このページでは舟山康江参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。舟山康江参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○舟山康江君 民主党・新緑風会・日本の舟山康江でございます。本日は初めて質問に立たせていただきます。 私は山形県に暮らしておりますけれども、その中で、自然の雄大さ、また緑の木々の美しさ、そして地域社会の温かさをつくづく感じているところであります。しかし、その一方で、今地域は非常に厳しい状況にあることはもう皆さん御承知のとおりだと思いますけれども、景気回復と言われながら、地方に行きますと、シャッター通りが広がり、また景気回復の実感はありません。交通機関や学校、病院などがなくなり、非常に今、高齢化、過疎化が急速に進むなど、活力が低下しております。私は、その中で、掛け替えのない地域社会、正に私たち……
○舟山康江君 今の点でありますけれども、私たちの認識も大臣が今御発言されたものと同じでありまして、やはり農村集落、今非常に過疎化、高齢化、また農業従事者の減少など、今までに類を見ない構造変化に見舞われている中で非常に厳しい現状にあると認識しております。 言うまでもなく、地域社会というのは様々な人がそこに住み、生活することによって形成されているわけでありまして、やはりその基本というのは、大臣もおっしゃっておりましたけれども、農業生産、農林業、第一次産業に従事することによってそこに住み続けているということが多いというふうに思います。 正にそのような観点で、私たちは、生産だけではなく、農村を守る……
○舟山康江君 ただいまの御質問ですけれども、御指摘のとおり、私たち民主党案ではすべての販売農家を対象としております。と申しますのは、農業、農村を守っているのは一部の特定の担い手だけではないということであります。 御承知のとおり、農業、農村の役割は単に食料の生産だけではありません。国土や自然環境の保全、良好な景観の形成、伝統文化の継承、さらには地域社会そのものの形成など、様々な多面的な役割を担っております。正に、水や緑や空気など、お金では買えない、貨幣価値には換算できない掛け替えのないふるさとを守る大事な役割を持っております。 そういった意味で、まず農業生産、地域社会、それを守るためには、規……
○舟山康江君 まず支援内容ですけれども、基本理念としては、やはり国民への食料供給に寄与している現在の販売農家ができるだけ農業経営を継続できるようにするためにはどうしたらいいのか。そのような観点で、やはり再生産可能な所得をきちんと補償してあげましょうというのが基本であります。 そのために、生産数量の目標に従って主要農産物を生産する販売農業者に対しまして、ここで言う主要農産物というのは、法律の中での例示は米、麦、大豆でありますけれども、その他政令に定める。これも法律の中で申しておりますけれども、生産費が販売価格を上回るようなものについて弾力的に政令で対応するために、例示として、法律の中では例示と……
○舟山康江君 民主党・新緑風会・国民新・日本の舟山康江です。 今日は、日米地位協定に基づく在日米軍駐留経費負担等について中心に質問をさせていただきたいと思います。 その前に、冒頭に、昨日、名古屋高裁におきまして、自衛隊のイラク派遣をめぐる訴訟において違憲じゃないかという判決が出ました。 私は、イラク戦争に関しまして、この根拠としては、イラクというのはテロ支援国家であると、あとは大量破壊兵器を持っているということでアメリカの主導で始まったものでありまして、大量破壊兵器は見付かっていないと、そういった様々な事情から各国も撤退していると。根拠そのものが崩れているという意味では、非戦闘地域だから……
○舟山康江君 民主党・新緑風会・国民新・日本の舟山康江です。 本日は、農林水産省関係の決算につきまして主に二点質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず一点目ですけれども、農業災害補償制度につきまして質問をさせていただきます。 この制度は、不慮の事故によって受ける損失補てんのための制度でありまして、農業が天候によって豊凶の差が激しいと、そういった特徴を踏まえまして年によって極めてその被害額が大きく変動いたします。そういった意味から、単年度で見ますと、このいわゆる組合からの負担と国庫補助による手持ち掛金、持っているお金と、共済として支出する支出の金額というもの……
○舟山康江君 民主党・新緑風会・国民新・日本の舟山康江でございます。 本日は、畜産物等の価格安定等に関する件ということで委員会が開かれているわけでありますので、広く我が国の畜産を取り巻く現下の問題点などを中心に質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 その前に、一点だけちょっと別の質問をさせていただきたいと思います。 昨日の未明に、イージス艦が小さな漁船に、マグロはえ縄漁船に衝突いたしまして、これは、世界最高水準のレーダーを搭載しているハイテク船艦が小さな漁船に衝突し、犠牲になり、そこに乗り組んでいた親子が今行方不明という本当に痛ましい事故でありますけれど……
○舟山康江君 民主党・新緑風会・国民新・日本の舟山康江でございます。 私の方から、まず食育に関して幾つか質問をさせていただきたいというふうに思っています。 先ほど大臣から御説明のありました予算の重点項目の中にも、この食育について触れられておりました。日本型食生活の普及と教育ファームの展開による食育の推進を進めていきたい、そのようなお話でありましたけれども、やはり私は、この食育の必要性、まさに食に対する理解を深めることで農業への理解を深め、そして生命とか命とか、本当に生きた勉強をするいい取組じゃないかというふうに思っています。そして、この食育のためにはそういった体験も必要だと思いますけれども……
○舟山康江君 民主党の舟山康江です。大臣始め皆様よろしくお願いいたします。 バイオマスの利活用につきましては、温室効果ガスの排出抑制による地球温暖化の防止、また資源の有効利活用による循環型社会の形成又は地域の活性化や雇用につながるという意味で積極的に推進すべきものだというふうに考えております。そのような中で、大臣は、今日も御答弁ありましたけれども、様々な場所におきまして、バイオ燃料の生産推進に当たっては食料との競合を避ける、それから森林破壊などを引き起こさないようにすると、こういったことに十分留意する必要があるというふうに認識していると私も理解しております。 そのような中で、国内的にもセル……
○舟山康江君 民主党の舟山康江です。 引き続き汚染米関係の質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、平成十九年一月二十九日に届けられました内部告発の手紙の件について少し確認させていただきたいと思います。 この内部告発の手紙の中に中国モチJH002、また、中国モチZL014と、二つの番号が書かれております。 以前、党内の部門会議におきまして、担当の課長さんの方から、これはロット番号だという回答をいただきましたけれども、これは、そのロット番号のお米は農水省で汚染米と認識していたものだと、認識できていたのかどうか、確認したいと思います。
○舟山康江君 民主党の舟山康江でございます。 本日は、ただいま大臣から御報告いただきました事故米穀の不正規流通に関する点に関しまして幾つか質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、この事故米穀に関する質問に入ります前に、あしたから大臣はWTO閣僚会議の方に出発されると思いますけれども、是非ここでこのWTO閣僚会合に臨む大臣の御決意をお伺いしたいと思います。 今、いろいろな様々な報道を見ておりますと、年内合意に向けまして一気に動くんじゃないかと、そんなような状況にもありますし、今月六日にはラミー事務局長からモダリティー案の第四次改訂版も提示されました。……
○舟山康江君 民主党・新緑風会・国民新・日本の舟山と申します。今日はありがとうございました。
先ほど来独立性という言葉が何度か出てきておりますけれども、まさしくこの会計検査院法の第一条に「会計検査院は、内閣に対し独立の地位を有する。」ということで、この独立を生命線とする財政監視機関であると思います。
そういった中で、その受検庁に対する厳正かつ公正な検査という意味から、省庁出身者が検査官の地位に就くということに対して重松参考人はどうお考えでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
そうしますと、逆に、会計検査院の職員が検査対象団体に天下りというか行くということに対して、そういったこ……
○舟山康江君 民主党の舟山康江でございます。 私からは、内閣官房また内閣府本省が取りまとめ的、事務局的な役割を持って行っている様々な施策について幾つか質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 さて、今、那谷屋議員の質問の中でも随時に触れられていましたけれども、今、景気の低迷の中で、日本国中非常に大きな影響を受けております。この今の景気の低迷の状況というのは、直接的には昨年来のアメリカの金融破綻によります影響が世界各国に飛び火し、またその影響を日本も被っているという状況の中で、非常に今厳しい、それこそ地方も都市もすべて厳しい状況にあると思いますけれども、更に本質的な……
○舟山康江君 同じく民主党の舟山康江でございます。 私からは、EPAに基づく外国人介護士の受入れ問題について質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 今、吉川議員から、特に若年者雇用、雇用の中でも若年者雇用が非常に厳しいというお話がありました。それに加えまして、今景気の低迷、経済の低迷の中で非常に雇用全体が厳しい状況にあると。そういう中におきましても、介護労働の現場におきましては慢性的に人手不足ということが随分と言われております。 何となく漠然と人手不足だ人手不足だといろんなところで聞くんですけれども、実際、現状としてどのぐらい足りないのか、その現状認識をまずお伺い……
○舟山康江君 民主党の舟山でございます。 今日は会派のトリということで、最後の質問をさせていただきますけれども、よろしくお願いいたします。 ということで、畜産の関係なんですけれども、鳥も畜産の一種ということで、まず最初に、順番を変えまして、鳥インフルエンザのことから少し質問させていただきたいと思います。 先週発生いたしました愛知県豊橋市におけます高病原性鳥インフルエンザ、こういった場合、やはり初動態勢の整備が非常に重要だと思います。何よりも迅速な対応が求められるわけでありますけれども、こういった場合、感染拡大防止に備えまして移動制限措置は必要だと思います。この範囲の農場の鳥について早急に……
○舟山康江君 民主党の舟山康江でございます。どうぞよろしくお願いします。 本法案につきましては、目的を簡単に申し上げますと、食品製造業が安価な輸入加工品の増加などによって経営環境の厳しい変化に見舞われている、そういう中で、農産加工業を支援することによって、業者の支援にとどまらず、ひいては国内農業の健全な発展にも資する目的である、そのために更に五年間の延長が必要だということで今回提案されたものだというふうに理解しております。 そういった中で、先週大臣から御説明いただきました提案理由説明の中で「一定の成果を上げてきた」とありました。一方で、今この農産加工品の現状を見ますと、輸入量の増加や国内消……
○舟山康江君 おはようございます。民主党の舟山康江でございます。 まず、冒頭ですけれども、G8農業大臣会合へ向けての大臣の御決意をお伺いしたいと思います。 明日、G8農業大臣会合出席のためにイタリアへ出発されると伺っております。イタリアといいますと、先週、四月六日に中部で大地震が起こりました。被害者の方に哀悼の意を表しますとともに、一日も早い復興をまずはお祈り申し上げたいと思っております。 さて、この農業大臣会合の議題として、「食料安全保障に関する次の危機に対応するための国際戦略の探求」となっているんでしょうか、食料安全保障について議題になると聞いております。かねてから大臣は国際的な場に……
○舟山康江君 民主党の舟山康江でございます。 今日は農地法改正の審議ということで、午前中の清水参考人もまさしくおっしゃられておりましたけれども、農地法というのは非常に複雑な体系の法律であると。その背景には、やはり非常に難しい法律であり、重い法律であり、非常に長い歴史の上に成り立ってきた法律だということがあると思います。 戦後の農地改革の中で、ある意味非常に超法規的な措置というんでしょうかね、国が私有財産を強制的に買収して小作農への売渡しをしたと、それによって小作農をつくったという、そういった歴史的背景もありまして、やはりこれを改正するに当たりましては慎重の上にも慎重に審議をしなければいけな……
○舟山康江君 民主党の舟山でございます。 先週に引き続きまして、農地法の改正に関する質問をさせていただきたいと思います。 その前に一点だけ、今までの流れにちょっと水を差すようで恐縮ではあるんですけれども、一点だけ。先週の月曜日、六月八日に開催されました食品安全委員会新開発食品専門委員会における議論について、議論というか、それを踏まえた農水省の対応について再度お伺いしたいことがありますので、そこだけちょっと、本筋とはずれますけれども、触れさせていただきたいと思います。 実は、ここでは体細胞クローンの問題を議論しておりまして、私は、この問題について三月四日の農林水産委員会においても取り上げさ……
○大臣政務官(舟山康江君) 同じく農林水産大臣政務官を拝命いたしました舟山康江でございます。 赤松大臣の下、山田副大臣、郡司副大臣の御指導をいただきながら、佐々木政務官とともに農林水産行政の推進に全力で取り組んでまいりたいと思います。 農林水産業は非常に大きな課題に直面している一方で、大きな可能性を秘めている、そんな産業でもあると思っております。是非、委員長を始め理事の皆様、委員の皆様、思いを共有する多くの皆様とともにこの発展のためにしっかりと頑張ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○大臣政務官(舟山康江君) 犬塚委員の御質問にお答えいたします。
農林水産省におきましては、農林水産物・食品の輸出額を平成三十二年までに一兆円とする目標を設定しております。これは、昨年末に政府として決定いたしました新成長戦略の基本方針、また、今年三月三十日に閣議決定されました食料・農業・農村基本計画、この中にも書かせていただいております。
【次の発言】 委員御指摘の点は非常に理解できるところが多いわけでありますけれども、その一方で、今国際的な貿易が活発化する中で、やはり一定の統一的な基準の中で仕組みをつくっていかなければいけないと、そういった要請があるのも事実だと思います。その中で、HACC……
○大臣政務官(舟山康江君) 金子委員の御質問にお答えいたします。 御指摘のとおり、長期預り補助金につきましては、平成二十年度末で約二千七百億円となっております。 この長期預り補助金の内訳といたしましては、畜産関係と野菜関係に分かれておりまして、特に畜産関係については、価格変動がかなり激しいという事情は委員もよく御承知だと思いますけれども、この価格変動の激しい畜産の経営安定対策、それから、今回宮崎県におきまして口蹄疫が発生していると、こういった予期せぬ病気の発生などのときに機動的に対応するためにこういった預り補助金というものをつくっております。 あともう一つ、野菜関係におきましては、野菜に……
○大臣政務官(舟山康江君) 土地改良事業につきましては、他の公共事業と違う特性を持っていると思っています。と申しますのは、事業の受益者たる農業者が特定されています。そして、その特定された農業者、受益者の同意と申請に基づいて実施されるということでありまして、そういう中で、この維持管理に係る直轄事業の負担金については、都道府県の負担分につきましてはこれは廃止をすると。そういう中で、特定された受益者の負担については引き続き県を通じて求めると、そういった仕組みになっています。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 お話のとおり、対前年度比三六・九%の二千百二十九億円で予算成立しておりま……
○大臣政務官(舟山康江君) 今回の津波に関しましては、やはり東北、岩手、宮城、それから三重、非常に大きな被害を受けております。今委員御指摘のとおり、被害額では宮城県で四十一億円、それから岩手県で十八億円、被害を受けた県が八県あるんですけれども、八県全体で六十二億六千万円と、これは先週末、昨日までの数字ですけれども、かなり大きな被害になっています。 その被害への対応として、今御指摘のとおり、融資制度それから共済制度、これについてもできるだけ早く対応したいということで、もうすぐ、即現場にはそういったお願いを出しておりますけれども、やはり今、かなり大きな被害ということで激甚指定がかなり望まれている……
○大臣政務官(舟山康江君) 委員御指摘のとおり、イグサの一つの品種である「ひのみどり」、これは熊本県が育成開発したかなり優良な品種なんですけれども、これが中国で栽培されていると、そういった情報を農水省としても把握しております。 一方で、新品種のやはり育成、保護ですね。保護に関してはやはり世界共通のルールを設けるべきだということで、植物の新品種の保護に関する国際条約、略称UPOV、UPOV条約の中で厳しく制限しているわけなんですけれども、これを批准している国が全国で、六十八か国、まだまだ少ないわけであります。中国は一応批准はしているんですけれども、UPOV条約の中で旧条約と新条約と二つありまし……
○大臣政務官(舟山康江君) 外山委員の御質問にお答えいたします。 私も、一部十年前より遅いんではないかと、そういう声があるということは承知いたしておりますけれども、遅いということは決してないと思っております。 今回の口蹄疫防疫指針というもの、これは平成十六年にできているんですけれども、現在はこの防疫指針に基づきまして具体的な防疫対応を定めて、防疫指針に基づいて迅速に対応しているところでありますけれども、十年前はこういったものがありませんで、また、御指摘のとおり九十二年ぶりの発生ということもあって、県と国がかなり綿密に連絡を取り合いながら手探り状態でやってきたと、そういった状況があったと思い……
○大臣政務官(舟山康江君) その点につきましては主濱議員御指摘のとおりでございまして、非常に分かりにくくなっております。 需給表の方はそのものの単純な品目別の自給率を掲載しておりますし、白書の方については、今の飼料自給率が低いという現状をやはり国民の皆様にもより理解していただきたいと、そういう趣旨もありまして、その飼料自給率を反映した形での数字になっております。 しかも、これ、需給表の方は肉類というくくりでありまして、白書の方は鶏卵ですとか乳製品も含めた畜産物ということで、ここの整合性も取れていないという状況でありますので、是非、御指摘を踏まえて分かりやすく修正していきたいと思っております……
○大臣政務官(舟山康江君) おはようございます。 六次産業化についての御質問がありました。 まず、六次産業化についてですけれども、六次産業化というのは非常に広い概念でありまして、農林水産物だけではなく、農山漁村に存在する土地、水、その他の資源を有効に活用して、一次産業としての農林漁業、二次産業としての製造業、そして三次産業としての小売業等の事業の融合を図る、一体的に行っていくという、そういう取組であって、これを応援していこうというものであります。 御質問にありました一足す二足す三なのか、一掛ける二掛ける三なのかと。いろんなとらえ方があると思いますけれども、やはり一体的にとらえるということ……
○大臣政務官(舟山康江君) 委員御指摘のとおり、今現状の我が国の農林水産業の実態を見ますと、特に価格の低迷によって所得が減少している、それによって後継者が育たない、農産物の生産額も減っているという非常に危機的な状況になっております。これに伴って、その生産の場である農山漁村、この地域もやはり過疎化が進行して、人がいなくなれば当然田畑も荒れてしまう、水産地域、山も荒れてしまうという、そういった非常に厳しい状況にあります。 この要因といたしましては様々あるわけなんですけれども、大きく何点か挙げさせていただきますと、例えば農政におきましては非常に消費が多様化して需要が変わってきております。その需要に……
○大臣政務官(舟山康江君) 今、郡司副大臣からもお答えがありましたけれども、近年の農業改良資金につきましては貸付実績が八億円と非常に低迷しているという状況でありまして、やはりこれを何とかその実際の資金需要に的確に対応できるようにと今回、制度改正を行ったところであります。 今回、二十二年度につきましては、需要増を見込みまして百億円の融資枠を設定したところであります。近年、十年間においては百億円の融資実績がないと、何とかこのぐらいやはり現場の実態に応じてしっかりと枠を用意させていただきました。 ただ、万が一非常に旺盛な資金需要がありこれを上回るようなことになりましても、このほか、公庫資金といた……
