このページでは水野賢一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。水野賢一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○水野賢一君 現在審議されております国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案には、みんなの党としても賛成いたします。 現行法の下では、今回の参議院選の新人当選者若しくは返り咲き議員のように、一か月のうち六日在職しただけでも一月分の歳費をもらうことになり、しかもそれを返納さえできないという状況になってしまいます。そのため、法改正によって自主的に返納できる制度を導入するのは、前進には違いありません。 しかし、この改正だけでお茶を濁すことは許されません。例えて言うならば、十歩進むべきところを三歩進んだだけだからです。あとの七歩、つまり日割り支給の制度化、歳費の削減、ボーナ……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 消費税が非常に話題になっておりますけれども、私たちみんなの党は、安易な増税の前にまずやるべきことがたくさんあるというのが私たちの一貫した主張ですし、ですから私たちは、特に国会議員、国会議員自身がまず身を切るべきだということを主張しておりますし、これはまず隗より始めよということで、もう当然のことだというふうに考えております。 ですから、菅総理が先日、衆議院議員八十人、参議院四十人削減すると言ったその方向性については一定の評価をしておりますけれども、まだまだ生ぬるいというふうには思っておりますが、一定の評価はしておりますが、ただ、こうした問題、口で言う……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 環境問題というときにどこに焦点が当たるのかというのは当然時代によって変わってくるというふうに思いますし、今はやはり地球温暖化の問題が最大の環境問題でもありましょうし、今現在、直近のことを言えば、COP10が開かれているということもあって生物多様性が最大の焦点になっていますけれども、やはり、しかし環境問題の原点というのはある意味では公害問題、例えば大気の汚染とか水の汚染というのは環境問題の原点でもありますでしょうし、環境省の前身である環境庁が昭和四十六年に発足したのも公害問題の高まりというのを受けて発足したということがありますので、今日は、私は……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 今審議している法案は、環境省の方では里地里山法というように通称もしていらっしゃるようですし、確かに今政府の方は、里地里山というような二次的な自然の大切さということを随分力説していらっしゃるというふうに思います。確かに、自然を守るとか生物の多様性を守るというふうに言ったときに、原生的な自然を守るのは、これは昔から当然のこととして挙げられていたわけですが、その原生的な自然を乱開発とか人間の手による破壊から守っていくということは、これは古典的な非常に環境を守るということだったんですが、それに加えて、一方、里地里山のような二次的な自然にも豊かな生態系があるわ……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 一昨日に第三弾が始まった事業仕分には、世間の高い関心が集まっています。長年続いてきた事業の中には、かつては意味があっても時代とともに必要性が薄れてきた事業もあるでしょう。また、事業そのものには必要性があるにせよ、国よりも地方公共団体が行った方がより効率的、効果的にできる事業もあるはずです。ですから、事業を一度見直し、仕分けるという発想自体には私も異存はありません。それどころか、むしろ推進されるべきだと考えています。 もちろん、仕分に対する批判も傾聴に値するものも多くあります。例えば、専門知識に欠けた仕分人が多い、民主党政権による人気取り、政治ショー……
○水野賢一君 ただいまの川崎議員の動議に対して、断固反対いたします。 まず、この給与法と俗称されているただいまの法案については、法案そのものの内容についても問題がありますが、それ以前に、審議手順そのものに、本会議での趣旨説明、質疑を省略しようというその審議手順そのものに大きな問題点があるというふうに考え、強い異論を持っております。 今回の給与法については、いわゆる人事院勧告の一・五%カットを受けてのものですが、そもそも菅首相は人事院勧告よりも深掘りをするということをかねて発言をしておられましたし、民主党政権そのものも総人件費二割削減というようなことを言っておりました。それを今回一・五%のカ……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 現在審議されております国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律改正案などについて、意見を表明いたします。 まず、衆議院から送付をされてきた案についてですが、これは人事院勧告に準じて国会議員の歳費を引き下げようというものですが、内実を見れば、現行月額百二十九万七千円の歳費を百二十九万四千円へと、わずか三千円下げるだけのものにすぎません。率にすれば〇・二%です。 そもそも私たちみんなの党は、選挙戦で掲げたアジェンダに歳費三割、ボーナス五割カットをうたっています。〇・二%カットというびほう策に賛成できないのは当然です。 中には、今回の改正は人事院勧……
○水野賢一君 現在議論の俎上に上っております同意人事に関して一言申し上げます。 私たちみんなの党としては、先日政府から提示された十五機関四十八人の人物、適格性については大きな問題があるとは考えておりません。よって、賛成をいたします。 しかし、ここに至る過程には大きな問題があったと考えております。何といっても、任期切れを起こし、空席を出しておいてから提示してきた政府の不作為、怠惰です。そして、再就職等監視委員会の人事のように、今なお提示さえしてこないものまであります。こうした点は、みんなの党、自民党が提出し、十一月二十六日の参議院本会議で可決された仙谷官房長官問責決議の中でも問責の理由の一つ……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 まず、大震災後の最初の環境委員会でありますから、犠牲者に哀悼の意を述べるとともに、政府に対しては、被災者支援また復興に全力を挙げていらっしゃるというふうに思いますけれども、そうした努力を引き続き努められることを要望をしたいというふうに思います。 さて、先日も大臣所信の中で、政府は地球温暖化対策のための税、いわゆる環境税、これを導入をするという意向を述べていましたけれども、これは局長で結構なんですけれども、この環境税は、政府の説明によると、今の石油石炭税に上乗せをする、上乗せをする分は炭素含有量に比例をする形で石炭や石油や天然ガスなどに課税をするとい……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
この度のように大震災や津波で大量の瓦れきが発生をすると、そこに含まれているアスベストによっての健康被害というものも懸念をされるわけなんですけれども。
そこで、過去の例をちょっと伺いたいんですが、厚生労働省に伺いますけれども、阪神大震災のとき解体作業などに従事をした方がアスベストから起因する病気になって、そして労災認定などを受けられた例というのはございますでしょうか。
【次の発言】 まさに阪神大震災のときもそういうことでアスベストに暴露してしまった方もいるわけですから、今後も非常にその点留意しなきゃいけないわけなんですけれども。
そこで、環境省に伺……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
環境アセス法に関連して質問をさせていただきたいというふうに思いますけれども。
この環境アセスは、以前は閣議アセスなどというふうに言われていた時代もありますけれども、一九九七年に環境アセス法が成立をしたそれ以降、今の環境影響評価法に基づいてどのぐらいの数のアセスが、何件ぐらいのアセスが実施をされたのか、またその中に、十三事業の中には発電所もございますけれども、その中で発電所はどのぐらいの数だったのかをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 発電所三十九件ということですけれども、発電所の中には、例えば原発もあれば火力発電所もあれば、水力もあれば地熱もあ……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 法律というのは、制定したりとか改正したりするときは結構議論になるんですけれども、その後その狙いどおりにちゃんと施行されているのかどうかというのを検証をすることも大切だと思うんですが。 そこで、まず最初に、二〇〇九年に改正された土壌汚染対策法の施行状況について幾つか伺いたいというふうに思っています。まして今、ちょうど原発事故などで土壌汚染なども問題になっている中でありますし、この二〇〇九年の改正のときというのは私は衆議院の環境委員長だったものですから、そのときの議論というのはある程度覚えてはいるんですけれども。 まず最初に伺いたいのは、この二〇〇九……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 水質汚濁というときに一番典型的なものというのは排水が汚濁している、汚れているということになるわけでしょうけれども、それ以外にも貯蔵タンクなどから、意図はしていないんだろうけれども漏れてしまうということもあるわけでしょうし、そうしたことを未然に防止しようというのが今回の法改正の大きな狙いだというふうに思いますが、これ確かに地下水汚染というのは一回汚染されると、土壌もそうですけれども、地下水、土壌というのは一回汚染されると非常に対策費が多額に掛かるというようなこともあるわけですが。 これまでこうした意図せざる、非意図的な漏えいによる事案の中で対策費が多……
○水野賢一君 おはようございます。みんなの党の水野賢一です。
議題になっております環境教育推進法の改正についてお伺いしたいと思うんですが、この法律、平成十五年に成立をしているわけですから既にある法律なわけですが、まず最初に伺いたいのは、現行法の施行状況。というのは、現行法でも八条で、都道府県、市町村は国の基本方針に基づいて、それに基づきまして環境教育の推進に関する方針とか計画を作成して公表するということが現行法でも義務付けられているわけですが、この方針、計画の作成状況や公表状況、どうなっていますでしょうか。
【次の発言】 政令市までは分かりましたが、一般市は調べていますでしょうか。
