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山口敏夫 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

山口敏夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席(無役)歴代TOP1000
961位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
633位
委員会発言(政府)歴代TOP500
386位

31期委員会出席TOP100
67位
31期委員会出席(無役)TOP50
27位
37期委員会発言(政府)TOP25
24位
38期委員会発言(議会)TOP10
7位

このページでは山口敏夫衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。山口敏夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第58回国会 外務委員会 第7号(1968/04/01、31期、自由民主党)

○山口(敏)委員 実はきょう、モンゴルとわが国の外交関係の問題について、外務大臣並びに外務省当局の見解をお聞きしょうと思ったのでありますけれども、すでに御承知のとおり、世界の国々の方々が非常に多くの関心と同情を寄せ、また解決への期待といいますか、和平への努力に対して非常に注目しておりますところのベトナムの問題について、アメリカの大統領であるジョンソンが、きょう、三十一日の午後九時、日本時間のちょうど十一時ごろに、北爆停止の声明といいますか、北爆の問題について新しい提案を行なうということを伝え聞いておるわけであります。すでに時間的にもちょうど十一時を過ぎておりますけれども、このジョンソン大統領の……

第61回国会 建設委員会 第16号(1969/05/07、31期、自由民主党)

○山口(敏)委員 ただいま坪川建設大臣から都市一再開発法案についての御説明があったわけでございますが、私は、この法案を拝見いたしまして、都市の一つのこうした低迷といいますか、非常に住みにくい状態にある一つの都市をどういう形で再開発していくかという点について、たいへん画期的な法案ではなかろうかというふうにまず感じるわけであります。日ごろ総理も、発想の転換というようなことを盛んに言われておりますけれども、こういう一つの発想の転換というものが、大臣等のこの法案に対する一つの姿勢に感じられるわけでございます。特に私は、どちらかといいますとセクト主義的な権限というものを役所の中に拡大していこうとする官僚……

第61回国会 逓信委員会 第4号(1969/03/05、31期、自由民主党)

○山口(敏)委員 私は、昭和四十四年度のNHK予算に関しまして、日本放送協会並びに担当官庁であります郵政省に対しまして若干の質疑を行ないたいと思います。  一千五十二億円というたいへん膨大な数字だと思いますが、いろいろ現在のわが国における放送事業、また、世界的な観点からのこれからの放送事業というものから考えますれば、決して大きな額じゃないというふうな見方もされるわけでありますが、いろいろ参考にいただいた資料に詳しくまた親切に出ておりますので、私なりに、その予算的な規模、また内容につきましては理解しつつあるわけでございますが、これはたまたま私が逓信委員会に入っておりまして興味深く見たから理解がで……

第61回国会 内閣委員会 第34号(1969/06/20、31期、自由民主党)

○山口(敏)委員 二月十二日に本会議で趣旨説明が行なわれ、五月十五日に本委員会で提案理由説明をされて以来、連日深夜にわたってたいへん熱心な討議が行なわれたわけであります。すでに佐藤総理等に対する質問をやって、あらゆる角度から防衛論議がされたわけでありますし、すでにもう採決してもいいぐらいの議論が行なわれておるわけでありますけれども、審議を尊重する自民党の立場から、重ねてこの問題に対して防衛当局に対して何点かお伺いをしたい、かように思うわけであります。  防衛問題に対する部分部分の究明といいますか、あるいは法律論あるいは人道的な立場に立っての問題点の追及ということの大切さは当然でありますけれども……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 外務委員会 第11号(1970/04/24、32期、自由民主党)

○山口(敏)委員 先ほど大臣からの提案理由の説明の中にも、最後に、特に政府としての立場で、もっと早い機会に承認を求めるべきでありましたが、きょうまでおくれたことをたいへん遺憾に存じます。こういうふうな提案理由の説明があったわけでありますけれども、すでに一九六三年の八月に国際会議において作成されて、特にこれは東京条約といわれるくらいこの問題が東京において討議されたわけでありますけれども、今度の乗っ取りショックであわてて出てきたのかどうかあれですが、ここら辺の非常におくれた理由をまず最初にお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 元来航空機内で行なわれた犯罪に関しては、国際的な統一された見解といい……

第63回国会 内閣委員会 第7号(1970/03/26、32期、自由民主党)