○大臣政務官(舟山康江君) まず、今御質問の麦、大豆に関して、いわゆるその担い手がどれだけ担っているのかという御質問だと思いますけれども、麦、大豆についてはかなり集団転作、それから集団的な取組が進んでおりまして、かなりの部分がいわゆる集約的な経営という形で担われていると、それは認識しております。
【次の発言】 構造展望についての御質問と承っておりますけれども、今この基本計画の中で、現状、販売農家の経営については、今、販売農家百七十万戸、これが趨勢としては百十一万戸に減ってしまう。これは高齢化等によって農家の数が減ってしまうという状況ですけれども、こういう中で、やはりこの展望では、できるだけ後継……
○大臣政務官(舟山康江君) お答えいたします。 現在、ワクチンの使用につきましては、大量の患畜が発生して殺処分と移動制限では感染拡大を防止できない緊急の場合に限定して使用をすることとしております。 現行の口蹄疫ワクチンにつきましては、口蹄疫の症状を抑制するものの、感染を完全に防御することはできません。つまり、接種した場合に、感染家畜の摘発が遅れ、かえって我が国で感染を拡大させるおそれがあると、そういった懸念がございます。そういう中で、また清浄性確認のための検査に支障を来し、清浄化までに要する期間が長期化するといった、こんな問題も指摘されております。 そういう中で、基本的には殺処分と移動制……
○大臣政務官(舟山康江君) お答えいたします。 今、修正案提出者の梶原議員からも御説明いただきましたけれども、より一層木材利用の促進に向けて、公共建築物だけではなくほかの住宅、公共施設についても更に利用を進めていくと、そういった内容を盛り込んでいただいたことは、非常に木材の利用の促進に向けましては大きな力になっていくのかなと思っております。 そういう中で、今回のこの法律でありますけれども、まずは、一つの起爆剤として、木材利用全般の拡大を図るための起爆剤として、何とかまずは公共建築物、そして一般住宅、そしてその他の公共物ですね、そういったものを進めていきたいと思っております。 具体的に、政……
○大臣政務官(舟山康江君) 今お話のありました戦略作物生産拡大関連基盤緊急整備事業、ちょっと大変長い名前になっておりますけれども、これにつきましては、戸別所得補償制度の本格実施初年度に当たりまして、麦、大豆等の生産拡大の支障となっている排水改良、それから施設の老朽化等による用水の不足等に対応するための暗渠排水、水路の緊急補修、畑地の土層改良等のきめ細かな基盤整備等を実施するために二百二十億円を概算要求をしているというところであります。 沖縄におきましても、安定的な用水供給の確保に必要なかんがい設備、水利施設の補修、修繕及び畑地の土層改良等に活用することが可能だと、そんなことになっております。……
○大臣政務官(舟山康江君) 御指摘のとおり、様々な対策を打たせていただいておりますけれども、今農林水産省といたしましては、防疫措置に要した残りの県負担分、それから復興対策に要する費用について、総務省に対して特別交付税の措置を要請しております。
また、その非課税の扱い等ですね、そちらについても、課税の取扱いにつきましても特例措置を創設するよう要望しているところでありますので、是非実現できるように精力的に交渉していきたいと思っております。
【次の発言】 備蓄の在り方ですけれども、これまでの米の備蓄運営につきましては、二、三年程度で備蓄米を更新するという回転備蓄を前提としておりました。しかし、実際……
○舟山康江君 民主党の舟山康江でございます。本日はありがとうございます。 まず、森田参考人にお聞きしますけれども、平成二十年度の予算から予算書と決算書の表示科目が見直されました。今まで、予算と決算、なかなか対比が難しかったんですけれども、この年の予算書、決算書から、予算、決算、政策評価の連携が一応実現したということになりました。これによりまして、予算、決算と政策評価との関連性が明確になるなどの一定の成果はあったと思われます。しかし、政策ごとのコスト分析などはまだまだ不十分でありまして、予算への反映が必ずしも適切に行われているともまだ思えない、そんな状況です。 森田参考人は、国や地方の公会計……
○舟山康江君 民主党の舟山康江でございます。 時間も限られておりますので、早速質問に入らせていただきます。 まず一点、震災のさなか、三月十五日に発生いたしましたみずほ銀行のATMを始めとするシステムトラブルについてお伺いいたしたいと思います。 四月十二日の日銀報告では、我が国の主要な決済システムはこの震災にもかかわらず正常な稼働を維持し、円滑な決済が確保されていると、そんな報告がございました。確かに日銀のその決済システム自体は特に問題がなかったというのは事実だと思いますけれども、この震災という大きな混乱の中で、この大きなメガバンクであるみずほ銀行が一週間にもわたってシステムトラブルが続い……
○舟山康江君 おはようございます。民主党の舟山康江でございます。 時間もありませんので、早速質疑に入らせていただきます。 本日、公債特例法、いよいよ大詰めを迎えておりますけれども、これは八月十一日の衆議院本会議におきまして、民主、自民、公明での賛成多数で修正議決され、本院に送付されてまいりました。これは特例公債発行の根拠法でありまして、この法律案が成立することで歳入の四割を占める特例公債、約三十七兆円の発行が可能になるというものでありますけれども、そもそもなぜ特例公債を発行しなければならないのかということですけれども、簡単に言えば、税収が必要な歳出規模を大きく下回った結果だということであり……
○舟山康江君 民主党・新緑風会の舟山康江でございます。 昨日、衆議院本会議におきまして内閣不信任案が大差で否決されました。国民の皆さんは、この大事なときに一体国会は何をやっているんだという思いで一連の動きを見ていたことと思います。 その中で、菅総理大臣と鳩山前総理大臣とで覚書を交わされたとのことでしたけれども、私はこの中身を聞いてちょっと違和感を覚えました。いわく、政権を自民党に戻さないとか、党を割らないとか、果たしてこの国家の一大事にそのような約束が本当に重要なのでしょうか。今私たち政治家が真っ先にやらなければならないことは、震災の復興、そして原発事故処理を一刻も早く前に進めることだと思……
○舟山康江君 おはようございます。民主党の舟山康江でございます。 大臣におかれましては、COP17等への出席、大変御苦労さまでございました。 本題の質問に入ります前に、先ほど聞いた話で一点確認したいことがございますので、冒頭、通告はしていないんですけれども、御答弁いただきたいと思います。 原発事故に関しまして、年間の被曝の影響ですね、低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループの取りまとめが近々出ると聞いておりますけれども、聞くところによりますと、年間被曝限度量二十ミリシーベルト以下は居住できる方向で検討していると聞いておりますけれども、この事実関係を教えてください。
○舟山康江君 おはようございます。民主党の舟山康江でございます。 まず、今日は原発再稼働について原発担当大臣にお聞きしたいと思います。 三月二十三日、原子力安全委員会は関西電力大飯原発三、四号機の安全評価、いわゆるストレステストと言われているものですけれども、これの一次評価について問題ないとする確認結果を決定をいたしました。一次評価については問題ないとしながらも、この際、班目委員長は、一次評価だけでは不十分だと、やはりこれはあくまでも一次評価と二次評価でセットだと理解しているということは以前から語っておりまして、この日の臨時会議後の会見におきましても、総合的な評価としては不十分、今後二次評……
○舟山康江君 民主党の舟山康江でございます。 この原子力規制委員会設置法案につきましては、与野党の皆様、衆議院の方で修正協議を継続して行っていただきまして、修正……(発言する者あり)済みません、三党で修正協議の末、今のこの法案ができたということで理解をしております。 そこで、今回は、この提出された法案の基本的な部分につきまして、確認と同時に質問をさせていただきたいと思います。 まず、この「目的」、第一条ですけれども、ここに原子力利用における安全の確保という言葉があります。この際、ここで使われている安全というのはどのような意味で使われているんでしょうか。これ、政府の認識をお伺いいたしたいと……
○舟山康江君 おはようございます。民主党の舟山康江です。 私からは、安定的な財源であるがゆえに無駄遣いも多く指摘されているエネルギー特別会計を中心として今日は質問をしたいと思っております。(資料提示) まず、このエネルギー特別会計には電源開発促進税を原資とする電源開発促進勘定、それから石油石炭税を原資とするエネルギー需給勘定、二種類ありますけれども、今パネルを提示いたしましたのは、このうち電源開発促進勘定のお金の流れを示したものであります。 この電源開発促進勘定、電力会社が払うわけでありますけれども、当然ながらこの原資は一般の消費者であります。一家庭当たり平均大体月百八円払っているという……
○舟山康江君 おはようございます。民主党の舟山康江でございます。
今日は、安保会議のため大臣が途中で退席をしなければいけないということですので、ちょっと質問の順番を変えて質問をさせていただきたいと思いますけれども、財務大臣はいらっしゃらないですか。──冒頭おられるということだったんですけれども。
どうなっているんでしょうか。
【次の発言】 改めまして、せっかく金融担当大臣出席いただいておりますので、順番どおり、まずは金融機関に注入した公的資金の回収見通しについてお伺いしたいと思います。
政府は、平成十年から十五年にかけまして、バブル崩壊後の不良債権処理に苦しむ金融機関に対して、早期健全化……
○舟山康江君 先週発足したばかりの新会派、みどりの風の舟山と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 今日は、いよいよ質問の最終バッターということで、皆様お疲れかもしれませんけれども、是非最後までお付き合いいただきたいと思います。よろしくお願いします。 増税の前にやるべきことの一つとして、国が十分に活用できていない国有財産というものがございます。例えば、これ財務省所管のものもたくさんありまして、例えば相続税の物納財産、これ五月三十一日現在の台帳価格でありますけれども、九百八十一億円あります。こういった国有財産の処分を早急に進めるということが是非とも必要ではないかと思いますけれども。 こ……
○舟山康江君 みどりの風の舟山康江です。よろしくお願いいたします。 まず一点目ですけれども、確定申告時の赤字会社に対する預金利子の源泉税還付につきまして質問をさせていただきます。 この件に関しましては、四月十三日の決算委員会において指摘をさせていただきました。すなわち、控除税額がない、つまり赤字会社などで法人税額がない場合の還付に係る事務経費、削減する努力をもっとするべきではないかという質問をさせていただきまして、残念ながら財務大臣御出席いただけなかったので、財務副大臣から御回答をいただきましたけれども、鋭意検討して努力をしていきたいというお話でありました。 具体的にどのような取組をして……
○委員以外の議員(舟山康江君) みどりの風の舟山康江でございます。 ただいまは委員外の質問を全会一致でお認めいただきまして、本当にありがとうございました。 さて、衆議院と参議院の議員の選出方法につきましては、憲法は、国会の両議院の議員の選挙について、議員は全国民を代表する者でなければならないとしておりまして、とりわけ衆議院は人口比例が原則となっております。一方で、衆参各議院の権限及び議員の任期等に差異を設けております。 今回の改正は、平成二十一年九月三十日の最高裁判決、投票価値の平等という観点からは、この定数配分規定の下でもなお大きな不平等が存する状態であり、国会において、速やかに、投票……
○舟山康江君 民主党の舟山でございます。 調査団の海外派遣の報告をお聞きいたしました。私から、大きく簡単に四点だけお聞きしたいと思います。簡単ですので、簡単にお答えいただければと思います。 まず一点は、アフリカのモザンビークに関してですけれども、皆様が調査に行かれたその後、程なくしてアリ首相が、アリ首相一行が来日をされました。私は、その来日をされた首相一行、関係大臣との懇談、意見交換にも参加をさせていただきましたけれども、その際に、やはり日本の援助に対する期待は多くありました。 その中で、ここには農業分野における支援ということがありますけれども、同時に、水産分野について日本からの支援がい……
○委員以外の議員(舟山康江君) 本日、晴れて政党となりましたみどりの風の舟山康江と申します。 本日は委員各位の皆様の御配慮によりましてこのような質問の機会をいただきましたことを、まず心からお礼を申し上げたいと思います。 さて、公債特例法案の審議がここまで遅れてしまった、成立が遅れたことによって様々な面で国民生活に支障を来していると、こんな状況でありますけれども、このような事態を招いたのは、私はまさに政権与党の責任だと思っています。先ほど、御答弁の中でも、国会の状況でこうなったというお話がありましたし、場合によっては、野党が抵抗するから公債特例法案が成立しないんだというような言われ方がします……
○舟山康江君 みどりの風の舟山康江でございます。今日は二つの法案が提出されておりますけれども、その中でいわゆるこの種の保存法について中心に質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 生物多様性の保全が叫ばれている中で、今回提案されておりますいわゆるこの種の保存法の改正というのは大変重要であると考えています。といいますのは、この分野について日本は残念ながら大変遅れているということが言えると思います。 環境省が最新の知見に基づいて絶滅のおそれのある種をまとめたレッドリスト、これ先ほど来の質問でも、法的根拠はないけれども実質的に広く活用されているということですけれど……
○舟山康江君 みどりの風の舟山でございます。
今日はまず、選挙に係る執行経費のうち、この夏の参議院選挙における政見放送に要する費用についてお聞きしたいと思います。
この費用の額と積算根拠、政党と候補者、それぞれでお願いいたします。
【次の発言】 政見放送は知る権利の保障のためにも大変重要だと思っておりますけれども、私は、NHKで早朝ですとか夜遅く、大変なかなか人の目に触れにくい時間帯に放送されている場合が多いわけでありまして、そういった意味ではある種公共放送としての、まあボランティアという言葉が適切かどうかは分かりませんけれども、NHKの御厚意によってやっているものかと思いましたら、実はこ……
○舟山康江君 みどりの風の舟山康江でございます。 選挙制度は民主主義の基本でありますので、やはりしっかりとした議論が必要だと、そういう観点から、これまでこのネット選挙解禁に関しましてはインターネット選挙運動等に関する各党協議会、これ数次にわたり開催してまいりました。私も党代表としてずっと参画をしてまいりましたけれども、そういう中で衆議院において二つの案が出たと。それがいろいろ修正をして一つにまとまって、全会一致で参議院に送られてきたということは、本当に大変いい形でまずスタートが切れたのかなと思っております。 ただ一方で、今日もいろいろ様々な、なかなか頭の体操では想定しにくいいろんな類型が出……
○舟山康江君 みどりの風の舟山康江でございます。 今回の成年被後見人の選挙権回復等のためのこの公選法の見直しに関しましては、各党協議会、各党での打合せ協議会もございました。私もその一員として出席をしておりましたけれども、残念ながら、衆議院の方に我が党、我が会派がないということで今回共同提案者にはなれなかったわけですけれども、内容につきましては、会合でもしっかりと同じ思いを共有しているというところをまず冒頭に申し上げたいと思います。 さて、今回ようやく成年被後見人の選挙権回復というところになったわけでありますけれども、これ幾つか、何人かの方からもう既に質問が出ておりましたけれども、改めて平成……
○舟山康江君 みどりの風の舟山康江です。 ちょっと質問の順番を変えまして、TPPに関して関税撤廃した場合のマクロ経済効果についてから質問をさせていただきたいと思います。 先ほど来、いろんな方がもう既に指摘をしておりますけれども、この経済効果及び農業に対する影響試算ですけれども、効果とすれば、GDPが三・二兆円増加すると、十年後ですけれども、十年後に三・二兆円増加するという試算になっております。これGDPの増加というと、一般的には輸出が増えてGDPが増えると皆さん思っていらっしゃいますけれども、これ内訳を見ますと、輸出の伸びというのはさほど大きくなくて、一番大きいのは消費の伸びというところに……
○舟山康江君 みどりの風の舟山康江でございます。 まず冒頭に、水産加工施設整備に当たっての本資金の必要性、位置付けを改めてお聞きしたいと思います。 今日のこれまでのやり取りの中で、いろんな問題が浮き彫りになったのかなと思っております。まず一つは、この水産加工施設整備に当たっては民間資金が非常に多く使われているという、こういう実態があるということがよく分かりました。それは、その理由は、そもそももう民間資金できちんとニーズにこたえることができているということなのか、若しくは、いろいろ敷居が高いという話もありましたけれども、需要はあるけれどもこたえ切れずに民間に流れているということなのか、やはり……
○舟山康江君 みどりの風の舟山康江でございます。 今日は、今後の農政の方向性についてどのようにお考えなのかを中心にお聞きしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず一点目でありますけれども、食料・農業・農村基本計画でも自給率向上を目指しております。自民党の今後の計画の中では自給力という言葉も使っておりますけれども、いずれにしてもやはり生産を拡大していくと、担い手を確保していくという方向性には違いがないんだと思っております。 そういう中で、残念ながら自給率は低下の一途をたどっていて、最近少し歯止めが掛かっておりますけれども、平成三十二年に五〇%という目標にはなかなかまだまだ……
○舟山康江君 みどりの風の舟山康江でございます。 今日は、私は、政権交代後、強く農水省としても、また内閣としても進めておりますこの攻めの農林水産業に関して質問をさせていただきたいと思います。 折しも今日、今日付けで農林水産業の強化策を検討する関係閣僚会議が立ち上がったと聞いておりますし、また、これに合わせて農林水産業・地域の活力創造本部でしょうか、内閣官房にこういった実行部隊も立ち上がっているということでありますので、この攻めの農林水産業の考える方向性、目指すべき方向性、そしてこれの実現可能性についてお聞きしたいと思います。 まず最初に、私も攻めの農林水産業を全て否定するつもりもありませ……
○舟山康江君 みどりの風の舟山康江でございます。 冒頭、四月十八日に当委員会で採択されましたTPP協定交渉参加に関する決議について発言をさせていただきたいと思います。 委員会として決議を出すべきとの提案に対しまして、四月十八日、TPP協定交渉参加に関する決議が提出され、多数をもって採択されました。その後、私の方から、やはりこれは決議をしただけではなくて、この日本のスタンスというものをしっかりと外国に、とりわけ今一番日本との二国間協議を進めているアメリカに対してしっかりとこの日本のスタンスを示すべきではないか、とりわけアメリカにおいては、日本はもう全ての品目の自由化を決断したというふうにとら……
○舟山康江君 みどりの風の舟山康江です。 明日からの総理訪米を前に、日米首脳会談で議題に上がるだろうと思われておりますTPPにつきまして、既に何人かからもう質問が出ておりますけれども、私からも何点か確認をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 総理は、答弁の中でも、やはり聖域なき関税撤廃かどうかというのが非常にポイントだとお考えのような、そういった答弁が幾つか聞こえておりますけれども、この点もう一度確認したいと思います。 やはりこのTPPに参加をするかどうかの判断の一番の肝は、その聖域が取れるかどうかという、そういった御理解だと理解してよろしいでしょうか。
○舟山康江君 みどりの風の舟山康江です。
今日は、訪米前に引き続きまして、TPPについて総理にお伺いします。
日米首脳会談におきまして、民主党政権下で得られた情報、状況と何が変わり、どのように事態が進展したのか。つまり、今回新しく得られた追加情報と今までとの状況の変化、その部分についてお答えください。
【次の発言】 今御説明いただきましたけれども、内容は変わっておりません。明示的に文章で確認したということが大きく違うんだと思っております。
パネルを御覧いただきたいと思います。(資料提示)
