このページでは安井美沙子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。安井美沙子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○安井美沙子君 おはようございます。民主党の安井美沙子です。 七月の通常選挙で愛知から当選をさせていただきました。これまではコンサルタントや政策シンクタンクの研究員として行政改革や地域の活性化、農政や食の安全について研究、提言活動を行ってまいりました。本日は、議員として初めて質問の場に立たせていただきましたこと、心より感謝申し上げます。 本日、早速ですが、馬淵大臣が所信表明で言及されました三つの背骨の各分野から質問をさせていただきたいと存じます。 まず一点目は、国民の背骨、その中でも国民の安心、安全にかかわる質問です。 先日の尖閣諸島沖の漁船衝突事故を受けて、私自身も領海警備の重要性を……
○安井美沙子君 民主党の安井美沙子でございます。本日は航空行政に関して質問の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。 国土交通行政におきましても、被災地の復興が最優先です。しかし、そのためには日本経済が競争力を持ち続ける必要があります。中でも、航空行政の大胆な見直しによる日本経済の再生、日本の空港の再生、強化は日本経済復興の一要素として大変重要だと考えております。 まず、近年の日本の航空行政に関する政府の見解についてお伺いします。 昨年の羽田空港の国際化を経て、政府としては、東で成田プラス羽田、西で関空プラス伊丹を二大ハブ空港と位置付けているものと理解しておりますが、データが入手……
○安井美沙子君 民主党の安井美沙子です。今日は質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 本日は、菅内閣の自由貿易、経済連携に関するお考えと取組状況について掘り下げて質問をさせていただきます。 まず、平成の開国という理念についてお伺いします。そもそも、なぜ開国という言葉を使われるのですか。日本の貿易自由化は相対的に進んでいると見ることができます。例えば、WTOでゼロ税率を譲許している品目の割合で見ると、平均で日本が五三%であるのに対し、アメリカは四六%、EUは二九%、韓国は一四%です。 総理、開国という言葉は実態を正確に表してないのではないですか。
○安井美沙子君 民主党の安井美沙子でございます。 経産委員会で初めて質問する機会をいただきまして、ありがとうございます。元気出して頑張りたいと思います。 元々、経営コンサルタント出身でありまして、政府の中小企業対策には少なからず関心を持っておりました。より正確に申し上げるならば、ちょっと厳しい言い方ではございますけれども、中小企業対策に含まれる各種支援策や補助金等は、日本の中小企業の体力を実質的に強化し得るものなのか、それとも、ただ息絶え絶えの中小企業を生き長らえさせるだけのセーフティーネットなのかという問題意識を持っております。 スウェーデンは高福祉高負担で有名ですが、充実した社会福祉……
○安井美沙子君 おはようございます。民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日審議の対象となっている通称石油備蓄法ですが、災害時の石油の供給については、私も被災地に行って実際にガス欠に遭いまして非常に大変な目に遭いましたので、本当にこの法案がいよいよ審議にかかったことは大変歓迎しておりますけれども、今日はあえて後の方にあります資源開発に係る支援機能の集約化、整備と、こちらの方に着目して質問させていただきたいと思います。 もちろん災害時のことも重要であることは間違いないわけですけれども、低迷を続ける日本経済にとって資源開発を強化することが非常に私は重要だと思っておりまして、かねてからそ……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、平成二十二年度外務省決算のうち国際機関の邦人職員増強の必要性について伺います。 玄葉大臣におかれましては、近隣諸国との緊張関係が増し大変お忙しい中御対応いただきまして、感謝申し上げます。 本日のテーマは、緊急性こそ高いとは言いませんが、是非、決算委員会の場で玄葉大臣にお考えを確認させていただきたいと以前から考えていたものです。 私は、国際機関で働く邦人職員を支援する民主党の議連、通称国邦議連で活動しています。邦人の邦と宝という字を掛けておりまして、名付け親は鳩山元総理ですが、邦人職員を宝のように大切に思っているというメ……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、国の食育事業についてお伺いします。 私は、議員になる前から食料安全保障や食の安全、そして食育といったこと、食をライフワークとして研究調査に取り組んでまいりました。そして、議員になった直後の党内事業仕分におきまして農水省を担当し、国の食育事業を検証する機会を得ました。その際は、事業仕分ですから主に予算の使われ方の妥当性について検証したわけですけれども、そのときにも事業内容についてもちょっと気になるところが幾つかありました。