○山口(敏)委員 佐藤総理に対するわが党の水田政調会長の質疑の中でも、行政改革の問題は何本かの柱の一つになっておるわけであります。これは、非常に国力、民力というものが充実し、ますます高度化社会になるに従って、国民生活の中における行政問題というものは、あらゆる角度から検討、また合理化をされていかなければならないわけでありますし、特に政府といたしましては、過般の総選挙の中におきましても、ことしは内政を充実するのだ、こういうことをいっておるわけでありますし、われわれの立場からいたしましても、国民生活を優先した政府、国民生活を優先した政治というものを積極的に押し進めていくためには、やはり福祉の増進、こ……

第63回国会 内閣委員会 第20号(1970/04/27、32期、自由民主党)

○山口(敏)委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に対し、簡単に賛成の意見を表明いたします。  紛争や局地的な戦争が随所に発生しております今日の国際情勢の現実から見まして、侵略に対する防衛力の必要性については多言を要しません。本法律案は海空自衛官と予備自衛官等の増員及び准尉制度の新設等をそのおもな内容とするものであります。  現在自衛隊では、海空防衛能力の強化に重点を移しているようでありますが、四面を海に囲まれたわが国に対する侵略が常に海または空を媒体として行なわれることを考えるとき、海空防衛力の面で一そうの充実が必要であることは言う……

第68回国会 内閣委員会 第23号(1972/05/19、32期、自由民主党)【議会役職】

○山口(敏)委員長代理 伊能繁次郎君。

第68回国会 内閣委員会 第33号(1972/06/08、32期、自由民主党)【議会役職】

○山口(敏)委員長代理 これより会議を開きます。  運輸省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑を許します。伊能繁次郎君。
【次の発言】 本案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 ただいま委員長の手元に、加藤陽三君より本案に対する修正案が提出されております。
【次の発言】 提出者より趣旨の説明を求めます。加藤陽三君。
【次の発言】 これにて修正案についての趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより原案及び修正案を一括して討論に付するのでありますが、別に討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。  運輸省設置法の一部を改正する法律案及びこれに……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1973/02/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○山口(敏)政府委員 先ほど土井先生の御質問の中で、大臣がいろいろ見解が変わってきているではないか、こういう御指摘があったわけでありますけれども、もちろん厚生省の立場としては、法律のもとに公の仕事をする行政当局でありますから、当然法律的な適用の範囲内でものごとを処していかなければならない。ただ私は、しかし厚生行政の中に含まれている多くの問題というものは、率直に申し上げて、討論とか議論の中だけで解決できる問題というものはむしろきわめて少ないのではないか。お互いがやはり、国民の皆さんの命と健康を守る、生活を守るためにはどうすればいいかという形の中で歩み寄って問題に対処していかなければならない。  ……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第28号(1973/06/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○山口(敏)政府委員 魚介類の水銀の許容基準等につきまして、四十六年から水銀の慢性毒性試験を実施しておりまして、基準の設定作業を進めておったわけでありますけれども、このたびのこうした有明湾等の事例にかんがみまして、水銀汚染、特に魚介類の摂取等の暫定基準を早急に設定をしたい。特にいま先生御指摘のように、二十三日をめどにいたしまして専門家会議で検討しておる。特にこれは国民の皆さんの食生活にもきわめて重要な関連があるわけでございますので、十分科学的に検討してまいって、PPMというような形での許容基準と同時に、主婦の方々や国民の方々にもわかりやすく食生活の指導指針等の形も含めまして、両面から暫定基準を……

第71回国会 社会労働委員会 第2号(1973/02/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○山口(敏)政府委員 このたび厚生政務次官に就任いたしました山口敏夫でございます。  七十一国会社会労働委員会の審議にあたりまして、一言ごあいさつ申し上げたいと存じます。  ただいま厚生大臣の齋藤さんから所信表明もございましたが、今日における福祉国家実現への国民の皆さま方の声は一段と大きいものと確信をいたします。恵まれない子供たちの問題、安心できる老後あるいはたよりになる年金、そうした国民福祉の充実、向上のために、今日まで多大なる御努力とその政治的情熱をつぎ込んでまいりました社会労働委員会の先生方に心から敬意を表しますとともに、私、この分野における経験、たいへん乏しゅうございます。ひとつよろし……

第71回国会 社会労働委員会 第9号(1973/03/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○山口(敏)政府委員 大橋先生の御指摘のように、この痛ましい事件の教訓からいたしましても、患者の方々の病院の収容区分については十分医務局におきましても検討して、しかるべき指示なり方法を考えていかなければならぬことだということを思うわけであります。
【次の発言】 当然何らかの障害やあるいは事情があって入院されておる患者の方々が、こういった悲劇的な事件に遭遇したときに、相手に補償能力があるなしによって必要以上のさらに御苦労なりをされることについては、何らかの措置をしなければならないということで、先ほど大臣の答弁にもありましたが、補償等の問題につきましては、今回についても厚生省としても相談になってい……