この文章をよく読みますと、赤で色を入れたところがポイントだと思っておりますけれども、まず、全ての物……
○舟山康江君 みどりの風の舟山康江でございます。 今日の予算委員会でありますけれども、テレビ入りの予定が、それがなくなり、与党欠席の不正常な状況となっているのはとっても残念だと思っています。 委員長解任動議が前代未聞と、そんな批判も受けているようでありますけれども、そもそも、先ほど来総理が御答弁されているように、国会のことは国会が決めることであります。その国会が、やはりまずは国会会期中には委員長は渡航しないということを決め、そして今回の渡航に関しては日時を設定して、限定してそれを認めたという状況の中で、委員長が委員会をすっぽかし、しかも自分がセットした委員会を欠席したということ、これこそが……
○舟山康江君 みどりの風の舟山康江です。 前回、先週の質問に引き続きまして、今日もTPPを取り上げていきたいと思っております。 前回の質問の中で総理に対して、明確に除外が勝ち取れると先方に確認したのでしょうかという質問をさせていただきました。それに対しては、具体的に確認はしていないということだと思います。そして、今日も様々な質問の中で、除外が取れなかったら脱退するのかということに対しても、とにかく交渉の中で頑張っていくんだというお答えしかありませんでした。 私、いろいろと総理の発言を総合して考えますと、つまり、交渉で除外が取れるかどうかというよりは、入口で関税撤廃を求められないことをもっ……
○舟山康江君 舟山康江でございます。 早速ですけれども、TPP関連予算についてまずお伺いいたします。 アメリカ次期トランプ大統領がTPPからの離脱を宣言したということで、多分多くの人はTPP発効厳しいんじゃないかと思っておりますし、総理も、そう簡単なことではないということをこの特別委員会の審議の中でも何度か言及をされておりました。 そういう中で、私は十月五日の予算委員会で、まだ発効するかどうかも分からない、承認されるかどうかも分からない案件についてあらかじめ予算に計上するという事例は過去にあったのかどうかという質問をいたしまして、通告がないからということでしたけれども、改めて麻生財務大臣……
○舟山康江君 舟山康江でございます。
今日の農林水産委員会は今国会に入って三回目ということでありますけれども、大臣の所信聴取をしましたのが十月十八日です。そして次の委員会が十月二十七日、その後三週間この委員会が開かれませんでした。
なぜこんなに農林水産委員会が開かれなかったのか、大臣、どうしてでしょうか。
【次の発言】 大臣のあの不規則発言ですね、二回にわたっての不規則発言が、この農林水産委員会の審議も遅れたと、大変問題だと思っております。
この農林水産行政、現場では大変大きな問題を抱えているというところで、きちんと議論しなければいけないんですけれども、ようやくここに来て三週間ぶりに所信……
○舟山康江君 舟山康江でございます。 私からは、まずTPPについて質問をさせていただきたいと思います。 今国会の最大の焦点の一つ、それはTPPだと思います。早く協定案を承認したいと、そういう思いを持っていると思いますし、衆議院の方からは強行採決という形で実現したいと、こんな不見識な発言もございました。 やはりこれは国の将来に関わる大変大事な問題であります。法案に例えれば、国内の法案、これは国会で審議されますけれども、法案の中身も分からない中でいいも悪いも判断できるわけがありません。TPPは協定です、国際条約です。法律以上に国民を縛ることになります。ですから、中身をしっかりと明らかにして影……
○舟山康江君 舟山康江でございます。 私は、民進党・新緑風会を代表して、福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案について賛成の立場から討論を行います。 本法律案に賛成する理由の第一は、本法律案が平成二十八年十二月に福島県知事から復興大臣に提出された福島復興再生特別措置法改正に関する緊急要望の内容を十分に踏まえた上で提出されたものであることであります。 賛成する第二の理由は、事故後六年を経てもなお残る風評被害の払拭に向けた対策、福島から避難している児童生徒に対するいじめの防止のための対策等、国が必要な施策を講ずることを条文に明記したことであります。 私たち民進党・新緑風会は、福島県が……
○委員以外の議員(舟山康江君) ありがとうございます。 冒頭の趣旨説明にもありましたとおり、趣旨そのものを否定するものでもありませんし、やはりこの法律にはきちんと目的、そして具体的な基本方針も法に基づいて定められております。 ただ、残念ながらその在り方に少なからず疑義が生じているということを踏まえまして、まず、現在の事業の進め方が真に法律及び法律に基づき定められた基本方針に合致しているのか、原点に立ち返りまして、それこそ真に公平中立な第三者の参画も仰ぎながら、また、規制を所管する省庁、そして与党との意見も聞きながら検証をするべきと考えております。 具体的には、まず、法第一条の目的、ここに……
○委員以外の議員(舟山康江君) どのような方法で岩盤規制をというお話でありましたけれども、まず、真に壊さなければいけない岩盤規制というのは何なのかというところを考えなければいけないと思います。その規制をなくせば、法の目的である産業の国際競争力を強化させるとか国際的な経済活動の拠点を形成するということにつながるのか、そこが最も大事ではないかと思っております。規制は全てなくせばいいというものではありませんし、真に必要な規制も存在すると、まずここを確認させていただきたいと思います。 その上で、いわゆる本当に壊さなければいけない、これがあるから本当にやりたいことが止まっているんだというその岩盤規制を……
○舟山康江君 舟山康江でございます。
今日は、まず最初に、いわゆる加計学園グループによる獣医学部の新設ということがどうも国家戦略特区で認められましたけれども、これに絡んで、獣医学部の新設についてのまず基本的な手続、現状認識からお聞きしたいと思います。
まず、文科省にお聞きしますけれども、副大臣にお聞きしますけれども、大学設置に当たって認可というものが必要になると思いますけれども、この理由をお聞かせいただけますでしょうか。
【次の発言】 教育機関なわけですから、やはりしっかりと質を確保するということで、これ大学設置審議会にもかけられると聞いておりますけれども、かなり厳格にこの大学の設置に当た……
○舟山康江君 舟山康江でございます。 今日は、種子法、機械化促進法、双方の廃止法案の審議でありますけれども、まず冒頭に、最近、政策決定の在り方が非常に不透明だということ、これはこの件に限らずあらゆる案件で感じていることでありますので、その点についてお聞きしたいと思います。 前回の委員会でも指摘がありましたけれども、国家戦略特区で最近獣医学部の新設が認められました。どうもこの国家戦略特区というのは、現場の政策の積み重ね、やはり様々な理由の下に法律があったり規制を掛けたりということでありますけれども、こういったものが頭ごなしに廃止されたり変えられたりということが続いているのではないかと思います……
○舟山康江君 舟山康江でございます。 今日は、法案審議に入ります前に、一つ気になるニュースが今日報道されておりますので、それについて確認をさせていただきたいと思います。 四月十八日に日米経済対話、麻生副総理とペンス副大統領の間で日米経済対話が開かれると予定されておりますけれども、今日の朝日新聞に、この中で、事前協議の中でアメリカ政府が二国間の貿易交渉を要求してきているというような報道がありました。今のところそういった予定はないというこの間の御答弁でしたけれども、こういった報道につきまして、この真意のほど、そしてまた農水省の考え、大臣からお聞かせください。
○舟山康江君 舟山康江です。 今日は三人の参考人の皆様、本当にありがとうございました。 お話を伺っておりまして、今回の法律には農業者の努力義務というものが入っていますけれども、そんなこと言われなくてもそれぞれが努力をしていろんな取組をされているんだなということを改めて感じましたし、そしてもう一点、お話を伺っていて、やはり農業にはいろんな形態があって、鈴木啓之さんは土地利用型というよりも労働集約型の農業を行っていて、鈴木弥弘さんの方は、いわゆる土地利用型を中心なんでしょうかね、宮城ですからお米を中心として、それにプラスアルファで恐らく園芸等もされていると思いますけれども、やはりそういった形の……
○舟山康江君 舟山康江でございます。 私も、まず冒頭、櫻井委員に引き続きまして、加計学園の問題についてお聞きしたいと思います。 今の質問の中にもありましたけれども、平成二十七年四月に、これ、愛媛県知事が発言されておりますので、紹介というのか提案というのか、そこはともかく、内閣府から愛媛県と今治市に対して国家戦略特区で出したらどうかという話があって、二十七年六月に提案書を出したということになっております。 お手元に資料を配りました。簡単な時系列と、日本再興戦略改訂二〇一五の内容について書かせていただいております。 ちょうど何かタイミングが符合するんですよね。募集期間が四月二十八日から六月……
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江です。 私は、会派を代表いたしまして、農村地域工業等導入促進法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論いたします。 反対の第一の理由は、農工法がもはや時代に合わなくなっていることです。 制定当時は、地方における工業の立地基盤の確保が求められ、また、職種間、地域間の労働力需給の是正が課題とされていました。他方、農業政策では、農地の保有合理化を促進させ、規模が大きく生産性の高い近代的農業経営を育成することを目標としていました。その育成過程で、農村部における過剰労働力の他産業への転換を支援する必要がありました。昭和四十六年に、両者を一体的に措置するため……
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江でございます。 今日は獣医師等に関する件ということが議題でございますので、今、加計学園、国家戦略特区で獣医学部を新設するという件が非常に大きな話題となっておりますので、この問題を中心としてお聞きしたいと思います。 まず最初ですけれども、獣医学部の新設に関しては、獣医師の需要の動向を考慮しつつ検討するというふうになっておりますし、多くの、これまでの国家戦略特区ワーキンググループ等でもいろんな方から、まずはこの獣医師の需要の動向、それから、これは日本再興戦略二〇一五改訂にも書いてございます。この獣医師の需要の動向を検討する、需給の状況を調査検討する担当省……
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江でございます。 今日は、まず加計学園についてお聞きしたいと思います。ただ、今日は畜安法の法案審議ですので、是非答弁は簡潔に短くお願いしたいと思います。 これまで何度か、何度もですね、いろんな方がこの問題について、非常にこの手続の不透明性等を中心として質問をしてまいりました。改めて、この特区、国家戦略特区を使った、言わば区域指定ですとか事業認定についての、この至る手順についてお聞きしたいと思います。 今治市は、平成二十七年六月四日に提案、この獣医学部の新設ですね、これを提案して、早いもので翌日にワーキンググループでヒアリング、そして年を明けて二十八年……
○舟山康江君 舟山康江でございます。
本日は、まず初めに政府の働き方改革についてお伺いしたいと思います。
政府は今、働き方改革の中で長時間労働是正に取り組もうとしておられます。このことは評価をしたいと思います。
まず、加藤担当大臣に、働き方改革の議論の背景とそして議論の方向性について、まず概略を教えてください。
【次の発言】 私も、長時間労働とパワハラ等によって引き起こされた幾つか不幸な事件がありましたけれども、こういったものが再び起こらないようにするということは政治の責任だと考えております。
今もお話にありました過労死ですね、長時間労働を含む過労死が一番多い業種は何でしょうか。厚労大……
○舟山康江君 予算委員会委員派遣の調査につきまして御報告いたします。 派遣団は、山本委員長を団長とする十三名で編成され、二月十三日及び十四日の二日間、山形県を訪れ、東北地方の経済情勢、山形県における重要施策の取組状況等について概況説明を聴取するとともに、地域における産業の状況及び大学、ベンチャー企業の取組等について調査を行ってまいりました。 まず、東北地方の経済情勢については、個人消費は一部に弱さが見られるものの回復しつつあり、生産活動も輸出関連を中心に持ち直しつつある。雇用は改善している一方、六割を超える企業で人手不足になっている。また、復興関連を中心に、公共事業が地域経済を下支えする役……
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江でございます。 まず初めに、この委員会におきまして何度も参考人招致を求めております。今回様々な疑念が出ている中で、まずは籠池理事長、そして迫田国税庁長官、武内財務省国際局長ほかの参考人招致を求めておりますけれども、今日の理事会でもまだ何ら回答が得られませんでした。やはり、この真相を究明するためには、与党議員の一部からも出ているようでありますけれども、与党の皆様の責任でしっかりと解明をしていただかなければいけないと思います。 そういった意味でも、是非参考人招致についてしっかりと出していただけるように改めて委員長にもお願いしたいと思います。
○舟山康江君 舟山康江でございます。
今日は、まず初めに、稲田防衛大臣に森友学園及び籠池理事長との関係について確認をさせていただきます。
まず、大臣は森友学園の顧問弁護士を務めていたことがありますか。
【次の発言】 再度確認いたします。
夫ではなくて、稲田大臣御本人が弁護士稲田朋美として顧問契約をされておられましたでしょうか。
【次の発言】 これ、法人として代表の稲田龍示氏が契約をしていたということであれば、法人の中の弁護士である稲田朋美弁護士も顧問契約ということになるんじゃないんでしょうか。
【次の発言】 もう一点。
大臣は、森友学園関係の裁判を引き受け、出廷したことがあるでしょうか……
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江です。 私は、自由民主党・こころ、民進党・新緑風会、公明党、日本共産党、日本維新の会及び希望の会(自由・社民)の各派共同提案による畜産物価格等に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 畜産物価格等に関する決議(案) 我が国畜産・酪農経営は、高齢化、後継者不足などにより、飼養戸数、飼養頭数が減少するなど生産基盤の弱体化が懸念されており、畜産クラスターの取組等による生産基盤の強化を通じた経営の安定と競争力の強化、労働負担の軽減が喫緊の課題となっている。また、日EU経済連携協定及び包括的及び先進的な環太平洋パートナーシップ協定(……
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江でございます。 今日は待ちに待った齋藤大臣に対する所信質疑ということでありまして、考えてみれば、八月に内閣改造が行われまして、今十二月ですから、本当に長い間議論がないままに、この委員会も開かれることなく来たというのは非常に残念だったなと思っております。 ただ一方で、世の中は待ってくれなくて、来年からは米政策が大きく変わりますし、また、この間、日EU・EPAの大枠合意がなされたりとか、大変様々な動きがありました。そういう中で、今日は、せっかく新しく大臣が替わられた中で大臣の基本的な認識についてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 も……
○舟山康江君 舟山でございます。 私は、ただいま可決されました競馬法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・こころ、民進党・新緑風会、公明党、日本維新の会及び希望の会(自由・社民)の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 競馬法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 地方競馬は、長期にわたる売上額の減少により厳しい経営状況が続いていたが、主催者が、地方競馬活性化事業等による活性化に取り組んだ結果、近年、全主催者の単年度収支が黒字化するなど経営改善がみられる状況となった。しかしながら、収益金を構成元の地方公共団体へ配分することができている主……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。 たくさんお越しいただいておりますけれども、私、できるだけというか、基本的に政務三役の皆様に質問の通告をさせていただいておりますので、そのように対応いただきたいなと思っています。 今日趣旨説明のありました法案というのは、つまりは、元々進めてまいりましたTPPからアメリカが離脱をするという中で、TPPの発効が見込めないと、そういう中で、もうこのまま漂流するのかなと思いましたら、アメリカ抜きのTPP、いわゆるCPTPPですけれども、日本ではTPP11とよく言われておりますので分かりやすくこの11という言葉も使っていきたいと思いますが、三……
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江でございます。 昨日に引き続きまして、午前中もありましたけれども、今日委嘱審査ということで、主に予算関連、重点施策についてお聞きしたいと思います。 その前に、大臣に今、連日国会、マスコミ等をにぎわしております今回の森友問題に関する公文書の書換え、改ざんに関してですけれども、私からも大臣の御認識を一点お聞きしたいと思います。 この問題は、誰が何のために、どういう背景で改ざんをしたのかということの解明ももちろん大事ですけれども、どんな理由があれ、どんな背景があるにせよ、やはり改ざんは絶対にいけない。これはもう刑事罰に問われるような大きな問題だと思ってお……
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江でございます。 今日は法案の質疑ということではありますけれども、質疑に入ります前に一点確認をさせていただきたいことがありますので、御答弁をお願いします。 また文書の隠蔽、防衛省における陸自イラク派遣時の日報、これが発覚をいたしました。まあ本当に文書の改ざん、隠蔽、あったものがなかったとか、何か、なかったものがあったとかいろいろありますけれども、改めて、平成二十八年十二月二十二日に当時の山本国家戦略担当大臣、松野文部科学大臣とともに山本農林水産大臣が交わしたという、いわゆる三大臣合意、国家戦略特区における獣医学部の設置についてと、この三大臣が名前を連ね……
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江でございます。会派三人目となりました。
私からは、まず最初に、前回のこの委員会での集中審議、獣医師等に関する件について若干確認したいことがありますので、まずそこから質問をさせていただきます。
農水省に存在した愛媛県文書、この中に、四国の獣医大学の空白地帯が解消されることは鳥インフル対策や公衆衛生獣医師確保の観点から農水省、厚労省も歓迎する方向と柳瀬秘書官が発言したと書いてありますけれども、農水省はこの時点で歓迎するという方向、認識だったんでしょうか。
【次の発言】 今の段階ではまだこの信憑性というのがよく分からないということでありますけれども、愛媛県……
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江でございます。 今日は、まずTPPについてお聞きしたいと思います。 元々のTPPは、国内では承認手続を取りましたけれども、アメリカが離脱したということでこれは頓挫をいたしました。このまま終わるかと思いましたら、今度はアメリカ抜きで、いわゆるTPP11ということで今進められているような状況であります。そして、三月八日、現地時間ですけれども、チリのサンティアゴにおきまして茂木大臣が署名式に行かれて署名をしたと、こんな状況でありました。 このTPP11については、余り詳細な議論がこれまでなかったのかなと思っています。さっき言いましたように、TPPとは似て……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。
今国会から、この国土交通委員会の理事となりました。是非よろしくお願いいたします。
