このページでは松沢成文参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。松沢成文参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 下村大臣、本当にごぶさたをしておりました。お元気でしょうか。大臣とこうして国会で議論をするのも十年ぶりということでありますが、今回参議院の文部科学委員会に入れていただいて、私は大変光栄に思っております。 といいますのは、私は下村大臣を政治家として尊敬しているんですね。これ本当なんです。もううそを言ってもしようがないですけど。やはり政治家というのは、理念、思想がしっかりしてなきゃ改革できないんです。大臣にはそれがある。そしてまた、行動力、リーダーシップがないと大きな改革はできないんですね。そういう意味で、今回、オリンピック・パラリンピックの担……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。大臣、お疲れさまです。 これまで同僚委員から日本の教育現場の様々な具体的な事案について厳しい質問がなされておりましたけれども、私は、ちょっと大きなテーマでまた大臣と少し意見交換をして質問をしていきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 そのテーマは何かといいますと、日本の教育のあるべき姿、中でも政治参加教育、英語ではよくシチズンシップエデュケーションと言われますけれども、この政治参加教育の在り方について、日本の現状を憂えて少し質問をさせていただきたいと思います。 私たち参議院議員も、そして大臣も衆議院議員であります……
○松沢成文君 安倍総理、お元気ですか。ごぶさたをしておりました。 参議院のみんなの党の松沢成文でございます。 私もずっと地方自治にかかわっておりまして、十年間国会を離れておりまして、十年ぶりの国会質問でございます。よろしくお願いをいたします。 今、小野理事の方から大変シビアな質問がありました。私は、少し話題を変えて質問したいと思います。 オリンピック招致、安倍総理、ブエノスアイレスまで行かれて見事なプレゼンテーションをなされました。総理が先頭に立って頑張って見事な招致を勝ち取った。私は国民としても大変うれしく思っておりますし、総理の御努力に感謝を申し上げます。 そこで、オリンピック招……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 岸田大臣とはもう十年以上も前、衆議院の時代にはいろんなところで御一緒したことがございますが、今回参議院に復帰してきまして、参議院の外交防衛委員会で初めて大臣に質問させていただきたいと思います。 二つの協定と後段は国際情勢について、併せて質問をさせていただきます。 まず初めに、意匠国際登録ジュネーブ改定協定について質問をいたしますが、本改正協定における拒絶通報期間が最大十二か月まで延長されたということで、我が国のような審査主義国が参加しやすくなったというふうに理解をしております。この国際事務局、WIPOを通じて、一回の国際出願手続で複数国へ……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 私も文教科学委員会に所属していますので、もう大臣とは毎週質疑をさせていただいておりましてかなり辟易としているんじゃないかと思いますが、私も国会議員の務めでありますから、よろしくお願いいたします。 今日は、国際宇宙ステーション、ISSと訳しておりますけれども、この国際宇宙ステーションと日本の宇宙開発の在り方について大臣のお考えをお聞きしていきたいというふうに思います。 ISS、国際宇宙ステーションは、現在、日本、アメリカ、ロシア、カナダとヨーロッパの計十五か国で運用されているわけでありまして、日本はこれに一九八八年から参加をしております。こ……
○松沢成文君 答弁者のみんなの党の松沢成文と申します。 今、足立委員から、このIOCの基準に比べて我が党のこの対案が厳し過ぎないのかという、こういう御質問でありますが、まず、そもそも日本はWHOたばこ規制枠組条約に加盟をしております。その八条とガイドラインで、屋内の公共空間の受動喫煙からの害を守るためにしっかりと法的措置をとると、この法的措置は強制力を持たなければいけない、こうなっているんですね。それと、二〇一〇年にWHOとIOCが健康的なライフスタイルに関する合意というのを結んでいまして、その中でたばこフリーオリンピックを目指そうということになっています。 ですから、ほとんどのオリンピッ……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 文部科学大臣、連日御苦労さまでございます。質問に入ります前に、昨日の予算委員会の質問で言い忘れちゃったんでちょっとそのことに触れますが、昨日私は、五輪担当大臣の下村大臣に、オリンピック成功させるためには、とにかくスモークフリー、やはりたばこの煙のない健康的な都市をつくってオリンピックを迎えようということを質問しました。 それで、今日の夜からですか、ソチに行かれるということで、総理も行っていますけれども、文科大臣も行くと。このソチは、スモークフリーシティーなんですね。もうオリンピックをやるために、オリンピックの施設だけじゃなくて町じゅうを受動……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。大臣、お疲れさまです。 私は、大臣が文科大臣になって様々な活動あるいは様々な改革提案をされている、大変高く評価させていただいております。ちょっと褒め殺しになるかもしれませんが、日本国はこういう文科大臣を頂いて本当によかったなというふうに思っているんです。 大臣が様々教育改革の提案をされている中で、私自身一番うれしかったのは、つい数か月前に大臣が高校日本史を必修化していきたいと、その検討を始めるんだというふうに宣言していただいた。本当にうれしかったです。といいますのは、私自身もずっとこの問題取り組んできておりまして、もう七、八年前から実は文科省……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。大臣、連日御苦労さまでございます。 いよいよ東京オリンピックの招致が決定して二〇二〇年の開催まで六年ちょっとということになりました。せんだってはソチのオリンピック・パラリンピックが行われ、また夏の大会はリオデジャネイロ、それからもう一度冬の大会の平昌があって、その次に東京と来るわけですね。六年というのは長いようで短い、もうすぐやってくるんだと思います。 それで、今日はちょっとオリンピックの準備についてお聞きしたいんですが、まずその前に、ちょっと通告はないんですけれども、これ大臣の思いで結構ですので、東京オリンピックに向けて、特に若い選手をしっ……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 私立学校法の一部を改正する法律案に関連して、幾つか質問をさせていただきたいと思います。 今回のこの改正案は、堀越学園の大混乱を一つの契機に、二度とこういうことを起こさないようにということで、法律を改正して学校の組織や運営の在り方を見直すと、こういうことだと理解をしております。 その中で、私、一つ大きな疑問があったんですけれども、まず、今回の改正案の四十条の二で理事の忠実義務というのが規定されたわけなんです。そもそも学校法人と学校の役員というのは民法上は委任契約の関係にあって、その委任契約に基づいて元々善管注意義務、これは善良なる管理者とい……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 今日は、スポーツ庁についてちょっと大臣の考え方、見解を伺いたいなと思っております。 スポーツ庁については、三年ほど前ですか、スポーツ基本法ができて、その附則の中に、政府は、スポーツに関連する施策を総合的に推進するために、スポーツ庁始めそういう必要な施策を講じていくべきだという附則ができて、それを受けて、国会の方でも議連を中心にスポーツ庁の在り方について今議論を進めているというふうに聞いております。そしてまた、昨年にはオリンピック・パラリンピック招致が決定しまして、それを受けて、政府の方としても一体的な組織をつくっていくんだという方針が出てい……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文と申します。今日は三人の参考人の先生方、お忙しい中ありがとうございました。 まず、私は、ちょっと今までの質問とは違った角度で、今回の法改正に絡んでの消費者対策についてお伺いをしたいと思うんです。 今回の法改正のポイントというのは、今までの議論ありましたけれども、インターネット上の海賊版対策と健全な電子書籍市場の形成ということが目的だと思います。ただ、これまでの文化審議会の小委員会とかあるいは各関連事業団体の検討経過というのを見てみると、作家などの著作権者とまあ出版社ですね、それから経済団体とか、主に供給者側の視点から議論が進められてきたというふうに思えてな……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。よろしくお願いいたします。 まず、私は、ちょっと消費者庁の方、来ていただいているので、健全な電子書籍市場を形成していくというのがこの法案、改正の一つの目的ですが、市場というのは、当然、財やサービスの供給者側が健全に機能しなきゃいけないし、それを買ったり利用したりする今度は消費者というか受給者側ですね、こちらにもしっかりと情報が伝わっていないと健全に機能していかないわけですね。ところが、今回の法律案あるいは審議の内容を見ていても、著作権者だとか出版事業者だとかあるいはプラットフォーマーというんですかプロバイダーというんですか、こういう供給者の人た……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 大臣も、安倍内閣の一員として文科大臣に就任されて五百日を超えたと。日々充実した活動を送られていることと拝察をいたします。 大臣はこれまで、御自身の教育理念、政治理念も含めて、様々な改革を打ち出してこられました。その中で、特に高校日本史の必修化とか、あるいは道徳教育の充実とか、これまでになかった改革の方向も打ち出していただいて、私はその多くを評価をさせていただいているところでありますが、一つ、大臣の打ち出す改革で方向性、内容が分からないというのがございます。それは、学校週六日制の導入というか土曜日の活用の仕方について、自民党の総選挙の公約にも……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 大分審議時間も長くなってきておりますので、大臣、副大臣、政府委員の皆さんもお疲れだと思います。もう私の質問には、スタッフの用意した答弁書を下向いて読まずに、もう自由に大臣の思いのたけを開陳していただければ有り難いなというふうに思っております。 さて、まず、この質問はもう大臣も衆議院から合わせると十回、二十回聞かれていると思いますが、今回の地方教育行政法改正案の主眼は、長年続いてきた日本の地方における教育委員会制度、これに問題があるから、これを改めていこうと、改革していこうということが目的ですよね。 問題があるから改革をする、これ当たり前の……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文と申します。今日は、参考人の皆さん、お忙しい中、国会までお出ましいただいてありがとうございます。 私が所属していますみんなの党は、今回のこの教育委員会制度の改革の中で、実は選択制を導入すべきという主張をしておりまして、実はこの法案に対しても修正案を、選択制を導くような修正案を出しているんですね。 今日は、もう四人の皆さんそれぞれ教育に、アカデミックの分野あるいは現場の教育委員会で経験されてきたそれぞれの皆さんがいらっしゃいますので、ちょっと私たちの選択制についてまず考え方を説明しますので、それに対してどういうお考えをお持ちか、御意見を四人の方から伺うという……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 いつも私の質問時間は大体三時から四時の間で、もう委員の皆さんも大臣も副大臣も一番お疲れが出て、簡単に言えば眠くなる時間なんですね。ただ、議論活性化のために元気にやりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 今日は傍聴の方も大勢いらっしゃいますので、ちょっと我々みんなの党のこの法案に対する主張を改めて申し上げますが、みんなの党は、教育委員会の必置規制というのはなくして、各地方自治体が自分たちの地域に合った地方の教育制度を選べるような選択権、自主決定権を持たせてあげないと本当に地域で教育を自分たちでつくっていこうというインセンティブが働かな……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 大臣並びに副大臣、政府委員の皆さんにおかれましては、この問題での質疑も日が重なっておりますので大分お疲れだと思いますが、是非とも三十分お付き合いいただきたいと思います。 私たちみんなの党は、もう御承知のとおり、教育委員会の抜本的改革を目指すのであれば、教育委員会の必置規制を外して、地方自治体に地方行政の仕組み、組織についてもどういう形で運営するのがいいか選べる、そういう選択制を導入すべきであるということで、今委員会にも修正案も出させていただいております。 またこの質問か、しつこいなと思われるかもしれませんが、実は大臣、なぜ私たちがこういう……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 この地教行法の改正案に対する質疑もいよいよ今日が最終日となりまして、今日は教育委員会制度の在り方だけでなく、地方教育行政あるいは教育における国と地方の役割分担、こういう大きな視点から大臣のお考えをお聞きしたいなというふうに思っております。 教育委員会制度というのは、戦前戦中の非常に中央集権化した教育体制の反省から、戦後、GHQが入ってきて、アメリカでやっていた地方分権型の教育、これを進めていかなきゃいけないということで導入されたわけですよね。ですから、教育委員会制度そのものが教育の地方分権を進める一つの、道具といっては失礼ですけれども、シス……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 私は、今日のこの議題となっております学校教育法、国立大学法人法の一部を改正する法律案、この具体論に入る前に、そもそも日本の最高学府、大学のどこに問題があるのか、この根本的なところが私自身もまだつかみ切れていないんです。やはり、ここをしっかりつかまないと、具体的な改革案というのはやっぱり成案を得られないと思うんですね。ですから、今日はちょっとそもそも論というか基本的なことからお聞きしますので、大臣、局長、副大臣、ちょっと通告にないことを聞いたら、その感想でもいいですから、是非とも答えていただければ有り難いというふうに思います。 まず、安倍総理……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 おととい、火曜日の質問で私も、多くの委員も取り上げておりましたが、日本の大学の国際社会の中で見たランキングを含めて評価の低さ、これどこにあるのか、こういうこともお聞きしまして、大臣からも様々な見解をいただいて、賛同できるものが本当に多かったです。 ほかの委員さんからも今日もいろんな質問がありましたけれども、私なりにちょっと総括させていただくと、日本の大学というのは、大学経営というガバナンスとかマネジメントの分野でも、あるいは大学の研究や教育を担当する教授陣の分野でも、それから学ぶ側の学生たちの分野でも、やっぱり藤巻先生言うように、なかなか競……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 これまで、憲法や国際法の中で今回の集団的自衛権の解釈の変更がどういうことなのかということで議論が進んできたんですが、私は十五分という短い時間なので、極めて具体的な事例、それも、政府は八事例とか十五事例というのを出しました。でも、あれは想定であって、今ある危機じゃないんですね。こういうことが起こり得りますよ、起きたときにはこういう対処が集団的自衛権でできますよと、こういう説明だったので、国民の皆さんにはちょっとまだ距離があって分かりにくかった。 そこで、私は、今現実世界で日本の近隣で起きているこの危機に対して今回の集団的自衛権の解釈変更で日本……
○松沢成文君 関連質疑を行います、みんなの党の松沢成文です。 総理、連日大変御苦労さまでございます。 私は、今日もあえて、遅々として進まない日本のたばこ規制についてしっかりと伺っていきたいと思います。 昨年のこの臨時国会の予算委員会で、私は、WHOの条約に日本は入っている、しっかりと受動喫煙防止法を作っていくべきだ、そして、東京オリンピックの招致も決まった、IOCはスモークフリーオリンピックを目指している、これは日本としても逃げられない、しっかりと受動喫煙防止法を作っていくべきだと安倍総理にただしました。安倍総理の答弁は、これは東京で条例を作って対応していくのか、あるいは国として法律を作……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 大臣、御苦労さまでございます。 これまで安倍政権が様々な政策の打ち出しをやってきた。その中で、経済の再生あるいは安全保障、こういったところにはいろんな政策を打ち出してきました。賛否あると思いますが、それは一つの私は成果だと思います。ところが、残念ながら、行政改革というか組織改革、政府系の組織の改革という意味では何か新しい打ち出しがないんですね。小泉総理のときに郵政民営化とかあるいは道路公団の民営化とか大きな改革にチャレンジしました。それで抵抗勢力と戦って疲れ過ぎちゃったかと思うんですが、なかなかこういう政府の構造改革に取り組んでいないという……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 私は、先日の予算委員会で、この席で、国が多くの株を持つ、財務省の監督下にあるJT、日本たばこ産業株式会社、この経営内容について様々な問題があるということを御指摘させていただきました。そして、その質問の最後に、やはりJTの社長さんをこの委員会に参考人でお招きして様々質問をしないとJTの実態は分からないということで、参考人の招致をお願いしましたが、理事会で協議が調わずに、残念ながら今日、JTの社長さんはいらしていただいておりません。ただ、今日は行政改革が一つのテーマでありますので、やはり私は、このJTという会社、今のままではまずいと思いますので、……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 今日は、地方創生の中の一つの具体論として、ゴルフ場利用税、これをまた前回の予算委員会に続いて取り上げてみたいなというふうに思っております。 前回も話の初めに安倍総理に聞いたんですが、総理から答弁がなかったんで、これは通告していませんので、石破大臣、答えられる範囲で結構なんですが、まず、石破大臣はゴルフというスポーツをやられますか、やられませんか。もし、やるにしてもやらないにしても、ゴルフというのは大臣から見てスポーツですか、娯楽ですか、あるいはお金持ちの賭け事でしょうか、賭け事と言っちゃいけないのか。何というかな、娯楽か、スポーツか、それか……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 まずもって、下村大臣におかれましては、文部科学大臣、そしてオリンピック・パラリンピックの担当大臣として再任をされたということで、おめでとうございます。 私は野党でありますけれども、大臣とは結構、思想、哲学、政策、近いんじゃないかと思って、今日も質問をさせていただきますが、幾つか大臣にちょっと御決断を迫らなきゃいけない質問もありますので、是非とも積極的な御答弁をいただきたいと思います。 まず、オリンピック担当大臣として、今、東京オリンピック二〇二〇の成功に向けて様々準備を展開されていると思います。その中で、オリンピックの会場ですね、競技会場……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 今日、私は、これまでこの委員会でも何度となく取り上げてきて、大臣も積極的に推進をしていただいている高校日本史の必修化、あるいは近現代史の創設の問題について、幾つか大臣の考え方を確認をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 大上段に構えるわけではありませんが、例えば古代ではアリストテレスも、中世ではモンテスキューも、あるいは近世ではあの「文明の衝突」を書いてベストセラーになったハンチントン教授も、歴史を学ぶことの重要性、それぞれの言葉を使って私たちに説いております。例えばハンチントン教授は、歴史を学び、歴史的……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。今日は大臣に、オリンピック担当大臣として質問をさせていただきます。 私は、この委員会で以前にも何度か、オリンピックに向けて、たばこ対策として受動喫煙防止法とかあるいは東京都の条例、こういうものをしっかりと作っていかなければいけないと。それは、国民の健康増進につながるのは当たり前ですけれども、やはりこれはオリンピックをやる都市としてしっかりとやっていかなければいけない、その理由としてオリンピックに関係する国際機関がそれを求めているということをずっと訴えてまいりました。 私は、それを確認するために、今年の九月にジュネーブ、ローザンヌを回りまして、……
