このページでは川田龍平参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。川田龍平参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○川田龍平君 無所属の川田龍平です。 今日は初めてこうした初質問ということで、今日この場で発言させて、質問させていただくことを大変うれしく思っております。多数会派の民主党の皆さん、自民党の皆さん、お時間いただきましてありがとうございます。 そして、大臣、就任おめでとうございます。副大臣、政務官も就任おめでとうございます。是非、命を守る、そして人類のための責任ある仕事をしていただきたいと期待しております。 それでは、質問させていただきます。 薬害エイズの事件を覚えていますでしょうか。私自身、国が安全と認めた薬を医者からもらった薬でもってHIVに感染させられた薬害エイズの被害者です。そして……
○川田龍平君 このたび渋谷区シエスパ天然ガス爆発事故の被害に遭われた方へお悔やみとお見舞い申し上げます。また、同様の施設の近隣住民の方の不安もいまだ計り知れません。二度とこのような同じような被害を繰り返さないためにも法案を意味のあるものにしていかなければなりません。 温泉法改正について既に多くの方からの質問があり、それぞれの視点からの質疑がありました。また、温泉法は今年四月に改正されたばかりです。問題が起こってからの対処ではなく、温泉について環境省としての積極的な姿勢を問いたいと思います。 私は、温泉を地熱利用という、もう少し総体的な観点からとらえたいと思います。温泉は観光資源であるととも……
○川田龍平君 私は、今月十一月五日に行われました住民の運動に触れて、国会議員の果たすべき役割と住民活動のパワーに学ぶ経験をいたしました。 一つは、三陸の海に、空に、放射能を流さないでという岩手県三陸の住民団体、漁民、サーファーの皆さんが九万二千三百八十七人もの署名を集めた活動です。日本では高速増殖炉も高レベル核廃棄物処分場もできるめども立っておらず、核燃料サイクルは確立していません。なのに、再処理工場は、プルサーマル計画に備えるとしてアクティブ試験を始め、本格稼働すると三陸海岸に未曾有の放射能汚染をもたらすのではないかという不安が広がっています。 もう一つは、私が国会で議席を得る前に生活の……
○川田龍平君 私は、先ほど一番最初の会の冒頭に山本孝史議員の黙祷がありましたが、山本孝史議員とは薬害エイズのときからのかかわりでありまして、つい最近、新刊で、もう遺作になってしまうんですけれども、山本孝史さんの本の最後に対談をしていて、本当にその見本の本を受け取ったばかりでその訃報を聞きまして、本当に残念に思っております。この場で哀悼の意を表し、御冥福をお祈りいたしたいと思います。そして、山本孝史さんの遺志を継いで、やはり命を守る政治をしっかりとやっていきたいと、そのために全力を尽くしていきたいと思っています。 それでは、質問させていただきます。 COP13のバリ会議が終了し、地球温暖化対……
○委員以外の議員(川田龍平君) 川田龍平です。 こんなに早く厚生労働委員会で質問に立てるとは夢にも思っておりませんでした。筆頭理事の家西悟委員を始め、本当に皆さんの御協力、本当にありがとうございます。 私自身、薬害エイズの被害者として薬害をなくしたい、その思いで国会議員に立候補し、国会議員になることができました。この質問は、私がこの国会の議員として薬害をなくしたい、その使命です。本当にこの命を懸けてでもこの国の厚生行政が持つ根本的な過ちを正したい、そう思ってここに立っております。 HIV感染の告知を受けた十歳のとき、母親に僕はエイズになったら自殺をする、もうこれ以上苦しみたくない、そう言……
○川田龍平君 時間もありませんので、早速本題に入らせていただきます。 ダボス会議で、福田首相は、CO2の削減の数値目標を示さずに、目達計画では経済産業省の反対により排出権取引と環境税が先送りとなり、経済産業省が五十二兆円掛けてもなお二〇二〇年オールドAWG国際合意を達成できないとある長期エネルギー需給見通しを発表しました。これは三月二十一日の日経新聞に、国会の議決や内閣の方針にそぐわない、強い違和感があると評されていましたけれども、そのとおりだと思います。 環境大臣は、昨年の十二月二十五日の環境委員会で、二〇二〇年、二五から四〇%削減は合意であるとおっしゃいました。一方の経済産業省は英文の……
○川田龍平君 今日は貴重な時間をいただきましてありがとうございます。いつもより長くて、今までは短くて何度も通告していたごみ政策についての質問がずっとできなかったものですから、今日はごみ政策、ごみゼロ政策について伺います。 海外では、この五年、ゼロウエイスト、燃やさないごみ政策なるものが人気です。英国産業経済学者で英国下院議員の廃棄物特別委員会専門アドバイザーでもあるロビン・マレー氏が提唱し出版した本は、地方自治体の廃棄物行政担当官のバイブルと呼ばれ、現在、英国のみならず、オーストラリアのキャンベラ市、ニュージーランドのポリルア市、カナダのノバスコシア州へと広がっています。 ゼロウエイスト、……
○川田龍平君 時間もありませんので、予定していた質問の一番目と二番目を省略して三番目からお話ししたいと思いますが、補償の財源となる制度設計についてお聞きいたします。 先ほど暫定税率との関係で財源の不安定性についての質問もありましたけれども、大気汚染公害の被害者への補償額の費用は、固定発生源者の事業負担が八割、また移動発生源者がユーザーとして自動車重量税二割となっております。 一九七三年以降、固定発生源であるSO2は工場など企業の技術努力などによって減少してきていますが、負担が八割という矛盾が今もあるかと思いますが、どうお考えになりますでしょうか。
○川田龍平君 川田龍平です。 今回の法律は、アメリカにおける中国から輸入したペットフードによる犬、猫の死亡事件をきっかけに、日本でも同じメラミン入り飼料が発見されて自主回収されたことから提案されています。 この法の趣旨は、ペットフードにも食品衛生法や飼料安全法など人間や家畜の食品と同レベルの規制が、犬や猫など愛がん動物、いわゆるペットフード、飼料に規制を掛けていくものであります。 我が家でも猫とウサギを飼っておりますので、大変この問題には関心を強く持っております。先ほどは犬、猫ということでしたけれども、ウサギもできればお願いしたいと思いますが、さらにはペット飼料だけではなく、養殖飼料や家……
○川田龍平君 大臣会合、御苦労さまでした。 既に多くの委員の方からも質問も出ていますけれども、この中期の目標について私自身も是非大臣に伺っておきたいと思いますが、一番間近には、市田議員に対して二つのやり方、数値を高めにしてリードをする、また、すべての国が参加することに重きを置いて低め、戦略的、高度に考える必要があるということでおっしゃいました。決めるのは政府であるということもおっしゃっておりましたが、この段階において中期目標について数値を示さないのは、大臣自身何か戦略的魂胆があるんではないかと期待したくありますが、大臣のお考えを改めてお伺いいたします。
○川田龍平君 参考人の方々、今日はお忙しい中、御意見をいただきまして、ありがとうございました。 私自身も三十代でして、江守参考人の、先ほど福山先生の質疑の中で若手専門家による報告書というのがありましたけれども、それに大変近い世代として、同じ世代として共感を持っているんですが、そういった中ででして、それから社会システムの転換、ライフスタイルの転換と産業構造の転換についても先ほど述べられましたが、それについて大変難しいと感じております。 それについて、是非、若手の立場として、こういった今の温暖化の問題について、先ほどは科学者として具体的にはなかなか提案されなかったところもあるかと思うんですが、……
○川田龍平君 地球温暖化対策推進法改正に関しては、既に参考人質疑を含め先輩方の質疑も聞かせていただいて、ここに座っているだけでも本当に大変多くのことを学ばせてもらっています。
それで、今日はまず防衛省の地球温暖化対策について質疑させていただきたいと思います。
環境省にお伺いします。地球温暖化対策については、すべての政府関係者がその削減計画の対象になっていると理解してよろしいのでしょうか。
【次の発言】 それでは、防衛省にお伺いいたします。
防衛省の地球温暖化対策としてのこの温暖化ガス削減計画のこれまでの現状と今後の計画、そしてこの五年度と六年度実績では九〇年比でどれくらい削減されているこ……
○川田龍平君 既にほかの委員の方からも質疑がされました福田ビジョンが昨日発表されましたが、この地球温暖化対策、特に二〇二〇年の中期目標が〇五年比一四%削減、九〇年比で四%にも満たない削減と、バリ会議での二五から四〇%とはほど遠い内容です。これは経済産業省のエネルギー長期見通しで示された原子力発電所推進と国民に省エネ家電強制購入を前提とするものが基になっています。これで日本が国際的リーダーシップを取れるのかどうかは甚だ不安を感じました。 これから質問させていただきます環境基本法と原子力基本法の関係について、原子力エネルギーに未来はあるのか、核燃料サイクル再処理工場にかかわる問題でもあります。そ……
○川田龍平君 川田です。 斉藤大臣、吉野副大臣、古川政務官、就任おめでとうございます。 私は、薬害エイズの問題から、この国の特に厚生行政、この厚生行政の無責任体質と隠ぺい体質、それを変えて、二度と同じ過ちを繰り返さない国の仕組みをつくりたいという思いで昨年の七月に参議院選挙に立候補し、現在、環境委員会に所属しております。 私は、この薬害エイズの問題と、実は同じく水俣病の問題というのが放置され続けた問題だと思っています。これは、昭和五十二年の判断条件に基づく行政認定の在り方をも厳しく見直すように求めたこの水俣病の関西訴訟最高裁判決が出され、行政と司法の二重基準問題により認定審査会は機能停止……
○川田龍平君 昨年十一月に大臣に水俣病について質問させていただいてから四か月がたちます。この度、与党PT案に対して環境省がどのような評価をしているのかをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 時間がないので早速進めさせていただきますが、この法案で最終解決するとはとても思えません。この法案について、まず一番に明確な問題点は分社化だと思います。しかし、それよりももっと問題だと思っているのは、国の責任があいまいにされていることです。二〇〇四年の最高裁判決によって国の責任は明確になっているにもかかわらず、なぜいまだに国は責任を認めようとしないのでしょうか。責任を認めるということは、救済ではなく、補……
○川田龍平君 よろしくお願いします。
国土交通省にまずお尋ねします。
建設リサイクル法におけるアスベストについての届出の件数について教えていただきたいと思います。また、アスベストがあった場合の申告件数は把握しているかどうかということについてお願いいたします。
【次の発言】 それでは環境省にお尋ねいたします。
大気汚染防止法に基づく昨年の十九年度、この石綿の含まれる解体工事というのは届出が何件ありましたでしょうか。
【次の発言】 建設リサイクル法による解体工事の件数が十九年度二十六万件、そして労働安全衛生法第八十八条に基づく吹き付け石綿除去作業に係る計画届出件数七千六百件となっておりまして……
○川田龍平君 川田龍平です。
今日は貴重な御意見を参考人の皆さん、ありがとうございます。
早速質問させていただきます。
土壌汚染対策法を始め環境関係法は市町村の役割が重要だと考えていますが、現実に地域で土壌汚染の問題が生じた場合に市区町村が住民への汚染状況の説明や緊急的な対応を行うことになると思いますが、環境省と都道府県、それから市区町村の相互に補完的な体制を整える必要があるかどうか、その点でこの法律が十分かどうかということ、あるいは課題があると考えているかどうかを参考人にお聞きしたいと思います。各参考人、お願いします。
【次の発言】 ありがとうございます。
時間がちょっともうないんで……
○川田龍平君 川田龍平です。
今日は質問を早速させていただきます。
昨年三月に取りまとめられた環境省の土壌環境施策に関するあり方懇談会報告の中で、摂取経路について、土壌からの揮発経由による摂取リスクについても、科学的知見を深め、必要に応じて対象としていくべきと指摘されていますが、この土壌からの揮発性有機化合物、いわゆるVOCなどの現状と対策についてお聞きいたします。
【次の発言】 この事例、やはり被害が起こってしまってからでは遅いんだと思うんですね。それから、やっぱり被害者が何人出たから動くということで動くのではなく、やはりこれは、未然防止の話が先ほどからも出ていますけれども、やはりこの問……
○川田龍平君 よろしくお願いします。
先ほどツルネン議員と相原議員からも質問があったんですが、アクティブ・レンジャーについての現状と今後についてをまずお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
【次の発言】 このレンジャーとアクティブ・レンジャーの方たちがより一層活用されて仕事がやっぱりもっと長くできるようにというふうに思っているんですが、これちょっとまた後で質問再度したいと思うんですけれども。
本改正案では、海中公園地区を海域公園地区に改めるとともに、過剰な利用をコントロールするために海域においても利用調整地区を指定できることとされています。
陸域においては既に平成十四年の改正によ……
○川田龍平君 よろしくお願いします。東京二十三区のごみ処理問題についてまず質問させていただきます。 東京二十三区の平成二十年度のごみ量は約三百五・八万トンであり、前年度よりも約十六・五万トン、五・一%減少しています。これは、平成二十年度から本格的に始まった廃プラスチックのサーマルリサイクルによって、可燃ごみが増えた一方で不燃ごみが大きく減少したことが要因としてあります。一方、平成十八年に策定された東京二十三区の清掃一部事務組合の一般廃棄物処理計画を見ると、平成二十年度のごみ量は三百三十六万トンと予測をされています。 実際の値と予測の数値というのが差が約三十万トンとなっていますけれども、可燃……
○川田龍平君 参議院無所属の川田龍平です。 私が、今から十四年前、一九九五年に薬害エイズの裁判を闘っていたとき、当時、五月でしたけれども、水俣病の患者さんたちが環境省前で座込みをしていたときに連帯のあいさつに立たせてもらって以来、水俣病の問題についてずっと考えてきました。 特に、薬害エイズとの問題の共通点というものを考えてきたときに、やはりこの薬害エイズと水俣病、大変共通しているところが多くあります。それは、国と製薬企業、企業を相手に裁判を闘ってきた、企業を相手に裁判を闘ってきて、そして被害が今も続いているということです。これは、この水俣の問題というのは、やはりこの被害の回復というのはお金……
○委員以外の議員(川田龍平君) 今日は、委員長を始め委員の皆様にこの質問の時間をいただきましたことを、ありがとうございます。まず御礼申し上げます。
それでは、質問に入らせていただきます。
意思表示について、まず厚生労働省とそれからA案の発議者の方に伺いたいと思っています。意思表示につきましては、WHOの国際基準に従うという答弁もありましたが、何をもって国際基準と認識されているのかを伺いたいと思います。
【次の発言】 そのWHOのガイドラインでオプトインとオプトアウトという、これは皆さん御存じだとは思うんですけれども、オプトインについては、本人が生前に臓器提供の意思を表示していた場合又は家族……
○川田龍平君 まずは大臣、時間がたってしまいましたが、大臣、三役の皆さん、おめでとうございます。国会での議論を重視していただいて、是非これから責任ある環境行政を行っていただきたいと思います。 順番を少しちょっと変えてしまったんですが、先に上関祝島エリアの環境保全についてまずお伺いしたいと思います。 現在、中国電力が山口県熊毛郡の上関町田ノ浦に、上関原発の建設予定地に工事を進めております。この中国電力が行ったカンムリウミスズメ継続調査結果では、本種の生態に未解明な部分が多いことや重要性や希少性にかんがみて引き続き情報の収集を図ることが望ましいという専門家の見解が示されています。中国電力は、こ……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 鳩山内閣はいのちを守るを基本姿勢としておりますが、いのちを守る、いのちの政治、このいのちが最優先される社会を実現するというのは、私の薬害エイズの経験から得た私の原点、政治理念と全く同じです。小沢環境大臣の所信においても、いのちを守ることから公害健康被害者の救済と被害の防止をまず第一に挙げておられます。事業者が環境基準を軽視している現状で、今国会においては、大気汚染防止法、水質汚濁防止法の改正案が提出されております。環境基本法に基づいて環境基準が定められていますが、昨年定められたPM二・五のように対象物質は追加されているものの、既存の物質についてはその……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。
今日、ちょっと準備し過ぎましたが、よろしくお願いします。
生物多様性についてまず質問いたします。
生物多様性条約COP10の議長国として、日本はどのような役割を果たし、どんな達成目標を持っているのか、まずお伺いします。
【次の発言】 是非議長国として、日本の国としてやっぱりリーダーシップを発揮していただきたいと思います。そして、日本が足下からこの生物多様性保全のための調査費を付けて、今話題となっている、先日も質問をいたしました山口県の上関の原発建設予定地や、それから東京都の圏央道建設にかかわる高尾山トンネルについて、生物多様性の再調査をするべきで……
○川田龍平君 座ったままで失礼いたします。 四人の参考人の方、今日はありがとうございました。 先ほど、大塚参考人の説明の中で、改正法案における計画段階配慮書手続の導入に対しての論点の中で、この八ページの第六番目のところ、時間の関係で飛ばしていらしたんですが、そこについて関連したことでちょっとお聞きしたいこともあるので少しお話聞きたいんですが、まず、対象事業の追加について、大塚参考人と原科参考人と堀参考人に伺いたいと思います。 環境省では、これまで対象事業については十三事業であるという公表をしてきたんですが、そのうちの宅地造成の事業については、この二条の第二項の一号のワにおいて、一の事業に……
○川田龍平君 早速質問にさせていただきます。 市民レベルの環境アセスメントへのサポートについて、まずお伺いしたいと思います。 市民レベルで環境アセスメントをしている例があります。例えばサッポロビールの恵比寿工場跡地の再開発事業、ちょっと古いんですが、東京都の手続によってアセスが実施され、その後、その結果に不満を持つ住民によるアセスが実施されたという事例があります。 事業者は将来の最良の状態を想定して予測するのに対し、住民の方は最悪の状態を想定するという差があります。また、事業者は環境基準を超えなければ環境悪化がないとするのですが、住民の方は現状より悪くなることを環境悪化としているという差……
○川田龍平君 早速質問に入らせていただきます。
一番目の質問をちょっと最後に持っていきまして、二番目の質問から入らせていただきたいと思います。
沖縄県の新石垣空港建設で、日本最古と判明した人骨化石の発見現場が破壊されたとの報道がありますが、国交省はこの事実をどのように認識しているのでしょうか。止めることはできなかったのでしょうか。また、文化庁は文化財保護の観点からこのようなことが起きないよう工事を止めることはできないのでしょうか。併せてお聞きいたします。
【次の発言】 是非やっていただきたいと思います。
そして、この新石垣空港については、十五日の松野委員の質疑でも明らかになったように、失……
○川田龍平君 環境基準は、環境基本法において、「常に適切な科学的判断が加えられ、必要な改定がなされなければならない。」とされており、排出基準についても必要に応じた改定が求められます。特に水質汚濁に係る環境基準の健康項目については、未然防止の観点からは十分な目標となっていないとの懸念が指摘されています。命を守るという観点からも環境基準の適切な見直しは重要な課題だと考えますが、見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 この昨年の十二月に出されました、今後の水環境保全に関する検討会で、今後の水環境保全の在り方についての中間取りまとめが出されました。水環境保全について、健康項目については未然防止の観点……
○川田龍平君 早速質問に入らせていただきます。 この廃棄物の処理及び清掃に関する法律は、毎年のように改正が行われて非常に難解な法律になっています。改正してもまた新たな問題が発生し、そのたびに対症療法的に付け足す形になっており、循環型社会における廃棄物処理法の在り方を考えると、製造者の役割分担や3R推進や一般廃棄物と産業廃棄物の区分など根本的な問題が山積みなのにもかかわらず、そうした部分の改正が行われていません。 先ほど荒井さんからもお話ありましたけれども、最終処分を目的とした法律ではなく、循環型社会における再利用のための法律へ抜本的に変えていく必要があるのではないでしょうか。まず、質問させ……
○川田龍平君 昨日も予算委員会に立たせていただきましたが、みんなの党の川田龍平です。昨日も立たせていただきましたが、念願の厚生労働委員会の正式な委員として質問させていただきます。 私が国会議員になろうと思ったのも、まず何よりも、薬害エイズの問題から、この国の厚生行政、特に薬害のない社会を、しっかりとこの薬害を二度と繰り返さないための社会の仕組みにしていきたいと、その思いで国会議員にならせていただきました。その意味で、是非とも、ちょっと質問の通告はしていないんですけれども、厚生大臣を始め厚生省の皆さんには薬害のない社会をつくっていくために全力で仕事をしていただきたいと、その御決意の一言を是非と……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。
先ほど藤井委員からも、今、秋野議員からも質問がありましたけれども、多剤耐性菌の院内感染問題について質問いたしたいと思います。
まず、一連のこの多剤耐性菌院内感染問題に関連した感染事例の確認をしたいのですが、現在厚生労働省で把握している過去一年における報告事例数を教えてください。また、厚生労働省は、こうした院内感染発生事例について保健所等への報告を促していると聞きますが、多剤耐性菌に係る院内感染発生事例については報告義務があるのでしょうか。それについてもお答えください。
【次の発言】 報告義務がないということは理解いたしました。
現在のところ、明確……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。今日、この予算委員会で質問させていただくことを大変感謝しております。 私は、無所属の議員として薬害を防止するための法律案を準備してきましたが、昨年の政権交代以降、内閣が提出する閣法を優先するということで議員立法がしにくくなってきた、そのために残りの三年の任期で何としてもこの薬害の問題や医療をより良くしていくための法律案を提出していきたい、その思いで昨年の十二月にみんなの党に入党いたしました。この度の参議院選挙では皆様のおかげで躍進させていただきまして、こうして質問する機会を得ましたことを心から感謝いたします。この度の参議院選挙、本当にありがとうございま……
○川田龍平君 まず、与党民主党に貴重な質問時間を分けていただきまして、ありがとうございます。そして、藤井筆頭理事に提案していただきまして、ありがとうございました。 そして、今日初めての細川大臣、小宮山副大臣、岡本政務官、小林政務官、就任おめでとうございます。 私は、今回の菅改造内閣になって初めての大臣所信に対する質疑ということで、まず大臣に基本姿勢についてお伺いしたいと思います。 私自身は、薬害エイズの問題の被害者として国と製薬企業を相手に裁判を闘ってきた当事者として、この国の厚生行政、特に薬害を繰り返す、こうした薬害エイズのような被害を二度と繰り返さないためにも、この国の医療政策をしっ……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。
まず、B型肝炎問題について質問させていただきます。
十一月一日の衆議院予算委員会で、菅総理は、これまでの薬害の問題は、多くは薬メーカーと、例えば薬害エイズの場合は国そのものに大きな責任はあるが、今回の場合は、予防接種という形で、広い意味の責任はあるが、いろいろ法律的な対応が違っていると答弁しています。この総理答弁は政府全体の統一見解なのか確認させてください。また、予防接種の注射の回し打ちについて、国に広い責任はあるが法律的な対応が違っているとはどういう意味なのか御説明ください。
【次の発言】 よく分からないんですけれども、これはやっぱり菅総理も出席……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 障害者自立支援法改正法案に対し、賛成の立場からの討論をいたします。 改正法案に反対する陳情やファクスでいただいた御意見が今国会中だけでこれだけあります。これらすべてに目を通させていただきました。また、賛成のお立場からの御意見についても読ませていただきました。 今回の改正法案は、二〇〇八年七月二十二日に出された障害児支援の見直しに関する検討会の報告書で指摘された問題を解決するため、障害種別に分かれている施設の一元化や、障害の範囲を発達障害にまで広げ、障害種別、そうした分かれている施設の一元化や保育所巡回支援や放課後デイサービスなど、障害児に対する支……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 この度の震災で犠牲になられた方へのお悔やみ、そして負傷された方へのお見舞いとともに、災害対策に全力を尽くしておられる皆様の御努力に深い感謝を申し上げます。そしてまた、この災害でお亡くなりになられた方の御冥福をお祈りいたします。 今回の災害について質問をさせていただく前に、まず、昨日判決が出ました薬害イレッサの問題について、これ通告をしていないんですけれども、質問させていただきます。 これ、先日の大阪の地裁に続いて昨日の東京地裁の判決では、当初から予想されていたとおり、国の責任を断罪する内容の画期的な判決が出されました。これは、大臣は昨日の記者会見……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 昨日に引き続き、昨日の質問で、最後、大臣に御答弁いただけなかった質問がありましたので、昨日のその災害救助法についての質問から始めさせていただきます。 戦後最大の広域複合災害とも言える今回の震災について、昨日質問した災害救助法の実施要領などの厚労省が作ったマニュアルどおりの対応をするのではなく、災害救助法を始め災害弔慰金法などの法の本来の精神を尊重していただきたいと。是非とも、この被災者の命を最優先することを第一に、現場で柔軟に対応できるようなことを大臣は率先して厚生労働省の職員に向けて指示をする立場にありますけれども、大臣の決意をお聞かせください。
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 改めまして、今回の震災において被災した皆様へのお見舞いを申し上げます。また、災害の復旧復興に向けて命懸けで尽力されている皆様への感謝を申し上げます。 質問に入ります。 子ども手当を支給する自治体自体が壊滅的に被災をして、多くの行方不明者を今も捜索をしているさなかでどのように子ども手当を支給していくのでしょうか。特に、被災地のみならず、自治体の負担が大きいのは周知のとおりです。被災地で子ども手当をきちんと支給できる体制にあるのでしょうか。この発議者で地元が被災地でもある宮城の郡議員及び大臣のお考えをお聞かせください。
○川田龍平君 委員長、ありがとうございます。今日はちょっと座って質問させていただきます。済みません、よろしくお願いします。 今、委員からも質問ありましたけれども、この原発事故のケースについて、ちょっと予告していないんですけれども、これINESに基づく評価を最悪の放射性物質の重大な外部放出のレベル七に引き上げるということが、昨日、事故発生当初の数時間で放出された放射性物質が一万テラベクレルに上るという原子力安全委員会の推定が同時に明らかにされて、今朝ですね、今日になってそれが六十五万テラベクレルと、もう何かそういう数字も出ているようですが、私はそれは確認していないんですけれども、本当にこういっ……
○川田龍平君 ありがとうございます。御配慮ありがとうございます。みんなの党の川田龍平です。
被災地では雇用の問題が深刻な状態です。厚生労働省では、「日本はひとつ」しごとプロジェクトでハローワークに情報を一元化していますが、民間の人材ビジネス会社も積極的に参入させてスピードを上げていくべきではないでしょうか。ハローワークの無料職業紹介では、マッチングの面が弱いです。民間業者は、仕事ニーズの発掘と被災者の個別支援サポートまで手厚くでき、マッチングさせる力を持っています。民間の力を積極的に使っていく姿勢を見せてはいかがでしょうか。
【次の発言】 より民間の力を使って、被災者の方々が少しでも早く仕事……
○川田龍平君 ありがとうございます。みんなの党の川田龍平です。 被災地における自衛隊の活動は目覚ましく、自衛隊が災害救援活動に高い適応能力を持っているということを内外に示しました。これは、ハイチ、パキスタンなどの国際救援、国際開発活動での長い経験と日ごろの厳しい訓練がもたらしたものと理解しています。 しかしながら、今回の被災地における状況は、まさに生か死かという非常に厳しい状況であり、凄惨なその現場で捜索・復旧活動に従事することは隊員の皆さんに甚大な精神的なショックを与えていると聞いています。 こうした厳しい環境で被災地の皆さんと日本の復興のために尽力をしている自衛官の皆さんやその家族の……
○川田龍平君 ありがとうございます。みんなの党の川田龍平です。 この度の原子力災害において、厚生労働省は食品中の放射性物質の暫定基準値を設定しましたが、チェルノブイリ事故の際の被害の実情を見るに、非常に甘いのではないでしょうか。チェルノブイリ事故後のスウェーデンでは、乳業業界が自主的に三十ベクレル・パー・キログラムという規制値を設定し、ポーランド政府は、乳牛に新鮮な牧草を与えることを禁止し、放射性セシウムが百ベクレル・パー・キログラム以上の牛乳を子供や妊婦や授乳婦が飲むことを禁止し、四歳以下の子供は原則として粉ミルクを飲ませるという対策を取りました。 長野県の菅谷昭松本市長は、チェルノブイ……
○川田龍平君 ありがとうございます。みんなの党の川田龍平です。
予告というか通告していないんですけど、今、原発作業員の放射線量のデータベース、離職後も含めたデータベースの話が出たんですが、これ、いつまでにやるんでしょうか、小宮山副大臣。
【次の発言】 これ、東京電力のサーバーには管理しているそうですけれども、これ早く国がやっぱりこの管理できるように、もう統合本部ということでやっているんですから、国の責任においてしっかりやっていただけるように早く取り組んでいただきたいと思います。
さらに、免震棟から測っている人というのもいて、Jヴィレッジから測っている人はちゃんとデータベース化してあるんです……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。
東日本大震災の被災地における介護保険サービスについて質問いたします。
この度の震災で被災した人たちの中で、在宅サービスを利用している人は何人いるのかお答えください。また、居宅介護支援事業所を含む訪問介護サービス事業所など、在宅サービス提供事業所の中で被災した事業所の数、被災により休業あるいは廃業した事業所数はどのくらいになるのか、把握されている数字をお知らせください。