さて、早速ではございますけれども、先週、石井国土交通大臣の大臣発言の中の冒頭に、今年の災害について言及がありました。この中では、三十年七月豪雨、台風二十一号等の言及がありましたが、それ以外にも今年は本当に災害が多い、そんな年であったと思っております。それに対して大臣はどのように認識されているでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
ここにあるような七月豪雨とか台風二十一号、二十四号、そして地震等は、もう全国民が、誰もが認識する大災害であり……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。前回に続きまして、また質問をさせていただきたいと思います。 今日は、まず、水循環基本法と採石法などの業法との関連性、ここについてお聞きしたいと思います。 平成二十六年に成立した水循環基本法は、水の重要性、とりわけ健全な水循環の維持又は回復のために国や地方公共団体の責務などを定めたものだと理解しております。一方で、採石法は、昭和二十五年に成立した岩石の採取の事業の健全な発展を目的として定められたものでありまして、現在、その認可は都道府県知事の自治事務と定められております。 実は、山形県におきまして、鳥海山の麓での採石業に関して業者か……
○舟山康江君 舟山康江でございます。増子議員に続きまして質問をさせていただきます。 私も、かねてから再生可能エネルギーの推進、普及、拡大というものを強く訴えてきた一人でありまして、まさに再エネを主力電源化したいと、そんな思いでいっぱいであります。様々な背景がありますけれども、やはり地域資源、日本は資源小国と言われておりますけれども、実は資源はたくさんあります。そういった地域資源を使って地域に貢献できる、そしてリスク分散ができると、こういった意味もありまして、再エネというのは非常に重要だと思っています。 その一つとして、今回御提案されておりますこの海洋を使った、海洋を利用した再生可能エネルギ……
○舟山康江君 おはようございます。国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。 ただいま委員長から趣旨説明がありましたこの法律案につきましては、ユニバーサル社会の実現に向けた諸施策を総合的かつ一体的に推進するため、国等の責務を明らかにするとともに、諸施策の策定に当たっての留意事項等を定めることとしていると理解しております。 来る東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、世界に誇れるユニバーサル社会を実現することが求められる中で、本法律案は重要な意義を持つと考えておりますけれども、ユニバーサル社会の実現に向けた具体的な課題について、現状として障害者、高齢者等からどのような声が上がって……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。 まず冒頭、一言申し上げたいと思います。 今回の歳費削減をめぐる議院運営委員会のこれまでの運び方、とりわけ四月十九日の議院運営委員会理事会は、二月八日に提出されていた元々の自、公、無所属クラブ提出の歳費削減案、すなわち参議院議員のみ一律強制的に歳費を毎月七万七千円削減する、こういった法案を何としても付託をしたいという思いから極めて乱暴なものでありました。このことについては大変遺憾であったということを申し上げたいと思います。 この元々の案は、衆議院と参議院で議員の歳費が異なると同時に、あろうことか、三権の長である議長の報酬までもが衆……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。 本日は、先週、石井大臣からお聞きした所信の内容を中心として質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 石井大臣は所信表明の中で、これもう既に何人かの方から触れられておりましたけれども、やはり災害からの復興復旧、そして防災・減災、このことを重要施策として位置付けられております。 災害復旧の迅速化に向けましては、いろんなことがありますけれども、一つ、土地の境界確認が必要だと思うんですよね。例えば、過去の震災におきましても、地籍調査がきちんと行われていた地域は復旧時の集団移転などがスムーズに行われていたりとかインフ……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。
ちょっと若干、質問の順番を入れ替えて、日本海側の港の機能強化についてからお聞きしたいと思います。
平成二十三年に日本海側拠点港十九港と拠点化形成促進港四港を国交大臣が選定をいたしましたが、この目的と現在まで現れている効果について、まず大臣にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
今、私の地元の酒田港のお話をいただきましたけれども、酒田港はリサイクル港ということで、そこに重点化をしているわけでありますけれども、実はコンテナ取扱量も非常に大きく増えていると、こんな状況であります。
冒頭に大臣からお話があり……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。
今日のこの委員会での審議でありますけれども、アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律案ということでありまして、今日は、石井大臣は国土交通大臣としてではなくアイヌ政策に関する制度整備の担当大臣として御出席されていると理解しておりますけど、その理解でよろしいでしょうか。
【次の発言】 昨年十二月の閣議の中にもそのように書かれており、そのように発言をされております。アイヌ政策を総合的に推進する制度の整備を進める事務について石井大臣に担当をお願いしたとありますので、このアイヌ政策に関する担当大臣ということであ……
○舟山康江君 おはようございます。国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。 まず、今日の法案の審議に入る前に一問、前回の法案審議のいわゆるアイヌ新法、この質疑の際に私から、石井大臣の位置付けとしてアイヌ政策に関する制度整備の担当大臣と、こういったことだというようなお話をさせていただきまして、少し問題提起をさせていただきました。制度整備に係るということだということでありますけれども、一応、本会議でも可決されまして、法案が成立をいたしました。 その成立した今、まさに制度整備という意味では、これからさらに政令、省令、具体的な施策の推進ということにおいてはまだお仕事は終わっていないと思いますけ……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。
少し質問の順番を変えて質問させていただきたいと思います。
最初に、新聞記事を配付いたしましたけれども、この件、来年に迫ってまいりました東京オリンピック・パラリンピックをめぐりまして、関連施設の建設現場の労働環境に様々な問題があるということで、労働組合の国際組織が大会組織委員会や東京都、日本スポーツ振興センター、JSCに改善を求める報告書を送ったと、このような報道がございましたけれども、まずはこの指摘を受けたということの事実関係についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 一義的には、このオリンピック、スポーツ振興センター、JSC……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。 建設業、公共工事に関しましては、前回のこの委員会で、閣法として提出されました建設業法、公共工事入札契約適正化促進法が改正されました。 やはり、その中で、この公共工事の品質確保のためということでまた議員立法が提出されたわけでありますけれども、品質確保をめぐっては、いろんな手段がありますが、やはり何よりも人材をしっかりと確保していくということ、そして人材確保のためにはそこで働く方々のやはり処遇改善、働き方改革も言われておりますけれども、処遇改善、やはり賃金の底上げ、こういったことが非常に重要ではないのかなと思っております。その観点も含……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。
私からは、昨年九月に日米間で交渉開始が合意されました日米貿易協定、日本では日米物品貿易協定と言っておりますけれども、この貿易協定についてお伺いしたいと思います。
まず、この交渉開始の時期、半年近く合意からたっておりますけれども、つい先般、先月二十七日に、アメリカ側の通商代表部ライトハイザー代表が下院公聴会において、三月にも訪日し日本との交渉を始めたいと、そんな意向を示した模様だと聞いておりますけれども、これ、担当の茂木大臣、いつぐらいから交渉が始まるんでしょうか。
【次の発言】 三月にもと先方は言っておりますし、所要の国内手続を経……
○舟山康江君 おはようございます。立憲・国民.新緑風会・社民の舟山康江でございます。いよいよこの条約の審議も佳境を迎えておりますので、今日は、昨日の通告の際にお願いしたとおり、全て大臣で答弁をお願いしたいと思っております。 早速ですけれども、配付資料を御覧いただきたいと思います。 これは昨年九月の日米首脳会談、そして日米共同声明が出された後の茂木大臣のぶら下がり会見の発言でありますけれども、ここにありますとおり、茂木大臣は、今回のこの協定ですね、FTAではございません、あくまで物品貿易に限定されたものと発言をされております。そういった中で、TAGと当初随分強調をされておられました。 そこ……
○舟山康江君 委員派遣について御報告申し上げます。 去る二月十九日、二十日の二日間、国土の整備、交通政策の推進等に関する実情調査のため、沖縄県を訪問いたしました。 派遣委員は、田名部委員長、酒井理事、朝日理事、伊藤理事、武田理事、室井委員及び私、舟山の七名であります。 以下、調査の概略を御報告いたします。 初日は、まず、那覇海上保安部に赴き、停泊中のPLH型巡視船「おきなわ」を視察しました。船内では、第十一管区海上保安部に係る尖閣諸島周辺海域を含む広大な担任水域における領海警備体制や救難活動への対応等の主要業務などについて説明を聴取いたしました。視察当日は、四隻の大型の中国公船が尖閣諸……
○舟山康江君 舟山康江でございます。 今日は、まず近海中規模漁船の海技士の乗組基準の見直しについてお伺いいたします。 船舶の運航に当たりましては、その大きさによって資格が当然必要となっています。大体大きな区切りが二十トンということで、二十トン以上が大型、二十トン未満が小型ということでそれぞれ資格があると。海技免許、操縦免許というふうになっております。 お配りした資料を御覧いただきたいと思います。二〇一八年六月十五日に、規制改革実施計画の中に、この免許をめぐりまして、近海、百海里以内を操縦する中規模の漁船の機関に関する業務の内容について、まず国交省と水産庁が協力して実態を調査し、その結果及……
○舟山康江君 私は、ただいま可決されました土地基本法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲・国民.新緑風会・社民、公明党及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 土地基本法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に万全を期すべきである。 一 新たな土地についての基本理念や、土地所有者等の責務等について周知徹底を図るとともに、あわせて、土地の所有者が、その所有する土地に関する登記手続その他の権利関係の明確化及び当該土地の境界の明確化等の……
○舟山康江君 舟山康江でございます。 私は、ただいま可決されましたマンションの管理の適正化の推進に関する法律及びマンションの建替え等の円滑化に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲・国民.新緑風会・社民、公明党及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 マンションの管理の適正化の推進に関する法律及びマンションの建替え等の円滑化に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に万全を期すべきである。 一 本法に基づく管理計画認……
○舟山康江君 立憲・国民.新緑風会・社民の舟山康江でございます。 令和二年七月豪雨は、梅雨前線の停滞によりまして、九州地方と、その後、岐阜、長野を中心に甚大な被害をもたらした後、東北地方に移動いたしまして、ちょうど前回の本特別委員会が開催された日の夜から山形県を中心に豪雨をもたらし、大きな傷痕を残したと、こんな状況であります。 六月十七日に国会が閉会をいたしまして、今年は新型コロナ感染症の問題で本当に議論をしなければいけない問題がたくさんあり、さらに、こうした長雨による、まさに昨日、激甚災害に指定されたわけでありますけれども、これだけの災害があったわけですから、随時、連日しっかりと議論をし……
○舟山康江君 舟山康江でございます。引き続き、会派を代表して質問をさせていただきます。 まず、今年の春の叙勲等についてお聞きしたいと思います。 毎年春と秋の二回、国や公共のために功労のあった方、社会の各分野において優れた行いのあった方などに対し、国としてその功績や業績を表彰するために栄典制度が設けられております。そして、その栄誉のしるしとして勲章や褒章が授与されます。勲章はおおむね四千人、褒章は八百人に授与されておりますが、通常、大綬章は宮中において陛下から、重光章は宮中において総理から、その他の勲章や褒章は各府省大臣等から受章者に直接伝達、その後、受章者は勲章、褒章を着用し、配偶者同伴で……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。 まず、新型コロナウイルス感染症の広がりに伴う金融市場の混乱についてですね。 実は、国際金融市場が不安定な様相を呈していると、我が国の為替相場も非常に不安定だということで、実は今日、黒田総裁、黒田日銀総裁にお越しいただくようお願いをしていたわけでありますけれども、理事会のさなか、八時五十分に、急に行けなくなったという、こんな連絡がございました。 実は今日、黒田総裁には、今のこの状況、もうずっと、特に日本の株式市場が二月の中下旬からずっと続落ということです。そしてまた、ニューヨーク市場でも二月下旬に値を下げて、アメリカでは少し利下げ……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今日は、畜産物等の価格安定等に関する件という議題でございますので、畜産絡みで私からも、アキタフーズグループから吉川元農林水産大臣への現金提供疑惑などについてまずお聞きしたいと思います。 いろんな方が大臣室に要望に行くというのは、これは普通な話だと思います。先ほど高橋委員も大臣に要望に行かれたと、そんな話をされていましたし、いろんな団体、業界の方がやはりこういった要望をしに行くというのは普通のことだと思うんですね。 そういう中で、これ、行った行かないというのは隠すことでもないと思うんですけれども、先ほどもやり取りありましたこの秋田代表が大臣……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。
まずは、大臣、副大臣、政務官、御就任おめでとうございます。
まずは、先週の所信表明についてお聞きしたいと思います。
大臣、所信におきまして、強い農林水産業と美しく活力ある農山漁村を実現してまいりたいとされましたけれども、強いとは何を指すのでしょうか。
【次の発言】 今大臣御答弁いただきました。やはり、競争力だけではなくて持続可能性だというお答えがありました。
今、これ、先ほど森委員からもありましたけれども、いわゆる官邸農政と言われていた方向性の中では、とかく規模拡大とか競争力強化だけが強調されるような、そのような農政にちょっと偏っていた……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 私からは、まず、先ほど郡司委員からも言及がありましたけれども、今年三月に取りまとめました食料・農業・農村基本計画の内容について質問をさせていただきます。 先ほども指摘がありましたけれども、この基本計画は食料・農業・農村基本法に基づいて五年ごとに十年先を見据えた計画ということで、まさにいろんな外部から、何ちゃら会議とかってありますけれども、やはりこの基本計画が中心だということはこれ否定ができないんだと思っております。 そういう中で、今回の基本計画には、中小・家族経営の重要性が明記されたと考えております。これまではどちらかというと規模拡大とか……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江です。 今回の種苗法改正案ですけれども、もう既に何人かの委員の方からも御指摘がありましたけれども、今回の法改正で何がどうなるのか、目的とか影響がよく分からないというところがやはり大きいのかなと私も思っています。 元々、今回の改正で自家増殖が全て禁止になると、そういった報道が広がりました。その後、いや、一切禁止ではなくて許諾制なんだというところは大体広がっているような気がするんですけれども、それによって種代が上がる、農業経営に負担が大きくのしかかると、こんな声もありました。更に言えば、育成者権者の保護というところで、多国籍企業に種子を牛耳られるんではないか、……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今回のこの種苗法改正案につきましては、衆議院、参議院とこれまで多くの議論を重ねてきたと思っています。ただ、いまだに多くの懸念が聞かれるというのも事実だと思っています。 改めて、この懸念について確認したいと思います。前回の当委員会での参考人質疑でも、村上参考人から、なぜ農民が種を取ってはいけないのかとの根本的な疑問が呈されました。また、地域に伝わる伝統種や在来種といった固有種を育て、その種子を自家採種して使い続けることが生物多様性を農地に取り戻すために最も効果的な方法と主張されております。 まずこの点ですね、農民が種を取ってはいけないのかと……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。
今日は、法案に関する質疑の前に、昨日から新聞紙上、報道をにぎわしておりますアキタフーズグループから吉川元農林水産大臣が現金を受け取ったと、この疑惑についてお聞きしたいと思います。
まず、野上大臣にお聞きします。
野上大臣は、アキタフーズの関係者と面識はあるでしょうか。そしてまた、過去にパーティー券の購入や何らかの金品の提供を受けたことがあるでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
ということは、当然、大臣就任後も特にないということだと思います。ありがとうございます。
報道によりますと、吉川元大臣は刑法における賄賂罪の中の受託……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。
早速質問に入らせていただきます。
菅総理は、所信表明演説におきまして、「バブル崩壊後、最高の経済状態を実現したところで、新型コロナウイルスが発生しました。」と発言されました。最高の経済状態とは何を指すんでしょうか。
【次の発言】 パネル一を御覧いただきたいと思います。(資料提示)
確かに、雇用が増えた、総雇用者所得は増えたということだと思いますけれども、この実質賃金ですね、一人当たり、一人一人ですけれども、一人一人、この実質賃金が大きく減少しています。これは何ででしょうか。
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。
東京都に四回目の緊急事態宣言発令を決めましたが、まず、前回四月二十五日の緊急事態宣言の効果について、東京と大阪を比較してお聞きしたいと思います。
大阪では、四月下旬の感染爆発後、緊急事態宣言下で急激に減少に転じた一方で、東京では、緊急事態宣言発令後も増え続けて、減少に転じたのは発令から二十日後ですね。さらに、最後、底を打つ前に解除したということで、僅か一か月で再拡大しております。
ここから読み取れることは何でしょう。何が大阪の状況と東京の状況を変えたのか、見解をお聞きします。