それから二年余りがたったわけですけれども、食育事業として国が何をやってきたのか、このことについて今日はこ……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 昨日は地元名古屋での地方公聴会にも参加させていただきまして、本日は質問の機会もいただきまして、ありがとうございます。 昨日の地方公聴会でも取り上げられました給付付き税額控除と軽減税率について今日は絞って質問をさせていただきます。 これらについては、本委員会でも既にかなりの時間にわたり審議されてきましたが、どうもそれぞれの制度のメリットと課題を指摘するにとどまっており、じゃ、結局どうするのかという方向性も決意も見えないままに採決後の協議に委ねられてしまうようで心配です。衆議院で、参議院でどれだけ審議時間を消化したとしても、逆進性対……
○安井美沙子君 民主党の安井美沙子です。 本日は、茂木大臣の所信表明に対する質問をさせていただきます。 最近、各委員会で質問者、答弁者の先輩後輩シリーズが続いておりますけれども、本日、私、マッキンゼー時代の大先輩である茂木大臣に質問させていただけることを大変光栄に思っております。 問題解決のプロフェッショナルとして、民間企業や自治体など、数々の課題を解決されてきた茂木大臣ですから、国政にあっても、日本経済に山積する難問を次から次へと解決してくださるであろうと大変に期待をしております。かつての職場では、直球勝負のやり取りをしながら問題の本質に迫ることを是としており、そのカルチャーで鍛え上げ……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、平成二十五年度当初予算案の委嘱審査ということですが、委嘱審査を行う本委員会を、このように与党の皆さんも全員おそろいになって当初の予定どおり開けて幸いに思います。 昨日は、与党の皆さん欠席の中、予算委員会が開かれるという異常な事態を初体験させていただきました。私は昨年まで与党国対を担当していましたが、参議院で中身の濃い議論をし、審議をし、一本でも多く法案を通すべく汗をかいてまいったつもりでございます。もちろん委員会を欠席するなどということはあり得ないことです。かつて本委員会においても、ほとんどの野党の皆さんが欠席の中、いわゆ……
○安井美沙子君 民主党の安井美沙子でございます。 参考人の皆様におかれましては、本日大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 十分間の割当ての中で、できれば全く次元の違う質問なんですが二問させていただきたいと思っておりまして、質問内容から中上参考人と松村参考人にお伺いしたいと思っております。 まず、一問目は、本当に生活者、消費者としての長年抱えていた問題意識でございます。 私は以前から、電車の中とそれからデパートの中の空調の温度調節について、大変問題があると思っております。先ほど中上参考人からは消費者の行動が基本であるというふうにおっしゃられたのですけれども、これは消……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、昨日の代表質問に続きまして、消費税転嫁対策特別措置法案について関係閣僚の皆様に質問をさせていただきます。 昨日の本会議におきましては、私の真摯なる質問に対し、ほとんど意味のある答弁をいただけなかったこと、大変遺憾に思っております。本日はほぼ昨日と同じ趣旨の質問をさせていただきますけれども、納得のいく御答弁をいただくまで何度でもお伺いしますので、どうぞよろしくお願いいたします。 一問目は、昨日御確認させていただかなかった内容でございます。 まず、本法律案の前提となる消費税率引上げについてお伺いいたします。 消費税率引上……
○安井美沙子君 私は、ただいま可決されました消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党及び新党改革の各派並びに各派に属しない議員浜田和幸君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 消費税の転嫁対策の実効性を確保するため、転嫁状況の検査等体制の一層の強化を図る観点から……
○安井美沙子君 私は、ただいま可決されました株式会社海外需要開拓支援機構法案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党及び新党改革の各派並びに各派に属しない議員浜田和幸君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 株式会社海外需要開拓支援機構法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 財政投融資特別会計からの五百億円の株式会社海外需要開拓支援機構に対する出資に加え、民間からも相当額の出資が得られなければ対象事業者がモラルハザードを生ずる懸念があることから、五十パーセント未満を限度として民間か……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、諸般の事情によりまして、自民党筆頭理事の松村理事にトップバッターをお願いさせていただきましたが、これまでの中小企業政策の経緯を教えていただきまして、本当に勉強になりました。