【次の発言】 岩手、宮城、福島三県で介護などを必要とする高齢者は約二十一万七千人という新聞報道がありますが、被災地で介護保険サービスを必要とする高齢者はどれくらい増加すると予測されて……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 まず初めに、後発医薬品の利用促進について質問いたします。 後発医薬品、いわゆるジェネリック医薬品については、政府もその利用を促進させるべく、安心使用促進アクションプログラムを作成されています。先日の当委員会でも、中西議員からの質疑では残念ながら具体的な数値目標については述べられませんでしたが、平成二十四年度までに数量ベース三〇%以上という現在の数値目標を達成されていないという現状を考えますと、当然、より思い切った推進策を考えた上で、より具体的かつ高い達成目標を考えていただけるものと理解しています。 しかしながら、先日の答弁においても、直近の調剤メ……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 まず、五月二十四日に厚生労働省から発表されたイレッサ訴訟問題検証チームの報告書について質問いたします。 これは、イレッサ訴訟の和解勧告を国が拒否する時期に複数の学会が和解を受け入れるべきではないとした声明を発表しましたが、その下書きを厚生労働省が書いていたという問題に関する検証の報告書です。 震災の前日、三月十日の予算委員会で、この問題に対する私の質問に細川大臣は、それが事実ならばもうとんでもないことだと、私もその話を聞きまして本当に怒りが込み上げてきたところでしたと。このことは、私も本当にこんなことはあってはならないと思っておりますとおっしゃっ……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 今回の法律は、主として新型インフルエンザ予防接種を円滑に執り行うための法律と理解していますので、基本的には賛成であります。しかし、これに関連して確認だけをさせてください。 既に、藤井議員始め各議員からも論点整理されていますが、予防接種行政全般について質問させてください。 今回の改正では新型インフルエンザワクチンのみが対象となりましたが、世間一般の議論としては、子宮頸がんワクチン、Hibワクチン、肺炎球菌ワクチンなども重要な論点となっています。本来は、こうした世界的には標準となってきているワクチン全般について広範に議論すべきだと考えますが、ワクチン……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 国民年金改正法案の審議ですが、国民の健康を害する危険性のある重大な事例が発生していますので、まずは化粧品と医薬部外品の流通規制について質問させていただきます。 医薬部外品として茶のしずく石鹸という石けんが販売されています。この茶のしずくはテレビコマーシャルや新聞のチラシなどによって重点的に宣伝がされ、美容目的、具体的には、染みが気にならないとか、私にはこれがないとといった宣伝文句で消費者の心をくすぐり、販売拡大を続けてきたようです。 この茶のしずくですが、例えば株式会社悠香製造のものでは、平成二十二年十二月七日以前出荷分の製品について小麦加水分解……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 私は、三・一一以降、私たちに何より問われているのは、個々の政策論のベースになるもの、この国をどう立て直していくかのビジョンだと思います。その中でも、特に子供に関する分野は、人が財産である日本においてどういう人間を社会に送り出していくのか、その非常に大切なところであります。 そこで大臣にお聞きしたいのですが、社会保障、労働も含めた大きな枠組みの中で、これからの日本という国にとって子育て政策はどのような位置付けにあるとお考えでしょうか。私は、子育ては国づくりの大事な基盤として社会化していくべきと考えます。これまでのように夫婦と子供二人の典型的四人家族を……
○川田龍平君 ありがとうございます。みんなの党の川田龍平です。 五月十三日に閣議決定され衆議院に提出された東日本大震災復興の基本方針及び組織に関する法律案を読んで大変驚きました。第一条の「目的」に被災者という言葉が全く入っていないのです。被災者、当事者の立場から復興するのが当然であり、それが基本法の法律の目的にないというのは信じられません。また、第二条の「基本理念」についてもそうです。 抜本的な対策や先導的な施策への取組はもちろん必要ですが、その前に、被災者の生活再建、事業再建こそが最優先されるべきなのは言うまでもありません。阪神・淡路大震災で最後まで後回しになった生活再建、事業再建が最優……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 原子力災害による放射性物質は今もまき散らされており、政府はいまだに対処ができておりません。引き続く放射能汚染により、健康被害が起こることを黙って見過ごすわけにはいきません。 薬害エイズの裁判が先週ようやく最後の一人が和解に至りましたが、和解で終わりではありません。これからも被害自体は続きます。繰り返される薬害、水俣病やアスベストなどの公害による被害、そして広島、長崎の原爆による被害の障害も、被害者がその被害の因果関係を確定するために長い裁判を闘わなければなりません。もうこんなことはやめにしませんか。原爆投下から六十五年がたちましたが、いまだにその影……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 質問に先立ちまして、ニュージーランド地震で犠牲になられた方々の御冥福をお祈りいたします。いまだ行方の分からない方々が一日も早く見付かることを心から願います。 まず、アスベスト問題について質問いたします。 アスベストによって亡くなった方の労働保険法に基づく遺族補償給付は今月の二十六日で打ち切られます。アスベストを吸った原因に気付かず時効となった被害者の救済の枠外にすることは、アスベスト被害の実態から目を背けることと同じです。私が国会の場で繰り返し申し上げているように、薬害や公害の被害を引き起こす最大の原因は情報公開の欠如です。被害者の救済と情報公開……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 最初に、菅総理の政治家としての基本姿勢について問いたいと思います。 御存じのように、患者に情報が十分に知らされていなかったために抗がん剤のイレッサでの副作用で多くの方が亡くなりました。イレッサ訴訟が国と製薬会社を相手に提訴され、裁判所が和解勧告をしたにもかかわらず、今年の一月二十八日に和解は国によって拒否をされました。あの日、私は本会議で菅総理に判断の前提となる情報が届いているのかどうか聞きました。総理は、がん患者の皆さん全体を考える中でどうすることが最も良いかを判断基準にすると答弁され、その結果が和解拒否でした。 しかし、これについて信じられな……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 私は、言葉には力があると思っております。それが一国の代表ともあれば影響は大変大きく、重い責任が伴います。 去る七月三十一日のみんなのエネルギー・環境会議の場で総理がおっしゃったある言葉に、私は個人的に大変ショックを受けました。総理はあのときこうおっしゃったのです。原子力保安院のやらせの問題などを見ていると私が厚生大臣のときに体験した薬害エイズの構造とそっくりでありますと、国民の安全を担当する厚生省薬務局長が実はミドリ十字の社長に天下りしており、企業側の利益優先に薬務行政を誘導していた、それが原子力行政と同じだと批判したんです。 私は、あの言葉を聞……
○川田龍平君 座って質問させていただきます。よろしくお願いします。 みんなの党の川田龍平です。 野田政権になって二か月近くがたち、やっと最初のこの委員会質疑ということで、国会審議が軽視されていることに対してまず大変遺憾であるということを申し上げさせていただきます。 質問に入ります前に、まず小宮山大臣、牧副大臣、辻副大臣、藤田政務官、津田政務官、就任おめでとうございます。ちょっと遅ればせながらですが、よろしくお願いします。 私は、薬害エイズの被害者として薬害をなくすために薬害を起こすこの国の構造を変えたいという思いで日々活動しております。最初の所信質疑ということで、まず小宮山大臣に、この……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。
今日は国際エイズデーということで、先ほど委員からもお話がありましたけれども、エイズに大事な対策の四つあるんですけれども、小宮山大臣、ちょっと予告していなかったんですが、エイズ対策の四つ、何が大事だと思いますか。
【次の発言】 是非、この予防のそのコンドームのことと、そしてやはり予防と教育にやっぱりしっかり力を入れていただきたい。そして、一つ目が予防で、二つ目が検査体制をしっかりやっていただくこと、そして三つ目に治療がありまして、治療がしっかり行き届いていけば感染させる力を弱めることもできるのが治療ですので、治療もしっかりやっていただく、そして四番目に……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 本日は国民年金法改正の審議ですが、その前に、前回の委員会で質問させていただくはずであった難病対策について、審議会や厚労省で中間取りまとめが出たばかりということでのタイミングでもございますので、質問をさせていただきます。 第十八回難病対策委員会が十二月一日に開かれ、今後の難病対策の検討に当たってという中間的な整理が出され、二日には辻副大臣も含めて今後の方向性を確認したと聞いております。この中間的な整理を受けて、今後の難病対策への取組について厚労省としてどのように取り組むのかを辻副大臣にお尋ねいたします。
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 まずは、今回の法案では、この慢性肝炎について、発症時から除斥期間を経過したか否かで給付金額の差別があり、これは許されないことです。 今年の七月二十九日の閣議決定では、除斥期間を経過した慢性肝炎患者を含む現在の患者が約四万五千人だとされており、十二月二日の衆議院の厚労委員会での政府答弁では、現在の患者の内訳として、死亡五千人、肝がん、肝硬変重度二千人、肝硬変軽度二千人、慢性肝炎三万七千人と推計しています。そうすると、閣議決定された今後五年間で必要となる現在の患者分等の費用である六千億円の内訳は、死亡五千人、三千六百万円で一千八百億円、肝がん、肝硬変重……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 まず、薬害をなくすための第三者機関の組織、第三者組織について質問をいたします。 厚生労働省は、薬害肝炎原告団、弁護団との基本合意に基づいて、薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会を設置し、二〇一〇年に最終提言を出しました。 提言で薬害被害者が最も期待している再発防止策が医薬品行政についての第三者監視・評価組織の創設です。最終提言は、この第三者組織の独立性を確保するために、既存の審議会などとは別個の新たな仕組みとして法律に設置根拠を置くことを要請しています。 薬害エイズの被害当事者としても、医薬品の監視を行政だけに任せ……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 まず、被災地における失業給付の延長についてお尋ねいたします。 被災されて雇用を失った被災者の方々にとって、企業活動の再開の前提となるインフラ整備もいまだされていないところが多い中で、失業給付の延長は当然必要でした。一方で、延長に次ぐ延長で、非常に安価な、不安定で、従来したことがない分野の仕事が多い中、就職率が上がらないという負の面も指摘されています。 いずれにしても、被災地において、特区や新規産業の育成といっても当分先のことになるわけですから、被災以前からしていた仕事、それに近いものの仕事をやっていける、そうした支援こそが今すぐ政府がやらなければ……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 まず冒頭に、アスベストの労災認定の司法判断と厚労省の認定基準との乖離について質問させていただきます。 二月二十三日に東京地裁で、先週の木曜日、三月二十二日に神戸地裁で、それぞれ厚生労働省が石綿関連肺がん認定基準を正しく運用していないとの司法判断が出ました。二月二十三日の東京地裁判決後、国が控訴しないよう、小宮山大臣、牧副大臣、津田大臣政務官あての要請書を津田政務官に直接お渡しし、議論もさせていただきました。 民主党は、政策集、インデックス二〇〇九において、縦割りを排した総合的なアスベスト新法の制定をうたっておりましたが、その進捗ははかばかしくない……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。
児童手当修正案は、一月二十七日の閣議の決定を受けて、民主党、自民党、公明党の三党協議が再開され、三月十五日に修正が三党で合意したと聞いています。
閣法提出時に、そもそもこのまま通ることはないとの前提で提出したとの小宮山大臣の会見もありましたが、民主党は、昨年八月の三党合意以降、他党と真摯な協議をしたのでしょうか。できなかったのであれば、それはなぜでしょうか。また、民主党が考える総合的な子供支援施策はどのようなもので、児童手当はその中でどう位置付けられているのかをお教えください。
【次の発言】 次に、自民党など野党側は、そもそもどのような総合的な子供……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。ゆっくりやります。 今回の国民健康保険法の改正については基本的には賛成ですが、今後の医療保険体制について、先週金曜日に消費税増税の閣議決定があったというタイミングで今後の社会保障体制全般についても政府として見通しが立つようになったと思いますので、公平な国民皆保険体制を構築するという将来像に向けて幾つか質問させていただきます。 社会保障と税の一体改革においては、国保への対応に関して、税制抜本改革、すなわち消費税増税時に低所得者に対する保険料軽減の対象世帯の拡大をするとの方針は出ておりますが、そもそも国保が持つ構造的な問題にどこまで切り込めるのか、根本的……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 それでは、質問に入らせていただきます。 まず最初に、B型肝炎訴訟の和解の進捗状況について伺います。 B型肝炎訴訟基本合意から一年がたとうとしていますが、厚労省の人的体制が不十分なままで和解が進んでいません。もっと早く処理を進められるよう更なる体制整備を行うべきと考えますが、まだ提訴した方のうち和解したのは一割にも行っていないのです。こうしている間にも、和解を待たずして肝硬変や肝がんが進行し、命を落とされる方もいらっしゃいます。一体いつまで待たせるのでしょうか。一日も早く全員が和解できるように迅速に対応していただかねば困ります。今後の体制、拡充方針……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。
今回の法案で、雇い止め制限法理を条文に明文化すること自体は良いことですが、しかし実際の判例と条文との間に違いがあります。有期労働契約が更新されるとの合理的期待が満了時になければいけないという、法令にはない規定を入れなければいけない理由が分かりません。衆議院の答弁では、雇い止めされた有期労働契約の満了時に至るまでのあらゆる事情を総合的に勘案して判断されておりますとのことですが、あらゆる事情というのは具体的に例えばどういう事情があり得るのかを御説明いただけますでしょうか。
【次の発言】 この衆議院の答弁では、訴訟提起の有無にかかわらず適用されるルールとし……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。
高齢者雇用安定法は衆議院で修正議決されましたが、修正によって当初の政府案とどう違う結果が生まれると考えているのか、まずお伺いいたします。
修正することによってどの程度継続雇用がなされなくなると見ているのでしょうか、また、修正によって事業者にとってメリットがどれくらいあると見ているのか、逆からいえば、修正しないことで企業経営にどれくらいデメリットがあると考えておられるのかについても併せて岡本先生にお願いいたします。
【次の発言】 次に、そもそも六十歳以上の方々の暮らし方、生き方全体から考えて、就業や年金の在り方も含め、どうあるべきかというビジョンがあ……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 まず冒頭に、この度の竜巻被害で被災された方々への心からのお見舞いを申し上げます。 今後、国による災害対策がより被災当事者の方々の真の人間性回復からの、全体からの復興がなされるように審議を尽くします。 質問に入ります前に、昨日の東日本大震災復興特別委員会で、子ども・被災者支援法案が全会派一致で提出され、本日、参議院の本会議で可決、成立をいたしました。発議者の一人として御礼を申し上げますとともに、衆議院におかれましては速やかに審議を、成立していただくようお願いします。 本法案は、広域自主避難の方々への支援、外部被曝、内部被曝から特に子供や妊婦を始め……
○川田龍平君 小熊委員の質問にお答えいたします。 私も本当に今回この法案がようやくここの場で審議をされて、成立させていくという過程に一緒に立ち会えたことを本当に喜ばしく思っております。本当に私の私案というよりもみんなの党とそれから社民党の衆議院の阿部知子議員も一緒になってこの衆議院と参議院を、各党、本当に働きかけて、そして自民党の案と合体させて、そして与党の案と合体させるということができて、本当に今回の日の目を見ることになりました。そういう意味では本当に各党の皆さんの協力、本当にありがとうございます。 そして、私自身、この被災者生活支援等施策の中には、基本計画をやはり是非作っていくというこ……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 私はふだん厚生労働委員会なんですが、是非この法案についてはしっかり審議したいという立場で、内閣委員に異動をさせていただきました。 そして今日、参考人質疑をしていただきまして、委員の皆様には本当に突然のお願いの中、お越しくださいまして、参考人の皆さん、本当にありがとうございました。 そして、委員長それから理事にも、本当にこういった参考人の機会を設けていただきまして、ありがとうございます。そして、浜田委員には、本当に今回人権の観点ということで是非とも川本参考人ということで強く推薦されまして、こういった委員会での参考人の質疑の場を設けさせていただきまし……
○川田龍平君 座って質問させていただきます。よろしくお願いします。
みんなの党の川田龍平です。時間がありますので、短めに答弁をお願いいたします。
まず、本法案三十二条の新型インフルエンザ等緊急事態宣言に関連する質問を幾つかいたします。
緊急事態宣言は、致死率六〇%とされるH5N1型インフルエンザや同程度の致死率の感染症のみに適用するのでしょうか。また、健康、生命、生活、経済に著しい被害を及ぼすおそれとは具体的にどんなことを指すのでしょうか。併せてお答えください。
【次の発言】 今、衆議院でも中川大臣、同じ答弁をされていまして、全く同じ答弁だったんですが、台湾人の医師が日本国内を旅行してい……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 昨日、平成二十三年東京電力原子力事故による被害からの子どもの保護の推進に関する法律案、いわゆる放射能から子どもと妊婦を守る法律案を全野党、自民党、公明党、共産党、社民党、たちあがれ、改革、そしてみんなの党の七党の共同提案で提出をさせていただきました。 法案はお手元に配付してあるとおりですが、概要を御説明いたします。 子供や妊婦の胎内の胎児は放射線による健康への影響が大きくなると言われています。低線量被曝の健康への影響はいまだに明確になっておりませんが、甲状腺がんのように数年で出るものや、アスベストのような健康被害と同様、数十年たってから症状が出て……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 内閣改造後、やっと初の委員会で、そして最後の委員会になりそうですが、冒頭確認しておきたいことがありますので、質問をさせていただきます。 私は、薬害を起こすこの社会の仕組みを変えたいという思いで国会議員として活動してまいりました。超党派の薬害再発防止の制度実現に取り組む国会議員連盟を来週にも立ち上げる予定でしたが、衆議院があした突然解散されるということで設立延期を余儀なくされました。 民主、自民、生活、公明、共産、社民、改革、大地、そしてみんなの党の各党の厚生労働分野での責任者格の議員に呼びかけ人になっていただき、こちらにいらっしゃる渡辺孝男委員、……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 今国会初めての厚生労働委員会で、大変遅くなりましたが、田村大臣、桝屋副大臣、秋葉副大臣、とかしき政務官、丸川政務官、御就任おめでとうございます。 昨年の十月、こちらにいらっしゃる渡辺孝男委員、そして福島みずほ委員、そして田村大臣にも呼びかけ人になっていただき、薬害再発防止の制度実現に取り組む国会議員連盟を立ち上げることに非常に熱心に御協力いただいたことに深く感謝いたします。その後、突然の衆議院の解散がありまして設立が遅れてしまいましたが、おかげさまで四月二日に設立総会を開催することになりました。ありがとうございます。 薬害再発防止の制度とは何か。……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 まず、定期接種の自己負担について質問いたします。 厚労省の調査では、これまでの定期接種では各自治体の九割以上が無料で接種できる体制にしていましたが、従来の基金で接種し今回定期接種に追加される三ワクチンについて、交付税不交付団体始め、東京都の武蔵野市、三鷹市、府中市、西東京市で、財源の確保が難しいなどとして一割負担を求める意向だということです。 自治体によって無料で接種が受けられるところと有料のところが出てくることで不公平が生じ、法の下の平等が担保されないのではないでしょうか。田村大臣の見解を伺います。
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 最初に、イレッサと抗がん剤副作用被害救済制度について質問いたします。 抗がん剤イレッサにより間質性肺炎による多くの副作用死を出した事件に関する訴訟は、四月十二日の最高裁判決をもって終結をしました。最高裁は国と企業に責任はないという判断を下したわけですが、これはあくまでも損害賠償責任はないという判断であって、国の薬事行政に問題がなかったというお墨付きが与えられたわけではありません。 イレッサについては、副作用の少ない夢の新薬という情報が承認前から広がり、承認から三か月後に緊急安全性情報を出して添付文書が改訂されましたが、この三か月だけでも百六十二人……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 予防接種法について、先日の厚生労働委員会の審議を経て、改正予防接種法が四月一日より施行されました。新たなワクチンの承認を進め、いわゆるワクチンギャップを解消し、さらに定期接種化を進めていくという趣旨で法改正がされたと理解しています。 しかしながら、参議院の附帯決議にもあるように、予防接種を推進していく上で忘れてはならないのが接種者やその保護者の安全と安心が確保されることです。安全対策がおざなりになってしまっては、かつてのMMRワクチンのようなワクチン禍が再燃をし、ワクチン接種への不安があおられることとなり、法律を整備して予防接種推進を呼びかけたとし……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 この度の健康保険法改正案は、健康保険と労災保険の谷間の問題を解消するというのが一つの特徴となっています。つまり、健康保険法と労災補償保険法の業務上の定義の違いによる医療難民を何とかしようという法案であり、そのこと自体は評価はできます。しかし、労災で救済できない者は全て健康保険で面倒を見るというような整理は、本来は労災が適用されるべきものが適用されないという整理になってしまいます。医療費増大で医療保険の財政が厳しい中で疑問点も残ります。同じ厚生労働省でありながら、縦割りで業務上の定義が異なるというのはどういうことなのでしょうか。実際に今回の改正法案で、……
○川田龍平君 よろしくお願いいたします。今日、座って質問させていただきます。よろしくお願いします。みんなの党の川田龍平です。 私も、先ほど石橋委員からお話ありましたこの過労死の問題について、私も過労死対策基本法若しくは過労死予防法のようなものをやっぱり是非作るべきではないかと思いますし、過労死に対する対策を一日も早く厚生労働省の方にも取っていただくように私も要望いたします。 それでは、質問に入ります。 精神保健法改正法案において論点となるのは、既に罹患してしまった方のケア、家族の関与の在り方です。最も重要な対策の一つは病状を悪化させないことであり、精神的な健康を維持し、精神疾患にかかる前……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。
本日は、石原参考人、本條参考人、池原参考人、大変お忙しい中、御意見をいただきましてありがとうございます。
早速質問させていただきます。まず、障害者雇用促進法改正案について、石原参考人に質問いたします。
企業側が合理的配慮をどこまでするべきなのか、今後政府がガイドラインを作るということになっておりますが、検討していくということですが、企業側そして労働者側として、どのような点に留意しながらガイドラインの策定の議論を進めていくべきと考えていますでしょうか。
【次の発言】 石原参考人は、就労促進や定着のためには、この施策には幾つもの省庁や部局がかかわって……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。
子どもの貧困対策法案について、まず衆議院提出者へ質問させていただきます。
当初、民主党案では貧困率の目標設定を法の中に盛り込んでおりましたが、今回の法案で具体的に盛り込まなかったのはなぜでしょうか。目標数値を入れた場合、どのようなメリットあるいはデメリットがあるのでしょうか、お答えください。
【次の発言】 この子どもの貧困対策会議は閣僚のみの会議ですが、衆議院で決議されたように、支援団体などの意見を踏まえるべきと考えますが、具体的にどのようにそうした意見を把握し反映させるシステムにしたいと立法者は考えているでしょうか、お答えください。
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 本日は生活保護法の審議ですが、その前に、緊急に今確認しておかなければならないことがありますので、まず冒頭に幾つかの質問をさせていただきます。 先週突然、子宮頸がんワクチンの接種を国が積極的に推奨しないという決定がありました。この件については、はたともこ議員の一刻も早くワクチン接種はやめるべきだという質疑に対して、大臣が今後も継続していくという答弁をしていたにもかかわらず、その舌の根も乾かぬうちに大臣の答弁が覆されるという、国会史上非常にまれな事例です。この問題は、今後のワクチン行政を揺るがす問題になりかねず、緊急性と重大性という観点から質疑をお許し……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 今日は大変お忙しい中を貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 まず最初に、佐藤参考人、そして天野参考人、藤田参考人、それぞれに伺います。 この度の生活保護法案の審議で、福祉事務所での水際作戦というものについて多くの時間を費やして議論を続けておりますが、政府とそれから委員の間での議論がかみ合わないままここまで来てしまっています。 実際に現場にいらして、いわゆる水際作戦だと思われる実例や実態を御存じでしたり、それから体験したり、されたかどうかをお教えください。また、された場合にはその具体例を詳しく御説明いただき、それを乗り越えるため……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 今国会初の特別委員会の質疑ということで、森大臣、そして伊達副大臣、就任おめでとうございます。遅くなりました。 森大臣は、十二歳のときにお父様が全財産をなくされ、弁護士に救われたことをきっかけで弁護士になられ、日弁連の消費者問題対策委員会の委員もされ、米国留学を通じて、消費者問題に取り組むには資金の流れや企業の会計を理解し、金融の専門知識を持たなければならないとの思いで金融庁に入り、官僚も経験されました。米国で学んだ被害者救済制度について論文を書き、それが日本でも一部立法化されるなど非常に大きな成果もあり、これほど消費者担当大臣として適任の大臣はいな……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 まず最初に、薬害被害当事者としてどうしても確認しておきたい医薬品のネット販売の解禁による安全性の担保について質問させていただきます。 安倍総理は一般用医薬品のネット販売を解禁すると明言されました。一般用医薬品は国民生活に身近なもので、消費者が自由に購入できるものです。したがって、ある程度は消費者自身が自己責任の範囲で使用しなければならないものだと思いますが、中には誤った使い方をしたり、使い方が分からなかったりなどの事例があるのではないかと思いますが、消費者庁には医薬品についての苦情や報告はどの程度あるのでしょうか。また、使用方法が分からないなどの苦……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 先日、いわき市の仮設住宅にお住まいの方からSOSが私の事務所に発せられました。お米にも事足りない状況で、物資を至急送っていただきたいと。仮設住宅では、避難所と違い、物資や食料の支給がありません。しかし、同じ仮設住宅に住んでいる被災者でも、原発からの賠償金や漁業ができないことによる補償金など多額の収入がある人たちと全く収入がない人たちとがいるのです。津波被害と原発被害の格差があるのです。 また、仮設住宅自体も、一軒ずつの木造造りで、スポーツジムもあり、集会所には床暖房が入り、高齢者専用の施設が造られる地区がある一方、プレハブの仮設しかないところも至近……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 安倍総理が訪米の際に強調されたという強い日本について質問させていただきます。 三・一一の原発事故以降、我が国は、国内だけでなく諸外国からも政府による情報隠蔽について厳しい指摘を受けてきました。そして、御存じのとおり、それは、震災以降、諸外国の日本に対する信頼を傷つけ、貿易にも大きな損害をもたらしています。しかしながら、総理は強い日本にしていくために経済成長戦略の一環として輸出の拡大と農業の強化を掲げていらっしゃる。 そこで、まず、林農水大臣にお聞きします。 政府は、日本の経済再生のために、今後、農林水産品や食品輸出額の目標を現状の二倍以上にする……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。今日は五十分質問させていただきます。よろしくお願いします。 難病対策の法制化についてまず伺います。 難病対策の法制化は患者、家族の長年の悲願です。一九六〇年代のスモン被害を薬害と認めないがために一九七二年にスモンを含む四疾患を対象に治療研究への研究謝金として始まった難病対策は、その後少しずつ対象疾患を増やし現在五十六疾患が対象となっていますが、ここ数年は新規指定もされることなく、制度の谷間に落ちていると言われる対象外の希少難病はその数倍もあると言われています。他方で、都道府県の超過負担が約二百八十億円となっており、法制化して財源を確保し制度を安定化さ……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 今回の二法案は、医薬品及び再生医療にかかわる安全性の確保、有効で安全な再生医療製品の迅速な承認に向けて一定程度前進したことにつき、一定の評価をしています。しかしながら、私自身は、薬害防止法、患者の権利法、さらに被験者保護法の制定に向けて取り組んできたところであり、最近社会問題化している臨床研究の不正事件、ディオバン事件については早急な解決に向けて質問を重ねてきたところです。 これらの観点から以下質問いたします。 まずは、薬害防止のための第三者組織について伺います。 二〇一〇年の四月の薬害肝炎検証及び再発防止検討委員会最終提言で提案された第三者組……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 まず冒頭、この委員会運営について、与党の筆頭理事、そして委員長に対しまして、先週の水曜日の理事懇立て、それから木曜日の委員会立ても委員長職権でやるということになってしまったことに対して、まず抗議を申し上げます。 そして、まず冒頭、やはり本会議で本来であれば趣旨説明、質疑をやるべきところをこうした委員会に強引に議運で通してしまったということ、さらには、その後の理事懇、理事会での話合いをしっかりとしないままにこうした暴挙とも言える暴走をしているこの委員会運営に対しては、まずもって抗議をしたいと思います。しっかりとこの委員会での運営をやっていただけるよう……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。
