このページでは森雅子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。森雅子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○森まさこ君 福島県から当選をいたしまして、初めて本日質問をさせていただきます森まさこでございます。よろしくお願いします。 参考人の先生方、本日はお忙しいのに貴重なお話をいただきありがとうございます。 私は、二点、大きく分けて、一つは地方経済の活性化の点、もう一つはサブプライム問題についてお伺いしたいと思います。 地方経済の方については、植田参考人の方が中小企業の弱さということを資料の中に触れていらっしゃったので植田参考人の方にお聞きしたいんですけれども、私は東北の玄関口福島県から参りましたが、景気の回復の実感が全くございませんで、毎週末、地元に帰るたびに地元企業の倒産、リストラ、個人破……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこでございます。 大臣、長時間の審議、お疲れさまでございます。今回の特商法と割販法の歴史的な改正は大臣のリーダーシップによるところと尊敬をいたしております。これまで悪徳商法で亡くなられた方の御遺族や被害者の方、そしてその救済活動に携わってこられた方の思いを受け止める改正だというふうに感謝をしております。 私は金融庁におりましたので金融や貸金業の専門と思われておりますが、実は弁護士十三年間、ほとんどこの特商法、割販法にかかわる悪徳商法の被害の救済の仕事に携わってまいりました。そういうわけで、本日は理事の先生方の御配慮をいただいて質問をさせていただき、大変感謝を……
○森まさこ君 自由民主党・無所属の会の森まさこでございます。 本日、せっかく岸田大臣がいらっしゃいますので、今般、国民の不安が非常に極みに達しております中国製ギョーザの問題について、一言お伺いをいたしたいと思います。 私の地元である福島県喜多方市において、中国製ギョーザから高濃度のジクロルボスが検出をされまして、私も早速、先週土曜日に現地の方を視察してまいりました。喜多方市の販売店では事件発覚後、いち早く販売及び仕入れをストップいたしましたので、メタミドホスが出た十月の製品自体が入っておりませんでしたから、水際での被害の防止が成功した例だというふうに考えます。 政府におかれましても、今回……
○森まさこ君 自由民主党・無所属の会の森まさこでございます。よろしくお願いします。 本日の予算の明細書の方にも多重債務の対策、そして相談員の拡充についての予算が入っているようでございますが、渡辺大臣におかれましては、所信においても多重債務問題の解決について触れていただきました。大臣は、私の記憶では就任以来すべての所信又は公の演説で多重債務問題の解決に言及しておられますので、大変すばらしいことだと思っております。 私は、金融庁時代に貸金業法の改正に担当として携わりまして、グレーゾーンの撤廃、金利の引下げといったことがこの改正法に盛り込まれたのでございますが、そのときには与野党を問わず先生方に……
○森まさこ君 自民党・無所属の会の森まさこでございます。
今日初めて民主党の先生方にも質問ということで若干緊張しておりますが、まず、昨日、日銀の副総裁について民主党が反対したことによって否決されて同意が得られませんでした。これで三度目でございます。日銀の総裁も不在の期間がございました。そして現在、二人の副総裁のうち一人が不在という現状でございますが、大塚議員は日銀の御出身だということですが、このような状況が世界又は日本の市場に不信感を与えているかどうかについて御意見をお聞かせください。
【次の発言】 大塚議員が日銀におられた時期だと思いますが、一九九八年に新日銀法ができました。そこで政府によ……
○森まさこ君 自由民主党・無所属の会の森まさこと申します。 先ほど、横田参考人の最初のお言葉、いろいろなところに配慮して表現がソフトになっておりますが、私の気持ちとしては非常な危機感を持っていますという御発表のときのお言葉、非常に私も深く受け止めまして、これから私ども国会議員も努力をしていきたいと思います。 私は、本日は法制度の整備についてまずお伺いをしたいと思っております。 と申しますのも、私は議員になる前、弁護士として活動をしておりまして、お配りをさせていただいた資料の三番でございますが、日弁連の制度で海外に研究留学をさせていただいたことがございます。この日弁連の制度というのは、パブ……
○森まさこ君 自民党・無所属の会の森まさこでございます。 本日は、初めて法務委員会において質問をさせていただき、光栄に存じます。私は弁護士出身でございますので、鳩山大臣が日夜法の支配を行き渡らせるために奮闘なさっているお姿を見て頼もしく思っております。 個人的には、私、消費者弁護士でおりますので、消費者法がなぜ司法試験の科目でないのかなと思っております。これから少し消費者庁のことについても触れさせていただきますが、是非、今、法曹人口の問題、質の低下、そしてモラルの低下という問題もありますので、昔は教養選択科目というものが司法試験の中にもありました。消費者法の司法試験科目について御検討いただ……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 本日は先週に引き続きの質問で大変光栄でございます。私はいつもやじ、怒号が飛び交うような委員会におりますので、ジェントルマン又はジェントルパーソンがそろっているこの法務委員会での質問、非常にうれしいと思っています。本日は、参考人の方々、ありがとうございます。 まず、小野岡参考人にお聞きしたいと思いますが、小野岡参考人の御意見の中に、この間の国会での法案審議において、本法が組織法や監督法の一元化を図るものではないことを確認されているという御発言があって、先ほどの御質問に対してもその点に関する御発言があったかと思いますけれども、これはすなわち法務省や……
○森まさこ君 自由民主党・無所属の会の森まさこでございます。予算委員会において初めての質問です。よろしくお願いをいたします。 まず、私の方からは、本日、消費者問題の一元化について御質問をさせていただきたいと思います。 お手元の方に資料があると思いますが、その資料の一番最後に福田総理の御発言の要旨があります。そちらの方に書いてあります消費者問題の一元化について、まず舛添厚生労働大臣に御質問をさせていただきます。 私は、実は議員になる前、弁護士を十三年間しておりまして、弁護士一年生のときから弁護士会の消費者問題委員会に入りまして、消費者問題の専門の弁護士として務めてまいりました。弁護士会では……
○森まさこ君 自由民主党、森まさこでございます。 初めに、大塚委員の質問のときに、冒頭に中川大臣に御諫言賜りたいというような御発言があったんですが、私もそれを聞いてちょっと感想として思いましたのは、民主党の先生にも、ネクスト経産大臣が経産省から行政処分されたマルチ会社の監査役を併任していたということで、三か月併任してから、後から気が付いて辞めたというときに、小沢代表が問題ないと御発言なさったことがありました。報酬を二百四十万得ていたということでございます。被害者の方、私のところにもお声がありまして、被害金額はまだ戻っておりません。辞めたということで問題ないという御発言、私にとっては耳を疑う御……
○森まさこ君 私は、自由民主党を代表いたしまして、金融機能の強化のための特別措置に関する法律及び金融機関等の組織再編成の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案及び保険業法の一部を改正する法律案につきまして、御質問をいたします。 まず金融機能強化法等の一部を改正する法律案につきまして御質問いたします。 中川大臣、G20、金融サミット、大変お疲れさまでございました。麻生総理の方からは危機の克服ということで御発言があり、途上国が先進国の金融監督・規制を批判する中で何らかの合意ができるかどうかという危惧もあったわけでございますが、最終的に首脳宣言と行動計画で合意ができたということの成果を高く……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこでございます。本日は、金融機能強化法等の締めくくり的な審議におきまして自由民主党を代表して質問する機会をいただきましてありがとうございます。
中川大臣にお伺いしたいと思いますけれども、締めくくり的な意味で、改めまして、この金融機能強化法改正案の意味を、今貸し渋りに非常にあえいでいる、金融危機の中で大変な状況にある中小企業の融資の拡大にどのような効果があるのかといったことについて御説明をお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。
先ほど大臣も、金融の仲介機能、これを回復させていくことが大切なんだとおっしゃいましたが、この金融機能強化法は金融機……
○森まさこ君 ありがとうございます。自民党の森まさこでございます。 予算委員会の締めくくり総括に質問に立たせていただき、大変光栄です。理事の先生方及び諸先輩方に感謝を申し上げます。ありがとうございます。 まず、与謝野大臣にお伺いをしたいと思います。 今も話題に出ておりました金融危機、今どうしなければいけないかということが話し合われておりましたが、こういうときだからこそ、このサブプライムローン問題に端を発した金融危機が、行き過ぎた市場原理主義の弊害ではないかということを確認をさせていただきたいと思っているのでございます。 ちょうど二〇〇五年に、金融庁のノンバンクの担当でありましたので、英……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。よろしくお願いします。 まず、私はふるさと納税の実施状況について総務省にお伺いをしたいと思います。 ふるさと納税、私、実は提案をさせていただいた者なんですけれども、我が党が候補者を公募したときに公募の論文に書かせていただきまして、一位をいただきまして政策に採用をしていただきました。参議院選挙のときに街頭演説の足台にふるさと納税実現しますと言って演説をしたんですが、これ実は自分自身の体験に基づいておりまして、税収格差の解消とかそんな大きなことをやろうとしたわけではないんです。 私は女性ですが、他県の男性と出会ってしまいますと、元々、私自身福島県で……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 まず初めに、日本の食文化外交について、橋本聖子外務副大臣にお尋ねをしたいと思います。 橋本聖子副大臣におかれましては、日々、世界各国を駆け回っていらっしゃるということで、先日もイラクの方に強行日程で行かれたと伺っておりますが、さすがトップアスリートということで、難なく強行日程をこなしておられたということで頼もしく存じ上げておりますが、本日は、日本の食文化外交ということで、日本の農産物、水産物を含めた食材、それから日本酒、こういったものを世界に広めていただきたいと思いまして質問をさせていただきます。 特に、橋本副大臣は日本酒を愛する国会議員の会……
○森まさこ君 ありがとうございます。自由民主党の森まさこでございます。本日は当委員会で質問する機会をいただいて、どうもありがとうございます。 本改正は、特に高齢者の単身世帯、それから要介護高齢者の増加という実態にかんがみて、即したものであるというふうに評価をしております。 私も、地元の高齢者優良賃貸住宅、高優賃を時折視察をしておりますが、この制度を利用して入居者の方も非常に快適な生活をし、従業者の方も法律の趣旨を理解して一生懸命に取り組んでおられて、地域全体にとって効果を上げているというふうに認識をしております。 そこで、私からはこの高優賃について基本的な質問をさせていただきたいと思うん……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこでございます。本日、私は、民主党から提出されております対案について、民主党の発議者に質問をいたします。 本案の趣旨説明を民主党の政調会長である直嶋議員が行った際、次のようなくだりがございました。「経済対策の早期実施とは口先だけで関連法案の審議を棚上げし、さらには公党に対しいわれのない誹謗中傷をする」云々でございます。 しかし、同じ民主党の政調会長代理である福山哲郎議員におかれましては、次のような虚偽の事実の摘示がございました。 二月三日、弁護士会館、霞が関において行われました消費者庁シンポジウムにおいて、民主党代表としてあいさつをする中で、自民党側から正……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 今の与謝野大臣の答弁を聞いておりましても、非常にまじめでいらっしゃって、安定感のある与謝野大臣が財政・金融大臣にもなられて、大変頼もしく思っておるところでございます。 ちょうど二〇〇五年から二〇〇六年まで与謝野大臣が金融大臣でいらっしゃったときに私も金融庁の課長補佐として勤務しておりましたから、大臣に御説明する機会も何度かありましたけれども、非常に課長補佐というのはその分野を専門的に仕事として持っております。私も貸金業の担当でございましたが、大臣が本当に本質をよく理解をしておられ、そして、金融はもちろん財政や世界経済についても精通をしておられて……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこでございます。本日は予算案の締めくくり総括審議におきまして総理に質問する機会を与えていただきまして、光栄に思っております。 景気状況、深刻であります。私の福島でも深刻な状況になっております。その中で総理は、景気に全力というスローガンを掲げ、景気の三段ロケットということで、二十年度第一次、第二次補正予算と二十一年度予算及び税制改正、一連の景気対策を打ち出されました。諸外国にも引けを取らない大型の思い切った景気対策であり、非常に力強さを感じております。 ここで改めて総理から、一連の景気対策について、総括して御説明をいただけますでしょうか。
○森まさこ君 ありがとうございます。自民党の森まさこでございます。 補正予算が成立をしまして、景気回復のためにつつがない執行がなされますように、関連法案の成立についても審議のつつがない進行を願うものであります。 まず初めに、金商法の改正案の中の格付会社の登録制度について、谷本副大臣に御質問をしたいと思います。 米国発のサブプライムローンが世界中に害毒をまき散らして我が国が大不況に陥り、国民も苦しい生活を強いられているところでございますが、責任は証券会社だけではなく、格付会社にも大きな責任があると思っております。先ほども与謝野大臣が、格付会社に対しては世界中の人々が怒りを感じているというふ……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこでございます。本日はよろしくお願いをいたします。 冒頭に、前回、大門先生の方から出されました貸金業法の見直しの件、大事な問題ですので取り上げさせていただきたいと思います。 これは、クレジットエイジという業界側の雑誌に規制改革会議の委員が、貸金業法のもたらした負の影響は相当大きいととらえている、したがってその副作用を実証的、定量的に把握することは直ちにやるべきだと考える、今回の閣議決定は政府としての一定の軌道修正だと受け止めていいというふうに書いてある部分についての御質問でございました。 これに関連して、ここに書いてあります閣議決定、これは規制改革会議の答……
○森まさこ君 ありがとうございます。自由民主党の森まさこでございます。 参考人の先生方、本日は貴重な御意見ありがとうございます。 今朝も朝から参議院会館の前で、街宣活動で三人の参考人の方もマイクを握っておられました。政府からは増原副大臣も応援に駆け付けていらっしゃいました。 私も消費者問題をやりまして十五年になりますけれども、今日の参考人の三人の方は消費者団体それぞれを代表するだけではなく、この消費者問題の現場で日夜、本当に昼夜を問わず努力されている姿には敬意を表したいと思います。 また、消費者団体には様々なものがございまして、衆議院の方に参考人においでになった方、それから本日の方、そ……
○森まさこ君 自民党、福島県選出の森まさこでございます。 本日は、消費者庁法案の最終質問に立たせていただきまして、筆頭理事の岩城光英議員始め諸先生方にお礼を申し上げます。 さて、私、一年半前の参議院議員選挙で当選をさせていただいて一年半なんですけれども、実は選挙の公約に消費者庁設置を掲げさせていただきました。 と申しますのも、私は十年間、消費者専門の弁護士として消費者被害の救済に当たってきたからなんです。また、日弁連から消費者保護を学ぶために留学もさせていただきましたが、ケネディ大統領の消費者教書、これが一九六二年、そして福田前総理のこのケネディ教書を超える就任演説での消費者行政への転換……
○森まさこ君 森でございます。 次に、ツバルのODAについて意見を述べますが、始めに報告の時期について申し上げます。 八月に調査に行きまして、十一月には報告書ができ上がっていたんですけれども、七か月後の今日に報告がなってしまったということで、国会運営の困難さは承知をしておりますが、もう少し早く報告ができなかったかということを今後の課題にしていただければと思います。 ツバルについては、政府からは小池百合子元大臣、鴨下前大臣が訪れておりますが、国会としての訪問は初めてということで、島国を挙げて大変歓迎をしていただきました。JICA、日本法人NPOツバルオーバービューほか、現地ODA関係の皆様……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 私からは、初めに対アジアODAについて中曽根外務大臣にお伺いをいたします。 金融危機に伴う世界的な同時不況により、開発途上国の実体経済は深刻な状態に陥っています。例えば、投資の引揚げや出稼ぎ者からの送金減少、鉱物資源などの主要輸出産品価格の急落などによって深刻な影響を受けております。 今回の金融危機に対処するため、先日のロンドンG20では、成長と雇用の回復や世界的な金融機関の強化といった対処策のほか、万人のための公平で持続可能な回復の確保として、途上国支援についても柱として位置付けました。この点、我が国は、アジアにおける成長力強化と内需拡大の……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこでございます。よろしくお願いいたします。 先ほどから出ております四歳の女の子が殺された足利事件でございますけれども、DNA再鑑定の結果、菅家さんが釈放をされました。一方では、真犯人が時効の利益を得たということになってしまいます。女の子を殺した真犯人がずっと逃げおおせてきたと。国民にとっては大変な不安でございます。 殺人罪の公訴時効は、改正されて今は二十五年ですけれども、当時は、改正前は十五年でございましたから、九〇年の事件発生から既に十九年が経過をしておりますので、時効が完成をしております。真犯人が判明をしても起訴ができないということでございます。被害者の……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこでございます。 本日は、民主党の山岡国対委員長の不透明資金疑惑について取り上げたいと思います。 一月二十三日の朝日新聞の一面に記載された問題でございますが、報道によれば、民主党国対委員長の山岡賢次衆議院議員がある会社の口座を使って不透明な資金を受け取っていた、選挙区の市長選で公設秘書を応援派遣した市長側から四百五万円を受け取った、マルチ商法業者から花代十万円も受領していたということで、議員は説明を拒否しているようでございます。 私は、民主党の山岡国対委員長がまさかこんなことをしているとは信じたくないのでございます。民主党の国会対策委員会のトップであられる……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこでございます。 大臣、やっと質問ができます。御就任から二か月以上たちまして、私どもは国会を早く開いてくださいとお願いを申し上げてきましたけれども、なかなか開かれず、やっと今日、質問ができるんですが、やっと開いたかと思ったら、また会期が少ないから早く終わらせろということで、大変私、理事として困惑をしておりましたが、今日は与野党の理事さんの御努力でこのように質問ができましたこと、大変感謝をしております。 先ほどもマニフェストのお話もありましたが、マニフェストに書いてあるから実行しなければならないということで、この二か月以上、私どもが質問をできない間にいろいろな……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこでございます。 本日は、福島消費者大臣の方にお伺いをしたいと思っています。 まず最初に、中国ギョーザ事件、容疑者が逮捕をされたという報道がされております。この中国ギョーザ事件は、二年以上前の二〇〇七年の十二月から二〇〇八年の一月にかけて日本国内の三家族十人が中毒症状を訴えたという、そういう事件でございます。 私の地元福島県においても同じ商品が出回っておりまして大変な騒動になりましたが、コープあいづの機転が功を奏し、早期の回収で被害はゼロでありましたけれども、当時の被害者の方々の被害状況を改めて見ておりますと、通常の急性胃腸炎の症状である嘔吐、下痢にとどま……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこでございます。 日本人十名が亡くなったオーストリアのケーブルカー火災事件が重大な局面を迎えております。本日はどうしても外務大臣に質問をさせていただきたく、お時間をいただきました。理事に感謝を申し上げます。 この事件は、二〇〇〇年十一月にオーストリアにおいて、日本人十名を含む百五十五人が、アルプスのスキー場に向かうケーブルカーのトンネル内で火災事故で命を失ったという悲惨な事故です。しかし、同国においては、運行会社幹部を含め全員に無罪判決が出され、だれ一人刑事責任を負っておりません。 最近、証拠が隠されていたということが発覚いたしまして、日本の御遺族の皆様が……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこです。よろしくお願いいたします。 質問の前に一言言わせていただきます。 愛知委員も指摘されたとおり、山岡国対委員長の普天間は国民生活に直接関係する話ではないという発言は撤回して済む話ではないと思います。また、このゴールデンウイーク中、鳩山総理の最低でも県外という代表発言は民主党の公約ではないといった発言や、抑止力の認識についての発言、マスコミ各紙で一斉に批判をされましたが、それに加えて、仙谷大臣が、普天間で総理を辞任しなければならないというせせこましい話ではないといった発言がありました。沖縄県民をばかにした発言ばかりだと思いますし、ゴールデンウイーク中、有……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。よろしくお願いいたします。 