また、中小企業にそして小規模企業に対する思い入れも、熱い思いも伺いました。民主党も負けてはおりません。民主党も中小企業の大応援団でございます。 本日のこの法案に関しましては、民主党政権下で閣議決定した中小企業憲章の精神を具現化する内容でありますし、また、同じく民主党政権下で実施したちいさな企業未来会議で集約した小規模企業の声を反映した内容でありますことか……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子です。 本日は、財政金融委員会において初めての質問をさせていただきます。復興財源及び金融緩和の出口戦略について、時間の許す限り伺いたいと思っております。 まずは、復興特別法人税について伺います。 安倍内閣では、五兆円の経済対策と併せて一兆円規模の税制改革に取り組むとのことですが、この一環として復興特別法人税の一年前倒しが実現する見込みと認識しております。復興特別所得税が今年から二十五年間課され、住民税は来年から十年間加算される一方で、あと一年しか残っていない復興特別法人税を特出しし、前倒しで廃止するということについては、先日の予算委員会で安倍総……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、環境省に幾つか質問させていただきます。 まず、被災地の災害廃棄物の広域処理についてお伺いをいたします。 東日本大震災の被災地におけます災害廃棄物及び津波堆積物の処理は、福島県ではまだ継続中ではありますけれども、岩手県、宮城県で目標期日であった今年三月末に完了いたしました。途中、私、宮城県石巻市でこの大変なお取組、視察をさせていただいたんですけれども、本当に御努力をされていまして、本当に被災各自治体のこの御努力に対して敬意を表したいと思います。 これ、かつては物議を醸した話題でありましたけれども、今は人々の脳裏から忘れ去……
○安井美沙子君 民主党の安井美沙子でございます。 今の風間さんの質問に引き続きまして、成長戦略についてまず伺わせていただきます。 安倍政権の成長戦略に女性の活躍推進が一つの重要な柱として盛り込まれていますけれども、今回の税制改正にはこの活躍を後押しするような具体的なメニューが見当たらないように思いまして、この点について確認をさせていただきたいと思っています。 再興戦略には、就業率を上げるという目標と指導的地位に占める女性の割合を上げるという目標が二本立てになっています。内閣府男女共同参画室に伺いたいのですが、それぞれについて、現状とそれから二〇二〇年の目標値を教えていただきたいと思います……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 今日は、二十分の質問時間の中で、できれば三分野についてお伺いしたいと思っております。 今、安倍総理がダボス会議やそれからG7などでも法人税の減税ということに対する非常に強い決意を表明していらっしゃいますので、これが今国民の関心を非常に呼んでいる最重要課題の一つだと思っておりますので、このことについてお伺いしたいと思っているんですけれども、この代替財源、恒久的な代替財源ということになりますと、まだこれが全然決まっていない話だと思いますので、何をお伺いしても基本的には禅問答のようになってしまうのかなと思いまして、あえてその話以外のこと……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。本日は質問の機会をいただきましてありがとうございました。 景表法に絞って質問させていただきます。 今回の景表法改正は、昨年秋以降のホテル、レストラン等における食品表示偽装事件を契機としてこの機運が高まりまして実現したものです。これにより消費者団体等が長年待ち望んでいた課徴金制度についても検討が始まったことは、我が党からの要請でもあり、一定の意味があるというふうに承知しております。しかし、本改正案を含む政府の現在の取組では食品偽装表示問題の根本的な解決につながるかどうか私は疑問に思っておりまして、今日はその点について質問させていただき……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 午前中の審議もなかなか充実した内容でございましたけれども、途中、麻生大臣から補正予算やろうというお声もありました。私、しっかりやらせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、復興特別法人税の一年前倒し廃止についてお伺いします。 私は、今回の税制改正におけるこの判断については、財政金融委員会でも麻生大臣に質問させていただきましたけれども、いまだに納得できないでおりまして、しつこい女と思われるかもしれませんけれども、今日はとことん聞かせていただきます。 復興特別法人税の前倒し廃止について、安倍総理を始め政府のどな……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、今、小林議員が先ほども質問されていましたけれども、再生可能エネルギーの接続保留問題について、いただいた三十分間、ガチンコで政策議論をさせていただくつもりで昨夜まで準備しておりましたけれども、今朝になって小渕大臣の一連の報道が出てまいりまして、このことを聞かずにはいられなくなってしまいました。 