まず、今回私は、国会がん患者と家族の会の一員として、尾辻議員、古川議員始め各会派の皆さんとともに、がん登録等の推進に関する法律案を参議院に提出させていただきました。このがん登録法の最大のポイントは、何といっても全数調査によるデータベースです。
そこで、大臣にお尋ねしますが、子宮頸がんの発症率や生存率、予防や治療の向上、国民への情報提供にこの法案がどのような役割を果たすかについて、大臣の見解といいますか、御期待をお尋ねいたします。
【次の発言】 この子宮頸がんについては、その予防ワクチンの定期接種化をめぐり、発症率や生存率などについて推進側とワクチン……
○川田龍平君 私は、みんなの党を代表して、持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案に対して反対の立場から討論を行います。 まず冒頭、与党による本法案の審議の進め方に対し、強く抗議いたします。 衆議院においては、本会議で趣旨説明及び質疑が行われ、厚生労働委員会では、不十分とはいえ、参考人質疑を含めておよそ二十四時間の審査が行われました。当然のことながら、衆議院と同様に、参議院本会議においても趣旨説明が行われるものとして質疑の準備を進めていたところであります。にもかかわらず、与党は本会議での趣旨説明及び質疑を行わずに厚生労働委員会への付託を採決により強行、これについての……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 子ども・被災者支援法についてまず伺いたいと思います。 第五条の第三項には、「政府は、基本方針を策定しようとするときは、あらかじめ、その内容に東京電力原子力事故の影響を受けた地域の住民、当該地域から避難している者等の意見を反映させる」、第十四条には、「当該施策の具体的な内容に被災者の意見を反映し、当該内容を定める過程を被災者にとって透明性の高いものとする」と規定されています。復興庁は、基本方針の策定に先立ち、全国での市民団体等が主催する集会に出席したり、被災当事者と個別の会合を持って被災当事者の声を聞いたとしていますが、被災者が要望した点は基本方針に……
○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。
まず、質問させていただきます。
STAP細胞の研究不正の疑惑が騒がれていますが、日本の医学、生命科学研究に対する信用は今や地に落ちた状態です。STAP細胞の研究には、理化学研究所に対する運営費交付金から一億円の研究予算が与えられています。文部科学省が率先して説明責任を果たし、不正がもしあったのなら、交付金の国庫返納や次期算定でペナルティーなど再発防止策を講じるべきではないでしょうか。文部科学大臣、いかがですか。
【次の発言】 総理は、昨年末に、独法の運営費交付金見直しを閣議決定されています。透明性の拡大だけでなく、この国の厳しい財政に深く関わる独法に……
○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。
今日は、復興庁を中心に質問をさせていただきます。
子ども・被災者支援法の基本方針に基づく百十九の関連施策は十五の府省庁にまたがります。法に定められた基本方針の見直しを適時行うためにも、復興庁は、それぞれの施策が適切に実施されているかどうか、問題が発生していないかなどを常に総括的に把握し、改善策を検討する必要があると考えます。基本方針の策定から半年が経過したことに鑑み、早急な取組が必要と考えますが、大臣の見解を伺います。
【次の発言】 子ども・被災者支援法第十三条に基づく原発事故に伴う福島県外の子供の健康調査と医療費の減免について伺います。
環境省は……
○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。早速質問に入らせていただきます。 厚生科学審議会のワクチン分科会副反応検討部会と薬事・食品衛生審議会の安全対策調査会の合同部会で、子宮頸がんワクチンの定期接種の積極推奨の扱いが審議をされています。ワクチン接種後に起きている全身の痛みや運動障害などの症例について心身の反応と結論をまとめたことについて、各方面から批判が出ています。 この部会で審議されているのはGSK社のサーバリックスとMSD社のガーダシルですが、この合同部会は利益相反の管理についても批判が起きています。 配付資料を御覧ください。 この、委員の利益相反を整理した表ですが、これを見ると、利……
○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。 この財政金融委員会での質疑は初めてとなります。私はずっと環境委員会、厚生労働委員会とおりまして、特に私自身は薬害エイズの問題を通して、この国の厚生行政をしっかり良くしていきたいという思いでこれまで厚生労働委員会を中心に仕事をさせていただいてまいりましたが、この度、党が変わりまして会派が変わった関係で、今回、財政金融委員会に所属をさせていただくことになりました。よろしくお願いします。 私自身は十九歳のときに実名を公表して裁判を闘っておりましたが、それから早くも十九年がたちました。本当にもう半分以上この活動をし続けているわけですが、エイズの治療もかなり進……
○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。 同僚の藤巻幸夫議員の同志の急逝、五十四歳という短い死に本当に痛恨の極みを感じております。一人一人の時間には限りがあるとの思いを強くいたします。哀悼の意を表するとともに、御冥福を心からお祈りいたします。できることをできるうちにやっていけるように、藤巻同志の遺志を継いで、本日は謹んで全力で質問いたしたいと思います。 この厳しい財政事情の中でそう簡単にはODA予算を増やせない中で、価値の外交を推し進め、自由と繁栄の弧をつくり上げるためにも、資金援助で名誉ある地位を確保するための方策としての国際連帯税の創設について、麻生大臣の副総理としてのリーダーシップにも……
○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。
法案の質疑に入る前に、昨日の質疑時間に続いて、国際連帯税について質問させていただきます。
冒頭、まずは、昨日の質疑で税制抜本改革法に基づく検討の主体は財務省と政府税調であると大臣が前向きな御答弁をいただきましたことに心より感謝を申し上げます。
航空券連帯税の導入国において航空業界や観光業界からの反対があるか、昨日の質疑では国交省は把握していないとのことでしたが、外務省ではどのように把握していますでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
今日、資料を配付しておりますが、この資料一にあります概要の八行目にあります、導入国において航空業界から……
○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。 私は、時間の制約から、国際開発協会、IDAへの加盟に伴う措置法改正案に絞って伺います。 IDAは、この世界銀行グループの中で低所得国に対して超長期で低利の融資や贈与、技術支援を行う機関であり、ミレニアム開発目標の達成、貧困の削減を後押しするものでなければなりません。この貧困の撲滅と繁栄の共有という世銀のビジョンを実現するためには、経済成長に直接的には裨益しないものの、この繁栄を共有できる経済成長の実現に不可欠な保健医療や教育、社会保障などの強化が欠かせず、世銀が、途上国によるこれら分野における施策がしっかりとグラント、つまり無償援助で支えられる必要が……
○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。今日は、日本維新の会・結いの党の会派を代表して質問をさせていただきます。 公益法人の課税の見直しについてまず伺います。背景説明はこちらで行いますので、簡潔な答弁をお願いいたします。 政府税制調査会の法人課税ディスカッショングループでは、公益法人等の課税の見直しについて議論が行われています。法人実効税率の引下げが最大の焦点となる中で、公益法人等に係る法人税制を見直す目的は何でしょうか。今回の見直し議論は税制上のイコールフッティングを図ることが目的なのでしょうか。あるいは、法人実効税率を引き下げるための代替財源を捻出するための見直しにすぎないのでしょうか。
○川田龍平君 日本維新の会・結いの党の川田龍平です。
今日は三つの項目について質問をさせていただきます。
まず初めに、汚染水対策ですが、六月二日、福島第一原発で地下水が流入するのを防ぐ凍土壁の建設が始まりました。研究開発の名目で三百二十億円もの国費が投入をされます。技術的に確立していないこの凍土壁よりも、私は高尾山などのトンネル工事でも使っているセメントミルクによる地下水の流入防止というものが確実ではないかと考えますが、なぜこういった工法を検討しなかったのでしょうか。
【次の発言】 この工法については、まだ規制委員会の許可が全面的には下りていません。多額の国費、税金を投入するこの凍土壁の建……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。初めてこの経済産業委員会での質疑に立たせていただきます。よろしくお願いいたします。 私は、小渕大臣、副大臣、政務官、就任おめでとうございます。そして、この委員会で本当に最初に質問させていただきたいことはたくさんあったんですけれども、大変残念なんですけれども、先ほど松田議員と同じく、小渕優子大臣の政治資金についての質問というのは本来委員会でやるべきではないのではないかと思っておりましたが、やはり大きな問題となってきてしまっておりますので、大変自分でも心苦しいところありますけれども、しかし聞いておかなければいけないと思いますので聞かせていただきます。 この……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 まず、質問をさせていただく前に、この大臣の政治資金の問題について、もうこのような不祥事について、度重なるこのような質疑になることが、私にとっても大変残念ですし、できれば政策の議論をしていきたいところですが、まずはその質問をさせていただきます。 小渕大臣の辞任というのは経済産業政策を停滞させる重大な失態であり、国民生活はもちろん、省内も混乱の極みにあるということを伺っております。経産省のウエブサイトには、宮沢大臣の記者会見のページのタイトルに、今も小渕大臣のままであるということを、宮沢大臣も御存じないかと思いますが、事務方に修正を指示された方がよいかと……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。
早速、質問に入らせていただきます。
南相馬の特定避難勧奨地点の解除問題に関し、先日、又市委員も質問されておりましたが、その質疑も踏まえ、何点か質問いたします。答弁は簡潔にお願いいたします。
南相馬の特定避難勧奨地点百五十二世帯中、子供や妊婦のいる世帯は何世帯あるでしょうか。
【次の発言】 随分多いと感じますが、それらの世帯については、毎時二・〇マイクロシーベルトを上回っている地点ということで避難推奨がなされたということでよろしいでしょうか。
【次の発言】 今回、特定避難勧奨地点の解除基準は年二十ミリシーベルトを下回ることが確実になるとされていますけ……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。初めてこの平安特の質疑に立たせていただきます。よろしくお願いします。
まず、政府案の存立危機事態と、維新案の武力攻撃事態との違いについて、維新の発議者に伺います。
【次の発言】 明瞭なお答えありがとうございます。
それでは、その政府案について質問させていただきます。
まず、政府の積極的平和主義、プロアクティブ・コントリビューション・ツー・ピースについて伺います。プロアクティブとは、辞書を引くと、先取りする、先を読んで行動を起こす、対語はリアクティブですけれども、つまり、このプロアクティブな平和への貢献とは、攻撃があった際にのみリアクティブに武力を用い……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 今日は五年ぶりに環境委員会に戻ってまいりました。丸川大臣、井上副大臣、そして竹内副大臣、今日は厚生労働副大臣にも来ていただいておりますが、ありがとうございます。 まず、一言苦言を申し上げたいと思います。まず、臨時国会を開かずにこうしたCOP21に大臣が出席して発言をするというのは、これは民主主義国家として、代表として行くというのはふさわしくないのではないかと思います。所信表明もしていないと。また、こういった国会軽視の姿勢を是非改めていただきたいと思います。丸川大臣は、以前厚生労働委員長も務めておりました。今日も環境委員長不在のまま、そして厚生労働委員……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。久しぶりにこの厚生労働委員会に戻ってまいりました。ありがとうございます。
薬害エイズの被害者として実名を公表してから二十年が経過をいたしました。薬害エイズの裁判の和解からも十九年という経過をいたしまして、私自身は薬害エイズの問題を経験した被害者の一人として、薬害を二度と繰り返さない社会をつくるために国会議員の仕事をさせていただいております。
そういった意味で、是非大臣には、薬害を繰り返さないために、薬害エイズについてどのように感じているのかということをまず所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
是非しっかり国民の命を守る……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 まず、さきの大戦により命を奪われた方々、そして戦没者の遺族の方々に弔慰の意を表させていただきます。 質問に入ります前に、一言、B型肝炎訴訟の新たな合意について。 これまで給付金の支払対象外だった発症後二十年を超えて提訴を行った原告も救済することを、先週の二十七日に全国原告団、弁護団との間で合意されたことについて、一歩前進と評価をいたします。しかし、救済の金額にはまだ差があるなど課題は残されており、和解の道を選択せず、判決や裁判所の所見を求める原告もおりますので、今後とも厚生省は、差のない解決に向け真摯に原告弁護団に対応していただきたいと思います。 ……
○川田龍平君 よろしくお願いします。
子宮頸がんワクチンの副反応問題についてまず伺います。
昨年来、厚労省は子宮頸がんワクチンの副反応事例について追跡調査を行っているところですが、先日の院内集会でお会いした被害者のケースでは、当初、調査の対象になっておらず、市役所に問い合わせたら後から調査票が送られてきたという方が複数おられました。
調査結果を取りまとめて公表する前に、調査対象に漏れがないかどうか、被害者団体とよく意見交換していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 是非漏れがないように、また再調査ということにならないように、よろしくお願いいたします。
次に、一方で国……
○川田龍平君 先日の質疑で時間が足りませんでした。その続きから入らせていただきます。 全国に千三百以上もある臨床研究の倫理審査委員会の質の向上を目指す認定制度が開始され、九つの委員会しか認定されなかったこと、また、法定化されていないためにこのメリット、デメリットがほとんどないという議論をさせていただきました。この認定申請時に提出すべき書類を見ると、実際の研究計画が倫理審査委員会に申請され、どのように審査され計画が改善されたか、また同様の問題のある計画を修正なしに承認したりしていないかどうかといった審査の質に関する調査は行っていないのではないかと思われますが、九つの委員会を認定するに当たり、審……
○川田龍平君 勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律案、いわゆる若者雇用促進法案における積極的な職場情報の提供を促す取組について何点か伺います。 今回の法案では、新卒者の募集を行う企業に対し、企業規模を問わず、募集、採用に関する状況などの職場情報について幅広い提供を努力義務化した上で、応募者等から求めがあった場合にのみ、募集、採用に関する状況、企業における雇用管理に関する状況、そして職業能力の開発、向上に関する状況という三類型の情報について、それぞれ一つ以上の情報提供を義務化する内容となっています。 この幅広い情報提供をなぜ努力義務にとどめ、求めがあったときにしか義務化しなかったのでしょう……
○川田龍平君 先週、聖マリアンナ医科大学病院の精神保健指定医の不正申請が発覚し、厚生労働省は、医道審議会の分科会の答申を受け、指導医九人を含む二十名の精神保健指定医の資格取消しを決めました。精神保健指定医は、基本的人権を剥奪する権限を国から与えられた資格です。同じ大学から二十人も虚偽申請があり資格認定されていたことは、国際的な非難を免れ得ない重大な人権侵害だと思います。 この指定医たちが非自発的入院、つまり強制入院や身体拘束をしたケースについて、不適切あるいはいいかげんな判断に基づく不当な人権侵害だった可能性がないか、国として徹底的に調査するべきではないでしょうか。
○川田龍平君 ありがとうございます。川田龍平です。 独法改革推進法案に関して、年金積立金管理運用独立行政法人、いわゆるGPIFについて質問いたします。 年金積立金については、昨年十月、運用資産の構成割合が定めた基本ポートフォリオが見直されました。先ほどから委員の質疑にもありましたけれども、国内及び外国株式の比率は大幅に引き上げられ、その比率は五〇%となり、一方で、国内債券の比率は六〇%から三五%へと引き下げられました。この年金積立金管理運用独立行政法人法では、年金積立金の運用は安全かつ効率的に行わなければならないとされています。 現在、株式相場は好調ですが、長期的な観点から、このような株……
○川田龍平君 よろしくお願いします。
前回に引き続き、聖マリアンナ医大で起きた精神保健指定医の不正取得について伺います。
四月二十一日の当委員会で私が質問した、二〇一一年の千葉大学大学院を舞台とした精神保健指定医の不正取得疑惑について、その後の調査結果はいかがでしょうか。
【次の発言】 この事案については、四月の二十一日に質問をして、その調査をするということでしたけれども、これ、今も障害者の人権侵害が続いているという可能性がありますので、しっかり、しかし早急にこの調査結果を公表していただきたいと思います。
次に、海外の精神保健指定医制度について、四月二十三日の当委員会で私が質問したように……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。
まず、国保組合への国庫補助の見直しについて伺います。
今回の法案では、国民健康保険組合への国庫補助を負担能力に応じた負担とする観点から、二〇一六年度から五年間掛けて段階的に見直し、また所得水準に応じて一三から三二%の定率補助に見直すこととされています。この見直しは積立金にも影響を及ぼすことが予想されますが、組合財政の安定のため、そして加入者の急激な負担増を回避するためにも、積立金の積み増しについて何らかの激変緩和の措置を検討すべきではないでしょうか。
【次の発言】 次に、患者申出療養制度について伺います。
医師と患者の間の情報の非対称性があることは……
○川田龍平君 ありがとうございました。 患者の立場で私も委員をしておりますけれども、本当に今日は患者申出療養ということで、患者が申し出ることでそういう制度ができるということで、本来であれば患者からそういう制度をつくってほしいということがあって患者申出療養ができるんであればいいんですけれども、なかなかこのでき方が、何かやっぱり先ほど、患者の立場から、視点からいうと、うさんくささとか抵抗感があるという話も伊藤参考人からありましたが、一度でも患者から何か意見を聞かれたことというのは、この参考人で呼ばれるまでにあったでしょうか。伊藤参考人。
○川田龍平君 今日は、参考人の皆様、貴重な時間を使っていただき、参考人として意見陳述をありがとうございました。 医療費の適正化という言葉が先ほどから何度か出ておりますけれども、私自身は、医療費の増加には、高齢化というよりも医療技術の向上ですとか医薬品の価格の上昇によるものが大変大きいと考えておりますが、特にグローバル企業による価格の決定のメカニズムというのが、日本の薬価も、実はアメリカの薬価が決定したことによって、外国の価格を参考にして日本の価格が決まっているということで、C型肝炎の新薬など大変高額になって、一錠が六万円とか、そういった価格で今新しい薬が出てきているということがあります。 ……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 総理は、四月の予算委員会で、日本の医療について、国際的には相対的に中位の医療費で世界最高レベルの健康寿命を達成しており、世界に冠たるこの国民皆保険制度をしっかりと次の世代に引き渡していきたいと答弁いただきました。本当にうれしく、これについてはお礼を申し上げます。 しかし、総理はこの国民皆保険制度が今危機に瀕しているということを御存じでしょうか。もちろん知っていると思いますが、財政難による危機ではなく、混合診療の全面解禁によってお金のある人しか医療を受けられなくなるという公平性の危機です。 総理は、患者申出療養は保険収載に向けた仕組みと答弁しましたが……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 私は、今回、自殺対策を考える議員有志の会というのに八年前に当選をしてから参加をさせていただきまして、超党派議連の設立にも関わらせていただきました。 法律については、やはり成立させてから、特に、成立させただけではなくて、理念が予算化され、そして実施されて、さらにはチェック、そして見直しをして継続して初めて生きてくるということを、私も原発事故子ども・被災者支援法を超党派の全会一致で成立させた経験からも、この三年間、日々痛感をしております。 本当にこの自殺の問題については、先ほどほかの先生からもお話がありましたとおり、山本孝史議員とは、実は約二十年前の、……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 厚労省は、五日、薬事分科会における審議参加規程に違反した事実があったとしておわび文を掲載しました。冒頭、その一件だけ質問させていただきます。 大臣、これは、またかというような感想を言わざるを得ない案件ですが、医薬品を承認する国の審議会委員の利益相反問題は度々国会で取り上げられ、私も四月の厚労委員会で大臣に調査を求めたところです。 医薬品承認の委員八名が規程違反で全員辞任というNHKの報道もありましたが、実際は三百二十八名中二十四名もの委員が製薬企業から寄附金、契約金をもらっていたことを正しく申告していなかったということです。薬害被害者の人たちが指摘……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 まず、二次被害に関して伺います。 昨日、個人情報が流出後、初めての年金支給日でした。今朝の新聞によりますと、週末の詐欺被害に続いて、また今回、和歌山県の六十二歳の女性が流出を装う文書で被害、用紙に個人情報を記入して送付してしまったと。文書でこれまた来ているということですけれども、連日のテレビニュースを見ていると、不安を感じているお年寄りの中には、新聞も読まずにラジオも聞かないという方も多くいらっしゃると思います。 配付資料の一ですけれども、これは六月五日から厚労省のウエブサイトに掲載されているQアンドAですが、これを全国に十二万人いるとされている年……
○川田龍平君 よろしくお願いします。
前回、時間切れでできなかったこれまでの厚労省と機構の対応について伺います。
情報政策担当参事官室、情参室は、五月八日にはインシデントと認識していたと衆議院で答弁しておりますが、では、いつ深刻なインシデントと認識したのでしょうか。八日なのか、十九日なのか、二十二日なのか、二十九日か、明確にお答えください。
【次の発言】 しっかり答えていただきたいと思いますが、先日、修正加筆された経緯によれば、この情参室は、二十二日にもNISCとやり取りをしているにもかかわらず、機構が警察に届け出たことについて二十九日までNISCへの報告を怠っていました。
政府全体の方……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 まず、子宮頸がんワクチンについて伺います。 五月二十日の日本神経学会で厚労省研究班が発表した内容によれば、子宮頸がんワクチンの副反応被害について、体内の免疫システムに関わる特定の遺伝子が症状の出やすさに関連している可能性があるとのことです。HLA―DPB1と呼ばれる遺伝子が0501という型だった患者が十二人中十一人、九二%に上り、免疫異常による脳炎などを起こしているということは、0501は日本人の四割から五割とされることと併せて考えると、国民の約半数が副反応の発症リスクを負うということになるのではないでしょうか。
○川田龍平君 よろしくお願いします。
医療情報保護の在り方について伺います。
全ての医療保険者や介護保険者の情報流出防止のための対応については、七月中旬の何日を締切りに集約し、公表する予定でしょうか。
【次の発言】 医療情報は重要な個人情報であり、年金以上にセキュリティーをしっかりするべきと考えますが、各医療保険者のデータは自治体とも共有をされています。そのためにも、NISCの監視範囲を自治体にも拡大するよう、サイバーセキュリティ基本法を改正すべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 今現在、維新の党では、そのような法改正も含めて検討しております。党内手続が済み次第、各……
○川田龍平君 よろしくお願いします。 法案審議の前に、精神医療について短く伺います。 通院医療を通じ自立生活と就労を目指すことは、本人にとってはもちろん、国家財政上も労働政策上も望ましいことです。しかし、先週、東京都内の福祉事務所に、ある精神科クリニックから相談員が派遣され、自分のクリニックに誘導し、生活保護費もクリニックが管理しているという驚くべき実態が精神障害者の囲い込みだとして報道されました。 生活保護費がそっくり現金書留でクリニックに送られていたとのことですが、住居が分かっているのに通院先に送ること、許されるのでしょうか。金銭管理ができていない精神科通院の受給者に対して、通院先に……
○川田龍平君 川田龍平です。 前回の質疑の際、現在の労働者派遣法における常用代替の防止と、臨時的、一時的な働き方の原則の関係について明確な答弁は得られませんでした。結局、一九九九年のネガティブリスト化の際に、常用代替が生じないように、自由化業務に係る派遣を臨時的、一時的なものとして位置付けることとしたように、臨時的、一時的な働き方の原則というのは常用代替の防止を達成するための手段であると理解しましたが、よろしいですね。 他方、今回の改正案では、臨時的、一時的な働き方というのは、労政審の建議を踏まえて、派遣先における派遣労働の利用、そして派遣労働という働き方の両方について、臨時的、一時的なも……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 先週、地方公聴会、そしてその直後に非正規雇用労働者の待遇改善と希望の持てる生活を考える議員連盟の申入れを大臣にさせていただきました。その後、参議院の予算委員会がありまして、ちょっと大臣に要望をしていなかったんですけれども、大臣の方から出たいと要望が来ていたんですけれども、申し訳ありませんでした。それで、その後、発達障害支援議連の申入れなどをして、大臣も大変だなと思いながら、この質疑、本当に是非よろしくお願いいたします。 厚労省としては、本当にこれしっかりいろいろやらなきゃいけないことがある中で、この派遣法の改正というのは、私もこれ本当に重要な法案だと……
○川田龍平君 参考人の皆さん、今日は本当に御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございます。 私からは、まず、この正社員という言葉についてなんですけれども、短時間正社員ということをイケアさんもおっしゃっておりますし、これからの多様な正社員ということで今野さんからも言われていますし、中野参考人からも多様な正社員構想ということで、今回、この法律と併せて、派遣法改正によって派遣社員の正社員化ということが言われているんですけれども、この正社員ということに対して法律については定義がなく、正社員というのはフルタイムで無期で、三つの条件によって正社員ということで言われてはいるんですけれども、法律には定……
○川田龍平君 まず、参考人の方、大変お忙しい中、貴重な御意見をありがとうございました。 それでは質問に入らせていただきますが、今年の二月の「中央労働時報」で鎌田教授の論文、講演を元にした論文が、論文というか講演録が載っているんですけれども、その中で、最後に、派遣労働者の処遇について、私としては均等待遇を含めて更にいろいろな仕組みを考えるべきだと思います、また、ドイツのような最低賃金も一つの選択肢として考えていく必要があると思っていますということで、派遣労働について、処遇改善、特に均等待遇も含めて最低賃金というものを定めていく必要があるということをおっしゃっているので、そのことについていかがお……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。
今日は甲斐中委員長に御足労いただきましたが、今回のこの検証委員会の検証について、郷原元年金業務監視委員長は、検証委員会の検証は不十分としています。なぜ今頃になって四月二十二日の厚労省攻撃が明らかになったのでしょうか。厚労大臣の責任や担当係長が情報を上に上げなかったことについて十分な検証がなされていないのではないでしょうか。こういった点についての批判に対し、どのように答弁をされるでしょうか。
【次の発言】 厚労大臣の責任、それから担当係長が情報を上に上げなかったことについて十分な検証がされていないかと思いますが、それについていかがお考えでしょうか。
○川田龍平君 参考人の皆さん、今日は参考の御意見ありがとうございました。
まず、質問させていただきます。
中山参考人に、まず、この間の労働争議の、紛争の多様化というか、これは資料がありまして、昨年の十二月のジュリストに論文を載せておられて、その中で、この紛争が、特に労働紛争の動向が変わってきているということで、特に団体から個人になってきているということですけれども、その具体的な事実と、それがなぜなのかということなどを挙げていただければと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
大変、派遣先と派遣労働者が争う例というのが増えているのかなとも思うんですけれども、その点、棗参考人に、そ……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 前回の冒頭、大臣にお願いをさせていただきました中医協における患者申出療養についての患者団体のヒアリングについて、前向きに検討していただけているそうで、大臣にまず感謝を申し上げます。 では、法案の審議に入ります。 まず、前回に引き続き、均等・均衡待遇について何点か伺います。 前回、私が、厚労省として、同一労働同一賃金の原則を我が国が導入するに当たって、障壁があると考えているのであれば具体的にお示し願いたいと尋ねたところ、坂口部長からは、同一労働同一賃金の考え方については重要な考え方であると考えていると答弁する一方で、我が国の雇用慣行との関係でいくと……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 まず、この改正案附則第九条、「なお従前の例による。」についての質問を三問用意していたんですが、ちょっとこれは時間がもったいないので飛ばします。答えがもう何度も出ていますので。 それで次に、二十六業務の個人単位の期間制限に関して、十一号業務の添乗員について、少し突っ込んで伺います。 添乗員については、八月十一日にも申し上げたように、中学生向けの職業紹介図鑑などで、まず派遣会社に登録するとあります。この仕事は、派遣法制定当時の一九八五年から一貫して専門業務に指定されており、もう三十年も派遣が主体の仕事として社会に定着していると考えますが、添乗員のうち派……
○川田龍平君 川田龍平です。
総理、体調は大丈夫でしょうか。大変、同じ難病患者として体調を心配しております。しっかり質問させていただきますので、答弁よろしくお願いします。
