合といって、今年は六郷満山の開山千三百年なんですね。これ世界遺産に登録しよ……
○足立信也君 おはようございます。国民民主党の足立信也です。 特定技能制度については連合審査があるものだと私は思っていますのでその機会に回したいと思って、今日はその特定技能制度については質問をいたしません。 雇用をされているのに国民年金、国民健康保険だという人は非常に多くて、これは問題になっていますし、厚生労働省としても、厚生年金加入者を増やしていこうと、我々もそうですが、増やすべきだということでやっております。 しかし、この七月に総務省の行政評価局からあっせんされた事案がございます。健康保険料と国民健康保険料の二重払い。これは、本来雇用されているのに国民健康保険、国民年金だった人が、過……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 先週、政務三役から御挨拶がありましたけど、私、長年この委員会に関わっておりまして、ちょっと残念だったのは、挨拶に徹していて、これから何をやるんだということが一つも述べられなかった。今まで所信的挨拶というふうに表現していたんですが、特に来年は、もう大臣御存じのように、十二年に一回の統一自治体議員選挙と参議院がダブルであるんですよ。そこに当たる大臣というのはまれですよ。そのことをやっぱり言うべきですよ。 そこで、来年の参議院選挙、参議院が始まって以来初めてやることがあるんですよ。御存じですか。御存じだったら答えてほしいんですけど、御存じじゃなかったら手……
○足立信也君 皆さん、おはようございます。国民民主党の足立信也でございます。
今日は立冬でございます。だんだんこれから寒くなりますが、海の向こうのアメリカでは大変な熱気のようでございますけれども、中間選挙の大勢が判明するのは夕刻以降だと思いますので、どうかそれまで、総理、集中して予算委員会に臨んでいただきたいと思います。
まず、所信表明で、人生百年時代の到来は大きなチャンスですと、そのように総理はおっしゃいました。人生百年時代の到来というのはどのような概念なんでしょうか。
【次の発言】 今おっしゃったことは、これ、ロンドン・ビジネススクール教授のリンダ・グラットンさんの著書、そのことで問題……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。
去年の十二月と今年の二月に医政局から二つの、二通の通知が出まして、それが、死亡診断書記入マニュアル、これが変更されました。そのことについて質問します。
まず、去年の十二月五日の死因等確定・変更報告の通知、これは決裁者は誰で、大臣はこの内容を御承知ですか。
【次の発言】 報告を受けているということですので、では、まず、これは局長でもいいのかもしれません、局内あるいは省内のどの会議でこれを決めたんですか。それから、大臣は承知しているということですので、大臣にお伺いします。この意義ですね、このことの意義。この二点、お願いします。
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 予算関連の質疑の前に、先週、私、ほとんどの時間費やして死亡診断書記入マニュアルのことを申し上げました。特に、医師法二十一条解釈変更通知、この質疑終了後に大臣、副大臣と話をして、大臣からは、大きな問題なので早急に論点整理をして対処すると、そのように、非公式ですが、そこで言われました。 何よりも、現場が大混乱をもう始めているということです。死亡診断書記入マニュアルは既にもう配付されております。これが、通知が二月八日で、死亡診断書記入マニュアルの発行が二月の二十二日ですよ。これはもう前提としてずっと動いているというわけです。四月からは新たな研修医への研修……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 おなかがすいている方がいらっしゃるかもしれませんけど、もう少しだけお付き合いを願いたいと思います。 年金のことから行きます。 三月末にインターネットを見ていたら、大学の研修医時代に三月の一か月だけ年金保険料が未納で資格欠失になっているという投稿がありました。さらに、これは国立大学、国立病院の問題だというコメントもありました。私が驚いたのは、これは社会問題化すべきです、消えた年金問題に匹敵するというような記述がありまして、私は、この問題は、十五年間参議院やっていますが、解決したつもりでいたんです、今まで。 ちょっとなぜこういうことかということを申……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 やっぱり長いですね。野党だけで六時間やるとなると、樽見さんに千本ノックを打っているような感じがしますので、政務の大臣、副大臣も、自分が答えられる、答えた方がいいと思ったときはどんどん手を挙げていただきたいと、そのように思います。 日本はICT化が遅れているとよく指摘されます。それに加えて、レセプトもそうでした、カルテもそうです、個別に違うシステム、違うフォーマットというか、進めていって、そしてまた標準化しなきゃいけない。これの繰り返しで、いかにも無駄遣い、これをずっと繰り返していると。でも、遅々として進んではいますよ、でもそういうところが非常に後れ……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 なかなかかみ合わない議論を聞いていて、是非かみ合うように頑張りたいなと。今日は三十分しかないので、三点に絞って質問します。 まず、死因究明なんですけど、特に高齢者、独居高齢者なんですけど、去年の十二月に、亡くなった後、いろいろ解剖やらAiも含めて、あるいは薬物検査とかして死因が確定した場合に、それを変更をする届出、この通知が出ました。厚生労働省に届ける。これは、ほかにも通知があって、それはけしからぬということで変更の形にさせていただきましたけれども、この通知は私は非常にいいことだとこの前も言わせていただきました。死因がはっきりすると、それを反映させ……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 統計は、行政の羅針盤であると言われています。皆さんも御存じだと思います。コンパスですね。それと同時に、私は研究者の端くれですから、統計は研究の質の担保なんですね。極めて重大だという認識で質問しますので、それでお答え願いたいと思いますが、今言った行政の羅針盤やあるいは研究の質の担保であるはずなのに、二〇一六年の骨太の方針で統計改革は成長戦略だと言ったことが大変な問題なんですよ。 資料が配られていると思います。 今日は、毎勤統計と賃金構造基本統計、両方やりますが、これが経緯です。結論はこの一番下、表の一番下にある、不正調査について公表。要は、五百人以……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 私がふだんから思っていることがこの委員会の質疑あるいは午前中の参考人の方々の意見陳述を聞いて思いが強くなったので、まずそのことを申し上げたいと思います。通告はしておりませんが、ちょっと大臣にもお伺いしたいことがありますので、よろしくお願いします。 まず、女性活躍、そしてこのハラスメント対策、皆さんおっしゃるのは一歩前進とおっしゃるんですけれども、ということは、二歩目、三歩目がすぐに待っているということであって、どうもこれは中身がそれほど明確になっていないというのは、ILOの百周年、それに合わせるように、取りあえず今合意できることだけをやったみたいな……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 まず、川崎市の無差別殺傷事件のことなんですが、大変痛ましくて、お見舞いとお悔やみを申し上げたい気持ちでいっぱいですが、立法府として何かできないのかなということを考えておりました。 