三月十四日、福島県沖を震源とする震度五弱の地震が発生をいたしました。皆様御記憶にも新しいチリ地震に基づく津波が二月二十八日に起きましたが、そのときに中井国家公安委員長のその行動がまた報道され、女性問題についても報道がありましたが、そのちょうど二週間後の三月十四日に福島県沖の地震が発生しました。このとき、中井大臣は映画館でその当該女性と映画を見ていた。その地震のときに連絡を受けたけれども、その後また一時間半も映画を見続けていたということでございます。 この震度五弱というのは、日本全国どの自治体でも、都道府県でも市町村でも……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。よろしくお願いいたします。 冒頭、昨日残念な発言がありましたので、御指摘をさせていただきます。 宮崎県で発生した家畜の伝染病、口蹄疫の被害が止まりません。殺処分対象は計八万五千頭を超え、損害額は百六十五億円にも上ると伺っております。日本政府の対応は後手に回り、そもそも被害が拡大の一途をたどっていた五月上旬に赤松農水相が外遊で不在だったことへの地元の不信感も強いものがあります。そのような中で、昨日午前、スーツ姿で宮崎県庁を訪れた平野官房長官が、防災服に身を包んだ東国原知事や同じく地元の首長らに対し、原因とか云々は専門家に任せたらいいと発言し、関係者……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこです。 消費者庁の発足から半年たちましたけれども、政権交代から今ようやく大臣所信を伺うことができました。先週の三月十七日に大臣所信を伺い、遅過ぎるという印象を持ちました。先ほどから大臣からは全速力で、全力でというお言葉が二回も三回も出てきておりますが、私たち、この消費者庁できましてから、臨時国会が開かれて、その中でいろいろと審議をしたい事柄がありましたが、審議をせずに過ぎてしまったことにより、予算、基本計画、そして消費者被害の救済も全部後手後手に回ってきてしまっていることに大変残念な気持ちを持っています。 消費者事件は毎日起きています。被害者は日々被害にさ……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこでございます。 前回は、地方予算を福島大臣が社民党党首時代、書面で要求をしておきながら、三十億円ばっさり切ってしまったにもかかわらず、本予算では地方の相談員の処遇について予算要求しておらず、本庁の人員増員もわずかであったということ、この消費者行政の中で働く方々のワーキングプアの状態をどうしていったらいいのか、そういう悲鳴が寄せられているということを質問をさせていただきました。このことについて全国から、よく言ってくれたという声が寄せられました。 消費者庁、消費者団体、被害者の方々がこの委員会の質疑を注目をして見ております。全会一致でできた消費者庁でございます……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。よろしくお願いいたします。 今日は仙谷大臣に質問ということで、仙谷大臣といえばと申しますか、先日、テレビ局の方とお話をする機会がございまして、某テレビ局の幹部の方々だったんですけれども、私から見たら、政権交代、政権交代ということで選挙の前は随分民主党さんにひいき目の放送が多かったんじゃないかなと内心感じていたようなテレビ局であったわけでございますが、その方たちが、いや、鳩山政権、実は僕たちも期待をしていたんだけれども、裏切られた気持ちがしています、国民の皆様も同じなのではないか、期待から失望に変わり、それが現在は危機感に変わっている、このままではい……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 本日は、まず初めに裁判員裁判について御質問をさせていただきたいと思います。 二〇〇九年の五月二十一日から裁判員裁判がスタートしたわけでございますが、大臣も所信表明の中で、裁判員制度が順調に実施されているものと考えていますとお述べになっておられますが、裁判員制度は市民の裁判参加という観点から評価されるとともに、一方では、公判前整理手続に関する問題等に加え、例えば対象事件の範囲、裁判員の守秘義務等々、今後検証し充実させなければならない諸問題が指摘されているところでございます。 本日は、特に地方の格差、すなわち公平な裁判を受ける権利の地域間格差の観……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこでございます。 公訴時効の改正について、我が自民党の作った案ほとんどそのとおりということで、閣法で出していただいて本当にありがとうございます。 民主党さんは選挙の前、政策集に、検察官の請求に係らしめるという違った案だったわけでございますが、今回自民党政権時代に検討された内容をそのまま閣法として作っていただいて、本当に、犯罪被害者の方々の意見も聞いてまいりましたのでよかったなと思っているところでございます。今朝方、自民党内でも党内手続が終了いたしまして、元々自民党内で作ってきた案でございますので賛成ということで決定をいたしております。 詳しく申し上げますと……
○森まさこ君 おはようございます。自民党の森まさこでございます。よろしくお願いいたします。 本日、初めに、先日、五月十四日の決算委員会で時間切れになってしまった件について、まず初めにお伺いをさせていただきます。 地方法務局の廃止、統合についてですけれども、福島県の二本松出張所並びに須賀川出張所が、これが郡山と福島の法務局に廃止、統合される件でございます。これについて、手続面と内容面、両方とも疑問がございますので質問をします。 これは、一月の十二日、今年の一月に突然福島地方法務局長がこの廃止、統合の対象となる二本松市安達地方と須賀川市石川地方の市町村を訪れて、一方的に説明や相談もなく廃止、……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこでございます。
早速ですけれども、全大臣にお聞きをしたいと思います。御自分の政治資金収支報告書を毎年提出前に御覧になっていらっしゃいますか。お答えください。
【次の発言】 菅直人大臣、御自分の政治資金収支報告書を御覧になったことがございますか。
【次の発言】 はい。
亀井大臣、お願いします。
【次の発言】 亀井大臣、見ていないということでよろしいですか。
【次の発言】 それでは、大臣の名前をすべて今御指名をいたします。
原口大臣、千葉大臣、岡田大臣、川端大臣、長妻大臣、赤松大臣……
【次の発言】 直嶋大臣、前原大臣、小沢大臣、北澤大臣、平野官房長官、中井……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこでございます。本日は、自由民主党・改革クラブを代表して質問に立たせていただきます。 前回、私が鳩山、小沢問題を質問しましたら、その後、地元にも会館にも脅し、誹謗中傷がございました。翌日には国会内に誹謗中傷ビラもまかれました。私は、一体何者を相手にしているのか。この国会では、国会議員は国民に代表された者として自由に質問をする権利があるはずです。不当な圧力に屈して不正な事実を前に口をつぐんでしまったらこの国の民主主義は死滅してしまう、独裁国家になってしまう、そのような決意で本日も質問に立たせていただきます。 まず初めに、遅刻三兄弟と報道されました三大臣の問題を……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこです。 世耕議員からの国会法三十九条違反の意見に対して、行政刷新会議は閣議決定で位置付けられたものであるから国会法三十九条に違反していないという意見が政府及び民主党議員からありましたが、法解釈の誤りであると考えます。憲法にも違反するおそれが高いと考えます。 そもそも閣議決定とは何かということが議論されておりません。 閣議決定は、内閣の意思決定として、その構成員たる国務大臣はもとより、内閣の統括下にあるすべての行政機関を拘束するものであり、各行政機関の関係職員はこれに従って職務を執行する責務を有しております。また、実際の事業仕分を見ても、蓮舫大臣の指揮に従……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。
柳田大臣、法務大臣御就任おめでとうございます。柳田大臣が法務大臣に御就任をされてから、法務委員会での質疑は衆参通して今日が初めてであると思います。大臣の方も、初めて国会での委員会に臨むに当たり、記者会見で、今重要な問題を三つ抱えているので、それらについて質問が出ると思うというふうにおっしゃっておられましたが、三つの問題とは何でいらっしゃいますか。
【次の発言】 今、三つの問題、尖閣、フロッピーディスク、検察審査会とお答えをいただきましたが、私もそれぞれ重大な問題であるというふうに考えております。素人が判断した方が良いという御意見もあるようですが、……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこです。よろしくお願いします。 先週、十月二十一日の法務委員会で柳田法務大臣の方といろいろと論争をさせていただきましたけれども、私、昨日、ちょっとしたことがありまして、冤罪になった村木局長の気持ちも分かるような悲しい気持ちになったんですけれども、前回、大臣といろいろ議論させていただいて、いろんな論点がありました。なかなか正面からお答えをいただけなかったと私なりにはとらえさせていただいて、大臣、重大な三大事件があるとおっしゃっておられて、尖閣諸島問題、検察の証拠改ざん問題、検察審査会の問題、そういったことについてしっかりとしたお答えがいただけなかったので、私は大……
○森まさこ君 おはようございます。自由民主党の森まさこでございます。 検察又は法務にかかわる重大な事件が毎日のように報道されておりますけれども、こんなにも当委員会にかかわる重大事件が並行して、そして頻発するという事態はいまだかつてなかったというふうに思われます。 そこで、前回の理事懇におきまして、私が自民党といたしましてこの法務委員会の下に検察制度の在り方を検証する小委員会を設置してはどうかという御提案をさせていただいて、野党の皆様には賛同の意を示していただき、まだ内容の構成についてははっきりと決まっておりませんが、民主党さんにおいても持ち帰って協議をしていただいているところでございます。……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。
仙谷大臣の所信のあいさつがございましたけれども、そこには大臣が替わった理由について何も触れられておりませんでした。冒頭、委員長からも、大臣が替わった経緯を踏まえて仙谷大臣の方に言葉があったかと思います。
そこで、仙谷法務大臣に、柳田法務大臣がお辞めになって仙谷法務大臣に替わった、この理由と経緯をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 あきれました。
柳田法務大臣が辞任した、このことは、国民だれもが知っているとおり、国会軽視の発言があったからなんです。この法務委員会においても発言がありました。衆参の法務委員会、本会議、記者会見、全部で合わせて三……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこです。 冒頭、豪雨の被害を受けた奄美大島においてお亡くなりになった方の御冥福をお祈りすると同時に、御遺族の方々に心からお悔やみを申し上げます。 奄美大島といえば、民主党が衆議院選挙で奄美版マニフェストを出し、奄美予算は絶対に減らしませんとしていたのに、政権交代後、三割削減したことが国会で問題となったのは記憶に新しいところです。私の福島県でもそうですが、特に地方では道路が命を守ります。奄美では一本しかない国道が今回土砂崩れで多くの方が孤立をいたしました。一日も早い復旧と被害回復がなされることを願い、質問に入ります。 さて、昨日、菅改造内閣発足後初めての国政……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこです。 一昨日、福島原発の作業員お一人がお亡くなりになりました。平成二十年度の防災基本計画では、中央防災会議が策定したこの計画の中で、緊急時に必要な体制整備が図られるとされておりまして、それに基づきまして原子力安全対策費として四十三億が支出されているところでございます。 震災から二か月がたち、福島県県民は今なお原子力事故が収束されていない現状の中で心配しながら日々の生活を送っているわけでございますが、その中でのこの事故でございます。 私、実はその前日、作業員が運ばれたJヴィレッジにおりました。まさに、作業環境が非常に悪い、これから気温が高くなる、食事も栄……
○森まさこ君 自民党の森まさこです。本日はよろしくお願いします。 私、文科大臣に質問をさせていただくのは初めてでございます。福島県でございますので、いろいろな問題、質問したいなと思っていたんですけれども、文教科学委員会の委員でないものですから、今日は決算委員会においでになるということで唯一のチャンスでございまして、本当にお聞きしたいことがたくさんあるんですけれども、今、熊谷議員の方がSPEEDIの質問をしていましたので、私の方も準備していた順番を少し変えてSPEEDIの問題から質問をさせていただきたいと思います。 先ほど熊谷議員の質問にお答えになって、十一日の段階、十一日の二十三時四十九分……
○森まさこ君 自民党の森まさこです。本日はよろしくお願いします。 初めに、質問時間について与党に配慮をいただきましたこと、感謝申し上げます。 まず、今日は私、最初に今日のニュースをちょっと御紹介したいんですけれども、スポーツ新聞に福島から避難の子供に放射線うつるといじめられたという記事が出ておりました。福島県から他県に避難した子供が公園で遊んでいたところ、言葉が、アクセントが違かったと。もう私もよく質問のときに指摘されます。それで、あなた、どこから来たのと言われて、福島県から来たと言ったら、放射線がうつるなどと言われいじめられたと。子供たちは泣きながら家に帰ったという記事がありました。 ……
○森まさこ君 自民党福島県選出の森まさこです。 質問に先立ち、お亡くなりになった方と御遺族、被災者の皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げます。 震災後に亡くなった方もいます。資料十三、十四の南相馬市の衰弱死八名。テレビで報道されましたが、水も食料も届かずに痩せ細って死んでいった痛ましい事例です。先週、相馬市の酪農家が原発さえなければと書いて自殺しました。補償がもらえないと言っていたそうです。政府の出荷制限の翌朝、須賀川市の農家も自殺しました。福島県の自殺者は増えています。政府の施策は、遅い、足りない、心がないと指摘させていただきます。 私は、先週、第一原発のすぐ近く一キロ地点に行きました。……
○森まさこ君 私は、自由民主党を代表して、株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法案、いわゆる二重ローン救済法案につきまして、賛成の立場から討論いたします。 本法案は、いわゆる二重ローンや過剰ローンから中小企業者を救済する法案です。本年三月十一日の東日本大震災発生から既に四か月以上が経過しておりますが、被災地域の多くの事業者の方々が、地震や津波及び原発事故等の被害により損壊した資産及び立入禁止により営業不能になり、一方で債務を抱え、事業の再生に向けた第一歩すら踏み出せない厳しい状況の中におられます。これらの事業の再生には、被災者の方々の生活、ひいては東日本大震災からの地域の復興が懸かっており……
○森まさこ君 私は、ただいま可決されました原子力損害賠償支援機構法案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党、たちあがれ日本・新党改革及び国民新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 原子力損害賠償支援機構法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じるべきである。 一 原子力政策における国の関与及び責任の在り方については、東京電力福島第一原子力発電所事故の収束等に向けた措置を国自ら実施することも含め、早急に見直しを行うこと。 二 本法はあくまでも被災者に対する迅速かつ適切な損害賠償を図るためのも……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこでございます。
初めに、東北地方太平洋沖地震でお亡くなりになった方に心から哀悼の意をささげるとともに、被災者の皆様に対しお見舞いを申し上げます。
さて、本日、大臣の所信に対する質疑をする前に、大地震によって法務省の建物等に被害が及んだと思いますので、それによって被災地にどれほどの行政サービスに支障があるかということをまずお聞かせ願いたいと思います。お願いいたします。
【次の発言】 どうか登記のサービス業務など支障のないように、大臣の方でリーダーシップを発揮をしていただきたいと思います。
そしてまた、あわせまして、今回の地震に対する法務省での特別な立法等の……
○森まさこ君 自民党の森まさこです。よろしくお願いします。 本日は、法案の質問の前に、原発直下の二十キロ以内の立入禁止区域、この警戒区域についての人的法律関係がどのようになっているかということをお尋ねしたいと思います。 本日の地元の新聞は、一面トップで一時帰宅が連休明けから実施されるということを報じております。これは地元からは切実な要望があったんですが、連休明けですと二か月もたってからということで、非常に遅過ぎるという感じがいたします。 震災直後のこの法務委員会で、私も治安が非常に悪化していると大臣に申し上げました。窃盗事犯が横行しておりまして、ボランティアで物資を運んだトラックが、隣の……
○森まさこ君 自民党の森まさこです。 東日本大震災から昨日で二か月がたちました。二か月目の昨日、天皇皇后両陛下が福島県に来県され、福島市、相馬市などの被災者を励まされ、県民に大きな勇気を与えていただきました。一方、福島県では、昨日段階で今なお五万九千人が県内外で避難生活を余儀なくされています。原発事故は一向に収束せず、県内の農業や漁業、林業、観光など、全ての産業に暗い影を落としています。 その中で、昨日また汚染水が漏れていたというニュースも出ました。十一日に汚染水が三号機から海に流出しているということが発見されたけれども、いつから漏れていたかは不明ということでございます。いつから、どのぐら……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 参考人の皆様、本日は大変参考になるお話ありがとうございました。また、参考人の皆様の日ごろの福祉に関する御活動に敬意を表します。 本日は、震災孤児について御意見を伺いたいと思います。 私、福島県のいわき市に住んでおりますが、震災孤児が被災地全体で百四十人を超え、今もなお増え続けております。福島県だけで申しましても、五月十七日現在で十八人であります。浜通りの新地町、相馬市、南相馬市、浪江町、いわき市、こちらの方で、津波で又はその他の原因で震災により両親を亡くされたという孤児がおります。 今ほど、児童福祉司のマンパワーが足りないでありますとか、そ……
○森まさこ君 自民党の森まさこです。よろしくお願いします。 本日は前回に引き続き震災孤児の質問をさせていただきたいと思うんですが、その前に一点だけ、私の方にショッキングな情報が飛び込んでまいりましたので、厚生労働副大臣にお伺いしたいんですけれども、餓死の話でございます。食べ物がなくて衰弱して餓死する、餓死でございますね。 これが震災後、南相馬市の警察医、つまり死体検案をする方にお聞きしましたら、十人以上の餓死があったと。津波で亡くなられた溺死した方、そして震災関連死とよく言われていますが、病死した方、そして自殺なさった方も出ました。しかし、この餓死というのは大変ショッキングなことでございま……
○森まさこ君 自民党の森まさこです。よろしくお願いします。 最初に、前にこの委員会で大臣の方に、SPEEDIの情報が国民にずっと非公開であったこと、知る権利を害さないんでしょうかという質問もいたしましたけれども、先日の予算委員会で、実は三月十一日の震災当日に災害対策本部と保安院がそのSPEEDIの予測図を自ら指示をして作らせていたということで、それが住民には知らされていなかったために被曝をしてしまった子供二百五十人を含む七百人余りの方が浪江町だけでもいたわけですが、そのことを指摘させていただきまして、被曝をしてしまったことは事実としてあるものですから、それをやはり早く内部被曝の健康診断、診査……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこでございます。 今回の相続の熟慮期間の延長でございますけれども、自民党としては従前より政府に申入れをしていたところでございますが、なかなか御対応いただけなかったものですから、国会では初めて私が六月七日のこの委員会で指摘をさせていただきまして、強く大臣の方に要請をいたしましたが、そのときには大臣からは否定的なお答えをいただきましたところでございますが、本日、議員立法で法案を出していただきまして本当に良かったと、被災地の議員として感謝をしております。 法案の質問に入る前に、別件で法務大臣に一言苦言を申し上げたいことがございます。これは被災地の治安についてでござ……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこです。
菅総理、今の世耕議員が指摘した問題、厚生労働大臣の責任についてどうお考えになりますか。
【次の発言】 全く今の大混乱もたらしたことについての反省のお答えがありませんでした。
国会は内閣をチェックする機関ですから、私たち野党は鋭い質問もします。しかし、それに対して真正面から答えてくだされば熟議にもなると思うんです。ところが、どうでしょうか。今朝からずっと菅総理の御答弁は逃げの答弁、ごまかしの答弁、責任のなすりつけ、残念ながら一国の総理の器であると思わせられる答弁はございませんでした。
今この瞬間も地方は大変な目に遭っています。我が福島県も、経済も雇……
○森まさこ君 自由民主党の森まさこです。 初めに、震災でお亡くなりになられた方、被災者の皆様、避難所の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 そして、救援に当たっている方々、全国から物資をお寄せいただいている方々、ボランティアの方々、避難民を受け入れてくださっている地域の方々に心より感謝を申し上げます。 十一日が経過をいたしましたけれども、私の地元福島県は三重苦を強いられております。まず地震による被害、そして津波による被害、三番目は原子力発電所の事故による被害でございます。この原子力発電所の事故は今なお現在進行中でございます。いまだに収束の見通しが分からず、原発周辺にお住まいの皆様、また福……
