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原彪 衆議院議員
23期国会発言一覧

原彪[衆]在籍期 : |23期|-24期-26期
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このページでは原彪衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
原彪[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

原彪[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第6号(1947/07/28、23期、民主党)

○原(彪)委員 最近提出されようとしております配給公團その他の公團法案、これは私的獨占禁止法の建前からすれば、公團の組織というものもあまり感心したものではないと私は思つておるのであります。しかし今日この物資不足の折柄、しかも國民生活に重要であるために公團組織にしようとする政府の御意向であると思いまして、これはやむを得ないと思います。またこの海運組合法は重要物資と同じように重大な問題でございまするが、できるだけ多く私的獨占を解放するという趣旨から私は贊成でございます。ただ今御説明のありましたように、任意組合として發足することにつきましては、海運組合法の廢止によつて解散される早々でもありますし、從……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第9号(1947/08/08、23期、民主党)

○原(彪)委員 先ほどお話がありました通り、私も漁船建造についても水産廳にこれを移すかどうかということは、水産廳の方の機構その他につきまして判明しがたい點があるので、御質問申し上げたいと思うのであります。ここに一言當局にお伺いしたいのは、運輸省に漁船建造の監督、建造計画を與えられておりますが、私は漁船建造に對する育成の面について缺けておる點があるのではないかと思うのであります。たとえば金融の面におきましても、漁業家の漁網、そういう資材につきましては、農林中央金庫において融資する。しかし漁船については農林中央金庫は融資してくれない。あるいは農家に使う船というような理由をもつてしても、農林中央金庫……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第10号(1947/08/11、23期、民主党)

○原(彪)委員 先ほどの水産局長の御説明の中に解しかねる點がございまするので、御質問申し上げたいと存じます。水産行政の一元化ということから、造船事業を水産廳の方に移すというようなお話でありまして、その中の第一の理由として、漁船の金融の問題を取上げられておりまするが、私の少くとも知つている範圍におきましては、今まで水産局が漁船建造に對して金融をしているということをあまり聞いておりません。また造船會社に對して金融をしたという例も聞いておりません、どういう方法によりまして金融をされたか。いかなる機關によつて金融をされたかということを承りたいと存じます。單に資金調整の許可を得るとか何とかというめんどう……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第11号(1947/08/13、23期、民主党)

○原(彪)委員 私は民主黨を代表いたしまして、船員保險法中改正法律案に贊意を表するものでございます。この改正法律案を見ますと、從來の船員保險法よりは一歩前進した形にあると存ずるものであります。ただここに考えられますことは、現在の物價高におきまして、またこれ以上インフレが高進するようなことが萬々一ある場合におきまして、醫療品の値上り、その他によつて醫者が完全に醫療をし得るかどうかということに多少の疑いがあるのでございます。どうか當局におかれましては、そういう點を考慮に入れられまして、醫師に對しては、醫療品その他の配給等の面におきましても、御考慮を願いたいと私は存じます。またこの條文にありまする審……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第13号(1947/08/23、23期、民主党)

○原(彪)委員 私は民主黨を代表いたしまして海難審判法に贊意を表するものであります。本法案の内容におきました先ほど社會黨の館君からお話のありましたように、海技免状所有者以外の者にもこれを及ぼすということはまことに結構なことでございます。海難の原因はこれが取調べにあてたつては愼重を要さねばならぬのはもちろんでありますが、海難の原因というのは暴風雨等、不慮の事故によつて起るものでありまして、その原因を審判するということは容易でない、そこでこの法におきまして特に參審員を參加させるという途を開かれたことは、民主的な措置といたしまして滿腔の贊意を表する次第であります。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第20号(1947/09/27、23期、民主党)

○原(彪)委員 私はまだこの法案につきまして黨の方に諮つておりません。事後承諾の措置をとりたいと存じております。承諾してくれることと思いますので、民主黨を代表いたしましてこの鐵道營業法の一部を改正する法律案に贊意を表するものであります。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第22号(1947/10/01、23期、民主党)

○原(彪)委員 このたび提出されました道路運送法案につきまして、私はこの法案の根幹がどこに置いているかということについて、この案文を讀みまして疑問をもたざるを得ないのであります。當局においてこの道路運送法の根幹を民主的に運營されるという御意思がはたしてあるのかどうか、と申しますることは、この第八條に中央道路運送委員會及び地方道路運送委員會と、この二つにわけまして、その意見を徴してこれをやるということが書いてございますが、意見を徴するということは、どういう意味であるか特に第八條の中には「左の事項で重要なものは」というようなことが書いてあるのでございますが、この重要なものという意味がはつきりしない……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第23号(1947/10/04、23期、民主党)