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 世の中に出回る製品が環境にいいものが多くなるのは望ましいのは当然のことなんですけれども、とりわけ政府とか国会など国の機関が率先してそういう環境にいいような製品を購入しましょうということで、十年ちょっと前にグリーン購入法という法律ができたわけですよね。 この法律に基づいて閣議決定された基本方針を見ると、例えば、こういう国の機関が購入する封筒の場合だと古紙パルプ配合率は四〇%以上とか、自動車だったら燃費はどれだけ、排ガス性能はどのぐらいとか、果ては、掃除をするときのモップまでリサイクル繊維の重さの割合は何%以上とかと事細かに規定されているんですが、そこ……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 福島第一原発事故によって放射能を帯びた瓦れきが大量に発生をしてしまったわけですけれども、だからこそ当面の措置として除染が必要だということは、これは言うまでもないわけですし、だからこそこの法案が今出てきているわけでしょうし、審議されているわけですが、ただ、どうしても一定の間というのは、元と同じような土地利用というのはどうしても難しいことも出てくるでしょうし、そうしたところに住む人たちの移転先を確保するなどの生活支援の、生活再建の仕組みも必要だというふうに思うわけですね。 これは馳代議士に聞くのがいいかと思うんですけれども、この法案の、今私が申し上げた……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 会計検査院の場合、何か検査の中で問題を見付けたとき、例えば公正取引委員会なんかは検察に対して告発するということがよくあるわけですけれども、会計検査院の場合だと、会計検査院法の三十三条で通告という、つまり告発よりもかなり、数段落ちたような、検察に対して通告するというような制度があるだけであります、現状。しかも、この制度というのは、制度があるにもかかわらず、昭和二十七年以降、通告というのが全くないという、制度があっても事実上使われていないという問題がありますが、私たちとしてはある制度はしっかりと生かしていくべきだと考えていますし、私たちは、さらにこれを公……
○水野賢一君 ただいま議題となっております同意人事について一言申し上げます。 私たちみんなの党としては、先日政府から提示をされた七機関十名の人物、適格性については大きな問題があるとは考えておりませんので、賛成をいたします。 しかし、政府の対応に大きな問題点もありますので、これを指摘しておきます。私たちの繰り返しの要求にもかかわらず、再就職等監視委員会委員の人事案について提案さえしてこないという問題です。 再就職等監視委員会は、国家公務員法で設置が決められている委員会です。そのメンバーが空席のままというのは、政府の不作為、怠惰以外の何物でもありません。法律で決まっていることをきちんと執行す……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 同意人事について一言申し上げます。 日銀の政策委員会審議委員の白井早由里氏については、財務省の関税・外国為替等審議会の委員のときの発言を見ても、実質実効為替レートが高くないから円高ではないという趣旨の見解を示すなど、円高容認論者と見られます。こうしたデフレ容認論者を日銀の枢要なポストに就けることは、デフレ脱却こそ喫緊の課題と考えるみんなの党としては反対であります。 あとの六名に関しては、大きな問題はないと考え、賛成いたします。 なお、同意人事の一つである再就職等監視委員会について政府が人事案を提示すべきだということは、この議院運営委員会の場でも……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 日韓図書協定の委員会付託について意見を申し上げます。 私たちみんなの党は、協定そのものについては四月二十八日の衆議院本会議でも賛成をいたしております。しかし、外交上の大きな問題であり、議論すべき多くの課題があることも事実です。例えば、まず、なぜこの時期なのかというタイミングの問題、さらには、一九六五年の基本条約との関係、竹島不法占拠への政府の取組等々であります。重要な案件であるだけに、本協定は本会議での趣旨説明、質疑を経た上で所管委員会での審査に入るべきと考えます。 振り返ってみると、第百七十七通常国会が始まって四か月がたちますが、施政方針演説、……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 ただいま議題となっております同意人事について一言申し上げます。 私たちみんなの党としては、先日政府から提示をされたうち、本日議題になっております九機関二十二名の人物、適格性について大きな問題があるとは考えておりません。よって、賛成をいたします。 ただ、日銀政策委員会審議委員については、前任者の野田忠男氏が旧第一勧業銀行出身者で、新たに提示された石田浩二氏が旧住友銀行出身者と、四代続けて銀行出身者となっております。あたかも銀行の固定枠のような形になっていることには注意を喚起しておきたいと思います。 なお、再就職等監視委員会については、政府が人事案……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
民主党が野党だった時代、天下り根絶を強く主張しておりましたけれども、そこに期待をした人たち、国民も多かったんじゃないかと思いますけれども、総理、端的に伺います。民主党政権になって天下りは根絶されたんでしょうか。
【次の発言】 天下り全面禁止じゃなくて、今総理、天下りあっせん禁止という言葉を使われましたよね。ここにからくりがあるんですよ。当人たちがあっせんがなかったと言ったら、要するに問題ないということになりかねないんですね。
じゃ、これは担当大臣でいいですけれども、あっせんがあるかどうかを、これをチェックして監視して調査する機関、これはどこがやるん……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 東京電力の原発事故によって電力不足が懸念されるようになりました。さて、そうした中で、これはもちろん節電も大切なわけですけれども、一方では電力供給を増やすということも考えなければいけないというふうに思います。 かといって、安易に原発を運転再開することも難しいということになると、新たな発電設備を造る必要が出てくるわけですが、そのときに、火力発電などの場合ですと、造るときに必ず十五万キロワット以上であれば環境アセスを受けなきゃいけないわけですね、法律上。ところが、こういう場合にアセスの手続をやっていると年月が掛かる。それで、そんなに待っていられないという……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 総理は、最近は脱原発だとか再生可能エネルギーの普及に非常に熱心なようですけれども、この大震災の前を振り返ってみると明らかに原発推進していたわけですよ。それどころか、海外への売り込みにまで奔走していたんですね。 今年一月の施政方針演説を聞いていても、総理はこうおっしゃっていますね。私自らベトナムの首相に働きかけた結果、原子力発電施設の海外進出が初めて実現しましたと、こうおっしゃっているんですよ。この原発売り込みの成功というのは、昨年来、国会でも少なくとも十回は御自身が言及していらっしゃる。ほかに実績として余り目ぼしいものがなかったからこればっ……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 温暖化対策の大きな柱というのが、再生可能エネルギーの普及ですよね。今年の八月に再生可能エネルギーの買取り法というのができたわけですけれども、そうすると次に焦点になるのは、じゃ幾らで買い取るのか。 というのは、高く買えば買うほど普及はしやすくなるわけですからこのことが焦点になるわけですけれども、これは法案審議の過程で、政府も国会答弁などで幾らで買い取りたいというふうな水準を示してきましたよね。ただ、その後審議の途中で国会でこれは修正されていますから、修正されて調達価格等算定委員会というところが価格を決めるんだというふうになったんですね。正式に言うと、……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 まずは地球温暖化問題について取り上げたいというふうに思います。 温暖化については、懐疑論、つまり地球温暖化を疑う、そういうような論議というのが一部にはありますよね。これは、地球は温暖化していないというようなことを言う人もいれば、人によっては、温暖化の事実自体は認めても、その原因は二酸化炭素じゃないとか人為的な原因じゃないとかというような、そういうようなことを言う人もいるんですが、こういう問題を余り取り上げると、そもそも温暖化対策が必要なのかというようなことになって、対策の足を引っ張るようなことにもなりかねませんから、余り私、深入りしたくはないんだけ……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 再生可能エネルギーの買取り法というのが通常国会の最終盤で成立をして、そして買取り制度が今後始まるわけですね。そうすると、今後一番の焦点になるのは、じゃ、幾らで買い取るのかという話になるわけですが、それを決めるのが調達価格等算定委員会という五名から成る算定委員会が決めていくわけですが、この五名というのは国会同意人事なわけですね。 既にその人事案というのは政府の方から国会側に提示をされているんですが、この人選そのものに対してもいろんな議論はあるんですが、ちょっと確認を最初にしておきたいのが、この同意人事というのは、政府が提示はしているんだけれど……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
まず、大きな問題になっている東日本大震災による津波などを中心とする震災廃棄物といいましょうか、瓦れき処理の問題、この問題について伺いますけれども、環境省がパンフレットを出していますね。この「津波被害による岩手県・宮城県の災害廃棄物の受け入れについて」というパンフレットですけれども、皆様方のところにもお手元にその表紙だけ資料としてお配りをさせていただいていますが、これ、政府参考人で結構ですけど、何部ぐらいお作りになられたんですか。
【次の発言】 活用方法というのは、どういうふうに活用されたんでしょうか。
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
昨年の東日本大震災によって大変な被害、特に津波による被害が大きかったわけですけれども、そのとき、本来厳重に管理されているべき廃棄物、PCB廃棄物ですね、こうしたものが津波によって流されてしまったとか行方不明になってしまったということが多くあるのではないかと推察しますけれども、これは行方不明になったものって、例えばPCBを含む高圧のトランスとかコンデンサーとか、どのぐらいありますか。
【次の発言】 今のお話というのは、つまり、本来あるべきところにないことが確認されたのがその台数ということですけれども、一方で、例えば原発の近くとか、そもそも確認のために入……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