【次の発言】 いや、それは、緊急事態宣言出せば動きが止まります……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 まず、今回、また緊急事態宣言の延長ということですけれども、かなり長引く中で皆さん疲れているというふうに思います。 そして、菅総理は、総裁選不出馬会見の際に、感染拡大を防止するために専念したいとおっしゃったわけで、本来やっぱりこの場にきちんと出てきて説明していただきたい、答えていただきたいと思っているんですけれども、そこが大変残念だなというふうに思っております。 その上で、今回の延長に当たりましては、医療逼迫の状況を今まで以上に重視したということですけれども、やはり病床確保をしっかりしていくことの必要性が今まで以上に大きくなっているんだと思……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 私からは、新型コロナの感染拡大に伴って行われました学校の休校、オンライン授業等について、大臣の見解を中心としてお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 昨年の二月二十七日に突如として発表された学校の一斉休校要請、これは教職員や保護者も含めて教育現場に大混乱を引き起こしただけではなくて、三か月間もの学習の遅れという重大な結果を招きました。教科学習のほか、部活動などの課外活動や、文化祭、修学旅行といった学校行事などの体験の機会の喪失は、学習面にとどまらない、子供たちの発達に大きな影を落としたと考えております。 それでも、感染抑止……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 震災から十年が経過をいたしました。これまで震災からの復興ということで様々な取組が行われてまいりましたが、やはり復興の主役は被災者だと考えております。 そういう中におきまして、いまだに避難を余儀なくされている方々がまだたくさんおられるという現状があります。避難者の数は、発災直後は約四十七万人でありましたけれども、復興庁が毎月公表している調査によりますと、今年三月現在で約四万一千人。減少はしているものの、まだまだたくさんおられると、こんな状況であります。そのうち約八割強は福島からの避難者という状況です。 まず、復興庁にお聞きしますけれども、避……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 まず、今朝のニュースでしたので通告してありませんけれども、私からも米国産牛肉のセーフガード発動について質問をさせていただきたいと思います。 これ、日米貿易協定によって関税率が下がっていくということも含めて、米国産の牛肉輸入量に対する懸念は以前からありました。協定前からも我々懸念を申し上げてまいりましたし、直後からかなり牛肉の輸入量が増えているという、そんな状況でもありましたので、今回のセーフガード発動は懸念が現実となったという思いで受け止めております。 それを受けまして、野上大臣、今日の閣議後記者会見で、発動しても国民生活に大きな影響があ……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 私からはまず、先ほどの大臣からの予算説明の第四番目に位置付けられていました農業農村整備事業に関し、その施工業者の選定基準についてお伺いしたいと思います。 実は、これ地元から相談を受けた案件なんですけれども、こういった農業農村整備事業、当然生産条件の改善を目的として事業が行われるわけですけれども、例えば、事業後、ぬかるみがひどくて機械が入れなくなってしまったとか、それから客土用の土が石ころだらけで農作業に支障があったとか、納品が遅れたとか、いろんな問題を耳にいたします。残念ながら、特定の業者でそういった問題を起こしているという事例を耳にしてお……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 ちょっと質問の順番を変えまして、まず森林環境譲与税の算定基準の見直しについてからお聞きいたします。 元々、森林環境税及び森林環境譲与税の目的は、森林整備等に必要な地方財源を安定的に確保するということでありました。木材の利用もさることながら、やっぱり元々は森林整備なんですね。 そういう中におきまして、森林環境譲与税の配分をめぐっては、いろんな議論がありました。私も予算委員会とか農林水産委員会とかいろんなところで取り上げさせていただきましたけれども、人口割りの比率が高過ぎる余りに本当に森林整備に必要なところに回らずに、人口の多いところの方に多……
○舟山康江君 おはようございます。国民民主党の舟山康江でございます。
早速質問に入らせていただきます。
本特措法案は、平成十四年に制定され、約二十年近くが経過をしております。そういう中で、今回、有明海及び八代海等の再生は道半ばということで延長を行うというものと聞いておりますけれども、対象となる地域におきまして、まず、何が改善され、何がまだ足りないのか、出口はどこか、これについて、まずは提出者から説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
この事業を所掌する農林水産省としては、今の現状、今後の見通し等をどのようにお考えでしょうか。
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江です。 今日は、先ほど高橋委員からも問題として取り上げておられましたけれども、みどりの食料システム戦略についてまずお聞きしたいと思います。 ただ、問題意識共有というついでで言いますと、米問題についても、私も全く今同じ思いで今年の米の今後の行方を心配していると、こんな状況です。以前の質問でも取り上げました。やはり米が過剰になるんではないか、こういった心配が現場各地で声が聞こえてまいります。そういう中で、これまた前回、私も指摘をさせていただきましたし、山田委員、またそして今日の高橋委員からもありました。もはやもう現場任せでは限界じゃないかということだと思ってい……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。よろしくお願いします。 今回の改正法案は、農業法人投資育成事業の対象法人につき、現行法から大幅に拡充して、林業、漁業を営む法人や輸出事業者等が追加されることとなったというものだと理解しております。 先ほど漁業の話、また林業の話がありましたけれども、私からは、まずは輸出が加わったということで、輸出全般について、今の現状をお聞きしたいと思います。 政府は、農林水産物・食品の輸出拡大に向けまして、政権交代直後、二〇一三年に農林水産業・地域の活力創造プランにおきまして、二〇二〇年に輸出額を一兆円に倍増するという計画を決定をしております。翌年には、こ……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 私からは、外国資本による水源林などの森林買収の実態についてお聞きしたいと思います。 政府は今国会におきまして、重要施設周辺等及び国境離島など重要土地の利用調査及び利用制限に関する法案を、先月、国会提出すべく閣議決定をしております。この中には水源林というものは入っておりませんけれども、ただ、やはりこの外国資本による森林買収に関する問題はもうかれこれ十数年前からかなり課題となっておりまして、今農水省でも調査を進めているということであります。そういった問題意識から、平成二十三年には森林法も改正をして、一定程度、土地の売買についての届出義務を課すと……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 法案の質疑に入る前に、果樹の凍霜害についてお聞きしたいと思います。 関東北部から東北地方にかけまして、四月十日から十五日までと四月の二十五日頃、低温と降霜がありました。それによって花の雌しべが枯れるなど果樹の生育障害が多数報告されております。例えば、福島県では桃を中心に、また私の住む山形県ではサクランボを中心に、庄内地方では柿、あとはリンゴ等も一部報告されておりますけれども、広い範囲で被害が報告されています。 今年は豪雪で、その被害もありましたけれども、その後、三月ぐらいから非常に気温が高く、雨も少なく、かなり開花が早かったということがあ……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 まず、農山漁村における発電事業の可能性と課題についてお聞きしたいと思います。 二〇五〇年カーボンニュートラルという目標の中で、その手法の一つとしてやはり再エネの推進というのは必要ではないかと思っておりますし、元々、再生可能エネルギーは、地方の様々な資源を利用してその利益が地方にも還元すると、そしてまた、分散型エネルギーということで非常にリスク分散にもつながっていくと。非常に、やはり私は、一般論として再エネの推進というのは大変大事だと考えております。 ただ一方で、再エネ事業を行う際に、残念ながら事業者と地域とのあつれき、対立が生まれている、……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。
法案審議の前に一問、五月二十五日に取りまとめられました「人・農地など関連施策の見直しについて」の中に位置付けられている農地所有適格法人についてお聞きしたいと思います。
この中では、農地所有適格法人について、出資による資金調達を柔軟に行えるようにすると結論付けておりますけれども、この意味するところ、具体的にどういうことを言っているのか、教えていただきたいと思います。
【次の発言】 確認ですけれども、その議決権要件の緩和云々ということは特に念頭に、今のところ念頭に置いていないという理解でよろしいんでしょうか。
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。今日はありがとうございました。 多分、お二人とも共通しているのは、この農地問題と農業の担い手をどう確保していくかというところは、担い手、農業に従事する方ですね、どう確保していくかというところが密接不可分であって、単に農地だけではない、要は、やる人がいないから農地が荒れたり転用されたりということになるわけですから、やっぱりやる人をまず増やす、そのやる人を増やすためには、やはり何をおいても私も所得の確保をどうしていくのかということなのかなと思います。 光多参考人からも御紹介いただきましたけれども、フランスは様々な多面的役割も含めて、そこで農地を使……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 私からも、今回の検証委員会の報告書及び追加の倫理調査についてお聞きしたいと思います。 様々課題が指摘されているものの、結論は、政策がゆがめられた事実は認められなかったということですけれども、今までるる質問がありました。今の石井委員からもそうですけれども、やはり何となく中途半端感が否めないなという印象であります。 その一つは、やはり起訴されている当事者が調査の対象外となったということが一つあるのかなと思います。公判等への影響を考慮してとありますけれども、どう影響するのか、法的に調査は不可能なのか、チャレンジもしないのか、まずここについてお聞……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 公共建築物等木材利用促進法は、先ほど田名部委員からもありましたけれども、二〇〇九年の民主党政権発足後、直ちに取り組みました森林・林業再生プラン、これはコンクリート社会から木の社会へを掲げて、森林・林業を基軸とした雇用の拡大を図るとともに、我が国の森林・林業を早急に再生していくための指針と位置付けたものですけれども、この指針の実現に向けて翌年の通常国会に提出した法律です。この頃から既に低炭素社会の実現という目標を掲げ、大きく踏み出したものだと自負しております。 私も当時、農林水産大臣政務官として郡司当時の副大臣とともにプランの作成、そして法案……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。
本日、一都三県における緊急事態宣言が二週間延長になる見込みであります。正直、またかという印象ですね。当初のときも、二月の延長のときも一か月で解除したいと、こういった方針を述べられただけに、えっ、またかよという感じがしますけれども、一方で、もう限界だという、そんな事業者からの声も各地から聞こえてまいります。
総理にはこういった声は届いているでしょうか、そして、どう受け止めていらっしゃるでしょうか。
【次の発言】 この長引く様々な自粛の中で、やっぱり精神的にも大変大きな影響が出ていますし、もう一つは経済的にも大きな影響があります。やはり事業者に……
○舟山康江君 舟山康江でございます。
私からもワクチン接種についてまずお聞きいたします。
ワクチン接種の実務を担うのはそれぞれの自治体です。そういう中で、自治体向けの説明会が開催されておりますけれども、三月十日に接種記録システムについて内閣官房IT総合戦略室から、そして三月十二日に接種体制全体について厚労省から説明会が行われておりますけれども、これ、本来はワクチン接種に絡むものですから一本化して説明会を開くべきだったのかなと思うんですけれども、なぜばらばらだったのか、教えてください。
【次の発言】 この記録システムをいじるにしても本体のV―SYS等も使っていかなければいけないということで、……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 私からも、まずは新型コロナによって経済的影響を受けた方々への支援についてお聞きいたします。 今、企業も個人も経済的に大打撃を受けている方がたくさんおられるという状況です。今回も人流を止めるためということで休業や時短要請を行っていますけれども、当然、事業者、そしてそこで働く方々への経済的な影響は甚大となっています。 今回の緊急事態宣言の中で、大規模な百貨店への支援が一日二十万円ということですけれども、全く不十分であります。要請に従いたくても従えないと、こんな状況で、まあ少し見直しをということですけれども、やはり私は、緊急事態宣言のその対象地……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 質問に先立ちまして、私からも、昨日御逝去されました国会連絡室の古川芳之室長について一言触れさせてください。 古川さんは私の農水省の後輩でもありますし、また、二〇〇九年から一年間、農林水産大臣政務官のときの秘書官として、ほぼ一年間行動を共にさせていただきました。まだ四十代の若さということで本当に残念でなりません。委員会の場ではありますけれども、心からお悔やみを申し上げ、哀悼の意を表したいと思います。 さて、六月の通常国会以降久々の委員会でありまして、質問したいことが山積しております。冒頭、幾つか畜産物以外の質問をさせていただきますので、よろ……
○委員長(舟山康江君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙により本委員会の委員長に選任されました舟山康江でございます。
委員各位の御協力を賜りまして公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に阿達雅志さん、上野通子さん、川田龍平さん及び安江伸夫さんを指名いたします。
本日……
○委員長(舟山康江君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、羽田次郎さん及び大野泰正さんが委員を辞任され、その補欠として長浜博行さん及び徳茂雅之さんが選任されました。
また、本日、平木大作さんが委員を辞任され、その補欠として矢倉克夫さんが選任されました。
【次の発言】 消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査を議題といたします。
消費者行政の基本施策について、若宮内閣府特命担当大臣から所信を聴取いたします。若宮内閣府特命担当大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。
本件に対する質疑は後日に……
○委員長(舟山康江君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、徳茂雅之さん及び矢倉克夫さんが委員を辞任され、その補欠として平木大作さん及び比嘉奈津美さんが選任されました。
また、本日、平木大作さんが委員を辞任され、その補欠として河野義博さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁長官官房審議官住友一仁さん外十名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異……
○委員長(舟山康江君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、河野義博さん、高橋はるみさん及び三原じゅん子さんが委員を辞任され、その補欠として平木大作さん、清水真人さん、藤木眞也さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官難波健太さん外十八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(舟山康江君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、清水真人さん、藤木眞也さん、舞立昇治さん及び熊野正士さんが委員を辞任され、その補欠として高橋はるみさん、三原じゅん子さん、藤末健三さん及び高瀬弘美さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官野村裕さん外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(舟山康江君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、高瀬弘美さん、宮沢由佳さん、福島みずほさん、三原じゅん子さん及び藤末健三さんが委員を辞任され、その補欠として杉久武さん、岸真紀子さん、石川大我さん、舞立昇治さん及び宮崎雅夫さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
消費者契約法及び消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府子ども・子育て本部審議官相……
○委員長(舟山康江君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、杉久武さん、岸真紀子さん、石川大我さん、舞立昇治さん、本田顕子さん及び平木大作さんが委員を辞任され、その補欠として熊野正士さん、三原じゅん子さん、山本博司さん、宮口治子さん、吉田忠智さん及び比嘉奈津美さんが選任されました。
【次の発言】 消費者契約法及び消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本日は、法案の審査のため、三名の参考人から御意見を伺います。
御出席いただいております参……
○委員長(舟山康江君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、宮口治子さん、吉田忠智さん、馬場成志さん及び三原じゅん子さんが委員を辞任され、その補欠として宮沢由佳さん、福島みずほさん、高橋克法さん及び清水真人さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
消費者契約法及び消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府子ども・子育て本部審議官相川哲也さん外十三名を政府参……
○委員長(舟山康江君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、宮崎勝さん、清水真人さん、本田顕子さん及び森屋隆さんが委員を辞任され、その補欠として熊野正士さん、三原じゅん子さん、大野泰正さん、宮沢由佳さんが選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。
今日は大臣所信に対する質疑ということで、大臣を中心にお答えいただきたいと思います。
既に何人かの方が触れておられましたけれども、今の農業の現場、現状をめぐる課題としてやはり大きいのは農林漁業者の減少、高齢化と、これは大臣所信でも触れておられました。その理由と背景について大臣はどのように分析をされているのか、改めてお答えください。
【次の発言】 今お話しいただきましたように、全体として高齢化、人口減少という中で、特に農山漁村ではその傾向が強いということではありますけれども、ただ、やはり産業によっては人がしっかり集まっているところもあると。そん……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。
先ほど、山田委員から中山間地域の現状と課題についての議論提起がございました。私も今日冒頭、中山間地域の問題についてお話をしたいと思っております。
中山間地域の様々な問題解決の一助として、中山間地域等直接支払制度が平成十二年から導入をされました。導入当初からこの目的をめぐって様々な議論があったと聞いておりますけれども、まずこの制度導入の目的について改めてお伺いいたします。