○松沢成文君 安倍総理、お疲れさまでございます。 みんなの党の松沢成文でございます。 これまでかなり国政の現実的な課題についてシビアな質問がずっと続いてきましたので、総理も大分お疲れだと思います。私は、ちょっと趣を変えて、夢のある、希望の持てる、そういうテーマでまず質問をしたいと思います。ちょっと通告とは順番が変わりますけれども、よろしくお願いいたします。 まず、安倍総理、ここから歩いて二、三キロのところに皇居がございます。この皇居は、かつて江戸城であったわけですね。江戸城址であります。総理は、この江戸城にかつて荘厳な天守閣があったということを御存じだったでしょうか。それでまた、その天守……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文でございます。 まずもって、提案者の皆さん、お疲れさまでございます。皆さんが党を代表してすばらしい法案をまとめていただきました。私たちもプロジェクトチームから参加をさせていただいているので、この十八歳に選挙権年齢を下げるという公選法の改正案、もう当然ながら賛成の立場で議論をさせていただきたいと思います。 これまで、同僚先輩議員から、この新しい制度の在り方や運営についてかなり具体的な質問も出ておりました。私は、何人かの先生方も議題にしていましたけれども、選挙権年齢を下げることによって、その成果を上げるためには、やはり若い人たちの政治への参加が促されたと、投票……
○松沢成文君 松沢でございます。 まず、馳大臣、文科大臣御就任おめでとうございます。大臣はスポーツマンでありまして、正義感が強い、改革心があるということで、私も心から期待をしております。 私はこの委員会で、東京オリンピックの準備の問題点について何度か質問させていただきました。下村大臣にも国立競技場、新国立建設の問題点についてもただしまして、あと、私が今関心を持っているのは、問題提起しているのは、オリンピックのゴルフ会場の選定の問題なんです。下村大臣にもこの問題質問しましたが、新国立の問題で頭がいっぱいでしたから、なかなか前向きに取り組んでいただけませんでした。そこで、正義感が強い馳大臣にこ……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文でございます。 下村大臣、お元気ですか。大分厳しい質問が同僚議員から出ておりましたのでちょっとお疲れかと思いますが、私、ラストバッターなので、是非とも前向きな答弁をよろしくお願いいたします。 今日は、またしてもというか、オリンピックを成功させるための健康増進のレガシーについて伺っていきたいと思います。 私は、昨年来、東京オリンピック・パラリンピックを成功させるためには、やはりWHOやIOCも求めているオリンピックにおけるたばこ対策、これしっかりやっておく必要があると。これは、単にオリンピックを成功させるためというよりも、やっぱりその後の日本人の健康増進に……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文でございます。 今年に入りまして、私の地元、神奈川県川崎市で日本中を震撼させるような大変凄惨な少年殺害事件が起こりました。上村遼太君の殺害事件であります。大臣は、今回の事件の大きな特徴、特質というのはどの辺にあるかとお考えでしょうか。私は、この事件というのは、インターネットやスマートフォンというものに大きく影響されている事件じゃないかなというふうに考えているんです。 まず、この犯罪を犯した少年が上村君を裸にして、多分座らせたんでしょう、首をナイフで切っているんですね。今、様々取調べやっていますから、これから真相が明らかになると思いますが、一説によると、これ……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文でございます。 私は、先週の予算委員会で、総理並びに大臣に、国立大学における国旗掲揚、国歌斉唱の問題について質問をさせていただきました。図らずも、それを大臣が国立大学側に要請するという発言をめぐって、大手新聞も社説で取り上げて大論争になっていまして、今日は、ちょっと大臣の考え、文科省の考えを確認する意味で幾つか質問をさせていただきたいと思います。 まず、これ国立の大学であるわけですから、国の意思を大学側に伝えて要請するということは、法的にも、私は道義的にも全く問題ないと考えております。 また、大臣は、これお願い、要請であり、実施するかしないかは大学の判断……
○松沢成文君 今日は、この法案について素直に質問をしようと思ったんですが、ちょっと、前の質疑の中で、大臣が何か大分弱気になってきているんじゃないかなと心配になったので、改めてちょっと大臣の考えをお聞きしたいと思うんですが。 国立大学の入学式、卒業式で、国旗掲揚、国歌斉唱をやっていただくということは、私も分かっていますから、大学の自治もある、ですからそれは強制は絶対できません。できないけれども、国としてはこう考えているんですよ、できればお願いしますという要請は私はできると思っているんです。 いみじくも大臣が、法的にも、文科省設置法の中でもそういう助言みたいなものができるとか、あるいは行政手続……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文です。 何か議論を聞いていると、また国旗・国歌問題やりたくなってしまいましたが、まあ様々な見解の違いがあるんだなという感想を持ちました。 今日は、私は、オリンピックの競技会場の問題について幾つか質問をさせていただきます。 昨年の十月の当委員会で、二〇二〇年東京オリンピックのゴルフ競技会場の選定について私は質問をいたしました。その中で、当初予定されていた東京都が所有するパブリックコース、若洲ゴルフリンクスから、プライベートコースである埼玉県の霞ケ関カンツリー倶楽部に変更される際の選考過程が不透明であることや、その際の基準が不合理に定められていることなどを、……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文でございます。 私も昨年の委員会から、このスポーツ庁設置については早くした方がいいということで何度か質問しておりますので、法案にも賛成の立場からですが、ただ幾つか不十分な点もあるので、質問をさせていただきたいと思います。 ちょうど一年前の、昨年の四月三日に当委員会のこの一般質疑で、スポーツ庁をどういった理念でつくり上げていくのかということを私は大臣に質問いたしました。その際、大臣はこうおっしゃっているんですね。文科省の中にあるスポーツ・青少年局を外局にしてスポーツ庁を設置するのであればそんなに難しい話ではないが、そうではなく、スポーツ基本法の理念、スポーツ……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文でございます。
今日は、有害ゲームソフトの規制について、文科大臣中心に内閣府や経産省の方にもちょっと御意見を伺っていきたいなというふうに思っています。
文科大臣、これ通告していませんが、端的に知らないなら知らないと言ってください。コンピューターゲームソフトで「グランド・セフト・オート」というシリーズがあって、これが世界中で物すごい売れていて、どんなソフトか知っていましたか。あるいはやったことありますか。
【次の発言】 大臣も忙しいでしょうし、コンピューターゲームやっている暇ないですよね。
ただ、私もこの問題に取り組むようになって、十年ぐらい前でしたけれど……
○松沢成文君 次世代の党の松沢でございます。 今日は同僚議員から厳しい質問がたくさん飛んで、大臣もさぞお疲れかと思いますが、私、最後でありますので、よろしくお願いいたします。 これ、多分今日の日経新聞だと思うんですが、最近、新聞各紙が社説で、新国立競技場建設問題、こんな迷走して大丈夫かと、メディアの方も心配する社説を書いています。今日の日経新聞も「目にあまる新競技場の迷走」というテーマで、最初のくだりがいいですね、「こんな体たらくで世界中から訪れる選手や観客を「おもてなし」できるのか。」と、大変厳しい文言でスタートをしています。 今日は、同僚議員の皆さんから、この国立競技場を主にハード、……
○松沢成文君 次世代の党の松沢でございます。 オリンピック関連の質疑も続いてきました。今までは、国立競技場という一つのオリンピックの競技場をいかにして造るかということで様々御議論があったわけですが、私は、今回はオリンピックの競技会場、オリンピック、様々な競技があります。それをどこでやるかって今一生懸命決めているんですね、いろんな話合いがあって。もう決まって、IOCもそれでいいですよと決まったところもあれば、まだ競技団体やあるいは東京都を含めてもめているところもあるんですね。一度決まったのに、やっぱりここやめてほかにしようかという動きも幾つも出ているんですね。 私は、この競技会場を決定するポ……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文です。 大臣、お疲れさまでございます。私はいつもラストバッターですので、私で終わりですから、最後、ひとつよろしくお願いをいたします。 この学校教育法の一部改正案に入る前に、ちょっと私、大変興味深いニュースを二、三日前見ましたので、ちょっと大臣の考え方を、細かくは通告しておりませんが、御披瀝いただきたいなというふうに思うんです。 その新聞記事は、中学三年においても英語の全国テストを導入していきたいということで、文科省が出した生徒の英語力向上推進プランの中で、こういう全国テストを中学三年時でもやっていくという方向が打ち出されました。高校の方はこれ英語力調査と……
○松沢成文君 次世代の党の松沢と申します。 これまで、同僚委員の皆さんから様々な角度から参考人に対する質問がありました。私はちょっと違った視点から質問したいんですが、実は、日本の教育の中で一貫教育というのが先行して進んだのが中高一貫教育ですよね。これは、中学校は義務教育課程ではありますけれども、中高で三年、三年と途切れてやるよりも、ここを六年にして、それで一貫教育の良さを出していきたいということだと思います。これは、学校運営が自由な私学でどんどんどんどん進んでいったわけですね。 一貫教育の目的というのは様々あると思うんですが、今出ていたように、その裏にはやはり受験制度、高校入試、大学入試と……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文です。 大臣、お疲れさまです。よろしくお願いします。 これまで同僚議員の方から、この制度を導入したときに様々こういう問題があるんじゃないかという具体的な指摘があって議論が交わされてきたわけですが、私、ちょっとそもそも論で文科省と大臣の考え方を伺いたいなと思うのは、学制ですね。今回、一貫教育にして、小中を、学制もこの義務教育課程の範囲内で柔軟に、四三二とか、そういう形で各学校で学制も柔軟につくっていっていいですよということになるわけなんですが、ただ、戦後日本は、GHQの占領統治もあって、そのときに、多分アメリカで広く行われていた学制なんだと思いますが、アメリ……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文でございます。 まず、私は最初に、この原子力機構から移管される業務と放医研の業務との関連についてお聞きしたいと思うんです。 民主党政権時代の平成二十三年十月二十五日に開かれた独立行政法人改革に関する分科会第一ワーキンググループの第九回目の会合において、文部科学省が用意した放射線医学総合研究所の他省庁への移管及び他法人との統合が不適当である理由についてという資料があるんですね。この資料によれば、文部科学省から、原子力機構と研究分野や専門性に重複がなく、統合による効果は薄い、反面、中立性についての担保の観点からデメリットが大きいという見解が示されているんですね……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文でございます。 大臣、唐突な問いかけですけれども、二兎を追う者は一兎をも得ずということわざ、御存じですよね。もちろん文科大臣にこんなことわざの意味を聞くのはやぼですけれども、簡単に言うと、二匹のウサギを一緒に追おうとして、二兎とも捕まえようとしても二兎とも逃しちゃうよということわざですね。私は、今完全にこの国立競技場の建設問題というのはこういう状況に陥っていると思うんです。 ラグビーのワールドカップと東京オリパラ、これ二匹のウサギですね。これ両方とも成功させようと無理に無理を重ねるので、もう国立競技場の工事費はどんどんどんどん上がっていく、工期が間に合わな……
○松沢成文君 次世代の党の松沢でございます。 私も、七月九日の本委員会、あるいは十四日の内閣委員会との連合審査会でこの問題、大臣に何度も質問をさせていただきました。私は、二兎を追う者は一兎をも得ずと、このままの計画で暴走するとラグビーのワールドカップもオリンピックもいい成果を得られませんよと、だから、ここはきちっと決断をすべきだと。ラグビーのワールドカップを外せば、ほかの代替施設でやってもらえれば、半年から一年工期延びるわけだから、計画やり直しのチャンスも生まれるし、あるいは、今の計画でも屋根とか可動席とかこういうものを全部用意してオリンピックを迎えて、オリンピックの後のまた余計な追加工事な……
○松沢成文君 無所属になりました松沢成文でございます。 一人会派になりましたけれども、委員長を始め理事の皆さん、委員会の皆さんの御理解をいただいて質問の機会を与えていただいたこと、感謝を申し上げます。 さて、今日は両大臣に、まずオリンピックの問題からお伺いをしたいと思います。 私もこの委員会で何度も取り上げましたけれども、新国立競技場の建設問題、これ白紙撤回、全面見直しになったわけですね。それから、エンブレムの問題も、これも撤回で見直しになったわけなんです。私は、東京オリパラを成功させるためには、ほかにも幾つか白紙撤回、全面見直しをやらなければいけないところがあると思うんですね。二つ大失……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文でございます。 まずもって、今回のISIL、いわゆるイスラム国の極悪非道なこのテロを断固非難するとともに、またこのテロによって亡くなられた邦人のお二人を含む皆様に心からお悔やみを申し上げたいというふうに思います。 さて、総理、今回のいわゆるイスラム国によるテロ、邦人の殺害事件に対応する中で、国のトップリーダーとして対応する中で、総理は、日本国の体制として何が不備だったか、何が不足していたかとお考えでしょうか。 私は、やっぱり、委員会での議論も様々ありましたが、日本国の情報収集能力、これが不足していたなと、不備が多いなと痛切に感じたわけでありますけれども、……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文でございます。総理、お疲れさまでございます。 私は、復興財源に絡めて、幾つか大局的に日本の構造改革について伺いたいと思います。 現在、復興財源、集中期間で二十五兆ぐらい掛かる、その後ももっと必要だろうということで、この財源をどこに求めるのか、これが大きな議論になっております。その財源の中の一つにJP、日本郵政の政府保有株を売って四兆ぐらいはつくれるだろうというふうになっておりますが、しかし、それだけなんでしょうかと私は考えています。 政府の特殊会社というのは二十五社近く今あるんですね、前後あるんですね。その中の御三家というのは、皆さん御承知のとおりJP、……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文でございます。
私は大変しつこい性格なので、今日もJT民営化とたばこ問題、聞かせていただきます。
まず初めに、たばこ事業法といわゆるJT法に基づく財務省とJTの保護、認可、監督の関係について説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 何かまさに国営会社という感じがいたします。
次に、たばこ規制枠組条約の第三回締約国会議、COP3で、条約の第五条三項のガイドラインが出席国の全会一致で合意されました。ここには財務省も参加をしております。
この五条三項のガイドラインの原則、大変重要ですので、その原則の一と四、それから勧告一から八まで出ていますが、それを教え……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文です。
今日は、たばこ問題ではなくて、安全保障の問題で質問をしたいと思います。
まず、今年一月に内閣府が自衛隊・防衛問題に関する世論調査というのを行っています。そのうち、自衛隊が今後力を入れていく面という問いに対する回答のまず上位三つを教えていただきたいと思います。
【次の発言】 国民が今自衛隊に最も期待していること、あるいは安全保障上最も関心を持っていることというのは、周辺海空域における安全確保、島嶼部に対する攻撃への対応、ここなんですね。
