このページでは佐藤正久参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。佐藤正久参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○佐藤正久君 ありがとうございます。自由民主党の参議院議員、佐藤正久です。自後座って質問させていただきます。初めての質問ですので、思いを込めてやらせていただきます。 それじゃ、民主党の法案提出者の皆さんの考え方、そして日本国民を代表する議員としての思いや評価も併せてお伺いしたいと思います。 先週の十一月二十二日に海上自衛隊の護衛艦「きりさめ」、そして二十三日に補給艦「ときわ」が、テロ特措法の失効に伴い、約四か月ぶりにインド洋から帰国いたしました。政府の命により、日本の国益のために家族と離れ、灼熱のインド洋で海上阻止活動を支え、そして日本国民の生活に死活的な影響を与える重要な海上交通路の安全……
○佐藤正久君 今回の補給支援新法の意義そして国益等について質問をしたいと思います。 現在、約四十か国もの国がアフガニスタンの本土あるいはインド洋におきまして安定化活動を行っております。一部野党議員の方の中には、これは米国の自衛戦争であると言われる方もいらっしゃいますけれども、恐らく世界じゅうにそのような定義をしている国というのはないんじゃないかなと、今の現状を見ると私は考えます。 アフガニスタンは世界の最貧国の一つと言われておりまして、国民の平均年収は二万円にも満たないとかあるいは公務員の給料の遅配は当たり前だ、子供の五人に一人は五歳まで生きれないとか、一方、世界のあへんの九〇%がアフガニ……
○佐藤正久君 自民党の参議院議員佐藤正久でございます。今日は、午前中と午後二回に分けて質問に立たせていただきます。 まず、補給支援新法の質問に入る前に、防衛省の各不祥事に対する対応につきまして防衛省の方にお伺いしたいと思います。 実は、先週、私のところにいろいろな意見が寄せられました。あるいは、直接意見を聞くという機会もありました。余り良いことではないんですが、各種の防衛省の不祥事により現場の士気が落ちている、あるいは萎縮しているというような感じもやや受けます。代表的な意見のものとしては、守屋前次官の収賄容疑や過剰接待受け、山田洋行の過剰請求やそのチェック漏れ等は東京の防衛省中央の上層部の……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 当初の、いわゆる国際協力活動の一般法からお伺いしようと思ったんですが、官房長官おられませんので順番を入れ替えまして、防衛装備品の取得改革の検討に関連する質問をさせていただきます。 現在、官邸あるいは防衛省で装備品の取得改革に関する検討が行われているというふうに承知しております。旧軍当時は軍事工廠が存在して、研究開発、試作、生産、修理まで国が一元管理しておりました。現在は、防衛省には一部技術研究部門はありますが、研究から生産、修理までの多くを国内外の民間企業に依存しているという現状だと思います。 国の安全保障を考えた場合、主体性、あるいは国土気象へ……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず最初に、いわゆる国際協力活動の一般法についてお伺いいたします。 インド洋からの海上自衛隊の撤収は、国内事情によって国際社会との共同活動から離脱せざるを得ないという特別措置法の限界が露呈されたと私は思っています。我が国が主体的にかつ継続的に国際社会の安定と繁栄に寄与するためにそういう国際協力活動を行うためには、一般法というものの真剣かつ慎重な議論、制定が必要と私は思います。 この委員会でも一部議論がありました。また、衆議院の委員会の方でも、一般法にかかわる議論あるいは制定の必要性も野党の方からも指摘がございました。また、今般、民主党の方から参議院の……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 本日、民主党の議員の方から対案というものの趣旨説明がありました。政府提案の新テロ特措法を審議する上でも論点がより明確になるので非常に良いことかなというふうに思っております。 一番最初に、安保理決議に関する認識あるいは見解を外務省の方にお伺いしたいと思います。安保理決議一六五九においては、アフガン・コンパクトを是認して、その完全な実施を各国に求める決議であって、日本政府もこれまでその決議に基づきまして、人道復興あるいは治安改革の分野で支援を行ってきたというふうに認識しています。民主党案の方もこの点をとらえて、一六五九に基づいて治安分野の改革の支援とか人道……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 当委員会での質疑も約四十時間を超え、衆議院の委員会と比べてももう十分な時間を費やしたという感じは私は持っております。私の質問も本日で七回目ということになります。もう委員会としての意思もそろそろ示してもいいんではないかなと個人的には思っておりますし、また政府の法案の中身につきましても論点というものがかなり明らかになって、議論もかなり深化しているというふうに思っております。 そこで、本日は法案の中身というよりも、法の実行性という、法を実行する際の手続という観点について何点か質問させていただきます。 政府提案の法案によりますと、公布の日から法を施行する……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 本日でこの委員会の質問、八回目になります。ただ、今日は初めて民主党側から出されましたいわゆるテロ根絶法というものについて質問させていただきたいと思います。 法案提出まで党内で多くの議論があったということを仄聞しておりますし、先日の委員会での法案提出が十二月の後半になったということの理由の答弁からもいろいろあったんだろうなということが推察されるんだと思います。ただ、この委員会で、ある民主党の委員からは補給活動に反対するのが民主党の対案だという発言があって、当時の町村官房長官があっけに取られたような表情をされたというのが今でも私の記憶に非常に残っている……
○佐藤正久君 自由民主党の参議院議員、佐藤正久でございます。 午前中の同僚の佐藤議員に続きまして質問させていただきます。今日は佐藤コンビでやらせてもらいます。よろしくお願いします。 まず、泉大臣、御着任おめでとうございます。大臣の考え方は、この所信表明、そして今までの委員からの質問の中でいろいろと伺わせていただきました。非常に専門家らしく、いろんなところで国民の安心、安全の面でいろんな気配りがされているなという感じがしております。 私も、この一月までは自衛官として、現場の方で被災した国民の救出とか救助というものの方に携わっている者として、現場の視点から国の方に、こういう部分はどうなってい……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 本日は、日米関連、防衛省改革、そして一般法についてお伺いしたいと思います。 最近、また残念なことがありました。それは、在日米軍駐留経費負担特別協定、いわゆる思いやり予算の日切れによる空白です。外務大臣は所信の中で、日米同盟を始め国際社会とのかかわりの重要性を述べられておられますが、残念ながら、日米同盟を始め国際社会からの日本の信頼という点では、思いやり予算の空白期間の生起というのは望ましくないと思います。民主党の方々がこの思いやり予算に反対したのも初めてで、空白の生起も思いやり予算の制度が一九七八年に取られてから初めてだとの報道もありました。 こ……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 私は、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表して、議題となっております在日米軍駐留経費負担に係る新たな特別協定について賛成の立場から討論を行うものであります。 我が国周辺の安全保障環境に目を向けた場合、潜在的なものから顕在化したものまで、多様で不透明かつ不確定な要素が内在していることは明らかであります。このような状況下において、自衛隊による適切な防衛力と日米両国の緊密な連携に基づいた安全保障環境構築が、我が国そしてこの地域における安定的かつ繁栄した情勢を維持するための基礎であると改めて確信するものであります。 在日米軍の駐留は、日米安保体制の中核……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 議題の三条約関連の質問の前に、ミャンマーのサイクロン災害について質問をさせていただきます。 まず最初に、サイクロンや台風などの情報あるいは警報の伝達について質問をいたします。 最近、地球温暖化の影響のせいか、台風とか低気圧、サイクロンなどの被害が以前にも増してやっぱり増えている、短時間に多くの雨あるいは強い風が被害をもたらすという傾向にあると思います。 アジア、アフリカの発展途上国におきましては、まだまだ脆弱な建物、あるいは治水対策の遅れ、デルタ地帯などの立地条件等の要因からやっぱり大きな被害が出やすいと。今回もあのエーヤワディー管区のようにや……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 当委員会では初めての質問になります。どうぞよろしくお願いします。時間が三十分ということですので、答弁の方はできるだけ簡潔にお願いいたします。 最初に、在外邦人の安全対策について質問をいたします。 今回、この行政評価、総務省の方がされたんですけれども、中身を見て若干がっかりしました。安全という観点ではすべてのことを網羅して対応をしなければ在外邦人の安全というのは担保できないと、それが危機管理の基本だと思います。 そこで、まず安全対策の中で鳥インフルエンザ対策というものについてお伺いします。 なぜ、この在外邦人の安全対策の中で鳥インフルエンザ対策……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久でございます。 まず最初に、今回の地震あるいは豪雨によりまして不幸にしてお亡くなりになられた方の御冥福、そして被害に遭われた方々に対するお見舞いを心から申し上げたいと思います。 そして、林大臣、御着任おめでとうございます。防災という観点では、備えあれば憂いなしという言葉が非常に大事だと言われます。やっぱり備えを行うためには継続性が大事ですので、次の委員会でも御答弁をしていただくこと、心よりお願いいたします。 今日は、六月十四日に発生しました岩手・宮城内陸地震、これに絞って御質問をさせていただきます。 実は、私も同じ東北の福島の出身でありまして、どちらか……
○佐藤正久君 自由民主党、佐藤正久でございます。今日は、私と佐藤信秋先生とダブル佐藤でやらしていただきます。よろしくお願いします。 私は、約一年ちょっと前までは自衛官として、どちらかというと防災とか応急災害対処の現場の方にいた者でございますが、そのときやっぱり感じたことは、防災、こういうものについては縦割り行政では非常にやりづらいなと。そういう意味で、内閣府に防災担当大臣がおられるって非常にやっぱり大事だなというように思っておりまして、今後とも防災担当大臣のリーダーシップに期待し、またそれを応援する者の一人であります。そういう観点から、今日、何点か質問をさせていただきます。 一番最初は社会……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。内閣委員会では初めての質問になります。よろしくお願いします。 まず最初に、本法案を提出していただいた議員の先生の方々に御礼申し上げます。 この法案というのは、与党だけではなくて、民主党の議員の方々の賛同を得て提出いただいたと。これは、いろんな意味で日本の活力創造へ向けての新たな挑戦でもありますし、また、ねじれと言われる国会の中で、安全保障という分野も踏まえた上での与野党の一致した先生方の議員立法ということは恐らく初めての今回のケースだと思います。大変意義があることだと思います。 また、私事ですが、私の自宅のはす向かいは、実は宇宙飛行士の若田光一さん……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。予算委員会においては初めての質問になります。よろしくお願いします。 福田総理には、四年前のイラク派遣時におきまして大所高所から御指導を賜りました。日本政府、東京と現場サマワが連携を密にして同じ方向を向いて頑張ったというおかげもあって、サマワの住民から歓迎をされ、そして評価をされて、全員が無事に任務を完遂して日本に帰ってくることができました。中央と現場が連携をすればすごい力が発揮するものだなということを現場で体感したことを実感しております。 その意味で、当時、日本政府のまとめ役として官房長官として御尽力をされた福田総理にこの場を借りて改めて御礼申し上げ……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。本日は、元自衛官、そして新人議員としての視点から幾つか質問をさせていただきます。よろしくお願いします。 麻生総理は、政治家としてだけではなく経営者として多くの現場を見てこられたと思います。恐らく、この委員会の参加者の中で、イラク戦争後、バグダッドを訪れ、現場を見て派遣隊員を激励していただいたのは、私のほかには恐らく麻生総理だけだと思います。政治が実行を命じている以上、現場を確認することは当然で、実態が分からなければ政策の変更もできない。上がってくるペーパーを見たり、人からの意見を、説明を受けただけでは物事の本質が分からない。前頭葉で考えるのだけではなく……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 本日は、中村参考人そして力石参考人、本当に御多用の中御出席ありがとうございました。 お二人の話を聞いて、やっぱり本当に現場の方々はそれぞれの分野で一生懸命頑張っておられるということを、肌でというわけにはいきませんけれども、私の経験なりにイメージをオーバーラップさせていただいたというところでございます。 ペシャワール会の方はやっぱりどちらかというと地方の、まあ田舎の方での支援というものを中心にされて、JICAの方はどちらかというと主要な大きな都市、カブールとかジャララバード、あるいはマザリシャリフ、あるいはカンダハルというようなところでの支援という……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 今防衛大臣からいろいろと田母神前航空幕僚長の事案について御答弁がありましたけれども、恐らく今、このような事案が二度と起こらないように再発防止に向けての事実解明等をなされているというふうに認識しております。そのため、本日は多くの点は確認いたしませんが、二点だけ簡潔にお答えをいただければと思います。 三十一日に、十月の三十一日の夜だと思いますけれども、田母神航空幕僚長が任を解かれて、今日でもうすぐ一週間ほど経過いたします。航空自衛隊のトップである航空幕僚長の職が、職務代行という形になっていると思いますけれども、いつまでも空席というのは私は問題だと思いま……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 給与法改正等の質疑の前に、日本のアフガニスタン支援に関しまして外務大臣に質問をさせていただきます。 我が国は、海上自衛隊の補給支援と併せてアフガニスタンへの人道復興支援を積極的に実施してまいりました。我が国の支援につきましては本委員会におきましても度々取り上げられて、大臣からも、これまでDDRあるいはDIAG支援、教育、医療など十四・五億ドルに及ぶ支援を実施してきたんだという旨の説明もありました。 先般、補給支援特措法が成立しましたが、今後は、アフガニスタンを安定した国にしていくために、日本のアフガニスタンの支援の車の両輪のもう一方の人道復興支援……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず最初に、防衛省の方にお伺いしたいと思います。最初は中国の軍備の増強、近代化についてお伺いいたします。 防衛大臣、本当、連休間、中国の方へ訪問されて多大な成果を上げていただきありがとうございます。その中でも、恐らく軍備の近代化とかいう話も出たと思います。二十一年連続の国防費の前年度比二けたの伸び、あるいは原子力潜水艦やH6中距離爆撃機の整備とか運用、第四・五世代の戦闘機の数の増加、そういう動きの中で、今回、会談の中でもありました、中国が将来空母を建設するという情報があります。その中国の空母建設というのは、我が国のシーレーンの安全確保とかあるいは尖……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 最初に、在沖海兵隊のグアム移転関連から御質問したいと思います。 今回のグアム移転は大きな在日米軍再編の一環で、一つとして行われると。その目的は、先ほど出ていますように沖縄の負担軽減というもののほかに、やはり抑止、対処という部分があろうかと思います。その抑止、対処には、米軍による部分とやはり我が国独自の努力の部分と両方あると思います。なかなか議論されていないのは責任分担で、沖縄から米軍がいなくなる部分をどうやって、我が国としてもその部分を責任をしっかり分担しながら安全を確保していくんだという部分もしっかり議論されなきゃいけないというふうに思っています。そ……
○佐藤正久君 私は、防衛省設置法等の一部改正する法案に絞って質問をいたします。 私の質問通告は北村防衛副大臣以下ですので、防衛大臣におかれましては席を外されても結構でございます。 時間の関係もありますので簡潔にお答えをいただければと思います。 資料の方をお配りしておりますけれども、まず、資料一を御覧いただきたいと思います。 この資料一の左側の方に防衛参事官という、中をくくっているものがありますけれども、今の防衛参事官制度というのは、元々は基本的方針の策定について大臣を補佐するということを目的につくられ、その参事官という方々は固定した分掌にとらわれずに機動的に大臣を補佐するということを期……
○佐藤正久君 海賊対処法の審議に入る前に、北朝鮮の核実験に関する件で幾つか質問をさせていただきたいと思います。 今回の核実験を受けまして、今国連の安保理の方では決議を採択するためにいろいろな動きがありますけれども、国連の動きとは別に、関係する国においてもそれぞれ独自の今制裁を検討しているというあるいは動きが伝わってきております。 例えば、アメリカにおきましても、北朝鮮をテロ支援国家にもう一度そのリストに載せようかという検討の動きが始まったり、また財務省の方も追加の金融制裁を考え始めたという報道もございます。また、韓国におきましてはPSIへの正式参加を決めたと、いろんな動きをやっております。……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず最初に、北朝鮮関連について御質問をさせていただきます。 まず最初に、情勢認識、評価について外務大臣にお伺いしたいと思います。 韓国政府は北朝鮮の一連の動きに合わせまして、警戒レベルを五段階のうち三から二、上から二番目に引き上げたという報道がございます。やはり、国の平和と独立、あるいは国民の安全というものを守らなきゃいけない政府としては、一番大事なのはどういう情勢認識、評価をするかということがすべての出発点だと思います。 今回の北朝鮮の一連のミサイル発射、あるいは五月二十五日の核実験、六か国協議からの離脱表明、核燃料棒の再処理の開始、あるいは……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 最初に、クラスター弾関連の条約について質問をさせていただきます。 クラスター弾の今回の条約につきましては、人道上の配慮と、それと安全保障の観点と、二つの観点からのいろいろな議論がなされた結果として今回の条約の署名、締結ということになったと考えています。今日は、そういう意味で、いかに代替手段を持ちながら人道的な配慮でやっていくかという辺りを議論をしていきたいなと、特に代替兵器という部分について議論をしていきたいと思います。 まず最初に、日本の周辺諸国、とりわけ東アジアで今回のオスロ・プロセスに参加している国はあるのかないのか、これについてまず最初に……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず最初に、北朝鮮関連について御質問をさせていただきます。 五月二十五日の北朝鮮の核実験を受けまして、国連安保理の方ではその決議案が日韓と常任理事国の七か国の間で最終合意ができたという報道がございます。 ついては、早期の採択が望まれると思いますけれども、大事なことは制裁を実行すること、採択後、その制裁内容を早期に実行に移すということが非常に大事だと思います。とりわけ、日本の場合は北朝鮮の脅威をやっぱり受けやすいという観点から、早くこの制裁内容を、決議を採択された後、実行に移していただきたいと私は思います。 外務大臣の決意をお伺いしたいと思います……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。小池委員の質問を少し深掘りさせていただきます。 まず最初に、北朝鮮に対する経済制裁について総理にお伺いいたします。 日本のリーダーシップの下、安保理決議が採択されました。しかし、安保理決議は一つの手段でしかないと思います。今後は、決議内容を努めて早く、しかも多くの国がその制裁を実行に移すということが、北朝鮮に対する金と物の流れを止めることにつながると思います。 北朝鮮が核弾頭ミサイルを持つということは絶対に阻止しないといけないと思います。これは日本自身の問題であり、覚悟が問われているというふうに思います。北朝鮮から直接脅威を受ける日本と韓国が本気に……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 四条約については賛成の立場であります。条約に入る前に、北朝鮮、ミャンマー関連、あるいはイラク関連について質問した後、条約の方に移らせていただきます。 最近、報道ベースですけれども、北朝鮮とミャンマー関係の報道が多くなされていると。一つには、北朝鮮船籍の貨物船カンナム号が安保理決議一八七四号に抵触するような禁輸物資を運んでいるんではないかと、その行き先がミャンマーではないかといった報道。あるいは北朝鮮の技術者がミャンマーに入り多くのトンネルを掘っていると、中には軍事施設もあるというふうな報道。六月二十九日に神奈川県警が発表したものによりますと、日本の……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 今回の四つの協定については賛成の立場です。その協定に関する質疑に入る前に、北朝鮮のミサイル発射問題と、PKOの国連待機制度についてまずお伺いをしたいと思います。 先ほど、白委員の方からもミサイル発射問題いろいろございました。四日に発射されました七発の中距離弾道ミサイルに対しまして、外務省のホームページ等によりますと、日本を含む近隣国への安全保障上の重大な挑発だと、国連安全保障理事会決議、安保理決議に違反する行為だというふうに声明を出しておられます。これを受けて、やっぱり外交交渉を今本当に加速すべき大事な時期だと、これは日本自身の問題だというふうに私……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。本日は、過疎対策、次いで離島対策について質問をしたいと思います。 まず過疎対策ですけれども、過疎あるいは中山間地域は、豊かな森そして水を守り、伝統文化を継承するなど、美しい国土と環境を未来に継承するかけがえのない地域であり、また、都市部に対して食料とか水、エネルギー、これを供給している地域というふうにも言われております。しかしながら、過疎、中山間地域から都市部への人口流出というものに歯止めが掛からず少子高齢化が進んでいる過疎集落というものは、これまで以上に極めて深刻な状況に直面しているという状況です。私のふるさとの福島県も同様で、五十九市町村のうち約四……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。よろしくお願いいたします。 まずは、自衛隊の海外任務についてお伺いいたします。 先週の土曜日、三月十四日、海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」と「さざなみ」が広島県の呉港から海賊対処のためにソマリア沖・アデン湾の方に向け、海上保安官八名とともに出航いたしました。その見送りに際しましては、民主党からも三名の議員の方が参加いただきました。ありがとうございます。この輪が広がることを祈念しております。 また、総理におかれましても、隊員に対しまして力強い激励と家族の方に対するねぎらいの言葉をいただきまして、本当にありがとうございます。 今、この瞬間も、国の守り、……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 私は元自衛官ですので、恐らく山本委員よりも声が大きいかもしれませんけれども、それは御容赦いただきたいと思います。 十一月十日の予算委員会におきまして野党として初めて外交防衛について質問をさせていただきました。結構肩に力が入っていた部分もあったかと思いますけれども、ただ、テレビ放映をされていなかったにもかかわらず、委員会が終わった後、私のブログの方に六万件を超えるアクセスが来たと。結構関心が高いんだなと。ニコニコ動画にもそれが掲載されて非常に人気があるということですので、今日ももう少し力を入れるところと抜くところ、分けながら質問をさせていただきたいと……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
