このページでは中山恭子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中山恭子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山本さんの動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長に下田敦子さんが選任されました。
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山本君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
よって、委員長に藤田幸久君が選任されました。
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山本さんの動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長に藤田幸久さんが選任されました。
○中山恭子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中山恭子君 自由民主党の中山恭子でございます。今日は、諸先生方、貴重な、また大変示唆に富む御意見を伺いまして、有り難いことだと思っております。 環境アセスメント、これをしっかり行っていく、日本の美しい自然又は世界にとっても当然のことと考えております。ただ、その評価の在り方につきましてはまだまだ検討を深めていかなければならないかなと、今日お話を伺いながら考えておりました。 今回、私からは、原子力発電所につきまして、今原子力発電所は、電力の安定供給ができるというだけではなくて、環境問題の面から、二酸化炭素の排出削減など環境問題、環境分野に大きな貢献ができると期待されていると思われますが、そう……
○中山恭子君 自由民主党、中山恭子でございます。 今回、環境影響評価法の一部を改正する問題につきまして、小沢環境大臣から直接お話をお伺いできますことを大変有り難いことと思っております。また、小沢大臣始め環境省の皆様がこれまで地道に努力を続けておられることについても敬意を表しております。 また、日本の人々は、古くから山や海、森や川、木々や水といったものを大変大切にしてきておりました。今年の桜の盛りは過ぎましたが、日本全国で花をめでる習慣というのを大変うれしい習慣だと思っておりますし、また、川の水も皆が使うものだから自分勝手に汚してはいけないよといった形で、これまで自分のことだけではなく他の人……
○中山恭子君 おはようございます。自由民主党、中山恭子でございます。 本日は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、環境大臣に御質問いたします。 ただ、この法案の審議に入ります前に、四月二十八日に諫早湾干拓事業の排水門開門調査問題につきましての検討委員会の座長報告が出されたということでございまして、本日の委員会の議題とは異なりますが、環境問題と密接に関連いたしますので、何点か質問させていただきたいと思います。よろしゅうございましょうか。 今日はお忙しい中、郡司先生御出席くださいましてありがとうございます。諫早干拓事業検討委員会の報告に関しまして、環境問題の面……
○中山恭子君 自由民主党、中山恭子でございます。よろしくお願いいたします。 今、神取委員からいろいろ質問が出されておりました。私自身もこの基本法の第四章、基本的施策についての質問というのもいろいろしたいと、非常に魅力的な部分でございまして、したいと思っておりますが、そうはいいましても、やはりこの基本法の、基本法自体の問題点というんでしょうか、それもどうしても避けられないことだと思っておりますので、やはりこれまで何度も質疑されておりますが、いろんな切り口で質問していくということもあっていいだろうと思いまして、やはり鳩山総理の国連演説、その性格について、二五%の問題から質問したいと思っております……
○中山恭子君 自由民主党の中山でございます。 今日は、山本先生、川本先生、非常に独立行政法人制度について貴重なお話を伺いまして、ありがとうございました。座って失礼いたします。 今も質問の中にもありましたけれども、独立行政法人、非常に定義付けですとかそれから評価の問題などなかなか難しい、クリアカットにこうすべしと言い切れないような難しい問題であると考えております。 山本先生御紹介のアンバンドルド・ガバメントですか、この中で、タルボットさんがその論文の中でも基礎となる考え方など非常に示唆に富むものがあると思いますが、ではそれを直ちに日本で実行できるのかというと、またその点も難しいところがある……
○中山恭子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中山恭子君 自由民主党、中山恭子でございます。 私自身、拉致された人々を何とか帰国させたい、ふるさとへ連れ戻したいと真剣に取り組みましたが、残念ながら今なお被害者を北朝鮮に残したまま時間が過ぎていることは本当に残念でございます。被害者そして御家族の皆様、今日は横田さん御夫妻それから増元さんもお見えでございますが、被害者や御家族の皆様に本当に申し訳ないことだといつも思っております。 これからも私のいろんな活動を通じてこの拉致問題、被害者の救出を続けてまいりたいと思いますが、この北朝鮮による拉致は、我が国の国家主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題であり、未曾有の国家的犯罪でございます……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。よろしくお願いいたします。 日本の経済情勢につきましては、これまで各先生方からお話がたくさん出ておりますように、極めて深刻な状況にあると考えております。現在のデフレ、円高の状況下では、民間だけでは対応できないということが明らかでございますので、政府が景気回復のために積極的に取り組む必要があると考えております。 日本経済を立て直すには、社会インフラの整備やエネルギー分野の技術革新のうねりを取り込むための施策を政府自らが緊急に実施することが有効であると考えております。その場合、現在の厳しい財政事情の下では、新たな財源措置をとる必要が……
○中山恭子君 ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの金子さんの動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に谷合正明さんを指名いたします。(拍手)
○委員以外の議員(中山恭子君) たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。意見を申し述べる機会をお与えいただきましてありがとうございます。 今回、国会法第三十九条に関する件でございますが、私からはその前に、まず、行政刷新会議が法律によらず閣議決定により設置されたものであるという点が、その点に問題があると考えております。内閣府設置法第四十条は、特別の機関の設置は法律の定めるところによると規定しております。例えば、少子化社会対策会議というものは少子化社会対策基本法に基づいて設置されております。今回、この行政刷新会議が閣議決定で設置されたものであるというところに、その後種々の矛盾が生じている……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 国立大学の予算について質問いたします。 教育、文化、芸術の分野は、国家百年の大計として長期的観点から振興を図っていかなければならないものでございます。明治以来、日本が科学技術大国としての地位を確立してきたのは、国家として教育研究に重点を置いた政策を取ってきたからにほかなりません。 国立大学はその中核として、東京大学や京都大学は無論のこと、地方の国立大学もそれぞれの地域で教育研究の重要な役割を果たしてきました。ノーベル化学賞の受賞が決まりました鈴木北海道大学名誉教授も高木文科大臣を訪問された際に、教育や科学の予算を他のものと一……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 菅総理は所信表明演説の中で、供給側が幾らコスト削減に努めても値下げ競争になるばかりでますますデフレが進んでしまいます、これでは景気が回復しません、供給者本位から消費者目線に転換することが必要ですと述べられました。私はこの考え方、どうしても得心がいきません。 今日は佐藤先生、西田先生、御発言がございましたし、また林先生の菅総理に対する消費性向と乗数効果の違いなどに対する御質問も思い出されるわけでございますが、現下のデフレ経済を克服し、持続的な成長路線に乗せていくためには、民間だけでは推進することのできない総合的、長期的な観点から……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 今日、自見金融担当大臣から御報告がありましたFRC報告は、一九九八年に成立した金融再生法に基づくものでございます。バブル崩壊以降、一九九七年には北海道拓殖銀行が経営破綻し、山一証券も経営破綻いたしました。翌九八年には日本長期信用銀行、日本債券銀行の破綻があり、銀行への公的資金注入と大規模な再編につながる政策が取られておりました。当時、貸し渋り、貸しはがしといったことが盛んに言われていたものでございます。 そのころと比較しまして現在の金融機関の財務体質、経営状況は格段に健全化している、良くなっていると言えると考えていますが、この……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山でございます。よろしくお願いいたします。 ただいまもるるお話がありましたが、平成十七年の改正法が必ずしも現場の実態に即していなかった、何らかの措置をとる必要があることからこの改正法案が提出されたと承知しております。不備な点が改正されていくことは大変結構なことだと考えております。ただ、今回の改正法にありましても、やはり現状をしのぐための改正であると考えられます。この改正法案も決して恒久的な制度を設けるものではなく、暫定的なものであると理解しております。 例えば、今回の認可特定保険業者という特例の制度も、これを設けるに当たりまして、今回の認可特定保険……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの塚田さんの動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に白眞勲さんを指名いたします。(拍手)
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 今日は皇后陛下のお誕生日です。皇后陛下は、拉致被害者五名が帰国しました二〇〇二年のお誕生日に際しまして、「小泉総理の北朝鮮訪問により、一連の拉致事件に関し、初めて真相の一部が報道され、驚きと悲しみと共に、無念さを覚えます。何故私たち皆が、自分たち共同社会の出来事として、この人々の不在をもっと強く意識し続けることが出来なかったかとの思いを消すことができません。今回の帰国者と家族との再会の喜びを思うにつけ、今回帰ることのできなかった人々の家族の気持ちは察するにあまりあり、その一入の淋しさを思います。」とのお言葉を寄せられました。 ……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 今日は政治家の判断を取り上げたいと思います。 一九七七年十一月十五日、十三歳の横田めぐみさんが、学校からの帰宅の途中、北朝鮮に拉致されました。そのときから三十三年がたちました。日本人被害者を救出するのは日本政府しかありません。今このときにも北朝鮮では、北朝鮮に拉致された日本人被害者が日本からの救出を待っております。この問題は、日本政府が国民を守るとの観点から、国の最重要課題として対応する問題であると考えております。 総理は、APECでオバマ大統領を始め多くの首脳の方々と会談なさいました。この首脳の方々との会談の中で北朝鮮によ……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子です。
まず、この度の北朝鮮での攻撃によって被害を受けた韓国の人々に、その悲しみに思いを致し、心から弔意を表します。
今回、北朝鮮の砲撃は、一般住民が生活する韓国領土に対する砲撃であり、国連憲章第二条第四項に抵触し、五十一条に言う武力攻撃に当たるものと考えております。
政府は、関係閣僚会議を開催したとのことですが、今回の武力攻撃は、安全保障会議設置法に言う重大緊急事態に当たると考えられます。速やかに安全保障会議を開催すべしと考えますが、総理、いかがでしょうか。
【次の発言】 三月の哨戒艦沈没事件の際にもこの安全保障会議は開催されていません。……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山でございます。 村木さん、本当に大変だっただろうと思います。ただ、その後の動きでこの経験をプラスにしていらっしゃる。さすがだなと思っております。 私自身、もう十数年前になりますが、この検察の筋書ありきの調書という、この調書の取り方については非常に強い不信感を抱いておりました。いずれどこかでこの問題というのを取り上げなければいけないと思っていましたが、力不足で、ただ時間が過ぎてしまいました。村木さんのおっしゃっていることというのは実感として、本当に小さい実感ですけれども、私自身よく理解しているつもりでございます。 おっしゃっている、どこでこの筋書……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 行政監視委員会の場で申し上げるまでもないことではございますが、行政組織は、その基本を定める国家行政組織法を受けて各省庁設置法が制定され、明確に任務、権限、所掌事務が定められております。 先ほど岩井委員の質疑でもありましたけれども、つまり行政は立法府である国会が定めた法律の枠内において執行されなければなりません。旧ソ連など社会主義、一党独裁の国家においては、党執行部が国会より上位にあるというようなこともありますので、党書記が決めたこと等の決定が全てであり、国会は党の決定を追認するのみというような状況もあります。でも、しかし日本で……
○中山恭子君 今日は貴重なお話をいただきまして、ありがとうございます。 私自身、原子力、全く素人なものですから、報道を見ながら心配しながら過ごしてまいりました。その非常に初歩的な質問かもしれませんが、報道でいろいろ解説してくださる方々というのが何人もたくさんいらして、政府だけではなくていろんな方が説明してくださるんですけれども、どの話を聞いても、本当だろうかと、これでいいんだろうかというような常に疑いの目を持ちながら発表を見てまいりました。例えば、先ほどお話がありました三月十二日の段階で、多分専門家の方は溶融の可能性もどこかに見えていらしたはずだと思いますが、そういったことについては全く知ら……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山でございます。 今日は、非常に貴重な御意見、三人の参考人の方から伺いまして、ありがとうございました。 時間の都合で、中島参考人と郷原参考人にお伺いいたします。 中島参考人は、事業仕分についてお話がありました。この事業仕分といいますか、行政刷新会議、事業仕分チーム、この二つの組織は全くその根拠法を持っておりません。内閣府設置法第四十条は、特別な機関の設置は法律の定めるところによると規定していますが、行政刷新会議は閣議決定により設置されたものでありまして、法律での定め、つまり国会の手続というものを無視した形で立ち上がったものでございます。そういった……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 私は、これまで、現内閣が行政権の行使に当たって法律を無視している、つまり国会を軽視していることを幾度も指摘してまいりました。残念ながら、現在の内閣の、政権の動きを見ておりまして、これが改められるという様子は全くうかがえません。かえってその度が増しているように思えます。五月十六日のこの委員会でも申し上げましたが、あくまでも行政は立法府である国会が定めた法律の枠内において執行されなければならない。日本は法治国家であり、内閣は法律を誠実に執行し、国務を行うこととなっております。 今日、まず、福島第一原子力発電所の三月十二日の第一号機……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 まずやはり、未曽有の地震、津波で命を落とされた方々に対し、改めて心から御冥福をお祈り申し上げます。また、被災地で厳しい毎日を過ごしていらっしゃる被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。 二十二日の予算委員会でも野田大臣に緊急支援、復興支援についてお伺いいたしました。緊急支援につきましては、まず、二十三年度についてはやはり早く、支援額を予備費に頼るのではなくて、補正を組んで当たる必要があると考えております。減額補正などいろんなやり方がありますので、子ども手当とかそういったものもお考えいただいて、至急に第一次補正を組んでいただき……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 やはり今日も、この度の地震・津波災害で命を落とされた方々に対し、改めて御冥福をお祈りいたします。また、被災地で厳しい毎日を過ごしていらっしゃる皆様に心からお見舞い申し上げます。 今日は二十三年度予算の委嘱審査でございますが、喫緊の課題として教育の問題を取り上げたいと思っています。 三月から四月、本来であれば、卒業式、入学式、進級といった、子供たちにとっては大切な節目の季節でございます。今日の産経新聞で、宮城県石巻市立大川小学校の情勢が報道されておりました。この小学校に集まっていた、避難していた児童や教職員が津波にのみ込まれて……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 大震災から半月余りたちました。この震災では二万名を超える死者、行方不明者が出ており、福島原子力発電所の安全の回復もめどが立っていない状況です。今、大門先生からもお話がありましたが、これまでの災害の被害とは全く違う状況が出ておりますので、まさに地面をつくるというところからいろいろのことを考えていただきたいと思っています。 そして、経済面での影響は被災地域のみならず全国に及ぶものと考えています。被災地域の金融機関にとりましては、融資の不良債権化というだけではなく金融機関そのものが、支店がなくなってしまっているとか、大きな被害を受け……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山でございます。