○森まさこ君 福島県の森まさこです。 福島県民は、家族、仕事、ふるさと、人間にとって大切なものを奪われ、さらに原発の放射線におびえています。今も災害は終わっていません。原発地域の住民や高線量地域の子供たちが被曝した値はどれくらいなのか、それが将来どういう影響を及ぼすのか、いつになったらふるさとへ帰れるのか、子供たちは健やかに成人し、幸せな家庭を築いていけるのか、今も毎日浴び続ける放射線がどのくらいなのか、毎日毎日不安でいっぱいで眠れません。 私は、震災直後、この予算委員会で菅総理に被災地の現状を伝え、様々なお願いをいたしましたが、今三か月を迎える現在、私たちは、菅総理の救済が遅い、足りない……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。
総理、福島の再生なくして日本の再生はない、感動的でした。その言葉を行動で示していただきたいんです。
本日の地元紙、福島民報の一面トップ、県民の苦しみ忘れたか。何の件だかお分かりになりますか。
【次の発言】 それでは、平野復興担当大臣、福島県の担当ですから、地元紙の一面トップ記事、お分かりになっていると思います。お答えください。
【次の発言】 総理と平野大臣が答弁した基金に関する問題です。この原発被害対策県基金創設見送り、総理がこの基金はつくらないと言ったからです。とっくに七月に法律が成立したんです。記事には、県は、法制化したのに貴重な財源が失わ……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 山岡大臣、予算委員会でマルチ商法について質問をさせていただきましたけど、その前に私、二回質問をしていまして、前回の予算委員会で初めて大臣にも質問をしましたけれども、その割には、その後に出された所信にマルチ商法について一切触れられておりません。悪徳商法については、大臣の所信の四十七行中たった三行だけ触れられているだけでございます。この三行の中に、偽装表示等を行う事業者に対する法執行力を強化すると威勢よく書いておられますが、偽装表示、これは異なる表示をすること、事実と異なる表示をすることでございますが、予算委員会の議事録、これを見ますと、事実と異なる……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 まず、今日は浪江町から浪江町立小学校のPTA会長さんに参考人に来ていただきました。朝田英洋さんです。朝田さんは今避難生活をしておりますので、この陳述書は、朝田さんの陳述を基に、途中朝田さんにも打ってもらってメールでやり取りしたものなんですけれども。 朝田参考人にお尋ねしますが、避難先にはファクスがないということで、そのとき自署をしてファクスをいただくことができなくて、今朝こちらに来ていただいたんですけれども、今日、この資料六に出ている陳述書というのは朝田さんが体験したことを書いたもので、朝田さんの署名をしたということで間違いないですね。まずその……
○森まさこ君 私は、ただいま可決されました株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・無所属の会、公明党、たちあがれ日本・新党改革、社会民主党・護憲連合及び国民新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項の実現に万全の措置を講ずるべきである。 一 本支援機構と各県の産業復興機構とのすみ分けに関し、各県の産業復興機構は各県が実情に応じて支援対象を決めており、その整理を尊重すること。また、支援機構の債権(リース債……
○森まさこ君 私は、ただいま可決されました東日本大震災復興特別区域法案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・無所属の会、公明党、みんなの党、日本共産党、たちあがれ日本・新党改革、社会民主党・護憲連合及び国民新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 東日本大震災復興特別区域法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、水産業の復興に当たっては、地域の漁業者などが一体となった取組に国が十分な支援策を講ずることが基本であることを踏まえ、本法の施行により漁業法の特例措置を導入するに際し、……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 今の答弁を聞いても、本当に福島県民が不安になってきてしまうわけでございますが、福島県においては、こういった政府の情報の後出し状況もありまして、放射能への恐怖から次から次へとたくさんの方々が自主避難を行っています。真実が見えないという恐怖からたくさんの方々が故郷を後にして、泣く泣く避難生活を送っています。慣れない土地で故郷を思いながら、様々な事情を抱えて生活をしているんです。 一昨日の原子力損害賠償紛争審査会において指針が示されました。妊婦、子供、一人四十万円、大人一人八万円、浜通りと中通りの一部の地域限定。いいかげんにしていただきたい、これが県……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。よろしくお願いします。
平岡法務大臣、大臣は民主党政権になって何人目の法務大臣でいらっしゃいますか。
【次の発言】 歴代の法務大臣のお名前を挙げていただけますか。
【次の発言】 大臣が御就任になったのは何月何日ですか。
【次の発言】 御就任から二か月が過ぎようとしております。私、なぜ今冒頭このようなことをお聞きしたかと申しますと、私、千葉景子大臣のころからずっとこの法務委員会で自民党の筆頭理事をさせていただいておりますけれども、大臣所信のたびにむなしい思いを感じているものですから質問をさせていただいたということなんですね。
民主党政権になって二年……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 本日は、私の質問時間四十五分ございますけれども、今十一時半でございますので、十二時まで三十分間、そして休憩と衆議院の会議を挟んで二時からまた十五分、私の方から大臣に質問をさせていただきたいと思います。昼休みを挟んで午前と午後とで質問をさせていただくわけでございます。 今日は刑法、また薬物犯罪の刑の一部の執行猶予に関する法案の審議でございますが、私、この法案をこの時期に出すことについては、若干違和感というか大変不安を感じています。と申しますのは、被災地の現状からでございます。 私、福島県でございますけれども、福島県、今被災をして、そして放射線の……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。平岡大臣、今日もよろしくお願いいたします。 この法案について二十四日にも質問をさせていただきまして、私、福島県の被災地の立場から、被災地の体制整備をしっかりとしていただきたいということを申し上げました。 私、毎日、国会が終わってから地元に帰っているんですが、昨日は川俣町、ここは山木屋地区の方が避難されています。その前は伊達の富成地区、ここで住民説明会が開かれました。そして、その前の日は福島市の渡利地区、行きましたけれども、皆さん、住民が本当に放射線のことについて不安で、心配でいると。私の顔を見ると泣いてしまうんです。本当に国会議員の先生方も地元に……
○森まさこ君 自民党の森まさこです。 総理、福島県民は重い荷物を五つも背負って歩いています。地震、津波、原発事故、風評被害、そして会津地方の豪雨災害です。それなのに、総理が先日の代表質問に対する答弁で、福島県民に対する慰謝料は既に紛争審査会で決まったと、それだけ言って終わりにしたときには、さすがに私も憤りを感じ、抗議をしました。苦しみも悲しみも、癒えるどころかますます強くなっています。それは、除染も賠償も仕事も学校も病院も、何もかも一向に進まないからなんです。総理、福島県民を見捨てるのですか。福島県民は、全員慰謝料をいただく権利があると思っています。 本日は、その中でも無用の被曝を受けた子……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 本日は、復興予算の流用問題という重要な問題でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 蓮舫議員から一言なかったのですが、本日のこの重要な質疑、冒頭、蓮舫議員、民主党筆頭理事ただ一人が遅刻してこられて開始時間が遅れました。衆議院のこの問題に関する決算行政監視委員会にも民主党が欠席をされて流会になりました。大切な復興予算の使い道の問題でございます。民主党議員には身を正していただきたいということを一言申し上げておきたいと思います。 そして、この復興予算、執行の責任は民主党政権にあるんです。人の責任にするぐらいだったら政権の座を即刻返上していただ……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 昨年の三月十一日、本委員会の開催中に東日本大震災が起こりました。改めまして、お亡くなりになった方と被災者の皆様方にお悔やみを申し上げます。そして、一年たってなお一向に進んでいない復旧復興の現状を見て、政府には猛省を促したいと思います。 さて、今朝、北朝鮮がミサイル発射を行いましたが、失敗しました。自由民主党は声明を発表いたしました。 我が国及び米国、韓国を始めとする国際社会が北朝鮮に対し再三にわたり強く自制を求めていたにもかかわらず、発射を強行したことは、我が国のみならず東アジア地域全体の平和と安全を大きく損なう行為であり、断じて容認できるも……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 まず、国土交通大臣に御質問をしたいと思います。鉄道施設の災害復旧等についてお尋ねをしたいと思います。 平成二十三年の三月十一日に起きた東日本大震災、そして、その後の豪雨災害等、被災地における鉄道施設の復旧等は急務であります。福島県においても、JR只見線でありますとかJR常磐線の復旧が喫緊の課題とされているところでございます。 国土交通省におかれましては、被災した沿岸鉄道、それからこういった豪雨災害における被災鉄道等の復旧復興等に向けて支援等を行っていただいていると思いますが、まず初めに、震災発生後、二十三年度末までに鉄道施設の災害復旧に要した……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。よろしくお願いします。 冒頭、枝野大臣に、通告していないんですけれども、週末、福島県民にとって気になるニュースがありましたので、事実関係だけ御確認させていただきたいと思います。 第一原発の冷却水の注水量が低下をしたということが三十一日に東京電力から発表をされました。三十一日、東京電力は、第一原発一から三号機の原子炉への注水量が低下傾向にあり、弁を更に開いて注水量を増加させたと発表をしております。それに対して、何が原因か絞り込む決め手はなく、流量が回復するかは未知数というふうに東電の松本純一立地本部長代理が説明をしております。その後も一日、二日と注……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。よろしくお願いします。 福島再生法でございますが、早くこれを審議してくれという声が政府から、そして福島県から寄せられてきました。私も早く審議をし成立をさせたいと思います。しかし、中身はいかがでしょうか。中身が百点ならば私ももちろん早く成立をさせてほしいと思いますが、中身は私は全く満足をしておりません。百点満点中二十点だと思っております。 例えば、企業に対する政策ですけれども、企業に対する税金は一〇〇%免税するぐらいの思い切った政策を取って、それを一定期間でもいいんですよ。そうしないと福島県がこれだけ理不尽な苦しみを背負わされてこれだけ大きな負担を……
○森まさこ君 私は、ただいま可決されました福島復興再生特別措置法案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会、公明党、みんなの党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、国民新党及び新党改革の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 福島復興再生特別措置法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項の実現に万全を期すべきである。 一 福島の復興及び再生に関する各種計画の策定に際しては、福島県が中心となって策定するとされているが、地域の実情に応じた細やかな施策を進める観点から、市町村及び被災者等の意見も十分に反映する……
○森まさこ君 ただいま議題となりました東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律案の草案について、その趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 東京電力福島第一原子力発電所の事故は、広い範囲に大量の放射性物質をまき散らし、周辺住民に被ばくを避けるための避難生活を強い、健康への不安を与え、避難生活の継続による学習の遅れをもたらすなど、多大な被害をもたらしており、事故の発生から一年以上が経過した今も一向に解決の見通しが立っていません。 とりわけ、子どもや胎児は、放射線への感受性が高いと言われており、低線量の……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。よろしくお願いいたします。 東日本大震災、そして東京電力原子力発電所事故から既に一年四か月が経過いたしましたが、被災者を始め福島県民にはいまだに復興への道筋が見えず、時間だけが経過をしています。特に、原発事故の影響は大きく、県内外で多くの県民が避難生活を余儀なくされています。避難した県民が一日も早くふるさとに戻り、全ての福島県民が安全、安心な生活を取り戻すためには、原発事故の早期収束と除染の推進、インフラ等の復旧など、多くの課題を解決することが必要です。 そんな中で、二月に復興庁が復興事業の司令塔として設置されました。被災自治体への一元的な窓口と……
○森まさこ君 先般行われました委員派遣につきまして、その概要を御報告申し上げます。 去る一月十七日及び十八日の二日間、法務及び司法行政等に関する実情調査のため、宮城県及び福島県を訪れました。派遣委員は、西田委員長、松野理事、中村理事、魚住委員、井上委員及び私、森の六名でございます。 一日目は、宮城県を訪れ、まず、仙台高等裁判所を訪問して、同裁判所のほか、仙台地方裁判所、仙台家庭裁判所、仙台高等検察庁、仙台地方検察庁、仙台法務局、仙台矯正管区、東北地方更生保護委員会及び仙台入国管理局から、東日本大震災による被災状況及び管内概況について、説明を聴取いたしました。 仙台高裁、仙台地裁及び仙台家……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 小川大臣、御就任おめでとうございます。 先ほどから当然のようにこの法案の質問がなされていましたけれども、これ、おかしいんですね。この国会中継をインターネットで御覧になっている国民の皆様に申し上げたいんですけれども、これは非常に異例なことでございます。新しい大臣がお就きになったんですから、本来は大臣所信というものをお述べをいただいて、そして、それに対して私どもが御質問をするというのが筋でございます。これをまずなぜ最初にできないのかということ、間に合わないからこの法案を先にやるということでございますが、これについては苦言を申し上げたいと思います。 ……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 小川法務大臣に質問をさせていただきます。 小川法務大臣の大臣所信を先日お伺いいたしました。それに対する質疑を本日三月二十二日にさせていただきますが、小川大臣の御就任が一月十三日ですから、それから二か月以上がたっての質問でございます。小川法務大臣が法務大臣としてどのように法務行政を行っていくか、大切な本日の質疑の場だというふうに心得ておりますが、私、午前中の民主党の先生方の御質問、大変重大な問題について論点を挙げていただいたとは思っておりますが、その中に、小沢一郎元民主党代表の個人のお名前がお二人とも出ていたということに対しては、私自身は違和感を……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。
まず、福島県における警戒区域の財産的損害についてお伺いをしたいと思います。
小川大臣、この件について、前大臣、平岡大臣から引継ぎを受けられましたか。
【次の発言】 全く分かりません。総合的な引継ぎの中に入っていたという意味を説明してください。
【次の発言】 引継ぎがなかったということだと思います。大臣、時間が少ないので簡潔に、引継ぎがないなら引継ぎないと答えていただければ結構です。
それではお伺いいたしますけれども、今年二月末までの一年間、三・一一から二月末まで警戒区域内で空き巣被害がどの程度あったか、数字を御存じですか。
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 ただいま民主党の委員から大臣に対して質問がございましたけれども、私、大変な違和感を感じましたので、冒頭一言申し上げさせていただきます。 今日はたしか大臣が新しく就任なさった大臣所信に対する質問の日だったと思います。それに七十分間、そのうち大臣がお答えになったの一回だけですか。ストップウオッチで計ってみてください、インターネットを見ていらっしゃる方。一分にも満たないような大臣の答弁時間でございました。七十分間のほとんど全てが検察庁、法務省に対する質問で終わった。小沢一郎氏の捜査供述調書にかかわる詳しい内容を七十分間使っておられました。大事な問題意……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 昨日、決算委員会で法務大臣に質問させていただきましたが、引き続き本日もよろしくお願いいたします。 まず最初に、東京電力の刑事責任について御質問をしたいと思います。 東京電力の第一原発事故、昨年の三月の事故でございますが、これに関しまして、東京電力の当時の幹部に対して刑事責任追及を求める動きがあります。昨年以降、東京地検に告訴、告発が出ているはずでございます。先月十一日には、福島県の住民約千三百人が集団で福島地検に告訴・告発状を提出いたしました。容疑は業務上過失致死傷と公害犯罪防止法違反であります。福島地検は告訴・告発状を受理せずに、判断を留保……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 まず、東日本大震災に伴う裁判所の人的体制整備のことについてお伺いをしたいと思います。 本法案で裁判官の人数は増やすということでございますが、東日本大震災に対する人的な整備を今後どのようにしていくかということについて伺いたいと思います。 裁判所は、阪神・淡路大震災の際には、調停事件が非常に増加するという予測をしまして、それに対応するため、平成七年四月、神戸地方裁判所と簡易裁判所にまたがって裁判官四名、書記官八名等で構成される震災事件処理対策センターを設置しました。他方、東日本大震災は、被害が広範囲に及ぶなど、阪神・淡路大震災とは異なった状況があ……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。本日はよろしくお願いします。 私、福島県選出でございますが、明日は十一日、震災から一年四か月がたちます。総理、私は今日、福島の復興政策について質問させていただきます。 先ほどの質疑を見ておりますと、指名されていない大臣が答えることが多いように見受けられました。私も、前回質問をしたとき、三十回質問して最初と最後しか総理に答弁していただけませんでした。今日は、福島県民、ふだん総理に会えないんです、私も八か月ぶりです、是非総理に声を届けてきてほしいと言われています。どうか真正面から答弁していただきますようにお願いをいたします。 総理、三日前、私たちの……
○国務大臣(森まさこ君) 消費者担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 消費者が安心して暮らせる社会を実現し、トラブルに遭っても泣き寝入りせずに済むようにする、このため、国において各省庁の縦割りの弊害を是正するとともに、地域において消費者の苦情や相談に対応する身近な窓口を思い切って充実していく、これが初代の消費者担当大臣である野田聖子大臣がこの委員会で述べた消費者庁創設に当たっての理念です。消費者庁が創設されて三年半が経過しましたが、引き続き課題は山積しています。創設時の理念に立ち返り、消費者庁が司令塔としての機能を発揮して、真に消費者目線に立った行政を推進し、主体的に自立した消費者を育……
○国務大臣(森まさこ君) 御質問ありがとうございます。御指摘のとおり、今日は午前中衆議院の消費者特がございまして、午後参議院と、一日に二つやるのは初めてだということで、頑張ってやってまいりたいと思いますが。
御指摘のとおり、郡委員に御答弁をいたしました。今の御質問に対しても全く同じ答えでございますけれども、一つの業界を伸ばすとか抑えるとかいうことではなくて、悪質な業者を市場から撤退していただき、良質な業者は市場に残っていただいて、消費者とともに適正な市場の中でお互いに利益を上げていく、そういう趣旨でございます。
【次の発言】 対象の範囲については国会審議を尊重していきたいとは思うんですけれど……
○国務大臣(森まさこ君) 平成二十五年度の消費者庁予算及び消費者委員会予算の概要について御説明いたします。 まず、消費者庁の予算額については、一般会計に八十五億円、復興庁一括計上分を含め東日本大震災復興特別会計に七億五千万円、総額九十二億五千万円を計上しております。 主要な項目としては、一般会計において、地方消費者行政活性化基金の仕組みを活用し、先駆的なテーマに国と地方が連携して取り組む新たな形の事業に五億円を計上したほか、消費者教育の推進、消費者事故調査体制の確立、物価モニター制度の創設などに合計十三億二千万円を計上しております。また、独立行政法人国民生活センターの運営費交付金として二十……
○国務大臣(森まさこ君) いえ、御質問がいつからいらっしゃったかということでございましたので、当選当初からおりましたけれども、公設秘書になったのが二十年四月からということで、特に食い違いはございません。
【次の発言】 はい、そうでございます。
【次の発言】 直ちにではないと思います。
【次の発言】 そうだと思います。
【次の発言】 金子洋一委員が今おっしゃったように、勘ぐった考えであるというふうに思います。
【次の発言】 消費税の円滑かつ適正な転嫁等に関する対策推進本部第二回の議事要旨に、甘利大臣の司会進行の下、議事が進められたとありまして、公共料金については、基本的な考え方を整理し、五月を目……