国民の中に不安が広がっている安全保障政策についてお伺いいたします。
昨日、インド洋へ向けて海上自衛隊の艦艇が日本を離れました。横須賀では見送り行事が行われましたけれども、参加された一般の国会議員、自由民主党は四人、与党はゼロ、舞鶴の方では自民党が一名、与党はゼロと、こういう状況でした。これについて福島大臣の見解を求めます。
【次の発言】 福島大臣も一応国務大臣の一人であり……(発言する者あり)そういう意味で私は聞いたわけです。
総理大臣、お伺いします。昨日派遣されるという事実を事前に知っていましたか。
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。大臣所信について御質問をさせていただきます。 まず最初に、普天間移設について質問をさせていただきます。 二〇〇五年、岡田代表当時、民主党の沖縄ビジョンには普天間基地の県外あるいは国外移設が明記されて、それが二〇〇八年まで続いていました。ところが、インデックスの二〇〇九になりますと、県外移設の文言が消えて、米軍再編について見直しの方向で進むというふうに変更されて、それが昨年の選挙のマニフェスト、これでも踏襲されました。 ただ、昨年の七月の二十四日、岡田当時の幹事長は、記者会見におきまして、民主党の普天間移設に関する基本的な考えは変わっていないんだと、……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 在日米軍再編についてまずお伺いいたします。 今回の在沖海兵隊の再編というものは、単に普天間基地の移設というものに焦点を当てるだけではなく、やっぱり在沖海兵隊の存在意義とか、あるいは再編後に生起するかもしれない安全保障環境の変化、こういうものにも対応しないといけないと思っています。御存じのように、中国の軍事力の強化あるいは増大というものがある一方で、沖縄から約八千人の司令部要員がグアムの方に行くという今予定にもなっております。それによって南西諸島一帯における日米の抑止力が低下するんではないかというふうなメッセージを与えてしまっては絶対にいけないと思っ……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 本日は、在外公館の名称位置・給与改正法案の前に、説明責任と外務省の海外広報用の生け花カレンダーについて議論をさせていただいた後、本来の法案について議論をさせていただきます。 まず最初に、説明責任ということですけれども、最初に在日米軍再編に関する説明責任、これについて議論をしていきたいと思います。とりわけ普天間の移設に関しまして、前提事項、これについて認識を確認したいと思います。 ゼロベースでの移設先の検討、これはよく分かりますけれども、その際、前提事項がやっぱりあるわけで、前提事項を踏まえた上でゼロベースで検討をするというのが普通だと思います。 た……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
日・アイルランド社会保障協定、日・マカオ航空協定に関して質問する前に、幾つか質問してから最後に聞きたいと思います。
まず最初に、核安全保障サミットについてお伺いいたします。
報道によりますと、十二日からアメリカのワシントンDCで開催されます核安全保障サミットにおきまして、日米首脳会談が見送られたと、鳩山総理も、これは米国の判断ですからというふうに言われたとなっておりますけれども、これ、本当に日米首脳会談が今回はセットされないということでしょうか、外務大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 これは報道ベースですけれども、昨日、首相の会見の中で、記者……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
最初に、鳩山首相のツイッターについて質問をいたします。
今配付しています資料、これを御覧いただきたいと思います。これは四月十一日にポーランド大統領の飛行機が墜落した事故というものを受けて、鳩山首相がつぶやかれたものであります。この中身には、外交的内容というものまで含んであります。
総務省の方にまずお伺いいたします。
行政文書とは、行政機関の職員が職務上作成又は取得し、それを組織的に用いるものという理解をしていますが、この理解で間違いありませんか。イエスかノーかでお願いします。
【次の発言】 まさに、こういうものは多分、普通に考えても行政文書だと……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 普天間移設の問題に入る前に、前回に続きまして、自衛隊員の政治的中立性、これについて議論をしたいと思います。 昨年の十二月、ある部隊の記念行事で、国会議員の祝辞の後に国会議員の代理が紹介されたそうです。ところが、一名だけ、野党議員の代理だけが紹介されなかった事実があります。参加中の国会議員がその理由を部隊側に問いただしたところ、上からの指示だと、上からの指示だと答えるばかりだったそうです。これが仮に上からの組織的な指示であれば、これは施行令の八十六条、八十七条の違反の疑いもあると考えますが、官房長、御見解を述べてください。
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
条約に関する質問に入ります前に、まず普天間基地移設の問題について質問をさせていただきます。
今週の日曜日、二十五日に沖縄では普天間移設の県内移設等に関する集会が開かれるというふうに聞いております。防衛大臣、この集会については存じておられますか。
【次の発言】 防衛大臣は地元調整担当の大臣の一人であり、また沖縄の防衛局も抱えている。やっぱり関心がなければ絶対いけないはずだと思います。
じゃ、その二十五日の大会の開催の時期、場所、そして名称、これ目的に関係していますので、これを御答弁いただきたいと思います。
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず最初に、四か国との租税協定、条約の改正議定書について御質問いたします。 今回、租税条約の締結交渉先についてなんですが、中近東あるいはアフリカ、中南米といった国々との租税条約を締結しているその数がやっぱり少ない、我が国は非常に少ないと感じます。ただ、それらの国々というのは、もうこれから経済的な影響力を高めつつある新興国というものも多くあり、我が国のエネルギーあるいは資源獲得の観点からも重要な国があると思っています。 これからそういう国々に対してもこの租税条約の締結、私はもっと積極的に行うべきだというふうに思いますが、外務大臣の御見解をお伺いした……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
今日は、大きな枠組みの話と個別の政策について質問をさせていただきます。
昨年の総選挙におきまして、民主党は国民の生活が第一と主張し、政権交代を成し遂げられました。防衛大臣はこの夏の参議院選挙に立候補予定というふうに伺っておりますけれども、防衛大臣、国民の生活が第一、この考え方に変化はありませんか。
【次の発言】 それでは、国民の安全は何番目ですか。
【次の発言】 これは、なぜこういう質問をしたかといいますと、私は先週の木曜日に民主党の議員とともにあるテレビ番組に出ています。そこで、普天間問題の話題になったときに、テレビを見ていた視聴者からの質問とし……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 条約や協定に入る前に、幾つか外交、防衛に関して質問をしたいと思います。 一番最初に、口蹄疫の災害対策あるいはその汚染の拡大防止に関しまして要望と苦言を最初に言いたいと思います。 もうついに百十例を超えまして、殺処分の対象も牛、豚合わせ、あるいはヤギを合わせまして十一万頭を超えたという状況で、今自衛隊の方も災害派遣という形で出ていると。大事なことは、本当に早く感染の拡大を防止するというのが一番の喫緊の課題で、自衛隊の派遣の更に増派も要請される動きもあるやというふうに聞いていますけれども、やっぱり現場の自衛隊の方が困らない、あるいは農家の方々が間違っ……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず最初に、防衛大臣、アメリカ訪問、どうもお疲れさまでございました。本当に広い意味で、まさに防衛外務大臣的な今回の活躍ではなかったかなと思います。 ただ、残念なのは、防衛大臣がアメリカに行かれる傍ら、福島大臣が沖縄の方に行って全く逆なことを言われる。もうテレビや報道はほとんどそちらの方が前面に立って、本当に大事な、本当に政府にとって大事な外交の部分が小さくなってしまったと、非常に残念に思います。 しかし、大臣、防衛大臣よく言われるように、やっぱり政治は結果責任です。結果責任です。普天間移設の五月決着、これまで北澤大臣とか首相が言われていたような決……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 私も普天間問題を中心として官房長官にお伺いいたします。外務大臣、防衛大臣にはお伺いいたしませんので、ゆったりして構えていただければいいと思います。 官房長官、鳩山政権はうそつきだ、ペテンだ、沖縄差別だ、裏切りと、怒りの声が沖縄県で蔓延しているというような情報を耳にいたします。官房長官、普天間移設の、この普天間基地の辺野古移設の現状、今の現状、昨年の八月の状態と比べて、元に戻った、振出しに戻ったという認識でしょうか。それとも、鳩山首相が言われるように、小さな一歩かもしれないけれども、一歩あるいは半歩前進していると、去年の八月に比べ前進しているという認……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 今日は、沖縄が抱える課題について官房長官と議論をしたいと思います。 平成二十年度におきましても、沖縄の抱えている環境あるいは特性に基づきまして、内閣府といたしましても沖縄振興を行い、また内閣官房が主導して作りました防衛計画の大綱に基づいて在沖米軍の再編あるいは沖縄県民に対する負担の軽減というものに予算を執行いたしました。ところが、政権交代以降、普天間基地の移設の迷走によって、万が一それが、移設の要領とか移設先が二〇一四年という期限に間に合わない、あるいはいろんなことが起きてしまったら、せっかく平成二十年度に使った予算というものが無駄になりはしないか……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
まず最初に、北澤大臣の方に在日米軍の再編関連、この経費についてお伺いいたします。
平成二十年度のいわゆる再編交付金の決算額は、防衛省の資料によりますと約百十五億円となっています。このうち沖縄の名護市にはどのぐらい交付されているか、御答弁願います。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 今の約十四億円というのは、実は十九年度と併せて交付されています。十九年度分と二十年度分、この理由は、名護市については十九年十月時点では対象から外されています。二十年三月末にやっとこれが対象になって、十九年度に続いて二十年度も交付されたというふうに聞いています。これはいか……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 前原大臣との質疑は多分これが初めてだと思いますけれども、本来であれば安全保障関係でがんがんやりたかったんですけれども、今日は国土交通省の所掌関係でいろいろ議論を進めたいと思います。 最初に、風評被害、これについて質問をいたします。 二〇〇五年の四月二十五日、JR西日本の塚口駅と尼崎駅の間で脱線事故が発生して、百七名の方がお亡くなりになりました。前原大臣は京都出身ですので多分この辺は土地カンがあると思いますけれども、この脱線事故、前原大臣は何といつも呼んでおられますか。脱線事故の名前、名称をいつもどういう形で呼んでおられますか。
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 前原大臣に質問をしますのは、これで二回目ということになります。前原大臣が国土交通大臣、また非常にいいポストに就かれたなと。特に安全保障の分野が分からないと、この国土交通大臣というのはやっぱり非常に私はいけないと思っています。海上保安庁を統括するだけではなく、いろんな民間の輸送機関も場合によっては統括する、また、この前あった沖ノ鳥島の保全とか、いろんな面が多分あると思います。そういう意味で、今回いろんな議論をさせていただきたいと思います。 ただ、今回の法案、申し訳ないんですけれども、語弊があるかもしれませんが、非常に中途半端な法案だと。恐らく、前原大……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 中井大臣は防災担当大臣あるいは国家公安委員長のほかにも拉致担当大臣もされておられる。この週末は新潟の方に行かれまして横田めぐみさんの拉致現場の方も視察されたと。本当にありがとうございます。 今日は拉致関係ではなくて災害ですので、危機管理という観点でまず最初に質問をさせていただきます。 中井大臣は野党時代から、国会の質問等の場におきまして危機管理、特に官邸における災害時あるいは緊急時における危機管理体制の強化ということを質問されておられます。私も確認させていただきました。ただ、最近週刊誌の記事で平野官房長官から注意を受けたというふうにも漏れ聞いてお……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
本日は、鳩山総理がよく言われるきずなと、よく聞きますけれども、それとは同じような意味かもしれませんけれども、恐らく好きな言葉、信頼というものをテーマにいろいろと質問をさせていただきます。
よく信なくば立たずという言葉があります。鳩山総理、国のリーダーとして国民との信頼関係を構築する上で一番大事なものは何だと思われますか。
【次の発言】 国民との思いを共有することが大事だと言われました。鳩山総理は、就任されてから約半年がもう過ぎようとしていますけれども、この間に来年度予算案も衆議院の方を通過させました。いろいろ頑張っていると思われますけれども、鳩山総……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。防衛政策について質問させていただきます。
福島大臣、三月一日の予算委員会におきまして、自衛隊が合憲か違憲か、これについて社民党の見解を述べられております。覚えておられますか。
【次の発言】 自衛隊は合憲か違憲か、まだ社民党は結論を出していないと言われました。思い出されましたか。
【次の発言】 自衛隊が合憲かどうか、政党としての基本的な考え方を持たなくて、本当に政党政治ができるんですか。今この瞬間も、自衛隊員は陸に海に空に、国内に国外に、防衛大臣の命令の下、体を張って国を守っているんですよ。与党の社民党が自衛隊が合憲、言わなくてどうするんですか。大問題だと私……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
早速ですが、総理、国防においてはあいまいさというのが時として致命傷になります。それが普天間移設、あるいは非核三原則もそうだと思います。総理は、三月九日、日本は、鳩山政権は非核三原則を堅持すると、他方、アメリカの核を含む抑止力、これも日米安保やアジア太平洋において大事だと言われました。その認識は今も変わりはありませんか、イエスかノーかでお答えください。
【次の発言】 では、総理、非核三原則を守ると。例えば、ロシアや中国の艦船が核を持ち込んで日本の領海を通過しないという担保をどうやって取るという覚悟でしょうか。──いや、総理です、総理、総理に聞いているんです……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず、防衛大臣に感謝申し上げます。 今年の富士総合火力演習におきまして、多くの来場者を得て成功裏のうちに終了しましたが、その事前訓練で九〇式戦車の砲身破裂事故が発生しました。事故の原因の速やかな究明と再発防止策が講じられ、二十八日の教育演習そして二十九日の一般公開演習に際しましては、九〇式の戦車の射撃も実施されました。これは、御殿場市など地元の方々の御理解をいただいた上での実施であり、富士学校を始め各部隊そして南関東防衛局、富士防衛事務所が地元の皆さんと長年築き上げてきた信頼関係のたまものだと確信いたしております。また今回、陸幕、内局が一丸となり対……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 質疑に入る前に、委員長に再度要望いたします。瀧野官房副長官の参考人招致、これを再度お願いいたします。 今回の閉会中審査の開催に当たりまして、尖閣諸島における事件のやはりいろんな取りまとめ役をやっておられた内閣官房長官、仙谷官房長官の出席をずうっと求めてまいりました。委員長も全く同じであります。にもかかわらず、参加されない。では、一万歩譲って、一万歩譲って、実務者である瀧野官房副長官の参考人出席を要求いたしました。委員長からもその要求があった。にもかかわらず、結果としてまだ十分な回答が得られていない。 昨日、私も夕方、出席要求をいたしました。二時ま……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 海保ヘリの墜落事故についてお伺いいたします。 今回亡くなられた五名の方々の御遺志を無駄にしないためにも、原因の早期究明と再発防止というものを通じて、海保に対する信頼感の再構築ということについて私自身も努力してまいりたいと思います。 そのためには、広報体制の改善といった業務的な改善だけではなく、私は意識改革がやっぱり一番根本にあるんではないかと思います。 海上保安庁というのは、やはりほかの機関では認められていない特別の権限や装備を与えられた実力集団です。よって、大きな事故が起きてしまうと、今回のように人命が失われる、場合によっては民間の方を巻き込……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 両大臣の所信に対する質疑に入る前に、民主党の小沢元幹事長の政治と金に対する両大臣の見解をただしたいと思います。 今回小沢議員は検察審査会から起訴相当の議決をされ、今後起訴されるという運びになる、そして刑事被告人の身になると思われます。国民は、政治と金に関する、特に小沢さんのこの問題、もううんざりなんですよ。しっかりと国会の場において説明をしないと、菅政権に対する国民の信頼、幾らいいことをやってもなかなか信頼されない。また、我々国会に対しても、あれほど国会で説明すると本人が自ら言い、菅総理も代表選のさなか不十分であれば説明してもらうと明言しているわけ……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 今回の自衛官の給与を約〇・一五%下げる今回の法案に自民党は反対です。その法案審議に入る前に、言論封殺とも取れる防衛事務次官通達について質問をいたします。 明日の予算委員会においても集中審議が本件についてなされる予定ですけれども、自由民主党は、この通達は隊員の行動の結果、自衛隊が憲法違反を行う可能性がある大きな問題と認識し、本日、参議院の自民党内に言論弾圧通達検討プロジェクトチームを立ち上げました。今国会及び通常国会においても、予算委員会、外交防衛委員会、法務委員会等で厳しく取り上げ、撤回を求めていく方針です。 防衛大臣、大臣が予算委員会で調査、報……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
総理にまずお伺いします。
あなたは日本の領土、領海、領空を守る責任を有しています。まず、資料一を見てください。
日本は地政学的に北、西北、そして南西正面があり、それぞれに北方領土、竹島、そして尖閣が位置しています。それらを踏まえて防衛警備の体制を取らないといけません。平成二十年度の防衛省の決算、これについて、この体制を踏まえてどう考えておられるか、所見をお伺いします。
総理に聞いている、総理に。
【次の発言】 総理、現場ではやっぱり増える任務に対して少ない予算の中でいろいろやりくりをしている。もう現場の方は、やっぱりやりくりとか創意工夫、もうど……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず、尖閣事件について質問いたします。 海保第五管区の現職保安官が、自ら尖閣ビデオを投稿したと、処分は覚悟していると述べているようです。組織、特に海保のように実力武装集団であり捜査機関にあっては、情報管理は大事です。ルールを守らなかったら罰則規定に従って処分を受ける、これは当然のことだと思います。 ただ、管理責任を有する閣僚も情報管理には厳正でなければいけないと思います。仙谷官房長官自身の情報保全意識、これはやっぱり不十分と私は思わざるを得ません。 九日の衆議院予算委員会で読売新聞の記者に撮影された尖閣ビデオ一般公開検討資料についてですけれども、仮……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
まず、民間人への言論封殺とも取れる十一月十日発出の防衛事務次官通達についてお伺いします。
防衛大臣、そもそも事の発端は、入間基地での航友会長の発言により、入間の自衛隊が民主党打倒のために航友会に施設を貸したと誤解されるおそれがあるということが問題ということでよろしいですか。
【次の発言】 誤解を与えかねないということが問題だと。
