国会議員白書トップ衆議院議員庄司一郎>委員会発言一覧(全期間)

庄司一郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

庄司一郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
967位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
864位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
949位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
718位
各種会議出席(幹部)歴代TOP250
147位
各種会議発言(議会)歴代TOP100
96位

23期委員会発言TOP50
40位
23期委員会出席(幹部)TOP50
48位
23期委員会発言(非役職)TOP50
23位
23期各種会議出席TOP25
23位
23期各種会議発言TOP10
10位
23期各種会議発言(非役職)TOP5
5位
24期委員会出席TOP100
55位
24期委員会発言TOP100
97位
24期委員会出席(無役)TOP100
63位
24期委員会発言(非役職)TOP100
80位
24期各種会議出席TOP25
15位
24期各種会議発言TOP25
23位
24期各種会議発言(議会)TOP5
4位
26期委員会出席TOP50
18位
26期委員会出席(無役)TOP50
32位
26期各種会議出席(幹部)TOP10
7位

このページでは庄司一郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。庄司一郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第35号(1947/11/12、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願の趣旨をきわめて簡單に申し上げます。賞請願は宮城縣刈田郡白石町から、山形縣南村山郡上ノ山町までここは山形縣も宮城縣側も主要縣道となつておりまして、道路はほとんど國道と同様の程度のりつぱなものであります。この白石と山ノ上町のことを、特に地方では白石地方と言つております。この白石と上ノ山間に省營のバスを運營していただきたいというのが、この請願の結論のお願いでございます。本請願は、本請願とまつたく同一の趣旨の請願が昭和十二年以降、私の記憶に誤りがなければ兩三囘ほど、今まで請願委員會において御採擇を願つておるのであります。地方では非常に熱心に、兩縣の關係町村長二十五、六名が連署連名……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第40号(1947/12/03、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願の趣旨はきわめて簡單でございまして、東北六縣亞炭生産地においてすでに採掘を終つて小運搬により東北本線あるいは奥羽本線その他の支線等の各驛に、現在滯貨をしておりまする亞炭が約十四萬五千トンと調査されております。これは本年の八月の末の東北六縣の亞炭連合會本部の調査でございます。その後九月には奥羽の水害その他災害等もあり、さらに數萬トンの滯貨がプラスされたと思うのであります。石炭の事情の悪い今日、關東特に都内における石炭の不足を補うため、小くとも四千カロリー以上の優良なる亞炭をもつて補充しているところの各中小工場等においては、亞炭の都内に配達されることを非常に要望しておるのであり……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第41号(1947/12/04、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題と相なりました一戸、岩泉間國營バス運輸開始の請願、岩手縣二戸郡一戸町より同縣下閉伊郡岩泉町に至る路線は、關係町村民の文化の向上、あるいは經濟的發展、特に同地方の林・鑛産物その他多大の資源開發に關係がある。しかるにその交通機關はまことに遺憾の點が多い。ついては該区間に國營バスの運輸を開始するとともに、一戸町にその運營に要する各種の施設をされたいというのであります。  なお次の荒谷前驛を一般驛に變更の請願、本請願は岩手縣上閉伊郡鱒澤村長ほか一名の請願でございまして、本請願の要旨は、岩手縣上閉伊郡鱒澤村字荒谷前驛は、釜石西線の單なる一停車場として、普通の乘降客の取扱いをして……

第1回国会 議院運営委員会 第16号(1947/08/21、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 委員外の発言でございますがよろしゆうございますか。
【次の発言】 それでは委員長の特別なお許しをいただきまして、議会の運営に関し、重大な問題でございますので、請願の運営並びに処理促進に関することを陳情したいと思います。 本日の公報ですでにごらんでございましようが、本年の五月当初よりの國民の請願は約五百通に及んでおります。その中には六・三・三関係の重複しているのも若干ございますが、この五百という請願書がいかに処理されているかということは今朝の公報で明らかであります。國土関係の常任委員会においてその審議を了し、あるいは採択と決定したものがわずかに五、六件でございます。そこであと期間も……

第1回国会 厚生委員会 第24号(1947/10/23、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願は宮城縣栗原郡築館町議會議長より提案されました請願でございまして、この請願の趣旨は先年當町が日本醫療團竝びに宮城縣の衞生部長等より御歡誘を受けまして、築館町はむろんのこと、栗原郡というのは二十九箇町村の大郡でございます。ここに病院というものの施設が全然ないのでありまして、そういう關係上、醫療團竝びに宮城縣の衞生部長の慫慂により、日本醫療團法に準じて病院を開設していただきたいということでしたが、しかし醫療團が御破算になるというような情勢のもとに、この病院の建築が中途半端に陷つたような次第であります。その後宮城縣當局と築館町長の間にいろいろ折衝が行われました。結局最近においては……

第1回国会 厚生委員会 第36号(1947/12/03、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題と相なりました國民健康保險組合に關する請願は、宮城縣の市町村の公共團體、竝びに關係市町村の組合理事長の總代の諸君が提案をされた請願でございます。この請願の趣旨は、現下ひとり宮城縣のみならず、全國一萬二千餘の市町村の國民健康保險組合單位組合、竝びに府縣の連合會等に對して、政府、なかんずく厚生省は、もつと強力なる手をもつて、積極的な指導と援助と財政上の補助、助成を願いたいというのが、請願の結論でございます。厚生省は特に戰時中において、全國の各市町村等に對し、都道府縣知事を通して、強力に國民健康保險組合の創設を強要されたのであります。當時この組合の創立について、町村によつて……

第1回国会 厚生委員会 第37号(1947/12/05、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 日程第二の請願は、妊産婦に砂糖を特に配給してほしいというのでありまして、この請願は、宮城懸柴田郡大河原町の婦人協議會より提出された請願でございまして、この婦人協議會は、さきには、新憲法下において男女同權平等の趣旨に即應しておバコも婦人に配給せよという請願を出し、その次には縫絲の配給の増額を請願し、今囘はただいま議題になつておりまする砂糖を妊産婦に特配してほしいという請願をしておりますが、近來外國より砂糖の輸入も近いようでございますから、一般の國民にももとより多少にかかわらずお砂糖の配給はあると思いますが、特に妊産婦の場合は、妊娠の苦悩、あるいは産みの苦しみ、そうして赤ん坊を育つて……

第1回国会 国土計画委員会 第16号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 蔵王山を国立公園に政府のご指定を願いたいという本請願は、今回の請願團體は、蔵王国立公園期成同盟會会長前河北新報社長一力次郎君ほか關系町村長多数の連署連名の上において提出をされました。ご参考に申し上げてご了解をおただきたいことは、宮城県側よりと、山形県側よりと、こもごも蔵王山を、現在県立公園に編入されておりますが、これを竿頭一歩を進めて、厚生省の御配慮のもとに、りつぱな観光地帯として国立公園に御編入を願いたいという請願は、本員の知る限りにおいては、過去十箇年間においてちようど四回提出されました。いずれも前の請願委員會において、満場一致のご採択を願つてまいつたような次第であります。今……

第1回国会 国土計画委員会 第17号(1947/10/14、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願は宮城縣柴田郡富岡村村長、同郡川崎村村長ほか三百七十五名の連署連名によるところの請願でございます。宮城縣柴田郡川崎村及び富岡村の二村を挟んでその中央を流れる北川という小さな川と前川というささやかな小川がございます。この二つの川が約三里の下流において合流をして名取川となりまして、太平洋の閖上港というところに注ぎます。ところが昭和十九年の太平洋戰争の最中においてこの川崎村と川崎村のうち小野及び小澤という大きな二つの部落、富岡村のうち小澤という部落、この二村三部落の農民の所有いたしております田畑、川崎村においては約二百二十三町歩、富岡村においては約四十町歩、戸數においては川崎村關……

第1回国会 国土計画委員会 第21号(1947/11/04、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本日の日程にお許しをいただいてたいへんありがとうございます。委員會に深く敬意を表する次第であります。本請願は過般すでに本委員會において第一囘の請願は一應御審議をいただいた案件でございまして、ただいまの議題に相なりました九四六號の請願は、同趣旨の請願の第二囘目の請願でございます。  宮城縣の縣内を流るる阿武隈川は、福島縣より宮城縣下にはいりまして、亘理郡荒濱町より太平洋に注ぐ約十八里の流程でございますが、この十八里のうち、約その半分に該當する九里ほどの間、亘理郡の荒濱町より伊具郡の丸森町までの間を改修して欲しいということが、關係町村約二十四箇町村の多年の請願でありますが、この請願を……

第1回国会 国土計画委員会 第24号(1947/11/14、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願の趣旨は、宮城縣の日本三景の一つであるところに推奨されてまいりました松島海岸一帶より、松島の沖合にあります金華山という霊山、竝びに旭山、牡鹿半島一帶より本吉海岸一帶に至る地域を包含いたしまして、速やかに國立公園としての御指定を受けたいという請願の趣旨であり、要點でございます。松島はいまさら改めて喋々申し上げるまでもなく、古來國内においては最も有名な風光佳絶の場所でございます。古來幾多の文人墨客の紀行文あいるは詩歌、俳句等によつて著名な地域であるだけでなく、歐米における文豪、詩人等の來朝の際は、必ず松島を訪問されて、その明媚なる風光を觀光されているのであります。數年前にも、イ……

第1回国会 国土計画委員会 第34号(1947/12/08、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願の要旨は、内務省の直營の宮城縣名取川改修工事の一部に釜房ダム築造豫定地として柴田郡川崎富岡の兩村にわたり、一部の用地が買収されてから五ヶ年を經過しているが、同地域は穀倉地帶として最大重要地域で、同工事が施行されれば、農民はとうてい他耕地を求めることができない。ついては該工事計畫を再檢討されたいというのである。何とぞよろしくお願いいたします。

第1回国会 財政及び金融委員会 第21号(1947/09/25、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願は、前の第九十九議會の衆議院の請願特別委員會においても御採擇をいただいた案件でございます。すなわち本請願は宮城縣柴田郡船岡町長、宮城縣柴田郡大河原町長、宮城縣伊具郡北郷村長、これら三箇町村長の名によつて、おのおの町村會の協議の決議の上において提出されております。  請願の内容を簡單に申し上げるならば、昭和十三年宮城縣柴田郡船岡町に第一海軍火藥厰が設置せられ、當時地元船岡町は大部分の耕地及び山林を敷地をして買收されました。さらに隣接の柴田郡大河原町及び伊具郡北郷村においても、同樣多大なる田地、田畑、山林、平野等が買收されたのであります。しかもその買收されたる當時の價格は、憲兵……

第1回国会 財政及び金融委員会 第36号(1947/11/18、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題に供していただきました本請願の趣旨はきわめて簡單でございまして、その要點を申し上ぐるならば、本年の七月の政令によつて、全國百三十七萬戸數の料理店竝びに飲食店の業者等にわたつて、本年の年末まで料飲業の營業をストツプ命令をくだしたのであります。この結果、これらの業者の家族竝びに從業員の總敷が、約六百萬人であると業者は述べておるのでありますが、このストツプ令を受けました直後において、中には多少他の業に轉業したものもございますけれども、大部分は、この政令通り明年の一月の元日より再許可になるものという、待機態勢の状態におるのであります。しかるに税金の方は所得税において、あるいは……

第1回国会 財政及び金融委員会 第50号(1947/12/08、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題と相なりました仙臺市に東北證券取引所を設置されたき旨の請願でございますが、きわめて簡單に要項を申し上げるならば、證券の民主化運動に即應して、東北六縣のあらゆる農漁山村の殖産工業の勃興とともに、また今後新たに新設される諸會社はもとより、即設の會社にして分離獨立する傾向にある會社等においても、その證券、その株式が、東北六縣農漁山村にあまねく普遍化し、普及化する、證券の社會化、證券の民主化の上から、また半面においては、多年國策としておつた東北振興の確立の面からも、何とか證券取引所を仙臺市に設置し、大にしては東北の振興、また株式、證券等の徹底的な民主化を促進するために役立てら……

第1回国会 司法委員会 第55号(1947/11/12、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願のお願いの次第は、二點より相なつております。第一點は、過般本司法委員會において御決定をいただき、特に委員會では愼重審議のもとに、政府原案を一部修正されました。罰金刑關係のものは五年でございます。それから重刑のものは原案通り判決後の滿十年後において裁判言渡しの效力を失わしめて、いわゆる前科者の前科を抹消してくださるところのまことにありがたい、原案よりもよりよい修正をいただき、前科者に對する將來の保護更生のために、本院において可決確定され、すでに先月の二十六日でありましたか、改正刑法が施行せられたのであります。私はほんとうに心の底より感謝にたえません。實はこの請願は本年の七月二……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第41号(1947/11/26、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 委員外の庄司に對し、ただいま本委員會において議題となつておる地方税法關係に關連して、發言のお許しをいただいたことはまことに感謝に堪えません。この際内務當局にお伺い申し上げたいのは、地方府縣あるいは町村等の關係における地方税源がきわめて枯渇しておる。また擔税力が思うような状態になつておりませんことは、府縣及び市町村を指導されておる内務當局のよく御承知のことであります。しかるに御承知の通り、現政府は本年七月五日に全國の料理飲食店に對し、暫定的に本年末までの期間を畫されて、政令をもつて營業のストツプ令をくだされたのであります。この結果として、府縣竝びに市町村等においては、三月末にそれゞ……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第7号(1947/09/18、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 最初運輸省當局に簡單な質問をしてみたいと思います。先ほどの本會議において運輸大臣から、今囘の水害による鐵道の各地における列車運轉ストツプ問題について相當まとまつた御報告があられるものと期待しておつたのであります。しかるに運輸大臣におかれては、議長の報告によれば、まだ御報告する程度にまとまつていない。あるいは間に合わないという言葉で議長は表現されたのでありますが、今朝の新聞等では、東北線は當分見込みがつかない。あるいは常磐線は土浦まではよいが、それから仙臺方面までは當分見透しがつかぬ。あるいは上越線はこんな状態であるとかいう報道が今朝の新聞にありました。しかるに運輸大臣において……

第1回国会 通信委員会 第11号(1947/09/16、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本委員會の會議に付託せる請願、日程第一、船越郵便局に集配事務開始の請願、本請願は宮城縣桃生郡雄勝町町長岩澤市四郎及び同町町會議會議長阿部幸治郎、兩氏によつて本請願が本國會に提出されたのであります。その内容はきわめて簡単でありまして、宮城縣桃生郡雄勝町は大字が十二、小字が二十四の部落をなしており、その面積は東西四十二キロ、南北十キロ、その總面積は百二十平方キロ餘りであります。戸數が一千六百六十八戸、人口は一萬一千餘になつておとます。現在この雄勝町に郵便局が二つございます。一つは小學校。初級中學校、町役場等のございます同郡雄勝町大字雄勝に集配の特定郵便局がございます。そこで請願の趣旨……

第1回国会 通信委員会 第12号(1947/09/23、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願は過般第一囘の請願を本委員會に出して、その紹介議員としてのお務めを果したのでありますが、その後たまたま第七、第八の日程になつておりまするただいま委員長より議題に供された請願二件、それに十一件と二件、上計十五件にわたる請願が、不肖私のところへ紹介議員になつてもらいたいといつて依頼してまいりました。昨日の本委員會においては、特定郵便局全國總代各位より委曲を盡して詳細なる陳述があり、また委員各位からは御熱心なる質問がありまして、委員長ほか委員各位におかれましては、大きな收穫があつたものと思うのであります。またその前には本委員會はきわめて公正なる態度をもつて、私の紹介と對蹠的である……

第1回国会 通信委員会 第21号(1947/11/20、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願は本國會において、すでに前後二囘、まつたく内容において同一趣旨の請願を紹介議員として申し上げたのでございます。ただいま議題としていただきました第一一〇一號請願は愛媛縣喜多郡大瀬村村長城戸好君ほか七十三名、その大部分は町村會議員あるいは小學校長、初級中學校長、地方の重立つた公職、名譽職についておられる七十三名の連名の請願であります。私が申し上げた通り本請願の趣旨は、七十年という長い歴史あり、制度化しております地方町村の小さな特定郵便局、昔の三等郵便局と言われた特定郵便局には、多くの地方的な利益もあり、その運營の面においては伸縮性あり、彈力性あり、かような局長諸君が地方において……

第1回国会 電気委員会 第12号(1947/10/08、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 本請願は宮城縣伊具郡角田町に事務所が所在しております内川尾袋川普通水利組合管理者より、組合の總代會を開催して總代會における滿場一致の決議のものに、本年六月三十日に第一囘國會に請願第一號として提出をされ、ただいま議題としていただきました案件でございます。簡單に請願の趣旨を申し上げます。なおこの請願の大樣を申し上げる前に了解を願いたいことは、この請願の直接の關係は宮城縣伊具郡角田町ほか數箇町村の地域内における内川尾袋川普通水利組合關係地域の請願のようでございまするけれども、直接にはその通りでございまするけれども、ただちに全國の電動力を使用していわゆる農村電化をやつておる、用水において……

第1回国会 電気委員会 第16号(1947/11/12、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題に提出していただきました請願の趣旨をきわめて簡單に御説明申し上げます。  全國の夜間學校、上は大學より專門學校、中等學校等に至るまで、全國數千の夜間の學校教授にとりまして、最も大切な生命線とも申すべきものは電燈照明の力でございます。これは夜間學校の施設の上において絶對不可缺の原動力でございますことは御承知の通りでございます。しかるに最近電力資源の枯渇のためかどうかわかりませんけれども、前述のごとくいわゆる計畫停電なるものが都道府縣各市町村等にまで行われまして、その結果というものは、ただいま申し上げた大學、專門、中等學校等の夜間部におけ授業を圓滑にすることが不可能な状態……

第1回国会 予算委員会 第3号(1947/08/12、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 ただいま本委員會に附託されたる補正第一號案を審議する上の參考のために米窪國務大臣に伺いたいのは、勞働省は何月何日から公式に發足される御準備、あるいは御用意であるかということを、ただいま議題となつておる本案の運營の參考として、あなたのほんとうにお考えになつておる勞働省の發足日をお伺いしたいと思います。

第1回国会 予算委員会 第4号(1947/08/13、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 野坂さんのただいままでの御質問、また今後どういうように、御論法が進展するかわかりませんが、明日安本長官あるいは大藏大臣、その他關係の主管大臣等、御必要あられれば、野坂さんにおかれて、あらかじめ委員長にお申込をなされて、委員長はまた努めて大藏、安本その他の關係大臣を御招致くださいまして、野坂さんその他これに關連しての質問者があられた場合は、十分なる討議を明日において展開されんことを希望いたします。
【次の発言】 しからば米窪さんにごく簡單な質問を一點だけ申します。勞働省の設置は勤勞者、勞働者諸君の福祉の増進にあることは、大臣が御説明なされた通りであります。そこで勞働者諸君、勤勞……

第1回国会 予算委員会 第10号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 議事の進行上必要に迫られ、かつ全國の都道府縣市町村長等が、分與税、分與金の交付を受ける必要上、追加予算等に多大なる關心をもつて、速やかに追加豫算の本國會において、特に本委員會においての決定を待望しておるのであります。いろいろ政府にも御事情がございましようけれども、全國一萬二千の市町村長は、市町村公務員に對する俸給の支拂も能わず、最近における都道府縣の府縣會等において、あるいは二千萬圓、あるいは五千萬圓の町村の起債の保證を決議をして、それぞれ市町村の、特に市町村吏員に對する俸給支拂に對する起債の保證等をやつておる。まことに古今未曽有の、わが國空前の町村財政のパニツクの時代が到來……

第1回国会 予算委員会 第14号(1947/11/04、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 大藏大臣の財政演説は、本會議において述べらるるところの内容と、本委員會の冒頭において述べらるるものとは、恆例によればその内容はまつたく大同小異であると思うのであります。要するに同じことを繰返すに過ぎないのであります。ゆえに時間を省略し、積極的には本委員會の審議の能率を高めるために、大藏大臣の本委員會における劈頭の演説は省略することを本委員會は承認し、但し大藏大臣の述べられるであろうところの演説の成案は、これをプリントとして、われわれ委員一同になるべく速やかにこれを配付する。その代り官報速記録、本委員會の速記録等には、その印刷をもつて演説を述べられたことに了承いたしまして、印刷……

第1回国会 予算委員会 第20号(1947/11/13、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 司法大臣に對する私の質問の要點は二、三點でございますが、第一點は司法大臣の行刑對策いかんということが一つ、第二は監獄法の改正を新憲法實施下において速やかにこれを制定すべし。この論理の上より監獄法改正の準備をされてはいかんということをお尋ねしたい。第三は戰時中に縮小された司法保護局を保護課という矮小な一課に縮小されたのを、不幸にして犯罪者、特に青少年の犯罪激増の折柄において、保護課を保護局に擴大強化する意思なきや。かような三點について伺いたいのであります。昨日われわれの報告の中にプレゼントされた「過剩拘禁と治安の危機について」司法省行政監察委員會委員長佐竹晴記君の名によるパンフ……

第1回国会 予算委員会 第23号(1947/11/19、23期、日本自由党)

○庄司委員 議事進行について、ちよつと大藏大臣にお伺いいたします。間もなく補正第九號が提案されるような噂を聞いておりますが、それは、われわれが豫算を審議し、その能率をあげる上において、心構えとしてぜひ必要であると思うのであります。それは大體何日に御提案になる豫定であるか。それから、それには、ただいま委員長からの御話もあられた六・三制關係の殘餘の七億圓、及び水害對策費が目下使ひ果して、二億何千萬圓程度しかないということを聞いておりますが、そういうものは盛るのであるか盛らぬのであるか。ぜひとも、われわれの審議が眞の民主的の線において詳細なる檢討を進める意味において、お差支えがなければ、この次の補正……

第1回国会 予算委員会 第24号(1947/11/21、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 ただいま本追加豫算に關する修正業を提出せるも少數否決となりしがため、日本自由黨所屬議員西村久之君ほか日本自由黨所屬全議員一同においては、本會議に少數意見を提出し、その説明を要望する。右委員長まで念のためお屆けおくものなり。かようなことを願つておきます。

