このページでは竹谷とし子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。竹谷とし子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○竹谷とし子君 七月の参院選で初当選させていただきました竹谷とし子でございます。 本日が初めての質問となります。先輩、同僚議員の御指導のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。 私は、本日の議論の中心ともなっております日本経済を襲っている急激な円高、そして長期化するデフレの脱却に向けた政府の経済対策について質問させていただきたいと思います。 昨日、円の為替レートが一時一ドル八十三円三十五銭まで上昇、十五年三か月ぶりの円高水準になりました。先ほど片山議員からもお話がありましたけれども、先月の経産省の調査によりますと、円が八十四円から八十五円の水準で製造業の約六割が減益となる、また四割が生産……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 国会法第三十九条の解釈に関連して、このことが議論される端緒となった事業仕分について意見を述べさせていただければと思います。 初めに、公明党は政党として初めて事業仕分を提唱したという事実を申し上げたいと思います。公明党は、二〇〇五年のマニフェストで無駄削減の具体的手法として事業仕分作戦を提唱、その後、同年十二月の閣議決定、行政改革の重要方針には、「与党の議論を踏まえこれまで以上に事業の仕分け・見直しなどを行いつつ、行政のスリム化、効率化を一層徹底することが必要である。」と記載させました。これを受けて制定された行政改革推進法の中にも「仕分け」と……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。
先ほど破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する御報告を自見大臣の方からいただきました。ありがとうございます。本日は、この破綻金融機関の処理のスキームの中で大きな役割を担っている預金保険機構の財務、その中で保有する有価証券の評価損益についてお伺いしたいと思います。
平成二十一年度の預金保険機構が保有する有価証券の帳簿価額と時価総額はそれぞれ幾らでしょうか。
【次の発言】 帳簿価額と時価総額比較して評価損が生じている状況ということでしょうか。
【次の発言】 そのうちの主なものというのは何になりますでしょうか。
○竹谷とし子君 まず、質問に入らせていただく前に、被災された方々に心からお見舞いを申し上げるとともに、犠牲になられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。 また、この震災に当たりまして、御自分の命を賭して人を救われた方々のお話がたくさん入ってまいります。最後まで防災無線で住民の方々に、津波が来ます、逃げてください、津波が押し寄せる中で御自分の命を落として最後まで呼びかけられた役場の若い女性の方、また、災害時につながる衛星電話、病院に一つあった、それを取り外してほかの方に託して自分は津波にのみ込まれてしまった病院の事務長さん、最後の最後まで避難してくださいというふうに住民に呼びかけて亡くなられた消……
○竹谷とし子君 まずは、この度の震災でお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された方々へのお見舞いを申し上げたいというふうに思います。 私、公明党の災害対策本部の今一員として、様々現地とやり取りをしながら必要な御支援を政府に依頼をさせていただくということを毎日やらせていただいておりますけれども、現地の話の中で本当に驚くべきことがたくさんございます。 その中でも、今回御家族を失われて御遺体が見付かった、まあ御遺体が見付かっただけでも良かったかもしれない、そのような今大変な状況でございますけれども、葬儀を出そう、そのように思ったときに、家も財産も何もかも流されてしまっ……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日の審議にかかっている金融商品取引法改正案に対する質疑の前に、今の最大の課題である東日本大震災関連の質問、要望を何点かにわたりお伺いしたいと思います。 まず、三月下旬に私も被災地を訪問して、地元の県会議員、市議会議員とともに、津波で一帯が流された地域やその隣接地に立つ介護老人保健施設等を視察し、あわせて地元の商工会議所や信用金庫でお話を伺ってまいりました。たくさんの要望をいただきましたが、中でも地元信用金庫の方が喫緊の要望として挙げられたのが、日銀の考査、金融庁による検査を今年はなくしてほしい、考査、検査のための書類をそろえる時間もないし……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 本日は、国際協力銀行法案について、国民に対する適切な情報開示という観点から質問させていただきます。 本法律案は、パッケージ型インフラ輸出を政府として推進するに当たり、JBICのファイナンス機能を強化する必要があるとして提出をされました。しかしながら、東日本大震災からの復旧復興が最優先課題である現在、本法律案の成立を急ぐ必要があるのかと、国民の目線からは厳しいものがあるということも否定はできません。本法律案によって、JBICがこれまで行うことができなかった先進国向け輸出金融を可能にすることなど業務が拡大をされ、一部は公布日より施行されます。 この業……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 本日は、預金保険法改正案について質問をさせていただきます。 本法律案により、十五年の長きにわたりました住専債権の処理を終了させることとなります。今回、二次損失の処理を行うに当たって追加の国民負担を発生させないという方針で様々なところから財源を集めて処理を行うスキームになっています。ただし、今回の処理スキームもあくまで追加の国民負担がないというだけであり、基本的には、政府負担の部分についてはバランスシート的な発想に立てば国民の資産を使っているという、そういう認識を持つことが改めて重要であると考えます。 今回の処理に当たっての政府負担について、改めて……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。よろしくお願いいたします。
本日は、まず震災に関連する質問をさせていただきます。
最初に、櫻井副大臣にお伺いしたいと思います。
櫻井副大臣は去る六月十六日の定例会見で、七月に二次補正、八月に三次補正という新聞報道等について、そんな日程、私は組めないだろうと思いますという趣旨の御発言をされています。この御発言の真意はどこにあったのか、櫻井副大臣に答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
事務量が非常に膨大になるということで、しかも、その計算のチェックとか、二週間、三週間掛かるというもの、そこが無駄な、余り生産性のない仕事……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 まず、厚生労働副大臣にお伺いしたいと思います。災害弔慰金について質問をさせていただきます。 御承知のとおり、災害弔慰金は、亡くなられた方が主たる生計維持者の場合には五百万円、生計維持者以外の場合には二百五十万円が支払われます。これに関して、石巻市で、ある御婦人の御相談を受けました。今回の震災で残念ながら御主人を亡くされた奥様が災害弔慰金を申請されました。奥様は細々と美容院を経営しており、売上収入が年間約八十三万円ありました。このため、亡くなられた御主人は主たる生計維持者と認定されず、半額の二百五十万円とされてしまいました。 市役所側がその根拠とし……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 本日は、まず菅総理に質問をさせていただきたいと思います。 本日審議されているこの公債特例法の成立に向けて、八月九日、民主、自民、公明党の三党合意により、民主党の主要政策、子ども手当、高速道路無料化、農業の戸別所得補償、高校の実質無償化について見直しが行われるということとなりました。このうち子ども手当については、三次補正予算で減額補正が行われることが確認書に明記されました。 民主党のマニフェストの実現性については、選挙期間中からその財源論が不明確であると繰り返し指摘されてきました。無駄の削減により財源が捻出できるとされた事業仕分においても、結局安定……
○竹谷とし子君 まずは、この度の災害で被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、支援、復興に日々奔走されている大臣始め関係各位に敬意と感謝を申し上げます。 先ほどの福岡委員のお話にもありましたが、今回の巨大地震に対しては多くの国・地域、国際機関から支援の申入れがありました。これらの国の中にはアフリカのルワンダなどの最貧国も含まれています。国連からは、日本は過去あらゆる国に対して支援、援助を行ってきた、今度は私たちが支援する番だとの声が聞かれました。日本のマスコミではこうしたことについて残念ながら余り報道されませんでしたが、日本がこれまでに行ってきたODAを始めとする支援が今回……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 まずは、これまでの海外に対する開発協力への御尽力、貢献に対して心から敬意を表しますとともに、本日参考人としてお話を伺えたことに対して感謝申し上げます。本当にありがとうございます。 今日、これまでの海外での復興支援活動からの教訓を踏まえてということで御提言をいただきました。非常にコンパクトにまとまっていますが、一つ一つの項目が深い御経験に基づいた御提言だというふうに思います。 今回、東北の震災からの復旧復興というこのプロジェクトは、まさに皆様がこれまで海外で行ってきた復旧復興、また人道支援のボランティアではなくてプロとして仕事を完成させてき……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。長沢委員に続き、質問させていただきます。 公明党は、東日本大震災の復興ビジョンとして、人間の復興を掲げています。それは、単に被災した地域の復興ではなく、憲法が定める幸福追求権と生存権に基づいて、人間そのものに光を当てた真の復興を目指すという強い決意を込めて人間の復興を掲げました。被災地のインフラや産業が復旧復興しても、そこに暮らしておられる人間が置き去りにされては真の復旧復興とは到底言えないと思います。 その意味から、被災地のお一人お一人の生活や人生に光を当てて、国や政治がどのような支援の手を差し伸べれば、また、どのような支援の枠組みをつくれば将来に……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 今日は三人の参考人の先生方、お忙しい中貴重なお時間をいただきましてお話し賜りまして、本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。 まずは長参考人に伺いたいと思います。 長参考人は、人間の安全保障の視点からの復興ということを初めにということで掲げられています。国家の安全保障の問題ではあるけれども、復興というのは被災者個々人に焦点を当てた人間の安全保障の視点からなされるべきということで、立谷相馬市長の定義も御紹介をいただきまして、午前中もこのお話、御本人からありまして、非常に共感をさせていただきました。公明党も、お一人お一人の生活、人……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 昨日から二重ローンに関する当法案が審議されています。私も今、毎週のように被災地に通っております。先週末は帰りの新幹線で片山議員のお姿もお見かけいたしました。現地に通って被災された方々のお声を聞き、関係者と調整しながら法案を取りまとめくださった発議者の皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございます。 被災地で事業や生活の再建を目指すできるだけ多くの人に間口を開き、地震、津波、原発による、自らには何のとがもなく負ってしまった過重債務に苦しむ方々を最大限救済できるようにしようとする野党の法案に比べて、事業仕分で一旦仕分けた事業が残っていたからせっかく……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 今、林先生の方からも財源の流れのお話が出てきましたけれども、私もそこに非常に関心を持っております。 間もなく三次補正予算案と関連法案が国会に提出されるということでございますが、東日本大震災の本格的な復興のための予算、この予算、資金の流れの透明化が具体化されるというふうになっております。このことから質疑を始めさせていただきたいと思います。 復興基本法の第九条では、被災者を含めた国民一人一人が東日本大震災からの復興の担い手であることを踏まえとあります。この条文が要求するのは、国民に対して復興債という形で御負担を、どういう形かはまだ決まっていま……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 十一月二十五日の本会議において総理にも代表質問をさせていただきましたが、引き続き関連の質問を本日は財務大臣にお伺いいたします。 まずは、税と社会保障一体改革に関して伺います。 総理は、二〇一〇年半ばまでに消費税率を一〇%に引き上げるとして、政府の税と社会保障の一体改革案に基づき、今年度中に消費税の増税時期や引上げ幅を決定するとされています。高齢化等により社会保障給付費は平成二十二年度で百五兆円を超える一方で、給付費の伸びに保険料収入が追い付いていないという厳しい現状から、税と社会保障の問題は与野党を超えて議論すべき重要な事柄であると承知をしており……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 両先生、本日は非常に示唆に富むお話を伺わせていただきまして、本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。 まず、下村先生に二点ほど伺いたいというふうに思いますけれども。 先ほど、水戸委員また大家委員から、国民の理解をODAに対してどのように得ていくかという問題点、また評価をどう行っていくべきかという、効果に対する評価をどう行うべきか、そういった問題点について質問がありましたけれども、同じ問題意識を私も持っております。 先生の今日のお話の中に、日本は国際的に無視できない役割を持つ中軸国家の地位を維持するためにODAの規模が重要なカ……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 ただいま議題になりました平成二十三年度第三次補正予算案について、公明党を代表して、賛成の立場から討論させていただきます。 初めに、この三次補正予算については、その提出が余りにも遅く、必要とされているスピード感を欠いていたことを厳しく指摘せざるを得ません。我が党としては、東日本大震災からの本格的な復興の柱となるべき予算案を早急に編成し、速やかな執行により、被災者の方々の生活の再建を一日も早く進めていくべきと主張してまいりました。 にもかかわらず、前総理が自らの政権の延命にきゅうきゅうとし、本格的な復興予算の編成は遅れに遅れ、九月上旬が中旬に、そして……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 本日は租税特別措置法、特別会計法の審議ということですが、初めに税制ともかかわりのある老朽家屋対策について質問をさせていただきます。この問題は小さな問題のようですけれども、命に直結する問題であると考えております。 現在、高度成長期の前後に建てられた老朽家屋が所有者の方の高齢化などによって放置され、管理不全となることで全国的に様々な問題が発生しています。例えば、地震による倒壊、台風、突風による外壁等の崩落、劣化による屋根やモルタルの落下、不法侵入等による治安の悪化、また景観の悪化という問題であります。 この問題について資料をお配りいたしました。一枚目……
○竹谷とし子君 本日は、予算査定の在り方に関連して、無駄遣いの放置、政府の努力不足とも言える具体的な事柄を質問させていただきたいと思います。 国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律についてです。私たち国会議員の選挙の執行に要する経費は今申し上げた法律によって基準が定められ、実施に携わる都道府県、市区町村に算定額が交付されています。この法律は、三年ごとに参議院選挙に合わせて、物価指数等の状況に応じ基準の見直しがされ、改正されてまいりました。 この法案の平成十九年度改正の際、我が党の浮島前参議院議員が質問に取り上げ、法律に規定されていながらそれまで行われていなかった実態調査を行い、改正案……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。
政府はこれから増税法案を閣議決定されるということですけれども、歳出削減、この取組は十分だったのでしょうか。民主党政権から、逆立ちをしても鼻血が出ないぐらい歳出削減をやるという、そういう言葉を聞いた記憶があります。今そういう状況でしょうか。
【次の発言】 総理にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私はこの無駄というのが何でもかんでも減らせばいいとは思いません。特に公共事業は、先ほど西田議員からもありましたけれども、名目GDPに与える影響は大変大きいものです。これを減らすことによって名目GDPが下がれば、それによって税収が減ります、本末転倒です、必要……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 浅川参考人、前回の衆議院での参考人の質疑を見ておられた国民の多くが浅川参考人の御発言に対して、反省していないじゃないかと、他人事のようだとお怒りの声をいただきました。今日も冒頭、謝罪の言葉がありましたけれども、AIJに運用を委託した企業年金の多くは、私的な積立金を失ったばかりではなくて、国に代わって運用してきた部分も多くのものを失いました。その穴埋めのために、企業がこれから財政が非常に厳しい中で穴埋めをした場合にそれが倒産してしまったら、残った企業がまたそれを穴埋めしなければいけない、そして連鎖倒産するかもしれないという可能性まで指摘をされて……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。
まずは、松下大臣、御就任おめでとうございます。
これから審議される予定の金商法改正に当たりまして、総合的な取引所について、大臣の御所見を伺いたいと思います。
この総合的な取引所を実現する目的、そして今回の改正によって一般市場参加者の利便性が高まる点は何かということについてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 済みません。これによりまして一般市場参加者の利便性が高まる点について、御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
口座や税制の一元化が図られることが、一般市場参加者の利便性が最も高まることであると私は考……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 ADRに寄せられる相談の中で、為替デリバティブが非常に高い比率であるということで、私も前回の財政金融委員会でも取り上げさせていただきました。引き続きやらせていただきたいと思いますが、被害に遭った顧客の方々というのが、中小企業、特に地方に地盤のある優良な中小企業が顧客の多くに存在していたということで、かなり金融機関としてはターゲットを絞って計画的に営業を掛けていたということがうかがわれます。また、学校法人も多額の損失を出しているということも報道されているところでありますが、最近、これが中小企業や学校法人だけではなく個人の富裕層、ここにまで被害が……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日は、まず、社会保障の受益と負担の見える化につきまして、関連して質問をさせていただきたいというふうに思っております。 三党合意を踏まえまして、私もその三党の中の公明党の一員として、国民の皆様に、消費税増税とそして社会保障、この一体改革の必要性について、意義について日夜説明に回らせていただいております。 この社会保障の負担、今回増税という形でお願いをするわけですけれども、納得感を得るには努力が必要だと思っております。新聞等の世論調査におきましても、半数の方が今回の法案に反対をされているという報道もあります。しかし、この社会保障というのは全……