総理、今回の法改正については、派遣労働者を増やす意図はないと塩崎大臣は明確に答弁されていますが、総理も今回の法案で派遣労働者の割合は増えないと考えているということでよろしいですね。
【次の発言】 これは増やすべきではないとお考えだということです。
専門二十六業務の個人単位の期間制限による雇い止めの懸念について伺います。
このうち、添乗員と放送番組等演出は、いずれも派遣法制定直後の一九八六年に法制化され、既に三十年余り……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。
今日、読売新聞がこの派遣法については今日にも採決ということで、今日メディアも外にも中にもいますし、後ろの傍聴席、本当に立ち見の傍聴席が、今日、皆さんも注目されているわけですけれども、今日の朝の理事会では採決ということの話は出なかったわけですが、大臣、これ今日採決するんですかね。
【次の発言】 私は、これで採決ではないと思うんですね。当然、まだこれは、この法案の中身が、問題が解決されているわけではない、そして本当に問題の多い法案だと思っております。
質問に入りますが、長年、特定労働者派遣事業を営まれている中小の事業主の中には、派遣労働者を正社員として無……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。
八月二十日に開かれた厚生科学審議会疾病対策部会の難病対策委員会で難病対策の基本方針が承認されました。今後は自治体に焦点が移り、保健所単位で地域協議会を設立して患者団体の参加を促していくことなどが期待されています。
難病対策委員会は、自治体の取組状況の監視、助言のためにも必要な委員交代を早期に行って、今後とも継続的に開催するべきではないでしょうか。
【次の発言】 かつては一年に一回も開かれなかった時代もありましたが、今後はどの程度の頻度で開催を考えているのでしょうか。
【次の発言】 長年委員を務めていただいた患者代表の委員の方の任期が来ているようですが……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 まず、先週の水害被害に遭われた皆様、そして今も噴火によって口永良部島の住民の皆さんも避難が続いておりますし、そして阿蘇山の噴火、さらには、先週岩手県に行ってまいりましたけれども、いまだに岩手県では仮設住宅暮らしが続いているという状況で、本当に、災害の被災者の皆さんにまずお見舞いを申し上げます。 そして、この法案の審議に先立ちまして質問の順番を変えさせていただきますが、一番最後に用意をしておりましたマイナンバー制度について、これが十月一日から制度が始まります。他方、六月三十日に閣議決定された日本再興戦略改訂二〇一五において、マイナンバー制度のインフラを……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 まず、質問に入る前に、櫻井委員長に提案があります。 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会、いわゆる国会事故調、これは憲政史上初めて国会が法律を作って調査委員会を設置した画期的な取組です。本委員会の前身である原子力特別委員会は、その国会事故調の提言に基づき設置されたものです。しかし、二〇一三年八月に設置されて以来、質疑時間は僅かに十四時間十分、四回しか行われていません。国会事故調が活動終了して以降も新たに様々な事実が判明しており、国民が国会に求める行政の監視・検証機能は果たせていないと思っています。国会議員から構成される委員会ではなかなか限界があり、……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 豊島区内の公園の遊具付近で高放射線量が検出された問題について伺います。 先月、豊島区の区民の通報で調べたところ、区立池袋本町電車の見える公園の滑り台が二つ連なった複合遊具近くの地表で、毎時四百八十マイクロシーベルトという大変高い放射線量が測定されたと区が発表しました。この数値は除染を行う基準値の二千倍で、この場所に二時間いると年間許容量とほぼ同じ量の被曝をすることになります。区が地中を調べたところ、直径三ミリ高さ三ミリのステンレスカプセルを発見し、三十七メガベクレルの放射能を持つラジウムが入っていたとのことです。 区が経緯を調査中ですが、二〇一三年……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。よろしくお願いいたします。
まず、仙台で開催されました第三回国連防災世界会議について、議長を務められた山谷大臣に、会議の概要と成果、感想を簡潔にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
重要な国際交渉が続くので、流会とならなかったことは大変評価をしたいと思います。しかし、私は、国連やNGOの代表を通じ幾つか懸念、問題点を共有いたしましたので、以下、お伺いいたします。
日本も作成に参加をしました草案に元々あった、多国間の環境合意、気候変動、生物多様性などに関連する政策と防災政策に整合性を持たせるという文章が、議論の結果削除され……
○川田龍平君 よろしくお願いします。
限られた時間ですが、医療保険制度がどうあるべきかということについて総理と議論させていただきたいと思います。
私は、医療保険制度というものは、国民の価値観、国民性、あるいは文化や社会の歴史的な背景を基につくられてきたものだと考えていますが、総理の御所見を伺います。
【次の発言】 この国の医療保険の将来は、まさに国民の選択に懸かっていると思います。我が国の医療保険制度については、国民の評価よりも国際的な評価が大変高いと私は理解していますが、総理はどの辺りが特にこの国際的な評価が高いと考えておられるでしょうか。
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。
質問に入る前に、礒崎陽輔首相補佐官の当委員会への参考人招致を求めたいと思います。
憲法違反である政府の安保法制は絶対に認められません。
法的安定性は関係ないとした首相補佐官の発言は極めて問題であり、先般の特別委員会での質疑では国民は納得していません。
委員長、礒崎補佐官の参考人招致を検討をよろしくお願いいたします。
【次の発言】 よろしくお願いします。
では、質問に入ります。
日本年金機構がサイバー攻撃を受け、百一万人の個人情報が流出して三か月がたとうとしています。いまだに犯人や被害の全容は明らかになっておらず、国民の不安と不信感は今も解消さ……
○川田龍平君 民進党・新緑風会の川田龍平です。会派を代表して質問させていただきます。 冒頭、パナマ文書に関して伺います。 世界のタックスヘイブンにある金融資産は三千兆円とも言われ、グローバル企業の課税逃れで失われる世界の税収は年間三十兆円との推計もあり、税制の公平公正といった観点からこれは看過できないと思います。 今回のいわゆるこのパナマ文書について、他国と協調しつつ、日本人の資産隠しや課税逃れを政府として調査し、支払うべき税金を支払わせるべきではないでしょうか。また、BEPS行動計画の実施だけでなく、OECD、国連、IMF、世銀が一体となった租税回避に向けた世界的な統一ルール策定に取り……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 また参議院の厚生労働委員会に戻ってまいりました。故山本孝史議員のいたこの参議院の厚生労働委員会において、十年の節目にこの法改正に当たり、この立場に立ち会えたことを大変うれしく思っております。 山本孝史議員との関係については、昨年六月の決議の質疑の際にも述べさせていただきました。今日は時間がありませんので割愛させていただきますが、会議録にも残っております。私自身、命を守る政治家として、特に山本孝史議員の遺志を引き継ぎ、引き続きこの厚生行政、しっかりと私も国会議員として頑張ってまいりたいと思っております。 昨年六月にも質問した地域自殺予防情報センターに……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 私が二十年前に薬害エイズ問題で実名を公表してから、もう既に、三月六日でしたので、ちょうど約二十年が経過をいたしました。 私は、今日は聖マリアンナ医科大の精神科における臨床研究の不正の告発についてお伺いいたしますが、昨年の四月、五月にも私はこの聖マリアンナ医科大の問題、取り上げさせていただきました。 その中で、この研究、特にこの治験に関わる問題についても取り上げましたが、あの後、私のところに、昨年の八月、川崎市にお住まいの湯浅円香さんという方から一通のメールが届きました。本日は、御本人の強い意向で実名での告発ということでこれを取り上げさせていただきま……
○川田龍平君 維新の党、まだ維新の党の川田龍平です。
まずは、政治の責任について大臣に伺います。
臨時国会を開催しなかったことにより、来年度の就職内定者との契約において、まだ成立していない法律に基づいて就業規則の不利益変更が強いられたり、退職共済手当への加入を継続する場合には事業者は掛金を従来の三倍とする必要があり、経営の圧迫につながっています。新年度直前のこの時期に現場にこのような深刻な混乱が生じていることの責任は誰にあると考えていますか。
【次の発言】 いや、臨時国会を開かなかったことにより、この新年度直前にこういう法改正になっているということの政府・与党の責任について聞いているんです……
○川田龍平君 まだ維新の党の川田龍平です。そろそろ党が変わるそうですが、それでは質問させていただきます。
准介護福祉士についてということなんですが、このままこの法改正がされないと、地震があったりして国会が開かれなくなったりしてしまうと、法案が通らないと、この四月から准介護福祉士という新しい資格ができてしまうんですが、それについて、内田参考人、それからこの准介護福祉士についてどのようにこれはするべきだとお考えでしょうか。いまだに内容について決まっていないところが多いと思うんですが、どのようにすればよいとお考えでしょうか。
【次の発言】 それから、内田参考人に集中して申し訳ないんですけれども、こ……
○川田龍平君 維新の党、まだ維新の党の川田龍平です。
養成施設ルートにも試験を課すことによって全てのルートで試験を課すことになりますが、これまで国家試験の義務付けを二度延長してきたと、先ほどの小池委員のお話にもありましたけれども、この背景として介護人材が更に不足するといった懸念もあったかと思います。
介護人材の質の確保は非常に重要である一方で、全国の養成施設に与える影響、また介護人材の確保に与える影響も大きいのではないかと思いますが、その対策についていかがお考えか、伺います。
【次の発言】 昨日の参考人質疑におきまして、内田千惠子日本介護福祉士会副会長がお越しになりました。その中でもありま……
○川田龍平君 まだ維新の党の川田龍平です。あと何日で仕事がなくなるんでしょうか。私も、会派がどうなるかちょっと分からないんですけれども、これから質問をしっかりさせていただきたいと思います。 それでは、まず一番最初の質問の前に、ちょっとここ連休がありまして、土曜日の新聞に、朝日新聞なんですけれども、「臨床研究 甘い規制」ということで、新聞記事に大きく出ていました。これは、ノバルティスの高血圧治療薬のディオバンの論文不正事件で刑事裁判が十七、十八日と行われております。それについて記事が載っておりまして、ここでは、一三年の当時、厚生労働省の方で検討委員会を設けてこの調査をしておりましたけれども、真……
○川田龍平君 昨日の続きから始めさせていただきたいと思います。
福島県外の自治体から、甲状腺がん検査を国の責任で実施してほしいという要望は、これ相変わらず届いていないのでしょうか。北島環境保健部長、よろしくお願いします。
【次の発言】 チェルノブイリの事故の際は比較的線量が低かった地域でも甲状腺がんが発生しており、また、五歳以下だった子供はすぐには発症せずに、思春期以降、早くても七、八年たって発症した事実が先日の報道で明らかにされています。この事実について見解を伺います。
【次の発言】 大臣、県外において、長期にわたり福島県外でも検査を行うべきと考えますが、これ、全国がん登録のデータを生かす……
○川田龍平君 維新の党と名のれるのもあと三日になりました川田龍平です。今日はよろしくお願いいたします。 まず、昨日の質疑で、武見委員から国際保健に関する質疑で、WHO総会の方に大臣行くというような、行きたいというようなこともおっしゃっていましたけれども、ILO総会も、その話もしていました。 ILO総会、毎年六月に行われておりまして、大体その時期は国会が開かれていて、大臣は、実は日本だけ大臣が出席していないということだそうですので、これ是非大臣として出席していただきたいんですが、これ、ただ単に国会が開かれていたから大臣が行けないというだけではなくて、やはり日本はこの基本条約八条約のうち二条約……
○川田龍平君 今日は参考人の皆様、貴重な時間と御意見ありがとうございました。 質問に入らせていただきますが、私も今年四十歳で、まだ子供がいないんですけれども、これから子供をつくりたいと思っていて、そうすると、育児とそれから親の介護もダブルで同じ時期に来るんではないかという感じもするんですけれども、それについて、そういった、育児だけでも大変ですし、介護だけでも大変なのに、両方これから抱えてくる四十代とかそれからの世代というのは本当に多いと思うんですが、それについて、武石参考人、そういった問題についてはどのように現状を考えておられますか。それと、課題について。
○川田龍平君 党はなくなりましたが、まだ会派は残っているので、最後の維新の党の質疑です。あしたからまた会派が移るかと思いますが、よろしくお願いいたします。 私も、今の保育の問題につきまして、これ通告しておりませんが、昨日も今日も新しい党で今この待機児童問題の緊急対策会議を行っています。 昨日もお母さんのお話を伺いましたが、その中でも、先ほどの、今厚労省のホームページで意見募集をしている件、これはお母さんたちなかなか子育てしながらパソコンを開くこともできないということで、ワード文書で求められているそうですが、是非スマホでも入力できるようにしてほしいとか、いろいろとお母さんたちの要望をお聞きし……
○川田龍平君 民進党・新緑風会の会派を代表して質問させていただきます。川田龍平です。 私、一番最初に、まず法案の質疑に入る前に、先週ニュースになりました化血研の事業譲渡について。 化血研の問題が大きくマスコミにクローズアップされたときから大変違和感を強く持っていたんですが、この化血研の問題というのがこれほど大きくなった背景には、薬害エイズの被告企業であったり、本当に患者として血液行政について非常に不安感を持って、この問題について大変怒りもありましたし、ただ一方で、この化血研という企業が、医療用の医薬品であったりそういったところで、なかなかマスコミに対してはスポンサーでもなかったり、天下りが……
○川田龍平君 会派を代表して質問させていただきます。 まず、質問時間を与えていただきましてありがとうございます。その上で、熊本地震でお亡くなりになられた方の御冥福をお祈りするとともに、被災者の方へのお見舞いを申し上げます。 そして、まず国会についてですが、大震災と言えるような大きな震災が起きたときには、やはりまず政府が一丸となって、与野党一丸となってこの対応に当たるためにも、国会をその発災直後には一時的に、これは委員会をお休みしてでもやはりこういった政府、与野党一丸となって対応に当たるということが、やはり東日本大震災のときには一週間、あのときは国会を開かずに、国会は開いていましたけれども一……
○川田龍平君 民進党・新緑風会の川田龍平です。会派を代表して質問させていただきます。 昨日、おとといと、国際人口問題議員懇談会とアジア議員フォーラムの共催の国際会議が、六十五か国から百三十人の国会議員の大変大きな会議が開かれました。武見敬三議員には本当に御尽力いただいて、今日、ちょっと今は席を外していますけれども、本当にすばらしい宣言文、それからサミットへ向けての提言文が採択をされました。そして、この人口問題、特に女性のエンパワーメントであったり、それから感染症対策、さらには日本の世界に冠たる国民皆保険制度、UHCについてなど、大変大きな問題について話し合われる国際会議で、大臣にもクロージン……
○川田龍平君 ありがとうございます。川田龍平です。 私は、今、足立委員のあった話とはちょっと逆の立場なんですけれども、やっぱりしっかり、このMMRワクチンの被害とか、それから、B型肝炎の今回の法案の基となったのも、これは予防接種によって、注射の回し打ちと、中身の成分ではないですけれども、そういうワクチン接種によって被害を受けてきた人たちがたくさんいるんですね。そういったことを受けてのことだと思いますので、そういう意味では、予防というのであればワクチン以外にもやることはあるわけです。そういったことをやっぱりしっかりやった上でワクチンというのがあるわけで、そういう意味で、やるべき検診ですとか、そ……
○川田龍平君 民進党・新緑風会の川田龍平です。よろしくお願いします。
昨年の一月の末で閉館をしましたこどもの城と青山劇場、それから併設の青山円形劇場に関して伺います。
これ、発達障害など様々な理由で、自分の住んでいる地域の児童館などで放課後を過ごすことが困難な児童の居場所としてのこどもの城に代わる事業を今後どのように展開していくつもりでしょうか。大臣、よろしくお願いします。
【次の発言】 この報告書も、途中のものですけど、見てみると、やっぱり結構全国で参考にされている児童館は多いんですね。やっぱり、そういう意味でしっかりこの役割を、これ引き続きやっていただきたいと思いますし、それから、この……
○川田龍平君 民進党・新緑風会の川田龍平です。会派を代表して質問させていただきます。 今日は、参考人の皆さん、本当に貴重な時間、貴重な御意見をありがとうございました。本当に、今日の御意見を是非参考にさせていただき、審議に生かしていきたいと思います。 まず、岡部参考人にお聞きしたいんですけれども、岡部参考人が、これ二〇一四年の難病・慢性疾患全国フォーラムで発表した資料を少し引用させていただきたいと思いますが、この病気を岡部参考人は、二〇〇六年、ちょうど十年前に発症されて、三年半で呼吸器を付けたということで、これから毎日のように何かができなくなっていく、それは大変恐怖ですということを述べられて……
○川田龍平君 川田龍平です。会派を代表して質問させていただきます。
まず、この障害者権利条約の第十九条について、障害者は慈善や治療の客体から障害のない人と平等な権利の主体へパラダイム転換するという条約の基礎となる条項であると考えますが、厚労省の見解をまず大臣に伺います。
【次の発言】 それでは次に、基本合意と骨格提言について、先ほどからもこれ質疑ありましたけれども、この計画的、段階的に実現すべきことに関して、今年の二月に滋賀で行われましたアメニティーフォーラムでの社会保障審議会障害者部会委員の菊池早稲田大学法学部教授による、民主党の政権での基本合意というものはもはや無効であるというようなこと……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 今日は、維新の党を代表して質問させていただきます。 まず初めに、この維新の党も含め、野党による開会要求が条件を満たしていたにもかかわらず、それを無視して臨時国会を開かなかったことは許されることではありません。憲法をないがしろにするような行為は今後はやめていただきたいという私の意思を強く表明して、質問を始めさせていただきます。 そして、二つ目の軽減税率については、これは、先ほど午前中の質疑でもこれは据置税率ではないかという話もありましたが、これについて、一兆円の試算についてや家計調査の納得のいく説明がされるまで、これはあした以降のこの質問に回させてい……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。
いわゆるこの一兆円の軽減税率、その九割は年収三百万円以上の方に恩恵が行ってしまう、また、半分の五千億円は年収五百万円以上の方に行ってしまうということが財務省の試算で明らかになっているということですが、総理も同様の認識でよいですね。
【次の発言】 総理もそのような認識でしょうか。
【次の発言】 この額については、やっぱり年収一千万円以上の方に一千億円以上の財源が使われてしまうという試算もあるので、全く低所得者対策とは言えないと思います。
さらに、問題は財源にあります。
この一兆円の財源のうち四千億円は総合合算制度の導入に予定していた予算を振り分けると……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 今日は、経済・財政等についての質問をさせていただきます。 安倍総理は、所信表明演説において、一億総活躍の最も根源的な課題は、人口減少課題に立ち向かうこと、そして希望出生率一・八の実現を目指しますということを述べられております。麻生大臣も、少子高齢化という構造的課題に真正面から取り組んでまいりますということもおっしゃっております。 そこで、私は、子供の命を守り育てていく政策について、具体的な提案も含めて、総理並びに関係大臣に質問いたします。時間に限りがありますので、簡潔な答弁をお願いいたします。 保育園落ちた日本死ねと題したブログが注目を集めていま……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 私もシリーズ物で、前回時間切れで質問できなかったサッカーや野球場、そして学校の校庭などに使われている人工芝グラウンドの黒ゴムチップの有害性について、子供たちの命を守るために関係大臣に伺います。 アメリカの消費者製品安全委員会は、先月の二月十二日、環境保護局、そして疾病対策センターと共同で、人工芝グラウンドの充填剤として使用されている黒ゴムチップの有害性について調査を開始すると発表いたしました。 きっかけは、ワシントン大学の女子サッカー部に所属する二人のゴールキーパーが悪性リンパ腫として診断をされて、そのサッカー部の主将がおかしいと思って調べたところ……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 今月の二十九日で薬害エイズ訴訟の和解から二十年がたちます。二十年たってようやく国から血友病薬害被害者手帳というこの手帳が発行されました。(資料提示)これは原告団の長年の要望であった被害者手帳、この発行は、薬害被害者の支援につながる重要な一歩としてまず評価されるべきです。この手帳にも書かれていますが、薬害によってHIV感染した血友病患者も年々高齢化が進み、医療のみならず、福祉や生活面も含めた包括的な支援が必要となっています。 塩崎大臣に伺いますが、高齢化を踏まえた薬害被害者の介護、福祉等の充実について、今後、この手帳の普及と併せどのように進めていく予定……
○川田龍平君 まだ維新の党の川田龍平です。
九日に続き、人工芝の黒ゴムチップの有害性についてシリーズでお願いします。子供の命を守る観点から伺います。
学校や地域の人工芝グラウンドでは多くの子供たちが寝転んだり遊んだりしていますが、黒ゴムチップが口に入ったり傷口に触れたりすることで子供たちの健康影響が懸念されていることについて文科大臣の見解を伺います。口に入れないようにするなどの注意喚起をすべきではないでしょうか。
【次の発言】 昨年一月に人工芝の張り替えを行ったばかりの明治神宮野球場でも黒ゴムチップが使用されています。大手メーカーの住ゴム産業によれば、毎年全国に敷かれている量は百三十万平米……
○川田龍平君 川田龍平です。
今日は、薬害エイズ訴訟の和解から二十年目に当たります。この事件の教訓が国家運営に反映され、二度と同じ悲劇が繰り返されないことを関係者全員が切に望んでいます。総理、一言お願いできますか。
【次の発言】 私は、是非この医療をしっかりと国民の命を守るために立て直していきたいと思っています。
先日に引き続き、TPPの医療への影響について伺います。
国家戦略特区で、例えばアメリカの保険会社が病院を開き、保険医指定を求めてISD条項を発動する懸念から、日本政府は株式会社による病院経営を認めざるを得なくなってしまうのではないでしょうか。
○川田龍平君 川田龍平です。会派を代表して質問させていただきます。ありがとうございます。
まず、櫻井議員からも質問がありましたので、一、二問目については飛ばさせていただきます。三問目から質問させていただきます。
政府はこのTPPによって雇用は失われないと言いますが、果たしてそれは事実でしょうか。フリップを御覧ください。(資料提示)
是非、政府が言っているこの雇用が失われないという数字、これは事実かどうか、お答えください。
【次の発言】 この政府の試算では、完全流動性そして完全雇用ということを前提としていますが、これではまるで失業した農家がすぐにほかの仕事に再就職できると言っているのと同じ……
○川田龍平君 民進党・新緑風会の川田龍平です。今日は会派を代表して質問に立たせていただきます。 まず、質問に立たせていただけることを皆様に感謝申し上げます。引き続き、今後、厚生労働委員会で頑張らせていただきますので、お世話になりますが、よろしくお願いいたします。 私自身は、今回、前回の厚労委員会から、質問に立たせていただいてから半年がたちます。この半年の間にたくさんのことがありましたので、今回質問をたくさん用意してまいりました。是非、今回、質問通告をさせていただきましたけれども、最後までできないかもしれませんが、よろしくお願いいたします。 それでは、まず初めに、がん対策基本法について、こ……
○川田龍平君 よろしくお願いします。会派を代表して質問に立たせていただきました。よろしくお願いいたします。 先日、長時間労働規制法案について民進党から提出をいたしました。これは、やはり今回、電通の長時間労働によって昨年の十二月に亡くなった女性社員の問題について九月三十日に労災認定が下りたということで大変ニュースになって、大変この問題が注目をされているという中でこの労働問題に関する集中審議ということで、是非、この問題について後ほどしっかり質問させていただきたいと思います。 まず一問目は別の質問からさせていただきますが、まず働く意欲を持つ障害者の直面する欠格条項という問題について伺います。 ……
○川田龍平君 川田龍平です。今日は、会派を代表して質問させていただきます。 まず、先日、十七日の質疑で取り上げた雇用関係助成金と若者応援宣言企業における離職実態について早速動いていただき、ありがとうございます。 また、昨年の通常国会で取り上げた若者の過労死事故の事件で、先日、長時間労働についての集中審議でも取り上げさせていただき、質問主意書と答弁書でも取り上げた後、やり取りをさせていただきました。昨日のNHKのニュースでもやっていましたけれども、今回、ハローワークの書類の虚偽記載についても罰則を検討していただけると、来年の通常国会で法案提出の動きにまで進んでいることも感謝申し上げます。 ……
○川田龍平君 川田龍平です。 まず、法案の審議に入る前に、先週八日に公表されました戦後最大の殺傷事件となった相模原の障害施設やまゆり園での事件を検証していた厚労省の有識者検討会の最終報告書について伺います。 このことに関しては一か月前の当委員会でも取り上げたように、措置入院から退院した精神障害者の支援強化よりも障害者支援施設入所者の地域移行が最重要な課題です。現在、二〇一八年度から始まる第五期の障害者福祉計画策定に当たって国の基本指針を検討しているところですが、第三期三〇%、第四期一二%、第五期の案が九%と目標値が落ちていることについて、大臣はどう考えていますでしょうか。 さらには一旦退……
○川田龍平君 会派を代表して質問させていただきます。今日は女性が多い日ですが、黒二点、頑張ります。 それでは、C型肝炎治療薬ハーボニーの偽造品問題で、薬局の開設者である法人と薬剤師に対して三月十六日に行政処分が下ったということですが、この行政処分は薬局開設者に手ぬるくないでしょうか。 薬機法の限界なのかもしれませんが、個人である薬剤師に対する処分はその後のライフプランにも、変更しなければならないほど重いものとなるかもしれませんが、開設者である法人は単に当該店舗の営業停止処分を数日受けるだけであって、この店舗が不採算だと判断すれば営業をやめてしまえばいいだけですし、法人としては新たな店舗を開……
○川田龍平君 川田龍平です。 今日は、この法案の審議に入れることを本当にうれしく思っております。私は古川先生とは逆の立場で、不十分だとは思っていますが、この法案については野党でありながら賛成したいという思いでいっぱいであります。 私自身は、議員になるに当たってやっぱり一番求めていたのが、薬害を再発防止をするための特に被験者の保護、被験者の権利をやっぱりしっかり守るというための法律を作りたいという思いで国会議員になりましたので、その一つでありますこの法案の審議に、ここまでたどり着いたということを本当にうれしく思っておりますし、関係者の皆さんには本当に敬意を表し、御礼申し上げたいと思っています……
○川田龍平君 参議院議員の川田龍平です。よろしくお願いします。 今日、ちょっと法案の質疑に入る前に、今日お昼前に質問を終わっていただいたおかげでNHKのニュースを見ることができまして、バイエル薬品のニュースが出ておりました。バイエルの内部告発の問題については前回の厚生労働委員会でちょっとだけ触れたんですけれども、そのことについて動きがありましたので、ちょっとここで聞かせていただきます。 大臣も先ほどぶら下がりの質問で記者に答えておられますが、この件について、実は内部告発をした人の家族から、人からも、うちの事務所に問合せが来ていまして、それで厚労省に問い合わせたところ、厚労省には七月にもうこ……
○川田龍平君 今日はいろいろあって一般質問ということですが、是非よろしくお願いいたします。 まず、この四月から拡大された戦没者遺骨のDNA鑑定について伺います。 当委員会で何度も訴えてきたことですが、歯だけではなく手足の骨、四肢骨からもDNA鑑定を行うこととしたことは、一歩前進したということで大変評価をいたします。 しかし、この十年間、集中取組期間ということで、今回の見直しではこの遺骨の遺族への返還がほとんど進まないのではないかとの声があることも、大臣、是非御理解いただきたいと思います。もう三年に入っています、十年期間のうちの三年に入っています。本当にこの動きが鈍いです。少し遅いです。今……
○川田龍平君 川田龍平です。 相模原事件と法改正の関係について、起訴された以上、被告の行為は措置入院時の精神障害と無関係なのではないかという前回の私の質問に対して、昨年の検証チーム段階では関係性は明らかになっていないとしかなく、起訴をどう考えるのか答弁ありませんでした。そして、同僚議員からの、何度も指摘しているように、具体的な立法事実やエビデンスが今に至るまで示されておりません。やっぱりこれは改めて出し直しを求めたいと思いますが、せっかくいただいた質問時間なので、法案の内容についても質問いたしたいと思います。以下、質問いたします。 先ほども足立委員からもあったように、本当に全くこの法案の作……
○川田龍平君 川田龍平です。
ALS、筋萎縮性側索硬化症は、これ四十代から発症する人が多いわけですが、若い第二号被保険者はまだ十代の子供がいる世代です。
まず確認ですが、介護保険の自己負担割合が二割、三割になることはないかだけお答えください。
【次の発言】 今回はということで、分かりました。
では、具体的な例を挙げます。四人家族のお母さんがALSになったケース、四十代のお母さん、つまり第二号被保険者を五十代のお父さんと会社勤めの長男、高校生の次男が介護しながら生活をしているケースです。
ALSの場合に、人工呼吸器を付ける前から要介護五、障害程度区分六になってしまいます。お父さんは介護離……
○川田龍平君 川田龍平です。 今日は一般質疑させていただきますが、大臣には、実は先週金曜日に通告をした際に、大臣への通告は極力少なくしました。それは、先週から言っているように、やはり受動喫煙の問題に大臣にはしっかり取り組んでいただきたいという思いを込めて、大臣には余り質疑していませんので、通告していませんので、先ほど誰も聞かなかったので聞こうかなと思うんですが、時間があったら是非受動喫煙の問題についても大臣から意見を求めたいと思いますので、考えておいてください。 質問に入ります。先般より取り上げさせていただいていますバイエル薬品の抗凝固薬イグザレルト問題で、先週末、新たな展開がありましたの……
○川田龍平君 よろしくお願いいたします。おはようございます。
今日も大臣には二問ということで、これはもう精神的にサポートするということで、受動喫煙の問題、しっかり頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