第1回国会 予算委員会 第29号(1947/12/06、23期、日本自由党)

○庄司委員 ただいま委員長が政府に確められたことに關連して、緊急な問題の一問だけ政府の意圖を確めておきたいと思います。今日は豫算委員會が午前中において、多少われわれ委員會以外のことにおいてトラブルがありまして、開會が午後に延びた件の内容を詳細ただいま申し上げる時間はございませんけれども、この第一囘國會のほとんど末期に、たくさんの法律案あるいは補正第一號より十一號まで、にわかに出された關係の點は、これは政府特に大藏省關係の責任問題であると思いますが、この國會に働いておられる速記者あるいは特に職員の側において、夜間遲くまで定時退廳ところの騒ぎじやない。場合によつては夜中まで働いておる委員部の職員、……

第1回国会 予算委員会 第30号(1947/12/08、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 簡單に一、二のお尋ねをして、最後に希望を申し述べておきたいと思います。ただいま議題と相なつておりまする補正第十一號、これは大體政府御提案が公正妥當な、餘儀ないところの御提案であることは字句において納得がいくのであります。ただこの歳出の面において、一昨日大藏當局に申し上げましたように、わが國會は憲法の上において御承知のごとく國家最高の政治機關である。この國會に職を奉じておる國會職員の諸君、特に議會の日程のいかんによつては、場合により午後の十二時近くまで、長い間健鬪されておる速記士の諸君、あるいは議會の運營上なくてならない委員部の諸君、あるいは衛視の諸君、その他庶務關係の諸君等々……

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第10号(1948/04/30、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 発言の御許しをいただきまして、この際動議として提案したいことがございます。それを本委員会の委員長よりお諮りを願つて御善処願いたいと思います。その動議の趣旨は、われわれの委員会も、全國会も、全國民も、待望してやみませんソ連関係におられますわれわれの同胞が、ようやく近く釈放され解放されて、祖國に帰る方々が毎月五万ないし七万人をわれわれが待望しておるのでございますが、その第一回がきわめて近き將來において帰國さるるのでございます。この際この時にあたつて、直接の受入態勢地でございまする北海道函館及び舞鶴の二つの港にぜひ本委員会より若干名ずつの特派員を御派遣を願つて、受入態勢の整備、ある……

第2回国会 財政及び金融委員会 第32号(1948/06/03、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 本請願の趣旨のあるところをきわめて簡單に御紹介申し上げます。本請願はさきに第一回國会において、東北証券取引所設置に関する請願といたしまして、昨年十二月一日、参議院商業委員会並びに本会議において、高橋啓議員の紹介により、また同年十二月八日衆議院財政金融委員会並びに本会議において、庄司一郎議員の紹介により請願、御採択に相なりましたのでございます。仙台市地方関係者一同は、はるかに感謝と敬意を表している次第であります。この上はすでに証券法も御制定に相なられた今日において、願わくは東北の産業、経済、文化、交通の中心地たる仙台市に、証券取引所の御設置をなるべく速やかに実現していただきたい。し……

第2回国会 司法委員会 第47号(1948/07/01、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 本請願の趣旨を申しのべる前に、まずこの請願を提出した人の久柄を簡單に説明申し上げます。請願者は加納榮藏君と言い、その人と為りは、宮城刑務所の嘱託として、また活版印刷工場の委託業として、多年刑務所に出入勤務のほか、大河原区裁判所管内の司法保護会常任幹事として、釈放者を指導誘掖されつつある人、昨年末は、藁工品の利益二万円を保護事業に寄附した廉により、鈴木司法大臣より表彰されたほどの人格者であります。  ただいま議題となりました恩赦に関する請願の内容は、恩赦法によつて恩赦の恩典を受け得ぬものがある。すなわち兇悪犯罪者、尊属殺、強窃盜、放火等の罪質の受刑者は、大赦恩赦が何回あつても、一度……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第52号(1948/07/04、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 本請願は第一回國会、昨年の十二月九日において請願御採択をいただいた内容でございまして、東北六縣の料飲連合組合の会長松尾啓三氏より提案されております。請願の内容は前回において申し上げた通りでございます。昨年の七月全國一斉に政令をもつて料飲業の営業のストツプを受けましたがために、東北六縣だけで約十七万戸の料理店並びに飲食業者がその生活に困つて、子弟たちの教育費にも困難をしておる。ゆえに速やかに料飲業再開の御許可をいただきたい、かような趣旨でございます。私は紹介議員として頼まれたから、ただ紹介するというだけではない。私の親類、縁者の中にもかような営業者が二、三軒ございますが、夫は未だソ……

第2回国会 農林委員会 第9号(1948/05/26、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 本請願は宮城縣亘理郡並びに名取郡関係町村長二十五名より提出をされた請願でございます。  内容の趣旨は阿武隈川両沿岸における亘理、名取両郡地帶の耕土は、古より阿武隈耕土と称され、約二万町歩の耕地を保有しております。敗戰後において一段と政府の食糧一割増産運動に相呼應して、あくまでも関係町村区域内における農村の農家諸君は、奪い起ち上つて、まず根本的には土地の改良、土性の改良、灌漑用水の改良等に邁進をして、現下國家の要請する食糧の増産のために、この後一段と奪励し、また政府の要請される供出量よりも多くの米を出したいという念願のもとに活動しております。つきましては土地の改良、灌漑用排水あるい……

第2回国会 文教委員会 第9号(1948/06/07、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 本請願は仙台市立第四中学校建設促進期成同盟会会長、仙台市北四番町百二十三番地、仙台市会副議長萩原富雄君外同会幹部諸君の請願でございます。請願内容の趣旨をきわめて簡單に弁明することのお許しをいただきたいと思います。  仙台市の、六・三制による三の新制第四中学校が現在上杉山通り仙台市立小学校内に校舎を借用して、臨時に仙台市立第四中学校として開校されておるのでございますが、この上杉山通りの小学校内には、小学校のほかに仙台市立の商業学校等も開校されております。この市立第四中学校まで加えますと、ちようど三つの学校が同一小学校内に二部教授あるいは三部教授をして開校されておるのでございます。そ……

第2回国会 予算委員会 第1号(1947/12/11、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 きわめて簡單にお伺いいたします。ただいま議題となつております本案の歳入は、非常に御苦心のあとの歳入ではありますが、今回補正第一号より本第十二号補正にいたる間に、官有物件の拂下げ收入が、かなり各補正案に盛られておつたのであります。もとの陸海軍共有地、陸軍の師團司令部のあるところ、あるいは演習地、射撃場、陸海軍の工厰関係、これらの土地の適正なる処分、拂下げ等によつと財源を得られ、歳入を増さるるというような御計画が、本委員会においては、補正第一号よりただいま議題と相なつておる補正第十二号までの間には追加されておりません。昭和二十二年度の既決の予算には多少あつたようでありますが、これ……

第2回国会 予算委員会 第4号(1948/02/03、23期、日本自由党)

○庄司委員 片山総理に対しお伺いを申し上げ、あなたの御所感を承りたい第一点――予算の会には直接ぴつたりしないようでございまするが、あなたの政治的な御信念の上に出発されて、ぜひ伺つておきたい第一点は、去る三十日全國各新聞の報道において、インドの霊界の偉人と称されておるマハトマ・ガンジー氏の兇刄に倒れられた不幸な出來事に対しては、全世界の元首あるいは大統領、総理のような立場におらるる方々が、あげてもつて哀悼の弔詞を述ベられておるのであります。これはガンジー翁の過去七十八年にわたる長い生涯を通して、平和と友愛、あるいは虚げられておるところの階級の解放運動等に対し、ガンジー氏の偉大なる霊的、あるいは政……

第2回国会 予算委員会 第5号(1948/02/04、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 大藏大臣にお伺いしたい第一点は、最近の新聞報道によると、大藏省所管の印刷、造幣、專賣等等の現業の諸君のストライキが、その実行に進展しておる。かような報道がございまして、特にわれわれ國会の運営上、直接に濃厚なる関係にある速記録、あるいは公報その他の公文書関係の印刷をも、ストにはいりましたがために、その印刷が不可能に陥つておるような状態と聞いております。これは國会運営の上において、まことに重大なる問題であることは、あらためて申し上げるまでもない重要性をもつている問題であるが、大藏大臣所管のそれらのストが、特に國会運営の上において支障を招集しているというような問題は、無関心にこれを……

第2回国会 予算委員会 第12号(1948/03/30、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 大藏大臣に対する二三のお尋ねをしてみたいのでございますが、前片山内閣以來現内閣もまた同樣に國家財政は健全財政をあくまでも把握する。健全財政の建前でやつていくという方針を、しばしば吐露されておるのであります。健全財政を把握されること、もとより心から大賛成であります。しかるに大藏大臣のお考えになつている健全財政とは、一体どういうことを意味されておるのであるか、当初この一点を明確にお伺いをしておきたいと思うのであります。  小生の愚考するところによれば、健全財政とは歳入の面、特に租税の面において無理がないという建前でなければならない。從いまして、歳出の面においても、つとめて國家経費……

第2回国会 予算委員会 第13号(1948/03/31、23期、民主自由党)

○庄司委員 芦田内閣総理大臣に対してお尋ねをしたい一点がございます。それはあなたはおとといの毎日新聞をごらんになつたかどうかわかりませんが、毎日新聞が主体となられて、芦田内閣に対する世論を聽くという輿論調査が報道されております。その輿論調査の結果、あなたは芦田内閣を支持するかどうか、この問に対して、支持するものは三〇%、芦田内閣を支持しない、あなたを信頼しないというものが四九%、第一問の世論調査の結果は、かようなことに発表されておるのであります。芦田総理大臣は過般本会議におけるわが党の齋藤隆夫氏の解散の意思の有無に関する質問に対して、議会の動向に鑑み、あるいは世論に聽いて善処するという意味の答……

第2回国会 予算委員会 第17号(1948/04/27、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 総理にお伺いしたい点は、阪神地方における去る二十四日のいわゆる朝鮮人関係の騒擾事件に関連して、兵庫縣の縣知事並びに地方檢察廳の檢事正等のとられた官吏としての態度、すなわち教育行政上一旦政府が閉鎖命令を出しておるにかかわらず、強談あるいは脅迫等によつて、朝令暮改的にその政府命令を撤回した。これはいかに敗戰國といいながら、わが日本政府の重大なる権威と威信の失墜であらればならないと考えるのであります。よつて政府は、これらの官吏に対し、いかなる措置をとらんとするものであるか。またどういう措置をとりつつあるものであるか。この一点をお伺い申し上げたいと思います。  第二点は、この不祥なる……

第2回国会 予算委員会 第18号(1948/04/28、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 大藏大臣にきわめて簡單な一、二の質問をしてみたいと思います。今回御提案になられた、ただいま議題となつておりまする昭和二十三年度の特別会計関係のうち、運輸省関係の御要求の予算の中で、運輸省が数年前より経営されておる農業関係増産隊という名目のもとに、全國数百箇所において開墾、開拓、農業経営等をなされておるのでございますが、この問題に関しては、現大藏大臣が運輸大臣の時代に、この席で私の質問に対し、増産隊は鉄道本來の仕事じやないから、努めて速やかにかような農業経営、あるいは開墾、開拓等の仕事は中止したい旨の御口約があられたのであります。それで念のためにお伺い申し上げたいと思いますが、……

第2回国会 予算委員会 第26号(1948/05/26、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 建設院の當局にお伺いしたいことが一、二點ございます。それはただいま議題となつております暫定豫算の建設院都市局關係豫算の百八十何萬圓かに關連してお尋ねをしておきたいことは、政府は戰災都市の復興計畫を、當該關係市町村の都市計畫委員會、あるいは縣單位の都市計畫委員會、きわめて民主的な都市計畫復興委員會等の答申によつて、ただいまは建設院において許可、認可という意味でございましようか、内閣告示の名稱のもとに御決定に相なつているのであります。しかるに建設院が一旦告示され、政府官報に發表になりました都市の復興計畫、あるいは都市計畫が、第三者の運動等によつて、その告示されたところの原案が左右……

第2回国会 予算委員会 第28号(1948/06/09、23期、民主自由党)

○庄司委員 議事進行について――。御鄭重な委員長の御挨拶、まことに恐縮に感ずる次第でございます。この際本委員会が、政府がきわめて遅ればせに提案されたいわゆる本予算案を、しかもきわめて短期間内に、最も効果的に、かつ能率的に審議の実績をあげるため、委員長におかれてお諮りの上、委員会の御賛同を得ることができるならば、理事のうちより実行委員と言いましようか、若干名の委員を御委嘱になられまして、総理大臣及び各所管大臣、政府委員等を遺憾なく委員に質問に対して應答せしめ得るよう、督促係というような意味を含んで、さような措置を委員長においておとりくださいましたならば、きわめて能率的に効果があがるじやないか。か……

第2回国会 予算委員会 第31号(1948/06/12、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 議事の進行に関して所見を述べておきたいと思います。本委員会は九日及び十日午前の政府関係の説明の後、各委員の質問は、委員長ごらんの通り、きのうも、おとといも、きようの午前の開店休業の状態でございます。かように予算審議が遅延しておるその原因には、もとよりいろいろありましようけれども、一に本日までの三日間において、委員長の御計画なされたプログラムが、非常に能率が阻害されておる。その能率阻害のおもな原因は、一に政府の責任であるということを、はつきり確認しておきたいと思うのであります。委員長においても、どうか議長あるいは政府に対し、適当なるところの措置をとつていただいて、本委員会が円滑……

第2回国会 予算委員会 第34号(1948/06/16、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 軍公利拂の問題に関して、大藏大臣並びに安本長官に簡單な一問だけをお伺いをしておきたいと思います。去る十二日の新聞報道によりますと、新聞の見出しは初号活字、三段拔きで、軍公利拂の延期は実現せぬよう努力、藏相、安本長官銀行大会での言明、かような見出しの下に、去る十一日に都内において行われましたる全國の銀行大会に公務上臨席せられましたところの大藏大臣並びに安本長官は、軍公利拂の延期は、金融界のためにまことに不祥事である、困つたことであるから、それを阻止するような決議をされた直後における大藏大臣並びに安本長官としての御挨拶の中において、軍公利拂延期は本國会に提案されてはおるのでありま……

第2回国会 予算委員会 第35号(1948/06/17、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 農林大臣に最初お伺いしたいのは、ただいま議題となつております本予算中、農林関係の予算、そのうちの林野関係、森林行政関係に関する予算のうち、民有林施業案編成を促進するため、一億一千七百余万円、あるいは施業案編成奬励費関係において一億五千余万円等々の予算をあなたは要求されておるのでございますが、その前提としてお伺いしたいのは、戰時中に極端に乱暴な濫伐を試み、また終戰後においても、戰災都市復興住宅資材等の関係上、濫伐に濫伐を重ねましたわが國の公有林、あるいは民有林、官行造林その他一切合財の森林資源というものは、現段階においては、非常に枯渇しておる。この枯渇せる森林資源を速やかに復興……

第2回国会 予算委員会 第36号(1948/06/21、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 野溝國務相に伺いたい。地方財政関係の質問の一点は、御承知の通り今や全國都道府縣並びに市町村の財政は、極度に疲弊困憊の状態に陥つておりまして、六・三制による学校校舎等の建築はむろんのこと、あるいは水害、災害等によつて、多少の國庫補助の依存によつてのみ完成され得るところの地方道府縣市町村等の中小河川、あるいは重要河川等の改良、改修、災害復旧等の工事費、これらの点において極度に金詰りの状態に陥つており、いかなる新しい地方財源をもつて充当すべきかということは、いづれも地方の市町村の大きな悩みの種、財政上の癌と相なつておるのであります。ただいま議題となつておりまする昭和二十三年度一般会……

第2回国会 予算委員会 第37号(1948/06/22、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 ただいま大藏大臣の大原委員の質問に対する答弁もあり、本委員はつとめて重複を避けてお伺いをしてみたいと思います。  ただいまのわが國の段階においては、行政の整理、税制の整理、財政の整理、この三者の整理は、いわゆる三位一体化して、即時断行しなければならないものであると考えておるのでございますが、行政の整理については、予算人員の約一割五分を減ずるというような、きわめて微温的なことを、政府は声明されておるのでございますが、この行政整理の面においては、思い切つて前年度の実人員以上には絶対に政府の官公吏の人員を増さない。換言すれば、昨年特に片山内閣以來、いろいろな新官廳を開設されて、官僚……

第2回国会 予算委員会 第38号(1948/06/23、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 議事進行についてお願いいたします。  政府は、物價の補正的改訂を、本委員会に対しては、昨夜午後六時ごろに発表になられたのであります。かかる補正的物價改訂と、本委員会に議題と相なつておりまする昭和二十三年度の予算関係とは、物價の價格差補給金の問題、その他労銀の問題等々において、密接不離なる関係が相関的にございますので、この際本委員会の能率をあげることは、あらためて申し上げるまでもないことでございますが、未だ質疑をしておらざる同僚委員諸君には、突如として昨夜発表になつたこの物價の改訂関係等については、つとめて質問の時間を與えられんことを、委員長までお願い申し上げておく次第でありま……

第2回国会 予算委員会 第41号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 議事進行について――先刻大蔵大臣は、約一時間ほどの何か急用があるような口吻を漏らしてお出掛けになられたようでございますが、聞くがごとくんば、院外において何かラジオの放送討論会とか、そういうものにただいま出ておられるというようなうわさを聞いておりまするが、いやしくも一般質問のこの予算総会の最終日である大切なこの日に、特に本間委員は大藏大臣並びに野溝國務大臣の御両方にきのうより出席を要請されておつたのであります。しかるにただいまうわさに聞けば、ラジオの放送討論会の方が一体大藏大臣として大切なのであるか、國家政治最高機関であるところのこの國会議員の要求を受けて答弁をされることが軽い……

第2回国会 予算委員会 第42号(1948/06/28、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 議事進行について、きのうかきようの新聞の報道を散見すると、本予算委員会がぼやぼやしておつて、予定よりたいへん遅れておるのじやないかという意味の口吻を、現内閣の苫米地官房長官が、予算委員長に申し述べられたか、あるいはそういううわさを聞いて新聞が報道されたか、さような意味の新聞の報道を、本員は読みまして、はなはだ遺憾の意を表するものであります。御承知のごとく、本予算委員会に、ただいま議題と相なつておる昭和二十三年度一般会計並びに特別会計の政府の提案は、去る九日でございました。十日より質問が始まつたのです。その間に日曜が三日ございました。一方政府は、われわれ委員の質問に対する答弁と……

第3回国会 運輸委員会 第13号(1948/11/28、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題となりました仙台駅に東昇降口設置の請願は、仙台市会において決議され、議長高橋喜三郎の公職の名において本院に請願が提出されて参りました。不肖紹介議員としてこの請願の趣旨を簡單に申し上ぐるみならば、本請願の要旨は、仙台駅東昇降口の設置計画は、乘降客の利便はもとより、仙台市の戰災都市としての都市計画の上に、寄與するところきわめて多大であることはいうまでもありません。仙台駅を中心として仙台駅より東方には仙台市全人口約四十万のうち五五%の人口を包容しておるのであります。しかるに現在仙台駅より東方約一丁ほどの所に×道路と称するところの跨線橋がございまして、その×道路以外に東方にこ……

第3回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1948/11/16、23期、民主自由党)【政府役職】

○庄司政府委員 ただいま御審議中の引揚者及び同家族関係の課税問題の特例を設けてほしいという意味における國会側よりの御研究の結果の御提案に関して、吉田内閣としてはただいま大藏当局が事務的に述べられた通り一應同感であります。しかしながら、ただいま法律的な見解や責任問題という意味からでなく、率直に厚生省の考え方あるいは信念はどうかという意味における、まことにさばけたお尋ねのようでございますから、ただいま大藏当局が述べられたのは、もつぱら税関係の事務的な処理の面より述べられたものと考えまして、あるいは結論において食い違いが出るかもわかりませんが、厚生省という厚生行政の観点から御参考のために、信念、信條……

第3回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第3号(1948/11/19、23期、民主自由党)【政府役職】

○庄司政府委員 発言のお許しを得まして、ただいまお述べをいただいた御趣旨は、まことに人道問題であり、また大きな社会問題であると思うのであります。幸いに厚生省関係において、都道府縣の社会課長あるいは厚生課長の会議が今日から始まつておりますから、御趣旨のあるところを傳達いたしまして、つとめて地方公共團体等において、御趣旨のような精神に背反しないように、地方財政困難の場合であるけれども、でき得る限り給與の救済の実をあげ得るよう、傳達をいたしたいと思います。
【次の発言】 私は御承知の通り政務官でありまして、詳細な事務的なことは承知しておりませんけれども、自分は生活保護法の審査の特別委員長をやつており……

第3回国会 厚生委員会 第2号(1948/11/16、23期、民主自由党)【政府役職】

○庄司政府委員 ただいまお述べをいただいた請願の御趣旨は、まつたく政府として、特に厚生省としては徹頭徹尾御共鳴を申し上げる次第でございまして、御趣旨のあるところを現在も將來も努力して、御期待に沿い得るように万全を期したいと考えております。なお少々説明をお許しいただけるならば、現在において全國市町村等の國民健康保險組合あるいはその代表機関等より、陳情あるいは請願によりまして、診療所あるいは小規模の民生病院等に対する補助助成を願われておるものが、推定において約一千二百程度の町村であるように覚えております。そのうち、さしあたりこの年度内にあるいはこの年間にどうしても補助をあげたいと考えております相当……

第3回国会 厚生委員会 第4号(1948/11/24、23期、民主自由党)【政府役職】

○庄司政府委員 お答えいたします。遺族の援護に関しましては、厚生省といたしても最も強い関心を持つておるのでありますが、まず第一の遺族の生活不能力者に対する救済厚生対策を講ずる点につきまして、援護の徹底を期することは、現財政下不可能な現状にありますので、生活保護法の運用の面において万全を期したいと考えております。なお、予算につきましても、追加予算または二十四年度予算においてできる限り努力中であります。第二の母子保護施設につきましては、予算とにらみ合せまして大藏省の協議してできる限り拡充強化にベストを盡すつもりであります。第三の遺族育英の方途につきましては、特に遺族であるの故をもつて区別はできない……