それでは防衛大臣、問題とされる航友会長のあいさつ、その概要を防衛省は各所に配付しています。私も防衛省からいただきました。これは録音を起こしたものですか。
【次の発言】 それでは防衛省が聞き取りで作ったこのペーパー、航友会……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず最初に、今回の災害で犠牲になられた方々あるいは被災された方々に心から哀悼の意とそしてお見舞いを申し上げたいと思います。 また、福島県出身の議員といたしまして、今回の支援で本当に多くの方々、自衛隊を始め本当に多くの方々に御支援をいただいている。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます。 今回本当にお忙しい中、大臣、副大臣、政務官の方々、御参加賜りありがとうございます。とりわけ、松本大臣、本当にありがとうございます。 それでは、松本大臣にお伺いいたします。 まずODAですけれども、ODAの必要性、これは非常に分かります。ただし、今……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 今回の震災に際しまして、防衛大臣、外務大臣、自衛隊、警察、消防、海上保安庁を始め、対応に当たっていただいている政府関係の方々に心より御礼申し上げます。特に、防衛大臣におかれましては、部隊を指揮していただき、本当に今一生懸命対応に当たっていただいていると、本当に御礼申し上げます。 今日、ホスト・ネーション・サポートの審議ですけれども、その前に何点か確認をさせていただきたいと思います。 まず一点目は、民間人の言論封殺とも取れる事務次官通達について防衛省に確認いたします。今回新たな通達を出すということですけれども、この新たな通達と現行の通達、その関係につい……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
まず最初に、竹島問題について質問させていただきます。
韓国から今回の震災に関しましていろんな支援をいただいている、それは非常に感謝をしたいと思います。他方、その陰で竹島の実効支配が進められている。特に建設関係のものがどうも進んでいるというふうな認識があります。
外務大臣にお伺いします。
今、竹島で建設が実際進められているものとこれから建設を計画しているもの、これについて簡潔に御答弁願います。
【次の発言】 大臣、私が聞いたのは、現在建設中のものと計画をされているもの、これを区分してお答え願いたいんです。
もう一度お願いします。現在建設が進めら……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
一番最初に、原発災害対処についてお伺いいたします。
防衛大臣、今回の組織の中に原発の統合対策本部というものがございます。そこにも自衛隊員が派遣されております。この派遣されている自衛隊員の任務は何なんでしょうか。
【次の発言】 経産政務官にお伺いします。
統合本部、この設立の法的な根拠は何でしょうか。
【次の発言】 ストレートに答えてください。法的根拠はありますか。
【次の発言】 法的根拠はありますか。明確に答えてください。逃げないでください。
【次の発言】 最初からそう言ってくださいよ。そういう姿勢が国民から不信感を得るんですよ。言えばいいじゃな……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 久々に普天間飛行場の移設問題について質問をさせていただきます。 民主党政権ができまして、今までのやつを最初に振り返ってみたいと思うんですけれども、鳩山政権ができて、迷走に次ぐ迷走の末に、昨年の五月末に日米合意が何とかできたと。ただし、その際も、学べば学ぶにつけ沖縄の海兵隊の抑止力が分かりましたということで、結局、二〇〇六年の日米合意の辺野古沖の方に戻ったということでした。 その五月末の合意の中で、八月末までに専門家の検討で辺野古沖の滑走路の位置、配置、工法について検討を行うと合意をし、その際に、屈辱的な表現もありました。いかなる場合においても八月……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず、韓国国会議員の国後島訪問について外務大臣に伺います。
松本大臣、深刻に反省してください。民主党政権になってから、日米関係の揺らぎという中で、周辺国と無用な摩擦を起こしたくない、未来志向という名の下に主権にかかわる事項も全部目をつぶるかのような対応がこれまで続けられております。結果、竹島もあるいは北方領土も、要人訪問とか施設建設の強化とか、事態は全てが悪い方向に向かっている。
外務大臣、竹島あるいは北方領土問題で、外務大臣として胸を張って言えることは何かありますか。
【次の発言】 何にもないんでしょう。結果的に何も言えなかったじゃないですか。そこ……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
松本大臣、今日は肘をつかないで質問を聞いていただきたいと思います。
まず、普天間移設、グアム再編についてお伺いします。
まず、防衛大臣、今日の答弁、非常に聞いていて気持ちがいい。政治が責任を取るんだ、安全保障の最終的な判断は国だと、全くそのとおりだと思います。
そこでお伺いします。次の2プラス2では、昨年五月の日米合意どおり、辺野古崎の代替飛行場の位置、配置、工法を日米で合意すると、この考えに変わりはありませんか。
【次の発言】 ありがとうございます。
では、防衛大臣、それは、その位置、配置、工法の政府案は、日本政府の案はもう既に決定したでしょう……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 今日は、領土問題に関する質疑を行いたいと思います。現場の外交官や外務省の職員の方々は、領土問題で本当に頑張っておられる方も多いと思います。今日は、松本大臣の更なるリーダーシップを発揮してもらいたいと、そういう思いから質問をさせていただきます。 最初に、日本青年会議所が先月、高校生約四百名に対しまして、千島、北方四島、それと竹島、あるいは尖閣、与那国付近の三枚の地図を渡して国境をかいてもらう調査を行いました。国境問題の主管大臣である外務大臣、もう職員から報告が上がっていると思いますけれども、この調査結果でこの三か所において全問正解をした高校生、約何%だっ……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
まず最初に、原子力総合防災訓練関連について質問をさせていただきます。
二十一年度は東海第二発電所、二十二年度は浜岡原発で実施されています。当然、外務大臣、外務省も参加されています。その中で海外への情報発信訓練も行われています。ただ、形だけになっていないかという思いも私は持っております。
今回の福島第一原発の事故対応というものも含めて、防災訓練、反省やあるいは教訓ございますか。
【次の発言】 今回の事故対応を受けて、やっぱり誤りとか反省点は率直に認めて、今年の防災訓練、これにも反映していただきたいと思います。
実際、今回大きく取り上げられましたの……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 今回の災害におきましてお亡くなりになられた方々、被災された方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。 今日は、原子力災害、特に被災者支援についてお伺いいたします。 福島県の方では今五重苦と言われています。地震、津波、原発、風評被害、そして情報の不足と。実際、原発災害はまだ進行中ということで、首相や官房長官が復旧復興の段階に入ったから防災服を脱ぐというような段階には至っていないということをまず御理解願いたいというふうに思います。 そして、今、午前中も福島県の首長さんと話していたんですけれども、かなり混乱があります。特に原子力災害の被……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
大臣、発災後もう四十日近くになりました。ただし今、復旧復興のさなかという反面、まだ福島においては原発災害が続いているという状況でありますので、今日の質疑を通じて、やっぱり政治家としてこれは取り入れるべきだと思うことはどんどん取り入れていただきたいと思います。
まず最初に、資料一を御覧ください。
ここに震災の政府が作っております対策の組織図がございますけれども、松本大臣、まずこの組織図を見て御感想をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 中には複雑だとありましたけれども、これについてはまた別途議論したいと思うんですけれども、非常に中央政府の方にはい……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
時間が限られておりますので、指名された方が簡潔に答弁をよろしくお願いしたいと思います。
まず最初に、今回の法律と原子力災害対処の関係について伺います。
今回、目的にありますように、今回の法律は、東日本大震災によって影響を受けた施設等の応急復旧とか、あるいは被災者の迅速な支援というものを主体としております。
松本大臣に認識をお伺いします。本法律は原子力災害の応急復旧や原子力被災者の支援の特別の助成措置を迅速に行うに十分なものとお考えでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
どうしても不十分なところがあるので、これは東京電力の責任という……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず最初に、原発事故にかかわる放射能の情報開示についてお伺いします。 これまでの情報開示については、遅いとか、あるいは修正というのが度々行われてきました。福島県民は、意図的に隠したわけではないとかあるいは想定外と、もうこういう言葉は聞きたくないという状況です。 福山官房副長官、通告はしていないんですけれども、今朝の朝刊で、政府の答弁書、これで、一号機の海水注入をめぐって、発災の翌日、十二日の午後七時四分からの海水注入について、菅直人首相が初めて知ったのは五月二十日に注水に関する報道がされた後という答弁をなされています。ところが、五月二日、予算委員……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず最初に、官房長官に、リーダー、閣僚の心構えについて質問いたします。 官房長官、復旧復興にはリーダーの心、これが大事だと言われます。被災者との共感がなければ効果的な施策、これはなかなかいかない。総理は、先週金曜日の参議院の予算委員会ではブルーリボン、これを付けておられました。でも、昨日のこの復興特においては付けていなかった。被害者と会うときだけ付けたりそういう会議があるときだけ付ける、これはパフォーマンスというふうな批判があっても仕方がない。復旧復興についても、やっぱり心がないと、リーダーの心がないとやっぱり駄目なんです。パフォーマンスは要らないんで……
○佐藤正久君 ただいま議題となりました平成二十三年原子力事故による被害に係る緊急措置に関する法律案につきまして、発議者を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電施設の事故は、発生から三か月以上過ぎた現在も、いまだ終息の兆しは見えておりません。原発から放出された膨大な量の放射性物質により、原発周辺の市町村の方々は、理不尽にも故郷を追われ、放射能による健康被害の危険性におびえながら、長期間にわたる避難生活を余儀なくされております。 また、広範囲にまき散らされた放射性物質により汚染された農作物や水産物の出荷……
○佐藤正久君 谷岡委員にお答えいたします。
当然、これ仮払いということですから本払い、これは事故が収束をして損害額が確定をして、実際本格的な損害賠償に移るというのが本払いとすれば、今回我々が行おうとするのは、その前に取りあえず被害者の早期救済の観点から仮払いを行うという認識でおります。
以上です。
【次の発言】 お答えいたします。
今委員がおっしゃられました賠償スキームというのは、恐らく政府が今提出している原子力損害賠償支援機構法案のことだと思います。ただ、その法案を見ると、実際に仮払いをするという規定はございません。今、法案の中身というのは、支援機構というものを設定をして、それに予算措……
○佐藤正久君 山下委員に御答弁いたします。 今回の我々の法案においては、できるだけ高い、十分の五を下らないというものになっております。これから細部、政令でいろいろと基準を定めるということになるんですけれども、例えば精神的な被害とか、もう指針で明確に今回の数字が出ているというものについては十分の十でもいいと思います。そのほかの事業損害等については十分の六とか十分の八、場合によっては十分の九と、いろんなものがこれから定めていって、少しでも被災者の早期救済の形でやっていきたいと思います。 ただ、まだ仮払いという状況で損害額がまだ概定していないという状況ですから、やっぱり過払いということも避けると……
○佐藤正久君 おはようございます。自由民主党の佐藤正久です。
まず資料を早めに、これ代谷委員の方から先に配ってください、お願いします。
【次の発言】 時間が限られておりますので、答弁の方は簡潔にお願いします。委員長、よろしくお願いします。
まず、資料二を御覧いただきたいと思います。
これは文部科学省が作成をして、四月十日、原子力安全委員会に提出したものです。これを受けて原子力安全委員会は、住民の安全確保の観点から、二十キロ以遠で二十ミリシーベルトを超えるおそれのある区域を計画的避難区域というふうに設定することを提言いたしました。
代谷委員、ここで、この資料二で青く塗っているところが飯舘……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず最初に、今回の災害で犠牲になられました方々、また被災者の方々に心から哀悼の意とお見舞いを申し上げます。 また、福島県出身の議員といたしまして、今回の災害に対しまして全国からいろんな形で支援をいただいていること、そして現場で本当に救援等に当たっていただいている方々に心から御礼申し上げます。とりわけ、福島第一原発の現場において危険を顧みずに奮闘し、頑張っておられる東電職員の方々、協力社員の方々、自衛隊、警察、消防の方々には、本当に日本の誇りであり、また御家族の方々に対して本当に感謝の意を表したいと思います。 そういう中で、野田大臣、お伺いします。危険……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
原発関連の質問に入る前に、韓国国会議員が北方領土を視察する、この問題について質問いたします。
報道によりますと、韓国の議員三名が二十二日から北方領土の国後を訪問すると、こう伝えられております。明日、総理は韓国の大統領と会われます。絶対これは許してはいけないことです。総理から直接抗議をし、これを取りやめさせる、当たり前だと思います。
総理の決意をお伺いします。
【次の発言】 また逃げですね。もしもこれが事実であったら、しっかりと抗議をする、テレビの前で国民に明言してください。
【次の発言】 当たり前じゃないですか。主権を守るのは総理大臣、あなたが一……
○佐藤正久君 自由民主党、元自衛官、福島県出身の佐藤正久です。 まず、原発被害者への国の仮払い法、これについてお伺いします。 資料一をまず見てください。(資料提示)野田総理、これはあなたが決めた観光業への国の仮払い、この仕組みです。私は野田総理に正直言って裏切られたと、そういう思いがあります。 この資料を見ると、例えば昨年の三月から八月までの半年間、この売上げが約五百万。今年、この同じ半年間、二百万円の場合、損失が三百万ありますけれども、国は六十万しか払わない、被害の二割しか払わない。これは野田総理、あなたが決めたんですよ、野田内閣で。これ、本当に福島の旅館とかあるいは観光農園等がやって……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 玄葉外務大臣は同じ福島県の出身、一川防衛大臣は議員会館の部屋が隣というふうな関係でございますけれども、両大臣とも、大臣として日本の国益、主権、国柄を守るために一生懸命努力していただきたいというふうに心から思います。 ただ、あの鳩山政権そして菅政権のツケが野田政権の方に来ているため、野田政権の外交・安保政策が議論が生煮えのまま、もう見切り発車的に進んでいるというものがTPPを始め多く見受けられるような気がします。この普天間の評価書の年内の沖縄への提出、これもやっぱり沖縄の理解が不十分なままの見切り発車、あるいは南スーダン、これの派遣の検討も非常に前のめり……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず、閣僚の心、これについて議論をさせていただきたいと思います。 大臣、信なくば立たずという言葉がございます。普天間問題が進展しない理由の一つに、民主党政権の閣僚の中で、沖縄県民、とりわけ沖縄県知事とうまく関係がいっていない、特に知事が胸襟を開いて話すことができる閣僚がいないということが一つの問題だと思います。政治は心と言われています。震災対応もそうです。被災者に寄り添うと口では言っても、心がないと、それは言葉とかあるいは立ち居振る舞い、政策へみんな跳ね返ってきます。 菅前首相、玄葉大臣の地元の田村市の体育館の方に避難者の慰問に行かれました。とこ……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
条約質疑の前に、グーグルジャパンとPKOについて少し触れてみたいと思います。
外務大臣、竹島は島根県隠岐郡隠岐の島町竹島官有無番地です。ところが、グーグルジャパンのグーグルマップ、今朝私も見てきたんですけれども、その竹島の住所が韓国の住所になっているんですよ。これはグーグルジャパンですよ。これはやっぱり外務省として確認し、速やかな訂正を求めるべきだと思いますが、外務大臣、いかがでしょうか。
【次の発言】 これも情報戦なんですよ。先ほど谷岡委員からもありましたけれども、このぐらいの情報戦ができなくて、TPPのすさまじい交渉は絶対無理ですよ。早急に確認……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず、官房長官にお伺いします。
鳩山前首相が昨日、講演の中で、普天間移設に関して辺野古以外を探す努力を官邸主導でやるべきだというふうに注文を付けました。環境影響評価を出す直前にこの民主党最高顧問の発言、官房長官、どう思いますか。
【次の発言】 そんな無責任なことが通ると思いますか。沖縄の人を含めて我々もあきれ果てていますよ。いいかげんにしてくれと、そういう思いですよ。
官房長官、沖縄を愚弄したのはあなたたち民主党なんですよ。当てもなく国外、最低でも県外というふうにあおっておいて、そしてやっぱりこれは方便でしたと辺野古に戻って、昨年の五月に辺野古で閣議……
○佐藤正久君 まず、総理に普天間移設について質問します。
総理は一川防衛大臣の続投を表明、ということは、一川大臣に環境影響評価を提出させるお考えか、それとも新しい防衛大臣に評価書を提出することもあり得るのか、お答えください。
【次の発言】 総理、一川大臣で本当に環境影響評価を出せると思いますか。度重なる舌禍、防衛省の上から目線の沖縄対応、しまいには、私は致命的なミスをしていないとまで防衛大臣は開き直って、ついに辺野古を抱える名護市長までが防衛大臣の辞任を要求しているんですよ。
これ、一川大臣の下で本当に環境影響評価を出せるとお思いですか。
○佐藤正久君 自由民主党、福島県出身の佐藤でございます。 本法案は福島県の全市町村が一応対象というふうになっておりますけれども、特に警戒区域等では除染が進まないことには復興は進まないという実情もあります。 それで、防衛大臣に、警戒区域の除染、これに今度自衛隊が参加するということですので、防衛大臣がどれだけそういう部隊を掌握し、自覚を持って派遣を決めたのか、確認をしていきたいと思います。 自衛隊は便利屋でも何でも屋でもありません。一番の任務は国防です。ゆえに、災害派遣においては、公共性、緊急性、非代替性と、三つの要件を具現すべきということが今まで言われております。その警戒区域の自衛隊の除染……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず、防衛大臣に防衛省設置法の改正案についてお伺いします。
大臣は元自民党の議員です。政府提案の防衛省設置法の改正案、この内容や賛否について、まず自民党の政務調査会のどこの部署で議論されるか、大臣は御存じですか。
【次の発言】 そのとおりです。まず、政調の国防部会で議論されて、次いで政策会議とかシャドウ・キャビネットとかを経て、最終的には総務会の方で議論をされるということになります。
ただ大臣、まだ自民党の国防部会の方では、防衛省の方からこの改正案、これについて部会の方ではまだ説明を受けていません。これからです。ただ、にもかかわらず、内局の幹部の方が……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
弾道ミサイル対処について議論する前に、動的防衛力について伺います。
昨日も予算委員会の方で舛添委員が動的防衛力、お話しされましたけれども、防衛大臣、これまでの日本の防衛力で動的でない防衛力ってありましたか。防衛大臣、あったかないか。
【次の発言】 全然頭の中が整理されていないからぐちゃぐちゃでしょう。あったかどうかを聞いているんですよ。
明確に、これまでの防衛力で動的でない防衛力はあったか、なかったか、明確にお願いします。
【次の発言】 今まで、防衛力の中では動的でない防衛力はあったというのが大臣の認識だと。
私は違うと思いますよ。今までは基盤的防……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず最初に、北朝鮮の人工衛星発射事案についてお伺いいたします。
防衛省においては、いろいろと議論を重ねているというところだと思いますけれども、田中防衛大臣にとって隊法八十二条の三の三項で破壊措置を命ずるに当たって、今一番の大臣にとって懸案事項、あるいはこういう事態が起きてもらったら困るという事態は何でしょうか。端的にお答えください。
【次の発言】 今お渡しした地図を御覧いただきたいと思います。これは日本列島を大陸側の方から見た地図であります。今言われたように、万が一日本列島に落ちないようにするためには、イージス艦やPAC3をいろいろ配置を考えないといけ……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず防衛大臣、今回北朝鮮のミサイル発射情報、政府発表が発射から四十六分と大きく遅れ、沖縄県民だけではなく多くの国民が野田政権の危機管理に不安あるいは不満を呈しています。例えば、宮古島の中学校、テレビの発表を見てから慌てて校内放送を流して外での活動をしている生徒を校舎の方に入れ込む、これは普通じゃないですよ。
防衛大臣、責任者の一人として、今回発表が大きく遅れたことに対しての反省のコメント、何かありませんか。