今、大門先生から国債の話が出ましたので、そちらから入りたいくらいの気持ちではありますが、まずやはり今回日銀の御報告のということなものですから、ちょっと確認なんですが、三月の資金供給量、マネタリーベースというのは百十二兆七千四百三十二億という、この数字でよろしいんでしょうか。分かりますか。
【次の発言】 三月末。
【次の発言】 ありがとうございます。済みません、新聞で二月末の数字が三月と出ていたように思えたものですから、これでいいのかなというちょっと疑問がございました。百二十兆を超えているということでよろしいですね。
また、当座預金……
○中山恭子君 ありがとうございます。たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 やはり、改正案の問題の前に、被災地の金融の状況について確認等したいと思っております。 先ほど自見大臣から財務局のお話が出ました。私自身、東北財務局、一生懸命やっているということを仄聞しております。ただ、今回の災害、被災に当たって、財務局はもちろんですけれども、ほかの行政組織、道路を造るとか国交省の出先ですとか、あらゆる行政組織が本当にみんな必死の思いで頑張っているというように見えておりまして、もちろん自衛隊とかそういったものは格別でございますが、行政の皆さんが非常に頑張っているということはよく見えておりま……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 今回、この臨時特例法、被災者の方々にとっては必要最小限の措置であると考えております。将来に向けて少しでも見通しが立てられるように、一日も早く成立させることが必要であろうと考えています。 まず、災害の定義、それから適用範囲についてお伺いしたいと思います。 この法律案第二条第一項には、「「東日本大震災」とは、平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震及びこれに伴う原子力発電所の事故による災害をいう。」と規定されております。 ただ、三月十一日以降も大きな余震が発生しており、被害が出ておりますし、また、少し離れた地域の静……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山でございます。 今日、国際協力銀行法案というのをお出しいただきまして、一つは、実は一九九九年、古い話ですが、もう十年以上前に輸銀と海外経済協力基金が一緒になるという段階で、余りいい動きではないなという印象を持ったことが思い出されます。 また、その後二〇〇八年十月一日に、改革という美しい名前の下にこのJBICが日本政策金融公庫に含まれるということを聞きましたときに、びっくりしたというか、違うのではないかという印象を受けました。そのとき受けた印象を素直に申し上げますと、例え話でただ自分の頭に浮かんだ事柄ですが、何本かの色鉛筆を、短いのやら長いのやらそ……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山でございます。 今日、これまでにも財源問題、大いに語られております。私自身も、その財源については、地震が起きたからといって年金財源が要らなくなるということではありませんで、この二・五兆円、今大臣おっしゃられた中で、税制抜本改革により確保される財源を活用して繰入れの中で、全額消費税ではないというようなお話がありました。 私自身は、これまでにもずっと申し上げてきているんですが、デフレを脱却し、経済が成長路線に入るまでは増税すべきではないと考えておりまして、そういった観点からも、この財源を活用して繰入れの場合、増税以外の方策、先ほど大塚副大臣は復興国債……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 早速でございますが、今日の議題、預金保険法の一部を改正する法律案について御質問いたします。 平成八年以来十五年、その間続けられた住専の不良債権処理に区切りを付けるということができるということで、私自身は大変喜ばしいことと考えております。 バブルのあのとき、金融機関が不動産業向け融資を急速に拡大し、そしてバブル崩壊後、大きく膨らんだ不良債権を抱える住専七社を金融システムを混乱させずに処理するためどのような形があり得るのか必死で考え、議論し、関係者の間を協力を得ようと調整のために活動していた方々の姿を今でも覚えておりますし、思い……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 今、大門委員の御質問に引き続いてというような質問になろうかと思いますが、その前に、被災地で金融機関が相当傷ついていると考えております。金融庁、日銀も含めて、今回の大震災の発生以降、金融機関に対して、預金の払戻しですとか融資などの便宜的な措置をするようにという要請を各金融機関に対してなさっていると承知しております。ただ、金融機関の店舗等が被害を受けてもうなくなっているといった状況も出てきております。 金融庁では、現時点での被災地における金融機関店舗の状況について把握していらっしゃるでしょうか。
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山でございます。 先日、私ども本委員会のメンバーが仙台に参りまして、現地で地域の金融機関の皆様と懇談の機会を持ちました。そのとき、どの方からもまず出てきた言葉が、この地域の復興のために銀行が何ができるかという、そういった観点からのお話でございました。金融機関自身が被災している中にあって、その地域全体の復興と、そういったことを自らのことととらえて地域のために役に立とう、一緒に立ち直ろうとしている様子を伺うことができました。日本の地域金融の在り方について、収益のみを追求していくというグローバルな金融ビジネスと違うということを改めて認識いたしました。そうい……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山でございます。 既に多くの御発言がありましたが、やはり予算審議においては歳入と歳出を一体として審議するべきであると考えております。今もなお予算の裏付けとなる税制の主要部分、そして公債特例などがたなざらしとなっている現実というのは異常であり、この点についてはやはり政府の責任が重いと言わざるを得ないと考えております。 野田大臣は、もう三月のうちから、震災前と後では事情は相当変わったと、したがって、政府の優先順位をどうするかということについては多くの議論をすべきであるというような御発言をしてきていらっしゃいます。今の段階では補正予算を組まなければいけま……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 今回、この第二次補正予算案、この場で検討をしなければいけないといいましょうか、しているこの委員会そのものが非常に、ある意味では総理のためにのみ、政権の延命のためにのみ、みんながこうやって時間を割いていると言えるような状況かと思っておりまして、非常にむなしい思いをしながら今立っております。 この時期、七月であれば当然本格的な復興対策予算が出るものと考えておりましたし、そうあるべきだと思っております。ただ、今回出てまいりましたこの予算案というのは、まさに二次補正を作りますよということを示すためだけのものと言っても過言ではないような……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 今日、多くの委員の皆様から円高についていろいろ御発言がありました。今回の介入ですが、この円高について財務大臣は、一方的に円高の動きがあったとおっしゃって、無秩序な動きがあったというようなことをおっしゃっていますし、それから日銀からは、白川総裁、山口副総裁からるる御説明がありました。その場合、投機資金の動きがあるかもしれないというようなお話もありました。この短期的な理由で円高が生じているという場合であっても、単独介入については非常に巨額な資金を要しない限りこの円高を止めるということは非常に困難な状況なのではないかと考えています。ま……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 この時期に公債特例法案を審議するというこの異常な状態というのは非常に残念なことであると、まずそのように考えております。 今年の初めくらいにこのような状況になるということは大体見当が付くはずだと思っておりまして、もちろん与野党間の調整というのもありますが、外から見ていまして、与党内の調整というものというんでしょうか、そういったものが与党の中でいろんな意見が分かれているのではないだろうかという、そんな様子が見えまして、やはり与党であるのであればその辺りしっかりした、政府と与党の間ですけれども、その連携を取っていただけたらよかったな……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの塚田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に白眞勲君を指名いたします。(拍手)
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山でございます。 東日本の大震災によって亡くなられました方々に心から御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。 また、このような中においても、北朝鮮による日本人拉致問題というのは、国家としていかなる状況にあっても救出の努力を怠ることがあってはならないと考えております。今後とも、この拉致特の皆様始め、力を合わせてこの救出に当たっていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 今日、たくさんの委員の皆様からいろんなお話が出まして、やはり北朝鮮と対応、何ていうんでしょう、対応するときに、国と国とい……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 まず、私からも、この度の地震、津波によって命を落とされた方々、その御遺族の皆様に対し心から哀悼の意をささげますとともに、被災者の方々に対し心からお見舞い申し上げます。 被災者の皆様が厳しい寒さの中、忍耐強く秩序を保って過ごされていることに対し、海外の友人たちから、この困難な状況の中で、リアルパニックもない、強奪もない、互いをかばい合って生活している様子は日本ならではの特別のことであるといった称賛のメールが多く届いております。 この被災者を支える地域の人々、民間の人々、そして今日もいろいろお話伺っておりますが、各省庁の皆様に対……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 地震発生から二週間余りたちました。福島原発の問題も加わり、厳しい毎日を過ごしていらっしゃる被災者の方々にお見舞い申し上げます。また、救援に入ってくださっている方に心から感謝いたします。 この際、一言申し上げます。 先日、総理から、仙谷前官房長官を官房副長官に任命し被災者支援対策を担当させる、また馬淵前国土交通大臣を総理補佐官として福島第一原発対策を担当させるとの人事が発表されました。先ほどのお話では、あした閣議決定だと伺いました。 先ほど磯崎委員からも厳しい御指摘がありましたが、このお二方について参議院は昨年、管理能力の欠……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 先ほどから事故対策統合本部についての言及がありました。政府が発表している資料からでは、この統合本部につきましては法的根拠がない組織であると言えます。法的根拠のない組織が行うことは何の意味も持たないばかりでなく、混乱を助長させることでございます。このような組織があること自体、ある意味では問題であろうと思っています。内閣はその職務を法律によって実行すると憲法で決められております。ただ、現政権は法律に沿ってやろうとしていないというところに大きな問題があると思います。 この点だけ申し上げて、質問に入ります。 三月十五日に総理指示が出……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 今日、各委員から、現政権、民主党政権のいろいろ抱える危険な問題というのが提起されております。私からは、非常に基礎的なところ、基礎的な問題を申し上げたいと思います。 七月二十二日の予算委員会で、片山虎之助委員が議院内閣制に関して質問いたしました。菅総理はそれに対して、選挙で多数をいただいた政党が内閣全体の責任を持つというのが議院内閣制の基本的な考え方だとお答えになっています。ただ、これでは行政の執行についてのお答えが欠けています。行政府と立法府の関係について、もう一度お答えいただきたいと思います。
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの塚田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に大塚耕平君を指名いたします。(拍手)
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 今日は、現在、衆議院総務委員会に付託されている国家公務員の給与の臨時特例に関する法律案を取り上げたいと思います。私はこれを給与減額法案と呼んでおります。 政府は、人事院勧告による給与水準の引上げ幅、これはマイナス〇・二三%と比べて厳しい給与減額措置マイナス七・八%を講じようとするものであるので、国家公務員の給与減額法案は人事院勧告の趣旨も内包しているから、人事院勧告を実施するための給与法改正法案は提出しないとしています。確かに、給与の減額幅は非常に大幅なものです。 人事院総裁は、現在提出されている国家公務員の給与の臨時特例に……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山でございます。 安住大臣、是非頑張っていただきたいと思っております。 大門委員に続いての質問のような形でございますが、東日本大震災があって、三月十一日からもう七か月以上たっております。つい最近も、東日本、被災地を訪ねた人々は、やはり復旧が遅々として進んでいないということを伝えてくださる方がたくさんいらっしゃいます。安住大臣を含めて東北地方の方々が非常に忍耐強いということはよく分かるのでございますが、やはりこの復旧というものは七か月たってまだできていないということ自体が、特に政府の初期対応の遅れとか不適切な対応を行ってきたということに原因があると言……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 既に第三次補正予算が通っておりまして、早期に執行しなければいけないという段階でございますので、この財政金融委員会でこの法案について審議することに大きな疑問を感じます。法案審議がむなしい議論になっていると思えております。予算案とその財源に係る法案は同時に審議されるべきものであると改めて申し上げておきたいと思います。 まず、消費税について伺います。 十一月二十一日、五十嵐財務副大臣は、講演で消費税引上げについて言及されたと伝えられております。二十五日の参議院本会議で塚田委員が総理に質問していらっしゃいますが、財務大臣はこの発言、……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 まず、震災特例税法改正案についてお伺いいたします。 被災地の税務執行が円滑に行われているか心配しておりましたが、被災地の税務職員が必死の努力を重ねているという報道がありまして、少し安堵しているところでございます。 まず、住宅ローン控除の特例について伺います。 今後、本格復興に向け高台への集団移転などが進むと思われますが、実際には移転先の候補地の選定や地権者との話合いが付かないなど問題が山積していると聞いております。こうした中、震災税特法では震災により自己の所有する住居が居住できなくなった被災者が住宅を再取得した場合の住宅ロ……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山谷君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に大塚耕平君を指名いたします。