第71回国会 社会労働委員会 第28号(1973/06/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○山口(敏)政府委員 ただいま川俣先生の御指摘のとおり、福祉社会の中で、特に重症身障児をはじめ身障者の方々に対する社会的な理解や共感というものがより必要であるということは、もう当然でございますし、また、そうした施設に働いておられます職員の方々の待遇を少しでも改善しなければならない、また、より社会的な理解も深めていただかなければならない、こういう考え方の上に立ちまして、四月三日、厚生省で島田療育園の方々あるいはびわこ学園の方々の陳情を伺いました。そして私も、厚生政務次官という立場であると同時に一人の政治家としても、ぜひそうした福祉の現場というものに対して実状を認識を深める意味におきましても、また……

第71回国会 社会労働委員会 第36号(1973/06/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○山口(敏)政府委員 安心できる老後、その中における一つの年金制度の確立、これは時代的な必然性、また要求が非常に強いものがあることは先ほど御指摘のとおりでございますが、また老人問題のいろいろな今日的な課題を検討しておりますときに、やはり変革期の中における、ひとつの社会福祉の中におけるお年寄りの方々の位置づけ、あるいは家庭内におけるお年寄りの方々の位置づけというものを考えましたときに、やはり福祉年金につきましても、大臣がたびたび国会で答弁しておりますように、ただいまの局長のお話にもありましたように、勇気づけの年金から社会保障的な安定した形における福祉年金の確立というものが必要を迫られておる、こう……

第71回国会 社会労働委員会 第40号(1973/07/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○山口(敏)政府委員 ただいま労働大臣からの御見解がございましたように、厚生省のほうといたしましても、陸上労働者の場合に準じて取り扱うように処置したいと思っております。

第71回国会 社会労働委員会 第42号(1973/07/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○山口(敏)政府委員 ただいま羽生田先生の御見解のように、経済成長社会の中におきまして、やはり物質文明の中で国民的な連帯あるいは安定というものを求めるのは、ひとえに福祉の面でどういう政治があるいは行政が機能を果たすかということに尽きるわけでございますし、そうした意味からいいましても、一つの安心できる老後あるいは同時に医療福祉の面の整備充実、さらに赤ちゃんがじょうぶに、すこやかに育つ保育環境、そうした一つ一つの部門も含めまして、私どもかより豊かな福祉社会を国民の手の中にするための積極的な諸施策を推進していかなければならない、このように考えている次第でございます。

第72回国会 社会労働委員会 第6号(1974/02/14、33期、自由民主党)【議会役職】

○山口(敏)委員長代理 討論の基礎になる数字ですから、質問者のあれをよく聞いてやってください。
【次の発言】 ただいま石母田委員から発言がありましたけれども、先般社会労働委員会の視察のときに、これはもう党派を越えて、福祉施設の職員の確保の問題につきましては、非常に強い認識と、また国会を通じての努力も約束をしてきたところでございますし、そういう点を十分踏まえてひとつ政府側も御発言いただきたいと思います。
【次の発言】 石母田委員の前回質問の補足的な見解ですから、答弁を簡潔にお願いしたいと思います。
【次の発言】 大橋敏雄君。

第72回国会 社会労働委員会 第12号(1974/03/28、33期、自由民主党)【議会役職】

○山口(敏)委員長代理 速記をちょっとやめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。  ただいまの森井忠良君の御意見につきましては、次回の理事会にはかりまして、しかるべき趣旨を全理事と協議して善処したいと思います。
【次の発言】 次回は、来たる四月二日火曜日、午前十時理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後六時四十一分散会

第72回国会 社会労働委員会 第14号(1974/04/04、33期、自由民主党)

○山口(敏)委員 ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  修正の要旨は、本法律案中昭和四十九年四月一日施行となっております未帰還者留守家族等援護法による葬祭料の改正規定並びに戦傷病者特別援護法による療養手当及び葬祭費の改正規定につきましては、これを公布の日から施行し、昭和四十九年四月一日から適用することとするものであります。  何とぞ、委員各位の御賛同をお願いいたします。

第72回国会 社会労働委員会 第15号(1974/04/05、33期、自由民主党)【議会役職】

○山口(敏)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩前の質疑を続けます。坂口力君。
【次の発言】 小宮武喜君。

第72回国会 社会労働委員会 第17号(1974/04/11、33期、自由民主党)