【次の発言】 反省したら、やっぱりそれなりの責任というものが生ずるんですよ。当たり前ですよ、危機管理ですから。これが本当にミサイルだったら四十六分……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 元航空自衛官の森本大臣、防衛大臣御就任、誠におめでとうございます。敬意を表しまして、今日は迷彩のネクタイをしてまいりました。また、玄葉大臣は同じ福島県出身ということでもあり、バックグラウンドが近い両大臣とこの委員会でかみ合う議論をしたいなというふうに思っております。よろしくお願いします。 まず最初に、防衛大臣の所信にありました危機管理、この万全について質問をいたします。 一般に危機管理は、現状を冷徹に評価をして、そして最悪のケースに備えないといけないと言われております。森本大臣も、菅内閣の原発対処、これについては論評や書籍で、脱原発宣言問題や、あ……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
玄葉大臣、先日ある女性から言われました。店頭で福島の大根と広島の大根があったら広島の大根を買ってしまうと。なぜなら、政府が幾ら安全と言っても政府を信用できないからだと。どう思われますか。
【次の発言】 これは広島の方じゃなく、広島産のものを買ってしまうと言っただけで、要は、政府が幾ら安全だと言っても、政府を信用していないから安心できないんですよ。
これは尖閣諸島も同じ。政府は国有化を検討しておりますけれども、その地権者の親族の方は、これは国ではなく東京都の方に購入していただきたいと、その理由は民主党政権を信用していないからだと。オスプレイ反対も同じなん……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
マルチ四条約に入る前に、何点か確認させていただきます。
今の宇都委員からも御指摘ありましたけれども、やっぱりこの名称や住所、非常に大事だと思っています。外務大臣、もう再三質問していますが、グーグルジャパンの地図、これで検索すると竹島が韓国の住所になっていると。これ、改善されましたか。
【次の発言】 全てやっぱり外務省は意欲が足らないんですよね。政務三役も動いていない。やっぱりここは強く言わないと、直るものも直らないですよ。一年以上お願いしていても何も変わらない。竹島を検索すると韓国のウルルン郡の住所が出てくる。おかしいですよ。また、防衛省も、今、宇都委……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 在外公館法に入る前に、オスプレイと尖閣問題について何点か確認させていただきます。 まずオスプレイですが、事故調査報告の悪い例として、ちゃんとやれとか、しっかりやれ報告というものがあります。防衛大臣、多分聞かれたことないかもしれませんけれども、要は隊員がちゃんとやれば事故が防げたという事故報告書、これでは改善ができなくて、なぜ隊員がちゃんとできなかったかという部分を切り込まなければ対策が取れない。 今回のモロッコのオスプレイの事故調査、アメリカのを見せてもらいましたけれども、どう見てもまだ切り込みが足らない、対策については非常に上っ面の対策しか取れてい……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず、オリンピックでの自衛隊十三人のアスリートの御活躍、おめでとうございます。特に、金メダル二個、銅メダル二個、六位入賞はすばらしい成果だと思います。活躍された選手の方々、御家族、スタッフ、自衛隊体育学校関係者の並々ならぬ努力に敬意と感謝をまず申し上げたいと思います。 本日は、平成二十二年度の決算審議であります。ただ、私はこの決算審議、この三年間の民主党外交の決算でもある、そういう思いで質問をさせていただきたいと思います。 平成二十二年は、民主党政権の原点でもある鳩山外交のどん底の時期でした。森本大臣、日米関係上、鳩山外交に及第点あげられますか。
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず最初に、尖閣諸島問題について伺います。
官房長官、尖閣の国有化は目的ではなくて手段です。大事なことは、いかに尖閣諸島の管理強化、これを行っていくことだと思います。しかし、野田政権にはやる気が見えない。淡々と、粛々と、これは中国には通用しないと思います。
八月十九日、総理の要望で都知事が官邸で総理と会いました。しかし、政府は、公式会談ではないのでというへ理屈で石原都知事の要求への回答をいまだしておりません。これは極めて失礼だと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 それが失礼なんですよ。総理から自ら都知事を、来てくださいと官邸で会っているんですよ……
○佐藤正久君 私は、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会の佐藤正久です。
震災復興に当たりまして、やっぱり組織、特に政府の組織というのも非常に大事だと思っております。今、政府の組織いろいろできてはいるんですけれども、特に緊急災害対策本部、これはもうそろそろ閉じてもいいんではないかと、宮城県の方も閉じたようですので、これ、今、現状について大臣の考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今お渡しした政府の組織を見ていただきたいんですけれども、実際、まだ命令上、形上は、多分福島県であれば、あるいは宮城県も岩手も含めて、現地の連絡対策室というものはあるんですよね、形上は。でも、実際上はもう機能……
○佐藤正久君 自由民主党、元自衛官の参議院議員佐藤正久です。 まずは、田中防衛大臣、御着任おめでとうございます。 最初に言っておきますが、自衛隊に災害派遣で感謝すると言っておきながら、この国会に自衛隊の削減する法案、これを出してきたのは菅前首相と北澤元防衛大臣ですよ。実際、現場で連隊長から、佐藤さん、人が足らない、人がいたらもっと多くの人を助けることができた。白い防護服着て原発に入る自衛官から、佐藤さん、一体、俺たち何か悪いことしたんですか、何で削減なんですか。これが現場の声です。しかも、防衛省自身も首都直下型とかあったら人が足らないと言っておきながら、削減ですよ。我々は当然反対です。だか……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず、PKOについて伺います。
総理は、南スーダンPKOの隊旗授与式で、御家族に対し隊員の安全確保を政府を挙げて行うと約束されました。野田内閣は、ゴラン高原派遣隊に対しても安全確保に万全を期すということに変わりはありませんか。総理。
【次の発言】 防衛大臣、万全を期すためには、シリアの情勢によっては、計画に基づいて業務一時休止や中断、撤収も想定しないといけないと思います。大臣は既存の緊急撤収計画を御覧になりましたか。
【次の発言】 えっ、緊急撤収計画を大臣は見ずに派遣をしているんですか。じゃ、念のために確認しますけれども、南スーダンPKO、この緊急撤収……
○佐藤正久君 私は、自由民主党、元自衛官、福島県出身の佐藤正久です。 私は、元自衛官として、野田内閣の危機管理、これに大きな疑問を持っております。その代表例が防衛大臣人事です。自分は安全保障の素人だ、素人がやるのが本当の文民統制だと言われた一川大臣、今度は資料を見なければ委員会答弁ができない田中大臣、後ろから多くの役人がメモを入れるから二人羽織とかあるいは千手観音とかマスコミにやゆされる。 国民の皆さん、見てください、政府側の答弁席。今日は外交・安全保障の集中審議、外務大臣はちゃんと後ろの席から前の席に座っている。防衛大臣は前の席ではなく後ろの方に逃げている。なぜ質問者に向き合わずに、そし……
○佐藤正久君 自民党の佐藤です。
防衛大臣、北朝鮮には日本が対処すべきノドンミサイルがあります。大臣、このノドンに対する評価、これをお聞かせください。
【次の発言】 ノドンミサイルだけで約二百基が実戦配備するというふうな情報もあります。防衛大臣としてノドンミサイルからどうやって日本を守り切るか、お答えください。
【次の発言】 北朝鮮の約二百基もあるというミサイルに対して、現在のPAC3とイージスで守り切るということでいいんですか。
【次の発言】 私は、質問は、守り切れますかと聞いているんです。
【次の発言】 じゃ、二十四年度の防衛予算は欠陥予算ということですか。国民の命を守り切れないと今大臣……
○佐藤正久君 元自衛官、福島県出身の佐藤正久です。
自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会を代表いたしまして、まず原発の危機管理について質問をいたします。
総理、先月の二十六日、保安院の次長が浪江町を訪れ、謝罪いたしました。経産大臣、これは何のための謝罪でしょうか。
【次の発言】 このパネル、これが米国のモニタリングデータです。(資料提示)二十キロ圏外の浪江町津島の地区も赤い表示、これを政府は隠蔽。結果、浴びなくてもよい放射能を浴びた方がいます。これは明らかに人災。
経産大臣、本事案の経緯、公表しなかった理由を述べてください。
【次の発言】 今回の問題の一つは、官邸に情報が届いていなかっ……
○大臣政務官(佐藤正久君) お答えいたします。 自衛隊員の給与削減、復興財源に対して自衛隊員の給与の七・八%分を充当するということについては、自民党の方ではこれは問題点を指摘させていただき、当時の政府・民主党の提案の二年というものを半年間、自衛隊員は特別扱いをする、削減を猶予するということをさせていただきました。 それについて、私がその発言の中で、自民党になったら必ず上げるといったスピーチをしたというのは認識のちょっと違うような感じがします。現在の法案というのは時限立法でありまして、来年の三月三十一日まで暫定的に削減するというもので、これ自動的にあります。 これは委員会ですので正確な議論……
○大臣政務官(佐藤正久君) 防衛大臣政務官を拝命いたしました佐藤正久でございます。 防衛省・自衛隊は、我が国の独立と平和、国民の安全を守るとともに、国際社会の平和と安定に貢献しておりますところ、政務官に就任し、その責任の重さを痛感しております。元自衛官としての経験も生かしながら、江渡副大臣、左藤章政務官とともに小野寺大臣を補佐し、国防の任に邁進してまいる所存であります。 加藤委員長始め理事、委員の皆様におかれましては、御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○大臣政務官(佐藤正久君) 委員にお答えいたします。非常に有り難い大事な指摘だと思っております。 今現在、私の下に自衛官の処遇改善ということを検討するチームをつくっており、各幕、そして内局一体となって、自衛隊としてできること、自衛隊以外の政府全体としてやることを含めて今精査をして、できれば予算要求や大綱、中期の方につなげていきたいという検討を今しております。 細部はまだ外に発表できる段階にはありませんが、ただ、一番大事なことは、今委員から御指摘がありましたように、自衛隊の一番の根幹は誇りです。名誉です。処遇の中で一番、これが一つかといったら、私は名誉とか誇りの部分だと思っています。その名誉……
○大臣政務官(佐藤正久君) 広田委員御案内のとおり、防衛駐在官は、駐在国の国防当局や他国の駐在武官などから軍事情報を収集する上で重要な役割を果たしております。今、松山副大臣からありました検証委員会検証報告書の結果に加えまして、五月三十日には在留邦人及び在外企業の安全確保に関する政府の取組について公表されました。その中におきまして、防衛駐在官に関しましては、我が国にとって有益な情報が入手可能なアフリカ地域を始めとする国について防衛駐在官の新規派遣などの増員を行うなど、防衛駐在官の体制の強化充実を図るとされているところであります。 よりまして、配置の見直しに加えて増員ということも視野に入れながら……
○大臣政務官(佐藤正久君) 柳田委員にお答え申し上げます。
御指摘の、今の委員の発言の自由というのは、恐らく参議院規則第四十二条を指してのことだと思います。その第四十二条は承知しております。
他方、国会法第四十八条、同法第百十六条及び参議院規則第五十一条に従い、委員長の議事整理の下で発言の制止又は取消しを行えることは認められております。
実際、私もこの外交防衛委員会で理事の際に、委員の……(発言する者あり)
【次の発言】 今、発言の自由ということについてお問いがありましたので、もう一つ、規則のことについて今説明をさせていただいています。
他方、国会法第四十八条……(発言する者あり)これ……
○大臣政務官(佐藤正久君) 西田委員にお答えいたします。 御指摘の議員立法は、私が自民党の国防部会長当時、部会で取りまとめ、総務会等の党内手続を経て国会に提出させていただいたものであります。 中身のやっぱり主要な点は、自衛隊法を改正をして、緊急時の輸送経路上の安全が必ずしも担保されていないという環境下においても、自衛隊が邦人等を避難しているホテルあるいは大使館等から空港、港湾まで輸送を可能にすると、陸上輸送を可能にするというものであり、その警護担当自衛官には邦人輸送のための必要最小限の武器使用を認めているというものであります。 最大の論点は、警護任務自衛官の武器使用と憲法九条一項との法的……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。今回、外交防衛委員会の理事という立場で質問をさせていただきます。よろしくお願いします。 本日は命にかかわる事項について質問をさせていただきます。 まずは在外邦人の安全確保、保護についてであります。 現在、本委員会において自衛隊法の改正、陸上輸送の部分が審議される予定であります。ただ、第一義的に在外邦人の安全確保というのは外務大臣の所掌事務という認識でいます。ただ、陸上輸送となりますと、私のイラクの経験からいいましても、隊員の武器使用の観点だけではなく、車両の防護性という観点も非常に気になるところであります。簡単に小銃弾が抜けてしまったり、あるいはIED……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 今回の五本の投資協定、これは経済面だけではなく締結国との外交関係上の強化という面でも有益であり、賛成の立場でございます。ただ、一点だけ懸念があるとすれば、土地取引の留保の問題です。防衛大臣も先週末、対馬の海自の防備隊本部の隣接地が韓国資本に買われているという現状を視察されたというふうに伺っております。 現在の日韓投資協定においては、韓国は日本の土地を自由に買えますが、我々日本は韓国の土地を買うときに一部規制があると。また、中国の土地については我々は買うことができないという状況であります。 今回の日中韓の投資協定、これにおける土地の取得の留保、この状況……
○理事(佐藤正久君) 続けてください。
【次の発言】 速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 今法案につきましては、国家の安全保障というものにかかわる重要な法案ですので、これは成立は当然ですけれども、成立した暁には、しっかりこの法律に基づいて関係部署が動くと、機能するということが非常に大事だと思っております。今日のこれまでの質疑においても、大野委員を始め、内閣危機管理監と国家安全保障局長との関係や、あるいは四大臣、九大臣、緊急事態大臣会合等の議論もあります。そういうことをいかにうまく動かすかというのが非常に大事だと思います。 そういう意味で、これから北朝鮮の弾道ミサイル発射という事例を取りながら、これらの関係について少し議論を進めていきたい……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
今回の特定秘密保護法案……(発言する者あり)
【次の発言】 まさに、その必要性を国民に説明すると同時に、やはり、国民の懸念、これを払拭することが必要だと思います。
まず、資料一を見てください。(資料提示)ほとんどの主要な国家は、公務員の守秘義務とともに……(発言する者あり)
【次の発言】 公務員の秘密保護法制が必要です。ただ、我が国の場合、各省庁の運用基準が不統一、指定者やあるいは罰則規定も……(発言する者あり)
【次の発言】 各省庁によって違っている、また適性評価も違っている。やっぱり、ここをしっかりしなければ、出せる情報も出せないということがあろう……
○佐藤正久君 委員派遣について御報告申し上げます。(発言する者あり)
昨四日、特定秘密の保護に関する法律案の審査のため、委員派遣を行い、さいたま市において地方公聴会を開催いたしました。
派遣委員は、中川委員長、島尻理事、西田理事、石川理事、北村委員……(発言する者あり)
【次の発言】 矢倉委員、大門委員、そして私、佐藤の計八名で、三名の公述人から意見を聴取した後、委員からの質疑が行われました。
まず、公述の要旨について報告をいたします。
最初に、前陸上自衛隊化学学校長の川上幸則公述人からは、化学兵器防護における秘密の重要性、諸外国との関係において秘密を保護する枠組みの必要性などについて……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 今、福山委員からも報告ありましたように、今回の委員派遣に際しましては、防衛省、そして外務省の方から、防衛施設、米軍施設への立入り等について本当に御配慮いただきました。防衛大臣、外務大臣、本当にありがとうございました。 では、質疑の方に入ります。 外務大臣は所信の中で、領土、領海、領空は断固として守り抜くと言われました。防衛大臣も、統合機動防衛力を構築し、島嶼部に対する攻撃への対応能力を重視すると言われました。そのためには、現場の自衛隊や海上保安庁が事態に応じてシームレスに動ける法的基盤、これを構築するのが大事で、それが政府や立法府の仕事だと思っており……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
安全保障の法的基盤の議論に入る前に、防衛省改革について何点か確認をさせていただきたいと思います。
防衛大臣、平成二十一年の自民党の防衛省改革の提言とか、石破当時の防衛大臣のメモをお読みになったと思いますが、どのような御感想をお持ちになったでしょうか。
【次の発言】 一番のポイントの一つは、文官と自衛官がしっかりそれぞれの専門性を生かして協働しながら大臣を支える、そこが一つのポイントだと思っています。
大臣、実は、自民党の防衛大学校関係議員、尾辻参議院議員、中谷衆議院議員、そして宇都参議院議員、そして私、四人が、防衛省が作った防衛大学校の改革の報告書、……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 防衛大臣におかれましては、御参加いただき、本当にありがとうございます。 それでは、まず最初に、租税四条約関連につきまして質問をいたします。 今回、アラブ首長国連邦とオマーンとの間で本租税条約の締結とありますが、湾岸諸国ということもあって、日本にとっては非常にエネルギー安全保障の面でも大事な両国であり、また、安倍総理もトップ外交で本件についても議論をしてきたというものだと思います。 改めまして、特にアラブ首長国連邦との租税条約の関係で、その締結の意義、アラブ首長国連邦との租税条約締結の意義について、改めて外務大臣からお伺いしたいと思います。
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず最初に、統合機動防衛力におけます部隊の展開能力、輸送についてお伺いします。
安倍総理は、本会議の報告あるいは答弁の中で、自衛隊の部隊を機動的に展開、移動し得るよう、迅速かつ大規模な輸送力を確保することが不可欠というふうに述べられております。
防衛大臣、統合機動防衛力、これを実現する上での輸送力、これは民間あるいは自衛隊あると思いますが、輸送力の位置付けについてお伺いします。
【次の発言】 まさに統合機動防衛力を実行する上でやっぱり輸送力というのは非常に重要な要素と、これは前の動的防衛力のときも輸送力は重要だと言われておりましたけれども、前大綱より……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
条約の質疑に入る前に、外務大臣に、今般、中国の上海海事法院が我が国の商船三井保有の船舶バオスティール・エモーション号を差し押さえたという事件について伺います。
今回のこの事件というのは、日中共同声明の根幹部分、もう軸線の部分にも影響するという懸念を私は有しております。
外務大臣にお伺いします。日中共同声明において中国が戦後賠償を放棄しているとの我が国の立場は不変であると私は認識しておりますが、政府の見解をお伺いします。
【次の発言】 ただ一方で、中国政府は日中共同声明で放棄した戦争に係る賠償請求について民間や個人の請求権は放棄していないとの見解も有し……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 外務大臣、防衛大臣におかれましては、今報告がありましたように、積極的な外交等を展開していただき本当にありがとうございます。 両大臣の報告で共通事項でありました南スーダン、これについてまずお伺いをしたいと思います。 岸田大臣は、カメルーンの方で開催されましたTICADXの閣僚会合の機会を利用しまして、外務大臣が呼びかけまして、南スーダンに関係する周辺国の外務大臣、そして南スーダンの外務大臣を集めていろんな意見交換を行い、その結果として、今回また南スーダンの中で停戦の合意という動きの私は後押しにもなったと思います。 この会合の成果についてもう少し詳しく……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。気を取り直しまして、気を引き締めまして質問をしたいと思います。 まずは、横畠法制局長官、御就任おめでとうございます。小松前長官におかれましては、私自身の思いとしましては、五月十五日の総理記者会見のときには同席していただきたかったなという思いはありますが、体調ということもあり、それはやむを得ないことだと思っています。その思いも込めまして、横畠長官には今後頑張っていただきたいと思います。 安保法制懇から報告書が提出されました。多分長官もそれを御覧になったと思いますが、この報告書を御覧になったその長官の御感想、これをまずお伺いしたいと思います。
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 今日は、持ち時間が十分しかありませんので、簡潔な答弁を賜ればというふうに思います。 まずは、弾道ミサイル対処、これについて議論を進めたいと思います。 資料二、これを御覧いただきたいと思います。(資料提示) 北朝鮮のミサイルから我が国の国民の命を守るために日米連携対処は必須であります。この右側の方、日本有事の場合ですが、グアムに向かうミサイル、これを自衛隊は迎撃することができます。また、日本海で展開しているレーダーを絞った状態のアメリカのイージス艦、これを海上自衛隊が守ることも日本有事の場合はできます。ただ、朝鮮半島有事、周辺事態等ではこの両方ともで……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 現在、安保法制懇からの報告書を受けまして、政府の方は、それを踏まえて閣議決定をしてこれからの法整備の方向性を示すというふうに言われております。その前に、今、与党の方でまだ協議をしている最中ですけれども、外務大臣、今回の安倍総理の思いというのは、まさに日本国の存立を全うし、国民の生命、財産を守るためにはやはり隙間のない対応をやらないといけないという思いから、いろいろ今方針を出され、また協議をしていると思いますけれども、そういう中で、いろんなジャンルがあります。例えば、私が隊長として派遣されたPKOにおいても、やっぱりいろいろ様々な教訓というものがあると思っ……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 今日は、国境離島の問題に入る前に、二十四日に発生しました中国軍機によります自衛隊に対する異常近接事案、これについて質問をいたします。 今回の事案は、極めて危険な行為というだけではなくて、偵察機に対して戦闘機が異常接近する、中国が改めて常識が通じない国ということを世界も分かったのではないかと思いますが、まず事実関係について防衛大臣に伺います。 今回の事案は、中国が新たに設定した防空識別区、この中で起きたと。これは日本の防空識別圏ともかぶる部分だと思いますが、この中国、新たに防空識別区を設定した後、その中でのこのような異常接近というものは、あるいはスクラ……