原子力問題については、原子力委員会とか原子力安全委員会というのがありますよね。それぞれ任期は三年なわけですけれども、昨日、四月十六日をもって、原子力安全委員会の五名の委員のうち三名が昨日で任期切れですね。このままだと五名中三名が空席ということになりかねないというふうに思いますけれども、これは大臣、どういうふうに対応されますか。
【次の発言】 でも、任期は三年なわけですよね。それを、緊急避難的に大臣がお願いをするというんじゃなくて、本来は、任期が来たんですから、後任を選ぶというのが普通であって、それで、今、緊急避難とおっしゃいましたけど、緊急避難が例え……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 今日は、原子力の問題、特にいわゆる原子力村と言われる問題についてお伺いをしますが、原子力委員会というのがありますよね。大臣、この組織の改革というのは今のところ考えていないんでしょうか。 というのは、原子力安全委員会については、これは今衆議院の方で審議されている法案の中でも新しく生まれ変わらそうというふうにしているわけですけれども、原子力委員会の方は、これによって所掌事務が一部変わるとかというぐらいのことはあるかもしれないけれども、基本的なところでは手を触れていないと思うんですが、こちらの組織について、原子力委員会の組織については法改正等々考えてはい……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 産廃特措法の改正についてお伺いをいたします。 この改正案は、現行法が十年間の時限立法だったわけだけれども、その期限が来るから十年更に延長するという法案ですけれども、法律を作ったとき、九年前の衆議院の環境委員会で、自民党の当時水野賢一議員、つまり私が幾つか質問をしているんですけれども、そのときのことを振り返りながら今日も質問をさせていただければと思いますが、この法律というのは、世の中に不法投棄をされているものが全て対象だというわけではなくて、平成十年六月以前のものが対象になるわけですよね。 それで、九年前の国会答弁のときは、当時の廃棄物・リサイクル……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 今度できる原子力規制委員会は非常に独立性の高い委員会になるわけですよね。だからこそ、昨日からの質疑の中でも、それに対して、独立性が高過ぎて暴走しちゃうんじゃないかという議論がある一方で、まだまだ独立性不十分じゃないかという声もあるわけですが、いずれにせよ、現状に比べれば独立性が高まること自体は事実なわけですね。 そうすると、じゃ、その委員の人たちがどういう人選になるのかということが極めて重要になるわけでして、その人選に当たっては、昨日の質疑を聞いていると、原子力規制委員に就任できる人、できない人ということについてガイドラインを作るというふうにおっし……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
まず、ノーリターンルールの部分からちょっとお聞きしたいと思うんですけれども、今、加藤先生の質問の中でもありましたけれども、ノーリターンルールというのは、これは原子力規制庁の職員がノーリターンルールなんですよね。逆に言うと、委員若しくは委員長は特にその後再就職することに対しては特段の規制はない、なぜならば特別職だからという話ですけれども、これ提案者、やっぱりちょっと法律上の何らか不備があるというふうには思いませんか。
【次の発言】 法的に何がないですか。
【次の発言】 いや、要するに、委員や委員長はその後、その後ですよ、退職後にそういう関係のところにお……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 今日は、原子力規制委員会の人事を中心にお伺いをしたいというふうに思います。 六月下旬に原子力規制委員会設置法という法律が成立をしましたよね。私たちみんなの党は反対をしたんだけれども、極めて不十分な審議時間の中で成立をしてしまったんですが、そうすると、九月にも原子力規制委員会が発足するというふうにされていますね。これは国会同意人事ですから、委員長一名と委員の四名は。先週の金曜日に、政府としてはこの五名の人事案を衆参両院に提示しようとしたんだけれども、その日の読売新聞の朝刊などに報じられたということもあって提示を見送りましたよね。さっきの質疑の中にもあ……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 まず法案について伺いますけれども、元々家電リサイクル法というのがありましたよね。それによって、いわゆる家電四品目、例えば冷蔵庫とかエアコンとか、そういうようなものはリサイクル法の対象だったわけですし、さらにその後、乾燥機なども加わったりとかしましたよね。 一方で、今回新たにこういう持ち運びできるような使用済小型電子機器等の再資源化の促進の法律ができると、二つの法律で大体の主要な家電製品というのはリサイクルの対象に法律上なるんじゃないかと思いますが、そうはいっても抜け落ちるものはあるんじゃないかというふうに思いますが、それは具体的にどういうものがあり……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
この動物愛護管理法の話になると、避けて通れない話というのは動物実験の話なわけですよね。今回の法改正の中では動物実験の問題については改正に触れられておりませんけれども、政府にお伺いしたいんですが、動物実験によって犠牲となっている動物の数というのは年間どのぐらいというような推計はあるのかとか、政府として把握しているのか、そういう推計はあるのか、この点について伺いたいと思います。
【次の発言】 この動物実験に対して例えば規制を加えるという話になると、必ず出てくる問題が、それだと薬が作れなくなるとか、ライフサイエンスの研究に悪影響を及ぼすというような議論も一……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
私たちみんなの党は、政治主導を確立するためには、幹部人事、部長とか審議官以上の人事に関しては、首相とか官房長官が一元管理できるような仕組みにすべきだということを主張していますし、これは別にとっぴな発想ではなくて、麻生内閣でさえと言っちゃ怒られちゃうかもしれませんけれども、麻生内閣のときでも、内閣人事局の方に人事院の機能を移管すべきだというような、そういう法案はまとめているんですよね。そういうような流れについては、どういうふうに参考人お考えでいらっしゃいますでしょうか。
【次の発言】 あと、人事院勧告の土台になるものとして、民間の給与実態調査というのを……
○水野賢一君 みんなの党としては、ただいま議題になっている郵政改革法案については、委員会付託の前に本会議での趣旨説明質疑が必要だと考えています。 この法案は、郵政民営化の方向を逆行させ、特に金融部門での再国有化を進めるというもので、内容的にも問題があると考え、反対です。 さらに、審議の手続についても大きな問題があると考えています。 そもそも、平成十七年に小泉内閣の下で郵政民営化法が成立したときには、衆議院総選挙前だけでも、衆議院で百八時間五十二分、参考人への挨拶、地方公聴会における団長挨拶を算入すれば百九時間二十五分の審議をしています。それを今回は、実質審議三時間、参考人質疑を含めても五……
○水野賢一君 ただいまの川合孝典議員の動議について意見を申し上げます。 そもそも、昨日二時から開かれました議院運営委員会理事会におきまして、本日の本会議は午前十時から所要約二十五分と一度決定をしたことであります。それを撤回をして異例の二ラウンドの形で本会議を行うということ、その決定そのものが異例であり、何ゆえにそれを開かなければいけないのか、強く疑問に思っております。 もとより、今お話にあった原子力規制委員会設置法については、極めて重要な法案ですから、本会議で総理入りで趣旨説明、質疑を行うこと自体は当然のことだというふうに思います。しかし、なぜ本日でなければいけないのでしょうか。 そもそ……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 ただいま議題になっております社会保障と税の一体改革特別委員会の中央公聴会について、反対の立場から意見を申し上げます。 この公聴会は、国会法五十一条二項に規定される公聴会、すなわち、総予算及び重要な歳入法案について採決前に必ず開かなければならない公聴会のことです。つまり、採決を前提とされるものであり、社会保障と税の一体改革という名の増税法案に断固反対の我が党としては、決して容認できるものではありません。 言うまでもなく、消費税増税は民主党の数多いマニフェスト違反の中で最たるものです。一方、自民党も、一見それと対決しているようでいながら、実際……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
田中さんは、以前、原子力委員会の委員長代理でしたね。原子力委員会というのは、推進派だけを集めた秘密会合を近藤委員長の下でも開いたりしているということが今問題になっているんですが、田中さんが委員長代理だったときに、こういう推進派だけを集めた秘密会合をやったりとか、そこに参加したということはございますか。
【次の発言】 今、藤原理事の方からも報酬の話を、質問がありましたけれども、報酬をこの三年間で受け取っていたことは、電力関係者から、それは認められたようですが、ところが、田中参考人が政府の調査票に対して、この五枚のペーパーを私持っていますけれども、七月に……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 八月七日に、みんなの党を含む七党・会派が野田内閣総理大臣に対する問責決議案を提出いたしました。 そもそも、問責決議案は内閣不信任案と同様に全ての議案に先立って審議されるべきものです。しかも、今回の決議案は七党・会派から発議者、賛成者合わせて四十三名をもって提出されております。定数が二百四十二名と、衆議院のほぼ半分の参議院における四十三名という人数は、衆議院に当てはめていえば八十名以上に相当する数です。不信任案の発議要件が五十名の賛成者ということを勘案しても、不信任のように扱うべきことと考えます。 問責を本会議に上程しないまま増税法案を採決、可決、……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
原子力政策についてお伺いをいたします。
日本の原子力政策の根本的な方針を定める原子力政策大綱というのがありますけれども、現在の大綱は七年前に策定をされていますが、今これを改定する動きになっていますよね。新しい大綱はいつごろ策定される予定ですか。
【次の発言】 この大綱を策定するのは内閣府の原子力委員会ですけれども、この原子力委員会というのは何名で構成されているんでしょうか。