○中山恭子君 たちあがれ日本の中山でございます。 今日は、玄葉大臣、山岡大臣、私は山岡大臣に拉致問題をお話しするのは初めてでございます。どうぞよろしくお願いいたします。ある意味では、山岡大臣は極めて活発に行動なさる方だと伺っておりますので、ある意味で期待をしているところでございます。 今いろいろ各委員の方からお話がありましたのでほとんど問題は出ているかと思いますが、担当大臣が二年間で五人ということでございまして、そういった意味でも、民主党政権がこの拉致問題に、山岡大臣は本気で取り組む政権だとおっしゃいますが、なかなか素直にはそう見えないところがございますので、その分取り返す意味でも、政府と……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。 今日、多くの委員の御発言の中で非常に重要な問題がたくさん議論されたかと思っております。浜田委員の、いらっしゃいませんが、山岡大臣の御発言はみんなが心配している点であったんだろうと思っています。それは、やはり向こうの気持ちを分かるということは大事でございますが、日本として、やはりこの問題は犯罪行為、戦時ではありませんので、無辜の人々が勝手に連れていかれた犯罪問題であるということをもう一度しっかり認識していただいて解決に向かっていただきたいという多くの人々の思いがあると思いますので、十分これからもお気を付けいただきたいと思っておりま……
○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子です。 今日は閣僚の任命についてお伺いいたします。 閣僚という行政の中枢のポストに就くに当たっては、政治資金の使途についてやましいことがないというだけではなく、その職を担うにふさわしい資質が必要です。これまでにも随分議論されておりますが、やはり一川防衛大臣の御発言を取り上げます。一川大臣の全人格を問題にするつもりはありません。防衛大臣というポストに就く資質の観点から取り上げます。 防衛大臣は、宮中晩さん会に出席することよりも同僚議員の政治資金パーティーに出ることを優先したと発言されました。この発言が自衛隊のトップである防衛大臣によってなされ……
○中山恭子君 中山でございます。今日は貴重なお話を、また古川参考人には以前から御指導いただいておりまして、ありがとうございます。 古川参考人のお話の中で内閣官房を強化するようにという、縦割り防止の役割にもなるかと思いますが、今特に幅広い、政府全体で取り組まなければいけないという問題が非常に多くなっておりますので、これは過去の問題だったかもしれませんが、今も内閣官房を強化してそこで一つのテーマを各省庁合わせた形で進めていくという形は非常に重要だと思っております。 今の縦割りがいけないから省庁を分解するというよりは、それぞれの専門分野を持つところとそれを合わせた形の仕事をする場というものが必要……
○中山恭子君 自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会の中山でございます。 今日はお三方に貴重な御意見いただきまして、ありがとうございます。 では、着席して質問いたします。 まず、それでは橋本知事にお伺いいたします。 もう二十年も前になります。四国財務局長として勤務しておりましたときには、高知県知事としていろいろ御指導いただきまして、ありがとうございました。そのときから高知県に非常に新しい風が吹き込まれたというのを見ておりまして、大きな動きが出てきたなというふうに感じておりました。今日またお話を伺いまして、非常に地方分権という、主な考えは地方分権でいらっしゃると思うんですけれども、それの……
○中山恭子君 自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会の中山恭子でございます。 今日は、安住大臣に対し、経済再生をテーマにお考えをお伺いしたいと思っております。 まず、税制改正案についてでございますが、日本にとってやはり喫緊の問題はデフレからの脱却であると考えております。そして、経済を再生していくことであると考えております。 今残されている対策、唯一の対策と言っていいと思いますのが財政出動だと思います。戦後設置した上水道、下水道、橋、ダム、港湾施設、河川管理など、あらゆる社会インフラが更新時期を迎えております。国による社会インフラの再整備のための公共事業というもの、これは必要不可欠なもので……
○中山恭子君 自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会の中山恭子でございます。 関税定率法に関しましてお伺いいたします。 関税定率法改正案が日切れ法案として扱われて、ずっとそのように扱われてきておりますが、その暫定税率等の適用期限を一年延長するという措置ではなくて、関税定率に関して、関税改正に関する論点整理という論文におきましても、暫定税率が長年にわたって設定され定着している場合には、これを基本税率化することも検討の余地があるというようなことが言われておりまして、今年も四百以上の品目について延長が行われることになっておりますが、この長年にわたって暫定税率として扱われている品目について基本税率……
○中山恭子君 自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会の中山恭子でございます。 今日は、本題に入る前に、もうすぐまた終戦の日、敗戦の日が巡ってまいります。国づくりを考える上で基本的な事柄でございますので、総理にお伺いいたします。 今から六十年前、一九五二年、サンフランシスコ講和条約が発効し、日本は主権を回復いたしました。しかし、敗戦とそれに続く戦後の占領政策、いろいろな後遺症があって、日本は六十年たった今も戦後シンドロームから立ち直っていないと考えております。 総理は、日本の国の在り方、ありようについてどのようにお考えになっていらっしゃるか、お伺いいたします。
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山谷君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に大塚耕平君を指名いたします。(拍手)
○中山恭子君 自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会の中山恭子でございます。 今日は、日本経済全体を復活させるための前向きの議論、明るい未来をつくるための議論をしたいと思っております。 ただ、その前に一言申し上げます。 本委員会でも指摘されたところでございますが、政府主催の東日本大震災一周年追悼式に天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎました際、司会者から、両陛下が御入場になる際、御退席なさる際、参列者は着席のままでいてくださいとの指示がなされました。立ち上がってお迎えするのが日本では自然な気持ちですし、世界でもそれが通常の礼儀であると思いまして、あのとき、野蛮な国に来たような居心地の悪い時間を過……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山谷君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に徳永久志君を指名いたします。
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 日本銀行が今日から新たな体制で金融政策を担うこととなりました。今後、金融政策、財政・経済政策が整合性を保って日本経済の復興に対応してくれるものと心から願っております。 日本銀行総裁となられた黒田東彦さんは、大蔵省の一年後輩でございます。一九七五年から七八年、もう三十数年前のことですけれども、ワシントンで、国連の経済専門機関である国際通貨基金、IMFの理事補として部屋を、向こうでは机ではなくて小さな部屋がありまして、部屋を並べて勤務した方でいらっしゃいます。非常な理論家です。そして、当時、若い各国のエコノミストたちともう毎日のようにいろんな……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 長時間、お疲れさまでございます。最後の質問者でございますので、よろしくお願いいたします。 今日は、主に所得税法に関連して質問いたします。 振り返りますと、民主党政権では、税制の基本原則をそれまで取られていた公平、中立、簡素から公正、透明、納得を税制の三原則とすることとしていました。私は、透明や納得といった単語は税の決定過程に使われる単語であって、税制の原則として成り立たないということをこれまでも指摘してまいりました。 税の制度はその国の社会、経済の在り方を規定すると言っても過言ではありません。自民党政権では、税制の基本原則をどのように……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 関税定率法に関しまして、税関の水際対策の重要性と定員の確保について財務大臣にお伺いいたします。 税関の仕事は非常に幅広い分野に及びます。入国する人の手荷物、航空貨物、船便で運ばれてくる貨物、全ての貨物について検査を行い、日本国内に害を及ぼす物品を水際で阻止しています。税関は財務省の機関ですけれども、検査の範囲は経産省、防衛省、厚労省、文科省、農水省など全ての省庁の法規に基づく検査を行っております。 麻薬、拳銃の取締りというのは最も分かりやすい検査の例ですけれども、このほかにも、良俗を乱すものかどうか、知的財産侵害物品か、ワシントン条約対……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 黒田総裁、心から御就任、お祝い申し上げます。日本経済にとって喜ばしい人事であったと、そのように考えております。また、田中理事、雨宮理事、よろしくお願いいたします。おめでとうございます。 今の大門先生のお話聞きながら、結構黒田さんも総裁として苦労するのかななどとちょっと心配をしております。どこの国も経験したことのないこの長期のデフレ脱却というこの時期に当たっての金融政策をつかさどるわけでございますから、日銀の中でも従来どおりの考えだけで押していくということでは成り立たないものと思いますので、皆様どうぞ大いに活発な議論を重ねて進めていただきた……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 今日は、麻生財務大臣にお伺いいたします。 アベノミクス、功を奏していて、昨今の経済情勢極めて良い状況になっているかと思います。昨日の日経平均株価終値が一万四千二百八十五円六十九銭、二〇〇八年以来の一万四千二百円台ということでございます。 麻生大臣は今の現在の日本経済をどのように見ていらっしゃいますでしょうか。輸出関連産業が引っ張っていると言われていますが、実体経済が既に強くなっているとお考えでしょうか。また、今後どのような形で政策を展開していらっしゃるおつもりでしょうか、お考えをお伺いいたします。
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 大阪万博は私などにとりましても非常に思い出深い博覧会でございました。今回廃止されます万博機構は、機構法第三条にもありますように、人類の進歩と調和を主題として開催された日本万国博覧会の成功を記念することを目的としてつくられたものでございます。万博機構の歴史は、その地域社会や国際交流への貢献の歴史とも言えます。万博機構の持っておりました公園管理に関しましても、また国際交流活動に関しましても、非常に有意義な活動を行ってきたと私は評価しております。 この度、万博機構を廃止するに当たって、国有地部分を大阪府に貸し付け、大阪府が万博公園を運営すること……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 本日は、破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告に関する質疑ということですので、日本振興銀行の破綻処理についてまず質問いたします。 日本の金融行政は、一九九八年、当時の金融ビッグバンによって事前指導型から事後監視型へ転換いたしました。二〇〇一年には一般企業が銀行業に参入しやすいように規制緩和され、間口も広がりました。 日本振興銀行が中小企業融資に特化し、決済用預金を持たない新しい形態の銀行として免許を得たのは、その三年後の二〇〇四年のことでございました。その後、日本振興銀行は二〇一〇年五月に検査忌避及びその他の法令違反行……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 本日は、國部会長、前会長、稲野会長、それぞれお忙しい中お越しくださいまして、ありがとうございます。 まず、國部会長にお伺いいたします。 私自身は、日本の金融機関がそれぞれの地域でその地域の発展に寄与をし、地域の人々から信頼されている、この状況を非常にすばらしい、何とすばらしいことだろうと、常々そのように金融機関の皆様の活動に敬意を表し、非常にうれしく思っております。 國部会長は、御就任以来、インタビューの機会に、日本経済の成長を金融面からしっかりと支えていくと、そのスタンスを述べられていらっしゃいます。アベノミクスに呼応するスタンスで……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの小泉君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に徳永久志君を指名いたします。(拍手)
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 拉致問題を含め、今、北朝鮮情勢というのは非常に緊迫した状況が続いていると考えております。 まず、警察の無線傍受に関してお伺いいたします。 政府が認定しております拉致被害者は、よど号犯が拉致した被害者を除きと言っていいでしょうか、原敕晁さんの場合には一九八〇年ですけれども、それ以外の政府が認定している拉致被害者はほとんど一九七〇年代後半、七七年と七八年に拉致された人々でございます。その前後について読売新聞二〇〇二年十二月二十日の夕刊で、警察の無線傍受施設が日本海で北朝鮮工作船の発した電波をとらえていた、また、国際刑事警察機構や韓国当局に照……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。
安倍政権が早々に震災復興に取り組み、必要な公共事業を積極的に行い、デフレを脱却し、経済成長を目指そうとされているその姿勢を私は高く評価しております。
今日は共同溝についてお伺いいたします。
早速ですが、国交大臣、急速に進む社会インフラの老朽化についてどのようにお考えでしょうか。また、共同溝について、電柱共同溝との違いも含めて御説明ください。
【次の発言】 お話にありましたように、今回、東日本大震災のときにも、仙台市に敷設されていました共同溝はほとんど被害がなかったと聞いております。
共同溝の必要性につきましては古くから認識されておりま……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。
今日は、外交との絡みで、北朝鮮による拉致問題を中心にお伺いいたします。
先日の米国御訪問は良い成果を収められたと考えておりますが、その中で、北朝鮮拉致問題に関して、先ほど塚田委員等の御質問の中で安倍総理とオバマ大統領との間での拉致問題のやり取りのお答えがございました。伺っておりまして、日本側が日本として、国家として被害者をしっかり取り戻すという強い意思を示されるということがかえってアメリカからの協力を得られたという実感をお持ちなのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 やはり、北朝鮮と日本との国家間の問題でございますので……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 今日は、文化政策についてお尋ね申し上げます。 二〇一五年には、日本は敗戦後七十年を迎えます。そのときまでには、日本のあるべき姿を十分に議論し、形作っておかねばならないと考えています。新憲法の制定を、又は憲法改正を始めとして、社会インフラの整備、技術革新、国防の整備など、やらねばならないことが山積しています。今、私たちは、この後の五十年、できれば百年後の日本がどのような国として国際社会の中で存立し得るか、その礎を築くとても重要な時を過ごして生きていると考えています。 そして、経済力、軍事力、共に国家として不可欠のものですが、それのみでは決……
○中山恭子君 日本維新の会中山恭子でございます。 一部の報道で、自民党が法人税について実効税率を二〇%台まで下げるとの方針を固めたと出ておりました。大変良いことだと考えております。 昨年、平成二十四年三月二十二日の参議院財政金融委員会におきまして、当時は民主党政権でしたが、法人税率を二〇%、それ以下の一五%くらいまで引き下げてはどうか、そのような思い切った考えを検討する必要があると申し上げました。これは、企業が海外へ逃避しないで日本でしっかり仕事ができる状況をつくる必要がある、さらに、法人税を減税して税収が減るのだろうか、場合によっては経済の活性化によって増収となるのではないか、その可能性……
○中山恭子君 日本維新の会中山恭子でございます。 本日は、ごく最近、五月十日に、米国の政府の報告書で安倍総理の、又はその閣僚の歴史認識について著しく偏った見解が掲載されていましたので、それが明らかになりましたので、この件について緊急に総理にお伺いいたします。 米国議会調査局の日米関係に関する報告書で、安倍総理等の発言や行動は、日本がアジア領域内の関係を混乱させる可能性があるという憂慮をもたらした、このような領域内の外交葛藤が米国の国益を傷つける側にも、方向にも展開し得ると強調しておりました。このような米国の動きに対し、政府はどのような対応をなさいましたでしょうか。
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの石川君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に小泉昭男君を指名いたします。(拍手)