【次の発言】 平場と中山間では条件が違う。非常に生産条件が不利であって、例えば平場で一〇〇の収入があっても中山間では五、六〇しかないと、そこの差を埋めるため、それによって生……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今日は、土地改良法改正案の審議に先立ちまして、先週木曜日、三月二十四日に公表されました日米貿易協定に基づく牛肉セーフガードに関する協議の実質合意について、まずお聞きしたいと思います。 これは、昨年三月十八日に米国産牛肉の輸入量急増を受けてセーフガード措置が発動された、これに伴うものであると考えております。 日米貿易協定におきまして、資料を御覧いただきたいと思います。これ関連する規定を抜粋させていただきましたけれども、附属書T第B節第四款、ここに農産品セーフガード措置について書かれておりまして、牛肉については9として幾つか規定がございます。……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今回二つの法案が審議されておりますけれども、これは、みどりの食料システム戦略、昨年五月に策定された、この実現のために様々な法的な整備をするということだと認識しております。 そういう中で、みどりの食料システム戦略の中では、アジア・モンスーン地域の新しい持続的な食料システムの取組モデルをつくっていくと、こんな表現があります。アジア・モンスーン地域ということで、昨年七月、国連食料システムプレサミットにおきましてアジア各国と共同文書を発出しておりまして、その中でも、アジア・モンスーン地域に属する国々として様々な問題意識を共有しながら一緒に取り組んで……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。今日はありがとうございました。 今日の御意見、本当に全てみどりの食料システム戦略、今回、法案は法案として、今後このシステム戦略をどのように現実のものとしていくのか。多分、これから法案の後に控えている具体策を展開するに当たって本当に参考になる御意見ばかりだったなと思っておりますし、私も、まさに日本においてアジア・モンスーンということが随分強調されていますけれども、水田農業抜きにして有機農業の拡大というのはやっぱりあり得ないと思いますので、ここをどうしていくのか、そういったところもしっかり政府に検討を促していきたいなということを感じました。 それ……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今審議中の法案は、みどり戦略の実現に向けての具体策、そして、法案の名前にもありますとおり、環境負荷低減のために様々な取組を促そうと、こんなことだと思っております。 農業生産の現場では有機農業を推進するということでありますけれども、これまでも、有機農業を始めいわゆる環境保全型農業に関しては、その推進に向けて、例えば有機農業推進法ですとかいわゆる持続農業法といった法律を作って、また、環境保全型農業直接支払交付金のような交付金を措置して何とか前に進めようと取り組んできたと思っておりますけれども、残念ながら、過去十年振り返ってみても、元がちっちゃか……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今日は、質疑の中で、与党、野党それぞれの筆頭から、水田農業の支援の在り方に対する課題提起ございました。私もこれまで何度か水田農業の支援の在り方等話をさせていただきましたけれども、本当に大変大事な視点だなと思いました。 折しも、みどり戦略の中で、また食料システムサミットですね、国連のサミットの中でも、事あるごとにアジア・モンスーン型、アジア・モンスーンとしてやっぱり水田農業を中心として日本の農業しっかり守っていくと、こういったことを何度も言及されているわけであって、もちろん今米の消費の減退の中で畑地化という流れを一概に否定するものではありませ……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 法案審議に、法案の質疑に入ります前に、私からも今般の物価高騰、特に小麦の国際価格、政府売渡価格の高騰への対応について政府にお聞きしたいと思います。 円安も手伝いまして、今小麦の国際価格が非常に高騰しております。若干今少し小康状態になっていますけれども、一番高いところでトン当たり五百ドルを超えているということで、現在の為替に換算するとトン当たり六万五千円、キロ当たり六十五円ぐらいだと、それより今高いのかなと思うんですけれども、そうなると、国産の小麦の今流通価格とほとんど変わらないか、むしろ国産の方が安くなっているぐらいかなという感じですね。政……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今日は、三人の参考人の皆様、ありがとうございました。 まず、笠原参考人でありますけれども、本当に高い意識と使命感を持って、まめに地域を歩いて地域の声を聞いてと、こういった農業委員の皆さんが地域の農業を支えていただいていて、恐らくそれには相当な時間と労力、手間、これも要するのかなと思っています。全ての農業委員の方がここまでできるのか。やはり、でも、できるようなその組織の在り方とか人の配置、やっぱりこれも非常に大事なのかなと感じました。 そういう中で、まず最初に笠原参考人にお聞きしたいのは、現在、要は農地の権利移動とかその集積の活動というのは……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 前回の質疑の関連、続きから行きたいと思います。 まず、地域の農地の在り方について、前回の質疑におきまして、国として確保すべき農地面積、二〇三〇年で四百十四万ヘクタール、ここには、地域計画に位置付けられて集約化を図る農地と、活性化法の活性化計画に基づいて保全を図る農地と、いずれも含むとの答弁がありました。 そこで、お手元資料の一枚目、概念図を作ってみました。農水省にも確認して、間違いがないということだったので示させていただきます。 左側、集積・集約等というところは、いわゆる基盤強化法に基づく農業上の利用を行うべき農地と、活性化法に位置付け……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。 早速質問に入ります。 まず、ロシアによるウクライナ侵攻への我が国の支援強化についてお伺いいたします。 もう既に何人かの方から言及がありましたけれども、ロシアによるウクライナ侵攻、これはもう許し難い暴挙だと考えております。政府として、引き続き各国と連携して、まずは戦争終結に向けてあらゆる努力をしていただきたいと思っています。と同時に、今まさに命に、危機に直面している、困窮するウクライナ国民に対する支援も強化をお願いしたいです。 今、竹内議員の質問にもありましたけれども、我が国でも様々な支援を行っていると。一億ドルの緊急人道支援も……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 野村大臣におかれましては、これまで委員会の中でやり取り等をいつも共有させていただいておりました。今回、大臣という立場でまた様々な提案について真摯に受け止め、御検討いただければ大変有り難いなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 さて、所信に対する質疑の前に、少し今話題になっております農業集落調査についてお聞きしたいと思います。 今年の七月二十八日に行われた第一回農林業センサス研究会におきまして、農林業センサスの農山村地域調査のうち農業集落調査について廃止する方向性が打ち出されました。ちなみに、農業集落調査は昭和三十年から継続して……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今日は、持続可能な農林水産業に向けてどんな政策が必要なのか、そんな問題提起を含めて質問をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 十月二十八日に総合経済対策が取りまとめられました。令和四年度第二次補正予算で二十九兆円規模を措置したいということでありましたけれども、予備費除くと二十四兆円ちょっとぐらいなのかなと思っております。 この中には施設園芸等燃油価格高騰対策も盛り込まれていますけれども、この等ですね、施設園芸等の等には、これまでお茶が入っていたと理解しておりますけれども、野菜以外、野菜、お茶以外の林産物等も対象にする方向の検討……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 質問の順番を変えまして、まず畜産振興勘定から競馬活性化勘定への繰入れについてお聞きしたいと思います。 配付いたしました、ちょっとカラーの図を御覧ください。地方競馬全国協会には、ここに書かれている四つの勘定、真ん中に書いてありますこの勘定と、全体を統括する管理勘定、合計五つの勘定があります。それぞれ右側に目的等書いてありますけれども、目的に応じた役割、使途の下に配分が決められていると承知しています。財源は、地方競馬主催者からの交付金とJRAからの交付金であり、特に黄色の部分、一号交付金は使途が限定されていまして、競走馬生産振興勘定と畜産振興勘……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 まず、高病原性鳥インフルエンザについてお聞きをいたします。 昨日、十二月八日、山形県におきまして史上初めて高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認をされました。今年度の発生は極めて多いんじゃないかと言われております。昨年はおろか、過去最大の感染を確認した一昨年、令和二年度に比べてもペースが速いといったことが、本当に今後どうなるんだろうかという懸念が広がっておりますけれども、今後の拡大の可能性ですとか、それから注意喚起も含めた今後の対策について農林水産省としてどのように考えているのか、御答弁ください。
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江です。 山形県酒田市に本社を置く株式会社チェンジ・ザ・ワールド、以下、チェンジ社と呼ばせていただきます。ここが二月二十七日に東京地裁に破産手続の申立てを行い、開始決定が下されました。負債総額は三十八億円超、債権者は一万二千人に上る模様です。 配付資料を用意いたしましたけれども、二枚目、御覧ください。 事例三として示したとおり、同社が運営していたワットストア事業は、太陽光を中心とする再エネ発電設備を小口に分けて販売し、売電収入を還元するというビジネスモデルであり、預託等取引に関する法律で規制される販売を伴う預託等取引、いわゆる販売預託に該当するの……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江です。 私は、会派を代表し、ただいま議題となりました議員ガーシー君の懲罰事犯に関し、公開議場にて陳謝すべきとの立場で討論を行います。 選挙で選ばれた議員の身分は重いということに全く異議はありません。しかし、重い身分を持っているからこそ、その反射的効果により国会議員としての職責を果たす義務もまた重大です。 国会法第五条においては、「議員は、召集詔書に指定された期日に、各議院に集会しなければならない。」との明確な規定があります。国会の召集は、憲法第七条による内閣の助言と承認により天皇が国事行為として行う重いものです。その国会に正当な理由なく出席しな……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江です。 私は、会派を代表し、ただいま議題となりました議員ガーシー君の懲罰事犯に関し、国会法第百二十二条第四号の除名が妥当であるとの立場で討論を行います。 二月二十一日の懲罰委員会において陳謝相当との討論を行った際にも申し上げたとおり、国会法第五条では、「議員は、召集詔書に指定された期日に、各議院に集会しなければならない。」と明確に規定されています。国会の召集は、憲法第七条による内閣の助言と承認により天皇が国事行為として行う重いものであり、その国会に正当な理由なく出席しないということは、先ほど物理的な妨害はしていないと言っておりましたけれども、それ……
○舟山康江君 国民民主党の舟山でございます。
準備した質問の前に一点、今の串田議員の質問に関してちょっと確認をしたいんですけれども、乳製品のカレントアクセス、先ほど大臣からは、約十三万七千トンは輸入義務です、輸入義務ですのでというようなお話があったかと思いますけれども、そういう理解でよろしいんでしょうか。
委員長、止めてください。
【次の発言】 そのことを是非確認したいと思います。
輸入機会の提供は義務かもしれませんけれども、輸入そのものは義務ではないということ、これ非常に大事だと思うんですね。ですから、機会を提供して、仮に落札がなければ、それはある意味義務は果たしたということですので、……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今日は、まず初めに、先ほど小沼議員からもありましたけども、営農型太陽光発電事業についてお聞きしたいと思います。 資料、一枚お配りしている資料を御覧ください。 これは、環境省の再エネスタートというそのページから抜粋したものなんですけれども、最近よくあります太陽光発電所の共同オーナーというものがあって、これ実は、今日は詳しくは申し上げませんけれども、一歩間違えば預託法にも引っかかり得る非常にちょっと危険な案件なんですけれども、そういったことで、要は、個人が僅かなお金を出してパネルを買って、その発電、売電収入からお金を得るという、まあそういった……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江です。
まず、この法律案の骨子の内容についてお聞きしたいんですけれども、この骨子では、水産加工品の原材料の供給事情及び貿易事情の著しい変化の背景として、国際的な水産資源の管理強化等の外的要因を挙げています。
具体的にどのような要因があるのか、教えてください。
【次の発言】 ありがとうございました。
まさに、様々なその環境変化ですね、環境そのものもありますけれども、いろんな今挙げていただいたようなことの中で、やっぱり漁業、日本の漁業自体が厳しいということ、原材料の調達というんでしょうかね、漁業自体が厳しいということですので、やはりその水産加工業の……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。
今日は、まず食品表示の在り方について質問したいと思います。
食品表示に関する消費者庁と農水省の所掌分担について、まず消費者庁にお聞きします。
【次の発言】 ありがとうございました。
資料、表側一枚目を御覧ください。
この食品表示に関しての消費者庁と農水省の役割について、ちょっと表、図表を作ってみました。それぞれの資料を基に作ってみましたけれども、やはり農林水産省、この設置法にも所掌事務ありますとおり、一般消費者の利益の保護、これは農林水産省の大きな仕事でありますので、そういった意味ではこの食品表示に関してもしっかりと、様々な策定に対して……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 水田農業の役割と今後の在り方について、まずお聞きしたいと思います。 現在進めている畑地化促進事業は、当面、地目はともかく、畑作の推進のために、これは国の誘導か自発的な選択かはともかく、水田機能をなくしていきましょうという政策だと私は理解しております。水田は優れた生産装置ということは政府も同じ認識だと確信しておりますけれども、まさに水田は気候変動に比較的強いこと、とりわけアジア・モンスーンに位置する高温多湿な日本に適しているということ、多面的機能があるということなど、水田の様々な役割を考えると、やっぱり水田機能を維持するべき水田はきちっと国と……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 まず、G7広島サミット、これは五月十九日から二十一日まで開催が予定されておりますけれども、この関連の関係閣僚会合が今月に入りテーマごとに随時開催されております。農林水産業関係では、四月十五から十六に気候・エネルギー・環境大臣会合が、そして二十二、二十三日には農業大臣会合が開催されました。 これらの会合におきまして、以前大臣からは、衆議院の農林水産委員会の中でも、こういったG7会合の中でもしっかりアピールしたいという、こんな言及がありましたけれども、これらの会合におきまして、違法伐採への対策強化、違法木材根絶に対して、議長国としてどのような発……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 四月十八日、前回の一般質疑の私の質問に対しまして、大臣からは、稲作について、経営面積が一経営体当たり二十ヘクタールなど、効率的な生産を行って所得の向上が図られている経営もだんだん多くなってきていますので、こういったところがやっぱり向かうべき方向なんだろうというふうに思います。ですから、少ない労働力で需要に応じた生産に対応した構造を実現していくことが今稲作にとって一番大事なことだろうと思います、このような御答弁がありました。 しかし一方で、十ヘクタールを超えますとコスト低減効果はこれほとんどないんですね。余り変わらないという状況ですし、この階……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 法案審議に入る前に、おとといの一般質疑で積み残した質問等についてちょっと触れさせていただきたいと思います。 まず一点目が、営農型太陽光発電について、これ、下野議員から青森県三沢市の事例が紹介されました。ここは、現実的には転用までには、一時転用許可までには至っていなかったんですけれども、例えばこういった営農型太陽光発電を造るに当たっての、周りの景観、環境、そういったものへの配慮をどうしていくのか。 そしてもう一点、これ、三月十七日、私の質問で問題提起をさせていただきました。実際に果たして営農ができているのか、その現地確認、そしてまた、発電事……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。
法案審議、随分いろんな質問が出まして、私も聞きたかったことも随分既にやり取りがありました。私からは、まずは遊漁そのものの実態について確認をさせていただきたいと思います。
漁業・養殖業統計によりますと、令和三年の漁業生産量は四百二十一万トンとなっています。遊漁による採捕量はどのぐらいと把握しているのか、教えてください。
【次の発言】 そうなんですね。今、実は、後でまたお聞きしますけれども、平成十五年までは第十一次漁業センサス、これ平成十五年ですけれども、ここまでは遊漁に関する統計あったんですね。しかし、それが現在廃止されました。
そういう中……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江と申します。 今日は、四人の参考人の皆様、ありがとうございました。 畜産、とりわけ酪農は、本当に政策に長い間翻弄されてきたと、そんな印象を持っています。余れば廃棄や廃業、足りなくなれば畜産クラスターでどんどん増産しろと、その繰り返しの中で、本当に今非常に厳しい状況に追い込まれているのではないのかなと思っています。 これ、畜産、酪農のみならず、全てがそうなんですけれども、やっぱりこの農業、再生産可能な所得をどのように実現していくのか、それが問われているんだと思うんですね。その際に、価格、すなわち消費者負担型でいくのか、所得、すなわち納税者負担型でいくのか、……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江です。
政治とは、慎重な議論と検討を積み重ね、その上に決断し、その決断について、国会の場に集まった国民の代表が議論をし、最終的に実行に移す、そうした営みです。これは、今国会冒頭での総理の施政方針演説の一文です。この言葉の意味するところについて総理から解説をお願いします。