○佐藤正久君 私は、自由民主党、元自衛官の佐藤正久です。 総理、私は、外務省職員としてカンボジアPKOに関与し、自衛官としてシリア・ゴラン高原PKOの初代隊長、そしてイラク派遣先遣隊長を務めました。そこには、一国平和主義では平和も国民も守れない厳しい現実がありました。一国平和主義から脱却をして、積極的平和主義に基づいて国家国民を守るためには、グレーゾーン対処も駆け付け警護も限定的な集団的自衛権の行使も必要不可欠です。 日米同盟も勘違いしている方がいます。日米が共同して一緒に日本を守るのであって、基地を提供しているからといって米国の兵士にだけ汗をかけと言っても通じるはずもありません。 私は……
○佐藤正久君 私は、自由民主党、元自衛官、福島県出身の佐藤正久です。 まず、海外における日本人の安全確保について伺います。 十年前の一月十六日、私はイラクへ先遣隊長として派遣されました。派遣直前には奥大使や井ノ上一等書記官が凶弾に倒れ、派遣間には四人の日本人が命を落としました。 昨年の一月十六日、アルジェリアで事件が発生し、日本人十名も犠牲になりましたが、当時はなかなか一次情報が入ってきませんでした。情報とはギブ・アンド・テークの関係になります。情報を与えるギブと情報を得るテークのためには、情報を受ける受皿、国家安全保障会議と、その情報が漏えいしないためのしっかりした仕組み、特定秘密保護……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 岸田外務大臣、また引き続きよろしくお願いします。江渡防衛大臣、本当に御着任おめでとうございます。政務官当時、いろんな形で副大臣からの御指導を賜り、非常に気持ちよい勤務をできたことを感謝いたします。両大臣におかれましては、元気よく日本の安全保障を引っ張っていただきたいというふうに思います。 今日は、安全保障法制について中心に聞く予定ですが、その前に、非常に気になっております産経新聞のソウル前支局長の在宅起訴問題について確認したいと思います。 まず、官房長官が記者会見で、この問題は、報道の自由、日韓関係の観点から極めて遺憾である、民主国家としてあるまじき……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
今日は、西方普通科連隊の特殊作戦任務手当、この一点について質問をいたします。
まず、内閣人事局にお伺いします。この手当の査定の基本姿勢でありますけれども、これは役所の前例主義を重視するのか、あるいは国益を守るという観点を重視するのか、どちらの方をより重視するか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 今、前例主義ではないという答弁をいただきました。
自衛隊員は、一般の公務員と違って組合は存在しません。しかも、自己犠牲の宣誓をして入隊をするという特殊性がございます。
統括官、この自衛隊の方々の入隊の宣誓、これを説明は受けておられますか。
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず、給与法について御質問いたします。 今回の給与法の改正によりますと、中堅クラスの自衛官、年代でいうと三十代半ばから四十代と言えると思いますが、これは、子供の学校等、人生設計において非常にお金が掛かる時期と一般に言われておりますが、今回の給与法を見るとほぼこれは横ばい、五年たっても余り変わらないというような改正になっております。 ただ、一方で仕事は非常に忙しいという年代でもあります。私も元自衛官ですが、初めて陸幕に行ったとき、六本木時代ですけれども、大体日曜の夜に出勤をして月曜日の朝の会議の資料を準備し、帰るのは大体土曜日の昼頃。で、また日曜日……
○佐藤正久君 おはようございます。自由民主党の佐藤正久です。 いよいよ参議院のこの特別委員会におきまして平和安全法制の審議がスタートいたします。この委員会の質疑を通じまして、なぜこの法案が必要なのか、なぜ今成立させる必要があるのか、そして、この法案自体が戦争を抑止する法案であって、国民のリスクや自衛隊員のリスクを下げる法案であるかということを国民の皆様に理解していただけるような審議をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 今この瞬間も、自衛隊の方々は、陸に海に空に、そして国内、国外で、日本の平和あるいは世界の平和のために汗を流しておられます。私自身も、自衛隊の方で約二十五年間……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 先日の委員会で専守防衛に関する議論がございました。そこの専守防衛についての議論が一部かみ合っていない部分もあったように感じましたので、再度確認をさせていただきたいと思います。 専守防衛というのは、まさに急迫不正の侵害から我が国を守るために、憲法の精神にのっとって、まさに受動的、防衛的な戦略というふうに私も考えています。前回の議論の中で、専守防衛の定義の中で一番最初の部分に、相手から武力攻撃を受けたときという部分につきまして、この相手から武力攻撃が我が国だけではなく我が国と密接な他国が武力攻撃を受けたときも入るというのであれば、この表現を変えなければフル……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず最初に、昨日、安全保障法制を考える有志の会から各政党に要望書が出されました。 この安全保障法制を考える有志の会というのは、政策研究大学院大学白石隆学長を始め国際政治や国際法などの第一人者から成る会であります。法案審議を進める上での要望書が各党各会派に寄せられました。自民党では高村副総裁が受け取りました。 中身は、このような要望書なんですが、特に、衆議院の審議を見ていると国会での与野党の議論が極めて狭い観点から行われているとして、具体的に、日米安全保障体制における抑止力というのはどういうものなのか、日米安全保障体制における日米の役割分担、台頭する中……
○理事(佐藤正久君) 後刻理事会で協議いたします。
○理事(佐藤正久君) 静粛にお願いします。
【次の発言】 小野次郎君、指名されてから発言をお願いします。
【次の発言】 指名されてから発言をお願いします。
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず、今日は、維新の党提出の法案を中心に質問させていただきたいと思います。 維新の党におかれましては、日本を取り巻く環境が厳しくなったという認識の下に法案を提出されたことについては敬意を表したいと思いますし、また、維新の党から要望がありました政党間の修正協議、これ、私もメンバーですので真摯に対応していきたいということをまず申し上げたいと思います。 その上で、やはり私、法案を見せていただきまして、確認したい、すべきだという点が多くございますので、それを中心に今日は質問させていただきたいと思います。 まず最初に、国際平和人道復興支援関係でございます。私……
○理事(佐藤正久君) この際、委員の異動について御報告いたします。 本日、猪口邦子君が委員を辞任され、その補欠として高野光二郎君が選任されました。
○理事(佐藤正久君) 大森参考人、時間が過ぎておりますので、御発言をおまとめください。よろしくお願いします。
【次の発言】 ありがとうございました。
次に、神保参考人にお願いいたします。神保参考人。
【次の発言】 ありがとうございました。
次に、伊藤参考人にお願いいたします。伊藤参考人。
【次の発言】 ありがとうございました。
以上で参考人の方々の意見陳述は終わりました。
これより参考人に対する質疑を行います。
なお、質疑の時間が限られておりますので、御答弁は簡潔に行っていただくよう御協力をお願いいたします。
質疑のある方は順次御発言願います。
○理事(佐藤正久君) 鴻池委員長の御指示どおり、しっかりと合意形成に努めて、しっかり審議を進めてまいりたいと思います。
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず最初に、今回の豪雨災害におきましてお亡くなりになられた方々、被災された方々に心からのお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。
資料一をお願いいたします。(資料提示)
今回の豪雨災害でも、自衛隊は、国民の命を守る最後のとりでとして人命救助や行方不明者の捜索、民生支援に当たっています。防衛大臣、この資料一の写真、何の写真か御存じでしょうか。
【次の発言】 これは、東日本大震災での福島の原発地域での捜索の模様です。自衛隊はここまで捜索に力を尽くします。
ただ、自衛隊は、災害派遣でも法律がなければ一ミリも動くことができません。阪神・淡路大震災の際に……
○理事(佐藤正久君) 委員長が命令したんです。(発言する者多く、議場騒然、聴取不能) 理事だけ、理事だけ。離れてください、離れてください、離れてください。離れなさい。動議にかけますよ、懲罰動議にかけますよ。(発言する者多く、議場騒然、聴取不能)離れなさい。 それでは……(発言する者多く、議場騒然、聴取不能)討論を含めて、会派含めて、しっかりと、趣旨説明……提案説明理由の時間及び、及び討論者について協議を願います。場所はここでお願いします。理事会の場所は……(発言する者多く、議場騒然、聴取不能)理事の方々は、理事の方々は、討論者……会派、あるいは提案理由説明の時間等について協議を願います。(……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まずは、中谷防衛大臣、防衛大臣御就任おめでとうございます。また、週末も各部隊に対する視察とか激励、本当に士気が上がるというふうに聞いております。よろしくお願いします。 また、岸田外務大臣、先週末も韓国の方で日中韓の外相会談や、あるいは日中、日韓のバイの外相会談と本当に精力的な活動、本当に敬意を表したいと思います。 まず、外務大臣にお伺いします。 産経新聞のソウル前支局長の出国禁止措置、これについて伺います。 この出国禁止の措置は、昨年八月七日付けで措置がとられて以来、八回も延長されて、少なくとも来月、四月の十五日まで出国できないという状況であり、……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 今日は、新しい日米防衛協力のガイドライン、それと、それの実効を担保するための法案、いわゆる平和安全法制というものを中心に質問をさせていただきます。 まず、ガイドラインですけれども、これはそもそも十八年ぶりの改定ということになりますが、これは民主党政権時代に日米同盟というものを周辺環境に合わせて見直そうという動きから始まったものというふうに理解しています。そういう意味におきましては、非常に時間は掛かりましたが、日米の政府が合意に達したということについては評価をさせていただきたいと思います。 その中で、2プラス2の成果文書、この中で、地域の情勢、安全保障……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
防衛大臣におかれましては、週末のシャングリラ会合に続きまして国会審議等々、重要法案がありますのでしっかりと対応していただければというふうに思います。
では、まず最初に、防衛省設置法の改正案の文民統制関連についてお伺いします。
防衛大臣、自衛隊の文官も、自衛官同様、防衛大臣の文民統制の対象とお考えでしょうか。
【次の発言】 すなわち、自衛隊の文官、これも自衛隊員であると。つまり、内局の文官も文民統制の対象ということになります。
これで、この改正案をめぐっては、石破防衛庁長官の頃から議論が始まり、浜田防衛大臣、中谷大臣もその議論に関わったと。そういう中……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
これまで、防衛省設置法につきましては、当委員会での議論を重ねてまいりました。その中で一つ焦点となったのが、文民統制の在り方です。
ここで大臣に答弁を求めたいと思いますが、自衛隊内の文官が自衛官を統制するいわゆる文官統制なるものは、これまでも、これからも存在しないし、あり得ないというのが政府の見解でしょうか。簡潔な答弁をお願いいたします。
【次の発言】 いわゆる文官統制は、これまでもなかったし、これからもないという答弁をいただきました。
一方で、やはりそれぞれが特性を持って大臣を補佐するにおいては、相手を理解するということも非常に大事だと思います。実際……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 久々の外交防衛委員会の開会でございますが、外務、防衛両大臣におかれましては、特別委員会を始め、毎日本当に御苦労さまでございます。 ただ、当委員会の方でも外務省提出案件の条約等がまだ残っておりますので、引き続き、この委員会の方で多くの条約が成立できるごとく、理事としても務めを果たしていきたいと思います。 先般の党首討論におきまして、安倍総理と民主党の岡田代表のやり取りの中で、私自身一つ気になったことがございます。それは、米艦防護に関するやり取りでございます。朝鮮半島などの近隣有事で集団的自衛権の行使の必要はないという主張で、邦人の輸送に当たっている米艦……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず最初に、外交青書と防衛白書について伺います。 外交青書、防衛白書、共に日本政府の安全保障政策を周知するための重要なツールの一つだというふうに考えます。ただ、役所が違うと作成要領も発信要領も違う、相互の良い点を見習いながら改善することが大事だと思います。そういう観点で何点か質問をさせていただきたいと思います。 まず、種類なんですが、今ここに可能な範囲で持ってきました。(資料提示) 外務省の場合、外交青書というのは、まず閣議決定用の白表紙のこういうものが一つ、それと市販用にこれを実際カラー刷りとしたこういうものが一つ、それと英語の、この日本語を……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 時間がかなり押しておりますので、答弁は簡潔にお願いできればと思います。 総理、今般の邦人人質殺害は決して看過できない卑劣なテロ行為です。私自身もシリアで汗を流した者の一人として、特別な思いを持って今回の事件を受け止めております。 我が国はテロに屈しない断固たる姿勢を取ることは当然ですが、一方、テロ集団から日本はローリスク・ハイリターンの国だと思われない策を講ずることも大事です。そう思われたら、日本人が更にテロに遭う危険性が増大します。軍事的報復手段を持たない日本にとっては、国際連帯を強固にし、そしてまた人道支援等をしっかり行って日本シンパを増やすとい……
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。
去る四日の本会議におきまして外交防衛委員長に選任されました佐藤正久でございます。
本委員会は、外交、防衛、安全保障に関わる事項を所管しており、国民の関心も高く、その使命は誠に重大であります。
委員長といたしましては、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な運営に努め、重責を果たしてまいりたいと思いますので、何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、北村経夫君、小西洋之君、松山政司君、小坂憲次君、……
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、森本真治君、高橋克法君及び平木大作君が委員を辞任され、その補欠として福山哲郎君、片山さつき君及び石川博崇君が選任されました。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
我が国の防衛等に関する実情調査のため、委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、派遣委員、派遣地、派遣期間等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
外交、防衛等に関する調査を議題といたします。
まず、外務大臣から外交の基本方針について所信を聴取いたします。岸田外務大臣。
【次の発言】 次に、防衛大臣から国の防衛の基本方針について所信を聴取いたします。中谷防衛大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終了いたしました。
本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
この際、副大臣から発言を求められておりますので、順次これを許します。木原外務副大臣。
【次の発言】 武藤外務副大臣。
【次の発言】 政府側は御退席いただいて結構でございます。
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣審議官谷脇康彦君外十二名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査を議題といたします。
外交の基本方針及び国の防衛の基本方針について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 藤田委員、では質問してください。
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、北澤俊美君が委員を辞任され、その補欠として柳澤光美君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣審議官槌道明宏君外十八名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 外交、防衛等に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言願いま……
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、柳澤光美君及び古賀友一郎君が委員を辞任され、その補欠として北澤俊美君及び高橋克法君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として警察庁長官官房審議官斉藤実君外十名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、高橋克法君が委員を辞任され、その補欠として古賀友一郎君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣審議官芹澤清君外十四名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 去る十六日、予算委員会から、三月二十三日の一日間、平成二十八年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府……
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、大野元裕君及び北澤俊美君が委員を辞任され、その補欠として斎藤嘉隆君及び浜野喜史君が選任されました。
また、本日、井上哲士君が委員を辞任され、その補欠として田村智子君が選任されました。
【次の発言】 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取……
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、浜野喜史君、斎藤嘉隆君及び田村智子君が委員を辞任され、その補欠として北澤俊美君、大野元裕君及び井上哲士君が選任されました。
【次の発言】 まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に古賀友一郎君を指名いたします。
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣審議官谷脇康彦君外十二名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、大野元裕君及び宇都隆史君が委員を辞任され、その補欠として礒崎哲史君及び井原巧君が選任されました。
【次の発言】 航空業務に関する日本国とカンボジア王国との間の協定の締結について承認を求めるの件及び航空業務に関する日本国とラオス人民民主共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件の両件を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。岸田外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
両件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれ……
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、礒崎哲史君、井原巧君、石川博崇君、福山哲郎君及び片山さつきさんが委員を辞任され、その補欠として宇都隆史君、河野義博君、風間直樹君、野田国義君及び高橋克法君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
航空業務に関する日本国とカンボジア王国との間の協定の締結について承認を求めるの件外一件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として外務大臣官房審議官水嶋光一君外十二名の出席を求め、その説明を聴取することに御……
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
この度の熊本県熊本地方などを震源とする地震により、多くの尊い命が犠牲となりましたことは痛恨の極みであります。
本委員会といたしまして、お亡くなりになられた方々とその御遺族に対し衷心より哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に対し心からお見舞いを申し上げます。
ここに、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。
どうぞ御起立を願います。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、高橋克法君、中泉松司君及び福山哲郎君が委員を辞任され、その補欠として宇都隆史君、中原八一君及び柳澤光美君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
社会保障に関する日本国とフィリピン共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として外務大臣官房審議官相木俊宏君外十二名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、平木大作君、柳澤光美君、舞立昇治君、大野元裕君及び宇都隆史君が委員を辞任され、その補欠として福山哲郎君、三木亨君、杉久武君、浜野喜史君及び高野光二郎君が選任されました。