第3回国会 厚生委員会 第5号(1948/11/27、23期、民主自由党)【政府役職】

○庄司政府委員 ただいままことに、さばけたおおらかなお心持の上からお話をいただきました問題に関して私見を申し上げてごあいさつにかえたいと思います。労調法による組合の團結権とかいうような小やかましい上からでなく、患者が自衞のための一つの会を結んでおる点においては、過般厚生大臣が他の場所でお答えをなされたと同樣に、原則的にはさような会の名前が他の別な名前であろうが、これは官僚的な干渉がましい態度をとつて、それを壞滅させるような態度は望ましくない態度であると考えます。ただお話の中にあられたように、國立病院のある地方においては、二、三、あるいは五、三病院の患者の中から、あるいは病院外より積極的に病院の……

第3回国会 法務委員会 第10号(1948/11/27、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 本請願の趣旨を簡單に申し上げます。終戰この方、特に最近において、わが國青少年の道義が極度に頽廃し、犯罪的傾向の激化はまことに心配にたえないところでございます。今日こそ國家の総力をあげて、眞に官民相協力してこの青少年たちの不良化を防止し、改過遷善し、この傾向せ是正せんと努力しなければならないきわめて重大な時期に直面しておると思うのであります。純潔な青少年たちの道義の高揚こそは、今後の第二の明るい日本を建設する上において、この上ない重要性を持つておることはいまさら申し上げるまでもないのでございます。しかるにさきに第一國会を通過した法務廳設置法第十五條により一切の私立、民間の少年矯正施……

第4回国会 厚生委員会 第2号(1948/12/11、23期、民主自由党)【政府役職】

○庄司政府委員 ただいままで委員長初め各委員の皆さんより、まことに公正妥当なる、そして特に厚生省を御鞭撻くださるありがたい御忠告をいただきまして、まことに頭が下らざるを得ないのであります。しみじみと痛恨の念にたえない次第であります。お話のごとくこの際政府は明白な措置をとつて、國民をして納得していただけるようにあくまでも善処いたしたいと考えております。実はただいまの野本さんより御懇篤なる御忠告があつたとまつたく同様の御趣旨の御忠告が――数日前に高松宮邸をお借りして、サムス代將ら一行と厚生行政上に関する、特に予防医学関係、あるいは社会保險等に関するアメリカのおみやげ話を拜聽して御指導を受けました。……

第4回国会 厚生委員会 第3号(1948/12/13、23期、民主自由党)【政府役職】

○庄司政府委員 ただいまの御注意並びに御要望に関しては、厚生当局としてはまことにありがたい次第でございまして、全面的に松谷委員の御要望をありがたく受入れまして、特に昭和二十四年度の予度編成について第一期の協議中でありますから、一面において大藏当局との折衝も善処いたしまして、御要望に沿い得るように努力したいと思います。  なお厚生委員の公職にあられる皆さんにおかれましても、各都道府縣等において陰に陽に御助成を賜わりまして、せつかく愛の法律である生活保護法が制定され、三年月を迎える今年において、この愛の立法の趣旨が普遍化され、滲透化されるよう特段の御助成をお願い申し上げたいと思うのであります。ただ……

第4回国会 厚生委員会 第4号(1948/12/22、23期、民主自由党)【政府役職】

○庄司政府委員 私は東京都あるいは警視廳関係とも、厚生省としては公式な御報告には接しておらなかつたのでございますけれども、過般新聞を見、また新聞の投書欄等に大学生等のあの燒跡に関する非常な義憤の叫びが出ているのを見まして、これはたいへんなことであると考えて、私は自分で燒かれたという現場へ行つて見ました。なるほど戸数は正確にわかりませんけれども、十数戸あるいは二十数戸のものが燒き拂われておりました。これがいかに都市計画の上から、あるいは道路、市街の美観の上から、それぞれの法律や法令に背反するような建築であろうとも、あるいは建築法をまつたく無視したバラックや掘建小屋であろうとも、とにもかくにも困つ……

第4回国会 懲罰委員会 第1号(1948/12/12、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 忍耐にも限度がありますから、プライベイトな意見はいけない。今までのようなことでは反対だ。議事進行にならぬ。
【次の発言】 委員長を通して外崎議員に御質問したい点があります。それはただいま議題となつているあなたの御演説の内容と、直接時間的関係で、心理学的の面から関係ある問題でありますが、演説の直前において、あなたは私と共産党の林百郎君に勧誘されて行つたのでありますが、外地引揚げの多くの人は私は共産党的な諸君と見たのでありますが、本院内の地下室において、共産党関係の引揚者をお相手に演説が講演をなされておつて非常に興奮の状態であり、また暴慢きわまる野次面罵を受けながら演説をされてお……

第4回国会 逓信委員会 第3号(1948/12/13、23期、民主自由党)

○庄司一郎君 特別のおはからいをいただきまして、ありがとうございます。  この請願は、電話公債法の改正をお願いする結論の請願でございますが、現行法によつて、全國都市、町村とも画一的に、一律に電話公債三万六千円という金額を負担しなければならないような状態になつております。これは大都市あるいは中小都市と比較して、元の特設電話組合などというもので発達して参りました、人口からいいましても一万以下とか、あるいは戸数からいいましても四百戸、五百戸というような小農村等、これらも画一的な同額の負担と相なつておるようでございます。換言すれば、電話利用の度数において非常に天地霄壤の差異のある小農村等にいたるまで同……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 運輸委員会 第4号(1949/04/11、24期、民主自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題になりました塩竈港を第一種重要港湾に編入並びにその修築に関する請願でございまするが、本請願の請願者は、宮城縣知事、宮城縣議会議長、仙台市長、塩竈市長、塩竈市会議長、仙台市会議長塩竈並びに仙台商工会議所会頭等、これらの諸君が代表者となられて本院に提出をされた請願でございます。  本請願の趣旨をきわめて簡単に申し上げます。塩竈港が、わが日本より北米サンフランシスコに達する最短距離でありますことは、御承知の通りであります。從來は横浜港の補助港たる性格を持つておつたものでございますが、最近はまつたくさような性格を脱却いたしまして、完全かつ自由なる独立國際港として新発足を遂げ、……

第5回国会 運輸委員会 第5号(1949/04/14、24期、民主自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題と相なりました請願の趣旨は、仙台市を起点とし、石巻に至るその間五〇・五キロの路線を持つております元宮城電気鉄道株式会社は、大正十一年に創立された会社でございまして、仙台市より塩釜港を経、松島野蒜港等を経て石巻市に至る重要なる私鉄でございます。しかるところ、突如として昭和十八年、ときの政府は國家総動員法によつて、該鉄道の買収を強制せられたのでございました。この鉄道の路線の途中に、原ノ町あるいは矢本その他数箇所に陸海軍の工廠等がございました関係上、國家総動員法なる当時至上命令の法律を背景として強制して参りましたので、会社は臨時株主総会を開催いたしまして、政府の買収に余儀な……

第5回国会 経済安定委員会 第22号(1949/09/13、24期、民主自由党)

○庄司一郎君 みそに関して一つお伺い申し上げたい。それはみその配給計画においていろいろけつこうな計画を立てられておるのでありますが、炭鉱労務者あるいは船員等の労働者諸君に対して、特別なる配給の御計画はけつこうでございます。だが政府は大きなエラーをされておる。山村の発電工事場で働いておる全國の多くの労務者のために、特にみその特配をまつたくお忘れになつておるという一点であります。御承知の通り、今回関係方面より全國三十三箇所の新しい発電所建設のOKが出ました。從いまして三十三箇所の発電所は、大体向う五箇年の計画でございますが、これに働かれるおそらく三十万近いところの筋肉労働者の諸君は、山奥でございま……

第5回国会 政府支払促進に関する特別委員会 第5号(1949/05/23、24期、民主自由党)

○庄司委員 運輸省のお方に念のためにお伺いしておきたいのでありますが、運輸省は港湾統計調査費用のもとに、湾岸関係の都道府縣に統制調査のために補助金を出しておりますが、宮城縣の場合三万二千八百円ですが、昭和二十三年度におけるかような三万二千八百円というような港湾、統計調査費の補助金額を年度を越えて昭和二十四年四月三十日に御交付なされているようでございます。これはひとり宮城縣だけの問題でなく、他の運輸省関係の港湾を持つているそうした統計調査をやつている都道府縣等にも関係のあることと思いますが、まことに金額はただいま申し上げたように三万二千八百円でございますから少額ではございますが、かような年度を越……

第5回国会 政府支払促進に関する特別委員会 第6号(1949/05/26、24期、民主自由党)

○庄司委員 ただいまの御説明であなたの所管関係の未拂額等は承りましたが、この後いかなる方策によつてでき得る限り短期間に支拂いを完了することができ得るかというような対策は、あなたのお役所の方ではございませんですか。もし対策があれば、本委員会として開きたいねらいの点はそこでございますから、具体的にお話を願いたいと思います。

第5回国会 政府支払促進に関する特別委員会 第12号(1949/08/19、24期、民主自由党)

○庄司委員 ただいま御説明をいただいた三十七億でございますが、それは昭和何年でございますか。
【次の発言】 それが炭鉱から発注された当初の日時はいつでございますか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 あなたの御説明を承つて、私は平素もそう考えておるのでありますが、特に土建関係の支拂いが政府においてあるいは地方公共團体等において遅延する最も大きな原因は、年度当初において土建業者等と入札その他の方法において契約をされませんで、夏が過ぎて初秋ごろになつてぼつぼつ仕事が出て來る。春から夏にかけて最も労働の能率のよい、あるいは氣候氣温等のよろしい場合が、俗に言う夏枯れであります。そうして九月ご……

第5回国会 文部委員会 第13号(1949/05/07、24期、民主自由党)

○庄司委員 それではごく簡單にお伺いしたい。入札の方法について、一部当りの、より低廉なるものに落札するというような意味のことがございましたが、一部当りの評價は、むろん出版業者、印刷業者を経ますけれども、全体で十万部印刷する、あるいは百万部であるということも同時にお示しになりませんと、一部の單價が出て來ないことは御承知の通りであります。そういう場合の入札の方法、また落札を決定する場合の運営方法、これらをお伺い申し上げます。  第二点は、文部大臣が最低の予定價格をきめるということが今の御説明のようでありました。文部省の中に、そういう予定價格を決定する、そういう見識のある、あるいは体験のある、お偉い……

第5回国会 文部委員会 第16号(1949/05/12、24期、民主自由党)

○庄司委員 最初に簡單に政府にお伺いしたいのは、ただいま日高政府委員の御言明によれば、十一原則という大学設置の基本的な原則らしいものが、昨年の七月に制定されたようなお話でございますが、この十一原則なるものはいかなる法的根拠を持つておるものであるか。またむろん現政府として、あるいは現在の文部省の最高幹部の諸賢も、その十一原則はもとよりそれを拳々服膺されて、全國幾十の大学設置案といういわゆる幹事案なるものを、設置委員会に対して御提案になつたものと推定するものでございますが、憲法でさえも合法的に國会においてこれを改変することができ得るのであります、十一原則々々々々と、ややもすればこの十一原則なるもの……

第5回国会 文部委員会 第17号(1949/05/13、24期、民主自由党)

○庄司委員 議事進行について委員長は一旦質問の打切りを宣告されてから、委員の要求によつて、簡單な発言といえどもお許しになるということは、委員長の議事に対するところの宣告の権威に関する重大な問題であります。私は決してわれわれ同僚委員、あるいは議員の言論の自由を抑圧せんがためにこのことを言うのではない。委員長は委員長の権威を持つて、その信念の上に立つて、あなたの宣言を権威あらしめるところの発言をしなければなりません。文部当局に同僚委員諸君の中で参考資料を要求されておるが、いまだにその参考資料が出ていないために、遺憾ながら質問の継続ができない方には、特に議会の委員会の慣例により、討論の際において簡單……

第5回国会 文部委員会 第18号(1949/05/14、24期、民主自由党)

○庄司委員 議事進行について――。本員が一昨日文部当局に質問いたしました、ただいま議題となつておりますところの國立学校法案に関する総予算並びに大学学生、生徒、一人当り一箇年間におけるところの教育費、これらに対する質問に対して、先刻きわめて粗雑に書き流したプライベートな文書をもつて本員に御回答がありました。しかしながら、私はこれを公に速記録に残しておきたいのでありまして、もとより正式なる質問でありましたから、正式なる答弁を文部当局に要望しておつたのであります。しかるに、ただ乱雑に書いた手紙のような御返答だけが本員にありましたが、あらためてその点に対する答弁を保留しておつたのでありますから、文部当……

第5回国会 文部委員会 第19号(1949/05/16、24期、民主自由党)

○庄司委員 委員長より発言のお許しをいただきまして、ただいま議題と相なつておりまする國立学校設置法案の一部を、この際次のように修正することを決議するものでございます。すなわち本法第二條國立大学、第三條左表包括学校の中の仙台工業專門学校、宮城師範学校、宮城青年師範学校を削る。しかして別表第四に次の三校を加えます。仙台工業專門学校一七三人、宮城師範学校二〇九人、宮城青年師範学校二一人と、以上のごとく修正動議を提出するものでございます。  理由は、この三校はそれぞれ沿革、歴史及び傳統等を有しております。今囘宮城地方議会及び仙台市会の決議要望等もございますし、かつまた三校の教授、学生、生徒及び卒業生同……

第5回国会 文部委員会 第20号(1949/05/17、24期、民主自由党)

○庄司委員 法制局長に念のためにお伺いしておきたいと思いますが、法制局長が関係筋に行かれて向うの御意見を聽取されました場合、両修正案とも望ましくないというような程度のことでありましたろうか。またたとい國会のこの委員会において修正を可決確定した場合等において、その修正案に対して最後のオーケーは絶対に與えないという意味における御意見でありましたろうか。ただ單に希望的なアドバイス程度の御意見でありましたろうか、念のためにもう一度お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 昨日本員が、ただいま議題に相なつておりまする国立学校設置法第二章第三條中の東北大学に包含さるべき原案のうち、三專門学校に関する修正……

第5回国会 文部委員会 第24号(1949/05/21、24期、民主自由党)

○庄司一郎君 本請願は宮城縣宮城郡廣瀬村村長外村会議員一同の請願でございまして、請願の趣旨は、この廣瀬村に昭和二十三年十月より南樺太の無縁故引揚者を宮城縣並びに厚生省等より交渉せられまして、戸数において百七戸をこの村が引受けまして、その結果として義務教育の小学校の教育を受けねばならない者及び新制中学の低学年に入学することになりました生徒、兒童数が約百二十六名と相なつております。この結果小学校においても、新制中学おいにても教室が狭隘をつげまして、どうしても最小限度この無縁故引揚者のために三教室を増築しなければならない状態に陥つたのであります。この際厚生省並びに文部省当局が御相談をいただいて、特に……

第5回国会 予算委員会 第6号(1949/04/07、24期、民主自由党)

○庄司委員 ただいま貯蓄に関する同僚の質問に対する大藏大臣のお答えがありましたが、貯蓄を徹底させるためには、ただいまようやく燃え上つて参りました小学校生徒の貯蓄組合、あるいは小学校生徒の銀行、あるいは新制中学生の銀行あるいは母の会、主婦会等の貯蓄組合等に対する利子税を撤廃をして、利子税を特免するというような方法も、奨励の一方法ではないかと考えておりますが、それに関して通貨措置が、あるいは單一為替レート設定直前において、断行されるのではないかというような危惧の念が、相当國民の各階層の間に瀰漫しておるようなただいまの状態のように察知されます。こういうことが貯蓄増強の上において非常ながんをなしておる……

第5回国会 予算委員会 第7号(1949/04/08、24期、民主自由党)

○庄司委員 関連して……。ただいまの同僚の質問に対する大藏大臣の御答弁は、ただいま議題となつておる予算の中の歳入、租税に関して、十分徴收し得る確信ありというお答え、また各財務局長を集めて、本省において会議さる為ところの協議会におけるいわゆる割当目標等についても、弊害のあることを察知して、それを改良したいという意味のお言葉がありました。まことに御同感でございます。私がこの一点に関して、具体的な一例を出して一層反省を促したいことは、昭和二十二年度の所得税の徴收等において、全國の財務局長を集められて、それぞれ割当目標なるものを公表された。その結果を査察せんがために、昨年の予算委員会より委員長鈴木茂三……

第5回国会 予算委員会 第10号(1949/04/13、24期、民主自由党)

○庄司委員 議事進行について……。ただいま風早委員の議事進行に名をかられての発言は、議事進行の本質の上から本委員会の慣例上、また本質的に公正妥当を欠く議事進行でありまして、アメリカの援助資金等に関する質問は、もとより当該所管の関係のお尋ねに対しては本委員会としては重要でありますけれども、これについてはただいまの委員長の発言が妥当であり、また委員会の多年の議事審議上の慣例の上から、ただいまのような風見委員の議事進行に名をかりての発言は妥当を欠くものでありますから、御採用にならないように希望いたします。

第5回国会 予算委員会 第11号(1949/04/14、24期、民主自由党)【議会役職】

○庄司委員長代理 笹山委員にちよつと御注意申し上げます。あなたの党の持ち分のタイムは少々経過しておりますから御了承願います。
【次の発言】 米原君。
【次の発言】 それでは午後一時まで休憩いたして、四十五分後に、再開いたします。     午後零時十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引続きこれより会議を開きます。  先刻の川島委員に対する大藏当局の答弁が保留になつておりますから、その順序で平田主税局長にお願いいたします。

第6回国会 運輸委員会 第15号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○庄司一郎君 ただいまの委員長殿のお示しの文書番号とは違うかもしれませんが、その点は御賢察を願つて、お聞きとり願いたいと思います  仙古線を複線化の請願、仙石線とは御承知のごとく、仙台より石巻に至る元宮城電鉄会社を政府が買収されたる線でありますが、この仙石線の一部は複線化されておりますけれども、仙台始発駅より石巻駅に達する大部分の路線は、いまだに単線と相なつておりますので、残余の大部分の単線をすみやかな期間に、これを複線化してほしいという地方関係市町村の議長等より願つて参りました請願でございます。理由を申し上げますと長くなりますから、省略させていただきます。仙石線複線化の請願、これが第一点であ……

第6回国会 電気通信委員会 第2号(1949/11/08、24期、民主自由党)

○庄司委員 ただいま大臣は、あなたの所管されておる電気通信省、あるいは郵政省関係の第一線における公務員諸君の住宅の問題を、相当御心配くださるというような、たいへんけつこうなお話でございます。それで私は今気がついたことですが、昭和二十四年度の既決予算の中に、政府公務員に特に住宅を與えるために十一億円あるはずであります。その十一億円の既決予算のうち、あなたが所管されておる二つの省の末端に働いておる従業員諸君のために、どのくらいの住宅を獲得されて、建設される御意思があるか。あるいは建設を開始されておるか。それについて一つ具体的な実例を申し上げますが、宮城県の柴田郡大河原町というところに、新しくあなた……

第6回国会 電気通信委員会 第3号(1949/11/22、24期、民主自由党)

○庄司委員 仙台電話局建築物の一角は、米進駐軍がお使いになつているため、電話設備の復興いまだ戦前架設数にも及ばす、未開通千、新設申込み五百を数うるにかかわらず、建築物狭小にして、自動交換機設備以外には、増設を可能ならしめる方法はありません。幸い今般電気通信省におきまして、目下全国重要都市に対する自動交換機設置の承認を与えつつあるように聞いておりますが、仙台市にこれが設置方御承認あらんことをお願いいたします。

第6回国会 法務委員会 第14号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○庄司一郎君 ただいま委員外の不肖私に、特別の御理解をもつて発言の許可をいただきまして、まことにありがとうございます。お言葉の通り、きわめて簡單に、法務委員会を通し、法務委員の皆様並びに法務総裁等に私見を述べさしていただきたいと思います。  案件は、多分一昨々日本委員会の議題と相なりましたと推定されますが、仙台市関係より請願に相なつております、仙台市大年寺山に法務府所管の少年院、名前は東北少年院となつておりますが、東北少年院を設置されることにつきまして、仙台市会はその所属政党政派のいかんを問わず、満場一致をもつて当該大年寺山に東北少年院の設置方について反対の意思を表示しているのであります。これ……

第6回国会 予算委員会 第4号(1949/11/18、24期、民主自由党)

○庄司委員 建設大臣にきわめて簡單な二、三のお尋ねをしてみたいと思います。その一点は、終戰後におけるわが国のあらゆる国土を、立地として、凡百の殖産興業の復興並びに積極的な振興のためには、どうしても総合的なしかして計画的な国是がなければならない。過般総理が本会議における御演説中にも、また安本長官の本会議における御答弁の中にもも総合開発国土計画云々というお話がございましたが、まことに共鳴されるものが多いのでございます。しかるにそういうお話だけで、具体的なる御計画をいまだにお持ちになつておらないように見受けられるのであります。しからばその後どういう総合開発の国土計画を国是として定められて、わが国の再……

第6回国会 予算委員会 第5号(1949/11/19、24期、民主自由党)

○庄司委員 文部大臣に対してきわめて簡単な二、三のお尋ねをしてみたいと思います。  その一点は、教育制度の改革により、各都道府県等には教育委員会が設けられまして、ここに発足して以来約一年をけみしたのでございますが、教育委員会が当該都道府県内においていろいろと教育上の諸計画を立て、特にその諸計画が予算面等に当然触れた場合におきまして、それらの予算を都道府県の知事に対して要求をさるる建前となつておるこてや、むろん文部大臣におかれてご承知の通りであります。しかるに都道府県の教育委員会がいかなる公正妥当なる、あるいは当該府県に適応したけつこうな諸計画を立てましても、またそれに伴うところの予算措置を都道……

第6回国会 予算委員会 第6号(1949/11/21、24期、民主自由党)