○竹谷とし子君 公明党の東京選挙区選出の竹谷とし子と申します。 本日は、公述人の皆様、貴重な御意見を賜りました。本当にありがとうございます。 デフレ下での消費税増税というものに対しては、本当に私もやるべきではないというふうに思っております。しかし、今回、三党合意という形で、再来年の八%への引上げ、そして翌年の一〇%への引上げ、税と社会保障一体改革ということで、公明党としては、社会保障をしっかりと充実、維持させていくという立場で条件を付けさせていただきましてこの合意に参加するということになったわけでありますが、私自身も、両親が町工場、もう本当に零細の町工場をやっておりまして、家で仕事がないと……
○竹谷とし子君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました八法律案に対し、賛成の立場から討論いたします。 我が国は、少子高齢化が急速に進展する中、真に国民が安心して暮らすための社会保障制度の構築が喫緊の課題であり、加えて、その制度の信頼を確保するためにも安定財源を確保することは不可欠であります。 残念ながら、政府の一体改革案は社会保障制度の全体像が示されず、増税による国民負担を求めることを優先し、現下のデフレ不況に苦しむ国民、特に低所得者に対する配慮に欠いたものでした。 こうした政府案に対し、公明党は、自民党とともに真摯に修正協議に臨み、年金、子育て、税制の各分野について必要な制度……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 荒木先生、山田先生、本日はありがとうございました。 今日はODAに対する国民の理解や参加についてお話を伺いましたけれども、荒木先生からは、ODAというのは国家事業で国益の実現の手段であるという立ち位置を明快にしたお話がありました。アメリカやイギリス、ドイツの事例を事前にいただいた資料で御紹介いただきまして、それぞれの国によってこの国益というのは違うのであると。そしてその中で、ドイツの例にありますけれども、環境に優しい援助を旗印にして、途上国へ再生可能エネルギーの技術移転、熱心に取り組んでいると。この中では、ドイツは一番日本のライバルになるの……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 四人の先生方、代表の調査報告、誠にありがとうございました。 この御報告の中で、現地で日本のODAがどれだけ役に立っているか、重要であるかということが御報告されました。とともに、問題の提起、また提案というものが様々報告をされております。 ここで個別に質問をさせていただいて政府から回答を得るということも重要であると思うんですけれども、一つ提案なんですけれども、この報告の中で課題を具体的にちょっと抽出をする形にして、それに対する政府の対応というものを回答をいただくような形にしてはいかがかと思います。大局的な問題とか検討に長期間要するものもあると……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 現政権では増税の話が先行していますが、民主党のマニフェストに掲げられた無駄遣いをなくすための天下りの禁止、行財政の透明化の取組がどのように進んでいるかということに関連してお伺いをしたいと思います。 最初に、昨年の会計検査院報告で、日本政策投資銀行から行われたJALへの融資が、JALの経営破綻によって最終的に多額の国民負担が生じたということが明らかになりました。配付資料の一のとおりでございます。国民負担は四百六十六億円です。 これに関して、まず政策投資銀行の目的、政策投資銀行に対して投入された国費の累計額、平成二十三年度、また今後の二十四年度の歳出……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日は、東日本大震災からの復興に向けてということで四点質問させていただきます。その後、財政再建に向けて、無駄削減、その取組を二点お伺いしたいというふうに思っております。 復興に向けての一点目でございますけれども、中小企業等グループ施設等復旧整備補助金についてでございます。被災地の産業活力の復活や地域の復興、雇用の維持を支え、効果を上げている事業であります。公明党も力を入れてまいりました。しかしながら、一方で、現場で一部使い勝手の悪さが指摘されています。汎用性の高いものは事業に必要であっても資産購入が認められないという、そういう実態がございま……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 東日本大震災から一年が過ぎました。先日の予算委員会で被災者生活再建支援金の件を指摘させていただきました。それは、お二人暮らしだった方が、一人は住民票を移動していなかったため単身扱いとなり七十五万円を受領、後日、二人暮らしということが証明でき、改めて複数世帯として百万円を申請されました。差額の二十五万円を心待ちにされていましたが、役所から届いたのは、まず支給済みの七十五万円を返還せよとの書面でした。そこには、期日までに返還しなければ年一〇%以上の遅延金を付すとの文言まで記載されていました。 行政の配慮ない対応で被災された方の心がくじかれる、こんな例は……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 特例公債法案について質問をいたします。 我が党は、民主党政権の水膨れ予算に一貫して反対し、それと一体である特例公債法に対しても反対してまいりました。審議の過程で、単に反対するだけではなくて、本年度の予算歳出の減額を政府に対して求めてまいりましたが、民主、自民、公明の三党で協議を重ねてきた結果、特例公債の発行も抑制することを補正予算で行っていくという趣旨が確認され、本法案に賛成し、成立させる前提が整ったと考えております。 本法案の附則に、平成二十四年度の補正予算において、政策的経費を含む歳出の見直しを行うことが加えられました。まず、この約束をいかに……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日は、河戸参考人、お忙しい中御出席を賜り、また所信の表明、誠にありがとうございます。 所信の中でもありました、またこれまでの質疑の中でも出てきておりましたけれども、会計検査の経済性、効率性、有効性、今後はこうしたことを重点的に、重点を置いてやっていくべきというふうに私も思っております。 今、行政のお金の使い方に対する国民の不信感というものは非常に大きな問題であるというふうに私は思っております。それを払拭するために、政府のお金の使い方に対する信頼を得るために、PDCA、プラン・ドゥー・チェック・アクトの改善サイクルを回していく、政府、国会……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 黒田参考人、先週の衆議院、また本日の参議院の所信の表明とそして質疑への御対応、民間の立場でまだありますので、二日間も私たちのために時間を取っていただきまして、本当にありがとうございます。 本日も、三時間超という長丁場で、そしてもう一時間半経過をして、ずっと一人で御対応していただいておりますが、私の質問が終わりましたら短時間休憩があるようですので、いましばらくお付き合いをいただきたいというふうに思います。 黒田参考人の所信の中で、デフレ脱却に向けてやれることは何でもやる、また市場との対話を重視するという御姿勢が明らかにされました。私は、これ……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 柳参考人、本日は、大変お忙しい中、御決意を、所感をお述べいただくこの場に参加をいただきまして本当にありがとうございます。 御専門分野が公会計改革、また政府マネジメントということで、私も、実は議員にならせていただきましてから今年の七月で折り返し地点の三年を迎えるわけですけれども、公会計、また政府マネジメントの改革というところについてはメーンテーマとして取り組ませていただいております。 柳参考人の御著書でも触れられていることだというふうに思いますが、事前にちょっと、斜め読みで失礼なんですけれども、目を通させていただきましたけれども、海外、特に……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。お忙しい中、当委員会の御出席、誠にありがとうございます。 麻生財務大臣に質問させていただきますのは、本会議での所信への質疑に続き二回目となります。私は、三年前の参議院選挙において初当選をさせていただいた一期生議員でございますけれども、その前は民間企業の財務改善とか業務改革に携わった経験がございまして、民間が当たり前に取り組んできたことを行政でも取り組むべきだという思いがありまして、当委員会では特に行財政改革に関する質問ですとか提案が多くなると思います。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、財務大臣に伺います。 財務省のホームページ上に、財……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。よろしくお願いいたします。
この度の改正で、延滞税等の見直しについて重要な改正がなされることになっております。
まずは、この改正の趣旨について、財務大臣にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
現在の低金利の状況を踏まえて、事業者等の負担を軽減する観点から延滞税等について引下げを行うということで、現行の特例、平成十二年一月から適用されていますけれども、それも改正し、さらに今回は本則の一四・六%、ここに踏み込んで引下げの改正を行うということにつきましては、これも公明党が主張してきたことでもあり、私も野党時代に財務官……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 黒田総裁、御就任おめでとうございます。また、今のこの大変な状況下で総裁をお引き受けいただいたことに敬意を表し、感謝申し上げたいと思います。 私は、黒田総裁の市場とのコミュニケーションを重視して、やれることは何でもやるという姿勢を明確に発信されていることを強く支持申し上げたいというふうに思います。御発言の中で、この物価二%という目標について、日銀の責任において二%を達成するという御発言もあったかと思います。これは、物価二%というのが金融政策だけで可能というお考えと同義であるかどうか、これをまずお伺いしたいと思います。
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 第二次安倍政権が発足して約五か月、大胆な金融政策、機動的な財政政策の二本の矢は、日本経済再生への期待と個人消費の増加をもたらし、一月―三月期のGDPは年率三・五%成長となるなど、日本経済は長い低迷から回復の兆しを見せつつあると思います。しかしながら、まだ実感できないという人が国民の大半であるというのも実態であると思います。 これを本格的な実体経済の回復につなげることができるかは、三本目の矢である政府において現在策定中の成長戦略に懸かってくるものと思いますが、中でもその効果が高いところに的を絞るべきだということを考えております。どこを的にする……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。
今回の金商法改正で、銀行等による議決権保有規制、いわゆる五%ルールの見直しが行われることになりました。まずは、この改正の趣旨を金融庁にお伺いいたします。
【次の発言】 ありがとうございます。
先ほど、野上委員からもこの銀行の財務の健全性との両立という点についても言及がありましたが、私は、この本改正について、事業再生また地域企業の活性化のための政策の一環として意義があるというふうに私も評価をしております。
一方で、本年三月の中小企業金融円滑化法期限切れに伴い、政府は、単に返済計画を引き延ばすのではなくて、事業の再生に力を入れていくという、延……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日は、御多忙の中、参考人の皆様の御出席を賜り、意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございます。私からは、稲野参考人、前参考人に質問をさせていただきます。 最初に、投資信託制度の見直しに関連して、稲野参考人にお伺いいたします。 今回の改正で、投資信託の併合及び約款変更に係る書面手続等の見直しが行われるとされており、その併合が受益者の利益に及ぼす影響が軽微なものであるときには書面決議を不要とするとされています。この受益者の利益に及ぼす影響が軽微なものであるときというのは、どのような場合でしょうか。今回緩和することで投資家に不利益となる……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 両参考人の先生、本日は貴重なお話をいただきまして、誠にありがとうございます。意見を述べてくださった順番に、まずは杉下参考人にお伺いしたいと思います。 杉下参考人からは、ODAが国益となることをしっかりと国民に理解してもらうことが大切であると、目的を明確にするべきであるという、そういう御発言がありました。私もそれにもう全く賛同をいたします。この成長戦略、資源外交、安全保障という日本の国益がODAからもたらされるという、発言のレジュメの中にも明確に書いてくださっておりますけれども、この成長戦略、非常に今重要であるというふうに思います。 この中……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日はまず、今、水落議員からもありましたが、青年海外協力隊、またシニアボランティアのことについて取り上げさせていただきたいというふうに思います。 私は地元は東京でございますけれども、東日本大震災からの復旧復興を加速させるために現地に通い続けさせていただいております。今まで四十回近く伺いました。 その中で、東松島市に伺いましたときに、宮城県です、そこで青年海外協力隊のOB、OGが復興支援員として活躍をされていることを直接お話も伺い、現地での活動状況を見せていただくという機会がございました。人間関係もない、また御自分とは余り縁がない土地で、そ……
○竹谷とし子君 私は、委員長に藤井基之君を推薦することの動議を提出いたします。
○委員長(竹谷とし子君) 一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました竹谷とし子でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 それでは、理事の選任を行います。
去る八月七日の本委員会におきまして、二名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に那谷屋正義君を指名いたします。
なお、あと一名の理事につきましては、後日これを指名いたします。
速記を止めてください。
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。環境委員会では初めて質疑をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、台風二十六号によって伊豆大島で発生した大量の災害廃棄物の処理について伺いたいと思います。 先日、井上副大臣が伊豆大島御視察されまして、激しい土砂災害の現場をつぶさに御覧になったという報道がございました。私も災害対策特別委員会で視察をいたしましたが、人口約八千人、そして過疎化、高齢化が元々進んでいる、そういう小さな町で、私もこれまで災害以前に何度も足を運んで東京選出の議員として町おこしのために地元の方と方策を話し合ってまいりましたけれども、この大量の災害……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。独立行政法人原子力安全基盤機構の解散に関する法律案について質問をさせていただきます。 本法律案につきましては、平成二十四年に制定されました原子力規制委員会設置法附則第六条第四項に基づくものでございますが、その審議の過程で旧体制、三層構造と言われたものですけれども、原子力安全委員会、そして原子力安全・保安院、そしてJNESという、この三層構造の機能が不全であったこと、そして専門性の高い規制組織をつくるためには原子力規制委員会の下にJNESの統合が必要であるというふうに国会の中で審議されてこの附則が制定されたものというふうに理解をしております。 ……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 石原大臣、日本を代表してCOP19での演説、お疲れさまでございました。また、このために御尽力されてきた関係各位に敬意を表したいと思います。 大臣は、ハイレベルセグメントでの演説で、京都議定書第一約束期間における六%削減目標、これを達成する見込みであるということをその場で御説明されたと伺いました。実は私も以前、民間企業に勤務していた時代ですけれども、微力ながらこのチーム・マイナス六%の運動に参加をして、冷暖房の温度設定とか会社の中で六%エネルギー効率を上げようという、そういうエコに取り組んだ経験がありまして、達成の見込みということをお聞きして……
○委員長(竹谷とし子君) 一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして、引き続き本委員会の委員長に選任されました竹谷とし子でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に小坂憲次君、松下新平君、牧山ひろえ君及……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、小見山幸治君が委員を辞任され、その補欠として徳永エリ君が選任されました。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
平成二十五年台風第二十六号による被害状況等の実情調査のため、東京都に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、派遣委員、派遣期間等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
平成二十五年台風第二十六号により亡くなられた方々に対して、御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。
どうぞ御起立を願います。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、徳永エリ君及び吉川沙織君が委員を辞任され、その補欠として小見山幸治君及び相原久美子君が選任されました。
また、本日、仁比聡平君が委員を辞任され、その補欠として吉良よし子君が選任されました。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、相原久美子君、吉良よし子君、堀井巌君及び小見山幸治君が委員を辞任され、その補欠として吉川沙織君、仁比聡平君、舞立昇治君及び森本真治君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房原子力災害対策担当室長兼原子力規制委員会原子力規制庁原子力地域安全総括官黒木慶英君外十三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございません……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、仁比聡平君が委員を辞任され、その補欠として田村智子君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査のうち、南海トラフ地震及び首都直下地震に係る地震防災対策に関する件を議題といたします。
本日は、参考人として首都高速道路株式会社代表取締役社長菅原秀夫君、東京大学大学院情報学環附属総合防災情報研究センター長田中淳君及び焼津市長中野弘道君に御出席いただき、御意見を承ることといたします。