【次の発言】 細野大臣、この極めて重要な原子力委員会、大綱を策定する原子力委員会の五名の委員のうちに、ごく最近まで、具体的に言うと今年の三月まで東京電力から顧問料という名目で東……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 特例公債法案について、本会議での趣旨説明、質疑を省略して委員会付託することに反対の立場から意見表明をいたします。 私たちみんなの党は、ただいま議題となっている特例公債法案の内容には反対です。しかし、内容への賛否の立場を超えて、この法案の重要性を否定する人は誰もいないでしょう。だからこそ、通常国会以来、政局における最大の焦点の法案だったわけです。 そういう重要な法案ならば、委員会審議の前に、まず本会議で趣旨説明、質疑を行うのが当然ではありませんか。現に衆議院では本会議で質疑を実施しています。参議院でも、昨年を振り返ってみると、同じ公債特例法案につい……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 今日は大気汚染の問題などを中心に議論をさせていただければと思うんですが、大気汚染の場合、その守るべき基準というか、これよりも汚染物質の値は低い値じゃなきゃいけないという一つの基準に環境基準というのがありますよね。環境基準というのは別に大気汚染に限らず、例えば土壌とか水質とか騒音とかいろんなものにあるんですが、水質に関してまずちょっと聞きたいんですがね。 私、千葉県選出ですけど、千葉県には湖沼の汚染として有名なところとして印旛沼、手賀沼というのがありますが、これ印旛沼、手賀沼、水質の代表的な指標であるCOD、これはどのぐらいの環境基準になっていますか……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 一昨年の原発事故、大震災に伴う原発事故の後、原子力政策がいろいろ問われるようになったわけですよね。これ、もちろん日本のエネルギー政策をどうやっていくんだとか、環境政策をどうやって進めていくんだという政策論の部分ももちろんあるわけなんですけど、それに併せて、原子力村という言葉に象徴されるように、いろんな癒着をしていたんじゃないかというような、そういうような疑念というか懸念というか、そういう問題も指摘をされていたということがありますので、ちょっと私もこれまで、今までここの委員会でも取り上げた経緯があるので、そういうことを今日取り上げさせていただけ……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 温暖化対策推進法という法律は十五年前に制定されたわけなんですけれども、制定された当初は、つまり十五年前の時点というのは、要は法律の内容というのは、国とか地方自治体が自分の事務事業をやるときに、つまり役所の電気を使ったりとか若しくは公用車を使うとか、そういうときにどうしても温室効果ガスが発生するわけですから、それに対して、そういうときの排出抑制計画を作りなさいという、それだけの法律だったんですよね。 ですから、野方図に排出するんじゃなくて計画はちゃんと作りなさいよというぐらいのことで、ですから、タイトルの温暖化対策推進法という大きい名前にして……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
種の保存とか、また絶滅の話に関してで言うと、この絶滅の危惧のある動植物などについて環境省がレッドリストとかレッドデータブックというのを作成していますよね。これは、作成には何か法的根拠というのはあるんでしょうか。
【次の発言】 いや、私の聞いたのは、このレッドリストに指定されると何か強制とか何かが加わるかということじゃなくて、作成をするということに法律に根拠があるのかないのかと、そういう質問ですよ。
【次の発言】 別に、作成に法的根拠なくても今まで四次にわたって作っているわけで、何かそれ実害があるわけじゃないかもしれませんけど、多くの場合、いろんなこう……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。
このフロンの問題についてお伺いしますけれども、まず最初にお聞きしたいのは、フロンといってもいろんな種類がありますよね、CFCとかHCFCとかですね。これ、いずれにせよ、そのフロンというようなものというのは自然界に元々存在するものなんでしょうか。
【次の発言】 そうなんですよね。フロンというのは二十世紀になってから人工的にわざわざ作られた商品なわけですよね、製品なわけですよね。だから、例えば、同じく温暖化を引き起こすとかといっても、二酸化炭素なんかと決定的に違うのは、二酸化炭素というのは別に人工的に作っているんじゃなくて、自然界に元々あった、た……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 私は、まず最初に伺いたいのはフロンの問題。先日、フロンの回収・破壊法が改正をされるということになりましたけれども、その辺りのことをちょっと引き続き議論をしたいと思うんですが。 先日、フロンの法案が成立するに当たって、その審議の中でこういう議論があったんですよね。フロンというのは冷媒フロン、特に法律が対象としている業務用冷凍空調機器に関して、冷媒として使われているフロンの回収率が三割前後で低迷しているという、これはこのままじゃいかぬのだという話があったんですよね。 実はそのことは十数年前にフロン法ができたときもそんなようなことを言っていたん……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 まず、大気汚染防止法の改正についてお伺いをしたいんですけれども、アスベストは、以前は魔法の鉱物とかというふうに言われて幅広くいろいろと利用をされてきた。それが、危険性がだんだんだんだん分かってきたからこそ規制が始まったわけですけれども、そういう意味では世界中多くの国で広く使われてきたわけですよね、アスベストは。そうすると、日本を含めて大なり小なりどこの国でもアスベストによる健康被害というのはあると思うんですが、これ、あれですか、政府の認識では日本の被害は特に諸外国に比べてもひどいというような、そういう理解、どういう理解なんでしょうか。
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 委員長にお伺いをさせていただければというふうに思います。 夏ぐらいまでには新安全基準をお作りになられる方向だというふうに思いますけれども、今の所信の中でもありましたが、この新安全基準というのは、科学的、技術的な見地から安全面を確保するための安全基準、当然そういうことだと思うんですが、一方で、電力の需給なんかも考慮すべきじゃないかという議論も一方にはあり得ると思うんですね、我々はそういう立場には立ちませんが。つまり、電気が足りなくなるから再稼働しやすくするというのは、これは本末転倒な話だというふうに思っていますけれども、委員長としてはこの新安全基準は……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 杉本参考人にお伺いしますけれども、参考人の公取委員長としての候補の提示に当たって、これは大変ある意味では残念なことだったわけですけど、着目されたのが、事前報道されたかどうかということが随分着目されちゃって、そっちが騒ぎになったのがありましたよね。 このルールそのものは私たちもいろいろと見直しなどに対しては柔軟に考えているところではありますけれども、ちょっとそういう議論についても深めていくために参考までに教えていただければと思うんですが、杉本参考人御自身が要は公取の委員長の打診があったとかということをメディアの方に流されたとか、若しくは取材に……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 会計検査院の役割に対しての国民の期待というのは、やっぱり無駄遣い、税金の無駄遣いがあっちゃいけないということで非常に強いと思うんですけれども、その無駄遣いとか問題点のその調べていく端緒として、会計検査院のホームページを見ると、「情報提供の受付」というコーナー、言わば目安箱的な、そういうようなコーナーがあったりするんですけど、法的な根拠はないんですね、これ自体に。 例えば地方自治体なんかだと、住民が住民監査請求とか住民訴訟とか、そういうような制度があったりするわけなんで、私たちみんなの党は、国民が会計検査院に対して検査の発動を要請できるような法的な仕……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。よろしくお願いいたします。 参考人にお伺いをしたいと思いますけど、会計検査院の検査官というのは任期が本来七年間あるわけですよね。七年間あるわけですけど、今回は前任者がちょうど五年ぐらいたったところで定年になったということで、その残任期間ということですから二年ちょっとみたいな形の任期になってしまうわけですけれども、そうすると、常勤の仕事を、今までの職もあるにもかかわらず、二年間だけなってくださいという形での政府からの提示だとなかなかやっぱり大変な部分もあるかもしれないんですが。 ちょっとお伺いしたいのは、今回、任期はどうしても二年間、二年ちょっ……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
まず、省エネ法の改正についてお伺いをしますが、省エネ法の第五条というのでは、経済産業大臣が判断基準を定めることになっているわけですよね。この判断基準の中では、今の判断基準ですね、これの中では、事業者は年平均で一%のエネルギー効率を改善していくという、そういうような努力目標が掲げられているわけですけれども、法改正に伴ってこの判断基準の部分を見直すとか緩和をするとかという、そういう考えはあるのかないのか、まずそこを伺いたいと思います。
【次の発言】 産業部門の企業が省エネをするときというのは、要するに毎年毎年一%ずつ改善するというのはそう簡単な話じゃなく……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
今国会はいろんな意味で国会同意人事が注目をされていますけれども、今日も衆参両院で四十一名の国会同意人事の採決が予定をされていますが、ところで、既にもう今日現在、任期が終わっているにもかかわらず、切れているにもかかわらず、政府が人選の提示さえしてきていない機関がありますね。これはどこですか。
【次の発言】 原子力委員会の委員五名全員任期が切れていると思いますけれども、任期切れたのはいつか分かりますか。
【次の発言】 つまり、安倍内閣が発足した直後にこの五名全員の任期が切れたんですよね。ならば、今回の四十一人と一緒にこの後任の人たちの人選を国会に提示する……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 環境、エネルギー、原発等の集中審議ですので、まず大気汚染の問題からちょっと取り上げたいというふうに思います。 大気汚染といえば、古くは四日市ぜんそくだったりとか、若しくは十年ぐらい前にはディーゼル排ガスが問題になったり、最近は中国からのPM二・五の越境汚染なんかも問題になっておりますよね。こうした大気汚染による健康被害者に対する補償の制度として、国の制度として公害健康被害補償法、略して公健法というのがありますけれども、環境大臣にお伺いしますけれども、この公健法によって今認定されている患者の数というのはどのぐらいになりますでしょうか。