最近のああいう無差別殺傷事件というのは、今回もそうですが、自殺していると、犯人がですね、道連れ自殺のようなことが多い気がするんです。 今日、自殺対策として指定調査研究法人の件がありましたが、そういう道連れ自殺を考えるような人を一人、一人踏みとどまらせることができたら何十人という方を救えるということですので、これ、大臣、昨日の段階では通告しておりませんけれども、今までの自……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 二〇一〇年の六月に、国会が終わった後、新成長戦略というのを定めました。私自身は、もう選挙まで、投票日まで一か月切っていましたけど、その当時、私は厚生労働省の中の新成長戦略を担当していました。 部屋の外で、当時関わってくれた人が聞いていると思いますけど、当時は、GDPが非公式では中国に抜かれて、ただ、公式にはまだ世界第二位、ただ、一人当たりGDPが十七位でした。その理由として、やはり就業率というものを捉えて、女性の就業率が世界第十五位だったんです。そして、その女性、そして障害を持った方、そしてまだ元気な高齢の方、この三種の就業率を上げると、そして一人……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 まず、浜谷局長、ちょっと通告していないんですけど、確認したいんです。 緊急調査をやりましたですよね。特にその中でも、児童相談所において在宅指導している虐待ケースの緊急安全確認、このフォローアップしていますよね。内容は聞きません。次に、虐待が疑われるケースに係る学校・教育委員会等における緊急点検のフォローアップもしていますね。それからもう一つ、乳幼児健診未受診者、未就園児、未就学児等の緊急把握調査。これ、いずれも二月からスタートして、一回目フォロー終わって、六月七日までに次のフォローを終えて国へ報告するとなっているんですが、これ、今挙げた三つ、非常に……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 資料が今配られておると思いますが、先週の火曜日、一週間前に一体どうなっているんだということを冒頭申し上げまして、木曜日にも質問時間はあったんですが、あえて一週間置かせていただいて、一週間あれば出てくるだろうというつもりで今日やりますが。 その前に、今までお聞きしていて四名の方々が年金問題からスタートされたので、私、ちょっと通告しておりませんが、二点もう確認だけしたいと思います。 大臣は口癖のように、まずは実態把握だと、そういうふうにおっしゃいます。それは正しいですよ。実態把握、検証が何よりも大事だと、もう何度も答弁で聞いてきました。 そこで、今……
○足立信也君 国民民主党の足立信也でございます。 小西議員の御高説を賜っていて、大臣もいつ質問が飛んでくるのか気が気じゃなかったという感じがしておりますが。 私、十五年たって、倫選特も長く委員としてやっておりますが、この執行経費に関しては、まあ三年に一回ですけれども、余り詳細にわたって今まで自分自身検討してこなかったので、今回はこのことのちょっと確認の意味も含めて、あるいは不確かな部分もあると思いますので、一つ一つ聞いていきたいなと、そのように思います。 まず、衆議院で、これ我が党の後藤祐一さんが質問をしていました。この条文の中にも、確かに施行期日について、二条、三条、それから附則のとこ……
○足立信也君 おはようございます。国民民主党の足立信也でございます。
前回、予算委員会で質問した日はちょうどアメリカの中間選挙の開票のときでございまして、今日は、十一時過ぎだと思いますけどトランプ大統領の一般教書演説があるという、そういうタイミングです。ただ、今日はやはり内政の問題を中心に質問してまいりますが、順番は、とはいえ、まず外務省の点から行きます。
補正予算千二百五十五億円のうち、その他として日本中核拠点形成プログラム拠出金というのが含まれています。まず、この拠出金の意図とその緊要性について説明してください。
【次の発言】 緊要性についての説明が若干少ないのと、それから意図ですね、……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 石橋理事と同じように、新しい共同会派を代表して質問させていただきたいと思います。 このバッター表ではどうもアスタリスク会派になっていますが、正式な名前は下に書いていますので、皆さん、お間違えのないようにお願いします。 石橋理事は、加藤大臣にお帰りなさいと優しく言われておりましたけれども、その後の質問は決して優しくなかったと思いますけど、私は立場上なかなかお帰りなさいとは言えない。なぜかと申しますと、去年の六月に、加藤厚生労働大臣に対して問責決議案を提出して、本会議で説明を、趣旨説明をしたのが私でございますので、そのことがクリアされていない限り、な……
○足立信也君 おはようございます。国民民主党の足立信也です。会派は立憲・国民.新緑風会・社民ということでございます。よろしくお願いします。 先週、日本臨床外科学会で政党討論会、もう九年目なんですが、行われました。自民党からは古川委員が出席されておりました。 そこで、今年のテーマは地域・診療科医師偏在問題と医師の働き方改革ということだったんですが、その中で、どうも概念的に去年と今年で大分違っている、あるいは人によって言うことが違うということが問題となりました。具体的に言いますと、三位一体の改革ということなんですね。これは、皆さん御案内のように、元々はキリスト教から出たことですが、例えば去年で……
○足立信也君 私は、ただいま可決されました医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲・国民.新緑風会・社民及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、国民のニーズに応える優れた医薬品・医療機器等をより安全かつ迅速に医療現場に届けるため、医薬品医療機器総合機構の体制について更な……
○足立信也君 おはようございます。足立信也です。 まず、もう成立してしまった薬機法なんですが、前回、僕、質問通告してできなかったところで、どうしても確認したいと思います。これをまず行きます。虚偽、誇大広告に対する課徴金制度のことです。 これ、売上額の四・五%なんですが、対象行為者が自主的に報告したときは五〇%の減額と、かなり大きい。この自主的に報告したときというのは一体何をもって自主的というのかということの確認です。 一つは時間というのがあると思うんですね。ただ、うわさとか、あるいはメディアでの読者の声とか、あるいはもうメディアそのもの、報道もいろいろあります。何をもって自主的というのか……
○足立信也君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○足立信也君 足立信也です。よろしくお願いします。 今までは、私、エビデンス、科学ですね、基づいたいろんな見方を提示してきました、中国のデータ、韓国のデータ、CDC、ジョンズ・ホプキンス、イギリス等々。で、できるだけえんきょく的に取るべき方向性を言ってきたつもりなんですが、初発例からもう七か月もたって、私はちょっと、医療崩壊の危険性をおっしゃる方が多いですが、もう行政崩壊じゃないかなという感じが私はしているんです。政府も右往左往して何か方針が定まらない。 今回、人事で、福島さんと正林さんの福島・正林ラインでやると思います。新型インフルエンザのときの担当のコンビですから是非期待したいと、その……
○足立信也君 共同会派、国民民主党の足立信也です。 私、そんなに政府参考人は呼ばなくていいよと言ったんですけど、念のためにと皆さんおっしゃって、どういうわけかこんなに多く、多分何も聞かないと思いますけど、あしからず。こちらが依頼したわけじゃないんで、是非よろしくお願いします。 実は、私、予算委員会で新型コロナ、厚生労働委員会では別のことをと思っていたんですが、昨日、田島委員がクラスターのことをおっしゃられたんで、これはちょっと確認しなきゃいけないなということと、橋本副大臣と自見政務官がお見えになったので、やっぱりそのことは聞いておかなきゃいけないなということで、そこから行こうと思うんですけ……