【次の発言】 国会の議論は、国民の代表としての声をしっかりと私たちも受け止めながら質問したり意見を提案したりしていますけれども、この議論の結果、建設的な意見だったり、参考になる提案だったり、そういったものは率直に受け止めて、場合によっては修正すると、そういったことも含めているという……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 早速大臣に、所信についての様々述べられたことを中心にお聞きしたいと思います。 大臣は所信におきまして、食料や生産資材の多くを海外から輸入に依存する我が国において、食料安全保障上のリスクは近年にないほど高まっていますと言及されました。このことにつきましては、先週の予算委員会でも大臣からお答えいただきましたけれども、世界全体として、人口の増加、エネルギー需要の増加等で需要が増えている、その一方で、天候不順、それから紛争の勃発、いろんな面で供給が不安定になっていると、こういった背景を挙げていただきました。 そのリスク、やはりどうやってリスクを軽……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今日は農地の確保と利活用について、前回も少し触れましたけれども、ここについて中心に質問させていただきます。 先週の大臣の御答弁の中で、必要な農地が全く足りない状況であるので、農地をしっかり確保していく、ゾーニングというのをしっかり考えて未来に向けた戦略を立てていくと決意が述べられました。大変重要な発言であり、私は歓迎したいと思っております。 配付資料の表面、二つ表が並んでいるやつですけれども、御覧いただきたいと思います。 農地に関しましては、現在、左側ですね、食料・農業・農村基本計画でこれまでの趨勢を勘案した農地面積の見通しを示していま……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。
今日の委員会は、大臣が畜産物価格を決定するに当たって立法府としてもしっかり意見を申し上げると、こういう趣旨で開催されていると思っております。まさに今、農産物のみならず一般商品についても、総理がコストカット型経済からの脱却を訴える中、価格転嫁の議論が盛んに行われていることを考えると、しっかりと資材価格高騰を反映した再生産可能な水準にすべきと考えますけれども、大臣の基本認識を改めてお伺いします。
【次の発言】 実際に本当にそれが実現されているとすれば、これほど畜産の現場が厳しいわけがないと思うんですね。しかし、現実には多くの農家が離農を余儀なくさ……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。
まずは、政府の経済対策についてお聞きいたします。
当初は十月中に取りまとめるとしていたこの経済対策ですけれども、なぜ、衆参予算委員会の後、あしたの閣議決定になったんでしょうか。
【次の発言】 スピード感が、私、ちょっとないんじゃないかと思うんですね。今いろいろやってきたとおっしゃいましたけれども、ただ、通常国会終了後、六月からここまで四か月ありました。この間も、確かに賃上げは実現できましたけれども、でも、今、経済指標悪いですよね。消費支出も下がっている、実質賃金下がっている、倒産件数も増えていると。こういう中で、もっとスピード感を持って早く……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 まずは、ODAについてお聞きします。 先ほど来お話がありますとおり、国際協力七十周年ということでありますけれども、ODAの基本理念、目的は、この間少しずつ変化しております。国益実現というのがかなり強調されるようになってきているのかなと思うんですね。 それはそれで、当然、日本の税金で行う以上、やはり国益にも資するというのは大事だと思いますけれども、ただ一方で、先ほど青山議員からジャスト・フォー・ザンビアという話がありました。あくまでも、やっぱり国際協力って相手国のためというのが一義的になければいけないというふうに思います。 外務省のホーム……
○舟山康江君 国民民主党の舟山でございます。 今日は大臣所信に対する質疑ということで、所信での大臣の発言を中心にちょっと議論したいと思います。 冒頭の山下委員からも引用されておりました、農林水産省の最も重要な使命は食料安全保障の確保というこの発言ですね、リスクが様々増大する中で、国内農業生産の増大を基本とすると、こういった考え方を堅持ということの決意が述べられております。 ただ、この考え方の堅持で足りるんでしょうか。これだけリスクが大きくなって、もちろん国内で作れないもの、今の自給率三八%の状況の中でいきなり全部国産でということは無理かもしれませんけれども、やはりこの路線、考え方を堅持と……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。
今日は、まず、農業と環境の関係についての大臣の御見解からお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
【次の発言】 今大臣からお話しいただきましたとおり、今のは、農業が環境に与えている負荷をどう低減していくのかという、そういった観点だったかと思います。
ただ一方で、私、そもそもですね、そもそも農業ってそんなに環境に悪い産業なのか、まずここをしっかりと発信するべきではないかと思うんですね。その観点でいえば、例えば農業がその環境に貢献する部分ですとか、やはりこの一般の他の産業に比べて農業が環境に対してどういう役割を果たしているのか、そこをもっ……
○舟山康江君 国民民主党の舟山でございます。 法案審議に入ります前に、ちょっと二点確認をさせてください。 まず一つは、環境に関する直接支払についてお聞きしたいと思います。 前回、三月二十二日の農林水産委員会におきまして、私の、環境に関する直接支払について体系的にしっかりと組み直してやるべきではないかという質問に対しまして、大臣からは、欧米に近づくようなルールを私たちも作り上げていかなければならない、我が国に合った環境政策、直接支払をつくってまいりたいと御答弁をいただきました。 そして、昨日、衆議院農林水産委員会におきまして、新たな制度をですね、新たな政策を導入、令和九年度を目標にという……
○舟山康江君 国民民主党、舟山康江でございます。 まず、水田活用直接支払交付金の見直しについての懸念の声、幾つかお聞きしたいと思います。 昨年十一月九日の私の質問に対しまして、当時の宮下大臣からは、五年に一度の水張り問題ですね、水張りの実施状況や課題を聞き取った上で必要な対応を検討し、対応したいと、こういった答弁がございました。 宮下大臣は、基本的にこの水張りはかんがい期間に行う必要という認識だったんですけれども、私からは、非かんがい期、つまり、いわゆる秋の収穫以降に水を張って翌年の畑作に備えるという、こういった声も聞いたものですから、そういうところも併せて考えていただきたいという問題提……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 農政の憲法と言われる食料・農業・農村基本法、衆議院の審議を終えて参議院に回ってまいりました。 午前中の田名部委員の質問にも冒頭ありましたけれども、やはりこれ、基本法ですから、できるだけいいものを作っていきたい、その思いは、与党、野党、また政府、同じ思いだと思います。そういう中で、衆議院の議論では、様々な意見、様々な提案、修正案等も出された中で、残念ながらほとんどそれが採用されなかったというのは、これ大きな禍根を残すんではないかと思います。 国会は二院制ですから、この参議院の中で、是非しっかりとした議論の中で、柔軟にこういった提案にも耳を傾……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今日は、五人の参考人の皆様、ありがとうございました。 先ほどの参考人からのお話の中で、野中参考人から、農業人口、農村人口の減少、過疎化の原因、それは農業では食べていけないからと、そんなお話がありました。まさにそこを解決していかない限り、どんなにいいことを言っても、やはり農業の現場から人がいなくなる、農村からいなくなると。そうなると、生産力が低下する、供給能力もなくなる、食料安全保障どころではないということになるのかなと思うんですね。 その、やっぱりそれを解決するためには、何といっても食べていける状況、つまりは所得を、これは農業からの所得、……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今、松野さんが五分残して、ちょっと胸がいっぱいでこれ以上質問できないということだったんですけれども、ちょっと私からも、この障害者の件、私も今日質問を聞いて改めて違和感を覚えたところなんですけれども、ちょっと通告の前に、冒頭このことについて、改めてもう一度確認させていただきたいと思います。 現在は、四節、農村振興のところに四十六条として、障害者の農業に関する活動の環境整備と入っています。皆さんの御主張は、そうじゃなくて、やはり三節の農業の持続的発展のところの女性参画、高齢者農業者の活動促進と並んで、この障害者の農業に関する活動の環境整備入れる……
○舟山康江君 国民民主党の舟山でございます。
私、今日は前回の続き、所得の確保と価格政策というところから質問をさせていただきたいと思います。
先週のやり取りの中で、この価格転嫁に関して、副大臣から、輸入品と競合する場合、コストを全部乗せていったら輸入品よりも高くなっちゃって、国内シェアが取れないみたいなことになれば本末転倒と、合理的な価格を実現するとする政策がなじまない品目もあることをお認めになるような答弁がございました。
大臣もその認識を共有されているか、まずそのことについてお答えください。
【次の発言】 私も全く同感でございます。
そうすると、何か現場では、合理的な価格によって、ま……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。 昨年秋の予算委員会におきまして、総理から、食料の安定供給については、国内で生産できるものはできる限り国内で生産していく、これが基本との考えをお述べいただきました。現行基本法にも、国内の農業生産の増大を図ること、このことは既に書いてあります。 ただ、改めて今、二十五年前に比べてより一層、世界的な食料需給の動向、地球温暖化の進行により、いつでもどこからでもお金を出せば食料が手に入る、そんな時代とは言えない状況に追い込まれました。であれば、これまで以上に国内生産の増大の必要性は高まっていると思うんですね。そのことをやはりしっかりとこの二……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。 ちょっと順番変えまして、漬物製造業を営業許可業種に追加した食品衛生法改正の影響についてお聞きしたいと思います。 二〇一八年、食品衛生法が改正されました。これによりまして漬物製造業に新たに営業許可が必要となり、加工場を造るなど衛生的な施設の整備が求められることになりました。経過措置が終わりまして、あさって六月一日からは完全施行、つまり許可なく営業ができなくなりました。 まず、この規制強化のきっかけは、平成二十四年の浅漬けによるO157による食中毒、これによるものと聞いておりますけれども、それ以降、この漬物ですね、漬物による食中毒が……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今日のこの法案三つですね、食料・農業・農村基本法に関連する法律案ということで、まず、今日初回ですので、この法律案の背景、理念、目的等を中心に今日はお聞きしたいと思います。 食料・農業・農村基本法改正に当たりまして、基本理念の柱に食料安全保障というものを掲げました。この安全保障の一環として食料も大事なんだということの表れだと思いますけれども、そういう中で、二年前、二〇二二年五月に成立いたしました経済安全保障推進法というものがあります。 その議論の際に、私たちは、やはり食料もまさに安全保障の根幹としてこの特定重要物資として指定するべきではない……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今日は、五人の参考人の皆様、本当にありがとうございました。 今、食をめぐる国内また世界の状況が非常に厳しいというのは、本当皆さん共通の認識であり、本当に共通のお話を伺うことができました。そういう中で、柴田参考人からありましたけれども、とりわけ今フードメジャーによる市場支配が強まっているということ、そしてまたさらに、寺川参考人からは、いわゆる港ですよね、港も支配をされている傾向があると、こんなお話がありました。 そうなりますと、やっぱり今まで以上にその危機のときほど輸入が更に厳しいということになっていくのかなと思うんですけれども、現場で、商……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 私からは、今、松野議員からも問題提起がありましたけれども、食料自給率目標について改めてお聞きしたいと思います。 この重要性については、先週の参考人質疑でも何人かの方から言及がありました。 その中で、前回、六月四日の質疑におきまして、大臣からは、食料自給率目標に関し、設定の方法も含めて検討を進めてまいりたいと、このような御答弁がありました。今、松野さんの質問に対する答弁でも、増産に対する実現可能性とか消費の分析、これはこれとして、やはりその設定の方法も含めて検討という中で、これは、自給率を上げるべくしっかりと目標を高めに設定するということも……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。
まず、食料供給困難事態の検討に当たって、国民が最低限必要とする熱量の目安として、この資料でも千九百キロカロリーを前提にしているというデータがございます。
まず、農水省にお聞きしますけれども、このデータは何を基に算定されているのか、簡潔に教えてください。
【次の発言】 ありがとうございます。
厚労省国民健康・栄養調査ということですけれども、厚労省にお聞きします。この調査の概要、根拠法、目的、調査の式、母数等、教えていただきたいと思います。
【次の発言】 健康増進法に基づいて、これたしか昭和二十年から毎年行われているという大変歴史と伝統のある……
○舟山康江君 国民民主党、舟山康江でございます。 今日は、法案審議の前に、五月二十一日、岡山県の笠岡市沖で十四人が乗った水産庁の漁業取締り船「白鷺」が座礁、沈没した件についてお聞きしたいと思います。 六月十日には引き揚げられたということですけれども、この船、主に瀬戸内、四国を管轄する高速の取締り船で、かなりこれ、国内ですよね、国内の違法操業などを取り締まるのに大変大きな役割を果たしてきたと、こんなことを聞きました。 水産庁所有の中では一番小型でかなり速いということなんですけれども、この概要と今後の影響、対応方針についてお聞かせください。
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 私からも、冒頭、能登半島地震の被災者に対してお悔やみ、お見舞いを申し上げます。 このようなときに政治と金問題の審議を行わなければならないということは大変残念ではありますけれども、私からも、この裏金問題ですね、いわゆる裏金問題に対する再発防止と政治への信頼回復に向けて、透明性の確保が何よりも重要との観点から事実関係の公表を求めるとともに、政治団体や政治家に関係する資金処理に関するルールの明確化及び法改正も含む法適用の厳格化を提案したいと思います。 さて、総理はこれまでのやり取りの中で、事実関係の全体像の解明に向け、派閥に任せるのではなくて自……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 まず、裏金についてお聞きしたいと思います。 今回の裏金、派閥からお金をもらっていたにもかかわらず、どこにも記載していなかったというものです。午前中の質疑で、個人で受け取った議員は確認できなかったと総理から御答弁がありましたけれども、でも、自分の口座で管理していた、自己資金の一部と認識していた、こんな回答、御本人からあります。 いまだ修正していない議員はもちろんですけれども、記載のない裏金は、幾ら後付けで政治団体の収入として記載したとしても個人の所得として捉えるべきであり、課税上、やはりこれは申告納税促すべきではないでしょうか、お答えくださ……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。 今日は、まず、食料安全保障の強化についてお聞きします。 先週、食料・農業・農村基本法案が衆議院を通過いたしました。国民民主党を含め各野党から建設的な修正案が幾つも提起をされたわけですけれども、修正はたった一か所、多収品種の導入促進を追記したのみでありました。基本法は、これまでの施策を検証の上、今後の新たな方向を示すための土台、背骨だと考えていますけれども、残念ながら、それが見えないのは大変残念だと思っています。 間もなく参議院での審議も始まりますので、しっかりと提案をしていきたいと思います。衆議院では一か所しか修正がありませんで……
○舟山康江君 確かに本当に私たちの仕事というのは、幸福度をいかに上げるか、国民の安心、安全、そして幸せをいかに築いていくかということと考えれば正にすべてだと思うんですけれども、今御発言いただきましたとおり、どのような調査項目を決めていくかというのはこれからの作業だと思いますけれども、その中で一点、是非労働に関してもやはり分析していく必要があるのかなというような気がいたします。 これは、五番の自由時間との裏腹である労働時間、また、それから労働による所得というのもあると思います。これは恐らく、所得が高ければ幸せなのかというような問題もあると思いますし、また、労働分配率、ちょっと私も定かではないん……
○舟山康江君 この地球温暖化問題というのはもう世界的な問題でありまして、特にエネルギー問題と化石燃料代替エネルギーの取組というのは世界的にも進んでいるというふうに思っています。その一方で、日本はなかなか化石燃料代替エネルギーの推進、導入が進んでいないというような現状があるというふうに思っております。 その背景には、一つは、先ほど猿渡参考人からもお話ありましたけれども、やはりそういった大掛かりなものについては国でもっと進めてほしいという話がありましたし、森参考人からは、小水力発電なんかは水利権の壁があってなかなか進まないと、いろんなお話がありました。 私の地元でも一部大々的に風力発電なんかを……
○舟山康江君 民主党の舟山と申します。 実は、私は埼玉県で生まれまして、それで今山形県の小国町という本当に山の中に住んでおりまして、まさに都市の暮らしと地方の暮らしを両方経験する中で、まさしく今、お二人の参考人の方々から伺った話というのは本当にそのとおりだなというふうにいろいろとお聞きいたしました。 例えば、やはり私は埼玉から山形の小国町に行って、いろんな本当に意思決定の過程で女性の参加、若者の参加が少ない現状、そしてどの組織も大体同じメンバーでかなり高齢の方がトップでというような、そんな仕組みというのを目の当たりにしましたし、また、マスタープラン作りなんかも、ちょっと有名な人を呼んで形式……
○舟山康江君 お二人の参考人、どうもありがとうございました。 民主党の舟山と申しますけれども、私から岩田参考人に質問をさせていただきたいというふうに思います。 お話の中で、お話というか、お話とこの資料の中で、固定貧困と結び付く要因の中で私が愕然といたしましたのは、子供の有無で、特に子供三人以上を持つとこの固定貧困と非常に結び付きやすい因果関係があるということで、片や少子化に歯止めを掛けていかなければいけないという国の方向がある一方で、こういう状況、こういった結果が出ますと非常に子供はますます持ちにくい。子供がいると非常に貧困に結び付くということは、政策的に誘導していこうという方向と逆行する……
○舟山康江君 私は、ちょっと二点ほど感じたことを言わせていただきたいと思います。 今日本では格差ということが随分問題になっていますけれども、恐らくどの国においても、資本主義社会である以上、ある程度の格差はあるんだと思うんです。そんな中で、今日本で特徴的なのは、いろんなものがありますけれども、一つ特徴的だと思うのは、都市と地方の格差ということが言われています。 一方で、これは中村参考人からお話がありましたけれども、先進国と言われる国の特徴というのは、地方が非常に豊かであることだというようなお話がありました。私も、少ない経験ながら、例えばヨーロッパの国々を見ておりますと、地方が非常に美しい、豊……
○舟山康江君 会長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○舟山康江君 民主党の舟山でございます。よろしくお願いいたします。 まず、私の方からこれまでの経緯について簡潔に御報告を申し上げます。 本調査会の設置につきましては、議院運営委員会等におきまして各会派から提出された意見に基づいて検討がなされてまいりました。その結果、昨年の十一月、本会議の議決によりまして、国民生活・経済・社会保障に関し、長期的かつ総合的な調査を行うため、従来の国民生活・経済に関する調査会に社会保障を追加する形で、国民生活・経済・社会保障に関する調査会というものが設置されたところであります。 本調査会が今後三年間取り組むべき調査項目につきましては、この間の経緯を踏まえて、調……
○舟山康江君 会長。
【次の発言】 まだ時間がありますので、二問ほど質問をさせていただきたいと思います。