今回の安全保障法制、今与党の方でもいろいろ議論をしていますけれども、確かに自衛隊の国際的な活動の面で様々法整備を……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文です。 まず、今日は、配偶者控除の見直し問題について、まず総理の政策理念を伺いたいと思います。 自民党は、この前の参議院の選挙までの総合政策で、配偶者控除の維持というのを継続して掲げておりました。つまり、外で働くだけが労働ではない、家庭で家事をこなして、子育てや介護に専念するのも立派な労働だと。その家庭内労働の価値を認め、社会の基礎単位である家族を大切にするという視点に立って家庭基盤の充実を図るために配偶者控除は重要だということだと思います。私も家族の価値を重視する保守主義者でありまして、総理も同じ考えだと思って安心をしていたところであります。 ところが……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文でございます。 今日、私は、国民の皆さんの大きな関心事になっています国立競技場の建設問題について総理の見解をただしていきたいと思います。国民の皆さんにも分かりやすいように、今回の新国立競技場建設における大失態ということで、分かりやすくパネルを作らせていただきました。(資料提示) 初めに、建設費用の積算の甘さ、あるいは建設会社、設計会社との交渉力が全くないということで、この費用が乱高下した。国民、信じられないですね。二つ目に、そうやって最初の計画が失敗しちゃった結果、二年半に及ぶ工期が浪費してしまったと。そして三番目に、約六十二億円とさっきありましたけれども……
○松沢成文君 松沢成文でございます。
大臣、お元気ですか。
【次の発言】 ええ、本当、いつもお元気なお姿を拝見しておりまして、私も元気付けられます。
今日は、大臣の所信から何点か気付いたこと、また、私が問題意識を持っていることを質問させていただきたいと思います。
大臣は、所信においてこう述べていました。文化資源を活用した地域の活性化、観光振興を図る、いいこと言うなあと。実は、私はこの委員会で前下村大臣のときも何度か取り上げたんですけれども、今、江戸城天守閣の復元運動に取り組んでおりまして、今そのNPOがありまして、江戸城天守を再建する会、そのメンバーの一人としてずうっとここ数年活動をして……
○松沢成文君 無所属の松沢成文でございます。 まず、質問に入る前に、今日、質問時間帯の調整で委員長を始め理事の皆さんには大変お世話になりましたこと、厚く御礼を申し上げたいと思います。 それでは質問に入ります。 大臣、私は、昨年の四月に、参議院の予算委員会と参議院のこの文教科学委員会で、実は国立大学の重要式典における国旗掲揚、国歌斉唱の問題について質問をいたしました。それ以降、メディアの関心も大変に高くて、各新聞社は社説で意見を述べていましたし、また、新聞の投稿欄でも様々な意見が届いていたようでございます。私の下にも様々な意見が届きました。 まず、そこで、馳文科大臣は、国立大学における重……
○松沢成文君 今日、私はオリンピック・パラリンピック東京大会の準備について幾つか質問したいと思います。 まず、オリンピックといえば、その象徴は聖火であります。古代オリンピックの発祥の地、ギリシャのオリンピアから採取して、その聖火が運ばれてきて、聖火の開会式での点火というのはハイライトになるわけですね。ただ、東京大会においては、この聖火台というのをどこに置くか、どこに造るのかというのが全くこれまで議論忘れてきちゃったという大失態を犯したと私は認識しています。 聖火台というのは普通、国立競技場の中にあるというふうになりますから、それを造るのはJSCであり、その責任は文科省にあるわけですね。とこ……
○松沢成文君 松沢成文でございます。 私からも、熊本、九州の皆様にお見舞いと、また、犠牲になられた方のお悔やみを申し上げたいと存じます。 さて、今日この法案の質問に入る前に、先ほど赤池委員からも取り上げていただきました、国立大学に関連して、国旗・国歌問題について質問をしたいと思います。 実は、前回、私、一般質問で質問させていただきましたが、全く大臣の答弁に納得がいかないんですね。そこで、改めて大臣の御意見をお聞きしたいんですけれども、実は、前下村大臣は、私がこの問題指摘して、すぐに各国立大学に全部状況はどうなっているか調査をしました。そしてまた、調査結果を受けて私はそれを参議院の予算委員……
○松沢成文君 無所属の松沢成文でございます。 法案の質問に入る前に、今日はせっかく遠藤担当大臣に来ていただいているので、この東京五輪大会を成功させるために、現在の組織委員会の在り方について質問をさせていただきたいと思います。 昨年のスポーツの最大のビッグニュースというのは、やはり何といってもFIFA、国際サッカー連盟の汚職事件が表に出てきたことだというふうに思います。最初はスイスの司法当局が捜査をしておりましたが、これ司法取引で事件化されませんでした。しかし、その後、アメリカの連邦捜査局、FBIの捜査の後、アベランジェ前会長ら多数の幹部が二〇〇〇年前後における収賄による不正利得罪などで米司……
○松沢成文君 松沢成文です。 私も、引き続いて、この東京五輪の大会の運営経費、準備の経費についてお伺いをしていきたいと思います。 まず、テロ対策ですね。これ、イスラム国の問題もあり、今ヨーロッパでも大きなテロ事件が起きています。これをこういうオリンピックなんかでやられたらたまりませんので、しっかりと予防することは必要だと思いますけれども、このテロ対策などのセキュリティー関係費、これをどれぐらい見込んでいるのか。 これ、実は、招致段階では、そのファイルにあったんでしょうか、二百億円だったんですね。でも、その後、イスラム国の様々な緊張があったりして、現状ではこんなのじゃ足りないということで検……
○松沢成文君 松沢成文でございます。今日は、オリンピック招致の問題について質問させていただきます。
まず、竹田会長、今日はありがとうございます、お忙しい中。
先ほどの質疑の中でも、今後、JOCの中に調査チームをつくってしっかりと調べていくと言っておりました。このBT社との契約書、あるいはBT社からの報告書は、この調査チームの弁護士さんたちには開示をするんですか。
【次の発言】 これ、調査チームというのは司法権限、捜査権限を持っていませんよね。JOCの中につくる、まあ自分たちでつくった機関ですよね。そこにこの契約書や報告書を開示するのであれば、これは私は国民に開示しなきゃおかしいと思います。……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。 総理、一連の外遊、お疲れさまでした。総理の御活躍にもかかわらず、結果としてはトランプ次期大統領がTPPから離脱をするという、ビデオメッセージで発して、それも就任当日にと、日本にはかなりショックでございました。 さあ、そこで、私、まずTPPの対策予算についてお聞きしたいと思います。 これまで日本政府は、TPPが結ばれるということによっていろんな経済が激変するだろうということで対策予算、考えてきたんですね。これまで一兆一千九百六億円。内訳は、平成二十七年度補正予算で四千八百七十五億円、二十八年度の本予算で千五百八十二億円、平成二十八年度、こ……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。 私は、TPPに関連して、国営企業の在り方について総理の見解を伺いたいと思います。今日は、多くの国民の皆さんがテレビを見ておりますので、できるだけ分かりやすく、簡潔にいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 TPPの一つの方針に、国営企業を民営化してイコールフッティングの競争市場をつくっていく、こういう方針があるわけですね。これは、五〇%国が株式を持っているような半国営企業が対象であります。実は日本にもそういう企業がたくさん残っています。例えば、日本郵政、日本郵便の関係の企業、あるいはJR、JR九州は完全民営化しましたが、JR四国……
○松沢成文君 皆様、お疲れさまでございます。無所属クラブの松沢成文です。
まず冒頭、松野大臣、水落副大臣、それぞれ大臣、副大臣の御就任、おめでとうございます。
私は、大臣所信にもありましたが、オリンピックの成功、その会場問題について今日は伺っていきたいなというふうに思っております。
まず、ちょっと唐突ですが、松野大臣はゴルフをやられますか。それと、このオリンピックの会場問題で、今ボート会場とかいろいろ問題になっていますが、ゴルフの会場についても大きな問題を抱えているということを御存じだったでしょうか。
【次の発言】 ゴルフやらなくても全然構わないんです、当たり前ですけれども。
私がずっ……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。 大臣、副大臣、お疲れさまでございます。ラストバッターでありますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 私は、何人かの同僚議員も取り上げておりましたが、小学校教諭の特別免許状の教科に外国語、主に英語ということですが、を加えることについて関連してちょっと質問をしていきたいと思います。 今回の改正によって、平成三十二年から小学校で英語が正式な教科になることに併せて、教員免許がなくても優れた経験があれば教員に登用できる特別免許状制度の対象が小学校英語にも拡大することになります。小学校英語に拡大するのは今回の改正からですが、この特別免許状制度と……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。 私は、この委員会で取り上げておりますオリンピックの会場問題、引き続き質問をしていきたいと思います。 まず、ゴルフ場の会場問題についてであります。 実は、私、丸川大臣にも予算委員会でも関連の質問をさせていただきました。やはり、オリンピックをやるには、その後、全ての皆さんがプレーできる、ある意味でレガシーに残る施設でやるべきだと。そういう意味では、プライベートの会員制のゴルフ場は好ましくない、会員中心にしか運営しませんから。やはりパブリックコースでやるべきだということで、若洲ゴルフリンクス、すぐ近くにあっていいじゃないかということを申し上げ……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文です。 私は、今日はオリンピックの準備の関係に関連して、また、それに関連してたばこ問題も、恒例ですので、質問させていただきたいと思います。総理、よろしいですか、準備は。 昨今、政府が関与する機関の間でたばこの害についての論争というのが世間を騒がせているんですね、メディアでも。これは、受動喫煙の健康被害、特に肺がんリスクを認めるか否かという問題なんです。 まず、国立がんセンターは、非喫煙者の受動喫煙による肺がんリスクは受動喫煙のない人に比べて一・三倍となり、肺がんリスクは確実と発表をしたんですね。 まず、この監督官庁であります、がんセンターの監督官庁で……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文です。
本日最後の質疑者になりますので、よろしくお願いいたします。
私は、恒例の、ちょっとたばこの問題を取り上げたいと思うんですけれども、特に、たばこの税金の問題からお伺いしたいと思います。
財務省のホームページによりますと、日本国内で販売されている主な紙巻きたばこ、一箱四百四十円当たりの税負担割合は、たばこ税と消費税を合わせた税額と税率が二百七十七・四七円で、この税率は六三・一%とありますが、これで正しいでしょうか。
【次の発言】 ここ数年、この加熱式たばこというたばこが市場に出回ってきていまして、こういうやつらしいんですけれどもね。(資料提示)これ……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。大型連休明けで皆さんお疲れだと思いますけれども、最後のバッターですので、お付き合いをよろしくお願いいたします。 私は、今日、国際スピード郵便の問題について取り上げたいというふうに思っております。 もう議場の皆さん御承知だと思いますが、信書や小包の郵便を国際的にしっかりとした体制で、日本としてはユニバーサルサービスとして運営をしていこうという制度ですが、今、様々な問題をはらんでおります。 日本郵便が提供する国際スピード郵便、EMSは、多くの諸外国ではユニバーサルサービスから除外をされていますけれども、日本ではユニバーサルサービスとして位置付……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。 本日は天皇退位等に関する皇室典範特例法案の質疑でございますけれども、まず、質疑に入る前に、今回、衆参の正副議長のリーダーシップによって立法府での意見を、コンセンサスを取りまとめ、その意見を政府側は最大限尊重していただいて法案を作っていただいた、この御努力に心から敬意を表するものでありますし、また、その過程において我々のような少数会派に発言の機会を与えていただけたこと、これは御関係の皆様に心より感謝を申し上げたいというふうに思います。 これまで先輩、同僚議員から様々な御質問がありまして、かなり法案の論点は整理できたのではないかと思いますので……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。大臣、副大臣、御苦労さまでございます。 私も恒例の五輪のゴルフ会場の問題を質問しようと思いましたが、先ほど石井理事からすばらしい要望がありました。私も全く賛同でございまして、是非とも大臣におかれましては、今後組織委員会の森会長やオリパラ担当大臣ともこうした議論を進めていただいて、適切に御判断いただきますようお願いをいたします。 今日は、大臣の所信を受けてということでありますので、先ほど河野委員からも質問がありましたが、まず教育の無償化について大臣の見解を伺いたいと思います。 この教育の無償化の問題は、単に行政の政策としての無償化にとどまら……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。 大臣、副大臣、政府委員の皆さん、最後の質問者ですので、お疲れだと思いますが、よろしくお願いいたします。 まず最初に、今日は大臣に一言お礼を言わなきゃいけないなと思っているんです。すばらしいリーダーシップを発揮していただいて、学習指導要領、最後のところできちっと御判断をいただいた聖徳太子についてであります。 私が、前回の委員会、たしか三月九日の委員会でこの学習指導要領について、聖徳太子を厩戸王という形に名前をどんどん変えていくような改訂はおかしいんじゃないかという問題提起をさせていただきました。ほかにも幾つかあったんですけれども、私が取り……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文です。大臣、副大臣、連日、御答弁、御苦労さまです。私で最後ですので、よろしくお願いいたします。 まず、今回提案されております義務標準法について伺います。 公立小中学校の教職員定数について十年間で加配定数の約三割を基礎定数化するということで、これによって地方自治体の計画的な採用が行われるようになるとともに、通級指導や外国人児童への日本語教育が充実するなどのこともあって、私は今回の改正案を評価をしたいと思います。 さて、その過程で新年度の教職員定数の概算要求をめぐって財務省と文科省の間でかなり激しいやり取りがあったというふうに新聞報道で聞いています。昨年十……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。
もう質問も、この順番になってまいりますと用意していた質問がほとんど先輩、同僚議員に聞かれてしまって、同じ質問をしても同じ答弁しか返ってこないので、ちょっと今まで聞かれていないような質問から行きますので、順番が多少前後しますが、お許しくださいませ。
まず、奨学金の未返済率の学校別、大学別の公表について伺います。
現在の奨学金返済の滞納状況と未返済者を防ぐための大学側の取組というのはどうなっていますでしょうか。
【次の発言】 私が予想していたよりもかなり大学側も頻繁に説明会等を行っていて、大分改善されてきているというのは非常にうれしいことだ……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文です。
いつもどおり最後の質問者でありますので、大臣、お疲れだと思いますけれども、よろしくお願いいたします。
この職員の再就職というか、天下り問題のちょっと大きく全容を確認をしたいなというふうに思うんです。現在、文科省の職員は何人おられますでしょうか。天下りというか、文科省の所管団体に天下り中のOBは何人おられますでしょうか。
【次の発言】 文科省の職員数というのは、これ、法律もありますので、大体二千名、二千百名ちょいでずっと来ているんですね。それで、この文科省の所管団体に天下り中の職員、今のお答えは独立行政法人二十三に三十一名が天下っていたと。
ただ……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。 今日は、私は、文化財の保護についてお伺いをしていきたいと思います。 まず最初に、象牙の流通についてお伺いします。 我が国には象牙に彫刻や着色を施す伝統的な工芸分野がありまして、その優れた表現力や精巧さは世界中で高い評価を受けてまいりました。よくストラップみたく使う根付けが有名であります。 ただ、時代を遡れば、室町時代に足利将軍家が創出した東山文化において確立された書画を装丁する表装文化の分野においても、象牙というのは軸首と言われるおもしの部分なんかに使われるようになってまいりました。格が高いと考えられる書画の軸首には象牙が頻繁に使われ……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文と申します。 今日は、三人の参考人の先生方、ありがとうございます。 私は最後なので、大くくりの質問をしたいので、お三方それぞれにちょっと御意見を伺いたいのですが。 大きな改革をするときには、やはりスクラップ・アンド・ビルドが必要だと思います。時代の要請に合わせて新しい制度を導入するのであれば、もう時代に合わなくなった古い制度を廃止するとかやめるという改善も一緒にやらないと、やっぱり古い制度には既得権がみんな付いちゃっていますから、新しい制度は導入するけど古い制度を崩せないとなったら、これ改革も十分に進んでいかないわけですよね。そういう観点から、今回の専……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。 今回、五十数年ぶりに高等教育機関の一つの新しい大学のジャンルということで、専門職大学ということが創設されるということであります。 先ほどから同僚、先輩の委員の皆さんの質問にもありましたが、これ、今後どれぐらいの専門職大学が設立されると予想できますかといっても、なかなか予想できませんということになっちゃうんでしょうけれども、ちょっとイメージとして、例えば今後十年考えた場合に、こういう専門職大学が各都道府県に一個程度できればいいと、五、六十できれば十分だと、こういうイメージなのか、それとも、産業構造の変革に対応して新たな人材を、特にプロフェッ……