○足立信也君 おはようございます。共同会派、国民民主党の足立信也です。 もちろん雇用保険法等については質問いたしますけど、まずはやっぱり新型コロナウイルス感染症についてお聞きしたいと思います。 うわさの類いかもしれませんが、東京にある某有名老舗ホテルが、四月、五月、予約は受け付けないという形で、政府が借り上げたといううわさもありますけれども、うわさですよ。これは、緊急事態宣言、あるいは病床に類似するものの確保、いろいろ捉え方はあると思うんですが、東京が今大変だということで、ロックダウンの可能性もある、この辺のことが今いろいろ騒がれております。でも、あらかじめ準備ということは極めて大切なこと……
○足立信也君 おはようございます。共同会派、国民民主党の足立信也です。 非常に爽やかな季節になりましたけれども、やっぱり世の中はそういう具合にはいっていなくて、一つの原因に、僕は、報道やあるいはちまたでいろいろ会話される言葉が人によって意味が違うというのが非常に混乱を招いているという気がします。 前々回でしたか、クラスターというものの定義について確認しましたけれども、今日はまずは、共通の認識で同じ言語の意味合いで語らないと話が通じないですから、まずは、今、第一波、第二波という表現がありますけれども、例えばNHKでは今を第一波と言っていますね。ところが、専門家会議の報告書あるいは提言では今は……
○足立信也君 共同会派、国民民主党の足立信也です。 いつもながらといいますか、今日は、とりわけ午前中の質疑、石橋さんのを聞いていて、なるほど重要広範議案で、総理入りも必要だし、参考人も必要だし、二十日間ルールもあるなというような気合の入った質問だったと思いますので、私もその趣旨でやりたいと思います。 年金に入る前に一問だけ、新型コロナウイルス感染症。 資料一を御覧ください。五月十五日に保険局医療課から通知が出ました。裏を見てください。PCRですね。無症状の患者に対して、医師が必要と判断し、実施した場合は算定できるか。算定できるということで、この意味なんですが、ここにも医療従事者はかなりい……
○足立信也君 お三方、どうもありがとうございます。 国民民主党の足立信也です。共同会派に属しております。 特に、神野先生、西沢さんには常日頃から大変お世話になっています。ありがとうございます。 前回の委員会で、私も今までの議論の流れということの整理からスタートしたんですが、二〇〇四年の改正以降、二〇〇七年の福田内閣の社会保障国民会議、それから二〇一二年、野田内閣の社会保障制度改革国民会議、これにはお二方が参加されています。で、この会議だけ報告書が作られております。で、二〇一四年の安倍内閣の社会保障制度改革推進会議、これも神野先生入られていますが、その中で、お二方が社会保障制度改革国民会議……
○足立信也君 おはようございます。国民民主党の足立信也です。共同会派でございます。 まず、まだ手元には行っていないですかね。今日の理事会で、前回の委員会で要求いたしましたアビガンの有効性を示唆する研究、これを共有するために皆さんに提出していただきたいという要求をいたしまして、理事会で今認められましたのでお手元に行くと思います。ありますか。(発言する者あり)じゃ、順番変えましょうか。じゃ、順番変えますね。 コロナ対策、新型コロナウイルス感染症対策について一問だけ。 報道では、抗原検査、陰性に対してPCR検査を行うというのがずっと流れているんです。ですが、この前大臣が梅村委員に対する答弁で、……
○足立信也君 足立信也です。 今日は三ラウンドあるので、早速質問に入りたいと思います。 最初はどうしてもCOVID―19、一問だけお願いします。 資料にも、そこにあるんですが、五月二十一日の質問で、厚労省の通知ですね、を取り上げました。無症状の患者さんに対してもPCR検査を行って、答弁では査定はしないと、査定するとは言わなかったということでした。で、六月二日ですからおとといですか、これ、検査体制の強化に向けた指針というのが出されました。そこで、無症状の濃厚接触者に対しても実施するというふうにされております。ただ、同じ日に、唾液を用いたPCR検査は症状発症から九日以内の者に対して保険適用、……
○足立信也君 おはようございます。足立信也です。
まず、臓器移植についてお伺いします。
昨年度の脳死からの臓器提供が九十四件、過去最高だったと今御報告がありました。実施施設は、当然のことながら、COVID―19に、この対応に追われる医療機関も相当ございます。まず、四百四十実施施設とそのコロナの対応医療機関との重複はどれほどあるのかなと。まず、昨年同時期と比べて今年は相当な減少が考えられますけれども、まず重複と、それから、現在のところ、今年度の推移はどうなんでしょうか。
【次の発言】 この国の急性期病院どうするかという議論もずっとありましたけれども、やはりその機能が重複しているということが非……
○足立信也君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○足立信也君 国民民主党の足立信也でございます。 随分予定時間より待たされましたが、判断を求められたらその都度止まると。やっぱり政治家同士の意見交換で判断を求めた場合は自分の考えをしっかり述べてもらいたいなと、そのように思います。 私は、WHOのテドロス事務局長を始め、いずれパンデミックになる可能性はあると。それよりも、今はインフォデミックスだと。つまり、不確かな情報やあるいはデマに近いことが世界中を駆け巡ってしまう、そのことの方が非常に危険な状況にあると。ですから、私はこの委員会審議がそのもとになってはいけないと思うんですよ。だから、できるだけ冷静に、今の状況をしっかり国民の皆さんに分か……
○足立信也君 共同会派、国民民主党の足立信也でございます。 赤木俊夫さんの三回忌を過ぎてからの手記の話がございました。一人の命も、私は三万人の命もやっぱり同じ、大事だと、そう思います。一九九八年に、それまでより一遍に八千五百人自殺者が増えて三万二千人台になりました。それから様々な政策を講じましたけど、二〇一〇年から減少に転じて、昨年は二万百六十四人になりました。 その一九九八年の分析で、まあ北拓、山一、長銀、ありましたけれども、私は、そのときの分析はやはり消費が落ち込んで雇用が失われたことが最大の原因だと、そのように自分自身は捉えておりますし、そういうまた報告もあります。 消費と雇用を守……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 中国の市中感染からもう一年ですね、新型コロナの。日本で初めての患者さんが出てもう十一か月ですね。なので、この一年間振り返りながら、恐らく今年最後の質問だと思っているので、振り返りながらやりたいと思います。 まず、石田理事がおっしゃった点は極めて大事なことなんですね。私、一波の後ぐらいのときに、この新型コロナウイルス感染症は災害として認定したらどうかと申し上げたことがあって、否定されたんですが、なぜかというと、東日本大震災の後に被災者健康支援連絡協議会というのができた、つくったわけですよ。一年間で十万人の医療関係者を派遣したんですよ。こういう事態が絶……