政治家として政治資金の問題というのは説明責任がございますので、このことをきちっと説明していただかないと、いつまでもこの問題が尾を引いて、経済産業委員会だけは政策議論をできると思っていましたけれども、経済産業大臣としての重責を担っておら……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 前回、十六日の質問機会をいただいたときには政治資金問題でほとんど私の質問の時間を使ってしまいましたので、今日はどうしようかなと思っておりましたけれども、国民の皆様からはしっかり政策の議論をしてほしいという声が多かったですし、今、直嶋議員の質問を聞いていて、現時点で宮沢大臣にお聞きしなければいけないことはほぼ全てカバーされたのではないかというふうに思いましたので、私は、今喫緊の課題となっております経産分野の課題について質問させていただきたいと思っておりますが、直嶋議員の質問の中で福島に入っていないという御指摘がありましたけれども、元経……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 今、ちまたでは解散風が大いに吹いておりますけれども、この国会の優先課題がこの地方創生だったと思います。もしこの解散・総選挙が年内にありましてこの法案が廃案になるようなことがあったら、一体これは何だったのかと、そしてこの特別委員会は何のためにつくったのかということは私たちは大いに物申したいと思いますし、石破大臣も同じお気持ちなんではないかと思います。私は、これはしっかり地域再生ということは与党野党なくやっていかなければいけないことだと思っておりますので、今日はせっかくの機会ですので、しっかり中身について議論をしたいと思います。 石破……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 短い質問時間なので、早速、質問に入る前に一言申させていただきたいと思っております。 昨年の臨時国会で、私、小渕優子前経産大臣の政治資金問題について質問させていただきました。そのときに資料要求をさせていただいたわけですけれども、委員長、理事の皆さんのお計らいでその一部が提出していただきましてありがとうございました。 しかしながら、本当に一部でございまして、肝腎な資料がまだ提出されていないという状況でございます。取調べの状況などを鑑みますと、なかなかこれが提出されてくることは期待できないのかなというふうに思っておりますけれども、衆参……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 今日は、三人の参考人の皆様に大変貴重なお話を伺いまして、ありがとうございました。 まず、四国タオル工業組合代表理事近藤聖司様にお伺いをいたします。 私も、一回今治タオルを使い始めてからほかのタオルが使えなくなりまして、特にバスタオルは本当に愛用しております。実は、今治のタオルを知ったきっかけといいますのは、議員になる前に私、JAPANブランド育成事業の研究をしておりまして、その中で幾つかの実際の対象事業を調査したんですけれども、今治、そして鯖江の眼鏡、それから山形のカロッツェリアプロジェクトなど、中でも際立った事業について調査を……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 質問に先立ちまして、現在、国会の各所で話題になっておりますTPP交渉に関する国会に対する情報提供の問題について、今日は、内閣委員会も開催される中、大変お忙しい中、西村内閣府副大臣にもお越しいただきましたので冒頭質問させていただきます。 TPP交渉、現在、農水省、農水委員会などで、あるいは外防委員会でこの議論がされておりますけれども、もちろん経済産業委員会にも非常に影響のある話題ですので、是非お答えをいただきたいと思います。 西村内閣府副大臣は、五月四日、ワシントンDCの記者会見におきまして、TPPの合意内容について国会議員に開示……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 冒頭、小渕優子前経産大臣の説明責任について、これはひとときでありましても経済産業大臣という重責を担われたというこの責任を深く自覚をしていただきまして、必ず一政治家としての責任を果たしていただけるよう、御本人はここにいらっしゃいませんが、しっかり経済産業委員会の議事録に残させていただきます。 それでは、質問を始めます。 現在、衆議院の特別委員会で安全保障の審議が行われております。御案内のとおり、集団的自衛権の発動要件の一つである存立危機事態をめぐって、政府・与党を含め答弁の不一致が指摘されている、こんな状況であります。 資料の一……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 システム改革、これ本当に国民生活、そして日本の産業界に大きな影響を与えるものですから、私はこの審議、本当に最後まで尽くさないと責任が果たせないというふうに思っています。