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 調査会は、参議院改革の一環として二十数年前に設置をされ、参議院らしく長期的視野を持って各会派の合意を大切にしながら運営をされてきたはずです。 今回提案をされている二つの調査会のテーマは、いずれも重要な課題であり、設置にあえて反対するわけではなく、賛成いたしますが、本来、テーマについても各会派間の理解と合意を大切にすべきでした。特に、調査会の設置というのは、今後三年間のことを決めるわけですから、その出だしに当たっては丁寧な運営を心掛けるべきです。 その意味で、今回の与党・自民党の進め方に丁寧さが欠けているのではないかと遺憾の意を表明して、私の意見表……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。
まず、ちょっと昨日起こったことについての話なんで質問通告が今朝になってしまって申し訳ないんですが、昨日、千葉県でPM二・五が非常に高い濃度になったということで注意情報を出しましたよね。これ参考人で結構ですけれども、この千葉県が出した注意情報というのは大気汚染防止法に基づく注意報とかとは違うわけですよね。
【次の発言】 大気汚染防止法ではいろんな注意報とか、一番重いのは重大警報とかと出せるようになっていますよね。それで、一番典型的なのは光化学オキシダントについて、光化学スモッグ注意報というふうに俗に言われているやつですけれども、これ、光化学オキ……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 私たちはこの法案には反対の立場なんですけれども、これは、基本的な考え方を言うと、独立行政法人というのは廃止若しくは民営化していくのが我々の主張であって、それを国の組織に吸収する、しかも非公務員型の独法を公務員にするというのは極めて異例のことですから反対をしていますけれども、そうはいっても成立を現実にはしていく方向になるでしょうから、その後のことについてちょっとお伺いしたいんですが。 JNESですね、今度規制庁に吸収されるJNESは、過去に経済産業省のOBとか現役出向とか、そういうようなものをたくさん受け入れていますよね。現実に今だって現役出向いるわ……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 COP19に対しての御報告もございましたので、今日は地球温暖化問題を中心にお伺いをしたいというふうに思いますけれども、二〇二〇年の削減目標についてお伺いをしていきたいんですが、先ほども話題が出ていましたけれども、二〇二〇年に三・八%の削減ということを打ち出したわけですよね、取りあえず暫定的な目標ということなのかもしれませんけれども。 さて、それで、当然、それは生ぬるいじゃないかとか甘いじゃないか、いろんな議論はあると思います。いろんな議論はあると思いますが、それを言っても、原発が稼働が見込めない中でとかという、そういうような議論になっちゃうんで、ち……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 ただいま自民党から提出をされた動議に対し、反対の立場から意見を表明いたします。 まず、私たちは、政府提出の電気事業法改正案の内容には反対です。ただし、改正案の方向性を全て否定するものではなく、改革の方向が不十分だという立場から反対であり、もっと徹底した電力自由化を求めるため、対案を提出しています。 もちろん、電気事業の在り方についてはいろいろな考え方があるでしょうが、審議を深めるためにも対案も併せて審議すべきであり、政府案のみを審議して、みんなの党の対案は付託さえしないというのは乱暴なやり方と言わざるを得ません。 昨日も、三本の条約、二本の法案……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 ただいま議題となりました、いわゆる社会保障プログラム法の本会議趣旨説明を省略して当該委員会に付託する動議に反対の立場から意見を表明いたします。 同法案は消費税増税を前提とするものであり、増税の前にやるべきことがあると考えるみんなの党としては法案の中身に反対をしております。もちろん、法案の賛否はいろいろな立場、考え方があるでしょう。しかし、重要な法案であり、まず本会議で質疑をするに値する法案だということに大きな異論はないと信じます。だからこそ、衆議院でもいわゆる登壇物として扱われたはずです。それを、熟議の府、再考の府と言われる参議院において本会議質疑……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 ただいま議題になっております委員派遣に対し、反対の立場から意見を表明いたします。 まず申し上げたいのは、この委員派遣を決定するための特別委員会の運営についてです。 昨日十七時五十分からの同委員会の理事会では、中川特別委員長が野党に反対発言の機会も与えないまま数分で理事会を閉じ、委員会に突入したものです。そもそも、理事会というのは、与党と野党が意見をそれぞれ言って、その中で議論を進めていくべきものじゃないですか。野党の発言を封じて、委員長が勝手に自分の発言だけをして理事会を閉じる、こんな理事会があっていいわけがありません。 また、昨晩の十八時に決……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
原子力規制委員会についてまずお伺いしたいんですけれども、現在の原子力規制委員会というのは二年前に発足して、メンバーは五人いるわけですけれども、この五名のうちに今年中に任期が切れる人たちがいらっしゃると思うんですが、これはどなたで、いつ任期が切れるのかをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、九月十八日に任期が切れるといっても、大体、今日、官房副長官に来ていただいていますけれども、九月のそのぐらいに任期が切れる人というのは、通常国会というのは六月下旬ぐらいに終わりますけれども、大体、あれですよね、九月のその時点で国会開いているかどうかと……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 今日は、フロンの問題を取り上げたいと思います。 まず、私自身のこの問題に対する基本的な考え方についてちょっと申し上げたいと思うんですが、フロンというのは大きく分けて二つの問題があるわけですよね。一つはオゾン層を破壊するという問題で、もう一つは極めて強力な温室効果ガスだという二つの問題があるわけなんですけれども、最初にこれ問題になったのが、オゾン層を破壊するということが問題になって、だからこそオゾン層を破壊するタイプのフロンというのはだんだんだんだんいろいろと生産が規制をされていったわけですよね。ですから、最近作られるフロンというのはさすがにオゾン層……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 今日は、水環境の問題、水質の問題とか、こうしたことを中心にお伺いをしたいと思うんですけれども、まず、水が、水質がきれいかどうかということの指標というのは、一般に、湖沼とか海域、海の場合などはCODという値を使うわけですね。この値が大きければ大きいほど汚れているということになるわけですし、河川なんかの場合はBODという指標を、数値を使うわけですが、このCODを測るときの手法なんですけど、これもいろいろあるわけなんですね。 ちょっと細かい話になりますけれども、大きく分けると、過マンガン酸カリウムを使う測定方法と重クロム酸カリウムを使う測定方法が……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。
この放射線発散処罰法ですね、この法律というのは、要するに放射性物質を発散させることによって人に危害を加えるような個人に対して刑事罰を加えるという、そういう法律ですよね。
じゃ、どういう場合が処罰対象になるのかということをちょっと具体的な例に当てはめてお聞きしたいんですが、まず、例えば日本国内で、じゃ、テロリストとかが小型核爆弾みたいなものを爆発させて人を死傷させた、これは当然この処罰の、この三条以下に規定している罰則の対象になると、そういう理解でよろしいですよね。
【次の発言】 そうすると、いわゆる普通、核兵器と言っているのというのは、原爆……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。
まずおわび申し上げなきゃいけないのは、途中でちょっと出入りせざるを得ないことがありまして、全部聞けていなかった上での質問という大変失礼なことをおわびを申し上げたいというふうに申し上げます。
塩原参考人にお伺いをしたいのは、長野県の場合、特にニホンジカを中心に御説明いただいたというふうに思うんですけれども、ニホンカモシカなんかについても、これは生息地域であり、なおかつ特定計画なんかも策定しているというような状況ですけれども、そちらの方の被害というのは最近はどうなんでしょうか。
【次の発言】 これ、信州ジビエというのは基本的にはニホンジカを中心……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 鳥獣保護法の改正についてお伺いをいたしますが、ちょっとそもそも論的な話になりますけれども、この鳥獣保護法は、鳥獣の定義として、第二条で、「「鳥獣」とは、鳥類又は哺乳類に属する野生動物をいう。」というふうにあるんですね。確かに、鳥獣という言葉は、特に獣という言葉はいわゆるケモノということですから哺乳類なんだろうなというふうに私も語感からして思っていますけれども、逆の言い方をすると、例えば爬虫類とか両生類とか、そういうようなものはこの鳥獣保護法の対象じゃないわけですけれども、蛇とかカエルとか、ワニが日本に生息しているかどうかは別として、そういうよ……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 まず、去年、大気汚染防止法が改正をされて、放射性物質の適用除外がなくなったんですね。それによって、環境省が大気中の放射性物質の常時監視をすることに法律上なったわけですけれども、この問題から取り上げたいと思うんですが。 常時監視をする物質というのは何もこの放射性物質に限られているわけじゃなくて、かねてから大気汚染の伝統五物質なんて言われているNOxとかSOxとかそういうようなものを、SPMとかいろいろと測定していたはずなんですけれども、常時監視していたはずなんですけれども、これ、こういう測定局というのは全国に、大気汚染の物質ですね、どのぐらい……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