○足立信也君 おはようございます。国民民主党・新緑風会の足立信也です。 前任の加藤大臣に続いて田村大臣も二度目の大臣ということで、安倍さんが三回目あるのかなと勘ぐってしまうような気がしますけど、よほどの人材難なのか、あるいは評価が非常に高いのか、二人続くというのは珍しいと思うんですが、田村大臣の安定した答弁は定評のあるところですが、そういうときこそ落とし穴がありますので気を付けていただきたいと、そのように思います。 新型コロナウイルス感染症とは一体どんなものなのかというのは、私はどう定義されているかというのが極めて大きいと思っているんです。 皆さんのところに資料が届いていると思います。今……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 今日は、先生方、ありがとうございます。 私、丸々二十二年間、消化器外科医やっていまして、大学とかその関連施設で、その後議員になったわけですけど、もう十六年以上たっていて、よく分かる分野と分かりにくい分野があるんですが、しかしながら、二〇〇九年のときに、新型インフルエンザ第二波の大流行のときに今いろいろ問題になっていることを、まあ現場監督みたいなもので、国会のですね、国の、やってきたので、それを基に聞きますが、なかなかドクターじゃなきゃ聞きづらいことが、いろいろ皆さん、実は分からないんだけど分かっているような顔をしなきゃいけないようなところもあって聞……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 質疑をずっと聞いていまして、本会議のときに申し上げましたが、二〇〇九年、一〇年頃は、ワクチンギャップ二十年と、これを何とかしようということでやったわけですね。その後、あのときは六種類法定化、新たにされたと申し上げましたが、今年の十月にロタが入ったので七種類ですね。質疑を聞いていて、ワクチンギャップ二十年というのもむべなるかなという感じを僕は受けましたね。 これ、何が原因かというと、やっぱり委員会とか本会議で説明をしてもやっぱり足りないですよね、納得してもらわないと説明にならないですから。やっぱりどうしても受け入れられない方々を始めとして、ちょっと説……
○足立信也君 国民民主党・新緑風会の足立信也です。 短い時間の質問にまだ慣れていないので、時間配分がうまくいかない可能性があるので、今日は、予算に関連して三項目、今も話題になった遺伝子検査、基本的に分かっていないところがあるなと今感じたので、遺伝子検査と、生活保護と、それから薬価改定、この三項目で予算に関連して質問したいと思います。 まず、第三次補正予算でも、検疫所及び国立感染症研究所の機能強化ということで五百八十四億円でしたね。これに今回、水際対策等の推進に係る経費二百七億円と、新たに九十一億円という記載もあるんですが、これは、第三次補正に加えて今回本予算はこれ何をやるんですか。
○足立信也君 国民民主党の足立信也でございます。 質問の前に、緊急事態宣言の解除をすると政府が方針を決めた後に、千七百四十九人の医師へのアンケートがあるんですよ。第四波はいつ来るかという予想ですね。それに対して、四月中に来るというのが六一・一%でした。医師はそういうふうに思っていたということです。 それから、今のところは十六歳以上しかワクチン接種できませんけど、このワクチン接種が完了する時期はいつ頃でしょうかというこれまた質問に対して、一番多かったのが来年の三月ではないかと。ということは、北京オリンピックには間に合わないと。ですから、今、東京オリパラに対してワクチン接種証明のような話が出て……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 この法案の質疑、今日しかない予定だったので全部それやろうと思ったんですが、今までの質疑でちょっと気になることがあるので、コメントといいますか。 送別会との関連をおっしゃる方いますけれども、これ、全ゲノム解析をして、送別会に出ていた人のゲノムと、ウイルスのですね、それ以外の人のウイルスのゲノムが違うということにならないと証明できないわけで、これ不可能だと思います。それから、もし仮にこれが関連があるということになったら、濃厚接触者の定義を全部変えなきゃいけないんです、今までやってきた、そういうことになります。ただね、ただ、去年、大分でもクラスターが出て……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 最後の質問者になって待ちくたびれましたけど、いろいろ皆さんの質疑を聞けて、ちょっとコメント的なことからスタートしたいんですが、やはり菅総理とファイザーのアルバート・ブーラCEOの間で一体何が約束されたのかというのがかなり大きな話題でした。 私も、ファイザー日本の原田社長と話ししていますけれども、ラインを変えて大量に生産するように変えていっている、それは間違いない。でも、このファイザーのワクチンが発症率、重症化率を下げるのみならず、感染の予防も効果があるということから、特にEUなんかは数倍の需要になってきていると。それに追い付かないという話ですよね。……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 皆さん、どうもありがとうございます。今日は、全員が医療従事者の方で、かつ後ろの列も含めて顔見知りの方が非常に多いので、余りとがった質問はしません。意見をお聞きしたいなという感じがします。 その前に、私のバックグラウンドを簡単に申し上げておきますけど、消化器外科医で足掛け二十三年ですね。そのうち大学が十四年、一般病院が八年。山本さんは御存じのように、私の科はルーツが千葉大の二外ですから、いかにハードな科かというのもすぐ分かっていらっしゃると思います。 ただ、顔見知りの方が多いので今日はさん付けで皆さんをお呼びしますので、そこは御理解いただきたいと思……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 忽那先生と松本先生の話を聞いていて、この一年をちょっと振り返ってみているんですけれども、要は、公衆衛生学をやっている人たちは、松本さん言われたように、見付けて隔離なんですよね。感染症の専門医、忽那先生のような専門医の方は、これは治すことに主眼があるわけです。両者は違いがあるんです。治すことになると、早期発見、早期治療、あるいはワクチンというふうになっていくと思うんですが、私は、昨今、原子力村になぞらえて感染症村というやゆしたような表現あるいは非難の言葉がありますけれども、この司令塔機能が公衆衛生学が主体であって、見付けて隔離というのに偏り過ぎてずっと……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 四時過ぎに質問するというのはなかなかつらいですね。大臣は今かなり卑下されていましたけど、医者ばかって言葉がありまして、医学や医療のことしか分からない、世の中のこと全く分からない、社会のシステムも分からないという医者の方が多かったんですよ。そこを僕考えると、田村大臣、すごい理解力があるなと思いますよ。今のコロナのことだって、こんな極めて医学的なことを相当正確に分かっておられるというのは、僕からするとすごいなとは思いますよ。まあ、褒めるのはそれぐらいにして。 先ほど来聞いていて、働いていない看護師さん、潜在看護師さんというようにおっしゃっていましたが、……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 午前中からの質疑聞いていて、二か月ぐらい前に京都大学の明和政子教授とウエブ会議で話したことを思い出しまして、認知科学の専門家です。自分の意見を主張する、それをまとめて行うのは大体十八歳から二十歳ぐらいで、以上でできると。ただ、共感力、人の言うことが理解できる、人の言うことを、そうですね、受け止めるというようなものは二十五歳以上ででき上がってくると。だから、私は、選挙権と被選挙権が年齢差があるんだろうと、そういうふうに理解しています。共感力。 今日の質疑を聞いていて、その点についてはちょっと疑問を抱かざるを得ないような感じが私はしましたけれども、それ……