○中山恭子君 ただいまから国家安全保障に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの福山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に中川雅治君を指名いたします。(拍手)
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 国家安全保障会議について質問します前に、まずはその前提として、我が国を取り巻く現在の安全保障環境についてお伺いしたいと思います。 政府は、これまでの国会質疑で、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増していると答弁されています。安倍政権が日米同盟を基軸として、自由、民主主義、先ほど官房長官からもお話ありましたが、法の支配といった価値観を共有する国々と連携を強めていく方針を掲げて、総理が就任以来、地球儀を俯瞰する視点で積極的に外交を展開されていらっしゃることを私自身は高く評価しております。 ただ、近隣諸国を見ますと、現在、北朝鮮による……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。
前回、前安倍政権のときに出されたNSC法案、当時、私自身総理補佐官として官邸に勤めておりましたので、その法案の成立を願っておりましたが、残念ながら廃案となりました。今般新たに法案が提出されましたが、その設立の趣旨は同じと思いますが、前回の法案と比べてどのような点で改善が図られているということでしょうか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 御丁寧なお答えいただきましてありがとうございます。
それでは、その中で、まず四大臣会合の開催というような点ですけれども、衆議院では既に何度もお答えいただいているかと思いますけれども、会議の方法、……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。
国家安全保障会議の中で、今日は北朝鮮問題にかかわるところをお伺いしたいと思います。
安倍総理は拉致問題に関して、安倍内閣で解決しなければならない、全ての拉致被害者の家族がお子さんをしっかりとこの手で抱き締める日がやってくるまで私の使命は終わらないと、解決に向けた強い意欲を示されていらっしゃいます。
まず、北朝鮮問題をめぐる状況と拉致問題に対する安倍政権の基本的な立場について、官房長官のお考えを確認したいと思います。
【次の発言】 時間も随分、拉致された人々にとって、また被害者の家族にとって非常に貴重なものでございますので、是非御尽力いた……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 今日、国家安全保障会議の設置は、戦略的な外交・安全保障政策を展開していく上で欠かせないものでございまして、審議が今日深まっていることを喜ばしいと思っております。 先ほど山本先生からお話がありましたが、十数年前、ウズベキスタン特命全権大使をしておりましたとき、日本人鉱山技師四人が人質になりまして、人質の救出に当たりました。おかげさまで、ウズベキスタン大使館の中にいました職員が非常にこのイスラム原理主義グループに近い人々と連絡を取れる、そういった情報を持っておりまして、おかげさまでこの鉱山技師四人とキルギスの人々をタジキスタンで救出することが……
○中山恭子君 日本維新の会、中山でございます。 今日はお忙しい中、また大変ショートノーティスだったかと思いますが、参考人として御出席くださいましてありがとうございます。 今日、春原参考人、アメリカのお話をいろいろしてくださいました。私自身、日本でこのNSCをつくるに当たって、アメリカの制度、アメリカの状況というのは非常に参考になるものであろうと考えております。 今日の中で、アメリカの情報機関、十を超える情報機関が今統合されていると思いますが、その統合されるときの、何というんでしょう、成り行きというか、難しい問題もあったはずでございますが、その当時のことをもう少し詳しくお話しいただけません……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 これまでにも官房長官には機構の問題で何度かお尋ねしております。さらに、他の委員の方からもお話が出ておりました。また、昨日の参考人の春原先生からも、安全保障担当補佐官には事務局長を兼任させる方が組織的効率も高く風通しも良いシンプルな陣営になることは間違いないというような、論文の中にそういう文言も出てきております。 日本版NSCの機構を他の国のカウンターパートのその組織と比べますと、やはりちょっと弱点が多いかなと思っておりまして、アメリカは大統領制でしたので大統領と大統領補佐官の図面を先日お渡しいたしましたが、今日はイギリスのNSCの組織につ……
○中山恭子君 日本維新の会の中山恭子でございます。 官房長官、質問通告していないテーマなんでございますけれども、昨日、沖縄に行ってまいりました。普天間の基地を辺野古へ移設しようとする県民大会に参加いたしました。沖縄では、外から入ってきた方々ではなくて沖縄県民の方々が動き出していると感じております。 そこで署名活動が行われておりますけれども、当初五万人の署名を集めようということで始まりましたのが、二か月半ほどで五万人を突破し、十一月の半ばでは七万三千人、まだ署名の応募がたくさん続いているそうでして、八万人を超えるのではないだろうかという、そんな動きになっているとのことでございました。この県民……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 まず、麻生大臣に、今、デフレからの脱却、そして経済復興の兆しが見られるようになったこと、麻生財務大臣になられた後、明るい兆しが、あっという間に明るくなってきたという、大変うれしいことだと思っております。 先ほど、地方ではまだシャッターが下ろされたところが多いというお話がありました。既にお答えいただいておりますので、もう一点、中国の経済情勢、それから、ここには大きな懸念があると言われておりますし、欧州、米国においても国際経済に影響を及ぼすようなリスク要因があるとも伝えられております。日本として、せっかく今デフレ脱却に向けての動きが始まったと……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 今日は、社会資本整備特会についてお伺いいたします。 社会資本整備事業特別会計には、治水勘定、道路整備勘定、港湾勘定、空港整備勘定、業務勘定の五勘定が設置されておりますが、今回のこの法律案では、このうち借入金がある空港整備勘定を自動車安全特別会計に含めるほかは、四勘定を一般会計化するとしております。 この社会資本整備事業特会の一般会計化の流れは、申し上げるまでもありませんが、民主党政権の下でコンクリートから人へということを目指して、事業仕分の評価結果で既にその方向性が示されていたところであると考えております。事業仕分での評価では、区分経理……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。
金融庁の方にお尋ねするということで始めたいと思います。
基本的なところに戻りますけれども、このみずほ銀行の問題については、九月二十七日に業務改善命令が発せられました。その後、九月二十七日の業務改善命令の前提となっていた金融検査監督過程での説明が事実と異なることが明らかになった。今回、この問題が発覚することになりました金融検査、報告徴収から業務改善命令に至るまでの経緯を、基本的なところに戻りますが、金融庁から改めて御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今回の検査は非常に、微妙なといいましょうか、難しい問題をたくさん抱えているかと思い……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの藤田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に小泉昭男君を指名いたします。
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 本日は、文化関係予算についてお伺いしたいと思います。麻生大臣は文化に対しても非常に造詣の深い方でいらっしゃいますので、よろしくお願い申し上げます。 文化、芸術の力、言うまでもありませんが、豊かな人間形成や活力ある社会を構築していく上で欠かせないものである、また日本人であることへの自信と誇りを抱くに当たって不可欠のものであると考えています。 文化庁では、文化芸術立国を目指して文化芸術立国中期プランを作成していると聞いています。文化芸術立国を目指すということについて、麻生大臣はどのようにお考えでいらっしゃいますか。
○中山恭子君 日本維新の会、中山でございます。 まず、IDAの関係からお伺いいたします。 日本が世銀に加盟いたしましたのは一九五二年、日本が独立した年でございます。翌年から世銀からの借入れを行い、東海道新幹線や初めての高速道路や電力機構をつくって、その後日本はオリンピックも無事に開催し、経済発展を遂げています。 この七五年から七八年にかけて、私自身、IMFに勤務いたしました。IMFと世銀は姉妹機関でございまして、連絡を取りながら仕事をしておりましたが、そのときその借り入れた金額をまとめて一気に返済したいという申入れをしようとしたそうでございますが、世銀側から、日本への貸付けというのは極め……
○中山恭子君 日本維新の会・結いの党の中山恭子でございます。 今日、金商法等の問題につきましてお伺いする前に、麻生大臣に幾つか御質問したいと思っております。 先日の委員会でも話題になっておりましたが、四月二十四日、財政金融委員会で巣鴨地蔵通り商店街を視察いたしました。十六年ぶりの消費税引上げについて商店の方々や買物中の特に女性の方々のお話を伺いました。 まず、商店経営者の方々はいろいろと工夫しながら対応している様子を見ることができました。例えば、あるお店では百十円の商品について百二十円の値札を付けた、また、ある商品については百十円のまま据え置いて商売をしているというお話もありました。また……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの藤田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に小泉昭男君を指名いたします。
○中山恭子君 日本維新の会・結いの党の中山恭子でございます。 昨日は、政府・与野党拉致問題対策機関連絡協議会、開催していただきまして、ありがとうございます。 今日は、今回の日朝の合意の中で、日本人拉致問題についてお伺いいたします。 今回のこの日朝協議の合意、これは一体何を意味するだろうか、これからの拉致問題をどのような形に持っていくことになるんだろうか、今回の合意についてその意味をずっと考えておりますと、今回の合意の中で、幾ら読みましても、そこに拉致被害者に対する国家の責任の念、救出しなければとの真剣な思いが伝わってまいりません。総理始め拉致関係閣僚の皆様が全ての拉致被害者を日本に連れ戻……
○中山恭子君 日本維新の会、中山恭子でございます。 今日は、拉致問題について総理にお伺いいたしたいと思います。 今月の十日から十四日まで横田滋さん、早紀江さん御夫妻がモンゴル・ウランバートルで、孫のキム・ウンギョンさん、そしてひ孫さんともお会いになったという報道がありました。 二〇〇二年十月十五日、平壌に地村さん御夫妻、蓮池さん御夫妻、曽我ひとみさんを迎えに行きましたとき、キム・ウンギョンさんが空港に姿を見せました。そのときまだ十五歳の本当に穏やかな賢そうなお嬢さんでしたが、めぐみさんについてはそのときは直接何も話は出ませんでした。早紀江さんがお書きになった「めぐみ、お母さんがきっと助け……
○中山恭子君 次世代の党の中山恭子でございます。
まず、麻生大臣に、次の世代、次世代、そしてその次の世代の日本のありようについて、麻生大臣の夢といいましょうか、どのようなことをお考えになっているか。突然の質問でございますけれども、恐縮でございますが、どのような日本を思い描いていらっしゃるか。軍事大国か、経済大国か、医療大国か。
三月の予算委員会でも大臣に、文化芸術立国を目指すことについてお伺いしております。日本の文化力を基礎に置いた日本の未来を構想することについてどのようにお考えか、改めて御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 麻生大臣であれば、いろいろな夢をお持ちで、文化についてもし……
○中山恭子君 次世代の党の中山恭子でございます。 今日、いろいろ議論がなされておりますが、私自身は、黒田総裁就任後、昨年四月に日銀が導入した量的・質的金融緩和によって日本経済は確実にデフレを脱却しつつあると言えると考えております。当時のマネタリーベースは、他の先進国に比べても極端に日本の場合は小さい状況でございました。まだまだ気を許せない毎日が続いていると思いますが、あのときの、この二十年、長い時間、デフレマインドが払拭された、あの何とも言えない重苦しい雰囲気が日本から、地方まではこれからかもしれませんが、ほぼ消え去ったと言えると考えております。 今日の概要説明で、家計部門、企業部門の両部……
○中山恭子君 次世代の党の中山恭子でございます。 まず、原産地証明に関する自己申告制度の導入の点からお伺いしたいと思います。 今回のこの導入によりまして、これまで輸出品について日本商工会議所が日本製であるという原産地証明をしておりました。ある意味では非常に大きな作業だったかと思いますが、それが今回なくなりまして、日豪の経済連携協定では、その原産地証明の取得が不要となった代わりに、例えば輸入品について、輸入者が自ら作成した輸入貨物が原産品でありますという証明、自己申告をすればオーケーということになりました。この輸入貨物の原産性というのが、原産品であることの確認が輸入国の税関が行うということに……
○中山恭子君 次世代の党の中山恭子でございます。 今日、金融庁が公表しています金融モニタリングレポートを中心に質問したいと考えております。 まずは、二〇〇〇年代に入って以降、複数の地銀が地域統合等を行ってきておりますが、このところ、地銀再編に向けた動きが加速化しているように見えます。今月に入りまして、横浜銀行と東日本銀行が経営統合するという方針を固めたと報道されております。またさらに、九州を地盤とする肥後銀行と鹿児島銀行が経営統合に向けた交渉に入ったとの報道が各報道機関からなされております。横浜、東日本は総資産で地銀第一位に、肥後、鹿児島は地銀第九位になると予想されます。 こうした動きに……
○中山恭子君 今日は、お忙しい中、いろいろ御説明くださいましてありがとうございます。
先ほど高井参考人から一兆円落ちているというお話がありましたが、アマゾンジャパンの売上げの、売上げでしょうか、この十年ほどの動きというのはどのようになっているんでしょうか。
【次の発言】 ということは、法人税も日本の中ではお支払いになっていないということでよろしいでしょうか。
【次の発言】 おりますか。
【次の発言】 分かりました。ありがとうございます。
今日お話を伺いながら、消費税に関しては、公平中立の観点から見てやはり相当問題があるということが見えてきたかと思います。やはり日本としては、国内に入ってくる……
○中山恭子君 次世代の党の中山恭子でございます。 この委員会のテーマ、日本、特に地方の活性化の問題は、非常に大切な重要な問題であると考えておりまして、今日は総理にお伺いしたいと思っております。 政府が地方のことに目を向けて、心を向けてくださったこと、まさに時宜を得た施策であると考えておりまして、地方をどのようにつくっていくのか、これからの日本の姿を決めると言っても過言ではないと考えております。 私自身は、日本から田舎が失われるということは大変残念なことであり、あってはならないことと思っております。都会は都会らしく高いビルの建つ町があり、ただそこに人々が集中するのではなく、田園や中山間地に……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの白君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に中曽根弘文君を指名いたします。(拍手)
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。
まず、基本的なところからお伺いしたいと思っております。
質問というよりは確認でございますが、去る五月二十九日に締結されました日朝ストックホルム合意、これはどのような位置付けの合意なのでしょうか。効力を有する正式な外交上の文書と言えるのでしょうか。
当時、このストックホルム合意の文書にはどなたのサインもないとの説明を受けたことがございますが、まずこの点を確認しておきたいと思っております。
【次の発言】 それは、どのようなことで政府間の正式な合意だということを証明できるのでしょうか。具体的な形で御説明いただきたいと思います。
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの白君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に中曽根弘文君を指名いたします。