○原(彪)委員 前囘の委員會におきましての私の質問に對する政務次官のお答えについては私は滿足しないものであります。さいわい今日大臣がお見えになつておりますので、大臣から一言御答辯にあづかりたいと思うのであります。  それは例の地方の出先官廳の一つであります自動車事務所のことであります。政務次官の御答辯は、知事の指揮、監督に自動車事務所がもし從わない場合には、本省に適當に連絡をとつてくれ、善處しようというお話であつたのでありますが、それはまことに當然の話でありまして、さような事態が起きる場合はよくよくの問題が起きてからでありまして、日常の行政事務をやる上においては、知事も忙しいし、そう一一本省に……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第25号(1947/10/09、23期、民主党)

○原(彪)委員 先ほど田村委員からの御質問に對する郷野政府委員の御答辯は、私ども何だかはつきりわからないような氣がするのでありますが、地方道路運送委員會と、中央道路委員會との取扱内容の點であります。地方道路運送委員會の取扱内容はあまりに小さいようなものじやないかと思うのであります。臨時免許の基準というようなことをおつしやつておられましたが、もう少し詳しく内容を御説明願いたいと存じます。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第28号(1947/10/15、23期、民主党)

○原(彪)委員 道路運送法案の各條中第八條は、この法案の生命でもあるという觀點から、先ごろの委員會の際にもこの問題については御質問申し上げ、御意見も申し上げておつたのでありますが、中央道路運送委員會と地方道路運送委員會の二つの機構の中で、地方の道路運送委員會は、各都道府縣に置くということに、黨の方にもよく諮りましてその了解を得ました。しかして各鐵道局長が主管するところの鐵道行政の管轄區域は廢止して、各府縣に置くという意向に一致いたしました。しかしてこの一番中心であり生命であるこの委員會は、政令によらず、少くとも機構だけはこの條文の中に表わすことにいたしたいと存じます。地方道路運送委員會の委員の……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第30号(1947/10/20、23期、民主党)

○原(彪)委員 私はまだ黨の方に諮つていないのでございますが、私個人としての見解は、先ほど郷野政府委員のおつしやつたように、鐵道局のある場所に特定の自動車事務所を置くということは、また一つ出先機關が殖えるような感じがいたすのであります。私の考えといたしましては、やはり出先機關として今非難の的になつている各府縣にある地方自動車事務所を廢止して、府縣知事に運輸行政を一任した方がいい。かように思つております。運輸大臣が運輸行政の實權を握つておられるのでありますから、いかに公選された府縣知事といえども、全國的な運輸行政の面にただ自分の縣だけを主體にしたへんぱな考えは起さないだろう。またそういう面につい……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第33号(1947/11/06、23期、民主党)

○原(彪)委員 小笠原委員のおつしやる、民主黨の意見がまとまつていないというような點について一言申し上げておきます。過日の委員會散會後の懇談舎において申し上げましたことは、この道路運送事業法の根幹であるいわゆる道路行政をやる出先機關の問題について、わが黨は出先機關の存置に反對してまいつたのでありまするが、諸般の情勢よりいたしまして、暫定的にそれを認めるということにきまつてそのことを懇談會で申し上げました。ただ細目について申し上げなかつたことが誤解の點であろうと思います。その根幹の出先機關の問題については、諸般の情勢からして暫定的に存置することに贊成したのでありまするが、細目についてはその席上で……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第34号(1947/11/08、23期、民主党)

○原(彪)委員 縣會議員にパスを與える問題ですが、先ほど成重委員からおつしやられましたように、要點は縣會議員の職責がいかに重大であるかという識識にかかつていると思うのであります。ところがこれは結局は比較の問題ではないかと思います。現在鐵道に協力會というものがありまして、協力會の委員には皆全國の二等パスを與えている。そうすると協力會の委員と、縣會議員とどちらの職責が重大であるかという比較論にもなつてくると思います。協力會の委員というのは、地方的ではそれぞれの各官署の長とか、地方の有力者がそれにあてられているようでありますが、協力會など開くのは、年に數囘しかないと私は承つております。その協力會もな……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第36号(1947/11/19、23期、民主党)