○足立信也君 おはようございます。国民民主党の足立信也です。 この前、夕方四時以降に質問するのはつらいと言ったら朝十時になって、元気なうちにやりたいと思います。 時間が空いたので、今日何の閣法だったかなってちょっと思い出すのに時間掛かりましたけれども、医療法の改正ということで、等のですね、この前、五つのテーマで用意したと申し上げましたが、ちょっと分けていくと七つになったので、その中でも、これだけは時間切れにならないようにということで、ちょっと順番変えて地域医療構想と医療計画のところから行きたいと思います。 調査室が作ってくださる参考資料、毎回参考にしているわけですけど、今回の法改正は相当……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 大臣、お疲れさまです。いろんな考えの方がいらっしゃってなかなか答弁も大変だと思いますけれども、この健康保険法等に関しても、今週、来週と、まだ少なくとも二時間以上は質問時間があると思いますし、私はね。で、国会が終盤に近づいたので、この通常国会の間で私はこうした方がいいんじゃないかという提言を四つ言いたいということでちょっとやってきました。 今日は残る一つのワクチンのことをやりたいんですけれども。今までの提言というのは、オリンピック、パラリンピック、日本には中止権限はないですから、せめてできるのは開催地返上だと、日本が決定できるのは。開催するかしないか……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 皆さん、どうもありがとうございます。特に今日、親しい方が多いので、できるだけ本音でお答え願いたいなと、そのように思います。 まず、佐野さんからお聞きしますが、後期高齢者の現役並み所得の方に公費が入っていないと。この問題はある意味詐欺みたいなもので、すぐに私は是正していかなきゃいけないと、そのように思っています。 それはまあおいておいて、このまま制度が行った場合、四年間の累計の増加額、支援金が三・二兆だと。今回の抑制で、これも累計すると僅か一〇%、三千百億円にすぎないと。これ以上若者に負担をさせてはいけないと、現役世代にですね。 その観点で、佐野……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 総理、大変お疲れさまです。私は、日本国の総理として、日本だけではなく、やっぱり世界を見てほしいです。 その思いでちょっと質問しますが、三月だったと思います。予算委員会で、この世界的なパンデミックを収束させるためには何が必要ですかと総理にお聞きしました。総理は、三密の回避と手洗いということをおっしゃられて、もう少しで膝が崩れそうになりましたけれども、やっぱり最低、集団免疫を獲得するようなワクチン接種が世界ではやっぱり各国五〇%最低、それが進まないとパンデミックの収束にはつながらないんですね。そういう話をしました。最近はワクチン、ワクチンというふうにお……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 来週も一般質疑があることになったので、今日はもう法案一本でやろうと思ったんですが、他党の議員の方から是非コロナのことをやってくれと言われたので、ちょっと質問はしませんが、情報提供したいと思います。 その前に、先ほど東委員が年齢と健康のことをおっしゃったので、迫井医政局長が課長時代だったと思うんですが、私、講演を依頼したことがあって。男女共に八十歳を過ぎると大体皆さん衰えて余り動かなくなってきて、そのうちの何割かが認知症になってくる。だから、健康寿命、あるいは平均寿命、余命の長い女性の方が認知症の方が多くなるわけです、これは一定なんだと。でも、なぜか……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 今日は、多分、一般質疑最後だと思って、六つのテーマを用意しているんですけど、早速始めたいんですが、その前に今の件。 二〇〇九年、一〇年の新型インフルエンザのときにそういう発表があったんですよ。ワクチン接種後七十二時間以内とか、あるいは一か月以内の死亡数とかね。梅村委員が言われたのは大事なことで、それと因果関係を検証したのを同時に出さないと、最初にその時間で区切ったデータをぽんと出ると、もうレッテル貼りになっちゃうんですよ。だから、同時にやるのが大事だなと。あのときもありました。百何人だったかな、一週間以内でね。そういうのがどんともう出て、メディアは……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 私、かなりこの法律に疑問を持っていまして、それをただしていきたいと思います。 まず、皆さんが共通認識しているポンチ絵、これで立法の必要性について、今まで暫定的措置であった当分の間という、これで認可特定保険業者が恒久化されるんだと、そういうふうになっているわけですよ。でも、この法律案の内容を見ると、みんながみんなこの認可特定保険事業者が恒久化されるわけじゃないということはもう明らかなわけですね。 それで、お聞きします。 今、認可特定保険事業者四十三あると思うんですが、橋本岳さんは負傷、疾病、障害又は死亡に限ると答弁されておりますから、そういう労働……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 菅総理が戻られるのを待って、何か与野党とも浮き足立っているような気がしないでもないですが、落ち着いて議論をしたいと思います。 まず、発議者にお聞きしたいんですけど、第一条です。新型コロナウイルス感染症の定義です。僕、いちゃもん付けるわけじゃないんですが、これは極めて大事だと思って、予算委員会、厚生労働委員会でずっと質問してきた内容なんですね。これ、第一条に新型コロナウイルス感染症の定義のようなものを書いていますね。特に大事なのは二番目の括弧、コロナウイルスの説明のところで、「令和二年一月に、中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を……
○足立信也君 国民民主党・新緑風会の足立信也でございます。 通告はしていないんですが、午前中に加藤官房長官が記者会見で認められたことがありますので、ちょっと総理にお伺いしたいと思います。 今度は、昨年六月、七月に、山田前内閣広報官、それから谷脇総務審議官を始めとする総務省数人に対するNTT、NTTデータの高額接待です。 衆議院の質疑では、山田さん、それから谷脇さん、これ明らかに虚偽答弁ですよ。そしてまた、昨日は谷脇さんは参議院でも虚偽答弁をしている。これを防ぐためにはやっぱり証人喚問しかないんじゃないですかね。私はそう思います。 それから、総務省は、第三者、武田大臣を加えた検証委員会を……
○足立信也君 国民民主党の足立信也でございます。
総理、ちょっと、通告していませんけど、今日は聖火リレー、スタートですね。開会式が行われました。今情報入ったんですが、手話通訳の方がいなかったと。テレビ画面でも手話通訳がなかったと。これに関してどう思いますか。開会式ですよ。オリパラ一体ですよ。どう思われますか。
【次の発言】 いや、間違っても、パラリンピックの方の聖火リレーの開会式では付けますと言われたらとんでもないことだなと思ったんですが、そうはおっしゃらなかったんで。
私、実は、毎年自分の母校の小学校の運動会で挨拶するときに、パラリンピック初参加は東京オリンピックだったと、しかも大分の人……
○足立信也君 国民民主党・新緑風会幹事長の足立信也でございます。よろしくお願いします。
今日はほとんど議論がもう出ていないんですが、十八歳以下の、総理、お願いしたいんですけどね、十万円給付の件です。
三通りあるということで、自治体、地元にも問い合わせても様々対応が出ている中で、政府がかなり主張し、こだわった所得制限もなくなるわけで、これを是非、全国の自治体が何を選択したかということを、その結果を是非この委員会に示してほしいんです。報告していただきたいんです。そのことをお願いできますか。