○庄司委員 一点だけお伺いしたいのは、ただいま小峯君に対するお答えのうちに、地方においても中小企業等に相当力を入れておるやの御回答がありましたが、私は東北地方の者ですが、中央銀行の何々支店というのが、仙台にも福島にも、その他地方の大都市、小都市に相当数がふえておるのでありますが、預金は積極的に募集されておるけれども、中央銀行の何々支店というものの貸出しは、貯金の額と比較すると、その差額があまりにもあり過ぎ夢る、つまり極端に言うと地方には一向に――絶体というわけではありませんが、貸出しの額あるいは貸出の件数がきわめて鮮少である、かような非難が至るところの地方に劈頭しておるのであります。私はこのご……

第6回国会 予算委員会 第9号(1949/11/24、24期、民主自由党)

○庄司委員 圖司君の質問に関連してお伺いしたいのですが、先ほど大蔵大臣は、いわゆる昔の言葉の貧弱財政町村等には、特段の考慮をもつて配付税配付金を交付しておる、そういう措置をとつておるというようなお答えでありましたが、それに関して一点伺いたいのは、最近、好むと好まざるとを問わず、府県等より天くだり的に引揚者を、あるいは二百戸、あるいは三百戸と押しつけられて、入植されておる町村等は、それらの入植者の子弟が、義務教育の学校等に通学しておる関係上、町村財政は極度に逼迫して来るのであります。さような引揚者たちが、特に無縁故引揚者たちが多く入つておる町村に対しても、大蔵大臣はただいまお答えになられたような……

第6回国会 予算委員会 第10号(1949/11/25、24期、民主自由党)

○庄司委員 議事進行について……。ごらんの通り、委員世耕弘一君を除く以外の方は、かつてに委員の席を立つたのであります。限りある時間内における質問でありますから、世耕君以外のこの席をけつた諸君は、質問の時間をみずから放棄したものであるということを認識しておかれたいと思うのであります。

第7回国会 議院運営委員会 第14号(1950/01/27、24期、民主自由党)

○庄司一郎君 仮議長というものに御指名を受けまして、これよりど馬にむちうつて、おおらかな心持で善処したいと考えております。またきのうはこの運営委員会に私が参與の格でございますか、出席のお許しをいただきまして、たいへんありがたいことであります。何分万事万端不なれでございますから、よろしくお引きまわし、御支援を賜わらんことをお願いいたします。

第7回国会 議院運営委員会 第29号(1950/03/11、24期、自由党)【議会役職】

○庄司仮議長 委員の方から議長に対する質問があり、それに対して議長がお答えになつておるのでありますから、仮議長より重複して申し上げる必要は毛頭ないと思いますけれども、ただいま議題になつておる問題について直接関連があり、そうして一昨夜幣原議長はこの運営委員会が終られるとすぐに、ちようどこの席で、余儀ないことがあつてこれから院を去るから、留守は特に守つてもらいたいという御注文が議長からあつたのであります。そういう関係上、私はきようは予算総会が終るまで、何時間でも職務を遂行しなければならぬという決心をしてお留守を預かりました。ところがさつき事務総長より経過的なことは申し述べられましたけれども、刻々院……

第7回国会 議院運営委員会 第30号(1950/03/14、24期、自由党)

○庄司一郎君 顧みれば五十有余日の間、浅学鈍才たる不肖私が、岩本副議長の不在中の間、留守居役を勤めておりました。何分ふなれなものでございます。いろいろ皆様に御迷惑をおかけしましたことと痛感しておる次第であります。五十有余日の間いろいろお世話になりました。自分では大過なくやつたつもりではございますが、まことにありがとうございます、厚く御礼申し上げます。

第7回国会 建設委員会 第6号(1950/02/08、24期、民主自由党)

○庄司一郎君 委員長のお許しを得てきわめて簡單にごあいさつを申し上げます。  昨年の五月内閣総理大臣より委嘱されまして、総合開発国土計画審議会という会合ができ上りまして、不肖私もその委員の一人でありますが、頭がはげておる関係でありましよう、あげられてその座長を勤める身の上となりました。それ以来十有九回審議会を継続して参つたのございます。この審議会は内閣総理大臣の諮問に答え、あるいは積極的に国土復興のために建策をする、きわめてフリーな立場にある会でございます。官制その他によつて縛られておる会ではございません。内閣総理大臣に智恵をかして上げるというような意味を、多分に含んでおるような会でございます……

第7回国会 建設委員会 第10号(1950/02/22、24期、民主自由党)

○庄司一郎君 本請願の趣旨は便宜しただいま一括して議題としていただきましたが、第一の阿武隈川下流改修に関する請願の趣旨については、過般本建設委員会において、請願者代表として宮城県伊具郡角田町町会議員笹森省悟君が、本委員会のお許しをいただいて、すでに請願の趣旨のあるところを陳述いたされたのでありますから、本日は紹介議員としては内容をしさいに申し上げることは省略させていただきたいと思うのでございます。ただ要点は、宮城県伊具郡角田町という町の東方を流れる阿武隈川が、年々氾濫をいたしますので、角田町附近一帯約七百五十町歩の田地、田畑はとうとうたる濁流のために、ほとんど冠水をして米ができない、畑の野菜物……

第7回国会 厚生委員会 第15号(1950/03/22、24期、自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題と相なりました最初の請願の趣旨は、請願者は宮城県遠田郡沼部村村長よりの請願でございまして、請願の目的は、同村村営をもつて沼部村共同授産場というものを、昭和二十三年度より開始をいたしまして、もつぱら村内における引揚者、戦災者あるいは疎開者にして、当該村に永住の決心をされた方々、その他これという生活の安定を欠く未就職状態にある者、世帶戸数において約七十五世蔕を收容して、あるいは疊表の機械を買入れ、製麺機械あるいは製繩機械、わら打ち機械等々の共同作業を通して職業を指導し、生産面に指導されつつあるのでございますが、これを電力をもつてこれらのわら工品、あるいはその他の生産をする……

第7回国会 水産委員会 第35号(1950/04/22、24期、自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題としていただきました請願の案件は、宮城県亘理郡坂元村に太平洋の漁場でございます磯浜という所がございます。この磯浜は封建時代におきまして、伊達正宗公以來の漁場でございまして、今を去ること二十年ほど前に、宮城県が本省の御助成を得まして、船だまり場をつくつていただいたことがあるのでございます。その後津波その他の災害等によりまして、その船だまり場の防波堤が破壞せられまして、ただいまほとんどその痕跡を辛うじてとどめているにすぎないのでございます。坂元村の漁業協同組合の諸君が、当該村長と相談の結果、すみやかに元のように、あるいはもと以上に堅牢な船だまり場に構造してほしいというので……

第7回国会 文部委員会 第4号(1950/02/14、24期、民主自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題となりました六・三制関係の予算増額に関する請願の件でございますか、私紹介議員として、ただいま陳述いたしたいのは、宮城県のPTAの代表者諸君によつて提出されました請願でございます。もつとも該請願け、昭和二十五年度において六・三制関係の予算四十五億円が計上されるということが、まだ一般国民の間に普及徹底しない前の請願書の作成には違いないと考えますが、新制中学校を各都道府県の市町村長か熱心に建築されているこの昭和二十四年から二十五年度にかけまして、市町村財政の面から考えて、また新制中学校を理想的によりよく建立したいという念願の上から、政府財政の乏しい中からも、義務教育の意味に……

第7回国会 予算委員会 第1号(1949/12/20、24期、民主自由党)

○庄司委員 主計局長にお伺いいたしたい。地方公共団体の職員並びに義務教育関係の教育職員等に対する年末手当は、新聞で拝見すると、一時都道府県等が適当に立てかえ拂いでもしておつて、そのうちに政府が適当なる予算措置を講ずるというように読んだのでありますが、政府はその予算措置について、どういう構想を持たれておるか。都道府県の地方公務員及び教職員等に対して、政府は半額だけの責任を持つというが、その額はどのくらいになる見込みであるか、こういう点を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 御趣旨はわかるのですが、政府が都道府県の長あるいは教育委員長であるとか、そういう方面に何らか公式に告示をされなければ、地……

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第1号(1950/07/14、24期、自由党)

○庄司委員 この際動議を提出いたします。すなわち委員長の互選は投票を用いず、若林義孝君を推薦いたしたいと思います。この段お諮りを願います。

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1950/07/20、24期、自由党)

○庄司委員 議事進行について……。本日はまことに重大な、緊急な委員会であると思います。しかるにここには外務大臣がお見えになつておりません。外務大臣吉田茂君がもし渉外その他公務のために来られないということであるならば、委員長はしかるべく外務次官、あるいは外務政務次官等を招致されて、委員の質問に答弁させていただきたい。総理大臣吉田茂君の出席を求めます。総理大臣がもし余儀ないことのために出席できない場合は林副総理、黒川厚生大臣の臨席を要求いたします。私ただいままで政府委員の答弁を聞いておつたが、それはぼくの所管じやないから言わないというような意味における逃げ口上的な答弁でありまして、本委員会の円滑な……

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第3号(1950/07/22、24期、自由党)

○庄司委員 私はもとよりただいまの委員長の御相談なさつたことについては、まつたく賛成するのでございます。ただこの際代表として委員長ほか理事各位がおいでくださる場合に、ただ懇請だけではいけませんので、ある程度建設的な意見をもたらして行つていただきたいのでございます。すなわち時局柄全国の代表者がお集まりくださる場合等におきましては、大体全国四十六都道府県において一県平均何名であるとか、全体で何百名であるとか、その集会の場所は、たとえば第一議員会館の一番大きなホールであるとか、そういうようなことにおいて、われわれもある程度その集会について協力し、あるいは責任の一端を持ち得るよう建設的な意見をもたらす……

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第7号(1950/10/03、24期、自由党)

○庄司委員 ただいま同僚の質問に対する政府委員の御答弁もありましたが、御答弁の際に、生活保護法によつて留守家族等に生活扶助を與えておる件数、そういう関係を明らかに御答弁願えればたいへん明白になることであると思うのです。未復員者家族の救護法による救護資金とか、あるいは給與額とかいうことの御答弁も、またたいへんわれわれ委員会においては参考になることでありますが、未復員者留守宅の家族の救護法あるいは生活保護法と対比して、現在の二つの法律によつて生活保護のために給與しておる金額を比較検討すれば、生活保護法によつて救護を受けている方は――たとえば五人家族の場合は、大都市は現行法では五千五百円ですが、中都……

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第10号(1950/10/20、24期、自由党)

○庄司委員 ただいまの佐々木君の御質問に関連いたしますが、佐々木君は北海道だけに限定されておるようでございますが、寒冷地帯、雪害地帯ということもついでにひとつ御考慮に入れていただいて、当局の御善処をお願いいたしたいここは、あらためて申し上げるまでもないのであります。そこでたとえば宮城県の宮城郡広瀬村??これは多分同僚の菊池義郎君御一団に御視察を願つたと思いますが、そこには樺太の無縁故者が百二十戸入つておる。それは宮城県の農務課が所有しておる農学寮というところの種牡豚場??豚小屋であります。この豚小屋に無縁故の諸君が收容されておる。昨年庶民住宅を七十戸だけお願いしたいというお申出を厚生省にも建設……

第8回国会 水産委員会 第14号(1950/08/29、24期、自由党)

○庄司一郎君 委員外の発言をお許しいただいておりがとうございます。ほんの二、三分間だけ簡單なお伺いを水産庁長官並びに海上保安庁関係の政府委員に申し上げたいと思います。  去る本月三、四、五の三日にわたる水災害は、漁港並びに船だまり関係、あるいは漁船あるいは漁網、ロツプの流失等相当なる被害を與えられましたことは、水産庁においては、すでに報告をとられて御承知の通りであると思うのであります。その被害県の数はおそらく十数県に上つていると思いますが、たとえばその一例を宮城県にとつてみましても、防波堤の破壊流失、あるいは船だまり、漁港内における漁船の流失、さような関係の被害高だけでも、一宮城県だけでも一億……

第8回国会 電気通信委員会 第1号(1950/07/17、24期、自由党)

○庄司委員 松本君の動議はすでに成立をいたしております。すなわち理事は五名とすること、五名の理事は委員長において恒例によつて推薦する、この二件を含んですでに動議は成立いたしております。ただいま共産党の方からいろいろ御意見があつたようでございまするが、衆議院は、昔は各派交渉会、ただいまは運営委員会によつて、多数で申し合されましたことは、やはり民主主義の議会の運営の上から一応了承しなければならぬと思いますので、討論はすでに必要ございません。動議は成立しておりますので、委員長は即時御委任を受けたことの実行をしていただきたいと思います。

第8回国会 電気通信委員会 第2号(1950/07/19、24期、自由党)

○庄司委員 きわめて簡単に二点だけ大臣に伺つておきたい。これは多分に本員の希望が盛られるのでございますが、それはあなたのお役所の最下部、最末端のお役所は、電気通信管理所というお役所で、それが全国に何百箇所開設されておるか、その数は私は承知しておりませんが、私の方の宮城県では大体六箇所あるようであります。この最末端の、実際に電気通信の仕事をされておる役所は、きわめて近年、多分昨年あたり開設された役所でありますので、この管理所の職員諸君が住いをする上における住宅というものは、ほとんどないようであります。関東、関西方面のことは承知しておりませんが、東北地方なんかは、管理所の所長以下職員諸君の住宅とい……

第8回国会 法務委員会 第8号(1950/07/29、24期、自由党)

○庄司一郎君 ただいま議題と相なりました請願の趣旨をきわめて簡単に申し上げます。宮城県刈田郡白石町、この町は封建時代は仙台伊達公の参謀総長であつた片倉小十郎の城下でありまして、たがいま人口は約三万に近い、もはや市制を準備中の白石町でございます。この刈田郡白石町外十箇町村の町村長が、連署連名をもつて今回の請願を提出して参つたのであります。宮城県の仙台以南の都市には、大河原町というところに仙台地方裁判所大河原支部並びに大河原簡易裁判所があるのみでございます。その他仙台市から南方面には本河原町以外に簡易裁判所の開設はないのであります。従いまして伊具郡、柴田郡、刈田郡、かような約五十箇町村近い町村は、……

第8回国会 予算委員会 第2号(1950/07/26、24期、自由党)

○庄司委員 委員長のおとりはからいによつて、来年度政府の予算編成上の基本的な方針等についてお伺いする機会を得、かつわれわれが政府の方針に対していろいろ考えておるわれわれの立場から、協力的なあるいは献策的な意味において御注意を與え、あるいは警告を申し上げ、あるいは要望を申し上げる機会を與えられたことを感謝いたします。  そこでごくあつさりと二、三のお尋ねをしてみたいと思うのでありまするが、昭和二十六年度の予算編成の上において、先ほどごく簡單な片鱗だけ承つたのでがざいますが、総合的な国土開発あるいは国土保全、そういう面におけるところの予算はどのくらいの額を予定されておるのであるか、総合国土開発の計……

第9回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第3号(1950/12/08、24期、自由党)

○庄司委員 この際、渡米されたわが委員会の委員である中山マサ君に対して、いかがなものでございましようか、本委員会の委員長の名において、あるいはできるならば本院の議長の名において、激励といいましようか、そういう意味の電報でも出して、中山女史が一層感激の上に御奮闘願い得るような措置をとりたい、こうう考えておるのでございます。現在出席の委員もきわめて少いのであるから、御相談の余地があるかどうかわかりませんけれども、もし委員長等に御相談されて、ただいま申し上げたような趣旨にはどの委員も反対などはあり得るわけはないと思いますから、もしまとまるものならば明日でもけつこうでございます、何らかの方法で懇談会な……

第9回国会 電気通信委員会 第2号(1950/11/22、24期、自由党)

○庄司委員 ただいまの中村君の質問に対するお答えに直接関連して伺いますが、ただいまの御回答によつて、漁業関係は專用通信のライン内とは承りましたけれども、具体的な例をもつてお尋ねすると、無電の装置を持つておる漁船が、難破船となつてS・〇・Sを訴える場合、さらに水難救済所とか海上保安庁に救命艇を出してくれと救いを請うような意味の通信は、不可能に相なることに解されますが、この例に対する具体的なお答えを承つておきたいと思います。

第9回国会 電気通信委員会 第3号(1950/11/29、24期、自由党)

○庄司委員 ごく簡単なお伺いです。まずお伺いの第点は、全国に電気通信管理所という第一線のお役所が何箇所あるか。それからそれに働いておる職員の数がどのくらいかということを最初にお伺いいたします。
【次の発言】 ただいまのお答えを願いたいの、はこういうことを伺いたいからです。それはただいまお示しの二百何十何箇所という管理所の所在地の市町村等におるそれら第一線の職員のために、厚生施設としてどのくらいの住宅を建てて提供されておるかということを伺いたいのです。
【次の発言】 現なまのサラリーをキヤツシユで値上げすることも、もとより職員の待遇改善でございますけれども、住宅を――昔の言葉でいえば官舎をつくつ……

第9回国会 電気通信委員会 第4号(1950/12/06、24期、自由党)

○庄司委員 紹介議員松本善嘉君にかわつて、請願の趣旨を簡単に申し上げます。本請願の趣旨は、福島県伊達郡粟野村村長加藤一君外一名の請願にかかわります。当粟野村は相当大きな農村であるが、現在電話は、村役場と農業協同組合を除いたほかは、個人加入が二名のみであつて、この上なく不便である。よつて全村に電話架設加入希望者を網羅して、電話網を拡張していただきたいと、かような趣旨の請願でございます。
【次の発言】 紹介議員山本猛夫君にかわつて、本請願の趣旨を弁明いたします。本請願は、岩手県下閉伊郡大川村村長らの請願にかかわりまして、国鉄小本線宇津野駅前に公衆電話をぜひ御設置を願いたいという趣旨でございます。理……

第9回国会 電気通信委員会 第5号(1950/12/07、24期、自由党)

○庄司委員 この際動議を提出いたします。すなわち先般来本委員会に付託されました十九件の各請願につきましては、他の委員の方々とともに特に愼重に検討いたしましたが、日程第七、第八、第九、第十、第十七、第十八、第十九の各請願は、いずれも議院の会議に付して採択すべきものとし、議院において採択の上は、内閣に送付すべきものと決すべきであるとの結論に達しました。よつて委員各位にお諮りを願い、以上のごとく決せられんことを望みます。なお残余の請願につきましては、さらに愼重に検討する余地ありと認めますので、本日はこれが採否を保留されんことを望みます。
【次の発言】 いまわれわれの同僚であり、当委員会の委員である田……

第9回国会 法務委員会 第7号(1950/12/06、24期、自由党)

○庄司一郎君 ただいま委員御一同にお諮りの上、きわめて簡單な発言のお許しを得てありがとうございます。お伺いしたい一件は、過般隣の永田町小学校に前科抹消実施満三周年紀念の会合が持たれたのでございます。その際、都内外の多くの保護司諸君が集まられて、前科抹消実施の刑法第三十四條ノ二の改正はまことにありがたいことであつたが、その後、都あるいは市町村の戸籍寄留係等において、あるいは地方の警察、検察庁等において、前科抹消、すなわち罰金刑においては満五箇年、実刑を受けた者は満十箇年、もちろんその間に再犯、累犯等がなかつた場合でございますが、まつたく刑名簿よりカット・オフさるべきものが、いまだにそういうことが……

第9回国会 予算委員会 第3号(1950/11/28、24期、自由党)

○庄司委員 当初便宜上法務総裁にお尋ねをしておきたいと思います。法務府がただいま議題と相なつておりまする補正予算の中に、あるいは刑務所あるいは少年院あるいは成人矯正院その他刑を受けたる者に対して刑を行う、あるいは釈放後においていわゆる司法保護的措置を行つて、再び再犯あるいは累犯をなからしめんがための若干の費用等も要求されておるようでございますが、文化国家としてこいねがわくは犯罪者を絶滅し、あやまつて罪を犯し、あるいは刑余の人となつた者はこれを保護して、善良なる、反社会性のない国民に指導誘掖して行くということは当然のことでありまするが、最近はなはだ不本意ながら、犯罪者の統計は日に月にふえるような……

第10回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第1号(1950/12/16、24期、自由党)

○庄司委員 これより会議を開きます。  私が年長者のゆえをもちまして、委員長が選任されるまで委員長の職務を行います。  ただいまより委員長の互選を行いますが、その方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいまの池見君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて若林義孝君が委員長に御当選に相なりました。  本日はこれをもつて散会いたします。なお次会は公報をもつてお知らせいたします。     午後三時四分散会

第10回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1951/01/27、24期、自由党)

○庄司委員 この際大蔵当局に明快に御答弁を願つておきたいことがございます。それは、現内閣は昭和二十六年度において御提出の予算を通して、減税を断行される、まことにけつこうでございますず、三、四日前の各新聞の報道によると、未亡人に対してはある特定のわく内において減税を断行するということが報道されました。これは社会保障政策の一環の現われであつて、まことにけつこうなことでございまするが、ただ未亡人である、後家さんであるというだけにおいて、さような一種の恩寵的な、特権的な減税が行われるようでございます。もちろん未亡人の中には、その生活がまことにお気の毒な方々が多いのでありまするから、その御提案あるいは新……

第10回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第7号(1951/03/20、24期、自由党)

○庄司委員 ただいまの菊池さんのお尋ねに関連をいたしまして、ただいまサイパン島あたりの群島において、太平洋戦争直前、燐鉱石の採掘事業等を経営しておられた経営者、あるいは労務者諸君、こういう諸君は大体引揚げられておることは明らかなことでありまするが、講和條約後において、当時わが国の委任統治領であつたサイパン島等において、再びただいま申し上げたような燐鉱石等の採掘の実績者がかの地に行つて、その事業を継続したいというような請願も本国会にぼつぼつ提出になつておるようでございますが、外務省のお見通しとして、講和條約直前にはある特定のもの以外は困難でございましようが、講和條約後等においても連合国と、特にア……

第10回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第11号(1951/07/24、24期、自由党)