第一弾のプログラム規定のときから非常に長い時間がたちましたけれども、当時、ガスシステム改革や熱供給というような話は全くなかったものですから、その部分については非常に私は拙速な議論になっているという感を拭うことができません。 今回のこの改革、改革のための改革になっていないか、それから、本当に国民の利益につながる内容になっているか、この国会で必要な検証を全てしたのか、こ……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 早速質問に入ります。 事業承継は中小企業が直面する課題の中でも重要かつ非常に悩ましいものであると同時に、地域経済の観点からも国として重要課題の一つと位置付けるものだと認識をしております。 今回の改正案につきましては、増加傾向にある親族外承継に対応するために遺留分の民法特例制度を親族外にも適用できる拡充措置等を含むものであり、改正案自体に異論はございません。十年以上前から親族外承継が四割にも達していることからすれば、むしろ時代の流れに合わせてもっと早く改正すべきだったと考えています。 そこで、法律自体についてというよりも、中小企……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。今日は、三つのテーマについてお伺いしたいと思っております。 まず最初は、いわゆる十五か月予算の決算審査についてお伺いいたします。 最初に私の問題意識を申し述べさせていただきますが、政府が十五か月予算というからには、決算審査も十五か月決算をしなければ筋が通らないのではないかというものです。国家予算は本来単年度主義であるべきというのは憲法八十六条で規定されております。しかし、現実の行政執行においてはそれはやりにくいことも出てくることから、繰越制度や基金等の、言葉は悪いですけれども、逃げ道がつくられております。 安倍政権におきましては、……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 今日は、エネルギー問題について経産省にお伺いをいたします。 先月の末にエネルギーミックスに関する政府の素案がようやく明らかになりました。福島で原発事故が起きて日本のエネルギー政策を根本から見直さなくてはならなくなってから、はや四年がたちました。日本の目指す方向が分からなくては事業者は投資判断ができないので、エネルギーミックスを早く示すように私も政府に再三催促をしてまいりましたが、なかなか出てこず、参院選、総選挙、統一地方選と一連の選挙が終わった途端に出てきたのは、まるでエネルギー問題を選挙の争点からあえて外すためだったのではないか……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 今日は、集中審議のテーマが安倍内閣の基本姿勢ということでございまして、冒頭に、安倍内閣の政策に共通する特徴を私なりに三つほど挙げさせていただきたいと思います。 まず一つ目、近視眼的で中長期的なビジョンがない。とにかく目先。成果が出るまでに時間の掛かる政策というのもたくさんあります。しかし、それに、将来の日本にとって大事であっても、そういった時間の掛かる政策にじっくり取り組んでいくという姿勢が見られません。 そして二つ目、威勢のいい目標やスローガンを掲げるけれども、ゴール達成に向けた具体的な道筋が見えない。世界で一番企業が活躍しや……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、一昨日の大臣の所信に対しての質問、経済産業分野の多岐にわたる分野について質問させていただきます。初めてのやり取りになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、大臣が就任されたのは、安倍第三次改造内閣の発足の十月でございました。昨年の十月からもう半年がたっているわけですけれども、所信表明の時期がこの時期になったということは大変異例のことだと思います。これはひとえに野党の再三の要請にもかかわらず臨時国会が開かれなかったからなのですけれども、所信表明が今の時期にずれ込んだことについて大臣はどのようにお考えでしょうか。
○安井美沙子君 民進党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、中小企業の法案については柳澤先生の方にお任せをすることにいたしておりまして、その法案の質疑に先立ちまして、先日、三月十日の本委員会において、大臣所信に対する質疑で私が質問させていただきました林大臣の政治資金についての追加質問をさせていただきます。 そのときに更なる調査と理事会への報告を求めまして、三月二十九日に林大臣から回答をいただきました。その調査、二十日も掛かった割には答弁でお答えいただいた域を余り出ないものであったことは残念でありますけれども、とにかく御回答いただきました。 それによりますと、千葉県第十区総支部から……
○安井美沙子君 民進党・新緑風会の安井美沙子でございます。今日はよろしくお願いいたします。