○原(彪)委員 私は松戸、土浦間電化促進の請願に關する紹介議員としてその趣旨を御説明申し上げ、御贊同を賜わりたいと存じます。御承知のように今日の國鐵の現状がまさに危機線上にあることは、先般發表されました國鐵實相報告書におきましてもすでに御承知の通りであります。いかにして今日の國鐵の危機を打開するかということにつきましては、先ごろの委員會におきましても、一日も早く國鐵再建の根幹ともなるべき方針を委員會において御發表あらんことをお願い申し上げたのでありますが、いろいろ豫算の關係、あるいは人の關係等がありまして、未だ確たる御發表がないのであります。これは私の卑見から申しますならば、國鐵の再建というこ……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第39号(1947/12/02、23期、民主党)

○原(彪)委員 私は民主黨を代表いたしまして、道路運送法案の修正案に贊成するものであります。ただここに特にこの法案を施行するにあたりまして御注意願いたいことがございます。それはこの法案の審議にあたりましても數囘申し述べたのでございますが、現在の各府縣にあります、いわゆる出先機關と稱する、本會議においても問題になりました中央の出店がございまして、その一つに地方自動車事務所がございます。これが各地方にありますことは、府縣知事の運送行政に對する權限を非常に狹めるものでありまして、この法案を審議するにあたりましても、この法案の中にあります輕車輛の一部をも、從來これは府縣知事がやつておつた運送行政であり……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第40号(1947/12/03、23期、民主党)

○原(彪)委員 沿岸荷役業者に貨物自動車營業許可の請願につきまして、御紹介申し上げまして、御贊同を得たいと存じます。  終戰後の經濟情勢の變化と自由主義思想の普及に伴つて、港灣運送業の統制も解かれ、運送業務の自由圓滑なる運營か期待されるときにあたりまして、貨物自動車運送事業のみは依然として戰爭中の統制形態のままにあり、社會の要請に副わない點が少くないのでございます。沿革荷役業者は、あるいは本船、あるいははしけと連結して、あるいは生産者と直結して、諸種の貨物の梱包、あるいは港内運搬、あるいは保管というような業務に、かてて加えまして、貨物自動車の運送を含めなければ、一貫した作業ができない状態にある……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第41号(1947/12/04、23期、民主党)【議会役職】

○原(彪)委員長代理 それでは日程第二、笹島驛、名古屋港間に貨物線敷設の請願、辻寛一君紹介、文書表番號第八三六號。日程第五、桃ノ川、彼杵間鐵道敷設の請願、中村又一君ほか一名紹介、文書表番號第九〇三號を一括議題といたします。井谷正吉君。
【次の発言】 日程第二及び第五に對する政府委員の説明を聽取いたします。
【次の発言】 右二件に對する御質問はございませんか。――なければ次に移ります。
【次の発言】 次は日程第六、澁民信號所を一般驛に昇格の請願山本猛夫君紹介、文書番號第九二四號。日程第一六、白城線を鳩ヶ谷まで延長の請願、田村亮一君ほか一名紹介、文書號第九九二號。右二件を一括議題に供します。井谷正……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第42号(1947/12/06、23期、民主党)

○原(彪)委員 日程第一四の舊鶴見臨港鐵道ほか三鐵道拂下げに關する請願につきまして、先ほど井谷委員よりその趣旨を御紹介に相なつたのでありますが、これと同樣な、つまり戰爭中強制買收され、しかも戰爭目的遂行のためという名目のもとに、私有財産とも言うべき株式會社の鐵道會社を強制的に買收された。その鐵道のうち請願の出ておりますものが、約十二件ございますので、この中で第一四に關連いたしまして、根幹は全部同じでございますから、一言申し上げまして、強制買收されたまことに同情すべき鐵道に對して、委員の方々の御同情と御贊成を賜わり、また政府の同情ある御答辯を賜わりたく、ここに發言する次第であります。  いまさら……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 運輸及び交通委員会 第4号(1948/05/08、23期、民主党)

○原(彪)委員 川野君が委員長に御就任になつたことは、まことに闘祝にたえませんが、この際に今後のこの委員会の運営にあたつて、一言希望條項を申し述べることもむだではないと思いまして、申し述べたいと思うのであります。  一番先に申し上げたいことは、これは前の委員長を誹謗するわけではありませんが、私が重大関心をもつておりました海上保安廳の法案問題であります。これをなぜ衆議院のこの委員会にかけなかつたかという問題でありますが、参議院は参議院の運輸交通と治安及び地方制度委員会との合同審査会をやつております。しかるにわが運輸委員会は開かれずにしまつたわけでありまして、運輸省の中にある海上保安廳、しかも船舶……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第5号(1948/05/19、23期、民主党)