【次の発言】 委員長においても、報告については、是非、予算委員会で受け入れて、検討していただきたいと思い……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 今日は、新緑風会の芳賀道也議員にちょっとパネルの操作をお願いいたします。 総理、朝から見ておりますと、連日の激務で相当お疲れのように見えます。同い年の私としては、立場は違いますが、精いっぱい頑張りますので、そこはしっかり答弁していただきたいと、そのように思います。 先週、来年度の本予算が成立いたしました。しかし、衆議院で予算が通過した直後にロシアのウクライナ侵攻が起きたわけです。そして、参議院で三十日間。この間、事態が急変してきたことに対して、国民の皆さんはですよ、何で予算がそのままなんだという思いはやっぱり相当ありますよ。 まずお聞きしたいの……
○足立信也君 国民民主党・新緑風会の足立信也です。よろしくお願いします。 あちら側の席から随分こちらに来て、しかも公明党の方と維新の方と間に挟まれて、何やら政府と距離が近くなったような気がしますけど、別に他意はございませんので。 世の中は、新型コロナウイルス感染症ともうウクライナへのロシアの侵略、これが関心事ですけれども、内政のことをいろいろ議論はしますけれども、やっぱり外交が安定していてこその内政だというのをつくづく、ウクライナの凄惨な状況を見ていますと感じます。 将来を見据えたこの社会保障、特に厚生労働行政考えていかなきゃいけないんですが、その将来の見通しが非常に厳しい、難しいものに……
○足立信也君 国民民主党・新緑風会の足立信也です。 資料が今渡っていると思うんですけれども、法案の審議の前に、ちょっと現場の悲痛な叫びがありますので、その点だけ一点質問したいと思います。 それは、四月からの診療報酬のこの減点ですね、資料にありますように、値段でいうと五千円、PCR検査の委託の場合、五千円下がるということです。 皆さん御存じのように、患者さんが来れば、陽性であろうが陰性であろうが、これは感染防御対策として、ガウンはもちろん、N95マスク、それからシューズカバー等々、一人一人替えていかなきゃいけないわけです。特に、この診療所の場合は元々患者さんの数が減っている。それから、発熱……
○足立信也君 国民民主党・新緑風会の足立信也です。 今日は一日だけ理事の席に座らせていただきますが、何か拝見していまして、余り理事が活躍する、委員会で活躍する場面が余りなさそうで、昔はこの委員会、紛糾していたんですけどね。大臣の温厚な性格か、あるいは両筆頭の性格か分かりませんけど、非常におとなしいようになっているなという感じがします。 国会ですから、それぞれの委員が自分の考えを述べるのはいいんですが、大変申し訳ないけど、石垣委員とは百八十度ぐらい、あるいは百七十五度ぐらい違う認識で質問します、最初にね。 おととい時点で、世界の感染者、新型コロナウイルス、四億九千三百九十万人、十五・一人、……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 ドクターが三人続くと皆さん眠くなると思いますけれども、私のモットーは、難しいことを分かりやすくというのがモットーですので、そのように努めたいと思います。 古川議員の質問は私いつも楽しみにしているんですが、私が何となく丸めてこうだよという説明することのちゃんとエビデンスを出してくださるので、非常にいつも楽しみにしております。ただ、治療薬とかワクチンは、科学的なエビデンスだけではなくて、契約の問題、在庫の問題、極めて政治的な問題が絡んでくるので、そこは与党の議員としてしっかり頑張ってもらいたいなと、そのように思っているところです。 午前中の議論聞いて……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。
総理、厚生労働委員会へようこそ。ということで、今日は何の日か御存じですか。首を振ってもらえばいいです。
【次の発言】 看護の日でもあるんですね。ナイチンゲールの誕生日なんです。ウクライナの惨状を見るにつけ、また、この二年以上のコロナの現場の奮闘を考えると、本当に頭が下がる思いです、看護師さんたちにですね。看護の日です。
ということで、薬機法の前に、ちょっと新型コロナについて伺います。通告はしてあるものです。
今、世界、ジョンズ・ホプキンスに報告されていますが、十四・九人に一人が感染として出ています。日本は十五・四人です。大臣の答弁でも民族的特性は……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 五月というと、古い、あっ、どちらもいらっしゃらないけど、医籍登録って昔は五月だったんですね。私もちょうど今年医師になって四十年ということなんですが、この四十年間で今ほど感染症に対する世界的な認識が大きくなっているの、まあないなと思います。もちろん、新型コロナウイルス感染もそうですが、小児の急性肝炎、それからサル痘、こういうことが大きいなと思います。 大臣も大変だと思うんですけど、髪の毛が逆立つ思いでやられていると思うんですけれども、私も何度かそういう経験あります。怒髪天をつくと言いますが、怒りだけじゃなくて、忙しくて精いっぱい頑張っているとき、髪の……
○足立信也君 民主党の足立信也です。香西参考人にお聞きいたします。 資料の六ページ、アスタリスクの三番目、四番目、五番目ですが、フランス、スウェーデンの成功というふうに書かれておりますけれども、これは財政再建と景気対策を両立させた、あるいは財政再建と少子化対策を両立させたと、そういう意味でとらえられているんでしょうかということなんですね。 根本にあるのは、あそこは明らかに世代自立で、高齢者が若い人の扶養にならないという発想から来ているわけですね。それが婚外子の五〇%以上という状態、それから親は面倒見なくても大丈夫なんだという社会になってきているわけですね。これが日本人の感情として、また過去……
○足立信也君 民主党の足立信也です。それぞれ一問ずつ質問させていただきます。内容が重複するかもしれませんので、ちょっと言い回しを変えて質問させていただきます。 まず岸本さんなんですが、私、もう二十二年間、内視鏡をやっておりました。そして、崎田先生、福富先生、高瀬先生という、ずっと三人と一緒にやってきました。海外から、昭和三十年代から多くの方がもちろんその内容を勉強に来る。当然のことながら、その技術面でもオリンパスさんの方に相当行かれたはずなんですが、私は、その後、内視鏡技術あるいは電子スコープの技術でなかなか海外からの追随を許さなかった、オリンパスさんがずっとトップを走っていられる。その大き……
○足立信也君 民主党の足立信也と申します。三人の方々にそれぞれ質問させていただきたいと思います。 民主党では、子供支援、子育て支援、それから男女共同参画社会、そしてワーク・ライフ・バランス、それらのことでこれを推進していこうという方向でいるわけですけれども、それは結局は、雇用形態の多様化というよりも、働き方の多様化を生んでいくと。そしてそれを取り入れている会社なり企業が評価を高める、そして雇用の安定化を生む、もちろん正社員も増えていくという論理的な背景を持ってそういう方向を考えているわけですけれども、その中で一つ、一般職というものに関してはそれでいいんだろうけれども、専門職ですね。特に、資格……
○足立信也君 チャンスであれ、結果であれ、その平等とかいうのは、僕はある意味、作為的なものがあると思うんですね。 戦後というか、それほど僕も長生きしているわけじゃないですから余り大げさなことは言えませんけれども、やっぱり根本にある価値観の変遷だと思うんですね。 戦後からしばらく、まあ四十年代後半ぐらいまでは、やっぱり貧富の差で豊かさを求めていったですね。教育もそうだし、いい会社に勤めて、いい生活をしたいために頑張って勉強をしろというような社会であったんだと思うんですね。やっぱり貧富の差というか、富を目指して豊かさを目指した。やっぱりそれが経済成長に合致したというか、だから方向性は一つの方向……