それでは、法案の審議に入る前に、一年ぶりに、熊本市の化学及血清療法研究所、いわゆる化血研の事業譲渡問題について取り上げさせていただきます。
日本脳炎ワクチンに関する業務改善命令後の対応を含めた化血研の組織運営改革の現状とペナルティー及び震災からの生産量の回復状況について、厚労省の認識を伺います。
【次の発言】 この質疑通告は月曜日に行っていたんですが、一昨日、早川理事長……
○川田龍平君 会派を代表して質問させていただきます。
まず初めに、先週金曜日に、原発避難訴訟、いわゆる損害賠償訴訟で、国の責任を認め、初の賠償命令を出した前橋地裁の判決について、大臣の見解をお伺いいたします。
【次の発言】 私は画期的な判決だったと思います。やっぱり国と東電と、それから津波の予見可能性までもしっかり認めた上でこうした損害賠償の判決を出されたということで、今後、集団訴訟の判決、これからも続いていくと思いますが、是非しっかりと国として対応していただければというふうに思います。
次に、この質問に入ります。
先月二十八日、子ども・被災者支援議員連盟の総会を開きまして、子ども・被災……
○川田龍平君 会派を代表して質問させていただきます。 今回の法案の柱の一つである福島イノベーション・コースト構想推進の法定化に関して伺います。 この福島イノベーション・コースト構想の一環として、日本原子力研究開発機構の廃炉国際共同研究センターの国際共同研究棟が富岡町にこの四月二十三日に開所いたします。ここには、国内外の大学、研究機関、企業などが集結し、廃炉研究を強化するとのことで、毎年約七億円の国費が整備費や運営費として投じられています。 お手元の配付資料一を御覧ください。この四月に避難指示が解除されたばかりの富岡町に海外から本当に研究者の方が来てくれるのか、実際のところはどうなのか聞い……
○川田龍平君 川田龍平です。 今日、農水委員会、初めて質問に立たせていただきます。私は、これまで環境委員会、厚生労働委員会とずっとこの委員会で質問させていただいておりますが、この農水委員会は全くの初めてですので、いろいろと勉強させていただきながら質問させていただきたいと思います。 医療の問題をずっとやってきたんですけれども、食の問題と医療というのは、やっぱり医食同源といいますか、やっぱり食べ物が健康にも大変大きな影響を与えてくれるというふうに思っておりますし、環境にも大変農業というのが大きな影響を与えているという中で、本当にこの農業の重要さ、そしてこれは単に産業だけではなく、やはりしっかり……
○委員以外の議員(川田龍平君) 立憲民主党の川田龍平です。 今日は、委員外議員として質問に立たせていただきまして、誠にありがとうございます。 それでは、質問に入ります。 先週の金曜日、四月十三日に、JBICはベトナムのタインホア省ギソン第二石炭火力発電所への融資を決定いたしました。経済成長著しいベトナムで電力セクターに支援することは重要なパートナーとして当然ですが、他方、CO2排出源としての石炭火力発電に対する世界の潮流を考えるとき、果たしてこの決定は妥当だったのか、大いに疑問です。 ベトナムの国会は、一昨年の十一月に原発計画の中止を英断しています。また、世界自然保護基金は、ベトナムで……
○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。 一年ぶりに厚生労働委員会に戻ってまいりました。あと、大臣とは初めて厚生労働委員会で質疑をさせていただきます。歴代の大臣には薬害の問題についていつも聞くのが恒例だったんですけれども、八月に就任されて、大臣は八月二十四日の薬害根絶デーの、薬害根絶誓いの碑の前で誓いをいつも毎年述べていると思いますので、また今年も八月二十四日に薬害のことについては聞きたいと思いますが。 今回の歴史的なこの米朝会談、これについて、先ほど小林委員からも質問がありましたが、私は、今総理は特に拉致問題をこれ取り上げていますけれども、日本人の遺骨収集の問題、これはどうなって……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 大臣、一問目の質問をまず六問一括で伺いますので、よろしくお願いいたします。 大臣は、今回の財務省の決裁文書改ざん問題について、とりわけ行政府が国会に提出した虚偽の資料を基に一年にわたって国会の時間が浪費されたことについてどのようにお考えでしょうか。また、同様の問題が大臣の所管府庁で起きた場合、どのように対応すべきと考えますか。また、財務省が財務省のことを調べることに違和感を覚えませんか。第三者機関による調査が必要だと感じませんか。大臣の所管府庁では今回のように公文書の改ざんは断じてないと断言できますでしょうか。また、大臣の所管府庁において公文書の改……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は、先ほど伊藤孝恵議員の質問を聞いていて、大臣、大丈夫かなと本当に心配になったんですけれども、質問をさせていただきます。 前回も質問させていただきましたが、深夜のBS放送、CS放送では、これは昼間は見ていないので分からないんですけれども、健康食品の広告、健康器具の広告ばかりです。前回の質疑で御紹介いただいたように、「打消し表示に関する実態調査報告書」というのが出まして、この打ち消し表示を言い訳にしたような広告が漫然と垂れ流されています。消費者庁の皆さんの努力で地上波では少なくなってきているとは聞いていますが、BS放送、CS放送などでは依然として……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。事情を御理解いただき、質問順に御配慮いただき、ありがとうございます。 質問させていただきます。 大臣は、今回の財務省の決裁文書改ざん問題について、とりわけ行政府が国会に提出した虚偽の資料を基に一年にわたって国会の時間が浪費されたことについてどのようにお考えでしょうか。また、同様の問題が復興庁で起きた場合、どのように対応すべきと考えますか。また、財務省が財務省のことを調べることに違和感を覚えませんか。第三者機関による調査が必要だと感じませんか。復興庁では今回のような公文書の改ざんはないと断言できますでしょうか。また、復興庁において公文書の改ざんがないこ……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 昨年の十一月に、国連人権理事会の人権状況審査、普遍的・定期審査、UPRのこの作業部会で、オーストリア、ポルトガル、ドイツ、メキシコの四か国から、福島原発事故被害者への支援の継続、政策への住民参加、許容放射線量年間一ミリシーベルト遵守、そして医療サービスへのアクセスなどが日本政府に対して勧告がなされ、外務省は、三月十九日、この四つの勧告全てのフォローアップに同意しました。 被害を受けた当事者を始め、この院内集会などで三月八日に政府に働きかけをした日弁連やNGO、市民の活動の成果だと思いますが、外務省にお尋ねします。勧告受入れに当たって日本政府としてど……
○川田龍平君 今日は参考人の皆さん、貴重な時間と御意見をありがとうございました。 早速質問をさせていただきます。 熊本参考人にまずお伺いいたします。 復興庁に対して、区域外避難者、いわゆる自主避難者の実態調査を行うよう何度も要請をしたが、現在に至るまで行われていないというお話がありました。私も、この四か月前、三月の当委員会で復興庁による実態調査の実施を吉野大臣に強く求めていますが、福島県の仕事だという姿勢はいまだに変わっていないようで、私も非常に納得がいきません。 熊本参考人にお尋ねいたしますが、これまで県が行ってきた復興支援員による戸別訪問や全国二十六か所の生活再建支援拠点での相談対……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。
この森友学園の決裁文書の問題をめぐって度々ほかの委員からも質問が出ておりますが、私も大臣に、今回の財務省の決裁文書改ざん問題について、とりわけ行政府が国会に提出したこの虚偽の資料を基に、一年にわたってこの国会の時間が浪費されたことについてどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 同様の問題が農水省で起きた場合、どのように対応すべきと考えますか。
【次の発言】 もし仮に起こった場合、これ大臣として、大臣の責任というのは重いと思うんですが、いかがですか。
【次の発言】 これ、今財務省が財務省自身のことを調べるということに違和感を感じないでしょうか、いか……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。
昨日に引き続き、種子法について伺います。何度聞いても答弁に納得ができません。今日はしっかりと納得のいく答弁をいただきたいと思います。
新潟の条例案は、昨日、委員会を全員参加、賛成で通過をしまして、先ほど、森ゆうこ議員の質疑の前に、本日、本会議で採決をしたと私も聞いております。
昨日、柄澤統括官は、種子法廃止以前にも条例を制定した例があると答弁されましたが、具体的にどこの都道府県のことでしょうか。
【次の発言】 いずれにしても、今回の種子法廃止が契機となって、新潟にしても兵庫県にしても条例を制定しているのは事実です。それだけ自治体には危機感があると……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 質問に入ります。 東日本大震災の被災地である宮城県の気仙沼市から水産加工業の復興についての御意見をいただきましたので、大臣の所見を賜りたいと思います。 東日本大震災復興から七年が経過し、順調に漁港や関連施設の整備や復旧が進み、水揚げ高や水揚げ量、その震災前に戻りつつあると聞いております。水産加工業においては、ハード面の整備は完了しつつありますが、今後ソフト面で課題があるとのことです。今後、この震災による人材流出で、現在でも工場が稼働できない、また、福島原発事故による風評被害、まあ風評被害と言われていますけれども、気仙沼でも起きており、とりわけ西日……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。
前回の水産加工資金法案の審議で十分聞けなかった点を中心に伺います。
まずは、イスラム教信者向けのハラール認証の実績について再度確認したいと思います。
まず、そもそもハラールである水産品について、各種支援制度を活用したハラール認証の実績はどのようになっていますでしょうか。
【次の発言】 それでは、その輸出に取り組む事業者向け対策事業において、農林水産物、食品全体でのハラール認証支援の実績はどのようになっていますでしょうか。
【次の発言】 これ、実際にはどのような内容、先ほどもちょっとお話しいただいたんですけれども、例えば先方の国の認証専門家の旅費な……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。
前回、定年後のUターン、Iターン人材の繁忙期の受入れの利用できる支援メニューについて、国交省と総務省から答弁をいただきました。前々回、水産庁長官から、農山漁村振興交付金は一時宿泊施設は対象外との答弁がありましたが、是非これを見直す検討を行っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 なり得るということもあると、それは地方自治体と是非相談して進めていただきたいと思います。いきなり住民票を移さなくてはいけないというのは、やっぱりお試し移住にならないとやっぱりなかなか踏み出せないと。その一歩を踏み出すための施策を是非、大臣これやっていただ……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は、食の安全についてということで何点か伺いたいと思っていたんですが、今朝の日本農業新聞の一面に、「種子法廃止で審査証明せず 民間移行不安募る」という記事が載っておりました。この件につきまして、まず質問させていただきます。 主要農作物種子法の廃止に伴って、大阪府、奈良県、和歌山県の三府県で今年度から水稲の種子生産に関する審査や証明業務を実施主体として行わないということが分かったということです。「代替措置として業務を種子生産の関連団体に移行する方針だが、業務が移れば、団体の費用負担が膨らみ、負担は種もみ代に転嫁される恐れがある。産地からは、どこまで……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。森さんのテンションを引き継ぐのは難しいですけれども、頑張ります。
先ほどの農水省で見付かった首相案件文書について、この文書を県から受け取った際に、担当者は首相案件の意味について県からどのような説明を受けたのでしょうか。どこでどのように受け取ったのか、受け取った際読んでいないのか、どのように理解したのかをお答えください。
【次の発言】 この農水省は歓迎の意向と書かれてある点は明らかに所管事項に関わる点ではないでしょうか。なぜ、反論、訂正を求めなかったのでしょうか。
【次の発言】 それでは、獣医師の地域偏在とその解消策について何点か伺います。
産業動物獣……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。
まず冒頭、先日の当委員会で大臣にお願いした、地域支援型農業、CSAを農水省で推進するために担当部局を決めていただきたいという件について伺います。その後の検討結果はどのようになりましたでしょうか。
【次の発言】 早速対応いただきましてありがとうございました。
CSAに関心を持っていただいた大臣の下で、保育園や学校給食を含む地産地消を担当する部署が担当されるということで、今後の我が国でのCSAの普及に大変期待したいと思います。是非、都市農業推進の部局である農村振興局の都市農業室や食育を担当する消費・安全局の消費者行政・食育課などともよく連携して、しっか……
○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。
まず、四月十日に続いて、食の安全という観点から、まずはネオニコチノイド系農薬の規制について幾つか質問させていただきます。
大臣、ゴールデンウイーク中、ヨーロッパに行っていらしたということなんですが、四月二十七日、EUは蜜蜂に毒性の強い三種類のネオニコチノイド系農薬をほぼ全ての用途で使用禁止することを決定いたしました。
まず、この事実について農水省は情報を把握していますでしょうか。
【次の発言】 これは、日本でも農水省の調査により、農薬が原因と思われる蜜蜂の大きな被害が明らかになっています。二〇一三年度が六十九件、二〇一四年度が七十九件、二……
○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。 まずは、本会議でも取り上げた法案説明資料の書換えについて、更に伺いたいと思います。 配付資料を御覧ください。この一ページ目がこの法案説明資料、これ、先ほど林野庁から配付された資料の四ページ目の書換えの前後を比較したものです。「多くの森林所有者は森林経営の意欲が低い。」という箇所を、ここを「林業経営への意欲が低下してきている。」と書き換えています。 その理由を、農水省は、意欲が低いというのは言い過ぎたので、よりマイルドな低下してきているという言い方に書き換えたということのようですが、私にはそのようには理解できません。低下してきているというの……
○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。
まず、前回の質疑では聞けなかった加計学園問題に関する愛媛県文書について、大臣に、これは虚偽だと思っているのかどうか、また一年間文書を出さずにこれ虚偽答弁を繰り返してきたことについてどのように認識しているのかをいただければと思います。
【次の発言】 青山さんについては、農水省の、出向していたときに、このヒアリングをされたということなんですが、大臣本人、御自身がヒアリングされたんでしょうか。
【次の発言】 大臣も、毎日新聞の「蔵書拝見」のコーナーでインタビューをされていて、大臣としてこれが大事と思ったら直接話を聞くとか、大臣は毎日日記を付けていら……
○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。 今日はちょっと短時間ですが、質問をさせていただきます。 私も、小川議員の農薬の問題についての質疑、もう本当に全く同じ気持ちで私も是非質問をしていきたいと思いますが、今日はちょっとまた違った観点から質問をさせていただきます。 昨日、農家の方のお話も聞きに行ってきましたけれども、農薬、洗っても取れない、そして農薬の効果というのは三か月ぐらいあるんだそうです。農薬の種類によっても違うと思いますけれども、農薬をまいた次の日に出荷しても、この農薬は大丈夫だと。さらには、その農薬を非常にまくのも回数を減らして減農薬といっても、結局まいたその次の日に出……
○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。 今日はまた農薬の質問をさせていただきますが、農薬成分に含まれる内分泌攪乱物質、いわゆる環境ホルモンが精子を減少させるとして、EUではペルメトリンやフェニトロチオンなど環境ホルモン作用がある農薬、抗男性ホルモン農薬を原則使用禁止としています。イギリスのインディペンデント紙でもこの精子数の減少は人類の滅亡だと論陣が張られておりますし、NHKでも今年二月の番組で日本人男性の草食化や精子数の減少が報道されました。 日本人男性の精子数の減少の原因の一つにこの環境ホルモンの暴露があるのではないか、研究を行い対策を講じるべきではないかと考えますが、厚労省……
○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。
まず、改正案の第一条について伺います。
卸売市場は公正な取引の場であるとここで明確に定義していますが、公正な取引な場とはどのようなものなのか、御説明ください。
【次の発言】 それでは、公正な取引の場であると認定できない市場には、今後、卸売市場という名称使用は認めないということでよろしいでしょうか。
【次の発言】 大臣はこの改正案で卸売市場というものの重要性を明確にしたと言いますが、これではこの改正案における公正な取引の場としての卸売市場と、世間一般における卸売市場とでは異なってしまうのではないでしょうか。私はこれは矛盾していることになると思……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。
まず、事実関係について理財局に伺います。
この十二日に公開された文書、公文書について、表紙が付いていないんですが、表紙がありますでしょうか。
【次の発言】 この十四の文書の表紙です。
【次の発言】 公文書には秘密指定とかそういうこと書いてあると思うんですけど、そういった鑑文はないということですか。
【次の発言】 これ、配付先の指定もないということですか。
【次の発言】 やはりこの原本を出していただかなければ、この文書がどこまでこれが皆さんに供覧されているのか分からないですが、表紙をちゃんと付いたその原本を出していただきたいと思いますが、いかがですか……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 森友学園への国有地売却と財務省による文書改ざん問題について質問いたします。 太田理財局長と昨日の佐川証言、佐川証人との答弁の食い違いについて、昨日の佐川証人の証言の中では、太田局長が言ったか分からないがということで佐川さんが否定をしたことについて、これは虚偽答弁ではないと、自分の言ったことは間違っていないと佐川氏は言っておりました。 それに対して聞きたいことは、この佐川証人は答弁に資料を合わせて改ざんしたのではないと言っていますが、太田局長は、これは答弁に合わせて改ざんしたと言っていました。太田局長に聞きたいのは、どの答弁に合わせて改ざんをしたの……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。
まず、大臣の所信について、私はずっと大臣が就任するたびに聞いてきているんですが、薬害エイズに対する大臣の所見、そして薬害撲滅に対する大臣の決意について、特にこの薬害エイズ問題、この薬害エイズを引き起こした最大の原因が何にあったのかと大臣はお考えでしょうか。
【次の発言】 私の質問は、薬害エイズの原因、この原因は何だったと大臣はお考えでしょうか。
【次の発言】 私も被害者の一人として是非訴えたいんですけれども、この薬害エイズ事件は、製薬企業にそんたくをした政府の情報隠蔽により薬の安全がないがしろにされて、たくさんの国民の命と健康を奪った事件です。これは……
○川田龍平君 立憲民主党の参議院議員、川田龍平です。 私は、やっぱりこの問題、本当にしっかり検証をやり直すということがまず初めにありきだと思います。そして、やはりこの問題についてしっかり集中してこれ議論していくということが、今厚生労働委員会でも行われていますけれども、予算委員会でもやっぱりしっかりやるべきじゃないかなと、それぐらいこれ、省庁横断的に、これほど大きな問題をほったらかしにしていくということは、これは立法府としてやっぱりしてはいけないことだと思いますので、是非、この検証も含めてもう一度更にやり直すことを主張させていただきます。 これ、各省庁における雇用者の水増し問題を受けて、やっ……
○川田龍平君 おはようございます。トップバッターで質問することは余り慣れていないので、よろしくお願いいたします。 私自身も、この厚生労働委員会、この進め方についても大変大きな問題があると実は思っておりまして、これ六時間やるべきところをこの二時間で終わらせるというようなことになってしまうのは、厚生労働行政たくさんある中で、本当にこの委員会の審議時間、大変短いと感じております。 そして、法案についてもしっかり審議しなければいけないものがたくさんあります。中でも、今国会、衆議院で入国管理法案、この改正法案が審議入りしましたけれども、これ、具体的なこと何も決まっていないのにこの施行日だけが先に決ま……
○川田龍平君 立憲民主党、川田龍平でございます。石橋議員の議論に続きまして質問させていただきます。 我が国の水道事業の民間企業への運営権売却について質問いたします。 日産のトップが不当に申告していたという高額な役員報酬について、ちょうど日産のゴーン氏の高額な役員報酬の扱いについてニュースが今出ていますが、企業に公共インフラの運営権を売却した場合、役員報酬に限らず、運営の手法や責任の所在に至るまで公共とは違う企業側の論理が入ってくるという現実を見なければなりません。それを踏まえてお聞きいたします。 企業が運営に参入する際、ライフラインである水の安定供給と水質維持という公共の水道事業の本来の……
○川田龍平君 参考人の皆さん、今日は貴重な時間と意見をありがとうございます。
私からはまず橋本参考人にお伺いしたいんですが、今、小さな水道と言われる簡易水道や民間の水道、民間の水道といっても企業が運営するというのではなく、小規模の本当に私的な、そういった水道が今大変危機にさらされているというのがあると思いますが、是非、そういった水道にとって、今、これから公共、特に行政がしていかなければいけない施策としては何がありますでしょうか。
【次の発言】 山形県の鶴岡市で、井戸水を使ってこの水を飲んでいた人たちが、広域水道化に当たって、広域水道にしたことによってこの井戸を埋めて、井戸を埋めてまでも水道を……
○川田龍平君 立憲民主党、川田龍平でございます。
今日は、水事業について、この民営化の問題についてしっかり質問したいと思います。
今大臣、本当にちょっと聞き捨てならないことを言ったんですけれども、訴訟にならないためにこれ公が絡むって本当ですか。これ違うと思いますけど、訂正してください。
【次の発言】 いや、さっきの答弁撤回するかどうか。訴訟になるリスクを避けるために、これ公が絡むと言ったじゃないですか。それちゃんと答弁してくださいよ。
【次の発言】 やっぱりちゃんとこれ議論した方がいいと思いますね。
やっぱりこれ、大臣全く理解されていないというのがもう露呈されています。検討を十分にされて……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は、文科副大臣においでいただいていますので、先にそちらの質問、時間切れになっては申し訳ないので、先にそちらからさせていただきます。 十二月一日は世界エイズデーで、これは、今エイズ週間ということで大臣も副大臣もレッドリボンをしていただいていますけれども、私もSDGsとこのレッドリボンのいつもバッジを付けておりますが、この十二月の二日から四日まで、大阪で日本エイズ学会が開催されました。 保健所が、これ検査も含めて、このエイズ検査も含めて民間に委託しているという話を聞きました。結果として、これ保健所内での専門家が減少して、一人で地域の公衆衛生、エイ……
○川田龍平君 立憲民主党・民友会・希望の会の川田龍平です。 今日は又市先生の代わりに代理で質問させていただきます。 まずは、福島第一原発事故に関する福島県内の土壌の除染について質問いたします。 平成二十九年十月より、福島県内の除染に伴う除去土壌等は、県外での最終処分までの間の中間貯蔵施設内の土壌貯蔵施設での貯蔵が開始されました。環境省は、二十八年の三月、当面五年間の見通しを公表し、中間貯蔵施設用地の取得について、三十二年度末までに敷地面積約千六百ヘクタールのうち累計六百四十から千百五十ヘクタール程度の取得を目指すとし、三十年の十二月末時点で、契約済みは全体の六九・六%の約一千百十四ヘクタ……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。
まず、私からは、薬事法改正案、これ、今朝のニュースですのでちょっと通告間に合わないんですけれども、これ、法令違反を犯した製造販売業者らを対象に新設するこの薬事担当役員の変更命令規定が改正案から外れる見通しということですが、これ本当ですか。
【次の発言】 何のためにこれ薬機法を改正するのかということが、やっぱりこれによって中抜きになるんじゃないかと、業者寄りじゃないかと思います。本当に規制官庁としてやっぱりしっかりやっていただきたいと。これ、法案に書いてあったとしても、それを施行するかどうかというのは、これはその判断もあるわけですから、それを書いておく……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 まず、先日の予算委員会でも質問させていただいたゲノム編集について再度伺います。 十八日のNHKニュースでは、ゲノム編集された農作物を使用した食品について、早ければ夏にも国への届出のみで販売が可能になると報道されていました。ゲノム編集された農水産物は突然変異と同様のもので、見分けることができないから届出のみで十分だとしていますが、これ技術的に見分けることができるという研究結果も出ています。 また、ニュースでは、日本でもゲノム編集された作物が試験的に栽培されている映像が流れていますが、どこの地域でいつ頃から栽培が行われていたのでしょうか。
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は、認知症の方と家族が安心して暮らせる社会の構築について、命を守る参議院議員として、認知症の方がより良く生きる社会の構築について考えていきたいと思います。 また、現場の声、直接認知症当事者の方々からも声を聞く中で、どうすれば認知症の方々のQOLを高めることができるのか、そして家族の皆様が安心して日常を過ごすことができるのかについて質問したいと思います。 認知症の方々がストレスなく生きていくためには周囲の理解と協力が必要となってまいりますが、現状では認知症の方々とその家族の方々には多くの困難が待ち受けていて、自力で克服することが困難な状況です。……
○川田龍平君 おはようございます。立憲民主党、川田龍平でございます。 今回、健康保険法等の一部を改正する法律案の質問をさせていただくわけですが、質問する側としては、このような状況は少し遺憾に思います。今回、厚生労働省が八本の法案を一まとめにして提出するというのは、何か裏があるんではないかと思われてしまいます。 というのは、私たち、十数本とかまとめてあった法律を、今まで本当に異常な状態が続いておりましたので、八本というとそんなに多くないのかなと思ってしまうんですが、実はもっと十分な審議時間をそれぞれ作らなければいけないという中で、今回、一つ一つ法案を丁寧に時間を掛けて審議するべきと考えますが……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 職場での女性の存在、これは年々大きくなりますが、では、職場での女性はどのような扱いを受けているでしょうか。戦力として活躍する女性も多いですが、職場の花というような扱いを受けている女性も少なくなく、また、企業によっては、仕事内容や入社期間、役職などが同じでも、給与や待遇の面では女性は男性と差を付けられることがあります。 若い人、若年層の間では、就職先を決める際にダイバーシティーを重視する企業を選ぶ傾向が強くなっています。女性を含め、障害者、高齢者、社会的マイノリティーという方々が活躍できる職場の環境を整えることが職場の働きやすさにつながり、それが日本……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 まず、質問させていただきます。 世界経済フォーラムが二〇一八年に公表した各国の男女格差間を数値化したジェンダーギャップ指数によると、日本が百四十九か国中百十位と、男女間格差の大きい国の一つとなっています。特に、女性参画の少ない政治分野と女性の賃金、管理職比率の低い経済分野での男女間格差が大きくなっています。 昨年五月には、政治分野における男女共同参画の推進に関する法律が成立して、今年、施行後初めての参議院選を迎えます。立憲民主党は、今回、選挙において候補者の女性割合を四〇%の目標を掲げていますが、それぞれの女性活躍に対する政党のこの本気度が分かる……
○川田龍平君 ただいま議題となりました死因究明等推進基本法案の草案につきまして、その趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。 死因究明等については、生命の尊重と個人の尊厳の保持、紛争の未然防止、国民生活の安定及び公共の秩序の維持等に資するものであり、また、公衆衛生の向上及び増進、災害、事故等の被害の拡大の防止等の観点からも、その推進が図られることが極めて重要であります。 しかし、我が国における死因究明の現状は、諸外国と比較しても十分な水準にあるとは言い難い状況にあります。死因究明のために不可欠な解剖が実施される割合は、警察取扱死体のうち一割程度にすぎない上に地域間格差も大きく、司法解剖や行政……
○川田龍平君 おはようございます。立憲民主党、参議院、川田龍平でございます。 私は今回、この障害者の雇用促進法案について、本当に是非こういった法律は進めていただきたいと思っておりますし、そして薬機法も、これどうなるか分かりませんけれども、私としては、薬害の再発防止のための第三者組織をつくる、そういった中身も含まれる法律ですので、是非これも早急に進めていただきたいということもありますので、是非議事については、この委員会の議事について、本当にしっかり慎重に、しっかり進めていただいて、無駄な時間を使わないように是非していただきたいと思っております。 それでは、質問に入ります。 今回の障害者雇用……
○川田龍平君 立憲民主党、川田龍平でございます。 まず最初に、今月五日に起こった札幌での池田詩梨さんの虐待死の問題について、本当にもう御冥福をお祈りいたしますとともに、もう本当に繰り返される虐待死を何とかなくしていきたいという思いで質問させていただきます。 今回、この虐待死、これについては母親と交際相手が逮捕されて、昨年の九月と今年の四月に児童相談所に対応されたということでマスコミでも報道されているところですし、本当にこの虐待については、それだけ対応しているにもかかわらず防ぎ切れなかったという問題、これが数が減るどころか増えているという現実を直視して、その背景に何があるかということを見過ご……