○松沢成文君 無所属の会の松沢成文です。 通告の質問の前に、今日、先ほど斎藤委員からも質問がありましたけれども、内閣府から文科省にかなりプレッシャーを掛けるような、今回の獣医学部設置に関して、総理の御意向だとか官邸の最高レベルが言っているだとか、こういう文書があるかないかと、この問題でどうしても質疑を聞いていて腑に落ちない点があったので、最初に聞きたいと思います。 大臣は、文科省の中にそういう文書があるか調査をしたと、こうおっしゃっているんですね。行政文書としてはない、確認できなかったと。ただ、国民が知りたいのは行政文書としてあるかどうかじゃないんです。そういう文書が、それは怪文書じゃ困り……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。
今日は、私は、加計孝太郎氏の政治活動について総理の御見解を伺っていきたいと思います。
総理は、腹心の友と言っている加計氏にこれまで自民党の政党活動を支援してほしいと頼んだことはありますでしょうか。
【次の発言】 それでは、加計孝太郎氏が岡山県で自民党の職域支部の代表者を務めているということを御存じだったでしょうか。
【次の発言】 これは加計さんの厚意かもしれませんが、総理が衆議院議員に初当選された一九九三年、その翌年に加計孝太郎さんは岡山県の自治振興支部の支部長になられて、自民党の党活動も支援に入っております。これは事実としてお伝えをして……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文です。 五輪のゴルフ会場問題について、まず担当大臣に伺います。 私は、これまでも何度も霞ケ関カントリー倶楽部の問題点を取り上げ、会場変更を要請してきました。そして、昨年十一月の文科委員会で、霞ケ関の女性差別は五輪憲章に反していて問題だと指摘をしましたが、大臣は、会場問題を決めるのは組織委員会とIOCだとして全く対応をしていただけませんでした。ところが、この私の問題提起を受けて、そのIOCの側から、オリンピック精神に相入れない現状では会場を変更せざるを得ないと改善要求が出されたわけです。 さて、大臣、具体的に伺いますが、霞ケ関カントリー倶楽部で女性が議決……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。
今日は東京五輪の問題について伺います。
まず最初に、総理に伺いたいんですが、東京五輪の準備もたけなわというか、大変重要な時期を迎えておりますけれども、総理は開催国のトップリーダーとして、これまでの準備状況を見て順調に進んでいるとお考えでしょうか。その中で、五輪担当大臣を設置しておりますけれども、丸川担当大臣がリーダーシップを発揮して総理の期待に十分に応えているとお考えでしょうか。
【次の発言】 その五輪準備の中で、私が国会でもずっと追及してきているゴルフ場の選定問題を取り上げたいんですけれども、誤解のないように改めてここで申し上げておきま……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。 今日は、私が長年取り組んでおりますたばこ対策、受動喫煙防止対策について伺います。昨日とは違って、今日は、追及型、攻撃型の質疑ではなくて提案型、激励型の質疑を行いたいと思いますので、厚労大臣、よろしくお願いいたします。 さて、もう私が参議院議員になってから三年間、何度も何度も国会の方で、もう受動喫煙は健康に被害があるということが証明されたわけだから、しっかりと国民の健康を守るために、そしてまた日本はたばこ規制枠組条約の加盟国でもあるから、国際的な基準の受動喫煙防止対策をきちっとやんなきゃ駄目だと、法律を作るべきだと訴え続けてまいりました。 ……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文です。
受動喫煙防止対策について伺います。
総理が施政方針演説で受動喫煙防止対策を徹底するというふうに訴えました。今回、厚労省案が出たわけですが、残念ながら一部議員から反対論が噴出しておりまして、多くの国会議員にその目的が理解されていないようにも思います。
厚労大臣、ここでもう一度、今回の健康増進法改正案の目的と意義について力強く訴えていただきたいと思います。
【次の発言】 今御指摘がありましたように、この法案の目的の一つは、東京五輪に向けて国際基準の受動喫煙防止対策を実現することだと聞いています。
なぜ東京五輪に向けてこうした対策が必要なのか、五輪……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文と申します。 籠池証人、今日は御苦労さまでございます。 実は、私たち予算委員会の理事会で、三月十六日、学園、小学院を訪問をいたしました。その際に、私は理事長に鴻池議員以外に政治家の関与はあったのかとお聞きしましたら、理事長は、そうした政治家の関与はないと明言をされました。にもかかわらず、今日の証人喚問でほかの国会議員の関与があったのかということで、まあこれは相談するというのもそうでしょうし、あるいはお願いをするというのもそうですね、口利きをするというお願いもそうでしょう、三名の国会議員の名前を挙げられました。なぜあのときにはないと言ったんでしょうか。
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。 総理も財務大臣も相当お疲れだと思いますが、政府の答弁というのは国会に対する大きな責務でありますので、最後までよろしくお願いいたします。 森友学園の問題、実は私、こういうスキャンダル追及というか不正追及みたいな質問は余り好きではないんですが、ただ、昨日の証人喚問の籠池証人の証言でちょっと問題な発言が出てきたので、それに関連して質問をします。 まず、こういう形で政府に便宜を図ってほしい、助けてほしいという場合、陳情者は、組織のトップにどうにかアプローチできないかと、こう考えるわけですよね。部下から頼んでもらちが明かないと、トップに頼んで説得……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文です。
今日は最後ですので、日本の領土の問題について総理の考え方をお聞かせいただきたいと思います。
尖閣列島、もう中国の公船が接続区域あるいは領海に連日のように侵犯をしていて大変厳しい状況です。そこで、我が国の領土である尖閣諸島の実効支配を確立するためには、日本の施政権を目に見える形にしなければならないと思います。一刻も早く環境調査をするだとか、あるいは気象観測所を置くだとか、あるいは通信施設や灯台といった行政の施設を置くべきだと考えますが、総理はいかがお考えでしょうか。
【次の発言】 二〇一二年の総選挙で自由民主党安倍総裁は、実効支配を強化するために尖……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。
今日、私は、東京五輪大会成功に向けて、幾つか質問をしていきたいと思います。
まず、総理、総理も大変親しい、また尊敬する方だと思いますが、森喜朗東京五輪の組織委員会会長が最近、「遺書」、副題が「東京五輪への覚悟」という立派な御本を出されました。総理はこの本お読みになられたでしょうか。もし読んでいるとしたら、どんな感想をお持ちになったでしょうか。
【次の発言】 私もこの本拝読させていただきましたが、組織委員会の会長が様々批判を浴びながら御苦労されて一生懸命仕事をしているというのも伝わってきましたけれども、私は驚いたんですけれども、かなり他人の……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。 総理、今通常国会最後の質問者ですので、よろしくお願いします。 私は、今国会いろんな審議がありましたが、一つ大変残念なことがございます。それは、東京オリンピックに向けても大変重要な準備であります受動喫煙防止対策の法案が今国会、提案されませんでした。総理は、一月の施政方針演説でも、受動喫煙対策を徹底していきますと宣言をいたしました。そして、三月二十四日の予算委員会で、私の質問に対して、今国会でオリンピックを開催する上で御理解いただける案を取りまとめて提出していきたい、こうおっしゃいました。にもかかわらず、今回法案が提案されなかった。このままで……
○松沢成文君 希望の党の方の松沢成文でございます。
ちょっと質問に入る前に、大臣、今日こういう質問初めてなので確認したいんですけど、大臣はゴルフやられますか。
【次の発言】 実は私、毎年のように、この時期になると委員会でもゴルフ場利用税の問題を取り上げるんですね。これ、政府の税調でも自民党さんの党の税調でも、いつもこの時期議論になるんですよ。何か毎年、失礼な言い方ですが、出来レースのように結論が決まっているんですね。
文科省やゴルフ関係団体は、ゴルフはスポーツなんだからスポーツに課税するなんておかしいと、そんなことやっているのゴルフだけだ、廃止してほしいと、こうやるんですね。そうすると今度……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文です。 両大臣、御苦労さまでございます。 私は、まず第一点目、ゴルフ場利用税について、昨年のこの決算委員会でも質問させていただいて、その後、ちょっと動きがありましたので、まず文科省、スポーツ庁から質問を始めたいと思いますが。 私は、スポーツの中でプレーするときに税金を掛けるなんというのはゴルフだけだと。ゴルフは、高度経済成長期とかバブル期には接待の道具だとか金持ちの社交術だとか言われていましたけれども、もう今や国体の種目に入り、そしてオリンピックの種目に入るれっきとしたスポーツでありまして、ジュニア育成が行われているわけですね。 時代も変わりまして、今、……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。 通告の質問に入る前に、今朝の大阪北部地震について、ちょっと総理の今後の考え方を伺いたいんです。 今回の地震で非常に私、特徴的だったなと思うのは、三名の方がこれまで確認されたところで亡くなっているんですが、そのうちのお二人が、ブロック塀が倒れてきて、それで亡くなっているんですね。本当に残念であります。 そこで、一人の小学校四年の女児生徒は、通学路を守りながら歩道を歩いていて、学校のプールとの間にあるブロック塀が地震で倒れてきて亡くなっているんですね。町の中というのはブロック塀たくさんありますよね。もう一人亡くなってしまった男性の方は、小学校の……
○委員以外の議員(松沢成文君) ただいま議題となりました健康増進法の一部を改正する法律案につきまして、日本維新の会及び希望の党を代表し、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 平成十五年の健康増進法の施行により、多数の者が利用する施設における受動喫煙防止措置の努力義務が規定されて以来、十五年が経過し、また、既に受動喫煙による健康への影響が科学的に明らかになっているにもかかわらず、今なお多くの人々が受動喫煙に苦しんでいます。来年のラグビーワールドカップ、再来年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を控えた今日、WHOたばこ規制枠組条約の締約国として、国民の健康を守るためにも、受動……
○委員以外の議員(松沢成文君) 質問ありがとうございます。 前回の委員会でも、私は、神奈川県で条例を作ったときに、百平米という面積の基準で、それより小さなお店は努力義務ということにせざるを得なかったんですね。というのは、そうしないと議会が通らなかったという非常に難しい政治状況でした。ただ、努力義務になったとしても、大抵お客さんがたばこを吸いたい、灰皿ないのと言われたらどんどん出してしまって、約七〇%近い神奈川県の飲食店は結局受動喫煙の防止が徹底できなかったわけです。ですから、そういう意味において実効性が保たれなかった、大失敗であったというふうに私は申し上げました。 政府は、今回、また神奈川……
○委員以外の議員(松沢成文君) 私、この委員会の答弁で何度も、神奈川県の条例を作ったけれども、反省点が多いと、失敗の部分も多かったと。その一つが、罰則を規定しながら、結局現場がちゅうちょしたりしてしまって、毎年千件ぐらい、あそこ違反しているよと通報来るんですが、なかなか摘発まで行かない。そうなると、現場ではもう、これ罰則はあるけど違反してもおとがめないよといううわさが広がってしまって、全然守ってくれなくなってしまうんですね。ですから、罰則がある以上きちっと適用していくと。 もちろん、その前段がありますから、最初は注意して、確信犯的な人じゃないと、またこれは行き過ぎが出てしまっても困ると思いま……
○委員以外の議員(松沢成文君) ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。 参議院議員の選挙制度については、平成二十七年に成立した四県二合区を含む十増十減を行うための公職選挙法改正法附則第七条において、平成三十一年に行われる参議院議員の通常選挙に向けて、参議院の在り方を踏まえて、選挙区間における議員一人当たりの人口の較差の是正等を考慮しつつ選挙制度の抜本的な見直しについて引き続き検討を行い、必ず結論を得るものとする旨が規定されております。 そこで、参議院では、議長の下に設置された参議院改革協議会の下に設置された選挙制度……
○松沢成文君 希望の党の松沢でございます。
今日、私は、来年度の予算に関連して、大学教育について大臣の所見を伺いたいと思います。
通告の質問に入る前に、ちょっと基本認識として、大臣知っていたらお答えいただきたいのですが、大臣は日本の大学進学率、近年大体どれぐらいか御存じでしょうか。
【次の発言】 OECD諸国の中で、学士課程、四年制大学の進学率約五〇%、今三十一か国、二か国ぐらいあるんですか、OECD諸国、その中で二十三位ですよね、日本。大臣、これまだまだ低いと。例えばオーストラリアやアイルランドはみんな八〇%、九〇%あるわけですね。ですから、日本も先進国としてもっともっと大学進学率を六〇……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。 大臣、長時間お疲れさまでございます。私が最後の質問者ですので、三十分間よろしくお願いいたします。 前回の予算の委嘱審査のときの私の質問は、大学教育問題。引き続き、今日この問題から質問させていただきたいと思います。 全国知事会などの団体から地方大学の振興や大学の一極集中の是正がずっと求められておりまして、昨年九月、私立大学等の定員増を許可しないことなどを内容とする特別告示が文科省から出されまして、来年度と再来年度、東京二十三区内の大学の定員は抑制方向でいくと。それに加えて、これを受けた形で、今回、東京二十三区内の大学定員を十年間抑制することを……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文です。
今日はオリパラの担当大臣、鈴木大臣にも来ていただいていますので、東京オリパラ大会のボランティアの問題について質問していきたいと思います。
先月の二十八日に、組織委員会は、大会期間中に活動するボランティアの募集要項案というのを公表いたしました。
オリパラ大臣、ここでいう東京オリパラ大会におけるボランティアの定義はいかがなものでしょうか。
【次の発言】 ボランティアというと、ちょっと一面的な理解が進んでいまして、無償で働く人というイメージがかなり日本では広まっちゃっているんですね。でも、これは、間違いというかちょっと誤解があって、ボランティアという英語……
○松沢成文君 ただいま議題となりました国際文化交流の祭典の実施の推進に関する法律案につきまして、発議者を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 現在、世界には、美術のオリンピックとも称されるベネチア・ビエンナーレに代表されるように、国際的に大きな影響力を有する文化芸術の祭典があります。我が国においても、そのような世界レベルの国際文化交流の祭典を実施していくことは、世界の文化芸術の発展に貢献するものであり、国内の文化政策の観点に加え、我が国の国際的地位の向上等の観点からも重要な課題となっております。 また、近年、日本各地において、地域の歴史や風土等を生かした各種の国際文……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文と申します。 今日は、参考人の皆さんには、お忙しい中ありがとうございます。 私は、上野参考人に、これまで文化審議会等でもずっとこの著作権法の改正に学識の立場で携わってきたということなので、三点ほど質問をさせていただきたいと思います。 今回の著作権法の改正で、フェアユースの導入などによって法規範というのが柔軟になる一方で、法解釈の余地が逆に言えば拡大をしていくわけですね。そうなったら、それを、事業者と権利者の間でトラブルが起きてきます、見解の違いが、最終的に誰が判断をするかとなると、これはもう訴訟の場で判断をされざるを得ないと思うんですね。そのときに活躍する……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。 大臣、長時間御苦労さまでございます。 私も、この著作権法の今回の改正案、その方向性は賛成なんですが、幾つか疑問を持っておりまして、今日は、他の委員の皆さんも質問が結構集中していましたけれども、教育現場における授業目的の公衆送信、補償金の徴収及び配分について幾つか疑問がありますので、お伺いをしていきたいと思います。 そもそも、現行法上無償の行為ですね、今までの、これ、対面授業で使用する資料としての印刷とか配付するための複製などのものは無償を維持しつつ、同様に教育目的であるにもかかわらず、新たに無許諾で利用が可能となる公衆送信、これ、ICT教育……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文です。 まずもって、今日ちょっと事情がありまして質問順位が変更になりまして、委員の皆さんに御協力いただきまして、本当にありがとうございました。 さて、今日は一般質疑でありますので、私はスポーツの問題を取り上げたいと思います。 最近、スポーツ界で起きる様々なことに憤慨をしている一人であります。大臣も御承知だと思いますが、過日、スウェーデンで行われました卓球の世界選手権大会におきまして、大会途中で準々決勝で対戦する予定だった韓国と北朝鮮が統一チーム、コリアを結成して、準決勝で戦った日本チーム、これ統一コリアと対戦したんですが、相当混乱したんですね。これは私はス……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。 デジタル教科書の導入については、同僚議員の皆さんから様々な質問出ていて私の質問することがなくなってしまったので、私はあえて既存の教科書の制度の問題点について、簡単に言いますと、通告の一番目、二番目飛ばして三番目から行きますので、よろしくお願いをいたします。 この質問に入る前に、ちょっとクイズ的になって申し訳ないんですけど、大臣、私も知らなかったので知らなくて全然いいんですが、今の小中学校の教科書無償供与に係る年間予算が大体どれぐらいであるか、御存じでしたか。いいんです、知らなければ。知らなければ、事務方の方、どうぞ。