【次の発言】 まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、杉久武君、浜野喜史君及び高野光二郎君が委員を辞任され、その補欠として石川博崇君、大野元裕君及び宇都隆史君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
投資の相互促進及び相互保護に関する日本国とオマーン国との間の協定の締結について承認を求めるの件外一件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣審議官谷脇康彦君外十名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、牧山ひろえさん、小野次郎君及び宇都隆史君が委員を辞任され、その補欠として大野元裕君、真山勇一君及び渡邉美樹君が選任されました。
また、本日、石川博崇君が委員を辞任され、その補欠として新妻秀規君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
刑を言い渡された者の移送に関する日本国とイラン・イスラム共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣官房内閣審議官……
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、真山勇一君、渡邉美樹君、新妻秀規君及び牧山ひろえさんが委員を辞任され、その補欠として小野次郎君、石川博崇君、白眞勲君及び高橋克法君が選任されました。
また、本日、白眞勲君、大野元裕君、中曽根弘文君及び石川博崇君が委員を辞任され、その補欠として藤田幸久君、大塚耕平君、長峯誠君及び新妻秀規君が選任されました。
【次の発言】 まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選……
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、高橋克法君、新妻秀規君、大塚耕平君、長峯誠君及び古賀友一郎君が委員を辞任され、その補欠として宇都隆史君、中曽根弘文君、杉久武君、浜野喜史君及び大沼みずほさんが選任されました。
【次の発言】 まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、杉久武君、大沼みずほさん及び浜野喜史君が委員を辞任され、その補欠として石川博崇君、古賀友一郎君及び大野元裕君が選任されました。
【次の発言】 まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に古賀友一郎君及び三木亨君を指名……
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。
去る一日の本会議におきまして外交防衛委員長に選任されました佐藤正久でございます。
委員の皆様の御指導、御協力を賜りまして、引き続き本委員会の公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じます。
また、この度の通常選挙を経て再選された方々、新たに当選された方々、おめでとうございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いた……
○委員長(佐藤正久君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、三木亨君が委員を辞任され、その補欠として滝沢求君が選任されました。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
去る八月三日の本委員会におきまして、一名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に堀井巌君を指名いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として外務大臣官房審議官水嶋光一君外六名の出席を求め、その……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。おはようございます。 関環境副大臣、当委員会に来ていただき、ありがとうございます。 まず、パリ協定でございますが、協定の中にも何回も気候変動という言葉が出てまいります。ただ、国民の一部には、気候変動と温暖化、これを混同しているような向きも見られます。 外務大臣、実は外務省には気候変動課という部署があって、環境省はこれは地球温暖化対策室と、同じような部署がやっぱり違う名前を使っているんですよ。 これは、言葉って非常に大事ですから、私は気候変動の中の一つに温暖化があると思っているんですけれども、環境省に伺います。この辺の言葉の定義、整理、これについてはど……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 質問の機会を与えていただき、本当にありがとうございます。昨日に続きまして、参議院らしい中身の充実した審議に努めたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 総理、やはり多くの私の知り合い等と話しても、今一番関心が高いのはTPPとアメリカの議会の承認の行方、これが一番関心が高いようであります。ただ、実際上、アメリカがTPPに入らなければこの協定は発効しないという現実もあります。 TPPに反対する人の中には、日本が途中から参加したことに対して米国追従だと批判した人がいましたが、今度は、日本が早期承認をして率先して米国の承認を働きかけようとすると、拙速……
○副大臣(佐藤正久君) 外務副大臣を拝命しました佐藤正久です。今後ともよろしくお願い申し上げます。 猪木委員におかれましては、スポーツ平和外交に加えて、今話がありましたように、自衛隊、特に隊員に対する思いというものを日頃から披露していただき、本当に有り難いと思っております。 ただ、お尋ねの件につきましては、外務副大臣として答弁することは差し控えたいと思いますが、その上で、自衛隊OBとしての見解を申し上げれば、厳しさを増す安全保障環境の中、自衛隊は与えられた任務を黙々と遂行しており、日本の防衛に揺るぎはないというふうに考えます。 ただ、一般論として、国民の信頼があっての自衛隊ですが、法令を……
○副大臣(佐藤正久君) お答えいたします。 まず、対話による解決、これは当然でございますが、朝鮮半島の非核化のための対話というステージに北朝鮮をやっぱり引っ張り出すためには、今、国際社会一体となって圧力を掛けるということが大事だというのは委員の御指摘のとおりだと思います。 我が国は、アメリカ、韓国等の関係国と緊密に連携しながら、北朝鮮への人、物、金の流れを厳しく規制する安保理決議の実効性を確保するとともに、我が国独自の措置も着実に実施してきているところであります。 まず、人の流れにつきましては、関連安保理決議に基づきまして、制裁対象者の入国、領域通過や安保理の決定等に基づき制裁措置の対象……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 岸田大臣、稲田大臣、午前中の安保委員会に引き続きありがとうございます。また、田野瀬文科大臣政務官もありがとうございます。 今日の、私も午前中の安保委員会を少し見させていただきましたけれども、やはり北朝鮮関係の話題というのも多くありました。特に、七日の日米首脳電話会談を受けて、総理自ら日米同盟を、抑止力を高めるために日本はより多くの責任と役割を果たすということを述べられました。 この弾道ミサイル対処関連でいいますと、とにかく日本独自の防衛力を高めると同時に、弾道ミサイル対処のために展開をしている米軍に対する後方支援、これも平和安全法制でかなり幅が広がり……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 今日は北朝鮮情勢について質問をしたいと思います。 今日は四月二十五日、北朝鮮人民軍の創建八十五周年、これに向けて何らかの動きがあるんではないかという意見や、いやいや、五月九日の韓国の大統領選挙までは、北に近しい人が当選するまでは動きを抑えるんではないか、いろんな意見がございますが、我々国民の命を守るという観点からやっぱり備えないといけない。備えあれば憂いなしが、憂いなければ備えなしではやっぱりいけないと思います。 特に、六年前のあの震災におきまして、東北地方の方ではあれほど地震が来る、津波が来ると言われていたにもかかわらず、備えが十分ではなかった……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。おはようございます。 一週間前、邦人保護あるいは国民保護についてこの委員会で議論をいたしました。そのときのフォローアップ、もっとしっかり進めないと駄目だと武見委員からも御指摘もありまして、フォローアップを今日させていただきます。よろしくお願いします。 まず、在韓邦人保護の関連でございます。 短期旅行者についてはたびレジ、あるいは三か月以上滞在者については滞在登録というものがあります。ただ、そのたびレジについてもなかなか普及が進まなかったと。ここに来てかなり進んだようですけれども、ただ、前回の議論でも、旅行業者との連携、あるいは航空会社との連携、あるいは……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず、北朝鮮のミサイル発射実験についてお伺いします。 二十一日にまた発射されました。今回は内陸部の北倉というところから朝ではなく夕方発射されたと。つまり、いつでもどこからでも発射できるという意思表示かもしれません。しかも、今回は固体燃料の移動式の弾道ミサイル発射。もう大臣も映像を御覧になったかと思いますけれども、格段に技術が向上しております。金正恩第一書記は、北極星2号の実戦配備を承認し、量産体制を命じたとの報道もあります。これによって、スカッド、ノドンに加え、日本を射程に入れる新たな弾道ミサイルの数が増えたということになるかもしれません。 この土日……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず、昨日、北朝鮮が地対地の新型の弾道ミサイルと見られるものを発射いたしました。これは我が国にとっても新たな深刻な脅威だと認識しますが、この弾道ミサイルの発射実験、防衛大臣の評価、分析をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 北朝鮮側も新型の弾道ミサイルという発表もしておりますし、今言われたように、高く上げるロフテッドで撃ったということも北朝鮮側も発表しています。
ロフテッド軌道は、落下速度が極めて速く、迎撃も難しいというふうに一般に言われています。さらには、北朝鮮は奇襲効果が高いTELやあるいはSLBMを持っているということを考えると、国民を守るため……
○佐藤正久君 ODA調査派遣第一班について御報告いたします。 当班は、本年一月十日から二十日までの十一日間、アンゴラ共和国、南アフリカ共和国、マラウイ共和国及びモーリシャス共和国の四か国に派遣されました。今回の派遣先決定に当たっては、我が国にとって外交上重要であると考えられる国の中で、参議院派遣団の訪問実績のない国を優先しております。 派遣議員は、堀井巌議員、杉尾秀哉議員、そして私、団長を務めました佐藤正久の三名でございます。 本日は、調査を通じて得られました所見を中心に、その概要を御報告いたします。 まず、アンゴラについて申し上げます。 第一の所見として、日本の特徴を生かしたきめ細……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。約二年ぶりの予算委員会ですので、よろしくお願いします。 引き続き朝鮮半島情勢について議論をしたいと思います。 総理も北朝鮮情勢は新たな段階の脅威に入ったというふうに言われております。まず資料一、これを御覧ください。(資料提示)これは、四月十五日、太陽節の軍事パレードにおける弾道ミサイル、これを抜粋したものです。七種類の弾道ミサイルが登場しましたが、これらは米国を意識し、米国のグアム以遠に到達可能な比較的射程が長いものばかりで、その一方で、日本や韓国を射程に入れるスカッドとかノドンというものは登場いたしませんでした。これは実戦配備についているからだという見……
○副大臣(佐藤正久君) 外務副大臣を拝命いたしました佐藤正久でございます。 事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託に応える決意であります。 厳しい安全保障環境の中で、国家国民の安全、安心を守るため、現場主義で汗をかいてまいります。 特に、担当であります北米、中南米、中東、アフリカ諸国との関係強化に努めます。また、国連外交、安全保障、戦略的対外発信や文化外交に注力するとともに、在外邦人の安全確保、国際的なテロ対策にも全力で取り組んでまいります。 なお、二人の副大臣の中で、私が特に本委員会を担当することになっております。 三宅委員長を始め、理事、委員各位の……
○副大臣(佐藤正久君) お答え申し上げます。 五日の委員会で私が挨拶した内容でございますけれども、これは自衛隊員の宣誓行為ということではなく、私自身が、我が国の安全とか繁栄を維持し、国民の生命と財産を守るために、外務副大臣として国民の負託に応え、その職務を全うするという私自身の基本的姿勢、これを述べたものであります。この点について御理解をいただきたいと考えております。他方、本件挨拶につきまして、結果として誤解を招いた、しまったのであれば、大変遺憾に存じます。 いずれにいたしましても、引き続き、我が国の平和と安全、そのために外務副大臣として職責を全うしてまいりたいというふうに考えます。
○副大臣(佐藤正久君) 外務副大臣の佐藤正久でございます。 我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、我が国の外交・安全保障の基軸たる日米同盟の強化が不可欠であります。特に、在沖縄米軍を含む在日米軍の抑止力は地域の平和と安全の確保に不可欠であり、在日米軍の抑止力を維持しつつ、地元の負担軽減を図っていくことが重要です。 また、ロシアとの間で様々な分野における協力の推進を図りながら、平和条約締結交渉にしっかりと取り組んでいくことが重要です。 北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するとの基本方針の下、河野外務大臣を補佐し、外務副大臣としての職責を全うすべく、全力で取り組んでまい……
○副大臣(佐藤正久君) お答えいたします。 繰り返しの答弁になりますが、本件挨拶は、自衛隊員の服務の宣誓行為として行ったものではなく、我が国の安全と繁栄を維持し、国民の生命と財産を守るため、文民たる外務副大臣としてその職務を全うするという私の基本的姿勢を全体として述べたものであります。この点について御理解をいただきたいと思います。 特に、我が国は戦後一貫して平和国家としての道を歩んできており、この歩みを引き続き堅持しております。このような方針の下、文民たる外務副大臣として私はこの外交的努力を進めてまいりたいという思いを述べたものであります。 しかしながら、本件挨拶によりまして、結果として……
○副大臣(佐藤正久君) お答えいたします。 現在の状況を踏まえれば、北朝鮮の核・ミサイル開発の動向について重大な関心を持って平素から情報収集、分析に努め、そして河野大臣自身、国内外の有識者と頻繁に意見交換を行ったり、あるいは公開情報を読んでおります。 河野大臣の発言は、昨年九月の北朝鮮による六回目の核実験以降も核実験場周辺での活動が続いていることを指摘する専門家の見方や公開情報を紹介したものであります。公開情報の一例として申し上げますと、サーティーエイトノースの三月二十三日付けの記事によれば、三月十七日の衛星画像には核実験場周辺の掘削作業や人員、車両の存在を示す証拠は全くないとしつつも、三……
○副大臣(佐藤正久君) 現在、私は外務副大臣としてここに、答弁席に座っているわけでありますが、本来であれば答弁すべきではないと思いますが、それでも、あえてということであればお答えしたいと思います。
【次の発言】 はい。
それでは、あえてということでお答えさせていただきますが、我々、イラク・サマーワの方で活動したときに、危険が全くなかったわけではありません。いろんな危険の中で、いろいろとサマーワ後に展開をし、そして宿営地を選定し、そして人道復興支援活動もしていったと、そういう危険を一つ一つ回避しながら復興支援活動をやったということを指して「イラク自衛隊「戦闘記」」、かぎ括弧の戦闘記という形にさ……
○副大臣(佐藤正久君) お答えいたします。 私も事前に河野大臣のスピーチ原稿を見たわけではございませんが、報道等にも出ましたので、後でいろいろ確認させていただきました。 確かに委員御指摘のようなくだりもありますが、全体として見ますと、再生可能エネルギー分野における日本の技術革新とかあるいは先駆的な取組というのを紹介しながら、世界の動きを正しく理解して、長期的視野に立った一貫した再生可能エネルギー外交を展開する決意を表明したものというふうに全体としては評価できると思います。 先ほど世耕大臣からも、これ野心的かというふうなくだりがございましたけれども、これはやはり、単に削減量とかあるいは削減……
○副大臣(佐藤正久君) 大野委員がこれまでもこの問題について何度も委員会に取り上げてこられたということは承知しております。 ただ、今回のミサイル配備、これについては、北方領土に関する我が国の立場と相入れない、日本国民の懸念を呼び起こすものであるということで遺憾ということは何度も向こうの方に申し入れており、今回の日ロ首脳会談を含めて、ロシア側との外交上の個別のやり取りについてはお答えすることは差し控えたいと思いますが、こうした立場は、様々な機会を利用して日本の立場は伝えてきているということは御理解いただきたいと思います。 ただ、この問題の根本的な解決のためには、やはり北方領土問題それ自体の解……
○副大臣(佐藤正久君) お答え申し上げます。 OECD開発援助委員会によりますと、二〇一六年のODA供与実績では、我が国は百四十一か国の国・地域に供与している一方、他の主要ドナー国としてアメリカが百三十五、ドイツが百三十九、英国が百二十七、フランスが百三十六の国・地域に供与しております。 委員御案内のとおり、やはり国民からの税金でございますので、説明責任を果たす意味でも選択と集中、これは極めて大事だと思っております。そういう観点から、その対象地域と中身というものは大事になっております。 御指摘のとおり、自由で開かれたインド太平洋戦略の下に、質の高いインフラ整備、これを重点というものの一つ……
○副大臣(佐藤正久君) お答えいたします。 西田委員におかれましては、一議員としても、そしてまた公明党の幹部としても、日中交流、とりわけこの日中経済対話の再開に向けて御尽力いただいたことをまず感謝申し上げます。 昨十六日、八年ぶりに第四回目の日中ハイレベル経済対話が開催されました。日本側は河野大臣、中国側は王毅国務委員が議長となって、双方の経済関係の閣僚が参加をして行われました。 今回のこの対話の開催は、日中関係の改善の大きな一歩であり、日中経済関係を今後更に強固なものにしていくために極めて大事な契機であるというふうに認識しております。
○副大臣(佐藤正久君) お答えいたします。 本年四月の日米首脳会談におきまして、茂木大臣とライトハイザー通商代表との間で、今御指摘のありましたFFR、自由で公正かつ相互的な貿易取引のための協議、これを開始することで合意をいたしました。 この協議の目的でございますが、公正なルールに基づく自由で開かれたインド太平洋地域の経済発展を実現するため、日米双方の利益となるよう、日米間の貿易や投資を更に拡大させていくという目的で行われるものであります。 ただ、我が国といたしましては、TPPが最善であるというふうに考えておりまして、その立場を踏まえて引き続き協議を、あるいは議論を臨んでいきたいと思います……
○副大臣(佐藤正久君) 松川委員にお答えいたします。 北朝鮮が、昨年、国連安保理決議違反をしまして、弾道ミサイル、これを、中距離あるいはICBM級のものを幾度も発射しました。また、核実験も繰り返しました。このような行為は絶対に容認できないという考えであります。その意味で、朝鮮半島の非核化なくして日本を含むアジア太平洋地域の安定はないというふうに考えます。 今般、北朝鮮が非核化に向けた動きを示してきたこと、これはこれまで日米韓が連携して最大限の圧力を掛けてきた成果だというふうに考えます。その意味で、韓国政府の動き、これを評価したいと思います。ただ、現時点として、非核化の意思は示したものの、行……
○副大臣(佐藤正久君) 化学兵器の使用は非人道的な行為であり、いかなる場合でも決して許されるものではなく、我が国として断じて容認することはできないという立場でございます。 化学兵器の拡散と使用、これは絶対に許さないとの米国、英国、フランスの決意を日本政府は支持しております。その上で、今回の行動は、これ以上の事態の悪化、これを防ぐための措置と理解しております。 今回の米国等の措置がシリア情勢に及ぼす影響について予断することは差し控えたいと思いますが、我が国は、シリアの危機は軍事的手段、これによって解決できる問題ではなく、政治的解決を追求しなければならないと考えております。そのため、我が国は、……
○副大臣(佐藤正久君) 外務副大臣の佐藤正久でございます。 様々な外交課題に直面する中、河野大臣の下、副大臣としての職責を果たしていきたいと思います。 特に、担当であります北米、中南米、中東、アフリカ諸国との関係強化に努めてまいります。また、国連外交、安全保障、法の支配の強化に注力するとともに、在外邦人の安全確保、国際的なテロ対策にも取り組んでまいります。 渡邉委員長を始め、理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。
○副大臣(佐藤正久君) 外務副大臣の佐藤正久でございます。 我が国を取り巻く安全保障環境が大変厳しい中、我が国の外交・安全保障の基軸たる日米同盟の強化が不可欠であります。特に、在沖縄米軍を含む在日米軍の抑止力は地域の平和と安全の確保に不可欠であり、在日米軍の抑止力を維持しつつ、地元の負担軽減を図っていくことが重要です。 また、ロシアとの間で様々な分野における協力の進展を図りながら、平和条約交渉にしっかりと取り組んでいくことが重要です。 領土問題を解決して平和条約を締結するとの基本方針の下、河野外務大臣を補佐し、外務副大臣としての職責を全うすべく、全力で取り組んでまいります。 石橋委員長……
○副大臣(佐藤正久君) お答えいたします。 現在、オーストラリアとは、自衛隊とオーストラリア国防軍との間の共同運用及び演習を円滑化すべく、行政的、政策的及び法的手続を改善する相互訪問に関する協定につき交渉をしておりますが、相手国との関係もあり、交渉内容について明らかにすることは差し控えたいと思います。 ただ、一般に、日本とオーストラリアの部隊が相手の、それぞれの国で活動する場合、これについて国内法との関係でございますけれども、一般に、受入れ国の同意を得て、当該受入れ国内にある外国軍隊及びその構成員等は受入れ国の法令を尊重する義務を負いますが、その滞在目的の範囲内で行う公務については受入れ国……