○山口(敏)委員 福祉社会の建設という長期的な目標のもとにはなばなしくスタートした福祉元年の昨年に比べまして、ことしは物価抑制という短期的な課題と苦悩を背負いながらも、大臣はじめ政府の関係者が年金制度等、各種社会保障施策についてきわめて積極的な努力を傾注していることは、昭和四十九年度の予算編成において、特に社会保障関係予算を大幅に拡充したことなどから見ても非常に高く評価するものでありますが、しかし、国民の福祉のより一そうの充実を目ざしていくという、今後におけるわが国内政の最大の課題ということを考えますれば、昨年来の著しい生活環境の混乱等々、一方においては物価抑制のために各種施策に全力を傾注する……

第72回国会 社会労働委員会 第18号(1974/04/12、33期、自由民主党)【議会役職】

○山口(敏)委員長代理 和田耕作君。

第72回国会 社会労働委員会 第24号(1974/05/14、33期、自由民主党)【議会役職】

○山口(敏)委員長代理 大橋敏雄君。

第72回国会 社会労働委員会 第25号(1974/05/16、33期、自由民主党)【議会役職】

○山口(敏)委員長代理 田中美智子君。

第73回国会 社会労働委員会 第4号(1974/10/29、33期、自由民主党)【議会役職】

○山口(敏)委員長代理 坂口委員。

第73回国会 社会労働委員会 第5号(1974/10/30、33期、自由民主党)【議会役職】

○山口(敏)委員長代理 次に、枝村要作君。

第74回国会 社会労働委員会 第1号(1974/12/19、33期、自由民主党)【議会役職】

○山口(敏)委員長代理 次に寺前委員。

第75回国会 社会労働委員会 第5号(1975/02/27、33期、自由民主党)

○山口(敏)委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。   戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議   政府は、次の事項につき、格段の努力を払うべきである。  一 一般戦災者に対し、戦時災害によって、身体に障害を受けた者及び死亡した者の実態調査を行い、当時の救済状況を明らかにすること。  一 警防団員等に対する援護法上の取扱いについては、戦後相当期間経過していることにかんがみ、その認定方法等について弾力的に運用するよう配……

第75回国会 社会労働委員会 第6号(1975/03/14、33期、自由民主党)

○山口(敏)委員 私は自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明を申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさしていただきます。   勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議   政府は、次の事項について適切な措置を講ずるよう配慮すべきである。  一 勤労者財産形成促進制度全般について、今後更に積極的な改善に努めること。  二 財産形成促進に有効な税制、財政面からの優遇措置を可及的速やかに講ずること。  三 物価対策や土地対策の確立が勤労者財産形成の基礎的条件をなすことにかんがみ、これらの施策の早期充実を図ること。  四……

第77回国会 社会労働委員会 第8号(1976/05/13、33期、新自由クラブ)

○山口(敏)委員 私は、ただいま大臣から提案ございました特に健康保険法の問題につきまして幾つかの質疑をさせていただきたいと思います。  提案理由の中にもございましたが、四十八年に改正をされた。しかし、それ以来わが国の経済基調の激変による税やあるいは保険収入の伸び悩み等々に加えまして、依然として医療費は急増をしておるわけでございます。そうした点で今回の改正案もやむを得ないということも言えるわけでございますが、しかし同時に、この負担増というものも、一部負担というものもあるわけで、医療と国民生活というものは非常に重要な関係にあるわけでございまして、そういう一つのある意味においては福祉の根幹に触れる問……

第77回国会 予算委員会 第20号(1976/03/01、33期、自由民主党)

○山口(敏)委員 鬼さん、委員長や同僚議員の質問に対してあなたは本当のことを言っておらない。少なくとも宣誓という重みの中で真実を述べていただかなければならないわけですし、ロッキードの日本における活動や歴史について一番承知をしておるのはあなたなんですから、やはりこの証言の機会を通じて疑惑解明にひとつ積極的に協力してもらいたいと思うのです。  それで、あなたは、初代の東京における支社長のエリオットさんはもちろん御存じですね。
【次の発言】 エリオットなら知っていますというような間柄じゃないのですよ。あなたは昭和三十三年から三十四年ごろ、例のロッキード、グラマンのときにこのエリオット氏と組んで、連日……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会 第25号(1977/03/18、34期、新自由クラブ)