○原(彪)委員 関連して……。この請願になりました線とは違いますが、第一國会のこの委員会に、私は鶴見臨港、青梅鉄道、奥多摩鉄道、この戰爭中に強制買收された鉄道の拂下げに関しまして、請願の趣旨の辯明をいたしたのでありますが、そのときに政務次官の御答辯は、現在の段階においてはその時期ではないというような御答辯でありました。しかしその当時運輸省の省議でもこれに反対されたということを私は傳え聞いております。しかしこの委員会におきましては、満場一致採択に相なつておるのであります。そのときにおいて私は鶴見、南部、奧多摩の問題と関連いたしまして、全國二十二社の強制買收されたことに関連して申し上げたのでありま……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第6号(1948/05/22、23期、民主党)

○原彪君 大臣は豫算委員會においでになるそうで、お忙しいようでありますから、簡單に御質問申し上げて御警告申し上げたいと思います。最近の列車においては全國は言うに及ばず、特に東北においては非常に列車内の治安というものが亂れておると痛感いたすものであります。これは列車内の問題ではありませんが、東北の玄關とも申すべき上野驛の治安というものは、特にひどいものがあると思うのであります。あの地上道におりまする浮浪者の群というものは、約千三百名もおるのでありまして、これは以前は行路病者、浮浪者があそにいおつたのでありまするが、最近はそういう浮浪者ではなくて、前科數犯ある者がずいぶんあそこにたむろしておるよう……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第14号(1948/06/11、23期、民主党)

○原(彪)委員 大分御質問が多いので、私が御質問申し上げる範囲は非常に狹まつたようなわけでありますが、まず第一の当局にお聽きしたいのは、貨物、旅客とも三倍半同率に上げた根拠いかんということであります。これについては、本会議で社会党の川島君の質問に対する大臣の御答弁は、非常にあいまいであつて私納得いかないのであります。昭和二十一年の三月には旅客が十五割、貨物が二十割、ここに差がついております。二十二年の三月には、旅客が二割五分、貨物が十割、これを差がついております。二十二年の七月には貨物、旅客とも二十五割という値上げで、これは同率になつております。どうして今回同率にしたかという根拠を承りたい。巷……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第17号(1948/06/16、23期、民主党)

○原(彪)委員 前日御質問申し上げました残余の分について御質問申し上げます。さいわうに大臣がお見えになつておりますから、前日御質問申し上げて、加賀山長官から大体御答弁を得たのでありますが、多少明確を欠く点もありまするので、さらに大臣からお答えを願いたいと思うのであります。  外郭團体の交通公社に拂う切符の手数料であります。これが昭和二十二年度に約八千万円も出しております。今度運賃値上げなれば、おそらく三、四億の金に相なるだろうと思う。これをどういうふうに処理されるおつもりでありますか。私の考えからしますれば、そういう費用は理屈が通らぬ費用じやないかと思つておるのであります。一應御答弁を願いたい……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第19号(1948/06/18、23期、民主党)

○原(彪)委員 貨物運賃の物價に占める割合は大体わかるのでありまするが、旅客運賃の物價に占める――物價というよりはむしろ生計費に直接影響があるのでそれに占める割合というものを考え合わせますると、これは同一なものではない。そうすると、この同一でないものを、どうして同一の三倍半に一律に値上げしたかという理論的な、むしろラジカルな根拠を承りたいと思います。鉄道の方の実收から申しますと、旅客運賃の方は経営上はもうかつております。原價計算上においては旅客運賃の方がもうかつております。旅客運賃はそう上げなくともいい。貨物運賃の方は経営上から言えば損をしているのだから、これは上げなければならぬ根拠が出てくる……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第23号(1948/06/23、23期、民主党)

○原(彪)委員 大船保險組合法が廃止になりますと、大体先ほどの御説明だと、各地区ごとに組合をつくつて、それに移行するということに相なると思うのでありますが、そうしますと、この廃する理由が、率直に申せば、損害の率があまりに大き過ぎて負担にたえないというのでございましようか。もしそうであるとするならば、これを民間に移した場合に、民間の保險会社がまたこれに負担にたえ切れぬことになる。昔ならば、この保險会社が、あるいは外國の保險会社に再保險にまた出すというようなことがあつたために、保險会社は息ついておつたが、現在の敗戰後の保險会社におきましては、そういうことは非常にむずかしいと思うのでありますが、そう……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第24号(1948/06/24、23期、民主党)