○国務大臣(森まさこ君) 食品表示法案の制定により、三法の表示に関する規定を統合して食品の表示に関する包括的かつ一元的な制度を創設することで、使われる用語や定義を統一することが可能となり、消費者、事業者双方によって分かりやすい表示が実現をするというふうなことを目標にしております。 具体的には、消費者にとっては、表示をより理解しやすくするということで、自主的かつ合理的な食品選択に資することが期待されます。特に、栄養表示の義務化が可能となることにより、消費者の日々の栄養、食生活管理による健康増進に寄与することが期待をされます。また、事業者にとっては、表示基準が一本化されルールが分かりやすくなるこ……
○国務大臣(森まさこ君) 先ほど申し上げましたとおり、平成二十三年度から二十四年度にかけて消費者庁において実施した全国の実態調査においては、約千人のアレルギー専門医の協力を得て約三千例の食物アレルギー症例の報告がありまして、またこのうちアナフィラキシーショック症状を呈した症例は三百七例ございました。 私もアレルギーの子供を持つ母親として、本当にお母さん方の毎日のアレルギーの食品のチェック、大変でございます。アレルギーの表示をするに当たって全国的な調査をし、それを科学的に、また委員の御指摘のとおり食品形態等も含めて知ることができなければ、この法案の目的であるやはり食品の安全のために、そして消費……
○国務大臣(森まさこ君) 女性活力・子育て支援担当大臣、食品安全、少子化対策及び男女共同参画等を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 女性の力の活用や社会参画の促進は不可欠です。安倍内閣では、女性が活躍をし、子供を産み育てやすい国をつくっていくことも使命であるとして、女性活力・子育て支援担当大臣が創設されました。具体的には、職場復帰支援、両立支援に取り組む事業者への支援、マザーズハローワークの拡充、女性起業家支援等を図り、男女が共に仕事と子育てを容易に両立できるような環境整備、あわせて、仕事で活躍している女性も、家庭に専念している女性も、女性がそれぞれのライフステージ……
○国務大臣(森まさこ君) 男女共同参画会議の下にあります女性に対する暴力に関する専門調査会で昨年の十一月より配偶者暴力対策のフォローアップを行い、関係省庁や地方公共団体の実施状況などについてヒアリングを実施しております。 中でも、保護命令について今後の議論に取り上げることとなり、その一環として、保護命令制度についてその実態とそれを取り巻く状況を分析するため調査を企画しておりますが、具体的には、保護命令にかかわったケース、交際相手からの暴力に関する今の御指摘の問題、それから関係機関との連携協力について実態を調査しまして、時期としては来月目途で取りまとめる予定でおります。
○国務大臣(森まさこ君) 食は命に直結する問題でございます。御指摘のとおり、食料を無駄に食べ残すということがないように、消費者にも訴えてまいりたいと思います。
【次の発言】 待機児童については平成二十一年に二万五千人を超えてから、過去三年間二万五千人を超える状態が続いてまいりました。平成二十四年四月一日でようやく二万五千人を割ったものの、まだ二万人を超える待機児童がいるという、依然として深刻な状況でございます。
そこで、二十七年度からの新制度、これを、待機児童の部分を前倒しをいたしまして、安倍政権におきましては、先日、安倍総理が発表された待機児童解消加速化プラン、これによりまして、二年間で二……
○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 障害者の権利に関する条約(仮称)の発効等の障害者の権利の保護に関する国際的動向等を踏まえ、全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を社会において推進することを目的として、本法律案を提出する次第であります。 次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、障害を理由とする差別を解消するための措置として、行政機関、……
○国務大臣(森まさこ君) ありがとうございます。
私も、私の母が、地域で特に障害を持った子供の子育てをしているお母さんがなかなかお仕事をすることができないということで、私の母が営んでいる縫製工場に来ていただきまして、そのお子様たちと一緒に私も子供時代を過ごしたものでございますから、この法案には大変な思い入れがございます。
委員のこの一つ一つの定義に抱く思いも共感できるところがございますので、しっかりと今後も取り組んでまいりたいと思います。
【次の発言】 女性や子供に対して障害を持っているということで更に差別的な取扱いがされることは看過できない事態でございますので、これにつきましては十分な取……
○国務大臣(森まさこ君) 自殺対策担当大臣として御答弁申し上げます。 松浦委員のこれまでの自殺問題に対するお取組に深い敬意を表したいと思います。 尾辻元大臣が超党派の議員連盟をつくられまして、私も松浦委員とそちらの方でお顔を合わせたことございますが、その当時に、警察庁の詳細な資料を出すようにということで、与野党一緒に取り組んできた事柄でございます。 自殺対策基本法が安倍内閣において施行され、そして自殺対策大綱が閣議決定を安倍内閣の下でされました。それを受けて、麻生内閣時代に、今御指摘のございましたいわゆる麻生基金でございますが、正式名称、地域自殺対策緊急強化基金、これが百億円ありまして、……
○国務大臣(森まさこ君) 少子化担当大臣の私に、就任時に総理から御指示がございました。幼児教育の無償化を財源の確保をしながら取り組むことという御指示がございました。これは、公明党の公約にも自民党の公約にも、そして自公の連立政権合意に盛り込まれた重要な課題でございます。 そのようなことを踏まえまして、私と関係大臣、すなわち下村文科大臣それから田村厚労大臣の三大臣におきまして話し合いまして、この度、政府・与党連絡協議会を設置することにいたしました。政府の三大臣とそれから与党の関連部会長で構成をされまして、なるべく早い時期にキックオフをいたしまして幼児教育の無償化についてしっかりと検討してまいりた……
○国務大臣(森まさこ君) ありがとうございます。 安倍総理が復興にも経済成長にも女性の活力なしにはなし得ないという強い思いで、女性活力担当大臣という新しいネーミングをいただいたところですけれども、官邸で若者・女性活躍推進フォーラム、これを開催して、山本委員にも与党代表として御出席をいただきました。 この中でいろいろな御意見をいただいているところでございますが、あわせて、今、政府は、例えば、二十四年の補正予算それから二十五年度の当初予算も併せてですけれども、女性の、今御指摘あった、一旦、結婚、出産で離職した女性が再就職をする、再就職をするところに助成金を付けまして、さらに、すぐ復帰するという……
○国務大臣(森まさこ君) 国会事故調の報告書は厳粛に受け止めなければならないと考えます。 原発事故が起き、我が福島県民は、住みかを奪われ、ふるさとを追われ、人生を狂わされました。いわれのない差別や目に見えない風評被害に今日も苦しんでいます。 昭和三十九年、私が生まれた年ですが、東電が第一原発を福島県に建設を決定いたしました。それからずっと福島県民は、一ワットも自分たちは使わずに東京に電気を送り続け、高度成長を支えてまいりました。建設をした東電も、許可をした国も、今まで監督をしてきた監督官庁も、受け入れてきた福島県も、事故の後、情報開示を怠った前政権も責任を押し付け合ってきた、そのツケが被害……
○国務大臣(森まさこ君) 就任直後に消費者の理解増進チームを立ち上げました。風評被害の払拭のためには、徹底した検査と検査結果の表示、それとともに検査をしたことに対する消費者の信頼というものが大事です。両方とも必要だと思います。 検査について言えば、例えば毎日食べるお米、福島県では全袋検査をしております。実は全袋検査ではなくて、三段階、更に三段階の検査をしているんです。つまり、生産の段階、出荷の段階、それから流通、消費の段階です。 生産の段階では、農地の除染とその検査、さらに、出荷の段階で全袋検査をして、そして流通するときには加工食品のゲルマニウム検査機にも掛け、それから消費をする段階、各御……
○国務大臣(森まさこ君) 森まさこでございます。 私、第一子産んで、ゼロ歳の子供と私二人で留学をしたんですけれども、そのときに、世界各国から来た女性弁護士たちと机を並べましたが、痛感したのは、皆さん、自分の国のこと、歴史、地理、しっかりと話せるんですね。ですから、やはりまず国際人として自国のことをしっかり誇りを持って話せること。それから、自分自身の個人としての主張をしっかり持って、それを相手に伝えること。相手がその意見と反対意見でもいいんです。でも、どうしても、その当時はなかなか、日本人はうなずいていることが同級生も多かったかなと思いますけれども、しっかりと相手と違う意見でも述べることで海外……
○国務大臣(森まさこ君) 昨年の参議院の決算委員会では何度も質問をしておりますが、森林の件でということでしょうか。ちょっと御質問が分かりかねますが。
【次の発言】 御質問は、昨年の参議院の決算委員会での質問を覚えていらっしゃるでしょうかという質問でしたので。復興予算の流用でございましたら覚えております。
【次の発言】 お答えいたします。
十三億円が被災地以外に、森林整備です、間伐などに使われているということです、福島県は県土の七割以上が森林でございますということで質問をさせていただきました。
【次の発言】 復興予算はまず被災地から使っていただきたいという考えに変わりはありません。
○国務大臣(森まさこ君) 少子化問題、大変に危機でございまして、国立の人口研究所の白書によりますと、三〇〇〇年には日本の人口がゼロになるというショッキングな統計が出されております。 そこで、私、少子化大臣をお預かりをして、今まで政府が立ててきた政策を全部マトリックスにしてみたんです、人生の時間軸が横軸で、出会い、結婚、妊娠、出産、育児と。そうしますと一目瞭然でございまして、この育児のところに今までの政府の政策が全て集結しておりました。育児支援、大変重要な施策であり、次世代を担っていくために大切であると思いますが、結婚した男女は、統計によりますと、平均して二人は子供を産んでいるんです。ですので……
○国務大臣(森まさこ君) 障害者差別解消法案を提出をさせていただいたところでございますが、本法案の目的は、障害の有無にかかわらず社会に参加して共生できる社会を実現するために、障害を理由とする差別の解消を推進することでございます。 本法案においては、障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本的な事項、行政機関等及び事業者における障害を理由とする差別を解消するための措置、障害を理由とする差別を解消するための支援措置等を規定しているものとなっております。
○国務大臣(森まさこ君) 少子化、大変深刻でございますが、未婚、晩婚化が指摘されておりますところ、結婚や出産や、個人の選択の問題であることを踏まえながら、結婚したいという方、そして、子供を持ちたいというその希望の方の希望を実現させることが重要でありますので、様々、産科医不足とか待機児童対策やる中でその希望を実現させていくことが大切でして、仮に希望が全てかなったら、今、未婚で結婚したい人が九割、そしてそのうち子供が二人以上持ちたいという方が大方であるということですので、希望が全てかなったら一・七五という数値が試算をされておりますけれども、いずれにしても、出生をめぐる問題は個人の考え方や価値観と深……
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘の三つの秘密のうち、特別管理秘密においては法律の規定がございません。これは省庁間の申合せによって各省ばらばらの基準で指定され、管理され、有効期間も定めがない、解除の定めもございません。こういったものを統一してしっかりと法律の規定にしていく、諸外国と同じ基準の保全基準にしていく、そしてそれを防衛秘密も合わせていく、このことによって諸外国との情報共有が可能になります。 今日の冒頭、我が党の熊谷委員からも御指摘もあった、最近のこの領土をめぐる状況、そして国際テロ等に国民が巻き込まれるおそれも非常に高まってまいりました。日本の国民の生命に関する情報も外国からいただくこ……
○国務大臣(森まさこ君) 国家安全保障局局長の位置付けについて御質問をいただきました。
国家安全保障局は、本法案に言う行政機関には該当せず、国家安全保障局局長は行政機関の長には該当いたさないことになります。つまり、内閣官房の中に位置付けられます国家安全保障局の中の局長ということになります。
【次の発言】 今御答弁申し上げましたとおり、本法案に言う行政機関には該当しないということです。つまり、第二条におきましてこの法律における行政機関を定義付けております。その行政機関には当たらないということです。
【次の発言】 国家安全保障局が所属しております内閣官房が第六条によって提供を受けることになります……
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密保護法案が成立することにより政府内で共通の特定秘密に関する保全体制ができますことから、その情報共有がより迅速に、より的確になされるものと承知しておりますので、国家安全保障会議の議論にも資するものと考えております。
【次の発言】 私は、この特定秘密保護法案は国家の存立と国民の安全に必要であると思っております。また、国家安全保障会議の議論にも資するものと思っておりますので、早期の成立をお願いしているところでございます。
【次の発言】 具体的な御通告がございませんでしたが、その議事録を詳細に見なければ、どういう質問に対してそうお答えしたかでありますけれども、私として……
○国務大臣(森まさこ君) 民間からの登用が妨げられる事態にはならないというふうに考えております。
国家安全保障会議の、国家安全保障局の職員が特定秘密の取扱者となる場合には適性評価を受けることが前提となっております。民間から登用をされたのかそうでないのかにかかわらず、適性評価は特定秘密の取扱いの業務を新たに行うことが見込まれることになった者について実施をするようになっております。この適性評価を行うことが民間人のNSC登用の妨げになるとは考えておらず、民間人を含め適任者が登用されるものと思っております。
【次の発言】 特定秘密を取り扱う場合には、これは国の安全保障にかかわる重大な秘密でございます……
○国務大臣(森まさこ君) 場合によっては含まれる場合もあり得ます。
【次の発言】 まず、特定秘密の解除や管理の手続が書かれていないという御指摘ですけれども、条文の中に書かれておりますことを御理解ください。
特定秘密保護法案におきましては、この特定秘密というのは国家の安全保障、つまり国民の生命や国家の存立、これを守るため、その漏えいが我が国の国家安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるものを法案に限定列挙しております。この限定列挙したものに限って指定することになっておりますので、御指摘の違法な事項について指定しても、その指定は無効になります。
そして、御質問の上司が部下に違法な事項を、これを……
○国務大臣(森まさこ君) これまで官房長官が御答弁なされてきたことと同じでございますけれども、従来の安全保障会議においては、審議内容が機微であることや関係閣僚の闊達な意見交換を確保する必要があることなどから議事録は作成していないものと承知しております。ただし、安全保障会議の審議の概要は、事後の官房長官会見において可能な限り公表してきたものと承知しております。 国家安全保障会議の審議内容は、機微な情報も含むものでございますし、公表の在り方や関連文書の作成及びその取扱いについては、国家安全保障会議の性質等を十分に勘案しつつ、国の安全保障を損ねない形で今後検討がされるものと承知しております。
○国務大臣(森まさこ君) 日弁連の皆様とは大臣室においてその意見書を出された後に意見交換をさせていただきました。また、報道機関の代表の皆様とも意見交換を直接させていただいて、私からも御説明を申し上げたところでございます。 御懸念が示されております国民の知る権利、そして知る権利に資する報道の自由、取材の自由等々についてもしっかりと法案の中で配慮をいたしておりますし、通常の取材活動又は一般国民が処罰されるおそれがないということもしっかりとこの審議の中で御説明を申し上げてきたところであると思います。また、各党との修正協議等の中でも建設的な御議論がされているものと承知をしておりますので、しっかりと御……
○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました特定秘密の保護に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。 この法律案は、国際情勢の複雑化に伴い我が国及び国民の安全の確保に係る情報の重要性が増大するとともに、高度情報通信ネットワーク社会の発展に伴いその漏えいの危険性が懸念される中で、我が国の安全保障に関する情報のうち特に秘匿することが必要であるものについて、これを適確に保護する体制を確立した上で収集し、整理し、及び活用することが重要であることに鑑み、当該情報の保護に関し、特定秘密の指定及び取扱者の制限その他の必要な事項を定めることにより、その漏えいの防止を図り、も……
○国務大臣(森まさこ君) はい、そのとおりでありまして、現行の特別管理秘密、その一部を特定秘密とすることで、現行の秘密の範囲が広がるものではございません。
【次の発言】 今お話をしたとおり、今特別管理秘密にされている秘密の、そのうちの一部が特定秘密となるわけでございますので、知り得る範囲の秘密、これが知ることができないようになるということはございません。
【次の発言】 特定秘密は、特定秘密であることを知っていた場合にしか罪にはなりませんので、一般国民が知らない間に処罰をされるということはありません。
【次の発言】 御指摘のような行動は通常の取材行為でございますので、処罰されることはありません。
○国務大臣(森まさこ君) それでは……(発言する者あり)本法案の定義だけ……(発言する者あり)
【次の発言】 まず前提として、テロの定義が広がったのではないかという御指摘でございますけれども、これは自衛隊法のテロリズムの定義と全く同じでございまして、これまでの定義を広げたものではございません。また、今までも御説明を申し上げていますとおり、前段の目的を持って人を殺傷し、重要な施設その他の物を破壊する行為、これをテロリズムとしておりますので、一般の方のデモはこのテロリズムには該当いたしません。そのことで皆様に御不安を与えるといっているところはないと思いますし、政府としてもしっかりと説明を申し上げて……
○国務大臣(森まさこ君) 私がこの法案の担当大臣でございます。
【次の発言】 特別機密、特別保護法の法案の担当大臣は私でございますけれども、法律が成立した後は内閣総理大臣が所管の大臣となります。
【次の発言】 内閣総理大臣の下で実際に担務を行う大臣は、成立から施行までは私が任命を受けております。施行の後はまだ決まっておりません。
【次の発言】 御通告ございませんので、正確な日付を今調べてお答えをいたします。
【次の発言】 まず、法案を提出し、成立させるまでの担当大臣であることは指示を受けております。今調べましたけど、それは九月の十七日でございます。前政権のときにも、成立するまでその成立の後の大……
○国務大臣(森まさこ君) 国会の運営については国会の方で御判断なさるということを承知しております。いずれにしても、政府としては、皆様の意見を真摯に受け止め、しっかりと御説明をしてまいりたいと思っております。
【次の発言】 例えば、この法案について、特定秘密になる内容が、範囲が広範ではないかというような御懸念が寄せられておりました。それに対しては、別表において限定をしているということ、この別表の事項は諸外国の類似の法令に比べても非常に限定をされており、さらにそれを有識者会議において細目を決め、それを国民の皆様に公表してまいります、そして、そのことについて、特定秘密の指定、それから有効期間、解除の……
○国務大臣(森まさこ君) 消費者担当大臣として、御挨拶を申し述べます。 安倍内閣において、成長戦略を実行し、消費が増え、新たな投資を誘発するという好循環を実現するためには、消費者の安全を確保するとともに、その不安を払拭し、健全で活気と厚みのある消費市場を構築することが不可欠です。このため、消費者被害の防止及び救済のための対策や物価、市場関連の対策から成る消費者安心戦略を積極的に推進してまいります。 生命や身体、財産にかかわる消費者の被害は後を絶ちません。特に、これまで被害に遭った高齢者等が再び狙われ被害に遭う、いわゆる二次被害は、近年、増加傾向にあります。被害に遭いやすい消費者を、地方の消……
○国務大臣(森まさこ君) 御質問ありがとうございます。 安倍内閣の三本の矢の成長戦略の実現のためにも、消費者政策をしっかりと推し進めていくことが不可欠であると考えておりますので、今御質問の消費者安心戦略、消費者庁では打ち出したところでございます。 その具体的内容としては、まず、物価や公共料金が上昇する場合にしっかりとウオッチするとともに、消費市場を拡大、活性化するための物価・消費市場関連対策、そして二つ目に、トラブルに遭うリスクが高い高齢者や被害経験者など、これらに対するいわゆる二次被害というものも増えてきておりますので、総力を挙げて見守っていく、そのための地域ネットワークの構築を始めとす……
○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 消費者の市場に対する信頼を通じた消費の拡大は、経済の成長を促すものであり、消費者の利益の擁護を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展を図るための施策を講じることが求められております。 特に、消費者契約に関して相当多数の消費者に生じた財産的被害については、消費者と事業者との間の情報の質、量並びに交渉力の格差により、消費者が自らその回復を図ることは困難を伴うことがあるため、その被害回復の実効性を確保す……
○国務大臣(森まさこ君) 故意、過失の有無、これは景品表示法では問うておりませんので、いわゆる誤表示であっても、これは景品表示法で禁止されている不当表示に該当をいたします。
【次の発言】 適正な食品表示が行われることは、消費者が商品やサービスを選択していく前提となるものでございますから、消費者の自主的かつ合理的な選択を妨げるような不当表示に該当する行為が行われる事案に対しては、景品表示法に基づき厳正に対処してまいる方針でございます。この一連の食品表示の偽装問題に対しましては、こういった消費者の利益を第一とし、消費者の信頼回復を図るため、政府を挙げての迅速な対応に努めてまいりました。
こうした……