○山口(敏)委員 いよいよ五十二年度予算も終局の段階を迎えておるわけでございますが、私どもは、与野党伯仲国会というこの状態、またそういう状態に限らず、立法府と行政府の関係というものが大変歪曲された形で正しい機能を発揮しておらない、そういう立場に立ちまして、いまこそ国会の機能というものも改革をしていかなければならない。また野党といえどもその責任を果たしていかなければならない。こういう立場から、河野代表の本会議における代表質問にいたしましても、これまでの立法府と行政府の関係を根本から見直すべきである、いままでの学者や評論家の提案ではなくて、国会という現場におる政治家からの具体的な提案も申し上げたわ……

第82回国会 予算委員会 第3号(1977/10/12、34期、新自由クラブ)

○山口(敏)委員 政府の措置によって人質が解放されて一応の解決を見たわけでございますが、その後、政府は、アルジェリア政府に対して、犯人と六百万ドルの身のしろ金を日本政府に引き渡すことを希望する、二番目として、当面アルジェリア政府が犯人を出国させず国内に拘禁し、六百万ドルが利用されないような措置をとるよう要請する、三つ目としてアルジェリア政府側の措置、犯人に対する情報や捜査資料の提供を求める、この三点を政府方針として決定して、福田総理は、この三項目が、政府方針についていろいろあったけれども、これが政府として最初にして唯一の見解だ、こうおっしゃっておるわけでございますけれども、そう理解してよろしい……

第87回国会 予算委員会 第21号(1979/03/07、34期、新自由クラブ)

○山口(敏)委員 まず外務大臣に。ベトナムと中国の戦争状態について私ども大変心配をしておるわけでございますが、新聞の報道等によりますと、中国軍が完全に撤退をすればその後に中国、ベトナム両国間の正常な関係回復に関する外務次官会議に応ずる用意がある。ベトナム外務省はいままでそうした会談には一切応じないという非常にきつい姿勢であったわけでございますが、ここで和平へ向かって大幅に進みつつある、こういう状況のようでございます。今日の中越戦争の戦況状況等につきまして、現実に中国軍の撤退は始まったのか否か、その辺の状況も踏まえて、お伺いをしたいと思います。


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会 第4号(1981/02/05、36期、新自由クラブ)

○山口(敏)委員 私は、新自由クラブを代表いたしまして、鈴木総理以下政府各閣僚に対し、内政、外交にわたってその姿勢、考え方についてただしたいと思います。  さきの衆参ダブル選挙以前は与党野党の数が伯仲をしておった。伯仲国会の状況は、与党よりはむしろ野党の中に責任政党意識というものが芽生えた。政策的にも政治的にも、国会審議等を通じまして非常に現実的、具体的な提案が行われるようになったと思うのです。私は、これは一つの議会政治の前進だと評価しているわけでありますが、いまはまだ、政権党である自民党の数がふえたわけであります。  鈴木内閣にとって初めての通常国会で、各党代表の本会議討論や予算委員会等を見……

第96回国会 予算委員会 第4号(1982/02/03、36期、新自由クラブ・民主連合)

○山口(敏)委員 私は、新自由クラブと社会民主連合が院内会派を結成をいたしまして新自由クラブ・民主連合を代表して、総理を初め関係閣僚に、当面するわが国の内外諸情勢につきまして御質問申し上げたいと思います。  本会議における各党の代表質問、また予算委員会における総括質疑を承っておりまして、諸外国の情勢が大変厳しい中で、日本がまあまあ、非常に苦しい中にも円滑に国家運営を進めておる。その国の総理大臣にふさわしく、行政改革は国民の期待に沿って断固実行いたします、また、五十九年までには赤字国債をこれまた完全に脱却をする、そして財政状況が厳しく予測されておるわけでありますが、大型一般消費税は断固やりません……

第98回国会 予算委員会 第6号(1983/02/07、36期、新自由クラブ・民主連合)

○山口(敏)委員 私は、新自由クラブ・民主連合を代表して、中曽根総理初め関係閣僚の方々に、内外当面する諸問題について御質疑を申し上げたいと思います。  私も中曽根外交の評価をいろいろ集めてみましたが、あなたの評判は、残念ながら、ワシントン周辺では大した人気でございまして、日本にも吉田茂さん以来の久々の国際派の総理大臣が実現をした、こういう恥ずかしくなるようなお褒めの言葉を言う人もおりました。確かにはっきり物を言う総理大臣は久しぶりですし、テレビなどニュースで見ておりましても、背も高ければ男前でもある、言うことなし、こういうことだそうでございます。しかし、あなたの盟友である田中元総理も、就任当初……

第100回国会 予算委員会 第2号(1983/09/20、36期、新自由クラブ)