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 今回の一連の平和安全のための法整備に関しましては、日本が真の独立国家となるために一歩、二歩、歩を進めたものと考え、総理に敬意を表しています。しかし、日本が平和を希求する独立国家として世界から信頼されるためには、まだまだ足りていない事柄が多く残されている状態であると考えています。 在外邦人保護、主として北朝鮮による拉致被害者の救出についてお伺いいたします。 総理は、今回の法整備は、国民の命、平和な暮らしを守るためのものであるとおっしゃられています。そうであれば、現に北朝鮮に拉致され、長期にわたって監禁状態に置かれている日本人拉致被害者を救出……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 二月十九日に発表されました金融経済月報では、景気が緩やかな回復基調を続けていくと見られるとして、消費税引上げによる反動の影響はほぼ収まったとの見方を示していらっしゃいます。私自身は、消費税率引上げの影響というのはもっと早い時期に収まるだろうと見ておりまして、思ったより時間が掛かったなという印象でございます。その中で、消費者物価の前年比はエネルギー価格の下落を反映して当面プラス幅を縮小するというふうに月報では書かれております。 ただ、今日のお話では、エネルギー価格もいずれ少しずつ上昇していくだろうという御説明がありました。そうであれば、この月……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 今日は、公文書館についてお伺いいたします。財務省が直接関与する案件ではないかもしれませんが、財務大臣は国有財産を所管していらっしゃいますし、副総理でもいらっしゃいますので、よろしくお願い申し上げます。 国立公文書館は、歴史公文書等の適切な保存や利用に資することを目的とした施設でございます。日本の場合、現在、北の丸公園の中にあります。麻生大臣は先日、ジョン・F・ケネディ、その生涯と遺産展の開会レセプションに御出席くださり、御挨拶いただきましたそうで、大変ありがとうございます。皆様のお手元にもそのパンフレットはお配りしてございます。 大臣は、……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 まず、財務局、税関、国税職員の定員の確保等についてお尋ねいたします。 財務省の職員、全国各地で日々その職務に真面目に励んでいることと信じております。税関の職員につきましては、覚醒剤、危険ドラッグ、銃器などの社会悪物品等の国内持込みを水際で阻止し、国民の安心、安全を守ることについて理解を得られたということで、おかげさまで増員が認められました。今後も社会悪物品の取締りに鋭意取り組んでほしいと考えております。 しかし、午前中の会議で、尾立委員から国税庁職員につきましては質問がありました。定員減の状況が続いております。私からは、特に財務局の職員に……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 まず、先日、三月二十六日の質疑の中で取り上げた項目の中で質問し残した事項が、質問できていない事項がございますので、その点についてまずお伺いいたします。 前回、社会保障関係費が約三十一兆五千億、一般歳出におけるその割合は五五・〇%、半分を超えている。さらに、社会保障関係費は毎年増加する。また、他の政策遂行のために使われる経費は約二十五兆、社会保障費よりも他の事業に使われる経費がずっと少ない、約二十五兆八千億円、一般歳出の二六・八%しかないことを取り上げました。 社会保障・税の一体改革が進められているとは聞いておりますけれども、私自身は、前回……
○中山恭子君 次世代の党の中山恭子でございます。 今日は文化交流についてお伺いいたします。 三月十三日に衆議院を通過しました二十七年度予算の文化庁関係予算を見ておりましたら、文化プログラムに向けた発信強化の項目の中に、戦略的芸術文化創造推進事業として一千五百万円が新規で、また、文化プログラムの実施に向けたシンポジウムの開催費として一千万円が新規で付いて計上されておりました。また、芸術文化の世界への発信と新たな展開費が、これは新規ではございませんで、四千五百万円増となっておりました。 日本の将来を思い描きますとき、日本が世界の文化交流の拠点として各国、各地域の文化の競演、競技が日本各地で開……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 今の大門先生の質問を聞きながら非常に同じ思いをいたしました。 まず、その前に、今回のG20の共同声明で、米英が強固な成長を続け、ユーロ圏と日本の経済見通しが最近改善されており、これは世界経済のより強い回復を支えるとあります。また、黒田総裁の記者会見で、日本の金融政策について中で議論はなかったというお答えがありました。この様子を見ながら、このG20を始め国際社会の中で日本の経済政策については非常に強い信頼が置かれているのだろうということを読み取りまして、私としては大変心強いというか、今の黒田総裁始め日銀の皆様の御活動、そして財務当局にはもうち……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。
今日は、これまで政投銀の在り方についていろいろ御意見が出ております。私からもやはり政投銀の特に危機対応業務を中心にして、その在り方について伺っていきたいと思っております。
政投銀は、リーマン・ショックの後、二〇〇九年以降ですね、さらには東日本大震災の後、二〇一二年以降、危機対応融資を行っております。大規模危機において大きな役割を果たしていると考えておりますが、危機対応業務、その実績について具体的に金額等をお知らせいただけますか。
【次の発言】 また、この政府金融関係で公的な金融機関が危機対応業務に入っていると思いますが、そのそれぞれの役割と……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 五月五日から九日まで、ウズベキスタン共和国を次世代の党の使節団として訪問いたしました。今日、資料としてウズベキスタンの位置図、それからウズベキスタンの地図をお手元に配付しております。 アジモフ第一副首相兼財務大臣等政府要人と意見交換を行いました。アジモフ第一副首相から、両国の一層の関係強化のため安倍総理のウズベキスタン訪問を強く要請されました。また、アジモフ第一副首相からは、ADB総会出席のためにバクーを訪問しました際に麻生副総理と歓談したということをおっしゃいまして、麻生大臣にくれぐれもよろしくお伝えくださいとのことでございましたので、こ……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 少し話題を変えまして、AIIBそれからADBについて御質問したいと思いましたが、AIIBについてはこの後参考人質疑が行われるということでございますので、今日はADBについてお伺いしたいと思います。 ADB、アジア開発銀行が設立されましたのが昭和四十一年。ちょうど私、大蔵省に入省した年でございました。その二年前に東京でオリンピックが開かれていたという状況でございます。当時、本拠地を、本店を日本に置けなかったということで、担当者の方々が非常に残念がっていたということを思い出します。 また、渡辺武総裁が初代の総裁でいらっしゃいますが、マニラに赴……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 今日は、公共事業費についてお伺いいたします。 皆様のお手元に、財政制度分科会に提出されましたもののうち、「社会資本整備について」という資料の中にあります公共事業関連の資料を三枚配付いたしました。 まず、公共事業関係費の推移について見てみますと、平成九年度、一九九七年の九・八兆円、これは当初予算でございますけれども、見ますと、その平成九年度の九・八兆円をピークに、青い部分でございます、それ以降、基本的には減少を続けておりまして、平成二十四年度、二〇一二年には四・六兆円まで、半分以下に減少してしまいました。平成二十七年度当初予算では六兆円まで……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。
少し間接的な質問になりますが、今、五十一か国・地域の金融当局の方で、二〇一七年をめどに、監査法人を監督する新たな国際機関をつくると聞いております。金融庁は、各国の監査法人監督当局で構成される監査監督機関国際フォーラムの事務局を東京に誘致する方針であるとのことでございますけれども、どのような形で進めようとしていらっしゃるのか、また、本部誘致の意義についてお話しいただけたらと思います。
【次の発言】 確かに、金融市場、金融サービス業の競争力を高めていくためには、やはり国際的な金融規制の作成というものに当たって、日本としての立場を強く主張していくこ……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 今日は本当に貴重な御意見を伺いまして、大変有り難いことと思っております。 今月の八日にウズベキスタンに行きまして、第一副首相兼財務大臣と意見交換をいたしましたが、その中にやはりAIIBの話題がありました。 第一副首相が言っておりましたのは、ウズベキスタンはADBと非常に協力関係があって有り難いと考えている、IMFの総会には行かないけどADBの総会には必ず出るというようなことを言っておりました。その中で、AIIBに参加したことについて、昨年の十月、中尾ADB総裁がアジアの八兆ドルのインフラ需要をAIIB創立で満たすことができると歓迎の発言を……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 資料を配付しております。潜在成長率について日銀が出した資料でございまして、二〇一五年四月に日銀の展望レポートの経済・物価見通しに載っている日銀統計局の試算値のグラフでございます。三十数年にわたってのグラフであり、非常に分かりやすいグラフになっていると見ております。 一九九〇年代に潜在成長率が一気に低下いたしました。二〇〇九年度以降は一%を割り込んでいます。その大きな要因となっていますのが、この白い部分の労働時間。当時、日本人は働き過ぎだと言われて、週休二日制が取られ、労働時間が短縮されるなど、労働時間の減少が潜在成長率を引き下げる要因となっ……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 今日は、六月三十日に出されました経済財政運営と改革の基本方針二〇一五を中心に御質問したいと思っております。 今回も資料を三枚配付いたしました。もう見慣れた図でございますけれども、平成二十七年度一般会計予算、この中でやはり一番目立つのが社会保障費用でございますので、今日は社会保障の在り方について、それを中心にしてお伺いしたいと思っております。 社会保障費三十一兆五千億円、一般会計予算の三二・七%と。三月三十一日の委員会で麻生大臣から、さきの戦争のときの軍事費が三一%であった、それに比べてもこの額は巨大な額と言えるというお話がございました。二……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。
今日は、G20の話が相当出ておりますが、私からも、アンカラで開催された今回のG20、財務大臣・中央銀行総裁会議に関して、特に中国経済に関してお尋ねしたいと思っております。
まず最初に、一般に、中国政府の発表する経済統計は信用できないと言われております。また、今朝、今日の委員会で、大臣からも、四―六月期七%増の数値も確実とは言い難いとのお話もありました。財務省としては、こういった中国経済の統計に対してどのような注意を払っていらっしゃるのでしょうか。
【次の発言】 当該国が発表する数字をそのまま信用できない形であるということは、その経済を判断す……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの白君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に中曽根弘文君を指名いたします。
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 昨年五月二十九日にストックホルム合意が発表されましたとき、この合意によって拉致被害者を救出できることはないと直ちに思いました。そして、六月一日の拉致問題の国民集会で、この合意では拉致被害者は帰国できませんと発表いたしました。また、今年、去る七月三十一日に、次世代の党拉致問題対策本部長として安倍総理に対し、安倍総理直轄の下、拉致被害者救出の特別チームを編成し、直接指揮を執ることを要請いたしました。 今回の内閣改造におきまして加藤拉致問題担当大臣が任命されましたこと、また、菅官房長官から官邸主導で拉致問題に取り組むとの御発言があったことについて……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 今、井上委員からの話の続きといいましょうか、その点をもう一度確認してまいりたいと思っております。 私ども、私自身もですが、拉致関係者の多くの者は、今回の自衛隊法の改正に少し期待を掛けてきておりました。七月三十日の平和安全法制特別委員会でも質問いたしましたが、今回の自衛隊法の改正において、外国における緊急事態に際して、生命又は身体に危害が加えられるおそれがある邦人の保護措置を自衛隊の部隊等が実施できるようにするということで、輸送だけではなく警護、救出その他の当該邦人の生命又は身体の保護のための措置をとることができるようになりました。非常に前進……
○中山恭子君 ありがとうございます。日本のこころを大切にする党、中山でございます。 今日、マイナス金利導入に当たって各委員の方々からいろんな御意見がありました。黒田総裁は二月三日の講演の中で、一月二十九日の金融政策決定会合において決定したマイナス金利付き量的・質的金融緩和は、中央銀行の歴史の中で最も強力な枠組みであるとの認識を示されています。今日、いろいろな御議論を伺いながら、また、今日の会合の当初で黒田総裁から、通貨及び金融の調節に関する報告書概要説明というのもございました。 ただ、今回の金融緩和導入につきましていろんな話が混入しておりますので、この際、もう一度改めて黒田総裁から今回のマ……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 今日、消費税の引上げについて、必ず引き上げますというお答えが返ってくるであろうということは予想できるんですけれども、もう来年の四月の話、一年ちょっとのときのことでございますので、やはり引上げを延期できないものだろうかという思いで再度今日質問いたします。 昨年十一月四日に、私どもは経済の現状を踏まえた緊急提言というものを出しまして、今、増税に耐えられるほど日本経済は回復していないのは明らかである、しかし、消費税増税が既定路線とされ、それが国民の消費マインドに不安を与え、消費を抑え付けている、二〇一七年四月の消費税増税延期を早々……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党の中山恭子でございます。 今、藤巻委員からお話がありました、社会保障制度をこのまま維持するのにどのような対策が必要なのか、どれだけの税を増税しなければいけないのかというお話の中で、麻生大臣から、経済の好循環なども考えないといけないというお話がありました。まさに私ども、今、日本の経済をもっとしっかりした成長路線に持っていくことが非常に大事なことになると考えております。 昨年十月から十二月期の、十―十二月期のGDP成長率について発表されておりますが、では簡単に御説明いただいてよろしいでしょうか。大臣じゃなくてよろしいんですが。
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 今回、今日、経済財政諮問会議と財務省の役割について御質問いたします。 もちろん、経済財政諮問会議は経済全般の運営の基本方針、財政運営の基本、予算編成の基本方針、その他、経済財政政策に関する重要事項を決定する場でございます。その予算編成につきましても、八月の概算要求に先立って経済財政諮問会議が経済成長率などのデータを検討した上で骨太の方針を決定し、予算の全体像をまず明らかにした上で、骨太の方針を踏まえて財務省が各府省の概算要求を査定する流れとなっていると考えております。 その場合、予算編成の骨太の方針を策定する場合、財務省は……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 今の藤巻先生のお話伺いながら、消費税増税について、やはりそのときの経済情勢、環境というのが非常に大きく影響するだろうということを改めて感じたところでございます。やはり前回の消費税五%から八%へアップしましたときには、デフレ状態の中で品物の価格というのはほとんど上がっていない状況の中で、税が課されて品物の価格が上がったという、そういったことに対して非常に強い抵抗感があったのであろうと考えております。もちろん、税だけではなくて、買うものがもうほとんどないとか、それぞれの家で十分足りているといったような状況というのももちろんあろうか……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 所得税法等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論します。 本法案に対しましては、消費税法以外の部分については賛成でございます。消費税法案に関しましては反対であり、残念ですが、本法案は一括法であるため、本法案に反対いたします。 その理由を申し述べます。 まず、迅速に処理する必要のある平成二十八年三月三十一日の日切れ法案と法人税改革等には賛成いたします。しかし、本法案に含まれる消費税増税法案と軽減税率制度の導入は、平成二十九年四月一日から適用されるものであり、また、消費税の引上げは日本経済全体に大きな影響を与えるものであ……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 今日、改めて、今回成立しました来年度予算について全貌を見ておきたいと思っております。 お手元に配付してあります資料、財務省が作成したパンフレット、日本の財政関係資料から抜粋したものです。もう見慣れた図でございますというか、昨年度のものとほとんど変わっておりません。 この円グラフ、平成二十八年度予算歳出を見ますと、一般会計歳出のうち社会保障関係費が三十一兆九千七百三十八億円、三三・一%を占めています。国債費を除いた基礎的財政収支対象経費における社会保障関係費の割合は、四三・七%に達しています。さらに、基礎的財政収支対象経費か……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党の中山恭子でございます。 今日は、やはり熊本県を中心とする地域におきまして亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被害者の皆様に対しまして心からお見舞い申し上げます。 政府が、地震対策として二十八年度予算の予備費を投入する、それから普通交付税の繰上げを、交付すると発表しました。また、二十四日には、非常災害対策本部で二十八年度補正予算を編成する方針だということを発表されました。政府の迅速な対応につきましては、大変大事なことをしてくださっていると高く評価しています。 補正予算につきまして、前回この委員会で、四月に入ったら、震災はまだもちろ……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党代表の中山恭子でございます。 今日、国際協力銀行法の一部を改正する法律案につきましてお尋ねしたいと思っております。 これは、日本再興戦略二〇一五年でうたわれていた四本柱から成る質の高いインフラパートナーシップを具体化するものであると考えておりまして、大層、私自身としては歓迎しております。 私自身が、もう十年以上前ですけれども、中央アジアの国、ウズベキスタン共和国とタジキスタン共和国の特命全権大使を務めておりました経験から、この中央アジアの五か国はソ連圏の中の国でありましたので、自由主義経済に移行するという時期でございました。そういった国にとりまして……