○川田龍平君 参考人の皆さん、今日は本当に貴重な御意見をありがとうございました。 私も意見を聞きながら、本当に地域での子育てのいかに大事かということを思いました。私自身も、小さいとき家にテレビがなかったんですけれども、家のテレビがないので友達の家に見に行ったりとか、そういう町内会とか自治会とか、そういったつながりの中でやっぱり子育てというのはされていたなというふうに思うんですが。 本当にそういったものが今希薄になっている中で、私も昨年、今住んでいるところの町内会の役員をやったりしたんですけど、やっぱり本当にそういうコミュニティーが、やっぱり本当に参加をするということ自体が欠落している中で、……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は、まず、法案の審議に入る前に、先週の金曜日、十四日に、PMDA、医薬品医療機器総合機構の審査・安全業務委員会で、新薬の専門協議に参加している専門委員のうち二人が利益相反ルールに抵触していたということが明らかになりました。 これは、申請企業又は競合企業から五百万円超の寄附金や契約金など受取があった専門委員は専門協議に参加できないということを定めていますが、問題になった二人は、この利益相反に問題がないと事前に報告して専門協議に参加していたが、協議後に同ルールに抵触したことが判明したということですが、これは事実ですか。そして、事実であれば、これ、い……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 三月十一日のあの東日本大震災が起こってから八年、そしてあしたで一か月が経過いたします。しかしながら、福島第一原発事故で被災した地域の復興については道半ばです。しかも、二〇一七年の三月で避難指示区域以外の区域から自主避難されている方々に対する支援が打ち切られるなど、震災から八年経過した現在でも生活の再建ができていない方々を苦しめている状況にあると言わざるを得ません。 また、福島第一原発事故の被災者を救済するための議員立法である子ども・被災者支援法についても、立法の理念が十分に反映されずに、余り活用されていないというのが現状です。元号も変わります。また……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 まず、先ほどの石橋議員が質問した毎月勤労統計問題について一点お伺いします。 昨年の障害者雇用率の水増し問題、また裁量労働制のデータ改ざんなど、また、それから、この毎月勤労統計問題などを受けて、総務省が一昨年に続きこの基幹統計一斉点検をした結果、調査すべきものをしていなかった、調査方法を勝手に変えた、挙げ句の果てにはこの調査の仕方まで、そのものまで間違っていたという、もうこれぼろぼろですよ。国の統計というのは、全ての国家予算、その配分を決定する基になる最も重要なデータの一つです。 一番大事なのは、各省庁が、これ十年前から気が付いていたにもかかわらず……
○川田龍平君 会派を代表して質問いたします。
今日は、委員長にもかかわらず質問の機会を設けていただきましたこと、まず感謝をいたします。ありがとうございます。
私は、この薬機法については何としても質問に立ちたいという思いでこの委員会に臨んでまいりました。
大臣、まずは、ちょっと通告はしていないんですけれども、十二月一日、これは何の日か御存じでしょうか。
【次の発言】 そのとおりです。世界エイズデーということで、このエイズについては、私も十歳のときに感染をいたしました。血液製剤を通じて感染をした薬害の被害者として、こうした薬の安全性の問題については、何としても薬害をなくしたいという思いで国会……
○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言御挨拶申し上げます。 去る十月四日の本会議におきまして行政監視委員長に選任されました川田龍平でございます。 昨年六月、参議院改革協議会において、参議院における行政監視機能の強化についての報告書が各会派合意の下、取りまとめられ、委員数の五名増員並びにホームページ上の行政に対する苦情窓口設置に続く、更なる機能強化と精力的取組が期待されているところでございます。 当委員会の使命は、国権の最高機関である国会が行政を恒常的に監視することであり、委員長として、その職責の重大さを痛感している次第でございます……
○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六日までに、磯崎仁彦君、大野泰正君及び田村智子君が委員を辞任され、その補欠として宇都隆史君、滝波宏文君及び倉林明子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に倉林明子君を指名いたします。
○川田龍平君 参議院議員の川田龍平です。今日はマスクをしたまま質問させていただきます。聞き取りにくかったら外しますが。 私も、元々HIVに感染をしていることもあって基礎疾患がありますので、大変感染症についてはふだんから気を付けておりましたが、今月の初旬にちょっと熱が出まして、三十七・五度、三十八度と熱が出て、ちょっと国会も一日休むことになってしまったんですが、やっぱり病院に問い合わせても、やっぱり四日間三十八度を超えていないと、あっ、三十七度か、三十八度を超えていないとPCR検査はしないということになっているということで検査はしなかったんですが。私も、やっぱり非常に周りの人に感染させてはいけ……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。今日は、会派を代表して質問させていただきます。 今日は、参考人の皆さん、貴重な時間、意見をいただきまして、ありがとうございました。 まず、菊池参考人にお伺いいたします。 私も、憲法二十五条に加えて憲法十三条によってやっぱりこの社会保障をしっかりしていくことというのは、その理念はやっぱり大事なことだと思っております。 そういった意味で、先生の資料に基づいて質問したいと思うんですが、最後の四番目の相談支援の重要性とソーシャルディスタンシングというところ、先生の資料にあったんですが、時間の関係でちょっと読み飛ばされていたんですけれども、その辺りについて……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は、質問の時間をいただきましてありがとうございます。早速質問に入らせていただきます。 まずは、医薬品の安定供給についてです。 昨年十一月二十六日の薬機法審議で、後発医薬品の原料調達から製造、そしてサプライに至るまでの医薬品供給の安定性について質問させていただきました。そのときに吉田局長から、この薬価収載の際には十分に注意して収載の可否を審査し、また指導改善しているという趣旨の答弁をいただきました。 しかしながら、昨年の十二月に薬価収載されたぜんそく治療吸入薬のブデホルですが、収載時から安定供給に対する不安がありました。私も、製品名こそ出しま……
○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十四日までに、山下雄平君、倉林明子君、高橋光男君、伊波洋一君及び猪口邦子君が委員を辞任され、その補欠として渡辺喜美君、吉良よし子君、塩田博昭君、高良鉄美君及び三木亨君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十日までに、塩田博昭君、高良鉄美君、三木亨君、渡辺喜美君及び吉良よし子君が委員を辞任され、その補欠として伊波洋一君、高橋光男君、猪口邦子君、浜田聡君及び倉林明子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任を行います。
委員の異動に伴い現在理事が五名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十九日までに、山添拓君、有村治子君及び柘植芳文君が委員を辞任され、その補欠として吉良よし子君、大野泰正君及び高橋克法君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任を行います。
去る四月十三日の本委員会におきまして、一名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に吉良よし子君を指名いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の……
○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、大野泰正君及び高橋克法君が委員を辞任され、その補欠として有村治子君及び柘植芳文君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御……
○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十六日、江崎孝君が委員を辞任され、その補欠として清水貴之君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に梅村聡君を指名いたします。
【次の発言】 国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいた……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 先週、ちょうど木曜日に、ちょうど委員会の開催していた時間に義理の母が亡くなりまして、ちょうど朝だったものですから、ちょっと欠席をさせていただきました。 その闘病に立ち会ってきまして、本当にこの高齢者の介護の問題や、そしてがん治療についてですとか、様々、脳梗塞も一月にやっておりましたので、本当いろんなことを家族として体験する中で、本当にいろんなことを実際に体験をさせていただきました。その思いで、本当にいろいろとそのことも質疑したいこともあるんですが、今日は法案の質疑ということで、またの機会……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。今日は貴重な時間をいただきまして、ありがとうございます。 まず冒頭、質問がちょっと短くなったので、三番目の質問を二番目に持っていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。 まず、新型コロナワクチンの接種体制について。法案の審議は終わったんですが、二十四日の厚生労働委員会で、ワクチンの種類がいろいろあることで混乱が起きないように体制、するということについて古川議員から質問がありまして、それに対して正林健康局長からは、できれば一回目と二回目は一緒の方が望ましいという趣旨の発言がありました。 これ、政府の見解を確認させていただきたいんですが、政……
○川田龍平君 立憲民主党・社民の川田龍平です。 今回の閉会中審査、コロナ集中ということですが、八月十五日に七十六回目の終戦記念日を迎えるに当たり、戦争によって多くの尊い命が失われたことを思いをはせ、また、コロナ禍において改めて命の大切さを思いつつ、人間の尊厳について関連する質問をさせていただきたいと思います。 あした八月六日、七十六回目の広島原爆の日ですが、広島への原爆投下直後、いわゆる黒い雨を浴びた住民八十四人全員を被爆者と認め、被爆者健康手帳の交付を命じた広島高裁の判決に対し、国は上告を断念して、七月二十九日に判決が確定しました。 これに先立ち、七月二十七日に内閣総理大臣談話が閣議決……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。久しぶりに質問に立たせていただきます。よろしくお願いします。ありがとうございます。 昨年、行政監視委員長というくびきがようやく取れまして、質問ができなかったということからようやく質問できる立場になりましたので、質問させていただきます。 昨年、厚労省に設置された医薬品等行政評価・監視委員会についてまず伺いたいと思います。 これは、大臣、本当に、私も一緒に、こういった第三者機関を設置してほしいということで、やっぱり大臣になる前から、大臣が大臣になる前から一緒に活動させていただいてまいりました。 この新型コロナウイルスのワクチンの接種が今始まっている中……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。
今日は、介護保険から二十年ということで、老健局長、たまたま期せずして呼んでいたんですけれども、老健局長、ちょっとお聞きしたいんですが、この送別会というのは何時からスタートだったんですか。
【次の発言】 私もこれ、時短営業している飲食店がやっぱり早く閉まってしまうということによって、仕事を遅くしていた人がなかなか食事にありつけないと、自分で作るということで自炊をすればいいんですけれども、なかなかその時短営業によって食べれないという人も出てくるんではないかと思っていましたので、何時からスタートだったのかなと思ったんですが。
最近、本当にコロナの自粛によ……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 質問時間をいただきまして、まず、ありがとうございます。 本日は、育児・介護休業法と、それから介護人材についても時間があれば質問させていただきたいと思います。 平成三年に育児休業法が成立し、平成四年に施行されて以降、育児休業期間の延長、不利益取扱いの禁止、所定労働時間の短縮など育児に関する両立支援制度は拡充されてきて、今年一月からは子の看護休暇が時間単位で取得できるようになりました。一方で、制度は充実したものの、男性の育児休業の取得率は低水準の状況が続き、出産を機に退職をする女性の割合も大変多いです。 そこで、本日は、現在の育児休業の状況を踏まえ……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。今日は、会派を代表して質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 まず、HPVワクチンの問題について質問いたします。 三月二十九日に、自民党のHPVワクチンの積極的勧奨再開を目指す議員連盟が、HPVワクチンの積極的勧奨の速やかな再開などを求める要望書を田村厚生労働大臣に提出したと報じられています。田村大臣は、積極的勧奨を差し控えた当時の担当大臣であり、自分は十字架を背負っていると発言したとも報道されています。厚生労働省も、昨年の十月と今年の一月に定期接種の対象者や保護者に個別送付による情報提供を求める事務連絡を自治体に発出するなど、積極的勧奨……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。会派を代表して質問させていただきます。 先日の委員会で同僚の福島委員も取り上げておりましたが、沖縄本島南部の土砂採取について、遺骨の問題ですが、戦没者の遺骨が含まれている可能性のある沖縄本島南部の土砂の採取について、この法案の前に質問させていただきます。 この件については、先週、沖縄県議会が、そして那覇市議会や南城市議会など、もう沖縄県内の各議会でこれは辺野古の新基地建設の埋立土砂を埋立てに使用しないよう求める意見書が次々に採択をされているところです。 一方で、政府は、新基地建設の変更承認後において、埋立てに使う土砂をどこから調達するか現時点で確定……
○川田龍平君 ありがとうございます。立憲民主党の川田龍平です。
四人の先生方、今日はありがとうございました。時間の関係で、ちょっと稲葉参考人と木村参考人にはちょっと聞けないんですが、私からは、IOCといえばオリンピックですが、COIについて、学会ではもう当然ですけれども、利益相反についてのことをちょっと聞きたいんですが。
公衆衛生学の先生方なんかは、特にやっぱりこのCOIの問題というのはこれどういうふうに考えられているのか。特に、忽那参考人は直接お話聞きたいと思いますが、よろしくお願いします。
【次の発言】 利益相反についてです。
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 質問に入らせていただきます。 患者が外来機能の情報を十分に得られない、国民の大病院志向により一部の医療機関に外来患者が集中しているなどの課題が生じていることなどから、本法律案において、医療機関が都道府県に外来医療の実施状況を報告する外来機能報告制度を創設することとしています。この制度の創設により、悪性腫瘍手術の前後の外来など、医療資源を重点的に活用する外来が地域で明確化され、外来患者の待ち時間の短縮、勤務医の外来負担の軽減などが期待されています。 一方で、外来機能の連携を推進していくのであれば、医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 本法律案について、衆議院においては後期高齢者の窓口負担割合の引上げに関する議論が数多くなされたと承知しております。我々立憲民主党としましても、後期高齢者を支える現役世代の負担軽減が重要であるとの認識は共有をしています。しかし、政府案のように病気のある高齢者に対してのみ負担増を求めるのではなく、病気のない人も含め全員で負担を分かち合うという考えに立つ方が妥当であると考えています。こうした考え方に基づく対案を提出しましたが、残念ながら、衆議院では議論が尽くされずに政府案の採決が行われてしまいました。 年収二百万円の高齢者に対して窓口負担を二倍にするとい……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 もう本当に暗いニュースばかりなので、少し明るいニュースがありましたので、二日前に、私もずっと注目をしておりましたウイルスを使ってがん細胞を破壊する治療薬、これが承認の方向へということで、本当にこの悪性神経膠腫という膠芽腫の治療に使われるこの治療薬が、ずっとこれ、患者の家族の方から二年前にメールをいただいて、本当に早くこの薬承認してほしいんだということで言われていました。 でも、本当に私はなかなか政治家という立場でこれ圧力掛けるわけにはいかないなと思って、ずっと情報は一応収集して、一応この成り行きを見守っていたんですが、これ、ようやく一月に申請されて……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 まず、質問に入る前に、大臣、今、この二十日まで緊急事態宣言が延長されて、本当に飲食店、本当に大変な思いで今、営業を時短にしながら続けていたりですとか、それから酒類、お酒の販売を禁止されている中で、やっぱりお酒の販売もやめているということで本当に苦しいということを言われております。 先日も、枝野代表から、食事でワインや日本酒一杯飲むことができない状況で五輪を開催させるのは考えられないということだったり、今、これオリンピックの選手村ではお酒を提供するということになって、居酒屋が全部選手村になるんじゃないかと、名前を変えるんじゃないかということも出ていま……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は、ちょっと法案の前にまず質問させていただきます。 先日も聞かせていただいたんですが、飲食店でのアルコール提供に関するルール作りについてということで、先日も取り上げましたが、飲食店はこの酒類の提供ができないことによって大変な影響を受けています。また、飲食店のみならず、酒造メーカーや問屋にも大量の在庫が積み上がり、本当に苦しい状況にあると聞いています。 大臣もこれ御覧になったかもしれませんが、先日、とある酒造メーカーが日経新聞に全面の意見広告を出していました。そこでは、度重なる営業時間制限や酒類提供の中止により、全国の飲食店が疲弊し破滅のふちに……
○川田龍平君 川田龍平です。 まず、B型肝炎特措法の改正案が議題となっておりますが、そもそもこの特措法が対象となる方がB型肝炎ウイルスに感染した原因は、集団予防接種等における注射器の連続使用にあります。ある人に使用した注射器を別の人に使用することは、B型肝炎に限らず様々な感染症の感染原因になり得るため、非常に危険です。 ところが、報道によると、新型コロナウイルスワクチンの接種において、使用済みの注射器を別の人に誤って使用してしまった事案が複数の自治体で起こっているとのことです。 厚労省はこういった事案について把握しているんでしょうか。また、このようなミスはどのような自治体でも起こり得るも……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。よろしくお願いします。 本日は、死因究明と自殺対策について質問させていただきます。 この死因究明も自殺対策も、依然として感染拡大を続けている新型コロナウイルス感染症が社会に様々な影響を及ぼしている今、行政が一丸となって取り組んでいかなければならない重要なテーマです。 我が国の年間死亡者数は、高齢化の進展などを背景として増加傾向が続いており、二〇一九年には約百三十八万人に到達しています。国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、二〇四〇年には約百六十八万人の人々が年間に命を失うとされています。 こうした中、近年の警察における取扱い死体件数は、年間……
○川田龍平君 ありがとうございます。立憲民主党の川田龍平です。会派を代表して質問させていただきます。 まず、金井先生に、このいただいた資料の「レイワ時代の地方自治のミライ」という、大変面白いというか、非常に興味深い言葉がいっぱい並んでいるんですが、この中で、やはり今この国の自治というものがかなり官邸主導の下にそんたくまで自治体が競ってしていると。本当に、この自治自体がもう本当に今、様々な国のそんたくによって、国へのそんたくによって成り立ってきてしまっているということについて、沖縄もそうですし、国土強靱化の公共事業、規制改革の方向、民間事業者に供与する、原子力発電所の再稼働、建設、五輪、万博、……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は、ゲノム編集食品についてまず質問させていただきます。 食品などに遺伝子の改変を施すことは不安を感じる消費者がなお多くいます。遺伝子組換え食品については、食品衛生法で安全性審査の対象として規制を受け、食品安全委員会などで厳しく審査をされますし、その後も遺伝子組換え食品と表示する義務があります。 しかし、同じく遺伝子に関わる操作でありながら、ゲノム編集技術により開発された食品については、最終的に外来の遺伝子が含まれない場合には厚生労働省への届出で済むこととなり、表示の義務も課されませんでした。欧州司法裁判所は、二〇一八年の七月に同様の規制対象と……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 まず、国連食料システムサミットが本年の九月に開催される予定となっております。そこでまず、サミットが開催される経緯と、それに臨む政府の方針について伺います。 国連はこれまで、持続可能な農業を推進するため、アグロエコロジーと小規模家族農業の二つの原則を柱に据えてきました。アグロエコロジーとは、生態系を守るエコロジーの原則を農業に適用したものであり、そのような農業の科学、実践、社会運動であります。 二〇〇七年から二〇〇八年にかけて世界の食料価格が急激に高騰し、いわゆる世界食料危機が起きました。二〇〇九年には、国連や世界銀行などから構成された研究プロジェ……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は六十分質問させていただきます。後に真打ちという大門議員も控えていますので、前座を務めさせていただきます。 私は、今回、特にこの法案についてというよりも、消費者庁の姿勢についてまず改めて質問させていただきたいと思います。 今朝の新聞にもありましたけれども、消費者庁は二〇一三年の預託法の政令改正の際に行ったパブリックコメント、いわゆるパブコメへの提出意見を破棄していたということが分かりました。これちょっと通告していないんですけれども、井上大臣、本来消費者を守るべき立場にある消費者庁がパブコメという市民から寄せられた重要な行政文書を破棄してしまう……
○川田龍平君 川田龍平です。 立憲民主・社民を代表して、法律案に反対の立場から討論させていただきます。 反対の理由は、ひとえに、政府が契約書面の電子化の部分の全面削除に応じられなかったこと、そして、電子化による消費者被害の増加への懸念が払拭されていないにもかかわらず、政省令で歯止めを掛けるという姿勢を崩されなかったことにあります。 本法律案のうち、元々予定されていた内容、すなわち、豊田商事、安愚楽牧場、ジャパンライフ、そしてケフィアといった、巨額の被害を生み出してきた預託商法を原則禁止とすること、詐欺的利用の絶えなかった定期購入商法を厳罰化すること、そして、送り付け商法による被害の根絶を……
○川田龍平君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○川田龍平君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 私からは、今日、デジタル庁、消費者庁と、コロナワクチンについてワクチン担当大臣にお伺いしたいと思っておりますが、ちょっと時間の関係で先に、ワクチン担当の担当大臣に先に質問させていただきたいと思います。 私、三月十日のこの参議院のここの場の予算委員会、そして先週の三月二十九日にも参議院の厚生労働委員会でも新型コロナウイルスのワクチンの件を取り上げさせていただきました。 論点のポイントは、この新型コロナワクチンの接種は、リスクとベネフィットを考えたときに、重篤化を抑える効果はあるとされるものの感染予防効果は低く、高齢者や基礎疾患などがある方以外への人……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は、三大臣の皆様に質問させていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 今、世界は食料危機が叫ばれ、日本は米以外の穀物や農業資源を外国に依存しています。食料安全保障上、輸入依存せずに、国内資源を最大限に活用した安全、安心な循環型の農業政策に切り替えなければならないと考えています。私も様々な国会質疑を通じてその点について申し上げてまいりました。 ウクライナ情勢で様々なグローバルサプライチェーンが影響を受ける中、原油価格の高騰、小麦価格の高騰だけでなく、肥料、それから飼料などの供給にも影響が出ています。ここへ来て円安で様々輸入物価の値上……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 本日は准総括質疑ということで、財務大臣、それから文科大臣と国交大臣、先週に引き続き、そして今日は経産大臣もよろしくお願いいたします。 今日、ちょうど一週間前にもこの当委員会で触れさせていただきましたが、食料危機の問題がますます深刻化しております。 先週十三日の金曜日に、インド政府が小麦の輸出の即時禁止をこれ出しました。これ、国内の食料安全保障を万全にするということですが、ロシア、ウクライナのこの安全保障、今ロシア、ウクライナのこの輸出も止まっていて、これ本当に、今小麦については輸出の第一位と二位がこれウクライナとロシア、ロシアとウクライナです。そ……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は、後藤大臣、初めての質疑となりますので、よろしくお願いいたします。 私、薬害エイズの被害者として実名を公表したのが一九九五年の三月六日ということで、本当にもう二十七年が経過をいたしました。この今月末で和解からも二十六年ということで、私自身はこの薬害エイズ問題を経験した被害者の議員として、特に薬害をやっぱり二度と繰り返さないためにこの厚生行政をより良くしていきたいという思いで国会に立ち続けております。 厚生労働大臣が就任のたびにこの薬害の問題について所見を聞いてきたわけですが、昨日もHIVの戦友というか仲間が亡くなったということで、彼の場合は……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 雇用保険法の質疑に入る前に、一点確認しておかなければいけないことがあります。 これ、先日、与党の幹事長、政調会長が、現役世代の賃金低下が来年度の年金支給額に影響を及ぼしているということで、年金受給者に対し一律五千円の給付金を支給すべきとの申入れを総理に行ったと聞いています。しかしながら、平成二十八年の年金改革法により、年金のマイナス改定時には現役世代の賃金変動に合わせることを徹底するとしたのは当時の与党だったのではないでしょうか。令和四年度の年金額改定はマイナス〇・四%となりますが、この制度見直しがなければ、物価変動と同じマイナス〇・二%にとどまっ……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 まず、三月十六日の夜に起きました、福島県沖を震源として宮城県と福島県を中心に最大震度六強を観測する強い地震が発生しました。お亡くなりになられた方に心よりお悔やみ申し上げるとともに、被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げます。 今回の地震では、この宮城県、福島両県で最大七万四千戸が断水したと報道されております。地震から十二日が経過しているにもかかわらず、いまだに仙台市青葉区新川の西仙台ハイランド団地の大半の五十二世帯で断水が続いております。この地域は民間の事業者が管理する専用水道になっており、復旧工事が進まなかったということです。昨日の報道では、何と……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。よろしくお願いいたします。 まず初めに、海外で臓器移植を受けた方に関する医師の応招義務についてお伺いします。 一般に、渡航移植は、他国における移植の機会を奪うことや臓器売買が絡むリスクが存在するなどの問題点があり、国際的に制限がなされているところであります。 以前、中国で腎移植手術を受けた患者が帰国後に自宅近くの病院へ転院を求めた際に、この病院側が採血や尿検査を実施しましたが、その後の診療を拒否したため、患者が病院を相手にして静岡地裁、東京高裁で争った事案がありました。このケースでは原告の請求である損害賠償について審理されましたが、既に通院先があり……
○川田龍平君 ただいま議題となりました障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律案の草案につきまして、その趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。 全ての被害者が、社会を、全ての障害者が、済みません、全ての障害者が、社会を構成する一員として、社会、経済、文化等あらゆる分野の活動に参加するためには、障害者が必要とする情報へのアクセシビリティーを向上させることやコミュニケーションの手段を充実させることが極めて重要であります。 これまでも、障害者基本法や同法に基づく障害者基本計画において、情報の利用におけるバリアフリー化、情報アクセシビリティーの向上、意思疎通支援の充……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 まず初めに、通告していないんですけれども、大臣、マスク、これいつ外せるのかという、昨日新聞に載っておりましたけれども、このいつマスクを外せるかを個人で判断することは難しいという、マスク着用については、同調圧力というよりも、もはや社会規範として習慣化していると。専門家が緩和の提言をしないといつまでも続いてしまう、マスク着用により、子供が感情を読み取る能力の発達に影響する可能性、それから息苦しいので運動しなくなるなどの弊害もあると。 大竹文雄、コロナ対策分科会メンバーの方ですね、の方が言っているのは、同じ呼びかけを繰り返しても効果がないと、屋外ではマス……
○川田龍平君 おはようございます。立憲民主党の川田龍平です。
前回の質疑の続きからと思ったんですが、ちょっと通告なしで済みません。小児の原因不明の急性肝炎について、これもし分かっていることで、もしありましたら、お知らせいただけますでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
私もこのことを知って、やっぱりいろんな海外メディアなど非常に多くの情報をこれから収集しなければいけないと思いますが、是非しっかり注視していただければというふうに思っております。
前回の質問の続きですが、新型コロナワクチン四回目の接種について新たな動きがありましたので、これも質問をさせていただきます。
昨日、厚……