大臣発言問題も後ほど後半で取り上げますけれども、まず法案について何点か伺います。
まず、これ、地域自然資産区域というのは、これ法律読むと、国立公園とか国定公園とか自然公園に指定されている地域を念頭に置いているのかなという気はするんですけれども、自然公園じゃないところでもこれはあり得るんでしょうか。
【次の発言】 そうすると、自然公園法というのは、自然公園というのは利用の増進をうたっていて、この法律の法案名も持続可能な利用という法案名になっていますから関係が深いと思うんだけれども、一方で、自然公園法と似たようなものとして自然環境保全法という法律がある……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 まず、冒頭申し上げますのは、本来、質疑順というのは大会派順というのが慣例でありますけれども、その中で、私が今日同時並行に行われている他の委員会で質疑をする関係で順序を入れ替えていただいたことに、それに御協力、御理解をいただいた委員長並びに他会派の先生方に感謝、御礼を申し上げたいと思います。 さて、大臣に、最後は金目でしょ発言についてお伺いをします。 一昨日の質疑の中では、進退について問われた大臣は、被災地に寄り添いながら今後も頑張っていきたいという趣旨の発言をされて、これは進退については辞任とかを否定した発言というふうに普通受け止められております……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
まず、規程の方を中心に質問をさせていただきたいと思うんですが、この情報監視審査会の委員というのは八人で組織すると書いてありますよね。これ、会派の所属議員数の比率によって割り当てるというふうになっているんですが、現在の参議院の会派の人数を前提とすると、会派ごとの割当て数というのはどういうふうになりますか。
【次の発言】 別にうちの党が入っていないから言うわけじゃないんですが、これ、普通に考えて、やっぱり多くの人たちが多くの立場からいろいろと見る方が客観的だという議論は十分あり得ると思うんですけれども、これは何で、例えば、例えばですよ、議運なんかは十人以……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。
まず、森まさこ大臣にお伺いしますが、大臣は男女共同参画大臣でもあるわけですよね。大きく報道されています、都議会で女性議員に対して品性下劣なやじがあったというふうに思いますけど、まずこの問題について、見識、見解を伺います。
【次の発言】 私も同じ認識ですけれども、事実だというふうに思いますけれども、じゃ、事実だという前提に立てばという、それに立って結構ですけれども、やじを飛ばした人というのは都議会議員という公人なわけですから、自ら名のり出て謝罪すべきだというふうに思いますか。
【次の発言】 では、法案また規程などについて質問をさせていただきたい……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。
NHKと政治の関係についてちょっとお伺いをしていきたいと思うんですが、放送法を見ると、放送法の三十一条の三項で経営委員になれない人というので七項目にわたって書いてあるんですね。その中に「政党の役員」ということも書いてあるんですが、これちょっと法律の解釈を総務省側に伺いたいですが、この政党の役員というのは具体的に何を指すんでしょうか。
【次の発言】 いや、だから、法律に明記していないからこそ総務省の解釈を聞いているのであって、代表者とか会計責任者は役員だろうというのは常識的にそう思いますけど、じゃ、例えば政調会長とか国対委員長とか、若しくは、若……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。
国家行政組織法の三条委員会とか八条委員会という言われ方がよくされるんですけれども、原子力委員会というのは内閣府に設置されているわけですよね。これは、内閣府は国家行政組織法の範疇外にあることになっているから、だから、これは今まで内閣府設置法の三十七条に基づく組織なんだというような説明がされていたわけですけれども、この部分は法改正によっても変わらないという理解でよろしいですか。
【次の発言】 とはいっても、実態としては、これは内閣府にあるから形式的には国家行政組織法とは離れているわけだけれども、形式論としてはそうなんだけれども、実態としては国家行……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 まず、山本大臣にお伺いいたしますけれども、大臣も再三答弁していらっしゃるのは、今まで原子力委員会というのは原子力政策大綱を作ってきたと、昔の名前でいえば長期計画ですよね、長計ですよね。これを作ってきたけれども、今後はもう策定しないんだとおっしゃっていますね。それはそれで分かりました。 それに対して、世間にはこういうような声もあるわけですね。要は、原子力政策大綱というのは原子力委員会、つまり内閣府にある原子力委員会で作ってきたから、内閣府というのはいわゆる原子力推進官庁とは違うでしょうと。実際には、原子力委員会の中には東電から顧問料をたくさん……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。 まず、総理の歴史認識をお伺いしたいと思うんですが、これ必ずしも侵略なのか否かとか、若しくは謝罪するとかしないとかといったような外交的な話じゃなくて、国内的な問題をちょっとお伺いしたいんですが。 一九三〇年代から四〇年頃にかけて国内でも自由とか民主主義が抑圧されていくというか、若しくは政党政治も崩壊していくというような過程がありましたよね。一言で言えば軍国主義への道と見るのが一般的な見方だというふうに思いますが、これは私もそれは繰り返してはいけない歴史だと思いますし、反省すべき部分が多いというふうに思っていますけど、総理は国内のこういう部分については……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 まず、地球温暖化問題、そしてアスベスト問題などについてお伺いをしたいというふうに思っております。 温暖化問題に関してですけれども、まず最初にお伺いしたいのは、温室効果ガスというか、二酸化炭素はいろいろなところから出るわけですよね。それは家庭からでも、例えばマイカーを使えばCO2が出るとか、一方で企業も大量の排出源でしょうけれども。日本で大体年間十三億トンぐらいの二酸化炭素が排出されていますけれども、これ、家庭とか企業の割合というのは何対何ぐらいで、家庭と企業が割合とかという、そういうのは何か資料がありますでしょうか。
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 今日は、政治と金に関する問題と、並びに政策問題についてもお伺いをしたいというふうに思っておりますけれども。 大臣も先月の二十八日の未明に、深夜に緊急の記者会見をされた。緊急の記者会見を異例とも言うべき時間にされたということは、それだけの特別な緊急性や特別な重要性があったからこそ会見をされたというふうに思いますので、それだけ重要性があるならば、国会でもきちんと説明責任があるだろうということで、ちょっとこの問題も触れさせていただきたいというふうに思いますけれども。 これ、大臣、先ほど二時間ルールとかいろんなお話おっしゃっていましたけれども、や……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 全て質問は大島参考人の方にさせていただければというふうに思いますけれども。 私自身も、基本的な考え方を申し上げれば、国がこうした大事故の後始末に対して前面に出るとか責任を持って国が行うということに関しては、その言葉自体には何の異論もないわけなんですけれども、それがとかく、何か、本来汚染者の第一義的に責任を負うべき東京電力を免責するために使われるような、そのために国が前面に出るというふうに言っているのは特定企業に対する救済的な側面が多くて問題があるというふうには思うわけなんですが、大島参考人の今お考えを承らさせていただいた中で、基本的には、繰……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 大臣、副大臣、政務官始め衆議院の先生方は大変慌ただしい状況の中でのこの質疑でありましょうが、私の所属する政党もなかなか今大変な状況であって、私もばたばたしていて、昨日、本当だったら私もいつも大体質問通告ちゃんとする方なんですけど、誠に恐縮ですが、質問通告をしておらないでぶっつけ本番の質疑でありますので、失礼であることはまずおわびを申し上げたいというふうに思います。 それで、私の方からは、先日、この法案に関する参考人質疑でお出になられた立命館大学の大島先生の意見陳述の中で、なかなかもっともだなというふうに思ったことが幾つかありますので、その点……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 まずお伺いをしたいのは、商品の中には、偽科学と言うとちょっと言い過ぎかもしれませんけれども、少なくとも効能とか効果が疑わしいものとか、少なくとも科学的には実証をされていないものとかだけれども、かなりそれを誇大に宣伝をしたりとかしているようなものというのも中にはあるわけですよね。 そうしたものに対して、四月八日の衆議院の科学技術・イノベーション特別委員会で当時の副大臣が、具体的なものとしてはこの質疑の中では、ホメオパシーとか波動とか水の結晶とかゲルマニウム製品とかEM菌とか、そういうようなものが質疑の中で取り上げられている中での答弁で、当時の……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。 とりわけ衆議院の先生方には、副大臣、政務官には、大変な状況の中での質疑でしょうけれども、またよろしくお願いいたします。 私自身は参議院議員ですけど、うちの方はちょっと、質問通告しなくて申し訳なかったんですけど、ちょっといろいろこちら、党の方も大変だったりとかして、ちょっと通告、昨日できなかったんで誠に申し訳ございません。他意はございませんので、質疑をさせていただければと思うんです。 あれなんですね、基本的に、よく、もう今各党間で附帯決議の議論なんかしておりますが、附帯決議って、終わった後、決議が採択された後というのは、大臣がそれを体してし……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
まず、外交問題について伺います。
拉致問題に関して北朝鮮側の第一回目の調査報告が、夏の終わりから秋の初めと言っていたのが先送りされましたよね。これは、総理、北朝鮮側が約束をほごにしたという御認識ですか。
【次の発言】 この調査報告の先送り、残念という話でしたけれども、日朝交渉において相手側には抗議をしていらっしゃるのでしょうか。