○庄司委員 本員は外務省政府委員、厚生大臣、郵政政府委員等に簡単な質疑をしてみたいと思うのでありますが、さしあたり郵政大臣代理の山本政務次官がお見えでありますから、簡単に二点に関して伺つてみたいと思います。  その第一は、山本政務次官におかれては、万国の郵政関係の国際的な大会でございましたか、さような会合に日本政府を代表されて御臨席をなされた際に、終戦六箇年いまだに帰られません境遇にあるところの幾多のわが在外同胞のために、そのすみやかなる帰還の日を実現せんがため、あるいは政府職員という立場ではなかつたかもしれませんけれども、大きな国民外交的な手を打たれたということを当時新聞報道において本員は拝……

第10回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第12号(1951/07/26、24期、自由党)

○庄司委員 この際私から提案をいたしたいと存じます。すなわち、ポツダム宣言及び今度発表されました講和条約草案との関連から、講和条約草案中にぜひこの引揚げ問題に関する条項を挿入していただけるよう、関係方面並びに内閣に対し本委員会から要望をいたしたいと存じます、その具体的な方法等につきましては、委員長及び理事諸君に御一任したいと思います。これを提議いたしますから、委員長におかれてはしかるべく適当なおとりはからいをお願い申し上げます。  以上動議を提出いたします。

第10回国会 建設委員会 第6号(1951/02/20、24期、自由党)

○庄司一郎君 私が紹介議員となつておりまする二つの請願のうち、ただいま委員長のお示しをいただいた最初の請願の趣旨は、直轄河川でございまする阿武隈川下流改修工事、この改修をすみやかなる年度内に御完成を願いたいという結論でございます。御承知のごとく、阿武隈川が直轄河川に御指定を受けて施工されましたのは昭和十一年と記憶しておりますが、当時の内務省の計画では、昭和二十三年度に十箇年計画をもつてもろもろの工事を完了さるる御計画であつたと思います。不肖拙著阿武隈川改修という本がございますが、そのように書いておつたと記憶いたしております。しかるにその後戰争のために多くの国費が戰争関係に流入をして、河川改修の……

第10回国会 電気通信委員会 第2号(1951/01/31、24期、自由党)【議会役職】

○庄司委員長代理 これより電気通信委員会を開会いたします。  電気通信事業について調査を進めたいと思います。まず最近の電気通信事業の業務等について、政府の説明を求めたいと思います。最初に田村電気通信大臣に説明を求めます。田村電気通信大臣。
【次の発言】 この際、田村電気通信大臣のただいまの御説明等に関し、あるいは関連して、御質問の通告が出ておりますので、すぐ発言のお許しをしたいと思いますが念のために一応御懇談申し上げておきたいと思います。それは富安電波監理委員長の説明もございまするが、同委員長の説明は簡單なようでございまして、これを聽取してから御質問に移つてはどうかと考えておりますので、皆さん……

第10回国会 電気通信委員会 第4号(1951/03/01、24期、自由党)

○庄司委員 ちよつと関連して――。ただいま同僚椎熊君より虚無的な、ニヒリステイツクな傾向が底に流れる思想に関する御意見がありましたが、私もその点を指摘いたしたい。実はそれは二月二十七日、ロシヤの帝政末期における世界的文豪であるツルゲーネフの「父と子」が、海外文芸の紹介放送の中にあつたのであります。「父と子」はある意味において、全世界に近代文芸の創作として有名であるが、この父に対する子――名前はバザーロフの抱懐しておる思想は、かつて全世界の文芸市場において最もはつきりしたニヒリストの思想であると、文芸評論家は述べておる。ニヒリストの思想は無理想、無目的である。明治四十年代に日本に入つて来たソーシ……

第10回国会 電気通信委員会 第6号(1951/03/13、24期、自由党)【議会役職】

○庄司委員長代理 それでは委員長に余儀なき事故がありますので、私がかわつて委員長の代理職務を行いたいと思います。  それでは電気通信委員会をこれより開会いたします。  議事に入る前に理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。去る十日理事庄司一郎君が、昨十二日理事長谷川四郎君がそれぞれ委員を辞任され、理事が二名欠員となつておりましたが、ただいままでに両君が再び委員に選任されておりますので、この際委員長より庄司一郎君並びに長谷川四郎君を再び理事に指名いたしたいと思います。御異存ございませんか。
【次の発言】 満堂御異議なしと認めます。よつて庄司一郎君並びに長谷川四郎君を理事に指名いたします。  ……

第10回国会 電気通信委員会 第8号(1951/03/20、24期、自由党)【議会役職】

○庄司委員長代理 これより電気通信委員会を開会いたします。  本日も委員長が御病気のため欠席をされましたので、委員長の代理として不官私が委員長の職務を代行いたします。  前会の委員会におきまして、重信電話料金法の一部を改正する法律案についての質問は終了いたしておりますので、ただちに本案を議題とし、討論に付します。討論の通告がありますので、これを許します。松井政吉君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。  電信電話料金法の一部を改正する法律案について採決いたします。本案を可決するに賛成の諸君の御起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よつて本案は可決すべきものと決しました  お諮り……

第10回国会 電気通信委員会 第9号(1951/03/23、24期、自由党)

○庄司委員 本件に関連いたしまして、本請願とその内容においてまつたく同一趣旨の第二五号、第二六号は、その内容は同一性格のものと考えますので、委員長においてはお諮りの上、右三案を一括議題とされんことを望みます。
【次の発言】 ただいま委員長の発言されましたように、本件と合せて全部の日程がただいま終つたわけでありますが、この際私は委員長にも所感の一端を申し上げ、あわせて政府当局にも懇請したいことがあります。  以上の日程第三〇まで、またこの後本委員会に付記されるであろうところの若干の請願等、いずれも請願の趣旨の大部分は、ごらんの通り学校に電話をすみやかに架設してほしい、あるいは新しく電話局を開設し……

第10回国会 電気通信委員会 第10号(1951/03/24、24期、自由党)【議会役職】

○庄司委員長代理 ただいまの小委員長の報告について、御質疑なりあるいは御意見なりがありますれば、これを許します。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。  では次に、本案を本委員会の成案とし、委員会提出の法律案とすることについてお諮りをするのでありますが、採決に入ります前に、本案について討論を行います。田島君。
【次の発言】 ほかに討論をする方はありませんか。――なければ、これにて討論は終局いたしました。  お諮りいたします。本案を当委員会の成案として、これを委員会提出の法律案とするに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立大多数。よつて本案を本委員会の成案とし、委員会提出の法律案……

第10回国会 電気通信委員会 第12号(1951/03/29、24期、自由党)【議会役職】

○庄司委員長代理 これより電気通信委員会を開会いたします。  本日も私が委員長の職務を行います。  理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。去る二十六日理事高塩三郎君が委員を辞任され、理事が欠員となつておりましたが、同日同君が再び委員に選任されましたので、先例により高塩三郎君を理事に指名いたすに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認め、さように決します。
【次の発言】 本日の公報に掲載いたしました請願の審査に入ります。  日程第一、戸田村に電話増設の請願、畠山鶴吉君紹介、文書表第一四五九号を議題とし、その説明を求めます。

第10回国会 電気通信委員会 第18号(1951/05/25、24期、自由党)

○庄司委員 本請願の要旨は、静岡県田方郡上大見村は、伊豆半島の中央天城山の北山麓にあり、村の中央を南北に走る段野丘は同村を二つに区分し、東部には地蔵堂、原保、菅引、中原戸、戸倉野の五部落、西部には筏場、貴僧坊、姫の湯の三部落を形成し、わさびの栽培に適し、しいたけ、薪炭の生産も盛んである。一面天城山を背景とした観光地であるが、交通、通信に惠まれず、ことに電話は村の中央部のみで、全村的に利用できないから、急な用件に役立たず、その不便は多大である。ついては、最少限度各部落に電話を架設されたいというのであります。
【次の発言】 本請願の要旨は、福島県田村郡飯豊村は、戸数二百四十六戸、人口一千三百余人を……

第10回国会 電気通信委員会 第19号(1951/05/28、24期、自由党)【議会役職】

○庄司委員長代理 これより電気通信委員会を開会いたします。  この際、電気通信従業員の給与問題に関しまして、特に松井委員より発言を求められておりますが、これをお許しするに御異議はございませんか。
【次の発言】 満場御承認をいただきましたので、松井委員に発言を許します。松井君。
【次の発言】 この際加藤政務次官いかがでございますか。部課長各位の説明員だけ御答弁のようですが、ただいまの問題について政務次官はどういうお考えですか。せつかく熱心な松井君の御質問でありますので、政務次官のお考え方あるいはこれからの御方針等について、大臣にかわつてお願いいたします。

第10回国会 郵政委員会 第8号(1951/05/23、24期、自由党)

○庄司一郎君 ただいま請願の趣旨弁明のお許しをいただいた案件は、仙台市弓之町五番地、全国留守家族同盟東北六県代表立花栄子君より提唱されました請願書であります。その趣旨を簡單に朗読さしていただきます。  終戰後約五箇年有余を迎えた今日、いまだに帰国不可能なる者がさらに三十有七万人を数えられております。その留守家族約百十七万人の同胞が、あらゆる精神的打撃と生活苦にあえいでおる惨状は、政府におかれても、また国会におかれましても十二分に御承知のことと思います。あるいは特殊の家族の生活保護法による救護はあるでございましよう。また未帰還者の俸給三百円を一千円に増加して扶養手当を受けている一部の留守家族もあ……

第10回国会 予算委員会 第10号(1951/02/08、24期、自由党)

○庄司委員 廣川農林大臣にお伺いしたい第一点は、いわゆる廣川朗報その一、食糧一割増産の確信のもとに、かなりジヤーナリスト方面に放送もされたようでありますが、この一割増産は米においてあるいは大麦あるいは小麦において、すなわち主食において一割を昭和二十六米穀年度において確実に収獲を上げ得る確信を持たれておるかどうか。ただ単なるおざなりの一片の朗報であつては、これは現内閣に非常なる悪影響を及ぼし、国民の期待を裏切ることになりますが、一割増産の根拠いかん、こういうことを第一点にお伺いしたい。  第二点は、食糧増産が確実に成功するためには、それぞれの手を打たなければなりません。農林省本省においては、食糧……

第10回国会 予算委員会 第15号(1951/02/16、24期、自由党)

○庄司委員 最初法務総裁に所見をお伺いしたい点は、過般の本会議において、民主党の苫米地委員長の質問にも現われておつたのでありまするが、過般、アカハタ代用といいましようか、「平和のこえ」とかいう新聞関係の検索において、兵器彈薬といえば大げさであるが、銃砲火薬あるいは爆薬のような危險物を、相当数量において確保されておつた。共産党員であるかあるいは同調者であるか、承知いたしておりませんが、相当量の危險物を所持しておつた者もあつた。物件はむろん没收されたでございましようが、その後さような危險物の所持者等に対して、どういう方途を講ぜられておるか、やし、テキ屋のたぐいがチヤンバラのけんかを二、三回やつたく……

第10回国会 予算委員会 第19号(1951/02/23、24期、自由党)

○庄司委員 議事進行について……。ただいま質疑に入る直前において、政府委員松本君外一名の出席の問題について、委員長の御報告がありませんようでしたが、同君らは政府委員として出席されますか。

第10回国会 予算委員会 第24号(1951/03/29、24期、自由党)

○庄司委員 関連で一点だけ……。ただいま議題となつておりまする開発銀行の設立については、私は心から喜んでおるものであります。そのわけは昨年の六月二十日をもつて満一箇年の審議期間を経過して、一応解消いたしました内閣内の国土総合開発審議会において、もろもろのの殖産興業あるいは国土の総合的開発の諾計画のアウト・ラインだけを立てまして、それの裏づけとしては、どうしても開発銀行が必要であるということを審議会内において提唱し始めました方は、山形県選出のわれわれの同僚志田義信君であります。志田義信君が小委員長となられ、遂に成案を得られて、当時約一千億程度の開発銀行が、国土総合開発のためには絶対に必要であると……

第11回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第1号(1951/08/17、24期、自由党)

○庄司委員 この際動議を提出いたします。すなわち委員長の互選は投票を用いずに、若林義孝君を委員長に推薦いたしたいと思います。お諮りを願います。
【次の発言】 この際動議を提出したいのであります。すなわち理事の互選は、従来通りその数を七名とし、投票を用いずに、委員長におかれて指名されんことを望みます。

第11回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1951/08/18、24期、自由党)

○庄司委員 きわめて簡単な一点だけお尋ねしておきたいと思います。それは在外公館の借入れの問題に関しまして、政府は一口五万円までは支払いを声明されておるようでありまして、従いまして五万円以上のものは打切るというようなことに了承しておるのでありますが、たとえば百人あるいは二百人の人から団体的に借上げをされたというような性格のものはどういうお取扱いになるのでありますか。単位が二人の場合ははなはだ明瞭に了承しておりますが、団体的のものもあるやに伺つております。そういうものはどういうお取扱いになるのであるか、簡明にお答え願つておきたいと思います。

第11回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第3号(1951/10/02、24期、自由党)

○庄司委員 ただいまの応答に関連いたしまして、これは政府全般に要望しておきたいのでありますが、この公館借入金の返還に関し、たとえば甲は五万円なら五万円、あるいは乙は三万円なら三万円というような金が、おそまきながらとにもかくにも当時の公館の借入れに応じた諸君の手元に返還される、こういうことはけつこうなことでございますが、政府全般に強く要望しておきたいことは、国民の所得として、そういう特定人の個々の所得として三万円なり五万円なり入つた金は、普通の所得とはまつたくその性格を異にしておることは御承知の通りであります。よつて端的に申し上げると、これらの金額に対して、いかに無理解なる大蔵省当局といえども、……

第12回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1951/10/27、24期、自由党)

○庄司委員 ただいまの大蔵当局の御説明によりますと、第一項の未復員者の俸給現行月額一千円を一千五百円とすることということは、まだ耳にされておらないということでございまするが、それは大蔵省当局だけがお聞きになつておらないことであるか、あるいは厚生省等より何らか具体的の御相談がなかつたものであるか、まず最初にその一点を伺つておきます。
【次の発言】 現行の月額一千円などというものは、まことにただいまの物価よりいえば少額過ぎるところの零細の援護資金であります。それを最小限度一千五百円にしたいという本委員会の試案といいましようか、草案といいましようか、最小限度を一千五百円に見ておるのでありまして必ずし……

第12回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第4号(1951/11/28、24期、自由党)

○庄司委員 それに関連して……。本特別委員会は講和條約成るといえども、あるいは平和條約の第六條(b)項にうたわれたといえども、三十有余万と推定される同胞が未帰還の現状においては、衆議院としては少くとも当分存置され、一層本委員会が政府を鞭撻し、古い言葉でございますが、表裏一体となつて在外同胞引揚げ、留守家族等の愛護、援護のために万全を期すべきものである、かように考えておりますので、ただいま福田委員より委員長に対して適当な質疑があられたようでありますが、本員といたしましては少くともここ二、三年くらいは、あえて年限は制限いたしません。当分と申し上げてもよろしい。当分はこの委員会を本院に存置し、参議院……

第12回国会 電気通信委員会 第1号(1951/10/22、24期、自由党)

○庄司委員 所管大臣がここにはお見えになりませんから、政務次官なり、その他の関係局長、政府委員の御答弁でもけつこうでございます。  最近――こう言いますと、至つて最近のようであるが、電通省の関係でかなり刑事上の不祥事件が突発しておるようであります。前の施設局長なんかも、どの程度の御関係あるいは御関連であつたかわかりませんけれども、他の部課長関係と前後して退職をされておる。またきわめて最近には、電気関係の研究所というようなところにまた不祥事件が台頭して、刑事上の訴追を受け、取調べを受けておる。また私の郷里は仙台でございますが、仙台の電通局管内の施設課長がひつぱられて、やはり訴追を受けておる。その……

第12回国会 電気通信委員会 第4号(1951/10/25、24期、自由党)

○庄司委員 関連して……。ただいまの問題に関連して、大臣に対してきわめて簡單な一つ二つのお伺いをしてみたいと思います。逓信関係の現場従業員諸君のためにいろいろお骨折りの段拜聽してまことにうれしい次第でございます。ところが過般本員が国会議員としての公務出張の場合に、東北六県を経めぐつて参りました。その場合に青森県あるいは秋田県その他の県においても、従業員の労働組合の諸君に取巻かれて、いろいろ下意上達の意味における陳情、請願を受けたのでございまするが、積雪寒冷地帯でございまするところの東北地方のごときは、なるほど燃料のお手当は頂戴しておるけれども、目下石炭が一トン最終小売で買えば五千五百円もしてお……

第12回国会 電気通信委員会 第5号(1951/10/26、24期、自由党)

○庄司委員 この際時間もございませんから、ほんの二、三分の時間を割愛いただきまして、電気通信事業に関する件についてお聞きとりを願いたいことがございます。右お許しを願いたいと思います。
【次の発言】 ごく簡単に電通大臣並びにその他の政府委員の方のうち、直接私の質問に該当する担当の方よりきわめて簡単にお答えを願つておきたいことがございます。それは先般本員は東北六県の電通関係の事業の視察のために歩いて参りました。その際青森市において新聞記者団に取囲まれまして、かような重大問題があるが、電通委員として十分調査研究を行い、その対策をとつてほしいというような意味の言葉を前提として、かような事実の話がござい……

第12回国会 電気通信委員会 第6号(1951/11/07、24期、自由党)

○庄司委員 本件は前委員会において本員が申し上げた通り、私は行政監察委員会の委員でもないし、法務委員会の委員でもございませんので、実はあまり深入りをしたくないのであります。だが青森県地方に本委員会の委員として公務出張いたしましたとき、新聞記者団より声を大にして、かようななまなましい重大問題があるにかかわらず、検察庁もお取調べが遅々として進んでおらない。起訴するがごとく、起訴せざるがごとく、事件をやみからやみにほうり込むようである。電通関係の委員であるならば、すべからくかような重大問題――金額においても相当の被害高である。これらを軽々に放置しておくべきではないということを、地方の新聞記者諸君から……

第12回国会 電気通信委員会 第7号(1951/11/09、24期、自由党)

○庄司委員 日程第一の請願の趣旨は、宮城県宮城郡の七北田村の郵便局に新しく電話を特設いたし、電話交換事務を開始していただきたいという請願でございまして、同村の村長が電話架設期成同盟会というものを組織され、会員五十五名より相なつております。会員五十五名というのは、特設電話に早く加入したい、電話を架設してほしいという念願のもとに、村長外五十五名がまとまりまして、昨年の四月以来毎月ある一定の貯蓄をやつております。この村は仙台市西北二里のところにございますかなり大きな村でございまして、この村の有志がさしあたり五十五名だけまとまりまして、ぜひ電話の架設をお願いしたい、こういう請願でございます。  それか……

第12回国会 電気通信委員会 第8号(1951/11/15、24期、自由党)【議会役職】

○庄司委員長代理 これより電気通信委員会を開会いたします。  電波管理に関してその調査を進めたいと思います。海外放送について当局より説明があり、その後テレビジヨン放送等に関する質疑の申出がございますので、これを許したいと思います。では長谷政府委員。
【次の発言】 ただいま長谷政府委員より国際放送に関する簡單な報告といいましようか、御説明がありましたが、これに関して何か御質問ございませんか。――今の国際放送以外のことに関してでもよろしゆうございます。
【次の発言】 次に電気通信事業に関して調査を進めます。
【次の発言】 田島さん、もう一問くらいで……。きようのプログラムがテレビジヨンになつており……

第12回国会 内閣委員会 第14号(1951/11/16、24期、自由党)

○庄司一郎君 ただいま一括上程され議案と相なりました請願は、一つは宮城県の婦人会、女性方面よりの請願、一つは明治大学の学生諸君の連署連名による請願でございまして、本請願の趣旨は、天皇陛下のお住いであられ、同時に新しい憲法の精神によつても、内閣総理大臣の勧告あるいは助言等によつて御認証等をいただく陛下の御政所等のあらるる、いわゆるわれわれの俗に申し上ぐる皇居でございまするが、戦争中に再三空襲のために戦災され、過般本国会の衆議院の予算委員会が予算委員会の総意によつて皇居の拝観を許していただき、法制的に言うならば国政調査のために国会議員、予算委員等がまかり出たのでございました。まことに皇居の中は荒廃……

第12回国会 文部委員会 第10号(1951/11/26、24期、自由党)

○庄司一郎君 本請願の趣旨は、宮城県亘理郡吉田村村長より提出されました請願でございます。この吉田村は太平洋沿岸の寒村でありまして、一箇年の村の総予算も約八百万円という少予算でございますので、この村の財政経済の状態もお察しをいただけるものと思います。この村が昨年度において小学校の教室がどうしても足りませんので、四教室だけ宮城県教育委員会の認証を受けて増築をいたしました。しかるに、ひとしく義務教育たる中学校の方は、これまた教室が絶対に不足でありましたために、県教育委員会の認証は受けることはできませんでしたけれども、新たに六教室の増築を開始したのであります。すなわち普通教室四、理科教室一、裁縫兼作法……

第12回国会 予算委員会 第3号(1951/10/18、24期、自由党)

○庄司委員 ただいま同僚有田君より、鉄道職員のサービスがだんだんとよくなつたという発言があり、それに対して総裁のたいへん感激的なお言葉がありました。まことにその通りでありまして、最近は現場の鉄道職員諸君が、終戰直後のような、ああいう荒くれた、そうして若い青年職員諸君が制帽を横つちよにかぶつて、現場において駅長さんや助役さんに、いたずらに反抗的言辞を弄するような傾向は、ほとんど影をひそめたのであります。また一般の乗降客に対するサービスも非常によくなつた。そういう現実の状態を本員もよく見て非常に喜んでおるのであります。だが鉄道職員をしてサービスをよりよくやらしめる、いわゆる奉仕的精神でやらしめると……

第12回国会 予算委員会 第7号(1951/10/27、24期、自由党)

○庄司委員 宮内庁の御当局に、直接予算面に関連しておる問題について、一、二お尋ねしてみたいと思うのであります。  ただいま議題になつておる本補正予算の中には、宮内庁関係の補正はただの一銭も上程されておらないようでありますが、各省及び各政府機関においては、それぞれ職員のベース・アツプその他、物価高騰等に伴いまして、予算の追加を要求され、それが大蔵大臣にいれられ、閣議決定を見てここに提案されておりますが、ひとり宮内庁関係の補正予算に関する限りは、びた一銭の御要請もなかつたものであると了解するよりほか、ただいまの予算面を瞥見してはあり得ないのであります。そこでお伺い申し上げたいのは、宮内庁におかれて……