○山口(敏)委員 私は、新自由クラブを代表して、総理並びに関係閣僚に若干の質問をしたいと思いますが、質問時間がきわめて制約されておりますので、予算委員会の同僚議員の質問と重複しない形で、また、きょうの質疑と次の予算委員会と連動するような形で何点か伺いたいと思いますので、ひとつ簡潔に、明快に御答弁をいただきたいと思います。  総理は、今日の日本の状況は戦後の総決算の時期だ、二十一世紀の日本を創造するべく、ひとつ諸般の懸案をここで解決しなければならない、明治維新にもたとえて昭和維新だ、また行革の問題につきましても、マッカーサー改革以来の大改革を断行しなければならない、こういう決意をしばしば披瀝をさ……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 社会労働委員会 第34号(1984/11/20、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○山口国務大臣 このたび労働大臣を拝命いたしました山口敏夫でございます。よろしくお願いいたします。  私は、今から二十二年ほど前に、石田博英労働大臣の秘書官としてスタートさしていただきまして、労働省は大変御縁のある役所ということもございますが、しかし、その間、大変大きな社会変化、また労働環境の状況も大きく変わっておるわけでございまして、特に今日におきましては、高齢化社会に伴う高齢者の雇用の問題、また男女の雇用の均等の問題、またさらに技術革新、ME化等に伴います大きな労働条件の変革の中に、労働行政も置かれておるわけでございます。どうかひとつ、委員各位、先生方の御鞭撻、御叱正をいただきながら、より……

第101回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1984/11/08、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○山口国務大臣 このたび労働大臣に就任いたしました山口敏夫でございます。石炭対策特別委員会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  御承知のように、今日の労働行政を取り巻く環境は、高年齢者の雇用問題を初めとして、極めて変化が大きく、かつ厳しい状況にございます。本委員会におかれましても、エネルギー問題、鉱山の保安問題、石炭の需給問題、旧産炭地の振興問題等、労働行政にも密接なかかわり合いを持つ重要な課題を抱えております。  私は、労働行政に課せられた責務の重要性を認識し、これらの課題に全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。委員長初め、委員各位の一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願……

第102回国会 決算委員会 第2号(1985/03/26、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○山口国務大臣 単身赴任者の減税問題は、先生御承知のとおり、今政党間折衝にゆだねられているわけでございますが、そうした問題認識のように、単身赴任者の労働福祉の改善の問題は非常に大きな関心を呼んでいるわけでございまして、労働省としては、労災保険基本問題懇談会というのがございますが、そこで、今局長からも答弁がございましたが、単身赴任者のいわゆる行き帰りの中における事故に遭遇したときの補償の問題をどうするか、こういうことも含めて、今機関にかけて検討、協議している、そういう最中でもございます。井上先生の御指摘のような点も踏まえて、さらに早急に検討して早急に結論を出したいというふうに考えますので、よろし……

第102回国会 決算委員会 第8号(1985/05/29、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○山口国務大臣 労働省所管の昭和五十七年度決算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計の歳出決算について申し上げます。  歳出予算現額は、五千二百八十三億三千七百九十七万円余でありまして、その内訳は、歳出予算額四千九百五十四億二千四十九万円余、予備費使用額三百二十九億一千七百四十八万円余となっております。  この歳出予算現額に対しまして、支出済み歳出額五千二百二十三億二千五百八十五万円余、不用額六十億一千二百十二万円余で決算を結了いたしました。  支出済み歳出額の主なものについて申し上げますと、雇用保険国庫負担金及び失業対策事業費等であります。  これらの経費は、雇用保険法に……

第102回国会 社会労働委員会 第5号(1984/12/18、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○山口国務大臣 人生五十年があっという間に六十年、七十年、八十年の時代でございますから、当然、高齢化社会における雇用の問題、定年制の延長の問題は時代的必然でございまして、我々も六十歳定年に対しまして行政挙げて取り組んでおるわけでございますけれども、昨日も雇用審議会を再開いたしまして、六十歳の定年延長の法制化問題も含めまして審議をお願いをしておる、そして六十五歳定年への布石を早々に進めていきたい、こういうことでございますから、当然、年金と雇用の連携の中に高齢化社会における国民の皆さん方の安心と社会的貢献をひとつお願いしたいと考えております。