○松沢成文君 希望の党の松沢成文です。 大臣、昨日は決算委員会で、またあさっても質問ありますから、週三回大臣とやるわけですが、これは国会のスケジュール上しようがないので、私がしつこいわけじゃないので、是非とも御理解いただきたいと思います。 大臣、ちょっと通告の質問に入る前に、今日の新聞に私は久しぶりうれしい記事が載ったんですね。それは、東京オリパラ大会のボランティアの交通費支給へ見直し提言がなされたと、こういうことなんです。 実は、私、前々回のこの委員会の一般質疑で、あのときは主にオリパラ担当大臣、鈴木大臣に答えてもらったんですが、大臣も覚えていらっしゃるかどうか、今回の東京オリパラ大会……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文です。 大臣、今週三回目の質疑になりますが、どうぞよろしくお願いをいたします。 文化財保護法の改正案に関連して、私はちょっと城郭の問題をまた取り上げたいと思うんです。何度もこの委員会でも質問してきましたが、私は、江戸城天守閣の復元運動、NPO活動でもう六年ぐらい取り組んでいるんですが、その目的の一つが、日本の歴史的というか伝統的な木造建築技術、すばらしいものあります、この伝承を図っていかなきゃいけないという目的があるんですね。 実は、そういうことを勉強する中で、六年前に、国宝に指定されている姫路城の平成の大修復というんですか、この修復現場を視察をしてまいり……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。 文科省設置法の改正案について、これまで先輩、同僚議員からかなり具体的な質問も出ましたので、私は、あえてこの今回の文化庁の京都移転を日本の将来の再生につなげられないかという、ちょっと大上段に構えてかなり政治的な質問をしますので、大臣も答弁書を読むだけじゃなくて、政治家として是非とも大臣のビジョン、御意見をお聞かせいただければと思うんです。 まず、今回の文化庁の京都移転、一部移転は、文化行政の再構築による推進、発展とともに、行政機能の東京一極集中の是正と地方創生も目的としているという認識でよろしいんでしょうか。
○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。 今日は、東京オリパラ組織委員会の副事務総長の布村様にお越しいただきまして、お忙しい中、ありがとうございます。古巣に戻ったという感じですよね。この委員会でも随分御活躍だったと思いますので、今日は自由闊達に、でも、かつ簡便に御答弁いただければ有り難いと思っています。 私は、東京オリパラ大会を成功に導くための準備、この準備が大切だということで、実はこの三年ぐらいずっと質問を繰り返してきているんですね。ですから、今日取り上げる問題も、実は歴代の文科大臣やオリパラ担当大臣にも聞いておりますが、しっかりと組織委員会に伝えてくれと言っているんですが、果たし……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文と申します。 柴山大臣、この度は大臣御就任おめでとうございます。プロフィールを見させていただくと、大臣は、自民党の衆議院の補欠選挙に公募で自ら手を挙げて、そして当選されて大臣まで上り詰めたと。日本の政治も開かれたものになってきたなというふうに感じております。是非ともそういうフレッシュな感覚で、今までの大臣にはできないような文科省改革を実現していただきたいと、まず最初にお願いをさせていただきます。 さて、大臣のこの所信というか挨拶を先日聞かせていただきました。文科省として、大臣としてやりたいことはしっかり書かれていたと思います。ただ、その九ページに及ぶその文章……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。 私は、貸与型奨学金の超過回収問題について、今日は伺っていきたいと思います。 日本学生支援機構が未返還の奨学金の支払を保証人へ請求する際に、半額の支払義務しかないにもかかわらず全額の返還を請求し、応じなければ法的措置をとる旨を伝えているということが問題となっています。 学生が奨学金を借りる場合に、連帯保証人と保証人それぞれ一名ずつ付けることが求められています。そして、本人と連帯保証人が返還できない場合、保証人の支払義務、返還義務は二分の一になると民法で規定されています。これを分別の利益といいます。 衆議院の議論でもあったようですが、文科省及……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文と申します。 四人の参考人の皆さん、今日は大変貴重な御意見ありがとうございます。 まず、鎌田参考人に東電の無限責任についてお伺いしたいんですが、今回の法改正では原発事業者の無限責任ということが継続されたわけですけれども、でも足りなければ国が助けるみたいな、国の責任についても言っているわけで、本当にどちらが責任を負うべきかという根本的なところがやっぱりはっきりしないで終わっているわけですよね。 それで、これにはちょっと過去の経緯があって、原賠法が制定された一九六一年当時から無限責任については意見の対立があったというふうに聞いています。法整備に向けた専門部会座……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。
私は、まず、東電の賠償責任の強化についてお伺いをしたいと思います。
これは政府参考人の方にですけれども、賠償措置額、この千二百億円の引上げが見送られました。このことと関連して、東電の方は二〇一七年度末で千三百二十八億円もの巨額の当期純利益を計上する。この東電の責任、要するに賠償措置額よりも単年度で多い利益を計上している東電の責任が余りにも小さ過ぎるんじゃないかと私は思っておりまして、その責任を強化する必要性について政府はどのように考えておられますでしょうか。
【次の発言】 単年度で千三百億を超える利益を上げている東電が賠償措置額の千二百億円を……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。 まず、私、今日は、大学医学部の不正入試についてお伺いしたいと思います。 大臣、今日の読売新聞の一面見ました。順天堂大学で女子差別認定、あと浪人生も敬遠していたと。これ第三者委員会が発表して、来週には大学が発表するそうであります。 八月の東京医大の不正入試を受けて、文科省は他大学の医学部での不正入試を調査しているところだと思います。先月中旬には、文科省は、複数の大学で不適切な入試の疑いがあるとしながらも、不正の有無については大学側の自主的な公表を求めると、こういう極めて中途半端な発表を大臣がなされたわけであります。 これ、受験生、今願書受付……
○松沢成文君 日本維新の会・希望の党の松沢成文です。 私は今回初めてこの委員会に入れていただいたのでODAの行政について詳しいわけではないのですが、今、調査派遣の皆さんの報告を聞いていて、その中で、第何班でしたかね、アフリカのケニア、それからウガンダですか、に派遣されて調査をしてきたという報告がございました。 その報告を聞いていて、それとは別に、今月の朝日新聞に私は非常にこれ気になる記事が載っていたんですね。その記事は、この見出しは「日本整備の港…中国への担保に?」という形で載っているんです。この日本整備の港というのはモンバサ港のことなんですね。 どういうことかといいますと、私も記事を見……
○松沢成文君 維新・希望の松沢成文と申します。 今日は、四人の参考人の先生方、お忙しい中ありがとうございました。 まず、稲場参考人にお伺いしたいんですけれども、SDGsについて非常に分かりやすく説明していただいて、なるほどなと思う部分が多々ありました。その中で、キーワードとしていろいろ、食料とか貧困、格差、あるいは気候変動、災害とか紛争とか、こういうキーワード出てきまして、こういうものを乗り越えて持続可能な社会をつくらなければいけないということだと思うんですけれども、これ難しいですね。食料はそれこそ貧困にも格差にも関係しますし、全てがつながっているので、どれか一つ解決しようと思って政策打っ……
○松沢成文君 維新・希望の松沢成文でございます。 今日は、大臣所信の中にもありましたが、オリンピック・パラリンピックの成功に向けて質問していきたいと思います。 大臣も、オリパラの成功を一つの契機としてスポーツ立国の実現を目指すというふうに述べておられました。ただ、私の目から今の準備状況やあるいは招致委員会の疑惑等々を見ても、このままオリンピックが成功して、いいレガシーを残せるのか、大変心配になっております。 そこで、今、招致委員会の疑惑が国際司法問題にも発展しておりますけれども、まず第一点目に伺いますが、二〇二〇年の東京オリンピック招致活動の主務官庁、もちろんこれ、都市ですから東京都が招……
○松沢成文君 日本維新の会・希望の党の松沢成文でございます。 私は、まず、オリンピックに関係して質問をしたいと思います。ただし、ゴルフ場の会場問題ではなくて、今日は、たばことスポーツの観点から質問をさせていただきます。 私は、東京オリンピックやラグビーのワールドカップまでにしっかりと受動喫煙防止対策をやらないと恥ずかしいと。それは、やっぱり国際条約にも日本は入っていますし、あるいはIOCやWHOの持つ協定の精神に向けてもきちっとやるべきだということで、この委員会や予算委員会でも、受動喫煙防止の対策を進めなきゃおかしいぞということを何度も質問してきたんですね。ようやく国会の方でも受動喫煙対策……
○松沢成文君 日本維新の会・希望の党の松沢成文でございます。 私はまず、この法曹養成制度ができた経緯、特に法科大学院ができた当時の議論から始めたいと思うんですが、まず、今年二月に発売されたある経済誌に、法務省の元幹部の話を交えて以下のような趣旨が掲載されていて、私は非常に興味深く感じたんですが、ちょっと読み上げます。 法務省は当初、アメリカのロースクールをモデルに制度設計をしようとしたが、これに法学部を抱える大学と文部科学省が反対した、アメリカの大学には日本の法学部に当たる学部がなく、新設する法曹養成機関がアメリカ型になってしまうと既存の法学部を潰すことになるのではないかと大学と文部省側が……
○松沢成文君 日本維新の会・希望の党の松沢成文でございます。 法曹養成制度の法案の改正案について質問をしたいのですが、その前にちょっと、私は大変驚いた報道がありまして、その件をちょっと取り上げたいと思うんですね。 五月十九日に行われた司法試験の予備試験で、今年の去る五月十九日に、未来問と名付けられたAI、人工知能が、問題の六割、これ短答式の、予備試験の短答式の問題の一般教養を除いた法律関係の問題ですね、この九十五問中五十七問を事前に予測し正解したと、これ開発会社、IT企業ですが、サイトビジット社が発表しているんですね。その報道があって、私、大変驚いたんです。過去の試験でのこの合格ラインが五……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。 今国会から日本維新の会と希望の党は参議院の会派で統一会派を組みまして、今、共に活動をしております。今日はその維新・希望の会派の立場から、不正統計の問題あるいは憲法の課題について質問をさせていただきたいと思います。 まず、今回の毎月勤労統計の不正が表に出ましてから総務省は、全ての基幹統計、これもう総務省、文科省、厚労省、農水省、経産省及び国交省が所管する二十三の基幹統計で問題があることが明らかになったと。まあ不正とは言えませんが、統計法に照らして様々な問題があるということが分かったと。 実は、総務省は一七年にも、これは基幹統計だけではなくて全……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 今日は、大臣所信を受けまして、スポーツの振興、文化行政等について質問させていただきたいと思います。 オリンピックがもう一年弱に迫ってまいりまして、これを成功させなければいけないのでありますけれども、突然のマラソン会場の変更等々いろんな動きがありまして、私もちょっと解せないところがたくさんあるので、その辺りを大臣、あるいは今日は内閣府の政務官にも来ていただいていますけれども、質問させていただきたいと思います。 まず、今回のマラソン会場、東京から札幌に変更になる、あるいはIOCがその方針を持っているということを、大臣、萩生田大臣、いつ頃、ど……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 本日のテーマは高大接続改革についてでありますが、同僚の委員の質問を聞いていても、これは問題だらけだなと。ここは一度、英語試験の民間の活用と同じように、やはり中止して見直すしかないなというのが我が党としての結論なんですね。ただ、この問題については後半に梅村先生にじっくりとやっていただくとして、私は、せっかく大臣と恐らく今国会会える最後の機会にもなりそうなので、今の喫緊の課題であるオリンピックとゴルフ場利用税の問題について、ちょっとこれ、このままじゃオリンピック迎えるわけにいきませんので、大臣の決断を促すために質問したいというふうに思います。 ……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 まず、私は、古いテーマになりつつありますが、道州制について質問をしたいと思います。 大臣も、地方創生の担当相ということで、今地方を活性化しないと日本の活力は生まれないということで御努力はされていると思うんですが、これまで、大臣まで六名の地方創生の担当大臣がお仕事をされてきている。ただ、全く結果は出ていない。東京一極集中は進む一方、地方は廃れる一方であります、結果として。確かに、人口も減ってきて、少子高齢化が進んで、雇用の場も地方になくなって、東京にはどんどんどんどん企業も人も情報も集中するけれども、地方はどんどん廃れる一方。 私たち日本……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 私は、今日、東京五輪、オリパラ開催に向けて、ちょうど予定どおり延期開催されれば一年前ですので、しっかりと、国民の皆さんも相当不満や疑問、不安をお持ちだと思いますので、この件について質問していきたいと思います。 橋本大臣、ありがとうございます。お忙しいと思います。予定どおり開催されれば今頃開会式直前で、大臣、もう本当に世界中からVIPをお招きして忙しい時期だったと思いますが、このコロナ禍で一年延期になってしまいまして、私のこんな質問を受ける羽目になって本当に申し訳なく思っておりますけれども、私も、今日ちょっと厳しい質問させていただきますが、……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 大臣所信を聞きましたが、私ちょっと残念だったのは、学習指導要領が久しぶりに改訂されて、それを受けて初めての教科書検定が行われているわけですが、このことについて何も触れられていなかった。ただ、現場ではかなり混乱していますので、この問題、ちょっと取り上げたいと思います。 一般社団法人の新しい歴史教科書をつくる会、以下、つくる会と呼びますが、ここは、自ら作成し、株式会社自由社から発行予定の中学社会新しい歴史教科書が、昨年十二月二十五日、文科省より不合格の通告を受けたとありました。これ、一発不合格ですね。文科省より何と四百五件の欠陥箇所が指摘され……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 今回、いわゆる地域文化観光振興法案が出てきました。私も、日本の観光振興においては、もちろん近代的なディズニーランドのようなテーマパークをつくるのも観光振興の一つでしょうが、日本のすばらしい歴史、伝統文化、これを観光資源として広く国内、国民の皆さんにも海外からの皆さんにもアピールして、その魅力を伝えて観光振興を図るというのは大事だと思っていましたので、この法案が出てきたのは賛成ですし、中身で具体的に反対をするというのは余りないんですよ。 ないんですが、ただ、この法案がなぜ急にというか、ここで出てきたかというと、一つは東京オリンピック。オリン……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文です。
我々はこの著作権法の改正案には賛成なんですけれども、最後にちょっと確認の意味で質問させていただきます。
平成二十四年の法改正で既に刑事罰化されている音楽、映像の違法ダウンロードについては、これまで全く違法行為が摘発されていないんですね。これ、なぜ摘発されないんでしょうか。そもそも、刑事罰化しても実際には摘発や立証がこれできないんじゃないでしょうか。見解いかがでしょうか。
【次の発言】 抑止効果はあるけれども、私はこれ実効が上がらないんじゃないかなと心配しています。
大臣、今回の改正で、これまでの音楽、映像以外にも漫画や小説などのほかの著作物に違……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 新型コロナウイルスについて、まず総理の認識を伺いたいと思いますが、現在、世界六十か国以上に広がっていて、感染者も八・七万人、九万人近いです。それで、死亡者も二千八百七十人。日本の、我が国においても感染者はもう千人に迫っていまして九百六十二人、そして死亡者も十二人と、昨日現在ですね、なっております。 政府は、この情報はただ事じゃないということで基本方針を発表しましたし、そして、その後、総理自らの判断で、民間に対しても大規模イベントは自粛してほしい、さらには公立の小中高等学校も休校してほしいと、ここまでやっているわけですね。 総理、これは日……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文です。 私は、ずっとライフワークとしてたばこの問題、たばこと健康の問題に取り組んできていますので、今日もこのたばこと消費者行政についてまず伺っていきたいと思うんです。 今、新型コロナウイルスの感染が拡大になっていて、その中で重症化リスクとかあるいは致死率ということがよく言われていますけれども、これ、喫煙がかなり新型コロナウイルスの重症化の大きな要因になっているということがいろんなところで言われているんですね。まず世界保健機関、WHOも、あるいはヨーロッパ疾病予防管理センター、ECDC、さらには東京都医師会、日本禁煙学会、こういった多くの医療関係組織が新型……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 まず最初に、大臣に、この新型コロナショックとソサエティー五・〇、あるいはこのスーパーシティの関係を聞こうと思ったんですが、前回の大臣所信でも同じような質問を聞いていますので、ちょっと次に飛ばします。ごめんなさい。 まず、スーパーシティの選定手続についてお聞きしますけれども、このスーパーシティ事業への参画を希望する団体、これ自治体ということですけれども、これは事業計画案を総理に提出する、ここが総理に提出することになるんですが、この自治体というのは、当然、市区町村だけでなく都道府県も含まれると思います、そこは広域的にやろうと。 市区町村でも……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文と申します。 今日は、三人の参考人の皆さん、どうもありがとうございます。 まず、ちょっと重複しますけれども、この私は通報対象事実の範囲の拡大について、法律家である二人の先生からまずお伺いしたいんですけれども。改正案では、過料の対象となる規則違反行為、つまり行政罰が、刑事罰だけじゃなくて加えられたわけですよね。まあこれ、一歩前進だとは思うんですけれども、私は、この法律の実効性を確保するためには、もっともっと拡大していかなきゃいけないというふうに思っているんです。 まずは、例えば地方自治体の条例。