【次の発言】 北朝鮮が調査委員会を立ち上げると言ったときに、政府は経済制裁の一部を解除しましたよね。このままいつまでも先送りが続くようだと、この一旦解除した制裁を復活させるということはあり得るのか。また、いつまでに北朝鮮側……
○水野賢一君 無所属の水野賢一です。 冒頭、さっきの松田委員とちょっと重なりますけれども、安保法制と一口に言っていますけれども、十本の法律を改正するわけですよね、自衛隊法とかPKO法とか周辺事態法とか、ほかに新法もいっぱいあるわけですけれども。十本の法律を改正するというときに、じゃ、衆議院で採決したときに十回採決したのかというと、そうじゃなくて、十本分は改正部分はまとめて一回の採決で済ませているんですよね。なぜかといえば、これは政府が法案を束ねて出したからであって、これだと、一括して賛成なのか一括して反対なのかという意思表示しかできないわけですよ。 しかし、普通十本も法案があれば、法律があ……
○水野賢一君 無所属の水野賢一です。 まず、昨日の経緯から、二分間の時間を特別に与えていただいたことに、委員長、理事の方々に感謝を申し上げながら、発言をいたします。 私は、自衛隊が法律や国際法にのっとって海外で活動することには何ら反対するものではありません。しかし、法律というのは、それを守らなかったときの罰則があってこそ有効に機能するわけです。海外に派遣された自衛官が法律に違反した形で武器使用をしても罰する規定がないというのは、欠陥以外の何物でもありません。政府は教育や訓練でそういうことがないように努めると言いますが、そんなのは当たり前のことじゃないですか。それでも違法行為をする人がいたと……
○水野賢一君 無所属の水野賢一でございます。
まず、先日質問した、海外で自衛隊が違法な形で武器を使用しても罰則が掛からないというこの問題から伺いますけれども、これ、自衛隊法では、国内の場合は不当武器使用の罰則というのが自衛隊法百十八条一項四号に掛かっていますよね。これ、適用された例というのは、国内の場合はありますか。
【次の発言】 確かに、武器を自分に向けて、つまり自殺などに使う場合も、これも武器の不当使用には違いないわけでしょうけれども、山に向けて撃つようなことでも、海外で非常に緊迫した中の任務遂行中の武器使用なんかも今度PKOで認めようという中で、極めて危険なことだというふうに思いますけ……
○水野賢一君 水野賢一です。 今回、十本束ねて提出した法案の中に、自衛隊法の改正がありますよね。その中で、海外で自衛隊が邦人救出作戦をできるようにという、そういう部分がありますよね。改正法案でいうと自衛隊法八十四条の三になりますけれども、今日はその部分を中心にお伺いをいたします。 ISILによる邦人拘束とか殺害事件などを見ると、自衛隊は何かできないのかと、こういう場合にはという思いは多くの人が持って当然だと思うんですが、しかし、実際にこれを実行するためには詰めておくべき点がたくさんあるのにもかかわらず全く煮詰まっていないというふうに思うので、お伺いをいたします。 政府の説明を聞くと、じゃ……
○水野賢一君 無所属の水野賢一でございます。
まず、総理にお伺いしますけれども、先日、台湾の李登輝元総統が来日した際に総理とひそかに会談したという報道がありますが、その真偽について教えていただきたいと思います。誤解のないように付言しますけれども、台湾は重要な隣人ですから、私は会談することが問題だと言っているわけではありませんし、むしろ公職から離れている方と面会するかどうかまで周辺国にあれこれ言われる筋合いはないと思っていますけれども、会ったかどうかの事実関係だけまず確認をしたいと思います。
【次の発言】 さて、法案の中身に入りますけれども、ちょっと通告とは違うんですけれども、中谷大臣に基本的……
○水野賢一君 無所属の水野賢一です。 先週の金曜日に質問をした、存立危機事態を認定するときには、密接な関係にある他国、武力攻撃を受けた他国からの要請が必要なのかという問題を引き続き質問します。 配付資料の一ですけれども、従来から政府が答弁をしてきたのは、集団的自衛権を行使するとき、つまり武力を行使するときには要請が必要だということは言っていたんですよね。それはそれで分かりますよ。どこからの要請もなく、しかも日本が武力攻撃をされたわけでもないのに、自衛隊を海外に出して武力行使するなんということをしたら、それは国際法違反だというわけですよね。 それは、確かにそんなことをしたら、集団的自衛権と……
○水野賢一君 無所属の水野賢一です。
まず、PKO協力法の改正について伺いますけれども、この改正で、正式な国連PKOのみならず、それに似たような活動にも一定の条件の下で参加できるようになりますよね。
そこで伺いますけど、二〇〇三年から自衛隊がイラク特措法に基づいてイラク復興支援活動をやっていましたけど、これは国連統括下の活動だったんでしょうか。
【次の発言】 だからこそ、PKO協力法では派遣できないから特別措置法を制定したわけですよね。イラク特措法は、人道復興支援活動もあれば、米英軍の後方支援というか、いろんなことが書いてあったんですけど、人道復興支援に関して言えばPKOに似ている部分はあ……
○水野賢一君 無所属の水野賢一でございます。 四人の参考人の先生方の御意見を聞かせていただいて、やっぱりこの問題の幅の広さというのか、印象的だったのは、宮家参考人と神保参考人は主に外交・安全保障の観点から論ぜられて、大森参考人と伊藤参考人は主に憲法との関係で否定的な意見を述べられたりして、外交・安全保障の観点もあれば憲法との関係なんかもいろいろあるので、それだけに、ちょっと残念ながらそういう意味では意見がかみ合わない部分もあるんじゃないかというふうに思いますけれども、それだけ奥の深い問題なんだというふうに思いますので、慎重な審議が必要だというふうにも思っております。 まず、宮家参考人に見解……
○水野賢一君 無所属クラブの水野賢一です。 鴻池祥肇特別委員長に対する不信任動議に賛成の立場から討論をいたします。 賛成の理由は単純明快です。現在審議中の安全保障関連法案に関して、審議も十分でないまま強行採決に向かっていることが誰の目にも明らかだからです。 そもそもこの法案は、形の上では二本の法案となっていますが、そのうち一本は、内実を見れば、十本もの法律を束ねて改正するという盛りだくさんの内容のものです。それだけに、議論すべき課題がまだまだ数多く残されているじゃありませんか。 現に、内容を詰めていけばいくほど、防衛大臣が答弁に窮し、速記が止まるというのが委員会審議の実態じゃありません……
○水野賢一君 無所属の水野賢一でございます。 通告にはありませんけど、今の質疑聞いていて、ちょっと一点だけお伺い、大臣にしたいんですが、あれですか、今の大臣の御答弁は、私もこの問題は全然、鈴与なんという会社は私も知らないんで、経緯を全然知らない中でお伺いしますけれども、今の市田委員の質問に対する答弁で、要するに法的な問題はないんだということは繰り返し大臣おっしゃっています。それはそれでそうなのかもしれませんけど、道義的にはどうなんだという質問にはお答えはなかったかと思いますけど、道義的とか政治家としての政治的責任というか、その辺は大臣としていかがお考えですか。
○水野賢一君 無所属の水野賢一でございます。 今年の今開かれている国会で、政府は水銀に関する水俣条約というものの国会承認を求めていらっしゃいますし、これは条約だから外交防衛委員会、参議院であればですね、の所管になるでしょうけれども、その水俣条約の関連法案とか担保法案についてはこの環境委員会にも付託、付託というか審議をお願いしていらっしゃるようですので、ちょっとそこに関連してお聞きしたいのは、今、水銀に関する水俣条約というのは、言うまでもなく日本の地名である水俣というのが正式な条約名の中に入っているわけですが、これ、外務省にお伺いしたいのは、日本国が署名をした条約とか議定書とか、いろんな言い方……
○水野賢一君 無所属の水野賢一でございます。 今日、審査の対象になっている法案の二本というのは、いわゆる水俣条約、正式な名称で言うと、水銀に関する水俣条約の担保法という位置付けになっているわけですよね。ですから、この条約の方は条約の方で今国会で衆参両院で承認をして、そして、さらには、この担保法の方も環境委員会、本会議で可決をされて、そして批准していこうという、そういう方向だと思うんですけどね。 条約の方についてお伺いしたいんですが、条約は、これ発効条件というのは五十か国が締結したら九十日目に発効というふうになっているわけですが、順当にこの条約が衆参両院で可決されて、そして担保法も可決、成立……
○水野賢一君 無所属の水野賢一でございます。 まず、大塚参考人に教えていただければというふうに思うんですけれども、水銀の輸出の話なんですが、先ほど来のお話では、トレーサビリティーをしっかりとやっていくというようなことが必要だと、そういうお話ですよね。 その中で、ちょっと教えていただければと思うんですけれども、これはもちろんトレーサビリティーをしっかりすることは大切なんでしょうけれども、そこは十分可能なのかという話があると思うんですけれども。 先ほどのお話でも、シンガポール経由なんかでいろいろあると。そして、やっていくべきだけれども、きちんとそういう、どこにちゃんと行ったかということを追っ……
○水野賢一君 無所属の水野賢一です。
まず、水銀輸出について伺いますけれども、先日の参考人質疑でも、輸出した水銀はトレーサビリティーが大切だと、そういうことはおっしゃっているんだけれども、参考人の話を聞いていても、きちんと追跡するのは大切なんだけれども、ただ、それは相手国の問題なんかもあるから、かなり困難というニュアンスもあったと思うんですよね。その辺、だから、やるのはいいんだけど、きちんとできるのかということについて、ここは簡潔に答えていただきたいと思います。
【次の発言】 これは、だから、元から断つために輸出そのものを全面的にやめるべきだという意見もあると思いますが、この方向で行くんだと……
○水野賢一君 無所属の水野賢一でございます。 今日は、八千ベクレルを超える放射能を帯びたいわゆる指定廃棄物の処分問題についてお伺いをします。 千葉県の場合、この指定廃棄物というのは焼却灰とか若しくは下水道汚泥なんかが多いわけですけれども、処分場の候補地として千葉市にある東京電力の用地を環境省が提示していますよね。 鎌形さんにちょっと確認したいんですけど、そのときに、ここに埋めるのは千葉県で発生したものだけなんですというふうに言っていますよね。環境省の資料を見ても、県内の指定廃棄物のみを処理しますというふうに言っていますけれども、つまり県外からの持込みはしませんと説明していますけど、それで……
○水野賢一君 無所属の水野賢一でございます。 まず、阿部参考人に教えていただければというふうに思うんですけれども、先ほどのお話の中でも、例えば、津波で上がってきた津波堆積物というんでしょうか、ヘドロというんでしょうか、重金属があるんじゃないかというような懸念とかが、そういうような懸念を最初はお持ちになったというふうなお話がありましたけど、今回の場合は、もちろんそういう重金属のものもあるでしょうし、ましてお隣の福島県で原発事故があったということなんかも併せて、いろいろと廃棄物の中にもそういう重金属が紛れているんじゃないかとか、若しくは放射能汚染があるんじゃないかというような懸念を持つ人たちも多……