この際、参考人の方々に一言御挨拶を申し上げます。
本日は、御多忙のところ本……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、田村智子君及び宮本周司君が委員を辞任され、その補欠として仁比聡平君及び磯崎仁彦君が選任されました。
また、本日、仁比聡平君が委員を辞任され、その補欠として大門実紀史君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査のうち、国土強靱化に関する件を議題といたします。
本日は、参考人として一般財団法人国土技術研究センター国土政策研究所長大石久和君、明治大学大学院特任教授中林一樹君及び東洋大学経済学部教授兼PPP研究センター長根本祐二君に御出席いただき、御意見……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
この際、申し上げます。
民主党・新緑風会所属委員の出席が得られませんので、出席を要請いたしたいと存じます。しばらくお待ちください。
速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
民主党・新緑風会所属委員に対し出席を要請させていただきましたが、出席を得ることができませんでしたので、やむを得ず議事を進めさせていただきます。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、磯崎仁彦君、高野光二郎君及び吉川ゆうみ君が委員を辞任され、その補欠として石田昌宏君、大野泰正君及び森屋宏君が選任されました。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
この際、申し上げます。
民主党・新緑風会所属委員に対して出席を要請いたしましたが、出席を得ることができませんでしたので、やむを得ず議事を進めさせていただきます。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、石田昌宏君、大野泰正君、森屋宏君、酒井庸行君及び三宅伸吾君が委員を辞任され、その補欠として磯崎仁彦君、高野光二郎君、吉川ゆうみ君、舞立昇治君及び羽生田俊君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続す……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 最初に、台風二十六号で被災した方々に心からお見舞いを申し上げ、被害に遭われた方々の御冥福をお祈り申し上げます。 特に被害が甚大だった東京都の伊豆大島、今なお行方不明となっている方々の捜索が続いています。現地視察した同僚議員からの調査報告を受けました。その中で一点、東京で選出していただいた議員の責任として、緊急性もあり重要な問題でございますので、国土交通大臣に改めて要請しておきたいことがございます。 今近づいている台風二十七号、二十八号、これによる二次災害が懸念されております。土砂災害などの被害を防ぐための専門的な知見、技術、これは町では対……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 大臣所信への質疑をさせていただきます。 地球温暖化対策と循環型社会の実現について、具体的なテーマを絞って質問させていただきたいと思います。 現在、多くが焼却処理をされている生ごみのバイオガス化、これに着目して調査を重ねているところでございます。生ごみは燃やすごみの総量の大体三分の一ぐらいを占めると言われています。この生ごみを焼却しないで、エネルギー源としてバイオガス化して発電する、そういう事業が行われ始めているのは環境省も御承知のとおりだと思います。 例えば新潟県の長岡市、全市民がこれまでも徹底して廃棄物の分別収集に取り組んでこられまし……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日は、平成二十六年度予算の委嘱審査ということで、まずは再生可能エネルギーの推進、そして低炭素社会の実現、さらには福島の復興に関連してお伺いをさせていただきたいと思っております。 再生可能エネルギーは地域の資源でございます。再生可能エネルギー、固定価格買取り制度ができまして進んできておりますけれども、資力がある大手企業、またノウハウもあるそういったところが先に来て、本来、地域資源の、その享受するべき地域主体の方々がやるもの、本来はそれが優先されるべきでありますけれども、大手企業が先に行ってしまって系統の制約が出てきたりとか、そういった反面問……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 まずは、気候変動に関してお伺いしたいと思います。 三月二十五日から三十日まで、横浜にて気候変動に関する政府間パネルが開催されました。その中で、第五次評価報告書として、気候変動による影響、適応、脆弱性について検討した第二作業部会報告書が発表をされました。この中で、気候変動、とりわけ気温上昇による自然及び人間システムへの影響について、より前回よりも断定的な書き方に変わったと認識をしております。 この気候変動によるリスクについて、海面上昇、沿岸での高潮被害、また、気温上昇、干ばつ等による食料安全保障が脅かされる、また、水資源不足と農業生産減少に……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日の議題である放射線発散処罰法の改正について質問をさせていただきます。 今回の法律改正によって、プルトニウムや濃縮ウランという特定核燃料物質に関して、違法な輸出入行為及びその未遂について処罰することが可能となり、また原子力施設へのテロ行為についても厳罰化されることになると理解をしております。電力中央研究所の資料によりますと、一九九五年にドイツでロシアから輸入された兵器級のプルトニウムが押収されたという事件や、二〇〇七年には南アフリカで核研究施設が襲撃され、警備員が重傷を負った事件などありました。これ以外にも、英国、アメリカ、フランス、ロシ……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 私は東京の選出でございまして、鳥獣被害というのは、鹿などは奥多摩とかまた青梅の奥の方に行きますといたりしますけれども、東京では、余りぴんとこないと言ったらおかしいんですけれども、大きな被害となっているわけではないということで、この鳥獣保護管理の法案ということになりますと、実はもっと動物を大切にするべきであるというような反対の御意見も、法案の深い中身に入りますと管理することが必要であるという理解に至る方も多いですけれども、命を大切にするべきで人間の勝手で乱獲してはいけないというような、そういう御意見も頂戴をするところでございます。 なるべく人……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 朝から質問をお聞きしていますと、今回の法案審議に当たって、日光市の視察を設定していただき、実際に栃木県、また日光市、そして猟友会の方、農業をされている方、また自然環境を守ってきた方からのお話を視察に派遣された委員でお聞きし、さらに、奥日光の実際に下草がもう食べ尽くされた状況、鹿被害を拝見し、そして、防護柵の効果も実際に見、そして四人の方の参考人質疑、非常に重要な御示唆を皆様からいただきました。動物保護に携わられてきた団体の方、またジビエの御専門家、また県で対策を取ってこられた方、研究者と、非常に内容の濃い参考人質疑と視察をしてきたので、これま……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 先週六月五日、当委員会において委員長以下十名で放射性物質による環境汚染の取組状況調査のために福島県の現地視察行いまして、あわせて、復興に取り組まれていらっしゃいます川内村の遠藤雄幸村長との意見交換行わせていただきました。村長からありました要望の一つに、森林除染が挙げられていました。森林に近い他の地域についても同様の課題であると思います。これに関連して本日は質問をさせていただきたいと思います。 まずは、環境省に伺いたいと思います。森林の除染の実施方針、また、川内村から挙げられている森林除染要望に対する対応について伺います。
○委員長(竹谷とし子君) 一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして、前国会に引き続き本委員会の委員長に選任されました竹谷とし子でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に小坂憲次君、松下新平君、牧山ひ……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
平成二十六年梅雨期からの台風や大雨による被害により亡くなられた方々に対して、御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげます。
御起立ください。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日、西田実仁君及び柘植芳文君が委員を辞任され、その補欠として谷合正明君及び石井みどり君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
今冬期の大雪等の被害により亡くなられた方々に対して、御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。
どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査のうち、大雪による被害状況及びその対応に関する件を議題といたします。
政府より報告を聴取いたします。古屋防災担当大臣。
【次の発言】 以上で政府からの報告聴取は終わりました。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
平……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
昨日、東日本大震災の発災から三年を迎えました。
ここに、改めて、犠牲となられた方々に対して御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。
どうぞ御起立を願います。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、仁比聡平君及び那谷屋正義君が委員を辞任され、その補欠として田村智子君及び尾立源幸君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十二日、田村智子君及び尾立源幸君が委員を辞任され、その補欠として仁比聡平君及び那谷屋正義君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府政策統括官日原洋文君外十五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。 この際、便宜私から、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、みんなの党、日本共産党及び日本維新の会の各派共同提案による平成二十五年度冬期の雪害対策の推進に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 平成二十五年度冬期の雪害対策の推進に関する決議(案) 我が国における雪害対策は、豪雪地帯対策特別措置法に基づく豪雪地帯を主たる対象として進められてきた。しかしながら、特に、今般(平成二十六年二月十四日から十六日)の大雪災害では、ふだん雪が少ない地域に大……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第三〇五三号被災者生活再建支援法の改善に関する請願を議題といたします。
本請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異……
○大臣政務官(竹谷とし子君) この度、財務大臣政務官を拝命いたしました竹谷とし子でございます。 大家大臣政務官とともに大臣を補佐し、職務の遂行に全力を傾注してまいる所存でございます。 古川委員長を始め委員の皆様の御指導、御鞭撻、よろしくお願い申し上げます。
○大臣政務官(竹谷とし子君) ゴルフ場の利用税は総務省の所管ということで、先ほど来お話があるところでございますけれども、議員御指摘の二重課税との御指摘は、廃止を求める側からの御主張であると承知をしております。 一方で、もう先ほど来話が出ているとおりでございますが、財源に乏しい山林原野の多い市町村にとってゴルフ場利用税というのは貴重な財源であるとの主張もなされていることから、双方の関係者の主張を踏まえて、税制改正プロセスの中で、所管する総務省の中で検討されるものと考えております。政府税調で議論すべきという御指摘をいただきましたが、まずは所管する総務省において御検討いただくべきと考えております。
○大臣政務官(竹谷とし子君) 御指摘の逸失利益に係る損害賠償につきましては、被災しなかった場合に生じていたはずの利益を補填するものであり、そうした利益は課税対象であったはずであることから、賠償金であっても課税対象となっております。 また、被災した法人が事業を継続して利益を得ている場合に、その分、逸失利益に係る損害賠償は支払われず、当該利益は課税対象となっております。こうした法人とのバランスからも、賠償金について課税対象としております。 その上で、課税の繰延べの措置について申し上げますと、被災した法人に対しては、事業用設備等の特別償却や被災者を雇用した場合の税額控除など各種の税制上の特例措置……
○大臣政務官(竹谷とし子君) 井上義行議員にお答えいたします。 消費税率を五%から一〇%に引き上げた場合、二人以上の勤労者世帯の一年間の消費税額負担の増加額について、平成二十三年の総務省の家計調査を基に機械的に推計したものということでお答えさせていただきたいと思います。収入階級第一分位の世帯では約八万六千円、第五分位の世帯では十二万六千円、第十分位の世帯では約二十一万二千円と推計されております。
○大臣政務官(竹谷とし子君) お答え申し上げます。 国際社会におけるマネロン対策のこれまでの流れ、そして我が国の対応について御質問いただきました。 国際的なマネロン対策は、一九八九年のFATF設立によって本格的な取組が始まりました。また、二〇〇一年九月の米国同時多発テロ事件以降、テロ資金供与の防止や取締りに係る国際的な取組も本格化しています。 我が国では、こうした国際的な流れに対応し、マネロン対策といたしまして、二〇〇三年に金融機関を対象とした本人確認法を制定し、二〇〇七年にはその対象を非金融機関に拡大した犯罪収益移転防止法を制定しています。また、テロ資金対策としては、二〇〇二年にテロ資……
○大臣政務官(竹谷とし子君) 教育は子供の幸福のためであると同時に、未来を担う人材を形成するものであり、子供たちが互いに育ち合い、学び合って、学力、能力、人間性の向上を図ることができる教育環境をつくることは日本の将来にとって極めて重要な課題であると認識しております。 他方、日本の厳しい財政状態の下で、子供たちへのツケ回しを増やさないよう、他の政策分野と同様に教育予算についても質の向上に努めていくことは何よりも重要であると考えます。 先ほど来、教員の方々の多忙解消について御議論されていらっしゃいましたが、教職員定数について申し上げれば、少子化が進む中、これまでの予算措置もあって、平成元年以降……
○大臣政務官(竹谷とし子君) お答え申し上げます。
大野委員今御説明をしてくださったとおり、国庫債務負担行為については予算書等に掲載をして、そして財務省のホームページで公表されております。今般の法案に基づく特定防衛調達につきましても、同様の方法で公表するのが当然と考えております。
【次の発言】 お答え申し上げます。
調達に一定の期間を要する防衛装備品等について、その内容に関しては精査の上で、その上で適切なものについて国庫債務負担行為によって予算措置を行ってきたところでございます。
委員の御質問、現状を適切と考えるかということにつきましては、適切であると考えております。
○大臣政務官(竹谷とし子君) 税の方についてお答えをさせていただきます。
国民負担率につきましては、消費税収の動向のみならず、分母である国民所得また分子である消費税収以外の税収、そして社会保障負担の動向によっても変動しますことから、消費税率を上げた場合の影響の全体像について確たることを申し上げるのは大変難しいと思います。
その上で、仮に平成二十七年度の国の消費税収及び国民所得を基にして、消費税率八%から一〇%への二%引上げ分の国民負担率への影響を極めて機械的に試算をいたしますと、国民負担率一・四%の増となります。
【次の発言】 今般の改革法案では、約二十年間、平成四年から二十一年度にわたり……
○大臣政務官(竹谷とし子君) お答え申し上げます。 社会保険診療を現在の非課税から課税に転換をして、医療行為に消費税を課するということにつきましては、いろいろな論点があると考えております。医療行為への課税について国民の理解を得られるかということ、また、仮に軽減税率あるいはいわゆるゼロ税率とする場合に、新たに仕入れに係る税額等の控除が可能となることによって生じる税収減によって十分な社会保障財源を確保できるのかどうかということ、また、小規模の診療所等が免税事業者が多いという実態がございます。課税化によって申告する必要が生じて事務負担が増加する等の問題があると考えております。 こうした課税の在り……
○大臣政務官(竹谷とし子君) 吉田委員にお答え申し上げます。 まず、国鉄年金の一〇%給付削減及び職域部分の支給停止についてでございますが、国鉄共済年金につきましては、国鉄共済組合の年金財政が悪化し他の共済年金より財政支援を受けるに至った状況に鑑みて、委員御指摘のとおり、昭和六十一年三月以前に既に年金を受けられていた方につきまして年金額を百十分の百とすること、また、昭和六十一年四月以降に新たに年金を受ける方につきましては職域加算額に相当する部分を支給しないこととする措置が法律により定められております。 現在におきましても、国鉄共済年金の支給に要する費用の一部がほかの共済年金や厚生年金で負担を……
○大臣政務官(竹谷とし子君) 引き続き財務大臣政務官を務めさせていただきます竹谷とし子でございます。 大家財務大臣政務官とともに、麻生大臣を補佐しつつ、職務の遂行に全力を傾注してまいる所存でございます。 古川委員長を始め委員の皆様の格別の御指導を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
○大臣政務官(竹谷とし子君) お答え申し上げます。 まずは、最近の日本経済についてという御質問でございますが、三本の矢の一体的な取組もあり、有効求人倍率は、二十七年一月、一・一四倍と二十二年ぶりの高水準になっております。また、企業の経常利益、昨年十月から十二月期でございますけれども、約十八兆円と過去最高水準となっております。また、賃金につきましても、本年の春闘、連合の一次集計の結果でございますが、大企業は二・四三%と、過去最大となった昨年を更に上回る水準となっています。日本経済については、緩やかな回復基調が続いているという認識を持っております。 また、委員お尋ねの、特に地方経済をどう見てい……
○大臣政務官(竹谷とし子君) 家計金融資産の水準につきましては、貯蓄率の変化、また株価を始めとした金融資産の変動に影響を受けるものでございます。 ちなみに、二〇一四年度の家計金融資産が一千七百七・五兆円でございますが、二〇〇〇年に、十四年前に遡りますと、一千三百九十四・一兆円ということで、約四百兆円強増加をしております。一方で、二〇〇〇年度からまた二十年遡りまして、一九八〇年度と比較いたしますと約一千兆円強増加しているということで、経済環境その他の諸条件により変動するものでございますので、二十五年後の水準につきまして一概にお答えするということは困難でございます。
○大臣政務官(竹谷とし子君) お答え申し上げます。 教育は未来を担う人材を形成するものであり、子供たちの学力、能力、人間性の向上を図るということは日本の将来にとって極めて重要な課題であると認識をしております。一方で、日本の財政状況というのは大変に厳しく、教育予算につきましても重点化、効率化を図りながら質の向上を目指す工夫が求められると考えております。 御指摘の財政審に提出いたしました教職員定数の合理化計画につきましては、少人数指導などの現在の教育環境を維持するということを前提として、少子化等による基礎定数の自然減に加えて、平成三十六年までに加配定数の四千二百十四人の合理化が可能であるとの試……