○中山恭子君 日本のこころの中山恭子でございます。 私自身は、黒田総裁は、直近のデータを分析して最も適切な見通しをつくった、二%の物価目標は十分達成できると述べていらっしゃいました。 私自身は、黒田総裁そして日銀は、これまで非常に真剣に、そして適切にデフレ脱却のための政策を取ってこられたと考えております。通貨量にしても、何年か前の時期にはほとんど増加することなく、外国、アメリカや中国、その他の国々の通貨量の急激な増大に対して、日本はその政策が取られませんでした。今回、通貨量に対しても相当大胆にというよりは元に戻すというような政策であったと考えておりますので、大変頑張ってくださっていると思っ……
○中山恭子君 日本のこころ、中山恭子でございます。 まず、この法律とは違いますけれども、昨年五月二十六日の財政金融委員会で、監査法人の監督機関で構成する国際フォーラムの常設事務局を東京に誘致してはいかがかという質問をいたしました。今年四月十九日から二十一日にかけて開催されたこのフォーラムの会合におきまして、常設事務局の東京設置が決定いたしております。関係者の皆様の御努力に敬意を表したいと思っております。 アジア企業への投資の増加ということが見込まれる中で、アジア企業の会計監査に関する信頼性向上というものが非常に重要になってくると考えております。このフォーラム、IFIARには中国、インドなど……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 拉致被害者の救出ということがほとんど進んでいない、長い時間を掛けても進めていないという一つの、もちろん北朝鮮側の問題もありますが、私自身は日本の中で北朝鮮に対する対応の仕方が少し違っているのではないかと思うことがよくございます。 昨日官邸で開かれた会議で、安倍総理は国交正常化の前に被害者を救出するとはっきりとおっしゃいました。ただし、ストックホルム合意は破棄しないということでございました。 ストックホルム合意が結ばれましたのが二〇一四年五月の末、私はこの二〇一四年という年が非常に拉致被害者救出にとって大きなチャンスのある年……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党の中山恭子でございます。 昨年十二月二十一日に党名を日本のこころを大切にする党、略称、日本のこころと改めました。 政治の場では、日本の伝統的な考え方は古くさいものとして切り捨てられています。米国から輸入した自由主義、民主主義、共産主義、保守主義など、何とかイズムで表される考え方がほとんど全てを支配しています。しかし、日本人の精神の基層にあるもの、日本の人々が長い歴史の中で取捨選択してつくり上げてきた風俗や習慣、自然を大切にし、穏やかで、しかも進取の気性に富む文化はすばらしいものであります。日本の人々は、四季折々の美しい風景の中で、争いを嫌い、和をもっ……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 昨日、総理から、慰安婦に関する日韓共同記者発表における当時の軍の関与の下にとは、軍が関与したのは、慰安婦狩りなど強制連行や性奴隷化などではなく、慰安所の設置、健康管理及び衛生管理と移送についてのみであるとの御答弁をいただきましたことは、今特段の反応があるわけではありませんが、もちろん日本としてこの点をしっかりと明示していく必要がありますが、さらに、将来、日本の子供たちを救う礎になるであろうと考え、改めて感謝申し上げます。 さて、北朝鮮による拉致問題でございますが、北朝鮮は、先日の核実験に見られますように、相当せっぱ詰まった状……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。
質問通告をしておりませんで大変恐縮でございますが、昨日、三月二日、国連安保理で北朝鮮制裁決議を全会一致で採択し、本日午前、北朝鮮が日本海に向けて短距離ミサイルを発射いたしました。拉致問題についても心配される問題でございますので、大変恐縮でございますが、総理、この点についての御見解をお願いいたします。
【次の発言】 北朝鮮問題、例えば自衛隊法の改正なども準備しておく必要があろうかと思います。あらゆることを想定した上で拉致被害者の帰国に向けて御尽力いただきたいと思っています。
今日は竹島問題を取り上げたいと思います。
この北朝……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 石原大臣にまずお伺いいたします。 三月十一日に内閣府から経済情勢についてというのが発表されておりますが、二〇一五年の実質GDP成長率はプラス〇・五%で、ただ内需が〇・〇ということになっておりますが、昨年の最後の十―十二月期を見ますと、これはマイナスの数字がずらっと並んでおりまして、十―十二月期で実質GDP成長率がマイナス〇・三、内需がマイナス〇・四となっております。こういった状況を見ますと、昨年の秋以降、経済は減速していると考えております。石原大臣は、午前中の本会議での御答弁でも、デフレから脱却していないと申されました。デフ……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 まず、経済関係について質問いたします。 政府が開催していらっしゃる国際金融経済分析会合で、三月十六日、ジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大学教授は、世界経済は二〇〇八年のリーマン・ショック以降最悪の状況であり、最も根本的な原因は総需要の不足だ、日本は非常に強い金融政策を実施し景気刺激策になったが、もう限界に達している、次に財政政策を取ることが重要だと述べたと報道されております。 また、私ども、三月十四日に「創生「日本」」を開きまして、本田悦朗内閣官房参与と高橋洋一嘉悦大学教授をお招きして勉強会を開きました。本田内閣官房参……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党、中山恭子でございます。 熊本地震についてお伺いいたします。 大きな地震から一か月たって、地震が今も続く中で、大きな地震直後とは違う新たな問題がそれぞれの地域で出てきております。体育館の中でマットレスの上で仕切りのない生活が続いている被災者の方々から、もう限界に来ていますというようなお話がありました。いつまでこの状態が続くのか、いつ安定した住まいに入れるのか、めどが立っていないことが最も不安を増加させているというお話でございました。 仮設住宅の計画、具体的にいつまでに立てられる、まあめどでよろしいとは思いますけれども、その仮設住宅建設の計画を早く示……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの白君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に塚田一郎君を指名いたします。(拍手)
○中山恭子君 日本のこころの中山恭子でございます。今日の委員会の最後の質問者でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 安倍総理には、十七日にトランプ次期大統領と会談すると伺っております。米国ではレームダック議会も開かれないこととなったということでございますので、今回の会談でTPP問題について合意するなどということは誰も考えていないことでしょうと思っています。せいては事をし損ずるということわざもございます。まずは、安倍総理とトランプ次期大統領との間で強固な信頼関係を築くことが今一番大切なことだと考えております。 私は、国と国との関係は人と人との関係に尽きると考えております。石原大……
○中山恭子君 日本のこころの中山恭子でございます。 今日は、先生方に非常に真摯な御意見をお聞かせいただきまして、心から感謝申し上げます。 TPPの中でも農業問題、非常に重要なポイントでございますし、私自身、一九九九年から二〇〇二年まで中央アジアの国、ウズベキスタン共和国の特命全権大使を務めておりました。ウズベキスタン共和国というのは、ユーラシア大陸のシルクロードのちょうど真ん中にある国でございますが、食料自給率はほぼ一〇〇%あります。砂糖の一部について輸入しないといけないということだと聞いておりました。 ソ連に含まれておりましたが、ソ連時代にはモスコーの食料庫と言われておりまして、そこで……
○中山恭子君 日本のこころ、中山恭子でございます。 安倍総理とトランプ次期大統領との会談が非常に友好的な雰囲気の中で進められたとのことでございまして、よかったなと素直に喜んでおります。 先日も当委員会で申し上げましたが、国と国の関係は人と人との関係に尽きると言えます。今後、米国の共和党を始め他の関係する方々との友好関係を、政府はもちろんですけれども、国会議員も大いに関係構築に努めていくことが大事であると考えます。さらに、米国のみならず、例えばTPP参加国などと議員外交を進めることも重要であると考えますが、この点については、大臣、どのようにお考えでしょうか。
○中山恭子君 日本のこころ、中山恭子でございます。 十二月八日、この日が来ますと、米国で勤務しておりましたときのことをいつも思い出します。米国ではこの日を合衆国屈辱の日としており、小学校では全ての教室で真珠湾の映像を流し、また勝利の映像を流し、日本がいかにひどいことをしたかについて教えておりました。 そのような両国の関係でございますけれども、これまでにも申し上げていることですが、国と国の関係は人と人の関係に尽きると考えております。総理がトランプ次期大統領とテタテでお話しされたこと、頭を寄せ合って二人だけでお話しされたこと、これを私は高く評価しております。 総理はその価値を実感されているこ……
○中山恭子君 日本のこころ、中山恭子でございます。 今回、百九十二国会の安倍総理の所信表明演説を伺って、これまでと少しニュアンスが違っているように感じました。総理は所信表明演説で、「有効求人倍率は、四十七全ての都道府県で一倍を超えています。史上初めてのことです。実質賃金もプラスに転じ、六か月連続でアップ、雇用の拡大、賃金の上昇による経済の好循環が生まれています。」と、自画自賛とも言えそうな御発言をなさっています。 しかしながら、日本経済は、最悪の状況を脱したとはいえ、まだまだ力強さが不足していますし、その中で新自由主義的な考え方が現在も力を持っているように見受けられます。この考え方を推し進……
○中山恭子君 日本のこころ、中山恭子でございます。 今日は非常に熱の入った議論が続いておりまして、大変興味深い時を過ごしているところでございます。 まず、消費税の引上げにつきましては、我が党は、昨年、非常に早い段階から延期を主張しておりました。そして、昨年、平成二十七年十一月四日には、政府に対して、経済の現状を踏まえた緊急措置として、消費税増税の再延期と財政出動を要請いたしました。 今回の法案につきましては、消費税引上げを三十か月延期し、平成三十一年十月一日に必ず引き上げると期限を固定した法改正になっております。私どもは、消費税増税が可能となる環境は、最低でもデフレ状態から完全に脱却して……
○中山恭子君 日本のこころ、中山恭子でございます。
十月の日銀の展望レポートでは、景気見通しについて、成長率の見通しの中央値が今年度一・〇%、一七年度が一・三%、一八年度は〇・九%となっております。ただ、そのとき、リスクバランスについて、下振れリスクの方が大きいと説明されております。潜在成長率を上回る成長を続けるといいながら下振れリスクの方が大きいということは、具体的にどのようなことを指しているのでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
物価についても、展望レポートでは、消費者物価は、マクロ的な需給バランスが改善する、それから中長期的な予想物価上昇率も高まるにつれ、先ほども議論が……
○中山恭子君 日本のこころ、中山恭子でございます。 平成二十三年に金融機能強化法の附則に設けられておりました震災特例措置については、今回の改正案では延長されないこととなっているようです。この措置は、東日本大震災で被災地の金融機関もそれ自身が大きな被害を被り、また二重債務問題の深刻化が懸念されたことから、被災地金融機関への資本参加の特例が必要であるとの認識が共有され、国会でも全会一致で改正されたものでございます。 我が国は自然災害が多く、今年は四月に熊本地震、十月には鳥取県中部での地震が発生したほか、八月から九月にかけての台風で北海道や東北地方で甚大な被害が生じています。災害の多い日本では、……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの白君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に山谷えり子君を指名いたします。
○中山恭子君 日本のこころ、中山恭子でございます。 岸田外務大臣は、北朝鮮による核・ミサイル開発は日朝平壌宣言の明白な違反であると述べられました。まさにそのとおりであります。 このことは今に始まったことではありません。二〇〇六年、安倍第一次内閣が成立し、安倍総理が中国の訪問の後、韓国に入りました日に北朝鮮は核実験を行いました。この時点で、当時、拉致対策本部では、北朝鮮は既に平壌宣言に違反をしたものであり、事実上平壌宣言は無効になったと判断し、拉致被害者救出に的を絞って活動を続けました。ただ、外務省はその後も平壌宣言にこだわり続け、二〇一四年には平壌宣言にのっとって協議を行い、ストックホルム……
○中山恭子君 日本のこころ、中山恭子でございます。 これまでの質疑と少し肌合いが違うかもしれませんが、まず、中央アジアの国ウズベキスタン共和国に関する事柄から安倍総理にお伺いいたします。 総理は、昨年十月、中央アジアを歴訪され、十月二十五日、ウズベキスタンの首都タシケントを訪問されました。日本からも多くの企業関係者が同行し、安倍総理及びカリモフ大統領が同席されたビジネスフォーラムが開催され、両国の経済関係が新しい段階に進んだと考えられています。また、夜の総理歓迎晩さん会では、総理とカリモフ大統領が、周りにまるで誰もいないかのようにお二人だけで夢中で真剣に話し合われていた様子が印象深く思い出……
○中山恭子君 自民党・こころの中山恭子でございます。 今週といいましょうか、先週四月十八日に、麻生副総理とペンス米国副大統領との日米経済対話が開かれました。また、その後、続いて二十日、二十一日にはG20財務大臣・中央銀行総裁会議が開催されました。引き続いて、二十二日には国際通貨金融委員会が開催されております。麻生大臣におかれましては、この一週間、随分と充実した日々を、そのときを過ごされたのではないかと拝察しております。 実は私、こちら側からの質問はほぼ初めてに近い状況でございます。 まず、麻生副総理とペンス米国副大統領との間の日米経済対話についてお伺いいたします。実は、発表になりました日……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの白眞勲君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に山谷えり子君を指名いたします。
○中山恭子君 自由民主党・こころの中山恭子でございます。
先ほど青山先生から質問がありましたものですから順番を変えて一つ先に、特定失踪者の家族有志の会についてお伺いしたいと思います。
有志の会が結成されました際に出された請願書の中で、何十年もたった今では拉致の証拠探しは全く困難です、証拠主義にとらわれず拉致の疑いが認められるものは被害者に認定してくれるよう御支援くださいというのがございました。
政府が拉致被害者として認定するための条件というのを、どのようなものがあるか、お知らせいただけますか。
【次の発言】 私も、特定失踪者と言われていらっしゃる御家族の方からお話を伺えば、ああ、これもき……
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの有田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に山谷えり子君を指名いたします。(拍手)