○水野賢一君 無所属の水野賢一でございます。 廃棄物処理法の改正についてお伺いしますが、まず、ちょっと用語の問題についてお伺いしたいんですが、東日本大震災が起きた後、各地で大量の災害廃棄物が発生をしたそのとき、最初の頃の資料を見ますと、最初の頃は環境省どういうふうに言っていたのかというと、瓦れきの量で言っていたんですね。例えば、大震災からちょうど一年後の平成二十四年の三月の時点では、瓦れきの推計量が例えば宮城県だと千五百六十九万トンですね。若しくは岩手県だと四百七十五万トンあるとかという、そういう瓦れき推計量で言っていたんですが、それから間もなく用語を変えて、災害廃棄物等の量がこれだけあると……
○水野賢一君 無所属の水野賢一でございます。瀬戸内海環境保全特別措置法の改正案についてお伺いをいたします。 今までは、水環境保全とか水質汚濁対策というのは、基本的には水中の中の汚濁物質を減らしていくということに主眼を置いていたことが多かったわけですよね。富栄養化ということで言うんであれば、富栄養化には歯止めを掛けていかなきゃいけないというところに力点があったわけでしょうし、別の言葉で言えば、窒素とかリンは減らしていくんだというところに主眼があったんだというふうに思います。 ところが、昨年提出をされたこの瀬戸内海環境保全特別措置法の改正案は、明示的にそう書いてあるかどうかは別として、あたかも……
○水野賢一君 無所属の水野賢一でございます。 まず、議題になっています琵琶湖保全再生法案の前で恐縮なんですけれども、ちょっと議題と、それとは関係ない話なんですが、今月の大雨で、福島県の飯舘村の河川氾濫で除染に伴って出たフレコンバッグ入りの廃棄物が流出したというような報道がありますよね。具体的にはどのようなものが流れ出たのか、どのぐらいというようなことを教えていただければというのと、また、そのほかにも指定廃棄物とかPCB廃棄物なんかで、この大雨、洪水に伴って流れ出たものなどはないのか、そうしたことについて、参考人で結構ですので、御見解を教えていただければと思います。
○水野賢一君 無所属の水野賢一でございます。 まず冒頭に、ISILによる一連の人質事件や残虐な殺害事件に対しては厳しく非難するとともに、このような事件の場合は、盗人にも三分の理というのは当てはまらないような非道なテロ犯罪だということを申し上げておきたいというふうに思います。 さて、後藤さんや湯川さんの事件に関して、警視庁と千葉県警で合同捜査本部を設置したとのことですけれども、確かに、重大な犯罪の場合は、日本国外で行われた犯罪であっても国外犯というふうにして、日本人が被害者の場合はですけれども、国外犯として処罰できる規定が刑法その他にありますよね。 公安委員長にお伺いしますけど、具体的には……
○水野賢一君 無所属の水野賢一です。 まず、先日の鳩山元総理のロシア、クリミア訪問に関してですが、私も、国際社会に間違ったメッセージを与える行為であり、軽率という批判は免れないと思いますが。 お伺いしたいのは、これに関連して、菅官房長官が十七日の記者会見で、ロシアのクリミア併合に関して侵略という表現を使っておられるんですが、政府の見解としては、クリミア併合はロシアによる侵略なのか。要するにこれ、私もこれは国際秩序への挑戦であって批判されるべきことだと思いますけれども、少なくとも政府が侵略というふうに他国の行為を公式に表現しているのは、近年だとサダム・フセインによるクウェート侵攻、このときは……
○水野賢一君 総理にお伺いしますけれども、防衛出動をして自衛のために武力行使をするときというのは、相手国に宣戦布告をするということを想定しているのでしょうか。
【次の発言】 日本が明治四十四年に批准した開戦に関する条約では、戦争に入るときには宣戦布告することになっているんですけど、この条約は現時点ではもう無効だという理解でよろしいですか。
【次の発言】 いわゆる駆け付け警護について伺いますけれども、これは現行法ではできないわけですけれども、これは根拠条文は何になるでしょうか。
【次の発言】 つまり、今の法律では武器使用でやっていいことというときの条件に入っていないから駄目なわけですけれども、そ……
○水野賢一君 民主党・新緑風会の水野賢一でございます。 五年前の福島第一原発事故で発生した指定廃棄物の問題から伺いたいと思うんですが、事故の後に各地で放射能汚染の廃棄物というのが出てきた。稲わらだったり、若しくは焼却灰だったり下水道汚泥だったりするわけですけれども、そのうち八千ベクレルを超えるものについては指定廃棄物として国が処分するという方針で来たわけですよね。 とりわけそういうようなものが多く発生した宮城県とか栃木県とか茨城県とか千葉県とか五県においては、国がちゃんと処分場も新たに造りましょうと、まあ処分場という言い方、国の言い方で言えば長期管理施設を造りましょうというような方針で進ん……
○水野賢一君 水野賢一でございます。 まず、大臣が先月、長野県の講演でお話しになられた一ミリシーベルトは根拠がないというような話、後に撤回されたのは存じ上げていますけれども、福島県に関する部分は撤回されたということは存じ上げていますけれども、この問題についてお伺いをしたいというふうに思います。 恐らく、推察するに、大臣のおっしゃりたかったことというのは、百ミリシーベルトとかを超えると、これは発がん率が高くなったりとかするということはいろいろ明らかではあるにしても、もっと少ないような放射線量の場合は、だらだらと長期間それが浴びたりするような実例というのは余り世界中にもあるわけじゃないですし、……
○水野賢一君 民進党の水野賢一でございます。 まず、熊本を中心とする震災での被害者、被災者に対してお悔やみ、お見舞いを申し上げたいというふうに思います。 それでは、このPCBの法案について質問をしていきたいというふうに思います。 PCBは、新たな製造というのはもう四十年以上前に禁止をされたわけなんですけれども、使い終わっても処分できないということで、廃棄物としてずっとたまり続けてきたわけですよね。これを何とかしなきゃいけないわけなんですけれども、まずお伺いしたいのは、PCB廃棄物というのは、例えばトランスとかコンデンサー、こういうものが中心になるわけでしょうけれども、全国にどのぐらいある……
○水野賢一君 民進党の水野賢一でございます。
今日は、強力な温室効果ガスであるフロンガスの問題を取り上げます。
二酸化炭素というのは最も代表的な温室効果ガスですけれども、温室効果ガスというのは別に二酸化炭素に限られるわけではないわけですよね。現に、政府が発表している日本の温室効果ガスの排出量が十三億六千四百万トンといっているときも、これは二酸化炭素を含む七つのガスの排出量の総量として発表しているわけですけれども、この十三億六千四百万トンのうち、フロン類はどのぐらいの排出になりますか。
【次の発言】 今代替フロン等四ガスというふうにおっしゃいましたけれども、特に代表的な代替フロンともいうべき……
○水野賢一君 私は、ただいま可決されました地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民進党・新緑風会、公明党、日本を元気にする会・無所属会及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一、国連気候変動枠組条約第二十一回締約国会議で採択されたパリ協定を踏まえ、産業革命以前と比べた世界の平均気温の上昇幅を二度より十分低く保ち、一・五度以下に抑える努力を追求す……
○水野賢一君 民主党・新緑風会、水野賢一でございます。
総理は、昨年の通常国会の会期を九十五日間という戦後最長の延長をされましたよね。その最大の理由は安保法制を成立させるためだったわけですね。確認です。
【次の発言】 ところが、その安保法制が成立した後の秋になりますと、今度は野党が臨時国会召集を要求したにもかかわらず、言わば無視、黙殺をしたわけですよね。自分が、御自身が通したい法案を通すときには目いっぱい国会を延長をしておいて、そして今度は、野党が国会を開くことを、つまり議論をする場をつくりましょうと言ったときにはその議論の場さえつくらないというのは、これは御都合主義だという批判を免れないと……
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。
再生可能エネルギーのこの買取り法案の修正の大きい柱の一つは、電力多消費企業への配慮ですよね。そもそもそんな条項が必要なのかという議論もあり得るでしょうし、私は必要ないと思っていますけれども、仮に、仮に必要だとしても、何で平均の八倍で線引きするのかということも論点だと思うんですが、修正案提出者に伺いますけれども、なぜ五倍でもなく十倍でもなく八倍なんですか。
【次の発言】 政府に伺いますけれども、平均の八倍といっても、その基準となる平均値が分からなきゃ議論の前提が分からないわけですが、じゃ製造業の場合で伺いますが、原単位の平均値というのは現在幾つなんでし……
○水野賢一君 無所属の水野賢一です。 まず、坂元公述人にお伺いをさせていただければというふうに思いますけれども、抑止力を高めていくことが大切だということについては、私もそれは十分理解いたしますし、それは極めて大切なことだというふうに思っておりますけれども、そのために、まさに今、自衛の部隊としては自衛隊があり、また同盟関係としては日米安保条約があって、その第五条によって、これは集団的自衛権に関していえば、米国の方が集団的自衛権を行使して日本を防衛する対日防衛義務があるわけですけれども、そういう中で、まさにこれが自衛隊の存在や安保条約の存在が抑止力ということだというふうに思うんですけれども、これ……
○水野賢一君 無所属クラブの水野賢一です。 私たちは、憲法を不磨の大典であり一言一句変えてはならないという立場には立ちません。明治憲法、大日本帝国憲法は一八八九年に制定をされてから六十年近く一度も改正されず、現行憲法、日本国憲法は一九四七年に施行をされてから七十年近く一度も改正されていません。時代に合わせて憲法を変えていくということはどこの国でも行っていることであり、日本においても当然実施をされてしかるべきものだというふうに考えております。 なお、現行憲法の草案が占領下にGHQによって起草されたという成立過程を問題視する、いわゆる押し付け憲法論について言及もしておきます。 確かに、現行憲……
○水野賢一君 民進党・新緑風会の水野賢一でございます。 「二院制議会における今日の参議院の役割」というテーマに沿って意見を表明をさせていただきたいと思います。 二院制の問題になりますと、どうしても必ず出てくるのが、一院制が優れているのか若しくは二院制の方が優れているのかということが話題の論点の一つになるところでもございます。諸外国を取ってみましても、一院制を取っている国としても、例えば韓国やフィンランドなどもありますし、二院制は、言うまでもなく日本、そして米国若しくは英国、フランスなど多くの先進国などでも採用されているところでもございます。 また、日本国内を取ってみましても、国会におきま……
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