○川田龍平君 今日は、四人の参考人の皆さん、ありがとうございました。今日は、本当にこの参考人の皆さんのお話を是非参考にして審議を更に進めていきたいと思います。 本日は、以前の、新型インフルエンザ予防接種法の副反応部会の資料を隈本参考人の二十七の資料で示していただきました。この三、専門家の氏名の公表のお話がありましたが、今の状況では氏名を公表しないということに私も違和感も覚えました。全く隈本参考人の言うとおりだと思います。 今、この新型コロナワクチンもそうですが、今訴訟になっているこのHPVワクチンについても、例えば百二十九名の原告のうち副反応部会で重症と扱われているのは十九名のみですが、残……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 まず、ワクチンの接種後の遷延する症状と安全対策についてということで、緊急承認制度、これはパンデミックの場合にワクチン等に適用される可能性があるということなので、ワクチンの市販後安全対策についてまず伺います。 新型コロナワクチン接種後の遷延する症状、後遺症については、この自己免疫的な機序で生じることが分かってきたME、CFS、これ、筋痛性脳脊髄炎、慢性疲労症候群などとの類似性もこれ指摘されているところです。副反応検討部会では、遷延する症状、後遺症について、副反応疑い報告はあるが、新型コロナウイルスワクチン接種が原因と判断されたものはないということです……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。
まず、大臣、ちょっと通告していないんですけれども、昨日判決が出ました、新型コロナウイルス対策の改正特別措置法に基づき東京都が出した営業時間短縮命令が違法ということになった判決についてどのように受け止めていらっしゃるのか、まずちょっと大臣の率直な、まあまだ判決出ただけですけれども、感想をいただければと思います。
【次の発言】 それで、まず第一問目ですけれども、私からは、まずこの遺骨収集について、この遺骨収集帰還、本当、あともう集中期間が五年経過して、本当にこの二年間はコロナのことで何か外国の収集がなかなかできなかったということですが、この予算については……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 まず、この児童福祉法の質問に入る前に、診療報酬改定についてお伺いしたいと思います。 今年もこの診療報酬改定が行われましたが、やはり現場は非常に慌ただしい状態だったと伺いました。本日、議事録を配付させていただいておりますが、先月の四月四日に自民党の石田筆頭理事がこの診療報酬の改定時における現場の混乱について行政監視委員会で質問をされていました。これ風物詩と表現されていましたけれども、診療報酬の改定があるたびに現場が疲弊するこの報酬改定のプロセス、全く見直されていません。三月初旬に正式な算定要件が出されても詳細までは分からず、結局、三月末に大量の疑義解……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 この児童福祉法の審議ももうほぼ今日最後、そしてこの国会の厚労委員会での質疑も実質ほぼ最後かなと思いますので、いろいろと質問させていただきます。 先ほど石垣委員からも質問がありましたコロナワクチン接種歴不明のデータの取扱いについて、私も、五月十七日のこの本委員会、それからその前の委員会で、取扱いが変わって、そのための指摘もさせていただきましたが、現在、このワクチン接種不明者が全体のこれ約三分の一を占めるようになって、このデータの取扱いで感染予防効果が全く変わってきます。 これは科学的に分析していく中で問題ではないかと申し上げましたが、現在、厚生労働……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 この三月十一日、東日本大震災とともに原発事故の発災した日ですが、政府の追悼式もないということで、本当にこうした国会が開かれるのも十年ぶりぐらいではないかと思います。 今日は十四時四十六分にこの追悼ということですが、私も、今回、お亡くなりになられた皆様に哀悼の意を表するとともに、御遺族の皆様にお悔やみ申し上げ、被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。そして、行方不明になられた方もまだ二千五百人を超える、身元不明の方もいらっしゃるということで、本当にDNA鑑定など、本当に早く身元が分かること、そうした活動をされている方に本当にもう気持ちを伝えたいと……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。私からも質問させていただきます。 まず冒頭、今般の消費者庁から提出された法律案の形式面からのこの質問に入らせていただきます。 今般の法律案は、消費者契約法と消費者裁判手続特例法のそれぞれの改正案を一本に束ねたものです。消費者契約法の改正は平成三十年改正時の附帯決議等に対応するため、消費者裁判手続特例法の改正は、同法施行後の運用状況を踏まえ、明らかになった課題に対応するため、それぞれ検討が行われているものと承知しています。 なぜ、このような検討経緯や改正目的の異なる両法律の改正案をなぜ一本の法律案として提出したのでしょうか、その理由を若宮大臣に伺いま……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 本日は、前回に引き続き、また消費者契約法、消費者裁判手続特例法の改正案の内容について伺いたいと思います。 まず、前回の質疑の最後に、消費者裁判手続特例法の共通義務確認訴訟の対象として慰謝料が追加されたことについて、重過失を含めず故意に限定した理由を伺いました。消費者庁からは、検討会報告書で示された考え方のとおり法制化した旨の答弁がありましたが、報告書では、事業者は故意でない限り民事上の責任を問われることはないといった誤ったメッセージを与えることの懸念や故意の立証の困難の懸念から、少なくとも重大な過失による個人情報漏えい事案に係る慰謝料も対象とすべき……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。今日は、会派を代表して質問させていただきます。 今、ロシアとウクライナという二つの穀物輸出大国の間で起きている有事によって、小麦価格の高騰を始め世界規模の食料危機が始まっています。総理も午前中に豊洲市場に視察に行ったということですが、中東や北アフリカでは飢餓のリスクが高まり、インドやブラジルは自国の食とエネルギーの確保を優先し、ロシアへの制裁に加わりませんでした。我が国が肥料を輸入する中国も輸出を規制し、さらに、そこに気候変動の問題も加わり、いよいよ世界は食料を奪い合う時代へと突入しています。 この逼迫した状況の中で、戦後ずっと穀物と化学肥料、そして……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。よろしくお願いします。 我が国で十月に導入が予定されているオミクロン対応ワクチン、これ、八月十五日にイギリスでもモデルナが開発したものが承認されております。 このワクチンについては、まずこの副反応について、私もずっとこの間この厚生労働委員会で質問をさせていただいてきました。これ、今、副反応報告については、医療機関側からのものと、それからこの製造販売業者の方から報告が上がっております。 これについて、まずコロナワクチンの前にHPVワクチンの副反応疑い報告について質問します。 配付した資料の最初の二枚、これ、今年の四月十三日の副反応検討部会に厚生労働……
○理事(川田龍平君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
松沢委員長が都合により出席できませんので、委員長の委託を受けました私が委員長の職務を行います。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平でございます。
まず、大臣、ちょっと通告してないんですが、大臣、副大臣に、あっ、大臣、大臣です、大臣に、まず統一教会について、大臣は、先ほど衆議院の、衆議院の方では協定書についてはサインをしていないということだったんですが、今回新たにですね、その後発覚するものというのが幾つかありますが、大臣は、自民党の八項目のアンケートに答えたもの以外、記者会見以外のもので今後また出てくるということはないでしょうか。
【次の発言】 出てこないということを確認させていただきました。
この統一教会問題については、本当に闇が深いといいますか、これは幾らやってもやっぱり出てくると……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日、質疑通告した後にちょっと質問の変更がありまして、申し訳ありませんでした。 それで、いろいろ厚労省の話も聞いてちょっと落としたものですが、まず初めに、ちょっとまた通告していないということで話をさせていただきますが、ファイザー社の新型コロナワクチンについて、これは、コロナワクチンについての今の副反応調査ですとか、そういったことについてようやく厚労省の方でも調査をするということになってきましたけれども、この新型コロナワクチンについては、来年からアメリカ政府がこの新型コロナウイルスワクチンの政府購入を終了するということによって、ファイザー社が発表した……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。本会議に続きまして質問させていただきます。 今日は、予防接種法の改正について伺います。 本法案では、新型インフルエンザ等感染症のうち、全国的かつ急速な蔓延により国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあると認められる疾病として政令で定めるものを新たにA類感染症に位置付けることとしています。また、新型インフルエンザ等感染症等のうち政令で定める疾病を、新たにB類感染症に位置付けることとしています。 しかし、ここで気になるのは、集団予防を目的としたA類疾病と、個人予防を目的としたB類疾病のそれぞれに新型インフルエンザ等感染症が新たに位置付けられるこ……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は感染症法の質疑させていただきますが、通告後に承認された、緊急承認が決まりました塩野義製薬の新型コロナウイルス治療薬のゾコーバについて、この合同会議が一昨日行われまして、この合同会議は七月二十日にも行われております。そこの審議においては、この第二相試験において、主要評価項目である十二の臨床症状の改善については、プラセボ群と比較して有意差を示せなかったことから、緊急承認の要件である有効性の推定をするには不十分とされ、緊急承認には至りませんでした。 ところが、その後、塩野義製薬が臨床試験の主要評価項目を十二症状ではなく五症状に減らして行った結果の速……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。
今日は、参考人の方々、今日は本当に貴重なお時間使っていただき発言していただきましたこと、陳述いただきましたこと、ありがとうございます。
私から、まず初めに、辻本参考人と長谷川参考人、それから、最後、藤井参考人、もし答えられたらで結構ですが、お願いします。
厚生労働省が六月に出されました、地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会、検討会の最終報告について、参考人の評価をお聞かせいただけますでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
先ほどの検討会の話と、それから今、野村総研に委託している調査研究というのが今進められて……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。
まず、質問させていただきます。
まず、これ、来年の二月、医療職の国家試験がありますが、この医療職国家試験、これが追試が必要ではないかと。特に、政府方針でも示されている医療提供体制の強化、医療人材の確保のためにも、医療現場における深刻な人手不足を解消するそのためにも、医療職の国家試験、これが、新型コロナウイルスの感染症陽性者などの追試や早い段階での具体的な対応をやっぱり是非事前に決めておく必要があると思うんですが、厚労大臣の見解をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 是非よろしくお願いいたします。貴重な人材だと思いますので、是非追試をしてい……
○川田龍平君 私は、ただいま可決されました障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、立憲民主・社民、公明党、日本維新の会及び国民民主党・新緑風会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、グループホームにおける一人暮らし等に向けた支援の実施に当たっては、福祉からの卒業として一人暮らし等への過度な誘導につながらな……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。今日は質問させていただきます。よろしくお願いします。 岸田総理が今月八日に、世界平和統一家庭連合、旧統一教会の問題をめぐる消費者被害救済に向けた新法に関し、今国会提出を視野に最大限努力すると表明をされました。 教団への高額献金対策や信者の親の下で苦しむ宗教二世への支援など、早急に対応しなければいけないと考えております。立憲民主党、日本維新の会及び社会民主党は、既にマインドコントロールなどによる献金被害を救済するための悪質献金被害救済法案を国会に提出しています。 消費者庁では、現在新法を提出するために準備されているかと存じますが、進捗状況をお聞かせく……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平でございます。今日は会派を代表して質問させていただきます。
まず初めに、今日は日銀総裁も来ていらっしゃいますので、できるだけ答弁は簡潔に誠実にお願いいたします。
統一教会と自民党議員との組織的な関与についてということで、まず、内閣総理大臣岸田総理にまず、先ほど午前中の衆議院の質疑でも、今後断ち切ると言っても、ほとぼりが冷めればまた元に戻るんではないかという議論がありましたが、本当に断ち切れるんでしょうか。
【次の発言】 やっぱり国民はこれ到底そう信じられないんですね。やっぱり、この断ち切るとはいっても、現にまた、ほとぼりが冷めればまた元に戻るよというような……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 早速質問に入らせていただきます。 厚生労働省は、災害による停電、断水時に、社会福祉施設等の事業所の機能を維持して入所者の安全を確保するため、社会福祉法人等の事業主体が行う非常用自家発電設備などの非常用設備等の整備に対して都道府県等が補助する事業に補助金を交付しています。 平成三十年から令和二年度に交付を受けた二百六十事業主体の三百五十四事業所を会計検査院が検査したところ、補助金の交付要綱等に非常用設備等の耐震性を確保する必要性を示しておらず、同省の地方厚生局並びに十五都道府県及び六十九市区町において、事業主体が整備する非常用設備等の耐震性が確保さ……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。会派を代表して質問させていただきます。 毎年、この三月上旬というのは、三月十一日の東日本大震災と、それから、私は、三月六日に、今から二十八年前、十九歳のときに薬害エイズの原告として実名を公表した、そういった日を思い出します。私自身がその薬害エイズの原告としてこの裁判を闘ってきた中で、やっぱりこの国、厚生省、当時厚生省ですね、やっぱりしっかり人権に向き合った、やっぱり本当にこの国として、一人の人の命を大切にする国にしてほしいという思いでこの訴えをさせていただきました。 私自身も先日この厚生労働大臣の所信を聞いていて、本当に広い所掌範囲で本当に大変な仕事……
○川田龍平君 立憲民主党の参議院議員の川田龍平です。 新型コロナウイルスについてまず質問いたします。 まず、初めてアルファと認定されたワクチン接種後の死亡事例についてお聞きします。 厚生労働省は、今月十日に初めて、ワクチンと死亡との因果関係が否定できないもの、アルファとして一件認定しました。死亡事例が二千件以上ある中で、なぜこの一件だけが認められたのでしょうか。ほかの死亡事例と医学的に何か明確な違いがあったのでしょうか。今までのこの総合的に判断したなどという説明では、大勢の御遺族の方は納得をしません。あくまで医学的な観点からほかと区別するに至った決定的な要素を具体的に教えてください。
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。よろしくお願いします。 まず質問させていただきます。後期高齢者の賦課限度額の引上げについて伺います。 二年前のこの健康保険法等改正案の審議の際には、この立憲民主党から、賦課限度額を引き上げ、高所得の後期高齢者に負担をお願いするとともに、一部国費を充当することによって現役世代の負担を軽減するという内容の対案を提出をいたしました。 この我々の提案に対しては、当時の菅総理大臣から、保険である以上、受益と負担が著しく乖離することは、納付意欲の低下を招く恐れがありますと、このため、保険料納付の上限として賦課限度額を設けており、その見直しを行う場合には、関係者……
○川田龍平君 おはようございます。立憲民主党の川田龍平です。 本法案の審議もいよいよ大詰めということで、本日は、法施行に向けて確認しておくべき点に加えて、社会保障全般に関する課題も中心に議論していきたいと思います。 本法案の内容に入る前に、二年前のこの健保法の審議の際に行った附帯決議について、厚生労働省にまず確認しておきたい点があります。 前回の健保法では、年収二百万円以上の後期高齢者の窓口負担を二割にするという改正が行われましたが、施行から三年間は負担増加額を三千円以内に収めるという配慮措置が導入されることになりました。この配慮措置については、高額療養費制度を対応することとなっておりま……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は、まず、質疑の順番をちょっと最初とは変えて、精神科医療、身体拘束の実施要件を定める大臣告示の改変の件から始めさせていただきます。 野村総合研究所が本年三月に、厚生労働省令和四年度障害者総合福祉推進事業として、精神科医療における行動制限最小化に関する調査研究の報告書を取りまとめました。 この八十七ページからは、処遇基準告示についての検討が行われ、提言が述べられています。そして、ここでは、切迫性、非代替性、一時性の考え方を要件として明示することについてとして文章の具体的イメージが記載されています。全体として非常に曖昧な書き方をしているのが気にな……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 質疑に入らせていただきます。 本法案は、昨年九月二日に新型コロナウイルス感染症対策本部で決定された、新型コロナウイルス感染症に関するこれまでの取組を踏まえた次の感染症に備えるための対応の具体策の項目四、感染症対応能力を強化するための厚生労働省の組織の見直しの方針を踏まえて、厚生労働省の所管である食品衛生基準行政を消費者庁に、水道整備・管理行政を国土交通省及び環境省に移管するために提出された経緯があると承知しています。 しかし、一昨日、五月十六日の本委員会におきまして加藤厚生労働大臣から本法案の趣旨説明を聴取したところ、新型コロナウイルス感染症対応……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 まず、法案の審議に入る前に、一点、大臣にマイナ保険証について質問させていただきます。 皆さん御承知のとおり、マイナンバーカードの健康保険証利用に当たり、全く別人の情報がひも付けられているという事態が明らかになりました。その数はもう優に七千件を超え、そのうち五件は、薬剤、医療費などの情報が他人に閲覧されていたとのことです。医療情報は極めてプライバシー性の高い個人情報であり、他人の情報が閲覧されるような事態は全くあり得ないものであるとともに、重大な医療事故にもつながりかねないゆゆしき事態です。 政府は、二四年には健康保険証を廃止し、マイナ保険証へ一本……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 法案の質疑に入る前に、一問質問させていただきます。 報告されている新型コロナウイルスワクチン接種後の死亡事例について質問いたします。 五月十六日の国会質疑で、医療の現場では最終診断に用いられる病理医の診断を、厚労省とPMDAがそれを覆していることは合理的理由がないのではないかと指摘をしました。しかし、厚労省からは、総合的に判断している、必要な情報の収集に努めると、その回答は曖昧です。 つい先日も、去年八月に新型コロナウイルスワクチン接種を受けて、それから二日後に死亡された十四歳の女子中学生について、徳島大学の法医学教室が司法解剖を行い、ワクチン……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 質疑通告していないんですけれども、昨日も連合審査が行われ、このマイナンバー法の法案も昨日もありましたけれども、このオンラインの請求義務化の方針を撤回を求める要請というのが東京歯科保険医協会から私のところに届いております。 これマイナンバーもそうですけれども、この義務化という方向に動くと非常に切迫感があって、その中でいろんなトラブルがあったときに、こういったその義務化によるこういったトラブルを回避できなくなるんではないかと思います。こういったこの義務化によって、もう本当に早めるという意味はあると思うんですが、それによって国民の利益に本当になっているの……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 旅館業法の質問に入る前に、大臣には、しっかりと健康保険証の紙の保険証、これを廃止しないように是非お願いしたいと思います。法案は通りましたけれども、やっぱり今も、障害者の人たちや、特に高齢者の施設の介護の現場では、やっぱり今も、マイナンバーカードに健康保険証が取って代わることについては懸念の声も今もありますので、是非しっかり、今後、法律は通ったとしても、やっぱり健康保険証、紙の保険証をなくさないということで、是非再度検討していただきたいと思います。是非よろしくお願いいたします。 それから、コロナワクチンの問題も、これもやっぱり是非しっかりと、大臣には……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日、ちょっと股関節を痛めていまして、ちょっと立ったり座ったりがきついので、ちょっと立ったまま質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 私自身も血友病という患者でして、血友病は血が止まりにくい病気で、血小板ではなく、生まれつき凝固因子という、血液中の中の凝固因子が生まれつき足りないということで、ずっと補充療法を今も続けております。 今朝も血液製剤を使ってきましたけれども、その血液製剤を打ち続けなければいけないということで、これを、ゲノム医療によって遺伝子を変えることによって、血友病が一番早くこの治療が開発できるのではないかということも言……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平でございます。 今日、質問を六つ用意しておりますが、先ほどこやりさんからありました不当寄附勧誘法案、法律の処分基準案についての質疑、一番最後にしていたんですが、ちょっとまだ、先ほど質問したばかりで、記憶冷めやらないうちに是非その質問から始めたいと思いますが。 私も、今回のこの法案、本当に急ピッチで作ったところもありますので、衆議院の、与野党協議を経て衆議院の修正があっての成立ということで、この参議院においても非常に議論になりました。その議論の中で、やはりこの修正者、修正提案者が答弁をした内容というのがやっぱり非常に重要になってくるというところの中で、先ほど……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 引き続き、この法案についての質疑をさせていただきます。 今回の改正案で新設することとしております確約手続について質問します。 この継続中の違反被疑行為に係る通知を受けた事業者は、第二十七条一項の規定に基づいて、内閣府令で定めるところにより、その実施しようとする措置に関する計画、是正措置計画を作成して、内閣総理大臣の認定を申請することができます。この是正措置計画が認定されれば措置命令や課徴金納付命令を受けないこととなりますので、是正措置計画が認められるか否か、つまり計画の内容が大きな意味を持ってくることになります。 そこで、まず確認いたしますが、……
○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言御挨拶申し上げます。 去る十月二十日の本会議におきまして行政監視委員長に選任されました川田龍平でございます。 本委員会は、平成三十年六月に取りまとめられた参議院改革協議会報告書を受け、本院の行政監視機能の強化の具体化に向けて取り組んでまいりました。 本年六月には、本会議において総務大臣から政策評価の年次報告を聴取し、質疑を行いました。これにより、新たな行政監視の年間サイクルが開始されており、本委員会においては引き続き精力的な取組を行うことにより本院の行政監視機能の強化に向けた役割を果たしていく……
○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、生稲晃子君が委員を辞任され、その補欠として山谷えり子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に長谷川英晴君を指名いたします。
○川田龍平君 参議院議員の川田龍平です。 今日は、委員長、両筆頭理事、そして委員の皆さんには、本当に、委員長という立場でありながら質問に立たせていただくこの機会をいただきまして、本当にありがとうございます。中立の立場で質問させていただきます。 質問に入ります。 まず、日朝間では水面下での接触が続いているとされる中、二〇二三年九月二十九日の朝日新聞において、二〇二三年三月と五月に東南アジアの主要都市で日本政府関係者と朝鮮労働党関係者の秘密接触が行われたことが報じられました。 これらの秘密接触と同じ時期、二〇二三年五月二十七日の拉致問題の国民大集会において、岸田総理大臣は、首脳会談を早期に……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。御理解いただき、ありがとうございます。 それでは、質問させていただきます。 今日は熊本地方裁判所でノーモア・ミナマタ二次訴訟の判決が出るということで、十一時から出るということなんですが、今の時間まだ判決の中身もちろん分かっていないんですけれども、私、水俣の問題については、二〇〇七年に三十一歳で参議院に初登院したときに、環境委員会に最初に所属をして質問したときにも水俣病の問題を質問させていただきました。 もう一九九五年というとき、私が薬害エイズの実名を出した十九歳のときでしたけれども、そのと……
○川田龍平君 立憲民主党・社民の川田龍平です。 今日は質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 先月二十二日、水俣病特措法の救済対象から外れた未認定患者らが損害賠償を求めているノーモア・ミナマタ第二次訴訟で、熊本地裁において判決が言い渡されました。熊本判決では、昨年九月に原告側の勝訴だった大阪判決と異なり、原告の賠償請求権が既に消滅しているとして請求が棄却をされました。 このように、熊本判決と大阪判決とでは結論が分かれる結果となりましたが、注目すべきは両判決とも特措法の救済対象から外れた患者らが水俣病と認定されているという点です。 さらに、熊本判決においては、水俣病と認定され……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。
今日は、法案審議に入る前に、まず大臣からお話がありました五月一日の件について、この環境省による水俣病患者との意見交換の懇談の場でのマイクを切った事件についてお聞きしたいと思います。
先ほど長谷川委員からもありましたけれども、大臣は、この懇談の場で大臣として臨んで何を思いましたか。
【次の発言】 今回、私は、このマイクが切られた事件という、その三分が短いとか、なぜ切ったのか、誰が切ったのか、誰の指示だったのか、そういったことにはここでは触れずに、なぜ水俣病の患者の皆さんがあそこまで怒りをあらわにする、その怒りの原点はどこにあると思いますか。
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。
伊藤大臣、一昨日、私この議場でお渡ししましたこの「みな、やっとの思いで坂をのぼる 水俣病患者相談のいま」という本、大臣、お読みになりましたでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。大変すごく読みやすい本で、すぐ読めるだろうと思ってお渡ししました。本当にありがとうございます。
私は、この著者の永野三智さん、大臣も覚えていらっしゃると思いますが、松崎さんの隣で、女性の方で、大臣に臆せずはっきり患者の意見を伝えていた方です。
十年以上ですね、十数年以上、もう患者相談の窓口でずっと患者の相談を受けてきた方で、私も、彼女が水俣病の問題に関わる前、元……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 本日は、人工甘味料による水質環境汚染、マイクロプラスチック、そして洋上風車発電について質問をいたします。 まず、人工甘味料による水質環境汚染についてお聞きします。 去る四月二十三日の衆議院の農水委員会で、共産党の田村貴昭議員が、欧米の疫学コホート調査で、発がん性や糖尿病などの原因になるということ、またダイエットのためのカロリーゼロの人工甘味料で肥満になるという衝撃の事実を示して国の施策をただされていました。 このアスパルテーム、スクラロースやアセスルファムカリウムなどの人工甘味料について、この下水処理水が流入する河川で検出された事例が報告をされ……
○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十六日までに、浅尾慶一郎君、田村まみ君、柘植芳文君、永井学君、上田勇君、伊波洋一君、古賀之士君、山谷えり子君、羽生田俊君及び橋本聖子君が委員を辞任され、その補欠として片山さつき君、上野通子君、加田裕之君、鶴保庸介君、川合孝典君、横山信一君、高良鉄美君、石川大我君、山本佐知子君及び田中昌史君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきまして……
○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十二日までに、高良鉄美君、石川大我君、山本佐知子君、長谷川英晴君、塩田博昭君、広瀬めぐみ君及び古川俊治君が委員を辞任され、その補欠として伊波洋一君、古賀之士君、上田勇君、永井学君、越智俊之君、山本啓介君及び神谷政幸君が選任されました。
【次の発言】 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のうち、国と地方の行政の役割分担に関する件を議題といたします。
本日は、本件の調査のため、三名の参考人から御意見を伺います。
御出席いただいております参考人は、明治大学政治経済学……
○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五日までに、永井学君、越智俊之君、神谷政幸君、上野通子君及び山下雄平君が委員を辞任され、その補欠として羽生田俊君、古川俊治君、梶原大介君、広瀬めぐみ君及び友納理緒君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が六名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十日までに、梶原大介君、広瀬めぐみ君、友納理緒君、江島潔君及び大椿ゆうこ君が委員を辞任され、その補欠として山下雄平君、山本佐知子君、古庄玄知君、松川るい君及び岸真紀子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月三十一日までに、岸真紀子君、山本佐知子君、古庄玄知君、松川るい君、山下雄平君、青山繁晴君及び川合孝典君が委員を辞任され、その補欠として大椿ゆうこ君、江島潔君、梶原大介君、今井絵理子君、長谷川英晴君、若林洋平君及び礒崎哲史君が選任されました。
また、本日、今井絵理子君が委員を辞任され、その補欠として石田昌宏君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
……