第12回国会 予算委員会 第10号(1951/10/31、24期、自由党)

○庄司委員 野田建設大臣にお伺いしたい第一点は、東北興業株式会社の問題に関してであります。東北興業株式会社法は、昭和十一年五月二十七日法律第十五号によつて国会の可決を経て、施行された法律であることは御承知の通りでありますが、この東北興業株式会社法を廃止する御意思があるかないか、それを冒頭にお伺い申し上げます。廃止されるかどうかということは、イコール同会社を解散する御意思があるかないかというお尋ねであります。
【次の発言】 明快な御回答を承りました。東北興業株式会社は、御承知のごとく東洋拓殖、あるいは南洋興発、あるいは満鉄、あるいは北海道拓殖、その他戦争前のわが国の多くの国策会社と同様に、政府が……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1952/01/31、24期、自由党)

○庄司委員 ただいま同僚の質問に対する三宅事務官のお答えを聞いておりますと、三十七万あるいは三十四万と外務省が白書をもつて発表され、特に前の外務省の政務次官であられた草葉君が本委員会等において力説をされましたところの調査方法等を三宅さんはお述べにならないために、何か三十七万あるいは三十四万という調査の集計において、はなはだ調査の基礎が正確さを欠くおそれありという印象をただいま与えられたのであります。しかしながら前の草葉政務次官が本委員会において述べられた際は、終戰後過去満五箇年にわたり全国一万一千の町村長、また各都道府県の世話課並びに在外同胞帰還促進の国民運動、各都道府県の連合会並びに留守家族……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1952/02/13、24期、自由党)

○庄司委員 鳥居先生に二、三お伺い申し上げます。私は庄司一郎といいます。あなたの「考古学上より見たる蒙古」などという本は若い時代から愛読させていただいておりまして、ひそかに感謝しておるものであります。英国人のジヨン・バチエラー博士が、北海道のアイヌ救済並びに現地調査のために四十二年も日本におられたと同じように、鳥居先生におかれては四十年近くも満蒙あるいは中国等に、あなたの終生の御目的であられるところの考古学あるいは人類学等のためにそれこそ東奔西走、御奮闘なされた。ところがいよいよ日本に帰国したいという念願で向うの認可をとられてお帰りになられましたのは、八十何歳という御高齢のしからしむるところで……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第7号(1952/02/23、24期、自由党)

○庄司委員 議事進行について……。内閣総理大臣兼外務大臣吉田茂君は、三名の方々は日本政府代表として派遣された旨本会議において説明されておりますので、本員はさように了承しております。

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第8号(1952/03/10、24期、自由党)

○庄司委員 中島、白井両事務官とともに硫黄島に御遺骨の調査並びに敬弔のまことを盡すべく御同道なされた和智師が、新聞報道によると、何か宗教家にあるまじきような行動を御遺骨あるいは御遺体等に対して行われた、かような望ましくない新聞記事を発見しておるのであります。私は、いやしくも元海軍大佐の職にあられ、また一宗一寺の住職であられるところの宗教家としては、意識的にはさようなことは絶対にあるまじきことであると信じたいのであります。だが新聞報道等によつて二、三箇所にさような望ましくない行動の報道を見て、はなはだ心を痛めておるのでありまするが、はたしてさような――あるいは誤解であるかもしれない、あるいは見方……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第12号(1952/04/22、24期、自由党)

○庄司委員 私の質問ば石原外務政務次官に対して一、二点簡單なものを伺つておきたい。  それは、今より約十日ほど前の読売新聞の大きなトツプ記事によると、インドのネール首相のお妹さんのパンデイツト・ネールという女性が、えらい外交官ですが、近く中共の毛沢東頭領に会見に行ぐ、その際同新聞の特派員がこのネール女史に会見した会見談の中に、わが日本抑留同胞が中共政府管内に相当多数おるが、それらの問題に関してあなたは御援助を賜わるお考えはないか、こういう質問をこの新聞記者はしておるのであります。それに同女史はお答えになつておる。そのお答えは、まことにヒユーマニテイの見地より、また同じ東洋の同胞としてお気の毒に……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第13号(1952/04/23、24期、自由党)

○庄司委員 戰犯によつて囹圄鉄窓の中におるわれわれ同胞の一部の諸君も、今回の講和発効に伴う国家的慶祝を記念しての恩赦法の発動により、日本政府が連合国等に対して樽俎折衝の結果、戦犯以外の普通刑法犯あるいは特別犯罪のための特別法規を受けて在監しておる者等、あるいはすでに釈放され、あるいは公判の前にある者、公判の過程にある者等々と同様に、今回の恩赦の恩典を受け得るものであるかどうか。戰犯者といえども、すでに過去の自分の罪科に対しては相当反省もされ、あるいは懺悔もされておるものと思うのであります。願わくば、今回の恩赦によつて大赦、特赦、減刑あるいは復権等々、いわゆる恩赦の恩惠が獄裡に呻吟するところの戦……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第14号(1952/05/14、24期、自由党)

○庄司委員 ただいま若林同僚委員より相当詳細にわたつて要請的な御意見があり、それに対して外務政務次官は、外務大臣を補佐代理するお立場の上より、本日の政務次官会議において同胞救出問題に関する総蹶起国民大会、民間主催の計画等に対し、御理解をもつて御協議されましたるところ、幸いにも各省の各政務次官各位の御賛同を得られたという意味における御答弁は、まことに政務次官会議の大きな収穫であり、また、これは大きな進歩的な御行動であられたと思うのであります。御答弁によつてあとう限りの御援助を頂戴し得るような情勢のようでございまするが、ただいま民間団体において構想しておる計画は、目的はもとより抑留同胞の即時帰還促……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第15号(1952/05/27、24期、自由党)

○庄司委員 きわめて簡單に外務大臣にお伺いしたい。  最初の一点は、約一月ほど前でありますが、本委員会において、本員はあなたの補佐者である石原政務次官に対して――当時ちようど読売新聞にたいへん大きく、五段抜きくらいの表題で、インドのネール首相のお妹さんが、中共、毛澤東のところに大使として近日派遣される。その際、これはインドの現地において読売新聞の特派員が、相当中共政府地域内に抑留されておる同胞が多いのであるが、これを早く日本に帰還せしめたい、こういう話合いから、だんだん話が進んで、ネール女史におかれては、非常な御同情の言葉があつた。すなわちできるだけそういう問題については毛澤東氏と懇談をして、……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第16号(1952/06/05、24期、自由党)

○庄司委員 ただいま問題になつておる戰犯者の未復員者給与法関係、これは御承知のごとく、昭和二十一年片山内閣時代に制定されて、ただいま問題になつておるその点においては、われわれは大いに問題として、反対の意思を当時表明しておつたのであります。しかしながら、これは片山内閣が悪いのでも何でもない。軍人関係の恩給であるとか、あるいは戰犯者の関係であるとか、そういうものには、特別の取扱いや何かをやつてはならぬという、当時のおほりばたのきびしい指令もあつたために、涙をのんでただいま問題になつておる第七條が、国会で承認を得たわけであります。私はごく公正な見地から言つておるのです。そこでただいま池見委員が申され……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第17号(1952/06/20、24期、自由党)

○庄司委員 ぼくはフイリツピンの戰犯死刑囚の問題に関して関連意見を述べたかつたのであります。また現在もその心境にありますが、堤さんの方に委員長が私よりも早く指名をされました。私が最初より挙手をしておつたことは、委員長はよくおわかりだと思います。けれども、委員長の独自の権限でただいまは堤君の方を優先にされたのであります。そのことを別に遺憾千万とも考えておりません。ただ話が非常に飛んだということであります。前にさかのぼつて、フィリピンあるいは濠州の死刑囚の問題に関してもう一度政務次官の心境を確めておきたいと思うのであります。私も前回か前々回かの委員会において政務次官のお話を承りましたが、その際のお……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第18号(1952/06/25、24期、自由党)

○庄司委員 日赤当局は、まつたく清らかなる聖愛の人道主義の上に立たれまて、これまでいろいろ有益なる対策を立てられ、また同胞のすみやかなる帰還を実現させるために、大いなる愛の手を伸ばしていただいたことはまことに感謝にたえませんところであります。赤十字の国境を越えた、民族、人種を越えた清らかなるところの愛情の発露こそは、世界万国の人種を越えての尊い使命であると考えられます。島津社長さん外役職員の諸君が鋭意本問題のために御健闘くだされておることは、まことに感謝にたえないところであります。どうか、ただいまお話にあられたように、近くカナダにおいてまたまた国際的な会合を持たれるそうでありまするから、日本国……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第19号(1952/07/30、24期、自由党)

○庄司委員 在外公館等借入金の問題については、その後政府はそれぞれ審議会を設けられ、善処されておると思うのでありますが、すでに完全に解決をされた問題の件数は、ただいまどの程度の件数になつておるか、また今審議の過程にありまする案件等は、どのくらいの件数であるか、最初にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 すでに今日まで四三%程度の根本的の解決をなされたということは、たいへんこれは、資料その他困難な場合にかかわらず、能率を上げられたものとして敬意を表するのであります。だが、ただいま審議の過程にあります件数がおわかりであれば、念のために伺つておきたいと思います。

第13回国会 大蔵委員会 第38号(1952/03/25、24期、自由党)

○庄司委員 ただいま宮幡同僚のお話によると、大蔵委員会は山積する多くの法律案をかかえられておるこの御多忙の場合に、はなはだ恐縮に考えます。しかしただいままで約二時間二十分ほど同僚三氏の御諸君の要望なり、あるいは警告なり、あるいは質問なりをお伺いいたしました。そこで本員は、いささかも重複するようなことがなく、きわめて簡單に大体十分間以内ぐらいにおいて、タバコ耕作所得に関するところの課税の問題に限定いたしまして、ただいままでの同僚御諸君の質問なり、御要望なり、これを総合し、これを帰納いたしまして、あらためて政府委員の、特に大蔵省主税局長等にお伺いもし、かつ要望をしてみたいと思うのであります。  あ……

第13回国会 電気通信委員会 第4号(1952/02/15、24期、自由党)

○庄司委員 今日は汚職問題に限定されての本委員会の予定でございますので、二、三所感の一端を述べながら、汚職問題をどう解決し、再び三たび電通省内において汚職、涜職の発生しないようにするためにはどうしなければならないかという、建設的な面の対策等に関して、大臣並びに次官の御決意を承つておきたいと思うのであります。私は国会に出て以来十六年、予算委員を専門にやつて参りました。昨年どういう党幹部のお間違いであるか、電気通信等には何らの予備知識もない私が、この委員会の末席にまわされました。その際、汚職のにおいがする、ぜひ汚職関係の事件がより多く発生しないように、事前に万全な策を講じてもらわなければならぬとい……

第13回国会 電気通信委員会 第17号(1952/04/15、24期、自由党)

○庄司委員 きわめて簡単でありますが、過般日時は忘れましたが、読売新聞のトップに電信電話工事の会社を、われわれが平素心配しているように電通省が何かあつせんをして、保護助長せしめるような、ある特殊な関係や関連があるかのごとき印象を與える記事が大きな活字で出ていました。それと同時に国際電信電話の民間会社を、政府が窓癒してつくらしむるというような意味の記事が載つておりました。きようはその切抜きを持つておりませんけれども、家庭には持つておりますが、いつか大臣にお尋ね申し上げたところ、電信電話工事会社等は、まつたくこれはガラス張りで、政府との特約も黙契も何らないのである、まつたく平等に他の諸会社と五分々……

第13回国会 電気通信委員会 第18号(1952/04/22、24期、自由党)

○庄司委員 日程第一四、第一八、第二三、第二五、第二九、第三〇、第三二、第三五、第三八、以上九請願を一括して簡単に請願の趣旨弁明をいたします。一四、北海道におけるテレビジヨン放送に関する請願、伊藤郷一君紹介、第六六二号、一八、テレビジヨンの公共企業に関する請願、佐々木秀世君紹介、第七九三号、二三、テレビジヨン放送を富山放送局に併設の請願、内藤隆君紹介、第一〇三一号、二五、テレビジヨンの実験放送実施促進に関する請願外一件、辻寛一君紹介、第一〇七七号、二九、宮崎県下のテレビジヨンの公共企業等に関する請願、川野芳滿君紹介、第一二一四号、三〇、北海道におけるテレビジヨン放送に関する請願、第二一七六号、……

第13回国会 電気通信委員会 第41号(1952/06/20、24期、自由党)

○庄司委員 四、五日前の新聞の報道で読んだのでありますが、近くテレビジヨン経営者に対して仮免許証を与えるやの報道が新聞に載つておりました。私は仮免許という意味がよくわかりませんが、大体ある一定の準備期間を与えて、結局電波監理委員会において公式なオーケーを与えるのであるから、お前は当分試験的に準備してよろしい、こういうような意味を含んだ仮免許というものでございましようか。また新聞報道の仮免許というものは、全然当つていない報道であつたかどうか。その一点をこの際伺つておきたい。
【次の発言】 もう一点、それでは仮免許というのは私の間に方でありますから、予備免許でけつこうであります。了承いたしました。……

第13回国会 電気通信委員会 第48号(1952/07/28、24期、自由党)

○庄司委員 この際きわめて簡単な二つの質問を電通省政府委員に申し上げて、簡単なお答えを得ておきたいと思います。  要点は、電通の公社の発足に伴いまして、特定郵便局において従来扱つて参りました電気通信業務が、全面的に郵政省へ御委託になる。よつて電通、郵政両省間においては、それぞれ目下協議のまつ最中であると聞いておりますが、全国の特定郵便局長の会議等においては、かようなことを懇請しているのであります。すなわち電話加入申込み受理決定事務はこれを特定局に委託せられたい、現在新しく電話の申込みを公衆が行う場合、ただ單に申込みの取次程度にすぎない状態になつている、これを全面的に特定局長に御委託願いたい、し……

第13回国会 内閣委員会 第36号(1952/06/28、24期、自由党)

○庄司委員 ただいままで参考人の諸君よりいろいろ有益なるお言葉を聴取いたしまして、たいへん得るところが多かつたと思うのであります。全国的な連絡会議も持たれておるようでございまするが、本委員会としては皆さん方の御意見を尊重され、つとめて有効なる調査研究を進めて行かれることはもちろんでありますが、あなた方の方で集められたる全国的な資料のプリントされたものでもあれば、またこれからでもされたならば御提出を願いたいと思うのであります。  なおこの際遺族の扶助料等の問題について、むろんこれは恩給局の方面にも調査資料は出ておるとは思いますが、全国より集まつた請願あるいは陳情書の合計はすでに数百を越えておるの……

第13回国会 文部委員会 第4号(1952/02/07、24期、自由党)

○庄司一郎君 ただいま、大分昼の時間が経過しておるにかかわりませず、文教問題に関して、きわめて御熱心に御討議が継続されておりまする本委員会において、委員外の私に質問のお許しをいただいたことを、まことにありがとうございます。きわめて簡単に申し上げます。  申し上げたい第一点は、漢文教育に関する高等学校関係の請願書の問題でございます。全国著名なるところの文人墨客、あるいは教育者等より、一万三千人の多数のインテリ階級の請願が、議長の手を経て本委員長まで提出をされておるのであります。まことに重要なる請願であり、非常な熱意を込められた請願書であるようでございます。ごらんの通り、かような請願書でございまし……

第13回国会 文部委員会 第5号(1952/02/13、24期、自由党)

○庄司一郎君 簡單々々のお声もあるようですが、ごく簡單に五、六分だけの御寛容をいただきたいと思います。  ただいま東洋文化論、あるいは四書論とまことにけつこうな御議論に花が咲いたようでありまするが、特に日本共産党のごときは、平易な、漢文口調じやない文字でも用いておるかといえば、さにあらず、北京語である打倒であるとか、鬪争であるとか、好んでお用いになつておるほど、現代の日本国民の生活とやはり直結をしておるのであります。打倒あるいは鬪争などといういわゆる漢文漢語は、現在の北京語です。それを平気でお用いになつておつて、漢文は封建的であるとか、国民にタッチしない、民主的でないという御議論は、まことにこ……

第13回国会 文部委員会 第39号(1952/06/24、24期、自由党)

○庄司一郎君 ただいま紹介議員として、特に発言のお許しをいただいて、たいへんありがとうございます。  本請願の請願者は、宮城県柴田郡大河原町町役場の助役の公職にありますかたわら、公民館の館長を勤めておる方であります。請願者の経歴事項あるいは公職の一端を申し上げましたのは、きわめて常識の円満な相当の紳士であるということの御了承を受けんがためであります。請願人総代の笹谷源三郎君は、公民館長として自己独自においてこの請願を出されたものではございません。公民館の運営委員会を開き、運営委員会において、満場一致の賛成を得られた上において提出をされた請願でございます。  請願の要旨は、すでに御承知のごとく、……

第13回国会 予算委員会 第11号(1952/02/07、24期、自由党)

○庄司委員 廣川農林大臣に対して、二、三点簡単なるお尋ねを申し上げ、かつ熱望のあるところを開陳して、御回答を得たいと思います。  ただいま農林大臣が要求されておる農林予算の中には、あるいは土地改良に関して百七億五千万円、その他耕地の根本的な改良、灌漑、用排水あるいは暗渠排水、客土、その他食糧増産の対策上基本的なる農業土木、土地改良関係の総予算は二百億円を越えておるようでありまするが、土地の改良は、もとより農村にとつて食糧増産の対策の上において根本的な問題であることは、あらためて申し上げるまでもないのであります。ところが現内閣―あなたの時代であられたか、根本君の時代であられたか忘れましたが、昨春……

第13回国会 予算委員会 第12号(1952/02/08、24期、自由党)

○庄司委員 建設大臣にお伺いしたい最初の第一点は、国土総合開発に関する昭和二十七年度の予算措置、並びに運営に関する問題であります。国土総合開発は、あらためて申し上げるまでもなく、国土総合開発法に準拠して開始された、吉田内閣が内政上最も大きな、将来の国土の復興、あるいは積極的の開発、保全等に関してゆたかな構想のもとに、あるいはアメリカのTVA方式を模倣されたかどうかわかりませんが、荒廃その極に達しているわが国の国土を、産業の面においてあるいは道路、交通の面において港湾関係において、あるいは地下資源の開発において、大きな構想のもとに、狭い四つの島国となつてしまつたわが国を、内容的には最もゆたかなも……

第13回国会 予算委員会 第19号(1952/02/19、24期、自由党)

○庄司委員 委員長は本日の正午本委員会が休憩になりました直後において、本委員会の委員である風早君あるいは横田君より、何らかの申入れかあるいはごあいさつ等があられたでありましようか、当初この一点をお伺い申し上げておきます。
【次の発言】 本員の議事進行に関する発言は、ただいま委員長の御答弁において基本的な必要性が発生して参つたのであります。
【次の発言】 正午休憩の面前における横田委員の発言の中には、あらゆる罵詈讒謗、あるいは暴力的暴論が一貫しておる。あるいは人民軍が蜂起した場合、あるいは解放軍が蜂起した場合等、あるいは売国政権云々という言葉をもつて表現されておる。それらの愚劣低級なる演説は、本……

第13回国会 予算委員会 第21号(1952/02/22、24期、自由党)

○庄司委員 第三分科会における審議の経過及びその結果について御報告申し上げます。  本分科会に付託されました議案は、昭和二十七年度一般会計及び特別会計中文部省、厚生省及び労働省所管に関するものでありまして、一昨二月二十日より本二十二日まで三日間にわたり愼重審議いたしました。質疑に入るにあたり、各関係当局よりそれぞれ所管別に予算の説明がありました。それより各般の問題に関し、その細目等にわたり、委員側と政府側との間に熱心かつ活発な質疑応答がかわされました。その詳細については速記録によりごらん願うことといたし、以下その大要を簡単に申し上げます。  まず、文部省所管事項の質疑のおもなるものについて申し……

第13回国会 予算委員会 第26号(1952/05/16、24期、自由党)

○庄司委員 法務総裁にお伺いしたい二、三点の簡単な質問がございますが、簡明にお答え願いたいと思います。  講和発効と同時に、恩赦法の発動により大赦、特赦、減刑、複権等々の相当大量にわたる恩赦が実施されましたことは、まことに御同慶にたえない次第でございます。そこで最初にお伺い申し上げておきたいのは、むろん法務総裁としても国会に対する御報告もあることとは考えますが、過般の恩赦法の発動によつて、実刑を受けている今までの受刑者でどの程度この恩赦に浴し得たか、実刑を受けている者あるいは罰金刑の者、あるいは裁判の過程にあつた者、あるいは釈放後において復権のためにある一定年限のまだ来なかつた者等々にわたつて……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1953/06/17、26期、自由党)

○庄司委員 参考人の御報告によりますと、気の毒な境涯に呻吟されておる皆様に日本より時折お慰めのための救恤品等が発送されております。にもかかわりませず、確実に受領されたのは、日赤関係の二件だけである。内地に帰つて来られてからお聞きとりになられたような件数のものは現実にお渡りしておらないというような意味のお話があられたようでありまするが、真心をこめてせつかく送つてあげた慰問品等が正確に適正に受領されておらないということは、不幸なる受刑者のためにお気の毒なばかりじやなく、濠州の大きな意味における、文化のためにも、これは驚くべきことであると思うのであります。ついては、外務当局は、ただいまあなた方のお耳……

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第8号(1953/07/14、26期、自由党)

○庄司委員 ちよつと、鉄道の方に一問……。無賃乗車が相当あるというようなことを今おつしやいましたが、そういうことでは、政府機関の特別会計としての会計経理の上においてはなはだ遺憾であると考えます。西舞鶴から京都までの間は、汽車時間が相当長い時間を必要とします。専務車掌は、公安官とともに車内におけるところの警察権を持つているのでありますから、一応この問題のための検札でなくても、西舞鶴、京都間に一回ぐらいの検札というものを平素おやりになつているものであると私は考える。あえて追究するわけでないが、何か無札で乗る者が非常に多いから当然であるというようなことを国会において述べられるならば、われわれは鉄道会……