○国務大臣(森まさこ君) 女性活力・子育て支援担当大臣、食品安全、少子化対策及び男女共同参画等を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 日本を再び成長の軌道に乗せていく上で女性の活躍は不可欠です。女性にとって働きやすい環境を整え、女性の就業機会や活動の場を充実させることは、日本にとってまさに焦眉の課題です。安倍内閣では、女性の活躍を我が国の成長戦略の中核として位置付け、若者・女性活躍推進フォーラムで提言を取りまとめ、女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等、女性のライフステージに対応した活躍支援、男女が共に仕事と子育て等を両立で……
○国務大臣(森まさこ君) 今、三権分立のお尋ねがありましたけれども、三権分立には反していないと考えております。 現状、議員の御指摘の国政調査権について国会法第百四条で書いてあるわけでございますけれども、百四条では、第一項で行政機関はこの求めに応じなければならないとしつつ、一方で、その求めに応じないときはその理由を疎明しなければならないと第二項に書いてありまして、さらに、国家の重大な利益に悪影響を及ぼす旨の内閣の声明があった場合には報告又は記録の提出をする必要がないと第三項で記載をしておりますので、現行法でもこのような法体系になっております。 それを踏まえまして、本法案でも、実際に国会におい……
○国務大臣(森まさこ君) 文科省、厚労省と連携して少子化大臣として取り組んでいるところでございますが、なぜ待機児童が生じるのか、その根本的な原因を考えることが大切だと思って調査を掛けることにいたしました。 一つには、ゼロ歳児のうちは家庭でしっかり育てたいと思っていても一歳になってからの四月に保育園に入れない、だから早く、ゼロ歳のうちになるべく早く保育園に入れたいという保活。一歳児で入れないと、自分自身が育児休業期間満了してしまって会社を辞めざるを得なくなってしまうという問題もあります。また、一年も休んでいると、スキルが落ちてしまって自分の描いていたキャリアラインに戻れないというような意見もあ……
○国務大臣(森まさこ君) お答え申し上げます。
提出する予定の法文の案の中に、例えば外交に関する事項ですと、別表の中に、二、外交に関する事項というふうに項目立てをした上で、そして安全保障に関して入手する情報ということで言っております。ですので、安全保障のために入手した特定の情報というふうに限定しておりますので、国内においても、外国との間の情報交換以外にも我が国の安全保障上必要があるときにはそのような情報を入手することもありますので、入手した暁に特定秘密に指定をすることができるとしたものであります。
【次の発言】 情報については現在も各省に秘密としてあるものがございます。例えば、極秘とか秘とか……
○国務大臣(森まさこ君) 政府内での風通しを良くするための内部通報制度という御質問でございました。 政府においては、万が一不適切な特定秘密の指定等が行われていると思われることがあった場合に各行政機関や内閣府に設置する機関に通報することができる仕組みを設けることについて、私もこれはあった方がよいと思っておりますので、現在、情報保全諮問会議の有識者の御意見も伺いながら必要な検討を行っているところでございます。具体的な内容については現在検討中でありますけれども、通報処理の枠組みでございますとか通報者の保護などについて検討を行っているところでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 内閣府で行っておりますアンケート調査によりますと、結婚をしたいのに結婚をできない若者の挙げている理由として、大きなものとして、一つは出会いがないということ、もう一つは経済的な安定性がないこと、この二つが挙げられます。
【次の発言】 お答えします。
消費税率の引上げに伴って、本来の税率の上昇以上の値上げを合理的な理由がないにも行うといういわゆる便乗値上げ、これが発生をいたさないように、消費者庁では便乗値上げ情報・相談窓口を昨年十月に開設し、消費者からの情報及び事業者からの相談に対し適切かつ丁寧に対応をしているところでございます。また、消費税率引上げ前後に物価モニター調……
○国務大臣(森まさこ君) 成り済ましECサイトを含む詐欺が疑われるネット通販に関するトラブルですが、全国の消費生活相談センターに多く寄せられております。昨年度は、一万二千百六十九件、前年度比で約二・二倍と著しく増加しております。
【次の発言】 成り済ましECサイトを含む詐欺的なECサイトの多くは、日本語で表記されてはいるものの、商品の発送元が海外であったり、代金の振り込み先名義が外国人名のものが多いため、海外に存在する事業者により運営されているものと思われます。そこで、消費者庁越境消費者センター、CCJで受け付けた海外トラブルの相談のうち、詐欺が疑われるネット通販に関する消費者トラブルも見ます……
○国務大臣(森まさこ君) 検討会議では、今まさに大綱の策定に向けて検討中でございまして、生まれ育った家庭の環境によって子供の人生が左右されることがないように、子供の貧困対策にしっかりと取り組んでまいりたいと思います。
【次の発言】 一昨年の民主党、自民党、公明党の三党合意、それから参議院の附帯決議にもございます、子ども・子育て支援の充実は未来への投資でありますので、一兆円超程度の必要な財源確保に引き続き最大限努力してまいります。
○国務大臣(森まさこ君) 消費者担当大臣として所信の一端を申し述べます。 商品、サービスに起因する身体への危害、高齢者等を狙い撃ちにした悪質商法、実物とは懸け離れた表示、広告など、消費者の安全、安心を揺るがす事案は、残念ながら後を絶ちません。 消費者の安全を確保し、その不安を払拭することは、健全で活気と厚みのある消費市場を構築し、安倍内閣が目指す消費の増加が更なる景気回復につながる経済の好循環を実現するためにも不可欠です。 このため、消費者被害の防止及び救済のための対策や、消費市場、物価関連の対策から成る消費者安心戦略を全力で推進してまいります。 まず、地方を始めとする消費者行政の体制……
○国務大臣(森まさこ君) 平成二十六年度の消費者庁予算及び消費者委員会予算の概要について御説明いたします。 まず、消費者庁の予算額については、一般会計に百十四億八千万円、復興庁一括計上分を含め東日本大震災復興特別会計に七億二千万円、総額百二十二億円を計上しております。 その内容は、成長戦略を踏まえ、健全で活気と厚みのある消費市場の構築のため、消費者の不安を払拭し、安全、安心を確保するための消費者安心戦略を積極的に推進するための事業を措置するものでございます。 具体的には、まず、消費者安全・安心確保対策として、食品表示の適正化及び充実、トラブルに遭うリスクの高い消費者を見守る地域ネットワー……
○国務大臣(森まさこ君) 消費者行政の現在における重要性につきましては、商品、サービスに起因する身体への危害や、高齢者等を狙い撃ちにした悪質商法、実物とは懸け離れた表示、広告など、消費者の安全、安心を揺るがす事案が後を絶たない現在の状況がございます。 そうした状況の中、消費者行政を推進してまいることは、消費者の安全を確保し、その不安を払拭する、そしてそれとともに、健全で活気と厚みのある消費市場を構築をすることにもつながりますので、消費の増加が更なる景気回復につながる経済の好循環を実現するためにも不可欠であるというふうに考えております。 このため、消費者の安全、安心の確保に向けて引き続き取り……
○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 食品表示等の不正事案の多発や高齢者等の消費者被害の深刻化などにより、消費者の安全、安心が揺るがされています。消費者の安全を確保し、その不安を払拭するためには、事業者の法令遵守意識を高めていくことに加え、地方を始めとする消費者行政の基盤を着実に強化していく必要があります。 このため、国及び都道府県の不当表示等に対する監視指導体制を強化するとともに、事業者に表示等に係る適正な管理体制の整備を義務付けるほか、地域の消費者を見守るため、……
○国務大臣(森まさこ君) 昨年の食品表示等の不正事案を始め、商品、サービスに起因する身体への危害、高齢者等を狙い撃ちにした悪質商法、実物とは懸け離れた表示、広告など、消費者の安全、安心を揺るがす事案は残念ながら後を絶ちません。消費者問題は、こういった被害が繰り返し起こされるというところに特徴がございまして、行政と常に、ここ数年どころか何十年もずっと追いかけっこをしてきたような状況だと思います。 しかし、そのような中で、諸外国においては、消費者のための法整備がなされ、そして消費者庁に類似するような行政機関もできてきました。日本は、遅ればせながら消費者庁もでき、そして消費者の法体系も、前国会で成……
○国務大臣(森まさこ君) 委員御指摘のとおり、不当な利得を剥奪していく、このことによって、不当表示事案により違反事業者が得た利益を剥奪して不当表示への抑止力を高める仕組み、その一つとして課徴金制度が考えられます。この課徴金制度を積極的に導入したいと私は考えております。 そのために、消費者庁設置以来初めてとなる諮問を消費者委員会の方にいたしました。その諮問に応える形で、現在、消費者委員会において専門調査会を設置をしていただきまして御議論をいただいております。課徴金制度について御議論いただいております。それと同時並行的に、消費者庁に大臣室直轄の課徴金制度検討室を置きました。こちらにおいて制度の詳……
○国務大臣(森まさこ君) 女性活力・子育て支援担当大臣、食品安全、少子化対策及び男女共同参画等を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 女性の活躍推進は、成長戦略の中核です。日本再興戦略における施策を着実に実施するとともに、成長戦略進化のための今後の検討方針に基づき、女性の活躍を妨げる障壁を解消し、支援を強化するための具体的方策について検討を進めてまいります。指導的地位に占める女性の割合を二〇二〇年までに三〇%程度とする政府目標の達成を目指すとともに、全ての女性が輝く社会の実現に向けて取組を進めます。 また、女性に対する暴力は、女性の人権に対する著しい侵害であり、決し……
○国務大臣(森まさこ君) 今御指摘のありました情報保全監察室(仮称)でございますけれども、これは昨年十二月の四党協議の結論に書いてございます、独立した公正な立場において検証し、及び監察することのできる新たな機関として設置するものでございますから、米国の情報保全監督局も参考としつつ、今御指摘のあったように、しっかりとしたチェック機能を持たせたものにしたいというふうに思っております。 その持っている権限でございますけれども、四党協議におきまして、特定秘密の指定及び解除の適否を検証及び監察し、不適切なものについては是正を求めることはもちろんのこと、これを含めて六項目の権限が所掌事務として定められて……
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘の非婚の母子世帯を含む一人親家庭については、子育てと生計の担い手という役割を一人で担わなければいけないので経済的な困窮状態にある家庭が多いことを承知しております。このため、一人親家庭の自立を支援していくことが重要であると考えております。 政府としては、これまでも子育て生活支援、就業支援、養育費の確保策、経済的支援策等の施策を総合的に展開しております。また、子供の将来がその生まれ育った環境によって左右されることがないよう、子供の貧困対策を推進することも重要であります。本年一月には子どもの貧困対策の推進に関する法律が施行されたところでありまして、私がその担当になっ……
○国務大臣(森まさこ君) まず、経緯について、担当大臣の私から御説明をいたしたいと思います。委員長に指名をされましたので、答弁をしたいと思います。 この特定秘密保護法については、国会審議を通じて与野党で幅広い御議論をいただき、この結果、十二の論点について法案修正がなされました。国民の皆様方に丁寧に説明をするために政府からQアンドAを出し、私も政府インターネットテレビで国民の皆様の御懸念について御説明をしております。これは今でも政府ホームページにおいて御覧になることができます。また、日本記者クラブ、外国人記者クラブでも記者会見をし質疑応答しておりますので、今後も国民の皆様に丁寧に説明を重ねると……
○国務大臣(森まさこ君) お答えいたします。 今御指摘のガイドラインでございますけれども、公明党の協力も得まして一月二十七日までパブコメを行っていたところでございまして、また別途消費者団体、事業者団体との意見交換会も行っております。その中で指摘された御意見はしっかり反映させてガイドラインを作ってまいりますが、今新聞記事を見て御指摘になったと思いますが、ちょっと誤解がありまして、シャケ弁当についてはガイドライン原案に書いてあるわけではございません。 これは、今回の食品偽装を受けて、私、ホテル業界、レストラン業界に全て自分たちで調査をして全部出してくださいということで、一か月以内に偽装の事例を……
○国務大臣(森まさこ君) 山田太郎委員とは、いつも消費者特別委員会で建設的な議論をさせていただいていると理解をしております。 この便乗値上げの定義でございますけれども、事業者が、他に合理的な理由がないにもかかわらず、税率の上昇に見合った幅以上の値上げをする場合、それを便乗値上げとみなすというふうに承知しておりまして、御指摘のこのパンフレット、これはホームページにも掲載しておりますが、こちらの方に書かせていただいております。御指摘のとおり、法律上定義付けられているわけではございません。 それから、問合せ窓口でございますけれども、御指摘の消費者庁以外に公正取引委員会、それから財務省、それから内……
○国務大臣(森まさこ君) 櫻井委員のおっしゃるとおり、少子化の主な要因に未婚化、晩婚化というものが挙げられます。夫婦が持つ子供の数の方は平均して二人、最近ちょっとそれを切って微減してはおりますものの、ずっと二前後を推移しているわけでございます。 そして、結婚しない方にアンケートをいたしますと、結婚しない原因、理由として、出会いがないということと同時に経済的な要因を挙げております。そのほか少子化には、核家族化や地域のつながりの希薄化などによる家庭の養育力の低下や子育て中の孤立感や負担感、家庭生活との両立が困難な職場の在り方等が挙げられるところでございます。なお、雇用形態や収入については、非正規……
○国務大臣(森まさこ君) 世界でも類を見ない高齢化社会に突き進んでいる我が国で、高齢者人口の伸び以上にこの高齢者被害が増加をしておりまして、一人当たりの被害金額も消費者被害の中で上位を占めております。 これは、個人の被害だけでなく、国家として見ましても、高齢者が持っている資産が悪徳業者に行けば、それは税も掛かりませんし海外に流出をしてしまうというわけでございまして、しっかり取り組んでまいりたいわけでございますが、劇場型勧誘でやるので、こちらも劇場型には劇場型をということで、老人会等に消費者相談員が行って劇をしてその再現をするなどの取組を促しておりますが、こういった地方の取組のために、これまで……
○国務大臣(森まさこ君) 第三者である外部の有識者の御意見を伺うための情報保全諮問会議の方は、第一回会合を本年一月に開催したところでありますけれども、その上で、本法の施行までに、昨年十二月の四党協議の結論に従い、独立した公正な立場において検証し、及び監察することのできる新たな機関として、米国の情報保全監督局も参考としつつ、内閣府に審議官級の独立公文書管理監(仮称)と、その下に二十人規模の情報保全監察室(仮称)を置き、両者相まって各行政機関による個別の特定秘密の指定等を検証、監察し、不適切なものについて是正を求めることができるようにすることとしてまいりたいと思っております。 また、内閣総理大臣……
○国務大臣(森まさこ君) お答えいたします。
特定秘密保護法第十八条二項では、特定秘密の指定等に関し統一的な運用を図るための基準について、内閣総理大臣が有識者の意見を聴いた上でその案を作成するとされておりますが、この有識者の意見を内閣総理大臣が聴く場として内閣総理大臣決裁により情報保全諮問会議を開催することとしております。
【次の発言】 先ほども御答弁申し上げましたとおり、有識者の意見を内閣総理大臣が聴く場として内閣総理大臣決裁により情報保全諮問会議を開催することといたしました。
合議体とした根拠でございますけど、今御説明したとおり、内閣総理大臣決裁により定められました。その理由は、各委員……
○国務大臣(森まさこ君) お答えします。 全ての就学前の子供に質の確保された教育、保育を受ける機会を保障することは重要であると認識しております。子ども・子育て支援新制度における利用者負担については、保護者の所得に応じた応能負担とすることにより、低所得者世帯に配慮することとしております。その具体的な水準については、現行の負担水準を基本として、現在、子ども・子育て会議において検討を進めているところでございます。 更なる低所得者世帯の保育料の負担軽減の拡充については、その対象者の範囲や内容について、必要な財源の確保を図りつつ、今後検討を進めてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 小川委員、法務大臣担当されておられて、その時代、私も野党法務筆頭理事として厳しく質問をさせていただきましたけれども、決して個人的に憎いわけではないということを申し上げさせていただきたいと思いますが。 今、小川委員が、一部だけ、しかも正確に引用されておりませんので、国民の皆様に分かりやすく正確に引用させていただきますと、平成二十五年十一月八日の衆議院国家安全保障に関する特別委員会で、公明党の大口委員からの御質問でございました。これは公務員が特定秘密を漏えいした事案でございまして、報道機関が特定秘密に関して違法行為をした事例ではございません。 これに関して、取材行為は……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 大臣を終えて初めての質問がこの震災復興特であるということ、大変感謝をしております。理事の皆様、委員長、ありがとうございます。 まず初めに、子ども・被災者支援法について質問をしたいというふうに思います。 この法案は、私、筆頭発議者であり、提案者でございます。この法案は全会一致で、しかも全政党が提案者になった戦後初めての法案でございました。私が被災地福島県の議員ということで、野党時代に子ども救済法という法案をまず条文を作りまして、この趣旨は、被災地そして原発事故があった地域の子供たちを守るという趣旨でございます。同じことを考えておられた川田議員た……
○森まさこ君 おはようございます。自民党の森まさこです。 国民の命を守るためどうすべきか。平和な日本を守るためどうすべきか。今のままではいけないと思っています。 もう日本の周りでいろんなことが起きていて、世界中でテロが起きて、日本人も犠牲になりました。昔とは違う、つまり安全保障環境が厳しいものに変化した、このことは野党の皆さんもおっしゃっています。 では、どうしたらよいのか。このままほっておくのか。何もしないでよいのか。果たしてこのまま何もしないで子供たちの未来のために平和な日本を守れるのか。国会ではそのための冷静な議論をすべきだと思います。 地元に帰ると、特に女性の方から、テレビ見て……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 七月三十日に本委員会で、私、総理に対して質問をさせていただきました。分かりやすかったという声を、多くの声をいただいたんです。私は、二人の子供を持つ母親として、女性や若者が不安に感じていることを率直に質問させていただき、総理からは明快な御答弁をいただきました。戦争は絶対にしない、徴兵制はあり得ない、他国の戦争に巻き込まれることはない、総理がきっぱりと断言をしていただきました。それが聞きたかったとの声をたくさんいただきました。 世界中でテロが起きて、日本人も犠牲になりました。昔とは違う。山本一太議員の質問でも今ありましたように、朝鮮半島での事案を含……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。
まず最初に、大臣に、財源の確保について伺いたいと思います。
本日の地元紙、福島民報の一面トップにも記載がありますけれども、福島県は昨日、国の集中復興期間終了後の平成二十八年度から五年間で、国と県、市町村分を合わせた復興事業費の総額は少なくとも三兆五千七百億円に上るとする試算結果を公表いたしました。被災地の自立ある復興のためにも必要な予算はしっかりと確保をしていただきたいと思いますが、大臣から一言お願いをいたします。
【次の発言】 是非お願いをいたします。
次に、医療問題について質問をいたします。
本法案の提案理由の中で、大臣は、住民の帰還を……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。本日はよろしくお願いいたします。 まず、福島の復興に関する環境省が所管をしております中間貯蔵施設その他についての御質問をさせていただきたいと思います。 丸川大臣始め政務三役、そして環境省の皆様におかれましては、福島の復興の中でも最重要課題の一つである中間貯蔵施設、そしてそこへ向けての除染土壌の輸送等に向けて日頃御尽力いただいていることに感謝を申し上げます。 中間貯蔵施設を含むこの福島県の問題について地元からは様々な声をお預かりをしていたところでございますが、昨年の九月に私が自由民主党の環境部会長を仰せ付かりまして、改めてその現状を環境省から説明……
○森まさこ君 本日はよろしくお願いいたします。自民党の森まさこでございます。 法案の質問に先立ちまして、先般黙祷もいたしましたけれども、熊本地震に関する御質問をしたいと思います。 熊本地震による災害廃棄物等のごみ問題については、環境省の担当であり、様々な対応をしていると承知をしております。現地では、なお今も本当に大変な思いをしている方々がたくさんいらして、いろいろな御意見も出ていると思いますけれども、東日本大震災のときに現地におりました一人として見ておりますと、そのスピードについては大変な早い対応をしていただいているなと思います。 そこで、熊本地震の今回の災害廃棄物処理について環境省がど……
○森まさこ君 私は、委員長に田中直紀君を推薦することの動議を提出いたします。
○森まさこ君 与党筆頭理事の森まさこでございます。 高木大臣、日頃の復興への御尽力、ありがとうございます。 本日は、福島県の子供の健康管理について質問をさせていただきたいと思います。 三・一一から丸五年が過ぎました。私は、福島県いわき市、原発のある浜通りに生まれて育ちました。そして、今、福島県から選出をされてこの場に立っております。 今年の三・一一では、一日中私の携帯が鳴りっ放しだったんですけれども、なぜかというと、報道が一日中福島県そして被災地のことをやっておりました。それを見た福島県以外の全国の方から、楢葉町の現状を見た、富岡町の人の言葉を聞いた、何か支援できることはないかというよ……
○森まさこ君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。