○大臣政務官(竹谷とし子君) お答え申し上げます。
今後の少子化見通しを踏まえて試算をいたしますと、文科省の教職員定数改善計画と自然減との差につきましては、予算というところで国費が六百八十五億円削減されるということになります。
【次の発言】 お答え申し上げます。
今回財政審で提出した試算では、少人数指導などの現在の教育環境を維持することを前提として、平成三十六年度までに、今先生がおっしゃられました加配定数四千二百十四人の合理化が可能であるとの見通しをお示ししたところでございます。この合理化減を反映することによる義務教育国庫負担金への影響額は約九十一億円となります。
○大臣政務官(竹谷とし子君) 格差是正のための財政措置につきまして、幾つか具体例でお答えしたいと思います。 平成二十六年度補正予算及び二十七年度予算におきましては、所得の低い方々などにもしっかりと目配りをした予算措置を行っております。 二十六年度補正予算においては、交付金を創設し、例えば所得の低い方に向けた寒い地域での灯油等の助成やお子さんが多い世帯への支援など、地方自治体の実情に合わせ創意工夫で行う生活支援策を後押ししております。 また、二十七年度予算におきましては、簡素な給付措置を継続し、低所得者の方には一人六千円を給付するほか、児童手当の受給対象者に対し一人三千円を支給することにな……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 平成二十六年度決算に関連して、税金の使い道の見える化、そして後半で食品ロスについて質問をさせていただきます。 税金の使い道に対する国民の目は厳しさを増しています。政府はしっかりと説明責任を果たしていく必要があります。 一枚目の資料を御覧ください。(資料提示) 財務省と各省は、平成二十六年度決算について個別事業のフルコストを試行的にインターネットで公表、税金の使い道を見える化する取組を始めました。フルコストというのは、公務員の人件費や物件費、庁舎費、事業費の合計で、国民に行政サービスを提供するためにトータルで幾ら掛かったかを示すものであります。 ……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 まず最初に、待機児童の解消に向けて、財務省が管理をしている国有地の活用について麻生財務大臣に伺います。 お手元に資料を配付させていただきましたけれども、平成二十五年から年間平均で以前の倍以上の割合で保育施設の拡充を自公政権では進めています。 しかしながら、女性の就業が進んだこと、また申込要件の緩和などによって、保育施設の拡大以上に保育の申込みが例年の二・五倍の伸びで増加をして待機児童が出ています。待機児童の推移も資料の方に載っておりますけれども、昨年の四月時点で二万三千百六十七人、このうちの約三分の一を東京が占めております。待機児童の原因……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 来年四月からの消費税一〇%への税率引上げに伴い、軽減税率制度の導入ということがこの法案の中にうたわれております。現場を歩いておりますと、消費税税率の引上げに対して抵抗感というものはありますが、消費税というものが何に使われているのかということをきちんと御説明をすると理解をしていただける方も多い。非常に重要な制度であるということの理解というのは説明によって深まるものであると感じております。でも、一方で、やはり毎日買うような食品などに低い税率を設定してもらいたいという思いは生活者から強く出てきております。 一方で、消費税というものは、負担は消費者……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日はFRC報告に関する質疑ということではございますが、熊本地震関連で質問させていただきたいと思います。 金融庁にお伺いいたします。 地震保険の請求手続の簡素化が金融機関の対応として金融庁のホームページにも公表されておりますけれども、これ非常にいい判断であったというふうに思っております。東日本大震災の教訓を踏まえて、私も現地に行きましたときに、五年前、地震保険の支払、これは被災者の生活再建に非常に重要なものでございますが、大変混乱していた、損保各社も大変御苦労されたと思います。これが今回簡素化する、こう判断した経緯について伺いたいと思いま……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 株式会社国際協力銀行法改正案について質問をさせていただきます。 まずは、財務省に伺います。 この法律案の趣旨は、民間の資金、ノウハウを活用した海外インフラ事業について、日本企業の海外展開をより一層後押しするために、株式会社国際協力銀行の機能を強化するとなっております。中でも、期待収益は十分だがリスクを伴う海外インフラ事業向けの貸付け等を行う特別業務を追加し、この特別業務については、必要な財務基盤を確保の上、収支相償原則は維持しつつも、個別案件ごとの償還確実性要件は免除するとなっており、JBICが更なるリスクテークを可能とするということが柱となって……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 まず、明年四月の軽減税率制度導入に向けての支援策とその周知徹底について伺います。 世界の多くの国々で導入されている消費税の軽減税率制度、その対象品目は国によって異なりますが、特に食料品については、OECD加盟国の標準税率一〇%以上の国において八割の国で軽減税率の対象となっています。我が国でも、今回の与党税制改正大綱で、明年四月の消費税一〇%時に加工食品を含めて暮らしに身近な食料品を広く軽減税率の適用対象とすることが決まりました。その影響額がたとえ月数百円であっても、消費税の税率が一〇%に上がったときに食料品は軽減されるという安心感は痛税感を和らげる……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。
本日は、北方領土隣接地域の振興について質問をさせていただきたいと思います。
北方領土隣接地域、実は私、今東京で議員をさせていただいておりますけれども、中学校まで生まれ育った地域でございます。
鶴保大臣、北方領土を根室市から御覧になられたと思いますけれども、率直な感想を伺いたいと思います。
【次の発言】 ロシアのプーチン大統領との十二月十五日、山口県での首脳会談を控えて、北方領土問題の解決、そして平和条約締結交渉が前進することを私たちは大変期待をしておりますが、一方で、大変難しい交渉であり、安倍総理が静かな環境でとおっしゃられていることを尊……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。今国会より農林水産委員会とならせていただきました。 私の地元である東京にも、宅地並み課税という大変厳しい税制と戦いながら品質の高い多様な農産物を生産する都市農家さんが大勢いらっしゃいます。また、伊豆諸島、小笠原諸島の島嶼部では、農業、水産業が島の生活を支えています。そして、西多摩地域では農業、さらには水源でもある豊かな森林があり、木材も生産されています。 私自身も、東京に出てくるまでは北海道のオホーツク沿岸部で生まれ育ちました。サケ・マス、水産業ではタラとかホッケとか大変豊かで、そして、酪農や畑作、土地利用型の農業も大変盛んな地域で生まれ育ち……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 畜産農家、酪農家の経営安定化に関して質問をさせていただきます。 私は東京都選出の議員でございますけれども、東日本大震災発災以降、東北に通う中で、宮城県の栗原市、登米市の畜産農家の方々からこれまでお声を伺ってまいりました。 大震災では震度七を記録した栗原市、住家や畜舎に大きな被害がありました。そして、原発事故の影響で稲わら堆肥に放射能が検出され、その後も、風評被害を受けて懸命に取り組んできた耕畜連携も一時その努力が台なしになったという時期がございました。今も当時の廃棄物の最終処理問題を抱える地域でございます。農家さんの懸命な努力で経営は何と……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 まず最初に、子ども・子育て支援に関連して、産前産後のお母さんのケアについて質問をさせていただきます。 二〇一四年までの十年間に自殺で亡くなった妊産婦が東京二十三区で計六十三人にも上るということが東京都監察医務院などの調査で分かったという報道がありました。出血などによる妊産婦死亡率の約二倍に上り、妊娠・出産期の死因として自殺が最も多いことになります。大変痛ましいことです。 資料一を御覧ください。(資料提示)産後の母親支援に関するアンケートによりますと、六割の人が出産直後から四か月の間に不安や負担を感じていると回答しています。一昔前は、産後は実家で実……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 まず最初に、鶴保大臣に伺います。 我が党の高瀬弘美議員が当委員会で提案、要望させていただきました沖縄の学生に特化した給付型奨学金の制度創設について、鶴保大臣が創設について言及されたという報道がありました。可能なものから速やかに実施いただくことを望んでおりますが、地元の方々から二点、お声が届いております。 一つは、沖縄県として県が行う給付型奨学金制度はありますが、枠が毎年二十五名分しかない。また、県外の指定大学へ進学する方のみを対象としているということで、国としての給付型奨学金制度の中で、沖縄県内の大学へ進学する人も是非対象としてほしいとい……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日は、四人の参考人の皆様から貴重な御意見を頂戴いたしました。まずは心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。 私たち参議院の沖縄北方特別委員会では、一月に、根室また羅臼町を中心として、北方領土隣接地域に視察をさせていただきました。その際には、長谷川市長、そして脇理事長にも大変お世話になったことをまずもって感謝申し上げたいと思います。 藤井委員長始め六人で、一泊二日で根室とそして羅臼までという大変強行スケジュールでありましたが、その日は皆様の日頃の行いが、御地元のですね、良かったんだと思うんですけど、珍しく晴れ渡って、そして、早朝……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 今回、岩井団長とともに第三班で参加をさせていただきました。 三点、外務省とJICAに質問をさせていただきたいと思います。 一つは、JICAの青年海外協力隊、シニアボランティアの方々についてであります。 JICAの職員、また外務省の職員の方々とともに相手国に尽くして、そして日本の外交を顔の見えるODAという形で本当に支えてくださっているその姿に、お話を数か所で伺わせていただきまして、感銘を受けて改めて帰ってきたところでございますけれども、特に青年海外協力隊の隊員の方々のキャリアパス、ほかの班での、第一班の中でも言及がありましたけれども、そ……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日は、まず、私の地元、東京の重要課題でございます都市農業の振興について伺います。 都市農業は、新鮮で安全な野菜や果物、花、また植木などの農産物、特に野菜の四割は都市的地域で生産されているわけでございますが、そのような農産物の供給のみならず、緑あふれる景観の維持、また雨水の保水による環境の保全、子供たちの環境教育や食育、さらには災害時の避難場所など多面的な機能を備えています。長年にわたり、都市部の農地は宅地化すべきものと位置付けられ、減少の一途をたどってまいりましたが、二〇一五年の都市農業振興基本法により初めてあるべきものとして法的に位置付……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 前回に引き続き、最初に都市農業振興に関連して質問をさせていただきます。 都市農業は、都市の住民に新鮮な農作物を供給するという役割にとどまらず、市民農園や食育、防災、福祉など多面的な機能があります。都市の住民にとって重要な機能を持つ都市農地を確保するため、また都市農業振興のために、意欲と能力のある者への都市農地の貸借を進めていく必要があると考えております。現在は貸借すると納税猶予が適用されなくなるため、進んでいません。この改善を都市農家の皆様が強く求められております。 昨年来、公明党都市農業振興プロジェクトチームでこの問題について議論してきた際に、……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。ありがとうございます。 二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピック選手村の食材について質問をさせていただきたいと思います。先ほど中西委員の質問でも触れられましたが、中西委員は水産物について触れられました。大会組織委員会は二十四日に理事会を開いて、選手村などで提供する食事に使われる農産物で条件を決めたということでございます。私は、農産物について質問をさせていただきたいと思います。 国産品を優先的に選ぶということでございますが、農業生産工程管理、GAPというものを、認証ですね、これを条件にするということを決めたということでございます。GAPと言……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 今回のJAS法改正の目的に関してまずは伺いたいと思います。 農林物資に関する粗悪品やまがいものを排して品質改善等を図るために昭和二十五年に農林物資規格法として制定されたJAS法ですが、これまで品質表示の基準制度導入や、生産方法また流通方法の特色の規格化など五回の改正を重ねてきたと理解をしております。 今回の改正では、これまでの、消費者に安全、安心を届けて、より良い選択をしていただくためのJAS表示という位置付けから、日本産品の品質、特色を担保して、農林水産業の輸出強化に役立てるための改正というふうに理解をしておりますが、改めてJAS法改正……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。
本日の議題であります農業機械化促進法を廃止する等の法案及び主要農作物種子法を廃止する法案について質疑をさせていただきます。
両法案は、農業競争力強化プログラムの一環であり、農業生産者の所得向上及び生産者が有利な条件で安定して取引ができるよう業界構造を見直すという説明を受けておりますけれども、まずはこの農業機械化促進法、これを廃止する理由を最初に確認させていただきます。
【次の発言】 廃止によって何が変わるのか。必要性が薄れてきている、あるいは、むしろ存在が技術革新に付いていくということを阻害しているといったそういう理由があり廃止するということである……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日は、佐藤博参考人そして西川芳昭参考人に大変貴重なお話を伺うことができました。まずは心から感謝を申し上げたいと思います。両参考人、本当にありがとうございます。御苦労さまでございます。 今回の主要農作物種子法を廃止する法律案につきまして、農水省は、農業の戦略物資である種子について、多様なニーズに対応する、そのために民間ノウハウも活用して品種の開発を強力に進める必要があるというふうにうたっております。 私、食料の自給率というものが低下をしてきていることに非常に懸念を持っております。種子を守るということも当然重要なことではございますが、種子を……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日は、三人の参考人の方々に大変貴重な、それぞれに御経験、また研究内容に基づいて、様々な視点からこの法案に対して意見を述べていただき、また、山田修路委員、舟山康江委員の質疑に対するお答えの中でも更にお話を深めていただきました。まずは、心から皆様に感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。 私からは、それぞれの参考人の方に違う質問をさせていただきたいと思っております。最初に鈴木弥弘参考人、そしてその次に田代参考人、そして最後に鈴木啓之参考人に質問させていただきたいと思います。 鈴木弥弘参考人は、宮城県からお越しくださったとい……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 農業競争力強化支援法について質問をさせていただきます。 第八条におきまして、農業機械その他の農業資材の開発について、良質かつ低廉な農業資材の供給の実現に向けた開発目標を設定するとともに、独立行政法人の試験研究機関、大学及び民間事業者の間の連携を促進することとあります。良質かつ低廉な農業資材のニーズ、これは現場では非常に高いと思います。しかし一方で、資材メーカーがそのニーズを十分酌み取っているかどうかということは疑問点がございます。 韓国と日本での資材価格の比較というものが出ておりましたけれども、韓国の方が大方安くなっている、それは余計な機……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 本日は、農業生産者の所得を上げていくという視点から質問をさせていただきたいと思います。 昨日、JA全農のアンテナショップ、都心のオフィス街のど真ん中である大手町にオープンしたばかりの「いちごいちえ」を視察させていただきました。農業、農村と出会える場ということでございましたが、ちょうど私が行ったときは徳島県のフェアでニンジンが紹介されていました。一〇〇%のジュースを試飲させていただきましたが、驚くほど甘い。済みません、今まで徳島県がニンジン、特産だと知らなかったんです。そうだったんですね、済みません。 そういったことも教えていただけるような農業、農……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 土地改良法等改正案につきまして質疑させていただきます。 本法律案は、土地改良制度について、農地の利用の集積の促進、防災及び減災対策の強化、事業実施手続の合理化のために提出をされたものでありますが、農地利用の集積の促進に関してまず伺います。 前土地改良長期計画、平成二十四年から二十八年度の期間のものでございますが、大区画化の整備計画二十万ヘクタールに対して実績は達成率一六%と伸び悩んでいる理由、また基盤整備実施地区における地域の中心となる経営体の農地集積率は七七%と、目標の八割、これをほぼ達成できた理由についてまず伺いたいと思います。
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 ギャンブル依存症対策について伺いたいと思います。 昨年末に成立した特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律、いわゆるIR法ですが、その附帯決議において、政府に対し、ギャンブル依存症の実態把握のための体制整備、原因の把握、分析、依存症患者の相談体制、臨床医療体制の強化、教育上の取組整備など、ギャンブル等依存症対策に関する国の取組を抜本的に強化することを求めています。 日本では今カジノが許されていない状況ですが、ギャンブル依存症と考えられる人は多いという調査があります。政府は昨年末、ギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議を立ち上げ、実態調……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 農村地域工業等導入促進法改正案について質疑をさせていただきます。 この法律は、高度成長期に、農業と工業の均衡ある発展を図るという要請から、農村地域における工業の立地を促進し、新たな雇用を創出するものとして制定されました。これまでこの法律に基づき、実施計画面積二万四千ヘクタール、そして、計画に位置付けられた企業の雇用の数、これは累計六十万人となっていると認識をしております。 今回の改正案では、引き続き、農村地域で就業の場を確保するために、対象地域を工業等に限定せず、具体的には工業、道路貨物運送業、倉庫業、こん包業及び卸売業に限定をされていたところを……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。