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号(1953/07/28、26期、自由党)

○庄司委員 議事進行……。ただいま受田委員よりの最後の御発言は、まことに、本委員会としても、また大にしてはわが国会としても、きわめて時宜を得たる、かつ公正妥当な御発言であろうと思うのであります。ただいま受田委員の発言中にもあられたように、去る本月八日予算総会において、私、予算委員の立場から質問申し上げたことですが、濠州あるいはフィリピンあるいはフランス等々において戦犯者を帰還させてくださいましたるその御好意に深く感謝すると同時に、また一方中共におかれては逐次在華同胞を帰還させておられる、しかるに、ソ連だけは何の音さたもない、あらゆる方法において、あらゆる手を通して、ソ連に抑留されておるわが同胞……

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第10号(1953/08/04、26期、自由党)

○庄司委員 関連して、法務大臣に一言申し上げて、御善処を願いたい問題がございます。それは、戦犯者の留守家族、特にその子供でございますが、長い間父親は外地において戦犯者として抑留されておる。あるいは恩典によつて内地に帰されても、すぐ巣鴨のプリズンに投獄されておる。その留守家族に対して、あたたかい愛情が、向う三軒両隣から寄せられればけつこうでありますけれども、多数の国民同胞の中には、理解のない人もあるのであります。あるいは小学校に行つても、あれは戦犯の子だ、おやじは戦犯だ、軍国主義である、さような冷たい眼、冷たい言葉でもつて、かなり差別待遇的、あるいは虐待に至る程度に生活が押し詰められておる、かよ……

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第11号(1953/08/06、26期、自由党)

○庄司委員 ただいま本委員会に提出に相なりましたるところの引揚同胞対策審議会設置法の一部を改正する法律案に対しましては、自由党を代表して賛成を申し上げます。  すなわち、改正の要点は、第七条中「五年」とあるを「八年」に改める原案は、ただいま委員長の御説明の通り、中共あるいはソ連等から今後数年聞継続して、順次引揚げが完了の緒につくと思うのであります。その過程において、五年という既決の法が廃案になりました場合においては、審議会の機能を発揮するに、はなはだ困る状態に陥りますので、すなわち、これをさしあたり八年に改めることがまことに公正妥当であると考えまして、原案に賛成申し上げます。

第16回国会 人事委員会 第14号(1953/07/30、26期、自由党)

○庄司一郎君 紹介議員として簡単に一分間程度の発言のお許しを得たいと思います。ただいま石炭手当並びに積雪寒冷地帯手当、僻陬地域における手当、地域給関係の手当、合せて三千七百八十有余件を、ことごとく人事委員会の正しい御認識と御理解のもとに御採択をいただいたことは、紹介議員としてまことに感謝にたえない次第であります。この上は、ただ単に請願の趣旨を採択し、これをもつて了とせらるることなく、いやしくも国民の請願を、国会の重要なる部分的責任あるところの人事委員会で御採択賜わりました以上は、それに伴う予算措置を、ぜひとも人事委員会の強力なるところの御要請によつて、本年度はいけませんけれども、せめて来年度に……

第16回国会 図書館運営委員会 第5号(1953/07/29、26期、自由党)

○庄司委員 本日の日程になつておる件について簡単に御意見を承り、かつ卑見の一端を述べてみたいと思います。  国会図書館を拡充強化するその運営のよろしきといなとは、ほんとうにこの文化国家建設のために重要性を持つておる問題であると考えております。ただいまお正しになつておる調査立法考査局の拡充強化に閲する御計画は、つかみ勘定でいえば、まことにけつこうな公正妥当な御計画であると考えます。本年度の予算措置は終了しておりますので、政府において各省より昭和二十九年度の予算関係の資料を収集する第一回の時期は、長い間予算委員を勤めて参り、また私の常識として、来月の十五日と考えております。ただいま館長さんのお示し……

第16回国会 図書館運営委員会 第6号(1953/09/11、26期、自由党)

○庄司委員 ただいま館長さんのお話に、関西やおいおい九州方面まで実現されるという意味のお話がありましたが、それはどういう範囲のことを御計画ですか。
【次の発言】 たいへんけつこうな御趣旨のようでございまして、いずれ関西、九州等に御計画が終られました場合は、私は東北でございますが、すべての文化関係においても遅れておる仙台とか北海道の札幌の北の方にも、どうかそういうものができるように、御配慮をあらかじめ願つておきます。
【次の発言】 ただいまの委員長の御構想はまことにけつこうでございます。ついでに、なお追加されて、国会は休会中ではございますけれども、また同僚仲間のことではございますけれども、国会図……

第16回国会 電気通信委員会 第2号(1953/05/30、26期、自由党)

○庄司委員 きわめて簡単なことを伺つて、御意見を承つておきたいと思います。これはただいま議題あるいは協議事項となつている問題ではございませんけれども、郵政大臣にとくと御留意願つて、あなたの所管する系統下郡方面に御指導願いたい、こういう考えで一言申し上げたいのでありますが、過般行われた衆議院その他の選挙等の場合においてあなたの所管の上において指導されるところの下部組織の労働組合等においては、選挙法をわきまえないためであるか、あるいは故意の上であるかわかりませんけれども、選挙法違反、あるいは違反に近いような行為が現われております。それは労働組合員が職場においてある特定の候補者のみを案内して、公然と……

第16回国会 電気通信委員会 第6号(1953/06/29、26期、自由党)

○庄司委員 電通関係の災害地域内におけるところの住宅――個人の住宅はしばらくおいて、公の官舎的な公舎といいましようか、そういう住宅の被害とか、九州災害によつて家屋が倒壊したとか、あるいは職員が住む住宅がなくなつたというような被害がどのくらいあるか。まだ御調査になつておりませんか。あるいはそれに対する被害があれば、職員の住生活を安定させるための対策等に関して、何らかの御計画があるでしようか。
【次の発言】 よろしゆうございます。

第16回国会 電気通信委員会 第21号(1953/07/30、26期、自由党)

○庄司委員 ちよつとお伺いしたいのですが、郵政大臣は今宵はどこかに宴会がございますか。
【次の発言】 明快な御回答であります。よつて、ただいまの質問者は、何か大臣が今夜宴会でも当然あつて、それを早く切り上げろというような意味のことを言つておるが、そういもような当らない質問は、良識に訴えてお取消しを希望いたします。
【次の発言】 今の質問者のお話は私納得が行かない。郵政大臣はあたかも毎晩宴会に出るがごとき印象を与える。さような誤解や想像の上に出発してそのような言辞を弄されるということは、良識ある国会議員として尊敬し得ないところであります。誤りは率直に取消すことがゼントルマンの行動であると私は考え……

第16回国会 予算委員会 第3号(1953/05/28、26期、自由党)

○庄司委員 農林大臣に対して一間だけのお許しが出ましたので、簡単に伺いを立ててみたいと思います。それは土地改良の問題でございますが、大きく言えばわが国食米増産の対策の問題でございます。年々数百万トンの食糧を海外に依存しなければならないただいまみじめな豊葦原瑞穂国となつてしまいましたが、年間約二千億円近い食糧の輸入費は払わなければならない現下のわが日本、どうしても国内において食糧の増産の対策を急いでやつて行かなければならぬことは言うまでもないことでございまして、御承知の通りであります。食糧増産のためには、もとよりいろいろな施策が大切であるか、基本的な問題としては、やはり土地の改良の問題である。そ……

第16回国会 予算委員会 第19号(1953/07/09、26期、自由党)

○庄司委員 最初外務大臣に簡単なお尋ねをして、御相談申し上げたいと思います。  わが国の在外抑留同胞並びに不幸な戦犯者のわれわれの同胞諸君を、今回オーストラリア政府が、一昨日送還する旨の発表があられましたので、過般のフイリピン政府あるいはフランス、その他ソ連を除くことごとくの諸外国が、わが国の戦犯諸君を送還し、あるいは恩赦、減刑、釈放等の恩典に浴させる、また中国においても、目下わが国の在留同胞を帰還せしめられつつあるのであります。これらすべてのことはその遺家族であると、留守家族であるとを問わず、いな国民全体の心からなる感謝であり、感激であることは、いまさら申し上げるまでもございません。そこで最……

第16回国会 予算委員会 第22号(1953/07/13、26期、自由党)

○庄司委員 第一分科会の審議の経過及び結果について唐津に御報告申し上げます。  本分科会は、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、経済審議庁を除く総理府、及び大蔵省所管、並びに他の分科会の所管以外の事項に関して、七月十一日午後、政府側より説明を聴取、七月十三日、午前と午後にわたり質疑を行いました。今、この質疑応答の若干について、その要旨を報告いたせば次のようであります。  第一に、軍人恩給の問題について、政府が目下提出中の軍人恩給法案の規定によると、その支給額は生活保護法の適用による水準よりも低く、また文官恩給額よりも少額である、政府はこれを文官恩給並に是正する意思はないかとの質問がありまし……

第17回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1953/10/31、26期、自由党)

○庄司委員 厚生大臣にひとつ私見を述べて御回答を得ておきたいと思います。恩給法一部改正法が実施されまして、全国の元軍人軍属恩給該当対象者及び夫を失つて半額をもらい得る有資格の未亡人等は、その交付の日を鶴首して待つておるのであります。時まさにおいおい寒冷を加え、年末に迫つておりますので、多数の御調査であるから、なかなか厚生省関係、あるいは恩給局関係の調査も遅れるのではございましようけれども、全力をあげて、これこそスピーデイをもつて御調査を進めて、でき得るならばこの年末に、第一回の御交付といいましようか、それがかなうように全力をあげてほしい。なかんずく、優先的には少くとも七十歳以上の高齢の元軍人軍……

第17回国会 厚生委員会 第3号(1953/11/07、26期、自由党)

○庄司委員 本員は本月二日に、議員に与えられております権限において質問主意書を衆議院議長あてに公式に提出をいたしました。それが印刷済みの上、各先輩同僚諸君にすでに五日の日に配布済みのことであると思うのであります。私の厚生省関係当局にお伺いしておきたい点は、実はこの質問主意書が出ておりますので、これに対して御答弁がすみやかに公式に公文書であられるならば、あえてこの席上においてあらたまつた質問の必要はなかつたのでございますが、公文書としての公式な答弁書がまだありませんので、なお国会も本日をもつて今回の議会は終了ということになつておりますので、念のために簡単にお伺いし、御答弁をいただきたい、こういつ……

第17回国会 図書館運営委員会 第1号(1953/11/06、26期、自由党)

○庄司委員 図書の購入に関して関連して承つておきたいと思います。国会図書館には現職の国会議員並びに元国会議員等々の著書も多少はあるよう耳見受けられますが、前々から本委員会において私から御提案を申し上げたように、私の最後の希望は、元国会議員及び現職国会議員が、在職中あるいはその前後において著述された創作あるいは論文でありましても、紀行文でありましても、そういう関係のものであつてあつても、あるいは和歌、詩歌等の文芸物でありましても、結局はなるべく多くお集めを願つて、図書館の一部屋にスペシャル・ルームを設けられて、国会議員のものしたるところの著書をお集め願つて、何と言いましようか、国会議員の害かれた……

第17回国会 電気通信委員会 第6号(1953/11/07、26期、自由党)

○庄司委員 議事進行……。どうもただいま論議になつておる問題はあまりに行き過ぎに、あまりに深入りし過ぎておるのではないか。これは正力氏のマイクロウエーブの正式な申請書もまだ出ないうちに――それは質問者は正力氏を対象として質問しておるのかどうかは、その意図はわかりませんけれども、前回の委員会以来の質疑の傾向は、露営にある委員のごときは正力氏の名前をあげて――私はもとより正力氏に何の恩怨もない。ただ正式の許可、認可の申請書も出ないうちに、何となく本委員会の論議の傾向というものが正力氏を牽制するような印象を与えておる。こういうことでは、はなはだ私は本委員会としては行き過ぎである、深入りである、望まし……

第17回国会 予算委員会 第1号(1953/10/30、26期、自由党)

○庄司委員 私は冷害対策専門の簡単なお尋ねをして御明答を得ておきたいと思うのであります。ただいま議題と相なつております冷害関係の七十億円の予算、この予算でもつて一道二十県にわたる冷害の暫定的あるいは恒久的までは含んでおらぬと思いますが、少くとも当面の暫定的施策としてどうやらこれでやつて行けるというような確信を閣僚諸君は持つておられるのであるかどうか。ざつくばらんなことを申し上げると、過般自由党の党本部楼上におけるところの対策協議会においては、羽田君の発言によつて、冷害対策費は最低百二十億円を申し入れたい、こういうような申合せ決議をいたしておつたのでありますが、御提出をいただいたこの予算では七十……

第18回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1953/12/07、26期、自由党)

○庄司委員 議事進行に関連して……。
【次の発言】 ただいま委員長のお許しをいただきまして、議事進行に関連して簡單に所見の一端を述べたいと思います。それは、本委員会の性格と目的であります。参考人の諸君には、とくと本委員会の性格と目的を御了得の上において、でき得る限りオーブンに御所見の一端をお述べ願いたい。  そこで、本委員会の性格は、特別委員会と言いまして、この衆議院内に終戦直後より特設せられました特別委員会であります。それは、海外抑留同胞をして、元軍人であろうが、あるいは非軍人であろうが、一人でも一日も早く祖国日本にお帰りを願いたい、そのお帰りを促進させる目的をもつて、国会において満場一致を……

第18回国会 電気通信委員会 第3号(1953/12/05、26期、自由党)

○庄司委員 私のは質問じやなく、ただいまの動議に賛成の意を表したいと思うのであります。よろしゆうございますか。
【次の発言】 官公吏であろうが、公社の従業員であろうが、年末というこの季節は、いわゆる年取りを目前に迎えて金のいる時期であることは、あらためて申し上げるまでもないのでありますから、政府の財政とか公社財政の許される範囲においては、年末賞与という名前において、できる限りより多くの手当を与えるということは当然の話であります。これは政党政派のイデオロギーの問題ではなく、そうであらねばならないのであります。それでありますから、この決議の趣旨はまことに公正妥当な御提案であると思います。なお業績賞……

第19回国会 運輸委員会 第23号(1954/03/17、26期、自由党)

○庄司一郎君 ただいま格別の委員各位のお許しをいただいて、簡単な一問だけ一応海運局長に御質問申し上げる機会をいただいてありがとうございます。  お伺いの一点は、仮定の上の問題のようでございまするけれども、もはや現実化しておるいわゆるMSAの協定の問題、その協定が成立のあかつきにおいてはかなりアメリカより多くの兵器物資等がわが国に輸送されるような情勢になると思うのでありまするが、そのMSAの関係の兵器その他兵器関係の器具機械等の輸送関係において、外字新聞等を見ますと、たいがいアメリカの船でもつて運んで来る。約半分ぐらいはアメリカの船をもつて運び、あとは諸外国の船をチヤーターして運ぶというような報……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1954/02/05、26期、自由党)

○庄司委員 ただいまの御説明で、不幸なる運命にある林鉄夫君の受刑者としての身分関係のことは一応了承いたしましたが、確定裁判における原刑の終身刑というものが、その後オランダ女王のお祝いか何かそういうことによつて、終身刑一等を減じ、あるいは二等を減じ、有期刑十年とか二十年ということになつておるか、あるいは依然として原判決にあるところの終身刑ということに今日もなつておるかどうか、これを念のために伺つておきたいのであります。
【次の発言】 おそらく、林君が過去八箇年の間刑務所生活において反則等の行為がないとするならば、この点数回の特赦減刑等が行われておるべきはずであると推察されるのであります。そこで、……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1954/03/02、26期、自由党)

○庄司委員 ただいま議題になりまして、すでに満場の賛成を委員長においては得られました李徳全女史の招請の問題に関しては、やがてこの速記録は公開されるものでありますから、すでに満場一致をもつて、日赤をして一切の責任を帯ばしめて、あふるる感謝と好意の中に招請させることを決議した本日のこの席においては、あまり枝葉末節にわたる質疑応答はどうかと私は思うのであります。要は、われわれが日赤を信頼して――日赤は政府の機関ではない。われわれ国民の少くとも大多数が社員となつてこの健全なる発達を念願しており、また社会福祉の面においても非常な、働きをしておる日赤である。すでに同胞引揚げのためには中共に日赤が行かれ、ま……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1954/03/16、26期、自由党)

○庄司委員 山西省における閻錫山軍に残つた当時のわが国軍は、必ずしも将兵の自由意思によつて残つてのではないように私は調査しております。閻錫山が有名なるクリスチヤン・ゼネラルとして、山西省内におられた日本の軍隊将兵はむろんのこと、一般邦人に対し生命財産の絶対安全を保証するところの宣言、声明をなすと同時に、われわれの同胞を最も模範的にモラル的に保護されましたことは御承知の通わであります。その際、閻錫山が、強制的な命令的なものではなかつたけれども、交換条件でも何でもなかつたけれども、山西軍を助けて共産軍に対抗する意味において、何か山西にたてこもつてわれわれと行動を共にしてもらいたいというような穏健な……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第7号(1954/03/25、26期、自由党)

○庄司委員 それでは、本委員会の決定に基きまして今回ソ連地区からの引揚げ受入れ援護状況を実地に調査して参りました結果を簡単に御報告申し上げます。  今回の引揚げは、出発前に聞くところによりますと、あるいは最終的な引揚げとなるのではないかというようなうわさもあり、われわれ一行は、八年有余年ぶりで故国に帰られる人々に対して心よりお喜び申し上げるとともに、後に残るであろう人々に対して何か暗い気持を抱きつつ、十九日の朝東京を出発いたしました。同日夕刻東舞鶴に到着し、翌日の朝に入港いたす予定の引揚船興安丸を出迎えるべくしたくをととのえました。情報によりますと、興安丸は二十日に舞鶴港帰港の予定にて、十四日……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第10号(1954/05/06、26期、自由党)

○庄司委員 私どもの本委員会は、ソ連、中共等にいまだに抑留されておる気の毒なるわれわれの同胞を一日も早く相手国の了解を受けてすみやかに帰還させたい、その合法的なる運動並びにその遺家族・留守家族等を援護して行くことが本委員会の使命であることは、あらためて申し上げるまでもないのであります。そこで、あらゆる角度よりわれわれの同胞をすみやかに帰還させたい、それについて、最近においては日本赤十字社が、まつたく政治問題を離れて、崇高なる赤十字精神の旗のもとに、万国相互扶助、相愛の精神の上においてお働きを願つておるということは、これは全国民あげて感謝をいたしておる次第であります。  つきましては、ただいま工……

第19回国会 厚生委員会 第50号(1954/05/26、26期、自由党)

○庄司委員 長い間待望しておりました水道法案が、私からいえば、おそまきながらもここにやや合理的な完成されたる法案として御提出を見たことは、御同慶にたえない次第であります。その上、おまけに同僚只野直三郎君からの御提案もあるようでございまして、まことに今後のわが国の水道事業の発達改善及び保護助長の面から、欣快の至りにたえない次第であります。  お伺いしたい第一点は、また逐条審議的には申し上げませんが、大体論としてけつこうな法案である、かように本員は考えております。しかる上はこの水道法案をよりよく運営していただきたい。欧米諸外国よりやや遅れておるわが国水道事業の急速なる発展を実現するために、りつぱな……

第19回国会 厚生委員会 第51号(1954/05/27、26期、自由党)

○庄司委員 ただいまの御質問並びに御答弁に関連いたしまして、当局のお考えを伺つておきたいと思います。われわれの社会通念は、上水道に対する信頼と言いますか、水道を布設したあかつきにおいては、当該水道の受給者、住民の範囲内においては、伝染病を防止することができ得るという、長い間の当局の御指導と、さような信頼感を持つて参りましたことは御承知の通りであります。そこでただいまのお尋ね及びお答えに現われておるようでありまするが、お答えにおいてもまだ足りません。なぜ足らぬかというと、水道の水を飲むことによつて、病原菌が個々の人体に病を発生させるというそのことは、最初の取口から送水、浄水、配水、給水、この五段……

第19回国会 図書館運営委員会 第1号(1954/01/25、26期、自由党)

○庄司委員 簡単に。大分緊縮予算の御迷惑で、八千五百余万円の圧縮を受けられまして、経理運営の面において非常な御困難であると思いますが、こういう緊縮も国家全体の財政経済の上から余儀ないこととは言いながら、やはり三十年度においてはでき得る限り私どもも努力いたしまして、国会図書館の要請さるる予算額、あるいはそれにきわめて近い程度を確保したいと思います。与えられたるこの範囲で、でき得るだけ運営の面に御善処をお願い申し上げるよりほかないと思います。  この際ちよつと館長さんにお尋ねしておきたいのは、けさの朝日新聞ですが、創立七十五箇年の同新聞社の長い発刊の自祝的なお祝いがあるようでありますが、朝日新聞の……

第19回国会 図書館運営委員会 第2号(1954/04/16、26期、自由党)

○庄司委員 行政整理の趣旨に基いて、政府が結局公務員の数を能率の合理化の範囲内において減らす、こういう趣旨はよくわかるのでございまするが、ただいまの金森館長殿の御報告、御説明によりますと、総定員五百六十四人のうちから九名の整理者を出すという。館長さんにとられても、館全体としても、これは決して喜ばしいことではないと思います。一つのやはり国家の方針の犠牲になられるところの九名の諸君であります。でき得べくんば犠牲者を出さないというような方針にむろん館長さんもお考えなされ、それぞれの御対策をとられ、おそらく最小限度九名の犠牲者の承認をなされた上において、この一部改正の規程を御提案になつたものと思います……

第19回国会 図書館運営委員会 第3号(1954/05/29、26期、自由党)