○副大臣(佐藤正久君) 外務省の予算案の概要説明の前に、一言申し上げたいと思います。 この度は、河野外務大臣の体調不良によりまして、外務防衛委員会におけます委嘱審査の円滑な進行に当たりましてこれに支障を来しており、外務省としてまずおわび申し上げたいと思います。 河野外務大臣は、本日は、更なる検査、治療のため病院に行かせていただいております。ついては、本日の河野外務大臣の欠席と私、佐藤副大臣による代理対応をお認めいただきまして、ありがとうございます。 それでは、平成三十一年度外務省所管予算案につきまして概要を説明させていただきます。 平成三十一年度一般会計予算案において、外務省は七千三百……
○副大臣(佐藤正久君) 松下委員御指摘のとおり、我が国のODAは、中央アジアを含む開発途上国間で高く評価されており、相手国との関係の強化、我が国の国際社会における主導的な役割、これを果たす上で最も重要な外交手段の一つというふうに認識しております。 これまで多くの国の経済発展に貢献し、貧困の削減を通じまして暴力的過激主義やテロの可能性を低減し、さらには途上国の成長を日本経済の成長にも取り込むなど、我が国自身も裨益してきたというふうに考えております。 今後とも、ODAをしっかり活用いたしまして、人間の安全保障の理念に基づくSDGsの達成などのグローバルな課題への対処や、自由で開かれたインド太平……
○副大臣(佐藤正久君) 風間委員にお答えいたします。
御指摘のとおり、経費の分担に関しまして、日米地位協定第二十四条は同一条において、日本に米軍を維持することに伴う全ての経費は、同二条により日本国が負担すべきものを除くほか、米国が負担する旨を規定しているというふうに理解しております。
【次の発言】 留任いたしましたので、一年数か月という状況だと思います。
【次の発言】 在日米軍基地は、訪問したことは副大臣としてはないというふうに思います。ただ、グアム島の米軍基地は訪問したことはございます。
○副大臣(佐藤正久君) 御質問ありがとうございました。 御指摘のとおり、今回日本の方に入ってくる実習生のときに、ベトナム等におけるやっぱりあっせん業者という部分が御指摘のとおり一つ大きな課題になりまして、いいあっせん業者であればそれは問題ないんでしょうけれども、しっかり準備もし情報も与えて日本でもこういう形になるというんでしょうけれども、中にはやっぱり悪質なあっせん業者、これをいかに排除するかというのが一つの大きなポイントだと思います。 そういう面において、実際日本の方でも検挙率が増えているということから、外務省としましても、ベトナム政府と連携しまして協力覚書というものを作りまして、そこで……
○副大臣(佐藤正久君) お答えいたします。
そういう報道に接したことは事実でございますけれども、この問題については、安倍総理とプーチン大統領のシンガポールの首脳会談において、両首脳が領土問題を次の世代に先送りすることなく自らの手で必ずや終止符を打つとの強い思いを共有して始まった問題でございますので、その思いというものを引き続き我々としては支えながら、粘り強く領土問題を解決して、平和条約を締結するとの基本方針の下、頑張っていく所存でございます。
【次の発言】 プーチン大統領がそういう発言されたという報道等は承知しておりますけれども、ただ、そういう発言によって、首脳間の合意事項であります領土問題……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 私は、航行の安全確保のための自衛隊の派遣を含む政府の取組には賛成の立場であります。 中東に日本経済、国民生活に不可欠な原油の約九割を依存している我が国が、他国の軍隊やタンカーの乗組員に汗をかかせ高みの見物というわけにはいきません。自衛隊は行くな、だけどタンカーには行ってほしい、これは通用しない。対案もなく反対反対と言って日本経済や国民の生活が守れるなら、私も思いっ切り反対します。でも、現実は反対だけでは守れない。電気がない生活、これは考えられません。ただ、派遣には国民の理解も必要です。その意味で、国民が持つであろう素朴な疑問を確認したいと思います。 ……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まずは、茂木外務大臣、河野防衛大臣、御就任おめでとうございます。また、質問の機会を与えていただき、ありがとうございます。実は二年半ぶりの質問になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、防衛省の給与法の改正案ですけれども、これには賛成でございます。特にこの自衛官候補生の初任給のアップ、これは河野大臣が衆議院の安保委員会の方でも、募集上の効果も期待できるという発言がございました。 資料一を御覧ください。これ、じゃ、なぜこの自衛官候補生の初任給がこれまで低く抑えられていたかと。これは総人件費改革で、内部管理業務の職員だけではなく、第一線の自衛官……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。質問の機会をいただき、ありがとうございます。 私は、今般の日米協議の第一弾となります二つの協定には賛成の立場であります。また、TPP11、そして日EU・EPAを発効させ、その後、日米交渉を本格化させたその手法にも賛同いたします。 配付資料の一を御覧いただきたいと思います。 日米安保条約の第二条、締約国は、その国際経済政策における食い違いを除くことに努め、また、両国間の経済協力を推進するとあります。すなわち、TPPや今回の二つの協定は日米安保条約第二条の趣旨にも合致しております。また、日本が米国に復帰を求めるTPP、これはその生い立ちからオバマ大統領が提……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。本日は質問の機会を与えていただき、ありがとうございます。 まず、今般の豪雨災害でお亡くなりになられた方々へのお悔やみと、被災された全ての方々にお見舞いを申し上げます。 また、捜索救助、あるいは道路啓開、生活支援等に当たっておられる自衛隊の方々にも感謝を申し上げます。特に球磨村等の山間集落では、多くの孤立地域にあり、ヘリでも降着できないため、自衛官が水や食料を背負い、川を渡り、森を抜け、支援物資を届けていると聞きます。安全に十分注意をしながら任務を遂行していただきたいと思います。大臣の御指導をよろしくお願いします。 それでは、ミサイル防衛の議論に移ります……
○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。質問の機会をいただき、ありがとうございます。また、鈴木外務副大臣、御出席ありがとうございます。
防衛省設置法の改正案には賛成の立場であります。ただ、自衛隊の宇宙に関わる人員、予算規模がかなり少ないことに懸念を持っております。日米防衛協力の指針にも宇宙における日米協力はうたわれており、今後の重点分野でもあります。ただ、その際、中国の宇宙の軍事利用を分析せずには、日米の役割分担、RMCは出てきません。
防衛大臣、中国の宇宙の軍事利用の現状分析、評価を伺います。
【次の発言】 資料一を御覧ください。
この毛沢東時代の両弾一星から、習近平時……
○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。
本日、質問の機会をいただきました関係者の方々に深く感謝を申し上げます。
冒頭、東京五輪について伺います。
報道によれば、IOCは、延期を含めた検討に入り、今後四週間で結論を出す方針を臨時理事会で決めたとのことです。ただ、大会の中止については議題にならなかったともしております。このIOCの発表、総理の受け止めをお聞かせください。
【次の発言】 中止は絶対あり得ないと。完全な形での実施の中での延期という選択肢も入れながら、今後しっかり調整をして、多くの国民が世界からアスリートを良い形で迎える、そういう環境をつくっていただきたい、そうい……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まずは、茂木外務大臣、再びの外務大臣、おめでとうございます。そしてまた、岸防衛大臣、参議院のOBとして、またこの当委員会のOBとしての防衛大臣就任、本当におめでとうございます。 ただ、最初に実は苦言を呈しないと与党の理事としていけません。 先ほど理事会でもありました。防衛省から、イージス・アショアに係る経緯、この報告が理事会でありました。実は、午前中、衆議院の安保委員会の方の理事会の方でこれが説明があった。その際、これは非常に分厚い資料ですから、事前に衆議院の理事の方には説明があったと。ところが、参議院のこの理事会メンバーの方には説明がないと。どう考……
○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。 RCEPについては、昨日も本会議の方で質疑が行われました。RCEPのやっぱりメリットというものは、日本の工業製品やあるいは農産品等がこの加盟国の方への輸出が加速される可能性が高いという一方で、外交的な観点としても、やはり日本が主導するインド太平洋、まさにFOIPの柱の一つが自由貿易の促進ですから、そういう意味で、このTPP11、CPTPPや、あるいは日EU・EPA、あるいはこのRCEPというものの意義も大きいというふうに思いますし、さらに、アメリカにこのインド太平洋に注目させるという意味からも、将来のCPTPPへのアメリカの復帰を見据……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
早速ですけれども、自衛隊大規模接種センターについて質問いたします。
防衛大臣、今回、予備自衛官の運用はまだなされていないようですけれども、大臣のところに予備自衛官の医官や看護官からどういう声が届いているでしょうか、それともまだ届いていないでしょうか。
【次の発言】 私聞いたのは、予備自衛官の声が大臣に届いているかということなんです。担当には伝えましたけど、どういう声かと。私の事務所にも結構来ているのは、なぜ俺たちを使ってくれないんだと、なぜ代わりに民間の会社を使った看護師なんだという声なんですよ。総理は、やっぱりこれは、自衛隊は最後のとりで、自衛隊が前……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。久々の質問となります。大臣といろいろやり取りさせていただきますので、その各項目の最後に総理に所見とか思いを述べていただきたいと思いますので、ゆっくりとされて結構でございます。 まず最初に、水際対策、これについて伺います。 まず法務大臣に伺います。 入管庁の資料だと、二月は日本人が約二万人、外国人が約一万三千八百人入国しておりますが、新規で特段の事情で入ってきている方もいるようです。国民の中には、特段の事情の基準が甘いのではないかという懸念もございます。 この外国人入国者の内訳、特段の事情の基準、これについて御説明をお願いします。
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。質問の機会、ありがとうございます。
まず、ウクライナ情勢について外務大臣にお伺いします。
自民党の外交部会で外務省の幹部の方が、このロシアによるウクライナ侵略は、これはヨーロッパの安全保障の問題であるというふうに明言されました。大臣も同じ認識でしょうか。
【次の発言】 まさにその部分が先ほどの武見先生が言われた国柄に関係してくると思うんですよ。単にヨーロッパの問題だけという認識は、言わば日本にとっての問題かと、全然変わってきます。
私は、外務省の方々と一緒にイラク・サマーワの方に派遣をされました。我々の派遣というのはどのような形で日本の平和や安定に貢献……
○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。 まずは、開発協力大綱の改定について、政治家同士の議論をしていきたいと思います。特に国際協力、ODAは外務省だけではなく他省庁にもまたがっておりますので、関係する官房副長官、大野、細田、中村副大臣にも御参加いただきまして、ありがとうございます。 二〇一五年に現大綱は、人間安全保障やあるいは地球規模的課題、官民連携等の協力の地平が拡大したということで、ODA大綱から開発協力大綱に名前も中身も変更いたしました。ただ、現協力大綱には広義の経済安全保障の視点が入っておりませんし、国家安全保障戦略との連携も不十分だと思います。 大野副大臣、経……
○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。質問の機会をどうもありがとうございます。また、総理、連日お疲れさまでございます。
まず、ロシアによるウクライナ軍事侵略についてお伺いします。
総理は、昨夜、プーチン大統領に対する資産の凍結を発表されました。この時期の発表なのか、その背景含めて理由を説明いただきたいと思います。
【次の発言】 であれば、これ早くやった方がいいと思います。
このプーチン大統領の資産凍結は、前回表明した第二弾の資産凍結の中に入れるのか、それとも第三弾として別個に閣議了解するのか、どちらでしょうか。
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 先ほど榛葉委員の方から、外務大臣、重厚な大臣という話ありましたけれども、重厚かつスマートな大臣だと私は思っておりますので、政府とこの立法府、しっかり課題について議論して、前の方に進めるという形にしていきたいと思います。 まず、資料一、これを御覧いただきたいと思います。 これは、防衛力の抜本的強化のための有識者会議における岸田総理の発言録であります。まさに現下の厳しい安全保障環境というふうに言われておりますけれども、世論調査でも、中国への日本国民の厳しい見方が増えています。前回の安保戦略策定時と比べて、大臣の安全保障面から見た中国への情勢認識、これを伺……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
お手元の配付資料、これを御覧いただきたいと思いますけれども、これは、衆議院の安保委員会で太委員の質問に対して岸防衛大臣が答えたスタンドオフミサイル、これについての答弁でございます。防衛省は、スタンドオフミサイルの有用性について説明しております。
整備担当の川嶋局長にお伺いします。
仮に、北海道にスタンドオフミサイルを配備をして、そこから自衛権に基づき尖閣諸島や与那国島などを防衛することは、法理論上これは可能ですよね。
【次の発言】 そうじゃない。整備担当が法理論上違反なものは整備できないわけで、それ答えられないんですか。
もう一回言いますよ。北海道……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず、日韓関係について伺います。 旧朝鮮半島出身労働者に関しまして、尹政権が努力をして前政権の負の遺産を薄めようとしている努力は認めますけれども、まだ、日本国民の中にはまだまだその実効性を含め疑問を持っている方も多いと思います。そこで、何点か外務大臣に確認したいと思います。 日本側は、韓国政府の案を関係改善の観点から評価するとしております。そもそも日本企業が被告となり賠償を求められること自体が完全かつ最終的に解決したとする日韓請求権協定違反であり、韓国側の原告が訴える相手は、日本企業ではなく、韓国政府でなければなりません。よって、韓国の既存の団体が日……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 冒頭、今回の自衛隊のヘリの航空事故の件でございますけれども、事故原因等の推測は二の次です。自衛隊と海上保安庁におかれましては、搭乗者全員の捜索救難に全力で当たられ、全員の無事を祈念いたします。 それでは、日本にとって有利な国際環境を創出するための有効なツールについて質問いたします。 国家安保戦略に明記したように、そのツールとしてODAやOSA、防衛装備移転を三本柱として推進していくことは極めて重要です。そのツールの全体の方向性や体制、裏付けとなる財源を確保する上でも、国家安全保障局が省庁間、局間の調整役として大きな役割を果たすべきと考えます。 資料……
○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。 日英、日豪RAA四案件の前に、スーダンにおける邦人輸送についてお伺いいたします。 総理は未明に、二十四日に、在留邦人四十一名とその家族四名、四十五名が航空自衛隊のC2輸送機においてスーダンのポートスーダンからジブチの方に退避をしたというふうな説明があり、また、本日未明に、フランス大使館、フランス軍の協力によって、ハルツーム北部の空軍基地から大使館員あるいは退避を希望する邦人等のジブチ退避が行われたというふうに聞いております。 よって、最新のスーダンにおける治安状況、あるいは邦人の退避状況、また大使館の状況についてお伺いしたいと思い……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 日本有事の際の来援軍等と自衛隊との武器、弾薬の相互提供について質問をいたします。 まず、配付資料の一、これを御覧ください。 この資料一は、前回の委員会で、経産省から、来援軍に対する装備移転の、装備の提供は防衛装備の海外移転になると答弁があり、内閣官房からは、ACSAの締約国であるか否かによって法律上提供可能な装備に差異はないと答弁があり、防衛省からは、厳しい安保環境やロシアのウクライナ侵略という現実を踏まえて、国内法で縛られている武器の提供については不断に検討して、関係省庁とも協議するとの答弁がありました。 そこで、外務大臣に伺います。 今回の安……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 今日は、基盤強化法についていろいろと質問をさせていただきたいと思います。 今回、防衛基盤、防衛産業を強化するということでございますけれども、当然防衛産業の方も大事なんですけれども、やっぱり防衛省が抱える課題というのも幾つかあるというふうに言われております。その一つが、本当に有事前提に必要な装備品を必要な数だけしっかり発注しているのかと。一定数量を防衛産業に発注し、それを安定的な数量が来るというふうに予見ができれば防衛産業もそれなりの対応ができると、これは当たり前のことでございます。 これ、大和統括官にお伺いします。 ミサイル防衛で、国民保護訓練でJ……
○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。 今日は質問の機会をいただき、本当にありがとうございます。 今日は、まず安保三文書のワーキングチームでも余り議論されてこなかった部分を中心に議論をしていきたいというふうに思います。 総理、人は石垣、人は城という言葉がありますが、総理も自衛隊の最高指揮官として自衛隊の人材確保の重要性は深刻に認識されているというふうに思います。 総理、自衛官募集には十五万円の壁という言葉があります。警察官の高卒者の新規採用者の給与は約十八万円です。自衛官候補生の初任給は十四万六千円です。十五万円行きません。これは隊員募集の大きな壁となっています。警察……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まずは、上川外務大臣、木原防衛大臣、御就任おめでとうございます。 そしてまた、G7外相会合、そして日英2プラス2、お疲れさまでございました。 まず、イスラエル情勢についてお伺いいたします。 私も、二度、中東で派遣隊長を経験し、外務副大臣として二年中東を担当した経験から、私は、中東におけるバランス外交とは、関係国の顔色をうかがって日和見的な外交をいうのではなくて、自ら重心を決めて、バランスを自らつくり出すということが肝腎だと思います。 その意味で、日本は、ハマスでもイスラエルでもなくガザ市民の命を救うと、そういう人道支援に重心を置くこと、さらに、戦……
○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。 まずは、昨日発生しました米軍オスプレイの事故について質問いたします。 亡くなられた一名の兵士にお悔やみを申し上げますとともに、残り七名の捜索救助に当たっておられる海保や自衛隊、米軍、それ以外の関係者に感謝を申し上げたいと思います。 特に、今回、最初の一名の救助は、現地の地方水難救済会の救難所に所属する地元漁船が現場海域で要救助者一名を発見し、その後、海保等が揚収したというふうに受けております。今日は海上保安庁の警備救難部長の彼末部長にも臨席賜っておりますけれども、引き続きの捜索救助、よろしくお願いしたいというふうに思います。 ま……
○佐藤正久君 委員派遣について御報告を申し上げます。 本委員会の小野田紀美委員長、若林洋平理事、小西洋之理事、上田勇理事、石井苗子理事、榛葉賀津也委員、山添拓委員、伊波洋一委員及び私、佐藤正久の九名は、去る二月十九日及び二十日の二日間、我が国の外交、防衛等に関する実情調査のため、長崎県及び佐賀県に派遣されました。 以下、概要を御報告いたします。 第一日目は、長崎県において、まず、独立行政法人国際協力機構、JICAとの連携事業を進めている国立大学法人長崎大学を訪問しました。JICA九州からその事業概要や長崎大学との連携実績等について、長崎大学から感染症研究出島特区や高度感染症研究センターで……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず最初に、米軍のオスプレイの運用停止措置解除について議論したいと思います。 外務大臣、防衛大臣、このオスプレイを在日米軍の方が使用する、あるいは自衛隊の方で導入すると、これについては、今、榛葉委員も、あるいは福山委員もおられますけれども、それぞれ与野党の理事という立場を超えて、かなりこの委員会でも相当議論を重ねて今があります。米軍の普天間基地へのオスプレイ配備は民主党政権のときにこれを決定をし、自衛隊のオスプレイについては民主党政権のときに検討を始めて、第二次安倍政権になってから正式決定したと。つまり、与野党を超えてこのオスプレイは非常に関心が高く、……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
在外公館の名称位置給与法については賛成であります。特に在勤基本手当が今回九か国の外貨建てになったということは、円安対策上も大きなメリットがあると思います。本日、一ドル百五十一円を超えたということもありますけれども、外貨建てにしたメリット、これについて、外務大臣、御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
自衛官が海外赴任する際に、駐在武官とか警備官であれば今回の外貨建てによってかなり救われる部分はあると思いますけれども、自衛官が軍の大学等に留学する場合、長期出張扱いで、防衛交流上家族同伴というのが通例なのに、家賃も出ませんし……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 木原防衛大臣、ハワイへの出張、お疲れさまでございました。日米防衛相会談では統合作戦司令部のお話も出たかもしれませんけれども、日本の防衛上、統合運用は待ったなしです。ただ、実態は、まだまだ遅れている部分もあるのも事実です。 例えば、自衛隊の小銃の口径や部品の互換性です。南スーダンPKOでは、韓国の部隊が恥を忍んで日本の部隊に小銃弾薬をくれと頭を下げてきました。それは、日本と韓国の派遣隊以外は全て七・六二ミリの口径の小銃だったために、日本隊しか五・五六ミリの小銃を持っていなかったからです。 実は、同じ自衛隊なのに、陸海空で小銃の口径は違います。陸自は全て……
○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。
外務大臣に伺います。
ICCのカーン主任検察官は、ネタニヤフ首相やハマスの指導者らに逮捕状を請求しました。バイデン大統領は、言語道断、イスラエルとハマスは同列ではないと強く反発し、英国のスナク首相も反発しておりますが、日本政府の受け止め、これをお伺いいたします。