今般の熊本地震では、多くの犠牲者の方が出、また建物の損壊など多くの被害も出ているわけですけれども、企業も様々な被害を被り、事業の継続、再開に困難を感じている経営者の方もさぞ多いことと思います。トヨタが被災地における部品の生産、調達ができなくなったことから生産を停止したということは報道されておりますけれども、現地の中小・小規模企業の被災状況と企業活動への影響についての見立てを教えていただきたいと思います。
【次の発言】 是非よろしくお願いいたします。
とにかく今は迅速な対応が求められます。中企庁が早速……
○安井美沙子君 私は、ただいま可決されました原子力発電における使用済燃料の再処理等のための積立金の積立て及び管理に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民進党・新緑風会、公明党及び日本のこころを大切にする党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 原子力発電における使用済燃料の再処理等のための積立金の積立て及び管理に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 核燃料サイクル政策は、今後の原子力発電所の稼働量、再処理施設の稼働時期、技術革新、国際情……
○安井美沙子君 民進党の安井美沙子でございます。 各参考人の先生方におかれましては、本日は貴重なお話をありがとうございました。 石川参考人にお伺いをいたします。 シンクタンクで御一緒していた頃からその現実的な政策提言にはいつも感心をしていたわけですけれども、この再エネ分野においても大変現実的な御提言をしてくださっていると思います。特に、既設原発の稼働率を高めることで生じる収益増分の一部を再エネ賦課金として充当し再エネ導入を促進する、あるいは廃炉費用に充当するというようなことを御提言されております。 経済的な側面だけを見ますと、これは大変合理的で現実的で受け入れやすいというふうに思うわけ……
○安井美沙子君 私は、ただいま可決されました電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民進党・新緑風会、公明党、おおさか維新の会、日本を元気にする会・無所属会及び日本のこころを大切にする党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 再生可能エネルギーについては、持続的かつ最大限の導入を進めていくとともに……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、決算の参議院というぐらいで、私たち参議院が非常に重要視している決算審議、私もいろんな質問を準備してまいりましたけれども、昨晩、大変衝撃的なニュースが飛び込んでまいりました。 甘利大臣、尊敬申し上げる甘利大臣の政治と金にまつわるニュースでございました。多くの国民の皆さんも驚かれていることと思いますので、今日は最初にその件について伺わざるを得なくなりました。現時点で確認させていただかなければならないことだけに限定して今日は最初にお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 本日発売の週刊文春に、甘利大臣本人及び秘書……
○安井美沙子君 民進党の安井美沙子でございます。 今日は、食品ロスの問題について質問させていただきます。 食品ロス、御案内の方も多いかと思いますけれども、日本では食品廃棄物等二千八百一万トンが一年間に出ておりまして、このうちいわゆる食べられるのに捨てられている食品ロスが六百四十二万トンあります。これ、事業系と家庭系と半々ぐらいなんですけれども、平成二十四年度の推計値になります。これが一体どのくらいのものなのかというのはなかなか肌感覚では分かりにくいですけれども、一年間の米の収穫量に匹敵するぐらいだなどと言われています。そして、海外と比べてこれが多いのか少ないのかということもいろいろお問合せ……
○安井美沙子君 民進党・新緑風会の安井美沙子でございます。 まずは、熊本地震で亡くなった皆様に心よりお見舞いを申し上げますとともに、今もなお不安の中で大変不便な生活を強いられている皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、このことについては与野党を超えて早期の打開に向けて努めてまいりたいと存じます。 熊本の地震のことがございましたので、ちょっと質問の順番を変えさせていただきますことを御了承ください。 政府・与党内では、早くも、長期の熊本の復旧復興を見据えて、今年度補正予算の編成を求める声が出始めたという報道があります。高木大臣は、いずれこの熊本地震の復興も担当されることになるのでしょう……
○安井美沙子君 民進党・新緑風会の安井美沙子でございます。 地域再生改正法については、これまでも衆参両院で多くの質問がされてきまして、いい議論がされてきていると思います。私は、石破大臣はほかの閣僚と違って御自分の言葉で信念を持って真摯に答弁してくださいますので、耳を傾け拝聴しているわけですけれども、それでも残念ながら腑に落ちるような説明というのは私は余りなかったというふうに思っています。 石破大臣は、御自身が地方創生担当大臣になられてから本当に様々なことを研究され、そして御自身の確信を持って、政策に確信を持って、その伝道師として熱く語られるんですけれども、特に野党側の議員がいろんな提案や疑……