特区制度を活用した獣医学部新設について最初に伺います。
平成十九年以降、今治市が愛媛県と共同で構造改革特区を活用して加計学園を設置母体とする大学の獣医学部新設の提案を繰り返し行ってきましたが、福田、麻生政権では、構造改革特区としては対応不可だったとしていたことを認識をしております。平成二十一年に鳩山政権で、実現に向けて検討、速やかに検討と格上げされたという認識でよろしいでしょうか。また、その理由は何だったのでしょうか。
【次の発言】 菅内閣の当時文部科学省として、獣医師の確保に懸念との答弁もあるようでありますが、農林水産省の当時の認識はどう……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 畜産経営の安定に関する法律及び独立行政法人農畜産業振興機構法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。 本法律案の趣旨は、我が国の生乳生産量及び飲用牛乳需要が減少傾向にある中で、今後需要の増加が見込まれる乳製品に生乳を仕向けやすい環境を整備し、需給状況に応じた乳製品の安定供給の確保等を図る必要性から、生産者補給金等の交付に関する措置について、畜産経営の安定に関する法律に恒久的な制度として位置付けるとともに、生産者補給金の交付対象を拡大して、指定を受けた事業者に集送乳調整金を交付する等の措置を講じ、生乳等の需給の安定や酪農経営の……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 前回に引き続き、畜産安定化法案について質問をさせていただきます。前にも申し上げましたけれども、私が生まれ育った地域は、北海道でも有数の酪農地帯、根釧パイロットファームを擁する地域で育ちました。酪農は地域になくてはならない産業であり、その恩恵も間接的に受けながら私自身が生きてきたと感じておりますけれども、その酪農家を支える制度として指定団体制度があり、また生産者補給金制度、これは酪農家の収入を支える上で不可欠なものであります。 先ほど平野委員から、本州は余り恩恵は受けていないんだという、そういうお話を伺いまして、ああ、本当に北海道のためにあっ……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。
今回創設をされる収入保険制度について、これまでの制度で不足していた何がカバーされるのか、端的に御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 この制度では、保険金及び特約補填金は収入減が発生した翌年に支払われるわけでございますが、保険期間の翌年の税負担に影響を及ぼさないように、税務上は保険期間の総収入に算入されるようにすべきであると考えますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 今回の制度では青色申告が条件となっております。収入に着目をすれば白色申告でもできるのではないかという御意見もございますが、白色申告では捕捉できない点は何でしょうか。
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 一昨年、調布市で発生した小型自家用飛行機墜落事故について伺います。 平成二十七年七月二十六日、小型自家用飛行機が東京都調布飛行場を離陸した直後に近隣の住宅地に墜落し、住宅内におられた女性と搭乗していた二人、合わせて三名が亡くなり、五名の方が負傷し、さらに、住宅九棟が火災により全焼したり損壊するなどの大きな被害を受けました。 事故直後に私も現地に入り、住民の方から話を伺うとともに、調布飛行場の管理者である東京都からも状況を聞き、一日も早い原因究明と再発防止を強く要望いたしました。 国交省に確認したところ、事故原因は今なお調査中で、最終報告……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 証人におかれましては、本日、国会の求めに応じてお越しいただいたことに感謝を申し上げたいと思います。 最初に、国有財産であった、現在森友学園の所有になっております土地の買戻しについてお伺いをいたしたいと思います。 先ほど、冒頭の陳述で証人は、現在の森友学園の敷地である国有財産、この土地で埋設物が見付かり、除去費用の見積りを差し引いて売買代金が最終的に一億三千四百万円になって、随分低くなったな、安くなったなということでびっくりしたというようなことをおっしゃられておりました。 この国有財産の売買契約書においては、期日までに指定用途に供さない場……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 冒頭、まず、三月二十三日に行われた証人喚問に関連して一言申し上げたいと思います。森友学園側が大阪府に提出した小学校の設置認可の申請資料で、愛知県にある私立海陽中等教育学校に推薦入学の枠の合意があるとの虚偽の記載をしていた件です。 証人喚問で籠池氏は、海陽中の運営法人理事長であるJR東海の葛西名誉会長と二〇一五年六月に面談した際に、小学校ができるなら是非入学させたいとのリップサービスがあり、それを信じ込んだと証言しました。 しかしながら、JR東海の柘植社長が同日の定例会見で、葛西氏が二〇一五年六月に籠池氏と面談したことを否定。その上で、葛西氏は二〇……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。 本日の本会議におきまして総務委員長に選任されました竹谷とし子でございます。 本委員会は、行政制度、地方行財政、選挙、消防に加え、情報通信や郵政事業など国民生活に密接に関わる重要な事項を所管しており、その委員長たる職責は誠に重大であると痛感いたしております。 委員長といたしましては、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、溝手顕正君が委員を辞任され、その補欠として朝日健太郎君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査を議題といたします。
行政制度、地方行財政、消防行……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、朝日健太郎君及び杉尾秀哉君が委員を辞任され、その補欠として溝手顕正君及び蓮舫君が選任されました。
また、本日、蓮舫君が委員を辞任され、その補欠として伊藤孝恵君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官横田真二君外二十八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、伊藤孝恵君、溝手顕正君、片山さつき君及び山崎正昭君が委員を辞任され、その補欠として杉尾秀哉君、小川克巳君、宮本周司君及び足立敏之君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、小川克巳君、足立敏之君及び難波奨二君が委員を辞任され、その補欠として溝手顕正君、片山さつき君及び田名部匡代君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官横田真二君外二十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方税法等の一部を改正する法律案外一案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省自治行政局長山崎重孝君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一括して議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
放送法第七十条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省情報流通行政局長山田真貴子君外一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
放送法第七十条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、日本放送協会経営委員会……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、浜野喜史君、杉尾秀哉君及び山本順三君が委員を辞任され、その補欠として森本真治君、礒崎哲史君及び藤木眞也君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
東日本大震災に伴う合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に総務省自治行政局長山崎重孝君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、二之湯智君及び太田房江君が委員を辞任され、その補欠として徳茂雅之君及び佐藤啓君が選任されました。
【次の発言】 電気通信事業法及び国立研究開発法人情報通信研究機構法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。野田総務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時三分散会
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、佐藤啓君、徳茂雅之君及び難波奨二君が委員を辞任され、その補欠として太田房江君、二之湯智君及び杉尾秀哉君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
電気通信事業法及び国立研究開発法人情報通信研究機構法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官三角育生君外四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、足立敏之君及び朝日健太郎君が委員を辞任され、その補欠として山崎正昭君及び山本順三君が選任されました。
【次の発言】 統計法及び独立行政法人統計センター法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。野田総務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時三分散会
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
統計法及び独立行政法人統計センター法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官白岩俊君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 統計法及び独立行政法人統計センター法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願いま……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、佐藤啓君が委員を辞任され、その補欠として山崎正昭君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に森屋宏君を指名いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、こやり隆史君が委員を辞任され、その補欠として佐藤啓君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
日本放送協会平成二十五年度財産目録、貸借対照表、損益計算書、資本等変動計算書及びキャッシュ・フロー計算書並びにこれらに関する説明書外三件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官平垣内久隆君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、佐藤啓君及び森本真治君が委員を辞任され、その補欠としてこやり隆史君及び榛葉賀津也君が選任されました。
また、本日、榛葉賀津也君が委員を辞任され、その補欠として森本真治君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 まず最初に、食品ロス問題に関して伺います。 日本で大量に発生しているまだ食べられるのに捨てられている食品ロスは、毎年六百万トン台発生しているとされています。日本のみならず、国連の持続可能な開発のための二〇三〇アジェンダ、SDGsで言及されるなど、食品ロスの削減は国際的にも重要な課題です。 食品ロスの削減は廃棄物の削減に直結いたします。原田大臣の御挨拶の中にありました気候変動対策、また循環型社会の構築のための資源生産性の向上に資するものでもあります。環境政策として極めて優先順位の高い課題だと考えております。食品ロス問題への認識及び削減に向けての大臣……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 まず最初に、プラスチック廃棄物の問題について伺いたいと思います。 プラスチック廃棄物の発生抑制に向けて、ペットボトルなどの質の高いプラスチック資源のペットボトルからペットボトルへのリサイクルというものを進めていって、そこからそのサイクルで廃棄物を出さないということが非常に重要であるというふうに思っております。 今集合住宅に住んでおりますけれども、ペットボトルは、ラベルを剥がしてキャップを外して、そして洗って出してくださいという自治体の分別回収、ごみの出し方の指導に従って出しておりますけれども、同じ住宅にお住まいの方々は大体そんなような出し……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 大臣所信にありました食品ロス問題について取り上げさせていただきます。 国際連合総会において二〇一五年九月に採択された持続可能な開発のための二〇三〇アジェンダ、SDGsにおいて言及されるなど、食品ロスの削減は国際的にも重要な課題となっています。また、世界には栄養不足の状態にある人々が多数存在する中で、とりわけ大量の食料を輸入している我が国として真摯に取り組むべき課題と考えます。 日本の食品ロスは年間六百万トン台と推計をされています。この量は世界の食糧援助量の約二倍で、東京都民が食べる量に匹敵するとされています。 公明党は食品ロス削減推進プロジェク……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 まず初めに、使い捨てプラスチック問題への対策について伺います。 EU、欧州委員会は、循環経済に向けた取組の中で、海洋プラスチックごみの問題を意識しながら、レジ袋の有料化等、使い捨てプラスチックの削減に向けた取組を既に行っています。二〇一八年五月には、特定のプラスチック製品による環境への影響削減についての提案文書を公表し、海岸でよく見られる十品目、レジ袋だけではなく、ストロー、カップなどの使い捨てプラスチックと放棄された漁具に対する対策を加盟国に求めています。 このEUの提案文書や各国の使い捨てプラスチック対策の動向について、環境省の認識と……
○竹谷とし子君 本改正は沖合海底自然環境保全地域を創設するもので、生物多様性の確保を一層促進し、愛知目標及びSDGsにおいて位置付けられる、二〇二〇年までに管轄圏内の水域の一〇%を適切に保全、管理する目的の達成にも資すると考えますので、賛成です。
私の地元、東京の中にあります小笠原諸島周辺では、貴重な海洋資源であるサンゴを狙い、外国船が違反行為を働くという被害があります。本法案によって、外国船における違反行為の抑止効果が更に強化されるようにしていただきたいと思っております。原田大臣に伺います。
【次の発言】 よろしくお願いいたします。
法によって海洋保護区を定め、直接的な人為活動による生態……
○竹谷とし子君 日本も財政や人的支援を行っております生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム、IPBESというふうに略されていると思いますが、こちらで、本年、自然がもたらすもの、すなわち生態系サービスは世界的に劣化しているとの報告があったと伺っております。評価された動植物種のうち約百万種が絶滅の危機にあり、生息地、花粉媒介動物、漁業資源等の劣化など、人類史上これまでにないスピードで生物多様性が減少していることに警鐘が鳴らされています。 これを食い止めていくために、生物多様性保全への取組について環境大臣の御決意を伺いたいと思います。
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 平成二十九年度決算に関連して質問させていただきます。 最初に、麻生財務大臣に伺います。 資料一のように、国、地方の基礎的財政収支、プライマリーバランスは、平成二十二年度の基準年は対GDP比マイナス六・三%であったのに比べますと、平成二十九年度にはマイナス二・二%に改善しております。一般会計の税収を見ますと、アベノミクスによる景気回復が寄与し、所得税、法人税収を合わせて七・七兆円増加、そして、消費税率八%への引上げにより消費税収は七・一兆円増となっています。 しかしながら、資料で示されていますように、プライマリーバランス、二〇一八年は改善傾向が後……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 まず、幼児教育に関連して質問をいたします。未就園児の対策についてです。 本年三月、北里大学から報道発表された調査研究によりますと、三歳、四歳児時点で保育園、幼稚園、認定こども園に通っていない未就園の要因として、低所得、多子、外国籍など社会経済的に不利な家庭や、発達や健康の問題を抱えた子供が多い傾向が明らかになったとされております。 この調査の対象となった時期は少し前になりますので、これまで実施してきました住民税非課税世帯の一人親世帯、また多子世帯における第二子の幼児教育の無償化、低所得世帯の保育料減免制度、そして本年十月からスタートする幼児教育無……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。
法務省に伺います。資料、お配りしております一から三を御覧ください。
平成二十七年の法改正により、少年鑑別所では、法務少年支援センターとして非行、犯罪を予防する相談業務等の地域援助が本来業務として位置付けられました。年々ニーズが高まっているということが資料三に示されております。相談件数の増加から分かります。
寄せられる相談にはどのようなものがあり、問題行動が改善した事例にはどのようなものがあるか、法務省に伺います。
【次の発言】 ありがとうございます。
私も、練馬少年鑑別所を視察して話を伺いましたが、資料四にありますように、少年鑑別所には法務教官……
○竹谷とし子君 身寄りのない人も安心して必要な医療や介護を受けられるようにするための対策について、厚生労働省に質問をいたします。 入院による加療が必要であるにもかかわらず、入院に際し身元保証人等がいないことのみを理由にして医師が患者の入院を拒否することは、医師法第十九条第一項に抵触をするとされておりますが、実態としては多くの現場で対応に苦慮しており、入院を拒否している場合もあったというふうに伺っております。少子高齢化が進展し、高齢者の単身世帯が増加している状況から、今後この問題は更に大きくなることが予想されます。 厚生労働省においては、平成二十九年一月に消費者委員会が取りまとめた建議を踏ま……
○竹谷とし子君 外務省に伺います。 資料一に示されていますように、国連の持続可能な開発目標、SDGsの一つとして、食料の損失、廃棄の削減が目標に位置付けられております。日本としても、食品ロス削減に向けた取組を国民運動として総合的に推進するための法律案が先週衆議院で可決し、今週参議院で採決される予定です。 よく話題になっているコンビニ以上に実は食品ロスは様々な場面で発生をしておりますが、外食において莫大な食品ロスが発生をしております。外務省が担当いたしました直近の国際会議や国際イベント等において、関係者やメディアセンターなど食事提供を行っていると思いますが、食品ロスを削減させる取組というのは……