○委員長(川田龍平君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、礒崎哲史君、梶原大介君、山本啓介君、長谷川英晴君、若林洋平君及び石田昌宏君が委員を辞任され、その補欠として川合孝典君、橋本聖子君、上野通子君、山下雄平君、青山繁晴君及び山谷えり子君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○川田龍平君 無所属の川田龍平です。二階大臣を始め、皆様よろしくお願いいたします。
私は時間がないですので、早速質問に入らせていただきます。
経済産業大臣にまずお尋ねいたします。
今、荒井委員からも御指摘がありました、この化学物質関連法制の相互連携を目指した総合的な化学物質法制について、今後どのように検討していくのかについてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
続いて、このPFOSの現在の取扱いと今後の取扱いについて、また高蓄積性についての日本と欧米の違いについて教えていただきたいと思います。経産省、お願いします。
○川田龍平君 座って質問させていただきます。よろしくお願いします。みんなの党の川田龍平です。
おとといの衆議院の予算委員会で、菅総理が東北自動車道の無料化について、復旧復興、さらには元気な日本をつくるには極めて有力な選択肢だと表明されました。
もし東北道を無料化した場合、どれだけの財政措置が必要なのか、国土交通省で検討をしたのでしょうか。検討結果を数値で示していただきたいと思います。また、今まで行ってきた高速道路の無料化実験を精査した上で、東北自動車道の無料化によってどのような効果がもたらされるのかを御説明ください。
【次の発言】 次に、野田財務大臣に伺います。
東北自動車道無料化のため……
○川田龍平君 ありがとうございます。 中川参考人、飯田参考人、ありがとうございました。 今日、私、こういった調査会、初めて参加させていただきます。済みません、今回、会派の変更があって、みんなの党にこういった席があるということで質問させていただきますが、私は障害者の雇用の問題にやっぱり関心がありまして、ダイキンさんの資料を読ませていただいて、障害者の雇用については子会社の方で積極的にやっているということで、特に高齢者の雇用ということと障害者の雇用ということで、やっぱりそういった体力がなかったり力が発揮できないという方の労働環境を整備するために三十年近く掛けてやってきたということで、資料を読ま……
○川田龍平君 藤井参考人、櫨参考人、ありがとうございました。質問は両方の方に答えていただいて結構ですので、よろしくお願いします。 私も、今、企業の内部留保をどのようにして使わせていくのかということが大変今の経済に重要だと思っているんですが、これを今、櫨参考人からお話しいただいたんですが、藤井参考人からも是非お話、聞きたいと思います。そして、やはりこの、みんなの党の政策で、藤井参考人の二十一ページの表を見ますと、インフレという方の政策がみんなの党の政策に多いんですけれども、この増税というのは反対で、消費税増税には今反対をしていて、まず消費税を増税するべきではないというところから、投資減税なども……
○川田龍平君 時間のないところ、ありがとうございます。
内閣府の十九ページの資料の、日本再生の基本戦略とありますが、この一番下のところの、先ほどインクルーシブな成長というのがありましたが、人のぬくもり、地域の温かさを大切にする取組というのは具体的には端的に何でしょうか。
【次の発言】 この経済のフロンティア、社会のフロンティア、国際のフロンティアと新たなフロンティアと。フロンティアという言葉が片仮名が多くてやっぱり本当に分かりにくいというところがあるので、特にこの国際のフロンティアの世界の人々が持つ日本のイメージの向上というところでして、特に日本のやっぱり今原子力発電所の事故をきっかけとして……
○川田龍平君 みんなの党の川田龍平です。 私は途中から参加になったんですけれども、今回、持続可能な社会保障ということで、持続可能な経済社会と社会保障の在り方については、やはり今の社会で経済がしっかりと持続可能になっていくことも大事ですが、その中でやっぱり特に私としては社会保障の方、特に医療の面や、そうした人々の生活にとって必要な社会保障がしっかり充実させていくことの方を私としては一番重視したいと思っています。 私自身の体験からも、やっぱり薬害エイズというこの国の薬害の歴史がありまして、やはりこういった経済的な利益を優先する余りに人の命や健康というものが奪われていってしまう、そういった、公害……
○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。 まず、会派を代表して発言させていただけることを各党の各会派の皆様に御礼を申し上げます。今国会、初めてこうして会派を認めていただき、そして今回、ようやくこうして会派を代表して発言をすることができました。 結いの党は、昨年の十二月十八日に結党いたしました日本で一番新しい政党です。その中でこの憲法について是非議論をして、憲法についてを、この憲法審査会でもしっかり議論を深めていきたいというふうに考えております。 結いの党は、結党時に発表した党の理念に、「戦後、日本国憲法が果たしてきた役割を正当に評価するとともに、時代の要請に応じて不断の見直しを行う。」と掲……
○川田龍平君 結いの党の川田龍平です。よろしくお願いいたします。 早速質問に入らせていただきます。 十八歳選挙権が国際標準であると小林参考人からもお話がありましたとおり、既にこの世界で八〇%以上、G8では日本以外、OECD三十四か国では日本と韓国以外の全ての国が十八歳ということになっていますが、さらにオーストリアで十六歳選挙権というのが認められ、ドイツ、スイス、ノルウェーの特定の州、市町村選挙で選挙権年齢が十六歳に引き下がっていると。この中でドイツ、オーストリア、ノルウェーでは、十六、十七歳の投票率が十八歳、十九歳の投票率を上回っているという傾向も見られるということなんですけれども、非常に……
○川田龍平君 今日は、参考人の皆さん、貴重な時間をいただきまして御意見を述べていただきまして、ありがとうございました。 それでは、まず質問させていただきます。 前回の参考人のこの参議院の質疑で十八歳選挙権というのが国際標準であるということが参考人の意見でありまして、私も、今、世界の八〇%以上、それからG8では日本以外の国、さらにはOECDの三十四か国では日本と韓国以外の全てが十八歳以上ということになっているということで、さらに、オーストリアで十六歳選挙権、ドイツ、スイス、ノルウェーなど、特定の州、市町村選挙での選挙権年齢が十六歳に引き下がっているということも質問で述べさせていただきました。……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 今日は、公述人の皆様、貴重な御意見をありがとうございました。 早速、質問に入らせていただきます。 まず、坂元公述人にお聞きしたいんですけれども、坂元公述人の資料に、「ある法律が憲法違反にあたるかどうかを最終的に判断するのは、最高裁判所の仕事である。」ということを述べられ、私もドイツの憲法裁判所のような制度をつくるべきと考えておりますが、その前段に、この坂元公述人の文書には、「政府は、集団的自衛権の限定行使を容認する新しい憲法解釈に基づく法律が、なぜ憲法違反ではないのか、国民に対し、より一層、丁寧かつ分かりやすく説明する必要があるだろう。」と言ってい……
○川田龍平君 よろしくお願いします。維新の党の川田龍平です。
まず、マイナンバーの医療分野における利用範囲の拡大について伺います。
私は、特定健康診査情報などの医療情報は、絶対にほかの人には漏れてはいけない高度な個人情報だと思います。このマイナンバーとのひも付けは慎重に行うべきと考えますが、まだ施行もされていない段階からなぜ利用範囲の拡大を行うのでしょうか。
【次の発言】 先週の二十九日の金曜日に産業競争力会議において、医学研究や医療連携に利用するために受診歴や服薬歴など更なる医療情報をマイナンバーと連動させるとの政府決定があったとの報道がありました。
法案の審議中に更なる法改正が必要と……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 参考人の皆さん、今日は貴重な御意見、お時間、ありがとうございました。 まず、鈴木参考人にお伺いしたいんですけれども、鈴木参考人の参考資料の二十ページにあります健康投資の重要性という問題について、私も今医療に大変関心が高いんですけれども、特に、健康を増進させるためにしっかり投資をしておくことで、実はそれが後になってやっぱり経済として返ってくるんだと。これは企業のことについても書かれていますけれども、国についてもそうだと思っていまして、やっぱり国民が健康であって初めて経済活動がしっかりできて、それによって経済が成長するのではないかと思いますので、医療費を……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 参考人の皆様、今日は貴重な御意見とお時間、ありがとうございました。 私も、今の質疑にありましたように、この租税特別措置等の見えない補助金の部分を、佐藤参考人からもお話がありましたように、やっぱりここの部分をしっかり見える化するということは大変重要だと思っております。本当に取るべきところから税金を取られていないのではないかという思いがありまして、是非こういった租税特別措置を見直していくという意味では、やっぱりこの見える化というのは大変重要な指摘だと思っております。 そういった意味で、是非ほかの国の、カナダの例などを先ほどお聞かせいただきましたけれども……
○川田龍平君 民進党・新緑風会の会派を代表して質問させていただきます。川田龍平です。 私は、高齢化だけではなく、薬剤費の高騰、医療器具の価格の高騰が医療費を増加させているのではないかと思いますが、まず初めに竹内副大臣に質問させていただきます。 これは、医療費を抑制するということだけでは医療環境の改善にはつながりません。国民が健康であって初めて経済活動がしっかりでき、それによって経済が成長するのではないかと考えておりますが、単に医療費を抑制するのではなく、医療や健康にしっかりとお金を使っていくことがより重要だと思います。そして、医療は地域により実情が異なりますので、地域をよく知った上で、医療……
○川田龍平君 維新の党の川田龍平です。 公述人のお二方、今日は貴重なお時間と貴重な御意見をありがとうございました。 私の方からは特に保育士の問題について、子育てのことで高橋公述人からもお話しいただきましたが、この保育士の処遇改善について、これは特に民間の保育園の保育士とか幼稚園の教諭とか、そういったところが今、大変処遇が改善していく必要が特に強いんだろうと思っております。 そういった意味におきまして、今、維新の党それから民主党と共同で会派を組んで、特に保育士の処遇改善についての法案というのを今準備をしているんですが、これは介護士についても処遇改善という助成金というのができました。それと同……
○会長(川田龍平君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして本調査会の会長に選任されました川田龍平でございます。
本調査会は、国政の基本的事項のうち、国民生活・経済に関し、長期的かつ総合的な調査を行うことを目的として設置され、次の通常選挙までの三年間存続するものであります。
調査会長の責務を果たすに当たりまして、委員の皆様の御指導、御協力を賜りながら、公正かつ円満な調査会運営に努めてまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本調査会の理事の数は七名でございます。
理事の選任につき……
○会長(川田龍平君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
本調査会の調査テーマについて御報告いたします。
今期の調査テーマにつきましては、理事懇談会等で協議をいたしました結果、三年間を通じた調査テーマを「あらゆる立場の人々が参画できる社会の構築」とすることに決定いたしました。
また、本調査テーマの下、一年目の調査につきましては、「経済・生活不安の解消」について調査を進めていくことになりましたので、併せて御報告いたしますとともに、何とぞ委員各位の御協力をお願いいたします。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国民生活・経済に関する調査に……
○会長(川田龍平君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、斎藤嘉隆君が委員を辞任され、その補欠として野田国義君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
国民生活・経済に関する調査のため、今期国会中、必要に応じ参考人の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その日時及び人選等につきましては、これを会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○会長(川田龍平君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八日、野田国義君が委員を辞任され、その補欠として斎藤嘉隆君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題といたします。
本日は、「あらゆる立場の人々が参画できる社会の構築」のうち、「経済・生活不安の解消」に関し、「社会保障分野における格差の現状と課題等」について参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。
御出席いただいております参考人は、慶應義塾大学経済学部教授駒村康平参考人、東京大学先端科学技術研究センター准教授熊谷晋一郎参考人及び特定……
○会長(川田龍平君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、徳茂雅之君及び森屋宏君が委員を辞任され、その補欠として朝日健太郎君及び大沼みずほ君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題といたします。
本日は、「あらゆる立場の人々が参画できる社会の構築」のうち、「経済・生活不安の解消」に関し、「労働分野における格差の現状と課題等」について参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。
御出席いただいております参考人は、慶應義塾大学商学部教授樋口美雄参考人、関西大学名誉教授森岡孝二参考人及び千……
○会長(川田龍平君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、大沼みずほ君及び斎藤嘉隆君が委員を辞任され、その補欠として森屋宏君及び浜口誠君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題といたします。
本日は、「あらゆる立場の人々が参画できる社会の構築」のうち、「経済・生活不安の解消」に関し、「地域活性化の取組及び地域間格差の現状と課題等」について参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。
御出席いただいております参考人は、明治大学農学部教授小田切徳美参考人、新潟大学法学部教授・みなかみ町参……
○会長(川田龍平君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、浜口誠君及び森屋宏君が委員を辞任され、その補欠として斎藤嘉隆君及び高野光二郎君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題といたします。
本日は、「あらゆる立場の人々が参画できる社会の構築」のうち、「経済・生活不安の解消」に関し、「教育分野における格差の現状と課題、文化芸術・スポーツを通じた社会参加の在り方等」について参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。
御出席いただいております参考人は、東京大学大学総合教育研究センター教……
○会長(川田龍平君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、高野光二郎君、徳永エリ君及び島村大君が委員を辞任され、その補欠として森屋宏君、斎藤嘉隆君及び渡辺美知太郎君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題といたします。
本日は、中間報告書を取りまとめるに当たり、これまでの調査を踏まえ、「あらゆる立場の人々が参画できる社会の構築」のうち、「経済・生活不安の解消」について委員間の意見交換を行います。
本日の議事の進め方でございますが、まず、各会派一名ずつ指名させていただき、その後は、会派にか……
○会長(川田龍平君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十日、渡辺美知太郎君が委員を辞任され、その補欠として島村大君が選任されました。
【次の発言】 調査報告書の提出についてお諮りいたします。
本調査会は、毎年、調査に関する中間報告書を議長に提出することになっております。
理事会において協議の結果、お手元に配付の国民生活・経済に関する調査報告書(中間報告)案がまとまりました。
つきましては、本案を本調査会の中間報告書として議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○会長(川田龍平君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国民生活・経済に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきましては、その取扱……
○会長(川田龍平君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、島村大君、松下新平君、風間直樹君、神本美恵子君、斎藤嘉隆君、宮沢由佳君、新妻秀規君及び伊藤孝江君が委員を辞任され、その補欠として中西健治君、井上義行君、石上俊雄君、吉川沙織君、難波奨二君、石橋通宏君、横山信一君及び高瀬弘美君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。
中西祐介君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
○会長(川田龍平君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
この際、本調査会の二年目の調査について御報告いたします。
本調査会は、昨年十二月に今期の調査テーマを「あらゆる立場の人々が参画できる社会の構築」とすることに決定し、調査を進めております。
二年目の調査につきましては、理事懇談会等で協議いたしました結果、引き続き、本調査テーマの下、「豊かな国民生活の実現」について調査を進めていくことになりました。
何とぞ委員各位の御協力をお願いいたします。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国民生活・経済に関する調査につきましては、閉会中もな……
○川田龍平君 私は調査会の会長をしていたんですけれども、ちょっと事情があって今調査会長ではないんですが、三年掛けてこの調査を行うということで、是非、このテーマを継続してやっていただけたことにとても感謝をしています。私も質問したかったので、質問できるということはプラスに考えて、質問させていただきます。 質問たくさんあるんですけれども、これだけ絞って質問をさせていただきますが、まず小河参考人にこの法改正のポイントについて、特に子どもの貧困対策法は作るときも関わって、あれから五年かと本当に思うんですが。本当に、この指標を入れることについて先ほど質問あったんですが、そのほか、各地でできている貧困対策……
○川田龍平君 参考人の皆さん、ありがとうございました。
今年のこの調査会のテーマというのは「豊かな国民生活の実現」ということで、昨年に比べて一応ポジティブな好事例を是非聞きたいということでやっているんですけれども、まず稲葉参考人に、一般社団法人のつくろい東京ファンドというのはどういうところか、説明いただければと思います。
【次の発言】 稲葉参考人、先日も札幌での火災の事件がありましたけれども、今様々な場所で、そういった無届けであったり、そういった施設ですね、そういったところでの火災事件というのが多くて、非常にこれ連続して起きていると思うんですが、それについてどのように感じていますでしょうか。
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。
今日は、三人の参考人の皆さん、貴重な時間をありがとうございました。御意見ありがとうございました。
佐久間参考人にまず伺いたいんですが、佐久間参考人とは、先ほど名刺交換をしたとき久しぶりですと言われて、そうだ、五年前に厚生労働委員会で視察に行ったんですよね。新宿の施設を見させていただいていて、そのときに伺ったときと今と五年間たって比べて、何が変わっていて何が変わっていないか、その中で、国としてやっぱりこういう仕事を国がするべきということが何かありましたら、是非言っていただければと思います。
【次の発言】 佐久間参考人と河合参考人にお伺いしたいんですが……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は、参考人の皆さん、貴重な時間と意見をありがとうございました。 私も障害者の一人として、やはりこのインクルーシブな社会、いかにどうやってつくっていくのかということで、こういった調査会でこうした機会を持てることをとてもうれしく思っております。 私、今日伺っていて、特に今日、実は障害児者の情報コミュニケーションに関する議員連盟というのが実は今日の朝発足をいたしまして、超党派でこれを進めているんですけれども、今後、具体的にはこれからということなんですが、その中で、読書バリアフリー法のことですとか、それから先ほどのマラケシュ条約に基づいた著作権法の改……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は、参考人の皆さん、貴重な時間と大変すばらしい意見をありがとうございました。 それで、質問させていただきます。 阿部参考人にお聞きしたいんですけれども、子供の貧困対策の法律ができてやっぱりかなり時間がたっているんですが、今この子供に対する支援というだけではなくて、非常に、例えば親の健康についてと子供の貧困についてのこういったその関係というのが最近、近年大きな問題となりつつあるということで阿部参考人の資料にあるんですが、今日の資料ではなくて前の資料にあるんですけれども、今の親の特に精神状況によって健康状況と生活困難度に強い相関が見られたというこ……
○川田龍平君 立憲民主党・民友会の会派を代表して、意見を述べさせていただきます。 私は、今回の質疑の中で感じてきたことは、特に高齢者の問題につきましては、住み慣れた地域で暮らしを続けることができるそのための制度、仕組みをつくることが大変必要だと考えております。特に、住宅セーフティーネット法が昨年施行されましたが、この住宅セーフティーネット法に代表されるような住宅に関する施策をしっかりと充実させていくことが高齢者にとって基礎となると考えております。 特に、やはり住まいというのは、これは公共住宅の役割なども大きいですし、これからのこの住まいについてを充実させていくことが、健康にも、これから長寿……
○川田龍平君 立憲民主党・民友会の川田龍平です。
まず、大阪地震でお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方のお見舞い申し上げます。
質問に入らせていただきます。今日は、短時間かつ専門的技術の話ではなく大きな話ですので、政府参考人はなしで両大臣と議論をいたしたいと思います。
まず齋藤大臣、このTPP11によって農産品の輸入、これは増えるとお考えでしょうか。イエスかノーでお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 輸入が増えるのか増えないのかということでお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 めちゃくちゃな論理だと思いますが。これやっぱり輸入増えるという……
○川田龍平君 立憲民主党の参議院議員の川田龍平です。 今日は、三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。本当に貴重な御意見をありがとうございました。 私、ドイツに二年間留学をしておりましたときに、ケルンというところで日本文化会館の行事によく参加をしておりました。本当に海外で日本文化に日本人として非常に多く触れることができたんですが、渡邊参考人が、資料にも、フランスの日本文化会館をもっと活用すべきであると、これちょっと八年前、九年前の資料になるんですが、本当にそういったことを書かれていて、パリというのがやっぱりヨーロッパにおける日本文化を発信する場所として非常に貴重であると。さらに、……
○川田龍平君 今日は、参考人のお三方の皆さん、参考人としての調査、御協力いただき、どうもありがとうございます。御意見ありがとうございました。大変参考にさせていただきたいと思います。 国谷参考人にお聞きしたいんですけれども、SDGs推進基本法についてということで、これちょっと是非お聞きしたいと思っているんですが、私もこのSDGsの基本法を是非作りたいと思って準備をしているところです。 それから、是非こういった課題について国会決議を出すべきではないか。委員会決議とか国会決議とかありますが、SDGsに議会としてこれ積極的に取り組むという意味でも、政府だけではなく議会の役割としても、SDGsを喚起……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 まず、小委員会について、行政監視機能の強化に関する申合せということで、今年の四月にこの行政監視委員会で申合せがありまして、この審議ルールの中に、小委員会の設置と併せて閉会中の活動や省庁別の調査の実施ということも申し合わせておりますので、是非、この年間サイクルが今年の六月に決まってから、始まってから、実はこの六月に始まってこの十一月三十日という末日まで開催されなかったということですので、是非来年は、これは六月からこの十一月まで開かれないということがないように、年間サイクルの中で何かしらのやっぱり閉会中の活動などできるように、皆さんとともにこれから検討さ……
○川田龍平君 立憲民主党の参議院議員の川田龍平です。 今日はありがとうございます。参考人の皆さん、とてもためになる大変有益な意見陳述をありがとうございました。 私からの一点質問があるんですけれども、特に先住民のことについて聞きたいんですが。 池島参考人が発表の中でもおっしゃっていました常時参加者というのですかね、このイヌイットやサミら原住民の方たち、その特に六団体ということなんですが、この方たちが国とは別にやっぱりちゃんと当事者としてコミットして、それがまたこの意思決定の過程でも一定の重みがあって、非国家主体が国際法の生成過程において貴重な役割を果たすということで、非常に、大変そういった……
○川田龍平君 参考人の皆さん、今日はありがとうございました。本当に充実した議論に、ありがとうございます。 私は佐藤参考人に質問させていただきたいんですが、佐藤参考人のお話、とても夢があるなと思っておりまして、特にこの海上での風力発電については、私も、ヨーロッパの発電、海上に風力発電、非常に広がっているという中にあって、特に風の弱いところで、しかも台風のような状況に対応できるというものはやはりまだまだヨーロッパでも対応できていないのではないかと思っておりまして、そういう意味で、日本の技術が本当にこれから生きるのではないか、特に東南アジアですとかアジア地域でのやっぱりそういった技術が生かせるとこ……
○川田龍平君 参考人の皆さん、今日はありがとうございました。 お話を伺っていて、私も、最後、ながえ議員が聞いた辺りがちょっと自分も聞きたかったことなんですが、特に中国との関係、アメリカとの関係、そしてアジアとの関係に続いて、やっぱりEUとの関係というのはどうなのかということで、最近、フランスですとかイギリスが大きいかと思いますが、イギリス、フランス、ドイツも、今後、インド洋を含めた中国との覇権主義の関係にこれから関わってくるということもニュースになっておりますけれども、そういったEUとの関係においての中国とのこの関係をどう見ていくのかということについて、坂元参考人、いかがでしょうか。
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は、お二人の参考人の方、ありがとうございました。 まず、茅根参考人にお願いします。 私、先日、本会議でも、「日本再生のための「プランB」」という本を書いた兪炳匡教授の、医療経済学の先生なんですが、その先生が提唱している北東アジア経済共同体というものを非常にこれから重要ではないかということでおっしゃられていて、その中に、台湾とそれから韓国、周辺の二か国が非常に文化的にも価値観を共有できる国ではないかということで、特に基本的人権ですとか民主主義とか、そういったことで共有できるところの国との文化的な交流を深めることが重要ではないかということなんです……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は意見を述べさせていただきます。ありがとうございます。 第一回の極域における環境問題に関する現状と課題の議論の中で、先住民が北極における重要なプレーヤーであり、ステークホルダーであることを伺いました。北極及び地球全体の環境保護や持続可能な開発において、先住民といかに協働していくか、その政策決定プロセスに彼らの経験、知識をどのように生かしていくかが重要であると思います。 日本においても、周辺の海洋を含めた環境保護において、いかに先住民である例えばアイヌの人々とともに進めていくか、また政策決定のプロセスに、アイヌの人たちや海と共存してきた沖縄、奄……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 本日は、こども家庭庁設置法案、こども基本法案の質疑ということで、子供施策に関して質問したいと思います。 私も、思い起こすと十八のときに、薬害エイズのまだ実名を公表する前に、子供の施策を、子どもの権利条約、ちょうどその年批准されて、シンポジウムで子供の立場で発言をさせてもらう機会があって、本当にあのときが、子どもの権利条約、日本で本当にこの批准ということになった年だったんだなということを今思い起こしております。 子供を取り巻く状況というのは、本当に今もこの子供の権利をしっかり尊重することが本当に法律において大事なことだと思いますが、この子供の問題と……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。 今日は、会派を代表して質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 今回の法案は、令和四年の六月にまとめられた新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議の報告書に基づいて検討が進められ、提出されたものです。しかし、この報告書には、「今回の検証は、司令塔機能の強化や、感染症法のあり方、保健医療体制の確保などに重点を置いて実施した」とした上で、「今後とも社会経済財政への影響、財源のあり方、施策の効果などについて多面的に検証が行われ、的確に政策が進められることを求めたい。」と結ばれており、コロナ対策全体を振り返り十分な検証が行われたものでなかっ……
○川田龍平君 立憲民主党の川田龍平です。
今日は経産大臣に質問できるせっかくの機会ですので、まず法案に入る前に、冒頭、町の本屋さんについてちょっと齋藤大臣に聞きたいと思います。
今春、町の本屋さんを守るための経産省がプロジェクトチームを発足させました。齋藤大臣が書店を視察する様子や書店経営者との車座集会で意見交換したことが新聞でも報じられました。
フランスでは、このネット書籍販売の送料無料を禁止した反アマゾン法がありますが、町の本屋さんを守るために日本でも導入しようと検討しているのかを経産大臣に伺いたいと思います。
【次の発言】 今、書店が消えているという状況で、特に四十五坪以下の小さい……
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