去る九月二十六日の本会議におきまして環境委員長に選任されました森まさこでございます。
公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと思いますので、委員の皆様方の御指導、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る十月十二日までに、滝沢求君、櫻井充君、矢田わか子君、杉久武君、高瀬弘美君、林芳正君、山田宏君及び高野光二郎君が委員を辞任され、その補欠として柳田稔君、榛葉賀津也君、若松謙維君、長沢広明君、世耕弘成君、二之湯武史君、中川……
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。 議事に先立ち、パリ協定の締結について承認を求めるの件に関しまして御報告いたします。 御承知のとおり、パリ協定は外交防衛委員会に付託されております。しかしながら、その内容は温室効果ガスの削減など気候変動に対処するための措置等について定めるもので、当委員会の所管事項に深く関連していることから、民進党・新緑風会及び日本共産党から、当委員会としても本件の審査に加わり充実した審議を行うという意思を示す意味で、外交防衛委員会に対し連合審査会開会の申入れを行うべきとの強い要望があり、これまで理事会等での協議を行ってまいりましたが、本日まで……
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第九三号福島県民を放射線被害から守り、安心して住み続けられる環境を創ることに関する請願外十八件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の資料のとおりでございます。
これらの請願については、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることになりました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
環境及び公害問題に関する……
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会します。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、鴻池祥肇君が委員を辞任され、その補欠として進藤金日子君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、環境及び公害問題に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定します。
本日はこれにて散会いたします。
午後四時五十九分散会
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一月三十一日、進藤金日子君が委員を辞任され、その補欠として鴻池祥肇君が選任されました。
【次の発言】 環境及び公害問題に関する調査を議題といたします。
まず、環境行政等の基本施策について、山本国務大臣から所信を聴取いたします。山本国務大臣。
【次の発言】 次に、平成二十九年度環境省予算及び環境保全経費の概要について説明を聴取いたします。関環境副大臣。
【次の発言】 次に、公害等調整委員会の業務等について説明を聴取いたします。富越公害等調整委員会委員長。
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
環境及び公害問題に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、金融庁総務企画局審議官古澤知之君外十七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 環境及び公害問題に関する調査を議題とし、環境行政等の基本施策に関する件、公害等調整委員会の業務等に関する件及び原子力規制委員会の業務に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、財務大臣官房審議官井上裕之君外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 去る十五日、予算委員会から、本日一日間、平成二十九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総務省所管のうち公害等調整委員会及び環境省所管について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
予算の説明につ……
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、長沢広明君及び尾辻秀久君が委員を辞任され、その補欠として里見隆治君及び青山繁晴君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に石井苗子君を指名いたします。
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、里見隆治君、青山繁晴君及び鴻池祥肇君が委員を辞任され、その補欠として長沢広明君、尾辻秀久君及び松川るい君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に石井苗子君を指名いたします。
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、松川るい君、長沢広明君及び世耕弘成君が委員を辞任され、その補欠として鴻池祥肇君、三浦信祐君及び小野田紀美君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
原子力利用における安全対策の強化のための核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府政策統括官平井興宣君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、三浦信祐君、小野田紀美君及び渡辺美知太郎君が委員を辞任され、その補欠として里見隆治君、世耕弘成君及びこやり隆史君が選任されました。
【次の発言】 遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。山本環境大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時四分散会
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、こやり隆史君及び里見隆治君が委員を辞任され、その補欠として渡辺美知太郎君及び三浦信祐君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、消費者庁審議官吉井巧君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、三浦信祐君、朝日健太郎君、足立敏之君及び石井苗子君が委員を辞任され、その補欠として宮崎勝君、尾辻秀久君、世耕弘成君及び高木かおり君が選任されました。
【次の発言】 土壌汚染対策法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。山本環境大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
土壌汚染対策法の一部を改正する法律……
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十日、宮崎勝君及び高木かおり君が委員を辞任され、その補欠として長沢広明君及び石井苗子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に石井苗子君を指名いたします。
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
土壌汚染対策法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、財務省理財局次長中尾睦君外一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 土壌汚染対策法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十二日、青山繁晴君が委員を辞任され、その補欠として世耕弘成君が選任されました。
また、本日、鴻池祥肇君及び松山政司君が委員を辞任され、その補欠として佐藤啓君及び青木一彦君が選任されました。
【次の発言】 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。山本環境大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、佐藤啓君及び青木一彦君が委員を辞任され、その補欠として鴻池祥肇君及び松山政司君が選任されました。
【次の発言】 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本日は、本案の審査のため、参考人として東京大学総合研究博物館・助教矢後勝也君、認定特定非営利活動法人トラ・ゾウ保護基金事務局長理事・弁護士坂元雅行君及び公益財団法人日本自然保護協会保護室室長辻村千尋君の三名に御出席いただいております。
この際、参考人の皆様に一言御挨拶を申し上……
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、長沢広明君が委員を辞任され、その補欠として里見隆治君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に石井苗子君を指名いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
……
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十六日までに、里見隆治君及び今井絵理子君が委員を辞任され、その補欠として長沢広明君及び世耕弘成君が選任されました。
【次の発言】 廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案、特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律の一部を改正する法律案及び地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、福島地方環境事務所の設置に関し承認を求めるの件、以上三案件を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。山本環境大臣。
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。 廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案、特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律の一部を改正する法律案及び地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、福島地方環境事務所の設置に関し承認を求めるの件、以上三案件を一括して議題といたします。 本日は、三案件の審査のため、参考人として国立研究開発法人国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター副センター長寺園淳君、弁護士・福島原発被害弁護団共同代表広田次男君及び愛知県環境部長菅沼綾子君の三名に御出席いただいております。 この際、参考人の皆様に一言御挨拶申し上げま……
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案外二案件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、消防庁審議官猿渡知之君外六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案、特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律の一部を改正する法律案及び地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、福島地方環境……
○委員長(森まさこ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十四日までに、青山繁晴君、小野田紀美君及び渡辺美知太郎君が委員を辞任され、その補欠として世耕弘成君、松山政司君及び牧野たかお君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に石井苗子君を指名いたします。……
○森まさこ君 自民党の福島県選挙区、森まさこでございます。 吉野大臣、復興大臣御就任おめでとうございます。被災地からの大臣です。福島県の大臣です。そして、吉野大臣は、原発事故が起きた双葉郡、浜通りを地元とする復興大臣として初めての大臣でございます。 そして、吉野大臣は、被災者のお一人でもございます。津波で御自宅が被害を受けられました。自宅に住めない方、家をなくした方のお気持ちもよくお分かりになっていらっしゃると思います。 三・一一のあの日、私たちは国会審議中でした。吉野大臣と私は、連絡を取り合いながら、手分けして浜通りを北と南から入りました。吉野大臣は南からいわき市、双葉郡、そして私は相……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 本日、自民党を代表して、中川環境大臣の大臣所信的御挨拶に対する質疑をさせていただきます。 この参議院環境委員会におきましては、与野党の皆様の環境行政に対する真摯な質疑が行われてまいりました。私は、臨時国会そして昨年から通常国会と二国会、この参議院環境委員会で委員長を務めさせていただきましたけれども、与野党の理事そして委員の皆様の御協力の下、昨国会でございますが、環境省史上最も多い数の法案を審議し、採決がすることができました。この委員会において、本当に環境行政に対する真摯な質疑が行われたことを感謝しております。 そして加えて、東日本大震災、原発……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 本日は地球温暖化に関するこの本法案の質疑ということで、まず立法の経緯からお伺いしたいと思います。 平成二十七年に、我が国初めての適応策の計画として、気候変動の影響への適応計画が閣議決定されました。この当時、私は自民党の環境部会長でありまして、各省にまたがる適応に関する施策を一つにまとめるということで、部会の方で作業をさせていただきました。 この適応計画が閣議決定された時期、ちょうどパリ協定が採択されたCOP21の前でございまして、当時の丸川環境大臣が、でき上がった適応計画を基に、今後適応に関する我が国の国際的に果たすべき役割を演説されておられ……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 本日、質問の機会をいただき、委員長、そして与野党の理事の皆様、委員の皆様に感謝をいたします。 本日は、福島県の医師不足、看護師不足について質問をさせていただきたいと思います。 この質問は、一年半前に、平成二十六年十一月十七日に東日本大震災復興特別委員会で同様の質問をさせていただいたわけですが、本日、資料一をお配りをさせていただいておりますけれども、二十六年に質問をさせていただいてから、二十八年末の時点で、福島県の人口十万人当たりの医師の数は全国平均の二百四十・一人を大きく下回る百九十五・七人でありました。これは全国では四十二位に当たる数です。……
○森まさこ君 福島県選挙区の森まさこでございます。 今年の三月十一日からまだ一か月たっておりませんけれども、我々福島に生きる者は、東日本大震災の津波、地震、さらには原発事故、甚大な被害と、そして生き残った者の筆舌に尽くし難い苦しみ、悲しみ、そこから七年間、様々な皆様の各方面からの御支援をいただいて今日まで来ました。そのことは福島県に生きる者の誇りであります。しかしながら、現在もまだ復旧復興は道半ばであり、解決すべき課題が山積しております。 本日は、そのうち三つについて質問をしたいと思います。福祉施設について、病院について、そして津波被害からの避難訓練について質問をしたいと思います。 吉野……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 本日、農林水産委員会で質問の機会をいただきまして、委員長始め理事、委員の皆様に感謝をいたします。 本日は、福島県の農業の復興に向けた課題について伺いたいと思います。 まずは、土地改良事業について伺いたいと思います。 福島県には、国営総合農地開発事業が完了した母畑地区土地改良区、雄国山麓土地改良区、郡山市東部土地改良区、矢吹西部土地改良区という四つの土地改良区がございます。これらの土地改良区で行われた国営事業は、完了までに二十年、三十年という非常に長い期間を要しました。この間に社会経済情勢は大きく変化し、農業を取り巻く環境についても、農産物の……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。本日は質問の機会をいただき、ありがとうございます。
今回の文部科学省設置法の一部を改正する法律案の趣旨は、文化庁の京都への全面的な移転に向け、新文化庁にふさわしい組織改革、機能強化を図り、文化に関する施策を総合的に推進することであると伺っておりますが、文化庁が京都へ移転することとなった経緯及びその趣旨について、改めてお聞かせください。
【次の発言】 地方創生、そして地域との緊密な連絡調整で一層文化芸術政策を進められるということでございますが、東北や北海道など東日本地域の自治体にとっては物理的には遠くなるわけでございますが、これは文化庁の、相談行った……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 様々な指摘がなされておりますが、安倍総理がずっと繰り返しおっしゃっていただいているとおり、徹底的に調査し、うみを出し切る、このことをしっかりとお願いしたいと思います。 その上で申し上げますと、国政には重要な課題が山積しております。国会の場で、国民のために重要な国政課題をしっかりと議論をし、前に進めてまいりたいと思っています。その意味で、今日、国会が開かれ、議論する機会を得たことを非常にうれしく思います。 本日の予算委員会のテーマは外交ということですので、それに従って質問させていただきますと、北朝鮮をめぐる朝鮮半島情勢が大きく揺れ動き、イランを……
○森まさこ君 自民党、福島県選挙区の森まさこです。 前回に引き続き、質問をさせていただきます。 総理、ロシア出張お疲れさまでした。外交問題が重要な局面を抱える中でのこの成果については後ほどお伺いをいたしますが、まずは本日のテーマである公文書管理問題について財務省に質問をいたします。 先週五月二十三日、森友学園への決裁文書について財務省から報告書が本委員会に提出されました。三千ページプラス一千ページ、合計四千ページ。約四千ページ、全部読みました。三千ページの決裁文書の書換えの復元については、これは三月二日に報道があった後の十日後の三月十二日に比較表のようなものが提出されて、それに沿った復元……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。本日は質問の機会をいただき、ありがとうございます。 原田大臣、環境大臣就任おめでとうございます。環境省の役割は、地球温暖化の影響又はそれによる激甚災害の頻発、その際のごみ処理問題、さらには福島県の復興を担う原発事故に基づく汚染物質の除染、中間貯蔵施設の建設などの問題など、ますます環境省の役割が大きくなり、その業務も増えております。大臣は所信において力強い決意をお述べになっておられましたが、さらに大臣のリーダーシップによって環境省を力強く率いていただきますようにお願いをします。 今日は、そのうち三点質問をさせていただきたいと思います。一つ目がプラス……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 本日は三月十四日です。東日本大震災の原発事故、水素爆発二回目が起きた日でございます。三日前の三月十一日には、東日本大震災から八年目を迎えました。 私は、福島県の出身でございまして、選挙区も福島県でございますので、三月十一日は毎年、原発事故のあった近くまで足を運んでおります。三月十日には毎年、仮設住宅に泊まってまいりました。今年の三月十日は復興住宅に泊まりました。いまだにふるさとに帰れない浪江町の皆さんが暮らしている、南相馬市内にある復興住宅です。そして、三月十一日には南相馬市、そして、それから帰還困難区域の中に入りました。 改めて、犠牲となら……
○森まさこ君 自民党の森まさこです。 本日は二問質問をいたしますが、質問の時間が短いので、二問まとめてまず質問をし、その後、答弁を大臣にお願いをいたします。 復興庁は、復興庁設置法第二十一条により、平成三十三年三月三十一日までに廃止するものとされており、その存続期間は、残り二年余りとなっています。 後継組織の在り方については、私は早い段階から問題意識を持っておりまして、二年前の平成二十九年四月二十八日の本委員会において、復興庁を福島県に置くことを含めた復興庁のこれからの在り方について質問を行いましたが、そのときの吉野復興大臣の答弁は、「福島の原子力災害被災地域の復興再生には中長期的な対応……
○国務大臣(森まさこ君) この度、法務大臣に就任いたしました森まさこでございます。竹谷とし子委員長を始め、理事、委員の皆様方には、平素から法務行政の運営について格別の御理解と御尽力を賜り、厚く御礼を申し上げます。 まず冒頭、台風十五号、第十九号を始め、記録的な大雨によりお亡くなりになった皆様の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。政府一丸となって被災者の皆様の生活再建に力を注いでまいります。 また、本年五月に新しい令和の時代を迎え、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催まで一年を切りました。また、来年四月に犯罪防止、刑事司法分野における国際連合最……
○国務大臣(森まさこ君) 元榮委員も、同じ弁護士として、また法務行政への御貢献、日頃よりありがとうございます。 御質問にお答えをいたしますが、逃走事案が連続して発生していることは誠に遺憾であります。被告人等の収容に関しては、本年六月に神奈川県内で発生した実刑が確定した者の逃走事案について、検証結果を踏まえ、検察当局において対処しているものと承知をしております。大阪地検における逃走事案については、検察当局において、再発防止のため、更なる検討が行われるものと承知をしております。 被告人の保釈や収容等に関する現行制度の見直しについても、委員の御指摘を踏まえ、検察による検証、検討の結果や再発防止策……