○竹谷とし子君 トラフィック実態把握について総務省に質問いたします。 インターネットによる利便性が高まる一方で、我が国のブロードバンドサービス契約者の総ダウンロードトラフィックが爆発的に増加をしています。今後、第五世代通信方式が始まると通信速度が数十倍にも上がると言われ、期待を集めていますが、それ以前に、現在のネットワーク状況を見ますと、足下でインターネットの速度が低下しているとの苦情があります。また、トラフィックが東京に集中し、万一東京が大災害に見舞われた場合に全国の通信が中断されてしまうリスクがあるのではないかとの指摘も専門家からあります。 今後、ビッグデータの利活用により新市場、新産……
○竹谷とし子君 女性がん患者様への相談支援について伺います。 がんは生涯の中で多くの人が罹患する病気になっています。治療方法が開発され、がんになっても治療して社会生活を送り続けることができる人もたくさんいらっしゃいます。がん患者様にとって、治療方法の理解や時にその選択について、さらには経済的な問題や、家族との生活や仕事との両立など、病気のこと以外にも考えるべきことがあり、不安や悩みを抱え込んでしまう場合もあります。 患者様に寄り添い、何でも相談できる支援が必要ですが、それに応える国の取組はどのように進んでいますでしょうか、厚生労働省に伺います。
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 まず、平成三十一年度所得税法等改正案につきまして賛成をいたします。その上で、国税に関連する事項を質問させていただきます。 国税滞納事業者の経営改善に向けての国の支援策に関して伺いたいと思います。 年末また年度末になりますと、資金繰りに悩む経営者のお声が増えるように感じております。景気が良くなってきたとはいっても、過去の累積している債務を引きずっていたり、また、事業判断の失敗などから、金融機関への支払に加えて税や保険料の滞納で苦しんでいる経営者の方々がいます。 一方で、平成二十六年度の税制改正で行われました納税の猶予、換価の猶予制度で助か……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。
昨日、厚生労働省が方針を固めたと報道されておりますが、ゲノム編集食品の流通について伺います。今後、食品表示の在り方にも関係してくるものと認識をしております。
まず最初に、厚生労働省に、安全性に関する政府の認識と法制の検討状況を伺いたいと思います。
【次の発言】 今御説明を伺うと二つ大きな違いがあるという認識をいたしましたけれども、専門家ではない私のような素人が消費者の大半であると思います。その大半の消費者が分かるように、分かりやすい情報開示に今後努めていっていただきたいというふうに思っております。
今後、食品表示に関しても検討されるのでは……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 五月二十四日、参議院本会議において、食品ロス削減推進法案を成立させていただきました。私が座長を務める公明党食品ロス削減推進プロジェクトチームにおいて、約二年かけてヒアリングや現場視察を重ね、参議院法制局の御協力、また消費者庁を始め関係省庁との調整も積み重ね、この法案を取りまとめた後、この参議院消費者問題特別委員会の超党派の委員の方々が各党の中で中心となって、最終的に衆議院から提出をいただき、結果として衆参共に全会一致で可決したということは、与野党を超えて、立法府として真摯にこの法案を通そうとして汗をかいてくださった皆様のおかげでございます。心……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。
去る四日の本会議におきまして法務委員長に選任されました竹谷とし子でございます。
本委員会の公正かつ円満な運営に努め、その重責を果たしてまいりたいと存じます。皆様方の御指導と御協力を賜りますように、よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 この際、申し上げます。
この度の令和元年台風第十九号により、甚大な被害がもたらされ、多くの尊い人命が失われたことは誠に痛ましい限りでございます。
亡くなられた方々及び御遺族に対し哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に元榮太一郎君を指名いたします。
【次の発言】 この際、森法務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。森法務大臣。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午前十時十八分散会
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、山崎正昭君が委員を辞任され、その補欠として清水真人君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官伊藤信君外十六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、岩本剛人君が委員を辞任され、その補欠として山崎正昭君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁長官官房審議官山田知裕君外十名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。森法務大臣。
【次の発言】 以上で両案の趣旨説明の聴取は終わりました。
両案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時二分散会
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省大臣官房司法法制部長金子修君外八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、小野田紀美君が委員を辞任され、その補欠として岩本剛人君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房日本経済再生総合事務局次長佐藤正之君外十四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、三浦靖君及び徳茂雅之君が委員を辞任され、その補欠として山田太郎君及び福岡資麿君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
会社法の一部を改正する法律案及び会社法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省民事局長小出邦夫君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、岩井茂樹君、山崎正昭君及び宮崎雅夫君が委員を辞任され、その補欠として福岡資麿君、徳茂雅之君及び小野田紀美君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
会社法の一部を改正する法律案及び会社法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省民事局長小出邦夫君外十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、島村大君及び足立敏之君が委員を辞任され、その補欠として福岡資麿君及び山崎正昭君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第二〇号共謀罪法の廃止に関する請願外四十五件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の資料のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることになりました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、山添拓君が委員を辞任され、その補欠として市田忠義君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、法務及び司法行政等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題といたします。
法務行政の基本方針に関する件について、森法務大臣から所信を聴取いたします。森法務大臣。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、市田忠義君が委員を辞任され、その補欠として山添拓君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に柴田巧君を指名いたします。
【次の発言】 この際、森法務大臣から発言を求められておりますので、こ……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁長官官房審議官太刀川浩一君外十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、法務行政の基本方針に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 真山勇一君、お時間が過ぎておりますので、質疑をおまとめくださ……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省大臣官房政策立案総括審議官西山卓爾君外十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 真山委員、お時間ですので、質問をおまとめください。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、山崎正昭君及び渡辺猛之君が委員を辞任され、その補欠として山田宏君及び滝波宏文君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省大臣官房司法法制部長金子修君外十三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、山田宏君及び滝波宏文君が委員を辞任され、その補欠として渡辺猛之君及び岩本剛人君が選任されました。
【次の発言】 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。森法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時二分散会
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、岩本剛人君が委員を辞任され、その補欠として宮崎雅夫君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
裁判所職員定員法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省大臣官房司法法制部長金子修君外六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、櫻井充君が委員を辞任され、その補欠として川合孝典君が選任されました。
また、本日、柴田巧君が委員を辞任され、その補欠として鈴木宗男君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、人事院事務総局職員福祉局長合田秀樹君外十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、宮崎雅夫君及び鈴木宗男君が委員を辞任され、その補欠として柴田巧君及び三浦靖君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に柴田巧君を指名いたします。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、三浦靖君及び鈴木宗男君が委員を辞任され、その補欠として山崎正昭君及び柴田巧君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に柴田巧君を指名いたします。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省刑事局長川原隆司君外十名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。 これより請願の審査を行います。 第一六号刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律の再検討に関する請願外八十六件を議題といたします。 本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の資料のとおりでございます。 これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第一一四九号裁判所の人的・物的充実に関する請願外二十七件は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとすることに意見が一致し、第一六号刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律の再検討に関する請願外五十八件は保留とすることになりました。 以上のとおり決定するこ……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 新型コロナウイルス対策、感染拡大を防止するための小学校等の休業に関連して伺います。 もし学校現場が集団感染の場所になれば後手を踏む、全国一斉の要請を行ったことは、学校現場に感染が起きてから対応の判断の負担を個々に委ねるというのではなく、総理の発信で学校現場が対応できるよう措置をとったと受け止めております。だからこそ、その影響により、現場で困っている方々の声を真摯に受け止めて、政府が責任を持って必要な対策を迅速に打っていくことが必要だと考えます。 学校休校により子供の世話をするため仕事を休む人への補償、被用者の補償制度の概要が示されました。被用者以……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 新型コロナウイルス感染症による経済活動の停滞で仕事が減り、収入が急に途絶える方々の生活を支えていかなければなりません。貸付けや給付には一定の時間が掛かります。 私も質問で取り上げ、同僚の高瀬弘美議員を始め公明党が強く主張し、厚生労働省は、資料をお配りしております、個人向け緊急小口資金等の特例を発表いたしました。二十五日から受付が始まっています。非正規や個人事業主の方を含め、生活に困窮された方のセーフティーネットとして、緊急小口資金最大二十万円を無利子で、申込みから最短二日で受け取れるようにするというものです。さらに、生活支援費として最大二十万円を、……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 新型コロナウイルスにより亡くなられた方が、お昼のニュースによりますと、日本で四百三十六人になったということです。亡くなられた方々に心から御冥福をお祈り申し上げます。 AFPの統計によると、世界の死者数は二十一万人を超えたということでございます。このウイルスは、今や人類最大の敵となりました。この闘いの中で政治は断じて国民の命と生活を守っていかなければなりません。 今、日本で感染爆発の重大局面が続き、ぎりぎりのところで何とか踏みとどまっているのは、最前線の医師、看護師、医療関係者の並々ならぬ責任感と献身のおかげです。感謝の思いとともに、必要な予算を国……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。四月三十日に続いて質問させていただきます。 新型コロナウイルスから国民の命を守るため日夜力を尽くしてくださる医療従事者の皆様のおかげで、四月二十七日をピークに、人工呼吸器が必要な重症者数は減少傾向が続いています。また、回復者も増えています。現場の並々ならぬ御尽力に心から感謝をいたします。しかし、まだ全く安心できるような状況にはないと思います。 新型インフルエンザ治療薬としてレムデシビルの特例承認がなされました。公明党秋野議員が三月九日予算委員会で求めたものでございます。一方、他の候補薬の一つであるアビガンについて、総理は先日の記者会見で、月内の薬事承……
○委員長(竹谷とし子君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、真山勇一君が委員を辞任され、その補欠として石垣のりこ君が選任されました。
【次の発言】 国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、従来どおり法務及び司法行政等に関する調査を行うこととし、今期国会閉会中も継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ござい……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 グリーン社会の実現に向けたESG金融の普及、展開、促進に関して、EUなど国際的な動向を踏まえて質問させていただきます。 議論や取組が日本よりも先行しているEUにおいては、サステナブルファイナンス政策の一環として、環境面で持続可能な経済活動を定義しリスト化するタクソノミーの法制化を進めており、カナダなどほかの国も動きがあると聞いております。 カーボンニュートラルの実現には革新的イノベーションや社会実装に莫大な資金が必要と言われていますが、政府予算だけではとても足りません。民間資金の流れを気候変動問題等に寄与する事業に投資されるようにする、その仕組み……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 安倍前総理の秘書が政治資金規正法に違反して後援会主催の宴会に関する収支を記載していなかったことにより罰金刑が科されました。そして、前総理がこれに関して事実と異なる答弁を国会で重ねていたことで、国民からの政治及び政治家に対する信頼が大きく失墜しています。 本日は、前総理の求めに応じてこのように弁明の機会をつくることになりました。誠実な御答弁を求めます。 前総理は、昨日の記者会見で、事務所に幾度も確認をし、当時の私の知る限りの、認識の限りの御答弁したという趣旨のことをおっしゃいました。しかし、念のため開催ホテルに確認するということもできたはずです。そ……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 小泉大臣の所信表明に対して質問させていただきます。 小泉大臣は、COP26を始めとする気候変動問題に係る一連の国際会議に向けて、気候変動担当大臣としての職務を新たに菅政権の中で担当されることになりました。 気候変動問題は、国境のない、世界の国々が連携をして取り組むべき地球的課題であります。一方で、世界各国が自国産業の優位性を高めようと、脱炭素の世界標準となるようなルール作りにしのぎを削る、大変厳しい競争が既に始まっている分野でもあると認識をしております。 今後、日本の国民や企業、そこに働く人たちが取り残されて、そのあおりを受けてしまうということ……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。
脱炭素に向けて、地域や家庭の取組、御協力は重要であります。そうした視点から質問をさせていただきます。
地方自治体が地域内で省エネや温室効果ガスの排出抑制で成果を出すために特に有用だと思われる取組を御教示いただきたいと思います。そして、令和三年度の予算を執行してその取組を実施した場合に達成すると想定される定量的な数値、CO2排出量の削減量を教えていただきたいと思います。
【次の発言】 自治体が地域にある再エネ資源を活用して導入を推進するということ、非常に重要であります。そのために今回予算も確保されるということでありますので、しっかり地方自治体と連携し……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。
地球環境を守る脱炭素化に向けて、世界そして日本で動きがあるRE一〇〇について環境省に御説明いただきたいと思います。あわせて、代表的なグローバル企業の取組を御紹介いただきたいと思います。
【次の発言】 自社だけではなくて、サプライヤー、取引先にもRE一〇〇を求める動きがあるということでございます。これは、我が国の産業、また雇用にも重大な影響があることだと思われます。