これ、だから、法律だけじゃなくて、自治体の条例なんかも含めた……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 ただいまは公明党の安江議員、法律家でいらっしゃるということで極めて専門的な高度な質問でしたが、私は一凡人ですから一般的な質問をしますので、是非とも大臣も分かりやすい答弁をお願いしたいと思います。 まず、先ほど福島委員からも取り上げていただいたこの森友事件と公文書の改ざん、これ、私、公益通報者保護の制度とすごく関連があるというふうに認識しているんですよ。一昨日の本会議で、大臣も私の質問受けていただいて、私はそのときは麻生財務大臣に質問をしたんですけど、それと同じように、今日は衛藤大臣の大臣としての感想、見解をお聞きしたいんです。 まず、こ……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文です。 私は、さきの通常国会で、現行の教科書検定制度の問題点をあぶり出しました。今日は、検定制度の問題点からちょっと先に進めて、教科書調査官の資質と任命の問題点について幾つか質問をしていきたいと思います。 今年の七月に一部週刊誌が、北朝鮮スパイリストに教科書調査官の衝撃の真相と題する記事を報じました。韓国留学中に北朝鮮工作員にスカウトされた日本の学者が、教科書検定の要である文科省教科書調査官に任命されたという内容のものであります。本人は匿名になっておりますけれども、内容からすれば、毛沢東を研究していた現在の地理歴史科の主任教科書調査官であることは一目瞭然……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 東京オリパラ特措法改正案に関連して質問いたしますけれども、まず資料一、皆さん御覧になってください。 これ、オリンピック憲章のオリンピズムの基本原則、最も大切な基本原則が、七項目でしたかね、たしかあるんですけれども、その中にこう書いてあります。スポーツをすることは人権の一つである。全ての個人は、いかなる種類の差別も受けることなく、スポーツをする機会を与えられなければならない。このオリンピック憲章に定める権利及び自由は、いかなる種類の差別も受けることなく、確実に享受されなければならない。オリンピックを開催する国は、これをしっかり守ってオリンピ……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 まず、総理、この度は内閣総理大臣御就任おめでとうございます。同じ神奈川選出の議員として心からお祝いを申し上げます。 さて、総理、来年の三月、東北大震災、そしてあの福島の東電の第一原発の悲惨な事故から来年三月で十周年を迎えるわけであります。この間、官民挙げて復旧復興に取り組んできたとは思いますが、福島県民にとっては復興が実感のものとはなっていないんじゃないかと私は思っております。 その最大の原因は、あの福島第一原発の廃炉に向けた処理というのがほとんど進んでいないということだと思います。それどころか、原発処理水がどんどんどんどんタンクに積み……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 ちょっと大臣の御都合もあると思いますので、通告を変えて、丸川大臣を一番後にしていきます。後にじっくりやるという意味でね。 まず、IRですね、横浜のIR招致についてちょっと大臣の考え方を伺いたいんですが、政府は、IR招致に国民の理解が必要だというふうに言っていまして、この基本的な方針ですね、法律に基づく基本方針でも、IR区域の整備について、地域における十分な合意形成がなされており、IR事業が長期的かつ安定的に継続していくために不可欠な地域における良好な関係が構築されることが求められると、こうあるんですね。 ただ、実は私の地元横浜、大混乱し……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 私は、中学校の歴史教科書の検定問題を取り上げたいと思います。 令和元年度の教科書検定で中学校の歴史教科書に新規参入した山川出版社の教科書に、従軍慰安婦の用語が登場しました。これは、平成十五年度の検定以降使われていなかった従軍慰安婦という問題が十六年ぶりに復活をしたわけであります。 戦時体制下の植民地、占領地の小見出しの下に、教科書本文にこう記されています。参考資料を御覧ください。多くの朝鮮人や中国人が日本に徴用され、鉱山や工場などで過酷な条件の下で労働を強いられた。そして、そこに注釈一が付いていまして、これ、この一の説明が補足説明で載っ……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文と申します。 今日は、三人の参考人の皆様、お忙しい中ありがとうございます。 今、同僚委員の方から様々な観点から質問があったんで、ちょっと私は観点を変えて、少人数学級とはダイレクトには関係しませんけど、今後大きく影響してくるという面で、ちょっとデジタル教材について三人の、それぞれ教鞭も執られた経験もある先生方ですから、ちょっと感想というか考え方聞きたいんですね。 少人数学級というのは、個別最適化の、それぞれの生徒の習熟度とか個性に合った教育ができるような体制をつくるには、たくさんいるよりも、やっぱり少人数で目の届く、対話のできる体制があった方がいいという……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 まず、この義務教育標準法の改正案、質問したいと思いますが、私も、教育現場の悲願であった少人数学級による個別最適化のきめ細かな教育を実現できる方向に、今回大臣が頑張っていただいて、その方向付けをしっかりとしていただいたことに対しては高く評価させていただいております。 その上で質問したいんですけれども、大臣が、この三十五人学級を実現する、というよりも少人数学級を実現する目的に、記者会見でもあるいは教育団体が集まったところのスピーチでも、コロナがあるから絶対やるんだと。最初にこのコロナで、学校でもソーシャルディスタンスが取れない、あるいは精神的……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。
私は、本委員会でこれまで度々、中学校の歴史教科書の問題を取り上げてまいりました。調べれば調べるほど、この教科書調査官とかあるいは教科書検定で疑問や疑惑が湧いてくるので、今日もちょっとその続きをやっていきたいと思います。
まず最初に、改めて、教科書調査官の選考基準とはどのようなものでしょうか。
【次の発言】 それでは、歴史教科、これは世界史、日本史なんかの主任調査官は大学教授又は准教授の経歴を有しておりませんが、ここでいう担当教科に関して、これらに準ずる高度に専門的な学識及び経験とは何でしょうか。
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文と申します。 今日は、三人の参考人の先生方、ありがとうございます。お忙しい中、恐縮です。 山崎参考人は学長の立場ですよね。それから、小倉参考人は監事の立場でありますし、また駒込参考人は大学の教員の立場で改革を訴えていると、こういう立場だと思います。それぞれ三人お立場違うんですが、ちょっと私は三人の御意見を一緒の質問でまずいただきたいなと思っております。 今回の国立大学法人のこの組織体制の見直し、以前は、ある意味で民主的に学長を選んで大学運営進めていたと。ただ、これが学長にしてみれば、みんなに選ばれるからみんなにいい顔し過ぎてしまって、なかなか大学のリー……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 法案の質問に入る前に、私がこの委員会でも何度か取り上げてきた歴史教科書の問題について、まず伺っていきたいと思います。 私もこの委員会で、特に中学の歴史教科書において、従軍慰安婦という表記、あるいは中国人の徴用とかですね、こういう誤解を招く間違った表記が余りにも今回多かったんじゃないかと、こんな質問をしてきたわけですが、御承知のとおり、我が党の馬場幹事長が衆議院に提出した「従軍慰安婦」等の表現に関する質問主意書に対する政府の答弁書において、慰安婦問題に関して、従軍慰安婦との表記は適切ではなく、単に慰安婦という用語を用いるのが適切だとして、こ……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文です。 私は、今日も教科書の問題、教科書検定についてお尋ねしていきたいと思います。 四月に我が党の馬場幹事長が提出した政府に対する質問主意書の答弁書で、さきの大戦中に行われた朝鮮半島から日本本土への労働者動員について、強制連行、強制労働と表現することが不適切であるということを政府は初めて明らかにしたんですね。 高校の歴史教科書では、この強制連行、強制労働という表現とともに、これは今後使わないで、徴用という言葉を使うということになったんです。今日はそれはいいんですけれども、それと同時に、教科書では、旧朝鮮半島出身労働者の総数を約七十万人あるいは約八十万人……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 総理、御無沙汰しております。お元気ですか。審議時間が大分長くなってきてお疲れに見えますけれども、今日は幾つか改革案を提示したいと思いますので、前向きな御答弁お願いします。 これまで同僚委員から総務省の接待疑惑についての各方面からの質問がございました。確かに真相究明は必要ですけれども、それと同時に、今後こうした事件、疑惑を、まあ事件まで行っていないかな、二度と起こさせないように再発防止策をしっかりと作っていくということは、これまた政治の責任だというふうに思います。 さあ、一連のこのいろんな疑惑の報道を見ていて、私は非常に腑に落ちないところ……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 今日は、私は、地方創生に資する大都市制度の在り方というテーマでちょっと質問していきたいと思います。 少子高齢化社会を迎えて福祉がこのまましっかり続けられていくのかとか、あるいは道路や社会資本が老朽化してきてそれにどう対応するのか、大都市は様々な問題を抱えていまして、そういう中で、例えば大阪でしたら、広域行政を政令市じゃなくて府に一元化するとか、あるいは、この政令指定都市内にある行政区という区の制度を総合区化してもう少し自治権を持たせて、地域に身近なところでこの分権をしていこうとか、あるいは、政令市長会というんですかね、こういうところから、……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢と申します。 今日は、三人の先生方、もうコロナ禍で大変な状況の中、参考人として御出席いただいて、ありがとうございました。 今までお話聞いていて、やはりこの法案でやっぱり足りなかったなと思うのは、BツーCの取引だけを対象にしてCツーCが入らなかったと。今フリマアプリなんかがどんどんできてきて、やっぱりCツーCの取引でのトラブルというのも相当多くなってきていますよね。ただ、このCツーCの市場がうまく発展すると、私は、無駄なものが眠っている社会から有効利用される社会になって、ごみも減っていくんじゃないかなと、究極な話。そんなところまで影響あるんじゃないかなと思って……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文と申します。 まず、質問に入る前に、これ通告していないので、高田次長、もしアイデアがあったらお答えいただきたいんですが、デジタルプラットフォーム、取引デジタルプラットフォーム提供者とか事業者と出てきていますが、この片仮名英語ですよね、どれぐらい日本人分かると思いますか。市民権得ていると思いますか。私なんか、そもそもデジタル弱いのでね、えっ、何のこととなっちゃうんですが、ただ、これを日本語に訳すのもすごい難しいですよね。私だったら、何かな、特定電子市場提供者とかなんとか、こんな感じかなと思うんですけれども、高田次長は、もしアイデアなければいいんですが、これ余……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 ちょっと通告と順番を変えて、第十一次のこの一括法の具体的な質問に入る前に、後段の地方分権改革の理念とか在り方について、大臣にちょっと大きな質問としてお聞きをしていきたいというふうに思っております。 二〇一一年、平成十三年から十年間にわたりまして、第二次の分権改革として十次にわたって地方分権一括法というのが制定されてきて、何と延べ四百四十九本の法律が改正されてきたんですね。その地道な努力には敬意を表しますけれども、これらは、今回の第十一次の分権一括法を見ても、もう細かい法令の見直しばかりというか、細かい法令の見直しが多くて、その検討の視野が……
○松沢成文君 ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちましてというか、この委員会、若い方ばかりで、私、六十四歳ですが、最年長ということなんでお許しをいただいて、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまのこやりさんの動議に御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長に僣越ながら私、松沢成文が選任されました。(拍手)
○委員長(松沢成文君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、高橋光男さん及び山田太郎さんが委員を辞任され、その補欠として宮崎勝さん及び古庄玄知さんが選任されました。
【次の発言】 この際、河野内閣府特命担当大臣、大串内閣府副大臣及び尾崎内閣府大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。河野内閣府特命担当大臣。
【次の発言】 大串内閣府副大臣。
【次の発言】 尾崎内閣府大臣政務官。
【次の発言】 次に、消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査を議題とし、消費者安全法第十三条第四項の規定に基づ……
○委員長(松沢成文君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、古庄玄知さんが委員を辞任され、その補欠として山田太郎さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣人事局人事政策統括官横田信孝さん外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(松沢成文君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、川田龍平さん、倉林明子さん、小沢雅仁さん、羽田次郎さん及び梅村聡さんが委員を辞任され、その補欠として石橋通宏さん、山添拓さん、岸真紀子さん、石垣のりこさん及び串田誠一さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(松沢成文君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、宮崎勝さん、岸真紀子さん、村田享子さん及び三木亨さんが委員を辞任され、その補欠として矢倉克夫さん、福島みずほさん、打越さく良さん及び宮崎雅夫さんが選任されました。
また、本日、梅村聡さん及び田村智子さんが委員を辞任され、その補欠として音喜多駿さん及び山添拓さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
消費者契約法及び独立行政法人国民生活センター法の一部を改正する法律案及び法人等による寄附の不当な勧誘の防止……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 まず、永岡大臣、御就任おめでとうございます。 私は、新人議員じゃありませんで、出戻り議員です。ですから、ちょっと以前に行った質問も引用させていただきながら、今日は、大臣が所信でもスポーツ立国を目指すと言っておりましたので、東京オリパラ大会も終わりましたので、この辺りから質問をさせていただきたいと思います。 まず、一年延期の末、コロナ禍で一年延期の末、昨年開催されたオリパラ大会、大臣がどのように総括をされているか、お聞きしたいんですね。 コロナ禍で一年延期、そして無観客の大会と、もう異例ずくめでした。ただ、その中で、組織委員会は開催に至……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 法案の質疑に入る前に、前回の私の質問で、大臣の答弁、分からなかったことがあるので確認をさせていただきたいと思います。 私は、東京五輪の組織委員会の相次ぐ汚職、不祥事、これ大変醜いものでありまして、それで、もうこれじゃ東京オリンピックのレガシーなんか吹っ飛んじゃって、二〇三〇年の札幌五輪の招致にも影響を与えると。だから、日本のスポーツ行政のトップである、トップリーダーである文科大臣が東京五輪の検証総括委員会を政府主導で立ち上げて、しっかりと総括をして、それで改革案を出して次に臨むべきだと、こう訴えました。そうしましたら大臣は、文科省としては……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。
今日は、まず初めに、サミット、G7サミットが終わりました。このロシアに対する経済制裁の実効力を上げるためにどのように取り組んでいくことになったか、このサミットの成果を御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 これまでこのロシアの経済制裁を行っていく中で、日本企業で、ロシアのウクライナ侵攻後、撤退とかあるいは事業の譲渡、事業を停止をした企業はどれぐらいありますでしょうか。それで、具体的にその代表的な企業名を挙げていただきたいと思います。
【次の発言】 今御報告ありましたように、ジェトロの調査ですね、これ約六五%が現地で撤退なり事業停止なり……
○委員長(松沢成文君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙により本委員会の委員長に選任されました松沢成文と申します。
委員各位の御協力を賜りまして、公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任をいたします。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議はないと認めます。
それでは、理事にこやり隆史さん、中田宏さん、川田龍平さん及び安江伸夫さんを指名いたします。
本……
○委員長(松沢成文君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、田村まみさんが委員を辞任され、その補欠として竹詰仁さんが選任されました。
【次の発言】 消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査を議題といたします。
消費者行政の基本施策について、河野内閣府特命担当大臣から所信を聴取いたします。河野内閣府特命担当大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。
本件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時五十四分散会