第102回国会 社会労働委員会 第6号(1985/02/21、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○山口国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ち、今後の労働行政につきまして所信を申し述べ、委員各位を初め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  人生八十年時代の到来と新たな技術革新の急速な進展という未曾有の変化の中で、勤労者の雇用を確保し、その福祉の向上を図ることは、国民経済と国民生活の安定のための基本的な課題であります。  私は、このような見地から、二十一世紀を展望しつつ、積極的かつ効率的な労働行政を進めてまいる所存でございます。  第一は、高齢化社会の進展に対応した対策であります。  高年齢者の働く喜び、生きがいを確保し、活力ある経済社会の実現を図るためには、高年齢者の雇用就……

第102回国会 社会労働委員会 第7号(1985/02/26、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○山口国務大臣 雇用の安定が国民生活の安定あるいは我が国の経済的な安定と、また発展にも欠かせぬ条件である、こういう立場から歴代労働大臣、また労働省としても一生懸命雇用の安定政策に取り組んできているわけでございますし、これは労働省というよりも、日本の企業、労使、国会の先生方におかれましても、一番大事な問題としてこの問題を取り上げていただいておる、こういう経過の中で、日本が世界にない失業率の二%台をキープしておる、こういうことでございますが、しかし、一時の一・七%台の失業の時代と違いまして、将来展望等においても二%台というような数字を掲上しておる、そういう点も含めての御指摘であろうと思うわけでござ……

第102回国会 社会労働委員会 第9号(1985/03/26、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○山口国務大臣 諸外国に比べまして経済政策もまあまあ安定している、物価も落ちついておる、いわゆる求人倍率、雇用の問題も一応二%ラインで完全就業に近い状況にある、数字的に見ればそういうことでございますが、しかし、実際問題としては、労働者の生活状況ということは決して周りの環境の割には豊かでない、一言で言えば非常に厳しい環境の中にある。特に、中小企業に働く労働者でございますとか、そういう地方と都市の格差の問題、業種別格差の問題、こういった問題が個々の労働者の生活条件とあわせて一つの問題であろうと思いますし、我々が今後取り組むべき問題の一つの課題だというふうに認識しております。

第102回国会 社会労働委員会 第10号(1985/03/27、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○山口国務大臣 今日の我が国の雇用をめぐる諸条件、もろもろの環境につきまして、網岡先生からるる御指摘をいただいたわけでございますが、私どもも全く先生と同じ問題認識の上に立ってこれからの雇用の問題を中心とした労働問題あるいはそれに伴う行政を推進していかなければならない、かように考えておるところでございます。  特に高齢化時代ということでございますが、人生八十年時代が七十年に逆戻りするということはあり得ないわけでございまして、さらに二十一世紀までには日本民族は人生一世紀時代というものも手にすることも可能なのではないか。そういうことから来ることを考えますと、やはり健康な高齢化時代というものをつくらな……

第102回国会 社会労働委員会 第12号(1985/04/02、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○山口国務大臣 今回の職業訓練法の改正の問題につきましては、河野先生御指摘のように技術革新の時代、高齢化社会、また女性の職場への進出というものが大変顕著な状況にある、そういう労働環境の中で、働く意思、また健康、意欲に恵まれている人にそれぞれの適性に合った職場を提供しなければならない。特に私は高齢者時代と技術革新の時代というものが必ずしも適合しないという考え方ではなくて、むしろ技術革新が難しい仕事をある程度処理してくれる、技術が特になくても高齢者の方もいろいろ工場で働けるという側面もあると思うのですが、しかし基本的には生産部門のみならず事務部門においてもこの技術革新の波が非常に押し寄せてきておる……

第102回国会 社会労働委員会 第15号(1985/04/16、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○山口国務大臣 ただいま議題となりました労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律案及び労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  最近における経済社会の進展を背景として、労働力の需要及び供給の両面において、多様かつ著しい変化が見られます。すなわち、労働力の需要側においては、マイクロエレクトロニクスを中心とする新たな技術革新の波が広範な分野に広がり、これに伴って、企業内においても、専門的な業務分野が増加しつつあります。一方、労……

第102回国会 社会労働委員会 第17号(1985/04/19、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○山口国務大臣 国際化時代の中におきまして、特に日本の場合には世界の国々との情報あるいは人事、また経済、あらゆる面においての円滑、円満な交流、交換、こういう環境の中で、日本の持ち得る可能性や業績を上げることができておるわけでございますから、やはりあらゆる諸問題につきまして国際的な立場で物を見、考え、そしておくれているものにつきましては、そうした国際水準を達成すべく地道な努力の積み重ねということが今日の日本にとっての一つの大きな責任であろうというふうに私は考えております。
【次の発言】 日本に限らず世界の大半の国々は勤労をもってたつとし、こういう一つの基本的な哲学があるわけでございますけれども、……