これに対応するため、日本の企業はどのように取り組まれていますでしょうか。また、今後、RE一〇〇を宣言しているグローバル企業が取引先にもRE一〇〇を求めるようになった場合、影響を受ける日本……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 瀬戸内海環境保全特措法改正に関連して質問をさせていただきます。 本法案の第十六条の二について、追加された内容、「海岸に漂着し、又は海岸に散乱している」、そして「国と地方公共団体及び地方公共団体相互間の連携の下に」、さらに「発生の抑制」、この文言が追加をされております。 これが追加をされた理由、そして、この条文によって海岸漂着物処理推進法との関係はどうなるのか、これと別に、瀬戸内海に向けて何か、この法律によって何らかの措置が行われるのかどうか、その点について確認をさせていただきたいと思います。
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 まず、大臣に質問させていただきたいと思います。 令和二年度気候変動に関する世論調査において、積極的に取り組みたい、ある程度取り組みたいと答えた方に、脱炭素の実現に向けて日常生活の中で今後新たに取り組んでみたいと思うことはあるか聞いたところ、地球温暖化への対策に取り組む企業の商品の購入やサービスの利用を挙げた人の割合が最も高いという結果であります。 消費者が地球温暖化への対策に取り組んでいる企業の商品かどうかということを判断できる、そうした情報を提供していくということがこの国民の思いを実現をしていくために重要なことであると思います。こうした情報提供……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 まず初めに、私の地元であります東京の伊豆諸島を含む富士箱根伊豆国立公園も今回公園法の対象になりますので、この伊豆諸島に関して質問をさせていただきます。 八丈島というのは大変有名なんですけれども、実はこの八丈島から漁船で三十分程度行ったところに、もうすぐ見えているんですけど、八丈小島という無人島があります。 この八丈小島、最後に学校の先生をしていらっしゃった漆原先生という童話作家の先生がいるんですが、その方から伺いましたけれども、最後みんなで引き揚げて、その後、ヤギが繁殖をしてしまったと。で、植生がもう食べ尽くされてしまって大変な問題になっ……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 三人の先生方、本日は大変貴重なお話をいただき、誠にありがとうございます。 それぞれの先生方に少しずつテーマに沿った違う質問をさせていただきたいと思います。まとめて質問を述べさせていただきます。 まず、水谷参考人から、地方自治体でできるこの炭、炭化をすることによる脱炭素、地方自治体で取り組める大変身近な、そして日常的に出てくる食品等の廃棄物を処理する過程で脱炭素になるという、そういうお話を伺いまして、これ全国展開していく価値のあるものなのではないかというふうに感じました。 その際に、地方自治体に対してどのような、やりたいという地方がある場……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。
本法案におきまして、都道府県及び市町村は、地球温暖化計画に即して、温室効果ガスの排出量の削減のための措置に関する計画を策定するものとされております。地球温暖化対策の推進に関する制度検討会が出した今後の制度的対応の方向性についての文書の中で、地方公共団体が域内の排出量をより精緻に推計できるようにすべきであるとされているところでございます。
地方公共団体の排出量の測定は誰がどのように行うことを想定しているのでしょうか。
【次の発言】 自治体の脱炭素の取組を促進するために、その状況について定量的に見える化するということは有効であると思います。しか……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。
温対法に基づく算定・報告・公表制度について、今回の改正でデジタル化、オープン化が進んで活用しやすくなるとともに、役所の業務の効率化が進むことを期待しております。現在は、事業所別の情報や業態別に分析できるデータは請求によってのみ入手可能で、煩雑な手続が必要です。
制度発足時にオープンデータ化しなかった理由、また、今回の法改正でオープンデータ化することにした理由を立法事実として確認しておきたいと思います。
【次の発言】 温暖化対策につきまして、国の官庁施設において実行状況を見える化して範を示すことが重要であると考えております。
政府実行計画に……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日は一般質疑ということで、予算の使い方、大事な国民の税金の使い方について、有効な使い方をしていっていただきたいという観点から質問をさせていただきます。是非大臣にも御理解をいただきたいところでございますので、大臣に質問はいたしませんけれども、是非聞いていただければというふうに思っております。 環境省では様々な補助事業を行っております。この補助事業について、当然分配をするための事務等も掛かりますので、そのお金も掛かった上で実際に国民や事業者の方々に補助金が行くわけでございますけれども、それに関して伺います。 直近の決算における環境省所管の間……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。
プラスチックをめぐりましては、海洋汚染対策という目的とともに、脱炭素化に向けてもリデュース、リユース、リサイクルが求められていると思います。
脱プラスチックと脱炭素の関係について伺います。
直近一年の廃プラスチック、これを一〇〇%リサイクルした場合に削減されるCO2の排出の量はどれくらいになりますでしょうか。日本の総排出量の何%になりますでしょうか。
【次の発言】 それを考慮するとどれぐらいになりますでしょうか。
【次の発言】 それでは、次の質問のときにそれはまたお答えいただければというふうに思います。
相当の量がCO2削減できるという……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。おとといに引き続き質問をさせていただきます。 プラスチックを、廃プラを燃焼した場合とリサイクルした場合、リサイクルをした方がCO2の排出量は少ないということは過去の答弁でもいただいているんですけれども、相対的なものと同時に絶対量、総量としてこれぐらい減るんだということは非常に重要な情報であると思います。 燃やしてしまえばいいんだという、そういう主張をなさる方もいらっしゃいますので、プラスチックをリサイクル、燃焼するのではなくてリサイクルをするということでCO2排出量が減る、脱炭素の観点からも重要なんだということで、総量を伺いたいと思いますけれ……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 この通常国会における環境委員会では、温対法の改正、またプラ資源循環法の成立と、またその他二つ法律、全部で四つ法律審議を参加をさせていただきました。今日は、成立した温対法、またプラ資源循環のみならず、循環型社会に向けてということで質問をさせていただきたいと思っております。 二〇三〇年に二〇一三年度比で四六%CO2を削減するという目標を示していただいて、これから約十年間で達成するべき定量的な目標が定められたということは非常に大きなことだというふうに思っております。二〇五〇年に向けては、今まだ確立していない技術にも期待をしてイノベーション、開発す……
○竹谷とし子君 緊急事態宣言が延長、拡大され、夏休み全てということになります。国民の皆様には不便な生活で御苦労をお掛けしております。御協力いただいていることに心から感謝を申し上げます。 日本政府の対応は、海外のような都市封鎖といった厳しい措置はとらず、国民の皆様との危機意識の共有による行動抑制を中心に進めてきました。感染を防ぐには、ワクチンの接種とともに、コロナはただの風邪ではない、重症化すると危険だという意識をいま一度共有していただくことが重要であると思います。 ワクチンの接種を終えた御高齢者の感染割合が目に見えて減少し、ワクチンの有効性が示されてきていますが、打ちたくても打てない若い世……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 今回の緊急事態宣言の延長は、昨年来コロナの影響が長引いて収入の減少が続き、不安と苦しみを抱える方々に大変厳しいものです。何とか希望をつないでいただけるように、予備費を活用して新たな支援策を機動的に打ち出していくことが必要だと思います。 菅総理に伺います。 公明党は昨日、生活に困窮する方々と中小企業への支援について、政府に緊急提言を行わせていただきました。 生活資金や住まいの確保は急務です。コロナ禍で特に影響が深刻な一人親家庭など、困窮する方々の支援が必要です。また、中小企業支援として、飲食店に加えて、外出自粛要請の影響で、ホテル、旅館、アパレル……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 感染力の強いデルタ株が猛威を振るう中、コロナに感染した患者様と御家族にお見舞いを申し上げるとともに、日々国民の命と健康を守るために闘ってくださっている保健所と医療従事者の皆様に心から感謝を申し上げます。 災害級と言われるコロナの感染状況に、医療体制の再構築が急務です。幾つか要請をさせていただきます。 まず、新しい命を抱える妊婦さんをしっかりと支えなければなりません。東京のある病院では、入院予定日の二、三日前にPCR検査を受けることを求められ、陽性となったときには当院では出産できない、ほかの医療機関を自分で探してくださいと言われたと聞きました。先日……
○竹谷とし子君 国民の皆様の並々ならぬ御協力で、ピーク時、最大ピーク時に比べると感染は減少してきました。しかしながら、一都三県においては引き続き二週間緊急事態宣言を延長することが決定をされました。 直近の感染状況等の評価によれば、クラスターは高齢者施設での発生が継続しているとされています。今回の延長理由である医療提供体制への負担を軽減していくためには、ただいまの質疑にも、木戸口委員の質疑にもありました、クラスター発生が継続している高齢者施設等の対策で効果をしっかり出していくことが重要対策の一つだと思います。 二月二日の基本的対処方針では、感染拡大地域で高齢者施設の従事者の方々などへの検査の……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 今、横沢委員からも御質問ありましたけれども、水際対策強化についてまず伺います。 本日決定されました基本的対処方針では、インド等での流行状況を踏まえてB・1・617への対応強化を迅速に進めるとしております。海外から日本へ入国した後に陽性となる方がいるために一定期間自主隔離が求められていますが、その誓約を守らない人が相当数いるのが実態と聞いております。外国からの感染経路を確実に断つために、入国後の隔離を一〇〇%確実にしてほしいとの国民の強い声があります。政府の対応を求めます。 また、コロナ後遺症についても伺います。 コロナに感染し、陰性となった後も……
○竹谷とし子君 西村大臣、お疲れさまでございます。 時間も短いので、早速質問をさせていただきます。 ワクチンの接種環境の整備について伺います。 国が運営する大規模の接種、二十四日から始まりました。私も二日目に見学をさせていただきまして、予定どおり今も進んでいて、特に接種を終わられた御高齢者の方が非常に安堵された顔を、表情をされていたという、そういう印象を受けました。 東京では大手町一か所でありますけれども、多摩地域の首長や市民の方から、医療資源も少ない多摩地域でも是非という声が寄せられました。国は、東京都と連携をして、希望する方の接種ができるだけ早く進むように後押しをお願いしたいと思い……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 まず最初に、質疑順序について御配慮をいただきました与野党の先生方に御礼を申し上げます。ありがとうございます。 質問に入らせていただきます。 新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大を受け、外食、インバウンド等の需要先が消失した生産者等を支援する国産農林水産物等販路多様化事業について農水省に質問をいたします。 この事業では、子供食堂、子供宅食への提供については実費が補助されることになっています。事業者支援というだけではなくて、食品ロスを防ぎ、子供への食支援を通じた食育にもつながる意義があると思っております。 この事業に関して、子供への食支……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 今回の法改正によりまして、株式会社等による農地取得特例の期限を延長することとなっています。農地は農業を営む上で必要となる基本的な生産基盤であり、我が国のように、国土が狭く、かつその三分の二は森林が占めるという自然条件の下、食料の安定的な供給を図るためには、優良な農地を確保し効率的に利用することが必要であると理解をしております。一方で、本法による株式会社等の農地所有につきましては、当該農地が目的外使用、転売又は開発行為等により荒廃することがないように十分配慮することを求めておきたいと思います。 その上で、国家戦略特区制度に関することで、今回は法改正の……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 三人の参考人の皆様、本日は貴重な御意見を聞かせていただき、本当にありがとうございます。 まず初めに、正木参考人に伺いたいと思います。 今年の三月五日に経団連様から本改正法案が閣議決定されたことについてコメントを発表され、その中で正木参考人は、契約書面の電子交付について、原則が紙になったことは残念だが、一歩前進となったとコメントをされたものと承知をしております。 御案内のとおり、契約書面等の電子化につきましては消費者の脆弱性に付け込む悪質業者を助長するリスクも指摘をされ、関係団体からも否定的意見が多数あるところでございます。正木参考人とし……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 健康寿命延伸に向けた予防のための自治体によるフレイル対策について質問をさせていただきます。 フレイル、虚弱とは、健康と要介護の状態の間の時期にあるとされ、心身の活力が低下してきた状態です。フレイルを予防するためには、栄養、運動、社会参加の三つが推奨されています。そして、資料一にありますように、通いの場がフレイル発症を抑制する効果が研究の結果で示されています。 昨日、私は、東京都豊島区でフレイル予防のために開設された全国で初めての東池袋フレイル対策センターを訪問いたしました。独居の御高齢者も多いということでしたけれども、皆さんが集まってとしまる体操……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず初めに、コロナ後遺症に関してお伺いいたします。 罹患後症状を多く診てこられました医師によると、特に注意しなければならないのはPEMという、入浴や散歩など軽い運動の後やストレスの後、五時間から四十八時間後に急激に倦怠感ほかの症状が出てしまう状態や、数日間寝込んで動けなくなるクラッシュという状態であるということです。PEMがある場合、少しの無理で急激に寝たきりの方向に行くことがあるとのことを伺いました。 無理に動かせ続けるなど無計画な運動療法は禁忌とのことであり、WHOのリーフレットにも、倦怠感が続く場合に……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 まず初めに、命をつなぐドクターヘリについて質問させていただきます。 公明党がマニフェストに掲げ、特別措置法制定をリードしたドクターヘリ、先月十八日に香川県にも導入されて、これによって全都道府県での運航が実現をいたしました。 今後は、都道府県の枠を超えた広域連携の仕組みの構築が求められております。厚生労働省として、実態把握、そして今後の展開を後押しをしていただきたいと思います。また、離島でも強く求める声がございます。夜間運航の実現に向けて、こちらも厚生労働省として調査研究を進めていただきたいと思います。御答弁をお願いいたします。
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 ロシアのウクライナに対する侵略は力による一方的な現状変更であり、ロシアは速やかに停戦を受け入れるべきです。 我が国は、ウクライナの人々を守るため、国際社会と連帯して強力な制裁措置をとり、同時に人道支援をしっかり行っていくべきと考えます。 また、核兵器を使用することも、威嚇、牽制に使うことも断じて許されることではありません。核共有について議論すべきとの声もあると報道されていますが、日本は唯一の戦争被爆国であり、将来にわたって非核三原則を堅持し、それを国際社会にも発信し続けていくべきということを冒頭申し上げ、質問に入らせていただきます。 総理に伺い……
○副大臣(竹谷とし子君) 復興副大臣の竹谷とし子でございます。 福島を中心とした原子力災害からの復興及び再生に関する事項並びに福島復興局に関する事項を担当させていただきます。 秋葉大臣をお支えし、被災された多くの方々が復興に希望を持っていただけるよう、全力で取り組んでまいります。古賀委員長を始め、理事、委員各位の皆様の御理解、御指導のほどよろしくお願い申し上げます。
○副大臣(竹谷とし子君) 新妻議員にお答えいたします。 東日本大震災の経験を踏まえた体験的な学習プログラムが行われております福島県への教育旅行、大変有意義なものと考えております。また、議員から御指摘ありました未来志向のコンテンツの活用につきましても、福島県への教育旅行の振興を図る観点から大変重要であると認識をしております。 復興庁におきましては、観光庁や文部科学省と連携をして、福島県への教育旅行の実施につきまして、各都道府県教育委員会等に対して各学校が教育旅行の行き先を決める上で参考となる情報の提供等に努めてきたところでございます。 復興庁といたしましては、関係省庁とも引き続き連携をして……
○副大臣(竹谷とし子君) 令和五年度復興庁予算について御説明申し上げます。 復興庁におきましては、第二期復興・創生期間において必要な取組を精力的に進めるため、地震・津波被災地域において、被災者支援などきめ細かい取組を着実に進めるとともに、原子力災害被災地域では、帰還環境の整備、生活再建など本格的な復興再生に向けて取り組み、また、これらに加えて、福島始め東北地方が創造的復興を成し遂げるための取組を進めるための予算として、東日本大震災復興特別会計に総額五千五百二十三億円を計上しております。 以下、その主要施策について御説明申し上げます。 第一に、被災者支援については、避難生活の長期化や恒久住……
○副大臣(竹谷とし子君) 原子力災害被災地域における買物環境につきましては、一部の事業者によって事業再開がされた地域もありますが、いまだ日用品を購入することが難しい地域もあり、住民の方々から更なる充実を求める声があること、承知をしております。 委員から御紹介がありましたように、経済産業省では、自立補助金による自治体の商業施設整備や小売店舗の立地の支援、輸送補助金による生鮮食品等の移動販売支援、事業再開補助金や創業補助金によるレストランやカフェ等の設置の支援などの支援メニューを用意しています。 また、復興庁におきましては、福島十二市町村における生活再建、失礼しました、生活基盤再建に関する調査……
○副大臣(竹谷とし子君) 原子力災害に見舞われた福島を中心とした放射性物質の環境動態について、収集したデータを継続的、効果的に公開、発信していくことは、地元や国民のニーズに即して分かりやすい形で情報伝達をするということはもとより、原子力災害に対する備えとして国際貢献の観点からも重要であり、さらには風評払拭等にも貢献するものと認識をしております。 F―REIにおきましては、地域の生活環境に対する理解の促進や、安全、安心感の醸成等に貢献をしていくため、既存のプラットフォームを活用し広く周知を行う等、科学的知見に基づく継続的な情報発信を行うこととしています。 加えて、横山議員御指摘の放射性物質の……