○委員長(松沢成文君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、竹詰仁さん及び宮本周司さんが委員を辞任され、その補欠として舟山康江さん及び越智俊之さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府規制改革推進室次長辻貴博さん外十二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(松沢成文君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、舟山康江さん、越智俊之さん及び山田太郎さんが委員を辞任され、その補欠として田村まみさん、永井学さん及び小林一大さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、消費者庁次長黒田岳士さん外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(松沢成文君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、永井学さんが委員を辞任され、その補欠として宮本周司さんが選任されました。
【次の発言】 不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。河野内閣府特命担当大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十五分散会
○委員長(松沢成文君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、小沢雅仁さんが委員を辞任され、その補欠として森屋隆さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、消費者庁次長黒田岳士さん外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(松沢成文君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、森屋隆さん及び長谷川英晴さんが委員を辞任され、その補欠として小沢雅仁さん及び神谷政幸さんが選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りをいたします。
消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 ちょっと質問通告の順番を変えて、まず教科書採択制度について質問いたします。 昨年発覚した大手教科書会社、大日本図書による教科書選定に係る汚職事件について質問をいたします。 大日本図書は、教科書選定に関し、二〇二〇年に大阪府藤井寺市の校長への贈賄を行い、二〇二二年には茨城県、これ五霞町と読むのでしょうね、五霞町教育長へ接待を行ったことが昨年明らかになりました。既に藤井寺市の事件では元役員らが罰金の略式命令を受けています。 九年前に教科書会社十社が関わった教科書謝礼問題を受けて、文科省は教科書用図書検定規則を大幅に改定し、罰則を強化しまし……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 ナノテラス、私も見学させていただきましたが、まあ立派で、すげえ施設なもんだというのが感想でした。 具体的に、ちょっと重複を避けて質問をさせていただきたいと思います。 まず、ナノテラスと同じ放射光施設であって、既に特定先端大型研究施設として規定されているエススプリング、これ何というんですかね、エススプリングエイトかな、SPring8の設置者は、この設置者は国立研究開発法人理化学研究所となっているんですね。放射光施設の運営等に係るノウハウはこの理化学研究所で蓄積されていると考えられますけれども、今回のナノテラスの設置者を理化学研究所ではなく……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文と申します。 三人の参考人の先生方、今日はお忙しい中、ありがとうございます。 今回、またこの私学学校法をかなり大幅に改正することになったそのトリガーというか、一つの大きな原因は、やはり何といってもあの日大の元理事長さんの汚職というか、まあ何というか、独善化、独裁化によってあれだけの犯罪につながってしまったと、これ一つあると思うんですね。もう四、五年前にも一回これ私学教育法改正しているわけで、そこからまたあの事件が起きたんで、もうちょっとしっかり改正をしていかないとまたああいう事件が再発すると。 今回の法律案で、学校法人の理事を対象に、理事らを対象に、特……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 大臣、また午後も各委員から盛りだくさんの質問が行きますので、どうぞよろしくお願いいたします。 法案の質疑に入る前に、政治家永岡桂子様に質問をさせていただきたいと思うんですが、大臣御承知のとおり、いよいよ現在の国民負担率が四六・八%、国民は働いて稼いでも半分は税や社会保障で持っていかれると、こういう時代ですよね。 それで、日本を守るためということで、私はその方向性には大賛成ですが、例えば防衛費の増額とかあるいは少子高齢化の財源に、また増税をやっていこう、あるいは保険料の値上げでいこうというような議論が今、政府・与党の中で行われています。私……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 私は、今日は、まあ今日もと言った方がいいと思いますが、教科書検定制度の不備、不正について質問していきたいと思います。 まず初めに、大臣、地図帳において索引は極めて重要だと私は考えています。ですから、地方自治体の教育現場でも、地理を学習する際には、最初に索引を活用して地図帳で都市などの位置を探させる教育を行っています。教育資料、例えば自治体の教員向け指導マニュアルにおいても、索引の活用は地図帳活用のスキルの中でも最も重要なスキルですと記載されています。 大臣も小さい頃地理が大好きだったと聞いておりますが、この点についての大臣の所見をお聞か……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 今日、私、まずeスポーツについて質問していきたいと思うんですけれども、eスポーツ、大臣も御存じかとは思いますけれども、これ、eスポーツとはエレクトロニックスポーツの略称で、対戦型コンピューターゲームをスポーツ競技として捉えることと。 そして、この二〇二一年の日本eスポーツ市場規模というのが七十八・四億円、二〇二五年には百八十億円まで拡大と推計されています。二〇二一年の日本eスポーツ市場の約六割を企業というかスポンサー、ハード、ソフトを作っている企業、あるいは関連する企業が占めていると。二〇二一年のeスポーツ、日本のeスポーツファンというの……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。
まず、外務大臣からお伺いをいたします。
大臣は、G7の議長国として、ロシアに対する厳しい経済制裁とウクライナに対する強力な支援を行っていくと所信の中でも明言をされておりました。
そうした中で、八月二十四日にウクライナの国家汚職防止庁が、JT、日本たばこ産業株式会社の一〇〇%子会社であるJTインターナショナル、JTIを戦争支援者リストに掲載したことを大臣は御存じですか。知っているのであれば、どう認識し、どう対応するんでしょうか。
【次の発言】 JTIはもうロシアで投資もマーケティングもしていないというんですが、製造も販売もやっているんです……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。
先ほどの大臣の報告で、十七日の日中首脳会談と二十五日の日中外相会談、それぞれの会談で、報道によりますと中国による在留日本人の拘束問題についても日本側から早期解放を要求した、議論があったと聞きますが、どのような話合いがなされたんでしょうか。
【次の発言】 ちょっとこれまでの経緯、具体的にお伺いしますが、今月の十一日には、中国の反スパイ法に違反した疑いで二〇一九年に逮捕された日本人男性について、具体的な容疑が示されないままに何と十二年の懲役が確定したということも報道されました。
そこで、これまでの中国国内でスパイ行為に関わったとして拘束された……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 私は、先月九日の本委員会において、JTの完全子会社であるJTIのロシア事業、これは大変な問題があると、監督官庁である財務省あるいは日本政府の責任において撤退させるべきだという質問をしましたが、残念ながら、大臣の答弁、政府委員の答弁、全く納得ができないので、今日もう一度掘り下げて聞いていきたいと思います。 まず、一問目です。 今、ロシアにいる外国の企業は、まあロシアは侵略国家だと、経済制裁しなければいけないということで、どんどんどんどん経済制裁を進める中で撤退をしています。日本の企業もほとんど撤退をしています。その中で、現在も、そして今後……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文です。 私は、昨今大きな報道が続いております大麻の乱用と、まあ大麻派生商品の拡大というか、こうした点についてお聞きをしていきたいと思います。 まず、大臣、日本の若者に違法薬物である大麻の乱用がどんどん広がっていると思います。大麻事件で摘発される人はどんどん増加しておりまして、二〇二二年は五千三百四十二人に上りました。うち二十歳以下が七割に当たる三千七百六十五人で、四年間で何と二倍近くに増えています。その中でも中高生が百六十一人を数え、低年齢化も進んでいる状況です。 例えば、最近では、日本大学のアメリカンフットボール部や朝日大学のラグビー部の大麻事件に続……
○委員長(松沢成文君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。
去る十月二十日の本会議におきまして当委員会の委員長に選任されました松沢成文でございます。
委員の皆様の御指導、御協力を賜りまして、本委員会の公正、円満な運営を心掛けてまいりたいと存じます。皆様方の格段の御支援を心よりお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、田名部匡代君、佐藤正久君、鈴木宗男君、松山政司君、舟山康江君及び横山信一君が委員を辞任され、その補欠として水岡俊一君、関口昌一君、福岡資麿君、川合孝典君、山本香苗君及び私……
○松沢成文君 日本維新の会・教育無償化を実現する会の松沢成文です。 防衛大臣、私の方からは質問ありませんので、休んでください。いいですか。済みません。 それでは、もう恒例となりましたが、私はJTのロシア事業から始めさせていただきたいと思います。 大臣は所信で、ロシアのウクライナ侵略に対して、対ロ制裁とウクライナ支援を強力に推進すると明言しています。にもかかわらず、日本政府の特殊会社であるJTの完全子会社JTIは、ロシア市場で最大のたばこ会社、そしてロシアの外資系企業では最も納税をしている最大の会社です。つまり、ロシアの経済、財政、雇用に多大な貢献をしてしまっていて、実はロシアはこれ喜んで……
○松沢成文君 日本維新の会・教育無償化を実現する会の松沢成文でございます。 まず初めに、昨今行われましたロシアの代表、大統領選挙の評価について外務大臣の見解を伺いたいんですが、ロシアの大統領選挙はプーチン大統領の圧勝で再選をされたわけであります。これに対して欧米諸国は、自由でも公正でもないひどい内容だとして、無効であると反発しているんですね。私から見れば、これはプーチン大統領の圧倒的信任だけを目的に行われた選挙独裁のためのイベントぐらいにしか思えません。 しかし、これに対して日本政府の対応が何かはっきりしない。岸田総理は、他国の選挙結果について具体的に申し上げることは控えると言いながら、今……
○松沢成文君 日本維新の会・教育無償化を実現する会の松沢でございます。 私も防衛装備品の移転についてまず御質問したいと思うんですが、今、水野委員からも質問がありました。同じ野党なんですけれども、かなり違った角度から質問をさせていただきます。 今、世界各地でもう戦争、紛争が激化して大混乱ですよね。そういう中で、日本も同盟国、同志国と防衛装備品を融通し合うことは安全保障上大きなメリットがあると思います。開発や生産でのコストを下げることもできますし、あるいは同志国同士の安全保障協力を進めることもできるし、あるいはそれぞれの国の抑止力を強化することもできるわけですね。その効力を最大化するには、三原……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文です。 私も水野委員同様、地元、神奈川横浜の選出ですので、地元目線で質問していきたいと思いますが、たくさん質問事項があって、答弁、お願いしたとおり一分以内でお願いしますね。 まず、博覧会の呼称についてですが、正式には二〇二七年国際園芸博覧会、まあ英語ではグリーンエキスポ二〇二七と言うわけですが、略称では園芸博というのを使っています。けれども、もう地元混乱しているんですよ。この前、大阪でやった花博が有名だったので、あの花博が園芸博のことでしょうという質問もよく受けます。それから、市長さんは市議会の施政方針演説で横浜グリーン博というのを正式に持ち出しているん……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。
今日はまず米軍基地問題について質問したいんですが、その前に、木原大臣は横浜みなとみらい地区がある横浜インナーハーバーに行ったことございますか。あるかないかで。インナーハーバー、横浜みなとみらい地区のあるインナーハーバーに行ったことありますか。
【次の発言】 ちょっと通告していませんが、上川外務大臣は横浜のインナーハーバー、みなとみらい地区訪ねたことありますか。あるかないかで。
【次の発言】 いいところでしょう。
皆さん、ちょっと配付資料をまず御覧いただきたいんですが、この横浜のインナーハーバー、もう今観光の港としても大人気なんですけれども……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 質問がかなり出て重複してきましたので、質問通告の四番目、多国間共同訓練について、ここからお伺いしたいと思います。 新聞報道では、自衛隊が参加した三か国以上が参加する多国間の共同訓練が昨年は何と五十六回、これは二〇〇六年に比べて十八倍に増加しておりまして、高度な連携が必要となるこの戦術、戦闘の項目を含む訓練、簡単に言えば、実戦訓練も二〇一〇年から増え続けて、昨年は全体の六四%が実戦訓練というふうになってきております。また、訓練場所は、東シナ海や日本海などの日本周辺が十八回、東南アジアが十回、南シナ海が四回となっています。 昨年の共同訓練の……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 今日は、まず尖閣諸島の防衛問題から伺っていきたいと思います。 沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域の中に中国が国連海洋法条約の手続を無視して設置したブイについて、私は、大臣は覚えていると思いますが、昨年の十二月七日の当委員会の質疑で、早く実力で撤去すべきだと、でも、それをしないのであれば、東シナ海の日中中間線よりも中国側の海域に日本がブイを設置して対抗すべきだという提案をさせていただきました。 そしたら、驚いたことに、大臣は三月八日の記者会見で具体的に、撤去、移動、我が国によるブイの設置を検討していると明らかにしたんですね。私は具……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 私は、引き続き、米軍施設の、まず横浜ノースドックについて質問したいと思います。 四月十六日の私と大臣の質疑で、大臣は、横浜ノースドックの返還について、日米安全保障条約の目的達成のために必要な施設であり、地元自治体の要望を勘案する必要があると、こういう答弁しているんですね。確かに、基地の返還に対しては、日米安全保障条約目的達成ということは日本の抑止力の維持ということだと思います。それと地元自治体の要望を勘案する必要がある。 実は地元の横浜市や神奈川県からは、一九九七年以来二十七年間にわたりまして、とにかく返してほしいと、横浜にとって重要な……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。
まず、条約関係、質問したいと思うんですが、この条約の文言に次期戦闘機という単語が恐らく一つも出てこないんですね。これ、GCAPで生み出された品目とか技術というふうに全部書いてありまして、しかし、この条約でつくる組織の最終目的は、これ、GCAPの完成品である次期戦闘機なわけですよね。
なぜ次期戦闘機という目的がしっかり条約に書かれていないのか。これ、案文作成の段階で日本としてはそれをしっかり、私は、提起すべきでなかったのかと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 まあ、やっぱり最終目的しっかり書くべきだと思いますが。
二番の質問は、ちょ……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 私は、この委員会で尖閣問題を何度も取り上げてきました。私は、尖閣諸島に施政権の拠点を確保しなければ実効支配を確立しているとは言えない、こういう状況だから中国の海洋進出を許しているんだと、こう訴えてきました。これに対して、どんな角度から聞いても上川大臣の答弁は見事に統一されています。これしか言いません。尖閣諸島の平穏かつ安定的な維持管理という目的に照らし、政府において適切に対応していく。何を聞いてもこれしか言わないんですね。私は、政府において全く適切に対応されていないから質問を続けているわけなんですね。 今日は具体的にちょっと聞いていきます……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文です。 恐らく今国会最後の質疑になると思いますので、よろしくお願いいたします。 まず、ちょっと尖閣問題についてお伺いしたいんですが、私、前回の質疑で、尖閣諸島への日本人の上陸判断について伺いました。その際、政府としては、尖閣諸島及び周辺海域の安定的な維持管理という目的のため、原則として政府関係者を除き何人も尖閣諸島への上陸を認めない方針を取っているという答弁でありました。しかし、上陸が認められる政府関係者に果たして私たち国会議員が含まれるのかどうかをお聞きしたいんですね。 過去の国会答弁や質問主意書を見ても、明確な見解は示されていません。ちなみに、政府……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 私は、財務省が監督権限を持ち、政府の特殊会社であるJTの経営問題について伺っていきたいと思います。 まず、皆さん、配付資料を御覧いただきたいと思います。 JTは二〇二三年八月にオランダの子会社と孫会社を合併させました。そして、合併後の存続会社となった旧孫会社から受け取った八億ドル、約一千二百億円の配当金を十二月に突然返還をいたしました。この返還した理由について、JTは、グループ内のキャッシュバランスの最適化等を考慮したと、訳の分からない説明をしています。しかし、返還した本当の理由はおよそ三百億の国税庁による配当課税を免れるためのものだっ……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 まず最初に、宅配便を利用した悪徳商法への対応について質問したいと思います。 今やインターネット販売は私たちの生活で欠かせないものとなっております。このインターネット販売、通販を支えているのが宅配便サービスであります。しかし、この宅配便の利便性を逆手に取って犯罪に利用する例が後を絶ちません。そこで、宅配便を利用した悪徳商法について、具体例を交えて質問したいと思います。 まず、無料サンプルやお試し商品として宅配便で商品を送り付けて、後日高額な請求を行う、これいわゆる送り付け商法でありますけれども、この送り付け商法に関する消費者相談の件数の推……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文と申します。 私も、今日は小林製薬の紅こうじサプリ問題を中心に伺いたいと思います。質問項目たくさんありますので、私、質問も短いですから答弁も短く、ぽんぽん行きたいと思いますので、よろしくお願いします。 まず、この健康被害の原因について伺いたいと思うんですが、小林製薬の紅こうじサプリの問題では、摂取との関連が疑われる死者が五名、入院治療者が二百名を超えております。この原因究明と被害の拡大防止にこれ全力を尽くしていかなければなりません。 そこで、健康被害の原因について現時点で判明している内容をお答えいただきたいと思います。