○原(彪)委員 木船保險組合法を廃止する理由について、昨日も申し上げたのでありますが、当局より御答弁がありましたのを、なお一應反芻いたしてみましても、この廃止後の措置について、いま一應詳細な御説明をいただきたいと思うのであります。多少納得のいかない点がございますのでお伺いするわけですが、要するに私の聽かんとするところは、廃止後は自家保險として、保險料を自分のところで積み立てておいて、保險会社に納付しないというような傾向ができるのではないか。今の事業の行き方は、終戰後どうもそういうふうな行き方に進みつつあることを耳にすることが非常に多いのでございます。たとえば海上輸送にしましても、海上輸送材料、……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 運輸委員会 第6号(1948/11/15、23期、民主党)

○原(彪)委員 日本國有鉄道法案につきましては、いずれ一括して御質問申し上げたいと思いますが、きようはただ二点だけ大臣の御見解を承りたいと思うのであります。その一つは運賃の問題、もう一つは独立採算制に対する大臣のお心構えを承りたいと思うのでございます。一昨日の本会議において泉山大藏大臣は運賃の値上げをしないということを御答弁になつておりまするが、運輸大臣は大藏大臣といかなるお打合せをなされて、かようなことを言明されたかということをお答え願います。運賃値上げをせぬということは、民自党内閣においてはせぬというのか、あるいはこの國会においてしないというのか、あるいは和年中は運賃値上げをしないとおつし……

第3回国会 運輸委員会 第8号(1948/11/19、23期、民主党)【議会役職】

○原(彪)委員長代理 小笠原委員に申し上げます。時間もございませんから、ひとつ簡潔に……。
【次の発言】 それでは本日はこれにて散会いたします。明日午前十時から公聽会を開きます。     午後五時四十五分散会

第3回国会 運輸委員会 第10号(1948/11/24、23期、民主党)

○原(彪)委員 ただいま大臣から私設鉄道の拂下げに関する御答弁がありましたが、私は非常に意外に思つておりますのは、つい二、三日前に、鉄道審議会において私設鉄道の拂下げに反対の結論が出たということをラジオで放送されました。私はそれを聞いて非常に驚いたわけです。少くともラジオで放送するということは一つの政治行動でありますし、全國民津々浦々にそれを知らせるということであります。運輸大臣の諮問機関であるべきそのものが、一つの政治活動をとつたという形に――そういう意思があつたかないかは別ですが、そういう形になつたと私は解釈するのでございます。そうすると國会のこのわれわれの委員会に対して、この前も高瀬君が……

第3回国会 運輸委員会 第15号(1948/11/30、23期、民主党)

○原(彪)委員 私は民主党を代表いたしまして、政府提出にかかる日本國有鈴道法案に対しまして、賛成の意を表するものでございます。  本法案をつらつら檢討いたしまするに、修正する箇所は多数ございます。この中で特に修正しなければならぬという箇所は、國鉄の独立採算制という建前から、この会計制度に関する條文を修正したいと思うのでございまするが、しかし現段階におきまして、厖大なる國鉄の機構を急激に改革することにつきましては、その時期ではない。すなわち一應の國鉄の公共企業体への形だけの法案ではございますが、この法案が、公共企業体の本來の姿になるまでの、一つの橋渡しの状態の意味をもちまして、この法案に賛成する……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 運輸委員会 第4号(1948/12/13、23期、民主党)

○原(彪)委員 会期も数日に迫つておりますので、請願書を出すいとまはなかつたのでありますが、請願者にかわりまして私から趣旨を述べさしていただきたいと思います。それは私の選挙区は茨城縣でありますが、茨城縣の代議士は政党政派を超越して全部常磐線の電化ということの達成に一致いたしております。第一國会、第二國会においても請願書を出し、ようやく御当局の御理解ある御熱意によりまして、松戸から取手までの電化の目的が達成されまして、起工式もあげ、着々今工事中でございます、このことは地元民を代表いたしまして厚くお礼を申し上げる次第でございますが、茨城縣としましては、取手はちようど玄関口であります。玄関口にちよつ……


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

 期間中、各種会議での発言なし。

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データ更新日:2023/02/05

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