○庄司委員 ちよつと議事進行について。大蔵省の政府委員をすみやかにお 一人なりお二人お呼び立てを願いまして、昭和二十九年度の国会図書館の図書購入費問題並びに三十年度国会図書館予算等に関して希望を簡単に述べたいと思いますが、大蔵省の政府委員がただいま登院しておるかどうかわかりませんけれども、すみやかに政務次官なりあるいは主計局長なりお呼び立てをお願いしたいのであります。
【次の発言】 ただいま議題と相なりましたる私紹介の請願の趣旨は、簡単に一口に申し上げるならば、国会総覧というあのりつぱな本――前回私は五百というようなことを申し上げましたが、それは取消しまして、数十部程度を国会図書館の予算の範囲……

第19回国会 図書館運営委員会 第4号(1954/07/06、26期、自由党)

○庄司委員 ただいま議題になつております、すでに懸賞をもつて募集した一等、二等、三等、選外の佳作、これらのうち、いずれをとつてこの後の実施設計たらしめるかというようなことは、これは、私ども国会議員としては、中には専門の体験やら経験やら専門知識を持つておられる方もあると思いますけれども、私のような不敏な者に至つては、まつたくこれはゼロでございます。そうかといつて、せつかくでき上つたものでございますから、一等、二等などの長をとり、適当に、国会図書館当局におかれては、この入選関係の審査員を勤めていただいた専門家の諸君等をこの上とも顧問役に願われて、適当な実施設計等を立てられた上において、適正な予算措……

第19回国会 電気通信委員会 第15号(1954/03/22、26期、自由党)

○庄司委員 ただいま街頭録音の問題が議題となり、話題となつておるのでございますが、街頭録音の各界、各層方面の公正一を期するということはNHKの御当局としても、実際問題としてはなかなか困難ではないかと私は考えております。むしろ御同情申し上げております。何となれば、ぼくはあまり農村のことはわかりませんが、少くとも人口が十万とか三十万とかいう程度の市においては、街頭録音の場合は、マイクの周囲を取巻くマイクの第一線は大体共産党だ。第二線、第三線は共産党的だ。ほかから見れば非常に思想的の偏何者がマイクの前に計画的に動員して集まつておる。これは実際問題だ。であるから温厚篤実な保守党系の人間なんか出る余地が……

第19回国会 電気通信委員会 第30号(1954/11/27、26期、自由党)

○庄司委員 電電公社の総裁並びに主管大臣もちようどおられるようでありますから、小委員会で申し上げておつたことでありますが、過般国会より各党合せて六名が南米に派遣されました。その際南米のブラジルあるいはアルゼンチンその他の国々に移住したわが国の開拓移民の日本人会が至るところにございまして、いろいろ祖国に対する御注文もございました。そのうち最も共通的なさしあたりの大きな問題は、何とかラジオが聞えるようにしてほしいということでございました。このことは過般の小委員会においても、電波監理局長等には申し上げておつたのでございますが、幸い本日は総裁並びに主管大臣が御列席でございますので、ブラジル国の同胞約四……

第19回国会 法務委員会 第34号(1954/04/06、26期、自由党)

○庄司委員 時間も時間でございますので、簡単に三、四分間法務大臣にお伺いというよりは、むしろ私は御懇談を申し上げて、御善処を願いたいという問題であります。その問題は、きのうのある大新聞を見ますと、新日本海運株式会社取締役会長、古川何がしの逮捕か送検かの問題についての報道がございましたが、その表題は、「古川会長の前科暴露す」という題であります。古川という人が故意に自分の前科を隠蔽しておつたものがばれたというような意味であるかどうかはわかりませんが、私のお伺い申し上げたい信念は、刑法第三十四条ノ二の改正の精神をあまねく全国民の間に普及徹底されたいということであります。刑法第三十四条ノ二は、あらため……

第19回国会 予算委員会 第12号(1954/02/16、26期、自由党)

○庄司委員 国土総合開発に関し、また関連して、国土総合開発計画の主管大臣である建設大臣並びに経審長官等に対し、また国土総合開発に関する予算関係については大蔵大臣等に簡明なる質問を展開したいと思います。  そもそも国土開発の計画は、昭和二十四年四月二十六日、吉田内閣総理大臣が独創的といいましようか、自発的といいましようか、総理みずからが創案され、大綱に関して御計画を立てられたものであることは、本員としては吉田総裁のこの御計画に対して多大なる敬意を払つておつたものであります。  小日本となつたわが日本は、この狭い国土を利用厚生するために、あくまでも積極的な観点から総合開発の計画を立て、それに伴うと……

第19回国会 予算委員会 第20号(1954/03/01、26期、自由党)

○庄司委員 第二分科会における審議の経過並びにその結果につき御報告申し上げます。第二分科会の審議の対象は、文部省、厚生省及び労働省の所管に関する事項であります。審議に入るに先だち、政府側から予定経費要求額についての説明が行われ、分科会にふさわしく、細目にわたり熱心な質疑応答がかわされました。  まず文部省について申し上げます。文部省所管の予算額は、千百八十三億二千四百四十四万四千円で、これを前年度予算額千六十一億九千五百四十二万三千円に比較いたしますと、百二十一億二千九百二万二千円の増額であります。  次に委員の質疑のおもなるものを一括して申し上げます。義務教育に関する質問では、教員は受持児童……

第20回国会 図書館運営委員会 第1号(1954/12/04、26期、自由党)

○庄司委員 ただいまがり版刷りの予算要求内訳と言いましようか、まだしさいに検討するときもございません。また館長の方の御説明もきわめて大ざっぱな大体論でありまして、まだ各論にも入らないのであります。営繕の直接関係の部長さんなり、そういう方からの御答弁でけつこうでございますが、あらためて申し上げるまでもなく、国立の国会図書館は、ひとりわが国内のみならず、全世界的にモデル的、模範的なものでなければならない、そう考えております。それは最も新しくモデルの意味においての建築様式あるいは部屋の割当その他――もとより懸賞募集の一等当選でありますから、世界的にも優秀なものであることは言うまでもないのでございます……

第21回国会 決算委員会 第1号(1954/12/15、26期、自由党)【議会役職】

○庄司委員長 これより決算委員会を開会いたします。  審議に入るに先だちまして一言この席からお許しをいただいてごあいさつを申し上げます。  私今般はからずも決算委員長の重責をになうことに相なりました。もとより微力短才、かつ委員会の運営等にもきわめてふなれなものでございます。何とぞ理事並びに委員各位の絶大なる御支援と御協力を賜わりまして、大過なくこの重責を果したい所存でございますから、何分よろしく御協力をお願い申し上げます。  それではこれより審議に入ります。国政調査承認要求に関する件についてお諮りしたいと思います。前国会まで承認申請をいたして参りました調査事項が三項目ございましたので、前回同様……

第21回国会 電気通信委員会 第1号(1954/12/14、26期、自由党)

○庄司委員 本委員会においてもただいままでしばしば議題にはなつておりました問題でございますが、それはNHKのラジオの聴取料の問題でございます。現行制度といいましようか、衆参両院が協賛を与えております聴取料の問題について民間の一部の方々の中に、われわれはNHKの方聴取しないで民放だけを聞いておるのだ。だから聴取料を支払う義務は絶対にないのである。NHK当局が集金人なんかをまわして徴収するのは不合理であるというような論点から、このごろは都内においても、全部数えてみたわけではありませんが、おそらく数百箇所に大きなのぼりを立てまして、相当大きなビラを張り、あるいは純綿の長い旗にそういう趣旨のことを書い……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1947/11/18、23期、日本自由党)

○庄司(一)委員 官有物拂下代金の三億二千百餘萬圓でございますが、この官物実拂下げの、追加豫算に盛られている全國の豫定地は何箇所ございましようか。特にお伺いしたいのは、元陸海軍その他軍關係の軍用地、あるいは軍關係工場地等々もいつておるだろうと推定するのでありますが、その箇所が全國都道府縣で何十箇所、あるいは何百箇所にわたる豫定であるかということを承りたいのであります。
【次の発言】 そういたしますと、ただいま本員が申し上げたような、元陸海軍の軍用地の拂下げというものは、全然今囘の追加豫算にははいつておりませんか。
【次の発言】 それでは物品税に關してお伺いいたします。追加の歳入に四十五億圓を計……

第1回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1947/11/18、23期、日本自由党)

○庄司一郎君 亞炭關係について、きわめて簡單にお伺いをしたいと思います。亞炭の増産には、商工當局はそれぞれ手は打たれておりますが、私は亞炭増産の當面の問題は、採掘し生産した亞炭を、いかに機敏に小運搬によつて輸送をなし得るか、こういう問題であると思うのであります。どうも輸送の面が思わしくないようであります。特に東北地方における各亞炭山は、それぞれ最近の統計においては、二十五萬トンほど滯貨しておる。各驛の構内の滯貨まで合計すると、約二十五萬トンも滯貨である。そこで配給關係における政府の一種の國家管理である公團關係においては、相當手を伸ばして買い取られたようであるけれども、その買取られたせつかくの亞……

第2回国会 予算委員会公聴会 第1号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 公けの租税外に地方町村の負担の面において、町村住民の非常な悩みのたねとなつておるものは、最近においては、税に準ずるものと考えられるところの社会専業の共同募金の天降り的な割当、あるいは農村においては水利組合の会費、これは從来あつたことでございますが、水利組合費、あるいは灌漑用水のうまくないところが電力でやつておるその電力組合費、あるいは最近流行のP・T・Aの負担料、そういう大藏省等からあまりはつきりと見えないけれども、町村住民にとつてかなり過重な負担が相当町村の財政を悩ましておる。あるいは全図的町村の国民健康保険組合の負担なんかも、とうてい現在の町村住民の財政においては賄い切れ……

第2回国会 予算委員会公聴会 第2号(1948/06/19、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 これは物の見方で、昭和十二年度において二十六万何千人でやつておつた鉄道の職員が、ただいま御説明のように六十万おつて、それでもまだ足りないのだというあなたの見方も一つの見方であろうし、内閣各省の他の役所と比べて、今から十年前に比べて倍以上殖えておる役所は、あなたの役所以外にはないであろう。殊にぼくはこの予算総会において、前後二、三回述べておると思いますが、運輸省関係において、増産隊とか開墾隊とかいうものができて、米を買うのに五万円要るとか、住宅を買うのに十万円とか、そういう金をもらつて、宮城縣だけでも二箇所増産とか開墾とかやつておられる。その数もおびただしい数であると思います。……

第2回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1948/06/29、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 裁判所関係の予算について伺います。裁判所関係予算の中に、戸籍及び寄留事務に関する市町村の研究会という団体がございますが、これはおもに、もとの名前の区裁判所管轄管内における町村長並びに戸籍、寄留の専任の職員等が会同しておる会合でありますが、この経費が地方財政と相当関係のある諸経費でありまして、それらの最下部の裁判所の管轄管内における戸籍及び寄留事務の研究会等に対して、ただいま議題となつておる裁判所予算の中において、助成金あるいは補助金というものは含まれておるかどうか。含まれておるとすれば、二十三年度においてどの程度の補助を当てこんでおられるか。ただいま申し上げた戸籍、寄留事務の……

第2回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1948/06/30、23期、民主自由党)

○庄司(一)委員 ただいま議題と相なつておりまする國会の予算の額の範囲内においてお伺いしておきたいと思いますが、私は今まで前後二回にわたつて本院の職員諸君に対する待遇の改善に関して所見を述べてまいりました。第一回の國会においても、その前の國会においても述べてまいつたのでございますが、それを要約して申しますと、他の諸官廳と違いまして、本院の職員諸君は公務上他の府縣等に出張するようなことがほとんどないように見ております。戰事前は、外國に議員團が行くような場合に随伴されたこともありまするが、國内における出張はほとんど皆無と言つてもよろしいと考えております。  これは他の官廳のように、各都道府縣に出店……


24期(1949/01/23〜)

第10回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1951/02/20、24期、自由党)

○庄司委員 建設省について、予算を通しての実際に施行している仕事の面について二、三ただしてみたいと思います。現在河川改修等の工事を施行しているいわゆる直轄河川が全国に何河川あるか。それからその直轄河川の二十六年度の予算要求は幾ばくと相なつているか。それから河川別に二十六年度の工事費のおのおのの各河川の予算別はどうなつているか。実は参考資料としてプリントで頂戴しておくと、こういう長たらしい御答弁を煩わすような質問は抜きにしてよかつたのでありますが、さような参考資料は頂戴いたしておりませんので、念のためにお伺いしておきたいと思います。  それから現在全国都道府県において施行している中小河川に編入さ……

第10回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1951/02/21、24期、自由党)

○庄司委員 特調長官に念のためにお伺いしておきたいことは、本委員会ではございませんが、他の委員会に、宮城県船岡町の特殊工場に働いておらるる労務者諸君より、その労務者の後援会の方より請願が出ておりまして、特別な手当の支給がほしいという請願が出ておるのに対し、いろいろ特調では現地に人を派遣して、実地を御調査になられておつたのでありますが、その結果、労務者に対し、特別の手当を支給する旨に御内定といいましようが、決定されたように聞いておりますが、念のために公式に、ごく簡單に、そうなつたらなつたとだけでけつこうでございますが、簡單な御答弁を願つておきたい。

第12回国会 大蔵委員会海外同胞引揚に関する特別委員会連合審査会 第1号(1951/11/01、24期、自由党)

○庄司委員 よくわかりました。公館が直接金を持つておる方、たとえば難民の中から直接かき集めて借入れをなさつた、その御苦労、その悩みをほうふつとさせた御説明でよくわかりました。だが公館以外に、民会は民会同士、あるいは県人会は県人会同士、相互扶助の意味において貸し借りをやれ、こういうような公館の御指導と御誘掖のもとに貸借されたものもあろうし、あるいは立てかえ合つたり返済をしたり、プレゼントされたものもあろうと思います。公に総領事さんなんかが御指導のもとに貸借をさせて、一時難儀の境遇を打開した、すなわち公館が借り入れたと同じような意味を持つておるものについて、外務省においてはただいまお取上げになつて……

第13回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1952/02/20、24期、自由党)【議会役職】

○庄司主査 ただいまより予算委員会第三分科会を開会いたします。  本分科会は、文部省所管、厚生省所管及び労働省所管の審議を進めることと相なつております。審議の都合上、本日の午後は文部省所管、厚生省所管関係を進めたいと思います。明二十一日の午前は労働省所管の審査をいたしたいと存じます。右委員各位におかれまして御了承を願います。  これより文部省所管昭和二十七年度関係予算等に関し、恒例により天野文部大臣の御説明を一応聽取いたしたいと思います。天野文部大臣。
【次の発言】 ほかに文部当局におかれましては、文部大臣の一応の御説明に補足して述べたいというお方はありませんか――それではほかにないようでござ……

第13回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1952/02/21、24期、自由党)【議会役職】

○庄司主査 これより予算委員会第三分科会を開きます。  昭和二十七年度一般会計予算を議題とし、文部省所管に関し昨日に引続き質疑を許します。この際石野委員に発言を許します。
【次の発言】 地財委は呼んでおりますが、まだ見えておりませんから、催促いたします。
【次の発言】 石野さんに申し上げますが、あなたの三十分がもう来ておりますから、取急いで願います。
【次の発言】 ただいま地財委が到着しました。
【次の発言】 首藤新八君。
【次の発言】 岩動主計官が見えております。
【次の発言】 この際ちよつと御紹介申し上げておきます。風早委員より御要求の大蔵大臣は、本日は病気のゆえをもつて登院ができず、ただ……

第13回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1952/02/22、24期、自由党)【議会役職】

○庄司主査 これより会議を開きまりす。  本日は労働省所管関係の審議を進めたいと思います。労働大臣が見えませんから、その間政府委員に対して御質問を願いたいと思います。石野委員。
【次の発言】 ちよつと特例でございますが、主査としても委員の一人としても、ただいまの石野さんの御質問に関連してお伺いをしておきたいと思います。この日雇い労務者という諸君は、自分の労務賃金以外に多くの方は収益がないと思います。あるいは御家族の中において働いて収入のある方もおりましようけれども、大部分はその労務者だけの収入だと思います。従いまして現行所得税法によつて、所得願が一箇年十万円以下の諸君にとりましては、所得税はと……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 内閣委員会厚生委員会海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会連合審査会公聴会 第1号(1953/07/14、26期、自由党)

○庄司委員 私は土橋公述人、川原公述人、吉原公述人等に簡単に一言でけつこうでありますからお伺いしておきたい、第七項症をオミツトしないでぜひ旧に復して復活せよとの根本的な御所論はどういう点にあるか。七項症をぜひという、七項症に非常に力を入れてお述べになつているが、その所論の御主張の根本はどういうものであるか、どういうわけで御主張なさるのであるかということを一言でいいから簡潔に御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 御三君の御説明によつて七項症はぜひ恩給法の中に復活してほしいという意味がよくわかりました。善処したいと考えます。  それから増加恩給の問題について増加恩給がもし認められない場合は百四……

第16回国会 予算委員会公聴会 第1号(1953/06/29、26期、自由党)

○庄司委員 ただいま公述人の方の御説明によつて大体御趣意のあるところは了承されたのでございますが、お尋ねを申し上げる前に、私一個の意見の一端を申し上げてから、露骨なことをお伺い申し上げたいと思います。  私個人は、恩給問題に関しては平素文武平等なる待遇をすべきものである、決して文武間に差別待遇があつてはならない、かような信念を持つておるものであります。昭和二十一年の二月の一日に、マツカーサー覚書によつて、わが国軍人軍属諸君の恩給がストツプになつた。その後ここに約七年半の星霜をけみしたのであります。終戦後私の非常に心配になつた一つは、第一次欧州大戦の直後において、当時の多くの敗戦国における軍人軍……

第16回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1953/07/11、26期、自由党)【議会役職】

○庄司主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  予算委員会理事会の申合せによりまして、分科会は本日及び明後日の両日開会し、明後日には分科会の審査を終了して、午後四時ごろから開会される予算委員会に、各分科会の主査よりの報告をいたすことに相なつておりますので、さよう御了承をお願い申し上げたいのであります。  それでは昭和二十八年度一般会計予算、同じく特別会計予算、同じく政府関係機関予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、経済審議庁を除く総理府及び大蔵省所管並びに他の分科会の所管以外の事項を一括議題として、これより順次関係当局より説明を求めたいと思います。最初皇室経済主管三井安……

第16回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1953/07/13、26期、自由党)【議会役職】

○庄司主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  昭和二十八年度一般会計予算、同じく特別会計予算、政府関係機関予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、経済審議庁関係を除く総理府及び大蔵省所管を一括議題として、その質疑を進めたいと思います。質疑は通告順により順次これを許しよす。中川源一郎君。
【次の発言】 ただいま副総理にかわつて、総理府事務官の城谷審査課長より御答弁がございます。
【次の発言】 ちよつと中川委員に申し上げますが、緒方副総理は内閣、厚生並びに引揚の連合審査会に出なければなりませんので、御質問がありましたらもう一問程度にしていただいて、あとの方にお譲り願いたいと……

第17回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会郵政委員会電気通信委員会連合審査会 第1号(1953/11/25、26期、自由党)

○庄司委員 長崎総裁のただいままでの御答弁によりますと、国鉄財政が非常な危機に瀕しておるような感じを受けてなりません。ことに前国会において、本年度内に償還すべき国鉄の借金三十億でありましたか、あれを昭和三十年まで延長願う意味の法案を提案されて可決されたほどさように国鉄の財政は困難であると、私は予算委員として痛感しております。なお、年々の赤字は、今のところ九億、約十億近いものが出ておるように記憶しております。また本年度八十五億ですかの鉄道公債の件もあつたようであります。十数年前、国鉄全部の職員の数は二十五、六万人と私は覚えておりますが、終戦の直後は六十二、二万人くらいに上つたと思うのでございます……

第19回国会 予算委員会公聴会 第1号(1954/02/12、26期、自由党)

○庄司委員 お話の中にはなかつたようでございますが、恩給担保の貸付の問題に関して、政府は近くその恩給担保関係の法律案を本国会に提案して、あなたの金庫において取扱わしむるというようなうわさも聞いておりますが、何かそれらに関して政府との内約、あるいはその備準等がございましたら、この際承りたいと思います。
【次の発言】 よろしゆうございます。

第19回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1954/02/25、26期、自由党)【議会役職】

○庄司主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  この際ごあいさつを簡単に即し上げます。不肖私、本分科会の主査の職を勤めることに相なりましたので、何分よろしく御協力をお願い申し上げます。  本分科会は、昭和二十九年度一般会計予算中文部省、厚生省及び労働省所管並びに昭和二十九年度特別会計予算中厚生省及び労働省所管の審査に当ることになつておりまするが、都合上、まず文部省所管の審査の後厚生省、労働省所管に進みたいと思います。以上御了承をお願い申し上げます。  それではまず昭和二十九年度一般会計予算中文部省所管を議題とし、福井政務次官より御説明を求めます。福井政務次官。

第19回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1954/02/26、26期、自由党)【議会役職】

○庄司主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  本日はきのうに引続き昭和二十九年度一般会計予算中文部省、厚生省及び労働省所管並びに昭和二十九年度特別会計予算中厚生省及び労働省所管を一括して議題といたします。  これより質問を山花委員にお願いいたします。
【次の発言】 堤ツルヨ君。
【次の発言】 この際ちよつと政府委員に参考のため伺つておきたいのですが、全国にある労災病院は何箇所、また設置場所はどこどこにございますか、念のために伺つておきます。
【次の発言】 ちよつと堤さん、きのうもお願い申し上げたのですが、分科会でございますから、総括質問や一般質問的御質問は、この分科会においては……

第19回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1954/02/27、26期、自由党)

○庄司委員 厚生省の特に環境衛生部門における当局に、きわめてこまかい点をお伺い申し上げ、もつて国民衛生保健の完璧を期したいと思うのであります。  まず第一にお伺いいたしたいのは、昭和二十九年度予算の中には水道施設費としてたしか七千五百万円ほどを御要求になつておるようであります。この項目の予算は、前年度においては一億三千三百余万円であつたと思います。本年は緊縮予算の関係といいましようか、たたりといいましようか、七千五百万円ほどにこれが減らされておる。これは一体どういうわけであるか。  それから簡易水道関係、これはおもに市町村のうちでもある一定の部落であるとか、特定の部落であるとか、簡易水道でござ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

庄司一郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。