○国務大臣(森まさこ君) 小野田委員にお答えいたします。 いわゆるヘイトスピーチ解消法は、本邦外出身者に対する不当な差別的言動を対象とし、そのような言動があってはならないとの理念を明らかにしておりますが、他方、衆議院及び参議院の各法務委員会における附帯決議において、本邦外出身者に対する不当な差別的言動以外のものであれば、いかなる差別的言動であっても許されるとの理解は誤りである旨明らかにされているところでございます。 したがって、本邦外出身者に対するものであるか否かを問わず、国籍、人種、民族等を理由として、差別意識を助長し又は誘発する目的で行われる排他的言動はあってはならないと考えます。
○国務大臣(森まさこ君) 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を便宜一括して御説明いたします。 これらの法律案は、政府において、人事院勧告の趣旨に鑑み、一般の政府職員の給与を改定することとし、今国会に一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を提出していることから、裁判官及び検察官についても、一般の政府職員の例に準じて、その給与を改定する措置を講じようとするものであり、改正の内容は、次のとおりであります。 一般の政府職員について、若年層の俸給月額を引き上げることとしておりますので、八号以下の報……
○国務大臣(森まさこ君) 山下委員にお答えをいたします。 委員のおっしゃるとおり、都市部、地方部を問わず、あまねく全国で国民が裁判所、弁護士といった司法サービスや法務局などの法務行政サービスに適切にアクセスできる環境を実現していくことは大変重要だと考えております。私は所信で、困っている人、弱い人を助けるために正義を実現できる法務省であってほしいと述べましたが、その趣旨にもかなうものだと思います。 実は、弁護士時代はゼロワン地域をなくしていくという活動をしておりまして、法テラスを設立する前に日本弁護士連合会ではひまわり基金法律事務所というゼロワン地域をなくすための取組を二〇〇〇年から始めてい……
○国務大臣(森まさこ君) 元榮委員にお答えをいたします。
委員御指摘のように、学校現場における様々な問題について弁護士が法的観点から関与することは、いじめや児童虐待等への対策の一つとしても有益であると同時に、法曹有資格者の活動領域の拡大という観点からも有意義であると認識をしております。
いわゆるスクールロイヤーの活用の在り方については、山下元大臣の考えを引き継ぎ、法務省としても、文部科学省の検討や取組を踏まえつつ、日本弁護士連合会の協力を得て、必要な施策を行ってまいりたいと思います。
【次の発言】 真山委員にお答えをいたします。
いわゆる八要素のうちの目的の公益性というところの御指摘でご……
○国務大臣(森まさこ君) 会社法の一部を改正する法律案及び会社法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 まず、会社法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、会社をめぐる社会経済情勢の変化に鑑み、株主総会の運営及び取締役の職務の執行の一層の適正化等を図るため、会社法の一部を改正しようとするものであります。 その要点は、次のとおりであります。 第一に、株主に対して早期に株主総会資料を提供し、株主による議案等の検討期間を十分に確保するため、定款の定めに基づき、株式会社の取締役が株主総会資……
○国務大臣(森まさこ君) 櫻井委員の御指摘のとおりでございまして、私も離婚後の養育費の支払確保というのは大変重要な問題だと思っております。所信表明においても、両親が離婚した後の子供の養育費の在り方を含む現在行っている家族法制についての検討を着実に進めると申し上げました。この中には委員の御指摘の養育費の問題も含まれております。法務省においては、これまで外国の法制度等の調査を実施してきたということでございますが、更なる迅速化を指示してまいりたいと思います。 また、私自身、大臣になる直前まで、自民党の女性活躍推進本部において養育費の不払における取立て制度について進めてまいり、この夏もちょうど欧米の……
○国務大臣(森まさこ君) 特定技能の資格で在留している外国人の数は、本年二月末現在の速報値では二千九百九十四人となっております。また、既に特定技能の許可に係る手続を取られた方が三月二十七日時点の速報値で九千百八十一人、そのうち特定技能の許可を受けた方が五千五百七十六人となっております。技能試験については、十四分野のうち十三分野の試験を国内及び海外六か国で実施済みであります。合格者数は、三月二十七日時点で一万千四百九十九人に上っております。 今後、特定技能の許可を受けられる外国人の方は着実に増加していくものと考えておりましたが、今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、委員の御指摘のよう……
○国務大臣(森まさこ君) この度の件については、検察、法務行政の信頼を損なう誠に不適切な行為であり、誠に遺憾に感じております。
黒川氏においては、東京高検、検察庁のトップとして、公私を問わず自らを律し、国民から疑念を抱かれないように格段に意を注ぐべき立場であったと考えておりますが、賭けマージャンをしたその時期が緊急事態宣言下の外出自粛中であったということにより、社会に重大な影響を与えたと考えております。
法務大臣として、国民の皆様に大変な御迷惑をお掛けしたと思っております。
【次の発言】 まず、法務省の方で調査を行いました。調査の結果、黒川氏が金銭を賭けてマージャンを行った日を特定できたの……
○国務大臣(森まさこ君) ただいまの検察に対する国民の信頼回復についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
○国務大臣(森まさこ君) 法務大臣の森まさこです。竹谷とし子委員長を始め、理事、委員の皆様方には、平素から法務行政の運営について格別の御理解と御尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。 現在、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大し、国民の間に大きな不安感が広まっています。政府は、国民の命と健康を守るために一丸となって各種取組を進めており、法務省としても、徹底した水際対策を始めとして、感染拡大の防止に向けた措置を講じてまいります。 明日は三月十一日です。東日本大震災及び原発事故から九年になります。改めて、震災により犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表します。 私は、閣僚全員が復興大臣であるとの……
○国務大臣(森まさこ君) この度の私の一連の言動により、この参議院法務委員会において予定されていた御審議が取りやめになるなど、国会の御審議に大変なる御迷惑をお掛けしたことをおわび申し上げます。 三月九日の参議院予算委員会における私の答弁は、私の個人的見解を述べたものでございましたが、検察を所管する法務大臣として、検察の活動について個人的な評価を述べたことは不適切でありました。法務大臣としては、しっかり事実を確認して答弁すべきであったと考えます。改めて、三月九日の答弁を撤回させていただきます。 また、三月十一日の参議院予算委員会の質疑中、私が離席した際に記者からの質問を受けたことも誠に不適切……
○国務大臣(森まさこ君) 委員から三月五日の予算委員会で貴重な御提案をいただきました。約八割の一人親家庭において養育費を受け取れないという事態は深刻な問題だと受け止めております。 委員からの貴重な御提案を受けて、早速省内において検討を開始いたしました。すなわち、養育費に関する調停等が申し立てられた場合に、支払義務者の現住所が分からなければ、家庭裁判所等が支払義務者の住民票上の最新の住所を探知するという制度の導入が可能かどうかの検討でございます。 この制度の導入に当たっては、住基ネットを用いることができる法的根拠や用いる事件の範囲をどのように設定するか、現住所に関する情報を請求者にも開示する……
○国務大臣(森まさこ君) 委員御指摘のとおり、水際対策、非常に重要であるというふうに思っております。 法務省は出入国在留管理庁を所管しておりまして、昨日も、第二十五回新型コロナ対策本部において四十九、新たに中国と韓国を全域にしたほか、合計で四十九入国拒否にして、これまでの合計で七十三の入国拒否をいたしました。 WHO緊急宣言出された翌日の二月一日に入管法五条一項十四号を適用を決断をし、それから徐々に拡大してきたんですが、この世界の急激な拡大を受けて、昨日、もう世界の三分の一を超える数でございますが入国拒否といたしまして、それ以外の国も、全世界レベル二ということで外務省がいたしましたので、来……
○国務大臣(森まさこ君) 先ほど審議官から答弁したとおり、昨年度から五年間、予算を手当てしているところでございますが、この調査委託事業の中で、審問施設確保したり、人材育成、広報、意識啓発の施策を総合的に実施することとしておりますが、委員の御質問もありましたので、今後、このJIDRC以外にも関係府省や様々な機関と連携して、国際仲裁の活性化、取り組んでまいりたいと思います。
【次の発言】 まず、附帯決議一に関しては、国際的な法務人材の育成として、学生による英語での国際模擬裁判や模擬仲裁のイベントに対する支援や、国際的に活躍する弁護士からのヒアリングを通じ、企業の海外展開支援や国際紛争解決などの実際……
○国務大臣(森まさこ君) 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、下級裁判所における事件の適正かつ迅速な処理を図るため、判事の員数を増加する等の措置を講ずるとともに、裁判所の事務を合理化し及び効率化することに伴い、裁判官以外の裁判所の職員の員数を減少しようとするものでありまして、以下その要点を申し上げます。 第一点は、民事訴訟事件及び家庭事件の適正かつ迅速な処理を図るため、判事の員数を三十人増加し、判事補の員数を三十人減少しようとするものであります。これは、判事補の定員から判事の定員に三十人の振替を行うことにより、執務態勢の強化を図ろうと……
○国務大臣(森まさこ君) 法曹志望者の大幅な減少は深刻な事態であるというふうに受け止めております。より多くの有為な人材が法曹を志望していただきたいですし、質の高い法曹が多数活躍する環境を整備することは、国民に対する法律サービスということでも非常に重要であるというふうに感じています。 このような中で、去る百九十八回通常国会において、法科大学院改革、司法試験制度改革を内容とする法科大学院の教育と司法試験等との連携に関する法律等の一部を改正する法律が成立しました。これにより、法科大学院教育の充実が図られるとともに、法曹資格を取得するための時間的又は経済的負担が大幅に軽減されることになりますので、こ……
○国務大臣(森まさこ君) この度の件については、検察の信頼を損なう不適切な行為であり、誠に遺憾でございます。 黒川氏は、東京高等検察庁のトップとして、公私を問わず自らを律し、国民から疑念を持たれないよう格段に意を注ぐべき立場にあったにもかかわらず、賭けマージャンをしたこと、そして緊急事態宣言下の行為であったこと等々により、国民の皆様に強い憤り、そして大きな不安を与え、社会的に重大な影響をもたらしております。国民の皆様に大変な御迷惑をお掛けし、法務大臣としても責任を痛感をしており、おわびを申し上げます。 その上で、委員から御指摘がありましたとおり、法務・検察が適正にその役割を果たしていくため……
○国務大臣(森まさこ君) 木村花さんが二十二歳の若さでお亡くなりになったこと、本当に胸が痛い思いです。御冥福をお祈りします。 法務省では、SNS上での誹謗中傷の書き込みは、同様の書き込みを次々と誘発し、取り返しのつかない重大な人権侵害にもつながるものであって、決してあってはならないという観点の下、取り組んでおります。例えば、昨年一年間のインターネット上の人権侵害情報に関する新規救済手続開始件数は千九百八十五件でございます。 法務省の人権擁護機関では、個人のプライバシーや名誉に対する正しい理解を深めるために、インターネットによる人権侵害をなくそうという啓発活動の強調事項の一つとして掲げまして……
○国務大臣(森まさこ君) 自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 いわゆるあおり運転は、悪質、危険な運転行為であり、こうした運転行為による悲惨な死傷事犯等が少なからず発生しております。また、近時、あおり運転の厳罰化を求める国民の皆様の声も高まっているところです。 この種事犯に対しては、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律第二条第四号の危険運転致死傷罪が適用されることがありますが、同号に掲げる行為に該当するためには、加害者車両が重大な交通の危険を生じさせる速度で走行して被害者車両に著しく接近……
○国務大臣(森まさこ君) 山下委員、約七年前の本法の創設のときに初めて質問したということで、熱心な御質問をありがとうございます。 この通行を妨害する目的の認定は、加害者の供述のみによって行うものではなく、ドライブレコーダーの映像や、被害者、目撃者の供述などを含む様々な証拠を収集し、加害者の具体的な運転態様、被害者車両の動きや位置関係、犯行時や犯行前後における加害者の言動など様々な事実に基づいて総合的に認定することとなります。 したがって、仮に加害者がお尋ねのような弁解をしたとしても、それだけで通行を妨害する目的が認定できなくなるものではなく、関係証拠に基づき、通行を妨害する目的を認定するこ……
○国務大臣(森まさこ君) 入国審査においては、入管法の第五条の上陸拒否事由に該当するかどうかを見ますので、現在、この五条に輸入禁止畜産物を所持するということが含まれておりませんので、一般的には上陸を拒否することが困難でありますが、しかしながら、上陸審査の過程で、これは輸入禁止畜産物を違法に持ち込んで売買しようとしているとか、在留資格によって本邦において行われている活動と違うことを行おうとしているということに当たれば、これは上陸を拒否することが可能であります。 また、入管法第五条第一項十四号に、「法務大臣において日本国の利益又は公安を害する行為を行うおそれがあると認めるに足りる相当の理由がある……
○国務大臣(森まさこ君) 三宅伸吾委員にお答えしたいと思います。 まず、二つの問題は明確に分けるべきだと思います。カルロス・ゴーン被告人の国外逃亡、この問題と日本の刑事司法制度の問題については明確に分けて考えるべきだと思います。 と申しますのは、カルロス・ゴーン被告人が、保釈中に海外渡航禁止という条件を付けられていたにもかかわらず不正に出国したということ、これはどの国であっても不正に出国することは犯罪であります。我が国も入管法の密出国罪に当たり、懲役刑が入っている罪でございますので、これはカルロス・ゴーン被告人が何を言おうと、理由に我が国の刑事司法制度を挙げようとも、不正出国したこと自体の……
○国務大臣(森まさこ君) 入管法第五条で上陸拒否事由を規定しているわけでございますが、その中に感染症法に定める指定感染症等の患者というふうに規定されておりまして、今般の新型コロナウイルス感染症については、閣議決定で政令によりこの指定感染症に指定したということでございます。 そしてさらに、WHOの緊急事態宣言を受けて施行日を前倒ししましたので、明日から入管においては新型コロナウイルスの感染症の患者の上陸を拒否することが可能となりまして、今現場で全力で対応の準備に当たっているところでございます。水際対策の一層の強化を図ってまいります。 今議員御指摘の指定感染症の患者であることが確認できない場合……
○国務大臣(森まさこ君) 東日本大震災と原発事故が起きた三・一一の二〇一一年、その年に被災地のためにダウン症の書道家金澤翔子さんが記念館を建て、以来、毎年この時期に全国の障害児と子供たちを集めて行っております。 事前にはコロナ会議は決まっておりませんでして、蓮舫委員も御存じのとおり、在京当番に宮崎政務官がおり、彼はコロナ対策を含む入管の担当でございましたので、危機管理上のルールに基づき政務官に代理出席をさせましたが、御指摘を踏まえ、真摯に反省しております。
○国務大臣(森まさこ君) 二之湯委員に御答弁申し上げます。 勤務延長についての法律解釈は決して後付けではございません。これまで一部だけの答弁を切り取って決め付けなどがされてきておりますが、これまで明確に一貫して答弁しておりますとおり、閣議決定の前に法律解釈の協議がございました。 これは資料もございます。法務省が、一月十六日付けの文書、これも国会に提出しておりますし、内閣法制局には一月十七日から二十一日の協議の応接録がございます。人事院にも文書がございまして、これは人事院総裁が明確に一月二十二日から二十四日に協議をしたと答弁をしております。 このように、資料を国会に提出しておりますとおり、……
○国務大臣(森まさこ君) 石橋委員にお答え申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の影響により、帰国便の確保や国内の居住地への帰宅が困難な外国人については、技能実習で在留中の方については就労が可能な特定活動への在留資格変更を許可しております。また、留学等の在留資格で在留中の方については、在留期間の更新や短期滞在への在留資格変更を許可するといった措置を講じております。これらの取扱いについては、法務省ホームページにおいて公表するとともに、教育機関や監理団体等についても周知を図っております。 引き続き、個々の外国人の置かれた状況に十分配慮しながら、柔軟に対応し、周知をしてまいります。
○国務大臣(森まさこ君) 小野田委員に御答弁申し上げます。 今事務方が御答弁をしましたとおり、確認票を用いて滞在歴を確認しております。確認票には虚偽の回答をした場合の退去強制や処罰の対象となり得る旨を付記をして、これにより一定の抑止効果があるものと考えておりまして、現在まで対象となった者四百四十五名のうち、上陸を拒否した者が百三十四名、そして申請を取り下げた方が六十六名おります。 ただし、小野田委員の御指摘もございますし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況が時々刻々と変化をしております。上陸拒否の措置の対象地域をどのように定めるべきなのかについては、政府全体として様々な情報や知見に基……
○国務大臣(森まさこ君) 人権擁護政策を所管する法務省としても、委員の御意見に共有をする、認識を共有するところでございまして、いわれなき差別、偏見がなされないように努めてまいります。
また、水際対策に関する日中韓を始めとする国際協力の強化を進めることは、先ほど委員がお示しになりました昨日決定した新たな措置にも書いてございますとおり、政府全体として、日中韓を始めとする国際協力の強化に努めてまいります。
【次の発言】 日付は、ここに書いてありますとおり、令和二年一月二十九日でございます。
それ以外の詳細については、個別の人事でございますので、差し控えさせていただきます。
○国務大臣(森まさこ君) 担当大臣からまず説明をさせていただきたいと思います。 小西洋之委員が今御指摘になりました導入当時の解釈については、私たちも同じ理解でございます。導入当時は、検察庁法により適用除外されているものと理解されておりました。そのように、今パネルでお示しになりました想定問答集にも書いてございます。しかし、条文の文言には勤務延長制度についての規定がございません。勤務延長するとも勤務延長しないとも書いていない、その中でどのように解釈するかということを今般解釈をいたしました。 というのは、昨年の国家公務員一般の定年の引上げに関する検討の中で、検察官、つまり行政機関の一部たる検察官……
○国務大臣(森まさこ君) 衆議院法務委員会において審議が中断をしました。その理由は、私の三月九日の本委員会、すなわち参議院予算委員会における答弁が指摘をされたことです。その答弁とは、検察官は、福島県いわき市から国民が、市民が避難していない中で、最初に逃げたわけです、そのときに身柄拘束をしている十数人の方を理由なく釈放して逃げたわけですと答弁したことでございます。 私がこの答弁をしたこと自体は事実です。このように私が申し上げたのは、私が野党議員として当時の政府に対して質問した際、当時の法務大臣から、いわき市内の庁舎での執務執行が大きな支障が生じるようになったということが大きな避難の原因であった……
○国務大臣(森まさこ君) ただいま金子委員長から厳重注意を受けたことを重く受け止めております。 この度の私の一連の言動により国会の御審議に大変なる御迷惑をお掛けいたしましたことを、心よりおわびを申し上げます。 まず、私の三月九日の参議院予算委員会における答弁は、私の個人的見解を述べたものでしたが、検察を所管する法務大臣として、検察の活動について個人的な評価を述べたことは不適切でありました。法務大臣としては、しっかりと事実を確認して答弁すべきであったと考えます。改めて三月九日の答弁を撤回させていただきます。 また、三月十一日の参議院予算委員会の質疑中、私が離席した際に記者からの取材を受けた……
○国務大臣(森まさこ君) 昨日、金子委員長からも厳重注意を受けました。重く受け止めております。 この度の私の一連の言動により国会の御審議に大変なる御迷惑をお掛けし、森ゆうこ委員の質疑もそのときなされなかったということで、心よりおわびを申し上げます。 三月九日の参議院予算委員会における私の答弁は、私の個人的見解を述べたものでしたが、検察を所管する法務大臣として、検察の活動に、活動について個人的な評価を述べたことは不適切でございました。法務大臣としては、しっかりと事実を確認して答弁すべきでありましたので、三月九日の答弁を撤回させていただき、謝罪をさせていただきました。 また、三月十一日の参議……
○国務大臣(森まさこ君) 検察官は準司法官的性格を持っておりますが、他方で行政官であり、一般職の国家公務員であります。
勤務延長制度の趣旨は検察官にもひとしく及ぶというべきことなどからすれば、検察官の勤務延長については一般法である国家公務員法の規定が適用されると解釈でき、問題はないと考えております。
【次の発言】 裁判官は司法機関でありますが、検察官は準司法官的性格を持っておりますが、他方で行政官であり、一般職の国家公務員であります。そして、社会経済情勢の多様化、複雑化に伴い、犯罪の性質も複雑困難化する状況下において、国家公務員一般の定年の引上げに関する検討の一環として検察官についても改めて……
○国務大臣(森まさこ君) 関係ございません。
○国務大臣(森まさこ君) ただいま刑事局長が述べたとおりではございますが、一般的に、手続に必要な時間を要することはあるものの、還付ができるにもかかわらず、局長が述べた条文に反して還付しないことはないと理解しております。