○安井美沙子君 民進党・新緑風会の安井美沙子でございます。 私も、引き続きまして消費者庁等の徳島移転について伺います。 私は、この件が大きく報道された三月に予算委員会で河野大臣に既に質問をさせていただきましたけれども、その後、衆参の多くの議員が質問してまいりました。それだけ世論の関心が高いということだと思っております。今日を逃しますと、八月末の判断までに国会審議の機会があるかどうか分からないということですので、法案については森本理事にお任せしまして、私はこの問題に集中して質問させていただくことにいたします。 消費者庁、消費者委員会、国民生活センターの徳島移転については、徳島関係者以外で積……
○安井美沙子君 民進党の安井美沙子でございます。 会派の名前はまだ変わっておりませんけれども、昨日、結党大会がございまして、国民とともに進む民進党が生まれました。必要ならいつでも政権交代ができる勢力が存在して、日本も初めて普通の国になれるのだと思います。 ゲストでお越しになった脳科学者の茂木健一郎さんのメッセージが印象的だったので、御紹介いたします。今、世界はイノベーションが起こり、次から次へと新しい動きが出てくる中で、政権交代できない社会風土は我々を未来に連れていってくれない、こういうものです。 先ほど来の保育に関する政府の答弁を聞いておりまして、市民が野党を動かした、そして野党が与党……
○安井美沙子君 これまでの調査会において、経営者や学識経験者の方々から貴重な御意見や御提言をいただきました。改めまして、参考人の皆様に感謝申し上げます。 中でも共感を覚えたのは、京都大学大学院教授の藤井聡参考人のデフレ期こそ公共投資を積極的に行うべきだとの見解です。 民主党政権は、コンクリートから人へというキャッチフレーズの下、公共投資を極端に削減しました。二〇一〇年度の予算では公共事業の見直しを行い、七兆円あった予算を一・三兆円、率にして一八%を大胆に削りました。コンクリートから人へというキャッチフレーズは、一般有権者に政策転換を理解していただくためのつかみとしては大変分かりやすいのです……
○安井美沙子君 民主党の安井美沙子でございます。質問の機会をありがとうございます。 主に総務省に質問をさせていただきます。 私、今日はODA特別委員会の派遣、ベトナムから今朝帰ってまいりまして、たまたま昨日、おとといと、ロンアンとそれからホーチミンの下水道事業及び工業団地の視察をしてまいりましたので、非常に何というか、肌実感でちょっと感じていることがございます。 先ほど来、いろいろ、縦割りといいますか、水ビジネスというふうにくくったときに、皆さんのその立ち位置の違いなど指摘があって、組織的にどういったものがいいのかというのが委員の間でも話されていますけれども、私はちょっと総務省さんの御説……
○安井美沙子君 民主党の安井美沙子でございます。 永濱公述人、原田公述人におかれましては、貴重なお話をありがとうございました。 先ほど来、春闘の話が出ておりまして、私もこのことを聞きたいと思っておりました。大手製造業を中心に久々のベアを実現したということで、私もこれは朗報と受け止めておりますけれども、あくまでこれは一部の企業でありまして、今後これが中小企業に広がっていく保証はありません。 先ほど、マスコミがこれをたたきますからというようなコメントもいただきましたけれども、民主党政権のときに比べるとマスコミのたたき方というのは本当に緩くて羨ましいぐらいなんですけれども、私たち、健全野党です……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 今日は参考人の先生方、どうもありがとうございました。 財政再建のためには社会や政府への信頼感がやはり必要であること、今は中間層が低所得者に寛容でいられない社会になっていること、非常に勉強になりました。それから、北欧で痛税感が意外と低いということも驚きでありました。そういうことを伺った上で、現在、給付付き税額控除というものに対する検討が政府の方で滞っていることが気になっておりまして、このことについてお三人に伺いたいと思っています。 たまたま、消費税一〇%増税時の低所得者対策として、軽減税率と給付付き税額控除というのを同時に検討すべ……
○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、両参考人、ありがとうございました。 時間が短いですので、別々の質問をさせていただきたいと思います。 まず、岩崎参考人にお伺いをいたします。 先ほど、参議院の選挙制度については、一票の較差問題に翻弄されることがない安定性が必要ということで、地域代表という考え方をおっしゃっていたと理解いたしました。その場合ですけれども、現行の全国比例の制度についてはどのようにしたらよいと考えていらっしゃるのかということが質問です。 また、将来、地域代表となったときに全国比例をどうするのかということと、あわせまして現在の状況についてのお考……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。