○足立信也君 民主党の足立信也です。 ちなみに、私は父親が参加すべき学校の行事は全部出ました。もう過去形になってしまいましたが。 今日のこのヒアリングの位置付けは、この臨時国会でワーク・ライフ・バランス、それから生殖補助医療、そして不妊治療、これをテーマにしようということで、今現在の政府の取組ということでまずはお聞きしようということだったわけですね。 先ほど武見副大臣が今後議論が活発にされるでしょうからということでさっと流されましたけれども、次の皆さんの議論に資するような、例えば生殖補助医療でいうとほかの医療となぜ代理懐胎が違う扱いになっているのかという説明とか、あるいは不妊治療の中で特……
○足立信也君 民主党の足立信也です。どうも先生方、ありがとうございました。 特に諏訪先生と大澤先生に質問になるかと思いますが、私も足掛け十五年大学におりまして、やっぱり大学にいる文系の方が一番ワークとライフのバランスが取れているんじゃないかなって、私はそう思っています。 なぜそんなことを言うかといいますと、産業構造なんですね。お三方のお話伺っていて、失礼な言い方かもしれませんが、第二次産業のサラリーマンにかなり重点が置かれた御意見だったような気がして、今、日本はやはり第三次産業、特にサービス業にかかわる方が物すごく比率が高くなっているわけですね。 もう一つは専門性ということなんですが、先……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。本日は、どうもありがとうございます。 私は、法的な関係で初めに佐藤先生に御質問させていただいて、そのお答えを踏まえて石井先生に御質問したいと、そのように思っております。 まず、私は、現状はだれがおなかを痛めたか、つまりだれの子宮を使ったかという親子認定の問題と、それから生物学的な、もっと言いますとDNAで親子を決めると、この二つの問題点があると思っていまして、私は個別な判断でその時々によって親子の判定あるいは認定が異なるという事態は望ましくないと思っています。一義的であるべきだと。それが今はそれしかできなくても十年後に変わってもいいと、とにかくそ……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 本日はテーマが生殖補助医療の現場からということでしたので、先生方、ありがとうございます。特に、宇津宮先生は遠方からはるばる、どうもありがとうございました。 私は、三点あるんですが、まずは阪埜先生、そして宇津宮先生、そして根津先生にお聞きしたいと思います。 私は、やはり立法府の立場として法整備は必要だと、それは思っております。そこで、私たちの手元にある資料というか、私たちが考えるのは、二〇〇三年の厚生科学審議会の生殖補助医療部会、そこでの認められること、そうではないことというのをやっぱり考えるんですけれども、先ほどの阪埜先生の発言は産婦人科学会……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。本日はありがとうございます。
一問一答よりも、もう三人とも質問内容を言った方がよろしいですね。
【次の発言】 では、三人の先生方に一問ずつお伺いします。
まず日野原先生、先ほどの件でちょっとだけ。私どももメディカルスクールの必要性はずっと考えています。これは、やっぱり大学院大学になるときに、文科省が大学生を大学院大学が手放さなかったということですね。メディカルスクールになるためには、やはり文科省から手を放して厚生労働省の管轄になっていかないと無理だということが障壁が大きいものがあったんだと私は思っています。
もう一点は、看護師数が、先生がおっし……
○足立信也君 皆さん、ありがとうございます。民主党の足立信也です。 お三方にそれぞれ一つずつ御質問させていただきたいと思います。 まず高橋先生なんですが、要は、人口構成から論点をそのまま広げていかれたと思っておりますが、私は年齢で区切ることの妥当性がまず問題だろうと思っています。それは、先ほど逆ピラミッドという表現ございましたが、もう一つ大事な視点は、右側と左側が全く不均等だということですね、男性と女性の比率が全く違うという。これは、去年の後期高齢者医療制度の創設にもかかわってくるわけですが、圧倒的に男性と女性の比率が違うことを年齢で区切ってやれるのかと。これは今後ますます、個人の尊厳とい……
○足立信也君 それでは、報告いたします。 去る二月十九日及び二十日の二日間、広島県において、少子高齢社会に関する実情調査を行いました。 派遣委員は、清水会長、荻原理事、中原理事、島田理事、鰐淵理事、狩野委員、羽田委員、松下委員、小林委員及び私、足立の十名であります。 以下、調査の概要を御報告申し上げます。 一日目は、まず、東広島市にある株式会社ノサックスの視察を行いました。 同社は、創立八十三年の歴史を持つ安全靴等のワークシューズメーカーで、早くから高齢者の雇用に熱心に取り組んでおり、現在、七十五人の従業員のうち六十歳以上が九人を占めております。また、平成十八年度には、厚生労働省等が……
○足立信也君 民主党・新緑風会の足立信也です。最終報告に向けての意見を表明させていただきます。 私が少子高齢社会調査会の理事として入りましたのは三年目からでしたので、主に三年目の調査事項について意見を述べます。 まず、不妊治療、生殖補助医療に関して申し上げます。 今日、不妊カップルは全国で百二十万組と推定され、約三十万組が治療を受けております。現在、排卵誘発剤などの薬物療法や卵管通過障害に対する卵管通気法などの一般的な不妊治療については保険適用の対象となりますが、人工授精、体外受精については治療の概念とは異なるとして認められておりません。 特に私が指摘したいのは、排卵誘発剤などの使用は……
○大臣政務官(足立信也君) お答えいたします。 これは今三百四十八、二次医療圏がありますが、それに一つ地域医療支援病院というのが必要であろうということで進んでいるわけで、今現在二百八十七、これはもう委員がおっしゃるとおり。 そこで、今の委員会の件ですけれども、これは端的に申し上げて、国が、その機能を果たしているかどうかというのは把握は国としてはしておりません。これは委員も御存じのように、この委員会の設置については地域医療支援病院の申請時に都道府県知事に報告することになっておりまして、それから、実績については毎年都道府県知事に提出することになっておりますから、都道府県としてはしっかり把握をさ……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。早速の御指名ありがとうございます。 参議院憲法調査会のこの報告を踏まえ、当憲法審査会で検討すべき論点としては、この調査会においておおむね共通の認識が得られなかったもの、例えば意見が分かれた主要なものと、あるいは憲法改正手続法附則における検討事項、いわゆる三つの宿題、並びに十八項目の附帯決議への対応、この三点であると思いますけれども、平成十七年、二〇〇五年の衆参両院の調査会報告書以降、顕在化してきた問題点がこの共通の認識とされた部分にもあると私は思います。 すなわち、議院内閣制と三権分立の関係、そして二院制と参議院の在り方についてであります。共通の……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 私もまずは国家緊急権のことから触れたいと思いますが、先ほど立憲主義の一時停止、これが必要であるかどうかという話になるんだろうと思っておりまして、やはり個別法の整理の中、あるいはその個別法を整理する中で、今項目を礒崎さん挙げられましたけれども、どの部分が憲法として必要欠くべからざる部分になってくるのかという議論が必要なのではなかろうかと、私自身はそのように思っております。 東日本大震災と憲法というテーマでしたので、私なりに非常に大きな教訓を得たことを申し上げて問題提起をしたいと思っております。それは、今回の大震災で、個人の健康情報、あるいはそれを……