○中山恭子君 ありがとうございます。希望の党、中山恭子でございます。 最近、本会議場などでも経済成長なくして財政再建なしというようなフレーズが聞かれまして、心の中では大変うれしく思っているところでございます。 今日は企業の内部留保課税について主として御質問したいと思っておりますが、ちょっと順番が違いますけれども、今日資料をお配りしております。この資料の四枚目に、日本では名目GDPに対する現金流通高の比率が主要国の中で異常な高さとなっております。この現金流通高の異常な多さについて、大臣又は財務省、金融庁はどのように分析していらっしゃるのか、お知らせいただきたいと思います。
○中山恭子君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの有田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に山谷えり子君を指名いたします。
○中山恭子君 希望の党の中山でございます。 今日は、貴重なお時間、こちらにお越しいただきましてありがとうございます。 拉致の問題、アメリカの州によっては、州法で、殺人よりも拉致の方が重い罪が科されるという州法があると聞いております。いかに残酷な問題なのかということを、長い年月苦しまれてきて、本当に言葉もないわけでございますけれども、希望の党は先日、安倍総理にお目にかかりまして、希望の党としての考え方をお伝えしてまいりました。 その中で、私どもはやはり、政府も、それから国会も、この長い年月、日本人が拉致されて、それを取り戻せない政府、国会の責任というのは非常に重い。しかも、これまでのやり方……
○中山恭子君 希望の党、中山恭子でございます。 決算委員会で質疑しますのは今回初めてのことでございます。このような機会を与えられましたことを感謝しております。 決算の話にすぐ入ろうと思いましたが、今日の議論を聞きながら、近畿財務局に関してのことでございますけれども、近畿財務局のあの記録を読みますと、政治家の方々に対しては、値段に対して、価格に対しては適正な価格で取引しないといけないので、価格についてどうすることもできませんというふうに決裁文書に書かれております。近畿財務局の動きを考えますと、近畿財務局としては、不用な国有地を何とか有効利用、有効活用するためにいろいろな形で努力をしていたもの……
○中山恭子君 希望の党、中山恭子でございます。 本日のテーマとなっておりませんが、済みませんが、経済財政問題について質問いたします。 本年三月の内閣府の発表では、二〇一六年一―三月期から八四半期連続のプラス成長となっています。しかしながら、今もなお賃金の低迷、ワーキングプア、子供の貧困、地方経済の疲弊など、問題が指摘されています。その主な要因として、社会保険料の引上げや増税によって実質賃金が目減りしているとの指摘があります。このような状況を見ますと、経済格差が広がっていると考えられます。日本において経済格差の広がりをもたらす経済政策を取ってはなりません。 これまで財政金融委員会でも申し上……
○中山恭子君 希望の党、中山恭子でございます。
今日は、内閣官房、内閣府の役割についてお伺いいたします。
先月二十五日、自民党行政改革推進本部が内閣官房、内閣府の業務見直しに関する提言をまとめたとの報道がございました。私自身は、行政の内容などが時代とともに大きく変わりつつある中で、内閣官房、内閣府の存在意義はより大きくなっていると考えていますが、内閣官房、内閣府の現状や見直しの必要について簡潔にお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 内閣官房、内閣府の組織図を見ますと、膨大な数の項目が羅列されておりまして、ウエート付けというのが余り出ていないように思っております。その関係でしょうか……
○中山恭子君 希望の党、中山恭子でございます。御指名ありがとうございます。 今回、決裁文書の書換えがあったということは、大臣がゆゆしきこととおっしゃられているとおり、非常に驚きでしたし、あってはならないことであると考えております。 ただ、本件国有財産の売買について言えば、例えば、この記録を読みますと、政治家からの陳情に対して、法律に基づき適正な時価を算出することが必要であるため価格についてはどうにもならないことであると説明しているなど、財務局は苦労しながらも適正に進めようとしていたことが見て取れます。今回の売買について全てを掌握しているわけではありませんが、今回提出された記録を見ますと、特……
○中山恭子君 希望の党、中山恭子でございます。 まず、質問の前に、今日の質疑を伺いながら、国有地の売買について一言申し上げたくなりました。 提出された文書を読んでの個人的な思いでございますけれども、決裁文書に、確かに通常の決裁文書としては不要なものが書かれていたり、手持ち資料と言えるものまで添付してありまして、どうしたものかという思いもあります。ただ、案件の処理につきましては、政治家からの陳情に対して、法律に基づき適正な時価を算出することが必要であるため価格についてはどうにもなりませんというような説明をしているなど、皆、財務局の者は適正な処理をしようと懸命に努力していた様子が見て取れます。……
○中山恭子君 ありがとうございます。希望の党の中山恭子でございます。今日、行政手続の簡素合理化、特に、納税手続における押印の義務付けの廃止についてお伺いしたいと思っております。 新しい経済政策パッケージの中で、生産性革命という中で、行政からの生産性革命として、デジタルガバメントの推進、マイナンバーカードの利活用推進、法人設立手続オンライン・ワンストップ化などが挙げられています。 ただ、もっと身近な問題として、例えば役所におけます煩雑な手続、いろいろな窓口に行きましても、必ず押印、判を押すことが求められているということが間々あります。こういった中で、何事についても判を押されるというのではなく……
○中山恭子君 ありがとうございます。希望の党、中山恭子でございます。 今日は総理が御出席でいらっしゃいますので、TPPの問題とそれから財政出動の問題についてお伺いいたします。 経済の活性化、今の日本にとって非常に重要な問題であると考えております。 まず、TPP関連でございますが、この三月八日にチリのサンティアゴで、十一か国が環太平洋戦略的経済連携協定、TPPに署名いたしました。非常にうれしく、素直にうれしく思っております。 二〇一六年の秋、参議院TPP特別委員会で総理に、日本が中心となってまずは十一か国で進めていくということも有意義ではないか、十一か国で進めていくことを御検討くださいと……
○中山恭子君 希望の党、中山でございます。 今日は税関関連の御質問をいたしたいと思います。 訪日外国人の数が二〇一七年で約二千九百万人、急激に増加している。このことは町を歩いていても実感できます。今後更に増加すると見込まれる問題です。また、生活に密着した輸入貨物が大幅に増加している。二〇一六年の輸入許可件数は二千九百四十三万件に上るとのことでございます。訪日外国人数が約三千万で、輸入許可件数が約三千万ということでございます。 これに伴って事後調査の仕事も増えているはずだと考えております。人の検査、物の検査が著しく増加している中、拳銃や麻薬など、さらには金地金などの水際の取締り、これをゆる……
○中山恭子君 ありがとうございます。希望の党、中山でございます。 まず、財務局職員の定員確保等についてお話ししたいと思います。私から説明するのもなんですけれども、以前、四国財務局長を務めた経験から申し上げます。 財務局は、財務省及び金融庁の総合出先機関でございまして、各地域において財政、金融、経済の分野で重要な役割を果たしております。残念ながら、定員合理化計画などにより日々の仕事に追われる国税や税関の人員削減が難しい中、旧大蔵省全体の人員削減の大きな部分を財務局が負うことになりました。資料を配付しております。このグラフでもお分かりいただけますように、昭和四十二年度から平成三年度までの三十年……
○中山恭子君 希望の党、中山恭子でございます。 国際観光旅客税法について、先ほど風間委員からもありましたが、この税が、昭和六十三年に成立した消費税以来、本格的な国税としては三十年ぶりの新税であると聞いています。日本は観光資源も豊富ですし、日本を理解してもらうには、日本に海外から人々が来て、実際に日本の人々と接してもらうことが最も大事であると、そのように考えております。この税が日本理解の拡大、経済の発展に寄与してもらいたいと願っております。 私は、この問題、そう詳しいものではありませんけれども、この場合、観光客が日本に出入する又は物が日本に出入りする玄関口、空港や海港がしっかり対応できる状態……
○中山恭子君 ありがとうございます。希望の党の中山でございます。 今日は、西尾参考人、そして田中参考人、お忙しい中お越しいただいて、いろいろ貴重な御意見いただきまして、大変ありがとうございます。 まず、西尾参考人にお伺いしたいと思います。 定期航空協会の企画委員会委員長を務めていらっしゃるということでございます。その定期航空協会というものを文字では一応見たんですけれども、具体的にどんなお仕事と言うと失礼かもしれません、どういった事柄を中心にいろんなことを企画というのはお考えなのかということを、済みません、教えていただけたら有り難いと思います。 その上で、なぜそんなことをお聞きするかとい……
○中山恭子君 希望の党、中山恭子でございます。 いろいろ考えさせられることが多うございますけれども、今日、皆様のところに、財務省で「ご存知ですか?国有財産」というパンフレットを作っているということでしたので、配付いたしました。 今朝ほど、古川委員から、価格決定の在り方というのが民間の価格決定、契約とは違うというようなことについて理財局から御答弁ありましたけれども、国有財産のこういったパンフレットを作って多くの人々にこの国有財産についての理解を得ようとしていることということはよく分かりますので、この中に、例えば八ページ、九ページの辺りにその売却の問題等も書かれております。 国として国有財産……
○中山恭子君 ありがとうございます。希望の党、中山でございます。
今朝、先ほど宮崎委員からも御質問がありましたけれども、日銀が二〇一八年四月二十八日に発表した経済・物価情勢の展望という冊子の中に、三十六ページに、消費増税前後の家計のネット負担額についてというグラフ、それから御説明があります。この資料はお手元に配付しております。このグラフについて、日銀の方から御説明いただけますでしょうか。
【次の発言】 どうしてもこの図、図表B一の三に関心があるわけでございますけれども、今の御説明、それからこの図表についての説明の中でのこの二・二兆円の家計負担額であることについて、このように家計のネット負担額……
○中山恭子君 希望の党、中山恭子でございます。せっかくのお時間いただきましたので、質問させていただきます。 前回、五月二十二日の本委員会で、日銀に対して消費税増税前後の家計のネット負担額について質問いたしました。財務省でも、増税する場合には、増税による家計負担について試算しているものと考えております。消費税導入時、一九八九年度ではどの程度の家計負担額があったのか、一九九七年度の、このときは二%の増税ですが、どの程度の家計負担額だったのか、また二〇一四年度の消費税増税のときはどうだったのか、できれば、そして二〇一九年度の家計負担額をどの程度となると見ているのか、お知らせいただきたいと思っていま……
○中山恭子君 希望の党、中山でございます。 順番を変更していただきまして、ありがとうございました。 森友学園案件に係る決裁文書の改ざん等に関する調査報告書が提出されました。旧大蔵省で勤務した者の一人として、大層情けないとの思いがございます。ただ、まだ問題の本質は何かはっきりしておりません。今後、見極めて改善のための動きを起こしていくことが大切であると考えております。 私なりに考えておりますことを少し申し上げたいと思います。 国有財産の処理については、本来、行政府内部で問題点があるかどうか調査、審査する事案であり、行政組織自らが全て引き取って処理すべき問題であると考えております。行政府の……
○中山恭子君 希望の党、中山でございます。 六月五日の第八回経済財政諮問会議に示されました経済財政運営と改革の基本方針二〇一八、いわゆる骨太方針原案についてお伺いいたします。十五日に閣議決定する予定であると聞いております。 この原案は非常に多岐にわたっておりまして、何を中核に置きたいのかなかなかつかみ切れないほど盛りだくさんの政策がつづられております。骨太方針というのであれば、何でもかんでも詰め込むというのではなく、太い骨が何なのか、めり張りの利いた方針を出していただけると分かりやすいと思っております。 ただ、今回の原案の中で、これまでと少しニュアンスが違っているかなと読める箇所が何か所……
○中山恭子君 ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの武見君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に徳永エリ君を指名いたします。(拍手)
○委員以外の議員(中山恭子君) 発議者を代表してお答えいたします。 文化芸術基本法は、吉良先生御指摘のとおり、昨年六月に改正され、第十五条に文化芸術の国際的交流として芸術祭等について国が必要な施策を講ずることが定められました。今回の法案はその趣旨を実行に移すことを目指したものでございます。 ベネチア・ビエンナーレに代表される伝統ある世界レベルの祭典と肩を並べるような大規模な文化の祭典を我が国で開催するには、その祭典が継続的に実施されること、また安定的に実施されることが重要でございます。そのためには、法律をもって世界レベルの祭典の実施を目指す方針等を示し、その内容の充実を図り、そしてその継続……
○中山恭子君 希望の党、中山恭子でございます。
金地金の密輸について、今日お伺いいたします。
財務省が出しております金地金密輸の現状とその対策、それから犯罪調査の結果というのが発表されておりまして、財務省から、その中から三ページコピーして皆様のお手元にお配りしております。
関税局に質問いたします。金地金密輸のスキームと密輸の現状について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今御説明いただきましたように、この中で特に私自身びっくりするといいましょうか、思いましたのは、二ページ目の金の輸出入の推移のところで、今御説明がありましたとおり、日本で輸入している量が五トン、摘発しているのが六……
○中山恭子君 希望の党、中山恭子でございます。 現在の日本を見ますと、やはり出生率が低く、高齢化が進展している、この問題が非常に大きなテーマであると考えております。人口動態の変動は日本社会に大きな影響を与えます。しかも、このテーマは今後長期間にわたって確定された与件でございます。あらゆる分野で人口動態についてその影響を分析し、対応を検討していかなければならない問題であると考えています。 先月、十一月十九日、黒田総裁が、パリ・ユーロプラス主催フィナンシャルフォーラムで人口動態の変動と金融セクターの課題と題して御講演なさったと伺っております。人口減少と高齢化が金融セクターにどのような影響をもた……
○中山恭子君 ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの難波君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に渡辺猛之君を指名いたします。(拍手)
○中山恭子君 希望の党、中山恭子でございます。
地方公共団体の議会の議員及び長の任期満了による選挙等の期日等の臨時特例に関する法律案につきまして、賛成でございます。
その上で、賛成の上でのことでございますが、どのように考えたらいいのかお尋ねいたします。
まず、地方選挙に対する関心を高めるためということだと思いますが、この地方選挙を統一地方選挙の方向へ進めていくということについて、その目的などをお知らせいただけたらと思います。
【次の発言】 今お答えいただきましたように、地方選挙に対する関心を高めること、さらに、千の台の膨大な数の選挙ですので、その手続の効率化を図ることなど、これらももちろ……
○中山恭子君 ありがとうございます。 日本維新の会・希望の党、中山恭子でございます。 まず、国立公文書館についてお伺いいたします。 私自身、二〇一四年に設立されました世界に誇る国民本位の新たな国立公文書館を実現する議員連盟の一員でございます。新たな国立公文書館が設立されますのを楽しみに、また少し心配しながらその動きを見ているところでございます。 席上に、日本と諸外国の公文書館の資料を配付しております。いずれの国でも、公文書館については力を入れていることというのがよく分かります。ハード、ソフトの両面において、日本の現在の国立公文書館がいかに貧弱であるか、この表を見ますと確認できます。 ……
○中山恭子君 日本維新の会・希望の党、中山恭子でございます。 まず、国際芸術祭、国際文化交流に関して質問いたします。 昨年の通常国会で六月に、文化のプラットホーム日本との議連によりまして議員立法が作成され、国際文化交流の祭典の実施の推進に関する法律が、衆参で多くの議員の先生方の御賛成を得て成立いたしました。お手元に、その法律の概要を示すポンチ絵と、それから国際的な芸術フェスティバルの例と、世界の芸術祭が開催されている町を示す世界地図を配付しております。 この法律では二つのテーマがありまして、一つは、ポンチ絵の右側に示されております現在日本各地で開催されている国際的な文化の催しに対して支援……