経済産業省に質問をさせていただきたいんですが、今回、経済産業省さんに「社会保障と我が国の産業政策」と、こういったテーマで資料をお願いしたんですけれども、この背景にはやはり、厚労省さんからいただいた資料の二ページにもありますけれども、現在の社会保障制度の設計の前提が今大分崩れていると。そういう中で、一つには正規雇用、終身雇用、完全雇用が崩れている、そして企業の福利厚生というのも今低下しつつあると。そういう状況の中で、ある意味で社会保障における企業の役割というのが変化している、低下していると……
○舟山康江君 今日は参考人の皆様、ありがとうございました。橋本参考人にお聞きしたいと思います。 鶴岡市は、障害者福祉も含めて高齢者福祉、福祉につきましては全国的にも相当進んだ取組がいろいろなされていると思っておりますけれども、参考人は手をつなぐ親の会鶴岡ということで全国組織の一地域の組織に属されておりますけれども、そういう全国のいろんな自治体の障害者施策の取組に比べて、鶴岡での取組でもし特筆すべきこと、また特筆すべき成果などがありましたら教えていただきたいと思います。 先ほど竹谷委員の質問の中で、例えばヘルパー三級の資格を取るためにそういうことを応援していると。これも一つ大変面白い取組とい……
○舟山康江君 本調査会は、三年間の調査項目を「持続可能な経済社会と社会保障の在り方」と選定いたしまして、初年度の調査は社会保障を中心に進めることになりました。 私といたしましては、最初の意見交換の際に、諸外国からの借り物ではない、日本や日本人の特質に合った日本型の社会保障、日本型の経済社会、福祉社会をどうつくっていくべきかと、そのような発想の下、本調査会の調査を進めてはいかがかと、そのような提案をいたしました。本日の意見表明の中にも、まさにこの近代国家の中で、今、国の在り方、社会の在り方そのものが問われているのではないか、やはりそこを、真の豊かさを追求する国の在り方ということを含めてこれから……
○舟山康江君 民主党の舟山と申します。今日はありがとうございました。 まず、山田先生に、今のと少し関連する質問をさせていただきたいんですけれども、下水管、これはまた別のものに新しく替えていくということに対しては大変お金が掛かるということでありますけれども、一方で、今相当この下水道については各地で老朽化が進んでいて、近々替えなければいけないという議論があると思います。それに当たって、やはりどう効率よく、そしてまた災害にも強いものを安く、できるだけ低コストでやっていくかというのは今本当に問われているんではないかと思うんですね。 そういう観点で、ちょっと今日の主題からずれるかもしれませんけれども……
○舟山康江君 民主党の舟山でございます。今日はどうもありがとうございました。 どなたでも結構なんですけれども、いわゆる国際河川における水利権の在り方のようなものについてお分かりの方、教えていただきたいと思います。 この問題につきましては、国内でさえ都道府県によって上流の県と下流の県といろいろありまして、またそれこそ農業用水、工業用水いろいろと、本当にこの日本においてでさえかなり様々な細かい規則があり、いろんな問題が生じているわけであって、これが国が違った場合に非常に難しい問題だろうなというのはもう容易に想像が付くんですけれども、中央アジアにおいては、特に非常にソ連崩壊後、国がばらばらになっ……
○舟山康江君 民主党の舟山でございます。今日はありがとうございました。 それぞれの皆様のお話の中で、非常に水の偏在が問題、水が足りない、絶対的に足りないという部分と、非常に偏在していると、偏在しているというお話がございました。それを解消する一つとして、例えば三峡ダムを造ったりとか、あとは、これ南水北調というんでしょうか、南から北に水を引くような事業もされているかと思いますけれども、やはり総合的な水の調整、大きなところは国が、中央政府がやっているのかなと思っております。 そういう中で、大きなプロジェクト、南水北調などのプロジェクトの成果がどれぐらい今上がっているのか、どれだけ偏在化に対して貢……
○舟山康江君 民主党の舟山と申します。今日はどうもありがとうございました。 まず、仲上参考人に、今の会長の質問と少し関連して続けて質問させていただきたいんですけれども、私も、このメコン川のような国際河川の場合に、どのようにその関係国がそれぞれ連携して上手に水の利用調整をしていくのかというのが非常に重要なのかなと思っております。 これが、翻って国内に目を転じてみましても、国内は別に国境を接しているわけじゃありませんけれども、やはり上流の県と下流の県といろんな調整があり、水利権調整などがあったりして、やはりそれはそれで非常に難しいわけですね。それが、国が違い、また発展段階も違うとなったときに、……
○舟山康江君 今日はありがとうございました。 まず、大変基本的な質問を村瀬参考人にお願いしたいと思います。 これ大変、かめというか、そのモルタルのタンクに水をためるという大変シンプルなシステムですけれども、これ、そのままためるだけなんでしょうか。何か中に浄化、ろ過のシステムが入っているのか、まあ本当に単純な質問ですけれども。だとすれば、やはり、雨水そのままもし飲めるとすれば、もう本当にこれは世界中どこでも、特にアジア・モンスーンなどは雨が豊富ですから、そういった意味では非常にいろんなところに普及し得る、シンプルでお金も掛からず、簡単なシステムになるのかなと思いますけれども、まず、そこの基本……
○舟山康江君 ありがとうございます。 いよいよ取りまとめということでありますけれども、やはり水問題、これは、生命の源であり経済発展に欠くことができないものだということ、裏を返せばこの水の問題が様々な経済発展の制約要因にもなり得るという意味では、大変重要なものだと思っております。 国内的には、いろいろ議論を繰り返す中で、やはり水問題、政府から説明を聞くときにも非常に多くの政府の関係者が来たということは、つまりは多くの役所にまたがっているということだと思っております。例えば、河川や下水道は国土交通省、農業用水は農林水産省、上水道が厚労省、水質や生態系が環境省、また、上水道の供給というのは大体地……
○舟山康江君 みどりの風の舟山康江です。 今日はどうもありがとうございました。 大きく三点質問させていただきます。 まず一点目は、緊急経済対策についてお伺いいたします。この緊急経済対策、大きく言えば十兆円を投資して十兆円の経済効果を得るということだと思いますけれども、その中で、それが出ればいいんでしょうけれども、雇用創出効果が六十万人、雇用の拡大、労働分配の拡大というところで税制も通じてここに配慮をしているというのは非常に私も評価をしております。 ただ、その一方で、先ほど石橋委員からも御指摘がありましたけれども、果たして今の問題は、正規雇用の問題もさることながら非正規雇用、非常にこの非……
○舟山康江君 舟山康江でございます。 今日は、四人の公述人の皆様、ありがとうございました。 今、参議院でこのようにTPPの審議が行われておりますけれども、先ほど特に内田公述人からありましたように、今もう本当に審議の意義がどこにあるのかなというのが私、率直な今の思いでありまして、まず一つは、やはりアメリカで動かなくなったと、これはすごく大きいことだと思いますし、また、この間の衆議院、参議院の審議の中で様々な問題点、かなり広い交渉範囲であり内容であり、議論すればするほどよく分からない、その結果が、世論調査を見ても随分と今急ぐべきではないという数が多くなってきたということの背景にもあるのかなと思……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。
まず冒頭、今日、先ほどパリ協定長期成長戦略案の説明がございました。それまで出されていたところと若干違う記述もあるということで、私も、一々誰が何を言ってどう変わったのかと、そこまで追及するつもりはありませんけれども、やはりこの間、どういう議論があって、どんな経緯で最終的に今の案になったのかということは是非御説明いただきたいと思いますけれども、そのような御説明はいただけるでしょうか。
【次の発言】 ちょっとよく分からなかったんですけど、いずれにいたしましても、私からも、議事録、誰が何をというところまではともかく、やはりこれまでの議論の経……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 私も、政策を選ぶ憲法改正国民投票も、人を選ぶ普通の選挙も、共に投票環境の整備や投票の質の向上を図っていく必要があると考えています。この点に関して異論のある方はおられないと考えています。その意味で、大きな方向性としては、投票環境の向上を図ろうとする今回の改正は必要と考えています。 その上で、公選法改正の確認、要は公選法並びで今回改正を図るわけですから、その基となる公選法改正内容の確認も含めて、疑問点、懸念点について質問をさせていただきます。 まず、投票所に子供を同伴させる年齢の引上げに伴う問題について質問いたします。 投票所に入ることがで……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今日は、三人の参考人の皆様、本当にありがとうございました。 私からは、三人順番に質問させていただきたいと思いますけれども、まず縄田参考人にお聞きしたいのは、都市鉱山というような言葉もあるように、日本は資源はないんですけれども、いろんな、携帯電話も含めてかなりの製品があって、それがきちっと分離、再利用されないような状況だという課題も聞いておりますけれども、そういう意味で、先ほど冒頭のお話の中でも触れておられましたけれども、リサイクルをする必要性、そのためには製錬所をしっかり造って、多分、技術、人の問題がいろいろあるのかなと思っています。 そ……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今日は、三人の先生方、それぞれ本当にありがとうございました。 私も常々、所参考人の資料の七ページ、プラネタリーバウンダリーのこの概念図を基に、いかに小さなサークルの中にいろんな負荷とかこれからの生き方を求めていくのかということはずっと考えてきたんですけれども、そういう中で、やはり政府がカーボンニュートラルを打ち出したのはいいんですけれども、ただ一方で、そこだけが突出することによって、実は電力需要も増えるし資源の需要も高まって、ひいては途上国の環境へのマイナスとか、その環境負荷低減のために動いていたものが逆に増大させることがあるということは、……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江と申します。今日はありがとうございました。 まず、松下参考人にお聞きしたいんですけれども、事前に配付いただきました参考人が執筆された資料を拝見いたしますと、生態系崩壊の危機が人間生存の危機にもつながっていると。これは、多分、環境問題もそうだし、パンデミック、このコロナもそうだという文脈で書かれております。そしてもう一つは、自然資源の利用を持続可能な範囲にとどめるべきだと、こんな御主張もされておりまして、私もそのとおりだと思うんですね。そう考えると、今私たちが取り組まなければいけない問題は、単にCO2の排出削減、カーボンニュートラルだけではなくて、トータルとし……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 この調査会の二年目のテーマは「資源の安定供給等」ということでありました。何回かにわたりまして参考人の方々から様々な意見をいただきまして、私にとりましては本当に有意義な議論だったなと感じております。 今、世界全体で取り組むべき大きな課題は、SDGs、持続可能な開発目標の実現であり、つまりは、地球環境への負荷をできるだけ低減することだと考えています。 CO2削減は課題の一つであり、鉱物資源などの有限資源をいかに持続的に利用していくのか、生物多様性を失わせずに節度ある開発に取り組んでいくのか、カーボンニュートラルに取り組む際に是非この観点を組み……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今日は、三人の先生方、本当にありがとうございました。 カーボンニュートラルというのは非常に大事な視点だと思いますけれども、その前提として、関根参考人の資料の四ページにございますとおり、プラネタリーバウンダリー、地球環境への負荷をどのように下げつつ実現していくのかという視点が大変大事なのかなと思っています。 その中で、ちょっと質問なんですけれども、窒素循環も非常に今限界を超えているというような御発言もございました。窒素は空気中にも存在しておりますし、先ほど来、吉野先生、関根先生からあるとおり、アンモニアとしての利用も非常に有用だと。一方で、……
○舟山康江君 国民民主党の舟山でございます。 今日は、大変、まあ面白いと言ったらあれですけれども、様々な側面からの御意見いただきまして、本当にありがとうございました。 再エネに関しては、お三人とも別に否定はしていないというところだと思いますけれども、安定性の面とかコストの面で全て賄い切れないんではないかという御意見がお二人だったのかなと、石川参考人、奈良林参考人だったのかなと思っております。 そういう中で、今の杉議員の質問のお答えにもありましたけれども、再エネは不安定で高コストだと、そういった指摘に対して、デジタルの面で不安定さはかなり軽減されるというようなお話がありました。 ただ一方……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 大変重要なテーマを、私、昨年度から二年間参画をさせていただきまして、本当に勉強になりました。 資源エネルギーの安定供給を考えるに当たりましては、Sプラス3E、つまり安全性、安定供給、経済効率性、環境適合と、こういった観点をしっかり踏まえなければならないというところでありますけれども、このうち環境適合につきましては、今カーボンニュートラルの要請を考えていると、まあこれが中心になっていますけれども、私は、これはこれで世界の流れですし否定はできないと思っていますけれども、本来取り組むべきは、カーボンニュートラルだけではなくて、環境負荷全体をいかに……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 私は、現法の日本国憲法は、人権尊重、国民主権、平和主義といった基本原理の下、政治プロセスの合理性、正統性を確保するため、国家権力の構成、統制と個人の人権保障を定めており、全体として高く評価すべきであって、今後もこの基本原理や体系は維持すべきであると考えています。 一方で、現行憲法制定時には想定もしていなかった時代の変化に対して、例えばデジタル化に対応したデータ基本権など新たな議論が必要だと考えています。 加えて、先ほど大塚議員からも言及がありましたけれども、統治機構分野におきましては、そもそも日本国憲法は規律密度が低い、すなわち条文の抽象……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江です。 本日のテーマである憲法における参議院の在り方について、まずは合区問題から私見を述べたいと思います。 一票の較差是正という観点から導入された合区は、確かに較差是正には一定の効果はありました。この点、平成二十九年最高裁判決は、長期間にわたり投票価値の大きな較差が継続する要因となっていた仕組みを見直すために、これまでにない手法であるとし、一定の評価をしています。 一方で、私は、合区はある意味で一票の較差以上の更なる格差を生み出したと考えます。 一つは、現在の都道府県を単位とする選挙区が基本である中で、ほんの一部のみ合区を含むという在り方は、制度体系上……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江です。 今日はありがとうございました。 私は、この合区の問題は、もう既にお話ありましたけれども、結局、一票の較差問題から起因しているんだと思うんですね。それは、憲法の法の下の平等、ここから、そういった要請の中で、投票価値の平等が果たしてこの選挙制度においてどれだけの重きを置くべきなのか、どう解釈するのか、ここに懸かってくると思うんです。 一つは、投票価値の平等という意味では、先ほど我が党の礒崎議員からもありましたけれども、やはりこの考え方によっては、自分の居住する都道府県代表の参議院議員を選出することができる、これもある意味ではやっぱり平等だと思いますし……
○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江です。 参議院の緊急集会の規定について意見を述べさせていただきます。 現憲法は、世界の中でも条文数も文字数も著しく少なく、余白の多い憲法と言えます。そのため、条文の変更を経ないままに、政府による恣意的な解釈の変更が何度も行われてきた歴史があるのは御承知のとおりです。 また、学説の解釈が大きく分かれるような条文も多いわけですけれども、今回のテーマである参議院の緊急集会に関する条文もその一つであり、例えば、衆議院議員の任期満了による総選挙の場合にも緊急集会が開けるか否か、その期間はどのくらいかという単純な問いかけに対しても解釈が分かれるような状況に……
○舟山康江君 国民民主党の舟山と申します。 三人の先生方、ありがとうございました。 私は、田口先生の次に田舎に住んでいると思っていたんですけれども、その前にかなり山奥ということが分かって、三番目ぐらいかなと思いながらお聞きしておりました。 私も山形県の小さな町に住んでおりまして、人口が六千人台後半ということで、うちの町に限らず、本当にどこの町も今過疎化の中で、いろんな地域おこしとか、どうやって、いろんな、サービス合戦になっているところもあるんですけれども、人口の増加とか活力の向上に向けて頑張っている中で、なかなかその効果が見えていないというのが、実際、多分これは山形に限らず、どこの自治体……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江と申します。 今日はどうもありがとうございました。 本当に重要な御指摘をたくさんいただきまして、この場は立法府の調査会ということで、与党、野党全ての政党が入っております。そういった意味では、今日の御提言等を、これ本当に今後の施策にもしっかり生かしていかなきゃいけないということを強く感じました。 インクルーシブ教育、なるほど、特別支援教育課が所管というところが問題だと、本当にそうですよね。その一部のいわゆる障害というところだけではなくて包摂的なものをどうつくっていくのかという観点からすると、まさにこの原点のところの御指摘もいただきましたし、それから、本当、……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 冒頭離席をしておりまして、竹信参考人の話は聞けなかったんですけれども、事前にいただいた資料、また今日の資料も読ませていただきまして、まず竹信参考人に質問させていただきます。 男女賃金格差に焦点を当てたいろんなお話いただきましたけれども、この背景には、やはり本来正規雇用であるべきものを非正規、有期で置き換えてきた、そしてまた、女性が多く担っているそのサービス、ケア、保育、こういったものが、ある意味、本来は主婦が家庭でやるものだというところでやはり賃金が安く抑えられてきたということ、この辺りはしっかりと解消していかなければいけないと思いますし、……
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。 今日は、三人の参考人の皆様、ありがとうございました。 まず、中川参考人にお聞きしたいと思います。 参考人からは、冒頭、地域交通は事業者の営利事業、採算最大化ではなく公共サービスなんだということ、そしてその上で、公共サービスとは収入ではなく地域全体にもたらす効果全体を見るべきだと。本当に、この基本を押さえた上でこの交通政策どうやっていくのか、そこを本当にこれ国全体として考えるべきだということを改めて認識をさせていただきました。 今回のこの調査会のテーマというのは、誰もが取り残されずに希望が持てる社会の構築、そのうちで、社会経済、地方及び国……
○舟山康江君 国民民主党の舟山でございます。ありがとうございます。 今回のテーマは、誰もが取り残されず希望が持てる社会の構築ということでしたけれども、私もこの参考人の皆さんからのお話は大変勉強になりました。これ、通常のいわゆる縦割りの委員会ではなかなか実現し得ない、本当に幅広い、分野横断的な様々な話を聞くことができ、また、この調査会だからこそ分野横断的に是非いろんな論点を政府に対しても提起をいただければと思っております。 幾つかに分けてお話ししたいと思いますけれども、まず一番目は、やはりこの地方、地域という観点からのお話が幾つかありました。私も、これ参考人からもありました、ふるさと回帰フェ……
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