第102回国会 社会労働委員会 第18号(1985/04/23、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○山口国務大臣 そうした基本的な考え方を前進すべく、現実のものとすべく懸命に取り組んでおるところでございます。
【次の発言】 原子力発電所の下請労働につきましては、今後とも請負事業としての業務の適正な実施、またこの放射線業務に従事する労働者の被曝防止等につきましても、下請事業者はもとより、工事の発注者である原子力発電所の設置者に対しましても、先生のいろいろ御指摘いただいたような御心配は避けなければならないのは当然のことでございますので、指導徹底を図っていきたい、かように考えます。しかし、原子力発電において電気の安定的供給その他安全確保等の一つの役割も重要でございますが、我々としては労働者の安全……

第102回国会 社会労働委員会 第20号(1985/05/14、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○山口国務大臣 私も、労働経済の分野のみならず、日本の二十一世紀的展望の中に立ちましたときに、大企業と中小零細企業あるいは小規模企業のいろいろな面における格差の問題、これをこれ以上広げるような状況というものは大きな社会問題にもなりかねない、何としても労働条件、あるいは賃金、また生産性、あらゆる面の中小企業における地方をつける、そのための政府としての施策というものはどうあるべきかということは真剣に考えなきゃならない問題だ、こういう考えでございまして、今多賀谷先生の御指摘も大変説得力といいますか、傾聴して伺っておったわけでもございます。  しかし、今加藤安定局長からも御答弁もございましたけれども、……

第102回国会 社会労働委員会 第21号(1985/05/21、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○山口国務大臣 ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、労働基準監督署並びに公共職業安定所及びその出張所の設置等に関し承認を求めるの件について、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  現在、労働省の地方支分部局として、労働基準監督署及び公共職業安定所が全国に配置されておりますが、これらに関して、現下の重要課題である行政改革の一環として、その一部を整理統合するとともに、近年の地域の実情の変化に伴い、その配置の適正化を図る必要が生じてきております。  この案件は、昭和六十年度において行う予定の右の理由による再編整理に伴い、札幌東労働基準監督署ほか労働基準監督署五カ……


各種会議発言一覧

32期(1969/12/27〜)

第66回国会 運輸委員会内閣委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/08/04、32期、自由民主党)

○山口(敏)委員 今回の件につきましては、やはり防げる事故を起こした、ここに責任はきわめて重大だと思います。特に、防衛庁長官の辞任だけでは済まされない内容を多分に含んでおる。空の過密がいわれてから久しいわけでありますし、同時に空中衝突一歩手前といわれる異常接近、こうしたものが昨年だけでも三十件近く出ているわけでありますし、ますますそれが増加の傾向を示しておるわけであります。「ばんだい号」事件の遭難のときに、航空専門家の方々が、もし次に事故が起こるとするならば、それは空中衝突であるということを指摘されておった。こうした点からいいましても、これらの過去の事故というものが、後の事故対策に全く生かされ……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1972/03/23、32期、自由民主党)

○山口(敏)分科員 防衛問題につきまして、一、二長官はじめ関係当局にお伺いしたいと思うわけであります。  戦後の日本社会は、特に防衛問題なんかを議論しにくい一種の精神的な風土みたいなものが形成されておる。私は、非常に大事な問題でありながら避けて通っておったということが、今国会の中に見られるような、いろいろトラブルもまた生まれてきたのではないかというふうに思うわけでございます。  しかし、私どもの立場といたしましては、独立した一つの国家というものが形成されている以上、自衛の問題、要するにみずからの国はみずからの立場で守る。これはやはり一朝有事の際に、家族が危険に脅かされれば、これはおやじさんが先……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1981/02/28、36期、新自由クラブ)

○山口(敏)分科員 実は、予算の総括質問のときにも、自治大臣また消防庁長官にお話を伺いたいと思ったわけでありますけれども、時間の関係で御質問できませんでしたので、この分科会を通じて何点か、消防防災の問題について伺っておきたいと思うわけでございます。  実は、教育問題、家庭内暴力でありますとか校内暴力でありますとか、教育問題の立場からもいろいろ資料や、また小中学生、そうした子供たちの考え、気持ち等調べております中で、やはり大きくはこの世界の軍拡あるいは核の問題、そういう中で、自分たちの責任の範疇を超えたところで生殺与奪の力を握られている、こういうことからくる一つの、人命に対する受けとめ方、考え方……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

山口敏夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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