○中山恭子君 日本維新の会・希望の党の中山恭子でございます。 まず、今日は所有者不明の土地について質問いたします。 現在、所有者不明の土地が増加しています。二〇一六年時点で四百十万ヘクタールになったとの報告がございます。これは九州本島の土地面積を上回る水準と聞いております。この中には放置すれば災害につながる土地も多くあるとのことで、その対策が急がれます。また、当然、空き家も増加しています。平成三十年一月十九日には所有者不明土地等対策のための関係閣僚会議が開催されたとのことですが、これらの問題は決して民間で解決できる問題ではなく、放置すれば国土が荒廃するなど、国として制度の変更も含めて早急に……
○中山恭子君 日本維新の会・希望の党、中山でございます。 国際復興銀行、IBRD、つい世銀と言ってしまいたいところなんですが、世銀の融資と聞きましたときには、素直に有り難いという思いがいたします。さきの東京オリンピックの頃、昭和三十九年以前からですが、羽田までの高速道路ができ、新幹線が開通しました。これらが可能になりましたのは、世銀からの融資があったからでございます。そして、このときから日本の経済発展が始まりました。現在も、IBRDの途上国支援というものが世界の各地域の経済発展に大きく寄与していると考えております。 今回の増資につきましては、これまでにも各委員の方々からいろいろ御指摘があり……
○中山恭子君 ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの難波君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に渡辺猛之君を指名いたします。(拍手)
○中山恭子君 御指名くださいまして、ありがとうございます。 私自身、この調査会にはごく最近参加するということで、ある意味では新米でございます。それから、今お話ししようとしていることも、特に自民党の中で意見が一致しているという、そういうことではありませんので、極めて個人的な考え方かもしれませんが、いろいろお話を伺っていて、それぞれにとてもいいアイデアがたくさん出されていますので、つい私もお話しさせていただきたいと思います。 今の話のついでで、義家先生のついでになるかもしれませんが、私自身、中央アジアの国ウズベキスタンの特命全権大使を三年間しておりました。この地域には、シベリアから抑留者の方々……
○中山恭子君 ただいまから国際・地球環境・食糧問題に関する調査会を開会いたします。
本院規則第八十条の八において準用する第八十条により、私が会長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより会長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山田俊男君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、会長に藤原正司君を指名いたします。
○中山恭子君 ありがとうございます。今日は貴重なお話を伺えて、大変有り難く思っております。 自分の経験からお話ししたいと思います。というか、それしかお話しできないと言っていいかもしれませんが、もう四十数年前、パリで住みました、留学で。そのとき、お風呂に入りますと、もう肌がかさかさになってしまうという状態で、いかに日本に住めるという、飲める水でお風呂に入るというこのぜいたくさというものを痛感したことがございました。量だけではなくて、水というのは、量の偏りもありますが、質の違いというのも非常に大きなテーマではないかと思っております。 水はフローのものなので、何というんでしょう、量の増減というの……
○中山恭子君 ありがとうございます。 今日は非常に貴重なお話伺いまして、ありがとうございます。 中山先生に先ほど国際河川の問題、お話しいただきました。私、中央アジアに三年間おりまして、シルダリヤとアムダリヤの国際河川化をという話をウズベクの人々と話をしたりしておりました。非常に国をまたぐ川の問題というのが機微な問題であって、難しい問題だということは痛感しておりました。たしか二〇〇二年に、五か国、これはアフガニスタン入っておりませんですが、五か国の大統領が集まって二、三日掛けて議論した後、出てきたものがタシケント宣言という、ただ具体的な国際河川化というのには程遠いような、それぞれの大統領が持……
○中山恭子君 ありがとうございます。たちあがれ日本・新党改革の中山恭子です。よろしくお願いいたします。 今日は、お三人の皆様、ありがとうございます。本当に関心のあるお話を伺いました。ちょっと余談かもしれませんが、私自身は日本の中でもやはり上下水道、そろそろ、何というか、更新というんですか、何かしていかないといけない段階に来ているなと、逆にこのお話聞きながら思っておりました。 ただ、今日は、どの話から言ったらいいか、いろんな国のお話が出ていましたが、私自身、中央アジアの国の大使をしておりました。今日は伊藤さんのお話、この協議会でも中央アジアとか旧ソ連圏というのは全くカバーされていないような形……
○中山恭子君 ありがとうございます、貴重なお話をいただきまして。 ただ、私を含めて、この放射能というのが目に見えないものであるという、具体的にどういうふうに動くのかというイメージがなかなかつかめないものが多いかと思うんですけれども、今お二方、両先生からチェルノブイリのお話が出ました。 チェルノブイリが今どういう状況になっているのかというようなことも一つの参考になるのかと思っていまして、例えばもう十年、二十年、全く人が住めないというのが、そういうことになり得るのか。それから、植物とか医学的にそこには住めないような状況が出てくるのかというふうなことについて両先生からお話しいただけたらと思います……
○中山恭子君 貴重なお話ありがとうございました。 国交省のところで、この地域が農業地であったという御説明がありました。洪水というものも自然の動きとして受け入れられていたというこの地域、そういった地域だということで、それを人間の力で住居とか工業団地に変えていっているというところにいろんな手を打つのがまだ足りていないという状況なのであろうと思いますが、日本のダムを始めとして治水の技術というのは日本に非常に大きな技術があると思いますので、もちろんタイの国の状況にもよりますが、やはりタイが望むのであれば力を、日本の技術を入れていくという方向で、これまでにも非常に良い関係のある国ですので、思い切った形……
○中山恭子君 そんなことありません。 御指名くださってありがとうございます。 今日は、四人の先生方、非常に貴重な、また示唆に富んだお話をいただきましてありがとうございます。 清水先生はずっと中央アジアのことを昔からかかわっていただいておりまして、ありがとうございます。 先ほど先生がおっしゃられたように、この国際河川の問題、非常に難しい問題です。しかも、日本は国際河川がありませんので、私自身も随分と何かお手伝いできないかと思いましたのですが、国際河川について手伝いをするというのは、日本人がですね、非常に難しいことだというふうに思っています。 ただ、非常に親日的な人々です。日本からのプレ……
○中山恭子君 今日は本当に貴重なお話、また多くの示唆に富むお話を三人の参考人の方々から伺えて大変有り難いと思っております。 私からは、お三方に、政府、国に対して、国が何をやるべきか、そういったことに、何というんでしょう、御指導というかお話をいただければ有り難いと思っておりますが、例えば、滝沢先生のお話の中で、民間企業が、どう言ったらいいんですか、ビジネスとして、それぞれの地域いろんな、水問題というのは本当にその地域によって全て質も違い種類も違うものだと思いますが、そういった中でビジネスとして日本が対応できる問題、又は、例えば私はソ連圏の中の国のイメージでは、水道施設などはある程度あるけれども……
○中山恭子君 今日は三人の参考人の皆様から貴重な御意見いただきまして、ありがとうございます。 伺っていて、それぞれの方々が合体するというか、相互に連絡した形で、連携した形で動かれるという可能性はどうなんだろうかと、非常にプラス、相乗効果が大きいのではなかろうかなどと思いながら伺っておりました。そのことについて三人の参考人の方から御意見を伺いたいということ。 もう一つは、私自身は、今日のテーマから外れているのかもしれませんけれども、入っていないかと思うんですが、国際的な文化交流の場として日本というものを考えましょうということを随分古くから提唱しております。世界の文化のプラットホーム議連という……
○中山恭子君 ありがとうございます。 大変貴重なお話を伺いまして、ありがとうございます。まさにおっしゃられたとおり、長期の見通し、長期の将来社会の在り方というのがはっきり見えてないまま今の段階で議論するということが非常に問題だということは分かります。それは国会の中でも更に議論していく必要があるんだろうと考えております。 また、金融緩和、今回のテーマでも、金融政策だけではなかなか問題が解決できるわけではなくて、人口減少の非常に大きな課題ですとか社会保障制度の在り方とかそういったことまでいろんな改革をしていかないと金融政策もしっかりした金融政策が取れないということを改めて今日痛感いたしました。……
○中山恭子君 三人の参考人の先生方、大変貴重なお話ありがとうございます。 私からは二つ御意見を伺いたいと思っております。 一つは、成長戦略の中に含めていいと思いますが、定年制についてですね。この定年制ができたのは、多分平均寿命が六十歳代の頃に今の定年制の基本のところができていると思いますけれども、相当に平均寿命も違ってきておりますし、さらには商業でも農業でも皆さんお元気な限りみんな働いているわけでして、企業の中の定年制、まあ官庁もそうですが、そういったものを廃止してしまっていいのではないかと考えております。もちろんお給料はある一定の段階でぐんと下げて構わないと思うんですが、そのことについて……
○中山恭子君 ありがとうございます。 今日は三人の参考人の皆様、本当に貴重な御意見、お考えをお聞かせくださいまして、ありがとうございます。 私からは、今日の問題、お三人ともやはり社会保障の問題が絡んでいると思っております。 今回のテーマも、やはり社会保障をどのようにしていくかというのが大きなテーマになってくると考えておりまして、井手参考人には本当に普遍主義の良さというものをやはり考えさせられました。例えば、現金給付から現物給付へ力点を移していくといった場合、具体的に日本でその方向で進めるためにどのようなことを、何というんですか、順を追ってやっていく必要があるのか、もう一気に変えてしまうこ……
○中山恭子君 ありがとうございます。次世代の党の中山恭子でございます。 今日、お三方、御出席、御参加くださいまして、ありがとうございます。 まず、黒田総裁、日銀について感想を述べさせていただきます。 平成二十五年三月に黒田総裁が御就任になり、四月に量的・質的金融緩和を開始してから二年が経過いたしました。黒田総裁により力強く進められた異次元の金融緩和により、円高の修正、株式市場の復調、雇用の改善、企業業績の改善等、日本経済の再生に大きな効果が出たと考えております。黒田総裁によって、それまでどんよりとした曇りの中でありました日本経済が、日本全体が、まあ強いて言えば今日のお天気のように大変明る……
○中山恭子君 次世代の党、中山恭子でございます。 経済の再生と財政再建の在り方について、日頃から考えていますことを申し述べます。 デフレ脱却について、金融政策は十分熟慮された中ででき得る限りの政策を取っていると考えますが、財政政策はまだまだ不十分であると考えます。予算編成に当たり、社会保障費が放漫になっていること、公共事業費が極端に低く抑えられていることがデフレからの脱却が緩やかなものとなっている大きな要因であると考えております。 社会保障費につきましては、コンクリートから人へといったキャッチフレーズの下、乗数効果がほぼなく、消費性向のある項目へ予算配分を行い、自然増との名の下で社会保障……
○中山恭子君 日本のこころの中山恭子でございます。
今日は、林先生、加藤先生、貴重なお話、ありがとうございました。お一人ずつからもっと長い時間を掛けてお話を伺いたいと思ったところでございます。
今のお話の続きからと言っていいんでしょうか、潜在成長率が特に日銀の場合は非常に小さい数字が出ておりますが、これをまず高めようとした場合、どういった手段、どういった政策を取るということが必要でございましょうか。加藤公述人、もしできれば、後ほど林公述人からもお話伺えたらと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
まだやらなければならない政策、取る必要のある政策がたくさんあると考えております。
……
○中山恭子君 日本のこころを大切にする党の中山恭子でございます。 本日は、参議院憲法審査会におきまして、我が党の憲法に関する基本的な考えを表明する機会をいただき、誠にありがとうございます。 日本のこころの立党精神は、自主憲法の制定でございます。我が党の綱領では、日本の独立と繁栄を守り、国民の手による自主憲法を制定するとうたっています。 さらに、基本政策の第一に、「我が党は、長い歴史と伝統を持つ日本の国柄と日本人の心を大切にした、日本人の手による自主憲法の制定を目指す。」と掲げています。 我が党が自主憲法の制定を主張するのは、主に次の三つの理由によります。 第一に、日本国憲法は、主権が……
○中山恭子君 自民・こころを代表しております、今は個人でよろしいのかと思います、こころ代表の中山でございます。 お三方から世界的な活動を進めておられるその御意見を伺い、また参考資料も読みまして、本当に心から敬服しております。また、よく皆様御無事でいらっしゃったと、本当に有り難いことでございます。 いろいろな国の方々から、特にアフガニスタン、東南アジアの国の友人たちからは、日本の方々は決して押し付けてこない、みんなの様子を見ながら動いてもらえているということで、心から感謝しているということを何度もこれまでにも聞いております。 九九年から二〇〇二年まで、中央アジアの国、タジキスタンとウズベキ……
○中山恭子君 希望の党の中山でございます。 今日は、非常に貴重なお話を、参考人の皆様、ありがとうございました。 再生可能エネルギーということで、ただ、お話を伺いながら、この問題、非常に幅の広い問題で、ふだんの生活だけではなくて、国全体の経済問題、さらには場合によっては国際的な経済、政治、外交に関わるというような、非常にあらゆる面に関わってくる問題であるなということをつくづくと感じながら、私自身、実はまだつかみ切れていないというのが現状でございます。 参考人の皆様の中でも、特に諸富参考人には、昨年、日経新聞で「内部留保課税の是非」という論文をお示しいただきまして、再生可能エネルギーと内部留……
○中山恭子君 希望の党、中山でございます。よろしくお願い申し上げます。 私自身、この原子力発電、決して専門的なプロではございません。ただ、やはり日本にとってこの原子力発電というものがいかに重要なものであるか、どのように考えていったらいいのか、これは普通の日本人であれば誰でもが非常に強い関心を持っている問題であると考えております。私もその一人でございます。 これまで、原発を訪ねましたのはもう二十数年前、伊方原発でいろいろ見せていただいたり、説明を受けました。また、福島の事故の後は泊原発を訪ねまして、どのようにこの原発を考えていったらいいのか、いろんな質問をし、いろいろお答えをいただいたという……
○中山恭子君 ありがとうございます。 今日は、竹内先生、大島先生、竹村先生、本当に貴重なお話伺いまして、ありがとうございます。 今日、水力発電のお話、竹村先生からございました。 個人的な話かもしれませんが、中央アジアの大使をしておりますとき、日本から中央アジアへ飛行機で飛ぶわけですけれども、まず中国を通る。この中国の上空の中で、本当にこれが地球なんだと思わせるような、木が全くない、何時間もそこを飛ぶ。また、中央アジアそのものでも、オアシスが大きな地域になっていますので、タシケントとかサマルカンドなどはきれいな町ですが、そこから少し西側に行くともう全く木がない、山は丸裸である。そういう景色……
○中山恭子君 希望の党、中山でございます。 今日の質疑を聞きながら、エネルギー安定供給の確保の問題というのが日本にとっていかに重要な問題であるかを改めて考えさせられています。 世界にはエネルギーについて全く心配などする必要もない国が幾つもあります。中央アジアの例で恐縮ですが、日本と対極にありますので例を引きますと、ウズベキスタンでは食料自給率は一〇〇%を超えています。ソ連時代にはモスコーの食料庫と言われていました。エネルギーも、石油、石炭、液化ガスなど、今後何百年かの需要に耐えられると言われるほど地下資源は豊富でございます。 国によって抱える問題は様々ですが、日本では、今を生きる人々だけ……
○中山恭子君 希望の党、中山でございます。 このエネルギーの問題は、国民生活はもちろんですが、国際政治や国際経済、外交など、あらゆる面と密接に関わっています。さらに、次世代に対しても、安全で安心な生活を育み、引き継いでいくことが、現在を生きる私どもの使命であると考えております。 資源エネルギー庁に火力発電についてお伺いいたします。 我が国のエネルギーの安定供給を確たるものとするには、火力発電が依然として重要な位置を占めております。資源エネルギー庁の資料の中に、お手元に配付しておりますが、高効率火力を導入する必要性の表がありました。現在でも日本の火力発電のCO2排出量は他の国に比べて大層小……
○中山恭子君 日本維新の会・希望の党の中山でございます。 まず、更田委員長を始め原子力規制委員会の皆様が原発の安全性を確保するため誠意ある努力を続けてくださっていることに心から敬意を表します。 委員長への質問の前に、福島原子力発電所事故について大層残念だと思い続けておりますことを一言述べておきたいと思います。 参議院の第三特別調査室が作ってくれました資源エネルギー関係資料集の中にも、この五十三ページにも、国会事故調報告書の提言二にあります政府の危機管理体制の見直しについてでございます。 事故発生時の政府、官邸の対応は目を覆うばかりのひどさでございました。事情はいろいろあったものとは思い……
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