【次の発言】 なかなか今の段階での日本政府の立場表明は難しいと思いますけれども、余りこれが、立場表明が遅くなりますといろんな面で影響出ますので、しっかりと法の支配や情勢を考えながら態度表明をお願いしたいというふうに思います。
既に資料を配付しておりますので、資料を見ながら……
○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。
冒頭、今朝、北朝鮮より発射されました短距離弾道ミサイルのその概要、あと防衛省の対応について防衛大臣に伺います。
【次の発言】 今月、北朝鮮が弾道ミサイルを撃ったのは、十七日、二十七日、そして本日と、今月だけで三回になりました。
その関係で上川外務大臣にお伺いしますが、今回残念だったのは、日中韓首脳会議、これ四年半ぶりの開催となりましたが、その中での共同宣言に、四年前、四年半前は完全な朝鮮半島の非核化と入っていたものが、今回は完全が落ちました。後退したようなイメージを多くの国民も持ちました。
政府の方は、固体燃料の大陸間弾道弾の発射……
○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。 G7サミット等一連の会議に参加あるいは支援をされました外務省始め政府の職員の皆様、本当にお疲れさまでございました。ただ、現実はやっぱりなかなか甘くはなくて、ウクライナ平和サミットにはロシアや中国は参加をせず、BRICSメンバーのインドやサウジアラビア、南ア等十か国が共同声明を支持しないという、平和への道筋を描く難しさも浮き彫りになりました。 その中で、独自の外交を展開するインドと日本との首脳会談が開かれました。G7だけでは物が動かない時代、その中にあって、インドの役割や発言力は今後確実に増えるというふうに言われています。 インドは……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 上川大臣、木原大臣、質問の前に、与党筆頭理事として一言苦言を呈させていただきます。 今回の閉会中審査の前に、衆議院と違って、理事懇談会を二回やりました。それでらちが明かないので、この閉会中審査となりました。二回とも二時間、計四時間やっても政府からまともな答弁がない、歯切れが悪い。外務省は、米軍担当でもない政務官が理事懇にやってきて説明するも、理事懇直前に役人から説明を受けたと説明し、的を得ない。担当の副大臣や政務官は海外出張かと聞くと、日本にいると言う。何やっているんですかというような思いであります。 やっぱり、外務省の危機感が伝わってこない。なぜ担……
○佐藤正久君 おはようございます。自民党の佐藤正久です。 本日も、公明党の理事、そして野党の理事、委員の先生方の御協力を得て豊田委員長の下で法案質疑ができるということを、自民党理事としても感謝冒頭申し上げたいと思います。 その上で、まず、政治は弱者のためにあると私は思います。政治は弱者のためにあるという視点を置きながら、その理想にいかに近づけるか、これが政治家の仕事で、政治家は、国民の命と暮らしを守るために汗をかいて結果を出さないといけないと思います。 ただ、国民の政治に対する不信があれば、我々が決めた法律や制度に国民がそれを納得するかというと、そこは難しい部分もあろうかと思います。その……
○佐藤正久君 私は、ただいま可決されました政治資金規正法の一部を改正する法律案(衆第一三号)に対し、自由民主党及び公明党の各派の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 政治資金規正法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 本法の趣旨を踏まえ、次の事項について、それぞれ所要の措置を講ずるものとする。 一、政治活動の公明と公正を確保し、民主政治の健全な発展に寄与する観点から、政治改革全般にわたる課題について不断の検討を続けること。 二、政治資金に関する独立性の確保された第三者機関の設置を始めとする本法における検討事項については、本法が実効あるもの……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
総理、本日、日経平均株価が東京市場において四万円を超えたということが判明しました。総理の受け止めをまずお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 総理、やっぱりこれ史上初めての四万円超えと、これらの政策の結果というふうに言えると思いますけれども、このいいもの、今度は成果をいかに実体経済の方に落とし込むかと。本当に、我々の生活の方で、株が上がって生活は良くなったなというふうにつながるように引き続き努力をお願いしたいというふうに思います。
続いて、能登半島地震についてお伺いします。
改めて、お悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。
ただ、二か月たっ……
○佐藤正久君 私は、この問題を考えるときに、やっぱりそれぞれのところで意識改革とやっぱり業務改革、制度改革、この三つの分野をどういうふうに組み合わしていくかが大事だと思っていますが、経済産業省の方が書かれたこのペーパーの一ページを見ても、さっきから何度も出ているように、民生部門がやっぱり増えていると、まあ運輸部門もそうですけれども。そういう部分でどういうふうに意識改革とか業務改革、制度改革をやっていくかと。多分、我々の国会、今やっているのも、これも多分業務に入ると思うんですけれども。 今日いただいた資料を見ても、それぞれの省庁の意識がもうここでも明確に分かると。例えば、環境省のペーパーは裏表……
○佐藤正久君 ありがとうございます。 まず、各省庁に対して感謝申し上げます。この前、両面コピーの方がいいというような御指摘したんですけれども、今日は全部両面コピーになって、ありがとうございます。 それで、国土交通省と農林水産省のそれぞれの資料の、開けていただきたいんですが、国土交通省は九ページ、それで農林水産省は七ページ、それぞれに、地球温暖化による気候変動への対策というものがそれぞれ載っております。先ほど来出ているように、この対応というのは各省庁横断的にやる必要があると。これは皆さん承知のとおりなんですけれども、やはり今まで話を聞いていても、やっぱり縦割りでかなり進んでいるなと。この対応……
○佐藤正久君 国際交流基金の小倉理事長にお伺いいたします。 説明の中で、平和構築の方に日本の文化、とりわけ、説明があった例ではアニメとかそういうものを、あるいは児童の劇団というものを派遣されたというものがありました。実際、私もイラク・サマワの方で外務省のサマワ事務所の方と一緒に「キャプテン翼」の普及の方に、こちらを手伝った関係もあるんですが、そこで感じたことは、一つは継続性というものと、あとはODAで与える物品との組合せと、この二つの思いがあります。 アニメ「キャプテン翼」とか「おしん」というのは物すごく評判が良かったものであります。こういうものは、できれば継続性を持ってやっていくというの……
○佐藤正久君 ありがとうございます。 今日は非常に有意義なお話を聞かせていただきました。特に、この環境の調査会の方に入れていただいてから、一般の方々のやっぱり意識の啓蒙活動というのを非常に大事だなと私は思っていまして、実は私も小林参考人からすると環境に余り興味がないおじさんの一人でありました。元々、こういう立場になるまではそんなに興味がなかった男です。 そこで、私も今このメンバーになったことで何かできないかと。今、私が作ったのが、グッズを作りまして、これ、マイばしで、自民党のホームページのサイトBの方にも、議員グッズの方に今載せようと思っております。これはわざと、今、NHKの方で「ちりとて……
○佐藤正久君 猿渡参考人にお伺いいたします。 京都府の場合、隣の府県との連携、CO2削減とか温暖化の関係で何か連携はなされているのかどうか。特に、京都府の場合は滋賀とか大阪と非常に近くて、かなり通勤関係の方も多いというふうに思います。その関係で、府としての取組というのはやはり隣接県と連携しながらやるというのが非常に効果がある場合もあると思いますので、それについて一点お伺いしたい。 二点目は、京都というとやっぱりどうしても非常に観光地ということで、政令指定都市の京都市の場合は観光客をどんどん増やそうという今、動きがあります。観光客が増えれば、当然車、特に花見、秋の紅葉の時期は大渋滞になります……
○佐藤正久君 デア大使閣下、そしてセキュータ公使、葛参事官、どうもありがとうございました。今の貴重な御意見、参考になりました。 私の質問は、というよりもアドバイスをお願いしたいと思っています。日本国民の環境に関する意識を啓蒙するためにはどういうふうなことをしたらいいかという点について、環境にある程度詳しく、そしてまた日本に住まれている見識のあるお三方にそういうアドバイスをいただきたいなと思います。 日本のことわざに、おか目八目と、通訳の方済みません、おか目八目という言葉があるんですけれども、やはり我々、中に入っているとなかなか分からない部分があるので、そういう第三者的な目から見てこういうふ……
○佐藤正久君 今日は、お三方から貴重な御意見を賜りまして、本当に感謝しております。それぞれの三人の参考人に、私が関心がある事項についてそれぞれお伺いいたします。 田中参考人に対しましては、国内広報事業という中で小中学校での教育にも何か支援をされているという説明がございましたけれども、このアントレプレナーシップ教育を今は小中学校でもやっているところも増えてきていると。そういう、非常に決断力とか創造力、企画力をつくるという面でも、あるいは若い人材を育成をするという面でも非常に私もいい教育ではないかなと思っているんですけれども、これについての今後の取組状況あるいは現在の状況についても、かかわってい……
○佐藤正久君 ありがとうございます。 ちょっと議論に水を差すようなんですけれども、余りにも何かきれい過ぎるような気がします。日本を正しく発信していないような気がします。 例えば、私、イラクから帰ってきてすぐ、一週間後ぐらいにサマワの知り合いとかが外務省の招聘で日本に来ました。彼らが言った言葉は、日本の方が治安が悪いと言いました。日本人が、我々が見ている世界とやっぱり全然違う世界を彼らは言いました。我々が見ているのは日本のマスコミを通じて見た中東の世界であって、彼らが実際日ごろ見ている世界とはまた違う世界を我々は見ているわけで、彼らがなぜ言ったかというと、こんなに交通事故で人が死んでいるのか……
○佐藤正久君 今日は、目加田参考人、そして片山参考人、本当にありがとうございました。 私の質問は、片山参考人のペーパーの方にもありました、これからの質的な向上の分野でNGOもどんどん活躍していくべきだと、特にコンサルティング型とかキャパシティービルディング型の支援というものについてお伺いをしたいと思います。 私はその必要性を非常に強く感じている一人でありまして、私は自衛隊という立場で国際貢献というところで、あるいはゴラン高原とか、あるいはカンボジアとかイラクの方に行かせていただいたんですけれども、そこで感ずることは、欧米のNGOの方々はコンサルティング型のNGOの方がいるんですけれども、日……
○佐藤正久君 ありがとうございます。 私も現場の人間として、今、福山委員の方から質問があったように、非常に現場でいつも混乱するのは、支援の競争になってしまうんですよね。支援の競争になってしまっていて、それが計画性を持って、さっきの浅野参考人が言われたように、緊急の段階から、あるいは実際、緊急と復旧というのは途中から重なっていって、次、復旧と復興が重なっていって、復興をやりながらまた防災とシームレスで大体いくんですけれども、だれも一貫性がある戦略を持っているわけではなく、その場その場で自分ができるものを取りあえずやっていくというふうな感じが、やっぱりイラクでもそうでしたし、みんなそんな感じがあ……
○佐藤正久君 この紙のまとめ方については、私も川口先生に同意したいと思います。 ぱっと見て、これが本当に温暖化対策の現状であって、それがその方向性なのかなというと、ちょっと違うような気がします。であれば、温暖化対策の現状というものを言うんであれば、総論と個別に分けるときに、個別の切り口が、現状評価の切り口が、果たしてこの書いてある国民運動と地域における取組、排出権取引、再生可能エネルギー、森林吸収源対策というだけなのかなという疑問は当然多くの人が持つでしょうし、今までのこの調査会で議論した切り口が本当にこの五つの切り口かなと、現状評価としてね。現状評価の切り口がこれなのかなと。それぞれの、じ……
○佐藤正久君 ガバナンスとか格差という表現があるんですけれども、やっぱりどうしても中東とかアフリカというと、腐敗とか貧困とか格差ってどうしてもあると思うんですよ。 相手国政府のそういう腐敗防止等も含めたガバナンスの改善というのは、言うのは簡単なんですけれども、実はアジアもそうなんですけれども、中国と韓国のコンプライアンスがめちゃくちゃという話もよく聞くんですよ、現場の方で。日本企業が向こうにいい支援をやろうと思っても、もう競争で負けてしまうと。その原因には、日本の場合は非常にコンプライアンスが厳しいと、本社の方から厳しい枠をはめられてしまうと。他方、中国と韓国はもうばんばんばんばん入っていく……
○佐藤正久君 三人の参考人の方、どうも御説明ありがとうございました。 私は影山参考人にだけ質問いたします。二点質問します。 一点目は、クリーンコールテクノロジーというんですか、説明いただきましたけれども、二十ページですね、これについてもう少し教えていただきたいと思います。 さっきの説明の中に、各国ともまだまだ石炭というものにこだわっていたり、あるいは天然ガスというのにこだわっているという実情が説明ありました。そういう意味で、石炭をガス化して複合発電に使うとか、CO2を回収あるいは貯留するというものは、これは結構日本の国際貢献という観点では重要な分野ではないかなというふうに思います。そうい……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 本日は、白石先生そして志方先生、どうもありがとうございます。 お二人のお話の中で、やはり安全保障というものを考えるときに、長いスパンで考えないといけない、長期的な趨勢というものを見ないといけないと、まさにそのとおりだなという感じがします。また、志方先生の方からは、軍事という座標軸もやっぱりしっかりと正面から見据えないと間違ってしまう、本質は軍事なんだと。防衛というのは、それは目的であって、また手段とは違うということを言われました。 そういう中において、実は今年、実際は軍事戦略という形の方が多分志方先生にはぴったりするかもしれませんけれども、防衛計……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 我が党は憲法改正案の新憲法草案を党議決定し、内閣総理大臣を最高指揮官とする自衛軍を保持するというふうに中で明記しております。これは国防や国際協力のための自衛隊を軍に昇格するというものであります。 昭和二十年、我が国はポツダム宣言を受諾し、陸海軍は解体、徹底的な非武装化が進められ、日本は完全な丸腰国家となっていきました。しかし、朝鮮戦争が勃発し、駐留米陸軍の朝鮮投入による力の空白化を懸念したマッカーサー元帥が、吉田茂首相にあてて国内の警察力と海上警備力の強化を促す書簡を送りました。そのマッカーサー書簡を受けて、警察予備隊令、これが制定をされ、警察予備……
○佐藤正久君 中山参考人、そして船田参考人、どうもありがとうございます。 非常事態規定と集団自衛権についてお伺いしたいと思います。 実は私、まさに福島県の出身で、今回の震災についてはいろいろ思うこともございます。今回、憲法に非常事態規定がないがゆえに、実際、基本の今ある法律の立て付けが悪い、あるいは、それがあってもうまくその法律を使えていない部分があるというふうに私は認識しておりまして、これは絶対作るべきだと思っています。 例えば、緊急対処事態というものがあります、緊急事態対処法。その中には、敵のミサイルとか航空攻撃によって原発がやられてしまったという、それに基づいて国民保護法制というも……
○佐藤正久君 ありがとうございます。 井戸川町長にお伺いしたいと思います。 今回の震災は、法律的には、地震、津波に対する大規模地震対策特別措置法というものと原子力災害に対する原子力災害対策特別措置法と二つの法律が取りあえず適用されて、国あるいは県としては組織がいろいろ立ち上がってきました。 でも、実際、双葉町のような場合は被災者からすると両方、地震、津波だけではなく原発災害と、もう複合事態に、複合災害の被害者という側面もあったと思うんですね。やはり、当初の間、政府の方も二つの法律があったために組織がある程度乱立をした傾向もあって、途中で整理をしましたけれども、そういう二つの違う法律があっ……
○佐藤正久君 ありがとうございます。自民党の佐藤正久です。 今回は、震災と非常事態条項を議論しておりますけれども、本来、我々にとって一番大事なのは、やっぱり国の独立時において独立をいかに確保するかという観点からもこの緊急事態条項を議論しないといけない。その延長線上に私は大規模災害があると思っています。 先ほど西田先生が言われたように、諸国民の公正と信義に信頼して我々の安全と生存、命までを確保すると決めたと。この前の北朝鮮のミサイル発射対応を見ても、北朝鮮に我々の命まで、生存まで預けることはできない。そういうときに、中央政府が場合によっては個人の権利、人権、特に一番には、生存権を確保するため……
○佐藤正久君 ありがとうございます。 アジアに対する取組を考えた場合、やっぱり支援という切り口とビジネスという切り口、今、大島さんが言われたように、支援とビジネスのバランスをどうやって我々としてこれから進めていくかと。支援の場合も、防災という観点とあるいは給水という観点の支援があると思うんですよね。 特に、給水に対する支援というのは、ビジネスの方にも将来発展する可能性はあるかもしれないと。その辺をどういうふうにやっていくかというと、やっぱり国として決めないといけないと思っています。特に、支援からビジネスといった連続する場合、中長期的な部分とエリアと分けていかないといけないと思っています。 ……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 本日は、百地参考人、そして水島参考人、ありがとうございました。 時間の関係で、百地参考人に質問をさせていただきたいと思います。 参考人言われた、憲法は英語で言えばコンスティチューション、国の形や構造、国柄を表すものだという意見に同調する者の一人です。その意味で、憲法に書かれています国民の権利及び自由、あるいは義務、あるいは責任というものの関係について、この国柄をしっかり書き込むということも非常に大事だと私は思います。 今の憲法では、特に第三章で国民の権利及び義務が書かれておりますが、権利が十五、義務がそれに対して三か所、自由が六か所で、責任はた……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 緊急事態条項と憲法九条あるいは国防について考えを述べたいと思います。 緊急事態には、大規模自然災害だけではなく、外国からの攻撃、テロ行為、国内治安の乱れ、エボラ熱の感染症など多くのケースが考えられ、それら全て個別の法律で網羅して対処するのは限界があり、緊急時には総理は想定外の対応が求められないとも限らない。そのための基本法である憲法にしっかりと緊急事態条項を設けて、柔軟に対応する必要があると考えます。 政府の責任で緊急事態を認定し、緊急政令により、生存権を含む公共の福祉の維持等の観点から個人の権利や自由を一部制限する、あるいは一部の機関や個人には……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。意見表明の機会を与えていただき、ありがとうございます。 今回のコロナ対応を見て多くの国民が改めて感じたことは、日本は新たな事態、想定外の事態に弱いということではないでしょうか。災害対応の法律一つ取っても、事態が起きてから法律を逐次整備し改正してきた歴史があります。将来新たな感染症が発生したときに、今の感染症法等で対応できるのか、強制力が弱い水際対策で大丈夫かと疑問を持っている方も多いと思います。 想定外や新たな事態に適切に対応し、国民の命を救うためには、憲法に緊急事態条項を入れておくことが重要です。想定外のことが起きる可能性があるのに何もしない、あるいは……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。質問の機会をありがとうございます。 私は、緊急事態には、我々の健康を守るという以上に、国家国民を守るために、この出席という機能的意義に着目して、オンライン国会等は積極的にやるべきという考えを持っております。 緊急事態って何かという部分にもいろいろこれは議論しないといけないと思いますけれども、災害だけではなく、重要影響事態とか武力攻撃予測事態、武力事態においても、やっぱり法律改正等をやるということは考えられると思います。今回のウクライナの例を見ても、まさにウクライナの危機、二月二十四日の以前からいろんな動きがあって、そして二十四日に実際に軍事的な手段が行使……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。発言の機会をありがとうございます。 参議院の緊急集会は、緊急事態に対応するための重要な規定です。緊急集会に対して、衆議院が解散された場合にしか対応できない、そもそも参議院だけで重要事項を決めていいのか等の指摘もありますが、緊急事態という国家の根本概念が現行憲法で規定されていない中、様々な対処法を考えておくべきであり、緊急集会もその一つの方法として活用していくべきと考えます。 他方、緊急集会があればそれで大丈夫とすることも問題だと思います。まさに緊急事態が起きているときに、衆議院議員の任期が満了になるから解散をして、あとは参議院の緊急集会でというのは緊……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 我が会派としましては、これまで、自衛隊の明記、緊急事態対応、合区の解消と地方公共団体、教育の充実の四項目を憲法改正の優先的な検討項目として申し上げてきたところでありますが、本日は特に、緊急事態への対処を考える上で、参議院の緊急集会について述べさせていただきます。 首都直下地震や南海トラフ地震などの大規模自然災害の発生等を想定した対応が急がれる中、憲法により参議院に与えられている重要な権能の一つである緊急集会について解釈が分かれている論点に関して、参議院としての考えを明確にする必要があります。同時に、内閣から求められたときに緊急集会を速やかに開会し、……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず、参議院の緊急集会の開催が、平時、有事問わず、衆議院不存在時のための制度であることを改めて申し上げたいと思います。 本院憲法審査会では、衆議院議員の任期満了時でも内閣は参議院緊急集会を求め得るとの見解について、異なる会派意見はなかった旨、確認したいと思います。 また、本論点を含め、五月十五日の本審査会で法制局長から示された緊急集会に関わる四つの論点については、緊急集会が内閣の求めに応じて開かれ、参議院で決定した法律や予算措置は衆議院の事後承認が必要であることから、内閣、参議院、衆議院でその解釈をすり合わせ、その上での憲法改正や法律改正が必要ではな……
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