○足立信也君 民主党の足立信也でございます。 この発言の留意事項の中に新しい人権のみならず二院制のことも書かれておりますので、今国会では二院制と新しい人権でしたので、この二点について意見を申し上げたいと思いますが、その前に、今、舛添委員からも発言がありましたように、立憲主義というのは人類の英知、到達した英知だろうと私は思いますし、ですから普遍的であると。今フランスの人権宣言あるいは合衆国の人権条項の追加の話がありましたけれども、さらに百年前のイギリスの権利章典というものもあります。 しかし、これが欧米の考え方だという考え方を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、日本でも戦国時代、武田信玄の……
○足立信也君 民主党の足立信也です。 四名の公述人の皆さん、本当にありがとうございます。 個人的に親しい方が中に複数いらっしゃるので、公述されたこととは違う質問をしたいと思います。でも、それぞれ御専門のところに質問をしていきたいと思います。 前原先生から医療崩壊の話が出ましたけれども、私も、議員になって十年、医療崩壊という原因はどこに一体あるのだとずっと考えて、その対処策をということでやってまいりました。一つは医療費削減策、二番目が人材抑制策、人材削減策ですね、三番目が情報の格差といいますか、医療を提供する側と受ける側の情報の格差、リテラシーギャップ、これがあらぬ誤解等を生んでいる、この……
○足立信也君 済みません、民主党の足立信也です。誰もいないって今おっしゃったので、何かしゃべらなきゃまずいかなと思いまして。 私、今年からこの調査会に参加して、期待していたことがあるんです。安倍総理が、安保法制は去年のマニフェストに書いたから次の通常国会でやるんだと、そうおっしゃいまして、蓮舫議員の質問によると政策集のお尻から二ページ目だという話がありましたけれども。多くの皆さんが当選された二〇一三年の七月の参議院選のマニフェストには、自民、公明、維新、みんな、マニフェストに道州制と書いてあったと思うんですね。 この調査会で、今まで意見交換の中で道州制のことを必ずおっしゃっていたのは清水理……
○足立信也君 国民民主党・新緑風会の足立信也です。 国権の最高機関である国会においては、国の最高法規である憲法の論議は、国民とともに不断にすべきだと私は思います。むしろ責務だと思います。 先ほど我が党の矢田幹事からありましたが、昨年、我々としては、まず論点整理というものを行いました。現行憲法の基本的人権の尊重、国民主権、平和主義、これは堅持する。それに何を加えるか、目標のようなものを定める必要があるだろう、それが個人の尊厳、地域の尊厳、国家の尊厳、それを目標として定めていくべきではなかろうかという議論になりました。 そこで、今日は、時間の関係上、二点だけ、基本的人権の尊重と国民主権につい……
○足立信也君 国民民主党の足立信也です。 この一年を振り返りますと、中国から、病原体はSARSコロナバイラス2と命名したけれども、疾患としては未知である感染症がWHOに報告されて、COVID―19と言われたわけです。 我々は、未知の感染症であるから、新感染症として新型インフルエンザ等対策特別措置法を適用すべきだと去年の一月から主張したわけですね。それに対して、先ほど話題の感染症部会を経て、政府は、病原体が分かっているから新感染症ではないと、様々な措置を命令でその都度定められる指定感染症にしたということです。しかし、緊急事態宣言の要請が大きくなると、新型コロナウイルス感染症を新型インフルエン……
○足立信也君 国民民主党・新緑風会の足立信也です。コロナ禍ではありますが、体調は万全でございます。 それでは、我が会派の憲法に対する考え方を申し述べます。 憲法は国民のものである。である以上、国民の議論への参加が不可欠です。憲法第九十六条では、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で国会が発議することになっています。しかし、改正内容への国民の参加こそが重要であると考えます。その狙いは、国民とともにこの国の形をつくり上げることにあるからです。そこには、人権尊重、国民主権、平和主義という価値の継承が土台となります。 憲法施行後間もなく七十五年という中で紛れもなく大きく変化したのは、デジタル社会、……
○足立信也君 国民民主党・新緑風会の足立信也でございます。 お二人の先生方、大変勉強になりました。ありがとうございました。 お二人の発言をお聞きしていて、まずは長谷部先生にお伺いしたいんですが、赤坂先生は本会議と委員会というものを比較的分けて論じられていたと思うんですけれども、長谷部先生の御意見から考えると、出席と代表の不可分、まあ切り離せない関係ですね、プレゼントとリプレゼント、その考え方。あるいは、委員会というのは単に本会議から付託されてやるものだということを考えると、この本会議と委員会の区別は特に必要ないという考えなのかなと私は思ったのですが、長谷部先生、その点はいかがでしょう。
○足立信也君 国民民主党・新緑風会の足立信也です。 法制局がまとめられたこの資料、論点整理、そして思考経路をほとんど私と近いというふうに思っておりまして、このまとめ方にまず感謝したいと思います。 それで、憲法審査会、岡崎事務局長にお伺いしたいんですが、資料の七ページのところで長谷部先生の発言があります。出席の概念を変容をもたらすとすれば明文化が必要だと、確かにこのようにおっしゃいました。その後で、恐らく災害対策基本法を念頭に置かれているんじゃないかと思うんですが、皆さんが納得するような状況、それを法律で規定すればいいんではないかという発言がありました。しかし、それは私は出席の概念の変容を招……
○足立信也君 国民民主党・新緑風会の足立信也です。 憲法に対する考え方について、まず憲法審査会と参議院改革協議会との関連で述べたいと思います。 憲法審査会は、国会法第百二条の六、「日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制について広範かつ総合的に調査を行い、憲法改正原案、日本国憲法に係る改正の発議又は国民投票に関する法律案等を審査するため、」と記載されております。 広範かつ総合的な調査の参考として、平成十七年、二〇〇五年四月、参議院憲法調査会報告書があります。 そこに記載されている共通認識として、一、二院制の堅持、二、両院の違いの明確化のための、参議院改革の必要性及び選挙制度設計……
○足立信也君 国民民主党・新緑風会の足立信也です。 私は、平成二十五年九月に当時の山崎議長が設置された選挙制度の改革に関する検討会の下につくられた選挙制度協議会に三十一回、そして、平成二十九年五月に当時の伊達議長のつくられた参議院改革協議会の下にある選挙制度に関する専門委員会十七回の全てに出席しました。 最高裁が我々に明確な宿題を課したのは、平成二十四年の最高裁大法廷判決です。判決では、投票価値の著しい不平等状態が生じていたと断じ、都道府県を単位として各選挙区の定数を設定する現行の方式をしかるべき形で改めるなど、現行の選挙制度の仕組み自体の見直しを内容とする立法的措置を講じ、できるだけ速や……
○足立信也君 国民民主党・新緑風会の足立信也です。 私は、去年の五月から行われております参議院改革協議会、本日十三回目で、報告書取りまとめというものをやりました。そして、これは元々は参議院の合区解消を含むような選挙制度が議長の議題の狙いだったと思うんですが、それに先立って、まさに両先生がおっしゃるように、参議院の在り方を最初に議論しよう、それに見合った選挙制度を考えていこうということで十三回の議論を行ってまいりました。 かいつまんで申しますと、参議院の在り方としては、もう皆さん同意されると思いますが、多様な民意の反映、これが一番。二番目は、衆議院に対する抑制、均衡、補完の機能を持つこと、そ……
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