【次の発言】 前回の御答弁でも申し上げましたとおり、被収容者の人権に配慮して適正に行う必要があること、そして、かねてから出入国在留管理庁に対してもそのような指示を出しており、現場視察をしたときも重ねて指示をしておりましたが、前回、委員から御質問を受けた後も、すぐ同日中に改めて指示をしたところであります。
御指摘のあった個別事案の内容に関わる事柄はお答えすることは差し控えざるを……
○国務大臣(森まさこ君) 人事院の処分指針の別紙が御指摘であると思いますが、その別紙に重いものとすることが考えられる場合として例示されている一から五までの項目と思われます。 一、非違行為の動機若しくは態様が極めて悪質であるとき又は非違行為の結果が極めて重大であるとき、二、非違行為を行った職員が管理又は監督の地位にあるなどその職責が特に高いとき、三、非違行為の公務内外に及ぼす影響が特に大きいとき、四、過去に類似の非違行為を行ったことを理由として懲戒処分を受けたことがあるとき、五、処分の対象となり得る複数の異なる非違行為を行っていたときと記載をされております。 これらの項目は人事院があくまで重……
○森まさこ君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○森まさこ君 自民党の森まさこです。 震災十年目になります。本日、委員会を開会できましたのは、国会日数残り少ない中で、十年目に向けての大臣所信への質疑を何とか実現させたいとの思いを、杉尾委員長、田名部筆頭、理事の皆様、委員の皆様方を始め、御努力いただき、実現いたしました。感謝を申し上げます。 改めて、東日本大震災により犠牲になられた皆様に御冥福をお祈りし、長い避難生活、風評被害等により被害を受けている皆様にお見舞いを申し上げ、その御労苦に思いをはせながら、質問に入りたいと思います。 平沢大臣、復興大臣就任おめでとうございます。福島県出身の大臣に対して、この十年目の復興に期待が高まる中、大……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。本日は質問の機会をいただき、委員長、理事及び委員の皆様に感謝をいたします。 本日は、原発事故からの福島県の復興に関し、被災者に寄り添うとはどういうことかをテーマに質問させていただきます。一問目は中間貯蔵施設の建設予定地について、二問目は処理水の海洋放出について、三問目はエネルギー基本計画についてです。 環境省は、中間貯蔵施設の建設を進めており、令和三年度中に同予定地へ除染土壌の運搬を完了する目標を立てています。福島県の復興のために、しっかりとスピード感を持って進めていただきたいと思います。ただ、私は、一点おかしいと思っている点があり、指摘をさせて……
○森まさこ君 自民党の森まさこです。質問の機会をいただき、委員長及び与野党の理事の皆様に感謝をいたします。 まず、原発事故による処理水の海洋放出について質問します。 資料、前後いたしますが、資料四の一、二を御覧ください。地方議会から反対の意見書が出ています。 今年は東日本震災から十年です。令和元年台風や福島県沖地震の被害もあり、コロナ禍も相まって福島県が壊滅的な打撃を受けているさなかでの政府決定でした。決定プロセスについて、もっと被災者に寄り添ってほしかったです。 つまり、四月二日に官邸から漁業組合長に電話が来ましたが、四月一日、福島県が十年ぶりに漁業の本格操業を開始した翌日だったので……
○森まさこ君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○森まさこ君 御報告申し上げます。 去る二月二十六日、東日本大震災の被災地における復旧復興状況等について、福島ロボットテストフィールドの関係者及び福島県とオンラインによる意見交換を実施いたしました。 参加委員は、杉尾秀哉委員長、そのだ修光理事、羽生田俊理事、和田政宗理事、田名部匡代理事、若松謙維理事、石井苗子理事、舟山康江理事、紙智子委員、嘉田由紀子委員及び私、森の十一名でございます。 以下、意見交換の概要について御報告いたします。 最初に、福島ロボットテストフィールド及び同施設を利用している株式会社テラ・ラボとの意見交換を行いました。まず、福島ロボットテストフィールドの鈴木所長から御……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 まず、処理水について質問いたします。 資料一と二を御覧ください。これは、福島民報、福島民友という福島県の地元の新聞でございますけれども、処理水について、地元の強い反対認識と書いてあります。二枚目には、県内漁業団体、強い懸念と書いてあります。 処理水について、突然、七日、おとといに、官邸に漁業組合の会長が来て、処理方法の決定について総理と会談をいたしました。このことは、私自身、寝耳に水の話でございます。福島県の国会議員にも話はなし、福島県の関係者たちにも何の話もなかったということで、突然前の日の夕方に報道されて知った。非常に驚きました。 やは……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 上川大臣には、引継ぎの趣旨をいつも丁寧にお酌み取りいただき、本当に感謝を申し上げているところでございます。 今日は、時間がないので早速質問に入らせていただきますが、夫婦の氏の問題についてまず質問させていただきたいと思います。 皆様のお手元に資料一をお配りしておりますが、今年の三月三日の参議院予算委員会でパネルとして提示をしたものを資料にしております。ここに私の案が記載されております。一番上が現行の戸籍の制度、そして一番下が法制審の方で示されたいわゆる選択的夫婦別氏制度でございますが、平成八年からもうもはや二十五年が経過をしております。私は、賛……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。前回に引き続き質問をさせていただきます。
京都コングレスでは、議長を務めた上川大臣の国際感覚が際立っていました。日本国民として誇らしかったです。
資料一と二を御覧ください。
この京都コングレスのサイドイベントの日本の刑事司法に関するオンラインイベントは、七百人以上のアクセスがあり、カルロス・ゴーン事件を契機とする日本の刑事司法制度に対する多くの誤解を解くために効果があったと思います。是非この動画を引き続き視聴できるようにしてほしいのですが、大臣、いかがでしょうか。
【次の発言】 是非、この動画、大変好評でございましたので、例えば、動画自体は国連……
○森まさこ君 自民党の森まさこです。 少年法改正法案について質問します。 少年法の在り方については、我が党及び与党内で長い間議論が重ねられました。上川法務大臣は、大臣御就任前、自民党司法制度調査会長、与党PT座長として議論の中心を担われました。この問題には様々な立場や御意見があり、議論の取りまとめには並々ならぬ御苦労があったものと推察いたします。当時の担当であった宮崎政久当時政務官にも逐次報告を受けておりました。 上川大臣から、当時の議論の経緯や御苦労なさった点、改正案への思いなどをお聞かせ願いたいと思います。お願いいたします。
○森まさこ君 自民党の森まさこです。 前回に引き続き、取調べの弁護人立会いについて質問をいたします。 前回指摘したとおり、四月八日の当委員会で大臣が、法制審特別部会で導入しないということとされたと御答弁されましたが、それでは、過去の法務省答弁に「導入しないこととされた」と答弁したことがあるかどうかを平成二十七年当時まで遡って国会議事録を全てチェックいたしました。その結果、過去にそのような答弁はありませんでした。昨日、法務省刑事局も、「導入しないこととされた」という答弁は過去一度もしていないことを認めました。 本日は、当時のまさに当事者である法制審特別部会の委員も傍聴に来てくださっています……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。本日はよろしくお願いをいたします。 菅総理とは、昨年まで内閣で閣議のときは隣で仕事をさせていただきましたが、東北人ということもあって、寡黙で、仕事で成果を出す姿勢を尊敬しております。 本日、私の質問は、東日本大震災、女性活躍、会社法制や法務行政などについて、目の前の問題とともに、中長期的にどのようにしていくかということを、私なりの提案も申し上げ、総理から愚直なお答えをいただければと思います。 あと八日で東日本等原発事故から十年目となります。三・一一を迎えます。改めて、犠牲となられた皆様の御冥福をお祈りし、今なお避難している皆様を始め被災者の皆様……
○森まさこ君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○森まさこ君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○森まさこ君 自民党の森まさこです。 原発事故のあった福島県を地元としております。土屋大臣におかれましては、就任直後から福島県を始めとする被災地に頻繁にお越しをいただきまして、大変感謝をしております。 三月十二日に、二〇一一年、最初の原発事故ありました。私は、夫の運転する車で原発事故現場まで、入れるぎりぎりまで、自民党本部に寄せられました善意の水、食料品を積んで向かいました。逃げられないでとどまっている住民の皆様、又は逃げずにとどまっている住民の皆様方にお配りをしているまさにそのときに、二回目の爆発がすぐ近くでありました。それが三月十四日のことです。本当に、そのときに私がホームビデオカメラ……
○森まさこ君 自民党の森まさこです。 令和四年度決算について質問をします。 岸田政権は、新しい資本主義の旗印の下、成長と分配の好循環で経済を自律的な成長軌道に乗せることを目標に政策を推進してこられました。具体的には、賃上げ税制等の積極的な税制改革、経済団体や労働組合に対する積極的な賃上げ要請等を行い、そのかいあって、三十年ぶりの高い賃上げが実現しています。しかし、国民は、特に私の地元の福島県などの地方においては、まだまだ賃上げの効果を実感するには至っておりません。もちろん、政府における賃上げ税制の拡充措置も承知しておりますが、さらに、今後は、民間主体で自律的な好循環が実現する制度改革が必要……
○森まさこ君 自民党の森まさこです。 総合法律支援法改正法案について質問をさせていただきます。 私はこれまで、犯罪被害者やその御家族に対する支援に取り組んでまいりました。ある日突然、不条理な犯罪に遭う、自分が、家族が、また大切な人が。そして、家計が苦境に陥り、暮らしそのものや子供たちの食事、進学、人生を棒に振る取り返しの付かない被害。実は私自身が犯罪被害者の家族でございまして、中学を出てからずっと働きながら進学をし、弁護士になりました。そして、被害者のための弁護士活動をしてまいりました。 その中で、被疑者、被告人には国選弁護人の制度があるものの、被害者を支援する弁護士には国からの支援がな……
○森まさこ君 自民党の森まさこです。 養育費の不払の問題の解消について質問をいたします。 我が国において養育費が現在支払われている割合はいまだ三割にも満たず、先進国で最低レベルです。私は、平成二十五年に初代の子供貧困担当大臣を務めました。子供の貧困についても我が国は世界の中でも深刻な状況にありますが、養育費の不払は子供の貧困の大きな原因の一つとなっています。このことに私は大きな問題意識を持ってまいりました。 そのため、その後、平成三十年に私が自民党女性活躍推進本部長に初めて就任した折に、同本部の下に養育費不払問題プロジェクトチームを立ち上げ、堀内詔子衆議院議員に座長をお願いいたしました。……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 法案審議に入る前に、前回の続きの冤罪防止について質問をさせていただきます。 私が法務大臣当時設置した検察行政刷新会議で話し合うべき三つの柱を、前回先生方にお示ししました。一つ目が検察官の倫理、二つ目が、公文書をなくさないように、法務行政の透明化、三つ目が我が国の刑事手続について国際的な理解が得られるようにするための方策であります。 これらについて議論が取りまとめられて令和二年十二月に報告書が出され、それを受けて令和三年一月に法務省ガバナンスPTが設置されました。 本日お配りしている資料の一にありますとおり、法務省ガバナンスPTで様々なことが……
○森まさこ君 おはようございます。 今朝、人質司法の勉強会に出てきたんですけれども、国会議員の勉強会じゃございませんで、企業の社長さんや一般の市民の方々の勉強会ですけど、大変盛り上がっていらっしゃいました。同じような目に遭っている方がたくさんいらっしゃいます。 さて、質問通告の順番を変えて、先に取調べへの弁護人立会いについて質問せざるを得ません。 と申しますのも、この質問のために先週木曜日に質問通告をし、金曜日に法務省が問取りレクに来まして、そのレクをしている局付検事から聞き捨てならない発言があったからなんです。あろうことか、この委員会における大臣の答弁をないがしろにする発言があったので……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 私は、内閣府の方に質問したいんですが、国民生活局の方、本日おいでかどうか存じ上げませんけれども、消費者問題についてお伺いしたいと思います。 昨今、大規模な消費者被害が頻発しており、国際化、そして大きな規模だということで、消費者に大きな、甚大な被害を与えております。また、大企業が不祥事を起こすことが多くなっておりまして、その中での発覚が遅れたり、発覚をしていても発表が遅れたりしてますます被害を大きくしていることでございますが、このような問題について内閣府では、消費者基本法ができましたときの国生審議会の中間報告の中で、まず、情報が収集されていないた……
○森まさこ君 福島県から初当選いたしました森まさこでございます。 先ほど松委員の方から男女共同参画に関する怒りを持って今まで頑張ってきてくださったという御質問を聞いて、私、女性の声を、悲痛な声を背負ってこちらの参議院に参りました立場として非常に頼もしく思った次第であります。 私の所属しております弁護士会について申し上げますと、男女の弁護士の所得格差、それから職場環境の壁が深刻なものがございますが、全国に五十以上ある地方の弁護士会の中に男女共同参画について話し合う委員会のような場が今まで一つもございませんでした。そこで、私が所属する第二東京弁護士会で、日本で初めて男女共同参画プロジェクトチー……
○森まさこ君 ありがとうございます。森まさこでございます。 大変すばらしい調査事項の例を挙げていただいて、これからの調査、やる気が出てきたところでございますが、国民生活の問題という中で申しますと、今大臣の中には国民生活担当大臣、岸田大臣が御担当でございます。そして、政府の部局としては内閣府の中に国民生活局がございます。そして、その所轄の独立行政法人国民生活センター、こちらの方で主に取り扱っている事柄というのは消費者の問題でございます。 私たちが消費者として物を買う、又はサービスを受ける、その中で起こる様々なトラブルについて、近年非常に被害や苦情が増加しているところでございます。 一例を挙……
○森まさこ君 自由民主党・無所属の会の森まさこでございます。 今日は、両先生、本当にありがとうございました。大変勉強になりました。 私からは、少子化、それから働く女性、教育といった観点で御質問をさせていただきたいと思います。 まず、木下先生の、親が減っていては子を産んでも追い付かないという鋭い御指摘を深刻な現実として受け止めました。 私も、大変無謀にも首長選に出た経験があるのですが、そのときに選挙のときの演説で、人口減少、少子化の対策には教育こそが大事なんだということを訴えさせていただいたのですが、なかなか有権者の理解は簡単には得られない話だと思います。 そんな中で、先生のレジュメの……
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。 両参考人、今日は大変参考になるお話をありがとうございました。 私は、海外に三年間いたことがございまして、生まれたばかりの初めての子供を連れてニューヨークに留学をしたんですが、その話をすると、皆さんがどんな大変な生活だったんでしょうというふうにお聞きになるんですが、自分としては大変充実したとても楽しい生活だった、その答えが今日先生方からの時間とかゆとりというお話を聞いて何か分かったような気がします。 アメリカだったんですけれども、アメリカで非常に私は生まれたばかりの子供と時間的にも絶対量もたくさん一緒に過ごせましたし、心、精神面でもゆとりを持っ……
○森まさこ君 森まさこでございます。この調査会に出させていただいて、本当に私も有り難いことだと思っています。参考人のお話も非常に勉強になりました。 幸福度というお話ですけれども、先ほど格差という発言がありましたが、この格差というもの、資本主義社会の上ではどうしても出てきてしまうものだという御指摘もありまして、そのとおりだと思いますが、格差が生じてきて問題になるのは、やはりそこに生じる不公平感だと思います。自分の責任がなく格差が生じてしまい、そこから抜け出せるすべがない、社会的に機会が与えられていないというところに格差の本質的な問題があると思います。ですから、その格差の生じたところに機会の平等……
○森まさこ君 自由民主党・無所属の会の森まさこでございます。 私は財政金融委員会の委員でございますが、なぜか道路法案が財政金融委員会に付託をされまして、昨日の夜中に、審議が始まるということで、大変道路行政の勉強になりました。 しかし、やはり委員会制度というのは、専門的な識見を持つ委員又は専門的に勉強していく委員会において、他の関連法案などとの整合性も考えながら委員会で専門的な法案を審議していくということでございますから、このような委員会制度の趣旨からいたしますと、国土交通委員会ではなく財政金融委員会に付託されたということは委員会制度の趣旨を没却するのではないかという疑問を頭に置きながら質問……
○森まさこ君 ありがとうございます。自民党の森まさこでございます。 化学物質審査法でございますけれども、昭和四十八年にカネミ油症事件を契機に制定されました。カネミ油症事件と申しますのは、福岡県北九州市にあるカネミ倉庫株式会社で作られた食用油に熱媒体として使用されていたPCB、ポリ塩化ビフェニルが混入し、この油を通して摂取した方々に顔面への色素沈着など肌の異常、頭痛、肝機能障害などを引き起こした事件であります。また、妊娠中に油を摂取した方からは、皮膚に色素が沈着した状態の黒い赤ちゃんが生まれました。大変痛ましい事件であります。 実は、このPCBは、当時は夢の物質としてもてはやされておりました……
○森まさこ君 ありがとうございます。自民党の森まさこでございます。 私は現代進行形の子育て中の母親でございますので、今小学生の子供が二人おりまして、国会議員になったときにはまだ下が幼稚園でございました。たくさん聞きたいことがあるんですが、時間がありませんので絞ってお聞きしたいと思います。 大日向先生の方にお伺いしたいと思います。 先ほどの専業主婦の悩み、私も実家が遠く、アメリカに専業主婦を、二年間いたということで、だれもヘルプがないところでしていて、二十四時間コンビニ、脳から言語が消えていくという、もう本当に身につまされる思いで聞いておりました。 昔の母親は強かったのではないかというよ……
○森まさこ君 森まさこでございます。 「人口減少によって一人当たり国民所得は高まり、国民幸福度も向上する」という仮説についてでございますが、この人口減少という点を女性の生き方の側面、そして子育てをしていく側面からとらえて発言をしたいと思います。 まず、一つには、子供を産む女性の立場からでございますが、昔の母親は強かったという意見が参考人の方からもございまして、私も常々その真意を考えてきました。一九七〇年代には専業主婦が多くて、しかし、実家からのサポートがなくなってきた核家族の世代であっても、三人、四人という子供たちを、母親としても非常に精神的にも強く子育てをしてきたということを見てまいりま……
○森まさこ君 森まさこでございます。 議論の中で、休日が多いことが必ずしも幸福度を高めるわけではないというような御意見が聞かれました。その理由として、生きがいや仕事に対する満足度が高ければ労働時間が長くても幸福度があるのではないか、また、参考人の中からは、個人の中でワーク・ライフ・バランスが取れていればよいのではないかという御意見もございましたが、私は、そこには家族であるとか地域という側面がない、極めて残念な視点であるというふうに感じました。 労働時間が長く生きがいを感じて働いている男性の妻や母親は幸福度があるのでしょうか。その男性のライフの部分、家事や育児を主にしている家族のそういう意見……
○国務大臣(森まさこ君) お答えいたします。
八条でございますけれども、消費税分を値引きする等の宣伝や広告は、消費税の負担について消費者の誤認を招き、納入業者等に対する買いたたきを生じさせたり、周辺小売業者等の転嫁を困難にするものでございます。そういった趣旨から、八条の規定は、このような広告宣伝を禁止することにより、消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保を図るものでございます。
なお、同条の規定は、あくまで消費税分を値引きする等の宣伝や広告を禁止するものであり、事業者の企業努力による価格設定自体を制限するものではございません。
【次の発言】 第八条に、「事業者は、平成二十六年四月一日以後における……
○理事(森まさこ君) ただいまから国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会を開会いたします。
鴻池会長から会長辞任の申出がございましたので、私が暫時会長の職務を行います。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、江崎孝君が委員を辞任され、その補欠として斎藤嘉隆君が選任されました。
【次の発言】 会長の辞任の件についてお諮りいたします。
鴻池会長から、文書をもって、都合により会長を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。
これより会長の補欠選任を行いま……
○理事(森まさこ君) ただいまから国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会を開会いたします。 関口会長から会長辞任の申出がございましたので、私が暫時会長の職務を行います。 委員の異動について御報告いたします。 昨年十二月二十八日までに、魚住裕一郎君、山本順三君、金子原二郎君及び鶴保庸介君が委員を辞任され、その補欠として竹谷とし子君、藤井基之君、山下雄平君及び阿達雅志君が選任されました。 また、本日、江崎孝君、安井美沙子君及び中山恭子君が委員を辞任され、その補欠として藤本祐司君、蓮舫君及び川田龍平君が選任されました。
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