○副大臣(竹谷とし子君) お答え申し上げます。 F―REIの活動に参画する様々な研究人材等が立地地域や周辺地域に居住あるいは滞在の形で実りある研究活動を行っていただくために、新妻委員御指摘のとおり、生活環境の整備充実、これ大変重要なものであると考えております。 これまで、復興庁といたしましては、被災地域の課題や多様なニーズに対応して、医療、買物環境、教育、交通アクセスの整備等の必要な生活環境整備を支援してきたところでございます。 生活環境を支える事業所の人材確保につきましては、厚生労働省においてマッチングに向けたきめ細かな職業相談や職業訓練などが行われているものと承知をしておりますが、人……
○副大臣(竹谷とし子君) 若松委員の御指摘のとおり、F―REIが法人としての適切なガバナンス体制の構築や先端技術の効果的な実用化、事業化を進めるためには、研究開発や産業化等に係る専門的な知見に加えて、法律や会計の知識を有する専門家の知見も活用することは不可欠であると思います。 現時点で決まっていることとして、F―REIは、法律に基づいて、各事業年度の財務諸表、事業報告書及び決算報告書につきましては主務大臣が選任する会計監査人の監査を受けることとなっており、会計監査人は会計の専門的知識を有する方から選任することとなっております。また、F―REIの各事業年度に係る研究開発等業務の実績について、主……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 CPTPPへの英国加入に当たっての交渉におきましては、日英EPAを上回る自由化を獲得されたということでございます。具体的には、日英EPAでは撤廃されなかった精米やパック御飯等での関税撤廃を獲得いたしました。交渉に当たった現場の方々に敬意を表するとともに、この関税の撤廃が日本の米農家の方々が生産する米の需要を高める可能性があるという観点から評価し、質疑させていただきます。 国内の一人当たりの米消費が減少する中で、一方で、パック御飯の消費は日本で、そして海外でも伸びています。ジェトロのウェブサイトによりますと、ロサンゼルスなどではおにぎりがブームとなっ……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 環境大臣にまず質問をさせていただきます。 私の地元である東京、朝日政務官の御地元でもございますが、小笠原諸島がございます。小笠原諸島は一度も大陸とつながったことがない海洋島であり、固有種の宝庫、生物の進化を示す典型的な見本として世界的な価値を持つことが認められ、二〇一一年に、生態系の評価基準に合致するとされ、世界自然遺産に登録をされました。 一方で、その際に同時に登録を目指したものの、その時点では評価基準に合致すると認められないとされたクライテリア、地形・地質、生物多様性がございます。特に、認められれば日本で初となる地形・地質につきまして……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 伊藤大臣の所信の中で、サーキュラーエコノミーへの移行に向けた取組の一つとして、使用済紙おむつの再生利用等ということも挙げていただきました。 二〇一九年に私、この課題について、約五年前になりますけれども、環境委員会で質疑をさせていただきました。その後、再生利用等の方法の実証を得てガイドライン等も作成をしていただきました。地方議員の方々と、この問題、やはり自治体が一番取組の主役になってまいりますので一緒に取り組んでおりますけれども、なかなかまだ、少しずつ進んではいますが、すごく大きく進んでいるかというと、まだそうではないというふうに認識をしてお……
○竹谷とし子君 災害とペットに関して質問させていただきます。
ペットはかけがえのない家族と考える方が多いです。災害時のペットの対策というのは大変重要だと思います。
能登地震の被災地で飼い主とペットがはぐれてしまったという場合があります。再会できるようにするため、飼い主とはぐれてしまったペットの管理や飼い主の探索等はどのように行われたか、環境省に伺います。
【次の発言】 民間のボランティアや、また民間企業の御協力があって取り組まれているということでございます。心から感謝をしたいと思います。
また、過去の熊本地震の際に、環境省は避難所を巡回してペット避難の状況を調査していらっしゃいます。今回……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日は、三人の参考人のお話をもう大変感慨深くお伺いをいたしました。大変勉強になりました。本当にありがとうございます。 その上で、質問をさせていただきたいと思います。 まず、加藤参考人にお伺いしたいと思います。 事前に配付された資料の中で、世界的な問題である資源の枯渇に伴ってほとんどの廃棄物処理事業者は今後資源再生事業に変化すると思っていますとの御発言がありました。その御視点から、廃棄物の資源再生を阻害している、これまで阻害してきた現状の課題、また、今回、資源循環促進のための再資源化事業等の高度化に関する法律案の成立、施行によってその課題……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 私からも、冒頭、大臣の御発言がございました、水俣病関係者団体の方々と環境大臣との懇談の場でマイクを切った対応について、一言言わせていただきたいと思います。 水俣病問題が原点である環境省の対応として余りにも不誠実であったと思います。 昨日、大臣は、自ら水俣に出向き、そしてマイクの音量を切られたお二人、そして関係団体の方々に直接謝罪をして、御意見、御要望を伺ったということでございました。そして、それを受けて、大臣の御判断で改めて懇談の場を設けるということでありましたけれども、その懇談の場では本当にしっかりとお話を受け止めていただきたいというふ……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 当委員会で審議いたしました資源循環高度化法が五月二十二日に成立をいたしました。環境の保全及び国民経済の健全な発展に寄与するというこの法律の目的を達成するには、その重要な担い手となる廃棄物処理業、多くが中小企業者でございます、その経営基盤が安定することは必要であります。そして、何よりも人材の確保でございます。働いていただく環境をより良くしていくということが求められます。 経団連が公表しました今年の春闘の中間集計では、三十三年ぶりに五%を、賃上げ率五%を超えたということでございます。これを中小企業にも波及させていくことが必要であると。そのために……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日は、三人の参考人の方々に大変深い洞察からの御示唆をいただいたというふうに思っております。心から感謝を申し上げます。 まず、三人の先生方とも、この化石燃料から脱却をして、できるだけ再生可能エネルギー、温暖化対策に資するそうしたエネルギーを入れて、導入をしていくべきであるということは共通しているというふうに感じたところでございます。 私もそのような思いを持って活動させていただいているところでございますが、この温暖化対策、計測が必要になってくるということで、温室効果ガスの削減量というところで、これやはり、先ほどもグリーンウオッシュというお言……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 今、水岡先生からも、再生可能エネルギー、太陽光の可能性についてお話がありました。私も地球温暖化対策として再生可能エネルギーの普及、開発していくべきだと思っております。 先日、参考人の方々に、日本のペロブスカイト太陽電池、あの曲がるやつですね、いろんなところに、これ日本発の技術と伺っておりますけれども、いろんなところにそれを設置していける可能性があるということ、また、洋上風力発電についても伺いました。まだ法案通っていませんけれども、EEZまで洋上風力発電をできるようにするということ。 また、いろんな企業が取り組んでおられます技術開発に、洋上……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 まず初めに、総務大臣に伺いたいと思います。 相次ぐ地方自治体首長から職員へのハラスメント事案がございます。今後の防止策について伺いたいと思いますが、先月、岐阜県池田町の前町長が第三者委員会の調査で女性職員など十五人に対するセクハラがあったと認定されて辞職、さらに、愛知県東郷町の前町長は、町の職員延べ百八人にいわゆるパワハラ、セクハラ、マタハラ行為を行っていたと第三者委員会から認定され、辞職するに至りました。 東郷町で調査を行った第三者委員会のメンバーである弁護士は記者会見で、長い期間にわたり、早く降格してくれなど、明らかに違法と言えるもの……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 女性の視点からの防災に関して、加藤大臣に質問をさせていただきます。 能登地震の後、被災地の女性支援の現場に入らせていただきました。避難生活や断水で不便な生活が続く中、女性が家事、育児、介護を一手に引き受けて、みんなも大変だからと、言いたいことも言えずに我慢する状況が各地であります。そのような中で、石川県七尾市のねがみみらいクリニックでは、被災した女性を支援するため、クリニックのスペースを開放して交流の場にしています。 私が二月に視察した際にも、二人連れの女性の方々や子供を連れた若いお母さんがお茶を飲みながら一息ついて、先生やボランティアの……
○竹谷とし子君 今日は本当に有意義なお話をいただきまして、私もいろいろ考え、触発をさせられました。本当にありがとうございました。 時間が許せば二点お伺いしたいと思っております。 まず一つ目なんですけれども、大塚副大臣にお伺いしたいと思いますけれども、社会保障給付費と国民負担の補足資料で、三ページ目のところでいただきましたけれども、本当にこれを見ると日本は中福祉低負担あるいは高福祉低負担であるということが明らかであるわけなんですけれども、国民の皆様は非常に負担をこれ以上負うことに対して物すごい抵抗感を持っていらっしゃるんですけれども、その理由は二つあるのかなというふうに思っております。 一……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 今日は、現内閣の経済、財政、社会保障に関する思想と今後の見通しについてお話を伺いまして、誠にありがとうございます。幾つも数字を出していただいて説明をいただいたんですけれども、ちょっと順を追って背景を確認させていただきたいというふうに思っております。 まず、内閣官房から出していただきました経済と社会保障の資料につきまして、七ページ目、健康大国戦略という資料のところがありますけれども、こちらで医療の市場規模が五十九兆円で介護の市場規模が十九兆円ということを二〇二〇年までに実現すべき成果目標として掲げられていますけれども、医療、介護というのは社会……
○竹谷とし子君 今日は三人の皆様にお話を伺いまして本当に参考になりました。ありがとうございました。 まず、岩田先生にお伺いしたいことなんですけれども、生活保護の問題点ということで三つ、資料の方で指摘をしていただきましたけれども、社会保険や求職者支援対策とのリンクが弱いというふうに御指摘いただいている件について、これをどのようにリンクをさせていけばいいのかという具体的なお考えがありましたらお伺いしたいのと、もう一つ岩田先生にお伺いしたいのが、震災の件についても触れていただきました。ここで、仮設から将来的に出られない方々、そういった方々を想定したプランニングが必要だという示唆をいただいたと思いま……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 今日は三人の参考人の先生方、貴重な御意見をいただきまして、誠にありがとうございました。 まず小黒先生にお伺いしたいんですけれども、マイルドなインフレ、リフレというふうに言われている考え方がありますけれども、リフレで財政赤字を解消できるというそういう考え方につきまして、小黒先生の御意見、お考え、伺えればというふうに思います。 そして次に、大沢先生にお伺いしたいんですけれども、日本の貧困の問題で、生産性が上昇しても賃金が伸びていないという問題点の御指摘ありました。企業の営業余剰が雇用者の報酬の方に行っていないという問題ですけれども、これについ……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 二月からこれまで、政府からの説明聴取及び質疑、そして参考人からの意見聴取及び質疑ということで、非常に充実したお話を聞かせていただいたことに感謝申し上げたいと思います。 三点、私はこの中から重要な点だと思われるものをまとめました。 まず一つ目は、喫緊の課題として優先的にやらなければいけない社会保障の問題点として、貧困格差是正が私はあると思っています。 働いても生活保護受給世帯以下の生活しかできない世帯や、年金をこれまでずっと納めてきて、それでも国民年金だけで暮らすには生活保護以下になってしまうという、そういった問題。また、手厚く支援すべき……
○竹谷とし子君 諏訪社長、似鳥社長、今日はお忙しいところを貴重な御意見賜りまして、本当にありがとうございました。 諏訪社長にまずお伺いしたいんですけれども、中小企業への若者の就業ということでミスマッチが生じている、中小企業は採用したいと思っているけれども若者がなかなか行かないという、そういう問題につきまして、公明党で若者雇用調査というのを今回やらせていただきました。その中で、学生へのアンケートの中で、中小企業への就業意欲というのが非常に高いということが明らかになってまいりました。また、中小企業と大企業と、安定性とかやりがいとかそういったところの視点でイメージを聞きましたところ、やりがいという……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 藤井参考人、櫨参考人、本日は大変参考になるお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。 藤井参考人は、昨年の参議院復興特別委員会でのお話に引き続き、今日も前回にも増して情熱的な説得力のあるお話をいただきました。 公明党も防災・減災ニューディール政策ということを出させていただきまして、災害に強い日本をつくると同時に経済も成長させるという、そういう政策を出させていただいております。本日の先生のお話にも大変賛同する部分がたくさんございました。 資料の十六ページに一九九七年から日本だけが公共事業を大きく削減したという、平成八年を起点とすると平……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 いろいろお伺いしたいことあるんですけれども、絞って質問させていただきます。 本日、経済成長と雇用の課題ということでお話をいただきました。 まず、経産副大臣にお伺いしたいんですけれども、資料の四ページ目で攻めの空洞化対策で、国内の潜在需要を掘り起こす産業分野でヘルスケア産業と新たなエネルギー産業を挙げていただいております。これによってどれだけ二〇二〇年度のGDPを拡大する目標であるかということと、そのためには当然、規制改革とともに財政支出も必要になると思います。それに係る財政支出が幾らというふうに考えているか、お伺いしたいというふうに思いま……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 持続可能な経済社会ということで、デフレ・円高不況で、この失われた二十年と言われる中で国富が失われていったと思います。円高、円安ということで、メリット、デメリットを受ける企業からも参考人の方にお話を伺いましたけれども、円高を克服したとしても、やはり人件費が高いので価格競争に陥るような物づくりというのは海外に流出していってしまうというこの流れはなかなか止められないと思いますけれども、ただし、日本に本社機能また研究開発機能、企画機能を置いてもらうということについては、これはまだまだ勝負できる分野だと思いますので、この点について政府はしっかりと後押し……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 公述人の皆様、本日は大変貴重な御意見を賜りましたことを心から御礼申し上げます。本当にありがとうございます。 私の方からは、まず、消費税を増税する場合にこの逆進性の問題をしっかりと解決するための対策を打たなければいけないということで、公明党としては八%の段階から軽減税率もその検討を選択肢として含めることを主張をいたしました。 この軽減税率、複数税率とも言われるものでありますが、これにつきまして長谷川公述人から先ほどお話がありました。この中で、先ほど梅村委員、また塚田委員の方からも質問をされておられましたが、もし食料品等に軽減税率を適用した場……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 本日は公述人の皆様、ありがとうございました。私からはまず、同じ女性である大嶋公述人にお伺いしたいと思います。 今日は、社会保障を一部の人、特に生活が困難な方々のための問題ととどめるのではなくて、社会全体、特に現役世代が働くことを支えるという視点で社会保障を強化すべきという御提案をいただいたというふうに思いました。 人口減少時代の到来で、二〇三〇年には三人に一人が高齢者、三世帯に一世帯は単身世帯と推計されるように、人口構成も家族構成も大きく変わっていくと思います。支え手である現役世代、その数が減少すると同時に、長引く不景気で安定した仕事を得……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法案について質問させていただきます。 本法案は、昨年八月に成立した社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の改正による来年からの消費税増税が二段階にわたるものであることもあり、中小・小規模事業者を中心に消費税の価格転嫁が懸念されており、転嫁しやすい環境の整備が求められていることへの対応です。 事業者が転嫁に御苦労される背景には、消費税以前に、取引上優越的な地位にある大手事業者からの値引き圧力に対して、不況下にあって、中小・小規模……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。 今日は、高鳥副大臣に二点、質問というか提案をさせていただきたいと思っております。 先ほど岡田財務副大臣の御説明の中に、我が国の社会保障支出と国民負担率の関係というのは中福祉低負担という御説明がありました。 また、平木委員からは、負担を国民にお願いするに当たって国民の受益感が圧倒的に欠如しているという、そういう問題点が指摘されましたが、私も全くそのとおりであると思っております。 この受益については、実は国民の社会保障の受益、金額で平均で人口で本当に頭割りしたざっくりした数字で、百十兆を人口で割れば八十万円以上と、年間それだけの社会保障の受……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 こども家庭庁設置法案の提案理由に、子供を誰一人取り残さず、健やかな成長を社会全体で後押ししていくため、強い司令塔機能を有するこども家庭庁を設置するということがうたわれております。その観点から質問させていただきます。 自治体が子供医療費の助成を独自に行っております。子供が必要な医療を受けて、健やかに成長することに役立っています。自治体による格差、所得の格差、こうしたものがあるので、それをなくしていってほしいと保護者の方々からお声があります。 また、国は未就学児以降の子供医療費助成を行う自治体に対して、国民健康保険の国庫負担金を減額するいわゆるペナル……
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。 まず、脱炭素成長型経済構造への円滑な移行のための低炭素水素等の供給及び利用の促進に関する法律案について質問をさせていただきます。 本法律案の提案理由の中で、二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けて、鉄鋼や化学等の脱炭素化が難しい分野においても、グリーントランスフォーメーション、いわゆるGXを推進していくということが不可欠であり、こうした分野では、その安全性を確保しながら低炭素水素等を活用することが重要であるというふうにされているところでございます。 昨年七月に閣議決定されました脱炭素型経済構造移行推進戦略におきまして、大規模かつ強靱なサプライ……
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