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 まず、私は、たばこによる消費者被害についてお伺いをしていきたいと思います。 本日は、参考人として、国立がん研究センターのたばこ政策情報室長を務める平野公康先生にお越しをいただきました。ありがとうございます。 そして、消費者担当大臣、自見大臣は、もう御自身、医師の資格をお持ちで、たばこと健康の問題に大変高い識見を、見識を持っていまして、この豪華お二人のキャストをお迎えして審議できること、心から感謝をしております。よろしくお願いいたします。 さて、厚生労働省によると、日本のたばこにおける超過死亡者数、これはたばこだけを原因とする死亡者数と……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文と申します。 発議者の皆様、委員の皆様、大変御苦労さまでございます。 私たちみんなの党は、憲法は国の基本法として大変重要な法律であるけれども、決して不磨の大典ではないと。時代の大きな変革の中で現実に合わなくなったところ、様々不備があるところは国会がしっかりと議論をして、そして国民の皆さんに判断をいただきながら改正すべきは改正していく、これが私は政治の役割だというふうに思っておりまして、そういう意味で、今回、この国民投票法案のある意味で宿題が解決の方向に向かいつつあるということは大変高く評価をさせていただいております。 実は、私もみんなの党の憲法担当主査で……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文と申します。 今日は、参考人の先生方、お忙しい中ありがとうございました。 私は、大きく二問、四人の先生全ての、識見をお持ちの方ばかりですので、見解を伺いたいので、答弁時間の御配慮の方もよろしくお願いいたします。 まず第一点目でありますが、政治参加教育、特に実践的政治参加教育の必要性。これはもう、公職選挙の投票率がどんどん低くなっている、あるいは、今回国民投票法ができれば、国民の皆さんがその投票をするわけですね。その投票率が低いと、正当性すら疑われます。 そこで、実は、先ほど小林参考人の方から御紹介いただきましたが、私が神奈川県知事を務めていたときに、全……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 今日は、西、阪田、両公述人の皆さんには大変貴重な御意見をいただきまして、勉強になりました。ありがとうございました。 まず、阪田公述人に伺いたいんですが、憲法九条の解釈、特に自衛権に対する解釈で、恐らく公述人は、集団的自衛権は認められないんだという一貫したずっと内閣の姿勢があって、それを急に変更するということは、もうこれは国の形を変えることになって大変な問題を含むんだという御指摘だったと思うんですね。 ただ、集団的自衛権と個別的自衛権を分けて考えがちなのはちょっと日本の特性でありまして、普通、自衛権という大きな枠で考えると、憲法ができて、そ……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 先ほど我が党の松田幹事の方からも表明がありましたように、みんなの党は時代とともにより良き憲法を目指して柔軟に見直していくと、これがあるべき姿であって、国会の発議をするという責務であると思います。 先ほど、自由民主党の赤池先生から御提起がありました。いよいよ憲法の国民投票法ができて、憲法改正の手続が整ったわけですね。これから本格的な憲法改正議論になる。ただ、そのときに国会で幾ら改正を発議しても、国民が無関心のまま、投票率が三〇%も行かないなんということがあったら、これは憲法改正の正当性も持ち得なくなってしまうと思います。 特に、今回、十八歳……
○松沢成文君 みんなの党の松沢成文でございます。 みんなの党を代表して、憲法と参議院というテーマで話をさせていただきます。 私たちみんなの党は、そもそも今の中央集権体制、国家体制というのは完全に限界に来ていると、もっともっと地方の独自性を促して、地方自らが様々な政策を実現できる、そういう体制に持っていくべきだということで道州制の推進を掲げております。 今後、憲法改正が道州制に必要かどうか議論はありますが、そういう大きな改革、道州制が進んでいくと仮定して、そうなった場合には、私は一院制でいいと思っています。今のように中央集権体制で、霞が関、永田町が様々な権限抱えて多くの行政を握っている、こ……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文でございます。 まずもって遠藤大臣、この度はオリパラ担当大臣御就任おめでとうございます。同じラグビーを愛する同志として、心からお祝いを申し上げたいと思います。 さて、まず最初に、今日はオリパラ問題の質疑でもありますので、私としましては、オリンピックに向けてのたばこ対策を取り上げていかないといけないというふうに思っております。 実は、前大臣の下村大臣が、オリパラ担当大臣の最後にすばらしい仕事をしていただきました。私は感激をしております。皆さんにペーパー配っておりますので、見てください。 「二〇二〇年に向けた受動喫煙防止対策の推進に係る要請」、つまりは、I……
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文でございます。 今回のリオのオリンピックからゴルフというスポーツが競技種目に加わりまして、東京オリンピックもゴルフ競技が行われるわけなので、私はちょっとゴルフを取り巻く問題点について幾つか質問をしたいと思うんです。 まず、文科大臣にはもう委員会で何度も聞いていますから、質問に入る前に、官房長官、ちょっと通告していませんが、感想でいいんですが、官房長官はゴルフやられますでしょうか。それで、官房長官にとってゴルフはスポーツなのか、接待なのか、あるいは娯楽なのか、感覚的にゴルフというのをどう捉えていますでしょうか。
○松沢成文君 次世代の党の松沢成文と申します。先生方、今日はよろしくお願いいたします。 まず、安保法制の関連で柳澤先生にお聞きしたいんですが、今回の安保法制の議論が今与党協議でやられております。ただ、国民から見ると、新聞を見てもテレビを見ても、もう細かい用語がたくさん出てきて何が何だか分からないと、恐らくほとんど理解できないんじゃないかと思います。実は、我々国会議員の中でも、私を始め、新聞を読んでいても、もう細か過ぎてこれは何言っているのか分からない部分がたくさんあるんですね。 やはり、我が国の安全保障の大きな政策変更ですから、これはやっぱり国民の皆さんにも、もう全部細かくは無理でも、ああ……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文と申します。 これまで、今日は、四人の公述人の先生方、御苦労さまでございます。 四人のうちの三人が反対の立場ということで御意見もいただきましたし、また質問者の皆さんも、これまで同僚、先輩の議員方、大変鋭い、すばらしい質問をなされてこられましたが、方向としては反対の立場からの質問の方が多かったというふうに私思っております。 私はまだ中立なんです。TPPをやってきたこと自体、このチャレンジは評価している部分もあるんですが、最後、アメリカでトランプさんが大統領になったので、それでひっくり返されちゃったというか、こうなってしまったことは大変残念で、もうTPPを……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。 私は、あえて、憲法改正に向けての方法論について意見を申し述べたいと思います。 憲法は決して不磨の大典ではありません。憲法の良い理念は守りつつも、時代に合わなくなったところ、あるいは現実と乖離してしまったところをしっかりと国会で議論をし、改正を発議し、国民の投票によって憲法は変えられる、憲法には九十六条の改正条項もあるわけで、これは、私は極めて大事な視点だというふうに思っております。 そうであれば、憲法の問題点は何かというと、恐らく今日ここにお集まりの皆さんそれぞれ違うと思うんですね。前文が問題だという方もいれば、あるいは天皇の国事行為が……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文でございます。
松野大臣と前川参考人に質問をいたします。十分間しかありませんので、答弁、簡潔にお願いします。
まず、一部報道されていますが、加計氏が理事長を務める加計学園グループの学校法人英数学館の敷地内に自民党の政党支部が存在することが、というふうに報道されていますが、この事実は大臣は把握していますか。
【次の発言】 この支部は自民党岡山県自治振興支部という名前で、この支部長は加計孝太郎氏であります。この学校法人の理事長が政党支部の代表を務めるということ自体は違法ではありませんが、ちょっとこの収支報告書を私、三年間調べましたけど、この中身を見るとかなり……
○松沢成文君 無所属クラブの松沢成文と申します。今日は、公述人の先生方、お忙しい中、御協力ありがとうございます。 先生方から、冒頭の発言で、それぞれの専門の分野の中で非常に大局的に日本が直面する外交、安全保障の課題についてお話をいただきました。私は、もう同僚議員から様々な質問が出ていますので、ちょっと個別の政策について提示しますので、それについての御意見をいただきたいと思います。 まず最初、領土問題なんですが、最初は宮家公述人と山口公述人、お二人からお話を聞きたいんであります。 今、尖閣諸島が、中国が毎日のように領海や接続区域を侵犯をして、海上保安庁の皆さんも必死になってそれを守っている……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。希望の党を代表して意見を申し述べます。 私たち希望の党は、先般の総選挙で生まれた新しい政党であります。その結党の理念の一つに、九条を含めて憲法改正については前向きに議論をしていく、これを結党の理念にしております。 憲法というのは、不磨の大典ではありません。宗教の聖典とは違って、国家の最高法規、基本法ではありますが、その大きな時代の変革の中で、もう古くなったところ、あるいは現実と乖離しているところ、これを国会が議論をして発議し、国民の皆さんの賛同を得て変えていくことができる、そういう最高法規だというまず基本認識を持っております。 加えて、今、立……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文です。 まず、質問に入る前に、今日、私の都合で高木議員と森議員に御調整をいただいて質問順位を少し早めていただきました。御協力に感謝を申し上げて、質問に入ります。 両大臣に、この獣医学部設置の基本的な認識について伺います。もう本当に簡単な質問ですから、もうどちらかというと、答弁読まなくて、イエス、ノーで答えてほしいんですが。 実は私、非常に気になるのが、安倍総理が六月の講演で有名なせりふを吐いているんです。こう言っているんですね、この獣医学部の新設についてこう言っています。今治市だけに限定する必要は全くありません、速やかに全国展開を目指したい、地域に関係なく……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文です。 私たち希望の党は、憲法の在り方を様々議論をして、時代の要請に合わなくなった部分あるいは新たに付け加えるべき部分があったらそれを積極的に議論をし、そして国民の皆さんに改正すべき点を提案する、これは国会の責務であると考えておりまして、そういう意味で、この憲法審査会においてようやく憲法についての議論が深まりつつあるということは大変好ましいことだというふうに考えております。 そういう中で、党としても党の憲法調査会というのを設けまして、改正すべき点についての議論を進めております。 そのまず第一は、地方自治について。日本はこれまで中央集権国家として発展してきま……
○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。 今日は連合審査会ということで、私は、東京二十三区における大学等の定員抑制の問題に絞って両大臣に見解を伺っていきたいと思います。 私は、原則として東京二十三区内の大学の新学部設置や定員増加を認めないとするこの法律は、学問の自由や大学の自治、教育を受ける権利に対する重大な制約に当たるというふうに考えております。三月二十九日に私は参議院の文科委員会でもこの問題を取り上げまして、私の質問に対して林大臣は、学生が大学で学ぶ機会を直接妨げるということではないので、大学の自治や教育を受ける権利を妨げることにはならないというような答弁をいたしました。直接妨げ……
○松沢成文君 会長。
【次の発言】 去る四日、会長に受領いただきました文書のとおり、会長不信任の動議を提出いたします。
【次の発言】 ただいま議題となりました憲法審査会会長林芳正君不信任動議について、日本維新の会を代表して、提出者としてその趣旨を説明いたします。
言論の府として、良識の府として、国民に開かれた議論が求められている参議院憲法審査会が、平成三十年二月以来、何と二年四か月近く実質的に開催されておりません。このままでは国民の負託に応えられないばかりか、参議院の存在意義すら問われる異常事態と言わざるを得ません。
憲法審査会は、与野党の党派性を超えて、公正公平に憲法議論を行う場とされて……
○松沢成文君 委員長。
【次の発言】 去る二日、会長に受領いただきました文書のとおり、会長不信任の動議を提出いたします。
【次の発言】 ただいま議題となりました憲法審査会会長林芳正君不信任動議について、日本維新の会を代表して、提出者としての趣旨を説明いたします。
言論の府として、良識の府として、国民に開かれた議論が求められている参議院憲法審査会が、平成三十年二月以来、何と三年近く実質審議が行われておりません。このままでは国民の負託に応えられないばかりか、参議院の存在意義すら問われる異常事態であります。
憲法審査会は、与野党の党派性を超えて、公平公正に憲法議論を行う場とされています。近年では……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文です。 言論の府として、良識の府として、国民に開かれた議論が求められる参議院憲法審査会が、平成三十年二月以来、何と三年以上にわたり実質的審議が行われてきませんでした。このような参議院の存在意義すら問われる異常事態に対して、日本維新の会は繰り返し林会長に開催の申入れを行ってまいりました。何度要請しても開催されないため、私たちはさきの国会で、林会長の指導力と決断力に問題ありとして会長不信任動議まで提出し、審査会の開催を強く求め続けてきたのであります。 本日、こうして審査会が開催されることは一歩前進ではありますが、憲法に関連する問題は山積しています。懸案の国民……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文です。 この度、提案された国民投票法改正案の本来の趣旨は、投票の利便性を向上させるために平成二十八年に改正された公職選挙法の七項目と整合を取るためのものです。そこには全く異論はありません。しかし、問題は、衆議院の審査会の最終段階で立憲民主党から提案され修正案に加えられた検討条項にあります。 日本維新の会は、衆議院において国民投票法の原案に賛成し、立憲民主党提出の修正案には断固反対しました。この修正案は、施行後三年をめどにCM規制や外国人寄附規制などについての検討を求めるものですが、今後の検討、審議に禍根を残すと言わざるを得ません。憲法改正反対派に憲法本体……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文です。 発議者の皆さん、提案者の皆さん、今日は御苦労さまです。 まず、衆議院の憲法審査会において立憲民主党から提出され、原案に加えられた修正部分についてお伺いしたいと思います。 この附則第四条は、施行後三年をめどにCM規制や外国人寄附規制などについて必要な措置を求めるものでありますけれども、端的に聞きますからイエス、ノーで端的に答えてくださいね、この措置が講ぜられるまでの間、国会は憲法改正原案の審議と改正の発議を行うことができるのかできないのか、自民党の中谷議員と立憲民主党の山花議員に端的にお答えいただきたいと思います。
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。 今回の国民投票法改正案の最大の問題は、衆議院での修正部分の解釈が定まっていないということであります。 先日の質疑の中で自民党の議員は、附則第四条の規定は原案の審議と改正の発議を妨げるものであってはならないという私の主張に、もろ手を挙げて賛成すると言明しました。私たちはその趣旨を体現する修正案を提出しますので、自民党の皆様には是非とも御賛同をお願いします。 一方で、立憲民主党の議員は答弁の中で、憲法原案の審議と国民投票関係の審議を同時に行うことは、法的には可能だが政治的には難しいという趣旨の発言をしました。 しかし、そのような立法者の相……
○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文です。 私も、この附則四条の効果というか解釈について伺いたいと思います。 前回の質疑でも、私は、この原案の修正部分である附則第四条は、施行後三年をめどにCM規制や外国人寄附規制などについての必要な措置を求めるものであるが、この措置が講ぜられるまでの間、国会は憲法の改正原案の審議と改正の発議を行うことができるかどうかということを、発議者にも提案者にも質問をいたしました。また、改めて、ほかの議員の皆さんからの答弁も含めて議事録を確認いたしました。ただ、どうしても理解できないのは、修正案提案者の間でやっぱり見解の違いがあるようなんですね。 まず、奥野議員の解……
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